問題の感想は削除されたようですが、あのような感想が出る原因が解決されたわけではないので今後のことが心配です
なぜあのような感想が出てしまうのか、その原因について考察してみたいと思います
冷静に言わせてもらえば閃0〜閃1でのリィンとキーアの関係は
キーアがリィンに一方的な殺意と恨みをぶつける > リィンがそれに対処して事態を収拾する
クロスベルが危機に陥る > リィンが助ける
またクロスベルが危険になり、ロイドたちが死ぬかもしれない。だからまたリィンに頼み込む > リィンはそれに応えて全員を救う
ロイドたちが重傷を負って死にかける > リィンが薬を持って助けに来る > リィンが自分たちの正体に気づくと、嘘をついて騙す > このままでは因果のせいでロイドと皆が死んでしまう > 全部リィンが悪いと言い出し、リィンを殺すという結論に至り、受けた恩を最悪の形で仇で返す
勝手な願いを押し付けるだけで、リィンがそれに何とか応えるという、言ってみれば人間と至宝の関係に酷似しており、それ以外の接点は見当たらず数少ない接点すらあんな感じですからね。自分のように「子供を救うのに大層な理由は必要ない」と思って読む人がいる一方で、「どう見ても仲間でも友達でも大切な存在でもないのに、なぜ恨みもせず見返りもなしにそこまでしてあげるのか理解できない」と思う人もいます。同じ作品でも読む人によってどう感じるかはそれぞれ違いますから
そしてリィンは原作でもここでもシリーズ最高の人気キャラであるだけに、そんなリィンを長期離脱させた元凶であるキーアやアリオスがヘイトを買うのは当然の結果だと容易に予想できたことなのですから二人が苦しむ姿を定期的に容赦なく過酷に描写し、因果応報を示すことで読者の怒りを解消させるべきでした
ですが、リィンの帰還が遅れている分、せめてそれだけでも急ぐべきだったのに「リィンはキーアを憎んでいない」と片付けて後回しにしてしまったせいで少なくとも現時点において作者様はこの点において失敗されているのだと思います
なぜなら一部の読者からヘイトを集めているキーアがみんなに愛され、仲間、家族、約束された自由、仲の良い友人たち、帰るべき・守ることに成功した故郷、ヴァリマール、《鋼の剣》など、よりにもよってリィンが持っていたもの、持つべきだったものを全て持っているからです
いくら反省していると言っても犯した罪は消えませんし、住民は救えてもユミルは守りきれなかったり、結局内戦の最後にリィンに命を懸けさせるなど成果が中途半端なため、この時点で一部の読者の不満はどんどん蓄積され始めていたはずです
そういった不満を抱くこと自体は間違っていません。キーアが嫌われる理由は妥当ですから。伝え方には問題があったようには思いますが……
こうした状況でキーアの「愛される因果」がなぜ、どのような理由で復活したのか、そこまでする必要性があったのかが作中で一切説明がないまま、ただ「愛される因果が復活した」という言葉だけで終わらせてしまったため、納得しがたいのです。
せいぜいキーアを嫌っていたユウナがなぜクロスベル編で急にキーアをあっさりと許したのか、本校Ⅰ組の生徒たちになぜ愛されているのか、その原因だということくらいしか分かりません
アリオスはVII組の担当教官になりましたが、教官として生徒たちをしっかり導き、助けになっているような姿が見られません。一言で言えば主役たちの教官にした必要性を感じないほどその立場を全く活かしきれていません
偽物のリィンが主人公として魅力的ではないのは事実です
閃1の時の痛快さやカタルシスは無くなり、主人公の行動や思考を見るとあまりにももどかしく、周囲に対する感情や態度が毎回簡単に変わってしまうせいで感情の流れについていくのが難しく理解や共感もしづらい上に、苦労や試練は無駄に増えるばかりなのにそれが過剰すぎて、興味を惹かれるどころか逆に読んでいる側が疲弊してしまうほど面白みが欠けています
ガンダムで例えるなら本物がキラで、偽物がシンといった感じでしょうか?
VII組を含めた仲間たちは現在、マキアスのような一部を除けば「こいつらを本当に真の仲間と呼んでいいのか?」と思えるほど頼りなくて本当に成長したのか疑わしいレベルです
内戦を経験してリィンのことを覚えているエリゼやアルフィンに至っては助けになるどころか何もせずただ守られるだけの立場を維持し続けており、未だに成長が見られないためヒロインとしての魅力が落ちています
むしろ結社やクロワールなど、敵側である上に悪行を重ねている奴らの成長や活躍ばかりが目立ってしまって、見ていて少し複雑な気持ちになります
もちろんそのおかげで面白くなっている部分もあるのですが……主役たちに理解されたり、擁護されたり、結社だからああいうのも当然だ、仕方ないと流されたり、時には罪に目を瞑って協力し合うなど、敵側に対する優遇が少し目立ちますね
多くの人に愛されるほど全体的な物語は原作以上にとても面白いのですが、キャラの活かし方や描写は原作と同じくらい問題があるということです
これは物語を作る人間なら誰でもやってしまうミスなので仕方ない部分もありますが、これを改善しないのは問題です
もちろんだからといってあのように丁寧さを装って自分の主張を押し付けるような感想は、ある程度譲歩して理解はできても、配慮なく書いていいものではありません。だけどあの感想に書かれていた問題点自体は間違っていないと思います
以前から複数の読者が何度となくキーアやアリオスに関する不満を口にしていました
この時点で、その二人に関する描写が複数の人々に似たような感情を抱かせる問題点を含んでいるという事実は明確です。なのに作者様はそれを改善して読者の不満を解消しようとせず、意地を張って問題解決を放置しておられるように見えます。何度も似たような感想を読まされて疲弊されているお気持ちは理解できますが、このまま問題をしっかり清算しない限り、今後もあのような感想が出てくる可能性は高いです
ぶっちゃけ、本物のリィンがキーアやアリオスを全力で殴り飛ばすか殺してしまうのが一番手っ取り早い解決策ですが…………おそらくそれは作者様が考えるリィンがやることではないでしょうし、そんなことをすればリィンがリィンではなくなってしまうので自分もそれはあまり見たくありません
あるいはリィンがその二人を永遠に許さず、今後二度と絶対に助けないという描写を入れる……とか?
閃1の時はIFルートでキーアを殺せば状況が悪化するという結果を描いて事態を収拾されていましたが、キーアを殺すとその反動でリィンが世界の敵になるという設定自体が本編で一言も言及されていないものだったため、作者様が無理やり設定を追加して読者を脅しているようにしか見えませんでした
ですので、今後同じようなことが繰り返されないためにも今回はしっかりとした決着が必要になると思われます
長文失礼いたしました
いつも苦労されながら執筆なさっている作者様に敬意を表すると共に、応援の言葉を送らせていただきます
まだ物語の途中ですし、とても興味深い展開が続いていますので、これから改善しながらミスを減らしていけば決して遅くはないはずです
これはきっと、もっと良い物語になるでしょうから。諦めずに頑張ってください!
もしお気を悪くさせてしまったのであれば、深く謝罪します
ありがとうございました
(Good:2/Bad:6) 115話 報告
アルカンシェル 2026年09月23日(水) 18:31
貴重な意見ありがとうございます
貴方様の言う通り、私が馬鹿で無能であることが今回の原因なのでしょう
大変不快な物語を読ませることになって申し訳ありませんでした