ゴルコンダ=ノア*テラー概念
作者:新人先生

▼感想を書く  ※この作品はログインせずに感想を書くことが出来ます

投稿話順全話感想新着順

悠問追 2026年04月04日(土) 04:01

わあああ鋭い切れ味! 幾つもの物語、書物を読んで知識を重ねてきたのだろう、という確信を持たせる文体から繰り出される曇らせのパンチ力が凄まじい。本当に作者さんは賢いんでしょうね……僕とは知識量が違うんでしょうね……僕はどれだけ無駄な時間を過ごしてきたのか、と思わされてしまう。虚しい。全てはただ虚しい。ばにばに。
素晴らしい作品をありがとうございました。全て鈴代紗弓さんの声で再生されてしまい、大変心臓に悪かったです。今夜は月が綺麗でした。僕の心は曇り空。


(Good:2Bad:0) 1話 報告

新人先生 2026年04月04日(土) 17:12

その感想……もしやお主も「書いて」いるな?と思って名前をクリックしたら大正解だったガハハ。自分でも書いている人からもらえる感想は特別ですぜめっちゃ嬉しい。

>全て鈴代紗弓さんの声で再生されてしまい、大変心臓に悪かった
よっしゃ!読み手に声と音が聞こえる文章書きてえって思ってたんですよ!届いたか!

でも、実は筆者自身は文章から音を聞き取る能力が激弱でして、自作を読んでも、他人の作品を読んでも、相当意識しないとそういう読み方ができません。昔はできたのですが、いつの間にかできなくなりました。昔、高速で知識を叩き込みたくて、速読をかじっていたときにできなくなりました。手っ取り早く頭が良くなりたいと思ってしまった末路。

本作を自分で読んでみても、私は鈴代紗弓さんの声がうまく聞こえませぬ……私が失った能力を持ってて羨ましいな……。実際、聞こえてる側の書くセリフと私の書くセリフって違うんですよ……。真似したいけどなかなか真似できない。

私は聞こえない側ですが、オタクって聞こえてる人多いじゃないですか。だから若干コンプレックスというか、自分は聞けないけど、それでもどうにか音を再現できたらなあ、という理想がありました。大袈裟に言えば、聴覚障がいがあるけど音楽家になりてえ……みたいな感じでしょうか。

だからそう言ってもらえてとても嬉しかったです。逆に悠問追さんは私の出来ないことが当たり前に出来るんですから、ネタかもしれませんけど無駄な時間だとか虚しいとか全然そんなことない!!!!(熱血) 作品を覗いた感じ、私より執筆速度が10倍は速いし!すげえよ!!!

感想に対するお礼以外の余計なことまで含めてしまいましたが、とにかく感想ありがとうございました! たま~に読み返してくれると嬉しいです。


馬刺しユッケ 2026年03月31日(火) 16:22

子供責任論に対しての反論としては、先生が『先生』だから、で十分だと個人的に思います。確かにブルアカ世界では子どもが政治的権限を持っています。だとしたら、負うべき責任は大人と子ども、どちらにあるかと言われれば確かに子ども側にあると言えます。ですが、先生は大人であり『先生』なんですね。子どもと共に過ごし、時に子どもを叱り、時に子どもを褒め、子どもの失敗の責任を負う。それが先生の目指す『先生』像なので。
それに、テクスト的に考えたとしても前述の内容を引用できまして、『教師』というテクストを貼られている人はキヴォトス内にいくらでもいます。人にモノを教える人、教師なら。しかし、『先生』というテクストはキヴォトス内に一人、先生だけが持ってるんですね。先に生きるものであり、『先生』である、先生……だから責任は先生が負えるんです。
先生がゲシュタルト崩壊を起こしそう……


(Good:1Bad:0) 1話 報告

新人先生 2026年04月04日(土) 13:45

感想ありがとうございます!

……で、せっかくいただいた感想に反論するようで申し訳ないのですが、「先生が『先生』だから」という反論の仕方はこのノアにはちょっと届きにくそうかも……。

確かに子供責任論に反論するだけなら、それで通用すると思います。でもここのノアに届くかは怪しいです。なぜなら、ノアの論点は複数ありまして、「先生が『先生』である(=先生というテクストを持っている)」ことそのものを快く思っていない、という姿勢も表明しているからです。

私が「『先生』であるというだけで救えちゃうのずりいぞ!」という心の中のゲマトリアを発動した結果、その反論の仕方を潰そうと無意識に対策しちゃってたかも……せっかくの感想に反論していることといい、私の性格が悪すぎるなこれ!?すみません!!

でも、ブルアカ世界に「教師」はたくさんいるけど「先生」は一人しかいない、という文言はめっちゃ沁みました。

ミカだったかな?「職員はいるけど先生というのは珍しい」みたいなことを言っていた気がしますが、確かにもう一歩踏み込んで「教師はいるけど先生は一人だけ」とまで言えますね。

楯突いちゃって大変申し訳ありませんが、とにかく感想マジで嬉しいです!それだけはどうしても誤解なく伝えたい!かんしゃあ!


くまんじゅう 2026年02月11日(水) 21:46

だいぶ遅ればせながら拝見しました。
ブルーアーカイブという世界ではテクストが非常に重要視され、救世主というテクストを保有している先生だからこそ、ゴルゴンダノアの責任論に行動を縛られる。そんなブルアカ世界の理不尽と、言葉を弄しながらも「先生」でも「大人」でもない一人の「愛しい人」個人に好意を抱いてしまった事への残酷さと美しさを感じる物語でした。
夏目漱石の「月が綺麗ですね」という言葉で終わらせるという幕の引き方は非常に受け取りやすく、また、作者様は自分が今まで見た作品の中でもトップレベルに上手な引用をする方だと思い、尊敬の念が浮かんでしまう、そんな物語でした。


(Good:2Bad:0) 1話 報告

新人先生 2026年02月11日(水) 23:31

感想ありがとうございます。
投稿からほぼ半年が経つ中で本作を見つけてくださっただけでも嬉しいのに、そのうえ感想まで……!

