ラブライブ!サンシャイン!!〜10人目の輝き〜 (しゅ〜)
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いつもの朝・いつものメンバー

初投稿です。何かと至らぬ点などあると思いますが
よろしくお願いします。



小鳥の鳴き声が響く朝。太陽の光が部屋に射し込み、俺の目を刺激する。

 

「・・・もう朝か・・・」

 

時計の針は7時を指している。そろそろ学校へ行く準備をしなければいけないのだが

眠気が強くボーッとしていた。

すると勢いよく部屋の扉が開き

 

「れー君!おはヨーソロー!」

 

少女が元気よく部屋に入ってきた。

 

彼女の名前は渡辺曜。灰色に近い髪をしていて、とても元気。

「ヨーソロー!」が口癖で、浦の星女学院に通う高校二年生。

曜は浦の星でスクールアイドルをやっている。

グループ名は「Aqours」9人組のグループで、俺はそのマネージャーをしている。

ちなみに曜は衣装担当。

家が近所なため朝起こしに来てもらうことも少なくない。朝だけではなく晩飯も一緒に食べることもある。

 

「あぁ、曜か。おはよう」

 

そう挨拶をすると、曜は笑顔でビシッと敬礼をした。

 

曜「朝ご飯作っておいたからちゃんと食べてね!」

 

「そっか。着替えたらいただくよ」

 

そう返答し着替えるために制服に手をかける。

俺の名前は、吉住零都。曜と同じ浦の星女学院に通っている。

浦の星は女子校なのだが、俺は一年前、共学化テスト生として入学したのだが今はすっかり学校生活に馴染んでいる。

 

零「さて・・・と」

 

着替えを終えた俺は曜が待ってると思われるリビングへ向かう。

 

曜「あ、ご飯はおいといたから食べちゃってね!」

 

零「うん。いつもありがとね」

 

曜「私が好きでやってることだから気にしなくていいよ」

 

曜に感謝しつつ俺は朝ご飯を食べる。すると対面に座っている曜がジッとこちらを見つめていた。

 

零「どうしたの?俺の顔になんか付いてる?」

 

曜「いやぁ?美味しそうに食べてたから嬉しくてね!」

 

零「曜が作ってくれるご飯は美味しいからね。」

 

曜「あははっ、ありがとう♪」

 

こんな会話をしていたらいつのまにか朝ご飯を食べ終えていた。

食器を洗い、歯を磨きながら学校の準備をする。

そして準備も終え、曜が玄関にいるのを確認してから

一度居間へ向かう。

そして仏壇の前で手を合わせ

 

零「行ってきます」

 

そうつぶやいて立ち上がる。

再び玄関に向かい靴を履きながら曜と話す。

 

曜「お父さんに挨拶してきた?」

 

零「あぁ、してきたよ」

 

俺の父親は俺が小さい頃に亡くなっている。母は東京で長い間仕事しているため、

俺は静岡で一人暮らしをしている。

俺が浦の星に入学できたのは母親が浦の星の理事長と知り合いで相談したところ

共学化テスト生として入学することを許可してくれた。

 

零「それじゃあ行こうか」

 

曜「うん!」

 

そして俺と曜はバスの所へと向かう。

俺たちがバス停について5分くらいしてからだろうか

学校へ向かうバスが来た。

それに乗り込み、俺と曜は後ろの席に座る。

バスの中では曜とくだらない話をしていた。

しばらくバスに揺られていると

 

「次は旅館、十千万前」

 

運転手のアナウンスが流れる。

バスの扉が開くとしばらくして二人の少女が乗ってきた。

 

「あ、曜ちゃん、れい君、おはよう!」

 

「曜ちゃん、零都君。おはようございます。」

 

曜「千歌ちゃん、梨子ちゃん、おはヨーソロー!」

 

零「千歌、梨子。おはよう」

 

先に挨拶したのは高海千歌。彼女も浦の星の二年生。

オレンジ色の明るい髪にアホ毛がピョンとたっている。

とても明るい性格で負けず嫌い。

Aqoursの発起人でリーダー。

旅館・十千万に住んでいて、三姉妹の末っ子。

 

千歌の次に挨拶をしてきのは桜内梨子。

梨子はおしとやかな性格でとても美人。

ピアノや作曲もできるAqoursの作曲担当。

 

いつもはこの四人で学校へ向かっている。

そして学校に着くまでは四人で雑談をしていた。

 

「次は浦の星女学院前」

 

アナウンスが流れると千歌が立ち上がり

 

千歌「学校着いたね!みんなはやくいこー!」

 

と言いつつ一人でバスを降りた。

 

零「まったく、なんで朝からあんなに元気なんだか・・・」

 

梨子「ふふっ、零都君はまだ眠そうね?」

 

零「まぁ俺は朝弱いからな、どうやってもあんなに元気にはなれないかな」

 

曜「あははっ、でもまぁ千歌ちゃんは元気すぎるからね」

 

零「だな。さて、俺らも降りるとしようか」

 

そう言って俺たち三人はバスから降りて校舎に向かった。




読んでいただきありがとうございました。
不定期で更新していくのでその都度見ていただければありがたいです。


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学校にて

今回は前話に引き続き、零都・千歌・曜・梨子に加え
少しだけマルちゃんも登場します!

よろしくお願いします。


バスを降りた俺たち四人は教室に向かって歩いていた。

ちなみに俺は千歌や曜、梨子と同じクラスである。

まぁ各学年一クラスずつしかないのだが・・・。

教室に向かう途中、千歌は梨子と、曜は俺と適当に雑談しながら歩いている。

千歌たちはスクールアイドルについて話しているようだ。

梨子の顔が少し引きつっているのがわかる。おそらく千歌が一方的に話しているんだろう。

 

零「おい千歌、スクールアイドルの話はいいが梨子の話も聞いてやれよ?梨子が困ってるぞー」

 

千歌「むぅ~!わかってるよぉ~!」

 

曜「あははっ、千歌ちゃんってばスクールアイドルの話になると止まらないもんね」

 

零「そうだな。あ、俺、図書室に行ってくるよ。」

 

梨子「図書室?何か用事?」

 

零「あぁ、この間借りた本が読み終わったからな。また新しい本を借りようと思ってな。

 

曜「れー君はよく本読んでるよね?どんな本読んでるの?」

 

零「ミステリー小説とかが多いかな。小説なら全般好きだから」

 

千歌「へぇ~!チカは文字が多いのは苦手かな~・・・。読めないわけじゃないけど眠くなっちゃうから・・・あははっ」

 

千歌は苦笑いをしている。曜と梨子は顔を合わせて笑っていた。

 

零「そんじゃ、行ってくるわ。また教室でな」

 

曜「いってらっしゃーい!」

 

三人と離れて一人で図書室に向かう。

 

 

 

 

 

~図書室にて~

 

図書室に着くと、先に本を返却しようと思い、カウンターに行った。

するとカウンターには見慣れた女子がいた。

 

零「おはよう。花丸。」

 

花丸「あ、先輩!おはようずら~。今日はどうしました?」

 

この子の名前は国木田花丸。Aqoursのメンバーで図書委員にも所属している。

栗色の長い髪が特徴で語尾に「~ずら」を付けたり自分のことを「オラ」と言う

寺育ちの娘。

 

零「この間借りた本読み終えたから新しい本を借りていこうと思ってな。何かおすすめの本はあるか?」

 

花丸「もう読み終えたずら!?確かこの間貸した本は相当ページ数あったはずじゃ・・・?」

 

零「あぁ、面白くてついつい夜通し読んじゃってね。」

 

そんな会話をしながら俺は花丸から本を借りる。時計を見るとそろそろホームルームが始まる時間だった。

 

零「そんじゃ、俺はこれで。また練習で会おうな」

 

花丸「はいずら!」

 

そう言い図書室を出る。俺は少し駆け足で教室へ向かった。

 

 

教室に着き扉を開けるといつもの風景が広がっていた。

教室に入った俺は自分の席へと向かう。

ちなみに俺の席は窓側の一番後ろ。いわゆる隅っこだ。

前は千歌で斜め前は曜、隣が梨子になっている

 

曜「あ、れー君!本は借りてきた?」

 

零「あぁ、借りてきたよ」

 

千歌、曜、梨子の三人はいつもと同じように梨子の机の周りで集まって話している。

 

梨子「やっぱり小説なのね、自分で選んでたりするの?」

 

零「いつもは自分で選んでいるのだけどな。今日は花丸に選んでもらったよ。」

 

千歌「え!花丸ちゃんいたの!?チカも行けばよかった~・・・」

 

曜「まぁまぁ千歌ちゃん、放課後練習で会えるでしょ?」

 

千歌「それもそうだね、早く練習したいなぁ~!」

 

そんなことを話していると教室の扉が開き担任教師が入ってきた。

 

教師「みんなおはよう~。今日は特になにも連絡することないから、このまま一時間目の準備してね~」

 

そういってホームルームは終わった。すごく早かったな。

 

そして授業が始まった。

 

 

 

~~昼休み~~

特に何も変わったことはなく、四時間の授業を終え昼休み。

いつも四人で昼食を食べる。

ちなみに俺の弁当は朝、曜が作ってくれたものだった。

四人で机を合わせ、各々昼食をとる。

 

曜「どう?美味しい?」

 

零「うん、すっごい美味しいよ。いつもありがとね」

 

曜「よかった♪」

 

俺と曜がそんな会話をしていると千歌と梨子がニヤニヤしながら俺らを見ている。

 

零「どうしたんだよ?」

 

千歌「いやぁ~、なんだか夫婦みたいだな~と思って。ね、梨子ちゃん♪」

 

梨子「えぇ、とってもお似合いだと思うわ♪」

 

そんなことだろうと思っていた。まぁ曜には朝起こしに来てもらうことや三食作ってもらうことも少なくない。

そんな風に見えてもおかしくないのかなと思った。

そこでふと曜を見ると

 

零「・・・曜?」

 

曜は顔を赤らめたまま俯いていた。

 

曜「へっ!?どっ、どうしたの?」

 

零「もしかして割と喜んでたり?」

 

少し悪戯気味に仕掛けてみる。

 

曜「べっ、別にそんなこと・・・あるけど・・・///」

 

あるのかよ。と思いつつ苦笑いをした。千歌と梨子は相変わらずニヤニヤしている。

すると千歌が時計を見て

 

千歌「あ、ねぇ!そろそろ昼休み終わっちゃうよ!」

 

全員時計を確認してハッとする。

急いで弁当を食べ終えるとすぐに五時間目の準備を始めた。




変なところで切ってしまいましたw
曜ちゃんにご飯作ってもらいたいなぁ・・・(切実)
そういえばこの作で曜ちゃんがヨーソローをあんまり言ってない気がする・・・w

次回は9人全員出ますよ~!
次回もよろしくお願いします。


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放課後練習、開始!

今回は予告通り9人全員登場させました!
グダグダですが読んでいただけたら嬉しいです。



特に何事もなく5・6時間目の授業を終え、今は放課後だ。

大体の生徒は部活動に入っているので、各々練習をしている部活が多い。

 

零「さて、準備も終わったし俺も部室に行くか。」

 

俺は一応スクールアイドル部のマネージャーである。いつもは千歌たちと一緒に行くのだが今日はクラスの仕事が残っていたので

一人で教室に残って仕事を終わらせていた。

そして俺は教室を出て部室へと向かう。スクールアイドル部の部室は体育館の隅にある広からず狭からずの教室である。

特に何も考えずに歩いていたいつの間にか部室に着いたことに気づく。

 

零「みんな、お疲れ様~。遅くなってごめんね」

 

ダイヤ「あら、零都さん。今日は遅かったのですね。みなさんはもう練習に行ってしまいましたよ?」

 

零「ちょっとクラスでの仕事が残っててね。そういうダイヤは練習してなかったのか?」

 

ダイヤ「えぇ、わたくしも生徒会の仕事が残っておりまして。それで今までやっていたのですわ。」

 

部室に入ると一人しかいなかった。

この子の名前は黒澤ダイヤ。浦の星女学院の三年生で生徒会長も務めているしっかり者。

しっとりとした黒髪ロングが特徴で、時々ポンコツな面が出ることがある。

 

ダイヤ「・・・今、何か失礼なことを考えていませんでした?」

 

零「えっ、そんなこと・・・ないよ?」

 

とっさに誤魔化す。まさか俺の心を読んでるのか!?

 

ダイヤ「まぁいいですわ。さ、練習に行きますわよ。練習時間は限られていますから。」

 

零「そうだね。」

 

俺とダイヤは二人で練習場所、屋上へと向かう。

 

 

 

 

~屋上にて~

 

ガチャッ

扉を開けるとそこにはいつもの練習風景があった。が、メンバーが少ない。

 

零「みんなお疲れ様。遅くなってごめんな。」

 

果南「あ、零都とダイヤ!今来たんだね。先に練習始めちゃってるよ~」

 

松浦果南。青髪のポニーテールが特徴で相当な美人。運動系が得意な子で

ハグ魔。異性だろうとお構いなしにハグをしてくる。まぁ嫌ではない

ちなみにダイヤと同じ三年生。

 

零「遅れて悪かった。そういえば他のメンバーは?」

 

果南「今日はダンス組、作詞組、衣装組に分かれての練習だよ。梨子ちゃんは一人で音楽室。ピアノで作曲してくれてるよ。」

 

零「そういうことか。わかった。・・・で、あの二人は・・・?」

 

と、俺が視線を移すと少し離れたところの床に倒れ込んでいる千歌とルビィがいた。

 

零「お~い、千歌?ルビィ?大丈夫か~?」

 

千歌「あー・・・れいくん・・・チカはもう動けないよぉ~・・・」

 

ルビィ「零都さん・・・ルビィはもうダメかも・・・」

 

彼女の名前は黒澤ルビィ。浦の星の一年生でダイヤの妹。

赤髪の小さなツインテールが特徴で小動物。ルビィは男性恐怖症だったのだが、少しずつ打ち解けていきすっかり話せるようになった。

そんな二人を見ると、練習着は汗でびっしょりだったうえ、肩で息をしていた。

そういえば果南は息一つ切らしていなかった。体力底無しかよ!?

どんな練習をしていたのか聞くべく少し離れた果南のところへ戻る

果南はダイヤと二人で何やら話している。

 

零「果南、いったいどんな練習してたんだ?」

 

果南「ん~、振り付けはもちろんやったけど、体幹トレーニングとストレッチも少し入れたかな」

 

零「・・・まぁそんだけやれば疲れるのもわかるな。」

 

スポーツドリンクを二本持ち、二人の元へ戻る。

 

零「ほら、これでも飲んで休んでろ。しばらく休めば楽になると思うからさ。」

 

千歌ルビィ「ありがとう~・・・」

 

ルビィ「ルビィ、足が痛くて動けないから零都さんおんぶしてください~・・・」

 

零「仕方ないな。ほら」

 

背中にルビィを乗せ、涼しい場所へ移動しようとした。そのとき

 

千歌「あぁ~!ルビィちゃんずるい!チカもおんぶしてもらいたいよ~!」

 

零「わかったわかった。ルビィを置いたら千歌もしてやるから。待っててくれ。」

 

千歌「やったぁ~!ありがとう、れい君♪」

 

なんだまだまだ元気じゃないか。と思いつつとりあえずルビィを涼しい場所へ移動させ降ろす。

 

零「ほら、着いたぞ。体を冷やしすぎないように気をつけろよ?」

 

コクッと笑顔で頷くルビィ。なんだこの小動物、可愛すぎる。

 

さてと、次は千歌か。

 

零「千歌お待たせ。ほら、乗って?」

 

千歌「ありがとう~!」

 

千歌を背中に乗せてルビィが休んでる場所まで連れて行く。

 

千歌「えへへ~、れい君の背中~、れい君のにおいだ~」

 

背中でモゾモゾ動く千歌。千歌の豊満な二つの何かが背中に当たってる。なにとは言わないけれど。

 

零「なにやってんだ、ほら、着いたぞ。二人ともしっかり休めよ?俺は衣装組の様子見に行ってくるから」

 

千歌ルビィ「は~い」

 

二人の返事を聞いた俺は再び果南とダイヤのところに戻り

 

零「俺は衣装組の様子見てくるから。二人のことよろしく頼むな?」

 

ダイヤ「わかりましたわ」

 

果南「わかったよ。衣装は一年教室で曜ちゃんと善子ちゃんがいると思うからさ。私はダイヤと振り付けの打ち合わせしてるから。」

 

零「了解、んじゃー行ってくるわ」

 

そう言い残して屋上を出る。そして一年教室へと向かう。

 

 

~一年教室前~

 

教室の扉を開けると果南の言ったとおり曜と善子がいた

 

零「よっ、調子はどうだ~?」

 

曜「あ、れー君!クラスの仕事は終わったの?」

 

零「あぁ、少し前にな。さっき屋上の練習に顔出してきたとこだ。」

 

曜「ふぅ~ん、そっか。私たちはそこそこ順調だよ!」

 

善子「堕天使ヨハネの手にかかれば衣装作りなんて・・・」

 

零「善子、お前何やってんの?」

 

そこには黒いローブを着て大きな魔方陣?が書いてある布の上で堕天使ポーズをとっていた。

 

善子「善子言うな!私は堕天使ヨハネなの!!」

 

零「はいはい、わかったわかった。てゆか、曜の衣装作り手伝ってやれよ?」

 

曜「いやぁ~実はね、今回の衣装は曲と詩に合わせた衣装を作りたいから、本格的にはまだ作ってないんだよね。だから今は衣装に付ける小物を作ってるところだよ♪まぁそろそろやることもなくなって暇してたんだけどね」

 

善子「そういうこと!だからあなたも悪魔を呼び出す儀式に参加しなさい!」

 

零「そうか、暇ならこれから作詞組の様子を見に行くつもりなんだが一緒に行かないか?」

 

善子「無視!?・・・まぁいいわ、私も作詞に行きたいし。」

 

曜「私も行きたーーい!」

 

零「んじゃ行くか」

 

曜「衣装組は図書室でマリちゃんと花丸ちゃんがやってくれてるはずだよ!それじゃあ図書室に向かって全速前進?」

 

「「「ヨーソロー!!」」」

 

 

~~~図書室にて~~~

 

曜「失礼しま~す!」

 

花丸「あ、曜さんに善子ちゃん!それに零都先輩も!」

 

零「よっ、花丸。作詞の調子はどうだ?」

 

花丸「けっこう順調ずら!マリさんも手伝ってくれてるし!」

 

あたりを見渡すがマリの姿が見当たらない。

 

零「花丸、マリは?」

 

花丸「あぁ、マリさんなら奥の本棚で歌詞のヒントになる本を探してくれてるずら。」

 

奥の本棚のほうへ進んでみるとマリがいた。

 

零「よっ、マリー。作詞頑張ってくれてるみたいだな」

 

マリ「Oh!レイトじゃない!会いたかったわ~~~!」

 

マリが急に抱きついてくる。果南じゃあるまいし・・・マリもそこそこ豊満なものをお持ちなようで・・・。

 

「ちょっ、マリ・・・苦しいって・・・」

 

マリ「あら、sorry!でも果南ともいつもハグしてるんでしょ?ならこのくらい強くハグしてもNo problemデショ!」

 

そうは言いつつも離してくれるマリ。

 

零「はぁ・・・それで作詞のほうはどうなんだ?」

 

マリ「今はこの本を使って作詞をする予定よ♪」

 

零「そっか、ならあっちの机でやろうぜ。曜と善子も来てるからさ。」

 

マリ「アラ、曜と善子も来てるのね!ならみんなで一緒にやった方がいいかもしれないわね♪」

 

そんな会話をしながら机に戻る。曜・善子・花丸の三人は早速作詞に取りかかっていた。

 

零「それじゃ、俺らもやろうか」

 

マリ「えぇ、そうね♪」

 

~三十分後~

 

花丸「ふぅ~、やっとここまで終わったずら~。今日はこの辺で終わりませんか?」

 

マリ「そうね♪あまり詰めすぎてもいいものはできないと思うし」

 

零「そっか、なら俺は梨子の様子を見に行ってくるよ。曜も行かないか?きっと梨子も喜ぶだろうし」

 

曜「うん!行きたい!梨子ちゃんのピアノも聴きたいしね♪」

 

零「うし、それじゃあ行くか!マリたちは先に屋上戻ってていいからな、屋上には果南やダイヤもいるから」

 

そう言い残して俺と曜は図書室あとにした。

 

 

~~~音楽室に向かう途中~~~

 

梨子「あ、零都君、曜ちゃん!どうしたの?」

 

零・曜「「あれ、梨子(ちゃん)??」」

 

零「梨子、音楽室でピアノの作曲してたんじゃないのか?」

 

梨子「さっきまでやってたんだけどね。ちょっと調子悪かったから早めに切り上げようかなって」

 

曜「そうなんだ・・・梨子ちゃんのピアノ聴きたかったな~~!」

 

零「まぁまぁ、調子悪いのに無理に弾かせるわけにもいかないからさ。ピアノはまたの機会にしようぜ?」

 

曜「そうだね、それじゃあ梨子ちゃんも一緒に屋上行こ?」

 

梨子「えぇ、そうね。ごめんね、弾けなくて・・・」

 

曜「いいっていいって、それよりもはやくみんなと合流しよ?」

 

ってことで俺たち三人は屋上に向かうことにした。




ありがとうございました。
次回は屋上の集合からです!
頑張って書きますよ-!

それではまた!


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練習、終わり!

どうも、作者のしゅ〜です。
「Aqoursとの日常」も早くも4話です!
そしてUA1000突破してました!
ありがとうございます!

それでは本編どうぞ!


~屋上にて~

 

果南「よし、みんな集まったね!それじゃあ最後に一回振り付けだけ通しでやって解散しよっか!」

 

ついさっきまで振り付け・作詞・衣装・作曲に分かれて作業していたところだったが

果南とダイヤの招集により全員屋上に集まっていた。

 

果南「零都、悪いんだけど全員で通しやるから零都がリズムとってくれるかな?」

 

零「あぁ、わかった。」

 

そして俺は全員が配置についたところを確認すると

 

零「んじゃー始めるぞ-。せーの、ワン・ツー・スリー・・・」

 

そして俺はメンバーの振り付けを細かいところまチェックしつつ、リズムをとっていた。

 

零「・・・っと、これで終わりだな。全員かなりそろってたぞ!」

 

千歌「ほんとに!?やったぁ!!」

 

曜「千歌ちゃんはまだまだ元気そうだね?」

 

千歌「もっちろん!チカはまだまだ踊れるよ!」

 

果南・ダイヤ「なら千歌(さん)はもう一回やる?(やりますか?)」

 

千歌「なんで二人ともそんなに息ぴったりなのさ!?」

 

6人「あははははっ!」

 

そんな笑い合ってる9人を俺は少し遠い位置から見守っていた。

やっぱりこんな日常が俺は好きだ。なにより安心する。

別に輪の中に入りにくいとかではない。俺は一緒に笑い合うより外から見守っている方が

性に合ってるのだ。性格的にもね。

っと、もうこんな時間か。

 

零「おーい、そろそろ下校時刻だぞ~。着替えて帰る準備しろよな~。」

 

9人「は~い!」

 

それぞれ屋上をでて部室に向かう。

さすがに部室の中に入ることはできないので校門で待ってるようにみんなに伝えた。

いや、できるなら入ってみたいって気もあるけどね!男子高校生ですから!

そんなことを考えながら一人で校門に向かった。

 

 

校門前でケータイをいじりながらみんなを待っていると

 

千歌「お~い!れいく~ん!!」

 

ふと声をした方を見るとみんなが制服姿で歩いていた。

そして俺の近くまで来ると足を止める。

 

ダイヤ「みなさん、明日は土曜日なので練習はお休みですわ。各自しっかり体を休めるように。」

 

まぁ、最近練習詰めだったからたまには一日オフもいいだろうな。

 

零「それじゃあ次の練習は?月曜?」

 

ダイヤ「えぇ、そうなりますわ」

 

Aqoursは基本的に日曜日はオフだ。だから次の練習は月曜日になる。

 

ダイヤ「それでは私はこれで。いきますわよ、ルビィ。」

 

ルビィ「わかった!それじゃあみなさん、お疲れ様でした!」

 

花丸「オラも失礼します。」

 

善子「ヨハネは生放送の準備があるから!また黄昏時に会いましょう?」

 

零「あぁ、じゃあな~。」

 

ぺこりと頭を下げてダイヤさんと帰るルビィちゃん。

それに続く花丸ちゃん。

花丸ちゃんは家の方向が一緒にためいつも黒澤姉妹と一緒に帰る。

善子の家は沼津の方向にあるため、いつもは俺や曜と帰るのだが

今日は一人で帰ってしまった。

 

千歌「それじゃあ私たちも行こっか!」

 

俺たち6人はいつも通りの帰路を進む。

歩きながら他愛もない雑談をしていた。

やはりこの日常感が好きだ。

 

果南「それじゃあ、私とマリはあっちだから。じゃあね!」

 

マリ「Good bye~!」

 

零「うん、お疲れ様!」

 

手を振りながら分かれる二人。

ちなみに残されたのは千歌・梨子・曜・俺の4人。

俺たちはバス停に向かって歩き出した。

 

千歌「あっ、そうだ!みんな今日うちに泊まっていかない?ちょうど明日休みだし!」

 

曜「さんせーい!久しぶりに千歌ちゃんの家にお泊まりしたいであります!」

 

梨子「私も大丈夫だけど・・・いきなりで迷惑じゃない?」

 

千歌「全然大丈夫だよ!ところでれい君はどう?来れる?」

 

零「特に問題はないけど・・・俺が行っても大丈夫なのか?一応男だぞ?俺」

 

千歌「大丈夫だよ、それにれい君は女の子に変なことする勇気とかなさそうだし・・・」

 

まぁ度胸ありませんけども!そんなストレートに言わないでくれよ千歌!

 

零「大丈夫なら行くよ。せめて俺は違う部屋に・・・」

 

千歌・曜・梨子「ダメ!(だよ!)(よ!)」

 

なんでだよ!?と思いつつも行くことにする俺。

 

零「とりあえず俺は一回家に帰るよ。着替えたいし、他に準備もあるしな。」

 

曜「そっか、なら私も一度帰ろうかな!れー君が心配だし!」

 

零「いいよ、曜は千歌の家に行ってても。それにそんなに時間もかからないしな」

 

曜「了解であります!梨子ちゃんは家に帰るの?」

 

梨子「いえ、私は必要なものがあったらすぐいけるし、別にいいかなって」

 

零「なら3人は千歌の家に行ってるんだね。一応、向かうときは連絡するから。」

 

千歌「わかった!それじゃあ行こ-!」

 

梨子「千歌ちゃん?まだバスきてないよ?」

 

千歌「あっ・・・えへへ」

 

舌を出してテヘっとウインクする千歌。いちいちの仕草が可愛いんだよなぁ。

そんな千歌に見惚れているとタイミングよくバスがきた。

みんなで乗り込むと後ろの席に座る。

バスの中でも雑談をしていた。

 

「次は沼津駅~」

 

アナウンスがバスの中に流れる。

 

零「そんじゃ、俺はこのへんで。また後でな~」

 

千歌「うん!またあとでね!絶対来てよ!」

 

零「わかってるって。んじゃな」

 

そう言い残すと俺はバスを降り、家に向かった。

帰宅し、少しベットに寝転がってからケータイで時間を確認した。

時刻は6時半。7時頃には家を出なきゃな。

 

零「・・・よし」

 

立ち上がると、俺は風呂に入るべく着替えを持って風呂場に向かった。

 

風呂に入るといってもシャワーを浴びるだけなのでそんなに時間はかからなかった。

 

零「・・・ふぅ。」

 

着替えを終え、風呂場から出ると支度をし、玄関に向かう。

 

零「さて、と。向かいますかぁ」

 

玄関を出て、歩いて千歌の家まで向かう。そんなに時間はかからないはずだし・・・。

バスは出てるが歩いてゆっくり行きたい気分だったので

両耳にイヤホンを付け、人気のない道を歩いていた。

 

 

 

 




いかがでしたかなん?

中途半端なところで終えましたw
次回から前編・後編にわけてのお泊まり回です!


お楽しみに~!


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みんなでご飯!

こんばんヨーソロー!
どうも、しゅ〜です!
前回、「次からは前後編に分ける」といいましたが
書きたいことが多すぎたので、章にすることにしました
急な変更申し訳ありません。
未だに稚拙な文章で申し訳ありませんが、頑張って皆様に楽しんでもらえるよう努力します!

それではどうぞ!


少し暗めで人気のない道を、音楽を聴きながら歩いていた。

いつもよりゆっくり歩いているので十千万までは15分くらいはかかるだろう。

俺がなぜ十千万に向けて歩いているのかというと、

千歌の唐突な思いつきで2年生3人と俺の4人で千歌の家であり、旅館でもある「十千万」で

お泊まり会をすることになった。寝るときは全員同じ部屋だそうで・・・。

いや、嬉しいよ?嬉しいけどなんというか、こう・・・ね?

まぁ、手を出したりはしませんけども。

そんなことを思いながら歩いていた。

 

 

 

~15分後、十千万にて~

 

零「ふ~、やっと着いた~」

 

しばらく歩き続け十千万に着いた俺は今、玄関の前にいた。

 

零「こんばんわ~っす」

 

入り口の暖簾をくぐると、たまたま通りかかったであろう女性がこちらに気づいた。

 

「あら、零都君じゃないの~。今日はどうしたの~?」

 

この女性の名前は高海志満さん。高海家の長女でこの旅館の切り盛りをしている。

千歌の姉に当たるわけだが、千歌とは違っておしとやかで大人びている。

この旅館に来るのは初めてではないため、千歌の家族は俺のことを知っているはずだ。

じゃなきゃ泊まれないけどね?

 

零「あ、志満さん。千歌から聞いてなかったですか?今日、曜や梨子と泊まる予定になってるんですが・・・」

 

志「あら、そうなの?千歌ちゃんからは何にも聞いてないわよ~?まぁ、千歌ちゃんたちなら部屋にいると思うから上がって上がって!」

 

零「ありがとうございます。それではお邪魔しますね」

 

俺は靴を脱いで千歌の部屋に向かう。ってかあいつ、今日泊まること志満さんたちに話してなかったのか。

まぁ千歌らしいけどね

 

千歌の部屋の前に着くと部屋の中から3人の話し声が聞こえる。

俺は部屋の扉を開ける

 

零「うい~っす。おまたせ~」

 

千歌「あー!れい君!来るの遅いよ-!ずっと待ってたのに-!!」

 

零「あー、ごめんごめん。歩いてきたから遅くなった。」

 

曜「走ってきなよ~!れー君の家からここまでそんな距離あったっけ?」

 

零「・・・いや、けっこうあるから。だから遅れたんですけど・・・」

 

こんな話をしながらテーブルの近くにいる曜・梨子の近くに腰をかける。

ちなみに千歌はベットの上に座っている。

 

千歌「あぁー!なんでれい君二人の近くに行くの!チカもれい君の近くがいい!」

 

そういいながら千歌が背中に飛びついてくる。またもや千歌の豊満な二つのものが背中に当たる。

あれ、今日こんなことあったような・・・。

 

曜「千歌ちゃんずるい!私も私もーー!」

 

曜は膝の上に座ってくる。この体制だと曜が上目遣いでこちらを見上げてる状態になる。

なんだろう。この妹感。すごくいい。

そんな二人に挟まれて、騒いでいると梨子が少しムッとした表情で俺を見つめている。

 

零「・・・梨子?どうした?」

 

千歌「あっ、もしかして梨子ちゃんもれい君の近くに来たいの??」

 

千歌がそう問い掛けると梨子は顔を赤らめて俯いてしまった。

図星ですか。そうですか。まぁいいんだけどさ

試しに誘ってみよう

 

零「梨子もこっちくるか・・・?」

 

すると梨子は少し嬉しそうな表情をしてテクテクと歩いてきて、俺の横に座る。

そして頭をちょこんと俺の肩に乗せる。・・・可愛すぎません?

ってかこれ、端から見たらただの天国だよね?俺自身もそう感じてるけど!

そして俺たちはしばらくこの状態で話していた。

 

 

零「・・・ねぇ、そろそろ暑いから離れてほしいんだけど」

 

正直三人に挟まれるのは幸せだったが流石に暑すぎる。

 

千歌「むぅ~、もう少しこのままでもよかったのに~!」

 

曜「そうだよ~!私はそんなに暑くないよ?」

 

梨子「それに零都君、幸せそうな顔してたわよ?」

 

いや、自分勝手すぎるでしょ。しかも約一名俺の心を読んでる気がするんですけど!?

そんなに顔に出てましたか!?

