【一発ネタ】真剣でロンリーウルフと闘いなさい (枝豆豆腐)
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【一発ネタ】真剣でロンリーウルフと闘いなさい

仄かに勘違い風味。もしかしたら色々内心をぶっちゃけるヤムチャさん視点も書くかもしれない。


ーーー

 

 

内に星の輝く七つの玉を前に一人の男が立っていた。

鍛え上げられた肉体と顔に傷を持つ壮年の男である。

強い決意の宿った瞳を携え、彼は呪文を紡ぐ。

 

「いでよ神龍!そして願いを叶えたまえ!」

 

男の言葉に応えるように七つの玉が光り輝き、空が暗雲に覆われていく。雲に走る稲妻が七つの玉に落ちると同時、巨大な龍が玉より現れた。

どんな願いも叶える神の龍は男が初めて見た時と変わらぬ姿で、僅かにあの頃とは違う言葉を発した。

 

「さあ願いを言え。どんな願いでも三つだけ叶えてやろう」

 

男にとっては既に見慣れた光景である。巨大な龍の出現に臆することもなく、男は三つの願いを口にした。

 

それはどれも神なる龍にとっては簡単な願いであった。

 

「容易いことだ」

 

 

 

そして彼の願いは全て叶えられた。

 

 

 

ーーー

 

 

 

「決闘?道場破りとか挑戦者じゃなくて決闘?」

 

川神院の道場にて武神と称される少女、川神百代は実の祖父に隠し切れぬ好奇心と喜びを含んだ言葉を返す。

 

「うむ、彼方からの申し入れに此方も正式に決闘として応じた。決闘は八日後、来週の日曜日じゃな」

 

川神鉄心は孫に川神院の総代として決定を告げた。

 

「決闘ってことはつまり、強いんだな?」

 

彼女が興味のあるのはその一点のみである。自らの渇きを、欲求を満たせる相手ならば他はどうでもいい。

 

「儂が直接見たわけではないから何とも言えんのう。ただ、話を持ってきた儂の古い友人はおぬしと相手の両方を知っていて尚、相手が勝つと確信しておるようじゃ」

 

そうは言うが、その物言いは祖父も相手の強さを確信しているようである。胸の内でますます期待が膨れ上がっていく。

 

「それに相手の名前くらいはおぬしも知っておるかもしれんぞ?ここ半年ほど世界中の大会で優勝を掻っ攫い、数多の流派を破ってきた餓狼の如き無敗の武闘家、自称亀仙流のヤムチャじゃ」

 

 

 

その後一週間ほど、上機嫌過ぎる武神に振り回されて散々な目にあった某弟分は会ったこともないヤムチャという男に恨みを募らせるのであった。

 

 

 

ーーー

 

 

「あった、これだ。」

 

大和は彼らの秘密基地で操作していた携帯を見つめながらそう呟いた、わ

 

「ん?どした?良いエロサイトでも見つけたのか?」

 

その呟きを聞きつけて下らない台詞を吐いたのは同じく秘密基地にて筋肉トレーニングに励んでいた筋肉バカこと岳斗である。

 

「なわけないだろ、ほら、姉さんが言ってたじゃないか、明後日の試合の相手のヤムチャとかいう奴の情報だよ」

 

ああ、と話を聞いていた岳斗以外のメンバーからも納得の声が上がる。ここ数日彼らのファミリーの百代がその相手との試合を非常に楽しみにしており上機嫌なのは周知の事実である。

勿論その百代に振り回される弟分の大和の苦労も。

 

「それでそれで!?どんな人なの!?そのヤムチャって人は!?」

 

どうも祖父もその実力を認めているらしいという姉の試合相手に一子は興味津々である。耳痛いから遠くで叫んで、と酷い言葉を返しながら大和は見つけた情報を伝えていく。

 

