| タイトル | 二度も殺されたタクシー運転手 | 小説ID | 148402 |
| 原作 | 現代 / ホラー | 作者 | 南 秀憲 |
| あらすじ | エブリスタ、小説家になろうに投稿。 私は悲しいことに六十三歳である。何が悲しいのかと言うと、六十三を六と三に分解すれば【むざん】と読めるからだ。 縁起でもない嫌な語呂合わせだ。 私は、二人組のタクシー強盗をどうしても許せなかった。そこで、自ら鳥取警察署に出向いて、彼らの行状を目撃者として訴えてやると、四日後に米子≪よなご≫でお縄になったと、駅前で買った新聞に大きく顔写真入りで掲載されていた。どこで手に入れたのだろうか、私の三十代の顔写真も一緒に……。というのも、私の属するタクシー会社には、不鮮明な顔写真しか出せていなくて、何度も、鮮明な顔写真を提出するように言われていたが、何度言われても、ボンヤリとした写真しか撮れなかったのも、事実だ。会社には、三十年以上お世話になっている。だが、足がうまく使えずアクセルとブレーキを踏む時に苦労することがあるのも、私に足がボヤーとしか存在しないのも、元々、死んで三十年経っているから、仕方がないと言えば、そうかもしれない。 でも、私は、今でも、依然六十三歳だが、現役バリバリのタクシー運転手をしている。 捕まった二人には、どのような刑罰を裁判員六名と三名の裁判官が下すのだろうか? 二度も、同じような殺され方をし、もうすでに鬼籍に身を置いている幽霊を、再び殺した罪の償いとして……。できれば、傍聴席に座って、検事と弁護士のやり取りを、いや、少なくとも裁判長が読み上げる主文だけでも、ぜひ聞いてみたいのだが。 しかし、【仕事が忙しい】ので傍聴席にゆっくりと座っていられないのが、とても残念だ。 | ||
| タグ | 短編 恐怖 怪談 幽霊 怪異 万人向け 足がない | ||
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| 掲載開始 | 2018年02月17日(土) 16:32 | 話数 | 短編 1話 | UA | 244 |
| 最新投稿 | 2018年02月17日(土) 16:32 | しおり | 1件 | お気に入り | 4件 |
| 開示設定 | 通常投稿 | 合計文字数 | 5,454文字 | 感想 | 0件 |
| 感想受付設定 | 非ログイン状態でも可 | 平均文字数 | 5,454文字 | 総合評価 | 4pt |
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