 

零「ところで、お前ら飯は食ったのか?」

 

千歌「あぁ、晩ご飯ならキッチン自由に使っていいって志満ねぇが言ってたよ!」

 

まぁ、泊まること伝えてなかったらそうなるわな。

 

零「んじゃーみんなで作るか?」

 

曜「ヨーソロー!賛成であります!!」

 

梨子「そうね、その方が楽しいし」

 

零「それじゃあ、キッチン行こーか。」

 

3人「おぉー!」

 

 

~キッチンにて~

 

零「さてと、何か食べたいものとかある?」

 

曜「えっ!れー君って料理できるの!?」

 

零「まぁ、それなりにね。そんなに凝ったものは作れないけど。」

 

曜「それなら毎朝私が作らなくても、自分で作ればいいんじゃないの?」

 

零「まぁ、それは・・・。朝は寝る方が大事だし、曜の朝ご飯は美味しいからさ。」

 

曜「・・・ありがとう///」

 

梨子「2人してイチャイチャしない!もう・・・。早く作ろ?」

 

零「あ、あぁ。そうだな。」

 

千歌と梨子がジト目でこちらを見ている。すいませんでした。はい。

 

零「んで?何食べたいんだよ?」

 

千歌「んー、チカはなんでもいいかなぁ~」

 

曜・梨子「私も・・・」

 

零「そーか、なら適当に冷蔵庫にあるもの使って作るか。俺は作ってるから、お前らは風呂でも入ってきてもいいぞ?」

 

千歌「ほんと!やったぁ!それじゃあいこー!」

 

曜「さんせーい!全速前進ヨーソロー!」

 

千歌と曜の2人が元気よく風呂場に向かう。

だが、梨子はキッチンから動かなかった。

 

零「梨子?お前も入ってきていいぞ?」

 

梨子「いえ、私も手伝うわ。流石に慣れてるとはいえ1人だと大変でしょ?」

 

零「別に気にしなくていいのに・・・。でもまぁ助かるよ。ありがとう!」

 

そして俺たち二人は料理に取りかかった。

 

~10分後~

 

零「ふぅ、やっと終わったな。あとはテーブル持っていこうか。」

 

梨子「そうね。零都君って思ったより料理上手なのね。正直びっくりしたわ。」

 

零「まぁ、一応これでも一人暮らししてるからな。」

 

梨子「曜ちゃんに作ってもらってるんじゃなかったの?」

 

零「別に毎日三食作ってもらってるわけじゃないからな。夜とかは一人で作って食ってるよ。」

 

梨子「へぇ、そうなんだ。じゃあ今度は私が作りに行って上げるわね♪」

 

零「あははっ。それは楽しみだな」

 

笑い合う俺たち二人。なんかこうしているとカップルみたいだな。

 

梨子「へっ・・・/// かっ、カップル・・・!?///」

 

零「えっ、あっ、声に出てた?」

 

梨子「・・・うん///」

 

まずい、気まずすぎる。するとリビングの入り口から声がした。

 

曜「おやおや~?お二人さん?何の話をしてるんですかな~?」

 

千歌「むぅー、梨子ちゃん!抜け駆けでそんなことするなんてズルいよ!」

 

そこには風呂から上がったであろう二人がこちらを見てニヤニヤしていた。

・・・なんで聞かれてるんだ・・・。

隣にいる梨子はというと、案の定赤面していた。そりゃそうだわな。

 

零「ほ、ほら!飯できてるから喰うぞ-!」

 

千歌・曜「・・・・・誤魔化したね」

 

それから俺たちは4人でテーブルを囲んで晩ご飯を食べ始めた。




いかがでしたか?
零都を含め4人しかいないはずなのに台詞の配分とか難しいです・・・。
次回は夕食~寝るところまで書こうと思ってます。

それではまた!


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お泊まり会の夜と言えば・・・?

どうも~。しゅ〜です!
今回もお泊まり会編書いていきますよ!
そういえば、Aqoursの2ndライブツアーの当落が発表されましたね!

自分の結果は、名古屋1日目と、埼玉2日目が当選しました!
友人と行くのですが、今からとても楽しみです!

少し話がそれてしまいましたね。
それでは本編、どうぞ!


「「「「いっただっきまーす!」」」」

 

俺たち4人の元気のいい言葉が飛び出す。

テーブルには俺と梨子が作ったカレーライスと簡単なサラダ、コンソメスープが人数分並んでいる。

ちなみにテーブルには俺の隣に曜、対面に千歌と梨子が座っている。

 

千歌「う~ん!カレーライス美味しい~!これ全部れい君が作ったの!?」

 

零「そんなわけないだろ。何のために梨子が残ったんだよ?」

 

千歌「あ、そっか。すっかり忘れてたよ・・・あはは」

 

それは流石に酷くない?梨子に・・・。

そんなくだらない会話をしつつ俺たちは食事を進める。

 

曜「でも、ほんとに美味しいよね。まさかれー君が料理できるなんて思ってなかったから」

 

梨子「えぇ、それにとっても手際も良かったわ。」

 

なんか料理しただけですっごい褒められてません?そんなに料理できないように見えます?

まぁ、男子高校生で料理できる人ってすくなさそうだしな。

 

千歌「れい君!おかわり!!」

 

零「マジかよ・・・。食うの早すぎるだろ・・・。」

 

千歌から皿を受け取りキッチンの方へ行く。

そこでご飯とカレールーを盛り合わせているときに、ふとテーブルに座る3人を見た。

 

千歌「それでね!その時曜ちゃんがね~!」

 

梨子「うふふ、それ本当?」

 

千歌「本当だよ~!ねっ?曜ちゃん!」

 

曜「その話はやめてって言ったのに!うぅ~、千歌ちゃんのいじわる!」

 

そんな会話をしながら笑い合っている3人が見える。

その光景を見ていると少し切なくなってくる。

なんていうかこう・・・。俺がここにいていいのか?みたいな。

元々俺の心はそんなに強いものじゃない。それはまぁ、育ってきた環境とか俺の精神面とかいろいろ理由はある。

最近は考えないようにしてたんだけどなぁ。

そんなことを考えていると、ふと曜と目が合った。

 

曜「・・・?れー君?どうしたの?」

 

零「ん?あぁ、なんでもないよ。はい、お待たせ千歌。」

 

千歌「ありがと~~!!」

 

千歌はスプーンを手に取ると再びカレーを食べ始めた。

 

零「おいおい、急いで食べると喉に詰まるぞ?」

 

千歌「大丈夫大丈夫!」

 

どっからそんな食欲わいてくるんだ。へたしたら俺より食ってるぞ?

てゆか、それでも太らないってすごいよな。栄養が胸にいってるのかな?

 

千歌「れい君、今変な想像してなかった?」

 

零「えっ、気のせいだと思いますよ?」

 

梨子「なんで敬語なの・・・?」

 

苦笑いをする梨子と曜。お見通しですかな?

 

零「さて、と。俺は食器を片付けるか。お前ら、空いた皿から持ってこいよ~」

 

3人「は~い!」

 

俺はシンクの前に立ち、皿を洗い始める。

皿洗いも一人暮らしの時にやっていたので手慣れている。

 

 

 

零「これで全部かな。」

 

シンクの皿も洗い終え、テーブル上の皿も洗い終えた。

三人はテレビを見ながらソファーに座っている。

 

千歌「あ、そうだ!梨子ちゃんとれい君まだお風呂入ってないよね?今ならお客さんいないから温泉の方に入ってきてもいいよ!」

 

梨子「えっ!私と零都君が・・・一緒に?///」

 

零「いや、そんなわけないだろ。普通に別々でしょ・・・」

 

梨子「・・・そうだよね///」

 

なんで一緒に入れると思ったのか?でもまぁ温泉に入れるのか。

ここの旅館の温泉はまじで気持ちいいからな~。

 

零「んじゃ、お言葉に甘えて。入らせてもらうわ。」

 

梨子「それじゃあ私も・・・」

 

千歌「うん!私と曜ちゃんはチカの部屋にいるから!上がったら来てね!」

 

零「わかった」

 

そう言って俺は荷物を取り、温泉の方に向かう。

温泉に向かう途中で美都さんに会った。

 

零「あ、美都さん。お邪魔してます。」

 

美都「あ、れいじゃん!来てたのか!泊まり?」

 

高海美都。高海家3姉妹の次女あり。今日は旅館の方を手伝っているそうだ。

千歌とはケンカしているのをよく見る。それもまぁたいした内容じゃないんだけどね。

 

零「やっぱり聞いてなかったんですね。今日は俺、梨子、曜が泊まりますよ。」

 

美都「あ~、あの二人も泊まるのか~。千歌の部屋狭いと思うけど我慢しろよ~。」

 

零「はいはい、わかってますよ」

 

多分この人、別のこと伝えようとしてるよね?

一つの部屋に男と一人と女子高生三人。すなわち・・・。

だからそんなことしねぇって!

俺はペコリとお辞儀をすると、再び温泉に向かった。

 

 

 

~温泉にて~

 

ガラガラガラッ

 

温泉の扉を開けると、千歌に言われたとおり、人は誰もいなかった。

俺は、髪・体・顔を洗い終えると湯船に浸かった。

 

零「あぁ~、気持ちいぃなぁ・・・。」

 

 

つい声が漏れる。それほどここの温泉は気持ちがいい。

疲れもとれるから毎日でも入りたいくらいだ。

それから俺はしばらく湯船に浸かっていた。

 

 

 

零「ふぅ~。気持ちよかったな。」

 

俺は温泉から出て、着替えを終え千歌の部屋に向かうところだった。

ちょうどその時、女湯の方から梨子が出てきた。

 

零「あ、梨子。今上がったのか」

 

梨子「まぁね。ってことは零都君も今上がったところね。千歌ちゃんの部屋に行きましょ?」

 

零「そうだな。」

 

俺と梨子は千歌の部屋に向かって歩いた。

風呂上がりの梨子はとても艶やかで、綺麗だった。

少し湿った赤い髪に、シャンプーの匂い。その姿は本当に美しく、見惚れてしまった。

 

梨子「えぇっと、零都君?そんなに見られると恥ずかしい・・・な///」

 

零「あ、ごめん。梨子が綺麗だったからつい・・・」

 

梨子は顔を赤くして俯いてしまった。

自分としたことが、本音を漏らしてしまった。まぁ、ほんとのことだからね!

結局そのあとは気まずく、一言も会話することなく千歌の部屋に着いた。

 

零「おまたせ」

 

千歌「あ!れい君と梨子ちゃんやっと来たぁ!」

 

曜「もう!二人とも長いよう!」

 

梨子「あはは、ごめんね」

 

零「悪い悪い、ってかなんかするのか?」

 

千歌の部屋のテーブルにはお菓子やジュース、他にもトランプなどが置いてあった。

まぁ、お泊まりの夜と言ったらこれか。

 

千歌「そう!曜ちゃんと二人で考えたんだ!」

 

曜「そうそう!今日はせっかくれー君もいるから、みんなでたくさん遊ぼー!ってね!」

 

なるほど、それでトランプか。定番と言えば定番かもな。

 

零「・・・まぁ、今日くらいはいいんじゃないか。明日の練習は休みだし。」

 

梨子「そうね。ところで何をするの?」

 

千歌「ふっふっふ。それはねー!」

 

千歌・曜「ババ抜き対決です!」

 

零「・・・対決?」

 

曜「そう!ただ普通にババ抜きするだけじゃつまらないから!対決して、負けた人は勝った人三人のいうことを一つだけ聞く!面白そうでしょ?」

 

零「あー、そうだな。やるからには負けないからな!」

 

梨子「ふふふ。張り切ってるね。私も負けないように頑張らなきゃ・・・」

 

千歌「それじゃ、ババ抜き対決!」

 

「「「「スタート!!」」」」

 




いかがでしたか?
またまた微妙なところで止めてしまいましたw
次回は何かが起こる予感・・・!?

感想・評価などお待ちしてます!
次回もよろしくお願いします!
それではまた!


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対決の行方は・・・!?

どうもー!しゅ〜です!
今回はババ抜き対決の決着です!
大体の人は想像できてますよねw

それではどうぞ!


零「・・・なぜだ。」

 

俺は手に持っているカードをまじまじと見つめながらつぶやいた。

 

曜「おやおやれー君?詰みですかなぁ?」

 

曜がニヤニヤと笑いながら言い放ってくる。

俺の対面には曜がカードを1枚持っている。

千歌と梨子は少し前に上がっていて、今は俺と曜の一騎打ち。

俺の手札にはハートの9とジョーカー。

そして今は曜が俺から引くターンだ。

ここでハートの9をとられたら負ける。負けたら三人の言うことを聞かねばならない。

・・・この場合の「三人の言うこと」って三人が一個ずつなのかそれとも三人で一つなのか。

どのみち俺が罰ゲームなのは変わらない。

・・・いやまて!ここでもし曜が俺のジョーカーをとれば勝てるかもs

 

曜「こっちかな?」

 

俺の考えてる最中に曜がひょいっとカードを取り上げる。

俺の手元から離れていくカードにはハートが付いているわけで。

 

零「なぜだぁぁぁ・・・・」

 

千歌「やったぁ!私たちの勝ちだぁ!」

 

千歌曜がハイタッチをする。うなだれている俺に梨子が声をかけてくれる。

 

梨子「えっと、大丈夫・・・?」

 

零「・・・大丈夫じゃないかもしれない。」

 

千歌「さぁさぁ!約束だよれい君!」

 

曜「私たちのお願いを聞いてもらうよ♪」

 

零「そのお願いというのは三人でひとつ・・・ですよね?」

 

千歌・曜「何言ってんの?三人で一個ずつだよ?」

 

零「ですよね。わかってましたよ・・・」

 

再びうなだれる俺を背に三人で話し合ってるのが聞こえてくる。

 

千歌「ねぇねぇ、何にする?」

 

曜「コスプレして撮影会とかもいいなぁ♪」

 

梨子「私は・・・何にしようかな・・・」

 

結局梨子もそっちかぁぁぁ・・・

さっき少し心配してくれてたから希望持ったのになぁ・・・。

 

零「それで?何をすればいいんだ?」

 

男に二言はない!

ま、まぁ?言っても女子高生だし?

 

千歌「チカはね~~~!ん~~~!」

 

溜めるな。怖いよ。

 

千歌「思いつかないから後ででいい!!」

 

なんやねん!あんまり溜めるから

少しだけビビったわ!

 

零「まぁ千歌は後でってことで・・・二人は何がいいのさ?」

 

曜「わたしはねぇ~~!今度、れー君の家にお泊まりしたいであります!」

 

ビシッと敬礼をしながら曜が答える。

あれ、曜も意外と苦じゃない願いだ。

 

梨子「私は・・・今は考えつかないから後ででいいかな?」

 

零「あ、あぁ。別にいいが・・・。ってか曜!なんで俺の家の泊まるんだよ!?」

 

曜「いやぁ~、よく考えたら私がれー君の家に泊まったことってなかったなぁと思ってさ!ねっ、いいいでしょ!」

 

零「わかったわかった。日付はあとで決めような。」

 

曜「はーい!!」

 

零「梨子は今じゃなくていいのか?」

 

梨子「えぇ。思いつかなくて・・・。」

 

あれ、ノリノリで千歌と上がった割には何も思いつかなかったのか。まぁ、梨子もそんなにつらいお願いはしてこないだろう。

 

零「そんじゃ、対決終わったから俺は寝るわ。」

 

千歌「えぇ!?まだ早いよ!?もっとお話しようよ~!」

 

曜「そうだよれー君!こういうときは夜通しおしゃべりするんだよ!普通!」

 

普通とはいったい・・・。

 

梨子「私ももっと話したい・・・かな///」

 

・・・梨子さん?なんで顔赤くしてるんですか?

 

零「まぁ、今日くらいならいいかもな。でも、遅くなりすぎたら俺は勝手に寝るから」

 

千歌「わかった!れい君寝るまでチカは寝ないよ!」

 

それから、俺たち4人はおしゃべりを始めたのであった。




いかがでしたか?
今回は少し文字数が少なかった気がします・・・。すいません


次かその次あたりには少しだけ
零都君の過去のことを書こうかな?と思います。
あれ?これって日常系だよね?過去とかいります?
・・・書いてみたいだけです。はい
そろそろ別シリーズも書きたいと思っているので練習のつもりで書いてみます!

それではまた!


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夜の海にて

どーもー!しゅ〜です
なんかこっちを更新するの久々な気がしますねw

それではそうぞ!


そのあと、俺たち4人は遅くまで話していた。

時計を見ると23時半、夜も遅いのでみんな寝ようという話になって

俺以外の三人は眠ってしまった。

俺はなぜか眠れなかった。だから外の空気を吸うついでに夜の海を見に行くことにした。

千歌の部屋を出ると、美渡さんや志満さんは起きているのかリビングに明かりがついていた。

リビングを除くと志満さんがいた。

 

零「あ、志満さん。起きてたんですね。」

 

志満「あら、そういう零都君こそ寝てなかったのね?」

 

零「えぇ、まぁ。眠れなかったので外にでも行こうかなと。」

 

志満「そうなのね。外に出るのはいいけど、なるべく早く帰ってきてちょうだいね?」

 

零「わかってますよ。」

 

俺はペコリとお辞儀をすると十千万の玄関に向かった。

外に出てみると少しだけ風が吹いていて心地よかった。

十千万の玄関を出るとすぐそこには海がある。

俺は浜辺まで歩いて浜辺がついたところで腰をかける。

 

零「はぁー・・・綺麗だな・・・」

 

つい声が漏れる。夜の海を見ることはあまりなかったのですごく綺麗な光景だった。

「海を見ていると自分の悩みが小さく見える」こういう人はたくさんいる。

実際その通りだと思う。どこまでも続く水辺線。そのうえ夜だから水面は月の光に照らされていて幻想的だった。

浜辺に座りながら今日のことを思い出す。

いつも通りの練習。いつもみたいな千歌の突発的な思いつき。そしていつもみたいなAqoursメンバーとの会話。

なぜだろう、いつもAqours9人と毎日を楽しんでるはずなのにどこか外から見ている気がしてならない。

なぜか、自分でも気づかず外から見てしまっている。そのせいで寂しく感じることがある。

自分でもよく意味がわからないが・・・。

 

零「まぁ、こんなこと気にしててもしょうがないよな」

 

そうつぶやくと後ろから声をかけられた。

 

曜「こんなことって?」

 

零「・・・曜!?なんでここに!?寝てたんじゃないのかよ?」

 

曜「・・・驚きすぎじゃない?たまたま目が覚めたられー君がいなくてね。いつになっても帰ってこなかったから志満さんに聞いたの!」

 

そういうことか。んでもタイミングよく目覚ましたなおい・・・

 

曜「それで?何を悩んでたのかな~?」

 

零「・・・別に何でもないよ」

 

曜「流石に嘘だってわかるよ?話してみなって!」

 

苦笑いしながら曜が話しかけてくる。やっぱりお見通しですか・・・。

 

零「まぁ、そのなんていうかな。お前らと話してるとさ、距離を置いちまうんだ」

 

うんうんと曜は聞いてくれている。

こいつって意外と聞き上手だったりするのか・・・?

 

零「別に俺が自分の意思で距離を置いてるわけじゃないぞ。お前ら9人を見てると俺が入る隙なんてないんじゃないかってな」

 

曜「そっか。その気持ちなんとかんくわかるよ。」

 

零「・・・というと?」

 

曜「私もね、前に千歌ちゃんと梨子ちゃんの仲に嫉妬?してた時期があったんだ。だけどね、思いをちゃんと伝えて上げればすっきりものなんじゃないのかな?」

 

零「そういうもんなのかな。でもまぁ、自分から話すなんてことは今はしないよ。」

 

曜「・・・そっか。じゃあこれで解決かな?すっきりした顔してるね!」

 

確かに曜に話してすっきりした。特にこうしよう!とか目標を持ったわけじゃ無い。だけどなぜか

心は軽くなっていた。

 

曜「でも、それだけじゃないんじゃない?」

 

零「お見通しか・・・なんでもかんでも」

 

曜「曜ちゃんをあまりなめないでよ?」

 

優しい笑みを見せてくれる曜。なんつーかこう安心できるな

可愛いし・・・。

 

零「こっちは別にたいしたことじゃない。なんつか、親父に会いたくなってな。」

 

曜「・・・お父さんに?」

 

俺の親父は小さい頃、小学生のころに亡くなっている。死因は病死。不治の病を抱えてこの世を去った。

親父は最後にある言葉を残した。

 

『強く生きろよ。人生楽しんだモン勝ちだ。』

 

このことは前に何度か曜に話している。

そしてこの言葉は俺の生きる上でのモットーにもしている。

 

零「俺は楽しめているのかなってさ。お前ら9人と過ごしているときはほんとに楽しくて時間を忘れるほどだ。だけど、さっきも言ったとおりなぜか嫉妬してる。だから・・・」

 

曜「れー君さ、そんなに深く考えなくてもいいんじゃないかな?」

 

俺の言葉を遮り曜が口を開く。

 

曜「お父さんが遺した言葉は私も知ってる。だけどさ、私たちといる時間が楽しいならそれでいいんじゃないかな?」

 

零「・・・はははっ。かもな。」

 

考えすぎてたのかな。結構深くまで考えたことだったけど解決がすっごい早かった気がする。相談相手が曜だったからかな?

話せてすっきりした。そんでもって少し眠くもなってきたな。

 

零「ま、相談乗ってもらってありがとな。とりあえず、部屋に戻ろうぜ?」

 

曜「そうだね!志満さんに怒られちゃうよ!」

 

俺と曜は立ち上がって部屋に向かう。

部屋に到着して寝ようとして俺はあることに気がついた。

 

零「・・・俺ってどこに寝ればいいんだ?」

 

曜「どこって千歌ちゃんの部屋にきまって・・・あ!」

 

そう、千歌の部屋に寝るのは知ってる。だけど千歌の部屋のどこで寝ればいいの!?

ベットの上には千歌、床に布団が敷いているなかに梨子、そしてさっきまで曜が寝てたであろう場所もある。だけど・・・。

 

零「確実に俺の寝る場所ないよな?布団の数的に・・・」

 

曜「あっはは・・・この布団敷いたの千歌ちゃんだよ・・・あはは」

 

苦笑いをする曜。ほんとにどこで寝ようか・・・。

悩んでいると曜が顔を赤らめながら口を開ける。

 

曜「その、れー君が良かったらなんだけど。さ・・・」

 

零「・・・?」

 

曜「私の布団で一緒に寝ない?」

 

零「・・・はぁ!?」

 

 

まだまだ波乱のお泊まり会みたいです。




いかがでしたか?

なんていうかもう日常系じゃないよね?これ
それと零都君うらやましいよ。俺も曜ちゃんと寝たいよ。
あ、変な意味じゃなくてね?

あと、零都君の過去もそんなに重くないものしたつもりです。
さて、これからどうしようかな。

それではまた!


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夜のヨーソロー!

ども!しゅ〜です。
最近、寝落ちが酷くてあまり更新できませんでした。すいません!
今回はちょっとタイトルがアレですね。
大丈夫です。そんなシーンは入ってませんよw

それではどうぞ!


 

零「・・・何言ってんのお前・・・?」

 

曜「だから、その、一緒に寝ない?って」

 

零「別に聞こえなかったわけじゃねぇよ。」

 

曜「れー君は私と寝るのがそんなに嫌・・・?」

 

目をうるうるとさせ上目遣いで俺の目を見てくる曜。

これは反則っしょ・・・

でもまぁ現に寝るところはないし、それしかないか。

というか、年頃の高校生が二人同じベッドで寝るって大丈夫なのか・・・?

さらに朝起きたときの千歌と梨子の反応とかも大丈夫かな。

 

零「わかったわかった。一緒に寝るよ。」

 

はぁ・・・とため息をしつつベッドに向かう。

 

零「俺は壁側に寝るから。曜はそっちで。」

 

曜「了解であります!」

 

ビシッと敬礼しながらにっこり笑う曜。こいつ、男と同じベッドで寝るってことに躊躇とかしないわけ?

俺は壁側に寄り、横になる。

曜はすぐに隣に来て横になる。

 

零「・・・近いな」

 

曜「あっはは!そうだねぇ!」

 

なんか急にテンション高くなったな。なんでだ?

 

零「そんじゃ、おやすみ」

 

曜「はーい!おやすみ!」

 

それから俺は目を瞑った。

 

 

・・・が、当然寝ることはできない。一応目瞑ってから10分程度は経っているだろう。

なぜって?女の子が隣に!寝返りしたら息が当たるくらいの距離に!いるからだよ!!

これで普通に寝れる男子高生っているのか!?

手出すやつだっているだろ!?状況的に。

まぁ、俺には度胸ないからそんなことできないけど。

 

零「はぁー・・・」

 

おとなしく寝るか。まだ寝れないと思うけど。それにしても・・・

 

零「こいつの髪、綺麗だよな・・・。」

 

俺はアッシュグレーの髪をなでる。

なでると同時に曜の体がビクッとする。

髪なでられただけでこんな反応する・・・?

つーことはもしかして・・・

 

零「もしかして曜・・・起きてる?」

 

曜はまた少し体をビクッとすると寝息を立てる。多分起きてるな。

 

零「おーい?曜さーん?起きてるんじゃないのかー?」

 

少し状態を起こし曜の肩を掴む。そして曜の顔を覗くと真っ赤だった。

 

零「曜・・・?なんでそんなに顔赤いの?」

 

曜「いや、これは、その・・・///」

 

零「起きてんじゃん」

 

曜「あっ・・・」

 

俺の質問に答えかける曜。その時点で起きていることになる。

 

零「なんで寝たふりしてたのさ?」

 

曜「それは・・・いつれー君が襲ってくるのかと思って・・・。」

 

零「・・・はい?」

 

何言ってるのこの子?確かに曜は可愛いけど

俺に度胸ないの知ってるよね?夜になれば獣になるとでも思ってんのか?

 

零「・・・曜、大丈夫?」

 

曜「そんな哀れんだ目で見ないで!?」

 

零「まぁ、それはそうと・・・。でも『襲ってくるかと思って』って言ってたよな?」

 

曜「うん・・・あっ」

 

零「それって・・・」

 

曜「あぁーーーー!!///ストップストーーップ!」

 

零「うるせぇ!大声出すな!」

 

曜「あっ、ごめん・・・」

 

そう、襲われるかと思って寝たふりをしていた。

襲われるかと思って起きていた。これは「襲われないように」って解釈もあるが

さっきまで曜は顔を真っ赤にしていた。

つまり、完全にその気だったわけだ。まぁ、言おうとしたら遮られけど・・・

 

曜「あぁぁぁもう!私本当に寝るからね!おやすみ!!!」

 

零「おい、ちょっ・・・」

 

曜は布団を頭までかぶった。多分今も顔を真っ赤にしてるんだろうなぁ。

 

零「ま、いっか。おやすみ」

 

こうして俺と曜との波乱の夜が幕を閉じた。




いかがでしたか?

曜ちゃんは知識はあるみたいです。w
ってか、零都君うらやましいよ。俺も曜ちゃんと一緒寝たいよ。マジでw

そういえばババ抜きの罰ゲーム(千歌っちとのデート回)も書かなきゃ!
最近寝落ちは酷いけどモチベはばっちりですので!

それではまた!


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桜色の朝

ども!しゅ〜です!
はやくも第10話ですねぇ。
2年生組ばっかり書いてる気がします・・・
1・3年生組も書かなきゃなぁと思う今日この頃。

それでは本編どうぞ!


「・・・きて。・・・お・・て・・・零・・・君」

 

零「んん・・・なんだよ、まだ眠い・・・。」

 

眠い目を擦りながら開けるとそこにはすでに着替えを終えている梨子がいた。

 

梨子「起きて?零都君」

 

零「なんだ梨子か。おはよう・・・」

 

梨子「おはよう。今日はいつもより眠そうだけど私たちが寝た後なんかあったの?」

 

零「・・・まぁあったって言えばあったけどなかったよ。」

 

梨子「どっちなの・・・?」

 

梨子は苦笑いをしている。ってか朝からこんな美少女に起こされるとか。

曜に起こしてもらうことは何回かあるけど梨子起こされるのも悪くはないな。

 

零「っていうか今何時・・・?」

 

梨子「今?今は7時過ぎよ。それなのに曜ちゃんが寝てるから・・・。」

 

千歌が寝てるのはいつものことだが、いつも早起きする曜までもが寝ている。

そりゃあ不思議に思うわな。

確か俺と曜が寝たのは日付が変わってからだったからな。

 

零「昨日、俺と曜遅くまで話してたからな。まだ眠いんだろ。起こさなくてもいいと思うぞ。」

 

梨子「そうなのね、・・・曜ちゃんばっかりズルい・・・」

 

零「なんか言ったか?」

 

眠くて最後の方がよく聞こえなかった。なんて言ったんだ?

 

梨子「なっ、なんでもないわよ!」

 

なんなんだよもう。顔真っ赤だし・・・昨日の曜みたいだな。

 

零「あぁ~、眠気もだんだん覚めてきたし・・・梨子、散歩でも行かないか?」

 

梨子「別にいいけど・・・二人は?」

 

零「どうせまだ起きないだろ。二人で行こうぜ」

 

梨子「れっ、零都君と二人っきり・・・!?」

 

零「あー、嫌だったか?なら一人で行ってくるけど」

 

梨子「いえ!全然嫌じゃないわ!行きましょ!」

 

俺は着替えずに部屋着の上にパーカーを羽織る。そして高海家の洗面所を借り、顔を洗って歯を磨く。

洗面所に向かうまで誰ともすれ違わなかったけど、美渡さんも志満さんももう働いてるのかな?

旅館って大変なんだなと思いつつ千歌の部屋に戻り、梨子を呼びに行く。

 

零「お待たせ。そんじゃ行こうか」

 

梨子「えぇ。」

 

そうして俺と梨子は朝の散歩に向かった。

 

 

俺らは特にどこへ向かうって目的もなく、浜辺を歩くことにした。

天気は良く、風も心地いいくらい吹いている。波も穏やかで果南なんかダイビングでもやってんだろうな。

 

零「はぁ~、朝の海は気持ちいいなぁ・・・」

 

梨子「えぇ、そうね」

 

俺と梨子は顔合わせ笑い合う。可愛いなぁ。千歌や曜に負けず劣らず。

 

零「そういえば、今日梨子はなんか用事あんのか?」

 

梨子「私?なんで?」

 

零「いや、別に理由はないけどさ。ほら、千歌のことだから『みんなでどっかいこー!』とか言いそうじゃん?」

 

梨子「あはは・・・確かに・・・」

 

苦笑いをする梨子。まぁ、千歌のことだから言うんだろうな。

 

梨子「私は特に用事はないから誘われたら行こうかな。そういう零都君は?」

 

零「俺はまぁ、ついてっていいなら行こうかな。」

 

梨子「全然いいと思うわ。千歌ちゃんや曜ちゃんもそう思ってるわ。」

 

零「へぇ、よくわかるね・・・ってそりゃそうか。」

 

梨子「まぁ、同じAqoursメンバーだしね」

 

そんなことを話しながら梨子と歩き続ける。

そしてしばらく歩いたところで時計を確認すると、7時半をすぎていた。

 

零「そろそろ旅館戻ろうぜ。あいつらも起きるだろうし」

 

梨子「えぇ、そうね。戻ったら朝ご飯食べましょ♪私が作るから!」

 

マジか!梨子が作ってくれる朝飯!!

 

零「え!梨子が作ってくれんのか!なら早く戻ろうぜ!」

 

梨子「うふふ。そんなに期待されても困っちゃうな」

 

零「梨子が作るご飯は美味しいからな!そりゃあ楽しみさ」

 

梨子「その台詞、曜ちゃんの前でも言える?」

 

零「どっちのもうまいからなぁ・・・いえないっす」

 

梨子「やっぱりね、そう言うと思ったわ。だったら曜ちゃんに負けないくらい美味しいご飯作らなくちゃね」

 

零「別にそんなに張り合うことないだろ・・・」

 

梨子「女の子ってそういうものなの♪」

 

それは違う気もするが・・・

 

しばらく歩くと十千万が見えた。

今日も1日頑張るかぁ。




いかがでしたか?

梨子ちゃんの朝ご飯食べてみたいですねぇ。サンドイッチ・・・
ちなみに次は2年生組とのデート回にしようと思ってます!

それではまた!


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みかん色と水色の目覚め

どもども!しゅ〜です。
なんかタイトルがそのまんますぎて・・・w
他のss主さんってタイトル付けるときどうやってネーミングするのか
教えてほしい次第ですw

今回は再び朝回です
それではどうぞ!


