氷炎剣ヴィルマフレアという名の双剣がある。
片方は氷属性、鋼龍クシャルダオラの風を纏う。もう片方は火属性、炎王龍テオ・テスカトルの炎を纏う。
数少ない双属性の武器として、ある逸話と共に語り継がれている。
曰く『愛し合いつつ殺し合う運命に陥った戦士二人の伝説。死後、刀だけが双剣として結ばれた』
───舞台はいつかのシュレイド地方。ある厄災によって大国が二分されて、未だその禍根を拭えずにいた。
東西に分かたれた国の東の地で、今、ある青年が仲間と共に吹雪に立ち向かう。時を同じくして西の地で、ある少女がたったひとりで陽炎に向かい合う。
後世で番となる剣が、それぞれの手に握られた。
災禍、国、人と竜。様々な因果や思惑が交錯する中で、一通の手紙が少女のもとに届く。
狩人のいない時代を戦い、思いを綴り、生きていく人々の物語。
片方は氷属性、鋼龍クシャルダオラの風を纏う。もう片方は火属性、炎王龍テオ・テスカトルの炎を纏う。
数少ない双属性の武器として、ある逸話と共に語り継がれている。
曰く『愛し合いつつ殺し合う運命に陥った戦士二人の伝説。死後、刀だけが双剣として結ばれた』
───舞台はいつかのシュレイド地方。ある厄災によって大国が二分されて、未だその禍根を拭えずにいた。
東西に分かたれた国の東の地で、今、ある青年が仲間と共に吹雪に立ち向かう。時を同じくして西の地で、ある少女がたったひとりで陽炎に向かい合う。
後世で番となる剣が、それぞれの手に握られた。
災禍、国、人と竜。様々な因果や思惑が交錯する中で、一通の手紙が少女のもとに届く。
狩人のいない時代を戦い、思いを綴り、生きていく人々の物語。
| 序章 『ヴィルマ』と『フレア』 | |
| 第1話 吹き抜ける風と青空へ向けて | |
| 第2話 火と灰に塗れた大地へ向けて | |
| 第一章 誉か、咎か | |
| 第3話 相反属性 | |
| 第4話 | |
| 第5話 あの日の続きを | |
| 第二章 左手に剣を、右手に筆を | |
| 第6話 欠け落ちた円環の逸話 | |
| 第7話 千の言葉に一を返す | |
| 第8話 一の言葉に千を返す | |
| 第9話 歳月を数える手紙 | |
| 第三章 攻めの守勢/黎明 | |
| 第10話 朝焼けに墨を散らす | |
| 第11話 それは獣の王たらん | |
| 第12話 手向けるは夢の終点 | |
| 第13話 雷裂くは炎の剣 | |
| 第14話 闘魂断つは氷の剣 | |
| 第四章 識字/言葉を知ること | |
| 第15話 追悼する者たちへ | |
| 第16話 傍観する者たちへ | |
| 第五章 ひとつの竜の物語 | |
| 第17話 炭筆と炭色の手 | |
| 第18話 十歩先の別世界 | |
| 第19話 千の言葉に千を返す | |
| 第20話 千夜一夜の興亡史 | |
| 第21話 火花が散って | |
| 第22話 そして狼が吼える | |
| 第23話 大山は鳴動し、今 | |
| 第六章 愛し合いながら──── | |
| 第24話 殺し合う運命へ | |
| 第25話 火に愛されるは竜でなく | |
| 第26話 未だ神秘は色濃く、深く | |
| 第27話 殺し合い/愛の果てに | |
| 第28話 千年後の君へ | |
| 終章 『ヴィルマフレア』 | |
| 第29話 語り継がれない物語 | |