今回は恐らく恋愛小説…かな?多分そうだと思います。
本当にくそつまらない小説です。そんな駄文を許可できる方のみご覧ください~!
「ねぇ、私達が大人になれたらーーーー」
……あぁ、またこの夢か。…胸糞悪ぃ…。
いつまでこの訳の分かんねー夢見りゃ済むんだよ…。
つか今何時…………………!?
…もう8時じゃねーかよ、くそったれが。
…………学校行くか。
さてと、着いた着いた。時間はー…見なかったことにしよう。そうだそうしよう。そうだそれが良い。
今誰の授業だろ、ドア開ける前に覗いてみるか。
……………うわぁ…最悪だ…。へびかよ…。
へびの本名は上松明彦。あだ名の理由は2つあって、1つ目は顔がへびみたい。もう1つ目は、生徒指導の先生でとにかくしつこい。1ヶ月前の事でも掘り返してくる嫌な奴。…入りたく無くねー…。つってもしゃーないか。
「…おはざーす。」
「ん?おやおや、滝野くんおはよう。来て早々で悪いんだが今何時何分かな?」
「えぇっと…10時50分ですね。」
「ふむ…。時計は読めるようだね。」
………うぜぇ…。
「では次の質問だ。この学校の登校時間はいつまでかな?」
「8時半までっす。」
「つまり君は、2時間20分も来るのが遅れたことになるね~?」
…マジでこいつうぜぇな。
「ずいぶんと重役出勤だね~?きっと僕のような凡人には思いつかないような事があったんだろうね~?ぜひ理由を聞かせてもらいたいね~?」
…………死んでくんねーかな、こいつ。
「ん?どうしたんだい滝野くん?早く理由を凡人の僕に聞かせてくれよ~。」
…チッ。
「あぁ~…。ただの寝坊です。」
「ん~?聞き間違いかな~?今僕の耳には聞こえたことをその通りに受け止めると、君はただの寝坊で学校に遅れたことになるんだが?」
「…その通りっす。」
「滝野くんはよほど夜に忙しいようだね~。なんせ今日で3日連続だもんね~?」
…こいつの笑ってる顔マジでキモい。
「…あははっ。」
…ん?笑い声?あのキモへびの声じゃねーしクラスの奴らはもう見飽きて自習してるし。
「授業中失礼しますよ、上松先生。」
「ん?どうしましたか教頭先生。」
この人は教頭の吉田。人の弱みにつけこむクズと違って、生徒の話をしっかり聞いてくれる優しい先生だ。
「例の転校生か学校に着いたのでね。確かこのクラスでしたよね?」
「えぇ、このクラスですね。名簿にも書かれてます。」
転校生?今日は5月18日。転校の時期とは、ずれてるんじゃねーの?
「ほら、君ももう座りなさい。」
………こいついつか絶対潰してやる。
「えぇっと、じゃあ名前と一言言ってくれるかな?」
「はい。緒方紗彩です。よろしくお願いします!」
いかがでしたでしょうか?この駄文、次出すのはいつになることやら…。
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初めまして…?
とりあえず…投稿遅れて申し訳ございませんでした(´;ω;`)ウゥゥ
では、2話をどうぞ!
何でだろ。聞いたこと無いのに懐かしく思えんのは。
「じゃあ席は~…滝野くんの隣だね。まぁ分からないことは滝野くんが何でも優しく教えてくれるだろうから。」
今、何でも優しく、に悪意を感じたのは俺だけか?
「よろしくね、滝野くん。」
「こちらこそよろしく緒方さん。」
何でだろう。初めてな気がしない。
「ねぇ、緒方さん。俺らって会ったことないよね?」
「おやおや、滝野くん。君は授業中にナンパかね?つくづく良いご身分だね~。」
…ガチでこいつの絡みうぜぇよ、くそが。
「そんなんじゃないっすよ。ただ何か聞いたことある気がするんで聞いただけです。」
「えぇっと…。滝野くんの名前ってもしかして涼?」
…俺名前言ってないよな?
