プリキュアを憎む者 (匠 良心)
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1話 笑顔を守る5人の戦士

初投稿です。規則違反にならないか緊張して書きました。


 物語には必ず表もあれば裏もある。

 

例えて言うなら白雪姫は継母の毒リンゴを食べ、意識を失い小人たちは号泣した。だがそこにお城の王子が現れ、王子のキスによってめざめ、姫は王子とともにお城で幸せに暮らしたというのが表の話である。

 

裏の話は白雪姫は王子と一緒にお城で幸せに暮らしていたがある祭りで白雪姫を殺そうと企んでいた継母を招待したのだ。それは何故か? 姫と王子の目の前で高温で焼けた靴を継母の足に無理やり履かせられ、死ぬまで踊らされたとうのが裏の話である。

 

そしてこの物語は笑顔を守るプリキュアとすべてのプリキュアを憎む少女とその仲間の最終決戦前の記録であり、そしてある大きな闘いに繋がる物語である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここは七色が丘中学 この学校にはある5人の少女がいる。

 

 

あかね「やよいー なおー れいかー みゆきー おはよーさーんって・・・・・みゆき また遅刻か?」

 

教室にやってきた女子中学生 日野あかねは元気に挨拶した。

 

やよい「あのさ、今日この学校に転校生来るって知ってる?」

 

れいか「そういえば、一週間前の金曜に先生が帰りの会でそうおっしゃいましたよね」

 

なお「その転校生ってもし女子だったら、仲良くできそうな気がするなぁ」

 

日野あかね 黄瀬やよい 青木れいか 緑川なおは転校生の噂でもちきりになっているころ肝心の星空みゆきはというと・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キーン コーン カーン コーン

 

みゆき「遅刻 遅刻ーー!!!」

 

学校のチャイムが鳴り響いている中、特徴のロール髪を揺らしながら廊下の中を猛ダッシュで教室に向かう女子中学生、星空みゆき

 

彼女は今日も寝坊してしまい自分の教室に向かうところだった。

 

みゆき「あーん お母さん起こしてっていったのにお母さんは「ちゃんと起こそうとしたけど、起きなかったあなたが悪いでしょ」ってはっぷっぷー」

 

と走りながら愚痴をこぼしやっと念願の教室にたどり着いた時

 

?「そこワックスかけた跡だから滑るわよ」

 

みゆき「へっ?」

 

  ツルッ

 

みゆき「うわわわわわわ!!??」

 

 ゴンッ

 

みゆき「いたーい」

 

先生「ちょっと 星空さん大丈夫?」

 

ワックスの床を滑って尻餅をついてしまったみゆき、それを見た担任の先生は慌てて駆け寄った。

 

?「だからいったじゃない」

 

みゆきは後ろを振り向くと、そこには綺麗な黒い髪をなびかせ足には黒いタイツをはいた少女が立っていた。

 

みゆき「えっと あなたは?」

 

先生「星空さん まずは席に」

 

みゆき「はい」

 

先生の指示でみゆきは渋々自分の席についた。

 

先生「はい みんな 今日はこの教室に新しい仲間が加わります。 入ってきて」

 

教室から出てきたのはみゆきの注意を宣告した娘だった。そして黒板に自分の名前を書いた。

 

?「黒井星奈(くろい せな)です みなさん よろしくお願いします。」

 

 

 

みゆき「黒井 星奈・・・さん?」

 

先生「じゃあ、黒井さんは一番右の一番後ろの席に座ってください。」

 

そういって黒井星奈は先生の指示に従って席についた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーー昼休みーー

 

みゆき「黒井さんってすごいよね」

 

あかね「英語ペラペラ話せるし」

 

やよい「数学一発で答え出しちゃうし」

 

なお「歴史にむちゃくちゃ詳しいし」

 

れいか「とても優秀で学級委員に誘いたいくらいです」

 

 

 

みゆき達は今日、転校してきた生徒、黒井星奈の授業風景を想い返した。

 

 

英語の時は手をあげて、最初に手を上げた星奈が黒板にすらすらと速いスピードで問題を解き、一同は驚愕した。

 

そして歴史の授業では江戸時代の有名な人物の時は細かい部分さえも答えて、れいかは感心したり、その担当だった先生は貧血状態になったとか

 

数学の時も難しい図形を書いたりして先生は混乱状態になったとか

 

キャンディ「みんな 元気だすクルー」

 

一同「わっキャンディ」

 

キャンディ「ぶっ!」

 

生徒A「んっ?」

 

女子生徒「ねえ あかね 今 白い熊みたいのが見えたんだけど?」

 

あかね「あははは 気のせいとちゃうん? あははは」

 

キャンディ「キャンディは白っぶじゃないっぶ」

 

あかね「まあ 気にせんでええよ」

 

みゆきたちは必死で笑いで誤魔化し、生徒たちは興味が失せて立ち去って行った。

 

みゆき「はあ 助かったー」

 

やよい「駄目だよ キャンディ勝手に鞄の外にでちゃあ」

 

キャンディ「うぅぅ ごめんクル~」

 

キャンディは渋々みゆきの鞄の中に戻った。

 

なお「ねぇ せっかくの昼休みなんだし、黒井さんも誘ってみない?」

 

なおの提案にみんなは賛成した。

 

あかね「そやな まだ、この学校のこともわからへんやろうし、うちらがフォローしてやらんとな」

 

みゆき「そうと決まれば、黒井さんのところに行こーーー!!・・・・ってどこにいるんだっけ?」

 

  ガクッ

 

みゆきのおとぼけさに4人はずっこけ、あかねはすこしはまわりをみんかい!っと突っ込まれた。

 

やよい「黒井さんは確か、屋上の方に向かっていったよ」

 

れいか「じゃあ、私達も屋上に向かいましょう」

 

一同「おーーー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー屋上ー

 

 

 

星奈「はい 予定通り、奴等のいる学校に潜入しました。」

 

星奈はスマートフォンとは異なる機械で誰かと通話していた。

 

星奈「引き続き ミッションを続行します。」

 

 

 

 

みゆき「黒井さーーん」

 

  スッ

 

みゆき達が屋上に来た時、星奈は機械をすぐにポケットに締まった。

 

 

やよい「黒井さんと一緒にお弁当を食べようと思ってここに来たんだ」

 

なお「一人で食べるよりみんなと一緒に食べる方がもっと美味しいからね」

 

あかね「ほんとは早く食べたい癖にな」

 

なお「う・・うるさいな」

 

三人「はははは」

 

星奈「ほんと・・仲がいいのね、あなたたちって」

 

みゆき「だって友達だもん」

 

星奈「友達・・・・」

 

みゆきの言葉に星奈は振り向いた。

 

みゆき「私ははじめ、この学校に転校した時、友達が作れるか不安だったんだ。だけど、ここにいるあかねちゃん、やよいちゃん、なおちゃん、れいかちゃんがいてくれたから、いまの私はウルトラハッピーなんだ」

 

あかね「うちもまだ転校生だったときはめっちゃ緊張して脚がガッチガッチやったからなー」

 

なお「えーあの時のあかねはとてもテンションあげて自己紹介してたはずだったけど?」

 

あかね「ちょっまてや! なお⁉ うちがせっかく黒井さんに真剣な話しとったのにーー!!」

 

三人「ははははははは」

 

三人のやりとりを見ていた星奈は・・・・

 

星奈「あなたたちがそんなになかよくなれたのは・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星奈「プリキュアになれたからでしょ?」

 

 

みゆき「え?」

 

あかね「はえ?」

 

やよい「ふえ?」

 

なお「え?」

 

れいか「え?」

 

星奈の言葉にみゆきたちは少し動揺した。

 

みゆき「黒井さん・・・・・今・・なんて」

 

?「けっ 下らねえ仲良しごっこに下らねえ仲良し女子会って奴か?」

 

「「「「「!?」」」」」

 

「?」

 

6人は頭上を見上げると、そこに立っていたのはプリキュア達が戦っている悪の組織、バッドエンド王国の幹部の一人ウルフルンであった。

 

キャンディ「ウルフルン!」

 

ウルフルン「けっ こんなしあわせくせーところなんざバッドエンドに変えてやるぜ この黒っ鼻でな」

 

ウルフルンはポケットから黒い絵の具を出し、それを上にかざした。

 

ウルフルン「世界よ!最悪の結末バッドエンドに染まれ! 白紙の未来を黒く塗りつぶすのだー!!」

 

ウルフルンが上にかざした黒い絵の具を握り潰した時、黒く染まった手を白紙のページを塗りつぶした時、みゆきたちのいた空間が黒く薄気味悪い世界になった。

 

そして黒っ鼻は屋上の近くの貯水タンクの鼻に付着した時、巨大化してみゆきたちのいるほうに出現した。

 

ウルフルン「あらよっと」

 

そしてウルフルンはハイパーアカンベーの中に入った時、狼の耳としっぽが出現した。

 

ウルフルン「今日こそ、終わりにしてやるぜ プリキュアーー!!」

 

キャンディ「みんな 変身するクルー」

 

みゆき「みんな いくよ!」

 

みゆきたち5人はプリキュアの変身に欠かせないアイテム、スマイルパクトを出した。

 

5人「プリキュアスマイルチャージ」

 

ハッピー「キラキラ輝く未来の光! キュアハッピー!」

 

サニー「太陽サンサン熱血パワー! キュアサニー!」

 

ピース「ぴかぴかピカリンじゃんけんポン キュアピース」

 

マーチ「勇気リンリン 直球勝負! キュアマーチ!」

 

ビューティー「しんしんと降り積もる清き心 キュアビューティー!」

 

5人「5つの光が導く未来! 輝け!スマイルプリキュア!」

 

 

ウルフルン「けっ 何が導く未来だ? そんなもんぶっ潰してやるぜぇー!!」

 

ハイパーアカンベェ「アーーッカンベェーー!!!」

 

 

 

5人「はっっ!」

 

アカンベェの吐き出す強力な水鉄砲がプリキュアたちに直撃するがプリキュアたちは二手に避けた。

 

左がハッピー、サニー、ピース

 

右がマーチ、ビューティー

 

ウルフルン「けっちょこまかと だったら乱れ撃ちだーー!!」

 

ハイパーアカンベェ「アーーッカンベェー!!」

 

ハッピー「あの水、普通の水鉄砲よりも強力かも?」

 

ピース「これじゃ迂闊に近づけないよ~」

 

サニー「せやな あっちが水なら、うちのは炎、相性最悪や」

 

ビューティー「いいえ 私にいい考えがあります。」

 

ビューティーがアカンベェの方に着地した

 

ビューティー「さあ 私の方に攻撃してきなさい!」

 

ウルフルン「けっ一人で目の前で堂々と来るとはな いい度胸だ。だったら 遠慮なく最大出力でぶっ飛ばしてやるぜええーー!!!」

 

ハイパーアカンベェ「アーーーッカンベェーーーーー!!!!」

 

ハイパーアカンベェの最大出力の水鉄砲がビューティーに迫る!だが、ビューティーは・・・

 

 

ビューティー「ここです! プリキュア!ビューティーブリザード!」

 

ビューティーの必殺技 ビューティーブリザードがアカンベェの強力な水鉄砲を完全に凍らした。

 

ウルフルン「な なにーー!?」

 

ビューティー「今です! サニー 必殺技を!」

 

サニー「プリキュア!サニーファイヤー!」

 

サニーの必殺技、サニーファイヤーで凍った水鉄砲の水に直撃した。

 

どかぁぁーん!

 

シュゥゥゥゥゥゥー

 

 

ウルフルン「なっ? なんだこりゃ!? ちくしょう どこにいやがる!?」

 

5人「こっちだ!!」

 

バキッッ!!

 

ハイパーアカンベェ「アカーーンベェ!!」

 

ウルフルン「うげぇ!どうなっていやがる?!」

 

ビューティー「水を凍らし、火で注げば、水蒸気ができるのです。私はそれを利用して差し上げました」

 

ビューティーはハイパーアカンベェの強力な水鉄砲を必殺技で凍らし、それをサニーの必殺技で氷を溶かし、水蒸気にして敵に突っ込むという作戦である。

 

マーチ「ハッピー ピース 後はよろしく!」

 

バシッ!!

 

ハイパーアカンベェ「アーーーッカンベェーー!?」

 

 

ハッピー&ピース「やあああ!!!」

 

バキッッ!!

 

ハイパーアカンベェ「アカンベェ~~~~!!」

 

ウルフルン「うわああああ!!」

 

 

水蒸気の中からマーチが強力な上段蹴りでハイパーアカンベェを上空までぶっ飛ばし、それを上空で待っているかのようにハッピーとピースがダブルパンチでハイパーアカンベェを突き落とした

 

ドスーーーン

 

ハイパーアカンベェ「あ あ アカ・・・アカん」

 

ハッピー「よーし みんな いくよ!」

 

5人「ペガサスよ!私達に力を」

 

キュアハッピー達はロウソクと剣のようなアイテム、プリンセスキャンドルを出してプリンセスキュアデコルをセットすると、キュアハッピー達の姿がプリンセスフォームに変わっていく。

 

5人「プリキュア!プリンセスフォーム!!」

 

プリンセスハッピー「開け、ロイヤルクロック!」

 

キャンディ「皆の力を一つにするクルー!」

 

すると時計型アイテム、ロイヤルクロックが現れ、プリンセスハッピーがロイヤルレインボーキュアデコルをセットして

キャンディが押すと炎上に包まれたフェニックスが現れ、プリンセスキャンドルのトリガーを弾くと炎が燃え上がった。

 

プリンセスハッピー「届け!希望の光!」

 

5人「羽ばたけ! 光輝く未来へ プリキュア!ロイヤルレインボーバースト!」

 

ハイパーアカンベェ「アカーーーーーンベェーー!!」

 

ウルフルン「うわああああ!!!」

 

プリンセスハッピー「輝け!」

 

5人「ハッピースマイル!!」

 

プリンセスハッピー達がプリンセスキャンドルを前に突き出すと、フェニックスの口から強力なオーラが発射し、ハイパーアカンベェを飲み込み、プリンセスキャンドルが燃え上がってる炎を吹き消した時、ハイパーアカンベェは爆発し、浄化したのだった。

 

ウルフルン「ちくしょう プリキュア~ 覚えてろよーー!!」

 

シュンッ

 

負け惜しみの言葉をはきながら、ウルフルンは去ってしまった。

 

そして、貯水タンクは元の場所に戻り、元の空間に戻った。

 

キャンディ「新しいデコルクルー」

 

キャンディはアカンベェの黒っ鼻から出現したデコルを回収しようと喜んで駆けつけたが・・・

 

バキュンッ

 

キャンディ「クルッ!?」

 

ハッピー「え?」

 

ピース「キャンディ?」

 

デコルを回収しようとしたキャンディの前に謎の紫のビーム弾がデコルに直撃した。

 

ハッピー「あっ デコルが!?」

 

デコルがビーム弾の影響で逆の方に飛んでいった。

 

パシッ

 

サニー「おい!そのデコルはうちらのもんや!返さんかい!」

 

ハッピー達の目の前にいるのは、黒い仮面と黒装束を纏った少女であった。

 




自分はプリキュアシリーズの中で一番印象に残ってるのがスマイルプリキュアです。理由はスマイルプリキュアの主人公の中の人がストパン主人公を演じていた人だからです。


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2話 オーディウム ー憎しみー

2話です。他作品アイテムが出てきます。そして黒い少女の目的とは


 ハッピーside

 

私達は呆然した。ウルフルンのアカンベェを浄化し、デコルが手に入ると思っていたのに、地面に落ちたデコルをキャンディが回収しようとした時、紫のビーム弾に弾かれて、空中に舞ったデコルは黒い仮面と黒装束を纏った少女にとられた。

 

 

ハッピー「あなた・・・一体?」

 

私は彼女に返してと尋ねたかったけど、その子はデコルを右手で覆いつくした瞬間、

 

?「ふん!!」

 

 

 バキィィン!!

 

 

ハッピー「!?」

 

サニー「!!?」

 

ピース「!?」

 

マーチ「!!?」

 

ビューティー「!?」

 

その子は凄まじい握力でデコルを破壊してしまった。

 

ピース「デ・・・デコルが・・・」

 

キャンディ「壊れちゃったクル~~」

 

ピースは戸惑い、キャンディはデコルを破壊されて涙を流してしまった。

 

サニー「おい!! コラッ!! なにすんねん!!お前!!?」

 

マーチ「そのデコルはキャンディにとって大事なものだったんだぞ!!?」

 

サニーとマーチは激昂して黒い少女に怒鳴り付けたが、その子は何もなかったかのように立ち去ろうとしました。

 

サニー「シカトすんなやああああ!!!!」

 

マーチ「その曲がった根性叩き直してやるうう!!!!」

 

サニーとマーチは怒りのままに黒い少女に向かって、サニーはパンチ、マーチは強烈なかかと落としで攻撃したけど、

 

 バシッ バシッ

 

サニー「うわああッ!!?」

 

マーチ「うわあ!?」

 

ピース「サニー!? マーチ!?」

 

 

ハッピー「えっ 何? どうなってるの?」

 

ビューティー「わかりませんが、彼女はおそらく私達の目では見えない速さでサニーとマーチを一瞬で攻撃したのでしょう」

 

ビューティーの分析で私は呆然とした。そして、彼女は今度は、標的は私達に向けた。

 

?「ふっ!」

 

彼女はひとッ跳びで私、ピース、ビューティーのほうに襲いかかった。

 

ビューティー「ここは戦うしかありません! ハッピー ピース 来ますよ!?」

 

私達は戦闘体勢に構えた。

 

?「はっ ふっ!」

 

少女はパンチとキックで攻撃したが私達はすかさず避けて、私とピースでダブルパンチを攻撃しようとしたが・・・

 

バシッ!!

 

二人「えっ?」

 

私とピースは驚いた。ダブルパンチを彼女は受け止めたのだが・・一番驚いたのは彼女の両腕が鉛のように変わっていたのだった。

 

?「武装色の覇気」

 

 ブンッ!!

 

二人「きゃああああ!!!」

 

ビューティー「ハッピー! ピース! よくも!・・・」

 

ビューティーは氷の剣を作り出し、少女の方に迫る、だけど・・・・

 

?「剣か・・・・ならこれね」

 

少女は謎のカードを取り出し、スマートフォンのような機械を出し、それを画面のほうに装着した。

 

《チェンジ! スペシウムソード》

 

シュンッ

 

パシッ

 

?「これで対等ね?」

 

ハッピー「え!?」

 

ピース「スマホの画面の中から剣が・・・・」

 

ビューティー「はああああっ!!!」

 

ビューティーと少女は剣と剣の勝負に出た。最初はビューティーの方が少女を押していると思って私達は勝てると思い込んでいた。

 

 

・・・・だが

 

キン! キン!キン! キン! キン!

 

ビューティー「はあ はあ はあ はあ 」

 

ビューティーは前のアカンベェの戦いで必殺技を出してしまったつかれがまだ残っていた。

 

?「あら?もう終わり? それじゃ・・・さっさと終わりにしてあげるわ」

 

少女はビューティーの方から少し距離を遠ざかり、剣を頭上に掲げ、

 

?「ふぅぅぅっん!!!」

 

ドカァァァーーーーーン

 

ビューティー「きゃああああ!!!」

 

ドサッ

 

ハッピー「ビューティー!?」

 

剣の強力な衝撃波によってビューティーは吹っ飛ばされ、私とキャンディ以外の仲間がやられ、少女は私の方に剣を突き出した。

 

?「キュアハッピー・・・・私に向かって必殺技を出してきなさい」

 

ハッピー「えっ?」

 

?「私の活動時間もそろそろ切れるわ・・・・だから最後にあなたの必殺技を受け止めてあげるわ」

 

少女の質問に私は何か迷った、私達プリキュアはバッドエンド王国からこの世界とキャンディの故郷、メルヘンランドを救うための力・・・今 目の前の少女に必殺技を撃てという願いに悩んでしまっている時に少女は私に向かって挑発した。

 

?「どうしたの?まさか、この力はこの世界とメルヘンランドを救うための力なのっていうんじゃないでしょうね?」

 

ハッピー「ど どうして それを!?」

 

?「あんた達のことなんてだいたいは検討がつくのよ」

 

ハッピー「あなた・・・・一体何者? もしかして バッドエンド王国の・・・・」

 

?「バッドエンド王国の者でもなければ、メルヘンランドの住人でもない」

 

ハッピー「えっ!?」

 

?「私は人類の味方よ」

 

ハッピー「あなた・・・・一体何者?」

 

?「私はオーディウム 全てのプリキュアを憎み、全てのプリキュアを殺す者」

 

ハッピー「全ての・・・プリキュアを・・・・・殺す・・・?」

 

私は心の中で絶望した。今、目の前にいる少女が私達プリキュアを殺そうする者がいたことを・・・・

 

ハッピー「なんで?・・・どうして私達プリキュアを憎むの?」

 

オーディウム「あんた達は人類にとって危険な存在だからよ」

 

ハッピー「危険? ち 違うよ!プリキュアは世界を守る伝説の戦士だよ ヒーローなんだよ!」

 

キャンディ「そうクル お兄ちゃんもいってたクル プリキュアはかつてキャンディ達の故郷 メルヘンランドを救った伝説の戦士だっていってたクル!」

 

私とキャンディはオーディウムに反論したが・・・彼女は溜め息を吐いて答えた。

 

オーディウム「はあ やっぱりあんた達もそんな大ボラを信じていたのね?」

 

ハッピー「大ボラ?」

 

オーディウム「あんた達プリキュアは最初から奴の「プリキュア!ピースサンダー!!」

 

オーディウムが話を進めていく中、頭上から黄色い稲妻がオーディウムに炸裂した。私はその黄色い稲妻に見覚えがあった。

 

ハッピー「ピース!」

 

ピース「ハッピー!今だよ 早く止めを!!」

 

オーディウム「これだから・・・・プリキュアは憎いんだ!!!」

 

オーディウムは上着の懐からもう一枚カードを取り出し、スマートフォンの画面に装着した。

 

《ネクストチェンジ! フリーガーハマー!》

 

オーディウムは今度は巨大なロケット砲を出現させ、その代わり彼女の持っていた剣は消えた。そして、それをピースの方に向けた。

 

オーディウム「死ね!!」

 

バシュッ! バシュッ! バシュッ!

 

9発放ったロケットがピースの方に迫った。

 

ピース「きゃああああああ!!!!」

 

ドカンッ ドカンッ ドカンッ ドカンッ ドカン、

 

ハッピー「ピーーーーーーーースーーーーーーー!!!!」

 

ロケットの攻撃に耐えられなかったピースがまっ逆さまに落ちて行く。

 

オーディウム「あんな電撃で私を倒せるわけないでしょ!・・・・でも マッサージぐらいになったけどね・・っん?」

 

オーディウムはハッピーの方を見るとハッピーは仲間のピースを傷つけた怒りで必殺技の体勢に入った。

 

ハッピー「よくも・・・・ピースを・・・・あなたは・・・・あなただけは・・・・・・絶対に許さないーーーーーーー!!!!」

 

それに反応したのかハッピーの腰に着いてるスマイルパクトに着いてるデコルが反応をしめしオーディウムに向かって必殺技を放った。

 

ハッピー「プリキュア!!!ハッピー・・・シャワーーーーーーーー!!!!」

 

これまで放ったハッピーの必殺技の中でも強力な必殺技がオーディウムに迫る。

 

オーディウム「ふんっ!!」

 

オーディウムは逃げずにガードの体勢に入り、ハッピーの放った強力な必殺技に耐えようとした。

 

オーディウム「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!」

 

 

ボカァァァァーーーーーーーーーーーン!!!

 

 

 

 

 

 

 

マーチ「サニー 大丈夫?」

 

サニー「マーチ すまんな」

 

サニーとマーチを肩を組んでハッピー達のいる方向に向かった。

 

ピース「みゆきちゃん・・・ハッピーは!?」

 

ビューティー「決着はついたのでしょうか?」

 

4人はハッピーとオーディウムが戦った場所に駆け寄り、あたりを見回した結果

 

ハッピー「ふえっ みんな」

 

4人「ハッピーーー!!」

 

4人はハッピーの無事を喜び、駆け寄った。

 

ピース「ハッピーー 無事でよがっだよ~~~」

 

マーチ「ピース 泣きすぎだってば」

 

マーチはピースの泣き虫を見て少し泣きながら笑った。

 

ビューティー「あの人は?」

 

ビューティーはオーディウムの方を探す。

 

サニー「へっあの罰当たりはハッピーの必殺技で吹っ飛んだやろ?」

 

サニーは高笑いでハッピーの必殺技でオーディウムを倒した・・・・・のはずだった

 

オーディウム「なるほど それがあんたの最大の必殺技ってことね」

 

ピース「えっ?」

 

マーチ「まさか」

 

サニー「嘘やろ」

 

ハッピー「そんな!?」

 

ビューティー「・・・・・・・・・・・」

 

オーディウム「まあ これはただの挨拶がわりって奴ね 時間もそろそろ切れるし、今日は引き上げるわ!」

 

シュンッ

 

オーディウムは黒い幕に包まれながら消えた。

 

ピース「消えちゃった」

 

サニー「負け惜しみやろ」

 

マーチ「まあ 次来たら返り討ちするけどね」

 

ビューティー(いまの声・・・・どこかで・・・)

 

ハッピー「オーディウム・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー放課後ー

 

 

 

キーン コーン カーン コーン キーン コーン カーン コーン

 

放課後のチャイムがなり響き、星奈は帰る準備をしていた。

 

星奈(くそ・・・・動いただけでも傷にさわるわね・・・帰ってはやく治療を施さなきゃあ・・・)

 

星奈は急いで帰る準備を済まそうとしていた矢先に

 

みゆき「あっ黒井さん」

 

教室のドアからみゆきが除きに来た。

 

星奈「キュアはっじゃなかった! 星空さん!?」

 

みゆき「黒井さん 帰るの? じゃあ私と一緒に帰ろうよ」

 

星奈(まじかよ!?)

 

 

 

 

 

星奈side

 

星奈「星空さんって部活とか入らないの? 他の4人は部活に入ってるようだけど」

 

みゆき「うーーん 私に合う部活いろいろ探したんだけどどれもなくて、えへへ」

 

えへへじゃねーだろ!!こいつ一体どこまで頭の中がお花畑だよ!

 

星奈「そういえば・・・星空さん・・・あなたって好きな本ってある?」

 

私は少しまじめな質問をした。

 

みゆき「好きな本? うん あるよ 例えばシンデレラでしょピーターパンでしょ桃太郎に金太郎に浦島太郎!!!そして私の夢はシンデレラのようなお姫様そして好きな人はピーターパン!だよ」

 

星奈「へえーー(なんかはかねー夢だなー)」

 

私は心の中で星空みゆきを哀れむように見た。

 

星奈「星空さんってさ どうして、そうまでして絵本が好きなの?私達のような年の子にはもう卒業していると思うんだけど?」

 

 

みゆき「確かに、ほかのみんなからは少し変だってからかわれるけど、絵本は私にとって笑顔を運んでくれるものだって信じているから」

 

星奈「笑顔・・・・」

 

 

・・・お姉ちゃんの笑顔があれば、りほ元気いっっぱいだよ・・・

 

 

私は思い返した。かつて妹が私にいったあのうれしい言葉・・・・・・・だが・・・

 

 

 

・・・・・・・・・あなたの笑顔・・・もらうね・・・

 

 

ズキッ

 

星奈「くだらん」

 

みゆき「えっ」

 

星奈「あなた・・・シンデレラやピーターパンがこの世に誕生したときその物語の結末がどうなってるのか知ってる?」

 

みゆき「へっハッピー・・・エンド・・・・じゃないの?」

 

星奈「ちがうわ! シンデレラもピーターパンは元から・・・・・・・・・・・・悪役よ」

 

みゆき「えっなんで シンデレラもピーターパンは悪役じゃないよ! シンデレラもピーターパンも「星空さん!!!」

 

星空みゆきが最後まで反論しようとしたが、私は容赦なくこう答えた。

 

 

 

星奈「みゆきさん これだけは覚えておくことね。表もあれば必ず裏もある。この言葉を覚えておきなさい」

 

みゆき「黒井・・・・・さん?・・・・」

 

 

私はもう逃げない!逃げられない!私はもう地獄と怒りというなの境界線をこえてんのよ あんた達を全てぶちのめすために・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

?「はあ まさかガーディアンがこの町にも来たとか少し勘弁してほしいわ・・・・しかもあの黒いお嬢ちゃん、私達と同等の力を持っていた気がするわね。なんなのかしらね・・・・・・・・・・・・・・・まあ いいわ 邪魔な存在だったら消せばいい話だし、我が長 プリキュウス様のために・・・・・・・うふふふふ・・・・・」

 

その女は手には三枚のカードを持ち、不気味に笑った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次は設定集です。オリキャラ達の設定は他作品キャラをモチーフしています。


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設定集

設定集です。自分の好きなキャラのモデルを出したいと前から思ってました。


         ー設定集ー

 

世界設定

 

20XX年の1年前にふたりはプリキュア(無印)がドツクゾーンを倒し、今年には各日本中に別の悪の組織が出現してしまい、同じ時期に別々の町に新しいプリキュアが出現している。(ふたりはプリキュアマックスハート~キラキラプリキュアアラモードまで)

 

主人公設定

 

黒井星奈(オーディウム)

 

スマイルプリキュアが活躍している町、七色ヶ丘にやって来た転校生、その目的は、プリキュアの監視、プリキュアの謎を解明するための任務を任されたガーディアン、彼女自身はプリキュアを全て根絶やししたいという執着心がある。彼女は学校では成績優秀だが、先生いわく彼女の笑顔、笑っている顔が一度も見たことがない。それは後に語っていく。モデルはRWBY のブレイク ペラドンナをモチーフ

 

 

武器設定

 

彼女の持っているものは全て異世界のものである。この異世界の武器をどうやって手にいれたのかその後に語っていく。

 

ワールドフォン 見た目はスマートフォンに似ているが、その正体は武器カードを画面に装着(スキャン)することで異世界の武器が使える。あるいは異世界、あるいは過去、未来の通信も出来る優れもの

 

 

星奈が所持している武器

 

スペシウムソード、フリーガーハマー、ソードメイス、ボーイズMk1対装甲ライフル、ソニックアロー、ウェブシューター、シュベルトゲーベル

 

覇気

 

彼女はとある世界で覇気を覚えている。彼女の持つ覇気は見聞色、武装色の2つである。

 

オリキャラ設定集

 

 

ポンポー

 

星奈が出会うバッドエンド王国の幹部候補、モデルは絵本のカチカチやまの狸であり、本当は幹部になるはずだったのだが、ウルフルンの策略によってへまして落ちてしまった。今でも、それを根に持っている。いつも三幹部達のことをバカのウルフルン、アホのアカオーニ、ボケのマジョリーナと呼んでいる。情には熱い。星奈と一緒にいることで、自分自身に変化が起こる。

 

 

紺野秋人

 

七色ヶ丘中学三年生で周りから「猛犬」と呼んでいる。元々は弟思いの優しい人物だったがある1年前の事件でプリキュアを毛嫌いしている。彼自身、プリキュアを正義の味方とは思っていない。星奈とは唯一の話し相手の1人と思っている キャラモデル pxiv漫画のドブラが来るのアキラをモチーフ

 

金田匠

 

七色ヶ丘中学三年生、見た目は嫌みなメガネ男子でよく人を小馬鹿にする癖がある。星奈にはすこし、好意を持ってるようだが、彼女にとってどうでもいいと思っている。パソコン収集が得意 キャラモデル ウッディケーンの広瀬タクヤ

 

白銀希美

 

七色ヶ丘2年生 特徴的なのは前髪が顔を隠しているようで引っ込み思案で自分に自身が持てない女子中学生、絵を描くことが好きで友達もあまり出来ず、不良の女子高生のグループに絡まれているところ、星奈に助けられ、希美は星奈を友達として親しくなりたい感じている キャラモデルは 魔法先生ネギまの宮崎のどかがモチーフ

 

 

空野主(そらの つかさ)

 

七色ヶ丘中学2年生 七色ヶ丘新聞部で将来はジャーナリストになること、噂を聞いたとき黙ってなれない性格、星奈のとある戦いを間近に見てしまい、そのせいでよく星奈に質問をされていく。星奈にとってめんどくさい相手と思っている。彼女は1年前の大事件の真相を探りたいと考えている。彼女はプリキュアを見て「なんで、私達と対して変わらないほどの子供達が戦っているのか?」考えてしまう。キャラモデル モブサイコ100の米里イチをモチーフ

 

 

 

 




次回は40話でスタートでオリキャラ達を登場させます。


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3話 狸集会

この話はスマイルプリキュアの40話でキュアサニーからハッピーの話の裏側に黒井星奈とオリキャラ達の物語です。


ー星奈sideー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン

 

 

先生「次の理科の時間は理科室でやるので、早めに理科室に移動するように」

 

 

授業の終わりに先生が次の授業をする場所をお知らせして教室を去った。

 

私は早速、理科の授業の準備をしているところ、私にとって今、最も会いたくない奴等がやって来た。

 

みゆき「くろーーーいーーさーーーーん!!」

 

星奈「ぐえっ!?」

 

後ろから私の背中に衝撃ななにかにぶつかった。

 

星奈「ほ・・・星空・・・さん」

 

みゆき「えへへ 一緒に理科室に行こう」

 

そう私にとって最も会いたくない奴等の1人、星空みゆき

こいつは気に入った人間にはしつこいほど付きまとい、絵本が大好きで頭の中がお花畑という私に言わせれば馬鹿の塊で出来た生き物である。

 

あかね「コゥラ! みゆき! あんた黒井さんが迷惑しとるやろ!はよ どけてあげんかい!」

 

やよい「黒井さん ごめんね」

 

なお「まあまあ あかね そんなに怒らなくても」

 

れいか「みなさん ほかの人達も理科室に向かいましたから私達も早く向かいましょう」

 

星空みゆきの後ろから会いたくない奴等がぞろぞろとやって来た。

 

星空みゆきの後ろから2番目のこいつは日野あかね、こいつはお笑い好きであり友人を貶す奴は絶対許さないという暑苦しいヤツであり、元々は関西出身で関西弁でツッコミが上手く実家はお好み焼き屋であり所属している部活はバレー部であり情報ではこの学校に体験入学してきた外国人に一目惚れしているらしい。

 

黄色い髪にカチューシャを着けて、すこしオドオドしている娘は黄瀬やよい、こいつは泣き虫で引っ込み思案でありながら、絵は上手で、ヒーローオタクでオカルトオタクでもある。私から言わせるとオカルト好きなのになんで引っ込み思案で泣き虫なのかが不思議だと思っている。前に男の子向けのロボットアニメのおもちゃを買ったりしたこともあるらしい。実家は母親と一緒に暮らして、父親は幼い頃に他界したらしい。

 

緑川なお、こいつは正義感が強く、理不尽なことは納得しない性格であり、部活は女子サッカー部でレギュラーを勤めている。この体型で似合わないほどの大食いであり、足は陸上部に負けないほどの俊足である家族は弟と妹はたくさんおり、父親と母親は共働きであり、一人で弟や妹の面倒を見ている。弟や妹には内緒にしているらしいが虫とお化けが苦手らしい

 

青木れいか この女はこの学校の学級委員を務めており、才色兼備かつ上品な性格であり女子達の憧れてである。緑川なおとは幼馴染みの関係であり、三人とは違って名を呼び捨てでいうほどの仲である。卑怯なやり方を嫌い、怒らせると一番怖いらしい。

 

 

そしてなぜ私がこの5人を嫌っているのか?・・・それは・・・・プリキュアだからだ。

 

だが、私はある任務でコイツらを監視しなければならない。そして、コイツらが・・・・・・・プリキュアがなぜこの世界に誕生したのか?

 

情報によると1年前の大事件でプリキュアはドツクゾーンの首領ジャアクキングを打ち倒すことに成功したかに思えたのだが・・・・今、そのドツクゾーンが最初に出現したプリキュアのいる街でまた活動を再開しているのだ。しかも、各地の街でありとあらゆる悪の組織が出現し、新しいプリキュアが続々と出現しているのである。

悪の組織とプリキュア、この二つの謎を解明するため、私達、エージェントが各地の街でプリキュアを監視、謎の解明を任されているのである。そして、このことは絶対にプリキュアあるいは一般人に知られてはいけないのだ。今、ここにいるコイツらと学校の人間にも・・・・・・

 

星奈「悪いけど、あなた達に構っていられるほど、暇じゃないのよ それじゃ」

 

みゆき「あっ 黒井さん!?」

 

私はすかさず、教科書とノートを持って、教室を出た。

 

れいか「・・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私はやっとあの5人から解放され、廊下を歩いているところ、トイレの方で生徒たちがざわめいていた。

 

 

星奈「ねえ 何かあったの?」

 

私は後ろの男子に声をかけた。

 

 

男子生徒A「あー あいつだよ 『猛犬』だよ猛犬」

 

星奈「猛犬?」

 

女子生徒A「黒井さんはここに転校してきたばかりだから、知らないけど七色ヶ丘中学の中で最も恐れられているのがいるのよ ほらっ 来た!」

 

女子生徒が指差した方向を見ると、男の先生が男子トイレの中から引っ張って来たのが短髪で制服のボタンがはずれていた。そして目付きはほかの生徒を恐れられるほどの目付きであり、彼があの猛犬である。

 

先生「おい!! 紺野!!また生徒に暴力を振るったのか!?」

 

秋人「・・・・・・・・・・・・・・・・ 」

 

先生は紺野とかいう猛犬の生徒に怒鳴り付けたが、紺野は黙っていたが先生の目の前に口を出してこういった。

 

秋人「あいつらが気に入らなかったから」

 

やる気のないような声で言い放った。

 

先生「お前のせいで三人の生徒が保健室にいく羽目になったんだぞ!? どう責任を取るつもりだ!! え? 」

 

秋人「自業自得じゃね?」

 

先生はぶちきれたのか紺野の腕を引きずって職員室に連れてった。

 

 

男子生徒B「紺野の奴、本当に荒れてんな」

 

男子生徒C「うん 噂じゃ不良の高校生グループを一人で病院送りにしちまったって話だぜ?」

 

女子生徒B「うそ! こわーい」

 

女子生徒C「でも 紺野君って去年はおとなしい方だったのになぜか1年前の大事件がどうとかって怒鳴っていたもんね」

 

星奈(1年前の大事件!?)

