父と子と燈(ともしび)と
作者:虎ノ門ブチアナ

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渡れない徹夜 2026年04月05日(日) 03:19

タグから見つけたので読ませていただきました。ただ不幸なヒロインとして描かれていないし、逆にただ攻撃的なだけでもない。お父様に対して皮肉を言い、拗ね、刺すような言葉を返しながら、その実ずっと愛情と承認を求めていたことが滲んでいます。また、めぐへの感情の扱いも良いです。放っておけなかった、似たもの同士だったという揺れた言い方にしているので、水銀燈の感情の複雑さが死んでいません。ここはかなり丁寧でした。

ただ一つ違和感があるとしたら、お父様です。少し出来過ぎていますね。ローゼンらしい胡散臭さとか、創造主としての身勝手さ、言葉の届かなさがもう少し残っている方が、逆に本物っぽいです。今のお父様は優しすぎる。悪く言えば、ちょっと都合がいい人です。

ですが、総合的に僕は良かったです。久しぶりによいローゼンメイデンの二次創作に出会えた事に感謝します。


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虎ノ門ブチアナ 2026年04月06日(月) 08:21

お読みいただきありがとうございます。
水銀燈様が好きで、お父様に会いたいという悲願が成就される事なく本編が進んでしまった事に耐えられなくて、自分の中に解を見出そうとしたいち水銀党員の書き殴りの様な小説でしたが、楽しんでいただけた様で感無量です。

お父様が水銀燈様にとって都合のいい存在になってしまったのは、恐らく僕自身の願望があって、水銀燈様の闘い、苦しみ、愛情、、悲しみに寄り添えるお父様像を作ってしまった部分があると言えます。それが読んでいらした中でノイズになってしまったのなら僕の力不足です。しかし、そうしたお父様の姿があるからこそ水銀燈様が安心できるという考えも僕の中にあり、ご了承いただけますと幸いです。また、僕の自己解釈になってしまいますがお父様は水銀燈様という、自分の決心を逆十字に込められてお創りになられた薔薇少女に対して、どこか他のドールとは異なる、特別な感情があったのではないかと考察していました。突拍子のない意見ではあると思いますが、水銀燈様にのみ与えられた逆十字の意匠はお父様の強い想いが見えてくる様にも感じます。
だからこそ、お父様は誰よりもお父様に会いたいと強く願った水銀燈様に対してある意味特別な時間を持ったのだと考えています。それが今回の小説という事になります。
加えて、お父様に胡散臭さや身勝手さ、傲慢さが少ないのは薔薇乙女の闘いを目撃し、ジュンと出会い、お父様もまた成長したと捉えたからです。それで水銀燈様にとって良い人物になり得るのかというと正直難しい話ではありますが、本作品では水銀燈様がお父様と安らかに対話できる事を第一に考え、ある種出来過ぎた人物像として描いてしまいました。これも僕自身の傲慢ではありますが、創作者として欲が出てしまった結果と思って流していたたきたい所存です。お恥ずかしい限りではありますが……。

ここまで長文失礼いたしました、まさか今の時代にローゼンメイデンを知って、二次創作作品を探していただける事があるなんて夢にも思わず、未熟だった頃の稚拙な文章をお見せしてしまった事に少々申し訳なさを覚えますが、僕の水銀燈様への思いがこうした形で残り、誰かに読まれ、「よい」とおっしゃっていただけた事に大きな価値を感じます。
この作品を、ローゼンメイデンを、そして水銀燈様を知っていただいた事、深く感謝いたします。



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