絶望を焚べた後に残ったものは……
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
DARK SOULSシリーズ一作目の不死者であるプレイヤー「名亡き」を主人公にしているクロスオーバー作品です。
文章や描写は三人称で書かれており、また行間が程よく分かれているので読みやすく平均文字数も5,000字くらいで長すぎず短すぎずで、短い時間の中でも一話を読み切れます。
(17行省略されています)
ストーリーは一話の前半が日記形式に「名亡き」がどのように生きていたかが必要最低限に描かれており、後半から三人称視点に変わり、問題児たちと共に湖にドボンし、喉を掻っ切って死ぬ。というところで終わり、その後は問題児原作に沿う形で物語は進んでいきます。
不死者の「名亡き」が定命の問題児たちと関わり、どのように感じながら過ごすのかが楽しめる作品です。
▼読む際の注意事項など
DARK SOULSシリーズをやったことあるいは見たことがない人にとっては残酷で、非道で、悪逆で……等々敵対行動をしたらキ印間違いなしな「名亡き」が主人公なので相手が肉片になるくらい残酷なことをします。
俺TUEEEEE!物や超強化物とかではなく、一周目の「名亡き」としてアイテム、武器を駆使して問題児と共に戦っていくので、「名亡き」がバラぐちゃになるくらい残酷なことになります。
DARK SOULSのネタバレが一話から入っており、今現在初見プレイで楽しみたい人にとっておすすめできません。
作者が把握しきれていない部分があるので、原作設定にこだわる人にもおすすめできません。
後書きが本文のシリアスなところでも作者の無限の人間性が解放されるので嫌な人は閲覧設定で後書きを隠してから読むことをおすすめします。
DARK SOULSと問題児原作をある程度知っておかないと途中のある部分で描写が飛んで、どういう過程で戦いが終わったかがわからない部分があるので、気にしないYO!という人におすすめします。
最終章がオリジナルになるため、読んでもコレジャナイと思ったならそっ閉じすることをおすすめします。
なお、「名亡き」は喋ります。
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毎日が後悔の日々/2018年06月09日(土) 01:25/★ (参考になった:5/ならなかった:11)