 

 

あの紺野っていう男・・・・・・1年前の大事件であそこにいたのかしら?すこし調べる必要がありそうね・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー3年生の教室ー

 

教室では猛犬こと紺野秋人の話で持ちきりだった。

 

男子D「まじかよ!? 紺野またやらかしたのか!?」

 

男子E「ああ もうこれで何回だよって話だよ」

 

男子F「あいつがこの学校に登校してる時点で檻にいれられているっていうもんだよな」

 

男子G「いっそ学校から出ていってくんね?って感じだしな?」

 

 

3年生の男子が紺野の愚痴を言ってる時に生意気な声が聞こえた。

 

 

 

 

 

 

匠「おい 受験の準備の邪魔すんなよな」

 

 

教室の窓の方の机で黙々と受験用のテキストを見てる少年は金田 匠

 

猛犬こと紺野秋人と同じ3年生でメガネでモヤシでがり勉の少年である。

 

 

男子E「はあ なんだよ?金田 ここ受験会場じゃあるめーし」

 

男子G「がり勉野郎がえらそうによ」

 

匠「紺野ぐらいでビビってんじゃねーよ」

 

男子F「けっお前だって前に紺野にぶん殴られていたじゃねーか?」

 

 

キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は今日の授業が終了してあいつらに出会わないように学校を出た。

 

 

星奈「さてと、とりあえず、スーパーで買い物・・・・んっ?」

 

私が今日の夕食を作るためスーパーで買い物をしようと考えていたところ路地で私と同じ中学の制服の娘が3人の女子高生に絡まれていた。

 

女子高生A「おい 約束の金 準備したのか?」

 

希美「い・・・いえ・・それは・・その」

 

女子高生B「ちっチンタラしやがってよ ほら! 寄越せよ!」

 

希美「あっ」

 

女子高生C「なんだよ たくさん あんじゃん・・・・なんだ?これ」

 

不良の女子高生のひとりが財布を強引に取られたとき、鞄の中から一冊の絵がこぼれ落ちた。

 

女子高生C「・・・・なんだよ! すげー 下手くそじゃん」

 

女子高生B「えーどれどれ ほんと!!まじウケるしー」

 

女子高生の二人がその娘の絵を見てゲラゲラ笑いだしているところ、リーダー各の女子高生が絵を見てゲラゲラと大笑いした。

 

女子高生A「あんた なにこのダッサイ絵? まるで幼稚園児の描いた絵にしか見えねーじゃん」

 

希美「返して それは大切な・・・・」

 

ビリっ

 

女子高生A「糞がつくほど下手くそな絵だぜ ぎゃはははははは!!!」

 

女子高生B「きゃはははははは!!」

 

女子高生C「きゃははははは!!」

 

彼女は大切な絵を貶され、破り捨て、挙げ句、爆笑させられ、泣きじゃくっていたところ・・・

 

 

 

  バキッ

 

 ドサッ

 

女子高生A「あっ?」

 

女子高生「え?」

 

希美「?」

 

私は達の悪い女子高生の一人をぶっ飛ばし、両手をパンパンと払った。

 

女子高生A「おい てめえ!! なにもんだ!?」

 

星奈「只の通りすがりの女子中学生よ かつあげ不細工先輩」

 

女子高生A「ぶ・・・不細工だとー!?」

 

女子高生B「てめえ その制服 そいつの連れか?」

 

星奈「いいえ 只 学校が同じってだけよ」

 

希美「・・・・・・///」

 

星奈「あんた達のやってることってまるで豚に餌ちょうだいって練習してるかと思ったわ」

 

女子高生A「豚だと!? おい! コイツぶっ飛ばしちまえ!!」

 

女子高生B「あいよ!」

 

女子高生の1人が私に思いっきり殴りかかってきたが・・・・

 

 

 バスっ!!

 

女子高生B「ぶっ」

 

 ドサッ

 

私は奴の腹に掌底一発でぶっ飛ばした。

 

女子高生A「てめえーー!! 調子に乗ってんじゃねーーーぞーーー!!!」

 

希美「危ない!」

 

リーダー各の女子高生が私に豪腕のパンチを出したが。

 

星奈「ふん! たあっ!」

 

女子高生A「ぶっ」

 

ドーーン

 

倒れた子分の女子高生の音とは違って、太い音だ。

 

 

星奈「はい これ」

 

希美「あ・・・ありがとう///」

 

私は財布と破れた絵を彼女に返し、去ろうとした。

 

希美「わ・・・・私は白銀希美です えっとあなたは・・・」

 

後ろから彼女の自己紹介が聞こえ、すこし止まり、私も自己紹介した。

 

星奈「黒井星奈よ・・・・・・」

 

そういって私は彼女から去った。

 

希美「黒井・・・さん・・///」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

?「ちょっとそこのあなた」

 

星奈「ん?」

 

私は買い物を終え、そろそろ帰宅しようとしたとき後ろから声が聞こえ振り向いたとき、すこし不気味な狸のお面を被った女性が私に話しかけてきた。

 

?「最近、あなたは何かにお悩みになっているのでしょう?友達あるいは学校の不満とか」

 

星奈「生憎、私にそんな不都合なことなんてありませんので、それじゃ・・・」

 

?「お待ちなさい! 私は貴方を救いたいと思っていたんですよ それを棒に振るっては貴方も私も不幸になってしまいます ですから、我が教祖様に貴方を救えと伝えられ、ここまできたのですよ」

 

これって一種のオカルト宗教って奴であろうか?しかし私はその教祖様が私に救いを差しのべてくるとは私にとっては片腹痛かったので、その教祖様とやらに会って文句いってやろうと考えた。

 

星奈「わかりました。ではその教祖様に会わせてください」

 

?「わかっていただけましのね! では、私についてきてください」

 

 

 

 

私は女性に案内されると裏路地を通るとなぜかすこし変わった家があったのだ。看板に狸集会と書かれおり、私は中に入った。

 

ザワザワ ザワザワ ザワザワ

会場に入った私が見たのは、皆狸のお面を被って、入ってきた私を目の前のステージへと連れていった。

 

 

?「あれ もしかして黒井さん?」

 

横から私に声をかけてきたのは、同じ七色ヶ丘中学の制服を着た女子中学生だった。

 

星奈「えっと あなたは・・・」

 

?「知らなくても無理ないわ 私は空野主 あなたと同じ七色ヶ丘中学2年生よ」

 

彼女がステージの上で自己紹介しているときにステージの下にいる人間たちがざわついた。

 

?「おい ポンポー様だ!」

 

?「ポンポー様が来るぞー」

 

?「我らの救いの教祖 ポンポー様が来たぞ」

 

 

 バタン

 

 

ポンポー「みなさぁーん みなさんは幸せですか?」

 

会場の入り口から現れたのは周りにいるほかの人間が着けている狸のお面よりすこし大きく体は布で覆われた大男だった。こいつがその教祖様らしい。

 

そして、この後コイツは思い知らされるであろう。私がなぜ、幸せじゃないのか、なぜ笑顔ができないのかを…

 

 

 




このあとはバトル展開です。


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4話 笑わない理由と怒り

モブサイコ100のネタを使った話です。


「ポンポー様!!」

 

「ポンポー様ぁああ!!」

 

「ポンポー様!!」

 

ポンポー「皆さん、幸せですかー!!はははははははははははは」

 

「はははは。」

 

「わはははははははは!!」

 

「あーはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!」

 

 

こいつら、まるで洗脳してるかのように笑っている。見ただけでも気味悪い 

 

ポンポー「はははは 温まってきたかなー? じゃあみなさん、そろそろ幸福のお面をはずしましょう ふふふふ」

 

お面を外したその素顔はお多福のお面に似た顔であった。そして、信者?の人たちも素顔をさらけ出した時皆笑顔だった。不気味だ。

 

主「・・・・・・・・・・」

 

 

「わはははははははは」

 

「はははははははははははは」

 

「はははははははははははは」

 

 

ポンポー「ストップ!」

 

ピタッ・・・

 

教祖が一言言ったとき、信者達は笑いをやめた。

 

 

 

 

ポンポー「今日ここに、二人の新たな仲間が加わる事になりました!拍手!」

 

星奈「は?」

 

主「え?」

 

パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ

 

いきなり何いってんのコイツは?私はあの狸のお面を着けた女に案内されてきたのよ!誰もあんたの信者になろうだなんて冗談じゃないわ!

 

ポンポー「幸せの種を植えるためには土壌を開拓しなければなりません。人々の心は皆塞ぎきっている これでは幸せの芽が出ません。さあ、この二人に導かれし不幸な少女達"顔を見て分かるでしょう 」

 

ポンポー「見るからに不幸!」

 

ポンポー「原因は笑顔がない。」

 

ポンポー「笑いなさい。苦しくても笑っていれば、心が豊かになるでしょう 豊かな心は幸せの肥料であり、栄養。いつでも笑顔でいれば幸せになれるということ、絵本の狸のお腹がふっくらと膨らむようにそれが我等"狸集会"の教えです。逆に・・・・・笑わなければ不幸な人生が続く・・・死ぬまでね。」

 

星奈「・・・・・・・・・」

 

主「・・・すこし質問いいですか?」

 

ポンポー「はい、何なりと」

 

主「狸集会 一週間に設立? たった一週間でこんな人数の盲信者を囲ったっていうの? 信じられないわね!怪しいわ。」

 

ポンポー「おやおや・・・君は、信者が連れて来た訳じゃなさそうですね。」

 

主「七色ヶ丘中学新聞部の2年の空野主です。あなた達の悪い噂を検証した記事を学校新聞部に載せるため・・・・取材をさせてもらいます!」

 

ポンポー「悪い噂?」

 

主「集団催眠による洗脳や強迫観念の植え付けよ。実際、この空気は異常だわ」

 

ポンポー(怪しいと思う集団に一人で乗り込み、物怖じせずにハキハキと喋る度胸、素晴らしい。これで中学の新聞部とは驚きだな・・・有望だ)

 

 

ポンポー「よろしい。では一つ証明しよう。私がインチキでは無いということを・・・」

 

教祖は周りを真っ暗にしその時、ステージの上から巨大なスクリーンが出現し、映像が映し出された。

 

ポンポー「この方は公園で一人ベンチで座っていたのです。理由は会社の不安、家族の苦労という苦しい日常に耐えきれなかったのです。だが、私は彼に救いの手を差しのべたのです。かつてイエス キリストが飢えや病気に苦しんだ人々に手を差し伸べたようにね。その証拠に・・・来なさい」

 

ステージの上に上がってきたのは、スクリーンの映像に映った男性であった。その男性はスクリーンに映った弱々しい性格ではなく顔が幸せに溢れた顔であった。

 

男性「私はかつて苦しみに縛られて来ましたけど、今は私は心が解放され、家族や会社から解放され、今やりっぱな信者に転職しました。」

 

ポンポー「どうですか?お嬢さん?これでもまだインチキであると?」

 

主(家族や会社から解放って・・・まさか全部手放したってこと!じゃあ、ここにいる人たちは皆、現実逃避した人たちの集まり?)

 

空野主は周囲の信者達を見て思わず、ぞっとした。

 

主「・・・この取材、私の手に余ると判断したので、ここで一度失礼します。」

 

空野主はここは一旦退いて洗い直したほうがいいと判断し退散しようとしたが・・・

 

 

ポンポー「駄目です あなたは本来物事を放置する傍観者であったにも関わらず、悪戯に狸集会に踏み込み我々の幸福に疑問を呈した!!!そのまま帰られては後腐れができます!!!・・・なので帰しませんよ 笑うまで。」

 

主「いいえ笑いません!こんな気味の悪い所で笑うなんて死んでも嫌です!」

 

 

信者「なら仮面をつけましょう ポンポー様の力で矯正されます。」

 

カポッ

 

主「ちょっと! なにすん・・・・の・・・よ」

 

仮面を強制的につけられた主は何故か頭の中で考えていることがどうでもよくなったという意識が溢れていた。

 

主「何これ?・・・・なんか・・・・頭の中が・・・・どんどんどうでもよく・・・・・・」

 

 

ポンポー「もういいでしょう はずしてあげなさい」

 

信者は主の仮面を取ったとき、その顔は幸せそうな笑顔だった。

 

ポンポー「おおっ、最高の笑顔ではありませんか!あなたには幸福になる素質がそんなにもあったという事です!」

 

信者「おめでとう」

 

信者「印象変わったよ。」

 

信者「可愛くなった!」

 

信者「眩しい笑顔だ。」

 

信者「輝いて見えるわ。」

 

信者「これからはいい記事が書けるんじゃないかな?」

 

 

主「誰か・・・・・・・・・・・・・・助けて・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バチッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポンポー「ん?」

 

 

 

星奈「へぇ この仮面の中にはこんな仕掛けがあったとはね」

 

私は狸の仮面の裏の中から小さなピエロのシールを取り出した。どうやらこれを使って信者達を集めたらしいわね。

 

 

ポンポー(笑っていない!?・・・しかも幸福の源であるバッドステッカーが取り出されている!?)

 

ポンポー「待ちなさいそこのお嬢さん そんな浮かない顔で生きていくつもりですか?ここの皆と幸福になることで薔薇色の気分になれるのですよ!」

 

あわてながら私に説得しているが

 

ポンポー「笑わない人は人生を損している。これを機に変わってみては!」

 

 

星奈「・・・・もう私は嫌っていうくらい損しているのよ」

 

あいつらのせいで・・・・・

 

 

 

 

 

 

ポンポー(くそったれが こんな無愛想なガキに俺様の計画を台無しにしてたまるか!狸集会は俺様がバットエンド王国幹部になるための出発点なのだ。こんな糞餓鬼に躓いてる場合ではない・・・!!)

 

 

ポンポー「くっくっく ならゲームでもしていかないかい?有名なお笑い芸人のネタを笑ったら負けの単純なゲームを・・・」

 

 

 

ポンポーはパンパンと手拍子し、ステージの上から三人の男性がステージの上から上がってきた。

 

ポンポー「ウチの幹部三人とこのスクリーンに映し出される芸人のネタを見て笑って牛乳を吹き出した方が負け、そして君を帰してあげよう どうだい?」

 

空野主(駄目よ!これは罠よ!逃げて黒井さん)

 

星奈「それならシンプルでいいわね」

 

 

空野主(なんで受けてたつのよ!)

 

 

ポンポー「それじゃ・・レディー・・ゴー!」

 

私は牛乳を口に含み、スクリーンに映し出された芸人のネタが出た。

 

「ナチュラルパワーは野生の力 キュアゴリラ!」

 

ブッ

 

幹部一人 アウト!

 

二回戦

 

「それはな俺の顔がデカイからや!」

 

ブッ!

 

幹部二人目 アウト

 

ポンポー(なんでだよ)

 

幹部「ふん 幹部なのに情けないな。私の耐久力で彼女を笑顔にさせてやろうじゃないか」

 

三回戦

 

「鬼瓦!」

 

ハブッ

 

幹部三人目 アウト

 

それは当然であるこの幹部三人組は皆こいつに幸福というインチキな言葉で操られたいわば人形。しかもこんなバカがつくほどの勝負で私に勝負を挑むというのは彼らにとって自爆以外なんでもない。

 

星奈「では お先に失礼します。」

 

私はすかさずここを後にしようとしたが、

 

ポンポー「待て! 次は私が相手だ」

 

星奈「は?」

 

「ポンポー様!?直々に」

 

「すごい!笑わない少女相手にポンポー様が本気を出すぞ!」

 

「ポンポー様!!」

 

星奈「ちょっと待って、これはどういうつもりです。私は三人を勝ち越し帰っていいはずよ」

 

私はポンポーを鋭く睨みながら言った。

 

ポンポー「確かに君は三幹部、全て勝ち越した!・・・だが、最終対決があるのだよ・・そう、私との対決がね・・」

 

わあーッと歓声が鳴り響く。こいつ今、考えたな。

 

ポンポー「私と勝負し勝ったら君は家に帰ることを許そう・・・嘘じゃない」

 

星奈「・・・・・・・これで最後よ」

 

私は仕方なく勝負に挑むことに決めた。

 

ポンポー(勝ちは譲らない 必ず牛乳を吹いてもらうよ)

 

「では・・・レディー・・ゴー!」

 

星奈「!?」

 

瞬間、私の表情筋が躍動した。その牛乳には・・・

 

星奈「ぶわはぁっ!!?」

 

明らかになにかが入っていた。

 

ポンポー「笑ったーーーーーー!!」

 

「笑った」

 

「笑った」

 

「吹いた」

 

「さすがポンポー様!!頑なに笑顔で我慢する少女を笑わせた。」

 

「すごい!また一人救ったー!!」

 

「あはは笑った」

 

「うふふ」

 

「はははは」

 

「おかしー」

 

ポンポー「この勝負・・私の勝ちです。あなたは今日からりっぱな幸福にまみれた信者です おめでとう!」

 

 

パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ

 

 

 

星奈「私は・・・・・」

 

 

 

・・・・お姉ちゃん・・・

 

 

星奈「・・・私は・・」

 

 

 

・・・・お姉ちゃんの笑顔、天使みたい・・・・

 

 

 

 

 

星奈「笑ってなんかいないいいいいいいいいーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!」

 

 

 

ドオオオオオオーーーーーーーーーーーーーーーーン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドサドサ ドサドサ

 

ポンポー「な!!?」

 

星奈の怒りの衝撃波によって信者達は次々と倒れ気絶していった。

 

ポンポー「な・・な・・・なんだと?」

 

あまりの出来事にポンポーは星奈の中の脅威に恐れを感じた。

 

ポンポー「な・・何者だ!?・・貴様」

 

震えた手で星奈に指を指すポンポー

 

ポンポー「お前・・・まさか・・・噂に聞く伝説の戦士プリキュアなのか?」

 

ピクッ

 

ポンポー「だったら俺様がバットエンド王国幹部になるためには環を乱す異分子はここで帰すわけにはいかねえ」

 

ポンポーの言葉からプリキュアという言葉を聞いたとき星奈の怒りが頂点に達した。

 

星奈「プリキュア・・・・・・・・・・・・・違うわ!私は・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お姉ちゃん・・・・・・・・・・・・・助け・・・・・・て・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《チェンジ! スペシウムソード》

 

 

 

 

 

星奈「プリキュアを憎む者だ!!!」

 

 

 




バトル展開を書こうと思ってましたが、次回に書きます。


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5話 星奈VSポンポー

バトル展開です。


ポンポー「プリキュアを憎む者だと?・・・笑顔の一つも出来ねえ奴が偉そうに俺様に喧嘩売ってんじゃねえよおお!!!」

 

 

ポンポーは全身から強烈な光を発した時、その姿は人の姿から巨大な大狸になった。

 

 

カチャ

 

 

シュン

 

星奈「はああああああああ!!!!」

 

 

星奈は思いっきりジャンプし、スペシウムソードで一刀両断を炸裂しようとしたが

 

 

 

 

 

 

 

キイイン

 

 

星奈「な!?」

 

ポンポー「けっ こんな刀で俺様の体を切りつけようとなんざ・・・片腹痛えええーーーーーーーんだよーーーー!!!!!」

 

 

星奈「!?」

 

ガシッ

 

ポンポー「オーラ!オーラ!オーラ!オーーーーーーラーーーーー!!」

 

 

ブオオーーーーーーーーーーーーン!!!!

 

 

ドガアアーーーーーーーーーーーーーーン!!!!

 

ポンポーは星奈を片手で思いっきり振り回し壁に叩きつけた。

 

 

ポンポー「へっ生きてるか?・・オメエにこの集会の真実を教えてやるよ。俺はバッドエンド王国の住人でな、ある理由で俺は幹部候補に成り下がっちまった訳よ・・幹部候補になった奴は人間界で成果を上げなきゃならねえ、俺は人間界でどうやって人間どもを絶望まで追い込めるか考えた。伝説の戦士プリキュアは人間の幸せを守るために戦う戦士・・・そこで俺は思い付いたその幸せを糧にしバッドエンドに変えてやろうって計画をな」

 

ポンポーは地面に落ちていた信者の仮面の裏の方を見せた。

 

ポンポー「この仮面の裏にはこのバッドステッカーが貼りついて、本当はこのステッカーをつけた奴はバッドエンド状態になり肉体がボロボロになっちまうヤベェ物だが俺は逆にステッカーを改造し大量の仮面に貼り付けた。そして信者達が仮面を被ったとき中ではステッカーの力で心も体も幸福なりそのかわり人間の歪んだ心を吸収し、たちまち幸せ気分になっちまうのよ、だがこれは薬物のように仮面をつけたい心が強くなり、被れば被るほど、歪んだ心を吸収し続けやがて体は仮面を被り続けたせいで体は年寄りのような体になっまうのさ」

 

説明を終えたポンポーは片手で仮面を壊した。

 

ポンポー「この計画で人間どもの幸せにし続けじじいやばばあのような体になったとき溜まりにたまったこのバッドエナジーをこいつらに放出し、こいつらは今までやって来たことに騙されたことに気づいたときこいつらはたちまちバッドエンド状態になりより大量のバッドエナジーが手にはいるという計画になる・・・はずだったんだがよ、てめえが現れたせいで計画がぶち壊しだよ」

 

 

ポンポーの背中の赤いラインが高温になり口の中から火炎を放射した。

 

ポンポー「だから、てめえはここで焼け死ねやああーーーーーー!!!!」

 

 

ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポンポー「ふぅ すこし張り切りすぎたがあの女は跡形もなくはガクッ・・・え?」

 

ポンポーは何故か体のバランスが崩れた気がして下をむいた時、左足が無かったのだ。

 

ポンポー「な・・なんだこりゃあああああ!!?」

 

あまりの出来事に驚いたポンポーだったが次の瞬間、黒い何かがポンポーに突進してきた。

 

ズバッ!

 

ポンポー「は?」

 

ズバッ! バシュ! ズバッ!

 

ポンポー「Gyaaaaaaaーーーー!!!!」

 

 

あまりの速さと風のような斬撃にポンポーの右足、両足を一瞬で切り裂かれ、あまりの痛さに断末魔のような大声を出した。

 

 

星奈「確かに、私には笑顔ができないけど、怒りは人一倍あるわよ。」

 

 

ポンポー「ば・・化け物かテメエ・・・この俺を一方的に・・」

 

ポンポーは恐怖した。この世界で手強い奴等はプリキュアしかいないと思った。だがこの少女はそれ以上の力を持っている。もしかしたら皇帝ピエーロさえも退くほどの・・・

 

ポンポー「なんてことを考えていると思ったか? くらいな!」

 

 

ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!

 

星奈「きゃ!」

 

 

ポンポー「っしゃあ 直撃っ!」

 

 

ポンポーの火炎放射が星奈の顔めがけて放射し、体勢を立て直した。

 

ポンポー「ここで俺は死ぬわけにはいかねえんだよ!いずれ俺は正式な幹部になり、俺を馬鹿にしてきたバカのウルフルンやアホのアカオーニやボケのマジョリーナを見返すことが出来る。そして俺はピエーロ様の充実な家来として大出世するっていう夢がよおおお!!」

 

ポンポーの両腕と両足が一瞬で再生し、両手から刀と同じほどの爪で星奈にとどめをさそうとした。

 

ポンポー「テメエみてえな小娘に負けるわけにはいかねえんだよおおお!!!」

 

 

星奈「あら そう・・・じゃあ、死になさい!」

 

 

ブン

 

 

バシューーーーーーーーーーーーー!!!!!

 

 

 

星奈は気合いと殺気の込めたスペシウムソードを降り下ろし強力な斬撃と衝撃波によってポンポーは跡形もなく消し去った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

れいか「今の音は?」

 

 

 

なお「れいかーどうしたの?」

 

 

れいか「いえ・・なんでもありません」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

信者「あれ俺達何してたんだ?」

 

信者「ああ なんか変な夢を見てたよな」

 

 

主「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は今・・・白いお花畑で寝ていた。雲一つない青空で気持ちよく寝ていた。・・・そして

 

 

 

 

?「お姉ちゃーーーーん! 星奈お姉ちゃーーん」

 

 

 

星奈「りほ!?」

 

 

 

母「星奈」

 

父「星奈」

 

祖父「星奈」

 

祖母「星奈ちゃん」

 

 

向こうから私の大好きな家族、妹のりほ お母さん お父さん おじいちゃん おばあちゃん 

 

 

星奈「お母さん!お父さん!おじいちゃん!おばあちゃん!」

 

私は涙をぬぐって家族のもとに走り出して、抱きついた。

 

 

 

 

 

 

だが・・・

 

 

星奈(あれ?・・なんか生温かい?)

 

私は家族を抱いた瞬間、生温かい液体に触れたような感触に私は抱きついた手の表面を見ると・・・・・・・

 

 

 

星奈「ち・・・血!?」

 

そう血だった。その時空は黒と赤に染め上げ、お花畑も一瞬で枯れ始め、そして家族も全身の体から血が沸き始めた。

 

星奈「みんな!? どうしたの りほ? りほ!?」

 

りほ「お姉ちゃん・・痛いよ・・あちこち全身痛いよ・・助け・・て」

 

 

星奈「あ・・・あ・・・」

 

 

家族が全身血まみれになり血に染まった家族は別の姿に変わった・・・それは・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スマイルプリキュア?「夢の中なら安心できると思った?星奈ちゃん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星奈「やめてええええええええええ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星奈「はっ!?」

 

 

 

 

 

どうやら私は夢を見ていたようだった。あの戦いのあと疲れがたまって家に帰ってぐっすり寝たんだ。しかしあの夢・・・・・・・・・・・どこまで・・・・・

 

 

 

 

?「すげー汗だな? ほいタオル」

 

 

星奈「ありがとう」

 

 

 

ん?・・・・・・・この家に住んでいるのは私以外いないはず・・・まさか・・・・・プリキュア・・・

私はあたりを見回すとそこにいたのは

 

 

ポンポー「よっ 相棒」

 

そこにいたのは斬撃で木っ端微塵にぶっ飛ばしたはずの元インチキ教祖で化け狸のポンポーだった。 

 




難しいもんです。


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6話 コンビ誕生?

ポンポーのコンビ結成話です。


ポンポー「起きたら俺様がいて驚いたか? まあ昨日の敵は今日の友って言うしな」

 

 

私は呆然とした。この家には私一人しかいないのに今、目の前にはぬいぐるみサイズのポンポーがいるのであった。

 

ポンポー「こういっちゃなんだ。まっこれからはよろしくなあいグボッ」

 

 

ドス!ドス!ドス!ドス!ドス!ドス!ドス!ドス!ドス!ドス!ドス!ドス!ドス!ドス!

 

ポンポー「ちょっ!おまっ!タイム!タイム!」

 

私は今目の前のことが夢だと思って連続で思いっきり踏みつけていたところ、ポンポーが止めに入った。

 

ポンポー「びっくりした。何してんのお前?」

 

星奈「いや、これも夢かなと思って。」

 

ポンポー「そういう時は自分のほっぺをつねるんだろうが!!」

 

ポンポーはすこし深呼吸して真面目そうな話をした。

 

ポンポー「昨日、星ちゃんに敗北して、俺様はわかったんだ。上には上がいるっていう事をな!」

 

星奈「誰・・・?」

 

ポンポー「ポンポーだよ!ほら!昨日お前と死闘繰り広げた教祖の!」

 

 

《チェンジ! スペシウムソード》

 

ポンポー「わあ! 待って待って!話を聞いて!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星奈「へえ バッドエンド王国幹部候補ってそんなに多いのね?」

 

私は朝の朝食を頬張りながらこいつの話を聞いた。

 

ポンポー「まあ 俺様は本当は成績優秀の優等生だったんだが・・・・・バカのウルフルンに・・・」

 

 

ポンポーside

 

 

 

 

 

 

 

あれは一年前バッドエンド王国幹部の認定試験当日のことだった。俺様は自信満々で会場に入りその席の隣にいるのが・・・

 

 

ウルフルン「ウルフッフッフ 俺様に試験なんて余裕だぜ」

 

バカのウルフルンだった。

 

俺様は最初はウルフルンには興味がなく、試験開始には横にいたウルフルンは頭を抱えながら考えていたんだ。

 

ポンポー(なんだ?あいつ絶対落ちるな)

 

俺様は一瞬で解いてまだ時間があったから一休みして寝たんだが・・・

 

ピラッ

 

ウルフルン「ウルフッフッフ♪」

 

 

そして合格発表の時

 

 

ポンポー「ねえええええええーーーーーー!!!??」

 

 

ウルフルン「よお そこの腹出し狸」

 

ポンポー「!?」

 

ウルフルン「お前のお陰で俺様は見事落ちなくてピエーロ様直属の幹部になれたぜ♪ あばよ」

 

ウルフルンは自分でやりとげたかのように口笛を吹きながら去っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポンポー「俺様の野望は全てあのバカのウルフルンに奪われたのさ。挙げ句の果てに幹部候補っていう予備みたいなとこについちまって」

 

 

星奈「あんた、本当に成績優秀だったの?」

 

 

私はすこしこいつに疑問を抱いた。ある意味チョロい方かと感じられる。

 

 

ポンポー「だが、俺様は挫けなかった!幹部候補になっても俺は人間界で優秀な成績を出すため、狸集会と呼ばれる集会を出来たのはよかったんだが・・・」

 

星奈「私が出会ったことでまたふりだしに戻ったって感じね」

 

ポンポー「狸集会を設立するのにいろいろ勉強したんだぜ!」

 

星奈「・・・・・・」

 

 

ポンポー「なあ 星ちゃん・・・俺と組まねえか?」

 

星奈「は?」

 

ポンポー「俺達バッドエンド王国の住人はピエーロ様復活のためプリキュアを倒そうと計画している・・・そこでだ!」

 

星奈「・・・・・」

 

ポンポー「俺様と組もう! そしてプリキュアを倒し、あの3バカ幹部を見返してやろうぜ! 星ちゃ《チェンジ!スペシウムソード》

 

星奈「・・・言い残すことはないかしら?」

 

 

ポンポー「ちょっちょちょっと待って・・・まだ俺様を殺す気か!?」

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

 

ポンポー「ま、マジかよお!!?」

 

星奈「・・・・・・・」

 

ポンポー「勘弁してくれよおぉ・・・まだ死にたくねえよぉお・・」

 

私がスペシウムソードを構えててポンポーが命乞いしていた。

 

ポンポー「幹部候補は成果上がるまでバッドエンド王国に帰れねえんだよぉお 他に行くところないんだよぉお」

 

星奈「でも昨日は本気で私を殺そうとしたような・・・」

 

ポンポー「もうお前の目の前で悪さしねえから・・」

 

星奈「本当かしら?」

 

ポンポー「本当だよぉ~」

 

 

 

 

星奈「わかったわ とりあえず殺したりしないわ。でも家や学校で目立つようなことはしないでね」

 

星奈に許可を貰い武器を解除した。

 

 

ポンポー(けっ!お人好しか?コイツ・・・テメェを利用して幹部に成り上がってやんよ!!)

 

 

 

 

 

 

 

 

星奈は制服に着替え、ポンポーの目の前に学校用のカバンを置いた。

 

星奈「あなた、このカバンのストラップに化けることは出来る?」

 

 

ポンポー「ストラップ?へっ俺様は狸だ!こんなカバンのアクセサリーなんかチョロいもんだ! ドロン!」

 

ポンポーは宙返りした瞬間、ボワンと煙を出した時カバンのチャックのところに狸の置物のストラップが飾ってあった。

 

星奈「へぇ やればなれるのね」

 

 

ポンポー「どんなもんだい」

 

ポンポーが自信満々で星奈に自慢した。

 

 

星奈「あとポンポー・・・1ついっておくけど」

 

ポンポー「あ? なんだ?」

 

 

星奈「私の名は星奈よ 黒井星奈、あんたに星ちゃんって呼ばれるとなんか腹立つから次言ったら、ズタズタに切り裂いてあげるから・・・・・・」

 

 

ポンポー「お おう わかったぜ 星奈」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウルフルン「キュアサニー・・・てめえの全てをぶち壊してやる・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回予告


あかね「黒井さんって宝もんとかある?」

星奈「ないわ」


ポンポー「なんでそんなにプリキュアを憎んでんだ?」


秋人「あいつらは正義の味方じゃねえ!」



?「みつけた お邪魔虫さん♪」

7話 プリキュアを憎む理由


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7話 プリキュアを憎む理由

7話です


ー廊下ー

 

 

 

3年男子A「まだ来てないみたいだな紺野の奴」

 

3年男子B「よぉ金田 本当に紺野相手に勝てるのか?」

 

 

 

匠「ふん!常識で考えてみろよ 眼鏡をかけた奴を殴れるか?弱者は守られるんだ。世間が味方についている」

 

 

3年男子C「さすがオタクの知恵袋」

 

3年男子A「俺も明日から眼鏡かけようかな?」

 

 

 

 

匠「くっくっく 今や世界を動かしているのはオタクなのさ・・・・・紺野なんざ僕の理論攻撃でドガーンしてやるぜえ!!ヒャーハッハッハッハッー」

 

 

ヒソヒソヒソヒソ

 

3年男子A「金田、ここで笑うのはさすがに恥ずかしいぜ」

 

 

匠「・・・・・・///」

 

 

 

3年男子C「おい!来たぞ!!紺野だ!」

 

 

コッ コッ コッ コッ コッ

 

 

秋人「・・・・・・・」

 

 

廊下を無口で歩く秋人は何か不機嫌だった。

 

 

匠「よぉ紺野 おはようさん」

 

 

コッ コッ コッ コッ

 

秋人「・・・・・・」

 

 

匠「よく堂々と学校にきたもバキッ!

 

ドサッ

 

秋人「くそったれが!!」

 

 

それだけをはきながら、秋人は3年生の教室に入った。

 

3年男子B「うわ~顔面パンチかよ」

 

3年男子A「金田、今度から眼鏡はずした方がいいぜ?」

 

 

 

ピクピクピク

 

匠「こ・・・こんなはずじゃ・・・・・」

 

 

?「あの・・・すいません」

 

金田「ん・・・」

 

匠は顔面パンチされた鼻を押さえている時、目の前から女子の声が聞こえ、振り向いたとき

 

 

匠「おっふ!///」

 

星奈「おっふ?」

 

 

黒井星奈だった。

 

 

匠(なんだよ?・・・下は黒いストッキングに頭はロングパーマに目はキラキラな黄色い目の美少女は!?///)

 

 

星奈「?」

 

 

興奮した匠は鼻を押さえている方から鼻血が出てきて、星奈はポケットからポケットティッシュを差し出した。

 

星奈「先輩・・・だったかしら?はいこれ」

 

 

匠「あ?ああ、有り難う・・・ところで君ここでは見ない生徒だけど、転校生?」

 

スタスタスタスタ

 

星奈「・・・・・・・・」

 

 

匠の質問をスルーしながら星奈は2年生の教室に向かった。

 

 

ヒューーーー

 

匠「・・・・・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みゆき「あ! 黒井さーん おはよー!」

 

星奈「星空・・・さん」

 

私が教室に入ろうとしたとき後ろからキュアハッピーこと星空みゆきが現れた。

 

あかね「黒井さん おはようさん」

 

やよい「おはよう 黒井さん♪」

 

なお「黒井さん おはよう」

 

れいか「・・・おはようございます」

 

そして後ろからぞろぞろと他のプリキュアに変身する奴等まで現れた。

 

やよい「あれ? 黒井さん バッグのチャックについているのってなに?」

 

星奈「え・・・これ?」

 

みゆき「うわあ 可愛い! 狸のお人形さんだ」

 

なお「狸かあ 私は一度、狸汁ってやつ食べてみたいなあ」

 

あかね「狸の人形見た感想がいきなり飯かい!!」

 

4人「ははははははは」

 

 

4人が笑っている時、人形に化けているポンポーは・・・

 

 

ポンポー(コイツら・・・・・3バカ幹部が手こずってるプリキュアじゃねーか!? 星奈の奴・・まさかコイツらと知り合ってたなんて・・・・ん?」

 

ポンポーはみゆきのカバンの中からキャンディがひょこっと現れてポンポーの方をじーっと見つめていた。

 

ポンポー(コイツはメルヘンランドの妖精じゃねーか!?なんでこいつら学校に妖精つれてきてんだよ!・・・しかもこいつ、いつまで見てんだよ)

 

ジーーーっ

 

ポンポー(うううう・・・)

 

タラタラタラタラ

 

ジーーーっ

 

キャンディ「クル?」

 

 

みゆき「キャンディ駄目だよ!出てきちゃあ!?」

 

キャンディ「クル~~」

 

星空みゆきが小声でなにかをしまっているようだが私にとって丸聞こえである。

 

 

あかね「あ!そや 黒井さん 見てやこれ」

 

星奈「これは・・・」

 

日野あかねがみせたのは自分の部活する服装に下にはファイトと書かれた手作り人形だった。

 

あかね「フフン みゆきがウチのために作ってくれたウチの宝もんやー♪」

 

みゆき「えへへ 作るのに苦労しちゃって寝不足になっちゃったけどね」

 

日野あかねが自慢げに紹介してる所に星空みゆきはすこし照れながら自慢した。

 

 

やよい「そういえば黒井さんってなにか自分の宝物って何?」

 

星奈「宝物?」

 

やよい「そう、私はこれ、太陽マンのツーショット写真」

 

なお「私はスパイクシューズ」

 

れいか「私は・・・掛け軸です」

 

みゆき「私はシンデレラの絵本♪」

 

あかね「なあ、黒井さんってなんか宝物あるん?」

 

星奈「私の・・・・宝物」

 

私は思い返したかつて私の宝物があった時を・・・・

 

 

 

 

 

 

お姉ちゃん・・・・できたよ!・・・・

 

 

お姉ちゃんの宝物・・・・花冠・・・

 

 

 

 

 

星奈「私には・・・・宝物は・・・ないわ」

 

 

みゆき「え?」

 

あかね「どしてや?」

 

星奈「ないものはないの!それじゃ」

 

 

れいか「待ってください!!」

 

私が教室に入ろうとした時、青木れいかに止められた。

 

れいか「黒井さん、すこし質問してもよろしいですか?」

 

星奈「なに・・・?」

 

なお「れいか どうしたの?そんな声出して・・・」

 

れいか「すみません。なお ですがすこし確かめたいことがあって」

 

 

星奈「・・・・・・・・」

 

れいか「黒井さん・・・あなたはオーデ「「黒井さーーーーーん」」

 

青木れいかの質問に後ろから二人の女子が現れた。そう昨日会った二人である。

 

 

星奈「空野さんに・・・・・白銀さん?」

 

希美「よかったー 覚えててくれてたんだ」

 

主「黒井さん やっと見つけたわよ!」

 

 

みゆき「あれ?二人って黒井さんの知り合い?」

 

希美「う・・・・・うん・・・私、白銀希美・・・2年生です・・・・・はい///」

 

主「私は空野主 私も2年で新聞部員よ」

 

なお「二人とも黒井さんとなんかあったの?」

 

 

希美「う・・・うん、私は不良の女子高生に絡まれている所・・・黒井さんに・・・助けられて」

 

あかね「えーー黒井さんって不良の女子高生相手に戦ったんか?」

 

やよい「すごーい!まるでヒーローだね」

 

星奈「・・・・・」

 

れいか「え・・・えっとあなたは」

 

主「私? 私は取材をしに来たの 取材」

 

 

なお「取材って・・・・・一体何の?」

 

 

主「昨日、私が狸集会っていうガシッ

 

星奈「・・・・・・」」

 

ズルズルズル

 

主「ちょっと黒井さん!?すこし・・痛い!」

 

私は空野主の制服の袖を引っ張りながら去った。

 

みゆき「行っちゃった・・・・・」

 

 

れいか「・・・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー女子トイレー

 

 

星奈「私の・・得にあの5人の前であの話は一切しないでくれるしら?」

 

主「え・・・なんで?」

 

星奈「めんどうなことになってしまうからよ・・・・ていうか見てたの?」

 

主「まあ すこしはね♪黒井さんの「プリキュアを憎む者だ!」ってところはばっちり聞こえたしね♪」

 

星奈「・・・・・・・・」

 

 

クルっ

 

主「え? ちょ ちょっと黒井さん!?」

 

私は心の中でこの女には関わらないようにしようと誓い教室に向かおうした。

 

主「ちょっと黒井さん どうして逃げるの?プリキュアってあれでしょ。今世界各国で幻影帝国とか戦ったり、あらゆる悪の怪物を倒すヒーローのことでしょ!」

 

 

ピタッ

 

星奈「プリキュアが・・・・ヒーロー?」

 

私は彼女の放った言葉にすこし苛立ちを感じた。

 

星奈「プリキュアは・・・・・悪と戦ってはいないわ・・・強いて言うなら・・・」

 

主「え?」

 

 

 

星奈「家畜に餌を与えているようなことをしているのよ・・・・・彼女たちは」

 

 

 

主「それどういうこと? 黒井さん!」

 

 

私は彼女にそれだけを言い残して教室に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー放課後ー

 

 

ポンポー「なあ 星奈 おまえさんどうしてあんなことを言ったんだ?」

 

 

星奈「言葉通りよ プリキュアが戦っているのはテレビで言う悪の秘密結社とかそういうものじゃない」

 

ポンポー「?」

 

星奈「あいつらが全ての悪の元凶を倒したたとき、奴等が現れる」

 

ポンポー「奴ら?」

 

 

星奈がいう奴らとは一体?・・・・・

 

 

星奈「ん」

 

私が学校から出るところに目の前に聞きたい人物がそこにいた。

 

星奈「紺野先輩」

 

秋人「あ?」

 

紺野秋人は鬼の形相で私の方に振り向いた。

 

ポンポー(げっおっかねー顔)

 

 

秋人「なんだ?お前見ない顔だな」

 

星奈「ごめんなさい 私は今月転校して来た2年の黒井星奈です よろしくお願いします。」

 

秋人「その転校生が俺に何のようだ?」

 

星奈「先輩の言う1年前の大事件について聞きたくて」

 

秋人「!?」

 

 

私の言葉に紺野秋人は動揺した。

 

星奈「私の勘からすれば・・・・・プリキュア・・ですか?」

 

 

秋人「!!っ」

 

私の質問に紺野秋人は怒りの形相で私を睨んだ。

 

秋人「俺の目の前であいつらを出すな!!!」

 

星奈「どうしてです?」

 

秋人「あんな奴らは正義の味方じゃねー!!」

 

 

星奈「私も同じです。私もプリキュアに大切な物を奪われましたから」

 

秋人「なに? それはどういうことだ!?」

 

星奈「ここじゃなんですが あそこのベンチで」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秋人「あれは・・・・・・1年前の12月のことだ・・」

 

 

 

俺と弟の夏樹は一緒にクリスマスプレゼントを買うために若葉台に行った。

 

夏樹「兄ちゃん はやく! はやく!」

 

秋人「おいおい 待てよ」

 

 

俺と弟は仲良く、小さい頃からいつも一緒だった。弟が犬に追われたときも俺が一生懸命に守ったり、小学校の遠足の時はてを繋いで一緒に歩いていたことを思い出す。

 

夏樹「兄ちゃん・・・・・空が」

 

秋人「ん?」

 

暗空が俺達の日常を壊すかのように覆っていき、その時、ビルが壊され街が壊れ、人は逃げていった。

 

そして廃墟と化した街で俺は弟と離ればなれになってしまい、俺は弟を探すことに必死だった。

 

 

夏樹「に・・・兄ちゃん・・・」

 

秋人「夏樹!?」

 

俺は弟を見つけた。弟は建物の下敷きになりそうだった所を見つけ、俺は上の建物の残骸を退かし弟を助けようとしたその時

 

プリキュア「「プリキュアレインボーストーム!!!」」

 

 

 

ドオオオオトーーーーーーーーーーーーーーーーン!!