しばらく歩いて旅館についた。

旅館の入り口には高海家のペットであるしいたけがいた。

 

零「お、しいたけ。起きてたのか。おはよう」

 

俺はしいたけの頭をなでる。そんな俺の後ろに梨子が隠れる。

そう、梨子はしいたけが苦手でいつも千歌の家に来るたび逃げ回っていいる。

この間なんてしいたけから追い回されて千歌の部屋のベランダから梨子の部屋のベランダまでジャンプしたっけ。

 

零「なんでそんなに恐れるんだよ?しいたけは噛まないぞ?」

 

そうだ。と言わんばかりにしいたけがワンッと吠える。

 

梨子「そ、それでも怖いものは怖いの!はやくいきましょ!」

 

零「はいはい。んじゃな、しいたけ」

 

しいたけの頭をなでている手を離し、千歌の部屋に向かう。

そういえば向かっている途中志満さんや美渡さんの声が聞こえた。多分、旅館の仕事でもしているんだろう。

あとで挨拶しに行かなきゃな。

 

なんやかんやで千歌の部屋に到着。

扉を開けると二人はまだ寝ていた。まだ寝てんのかよ。

 

梨子「まだ寝てるみたいね。どうする?起こす?」

 

零「流石にそろそろ起した方がいいだろ」

 

梨子「そうね!千歌ちゃん曜ちゃん!そろそろ起きて!」

 

曜「ん・・・梨子ちゃんおはヨーソロー」

 

梨子「おはよう。零都君も起きてるよ?」

 

曜「えっ、あっ、その、、おはよう」

 

零「ん?あぁ、おはよう。」

 

辿々しく挨拶をする俺ら。曜からしたら恥ずかしいだろうな。

昨日色々言っちゃってたし・・・。

 

梨子「そういえば、二人はどうして一緒の布団に寝てたの?」

 

零「まぁその・・・俺の寝る場所がなくてな。そしたら曜が・・・」

 

曜「わぁーーーー!ストーーップ!」

 

梨子「よ、曜ちゃん!?」

 

曜「違うの梨子ちゃん!昨日はね!れー君の寝る場所がなくてどうしようか迷ってたら

れー君が私と一緒に寝たいって言ってきたから仕方なく・・・そう!仕方なくだよ!」

 

零「は、はぁぁぁ!?昨日はお前から一緒に寝ようって・・・」

 

曜「ちーがーうーもーん!れー君からだもん!」

 

零「梨子!こいつは嘘をついてるぞ!昨日こいつから『一緒に寝ない?』って言ってきたんだからな!?」

 

梨子「ええっと・・・どっちから誘ったとしても高校生が二人で一緒のベットに寝るって言うのは・・・」

 

零・曜「梨子(ちゃん)!?」

 

まさかのどっちの味方でもない意見に驚いた。いやでも曜の言ってることは嘘だから!

そんな言い争いをしてると千歌がもそもそと起き始めた。

 

千歌「・・・もぉ~朝からそんなに騒いでどうしたの~・・・?」

 

梨子「あ、千歌ちゃん起きたんだね。おはよう」

 

千歌「あ、梨子ちゃん。曜ちゃんにれい君もおはよう~」

 

千歌の目はまだ眠そうな目していた。それにしても寝起きだっつーのにアホ毛はたってんのな。

あのアホ毛、千歌が喜んだりするとぴょこぴょこするし、悲しむと垂れるし・・・

意思持ってるのかな?面白すぎだろ。

 

ってか、梨子は先に起きてたからわからないけど、曜も千歌も寝起き可愛いよな。

いつも元気だからこういう寝起きとかの表情とかは可愛いと思う。うん。

 

零「そんじゃ、朝飯食うか?」

 

千歌「そうだねぇ。何食べる?」

 

梨子「あるもので何か作ればいいんじゃない?」

 

曜「そうだね!それじゃあキッチンいこっか!」

 

零「と、その前に。千歌と曜は着替えてから来いよ?梨子、行こうぜ」

 

千歌・曜「は~い!」

 

先に俺と梨子は朝飯を作るべくキッチンへ向かった。

朝から騒がしいなぁ・・・。




いかがでしたか?

日に日に文字数少なくなってますねw
少しずつでも増やしていきたいですね~

次回から本格的にデート回にしようかなと思ってます!
それではまた!


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カオスな朝

ども!しゅ〜でっす!
いや~、最近寝落ちが多くて更新できてませんでした。
楽しみにしてくれた方申し訳ありません。(そんな人いない)

それでは本編どうぞ!


~高海家キッチンにて~

 

今、俺たち4人は高海家のキッチンで朝何を食べるか悩んでいる。

あれ、梨子が作ってくれるって言ってた気がするけど・・・それは二人きりのときがいいなぁとか思ってたり。

 

千歌「朝ご飯どうする?」

 

梨子「私が何か作るわよ。零都君には伝えてあったんだけど・・・」

 

千歌「えっ!?梨子ちゃん!れい君といつそんなこと話してたの!?」

 

曜「そうだよ!いつの間にそんな約束してたの!?」

 

零「あーえっと。それはだな・・・」

 

まずい。朝梨子と二人で散歩してたなんて言えない。

曜は昨日の夜のことがあるからなんとかなるとして

問題は千歌なんだよなぁ。

なんか、拗ねて機嫌直すのがめんどくさくなりそうだなぁ・・・。

流石に高校生になって拗ねるってことはないかな・・・?

とりあえず梨子に説明してもらおうかな。ボロとかでなさそうだし

 

零「梨子、説明頼むわ」

 

梨子「なんで私が!?・・・まぁいいわ。零都君がね、朝の散歩に行くから行かないか?って誘ってくれて。その時に

朝ご飯は私がって話をね。

そしたら零都君、すっごく楽しみにしてくれてたから作ろうかと思ったってこと」

 

あぁ、うん。内容はあってる。合ってるんだけど

そのまますぎてこれじゃあ・・・

 

曜「ちょっとれー君!私という女の子がいながら浮気なんて酷いよ!」

 

こうなる気がしたよ。

ってか、曜の思考回路がちょっとよくわかんないんだけど!?

別に俺たちは付き合ってるとかの関係じゃないだろ!?

 

零「ちょっと曜!?どうしたんだ!?おい千歌!曜に変なスイッチが・・・」

 

千歌「曜ちゃんが・・・れい君と・・・あっ、あんなことや・・・」

 

零「ち、千歌!?なんでショートしてんだよ!?」

 

千歌が変な妄想でショートした!?しかも「曜ちゃんが・・・れい君と・・・」って

何想像してんだよ!?

断じてそんな関係ではないから!!なりたいと思ったことはあるけど!!

 

変なスイッチが入った曜とショートした千歌。

それを見てあたふたしてる俺に三人を見て苦笑いをしてる梨子

カオスすぎるだろ。こんなん誰が止めれるんだよ?

っていうか、梨子よ。止めてくれよ。

 

零「お前ら!そろそろ戻ってきてくれ!」

 

曜「あっ、ごめんごめん!面白くてつい」

 

は!?ってことはわざと!?

こいつ性格悪いなぁ・・・

ってことは千歌もわざとか・・・

 

千歌「あれ、私・・・もしかしてまた寝てた?」

 

こっちはマジかよっ!

ってかほんとに腹減ったんだけど・・・

 

零「はぁ・・・そろそろ腹減ったんだけど・・・」

 

梨子「そうね。私作ってくるわ。千歌ちゃん、キッチン借りるわね」

 

千歌「はーい!」

 

曜「それじゃあ私も付き合うよ!千歌ちゃんとれー君は待っててね!」

 

俺は言葉に甘えて千歌とリビングで待ってることにした。

俺はソファに腰掛けボーッとする。すると隣に千歌が座ってきた。

 

零「あ、そうだ千歌。今日はなんかするのか?」

 

千歌「んー、何も考えてなかったけど・・・れい君は何がしたい?」

 

零「別になんでもいいや。千歌たちがやりたいことでいいよ。」

 

千歌「そっか。じゃあ考えておくね!」

 

千歌が笑顔で答える。ほんと笑顔眩しいよなこいつは

俺はと言うと朝っぱらから疲れたよもう・・・

 

これがちょっとカオスな俺の一日のスタートとなる。




いかがでしたか?

なんていうか、題名が「Aqoursとの日常」なのに全く日常感がないっすね
ってことで題名を変更したいと思うんですが思いつかないので
募集したいと思います!コメントしてくれたら嬉しいです!

それではまた!


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朝食はくらいは普通にね?

どもども!しゅ〜です

今回は朝食回ですよぉ!
自分でも思うんですが、お泊まり会編の朝シーンって結構刻んでますよねw
まぁまぁそのうち終わると思うのでしばしお付き合いくださいw

それでは本編どうぞ!


4人「いっただきま~す!」

 

俺たちは今、曜と梨子が作った朝食が並んでいるテーブルを囲んで座っている。

テーブルの上にはサンドイッチと手の込んだサラダが人数分置いてある。

俺はサンドイッチに手を伸ばす。なんとなく梨子が作ったものだなってのがわかる。

サンドイッチを一口頂く。

 

パンのモチモチ感と卵の風味が程よく合っていてとても美味しい。

これなら朝から何個でも食える気がするな。

 

零「このサンドイッチ美味しいな。作ったのは梨子か?」

 

曜「ふっふっふ、そう思うでしょ?」

 

零「違うのか?」

 

梨子「実はね、曜ちゃんと一緒に作ったの。このサラダもね」

 

千歌「曜ちゃんいつの間にそんなスキルを・・・!」

 

どや!と言わんばかりに曜が腕を組み、俺を見てくる。

いや、美味しいよ。てっきり梨子が一人で作ったものかと。

 

俺はどんどん食べ進める。

ほんとにうまいんだわマジで。

いつもは曜が作る朝ご飯だけしか食べないが梨子が作ってくれるのも悪くはないな。うん。

 

零「そういや、今日の予定はどうすんだ?」

 

千歌「考えたんだけどね!みんなで沼津の方に行かない?」

 

まぁ、なんとなく予想してた。どっかに行くってのはね

同じことを考えたのか梨子と目が合って笑い合った。

そういえば散歩のときはなしたもんな。こんなこと

 

零「いいんじゃないか。てか、何しに行くんだよ?」

 

千歌「・・・ふぇ?特に何にもないよ?」

 

梨子「・・・何にもないのに沼津行くの・・・・」

 

曜「千歌ちゃんらしいねぇ!あはははっ!」

 

なんで曜は千歌の突発的に合わせることができるんだよ

俺も一応一年くらいは一緒にいるけどまだ慣れないぞ?

 

 

・・・っとまぁこれからの予定は沼津に行くってことになるな

まぁ欲しい本とかあったし、俺にとってはちょうど良いかな

 

零「俺は全然かまわないが・・・二人はどうする?」

 

梨子「私は全然大丈夫よ」

 

曜「私もであります!」

 

千歌「じゃあ決まりだね!そうと決まれば早くご飯食べて準備しようよ!」

 

もう!?流石に早くないっすか千歌さん?

でもまぁ、みんなそろそろ食い終わるし・・・

 

零「んじゃ、俺は洗い物しとくからお前ら準備してこいよ。俺は特に用意するものないからさ」

 

梨子「それじゃあ私も・・・」

 

零「いいっていいって。女子は色々準備大変なんだろ?だったら俺に任せとけって」

 

梨子「・・・ならお言葉に甘えさせてもらうわ。ありがとうね」

 

曜「ほらほら!早く準備にいこー!」

 

こいつは・・・感謝とかないわけかよ?梨子みたいにさぁ!

まぁ、自分から名乗り出てやることだから別にいいんだけどね

 

そうして俺は高海家のキッチンで一人、洗い物をするのであった。




いかがでしたか?

次回からは章を変えて沼津デートwith二年生!
ということで次章も刻んでいく予定です!

それではまた!


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2年生+α沼津に降臨!!

ども!しゅ〜です!
今回から2年生組とのデート回です!
最初の数話は全員登場で、後々個人デート回にしようかなと思ってます!

それでは本編どうぞ!


千歌「ほら~!れい君!早く早く~!」

 

零「待てって、今行くから」

 

千歌たち3人が玄関の前で手を振っている。

 

 

 

俺は洗い物を終えたあと、千歌たちの準備はまだ終わらないだろうと思い

リビングのソファで少し眠ろうと横になった……はずだった。

横になろうと体を傾けた瞬間、見慣れた声が耳に響いた。

 

千歌「れいく~ん!みんな準備できたよ~!」

 

零「・・・早くね?」

 

俺はと言うと、着替えてはいるがその他何も準備していない。

俺は急いで洗面所に向かって歯を磨き、バックに財布やら携帯やらを入れて

玄関に向かった。もちろん3人はすでに準備が完了していた。

 

曜「も~。れー君遅いよ~。女の子をこんなに待たせるのはどうかと思うよ~?」

 

零「いや、それは俺も悪かったけどさ。なんでお前らそんなに準備早かったんだよ?」

 

梨子「別に普通じゃないかしら?零都君が遅いだけじゃない?」

 

そういうものなの?女子って

俺が洗い物終わるまで特別時間がかかったわけじゃないし…

まぁいいか。

 

零「そんじゃ、行こうか。」

 

千歌「うん!そろそろバスも来るよ!」

 

十千万を出て、4人で談笑しながら近くのバス停に向かう。

バス停で待つこと数分、バスが来て乗り込む。

一番後ろの席は他の人が座っていたため、適当な場所に乗る。

ペアは千歌と曜。その前に俺と梨子ってことになった

これはまぁ乗った順だからしょうがない。

後ろからは元気な声がふたつ聞えてくる。

沼津につくまでもう少しあるし梨子と話して時間を潰す。

 

零「そういえば梨子は、沼津でなんか買うものとかはあんのか?」

 

梨子「特に何もないけど…洋服でも見ようかなと思っているわ。」

 

零「へぇ~。やっぱり梨子は後ろの2人より女の子って感じがするよな」

 

梨子「どういう意味?それ」

 

梨子がクスッと笑いながら聞いてくる。

 

零「普通に考えて、初対面の男にでも話しかけられる女子なんてそうそういないだろ?後ろの2人みたいに」

 

梨子「まぁ確かに・・・。でも、私も慣れれば男の人と話すことはできるわよ?零都君とも話せるし」

 

まぁ、そりゃそうだ。

ちなみに千歌や曜とは1年ほど前から知り合ってはいるが、梨子とは4月からのつきあいだ。

それは梨子が東京から内浦に引っ越してきたから。会った頃話しかけられても簡潔な言葉でしか返答してくれなかったしなぁ

そう考えると梨子の成長すごいよな、うん。

 

千歌「ねぇねぇ梨子ちゃん!れー君!そろそろ沼津つくから降りる準備ね!」

 

こんなことを考えていると後ろから千歌が話しかけてくる。

ってか、もうつくのか?早いな

 

するとバス内にアナウンスが流れる

 

「次は沼津駅前~。沼津駅前~。」

 

しばらくしてバスが止まり、扉が開く。

俺たち4人はバスから降りる。

 

千歌・曜「とうちゃ~く!」

 

零「千歌はともかく曜は沼津の方に住んでんだろーが?」

 

まぁ、俺も曜の家の近くだから沼津に近いけどね

 

曜「私は一人で駅前とかに来ることないからね~!だから今日は楽しみであります!」

 

ビシッと敬礼する曜。その敬礼癖はなんなのかね?

 

零「・・・まぁいいや。つか、最初はどこいく?」

 

千歌「んー、どうしようか」

 

零「そういえば梨子、洋服見たいって言ってなかったか?」

 

梨子「確かに言ったけど・・・別に最初じゃなくてもいいんじゃない?」

 

千歌「どうせ行くところないし行っちゃおうよ!荷物増えたられい君が持ってくれるから!」

 

零「俺を荷物持ちみたいに言うんじゃないよ。」

 

曜「まぁまぁ!それじゃあ洋服を見に!全速前進ヨーソロー!」

 

俺に拒否権はないそうです。

ってなわけで梨子の服を見に行くことにした俺ら。




いかがでしたか?

めーっちゃ中途半端なところで止めましたw
眠気に勝てなかったんですごめんなさいぃぃ

そんなことは置いといて…
やっとデート章ですねぇ!
個人回を書くのがほんとに楽しみなんです!

それではまた次回!


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I LOVE・・・

どもども!しゅ〜でーす!
デート回第二話!
多分次回から・・・って前書きで次回予告は早いっすねw
まぁそんな話はどうでもいいとして!

本編どうぞ!


千歌「チカも洋服買おうかなぁ~!練習用の服とか!」

 

曜「あっ!なら私も買おーっと!いや、れー君に買ってもらおうかな?」

 

曜がニヤニヤしながらこっちを見てくる。

現在、俺たちは洋服を見に行くため、洋服店に向かって歩いている。

それはいいんだが曜が俺におごらせようとしてるのは何なんだよ?

金は・・・まぁあるけど。けど、流石にそれはできないんだよなぁ。

 

零「奢るのは無理。けどまぁ選ぶくらいならするよ。」

 

これが妥当な回答だろう。

ていうか、曜にだけなんか買ってやると

梨子と千歌も絶対のってくるからな

千歌はなんとなくわかるけど、梨子も結構欲張りだからなぁ・・・。

 

そんなことをことを考えてると目の前に洋服店があった。

俺たち4人は中に入る。

中には主に女性が着るような服がたくさん置いてあった。

こういうところに入るのってなんか少しためらっちゃうよね。

今日は千歌とか曜とか梨子がいるからまだ大丈夫だけど、

ここに一人で入れって言われたら入り口でウロウロし出すレベルだよほんとに。

 

千歌「ねぇねぇ!この服!まさにチカの為にあると思わない!?」

 

そんなことを考えてる俺に突如声をかけてきたのは千歌。

その手にはオレンジ色・・・もとい、みかん色の服。

それだけならまだ可愛いと思ったんだ。だが千歌が自分の体に服を当ててみると、

正面にプリントされる文字があらわになる。

 

 

『I LOVE MIKAN 』

 

いやまぁ、『チカの為』ってのはなんとなくわかるよ。

MIKANだもん。みかんだもん。

 

零「千歌・・・流石にそれは・・・」

 

梨子「千歌ちゃん・・・」

 

多分梨子も同じこと思ったんだろうな。

そんな中

 

曜「すっっごく似合うよ千歌ちゃん!」

 

零・梨子「えぇ・・・」

 

なんで曜は肯定できんの?似合うってのは流石にないんじゃ・・・。

 

曜「じゃあ私はこれかな!!」

 

そう言うと曜も一着の服を持ってきて自分の体に当てて見せてくる。

水色の曜にとても似合う色で水玉模様が入ってるとても可愛らしい服。

あれっ、この流れさっきと一緒・・・。

 

正面には

 

『I LOVE YOU 』

 

まじかよ・・・。もう言葉も出なかった。

こいつの場合はもはや勝手に英単語を自己解釈してやがる。

しかもこの服、俺らはぎりぎり意味を理解してるから大丈夫だけど

端から見たら結構な異常者じゃね?

ルックスめっちゃいい女子の私服が『I LOVE YOU 』

これ、仮に俺と二人で歩いてたりしたらとんでもないことになるぞ?

まぁ、流石にこの二人買わないよな・・・?

 

千歌・曜「れー君!これ買って!!!」

 

・・・なんて?まずこれ買うの?まじで?

しかもなんか支払いは俺だって?いやいや。

いやいやいや。こりゃ流石に全否定だわ。

 

零「やだ。よし梨子。行こうぜ。なんか奢るぞ。」

 

梨子「えっ、本当?」

 

千歌・曜「ちょっと!?」

 

曜と千歌を置いて店を出る俺と梨子。その後ろをしぶしぶついてくる千歌と曜。

はぁ・・・。最初からこんな調子で大丈夫なんだろうか・・・。




いかがでしたか?
今回、千歌ちゃんおなじみ『I LOVE MIKAN』と
曜ちゃんおなじみ『I LOVE YOU』を登場させましたw
個人的にはみかんの方がほしいかなぁw

次回は個人回の手前にしときます。
そして、番外編で
Aqoursメンバーにシャドウバースをやらせてみたいのですっw
その件に関しては意見を待ってから決めたいと思いますw

それではまた!


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デート対決・・・?

ども!しゅ〜で~す
今回は個人デート回につながる回になってます!

それでは本編どうぞ!


千歌「これからどうしよう~・・・」

 

現在、俺たちは少し早いがショッピングモール内のフードコートで休憩している。

さっきまで居た洋服店から少し離れた大きめのショッピングモール。

三階層で、とりあえず二階のフードコートで休まないかって曜の意見で休んでいる。

ここについて少ししてから千歌と曜が例のTシャツ事件のせいで梨子の服を見るのを忘れたことに気づき

また戻ろうかと梨子に訪ねたのだが、またあの二人が騒ぎ出すと思うから。と遠慮してくれた。

まぁ、その分あとで一緒に行くことにしたけど。

 

零「俺、飲み物買ってくるわ。お前ら何飲みたい?」

 

千歌「みかんジュース!」

 

まぁ、そーだわな。ってか、千歌がみかんジュース以外飲んでるの見ないな

本当にみかんジュースしか飲んでないんじゃないか?ってくらい。

 

零「曜と梨子は?」

 

曜「私はーカルピスかな。」

 

梨子「それじゃあ、お茶がいいかな」

 

零「了解。んじゃあ買いに行ってくる間になにするか決めとけよ」

 

そういって俺は立ち上がり、飲み物を買いに並ぶ。

昼時でもないのに少し並んでいる。

俺たちみたく休んでいる人たちがいるのだろうか。

そんなことを考えていると俺まで順番が回ってきた。

 

俺は素早く注文を頼み、商品を受け取った。

三人が選んだものに+して自分の分のコーラを持ちながら

三人の居る場所に戻る。

 

すると三人は笑顔で話していた。おそらく何をするか決まったのだろう。

 

零「おまたせ。何するか決まった?」

 

俺は三人に飲み物を配りながら聞く。

 

千歌「うん!それはね・・・!」

 

なんでこんなためるのさ?しかも梨子は顔赤らめて俯いちゃってるし・・・。

 

千歌「これかられい君には!私たち三人と個別デートしてもらいます!!」

 

零「・・・は?」

 

いやいや。待て。なんでそうなる!?ってかどういう思考回路!?

色々突っ込みたいけどなんか多すぎて言葉が・・・。

 

零「ええっと・・・。そのこころは?」

 

曜「いつも通り千歌ちゃんの・・・」

 

思いつきですかそうですか。

 

千歌「それでね!三人とデートしてもらって、一番楽しかったと思った人を発表するの!その人はなんと・・・!」

 

零「なんと?」

 

千歌「一日、れい君と一緒に過ごすことができる権利を得ることができるのです!」

 

・・・うーん?なんて言うんだろ。それ、俺に全く得なくない?

いや、三人とも美少女だから居れるだけで幸せなんだろうけど。

 

零「曜と梨子はそれについては・・・」

 

曜「もっちろん!権利は私がいただくよ!」

 

目が燃え上がってる曜。本気だなぁおい。

 

梨子「私も・・・頑張ります!」

 

えぇ!?梨子も!?

俯いてたから乗り気じゃないかと思ってたけど・・・。

 

千歌「ほら!決まり!それじゃあ最初は誰から始める~?」

 

もう始まんの!?ってか俺の意見無視かい。拒否権どころか発言権も危なかった気がするんだけど?

もうここまで来たらとことん乗ってやろうか?

でもこれから三人とデートかぁ。嬉しいけど財布が空になるんだろうなぁ。

 

千歌「じゃあ、最初にデートする人決めよ!じゃんけんで!」

 

曜「うん!負けないよ!」

 

梨子「私も・・・!」

 

三人「最初はラブ!サン・サン・サンシャインでじゃんけんぽん!」

 

梨子「勝った-!最初は私ね♪」

 

じゃんけんに勝ったのは梨子。ってことは最初は梨子とか。

 

千歌「二番と三番も決めちゃおっか!それじゃあもう一回!勝負だ曜ちゃん!」

 

曜「受けて立つよ千歌ちゃん!」

 

二人「最初はラブ!サン・サン・サンシャインでじゃんけんぽん!」

 

曜「やったー!私の勝ち-!!」

 

千歌「負けたぁ~!チカが最後かぁ~!」

 

ということで、順番が決まったらしい。

1番が梨子。2番が曜。3番が千歌。

 

千歌「それじゃあ最初は梨子ちゃんからだね!」

 

あぁーついに始まった。まぁ楽しむとしますか。

 

梨子「そ、それじゃあ・・・よろしくね、零都君///」

 

零「なんでそんな緊張してんだ。まぁ、とりあえず行こうか。」

 

そんなわけでデート対決?が始まった。




いかがでしたか?

いよいよ次回から個人回・・・!
トップバッターは梨子!頑張って書きますよ~!

それと、この「Aqoursとの日常」がもう少しで通算UA10000突破しそうなんです!
その時は特別編を書こうと思ってます!
これからもどうぞよろしくお願いします!

それではまた!


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デートcase1 桜内梨子〔前編〕

どもども!しゅ〜です!

今回から個人回です!
まずは梨子ちゃんです!
本編どうぞ!


零「どこか行きたいところってあるか?」

 

梨子「ん~そうだなぁ・・・」

 

現在俺と梨子は二人でどこに行こうか考えている。

事の発端はさっきの千歌。突発的な案で三人と個別デートをすることになった俺なわけだが…

今はフードコートを離れて歩きながら目的地を決めている。

だけど、双方特に行きたいところがなく・・・。

 

零「あ、そうだ」

 

梨子「どうしたの?零都君」

 

零「ほら、折角あのうるさい二人がいないんだ。服見に行かないか?見に行きたかったんだろ?」

 

梨子「うるさい二人って・・・」

 

梨子が苦笑いしながら応答する。

でもまぁあの二人いないならゆっくり見れるしな・・・

 

零「ゆっくり見るチャンスだぞ~?」

 

梨子「そうね。それじゃあ行きましょ」

 

そして俺たちは服屋に向かって歩き出した。

 

零「そういえば、個別デートって言っても終了ラインってどこなんだろうな・・・?」

 

梨子「どういうこと?」

 

零「三人とデートして良かったと思った人を決めるってのはまだわかるが・・・。

『これしたら終わり!』とか『これしてきて!』みたいな指令もないからさ。」

 

梨子「ん~。確かにそうだね。どうする?」

 

零「まぁ・・・それは作者がなんとかするんじゃないか」

 

梨子「何言ってるの!?」

 

あれ、俺なんかまずいこと言った?

 

梨子「それと零都君。あまりデートって言わないで・・・。恥ずかしいよ・・・」

 

赤面して俯く梨子。めっちゃ可愛いんだけど!!

もう梨子が一番でいいかな?なーんて

そんなことを話していると早くも店の前についた。

さっきとは違う、ショッピングモール内の服屋。

中には男性向けの服も多少あり、俺も入りやすかった。

 

零「さてと~。そういえば服って言っても何の服を見るんだ?私服とか練習着とか色々あるだろ」

 

梨子「今日はどっちかって言ったら私服かな?出かけることは少ないけどやっぱり持っておきたくて・・・」

 

零「そんじゃ、早く決めよーぜ」

 

俺と梨子が服を見歩き始める。ノリで俺も選ぶ感じになってるけど問題ないよね?

 

梨子「これとか・・・似合うかな?」

 

梨子が自分の体に服を当てて見せる。

その服は桜色のカーディガン。とてもシンプルだが色の相性かとても梨子に似合っている。

 

零「いいんじゃないか。似合ってるぞ!」

 

梨子「ありが…とう。嬉しい///」

 

いちいち顔を赤くするのやめてくれ!

可愛すぎて俺の理性が吹っ飛びそうだから!

 

零「来て早々決まっちまったな。買うか?」

 

梨子「えぇ。あんまり長くなっても零都君が退屈でしょ?」

 

まぁ普通の男子ならそうだろうな。まぁ、俺は梨子とだったら何してても『退屈』なんて思わないけど。

でも梨子も結構強情だからここで否定しても気遣ってくれるんだろうな

まぁ、そんな梨子も見てみたいわ。とか思ってたり?

 

零「俺は退屈なんて思わないぞ。梨子となら何しても楽しいからさ!」

 

梨子「そのセリフ、どうせあとで千歌ちゃんや曜ちゃんにも言うんでしょ?」

 

頬をプクッと膨らませる梨子。何この可愛い子。

もうデート企画終了しません?もう最高なんですけど。

 

零「それはわからんな~」

 

ちょっと悪戯気味に返してみる。

 

梨子「・・・・・バカ」

 

罵声頂きました-!!いや、Mじゃないよ?どちらかと言ったら軽いSだよ?

って、少し機嫌損ねたかもな。そんな梨子も可愛いけど

 

零「ごめんって!ほら、買ってやるから機嫌直せよ」

 

梨子「むぅ・・・」

 

まだ腑に落ちない顔をしてる梨子だが少しは機嫌直してくれたかな?

俺は素早く梨子の服の会計を済ませ梨子の元へ戻り、服の入った袋を渡す。

 

零「はいよ。次はどこ行く?」

 

梨子「・・・ありがと。零都君の好きなところでいいよ?」

 

普通に戻ってましたね。ってか次もう行くとこないな

 

零「流石にもう戻るのは早すぎるよなぁ・・・。」

 

梨子「そうね。もう少し遊びたいかも」

 

遊ぶ・・・あ、そうだ

 

零「そーだ!ゲーセンでも行かないか?案外面白いものあるモンだぞ!」

 

梨子「そう…ね!それじゃあ行きましょ♪」

 

俺と梨子はゲーセンに向かって歩き出した。

 




いかがでしたか?

いやぁ~個人回は書くの楽しいですねw

そしてそして!前回も言いましたがそろそろ通算UA一万突破しそうです!
特別記念回としてAqoursメンバー全員で集まってなんかする回を書こうと思ってます!

それではまた!


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デートcase1 桜内梨子〔後編〕

どもども!しゅ~でっす!
久々な気がする投稿ですねぇ
シャドバやってました。はい。AA0に上がったんすよ(どうでもいい)
茶番はここまでにして・・・

それでは本編どうぞ!


零「ここか。結構広いんだな。」

 

梨子「想像してたより結構広いわ…。」

 

俺と梨子は今、ゲーセンの前にいる。

さっき適当に決めてゲーセンに来たわけだが、思ったより大きく、広いので驚いた。

それに、女子とゲーセン入るなんて滅多にないよな。

千歌と曜とも来るんだろうが…。

 

零「とりあえず中見て回ろうぜ」

 

梨子「えぇ、そうね」

 

俺たちは中に入る。

 

 

中には定番のUFOキャッチャーがたくさんあり、いろんな景品があった。

他にもカードゲームや音楽ゲーム、メダルゲームなどもあった。

音楽ゲームできる人ってすごいよな。どうやったらあんな動きができるのやら…。

 

零「梨子、何かやりたいものあった?」

 

梨子「んー、あれかな。」

 

梨子が指さす先は俺たちの近くにあったUFOキャッチャー。

近くに行き、中を覗くと中にはピンク色・・・もとい桜色のクマのぬいぐるみ。

梨子に似合う色だし可愛いな。うん。

 

零「これが欲しいのか?」

 

梨子「えぇ。でも私にできるかな・・・?」

 

零「できるんじゃないか?やってみりゃーいいじゃん」

 

梨子は100円を投入しアームを動かす。

悪くはない位置で止まり下に降りていく。だがアームはぬいぐるみをなでて終わった。

 

梨子「やっぱりこういうのって難しいわ・・・」

 

零「梨子ってあんまこういうところ来なさそうだもんな。ほれ、貸してみ」

 

俺は財布から100円玉を取り出し投入する。

多分梨子と同じ風にやるとなでて終わると思った俺は、ぬいぐるみのタグを狙うことにした。

アームが開く位置を想定して狙いを定める。

アームが開きぬいぐるみに近づく。アームは見事タグに引っかかり取り出し口まで持って行く。

俺はそのぬいぐるみを取り出し、梨子に渡す。

 

零「ほら取れた。やるよ。」

 

梨子「ホント!?ありがとう零都君♪」

 

笑顔でこちらを向く梨子。可愛い。可愛すぎるぞぉぉ!!

ホント嫁にしたいよこの子。

 

零「いえいえ、どういたしまして。」

 

梨子「次は?何するの?」

 

零「んー、荷物増えたしあんまり移動がいらないものがいいな。

あー、メダルとかやろーぜ」

 

梨子「賛成♪」

 

その後、数十分メダルゲームで時間を潰した。

特に大勝ちもなく大負けもなくメダルは使い切って終わった。

 

零「そろそろあいつらのとこ戻ろうぜ。拗ねられたらめんどくさい。」

 

梨子「えぇ、そうね。」

 

俺たちは千歌と曜の待ってるフードコートに向かって歩き出す。

 

 

~フードコートにて~

 

零「ただいま~っと」

 

千歌「あ、れい君梨子ちゃん!おかえり!」

 

曜「お帰りなさいであります!デートはどうだっった?」

 

千歌と曜がニヤニヤしながら聞いてくる。

 

零「ちょっと荷物は増えちまったが楽しかったぞ。なぁ梨子」

 

梨子「えぇ。とっても楽しかったわ♪」

 

まぁ荷物といっても洋服とぬいぐるみだけどな。

 

曜「それじゃあ梨子ちゃんはここで少し休んでてね!次は私であります!」

 

梨子「わかったわ、行ってらっしゃい!曜ちゃん!」

 

千歌「頑張ってね曜ちゃん!!」

 

曜「ヨーソロー!それじゃ行こ!れー君♡」

 

なんだ最後の♡は。ちょっと怖いぞ。

次は曜とのデートらしいです。




いかがでしたか?

梨子ちゃんとのデート回終わってしまいましたぁぁぁ
梨子ちゃんは書きやすくてどんどん案が浮かんでくるのにぃぃw
それはともかく次話からは曜ちゃんです!

コメント・評価お待ちしてます!

それではまた!


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デートcase2 渡辺曜〔前編〕

どもども!しゅ~でっす!
今回からヨーソロー編ですねぇ!
特に案が浮かんでなくても書けそうなw
とびっきりいちゃいちゃさせたろーかな・・・?
嘘です。少しだけですよ?少しだけ

それでは本編どうぞ!


