冬の朝/少女/二度寝
▼感想を書く
作者:(๑╹◡╹)ノ
▼感想を書く
投稿話順全話感想
犬咲夫藍 2025年12月29日(月) 21:17
命短し恋せよ乙女
まさにこの小説を表した一文でしたね……。
ちなみに起きる直前の『溜め』は自分も好きです。
そして健気な主人公が可愛いですね。思考の端々からお調子者感があって、好きな娘のため身だしなみを整えたり。
また、想い人の言葉が終始分からないのが印象的でした。分からないのに、様々な描写から相手もまた主人公を想っているように感じました。
そして主人公が二度寝していく時の指先の冷たさと、身体の中でマグマが煮え滾ったような熱。死に向かい、激しく熱くて寒い中で、それでも"あの子"の人肌の温度が意識される。熱くもなく冷たくもない。極端な冷暖の中間でこそ、そのぬくもりが際立っているように感じました。
しかもそれは、死の間際、最後に一つだけ出来ることの中から選ばれた選択。目を開けることではなく、そのぬくもりを感じる事を選んだ。愛ですね〜〜。