 

 

秋人「うわああああああああ!!!」

 

 

虹色の光線の衝撃で俺と夏樹は一瞬で吹き飛ばされた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秋人「う・・・うう・・・夏樹・・・とごだ?」

 

 

夏樹「・・・・・・・・・・・・・」

 

 

秋人「夏樹!?」

 

俺は夏樹を見つけた。俺は安心した・・・・・・と思ったんだが

 

ペタッ

 

秋人「これは・・・・・血」

 

 

夏樹「痛いよ・・・・・痛いよ・・・・・兄・・・ちゃん」

 

秋人「うわああああああああ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秋人「弟は今、植物状態で寝込んでいて今も意識がない」

 

紺野秋人は憎しみで握りこぶしを握り、怒りの形相でプリキュアのことを考えた。

 

秋人「今年に入ってあらゆる街にプリキュアが出現した。だがあいつらの表情はなんの理由もなくヘラヘラと笑顔で悪の組織と戦ってやがった。俺はそんな奴らにこの世界を守ってほしくなんかねえ!!」

 

星奈「・・・・・先輩の言葉・・・すこし分かるわ」

 

秋人「え・・・・・」

 

 

星奈「私はね・・・・・未来から来たの」

 

 

秋人「何・・・・・・・」

 

 

星奈「私のいる未来は・・・・・・・プリキュアに支配された未来よ」

 

秋人「!!?」

 

星奈「そのせいで私の家族・・・・・・妹を失った」

 

 

秋人「黒井・・・・・・お前は・・ぐっ!

 

 

星奈「先輩!?っは」

 

紺色の暗雲が学校を覆い尽くし、周りにいた人間は皆バッドエンド状態になっていた。

 

ポンポー「おい こりゃバッドエンド空間だぜ!?」

 

 

星奈「どうやらどこかにプリキュアが敵と戦っているのね 急ぐわよ!」

 

私はプリキュアと幹部のいる場所に行こうとしたとき

 

 

バシュっ

 

 

星奈「!」

 

ドン!!

 

紫の光弾が私の近くのギリギリの地面に直弾した。

 

 

?「み~~つけた♪ お邪魔虫さん♪」

 

星奈「あんたは・・・・」

 

ポンポー「おい! 星奈 なんだあいつ プリキュア・・・・・・か?」

 

星奈「プリキュア・・・・・・あいつはそれ以上よ」

 

私は上空にいるそいつを見上げて言った

 

星奈「あいつは最上級プリキュア、ジェネラルプリキュアの一人キュアキャラクターよ」

 

 

 

 

 

 

 

 




次回予告


キャラクター「あんた・・・体内にキュアエナジーが入ってるね」

オーディウム「あんたをぶっ飛ばす!!」



ハッピー「一緒に戦おう」



オーディウム「あんたと一緒に組むことは神に誓ってごめんよ!!」


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8話 脅威のキュアキャラクター

眠いです。


ポンポー「じぇ・・・ジェネラルプリキュア? なんだそりゃ!? あいつら以外にもこの町にプリキュアがいんのかよ?」

 

 

星奈「いいえ 強いて言うなら奴らはあらゆる町で活躍しているプリキュアの監視者っていうほうが正しいわ」

 

星奈の言葉にポンポーは唖然とした。

 

ポンポー「か・・・監視者? あいつ自身戦わねーのか?」

 

星奈「奴の目的は私のような・・・」

 

 

 

 

 

 

キャラクター「ガーディアンを駆逐する・・・それが私達監視者の今の任務」

 

 

上空にいるキャラクターが胸をはっていった。

 

 

 

キャラクター「あんた・・・薄々感じていたけど他のガーディアンと違ってなんか私達の力と同じ気がするんだけど?」

 

 

ポンポー「?」

 

 

星奈「さあね どっち道私はキュアサニーの所に向かう予定よ」

 

 

 

私の言葉を聞いたときキャラクターはいじめっ子がいじめを楽しむような笑顔をしてこう言った。

 

 

 

キャラクター「へ~~~~~~~キュアサニーちゃんの華やかな舞台に~~行くんだ~・・・・・だったらここから先行かせやしないね~~」

 

 

キャラクターは戦闘体勢に入り私もワールドフォンを出した。

 

 

《チェンジ!スペシウムソード》

 

 

星奈「私もあんたが現れた以上、あんたはここで私が倒す!」

 

 

 

キャラクター「ふっ!」

 

 

星奈「来る!」

 

 

ドーーン!!

 

 

 

キャラクターは上空からミサイルのような急降下パンチを私に攻撃してきたが、私はすかさずポンポーの耳を掴んで避けた。

 

 

 

 

ポンポー「いででで!?」

 

 

星奈「ふっ」

 

 

私は黒い仮面とマントを出し、それを装着してキャラクターの前に立った。

 

 

 

ポンポー「お・・・おい 星奈 それって・・」

 

 

 

 

キャラクター「へぇ、あんたが噂の・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みゆきside

 

 

 

 

 

 

キャンディ「みんな あれを見るクルー!」

 

 

私達はキャンディの指差した方角を見ると学校の上の周りにバッドエンド空間が浮かび上がっていた。

 

 

れいか「得に体育館のほうにバッドエンド空間は集中しているようです」

 

 

なお「まさか・・・あかね一人で」

 

 

みゆき「みんな 行こう!」

 

 

 

私達は意を決してあかねちゃんのいる体育館の向こうに向かおうとした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時・・・・・・・

 

 

 

 

 

バゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーン

 

 

 

 

 

みゆき「え!?」

 

やよい「え?」

 

なお「なに!?」

 

れいか「あれは・・・・・」

 

あかねちゃんのほうに向かおうとしたその時、道の塀のブロックからかつて私達と闘った黒い女戦士オーディウムとそして・・・・・

 

 

みゆき「あれは・・・」

 

やよい「オーディウム!?」

 

なお「あいつ・・・また!」

 

れいか「しかし、状況がすこし変です」

 

 

 

オーディウムはすこしボロボロな状態になっていた。私達は彼女の方に駆けつけようとした時、壁の向こうから

 

 

 

 

 

ドガーーーーーーーーーン

 

 

 

キャラクター「逃がさないわよ!」

 

 

みゆき「え?」

 

やよい「あれって・・・」

 

なお「プリキュア?」

 

れいか「しかし、あのプリキュアは初めて見ました」

 

キャンディ「キャンディもあのプリキュア初めて見たクルー!?」

 

 

 

 

キャラクター(ちっ こいつらに見つかったか・・)

 

オーディウム「はあ はあ あいつら」

 

 

バッドエンド空間のないこの場所で闘っているオーディウムと謎のプリキュアの闘いに私は何故か心が痛かった。その理由は謎のプリキュアの闘う姿があのジョーカーに似ているのであった。そしてオーディウムは謎のプリキュアの攻撃に苦戦しても私は私達と同じ諦めないなにかを持ってると感じた。そして私はある決心をし、スマイルパクトを出した。

 

 

 

 

 

 

なお「ちょっと!みゆきちゃん なにをしようとしてるの?」

 

なおちゃんはあわてて私に質問してきた。

 

 

 

みゆき「決まってるよ!オーディウムを・・・助けるの」

 

 

3人「「「え!?」」」

 

私の言葉に三人は動揺し、やよいちゃんとなおちゃんは私に反論を始めた。

 

やよい「みゆきちゃん 正気なの?」

 

なお「そうだよ!あいつはメルヘンランド王国の・・キャンディの大切なデコルをあいつは壊したんだよ そんなのゆ「許される訳ないよね」

 

れいか「みゆきさん・・・」

 

 

みゆき「でも・・・よく見て」

 

私達はオーディウムの方を見た。

 

 

 

キャラクター「ほらほら どうした どうした」

 

バスバスバスバス

 

オーディウム「くっ!」

 

あの黒いプリキュアの強烈なパンチのラッシュがオーディウムに襲いかかってきた。

 

 

 

キャラクター「あらよ!」

 

 

 

オーディウム「ふん」

 

強力なキックがオーディウムの胸に炸裂すると思ったけど剣で防ぎ防御を保ったかと思ったけど、

 

パキンッ

 

オーディウム「ぐわあ!」

 

 

 

あまりのキックの威力に剣は折れてオーディウムは吹っ飛んで壁に激突した。

 

 

やよい「あ!?」

 

なお「!?」

 

れいか「・・・・・」

 

 

 

オーディウムside

 

 

 

 

 

オーディウム「はあ はあ ま・・・まだ・・・」

 

 

グシャ

 

 

 

オーディウム「ぐあっ!」

 

私が倒れ右手を差しのべようとしたその時、キャラクターの足が私の右手を踏みつけた。

 

 

キャラクター「どうやら私の見間違いだったようね?」

 

ぐりぐりぐりぐりぐり

 

オーディウム「ぐうぅ・・・」

 

 

キャラクター「まあ・・いいわ。私達プリキュアの史上最大の計画の邪魔をするものは誰であろうと許さない」

 

 

キャラクターは私の右腕を踏み続けながら、右の拳に力を蓄え、私を狙わんと狙いを定めた。

 

 

キャラクター「じゃあね♪」

 

 

 

私はここで死ぬんだ 私はこの世界に来てまだ何にも目的を果たされないまま死ぬんだ。

 

ブンッ

 

黒い光の拳が私の目の前に落ちてくる。私はここで死ぬんだ私はここで死ぬんだ私はここで死ぬんだ私はここで死ぬんだ私はここで死ぬんだ私はここで死ぬんだ私はここで死ぬんだ私はここで死ぬんだ私はここで死ぬんだ私はここで死ぬんだ私はここで死ぬんだ私はここで私はここで私死ぬんだ私はここで死ぬんだ私はここで死ぬんだ私はここで死ぬんだ私はここで死ぬんだ私はここで死ぬんだ私はここで死ぬんだ私はここで死ぬんだ私はここで死ぬんだ私はここで死ぬんだ私はここで死ぬんだ私はここで死ぬんだ私は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お姉ちゃん・・・・・・・・りほの分まで・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生きて・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バシッ!

 

 

 

キャラクター「え?」

 

 

 

 

 

 

 

 

オーディウム「そうよね・・・りほ・・・お姉ちゃんは・・・こんなところで死んじゃいけないよね・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

キャラクター「お前! その力は・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オーディウム「私は・・・・・あんたらのようなクズに負けない・・・・・私は・・・もう二度と・・プリキュアなんかに屈したりしない!!!」

 

 

 

 

ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!

 

 

 

キャラクター「この光・・・・あの方と同じ・・・・まさか・・・・お前・・・・体内に・・・・」

 

キャラクターの目の前にいたのは金色に光輝く女戦士オーディウム、そしてキャラクターはこの感覚に見覚えがあった。かつてキャラクター達ジェネラルプリキュアとプリキュアと同じ覚醒するとき発する光にそっくりだと・・・

 

 

キャラクター「キュアエナジーが埋め込んでいるのか?」

 

 

オーディウム「はあ!」

 

 

 

ヒュッ

 

 

キャラクター「な?」

 

 

 

バシイィーン!!

 

 

 

キャラクター「ガハッ」

 

 

 

《ネクストチェンジ!フリーガーハマー》

 

 

無意識か私はキャラクターに一発の強烈なパンチを炸裂させすかさずワールドフォンでフリーガーハマーを召喚した。

 

 

キャラクター「ふん! そんな重火器で私とやるっての?なめないでよね!」

 

 

ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!

 

 

7発のロケット弾がキャラクターに狙いを定めたがキャラクターはすいすいと避けながら私の方に迫ってきた。

 

キャラクター「そんな遅いロケットで私に当てようなんて幼稚なのよ! もらったあ!!」

 

キャラクターの拳が私の顔面に当てようとしたが

 

 

 

 

オーディウム「ふん!」

 

 

 

バキッ

 

キャラクター「なに!?」

 

フリーガーハマーを盾にし、私は一瞬で飛び、キャラクターの真上まで飛び上がった所に私は・・・

 

 

オーディウム「はああああああ!!」

 

バキイィ

 

キャラクター「がはっ」

 

空中回転で急行下しキャラクターの頭に強烈なかかと落としを炸裂させた。

 

 

 

 

ドガーーーーーーーーーン!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オーディウム「はあ はあ はあ」

 

 

私の体から金色の光がなくなり体力の大半は消耗した。

 

 

 

 

 

 

 

ポンポー「おーーい」

 

オーディウム「ポンポー?」

 

 

後ろからポンポーが現れ手を降って私と合流した。

 

ポンポー「星奈 お前探したぜ あいつにぶん殴られて遠くまで吹っ飛んでいったから探すのに一苦労したぜ!」

 

オーディウム「そう ご苦労様」

 

ポンポー「で、あいつは」

 

オーディウム「あいつは・・・まだ」

 

 

私は目の前で倒れているキャラクターを見て私は安心出来なかった。

 

 

 

 

ガラッ

 

 

キャラクター「やってくれたね お邪魔虫さん」

 

ポンポー「げ!まだ 生きてんのかよ」

 

 

キャラクター「あのかかと落としで私が死ぬはずないでしょ・・・そろそろ私も本気「待ちなさい!」ん? 」

 

 

ポンポー「この声・・・まさか」

 

 

私は後ろを振り向いてそこにいたのは

 

オーディウム「キュアハッピー・・キュアピース・・キュアマーチ・・キュアビューティー」

 

 

ハッピー「オーディウムはこれ以上好きにはさせない」

 

マーチ「まだ闘うっていうなら」

 

ビューティー「私達がお相手します!」

 

 4人は私を守ろうとキャラクターの前に立ったがキャラクターは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キャラクター「参った」

 

 

4人「「「「え?」」」」

 

 

キャラクターは軽く4人の目の前で降伏した。

 

 

キャラクター「私・・・プリキュアと闘うとかそういうのさらさないのよ」

 

今のところは

 

 

キャラクター「だから私プリキュアが参戦した時点でここでドロンするから♪あと早くキュアサニーちゃんを助けたほうがいいよ♪それじゃ」

 

シュン

 

 

ピース「消えちゃった」

 

 

そうあいつはプリキュアと戦おうとしない。いやまだその時ではないから・・・・・

 

ハッピー「ねえ 大丈夫?」

 

オーディウム「別に・・・このくらいどうってことないわ」

 

 

私も早くこいつらから避けるために去ろうとしたが

 

ハッピー「ねえ 貴方も私達の仲間にならない?」

 

「「「え?」」」

 

ポンポー(はああああああ!?)

 

いつの間にか壁の向こうに隠れているポンポーは驚愕した。

 

マーチ「ちょっとハッピー 一体なにいってるの?あいつは」

 

ハッピー「わかってるよ だから デコルを壊した分は私達と一緒に戦おうって」

 

ビューティー「それがオーディウムの・・・償いというものですね?」

 

ハッピー「うん だから私達と一緒にたた「断る」え?」

 

 

オーディウム「聞こえなかったの?私はあんた達とは手を組まないって言ったのよ」

 

 

マーチ「ちょっとあんた!?なんだよその態度ハッピーが折角あんたを仲間に誘おうとしてるのに」

 

ピース「そうだよ!ハッピーの優しさを踏みにじっちゃだめだよ!?」

 

キュアマーチとキュアピースはキュアハッピーの想いを貶した怒りで私に反論したが

 

オーディウム「私は決してプリキュアと手を組むということはしない例え神に誓っても死んでもね」

 

 

ハッピー「そんなの・・・」

 

 

 

キャンディ「そんなの駄目クルー!!」

 

4人「「「「キャンディ!?」」」」

 

 

キュアハッピーの下からこいつらのパートナーの妖精が泣きながら私に反論してきた。

 

 

キャンディ「友達をなくすことをしちゃいけないクル!それじゃひとりぼっちになっちゃうクル ううう」

 

ハッピー「キャンディ・・・」

 

 

オーディウム「一人ぼっち・・・か」

 

 

 

 

 

私はキュアハッピーの抱いている妖精の方に近づいて妖精の涙を拭った。

 

 

キャンディ「クル?」

 

 

 

 

オーディウム「一人ぼっち・・・そうね・・・妖精さんあなたの言う通り私は一人ぼっち・・・でも私はプリキュアを許さないのよ・・・その理由は・・・」

 

 

 

・・・・・・お姉ちゃん・・・・・・

 

 

 

 

オーディウム「私の家族はプリキュアに殺されたのよ」

 

 

「「「「!!?」」」」

 

 

4人と妖精は驚愕し、なぜと言わんばかり私に質問してきた。

 

 

ハッピー「オーディウムの家族はプリキュアに・・・」

 

ピース「ちょっと待ってよ! プリキュアは正義の味方だよ そんな人殺しみたいなことするわけないよ」

 

キャンディ「そうクル!プリキュアはキャンディ達の故郷のメルヘンランドを救った伝説の戦士クル」

 

ビューティー「どうしてそのようなことを」

 

 

オーディウム「その理由はあのキャラクターとかいうジェネラルプリキュアが知っているわ最も会うのは困難だと思うけど・・・・・・それじゃ」

 

ハッピー「待って!」

 

シュン

 

ピース「消えちゃった・・・」

 

ビューティー「ジェネラル・・・プリキュア・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてキュアサニーはパワーアップし圧倒的な力でウルフルンの駆るアカンベエをやられる寸前まで追い込み、合流した4人のプリキュアと一緒にアカンベエを浄化したということ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回予告


星奈「武器の調達の為 買い物いくわよ」

ポンポー「買い物?」



ポンポー「な なんじゃこりゃーーーーー!!?」


?「お待たせしました スイートポテトケーキです♪」


ポンポー「おっふ!」

星奈「おっふ?」

9話 異世界都市 お楽しみに


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9話 異世界都市 アルカ

この話はオリジナルキャラを出します。


ポップ「ジェネラルプリキュア・・・でござるか」

 

 

キャンディ「お兄ちゃん 知ってるクル?」

 

ポップ「う~む」

 

 

ポップは考え込んでいた。キャンディは前の闘いの後にオーディウムの言葉に疑問が出てしまいキャンディはメルヘンランドからキャンディの兄ポップを連れてきてれいかにこれまでプリキュアがバッドエンド王国以外の敵か味方のオーディウムの参戦のことについて、そしてジェネラルプリキュアのことについて語った。

 

 

みゆき「それに・・・」

 

 

私の家族はプリキュアに殺されたのよ・・・

 

 

やよい「オーディウムのお母さんとお父さんが・・・プリキュアに・・・」

 

 

あかね「うちがウルフルンと闘ってるときにそんなことが・・・もしかしたらアイツの出任せちゃうん?」

 

 

れいか「いいえ、あれは出任せという雰囲気ではありませんでした。かすかですが私には彼女は嘘をついていないと思っています・・・」

 

 

なお「どっちにしろこの先、いつかアイツと私達が対立するかもしれないって状況だよね これって」

 

 

5人は深く考えこの先どうすればいいか悩んでいる時・・

 

 

ポップ「皆の衆、今悩んでいても何も解決しないでござる。とりあえず、拙者はお主達の情報を元に早速メルヘンランドに戻って調べてくるでござる。それまでしばし待たれよ」

 

ポップはメルヘンランドに一時戻り、みゆき達は安堵の溜め息を吐いた。

 

 

みゆき(オーディウム・・・・・・か)

 

 

みゆきは自分の部屋の窓の外を見て彼女のことを呟いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パシパシパシパシ

 

星奈「よし!」

 

 

ポンポー「すっかり体が全快したな♪」

 

私はキャラクターに痛め付けられた右手が完治したか握ったり広げたりして確認した結果、完治完了していた。

 

 

ポンポー「なあ 星奈、これからどうするよ?今日の休日おまえどっか行きてーとこねーのか?」

 

 

星奈「・・・・・・・・」

 

私はキャラクターに壊された2つの武器を見て考えた。スマイルプリキュアのいる町担当となった私はプリキュアと対立したときこの2つの武器で任務を遂行できると思っていたからだ・・・だがジェネラルプリキュアが参戦した以上これまで以上の武器が必要になってくる・・・となると今日は・・・・・

 

 

星奈「ポンポー」

 

 

ポンポー「ん?」

 

 

星奈「武器の調達の為、買い物にいくわよ」

 

 

ポンポー「買い物って武器が買える店ってこの町にはねーぞ?」

 

 

星奈「違うわ・・・・この町じゃなく異世界都市にいくのよ」

 

 

ポンポー「異世界・・・・都市?」

 

 

星奈「そう 異世界都市【アルカ】」

 

 

私はテーブルに置いてあるリモコンを手にし、それを本棚のほうに押した。

 

 

ゴゴゴゴゴゴ

 

本棚が二つに別れた時、中から隠しエレベーターが出た。

 

 

ポンポー「すげえ・・・こんなところに隠し扉が・・・」

 

 

星奈「強いていうなら隠しエレベーターね」

 

私達は早速エレベーターにはいり、私は中のボタンを"アルカ"に押しかえ扉が閉まった。

 

 

 

 

 

ゴォォォォォーーーーーーー

 

 

私はエレベーターの中でじっと待っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポンポー「あのさ・・・・・・星奈」

 

 

 

 

 

 

星奈「何かしら?セクハラだったら容赦なく切り裂いてあげるけど?」

 

 

ポンポー「切り裂くって!? そもそもお前武器壊れてんだから切り裂くことは出来ねーだろうが!」

 

 

星奈「それもそうね・・・」

 

 

ポンポー「たくっ 俺が聞きてーのは昨日出会ったジェネラルプリキュア・・・そして星奈・・・お前は何者なんだ?」

 

 

ポンポーの質問に私はこのまま黙ろうと思ったが私は仕方なくこいつに話した。

 

 

星奈「ジェネラルプリキュア・・・そいつらは今ご活躍中のプリキュア様の監視役で全部で15人いるのよ。情報によると若葉台にはキュアデビル、そして海原市にはディザスター、サンクルミエールにはパラサイト、クローバータウンにはライアー、希望ヶ花市にはウィザー、加音町にはレクイエム、大貝町にはブレイン、ぴかりヶ丘にはエンヴィー、ノーブルにはデスサイズ、津名木町にはカース、いちご坂にはグラ、そして私が今滞在している町のジェネラルプリキュアがキャラクター他にもメモリー、リボーン、そしてケルベロス・・・とまあこんな感じかしらね」

 

ポンポー「へえ・・・・・」

 

 

ポンポーは思った。まじかよ?昨日、星奈を手こずらせたあのおっかないプリキュアが15人いるのかよと思った。

 

 

星奈「そして、そいつらを生み出したのがプリキュアの王"プリキュウス"よ」

 

 

ポンポー「プリキュウス?なんだそりゃ?」

 

 

星奈「詳しいことはまだ調査中だけど、私のいた世界を焼け野原にして無法地帯化にした元凶であり、私達が倒すべき相手よ」

 

 

星奈は拳を強く握り締め、その怒りには憎しみの執念が宿っていると感じたポンポーである。

 

 

ポンポー「なあ 星奈・・・お前って一体何者なんだ?」

 

 

 

 

星奈「私はこの世界からプリキュアの・・・」

 

 

チーーーーーン

 

 

ポンポー「!?」

 

私が話そうとしたとき、どうやら目的地に着いたらしい。

 

 

 

 

ゴゴオオオオオオオオオー

 

 

エレベーターの扉から光が飛び出し、ポンポーはあまりの眩しさに目をつぶった。そして光が消え目を開けたポンポーが見たものは・・・・・

 

 

 

ポンポー「な・・・・・な・・・・・な・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポンポー「なんじゃこりゃーーーーーーーーーーーーーー!!!!???」

 

 

 

恐竜あるいはロボット、あるいは獣人、あるいは宇宙人、あるいは昆虫人間、小さな妖精、未来人、侍、幽霊、妖怪、ファンタジーの人間といろいろと、変わった住人たちが住んでいた。

 

 

 

 

 

 

ガヤガヤ ガヤガヤ ガヤガヤ ガヤガヤ

 

私達は武器の調達の為、街道を通るなか、ポンポーは私に質問してきた。

 

 

ポンポー「なあ・・・星奈、ここにいる奴らって・・・」

 

 

星奈「ここにいる住人たちは皆、いろいろな異世界から来たもの達よ。そうね・・・例えば」

 

 

ポンポー私の指差した方向を見て、

 

 

星奈「恐竜と人間が共存する世界から来た住人」

 

 

驚いた。狂暴なティラノサウルスを仲良く人間とお買い物したり、家族一同がトリケラトプスの背に乗って旅行していたりした光景にポンポーは驚いた。

 

星奈「あっちは昆虫人間、宇宙人、知能に優れたロボット、半魚人、妖精、獣人、といった住人がここに住んでいるのよ」

 

 

ポンポー「へ・・・へえー・・」

 

 

あまりの光景に頭が追い付けなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星奈「さ、着いたわよ。ここが私がよく行く武器屋、"狸屋"よ」

 

 

ポンポー「狸屋・・・・・」

 

 

 

見た目はボロだけど武器の品は一流である。私達は早速、ドアを開け店頭にいる店長に挨拶した。

 

 

カランコロンカラン

 

星奈「たぬじい、いる?」

 

 

たぬじい「お~~星奈ちゃんいらっしゃ~~い」

 

 

よぼよぼでくるくるメガネを掛け、腰が曲がった体を一本の杖で支えているこの老いぼれ狸こと、たぬじいである。

 

たぬじい「だれが老いぼれ狸じゃ!?」

 

 

地獄耳であるがここにある武器と武器の性能と管理ははピカイチである。

 

 

たぬじい「星奈ちゃん・・・そこにいる太っちょ狸は誰じゃ?」

 

 

ポンポー「太っちょって・・・俺かよ?」

 

 

星奈「彼は私の連れよ。別に恋愛関係とかそんなもんないし」

 

 

ポンポー(この女・・・・・)

 

 

星奈の言葉にポンポーは星奈に対する怒りがすこし込み上げてきた。

 

 

星奈「それじゃ、武器選ばせてもらうわね」

 

 

私は早速、店の周りの武器を見回り、いいものがないか探していた。

 

 

ポンポー「へぇーこいつはなかなか豪華な武器だな」

 

 

ポンポーが見ていたのは、ハンマー系の武器を眺めていた。特に黄金のように輝くそれはなにかと強そうだと思っていた。

 

 

たぬじい「そいつはゴルディオンハンマーだね」

 

 

ポンポー「うぉっ! いたのかよ?」

 

たぬじい「ほっほっほっ♪こいつはハンマーの衝撃で放出される強烈な重力波を浴びせ、光速以上の速度で落下させる事により、光子に変換するという物凄いハンマーじゃ」

 

 

ポンポー「へ・・・へぇ」

 

たぬじい「ちなみにこいつは1つ1億円じゃ♪」

 

 

ポンポー「い・・・1億!!? 高えーー!!」

 

余りの武器の価格の値段にポンポーは驚愕した。

 

ポンポー「じゃあ一番安い武器あるか?一番安いの?」

 

 

たぬじい「一番安いのは100万円くらいの武器だけじゃよ、自衛隊とかよく使っている武器ぐらいはな」

 

たぬじいに案内され、ポンポーに一番安い武器を見せたらボロい刀、中身が錆びた機関銃等々

 

ポンポー「こんなボロいの欲しがるやついるのかよ?」

 

 

星奈「おまたせー」

 

ポンポー「星奈」

 

 

星奈「たぬじい お会計よろしく」

 

たぬじい「あいよ♪」

 

 

私は早速たぬじいに会計をお願いし、たぬじいも早速武器の会計を始めた。

 

たぬじい「えーと、ソードメイス、ボーイズMk1対装甲ライフル、ソニックアロー、ウェブシューター、シュベルトゲーベル、全部で4億5千万円じゃ♪」

 

 

ポンポー「高ええーーーー!!? おい!星奈やめとけこんなろくなとこで無駄遣いとかすんじゃねー!今ならまだまに「これで・・・」へ?」

 

星奈は懐から黒いカードをたぬじいに見せ、それをたぬじいはレジにカードを差し込み、星奈の方に返した。

 

 

たぬじい「まいどあり♪」

 

 

星奈「それじゃたぬじい 次来るときは土産とか持ってくるわ」

 

たぬじい「ああ 期待しとるよ♪」

 

 

たぬじいは手を降り、私達は狸屋を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポンポー「なあ 星奈 お前今、あのじじいに見せたあのカードなんだ?」

 

 

星奈「ああ、あれは"ワールドカード"でいってそんじゃそこらじゃ手に入らないレアなカードよ。このカード一枚の中には50兆円ほどの金額が入っているのよ」

 

 

ポンポー(まじかよ?)

 

 

 

 

星奈「買い物も済んだし、あそこの喫茶店でひと休みしましょうか?」

 

 

私が指差した方向を見ると、そこは私がよく行く喫茶店"木の葉"

 

 

 

ガラララ

 

 

?「いらっしゃいませー何名様でしょうか?」

 

 

星奈「私とこれの2名で」

 

ポンポー「おい! これってなんだこれって・・・・・」

 

 

ポンポーが店員の方を見ると着物姿で可愛らしい狸の耳と尻尾が生えており、髪は綺麗なロングヘアーの美少女がポンポーの方に笑顔を見せた。

 

 

ポンポー「ぽふっ/// 」

 

星奈「ぽふ?」

 

 

?「常連様と1名様はあちらの席でお待ちください。」

 

彼女の案内で席に座りサービスの緑茶を飲んで一服した。

 

 

ポンポー「なあ、星奈あの子って・・・」

 

 

星奈「ああ、あの子はたぬじいのお孫さんの"たぬ美"よ」

 

ポンポー「え!? あのじじいに孫がいたのかよ!?」

 

 

星奈「あの子の両親は小さい頃に他界してね。たぬじいに引き取られ、今は生活費を稼ぐためここでバイトしてるのよ」

 

 

ポンポー「あの子の両親が死んだ・・・」 

 

 

ポンポーがすこししんみりになってるところから扉の中からたぬ美が注文の品を持ってきた。

 

 

たぬ美「お待たせしました♪スイートポテトケーキです♪」

 

 

ポンポー「ポッふ/// 」

 

 

星奈「ぽっふ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回予告



ルーシー「おいこら狸娘 いますぐ貯めた借金返してもらおうか?」


ポンポー「俺は・・・兎が苦手なんだ!」



星奈「だったら助けてやんなさい!!」


たぬ美「あの・・・その背中」




10話 かちかち山






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10話 かちかち山

オリジナルキャラのたぬ美のモデルはけものフレンズの狸をイメージして出しています。


ポンポーside

 

 

俺は今、気持ちが高ぶっている。そもそも俺は幹部昇格のために黒井星奈と共に行動している。そして俺は星奈の武器調達のため買い物の付き添いで異世界都市と呼ばれる所に来た。

 

そこにいる住人どもは皆ほかの異世界からやって来た奴等で正直、俺は余りの非常識なことを目撃して驚愕している。

 

 

ポンポー「なあ、星奈・・・ここにいる連中は皆ほかの異世界から来た奴等なんだよな」

 

 

星奈「ええ、そうよ」

 

 

俺は窓の外をのぞき込んで街道を通る住人達を見て星奈に質問した。

 

 

ポンポー「ここの連中って一体どうやってこの世界を見つけたんだ?」

 

 

星奈「それはね・・・ポンポー、あの一番高い塔を見なさい」

 

星奈が窓の外を指差し、その方向に周りが鉄で覆われ虹色の小さな光がチカチカと光る巨大な塔が建っていた。

 

 

ポンポー「あれって・・・」

 

星奈「あれはありとあらゆる異世界を管理し、みんなが安心してこの異世界都市あるいは別の異世界を自由に行き行き出来るための装置、異世界管理塔"ディファレントタワー"」

 

ポンポー「ディファレント・・・タワー」

 

 

星奈「あの塔の中には異世界、並行世界、別宇宙などの膨大な数のゲートが保管し存在しているの。そして他の異世界にいく方法は私たちガーディアンが持つこの"ガーディアンカード"と旅行者や探検家が持つ"トラベルカード"と故郷の異世界に帰りたいときはこの"ホームカミングカード"を使って帰れるのこのカードは一回使ったら故郷の異世界に着いたとき消えてしまうの」

 

 

ポンポー「へぇー」

 

 

俺はディファレントタワーを眺め、ある意味スゲーなと感じた。

 

ポンポー「じゃあ、そのガーディアンカードってどうやって手にいれたんだ?」

 

星奈「このカードは最上階にいる"元老院"達に私達ガーディアンの素質を見極める為に身体能力、格闘能力、個性を出し、それに選ばれた者だけ手にいれる隊員用カード」

 

 

ポンポー「ほんでガーディアンって一体どういう仕事するんだ?」

 

 

 

 

 

 

星奈「異世界の侵略者の・・・・・排除」

 

ポンポー「へ?・・・はいじょ?」

 

星奈「ガーディアンの任務は異世界から別の異世界、簡単に言えばイレギュラーの侵略、支配の阻止を全うする異世界防衛組織・・・・・とある世界でいうタイムパトロールみたいな組織ね・・・」

 

 

俺はすこし考えた。こいつの仕事はあらゆる異世界の侵略と支配の阻止・・・・・ん?まてよ・・・じゃあ、こいつがプリキュアを・・・倒そうとしている理由って・・・まさか・・・・・

 

 

ポンポー「おい!星奈 お前がプリキュアを倒そうと必死なのは家族の復讐だけじゃねーだろ?」

 

星奈「・・・・・」

 

ポンポー「このままプリキュアが悪の元凶を倒してしまったら・・・キャラクターとほかのジェネラルプリキュアがあいつらの目の前に現れ、プリ「ガシャーーン!!」って何?」

 

 

外の方を覗くとそこにはたぬ美さんが三匹の獣人達に囲まれていた。だがその獣人達は俺にとってもっとも苦手な奴等だった。

 

 

「おい!ありゃウサギのルーシーだぜ?」

 

 

「まじかよ!あのラビットカンパニーのドラ息子のルーシー」

 

「それにルーシーにくっついてるあの二人は親父から借りたボディーガードらしいぜ?」

 

 

ルーシー「よお たぬ美ちゃん♪ 今お宅に貯まってる借金きっちり返してもらおうか?」

 

 

たぬ美「もう少し待ってください!ルーシーさん!今の売上金ではこの店が潰れる可能性があります!だから、もう少し待っ「うるせええーーーー!!!」バキッ

 

 

たぬ美「きゃあ!?」

 

 

ポンポー「!!?」

 

星奈「?」

 

 

ルーシー「てめえ、狸の分際でこの俺様に楯突こうってのか?この泥棒狸!!」

 

 

ルーシーはたぬ美さんの髪の毛を強引に引っ張り、それを見ていた俺はルーシーに怒りを覚えたが、・・・奴は俺にとって・・・・・

 

 

星奈side

 

 

星奈「どうしたの?・・・助けに行けばいいじゃない?」

 

 

私はポンポーに彼女を助けに行けと忠告したが

 

 

ポンポー「・・・・・いや・・・無理だ・・・・」

 

星奈「なんで?」

 

 

ポンポー「あいつは・・・・・ウサギ・・・だからだ」

 

星奈「ウサギ?ウサギがどうしたっていうの?」

 

ポンポー「俺は・・・ウサギが苦手なんだよ・・・」

 

 

星奈「ウサギって・・・はっ」

 

そういえば、ポンポーのいたバッドエンド王国の住人って皆、絵本の嫌われものの集まりだったわね。例えばウルフルンは赤ずきん、七ひきの子やぎ、三匹のこ豚、アカオーニは桃太郎、金太郎、一寸法師、マジョリーナはヘンゼルとグレーテル、白雪姫、人魚姫などがある。そしてポンポーは"かちかち山の狸"、狸はお爺さんの畑を荒らしたり、からかったりしながら遊び呆けていたけど、それが災いでお爺さんの作った罠に掛かってしまい、お爺さんは家に持って帰って、夕食に狸汁にしようと考えた。お爺さんは狸を天井に吊るし、もう一回畑仕事の方に出掛けた。そして、家にいるのは絹で餅を突いてるお婆さんと天井に吊るしている狸だけだった。ある時狸はもう悪さはしないから、お婆さんの手伝いをさせて下さいと頼まれ、お婆さんは心優しい性格だったので、天井に吊るしている狸のほどいてあげた。たがその心優しい性格が仇となってしまい、自由になった狸はお婆さんを絹で強く叩き殺し、帰ってきたお爺さんはお婆さんの作った狸汁を召し上がったが、お爺さんが食したのは、お婆さんに化けた狸が殺したお婆さんを狸汁の代わりにお婆さんの肉を入れた婆汁に変えられていた。それに気づいたお爺さんはまんまと狸の罠に掛かってしまい?狸は一目散に逃げていった。

お婆さんの死に泣きじゃくるお爺さんの前にウサギが現れ、お婆さんの仇を討つと宣言し、ウサギは狸の討伐に執念をもやした。

そしてウサギはわざと薪を持ってるフリをし、狸が現れ、薪を片方大きい方を持ってくれと頼んだ。

薪を片方背中に背負った狸はかすかにカチカチという音が聴こえた。

狸は後ろで片方の小さな薪を背負ってるウサギに質問し、ウサギは「ここはかちかち山だからかちかち鳥が鳴いているのさ」と返され、狸は納得したかのように前を向いて薪を背負ってる時、何故か煙が漂い、狸は後ろを見ると、大きな薪から巨大な火が燃え上がり狸は大慌てで山を降りてしまった。

何故狸の薪から火が出たのか?それはウサギが狸の薪の近くに火打ち石を打ち続け、その火花が薪にこびりつき巨大な火になって燃え上がっていたのであった。

 

翌日、狸は背中に大火傷を負わせたウサギに抗議を問おうとしたがウサギは狸の為に塗り薬を作っていたのであった。

 

狸はウサギが自分のために薬を作っている姿に一瞬怒る気も失せ、狸はウサギの優しさに甘え、塗り薬を塗ることを許可し、狸は塗り薬を塗るため背中を出したとき一瞬、強烈な激痛が身体中から響きわたり狸は一目散に逃げていった。

ウサギが狸に塗った塗り薬はなんと大量の赤唐辛子を潰し液体状にさせたものであった。

 

そしてその翌日、狸は怒り爆発で今度こそ抗議しようと思ったが、ウサギは海で魚をとろうと言い出し、狸はウサギに文句を言いに来たのに腹の虫がなりウサギは「自分は木で船を作るから狸さんは泥で船を作ってください」と言い出し、狸は何も知らないで泥の船を作り出した。

出来上がった船を岸に出し、いよいよ魚を取ろうとした矢先に狸の乗る泥の船から水が出てしまい狸は慌てて、水を防ごうとしたが狸の乗っている船が泥で作られた船であり一瞬で溶け、狸は溺れてしまった。

狸は水の中で泳ぐことは出来ないのでウサギに助けを呼応としたがウサギがとった行動は・・・・・

「お前はお婆さんの仇だから今ここで死で償え!」

ウサギは船の櫂で思いっきり狸の頭を叩き続け狸は力尽きて海の底に沈んで狸は海の藻屑になり死んでしまった。

 

そして仇を討てたウサギはお爺さんに報告し、ウサギはお爺さんと一緒に幸せに暮らしました。めでたし めでたし

 

 

 

 

星奈(まさか・・・それが原因で・・・コイツ)

 

私はコイツのトラウマに・・・なにかを感じ私がコイツにとった行動は

 

ガシッ

 

ポンポー「えっ?」

 

星奈「あの子を・・・助けに行きなさい」

 

私はポンポーの腕をつかみ

 

ポンポー「でも俺は・・・」

 

星奈「ネチネチ言っとらんで助けに行けえ!!!」

 

ブオン

 

ポンポー「うわああああ」

 

思いっきり看板娘とバカウサギどもの方に投げ飛ばした。

 

《チェンジ!ウェブシューター!》

 

私はワールドフォンから新しいカードを出し、その武器は右腕の手首に巻かれそれをポンポーの方に向けた。

 

ピシュン! ピシュン! ピシュン! ピシュン!