曜「いよいよ私の出番だねぇ!楽しみだなぁ!!」

 

きらきら目を輝かせている曜。

ちなみに行く場所が決まって無くて梨子同様歩きながら行きたい場所を決めている。

 

零「曜はどっか行きたいとことかあるか?」

 

曜「うーん、そうだなぁ」

 

曜はショッピングモール内のことが詳しく書いてあるパンフレットを見ていた。

いや、いつもらってきたんだよ?

 

曜「んー、まずはここ!」

 

曜がパンフレットの一点を指さす。

指さした先には雑貨屋の紹介欄がある。

 

零「雑貨屋?何買うんだ?」

 

曜「次のライブで使う衣装に付ける小物をね!ほら早速いこ~!」

 

俺の意見は無視ですか。まぁ企画的に俺に拒否権なんてないけどね

こうして俺と曜は雑貨屋に向かった。

 

~雑貨屋にて~

 

曜「あっ!これなんか可愛いなぁ♪」

 

曜が手に持ってるのは桜の花びらのピンバッジ?みたいなものだった。

 

曜「これとか梨子ちゃんに似合いそうじゃない??」

 

零「そうだな。ってことは梨子用か?」

 

曜「うん!ほらほら!他のとこも見に行こー!」

 

元気だよなぁこいつ。

だけど繊細な一面もあって…そういうとこ全部含めて俺は好きだけどな。

あ、別に恋愛対象じゃないですよ?純粋にね純粋に。

 

曜「これとか果南ちゃんに似合うかも!」

 

曜は色々見ながら各メンバーに似合いそうな小物を探していく。

メンバー全員のイメージカラーなんかをおさえている。

 

零「ってか、買うのは良いけど金はあんのか?こういうのってメンバーで割り勘とかするんじゃねーの?」

 

曜「基本はねー。でもまぁそうもいかない日もあるじゃん?ほら、今日とか?」

 

大変なんだな。衣装係って。

ここはいつも頑張ってる曜に免じて、出してやるとしますか。

今出しても遠慮されるだろうから会計のときにでもな。

 

曜「ん~、これくらいかなぁ。別に今日全部そろえなきゃってわけでもないし・・・」

 

零「なんだそうなのか。それじゃあレジいこうぜ」

 

曜はいくつかの小物をもってレジへ向かう

レジに並んでる客はいなく、店員が立っているだけだった。

 

店員「合計1500円になります。」

 

そこで俺はすかさず後ろポケットに入れていた財布を取り出し金を出す。

 

曜「ちょ、いいの?れー君?」

 

零「まぁまぁ、いつも頑張ってる曜に免じて今回は俺が払ってやるよ。」

 

曜「れー君・・・っ!ありがとうっ!大好き♡」

 

………え?ちょっ、今…

え?え?大好きって言った今?

しかも、めっちゃ笑顔だし。可愛い過ぎるよぉぉぉ

 

零「とっ、とりあえず移動しようか・・・」

 

店員「ありがとうございました~」

 

あれ、なんかめっちゃ店員に睨まれてるんだけど?

目で「いちゃいちゃしてんじゃねーぞ」って言われた気がする。

いや、これ俺悪くないよね?曜が可愛いのが悪いよね?

 

そんなことを思いながら俺たちは店を出る。

 

零「よ、曜。さっきのって・・・?」

 

曜「ん?何が?」

 

ほら、素であぁいうことしてくるから・・・

でもまぁありがたいってことで心にとどめておこう。

 

曜「ほらほら!次の場所いこー!ヨーソロー!」

 

零「え、あぁ。どこか行きたいとこあるか?」

 

曜「そうだなぁ。ゲームセンターとか行きたい!」

 

あれ、さっき行った気がするんだけどなぁ・・・

ま、梨子とは違う楽しさがあんだろ

 

零「おーけー。そんじゃ行こうか」

 

曜「やった♪それじゃあゲームセンターに向かって全速前進~?」

 

零「よ、よ~そろ~?」

 

曜「元気ないからもう一回!!全速前進~?」

 

零「よ、よーそろー!」

 

曜「それでよし!ヨーソロー!」

 

敬礼ポーズをする曜。なんか急に流れ持ってかれたなぁ。

ま、いっか。こうして俺たちはゲーセンに向かうのであった。




いかがでしたか?

やっぱり書きやすいですねぇ!
曜ちゃん可愛すぎですっw

近頃、ss主さんのしーが丸さんと話す機会が多々ありまして!
しーが丸さんの作品「太陽の子たちと影の少年」「二つの家系の物語」も
是非読んでみてください!
近々コラボも・・・?(決まってないw)

感想・評価お待ちしてます!それではまた!


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デートcase2 渡辺曜〔後編〕

どもども!しゅ~でっす!
今回はヨーソロー編、後編であります!
締め方考えてないんだよなぁw

ところで…前書きや後書きで、作者(自分)とAqoursメンバーの会話(多分これじゃ伝わらない)をやってみたいのです!w
他の作者さんでやってる人は見ますね。願渡さんとか…w
まぁそれは後々やっていこうかなと。

それでは本編どうぞ!


曜「うわ~~!思ってたよりおっきいねぇ~!」

 

零「さっき梨子も同じようなこと言ってたよ。あと俺も。」

 

曜「あはは・・・」

 

テヘッと苦笑いしながら舌を出す曜。

この子もいちいちの仕草可愛いよなぁ。

さっきの「大好き♡」も素で言ってたみたいだし?

 

零「なんかやりたいものとか決まってんのか?」

 

曜「ふっふっふ、それがあるんだよ!ついてきて!」

 

零「お、おう・・・」

 

曜はいきなり走り出した。テンション上がってんなぁ。

俺は曜を見失わない程度に小走りで曜を追いかける。

 

 

 

ほんの少し走ったあと、曜の足が止まった。

 

曜「これをやりたいであります!ヨーソロー!」

 

そう言いながらあるゲーム筐体を指さす曜。

最後のヨーソローいる?

ちなみに曜が指さしたゲームはというと・・・

まさかのダンスゲーム。

 

零「あ、あの~曜さん?」

 

曜「ふぇ?なに?」

 

零「これは・・・?」

 

曜「これはって見ればわかるでしょ?ダンスゲームだよ?勝負しようよ♪」

 

いやいや、曜さん?俺が体力平均並なの知ってますよね?

曜はスクールアイドルもやってるうえに高飛び込みの強化指定選手でしょ!?

そんな体力お化けに勝てると思うのか!?

 

零「流石に無理でしょ。勝てたら奇跡だよ!」

 

なんか千歌みたいなセリフ出たな。

 

曜「しょうがないなぁ、少しは手加減してあげるからさ!」

 

まぁ、それなら・・・。まぁ負けるのが目に見えてるんだけど

 

零「わかった・・・手加減しろよな、まじで!」

 

曜「わかってるって♪・・・ふふ」

 

最後の「ふふ」って何!?怖いんですけど!?

こうしてダンスゲームバトル?が始まった。

 

~~~~~~~~~~

 

 

零「はぁ・・・はぁ・・・まぁこうなるわな」

 

曜「あれ、結構緩くやったつもりなのになぁ」

 

ゲーム終了後。当然俺は惨敗。

俺はその場にへたり込み疲れ切ったであろう顔で曜を見上げていた。

・・・それなのに曜は息一つ切らさず、むしろ笑顔でこちらを見下ろしている。

やっぱ化けモン並だよこいつの体力・・・。

 

曜「負けたれー君には罰ゲーム♪」

 

零「・・・は?聞いてないっすよぉ・・・」

 

うなだれる俺。

 

曜「大丈夫、私も鬼じゃないからさ。ジュース買ってきてよ。お願い♪」

 

零「はいはい、わかりましたよ曜お嬢様。」

 

曜「うむ。くるしゅーない!」

 

俺は重い体を持ち上げトボトボ自販機に向けて歩く。

自販機はそれほど遠い位置にはなく、逆に近くにあった。

曜にはスポドリ、自分の分はコーラを買った。

すばやく買って戻ろうとしたのだが・・・。

自販機がさっきのゲームの近くにある。そして曜はそのゲームの隣にある椅子で休んでいる。

それだけならまだよかったんだ。

だけど、曜が座る前にはチャラそうな男が3人・・・はぁ、ナンパされてやがる、

・・・まぁ、助けるしかないよな。

 

俺は早足で曜のいる場所に戻る。チャラそうな男たちは俺の存在に気づいてない。

 

零「はいはいすいませーん。こいつ俺の連れなんで。ほら、行くぞ曜。」

 

曜「え、あ、ありがと・・・」

 

無理矢理曜の手を引いてその場を離れる。

後ろから男たちの声がするが無視だ無視。

手を引いたままとりあえずゲーセンの入り口まできた。

 

零「ったく、なにやってんだ。」

 

曜「あれは私悪くないでしょ・・・あと、その・・・///」

 

零「ん?どうしたんだよ?」

 

曜「手、いつまで握ってるの・・・?///」

 

零「あ、ごめんごめん。つい」

 

そう言って俺は曜の手を離そうとするが

曜の手が少し強めに握ってくる。

 

零「・・・曜?」

 

曜「このまま・・・がいい///」

 

可愛い。それしか出てこないよ?ホントに。

 

零「まぁ曜がいいなら・・・。あっ、それと。はいよ。」

 

曜にさっき買った飲み物を渡す。すっかり忘れてたわ。

 

曜「ん、ありがと。ねぇ、このまま千歌ちゃんたちの所戻らない?」

 

零「いいのか?」

 

曜「うん!だけど手は繋いだままね♪」

 

零「・・・わかりましたよ曜お嬢様。」

 

曜「うむ。くるしゅーない♪」

 

さっきもこんな会話交わしたぞ。

だけどさっきと違うのは・・・曜の満天の笑顔だった。

 

 

 

 

~フードコートにて〜

 

曜「ただいまであります!」

 

千歌「おかえり~・・・って、えっ!?なんで手繋いでるの!?」

 

梨子「曜ちゃん・・・まさか・・・」

 

零「別になんもねぇよ。ちょっとトラブルなんかがあっただけだ。」

 

言ってることは事実だし。嘘はついてない。

 

零「曜は疲れたと思うから休んでなよ。さて、最後は・・・」

 

千歌「チカの番だね♪楽しみだなぁ♡」

 

またもや♡。もう動じない動じない。

最後は千歌とのデートだそうで。

 

 




いかがでしたか?
いや~曜ちゃん可愛いっすねぇホントにw
書いてて飽きないw

そして…これを投稿した時点で6月13日!
そう!シャイニー姉さんこと鞠莉さんの誕生日です!
おめでとう!!!
今日の夜、早めに鞠莉ちゃんの誕生日回(特別編)
書くのでよければ見てください!

感想・評価お待ちしてます!それではまた!


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デートcase3 高海千歌〔前編〕

どもども!しゅ〜でっす!
少し更新遅れましたね。すいません!
PCの調子が悪くて投稿できませんでしたっ!
それと、今日から千歌ちゃん回です!
ニヤニヤしながら書いてますよw

それでは本編どうぞ!


千歌「さてさてれい君。どこ行こっか〜?」

 

零「千歌は行きたいところないのか?」

 

もはや歩きながら目的地を決めるのが定番になってきてる様で。

それに、3人が希望するどっかに行ってから

ゲーセンに行くのはお決まりになってきている。

まぁ俺は楽しいからいいんだけどね?

 

零「千歌が行きたいところでいいよ。」

 

千歌「ん~。どこがいいかなぁ~?特にしたいことないしな~。」

 

ないんですか。じゃあ企画終了ですか?

 

零「なんかないのかよ?なんでもいいぞ。」

 

千歌「そうだなぁ~。じゃあゲームセンター!!」

 

あれ、早い。どっか行った後とかじゃなくていいのかなん?

 

零「そっか。じゃあ行こうか。ちなみに何するの?ダンスゲームは勘弁だぞ」

 

千歌「多分、曜ちゃんとしたのかな?私は体力多いわけじゃないしやらないから安心していいよ♪」

 

流石千歌。わかってるなぁ。

でも、そーなると何するんだろ。

まぁ行くだけ行くか。

 

こうして俺と千歌はちょっと早いけどゲームセンターに向かった。

 

 

~~ゲームセンターにて~~

 

零「ついたけど…何すんの?」

 

千歌「ついてきて!!」

 

こう言うと千歌はゲームセンター内に歩いて行った。

あれ、この流れさっきも…まさかね

 

千歌についていくこと約一分くらい。

千歌の足が止まった。

 

千歌「ここなのですっ!」

 

千歌が両手を広げる。バックには…たくさんのプリクラ。

なるほど、これを一緒に撮れと。

 

零「一緒に撮れってことか?」

 

千歌「うん!!ほらほら!早速いこ~!」

 

千歌に背中を押され、空いてるプリクラに入る俺たち二人。

端から見たらカップルだよねぇー。まぁ梨子と曜のときもそうだけどさ

男女二人きりでプリクラ入るってカップルくらいじゃないの?

 

とか思いつつも背中を押されてることに抵抗すらしない俺。

まぁ、千歌だからね。普通に可愛いし。

そして中に入って金を入れ、いよいよ撮影。

あ、ちゃんとお金は割り勘ですよ?千歌が言い出してくれたんだけど。ホントこの子わかってるわぁ~

 

そうして撮影が始まっていき…

 

普通の写真やピース、変顔した写真なんかを撮った。

特に問題なく終わると思っていたプリクラ撮影。それなのに…

最後の方に千歌がやらかしてくれた。

 

最後の一枚のシャッターを切る直前。俺の頬に顔を近づけて…

 

まさかの頬にキス。不意打ちすぎて流石の俺でも驚いたよ。

しかも、キスした瞬間にシャッター音。やっばい思い出だぞこれ。

しかも千歌も千歌で赤面してたし…それって最初からやるつもりだったってことかな?だとしたらうん。素直に嬉しいよ。

少し時間が経ってから写真が現像される。

案の定今日撮った写真の中にはキスショットが。しかも二枚。

 

千歌「やっぱり撮られてたんだね。狙ったんだけど

 

写真を見ながら優しく微笑む千歌。その姿さえ可愛い。

 

千歌「チカはこの写真スマホに貼ろっかな。れい君もスマホに貼らない?おそろいって意味で!」

 

零「一応聞くけど、貼る写真って・・・?」

 

千歌「もちろんこれ♪」

 

千歌が持っているのはキスプリ。もはやカップルやで。

梨子と曜に殺される気がする。まぁあの子たちはそんなことしないと信じてるよ。

 

千歌「れい君も一緒に貼ろうよ~!!おそろいだよ~~!」

 

零「い、いや。よく考えろ千歌。俺たちがおそろいでこれ貼ってたら・・・」

 

千歌「れい君は嫌なの・・・?」

 

上目遣い&涙目。それは反則でしょうよ

それで堕ちない男はいないと思うよ。

 

零「わかったわかった!だからそんな顔すんな!」

 

千歌「わぁーい!れい君とおそろいなのだ♪」

 

結局千歌とおそろいの写真を貼って次の目的地に向かう俺たちであった。

 




いかがでしたか?

千歌ちゃん可愛すぎ問題っw
千歌ちゃんの「~なのだ!」とかめっちゃ好きなんですw
次回はもっと可愛い千歌ちゃんを書けるように頑張ります!

それとっ!そろそろ新シリーズを始めようかなと思ってるんですが
「千歌とのラブコメ」 曜とのラブコメ」 「果南とのラブコメ」
この3人が選ばれたのは自分の推しだからですw
どれがいいかみなさんの意見を聞きたいな〜と。
それと、「こんなことをさせてほしい」などの要望も受け付けてます!

それと~、この「Aqoursとの日常」そろそろタイトル変えようかなって。
だってもはや日常系じゃないもん。これw
そのタイトル案も募集してま~す!

それじゃあ今回はこのへんで!
感想・評価お待ちしてます!それではまた!


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デートcase3 高海千歌〔後編〕

どもども!しゅ~です!
なんとなんと!評価バーに色がつきました!
読んでもらってる皆様には本当に感謝です!

それでは本編どうぞ!


千歌「れい君!れい君!次はなにしよっか~?」

 

零「そうだな・・・」

 

プリクラで撮影を終えた俺たちは現在椅子に座って何をするか決めている。

撮影後、千歌の上目遣い&涙目のコンボでキスプリをスマホに貼ることに。

流石に本体の貼るのはアレなんでスマホケースに貼ることにした。

俺のスマホケースは手帳型だから内側に貼れば良いかと思い

内側に貼った。正直すっごい恥ずかしいよ?

スマホ開く度に目に入るんだよなぁ

そこまで変な顔で写ってるわけじゃないけど

千歌がね、可愛すぎるんですよ。

と、まぁこの話はこの辺で置いといて・・・

ホントになにしようかな。俺も特にやりたいことないしなぁ。

 

零「千歌はなんかないのか?」

 

千歌「特にないかな~。もう少しここで遊んでいく?」

 

零「それもいいかもな。んじゃ、見て回ろうか。」

 

千歌「うん!それじゃあ・・・はいっ!」

 

千歌が手を差し出してくる。

俺はそこまで鈍感じゃないからね、なんとなく言いたいことはわかるよ。

手繋いでエスコートしろってことだろ?

 

零「手繋ぐのは全然いいけど…なんでいきなり?」

 

今日の・・・否、今の千歌は本当に彼女みたいだ

キスプリ撮ったり手繋いだり・・・初々しいなおい。

 

千歌「その…曜ちゃんと……繋いでだから///」

 

なるほど、さっき曜と手繋いだまま帰ってきたからか。

負けず嫌いだなぁもう

 

零「はいはい。じゃあ行きましょうかお嬢様。」

 

千歌「へ!?千歌お嬢様なの!?やったぁ♪」

 

ピョンピョンと跳ねながら喜ぶ千歌。

曜と反応違うから面白いよ。

ってかさ、跳ねるとアホ毛が揺れて本当に面白いんですよ。

 

零「さ、行こうか。」

 

千歌「うん!」

 

千歌の手を取り歩き出す。なんか面白いものあるかな~?

 

~~~~~~~~~~~~~~~~

 

千歌「あっ!あれ欲しいっ!」

 

見て回ってる最中、千歌がいきなり指さす。

その先にはみかん色のクマのぬいぐるみが。

さっき梨子に取ってあげたやつの色違いだ。

 

千歌「早速やってみる!」

 

UFOキャッチャーに近づくとすぐさま財布から100円玉を取り出して投入。

「この辺かなぁ」と呟きつつアームを移動させる。

梨子より慣れた手つきだな。まぁそらそうか

 

千歌「ここに決めた!いっけぇ〜!」

 

そう言いながらアームを降ろすも…

持ち上げた途端ぬいぐるみが落下。

惜しいなぁ

 

千歌「む〜!なんでなんで!!れい君やってみてよ!」

 

諦めんのはえーなおい。

とりあえず俺は100円玉を取り出して投入。

さっき梨子の取ってやった時要領は掴んでる。

タグを狙ってアームを移動させ、降下させる。

見事にタグに引っ掛かり、そのまま取り出し口へ。

それを取り出して千歌に渡す。

 

零「ほら、やるよ」

 

千歌「すごーい!ありがとうれい君!ぎゅ〜!!」

 

零「ちょっ……千歌、当たってるから!!」

 

ぬいぐるみを渡すと千歌は片手に持って俺に後ろから抱きついてきた。

千歌さんの柔らかい双丘が俺の背中に当たってる。

幸せすぎるぜ!

しかも千歌は当たってる自覚ないと思うからね。

 

千歌「えへへ〜♪…ってれい君?なんでそんなに顔赤いの?」

 

零「……なんでもないよ。大丈夫だ!」

 

ほら自覚ない。無意識でやってるからね?

俺は幸せだぜっ!

 

零「それより、次はどーすんだ?あいつらんとこ戻るか?」

 

千歌「う〜ん、そろそろいいかもね。そうしよっか!」

 

ん?そろそろって何だ?なんか企んでるのか?

 

零「あ、そういえば……」

 

千歌「?どうしたの?」

 

零「なんでもないよ。ちょっとトイレ行ってくるから先にゲーセンの外で待っててくれ。」

 

千歌「うん!わかった!早く来てね!」

 

そう言うと千歌は出入口の方へ向けて走っていく。

千歌が見えなくなったことを確認した俺は

再びUFOキャッチャーに向き合う。

 

その理由は曜の為だ。

千歌と梨子に取ってやって曜にだけ無しっていうのはダメだろ。

時間かけすぎてもダメなんでちゃちゃっとやりますか!

店員を呼んで、たまたま残ってた水色のぬいぐるみに変えてもらう。

そしてもはや作業と化したUFOキャッチャーを手早く終え、取り出し口から取った

ぬいぐるみを袋にしまう。ちなみに千歌のぬいぐるみも袋に入ってるため、多分千歌にはバレない。

よし、千歌のところ戻るか。

 

 

入り口に行くと、千歌の姿があった。

千歌はケータイをいじっていてこちらに気づいていない。

俺はそのまま正面から近づき話しかける。

 

零「よ、お待たせ。」

 

千歌「わっ!ビックリしたぁ~。れい君かぁ~」

 

零「悪い悪い。そんじゃ行こうか」

 

千歌「わかった!それじゃれい君♪」

 

また千歌が手を出してくる。

流石にもうわかるよ。

 

零「はいはい。行きましょうか。」

 

千歌の手を握って歩き出す。

千歌の手の温度が伝わってくる。柔らかいしなんていうか・・・ドキドキする。

曜のときにしてなかったってわけじゃないけど、意識してしまうとドキドキしてしまう。

と、こんな考えを脳内で巡らされると千歌に話しかけられてた。

 

千歌「れい君!れい君ってば!」

 

零「あ、ごめん。なに?」

 

千歌「も~、何ボーッとしてんのさ!」

 

零「千歌の手が・・・いや、なんでもない。んで、どうした?」

 

千歌「いや~、誰とのデートが楽しかったのかな~と思って。」

 

そういや、これ最後に誰が一番か決めるんだったな。

忘れてたわ

 

零「それは集合したときだな」

 

千歌「ん~、れい君のいじわる~!」

 

プクッと頬を膨らませる千歌。これもまた可愛い。

まだ手つないだままだからね?そろそろ理性がプチッといきそう。いや止めるけど。

そんな可愛すぎる千歌と手をつないだままフードコートに到着。

 

 

千歌「ただいま~!!」

 

零「ただいま~っと」

 

曜「あ、おかえり~!あ、千歌ちゃんっ!!!」

 

梨子「おかえりなさい・・・ってまさか千歌ちゃんも・・・」

 

やっぱそこをつくか。まぁそうなだわな。

 

千歌「ふっふっふ・・・それだけじゃないのです!」

 

そういうと千歌は勢いよくスマホを二人に見せつける。

その先にはもちろん・・・例の写真が。

 

千歌「じゃっじゃーん!」

 

曜・梨子「「なっ・・・!」」

 

零「もうやめてくれ・・・」

 

当たり前の二人の反応っを背に、一人でトボトボ飲み物を買いに行く。

これは帰りが辛そうだな・・・。

 

 

 

 

 

 

 




いかがでしたか?

そして前書きでも言いましたが、評価に色がつきました!
☆10しーが丸様、ワーテル様。☆8Raus様。☆7ノーね~む様。
ありがとうございます!(これを書いてるときに平均下がったのは内緒)
これからも頑張りたいと思いますので読んでくださるとありがたいです!

それと、タイトル変更して日常系を脱したので
ヒロインなんかも決めちゃうかも・・・?
それは次々章?くらいからかなとw
ヒロインをこの子にしてほしいって案も募集してますよ~

それではまた!


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思いがけないプレゼント

どもども!しゅ~です!
久しぶりの更新っ!
別にネタ切れだったわけじゃなく、内容を文にするのができなかったんです、はい。
所謂スランプ?的な?
と、まぁそんなどうでもいい話は置いといて・・・

本編どうぞ!



零「なんか、どっと疲れが・・・」

 

曜「あっはは・・・大変だったみたいだねぇ」

 

飲み物片手にフードコート内の机に突っ伏している俺。

ちなみに俺と曜の二人である。

千歌と梨子はトイレへ行ったそうで・・・

 

零「まぁな。でもそれなりに楽しかったぞ。」

 

曜「それはよかった!それでそれで~?誰を一番にするか決めた??」

 

あぁー、そういえば・・・。

なんだっけ、選ばれた人が俺と一日過ごせる権利を得ることができるんだっけか。

正直選び難いよなぁ。答えは…もう出てるんだけど

 

零「まぁ。選んだっちゃー選んだけど」

 

曜「なんで曖昧なのさ・・・」

 

零「ってか、今日一日過ごしたのに選んだ人はまた俺と一日過ごすんだろ?むさ苦しくないのか?」

 

曜「私はそんなこと思ってないよ。勿論千歌ちゃんとか梨子ちゃん、もっと言えばAqoursのみんなもね」

 

零「ほへー。・・あ」

 

曜「?どうしたの?」

 

零「あいつら戻ってきたぞ。」

 

千歌「お待たせ-!」トテトテ

 

曜「あ!帰ってきた!それじゃあ千歌ちゃん梨子ちゃん!」

 

ん?なんだ?

三人で見つめ合って微笑んでいる。

そして千歌がバックをこそこそあさり・・・

 

三人「はいっ!!!」

 

白くて長細い箱を俺に差し出してくる。

なんだこれ、びっくり箱?

まさか。梨子がいるのにそんなこと・・・なくもない。

 

零「・・・これは?」

 

梨子「開けてみて。」

 

俺は恐る恐る箱のふたを開けるするとそこには・・・

綺麗な十字架のネックレスが。

普通に高そうだ。ってかいつ買ったんだろ

 

零「これは・・・ネックレスか。綺麗だな!いつ買ったんだ?」

 

千歌「ふっふっふ・・・!それはね!」

 

曜「千歌ちゃん、大げさだよ・・・。これはね、れー君と誰か一人がデートしてる間に残りの二人で探して意見出し合いながら買ったんだ!」

 

なるほど。俺と梨子のときは千歌と曜が、曜とのときは千歌と梨子が、千歌のときは曜と梨子がってことね

やってくれんなぁ・・・。

あと、聞きづらいけど値段とかどうだったんだ・・・?流石に高級品だったら受け取れないぜ?

まぁ、値段のことは聞かないけどさ

 

梨子「これはね、今日付き合ってくれたお礼よ。三人でお金を出し合って買ったの。」

 

曜「よかったらつけてほしいなーって!」

 

千歌「そういうことなのだ♪だから貰ってくれる?」

 

そんなん貰うに決まってんだろう!好きな子たちからのプレゼントだぞ!

 

零「おう!付けさせて貰うぜ!ありがとな」

 

千歌「えへへ~♪どういたしまして!」

 

俺は千歌の頭をなでる。

千歌が嬉しそうに目を瞑って気持ちよさそうに

頭をなでられる。

 

曜「千歌ちゃんだけお礼言われてるみたいだねぇ」

 

梨子「奇遇ね曜ちゃん。私もそんな気がしていたところだわ。」

 

零「そんなことねぇって。お前らもありがとな。」

 

千歌の頭から手を離した俺は二人の頭もなでる。

梨子の髪はくしゃくしゃにすると嫌な顔されそうだから程々にね。

そらへんわかってますから(ドヤァ)

 

零「よし、そろそろ帰ろうか。時間もちょうど良いくらいだし・・・。」

 

曜「そうだね!それじゃあバス停に向かって全速前進-?」

 

千歌曜「ヨーソロー!!」

 

梨子「待ってよ二人とも~!」

 

千歌と曜は急に走り出す。

それを追う梨子。それを後ろから眺めている俺。

なんて俺ららしい光景だろう。

 

さて、これから一度千歌の家に戻って荷物もってから帰るわけだが・・・

 

曜の分のぬいぐるみ、いつ渡そう・・・?

 




いかがでしたか?
少し間が空いた更新でしたねw
この回からヒロイン決定に向けて色々伏線を貼っております!w
まだ薄くてぎりぎり見えない程度のw
楽しみにしててください!

そしてそして!新たに評価を付けてくださった
☆10 hase@いな民様。☆7テレビス様。
ありがとうございます!
☆7以上付けてくれた方は後書きなんかで紹介させていただきます!

感想・評価お待ちしてます!それではまた!


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告白

どもども!しゅ~です!
早速ですが…コラボすることが決定しましたーー!
お相手は炎の願渡@アルトさんです!
現在色々相談している最中ですので楽しみにお待ちいただけたら幸いです!

それでは本編どうぞ!


零「ふぅ」

 

俺は席に座って一息つく。

現在俺たちはバスの中にいて、千歌の家に向かっている。

ちなみに席は千歌&梨子。その後ろの席に俺&曜。

まさにぬいぐるみを渡す絶好のチャンスだろう。

だけどその・・・なんというか気恥ずかしいのだ。

本人が隣にいるのにこんなことを思うのは何だが

曜は女子高生の中でかなり可愛い方の部類に入ると思うんだ。

それはまぁAqoursメンバー全員そうなんだけどね。

だからこれはAqoursメンバー全員に当てはまるんだけど、

一人の女性として認識してしまうと急に気恥ずかしくなってくるのが最近の悩みなわけで。

 

でもまぁそんなこと考えても仕方ない。早く渡してしまおう。

 

零「そうだ、曜」

 

曜「ん?なぁに?」

 

零「ほれ。前の二人には取ってやってたからお前にも。」

 

伝えたいことだけ素直に伝え曜に袋を渡す。

正直めちゃめちゃ恥ずかしいよ!?

まじで!

 

曜「これは・・・?開けて良い?」

 

零「あぁ。」

 

曜「これ・・・ぬいぐるみ?」

 

零「そ。あいつらにとってやったからな。まぁ受け取っとけよ」

 

曜「うん!ありがとっ!大事にするね!!」

 

そう言ってニカッと笑う曜。可愛すぎるでしょ。

それに…渡すのめっちゃ恥ずかしかったぁぁぁぁ!

はぁ、やばい。何がって?俺の頭が?

 

零「どういたしまして。そういえば曜は荷物取ったらすぐ帰るのか?」

 

曜「うーん…れー君は?」

 

零「俺はすぐ帰るよ。流石に疲れたから」

 

曜「そっか、じゃあ私も帰ろうかな。一緒に帰ろうね♪」

 

零「お、おう」

 

何回も言うけどね、可愛すぎるんですよこの子。

 

千歌「えぇ~!れい君も曜ちゃんも帰っちゃうの~!?」

 

梨子「しょうがないわよ。曜ちゃんも零都君も疲れてるだろうし。」

 

千歌「そっかぁ…。でも今日たくさん遊んだからね!」

 

『次は~旅館十千万前~十千万前~』

 

零「お、ついたな。一先ず降りようぜ」

 

俺たち4人はバスを降りる。そして雑談しながら十千万に入る。

志満さんや美渡さんは働いてるのだろうか、奥の方から声がした。

邪魔するのも悪いのですぐに出るとするか。

 

千歌の部屋に行き、荷物を取って家を出る。

 

零「それじゃあまたな。千歌。梨子」

 

曜「また学校でね!」

 

千歌「うん!ばいばい!」

 

梨子「今日は楽しかったわ。じゃあね、曜ちゃん、零都君」

 

千歌と梨子に手を振り帰路につく。

帰りは少し遠いけど歩き。今は夕方だから家に着く頃には暗くなってると思う。

ってか…夕方に曜と二人きりで歩いている。なんてロマンチックなシチュエーションだろうか。

心臓が高鳴ってるのがわかる。でもまぁいつも通り話しかければ緊張はしない・・・はず

 

零「今日は楽しかったか?」

 

曜「うん!いつも以上に楽しかったよ!プレゼントももらったしね!」

 

零「それは俺もなんだがな。また機会があれば行こうな。」

 

曜「もっちろん!」

 

そんな雑談をしながら家に向かう俺と曜。

そして曜の家に着く直前…

 

零「うーし、ついたな。それじゃ、またな」

 

曜「・・・待って!」

 

後ろを向いて自分の家に向かおうとする俺を引き留める曜。

 

零「ん?どうした?」

 

曜「あ、あのね・・・」

 

俯きながら話し続ける曜。

流石の俺も何を言いたいのかわからない。

別に鈍感じゃないよ?今回はホントにわからないんだって

 

曜「私、れー君のこと・・・そ、その・・・好きみたいなんだ・・・///」

 

零「・・・はい?」

 

まだまだ波乱は続くそうだ。

 




やってしまったぁぁぁぁぁぁl!w
悪気はなかったんです本当に!
あ、内容いかがでしたか?

曜ちゃん推しの皆様ホントにごめんなさぁぁい!
書いた後どういう訳か笑いが止まりませんでした。はい。
まぁ書きたかったんですよ!こういうのを!
新シリーズも恋愛ですけどね!!
ちなみに次回から新章です!

そしてそして!新たに評価をくださった
☆9 炎の願渡@アルト様。ありがとうございます!

それではまた!


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久々の帰宅

どもども!しゅ~です!
そろそろヒロイン決定ですよ~!
ちなみに希望ヒロインもまだ受け付けてますw
今の所は曜ちゃんが多いです!

それでは本編どうぞ!


零「・・・はい?」

 

沈黙が流れる。

正直、何を言われたのかわからなかった。

別に聞えなかったわけじゃないよ?