「そうだよ、滝野涼。」
「もしかして昔アメリカに住んでた?」
…何で誰にも言ってないことを…。
「え!?滝野マジかよ!?」
ここで肯定すると面倒くせぇな。
「そんな訳ねーよ。…ただの勘違いかな。ごめんね緒方さん」
「大丈夫だよ。…こっちも人違いだったみたいだし。」
「じゃあ授業再開するぞ~。」
~授業中~
「じゃあこれで授業終わります。」
『ありがとうございました。』
あぁだるかった。キモへびの野郎、俺にばっか絡みやがって…。マジ死なねーかな…。
「滝野くん、ちょっと良いかな?」
「どうかしたの?」
「ここでは言いづらいから…どこか静かな場所無いかな?」
転校そうそう俺に聞くことなんてあんのか?つか何で周りこんなうっせーの?
「じゃあ昼休みに屋上とかでどう?」
「分かった。じゃあ、昼休みね!」
…?何だったんだ?全然分かんねー。
「おい、涼!!お前リア充になったら絶交だかんな!!」
…こいつは何急にほざいてんだ?つか絶交とか今時小学生でも使わねーぞ…。
「おい、広樹、てめぇは何騒いでんだ。」
何か騒ぐような場面あったか?
「だってよぉ!転校生、帰国子女、超美人の最強三拍子が揃ってる子と昼休み二人きりだぞ!!こんな最高のシチュエーションそうそう無いぞ、この野郎!!!」
「広樹、うるさい。もうちょっと静かに話せないの?」
おっ、まともなのが残ってたか。
「う、うるせぇよ、かれん!!お前は気になんねーのかよ!?あの女っ気0の涼に!彼女が出来るかも知んねーんだぞ!?」
「大きなお世話だ!!」
「確かに滝野は女っ気0だけど…。」
「おいこら、勝山。」
「でも、詮索は駄目でしょ。」
…こいつらが無駄に大きな声で話すから、周りがまたざわついてるし…。うぜぇ。
「つか!!何で緒方さんが俺に告ることになってんだよ!!そっからだろうが!!」
『1%くらいは可能性ある!!!』
…(怒)
「上等だゴラァ!!!今言った奴全員ブッ殺してやらぁ!!!」
「やっべ、涼が切れた。」
…もう我慢できねー(怒)。
「授業始まるから席つけー。」
…ちっ、タイミングの悪い。
「?何してるんだい、滝野くん。早く席につきなさい。」
「…うっーす。」
~授業中~
…やっと四限終わった…。あぁ~…くそへびのせいで体力が…。
「おい、涼!ちゃんと結果聞かせろよ!」
「しつけーんだよ、てめぇは!!!いい加減にしないとまじでぶん殴んぞ!!」
「だって気になんじゃん!!」
…もういいや…。このアホ相手にしてたらキリがねー…。さっさと屋上行こっと…。
~少年移動中~
えぇっと緒方さんは……いた。音楽聞いてるみたいだけど、声かけて良いのか?
「~♪」
…めっちゃ音楽にノってて声かけづれー…
「ん?あっ、滝野くん!!」
あ、良かった、気づいてくれた。
「ごめんね、急に呼び出して。」
「全然大丈夫だよ。」
内心めっちゃ焦ってるけど黙っとこう。
「それで話って何なの?」
「えぇっとね…滝野くんって本当はアメリカに住んでたよね?」
いかがでしたでしょうか?いないとは思いますが、もし待っててくださった方がいたのなら本当に申し訳ありませんでした…。
話は変わるんですが、1つだけ皆様に。
この話の登場人物は実在する人の名前を組み合わせています。
そこで1つ皆様に問題です。
この話、どこからどこまでが本当だと思いますか?