 

ウェブシューターから糸状の糸ウェブを4本をポンポーの後ろの頭、両腕、胴体に張り付け私の準備は整った。

 

 

ポンポー「うわああああ!!?」

 

ルーシー「あ?」

 

 

たぬ美「へ?」

 

ドスーーーーーーーーーン

 

ポンポーの突進でルーシー達とたぬ美のいる方向にクリティカルヒットに当たったけど、私にとって思いがけない光景を作ってしまったらしい。

 

 

ポンポー「いてて星奈の奴なんてことし「あの・・///」へっ」

 

私が作ってしまった光景は下に仰向けになっいるたぬ美にその上にポンポーが両腕で床を付いているようするに顔と顔がちかづいている状態なのである。

 

たぬ美「あ/// あのお客様・・・/// 」

 

ポンポー「え・・・えっと/// これは・・・その」

 

星奈(やっちゃったあ~)

 

ルーシー「おい!コラ!?」

 

ルーシーが起き上がり他の二人組も起き上がって来た。

 

ルーシー「なに狸同士がお熱い光景作っちゃってんですかー!!? すっげームカつくんですけどおーー!?」

 

ルーシーは怒りのあまりポンポーとたぬ美を目の敵にしルーシーは二人組に命令した。

 

 

ルーシー「てめえら!この糞狸どもをぶっ飛ばせ!!」

 

 

部下A「はっ」

 

部下B「仰せのままに」

 

部下の二人はウサギの体とは思えないムキムキな体でポンポーにいたっては脚がガチガチなのである。

 

部下A「ふん!」

 

部下Aのパンチがポンポーの顔に当たろうとしたが

 

星奈「ふん!」

 

ポンポー「ぐえっ!」

 

私は頭に張り付いたウェブを引っ張り部下Aのパンチを避けさせた。

 

ルーシー「なに?」

 

星奈「さらに」

 

私は右腕に張り付いたウェブを思いっきり引っ張り・・・

 

ポンポー「うおわああああ」

 

 

バキッ!

 

 

部下A「ぐわあああ!!?」

 

 

ガシャアアアン

 

部下Aはポンポーのパンチで店の壁を突き破って吹っ飛んだ。

 

部下B「きええええ!!」

 

 

部下Bの連続した蹴りがポンポーに襲いかかってきたが私は上手くポンポーを操り、その両足を上手く受けとめ、

 

ガシッ

 

部下B「なに!?」

 

 

星奈「ここから回ってもらうわよ!それ!」

 

ブン

 

 

ポンポー「おーらおらおらおらおらおら!!」

 

ブンブンブンブンブンブン

 

部下B「うわああああ!!」

 

ポンポー「どうらあああああ!!!」

 

 

ブオーン

 

部下B「うわああああああ!!」

 

ルーシー「ぎゃああ 来るな!来るな!来るな!」

 

バキッ

 

『ぎゃあああああ!!!!!』

 

 

ポンポーのジャイアントスイングで部下Bを投げ飛ばし、その方向に突っ立ていたルーシーに当たり、一緒に部下Aをブッ飛ばした壁の穴にぶっ飛んだ。そしてその穴の外には・・・

 

 

ズズズーーっ ドーン!!

 

 

ルーシー「ち・・・ち・・・ちくしょう!!あの糞狸!もう勘弁ならねえ今ここであの「おい」ああ!?今俺はイラッとしてんだよ!てめえに構ってる暇なんざねえーんだよ!!」

 

?「ほお? ウサギの分際でいい度胸だな?」

 

 

ルーシー「だからうる・・・・・・せぇ・・・」

 

黒いリムジンから降りたのはヤクザの鮫の半魚人の集団であり、全員不機嫌のご様子・・・

 

組員「おい!てめえ うちの車にすげえ凹みができてんだけど・・・どう 責任とるつもりだ? ああ」

 

ルーシー「いやあ・・・それは・・・その・・・」

 

ルーシーは慌ててなにか言い訳しようとしたが相手はウサギにとって天敵のような存在・・・思い立った行動は・・

 

 

ルーシー「逃げろーー!!!」

 

部下A「あ~坊っちゃま!?」

 

部下B「待ってください~」

 

 

組長「逃がすなー!!あいつらの皮全部剥ぎ取れー!!」

 

『はい!!』

 

組員A「おら! 待てや!!」

 

組員B「ぶっ殺してやらあー!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうやらウサギどもは鮫に追われて逃げていったらしいわね

 

ポンポー「あ・・・あれ・・・俺勝ったのか? あのウサギに・・・」

 

ホントは私がウェブで操っただけなんだけどね

 

 

たぬ美「あの! お客様?」

 

 

ポンポー「た・・・たぬ美・・・さん」

 

 

ポンポーに近づいできたたぬ美は手に救急箱を持っていた。

 

たぬ美「あの・・・お怪我はありませんか?・・・どこか痛いところはないですか」

 

たぬ美はポンポーがルーシー達に怪我された所がないか質問した。

 

ポンポー「え・・・いやーこのくらいどうってことないですよ」

 

まっ私がウェブで操ったお陰でどこも、怪我とかしてないしね

 

たぬ美「よかったあ~」

 

たぬ美は安心してほっと一息し、ポンポーに笑顔を見せた。

 

たぬ美「お客様に怪我がなくて安心しました」ニコリ

 

ポンポー「ポッフ/// 」

 

星奈「ぽっふ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私たちは喫茶店から出て買い出しも住んでそろそろ帰ろうと街道を歩いているときポンポーはなぜかボーーっとしていた。まっ私はわかっているけど・・・

 

星奈「ちょっとそこの恋に落ちた狸さん?」

 

ポンポー「はっ///星奈!?なんだよ!その変なネーミングは」

 

星奈「別に・・・」

 

私はポンポーある質問をした。

 

 

星奈「ねえ、あなたこの町来てなにか感じたことはある?」

 

ポンポー「なんだよ?急に・・・そうだな・・・なんていうか良いところだな・・・あそこにいるより・・・それに・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星奈「じゃあいっそ・・・・・ここに住めば・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

ポンポー「へっ?お前今なんて・・・」

 

 

星奈「ここに住めばいいじゃないっていったのよ」

 

 

私の言葉にポンポーはすこし戸惑った。

 

ポンポー「は・・・お前・・・なにいってんだ?・・・俺はバッドエンド王国の住人だぜ?今更・・・ここに住めって・・・」

 

ポンポーは頭をかきながら困り果てているところ私は・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星奈「はっきりいっておくけど・・・・・あんたに悪役向いてないと思うわ・・・・」

 

 

 

 

ポンポー「へ・・・・・」

 

 

 

それだけ言い残し私たちは帰るべき所に帰った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 次回予告

ピース編


星奈「黒猫少女と愉快な5人の仲間たち・・・か」


希美「うん・・・どうかな黒井さん」


キャラクター「あんたにいいブレゼントを出してあげるわ♪」

黄色い銀杏の葉が漂う場所で星奈達が見たものは・・・




星奈「プリキュアのリーダー達をモデルにしたアンドロイド?」



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11話 プリキュアの調査と白銀希美の夢

11話です 色々と編集しながら書きました。


黒い空間・・・そこには長いロングテーブルの上には豪華なお菓子と上には豪華なシャンデリアがあり、そこには可愛らしい妖精の頭を被った執事らしいのが15人いた。

 

そのロングテーブルに座っているのは15人の・・・

 

 

デビル「・・・・・・・・・・・」なにも言わず目を閉じてる寝ている訳ではない

 

ディザスター「ふ~ん♪ふ~ん♪」イヤホンで好きな曲を聞いている。

 

パラサイト「はい 今日の餌」自分の飼っている寄生虫に餌をあげている。

 

ロト「えへ♪」自分の席に出してある自分の分のお菓子を腐らせニヤついている。

 

ウィザー「チュっ」ワインを飲んでいる。

 

レクイエム「♪~~♪~~」レクイエムを歌っている

 

キャラクター「・・・・・」

 

ブレイン「えっと正式には・・・」自分の書いた何かの設計図の書いたり消したりの繰り返しをしている。

 

エンヴィー「好き嫌い好き嫌い好き嫌い」花占いしている

 

デスサイズ「・・・・・」キュッキュツキュッ

武器を磨いている。

 

カース「さて、次はどんな残酷で嘆くほどの魔法を出そうかなーっと」黒い本でドクロのマークの入った本をニヤニヤしながら調べている。

 

グラ「バクバクバクバクバクバク」上に置いてあるお菓子を一人で全部食べている。

 

メモリー 不在

 

リボーン 不在

 

ケルベロス 遺影だけ・・・・・

 

ジェネラルプリキュア達がいた。

 

 

キャラクター「おい!デビル」

 

デビル「なんだ・・・キャラクター?」

 

キャラクターの一声にデビルは目を開けてキャラクターに問いかけた。

 

 

キャラクター「一体全体、どういう状況だい?いきなり"お茶会"に参加しに来いってよ」

 

デビル「どうもこうもない・・・お前らを集めたのは他でもなくガーディアンの件についてだ」

 

 

ウィザー「ガーディアンですか?私は今日で12人始末しました。・・・あっけなかったですけど・・・」

 

ロト「ロトは20人♪ロトの勝ち~~♪」

 

ウィザー「ちっ」

 

パラサイト「私は10人でしたけど私にとっていい方でした。何しろ私のペットたちの食料不足には困ったもんですから」

 

ロトとウィザーはパラサイトの虫籠の寄生虫があまりにも不気味ですこし引いた。

 

 

デビル「やれやれ、それとブレイン」

 

ブレイン「はい・・・」

 

デビルの声に眼鏡をかけたプリキュア、ブレインは返事をした。

 

デビル「現在、プリキュウス様の遺体はまだみつからないのか?」

 

 

ブレイン「はい・・・各国の世界遺産と呼ばれる所にはプリキュウス様の反応はなくあるいは深海、地底、空中、どこを探しても見つかりませんでした。私の推測によるとこの星でプリキュウス様の遺体がない確率は99.8%と確証します」

 

デビル「ということはプリキュウス様はこの星にはいないと・・・」

 

ブレイン「はい・・・おそらく」

 

ガタッ!

 

『?』

 

キャラクター「帰る・・・」

 

ウィザー「はっ何それ?空気読みなさいよ!?このお茶会がどれほど大切かわか「るっせえ!!」」

 

あまりのキャラクターの怒声に周りのものは黙ってしまった。

 

キャラクター「あたしはそもそもお茶会っていう洒落た所で飯を食うタイプじゃないんでね それじゃ・・・」

 

キャラクターが一人ででていこうとするときある二人の女性が立ちはだかった。

 

リボーン「ダメよキャラクター勝手にお茶会に出ていっちゃあ」

 

キャラクター「り・・・リボーン!?」

 

メモリー「もし、出ていったとしても・・・きみの弱みの記憶をここでみんなに見せびらかすけど、どうする?」

 

キャラクター「うっ!?」

 

後に遅れてきたジェネラルプリキュアの二人、メモリー、リボーン、特にリボーンのその言葉にキャラクターはたじたじに、なってしまい、渋々席に戻った。

 

 

デビル「で・・・・・・今回のお茶会で皆に集まった理由は・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みゆき「ミラクルピース!」

 

あかね「めっちゃ上手いやん!」

 

 

やよい「やめてよ///大きな声で言われると恥ずかしいから」

 

 

朝から早々、大きな声をあげる星空みゆきと日野あかね、なぜ黄瀬やよいの周りに星空みゆきと日野あかね、男子生徒に囲んでいるのか?それは昨日のことで・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黄瀬やよいの趣味は「絵を描く」、今日もその趣味を教室で堪能していた。

 

みゆき「何描いてるの?」

 

やよい「わわ/// みゆきちゃん!?」

 

あかね「めっちゃ上手いやん!」

 

なお「ホントだよ」

 

やよい「あかねちゃん!?なおちゃん!?」

 

二人に気づいてハッとする黄瀬やよい

 

れいか「もう少しよく見せてもらっていいですか?」

 

 

青木れいかが現れ、黄瀬やよいは渋々自分が描いた絵を見た一同は

 

 

みゆき「すごい!!すごい!!」

 

あかね「さすがやん!」

 

やよい「うん これ自分で考えて描いたんだよ」

 

黄瀬やよいはすこし自慢気に4人に話し4人は凄いと評価された。

 

なお「自分で考えて描いたの!?」

 

れいか「まるでプロの漫画家さんが描いたみたいです」

 

4人の感想に黄瀬やよいはえへへと照れていた。

 

みゆき「やよいちゃんは絵が上手いからもしかしたら漫画家さんになるかも」

 

やよい「えっ私が漫画家!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・とこのように星空みゆきの言葉に動揺されプロの漫画家デビューに励む黄瀬やよいの姿があった。私はその状況についていけず・・・教室から出ようとしたとき

 

 

ガララララッ

 

 

男子生徒A(げっあいつって)

 

男子生徒B(猛犬!・・・紺野秋人)

 

男子生徒C(なんでそのやべぇ奴がこの教室に来るんだよ)

 

紺野秋人先輩がズカズカと教室にはいって来てそれを見た一同は思わず自分の席に戻っていった。

 

5人特に星空みゆきと黄瀬やよいはすこし涙目になってたけど3人が守るように固まってたがそれを通り越し、先輩は私の席の方に歩いていった。

 

秋人「黒井・・・」

 

 

星奈「今日はどうしたんですか?先輩」

 

秋人「ちょっと話がある・・・ついてきてくれ」

 

私は先輩の指示にしたがって教室から出た。

 

 

 

 

みゆき「・・・・・・」

 

あかね「どないしたん?みゆき そんなきょとんとした顔して」

 

みゆき「えっ私そんな顔してた?」

 

キャンディ「してたクル」

 

やよい「こら!キャンディ」

 

キャンディ「クル~」

 

なお「それにしてもあの三年生と黒井さんって・・・」

 

あかね「もしかして黒井さんの・・・恋人だったりしてな~~」

 

二人『えーーーーーーーー!!』

 

 

れいか「・・・・・・・・・」

 

なお「どうしたの?れいかそんな険しい顔して」

 

れいか「あっ すいません。つい考え事してて、」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

屋上ですわっている私と紺野先輩、紺野先輩は私にあることを話した。

 

 

秋人「黒井・・・お前、プリキュアをぶっ潰すために未来に来たんだってな」

 

星奈「強いて言うなら、プリキュアの謎と調査・・・だけど」

 

秋人「まあいい・・・黒井お前の言う未来ってどんなところなんだ?」

 

紺野先輩の質問に私は青空を見上げながら答えた。

 

星奈「私のいる未来はプリキュアによって支配された世界、その理由は15人のジェネラルプリキュア達が正義の味方と労り続けたプリキュアを全てぶちのめし、そしてプリキュアの体内に眠るエネルギー"キュアエナジー"をプリキュアの王"プリキュウス"に注ぎプリキュウスは復活してしまった。」

 

秋人「プリキュウス?」

 

星奈「全てのプリキュアの王、そいつが現れて、プリキュアだった少女は彼女の配下になりプリキュアの猛攻に人類はどんな兵器を使っても彼女たちの攻撃に圧倒され、挙げ句彼女たちに降伏してしまった。彼女たちは人類が生き延びる代わりに新しいプリキュアを誕生させるべく、女児を差し出せという命令を指定されるようになったということよ」

 

秋人「まじかよ・・・」

 

星奈「だけど私たちは諦めなかった。私たち人類は各国のリーダー達の協力で異世界都市に行ける力を持ったの」

 

秋人「異世界都市!?」

 

星奈「プリキュア達さえも知らないと言われる異世界都市にはありとあらゆる異世界の住人達が住んで彼らにとってこれが一番の安寧の地として住みはじめた。そして人類はありとあらゆる異世界の住人達と協力し対プリキュア異世界防衛組織が結成された。その名もディファレント・ワールド・ディフェンス通称"DWD"私隊員はガーディアンと呼び、私もその組織の一員で私の任務はプリキュアの誕生の謎を解明することよ」

 

 

秋人「ちょっと待ってくれ じゃあお前はその謎を解明するためにこの時代にきてんのに・・・お前はどうしてプリキュアを殺したがるんだ」

 

先輩の質問に私は・・・

 

 

星奈「私は・・・プリキュアに・・・家族・・・そしてある感情を・・・奪われたの」

 

秋人「感情?」

 

星奈「笑顔というなの感情を・・・そしてプリキュアは私の背中に焼き印を焼きいれた。」

 

 

私は背中を向け制服を脱ぎ始めた。

 

 

秋人「黒井・・・お前・・・それは!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから数日・・・季節は秋で黄色い銀杏の葉が舞落ちる銀杏並木の道を私は歩いていた。

そしてあるいている途中、ベンチである人物に出会った。

 

 

 

星奈「白銀さん」

 

希美「黒井さん!」

 

ベンチの上でこの前と同じように絵を描いていた

 

 

星奈「白銀さんってほんと絵を描くの好きね・・・何か目指してるの?」

 

 

希美「えっ・・・・・えっと///・・・はい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星奈「児童書・・・」

 

希美「うん/// 私は小学生の時から児童書が大好きで、自分も児童書をかくために絵を勉強してるんだけど・・・」

 

白銀希美は自分のスケッチブックを私に見せて・・・

 

希美「どんなに勉強しても絵がヘタッピでみんなにはバカにされるしこの間の人達もバカにさ「いいじゃない」え?」

 

 

星奈「私にとってこの絵はすごくいいって感じてるわ」

 

希美「えっそんな・・・」

 

星奈「本当ことよ・・・私は嘘は言わないわ」

 

希美「黒井さん/// 」

 

そういえばこの絵のキャラクターって・・・これが主人公よね・・・黒猫の耳に尻尾もあるし、そしてこのお供の方ってなんかポンポーに似てる(笑)それに剣士に魔法使い、これ地球防衛軍の衣装を着た人?なのよね?・・・これって泥棒!?・・・・・もうなんでもありね

 

星奈「ねえ・・・白銀さん」

 

希美「何?」

 

星奈「この絵の題名は何?」

 

私はこの不思議な絵が気になって白銀希美に質問した。

 

希美「題名は"黒猫少女と愉快な5人の仲間達"」

 

星奈「黒猫少女と愉快な5人の仲間達・・・か」

 

 

希美「うん、あらすじは主人公の黒猫の少女は最初みんなには気味悪がるけど・・・旅に出て5人の仲間と一緒になんの差別もなく互いに幸せの世界を求む話なんだけど・・・どうかな・・・」

 

 

星奈「・・・・・・・なんの差別もなく互いに助け合う幸せの世界を求む話か・・・」

 

希美「黒井さん?」

 

 

星奈「そんな世界があったら・・・私たちのような存在は戦わないで平和に暮らしていたのかもね・・・」

 

そんな世界があったら今頃私たち家族の・・・・・

 

 

 

 

 

 

星奈「でも・・・そうもいってられないわよね・・・・・キュアキャラクターっ!!!」

 

私は後ろから上空の方に怒声を出しその上空にキュアキャラクターがいた。

 

 

希美「え?・・・何?・・・黒井さん・・・あの人とお知り合いか友達?」

 

 

星奈「別に友達じゃないわ強いて言うなら・・・殺さなきゃならない相手よ」

 

希美「こ・・・殺さなきゃならない・・・相手・・・?」

 

 

星奈「まさかここで会えるとはね今ここであんたを殺す!」

 

私はワールドフォンを取りだし戦闘体勢に入ったがキュアキャラクターは

 

 

キャラクター「きゃははっ生憎今日のあんたの相手は・・・・・こいつらよ!」

 

 

キャラクターが上空で指差している方向を見ると、なにやら12の点らしきものが落ちてくる。徐々に近づきつつ見やすくなったとき私にとって思いがけない存在だった。その時

 

秋人「黒井ーーーーーー!!!!」

 

 

希美「え?あの人って3年の・・・・・」

 

 

先輩が現れたとき・・・とうとう地上に降りてきた。

 

ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!

 

希美「え?あれって・・・」

 

秋人「嘘だろ?・・・」

 

 

ボワン!

 

ポンポー「おい!星奈あれは・・・」

 

 

秋人「てっ・・・なんだこいつ!?」

 

希美「大きい・・・狸・・・さん?」

 

 

 

星奈「キャラクター・・・・・こいつらって」

 

キャラクター「そうよ・・・こいつらは・・・」

 

そう、今御活躍中のプリキュアのリーダー達の・・・

 

 

キャラクター「さあ 殺れ」

 

ロボット軍団だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 12話予告

星奈に襲いかかるプリキュアのリーダーをモデルとしたロボット達

秋人「女一人戦ってるのに男の俺が戦わないで・・・どうすんだ?」


希美「こ・・・これ以上・・・黒井さん・・・・・・星奈ちゃんをいじめないで」


星奈「私と一緒に戦うっていうことは覚悟は出来てるのよね?」


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12話 星奈VSにせプリキュアリーダーズ そして二人の決意


自分はRWBYにはまってます。アメリカがCGであんなアニメをつくるとは思いませんでした。そしてRWBY にウルトラマンか仮面ライダーか牙狼のコラボの話を考えています。


ポンポー「こ・・・こいつらって」

 

 

秋人「プリキュアに似せたロボットか!?」

 

私達の前に相対するのはあらゆる町でご活躍のキュアブラック、キュアブルーム、キュアドリーム、キュアピーチ、キュアブロッサム、キュアメロディ、キュアハッピー、キュアハート、キュアラブリー、キュアフローラ、キュアミラクル、キュアホイップをモデルとしたロボットだった。

 

 

星奈「あんた・・・こんなロボット一体どこから」

 

上空にいるキャラクターに質問したが・・・

 

キャラクター「うちにはロボットを簡単に作れる奴がいてね、そいつに頼んで作ってもらったのよ」(本当は借りたけどね)

 

 

《チェンジ!ソニックアロー!》

 

希美「スマホの中から・・・武器が・・・」

 

 

星奈「先輩!白銀さん!ここは危険だからあなた達は早く逃げて!」

 

 

秋人「待て黒井!お前はどうすんだ?」

 

星奈「私がこいつらを引き付ける、だから二人は安全なところへ」

 

希美「無茶だよ!?黒井さん一人であんなのと戦うなんて・・・」

 

先輩も白銀希美も私のことを心配するが私は・・・

 

星奈「あんなのと対等に戦えるのは私だけだからよ!だから早く逃げ「もう無理よ」え?」

 

キャラクターの言葉に私は上空を見るとそこには・・・

 

星奈「バッドエンド空間・・・まさか!」

 

私は二人の方に振り向くと二人ともバッドエンド状態になってしまい動けなくなった。

 

秋人「うぅ・・・なんだよ?・・・」

 

希美「あ・・・あぁ・・・」

 

 

星奈「先輩!白銀さん!」

 

 

 

 

そしてキャラクターは右手を人差し指に変え、それを私の方に向けて・・・

 

キャラクター「殺れ・・・」

 

 

にせプリキュア『ギギイィーーーー!!』

 

12人のにせプリキュア達が私に襲いかかってきた。

 

にせブルーム「ギギィー」

 

にせピーチ「ギギィー」

 

キン! キン!

 

にせキュアブルームとにせキュアピーチが手刀で攻撃してきたが私はソニックアローで防ぎ私は一時体制を立て直して二人を連れて逃げようと考えたが・・・

 

ガシッ

 

星奈「え?」

 

待ち伏せしたにせキュアフローラが私の背中を捕まれてしまった。そしてにせブルームが地面に力を溜めジャンプし力を溜め込んだキックを私の頭に炸裂させようとしたが・・・

 

 

フッ

 

 

にせキュアフローラ「ギ?」

 

バキッ!

 

私は頭を横に振り、にせキュアブルームのキックはキュアフローラの頭に当たった。

 

キャラクター「!?」

 

ボカーーーン!

 

にせキュアフローラは頭を破壊され爆発した。

 

星奈「あんたにはまだ話してなかったけど・・・私にはソニックアローや他の武器以外にも私には"覇気"と呼ばれる力がある!」

 

 

にせキュアブルーム「ギ!」

 

にせキュアピーチ「ギ?」

 

星奈「武装色!」

 

私は右手を鉛のように固くしてにせキュアブルームの腹とにせキュアピーチの顔面に・・・

 

星奈「ふん!」ブン! ブン!

 

バキッ ドゴッ

 

にせブルーム「ギギ・・・?」 

 

にせピーチ「ギ・・・ギ・・・」

 

連続のパンチをかましてやった。

 

ドカーーン! ドカーーン!

 

星奈「まずは・・・ブルームとピーチとフローラを撃破・・・」

 

あと9体・・・

 

にせブロッサム「ギギィー!!」

 

にせキュアブロッサムは仲間を倒したせいか怒りに震え目にも見えないほどの音速で私に襲いかかってきた・・・

 

星奈「・・・・・」

 

にせブロッサム「ギギィーーーーー!!」

 

にせブロッサムは音速で私の背後に攻撃を仕掛けようとしたが・・・

 

バキッ!

 

にせブロッサム「ギギ?」

 

裏拳をお見舞いしてやった。

 

星奈「私には攻撃を高める武装色と先の未来が分かる見聞色の覇気があるのよ!・・・よって」

 

〈ロックオン!〉

 

ソニックアローにレモンエナジーロックシードをセットしアローに定着している刃に黄色いエネルギー刃が流れ・・・。

 

〈レモンエナジー・スカッシュ!〉

 

星奈「ふん!はあ!」

 

にせブロッサム「ギガア!!」

 

横、縦の斬撃を炸裂させた。

 

ドカーーン!!

 

星奈「速くなったのが仇になったわね」

 

 

 

にせハート「ギーーー!!」

 

にせハートのラブアローシュートが私の方に狙いを定めたが・・・

 

星奈「今度はこれね・・・」

 

私は懐からメロンエナジーロックシードを取りだし、ソニックアローにセットした。

 

〈メロンエナジー・ロックオン!〉

 

私はソニックアローのレバーを引き、にせハートに向けてトリガーを絞った。

 

にせハート「ギギィー!!」

 

バシュン!

 

〈メロンエナジー・スカッシュ!〉

 

必殺のソニックボレーを放った。

 

 

星奈「はあ!」

 

バシュン!

 

同時に射った二つのエネルギーの矢、勝ったのは・・・

 

バシュン!

 

にせハート「ギ?」

 

バシュゥゥーー!

 

にせハート「ギーーー!?」

 

ドカーーン!!

 

私だった。

 

残り7体

 

星奈「一気に蹴散らすっ!」

 

キャラクターside

 

 

キャラクター「ちっまずいわね・・・あれじゃ一気に全部倒されるわね・・・んっ」

 

上空で見下ろしている私は奴が一気に5体まで破壊された。奴の強さを侮っていた私は下でバッドエンド状態になっている二人を見てあることを考え付いた。

 

 

星奈side

 

にせラブリー「ギー」

 

ガキン!

 

にせミラクル「ギギィー」

 

ガキン!

 

にせラブリーのライジングソードとにせミラクルのリンクルステッキの攻防に少し戸惑ってたが、私は二体の一瞬の隙を突いて二体の腕から武器をソニックアローで弾き飛ばした。

 

星奈「ふん!」

 

バシュっ!

 

ズバッ!

 

にせラブリー「ギガー!」

 

にせミラクル「ギギィー!」

 

ボカーーーン! ボカーーーン!

 

アローの刃で一気に2体を斬り裂き爆散した。

 

 

星奈「残り5体・・・ブラックとドリーム・・・そしてメロディとハッピーとホイップ、これで一気に「待ちな!」へ?」

 

 

星奈「キャラクター?」

 

キャラクター「あれを見な!」

 

上空にいるキャラクターが指差している方向を見るとそこには、バッドエンド状態になっている先輩と白銀希美がにせブラックとにせホイップに捕まっていたのであった。

 

星奈「先輩!白銀さん!」

 

キャラクター「コイツらを解放したければ武器を降ろしな」

 

星奈「あんた卑怯ね」

 

キャラクター「卑怯もらっきょうもないってのよ!?早く武器を降ろしな!」

 

私は仕方なくソニックアローとロックシードを下ろした。

 

にせメロディ「ギ」

 

星奈「くっ」

 

背後からにせメロディに両腕を捕らえられ、私の目の前からにせハッピーが現れた。

 

にせハッピー「ギ♪ギ♪ギ♪」

 

星奈「ハッピー・・・」

 

にせハッピー「ギイ!」

 

バキッ!

 

星奈「ぐふっ」

 

にせハッピー「ギイ!」

 

バキッ!

 

星奈「げふっ」

 

にせハッピー「ギギィー!」

 

バキッ!

 

星奈「ぐへぇ」

 

私はにせハッピーに腹パンチをかまされる状態になってしまった。

 

星奈「はあ はあ はあ キャラクター・・・早く二人を・・・解放・・・はあ・・・しなさい」

 

私はキャラクターに二人を解放しろと命じたがキャラクターは・・・

 

キャラクター「ぷっ・・・キャハハハ♪ いいえまだまだよ。にせハッピーの攻撃を受けてもあんたは抵抗しないで頑張っているんですもの・・・だから・・・」

 

星奈「・・・まさか・・・」

 

キャラクター「にせブラックとにせホイップのパンチでコイツらの頭をぶっ壊す!」

 

キャラクターの恐ろしい言葉を聞いた私は慌てて止めようとした。

 

星奈「そんな・・・やめて!・・・目的は私のはずよ・・・その二人は関係「ギイ!」ぐふっ!」

 

私が激しくキャラクターを止めようとしたがにせハッピーのパンチを運悪くもろにくらい意識がだんだんと遠ざかろうしていた。

 

キャラクター「ハハハハハハ!よく見てなこの二人がフルーツのように壊されて飛び散っていく所を・・・」

 

 

星奈「そんな・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星奈「や・・・・・・・・・め・・・・・・て・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

秋人side

 

糞!? 体が自由に動かねえ!? 黒井が一人であんなプリキュアもどきと戦ってんのに俺は自分の力がこの程度のことに怒った。

 

希美side

 

黒井さん・・・・・・私達のために・・・一人で戦ってる・・・・・・・・・・・・私にも力が・・・・・・こんな弱い私でも・・・黒井さん・・・星奈ちゃんの助けになりたい!

 

 

 

にせブラック「ギ?」

 

 

にせホイップ「ギ?」

 

キャラクターside

 

心なしかブラックとホイップに捕まっている二人に私は何かを感じ取った。まさか・・・・・・

 

 

秋人・希美「黒井を・・・」「星奈ちゃんを・・・」離せー!!」離してー!!』

 

 

キャラクター「何?」

 

二人が強烈な光を放ったせいでブラックとホイップから解放されてしまった。

 

 

 

 

 

秋人「黒井!!」

 

希美「星奈ちゃん!!」

 

 

星奈side

 

私は一瞬?捕まっている二人から強烈な光を発し、目を瞑ろうとしたが、背後に私の両腕をつかんでいるにせメロディに隙ができ、私は顔面に強烈な裏拳をかましてやった。

 

 

バキッ!!

 

 

にせメロディ「ギギ!?」

 

裏拳一発でKOしたにせメロディは倒れ付して爆発した。

 

ドカーーン!

 

 

秋人「黒井!!」

 

希美「星奈ちゃん!!」

 

 

星奈「二人とも・・・さっきの光・・・そんなことより早く逃げて!早く逃げないとまた「うるせえ!!」」

 

私が二人を逃そうと説得したが先輩が私に向かって怒号を発した。

 

 

 

秋人「女のお前が一人であんなのと戦ってんのに男の俺が戦わないでどうすんだ?」

 

星奈「先輩・・・・・」

 

希美「星奈ちゃん・・・・・星奈ちゃんがあんな恐いのと戦ってる姿見て、私、星奈ちゃんのことなにもわかってなかった。」

 

星奈「白銀さん・・・・・」

 

 

希美「だから私にも・・・星奈ちゃんの・・・・・友達のためにも何か手伝わせて!」

 

二人の言葉を聞いた私は自分の心になにの枷のようなものがはずれたような感じだった。本当なら二人をこの戦いに参加させたくない。今の私はプリキュアとはなんの関係もないこの二人を戦わせたくないという気持ちと不安で戦ってきたが二人は自分たちの決意で戦いに参加するという心に私の中の不安という枷が外れた。

 

 

星奈「・・・・・わかったわ・・・・・それと"希美"」

 

希美「え!?」

 

星奈「星奈でいいわ・・ちゃん付けは慣れてないのよ」

 

 

希美「うん!わかった星奈」

 

 

秋人「でもどうすんだ?戦うっつっても素手じゃ勝てる相手じゃなさそうだぞ?」

 

希美「あう~」

 

星奈「それはまかせて」

 

私はワールドフォンを取りだしある設定をして二人にあう武器を出した。

 

星奈「先輩はこれをそして希美はこれ」

 

《チェンジ!ソードメイス!》《ネクストチェンジ!ボーイズmk1対装甲ライフル!》

 

秋人「おっと」

 

希美「はう これライフル?」

 

先輩には剣に模した棍棒ソードメイス、希美には固い鋼鉄甲をも貫くボーイズmk1対装甲ライフル

 

希美「でも・・・これ思ったより軽い」

 

秋人「見た目はかなり重い物だと思ったがバット並の重みがあるな」

 

 

私がワールドフォンで二人が持てる力量に設定にしたのだ。

 

 

星奈「隠れてないで出てきなさい!ポンポー」

 

ポンポー「へ?」

 

私は銀杏の木で隠れているポンポーに声をかけた。

 

 

ポンポー「なんだよ?星奈」

 

星奈「ポンポーあんたはこの子と組んであげて」

 

希美「え?星奈・・・どうして」

 

 

星奈「ライフルは近距離じゃ不利よだからできるだけ遠くで撃って!」

 

希美「星奈・・・・・うん!頑張る!」

 

 

星奈「じゃあポンポー頼んだよ」

 

ポンポー「お・・おう任せろ!」

 

希美はポンポーと一緒に遠くに離れ、私と先輩は残り4体のにせプリキュアを睨んだ。

 

 

 

キャラクター「ふん!そんな力もない奴が加わったって所詮、ただの人間・・・・ここでこいつらもろとも殺してやるよ」

 

 

星奈「それはどうかしら?」

 

秋人「あまり俺を嘗めるとぶっ飛ばすぞ!」

 

 

 

キャラクター「ちっやれ!」

 

キャラクターの怒りの入った怒号で4体のにせプリキュアが私達に襲いかかってきた。

 

にせハッピー「ギィ!」

 

にせホイップ「ギィ!」

 

星奈「ふっ!」

 

私の相手はにせハッピーとにせホイップ

 

にせブラック「ギギィ!」

 

にせドリーム「ギィ!」

 

秋人「キュアブラック・・・の偽物野郎か・・・練習台には丁度良いぜ!」

 

 

 

 

 

にせホイップ「ギギギギ~~」

 

にせホイップは鞭のように振るうキャンディロッドを避けながら攻撃しようとしたが・・・

 

 

にせハッピー「ギギギギギギ!!!」

 

にせハッピーの連続パンチが襲いかかってきた。

 

星奈「くっ」

 

ガガガガガガガガガガ!

 

星奈「痛っ」

 

にせハッピーの連続パンチをガードしたが素手での防御だったのでダメージはすこし出てしまった。

 

にせホイップ「ギイ!」

 

またにせホイップのキャンディロッドの攻撃に苦戦するかと思いきや・・・

 

 

ドン!!

 

にせホイップ「ギ? ギ?」

 

ボカーーーン!!

 

今の音そしてあの銃撃音、にせホイップの頭が貫かれていることに気づいた私は後ろを振り向くと、そこには対装甲ライフルを構えた希美だった。

 

 

星奈「希美・・・」

 

 

希美は笑顔でVサインをした。そしてポンポーは手のひらをヒラヒラと降っていた。

 

星奈「じゃあ、私もすこし頑張らないとね・・・」

 

私は武装色の覇気を両腕に発動させ、にせハッピーはまた同じように連続パンチを出した。

 

にせハッピー「ギギギギギギギギギギ!!!!」

 

一回くらった連続パンチ私にとってもう同じ手はくわない

 

 

星奈「ふんっ!」

 

バキンッ

 

にせハッピー「ギ!?」

 

私の一降りのパンチでにせハッピーの腕を粉砕した。

 

星奈「はあああああ!!!!!」

 

 

ボカボカボカボカボカボカボボカ!!!!

