これはあり得たかも知れない物語
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
貴方は、カオスヘッドという作品をご存じでしょうか?
カオスヘッドはシュタインズゲート等で有名な科学ADVシリーズの第一作です
そしてその主人公、西條拓巳はというと……正直、主人公とは思えません人物です
(17行省略されています)
彼は臆病です。それ故、主人公として巨悪と戦うような勇気は持たず、普通の人間のように嵐を去っていくのを待っているのが彼です
彼は弱虫です。痛みを受けることを恐れ、可能な限り、それらから逃げようとします
そして痛みを受けるのが、戦うことが逃れられない状況でも、それに立ち向かうことは決してしません
……ここまで見れば分かる通り、西條拓巳は主人公の器は持っていません
あくまで我々と同じ等身大の人間に近いのが西條拓巳という主人公です
──ですが、彼は最後の最後で好きな人の為に頑張ることが出来る人間でもあります
好きな人の為に、怖いことを、痛みを我慢して立ち向かえる強い意思を持っています
その為なら恐怖を乗り越え……大切な人を守る為なら自ら、死を選ぶことも厭わない人間です
これはあり得たかも知れない物語です
最後に彼が選んだ選択によって、消える“はず”だった彼がとある“妄想”に巻き込まれる物語
▼読む際の注意事項など
この作品は魔法先生ネギまとカオスヘッドのクロスオーバー作品でありますが、過去編を舞台としている為、本編ではネギまの登場人物は殆ど、登場しません
またある事情から、この作品はネギまとのクロスオーバーというより、カオスヘッドの別ルートと言った方が近い作品になってます
それと上記のように、もの凄く人を選ぶ主人公である為、ご注意ください
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ラライオン/2018年08月12日(日) 15:16/☆ (参考になった:0/ならなかった:3)