操虫棍使いの日常XX! (初代小人)
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仏の顔は何度まで?

初めましての方は初めまして。
第1期、又は他作品からの方はお久しぶりです。
XXは朝1買いに行きました。そのくらい楽しみだったんです。
今回は新たな登場人物も参加しています。
第1期共々、よろしくお願いします。


某日某所。

ここに四人のハンターが集まった…

 

 

芸術は爆発!地雷ハンターここに極まれり!

初代小人!

剣士ならば何でもござれ!我らが常識人にして良心!

狩友(男)!

剣と斧、二つの状態を使いこなし毒を巧みに操る!

狩友(女)!

モンスターは怖いけど頑張ります!勇気を振り絞る新参者!

操虫棍使い(女)!

 

 

 

僕「と、カッコよく自己紹介を済ませてみたわけですが。」

狩友(男)「今ので全部台無しだわ」

僕「うっせ!というかお前!あの時死んだはずじゃ!?」

狩友(男)「はっは!エイプリルフールだぜ!最早なんでもありなんだぜ!ってことで死者蘇生!」

僕「あっはい」

操虫棍使い(女)「よろしくお願いします…」

僕「ま、とりあえずHR上げようぜ〜」

 

 

 

現時点で、データを引き継いだ狩友男女ペアは上位、操虫棍使い×2がHR2。

偉そうなことを言っている小人だが、先人2人に助けてもらう状況である。

 

 

 

僕「ぶっちゃけこのメンツで集会所下位くらい負けるわけないやろ。さっさとキークエ回収しようぜ」

偉そうなことを言っている小人だが(ry

 

 

と、通知が出た。

「狩友(女)からギルドカードが届きました」

 

 

どうやら狩友(女)がその場の全員にギルドカードを送ったようだ。

 

僕「よし、削除しよう」

狩友(女)「何で!?」

僕「特に理由などない。強いて言うなら狩友(女)だからだ」

僕はキメ顔でそう言った。

 

 

狩友(男)「あ、どうせだから俺もギルドカード送っとこ」

 

 

「狩友(男)からギルドカードが届きました」

 

僕「あ、狩友(男)ありがとー。追加しといたー」

狩友(女)「何この差!おかしくない!?なぁ!」

 

 

そのリアクションの大きさが弄っていて楽しいことに、彼女は気づいていない。

 

 

僕「ま、そんなことよりひと狩りいこうぜ」

狩友(男)&操虫棍使い(女)「了解/はーい」

 

 

狩友(女)「人の話を聞けーーーーーー!」

 

 

 

 

僕「はいどうも、今回はホロロホルル捕獲クエストのために古代林に来ております!」

狩友(女)「無視された…グスン」

僕「あーごめんな。」

狩友(女)「うん…」

僕「と言うとでも思ったか!」

狩友(女)「うわーーーー!」

 

 

そんな訳でホロロホルルと遭遇したわけですが。

 

 

 

狩友(女)「畜生ーーーーー!」

 

若干1名、荒ぶってるんですが。

 

狩友(男)「いや、お前のせいやろ」

僕「あ、うんそだな」

 

 

そんなこんなでバーサーカーがスラッシュアックスを振り回しまくったおかげで

ホロロホルルはすぐに瀕死になるわけで

 

僕「ちょ、ま、ストップストップ!」

狩友(女)「うおりゃああああああああ!」

僕「ちょ、ごめんって!それ女子が出していい声じゃないから!落ち着いて!」

 

 

そんな一幕の後ホロロホルルを捕獲完了。

 

 

その後も順調に集会所下位の星2のキークエストを全て消化。

緊急クエストが出るはずだったのだが。

 

 

 

 

僕「あれ!?なんで出てないの!?」

狩友(男)「お前さ…」

 

そうして告げられた驚きの事実が!次回明らかに!

 

 

狩友(男)「伸ばさせねえよ!?あ、うん。二期になっても俺はこの役回りなのね。いや、キークエってさ。確かホロロホルルの討伐じゃなかったか?」

周りの空気が凍りついた。

 

ザ・ワールド!とかいう声が聞こえた気がした。

 

 

 

僕「あ、うん。仕方ないよ!ホロロホルル行こうよ!」

狩友(女)「おい小人」

僕「はい。」

狩友(女)「そこに正座。」

僕「はい。」

 

 

狩友(女)「何か言うことは?」

僕「引かぬ!媚びぬ!省みn」

 

 

 

「さて次回からは?私を含めた3人でお送りします。お楽しみに〜」

 




今日のモンスター辞典

・ホロロホルル

分類:鳥竜種


・温暖な森林地帯に生息するフクロウに似た外見の大型鳥竜種
・暗がりを好んで行動する習性から、ハンターズギルドでは夜鳥と呼ばれている。
・他の大型鳥竜種とは大きく異なる容姿と生態を持ち、非常にトリッキーな戦法を用いることから、幻惑の魔術師という異名をもつ。
・他の鳥竜種とは違い、嘴は短く、赤く輝く丸い両目は正面から見て横に並んでいるように見える位置にある故、ホロロホルルの視界は非常に狭いと考えられるが、その代わりに首の可動域が広く、体を前に向けながら後方を確認することも出来る。
・外敵を発見すると、鋭く鳴き、体を大きく膨らませて威嚇し、興奮すると耳を持ち上げ、赤く染まった内部を見せる。
基本的には闇に紛れて行動し、発達した翼で空を自由に飛び回る。
・翼の端には硬く鋭い翼爪を、足にも鋭い爪を持っており、これを用いて空中から襲いかかる戦法を好む。
・全身を覆う羽は、厳密には羽のように発達した鱗であり、翼の内側には、吸い込んだ生き物の方向感覚を狂わせ、一時的に前後不覚にする特殊な鱗粉が付着しており、ホロロホルル自体もこの効果を理解しているようで、戦闘中は積極的に撒き散らしたり、翼の風圧外敵の方へ鱗粉を飛ばすといったような使い方をする。
・また、ブレスは用いないものの、口から催眠物質を超音波によって散布する催眠波と呼ばれる特殊な指向性の音波を発し、浴びた生物の意識を混濁させ、深い眠りに落とすことが出来る。


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無間地獄

今回は「あの」悪名高いクエストに挑みます!
なんやかんや現段階で一番このクエストがしんどかったですね…
今回はネタ少なめで解説多めになってます…どうしてこうなった。
ネタが足りん!というそこの貴方!安心してください。
次話は多分いつも通りネタ要素に満ち溢れると思います。
あと、一応言っておくと筆者はエリアル操虫棍です。また乗りまくるわけです。
はい、前置きはこの程度にしておいて本編を。
どうぞ!


突然ですが、皆さんはトラウマクエストという言葉をご存知だろうか。

モンスターハンターのほぼ全てのシリーズに存在する、唐突なメインモンスター乱入クエストのことである。

 

 

モンスターハンターX、及びモンスターハンターXXには、それが四つ存在する…

 

 

 

という訳で、今回は「ざわめく森」というクエストをやっていきたいと思いますね〜はい。

メインターゲットはドスファンゴ1体の討伐ですね。

サクッと終わらせて帰ろうと思いま…え?

 

それじゃネタにならない?

それじゃあ質問です。

行きたい場所に行くのにわざわざ遠回りしますか?

最短ルートで向かっちゃえばいいじゃない。

最短ルート、使ってる?

 

 

スカイ

オーシャン

初代小人

「「withB!」」

 

 

 

分かりましたよもう…やりゃあいいんでしょやりゃあ!

そんな訳で、乱入モンスター討伐に挑戦します!

 

 

 

 

はい、やって参りました渓流です!

いやー落ち葉と満月が見事にマッチして綺麗ですね〜50分眺めてたい。

 

 

いや、痛い痛い!わかったから!行くから!

 

 

はい、エリア5に到着しました。

モンスターハンターポータブル3の時代には同じ名前のクエストでジンオウガが乱入したようですが…

と、いましたいました!

タマミツネさんです!