 

 

にせハッピー「ギギギギギギギギギギギギ」

 

 

私の連続パンチのほうがどうやら威力はあったようだ。その証拠ににせハッピーの顔がグダングダンである。

 

星奈「ふんっ!」

 

バキッ!!

 

にせハッピー「ギイィーーーーーーー!!!」

 

 

ドカーーーーーーーーン!!

 

私の渾身のアッパーでにせハッピーをぶっ飛ばし爆散した。

 

残り2対

 

 

 

 

 

 

 

 

秋人side

 

 

にせブラック「ギイ!」

 

にせドリーム「ギイ!」

 

シュッ シュッ シュッ シュッ シュッ

 

ガキン! ガキン! ガキン! ガキン!

 

 

俺はこいつら二体のパンチのラッシュに苦戦していた。だが俺は負けない!

 

 

にせドリーム「ギギギギ~~!!」

 

もう一体のプリキュアが、必殺技のような体当たりを仕掛けてきた。だが俺は逃げずに構えた。

 

 

秋人「テメーらには言ってなかったが、俺は6才から野球で大活躍してっからバットの振りはお手のものなんだよ!!!」

 

ブンッ!!

 

バキィーーーーーーーーーーーーン!!!

 

にせドリーム「ギギギギギギィーーー!!」

 

 

ドカーーーーーーーーン!!

 

 

秋人「ホームラン・・・か」

 

 

にせブラック「ギギギギィーーー!!」

 

秋人「うおっと!」

 

 

星奈side

 

 

 

星奈「先輩!」

 

秋人「黒井!?」

 

残り一体 ここで一気に終わらせる。

 

星奈「先輩!3人で一気にいきましょう!」

 

秋人「3人・・・なるほどな」

 

 

にせブラック「ギギギギ!!」

 

残り一体となったにせブラックは最後の力を振り絞りあり得ない速さの連続パンチを出したが・・・

 

 

ガシッ!

 

にせブラック「ギ?」

 

星奈「これで両腕は使えないわね・・・希美!」

 

 

希美「うん!」

 

ドン!

 

バコーーン!!

 

にせブラック「ギイ!?」

 

私は武装色の覇気の腕で両腕を押さえつけ希美のライフルでにせブラックの腹の部分を貫いた。

 

星奈「先輩!あと宜しく」

 

秋人「オウラーーーーー!!!」

 

バキィーーーーーーーーーーーーン!!!

 

紺野先輩のソードメイスのホームランでにせブラックをぶっとばした。

 

 

にせブラック「ギイィーーーーーーー!?」

 

 

ガシッ!

 

にせブラック「?」

 

 

ぐしゃあ!!

 

ボカーーーン!!

 

 

星奈「!?」

 

秋人「!?」

 

希美「!?」

 

ポンポー「!? 」

 

 

にせブラックはキャラクターのほうにぶっ飛ばしたがキャラクターにキャッチされそのまま顔を潰して爆発した。

 

 

キャラクター「ちっ まあいいわ今回はコイツらの性能を試しただけだし・・・今回は引き上げるわ・・・そして」

 

 

キャラクターは私の方を向いてこう言い放った。

 

キャラクター「次は私と勝負よ・・・・・黒井星奈」

 

殺気の籠った言葉を残して消えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

秋人「おい!黒い雲が・・・」

 

希美「晴れていく・・・」

 

 

 

星奈「どうやらプリキュアが敵を倒したらしいわね」

 

 

それを言いながら私は銀杏の葉が沢山ある地面に倒れた。

 

 

秋人「おい!黒井!」

 

希美「星奈!?」

 

 

ポンポー「星奈!大丈夫か?」

 

 

星奈「今日はいろいろと疲れたわ・・・すこし眠い・・・

 

私は疲れて眠ってしまった。見た目は笑ってないが私は心の中で二人に笑顔を向けた感じがした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みゆきside

 

 

みゆき「一人でよく頑張ったね」

 

やよい「ありがとう みんなのお陰だよ」

 

私達はやよいちゃんの漫画ミラクルピースが完成した記念に私は黄色い花束をあげた。

 

やよい「ありがとう♪」

 

あかねちゃんもなおちゃんもれいかちゃんもやよいちゃんの漫画の完成を誉めた。

 

 

星奈「・・・・・」

 

 

黒井さんは今日も一人で小説を読んでいた。

 

 

 

 

 

みゆき「そういえば黒井さんってまだやよいちゃんの漫画読んでないんだっけ?」

 

やよい「そういえば・・・黒井さんが漫画読んでるところ見かけないよね」

 

みゆき「じゃあ、黒井さんにもやよいちゃんの漫画見せてあげようよ!きっと嬉しくて感動するよ」

 

そうと決まれば私は黒井さんの席に向かった。

 

みゆき「黒井さーんやよいちゃんの漫画み(表もあれば必ず裏もある)・・・・・て」

 

あかね「どないした?みゆき」

 

やよい「どうしたの?みゆきちゃん」

 

みゆき「え・・・・いや・・なんでもないよ?」

 

私は何故か黒井さんのいったあの言葉を思い出した。あの言葉は最初はどういう意味だったのか分からなかったけどなんでたろう・・・・私は黒井さんの所に近寄りがたくなった。

 

 

ガララッ

 

 

希美「星奈・・・いる?」

 

 

星奈「あら・・・希美」

 

 

希美「続き出来たんだけど・・・読む」

 

星奈「ええ・・・行きましょう」

 

ギロリッ

 

みゆき「!?っ」

 

なお「みゆきちゃん?」

 

れいか「どうされたんですか?」

 

みゆき「ううん、なんでもないから・・・あはは・・・」

 

黒井さんにも友達が出来たんだ。下の名前で呼びあってたし・・・・・でも・・・あの目・・・なんか・・・怖かった。まるで私達のことを人間じゃない"なにか"を見下ろす目に見えていた。黒井さん・・・・・あなたは何なの?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




13話予告


星奈「ふしぎ図書館の外に行こうと思うんだけど」


ポンポー・秋人・希美「ふしぎ図書館の外?」


深夜午前12時 夜の中学校に忍び込んだ3人と一匹そして


主「また会ったわね♪黒井さん」

まさかのイレギュラー参戦



ポンポー「よっしゃ!行くぜ」




星奈達が見たスマイルプリキュアの秘密基地ふしぎ図書館の外に何があるのか・・・


星奈「ここがふしぎ図書館の・・・・・外」


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13話 ふしぎ図書館の外

ふしぎ図書館の外のモデルはワンダと巨像を意識して書いてます


ピッ ピッ ピッ ピッ ピッ

 

私は部屋のコンピュータールームであるところを調べていた。そこは・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

ポップ「皆の衆・・・・・実は折り入って話があるのでござるが」

 

 

れいか「どうなされたのですか?ポップ」

 

 

ふしぎ図書館で二人の妖精と5人の少女スマイルプリキュアのメンバーがなにやら話していた。

 

ポップ「拙者がお主たちの情報を元に色々と調べた結果」

 

みゆき「もしかしてわかったの!?」

 

あかね「そのジェネラルプリキュアっちゅー悪い奴のことが」

 

やよい「わかったの?」

 

なお「どうなの?ポップ」

 

5人がポップに詰め寄り、ポップが出た答えは・・・

 

 

 

 

 

 

 

ポップ「残念ながら・・・メルヘンランド中の本を調べてもジェネラルプリキュアに関する記録はどこにもなかったでござる」

 

 

みゆき「そんな・・・」

 

ポップの言葉に星空みゆきは愕然とし、日野あかね以外の3人も愕然とした。

 

 

 

 

 

 

 

 

あかね「なあ、みゆき・・・あんたアイツに嘘を吹き込んだんとちゃうんか?」

 

みゆき「え?」

 

日野あかねの言葉に4人は動揺した。

 

あかね「みんな忘れてないやろな・・・あいつはオーディウムは全てのプリキュアを憎み、殺す奴やって・・・要するにあいつは先輩プリキュア達、あるいは後輩も狙っとるっちゅうことやろ?」

 

なお「確かにアイツはそう言ってたね」

 

やよい「でもオーディウムの家族はプリキュアに殺されたって・・・・・」

 

バタンッ!!

 

みゆき「!?」

 

やよい「!?」

 

なお「!?」

 

れいか「!?」

 

キャンディ「!?」

 

ポップ「!?」

 

 

黄瀬やよいが喋ってる途中に日野あかねはテーブルを強く叩いた。

 

 

あかね「そこや!?そこ!なんでプリキュアが人殺しするんや?ありえへんやろ!?プリキュアはキャンディ達の故郷メルヘンランドを救った英雄、伝説の戦士やろ?それなのにアイツはうちらを悪者呼ばわりした挙げ句、デコルまで壊しよって、アイツのいう家族をプリキュアに殺されたっちゅうこと事態怪しいんや!?」

 

 

日野あかねの言葉に4人と2匹は黙ってしまった。

 

やよい「で・・・でも本当はそんなに悪い人じゃないのか「やよい!!」ひっ!」

 

恐る恐るあかねに質問をしようとした黄瀬やよいに日野あかねは怒鳴った。

 

あかね「そもそも自分の口から人類の味方とほざくような奴をうちは信用ならへん!!このままだとうちらがバッドエンドの戦ってる最中にアイツは先輩やら後輩らを殺しにくるかもしれへん?」

 

みゆき「!!っ」

 

 

あかね「せやから、バッドエンド王国より先にオーディウムをどう「あかねちゃん・・・」るかかんが「あかねちゃん・・・」なんや!みゆきうっさい」

 

パチーーーーンッ

 

 

やよい「!っ」

 

なお「!?」

 

れいか「!?」

 

キャンディ「!」

 

ポップ「みゆき・・・・・殿?」

 

 

日野あかねが反論してる時・・・・星空みゆきは日野あかねの頬を叩いた。

 

 

あかね「何すんねん!?みゆ「あかねちゃん!!!」

 

 

キャンディ「みゆき・・・・・」

 

 

みゆき「私達・・・プリキュアが「殺す」とかそんな怖いこと・・・・・いわないでよ」

 

あかね「み・・・みゆき」

 

星空みゆきは涙を流していた。プリキュアにとって一番言ってはいけないことを日野あかねは言ってしまったのだ。

 

 

れいか「みゆきさんのいう通りです。あかねさん」

 

あかね「れいか・・・・」

 

れいか「私達プリキュアはバッドエンド王国と戦うとき殺そうとしたことはありますか?ちがうでしょ?私達は"救うため"に戦っているんです。」

 

 

なお「れいか」

 

れいか「私も彼女には少し気がかりがあります。ですが、私達プリキュアがここで仲間割れしてしまってはオーディウムどころかバッドエンド王国でさえも勝てる見込みはありませんよ?」

 

 

 

あかね「・・・・・・・・ごめん、みゆき・・・うち言いすぎたわ・・・ホンマにゴメン!」

 

 

みゆき「あかねちゃん・・・・・いいよ・・・それに私もあかねちゃんをぶったりしてご免なさい」

 

 

星空みゆきと日野あかねはお互い抱き合い、それをみていたキャンディとポップの顔に笑顔が出た。

 

 

 

 

 

ポップ「メルヘンランド中の本を調べてもジェネラルプリキュアに関する記録はどこにもなかったでござる・・・だが本の中にこの紙切れがあったのでござる」

 

 

みゆき「紙切れ?」

 

なお「かなり古い物だけど何て書いてあるの?」

 

キャンディ「お兄ちゃん」

 

ポップ「うむ、紙切れに書かれているのは誰かが書いたかは分からないとされている本・・・"プリキュアの書"でござる」

 

 

一同『プリキュアの書?』

 

れいか「それは一体どういうものなのですか?」

 

ポップ「うむ・・・・・その本にはありとあらゆるプリキュア達のことが書かれているらしいのでござるがこの紙切れの最後の文章のほうに"大樹から離れた場所に"にあると書かれているのでござる」

 

 

なお「大樹から離れた場所・・・」

 

やよい「どこなんだろう?」

 

あかね「町には大樹とかそんな大きい木なんて見当たらへんからなあ」

 

れいか「・・・・・」

 

みゆき「大樹から離れた場所・・・ってどこにあるんだろう?」

 

 

 

ピッ

 

 

 

 

 

 

私はモニターを消し、私はプリキュアと妖精達の会話の中から出てきたプリキュアの書について考えた。

 

 

星奈(大樹から離れた場所にある・・・・・大樹から・・・・・・・・)

 

プリキュアの書は大樹から離れた場所にあることだ私はもう一回モニターでプリキュア達の会話を聞こうとしたときある場所に気がついた。

 

 

星奈(大樹・・・・・まさか!?)

 

 

プルルルル! プルルルル! プルルルル!

 

星奈(電話・・・)

 

私はワールドフォンを取りだし、画面の方をみるとそこにはある人物からの電話だった。

 

星奈「ミスト・・・・・」

 

それはDWDの総司令官からの電話である。

 

星奈「はい!こちら黒井星奈」

 

ミスト〈星奈・・・・・今君のいる町になにかプリキュアに関する手がかりはなかったか?〉

 

星奈「はい・・・今のところある場所にプリキュアの書と呼ばれる本があるということがわかりました。」

 

ミスト〈そうか〉

 

私との会話に総司令のミストは安心したかのように声を発した。

 

ミスト〈実は各町を担当している君たちガーディアンに新たな新人をそこに派遣しようと思っている〉

 

星奈「新人・・・ですか?」

 

ミスト〈ああ、君のいる町には5人の新人をそこに送り込む以上だ・・・・・引き続き調査を続行しろ〉

 

 

星奈「5人ですか?・・・・・・・・わかりました。よろしくお願いします。」

 

ミスト〈一週間後にはそこに着く・・・頼んだぞ!〉

 

ブッ

 

総司令からの電話は以上で私はモニター画面を消し、そろそろ寝ようと寝床に行こうとしたときふと星空みゆきのあの言葉が引っ掛かった。

 

みゆき「プリキュアが「殺す」とかそんな怖いこと言わないでよ」

 

 

星奈「ちっ」

 

私はその言葉が胸糞悪くなり、とっとと寝た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー屋上ー

 

昼休み、私は秋人先輩と希美、そしてポンポーを集めて、ある場所に行くことを計画していた。

 

 

秋人「ふしぎ図書館?」

 

 

星奈「ええ、この町で活躍しているプリキュア達の本拠地・・・・・」

 

希美「ふしぎ図書館ってどんなところなの?」

 

星奈「あそこは色々な本が納めていて、その数はかなりのモノよ。」

 

希美「そ・・・そんなに」

 

ふしぎ図書館の説明に希美の目は子供が玩具を欲しがる目をしていた。

 

ポンポー「そんで、そのふしぎ図書館に行くのはいつからなんだ?」

 

 

星奈「今夜よ・・・・・」

 

3人「へ?」

 

私の言葉に先輩、希美、ポンポーはもう一度と耳を澄ましたが私は今夜ともう一度言い聞かせ、3人はマジかというような顔をした。

 

星奈「今夜の12時00分・・・・・校門に集合よ」

 

秋人「マジかよ?」

 

希美「その時はお母さん達も寝てるし、大丈夫だよね?」

 

ポンポー「おいおい星奈、せめて早い時間でいかねえか?」

 

 

星奈「寝たいなら寝てもいいわよ・・・私一人でも行くから」

 

 

希美・ポンポー「ええええぇー!!!」

 

 

そして私はその時知らなかった屋上の扉の裏側に聞いてる人がついてきたことを・・・・・

 

 

?「・・・・・」

 

キラン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12時00分

 

 

星奈「全員、集まったわね?」

 

秋人「おう・・・」

 

希美「お母さんには怪しまれたけどギリギリ誤魔化して来ました。」

 

ポンポーは私と一緒に来たから良し!

 

 

星奈「それじゃしゅっぱ「黒井さん!!」」

 

気がついた?私は周りを見渡したがどこにも先生らしき人はいないと安心したかと思えば後ろから思わぬ人物がいた。

 

星奈「空野さん・・・・・」

 

それはかつてポンポーの狸集会でひどい目にあったが私の正体を知ってしまい、私の方にいつも寄り付く2年の空野主がそこにいた。

 

主「抜け駆けは許さないわよ!黒井さん」

 

星奈「あなたは呼んでないけど・・・・・」

 

主「私はね偶然聞いちゃったのよあなた達の話している所をね」

 

あの時、屋上の扉の裏で耳をつきながら聞いていた空野主の存在を忘れいたことに私は頭を悩ませた。

 

 

主「ということで私も参加ってことでいいわね?」

 

星奈「・・・・・・・・」

 

 

私はしぶしぶ空野主の参加を許可した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パアアアアア

 

私達は図書室に到着し、本棚の本を正しい所に整えた。私はあの時、モニターで星空みゆきがふしぎ図書館に行く時の開け方を見て覚えていたので早く出来た。開けることに成功し、ピンク色の光が私達を覆い尽くした。

 

 

一同『うわああああ~~』

 

 

シュンッ

 

 

ドスンッ!!

 

 

星奈「いたた・・・早く離れなさい・・・ポンポー」

 

秋人「早く離れろ・・・」

 

希美「重い・・・・・」

 

主「いたたた」

 

ポンポー「へ・・・・・悪い悪い」

 

私達がふしぎ図書館に繋がるワームホールの出口から落ちてしまい最後にポンポーが落ちてきたせいでボディープレス状態になっていた。

 

 

秋人「ここが・・・・・」

 

希美「すごーい!!上から下まで本が沢山ある♪」

 

主「ここがプリキュアの本拠地・・・以外とメルヘンな所なのね?・・・ん?」

 

空野主がカメラでふしぎ図書館を撮影してる時にふとポツンと置いてあるピンク色の家があった。

 

主「ねえ・・・黒井さん、あの家って」

 

星奈「プリキュアが一緒にお菓子を食べたり、遊んだりする・・・・・いわば娯楽室みたいな所ね」

 

主「嘘!プリキュアの・・・じゃああの家に行ってみましょう!!」

 

ガシッ!

 

主「ちょっ何すんの黒井さん?」

 

私は空野主の袖を掴んだ。そもそもここに来たのはプリキュアの娯楽室に行くことじゃない

 

星奈「私達の目的は・・・・・このふしぎ図書館の外に行くことよ!ポンポー!」

 

ポンポー「よっしゃ!!ドロン!!」

 

ボワン!!

 

ポンポーは巨大なドラゴンに変身し、先輩は凄いと評価され、希美に至っては目を輝かせた。

 

星奈「みんな早くのって、空野さんも!」

 

主「え?分かったわ!」

 

私達は全員ポンポーの背中に乗り、私はポンポーに合図を出した。

 

 

星奈「ここからふしぎ図書館の外に行くわよ!!みんなしっかり手を掴むのよ!ポンポー飛んで!!」

 

ポンポー「いっっっくぜえええええ!!!」

 

ポンポーは羽を大きく揺らし、上空まで一気に飛ばした。

 

 

ポンポー「ここからは特急で行くぞ!!しっかり捕まっときなあああ!!!」

 

 

ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ

 

 

星奈「くっ!」

 

秋人「くううううっ!!」

 

希美「うううううっ」

 

主「くうううっ!!」

 

 

出口が分からない上空を飛んでいる中で私はあのポップとかいう妖精の言葉を思い返した。

 

 

ポップ「大樹から離れた場所にある」

 

 

その言葉の意味が分かった・・・・・大樹とはこのふしぎ図書館を表していたのだった。この図書館の周りには樹々が覆い繁っていたからである。プリキュア達の本拠地のふしぎ図書館は大樹の中にあったのだ。

 

 

ガサッ!!!

 

 

ポンポー「お前ら!!外に出たぜ!?」

 

 

 

星奈「ここがふしぎ図書館の・・・・・外」

 

 

ふしぎ図書館から出た私達の見た外は広大な草原と巨大な森に覆い尽くした所だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回予告


希美「ここって町だった所・・・」

ふしぎ図書館の外で見たものはかつて町だった場所は遠い年月によって遺跡と化した所だった。


秋人「おい!アイツ俺たちを狙ってるぞ!!」

プリキュアの書が眠るピラミッドにたどり着いたときに現れたライオン型の魔物


星奈「ここは私と先輩とポンポーが引き受けるわ!希美と主は早く行って!」


そして二人が手にしたものは・・・・・

主「これが・・・・・プリキュアの・・・書?」

13・5話ピラミッドを守る番人


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13.5話 ピラミッドの番人

13話で一気に書こうと思っていましたが無理だったので13.5話にして投稿しました。


今私達はポンポーが化けたドラゴンで空中を浮遊している。

 

このふしぎ図書館の外にこんな場所があったとは正直知らなかった。

 

そもそもふしぎ図書館はプリキュア達があの家でお菓子を食べたり、遊んだりする娯楽室であり、ふしぎ図書館の力で世界各国に自由に行き行きできるのだ。とある漫画で言う、○こ○も○アみたいなものである。

 

 

カシャカシャ

 

主「それにしても外見でみるとこんなに大きいのね?」

 

空野主は持ってきたカメラでふしぎ図書館の写真を録っていた。それにしてもふしぎ図書館の中は、読みきれないほどの量の本が下から上まで詰まっている。プリキュアがたくさんの本を読む姿なんて見たこともない。

しかもふしぎ図書館を地上から見た姿は巨大な大木だった。もしかしたらと思ってたけど、まさかここまでとはと心の中で驚いた。

まるでとある世界にあった"全知の木"に似ている。

 

主「それしても黒井さん・・・この・・・狸?・・・どっかで見たことあるんだけど?」

 

ポンポー(ギクッ)

 

そういえば私がポンポーに正体を明かしたとき空野主はあの時、気を失う寸前だったので記憶は曖昧なのだ。

 

星奈「これは私のペットのようなものよ。気にしなくていいわ」

 

ポンポー(ペットかよ!)

 

私は適当な対応で空野主を納得させたが、ポンポーにいたっては不貞腐れていた。

 

秋人「それで黒井、この世界で一体何をやるつもりなんだ?」

 

星奈「私達の目的は只一つ・・・・・プリキュアの書を手に入れること」

 

希美「プリキュアの・・・」

 

主「書?」

 

秋人「なんだよそれ?」

 

3人は私の方にぐいっと詰めより、私は3人を少し離れさせて、説明した。

 

星奈「その本の中身はありとあらゆるプリキュア達の力、そして誕生、そしてその歴史が書かれた貴重な本らしいわ」

 

秋人「プリキュアの・・・歴史・・・」

 

星奈「もしかしたらプリキュアの力を消す何かが記されているはず・・・・・」

 

ビー!ビー!ビー!ビー!

 

星奈「これは!」

 

私のポケットからワールドフォンが激しく鳴り、取り出してみると画面に映し出された画像の地図から私達のいる位置と赤い点が近づきつつあり、それで反応し震えたのだ。強い反応・・・・・プリキュアの書がある場所は近い!

 

 

星奈「ポンポー!そこで降りて」

 

ポンポー「あいよ!」

 

ポンポーは岩山の方に止まり、そのままゆっくりと降りた。

 

ドロン!

 

私達は順番に降り始め、終わった時ポンポーは巨大なドラゴンから元の狸の姿に戻った。

 

星奈「どうやらこの洞窟の中から強い反応があるみたいね?」

 

秋人「じゃあ、とっとと行こうぜ」

 

希美「うん」

 

私達は洞窟の中に進み、その長い道のりを歩き続けた。

 

 

 

 

ザアァァァーー

 

星奈(水の音・・・)

 

私はその音に反応し、急いでその方向に向かった。

 

秋人「おい!黒井」

 

その後ろで急いで追いかける先輩、希美、主、ポンポー

 

 

星奈「ここって・・・」

 

私達が見たのはこの地底の広い空域に周りは湖に覆われた地底湖その中心に光が差された陸地がポツンとそこにあった。

 

 

星奈「ここからは船ね・・・ポンポー!」

 

ポンポー「ほんとは水はトラウマだがやってやるぜ!」

 

ドロン!

 

ポンポーは4人乗り用のボートに変化し、私達はそれに乗って陸地まで向かった。

 

 

 

 

 

 

星奈「着いたわ」

 

私達は陸地にたどり着き、進み始めた。

その時、私達は信じられない光景を目にしてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星奈「ここは・・・・・」

 

秋人「古びた・・・」

 

主「街・・・・・」

 

私達がたどり着いた場所はそこはかつて街があったかのような場所であり、どれも石造りでできていて長い年月で苔も生えていた。

 

 

主「すごーい!!こんな所に歴史的遺産があるなんて私なんか感激しちゃうな♪」

 

カシャカシャカシャ

 

空野主はカメラで街の回りを撮りながら言った。

 

秋人「んにしても、ここって一体だれが住んでたんだ?」

 

希美「ねえ 星奈 本当にこの近くにプリキュアの書ってあるのかな?」

 

 

ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!

 

星奈「どうやらあれじゃないかしら?」

 

 

4人「えっ!?」

 

みんなが私が見ている方向を向くとそこに建っていたのは動物と女性の彫刻が彫られた巨大なピラミッドであった。

 

 

4人「えっええっえええええーーーーーー!!!??」

 

 

それを見て驚愕する先輩、希美、空野主、ポンポー

 

 

主「すごーーい!!歴史的大発見だわ!」

 

カシャカシャカシャカシャカシャカシャ

 

希美「あのピラミッド・・・・・図書館で見たマヤのピラミッドに似てる」

 

秋人「あの中に・・・・・プリキュアの・・・書があるのか?」

 

ポンポー「なんにしてもようやくその本がある場所を見つけたんだ!行こうぜ!」

 

ポンポーは調子に乗ってピラミッドに近づこうとその一歩を踏んだとき・・・・・

 

 

?「グルルル・・・・・」

 

 

ポンポー「へ?・・・・・」

 

ポンポーはピラミッドの上をそーっと見ると・・・

 

 

?「グルルル!!」

 

ポンポー「ギャアアア!!」

 

 

 

星奈「え?」

 

秋人「なんだ?」

 

ポンポーが一目散に逃げている中でわたし達が見たのは

 

 

 

?「グルルルルル・・・・・」

 

秋人「あいつ・・・俺たちを狙ってるかもな?」

 

 

星奈「もしかしてこのピラミッドの番人かしら?」

 

 

見た目はライオンに似ているが身体中岩に覆われた巨大な生き物であった。

 

 

?「グルルルルル・・・」

 

ドッドッドッドッドッドッドッ

 

 

秋人「こっちに来るぞ!」

 

ポンポー「お前ら避けろ!」

 

 

全員「うわあああ!!」

 

ドガーーーーーーーンッ

 

もう突進で柱の方に激突した。

 

 

〈チェンジ!ソードメイス!〉

 

星奈「先輩!」

 

秋人「おう!」

 

私は今この状況をどうにか解決策を考えた。今の私の持っている武器では恐らく奴を倒すことは出来ない。今ピラミッドはあの怪物がここに降りたことでもぬけの殻だ。だれかがあのピラミッドに行かせなきゃ

 

 

星奈「希美!主!」

 

希美「へ?」

 

主「えっ黒井さん・・・今私の名前・・・・・」

 

 

星奈「あなた達二人であのピラミッドの中に入って!ここは私と先輩とポンポーが足止めしておくから」

 

 

希美「星奈!」

 

主「ちょっと無茶よ黒井さん・・・あんな怪物あんたの武器じゃ歯が立たないわ!ここはい「行け!!」」

 

大きな声で二人に警告した人物は秋人先輩だった。

 

 

秋人「黒井が行けっていってんだ!だからお前らは黒井のいうとおりあの中に入れ!!」

 

 

主「猛・・・・・紺野先輩・・・・・」

 

希美「・・・・・・・・」

 

希美は拳を握りしめ、両目な決意した目となり主の方を向いた。

 

 

希美「行こう!主さん!」

 

主「希美・・・・・・・・ええ」

 

 

彼女達は意を決してピラミッドの内部に繋がる入り口に向かった。

 

 

?「グルルルルル・・・」

 

ドッドッドッドッドッドッドッ

 

それに反応したのか怪物は標的をあの二人に変更しピラミッドの方に向かおうとしたが・・・

 

〈ネクストチェンジ!ソニックアロー!〉

 

 

ピシュンッ!

 

 

ドガーーン!!

 

 

?「グルルル・・・・・」

 

 

星奈「あんたの相手は私たちよ」

 

秋人「勝手に敵を間違えんなよな」

 

 

怪物は今の攻撃で効いたのか標的は私達の方に戻っできた。

 

 

?「グルルル・・・」

 

ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!

 

 

星奈「はあ!」

 

秋人「オラァ!!」

 

ガキンッ

 

ガキンッ

 

私の斬撃と先輩の打撃で怪物に食らわせたが傷一つついていない・・・そのせいか急に目が赤くなり始めた。どうやら怒りが頂点に達したらしい。

 

?「グルルルルル!!」

 

ドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッ

 

怒りで猛スピードでこちらに突進し、逃げると行ってもどこに逃げるか

 

ポンポー「俺様に任せろ!!」

 

ドロン

 

ガチッ!!

 

?「グルルルルル・・・」

 

ポンポー「ぐぐぐぐぐぐ・・・」

 

妖怪ぬりかべに変化したポンポーが怪物の突進を受け止めた。

 

?「グルルルルルルル」

 

ジリジリジリジリ

 

ポンポー「ぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐ・・・」

 

ドガッ

 

ドーーーーン

 

力比べではあの怪物の方が上だったらしい。このままじゃ二人が戻るまでの間私達は全滅になってしまうと思ってたがさっきのポンポーと怪物の力押しでポンポーがジリジリと詰め寄ってくなかで後ろに建っていた柱が当たって倒れた。

 

星奈「柱・・・・・・・・!!っ」

 

私は周りに立つ柱を見渡し、その最後の方を見たとき勝機があった。

 

ジリジリジリジリ

 

ポンポー「もう・・・・・駄目」

 

ドロンっ

 

?「グルルルルル!」

 

ピシュンッ

 

 

ドガーーン!

 

?「!?」

 

 

星奈「あんたの相手は私よ、私を倒したければこの柱から振り落とすことね」

 

ポンポー「おい星奈!」

 

秋人「あいつ・・・何考えてんだ?」

 

 

 

?「グルルルルル」

 

 

ドガーーン!!

 

怪物の猛突進で私のいる柱は私の思った場所に倒れた。

 

 

星奈「先輩!ポンポー!あなた達も早く柱に登って!」

 

秋人「は?」

 

ポンポー「なんでだよ?」

 

星奈「いいから早く」

 

 

今倒れた柱は2本、あと3本そこにたどり着く所におびき寄せれば・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

希美side

 

 

希美「この絵って・・・・・」

 

私と主さんは星奈達のお陰でピラミッドの内部に入ることが出来ました。

 

ピラミッドの内部は一つの狭い通路になっていてなんだかとても不気味なところでした。

 

歩いて10分、私達は一つの大きな扉があり、私と主さんと一緒に力一杯押し上げやっとのことで扉が開きました。

 

その扉の先には、広い空間になっていた両方の壁には大きな壁画が描かれていました。

 

希美「この壁画・・・一体・・・」

 

主「見て希美!」

 

希美「え?」

 

主さんは入り口前の壁画の方を指差した。

 

主「これ・・・・・猿と空を飛んでいる女の人?」

 

左の方を見るとそれは女の人達が原始人に似ている子達に勉強を教えている壁画でした。

 

2、3、4の両方の壁画には女の人達がみんなに尊敬と仲良く一緒に暮らしている平和的な壁画でしたけど・・・5番目の壁画とても恐ろしく残酷な絵でした。

 

希美「このお城の方にいる人って王様?」

 

主「希美!・・・これ見て」

 

私は主さんが左の方を見て見るとそこには騎士の格好をした人達が女の人達を切り裂いたりしている場面だった。

 

主「希美・・・早くプリキュアの書を手にいれて早くここから出ましょう」

 

希美「う・・・うん・・・そうだね」

 

私達は急いでプリキュアの書がある部屋まで走った。

その時走っている中、壁画の方に赤と青と黄色の人達の壁画があったような・・・・・

 

 

 

主「はあ はあ はあ 着いたわ」

 

希美「あの階段の上に・・・プリキュアの書が」

 

私達は走っていく内に大広間に出ました。そこには周りが石造りのカプセルのようなものがありましたけどその真ん中の階段の上に石の箱が石の台座に置いてあった。

 

 

主「あそこに・・・私達の目的の物があるのね」

 

希美「行こう!」

 

私達はその階段を登り始め、私達はなんのトラブルもなく頂上にたどり着きました。

 

希美「それじゃ・・・開けます!」

 

主「ゴクリッ」

 

主さんはカメラを用意し、私は箱を開け、中身は本だった表紙に桃色と黒が半分に塗っていて題名は文字がわからないのでもしかしたらこれがプリキュアの書だと思いました。それにしても・・・

 

この表紙についているマークはハートの真ん中に目玉が書かれていてハートの両方の丸い部分には天使と悪魔の羽がついていましたがこれは一体・・・

 

主「ねえ・・・この紙って設計図なのかしら?」

 

主さんが手に取ったのは何十枚もある紙がありました。

 

 

主「ともかく、早く星奈達の所へ行きましょう」

 

希美「うん!」

 

私達は急いで星奈達のいる外へと向かいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星奈side

 

 

 

私や先輩、ポンポーの協力で怪物を何本かの柱の方におびき寄せ激突させた。

 

そして最後に建っていた巨大な建物の方におびき寄せた怪物を私はソニックアローで怪物の方に撃った。

 

ドガーーン!!

 

?「グルルルルル」

 

星奈「どうしたの?私はここにいるのよ?もしかして怖じ気づいたのかしら?」

 

怪物は赤い目となり最後の力を振り絞って私の方に向かって突進してきた。それが勝機だった。

 

星奈「ふん!」

 

ドーーーーン!!!

 

ガラガラガラガラガラガラガラガラ

 

ガシャアーーーーーーーーン

 

怪物が建物の支えていた柱の1本に激突し、その1本の柱がなくなったお陰で建物の瓦礫が一斉に崩れだし、怪物はその下敷きになった。

 

 

ポンポー「よっしゃあ!」

 

秋人「終わったか・・・」

 

二人は戦いが終わり安心して腰を下ろした。

 

 

 

希美「みんな!!」

 

希美の声がきこえたどうやら無事に目的の物を手にいれたみたいね

 

 

秋人「お前ら無事だったか?」

 

 

主「無事本は手にいれたわ」

 

星奈「それじゃ、あいつが目覚める前にとっとと逃げるわよ ポンポー」

 

ドロン!

