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城元太 2020年06月23日(火) 06:28
>私の他の作品には戦争を取り扱った物もいくつかありますが……もしかしたら読まない方が良いかもしれません……。きっと憤慨して死んじゃいますよ?
のひとことにまんまと釣られ、比較的短めの作品を拝読しました。
レポートとして事実を伝えるとすると、どんなに客観的になろうとしても必ず主観は入ります。ですが創作者として小説という手法で表現すれば、読み手側にとっても主観が入っているのは理解済みなので、或る意味自由な表現が可能です。
本作は、これまで何度となく扱われてきたテーマであり、知識としては読み手側も共有している情報かもしれません。しかしそれを敢えて採用し、更には一人称という主観を最も前面に出した形式で「事実」を述懐していました。羅列されていく「事実」に結論などなく、それを受け取る側にのみ結論が生まれ出るものです。そしてこの作品を仕上げた筆者の激情のみが正解だと思います。
感想というよう……(57文字省略されています)
はせがわ 2020年06月23日(火) 06:55
ありがとう御座います! まさかこちらの作品を読んで頂けるとは夢にも思わずw
この作品を書いたのはもう結構前の事ですが、あの時の私ってどういう気持ちでしたでしょうか?
きっと自分なりに“あの戦争“の資料や映像を調べていく内に、もうそれをどこかで吐き出さずにはいられなくなり、グワ~っと書いていたように思います。
ただ当作品は“ピープル=シット“というタイトルで、主人公の男も同じ結論を出していますが……私という個人の考えは少し違います。
主人公は実際に従軍し、そしてPTSDという病に侵されているという設定の人物ですからね。
平和な時代、そしてこの平和な国にすむ私とは、大分考え方が違います。
ただ当作品を書いていた当時うっすらと私が思っていたのは『これを読んで下さった方々が怒ってくれるといいなぁ』という想いでした。
作中の蛮行であったり、戦争への怒り、また「人間とはクソだ」と書いた私個人への怒りであったり、そういった何かしらの感情を抱いていただけたらば……この作品を書いた甲斐があったと思っています。
もしその感情が“興味“となり、ご自身で戦争という物を調べるキッカケとなってくれたらば、この上ない本懐です。
この作品は私達のようにある程度戦争という物の事を知っている方々というより……むしろこの作品で初めて“あの戦争“の事を知った今の若い人達にこそ読んで頂けたらと、そんな風に思いますね。
あ! ちなみにもし次に私の作品をお読みになる事があるのでしたら、“まる子、戦争にいく“をオススメ致します。その名の通り戦争を題材にした物ですので。
これは私的に、「かなりの葛藤をしながら書いた」という思い出深い物ですので、またもし機会がありましたらば目を通して頂けると幸いです♪
PS,かわいそうなゾウ、今日続きをあげますよ。
カルタス 2019年12月28日(土) 08:52
誰かを人間扱いしないことは、自分が人間扱いされないことを承服するに等しい。私はそんな風に思います。
主人公の今の不遇は、マトモで平和な祖国に帰ってきたのだから、当然のことなのでしょう。周りにグークがいなくなって(周りが自分を人間扱いするひとばかりになって)、驚いて、混乱している。自分の知っている現実と、周りが伝える現実が噛み合わなくて、怯えている。
(14行省略されています)
はせがわ 2019年12月28日(土) 13:08
ご感想ありがとうございます♪
頂きましたカタルスさんのご意見、私すごく琴線に触れる感じでした。
特になのですが、「誰かを人間扱いしない事は、自分が人間扱いされない事を承服するに等しい」という言葉。
この言葉、私は今後忘れずに心掛けていこうと思います。
軽々しく人を悪く言う、その価値を否定する。面と向かってはともかく、TVやらネットやらがある今の世というのは、そういう事が本当に軽く出来てしまう時代ですから。
その向こう側に居るのは人間だ。ネットで物を書いたりやり取りをしたりする以上、私はいつもこれを心掛けている感じです。
一応……なのですが、この帰還兵の青年は私の解釈として、戦場を経験した事により「人間を人間扱い出来なくなった」ではなく、彼なりの解釈として「人間=クソなのだ」、つまりはそういう物だと“受け入れた“という解釈でおります。
こんな悪性は嫌だ! そんなのは人間なんかじゃない! ……ではなく、とても悲しい事に“そういうモンだ“と、人間とは悪であると受け入れてしまった感じ、なんだと思っております。
……ちなみに彼は戦場でその心に傷を負う“PTSD“という、れっきとした病気にかかっております。
これは国が責任を持って全力で取り組まねばならない程、とても大きな社会問題であり、非常に治療の困難な心の病気です。
おっしゃるように、暖かい友達や隣人たちの愛情により完治する、またはいつか慣れる……という物では無く、“非常に治療が困難な物“です。
これは十年、二十年という、一生を掛けて向き合っていかなければならない病気なのですよ。
戦争を体験した事により、この病気で生涯苦しむ事となった若い愛国者たちが、この世界には数えきれない程いるのです。
もしこのお話を読んで「こんな風になりたくない」とそう思って頂ける物が、しっかりと書けていたのならば、この作品は私にとっての成功です。
それが罵倒の言葉でも構いません。ただ不愉快で陰惨な話……では無く、読み終えた後、しっかり何かを考えて頂けるような物になっていれば、作者にとってこれ以上の事はありませんっ。
長々と書いてしまい、申し訳ありませでしたっ。
決して出来の良い物ではありませんが、お読み頂いて心よりの感謝を♪