 

武器は熱雷の電竜棍、防具はカブラシリーズ一式に体力珠(1)を三つはめて体力+50を発動させたものですね。

え?武器はともかくカブラシリーズじゃ水が弱点じゃないかって?

そんな事言っても水流ブレス以外大した攻撃ありませんし。

 

 

 

そんなこんなでムービー終了、戦闘開始。

 

 

「どおりゃ!尻尾置いてけ!尻尾置いてけ!」

 

 

おめでとう!

こびと は ようかい しっぽおいてけ に しんかした!

 

 

タマミツネの主な弱点は頭と首、次点で尻尾。

頭の方が尻尾よりも攻撃が通りやすいのですが、正面に立つのは危険なので尻尾に重点を置いて攻撃。

隙を見て踏みつけジャンプでジャンプ攻撃!

 

 

「よっしゃ乗った!!」

 

その後順調に乗りダウンさせ、尻尾を切り刻む。

起き上がったタマミツネは怒り状態へ移行。

咆哮に合わせてエア回避。

フレーム回避には失敗したものの空中で怯むことで硬直の短縮に成功!

 

 

そもそもタマミツネ自体大ダメージを与えられるような攻撃はあまり持っていない。

 

これは勝てそうだ。

そう思ったのがフラグだったのだろう。

 

 

〜20分後〜

 

 

「え、ちょ、まだ終わらんの!?あ、やっべ、豚が来たよもうこりゃやばいって。同士討ちでクエストクリアとかやめてや!?」

 

 

僕の戦闘方法は至ってシンプル。

乗って殴る。それだけ。

 

 

しかしこの戦法は長期戦には向かない。

乗りというのはシステム的に言えば状態異常に近い。

ジャンプ攻撃を大型モンスターの特定の場所に当てることで乗り値が蓄積されていく。

この乗り値は時間によって減衰したりはしない。

また、ジャンプ攻撃を当てる武器やモーションによって蓄積させられる乗り値は異なる。

 

 

そんな御託は今は関係ない。

問題はモンスターは乗る度に乗りづらくなっていくということだ。

具体的には乗るために必要な乗り値が増えていく。

 

 

この二十分あまりで既に乗った数は片手で数えられないほどである。

そんな訳で、もうタマミツネに乗ることはかなり絶望的だと言える。

 

乗り成功時の固定ダメージで背ビレは破壊済み、尻尾は一段階破壊済み、頭はまだ無傷である。

 

 

 

「だーーーもう!こいつでも喰らえ!エキス〜ハンッター!」

 

狩技が炸裂。

猟虫を棍棒の先に付け、遠心力を利用して敵にめがけてぶっ飛ばす!

 

 

猟虫は見事タマミツネに命中、エキス3色全てを確保して帰ってくる。

そのタイミングでタマミツネが疲労。

 

 

疲労したタマミツネはティガレックス並にポンコツになる。

自分で出した泡でヌルヌル滑ってどっか行ったりする。

そんなタマミツネさんはとても可愛い。

 

しかし現実は厳しい…

ゲームに登場するタマミツネは全てオスである。

 

 

そんな馬鹿なことを考えながら尻尾を攻撃。

 

ブヂィ!

やっとの事で尻尾を切断成功。

 

怯んですっ飛んで行ったタマミツネさんはそのまま突進、しかし疲労は回復していないので転倒。

 

その隙に頭を攻撃、頭も破壊。

全部位の破壊に成功、残るは討伐するだけ。

この様子なら部位耐久値は通常個体とあまり変わってないのかな?

今更ではあるが、トラウマクエストに乱入する個体は体力が通常個体の2~3倍になっている。

 

 

現時点で25分針。

流石に熱雷の電竜棍レベル2じゃ削りきれないのだろうかと思い始めながらも半ば惰性で殴り続ける。

 

 

 

半ばタマミツネさんが可哀想になるくらいの長時間の戦闘。

30分針に到達した頃。

 

オトモアイルーが捕獲可能を宣言!

よっしゃこれは勝てるぞと再びフラグを建てつつも闘士を再燃させる僕。

しかしここで痛恨のミスに気づいた。

 

 

「うっわ大タル爆弾忘れた…」

狩猟クエスト、しかもこのような特殊な個体を討伐するなら必須とも言えるアイテム、爆弾を忘れたのである。

普段味方を吹き飛ばすくせになぜこういう時にだけ持っていない

 

 

さてどうするか。

とりあえずタマミツネが眠ったのを確認してタマミツネの元へ。

そして特に大技を持たない操虫棍で一閃。当然その程度のダメージで止めがさせるわけがないわけで。

再び戦闘開始。

 

 

しばらく戦うとタマミツネは隣のエリアへ。

追う小人。

弱っているタマミツネは再び休眠へ。

追って一閃。

隣のエリアへ逃げ出すタマミツネ。

追い、攻撃する小人。

三度休眠に入るタマミツネ。

追って一閃。

 

 

 

正しくタマミツネにとって地獄絵図とも言える光景であっただろう。

こうして惨たらしいループをされたタマミツネは、とうとう討ち取られた。

 

 

ちなみにメインターゲットのドスファンゴはその後一分ほどで討伐されたそうな。




今日のモンスター辞典

・タマミツネ

分類:海竜種、海竜目、海獣竜亜目、泡狐竜下目、タマミツネ科



・ユクモ地方の渓流で最近発見された海竜種の大型モンスターで、海竜種のなかでも独自の進化を遂げており、他の海竜種にない多くの特徴を持つ。
・狐や蛇、霊獣のような神秘的な雰囲気を持っている。
・咲き乱れる花のような美しい白と菫色の鱗に、尻尾などを覆う紫色の毛、そして頭部や背中の花びらのような大振りのヒレが特徴。
・特にオスは一段と立派なヒレを持ち、そのヒレはタマミツネの感情によって、より鮮やかに色付くこともあり、特に繁殖期には凶暴になり、出現時にはハンターズギルドの警戒が強まる。
・一方メスは幼体と集団生活をしており、めったに人里に姿を現すことは無い。
・海竜種自体が水辺での生活に適した体の構造をしているが、タマミツネは陸上での活動に適応しており、獣のように腹を浮かせて立つ上に、高い運動能力を誇る。
・但し牙獣種のように、地上を「走り回る」ことには適していないようで、地上を移動する際にはやはり他の海竜種と同様這うようにして滑る。
・上顎には高圧の水流を噴き出す器官が存在し、外敵との戦闘時にもこれを用いて水流ブレスを噴射し、また同時に体を動かすことで広範囲を薙ぎ払うという技も持つ。
・最大の特徴は、全身から分泌する特殊な体液と体毛を擦り合わせることで、大量の泡を発生させることである。
・タマミツネが生み出した泡は非常に良く滑り、大量に浴びると、ほとんどの摩擦がなくなり、まともに動くことすらままならなくなる。
・タマミツネはこの特性を理解しているようで、戦闘時にはこの泡を積極的に撒き散らし、相手に浴びせかけることで相手の行動を封じ、自らは摩擦を軽減させて素早く動く。
・ただし疲労時はこの限りではなく、自らが生み出した泡を持て余して上手く動けずに転んでしまったりもする。








・ドスファンゴ

分類:牙獣種、偶蹄目、ブルファンゴ科



・ブルファンゴの群れ中で最も力をつけ、ボスとなったオスの個体。
・ハンターズギルドでは他のブルファンゴと区別され、「大猪」と呼ばれる。
・ブルファンゴの二回り近くも大きくなっており、体毛も白く変化しているが、ブルファンゴ自体個体間での体格の違いが大きいため、群れで一番大きなブルファンゴが必ずドスファンゴであるとは言いきれない。
・ドスファンゴは群れの全てのメスを独占することが出来る代わりに、群れに降りかかる全ての危機と戦わなくてはならず、いつも走り回りながら縄張りを巡回している。
・ブルファンゴ同様茸類を好み、よく牙を使って土を掘り返して食べている。
・ドスファンゴの牙は左右で大きさが違うが、これは人間でいうところの利き手にあたり、小さい方はよく使っているため磨り減っているということである。
・草食種に分類されていたこともあったが、ハンターへの攻撃性が他の草食種の比にならないほど高かったため牙獣種に分類されることとなった。


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モンハン小説で茶番をするのは間違っているだろうか

お久しぶりです。
文字通りずっとモンハンしてました。春休みの宿題が終わってません。
始業式は明後日だと言うのに…
これは妖怪のせいだ!