 

ポンポーは巨大なドラゴンに変身し私達は急いでポンポーの背中に乗り、ポンポーは翼を羽ばたかせ上空まで飛んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピラミッド内部 プリキュアの書の間

 

 

希美達が去って5分・・・その時、石のカプセルの中から何かが出てきたのは知るよしもなかった・・・・・

 

 

 

 




14話 予告


プリキュアの書に書かれたこと


星奈「マザークイーン?」



プリキュアという伝説の戦士と名付けたもの達


秋人「赤の勇者イサミツ 黄色の勇者シシロウ 青の勇者セイクウジ」


プリキュウス誕生秘話




14話 プリキュアの書


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14話 プリキュアの書

パンを踏んだ少女の少女の名前をプリキュウスの本名にしました。ではどうぞ


星奈「プリキュアの・・・書・・・この本の中にプリキュアの全てが書いてあるのね?」

 

 

私達はあの世界から無事、学校の図書室から戻ってこられ、私達はそれぞれの家に戻った。

 

そして私は希美と主から受け取ったプリキュアの書、そして謎の設計図と思わしき紙を受け取り、私は家で調べることにした。

 

まず私はプリキュアの書を読もうと本を開いた。

 

 

ポンポー「なんだこりゃ?この文字俺でも読めねーぞ」

 

ポンポーは覗き見し、本に書かれた文字が見たこともない字で書かれていたことで諦めた。

 

私はそれを無視して早速プリキュアの書を読んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー私達、プリキュア人は争いと言うものはなく人と人との関わりを大切にし、困ったことがあっても友情を深めあい心を大切にする一族である・・・・・

 

私達の星"プリズム"は宇宙から宇宙へ・・・・・私達プリキュア人との共存を望む星を求めて旅立つ遊星・・・

 

 

そして私達はそれを見つけた・・・その星は青と緑・・・そして白い雲に包まれたきれいな星・・・・・

 

美しい・・・・・まるで・・・支えてなければ・・・こぼれ落ちてしまうかのような・・・・・美しい星

 

 

私達はその星に降り立ち、その景色は動物達が豊かに育んで皆のびのびと生きる姿を表していた。

 

私達は後に人間と呼ばれる生き物に出会い、私達は彼らに知識と力を与えた。

 

彼らは私達の教えに導かれ知識を持ち進歩し人々は豊かに平和に暮らすことが出来た。

 

 

 

私達の星では長である"マザークイーン"に双子が産まれた。

 

 

産まれた子は両方女の子であり、姉はインゲル、妹はアンジェリーナ

 

 

姉妹はとても仲が良かった。

 

 

マザークイーンはその姉妹にあることを頼んだ。

 

 

私達が行くある星に行き、これまで私達の知恵と力の使い方を教えた人と呼ばれる存在がどのようになったのかそして仲間達はどうしているのか確かめて欲しいと頼まれ姉妹達はその星へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして姉妹達はその星へと足を踏み入れ、そして姉妹達が見たものは・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この星に生きる人の中に王と呼ばれる存在が現れ、より多くの力を得るため・・・・・私達の仲間であるプリキュア人達を支配していた。

 

 

姉のインゲルは人と呼ばれる存在に怒りを覚えた。わが同胞であるプリキュア人達を犯し、痛め付け、殺されていく様にインゲルは人を憎む心を生み出した。

 

 

妹のアンジェリーナはプリキュア人達を殺していく人にどうしてこうなったのかわからなかった。一体・・・どこでどの方から間違っていたのであろうか・・・アンジェリーナはプリキュア人と人との関係に何かが外れていることに悩んだ。

 

 

 

 

故郷の星に戻ったインゲルとアンジェリーナは母のマザークイーンにこの事を報告した。

 

 

 

姉のインゲルは人を全て根絶やしにし、私達の新たなる新天地として住むということを提案した。

 

一方、妹のアンジェリーナは人の中には平和を願う者達もいることを報告し、もう少し彼らを見守ることを提案した。

 

 

マザークイーンが出した答えは・・・・・姉のインゲルではなく妹のアンジェリーナの提案に賛成した。アンジェリーナの言う通り、もう少しだけ彼らのことを見守っていこうと考えた。

 

 

 

 

・・・・・だが、インゲルはこのことに納得いかず、マザークイーンの部屋を後にした。

 

インゲルはこの星の源である"キュアエナジー"に手を出そうとした。インゲルはこの力を使ってインゲルはあの星の神になろうと考え込み手を出した瞬間、全身の体から火傷が溢れだし、インゲルは熱さと痛みで転げ回った。それを見ていたプリキュア人の一人は仲間を呼び出して、インゲルを宇宙の彼方へと追放された。

 

 

 

 

 

 

 

宇宙の彼方に飛ばされたインゲルは心の中に人だけではなく母、妹、仲間に対する"怒り""悲しみ""憎しみ""裏切り""復讐"と呼ばれた心が出来、それを神の導きか悪魔の囁きかインゲルの頭上に大きな黒い稲妻が落ち、それを喰らったインゲルは身体中から力が沸き上がり、インゲルはキュアエナジーを求め、また惑星プリズムへと向かった。

 

 

インゲルは戦闘経験もないプリキュア人達を次々と皆殺し、プリキュア人の体内からキュアエナジーを注ぎだした。実の母でもあるマザークイーンを・・・・・・・殺害した。それを見ていた妹のアンジェリーナは母の死と姉の反逆に悲しんだ。インゲルはそんなことはどうでも良く、力を取り込むためもう一度キュアエナジーの眠る場所へと向かった。

 

 

そしてたどり着いたインゲルは虹色に輝くキュアエナジーを強制的に取り込み、惑星プリズムは徐々に死の星へと変わりつつなろうとした。

 

 

妹のアンジェリーナと生き残ったプリキュア人達は人の住む星へと移行した。

 

そしてキュアエナジーを全て取り込んだインゲルは全身から漆黒の黒い服を纏い、キュアエナジーを取り込んだせいか・・・・・より強い力を手にしてしまった。私達はインゲルのことをこう呼んだ。・・・・・暗黒の絶対凶神"プリキュウス"と、またの名を・・・プリキュアの王

 

そしてプリキュア人達の故郷である惑星プリズムは人の住めない死の星へとなってしまった・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プリキュウスは人の住む星へと足を踏み入れ、そして人に大きな仕打ちを受けた25人のプリキュア人達を集め、プリキュウスは黒いキュアエナジーを24人のプリキュア人達に注ぎ込んだ。

 

 

25人のプリキュア人達は強靭な力を持ち、プリキュウスの絶対な僕ジェネラルプリキュアとしてプリキュウスとともに多くの人の命を奪った。

 

そのやり方はいかに残虐で人をまるで玩具のように扱いプリキュウスはそれを面白がり、人を殺すことが日常となっていた。

 

 

 

 

それを知ったアンジェリーナは母のマザークイーンが死ぬ間際にアンジェリーナにある設計図を渡し、マザークイーンの残りのキュアエナジーをアンジェリーナに託し、命を落とした。

 

 

アンジェリーナは母の死と惑星プリズムで死んだ仲間達そしてなんの罪もない人達を殺めるプリキュウスを止めるため、異世界から3人の勇者達を呼び出した。

 

 

赤の勇者"イサミツ"

 

黄色の勇者"シシオウ"

 

青の勇者"セイクウ"

 

 

アンジェリーナは赤の勇者の仲間の科学者に設計図を渡しその武器が完成した。

 

 

 

その武器はアンジェリーナ専用の武器であり、その力で変身した。伝説の戦士初代プリキュア"キュアアンジェ"として

 

 

キュアアンジェは3人の勇者に15人の英雄達を召喚した。

 

 

 

キュアアンジェと3人の勇者達率いる戦士達とプリキュウス率いる25人のジェネラルプリキュアの激しい戦争が開始された。

 

 

英雄達の攻防に押されつつあるジェネラルプリキュアに対し、プリキュウスとキュアアンジェの姉妹の激しい死闘が行われた。

 

 

最初はキュアアンジェはプリキュウスの攻撃に押されつつも3人の勇者達の協力でプリキュウスの撃破に成功した。

 

 

そしてプリキュウスの体から黒いキュアエナジーと虹色のキュアエナジーが飛び出し、黒いキュアエナジーは何処へと姿を消した。そして虹色のキュアエナジーはキュアアンジェの手に渡った。そしてプリキュウスの散らばった体は15人の英雄の一人が責任を持って色々な場所へと隠したそうだった。

 

 

役目を終えた勇者達と英雄達は元の異世界へと帰郷し、3人の勇者達は3人のプリキュア人達とともに元の世界に帰郷した。

 

 

そして虹色のキュアエナジーを持ったキュアアンジェは黒いキュアエナジーの行方が気になった。いずれキュアアンジェがこの世を去ろうとしてもあの黒いキュアエナジーは邪悪な存在として人々に災いをもたらすかもしれない。だが希望はなくはない。いずれキュアアンジェの力を受け継ぐものが現れる・・・・・例え姉のプリキュウスが復活しても彼らの子孫が立ち上がる時が来るかもしれない・・・その思いを信じる・・・・・・・・それが私の生きる道として・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

パタンッ

 

 

 

 

 

 

 

ー七色ヶ丘中学屋上ー

 

 

秋人「赤の勇者イサミツ・・・黄色の勇者シシオウ・・・そして青の勇者セイクウ・・・」

 

 

主「その勇者達と初代プリキュア キュアアンジェはプリキュウスを倒すことが出来たのね」

 

 

星奈「ええ、そして私の世界ではプリキュウスは復活し、人々はプリキュア達の奴隷となりつつある・・・・・だから私達ガーディアンはプリキュウスが復活する前にプリキュアを倒さなくてはならない」

 

 

それにジェネラルプリキュアが25人もいたなんて

 

 

 

 

希美side

 

 

希美「ホントに・・・・・それでいいのかな?」

 

 

星奈「え?」

 

 

希美「プリキュアって私達と同じ年の中学生なのに倒すのってなんかかわいそうだよ・・・・・」

 

 

星奈「希美・・・・・・・・貴方は「パンを踏んだ少女」の話を知ってるかしら?」

 

 

希美「え?」

 

 

星奈「意地悪で虫や動物を殺す少女が母親の為にパンを持っていこうとしたら川の間にパンを踏み台として渡ろうとする少女が地獄に落ちる話・・・・・・・・彼女達プリキュアはその道を歩んでいるのよ・・・・・今でも」

 

 

 

希美「星奈・・・・・」

 

 

 

私は星奈の言葉を理解出来なかった。だけどこれから先、彼女達プリキュアが星奈の言うパンを踏んだ少女の道を歩んでいることを私は知るよしもなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




緑川なお編



なお「黒井さん・・・悪いけどひなとゆうたとこうたの御願い出来るかな?」


緑川なおに頼まれ一緒におつかいに行く星奈



「よお また会ったな」



そして


ポンポー「マジョリーナ!!てめえ何をそんなに焦ってやがる!?」


マジョリーナ「うるさいだわさ!!プリキュアの倒さなければアタシはあの頃に戻されてしまうんだわさ!!」



キャラクター「見せてやるよ・・・・・私の実力を」

15話 妹


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15話 妹とりんご

プレイステーション4買いました。興奮します。


冥王星・・・・・・・・かつて太陽系第9惑星として扱われていたが後に準惑星として区分された天体である。

 

 

その冥王星の大地から・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒュウゥゥ・・・・・

 

 

 

 

 

 

黒く光る火の玉が徐々に地球に接近してくることは・・・・・・・・我々は・・・まだ・・・知らない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星奈side

 

 

私・・・黒井星奈はあるプリキュアの一人の家で料理の手伝いをしているそのプリキュアの一人の家とは・・・

 

 

 

 

なお「くぅ~~~~目に染みる~~~~」

 

 

キュアマーチこと緑川なおの家で家事の手伝いをしているのだ。

 

 

今日は緑川なおにもう一人家族が増えるということで緑川なおの母と父が病院に行ってる間、祝いに緑川なおとその弟達、妹達みんなでカレーを作ってカレーパーティーをしようと企画しているのだ。

 

 

そして私黒井星奈は台所で緑川なおと一緒に玉ねぎと人参を切っている最中なのだ。なぜこいつらの手伝いをしているのかそれは回想して15分前・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私はエコバッグを抱えて今日の夕飯の材料を買うため商店街で買い物しに来た。

 

 

ポンポー「よお、星奈よお今日の晩飯は何すんだ?」

 

星奈「そうね・・・一昨日と昨日は魚料理だったから今日は肉料理でチンジャオロースにしようと思うんだけど」

 

ポンポー「おっ!そりゃあいいな待ちきれないぜ!」

 

キーホルダーに化けているポンポーに人に怪しまれないよう話しかけ今日の夕飯について語り合った。

 

 

私は材料の野菜を買うため、八百屋を訪れた。

 

 

星奈「えーと・・・人参・・・あった!」

 

 

パシッ パシッ

 

 

星奈「ん?」

 

 

私が人参を手に取ったとき同時に小さな手が人参の部分に触れていた。

 

私がゆっくりと横を見ると左から小学生の男女が二人と幼児が私のほうをじーっと見ていた。

 

 

?「あっ!黒井さん、奇遇だね」

 

後ろから聞いたことのある声に私は振り替えると・・・

 

 

なお「やっ」

 

キュアマーチこと緑川なおとその弟達と妹達

 

 

なお「黒井さんも人参必要なの?」

 

緑川なおは私が持参している人参を持っている方を見て心配してる顔を見せた。

 

 

ひな「・・・」じーっ

 

ゆうた「・・・」じーっ

 

こうた「・・・」じーっ

 

 

負けた・・・

 

 

星奈「はい・・・」

 

 

「「「ありがとう!!」」」

 

3人が私に挨拶をし人参を緑川なおに渡した。緑川なおは私に近づいてきた。

 

 

なお「ごめんね黒井さん・・・人参貰っちゃって」

 

星奈「いいえ 役に立ったのならいいわ 気にしないで」

 

ありがた迷惑だったよコノヤロウ!!

 

 

なお「黒井さんも買い物の途中?だったらウチにこない?」

 

 

星奈「は?」

 

 

 

 

 

 

 

 

と今にいたるということ・・・

 

結局私はこいつらのカレーの材料の手伝いに付き合わされているのであった。

 

 

 

星奈「そういえば緑川さん」

 

なお「ん?」

 

星奈「緑川さん、あなた赤ちゃんがどうとか言ってたけどお母さんとお父さんは・・・」

 

なお「ああ、お母ちゃんのお腹の中に赤ちゃんがいるからお父ちゃんと一緒に病院に行ってるのそして私達は赤ちゃんの祝いにみんなでカレー作ろうとみんなで計画してるんだ」

 

 

だからか、次女と長男はじゃがいもを切ったり、三女と次男は画用紙で母親の似顔絵を書いたりしてるわけか

 

 

なお「そういえば、黒井さん家族は・・・」

 

ピクッ

 

緑川なおの発したその言葉に私は人参を切るのを止めた。

 

 

なお「黒井さんの家族って何してるの?兄弟とかいる?」

 

 

星奈「父は実業家で母は専業主婦祖父と祖母がいるわ。それに妹もいるわ」

 

なお「へぇ 黒井さん妹もいるんだね。今度、妹さんと一緒に遊びに来てよ。」

 

ピクッ

 

なお「黒井さんの妹とうちの妹達となんか仲良く出来そうな気がするなあ 黒井さんもそ「ダアアンッ!」!?」

 

 

緑川なおの言葉に妹のことを語ったとき私のなかの憎しみが溢れかえって人参を切っている包丁を思いっきりまな板の方に切りつけた。それに驚いたのか緑川なおとその兄弟達が一斉に私の方に視線を指した。

 

 

なお「く・・・黒井・・・さん」

 

星奈「・・・・・・ないでよ」

 

 

なお「へ?」

 

星奈「何も知らないくせに妹の名を口にしないでよ」

 

なお「黒井・・・さん」

 

 

はっ!

 

 

星奈「ごめんなさい・・・つい頭に血が上っちゃって」

 

私はそれを反らすように人参を小さく切始めた。

 

なお「黒井さん・・・」

 

星奈「あとまな板に切り傷つけたこと弁償するから」

 

なお「いや・・・そんなのいいから」

 

緑川なおは玉ねぎを切始める前に材料の確認をしている時にあるものがないことに驚愕した。

 

 

 

なお「あーーーーー!!!りんごおおぉぉーー!!!」

 

星奈「はっ?りんご」

 

 

なお「隠し味のりんご買い忘れちゃった!どうしよう~」

 

 

けいた「別にりんごなくてもいいじゃん?」

 

なお「それじゃあお母ちゃんカレーが出来ないでしょ」

 

 

緑川なおと長男の言い争いをしている時に三女と次男が外に出ていこうとする姿を目撃した。どうやら材料のりんごを買いに行くらしい。私は急いで人参を切り、お肉も小さく細かく刻んだ。

 

 

星奈「それじゃあ帰るわ」

 

 

なお「えっ黒井さんもう帰るの?カレー一緒に食べていけばいいのに・・・」

 

星奈「いいわ・・・それと人参とお肉そして鍋の準備出来たから・・・失礼するわね」

 

 

 

なお「あっ黒井さん」

 

 

緑川なおは私が切った人参と肉は旨く刻んであり、その速さに驚いた。

 

 

 

なお「・・・・・はやっ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひな「なお姉、お母ちゃんカレーに必要なりんごが無いっていってたね」

 

ゆうた「じゃあボクたちが代わりにりんごを買いにいこう」

 

星奈「ちょっとアナタ達・・・」

 

「「ひっ!?」」

 

 

二人が振り向くとそこには腕を組んだ私が立っていた。

 

 

ひな「くろい・・・お姉ちゃん」

 

 

星奈「アナタ達、お姉さんに内緒でりんご買いにいこうとしたでしょ?」

 

 

「「うっ!」」

 

 

星奈「お姉さんの許可なしで黙ってりんごを買いに行くのもどうかと思うんだけど」

 

私は鋭い目で二人を睨み、二人は涙目で頭を下げた。

 

 

「「ごめんなさい!」」

 

 

星奈「・・・!?」

 

 

ひな「なお姉がりんごを買いに行くと時間がかかるっていうから私とゆうたでりんごを買いにいこう決めてしまってごめんなさい」

 

 

ゆうた「ごめんなさい!」

 

 

星奈「・・・・・」

 

二人が私に謝ってる姿を見て私はあの頃を思い出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

母「りほ!こんな夜遅くに今まで何処に行ってたの!?」

 

 

りほ「ごめんなさい!今日お姉ちゃんの誕生日だから大好きなりんごを買いにいってたの・・・うぅ」

 

星奈「りほ・・・・・」

 

 

ギュッ

 

りほ「お姉ちゃん・・・」

 

星奈「りほ、ありがとう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポンポー「星奈、許してやれよ・・・」ボソッ

 

ポンポーの小声で私はため息をはいた

 

 

星奈「しょうがないわね。私も一緒に行くわ」

 

 

「「え?」」

 

星奈「私も行くって言ったのよ。りんご代なら私が払ってあげるから」

 

 

私の言葉に二人の目がきらきらと光り、はいはいと心の中で頷きながら出発した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八百屋店主「あいよ りんご」

 

 

ひな「ありがとう」

 

ゆうた「ありがとう」

 

星奈「はい、りんご代」

 

私達は八百屋に着いて早速りんご一つ買った。

 

 

八百屋店主「しかしりんごを買いそびれるとはなおちゃんも変わっとらんな」

 

 

星奈「いつもそうなの?」

 

八百屋店主「ああ、なおちゃんは小学生のころから御使いの後に一つは忘れて買いにいってたからな。その頃のなおちゃんはこの商店街に響くほど大泣きしてたからな」

 

 

 

星奈「へぇ」

 

 

ひな「星奈お姉ちゃーーん!!」

 

ゆうた「はーーやーーくーー!!」

 

 

星奈「ええ、今行くわ」

 

 

私は二人のいるところ行こうとしたが店主があることを伝えた。

 

 

店主「それとお嬢ちゃんについさっき、柄の悪い連中がここを通ってきてね帰る前にそいつらに出会わないよう注意しろよ」

 

柄の悪い連中か・・・じゃあさっさと帰りますか?

 

星奈「ありがとう・・・気をつけて帰るわ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

けいた「りんご買ってよかったね♪」

 

ひな「後は家まで真っ直ぐ帰ろー♪」

 

星奈「その後はお姉ちゃんの説教とか謝ることをしなきゃね」

 

それを聞いた二人はまた涙目になり私はやれやれと思い

 

星奈「私も一緒に謝ってあげるから・・・ね」

 

 

それを聞いて二人とも笑顔になった。

 

 

 

 

女子高生A「おい、また会ったな」

 

 

帰り道の目の前にどっかで見たことのある3人組がいた。誰だっけ?

 

 

星奈「誰だっけ?」

 

 

女子高生B「てめえ!?」

 

女子高生C「あの時てめえにぶっ飛ばされた恨み忘れたとはいわせねえぞ」

 

本当誰かしら?

 

女子高生A「今回は助っ人を用意してきたんだよ 陽くんこいつだよ」

 

「こいつか?」

 

3人組の後ろから柄の悪いチャラい男性達が5人ゾロゾロと現れた。

 

女子高生A「陽くん、こいつがあたしらの金を全部あいつにカツアゲされたの~助けて~」

 

陽くん「おい、そこのアマ!」

 

星奈「ん?」

 

 

陽くん「てめえうちの彼女の金をぶんどりやがって 覚悟はできてんだろうな」

 

 

星奈「なにいってんのよ?大体カツアゲしたのはあんたの隣にくっついてる豚女でしょ?」

 

 

陽くん「この糞アマ!!ぶっとばしてやらあ!!」

 

5人が一斉に私達に襲いかかってきた。私の足にしがみついている二人は泣きながら私に訪ねた。

 

ひな「星奈お姉ちゃ~ん」ガタガタ

 

ゆうた「怖いよ~ガタガタ」

 

星奈「アナタ達目をつぶって10回数えなさい!そして数えた後目を開けなさい!」

 

ひな「え?」

 

星奈「私を信じなさい」

 

私の言葉に三女は頷き次男も目をつぶって10回数え始めた。

 

 

陽くん「うおぅらあああーー!!」

 

ピシッ

 

不良A「コノヤロウ!」

 

ピシッ

 

不良B「死ねやー」

 

ピシッ

 

不良C「このアマが!」

 

ピシッ

 

不良D「このー!」

 

ピシッ

 

シュウゥゥゥーーー

 

 

女子高生A「陽くん?」

 

 

 

陽くん「・・・・・・・」ボーー

 

 

女子高生A「陽くんどうしたの?早くそいつをぶちのめしてよ」

 

陽くん「いいや・・・」

 

女子高生A「へ?」

 

陽くん「こんなバカやるより勉強してたほうが楽しいぜ」

 

不良A「あー俺も思ったわ」

 

不良C「こんな格好してるほうがよっぽど恥ずかしいぜ」

 

不良B「じゃあ帰って明日から真面目に勉強して東大目指そうぜ?」

 

不良D「だな」

 

不良達はぞろぞろと自分達の家に戻った。

 

女子高生A「ちょっ陽くん・・・陽く「さてと」へ?」

 

バキ ボゴ ドゴ

 

女子高生「「「あーーーーー」」」 キラーン

 

 

「「きゅーうじゅーーう」」パチリ

 

二人が十まで数え終わり目を開けたとき驚いた。

 

けいた「あれ?さっきいたこわい人たちは」

 

ひな「星奈お姉ちゃんは・・・」

 

星奈「ここよ」

 

私は後ろからひょこっと出したとき、二人は涙目になって私に抱きついた。

 

 

ひな「うえ~~ん星奈お姉ちゃ~~ん」

 

けいた「怖かったよ~~」

 

星奈「ごめんね・・・怖い思いさせちゃって」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー公園ー

 

 

 

星奈「はい、ジュース・・・」

 

私は自販機で紙パックのジュースを買った。私はお茶、三女はヨーグルト、次男はオレンジの紙パックのジュースをストローで飲んだ。

 

 

ちゅうぅぅぅぅぅ

 

 

ポンポー「おい、星奈?」ボソッ

 

星奈「なによ?ポンポー」ボソッ

 

ポンポー「お前、あんな不良どもをどうやって真面目そうな性格にさせたんだ?」ボソッ

 

星奈「簡単よ・・・あいつらのツボを思いっきり押してやっただけよ。一生悪いことがやれないくらいのね」ボソッ

 

ポンポー「まじかよ」

 

 

私はジュースが空っぽになったのでそろそろゴミ箱に持っていこうとし時

 

ひな「星奈お姉ちゃん・・・どうしていつも笑ってないの?」

 

星奈「へ・・・」

 

三女の言葉に私は止まった。

 

 

ひな「星奈お姉ちゃん・・・ひなたちと出会ったときから笑ってるところがなかったよ」

 

けいた「お姉ちゃんどうして笑わないの?」

 

私は二人の言葉を聞いて私は・・・

 

 

 

 

星奈「ひな・・・そしてけいた・・・アナタ達、妹とか弟は好き?」

 

 

ひな「うん、大好きだよ♪」

 

けいた「ぼくもこうたやなお姉、家族みーんな大好きだよ♪」

 

二人の眩い笑顔は私にとって痛いくらいだった。

 

 

星奈「私にもアナタ達と同い年くらいの妹がいたわでも・・・もういないの・・・」

 

 

「「え!?」」

 

 

星奈「私のお母さんとお父さんそしてお爺ちゃん、お婆ちゃんそしてりほ、」

 

 

星奈「私の家族はある悪いひと達の起こした大事件によってみんな死んじゃったの・・・」

 

 

 

お姉ちゃん・・・・・・

 

 

 

あんたの笑顔頂き♪私はウルトラハッピー♪バーーカ♪

 

 

 

 

私はあの時を思いだし、紙パックを握りつぶした。

 

 

 

ポンポー(星奈・・・)

 

ひな「星奈お姉ちゃん・・・なかないで」

 

ひなは私の頭を撫でた。

 

けいた「お姉ちゃんが悲しむとぼくも悲しいよ・・・」

 

けいた・・・私は・・・・・・

 

 

?「もし、そこのお嬢ちゃん達」

 

 

ひなとけいたは後ろから一人の老婆に声をかけられ近づいてくと老婆は懐からりんごを二人に差し出した。

 

?「とーってもとーっても美味しい美味しいりんごをあげるだわさ」

 

ひな「え?でもりんごならもうあるよ?」

 

けいた「うんうん」

 

?「このりんごは其処らで売ってるりんごとは一味違うだわさためしに一口食べて見たらどうだわさ?」

 

私はあの老婆の言葉に嫌な予感がして二人を止めようとしたがもう遅かった。

 

星奈「二人とも!そいつから離れて!!」

 

「「へ?」」

 

マジョリーナ「ニヤッ」

 

りんごが急に光だし、光が徐々に収まっていった時、目の前の上には青いりんごが宙に浮かんでいてその中にひなとけいたが閉じ込められていた。

 

マジョリーナ「ひぇっひぇっひぇっこれでプリキュアを誘き寄せる準備は整っただわさ後は・・・《チェンジ!シュベルトゲーベル》へ?」

 

ヒュンッ

 

ドス!!

 

マジョリーナ「ひぇや?!」

 

星奈「まさかここでバッドエンド王国の幹部と出会すとはね」

 

私はワールドフォンで対艦刀シュベルトゲーベルを召喚し、それを力の限り投げつけた。残念ながら地面に突き刺さってしまった。

 

マジョリーナ「なにもんだわさお前?」

 

星奈「それはこっちの台詞よあの二人をどうするつもり?」

 

マジョリーナ「ふん!あの二人をとじ込めて誘き出せばプリキュアの一人キュアマーチを倒せればそれでいいだわさ」

 

キュアマーチ?なぜ

 

ポンポー「おい!マジョリーナ!」

 

星奈「ポンポー!?」

 

マジョリーナ「なっなんで幹部候補のお前がそいつと一緒にいるだわさ?」

 

私のポケットに着いてるキーホルダーに化けていたポンポーはもとの姿に戻った。

 

ポンポー「バカのウルフルンとアホのアカオーニは元気か?」

 

マジョリーナ「ふん!あんなアホコンビのことなんか知らんだわさ。それよりなんでお前がそいつと一緒にいるだわさ」

 

ポンポー「俺には俺の野望ってもんがあるだよ。それよりお前どうしてそう焦ってんだ?」

 

ポンポーの言葉にマジョリーナはなにやら足がガクガクとしていた。私が戦闘体勢に入る前から・・・

 

マジョリーナ「うるさいだわさ!ここで成果をあげなきゃアタシャあの頃に戻されるんだわさ!」

 

ポンポー「あ・・・あの頃!?」

 

ポンポーはその言葉を聞いたとき一瞬震えた。

 

 

ガシッ ビュッ! 

 

マジョリーナ「な!しまった!?」

 

私は一足早くシュベルトゲーベルを引き抜き、二人が閉じ込めているリンゴの方に思いっきりジャンプした。

 

 

ひな「星奈お姉ちゃん!」

 

けいた「お姉ちゃん!」

 

 

星奈「二人とも!今助けるから!」

 

私は一刀両断でりんごを真っ二つに使用としたとき

 

 

 

 

 

 

キャラクター「そうはさせるかよ・・・」

 

 

星奈「え?」

 

シュンッ

 

 

「「星奈お姉ちゃん!!」」

 

 

ポンポー「星奈!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここは一体・・・・・・ここは・・・イタリアのコロッセウム・・・何故

 

 

キャラクター「あたしが誘い出したんだよ」

 

声が聞こえ後ろを振り向くとそこにはキュアキャラクターがいた。

 

 

星奈「キュアキャラクター・・・あんた何のつもり」

 

キャラクター「何のつもり?決まってるでしょ?私の本気の力であんたをぶちのめそうとこの場所に誘い込んだのよ」

 

 

私はそんな暇なんかないわ

 

 

星奈「悪いけど私はそう簡単に倒されないわよ」カチャ

 

シュベルトゲーベルを構え、キュアキャラクターは満身創痍で戦闘体勢に入ろうとした。

 

 

キャラクター「見せてあげるわ・・・私の力って奴を」

 

星奈「・・・・・」

 

キャラクター「プリキュア!ジェネラルキャラクターチェンジ!」

 

 

キュアキャラクターは顔を両手で覆って顔を隠したとき、両手を広げた一瞬顔が光った。

 

 

星奈「一体・・・何?」

 

私はあまりの眩しさに目をつぶった。ジェネラルプリキュアの真の力・・・そんなの私達のいる時代でも使わなかった力・・・一体どんな・・・・・

 

 

?「プリキュア!ハッピーシャワー!シャイニング!!」

 

 

ボーーーーン!!!!

 

星奈「あれは・・・キュアハッピーの必殺技!?」

 

まさかキュアハッピーがここに・・・

 

?「まさかキュアハッピーがここに来てると思った残念!その正体は・・・」

 

 

星奈「!?」

 

 

キャラクター「キャラクターでした♪」

 

そいつの正体はキャラクターだが、顔はキュアハッピーだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






次回予告


星奈「あんた達は・・・・・」



なお「黒井さん・・・ありがとう」



そして



黒い光が降臨する。


16話「惨敗!キャラクターの実力」


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16話 キャラクターの実力


「みゆきと♪」「星奈の・・・」

み「おとぎ話紹介コーナー!って星奈ちゃん一緒に言おうよ」

星「どうして私がこいつと親しくなってるのかこれは最終話のその後的なネタです」

み「無視しないでよ~はっぷっぷっー!!」

星奈 イラッ


キャラクターの顔がキュアハッピーの顔になり、その力はハッピーと同等・・・いやそれ以上の力を出していると感じた。

 

 

星奈「キャラクター・・・あんた・・・その顔は」

 

 

キャラクター「紹介してあげるわ。これが私キュアキャラクターの力・・・・・・私の顔はありとあらゆるプリキュアの顔を変えることでその力をFullに使いこなせるのよ」

 

 

Fullに・・・確かにあの必殺技・・・キュアハッピーがパワーアップした状態で使える強化技・・・あれをモロに喰らったらさすがにヤバイ・・・

 

 

星奈「ここは一端距離をおいて攻撃を仕掛けるしか」

 

キャラクター「させるか!キャラクターチェンジ!」

 

また別のプリキュアの顔に変わった次は・・・

 

 

キャラクター「キュアップラパパ・生えろ!ツタ!」

 

ビシ!ビシ!ビシ!ビシ!

 

今度は魔法使いプリキュアのキュアミラクル・・・キュアミラクルの魔法で植物のツタを呼び出し私の両腕と両足を縛り付けた。

 

キャラクター「さて、縛られたからの・・・キャラクターチェンジ!」

 

 

星奈「今度は何?」

 

 

キャラクター「ラブリービーム!!」

 

ドォーーーン!!

 

 

キャラクター「避けたか・・・」

 

星奈「ギリギリだったけどね・・・」

 

ツタで縛られた私はキャラクターのラブリービームが近づく前に両腕に縛られたツタを強くちぎり、胴体を逆立ちした状態でかわした。ギリギリ・・・

 

 

 

キャラクター「だったらこれね・・・キャラクターチェンジ!キュアドリーム!」

 

今度はyes プリキュア5GoGoのキュアドリームの顔に変わり、プリキュア5専用の武器キュアフルーレを取りだし、襲いかかってきた。

 

キン! キン! キン! キン! キン!

 

キャラクター「きゃははは!そらそらそらそら!!」

 

星奈「くっ」

 

キャラクターの素早くリーチの長いフルーレ攻撃に私はシュベルトゲーベルで防ぐのがやっとだ。ワールドフォンで他の武器を取り出す時間さえも与えない。

 

キャラクター「すきあり!」

 

ブスッ!

 

星奈「きゃあ!?」

 

一瞬の隙でキャラクターは私の太ももにフルーレを突き刺した。

 

キャラクター「あはは、やっとダメージを与えられた♪」

 

星奈「くっ!」

 

血がドクドクと流れる太ももを支える私はキャラクターは血の付いたフルーレを自分の舌でペロリと嘗めた。

 

キャラクター「止めはこの顔で行くわね!キャラクターチェンジ!ブラック!」

 

今度はふたりはプリキュアのキュアブラック!?

 

キャラクター「ブラックは他のプリキュアと違って力は最強クラスだからね・・・そーーーれ!!」ブンッ

 

バコォーーーーーーーーーーーン!!!

 

星奈「きゃああああ!!?」

 

キュアブラックの顔になったキャラクターはその力を最大限の拳を地面に降り下ろしたとき月のクレーター並の穴を作り上げた。

 

キャラクター「パーーンチ!!!」

 

ドスッ!!

 

星奈「ガハッ!」

 

落下した私をキャラクターは強力な拳で私の腹にボディーブローを炸裂させた。

 

 

ドーーーーーーン!!

 

 

 

 

星奈「はあ、はあ、はあ、」

 

キャラクター「生きてる?必殺技出す前にいいこと教えてあげるわ」

 

星奈「な・・・に・・・」

 

キャラクター「プリキュアの中でね・・・ブラックは特別なのよ」

 

星奈「え・・・」

 

キャラクター「プリキュアの中で桃色がリーダーとか明るい色の奴等が多い・・・・・けど何故最初に現れたプリキュアがブラックなのか・・・それはビービービー!「どうやらそろそろ時間切れになるわね・・・止めを指してあげる!!」

 

 

キャラクターの拳を握った右腕を上空にあげた時黒い稲妻がはしった。

 

 

キャラクター「ブラックサンダー!!」

 

星奈「!?」

 

キャラクター「プリキュア!ブラックスクリュー!!!」

 

 

ゴオォォォォォォォォォォォーーーー!!!!

 

 

星奈「きゃああああ!!」

 

 

ドォォォォォォーーーーーーーーン!!!!

 

 

 

 

 

 

 

キャラクターside

 

 

キャラクター「逃げたか・・・・・まあいっか」

 

 

私はあの女とやり合うことには理由があるのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デビル「今回このお茶会を開いたのは・・・キャラクター・・・お前が見たガーディアンについてだ。」

 

 

キャラクター「あ?あああ」

 

そうこのお茶会であたしらジェネラルプリキュアが集めたのはアタシが監視している町のガーディアン、黒井星奈についてだ。

 

キャラクター「あいつは他のガーディアン達と違ってアタシ達と同じ力を持ってたよ」

 

ブレイン「キュアエナジーですか?」

 

キャラクター「ああ」

 

他のジェネラルプリキュア達はざわめき始めた。

そもそも私らプリキュア人ならまだしも普通の人間がキュアエナジーを体内に埋め込まれているのなら肉体は耐えられず全身が使い物にならない状態になるはずなのに・・・あの女はその力を持っていた。

 

 

キャラクター(そもそもガーディアン達は未来からやって来た奴等・・・・・・・・・まさか・・・)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キャラクター「"未来のアタシらに実験された奴"の一人・・・か」

 

これはあくまでアタシの仮説だけど・・・・・・そろそろ戻るか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星奈side

 

 

 

星奈「ふう・・・・・・どうやら行ったようね」

 

あの時奴の必殺技を放った一瞬、最後の力を振り絞ってワールドフォンでウェブシューターを召喚した。

そしてウェブシューターでいちばん大きい岩にたどり着き、しがみついた。

必殺技の影響で徐々に削り壊されたがギリギリ最後まで隠し通すことに成功した。

キャラクターが去った時、元の公園に戻っていた。

 

 

ポンポー「星奈ーー!!」

 

ポンポーが私の方まで走ってきた。周りを見渡すとどうやら夜になっていた。マジョリーナもひなやけいたもいない。

 

ポンポー「おい!星奈そのケガは?」

 

私の太ももからまだ血が出ていたことにポンポーは驚いた。

 

星奈「キャラクターが現れて・・・・・・結果・・・惨敗だったわ」

 

 

ポンポー「まじかよ」

 

星奈「幸い隠れて過ごせたのが正解だったわ・・・それとひなとけいた・・・あのマジョリーナは」

 

 

ポンポー「実は・・・」

 

 

私がキャラクターと交戦してる中、緑川なおと長男と次女と三男が現れ、兄弟の目の前でキュアマーチに変身した。結果はキュアマーチの勝利だった。

キュアマーチがパワーアップし、マジョリーナを徹底的に追い詰めた。後からきたスマイルプリキュアのメンバーが現れマジョリーナに最後の〆で決着が着いた。

そしてみんなは母親がもうすぐ産まれるという情報で急いで病院に向かっていったってことか

 

 

星奈「なるほどね・・・」

 

ポンポー「星奈これからどうするよ?」

 

星奈「そうねじゃあ♪~♪~「ん?」

 

ワールドフォンの着メロが鳴っていた。緑川なおからだった。

 

星奈「もしもし」

 

なお「あ!黒井さん?よかった~ひなとけいたが黒井さんのことを探しにいこうと病院から抜け出そうとしたけど夜は遅いから私達が探しにいこうと思って電話をしたけどよかった~出てくれて」

 

 

星奈「そう・・・」

 

 

なお「それと黒井さん・・・」

 

星奈「何?」

 

なお「ありがとう!ひなとけいたのりんご買うことに手伝ってくれてそれに不良に絡まれそうになった所助けてくれて」

 

 

 

星奈「気にしないで・・・あの二人が困っていたからすこし手助けしただけよ・・・」

 

なお「それでもありがとう・・・ねえ黒井さん聞いて赤ちゃんが産まれ「ガチャ」切れちゃった」

 

 

 

 

 

 

 

星奈「帰るわよ」

 

ポンポー「いいのか?あいつの家でカレーを食べに行かなくても・・・」

 

星奈「カレーより怪我よあばら骨いったかも」

 

ポンポー「おいおい」

 

ポンポーは私をおぶった。背中の毛皮がふかふかして暖かい。

 

星奈「今日の料理当番・・・私だけど代わってくれるかしら」

 

ポンポー「しょうがねえな・・・わかったよ」

 

夜に輝く満月の帰り道私はポンポーの背中ですこし寝た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

緑川家

 

 

深夜1時・・・次女のはるが三男のこうたのトイレに付き添っていた。

 

はる「ふぁ~」

 

ヒュ~

 

はる「え?」

 

あくびをしている時、はるの近くになにやら冷たいなにかに触れたような気配を感じ辺りを見回すと

 

はる「なんだ何もないか」ホッ

 

はるが安心して溜め息をしたその時、

 

ヒュ~

 

はる「え!?」

 

ビュッ!

 

はる「きゃぁっ・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はる?「なるほどな・・・・・・・・・」

 

 

 

ガチャ

 

 

 

こうた「出たよ~」

 

トイレを済ませたこうたはドアを開け、帰ろうとしたとき

 

 

こうた「あれ?おねえたん?」

 

こうたははるは先に戻っていたのか怖くなって一人で早く部屋に戻って寝た。その翌日、緑川家にはるが行方不明になっていることはまだ知らない・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星奈「はあ はあ はあ」

 

私がベッドで寝ているとき気配を感じた。このただならぬ気配・・・覚えがある・・・忘れるはずもない。この気配は・・・・・・・・・まさか・・・・・・!!?

 





み「今回はこれ!」

星「桃太郎・・・桃から産まれた桃太郎は鬼が暴れると情報を聞きジーさんバーさんがきびだんごを作り、それを犬と猿と雉に食わせ、仲間になり鬼を撃退することに成功したそしてお宝をもって嫁さんをもらって幸せになりました。」


み「じゃあ私が桃太郎やるから・・・星奈ちゃんはおじいさんとおばあさんをやってね」

星「私は二役かよ・・・」



おばあさんが川で洗濯してるところ大きな桃がどんぶらこと流れてきました。

み(これで星奈が拾ってくれる・・・えへへ)

星「川で捨てられてる果物は賞味期限過ぎてるかもしれないから拾わないでおこう」

み「なんで!?」


仕方なくおばあさんは大きな桃を拾い上げ家まで持ち帰った。

星「年寄りにこんな重労働させるなよ・・・」


家に帰ったおばあさんはおじいさんに桃を切ろうと話し合いました。

み(これで星奈ちゃんが桃を切ったとき私が登場・・・ふふふ)

ブルルン!ブルルン!ブルルン!ブルルン!

み(なんの音?)


星「さあ、切るわよ」

チェーンソーで桃を切ろうとおじいさんは構えました。

み「死ぬ死ぬ!やめて星奈ちゃん」

星「死ねばいいのに・・・」


み「ひどい・・・・・・」

続くかも・・・





次回 王の魂


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17話 王の魂

みゆき「みゆきと♪」

星奈「星奈の・・・」

「「おとぎ話紹介コーナー」~」ふぁー


みゆき「今日のおとぎ話は後書きで♪」





ガララッ

 

私が教室から入ってきた時、周りのみんなは緑川なおの席に集まっていた。何かあったのかしら?

