武太珸瓏 2016年11月22日(火) 23:50
更新、お疲れ様です。
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今回は、先ずはホッとさせてくれるお話でしたね。
そして、やがてそこから一気に動き出す爽快感。
溝口さんの言葉を通して、伊丹さんから受けてきたキツいイメージもいくらか和らぎましたし、そうやって仲間の様子をよく見て慮ってくれる溝口さんも、本当に良いリーダーですね。
こういう人も、確かにいます。
『天才と平凡』の回で、伊丹さんが河瀬さんに辛辣な批評を浴びせた後に、「ただ・・・」と続けようとしたことが一体何か、ずっと気になっていたのですが、溝口さんの言葉は、もしかしたらそれと近いことを代弁しているのかな? と思いました。
纏め役のポジションにいるから、あまり我を張り過ぎないようにはしているのでしょうが、自分のやりたいことは当然あるでしょう。
溝口さんが河瀬さんのプロットを評価していることについて、最初のプレゼンの場面で、彼女が河瀬さんのプロットに反応する描写があるのを見つけて、パズルが一つ嵌まった気がしてちょっと嬉しかったです。(見当違いだったらスミマセン)
それにしても、彼女って小柄だったのですね。
口調などから、颯爽とした宝塚の男役みたいな、同性にモテそうな姿が浮かぶところだったので少し意外です。
伊丹さんをフォローしていたはずが、いつの間にか愚痴が零れてきて「背高いし」を連呼する辺り、よほどコンプレックスになっているようですね。
あと、自分の作品への反応を気にしたりとか。
クールな印象の溝口さんと伊丹さんの人間味に触れた感じで親近感が湧いてきました。
そして河瀬さんが動き始めるところ、爽やかで良いですね~!
音楽で例えると、それまでゆったりとしたテンポのピアノソロで流れていた曲が、一気に元気よく転調して、オーケストラが加わってくるみたいで。
別に音楽に詳しいわけではないので、自分で云ってて恥ずかしい表現ですけど、そんな感覚になりました。
「学校の廊下で走るなんて初めてかもしれなかった」というモノローグが今回のお気に入りです。気持ちよさそうで。
*
登場人物の名前について一人、「あれ、もしかして・・・?」と思う人に当たりました。
『不思議な少女。』の回まで読み返していて、ふと気になったことを調べていたら「あ~ッ!!」となりました。
別に答え合わせはならさなくて結構です。ひょっとすると、これからも新しい発見がありそうなので、その辺も楽しみにしています。
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Boukun0214 2016年11月27日(日) 20:33
今回もありがとうございます。
ようやくシリアスパート抜けました。。。
溝口は小柄なのですが威圧感を持っているので石井目線では少し大きく見えています。同性からは・・・どうでしょうねwお嬢様学校に通っている隠れ設定がありますが、「お姉さま」と慕ってくる生徒がいたら面白いかもしれませんね。
伊丹の台詞のところ、察してくれましたか・・・!彼は悪いところだけを言おうとしたわけではないのですがそれまで河瀬のメンタルが持ちませんでした。溝口のフォローは伊丹が言いたかったことの代弁でもありますね。
溝口は纏め役として責任感を感じている分、回りに出来るだけ機会を与えようと言う気持ちも多いのだと思います。その裏では打倒伊丹を掲げて頑張っていますが。
溝口は河瀬の持ち味に気が付いたんですよね。彼女はネガティブなので相手の良いところを見付けると自分の良いところが見えなくなって今回みたいなことになったんですよね。溝口、アフターケアご苦労様。
石井編では、彼等の大体のポジションと性格がわかれば良かったというか、石井自身がvs伊丹で他のメンバーと関わりが薄かったので、河瀬にはその分、各キャラに近付いてその人間性を掘り下げさせてみました。石井が独走している間、彼女は他者と関わって成長していたんということが伝われば幸いです。自問自答の決着をつけてくれるのはいつでも他人なんです。でも相手がいると結局自分と向き合って答えを出すしかなくなるんですよね。不思議です。
