ほりぃー 2019年06月09日(日) 20:42
こんにちは、拝読させていただきました。
冒頭から満月の夜の桜という幻想的な風景が印象に残りました、個人的に桜の花びらは光を反射させて美しく映えると思っているので、月の光で艶やかに揺れる桜って感じを想像しました。
なんの前情報もなしに読んだのでレティさんのお話だったとは、どことなく妖艶さを感じる彼女の姿を思い浮かべると、いいですね。そして作者様の大好きなお酒は流石です。
(11行省略されています)
どうでもいいですけど、これだけ寒い夜のお酒と言えば熱燗でしょうか? もしくはしっかり冷えた冷酒ですかね。どちらでも楽しむことはできると思いますが、「肺を熱気」と表現されているので熱燗な気がします(どうでもいい考察)
短編なのに文章中に何度も出てくる酒の描写に肝臓に乗っ取られているのかな? と邪推しておきました。
美しく光る桜を見上げながら、ゆったりと落ちてくる雪の情景を浮かべながら、逢瀬を愉しむ二人。口移しのお酒っていう、どことなくエロい感覚を混ぜた情景が、場面をよくしているきがします。
妖怪と人間の恋というのはどうしても切なくなってしまいますね。寿命のない妖怪と限られた時間を生きる人間では離れていくというのはどうしようもないほどの悲しみ感じます。
ところ主人公は悲しみを感じていますが、人間である彼はその生涯をレティさんと一緒に過ごすことができると思いますが、それでも悲しみを感じるということは心底レティさんを想っている(残されていく彼女を憐れんでいるのでしょうか) ところから生まれる描写な気がします。もちろんただの想像ですか。
最後の場面は「みせられないよ」を感じましたが、小説とは読者の想像を掻き立てる文章をかける作者さんこそ腕が立つということですね。
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