「年は姉さんと同じで東洋系の顔立ちの男。つか写真はこれね。出身地は不明、おそらく中国人じゃないかって言われてる。だいたい半年前くらいに現れて世界中で武闘大会に出場して全て優勝。同時に各地で道場破りを繰り返してそちらも全て勝利。現在公式戦無敗。その荒らしぶりと戦闘スタイルからロンリーウルフなんて呼ばれてるらしい」

 

ファミリーの皆に携帯の写真を見せつつ解説をすすめる。

 

「日本に来たことはないからこっちじゃ知名度は低いけど中国やヨーロッパでは既にかなり有名らしい。特に武術家の間ではかなりの知名度みたいだ。半年前以前の経歴は不明、亀仙流って流派を名乗ってるらしいけど余程マイナーな流派なのか、亀仙流について知ってる人はいないらしい。調べても全く引っかからないし姉さんによると鉄心さんも知らなかったらしいから、本当にそんな流派があるのか疑わしいね。フルネームじゃなくてヤムチャとしか名乗らないみたいだし、こっちも偽名とかリングネームの類なんじゃないかな」

 

情報量からいって、今ここで調べただけでは無さそうだ。数えきれない程の武神への挑戦者の中で、いちいち大和がそこまで調べることなど今までなかったが、最近の百代の盛り上がり具合を考えれば、それに巻き込まれている彼も多少興味を持ったというところだろうか。単に巻き込まれた恨みが向かっているだけかもしれない。

勿論わざわざそれを口に出すものはここにはいなかった。

 

「しかし凄い戦績だな。モモ先輩が盛り上がるのもわかるってもんだぜ」

 

「日本に来たことはないんでしょ?それにモモ先輩やルー先生ならこれくらいは簡単に出来るだろうし」

 

「いや、実際かなり凄いと思うけどなあ」

 

各々思うところを口にしていくが、やはり皆多かれ少なかれ百代が楽しみにしている相手に興味があるらしい。

 

「これで意外と礼儀正しい好青年らしくてね、戦った相手や道場破りにあった人達なんかにも悪くは思われてないらしいよ。今回の試合も中国の方で道場破りにあった結構有名な流派からの推薦らしい。もう中国で彼に勝てるような相手はいないだろうからってさ。」

 

「うわぁ、それってつまり中国じゃもう敵なしってことでしょ?確かにすごいわね」

 

「写真見る限りイケメンで腕っ節は超が付くほど強くて性格もいいだぁ?なんて怪しい野郎なんだ」

 

馬鹿の嫉妬は置いておいて、まあこの短期間で調べられそうな情報はこんなところだろう。姉さんが楽しみにするような相手だってことは理解出来たし、多少好奇心は満たせた。どのみち明後日には本人が試合に来るんだし、(間接的に)迷惑をかけられた腹いせに負けるところを拝みに行ってやるのもいいかもしれない。

 

この時大和はそんな風に考えていた。どんなに相手が強かろうと姉が勝つのは当然のことだと思っていたし、明後日の試合も唯の日常の一コマとしか認識していないのは当たり前のことであった。

 

 

ーーー

 

 

 

決闘当日、軽い気まぐれから大和をはじめ、ファミリーのメンバーは今回の決闘の見学に来ていた。あの日大和が調べた戦績から興味をもったのかもしれない。

 

大和が目をやると、件の青年は道場の端で準備運動を行なっていた。山吹色の生地に背中には大きな亀の文字の非常に目立つ道着を着た長髪の男、写真で見た通りの顔をしている、彼がヤムチャで間違いあるまい。

 

一目で鍛え上げられているとわかる肉体に加え、武術に関しては完全な素人である自分にもわかるようなキレのある動き、無敗の男の通り名は伊達ではないということか。

 

しかし、ふと彼の反対に座る百代を見てみればなんとも気の抜けた様子である。静かに、しかし真剣に準備を整えているヤムチャに対し、百代は特に身体を動かすでもなく座り込んでいた。