河瀬の気持ちは前向きに、ピアノの表現気に入りました~。私は音楽を聴きながらお話を考えることが多いのですが、河瀬の話はV.K氏の「Wings of Piano」を聴きながら考えていたので、オーケストラはありませんが雰囲気的には合っていますw是非聞いてみてください。良い曲です。布教です。
彼女は優等生なので廊下は急いでても早歩きなんだと思います。真面目です。
もしかしたら、気付いてくれたこともあるのかな?このキャラ達はもともと友人が考えたものなので私のわからないことも沢山あるんですよね~。。。
それではこの辺で。また。
武太珸瓏 2016年11月18日(金) 23:10
初めまして。
実はけっこう前から拝読していたのですが、今更ながら感想を書かせていただきます。
何はともあれ、まずは登場人物のネーミングにニヤニヤさせられました。
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リーダーの“溝口”さん、特撮マニアの“本多”さん、技術肌の“宮川”さん、“伊丹”さんに“内田”くん、女性の“河瀬”さん・・・。
主人公の“石井”くんはどの“石井”さんでしょう? 網走ったり乱れ歩いたりした方なのか、狂い咲いたり逆噴射したりしてる方なのか・・・。いろいろイメージできて楽しいです。
こうなると、この先撮影が始まったら、今度は役者さん由来の人物が登場してくるのでは? と、ちょっと期待してしまいます
本多さんはこのキャラだと、別な人名が浮かんでくるのですが、その方の名前が出ると如何にも安易なので、これで良かったかと。
まあ、モデルは飽くまでもモデルでしょうし、言うだけ野暮ですね。失礼しました。
主役二人が恋愛関係でないと明言されていることにも、個人的に好感が持てました。
おかげで安心して読めます。
それにしても伊丹さん・・・。
こういう人いますね。
自分の中では一番イメージしやすい登場人物です。
この人の言葉は、まるで自分が直接言われているみたいにグサグサときます。
うう・・・。
この人に私の駄文を読ませたら、ボロクソに叩かれることでしょう(汗と涙・・・)
彼にキツい言葉を投げられた河瀬さん、同情します。
最初のプロット提出後の石井くんとのやり合いは、もし溝口さんが止めに入らなければ、どんな応酬に発展していたのか、知りたいような知りたくないような・・・。
お互いの主張、理想のぶつかり合い。
どんな現場でも目にします。
伊丹さんの、
「創り手がどう考えていようが、受け取る側がそう受け取ってしまえば、その作品はそうなってしまうんだ」
「制作者の説明がないと伝わらない映画なんて、いい映画になるわけがない」
という言葉は、正論至極でしょう。
読み返していて、ある活動屋の先人の『売れない絵を売っていたのではプロではない』という言葉を思い起こしました。
けれど一方では、私の敬愛する作曲家の言葉も浮かびました。
その方は、楽壇で異端扱いされても自分の創作姿勢を曲げなかった人ですが、
『時計の針は12時間ごとに同じ時間を指す』
と、身内の前で仰っていたそうです。
流行や風潮に惑わされずに、己の信じる物を創る、という信念でしょう。
この石井くんと伊丹さん。
二人のやり取りは、物創りはどうあるべきかを考えさせられて、読んでいてハラハラドキドキさせられました。
それでもいざ、相手の作品に協力すると宣言したら、彼らはもうチームですね。
それまでは集団内でのディスカッションのドラマでしたが、ここからは、同じ船のクルーとして、外部から来るもの(個性的な役者さんやら、現場の段取りやら、スケジュールの配分やら、ロケーション、気象や天候など)に立ち向かうのでしょう。
撮影開始へ漕ぎ出すまでのドラマは、石井くんの『スクリーンプレイ』編できれいに一区切りついている感じで、最初に読んだときはここで最終回なのかと思いましたが、今の河瀬さん視点の物語も共感しながら、興味深く読ませていただいてます。
(部活を辞めるくだりには、正直『そこまでするか?』と思いましたが)
それにしても、自主映画創りは、純粋な創作意欲によって動かされていて清々しいものがあります。
彼らの創った映画を観てみたいものです。