今回は第1話の続きです。そちらを読んでからお願いします。

1話へのリンク

あと今回は第二話の分を補充するかの如く、茶番多めです。というか9割茶番です。
ではでは。


イジられ過ぎた狩友(女)がバーサーカーになり、尊いホロロホルルの命が潰え、小人の残機が1減ってからしばらくしてから。

 

 

操虫棍使い(女)「お、オストガロアですか…どんなモンスターなの…?」

狩友(男)「簡単に言うと頭二つの龍だな。」

操虫棍使い(女)「なにそれ怖い」

狩友(女)「あ、でも正体はイカっぽいよね」

操虫棍使い(女)「え、やっぱ何それ理解できないんですが…」

 

 

僕「いや、残機のくだりはスルーなのね。」

操虫棍使い(女)「何言ってるんですか?遂に頭おかしくなったんですか?」

狩友(男)「言っておくがこいつが時々訳の分からんことを言い始めるのはモンハン4の時からだ。あと頭がおかしいのは昔からだ。」

僕「酷くねえか!?根拠を示せよ!」

狩友(男)「ヒント:爆弾」

 

 

場が静まり返る。

 

 

 

その沈黙を破ったのはやはり頭がおかしい地雷ハンター(初代小人)

 

 

僕「俺が狩友達にキチガイ扱いされるのは絶対に間違っている!」

狩友(男)「ラノベか!」

 

この間わずか0.5秒。

このツッコミの早さはやはり。

 

 

 

女ハンター×2「「年季の差か!」」

 

 

狩友(男)「何その年季、全然嬉しくないんだけど。」

操虫棍使い(女)「と、とりあえずオストガロア行きましょうよ!このままじゃ埒があきませんって!」

 

 

そんな訳でクエストへ。

狩友(男)が「狩猟描写より前座の茶番の方が長いんだけど。これモンハン小説として大丈夫なんだろうか…」と少し悩みながらブツブツ言っていた。

済まない、その疑問についての答えは作者すら持ち合わせていない。

 

 

 

 

ハンター×4移動中

 

 

 

クエスト開始。

と、同時に。

狩友(男)のカラータイマーが点滅し始めた。

 

 

 

狩友(男)「あ、やばい充電が。まあ落ちるまでとりあえず頑張るわ」

操虫棍使い(女)「よろしくお願いします」

僕「あ、これ俺今回ハンターランク上がらんやつや」

 

 

 

などと軽口を叩きながらオストガロアと交戦する。

 

途中

「見ろよ!こいつの首踏んで切ったらめっちゃ楽しい!」とか

「あ^〜ハンターがぴょんぴょんするんじゃぁ」とか言ってたエリアル操虫棍使いが見えた気がしたけど気のせい。

 

 

 

僕「あ、そうそう、ネットで見たけど粘液当たったらめんどいんやって?」

狩友(女)「うん、そのままでも問題ないけど回避行動したら骨ダルマになる。」

僕「え?何それどんなん?ちょっとやってみてや!」

狩友(女)「あん???」

僕「はい、すいません」

 

 

 

そうこうしているうちに狩友(男)が充電切れ(ゲームオーバー)

 

 

 

と、

僕「あ、俺のDSピコピコし始めたwwwおい見ろよwww」

狩友(女)「んなこと言ってる場合か!」

僕「だって上位ハンター(笑)の狩友(女)様がいりゃ俺いなくても問題ねえだろ」

狩友(女)「ごらてめえそこに直れや」

 

 

 

ちなみに隣では狩友(男)が画面を見ながら鎮座し、操虫棍使い(女)は僕と狩友(女)の争いを沈静しようとしながらオストガロアと戦っている。

すごくカオスな事になっている。

 

 

 

僕「カラータイマーwwもうじき乙るwwwゼットン来るwww」

狩友(女)「腑抜けたこと抜かす前にさっさと殺れ!」

操虫棍使い(女)「これが粘液ですか…二人とも落ち着いて…あわわわわわわ…」

狩友(男)「…」

 

 

 

 

 

狩猟開始から4時間、操虫棍使い(女)は晴れてハンターランク4となり、上位ハンターになれたことをここに記す。

そして狩友(女)の口調から女らしさがログアウトしたことも余録として記す。

 

 

 

狩友(女)「何書いとるんじゃゴラァアアア!」

 




今日のモンスター辞典


オストガロア

分類:古龍種



・無数の竜の骸が堆積した「竜ノ墓場」に生息する異形の超巨大古龍種
・骸の中で蠢く姿からハンターズギルドでは「骸龍」と呼ばれている。
・因みに読み方は「がいりゅう」である。グラビモスと被ってるなんて言わない
・捕食欲求が極めて高く、生息地域近辺のあらゆる生物を貪り尽くすため、生態系に極めて大きな打撃を与える。
・粘液を用いて餌を捕らえ、巣に引きずり込んで捕食するため、棲家となる洞窟には遺骸が散乱し、「竜ノ墓場」という名称もそれが由来である。
・海生軟体動物を思わせる容姿で、大きな頭部に二本の触腕がついており、体は文字通りすべて捕食された竜の遺骸で覆われている。
・頭部には「喰砕牙」と呼ばれる牙があり、これを用いてあらゆる生物の甲殻や骨などをものともせず捕食する。
・普段は触腕と胴体の一部のみが表層に出ているため、長い間「二つの頭と巨大な胴体を持つ龍」であると誤認されていた。
・類を見ない龍属性エネルギーを有することがわかっており、生命の危機に瀕すると全身から赤黒い稲光が迸り、周囲に粒子が発生するほどの龍属性エネルギーを放つ。


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こんなのが書きたい

大変お待たせしました。最新話です。

今回はこの小説初の、ハンター目線からの小説です。
というか書きたいシチュエーションを書いただけです。反省も後悔もしておりません。
そんなもん要らんわ!という人はブラウザバックを推奨します。

後、感想やら批評やらを頂きますと、この小説がもっと面白くなります。多分。
なので感想お待ちしています。
それでは。


私は新米ハンター。

操虫棍を使ってるんだ。

でもあんまり上手く動けなくて…

先輩達がいなかったらもうとっくにハンターなんてやめてると思う。

 

 

「おい新入りー早く行くぞ」

 

 

そう言ったのは私に操虫棍使いの立ち回り方やらなんやらを教えてくれる先輩達の中のひとり。

ナルガS装備に身を包んでいて、とても強い…んだけど。

 

 

「さあって、今日はどんなモンスがいるかなぁ♪」

 

戦闘狂過ぎるのと、訳の分からない小技が多すぎるせいで、そのアドバイスの八割は役に立たない。

 

「…馬鹿か。新入りがいるんだから乱入なんて無い方が良いだろう。第一採集クエなんだから狩ろうとするな。」

 

その戦闘狂の先輩を諌めたのは、ハンマー使いの先輩。

ハンマー使いとはいえ、ハンマーしか使えないわけではなく、ガンナーや、果てには癖の強い狩猟笛すら扱える最強のオールラウンダー。

このパーティーの中で一番の常識人で、無口だけど一番頼りになる。

 

「まー乱入くらい、余裕っしょ。ウチとそこの戦闘狂かハンマーかどっちかで叩きのめせるって。」

 

そう気楽そうに言ったのは、スラッシュアックスを担いだこのパーティーで私ともう1人の女性ハンターの先輩。

全体的に能天気で、バカっぽい言動が目立ち、操虫棍使いの先輩にはいつもいつも弄られている。

 