あの顔は知っている。挑戦者が弱くて期待外れだった時の顔だ。彼女は相手の気を感知して、ある程度の強さを把握することができる。自分には戦績に相応しいとしか思えないヤムチャだが、気の大きさを感じることのできる彼女には役不足に感じられたのだろう。

 

これは今回もすぐに終わってしまいそうだ。終わった後の姉の不機嫌な様子を考えると今から気が重くなる。せめて少しは姉を楽しませてから負けてくれ。

この時大和な真剣にそう考えていた。それが大きな勘違いだとも知らずに。

 

 

 

ーーー

 

 

 

「これより川神流、川神百代と亀仙流、ヤムチャの決闘を執り行う!双方、準備は良いか!」

 

「応!」

 

「ああ」

 

道場に見届け人を務める川神鉄心の声が響き渡る。ヤムチャはそれに気の入った声で返し、百代は些か気の抜けた声で返した。

既に百代の機嫌は悪そうである。大和は戦々恐々としてヤムチャの健闘を祈った。

 

「それでは、……始め!!」

 

「川神流、無双正拳突き!」

 

開始直後に百代は得意の正拳突きを放った。これまで多くの挑戦者を沈めてきた一撃であり、常人程度しか気を感じられない目の前の男もこれで終わりだと、確信を持って放たれたその一撃は…

 

「はあっ!」

 

彼が正面から打ち返した拳に受け止められていた。

 

何故止められた、ヤムチャから感じられる気は変化していない。壁を越えるどころかその手前にも届いていない彼の気では、どうやっても止められる筈がない!

 

百代は大いに混乱していた。それは見ていた観客も同じである。武術については詳しくないファミリーの面々は勿論、川神流の師範代であるルーですらも何が起こっているのか理解できなかった。

この試合を見ている者の中でそれが理解できたのは川神鉄心ただ1人。

 

(随分とまた器用なもんじゃ。何かあるとは思っておったが、実際に目にするまで察知できんとは……ワシが衰えたのか、彼の実力がそれほどの物ということなのか……)

 

 

 

初撃を受け止められて混乱した百代だったが、流石は武神というべきか、切り替えは速かった。

即座に連撃を放ち、彼を追い詰めんとする。

 

しかしそれもヤムチャは全て正確に捌き、防ぎきっていく。一見ヤムチャの防戦一方にも見える攻防であるが、拳を交える2人の表情は真逆。涼しげな表情で攻撃を全て捌くヤムチャと、何が起こっているのか理解できず、未知の状況に混乱しながら攻撃を放ち続ける百代の図である。

 

 

 

「今度はこちらからいくぞ!狼牙風風拳!」

 

未だ困惑の解けない内に、今度はヤムチャから攻め始める。高速の連撃、その名の通り、まるで狼を彷彿とさせる苛烈な攻撃である。

 

強烈は攻めの前に今度は防戦一方になる百代であるが、この攻撃が更に混乱を助長させる。攻撃も明らかに、感じ取れる気からは想像もつかない程強力だ。気を抜けば一瞬で持っていかれる。

 

 

そうして暫く攻防が続く中で、百代は遂にからくりの糸口を掴んだ。攻撃を防ぐ時に僅かに揺らぐ彼の気、極限まで集中してそれを感じる。

 

(……見えた!)

 

確信を掴んだ百代はこの決闘が始まって初めて大きく距離を取り、ヤムチャを睨み付ける。

 

「随分と舐められたものだな。まさか気を隠したまま戦おうとは」

 

この言葉に観客達は驚愕を露わにする。まさか世界に名を轟かせる武神相手にそんなことをする奴がいる筈がない。そう考えるのが普通であろう。しかし鉄心は驚きを見せずに静かに頷き、そしてヤムチャ本人は少し驚きながらも感心した表情だ。

 

「どうしてそう思う?気は感じられなかっただろ」

 