 

 

星奈「どうしたの?」

 

 

男子A「ああ、黒井・・・実はな」

 

女子A「なおの妹のはるちゃんが昨日の夜から行方不明だってそれで今なおのお父さんが仕事休んではるちゃんを探し回ってるらしいよ」

 

星奈「行方不明!?」

 

はるって確か緑川なおの次女・・・でも、何故・・・

 

なお「・・・・・・」

 

れいか「なお、元気出してください・・・・・・学校が終わったら一緒に探しにいきましょう」

 

みゆき「そうだよ!なおちゃん泣いてたらハッピーが逃げちゃうよ」

 

やよい「そうだよ!私達も一緒に探せばきっとはるちゃんを見つけ出せるよ」

 

あかね「そういうこっちゃ!なお」

 

なお「みんな・・・グスッ・・・ありがとう」

 

4人の言葉に緑川なおは泣くのをやめ、元気な表情に戻った。

 

男子B「そうと決まりゃ俺たちも緑川の妹を探す手伝いをしようぜ!」

 

女子一同「賛成!!」

 

まじで・・・・・・

 

女子B「黒井さんも参加するわよね?」

 

星奈「え?ええ・・・」

 

 

ガララッ

 

先生「みんなー授業始まるわよ!席に着きなさーい」

 

「「「「「「はーーい!!」」」」」」

 

 

 

 

 

 

ー放課後ー

 

みゆき「でもどうしてはるちゃんがいなくなったんだろ?」

 

あかね「もしかして・・・あいつらの仕業ちゃうんか?」

 

やよい「やっぱりバッドエンド王国だよね?」

 

なお「あいつら・・・まだしょうこりもなく・・・」

 

れいか「・・・・・・」

 

あかね「どないした?れいか」

 

 

れいか「どうも違和感があります。」

 

 

みゆき「え?なんで?」

 

れいか「そもそもバットエンド王国は人質を誘拐するようなせこい真似はしないはずです。これまでの戦いも私達と対人したとき誘拐のような卑怯なことは一度もしていません。」

 

 

なお「そういえばこうたは深夜にはると一緒にトイレに連れていったって・・・そしてトイレに出た後はるが急にいなくなったってこうたが・・・・・・」

 

 

やよい「え?じゃあはるちゃんがいなくなったのはバットエンド王国の仕業じゃないの?」

 

あかね「んじゃ誰なんや!?」

 

 

みゆき「一体・・・・・・誰なんだろう?」

 

キャンディ「みゆき・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プリキュアの中でね・・・ブラックは特別なのよ

 

 

 

 

黒井「くそ!」

 

ポンポー「どうした?星奈・・・そんなに不貞腐れてさ」

 

星奈「どうもあの言葉が引っ掛かるのよ」

 

ポンポー「あの言葉?」

 

キュアブラック・・・パートナーのキュアホワイトとともにかつて光の園をドツクゾーンの魔の手から救った伝説の戦士であり、この時代で誕生した始まりの戦士の一人しかしキュアブラックとジェネラルプリキュアまさかプリキュウスと何か関係が・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黒の間

 

キャラクター達ジェネラルプリキュアはデビルに緊急事態だと通告があり、お茶会に出席しなかった他のジェネラルプリキュアも集結し長いロングテーブルに座っていた。

 

左側の席にはディザスター、パラサイト、ライアー、ウィザー、レクイエム、キャラクター、エンヴィー、デスサイズ、カース、グラ右側の席にはリボーン、メモリー、ケルベロス(遺影)、メイジェル、インセクト、アブソリュート、アヌビス、ドール、ウェポン、テイマー、

 

デビル「皆集まったか?前回のお茶会に出席しなかった者達もいるが今回はどうしても欠かせない事情だ」

 

メイジェル「欠かせない事情とは・・・」

 

アヌビス「それほど重大のモノらしいですね」

 

 

デビル「では・・・どうぞ」

 

 

デビルが連れてきたのは・・・・・・

 

『!?』

 

キュアマーチこと緑川なおの次女・・・緑川はる・・・だが・・・

 

 

キャラクター「ちょっとこのガキんちょ・・・アタシが担当している町のプリキュアの妹じゃん?」

 

キャラクターはテーブルを外し、ステージの上に立っているはる?に近づいて髪をくしゃくしゃとした。

 

キャラクター「おいガキんちょ・・・ここはあんたのようなガキが来る場所じゃないんだよ?」

 

 

 

デビル「おい!キャラクター馴れ馴れしいぞ!?そのお方は・・・・・・」

 

キャラクター「お方~~?それじゃまるでこいつが偉い「ガシッ!」え?」

 

はるの手がキャラクターの腕を掴んだ。

 

はる?「私がいない間・・・ずいぶんと偉そうになったなキャラクター?・・・・・・」

 

ゾクッ!!!!!????

 

これを聞いたキャラクターとそれ以外のジェネラルプリキュア達もはる?の声に聞き覚えがあった。それは大昔から聞き覚えのある・・・忘れられない・・・あのお方の声

 

 

はる?「むぅぅぅぅん!!」

 

ブォーン!!

 

キャラクター「きゃああ!!」

 

ガシャァァーーーーーーーン!!

 

ぶん投げらたキャラクターはテーブルの上に豪華に置いてある食事の方に落下した。

 

ディザスター「お・・・おいそのガキ・・・いやそのお方は」

 

パラサイト「まさか・・・」

 

 

ジェネラルプリキュア達はガタガタと震えだし、それを答えたのはデビルだった。

 

 

 

 

デビル「そう・・・このお方は我らの王・・・"プリキュウス"様だ」

 

『ええええええーーーーー!!!???』

 

 

デビルの言葉を聞いたジェネラルプリキュア達は思わず動揺を隠せなかった。

 

 

レクイエム「プリキュウス様!?本当にプリキュウス様ですの?」

 

パラサイト「でも・・・なぜ子供の姿に?」

 

ドール「幽体離脱ってか?ギャハハハハハハ!!」

 

 

デビル「お前ら!!いい加減黙れ!!プリキュウス様こんな失礼な姿を見せてしまって」

 

プリキュウス「・・・・・・」

 

プリキュウスはあるジェネラルプリキュアがいないことに不快感を与えた。

 

プリキュウス「ケルベロスはどうした?」

 

 

デスサイズ「ケルベロスは・・・・・・」

 

デスサイズの話によるとケルベロスはかつて希望ヶ花市でキュアフラワーと呼ばれるプリキュアに敗れたことそして肉体と魂は滅び、回収できたのはケルベロスというなの力だけ・・・

 

 

プリキュウス「キュアフラワー・・・・・・だと?」

 

デスサイズ「はいその頃は私達が束になっても敵わなかったのですが・・・今はもうヨボヨボのババアになっています!今ならかく「もうよい・・・」え?」

 

プリキュウス「聞こえなかったのか?次はないぞ?」

 

ゾクッ!?

 

デスサイズ「は・・・はい」

 

ライアー「やーいやーいデスサイズが怒られた~♪」

 

デスサイズ「あ?」

 

 

アヌビス「やめなさい!みっともないプリキュウス様の御膳ですよ?」

 

 

デスサイズ「ちっ」

 

ライアー「ぶー」

 

 

メモリー「質問を変わりますが、プリキュウス様は何故その体に・・・」

 

 

プリキュウス「これか・・・では一から話そう」

 

私はかつて妹のアンジェリーナと3人の勇者によって肉体は完全に滅びてしまった。

 

そして私は魂だけの存在となり・・・私は隙を伺ってどこか静かに安全な場所を探した。だがあの星には私の安全な場所などどこにもなかった。

 

そこで私は宇宙空間へと移りある星へとたどり着いた。

 

パラサイト「その場所とは・・・」

 

プリキュウス「人間どもがその星を準惑星とほざく"冥王星"だ」

 

冥王星の大地の中で私は永い眠りへとおちた。

 

プリキュウス「そして今、私は永い眠りから目覚めはるばるあの星へと渡ってきた」

 

忌々しいアンジェリーナと勇者達によって代わったこの世界の情報を知ろうとしたときある光景が見れた。

 

ウェポン「それは・・・・・・」

 

プリキュウス「私の体の一部であろう力があの小娘どもがまるで無邪気に使い回していた!!全くもって腹立たしいっ!!」

 

プリキュアの力はもともとプリキュウス様の体の一部であり伝説の勇者達とアンジェリーナによってプリキュアとなるその力を受けとり、今活躍している少女達に受け継がれているのであった。

 

 

プリキュウス「私はその夜にあの緑のプリキュアの記憶を持つこの妹の体に乗り移れた。お陰で脳の記憶を探った結果すこしはわかった。」

 

プリキュウス様は拳を強く握りしめ遠い過去の忌まわしき屈辱を思い出した。

 

プリキュウス「あの憎き伝説の勇者達と忌まわしきアンジェリーナめ!!この怨みをはらさでおくべきか」

 

インセクト「ですがプリキュウス様これからはその体で行こうとお考えで・・・」

 

プリキュウス「いや・・・この体ではまだまだ力が引き出せない・・・明日の夜明けにはこの体から離れてしまう・・・・・・何処かいい体はないのか?」

 

 

プリキュウス様は嘆いているときあのジェネラルプリキュアの言葉を聞いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

ブレイン「ありますよ・・・」

 

 

 

 

 

 

プリキュウス「お前は・・・」

 

 

キャラクター「ブレイン・・・」

 

 

ブレイン「プリキュウス様の新たな体となる肉体は・・・あなたの故郷だった星・・・惑星プリズムにあります。」

 

 

プリキュウス「それは本当か?」

 

ブレイン「はいたった今、アリスとネメシスがその星に向かい調査をしています。」

 

 

キャラクター「あ・・・・・・アリス!!?」

 

 

アリスの名を聞いたデビルとブレイン以外のジェネラルプリキュアはゾクッとしたジェネラルプリキュアの中でプリキュウスの側近で充実な部下だが性格はとても残忍で首を切ることに喜びとしているプリキュアだ。彼女達にとって恐ろしすぎて近づきたくない相手である。

 

 

ブレイン「それと・・・プリキュウス様」

 

ゴニョゴニョ

 

 

プリキュウス「何!?それは本当か?」

 

ブレイン「はい・・・その証拠にこれを・・・」

 

ブレインはプリキュウスに"あるプリキュア"の映像を見せた。

 

 

それを最後まで見たプリキュウスは・・・・・・

 

 

プリキュウス「くくく・・・・・・あーはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!」

 

 

デビル「プリキュウス様・・・」

 

プリキュウス「まさかあそこに私の"娘"がいるとはな・・・くくくくこれで楽しみが二つ増えた!」

 

プリキュウスは立ち上がりジェネラルプリキュアに通告した。

 

プリキュウス「我力の一部を受け継いだ者達よ来るべき時は近い!!準備を整えろ!!やがて始まる新たなプリキュアの新時代に備えてなあーー!!!」

 

 

プリキュウスの言葉にジェネラルプリキュアは歓喜を翻しジェネラルプリキュア達はそれぞれの場所へと向かった。

 

 

 

 

プリキュウス「待て・・・レクイエム」

 

レクイエム「え?」

 

プリキュウス「この体はもうそろそろ私の魂と分離してしまうそこでキャラクターよ」

 

キャラクター「は・・・はい」

 

 

プリキュウス「お前の言う黒井星奈と呼ばれる小娘の話が気になる・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星奈side

 

深夜4時・・・安心して眠っている私の耳にある奇妙な歌が聞こえた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レクイエム「♪~~~~♪~~~♪~~~」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みゆき「・・・・・・」パチッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あかね「・・・・・・」パチッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やよい「・・・・・・」パチッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なお「・・・・・・・・・」パチッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

れいか「・・・・・・・・・・・・」パチッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プリキュウス「さあ、黒井星奈よお前の力を見せてみろ」

 

 

キャラクター(さて、どうなるのやら)

 

 

このあと永い夜に目覚めたスマイルプリキュア達が黒井星奈の家がある森の奥に向かおうとしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




みゆき「今日のおとぎ話は浦島太郎」

星奈「浦島太郎・・・太郎が魚をとって町で売りさばこうと行こうとしたとき海亀が悪ガキに苛められた。それを見た太郎は海亀を助けるため売ろうと思った魚を全部渡した。そして海亀は海へと帰った翌朝、漁に出た太郎は昨日の海亀と出会い、お礼に竜宮城と呼ばれる所に招待した海亀の背に乗った太郎が見たものはとても豪華で綺麗な場所だった。そこの主である乙姫に海亀を助けたお礼として寛ぐよう言われ太郎はお言葉に甘えて竜宮城のご馳走と竜宮城のいろいろな所を案内された。そして故郷が恋しくなった太郎は乙姫に玉手箱をもらい海亀に連れられ故郷の場所へと戻った・・・だが太郎が見たのは太郎が生きていた時代からはるか300年以上の時代になっていた。生きる見込みを失った太郎は片手に玉手箱を持っていたことに気付き、太郎は気になって玉手箱の紐をほどき開けたとたん白い煙が太郎の顔を覆い、太郎の姿はたちまち100歳のじいさんになったのです。そしてなんと今度は白い綺麗な翼をもつ丹頂鶴となり何処か遠くに飛んでいった」


みゆき「このお話の最後ってバッドエンド?なのかな」

星奈「正確には主人公は生きているからバッドエンドじゃないわね」

みゆき「じゃあハッピーエンド?」


星奈「それも違うわねていうか亀をほっとけばあんなことはならなかったんじゃないの?」


みゆき「えーかわいそうだよ」

星奈「亀が強ければいいのよ・・・こんな風に」

みゆき「え?」

ボ○ト「ファ○ナ○ボ○ト・・・ファ○ナ○○ンチ!」

みゆき「なんか違う!?」


星奈「次回 苦闘!星奈対呑み込まれたスマイルプリキュア」

みゆき「次回もウルトラハッピーだよね?・・・」


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18話 苦闘 星奈対呑み込まれたスマイルプリキュア



「みゆきと♪」

「星奈の・・・」


「「おとぎ話紹介コーナー」・・・」


「この話あんた殴られるわよ」

みゆき「え、なんで」


キャンディ「ク・・・クル・・・みゆき?」

 

 

眠っていたキャンディがみゆきが早く起きて着替えていたことに気付き、キャンディは何故みゆきがこんな早くに着替えいるのか質問した。

 

キャンディ「みゆきどうしたクル?まだお日さまは昇ってないクル?」

 

みゆき「・・・・・・」

 

キャンディ「みゆきなんで返事しないクル!?ちゃんとキャンディと話してクル!?」

 

ピシッ

 

 

キャンディ「クル~~~」

 

みゆきはキャンディを平手打ちで追い払い、外に出掛けた。

 

キャンディ「みゆきーー!!」

 

キャンディの声も虚しくみゆきは霧の深い外に出掛けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レクイエム「来ましたわ」

 

プリキュウス「ほお」

 

 

霧の深い場所から現れた五つの影、その正体は星空みゆき、日野あかね、黄瀬やよい、緑川なお、青木れいか

 

 

プリキュウス「お前達、あの森の奥に攻撃してみろ」

 

プリキュウスの言葉を聞いた5人はコクりとスマイルパクトを取り出した。

 

 

「「「「「プリキュア・・・スマイルチャージ」」」」」

 

 

ハッピー「・・・」

 

サニー「・・・」

 

ピース「・・・」

 

マーチ「・・・」

 

ビューティー「・・・」

 

 

プリキュウス「やれ・・・」

 

 

ハッピー「プリキュア・・・ハッピーシャワー!」

 

サニー「プリキュア・・・サニーファイャー!」

 

ピース「プリキュア・・・ピースサンダー!」

 

マーチ「プリキュア・・・マーチシュート!」

 

ビューティー「プリキュア・・・ビューティーブリザード!」

 

 

バシュン! バシュン! バシュン! バシュン! バシュン!

 

 

バコーーーーーン!!!

 

プリキュア達の攻撃で森の奥が爆発した。だがそこにあったのは燃え盛る家だった。

 

プリキュウス「光学迷彩とやらで私を欺こうとするとは下らない。」

 

 

レクイエム「でも、これで邪魔物は居なくなりましたわ」

 

 

?「そうでもないわよ?」

 

 

レクイエム「え?」

 

 

プリキュウス「!?」

 

 

あいつらの必殺技で私は死んだと思っていたけれど私はその少し前に家を飛び出しシュベルトゲーベルを召喚し奴等を待ち伏せしていたのだ。そして私はチャンスだと気付き上空から一刀両断しようと攻撃した。

 

 

レクイエム「プリキュウス様!」

 

ダンッ!!

 

星奈「ちっ!」

 

レクイエムが一足早くプリキュウスを持ち上げて回避した。

 

 

プリキュウス「ほぉ、お主が黒井星奈か・・・」

 

星奈「プリキュウス・・・あんたがこの星に来たことは大体見当がついていた。まさか緑川なおの妹に乗り移っていたとはね」

 

プリキュウス「新しい体を探すのに一苦労したのでな、今はこの体で我慢しているのだよ・・・」

 

あの夜になにか胸騒ぎの正体は・・・今目の前にいるこいつプリキュウスだ・・・そして後ろにいる5人の影は、

 

 

星奈「キュアハッピー・・・キュアサニー・・・キュアピース・・・キュアマーチ・・・キュアビューティーまさかあんた達がこいつに操られていたなんて・・・」

 

プリキュウス「操ってなんていないぞ?」

 

星奈「なんですって?」

 

 

キャンディ「みゆきいいーー!!!」

 

ポップ「みゆき殿おおーー!!」

 

上空から一羽の巨大な大鷲が私の上に横切り、着地した時巨大な大鷲は煙を出した瞬間、その正体はこいつらプリキュアを支える妖精だった。

 

 

キャンディ「みゆきやっと見つけたクル!!」

 

ポップ「各々がたなぜ変身を・・・ここにはバッドエンド王国はいないはずでごさるが・・・」

 

 

レクイエム「クスクスクス」

 

 

プリキュウス「・・・・・・やれ」

 

ハッピー「・・・・・・」

 

 

《チェンジ!ウェブシューター!》

 

ピシュンッ ピシュンッ

 

バゴーーーン!

 

キャンディ「みゆき!?」

 

ポップ「みゆき殿!?なぜ」

 

私はウェブシューターを召喚し間一髪キュアハッピーの拳が2匹の妖精にあたる直前に回避できた。

 

 

星奈「プリキュウス!あんたがコイツらを操っていないっていってたわね・・・・・・まさか」

 

プリキュウス「そのまさかだ・・・・・・」

 

 

プリキュウスの言葉に後ろのキュアハッピーは喋り出した。

 

 

ハッピー「そうだよ♪私達はプリキュウス様の体の一部の意識なんだよーん♪」

 

キャンディ「みゆき・・・」

 

 

ポップ「みゆき殿・・・なにか様子が・・・」

 

サニー?「こいつ・・・本当にアタシの力をバスバスと使うから嫌なんだよねえ」

 

ピース?「ほんと!しかも私の力を使っているこの娘ヒーロー好きだかなんだか知んないけど泣き虫のくせにえらそうなこといっちゃってさ」

 

マーチ?「全く・・・何が直球勝負だよ力を使わせているアタイの身にもなれっての」

 

ビューティー?「やれやれだぜ・・・この女、道だがなんだが知らねえ真面目なこといいやがって」

 

 

ポップ「皆の衆!どうしたのでござるか?お主達はそんなことを言う者達ではなかったはずでござる!?」

 

 

キャンディ「そうクル!みゆき、あかね、やよい、なお、れいか、みんなどうしちゃったクル?みんな一緒にお家に帰ろうクル!」

 

星奈「違う!!」

 

私の言葉に2匹の妖精は振り向いた。

 

ポップ「ちがうとは・・・一体・・・」

 

 

星奈「今のあいつらは"あいつらの意識"とは違う別の意識が乗っ取っているの!」

 

 

ポップ「別の意識とはそれは一体どういうことでござる?」

 

 

星奈「プリキュウス!今こいつらが変身したのは彼女達の意思じゃなくプリキュアの力そのものが彼女を変身させたんでしょ?」

 

 

ポップ「な・・・なんと!」

 

キャンディ「え・・・・・・」

 

 

それを聞いたプリキュウスは右手を口の方に押さえてほくそ笑んだ。

 

 

プリキュウス「確かに・・・そもそもこやつらの力はもともと私の体の一部なのだからな・・・だから私はレクイエムの協力で彼女達の眠るプリキュアの真の力を目覚めさせたのだ!」

 

 

真ハッピー「そう♪今のアタシは真ハッピーウルトラハッピー!バーカ!」

 

真サニー「そしてアタシが真サニー・・・たく関西弁ってのは歯がガタガタしてはずれそうだわ」

 

真ピース「ぴかぴかピカリン・・・ジャンケンポイとだすバカがいた♪真ピース」

 

真マーチ「直球勝負・・・めんどくさ・・・真マーチ」

 

真ビューティー「戦いにビューティーも美しさもないんだよ・・・真・・・ビューティー」

 

 

 

ポップ「そ・・・そんな皆の衆!!」

 

キャンディ「みんな!元に戻ってクルー!!」

 

 

プリキュウス「バカめ・・・これが元の姿さこいつらの持っている力は私の力・・・そしてその性格は私のような支配者そのものだ」

 

 

私はあの時受けた傷が疼き、私は怒りでこいつらに襲いかかろう思っていた。

 

 

星奈「疼くわね・・・ハッピーあんたのその性格を見せるとあの時受けた傷が久しぶりにうずいてしまうわ」

 

 

真ハッピー「へえ?じゃあどうする気~?」

 

 

星奈「ポンポー!」

 

 

ポンポー「あいよ」

 

私の言葉にポンポーは現れ、2匹の妖精を担いで安全な場所にいこうとした。

 

 

キャンディ「クル?」

 

 

ポップ「なぜ、バッドエンド王国の者が拙者達を・・・

 

 

ポンポー「こういうのは助け合いって奴でしょ。今のところはな・・・」

 

 

 

 

 

 

 

星奈「今ここで・・・あんたをぶっ飛ばす!」

 

私は真ハッピーに接近し、近接格闘の蹴りを仕掛けた・・・が

 

ガシッ

 

真ハッピー「そんな蹴りで私に勝てると思ったのバーカ!」

 

星奈「そんなことあるわけないでしょ!」

 

ピシュン

 

真ハッピー「ブッ」

 

星奈「はあ!」

 

バキッ!

 

ウェブシューターで真ハッピーの顔にウェブを絡ませ、はずそうと急いだが私は一気に蹴りで突いた。

 

星奈「まずは一人・・・」

 

 

真ピース「喰らえ!」

 

真マーチ「はあ!!」

 

真ピースと真マーチの雷と風の攻撃が接近してきたが、私はその攻撃を利用し、今度はウェブで二人の喉元に付着し、二つの糸を一つの糸にまとめあげそれを一気に・・・

 

 

星奈「ふん!」

 

ブオン

 

真ピース「ぶっ」

 

真マーチ「ぐえ」

 

 

今度はビューティーとサニーの方に行こうとしたとき、

 

ズキッ

 

星奈「いっ!」

 

糞・・・あの時、キャラクターに受けた太ももの傷がまだ完治していない・・・

 

ガシッ

 

星奈「なっ!?」

 

 

真サニー「何?今の動き・・・」

 

真ビューティー「今鈍ったよな・・・」

 

ジュゥゥゥ・・・

 

ボォォォォォ!

 

星奈「ぎゃああああ!!!!!」

 

ポンポー「星奈ぁーーー!!!」

 

真サニーと真ビューティーに私の両肩を捕まれ、炎と氷の攻撃が私の肩に炸裂させた。

 

 

バキッ! ドゴッ!

 

 

星奈「ぐふっ!」

 

 

私の背中に強力な衝撃がぶつかった。その正体は・・・

 

真マーチ「背中が・・・」

 

真ピース「ま・る・だ・し♪」

 

真ピースと真マーチの強力な蹴りが私の背中に叩き込まれた。

 

 

星奈「げほっげほっ」

 

 

真ハッピー「油断したところ~」

 

バスッ!

 

星奈「ぐふっ!」

 

真ハッピー「アッパー♪」

 

真ハッピーが私の顎にアッパーを炸裂させさらに私の腹にパンチのラッシュを炸裂させた。

 

真ハッピー「オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!」

 

 

バスバスバスバスバスバスバスバスバスバスバスバスバスバスバスバスバスバスバスバスバスバスバスバスバスバスバスバスバスバスバスバスバスバスバスバス

 

 

 

星奈「ぐはあ!!」

 

私は真ハッピーのパンチのラッシュを浴びせられぶっ飛んだ。

 

 

ポップ「もう黙ってみてられないでござる!」

 

 

ポンポー「お・・・おい!」

 

 

 

真ハッピー「よーし今度は一斉にジャンプすーるよー♪」

 

 

「「「「「せーの」」」」」

 

ビュン

 

 

「「「「「キーーーーーーーーーック!!」」」」」

 

 

今度は5人一斉にキックか・・・あれをひとたまりにくらえば確実に・・・やばい・・・万事休す・・・

 

 

ボワン!

 

 

ガキィィィーーーーーーン!!!

 

 

ポップ「お主達・・・目を覚ますでござる!お主達の目的はこの世界をバッドエンドから守り抜き・・・メルヘンランドを救うはずでござろう!!」

 

 

あのポップとかいう妖精は巨大な盾になってキックを受け止めただけど半分以上ダメージが蓄積されている。

 

 

 

プリキュウス「無駄だ。そもそも私の力の一部を授けた小娘達は私の操り人形に過ぎん」

 

 

バキィィィーーーーーン!!

 

 

ポップ「ぐわああああ!」

 

 

あまりのダメージに耐えられずポップは押し負けて元の姿に戻った。

 

 

真ハッピー「これで誰もいないね♪」

 

 

真ハッピーが私の目の前に現れ必殺技の構えをしだした。

 

 

真ハッピー「じゃあね♪プリキュアはっぴ「もうやめてクルーーー!!!」あ?」

 

 

星奈「!?」

 

 

倒れている私の目の前にいるのは・・・

 

 

キャンディ「みんな・・・もうやめてクル!!」

 

 

キャンディとかいう妖精・・・

 

 

星奈「何やってんのあんた!早く逃げなさい!今のコイツらはあんたの知っている奴等じゃない」

 

 

キャンディ「やだ!逃げないクル!みゆき達をほおって逃げるなんて・・・キャンディには出来ないクル!!」

 

あいつ・・・小さいくせに足がガタガタ震えているのに・・・なんで・・・

 

 

キャンディ「みゆき・・・みゆきはハッピーエンドが大好きクルだからキャンディと一緒にハッピーエンドを作るクル」

 

真ハッピー「・・・・・・」

 

 

キャンディ「あかね・・・キャンディあかねのお好み焼き大好きクルまたみんなでお好み焼き食べたいクル」

 

真サニー「・・・・・・」

 

 

キャンディ「やよい・・・・・・キャンディはやよいの書いた絵が大好きクルやよいのミラクルピースの続きまた読みたいクル」

 

真ピース「・・・・・・」

 

キャンディ「なお・・・・・・キャンディはなおの直球勝負の気持ちは大好きクル・・・なおと一緒にまたサッカーしたいクル」

 

真マーチ「・・・・・・」

 

キャンディ「れいか・・・・・・キャンディはれいかの真っ直ぐな心が大好きクル・・・キャンディと一緒にみんなで楽しくやろうクル」

 

真ビューティー「・・・・・・」

 

 

 

プリキュウス「どうしたお前達!!早くその妖精をころ・・・うっ!」

 

 

レクイエム「プリキュウス様!?」

 

 

プリキュウス(ちっもうすぐ夜が明ける・・・この体も離れてしまう今のうちに早くしなければ・・・)

 

 

キャンディ「みゆき・・・」

 

 

真ハッピー「そんな言葉でこいつに届くはずないじゃん」

 

星奈「!?」

 

 

真ハッピー「じゃーねー」

 

「「やめろーーー!!!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

?「サイクロン・ディフェンダー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴオォォォォォォォーーー!!

 

 

何故か突然の暴風が私達の周りから発生した。一体どこから?

 

?「お待たせしました。」

 

星奈「?」

 

?「私達DWD 所属七色ヶ丘担当新人部隊只今到着しました。」

 

 

星奈「DWDの新人部隊!!」

 

 

暴風の中から現れたのは5人編成の部隊、みんな仮面を被っているが武器はどれも見たこともないものばかりである得にあの青い方はスーツで覆われているあれは・・・

 

 

真マーチ「新手か」

 

真ハッピー「ボコボコにしてあげる♪」

 

真ハッピーと真マーチが緑と黄緑の仮面の方を攻撃しようとしたが

 

バキッ! ドゴッ!

 

真ハッピー「がはっ」

 

真マーチ「ぐはっ」

 

あいつらなんの武器もないあいつらに攻撃したら逆に攻撃された。あれは・・・

 

ビービービービー

 

ワールドフォンが鳴り出し出てみると

 

ミスト「どうやら来たらしいね・・・」

 

 

星奈「総司令」

 

DWDの総司令ミストが出てきた。

 

ミスト「今戦っているのはあの双子の方だろ?」

 

星奈「ええ」

 

ミスト「あの双子は"スタンド使い"だ」

 

星奈「スタンド使い!?」

 

聞いたことがある確か持ち主の側に現れありとあらゆる超上的な能力を発揮する守護霊のような存在だということを

 

 

ミスト「兄の方のスタンドはハリケーンストライカー、戦闘スタイルは足蹴だが走れば走るほどその足の威力は竜巻を発揮するほどの力を持つ」

 

 

緑の仮面の方にはそんなスタンドが確かに真マーチを追い詰めているのは確かだ。

 

ミスト「そして妹の方はサイクロンディフェンダー戦闘スタイルは兄と同じく蹴り技をメインとしたスタンドだそして彼女のスタンドは蹴れば蹴るほど威力は暴風を発揮するほどの力を持つ」

 

あの時、あの暴風が現れたのはあの黄緑の仮面の娘がやったのね

 

 

 

 

 

 

 

プリキュウス「糞・・・ここは一旦引いて作戦の立て直し・・・ボオ「へ?」

 

 

 

赤仮面「オウラアァァァァ!!」

 

 

ドオォォォーーーーーン!!

 

 

今度はあの赤仮面がプリキュウスの真上からあの燃えるボールで攻撃しようとしたすさまじい攻撃と爆発力・・・

 

 

 

ドクン

 

プリキュウス「糞!」

 

レクイエム「プリキュウス様」

 

プリキュウスの奴が苦しそうだ。どうやら夜明けが近いようだ。

 

 

プリキュウス「レクイエム・・・私はこの体から離れる・・・受け止めろ」ボォーーーーーーー

 

 

レクイエム「プリキュウス様!!」

 

プリキュウスの魂がはるの体から出ていった。そしてレクイエムは謎のカプセルでプリキュウスの魂を吸いとった。

 

 

レクイエム「ブレインの作ったこのカプセルでプリキュウス様の魂を回収することが出来ましたわ。みなさんそれでは御機嫌よう」

 

ブウゥゥゥン

 

 

真ビューティー「ま・・・まじ・・・かよ」

 

 

真マーチ「そ・・・そんな」

 

 

真ピース「まだ・・・遊び・・・足りないのに」

 

 

真サニー「ここで・・・終り・・・」

 

 

真ハッピー「星奈・・・ちゃん・・・」

 

 

星奈「!」

 

真ハッピー「また・・・遊ぼ・・・うね」

 

 

星奈「うるさい・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みゆき「う・・・うん・・・あれ?」

 

 

あかね「なんで・・・うちらが外にいるんや?」

 

 

やよい「しかもいつの間に私服に着替えているし」

 

 

れいか「一体何が・・・」

 

 

キャンディ「みゆき!あかね!やよい!なお!れいかーーーーーーーー!!」

 

 

みゆき「きゃ・・・キャンディ!?」

 

あかね「どないしたんや?急に抱きついてきて」

 

 

キャンディ「みゆき・・・元の性格に戻ってるクル・・・良かったクル!」

 

みゆき「元の性格?」

 

れいか「ポップ!その怪我は」

 

 

ポップ「みゆき殿・・・皆の衆・・・」

 

 

なお「あそこに倒れてるの・・・・・・はる?・・・はるだ!!」

 

 

はる「・・・・・・」

 

 

なお「はるーーー!!!」

 

 

はる「う・・・・・・うん・・・なおねえ・・・」

 

ガシッ

 

なお「このバカ!色々心配したんだよ!一体どこにいたの!?」

 

はる「なお・・・姉ちゃん・・・ひくっ・・・えぇーーーん!!ごめんなさぁーい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星奈「・・・・・・」

 

 

 

みゆき「あれ?黒井さん・・・」

 

 

星奈「・・・・・・」

 

 

みゆき「黒井さぁーーーーん!!」

 

 

星奈「・・・・・・」

 

 

みゆき「黒井さん、どうしたの?それにその傷・・・一体何があったの」

 

星奈「・・・なんでもないわよ」

 

 

みゆき「なんでもないって・・・その傷かなり酷いよ!一緒に病院に行こう!」

 

 

ガシッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お姉ちゃん!お姉ちゃん!助けて!助けて!助けてええええええええけ!!

 

 

 

きゃはははははは♪星奈ちゃんの笑顔・・・ゲッーーーーート♪

 

 

 

お・・・・・・姉・・・・・・ちゃん・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時・・・私の頭の中の怒りが頂点に達し、星空みゆきを・・・

 

 

ガシッ

 

 

みゆき「へ?」

 

 

バキッ!!

 

 

ずずずーーーーー

 

 

あかね「みゆき!」

 

やよい「みゆきちゃん!」

 

なお「みゆきちゃん!」

 

れいか「みゆきさん!」

 

キャンディ「みゆき!?」

 

 

私は星空みゆきの胸蔵をつかんで頬を拳で殴った。

 

 

みゆき「黒井さん・・・・・・なんで・・・」

 

 

星奈「あんた・・・自分達が一体何をしたのかわからないの?」

 

 

みゆき「へ?」

 

 

星奈「この傷はあんた達につけられた傷よ・・・」

 

 

みゆき「私達が・・・黒井さん・・・を」

 

 

私はもう一度星空みゆきの胸蔵を掴んだ。

 

 

星奈「覚えておきなさい・・・あんた達の力は確かに強力よ・・・でもねあんた達の力の使い方は無邪気な子供が刃物を振り回しているほど恐ろしい存在よ!!」

 

みゆき「黒井・・・さ」

 

星奈「お前達のやってることはテレビでよくある世界を救う正義の味方とかそんなことをしているんじゃないのよ!!!」

 

 

みゆき「へ・・・」

 

 

星奈「お前らのやってることはヒーローごっことかに過ぎない!!そしてお前らは正義の味方じゃなく只の操り人形に過ぎないことを・・・」

 

 

みゆき「え・・・」

 

 

星奈「あんた達が・・・もしもその力の恐ろしさに気づかずにバカみたいに笑うようなことがあったら・・・」

 

私は星空みゆきの肩を強く握りしめ

 

 

星奈「私はあんたを一生許さないわよっ!!!!!!」

 

 

みゆき「黒井・・・・・・さん」

 

 

 

星奈「帰るわ・・・」

 

 

 

私はそれを言い残し後にした。

 

 

 

 

やよい「みゆきちゃん大丈夫?」

 

あかね「ちょ何すんねん!!戻ってきい!!」

 

ポップ「皆の衆っ!!!」

 

なお「ポップ・・・」

 

ポップ「今はそーっとしとくでござる」

 

 

れいか「・・・・・・」

 

 

みゆき(黒井さん・・・)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー惑星プリズム最深部ー

 

 

 

 

 

 

 

 

ネメシス「どうやらこの奥らしいな・・・・・・アリス」

 

 

アリス「うむ」

 

 

 

 

シャッ シャッ シャッ シャッ シャッ シャッ

 

 

 

バコーーーーーーン

 

 

アリスの持つ武器で分厚い扉が綺麗に切り裂かれた。

 

 

 

ネメシス「おお、これがプリキュウス様の新しい体か」

 

 

アリス「まさか・・・・・・この遺体に乗っとるのか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アリス「プリキュウス様の妹君・・・・・・アンジェリーナこと"キュアアンジェ"」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





「私を殴るなんてひどいよ星奈ちゃん」

「そうかしら?私からすればスカッとしたけど」

「星奈ちゃーーーん」

「はやく紹介しなさい」

「はっぷっぷー・・・今回は金太郎」

「ノースリーブね」

「そんな名で読んじゃダメ」

「まさかりを持った金太郎はすもうでは敗けなし、その時一頭の熊が金太郎に勝負を挑んだ。初戦では熊の方が圧倒していたが金太郎はタイミングよく熊を投げ飛ばすことに成功しみごと勝利を勝ち取った。そしてある一人の侍が金太郎の噂を嗅ぎ付け、金太郎に鬼退治をしてほしいと依頼してきた。それを聞いた金太郎は侍の依頼を聞き入れ、鬼退治をやることを決意した。金太郎が鬼退治をやらせた結果、金太郎大活躍、得意の相撲で鬼どもを投げ飛ばしていった。そして後に金太郎は侍となり美しいお嫁さんと幸せにくらしましたとさ」


「それにしてもまさかりと金太郎・・・」


「どうしたの?星奈ちゃん」








金太郎とまさかりが池にポチャン、現れた泉の神様


「貴方が落としたのは金のまさかりてすか?銀のまさかりですか?」

いや普通のまさかり


「もうひとつ貴方が落としたのは銀太郎ですか?それともサラリーマンの金太郎ですか?」


「勝手にお話を変えないであとサラリーマンの方来たね」



「次回、ロイヤルクイーンの質問」


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19話 ロイヤルクイーンの質問


星奈「今回は私が異世界の住人達と話す話よ」

みゆき「異世界の住人」


やよい「ウル○ラマンとか仮面ラ○ダーとか」


星奈「・・・・・・」無視


 

 

先生「皆に伝えなくてはならないことがあります。黒井さんが今朝家で大ケガをしてしまって来週まで休みだそうです」

 

 

『えぇぇぇぇぇぇーーーーー!!!?』

 

 

女子A「黒井さん・・・大丈夫かしら」

 

女子B「私達でお見舞いに行かない?」

 

 

男子A「黒井・・・・・・大丈夫かよ」

 

男子B「なんか心配だよね」

 

 

ガヤガヤ ガヤガヤ ガヤガヤ

 

 

 

 

 

 

私はあの時、黒井さんに殴られた頬を撫でた。

 

 

"あんた達がもしその力の恐ろしさを気づかずにバカみたいに笑うようなことがあったら・・・私はアンタを一生許さないわよ!!"

 

 

みゆき(黒井さん・・・あの時、泣いていた・・・)

 

 

キーンコーン カーンコーン

 

 

 

 

 

私は休み時間に入り、黒井さんのことを考えていた。

 

 

れいか「みゆきさん」

 

みゆき「れいかちゃん?」

 

 

れいか「みゆきさん・・・頬は」

 

みゆき「え?・・・あー大丈夫大丈夫このぐらい平気だから・・・あははは・・・」

 

 

れいか「みゆきさん・・・黒井さんは私達がプリキュアだということはもうわかってると思います。」

 

みゆき「え・・・」

 

れいか「あの時の黒井さんの感情的な発言は私達がプリキュアだということを知っていたからです。」

 

 

みゆき「なんで・・・私達がプリキュアって知ってるのはキャンディとポップ達だけなのに」

 

れいか「おそらく、黒井さんがオーディウムだったんでしょう?」

 

 

みゆき「黒井さんが・・・オーディウム?」

 

れいか「オーディウムが現れたのは黒井さんがこの学校に転校したときから現れました。そしてあの時の発言からすれば黒井さんは間違いなくオーディウムです。」

 

 

みゆき「そんな・・・じゃあなんで黒井さんは私達を攻撃するの?まさかバッドエンド王国の・・・」

 

 

れいか「それは違うと思います。」

 

みゆき「え?」

 

れいか「オーディウムはラテン語で"憎しみ"と解きます黒井さんは私達プリキュアという存在を憎んでいると私は思います。」

 

みゆき「そんな・・・なんで黒井さんが・・・プリキュアを・・・」

 

私の家族はプリキュアに殺されたのよ・・・

 

みゆき(まさか黒井さんの家族を殺したのは・・・・・・私達・・・)

 

れいか「みゆきさん」

 

みゆき「れ・・・れいかちゃん」

 

 

れいか「明後日の土曜日に黒井さんに会おうと思っています」

 

みゆき「れいかちゃん一人で・・・」

 

れいか「はい・・・もしあかねさんやなおをつれていけば対立しそうですし黒井さんにとって不便だと思っています。」

 

 

みゆき「だったら私も一緒に・・・」

 

 

れいか「いいえ、ここは私自らお会いしようと思っています。みゆきさん、すみませんが私の我儘を聞いてくれませんか?」

 

 

みゆき「れいかちゃん・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私はあの時の闘いで深いダメージを負ってしまい、スマイルプリキュアによって家が破壊され、新人のガーディアン達の協力で古いマンションを改造した個室で傷ついた体を回復させるためメディカルベッドで療養中なのだ。

 

 

 

 

私は眠りついた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

?「・・・いさん」

 

 

?