狩場へと向かう竜車の中でそんな会話をしているうちに、遺跡平原に到着。

 

 

「ここからは各自バラバラでいいだろ。採集クエだし、最悪なにか危険なことがあったらサイン出してくれ。あとネコタク乗って戻って来たらチケット納品して速やかにクエストクリアさせること。以上、解散。」

操虫棍使いの先輩がそう言って、私たちは遺跡平原に散らばって採集を始めた。

 

 

 

それからしばらくして、エリア2でハンマー使いの先輩と出会った。

黙々と採集を済ませて、「エリア4に行って鉱石掘ってきますね」と言って私はエリア4に向かった。

 

 

 

 

エリア4にはレアな鉱石が沢山あって私は上機嫌で採掘していた。

 

そこに、患いを司る黒い竜が現われた…

 

 

「ゴア・マガラ…」

私はそいつの名前を呼ぶことしか出来ない。

情けなく足が震えて動けない。

ゴア・マガラは獲物を見つけて咆哮する。

存在しないはずの目がギラギラしているような気がした。

 

私は震える手でサインを出した。

とはいえ、力尽きるまでのカウントダウンは始まっている。

 

首筋がぞわりとする。

 

明確な死の予兆(ゴア・マガラ)が、いよいよ牙を剥く。

 

思わず目を閉じた、その時だった。

驚いたようにゴア・マガラがうめき声を上げる。

 

目を開けると、ほぼ視認できないほどの速さで濃紺色の巨大な蝶が赤い光を帯びて飛翔し、一人のハンターの元へと戻る。

 

オオシナト。

昔は最もメジャーな猟虫であったが、今ではトリプルアップ延長効果を持つエルドラーンに取って代わられた前世代の遺物。

今では先輩くらいしか使う人はいない。

 

 

「おい、ウチの新人に何手ぇ出そうとしてくれてんだ?この害虫風情がよぉ!」

あ、先輩、今まで見たことないレベルでブチ切れてる。

流石にゴア・マガラに同情する。

 

 

ゴア・マガラに向けて二度、三度飛翔するオオシナト。

それは正確に前脚、翼膜に命中して着弾地点を斬り裂き、それぞれ黄色と白色のエキスを主人に与える。

 

羽虫が眼前を飛ぶことをよしとしなかったのか、ゴア・マガラが再び咆哮。

先輩はそれをエア回避を使って無効化。

 

ハンター養成学校の座学で習った。

この星のアタリハンテイ力学という分野は未開拓な学問であり、多くの謎が残されている。

その中の一つに「フレーム回避」というものがある。

私達ハンターは、回避行動をとると、特定のタイミングで、床以外の全ての影響を受けない時間が存在する。

 

 

そのタイミングでは、ありとあらゆるものが無効化される。

たとえモンスターの咆哮でさえも。

 

それからの戦いは理解するどころの話ではないレベルだった。

ブレスはすべて横に転がったりしてかわし、尻尾なぎ払いはエア回避のジャンプを合わせてそもそも当たりすらしない。

 

ハンター歴ではハンマー使いやスラッシュアックスの先輩が長いが、一番の化け物は操虫棍使いの先輩である、周りの人がそう言っていた理由がようやく理解出来た。

私が出したサインに駆けつけたほかの二人の先輩も、呆れたように援護できる程度の距離で見ている。

どうやら割り込む方が危ないらしい。

 

操虫棍使いの先輩と一番付き合いが長いハンマー使いの先輩は「あぁ…アイツ、スイッチ入ってるわ…」と呟いた。

 

 

操虫棍は、猟虫とのコンビネーションで、かなり自由な立ち回りができるしかなり強い武器だ。

それでもやっぱり弱点はある。

 

操虫棍はほかの武器に比べて攻撃の動作一つ一つが長い。

こればかりは先輩もどうしようもない問題。

 

 

私の目に写っているのは…ヒドゥンサイスを振り回す先輩。

それに向けて一対の翼脚を振りかぶるゴア・マガラ。

 

「あっ…」

スラッシュアックスの先輩が漏らした声がやけにはっきり耳に届く。

 

思わず私は叫んでいた。

「先輩ーーーーーー!!!」

 

しかし、無慈悲にもゴア・マガラはその翼脚を叩きつけた。

 

先輩でも…ダメだった…

真っ暗になりかける視界の中でハンマー使いの先輩が、「見ろよあれ!」と指差して言った。

 

その指の先には。

青白い光を振り撒きながら高く飛び上がり、そして落下しながらゴア・マガラを切り付ける操虫棍使いの先輩。

本当に…化物だ…

 

そして、無様に転がったゴア・マガラの上で先輩は一言。

「おい、アタリハンテイ力学って知ってるか?」

 

そして再び地に転んだゴア・マガラは、その後起き上がることは無かった。

 

 

 

 

 




今日のモンスター辞典

ゴア・マガラ



分類:???、古龍目、廻龍亜目、マガラ科


・広大な大陸の各地で稀に目撃される大型モンスター。
・神出鬼没で、目撃報告も少ないことから、その生態は極めて謎に包まれている。
・周りへ及ぼす影響は多大で、危険性は極めて高い。
・また、攻撃性も高く、航海中の大型船を襲撃したという報告が多数上がっており、ティガレックスに襲いかかる姿も確認されている。
・ギルドの研究の結果、極めて危険な性質を持つことが判明したので、ギルドでは「黒蝕竜」と通称されている。
・赤黒い鉤爪のついた巨大な一対の翼脚と呼ばれる黒い翼を持ち、それを用いて空中を鋭く飛ぶ様子が確認されている。
・その飛行能力は飛竜の中でも高く、嵐の海上を高速で突っ切ったり、滑空しながら細かく軌道修正して敵に突進するといった芸当が可能である。
・新陳代謝が異常に高いためか、常に鱗が生え変わっており、体を離れた鱗は鱗粉として宙を舞い、遠目からは黒いモヤのように見える。
・ゴア・マガラには目が存在せず、その代わりに発達したのが先述の鱗粉と考えられており、外敵などが近くにいることを確認すると、意図的に鱗粉を周囲に撒き散らすようになる。
・そしてこの鱗粉を吸い込んだ生物は神経、身体能力の異常、免疫力の低下といった症状が現れる。また、モンスターが鱗粉を吸った場合、そのモンスターは凶暴化する。このことからハンターズギルドではゴア・マガラの鱗粉を「狂竜ウイルス」と呼んでいる。
・そして周囲の鱗粉の密度が高くなり、ゴア・マガラの感知能力がピークに達した時、「狂竜化状態」と呼ばれる状態になり、翼脚を脚として使い、六本足で歩行するようになる。
・この状態のゴア・マガラは自身とその周辺一帯を自分のテリトリーと位置づけ、その中にいる者にはさらに激しい攻撃を加えるようになる。
・狂竜化状態にのみ展開する触角は外部からの攻撃に弱く、特に火を使った攻撃を受けると多大なダメージを受けてしまう。
・一定まで成長すると、黄金色の鱗を持つ古龍「シャガルマガラ」になる。
・シャガルマガラは罠などが効かず、古龍の血を採取できるなど古龍としての特徴が見られるのに対し、未成熟個体であるゴア・マガラは、罠が有効であるなど、古龍としての特徴が見られないため、明瞭な分類はされていない。


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星に願いを

投稿に間が空いてしまって申し訳ないです!
中間テストに体育祭でバタバタしてました。
これでも一応受験生ですしね…

かくいう今も期末テスト前なのでまた投稿まで日が開きそうです…夏休みも夏期講習とかありますし…申し訳ないです。
あと、活動報告でリクエスト募集を始めましたので良かったらリクエストしてください!


おはようございます!こんにちは!こんばんは!おやすみなさい!