「私の攻撃を防ぐ瞬間、ほんの一瞬だけ気を高めているんだろう?僅かに気が揺らぐ瞬間があった。集中して気を感じてみれば、気が上昇していることに気付いた。速すぎて、どの程度まで気を上昇させているのかもわからなかったがな。私の攻撃を防ぐ瞬間に気を高めているのは間違いない。それも、私に対抗できるレベルで」

 

百代の言葉を聞いて、ヤムチャは思案するような表情を見せる。

 

「揺らぎを感じた……か、俺の気の制御を感知できる実力だったってことだな。少し甘く見ていた」

 

悪いクセだ本当。と1人で納得したようなヤムチャの様子に百代も余計に腹を立てたのか、不機嫌な様子でヤムチャに声をかける。

 

「御託はどうでもいいが、もうタネは割れたんだ。小細工は抜きでかかってこいよ」

 

「ああいや、気を悪くしないで欲しい。瞬間的な気の制御とか、気を極力使わずに肉体を鍛えるとかそういった類の修行なんだ。わかったよ、これは辞めるから」

 

慌てた様子で応えるが、あまりフォローになっていない。百代の更に怒りを強くしている様子に気付いたのか、諦めた表情で構えを取る。

 

「けどほら、俺はここでは少し強過ぎる」

 

そう小さく口に出して、彼はその力を解放した。

 

 

 

ーーー

 

 

 

爆発、怒涛、それをどう表現すればいいのだろうか。まるで竜巻の様な空気の流れがヤムチャを中心に発生し。気を感じる事のできない大和達ですら、その中心にいるのは圧倒的で絶望的な存在であると本能が叫ぶのを感じていた。

 

気を感じる事のできる面々の感じた衝撃は更に大きかった。武神のすぐ側で、川神市という強者が溢れる町で過ごしてきた彼らでさえ、未だ嘗て感じた事のない大きさの気であった。

百代は真っ向からその気を受け止める。

 

(なんて気だ……私を10としたら50、或いはそれ以上!!デカ過ぎて正確に掴むことすらできない!!)

 

巻き起こる風が止むと、その中心には炎の様に溢れ出る、視認できる程に高まった気を身体に纏ったヤムチャが立っていた。

 

「へえ、これでも闘争心は衰えないどころか、楽しそうな表情とは驚いたな。少し懐かしい気分になる、あいつみたいだ。にしてはちょっと危なかっしいが」

 

ヤムチャは百代の顔を見ながら、どこか遠いところを見る様な目でそう言った。

 

「ああ楽しいね!これほどまでに勝ち目が全く見えない相手なんて初めてだ!全力全開でいくぞ!」

 

百代も気を全力で解放し、ヤムチャに向かって構えを取る。

 

「か〜わ〜か〜み〜〜〜」

 

それに慌てたのは鉄心だ。瞬時に気を練り上げ、2人の周囲に結界を張り巡らせる。

 

「いかん!このままではこの辺りが更地になるぞ。ワシだけでは保たん!ルー、結界を張る、手伝うんじゃ!」

 

「ハッ、ハイ!」

 

鉄心の言葉で正気を取り戻したルーも急いで結界を張り始めた。

 

 

 

ーーー

 

 

 

ここで少し戦闘力という概念について話をしよう。

戦闘力とはとある世界で使われる強さの基準である。これは数値として算出されるが、単純な足し算引き算で表せる物でもない。

例えば戦闘力1000〜2000の人間が5、6人がかりで戦っても戦闘力5000程度の人間には全く歯が立たない。

戦闘力が1.5倍の相手にダメージを与えるのは非常に困難であり、この辺りがあらゆる手段を使ってようやく勝ち目のあるギリギリのラインである。

2倍の相手ともなれば、最早ダメージを与えられるレベルの能力差ではなく、全力の一撃が少しは痛い程度に収まる。これだけの差があれば、まず勝ち目はない。

 