答えは…最終話で☆
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記憶消失の疑い
「…えっ?」
「さっきは住んでたこと無いって言ってたけど、あれ嘘だよね?」
「…何で嘘だと思うの?」
…自分では上手く誤魔化したつもりだ。そこまで分かりやすくも無かったと思うんだけど。
「簡単だよ。私が涼くんのことを覚えてるから。涼くんは私のこと覚えて無い…?」
「………。」
緒方紗彩。どこかで聞いたことある名前。だけど思い出せない。何でだ…?…そもそも俺はいつ頃アメリカに住んでた?いつ日本に戻った?どんなとこに住んでた?…あれ…?…俺はアメリカでどんな生活をしてた…?
「…ごめん。アメリカに住んでないって言ったのは嘘。俺はアメリカに昔住んでた。…だけど、紗彩のことは覚えて無いんだ…。」
…えっ?…あれ?俺は今自分で何て言った?
「でも、今涼くん私のこと紗彩って…!!」
…やっぱり。今俺は、緒方さんのことを紗彩って呼んだ。会ったのは今日が初めてのはずなのに。…初めてのはず…なの…に…?
「…涼くん?何で泣いてるの…?」
「…あれ?…俺…何で泣いてんだ…?」
何でだ?俺自身のことなのに俺自身が分かんねー。何で俺は泣いてんだ?何で俺は初めてあったはずの女子を名前で呼んだ?何でこの子は俺のことを知ってる?アメリカで会ったからか?そもそもどういう経緯でアメリカに行った?どういう理由で日本に戻ってきた?つかいつ行っていつ戻ってきた?いつから広樹や勝山と仲良くなった?アメリカに住んでたあたりの記憶を忘れてる…?…何でだ…!?
…思い出せない…。
「……ん!」
…何で思い出せないんだ…!?
「りょ…くん!」
…何でだ…!?…何で…。
「涼くん!!!」
…あっ…。
「…大丈夫?顔色悪いよ?」
「ごめん、大丈夫。…そろそろ5限始まるし教室に戻ろう。」
「………。」
「どうしたの?」
「」ううん、何でも無いよ。先戻ってるね。
「分かった。」
何でだろ、全然昔のことが思い出せねー。昔の俺のことを知ってる人は…あー…。いたな。ま、とりあえず俺も教室戻っか。
~少年移動中~
~授業中~
あー…やっと終わった…。まぁこれで学校終わったし、帰るかー…。
「涼ー!!!てめぇ帰ろうったってそうはいかねーぞ!!!昼休みのこと白状するまで帰さねー!!!」
ちっ。めんどいのに捕まった。
「おい広樹。確認したいことあるからさっさと帰りてーんだよ。明日にしてくれよ。」
俺のアメリカ時代についてさっさと調べてーのに…。まぁ、反応は…。
「んな言い訳聞くわけねーだろうがぁ!!!」
デスヨネ、ウン、シッテタ。(白目)
「で!?緒方さんに何て告られた!?」
…さあて何て言うかな~。正直に言っても信じないだろうし、第一俺自身が言いたくない。ん~…?こいつらが信じる嘘か~…。
「ねぇ滝野くん、一緒に帰ろ!」
『なっ…!?』
…えっ?
『涼ー!!!(怒)』
「えぇっと…まぁ、そういうわけだから俺は帰る。じゃあ、また明日な。」
『てめぇ覚えとけよ!!!(怒)』
おぉ~怖い怖い。
「じゃあ行こっか。」
「うん!…そういえば涼くんどこに住んでるの?」
あっ…。
「とりあえず、外出よ。なっ?」
「ん?まぁそうだね。」
さっさと逃げねーとめんどいことに…。
「りょ、涼くん…だと…?」
『涼てめぇ明日絶対にぶっ殺す!!!(怒)』
いかがでしたでしょうか?
今回は俺の感情がバリ入っております☆
まぁつまらないですがもし宜しければ次回もよろです!!!