 

Zzz…

 

 

 

狩友(男)「いや、待て待て。毎回どうして終わらせようとするんだ、そしてなんだそのバリエーションの豊富さ!」

僕「うるせぇ!こちとらテスト勉強からの体育祭で1日睡眠三時間生活をなんやかんやで3週間も続けてんだよこんちくしょうが!眠いんだよ!おやすみ!」

狩友(男)「布団出してんじゃねぇぇえ!」

 

ズリッ

 

僕「はっ!?俺は何を…これは布団の魔力!?」

狩友(男)「ひどい責任転嫁を見た…そしてこの230文字の間モンハンの話を一文字もしていないというのはどうかと思う。」

僕「やりゃあいいんでしょやりゃあ!さっさと行くぞ!」

 

狩友(男)「お、おう。」

 

 

 

僕「さあ!やって来ました遺群嶺!今回は珍しく僕が狩友を助ける形ですね!」

 

狩友(男)「うっそだろこいつ…今の今まであれだったのに一瞬で…」

僕「ん?なんか言った?」

狩友(男)「イイエ、ナニモ」

僕「よろしい。今回のクエストは、ハンターランク12への関門となる緊急クエスト、『天を貫く凶星』ですね。ちなみに僕はもう終わってます!」

狩友(男)「ああん?」

僕「ガ、ガンバッテイキマショー」

 

狩友(男)はいつになくバイオレンスであった。

 

 

狩友(男)「ところでさ」

僕「うん」

狩友(男)「俺、アイツ(天彗龍)の行動パターンほとんど知らない」

 

僕「それを当のバルファルクの目の前で言いますぅ!?」

 

そんなこんなでバルファルクが咆哮。

それをエア回避の無敵時間を利用して回避。

 

 

狩友(男)「何あのハンター…気持ち悪…」

僕「エリアルの醍醐味だろ!」

 

そんな馬鹿な会話をしつつも狩猟。

 

ちなみに僕の装備はゼクスX一式に闇鎌棍【夜凪】Lv7

スキルは元からついていたスタミナ急速回復、連撃の心得、気絶無効、そして護石と装飾品で付けた業物。

 

継戦能力を捨てて猟虫を敢えてオオシナトにすることによって会心率を30%アップさせ、なおかつ猟虫レベル9以降では白エキス保持時に弾かれ無効が発動する。

武器本来の会心率である40%に、オオシナトの白エキスで30%アップ、そして防具の連撃スキルによって30%アップ。

 

なんと、瞬間最大会心率は100%!

そんなロマン装備である。

 

 

先陣切った僕に目掛けてバルファルクは翼脚を突き出して攻撃。

僕に命中するかと思ったその瞬間だった。

 

 

僕「その攻撃はもう見切った

 

そのままエア回避、なんと翼脚を踏みつけて跳躍した。

だが。

 

天彗龍「と、思っただろ?」

 

バルファルクは伸ばした翼脚をそのまま振り回した!!

 

僕「ええぃままよ!」

 

 

ヤケクソ気味に回避。

奇跡的にフレーム回避が成功。

 

天彗龍「何だと…何故かわせた…?」

僕「300時間…エリアルスタイルだけやり続けたからだよ!」

 

 

気がつけば周りの動きが「遅く感じていた。」

 

狩友(男)「なんだあのハンター気持ち悪い」

 

前方龍気爆撃。

納刀ダッシュですら間に合わない距離。

エア回避ですり抜ける。

そのまま足下に潜り込み攻撃。

 

バルファルクは僕を足元から追い出さんと爆撃。

しかし爆発エフェクトが消えたそこに、僕は居ない。

一拍遅れて僕が元の場所に戻る。

 

僕「エリアル操虫棍ってのはなァ、ジャンプだけで簡単に高速移動できんだよ!」

天彗龍「でもこれには対応出来まい?」

 

翼脚で貫かれ、僕の集中は一度途切れた。

 

狩友(男)「俺のキークエなのに俺が空気な件について」

僕「すまんすまん、マガラ骨格の奴はどうもスイッチが入っちまう」

 

そう、僕にはスイッチがある。

気づいたのはXXのプレイ時間が200時間を超えた頃。

 

ゴア・マガラと戦っていた時に、妙に画面の中のハンターやモンスター達の動きがゆっくりに見えた。

踏みつけ跳躍をしたハンターの落下が、ゴア・マガラの叩きつけが。

 

()()()()()()()()()()

 

モンハン4の時代から合わせて600時間。

テツカブラに悩まされていたハンターは、今や狩友たちの中で最も廃人であった。

 

 

狩友(男)「かっこいい回想はもういいか?」

僕「おう。」

 

 

「「ひと狩りいこうぜ!」」

 

 

僕「翼脚突き出し来るよ!からのなぎ払い!」

狩友(男)「ファッ!?」

僕「その次ミサイル!足元から前!」

狩友(男)「何そr…グベッ!」

僕「突進来るよ!回避して!」

狩友(男)「とか言いながらなんでお前は空中にいるの」

僕「踏んだからね。」

 

 

そんなこんなで。

 

メインターゲット達成!

 

 

僕「狩友さん、感想をどうぞ。」

狩友(男)「イナシが無かったら確実に三乙していました。古龍怖い」

 

僕「以上、現場からの中継でした〜」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今日のモンスター辞典

・バルファルク

分類:古龍種


・他の生物とは隔絶された超高空域に棲息するという大型の古龍種
・長らく実在は確認されず、古文書などの中に確認されるのみの伝説的な存在で、ハンターズギルドなどでは既に絶滅したとされていた。
・しかし、航空技術の発展により高空域を移動することができるようになり、遂に目撃され、ついに公式での発見となった。
・伝承の文言より、ハンターズギルドでは「天彗龍」と呼ばれる。
・銀色に輝く体表、流線型の体躯、極めて特異な進化を遂げた巨大な翼脚による、従来確認されていたどのモンスターとも違う独自的かつ驚異的な飛行能力が特徴。
・翼には他のモンスターのような翼膜が見当たらず、代わりとして先端から「龍気」と呼ばれる龍属性エネルギーを噴射し、あたかも現実世界のジェット機のように飛行する。
・その飛行速度は極めて速く音速にも達し、赤い龍気の尾を引きながら空を駆ける様子がかねてから「彗星」と誤認され、結果として「バルファルク」の目撃情報は届けられなかったのではないかと推測されている。


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金色螳螂

投稿遅れました。4G買ったんでそっちも投稿してたもので…よかったらそっちも見てくださいね…

今回狩猟前の茶番抜いて少しでも文字数を減らそうとしたら全体的にネタまみれになって結局変わりませんでした。

ってことで今回はあの有名なカマキリ初見プレイです。
どうぞ!


僕「なぁ狩友(男)」

狩友(男)「ん?どした?」

僕「カマキリ駆除しようぜ!」

狩友(男)「オ、ソウダナ」

 

 

ということで今回はハンターランク解放に向けたキークエスト

「蠢く墟城」をやっていこうと思います!

