海月の骨
作者:水里露草

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だるがぬ 2020年11月18日(水) 01:07

まず最初に、素晴らしいお話をありがとうございましたとお礼を言いたいです。

海月のあのフワフワとした浮遊感を文章から想起するなんて初めての経験でした。冷たい現実と暖かい回想の温度差で、神経が麻痺してしまう感覚がありました。

海も月も綺麗だけれど、その描写にはどこか残酷さが同居していました。海は深くて見通せなくて、月は裏面を隠していて、死角への恐ろしさを感じます。
でも最後にそれらと星を、やっぱり美しく見ることができたのは、両親の言葉を借りるなら現実に「ピントが合った」のかなという気がしてなりません。

まだまだ語り尽くせませんが、美しい瞬間を切り取った名画のような小説でした。本当にありがとうございました。


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水里露草 2020年11月18日(水) 01:30

 感想ありがとうございます。
 この作品はヨルシカというバンドからそれはもう多大な影響を受けておりまして(この作品ですと、例えばその「ピント」「価値を見る瞳」のところなどですね)、そこから得た価値観を自分なりにこねくり回そうと選んだモチーフが「海」→底の見えないもの、「月」→狂気の象徴・裏側を隠すもの、合わせて「海月」ということだったりします。頭ひねったところに言及して頂けて嬉しいです。


壬生谷 2020年11月14日(土) 16:03

 大変美しいお話でした。文字からの一つ一つから暗い夜の海のような静けさが感じられました。読み進めていくうちに感覚がそれこそ海月のように揺蕩っていくようでもありました。

 こういう文章を読むと、言葉が出てこなくて、ただただ文字から浮かび上がる光景ばかりが脳裏をよぎってしまうので、感想を書くときなんて書けばいいのかと随分考え込んでしまいましたが、結局語彙力が死滅した感想しか言えなくて申し訳無いです。


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水里露草 2020年11月14日(土) 16:06

 感想もらえること自体が嬉しいなので大丈夫ですよ! 読んで頂いてありがとうございました。


フェルンヴェー 2020年11月14日(土) 02:35

まず最初の導入から一気に惹き込まれました。文章はイラストや映像物と違い、時間をかけてある程度読み進めなければ良いかどうかといった判断はしにくいものですが、この文章は最初から''面白くない''という可能性を排除してきました。
そして、熱中症と冷蔵庫が空っぽの描写と、そこからの両親を失った女子高生という誘導が余りに生々しく、外食するまでの過去と今をいったりきたりする描写がものの見事にこちらの心情を揺さぶってきました。
「使われないものの方が壊れやすい気がするのは人も機械も一緒だな」という言葉もとても刺さりました。
そこから題名にある通り海月が出てくるわけなのですが、そこがもう本当に好きです。海月という普通の感覚とはかけ離れたキーワードがここからの怒涛の描写でぴたりと心に寄り添ってきて……どうしようもなく惹かれてしまいます。
そして両親のやりとり、これがまた世界観に奥行と、存在していたはずの人達の温もりが染み込んでくるかのようでした。過去の幸せな回想と今の辛い現状を表現する比喩が、しっかりと繋がっていくのもまた心にくるものがありました。
(9行省略されています)


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水里露草 2020年11月14日(土) 01:55

 感想をもらうとあれこれ長々と語りたくなる質なのですが、これほどの熱量には言葉を尽くすほど不粋になりそうですので、感謝ひとつで済ませることをお許しください。
 誰かの琴線に触れるものが書けたこと、それを見つけて頂けたことを光栄に思います。ありがとうございました。



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