バスタード・ソードマン
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作者:ジェームズ・リッチマン
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推薦一覧(3件)
『本当の』スローライフ、『本当の』一般人。
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
この作品をいわゆる『異世界スローライフもの』と期待して読もうとしている人は、世の中の『前世(自称)一般人によるなんちゃってスローライフ』にウンザリしていることだろう。
「なんで平然と貴族やら国やらと話し合ってるの?」
「なんで盗賊やら戦争やらで血の海作って平気な顔してるの?」 と。そんなことは前世で政治家か軍人でもやってなきゃ無理だろ、と。
(20行省略されています)
ちゃんと実力を隠すための努力や我慢を書く話
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
あらすじからだとチート主人公が無能ごっこをしつつ絡んできた連中で遊んだり正体を知っている連中に頼られて『しょうがねえなあ』とか言いつつ助けたりする話にみえますが、
『街で有数の実力者だが徴兵をいやがって低ランクに留まっている』という設定を演じているので十分強者で周囲からの信用も有りますが今のところ読者を含めて主人公の隠された力の全貌を知る人間は居ません、
裏で街にテコ入れしたり敵国に嫌がらせもやっていますがそれを知る人間は誰も居ない。裏でのチート無双はあくまで隠し味で主人公と同業者たちや町の住民との交流と日常がメイン。
エロ関係の馬鹿話はそれに引く女性陣のかわいらしさも含めて魅力的です。
(5行省略されています)
タイトルだけのスローライフにうんざりや!という人
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
バスタード・ソードマン。こんな名前のタイトルである本作だが、主人公のやるきもこんなもんである。しかし、目が滑ることなく肌に染入る文章と、ゆったりとした真のスローライフギルドマンがしっかりと描かれている。それは長年小説を投稿してきた作者の経験により裏打ちされた確かなものであり、商業化も発表された良作である。
▼読む際の注意事項など
男の娘表現例のアレ成分強めです。