友達として、という考えも頭にあった。それをわざわざ今言う必要も無いだろうし、

あんなに頬を赤らめてる曜を見れば言葉の意味なんてわかるだろう。

それにしても……

まさか今日、タイミングで言われるとはなぁ。

 

零「あの~、曜・・・?」

 

曜「へっ!?ご、ごめんっ!今日は楽しかったよ!ありがと!」

 

零「あ、おい!」

 

曜はそう言い残すとすぐさま家に入っていく。

返事してないんだけどな・・・

 

零「・・・帰るしかないよな。」

 

とりあえず俺は家に向かって歩き出す。

次から曜にどんな顔して会えば良いんだ・・・。

 

~~零都家にて~~

 

零「ふぃー、疲れた」

 

2日ぶりの家はやっぱり落ち着く。

とりあえず風呂入ってゆっくりしますかぁ。

立ち上がったその時、俺の携帯が鳴った。

 

『着信:松浦果南』

 

どうやら果南らしい。あいつが電話してくるなんて珍しいな。

とりあえず出る。

 

零「もしもし?」

 

果南『あ、もしもし?ごめんねー。今時間大丈夫?』

 

零「ん、大丈夫だ。どうした?」

 

果南『あのね、鞠莉とダイヤと明日遊ぼうってなったんだけど、零都もどうかなーって』

 

まさかの2年生組の次は3年生組ですか。

まぁ明日も練習ないしみんな暇してんだろーな

現に俺もだし。

 

零「全然大丈夫だぞー。あ、でも買い物は勘弁な」

 

果南『もしかして千歌たちと行ったのかな?

でもまぁ明日は私の家で遊ぶだけだよ?』

 

零「果南の家?店は大丈夫なのか?」

 

果南『うん、明日は定休日なんだ!じゃあ明日の朝10時で私の家に来てね』

 

零「おっけー。そんじゃ、また明日」

 

果南『はーい。それじゃあね』

 

ブツっという音と共に通話が切れる。

と、いうわけで明日の予定決定ーー。

 

零「・・・とりあえず風呂」

 

さっきまで準備しかけてた服を持って

風呂場へ。

 

 

 

とりあえず風呂から上がった。

今も風呂の中でも、曜のセリフが頭から離れない。

 

『私、れー君のこと・・・そ、その・・・好きみたいなんだ・・・///』

 

返事っているのかな。

いやいるよな。時間はまだある。うん。

というか俺の考えはどうなんだ。

勿論友達としての曜は大好きだ。

けど異性としたら・・・?

嫌いなわけではない。むしろ時々見せる仕草にドキッとするほどだ。

 

零「はぁ~・・・」

 

けど、曜のためにも答えは出さなきゃ。

とりあえず今日は寝るとするか。

ベッドに寝転がり目を瞑る。疲れていたせいか

ぐっすり眠ることができそうだ。

 

~朝~

 

チュンチュンと小鳥の囀りが聞える朝。

自然と目が覚めた俺は時計を確認する。

時計の針は8時を指していた。

果南たちとの合流時間にはまだ早いし・・・

眠くもないな。久々自分で朝飯作るか。

 

とりあえず顔を洗ってリビングへ向かう。

自分だけで朝飯を作るのなんていつ以来だろうか。

いつもは曜に作って貰ってるからね。

とりあえず簡単に目玉焼きとサラダだけ作って

テーブルへ。一人で食べる飯も悪くはないな。

あまり量は多くないのですぐに食べきる。

食器は…あとで洗えば良いか。

時間もまだある。歯磨いて着替えて準備したら家出るか。

 

~~数時間後~~

 

ガチャン

 

家に鍵をかけて家を出る。

目指すは果南の家。

ゆっくり歩いて向かおう。そのために少し早めに出たんだからね。

そして俺は両耳にイヤホンをつけて歩き出す。

 

 




いかがでしたか?

あんまり女の子たちが登場しませんでしたねw
曜ちゃんに対する零都君の心情を書いた方が良いかと思ってw
多分、明日も更新できると思うのでお楽しみに!
ちなみに3年生組とはデートとはいきませんが何かさせようと思ってます!
決まってないけどw

それではまた!
(あ、次回から新章ですw)


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果南宅にて

どもども!しゅ~です!
昨日寝落ちして更新できませんでした、すいませんw
そしそてそして今回から新章!
3年生編ですよ~!

それでは本編どうぞ!



 

零「~♪」

 

歩くこと15分。

適当に鼻歌を歌いながら歩いている。

目的地である果南の家までもう少し。

ちなみに果南の家まで直接行くのではなく、一度連絡船に乗って

淡島まで行かなければならない。

ちなみに淡島についたらすぐ果南の家が見える。

 

おっと、連絡船乗り場に着いたみたいだ。

操縦士の人にお願いして淡島まで。

 

~淡島にて~

 

零「いや~、久しぶりだなぁ」

 

久しぶりに淡島に来た。まず俺が果南の家に来ること自体珍しいことだし。

うーんと伸びをすると、見知った声が聞えた。

 

果南「おーい!零都ーー!!」

 

遠く、と言っても一応目に見える距離だが

手を振ってる果南と、それに気づいたかのようにこちらを見ている

鞠莉とダイヤがいた。

小走りで彼女らの元へ向かうと3人は家の前の椅子に座って話していたらしい。

 

零「おーっす、お待たせ。」

 

果南「うん!おはよう零都♪」

 

零「おう、おはよう。そこの二人もな」

 

鞠莉「シャイニーー!!」

 

ダイヤ「おはようございます、零都さん」

 

うるさい鞠莉とおしとやかなダイヤにも一応挨拶。

ちなみに3人の私服が可愛くて見惚れてしまったのは別の話。

 

零「んで、今日は何するために呼ばれたんだ?」

 

果南「別に特に何をするわけじゃないよ。ほら、零都を含めて私たち3人で遊ぶことってなかったなぁと思ってね」

 

まぁ俺もそう思ってた所ではありますけども。

 

零「まぁそうだよな。仮にも年上だしなんかこう…大人びてるからあんまり誘ったり誘われたりが無かったからかな」

 

ダイヤ「仮にもって…。私たちは零都さんよりひとつ年上ですのよ?」

 

鞠莉「そーよ!センパイって呼んで欲しいものだわ♪」

 

零「たかがひとつでしょう?言ってなかったと思うけど、俺ってあんまり年齢での差別はしない人でね」

 

果南「まぁ、それはいつもの態度でわかるけどね」

 

鞠莉「レイトらしいわねぇ。ところで!やっと4人揃ったし何かゲームでもしない?」

 

ダイヤ「ゲーム…ですか?」

 

鞠莉「えぇ♪」

 

果南「ねぇ鞠莉、そのゲームって何?」

 

鞠莉「え?それを今から決めるんでしょう?」

 

やっぱり……。この人はホントにもう自由奔放で・・・。

果南もダイヤも困った「やっぱりか」みたいな顔をしてる。

そりゃそうだわな。

 

4人「うーん・・・。」

 

~悩むこと数分~

 

果南「あ、じゃあ砂浜で体使った遊びしない?軽めのね♪」

 

『軽めのね♪』が怖いっすよ果南さん。

まぁ俺は一応動けなくはない服装だけど・・・。

 

零「俺はいいが、鞠莉とダイヤはそんな動けない服装だぞ?」

 

鞠莉・ダイヤ「確かに・・・」

 

果南「じゃあ私のジャージかなんか貸してあげるよ。全然汚れても大丈夫だし」

 

そういうと果南は二人の了承を得る前に家に入る。

 

零「あ、おい果南。・・・って行っちまった。二人は大丈夫なのか?」

 

鞠莉「私は全然ダイジョウブよ♪」

 

ダイヤ「まぁ折角の休みですし…。やりたいことをやった方が有意義でしょう。」

 

しっかりしてるなぁダイヤは。

とりあえず果南が戻ってくるまで3人で雑談をすることに。

 

 




いかがでしたか?

3年生組は個性豊かで書き方難しい・・・。
特に鞠莉ちゃんの英語がw
ちなみに個人回は無いと思いますが遊び回は少々書こうと思います!

それではまた!


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ビーチフラッグ

お久しぶりです!しゅ~であります!
いやぁ~2ndライブツアー最高でしたね!
ライブについてTwitterで色々書いてるのでよければどうぞw
Twitter→@kuro04020

それでは本編どうぞ!



果南「おまたせ~。ダイヤと鞠莉の服持ってきたよ~」

 

ダイヤ「ありがとうございます。」

 

鞠莉「サンキュー果南♪」

 

ダイヤと鞠莉は服を受け取ると更衣室の方に向かっていく。

残された俺と果南。二人の着替え時間はものの数分だろう。

とりあえず何をするかだけでも聞いておいた方が良いかもしれないな。

 

零「果南、体動かすっても何するんだ?」

 

果南「うちに色々あるからね。最初はビーチフラッグなんてやりたいな♪」

 

ビーチフラッグか。

砂浜に旗を立てて寝そべった状態から立ち上がって走り

誰が早く端を取れるか~みたいになやつか。

 

零「あぁ、うん。いいんじゃないか。その代わり果南はハンデつきな」

 

果南「えぇ~、なんでさー」

 

零「いや当たり前だろ。果南みたいな体力モンスターに勝つにはハンデつけなきゃ勝てないだろーが」

 

果南「おやおや?零都は私に勝つつもりなのかなん?負けられないね~」

 

ニヤニヤした顔でこっちを見てくる果南。

まぁ果南に勝てる気はしないけど

それなりには頑張りますよ。

 

零「まぁ勝てるなら勝ってやるさ」

 

果南「よ~っし、零都が私に勝てたらハグしてあげるよ!負けたらジュース奢りね!」

 

それくらいなら全然容易い。

 

零「いいだろう、受けて立つ!」

 

果南「あっはは!楽しくなってきたねっ!」

 

ってなわけで果南と勝負することになった。

普通に考えて無理ゲーだけどね。

 

鞠莉「お待たせ~!」

 

ダイヤ「お待たせしました。」

 

果南「お、二人も来たね、じゃあ始めよっか!」

 

とりあえず俺たちは砂浜に向かう。

 

ダイヤ「ところでこれから何をするのですか?私たちは何も聞いてないのですが・・・」

 

零「あ、そういやダイヤと鞠莉は聞いてなかったな。

これからビーチフラッグをやるらしいぞー。やり方は知ってるだろ?」

 

ダイヤ「まぁルールは知ってますが・・・。」

 

鞠莉「Oh!ビーチフラッグ!合図があったら旗に向かって走って取るアレよね?」

 

零「まぁそうだな。二人ともルール知ってるなら大丈夫だな。

ちなみに俺は果南と勝負するぞ。」

 

鞠莉「これは結果見え見えね。」

 

ダイヤ「そうですわね。ご愁傷様ですわ、零都さん。」

 

零「流石にひどくないっすか・・・?」

 

~~数分後 砂浜にて~~

 

果南「よし、準備完了だね。それじゃあ始めよ~!」

 

零「一回戦は俺と果南だな。合図はダイヤ頼むぞ~」

 

俺と果南はスタート位置につく。

旗の距離までは約20mほど。

ちなみにハンデはない。ハンデなんて付けて勝っても嬉しくないからね!(キリッ)

勝てる気はあんまりしないけど。

 

とりあえず俺と果南は逆向きの俯せになる。

 

果南「負けないよ♪」

 

零「俺だって!」

 

ダイヤ「それではいきますわよ。よ~い!ドン!」

 

合図と同時に立ち上がり旗に向かって走る。

ここまでは果南とほぼ同等、あとは走るだけだ

俺が走り出したあ瞬間、果南はすでに俺の先にいた。

俺も負けじと走り出すがその差が縮まることはなかった。

 

そのまま果南が旗を取ってゴール。

 

零「はぁ・・・はぁ・・・早すぎっしょ・・・」

 

果南「私の勝ちだね♪惜しかったよ♪」

 

惜しかったか?

けっこう差がついてたんだけど・・・

 

果南「これでジュース一本決定だね!」

 

零「まだ続くの!?」

 

果南「もっちろん!そういえば次はダイヤと鞠莉の番だね。

二人とも位置についてね~」

 

合図は果南に任せて砂浜に座り込む。

にしてもダイヤと鞠莉か。どっちが勝つんだろう

俺的にはダイヤだと思うけど・・・

 

果南「それじゃあ位置について~」

 

ダイヤ「負けませんわよ?鞠莉さん」

 

鞠莉「ワタシも負けませーん!」

 

果南「よ~い・・・」

 

鞠莉「ドン!」

 

ダイヤ「あ、ちょっと!」

 

やると思った。

鞠莉が大差をつけて走っている。

そりゃあそうだ。ダイヤも大変だなぁ・・・

そして案の定鞠莉が旗を取る。

 

鞠莉「ダイヤもまだまだね~」

 

ダイヤ「私が!?なんとか言ってください零都さん!」

 

零都「まぁ鞠莉が悪いけどダイヤもそろそろ慣れようぜ?」

 

ダイヤ「零都さんまで!?常識とはいったい・・・」

 

いきなり俯き始めてぶつぶつ言い出した。

そんなダイヤはほっといて・・・。

 

零「次は勝った人同士ででもやるか?」

 

果南「そうだね、じゃあ私と鞠莉!」

 

とりあえず勝った人同士でやるらしいから俺とダイヤは休む。

ダイヤはまだ一回戦しかしてないのに疲れ切っている。

ちなみに流れだと負けた人同士でもやるからね?

必然的に俺とダイヤになるよ、うん。

 

零「ダイヤ大丈夫か?ほれ」

 

ダイヤにスポーツドリンクを手渡す。

疲れてはいないだろうが一応な。

 

ダイヤ「ありがとうございます。次は私と零都さんですわよね?」

 

なんだダイヤも気づいてたのか。

なら話は早いな。

 

零「絶対負けないからな!」

 

ダイヤ「私もですわ!」

 

果南「おまたせ~。終わったよ~。」

 

零「どっちが勝ったんだよ?」

 

果南「私に決まってるでしょ!」

 

鞠莉「こんな体力お化けに卑怯すら通じなかったわ」

 

まぁそうだろな。そんじゃ次は俺とダイヤだな。

 

零「ほら。ダイヤ。次やるぞ~」

 

俺とダイやは立ち上がり、スタート地点へ。

 

果南「位置について~。よ~いドン!!」

 

ダイヤには絶対負けたくない。

果南はともかくダイヤには負けたくないな。

俺は負けたくない一心で旗に向けて走り出した。

ダイヤが後ろにいるのを確認して一気に旗を取る。

 

果南「零都の勝ち~!」

 

ダイヤ「負けてしまいましたわ・・・」

 

ダイヤはこの時点で2連敗。

黒澤家が負けてていいのかってね。

 

零「よーし、果南。次のゲームやろうぜ~」

 

果南「いきなりどうしたのさ零都・・・。まぁいいや。次は何する~?」

 

ダイヤ「このまま終わるわけにはいきませんわ!」

 

鞠莉「それじゃあ二回戦!レッツゴー!」

 

とりあえず一回戦ビーチフラッグは果南の圧勝で終わった。

 




いかがでしたか?

大分投稿期間があきましたねw
これからはなるべくペースを上げて投稿していきますよ~!

ではではこのへんで!それではまた!


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ビーチバレー

どもども!しゅ~です!
今回は第二弾のビーチボールであります!
主が中学時代バレー部ってことで
結構書くのが楽しいですw

それではどうぞ!



鞠莉「第二回戦!ビーチバレー対決~!!!」

 

果南「いつから鞠莉が進行役になったのさ・・・。」

 

ってなわけで二回戦はビーチバレー対決。

球技には少し自信がある俺だが・・・。

果南の前だとそ自信も喪失してしまう。

 

零「ルールは?まぁ知ってるか・・・。」

 

ダイヤ「まぁ一応・・・。伊達に海の町で育ってないですわ」

 

ですわの使い方。

なんかちょっと今強引だった気がするぞ。

 

果南「普通のビーチバレーじゃなくて通常バレーのルールにしようよ!

ボールとかネットはビーチバレーのままでさ!

あ、でも点数は10点マッチで!」

 

要するに普通のバレーボールってことでしょ?

ちなみに俺はバレーは少しだけならやったことあるぞ。

だからできるっちゃーできるけど問題はダイヤ・鞠莉だ。

鞠理は「シャイニー!!」とか言いながらスパイク打ちそうだし

ダイヤは一点取られただけでも「ムキーッ!!」って言いそう。

 

零「おーけー、望むところだ。チーム分けはどうする?」

 

鞠莉「あの二人、ワタシたちの意見無視して進めてるの気づかないのかしら?」

 

ダイヤ「私も同じことを考えてましたわ。まぁやることに関してはなんでもいいのですけれど・・・。」

 

果南「私と零都は別れて、ダイヤと鞠莉は・・・どう分かれよっか?」

 

鞠莉「じゃあ一回戦で勝った組みと負けた組みっていうのはどうかしら?

ワタシと果南で、レイトとダイヤ!そのあとチームを変えていけばいいんじゃない?」

 

零「そうだな、じゃあ最初はそれでいこうか。頑張ろうなダイヤ。」

 

ダイヤ「えぇ!私と組むからには負けは許されませんわよ?」

 

鞠莉「ハーイ。じゃあ早速準備を始めましょ!負け組の二人もね♪」

 

果南「言い方・・・。多分そんな言い方したらダイヤが・・・。」

 

ダイヤ「鞠莉さん!言うに事欠いてそのような!零都さん!この戦い絶対に負けられませんわよ!」

 

零都「はいはいそうだな、頑張ろうな」

 

鞠莉「ワタシのチームには果南がいるんだから!負けるわけ無いでしょ-!!」

 

そこは自分で頑張るんじゃないんだね。

鞠莉らしいけど。けどまぁ事実、果南に勝てる気があまりしない。

まぁ差が開かないように頑張りますよ。

 

その後俺たちは砂浜にネットを立てて数分間ボールを使ってトスやレシーブの練習を各チームで行った。

俺の動きはあまり鈍ってないしダイヤの動きも悪くない。

ただまぁ・・・果南はそれ以上に上に行くだろうな。容易に想像できてしまうぞ。

 

果南「それじゃあ始めよ~!サーブはそっちからでいいよ!」

 

こっちなんだ。まぁいいけど。

 

零「サーブはダイヤからお願い。狙いは勿論鞠莉で頼むぞ。」

 

ダイヤ「鞠莉さん?なぜですの?」

 

あれ、わかんないのか。

ダイヤならわかると思ったんだけどな。

 

零「一本目を鞠理に取らせれば必然的に二本目は果南、三本目は鞠莉になるだろ?

そうなれば果南にスパイクを打たれることはなくなるだろ?果南に打たれたら取れるわけ無いしな。」

 

ダイヤ「そうですわね。わかりました」

 

そう言うとダイヤはエンドラインまで行き、サーブを打つ準備。

 

ダイヤ「準備はいいですか?それではいきますわよー」

 

そういうとダイヤは二人に向かってサーブを打つ。

ボールはちゃんと鞠莉のもとへ。

 

鞠莉「オーライ!果南!」

 

あまり強いサーブではないので簡単に上げられてしまう。

トスを上げるべく果南も素早く反応。

鞠莉にトスを上げる。

 

鞠莉「シャイニー!!」バンッ

 

鞠莉のスパイクはダイヤの手前で落ちる。

結構威力強かったぞ…

それに、やっぱり言った。「シャイニー」と。

 

鞠莉「ダイヤもまだまだだね♪」

 

なんで鞠莉はさっきからダイヤに対して挑発的なんだ。

ダイヤの性格を理解してのうえかな?

 

ダイヤ「ムキーっ!零都さん次のトスは私にあげてください!」

 

零都「別にいいけど、熱くなりすぎんなよー。そんなガチでやるようなもんでもないし。」

 

ダイヤ「黒澤家に必要なのは勝利のみ!いくら遊びと言えど負けるわけにはいきませんわ!」

 

あれ、もしかしてこれポンコツモード?

スイッチ入ったのかなん?

てか、鞠莉も果南もこうなるとわかってるならサーブは俺狙いだろうな。

あれだな、ダイヤがご乱心しちゃうぞ。

 

鞠莉「それじゃあサーブ行くわよ~」

 

鞠莉がサーブを打つ。当然狙いは俺。

たいして強くもないサーブを上げてダイヤに二本目をつなぐ

普通に上げたダイヤのトスを打つが果南に軽く拾われる。

そのままカウンター食らって無事相手得点。

 

零「ダイヤ、これは無理だ。勝てる気がしない。」

 

ダイヤ「私も無謀な気がしてきましたわ。」

 

いやあんたさっき『黒澤家に必要なのは勝利のみ』って言ってたよな!?

あの威勢はどこにいったんだよ!

 

果南「手加減しないからね!どんどんいくよ!」

 

ここから更なる地獄が始まった。

 

 

零「はぁ・・・はぁ・・・。鬼・・・。」

 

ダイヤ「はぁ…目に見えてた結果にも思いますわ…はぁ…」

 

鞠莉「アラァ〜?負け組の人たちはもう終わりなのデ〜スカ?」

 

鞠莉が煽って来るが反論できない。

なぜなら結果が結果だからだ。

あのあと、連続で点を取られ負けたのだ。

俺とダイヤも点を取れなかった訳では無いがそれは相手のミスのおかげ。

ちなみに点数は10対2。俺らの2点は相手のサーブミス。

このあとチーム替えするにしてももはや俺の体力が残ってない。

 

零「果南、鞠莉。俺らの体力持たないから終わろう?ね?」

 

半ば無理やり終わらせようとする。

疲れたもん。うん。

 

鞠莉「ワターシは勝てればいいのデース!果南は?」

 

果南「ん、しょうがないなぁ。その代わり勝ちは勝ちだからジュース追加ね♪」

 

忘れてなかった模様。しょうがないかなん?

 

ダイヤ「私に害はありませんからね。それで問題ないですわ。」

 

零「いやダイヤ?それ発言的に大問題だよ?」

 

果南「よ〜し、じゃあ時間もいいとこだからお昼ご飯にしよ?

みんな作るの手伝ってね〜」

 

鞠莉「モッチロン!」

 

そう言うと3人は果南の家に戻っていく。

 

零「俺の意見は無視ですか?」

 

ポツリと呟いた俺は3人のあとを追う。

これからお昼ご飯らしい。




いかがでしたか?

久々の投稿でしたねw
期間開いたのにも関わらず読んでくださってありがとうございます!
評価をつけてくださった☆10 真面目様。オノノクス様。ありがとうございます!

ちなみに曜ちゃんとのお泊まりと千歌&梨子のお願いを叶える回、
1日零都君独占権発表も忘れてないからご安心を。w
そしてそして通算UA2万も突破しました!
読者の皆様には本当に感謝しか出ません。

ではではこの辺で!それではまた!


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休憩という名の昼寝

どーも!しゅ~です!
まず始めに、本編の投稿が遅くなりました。ごめんなさい。
記念回は書いてたんですけどねぇ・・・w

そして!
HPTT全日程終了ということで
Aqoursのみなさんお疲れ様でした!
埼玉公演は2日目に現地参戦したのですが
本当に盛り上がって最高でした!
Twitterで色々書いてたりするので
よろしければどうぞw→@kuro04020

それでは本編どうぞ!


零「あぁ~、疲れたぁ・・・」

 

果南「あっはは!零都はソファにでも座って休んでて良いよ?私たち3人で作るからさ!」

 

零「いや、俺も手伝う・・・と言いたいところだけどそうさせてもらうわ。」

 

鞠莉「オーケー!それじゃあレッツクッキーング!」

 

ダイヤ「果南さんはともかく、鞠莉さんは大丈夫でしょうか・・・」

 

後ろからそんな会話が聞えてくるが食に関しての常識人が二人いるんだから大丈夫だろう。

俺はソファに腰を下ろしてスマホを取り出した。

電源を漬けると一通の通知が来ていた。

 

『渡辺曜 不在着信』

 

曜?とりあえずかけてみる。

 

prrr prrr

 

曜『もしもし零君?』

 

零「あ、曜?どうした?何か用事でもあったか?」

 

曜『あぁー、うん。ちょっとね。今時間大丈夫?』

 

零「おう、大丈夫だ。どうした?」

 

曜『あ、あのね、この間千歌ちゃんちのお泊まりしたときに夜ババ抜きしたでしょ?その時のさ・・・』

 

零『あぁ、曜が俺の家に泊まりたいってやつ?」

 

曜『そう!それなんだけど、今日行ってもいいかな?なーんて・・・あはは・・・』

 

・・・。

今日!?本気で言ってるのこの子!?

昨日告白した男の家に泊まりに来ようとするって

すごい度胸だよ?

まぁ曜だからって理由で片づけることもできるんだけど。

 

零「まぁ、俺は大丈夫だけど・・・曜はいいのか?」

 

曜『・・・大丈夫だよ。』

 

今の間はなに!?

大丈夫だよね!?信じてるよ!?

 

零「まぁとりあえずわかった。んじゃあ夕方頃で良いか?」

 

曜『うん!その頃にれー君の家に行くからね!それじゃ!』

 

そう言い残して電話を切られた。

全く,思いついたら即行動なやつだ。

そんなことを考えながら電源の切れた携帯を眺めていると

 

ダイヤ「零都さ~ん?ご飯できましたよ~」

 

零「ん、おーう」

 

ダイヤに呼ばれ、テーブルに向かう。

配置的には果南の隣に鞠莉、鞠莉の向かい側にダイヤといった形になっている。

必然的に俺は果南の向かい側に座ることになった。

 

果南「全員揃ったね。それじゃ食べようか~」

 

4人「いただきま~す!」

 

3人が作ってくれた昼ご飯を堪能する俺であった。

 

~~~~~~~~~~~~~

 

食事も終わって休憩中。

果南がコーヒーを入れてくれたので

今はそれを飲んでいる。

 

果南「そういえば零都、さっき電話してたけど誰から?」

 

零「あぁ。曜からだよ。急遽泊まりに来るってさ」

 

鞠莉「アラ?随分仲が良いのね♪」

 

何か鞠莉がめっちゃニヤニヤしてるんだけど。

別に変なことしないし、昔からの仲・・・と言ってもまだ1、2年のつきあいだけどね。

 

零「別に変なことはしねーよ?」

 

ダイヤ「手を出したら問題になりますものね?」

 

なんだか眼が怖いダイヤ。この人今日毒すごくない?

 

零「まぁ問題にはなるけど手は出さないからね。

ってか鞠莉、ニヤニヤしすぎじゃない?」

 

そんなにオイシイ場面かな?

 

・・・。俺の考えすぎだったらいいんだけど

 

零「ねぇ鞠莉。もしかして曜に何か吹き込んだ?」

 

鞠莉「べっつに~?それより次は何して遊ぶ?」

 

話を逸らすんじゃないよ全く。

次は何して遊ぶか・・・ってダイヤと果南は眼がとろーんとしてるぞ?

 

零「ダイヤも果南も眠そうだし昼寝でしょ。俺も眠いし。」

 

飯食ったあとだしな。いつでもハイテンションなのは鞠莉しかいないぞ、多分。

 

果南「私もちょっと眠いかなん・・・」

 

ダイヤ「私も」

 

ほらね。じゃあ一旦寝ようか。

4人でソファに座って各々楽な体制をとる。

 

ダイヤ「・・・すぅ・・・すぅ」

 

果南「・・・zzz」

 

二人は疲れていたのかすぐに寝てしまった。

まぁ張り切ってたしね。

さて、と。俺も寝よーっと。

 

~~~~~~~~~~~

 

しばらくして目が覚めた。

重い瞼上げて3年生組の方を見ると

3人ともまだ寝ていた。

時刻は3時半。

そろそろ家に帰って掃除とかしなきゃな。

曜とは言えど女の子が泊まるわけだから。

3人を起こすのは悪いのでそっとソファを立ち上がり、帰りの支度をする。

といってもバックに携帯やら何やらを入れるだけだけど。

準備を終えたあと、ソファの腕の部分にブランケットがあったのを見つけ

3人にかける。

クールだったり盛り上げ役だったり色々大変そうな3年生。

そう考えると一番メンバーのこと気遣ってたりするのかなん?

 

ま、とりあえず出るか。

俺は果南の家を出た。

 

