ヴィルマフレアの英雄譚
作者:Senritsu

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沙希斗  2024年04月18日(木) 15:01 (Good:1Bad:0) 26話 報告

「竜を知ってもらうために龍をけしかける」とは、またとてつもない荒療治を考え付いたな、ヴィルマさん。
しかもあえて仲違いさせて、人対人ならプロフェッショナルの軍隊を最前線に配置させるとは。
確かに知りもしないで偉そうな口を叩いていた連中に、これ程「事実」を知らしめさせるものはないとは思いますけれども……。

「後方の対竜兵団からも連絡が来ています。『先駆けを感謝する。これ以上は危険。後は我々に任されたし』と」
(11行省略されています)

返信:Senritsu 2024年04月17日(水) 17:51

いい具合に人に興味が向かない龍であることが条件にあったはずなので、その点でもヴィルマに都合がいいというか、ヴィルマの幸運というべきか、ですね。
本編第二話に出てきたような炎の龍や、金の獅子のようなモンスターが現れていたら、知る以前に皆死んでしまうので、ヴィルマもそれどころではなくなっていたと思います。

新リーヴェルについては、最低限回せるくらいの根回しはされていますが、辺境の属国や部族の離反などは避けられないかもしれません。
本件で壊滅するのは都市部と主要道路だけなので、民衆だけ先に避難させて、郊外に一度政府機関を仮置きするなどの措置が取られることも考えられます。
最終的にリーヴェルが首都として形作られていけばいいので(ハンター大全通り)、ヴィルマはその大雑把な布石を打った形です。

ヴィルマがフレアが来るのを待っていた理由は次回ですが、出会い頭の会話を蹴ったのはフレアです(ヴィルマに話し合う意思はあった)。
それらが伝わりにくい描写になっていたので、先ほど文末の文章を一部修正しました。
フレアが会話を拒んだのにも理由、というより原因がありますが、それも次回以降ですね。お手数をおかけします。

感想をありがとうございました。


ふらん✖️  2024年04月14日(日) 03:22 (Good:1Bad:0) 26話 報告

老山龍よあなたは何から逃げているの?

返信:Senritsu 2024年04月15日(月) 02:04

奇をてらってゾラ・マグダラオスでもよかったのかもしれませんが、ここは順当に登場してもらいました。
原作通りの言い伝えでは「巨大龍のゼツメイにより」とのことなので、ここでもし倒せてしまっていたら、むしろより大変なことになっていたのかもしれません。


沙希斗  2024年04月03日(水) 21:34 (Good:1Bad:0) 25話 報告

フレアはとうとう、「帰って来た」んですね。
歪んだ感想かもしれませんが、この場所で彼女が感じた全ての感情が、この地が「お帰り」と言っているのかもしれないと思ってしまいました。
だから舞ったのかも。「懐に迎え入れられた」から。

今回は竜だの蟲だのが一杯出て来ましたね。
(9行省略されています)

返信:Senritsu 2024年04月06日(土) 01:37

最新話読了と感想をありがとうございます。

これでフレアの伏線はだいたい回収になったかと思います。長らくお待たせしました。
シュレイド城や旧王都の環境は、新大陸の導きの地を参考にしてみました。
導きの地も自然に成り立っているように見えて、赤龍の手による調整ががっつり入っています。モンスターの宝庫という点も含めて、どこか似ているなと感じました。
そう言えば、チャチャブーって外伝作品を除けば2ndGを最後に登場していないんですね……。奇面族と言われてもぴんとこない人が大多数かもしれませんね。

ヴィルマが執拗に狙われ続ける、つまり二人が殺し合う運命になっている理由ですが、数話後に語られそうです。
次話から久しぶりにヴィルマに注目していく流れになる予定で、フレアと同様にいろいろ語っていければと思っています。終盤なのでやや駆け足気味にはなりますが。

