IS 狂乱に強くなろうとする一夏(ひとなつ) (カツ丼親子丼)
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強さとは

頭に浮かんだので書いてみました


(俺は強くなった、でもそれは女の場合だ。男の場合は違う)

(俺はいつも朝や放課後に箒達との特訓をやっていて感じていた)

箒「一夏ーーー!!」

箒は一夏の後ろに回り込み切りかかったが

一「ふ・・」

一夏は後ろからの刀の攻撃を蹴りで受け止めて、横から切りつけた

箒「く、、、、」

箒はよろめいたが起動修正して切りかかろうとしたが

一「甘い」

箒の目の前に現れて切りかかったが

セシ「そこですわ」

セシリアの攻撃で切りかかることが出来なかった

一「セシリアか」

一夏はビットの攻撃が来て避け続けるが

鈴「そこだーーーー!!」

ラウラ「逃がさん!!」

鈴とラウラが砲弾と衝撃砲で攻撃をしてきた

一「チッ」

一夏は舌打ちをして躱していく

そしてビットと砲撃の嵐を避けて隙ができた鈴を、斬りかかり鈴のシールドエネルギーを0にした

鈴「嘘でしょう」

そのまますかさず一夏はラウラに攻撃した

ラウラ「来い!!」

ラウラはプラズマ手刀で攻撃に掛かろうとしたが

一「ふっ!!」

雪片弐型をラウラ目掛けて投げた

ラウラ「何!?」

予想していたのと違うやり方をしてきたので、雪片弐型を弾き一夏を見ようとしたがそこにあったのは一夏の手だった

ラウラの顔面に手をかぶせて、後ろまで引っ張って壁に激突させた

ラウラ「クソ」

ラウラは首を振ってから一夏を見た途端、一夏は雪片弐型を持っていた

ラウラは気づいた、さっき私を引っ張ってる最中に雪片弐型を掴んでいたのかと

そして一夏はラウラを斬ってシールドエネルギーを0した

シャル「一夏、一息するのは早いよ」

ラウラを斬った後、シャルが2丁のマシンガンで攻撃してきたが

一夏はそれを予測していたのか

右に動いていく

セシ「まだですわよ」

躱した隙に狙い打とうとしたセシリアを、一夏は見て右手の雪羅をセシリア目掛けて撃った

セシリアはそれに気づくのが遅く躱すことが出来ずにくらった

セシ「く・・・まだですわ」

セシリアはもう1度ビットを出して攻撃に移った

箒「一夏!!!!」

雪羅の攻撃をし終わった一夏はシャルに攻撃しようとしたが、箒に阻まれて一時後方に下がった瞬間

シャル「逃がさないよ」

更にシャルがバルカンで後方に下がる一夏に目掛けて打った

一(ここは一旦、箒からやる。その後にセシリアを倒してからシャルだ)

そう考えた一夏は後方に下がるのを辞めて前に出た

箒「一騎打ちだな」

箒はそう感じたが一夏は雪片弐型を通常モードからビームサーベルに変えて、セシリアのビット攻撃を躱しながら箒を一刀両断した

箒「なに!?」

その瞬間、一夏は箒に目もくれずセシリアに雪羅を撃って上昇した、雪片弐型を通常モードに戻してセシリアに切りかかった

セシ「くっ・・・・」

一夏の攻撃を躱してライフルで打とうとした瞬間

一「ここだ」

一夏は雪羅の一撃をセシリアに打った

セシ「まだですわ」

セシリアはビットで雪羅の攻撃を躱したが目の前に一夏がいない事に気づいた

セシ「どこですの」

シャル「セシリアーーーー!!上ーーーー!!」

シャルはセシリアに一夏の情報をあたえた

そんなセシリアも上を向いた瞬間、一夏はイグニッション・ブーストで間合いを詰めた瞬間に斬って箒とセシリアをのシールドエネルギー0にした

一夏「残るはシャルだけだ」

一夏は地面に着いてシャルを見た

そんなシャルも一夏を見た

シャル(一夏、前より物凄く乱暴になってるのに隙がない。それどころか前より強くなってる)

シャルはそう思っている時に一夏はシャル目掛けて突っ込んだ

シャル「一夏、突っ込むのは危ないよ」

一夏「そんなこと百も承知だ」

シャルはマシンガンを打ちながら後方に下がりながら打った

マシンガンが尽きればガトリンガンに変えて打った

そんなシャルの攻撃を一夏はすかさず突っ込むのを切り替えて、左右に動きながら撹乱させた

シャル「くっ・・・まだまだだよ一夏」

シャル(このままじゃあ、弾が尽きる)

そう思っている瞬間、弾が尽きた

シャルは弾が尽きたのに気づいた瞬間を一夏は見逃さずに切り込んだ

シャルは慌ててシールドを張るが間に合わず斬られてエネルギーが0になったのだった

 

 

試合後

鈴「クソーーー!!あんな所で負けるなんて!」

セシ「鈴さん、そんな言葉使い辞めなさい」

ラウラ「嫁があんな攻撃をしてくるとは」

シャル「思わなかったねラウラ」

箒「一夏・・・何だあの攻撃は!!」

ドリンクを飲んでいた一夏に箒は怒りながら言った

一「ゴクゴクゴク、、、、いや、ただの作戦だよ」

シャル「でも、一夏何であんな攻撃を?」

シャルは疑問に思い言った

ラウラ「そうだ!!何故あんな戦い方をしたのだ」

それに伴ってラウラも言った

一「だからただの作戦だから」

鈴「今度こそ勝つわよ・・・一夏!!」

セシ「そうですわ、、負けてばかりでは淑女として示しが付きませんわ」

一「そうか、俺は先に戻るぜ」

そう言って一夏は一足先にアリーナから出たのだった

シャル「なんか、鬼気迫る感じがした」

セシ「シャルさんも感じましたか」

シャル「うん、、なんか一夏の事が怖くなった」

ラウラ「嫁の戦い方を見たらそうだろうな」

鈴「わかる気がする。なんか一夏ぽくない感じがした」

シャル「そうだよね」

箒「あんなのがあってたまるか、叩き直してやる」

箒は一夏の後を追った

セシ「箒さん・・・行ってしまいましたわ」

鈴「ほっておきなさいよ」

ラウラ「さてと、私達も戻るか。アリーナの使用時間も決まってる事だ」

シャル「そうだね、戻ろう」

そう言って他の4人もアリーナから出たのだった

 

 

一夏side

俺は先に帰るフリをして、みんなが帰った後アリーナに残った

そして、もう1度白式を呼び出した

一(まだだ、、もっと強くならないと。箒たちには勝てるけどこれからは男の操縦者が現れたら負ける。もっと強くならないと)

そう思ってアリーナに備えてある練習用のダミーISを100体出して

練習した

ダミーは攻撃をしてくる、それを避けては斬り避けては斬った

ダミーが銃で攻撃してきたら、それを避けて雪片弐型をその中のダミーをめがけて投げて刺した

それに便乗して一夏も雪片弐型のある方に飛んだ、そしてダミーに刺さった雪片弐型を持って引き抜いてそこにいるダミーを全て薙ぎ払った

一夏は感じていた。さっきまで考えていたことよりも別のことを

一(もっとだ、もっともっと潰したい)

一夏はそう感じて笑った、笑いながらダミーISを切り刻んだ

そうしているうちにダミーISがいなくなった

一「もうーーー終わりか・・・次は200体で「そこまでにしとけ」」

一夏は声がした方を向いた、そこにいたのは千冬だった

 

千冬side

千(今日は早く終わったからビールでも飲んで早く休もう)

そう思っている時にアリーナの方から音がした

千「誰かいるのか?」

千(全くこんな時間までアリーナにいるとは。叱ってやる)

そう思ってアリーナに入った瞬間、目の前に現れたのは地面にダミーISが散乱する中でアリーナの上空で戦っている一夏だった

次の瞬間、一夏は最後の一体を下から上にダミーISを斬った

一「もうーーー終わりか・・・次は200体で「そこまでにしとけ」」

一夏が200体を出そうとしたのを止めた

 

アリーナ

一「千冬姉!!」

千「織斑先生だ」

一「あ・・・織斑先生」

千「まぁ、時間も時間だ。今は千冬姉でいい」

一「千冬姉、どうした?」

千「どうしたではない、貴様は何をしているのだ?」

一「アリーナでダミーを斬っていただけだよ」

千「貴様、今何時だと思っている」

少し怒り気味で言われて、すかさず時計を見ると20時であった

一「ヤベ、もうこんな時間だったのか」

千「ヤベではない、貴様は時間も考えないのかこの馬鹿者は」

そう言って、一夏の頭にゲンコツがいきクリーンヒットした

一「いってーーーーーーー!!」

千「今日はこれ位にしておいてやる、さっさと帰れ」

一「分かりましたーーーー!!」

そう言って帰ろうとした時に

一「千冬姉、あのさぁ明日でいいからさ、時間あるか?」

千「明日の放課後ならば空いているがどうした?」

一「ちょっと、相談があって」

千「分かった、明日の放課後空けといてやるからさっさと帰れ」

一「分かりましたーーーーーーー!!」

そう言ってアリーナから逃げるようにして出て行ったのだった

千「全く」

そう言って千冬もアリーナから出ていったのだった

 




織斑一夏を誰にも負けないようにしたかったので
書きました
まだまだ書いて行きますが、エアギアストラトスを一旦、休載してこちらを書きます
時間があればまた書きますので今後とも宜しくお願いします


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強さの価値とは

一夏の強さを、もっと強くしたいけどどれぐらい強くしたらいいやろう
それと白式を破壊して別の機体にしたいけどロボットアニメから参考にしよう


あれから、1日経った俺は朝練の前にIS学園を10周している

これも臨海学校前はしなかった事だ

何故、臨海学校後からするようになったのか、これも福音のお陰だ

福音が俺を更に強くしたのだ、あの夢だけでなく福音の強さが俺を更に強くしたのだ

だけど今のままでは強くなった気でいたからこそ、俺はそれが許せずにいた。

だからこんなことを臨海学校後からしている

一「今日の朝練は箒か」

そう言いながら箒がいる道場に行った

 

道場

箒「来たか、では始めるぞ」

そう言って、道着に着替えてそして剣道の用意をした

箒「昨日の貴様の戦い方は解せん、ここで叩き直してやる」

一「昨日のは作戦だって言ってるだろ」

箒「おしゃべりはおしまいだ、構えろ」

そして2人で剣道をしたが一夏は考えていた。何を?

次に打つべき攻撃を?それとも攻撃の予測を?どれも違う。一夏が考えていたのは相手をどう跪かせるかを

一(ここを打てば倒れるか、違う。それともあそこを打てば)

そんなことを考えていた瞬間

箒「何を考えている。集中しろーーーー!!」

箒は面を打ってきたが一夏はすかさず竹刀で受け止めて

攻撃に変えた

箒「何!?」

箒は受け止めたことにびっくりして後ろに下がったが、一夏はそれを好機だと思って前に出て箒に胴を打ち込んだ、それも力一杯に

箒「ぐは・・・」

力一杯に打ち込んだせいで箒は壁に激突して気絶した

一「大丈夫か箒!!」

一夏はやってしまったと思ったが、それよりも今のでは相手は倒れないと考えていた

それから数分たった頃に箒が目覚めて一夏を説教した

 

教室

あれから説教をくらいながら飯を食べて自室に戻って支度をした

教室ではいつものようにみんなに挨拶して席についた

シャル「おはよう、一夏」

一「おはよう、シャルどうした?」

シャル「昨日の試合で弾が無くなったから取り寄せたんだけど、明後日まで届かないから今日と明日は僕出れないから宜しくね」

一「分かった、どうせ他の四人が練習してくれるだろう」

そう言って、シャルも自分の席についた

千冬「諸君、おはよう」

山田「おはようございます」

千冬「それでは授業を始めていくぞ」

そう言って授業が始まった

山田先生が授業を進めていく、それを一夏はノートに書き留めていくが頭の中は戦いのシュミレーションをしていた

 

一夏の頭の中

一「はぁーーー、はぁーーーー」

2回深呼吸をして始めた

相手は臨海学校で倒した福音だ

頭の中では、福音と一夏が火花を散らして戦っていた

福音「ララララララララ」

福音は光の翼を使って一夏に攻撃してきた

一「当たるかよ」

そう言って避けながら雪羅を福音に打ち込んでいく

福音「ララララララ、ララララララララ」

福音は雪羅の攻撃を躱して光の礫を一夏に浴びせて来たが

一夏はその攻撃を雪片弐型で斬っていく。それだけではない、雪羅でそれを撃ち落としながら福音に迫っていく、福音も負けじと攻撃していく

一「拉致があかねぇ」

そう言って、福音の攻撃を落とすのをやめて躱しながら攻めるのに切り替えて福音の隙を伺った

福音「ララララララララ、ラララ、ララララララララ、ラ、ララララララララ」

福音は攻撃をやめて一夏に近接戦闘を持ちかけた

福音は両手をラウラと同じプラズマ手刀にして斬りかかってきた

それを待っていたかのように一夏も雪片弐型で応戦した

何回も起きる鍔迫り合いは頭の中で幾度となく繰り広げる中で

 

教室

山田「ここまでで分からないところはありますか?」

一同「シーーーーーーーン」

山田「織斑君も大丈夫ですか?」

一「大丈夫です」

山田「そうですか、分かりました。続けます」

そう言って授業が続いた

それでも一夏は頭の中でシュミレーションを続けた

 

一夏の頭の中

一「クソ!!」

言葉を発して福音を見た

エネルギーは福音が優勢になっている

それでも一夏は構えて攻撃をした

攻撃、攻撃、攻撃、攻撃、攻撃、攻撃、攻撃、攻撃、攻撃、攻撃、攻撃、攻撃、攻撃、攻撃、攻撃、攻撃をし続けた

その時の一夏の顔は笑っていた

どうして笑えるのか

楽しいから違う、面白いから違う、もっともっと潰し合いたいからだ

一「面白ぇ、もっとだ福音ーーーーーー!!」

そうして、戦っている最中に終わりが来てしまったのだった

それはチャイムだった

 

教室

山田「あっ、チャイムがなったのでこれで終わりにします」

そう言って、山田先生と織斑先生は教室を出た

一「クソ、あとちょっとだったのに」

ラウラ「何がだ嫁よ?」

一「何でもない」

ラウラ「そうか」

一「あ・・・そうだ箒とセシリアと鈴とシャルを昼の時に連れてきてくれるかラウラ?」

ラウラ「何故だ?」

一「後で話があるからだ」

ラウラ「分かった、みんなに伝えておこう」

一「♪(о ̄▽ ̄)/サンキュ-」

そうしているうちに、授業が始まり昼休みになった

 

昼休み 屋上

箒「何だ話とは?」

鈴「おもんない事だったら許さないよ」

セシ「鈴さんは言葉使いを治しなさい」

シャル「何?一夏」

ラウラ「全員連れてきたぞ、一夏」

一「サンキュー」

一「話ってのはよ。今日入れて四日間、放課後特訓できないんだ」

箒「なんだと!?」

鈴「説明しなさい」

鈴は一夏の胸ぐらを掴んだ

セシ「辞めなさい鈴さん」

それをセシリアが止めた

シャル「何でか教えてくれる?」

一「ああ、説明する」

ラウラ「大方、大事なことなのだろ」

一「そうだラウラ、今日と明日は放課後織斑先生の所に行かなくてはならないんだ」

鈴「それで、あとの二日間は?」

箒「ただ休みたいだけなら斬るぞ」

箒は刀を展開した

シャル「それ締まってよ箒、一夏が喋れない」

それをシャルが止めて箒はしぶしぶしまった

一「あとの二日間は用事だ、皆には話せない。ごめん」

ラウラ「大事な用事か?」

一「ああ」

一夏は返事をしてラウラに言った

セシ「それはしょうがない事ですわね、話したくないのであれば」

箒「さっさと話をしろ、一夏」

箒は一夏の胸ぐらを掴んで白状させるようにした

一「だから、話せないって言ってるだろ」

箒をあしらって話を続けた

一「そういう事だからよろしく頼む、みんな」

そう言って、一夏は頭を下げた

箒「頭を下げるとは何だ、さっさと白状しろ」

シャル「箒、しつこいよ」

ラウラ「そうだ、誰だって話したくない事情があるのだ」

鈴「そうだよ箒」

箒「クソ」

そう言って、箒は先に出ていった

シャル「なんか、前より一夏に執着してるよね箒」

鈴「自分のものだ思ってるんじゃないの」

ラウラ「ふむ」

セシ「話とはそれだけですの?」

一「そうだ、時間を割いてしまい済まない。ご飯にしよう」

そう言って、箒抜きのお昼になった

 

それからは授業が進み放課後になった

一夏は織斑先生と一緒に出ていった

 

織斑先生の自室(仮住居)

千冬「で、話とは何だ」

一「話ってのはよ、白式を作った倉持ってどこにあるんだ」

千冬「何、倉持だと」

一夏は意外な質問をしてきたのだ千冬に

千冬「なぜ、倉持の居場所を聞いてどうする?」

一「ただの白式のエネルギー消費をもう少し下げてくれるか言いに行きたいだけだよ」

千冬「そうか、分かった」

一(本当は白式が俺の動きに付いてこれなくなっていることは言えないな)

そうなのだ、林間学校後から練習量を増やしてからは昨日みたいな戦い方を編み出したりダミーISと戦ったり頭の中でシュミレーションしたりしている内に白式が俺の動きに少しずつ付いてこれなくなっているのだ

だからこそ、今からでも遅くない。白式を改造したかったのだ

千冬「それから他は?」

一「昨日みたいに誰にもバレない場所で特訓したいんだ」

千冬「お前ならばあの小娘たちの特訓で十分だろ?」

一「あれだけじゃあ、みんなを守れないからです」

千冬「ならば、一年前は使って居たが今は使われていないトレーニングルームがある」

一「あるのかそんな所」

千冬「ある、だがISの練習が出来ないが体を鍛えることは出来る」

一「行ってみたいがどこにあるんだ、千冬姉?」

千冬「今から行って見るか?」

一「うん、お願いします」

頭を下げた

千冬「分かった行くとするか」

そう言って支度をして向かった

 

トレーニングルーム

一「ここがトレーニングルーム」

千冬「トレーニングできるようにしていたのだが、小娘たちは体を鍛えるのが嫌で一昨年までは使われていたが去年無くなったのだ」

一「そうなのか、っていうことは全部まだ使えるってことだよな」

千冬「そうだな」

一「ありがとう、千冬姉」

千冬「今日からするなよ」

一「分かってるって、それと千冬姉ここでのトレーニングメニューを作ってくれないか?」

千冬「何故、私が作るのだ?」

一「一番、体に関しては千冬姉が知ってると思って」

千冬「分かった、明日渡してやる」

一「ありがとう」

そう言ってトレーニングルームを後にした後

次の日にトレーニングルームで

一「千冬姉、ありがとう」

千冬「体を壊さないようにメニューを作った」

一夏はメニュー表を貰った後

千冬「あと、これを渡しておく」

一「これは?」

千冬「昔、世話になった料理人から体を作る料理のレシピだ」

一夏はそれを聞いた瞬間、手紙を開いてみると色んな料理が書いてあった

一「作ったことのない料理ばっかだ」

千冬「頑張れよ」

一「ありがとう千冬姉」

千冬は立ち去ろうとした時に思い出して一夏の方に向き直った

千冬「あと倉持の場所の紙だ、明日行くのだろ?」

一「そのつもりだった、ありがとう」

そう言って紙を貰ったあと千冬姉がトレーニングルームから消えてから練習を始めた

一(ありがとう千冬姉、これでもっと強くなれる)

一夏は千冬姉にお礼を言いながらメニュー表を壁に貼り

トレーニングを始めたのだった

 

次の日、一夏はモノレール前にいた

一「モノレールは3駅超えた次の駅で乗り換えて、次はバスで倉持神社前に降りたら森になっている道を登って行ったらあるか」

一夏は昨日、千冬姉から貰った手紙を見て音読していた

一「分からなくなったら、道を聞いたらいいか」

そう言って歩き出した

倉持には千冬姉が話をつけていると言っていたから大丈夫だろう

そう思ってモノレールに乗った

 

シャル、ラウラ、鈴、セシリアside

シャル「やっぱり、みんなも気になった」

鈴「そうでしょ、女に会っていたら殴るけど」

ラウラ「嫁にそんなことがある訳なかろう」

セシリア「一夏さんが動き出しましたわ」

みんな、それなりの変装をしていた

シャルは金髪の髪を隠すため、黒いロングのカツラをしてサングラスを掛けて服装もカツラにあったものをチョイスした

ラウラはシャルが見繕ってきたものを、ラウラの銀髪も茶色のショートカットカツラで隠して服も大人っぽくした

鈴は眼鏡をかけてツインテールを辞めてロングにして、ダボダボの服を着て変装した

セシリアは金髪の髪をそのままに帽子で隠して淑女ぽくない服装で変装した

鈴「そう言えば箒は呼んでないの?」

シャル「箒がいたらややこしくなると思って」

セシ「いい判断だと思いますわ」

ラウラ「うむ!?一夏が動いたぞ」

鈴「乗り換えて今度はバスね」

シャル「行き先はどこなのかな」

ラウラ「うむ、どこへ行くのかわからん」

セシ「まぁ、降りるのを待ちましょう」

鈴「そうね、降りる時はワンテンポ遅れて降りましょう」

三人「分かった」

そう言って四人は一夏が降りるまで一夏を見ていた

そして一夏が次の駅で降りるのを確認して一夏が降りた後ワンテンポ遅れて四人も降りた

シャル「ここって一夏のISを作った場所じゃないの?」

鈴「まだわからないわ、喫茶店で待って様子を見ましょう」

ラウラ「それが一番の得策だな」

そうして四人は喫茶店で一夏を見張ったのだった

 

一夏side

一(ここを右に曲がればここか)

そうして一夏は倉持重工に着いたのだった

 




次からは一夏が更に無双できるように書いて行きたいですねぇ
ご視聴ありがとうございます
これからも_| ̄|○)) よろしくお願いします ((○| ̄|_


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手に入れた力とは

サブタイトルに意味をなさない様な気がしてきた


倉持重工

一「すいませんーーーー!!」

一夏はインターホンを鳴らしたあと言葉を発した

???「はいはい、どちら様ですか?」

一「織斑一夏と言います」

???「あーーーー!!織斑君やな、入ってください」

そうして一夏は倉持重工に入って行った

???「よく来てくれたね、話は織斑千冬から聞いてる。もうちょっとしたら白式の担当者が来るから待っついてください。私はここの社長の倉持十蔵です」

一「宜しくお願いします」

2人は握手して一夏は待った

二三分経ったあと人が来た

???「待ったかな」

一「いえ、大丈夫です」

???「そこは待った待ったって言うのが普通やで」

一「そういうのは彼氏彼女でやってください」

???「にぁはははは、私の名前は鏑木カレンって言います」

一「はい、織斑一夏と言います」

鏑木「知ってるよ、初の男性操縦者だからね」

一「そうですよね」

2人はたわいもない話をした後、本題に入った

鏑木「えーと、白式のエネルギー消費をもう少し下げてくれるかって話だったけ?」

一「いえ、それは建前ですが」

鏑木「建前と言うと?」

一「白式の改造をお願いします」

鏑木「改造ですか?」

一「白式のパワーが俺のパワーについていけなくなってしまったのです」

鏑木「まさか!?」

一「本当です。セカンドシフトしたけど俺が予測しても白式がついていけなくなってしまったのです」

鏑木「なるほどな、分かりました。」

一「ありがとうございます」

一夏は鏑木に頭を下げた

鏑木「何か?要望はありますか?」

一「あります、白式の武器である雪片弐型がありますがそれを二振りの刀に出来ますか」

鏑木「出来ますが少しエネルギー消費が多くなりますが?」

一「そこも何とかしてくれますか?それだけでなく、武器だけでなくアンロック武器も欲しいのです」

鏑木「多いですね注文が」

一「色々と大変な注文ですがそれだけの成果は出しますし、戦闘記録も倉持に渡します」

鏑木「それはそれは、お釣りが帰ってくるぐらいの儲けですね。分かりましたやってみましょうか」

一「ありがとうございます」

一夏は鏑木と握手して頭を下げた

鏑木「でしたら今からISの戦闘記録と白式をこちらにお渡ししてくれますか」

一「分かりました。宜しくお願いします」

鏑木「来週の土曜日になりますが構いませんか?」

一「大丈夫です。まだ対抗戦もありませんからいいです」

鏑木「それでしたら、私達も力をフルに使って仕上げたいと思います」

一「それではお願いします」

一夏は鏑木に頭を下げて倉持重工を後にした

一夏は考えていた

一(これでもっと強くなる、後は俺が真・白式に似合うような強さを持たないとな)

一夏はバスを待つ前に

一「そこにおるのは分かってるんやで」

???「「「ギクッ ギクッ」」」」

シャル「何でバレたの?」

一「やっぱりな、変装しても匂いで分かるわ」

ラウラ「嫁よ流石だな」

鈴「いつから、犬になったのよ」

セシ「そうですわ?」

一「そらそうだよ、だっていつも女の園にいたら嫌でもわかる」

シャル「なるほどね」

一「で、お前らは俺をつけて何がしたかったんだ?」

鈴「そりゃ内緒の行動だから気になるでしょ」

一「なるほどね、それで俺の行動は分かったのか」

セシ「分かりましたわ、ただの白式を作った所に行きたかっただけですのね」

一「みんなに内緒で行きたかったんだけどな」

ラウラ「まぁ、いいではない嫁よ」

鈴「話は終わって帰るのでしょ」

一「ああ、帰るよ」

シャル「じゃあ帰ろう」

そう言って五人で喋りながら帰ったのだった

 

次の日

一夏は織斑先生がいる職員室に来ていた

一「入ります」

千冬「どうした織斑?」

一「織斑先生、白式を倉持重工に渡してきたので授業に支障がないように伝えに来ました」

千冬「分かった、今後の授業で考慮しよう」

一「ありがとうございます」

一夏は頭を下げて職員室から出ていった

そうしてから一夏はトレーニングルームに向かった

 

トレーニングルーム

一夏はトレーニングルームの前に来た時、電気が付いていて誰かいるのかと知り入った

一「誰かいるのか?」

そう言って入って見ると目の前に道着姿の女がいた

一「誰だ?」

???「名を成るのであれば貴方から名乗れば?」

一「それもそうだな、俺は織斑一夏だ」

???「知ってる。私は琴、竹神琴(しながみ こと)」

一「で、竹神さんは何でここにいるんだ?」

琴「ただのトレーニング、ここを見つけたからトレーニングしてるだけ」

一「なるほどで、許可は取っているのか?ここは織斑先生の許可がいるのだぞ」

琴「知らなかった、空いていたし使っていいと思ったから」

一「まぁ、いいけどさ」

そう言って、一夏もトレーニングする為に着替えた

琴(凄い筋肉、そんじょそこらの男がなせる筋肉ではない)

琴は一夏の筋肉を見て気づいた

目を離せなくなり一夏は琴に言った

一「なんか用か?」

琴「その体どうやってしたの?」

一「ただのトレーニングをずっと続けただけだ」

琴「そっ」

琴は一夏の戦い方を知っていたので戦ってみたいと思ったのだった

一「トレーニング始めるけど、まだあるのかそんなに俺を見て?」

琴「ある、私と戦って」

一「何!?」

琴「だから戦って」

一「分かったけど手加減はしないぞ」

琴「手加減なんて要らない、私にはこれがあるから」

琴は一夏に拳を見せて言ったのだった

一「空手か?」

琴「そうよ、貴方は剣道でしょ?」

一「ああ、じゃあこっちだ」

そうして2人はトレーニングルームの中の先にある広い部屋に来た

一「ここならいいだろ?」

琴「そうね、用意しましょ」

そうして2人は剣道と空手の用意をした

琴は竹刀に当たってもいいように防具を固めた

一夏も同じようにした

そして、2人は向き合うようにして目を見た

一(強い、俺より強い)

琴(男でも負けない)

2人は礼をして始めた

ルールが無く、ただ跪けばいいルール

死のうが倒れようが構わない

そして2人は戦い始めた

最初に仕掛けたのは一夏だった、竹刀を両手で持ち琴に斬りに行った

琴も仕掛けて竹刀に右手の握り拳で弾いた

一夏はそれにびっくりしたが直ぐに立て直したが、琴はそれを見逃さずに一夏の胴に正拳突きを叩き込んだ

一「グフ」

一夏は正拳突きを食らって後ろの壁に激突した

琴「はぁーー!!」

琴は正拳突きを叩き込んだあと一呼吸して構え直した

一(スゲーーー!!強えーーー!!面白くなってきた)

一夏は口の中の血を吐き

構えて攻撃をした

琴は来ると感じて構えを変えようとした瞬間、一夏が素早く間合いを詰めて胴を叩き込んだ

琴「カハッ」

一「フン、お返しだ」

琴も同じように壁に叩きつけられてしまった

琴(凄い、やり返されたのなんて何時ぶりだろう)

琴も笑って見せた

一夏「まだまだだよな」

琴「当たり前でしょ」

そう言って2人はさっきまでとは違い叩き込まれたら叩き込んでの繰り返し

2人の体は血まみれになっていた

 

シャルside

シャル(まさか山田先生に頼み事をされるとは)

シャルは山田先生から授業で使う三角定規と定規を持ってくるように言われたのだ

シャル(まぁー、いいか)

シャルは三角定規と定規を見つけて持っていこうとした時にでかい音がした

シャル「な・・・何!?」

分からず、周りを見たが何も無かった

シャル(向こうの部屋からかな?)

そう思って、隣の部屋に行くと

シャル「ここはトレーニングルームなんだ、この向こうだよね」

そう思って、トレーニングルームの先を見た瞬間シャルは目を見開いた

そこで起きていたのは、一夏と女の子が血まみれになりながら笑って戦っていた

2人の戦いはやばいと思い声をかけた

 

トレーニングルーム

一(おもしれぇおもしれぇ)

琴(面白いわ、楽しい)

2人は心が高ぶりながら斬ったり殴ったりして戦ったが

???「2人ともそこまでにして」

一夏は琴の肩に竹刀を止めて、琴は一夏の顎に拳を止めて声がした方を二人は見た

一「シャル!?」

琴「どなた?」

一「クラスメイトだ!!」

シャル「こんなことして一夏も貴方も何がしたいの」

琴「ただの戦いだけど」

一「そうだ」

シャル「戦い!?そんなじゃないただの殺し合いだよ」

2人は武器を収めた

琴「興が覚めた、辞めにしましょ」

一「そうだな、また今度だ」

琴はシャルの隣を抜けて出ていった

シャル「一夏、辞めてよあんなこと」

一「悪ぃ」

そう言って一夏はぶっ倒れた

一「つかれたーーーーーーー!!」

そう言って2人の戦いは終わったのだった

 

一夏side

それからは保健室で怪我の手当をして自室に戻った

シャルが手を貸してくれると言っていたがそれを辞めて

部屋に戻って備え付けのパソコンを開いた

一「竹神琴だったな」

そう言って、一夏は琴のことを調べた

そこから出てきたのは、凄いものだ

竹神琴・・・高校1年生

経歴 空手幼児の部 優勝

小学生の部 6年間 優勝

中学生の部 3年間 優勝

空手部 全国大会 出場 優勝

世界大会 18歳未満 出場 中学2年連続優勝

一夏はその経歴を見た瞬間、笑いが止まらなかった

一(やっと見つけた、俺の最高のライバルが)

一夏は部屋でコーヒーを飲んで心の高ぶりを抑えたのだった

 

琴side

琴(織斑一夏・・・強かった、すごく強かった)

琴も一夏同様、心の高ぶりを抑えながら笑った

琴「やっと、私と同等の人が現れた」

嬉しすぎて、抑えて笑った

そんな琴にルームメートは恐怖を覚えたのだった




頑張りました
ありがとうございました


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強者とは

もう少しで一夏のISが頭に浮かびそうです
浮かんだのがコードギアスと鉄血のロボットを組み合わせた
感じになっていいです
後、琴のISも浮かんでいるので次の話で出せたらと思います


シャルside

あれから2日経った、一夏の様子はどこか雰囲気が違う気がした

雰囲気が五対一の試合をした時と同じだった

私は一夏の顔を見ることが出来なかった

ラウラ「シャ・・・ル、おい・・・・シャル、聞いているのか」

シャル「ああ、ごめん聞いてなかった」

ラウラ「お前らしくないぞ」

シャル「ごめんごめん」

ラウラ「もう1度だけ言うぞ、織斑先生が話していたのだがもう少ししたらまたやるらしいぞ」

シャル「何を?」

ラウラ「タッグトーナメント戦だ」

シャル「そうなんだ・・・でそれがどうしたの?」

ラウラ「これは嫁とタッグを組めるチャンスだぞ」

シャル「そういうことか、諦めないねラウラは」

ラウラ「今度は私と嫁がタッグを組めば怖いもの無しだ」

シャル「ふふふ」

シャルはラウラを見て笑った

ラウラ「何かおかしいか?」

シャル「ラウラは一夏のこと好きだね」

ラウラ「シャルもじゃないのか?」

シャル「一夏のことは好きだよ、でも今の一夏は私が好きな一夏じゃない気がして怖いの」

ラウラ「怖いだと!?」

シャル「うん・・・あのね、ここだけの話なんだけど」

???「ここだけの話!?」

???「何ですの?」

ラウラ「鈴、セシリアか、お前らも聴きたいのか?」

鈴「私だって一夏のここだけの話は気になる」

セシ「私だってそうですわ」

シャル「分かった、話すね」

シャルは二日前の話をした。一夏が別の組の女の子と血まみれになり笑いながら試合をしていたことを

ラウラ「そんなことがあったのか」

セシ「シャルさん、わかる気がしますわ」

鈴「何がよ、セシリア?」

セシ「私も昨日、一夏さんを誘って特訓をしたかったのですが一夏さんの顔が前の顔と違い恐怖を覚えましたわ」

ラウラ「怖い顔?」

セシ「あれは人を殺せる顔でしたわ」

ラウラはそれを聞いた瞬間、青ざめたのだった

鈴「でも、顔つきが変わっても心は変わらないでしょ」

シャル「そうだといいけど」

鈴「それより、その別の組の子って誰?」

シャル「拳で戦って居たから多分、ボクシングか空手の有段者じゃないかな?」

???「それは竹神琴さんではないかな」

四人は声がした方を見るとそこに居たのは布仏本音さんだった

セシ「何か知ってるのですか?」

本音「知ってるも何も竹神さんはすごい人だよ」

シャル「そうなの?」

本音「多分、箒ちゃんが戦いを挑んでも勝てないよ」

ラウラ「そんなにか!?」

四人は知っていた、箒が剣道の全国大会で優勝してるのを知っているからだ

本音「竹神さんは4組の人なんだけど経歴がすごいよ」

そう言って、本音は竹神さんのプロフィールを全て言った

それを聞いた4人は青ざめたのだった

シャル(そんな人と一夏は剣道で戦っていたの)

鈴(やばいでしょそれ)

セシ(一夏さんと琴さんは血まみれな試合をしていたの言うのですの!?)