 

狩友(男)「いや、ちょっと待って」

僕「どしたん」

狩友(男)「いつもの下りは?」

僕「what's?」

狩友(男)「いやいや、いつもの狩りの前の茶番はどうしたよ」

 

「………………」

 

 

 

僕「さぁ狩りに行こうね〜」

狩友(男)「なんでや!!?」

 

 

僕「うるせぇ今回は長くなるんだよ巻きでいきてぇんだよ!」

狩友(男)「アッハイ」

 

 

〜少年移動中〜

 

 

僕「ここが旧砦跡か〜」

狩友(男)「ついにここまで来たなぁ…」

 

 

この時小人はプレイ時間400時間が見えてこようかという頃。

少し感慨深いものもあるようだ。

 

 

僕「カマキリってどんなのかな!?ネットで聞きかじっただけだからな〜歯応えがあるといいな!」

 

どうした事だろう、シリアスムードは一瞬で雲散霧消してしまった。

 

 

僕「突撃〜」

狩友(男)「ま、惨敗するのがオチだろ」

 

 

僕「おぉ〜ほんとにまっ金金のカマキリだ〜趣味悪っw」

狩友(男)「そんなこと言うなよ〜(棒)」

僕「で、本音は?」

狩友(男)「趣味がいいとは言わない」

僕「だろうね」

 

 

ちなみに僕の装備は雷剣ライゼクスレベル8。

目の前のカマキリの素材をつぎ込めば究極強化である。

 

 

僕「とりあえず跳べばいいってネットに書いてた!」

言いながら僕はアトラル・カを踏みつけて跳躍。

下の方からは「そんな訳が…」とか聞こえてくるけど気にしない。

 

アトラル・カは細かく動いて身を躱そうとする。

 

…が

 

僕「空中での軸合わせくらい出来んだよこの害虫がァ!」

結果、弱点である頭部に溜め3がクリーンヒット。

 

 

そのまま乗りダウン。

 

僕は跳びながらアトラル・カに溜め攻撃を当て続ける。

 

 

狩友(男)「え、空中軸合わせってエリアル必須技術なの?」

僕「初歩技術だろ。だいじょぶ、ざっと200時間くらいやったらすぐできるようになる」

狩友(男)「なんだこいつ」

 

 

そんなことをしているとアトラル・カが第二形態へ。

 

僕「爪先に総攻撃!跳んで、横向いて、ドーン!」

 

爪先破壊に成功。

そのまま2人で脚をよじ登る。

 

僕「これ絶対パンツ見えてるよな」

狩友(男)「おいバカやめろ」

 

 

僕「よし、この調子で溜め斬りをっと!?」

 

アトラル・ネセトが再び動き出して、僕はあえなく落とされてしまった。

 

僕「ごめん落ちた〜下で足ぶっ壊しとく〜」

狩友(男)「諒解」

 

 

普段はふざけていても、超大型モンスターを倒す時は阿吽の呼吸なのである。

 

僕「足壊れた〜もう片方やっとく〜」

狩友(男)「ん」

 

そのまま足ハメが成立、狩友(男)が背中の繭を破壊、頭のような部分が落ちてきたので登る。

 

僕「あ、言い忘れてたけど対巨龍爆弾置くよ?」

狩友(男)「クソボマーがァ!」

 

Bomb!

 

僕「あっ、風化したお守り来たわ。採掘終わったし攻撃するか。どしたん?そんなところで転がって」

狩友(男)「お前のせいだろうがー!」

僕「そんなことより弱点総攻撃。喰らえ!獣宿し【獅子!】」

狩友(男)「攻撃時間終了のお知らせ」

僕「畜生め!」

 

そんなこんなで第二形態終了。

 

瓦礫がバラけてアトラル・カ本体が再び姿を現す。

 

 

アトラル・カ「キシャァァァァァァアアア!」

 

僕「ブッ…初セリフが咆哮って…ww」

狩友(男)「そんなこと言うんじゃないって!?なんか飛んで来た!?」

僕「なんか撃龍槍飛ばしてくるらしいよ?狩友(女)がLINEのグループで言ってたじゃん」

狩友(男)「そういやそうでしたね〜」

 

僕「咆哮ガードってどうすんの?」

グチャッ

狩友(男)「なんか適当にこう、吠えた方向いてガードしたら出来る」

ブチブチブチッ

僕「それはわかるけどタイミングが地味に合わんのよな、ガードできる武器使ったことあんまないし」

ズドゥム

狩友(男)「ところでさ」

バチン

僕「ん?」

ドン!

 

 

狩友(男)「いや、背景音グロすぎだろ!何やってんの?」

僕「いや、上から順にジャンプ溜め3、気刃斬り連係の最初の方、適当に振り下ろし、気刃大回転斬り、大剣横殴り」

狩友(男)「いや、もういい、分かった。目の前が緑色な時点でだいたいわかってたからもういい。」

 

 

僕「あ、疲労した」

狩友(男)「コイツ疲労するのね」

僕「だからさっきから敢えて陸戦中心で横殴りばっかしてたのよ」

狩友(男)「あ、一応考えて戦ってたのね」

僕「こんなの数学の問題より簡単じゃん」

狩友(男)「やはり戦闘狂…」

僕「ん?何か言った?」

 

狩友(男)「いや、何でもない。あ、潜った。」

僕「いよいよ第四形態だね。第五で終わりだから後少しだよ。」

狩友(男)「あれ?思ったより楽?」

僕「もうさっきと同じ感じでいい?」

狩友(男)「わかった」

 

 

そんな感じで第四形態もあっけなく終了。

 

僕「ついに最終形態か」

アトラル・カ「私の戦闘力は53万です」

僕「唐突のドラゴンボ〇ルネタ!?ラージャンの専売特許じゃなかったの!?」

 

そんなこんなで戦闘開始。

 

僕「あっ落とし物拾おっと。やった!真鎧玉!」

狩友(男)「真面目に戦え!」

僕「大丈夫、ちゃんと隙見てる。」

狩友(男)「そうか。ところであいつは何をしてるんだ?」

 

見ると撃龍槍を3本取り出して自分の周りで回しているアトラル・カ

 

僕「あ〜メリーゴーランドだね。当たったら痛いよ」

狩友(男)「平然としてんなって!」

僕「まあ見てろって明治ブルガリアヨーグルト」

 

ふざけながら閃光玉を投擲。

3本の撃龍槍はもろくも崩れ去り、アトラル・カの動きは止まった。

 

僕「あ、閃光玉五個しか持ってきてないから早めに勝負決めてな」

狩友(男)「まさかの調合分なし!?あと他力本願かよ!」

僕「うん。で?」

狩友(男)「いや、何言ってんだこいつみたいな顔すんじゃねぇ!」

僕「何言ってんだこいつ」

狩友(男)「直接言ってんじゃねぇ!あっ」

 

 

「クエストクリア!」

 

狩友(男)「コイツ…弱くね?」

僕「うん、ダラ・アマデュラに比べたらかなり弱い。即死攻撃もなかったし…」

 

そしてクエスト報酬を受け取ったあと。

 

 

 

「hunter runk118になりました」

 

 

僕「…は?いや、確かにマラソンしまくったり金策四天王十分周回とかしてたけど…え、118?」

狩友(男)「そういうことだ。」

 

ちなみに狩友(男)の解放後のハンターランクは80でした。

僕はどうやらやりすぎたらしいです。

 




今日のモンスター辞典



・アトラル・カ


分類:甲虫種




・神秘的な美しさを持つ金色の外殻が特徴的な大型の甲殻種
尾のように伸びた腹部の先端から強い粘着性を持つ「金色の絲」を無尽蔵に産出し、それを用いて様々な物体を接合させることで「アトラル・ネセト」と呼ばれる巣を作る習性を持つことから、ハンターズギルドでは「閣螳螂」と呼ばれている
・「巣」とは言うものの規模は他のどのモンスターとも比べ物にならず、遠目に見れば四足歩行の巨大な竜であるように見えるほどである
・特筆すべきはその知能であり、アトラル・カは人間が作った建造物が自らの巣を形作る材料に適していることを察知しており、意図的に建物を破壊し、巣を補強する素材として回収しようとする
・その上破壊した瓦礫の中の兵器や武器が戦闘に使えるということすら知っており、長年に渡って様々な人工物を用いて補強し続けた巣は超大型古龍にも引けを取らない大きさになる上、撃龍槍などを自在に使いこなす
・しかし真に恐れるべきはこの巣ですらアトラル・カにとってはまだ未完成であった、つまり討伐が遅れていればこのアトラル・ネセトはさらに巨大化していたであろうということである
・移動の際こそ巣を纏っているが、自分のテリトリーではそうではなく、アトラル・ネセトを構成する瓦礫などは周辺に散乱して埋まっており、アトラル・カ単体で咆哮して威嚇するが、それで立ち去らなかった外敵は鎌や、粘着性の絲などを武器に積極的に攻撃を仕掛け、全身から防具を一時的に腐食させるフェロモンを放つこともある


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対古龍大戦争
対黒龍大戦争 双狩人


いよいよミラボレアス戦が開幕です!

