姊園 理違 2022年12月10日(土) 00:07
いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや、処女作って聞いて見に来たんですよ。
いやいや、「桜花作戦、そこにフューチャーしてくるのか~」と心待ちにしてみたんですよ。
いやね、泣きそうです。
最初に思ったことは、陽炎を主役機に持ってきたところ。
(27行省略されています)
なんと、本編ではあまり登場しなかったあの「F-15J陽炎」先輩が活躍するなんて感動モノなんですよ。
そして、マブラヴらしい戦況の進め方。
さぞや作品についてたくさん調べたのであろう、作戦行動やBETAの恐怖、長刀の撫でるように切り裂くという表現の仕方に「おぉ」と声が出てしまった。
かなり設定が多くて、難しいマブラヴの二次創作を書き切れたというのが感動です。
何より、わかりやすくて無駄に長ったらしくない。
新規の人でも分かりやすく、状況が判断しやすい表現の仕方に一目置いてしまう。
そして、なによりも幸人と楓の関係性。
幼馴染で昔から一緒に育った二人、中編では負傷で任官が遅れてしまった楓とそれを支える任官前の幸人の関係性がよく表れていて好きです。
テープで‼ コクピットに‼ 大事なものを貼り付ける‼
アニメ版マブラヴで駒木中尉が佐渡島で死んでいった仲間の写真を貼ってたり、
ゲーム版TEで管制ユニットに唯依から受け取った刀をガムテで貼り付けて、持ち込む。←これ最高にエモいいいいいいいい。
そして、やはりマブラヴ、死は伴う。
楓の最後の独白が徐々に平仮名へと変わり、思い出と共に意識が薄れ、最後に思いだけでもと伝える。
あぁ、なんということ……愛する者が目の前で失うほど、辛いものは無いというのに。
そして、大きな戦いで被害を受けようとも日常は変わらず続く。
人はどんな環境であろうとも、強く生きようとする物なのだ。
そうある限り、人間はどこまでも命を耕すことはできぬのだ。
なんてことだ、短編でここまで心を燃やされるとは流石です。
かむい先生に次作がございましたら、期待します。
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