ラウラ「それでは、竹神はISを持っているのか?」

本音「持ってないよ、でもおりむーと一緒の所で作ってるって噂だよ」

それを聞いた4人は竹神さんとぶつかれば殺されると思ったのだった

 

箒side

今日は食堂で食べようとしたら4人の声が聞こえて聞き耳を立てたら

箒(一夏が他の女と一緒に居るだと!?)

それだけでなく、本音も入って話をしていたら

箒(私よりも強いだと、有り得んそんなことがあって溜まるか)

そうして、箒は直ぐに食事を済ませて一夏の所に行った

 

トレーニングルーム

一夏は朝練と昼休みと放課後はこのトレーニングルームで鍛えていた

二日前の試合をやってから竹神の事が頭から離れなくなった

一(俺より強い奴・・・・・・おもしれぇーーーーーー!!)

一夏は心が高ぶっていた、それを抑えるためにサンドバッグで鍛えていた

それだけでなく、一夏は昨日のうちに竹神のもとに向かったのだった

 

昨日

一「ここか」

一夏は4組の教室の前に来ていた。そして、扉を開けた

一「失礼します」

女1「織斑くんよ!!」

女2「かっこいいーーー!!」

女3「どうしてここに?」

一「竹神さんはいる?」

女4「竹神さんだったらあそこにいるわ」

そう言って、指先の方を見ると難しそうな本を読んでいる竹神がいた

一「ありがとう」

一夏そう言って、竹神のもとに向かった

一「こうやって話すのは初めてだったな」

琴「そうね」

一「話がある、ここじゃあ話せないから屋上に行こう」

琴「分かったわ」

そう言って、琴は読んでいた本を締まって一夏について行った

女4「竹神さんと織斑くんってどういう関係?」

女1「分かんない」

女2「カッコよかったーーーーー!!」

女3「あんたそれしか言って無いわね」

後ろから聞こえた話を聞かず屋上に向かった

 

屋上

琴「っで、私に用意って何?」

一「トレーニングルームの事でだ」

琴「それなら、今後も使わせてもらうわよ」

一「それは一向に構わないけど、俺は人がいると気が散るから時間を設定しよう」

一夏は今まで一人で特訓していた、それをこれからは2人でっていうのが嫌でそれで時間を決めたかったのだ

琴「私は一向に構わないわ」

一「なら、話が早い。俺は月曜と水曜で竹神は火曜と木曜でどうだ?」

琴「金曜日と土日は?」

一「金曜はランダムだ、俺お前で今週はお前で来週は俺ってことにしよう」

一夏は説明していく

一「土日は休みだ、だからトレーニングルームも使えないという事だ」

琴「いいわよ、それよりも貴方と試合がしたい」

一「分かってる、俺もお前と死合がしたくて心が踊ってるんだよ」

2人は怖い笑みで見つめ合った

琴「じゃあこうしましょう、もう少ししたらタッグトーナメント戦があるらしいわ」

一「それで」

琴「そこで一騎打ちの死合をしましょう」

一「いいねぇ!!おもしれぇ」

琴「私のISが今週の土曜に出来るって言っていたから」

一「俺のISもだ」

2人は自身のISがもうすぐ出来ることを言って笑った

一「そういう事だ、話は終わりだ。じゃあな」

琴「そうね、私が強いこと証明して上げる」

一「言ってろ」

2人は屋上から降りて別れ際に言ったのだった

 

トレーニングルーム

そして今は、一夏がトレーニングルームを使っている

早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く

トーナメント戦が始まれと一夏は思っているとチャイムが聞こえた

一「(やべ!?)授業が始まる」

そう言って、すぐに服を着替えてトレーニングルームを出たのだった

 

教室

千冬「遅かった織斑」

一「千冬姉・・・・・・」

千冬「馬鹿者がーーーーーー!!」

一夏は少し遅れたせいでげんこつを食らうハメになってしまったのだった

 

 

それから時間が経ち土曜日になった

一夏はモノレールに乗り、倉持重工に向かった

拳骨を食らった後、休み時間に箒から言葉攻めをされた

 

教室

箒「一夏ーーーー!!貴様、腑抜けているな!!」

一「何言ってるんだよ」

箒「他の組の女も虜にするとは、その心成敗してやる」

箒はISを部分展開した

一「何言ってるんだよ箒」

箒「黙れ、貴様に喋る権利を与えた覚えはないぞ」

一「クソッ」

そう言って、一夏は教室を出ていき箒から逃げたのだった

箒「待たぬか!!」

そう言って、箒も一夏のあとを追ったのだった

それからはチャイムがなるまで逃げたのだった

 

そんなことを考えていると、ふと別の車両を見ると琴がいた

一(そういやぁ、アイツもISをとりにいくのだったな)

そう考えてながら一夏と琴は同じ行動をして倉持重工に着いたのだった

一「いやいや、何でいるんだよお前が」

琴「それはこっちのセリフだ」

一「俺はここにISを預けてる」

琴「私もだ」

倉持重工の前で話していると

???「そんな所で話していないで入ったらどうですか?」

一夏と琴は声がした方を見ると怒り顔の社長だった

一琴「「は・・・はい」」

少し怯えながら入って行ったのだった

そして、二手に別れたのだった

 

一夏side

鏑木「やあやあ来たね、一夏君」

一「出来たのですか?」

鏑木「もちろんだとも」

そう言って鏑木はスイッチ取り出した

鏑木「見たまえこれが私が一週間徹夜して完成したものだーーーーーーー!!」

そう言って、鏑木はスイッチを押すと目の前が明るくなり一機のISが現れた

一「これが新しい白式」

一夏は目の前に現れた白式を見た

鏑木「君のご希望どうりにしてみたよ、さっ乗って見たまえ」

そう言って、一夏を押す鏑木

一夏「分かりました」

そうして一夏はISに乗った瞬間、目の前が暗くなり目を閉じて目を開けるとそこには林間学校で出会った女騎士とワンピースの女の子がいた

 

???

一「ここは、あの時の」

女騎士「貴方は新たな力を手に入れて何がしたいのですか?」

一「もっと強くなりたい。今はそれだけだ」

ワンピの女の子「前と変わったね」

一「福音のおかげだよ、あの戦いがあったからこそもっと強くなりたいと思ったんだ」

そう、ワンピースの女の子に一夏は言った

女騎士「分かりました・・・私たちは見届けさせて頂きます」

そう言って、女騎士は消えた

ワンピの女の子「私も同じだよ」

一「見といてくれ」

そう言って、一夏はワンピースの女の子に握手したのだった

 

倉持重工

鏑木「大丈夫かい、一夏君(A;´・ω・)アセアセ」

一「ごめんなさい、久しぶりだったので眩んだだけです」

鏑木「良かったーーーー!!それでは武器の説明をするよ」

一「分かりました」

鏑木「戦闘データを見て工夫をしたよ、まず両腕にある白い出っ張りは雪羅を改造した武器、羅刹(らせつ)だよ」

一「これですね・・・」

そう言って、一夏は羅刹を展開した。後ろに銃口が出てきた

鏑木「360度回転できるようにしている」

一夏はそれを聞いて360度回転させた

鏑木「それから両手と両足で戦えるようにしている、両手は爪状に両足も同様している」

それを聞いて一夏は、両手両足を見た

一「なるほどな」

鏑木「そして、私が開発して君の戦闘データで完成したもの」

そう言って、鏑木は一回転して背中のことを話し始めた

鏑木「展開できるようにしているエナジーウィングだよ」

一「エナジーウィング?」

鏑木「まぁ、展開してみて」

そう言われてエナジーウィングを展開した

一「こ、これは」

鏑木「どう、綺麗でしょ。これで更にスピードが出るようになったよ」

一「な、なるほど」

鏑木「そして、機体説明の最後としてエナジーウィングの間に突起物があるだろう?」

一夏はそう言われてモニターを後ろにすると突起物があった

一「これは?」

鏑木「ご希望道理のアンロック武器だけどこれを動かすには集中力が必要だ」

一「集中力?」

鏑木「言わば、イギリスのBTシステムと同じ原理だよ。集中して動かすようになる」

一「なるほど」

鏑木「そして、こいつの名前が雪牙(せつが)だ」

一「雪牙・・・」

鏑木「これが機体の性能の話だ・・・質問は?」

一「ありません」

鏑木「よし、次は武器の紹介だ」

そう言って、鏑木さんはタブレットを使って二つの刀を出した

鏑木「これが雪片弐型を二つに割った武器、雪片と雪麗だ」

二つを一夏は持ってみたがこれなら行けると思った

鏑木「気に入ってくれたようだね」

一「はい、ありがとうございます」

鏑木「言っておくがその刀は雪片弐型をそのまま継承しているから気をつけて」

一「分かりました」

鏑木「一応はエネルギー消費を抑えてるから大丈夫だと思う」

一「はい」

鏑木「そして、このISの名前は聖天極覇・白式(せいてんきょくは・びゃくしき)だ」

一「聖天極覇・白式」

一夏はそれを聞いてかっこいいーーー!!と思ってしまったのだった

そうして話は終わったのだった

 




書き終わった、、、、疲れた
新たなISの登場です!!
コンセプトとしてバルバトスルプスレクスとランスロットアルビオンを合体させた感じです
名前が聖天極覇・白式です。
かっこいい名前を考えていたら一夏が狂戦士に相応しい名前にしたいと思ったらこうなりました
機体とかはまたの機会に1話丸々機体の話を設けますのでお待ちください


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弱者とは

本当にサブタイトルが意味をなさない
本文だなぁ〜
ですが、見てもらえると幸いです
今回は琴のISの登場です
それではどうぞ


倉持重工 琴side

琴「神谷さん、私のISが出来たって本当ですか?」

神谷「本当だよ!!」

この人は倉持重工で、私のIS設計者の神谷照(かみや ひかる)さんだ

琴「見せてください!!」

神谷「分かっているよ。では、ご覧あれ」

神谷はそう言ってタブレットを操った、そして下から出てきたのは全体的な赤を強調したISだった

神谷「これが君のISだよ」

琴「これが・・・」

私は自身のISの前に立ち、ISに触った

神谷「君の要望どうりの機体にしているよ」

琴「ありがとうございます」

私はお辞儀した

神谷「今から初期設定や第一形態にするから乗ってくれる?それから機体の話をしていくよ」

琴「分かりました」

琴はそう言って自分の機体に乗った

神谷「今から初期設定と第一形態の設定に入る」

神谷は一人で設定をしていく

神谷「今から機体の説明していくよ」

琴「はい」

神谷「その機体は左右の腕が武器となっている。左右の手には輻射波動を搭載している。」

琴はそれを聞いて両腕を見た、メカメカしい感じがしたがそういう事かと思った

神谷「言っておくが輻射波動はシールドエネルギーを削って使うから用心してくれ、そしてその腕はBTシステム化しているから取り外し可能だ」

神谷は更に初期設定を終わらして第一形態の設定に入りながら喋り出した

神谷「更に両肩に腕を搭載している」

琴「腕ですか?」

神谷「そうだ、自立可能の腕だ」

そう言われて、琴は両肩に意識を移すと両肩から腕が出てきた

琴「これですね」

神谷「流石だね、もし輻射波動の腕が使えない場合に使えるって訳だ」

琴はなるほどと思った

神谷「更に、これは嫌だったんだけどつける方が得策と考えて付けた」

さっきまでとは打って変わって鬼のような顔となった神谷がそこに居た

琴「神谷さん・・・」

神谷「これは、私が嫌いな鏑木の立案で取り付けられたからね(●`з´●)」

そう言ってから更にブツブツと神谷は言った

琴「話してください」

神谷「分かったよ、背中にはエナジーウィングが搭載している」

琴「エナジーウィング?」

神谷「エナジーウィングとは、ISのスピードを更に超えるためのものだが、琴さんの機体のエナジーウィングは攻撃可能となっている」

琴はエナジーウィングを展開した

琴「これの事ですね」

神谷「そうだよ」

琴「綺麗ですね」

神谷「赤色の機体には赤色の翼が一番ダネ」

そう言って、神谷は第一形態の設定が完了したのか次はタブレットから武器を出した

神谷「これが君の武器だ」

そう言って二つのライフルが出てきた

神谷「これは両肩の腕に取り付け可能だ」

琴はそれを聞いて両肩の腕を取り出してライフルを持たせた

琴「こんな感じですか?」

神谷「そうだね」

そして、神谷は輻射波動腕の説明に入った

神谷「琴さんの本両腕の輻射波動の説明をするよ」

琴「はい!!」

神谷「輻射波動はさっきも言った通りシールドエネルギーを使ってできる技だ、輻射波動はビームライフルのように撃つことも出来るし、敵を捕まえて発動して敵のシールドエネルギーを0に出来る代物だが危険があるからやたら無闇に最大で攻撃しないこと」

琴「分かりました」

神谷「それじゃあ、練習がてらダミーISを倒してみようか」

琴「はい、あ、そう言えばこの機体の名前は?」

神谷「そうだった、そうだった、こいつの名前は覇天極聖・紅焔(はてんきょくせい・こうえん)だ」

琴「覇天極聖・紅焔」

琴は呟いて目を閉じた

琴(これから宜しくね)

???(こちらこそよろしくお願いします)

琴は声がした気がして目を開けて左右を見たが何も無かった

神谷「どうしたんだい?」

琴「何も無いです」

神谷「それじゃあ、練習がてらダミーISを倒しに行くか」

琴「はい!!」

そう言って、神谷はタブレットを操作して琴の乗ったISを倉持重工のアリーナに届けた。そして、目の前にダミーISを10体出した

神谷「琴さん、これを倒してみよう。一応は弱くしてるから」

琴「いえ、強くしてください」

神谷「え・・・いいのかい!?」

琴「練習になりませんから」

神谷「分かった・・・健闘を祈るよ」

琴「はい」

そう言って琴はブザーがなるまで目をつぶった

そして、ブザー音がなり始めて琴は目を開けた

そして、始まった

先に仕掛けたのは2体のダミーISだった

ダミーISはマシンガンをコールして、琴に目掛けて撃った

それを避けて、琴は2体のダミーISの顔面を掴んで輻射波動をお見舞いした

その間に、他のダミーISが琴目掛けてマシンガンをぶっぱなした

それを予測していた琴は両肩の腕を展開して更にライフルをコールしてマシンガンを撃ってきたダミーISに撃ったが当たらず

琴「クソッ」

呟いて、さっきの感覚を思い出して軌道修正して撃つ、今度は直撃をして他のダミーISから攻撃を受けないように下がった

琴「あとを6体」

そう言って、考えていることを辞めてエナジーウィングを展開した

琴(こっからは殺戮だ)

琴は心で呟いて、怖い笑みを浮かべた

そして、エナジーウィングを展開した直後ダミーISの攻撃を避けて輻射波動をライフル状にして撃った、ダミーISは攻撃を避けたがその隣に琴がいた

琴「捕まえた」

不敵な笑みを浮かべて左手の輻射波動腕で攻撃してダミーISを潰した

その後、残り五体のダミーISをエナジーウィングの攻撃で残り一体にまで削った後は最後のダミーISを両手で掴んで輻射波動を両手で発動して倒したのだった

 

神谷「琴さん、練習は終了だよ」

琴「ハァハァ、分かりました」

琴は顔の汗を脱ぐって神谷の所に向かった

神谷「今からISをアクセサリー状にするから待ってね」

そう言って、神谷はタブレットを操作した

瞬間、紅焔は羽状の首飾りになった

琴「これが待機状態ですか?」

琴は神谷に言うと首で頷いた

琴「綺麗な羽ですね」

さっきまでとは違い、可愛らしい笑顔で言ったのだった

 

倉持重工前

あの後、色々あったが全て終わらした時には何故か琴と一夏は一緒に帰ることになってしまったのだった

一「まさか、お前と帰ることになるとはな」

琴「私だってそうよ」

2人はグチグチ言いながらバスに乗った

一「お前のISはそれか」

一夏は琴の首飾りを指さした

琴「そうよ、そういうあなたも首飾りなのね」

一夏は前のガントレット状の待機状態ではなくドックタグ状の待機状態になっていた

一「前は違うかったが、今はこうなっただけだ」

それからは2人とも何も話さずにIS学園に着いたのだった

 

 

一夏と琴が自身のISを取りに行ってから二日経った

一夏はあれから放課後、夜遅くまでダミーISを200体出して戦った

琴もそうだ一夏とは違うアリーナでダミー200体を出して戦った

そんな2人をアリーナの観客席で見ている者がいた

 

一夏side

一「そんなに見たって何も無いよ、千冬姉」

千冬「貴様がどれだけ強いISを手に入れたか見たくてな」

少し怒り気味な口調で言った

一「嘘ついてごめんって」

千冬「もう良い、過ぎた事だ」

千冬は一夏がISをさらに乗りこなすだけでなく、千冬自身以上に強くなったと見ていて思ったのだった

千冬「もうすぐしたら、タッグトーナメント戦だが誰と組むのだ」

一「まだ決めてないし、時間もあるからスグにじゃなくてもいいだろ」

千冬「それもそうだな」

2人はたわいもない話をした後、一夏は更にダミーISを出そうとした所また千冬に叱られて出すのをやめたのだった

 

琴side

琴(今日はこれくらいで良いかな)

琴はダミーISを消して更衣室に向かおうとした時に

???「ねぇ」

琴は声がした方を向くとシャルがいた

琴「貴方は、あの時の」

シャル「シャルロット・デュノアです」

琴「竹神琴よ、よろしく」

シャル「こちらこそよろしく」

2人は握手した

琴「で、何か用?」

シャル「今度あるタッグトーナメント戦に出るんだよね」

琴「そのつもりだよ」

琴は普通に対応していく

シャル「ってことは、一夏と当たったらまたあの時の続きをするの?」

琴「そのつもりよ、あっちもそのつもりみたいだから」

シャル「辞めてって言っても聞かないんだよね」

琴「これは私とアイツの死合だから」

琴は表情を変えずに対応していく

琴「それに織斑と戦うと心が昂ぶるし熱くなれるから」

その瞬間、琴は不敵な笑みを浮かべた

それを見たシャルは青ざめたのだった

琴「話は終わり?だったらシャワー浴びたいから帰らして貰うわ」

また、シャルの横を通り過ぎたのだった

シャル(あの子も一夏かも怖い)

シャルは体の震えが止まらなくなりながらも自分の部屋に戻ったのだった

 

翌日 教室 一夏side

一(次の授業の用意をしておこう)

そう思って、用意していると別の組や自身の組の女の子たちからタッグトーナメント戦のパートナーになるように進言してきたが

一「ごめん、少しだけ待ってくれるかな」

そう言って、一夏は乗り越えているのだった

一(本当に決めないとダメだな)

一夏は考えていると箒がきた

箒「一夏よ、私と組むと思って紙を書いて出しておいたぞ」

一「何やってるんだよ」

箒「何とはなんだ何とは」

一「自分で選ぼうと思ってる時に、何で強制してんだよ。頭おかしいだろ」

箒「うるさい、決まったものはしょうがないだろ」

一「今から職員室に行ってくる」

箒「何!?」

一夏 「勝手に決まったものを取り消して貰うためだ」

箒「そんなこと、許さんぞ」

その瞬間、一夏は切れた

一「黙れ、箒」

箒「ヒッ」

一「俺が決めてないことを強制的に決めてんじゃねぇよ」

そう言って、一夏は職員室に向かった。箒は青ざめて立ち尽くしたのだった

 

琴side

琴は自分の教室に向かう途中、考えていた

琴(タッグトーナメント戦のパートナー、どうしたものか?)

そう考えている時に人とぶつかった

琴「ごめんなさい、よそ見してたわ」

???「こちらこそごめん・・・・・・」

琴は彼女が落としたものを拾って渡した

琴「竹神琴よ」

???「更識簪・・・」

握手をした

琴「更識さん、ごめんなさい本当に」

簪「良いよ、それより更識って言わないで簪でお願い」

琴「分かったわ、簪さん。それってISの設計図だよね」

簪「そう、、、、」

琴「良かったら、手伝っても良い?」

簪「何でそんな事言うの?」

琴「急いでいる時にぶつかったからかな」

琴はほっぺを掻いた

簪「心だけ貰っておく、ありがとう」

そう言って、簪は急いだのだった

琴「何かあったら4組にいるから話しかけてーーーー!!」

大きい声で言ったら、遠いところでお辞儀してくれたのだった

 

そして、時間は流れてタッグトーナメント戦が始まる一週間前になったのだった

一夏はシャルに声をかけてタッグを組んだのだった

そして、琴は簪とタッグを組むことになったのだった

タッグを組む話は次の機会にそしてタッグトーナメント戦で一夏と琴の

死合だけでなくとんでもない出来事が起きるのは誰も予測していないのだった

 




はい、今日はここまでです
琴のISが出てきましたね
コンセプトとしてコードギアスの紅蓮聖天八極式と鉄血のグシオンリベイクフルシティを組み合わせたISになりました
名前は覇天極聖・紅焔です
名前の由来は一夏の機体名である聖天極覇・白式と対になるようにしたかったのでこうなりました
ここまで読んで下さりありがとうございます


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最強とは

うむ.........簪の機体を別のと組み合わせるのに時間がかかった
では、ご覧下さい。どうぞ


一夏side

あの後、箒とのタッグを取り消して考えていた

一「箒はダメだ、そしたらセシリアか」

一夏はセシリアとのタッグを考えた、頭の中でイメージした結果

一「セシリアはダメだ、琴との戦いになった時にスグにやられる」

そう考えて、次は鈴だ。また同じ様に考えたが

一「鈴はイケるかもしれないが、あいつの事だ。突っ走ってやられるだけだ」

紙に5人の名前を書いて、そしてバツを付けていく

一「今度はラウラだ」

そう考えて、ラウラはAICがあるが琴の相棒がどういう奴か分からない

一「やはり、シャルかな」

一夏は前のタッグでシャルのことを知っていたのでイケると考えて、自室を出た

 

シャルside

あの時の事が頭から離れずにいた

シャル(もし今度のタッグトーナメント戦で、一夏と琴さんが戦ったらどちらかが死ぬ)

そう考えている時にチャイムがなった

シャル「誰だろう?」

そう言って、扉を開けたら一夏がいた

ラウラ「嫁ではないか」

シャル「どうしたの?」

一「よっ」

ラウラ「どうした?」

一「シャルに用があってな」

シャル「何?」

一「今度あるタッグトーナメント戦の話なんだけど」

シャル「うん・・・・・」

一「シャルとタッグ組みたいんだ」

シャル「え・・・」

ラウラ「良かったではないか、シャルよ」

シャル「何で?」

一「お前と前にタッグを組んだ時によかったからな」

シャル「分かった、タッグを組むよ」

一「もう一つ、頼みがあるんだけど」

シャル「何?」

一「もし、アイツとの戦いになったら手を出さないでくれるか?」

シャル「え・・・・」

一「アイツとは一騎打ちで戦いたい」

シャル「わ・・・・分かった、手は出さない」

一「サンキュー、それだけだから後は俺から織斑先生に伝えておくよ」

シャル「うん・・・・・」

一「じゃ、また明日」

ラウラ「うむ、また明日」

シャル「ま・・・また・・・明日」

そう言って、一夏は部屋を出たのだった

その後、シャルはその場で座り込んでしまった

ラウラ「よかったではないか、シャルよ お前とはもう1度戦いたかったからな」

シャル「・・・・・・・・・・」

ラウラ「どうした?」

シャル「一夏が死んじゃう」

シャルはそう言って、震えだした

ラウラ「おい、大丈夫か」

シャル「大丈夫だよ」

青ざめながらもラウラに大丈夫と伝えたのだった

シャル(一夏が死んじゃう、私は見ていることしか出来ないの…?)

その後、シャルは泣くしかできなかった。ルームメイトのラウラが心配しても、大丈夫しか言わなかったのだった

 

整備室

話は打って変わって簪がいる整備室だった

簪は話をしていた琴と

簪「ありがとう、琴さん」

琴「良いよ、お手伝いできて嬉しいよ」

そう、あの時の言葉がキッカケで簪は琴に整備の手伝いを頼んだのだった

簪「ここがこうだから、あそこをいじれば」

琴「ここもいじれば良いんじゃないかな」

簪「なるほど、じゃあこことあそこをくっつけたら良くないかな?」

琴「良いんじゃないかな」

そんな話をしながら、2人は簪の専用機を完成していく

琴「後ちょいだね」

簪「ここまで、ありがとうね」

琴「良いよ、こちらこそだよ」

2人は笑いながら話をして作っていったのだった

それから2日で完成したのだった

琴「完成したね」

簪「うん!!」

そこにあったのは、黒が全体のメインとなった機体だ

簪「これならやれるかもしれない、この黒気楼(こくきろう)なら」

琴「やれるよ絶対」

簪「あのね、琴さん」

琴「何?」

簪「今度あるタッグトーナメント戦に一緒に出てくれない」

琴「いいの?」

簪「良いよ!!」

琴「ありがとう」

そう言って、2人は握手をしたのだった

 

廊下 一夏side

簪と琴が握手を交わした別の場所では、一夏が何者かに尾行されている事に気づく

一「あのさぁ、誰? 俺を尾行するのは」

???「ありゃ、バレてたか」

一「あんたは?」

一夏は尾行してきた水色髪の女に言った

???「私の名前は更識楯無よ、一応ここの生徒会長でありここの最強よ」

一「その、最強さんがなんか用」

???「貴方を鍛えてあげようかと思って」

一「この3日間、尾行してたろ」

楯無「そうよ」

一「始めっから尾行してるなら分かるけど、三日前からならトレーニングルームで鍛えてるだけだったからな、要らない」

楯無「いいの?最強が鍛えてあげるけど」

一「要らない。俺は今、現一年で最強だから」

楯無「言うじゃない」

一「なら、アンタの得意な競技で戦ってやるよ」

楯無「いいの?負けるわよ」

一「言ってろ」

そう言って、2人は柔道場にきて道着に着替えた

楯無「先に一本取った方の勝ちでどう?」

一「良いよ」

そして、タイマーを五秒にセットして整列した

そして、タイマーが鳴った瞬間に楯無は一夏の服を掴んで一本背負いをした

楯無(勝った)

楯無は勝利を掴んだと思ったのは束の間だった

一本背負いが決まらなかったのだった

今、楯無は一夏を背負っている状態だった

一「どうした?一本背負いをしないのか?」

楯無「なんで出来ないの?」

一「今、お前の服を掴んで俺の方に重心を向けてるから出来ないんだよ」

そしてその瞬間、一夏は重心を更に自分の方にして自分が倒れる形にして楯無を投げた

楯無「キャァァァ!!!」

そして、楯無は食らったのだった

一「俺流の巴投げッス」

楯無「負けたの?」

一「あんたの負けっすよ、最強(笑)さん」

楯無はまだ自分が負けたのを信じられなかった

楯無「信じられない」

一「あんたの負けだ、この勝負俺の勝ちだ」

そう言って、一夏は更衣室に向かった

楯無「まだよ!!もう1度やって」

???「何をしているのです、会長?」

楯無が喋っている最中に扉の方から声がしたのだった

一「お前は?」

???「初めまして、織斑一夏君 私は布仏虚と申します。このバカの使用人であり生徒書記をしている者です」

楯無「う・・・・虚・・・ちゃん」

虚「何をしているのですか、あなたの仕事はまだまだありますよ」

楯無「いや~〜~~〜~」

楯無の目が泳いでいた

虚「生徒会室に戻りますよ、会長」

そう言って、虚は会長を掴んで引きずって出ていったのだった

楯無「虚ちゃん・・・お尻が痛い・・・・・」

虚「知りません」

一「変な人たちだったな、でも俺を熱くしてくれなかったな」

そう言って、一夏は更衣室で着替えて自室に戻ったのだった

 

タッグトーナメント戦

一夏とシャルは第9アリーナで待つように言われて更衣室にいた

一「やっとこの日が来たな」

シャル「うん・・・・・・・・・・・」

一「シャル、どうした?」

シャル「ううん、何でもないよ。頑張ろうね!!」

一「そうだな!!」

2人はハイタッチをした

シャル「あ・・・・トーナメント表が出たよ」

そこに出たのは凄いトーナメント表だった

第1アリーナでセシリア・鈴チーム対5組の2人

第2アリーナで3組の2人対6組の2人

第3アリーナでは楯無会長と虚さんチーム対3年生の2人

第4アリーナでは箒と2組の人対2年生の2人

第5アリーナはラウラ・本音チーム対3年生の2人

第6アリーナでは7組の二人対4組の二人

第7アリーナは5組の2人対一二組の二人

第8アリーナは三四組対五六組の二人

そして、第9アリーナでは琴・簪チーム対一夏・シャルチームとなったのだった

シャル「これは!?」

一夏「最初っから、お前とか竹神ーーーーー!!」

シャルは一夏の顔を見ると一夏の顔は笑っていた、普通の笑い方ではない

狂気の笑い方だった

 

琴side

簪「これは凄いね」

簪は琴の方を見ると琴は笑っていた一夏と同じで

琴(貴方と死合ができる・・・・・・やっとよ)

簪「琴さん?」

琴「何?簪さん」

簪「嬉しそだね」

琴「嬉しいに決まってるわ」

そうよこの日を2人は待ち望んでいたのだから

琴「貴方と決着を付けてあげる」

 

琴・一夏side

琴・一夏「「お前を狩ってやる、この試合でな」」

シャルと簪は2人が物凄い顔でトーナメント表を見ているのに恐怖したのだった

 




今日はあと二つ書きます。
まずは、前からあった機体の説明からです
色々と変更点とかあるのでやります
今回も読んでくださりありがとうございます


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機体説明

今回は機体説明をしたいと思います
シャルも2話あたりで弾の補充と題して改造させました
(これは自分で思ったので変えさせていただきました)
他のヒロインは変わっていません
なので、今回は一夏、琴、簪、シャルの機体説明をします


織斑一夏の機体

 

機体名 聖天極覇・白式

 

見本にした機体

コードギアスのランスロットアルビオン

鉄血のオルフェンズのバルバトスルプスレクス

 

機体説明

両腕両足と尻尾であるアンロック装備をバルバトスルプスレクスから

体の全体とエナジーウイングをランスロットアルビオンから

 

武器

両腕の隠し荷電粒子砲 羅刹

360度の回転が可能

羅刹は雪羅の後継武器であり威力は前と変わらないが、一つの荷電粒子砲

が二つになったためかなりシールドエネルギーを消費する

 

両手両足の爪 武器名 なし

格闘戦となった場合、戦える様に設定した武器

 

エナジーウイング

コードギアスのランスロットアルビオンが使用したもの

色はランスロットと違い青である

琴のISと違い攻撃が出来ないので防御力とスピードに特化したものだ

 

アンロック装備 雪牙

鉄血のオルフェンズのバルバトスルプスレクスが使用したもの

色は全体的に白で尻尾の先がオレンジとなっている

バルバトスルプスレクスと同じなのだ

 

刀 雪片 雪麗

雪片弐型の後継武器であり二つの刀になったため

エネルギー量はハンパないがエネルギー量の配分を変えたため、シールドエネルギーに支障を来すことは無い

 

全体的

聖天極覇・白式は、前の白式よりも武器を豊富にした。それだけでなく、シールドエネルギー量を大幅に上げたおかげで、ワンオフアビリティーである零落白夜を他に使った攻撃が可能となった

作者(言わば最強の機体です)

 

 

 

竹神琴

 

機体名

覇天極聖・紅焔

見本にした機体

コードギアスの紅蓮聖天八極式の右腕 輻射波動腕と体全体

鉄血のオルフェンズのグシオンリベイクフルシティの両肩と両足

 

機体説明

コードギアスの紅蓮は右腕だけが輻射波動となっているが

紅焔は両腕が輻射波動となっている

更に両肩に自立可能な腕を搭載、これは鉄血のグシオンから

足はグシオンを使っているが輻射波動に耐える足にしたかったのでこうなった、更にスペックは一夏のISよりも上です

 

武器

両腕 輻射波動

コードギアスの紅蓮と同じで射つ事も可能

紅蓮と違うのが紅蓮の場合の輻射波動が放たれた場合に、ブクブクと膨れて破壊していたが、紅焔の場合はシールドエネルギーが削れると言う事

 

ライフル 焔玉と爆龍

二つの銃

主に両肩に装備可能である

形としてスナイパーライフルの形をしており、スコープが無く威力を上げるバレットが付いている

参考がソードアートオンラインのGGOシノンが持つスナイパーライフルを想像してくれると嬉しいです

 

エナジーウイング

紅蓮と同じで赤い翼となっている

一夏のISと違うのはエナジーウイングが攻撃可能となっているからである

 

全体的

紅蓮聖天八極式を思い浮かべてくれるとそれなりに似ている

作者(最初は琴が空手最強であるから、空手の様な機体にしたかったのですが、ロボットアニメで探してもピンと来るものがなかったので、それなら一夏がランスロットなら紅蓮だろと思いこうなりました。更にバルバトスならグシオンだろでこういう風になりました)

 

 

更識簪

 

機体名

黒気楼

 

見本にした機体

コードギアスの蜃気楼

ISの打鉄二式

 

機体説明

簪の機体である打鉄二式その物ですが、シールドエネルギーだけでなく

もう一つシールドを持つ機体であり、前の二つ以上に防御力は高めである

 

武器

薙刀 初夏

簪が持つ近接武器であり上と下に刃がある薙刀だ

 

ミサイル 春雷

打鉄二式同様だか、50発あるミサイルの中に更にミサイルが搭載している機体だ

 

ライフル 秋爽

ライフルの弾はプログラム可能となっており、敵の正体不明のビームなどを相殺できるようになっている

 

シールド 款冬

コードギアスの蜃気楼が使うシールドと同じでパソコンのパネルで操作しないとシールドが張れない

簪の場合、頭についている髪飾りを黒気楼と接続したらスグにシールドを張れるが装甲が弱いため、同時にパソコンを操作しないといけない

 

全体的

簪が使う打鉄二式と変わらない

作者(簪が扱う打鉄二式とコードギアスの蜃気楼が似てたので合体させました)

 

 

シャルロット・デュノア

 

機体名

ラファール・リヴァイヴ・カスタムIV(フォー)

 

見本にした機体

スーパーロボット大戦OGのアルトアイゼン・リーゼの両腕と両肩と背中のジェットパック

ISのラファール・リヴァイヴ・カスタムII

体全体

 

機体説明

前のラファールよりも武器が増えたので雰囲気が前のラファールよりも重みのある機体になりました

ラファールよりもアルトに近くなっています

 

武器

両肩武器 クレイモア

アルトと同じにしてある

 

右腕 シールドスピアー

アルトとラファールを組み合わせており、シールドスピアーは6回まで使用可能であり威力は輻射波動と同等

 

左腕 フリーガーハマー

そのまま付いており、9発まで打てる。

更にその九発も春雷と同じである

ストライク・ウィッチーズのサーニャが扱う武器

 

ライフルなどなど

 

全体的

威力とスピードが格段に上がり、シャル無双ができるようになった

作者(前のラファールだったら簪に負けるのではと思い改造に至りました。そして、誰もが思っているIII(スリー)は?ですが気にしたら負けです)

 

 

 

 

とまぁこんな感じです

他のロボットアニメから引用していますが

想像してかっこよかったら良しではないでしょうか?

