タイトルヒカルの碁 再起小説ID10593
原作ヒカルの碁作者コンタソバ
あらすじ原作から十数年後、三十路前に本因坊戦で勝利したヒカルは自宅に戻った後、“彼”と過ごした日々を思い返そうとして……頭を抱えて塞ぎこんだ。

原因は郵便受けに入っていた1枚の葉書き。

裏面が写真になっているもので写っていたのは、ゆったりと座れる大きなソファに大きく膨らんだお腹を撫でながら、優しそうな微笑を携えた自分ではない誰かと幸せそうな顔で写る美人な姿へと成長した幼馴染の姿だった。

写真の下の方に「赤ちゃんが出来ました(5ヶ月です)」と書かれているもの見たとき、ヒカルは眩暈がした。

よくよく考えてみれば棋士には出会いがない。いや、女性棋士は確かにいるものの、棋士全体に対して数パーセントしかいない。残りは自分を含め中年のオッサンばかり。

合コンに誘われても棋士という職業に興味を持つ女子・女性は少ない。めっきり少ない。いないことはないけれど少ない!大事なことだから3回言った。

このまま独身で過ごす可能性が高いことを悟ったヒカルは、親友で生涯の好敵手でもあるアキラを行きつけの居酒屋に呼び出した。

本因坊となったヒカルを祝おうと思って足を運んだアキラだったが、居酒屋のカウンター席で日本酒や焼酎を、水か何かを飲むようにしてグビグビ飲み干すヒカルを発見する。

本因坊となれたことに歓喜して……という空気ではないことを一瞬にして把握したアキラはヒカルの側に駆け寄り、事の次第を聞きだし後悔したが、1時間もした頃には互いが結婚できないことを罵りあう酔っ払いが2人に増えていた。

そして……オッサンは過去に遡る。
タグヒカル逆行、佐為があかりに憑く
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掲載開始2013年05月12日(日) 13:35話数連載(連載中) 1話UA69,639
最新投稿2013年05月12日(日) 13:35しおり11件お気に入り208件
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