タイトル合理の境界小説ID367396
原作デュエル・マスターズプレイス作者てんま10
あらすじあらすじ(修正)

崩れかけた建物の中に閉じ込められたプレイヤーとウェディング。慎重に行動しようとするウェディングと、直感的に脱出を急ぐプレイヤーは、判断基準の違いから衝突する。

「リスクを完全に排除するべき」というウェディングに対し、プレイヤーは「生き残るためには、時に必要なリスクを取るべきだ」と主張。合理性を重視する彼女に、人間の不完全さゆえの決断を問いかける。

そんな中、突如として天井が崩落。プレイヤーは反射的に飛びのくが、ウェディングは冷静に「分析中です」と動かない。焦るプレイヤーをよそに、彼女は即座に最適なルートを判断し、次の瞬間、迷いなくプレイヤーの手を引いた。

「必要なリスク、というのも、一理あるかもしれません。」

ウェディングに導かれながら、プレイヤーは瓦礫を避け、辛うじて安全な場所へとたどり着く。崩落が収まった後、ウェディングは静かに告げた。

「……まあ、今回はあなたの勝ちですね。」

プレイヤーは呆れたように笑いながらも、彼女の中で何かが変わったことを感じ取る。しかし、ウェディングはそれをあっさりと打ち消すように言った。

「次に同じことが起こった時は、あなたの判断が正しいとは限りませんよ。」

「わかってるさ。」

そう返すプレイヤーに、「次は期待しないでください」と釘を刺しながら、ウェディングは再び歩き出す。

――合理と直感の狭間で交わる二人の判断。暗闇の中、足音だけが静かに響いていた。
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掲載開始2025年02月18日(火) 11:02話数短編 1話UA155
最新投稿2025年02月18日(火) 11:02しおり1件お気に入り0件
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