 

~~~~~~~~~~~

 

連絡船の乗ったりバスに乗ったりして

なんだかんだ家に到着。

・・・まではいいのだが。

家の前にいるんですよ。

何がって?渡辺曜がさ。

早すぎるでしょ!まだ4時だよ!

一応夕方だけど・・・。

玄関に向かうと曜がこっちに気づいて手を振りながら小走りで走ってきた。

 

曜「ヨーソロー!楽しみで早めに来ちゃった★」

 

零「早すぎだよ。全く・・・。」

 

曜「楽しみだったんだも~ん!ほらほら!早く家の鍵あけてよ~!」

 

曜に急かされながらも家の鍵を開ける。

数時間ぶりの我が家よ。女の子を連れてきたぞ。

 

曜「お邪魔しま~す!久々のれー君ち!」

 

零「一昨日の朝来たろ?それより、何にもないからな?俺んち。」

 

曜「わかってるよー!晩ご飯まで遊ぼう!」

 

零「まぁ承知してたけども。何するんだよ?」

 

曜「ふっふっふ。よく聞いてくれた!こんなこともあろうかと鞠莉ちゃんに聞いておいたんだよ~!」

 

あれ、なんか嫌な予感。

 

曜「それはねぇ~『愛してるよゲーム』!!」

 

零「・・・は?」

 

 




いかがでしたか?

そしてそして!
ラブライブ!サンシャイン!!
アニメ2期スタートしましたねw
1話、最高でした!
語りたいこと色々あるけどそれはまたの機会にw
それこそTwitterなんかでねw
DMとかでの絡みもお待ちしてます!

それではまた次回!


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曜ちゃんのお泊まり大作戦♪

ども!しゅ~です!

「MY舞★TONIGHT」良い曲でしたね、和風でw
君ここで涙腺持って行かれましたがw
毎週感動させて貰ってます

さてさて、今回のお話は前話の曜ちゃん視点って感じでストーリーは進めません。
だからめっちゃ短いですw
次話からは進めますからねっ。
更新速度も少しずつ上げていくので。

とりあえず本編どうぞ!


~曜Side~

 

こんにちわ♪渡辺曜です♪

なんと今、曜ちゃん船長はれー君ちの前に来ているのであります!

ついさっき、れー君に電話して『泊まりたい!』って言ったら

OK出してもらえたんだ!

この間、告白して返事を貰わない状態で泊まりに来るっていうのも結構度胸ある気がするけど、れー君のことだから答えは聞かせてくれるって信じてるから!

ちなみにこの間の告白は勿論異性として。

少し前から鞠莉ちゃんに相談してて、アドバイスや勇気なんかを貰ってやっと言うことができたんだ!

 

それにしてもれー君ちに泊まるのは始めてだから楽しみだなぁ

 

・・・とは言ってみるものの・・・

 

曜「れー君まだなの~!?」

 

いつになったら帰ってくるのさー!

来たばっかりの私が言うのも変だけど!

折角来てあげたんだから早く来てよーー!

・・・こんなことも考えても仕方が無い。

とりあえず連絡船がくるまで待つとしますか!

 

~1時間後~

 

曜「~♪」

 

なんだかこうして待っていると

小さい頃を思い出すなぁ。

私が小さい頃はいつもパパの帰りを待って

ずーっと防波堤で座ってたっけ。

それで待ってる間に海に飛び込むことを覚えて

いつの間にか飛び込みの選手に~って。あはは!

久々に海にでも飛び込んでみようかな?

 

そんなことを考えていると連絡船が来た。

もしかしてあれにれー君乗ってるかも!

船の到着を見守り、降りてくる人を見てたら!

れー君が降りてきた!

まだ私には気づいてないみたい。

しばらくして歩いてから私に気づいたみたい。

『えっ、来るの早くね?』って眼でこっち見てるんだけど!?

 

曜「ヨーソロー!楽しみで早めにきちゃった★」

 

零「早すぎだよ。全く・・・。」

 

曜「楽しみだったんだも~ん!ほらほら!早く玄関の鍵開けてよ~!」

 

私は早く家の中に入りたくてれー君を急かす。

平日毎朝入ってるとは言え、お泊まりで入るってなると色々違ってくるからね。

ガチャンという音と共に玄関が開く。

まぁ合い鍵の隠し場所とかわかるから入ろうと思えばいつでも入れるんだけど・・・

それはダメだもんね!れー君ならいいって言いそうだけど!

 

曜「お邪魔しま~す!久々のれー君ち!」

 

零「一昨日の朝来たろ?それより、何にも無いからな?俺んち」

 

曜「わかってるよー!晩ご飯まで遊ぼう!」

 

零「何にも無いって言ったのに。何するんだよ?」

 

この間、鞠莉ちゃんに教えてもらったゲーム!

れー君は鈍感でもないし敏感でもないけど何かしら思うことはあるはずだし!

 

曜「ふっふっふ。よく聞いてくれた!こんなこともあろうかと鞠莉ちゃんに聞いておいたんだよ~!」

 

『こんなこともあろうかと』って言ったけど、元からそのつもりだったんだけどね★

気恥ずかしさもあるけど、この前の告白と比べたら全然だしね!

 

曜「それはねぇ~『愛してるよゲーム』!!」

 

零「・・・は?」

 

あ、ものすっごい嫌な顔された。

 




いかがでしたか?

最近、また新シリーズを始めたいと思って設定やら登場人物とか考えているのです。
テーマは「果南ちゃんとの不思議な恋愛」
『不思議な』とは?w
まぁそこはいいとして、果南ちゃんとの恋愛系を書く時に注意することとか、
こんな風に書いたら果南ちゃんを可愛く書けるよ、みたいなアドバイスを
お待ちしてます!
コメントやメッセージ、Twitterなんかで送ってくださると嬉しいです!

それではまた次回!


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驚きは止まらない

どもども!しゅ~です!
本編の更新は久々ですね。
ポケモンUM・テスト勉強・中間テスト・語学研修なんかで更新できませんでした。
すいませんでした!

久々の更新なので色々設定おかしいところろかあるかもしれませんが、そこは温かい眼で見てやってください。w

今回からまた視点を零都君に戻しての進行です!
それではどうぞ!


零「・・・は?」

 

いやいやいや。

何を言い出すかと思ったら・・・。

 

曜「え、いやだった・・・?」

 

零「嫌も何も、なぜにいきなり?」

 

曜「鞠莉ちゃんに教えて貰ったから!」

 

あの金髪め。何を吹き込んだんだ。

 

零「あぁーうん。でもまぁそういうのは好きな人とやるもんだろ。だから今日は別のことしようぜ?」

 

曜「はぁ、しょうがないなぁ。じゃあ今日は許してあげるよ。でもね。」

 

零「ん?」

 

曜「私の好きな人は・・・決まってるんだから・・・///」

 

恥ずかしがってるのか俯く曜。

やはりこの間の告白は異性としてだったのか。な?

そして面と向かって言われると俺まで恥ずかしい・・・。

 

零「それってつまり-、やっぱり・・・?」

 

一応確認してみる。

これで異性としてじゃなかったら零都君泣いちゃうよ。

 

曜「・・・///」コクリ

 

・・・照れますなぁ。

にしてもなぜこのタイミングで告白かね?

曜とは高1からの付き合いだからそういった感情が湧くのもわからなくはない。

けど、俺みたいな男のどこにそんな要素があったのか。

 

零「あぁーうん。返事はもう少し待ってもらえる?」

 

曜「う、うん!」

 

零「よし、じゃあこの話は終わり!

もうすぐで夕飯時だから手伝ってくれよな?」

 

曜「もっちろん!腕によりをかけて頑張っちゃうヨーソロー!」

 

うん。とりあえず言いくるめることはできたぞ。

してやったり。

そしてこの後俺たちは特に何事も無く夕食を食べ終えた。

 

~夕食後~

 

零・曜「ごちそうさまでした!」

 

零「美味しかった。ありがとうな。」

 

曜「いえいえ!よーし、この後は遊ぶぞ-!」

 

元気いっぱいな曜。

俺はもう動けないデース。

まぁそんなガッと動くような運動はしないだろう。

それに今思えば今日果南たち3年生と運動してきたし。

 

零「遊ぶのもいいけどその前に風呂入っとけよな~。ってか今入ってくれば?」

 

曜「うーん、わかった!じゃあお風呂上がったらいっぱい遊ぼうね!」

 

零「まぁそれは考えておくよ。」

 

曜「じゃあ行ってくる-!」

 

バッグから部屋着を出し颯爽とお風呂場に向かっていく。

風呂場は説明しなくても多分わかるはず。曜だし。

とりあえず俺はだらだらしてますか。

 

俺はテレビをつけてソファに寝転んだ。

疲れていたのかすごい眠気が襲ってくる。

少しだけ寝よう。

俺は目を瞑り睡眠した。

 

 

~曜Side~

 

さてさて!私渡辺曜は!

れー君ちのお風呂に来ているのであります!

毎朝家には来ているけど、お泊まりが初めてだから

少し緊張してるのであります!

お風呂上がったら遊ぶって約束もしてるし!

さて、お風呂お風呂~!

 

・・・はっ、よく考えればこのお風呂はいつもれー君が使ってるお風呂・・・。

ここを使ってしまったら・・・。くだらない、早く入ろ・・・。

 

 

~入浴後~

 

 

曜「れ~い~く~ん。上がったよ~。って寝てるし。」

 

そこにはリビングのソファで寝ているれー君がいた。

折角上がったら遊ぼうって話したのに・・・。

疲れてたのかな?果南ちゃんたち3年生と遊んでたっても言ってたし。

いつもの私ならそのまま寝かせておくんだけど、今日の曜ちゃんはそんなことしないのです!

 

曜「おきろ~!お~い!」

 

近くで叫ぶとれー君は寝惚け眼を開ける。そして目が合った。

 

零「ん・・・あれ、風呂は・・・?」

 

曜「もう入ってきたよ~。っていうかれー君が入れって言ったんじゃん!」

 

零「そうだっけ・・・。よいしょっと・・・」

 

大きなあくびをしながら起き上がる。

こんなやりとりを見れば「付き合ってるんじゃないの?」って

言われても不思議じゃない。

私はずっと前から好きなんだけど・・・。

れー君に恋愛感情的な意味で好きな人とかいないと思うし

私のことも仲の良い友達の一人としか見ていないのかもしれない。

だからこそ、振り向かせたいんだ!

 

零「あー、ちょっと風呂入ってくる・・・。」

 

曜「はーい!」

 

寝起きのれー君はとっても惚けている。

少しでも寝ちゃうとそうなっちゃうらしい。

こんな一面を知っているのも私しかいないのになぁ・・・。

多分だけど。

とりあえずれー君がお風呂出るまでテレビでも見てますかっ!

 

~10分後~

 

零「お待たせー。」

 

曜「あ、やっときた!退屈だったよ~!それじゃ遊ぼう!」

 

零「まぁいいけど。そんな遅い時間まではやらんぞ?」

 

曜「わかってるって~。さて、何しようか!」

 

結局、ここから私とれー君は夜遅くまで遊びましたとさ。ってね!

 

 

~数時間後~

 

零「ねっむ・・・」

 

曜「さっき寝てたじゃん。・・・ふぁ~」

 

今は部屋の片付けの途中。

結局お互いテンション上がっちゃって

夜遅くになっちゃった。まぁあとは寝るだけなんだからいいんだけどね。

 

零「残りは明日にして今日は寝よう?どうせ家汚くても一人暮らしだから困る人いないからさ。」

 

曜「そうだね。そんなに残ってないし。それじゃ寝よ-!」

 

零「寝るのに気合い入れてどうすんのさ。」

 

部屋の片付けは一時中断し、寝ることになった。

早起きして早めに片付け終わらせておこうかな。

ところで・・・

 

曜「私ってどこに寝ればいいの?」

 

零「・・・あー、何も考えてなかったなぁ。んー、床?」

 

曜「か弱い女の子に床で寝ろだなんてひどいなぁ・・・。」

 

零「だよな。じゃあ俺のベッドで寝て良いぞ。俺はリビングのソファにでも寝るから。」

 

そうじゃないでしょっ!

高校生だけど、二人でお泊まり会と言ったら一緒に寝るとかそんなじゃないの!?

 

曜「ダメ!それだと風邪引いちゃうじゃん!だからさ・・・」

 

曜「一緒に寝ない?」

 




いかがでしたか?

約二ヶ月?ぶりくらいの本編更新でしたが・・・
文章表現力が落ちている!気がする!w
元から無い表現力がさらに無くなってしまうという事態なんて聞いてないぞ?
今月はもう少し投稿できるように頑張ります!

それではまた!



・・・ここまで書いてあれだけど本当に恋愛系にしていいのだろうか?


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もはや同棲的な?

どもども!しゅ~です!
今回は前回よりあまり期間を空けずに投稿できたかな・・・?

さてさて、最近思うところがあるのですが
この作品、1話から見直すと日数的に4日?くらいしか経ってないんですよ!
結構驚きましたね、はいw
だから何か手を打たねば・・・と思って試行錯誤してますw

それでは本編どうぞ!


〜零都Side~

 

零「デジャヴ感がすごい発言だな。」

 

曜「ついこの前も言ったセリフだもん。」

 

よく言えるなぁ。と思いますよ、僕は。

百歩譲ってこの前のはともかく、今回は告白を踏まえてですからね?曜さん?

 

零「つか、俺は床で寝ても平気だから。曜はベッドで寝なよ。」

 

曜「だーかーらー!それだと風邪引くって!」

 

零「一日くらい床で寝ても引かないよ。そんなに俺と一緒に寝たいの?」

 

曜「えっ///・・・まぁ・・・うん///」

 

素直か。

最近、と言っても告白を受けてそんなに時間は経ってないんだが、曜のアプローチ?みたいなのがぐいぐい来ててなんかこう・・・

 

可愛い。

 

零「素直でよろしい。今回は折れてやるよ。」

 

曜「やったー!じゃあじゃあ早く寝よーよ!」

 

だから寝るのに気合い入れてどうするんですかって

自分で言うのは変かもしれないけど、

この子、俺のこと好きすぎません?

言うても双方高校生なわけですよ。

それで一緒に寝るってなって喜ぶあたりとか。

犬か。

 

零「まぁいいんだけどさ、狭いぞ?」

 

曜「いいっていいって!それも含めてお泊まり会の醍醐味じゃん!」

 

零「それはちょっとわかんないかな。とりあえず今日は寝ようか。先に部屋行ってていいよ。」

 

曜「あれ、まだ何かすることあるの?」

 

零「電気とか諸々確認。一人で平気だから先に部屋行ってて?」

 

曜「わかった!」

 

曜はトテトテ廊下を歩いて行く。

妹みたいな感覚だな、これじゃあ。

この後俺は素早く家の中のチェックをし、部屋に戻った。

 

~部屋にて~

 

零「おまたせ。」

 

曜「あ、やっときたー。」

 

零「やっとってそんな時間経ってないでしょ?」

 

言ってもものの5分だ。

どこに「やっと」の要素があるのか。

 

それにしても今日は疲れたな-。

途中で切り上げたとは言っても一応運動してたわけだからね。

なかなか疲れたよ。

 

曜「あっはは!あからさまに疲れてるって顔してるねぇ。情けないなぁ。」

 

零「3年生組は違う意味で疲れるってのもあるからな。」

 

曜「なんとなくわかる気がするなぁ。鞠莉ちゃんでしょ?」

 

零「全員に決まっとるわ。」

 

鞠莉はともかく、果南とダイヤもなかなかめんどくさいとこあるからなぁ。

誰が~とかはないっすね。

 

零「あ、今更だけど明日学校だけど荷物持ってきた?」

 

曜「もっちろん!ぬかりないであります!」

 

零「ならいいんだけど。じゃあ寝ようか。」

 

曜「まぁやることもないしそうなるかぁ~・・・。」

 

零「なんだよ?何かご不満か?」

 

時刻は23時30分。ここから何かするとなると結構辛いと思うんだけど。

さっきも言ったけど、学校あるし。

 

曜「べっつにぃ~?何にも無いけど~!」

 

嫌みったらしい言い方だなおい。

ご機嫌斜めか知らんけど何がご所望なんだ。

・・・近頃、曜に甘い気がするなぁ、俺。

嫌々言いながら付き合ってるし。自分で言うのも変だけど。

 

零「ってか、眠いから寝てもいい?さっきも言ったけど疲れてるし。」

 

曜「ま、今日は色々やったしね。じゃあ寝ようか。」

 

零「そうだね、おやすみ。」

 

曜「はーい!おやすみ!」

 

 

それから俺たちは特に会話もなくすぐ夢の中に入った。

疲れていたこともあってかすぐに熟睡できた。

 

曜「ねぇ・・・シないの?」

 

零「早く寝なさい。」

 

 

~次の日~

 

零「ん・・・うぅ」

 

重い瞼を上げ、起き上がる。

今日は月曜日。普通に学校登校日だ。

そして隣には珍しくまだ眠っている曜が。

時計を見るも特に遅いわけでもなく早いわけでもなく7時。

 

零「おーい起きろお寝坊さん。学校行く準備しろ~。」

 

曜「ん・・・あれ、れー君・・・?」

 

零「曜の寝起き見れるなんて珍しいな。おはよう。」

 

曜「おはよう・・・。ふぁ~」

 

大あくびをする曜。寝起きのこいつを見れることなんて滅多にない。

そもそもなぜ俺の方が早く起きることができたのかすらわからない。

 

でも、なんていうかこう・・・。

寝起きの女の子って可愛いよな。

 

零「ゆっくり準備しなよ。まだ時間はあるからさ。」

 

曜「はぁ~い。」

 

目を擦りながらの返事。ここまで眠そうにしてる曜も珍しい物だな。

ホントに何があったんだ?

 

でもまぁそれを聞くのは野暮かと思い、聞かないことにしたが。

 

 

 

 

零「曜-。朝ご飯できたよ。」

 

自室にいるであろう曜に呼びかけながら

部屋のドアを開ける。

するとそこには早くも制服に身を包んだ曜の姿が。

 

曜「おっはヨーソロー!曜ちゃんの眠気は飛んでいったのであります!」

 

零「・・・うん、おはよう。じゃあ朝ご飯食べようか。」

 

さっきまで目を擦っていた人はどこへいったのか。

それは謎のままである。

 

 

零「ご飯食べたらすぐバス停向かうからね。」

 

曜「了解であります!」

 

そしてお俺たち二人は朝食をとった。

 

え、お前料理できたの?って思ったやつ。

失礼だぞ。そのくらいできるわ!

 

~~~~~~~~~~~

 

零「よし、いこうか。」

 

曜「うん!行ってきまーす!」

 

自分の家か。

まぁ半分正解なんだけど。

走り出す曜を追うように俺も小走りをする。

全力で走っても追いつけない上にバテるだけだしね。

 

走ること数分。バス停が見えてくる。

そこには既に到着している曜の姿が。

 

曜「遅いよ-!」

 

零「曜が早すぎるだけだと思うよ。うん。絶対。」

 

そりゃそうだ。

とりあえずバスが来るまでー待機!




いかがでしたか?

またまた中途半端なところで止めましたねw
今年中にもう2回?くらいは投稿できるように頑張ります!

それと、少し前の後書きに書いたのですが、
果南ちゃんヒロインの新作の方も着々と準備を進めていますので、しばしお待ちを!
おそらく今年中出します!

それではまた次回!

新たに評価をつけてくださった
☆8 穗乃果ちゃん推し様。
ありがとうございます!


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いつもの朝 part2

お久しぶりです!しゅ~です!

本編の投稿は久しぶりでストーリー忘れかけてますが頑張って書きますよっ!

前話の後書きで書いた果南ちゃんヒロインの新作が絶賛連載中です。
「イルカ少女の不思議な恋」、是非ご覧ください!

それでは本編どうぞ!


~時は進みバスの中~

 

曜「今日も良い天気だねぇ~!曜ちゃんは満足であります!」

 

零「天気がいいだけで?」

 

曜「それもあるけど、お泊まりしたあとだし!」

 

それだけで満足してもらえるなら

毎日でもいいかもな。なーんて。

 

『次は旅館、十千万前~』

 

だそう。十千万からはいつも通り

二人が乗車してくる。

 

千歌「おっはよー!」

 

梨子「おはよう、二人とも」

 

曜「おっはヨーソロー!」

 

零「あぁ、おはよー。」

 

曜は二人に元気よく敬礼!

俺はというと朝は弱いのでウトウトしたまま。

さっきバス停まで走って疲れてるってのもあるし。

 

零「・・・とりあえず寝る。」

 

曜「あっはは。さっき走って疲れちゃったか。じゃあ着いたら起こしてあげるね!」

 

バスが浦女に着くまでは10分前後。

それまでおやすみなさん!

 

 

~10分後 浦の星到着~

 

曜「あ、学校着いたね。れ~い君!着いたよ~!」

 

零「んぁ・・・。降りなきゃな・・・。」

 

千歌「零君の寝起きだー!珍しい物見れたね!梨子ちゃん!」

 

梨子「私はこの間泊まった時に見たけど・・・。」

 

この間・・・?あぁ千歌の家に泊まった時か。

梨子には寝起きどころか寝顔までばっちり見られたと思うけど。

 

曜「とりあえず教室行こっ!」

 

千歌・梨子「うん!」

 

 

~教室~

 

教室には何人かの生徒が既にいて、各々雑談だったりなんだったっりをしている。

ちなみに俺の席は窓側の一番後ろ。所謂、神席ってやつだな。

俺の前の席が千歌、俺の隣が梨子、千歌の隣が曜って席順になってる。

 

零「今日って練習あるよな?何すんのさ?」

 

千歌「確か果南ちゃんがライブまでまだ時間あるし体力作りしようって言ってたよ!」

 

体力作りか・・・。この間の練習は各々に分かれてたから

わからないメンバーもいるが千歌とルビィはまたハードになるだろうな。

この間の練習では倒れ込んでたし。

とかは言ってみるけど俺が練習で口を出すつもりは無い。

マネージャーっていっても形だけって感じがする気がするし・・・。

 

曜「ねぇねぇれー君!今日も練習来てくれるんだよね?」

 

零「まぁ特に用事はないから行こうとは思ってるけど・・・。

行かない方が良い?」

 

曜「そうじゃなくてっ!・・・なんでもないっ!///」

 

千歌「ねぇねえ梨子ちゃん。最近の曜ちゃんさ零君に特にアタックしてるよね?」ヒソヒソ

 

梨子「そうね。誰が見ても面白いくらいに。その証拠として照れてるし。」ヒソヒソ

 

千歌と梨子が小さい声で何か喋っている。

俺と曜を見て何か言ってるようだが・・・。

 

「席に着け~。HR(ホームルーム)始めるぞ~。」

 

気にはなったがタイミングが良いところで担任が入ってきた。

今日も1日頑張ルビィ!

 

 

 

~放課後~

 

朝から放課後まで、特に何事も無く放課後の時間。

俺は千歌、曜、梨子の4人で部室に向かっていた。

 

千歌「ねぇねぇ零君!今度さ、またうちに泊まりに来ない?二人っきりで♡」

 

曜・梨子「「なっ!?」」

 

零「え、まぁいいけど・・・。邪魔じゃなかったらな。」

 

曜「ダメだよれー君!私よりも千歌ちゃんを選ぶって言うの!?」

 

梨子「曜ちゃん!?ちょっと大丈夫!」

 

曜が壊れた。そんで当の千歌はというとニヤニヤしながら俺を見ている。

 

曜「ダメだよ千歌ちゃん!それは私が許さない!」

 

いつになく本気だなぁ・・・。

 

千歌「あ、そーだ!じゃあこの間の罰ゲームの分を今使うのだ!」

 

あぁ、この間千歌の家に泊まったときのアレか。

ババ抜きで負けたときのやつね。

 

曜「むぅ・・・。それなら仕方ない・・・。」

 

零「諦めるの早いなおい!?」

 

でも多分、俺には拒否権無いんだろうな。なんて。

 

千歌「よーし!じゃあれー君のお泊まりも決まったし部室まで競走だー!」

 

曜「おー!負けないぞ-!」

 

というと二人は元気よく走り出す。

ちなみに俺と梨子は走らないよ。疲れるし。

二人が走って見えなくなったあと、俺は梨子と二人で廊下を歩いていた。

 

零「そういえば、自分から聞くのも変だと思うけど、梨子は無いのか?ほら、あの罰ゲームの。」

 

梨子「わ、私?う~ん・・・。」

 

零「別に今じゃ無くても良いし、無理に作らなくてもいいけど・・・。」

 

梨子「折角だしお互い楽しめるようなことをしたい・・・かな?」

 

何この子。優しすぎません?

あの二人とは大違いで俺のことまで考えてくれるとは・・・!

女神様やなぁ・・・。

 

零「うん。梨子にならなんでもしてあげる。」

 

梨子「ど、どうしたの・・・?」

 

不安そうな目でこちらを見ているがそんなのは気にしない。

そしてしばらく歩いたところで、部室が見え、中から騒がしい声が聞えてくるのを感じる。

扉を開けると俺と梨子以外の全員が揃っていた。

 

零「おーっす、おつかれ~。」

 

ダイヤ「やっと全員揃いましたね。それでは着替えて練習始めますか。」

 

零「じゃあ先に屋上行ってるよ~。」

 

流石に女子の着替えるとことに男子一人居るわけにはいかないからね。

・・・うん。残ってみたいって気持ちは無くもないけど。

・・・・・屋上行こう

 




いかがでしたか?

本編更新が期間空いたので色々おかしいところがあるとお思いますが温かい目で見守ってください。笑


新たに評価をくださった
☆10 そらよう様。
ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

それではまた次回!


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Aqoursメンバー生誕祭!
〜小原鞠莉生誕祭記念〜


どもども!しゅ~でっす!
昨日の後書きにも書きましたが…
鞠莉、誕生日おめでとう!シャイニー!!!
一日遅れになってしまいましたが今回は鞠莉誕生日記念ということで特別編です!

誕生日記念回などは零都君と思いっきりいちゃいちゃさせようと思ってますw
そして今回が初なのでたじたじだと思いますが温かい目で見守ってくださいw

それでは本編どうぞ!


6月12日、23時40分。

俺はホテルオハラの一室にいた。

ちなみに一人である。

あと20分近くで日付が変わり、鞠莉の誕生日になる。

鞠莉は今、家族が開いてくれてるパーティーに参加している。

どうやら誕生日当日は俺と過ごしたいらしく、両親に無理を言って一日早めに執り行ってもらえたようだ。

今、俺がここに来ているのは鞠莉は知らない。まぁ、いわゆる小さなサプライズってやつだ。

ちなみに、パーティーが始まったのは21時頃。

なのでそろそろ終わると思うんだが…

そんなことを考えていると、部屋の扉がゆっくり開いた。

 

鞠莉「ふぅ、楽しかったわ。」

 

零「よう鞠莉。お邪魔してるぜ~」

 

鞠莉「・・・レイト!?なんでここにいるのよ?今日うちに来るなんて一言も・・・」

 

まぁそら驚くわな。その反応も想定済みだし

とりあえず俺と鞠莉は窓に近い位置にある椅子に腰掛ける。

 

零「鞠莉が言ったんだろ~?当日は俺と過ごしたいって」

 

鞠莉「そうだけど・・・レイトは大丈夫なの?こんな時間に」

 

零「まぁ、大事な彼女のためだしな。どうってことないって」

 

そう、今の発言で気づいた人も多いだろうが、俺と鞠莉は付き合っている。

付き合い始めて6ヶ月ちょっと。それなりに会うこともできてるし会えないときは

通話なんかをしている。

 

鞠莉「もうレイトと付き合い始めて6ヶ月以上立つのね~。本当にレイトといるとvery happyだわ!」

 

零「そりゃどうもお嬢様。時計見てみなよ。」

 

鞠莉が「?」っとした表情で時計を見る。

時刻は6月13日0時00分。

そう、鞠莉の誕生日当日だ。

 

零「改めて、鞠莉。誕生日おめでとう!これからも俺と一緒に楽しい時間を過ごしていこうぜ!」

 

俺は椅子を立ち上がり鞠莉の顔をしっかりつ見つめる。

そしてポケットからプレゼントである小さな箱を取り出す。

その箱を鞠莉の前に差し出しながら告げる。

 

零「そして、これを。受け取って欲しい。」

 

鞠莉「これは・・・?」

 

俺は箱のふたを開け、鞠莉に中を見せる状態で差し出す。

中に入っているのは・・・

 

 

指輪だった。

 

 

鞠莉がびっくりした表情で俺と指輪を見る。

 

零「まだ年齢的に法律に引っかかるからまだだけど・・・もしよかったら

 

 

俺と、結婚してください。」

 

 

俺は下を向き、鞠莉の返事を待つ。どんな表情してるんだろうな。

驚いてくれてるかな。

 

しばらくの沈黙。それを破ったのは鞠莉だった。

 

鞠莉「こんな私で良ければ、レイト。あなたのお嫁にしてください。」

 

俺は答えを聞いた。答えはyes。俺はうれしさがこみ上げてくるより先に、鞠莉を抱きしめていた。

そのあと来た絶頂の喜び。それを鞠莉とわかちあう。

鞠莉は笑顔だった。これまでに見せてくれた笑顔とは格別の、二度と忘れることができないような最高の笑顔。

 

零「これを・・・受け取ってくれるか?」

 

鞠莉「当然デショ!もちろん、レイトがつけてくれるのよね?」

 

零「あぁ」

 

鞠莉は左手を出す。それに合わせて俺は薬指にゆっくり指輪をいれていく。

 

まだ年齢的に結婚はできないけど、それでもいい。

これが、俺の夢だったんだから。

 

零「似合ってるじゃんか。俺のセンスで選んだんだけど・・・」

 

鞠莉「全然良いじゃない♪私は気に入ったわ♪」

 

零「なら良かった。ちょうど昼からはAqoursと誕生日会だろ?見せつけにいこうぜ」

 

鞠莉「随分悪い性格してるわね。でも・・・それもアリねっ♪」

 

俺と鞠莉が付き合ってるのはAqoursメンバー全員知ってるからな。

思いっきり見せつけてやるわ。

 

 

その後しばらく俺と鞠莉は雑談していた。

これまでにあった出来事。これからしたいことなど色々。

そして2時間ほど経ち・・・

 

俺たちはベットに向かう。

寝るよりも先にやること。鞠莉が先にベットに横になる。

 

鞠莉「まだ始まったばかりだけど、この時間は楽しかったわ♪さ、レイト・・・」

 

鞠莉はベットで俺を両手を広げて俺を待っている。

俺はそれを見て、鞠莉の方へ向かう。

そして鞠莉に抱きつく。

 

零「・・・いいんだな。」

 

鞠莉「えぇ♪夜はまだ長いわよ♪」

 

 

こうして俺と鞠莉の甘い夜が始まった。

起きてから大変だろうなぁ。Aqoursメンバーとの誕生日会もあるし・・・。

でもまぁ・・・鞠莉と一緒ならなんでも楽しめる気がするな。

 




いかがでしたか?
誕生日記念回は書きやすくて仕方ないですねw

最後に…日付は変わってしまいましたが、鞠莉、誕生日おめでとう!!!!
シャイニーな一年にしてほしいですねw

次の誕生日記念は善子ですね。
次こそ日付が遅れないように頑張りたいと思います!


それではまた!


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〜津島善子生誕祭記念〜

どもども!しゅ〜です!
今回は善子\ヨハネ/の生誕祭ということで
記念回であります!
誕生日おめでとう!!!

それでは本編どうぞ!
注:この回の善子は厨二病発言はほとんどありません。理由は察してくださいw
その分、乙女な善子を書いてますのでよろしくお願いします!


零「あいつ、おせーなぁ」

 

現在俺は善子の住んでるマンションの部屋の前にいる。

今日は善子の誕生日ということで2人で出かけることになっている。

さっき家について、LINE送ったけど既読が付かない。

多分寝坊だろうな。別にいいけどよ。

とりあえず近くのコンビニでも行くか

そう思った時、家の中からバタバタと忙しない音が聞こえてくる。

あ、起きたな

LINEは読んだと思うしここは待っとくとしよう。

 

〜数分後〜

 

善子「遅刻遅刻ー!」

 

零「よっ、やっと来たか」

 

急に開かれた玄関の扉には

いつものとは考えられないような服を着ている

善子がいた。

 

零「可愛い服じゃん。黒ローブじゃなくていいのか?」

 

善子「大事なリトルデーモンに会うんだもの。

それにヨハネだって毎日ローブ来てるわけじゃないんだから!」

 

零「それじゃあもう堕天使じゃねーじゃん?」

 

善子「うるさい!ヨハネは堕天使なの!堕天使ヨハネなの!!」

 

零「あー、はいはい。そうだな善子。ってかなんで今日は遅れたんだよ?」

 

善子「そんなの決まってるじゃない。いつもの不幸よ不幸。目覚まし時計セットしたのにならなかったのと、

そんなときのためにスマホのアラームセットしてたのにスマホが充電切れだったのよ。」

 

零「誕生日だってのに相変わらずだな、ははっ。まぁ、雨が降らなかっただけいいんじゃないか?」

 

善子「笑わないでよ-!ホントに辛かったんだから!でも…リトルデーモンに会えたから・・・」

 

不意打ちでそういうこというのはズルいだろーよ。

 

零「はいはい、良かったな。そんじゃーショッピングモールでも行こうか。」

 

善子「うん!」

 

~~ショッピングモールにて~~

 

数分歩いて目的地に到着。善子の家からさほど離れてるわけではないので

すぐについた。

ちなみに俺の家は沼津だけど善子の家とは少し遠い。少しだけね。

どっちかって言ったら曜の家に近いかな。

 

零「最初はどこ行きたい?」

 

善子「零都が行きたいところでいいわよ?」

 

零「今日はお前の誕生日なんだから今日くらいわがままになれよなー?」

 

善子「いいの!?それじゃああそこにいくわよリトルデーモン!」

 

こういう子供っぽいところもまた可愛かったりする。

善子はAqoursメンバーの前では大人っぽい一面やいじられ役だったりするから

こういう一面を見れるのは新鮮である。

 

善子を見失わない程度に早歩きで追いかける。

最初はどこに言うのだろうか。

 

善子「ここよ!着いたわ!」

 

善子が両手をばっと広げる。

そのバックには堕天使グッズなどが置いてある黒魔術ショップ。

まぁ善子が行きたいところと言ったらここくらいだわな。

 

善子「入るわよリトルデーモン!」

 

零「おーう」

 

こういうとこ入るのって勇気いるよな。特に俺なんかが入ったら浮きまくるだろ。

まぁ入るけどさ。善子の後についていく。

中には大きめなドクロの置物やいつも善子の着てる黒ローブや

よくわからないものもたくさん置いてある。

 

零「今日は何買いに来たんだ?」

 

善子「ん~?特に何買いに来たわけじゃないわよ。何か無いか見に来ただけ。」

 

零「ふーん、そっか。俺もしばらくこの店見てるから。」

 

善子「うん」

 

俺はしばらく店の中の見て、善子に合流。こういう店ってどんな物置いてあるかわかんなかったけど

色々面白そうなものも置いてあるんだね。ちょっと興味出た気がするよ。別に厨二に目覚めたわけじゃないよ?

 

零「なんか欲しいものはあった?」

 

善子「特になかったわ」

 

と、言う割にはさっき店の中見て回ってたとき一個の商品に目が釘付けだったな。わかりやすいくらいに。

ちなみにそれはリサーチ済みさ(ドヤ)

だからタイミング見計らって買いに来てプレゼントしようか。

他の誰かに買われるとダメだから店員さんにキープしててもらおうかな。

善子の目を盗みすぐに店員のところにいき、頼む。

 

零「すいません、あそこにある……をキープしておいて欲しいんですけど大丈夫ですか?」

 

「はい、大丈夫ですよ」

 

零「お願いします。あとで取りに来るのでラッピングなんかもしてもらえたらありがたいです。

誕生日プレゼントとして送りたいので。」

 

「わかりました。」

 

黒魔術ショップの店員の割には普通だったな。なんかこう…みんな善子のヨハネモードのときみたいな

人しかいないと思ってた。

とりあえず善子のとこ戻って次の場所行こうか。

 

零「よっ、お待たせ。」

 

善子「何やってたのよ!はっ、もしかして零都もついに堕天・・・!?」

 

零「安心しろ、そんなことはない。」

 

善子「もう少しノってよぉ~!」

 

〜〜フードコートにて〜〜

 

零「そろそろ昼飯食うか。善子、何食べたい?」

 

善子「だから私はヨハネ!…まぁ零都と同じものならなんでもいいわ」

 

零「おっけー、んじゃ買ってくるわ。席取っといてくれ」

 

善子「はーい!」

 

そういうと善子は空いてる席を探しにフードコート内を歩き始めた。

ちなみに俺は昼飯を買うのに並んでいる。

ちなみに焼きそばね。

多少混んでるが注文する時はあまり並ばなかった。

素早く注文を済ませ、物を受け取る。

あまり混んでいないため、善子が座ってる席を探すのも簡単だった。

 

零「おまたせー。ほれ」

 

善子「あ、来たわね。ありがとう」

 

それから俺ら2人は話しながら

昼食をとった。

Aqoursのことや最近の調子、1年生組の話などなど。

特に1年生組の話になると善子は楽しそうに話してくれた。

 

〜〜帰路にて〜〜

 

昼食をとったあと、俺達はゲームセンターとか色々見て回った。

あ、ちゃんとプレゼントも取りに行ったよ

ちなみにこれは善子の家に着いたら渡そうと考えてるぜ!