さて、そこで百代とヤムチャの戦闘力であるが、百代本人が分析した程度の差で大雑把ではあるが間違っていない。

百代の戦闘力を1000とすれば、ヤムチャの戦闘力はおよそ5000といったところである。

ここで先ほどの説明を考慮すれば、こうなるのは必然であると言える。

 

 

 

ーーー

 

 

 

「かあっ!!!!」

 

「「「 !!?? 」」」

 

ヤムチャが叫ぶと同時に百代の放った川神波は消滅した。何が起こったのか理解できたのは川神院でもトップに位置する3人のみであった。

そしてその心境は驚愕と表現することすら生温い。

 

なんとヤムチャは武神の放った渾身の一撃を気当たりだけで相殺したのだ。

 

 

 

「な……」

 

「俺程度で喜ばれても困るんだがな。世界は広いぞ?俺より強い奴なんてゴロゴロいる」

 

そう言いながらヤムチャは再び気合いを入れる様に構えをとった。

「まあ……ついでだ。このまま腐らせるには勿体無い。少しだけ見せてやるよ。強い奴がいないなんて拗ねるには、ちょっと世界を知らなさ過ぎる」

 

 

 

気を使える者にはヤムチャを中心に気が荒れ狂うのが感じられた。そしてそれは少しずつ高まり

 

「界王拳、10倍だああああ!!!!」

 

爆発する。その瞬間に発生した気は鉄心とルーが張り巡らせた結界を一瞬で消し飛ばし、世界を震わせた。

まるで地震でも起こっているかの如く大地は揺れ、ヤムチャから放たれる気の余波で空気は暴れまわる。

その気は地球の裏側にまで轟き、世界中の達人達がその強大な力を感じた。

 

 

 

「あ……あ…そんな……」

 

ヤムチャの正面に立つ百代は優れた才能を持つが故に、その力の大きさを理解してしまった。これは世界を滅ぼせる力だ。自分など比べる対象にすらならない。彼から見れば、そこいらの一般人と何の違いもあるまい。

 

これまで百代は、例え格上でも自分が追いつけないと思った事はない。大半の相手はまだ子供の頃の自分すら下回る格下であり、数少ない格上であった釈迦堂もルーも鉄心さえも、幼い頃からいずれは自分が超えると確信を持っていた。

 

故に、どうやっても勝てない、どうすれば勝てるようになるのか理解もできない相手と相対したのは人生で初めての経験であった。

全ての武闘家達がどこかで感じる絶対的な壁を、彼女はこの時、生まれて初めて感じたのだ。

 

 

 

「長くはもたないからな、すぐに終わらせるぞ」

 

そう言った瞬間ヤムチャは百代の視界から消えた。

百代は完全に勘だけで後ろを振り向き、そして既に目の前に迫る拳だけが目に入る。極限まで引き伸ばされた今の彼女の意識の世界にあってなお、満足に認識すらできない。

 

(何も、何もできない。これが……)

 

 

 

そして、最後に彼女が目にしたのは優しく自分の額に触れる一本の指であった。

有り体に言うと、すごく手加減したデコピンであった。

しかし、武神と呼ばれた少女は、その一撃であっさりと意識を手放した。

 

 

ーーー

 

 

 

世界に駆け巡る武神を打ち破った武闘家の噂。絶対的な敗北と恐怖を知り、自信を失い1人の少女となってしまった武神。世界を震わせた強大な気を感じ、世界中から次々と川神市に集まる達人達。何故か川神市に居座るヤムチャ。

今、川神市で波乱の幕が開ける!!

 

 

 

 

 

 

 

続かない

 

 

 




地球を一撃で破壊できる力を持つヤムチャさんなのに扱いは可哀想ですよね
人間基準で言えばぶっ飛んだ天才なのです彼は。他の作品なら大抵は最強キャラなのです。
世界最強の武術家の弟子で、神様に教えを受け、宇宙の管理人である界王様の元で修行して、地球の為に戦って死んだ漢なんです。

なんと言おうと結局ヤムチャさんなんですけどね!


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