次の話でこの4機が激突します

 

乞うご期待ください

こんな感じですが、ここまで読んで下さりありがとうございます

これからもインフィニット・ストラトス(仮)をよろしくお願いします

 

(早く名前を考えないとな)

 

 

 

 

 



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破壊とは

今回は一夏対琴の対決です
それではどうぞ


第9アリーナの両ピットでは、一夏とシャル、簪と琴がいた

 

一夏とシャルside

シャル(この戦いは、辞めさせるべきなのに止めれない)

シャルは心の中で自分の無力さを実感した

一「シャル、前に言ったこと覚えてるか?」

シャル「うん・・・・・覚えてる」

一「ありがとうよ」

一夏はシャルに礼を言って前を見た

シャル(言わないといけないのに)

シャルは心の中で一夏に辞めるように言いたいのに言葉が出なかった

シャルは心から好きな人が死んじゃうんじゃないか

その事が頭から離れずにいた。そして、勇気を振り絞って言おうとしたら

アナウンス「第9アリーナの対戦を始めます」

一「良し、行くか!!」

シャル「あ・・・・・・うん」

一「来い、聖天極覇・白式!!」

シャル「来て、ラファール・リヴァイヴ・カスタムIV」

2人はISを展開してアリーナに向かうのだった

 

琴と簪side

簪「頑張ろうね!!」

簪は琴にガッツポーズで言った

琴「うん!!」

2人はハイタッチをして気合い引き締めた

琴「簪さん、さっきの事お願いね」

簪「分かってる、琴さんは織斑一夏と戦いたいだったよね」

琴「そう」

簪「分かってる、負けないでね」

琴「うん!!」

そうこうしている内に

アナウンス「第9アリーナの対戦を始めます」

簪「行こ!!」

琴「うん」

2人は拳を当てて言ったのだった

簪「行くよ、黒気楼」

琴「やるよ、覇天極聖・紅焔」

2人はアリーナに向かうのだった

 

アリーナ

アナウンス「両チーム、所定の位置に」

アナウンスからそう言われて二チームは並んだ

簪は琴のことを見ると琴は一夏の方を見ていた

琴(あの続きがしたくてしょうがなかった)

一(お前の本気見せてみろ)

一夏と琴は笑った

その事を見ていた簪とシャルは心の中で(2人が笑ってる)っと感じていた

そして、アナウンス音のあとランプが点灯した

2人が笑いながら睨み合う内にランプが緑から赤に変わり対戦が始まった

 

始まると同時に一夏と琴はエナジーウイングを展開して上昇した

それを見たシャルは簪を見て戦いを挑んだ

一夏と琴は上昇と同時に戦いが始まった

先に仕掛けたのは一夏だった、両腕の羅刹を琴に目掛けて射ったが琴は余裕で躱して今度は琴が輻射波動を一夏目掛けて射った、それを一夏はエナジーウイングで防御して躱す

その後、一夏は雪片と雪麗を呼び出して突っ込んだ

それに便乗して琴も突っ込んだ

右の輻射波動腕と雪片が激突する

激突したあと、一夏は一旦琴から上に離れようとした時に琴は左肩の腕を展開して一夏の右足を捕まえて琴の方に引きずりそのまま両腕の輻射波動腕で攻撃してきたがそれを雪片と雪麗で止めて背中の雪牙を展開して琴の頭上から攻撃した

それを予想したのか琴は左肩の腕を離して回避した

そして、そのまま両肩を展開して焔玉と爆龍を呼び出して両肩に装備して一夏に撃った

一夏もそれを回避して追撃する

琴も同じように追撃する

そんな中で第9アリーナに来ている観客は唖然するしか無かった

それもそうだ、一夏と琴の戦いは普通の戦いの2倍早いスピードで戦っている。それを見ようとしたからだ

そんな事を知らず、一夏と琴は戦い続ける

そして、一夏と琴はエナジーウイングを閉まって地面に着いた瞬間走り出した

一夏は武器をしまい雪牙を展開して拳で殴ろうと用意を始めた

琴も同じ様に両肩を展開して輻射波動腕と両肩の腕で殴る用意をした

そして、2人が激突した

一夏は右腕で琴の顔面を殴り、琴はお腹に右の輻射波動腕で殴った

そして、一夏は雪牙を右から左に振り回したが琴の左肩の腕に止められた

琴は右肩の腕で一夏の顔を殴り、一夏は左足で琴のお腹を蹴った

そんな2人は二分間、両者後ろに引かず殴りあった

そんな中でも、2人は笑った

一「おもしれぇーーーーーー!!」

琴「楽しいわ!!」

2人は同時に下がって武器を展開、琴は両肩の銃をぶっぱなした

それを一夏は雪片と雪麗で切り落として、琴に近づく

琴も負けじと、銃だけでなくエナジーウイングを展開してエナジーウイングでも攻撃した

それでも両者一歩も引かない状態だ

だが、2人はは笑った

一琴「「お前を潰すーーーーーー!!」」

そして、一夏は零落白夜を発動して地面を蹴った

琴も両腕の輻射波動を前に出して地面を蹴った

そして、2人が激突した

 

シャルと簪side

シャルも簪も2人の戦いを見てしまっていた

シャル(あんな戦いするなんて)

簪(凄い!!)

シャルは心で祈ることしか出来なかった

シャル(死なないで一夏)

簪も心で祈った

簪(勝ってそんな奴に負けないで琴さん)

2人は戦うことをせずに一夏と琴の戦いを祈っていた

そして、2人が地面を蹴って一夏は零落白夜を発動した

琴も輻射波動を構えて応戦する形で向かった

そして、激突したが一歩手前で止まった

空から得体の知れないものが落ちてきたからだ

簪「何、あれ」

シャルは簪が言った方向を見ると全面的に黒くゴツイ武装をしたISがいた

シャル「あれは何?」

2人は固まったのだった

 

一夏と琴

一「ありゃあん時の」

琴「貴方が初めて戦った時に乱入してきたISに似ているわね」

一「だが違う」

琴「え!?」

琴は

一夏の方を見た

一「前のISではあんな後ろに尻尾が付いて居なかった」

琴「それって」

琴はそれを聞いてもう1度、ISを見た

その時

千冬「聞こえるか、全アリーナで戦っている諸君」

織斑先生がオープンチャンネルで回線を開いた

一「千冬姉、見えてるか」

千冬「織斑先生だ。ああ、見えてる」

一「観客の避難が最優先だったな」

千冬「そうだ、前とは違いレベル4の状態ではないからスグに避難完了だがそれまで戦えるか」

一同「了解!!!!!」

一「織斑先生、第9アリーナは俺とこいつでイケるからシャルと更識さんを別のアリーナに回してくれ」

千冬「やれるのだな?」

一「俺は織斑千冬の弟だぜ!!」

千冬「ふっ、分かった。死ぬなよ」

一「了解」

そう言って一夏は二人のところに行った

 

アリーナ内

一「シャル、お前は別のアリーナにいけ」

シャル「僕もここで戦うよ」

シャルも自分も戦うと言った

一「ここは俺とこいつで食い止める。他のアリーナに行って先輩やラウラ達を助けろ」

琴「簪さんも同じよ」

シャル「でも・・・・・・・」

一「大丈夫だよ、負けねぇから」

シャル「・・・・・・・・・うん、分かった」

簪「私もわかった」

そう言って、2人は別のアリーナに向かったのだった

一「お前も別のアリーナに行って良かったんだぜ?」

琴「貴方が別のヤツに負けるのは嫌なのよ」

一「俺もお前が負けるのは嫌だぜ、こんなにも楽しい戦いが出来る奴他にいねぇ」

琴「なら、やりましょ」

そう言って、構えた

琴「後それと」

構えた瞬間に琴は一夏に言った

一「なんだよ」

琴「お前やアイツ何かで呼ばないで私には竹神琴って名前があるから」

一「分かったよ・・・・・・・・・行くぞ、琴」

琴「最初っから下の名前で・・・まぁいいわ」

そして、2人は構え直して九本の尻尾を持つ無人機に向かったのだった

 

アリーナ内

九本の尻尾を持つ無人機を相手にするからには対策をしながらいく

一「琴、エナジーウイングで飛びながら遠距離射撃だ」

琴「分かった」

2人はエナジーウイングで大きく上昇して無人機に遠距離射撃をした

一夏は羅刹で琴はエナジーウイングと焔玉と爆龍で

そして、2人は相手が煙で見えなくなるまで攻撃した

一「これでどうだ?」

琴「これでやれたかしら」

そう言って2人は煙が消えるのを待った

そして、2人が見たものは

一夏 「!?」

琴「!?」

そこにあったのは尻尾で防御する無人機がいた

一「そんなのありかよ」

琴「ホントに」

2人は少しビビったのだった

 

第1アリーナ

ここはセシリアと鈴が戦っている場所

ここにも尻尾の無人機が現れた

鈴とセシリアは先に対戦相手を避難させて無人機を見た

だが、一夏達の戦っている無人機と違い尻尾は1本しか無かった

鈴「やるわよセシリア!!」

セシ「ハイですわ」

2人は様子見で遠距離射撃した

そして、煙が晴れた瞬間

鈴とセシリアは目を疑った

そこにあったのは砂で覆いかぶさった無人機だった

鈴「砂で攻撃を防いだの・・・?」

セシ「有り得ませんわ」

2人は突撃をしたのだった

 

他の所も同じ様なものだ

第2アリーナでは二本の尻尾が付いた無人機で青い炎を扱っていた

第3アリーナは三本の尻尾の無人機で高周波と霧で戦ってきた

第4アリーナには四本の尻尾の無人機が灼熱の溶岩で攻撃してきた

第5アリーナは五本の尻尾を持つ無人機で体から湯気を出して突進してきた

第6アリーナは六本の尻尾の無人機で泡を操って攻撃を回避した

第7アリーナは七本の尻尾の無人機で鱗粉で攻撃を回避してアリーナにいる選手を混乱させた

第8アリーナは八本の尻尾の無人機で墨で攻撃してきた

全アリーナはほぼ混乱状態であり苦戦状態だった

勝てる見込みがあるのか

 

 

 

 

 

 

 




今回ははここまでです
最後の無人機はNARUTOの尾獣を引用しました
一夏達にもっと強くなって欲しいからです
ここまで読んでくださりありがとうございます
次回、タッグトーナメント戦&尾獣無人機戦終わりです


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一撃とは

鈴とセシリアside

鈴「これじゃあ、シールドエネルギーが減る一方ね」

セシ「そうですわね」

鈴とセシリアは敵の攻撃を避けながら戦っているが

シールドエネルギーが無くなることを劣勢に考えているせいでいい攻撃が出来なくなっている

鈴「セシリア、あんたシールドエネルギー全部使って一撃で決めれる?」

セシ「どういうことですの?」

鈴「私が囮になるから、あんたはあいつのスキを狙って一撃で決めれる」

セシ「なるほど、それしか考えられませんわね」

鈴「一撃で決めなさいよ」

セシ「鈴さん、あまり舐めないでくださいますか。私はイギリス代表候補生ですのよ」

鈴「信じてるからね」

2人は拳を合わせた

そして、鈴は一尾無人機に攻撃を仕掛けた

一尾無人機の攻撃を避けながら龍咆で攻撃して鈴に注意を向けさせた

セシリアは全エネルギーをビームライフルに込めた

セシ(この一撃に全てをかけますわ)

セシリアはスコープを見て狙いを定めた

鈴は双天牙月で攻撃していく

鈴(こっちに来なさい)

鈴はセシリアが狙い撃つ場所まで誘導していく

鈴「クソッ」

全然、攻撃が当たらないがこちらに注意が行っていることに代わりがなかった

鈴(セシリア、やっちゃいなさいよ)

鈴は渾身の一撃で双天牙月を振り回したがそれを一尾無人機は砂で止めた

鈴「アンタ馬鹿でしょ」

鈴はそう言ってセシリアに向かって言った

鈴「やりなさいよ、セシリアーーーーーーーーー!!」

セシ「そのつもりですのよ」

鈴は双天牙月を離して一尾無人機が何処かに行かないように掴んだ

セシ「これで終わりですのよ」

セシリアは一尾無人機と一緒に鈴も撃ったのだった

辺りは砂煙が舞った

セシ「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、鈴さん?」

砂煙が消えて鈴と一尾無人機が見えた

鈴「やるじゃない」

無人機は停止した

そして、セシリアと鈴も地面に倒れたのだった

鈴「こんなこともうやりたくないわ」ガク

セシ「そうですわね」ガク

2人は気絶したのだった

 

箒side

箒は四尾無人機と一人で戦っていた

箒(こんな所で道草などくっていられるか)

箒は四尾無人機を圧倒して攻撃していた

四尾無人機も負けじと攻撃するが箒はそれををもろともせず刀で切り伏せた

箒(早く、一夏のところに行かなくてはならん)

箒「これで決めてやる」

そう言って箒は刀を一本仕舞い、刀を高らかに上げて突っ込んで

一刀両断したのだった

箒「待っていてくれ、一夏!!」

そう言って、箒は一夏の居る第9アリーナに向かったのだった

 

楯無と虚side

虚「会長、避難完了したそうです」

楯無「そう、こっちも終わりにしましょう」

そう言って、楯無は槍を構えた

三尾無人機は丸まって回転して突っ込んできた

楯無「ハァーーーーー!!」

槍を突っ込んだが弾かれた

楯無「クソーーー!!当たらない」

虚「私が、マシンガンで撃って止めます」

そう言って、マシンガンを取り出して撃った

三尾無人機は堪らず止まった

楯無「ナイスよ、虚ちゃん」

楯無は渾身の一撃で突いたのだった

その瞬間、三尾無人機は爆発したのだった

虚「大丈夫ですか、お嬢様?」

楯無「これくらいどうってこと無いわよ」

そう言って、楯無はホコリを祓った

楯無「他のアリーナが気になるから行きましょう」

虚「分かりました」

そう言って、楯無達は第6アリーナに向かうのだった

 

シャルとラウラと本音side

シャル「ラウラ!!手伝いに来た」

ラウラ「ありがとう、助かった」

本音「ギリギリなのです」アセアセ

三人は前を向いた、五尾無人機は煙を出して突っ込みの勢いを上げていた

ラウラ「私のAICで止めている時に本音はシールドスピアーで攻撃、シャルロットも強化型シールドスピアーで攻撃だ、2人とも左右に別れろ」

ラウラに言われて、2人は配置についた

その瞬間、ラウラに向かって五尾無人機が突っ込んだ

ラウラはAICで食い止めるが後ろまで引きずられて壁にぶつかった

ラウラ「今だ、2人とも」

本音「これでも喰らえ」

本音は左から

シャル「この一撃、重いよ」

シャルは右から攻撃した

本音は5発、シャルも5発撃った

だが、五尾無人機は動きを止めた

ラウラ「これで終わりだ」

ラウラはレールカノンの照準を五尾無人機に合わせた

そして、ゼロ距離から撃った

そうして、五尾無人機は機能を停止したのだった

シャル「ラウラ!!やったね」

本音「ラウラちん、よく頑張ったのだ」

ラウラ「はぁ、はぁ、はぁ、ああ」ガク

ラウラはその場で倒れた

シャル「ラウラ!?」

シャルはラウラの近くに行って意識を確認した

シャル「気絶してるだけだ」

本音「誰よりも頑張ったからね」

本音はラウラを抱えた

本音「シャルるんはイッチーのところに行ってここは私がいるから」

シャル「ありがとう!!」

シャルは本音にお辞儀して第9アリーナに向かうのだった

 

簪side

簪は第6アリーナに向かった

簪「大丈夫ですか?」

女1「助かったわ」

簪「ここは私が食い止めます、皆さんは避難誘導を」

女2「分かったわ」

簪は四人を下がらせて一人で戦い始めた

簪(どんな戦い方をするの)

簪は分からずシールドを展開して様子を見た

六尾無人機は口が開き中から泡が出てきた

簪(泡!?)

簪は分からず、シールドを展開したまま前に進んだ

その時、簪の肩に泡が触れた瞬間、爆発したのだった

簪「キャーーーーーー!!」

それを境に泡が簪を襲う

簪(こんなの無理だよ)

簪は弱音を吐いたが諦めきれなかった

簪(ここは後ろに下がって、泡をミサイルで失くす)

そう思って簪は一旦下がってミサイルの用意をした

簪「コンマ数センチミスれば私は大やけどだな」

そして、キーボードの打ち込みが修理して狙い撃った

簪「狙い撃つぜーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

キーボードのenterを押してミサイルを放った

泡とミサイルがぶつかり合って無数の爆発が起きる

そして、更に簪は奥の手を使うためキーボードを触り始めた

ミサイルにウイルスを仕込んだ

簪(これで、あいつは泡を出せない)

簪はenterを押してミサイルを発射させた

簪「当たれ当たれ当たれ当たれ!!」

そして、六尾無人機に当たった

簪「良し!!」ガッツポーズ

六尾無人機は泡が出せなくなった瞬間

簪を攻撃するために走り出した

簪はそれに迎え撃とうした瞬間

楯無「よく頑張ったわ、簪ちゃん」

楯無が上から槍で撃ち貫いたのだった

簪「お姉ちゃん!!」

簪は楯無が現れたことにドッキリした

虚「大丈夫ですか?簪様」

簪「ありがとう」

虚に安否を確認されて答えたその時、楯無が簪の頭を撫でた

簪「お姉ちゃん!?」

楯無「よく頑張ったわ、それでこそ私の妹!!」

それを聞いて簪は泣いたのだった

簪「うわぁーーーーー!!お姉ちゃん!!」

楯無「他の所もまだ終わってないわ向かいましょう」

簪は涙を拭いた

簪「うん!!」

そして、三人は第9アリーナに向かうのだった

 

千冬side

教師1「第6アリーナ、第7アリーナ、第八アリーナの無人機停止しました」

千冬「そうか、後は第9アリーナか」

山田「織斑先生、怪我人の収容完了しました。それと観客の怪我人はゼロです」

千冬「分かった。みんな、まだ気を抜くなよ」

一同「はい」

みんなの士気を高めるため千冬は言った

千冬「山田くん、第9アリーナの状況は?」

山田「今、モニターに出します」

山田先生は第9アリーナのモニターを出した

そして、管制室の一同は驚愕した

 

箒とシャルと楯無と虚と簪side

5人が第9アリーナについた

箒「シャルロットよ、中に行くぞ」

シャル「待って」

箒は何が何でも一夏の所に行きたかったのだった

簪「シャルロットさん」

シャル「更識さん!!」

虚「中はどうなっているのでしょか」

シャル「分かりません」

楯無「言葉を話してるよりも行きましょう」

三人は会長が言ったことに賛成して進んだ

そして、5人がアリーナに到着した時、5人が目にしたのはありえない光景だった

 

第9アリーナ

五人と管制室が目にしたのは全体が穴だらけで戦争でも起きたくらいの戦場だった、そこに壁にめり込む一夏と地面にうつ伏せでめり込む琴と琴の頭を踏み台にする九尾無人機がいた

千冬「なんてことだ」

山田「スグに教師部隊を送ります」

千冬「任せた」

山田「はい!!」

山田先生は受話器持って連絡した

千冬(死ぬなと言っただろ一夏・・・!)

千冬はアリーナの光景を見て少し動揺したのだった

 

シャル「一夏!!」

簪「そ・・・・・・・そんな」

楯無「ここで何が起きたの?」

虚「所々に穴がありますがISの攻撃でここまで酷くなるはずがありません」

虚はこの光景を見て言った

その時だった

シャルの横の箒が前に出た

箒「貴様が一夏をやったんだな!!!!!!!!!!」

箒は刀を二本出して切りかかった

楯無「駄目よ!!力量が分からないのに突っ込むのは無謀よ」

箒「うるさい」

そして、箒は九尾無人機に突っ込んだ

箒は二本の刀で切りかかったがその刀を二本の尻尾で受け止めた

そして、箒の体に七本の尻尾を絡めた

箒「クソ、外れろ」

箒の体に巻きついた尻尾は外すことが出来なかった

そして、九尾無人機の口が開いた

簪「まさか、泡を出すの」

そう思ったが九尾無人機の口から赤と青の泡が出てきた

シャル「何、あれ」

シャルは分からず見ることしか出来なかった

そして、九尾無人機の口の真ん中で赤と青の泡が混ざり始めた

楯無「何あれ」

九尾無人機の口の真ん中に黒紫の玉が出来た

その瞬間、玉を箒に向けて放った

その玉は箒に当たった、そして体に巻きついた尻尾を抜いた

箒は玉の威力に押されて後ろに弾き飛ばされた

その次の瞬間、箒ごと玉は弾けて爆発した

簪「キャーーーーーー!!」

簪は伏せた

他の三人も伏せた

そして、起き上がり目の前を見ると全身やけどした箒が立っていた

箒「ガハッ」ドサ

箒はそのまま倒れた

九尾無人機はその倒れた箒を尻尾で叩いて横の壁に叩き込んだ

シャル「箒ーーーーー!!」

シャルは九尾無人機の攻撃が届かない所を飛行して箒のところに行った

シャル「まだ意識があ・・・・・・・・・・え」

シャルが箒を見ている時、後ろに九尾無人機が現れたのだった

シャル(死ぬ)

そう思った瞬間、九尾無人機の頭に弾丸が当たったのだった

???「どこ見てやがる、この腐れ無人機が」

シャルは声がした方を見ると一夏が壁から起き上がって羅刹を九尾無人機に向けていた

シャル「一夏ーーーーーーーー!!」

シャルは良かったと安心した瞬間、九尾無人機は一夏の方へ向かった

一「このクソッタレが!!」

雪牙を展開して九尾無人機を攻撃したが素早いため当たらない

一「クソ」

そして、目の前に現れた九尾無人機の攻撃を諸に受けた

一「グハッ」

そして、また九尾無人機は一夏を壁に叩き込もうとしたが

後ろから攻撃を受けた

???「どこ見てるのよ、このポンコツが」

簪「琴さんーーーー!!」

琴が輻射波動で攻撃したのだった

琴「何やられてるのよ、織斑一夏!!」

一「うるせぇよ、琴」

そう言って、2人は九尾無人機目掛けて輻射波動と羅刹を思いっきりぶっぱなした

全部が命中したのか分からず煙で九尾無人機が見えない状況だ

楯無「やったの?」

楯無は琴の横に行き言った

琴「分かりません」

シャル「一夏、大丈夫?」

一「ああ、まだ大丈夫だ」

そう言った瞬間、一夏の首に九尾無人機の尻尾が巻きついた

一「グハッ」

シャル「一夏!!!!」

一夏は首に巻き付く尻尾をパンチで振りほどこうとしたが外れずにいた

そして、煙が晴れた瞬間一夏は唖然とした

九尾無人機の口に黒紫の玉が出来上がっていた。それも箒に撃った玉以上に大きいのが

一夏「シャル・・・・・・・離れろ!!」

一夏は雪牙でシャル目掛けて射出して琴の方に投げた

シャル「一夏ーーーーーーー!!」

そして、次の瞬間一夏の目の前で黒紫の玉が弾けたのだった

 

管制室

千冬「何が起きた!?」

山田「わかりません、ですがカメラが壊れました」

千冬「他のカメラを起動して映せ」

山田「今やってます」

千冬「教師部隊はまだか?」

教師3「今着いたそうです」

千冬「突撃して、状況説明!!」

教師3「分かりました、教師部隊長・・・・状況説明を」

部隊長「煙でどうなっているのかわからない状態です」

千冬「クソ」

千冬は壁を殴ったのだった

 

第9アリーナ

虚「大丈夫ですか?皆さん」

楯無「大丈夫よ」

簪「うん」

シャル「大丈夫です」

琴「はい」

みんな大丈夫だったが辺りは砂煙で見えない状態だった

虚「何が起きたのでしょうか」

シャル「一夏は無事なの」

シャルは一夏の方向を見た

簪「煙で見えない」

数秒経った頃、砂煙が晴れてきた

シャル「はれて・・・・・・・き・・・・・・・・・た!?」

シャルが見たのはとんでもない光景だった

一夏のISは左腕の装備が破損していた

それだけでない一夏の体は大やけどしていた

琴「2人とも離れて」

琴が簪とシャルに言った後、九尾無人機に突っ込んだ

琴(体に輻射波動を叩き込んでやる)

そう思ったが九尾無人機は一夏を琴の方に投げた

琴「きゃ!?」

一「ガハッ」

琴「大丈夫?織斑一夏」

一「まだ・・・死ねるかよ・・・!」

琴「そうよ、死んでもらっちゃあ困るわよ」

一「だが、左は使い物にならないけど次で決める」

琴「よく言うわよ、そんな体で」

一「琴・・・・・・・力貸せ」

琴「いいわよ、貴方と今組んでるんだから」

一「ありがとよ」

琴「で、どうするの?」

一「奴が黒紫の玉を撃つ間、数秒だけ時間がある。そこを狙う」

琴「なるほどね、それで」

一「俺の零落白夜で突破口を作る、そのスキにお前のフルの輻射波動を放て」

琴「分かったわ、しくじらないでね」

そう言って一夏は壊れかけの白式に言った

一(白式、あと少し力貸せ)

その瞬間、一夏が持つ雪片が零落白夜のビームサーベルに変わった

一「ありがとよ」

琴も左の使い物にならない輻射波動腕を外して右の輻射波動に全エネルギーを入れた

琴「父さん、あの技使わせて貰うね」

そして、一夏を筆頭に琴が続いた

一夏は考えていた、あの時千冬姉から教わった技を

 

一週間前

一「なんか、教えてくれるのか織斑先生?」

千冬「今は千冬姉でいい」

一「ああ、千冬姉何を教えてくれるんだ?」

千冬「お前が二刀流になったからな、昔篠ノ之先生から教わった技をお前に教えてやる」

一「どんな技なんだ?」

千冬は右で刀を持ちダミーISを自分の目の前に出現させた

千冬「見ておけ」

次の瞬間、千冬は目の前のダミーISに向かって突撃した

そして、飛んでダミーISの頭に刀を叩き込んだ後、左手で棟の真ん中を二重の極みで叩きこんだ、そしてダミーISを真っ二つにした

一「スゲー!!」

千冬「二伝一鉄(ふてんいってつ)という技だ」

一「二伝一鉄?」

千冬「そうだ、最初の一撃で上から相手の頭に刀を叩き込んでその後

二重の極みで更に叩き込む技だ」

千冬は淡々と言った

一「何でそんな技を今まで使わなかったんだ?」

千冬「使えるわけがなかろう、篠ノ之流の中でも殺人技に入る技だ」

一「!?」

千冬「この技は篠ノ之先生から一度だけ教えていただいた技だ、もしもの時のためにだ」

一「それが今なのか?」

千冬「そうだ、この技をお前に継承する」

 

第9アリーナ

そして、一夏は千冬姉から教えてもらった技をする為に構えた

九尾無人機はもう一度同じ技をするために黒紫の玉の準備に入った

その瞬間を一夏と琴は見逃さなかった

そして、一夏は突撃した

それに続くかのように琴も突撃した

 

シャル「2人は何をしようとしてるの?」

簪「わからない」

楯無「今は見守りましょう」

虚「皆さんこちらに」

虚はまたあんな技が来ないようにシールドを張った壁を用意した

楯無「良くやったわ、虚ちゃん」

四人と怪我人はそこに退避したのだった

 

一夏は千冬姉に修行してもらった時のことを思い出して飛んだ

一(見ていてくれ、千冬姉。 これが俺流の二伝一鉄だーーーー!!)

