KKS　　2023年05月07日(日) 01:23 (Good:1／Bad:0)　5話　報告

今になってけいおんを視聴しはじめ、この作品にたどり着きました。
正直、検索時に求めていたタイプの作品ではなかったと思います。
が、テレビカーや京阪沿線の描写に加え、主人公が大人になっていく過程など、刺さる部分も多く一気に最後まで拝読した次第です。
淡い思い出。それが現在の出来事によって上から塗り固められていくところなんかも、すごく切なくて心を揺さぶられました。
時間と記憶のつながりは儚くて脆いもの。いい作品を、ありがとうございました。

シャント　　2021年09月27日(月) 09:09 (Good:1／Bad:0)　5話　報告

この作品を読んで人生で初めて正確に切なさを感じた気がします。原作を知らないしいったいどんな感じなんだろうと思って読んでみたら、求めてたよくある原作に絡んでいくような話じゃなくてなんだこれって思いながら読んでました。でも今はすごい充実感でいっぱいで言葉にできないような気分になりました。自分もいつからか純文学からライトノベル、二次創作と流れハーメルンに浸ってました。主人公のアニメや漫画などのオタク分野にハマっていく姿の悲しさを見て、気取っていると友人にからかわれてしまうかもしれないけど純文学をまた読んでみようと思います。本当に素晴らしい作品をありがとう。

返信：忍者小僧　2021年10月28日(木) 20:53

お返事が遅くなってしまい本当に申し訳ありません！
作品に対し、すごく真摯な感想をありがとうございます！！
心に残るものがあって非常に嬉しいです！！！
僕も昔は純文学系が好きで、今は雑多にいろんなものを読んでいます。
ライトノベル的なものと純文学の横断をしたいなと常々考えていますので、これからも頑張ります！
すごく勇気付けられる感想を本当にありがとうございました！

愚物　　2020年02月03日(月) 03:01 (Good:1／Bad:0)　5話　報告

この作品よかったと思います
まぁ切ない感じでしたけどやっぱり恋愛のよさが伝わるような作品だったと感じました

返信：忍者小僧　2020年02月04日(火) 17:01

ありがとうございます！
青春時代を振り返って書いたので、少しノスタルジックというか切ないテイストになりましたが、そこも含めて楽しんでいただけて、嬉しいです！

朝区洋邦　　2017年10月23日(月) 23:55 (Good:1／Bad:0)　5話　報告

いや…切ないな…これは…
自分も秒速5センチメートルを思い出しました。
私は中高と男子校だったため、恋愛とは無縁でしたが、
それでも心に来るものがありました。
どうしようもない切なさと心に残るなにか…
そういったものを感じられる作品でした。

返信：忍者小僧　2017年10月26日(木) 00:29

ありがとうございます！

私も男子校出身でして。
男子校って、同性しかいないから気兼ねなく自由にできる反面、異性と接する機会が激減してしまいますよね。
登校時に近所の女学院の子をナンパしている猛者もクラスにはいましたが、たいがいの生徒は女子とは無縁でしたね。
懐かしいです。

作品に、切なさを感じていただけて良かったです！

ホライゾン ID:x9iSilus　　2017年10月07日(土) 17:58 (Good:1／Bad:0)　5話　報告

最後は心がつらく締め付けられました。
この恋のなんと切ないことか…
過ぎ去ってしまった日々、積み重なる後悔、つかめなかったチャンス。全てが悲しく、苦しい。彼はこの恋を一生忘れないでしょう。しかし同時に、一つの恋を終わらせ、新しく踏み出していける…そう願っています。
最後の照明灯は、主人公が(無機質なルームライト)=幻想に囚われていた日々を終わらせ、人間臭いこの世に舞い戻ったのだと勝手に解釈しています。
僕はこの作品が好きです。

返信：忍者小僧　2017年10月09日(月) 01:23

ありがとうございます！

小説の中のルームライトと照明灯から意味を感じていただけて、非常にうれしいです！

いつも小説を書くときは、何らかのモチーフが一つの作品内で少しづつ形を変えて再登場を繰り返すように心掛けておりまして、ルームライトと照明灯も、その一つです。
最後の照明灯の場面ですが、ラストシーンをどうするかは、書いているときに非常に悩んだ部分でして、実はもう少しだけ先があるヴァージョンも書いていました。
そこを書いている時、ポール・オースターの『ガラスの街』が頭の片隅にイメージとしてあったので、『ガラスの街』の最後のモノローグのような独り言のようなものを長々と書いたのです。
最終的にはそこをバッサリ切って、現在の形にしました。