私事になりますが、最近の私は、ワケあって自分が本当に映画が好きなのかどうか判らなくなる心境なのですが、この小説を読んで、映画をはじめとした“人がものを創るということ”を嫌いになれない自分を再認識しました。
会議のシーンの緊迫感にハラハラさせられる一方で、、全体の文体が淡々としているバランス感も好みです。
長々と、ちょっと偉そうな文面になってしまっていたら失礼しました。(自分はロクなのが書けてないクセにね(^_^;;> )
これからも頑張ってください。
-追記-
返信、ありがとうございます。
やっぱり、登場人物のキャラクター描写は自然に生まれてきたものだったのですね。
いただいたヒントから、いろいろ想像して楽しませてもらっているところです。
溝口さんと伊丹さんの性格変更も「なるほど」と思いました。確かに最初に読んだときには、モチーフの人物のイメージでは、伊丹さんが溝口さんに見えていたもので。
主役二人の関係についての件は、私自身の場合、異性の幼馴染みに対して恋愛感情が沸かなかったのですが、創作の世界では大昔から、異性の幼馴染みの恋愛譚が無数にあって、そのことに少々食傷気味だった個人的感情から来るものでした。
作品各々の面白さとは別な話ですが。
一方で、恋愛感情は絡まなくとも、お互いが異性だからこそ得るもの(例えば、同じ物を目にしても別な物が見えていることに気づいたりとか)も確かにあって、そこからが生まれる何かがあるのでは、と思ったりもします。
ともあれ、これからも闘いに挑む“七人の侍”(ちょっとキザな呼び方をしてしまいました。というか、人数合ってますよね?)の物語を、気長に楽しみにしてます。
では、失礼します。
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Boukun0214 2016年11月18日(金) 19:27
ご感想ありがとうございます。
ネーミングについて気付いてくれましたか!(このテーマの小説を読んでくれるような方は気付いてくれると思ってはいましたが。)
はい!ニヤニヤしてもらってとても嬉しいです。どの登場人物が誰由来かは考察していただくのも、ひとつの楽しみだと思っているので詳しくは言いませんが、ヒントは登場人物の年齢ですかね。
登場人物のモデルについては最初はほぼそのまま取ってこようとしたらいつの間にか今の性格になったんですよね。登場人物の成長は思うようにいきません。。。
幼馴染み二人を恋愛関係にしようかどうかは実は悩んでました。でも、まあ河瀬は良いとして石井の性格を考えるとどうも恋愛というのがしっくり来なくて、このような関係に落ちつきました。
伊丹ですか。・・・はい。彼のような人間はクリエイターの世界には多く居そうですよね。本当は溝口をこのポジションに持ってきても良かったのですが、彼女にはまとめ役をやって貰いたかったので、ライバルとして、そして器用な天才としての伊丹をここに連れてきました。彼の酷評に次ぐ酷評は正論ながらもかなり突き刺さるものがありますよね。。。悪気はないんです。彼にも。河瀬を追い詰めるのにはとても役立ったなんて言えません。
私は実際、「誰に見せるのも目的としていない映画は作るべきじゃない。そんな心持ちなら止めてしまえ。」と言われたことがあり、彼の意見にはそんなところを噛ませているんです。
彼には彼なりの信念があり、負けたならそこまで、良いものを創るために協力してもらおうと思います。一癖も二癖もある役者陣、いつになったら出てくるかなぁ・・・(遠い目)
河瀬の部活を辞める下り、あれは何故か気が付いたら河瀬が部活を辞めてました。きっと彼女の中での選択の結果なので、尊重していこうかなと。彼女、思い込みが激しいのでこのくらいの大袈裟な行動の方が実は良いのかもしれません。
心境の変化に私なんかの作品が関わっただなんて、物書き冥利に尽きます。。。彼らの映画、私も観てみたいですねえ。モノを創ることを描いた作品はその作品の描写が一番悩み所で、映画のストーリーが詳しく語られるかも今後の彼ら次第となっていくのでしょうか。
最後に、最近更新が止まってしまっていたので、そろそろまた、更新しようと思います。今は書きたいことを書くための前段階なのでどうも筆が乗らなくて・・・。
こちらも長々と失礼しました。早速頑張ります!