一夏は九尾無人機の頭に一撃目を当て、そして、渾身の二重の極みを叩き込んだ

九尾無人機は黒紫の玉を出す前に苦しみ出した

九尾無人機「!?!?!!?!?!!?!?!?!!?!?」

その瞬間を見逃さず一夏は倒れ込んで琴に言った

一「やりやがれ、琴ーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

琴は九尾無人機の懐に右の輻射波動腕を叩き入れた

琴「弾けやがれ無人機ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

その瞬間、九尾無人機の全体に輻射波動が発動した

そして、九尾無人機は機能を停止して琴と一夏を巻き込んで爆発したのだった

 

その後、2人は重症だった

一夏は左腕が骨折、全治3ヶ月と全身やけど打撲切り傷などなど

琴は大やけどと打撲と切り傷などなどだった

箒は全身やけどだ

あの後、この事件を尾獣事件として一夏が卒業しても語られる事件となった

 

一夏と琴は同じ病室で治療を受けるのだった

 




終わった、やってやった
誤字脱字がございましたら報告ください
誤字脱字の報告いつもありがとうございます
こんな話ですが
見ていただきありがとうございます
次回も頑張りますのでよろしくお願いたします


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戦いとは

病室

全治3ヶ月と言われたがここは天下のIS学園、医療機器など凄いものが沢山あるおかげで全治1ヶ月で済んだが絶対安静らしい

一「暇だな」

琴「そうね」

一「なんで、お前と一緒なのか分からないな」

琴「私もそうよ」

一「喋ることがないならさ、お前のこと教えてくれないか」

一夏はベットに座って琴の方を見た

琴「何で?」

一「お前のことを強いヤツと考えているが、どんなやつか知らずに強いヤツと決めつけるのわよ」

琴「なら、あなたの事も教えてもらえるかしら」

琴も一夏の方を向いて座った

一「いいぜ、なら質問だ」

琴「何?」

一「家族は何人だ?」

琴「家族は私を入れて三人家族だった」

一「だった?」

琴「私が小学3年の時に爆破テロでなくなった」

一「あの女尊男卑主義者によるテロで死亡者がゼロって」

琴「死亡者0は嘘、隠蔽したの今の総理大臣が」

一「ごめん、なんも知らずに家族のこと聞いて」

琴「良いのよ、私の中でママとパパの温もりがまだあるから」

一「そうか」

琴「じゃあ、あなたの家族は何人なの?」

一「千冬姉入れて四人家族、でも親父とお母は俺が5歳の時に失踪した」

琴「え!?」

一「失踪したところで千冬姉が俺の母みたいなものだからな」

琴「そうなんだ」

一「まぁ、お前と同じような物さ」

琴「全然、違うじゃない」

一「違うくねぇよ、千冬姉がモンド・グロッソで優勝してからは本当に一人だった」

一夏は備え付けの水を飲んだ

一「千冬姉は色んなところに引っ張りだこでろくに家にも帰ってこない。

そんな日が何時もだった」

琴「そう」

一「俺にとって家族の意味ってのは良く分からないんだよ」

琴に向かって苦笑いする

一「そんな時からかな、千冬姉に守られてばかりは嫌だと思って千冬姉を守れるようになりたいと思ったのは」

琴「それが貴方の原動力?」

一「昔はな、今はただ強くなりたいだけだ」

一夏は両手を握った

一「次は俺の番だ、夢はあるのか?」

琴「夢・・・・・・・・・・・・」

琴は下を向いた

琴「昔はあった。でも今はない」

一「昔はどんな夢があったんだ」

琴「昔はパパの様な人になりたかった」

一「そんなに凄かったのか、お前の父親は」

琴「世界大会に出たり、オリンピックにも出たことがあったらしい」

一「そうなのか」

琴「だから、父親の様になるのが夢だった」

一「じゃあ、今は何で無いんだ?」

琴「夢を追い求めるうちに怖くなった。それだけ」

一「そうか」

琴「それじゃあ、貴方の夢は?」

一「俺も無い」

琴「同じじゃない」

一「お前と違って昔から夢って何ですかって言われても答えられなかった」

一夏は左拳を右手で覆い被せた

一「父親や母親の顔も知らないから夢が語れないし、千冬姉の力になりたいのは昔から思っていたことで夢じゃないから」

琴「そうなんだ」

一「バカバカしくなったな、次の質問だ」

一夏は琴に質問していった、琴も一夏に質問した

2人は自分しか知らないことを話せた

自分の中身をぶちまけられた

質疑応答を毎日続けた、そしたら一夏も琴も似たもの同士である事に気がついたのだった

 

一(琴は俺と似た奴だな)

琴(一夏は私と似ている)

2人は退院するまで質疑応答を続けたのだった

 

 

教室

一(今日から復帰だ)

そう、昨日退院出来て今日から授業復帰なのだ

そして、教室の中に入った

一「皆、おはよう」

本音「イッチー、復活なのだ」

一「おう!!」ガッツポーズ

シャル「面会出来ないから心配した」

ラウラ「そうだぞ」

セシ「本当に良かったですわ」

一「皆、済まなかった」

たわいの無い話をしていると

箒「一夏!!貴様はたるんでいる!!今日から特訓だぞ」

セシ「箒さん、一夏さんは病み上がりですから今日は」

箒「病み上がりだろうとたるんでいる者には特訓が一番だ」

ラウラ「だが、ISの特訓は出来ないのではないか?」

一「ああ、今は倉持重工に預けてるから」

そうだ事件後、俺のISと琴のISはダメージレベルc

まで行ったのでそれを直すために倉持重工に預けたのだった

鏑木さんは泣いていたそうだ

一「だから、今回は無理だ」

箒「ならば、剣を磨くぞ。放課後は道場に来い」

???「それは怪我人に言っているのか?」

箒「そうです、一夏の怪我はたるんでる証拠なので鍛え直すのです」

???「ほぉ〜、それは更に怪我を増やすことではないのか」

箒「そ・・・・・・うです・・・・・千冬さん!!」

千冬「織斑先生だバカモン」

箒は一夏達の前で拳骨を食らった

箒「一夏、お前のせいだぞ」

一「いや、お前の自業自得だぞ」

千冬「さっさと戻らんか、小娘共」

山田「それでは授業を始める前に今度ある文化祭について話し合いをします」

そう、来月の真ん中に文化祭があるのだ

そうして、俺ではなく代理でセシリアが進行してくれている

理由は怪我の状態を見てだそうだ

セシ「それでは文化祭では何がしたいですか?」

話し始めると

織斑一夏のポッキーゲーム

織斑一夏の添い寝

織斑一夏のホスト

織斑一夏の・・・・・・・・

殆どが織斑一夏と付いたものばかりだ

一「却下だーーーー!!ボケ!!」

一同「えぇーーーーーー!!」

一「分かれよ、文化祭はみんなが頑張るものなのに何で俺が一番頑張るんだよ」

一夏は全員に理由はなんだと言った

一同が「男がいるのだからこんなんで」

一夏は殴りたくなったのだった

そんな時にラウラが言った

ラウラ「一夏が嫌なのならば喫茶店でいいのではないか?」

女1「それもいいわね」

女2「いい案かもしれない」

みんなが納得し出した

シャル(前に言った時のことを思い出したんだ)

シャルはラウラを見て思ったのだった

セシ「でしたら、これでイキますが反対意見はありますか?」

全員が一致の答えで

一同「ありません」

そして、文化祭の出し物が決まったのだった

 

話が終わり授業が始まりそうこうしてるうちに放課後になった

箒「特訓をするぞ一夏」

一「織斑先生に言われたろ」

箒「うっ、でも貴様がたるんでるのには変わりがないのだ」

文句をつけて特訓をしようとせがんで来る時に

琴「失礼致します、織斑君いますか?」

一「琴か?どうした?」

琴「話があって」

一「分かった、今行く」

箒「話は終わってないぞ」

一「話は終わったろ、俺行くわ」

そう言って琴と一緒に一夏は出て行ったのだった

それを箒は睨む形で見続けたのだった

 

屋上

琴は一夏を連れて屋上に来た

一「話ってなんだ?」

琴「これからの事を話そうと思って」

一「これからの事?」

琴「私達は色んな事を話したおかげで家族みたいな感じになったじゃない」

一「そうだな」

琴「だから、トレーニングルームを2人で一緒に使うのはどうかな?」

一「え!?」

琴「2人で一緒に使えば相手の弱い部分が見えてそれを参考に出来るとは思わない?」

一「なるほどな」

一夏は腕を組んだ

琴「だからどうかしら」

一「いいぜ、どうせ今は俺もお前も練習を禁止されているからな」

琴「そう、だからこそ今のうちに考えたことを言っとこうと思って」

一「分かった」

琴「ありがとう」

2人は顔を見あって笑ったのだった

一「そういえば、お前のところは何をやるんだ文化祭?」

琴「私たちのところはゲームコーナー」

一「なるほど」

琴「あなたの所は?」

一「俺のところは喫茶店だ」

琴「貴方のクラスが考えそうな所ね」

一「ははははは」

琴「それだけだから、帰るわ」

一「分かった」

2人は屋上から降りて自分たちの部屋に戻ったのだった

 

 

シャルside

この頃、一夏は琴さんと一緒にいる事が多くなった

怪我が治ってからはトレーニングルームで2人で汗を流したり

食堂で見かけたら一緒に食べていたりして私達とは違い楽しくやっていた

簪さんとは仲良くなったおかけで琴さんの話になると2人で話し合ってる所を見たようだ

シャル「2人は前まで仲が悪かったのにどうしてだろう」

簪「分からない、でも2人が一緒にいるようになったのは事件後だからなんかあったのだと思う」

シャル「あの2人が何を考えているのか分からないね」

簪「うん」

食堂で2人で喋っている時にラウラやセシリア、鈴が来た

鈴「本当にそうよ」

シャル「鈴?」

鈴「この前、遊びを誘ったら琴と特訓だから辞めておくだって」

セシ「竹神さんとは何があったのでしょうか?」

ラウラ「うむ」

簪「分からない」

5人で悩んでいたのだった

そんな時に

本音「何か?お困りですか」

ラウラ「本音か」

シャル「一夏と琴さんのことが知りたくて」

本音「なるほど、2人だったら今度出かけるらしいよ」

5人「なんだって(んだと)(ですって)」

本音「これは情報だよ、情報にはそれだけの対価が必要だよ」

本音の顔は凄い笑い方になっていた

ラウラ「何が欲しいんだ」

本音「ここの食堂にある一番高いミックスダブルホイップパフェ、しかも上にケーキが乗ったもの。値段は4200円」

5人は息を飲んだのだ

ラウラ「分かった買ってやろう」

シャル「ラウラ本気?」

セシ「ですが、情報を聞いてしまった後では後戻りできませんわ」

簪「なかなかやる本音」

本音「かんちゃん、舐めないでくれる」

鈴「買ってあげるしか道はない」

そうして5人は割勘して本音に買ったのだった

本音「ありがとう」

鈴「出費がでかいなぁ〜」

セシ「あなただけですわ」

鈴「クソーーーーーー!!」

鈴は泣いたのだった

それをあやすラウラとシャル達だった

 

校門前

そして、土曜日になった

琴は一夏を待っていた

琴「今回はアイツに借りを返すために聞いてくれたことには感謝ね」

そう、あの事件で何回も助けられるシーンがありそれが嫌で今回のことになったのだ

琴「はぁ〜」

一「お前が呼び出したのにため息とはシャレにならないな」

そう言ってバイクに乗った一夏が現れた

琴「へぇ〜、免許持ってたんだ」

一「夏休みにな」

琴「バイクの名前は?」

一「GSX-S1000って名前だ」

赤と黒のバイクに乗っていた

琴「結構、お金がかかるんじゃないの?」

一「俺は初の男性操縦者だからそういったインタビューとかの金で買った」

そう言って一夏は椅子の下を開けてヘルメットを出した

一「ほらよ、お前のヘルメットだ」

琴「ありがとう」

琴はそう言ってヘルメットを付けた

一「今日行きたいところはなんだよ」

琴「墓地よ」

そう言って一夏の後に座ったのだった

一「誰かのか?」

琴「そうよ」

そう言って2人は発進したのだった

 

 

 

 

 

 




今回は一夏と琴を急接近させようと思っていましたのでこんな感じになりました
琴をもっと一夏のことを好きになって欲しいと思いこうなりました
今回も誤字脱字がありましたらお願いたします
今回も読んで下さりありがとうございます。


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恋とは

お待たせしました
考えて考えて出来ました
それではどうぞ


墓地

琴「ごめんね、全然来れなくて」

琴と一夏は、今墓地に来ている

それは何故か、それは琴の父親と母親が眠っている場所だからだ

琴「お墓汚くなってるね、今から綺麗にするから待っててね」

一「俺も手伝う」

琴「ありがとう」

一「全然来てなかったのか?」

琴「小学4年からは全然来てなかった。中学生になったら倉持重工のテストパイロットとしてお金稼ぎしてたから」

一「ふーん」

2人はお墓の手入れを続けた

一「それで、なんで来たくなったんだ?」

琴「・・・・・一つは夢を見つけに、もう一つはパパとママに今までの自分の報告かな」

一「そうか」

そして、お墓は綺麗になった

琴「花を買うの初めてだから迷ったけど、目に入って綺麗だと思ったから」

そう言って、琴は両方の花立に花を差し込んだ

そして、手を合わせようとした時

一「線香とか無いのか?」

琴「買えなかったから無い」

一「なら」

一夏はポケットから紙箱を取り出した

琴「それは?」

一「タバコだよ」

そう言って一夏はタバコを一つ出し、ポケットからライターを出して火をつけた

一「琴のお父さん、お母さん、すまねぇが線香の代わりにしてくれ」

一夏はそう言ってタバコを中心の線香置きに置いた

一「こんなのしかない、すまねぇな琴」

琴「良いよ、ありがとう」

一夏は琴に言ってから手を合わせた

琴もお礼を言ってから手を合わせた

一夏は先に目を開けて琴の方を見た。その時、琴は涙を流していた

琴「グスン、グスン、グスン、グスン」

一夏はそれを見て手を合わせている琴の頭を撫でた

一「今だけ泣いていいんだ、俺しか見ていないから思いっきり泣け」

琴「あり・・が・・とう」

そう呟いた瞬間、琴は思いっきり泣いたのだった

それからしばらくして

琴「ありがとう、こんな自分を人に見せるのは初めてだな」

一「いいんじゃないかな」

一夏は目をつぶって笑った

一「それじゃあ、ほか行くか」

そう言って、一夏は駐車場に行った

琴(また来るね)

琴も一夏の後を追ったのだった

その時

???「待ってるよ」

琴は声がした方を見たが誰もいない聞き間違いかなって思った

一「行くぞーーー!!」

琴「うん」

そう言って琴は一夏の後を追ったのだった

 

駐車場

琴「そういえば、なんでタバコを持っていたの?」

琴はヘルメットを被った

一「中学の時からタバコを持っているんだよ」

琴「吸っているんじゃないの?」

一「吸わねぇよ、タバコの火を見るのが好きで友達のツテで買ってるんだよ」

そう言って一夏もヘルメットを被った

一「他に行きたいところは?」

琴「何処かで休憩しましょ」

琴は一夏の後に座った

一「なら、さっき喫茶店見つけたしそこへ行こう」

一夏はバイクにエンジンをかけて発進したのだった

 

シャルとラウラと鈴とセシリアと簪side

シャル達は一夏達が行く前に隠れて見張っていたが一夏がバイクで来た時に皆が唖然としてしまった

シャル「うそ」

ラウラ「一夏がバイクを持っているなど聞いていないぞ」

鈴「やられた」

セシ「まだですわ」

簪「どうするの?セシリア」

セシリアは電話を掛けた

掛け終わると

セシ「ラウラさん、一夏さんのバイクに発信機を付けてください」

ラウラ「分かった」

ラウラはセシリアから発信機を渡されて一夏のバイクに投げた

ラウラ「良し、付いたぞ」

セシ「よく出来ましたわ」

そして、一夏達は行ってしまった

シャル「どうするの」

セシ「来ましたわ」

執事「セシリアお嬢様、お待たせしました」

セシ「セバス、お願いね」

セバス「分かりました」

デカイ車に全員が乗って一夏達を追いかけたのだった

 

一夏と琴side

喫茶店について2人はコーヒーと紅茶を頼んで休憩した

一「フゥー」

琴「そんなに疲れたの?」

一「まぁ、何も無いことを祈ってたら疲れた」

琴「何かって?」

一「いつもの皆が追いかけてきたらと思ってな」

琴「面倒くさそうね」

琴は紅茶を飲んだのだった

一「出たらどうするんだ?」

琴「服とか見たいかな」

一「分かった」

コーヒーの入ったカップを持ってコーヒーを飲んだ後

一夏達は喫茶店を出たのだった

 

5人side

セシ「何も無いようですわね」

ラウラ「墓地に行ったあとは喫茶店で飲み物を頼んでどこかに行くようだな」

鈴「ここからじゃあ分からないわね」

シャル「皆、行き過ぎたらバレるよ」

簪「そうだよ」

5人は車の窓から双眼鏡で見ていた

セシ「動き出しましたわ」

鈴「良し、私たちも行くわよ」

一同「おーーう」

そう言って、5人は車を走らせ一夏達を追った

 

一夏と琴side

一夏と琴はショッピングモールに来ていた

一「お前が服を見るとはな」

琴「珍しい?」

一「俺が知っている琴は道着を着て生活してると思った」

琴「昔はそうだったけど今はおしゃれしたいから」

そう言って、服に手を掛けて自分に持って行った

琴「これかな・・・これもいいなぁ」

一「よく分からねぇな」

琴「女の服って普通は男が選ぶものよ」

一「昔、シャルの水着に付き合ったけどよく分からなかったからな」

琴「よく分からなかった?」

一「女に合う水着なんてどれがいいかわからないからな、適当が一番だと思うが」

琴「クスッ、織斑らしいな」

一「それ褒めてるのか」

琴「バカにしてる」

一「はぁ〜」

それからも2人は色んなところに行った

服屋に小物屋、靴屋などを回った、その時に琴はある物に目がいった

琴「あれは」

一夏は琴がどこかに行くので付いて行った

一「どこに行くんだ?」

琴「これ」

琴は鏡張りの向こうにある紐を指さした

一「これは?」

琴「昔、ママが付けていたものに似ている」

店長「これは組紐と言います」

一「組紐ですか」

店長「昔の人がよく作っていたものです」

琴「これは?」

店長「私が作ったものです」

一「これって買えるものですか?」

琴「え!?」

店長「買えますよ」

一「なら、これをください」

店長「ありがとうございます、450円になります」

そう言って、一夏はお金を払った

店長「彼氏さんにも一つ入れておきます」

一「え!?」

店長「サービスです」

一「あ・・・ありがとうございます」

そうしてから店から離れるのであった

店長「ありがとうございました」ペコ

一「これ」

そう言って、一夏は琴に組紐を渡したのだった

琴「なんで?」

一「母さんのに似てたんだろ、だから」

琴「あ・・ありがとう////」

一「俺も貰ったしな」

琴「それってお揃いって奴」

一「そうだな////」

2人は下を向きながら赤くなったのだった

それから2人は何処を歩いたのか分からず戻って来たら2人でバイクが置いている駐車場に来ていたのだった

 

IS学園前

琴「今日はありがとう」

一「こちらこそ息抜きが出来た」

2人はそう言ってから別れたのだった

 

5人side

簪以外の4人はずっと唖然とするしか無かったのだった

シャル(負けた)

鈴(一夏、後で殺す)

セシ(くそーーーーですわ)

ラウラ(なんだろう、この胸の絶望感は)

4人とも頭を下げてIS学園に帰るのであった

 

 

時間が過ぎていき文化祭前となった

全部のクラスが最終段階となった

そんな中、一夏と琴は2人でトレーニングルームにいた

前と変わらないと思ったが2人とも赤くなりながらトレーニングしていた

自身の専用機も帰って来たので一夏は首に付けて組紐を右手首に巻いた

琴も同じく首に羽がついた首飾りを付けて組紐を左手首に巻いていた

それもあってか、2人はずっと練習する中でも顔を赤くなりながら練習していた

琴一((ペアルックみたいだよ))

2人とも同じことを考えていた

琴(ペアルックになってるどうしよう////)

一(くそーーーーーーーー!!////)

それから2人はトレーニングを続けていたが一夏が琴に声をかけた

一「今日はこれ位にしておこう////」

琴「そうね////」

一「明日は楽しみだな////」

琴「そうね////」

話はしたが顔を合わせることすらできない

それから汗も拭いて別々に出たのだった

 

 

 

 

 

明日は文化祭だ

 

 

 

 




今日はこれ位です
次回、文化祭です


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楽しさとは

文化祭

一「いらっしゃいませーーー!!」

一夏は来たお客様にご挨拶していく

ところどころキャーキャーなど言われているが疲れた

一「疲れた」

鈴「何が疲れたよ」

一「鈴か、いらっしゃいませ」

そう言って一夏は席へ案内した

一「こちらがメニューになります」

鈴「何があるのかしら」

一「さっさと選べ」

鈴「文句ある」

一「いえ、ありません」

鈴と話をしている時に

女1「織斑くん、3番テーブルにこれお願い」

一「分かりました、後でな」

鈴「ちょ、ちょっとーーー!!」

 

一「お客様お待たせしました。コーヒーとケーキになります」

???「織斑一夏君ですか?」

一「そうですが?」

???「私、こういうものです」

一「ISコンピレーション?」

???「そうです、ISの武器やISスーツの開発などをしています。是非、うちの商品を見てくれませんか」

一「そういうのは倉持重工に任せているので」

???「見るだけでも、それから私の名前が巻紙礼子と言います」

一「少しだけなら、見ます」

巻紙「ありがとうございます!!」

そう言って、話が始まったのだった

それから1時間くらい話したあと

巻紙「こういうのです」

一「分かりましたが、ごめんなさい」

巻紙「分かりました、また来ますね」

一「はぁー」

話が終わり、営業に戻ろうとしたが

女3「織斑くん、休憩入って」

一「分かりました、ありがとうございます」

そう言って一夏はエプロンだけ外して教室を出た

 

一「どこ見ようかな」

鈴「待っていたわよ」

一「1時間くらい待ってたのかよ」

鈴「そうよ、それじゃあ回りましょうよ」

一「ハイハイ」

そう言って、一夏と鈴はいろんな店舗を回ったのだった

それから三十分して鈴と別れた

一「行くとこないしなぁ〜」

そう思っていた時に

一「琴のところに行くか」

顔を赤らめながら四組に向かうのだった

 

四組

琴「いらっしゃ・・・・・・いませ」

琴と一夏は顔が会った瞬間、別の方向を見て琴は喋った

一「どんなゲームがあるんだ」

琴「いっ・・・・・・ぱいありますよ」

案内されて、いろんなゲームしたのだった

琴「どうでしたか?」

一「面白かったよ」

琴「それは良かった」

琴の案内で遊べたのでなんとかなったのだった

一「それじゃあまたな」

琴「うん」

2人は教室を出たところで別れたのだった

一(緊張したーーーー!!)

琴(ハァハァハァハァ・・・・・・・・無理)

二人はいろんな意味で困惑していたのだった

 

一夏side

数分経ってもドキドキが止まらない

一「クソ、琴のことが好きなのか?」

一夏は独り言を言いながら歩いている時に

後ろから何かに掴まれて口にハンカチを被せられて眠らさせたのだった

 

一「う〜ん、ここは?」

一夏は分からず辺りを見たが暗くてわからなかった

その時だった、いきなり音がなり始めたのだった

一「なんだ、なんだ!?!?」

あまりにも思考が停止していて考える事が出来なかった

その時、アナウンスの声がした

???「昔々ある所に大きな城に住む王子様がいました」

一夏は聞き覚えのある声に考えていると一人思い浮かんだ

一「この声、最強(笑)か」

楯無「その名で呼ばないで。コホン・・・・・王子様は5人の姫を妻にするため姫と戦うのであった」

一「は・・・・・・・い?」

そう思った瞬間、ライトの明かりが照らし出した。そこは第1アリーナだった。そして、一夏は自分の服を見た

一「な・・・・・・なんじゃこりゃ!!!」

一夏はドッキリしてどういうことかわからなかった

その瞬間、俺の顔の横に矢が通り過ぎた

一「はい!?!?なにこれ」

楯無「今から、織斑君の争奪戦を行います。まず、ヒロインズが織斑君の王冠を手に入れた人はルームメイトになれます。それから時間が経ったあと一般の生徒が織斑君を狙いに来ます。それもルームメイトになる為に」

一「クソ会長がーーーーーー!!」

一夏は会長にブチギレしたのだった

一「どこじゃこの最強(笑)クソ野郎ガーーーーー!!」

一夏は走り出した

楯無「ヒッ・・・・・・でも貴方はそこから出られない、ヒロインズに王冠を渡さない限り」

一「なら、こんなもの」

一夏は王冠を潰そうとした時に電気が走ったのだった

一「ぎゃーーーーーーーーーー!!」

楯無「外したら電気が流れるから」

一「先に言いやがれクソ野郎」

そして、また矢が飛んできた

一「クソ、この矢の精密さはセシリアか」

セシ「そうですわ」

一「なら、主砲をさっさとやって逃げる」

そう言った瞬間、ナイフと刀が飛んできた

一「ラウラ!!箒か」

ラウラ「嫁よさっさと渡せ」

箒「それは私のものだ」

そう言って、2人がケンカしだしたのだった

一「このスキに」

そして、逃げている時に後ろからマシンガンが飛んできた

一「マシンガンってことはシャルか?」

シャル「そうだよ、それから前見た方がいいよ」

一夏は言われて前を見ると、二本の青龍刀を持つ鈴がいた

鈴「今度こそ殺してあげる」

そう言って、一夏に向けて青龍刀をぶん回して追いかけてくる

一「クソッタレーーーーーーー!!何処だよクソ会長ーーーーーー!!」

一夏は会長を探すのだった

その瞬間、 またアナウンスが流れた

楯無「時間が経ちました、一般生徒入場です」

一夏は真っ白になりかけたが一つだけ方法を思い出した

そうして走りながらアナウンスに問いかけた

一「おい、クソ会長?」

楯無「何かしら?それとクソは付けないで」

一「一般生徒が入場したってことは他も行っていいって事か?」

楯無「まぁ、良いけど」

一「それだけだ」

そう言って、一夏は真っ先にある部屋に向かった

一「ここだァーーーーー!!」

そう言って、一夏はさっき来た四組に来ていた

一「琴ーーーーーーーーー!!」

琴「何その格好?」

一「そんなのどうでもいい、琴俺の頭についてるもの取れ」

琴「なんで?」

一「良いから」

そう言われて、琴は一夏の頭につく冠をとった

一「サンキュー、助かった」

琴「で、これ何?」

一「冠をゲットすると俺のルームメイトになるらしい」

琴「は?」

一「そういう事だから琴これから宜しく」

琴「イヤイヤイヤイヤ、何でそうなってるの?」

一「知らない、クソ会長に言え」

琴「クソ会長がーーーーーーー!!」

一夏は会長を探しに誘ったが四組の仕事が残っているからと言われて琴は残り、一夏はクソ会長を探すのだった

 

一夏は会長を探している時に

一「貴方は、巻紙さん?」

巻紙「いいところで会いましたね」

一「今はごめんなさい」

そう言って、立ち去ろうとした時に手を掴まれた

巻紙「会長をお探しで?」

一「何でそれを?」

巻紙「すごい声で言ってましたよ、それと知ってますよ生徒会長の居場所」

一「本当ですか」

巻紙「本当です」

そう言って一夏は巻紙について行ったのだった

 

更衣室

一「ここにいるんですか?」

巻紙「はい!!」

そう言って一夏は更衣室に入ったが誰もいない

一「いないですよ、巻紙さん」

そう言って後ろを向いた瞬間、胸に機械的なものを埋め込まれた

一「なんだこれ、外れねぇ」

巻紙「そらそうだよ」

一「あんた何者だよ」

オータム「俺の名前はオータムって名前だ」

一「オータム?」

オータム「そうだよ、そしてお前に付けたのはISを強制的に奪う機械だよ」

一「なに!?」

オータム「さっさと、渡しちまえよ」

一夏は何が何でも渡す事を拒んで胸についている機械を外そうとした

オータム「辞めとけ、それは人がはずせる代物じゃないんだよ」

そう言った瞬間、オータムは一夏に蹴りを入れた

一「グハッ」

そう言って一夏は後ろに飛ばされた

オータム「早く渡せよ、お前が死んじゃうぜ」

一「渡すかよ、お前なんかに」

一夏は両腕でそれを外し始めた

オータム「だから何回も言ってるだろ」

一「うるせぇーーー!!俺を縛るんじゃねぇーーーーー!!」

そう言って、一夏は力をさらに込めた瞬間ついている機械が外れだした

オータム「嘘だろ」

一「舐めるなよ、クソ女」

そう言って一夏はさらに力を込めて外したのだった

一「はぁ、はぁ、はぁ」

一夏は膝をついて荒い息になった

オータム「しょうがねぇ、お前を奪わせてもらうぜ」

一「やってみやがれ」

そう言って、二人はISを呼び出した

更衣室の天井に穴を開けて外に出た

一夏は辺りを見ると無人機だらけだった

一「みんな大丈夫か?」

オータム「よそ見している場合じゃねぇーんだよ」

そう言ってオータムは無数の腕からレーザービームが放った

一「チッ」

一夏はレーザーを刀二本で弾いていく

一「弱えーーー奴が出しゃばるなぁーーーー!!」

一夏はオータムのISを切った

オータム「くっ」

さらに一夏は雪牙でオータムの胸パーツを壊した

一「これでお前を守る奴はなくなった」

オータム「まだまだなんだよ」

そう言ってさらにビームを使って動くレーザービームにした

一「チッ」

一夏はそれを避け続けたが、さっきの機械のせいでエネルギーがほとんど無い状態だ

一夏は避けることに必死だった

 

セシリアside

セシ(ほとんどやばい状態ですわ)

そう考えている時に目の前にISが現れた

セシ「そ・・・・・・それは!?!?」

セシリアは敵が着ているISに見覚えがあった

セシ「貴方、それをどこから」

セシリアはそれを言おうとしたが敵のISのスピード攻撃で撃沈してしまった

 

一夏side

戦いは続いていた

一「戦いが長引くだけだ」

そう独り言を言って一夏は突っ込んだ

オータム「自爆かーーーー!!」

一夏は難易の高い避け方で避け続けた

オータム「クソ、なんで当たらない」

そして一夏が正面をとらえた瞬間、一夏はオータムの頭に刀を当てて二重の極みを叩き込んだのだった

一「二伝一鉄!!!!」

相手のシールドエネルギーを削り尽くした

オータム「クソッタレ」

一「これで終わりじゃあ」

そう言った瞬間、上からレーザービームが二人の真ん中を遮った

一「誰だ?」

???「オータム、遊びすぎ。あの人が待ってる」

オータム「クソ」

そう言ってオータムは現れたISに救助されて逃げようとしたが

一「逃がすと思ってるのか」

???「逃げるよ、あの人が来てるから」

その瞬間、俺の横で長刀が遮った

一「誰だ?」

???「さっさと行けM」

M「ありがとう」

一「行かせると思っているのか?」

???「しょうがない。M、オータムを新人に渡して私を手伝え」

M「分かった」

一「2対1か、無理がある」

琴「私もいるわ」

一「琴、大丈夫なのか」

琴「大丈夫だよ」

そう言って一夏と琴対Mと???チーム戦いになったのだった

 

 

 




次は文化祭後半です、
次回おわいしましょう
ご視聴ありがとうございます


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絶望とは

IS学園上空

一夏対???と琴対Mの戦いが続いていた

一「テメェらは一体何を考えていやがる」

???「何も、君のそのISが欲しいだけだよ」

一夏は残り少ないシールドエネルギーで戦った

???「そんなものか」

一「何!?」

???「もう少し手応えがあると思ったのだけど」

一夏の刀を受け止めて話し始めた

???「君、強さってどこから来ると思う?」

一「何が言いたい」

???「質問しているだけだよ」

一夏は睨みつけながら言った

一「誰かを守るために強さがある」

一夏がそう答えると???は笑い出した

???「だはははははははははははは、それはお笑い草だ」

一「なんだと」

一夏は刀を締まって雪牙と羅刹で攻撃した

???はそれを難なく避けて話し出した

???「強さって言うのはよ、憎しみや恨み、憎悪から来るのだよ」

一夏は???が言ったことが理解出来なかった

一「そんなもので強くなれるかよ」

???「それがあるから強くなるんだよ、お前もそうだ」

一「何!?」

???「福音の時に憎しみが出たからこそ強くなったようなものだ」

一夏は思い当たるふしがあった、福音にラストアタックした時にこいつを壊すという憎悪があった

一夏はそれに同意するかのように相手から目を背けた

???「思い当たるふしがあるようだな」

一「それが何だって言うんだ」

???「それを見せろ、俺にその憎しみを使って戦え」

琴「そんなもので強くなれるはずがない」

琴はMの戦い中に???に向かって叫んだ

琴「そんなものはただのエゴだ」

???「そう思うなら、お前で試してやるよ」

そう言って、???は攻撃してくる一夏の首を掴んで琴の方を向かせた

???「よく見とけ、Mそいつを殺せ」

一「やめろ!!」

M「分かった」

そう言った瞬間、Mの背中パーツから六つの翼が出た

琴「何!?」

琴は何かが来ると思い構えたが

M「貴方を殺すから構えなくていいよ」

Mはそう言った瞬間、琴が肉眼で見えないスピードを出した

琴「早い!!」

そう思い、琴もエナジーウイングを展開して対抗するが

琴「追いつかない」

エナジーウイングすらも超えたスピードで走行している

琴は諦めず追いかけた瞬間、Mはこちらを向きライフルを構えた

琴(避けないと)

そう感じて、避けようとしたがいきなりMが二人に増えさらに五人に増えた

琴は目を見開いてヤバイと感じた

M「これで終わり」

Mは言った瞬間、五人のMが一斉射撃して琴に当てた

琴も負けじと輻射波動の壁を作るがそれをすり抜けて攻撃が当たる

琴「キャー!!」

一「やめろーーーーー!!」

???「なら、さっさと憎め憎悪しろ恨め」

一夏は何も出来ない自分に恨みそうになったが、その前に???のことを憎み憎悪を向けた

???「それだよ、それだーーー!!」

そう言って、???は一夏の首から手を離し腹に蹴りを入れた

一「ガハッ!」

そして、一夏は壁に激突したのだった

動け無い一夏は琴の撃墜を見ることしか出来なかった

一「やめろ、辞めてくれ」

???「なら、俺に挑めその憎悪を俺にぶつけろ」

そんな話をしている瞬間

琴「ガハッ」

琴のシールドエネルギーと絶対防御を貫いて、攻撃が当たり墜落していく

それを一夏は動ける部分だけで琴を守った

一「大丈夫か?琴」

琴「ごめんね、貴方との戦い出来ないかも」

琴のお腹から血が爛れ出てくる

一「喋るな!!」

琴「一夏、駄目だよ憎悪なんかに負けちゃあ」

そう言って、琴は目を閉じた

一「琴!!目を開けろ!!」

一夏は琴を揺さぶり涙を流した

シャル「一夏ーーーーー!!」

そこにシャルが現れて一夏は琴を直ぐに医務室に運ぶように言った

シャル「一夏はどうするの」

一「こいつらを殺す!!」

そう言った瞬間、エナジーウイングを展開して???に立ち向かった

一夏は雪片と雪麗で攻撃していく

???「それだよ、それ」

???は笑いながら一夏と戦う

一夏の頭の中はこいつを殺すことしか考えていなかった

一(こいつを殺す、こいつを殺す、こいつを殺す、こいつを殺す!!)