ご指摘いただいた「その龍は」の箇所ですが、これは「その竜は」の誤りですね。
先ほど誤字修正を入れました。ご指摘をありがとうございました。


ふらん✖️  2024年04月01日(月) 09:45 (Good:1Bad:0) 25話 報告

やっぱイビルジョーは怖いでトラウマなるわ…
でも、もっと怖いやつがここにはいるんだな…

返信:Senritsu 2024年04月01日(月) 20:13

恐怖を殊更に駆り立てるような描写は、一般のモンスター(リオレウスなど)ではあまりしないようにしています。
ただ恐暴竜などの、一部のモンスターではその制約を解除している、という感じです。
いつだって環境をつくる側が強い、とは限らないのがこの世界ですが、流石に相手が悪すぎますね……。


沙希斗  2024年03月19日(火) 18:01 (Good:1Bad:0) 24話 報告

なんとなく、物語が大きく動く予感がします。
悲劇に向けて動かないように思いたいですけど、そうなって行くんだろうなぁ……。

クラフタ、怪我を押してまで何を運ぼうというのでしょう?
そして、それは「物(手紙)」なんでしょうか「心(言葉)」なんでしょうか。
いつもの言葉遣いですら無くなっている程なのに、途中で力尽きないかとてもとても心配です。
それとサミの方にも王国の魔の手が忍び寄らないか心配です。

返信:Senritsu 2024年03月22日(金) 14:36

本作で恐らく最も長かったであろう章も終わり、新しい章に移ると共に物語も動かしていければと思います。
作品のモチーフがあの武器である以上、どうしても勘繰ってしまうところはありそうですね。

クラフタやサミといったアイルーも無関係ではいられない状況になり、いろいろと今後の展開に投げている構図ですが、それぞれ忘れずに回収していこう、と気を引き締めています。
読者さん側の宿題のようになっている伏線が多く恐縮ですが、今しばらくお付き合いいただけますと幸いです。
感想をありがとうございました。


沙希斗  2024年03月05日(火) 16:41 (Good:1Bad:0) 23話 報告

フレアの今に至る、「無感情になって(させられて)からその感情を取り戻すまで」がようやく明かされましたね。
彼女だけ「生かされた」のは、幼かったが故に(マインドコントロールなどで)従えられると今の王族が思ったからなんでしょうか。
ヴィルマさんが彼女の過去を「取り戻させた」のは、彼の策略だったのか、それとも意図せずにただフレアがこんな行動になっただけ?

クラフタが生きていた事に、まずはホッとしました。
(7行省略されています)

返信:Senritsu 2024年03月11日(月) 02:15

作中とは時代が違いますが、モンスターハンターの王族はゲーム内でも風変わりな依頼を出してくる印象があります(エルガドのチッチェ嬢はかなりしっかりとした方ですが)。
あのやや思想が読めない感じを出せたらなと思いながら書いています。

本作は手紙という交流の手段を、書き手としても大事にしています。
ただ一通の手紙が失われただけだけれど、それが重いということを、これまでの何回ものやり取りを含めて伝えられたらと思っています。

本作の背景としてあの存在をちらつかせている以上、切っても切り離せないなと思っての展開です。
両者は関係ないという考察もありますが、逆張りしても仕方ないかなと思い素直に登場させました。
描写した以上は物語へもしっかり関与させていく所存なので、注目していただけますと幸いです。

最新話の読了と感想をありがとうございました。


ふらん✖️  2024年03月04日(月) 09:35 (Good:1Bad:0) 23話 報告

片目を潰されたイャンガルルガ…なんだか嫌な予感がしますねぃ

返信:Senritsu 2024年03月04日(月) 23:31

何というかこう、これがモンハンと関係のないファンタジーの小説であれば、撃退したって事実だけになるんですけどね。モンハンだと逆にちょっとこれ見よがしすぎたかなってなるのが面白いな、と思いました。
最新話を読んでくださりありがとうございました!


沙希斗  2024年02月22日(木) 14:30 (Good:1Bad:0) 22話 報告

クラフタああああああああ!

