指先にかけた存在証明は
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作者:亜梨亜
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投稿話順全話感想
しばじゃが 2020年06月24日(水) 21:54
ひたすらに文章が高次元。すごく綺麗な表現だなぁと、物語はもちろん描写にもすごく惹かれました。
存在しないものが確かに存在していることを証明しようとする行為は、その人への想いの現れと同時に、ともすれば逃避ともなると思わせられます。逃避って言い方は語弊があるとは自覚していますが、なんといいますか、そこでその人の時間は止まってしまうんですね。生きているのに、死んでいるようなもの。
前へ進むには、生きている人のために生きるといいますか。作者様の意図とはかけ離れているかもしれませんが、読了してそんな風に感じています。
素敵なお話でした。
亜梨亜 2020年07月01日(水) 00:58
感想ありがとうございます。
仰る通りでございます。死人の存在証明無くしては死人は存在すら許されませんが、死人の存在証明が己の存在証明になった途端、自らが死人と成り果てるのでは無いか。願わくば、この物語は死人と成り果てることが無いようにと思うばかりです。
皇我リキ 2020年06月19日(金) 18:52
こういうのたまらなく好きなんだよな。綺麗なほど残酷な、一人の人生を短く書いたお話。
イビルジョーってのはいつもいつもこういう事をする役割が多いですよね!もう開幕から嫌な予感がしてたもん。
彼と彼女が生きた証を繋ぐ少女も、いつかはその証を誰かに渡す時が来るのかもしれない……。そんな世界だと思ってます。
執筆お疲れ様でした!!
亜梨亜 2020年07月01日(水) 00:55
感想ありがとうございます。
人が死んだという事実も、人が生きていたという事実も、それを紡ぐ者がいるから成り立つものであると思っていて……少し哲学的な話ですが。
その事実を証明する為だけに生きるのは悲しいような気もしますが、彼等の証明はこの場にて果たされたと思っています。