刀のスピードは更に上がり、次に敵が何をするのかすぐに分かるようになった

もう既に一夏と???の戦いは普通の戦いを遥かに超えたものになった

一夏はシールドエネルギーを考えず戦った瞬間

一「動かねえ!?」

???「君の負けみたいだ」

そう言って???はシールドエネルギーが0の

一夏を八つ裂きに切り刻んだのだった

そして、一夏は剣で刻まれた所から出血して落ちていった

 

???「つまんないよ、織斑一夏」

一「まだだ」

???「そう来なくっちゃあなぁ」

一夏は血を流しながら立ち上がり???を見た

???「もっとやろうか」

???は構えた次の瞬間

M「主よ帰還命令です」

???「そうなのかM」

M「はい」

???「分かった、続きは次の機会だ織斑一夏」

そう言って飛び立とうとする中、一夏はそいつに刀を投げた

一「まちやがれ」

???「そう怒るなよ、また戦おうぜ。俺の名前は空白だ」

そう言って空白はMと一緒に空の彼方に消えていった

それを見た、一夏は前のめりに倒れたのだった

シャル「一夏ーーーー!!」

ラウラ「大丈夫か、シャル」

シャル「竹神さんと一夏が傷だらけ、早く医務室に行かないと」

ラウラ「分かった、嫁は私が運ぶ」

シャル「お願い」

そう言って、二人はすぐに医務室に運ばれたのだった

 

医務室

それから三日が経った

一夏は目を開けた

一「ここは?」

そう言って起き上がろうとしたが胸の傷が痛み起きあがれなかった

千冬「安静にしてろ」

一夏は首を横に向けると千冬姉がいた

一「千冬姉・・・・・・俺は?」

千冬「あの戦いで重傷を負い三日間眠っていた」

一「そうなのか・・・・琴は?」

千冬「竹神は一命を取り留めて横で眠っている」

一夏は千冬姉が指差した方を見ると死んでるかのように琴は眠っていた

一「千冬姉、俺負けた」

千冬「ああ」

一「千冬姉、俺好きな奴守れないで負けた」

千冬「ああ」

一「クソッタレ」

一夏は千冬の前で声を抑えて泣いた

千冬「よく頑張ったな」

千冬は泣く一夏の頭を撫でたのだった

それから数分経って

一「千冬姉、俺もっと強くなれるかな」

千冬「お前次第だ」

そう言って千冬は立ち上がり病室を出たのだった

 

一夏side

あの戦いで学んだことがあった

琴には悪い事だと分かっているがあれしかないと

一夏は心で思っていた

一「憎しみを糧として強くなってやる」

そう言って力一杯振り絞って起き上がり、そして立って琴の方に向った

そして、琴の顔を撫でて唇にキスをしたのだった

一「ごめんな、こんな俺でも好きになってくれや」

そう言って一夏は頭を撫でて自分のベットに戻ったのだった

 

それから時間が経ち

一夏だけが退院出来た

琴は目を開けていない

その後の一夏の行動はみんなが見ると呆れるほどだった

教室に久しぶりに訪れたが、挨拶してカバンを置いたあと

教室を出た、その後は一夏のいない授業で織斑先生や山田先生はご立腹だった

そんなことも知らずに一夏はトレーニングルームと第一アリーナを貸切に

ダミーISを500体出して戦い続けた

ある時はトレーニングルームでサンドバッグに向かって刀で斬ったり

校舎裏で太い大木に斬りかかったりして通常なら有り得ないくらいの

練習量で特訓していた

 

五人side 食堂

シャル(このごろ一夏を見ていない、どうしたんだろう?)

シャルは一夏のことを考えていた

ラウラ「嫁はどこに行ったのだろうか」

セシ「・・・・・・・・・」

鈴「本当にね」

シャル「早く見つけないと、何日も部屋には帰ってないみたい」

ラウラ「それは体に触るぞ」

簪「やっぱり、琴さんがやられたのが自分のせいだと思ってるんだと思う」

鈴「それでもよ、アイツは姿を消すってことは特訓している事、それも練習量は私達が思っている以上のものよ」

千冬「そうだと思うか凰」

鈴「千冬さん、あいつの事は中学まで見ているので分かります」

千冬「私はあまり知らないが、あいつ自身が決めた事は誰にも止められないからな」

千冬はコーヒーを飲んだ

ラウラ「それよりも、セシリア?どうした?」

セシ「ああ、ごめんなさい。考え事していましたわ」

ラウラ「考え事?」

セシ「織斑先生、お伝えしたいことがあります」

千冬「話してみろ」

セシ「先日の戦いで敵が使っていたISの事です」

千冬「何!?」

セシ「あれはヴァルケンリッターシリーズの二機です」

鈴「ヴァルケンリッター?」

簪「かっこいい名前だね」

セシ「名前はかっこいいですが中身は世界を変えるISですわ」

千冬「なぜお前がそれを知っている」

セシ「ヴァルケンリッターシリーズは私が使うブルーティアーズの先代機ですわ」

五人「「「「「!?」」」」」

セシ「先代機であるヴァルケンリッターシリーズは第二世代機でありながらスピードとパワーを第三世代機を超えるものであり、それ以上の実力を持った機体ですわ」

千冬「何故そんなものが奴らの手に」

セシ「ヴァルケンリッターシリーズはイギリス人では誰も乗れない機体でしたわ」

簪「じゃあ、なんで乗れてるの」

セシ「分かりませんわ」

鈴「てことは、私達じゃあ勝てないってこと?」

セシ「強いからって弱点が無いわけではありません、ですが私たちですらその弱点を知らないのです」

シャル「それじゃあ、ほとんど全ISの中で最強という事だよね」

セシ「そうですわ」

千冬「分かった、情報提供感謝するセシリア」

セシ「ハイですわ」

千冬「こちらで手洗い次第、探してみる」

千冬が去って五人に戻りセシリアや鈴、ラウラは帰り簪とシャルだけになった

簪「琴さんは生きてるよね」

簪はシャルに目を向けた

シャル「大丈夫だよ」

そう言って、シャルは簪を慰めて一緒に食堂を出た

 

シャルside

簪さんを届けたあとラウラが待つ自室に戻る途中で窓を見たシャルは

一夏を見かけた

シャル「一夏!?」

そう言って、一夏の後を追うシャル

そして、一夏は第一アリーナに入っていった

シャル「なんでこんな時間に?」

そう考えている時に、ものすごい音がアリーナに鳴り響く

シャル「なにがあるの?」

シャルは真っ暗闇の中歩いていきアリーナに着いた瞬間、目を見開いたのだった

そこにあったのは、無数のダミーISの残骸と血だらけの一夏がいた

シャルは口元に手を当てた

そして、一夏に向かって叫んだ

シャル「一夏ーーーー!!何やってるの?」

怯えながら叫んだ

一夏は声がした方向を見るとシャルがいた

一「シャル、どうした?」

シャル「どうしたじゃないよ」

一「これか?これはダミーISの骸だよ」

笑いながら、説明していく

シャルはそれを聞くが何故こんな状況なのに笑っていられるのか分からなかった

シャル「戻ろ、今日は遅いし」

シャルは一夏に手を差し伸べたが

一「今日はもう少し練習するから」

そう言ってシャルの反対を見た一夏だったがシャルは

シャル「辞めてよ、一夏!!」

シャルは涙ながらに言った

シャル「シク・・・シク・・・辞めてよ一夏・・・・シク・・シク・シク」

一夏はまたシャルの方を向いてシャルの方に向った

シャル「シク・・・帰ろ」

シャルはもう一度手を差し伸べた

一「ごめんな」

そう言って一夏はシャルのお腹を殴って気絶させた

一「俺は強くならないといけないんだ」

 

そして、シャルは目を覚ました

シャル「行かないで一夏・・・!」

起き上がり、そう叫んだ

ラウラ「何を言っているんだシャルよ?」

シャル「え?」

シャルは周りを見ると自室だったことに気がついた

シャル「夢?」

でも、あれは現実だ

そう思いすぐに着替えて、一夏の部屋に行った

ラウラ「シャルどうした」

シャル「一夏起きてる?入るね」

そう言って、シャルは一夏の部屋に入った。ラウラもつられて入りシャルを見た

ラウラ「どうした?シャルよ」

シャル「多分だけど、一夏はもうここにはいない」

ラウラ「何!?」

そう思い、シャルの前に立つと

一夏の荷物が全部ダンボールに仕舞われてベットの前に置かれていた

そして、勉強机には手紙があった

一言「ごめん」と書かれていたのだった

シャルとラウラは一夏の部屋で泣いたのだった

 

 

 




新しい名前が出てきました
その名もヴァルケンリッターシリーズ
これは随時、後書きで説明していきます
そして、次回はキャラクター紹介です
竹神琴や空白などのオリキャラを紹介しますし一夏達も紹介します
そして、このインフィニット・ストラトス(仮)という名前が次回変わります
それも乞うご期待
それではご視聴ありがとうございます


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キャラクターデザイン

お待たせしました
キャラクター設定です
それと次から一年後の話になります
一年前と一年後のキャラクター設定もありますので
どうぞ


織斑一夏

 

一年前

 

性別 男

 

服装 原作通り

 

姿 原作通り

 

IS 聖天極覇・白式

 

性格 原作通りだが福音戦から強さを求める性格になる

 

文化祭でMと空白が現れて敗北してから空白の言葉に従い憎しみと憎悪を求めてIS学園から行方不明になる

 

作者

一夏を強くさせたくてこういう風にしましたが空白の出現でさらに強くさせたくこうなりました

ちゃんと一年後も登場するので大丈夫です

 

一年後

 

服装

BLAZBLUEからラグナ・ザ・ブラットエッジの服装

髪型

リボーンから六道骸の髪型

姿

マギの白龍をモチーフにしています

なので、左腕が義手になっています、義手も話の中に出てきますのでお待ちください 白龍に傷があるが一夏は無し

 

IS 聖天獄覇・白夜

 

作者

一年後なので、髪型や服装を織斑一夏だとバレないようにさせてみました

さらに、白龍をモチーフしたのは白龍が憎悪で戦っていたのを思い出してこうしました

他のキャラも憎しみを持ったキャラなので、こうなりました

 

 

竹神琴

 

一年前

 

性別 女

 

キャラクター案

アマガミ 棚町 薫

髪が茶色

目の色 黒

 

IS 覇天極聖・紅焔

 

性格

一夏と性格は似ているが少し乙女な部分がある

難しい本を読むのが好き

 

服装

IS学園指定の制服

制服 シャルの制服に似ている

私服 カジュアルな服装 ご想像にお任せします

 

作者

キャラクター設定として原作にいないキャラクターを作りたかったのでこういうキャラクターになりました

 

一年後

 

性格 一年前と違いおっとりした性格になった

文化祭での傷のせいでISに五分くらいしか乗れなくなった

 

服装 変わらない

 

IS 覇天極聖・紅焔・快

作者

琴は一夏をライバル兼好きな人にしたかったので一年後はこうなります

ヒロインぽくないのでヒロインにしたいです

 

 

 

空白

 

性別 男

 

キャラクター案

仮面ライダーエグゼイド パラド

姿 そのまま

 

性格 そのままで戦いを楽しみたい

 

服装 そのまま

 

IS ヴァルケンリッターツヴァイ

 

作者

空白はもろパラドです

作者的にはパラドが好きで出したいと思っていたので

敵として出しました

Mの上司であり亡国企業のトップの1人です

 

M(織斑マドカ)

 

性別 女

 

性格 原作通り

 

服装 原作通り

 

IS ヴァルケンリッタードライ

 

作者

原作通りですが空白に全てを委ねている

織斑一夏に憎悪を持っており自分を犠牲にしてでも殺そうとしている

 

 

 

その他のキャラクターは一年前も一年後も一緒です

一年後から出てくるキャラクターも紹介いたします

 

ファントム・D・カルム

 

性別 女

 

キャラクター案

ブラックラグーン バラライカ

傷は無い

 

服装 一緒だが軍服ではなく白衣を来ている

性格 バラライカと一緒

 

作者

キャラクターとして篠ノ之束の第二のIS開発者であり

織斑一夏のISをメンテと改造しており、常に織斑一夏と一緒にいる

世には裏のIS開発者として知られている

表の篠ノ之束 裏のファントム・D・カルム

である

 

 

他にもオリジナルキャラクター出てきますが今はこんな感じです

オリジナルキャラクターは後書きで書いていきますので

読んで下さると幸いです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今はこんな感じです
ご質問ありましたらどうぞお願いします


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恐怖とは

お待たせしました
リア充をバイト中に何回も見て
爆発しないかなって思いました
それではどうぞ


琴side

あれから一年経った

私が目覚めたのは一夏が学園から消えて三日後に目を覚ました

私はあの時の男の言葉に翻弄されて一夏がいなくなったのではないかと思った

一夏がいなくなってからは色々と変わった。私の体が戦いに向かなくなった

あの戦いで体の至る所が複雑にやられて運動をすることが困難に近くなったが五分という猶予がある

五分間だけ戦えるようにはなったけど昔以上の戦いができなくなってしまった

だけども、簪や倉持重工が手を差し伸べてくれたからIS・覇天極聖・紅焔・快が出来た

他にも変わったことがあった、私達は二年生になってからは生徒会長が変わった

私がなることになったのだ

理由として前の戦いの功績もあるらしい

それだけでなく、クラスも変わり1組に私とシャルさんが一緒のクラスになった、セシリアさんや鈴さんやラウラさんとも仲良くなった

(セシリアと鈴が4組、箒が3組、ラウラと簪が2組になった )

それ以上は何も変わらなかった

琴「ふぅ〜、こんなものかな」

シャル「そうだね」

???「会長、これでいいですか」

琴「見せて」

琴はプリントを見た

琴「これでいいよ、夢来」

夢来「良かったです」

私が生徒会長になってからはシャルに副会長を

そして、1年生の思葉 夢来(ことは むぎ)を書記に推薦した

夢来とは施設が一緒で姉妹の様な関係です

???「ごめんなさい、部活から戻りました」

シャル「遅いよ、ファイさん」

ファイ「ほんまごめんやわ」

この人は夢来と同じで一年生でラウラから推薦で来たドイツ人の軍人らしい、名前がファイ・クロニクスさんだ 会計をしてもらっている

琴「いいよ、頑張ってるみたいだね。部活」

ファイ「はい!!もう少ししたら新人戦ですから」

ファイは水泳部で泳ぎが得意な子で主にバタフライがいいらしい

琴「そうなんだ、頑張ってね。応援に行くから」

ファイ「ありがとうございます、会長の前で負ける訳には行きませんから」

ファイはガッツポーズをした

シャル「それじゃあ、議題があるからやっていくね」

生徒会ではいつもの議題や生徒の要望、何かも組み立てながら頑張っている

夢来「今日はこれ位でいいんじゃないですか?」

琴「そうだね」

ファイ「じゃあ、部活から予算の提示があるのでやってから私は帰ります」

夢来「一人は大変でしょ、私も手伝うよ」

ファイ「ありがとう!!」

ファイは夢来に抱きついてお礼を言った

夢来「じゃあまたね、姉ちゃん」

琴「うん、また明日」

そう言って、シャルと琴は生徒会室から出た

 

生徒会室前の廊下

シャル「今日も多かったね、議題が」

琴「しょうがないよ、前の会長がやってなかったから」

琴は明後日の方向を見ると楯無の顔が浮かび上がりテヘペロしたのだった

琴「あんな人が生徒会長だったのが不思議だよ」

シャル「そうだね」

シャルは下を向いた

シャル「あれから一年経ったんだね」

琴「そうだね」

シャル「また、一夏の賞金が上がってたよ」

琴「そうなんだ」

そう、あのあと織斑一夏がIS学園からいなくなり行方不明となってからは各国が総出で探すが見当たらなく賞金が掛けられた。最初1000万だったのが今じゃあ一億五千万円になっている

琴「多分、一生見つからないね」

シャル「ふふふ、そうだね」

琴「それじゃあ、明後日の生徒会お願いね」

シャル「わかってるよ、命日だもんね」

琴「うん」

シャル「私は大丈夫だから、色んな事話しておいでよ」

琴「ありがとう」

そう言って、二人は自分達の部屋に分かれたのだった

 

IS学園前

明後日となり琴は花とお線香を持ってIS学園の前にいた

皆は授業中だが先生に事情を話したら許可してくれた

(余談だけど先生は織斑先生だ)

琴「前は一夏の運転するバイクで行ったんだよな」

そう言って、前に一夏が来た道を見た

そして、モノレール乗り場に行くのだった

 

墓地

琴「ふぅ〜、やっと来れた。時間かかったけど何とかなった」

墓地の前で一息着いてから琴は空を見た

琴「雨降りそうな天気だな」

そう言って、カバンの中を覗いた

琴「折りたたみの傘があるし大丈夫」

カバンを自分の肩に直して歩き出した

そして、お母さんとお父さんのお墓の近くまで来た

琴「誰かいる?」

お墓の前には黒い服を着てタバコを吸っている男がいた

お墓にも二本のタバコの煙が出ていた

琴は近くまで行き気づいてしまった

その男の腕に付いている組紐に

琴(あれは、嘘だよね)

そう思って声に出してしまった

琴「い・・・・・・・ち・・・・・か?」

琴は掠れた声で言った

そして、男は首だけを琴に向けた

そこには、紛れもない織斑一夏が立っていたのだ

琴「一夏なの?」

一「・・・・・・・・・・・・」

琴は近くまで行き、一夏の顔を見た

一夏の顔は前とは違った、目には光がなくどす黒い目になっていた

それだけじゃない、顔の至る所に切り傷が沢山あった

琴「・・・・・・・一夏でしょ?」

一「琴は今まで何をやって来たんだ?」

一夏の第一声を聞いて驚いた

琴「前とは変わったよ、生徒会長になって色々と頑張ってる」

一「そうか」

琴「戻ろ・・・・・・一緒にIS学園に」

琴はお墓に花を置き、一夏に手を差し伸べた

一夏は横を向き、差し伸べられた手を見た

一「ごめん、俺は戻らない」

琴「なんで?」

一「あのIS学園のぬるま湯に浸かっていたら俺は弱いままだ」

琴「そんな事ないよ」

一「あるんだよ、あの戦いで思い知らされた」

琴「・・・・・・・・」

一「だから、俺はIS学園から消えた」

琴「・・・・・・・」

一「強くなるために」

琴「一夏は前から強いよ、私なんかよりも」

一「それは琴が思っているだけだ」

琴「そんな事「そんな事じゃないんだよ」!?」

一「だから、あんなぬるま湯よりももっと強いヤツのいる所に行ったんだ空白を殺すために」

琴は震えた、前の一夏とは全然違うと

そんな時、雨が降り出した。雷の音もあった

一「ここに来たのは、お前との初めての場所であり俺がお前を好きになったと思う場所だからだ」

琴「!?」

琴は赤らめた、一夏から自分が好きであると言われたからである

一「俺と来い、俺にはお前が必要だ」

一夏は琴に手を差し伸べた

琴は差し伸べられた手を見て震えながら手を出した

だが、琴は手を後ろに下げた

琴「私は一夏がIS学園に帰って来てくれるならその手を掴むよ」

琴は両手を胸の近くで握りしめた

琴「そうじゃないんなら、私はその手を掴めない」

一「そうか」

一夏はそう言ってお墓の方を向いてから手を合わせて目をつぶった後

そこから立ち去ろうとした

琴「待って」

琴は一夏の服を掴んだ

琴「行かないで一緒にいてよ」

一「・・・・・・・・・・」

琴「他にも方法があるでしょ」

琴は一夏の服を掴んだまま首を振った

琴「行かないで、行かない、行かないで」

琴は雨の中涙を流した

琴の言葉は雷以上に、大きかった

そんな時

???「まだそんなところにいたか」

琴は涙を拭きながら言葉のした方を見た

そこに居たのは傘を指しながらタバコを吸う白衣の女性がいた

一「なんて事は無い、すぐに行く。待ってよファントム」

ファントム「貴様の指図は聞かないと言ったが」

一「今は待ってろ」

一夏はファントムに怒りの入った言葉で言った

ファントム「怖い怖い、分かったよ五分待ってやる」

そう言ってファントムは来た道を戻った

琴「今の人は?」

一「ただの協力者だ」

琴「あの人のところに戻るの?」

一「ああ、あいつの力は必要だ」

そう言って服を掴む手を払い除けて一夏は琴の方を見た

そして、唇にキスをした

琴は何が起こったか分からなかった

だが、すぐに分かった

琴(これはキス)

そう思った時に唇が離れた

琴「あ・・・・・・・」

琴は物足りないような目をして一夏を見た

一「お前が本当にこっちに来た時にもっとしてやる」

一夏は琴の頭を撫でてから琴の前から消えたのだった

琴は雨の中通り過ぎていく一夏の後をずっと見ていたのだった

 

一夏side

ファントム「本当に罪な男だねぇ〜」

一「何が言いたい」

ファントムを一夏の後ろに乗せてバイクで移動していた

ファントム「お前の呆れっぷりにだよ」

一「あっそ」

ファントム「もうすぐお前のISができる頃だろう」

一「遅すぎるんだよ」

ファントム「ふふふふ、早く見たいものだ、聖天獄覇・白夜を」

一「ふっ」

そう言って二人は山の方に登る形で姿を消したのだった

 




さて、今回で一夏と琴が両思いになるようにしました
そして、なんとなんとお気に入り登録数100人越えしました
本当にありがとうございます、ありがとうございます
そして、今回から後書きでISの情報をします
初めに空白のISであるヴァルケンリッターツヴァイをご紹介します
ヴァルケンリッターツヴァイの元ネタはモンスターストライクの
ルシファーです
さらに機械ぽくするためにスーパーロボット対戦OGのライン・ヴァイスリッターです
翼をルシファーで体が全体がライン・ヴァイスリッターです
さらに空白の頭にルシファーの頭飾りを使用しています
そして武器として刀を二本とワンオフアビリティー「悪魔歌」(あくまか)があります
ワンオフアビリティー「悪魔歌」
自身と同じ体をの人間が無数に出現させる
仮面ライダーエグゼイドのデンジャラスゾンビに似ています
ですが本体よりも攻撃力は弱い

このような感じになっています
誤字脱字がありましたら報告お願いします
こんな話ですがお付き合いよろしくお願いします(土下座)
それでは次の機会にありがとうございました


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大切さとは

お待たせしました
それではどうぞ


シャルside

琴が帰って来た時、私はびっくりした

ずぶ濡れで帰って来たのだ

シャル「琴さん、ずぶ濡れじゃない」

琴「ごめんなさい、ありがとう」

シャルはすぐにタオルを取りに行って渡したのだ

シャル「どうしたの?」

琴「ううん、何でもない」

そう言って、琴は自分の部屋に行ったのだった

シャルはその後ろ姿を見ることしか出来なかった

 

琴side

私は部屋に入ったあと、ルームメイトに大丈夫と言われたがありがとうと言うことしか出来なかった

その後、濡れた服を洗濯機に入れてシャワーを浴びた

シャワーの暖かさで冷えた体が温まっていく

そんな中、私は今日あったことを思い出していた

そして、唇に手を当てた

琴(また、したいな)

そう思って嬉しくなった

その後、パジャマに着替えて寝たのだった

 

生徒会室

夢来「それではこれとこれは私がやります」

シャル「ありがとう」

ファイ「では、この決算もやっときます」

シャル「じゃあ、これで議題はほとんど終わったね」

夢来「お姉ちゃん、終わったよ」

琴「・・・・・・・・・・・・・」

夢来「お姉ちゃん?」

琴「・・・・・・え」

夢来「議題、ほとんど終わったよ」

琴「じゃあ、今度あるタッグトーナメント戦についてやろう」

シャル「じゃあ、去年みたいにはならないようにしないとね」

琴「うん、だから今回は4人の協力者と前生徒会長を使おうと思う」

夢来「どういうこと?」

琴「今回は前みたいに九アリーナ全部使うことは無いの」

ファイ「それで」

琴「一つのアリーナで戦うわけだから、警備を厳重にしたいの」

シャル「前みたいに無人機が攻めてこないとも限らないからね」

琴「うん、それだけじゃないの、生徒会のメンバーでも出場するかもしれないから」

夢来「なるほど」

琴「それで、私とシャル、夢来とファイでペアを組んで両ピットに配置する」

シャル「うん」

琴「避難に手伝ってもらうために4人の協力者」

夢来「うんうん」

琴「私たちが対応している時の代理で前生徒会長が指揮を執る感じ」

シャル「もし、織斑先生が指揮できない場合でしょ」

琴「そう」

夢来「じゃあ、そういうことで宜しくね。ファイちゃん」

ファイ「よろしくなのだ」

シャル「そういうことで、私が織斑先生に伝えに行くね」

琴「ううん、私が言っておく」

シャル「大丈夫?」

琴「大丈夫だよ、それに織斑先生に言いたいことがあるから」

シャル「分かった」

琴「それじゃあ、言ってくる」

そう言って、琴は生徒会室から出た

夢来「今日のお姉ちゃん変だよ」

ファイ「うむ、一昨日はあんな感じでは無かったしな」

シャル「うん、多分大丈夫だと思うよ」

夢来「そうですよね」

シャル「琴の弱いところは私たちがカバーしたらいいし」

ファイ「はい」

夢来「はい」

生徒会室の中では団結するかのように手を組んだのだった

 

職員室

琴「失礼します」

千冬「どうした?竹神」

琴「織斑先生、話があります」

千冬「ここでは話せない話か?」

流石と言うべきだと思ったのだった

琴「はい」

千冬「分かった」

そう言って、二人は屋上に行くのだった

 

屋上

琴と千冬は屋上に来たのだった

そして、生徒会で話したことを話したのだった

千冬「なるほど、分かった」

琴「ありがとうございます」

千冬「それで、協力者とは?」

琴「二年の国家代表候補生に」

千冬「セシリア、鈴、ラウラ、簪か」

琴「はい、一番強いのもありますから」

千冬「分かった、こちらで4人に話しておこう」

琴「ありがとうございます」

千冬「それだけでは無いな」

琴「え!?」

千冬「そんな話だけでここには来ないだろう」

琴「はい」

そして、琴は昨日あった話をした

一夏と出会った事までは話したがキスの事は言えなかった

織斑先生は目を見開いていたが黙って聞いていた

琴「です」

千冬「なるほどな、やはり生きていたか」

琴「はい、もう戦いにしか自分の存在理由を見いだせなくなっていました」

琴は下を向いた

琴「そして、去年の文化祭で戦った敵を殺す事しか考えていなかったです」

千冬「分かった、今回のことは誰にも言うな」

琴「はい」

千冬「もし、もう1度出会ったら言っといてくれるか」

琴「え!?」

千冬「お前が一番出会う確率がでかいからだ」

琴「はい」

千冬「このバカ弟がって言っといてくれるか?」

琴「はい」

そう言って、千冬さんは海を見た

千冬「一夏はお前のことを気に入っていた」

琴「はい」

千冬「そして、同時にお前の全てを知ろうとしていた」

琴「はい、私もそうだったのかもしれないです」

琴は自分の指にある指輪を撫でた

千冬「それは」

琴「一夏に出会った時にポケットに入っていたものです」

千冬「お前を選んだのか」

千冬は娘を見るような目で琴を見た

そして、千冬は琴を抱きしめて撫でた

琴「織斑先生?」

千冬「竹神、一夏を頼む」

琴「はい」

そうして、二人は屋上から出て分かれたのだった

 

琴side

琴は久しぶりにトレーニングルームに来ていた

琴は一夏と出会った事を思い出していた

琴「ここで、出会ったんだよね」

そう言って、琴はさらに奥に入った時

何かが部屋にいたのだった

琴「なに?」

琴はケータイの電気で明かりを照らすと

そこに居たのは人形の猫だった

 

 




今回はここまでです
そして、機械説明です
今回はヴァルケンリッタードライです
操縦者は織斑マドカ
元ネタはまどかマギカの悪魔ほむほむの羽で
前と同じライン・ヴァイスリッターの胴体です
さらに武器はライン・ヴァイスリッターの銃を使います
そして、ワンオフアビリティー「魔王来襲」です
能力の説明 スピードとパワーを向上させる
こう言った感じです
今回は短いですが最後に出てきた猫が次の鍵になります
それではありがとうございました


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触れ合いとは

お待たせしました
これで何話作ってんだと思います
ですが、まだまだ作ります。
それではどうぞ


トレーニングルーム

琴「猫?」

そこにあったのは猫の人形だった

でも、ここには誰も立ち入らないのである筈がないのだ

琴「ね〜こさん」

そう言って、琴は猫の人形を持ち上げた

琴「もふもふしてる、気持ちいいなぁ〜〜!!」

そんなことを言っている瞬間

「ニャー」

琴「え!?」

猫の声がして抱えてる猫を見るとさっきまで人形だった筈の猫が動いていたのだ

琴「え・・・え・・・・・・・えーーーーーーーー!!」

琴は悲鳴を上げて猫を持つ手を離してしまった

猫「ニャッ」

猫はそんなことつゆ知らず琴をじっと見ていた

琴「猫さん、人形だったよね」

猫「ニャッ」

琴「えええええええ!!!」

琴は混乱するしかなかった

猫はすぐに琴のそばに行き足に擦りついた

琴(か・・可愛い)

琴はすぐに持ち上げて猫さんに聞いた

琴「猫さん、どこから来たの?」

猫「ニャ?」

琴「言葉が通じないか」

琴はガッカリしたがもう一度猫を見ると

猫「ニャニャニャ、ニャニャ」

猫は琴の胸にある紅焔を咥えて引っ張り持って行ったのだった

琴「待ってそれはダメーーーーー!!」

琴は猫を追いかけたのだった

 

中庭

琴「猫さん待ってーーーー!!」

猫は琴の言葉を無視して、琴から逃げ回るのだった

琴「猫さん待ってーーーー!!」

猫はさらに走り去るのだった

琴「待ってってばーーーーー!!」

琴は猫を追いかけた

 

アリーナ前

猫「ニャニャニャニャニャニャニャニャ」

猫は琴から逃げるように走る

その後を琴が追いかける

琴「待てーーーーーー!!」

琴も走る走る

 

