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投稿話順全話感想
オラクルMk-II 2017年11月25日(土) 22:59
続きが読みたくなる文章......でもこのぐらいの長さだからこそ出せる文章の力的な物を感じました。しつこすぎない程度に丁寧な描写がとても読みやすかったです。
事務的に処理されてしまう辺りが、なんとも生々しいリアルさを感じさせますね。でも、決しておざなりにはこの儀式が行われていない、という事も、しっかりと書かれていて何か深いものを思わせます。
絶命火力 2017年11月28日(火) 02:14
お読みいただきありがとうございます。
形見分けに絞って艦娘たちの繰り返される営みを抜き出してきたような小話なので、これといった続きというものは私としても残念ながらありません。
もし仮にあるとすれば、形見分けされた物を失ったり、やむを得ず捨てる必要が出てきてしまった……というような話でしょうか。やはり形ある物である以上は永遠に保持するということは困難を伴うものですから、そのような状況に直面することは避けられないかと思います。
ご指摘のように、形見分けは非常に事務的に執り行われており(それは現代日本における一般的な葬式に通じる面もあると思いますが)艦娘たちの死はありふれたものとなっています。事務的することで落とし所をつけるという意味もあるでしょう。
それでも形見分けを行うのは、死という事実をそれだけに留めたくないという意思の現れなのかもしれません。
シベリアン 2017年11月25日(土) 17:07
今回は今までのテイストを残しつつ随分と斬新な切り口でこられましたね。
絶命火力さんの作品の、艦娘に寄り添う作風が好きで本当に楽しみにしていました。
ゲームでは提督の差配次第で轟沈する事もほぼ無く、戦闘ですら記号、ややもすると作業になってしまいますが、実際の艦これの世界にはこのような場面はそれこそ星の数ほどあるのでしょうね。
死が日常に潜む重圧がどれほどのものか、想像すらできません。
そんな中だからこそ、受け継がれていくという希望が艦娘の力になってくれるのでしょう。
きっと過去にも、そして未来にもこの希望のおかげで助かった命があるはずです。
敢えて作中で艦娘の名前を出さない事でその広がりが大きくなったようにも感じられますね。
新作お疲れ様でした!
絶命火力 2017年11月28日(火) 01:41
お読みいただきありがとうございます。
今回は具体的な艦娘の名前が一切ないというかなり抽象的な(ことによると二次創作なのかが非常に疑わしく思われるような)ものですが、お楽しみいただけなのなら幸いです。
ゲームであれば大破しても嘆息と共に難なく撤退できますが、実際にそう易易と無事に戻ることは中々難しいようにも思います。撤退かなわず命を落としてしまう艦娘も少なからず存在するでしょう。
そのような危険と隣り合わせになっている、そしてそれが日常になってしまっている彼女たちの心の拠り所が、形見分けの「儀式」になっているのではないかと思います。
それはある意味、一種の信仰に似たものといえるでしょう。
名前を出さずに書いていること、そして「儀式」となっていることそれ自体が連綿とこの営みが繰り返されてきたことを強く推認させるものですが、いつかこの「儀式」が終わりを迎えることが(少し矛盾をはらんではいますが)彼女たちの真の希望なのかもしれません。
“先任”も“私”も「もしかするとこの子かな?」と思われる部分もちらほらとありますが、このあたりは読み手の皆様のご想像にお任せするところです。
なかなかこっちの方に作品を上げれておりませんが、次また何かを書いた際はお読みいただければ望外の喜びです。