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moonrect 2022年07月23日(土) 19:52 (Good:0/Bad:1) 8話 報告
最初から通して読み終わりました
率直に申し上げて、門閥貴族の思考と行動の様式から言って、政治的・軍事的な面における展開に強い疑問を感じました。
というのも「リヒテンラーデ・ローエングラム枢軸」成立時点でこの展開はほぼ不可能でしょう。
門閥貴族側にとっては完全にラインハルトは憎悪と打倒の対象でしかなく、連合が内部対立で瓦解しかねません。フレーゲルのような人物が暗殺に乗り出す恐れも高いでしょうし、リッテンハイム候もチャンスとばかりにブラウンシュバイク公を蹴落とすために動くでしょう。
また、ブラウンシュバイク公の人となりから言っても、作中の理由でラインハルトがやってきたとしても、それを受け入れることはなく、彼のもつ貴族主義・血統主義的傾向から言っても即刻処刑の可能性が極めて高いと思われます。
どう考えてもアニメ旧作のブラウンシュバイク公が怒り狂って盃を床に叩きつけながらアンスバッハに殺害を命じるさまとそれを見ていたフレーゲル男爵が自分がやると言い出すさましかうかびませんでした。
考えづらい展開で、途中からどう風呂敷たたむのかが気になって最後まで一気に読みましたが、結局最後のまとめ方も門閥貴族の思考行動様式から言ってコレジャナイなぁと感じました。
努力して書かれた跡が文面からうかがえるだけに、長々と展開についての批判をして大変申し訳ないのですが、読了感として「コレジャナイ」しかないため、それを率直にお伝えすることにいたしました。
ナイトーテンマ 2021年07月26日(月) 16:12 (Good:3/Bad:1) 8話 報告
一通りよみましたぞ。確かにラインハルトがそれを選んだとすれば10年は遅れるかもしれないけれどかれはまだ若く急いで改革を行う理由もないからね。
まあ、改革途中で病死するかもしれないけれどね。
そしてオーベルシュタインは自由同盟に亡命しそこでヤン提督の元に行くが彼もまた早々と退役したい優秀なる怠け者ということで彼がどうなるかだな。
返信:ren1828 2021年07月27日(火) 17:24
お読みいただきありがとうございます。感想も付けて頂き大変嬉しく思います。
ラインハルトは結果的に「燻り続ける」10年を選びました。いや、どこかで暴発してやっぱり「貴族の大弾圧」へと舵を切るかもしれませんが……
エリザベートやその家族との交流で彼に心境の変化が訪れれば、とも思います。その際にはお義父さんやお義兄さんからも歩み寄ってもらわなければならないので……エリザベートには少し説得を頑張ってもらおうかな……
オーベルシュタインは役回り的に優秀すぎて、拙い書き手としては非常に困ってしまいます。
その一方で彼は人心掌握に関しては恐らく不得手なので、あくまで彼の野心に「共感」してくれるような人物でないとパートナーにはなってくれないような気もします……
うーん「ヤンを焚きつけようとして玉砕し、シェーンコップに同情される姿」しか今の私にはちょっと思いつきません……それでもオーベルさんなら、きっと何とかしてくれる……
感想を頂いて励みになりました。ぼちぼちですが、続きを考えていけたらと思います。