琴side

琴「待ってってばーーーーーー!!」

その時だった、体から嫌な感じがして止まりうずくまった

琴「やばい」

その瞬間、琴は草むらへ行き吐血したのだった

琴「ゲホゲホ・・・ハァハァハァハァ」

琴はすぐにポケットから薬を出して飲む

琴「走りすぎた、こんな体になってしまって馬鹿だなぁ〜私」

その時だった、目の前に猫が現れたのだった

猫「ニャー?」

琴「心配してくれるの?」

猫「ニャー!!」

琴「ありがとう」

そう言って、琴は猫を撫でた

琴「猫さん、返してね。私の大切なもの」

そう言って、琴は猫を持ち上げて探すが見当たらない

琴「あれ・・・・猫さん、私の大切なものどこ?」

琴は持ち上げた猫に問おうが猫は

猫「ニャ?」

琴「えええええええええ!!」

琴は驚くことしか出来なかった

琴「どこにやったの?」

そう言った瞬間、猫のいた足元に私が付けていた紅焔のチェーンが落ちていた

それを見た瞬間、琴は焦ったのだった

琴「やばいよーーーーーーー!!」

そう言って琴は猫を持ったまま、また走り出したのだった

走り回るが行く宛がなく、どうしたものかと考えていると

簪「あれ? 琴ちゃん、どうしたの?」

琴「あれ、なんで簪がここにいるの?」

簪「ここ、整備室だよ」

琴「え・・・・・・」

そう思って扉の方へ向かって教室名を見た

琴「本当だ」

セシ「あら、琴さん? どうしたのですか、そんな可愛い猫を連れて」

琴「そういうセシリアは何でここに?」

セシ「簪さんに新しいバックパックを取り付ける手伝いをしてもらうためにここにいるのです」

琴「そうだったんだ。って違う・・・・・・そうだ、簪この子を見て」

そう言って、琴は簪に猫を渡した

簪「猫?」

琴「この子、私のISを食べたみたいなの」

簪「分かった、やって見る」

セシ「災難ですわね」

琴「うん」

琴はただただ簪が猫を調査しているのを見守っていたのだった

そんなことをしてるうちに

簪「琴ちゃん、この猫凄いよ」

琴「え」

簪「この猫、この子自体がISの待機状態になってるし、この子体は人形で中身もロボットなの」

琴「そうなの」

簪「こんな技術見たことない」

セシ「未知の領域ですわね」

琴「でも、何でどうやって動いているの?」

簪「多分だけど、ご主人が琴ちゃんであると認識している。そして、この猫はAIを持つ猫だよ」

琴「すごい猫ってこと?」

簪「うん!!」

セシ「でも、どうやって作られたのでしょう」

簪「多分だけど私の頭の中に1人だけこんなの作れる人がいる」

セシ「まさか、篠ノ之博士?」

簪「違う、篠ノ之博士以上の人であり裏の博士って呼ばれてる人物」

琴「誰なの?」

簪「ファントム・D・カルム」

琴「!?」

琴はその人物を知っている、あの時一夏を待っていた人ではないかと琴は想像した

セシ「ファントム・D・カルムとはどんな人物なのですの?」

簪「ファントム博士はこの猫みたいに人形型の動物を作ったり、それだけでなくISの第二世代機を作った言わばもう一人の篠ノ之束って言われてる人」

セシ「では何故、裏と呼ばれているのですの?」

簪「腕は天才級のものなんだけど性格や行動が博士って感じじゃないの」

セシ「博士って感じじゃないとは?」

簪「非合法を使ったり中国マフィアとの癒着問題とかがわんさか出てきて、言わば何でもありの人なの」

セシ「そうですの、それじゃあ何でこの猫は琴さんを主としているのですの?」

簪「多分、ファントム博士がそうしたのだと思う」

琴「・・・・・・・・・・・・・」

セシ「どうしました?」

琴「え・・・・・・・・」

セシ「なにか悩みでもあるのですの」

琴「ごめんごめん、考え事してた」

簪「琴ちゃん、この猫に名前つけてあげて」

琴「え、何で?」

簪「理由としてこの猫は貴方にとってISの待機状態、紅焔って言うのもなんだから」

琴「なるほど」

琴は腕を組んで考えた

そして、一つの名前が出てきた

琴「ロポア・・・・・・・」

セシ「え」

簪「それでいいと思うよ」

琴は前に出て、猫と対峙するようにして

琴「あなたの名前はロポア、宜しくね」

そう言って、琴は猫を抱えたのだった

簪「多分他は大丈夫だよ」

琴「ありがとう」

そう言って、琴は出ていったのだった

セシ「また何かありそうですわね」

簪「そうだね」

そう言って二人は琴の方見たのだった

 

部屋

琴と猫(ロポア)は部屋に来てから一緒ににらめっこしていただった

琴「これから宜しくね、ロポア」

猫「ニャー」

二人はじゃれあうのだった

 

ファントムside

ファントム「彼女がデバイスに名前をつけたみたいだよ」

一「ふ〜ん」

ファントムは画面越しに映る琴のことを一夏に伝えた

一「デバイスが琴を守ってくれるんだろ?」

ファントム「多分だよ」

一「はぁ〜、行くぞ春雷」

そう言って一夏の近くにいた小型のライオンが一夏について行くのだった

ファントム「彼女のことになると口を開いてくれるのはいいけど、今の君はほぼ戦闘狂だね」

ファントムは不敵な笑みで一夏を見たのだった

ファントム「君を見つけてから一年、本当に楽しいよ」

そう言って、また画面に向き直ったのだった

 




今日はここまでです
機体説明は次の機会に
それではありがとうございました


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殺とは

お待たせしました
卒論の題目に悩んでますが
現実逃避です
それでは、どうぞ
後書きで今回は琴のIS説明です


???side

???「グルルルルル」

黒い何かは重い大剣持ち唸っていた

そして、ところ構わず切り刻んでいく

???「ガーーーーー!!」

一(やめろ、やめろ)

黒い何かには一夏の言葉は届かない

そして、黒い何かは見つけてしまった

一(そいつはやめろ)

???「ガルルルルルルルルルルルル」

琴「辞めて、辞めてよ、一夏」

一(やめろ、琴に手を出すな)

言葉にしても届かないそれもそうだ

黒い何かは一夏本人なのだから

一(辞めてくれ)

???「グルガーーーーー!!」

ザシュと音がした、一夏自ら琴を刺したのだから

琴「何で?」

一(うわーーーーーーー!!)

???「ガーーーーーー!!」

黒い何かは琴をめった刺しにしていく

琴が息絶えたのを確信して今度は琴の首を切ろうとした

一(やめろ、辞めてくれ)

???「それは無理な話だな」

一「え!?」

黒い何かが琴の首を切る前に止まった

一「なんだこれ」

声がした方を見ると黒い自分に見える人がいた

???「これはお前が望む結末なんだよ」

一「そんなことあるか」

???「それがあるんだよ」

一「お前は誰なんだ」

???「俺か? 俺はお前だよ織斑一夏」

一「!?」

黒一夏「俺はな、お前が望むことは何でもわかるんだよ」

一「そんなこと、あれを望んでるわけがあるか」

黒一夏「俺はお前なんだよ、さっきから言ってるだろお前が考えることなんてお見通しなんだよ」

一「本当に俺が望んでることなのか」

一夏は崩れ落ちた、それを見た黒一夏は一夏の髪を持ち上げた

黒一夏「受け入れろ、こんなことを望むならな」

黒一夏は一夏の髪を下に叩き込んだ

黒一夏「これは夢だ、けどなこの夢はお前が望む夢なんだよ。」

一夏は言葉に出来なかった、けど許せなかった

黒一夏「悔しいよな。闇を受け入れろ、そしたらこんな結末ならないんだよ」

黒一夏は一夏に手を差し伸べた

だが、一夏はその手を叩いた

一「お前の望みを受け入れてたまるかよ」

黒一夏「そうか、ならこれだけ言っといてやるよ」

黒一夏は指を鳴らして時間を進めた

黒一夏「お前の中には俺やそこにいる悪魔がいることを忘れるな」

そう言った瞬間、琴の首は落とされたのだった

一「うわーーーーーーー!!」

バサッと飛び起きたのだった

一「夢か」

一夏は額の汗を拭いだ

春雷「ガウ」

一「心配してくれてありがとな」

一夏は春雷を撫でて起き上がった

その後、一夏は汗だらけの服を脱ぎ捨ててシャワーを浴びたのだった

 

一夏side

シャワーを浴びた後、服を着ずにズボンだけ履いて自分の部屋を出た

歩きながらタバコを口に加えて火をつけた

一「ふぅー」

そうして、行くべき所に来た

一「奴らの居場所は分かったか?」

ファントム「分かってないよ」

一「そうかよ」

ファントム「なんだい、怖い夢でも見たか?」

そう言った瞬間、一夏はファントムの首を掴んだ

一「腐れ博士、さっさと奴らの亡国企業の居場所を突き止めろ」

ファントム「うるさいよ、この駄犬が」

首を掴んでいるが一夏の頭にはライフルが突きつけられた

そんなやり取りをしている中で

???「おい一夏、そいつは殺さないでくれよ」

一夏は声がした方を見ると、黒いコートを着たスーツにサングラスの男が数人の黒スーツの男を後ろ立たせて座っていた

一「シェンさん、邪魔しないでくれるか」

シェン「邪魔はしていないよ、ただそいつは俺らにとって大切な人なんだけど」

そう言って、一夏のところまで来て二丁拳銃を一夏に向けた

シェン「ガキがタバコを吸うものじゃないよ」

一夏が咥えているタバコを取って吸い始めた

シェン「良いタバコだ」

一夏はファントムの首を離したのだった

シェン「お利口さんだ」

ファントムとシェンは拳銃を締まったのだった

一「で、シェンは何しに来たんだ」

シェン「用事でな、ISの除去をしてくれる武器が欲しくてね」

ファントム「分かった、金はいつものところだよ」

シェン「分かってるよ、ミスファントム」

そう言って、タバコを灰皿に叩き火を消して扉から出ていったのだった

一「あの人が来ると場が凍るな」

ファントム「なら、私に手を出さないことだ、ガキ」

一「うるさい、雌犬」

そう言って、一夏はファントムの部屋から出て行ったのだった

一(はぁ〜、シェン・リィチェン、中国マフィアである統閣連合会の総合ボス、殺ることは悪魔の域を超えたものらしい)

そう思ってまたタバコを吸い始めたのだった

そして、また自分の部屋に帰るのだった

 

シェンside

下っ端1「あのガキ何なんですか!!」

シェン「そう怒るな」

下っ端2「ですが、ボス 奴はやっていい事とやってはいけないことがある」

シェン「そうだな」

下っ端3「何故、あんなガキをボスは次期ボスに考えているのですか」

シェン「アイツの目や行動が昔の俺と似てたからだよ」

そう言って、タバコを咥えて下っ端が火を付けたのだった

シェン「アイツはさらに黒く染まれば俺ら統閣連合会で最強になれるからな」

そう言った瞬間、サングラス越しに怖い笑みを浮かべた

そんな顔を見た下っ端は背筋が凍る感じがしたのだった

 

IS学園

琴は授業中に居眠りをしてしまった

そして、一夏と同じ夢を見た

琴(怖い、怖い・・・!)

そして、首を切られた瞬間

飛び起きたのだった

琴「ハァハァ」

千冬「居眠りとは会長も制裁が欲しいか」

琴「ご・・ごめんなさい」

琴は立って謝ったのだった

千冬「今回は不問とするが次は許さんぞ」

琴「はい」

そして放課後、生徒会室で

シャル「どうしたの?琴ちゃんが居眠りなんて」

琴「色んなことがあっから疲れたんだと思う」

シャル「気をつけてね、疲れとか出てきたら私たちに言って。力になるから」

琴「ありがとう、さっ始めよ」

夢来「じゃあ始めるね、お姉ちゃん」

ファイ「えーと、来週にあるトーナメント戦のトーナメント表が出ました」

そう言ってファイは黒板にトーナメント表を貼り付けた

ファイ「こんな感じです」

琴「なるほど、分かったわ」

シャル「これなら、さらに警備を固く出来るね」

琴「うん、じゃあ警備をさらに固くするためにさらに練ろう」

そう言って、4人はさらに警備を固くしたのだった

琴「今日はこれ位にしておこう」

ファイ「あ、そうだ皆さん、この間あった新人戦の帰りにお土産を買ってきたので食べませんか」

ファイは紙袋から箱を出してケーキを取り出した

シャル「いいね!!」

琴「それじゃあ、お茶じゃなくて紅茶がいいわね」

夢来「じゃあ私が入れるね」

ケーキと紅茶で一休みした後、片付けをして生徒会室から出たのだった

 

琴side

琴「今日も疲れた」

そう言って、琴は部屋に入った

墓参りの後、部屋が一人部屋になり一人を満喫していたがロポアが家族になり賑やかになった

琴「ただいま、ロポア」

ロポア「ニャー」

ロポアは琴に近づいて足を撫でた

琴「ありがとう」

琴はそんなロポアを持ち上げて撫でた

琴「ロポア、待っててね。シャワー浴びたら一緒に寝ようね」

ロポア「ニャー」

琴は服を脱いでシャワー浴びた

琴(あんな夢を見るなんて、何かあるのかな)

琴は授業中に見た夢を思いだしていた

琴(絶対にあんな事にならないようにしないと)

琴は頭と体を洗い、シャワールームから出た

服を着て、ロポアのいるベットに向かった

琴「寝る前にロポアの毛づくろいしとこ」

櫛を持ちロポアに近づいた

琴「ロポアは毛づくろいしようか」

ロポア「ニャニャ」

そう言ってロポアは琴の膝に乗っかり座った

ロポアの毛づくろいをして行き終わらしたあと一緒に眠りについた

琴(あんな夢を見ないようにしないとね)

そう思いながら眠りについたのだった

 

一夏side

一夏はベットに座っていた、座る形で春雷が膝に座って寝ていた

一(あんな夢を、あんな夢のようにしてたまるか、俺は俺だ)

一夏はそう心に刻み込むように言い続けた

そんな、一夏を見る春雷は寂しそうな感じで見ていた

春雷は一夏を主人と思っているし好きな人でもある

だが、今の主人は怖い機械や自分でも恐怖するかの様に眠っていたのだった

 

 




はい、今回はこんな感じです
そして、今回の機体説明は琴が使う覇天極聖・紅焔・快です
コンセプトは昔と変わり、琴の体に合わせてあります
機体の元ネタはコードギアスの紅蓮だったのが、革命機ヴァルヴレイヴのヴァルヴレイヴ四号機です
そして、前と同じで鉄血のオルフェンズからグシオンリベイクフルシティです
肩から手までグシオンリベイクに変わり
足もグシオンになりましたが左右の太ももの部分に武器を2つずつ搭載
この武器がヴァルヴレイヴ四号機のスピンドル・ナックルです
さらに後ろの部分はエナジーウイングからマルチレッグ・スパインを搭載スピードをさらに加速できるようになりさらに残像を作り出すことが可能
人工知能を持つ猫、ロポアが加わった事でマルチレッグ・スパインを自動で操ることが可能
言わばガンダムのハロと考えてください
そして、搭載武器はオリジナル武器
紅を搭載
紅は紅蓮の腕にある輻射波動を搭載した小太刀で斬撃が飛ぶ、ただし三回しか打てない
何故か頭には猫耳が付いてしまった
五分しか動けないのでタイマーがセットされているそれを超えると強制的に待機状態になる
もし超える場合、さらに二分の猶予が与えられる
暗号化されているので暗号を言わない限り、二分の猶予はない
こんな感じです。
ご意見ご感想があればどうぞ
それで次回トーナメント戦です、そして一夏の
ご期待ください


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乱とは

お待たせしました。
凄くやっていなかったのは2つ理由があります
一つ目は卒論
もう一つは一夏のISに悩んでいて時間がかかりました
それではどうぞ



琴side

今日はタッグトーナメント戦である

琴「みんな、配置に付いた?」

シャル「うん」

ファイ「はい」

夢来「着いたよ」

琴「もう一度、説明しとくけど」

琴はインカムで説明を始めた

琴「私とシャル、夢来とファイで組んでいて両サイドのピットに配置してくれてる。もし、何かあった場合はピットから出てそれを対応する。そして、避難は協力者に任せる。後の指示は前会長に任せてあるからそれに従ってね」

一同「了解」

そして、タッグトーナメント戦が始まった

1回戦や2回戦目まではなんともなかった。

シャル「このままがいいね」

琴「そうだね」

2人で話しながらピットでの巡回をしている

夢来side

ファイ「まだ、何も起きませんね」

夢来「そうだね」

ファイ「そう言えば、何で夢来さんは会長の事をお姉ちゃんと呼ぶんですか?」

夢来「お姉ちゃんは、私と同じ施設にいて仲良くしてくれたから」

ファイ「そうだったのですか」

夢来「私にとっては唯一の身内みたいに接してくれて嬉しくてお姉ちゃんって呼んでるの」

ファイ「良いですね、姉がいてくれるのは」

夢来「ファイは居ないの?姉と呼べる人は」

ファイ「いますが、姉以上に尊敬していますから」

夢来「誰?」

ファイ「ラウラ隊長です」

夢来「ラウラ先輩?」

ファイ「そうです、あの人は私にとって尊敬だけでなく色んなことを学ばしてくれた人です」

夢来「好きなんだね」

ファイ「好きというかあの人みたいになりたいと思っている感じかな」

夢来「そうなんだ」

2人は普段しない話をして盛り上がったのだった

 

琴side

琴「この試合が終わればタッグトーナメント戦は終わるけど」

シャル「何かあるよね」

琴「無いことを祈ろう」

2人はそんな話をしている時にそれが起きてしまった

アリーナの真ん中の天井に穴が開き、その開いた穴から無人機が数十体入り込んできた

琴「やっぱりね」

シャル「夢来、ファイ、臨戦態勢に入って」

シャルはインカムで2人に促した。

夢来、ファイ「了解」

琴「行くよ、ロポア。来て、覇天極聖・紅焔・快」

ロポア「ニャー!!」

シャル「ラファール・リヴァイブ・カスタムIV、行くよ」

ファイ「時間だ、シュヴァルツェア・ハーゲン」

夢来「頑張るよ、打鉄」

そして、4人はISを展開してアリーナに出た

 

アリーナ内

アリーナ内では最後の試合をしていた人達が無人機と戦っていた

琴「選手は速やかに退避してください」

琴は注意を促して言うが一人の選手が引き下がらない

シャル「箒、避難して」

それは箒だった

箒「うるさい、奴らは私が倒す。出てくるな!」

琴「シャル、あの人を引きずってでもピットに連れ戻して」

シャル「分かった」

琴は四つの腕でスピンドル・ナックルを持ち無人機に攻撃を仕掛けた

琴「時間が無いからスピーディーに済ますよ」

一機目の無人機に正拳突きをしてぶっ飛ばした

琴「次」

行こうとした瞬間

箒「貴様の出る幕ではないわ」

そう言って、琴を切った

琴「グフ!」

箒「貴様らの相手は私だ」

そして、箒は無人機を切っていく

シャル「琴、大丈夫?」

琴「何とか」

シャル「ごめん、いうこと聞かなくて」

琴「大丈夫、想定済み」

そう言って、琴はウィンドウを出して連絡した

琴「織斑先生、篠ノ之箒が勝手に戦って邪魔をしているので呼びかけてもらっても良いですか」

千冬「分かった、生徒会は引き続き対処に入れ」

琴「分かりました」

そして、ウィンドウを無くして耳のインカムで指示を出した

琴「私とシャルでタッグで戦うから、夢来とファイもタッグを組みながら戦って」

夢来、ファイ「了解」

琴「背中は任せたよ」

シャル「大丈夫、琴には一歩も殺らせないから」

そう言って、2人で戦い始めた

琴は前の無人機を、シャルは後ろの無人機を

琴「そこ!!」

琴はスピンドル・ナックルを使ってアッパーして、無人機の真ん中に穴を開けた

他の無人機が琴目掛けて殴り掛かるが

ロポア「ニャー!!」

ロポアがマルチレッグ・スパインを発動してくれて回避した

琴「ありがとう、ロポア」

ロポア「ニャー」

ロポアと琴の組合わせで戦い何とかなっている

シャル「舐めるなーーー!!」

シャルは無人機に攻撃をかわされながら闘う

だが、シャルも負けじと攻撃していき強化型シールドスピアーを胸に叩き込んだ。

そして、二発打ち無人機は停止した

シャル「私に貫けぬものはなしだよ」

シャルは動かない無人機に言ったのだった

シャル「離れすぎた、琴が心配だ」

シャルは飛んで琴のいる場所まで向かった

夢来「キャ!?」

夢来が転んで無人機に攻撃をされそうになった時

ファイ「その子に触れるなーーー!!」

ファイが横からプラズマ手刀で攻撃していき無人機を停止させた

夢来「ありがとう」

ファイ「油断しないで」

夢来「うん!!」

2人はチームワークで戦う

琴「まだまだ来る、時間が無い」

琴はウィンドウを出して時間を見た。そこには、残り2分と書いてあった

琴は深呼吸して時間を気にしてはダメと感じて気を引き締めた。その時

箒「邪魔だーー!!どけーーー!!」

気を引き締めた瞬間、横腹に刀が叩き込まれて吹っ飛ばされた

琴「グハーーー!!」

箒「貴様の出る幕ではないとさっきも言っただろうが」

そう言って、箒は無人機と戦った

琴「まだいたのか」

起き上がろうとした瞬間

琴「ゲホゲホ、ハァハ、ゲホゲホ」

琴はその場で吐血したのだった

琴「まだ時間じゃないのに何で?」

そう思った瞬間、箒に二回攻撃を食らったせいだと気付く

琴「あれか・・・・・ゲホゲホ」

シャル「琴ちゃん!!」

琴「ごめん、シャル」

シャル「一旦引こう」

琴「ダメ、まだまだ来るからやらないと」

そう言葉にした瞬間、天井からさらに二十体の無人機が降りてきた

シャル「この野郎ーーー!!」

シャルは琴を寝かせて降りてくる無人機に攻撃を仕掛けた

シャル「これでもくらえーーー!!」

肩にあるクレイモアで攻撃していく

数は減ったがまだ天井から無人機が降りてくる

シャル「クソーー!!」

そう言った瞬間、インカムから

ファイ「シャルさん!!」

シャル「どうしたの?」

ファイ「夢来のシールドエネルギーが尽きてしまい絶対絶命です」

シャル「クソ、どうしたらいいの」

そう言った、その時

鈴「まだ、私たちがいるわよ」

インカムから鈴の声がした

シャル「鈴!!」

簪「ごめん、避難誘導に時間がかかった」

琴「ゲホゲホ、大丈夫だよ」

セシ「あちらは鈴さんとラウラさんが行ったのでこちらは任せてください」

ラウラ「大丈夫か、ファイ!!」

ファイ「隊長ー!!」

ラウラ「お前はその子をピットまで持っていけ、ここの奴らは私たちがやる」

ファイ「了解です」

ファイは夢来をお姫様抱っこしてピットに向かった

鈴「ラウラ、さっさと終わらせましょうか」

ラウラ「そうだな、私の可愛い部下をいじめてくれたからな」

そう言って、鈴は龍砲を無人機に向けて

ラウラはプラズマ手刀を構えて攻撃を仕掛けた

セシ「大丈夫ですか?琴さん」

琴「ありがとう、セシリア」

簪「此処は私たちがやるから琴をピットに」

シャル「分かった」

琴を背負って向かおうとした瞬間、無人機がピットを破壊して戻れなくしてしまった

セシ「なっ!?」

簪「八方塞がりって事」

琴「ファイ、夢来大丈夫?」

ファイ「何とか」

琴「よかった」

ファイと夢来はピットの奥におり難を逃れたのだ

簪「考えないとね」

セシ「そうですわね、箒さんが邪魔で狙えないのもありますわ」

そうだ、箒が真ん中で無双しているせいで作戦が考えられないのだ

簪「ここは、私が一斉射撃するからその隙に箒さんをこっちに持っていき、セシリアがビットと一緒に攻撃をするしかないね」

セシ「まさか、練習していた事がここで本番とは」

シャル「何それ」

セシ「今まで集中しないと動かなかったビットを集中しなくても使えるように特訓していたのです、今まで」

簪「私も手伝って頑張ったもんね」

セシ「このセシリア・オルコット、本番は強い方ですわ」

簪「頑張ろう、2人は下がってて」

セシリアは高く飛びビームライフルを二丁出して構えた

セシ「今までの私と思わないことですわ」

二丁のビームライフルの標準を向けた

簪「行くよ、セシリア!!」

セシ「了解でしてよ」

その瞬間、簪が中心にいる無人機(&箒)に大量のミサイルを投下した

そして、無人機と箒に直撃して箒をそこからどかした

鈴「危な!!」

ラウラ「流石だな」

セシ「まだですわ」

そうだ、簪が打ったのは相手のISを痺れせるミサイルなので、持って数秒だけなのだ

セシ「行きますわよ、簪さん」

簪「この子、邪魔。うん!!」

箒を放り投げて構えた

そして

セシ「死になさい」

簪「吹っ飛べ」

セシリアはビットと一緒に撃った

簪は新装備の肩の発射口から紫色のビームを撃って

攻撃して無人機を破壊したのだった

セシ「やりましたわ」

琴「凄いよ、セシリア」

シャル「うん!!」

セシ「こんなものですわ」

セシリアが琴達の方に向かおうとした瞬間

セシ「(○゚∀゚)ガハッ∵∴」

セシリアの背中にビームがヒットして墜落した

鈴やラウラ、簪にもビームがヒットして倒れた

鈴「何!?」

鈴は倒れながら上を見た

ラウラ「何だあれは」

簪「さっきの無人機とは違う」

さっきまで無数にきた無人機と違い色が白かった

セシ「あれはヴァルケンリッターシリーズのアインス!!」

セシリアは驚きシャル達に向かって言った

セシ「逃げてください、シャルさん」

シャル「え・・・・」

セシ「あれはヤバイですわ」

シャルは直ぐに逃げようとした瞬間

シャルにも攻撃がいき、倒れてしまった

そして、白銀無人機は琴に向かった

無人機「ピーピピピーピピ」

無人機は琴の前に行こうとしていた

琴「やばい、逃げなきゃ」

だが、体が動かなく。そして、吐血していく

その時、琴のISが解除した

ロポア「シャーーーー!!」

ロポアが白銀無人機に唸るが動きを止めない

琴「ロポア、逃げて」

琴はロポアに言うがロポアは逃げなかった

そして、ロポアの前に無人機が立ちロポアに攻撃した

琴「ロポアーーーー!!」

煙が立ち、ロポアが無事か分からない

だが、その時

???「猫に攻撃とか馬鹿だろ・・・・・あー、お前無人機だったな」

男の声がして琴は見た

そして、煙が消えた瞬間

そこに居たのはISを着た一夏だった

琴「一夏ーーー!!」

一「よぉー琴」

そう言って一夏は助けに来たのだった




本当にお待たせしました
日に日に書きたいけども卒論がーーという感じでした
そういう事で今回は一夏のIS、聖天獄覇・白夜です
これには迷っていてどんなISがいいかとか、一夏に合うものを考えていたらいいものが出来ました
コンセプトは前と変わり
鉄血のオルフェンズのバルバトスルプスレクス
マギのシンドバットが纏う魔装のバアルです
コードギアスのランスロットアルビヨン
腕と尻尾をバルバトス
腕は前と同じ 羅刹
尻尾の部分が前と同じ 雪牙
後の部分はバアルです
翼だけがランスロットです

武器が七つあります
七つの武器が一つ一つワンオフアビリティーを持っている。ただし、出せる武器は一つのみ
一つ目 武器 鎌「デスサイズ」 アビリティ 「鏡花水月」 鎌の刃と反対の方に霧を発生される射出口があり蜃気楼を発生させて分身を出す
二つ目 武器 両槍「天邪鬼」 アビリティ 「天邪鬼」 三節棍にもなる。三節棍の場合、鬼のような戦いかなになり、両槍の場合、天使の様な戦い方になる
三つ目 武器 弓矢 「燐月」 アビリティ 「ルディルクス」 矢を打った瞬間、無数になる
四つ目 武器 刀 「雪片」 アビリティ 「同じ」 同じ
五つ目 武器 大剣 「雪爆」 アビリティ 「悪龍」 敵のシールドエネルギーを吸い取る
六つ目 武器 隠し武器 「羅刹」 アビリティ「ベルゼブブ」 的に当たると同時にその場で爆破その後、炎が的を消し炭になるまで燃え続ける
七つ目 武器 仮面 「狐」 アビリティ「半纏」 一夏と春雷の意識を入れ替える。ただし体が持つ間だけそれだけでなく、一から六までの武器を使用出来る
こんな感じです。
色々と考えていたのですが、ロボットアニメを見ていてダメだダメだと感じで一息つくためにマギを見ていたら、これだと思いこうなりました。
ご質問などありましたらどしどし下さい
遅くなり申し訳ないですがこれからもよろしくお願いします。


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一騎当千

今回は一夏が無双するお話です
お待たせしました。それではどうぞ


アリーナ内

部分展開した一夏が琴の前に立っていた

琴「何で?」

一「亡国企業を探っていたらここを襲撃することが分かって飛んできた」

そう言って一夏は白銀無人機を足蹴りして吹っ飛ばした

一「良く頑張ったな、猫」

一夏は後ろにいた猫を撫でた

一「もう少しだけ琴を守ってくれるか?」

ロポア「にゃ!!」

一「そうか、ありがとう」

また、一夏はロポアを撫でた

そして、一夏は琴の方に行きお姫様抱っこしたのだった

琴「キャ!!」

一「壁際まで行くぞ」

琴「うん」

琴は頷き壁際まで行った

一「ここで待ってろ、千冬姉に救援要請出しとけ」

琴「一夏は?」

一「俺はあいつを倒す」

そう言って一夏は白銀無人機の方を見た

白銀無人機は立て直すのに時間がかかったのか、今立った

一「さてと、テメェら準備は出来てるんだろうな!!」

かなり怒り気味で無人機に言った

そして、一夏は上半身の服を脱いだ

一「行くぞ、春雷!!」

春雷「グルガーーーー!!」

その瞬間、春雷がIS化していった

一「行くぞ」

一夏は白銀無人機に目掛けて走った

白銀無人機「ピーピピピピピピーピーピー」

無人機は何かを呼ぶような音を鳴らした瞬間、また天井から無人機が数十体降りてきた

一「やらすと思うか燐月!!」

一夏の手から弓が出てきて降りてくる無人機目掛けて打った

一「ルディ!!ルクス!!」

目掛けて撃った矢が無数に増え無数の無人機に当たり破壊していく

だが、何十体もの無人機が地上に降り立った

一「換装!!天邪鬼」

春雷「ガウ!!」

弓から今度は両槍が出てきた

そして、一夏は目の前にいる無人機に向かって攻撃を仕掛けて

一「消えろ」

無人機を真っ二つにして次に向かう直前

後ろから無人機が現れて攻撃するが雪牙が自動で無人機の頭に刺さり

そのまま下に切り落として真っ二つにした

そして、一夏はさらに二体の無人機を両槍を回転させて切り落とした

一「しょうもないな」

一(めんどくさい、ワンオフアビリティーを使う)