私も絶叫したい気分ですよ。てか心の中で絶叫しちゃいましたよ。
でも、それでも彼だけが特別な訳はないので、「弱者の血だまり」の一つにならない事だけを祈っております。

(17行省略されています)

返信:Senritsu 2024年02月22日(木) 00:15

かの竜も大概運命ブレイカーというか、一見安全圏にいるように思えるキャラクターを襲う存在として、自作品以外の二次創作でもよく出てきている印象があります。
大型竜にとっては、たとえクラフタがランポスくらいなら撒ける経験者であっても、無力な一般人と何も変わらないように映るのかもしれません。

黒銀と表記した件についてですが、最初は自分も黒紫という言葉を使っていました。
ただ、同じく体色が紫色のゲリョスと被るのでは? という懸念が浮かび、悩んだ末にやや苦し紛れな表記になったという経緯です。毒の怪鳥と書いても被ってしまうんですよね。
ただ、もう一度よく考えて、ゲリョスは火を使わないし、文脈から判別してもらえるかな、と思ったので、黒紫とすることで置換修正しようかと思います。
ご指摘をありがとうございました。

ファンタジーの小説や漫画をよく読む作者ですが、元王族という背景は大抵疎まれる原因になってしまいますね。
フレアについての掘り下げが進んでいますが、まだもう少し、お付き合いをいただけますと幸いです。

臨場感のある表現がしたいなと常々思っているので、それが叶っていれば嬉しい限りです。
それでは、感想をありがとうございました。


ふらん✖️  2024年02月18日(日) 06:30 (Good:1Bad:0) 22話 報告

ラージャンの次はイャンガルルガですか
戦闘そのものに特化したモンスターは恐ろしいですよね
そんなモンスターと市街地戦闘なんてフレアも大凶を引きましたね…
モンスターが街に襲来した際の避難や防衛のマニュアルでもあれば大幅に被害が抑えられたかもですが、完全に想定していない状況でこれはキツイ
フレアとクラフタの命運やいかに…

返信:Senritsu 2024年02月21日(水) 23:50

前作もそうでしたが、戦闘向きのモンスターが登場する流れが続いていますね。
いつになるかは分かりませんが、戦闘以外の特色を持つモンスターもまた書いていきたいなと思います。

本格的な市街地戦は原作ではまだ描かれていないので(あってもMH4Gの戦闘街などでしょうか)、どのような状況になるかな、と想像しながらの執筆でした。
カムラの里などは防衛のマニュアルがある事例としてあげられるかもしれませんね。あれはあれで特殊すぎる気もしますが……。

また次回、よろしくお願いいたします。感想をありがとうございました。


沙希斗  2024年02月08日(木) 17:56 (Good:2Bad:0) 21話 報告

「旧シュレイドの歴史」をここまで考え、なおかつ王族に関して特殊な設定をするとは、これは貴方の想像力の賜物ですね。
ですが「竜大戦」と呼ばれている、ヒトと竜との大規模な戦については一切触れられていないようですが、これはこの小説では「でっち上げ」という設定なんでしょうか?
確かに「ミラボレアス」という名前は元々は「災厄そのもの」を表す、すなわち現象としての言葉だったという事なので、「シュレイド城は災厄で滅びた」とした方が現実味があるのかもしれませんね。

それはそうと「二つの武家」のもう一方が、恐らくこれはヴィルマさんの家系なんですよね?
やはり彼も「導かれて」対竜部隊を作ったんでしょうか。

文末の様子は古龍かと思っていたら竜の方でしたか。
ちなみに「金板を一斉に打ち鳴らしたかのような耳障りな響き」という表現で、私は「洞窟に棲む白い化け物」を想像したんですが、どんな竜が登場するのか楽しみにしております。

返信:Senritsu 2024年02月09日(金) 01:35

詳しくはいつか作品を書き終えた後のあとがきで語ろうと考えているのですが、旧シュレイドの歴史についてはモンハンを問わないいろいろな作品から構想をもらいながら組み立てていますね。
これは自作品群の設定になってしまうのですが、竜大戦はこの作品よりももっと前の時代かつ別の地方で起こったという見方をしています(「とある青年ハンターと「 」少女のお話」より)。
旧シュレイド(ミラボレアス)と竜大戦と切り離して扱っているのは他の創作者さんと少し異なる点かもしれません。
ミラボレアスそのものを概念化してしまう見方については、アイスボーンで語られた解釈の影響を多分に受けましたね。
十年前辺りの自分が読んだらびっくりしそうです。

今はフレアの側の話が続いていますが、今後またヴィルマ側の事情を掘り下げていけたらと思っています。

文末の描写については例えがけっこう難しく、次回以降、適切な例えとみなされれば良いのですが。

感想をありがとうございました。



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