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知らぬが仏
では、4話をお楽しみください!!!(唐突な話題転換)
あぁ~明日学校行きたくねー…。
「ごめんね、皆の前で涼くんって呼んで…。」
「いや、大丈夫だよ。どうせあの馬鹿共はどうなっても騒ぎやがるし。」
…気乗りしないけど疑問解消させるか。
「ねぇ緒方さん、聞きたいことがあるんだけど良いかな?」
「二人っきりの時は紗彩で良いよ。昼も私のこと紗彩って呼んでたし。」
「いやでも…。初対面の女子を名前で呼ぶってのは…。」
…つか普通に恥ずいし。
「あははははっ!涼くん純粋だねっ!」
「え!?いやただ女子慣れしてないだけだし、全然純粋じゃないよ。」
…全然純粋じゃないって何だよ…。我ながらテンパりすぎだろ…。
「と・に・か・く!私のことは紗彩って呼んでね!」
「いやだから…。」
女子慣れしてねーのにいきなり名前呼びとか無理だし。
「駄目……?」
うっ…。上目づかいはせこい…。
「分かったよ…。えっと…さ、紗彩。」
「うん!よろしい!!」
もしかして…。いや、もしかしなくてもこれ完全にハメられたな…。
「で、一つ聞きたいことあるんだけど良い?」
「良いよ、私に答えられることなら。」
「俺と紗彩はいつ会ったんだ。」
これなら多分答えてくれるだろ。
「えっとね~…私達が八歳の時だね。」
八歳っていうと九年前か。…駄目だ全然覚えてねー…。
「えぇっと…いつ転校したのかは?」
「えっと、涼くんが転校したのが確か…十歳くらいの時だったかな。」
ってことは、俺がアメリカに住んでたのに二年くらいか。うん、全く覚えてねーな。
「涼くんさ、こんなことわざ知ってる?」
「ことわざ?」
「知らぬが仏。」
「………え?」
知らぬが仏?ちょっと待って、どういうことだ?何か俺にとって嫌なことがあったってことか?それで記憶が無くなってる?そんな漫画展開マジであんのか?
「それでどういうこと?」
そんなこと言われたら逆に気になる。
「あ、涼くんここ右?左?」
「え、あ、右だけど。」
「そっか、私左だからここまでだね。じゃあまた明日!」
「…また明日。」
…ちっ、結局聞きたいこと全然聞けなかったな。まぁアメリカには住んでた時期が分かったから今日は良しとしよう。
「んー…紗彩…。やっぱ思い出せねーな。けっこう珍しい名前だから一回覚えたら忘れねーと思うんだけどなー…。…ん?」
「涼~!!!」
…あーうるせぇのが来やがった。…まぁ聞きたいことあったからちょうど良いか。
「近所迷惑っすよ、吉平さん。」
「ちょうどお前が可愛い子といちゃついてたの見つけたからな、隠れて見てたぜ♪」
本当にこの先輩うっとしいな。
「つか吉平さんには愛音さんいるじゃないっすか。他の子に目移りして良いんすか…。」
…今から愛音さんに言いつけてやろうか。
「ん?あ~心配すんな、つかいるし。」
「はい?」
「愛音~出てきて良いよ~。」
「あ、もう良いの?滝野くんやっほー!」
ガチでいんのかよ!!
「…ちわっす、愛音さん。」
「で?あの子と付き合ってるの?滝野くんめっちゃ楽しそうに話してたし~。」
「涼にもとうとう彼女ができるのか…。お前昔っから女子と話すこと少なかったからな~。一時期ホモじゃねーかって疑ってたしな!」
「あ、私も思ってた~。」
「…あ、俺はホモじゃねぇぇぇ!!!」
『で?あの子は彼女なの?』
「違います。つかあの子転校生っすよ?何で転校初日告らなあかんのですか…。」
「何だよ、転校生狙ってたのかよ~、涼も成長したな!」
「しつけーんだよ、あんたも!!」
「やっぱ涼はからかうと楽しいな~。」
…こいつもいつかぶん殴ってるやる。
「滝野くん、嘘は駄目だよ?」
「え?俺嘘なんてついてませんよ。」
今までの会話で嘘言った覚え無いんだけど。
「だってあの子初対面じゃないじゃん。」
「え?」
「あの子紗彩ちゃんでしょ?昔、滝野くんとよく遊んでた子じゃん。」
いかがでしたでしょうか?