意味を感じていただけて、照明灯の場面で終わらせて結果的に正解だったかな、と安心いたしました。

赤狼一号　　2017年08月22日(火) 18:18 (Good:3／Bad:0)　5話　報告

こう言う終わりかたをすると分かってた。
それでも読んでしまった。
読んで良かった。

秒速5cm見たときのこと思い出しました。
大学が埼玉で大宮駅良く使ってたので、あの再現度にはやられました。もっとも私の場合は俺にあんな青春はなかったし、恐らく今後もないだろう。でしたが(笑)

切ない読後感と雰囲気がとても良かったです。

返信：忍者小僧　2017年08月23日(水) 03:47

ありがとうございます！

基本的に、自分が慣れ親しんだ土地を作中に登場させました。
作中にもあるとおり、一時期、埼玉で働いていたので、２０代の頃は大宮によく買い物に行きました。
まんがの森とか今でも懐かしく思い出します。
あと、駅前のオブジェとか。
もう長らく大宮には行っていませんので、記憶を頼りに書きましたが、違和感なく読んでいただけたなら幸いです。

鋼の連勤術士　　2017年08月21日(月) 19:41 (Good:2／Bad:0)　5話　報告

けいおん！というフィクションをフィクションとして出してるから、余計にこの作品が生々しさを持ってる様に感じました。
個人的に秒速は三十過ぎが居酒屋で昔の思い出を美化して語った作品というイメージでしたので、初見時の心のダメージは致命傷で済みましたが、この作品は誰にも言えない心の澱を覗き見ている様な印象を受け、秒速を見たときよりもダメージが深かった気がします。

ああ、忍者小僧さんにはこんな過去があったのね。と勘違いしながら、しんみりとしてしまう素晴らしい作品でした。

殆ど関係ないですが、昔は終点に憧れを持っていて自分が通ってる先は、日常の先にある非日常できっとそこには何かがあって、と妄想していたのを思い出しました。

長文失礼しました。

返信：忍者小僧　2017年08月23日(水) 03:32

ありがとうございます！
この小説は、虚実ないまぜに、その境界線を朧にするというのが一つのテーマでした。
ですので、心に隠された澱を覗き込んでいるような感覚を感じていただけたなら、非常にうれしいです。

＞自分が通ってる先は、日常の先にある非日常できっとそこには何かがあって

すごく共感いたします。
僕も、日常と非日常のことは若い頃によく考えました。
２０代半ばの頃にふと、「あぁ。もう漫画やアニメの主人公になれる年齢を通り過ぎてしまったなぁ」と思い、物悲しくなりました。
僕がよく３０代の男を主人公に二次創作小説を書いているのは、大人が物語の主人公（非日常）になることができるだろうか？もしできるとしたら、どういう物語だろう？ということを考えたいからでもあります……。

暇人先輩　　2017年08月21日(月) 19:15 (Good:1／Bad:0)　5話　報告

鼻の奥の方がじんわりくるように甘く切ない物語だった。どうかこの主人公の先の人生に幸あらんことを願います。

返信：忍者小僧　2017年08月23日(水) 03:19

ありがとうございます！
今作の主人公には、かなり自己を投影していますので、そう言っていただけると自分を励ましていただいたようで嬉しいです！

ハッピーエンド至上主義　　2017年08月19日(土) 22:15 (Good:1／Bad:0)　5話　報告

あ…余りに素晴らしすぎて…ワイの心が折れたでござる…！
この作品をありがとうございます。
昔を思い出しまったぜ
でもまだやり直せるんだぜ多分
描写が細かくかつ読むのが苦にならない事に驚き桃の木

返信：忍者小僧　2017年08月20日(日) 00:42

ありがとうございます！
褒めていただいて、本当にうれしいです！
郷愁を感じていただけたら何よりです。
僕も、過去を思い出しながら書きました。
そうなんですよね。
まだまだやりなおせる、負けちゃいられないぜって気分で生きていくことって大事ですよね！
描写に関してはいつも悩むのですが、読みやすいと言っていただけてほっとしました。

笹くれ　　2017年08月18日(金) 00:42 (Good:2／Bad:0)　5話　報告

心情、文章の描写が丁寧に描かれ心にぐっときた
作者さんverの秒速５ｃｍを読んでいる様な感情を抱きました
素晴らしかった、この作品を読めてよかったです

返信：忍者小僧　2017年08月19日(土) 17:12

ありがとうございます！
心情の描写を褒めていただけて嬉しいです！
秒速を引き合いにだしていただけるのは、嬉しい反面、恐れ多くもあります。
あまりにも偉大な作品ですので・・・。
素晴らしいと言っていだだけたこと、心から感謝致します！