そう思った瞬間ワンオフアビリティーを発動した

一「ワンオフアビリティー発動!!「天邪鬼・天女」」

そう言った瞬間、腕の防具から煙が発生して羽衣になった

一「さっさと終わらしてテメェの所まで行ってやるよ」

一夏は白銀無人機を指さして言った

そして、六体の無人機が一夏を襲おうとした瞬間

一「天女は清らかな戦いを描く」

そう言った瞬間、一夏は軽く飛び両足を曲げて天女のポーズをして両槍を振り回して無人機を切った

一「弱いよ」

そのまま一夏は白銀無人機に向かって走り攻撃した

だが、白銀無人機は攻撃を避けること無く腕の防具で防いだ

一「チッ」

一夏は後ろに下がりワンオフアビリティーを解除した

一「初手を防がれるとめんどくさいな」

だが、天井の穴からはまだまだ無人機が降りてくる

一夏は攻撃をしてくる無人機を避けては破壊していく

後ろからの攻撃は雪牙で3機同時に壊す

更には腕の武器、羅刹を回転して左右の無人機を破壊していく

一体一体確実に壊していく

一夏の立っている地面には無人機の残骸が無数にある

そして、無人機が降りてこなくなった

一「何だ、終わりか?呆気ないな」

一夏は天邪鬼を地面に刺して腕を伸ばした

一「お前だけになったな」

そう言って一夏は白銀無人機を見た

白銀無人機は一夏を見て武器を出した

一「戦いは始まったばかりだ、もっとやろうぜ」

一夏はそう言った瞬間、天邪鬼が三節棍になった

そして、一夏の構え方が変わった

左腕を伸ばして右腕を曲げた。そして、左足を前に出して右足を曲げた

構えになった

その瞬間、一夏は右足を深く蹴り走り出した

そして、上から下に切るようにして斬りかかった

それを諸共せずに白銀無人機は躱してハンマーを振り回した

一夏も同じようにして躱していく

躱した瞬間、一夏の足が無人機の手に捕まった

一「チッ!!」

一夏は手を壊すが目の前の白銀無人機の攻撃を避けきれなかった

一「めんどくせぇ!!ワンオフアビリティー!!「天邪鬼・鬼神」」

そう言った瞬間、鬼の様な威圧を放ち白銀無人機の腕を切り落とした

一「鬼神は荒ぶる魂で戦いを描く」

一夏は三節棍の双剣で切り刻んでいく

無人機は避けきれずに攻撃を食らっていく

そして、無人機がよろけ出した頃には無人機の胸パーツが破壊されて

ISの心臓が出てきた

白銀無人機「ビビビビビービビ」

一「わめくな」

一夏は無人機を切った

一「おいおい、これで終わりかあーん」

一夏は三節棍を両槍に戻して収納した

一「これで楽にしてやるよ」

一夏は指を真っ直ぐにして心臓を破壊した

一「つまらないな」

そう言った瞬間、天井からビームが放たれた

一夏に当たるか当たらないかの所で一夏は避けて上を見た

一「あれは?」

天井から来たのは無人機と同じISだが、今度は有人機だった

そして、地面に降り立った

一「誰だテメェ!!」

???「初めまして、織斑一夏様 私はクロエと申すものです」

一「そのクロエとやらが何の用だ」

クロエ「こちらの無人機の回収をしに来たのです」

一「返すと思うか」

クロエ「一夏様にはある情報を持ってきたので、これを条件にしてもらいたいのです」

一「どんな情報だよ」

クロエ「では、これをご覧ください」

クロエと名乗った女はスクリーンを指で出して一夏に見せた

一「これは!?」

そこに映し出されたのは空白だった

空白「よお、一夏 久しぶりだな」

一「空白!!」

空白「そう、カッカするなよ」

一「テメェを殺したくてずっと探してたんだよ」

空白「こっちもお前と戦いたくて心が踊ってたんだよ」

一夏と空白はスクリーン越しに睨み合った

空白「今回はお前に宣戦布告しておこうと思ってな」

一「何!?」

空白「一年前に戦ったあの日あの時間にまた、戦おうぜ」

そう言った瞬間、スクリーンが砂嵐になった

クロエ「これは空白様に渡してくれと言われたものです」

一「分かった、今回はお前らにこれを渡してやる」

そう言って一夏は白銀無人機の前から数十歩離れた所まで下がった

クロエ「ありがとうございます」

クロエは深々とお辞儀して無人機を担いだ

一「質問していいか?」

クロエ「答えられる範囲ならば」

一「今回の亡国企業が仕掛けた襲撃は篠ノ之束が絡んでいるな」

クロエ「はい、お母様は空白様を偉く気に入りまして亡国企業に援助してもらってこの襲撃を企てました」

一「そうかい、そうならばもう一つ」

一夏はクロエが纏うISに指を指した

一「お前がしているISは誰から貰った?」

クロエ「これはお母様から頂きました」

一夏はクロエの目を見てからため息をついた

一「分かった」

一夏は手を下にして降った

クロエはそれを見てお辞儀して飛んでいったのだった

その瞬間、教師部隊が入って来て

この出来事に終止符が打たれたのだった

 

病院

琴や他のメンバーのほとんどは病院送りになった

各々が一個部屋に収容されて療養している

琴「あれから一日経ったんだよね?」

一「そうだな」

琴「戻って来てくれることになったの?」

琴は横でリンゴを剥く一夏に問いかけた

一「奴らを殺すことが俺の役目だからな、今回は戻っただけだ」

一夏は皮を半分に切った後、うさぎにして琴に渡した

琴「可愛らしいね」

兎を見て笑った

一「お前は笑ってる方がいい、あまり無理をするな」

琴「今回は私たちが考えた、行動が裏目に出ちゃったからこうなっただけ」

琴はうさぎを食べていく

琴「二つ聞きたいことがあるんだけど?」

一「何だ?」

琴は目の前で楽しそうにじゃれ合う二匹を見た

琴「一つはあのライオンは一夏のIS?」

一「そうだ、名前は春雷だ」

琴「そう、もう一つ。この子達は貴方が私にくれた物?」

一「そうだ、お前を守る奴は近くにいる方がいいだろ」

そう言って一夏は琴の頭を撫でた

琴はそれをされて少し赤くなった

琴「一夏・・・もう何処にも行かないで」

琴は一夏を見て言った

一「奴らを殺したらもうどこにも行かない」

琴を撫でるのをやめてハグした

一「あいつを倒すことが俺の役割だから大丈夫だ」

一夏はハグをやめて琴のおでこと一夏のおでこを重ねた

琴「よかった」

琴は一夏の前で涙を流した

一夏はその涙を拭って唇と唇を重ねたのだった

そして、一夏は琴を押し倒した

一「いいか?」

琴「うん」

そして、一夏は琴を抱いたのだった

 

 




今回は無双プレイを見せました
そして、一夏と琴の一線を超えさせました
18禁なのでやろうか迷ってますが
やると思います
そして、次は一夏が戻ってきたIS学園の話です
激しい戦いの後は平凡があるのが良いですよね


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姉弟とは

お待たせしました
それでは、どうぞ



一夏side

俺は琴と一緒に大人の一線を超えた後、琴が気を失ってる間に病室を出た

その時だった

???「不純異性行為はこの学園では禁止だが?」

俺は声がした方を向くと、そこにいたのは千冬姉だった

一「千冬姉か」

千冬「防音だからと言って聞こえる範囲がある」

一「今度から気をつけるよ」

俺は笑って千冬姉の顔を見た

千冬「はぁ〜、来い。話したいことがある」

一「珍しいね、千冬姉からお誘いなんて」

千冬「そんな時もある」

そう言って一夏は千冬の後について行った

千冬「そうだった」

一「何?」

千冬「不純異性行為の罰をしなくてはな」

一「え!?」

その瞬間、俺の頭に特大のゲンコツが来たのだった

それだけでなく、その後からもう一発食らった

千冬「もう一つは心配させた罰だ」

一「手加減してくれよ」

食らった部分を撫でながら千冬姉の後を追う

 

地下室

一夏は白銀無人機のいる部屋に入った

一「こいつは」

千冬「そうだ、お前が倒した無人機だ」

一夏は千冬姉から、白銀無人機の正体と篠ノ之束が作ったことを知った

千冬「こんなものだな」

一「なるほどね」

一夏は手を顎に当てて聞いたのだった

千冬「それじゃあ、今度はお前のことを教えて貰おうか」

一「何を聞きたい?」

一夏は気づいていた、千冬が聞きたいことを

一「なんでも答えるよ」

千冬「それじゃあ、まず一つ目から」

千冬は一夏の左腕を見た

千冬「左腕は何故、義手なんだ?」

一「・・・・・・・こいつは俺の罪だよ」

一夏は左腕を撫でた

千冬「罪だと?」

一「腕がなくなった理由を話すよ」

そう言って一夏は話を始めた

一「あれはIS学園から消えて2ヶ月位経ったかな」

一夏は語りました

 

過去

一「戦争か」

一夏は今、アフガニスタンに来ている

そこは戦争や競争で荒れに荒れた場所だ

ISが出たことによって、さらに戦争の規模は大きくなるばかりだった

一「俺には関係ないか」

そう言って、立ち去ろうとした時だった

一夏の目に止まった

目に映ったのは2体の追尾型歩行戦闘機「ドーベル」に追われる少女だった

一夏は少し考えたあと、行動した

一「逃げろ、俺が引きつける」

そう言って一夏は、少女を逃がす

一「来い、白式」

そう言って腕だけを部分展開した

そして、二匹いっぺんに切り裂いた

一「弱すぎる」

一夏は少女の元に向かった

一「大丈夫か」

少女「ありがとうございます」

年齢的には五~六歳の少女だった

一「ここは危ない遠くに逃げな」

一夏はポーチからお金を出して少女に渡した

少女「こんなのは受け取れません」

一「戦争は大きくなる、生き延びるのは大事なことだ」

一夏は少女の手にお金を渡して強く握り閉めさせた

その時だった、目の前で少女が狙撃されたのだった

一「な!?」

一夏はその後、すぐに身を隠したが遅かった

一「囲まれたか」

一夏はすぐに気づいた

追尾型歩行戦闘機が二十台もいることに

一「前より気づくのは早くなったがまだまだだな」

そう言って一夏は右腕を展開して、隠れているところから出た

一「来るなら来いよ!!!!」

次の瞬間、ドーベルたちが一斉に飛びかかり一夏を狙った

一夏は雪片で斬っていく

一「多すぎるだろ」

そう愚痴りながらも壊していく

だが、その中の一匹が一夏の足に噛み付いた

一「クソ!!」

一夏はその瞬間、倒れてしまい体勢が崩れた

その時だった。ドーベルたちが一斉に飛びかかり、一夏に噛み付いた

運が悪く左腕の方に集中して噛みつかれてしまい

猛烈な痛みを襲った

一「グギーーーー!!」

振りほどこうとするが深く噛みつかれており外れない

そして、一夏は振り解けないのであれば腕を斬るしかないと考えて

左腕を斬った

一「いっでーーー!!」

出血する左側を、右腕で抑えた

刀は地面に指して

一「いでぇな、クソ野郎共が殺してやるよ」

そう言って一夏はドーベル達を壊していく

残るは狙撃手だけになったが、左側の出血で倒れそうになる所を踏ん張り走った

一「お前で最後だーーーー!!」

そう言って一夏は右にある羅刹で狙撃手を殺した

その後、全て倒したあと一夏はぶっ倒れた

二十体いたドーベル達はくず鉄と変わり一夏の周りに転がっていた

一「くそぉ、血を流しすぎた」

一夏は何とか立ち上がろうとした瞬間

気を失いかけたが気を失う直前に白衣を着た女を見て

そのまま気を失ったのだった

 

地下室

一「その後だ、その研究者は俺を助け。そして、左は義手なった」

千冬「・・・・・・・・・」

一「研究者は俺を見てこう言ったよ「研究材料だ」とな」

一夏は千冬姉の方を見た

一「これは俺にとって罪だ。何一つ守れない屑の一部を取り除くためのな」

そう言って一夏は腕に手を当てた

千冬「・・・・・・分かった。もう一つ聞く」

一「なに?」

千冬「お前は何の為に戦っているのだ?」

一「そんなもの、奴らを殺すためだ。奴ら亡国企業を抹殺するために」

一夏の目からは奴らを殺す為に生きてきたと言っている

千冬「ではもう一つ、お前にとって強さとは何だ?」

一「強さは憎しみ、憎悪だ。奴らを殺すにはそれが必要だ」

千冬はそれを聞いたあと、一夏を見てため息を出した

千冬「そうか、分かった」

千冬は一夏を自分の部屋に帰るように言った

一「千冬姉?」

千冬「何だ?」

一「こんな弟でも強くしてくれた事には感謝してる」

千冬「・・・・・・・・・・・・」

一「でも、俺の殺し合いに首を突っ込まないでくれるか」

千冬「・・・・・・・・・・・・分かった」

一「ありがとう」

千冬「だが、お前のやる事は間違っている事を知って置く事だな」

そう言った千冬に一夏は笑顔を見せて、地下室から出たのだった

千冬「本当にお前は馬鹿野郎だよ」

千冬はもう居ない一夏の後を見続けたのだった

その後、一夏は屋上に行ったのだった

 

屋上

一「ここは変わらないな」

一夏は屋上でタバコを吸いながら景色を見た

一「綺麗だな、 この一つ一つを大事にしていかないとな」

そう言って一夏はタバコ離して煙を吐いた

そこに春雷が来て一夏の足をさすった

一「春雷はこの景色をどう思う?」

春雷「ガウ」

一「綺麗か、そうだな」

タバコをケースに入れて春雷を見た

一「春雷、録音モードを使って俺の言葉を録音しろ」

そう言って一夏は春雷に命令した

春雷「ガウガ」

春雷は録音モードになった

一「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

一夏は春雷の録音モードにある事を吹き込み言い終えた

一「春雷、この録音は次にお前に乗るヤツに聞かせてやってくれ」

春雷「ガウ」

一「そして、もう一つ録音してくれ」

春雷「ガウ」

一「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

一夏はもう一つのを録音した

一「これはもしもの時に琴に聞かせてやってくれ

春雷「ガ〜ウ」

春雷はそれを聞いて少し寂しくなってしまった

一「もしもの時さ」

一夏は春雷を撫でた

一「大丈夫だよ、俺はそうならないようにするだけだ」

春雷「ガウ」

一「よし、帰るか」

そして、一夏と春雷は琴とロポアいる病室に戻ったのだった

 




今日はここまでです
遅くなりすみませんでした
これからも眠いなりに頑張って行きますので
暖かく見守ってください
18禁に一夏と琴のヤルシーン出しました
そちらも見てください


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衝動とは

お待たせしました
それでは、どうぞ


病室

琴「う〜〜ん」

琴は目を覚ました

外は太陽がサンサンと照らしていた

琴「あれ?一夏?」

琴は横にいるはずの一夏がいない事に気がついた

琴「何処に行ったんだろ?」

琴がベットから降りようとした時

股から何かが滴る感じがし服を着ていなかった

琴「やばい!!」

そう言って琴は服と下着をして外に出た

琴(この中にあるのは取り出したくないなぁ)

歩きながらお腹の下を微笑みながら摩ったのだった

 

琴side

琴は病室から出たあと一夏を探した

その時だった、前を走る女子生徒が口走ったのだ

女1「アリーナで織斑くんと篠ノ之さんが戦うんだって」

女2「早く見に行かないと」

琴「あなた達、待ちなさい」

女1、2「か、会長!!」

琴「廊下は走らないの、それとさっきの話本当?」

女1「さっきの話とは?」

琴「いち、織斑くんがアリーナで戦う話よ」

女2「はい、今日の朝に篠ノ之さんが言い寄る感じで決闘を申し込んでいました」

琴「分かったわ、私も見に行くわ」

そう言って女子生徒2人と一緒にアリーナに向かったのだった

 

アリーナ

琴「鈴、セシリア、簪、シャル!!」

鈴「琴!!あんた大丈夫?」

セシ「大丈夫ですの?立って?」

琴「うん、大丈夫」

簪「琴も聞いてここに?」

琴「そう」

シャル「箒が勝手に戦いを申し込んだの」

琴「さっきも聞いた、本当なんだね」

シャル「多分、箒は1年間、何処に居たのかではなくて逃げ出したと思ってるんだと思う」

琴「しょうがないよ、皆に内緒で此処を出ていったのだから」

琴達はアリーナの中に入っていったのだった

そこにはアリーナの真ん中で、一夏は目をつぶってISを展開して浮遊していた

琴「一夏!!」

ラウラ「大丈夫だ、まだ始まっていない」

夢来「お姉ちゃん!!体大丈夫なの?」

琴「ラウラ、夢来、もう大丈夫だよ」

ファイ「良かったです、会長」

琴「それより、まだ始まって無かったんだね」

ラウラ「まだ時間ではないのだか、一夏はもうアリーナの真ん中でずっと目をつぶっている」

琴「話は聞いてるけど、辞めさせられないんだよね」

ファイ「はい、決闘はIS学園では誰も止められません」

夢来「えっと、決闘はIS学園の規則の一つに組み込まれてるから」

そうなのだ、IS学園での決闘は立会人のもと正々堂々と戦うことと記されている

シャル「私達は見届けるしかないんだよ」

シャルは琴の肩に手を当てて琴を見た

琴「うん、もし緊急が生じた場合は私たちで対処するよ」

7人「うん(はい)(分かった)(了解です)」

 

アリーナ

一夏は箒が来るのを待っていた

一夏はずっと目をつぶり戦いの準備をしていた

一(春雷、本気ではやらないがもし俺の気に触ることがあったら迷わず半纏を使う)

春雷(ガウ!!)

そうこうしていると、ピットから箒が出てきた

箒「待たせたな」

一夏 「別に待ってない」

一夏と箒はアリーナの真ん中で対立して並んだ

千冬「今回の立会人は私だ、もし叱るべき行為があった場合は即刻終了する」

一「分かった」

箒「はい」

千冬「存分に戦うように」

アリーナのアナウンスからアラームがなり始めた

アナウンス「それではカウント3・・・・2・・・・1」

アナウンスが息を吸い込んで言った

「それでは始めてください」

ビーーーという音で決闘が始まった

先に仕掛けたのは箒だった

雨月(あまづき)と空裂(からわれ)を展開して

一夏に突撃した

箒の攻撃は一夏を捉える様な攻撃をするが

一夏に攻撃は当たらない

箒「くそぉ」

ブンブン振り回すが一つも当たらない

それどころか一夏は目を瞑ったままずっと避けている

武器も展開しないで避け続けているだけだった

箒「一夏!!やる気があるのか!!」

一「やる気があっても無くても戦うけどね」

それでも箒の攻撃をただただ避けるだけだ

箒は頭に来て雨月(あまづき)を閉まってクロスボウの穿千(うがち)を展開して一夏に向かって撃った

一夏はそれに気づいて目を開けて武器を展開した

一「春雷、雪片だ」

春雷(ガウ)

雪片を展開してクロスボウの矢を全部弾いて止めたのだった

だが、それは箒の作戦でさらに間合いを積めるようにして

穿千(うがち)を展開したのだった

箒「捉えたぞ、一夏!!」

一夏の視線外に刀を突き立てるがそれも雪片で止められてしまい

作戦は失敗したのだった

箒「くそぉ、なぜ当たらない」

一「なんで当たらないか、分かるか?」

箒「なんだ!!」

一「はぁ〜、少しは自分で考えろよ」

一夏は上空から下に降りて地面に着いた

箒「そんなものお前がやる気を出さないからだ」

一「はぁ〜、0点だな」

箒「何!?」

一「無能なIS操縦者に知恵をあたえてやるよ」

一夏は雪片を地面に刺して説明しだした

一「なぜ当たらないのか、それはお前と俺との戦いの差があるからだよ」

一夏は睨むようにして箒を見た

一「お前はIS学園でのうのうと戦いを学んで居ただろうが、俺は戦争の中で人を殺す行為をやり続けてきたんだよ」

一夏は箒に説明していく

一「戦争の中で死にかける事もあったよ、でもそれでも俺の中で信念が渦巻いてたんだよ」

右手を前に出して箒を指さした

一「憎しみと憎悪が俺の中で渦巻き、俺を駆り立てたんだよ」

指差しから拳を握りしめた

箒「それがどうした、そんなものただの自慢話だろうが」

箒はそう言いながら突っ込んでいく

一「はぁ〜、なら見せてやるよ」

一夏は雪片を手に持って構えた

一「篠ノ之流剣術〜0の型〜」

そう言って一夏は立ったまま腕を下に伸ばして雪片の刀身を右にして両手で持った

箒「何だ、その構えは何だその型は?」

箒は動きを止めて考えた

箒は知っていた、篠ノ之流剣術は1から7の型で構成されたものだ

それは篠ノ之流が代々受け継ぐ者が新たな型を作ることが出来るのだ

箒の父である龍剛(りゅうがん)は受け継いで7人目なので今、篠ノ之流剣術は7の型までしかないのだ

だが、一夏がしたのは篠ノ之流剣術に当てはまらない

0の型なのだ

箒「そんな型あるはずが無い」

一「そんなこと、分かってるよ」

そう言って一夏は箒を見た

一「この型は俺が殺したい奴らの為に作った型なのだからな」

箒「貴様!!」

そう言って箒は怒りを見せて一夏に攻撃を仕掛けた

箒「篠ノ之流剣術にそんな型があってたまるか!!」

箒も負けじと篠ノ之剣術〜7の型〜

頭の上に空裂(からわれ)を持ち上げで剣道の面をする形に構えた

箒「喰らえ一夏!!」

箒は一夏の前で言い放った

箒「篠ノ之流剣術〜7の型〜「蓬莱」」

見た感じは兜割りの要領だが一夏は気にせずに

技を放った

一「篠ノ之流剣術〜0の型〜「一式 斬首」」

そう言った瞬間、一夏の姿は消えた

箒の技は決まるはずもなく

箒は一夏を探した

そして、後ろに気配を感じて振り向いた瞬間

右手と左手が落ちたのだった

箒「なっ!?」

箒のIS「紅椿」の手が剃り落とされたのだった

箒「くそぉ」

箒は宛もなく座り込んでしまった

一夏はそれを見逃さずに首に刀を突き刺した

一「降参しろ」

箒「まだだ」

一「左右の手がないんじゃ戦えないだろ」

箒「手がなくても戦えるわーーー!!」

箒は手が剃り落されたIS部分をしまい自分の手で刀を持った

箒「まだ戦いは始まった所だ、さぁやるぞ第二試合だ」

一「はぁ〜、分かった分かった」

箒「さぁやるぞ一夏!!」

箒は今のこの状況を楽しんでいた

やっと邪魔者のいない中で2人一緒になれたのだから

一「お前には殺処分が必要の様やな」

箒「え!?」

箒は一夏から聞かない言葉を言われて動揺してしまった

一「春雷!!交代だ、展開「狐」!!」

そう言って雪片から狐のお面に代わった

箒「何だ?」

一夏 「見せてやるよ、絶望をな」

そう言って一夏はお面をかぶった

 

その瞬間

 

一「ぐるるるるるるるるるるるるるるる」

一夏から聞いたこともないような唸り声が聞こえた

一「グルガーーーーーーー!!」

そして、咆哮した

アリーナ全土に響き渡り見ていた観客は耳を塞いだり気絶する者もいた

 

アリーナ・観客席

シャル「何あれ?」

鈴「わかるはずがないでしょ」

セシ「ですが、あれはヤバイですわ」

ラウラ「早く決闘を終わらせないとイケない」

簪「分かった、スグに管制室に連絡入れる」

シャル「琴ちゃん、指示を出して?」

シャルは琴の方を見た時

琴は三角座りをして疼くまり震えていた

シャル「琴ちゃん?」

琴「あれはダメ、あれはダメ」

そうだ、琴は知っていた。夢で見た

琴を夢で殺した物と共通しているのだ

シャル「琴ちゃん!!」

シャルは琴の頬を叩いた

琴は目が覚めたような感じでシャルを見た

琴「シャル」

シャル「琴ちゃん、指示を出して」

琴「うん」

琴は指示を出した

全員で一夏を止めると

 

アリーナ

箒「何だ、あれは」

箒は一夏の豹変した姿に見入ってしまった

次の瞬間、箒の顔を鷲掴みにされた

箒(何が起きた!?)

箒は分からずにそのまま地面に叩きつけられた

一「ガルル、ガル」

一夏は雪片をしまって大剣・雪爆を展開して、箒にたたっ斬ろうとしたが

箒も負けじと避けた

一「ガウ、ガァ」

一夏は素早く動き、箒がいる地点まで動いた

箒「くそぉ」

箒はクロスボウの「穿千」を放つが一夏は大剣を地面に刺して

その遠心力で大剣を持ったまま上に飛んで回避した

箒「何なんだ、その動きは」

言葉を言った瞬間、目の前に大剣の刃が来て避けきれずに

たたっ斬られてそのまま壁に叩きつけられた

箒「グハッ」

一「ぐぎゃーーーー!!」

一夏は箒が倒れる場所まで走りトドメを刺そうとしたが

セシ「一夏さん、それはダメです」

簪「織斑、それは違う」

セシリアの狙撃と簪のミサイルで箒にトドメを刺さずに済んだ

一「ぐるるるるる」

一夏はセシリアと簪を見て箒からセシリア、簪に標的を変えた

セシ「私たちのことが分かっていないようですわね」

簪「なら、セシリア一斉攻撃だよ」

セシ「了解ですわ」

セシリアは二丁の狙撃ライフルとビットで一夏に標的を定めて

簪もウイルス付きのミサイルを作り狙いを定めた

セシ「喰らいなさい」

簪「消え失せろ」

二人が放った攻撃は一夏を直撃するかのように撃ちまくった

1分が経とうとした時に攻撃は止んだ

セシ「これで」

簪「大丈夫だと思うけど」

煙が立ちこもり一夏を目視できない

鈴「セシリア、やったの?」

セシ「分かりませんわ」

シャル「でも、一夏の事だから何かあるよ」

ラウラ「構えろ、晴れてきたぞ」

セシ、簪「なっ!?」

セシリアと簪が目にしたのは

雪牙を伸ばして渦巻く円で防御していた

シャル「凄い」

鈴「褒めてる場合じゃないわよ」

ラウラ「バケモノだな」

簪「狂戦士」

皆が皆、言い分を言ったあと

5人は構え直した

その瞬間、猛スピードで接近してセシリアが餌食になった

セシ「がは」

シャル「セシリア!!」

ラウラ「シャル、構えておけ。来るぞ」

そして、次に標的にしたのはシャルだった

ラウラ「シャル、避けろ」

シャル「ダメだ」

そう言った瞬間、琴が割り込み攻撃を食い止めた

琴「みんなは避難誘導を、私は一夏と戦います」

ラウラ「だが」

鈴「何言ってるの、あなたの体は」

琴「大丈夫」

簪「だけど」

琴「早く行って、これは会長命令よ」

ラウラ「分かった、皆、避難誘導だ」

そう言って5人は避難誘導を手伝った

 

琴「一年ぶりだね」

琴は獣と化した一夏と対峙するのだった




今日はここまでです。
箒と一夏を戦わせて箒をボコボコにしたかったのでこうなりました
それでは次の話でおわいしましょう


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標的とは

お待たせしました。
時間がかかってしまい、申し訳ありませんでした
それでは、どうぞ


アリーナ

琴と獣一夏は相対しながら見詰め合っていた。

琴は拳を前に出して、ファイティングポーズで

はたまた、獣一夏は大剣を右手で持ち深々と屈んだ状態だ。

だが、琴も獣一夏も動こうとしなかった。

 

鈴「あの2人、さっきから動こうとしてないけど何で」

セシ「分かりませんわ」

誘導を終えた、5人が一夏と琴の戦いを見ていた

簪「多分だけど2人とも、間合いを見定めているんではないかな」

鈴「間合い?」

簪「うん」

セシ「間合いとは何ですか?」

夢来「間合いは色んなものにあるです」

そこに現れたのは夢来とファイだった

ラウラ「2人とも無事か?」

ファイ「はい、隊長 こちらも生徒会として避難誘導していましたから」

ラウラ「そうか、それで夢来、間合いについて」

夢来「はい、これはお姉ちゃんから聞いたのですが、間合いとは空手では足が届く範囲や剣道では木刀が届く範囲を意味します」

鈴「それで」

夢来「言わば足を伸ばして180度回転した円の事です」

セシ「それが間合いですか」

夢来「はい、間合いの中は相手のテリトリーであり攻撃が多くある場所です」

ラウラ「なるほどな、だから2人は動くことをしないのか」

シャル「それじゃあ、遠距離武器で攻撃すればいいんじゃ」

夢来「多分ですけど、お姉ちゃんも一夏さんも超至近距離タイプですから遠距離攻撃はしない筈です。」

シャル「2人らしいね」

シャル達は納得して琴と一夏の戦いを見た

夢来「もう一つあるのですが」

夢来が言いそびれたことを言い出した

夢来「動かないのは間合いだけでなく、頭の中で戦いを描いて最適な戦いを見つけているのではないでしょうか」

ラウラ「なるほど」

鈴「言わば、時間が来れば戦いが始まるって事ね」

セシ「わかりやすいですわね」

ファイ「あ、、、一夏先輩が仕掛けました」

ファイが言葉を発してスグに7人は琴と一夏の戦いを見た

 

一夏が琴に向かって攻撃を仕掛けた

大剣を右回しで攻撃した

琴はそれを右腕を畳んで防御した、それと同時に左の方で一夏の脇腹にフックをかましたが

それを一夏は左手で抑えた

そのまま動かなくなったが次の瞬間、琴の左足が一夏の顎目掛けて攻撃した。

それをすかさずに手と大剣を離して攻撃を避けた

琴「やっぱり強い」

琴は今の数秒を振り返り口にしていた

琴「でも、このままじゃあ意味がない」

琴は目をつぶり二秒後に目を開けて一夏を見た

そして、次は琴から仕掛けた

左ストレートから前蹴り、前蹴りで出した足をそのまま地面に付けて

回し蹴りをした

それを全て一夏は大剣で防御した

一夏は攻撃が止んだ瞬間、大剣から刀に変えて攻撃を再開した

刀と拳のぶつかり合いが始まった

左から振り回した刀を左拳で攻撃して防御する

それを繰り返し、両方とも一歩も引かず攻撃した

一分くらい続き先に引いたのが琴だった

後ろに下がった琴は額の汗を拭った

そして、膝をついた

琴「ハァハァハァハァ」

琴(時間が無い、あと3分)

そう考えている時に

ロポア「ニャニャ」

琴「ありがとう、頑張る」

ロポアは琴に励ました

琴「クヨクヨしたってしょうがない」

ついた膝を上げて一夏を見た

琴「やっぱり、私達は愛し合っても寄り添ってもダメだって分かる」

琴は喋り出した

声の届かない一夏に向かって

琴「私達はこの殺し合いをしている時が分かり合えているんだって」

じっと一夏を見る

琴「好きだけど、私達は殺し合いが大事だよね」

そう言った瞬間、琴はさっきまでの構えとは違い左構えから右構えに変えた

琴「今まではウォーミングアップ、ここからが私たちの殺し合いだよ」

そして、今度はスピンドル・ナックルを付けて仕掛けた

今度はマルチレッグ・スパインを使って残像を残した

一夏はその残像を切り裂いて行くが本物に当たる事は無い

そして、数十体目の残像を切った瞬間

左の脇腹を琴は左ストレートで攻撃し当てた

一夏は左の脇腹を殴られて数センチ飛ぶ

琴はそれを逃さずに、更に残像を作り

今度は真正面で右ストレート、左ストレートを交互に一夏を殴った

殴って殴って殴って殴って殴って殴って殴って殴って殴って殴って殴って殴って殴って殴って殴って殴って殴って殴って殴って殴って殴って殴って殴った

そして、右ストレートを殴ってから左アッパーを顎に当てて上へと殴り飛ばした

琴「はぁーーーーーー!!」

琴は飛んだ一夏に向かって飛び

一夏の近くまで着いた瞬間、手と手を重ねて下に叩き込んだ

地面に叩きつけられた一夏の周辺から砂煙が舞うが琴は関係なく

一夏の近くまで行くが砂煙を両断して一夏も負けじと刀で攻撃する

琴はそれを避けて顔面に右ストレートをぶち込んだ

一夏の顔面は仮面諸共2センチくらい凹んで壁に叩きつけた

琴「ハァハァハァハァ、やばい本当に時間ない」

口から血が出る、時間もあと一分を切った

琴「まだやれる」

琴は口を拭いて壁に叩きつけた一夏を見た

だが、そこには一夏はいなかった

琴「なっ!?」

琴は左右を見るがいない

首を左右に振っている瞬間

上から刀を振り落とす音がして琴は上を見るが間に合わないと

目をつぶるが攻撃が来ない

待てど待てども来ないので琴は目を開けた

そこに映ったのは肩のアーマーから腕が出て白刃取りをしていた

ロポア「ニャー」

琴「ありがとう、ロポア!!」

琴はそれに合わせて上にいる一夏のお腹に右拳を押し当てた

琴「はぁーーーーー!!」

琴が叫んだ瞬間、琴が立っている地面にヒビが入り

一夏は飛んだ

琴「父直伝、八卦!!」

そして、一夏は地面に仰向けで倒れたのだった

一夏から仮面が外れて

目を閉じた、一夏の顔が出てきた

琴「今回もありがとう、ロポア」

そう言って琴も倒れたのであった

 

シャル「終わった、琴ーーー!!」

7人は琴と一夏を担架で運んで病院に連れていったのであった

 

そして、次に一夏が目を覚ましたのは2週間後だった

一「やらかしたみたいだな」

一夏は今回の騒動を鈴達から聞き

頭をかいた

鈴「今回は琴に感謝しなさい」

一夏は苦笑いして見せた

そして、鈴は気になることを言った

鈴「あれは何だったの?」

一「あれは、武器の一つ「半纏」」

セシ「半纏?」

一「仮面を被ることによって俺と春雷の意識を入れ替えるんだけど」

ラウラ「だけど?」

一「俺と春雷の意識が途切れれば暴走するんだよ」

一夏は春雷を撫でた

一「今回はそれだったって事、あまり慣れてないのもある」

鈴「あまり無茶はダメよ」

一「そうだな、それより琴は?」

セシ「それは」

ラウラ「意識がまだ、戻っていない」

一「なっ!?」

セシ「無茶をしてしまったのでその代償ですわ」

3人とも言いづらそうにして言った

それを聞いて一夏は点滴を無理矢理外して鈴から琴の居場所を聞く

一「琴の居場所は?」

鈴「着いてきて」

鈴は言った後、黙って歩き始めた

一夏もそれについて行った

 

そして、着いたのが緊急治療室だった

そこに居たのはシャルと他4人だった

シャルは一夏が来たことで一夏に指さした

一夏は指さした方向を見ると

ガラス張りの向こうに呼吸器と心電図、点滴など多くのものをつけて琴はベットで眠っていた

それを見た一夏は足から崩れ落ちた

一「また、また俺は!!!!」

地面に拳を叩きつけた

一「俺はバカヤローだよ」

一夏はわっと泣いたのであった

 




今回はここまでです
戦いで無理した琴
この後どうなるかはまだ、考えていません
そして、日にちが空いたことをお詫びします
申し訳ありませんでした!!!!!!!!
(土下座)
色々とあり書く時間がありませんでした
また空くと思いますが末永くお待ちください