まぁ、そんな遠くない分、帰り道もそんな長い時間ないんだけどね。

 

零「今日は楽しかったか?」

 

善子「えぇ!久々に不幸がない幸せな1日だったわ!」

 

零「それはよかったな堕天使様。」

 

善子「遂に零都がヨハネを堕天使と認めた…っ!」

 

零「そんなことないっす」

 

善子「なんでよーー!!」

 

そんなことを話してるともう善子のマンションの入り口。

エレベーターで部屋の階まで上がって善子の部屋へ。

 

善子「上がっていく?」

 

零「いや、今日は遅いから失礼するよ。それと、はい」

 

善子にさっき買ったプレゼントを渡す。

?といった表情で箱を見つめている。

 

零「誕生日プレゼントだよ、開けてみ」

 

善子「・・・うん」

 

ラッピングされた包装紙を剥がす。そこから出てきたのは長細い長方形の箱。

善子が恐る恐る箱を開けるとそこに入っていたのは

ロザリオのネックレス。

そう、さっき黒魔術ショップで善子が欲しそうな目でみていたものだ。

 

善子「これ・・・なんで?」

 

零「なんでってあの店で欲しそうに見てただろーが。見逃すわけ無いだろ」

 

善子「零都・・・。ありがとうっ!!」

 

善子が抱きついてくる。うん、女の子特有の匂いがする。いいじゃないか。

 

零「どういたしまして。そんじゃ、俺はもう行くから。また練習のときな。」

 

手を振り再びエレベーターに戻ろうとする。

明日も練習あるからね。うん。明日も会えるから

 

善子「待って!」

 

どうした?と思ったのを心にとどめつつ振り返る。

その瞬間だった。

 

俺の唇と善子の唇が重なったのは。

数秒だったのか数十秒だったのかはわからない。

だけど甘い時間とはこのことをいうんだと思った。

 

零「・・・!?」

 

唇を離した善子が笑顔で言う。

 

善子「今日はホントに楽しかったわ!ありがとう!それじゃっ!」

 

顔を赤らめて、でも俯くことなく部屋に走って戻っていく。

俺はまだ何が起きたのかわからないまま、再びエレベーターに足を運ぶ。

 

そして俺は自分の家に帰っていく。

 

零(俺のファーストキスが善子か。最高じゃないか。

ところで…明日から気まずい気がするなぁ)




いかがでしたか?

なんとか間に合いましたw
今回は少し文字数頑張りましたw
次回からは通常ストーリーに戻りますよ!

そして最後に…
~津島善子(ヨハネ)Happy Birthday!~

それではまた!


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~高海千歌生誕祭記念~

どーも!しゅ~です!
今日はいよいよ自分の推しである千歌ちゃんの誕生日ということで
めちゃめちゃテンション上がっておりますw

千歌ちゃん誕生日おめでとう!!

それでは本編どうぞ!



「次は旅館、十千万前~」

 

バスのアナウンスの声が聞える。

現在俺は千歌の家である十千万に来ていた。

理由は、今日8月1日は千歌の誕生日なのだが

千歌にどこに行きたいか訪ねたところ、俺と二人で

家で過ごしたいとのこと。ちなみに夜はAqoursメンバーで集まって

誕生日会をやる予定もある。だから夜まで

二人で一緒にいることになる。

 

バスを降り入り口に向かって歩く。

暖簾を潜って受付にいた美渡さんに挨拶をし、

住居スペースの二階にある千歌の部屋へ。

軽く数回ノックをし、中から返事が返ってきたのを確かめてから

部屋の扉を開ける。するとそこには

部屋着でベットに寝転んでいる千歌の姿があった。

 

零「よ、千歌。なんつーカッコしてんだ」

 

千歌「あ、零君おはよ~。だって夏休みだもんしょうがないじゃ~ん」

 

そう、今は夏休み。

夏休みというのは始まる前は楽しみだが

いざ始まってみると毎日暇でいつの間にか終わっている。そんなものだろう。

だから今の千歌の格好もわからない訳ではない。

 

零「ま、今日は練習もないから仕方ないっちゃー仕方ないな」

 

俺はベッドの背中を預けられる位置に腰をかける。

 

零「つーか、千歌のことだから曜とか梨子も呼びたい!とか言うと思ったんだがな」」

 

千歌「まぁ曜ちゃんや梨子ちゃんと過ごすのもいいけど・・・やっぱり大切な日は零君と過ごしたいなって♪」

 

後ろかから千歌が抱きついてくる。

もう何度目だろうと思うほどだ。全然嫌ではないけど。

 

零「まぁ千歌がいいっていうならいいけどさ。

ちなみに今日はなにすんだ?」

 

千歌「ん~、今から一緒に考えようよ!

でもまぁチカは零君と一緒なら何してても楽しいから何でも良いよ♪」

 

まぁそう言われるだろうと予想はしていた。

でも今日は千歌の誕生日。流石に俺の意見を通すわけにはいかない。

 

零「流石に千歌が決めてくれよ?主役は千歌だろう?」

 

千歌「うーん、そうだなぁ」

 

未だに抱きついたままの千歌が考える。

 

千歌「じゃあじゃあ!午前中はここでゆっくりして、午後から少しだけ散歩しにいこうよ!ちょっと遠いところまでなら大丈夫でしょ?」

 

まぁ千歌らしいと言えば千歌らしいが・・・。

そんなのでいいのか。と聞こうとしたが

これが千歌のやりたいことだと言うなら

これをするしかないだろう。

 

零「おう、千歌がそれでいいならな」

 

千歌「やったぁ!一日中ずぅーっと零君と一緒だ♪」

 

ご満悦のようだ。その証拠にアホ毛がピョンピョンしてる。

 

零「まぁ家にいるのはいいんだが何するんだ?流石に時間余りすぎてるだろ」

 

千歌「それは・・・まぁ話してるうちになんとかなると思う!」

 

そんなことだろうと思った。まぁ

話してるだけでも楽しいからよしとしよう。

 

~~~数時間後~~~

 

千歌「そしたらその時曜ちゃんがね~」

 

零「あいつらしいな、ははっ」

 

何時間かお互いの近況について話し合った。Aqoursのことはもちろんプライベートなこと、少し俺のことも話したりもした。

 

零「まだ時間あるけど散歩いかない?外の空気吸うのもついでにさ」

 

千歌「さんっせーい!それじゃあいこー!」

 

すぐさま部屋を飛び出していく千歌。

行動が早いやつだなぁ。

 

零「俺も行くとするか。」

 

部屋を出ようと扉に手をかける。

開こうとしたその時、ふと気になって千歌の部屋を見渡す。

誰もいない千歌の部屋。見渡すとある物が目に入った。

それは千歌の机の上に立ってる写真。

コルクボードにいろんな人との写真が貼ってある。

Aqoursメンバー全員との写真や曜とのツーショット、ユニットなどの写真。さらに言えば俺とのツーショットまである。

あのときは千歌に無理矢理に撮られて大変だった。

まぁ、今では良い思い出だけどね。

でも・・・こんな俺との写真がもっと増えてくれたら・・・。

 

千歌「れーいーくーん!まだーー?」

 

下からの千歌の声にはっと我に返る。

急いで部屋を出て玄関に向かう。

そこには行く気満々の千歌の姿があった。

 

千歌「もう!遅いよ!何してたの!」

 

零「悪い悪い。じゃ、行こうか」

 

俺と千歌は歩き出す。

最初は浜辺。いつも見ている光景だが

最近はゆっくりすることがなかったため、

良い息抜きだ。

 

千歌「覚えてる?Aqoursがまだ私と零君と曜ちゃんと梨子ちゃんの4人だったときのこと。」

 

零「あぁ、懐かしいな」

 

あれは2年になったときの春。

千歌が曜と東京に行って帰ってきたときのこと。

千歌がいきなり「スクールアイドルをやる!」って言い出した。

あのときはどうせすぐ飽きるだろって思ってたけど・・・

あの千歌がまさか飽きずに、さらにはAqoursを東京というおおきな舞台へと導いたと言っても過言ではない。

何度か折れそうにはなってたけど、その都度仲間と励まし合い乗り越えた。

 

千歌「私たちは変わったけど・・・零君は全然変わってないよね」

 

零「まぁ、特段なにかあったわけではないしな。いろんな出会いこそあったが」

 

Aqoursを始めてから、1年生の3人や鞠莉とダイヤ。果南は入学した頃に関わってたので初めてではなかった。

まぁAqoursに入ったときはビックリしたけど。

 

零「色々あったな。ここ数ヶ月。」

 

千歌「そうだねぇ・・・」

 

少しの沈黙。千歌は海の方を眺めている。

 

零・千歌「「あのさ」」

 

千歌「あっ」

 

零「・・・どうぞ?」

 

千歌「別にたいしたことじゃないんだけどね。

今まで色々あった中で零君は何を考えていたのかなーって」

 

難しい質問だな・・・。

何を考えていた。か

まぁ自分なりに色々考えていたけど・・・

 

零「まぁいつも思ってたのはAqoursに出会えてよかったなーとか」

 

千歌「出会えてっていうか立ち上げたときには零君もいたよね?」

 

零「いやまぁそうですけども。」

 

千歌「あっはは。ところで零君は何を言おうとしたの?」

 

零「あっ、あぁ・・・」

 

ここで言ってしまうか?

いやまだ先の方が・・・

心の中で俺と俺が口論している。

いや、言うタイミングはここしかない。

言う。そう決めた。

 

零「あのさ、Aqoursの練習とかプライベートはもちろん、ステージとかも一番近くで見てきたのは俺だと思うんだ。自分で言うのも変だけどさ」

 

千歌「それは本当のことだと思うよ、それに零君はAqoursのマネージャーなんだから。一番近くで見てくれてなきゃ困るよ!」

 

零「お、おう。それでさ、一応みんなのことを見てるつもりだよ?

練習風景とかステージで。でもさ、なんていうかこう・・・」

 

千歌が?と言った表情で見つめている。

言いたいことはあるのにすっと言葉が出てこない。

 

零「ふぅ、よし。」

 

深呼吸をひとつして心を落ち着かせる。

大丈夫、大丈夫。

 

零「練習でもステージでも、みんなのことを見てるつもりだったけど

いつも千歌のことを目で追いかけてたんだ。」

 

千歌「えっ!?私?なんか変なことしてた!?」

 

ここまで言ってわからないか・・・。

千歌らしいと言えば千歌らしいが流石に気づいて欲しい。

俺の気持ちと・・・羞恥心に。

 

零「あぁっもうっ!バカチカ!

単刀直入に言うよ、千歌のことが好きなんだ。だから俺と付き合ってほしい。」

 

言ってしまった。体中が熱い。顔も真っ赤になってることだろう。

なんていうか、すぱっと言えない俺が情けない。

千歌の反応は・・・?

恐る恐る千歌を見ると驚いた顔でこっちを見ていた。

そして立ち上がって少し前に歩き出す。

 

千歌「零君にそんなこと言われるとは思わなかったなぁ・・・。

でも、なんでチカなのさ?ほら、曜ちゃんとか梨子ちゃんとか・・・

もっと可愛い子はいっぱいいるよ?チカなんて普通だし・・・」

 

零「そんな千歌に惹かれたんだよ俺は。

可愛いからとか普通だからとか関係なく、千歌が好きなんだ。」

 

千歌「・・・そっか。ありがとう零君。

実はねチカも零君のことが好きだったんだ。でも好きになったのはチカの方が早いんだよ?Aqoursが4人で結成されたときから。いつも練習に付き合ってくれて、しかも練習メニュー考えてくれたりみんなの体調気にしてくれたり・・・。気づいたら零君のこと好きになってたんだ。だから、付き合おうよ!!」

 

俺が求めていた答え。千歌が俺のこと好きだったのは知らなかったが・・・それでも、嬉しかった。

 

零「ありがとう、千歌。嬉しいよ。」

 

これしか言葉が出てこない。だけどこれでいい。

バカな千歌にも伝わってるはずだ。その証拠に千歌は優しい笑みを浮かべている。

 

千歌「遠くに散歩行こうと思ったけど・・・ここで二人でいたいな。」

 

零「そうだな。時間はまだあるからずっと話してようよ。」

 

これから夜まで時間はある。だけど千歌と話していると話題が尽きない。話せるならどこだっていいからね。

 

 

 

俺の気持ちを受け入れてくれて、笑わずに聞いてくれてありがとう。

千歌・・・大好きな俺の彼女!!!

 

 

この後、Aqoursメンバーにつきあい始めたことっをばらされたのは秘密の話。

 

 

 

 

 




いかがでしたか?

推しだから頑張っちゃいましたw
そしてそして・・・

~高海千歌 Happy Birthday!!~

これからも可愛い千歌ちゃんを見せて欲しい!
アニメ二期ではもっと輝いて欲しい!w

ではではまた次回!


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~桜内梨子生誕祭記念~

どもども!しゅ~です!
本日は梨子ちゃん生誕祭ということで
記念回です!
誕生日おめでとう!

0時ぴったりには投稿できなかったんですが間に合って
良かったですw
それでは本編どうぞ!
(ちなみに本編は零都君と梨子ちゃんが
中学生の頃の話です。一風変わった記念回です!w
お楽しみに!)


~梨子Side~

 

梨子「ふぅ・・・」

 

私は今、東京の某中学校の音楽室にいます。

最近、ピアノの調子が良くて毎日放課後ここに来て弾いてるんです。

そしてピアノ以外にも楽しみなことが・・・

 

零「よっ、梨子。今日も綺麗な音だったな。」

 

そう、毎日のように会いに来てくれる彼、榊原零都君。

私の幼馴染みなんです。

お互い中学3年生で進路についても考えなきゃなんだけど

私は音楽の勉強のために音乃木坂学院ってところに。

零都君は・・・あれ、そういえば聞いたことなかったや。

帰りにでも聞こうかな。

 

梨子「ありがとう。いつも来てくれて。帰ろっか。」

 

そういうと私はバックを持ち、零都君と一緒に音楽室を出る。

学校を出て一緒に帰路につく。

 

梨子「そういえば零都君は高校どうするの?」

 

零「あー、それなんだが・・・驚かないで聞いて欲しい。」

 

驚かないで?どういう意味なんだろう・・・

 

零「えっと、言いづらいんだけど、静岡の高校に行くことになったんだ。だから卒業したらそっちに行くことになる。

その…言うのが遅くなってごめんな」

 

・・・え?静岡・・・?っていうことは進学したらもう会えないってこと・・・?

 

 

梨子「じゃ、じゃあもう会えないの・・・?」

 

零「残念だけどそうなるな。まぁ永遠に会えないわけじゃないから・・・ってうわっ!」

 

私は気づけば零都君に抱きついていた。

『もう会えない』この言葉が胸に突き刺さった。

 

零「大丈夫、すぐってわけじゃないからさ。もっと思い出作ろうよ、な?」

 

そういうと零都君は私の頭をなでてくれた。

そうだ、まだ時間はある。もっとたくさん思い出を作らなきゃ・・・!

 

梨子「ぐすっ・・・わかった、もっと零都君と思い出作る!!」

 

零「おう、今まで以上に楽しもうな。」

 

優しく微笑みながら私の頭を撫でてくれる零都君。

それから私達は何をしたいか話し合った。

主に私がだけど。

たくさん話してるうちにいつの間にか私の家に着いていた。

 

零「じゃあまた明日な。迎えに来るからさ。」

 

梨子「うん!バイバイ!」

 

零都君に手を振り、足早に家の中に入った。

ホントはもっと話していたかった。

でも明日会えるから!

ちなみに明日は休日なので遊ぶ約束をしたのです。

だから明日もっとたくさんお話すればいいかなって。

 

自分の部屋に入ってベッドに横たわる。

 

梨子「もう、会えなくなっちゃうのかな…」

 

自然と涙が出てきた。

零都君とは家族と同じくらい一緒の時間を過ごしてきた。

だから、零都君のいない生活なんて考えたことがなかった。

 

でも、泣いたダメだ!

零都君を笑顔で送らなきゃ!

そう決心した私はベッドから立ち上がった。

 

〜零都Side〜

 

遂に打ち明けてしまった。

黙ってるにはいかなかったし、いつかは言わなきゃいけないことだったけど言えなかった。

それを今日言ってしまった。

それにあんなに泣かれるとは思ってなかったな…。

梨子と約束した通り、一緒に居れる時間はそう多くはない。

だからたくさん思い出を作りたいのは俺も一緒。

 

零「まぁ、だからこそ明日デートするんですけどねぇ…」

 

気づけば家に着いていた。

扉を開け、誰もいない家の中に入る。

ちなみに誰もいないっていうのは

父は病死、母は行方不明って感じ。

そんな味気ない生活の救いになってくれたのが梨子だ。

正確に言えば桜内一家だけど。

 

梨子がいてくれて毎日が楽しかった。

一緒に登校するのも、放課後にピアノを聞きに行くのも

もはや日課とかしていた。

それがなくなってしまう。個人的にも辛いところはある。

だけどそんな格好を見せてはいられない。彼女だって俺との思い出をたくさん作るって言ってたし、俺もそれには大賛成だ。

 

ま、うだうだ考えても仕方が無い。とりあえず風呂入って寝よっと。

 

 

次の日、俺と梨子は秋葉原駅前で待ち合わせてデートにいった。

ゲームセンターや少し離れたところのショッピングモール、

あと、梨子曰く本屋?とかね。色々回ってあっと言う間に夕方に。

 

零「今日はありがとな。楽しかったよ。」

 

梨子「私も。久々思いっきり零都君と遊んだ気がするわ♪」

 

梨子さんはダイブ上機嫌なようで。

 

零「また遊ぼうな。まだまだ時間はあるからさ。」

 

梨子「うん!!」

 

そして俺と梨子は遊んでは次の予定を立て、遊んでは次の予定を立てを繰り返していた。

 

 

 

~~月日は流れ別れの日~~

 

卒業式を終え、生徒が各々友人と別れを告げている最中。

俺はクラスのやつらや友達に別れを告げて、校門前で立っていた。

少し待っていると、いつもより綺麗になった梨子が目の前に立っていた。

 

零「よ、挨拶は済んだのか?」

 

梨子「うん。帰ろっか!」

 

こんなやりとりができるのも今日で最後。

お互いそれを意識しているのか帰路は無言だった。

それを破ったのは俺だった。

 

零「・・・あのさ、今日行かなきゃなんだけど、駅まで来てくれるか?」

 

梨子「・・・うん。」

 

あまり元気のない声で返事をする梨子。

正直、最後は笑顔で送って貰いたい。

だけどそれは難しいだろう、俺でさえ泣きそうなんだから。

 

家に着いた俺は支度をし、家を出る。必要な物だけ持って行って

残りはあとから叔父や叔母にでも送って貰うとしよう。

 

そして家の外で待っていた梨子と駅を向かう。

 

梨子「・・・本当に行っちゃうの・・・?」

 

零「・・・うん。」

 

梨子「だよね・・・。また会えるかな」

 

零「もちろん、戻ってくるよ。絶対に。」

 

梨子「約束してね。絶対だよ。」

 

そんな少しの会話を交えつつ駅に到着。

 

零「それじゃあ梨子、また」

 

梨子「・・・・・・」

 

無言で俺の服の裾を掴んでくる。

 

零「梨子?」

 

梨子は下を向いたまま抱きついてきた。

ちょうど梨子の顔にあたる部分が湿っている。泣いているんだろう。

 

零「ねぇ梨子、これは俺の最後のわがままなんだけど・・・笑顔で見送って欲しいな。やっぱり梨子には笑顔が似合ってるしさ。

それに、何回も行ってるけど絶対帰ってくるからさ。だから、ね?」

 

そう言うと少してから梨子は顔を上げた。

 

梨子「ふぅ・・・。今までありがとう!静岡の高校でも頑張ってね!」

 

そういうと梨子は今まで見たことのないくらいの笑顔を見せてくれた。

 

零「梨子・・・。おう!また次会うときはもっと可愛くなっててくれよな?」

 

梨子「ふふっ、もちろん♪そ、それと、少し眼を瞑ってて欲しいな。」

 

零「ん、こうか」

 

眼を瞑ったその時、俺の唇に柔らかい物が触れた。

驚いて眼を開けると、そこには梨子の顔があった。

 

梨子「ふふっ♪ほら、早く行かないと電車出ちゃうよ?」

 

梨子に背中を押され無理矢理改札口を通される。

まぁ、こんな別れもらしいっちゃーらしいな。ははっ。

 

最後に

 

零「”またな!”」

 

梨子「うん!」

 




いかがでしたか?

一応間に合った!w
今回の特別編は他のと違って一風変わった物語にしてみましたw

そしてそして!遅ればせながら

~桜内梨子 Happy Birthday!!~

アニメ二期では更なる活躍期待してます!

それではまた!

そして、新たに評価してくださった
☆8・アーセナル様。ありがとうございます。


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~黒澤ルビィ生誕祭記念~

どもどもしゅ~です!

本日はルビィちゃんの生誕祭ということで
ちゃんと間に合ってるかな・・・?
生誕祭連続というのは辛いものがありますねw
頑張ルビィしますけど!

それでは本編どうぞ!


零「お邪魔しま~す」

 

俺は今、ダイヤとルビィがいる

黒澤家にきていた。

理由は簡単、ルビィの誕生日だからだ。

ルビィが『お姉ちゃんと零都さんにお祝いして貰いたい!』

とのこと。

 

ダイヤ「は~い・・・って零都さんでしたの。上がってください。

ルビィも待ってますよ」

 

クスッと笑うダイヤ。この人もホントに妹のこと大好きだよな。

ルビィもダイヤのこと大好きだけど。

 

零「んじゃーお邪魔しますね。」

 

俺は靴を脱いで中に入る。通されたのは居間じゃなく

ルビィの部屋。ちなみにダイヤも一緒だ。

ルビィの部屋に着いて扉を数回ノックすると

中から『は~い』と声が聞えてきた。ちゃんとそれを確かめてから部屋に入る。

じゃないとピギられるからね。

 

部屋に入るとルビィはテーブルの前に座って

何かを書いている途中だった。

 

零「よ、ルビィ。何かいてるんだ?」

 

ルビィ「次やるライブの衣装のイラストを書いてるの!見てくれますか・・・?」

 

この子の武器その1。

人見知りという性格もあるからか、親しい人にでも敬語を使ってしまう。

故に涙目&上目遣いなんてされてしまうとコンボで吹き飛ばされそうになる。

何がとは言わないけど。

 

零「どれどれ~?おっ、可愛いじゃん!」

 

ルビィ「えへへ・・曜さんと二人で考えたんだ!みんな似合うと思って!」

 

零「うん。俺も似合うと思うよ!」

 

こんななにげないやりとり。

それを見守って微笑んでいるダイヤ。

ダイヤは静かに部屋を出て行った。

おそらくお茶でも持ってきてくれるんだろう。

日常的な会話をしてるけど一応誕生日祝いに来たからね。

 

零「あ、ルビィ。はいこれ。」

 

俺はルビィに小さな小包を渡す。

ルビィは?といった表情で見つめていたが、

ダイヤは察したようだ。

 

ルビィ「これは・・・?開けても良いですか?」

 

俺は頷く。

それを確認したルビィは丁寧に小包を開けていく。

包装を解き、ゆっくり箱を開ける。

 

ルビィ「これは、ヘアゴム?しかもピンクだぁ!」

 

零「ルビィはよくツインテールにするからね、使ってくれると嬉しいかなーなんて。

他にもプレゼントはあるんだけど・・・ダイヤさんが来てからかな。」

 

ルビィ「まだあるんですか!ありがとうございます零都さん♪」

 

にっこり微笑むルビィ。

正直、これだけでいいのか?って思う気はあるが、

ダイヤさん曰く、黒澤家では誕生日を祝うことはあるが

パーティーみたいなことはしないらしい。

だからそれをAqoursメンバーでやることにして、

今はルビィとダイヤと俺の三人で祝う、いわば前夜祭みたいなもんだ。

 

ダイヤ「お茶をお持ちしましたわ。」

 

ダイヤが戻ってきた。

やはり案の定お茶を淹れにいってたらしい。

 

ルビィ「あ、お姉ちゃん!見てみて!零都さんに貰ったの!!」

 

ダイヤ「ふふっ、良かったですわねルビィ。わざわざありがとうございます零都さん。」

 

零「いやいや、改まってどうしたんですかもう。あ、それと」

 

ルビィ「さっき言ってたやつですか?」

 

零「そ、プリンとか買ってきたから三人で食べよーよ。

ダイヤの分もあるし多めに買ってきたからさ。」

 

ダイヤ「本当ですか!?なんか申し訳ないですわ。」

 

零「まぁまぁ、ほら食べよ~」

 

三人でルビィの部屋で色々雑談しながら楽しんだ。

こんな時間も悪くない。

夜はAqoursメンバーで誕生会だからまーたうるさくなるしな。

 

零・ダイヤ「「誕生日おめでとう、ルビィ」」

 

ルビィ「ありがとうっ!」

 




いかがでしたか?
文字少なくてごめんなさい!
梨子ちゃんと続いてて色々大変でした・・・w
けど間に合って良かったw

~黒澤ルビィ Happy Birthday!!~

それではまた次回!


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~黒澤ダイヤ生誕祭記念~

新年あけましておめでとうございます。
しゅ~でございます!
新年の挨拶は活動報告の方に載せる予定なので読んでみてください。笑

そしてそしてダイヤさん誕生日おめでとう!

それでは本編どうぞ!


1月1日 昼

 

俺は果南と鞠莉を連れて黒澤家に来ていた。

目的は単純、ダイヤの誕生日会のためだ。

正直、元旦にダイヤの家、それも内浦の綱元の家に

押しかけるなんて・・・。

一応、ダイヤからの許可は貰っているんだがやはり引け目を感じてしまう。

まぁ本人も言ってるし、某学校の理事長もここにいるし

大丈夫なんだろう・・・多分。

 

零・果南・鞠莉「お邪魔しまーす!」

 

黒澤家の玄関扉を勢いよく開ける。

そこには誰もいないが奥から「は~い」と言う声が聞えてきた。

少し待っていると、奥からダイヤが着物姿で出てきた。

 

ダイヤ「ようこそいらっしゃいました。どうぞ上がってください。」

 

鞠莉「ワーオ!着物のダイヤとってもBeautiful!」

 

果南「うん!とっても似合ってるよ!ダイヤらしいし!」

 

零「そうだな。和服似合ってるよ。」

 

3人違った角度からダイヤを褒める。

多分、顔真っ赤にして照れてるんだろうなぁ。

ダイヤのことだし。

 

ダイヤ「そ、それほどでも・・・ありますわ///」

 

ほらね。大体わかってたけども。

着物で照れるダイヤさん可愛いな、おい。

 

ダイヤ「そんなことより、早く上がってくださいまし。ルビィも待っていますわよ。」

 

俺たち3人は言われるがまま家に入る。

 

鞠莉「ダイヤってば誤魔化したわね?」

 

果南「そうだねぇ、わかりやすいんだから。」

 

なんて言いながら2人は笑っている。

まぁごもっともですな。

その声はダイヤに届かないまま俺たちは居間に通された。

 

居間に入るとそこにはルビィがちょこんと座っていた。

可愛い。

 

ルビィ「あ、みなさん!明けましておめでとうございます!」ペコリ

 

零「あ、うん。おめでとう!今年もよろしくね?」

 

ルビィ「はい!」

 

顔をパァっと明るくするルビィ。可愛い(2回目)

 

零「あ、そういえばお前らにも言ってなかったな。今年もよろしくな。」

 

俺はダイヤ・鞠莉・果南にも伝える。

普通に言い忘れてたわ。

 

果南「忘れてたって・・・。うん、まぁ今年もよろしくね。」

 

鞠莉「今年もみんなでいーっぱいシャイニーしましょう♪」

 

ダイヤ「はい、今年もよろしくお願いいたしますわ。」

 

各々がらしい挨拶をする。

ちなみに鞠莉はいつでもシャイニーしているからね。

 

零「じゃ、誕生日会始めよっか!」

 

それから俺たち5人は黒澤家で誕生日会を始めた。

 

 

~~数時間後~~

 

俺たちは眠りかけていた。

まぁ俺たちって言っても俺とダイヤ以外だが。

なんとも「おなかいっぱいになったから少しだけ寝させて」とのこと。

黒澤家の豪勢な料理を腹一杯食べ、さんざん騒いだ後だ。

そりゃ眠くもなるだろう。

 

ダイヤ「みなさん寝てしまいましたわね。」

 

零「そうだな、帰るときに起こせば良いだろ。」

 

最悪ここに置いていくわ。

 

零「それにしてもダイヤたちももう卒業か~。」

 

ダイヤ「そう・・・ですね。」

 

少し寂しげな表情を見せるダイヤ。

ダイヤは卒業したら東京の方に行くことが決まっているらしい。

東京の大学で色々学んでからまた内浦に戻ってくるらしい。

 

零「・・・外行かないか?歩きながら話そうよ。」

 

ダイヤ「・・・えぇ」

 

そうして俺とダイヤは外に出た。

 

 

 

適当に目的地も無いまま歩く。

ちなみに時刻は午後5時。

綺麗な夕焼けが見える時間帯だ。

 

ダイヤ「綺麗ですわね・・・。」

 

夕焼けを見ながらボソッとつぶやく。

 

零「まぁまぁそんな寂しそうな顔するなよ。折角年明けたばっかりなんだからさ。」

 

ダイヤ「年下のくせに生意気なこと言いますわね?」クスッ

 

零「俺とはそういう人間なのです。今年もスタンス変えずに行きますよ。」

 

ダイヤ「それもあなたらしい。と言うべきなのでしょうかね。」

 

生意気とかよく言われるからね。うん。

Aqoursメンバーにだけだから、生意気なのは。

 

零「あ、そうだ。・・・はいこれ。誕生日プレゼント。」

 

俺はバッグから包装された箱を取り出す。

ダイヤはそれを受け取るが

 

ダイヤ「これは・・・?開けてみてもよろしくて?」

 

零「もちろん。」

 

ダイヤは包装紙を丁寧に開け、箱の中身を取り出す。

そこにはネックレスが入っている。

 

ダイヤ「まぁ・・・。綺麗・・・ですわね。」

 

驚いているのか言葉が出てきてない。

 

零「ちなみに真ん中に付いてる石はガーネットって言って1月の誕生石なんだよね。

ダイヤにガーネット渡すのもどうかと思ったけど。

ガーネットには将来の希望や栄光を深めるって意味があるんだ。

ダイヤにぴったりかなと思って。」

 

ダイヤ「零都さん、そういうのにも詳しかったんですのね。

毎日身に付けさせていただきますわ。」

 

気に入ってくれたみたいだ。

ちなみに誕生石の話は店の人に教えて貰ったんだけど・・・。

まぁいいでしょ。

 

零「喜んで貰えたみたいでよかったよ。

・・・あ、果南から連絡入ってる。どこにいるの!?だってさ。」

 

ダイヤ「あの方たちが寝たから外に出たというのに・・・。

それではもどりますか。」

 

これからまたあの騒がしい人たちの所に戻るのか。

また騒ぎ出して眠くなりそうだな・・・。

そうなったら黒澤家に泊めてもらおーっと。

 

零「おう。じゃあ行こうか。」

 

 

夕焼けを背にし、俺とダイヤは家に戻っていく。




いかがでしたか?

ちょっとシンプルすぎかな?って思ったんですが
間に合ってよかったです!


~黒澤ダイヤ Happy Birthday!!~

それではまた次回!


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~松浦果南生誕祭記念~

ども、しゅ~です!
大分遅れてしまいましたが
果南ちゃん生誕祭の記念回になります!
おめでとうございます!

それでは本編どうぞ!


2月10日 午前

 

俺は松浦家に来ていた。

理由は単純明快、果南の誕生日をお祝いするため。

果南に何をしたいか聞いた所、家でゆっくりまったり過ごしたい。

と言われたから。

 

零「おっす、果南。誕生日おめでとう!」

 

果南「ありがと♪今日は店の方も休みにしてるし、今日はめいっぱい零都に甘えるんだから!」

 

果南の『めいっぱい』は本当に限界を知らないら怖い。

まぁ、甘えてくれる分には全然いいんだけれど。

 

果南「早速だけど、私の部屋に行こうよ!」

 

零「おう。あ、お手柔らかに頼むぞ?」

 

果南「それは零都次第かなん?」

 

零「どういうことかな?」

 

詳しく聞きたかったけれど、答える前に果南は

部屋に行ってしまった。

はぁ・・・、これから何されるんだか。

 

 

 

~~~~~

 

数十分後、俺と果南は部屋で雑談やらミニゲームなんかをして盛り上がっていた。

雑談では主にAqoursのこととか、鞠莉やダイヤのこととか、その他諸々。

ミニゲームではトランプやら何やらで遊んでいた。

いつも元気で海に潜っているような彼女が

部屋の中で雑談しながら体を動かす遊びをしないのは果南的には楽しいのだろうか?

 

零「そいや、今日はなんで部屋の中なんだよ?」

 

果南「いやぁ、ダイビングとか砂浜で遊ぶのもいいと思ったんだけど、それはいつもやってるし。それにほら、零都って体力ないじゃん?私より。」

 

零「体力ないのは認めるよ。だけどな?果南より体力あるやつなんてここらへんじゃなかなかいないぞ?」

 

果南「あれ、これ私バカにされてる?」

 

してません。してません。

でも。本当に内浦で果南より体力ある人なんていないでしょ?

