今後の創作について、予定や構想などなど

どうも、主(ぬし)です。タイトル通りです。

 『せっかくバーサーカーに憑依〜』を数週間前に2話、更新しました。遅くなってしまいました。ツイッターで「書け!」と背中を押してくださった方々に感謝です。この小説については、10年ほど前の書き始めた最初の頃に思い描いていたほとんどのストーリーを書くことができました。これからは広げていた風呂敷を閉じていく流れに移行していきます。
 次に更新される話では、勝ち残っている陣営一つ一つに焦点を当てて描写しようと思っています。第四次聖杯戦争最強のダークホース(笑)である間桐雁夜の『バーサーカー陣営』によってかき回された戦況において、『アーチャー陣営』の遠坂時臣・言峰綺礼が、『ライダー陣営』のウェイバーが、どのような選択をしていくのか。原作と大きく異なる状況に置かれた彼らが何を考え、何をしようとしていくのか。それを書いていきたいです。もちろん、『救済』というキーワードからブレるつもりはないです。時臣パパは、背後から綺礼くんにちくっと刺されはするでしょうが、死にはしないです。ちゃんと“より良い未来”に繋がります。悩ましかったのが、ウェイバーくんでした。ウェイバーは、原作のFate/zeroにおいても別に絶望を味わったわけでもなく、唯一、救いのあったキャラクターなので、彼にとっての“より良い未来”とはなんなのか、ちょっと悩みました。でも、なんとか解決策が思い浮かびました。彼には、“より良い敗北”を経験してもらいます。最強無敵の英雄王に対して、彼自身の力でどこまで立ち向かえるか。それを描写して、誇りに満ちた大人の男になって、イギリスに帰ってもらいます。

 少し前に更新した『勇者パーティーをクビにされた村人♂、女騎士になる』については、あと1話で終わらせる予定です。物語を完全に終わらせるのではなく、「最終回じゃないぞよ。もうちっとだけ続くんじゃ」みたいな、続きを連想させる終わり方をさせる予定です。以降の続きの構想は漠然とありますが、長編小説を書く気力と自信がありません。「最終回を決めてから書く」が僕のモットーなのですが、今作についてはそれがあまりにもぼんやりしてるので、これ以上ダラダラと描き続けるとボロが出てしまうと思うのです。いつか、気が向いた時か、書籍化するとかとんでもないキッカケができた時には、また続きを書き始めると思います。

 さて、次に更新するのは、短編一話のファンタジー小説の予定です。人によっては、読んでるとモヤモヤするような、救いのない、すれ違いの話です。勇者の息子なのに、剣の才能にまったく恵まれなかった少年が主人公です。その幼馴染である少女もまた別の勇者の血を引いているのですが、この少女は才能に溢れ、成長するごとに二人の差は大きくなっていきます。少女は、かつて二人が幼い頃に少年から言われた「オレがお前を守ってやるから結婚しよう」という告白をずっと覚えていますが、その恋心を表には出さず、同じ二代目勇者として厳しい態度で接していました。そんなある日、“優勝すれば1つだけ王様が願いを叶えてくれる武闘会”が開催されることになり、それに参加するために必死な形相で修練を積む少年を見て、少女は「自分と結婚するために違いない」と思い込みます。しかし、結末は───……というお話です。『禁断師弟でブレイクスルー』という小説と漫画をアマゾンキンドルで購入して読んで、思いつきました。「もっと救いのない感じにしたいな」と思った次第です。読んでくだされば幸いです。

 最近は、仕事と子育てで忙しく、なかなか執筆に集中する時間がとれません。それでも、やっぱり趣味ですので、ほそぼそと続けていきます。遅筆だったのがさらに遅筆になってしまって申し訳ないです。生暖かい目で見守っててくださいませませ。


日時:2021年03月21日(日) 11:12

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SHIN1911

どの作品も楽しみにお待ちしております、完走まで応援し続けますよ!


日時:2021年03月22日(月) 01:19

太陽の素

むちゃんこ楽しみにしながら、くびを長くして待ってるやで。
こんな時期やから大変やろけど、子育てきばりや。


日時:2021年03月21日(日) 11:36



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