次回はいつになるか分かりませんが次回もご期待ください~。
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手がかり発見か?
「それ、本当ですか!?」
やっぱりそうだったのか!?
「え、あ、うん。てか滝野くん覚えてないの?いつも仲良く遊んでたのに。」
「それ、どれくらい前の話ですか!?」
「どうしたの?そんなに必死になって。何かあったの?」
「え、あ、いやまぁちょっと…。」
正直この人達に余計なこと言うと話が一切進まなくなるからな…。
「まぁちょっと気になることがあるんすよ…。で、どれくらい前ですか?」
「…滝野くん怪しいな~…。」
…そうだった…この人めっちゃ勘鋭いの忘れてた…。どーすっかなぁ…。
「…まぁ良いや。ってか吉平も覚えてるんじゃないの?紗彩ちゃんのこと。」
「もちろん覚えてるよ。」
「……は?……はぁぁぁぁぁぁ!!?」
吉平さんも知ってんの!?マジで!?
「ちょ…吉平さんさっき知らないみたいな感じだったじゃないっすか!!」
「別に知らないとは言ってねーぞ?つか俺はあんま覚えてないしな。あんま話したこと無かったし」
「確かに吉平はあんま話して無かったね~。」
「と、とりあえず俺のアメリカ時代について教えてください!!」
「ん~…。私もそこまではっきり覚えてる訳じゃないんだよね~…。大まかなことしか分からないよ?」
「それでも良いんで教えてください!」
「えっとじゃあ…まず何年前に住んでたか、だったっけ。あれは…十年前かな。」
…十年前っていうと…七歳か。俺けっこう記憶力ある方なんだけどな~…。…駄目だ全然思い出せねー…。まぁ、とりあえず次だ。
「えぇっとじゃあ…。」
…あれ?確か前紗彩に聞いた時は九年前って言ってたはず…。
「どうしたの?」
「…俺と紗彩が遊んでたのも十年前ですか?」
「えぇっとそう…だと思うんだけどね…。吉平覚えてる…訳ないよね~…。」
「覚えてねーな。つか決めつけんなよ…。」
「でも実際覚えて無かったじゃん。」
「愛音といつ会ったか、いつ告ったか、何て告ったか、なら全部言えるぞ?」
「え…あ…えぇっと…///」
目の前でリア充がいちゃついてんのみるとぶっ殺したくなるよね♪
「………帰るか。」
もう二人の世界に入ってるから声かけても無駄だろ。つかこれ以上いちゃついてんのみると本気で刺したくなるし。
~少年帰宅中~
はぁ…やっと家着いた…。
「…ただいま~…。」
『お帰りなさ~い。』
ん?声が重なってる…?一人はまぁ母さんだろうけど残りは誰だ?多分二人いるんだろうけど…。まぁとりあえず上がるか。
「誰か来てんの?」
「あんたも知ってる子よ。」
俺も知ってる子?
「こんにちは、涼くん。」
「久しぶりだね~。」
「…えぇっと…?」
「はぁ!?あんたまさか覚えてないの!?」
…誰か全然分かんねー…。
「信じらんない!!あんた散々二人と遊んでたでしょ。普通覚えてるわよ?」
「あ、えっと…すいません。」
「仕方ないよ。会ったの久々だし。」
「最後に会ったの九年前だしね~。」
「…ってことはアメリカで…?」
「うん。じゃあ改めて。久しぶり、涼くん。西川杏美です。」
「じゃああたしもか。えっと九年振りに涼の目の前にいる大川琴実だよ~。」
いかがだったでしょうか?今回はまぁ手がかりを少しだけ手に入れた上に新しい子の登場回ですね~。(何気に母親初登場)では、第6話もお楽しみに~!
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お泊まり?!?!?!?!
マジでお久しぶりでございます。
久々過ぎて話考えるのめっちゃ時間かかりました…。
暇な方はのんびり第6話ご覧ください!