匹敵する人なら曜とかいるけど、果南に体力勝負で勝ってるところなんて見たことないし。

 

零「まぁいっか。それより次なにする?」

 

果南「ちょっとお昼寝しない?ちょっとだけ眠くなってきちゃった。」

 

零「別に良いけど・・・。俺はどこに寝るんだよ?流石に一緒のベッドは・・・」

 

果南「もちろん一緒のベッドで!!」

 

喰い気味に回答される。

でもまぁ誕生日なわけだし、素直に従っておきますか。

 

零「わかったよ。その代わり変なことはするなよ?」

 

果南「変なことって何かな-?」

 

零「今日の果南は少し生意気?」

 

果南「生意気じゃない。後輩いじり。」

 

零「そんなことする人は先輩ではありません。」

 

果南「あ、零都は後輩じゃなくて私の彼氏だったね!」

 

零「はいはい。そうですよ~。」

 

事実だけど適当に受け流した後、ベッドに入る。

果南もそれに続いて入ってくる。

一人用のベッドに二人が入るのは流石にきつい。

 

零「やっぱ狭いな。無理があったんじゃないか?」

 

果南「すぅ・・・すぅ・・・」

 

もう寝てる!?いくらなんでも早すぎるでしょ!?

まぁいいや。俺もちょうどよく眠くなってきたし、少しだけ寝ようかな・・・。

 

 

~零都が寝てから数分後~

 

果南は起きていた。

さっきまでのは嘘寝で、零都がどんな反応するか見たかっただけ。

まぁ特になにも反応されなくて、零都はそのまま寝ちゃったけど。

寝てる零都に向かって小声で話しかける。

 

果南「もうっ。私は零都より年上なんだぞ~?それなのに零都ってばいつもいつも私の事いじって・・・。」

 

そう言いながら零都を見つめるが表情ひとつ変えず、彼は眠っていた。

 

果南「でも、大好きだよ。これからもよろしくね。」

 

そう言うと果南は寝ている零都の唇にキスをした。

寝てるよね・・・?大丈夫だよね・・・?

 

起きてる時には恥ずかしくてこんなことできないけど。

今日くらいは欲張っちゃっていいよね?誕生日だし。

 

これからもよろしくね、私の大好きな人!




いかがでしたか?

少し急ぎ気味でしたが、書き終えることができたので良かったかな。なんて思ったりしてます。笑

~松浦果南 Happy Birthday!~

改めて、おめでとうございます!

それではこの辺で!


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~国木田花丸生誕祭記念~

どーも、しゅ~です。
だいぶ遅れてしまいましたが今回は花丸ちゃんの誕生日ということで、記念回です!
おめでとう!

それでは本編どうぞ!


3月4日 朝

 

零「おーっす、おまたせ~」

 

花丸「あ、零都先輩!おはようずら~!」

 

俺と花丸は内浦のバス停で待ち合わせていた。

目的は沼津にある図書館に行くためである。

花丸曰く、新しい本がたくさん入るので是非行きたい!とのこと。

どこからそんな情報持ってきてるんだか・・・。

 

花丸「ところで、図書館に行った後はどこに行くずら?」

 

零「ん~、別に俺はどこでもいいけど・・・喫茶店とかでゆっくりしようか。」

 

花丸「ずらっ!あ、バスきたずらよ~?」

 

タイミングよく来たバスに俺ら二人は乗り込んだ。

 

 

─────

 

 

零「よっと、とうちゃ~く!」

 

花丸「沼津の方も天気が良くて良かったずら~!」

 

バスは沼津の駅前で降ろしてくれる。バスから降りると花丸はう~んと伸びをした。

伸びたときに大きさを主張してくる大きな胸が気になって仕方が無いんだが。

 

花丸「先輩がえっちな目でおらを見てるずら。」

 

零「そんなことない!っていいたいけど事実だから仕方が無い。」

 

花丸「な、なんで開き直ってるずら・・・?」

 

零「それより、早く図書館行こうぜ?」

 

花丸は少し釈然としない顔で頷く。

開き直った件に関しては、うん。ごめん。

 

ちなみに駅からあまり離れていないところに図書館があるため歩いて行ける距離だ。

 

花丸「そうずらね。・・・そういえば言い忘れてたけど図書館で寝ないでね?」

 

零「・・・善処するよ。」

 

花丸「信頼できないずら・・・。」

 

ちなみに前科があるからね。

前に図書館デートしたときに花丸がかまってくれなくて寝たからね。

その結果、後から花丸から説教食らったから信頼されてないのだろう。

全面的に俺が悪いです。

 

零「まぁまぁ。今日は本当に寝ないからさ。花丸も少し構ってくれなきゃ」

 

花丸「まるは本の世界に入りたいずら・・・。」

 

零「じゃないと寝そうなんだよね~。」

 

花丸「それは先輩が自分に会わない本を読むからずら。この間だってまるに合わせて日本文学読んでたけど先輩はそういうの苦手そうずら。」

 

ごもっとも過ぎる意見ですね。

まず小説とかそういうの自体、読むのは苦手なんだけど。

自分が興味を持った物は読み切る!・・・ようにはしている。

 

花丸「それより、図書館着いたずらよ~」

 

花丸と俺は足を止めて前を向く。

そこにはいつも花丸と訪れる沼津市の図書館だった。

入り口の扉を開けると、人が疎らにいる様子だった、

俺たちは橋の席に座って各々読みたい本を取りに行く。

花丸は司書さんの所に行って、新しく入った本のことを聞きに行き。俺は適当に本を選ぶ。

 

少しして、花丸が戻ってきた。

たっくさんの本を抱えて。

 

零「ね、ねぇ花丸?まさかだと思うけどこれ全部読む気?」

 

ざっと見るだけでも20冊くらいある。

これを今日一日で読み終えるとなると俺の方が退屈で死んでしまうんだが。

 

花丸「半分は借りて家で読むずら。今は半分だけ。」

 

零「半分でも相当な量だと思うけど・・・。って、もしかしてこれ読み終わるまで構ってくれないの!?」

 

花丸「・・・時々休憩を入れるずら。」

 

零「うわぁ・・・。」

 

絶対今考えた。

っていってもまぁ、今日は花丸の誕生日だから自由にさせておこうかな。

無理に縛るのダメよね。

 

零「じゃあ俺も読み始めようかな~。」

 

花丸「・・・ずら。」

 

花丸は既に本を読み始めていた。

 

 

─────

 

 

花丸Side

 

~1時間後~

 

零「・・・zzz」

 

花丸「・・・零都せんぱ~い?」

 

やっぱり先輩はいつも通り寝ちゃったずら。

まぁまるがお話したりしないのも悪いんだろうけど・・・。

それでもまだ1時間しか読書してないずら!!

まったくもう~!・・・でも

 

花丸「先輩の寝顔、可愛いずら~///」

 

どんな夢を見ているのかな?

とっても笑っているように見えるずら~。

 

零「んっ・・・花丸ぅ・・・zzz」

 

花丸「ずらっ!?」

 

名前を呼ばれてハッとしたけど寝言みたい。

よく寝てるし、夢にまるが出てくるって・・・///

って!先輩ばっかり夢の中で楽しんで不公平ずら!

それに忘れてたけど、まる今日誕生日だし!

 

ちょっとくらい触ってもバレないかな・・・。

 

ツンツン

 

先輩の頬を触ってみる。恥ずかしいけど、うん、いいんだもん///

 

零「う~ん・・・あ、おはよ・・・。」

 

花丸「あ・・・、起こしちゃったずら?ごめんね。」

 

零「んーっ!いやぁ、寝てた俺の方が悪いよ。ってかほっぺ触ったろ~?」

 

大きく伸びをする先輩。・・・って、えぇ!?

触ったのバレてたずら!?

 

花丸「触ってないずら!先輩の勘違いずら!!///」

 

零「嘘つけ。確かに触られた感覚残ってるもんね~!どうせ誕生日だからいいって思ったんだろ?全くもってその通りだよ」

 

思考回路まで読まれてる~!?

うぅ・・・恥ずかしいずら///

・・・って、え?怒ってないの?

 

花丸「え・・・。怒って・・・ないずら?」

 

零「ん、なんで怒らなきゃいけないんだ?」

 

花丸「・・・ほっ。」

 

よ、良かったずら~

 

零「ま、花丸の誕生日だしね~。今日一日は花丸の好きなように過ごそうよ。・・・まぁだからこそここにいるんだけど。」

 

花丸「先輩・・・!うんっ!」

 

先輩がまるの頭を撫でる。

ちょっとだけ気持ちいいずら~♪

 

花丸「じゃあじゃあ!これから零都先輩のおうちで遊びたいずら!」

 

零「おっけー、じゃあそうしようか・・・ってその本はどうすんの?」

 

花丸「え?勿論持って行くずらよ?先輩が運んでくれるずら~!」

 

零「了解しました・・・。」

 

花丸「ふふっ、じゃあ行くずら~!」

 

花丸は元気に立ち上がって外へ出た。

 




いかがでしたか?

~国木田花丸 Happy Birthday!~
改めておめでとうございます!

花丸ちゃんの一人称って
「おら」なのか「まる」なのかわかんないですね。笑
個人的には「まる」の方が好きです。


それではこの辺で!


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特別編
~UA10000突破記念~


どもども!しゅ~です!
なんとこの「ラブライブサンシャイン 〜10人目の輝き〜」が…
ついに通算UA10000突破しました!
いつも読んでくださる方、応援してくださってる方、誠にありがとうございます。
今回は特別編ということで本編とは関係無く、Aqoursメンバー全員が出ます!

それでは本編どうぞ!


零「王様ゲーム!!」

 

千歌・曜「いぇーーい!!」

 

7人「・・・え?」

 

まぁ急にそんなこと言われたらそんな反応になるわな。

現在俺たちはAqoursメンバー全員で千歌の部屋にいる。

 

ダイヤ「それより・・・なぜいきなり私たちは呼ばれたんですの?」

 

零「よくぞ聞いてくれたっ!今日はな、この小説の記念回ということで急遽集まってもらった!」

 

梨子「最近の零都君、言っちゃいけないことどんどん言うよね・・・」

 

いや、本当だからな。まぁ王様ゲームをやるってのはついさっき千歌と曜と俺で決めた。

早めに集まった俺たち三人は全員揃ったら何をするか決めるべく相談していた。

トランプとか色々案は出たけど王様ゲームなら全員で楽しめるって理由で王様ゲームが採用。

 

果南「それで王様ゲームっていうのはちょっとわからないけど・・・。でもまぁ面白そうだね♪」

 

さっすが果南。ノってくれるなぁ。

 

零「ちなみにみんな、ルールはしってるか?」

 

花丸「マルは知らない・・・かな」

 

ルビィ「ルビィも・・・」

 

ダイヤ「私も知りませんわ。」

 

零「ならルール説明からしようか。

まず1~9の番号が書かれた紙と、王と書かれた紙を用意する。

ゲームが始まったら一人につき一枚引く。王と書かれた紙を引いた人は番号をコールしてその人になんでもやらせることができる。

『1番が4番の人にビンタする。』とか『2番が王様に肩もみする』とかね!

そして・・・王様の命令は・・・」

 

零・千歌・曜「絶対!!!!!」

 

零「ちなみに今回は4ゲームやる予定だからな。運が良かったら王様になれるかもしんないぞ」

 

丸・ルビィ・ダイヤ「なるほどぉ・・・」

 

零「まぁやっていくうちに慣れると思うからさ。まずはやってみよーぜ」

 

鞠莉「それじゃ!レッツプレイ!!」

 

 

~1回戦~

 

零「それじゃあ始めよっか!せーの!」

 

全員「王様だーれだ!」

 

果南「あ、私だね!」

 

まじかよ・・・でもまぁ命令を受ける側は9人もいるんだ。そう簡単に俺には来ないだろう。

 

果南「それじゃあねー9番の人は私にハグして♪」

 

9番・・・俺は違うな。じゃあ誰だ?

 

ルビィ「ピギャ!ルビィが9番・・・です」

 

ってことはルビィが果南にハグするのか。

果南がルビィにしてるとこはまれに見るが逆パターンとは・・・

 

果南「それじゃあルビィちゃん♪」

 

果南が手を前に出してハグの用意をする。

 

ルビィ「は、はいぃ・・・えいっ」

 

ルビィが果南にしたはずなのに身長差からか結局果南がルビィにしている風に見えた。

なんていうか・・・いつも通りだな。

 

零「なんていうか、放課後、まれにこんな絵見るよな」

 

鞠莉「そうねぇ。もう少しインタレスティングな命令はなかったのかしら?」

 

千歌「それじゃあ二回戦!行くよ!」

 

 

~二回戦~

 

零「んじゃ行くぞ~。せーの!」

 

全員「王様だーれだ!」

 

曜「私であります!ヨーソロー!」

 

またしても俺じゃなかった。まぁそのうちね。

 

曜「それじゃあ命令!3番の人と6番の人は4ゲーム目のはじめまで手をつなぐこと!」

 

いかにも曜らしい命令だな。俺の番号は・・・・

 

零「なっ・・・」

 

俺が持っている紙には3と書かれている。まじかよ・・・。

んじゃあ、6番は誰なんだ?鞠莉とかなら問題なさげだが・・・

 

梨子「えっと・・・私、です///」

 

・・・なんだとぉぉぉぉ!?

梨子と俺が!?4ゲーム目のはじめまで手をつなぐだとぉぉぉぉ!?

 

零「曜!いくらなんでもそれはダメだろ!いや、俺は良いけど梨子がダメだと思う!」

 

曜「もう~、何言ってるのさ?さっきれー君が自分から言ってたじゃない!王様の命令は~?」

 

零・梨子「・・・絶対・・・」

 

零「・・・ということらしい。梨子、我慢してくれよな・・・」

 

梨子「うん・・・大丈夫」

 

そっと梨子の手を握る。心臓がバクバクしてるわ。

一応、手は繋いだ。うん。めっちゃドキドキする。

意識して女子と手を繋ぐなんて初めてだからなぁ・・・。

千歌や曜には手引っ張られてどっかに連れられることはあるけど・・・

流石にこれは辛い。良い意味で。

 

梨子「そ、それじゃあ三回戦へ・・・」

 

 

~三回戦~

 

千歌「せーの!」

 

全員「王様だーれだ!」

 

鞠莉「oh!マリーがキングのターンね!!」

 

やばい人に権利が渡った気がする。大丈夫かこれ・・・

 

鞠莉「それじゃあねぇ~。どうしようかしら」

 

俺の方を見てニヤニヤしてる鞠莉。嫌な予感が・・・

ちなみに俺の番号は2番。コールさえかからなければ・・・

 

鞠莉「それじゃあ命令よ♪7番は2番のほっぺにkissで!」

 

・・・はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?

いやいや。いやいやいや。的確ですねぇ鞠莉さん?っていうのは置いといて・・・

もう俺の精神が持たない気がする。

ほら、Aqoursメンバーって全員可愛いじゃん?そんな可愛いメンバーに頬にキスされるとか!

俺としては神イベントなんだけどね。状況が状況なんでね?ほら、まだ梨子と手繋いだままだし・・・

 

零「あー、うん。2番は俺だ。7番は・・・だ・・れ・・・?」

 

自分の番号で言ったあたりで7番の紙が目にとまる。その持ち主は・・・

 

 

いかにもそんなことしなさそうなダイヤさん。

 

 

もういっそこの状況楽しんでやろうか?

開き直ってみよっと

 

零「どうしたんですか?ダイヤさん?早くしましょうよ」

 

ダイヤ「零都さん!?なぜそんなにやる気なのですか!?」

 

そりゃ開き直ったから

そしてダイヤさんは少しずつ歩み寄ってきて

俺の近く、梨子の反対側に座る。

そして俺の頬に口元を近づけ・・・

 

・・・キスをした。

 

 

開き直って「早くしましょうよ」とか言ったけど多分俺の顔は真っ赤になってると思う・

それに、他のメンバーなんて顔真っ赤にしてこっち見てるし。

だけど鞠莉はニヤニヤした顔で見ていた。

 

曜「れー君モテモテだねぇ~!」

 

鞠莉「これでレイトの周りがハーレムに・・・」

 

零「ならないから!これは王様の命令だから!ってか命令したのお前だろ!」

 

鞠莉「そうだったわね~。ま、命令も終わったことだし4th gameに移りましょ♪」

 

ノリノリで次のゲームに進もうとする鞠莉。

だけど未だに俺の近くで硬直して赤面してたダイヤさんを俺は忘れない・・・。

 

 

~4回戦~

 

零「梨子、4ゲーム目だから手離してもいいぞ。」

 

梨子「え、えぇ。・・・もう少しこのままでも良かったのに///」

 

零「ごめん、最後の方聞き取れなかった。もっかい」

 

梨子「なんでもないわ!早くやりましょ!」

 

零「お、おう」

 

零「それじゃあ最終ゲーム!せーの!」

 

全員「王様だーれだ!」

 

零「っしゃぁぁぁぁぁ!俺だぁぁぁぁ!」

 

俺の手には負うと書かれた紙。最終ゲームでまさかの王の権利が回ってきた!

これは普段できないことをやってやろう。

 

善子「言っとくけど零都、あんまり過激なのはダメだからね?」

 

零「過激とは?」

 

善子「それはその・・・えっちな命令とか・・・」

 

零「わかってるって。それじゃあ命令だ。そーだなぁ・・・」

 

ここはひとつ完全に俺得な命令にっしてやろう。・・・ふふっ

 

零「1~9番の全員は俺に告白するぅ!」

 

全員「・・・えぇぇぇぇぇぇぇ!?」

 

花丸「こっ、告白なんて無理ずらぁ・・・」

 

ルビィ「無理ですよぉ・・・」

 

果南「別に本気でするわけじゃないし・・・まぁ大丈夫かな」

 

鞠莉「私も全然ダイジョーブよ♪」

 

ダイヤ「さきほどに比べれば・・・まだ軽いですわ」

 

善子「告・・・白・・・。」

 

曜「んー、どんなのにしようかなぁ」

 

梨子「・・・。」

 

千歌「告白って言われてもなぁ・・・」

 

赤面する者、あきらめかける者、余裕な者、悩んでる者、色々いるが

とりあえず1年生組からやらせてみよ。面白そうだし

 

零「それじゃあ1年生組から。どうぞ!」

 

花丸「そ、それじゃあマルから・・・。

えっと、零都先輩のことが好きです!オラと付き合ってほしい・・・ずら」

 

ルビィ「うゅ・・・せ、せんぱいさんのことが・・・す、すす、好きです!

こんなルビィでよかったら・・・つ、つつ付き合ってください!」

 

善子「最後は私ね。リトルデーモン!ヨハネの眷属になることを許可してあげる!

あっ、ありがたく思いなさいよ!」

 

やばい、この時点でもう鼻血吹きそうなんだけど。

いやぁ、幸せだね。まだ1年生の三人だけってのに。

 

零「それじゃあ次は3年生。どうぞ!」

 

果南「それじゃあ私から行くね。そうだなぁ・・・

零都のことが好き。私と付き合ってください!・・・ハグしよ?」

 

鞠莉「次は私行こうかしら。

私、零都のことが好きなの。だから私とシャイニーな人生を歩みましょう?」

 

ダイヤ「最後は私ですわね。

零都さんが陰で努力してること、全部知ってますわ。なのでその頑張る姿を

私だけに見せてほしいのです。私と・・・付き合ってください」

 

おぉ・・・。なんていうか、大人っぽいなぁ

なんか果南だけ最後「?」ついてたけど・・・まぁ可愛いから許すとしよう。

 

零「最後は2年生組。よろしく」

 

曜「はい!私から!

れー君と一緒に大海原へ航海に出たいであります!ヨーソロー!」

 

梨子「最後は嫌だから私がいくわ。

えっと・・・零都君の優しいところや周りに気遣えるところ、全部好きです。付き合ってください・・・うぅ・・・」

 

千歌「最後はチカだね!

ずぅーーっと前かられい君のことが好きだったよ!だからさ、付き合っちゃおうよ!」

 

個性的な意見が多い2年生組。

かわえぇぇぇ!!

 

零「はい、ごちそうさまでした。」

 

あたりを見まわすとみんな赤面して俯いていた。

まぁ、そらそうだろうな。

 

零「おーい、4ゲーム終わったぞー。帰ってこいお前ら-」

 

誰一人帰ってこない。大丈夫かこれ・・・。

 

零「よし、暇だしもう何ゲームかやろうぜ!」

 

そう言った途端、全員目を輝かせて反応した。なんなんだマジで・・・

 

千歌「それじゃあ追加ゲーム!せーの!」

 

全員「王様だーれだ!」

 

 

まだまだ終わらない王様ゲームであった。




いかがでしたか?

そして何度も繰り返すことになりますが・・・
こんな下手で稚拙な文章しかかけない自分の小説を見てくださって、
本当にありがとうございます。
これからも一層精進しますので、温かい目で見守っていただけたら幸いです。

それではまた次回会いましょう!
それではまた!


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~お気に入り100件突破記念~

どーも!しゅ~です!
タイトルにも書いてある通り、この
ラブライブ!サンシャイン!!~10人目の輝き~
がお気に入り100件突破しました!

読んでくださってる皆様には本当に感謝しかありません!
本当にありがとうございます!
今回はその記念回ということで、まったりしてますw

それでは本編どうぞ!



零「懐かしいなぁ・・・。」

 

俺は自宅で思い出に浸っていた。

理由は、手元にあるアルバム。

部屋を掃除してたらたまたま出てきて、1ページ1ページ見ているところ。

まぁ部屋掃除あるあるだよね。

 

ちなみにアルバムには俺の小さい頃から高校までの写真がある。

別に自分で撮ってるわけじゃないよ?

遠くにいる母さんや曜や千歌なんかが勝手に撮ってアルバム化してるだけ。

母さんはどこで仕事してるのかわからないけど世界中を飛び回ってるってのは知ってる。

 

ピンポーン

 

ん、誰か来た。

宅配便かなんかかな?

玄関まで行って鍵を開ける。

 

零「はいは~い・・・、ってお前らかよ。」

 

扉を開けるとそこには私服姿の千歌と曜がいた。

一応休日だが・・・。

 

千歌「折角来てあげたのに!その反応はなにさ!」

 

曜「おっはヨーソロー!暇だったから来ちゃった~!」

 

零「うん、まぁいらっしゃい。上がっていく?」

 

千歌・曜「もっちろん!」

 

まぁそうだよねー。

 

千歌「お邪魔しま~す・・・久しぶりの零君ちな気がするなぁ~!」

 

曜「ん~、私は平日ほぼ毎日来てるからそんなに珍しいとかはないかなー」

 

まぁそうだよね。毎朝と言ってもいいほど起こしに来て貰ってるもんね。

千歌は寝ぼうするのもそうだけどそれ以前に家の方向が違うから。

千歌の家に遊びに行くことはあるけども。

 

千歌「あっ!面白そうな物あるー!」

 

千歌がテーブルの上を指さす。

そこには俺がさっきまで見ていたアルバムが。

面白い物って言っても君らが撮った写真もあるんだよ?

 

零「さっき部屋掃除してたら出てきて、見てたんだよ。」

 

曜「うわ~!懐かしい写真いっっぱいあるな~!」

 

ぺらぺらとページをめくっていく。

すると1枚のある写真に2人の目がとまる。

 

千歌・曜「あれ、この写真って・・・」

 

零「ん?・・・あぁ。俺ら3人が出会った頃の写真だな。」

 

そこには俺・千歌・曜が3人で写ってる写真があった。

確か中学卒業後の春休みの時だっけな。

 

 

~~~~~~~~~~~~

 

零「はぁー」

 

俺は砂浜の上に座っていた。理由は簡単、高校のことだ。

ついこの間中学を卒業して今は高校に入る前の春休み。

その『高校』が問題なのだ。

中学は沼津の方に通ってたんだが、とある事情で

『浦の星女学院』って女子校に入学することになった。

なぜ男の俺が入学することになったか。

それは親同士の仲にあった。

浦の星の理事長の親御さんがうちの母親と昔からの知り合いらしくて

「共学化テスト生」という形で入学することになった。

その転入に問題があるのだ。

俺は元々女子と喋るのはあんまり得意じゃない。

だからこそ女子校に男子1人放り込まれるのがいやなのだ。

 

なんとか今から取り消せない物か・・・。

 

零「ま、今から変えても進路なんてないけどねぇ・・・」

 

?「なんのこと?」

 

零「あぁ、まぁ色々あって・・・って、えぇ!?誰!?」

 

なんとなく会話してしまったが隣に知らない女の子が座っていた。

オレンジ色の髪で三つ編み、それにプラスでアホ毛が立っている。

見たところ同い年か年下・・・?

 

それにしても・・・でかい。何がとは言わないが。

 

千歌「あ!ごめんね、私は高海千歌!春から高校1年生です!」

 

零「高海さんか。よろしくね。

俺は榊原零都。沼津の方に住んでる。

適当に呼んでくれてかまわないよ。」

 

千歌「千歌でいーよ!私はね!ここの近くの十千万って旅館に住んでるんだ!」

 

へぇ、旅館にね。それはすごいな。

 

千歌「沼津の方に友達いるんだけど、知らない?渡辺曜ちゃんっていうんだけど!」

 

零「ごめん、さすがにわからないかな。」

 

千歌「あはは…そうだよねぇ」

 

苦笑いをする千歌。

曜ちゃんね。覚えておこう。

 

千歌「今度紹介してあげるね!

そういえば、零君は何年生なのー?」

 

零「零君・・・?」

 

千歌「うん!今考えた!」

 

零「まぁいっか。ちなみに千歌と同じで春から高1だよ。」

 

千歌「え!そうなの!高校は!?」

 

うっ。答えづらい…。

さすがに正直に答えたらひかれるだろうし。

 

零「あ、えっと。そういう千歌はどうなの?」

 

千歌「え?私?私はね!浦の星女学院ってところに入学するの!」

 

なんと。まさか同じ学校だったとは。

いやぁそれにしても言ってもいいのか・・・。

さすがに今さっき出会った男子が「女子高に入学します!」なんて言ったら

ドン引きだろう。

でもなんていうか

千歌は変な意味でとらえたりはしないと思うんだ。

 

ほら、元気な子って恋愛面に鈍感って思うじゃん?

・・・何この例え。

 

ここはー…言ってみるか?

 

零「えっと、俺も浦の星女学院に入学する予定なんだけど・・・。」

 

千歌「あー、浦の星女学院ね・・・って、えぇ!?」

 

あぁー、来ると思ったその反応。

まぁ驚くのも無理ないよね。

 

零「うん、俺の親と理事長の親が知り合いらしくて、共学化テスト生ってことで入学する予定なんだけど。」

 

千歌「あ、そういえば共学化がなんとか~ってパンフレットに書いてあった!気がする!」

 

あ、パンフレットに書いてあるの?

じゃあ少しは男子がいるかもって認識持ってくれてるのかな?

そうだといいけど。

 

零「ふ~んそっか。じゃあ春からよろしくね。」

 

千歌「こちらこそ!・・・あっ!そろそろ私行かなきゃだ!」

 

零「そっか、わかった。またね!」

 

千歌「うん、ばいばい!あ、明日も会えないかな?

さっき言った曜ちゃんって子紹介したいし、もっと零君と仲良くなりたいし!」

 

零「わかった。じゃあ・・・・・・はい、俺の携帯の電話番号。予定決まったら連絡して。」

 

俺はメモ帳に電話番号を書いて千歌に渡す。

まぁ今日初めて会った人に渡すのはいかがなものかとは思うけど

明日も会うみたいだしね。

それならいいんじゃないかな?

 

千歌「ありがあとっ!それじゃまたね!」

 

元気よく手を振って走り出す千歌。

元気っ子とはこの子みたいなことを言うんですね。

千歌が見えなくなると、俺も帰路についた。

 

 

 

 

 

~次の日の朝~

 

零「・・・ふぁ~」

 

朝、寝ぼけ眼を擦ってベッドから起き上がる。

時間を確認しようと携帯を手に取り電源をつける。

そして電源がつき、時刻を確認しようと思うと。

 

不在着信 8:00

不在着信 8;15

不在着信 8;30

不在着信 8;45

不在着信 9;00

 

・・・まじかよ。

8時から15分ごとにかかってきてるぞ。

 

ちなみに今は9時10分。

ってことはもう5分もしたらもう一回電話かかってくるんだろうな。

かけますか。

 

prrr prrr

 

千歌『もしもし!零君!?』

 

零「あぁ、うん。おはよ。」

 

千歌『おはよー!って遅いよ!もっと早く起きなよ~!』

 

零「休日はもっと寝てるだろふつう・・・。」

 

千歌『こんな晴れた日に家に引きこもるなんてもったいないよ!ほら!あそぼ~!』

 

部屋のカーテン締め切ってるから晴れてるかどうかはわからないけど。

しかしまぁ昨日であった女の子にモーニングコールされるとはね。

人生何が起こるとはわからないのはまさにこの事。

 

まぁ遊ぶことに関しては反対する理由は特にない。

 

零「別にいいけどどこでさ」

 

千歌『私は零君ち知らないし…私の家は口で言っただけだから場所とかもわかんないと思うしなぁ』

 

零「まぁそうだわな。じゃー昨日の浜辺とかどう?

俺らが共通してわかる場所なんてそこくらいじゃ?」

 

千歌『うーん、そうだね!そうしよっか!』

 

零「じゃあ10時前にはいくから。そんじゃ。」

 

千歌『わかった!ばいば~い!』

 

ブツンと通話が切れる音が聞こえる。

まったく、朝から元気な奴だ。っておっさんか俺は。

まぁ10時まで時間あるし、のんびり準備しますか~。

 

~10時~

 

千歌「あ、きたきた~!おーい!零くーん!」

 

こっちに気づいたのか大きく手を振っている千歌が見える。

その隣には見たことのない女の子が立っていて、

こちらを見ている。

おそらくあの子が昨日言ってた曜ちゃんかな?

 

零「おっす、おまたせ。」

 

千歌「昨日ぶりだね~!あ、この子が昨日言ってた渡辺曜ちゃんだよ!」

 

曜「ヨーソロー!渡辺曜です!よろしくね♪」

 

なんだろ、めっちゃコミュ力高い。

内浦の女の子ってコミュ力お化けしかいないのかな?

しかもヨーソローって・・・?

 

零「あ、うん。榊原零都です。よろしく。」

 

曜「うんうん!話は千歌ちゃんから聞いてるよ~!

沼津の方に住んでるんだってね!私も沼津に住んでるから

一緒に学校通えるかもね!」

 

零「え、もしかして高校のことも聞いた?」

 

曜「うん!千歌ちゃんから!

浦の星女学院に入るんでしょ?私もだからさ!」

 

零「ねぇ千歌。一体どこまで俺のことを話したの?」

 

千歌「え、どこまっでって・・・全部?」

 

怖い。ただその一言に尽きる。

 

零「あー、うん。まぁいいや。

で、今日は遊ぶからって呼ばれたけど何するの?」

 

千歌「ちゃーんと考えてきたんだよ!

今日は零君と仲良くなりたいからさ!普通にお話するだけでも良いんじゃないかなと思って!」

 

ふーん。普通にお話ね。まぁあって間もないしそれでもいいんじゃないかな。

逆に体動かして遊ぼうって言われても俺そんなに動けないしね。

 

零「まぁそうだな。普通にお話ってのも難しい気がすると思うけど」

 

曜「だーいじょーぶ!千歌ちゃんがなんとかしてくれるから!」

 

千歌「ちょっと!それどういう意味~!?」

 

 

 

~~~~~~~~~~~~

 

千歌「あ~、そんな感じだったね~。出会ったときは。確かあの後は一日中いろんなお話したんだよね?」

 

曜「そうそう!れー君は今も昔も全く変わらないですなぁ~」

 

零「昔って・・・。数年前のことだろーが?

つってもまぁ千歌は変わらないよな。」

 

千歌「えぇっ!?千歌だって成長してるよぉ~!」

 

曜「私も変わってないと思うよ、全然ね!」

 

多分、みんな言うんじゃないかな?

千歌は本当に変わってないからね。

 

曜「それに、あのときの私たちれー君が女子校に入るってことに関して全然興味持ってなかったというかなんというか・・・。」

 

零「ひどい言い方だな。」

 

千歌「確かに確かに!今考えたら女子校に共学といえど男の子が入るっていうのに全然違和感とか覚えなかったもんね」

 

零「でもまぁ確かにそうだよな。あのときの俺は何も考えてなかったけど、受け入れっぷりがすごかったと思う。」

 

まぁ女子校に入るってことで悩んでたはずなんだけどね。

そんな悩みもなくなるほど遊んだりしたってことかな?

ある意味、あのとき千歌に出会えてよかったってことだな。

 

零「・・・ありがとう」

 

千歌「へ?零君なんか言った?」

 

零「別に-?それよりアルバム見るのもいいけど、二人とも掃除手伝ってくれよ-?」

 

曜「了解であります!」

 

そうしてまた部屋掃除を開始する俺だが、このあともアルバムで思い出に浸ることになったのはいうまでもない。

 




いかがでしたか?

前書きでも書いたとおり、この小説のお気に入りが100件を突破しました。
読んでくださって本当に感謝してます。
今後もいっそう精進しますので、よろしくお願いします。

最後にもうひとつ。
お気に入り50か100達成するごとに、零都君とAqoursメンバーの出会いの物語を書いていこうかな、なんて考えてます。
今回は曜ちゃん出てますが千歌ちゃん回ってことで、曜ちゃん回は他に用意する予定です。決定事項ではないですがねw

それではまた次回お会いしましょう!

新たに評価してくださった
☆10 ざわnobel様。☆9 koudorayaki様。 ブルームパレット様。
ありがとうございます!


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