タイトルそれはいつか決めた相棒の合図小説ID270915
原作ドラゴンクエスト作者四ヶ谷波浪
あらすじ「なんか相棒の決めポーズとか作ろうよ!」
 たしか言い出したのは僕。
 空元気だった。ベロニカが死んでしまったことを知った僕たちはウルノーガを倒すための旅をしていた。でも暗い顔をしていられないじゃないか。だから僕はカミュに切り出したのだ。
「まぁ構わないが、どんなのがいいんだ?」
「何かいいことがあった時にハイタッチするみたいに、こう……」
 こぶしを作って、乾杯するみたいにぶつける。ちょっぴり特別なだけでいい。単純でよかった。ただ、カミュとの合図になればいいんだ。
「了解。ほら、相棒」
 カミュはその時、にっと笑ってこぶしを突き出した。僕はそれに応えて握りこぶしをこつんと付き合わせたんだっけ。

 それはかけがえのない思い出。二度と戻れない、過ぎ去りし時の。

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タグDQ11 カミュ 友情 クリア後
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掲載開始2021年10月10日(日) 03:46話数短編 1話UA803
最新投稿2021年10月10日(日) 03:46しおり7件お気に入り12件
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