人と龍との死闘を制するのはどちらなのか!
その結末を刮目して見届けよ!


追記:サブタイを一部変更しました(2017/08/12午後11時11分)


モンスターハンターXXの発売から早くも四ヶ月が経過し、アトラル・カすらソロで楽々マラソンする程度にやり込んだ僕は、いよいよやることが無くなってきたなと感じ、狩友(男)を呼び出した。

 

 

 

狩友(男)「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン!はっ!今俺は何を!?」

僕「あのさ、狩友(男)」

狩友(男)「スルーされたら逆に辛いこともあるってことを学んだよ。それでどしたん急に呼び出して」

僕「遂にTheミラクルが完成した。」

狩友(男)「うん、それで?」

僕「だから今ならミラボレアスも撃退くらい出来ると思う。」

 

 

狩友(男)「え、やりたくないんですけど」

僕「集会所作ってクエスト貼っといたから来てな〜」

狩友(男)「アッハイ」

 

〜少年達移動中〜

 

 

僕「ふぅ、やっと来たなシュレイド城。4の時は酷かったからなぁ…」

狩友(男)「あれはゲームシステム的に真鎧玉を手に入れるために真鎧玉が必要とかいうわけのわからんシステムだったのが悪いと思う。」

僕「まあ防御力足りてなかったしな。」

 

 

僕「とりあえず」

 

 

「「行くか!」」

 

 

 

 

僕「乗って頭落として叩いたらいいよな!?」

狩友(男)「うん!それで問題ない!」

僕「そのための飛燕&乗り上手!俺にとっては最高の火力スキルだぜ!」

 

 

どうして二人共怒鳴っているかというと。

 

一瞬でも気を抜けば被弾するほどの攻撃に見舞われ、修羅場とも言えるような状況であったからである。

まさしく地獄絵図。

圧倒的な火力で刃向かう愚かな人間を纏めて焼き払わんとする黒龍と、武器を持ってそれに対抗する二人のハンター。

 

 

右で爆発が起きれば左から炎の吐息が迫る。

それらは一発でも当たれば体力の半分を持っていく威力を孕んでいる。

 

間を縫って跳躍。

 

そんなこんなで一回目の乗り。

 

僕「割とこいつ危ないから支援頼む!」

狩友(男)「了かi…グボッ!乗りの暴れでこのダメージかよっ!」

 

 

恐ろしいことに狩友(男)の体力は1/3ほど削られていた。

 

 

僕「でも何とか…落とせた!」

 

 

狩友(男)「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」

僕「URYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!」

 

 

 

 

そうこうしているうちにミラボレアスが立ち上がる。

ミラボレアスはダウンからの復帰後確定で威嚇する。しかし剣士では近づいている間に威嚇モーションは終わり、そんなに攻撃はできない。

 

 

 

そう、()()()()()()()()

 

 

僕「俺は…跳べる!」

 

 

エリアルスタイルの操虫棍に限っては、スキルやアイテムでスタミナの問題さえどうにかすれば、セルレギオス並の空戦能力を誇る。

当然ながら起き上がった黒龍の胸元まで飛翔することなぞ、造作もないことである。

 

 

僕「もっと…!もっと速く!もっと強く!」

そこに狩友(男)は「それどこの黒い剣士よ」と言いながら加勢してくる。

 

 

そして威嚇を終えたミラボレアスは猛攻から逃れんと数歩後退して、火炎放射をする。

 

 

狩友(男)はそれを黒龍の後ろに回り込んで回避。

しかし僕は操虫棍の攻撃モーション中だったせいで回避が遅れ、ブレスはもう目前に迫っている。

 

 

 

僕「んなモンこうすりゃ当たんねぇだろうが!」

当然のようにフレーム回避。

ドヤ顔をしつつ低い位置にある頭に追撃。

 

 

ちなみに狙ってフレーム回避をしたように振舞っているが、半ば反射的にしたので、内心では焦りまくっている。

 

 

 

僕「そういや全く撃龍槍当ててないけどこれ大丈夫?バリスタは開始早々全消費しといたけど…」

狩友(男)「大丈夫だろ、二人で殴ってるし。しっかり覚えてたし。忘れてないし。」

 

 

僕(こいつ忘れてたな。)

 

 

とりあえず撃龍槍を当てようと二人で結論を出して撃龍槍のスイッチのところで二人でガン待ちする。

それなのにミラボレアスは近づいてこない。

 

 

僕「なげぇわ。屈伸しちゃう。」

狩友(男)「おいバカやめろ」

 

 

 

ちゅどーん

 

 

冗談のような音と光とともに僕の体力は吹き飛んだ。

 

 

「初代小人が力尽きました…」

 

 

呆れるほど早いフラグ回収であった。

 

 

 

僕「ふっかーつ!」

狩友(男)「お前がいない間に逃げ回って大変でした。とてもとても大変でした。撃龍槍も当てときました。」

僕「あっうん、ごめんなさい。」

 

 

僕「こいつ弱ってんのか!?つーか撃退ライン超えてんのか!?とりあえず突撃!からの斬ッ!」

 

 

 

Bomb!

 

 

僕「え、爆弾置いた?」

狩友(男)「置いた。そのためのボマーと高速設置」

 

 

僕「まさか俺が爆破されるとは…一生の不覚…!」

狩友(男)「そこまで!?」

 

 

僕「この憤りは目の前のコイツにぶつける!」

 

 

なまじタフであったために何度も何度も乗られ、急所の頭に攻撃を受け続けた黒龍は戦闘開始から約25分後…

遂にその身を地面に倒し、2度と動くことは無かった!

 

 

 

僕「我が方の勝利じゃ!」

狩友(男)「なんとかなるもんだな。」

僕「手応えありっ!これなら紅龍も勝てそうだな。」

狩友(男)「もういや〜」

 

 

 




今日のモンスター辞典


・ミラボレアス

分類:古龍種、古龍目、源龍亜目、不明



・その名は「運命の戦争」、あるいは「避けられぬ死」を意味し、古代より数々の伝承や民話に記される「伝説の黒龍」
・文献や伝承などによって呼び名は様々で、黒龍の他には、「邪龍」や「古代龍」などと称される場合もある。
・その力は極めて強大で、この世界の全土をわずか数日で焦土に変えるほどであり、最も凶暴かつ強大なモンスターであると推測されている。
・正確に本種について記された資料は一つとして存在せず、情報はすべて曖昧かつ不明瞭なものばかりで、その存在そのものがおとぎ話や伝説、空想上の怪物と言われている。


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対老山龍大戦争! 総力戦

今回は対古龍大戦争シリーズ第2弾ということで、ラオシャンロンとの戦いになります。

ちなみにちょっとしたネタバレですが、今後の方針として、2人以上で挑んだ古龍戦を一通り書き終えた後、同じ順番でソロプレイしたものも投稿するつもりです。最も、予定なので変更はありますが。

色々と変更点が出てきたので、リクエストを新しく活動報告に載せましたのでそちらも見て、よかったらリクエストしてくださると小人が狂喜乱舞します


大切なことを書くの忘れてました!?前々回でUA数が1000を超えました!!ありがとうございます!