>ブルアカ世界の理不尽
前書きでは「ユウカ=黒服」説を見たことが本作執筆のきっかけであったかのように書いてしまいましたが、より根本をたどれば、本作は自分の中でモヤモヤと抱え込んでいたブルアカ世界の理不尽や矛盾を言語化する過程で生まれた作品だと言えます。そのあたりを感じ取っていただけたのなら、もう私としてはこれ以上望むことはありません。

>トップレベルに上手な引用をする方だと思い、尊敬の念が浮かんでしまう
マジすか!? そこまで言ってもらえるんですか!?
昔の作品ばっか読んできた化石人間なので、ブルアカのような現代作品を描くのが苦手というコンプレックスはあるのですが、引用の引き出しに困らなかったことだけは、過去の自分に感謝したいです。


KAZU.me 2025年10月23日(木) 19:38

#運対(他の感想への言及)#


(Good:2Bad:0) 1話 報告

新人先生 2025年10月29日(水) 08:29

……!?
すっご……ここまでの感想をもらえたのは初めてかもしれない。自分の書いたものに対してこれだけ応えてくれる方がいたという事実が嬉しすぎます。ありがとうございます!
緻密に考え抜いていて、単なる思考の回転力とはまた違う、思考のトルクの強さをビシビシ感じる内容で恐れ入ります。デカルトの存在からテクストの影響の限定性を読み取る発想はありませんでした。

>おや?そう言えば小難しい言葉で自己正当化して生徒を利用しようとしてた大人の組織があったな…

突き詰めて考えると誰しも自分にゲマトリアを発見してしまう、というのは本当にあるあるだろうなあ、と思います。悪役に自己投影して悦に入るのとはまた違う意味で。自分の見たくない至らなさがキャラクターとして表現されているというか。悦に入るどころか見てて苦しくなってくる。

私もそういうことがありましたし、だからこそこの作品を書こうと思い立ったという背景もあり。

>先生らしすぎる答え
訓練したらあの答えが自分でも出せるようになる、というヴィジョンが見えぬ。ここの感想欄レベル高くない?


有機ガラス 2025年09月01日(月) 04:03

子供責任論は連邦生徒会長から与えられたシャーレの権限を使えば反論できると思う。あらゆる規約や法律による、規制や罰則を免れる特権を持つからこそ、責任を負うって形で。
ただ、これだと先生としてであって、ノアを救うためには先生としてじゃなく個人としての言葉が必要だろうから、
“私は、君を救って見せる”
“私だって、かつてのわたしを救えるんだって”
“信じてるから”
“子供を救えるから、救えなかったら”
“私の責任【ミス】なんだ”
“それだけは誰にも否定させない!!!」
って先生としての“”さえ投げ出して止めるんだと思う。


(Good:3Bad:0) 1話 報告

新人先生 2025年09月01日(月) 16:32

感想ありがとうございます!
これいい、先輩先生と呼ばせてください。機会があったら使わせてほしいくらいです。

自分の場合、真っ先に思いついたのは「そもそも権利と責任は必ずしもセットではない(だから子供に全てに責任がいくわけでなく、大人の私も責任を分かち合える)」とノアの主張の前提を覆すことでした。現実の例で言えば、外国人は(キヴォトスの大人と同じく)参政権を持たないけれど、だからといってそこで暮らしていく上での責任が一切免除されるわけではない、といったイメージです。

この反論は他の大人にも敷衍できる一般性があり、キヴォトス社会全体をどう良くしていくか、という問いには強いと思います。一方で、目の前の「ノア」を救う言葉としては、少しピントがずれるかもしれません。というか、十中八九こんな正論マンは求められてない。その点で、先輩先生のやり方は「シャーレの先生だからできるやり方」って感じがして、とても好きです。

厳密に言えば、ノアが語っているのは社会一般の“子供責任論”なので、「シャーレに権限がある=一般命題として子供責任論を覆せる」とまでは言えず(例外は制度を上書きしない)、論理だけ見れば少しズレています。でも、それで良いのだとも感じます。必要なのは論破ではなく、“”を外した先生自身の声で届かせることであって、だからこそ、見せてもらったやり方のほうがノアをこちら側へ引き戻すきっかけになるのでは、と思えて好きです。

長々と失礼しました…


チャイニーズサムライロボ 2025年08月16日(土) 07:26

とても良い作品だったまる
作者の文学への深い造詣と愛を感じました。ゴルコンダが生塩ノアであるという考え方は初めて見ました。多分ゲマトリアは全員テラー化生徒ですね間違いない


(Good:2Bad:0) 1話 報告

新人先生 2025年08月18日(月) 19:17

感想ありがとうございます。
ユウカ=黒服説ですら、きちんとSSの形に仕上げられているものってあまりないんですよね。掲示板で「こういうシーンありそう」って意見交換されてるくらいで。



感想を書く
非ログイン時のみ、名前と投稿キーを入力してください
名前  2~20文字
「名前#任意の文字列」と入力すると、「名前◆暗号化された文字列」と表示されます
投稿キー  投稿キー を入力してください)
内容 対象話:

0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。


感想検索
キーワード
ユーザー名 話数 並び替え
絞り込み