「えぇっと…とりあえず覚えて無くてごめん……なさい。」
確かに名前は聞いたことがある気がする。
…あくまで「気がする」ってレベルだけど。
「涼、今日は皆泊っていくから。」
「あ、うん。……ん?」
皆?普通2人って言わねーか?
「もしかして他にも泊まる人いる?」
「あれ?言ってなかった?2人のお兄さん達は一緒だって。」
「…今初めて聞いたけど。」
「多分お兄ちゃん達買い物に行ってるんだと思うけど…遅いね。ねぇ、琴実に連絡きた?」
「ん~…まだみたい。…何やってんだかあの馬鹿兄は。」
…大川さんの方は毒舌だな。
西川さんは逆に大人しいつーか冷静つーか…性格真逆なんだな…。
『ただいま~。』
「あ、帰ってきたみたいね。」
「お帰りなさい、お兄ちゃん。」
「遅いよ、馬鹿兄貴!」
「連絡しなくて悪かったな。思い出したのがもう家の近くだったから。」
「次からは気を付けてね。」
西川兄妹は兄貴も大人っぽい対応…つか見た目大人か。で、大川兄妹は…。
「帰ってきて早々馬鹿とはなんだ、アホ!」
「帰る前に連絡しろって言ったでしょ!それ忘れてんだから馬鹿でしょ!」
「それ天斗にも言えるだろうが!!何で俺だけが言われなきゃなんねーんだよ!?」
「天斗さんは良いの!!かっこいいし、杏美のお兄さんだし!!」
…理不尽だ。
「納得いくか、ボケェェェェ!!!」
「はいはい、そろそろうちのがついていけないからやめてねー。」
『あ…。』
この人ら完全に俺のこと忘れてたな(白目)
「あー…ごめんね涼。見苦しいとこ見せて。」
「いや…まぁ、大丈夫。」
「久しぶりだな、涼。元気にしてたか?」
「えっ…と、お久しぶりです…?」
「何で疑問形なんだ?」
この人に事実言ったら殺される気が…。
「あ、涼私達のこと覚えて無いんだって~。」
…ちょっ、大川さん!?
「覚えてねーだー…?…一回ぶん殴れば思い出すかも知んねーな♪」
…コノヒトイマナンツッタ!?
「何言ってんの、馬鹿兄貴!!」
「丈流…お前もうちょっと平和的に物事を解決しようと思わないのか…?」
「丈流さん…さすがに殴るのは…。」
「丈流くん、怪我だけはさせないようにね。」
待って、最後だけ何か違うだけど!?
「…ったく。琴実の兄貴の丈流だ。さっさと思い出せよな。」
「ってことは俺のことも覚えて無いかな?」
「…すいません。」
「まぁ、そこまで気にしなくて良いよ。俺は杏美の兄貴の天斗。話してたらそのうち思い出すと思うよ。」
「えっと、よろしくお願いします。」
何か質問がある時は西川兄妹にした方が安全そうだな。
大川兄妹は何つーか…危なそう。
「何っつーか…物足りないねーな。」
「物足りないって何がだよ?」
「まぁ数年振りに再開したわけだろ?でも1人欠けてるんじゃなー…。」
…もしかして。
「あの…。」
「あー?何だ?俺らのこと思い出したか?」
「いやそれはまだなんですけど、その欠けてる1人ってもしかして紗彩ですか…?」
「何であいつのことは覚えてて俺らのことは覚えてねーんだよ!!あれか!?好きな子との美しい思い出しかありませんってか!?」
「涼くん、紗彩ちゃんのことが好きなの?」
「涼、紗彩は良い選択だと思うよ♪」
「紗彩か、まぁお似合いだな。」
「涼、あんた紗彩ちゃんみたいな美人狙ってんの?あんたには高嶺の花よ!!!」
「ちげーよ!!!勝手に話進めんなやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
第6話いかがだったでしょうか?
ほぼ毎回新しい登場人物が出てきてましたね。
もう少しで登場人物は落ち着くと思います。
次いつになるか分からないけどね、待っててね~!
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