僕「さてと、久しぶりだな、我が弟子よ」

操虫棍使い(女)「いや、弟子入りした覚えはないんですがそれは」

 

 

 

僕「いつもありがとね、狩友(男)」

狩友(男)「お前らしくもない。熱でもあるのか?」

 

 

 

僕「さて今日は、いよいよラオシャンロンと戦おうと思っている。宜しくお願い致します」

 

 

 

「「了解」」

 

 

 

 

???「いやちょっと待てーーーい!」

 

 

僕「なんだコイツ、無視しとこ」

狩友(女)「いや待て待て、私は!?最初っからいましたけど!?」

僕「あれ?居たっけ?」

狩友(女)「居たよ!最初から!お前の向かいに!座ってたよ!」

僕「あら狩友(男)さん聞きました?お前、ですってよ〜女の子なのに言葉遣いの荒いこと〜」

狩友(女)「誰のせいだと思ってんだよ〜!!!」

 

 

 

 

兎にも角にもクエストに行かなくては話にならない。

狩友(女)以外はネコの砲撃術を発動させる。

 

 

 

いつも通りの気の抜けたようなほら笛の音とともに出陣。

ちなみに今回は操虫棍使い(女)のハンターランクを上げるためのクエストである。

 

 

 

開幕早々ベースキャンプから大砲の玉を運び出す狩友(男)。

それを見てポカンとする僕。

 

 

僕「え?BCに玉置いてたっけ?」

狩友(男)「うん。普通に。」

僕「まあいいや。」

狩友(男)「こいつ雑いな…」

 

 

大砲に玉を最大まで詰めた後、僕はバリスタ台へ。

少しして、ラオシャンロンがいよいよエリアに入ってきた。

 

 

狩友(女)「死ねぇぇええええええ!」

僕がバリスタ台から見たものは、眩い程の攻撃エフェクトだった。

 

 

僕「え、何それ怖いんですけど」

狩友(女)「ん?ボルテージショット。貫通弾でやると楽しいんだよね」

 

 

僕「え、こっわ、ラオシャンロンが可哀想になってきたんだが」

狩友(女)「ふははははは!馬鹿でかいから痛かろう?痛かろう?」

僕「え、マジでこいつやばい、ラリってるやんこの顔…」

 

 

 

とりあえず僕は大砲に玉を込める。

狩友(男)が一斉掃射。

ラオシャンロンがひるむ。

 

 

 

そうこうしている間にラオシャンロンは前衛砦の目の前へ。

僕「なぁ、巨龍砲俺がやっていい!?やっていい!?」

 

 

後に狩友達三人は口を揃えて言った。

 

「あの時のアイツの目は、間違いなく狂人の目だった。」と。

 

 

狩友(男)「お、おういいぞ」

僕「よっしゃ行くぜ!!」

 

 

 

僕「黒より黒く闇より暗き漆黒に我が深紅の混淆を望みたもう。覚醒のとき来たれり。無謬の境界に落ちし理。無行の歪みとなりて現出せよ!踊れ踊れ踊れ、我が力の奔流に望むは崩壊なり。並ぶ者なき崩壊なり。万象等しく灰塵に帰し、深淵より来たれ!これが人類最大の威力の攻撃手段、これこそが究極の攻撃魔法、エクスプロージョン!」

 

 

狩友(女)「!?」

狩友(男)「いやお前、流石にそれは…」

僕「いや、かっこいいやんこのすば。二次創作しか読んだことないけど。」

 

 

 

狩友(男)「お前さ、このすばにかこつけて文字数稼ぎすんなよ。原作知らん人ポカーンだろうが」

僕「お前なぜ気づいた!?仕方ないから今度からは「我が深紅の流出を以て白き世界を覆さん!エクスプロージョン!」にしとくわ」

狩友(男)「だから文字数稼ぎはやめろって…」

 

 

 

そんな会話をしている間に、ラオシャンロンは1度も前衛砦の前で止まらずにそのままエリア2に移動。

 

 

僕達も追っていく。

 

僕「あ、間違えてエリア1の最初の所に出てしもた」

狩友(男)「アホかよ…マップ見ろよ…」

操虫棍使い(女)「くっ…付いてくる人間違えた…」

狩友(男)「まあそんな時もあるよね」

 

 

僕「いや、扱いの差酷すぎる!」

狩友(男)「自分の胸に手を当てて聞いてみな?きっと答えが分かるから。」

僕「と、とりあえずラオシャンロン来たし頭のあたりに大タル爆弾G置いてくるぜ!」

 

 

僕の装備はスキュラX一式だったので高速設置ですぐにおけたのだが。

狩友(女)「ヒャッハー!汚物は消毒だぜ!」

 

 

Bomb!

 

 

僕「え!?おま、マジかよ!?」

狩友(女)「ほら、ラオシャンロン入ってきたからさ。事故やって。不幸な事故。」

僕「今の気持ちは?」

狩友(女)「普段の仕返しができてとても楽しかったです!」

 

 

僕「案の定かよ!」

 

 

狩友(男)「あ、そうそう、ここのバリスタ台壊す所でアイツの上に乗って巨龍爆弾置けるから。頑張って」

僕「え!タイミングは!?今から渡すからやってよ!」

狩友(男)「ボマーついてないから無理」

僕「畜生めェ!」

 

 

僕「え、いつ?いつ?」

狩友(男)「はい、いってらっしゃい」

 

 

ドンッ!

 

 

 

僕「何も落とすことないやん…」

狩友(男)「ま、気にすんな。とりあえず爆弾置いて。」

 

 

僕「よし、置いた。我が深紅の流出を以て白き世界を覆さん!エクスプロージョン!」

狩友(男)「またかテメェ!」

僕「細かいことは気にしない、それわかちこわかちこ〜」

狩友(男)「古い!やり直し!」

僕「そんなの関係ねぇ!そんなの関係ねぇ!はい、おっぱっぴー!」

狩友(男)「それも古い!」

 

 

 

しばらくお待ちください

 

 

僕「ってヤベェ!」

狩友(男)「今度はなんだ。」

僕「このままだと撃龍槍撃つ前に終わっちまう!」

狩友(男)「順調でいいじゃん。」

 

 

僕「英雄の証聞きたいんじゃ!

狩友(男)「その位ならいいや、操虫棍使い(女)ちゃん、撃っちゃって。」

 

 

 

僕にはその瞬間がスローモーションに見えた。

 

発射される3発の砲弾。

発生する爆発。

悲鳴をあげるラオシャンロン。

 

 

 

クエストクリア!

 

 

僕「畜生~~~~~~!」

 

 

 

狩友(男)「普段の仕返しが出来てスッキリした。」




今日のモンスター辞典


・ラオシャンロン


分類:古龍目、山龍亜目、ラオシャンロン科


・古い呼び名で「老山龍」とも呼ばれる古龍。
・棘だらけの甲殻、長大な首と尾、鼻先に生えた一本の角、そして圧倒的な巨体が何よりの特徴。
・その全長はなんと69.6mもあり、初めて見たハンター達の大きさについての尺度を根本から覆すほどの存在である。
・その巨大さより、歩くだけで周辺に小規模な地震を起こし、周囲にあるもの全てを崩落させるその姿から、「歩く天災」や「動く霊峰」と称されることもある。
・極めて長寿であるとされ、確認された個体は少なくとも全て齢1000年を超えると見られている。
・普段は四足歩行だが、尻尾を支えにして後ろ足で立ち上がることもあり、天を衝くほどの高さに、誰もが思わず見上げてしまうほど。
・鱗の1枚ですら、並の飛竜の甲殻に匹敵するほどの堅牢さを誇り、悠久の時を経て作られた甲殻は岩盤の如く堅く分厚い。
・皮質は甲殻というより岩に近い性質で、大気中の塵や鉱石などの粉塵を少しずつ取り込んで長い時間をかけて形成される。
・一般的な老山龍の角質は鉄分を多く含んでおり、これが老山龍の甲殻の赤茶けた色の元となっている。
・一部の地域に定期的に出現し、ほとんど同じルートで闊歩するように巡回する姿がよく見られるが、その巨体に反してハンターズギルド及び古龍観測所すら居場所を特定できないほど神出鬼没であるが、ある山腹に鉱物精錬所が建設された際に、地下から地震とともにラオシャンロンが現れたという事例から、普段は地下に生息しているのではないか、とされている。

余談ではあるが、この古龍をハンターたちが撃退した際、それを見た者達が、「まるでそこに居ない何かに怯え、それから逃げるように去って行った」と言ったことから、強大な力を持った『何か』から逃げているのではないか、という俗説がある。
しかしながら、このような強大な龍を怯えさせる存在など存在しない、というのが共通見解であるため、一般的にこの説は絵空事だとされている。


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