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悲しみとは、そして

お待たせしました。
色々、ドタバタが済んだので
やっと書けました
それではどうぞ


 

一夏は立ち、そのまま治療室から出たのだった

その時、シャルが声をかけたが一夏は黙ったままだった

 

屋上

一夏は一人でタバコを吸いながら海を眺めていた

一「・・・・・・・・・・・・・」

側には春雷はいない

タバコが吸えなくなったら、また新しいタバコに火をつける

それを繰り返しながら、一夏は海を見ていた

その時だった、屋上へ行く扉が開いた

一夏は首を動かして見た

そこに居たのは織斑千冬だった

千冬「何をたそがれている?」

一「これがたそがれているように見えるか」

千冬「見えるな」

一「そうかよ」

千冬「どうだ、自分が犯した過ちは」

それを聞いた一夏は、吸っていたタバコを握りつぶした

一「此処へ戻る前も俺は過ちを犯したよ、人を何十人も殺した」

握りつぶしたタバコを投げ捨てて、新しいタバコを取り出そうと思ったがタバコはカラだった

一夏はため息を吐いて千冬の方を向いた

一「強さを求める為に、人を殺して殺して殺しまくったよ」

一夏は笑みを浮かべてそう話した

一「前に話したよな、この腕を無くしたって。それからだよ、更に強さを求めたのは」

千冬「・・・・・・・・・・・・」

一夏は義手を撫でて話す、それを千冬は聞いていた

一「俺はそれを得るために人を殺した。琴はその生贄だよ」

一夏の顔は歪んでいた

一「何かを得るためには、それを払うための代償がいる」

千冬「なら、お前は琴をタダの生贄だと考えていたわけか?」

一「そうだよ、何が悪い!! 俺はあの力、仮面の力を手に入れるためだ」

千冬「なら、その瞳から流れる涙は何だ?」

一「え?」

一夏は自分の瞳から涙を流してるのに気づいていなかった

一「なんだこれ、何なんだよ」

千冬「お前は嘘をつくのが下手だな」

一「嘘だと、そんな事あるかよ」

千冬「私を誰だと思っている。お前の姉だぞ」

千冬は一夏の側に歩きながら話した

千冬「お前が嘘つく時は自分の心を偽る時だと知っている」

言葉を淡々と話していき、一夏の側に着いた瞬間、一夏を抱きしめた

一「千冬姉!!」

千冬「今は泣け、一夏」

一「クソッタレーーーー!!」

一夏は泣き叫んだ

千冬「それで良いんだよ。お前は優しい男であり一途な男なんだから」

千冬は一夏の頭を撫でた

数分経ったあと一夏は涙を拭いた

一「すまねぇ、千冬姉」

千冬「私はお前の姉さんだからな」

千冬は頭をくしゃくしゃに一夏を撫でた

 

姉と弟の痴話話が終わったあと一夏が話し出した

一「千冬姉、もう少ししたら文化祭があるだろ」

千冬「あるがどうした?」

一「今すぐ文化祭を中止して軍隊を呼べ」

千冬「何!?」

一「去年起きた事が、またある」

千冬「詳しく話せ」

俺と空白が話した事を千冬姉にすべて話した

千冬「なるほど、分かった。今すぐにでも避難できる者を避難させる」

一「ありがとう、千冬姉」

千冬「お前が言うことに偽りが無いのは確かだからな」

一夏は頬を掻く

一「それと、敵の親玉は俺と一騎打ちを所望している」

一夏は空白との戦いを、1対1を千冬に言った

千冬「分かった、お前が戦いやすいところで戦え」

一「ありがとう」

千冬「但し」

一夏が千冬の方を再度、見た

千冬「絶対に死ぬなよ」

一「死ぬかよ、俺は千冬姉の弟だぜ」

そう言って一夏は拳を前に出して笑った

千冬もその拳を合わせるようにして拳を合わせ目を瞑り、ため息を吐いたのだった

 

数週間後

そして文化祭は中止となり病院以外の場所は全て閉鎖

織斑千冬の元、学園内にいる生徒だけでなく先生方も避難した

残ったのは千冬と数人の先生方、そして代表候補生と生徒会のメンバー達だった

それだけでなく、学園長の知り合いの軍隊5個大隊(12人×5)がIS学園に着いた

あとは戦車だけでなく銃火器も配備され

ISも多く派遣されたのだった

千冬「お前達が残ることは無かったのだぞ」

シャル「私はこの学園の生徒会副会長として残りました」

ラウラ「私は軍人として残りました」

セシ「私はこの戦いで皆様のサポートがしたいので残りました」

鈴「私は強いから残りました」

簪「敵が来た時に銃火器だけじゃあ足りないから残りました」

楯無「私はこの子達のお守りで残りました」

千冬「はぁ〜」

ため息をついた

楯無「ヤバくなったら私が対処します」

千冬「頼むぞ」

楯無「はい」

ラウラ「シャル、お前が残った理由は琴だろ」

そう言われてシャルは頷いた

今もまだ眠りにつく琴を案じてシャルは残ったのだった

シャル「一夏が守る筈だけどいざという時は私が守らないと」

ラウラ「そうだな、お前だけではない、私達だっている」

ラウラだけでなく、鈴やセシリア、簪、楯無だっている

シャルは周りを見てお辞儀した

シャル「ありがとうございます」

戦いが始まる数時間前の話だった

 

???

空白「準備は出来てるか」

椅子に座り、両手を前に出し組んだ状態でマドカを見た

マドカ「はい、私を入れた8人が空白様を援護します」

空白「援護はいい、ただ一夏との戦いに手は出すなよ」

マドカ「分かってます」

???「大丈夫です。我々はあなた様に仕えるもの、一騎打ちに手は出しません」

空白「ありがとう」

空白は笑い、横を向いた

そこに居たのは束だった

束「大丈夫だよ、7人の刀は機能してる」

空白「そうか」

そして空白は立ち全員を見た

空白「それじゃあ、ゲームをやりに行くか」

そう言って歩き出した

束「空白」

空白は束に呼ばれて首を向けた

空白「うん?」

束「死なないでね」

空白「死ぬかよ、俺は最強だぜ」

束にそう言って八人を連れてIS学園に向かったのだった

 

オータム「行ったか?」

束「行ったよ」

スコール「そうみたいね」

オータム「あいつが死んだ場合、俺たちはどうするんだ?」

スコール「大丈夫、空白は死なないわ」

束「そうだよ、空白が死ぬわけないじゃない」

オータム「だけどよ」

スコール「もし死んだ場合、空白がメモしてくれてるわ。その通りにやりましょう」

オータム「分かった」

束「空白の指示ならやってあげる」

スコール「ありがとうございます。篠ノ之博士」

スコールはお辞儀をして3人は歩き出したのだった

 




今回はここまです。
最終決戦です。
この後の事は出来ているのですが
琴が出てきません。
最終回とその前の話だけです
申し訳ありません
でも、そうしないと話がぐちゃぐちゃなりそうなのでこうしました
本当に申し訳無いです
それと次は来週出します。
出なかった場合は次の日だと考えてください
ここまで読んで下さりありがとうございます。(土下座)
それでは次の話で


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男として

お待たせしました
それでは、どうぞ


IS学園では7人の敵と交戦していた

???「我が名は撥(ばち)。この結刀・針のサビになりたい奴はいるか?」

そこにあったのは6人の軍人が縫われて死んでいた

軍人「くそ、やれやれ」

???「やれやれ、撥やりすぎですよ。エレガントにやらないと」

そこにはデカい刀を持った女性がいた

軍人2「誰だ?」

???「私ですか? 私は断(だち)。そしてこの刀は斬刀・首斬ですわ」

そう言った瞬間、そこに居た数人の軍人と喋った軍人は首を狩られたのだった

軍人3「退避だ、退避!」

???「逃がすわけないじゃんか。僕の刀、雷刀・雷土がやっちゃうよ」

刀を地面に刺して電気を流し殺していく

今で半分の軍人が死んでいる

軍人3「くそ、援軍はまだか?」

軍人4「まだです」

軍人「くそ」

???「来る訳ないじゃないか?」

軍人達は後ろを向いた瞬間、爆発が起きて殺された

???「弱い弱い」

断「やりすぎですよ、落(らく)、莫(ばく)」

落「だって撥兄ちゃんがやり過ぎるから僕達に寄ってこないもん」

莫「そうだそうだ」

撥「しょうがないだろ」

断「まぁ、ここはいいですから次に行きましょう」

そう言って5人は他の3人がいるところに向かった

 

校舎内

ラウラ「そっち行ったぞ」

セシ「了解ですわ」

ラウラとセシリアでマドカと交戦していた

ラウラ「逃がさん、レールガン発射」

レールガンを放ち逃げ場を無くす

セシ「そこですわ」

セシリアはライフルでビットを1機ずつ壊していく

マドカ「くそ」

マドカは装備のライフルで戦うがセシリアの二重狙撃で手が無くなる

セシ「あの時のお返しですわ」

セシリア、ラウラ対マドカの戦いは更に激化していく

 

体育館

シャル「このーー!!」

シャルはスピアーで攻撃するが当たらない

鈴「おうりゃあ!」

鈴は青龍刀で攻撃していくが当たらない

簪「2人ともどいて!!」

シャルと鈴は簪の言葉に耳を向けてそのまま回避する

その瞬間、大量のミサイルが入った

鈴「やったの?」

鈴は簪に聞いた

簪「分からない」

と、首を振る

シャル「攻撃は入ったと思うけど」

回避したシャルが簪の横に立つ

シャル達は生き物じみた刀を持つ男と交戦していた

そしてたった今、簪のミサイルで攻撃して煙が立ち込めていた

???「それだけとは嘆かわしいな」

3人「「「!?」」」

3人は声がした方向を見た

そこには生き物じみた刀でガードしている男がいた

???「名乗らして欲しいものだな、戦いというものは」

???はため息をつく

鈴「だったら名乗ったら?」

???「そうか、忘れてた忘れてた。俺の名は雨(さめ)こいつは鮫っていう刀だ」

鈴「ふーん、これで良いでしょ?」

雨「良いよ、良いよ」

シャル「やりづらいし、怖いね」

シャルは冷や汗をかいた

鈴「まさに化け物ね」

簪「やるしかないみたい」

3人は構え直して敵を睨む

 

IS学園・上空

1本の刀が二本に別れる刀に苦戦する楯無

楯無「やらりずらいわね」

???「ふふふ、IS学園最強でもやりずらい見たいね」

口の前に手を立てて笑う

楯無「だって1本だったり2本だったりで頭が狂いそうね」

???「ならそのまま狂ってなさい」

笑いながら攻撃していく

楯無「辛いわね」

武器でガードしながら楯無は汗をかく、そして

???「この私、鏡(かが)と平があなたの首をかっさらって上げる」

笑いながら言う

楯無「私だってIS学園元生徒会会長、現最強 更識楯無が相手してあげる」

そしてまた楯無と???の戦いは激しさを増す

 

職員室

先生2「軍隊の約半分が壊滅です」

千冬「ならば、軍隊の支給を軍に頼め」

先生2「分かりました」

真耶「織斑先生、代表候補達は何とか戦っていますが限界です。」

千冬「あいつらなら大丈夫だ、私が認めてるのだからな」

千冬は画面を睨んだまま指揮して行く

目の前の第1アリーナを睨みながら

 

第1アリーナ

一夏はアリーナの真ん中で目をつぶっていた

横には春雷もいる

この戦いで全てを終わらすために

一夏の中にある全てを出し切るために

目をつぶっていた

そして上から一夏が待っていた男が降りてきた

空白「一夏、待たせて悪かったな。やろうぜ殺し合いを」

ISを解除して言った

一「そのつもりだ」

空白に閉じていた目を開け睨みつける

空白「怖い怖い、もっと気楽にやろうぜ」

一「そんなつもりは無い」

空白「そうかいそうかい」

空白は悲しそうに首を横に振る

一「お前を倒すために一年間やってきた、覚悟はいいか」

空白「いいね、その言い方」

悲しそうにしていた空白の顔が一夏を睨む

一「さあ、やろうぜ」

空白「そうだな、殺し合いを」

一夏は空白の方に走り出した

空白も一夏の方に走り出した

一「来い、春雷」

春雷「ガウ」

空白「来いよ、ヴァルケンリッター」

2人ともISを纏い

刃で交わる

一「うおおおおおおおおおお!!」

空白「はああああああああああああああ!!」

交わる刀、殺し合いの始まりの音が鳴り響く




今日はここまでです
今回出てきた敵の武器の参考は
NARUTOの忍刀七人衆の武器を参考にしました
がいないのもあります
そこはご了承ください
それでは次の話で


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最強対最強

遅くなりました。
年明けました。
ごめんなさいです。
色々と終わったのでラストスパートかけます
よろしくお願いします!!


アリーナ内

一夏と空白の戦いが始まった

一夏の刀と空白の剣が交差し合う中で動きが止まった

鍔迫り合いで一夏と空白は押し合う

一「うおおおおおお」

空「はああああああ」

押し合う中で先に動いたのは空白だった。両手で剣を持っていたが

右手で剣を持ち左手で一夏の両腕を掴んで左に一夏をぶん投げた

一「ぐはっ」

一夏はたまらず空白の前に刀を離してアリーナの壁に激突した

だが、一夏はすぐに行動した。羅刹で攻撃しながら真っ直ぐ走り出した。空白の後ろにある刀を取りに。

それを見計らって空白は剣で切ろうとしたが

一夏はスライディングで空白の足と足の間を潜って

刀を掴んで後から切りかかるが空白は背中に剣を持ってきて防御した

だか、一夏は渾身の力で空白をぶっ飛ばした

一「春雷、大剣をだせ」

春「ガウ」

刀から大剣に替わった

一「うおおおおおお」

一夏はその入れ替わった大剣を空白目掛けて真っ直ぐ投げた

空白はぶっ飛ばされた地点で一夏の方向を見た瞬間

真っ直ぐ投げられた大剣を目にし、体を下に下げて躱す

大剣はアリーナの壁に刺さった

空「使わせてもらうぞ」

空白はその刺さった大剣の柄を掴んで壁から引き抜き一夏に斬りかかった

一「春雷、鎌だ」

春「ガウ」

一夏は鎌を持ち空白の大剣と交わる

何回か交わった後、一夏は一二歩下がった

一「春雷、鏡花水月だ」

春雷に命令した瞬間

鎌の端から煙が出てきた

そして、あっという間にアリーナ内が煙だらけになった

空「目隠しか?」

一「違う、お前を惑わす力だ」

そして一夏は空白の後に現れて鎌で切り裂くが空白は大剣でガードした

それを予測していたのか次は前から刀を持った一夏が現れる

また、左右からは弓と三棍棒を持った一夏が現れた

そして4人の一夏は再度攻撃に移った

左の一夏は弓を2本撃った

右の一夏は三棍棒で真っ直ぐ突きをかました

後ろの一夏は鎌を右から左に切り裂いた

前の一夏は刀で上から下に切り裂いた

一「手応えがアリ!!」

そう思った矢先

空「そう思ったか?」

一夏は驚いたのだ

何故か前後左右からの攻撃で逃れる術がないと確信していたからだ

そんな中、鎌のワンオフアビリティーが解除され、煙が晴れていく

そして一夏が見たのは4人の空白が真ん中の空白を守っていたのだ

4人の空白はすぐに泥へと替わった

空「これが俺の能力さ」

後ろにいる一夏の顔を向けて喋った

一夏は冷や汗をかいた。自分を物のように扱ったことに対してだ

空「俺のIS ヴァルケンリッターは無数の俺を出して戦えるのさ」

空白は一夏に笑みを浮かべて話していく

一「チッ」

空「俺を殺りたいならもっと殺り合おうぜ」

一夏は鎌から刀に替えてもう1度斬りかかるのであった

 

セシリアSide

マドカとの戦いが激化していく中

ラウラとのコンビネーションでセシリアは戦っていく

ラウラ「そっちへ行ったぞ」

セシ「分かってますわ」

廊下でダブルスナイパーライフルを構えて逃げるマドカを捉えて攻撃していく

マドカ「ぐふっ」

セシ「これで終わりですわ」

そう言った瞬間、ドカーンと音がして窓際から何かが飛んできたのであった

セシ「なんですの?」

ラウラ「なんだ?」

そこに居たのは一夏だった

周りを確認してため息を吐いた

一「くそ、アリーナからここまで吹っ飛ばされたか」

セシ「一夏さん?」

一夏は呼ばれて右を見たらセシリアとラウラがいた

そして左を向いたらマドカが床で倒れているのが見えた

一夏はセシリアの方をもう1度見て言った

一「セシリア!!!!そのままスナイパーライフルを貸せ!!」

セシリアはビクッとしてすぐにスナイパーライフルを一夏に渡した

一「くそったれ、ある分だけお見舞してやる」

ぶっ飛ばされた壁に立ってアリーナの空白目掛けてスナイパーライフルをぶっぱなす

ある分全部だ

セシリアとラウラは一夏の行動に唖然としてしまった

そして一夏がトリガーを引いても弾が出てこなくなった瞬間

一「チッ、当たりやがれクソッタレ」

そう言って一夏はセシリアにライフルを返して壁からアリーナに向かってもう1度飛んだのであった

その一部始終を見てしまったセシリアとラウラはもう1度とマドカの方を向いて歩き出して手錠をかけたのであった

セシ「怖かったですわ」

ラウラ「まさに鬼そのものだったな」

セシ「はいですわ」

二人ともその時初めて恐怖の本当の意味を知ったのであった

 

一夏Side

セシリアたちの元から帰って来てからも空白との戦いは激化していく

だか、一夏も空白もロボットや神ではない

一夏も空白も息切れを始めていた

一「ハァハァハァハァ」

空「ハァハァハァハァ」

体の至る所には切り傷や打撲などが見受けられた

だか、一夏と空白の戦いは一歩も譲らないものとなっていた

そんな中、一夏の方が先に動きを止めたのであった

一「ぐっ」

足が震えだして動けなくなったのだ

空「そこだ」

それを見た空白は剣で一夏の右の脇腹を刺した

一「いぎっ」

一夏は右脇腹から出る血を右手で抑えながら左手で

刀を持って戦う

空白は一夏の動きがお粗末になってきたのを見計らって避けていく

避けては一夏の体の至る所を刺していく

刺された部分から血が出るのを一夏は我慢しながら戦っていく

そして、決定的瞬間が訪れる

左腕を上から下に降った瞬間

一夏の左腕の義手は空白の剣によって切断されたのであった

そして空白は蹴りで一夏を吹っ飛ばした

一「うがああああああ」

一夏は吹っ飛ばされた地点から起き上がることが出来なくなっていた

空「もうギブアップか?」

一「な訳ねぇだろ!!!!」

一夏は叫んで言った後

右腕を使って起き上がった

一「ハァハァハァハァ」

空「虫の息だな」

空白は笑って言った

一「虫の息だろうがなんだろうが」

一夏は息を整える

一「お前に負ける訳にはいかねぇんだよ」

一夏は雪牙を出して右腕を右胸まで持って来てファイティングポーズをとる

空「今度は拳で来るか」

一夏は走り出した、雪牙を使って空白に攻撃したが

それを空白は避ける

避けたところに、一夏が現れて鳩尾に一撃を食らったのだった

空「ぐふっ」

一「まだだ!!」

そう言って、一夏は足で空白を蹴り地面に叩きつけた

そして馬乗りになって一夏は空白の顔面を殴っていくのであった

空「ぐふっぐふっ、ぐふっぐふっ!」

何回も何回も一夏は殴った瞬間、空白が起き上がり顔面に頭突きをして

攻守が逆転した

今度は一夏が殴られ続けた

何回も続いた後、空白が最後の1発を打とうとした瞬間

一夏の右腕が動き出した

そして空白の頬を殴った

殴られた空白は地面に転がった

一「ハァハァ」

一夏は殴った後、直ぐに起き上がり

空白の元に向って走った

空白も同じように直ぐに起き上がって

そして一夏の元に向って走った

一夏の右手の拳が空白の左の頬に当たり

空白の左手の拳が一夏の右頬に当たり

両方とも吹っ飛んだのであった

空「ハァハァ そろそろ終わりにしようぜ」

空白は笑って剣を持った

一「そうだな」

一夏は手刀の構えをした

そして次の瞬間、一夏と空白の武器が交わるのであった

 




本当にお待たせしました(土下座)
次くらいがクライマックスです
ここまで見てくださった皆様ほんとにありがとうございます


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終わりとその後

今回で最終回です
クライマックス&後日談を入れました
時間がかかりすぎましたが泣いても笑ってもこれで最後です



一夏と空白の武器が交わった

一「ぐっ」

空白「ガバッ」

そこに映るのは一夏の左胸に剣が刺さり

そして空白は心臓である真ん中部分を一夏の腕が突き刺さった状態だった

空白「お前の勝ちのようだなぁ」

一夏の耳元で喋る空白

一「はぁはぁ、ぐっガハッ」

息がしづらく吐血する一夏

空白「あーあ、俺が勝てると思ってたのになぁ」

淡々と話し出す空白

空白「お前の勝ちだよ、本当に」

そして空白は自分の胸に突き刺さる一夏の腕を引き抜いた

空白「ぐふっ、はぁはぁ」

空白は抜いた瞬間ISが解除されて倒れた

一夏も抜かれた腕で左胸に刺さる剣を引き抜いた瞬間、ISが解除したのであった

空白「勝者には生きる価値がある」

貫かれて尚喋る空白

空白「敗者にはそれ相応の罰が与えられる」

一夏「何が言いたい?」

空白「そのまんまの意味だよ」

一夏の疑問に空白は答える

空白「勝った奴にはそれ相応の褒美と栄誉が与えられるとの一緒だ」

指で一夏を指さす

空白「負けた奴にはそれ相応の罰と不名誉が与えられる」

空白は一夏を指さしていた腕を下ろし話していく

空白「この場合はお前が勝者で俺が敗者ってことだよ」

一「この殺し合いに敗者も勝者もいねぇよ」

右腕で傷口を塞ぎながら喋る

空白「いや、いるね」

一「何?」

空白「勝者って奴は相手を葬った奴のことだ、そして敗者は葬られた奴のことだよ」

空白の声が薄れていく

空白「だからお前に葬られた俺は敗者ってことだ」

一「・・・・・・・・・」

空白「少し喋りすぎたなぁ。これで最後かよ」

一「最後ならさっさとくたばりやがれ」

空白「そうするとしようかな、あばよ」

一夏は空白の息を引き取る瞬間を見たのであった

一「勝者か・・・そんなもの俺には不要でしかない」

そう言って一夏はここを立ち去ろとした瞬間

上から人が降ってきた

???「空白様!!」

一夏は上から降ってきた奴を睨む

???「一夏くん!!」

そしてもう1人上から降りて一夏の前に出る

一「はぁはぁ・・・楯無会長」

楯無「大丈夫?」

楯無は一夏の方へ顔を見ける

一「何とかですけどね」

楯無「そう、良かったわ」

楯無は息を吐いたあと前を向く

一「奴は?」

楯無「私と戦っていた鏡って奴よ」

楯無は武器を出して構えた

だが、鏡は楯無と一夏の方へ手を出して待ったをかけた

鏡「戦いはここまでだ」

楯無「何!?」

鏡「この戦いは空白様とそこにいる織斑一夏の戦いを邪魔しない為である」

楯無「じゃあ何? 死人が出てるのに終わりにする気?」

鏡「死んだ者など私たちには知らないこと、空白様が心から踊る戦いをしたかったためやったこと」

楯無「はいそうですかって言えるわけないでしょ」

鏡「ならどうしろと。私たちはここから去るつもりだ」

楯無「そうはさせない」

楯無は構えて鏡の方に向かうが

一「楯無会長、そこまでだ」

楯無「一夏くん!?」

一「はぁはぁ、奴らの好きにさせろよ。俺は奴と戦いたかっただけだから」

楯無「でも、また奴らが同じことを「そんなことしないだろうよ」・・え」

一「奴らの大将がいない今、奴らを追いかけたところでだろ」

一夏は胸を抑えてアリーナから出ていこうとした

一「だから、さっさと居なくなりやがれ」

鏡「織斑一夏、感謝する」

鏡はお辞儀して、空白を抱えて退却していく

鏡はマイクで各地で戦う仲間に伝えた

鏡「各地にいる仲間たちよ、退却しろ」

 

シャル、簪、鈴Side

鈴「この待なさいよ!」

鈴は龍砲で攻撃していく

簪「鈴、どいて」

鈴は簪の声で退いた

簪はその瞬間、ミサイルを放った

シャル「やった?」

簪「分からない」

鈴「でも、当たったでしょ」

雨「それだけか?」

刀でカードしていた

3人「「「!?」」」

雨「まっ、ここまでだ」

刀を背中に背負った

鈴「どいう言うこと?」

雨「そのまんまの意味だよ」

シャル「逃げるってこと?」

雨「そっ。鏡って奴から撤退しろって聞こえたから逃げるの」

雨は3人を背に逃げたのであった

簪「終わった?」

鈴「分かるわけないじゃない」

シャル「でも終わった」

3人は背中合わせで座り込んだのであった

 

一夏Side

一夏はアリーナから出ていく

楯無「一夏くん、早く応急処置しないと!!」

一「大丈夫ですよ、楯無会長は司令室に終わったって言ってきてください」

一夏はそう言ってアリーナから出たのであった

楯無「一夏くん・・・・・」

楯無は一夏の後ろ姿を見ることしか出来なかった

一「はぁはぁ、はぁはぁ」

フラフラしながら廊下を歩いた

だか、足に何かが当たり躓いて倒れかけた瞬間、何かに当たった

一「千冬姉」

そこには織斑千冬がいた

千冬「バカもんが、さっさと応急処置しないと死ぬぞ」

千冬は一夏を背中におんぶして保健室に向かうが

一「千冬姉、悪ぃけど」

一夏は千冬に言った

千冬「なんだ?」

一「あいつの所に連れて行ってくれねぇか?」

千冬「あいつ?」

一「琴の所に・・・・・頼む」

千冬「・・・・・・・・」

千冬は何も言わず動き出した

千冬「今日だけだぞ」

一「ごめん、千冬姉」

おんぶされながら琴が眠っている病室へ向かう

 

そして

 

千冬「着いたぞ」

一「サンキュー、ありがとう」

千冬「早くしろよ」

一「ああ」

一夏は扉を開けた時に

一「本当にありがとう千冬姉、俺千冬姉の弟で良かったぜ」

そう言って一夏は琴が眠る場所に向かった

一夏が入って行った扉を見て千冬は

千冬「本当にバカもんが」

小さい声で呟いたのであった

 

扉を閉めた一夏は琴が眠るベットの前で壁にもたれて座った

一「お前が言った通りだった。憎しみで強さなんて求めるもんじゃないな」

春雷「ガウ」

一「春雷、ありがとな」

春雷を撫でた

一「お前がいてくれたから良かったぜ」

その瞬間、春雷の前にウィンドウを出した

一「マスター認証、マスターコードを織斑一夏から竹神琴に」

春雷「ガウ!?」

一「春雷、俺はここまでだ。琴のことを頼むわ」

春雷の頭を撫でた

春雷「ガウガウガ」

春雷は撫でる手をどけて一夏の体へ頭を撫でた

一「春雷、お前と少ししか居れなかったけど楽しかった。ありがとう」

そう言って、懐からタバコを口に加えて火をつけた

一「琴・・・・・お前とは好きな人でありライバルだった。本当ありがとな」

タバコを口から取って煙を吐く

一「先にお前を待ってるよ、そして天国であの時の続きをしようぜ」

???「分かった」

目を見開いて前を向いた

そこには目を覚ました琴がいた

一「いつ?」

琴「さっき、春雷を私のコードにした時かな」

一「はははは、ならさっさと治し・・・や・・が・・れ」

一夏は持たれていた壁を背に左へと倒れたのであった

タバコを手から落として

それを見た琴はベットから降りようとした瞬間

倒れたが這いずって一夏の元に向かった

琴「春雷ごめんね」

そう言って起き上がり一夏の頭を自分の太ももにのせて膝枕をした

琴「おやすみ、私の一番のライバルであり初恋の織斑一夏」

 

 

 

 

 

ここに一つの終わりと始まりが起きたのであった

 

 

 

 

 

 

数十年後 千冬Side

千冬「うむ、味付けはこんな感じか」

味を確かめてから時計を見た

千冬「あいつはまだ寝ているのか」

そう言って千冬は二階に上がって突き当りにある扉を開けた

千冬「さっさと起きんか、このバカもんが!!!!」

ベッドで寝ているものを起こした

???「ファ!? 何何」

???は首を左右に振った

???「なんだ夢か」

千冬「誰が夢で終わらしていいと言った?」

???「千冬叔母さん」

千冬「誰が千冬叔母さんだーーーーーー!!」

その瞬間???の頭にゲンコツが来たのであった

???「いってーーーーー!!」

千冬「私の事はいつも千冬姉さんと呼べと言ってるだろうが」

???「姉さんって年齢か? もう三十路過ぎるくせ」

言う前にまたゲンコツが来たのであった

???「いてーーーー!!」

千冬「さっさとしろ夏撫(なつな)」

夏撫「はぁーい」

そう言って二人は2階から降りてご飯を食べるのであった

千冬「さっさと食べて学校イケ!!」

夏撫「分かってるの」

速攻で食べ終わりランドセルを背負って靴を履くが

千冬「靴を履く前に仏壇に手を合わせろや」

ゲンコツした

夏撫「ごめんなさい」

そう言って夏撫は手を合わせてた

夏撫「よし、そんじゃあ行ってきます。父さん」

千冬「終わったらさっさとイケ」

夏撫「分かってますよォ」

千冬「学校終わったら病院にも行けよ」

夏撫「わかりました、それじゃあ行ってきます」

扉を開けて出ていったのであった

千冬は食べ終わったものを片付け始めた

千冬「フッ・・・あれから何年経った?」

千冬は独り言を呟いた

千冬「お前が死んで何十年だ。なぁ一夏」

皿を洗い終わり千冬も支度をした

そして家を出た

千冬(お前が死んで色々と変わった。IS学園の理事長が私に校長をしてくれと言われて校長をしている)

(他の奴らも色々としてくれているよ)

(鈴は本国に帰ったあとモンドグロッソで三連覇を成し遂げて私に宣戦布告してきたよ)

(セシリアも同じだがあいつは自分の会社を建ててISのシェアナンバーワンになったらしい)

(簪は新たなIS作りに精一杯)

(シャルは私の右腕として役に立っている)

(ラウラは自分の隊を抜けて教官をしているらしい)

(みんな自分の居場所で頑張っているよ)

千冬「だが、あの襲撃してきた奴らの所在は分からないままだがな」

そう言って校長室の扉を開けて校長の椅子に座り作業を始めるのであった

 

???Side

場所はわからないが場所

雨「束様まだですか?」

雨は束を見た

束 「うん」

雨「わかりました」

そう言って扉を出た

束「早く帰って来て空白」

そこには水槽の中に酸素マスクをした空白が入っていた

その水槽におでこを当てて願う束であった

 

 

夏撫Side

学校が終わり病院に向かう

夏撫「遅くならないように」

そう言って病院に入って6階にある突き当たりの部屋に入った

夏撫「遅くなってごめんね、ママ」

そこに居たのはベットに座りながら本を読んでいた琴だった

琴「ううん、今日も頑張った?」

夏撫「うん、でも千冬叔母さんのゲンコツは痛い」

琴「またやらかしたの」

夏撫「些細なことじゃないよ」

焦りながら言う

琴「千冬さんのいうことを聞くんだよ」

夏撫「うん、ママも早く治ってね」

琴「分かってる」

琴が病院にいる理由は無理な出産だった

一夏との行為で妊娠したのだ、その後色んな事があったため

体力もない中出産したので色々とが重なり病院暮らしなのである

夏撫「もう時間だし帰るね」

琴「うん、春雷やロポアにご飯あげてね」

夏撫「分かってる、子どもにもでしょ」

琴「分かってるならよし」

ハイタッチして夏撫は病室から出るのであった

そして琴は呟いた

琴「元気に育ってるよ一夏」

 

 

 

ここに一つの物語が終わった

1人の少年の物語が終わった

強さを求める物語が

 

 




今回で完結です。
本当に見てくださった方々ありがとうございます
最後はグダグダに終わってるかも知れませんが俺の中では
いい終わり方だっと思ってるのでご了承ください
一「やっと終わったな」
作者「なぜ君が!?」
一「え・・お前が俺を殺したから」
一夏は指を指す
作者「本当にごめんなさい。でも本当はもう少し短く話数も短くする予定がグたりました。さらに本当は殺す予定ではなかったです。はい」
一「まあ、良しとするか終わったことだしな」睨み
作者「そうですね、皆々様本当にありがとうございます」
これにて狂乱に強くなろうとする一夏は完結です
本当にありがとうございました


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