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投稿話順全話感想
@ぷくぅ 2018年12月06日(木) 23:52
拝読しました。
まずはじめに思ったことは、Kohyaさんのすごく好きそうな題材だな、ということでした。細かい設定や世界観、システム名、アイテムや技など、凝っているなという印象です。また、凝っているけれどくどすぎないのはやはりバランサーとしての力量でしょうか。実際のソシャゲで使っているような用語も散りばめられており、そもそもの題材がVRとMMOと、非常にイメージしやすいものでした。
戦闘シーンも迫力があり、緩急がついていて見ごたえがありました。スピード感の調整がうまく出来ていて短いながらもハラハラさせられました。
(12行省略されています)
Kohya S. 2018年12月07日(金) 12:59
丁寧な感想、ありがとうございます。
好きそうな題材、まさにその通りです。
今回は短編ということもあり、設定をどうするか、またそれを読者にどう示していくかはたいへん悩みました。凝りすぎても長くなって本質から離れるだけですし、説明を省略しすぎると話が成り立たなくなりますので……。わりとうまく書けていたらしくて幸いです。
VR MMOものではSAOというヒット作品があるため、仮に未読でも用語は聞いたことがあるだろう、とざっくりと割り切ったのがよかったのかもしれません。
戦闘シーン、短いながらも見せ場のひとつと力を入れたところでもあり嬉しく思います。技の名前など、難しいですね。
男性主人公、思い切って詳細を省略したのは、お書きの通り自分を投影して、感情移入してもらいやすくするためです。社会人なら社会人と、学生なら学生だと思ってもらえるかなという狙いですが、それは当たったようで嬉しく思います。
ただそのせいで彼女の年齢も不詳になる(読者と同じになる)ため、後述しますがオチをいったん書き上げたあとで変更することになりました。
また「好きだったものにふっと醒める」という感覚を主題としていますが、この感覚は自分自身でも何度か経験していて、きっと読者の方も同様なのかと思います。それがリアリティに寄与したのかと考えています。
主人公がPKをすることへの違和感を持たれたとのこと、たしかに主人公の決意や心情の流れが、おっしゃる通り書き込み不足ですね……。
読み返してみましたが、これは私自身が主人公の心情を深く掘り下げられなかった、というのが大きいと思います。
私の認識としては、システムと運営への反逆・挑戦、BDOへの決別としての行為、死んでもいいという投げやりな思考、悪への憧れ、好奇心、そのあたりが混ざり合っているのですが、最後の結末へと繋がっていく重要な部分でもあり、きっちりと動機づけして描写すべきでした。
某所にお書きの「返り討ちにあいたかった」という理由は、私自身は残念ながらそこまで思い至りませんでしたが、彼の境遇、心情には実にふさわしく、それを描写したかったという思いです。
前後しましたが、締め方は気に入っていただけたようで安心しました。
PKをしたあとの彼の心情はあえて触れておりませんが、もし快感を覚えていたなら――見ず知らずではなく、いったん関わりを持った人物をPKすることにゆがんだ快感を得たなら、狂戦士という結末はありそうに思います。
またこのあとの展開を考えていただけたのも嬉しい限りです。
お書きいただいた、幼女に返り討ちにあう、というのは下読みの知人と会話したときに候補のひとつとして挙がりました(流石ですね)。
手が止まるというのも妥当で、こちらだと救いがある感じになりますね。
私が考えていたのは「彼は幼女をPKしてログアウトする。後日、『守護天使の雷』の大幅強化と、死亡時のVRに対してリアリティを減らす方向への修正が運営から発表されて、その理由を考える」というものでした。
なお当初原稿では最後の幼女は妹ではなく娘でした。これは読後感と、主人公・彼女の年齢の問題から見送りました。また結末についても「翌日、ニュースで母子の不審死が報じられる」という案も検討しましたが、さすがに読後感が悪すぎると思いボツにしました。
結末まで書いてしまうとそれはそれで綺麗にまとまりますが、想像の余地がなくなり、むしろ余韻を残したほうがいいのではと判断して現在の終わり方にしております。モヤッとしなかったともお書きいただき、判断は悪くなかったようだとほっとしております。
この作品が読むことへのきっかけになったなら嬉しく思います。
次作について、まだまだ構想はまとまっておりませんが必ず完成させたいと思っております。その折はどうぞよろしくお願いいたします。
今回も深くお読みいただき、あらためて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
ニックネームは忍者 2018年12月06日(木) 06:32
投稿小説読みました……久し振りに鬱エンドを感じました。最後に鬱エンドを観たのいつ以来だろうと感じました。
正直作者さんがこのようなエンドを書くのは驚きでしたが自分は鬱エンドは嫌いではないので魅力がある作品でした。
この作品の読んで久し振りに悲しい作品でも観ようかなと感じました。六年くらい前の作品でも探そうかな(笑)
今年ももうすぐ終わりますが次回作が出たら楽しんで読んでいきます。
Kohya S. 2018年12月06日(木) 08:38
感想をいただき、ありがとうございます。
新しいことに挑戦したいという考えもあり、思いついたネタで一気に書いてみました。鬱エンドをお嫌いではないのは幸いでした。
鬱エンドの作品にも、たんに嫌なだけでなく、考えさせるものがあるかと思います。そういった作品になっていたならよいのですが……。
昔の作品を思い出すきっかけになったのなら嬉しいです。
可能なら今年中に次の作品を、と思っております。
どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。