 

 

 

?「・・・黒井星奈さん・・・」

 

 

誰?

 

 

?「私はメルヘンランドの女王"ロイヤルクイーン"です」

 

 

ロイヤルクイーン・・・あいつらをプリキュアに引きずり込んだ張本人か

 

 

「女王様直々になんのようかしら?」

 

 

ロイヤルクイーン「あなたのこと知っています未来からやって来たプリキュアを憎む者、そしてオーディウムと呼ばれる戦士、そしてあなた達は全てのプリキュアを排除、あるいはその謎を調査するためにやって来たことを・・・」

 

 

この女王様は全部お見通しってことか・・・

 

 

「で・・・それがわかってどうする気・・・プリキュアを呼んで私を・・・殺す気かしら?」

 

 

ロイヤルクイーン「そんなことはしません。ただ私はあなたに重大な質問をしに来たのです」

 

 

重大な質問・・・?

 

ロイヤルクイーン「あなたが戦っているジェネラルプリキュアとプリキュウスそして彼女達プリキュアの意思とは違った謎の意識について説明してください」

 

 

「・・・・・・」

 

私は彼女にプリキュウスとジェネラルプリキュアのことについて説明した。プリキュウスはかつて初代プリキュア キュアアンジェと戦っていたこと、プリキュウスとキュアアンジェは双子であり、姉のプリキュウスは実の母を殺して故郷の星のエネルギーを自分の物にし故郷の星を死の星へと変えたこと、そしてそのエネルギーを人間の玩具にされたプリキュア人達をプリキュウスがそのエネルギーでジェネラルプリキュアに変えたことを語った。

 

 

ロイヤルクイーン「そんなことが・・・」

 

 

星奈「その発言・・・どうやら知らなかったようね」

 

 

ロイヤルクイーン「キュアアンジェは私達の世界でも伝説の戦士として語っています。しかしどうして貴方が私達の知らないことをそこまで知っているのですか?」

 

 

星奈「プリキュアの書ってご存知かしら?」

 

 

ロイヤルクイーン「プリキュアの書・・・それはかつて私達の先代が書かれたと呼ばれる伝説の本・・・まさか」

 

 

星奈「そう・・・今は私が持っているわ」

 

ロイヤルクイーン「プリキュアの書を・・・あなたが」

 

 

星奈「そう、そしてあいつらプリキュアの意識とは違う別の意識とはあいつらの力そのものが乗っ取っていたのよ」

 

 

ロイヤルクイーン「プリキュアの力そのものが・・・」

 

星奈「原因は・・・プリキュウスがこの地に降り立ったことよ」

 

 

ロイヤルクイーン「・・・・・・」

 

星奈「幸い、そのときのやつは緑川なおの妹に乗り移っていたからあの時上手くあやつることは出来なかったんでしょう?だけど・・・・・・もし奴が新たな体を手に入れたとき奴等プリキュアオールスターズは・・・プリキュウス、ジェネラルプリキュア達と、共にこの世界の人間あるいは異世界の侵略を開始することになるでしょうね」

 

 

ロイヤルクイーン「・・・・・・本当だったのですね」

 

星奈「は?」

 

 

ロイヤルクイーン「かつて・・・私の住むメルヘンランドにある一人の人間が現れました。その人物はいずれピエーロを含む邪悪なる存在を倒してしまえばプリキュアの力が完全に目覚め、メルヘンランドを含む妖精達の国が滅びてしまうと・・・」

 

 

 

星奈「・・・・・・その人物って・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロイヤルクイーン「黄瀬・・・・・・勇一です」

 

 

 

 

 

星奈「!?」

 

黄瀬勇一・・・情報では黄瀬やよいの父であり、黄瀬やよいが5歳の時、他界していると書いてあった。

 

 

 

星奈「黄瀬勇一は・・・自分の娘がプリキュアになることを・・・知っていたのね」

 

 

 

ロイヤルクイーン「はい・・・おそらく」

 

 

星奈「黄瀬勇一はあの人の情報によれば"異世界都市アルカ"の出身であり、プリキュアの歴史を変えようとした第一人者であること、だがそれをジェネラルプリキュア達に邪魔をされ、自分の寿命が残り少ないことに不安を抱いていた。それを励ましたのは黄瀬やよいの母にあたる黄瀬千春に出会った。黄瀬勇一は黄瀬千春と結婚し、黄瀬やよいが生まれた。そして黄瀬勇一は黄瀬千春にこの世界にやって来た理由をすべて話した。そして彼が死ぬ間際にプリキュアに関することをすべてレポートにしこの世を去った」

 

 

 

ロイヤルクイーン「私はあの時・・・あの人にこう言われたのです」

 

 

 

 

 

 

 

黄瀬勇一『もし俺の娘がプリキュアになって世界を滅ぼそうとするようなことになってしまったら・・・その時は必ず止めてくれ!プリキュウスの思い通りにさせないために・・・・・・』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロイヤルクイーン「あの人のあの言葉を聞いたとき、私は決意しました。」

 

 

決意?

 

 

ロイヤルクイーン「プリキュア達がピエーロを倒した時ジェネラルプリキュアが彼女達を連れ去ろうということがあれば・・・私達は全力で迎え撃ちます」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本当に・・・・・・そんな風に行けばいいと願ってるわ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星奈「はっ」

 

 

ポンポー「おっ星奈起きたか?」

 

 

どうやら目覚めたらしい、それに黄瀬勇一・・・・・・まさか"私を救ってくれた恩人"があんな風なことをいうなんて

 

星奈「それにしても・・・ここのメディカル装置はさすがね傷が早く治って安心して寝てしまったわ」

 

 

 

ピンポーーン

 

 

ポンポー「おっ誰か来たらしいぞ」

 

 

誰か・・・・・・そもそもここは誰も近づかない廃ビル・・・一体誰が・・・

 

 

 

 

 

 

ガチャ

 

 

 

星奈「あんたは・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は休日の日曜日に一人で店の外のテーブルでコーヒーを飲んでいた。そしてある人物を待っていた。

 

 

 

 

 

ザッ

 

 

 

?「黒井さん」

 

 

星奈「来ると思っていたわ・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星奈「青木れいか」

 

 

 

青木れいかことスマイルプリキュアの一人 キュアビューティー 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





星奈「最初の対談相手はこの人」


おそ松「おそ松でぇーす♪」


スマイルプリキュア「・・・・・・」


星奈「それでは質問しますおそ松さんの二期の一話はとてもなんでもありでしたね」


おそ松「でしょう♪あの時は仕事しないでダラダラしてちょっと太ったこともあったけどね♪あははは」


あかね「太ったって一松意外・・・みんな豚やん」


星奈「あとちゃんとしたっていってましたけどあれがちゃんとしたって言えるのですか?」


おそ松「えー気になるーあの時は俺たち兄弟はちゃんとしてなんか出来たって感じだよねあの時のロボットなんかかっこいいでしょ超合金シリーズに出るよきっとそれと君さかわいいから今から俺とデー「カチッ」え?」

バタンッ

おそ松「いやああああーーー!!!」


ドカーーーーーン!!!


スマイルプリキュア「ええええええええーー」


星奈「次回、オーディウム&ビューティー ブレインの実験、ご期待ください・・・・・・次は刀剣男子・・・呼ぼうかしら」


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20話 オーディウム&ビューティー ブレインの実験



星奈「作者のスマホが仕事行くとき、落としてヒビはいったらしいわ」


スマイルプリキュア「「「「「えーーー!!?」」」」」


私は喫茶店の外のテーブルである人物を待っていた。

 

それは・・・・・

 

 

星奈「あなたが来ると思っていたわ・・・・・青木れいか」

 

 

れいか「今ここでやっとあなたと話をすることが出来て私は嬉しいです」

 

 

青木れいかは空いているテーブルの椅子に腰掛け、私と顔を見合わせた。

 

 

れいか「黒井さん・・・・・・あなたは何者なのですか?」

 

 

 

星奈「・・・・・・」

 

 

青木れいか・・・こいつはスマイルプリキュアの中で一番要注意なプリキュアだ・・・こいつは他のプリキュアと違って周りを良く把握し、敵の戦い、仲間のチームワークを分析しながら戦う凄腕レベルに等しい・・・

 

 

星奈「・・・・・・青木さん」

 

れいか「・・・・・・」

 

 

星奈「もし私が・・・そのオーディウムと呼ばれる戦士だったらどうする気?」

 

 

れいか「もしそうであったのなら・・・なぜ私達プリキュアを倒そうとするのか?それを教えてください」

 

 

・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星奈「青木さん・・・貴方のいうとおり私がオーディウムよ」

 

 

 

れいか「やはり」

 

 

星奈「そして私の本来の目的は貴方達プリキュアの抹殺あるいはプリキュアに関する秘密の調査よ」

 

 

れいか「プリキュアに関する秘密・・・それは一体」

 

私は鞄の中からある少し茶色い汚れた部分がついたノートを出した。

 

 

れいか「これは・・・・・・」

 

星奈「黄瀬勇一が貴方達プリキュアに関するデータがつまったノートよ・・・・・・」

 

私は青木れいかに黄瀬勇一の名前を出したとき青木れいかは唖然とした。

 

 

れいか「黄瀬勇一!?っ・・・・・・その方はやよいさんのお父様の名前・・・・・黒井さんっこれをどこで」

 

 

グルルっ

 

 

星奈「!!」

 

れいか「黒井さん?」

 

私はこの町には聞かない獣の声が聞こえたとき現れたのは

 

星奈「グリム!」

 

そいつらは黒い毛で覆われ狼と熊の頭に獣の骨を被った怪物グリムが12体現れた。

 

 

れいか「あれは一体・・・バッドエンド王国の・・・」

 

星奈「違うわ・・・あれはバッドエンド王国に属さない怪物いわば、異世界の敵らしいわね」

 

 

れいか「異世界の・・・敵」

 

バチィィー!!

 

上空から黒い穴が出てきた。その黒い穴から稲妻がはしり、現れたのは・・・・・・

 

 

星奈「時間遡行軍・・・」

 

 

情報によれば歴史修正主義者と呼ぶものによって作られた謎の戦士達・・・その目的は古来日本の歴史を変えることだと・・・・・・

 

 

れいか「黒井さん!あれも異世界からやって来た敵なのですか?」

 

 

「きゃあ!」

 

「助けてくれぇ!!」

 

 

グリム「グルルル」

 

 

打刀「ウウウ・・・」

 

 

人々がグリムと時間遡行軍に逃げ惑う中・・・そこに立ち塞がったのは青木れいかである。

 

 

れいか「私が一人で来た以上、バッドエンド王国の者でなかろうと人々の安心を妨げるものは許しません!」

 

 

青木れいかはポケットからプリキュアの変身アイテムスマイルパクトを取り出した。

 

 

れいか「プリキュア・スマイルチヤージ!」

 

 

 

パアアア

 

ビューティー「しんしんと降り積もる清き心 キュアビューティー」

 

 

グリム『グアアアアッ!』

 

遡行軍『ウオオオオオオッ!』

 

 

ビューティー「はあああああっ!」

 

 

熊グリム「グアアアアッ!」

 

 

ビューティー「はあっ!」

 

バキッ

 

 

薙刀「ウオオオオオオッ!」

 

ブオンっ

 

ビューティー「ふっはああっ!」

 

 

バキッ

 

 

 

 

 

 

ビューティー対グリムと時間遡行軍

 

 

グリムは狼型が6体熊型が5体、そして時間遡行軍は、骨だけで口に小刀をくわえている短刀は3体、薙刀は5体、太刀は3体、一対多数では不利だと考えられる・・・・・・しかしキュアビューティーは古武術と合気道でなんとか凌いでいる。果たしてどこまで持つのか・・・・・・

 

 

 

星奈「ん・・・」

 

あれは・・・・・・

 

 

妹「お姉ちゃん・・・もう疲れたよ・・・」

 

姉「大丈夫よ・・・あともう少しで逃げれるわ」

 

 

どうやら逃げ遅れた小学生の姉妹らしい・・・あそこにいれば奴等の格好の餌食になるのに・・・そこに気がついたのか狼型のグリムが姉妹に気付き、襲いかかってきた。

 

 

妹「お姉ちゃ~~ん来るよ!」

 

 

姉「走って!」

 

姉妹は手を繋ぎながら走っていくが・・・・・・後ろにいた妹が足をつまずいて転んでしまった。

 

 

狼グリム「グオオオオオオッ!!」

 

 

 

妹「お姉ちゃーーーーーーーーん!!」

 

姉「みのりーーーーーーーーー!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お・・・・・・・・・姉・・・・・・・・・・・・・・・ちゃん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《チェンジ!ソニックアロー!》

 

 

バシュッ

 

 

姉「え?」

 

妹「ふぇ?」

 

姉妹はもう駄目かと諦めかけたが私はそれが見過ごせなくワールドフォンで武器を召喚しそれと黒のマントと黒の仮面を装備し狼型のグリムを切り裂いた。

 

 

 

オーディウム「はやく逃げなさい・・・」

 

 

姉「へ・・・は・・・はい」

 

 

 

ビューティー「黒井さん・・・・・・あなたはやはり」

 

戦っているビューティーは私がオーディウムということに見事に的中した。

 

 

私の言葉を聞いた姉妹は急いで遠くまで避難し、私はレモンロックシードをソニックアローーに装着し、奴等を一気に斬りつけた。

 

〈ロックオン!レモンエナジースカッシュ!〉

 

 

オーディウム「はああああっ」

 

 

ズバッ! バシュッ! ブシャッ! ブシュッ! ズバッ! バシュッ!ズバッ!ブシャッ! ズバッ! バシュッ! ズバッ! ブシャッ! ブシュッ! ズバッ! バシュッ! ズバッ! ブシャッ!

 

 

熊型グリム『グアアアアッ・・・』 ドサッ

 

 

狼型グリム『ウオオオッ・・・』バタッ

 

 

薙刀『グオオッ・・・』 ボウッ

 

太刀『ウオオオッ・・・』ボウッ

 

 

ゴゴゴゴゴッ

 

 

 

短刀『グオオオオオオッ!』

 

上空にいる3体の短刀が私に向かって切り裂こうとしたが私はメロンエナジーロックシードを取りだしソニックアローで一気に3本出現し、まとめて放った。

 

 

〈メロンエナジー・スカッシュ!〉

 

 

オーディウム「ふっ!」

 

バシュシュシュンッ!

 

 

バスッ グサッ バスッ

 

 

短刀『グオオオオオオッ・・・』ボウッ

 

 

光矢に命中した3体の短刀は断末魔をあげながら消滅した。

 

 

ゴリラ型グリム「ウウウウ・・・」

 

 

大太刀「う~~」

 

 

残りは一番ゴツい大太刀とゴリラ型グリムあの2体だけね

 

 

ゴリラ型グリム「グオオオオオオッ!」

 

 

ガシッ

 

 

オーディウム「な!?」

 

 

ブオンッ

 

 

オーディウム(あのゴリラ・・・女の子に対して本気で投げるなんてどういう風のふきまわしなのか)

 

と投げられた私は呟いている時・・・私が飛ばされている先の方向では奴が待ち構えていた。

 

 

大太刀「ウウウ」

 

チャキッ

 

一旦距離をおいて行こうと感じたとき大太刀の後ろから彼女の必殺技が放った。

 

 

ビューティー「プリキュア・ビューティーブリザード!」

 

 

ビュウウウウー

 

 

大太刀「グオオッ?」

 

 

ズバッ!

 

 

キュアビューティーが大太刀の足を凍らせ身動き出来ずに動こうと必死な瞬間、私は投げ飛ばされたのを利用してそこで一瞬でソニックアローで斬り裂いた。

 

 

 

 

ゴリラ型グリム「グオオッ!?」

 

奴が仲間を倒されたことでどうすればいいか慌てている隙に・・・・・・

 

 

オーディウム「はああっ!!」

 

 

ビューティー「はあああっ!!」

 

 

 ブシュッ!  ズバッ!

 

 

ゴリラ型グリム「グオオオオオオッ・・・」 バタッ

 

 

キュアビューティーと一緒に奴を倒すことに成功しこれで全て片付いた。

 

 

 

 

 

 

ビューティー「黒井さん・・・・・・あなたが・・・」

 

 

オーディウム「オーディウムよ・・・恨んでもいいから」

 

 

ビューティー「恨むなんて・・・」

 

 

オーディウム「私はね・・・覚悟を持ってこの時代に来たの・・・たとえあんた達に非道と呼ばれようと」

 

 

ビューティー「黒井さん・・・」

 

 

 

キイィィィィィィン

 

オーディウム「!!」

 

一瞬、私の中のアレが何かに反応し、私は目の前の高いビルの頂上まで一気にジャンプした。

 

 

 

ビューティー「黒井さん!?」

 

 

キュアビューティーも私の後を追うようにジャンプした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スタッ

 

オーディウム「あの時間遡行軍もグリムもあんたの差し金らしいわね」

 

 

スタッ

 

ビューティー「あれは・・・・・・」

 

 

そこにいるのは黒衣を纏い、眼鏡は両方に黒と闇の文字が浮かんでいるその正体は

 

 

オーディウム「ジェネラルプリキュアの一人・・・キュアブレイン!」

 

 

ビューティー「ジェネラルプリキュア・・・」

 

 

 

 

ジェネラルプリキュアの参謀的存在・・・キュアブレイン

 

 

 

ブレイン「ほお、私のことをご存知なのですね・・・それにキュアビューティー・・・貴方は来るとは予想外です」

 

 

ビューティー「予想外・・・?」

 

 

ブレイン「はい、あなた方はピエーロを倒すのが何よりの目的のはず・・・早く自分の持ち場に帰ってください」

 

 

シャリンッ

 

 

ビューティー「それはできません!黒井さんがプリキュアを憎む理由・・・そして貴方は私達プリキュアの知らないことを知っている・・・答えてください・・・」

 

 

氷の刃をブレインに差し向けたがブレインは溜め息をはいて答えた。

 

 

ブレイン「やれやれ・・・ビューティーあなたのリーダーキュアハッピーはおとぎ話は好きだとおっしゃってましたね」

 

 

ビューティー「なぜ、それを」

 

ブレイン「あなた方のことは全てお見通しですよ・・・そして初めてこの世におとぎ話が存在したときビューティーその結末はハッピーエンドだと思いますか?」

 

 

ビューティー「え?」

 

 

ブレイン「シンデレラは王子と結婚するためありとあらゆる方法で義理の姉達や母を追い詰めようとします。斧で足を斬り裂いたり・・・ピーターパンはネバーランドに住む子供が大人になる前に殺したり、ヘンゼルとグレーテルは魔女と思い込んだ老婆を釜戸で焼き殺し、保護された子供達を毒の入ったパンを忍び込ませ殺したりと昔のおとぎ話はとても残酷な物語なのです。プリキュアも同じことです」

 

 

ビューティー「どういうことです?」

 

 

ブレイン「プリキュアの力は元々私達の主、プリキュウス様の物なのですから」

 

 

ビューティー「プリキュウス?」

 

 

オーディウム「あんた達プリキュア達を作った生みの親の存在であり、同時に闇の存在を生み出した元凶」

 

 

ビューティー「え?」

 

 

オーディウム「そして私達が倒すべき敵でもある」

 

 

ビューティー「黒井さん・・・」

 

 

 

ブレイン「そのとおりです。あなた方は闇の存在と闘い平和のために尽くしていますがそれは間違いです。」

 

 

ビューティー「そんな・・・」

 

 

ブレイン「あなた方の闘いはプリキュウス様の復活させるための家畜にすぎませんよ・・・そしてあなた方や他の町で活躍しているプリキュアの皆さんも闇の元凶を討ち取った時、我々プリキュアの時代が来るのですよ」

 

 

オーディウム「そんなことさせるかっ!!」

 

 

ビューティー「黒井さん・・・」

 

 

 

オーディウム「あんた達の正義の味方ゴッコのせいでどれだけの命が失ったのか分かる?大切な人、愛した人、そして一緒にいたかった人そのいなくなった悔しさと痛みがどれ程だったのか・・・今ここであんたを討つ!!っ」

 

 

 

 

 

ブレイン「ふふふふ、血気盛んな人ですね・・・ならば私も対勇者用のアレの試作を試させてもらいますよ」

 

 

ブレインが手に取ったのは小さな小型カプセルでそれを地面に投げた。

 

 

ブレイン「貴方達プリキュアが闘った邪悪なる存在のデータを元にして作った対勇者用戦闘生命体・・・いでよ!デキータ!!」

 

 

 

デキータ「デキーーーーーーーーターーーーー!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






星奈「今月中に機種変するらしいそうよ」


みゆき「この話の続き大丈夫かな?」



次回20・5話 完全戦闘生命体 デキータ


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20.5話 完全戦闘生命体 デキータ




星奈「作者が新しいスマホを変えたから、再開するらしいわよ」



スマイルプリキュア「「「「「良かった~」」」」」


デキータ「デキーーーーーーーーーーターーーーーーーーーーーー!!!!」

 

 

ブレイン「さらにこれもつけますよ」

 

 

ブレインが手に持っているのは白い鼬と狂暴な熊のフィギュアであった。

 

 

そしてそれを謎のアイテムで二つのフィギュアを入れた。

 

 

ブレイン「さあ、実験開始です。」

 

 

《ノロイ・赤カブト・クロスオーバーチェンジ!》

 

 

 

オーディウム(あれは・・・それにあのフィギュアは・・・)

 

 

 

ブレイン「さあ、暴れなさい!呪いカブト!」

 

呪いカブト「グガアアアアっ!!!」

 

 

デキータと呼ばれる怪物はブレインの二つのカプセルによってデキータは全身が白い毛で覆われ上から赤い鬣が生えており、目は鋭く、瞳は真っ赤な血のごとく赤い色をしていた。

 

 

呪いカブト「グガアアアア!!」

 

ドガァーーン!

 

 

ビューティー「はああっ!」

 

 

バシィィーーーーーンッ!!

 

 

ジャンプしたビューティーは上空から強力な蹴りを放ったが・・・

 

 

呪いカブト「ニィッ」

 

 

ビューティー「なっ!?」

 

 

バシーーーーーンッ!!

 

 

ビューティー「きゃあああ!!」

 

 

キュアビューティーの蹴りを喰らっても効かないなんてキュアブレインなんて怪物を作り上げたの・・・

 

 

 

呪いカブト「・・・・・・」ビーーー

 

 

あの怪物今度は目を開いて何かをしている・・・一体何を

 

 

ゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロ

 

 

オーディウム「嘘!? 鼠の大軍!?」

 

 

 

ブレイン「呪いカブトはたったの一睨みで大量の鼠を操れることが出来るのですよ」

 

 

 

鼠『チチュウーー!!!』

 

 

鼠達が一斉に私達に襲い掛かって来て私はソニックアローで凪ぎ払った。

 

 

ブシュッ! ズバッ! ブシュッ!

 

 

 

斬っても鼠達が大量に襲い掛かって来るから拉致があかない

 

オーディウム「糞!斬っても斬ってもキリがない」

 

 

呪いカブト「グオオオッ!」

 

 

ブオンッ!

 

 

ビューティー「黒井さん!危ない!」

 

ドンッ!

 

オーディウム「へ?」

 

 

バシュウッ!

 

 

ビューティー「きゃあああっ!!」

 

 

オーディウム「?!」

 

 

ドサッ

 

呪いカブトの強力な拳に襲われそうになったとき

 

 

あいつ・・・・・キュアビューティーが・・私を庇った・・・

 

 

オーディウム「あんた・・・何故」

 

 

ビューティー「ハア ハア ハアハア・・・・何故ってそんなこと・・・」

 

 

 

オーディウム「・・・・」

 

 

ビューティー「私達は・・・・仲間です」

 

 

ズキッ

 

 

オーディウム「・・・・・へ?・・・」

 

 

ブレイン「仲間・・・・素晴らしい・・・」

 

 

ビューティー「!」

 

ブレイン「ビューティー、あなたの言う通り仲間は大事な事です。我々のように選ばれし者達はプリキュウス様の為に尽くして行くことこそが何よりのこ「違います!」?」

 

 

 

ビューティー「友達というものは人と人が互いに認め合い共に険しい道を進み、信頼することです。自分の為に私達を利用するということは・・・・私は絶対に許しません!!」

 

 

なんだ?アイツのパクトから青い光を発し、私が見たのは青く輝くオーラを纏ったキュアビューティーが立っていた。

 

 

ビューティー「黒井さん待ってて下さい・・・直ぐに終わらせます。」

 

 

ブレイン「行きなさい 呪いカブト!」

 

 

 

 

ブレインの命令に呪いカブトは動きだし、大量の鼠達が一斉にキュアビューティーの方に襲い掛かったが

 

 

シュンッ

 

 

バタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタ

 

 

 

オーディウム「!?」

 

 

ビューティー「峰打ちです。」

 

 

手刀一振りで大量の鼠達が一掃された。

 

 

 

呪いカブト「グオオオッ!!」

 

 

今度はやつ自ら襲い掛かって来た。対するビューティーは両方に氷剣を装備し、呪いカブトの鋭い爪と相対した。

 

 

ビューティー「はああっ!!」

 

 

キンッ!キンッ!キンッ!キンッ!キンッ!キンッ!

 

 

ブレイン「やはり、呪いカブトが押されてますね。このままだと・・・・」

 

 

 

ビューティー「セイヤッ!!」

 

 

バキーーーーーーーーンッ!!

 

 

 

呪いカブト「グアアアアッ!!?」

 

 

ビューティーの二刀流の剣さばきで呪いカブトの鋭い爪が砕かれた。

 

 

ビューティー「これで決めます!プリキュアビューティーブリザード!アロー!!」

 

 

バシュゥゥゥーーーーーーン!!!!!

 

 

 

呪いカブト「ガアアアアアアアッ!!!」

 

 

ボーーーーーーーーーンッ!!!

 

 

 

 

 

 

ビューティーの新しい必殺技で呪いカブトは爆散した。

だがブレインはどこを探しても見当たらなかった。どうやら逃げたらしい。

 

 

ブレイン「流石ですね。キュアビューティー」

 

 

オーディウム「この声は・・・」

 

 

ビューティー「ブレイン!・・・一体どこに・・・」

 

 

ブレイン「今日のところはここで引き上げます。いいデータも取れましたし、それとキュアビューティー」

 

 

ビューティー「え?」

 

 

ブレイン「いずれ貴方達はピエーロを倒した後、我々ジェネラルプリキュアの前に膝まずき、プリキュウス様の為に異世界の支配に加担することを貴方のリーダーに伝えておいてください ハハハハハ!」

 

 

その笑い声を上げ、ブレインの声は聞かなくなった。

 

 

 

オーディウム「・・・・・・」

 

 

私は直ぐに去ろうとしたが・・・

 

 

ビューティー「待ってください!?」

 

 

オーディウム「!!」

 

 

ビューティー「貴方はやよいさんのお父様とどういう関係なのですか?」

 

 

 

私は答えず、直ぐに立ち去ろうと考えたが仕方なく答えた。

 

 

オーディウム「勇一さんは私にとって兄のような存在だった。」

 

 

ビューティー「え?」

 

 

オーディウム「あの人は私が路頭に迷っていた時、手をさしのべてくれた恩人よ」 クルッ

 

 

ビューティー「黒井さ「あと他のメンバーに伝えておきなさい。あんた達はいずれ引摺り下ろされるって」」

 

 

私は立ち去ろうとするときビューティーに一言

 

 

オーディウム「次はぶっ殺してあげるから・・・・」

 

 

 

ヒュンッ

 

 

 

ビューティー「黒井・・・さん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オーディウム「・・・・・」

 

 

 

 

 

 

私達は・・・・仲間です。

 

 

 

オーディウム「う・・・・うぅ・・・うう」

 

 

 

スタッ

 

 

 

オーディウム「チクショーーーーーーーー!!!!!!!」

 

 

 

私は悔しかった。ビューティーが言ったあの言葉、私にとってプリキュアの一言は私が小さいときに受けられたあの屈辱を思い出させてしまった。

 

 

 

星奈「うわあああああああああ!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーとある研究所ー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブレイン「デキータのデータ・・・彼女のお陰でいい収穫が出来た。」

 

 

ブレインがパソコンでオーディウムとビューティーがデキータの戦いを見て満身創痍していた。

 

 

ブレイン「もうすぐですね・・・・私も準備を始めましょう・・・・来るべき新時代のために」

 

 

 

研究所の周りにはありとあらゆるフィギュアが覆い尽くすほど置かれていた。

 

 

 

動物、鳥、虫、魚介類、怪獣、ロボット、怪人、空想の動物などのフィギュアが置かれていた。

 

 

 

 

 






NG1


ブレイン「さらにこれもつけますよ」



《タルト・モフルン クロスオーバーチェンジ!》


ブレイン「へ?」


二人((可愛い))


ブレイン「失敗してしもうた」


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設定集2


星奈「設定集2です」


         設定集2

 

 

 

異世界都市・アルカ

 

ありとあらゆる異世界の中で互いに共存、生活できるいわゆる巨大なエントランスである。そしてその世界に行けるのは世界各国のリーダー達の特別な資格がなければ入れない。そしてアルカにはAからZまでの町と島がある。この世界に住むことができる方法は免許をとっていくこと。

 

 

ディファレントタワー

 

ありとあらゆる異世界を管理している他の異世界人達が安心して異世界都市あるいは別の異世界を自由に行くことが出来る巨大装置塔

塔の中には異世界、平行世界、別宇宙などの膨大な数のゲートが保管し存在している。

 

 

DWD 通称(ディファレント・ワールド・ディフェンス)

 

 

アルカで結成された異世界防衛組織、DWDの隊員通称ガーディアンになれるのはディファレントタワーに住む元老院達から認められたら合格できる。ガーディアンの任務は異世界の侵略・支配の阻止である。

 

 

 

 

          住人

 

 

たぬじい

 

異世界都市アルカの中心街、セントラルの古い武器屋を営む狸の老人、商品の武器はどれも異世界の武器であり、安物は使いきった武器とかである。ときどき客に自分が気に入った武器の紹介をしたり、自分の武勇伝を聞いたりもするクセがある 好きなものは饅頭と抹茶

 

 

たぬ美

 

たぬじいの孫であり、喫茶木の葉の女性店員、両親は小さい頃から他界している。たぬじいがこれまで借りた借金を返すため、バイト店員として働いている。

 

キャラモチーフはけものフレンズの狸

 

 

 

 

 

 

        プリキュアに関する設定

 

 

 

 

惑星プリズム

 

プリキュアの先祖、プリキュア人が住んでいた星、その星には戦いというものはなくそれを統一していたキュアアンジェとプリキュウスの母、マザークイーン、だがプリキュウスによってマザークイーンは殺害され、プリズムの心臓部であり源であるキュアエナジーを全て注ぎ込んでしまい、今は誰も住めない死の星となっている。

 

 

プリキュアの書

 

 

プリキュアの誕生と真実を書いた大昔の書物であり、ふしぎ図書館の外の古代都市のピラミッドの内部に発見された。一体、どこで誰が書いたのかこの後に語る

 

 

番人

 

 

古代都市のピラミッドを守るライオン型の怪物、猪のように突進し狙った獲物は容赦せずぶっとばす。

 

キャラモチーフはワンダと巨像の第14の巨像

 

 

ジェネラルプリキュア

 

プリキュアの上位クラスの存在であり、その力はパワーアップしたプリキュアとフルに闘う程の潜在能力を持っているそして全部で25人にいるが全員プリキュア人である彼女達は人間に迫害されたもの達の集まりであり25人の内一人はプリキュウスの娘がいた。プリキュウスの娘は後に語る。

 

 

キュアキャラクター

 

ジェネラルプリキュアの一人でありスマイルプリキュアの活躍している七色ヶ丘担当の監視者である。彼女の能力は他のプリキュアの顔を変えることで原作では出さなかったそのプリキュアの力の潜在能力をフルに出すことが出来る彼女の生い立ちは地球で人間達に親しみがあったが人間の欲望が強すぎて始めて発見した硫酸の影響で元の顔が見せられない醜い顔になっていた。プリキュウスによって顔はプリキュアになったことで元の顔を保っている。

 

 

キュアブレイン

 

ジェネラルプリキュアの一人であり、ジェネラルプリキュア唯一の頭脳派プリキュアであるありとあらゆる手段で異世界の生物、機械を研究しているそしてプリキュア達が戦っているドツクゾーンからノワールのデータを基にして作られた怪物"デキータ"を生み出した。

 

 

 

プリキュウス

 

元の名前はインゲル、キュアアンジェことアンジェリーナの姉にあたる。母のマザークイーンに妹と一緒に地球を調査したところ人間の残酷さと非常さに怒りを覚え、マザークイーンに訴えかけたがマザークイーンはそれを拒否され自分の手で地球をありままの姿にしようとキュアエナジーを求めたが失敗し、仲間から宇宙に追放された。それが原因でインゲルは黒い雷が当たり強靭な力を手に入れて仲間と母を殺害し、キュアエナジー全て注ぎ込むことに成功した。だがキュアアンジェとその仲間である伝説の勇者に返り討ちにあってしまい魂だけ冥王星で永い眠りについた。そして今、ジェネラルプリキュア達と共に来るべき時に備えるため、新たな肉体とプリキュア達の捕獲と“プリズムクリスタル”の入手を計画している。

 

 

 

 

          その他

 

 

黄瀬勇一

 

 

黄瀬やよいの父親であり、幼き頃の星奈を救った恩人であり、異世界都市アルカのDWDのプリキュア調査隊員であるジェネラルプリキュアのキュアパラサイトとキュアブレインのウィルスに侵され、寿命が短命になっしまったが後の妻となる黄瀬千春にこれまでの全てのことを話し、死ぬ前にプリキュアに関する全てのデータをレポートにしこの世を去った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




加音町編スタート


1話


?「久しぶりだな・・・音吉」


音吉「お前は・・・・」


2話


ラスト「私と戦え・・・・」


オーディウム「まともな奴がいるのね」


3話


?「お前は何もわかってないんだよ!?あの小娘どもの力がいかに恐ろしいものなのかを」


音吉「な・・・何!?」


?「だからこそ問題なのだよッ!!!」



加音町編スタート


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加音町編
21話 ガーディアンズ 加音町に集結せよ!


私は家で暖かいコーヒーを呑みながらニュースを見ていた。

 

世間ではやれミサイルだのやれ話し合いだの国と国との関係性はバラバラである。

 

 

 

全くこんなことで世界のバランスが保てるのか不安になってきた。

 

 

ポンポー「ふ~ん♪ふんふ~ん♪」

 

 

星奈「?」

 

 

ポンポーの奴、帰ってきた時からなんか御機嫌ね・・・どうしたのかしら?

 

 

星奈「ねえ、あんたなんか随分とご機嫌ななめだけどなんかいいことあったの?」

 

 

ポンポー「え?知りたい?知りたいのか?うわあどうしようかな~ぽふふふ」

 

 

なんかだんだんイラッとしてきた。ワールドフォンで武器を出そうとしたときポンポーは正直に答えた。

 

 

ポンポー「実はお前に借りたカードでアルカに行ってきたんだよ」

 

 

星奈「ああ、そういえば」

 

 

確かキュアビューティーと会う前にポンポーに暇なときはアルカに遊びにいったらと言ってたんだった・・・

 

 

ポンポー「そして俺は、たぬ美さんに・・・・・・・・告白したんだ///」

 

 

星奈「ほお、告白ねえ・・・・・・」ズズー

 

 

私はお茶をすすりながら聞いていた。ポンポーが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・たぬ美に・・・・・・・・ん?・・・・

 

 

ポンポー「そしたら・・・・・・たぬ美さん・・・・はっきりOKもらったんだよ///」

 

 

星奈「ぶぶぶうぅぅぅぅぅーーーー!!!!!」ブーーーーーーーー!!

 

私はあまりのことに驚愕し、飲んでいたお茶を吹いてしまった。

 

 

ポンポー「なんだよ!?キタねーな」

 

 

星奈「え?うそ?まじで!?え?え?えーーー!!??」

 

 

いやいやいや、明らかに唐突すぎるでしょ?嘘!マジで

 

 

ポンポー「うん・・・・マジで///」

 

 

星奈「・・・・・・」

 

私は唖然として言葉に出なかった。その時、テレビのニュースのアナウンサーが隣の方に新しい情報と思わしき行動をとっておりその紙を持ってニュースに切り替えた。

 

 

『只今最新のニュースが出ました。現場の稲垣さん』

 

 

『はい!現場リポーターの稲垣です!私は今“加音町”にいます』

 

 

星奈「加音町!」

 

現場リポーターの言葉に加音町が出たことに私は切り替えてテレビに集中した。

 

 

『たった今、この加音町に”未確認生命体“が現れたという情報を聞き現れました』

 

 

星奈「未確認生命体?」

 

現場のリポーターがもう一回目の前を見ると辺りは霧で覆っていたが段々はれていき、目の前にいるのは

 

 

『あれです!あれが未確認生命体らしき姿が現れました。見た目は人の形をしていますが』

 

 

リポーターの言う通り、人らしき姿をしている。その時私はその姿に見覚えがあった。

 

 

星奈「プリ・・・キュア・・・なの?」

 

 

ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!

 

 

ワールドフォンが鳴り、着信相手は総司令のミストからであった。

 

 

『星奈!たった今加音町にプリキュアに似たと思わしき存在が出現し、ぴかりヶ丘とノーブル担当のガーディアンをそちらに向かわせている。星奈、君も今から加音町に向かってくれ」

 

 

加音町・・・・・確かあの町にもプリキュアがいたわね

だったら行くしかないわよね

 

 

星奈「了解!黒井星奈直ちに加音町に向かいます」

 

 

私は電話を切り、また私はボタンを押し始めた。彼らにこの事を報告するために

 

 

星奈「今七色ヶ丘にパトロールしているみんな私はこれから別の任務で加音町に向かうことになったわ引き続き任務を怠らないように」

 

 

『了解!』

 

 

私は加音町に行くことを新人達に報告し、必要な装備を持っていよいよ加音町に向かおうとした。

 

ポンポー「あの時は大変だったぜなんせ「ガシッ!」へ?」

 

 

星奈「ポンポー!今から加音町に向かうわよ」

 

 

ポンポー「へ?加音町?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー加音町ー

 

 

そこは音楽と芸術にありふれた街・・・その街に謎の未確認生命体が暴れだしていた

 

 

 

 

?「あれが噂の未確認生命体って奴か」

 

 

?「そうらしいわね・・・どうする?」

 

 

未確認生命体と睨む二人の男女は ワールドフォンを取り出し戦闘態勢に入った。

 

 

ジェイド「あいつらが来る前に片付けるっ!それだけだ!」

 

 

《チェンジ!メダジャリバー!》

 

 

ユーチェン「OK!ジェイド!」

 

 

《チェンジ!ガシャコンソード!》

 

 

 

 

『ハアアッ!!』

 

 

ジェイドとユーチェンの武器が敵を切り裂くと思いきや、それを簡単に受け止めた。

 

 

ジェイド「何!?」

 

 

ユーチェン「嘘?」

 

 

未確認「うおおおおおおお!!!」

 

 

ブオンッ!

 

 

ジェイド「うわああああ!!」

 

ユーチェン「きゃあああ!!」

 

 

二人は壁に激突した。

 

 

ユーチェン「あいつ・・・・・超強いんですけど」

 

 

ジェイド「だがここで倒れるわけには・・・」

 

 

?『待ちなさい!』

 

 

二人が立ち上がろうとしている時、3人の中学生と1人の小学生が未確認の前に現れた。

 

 

響「ねえ、あれってマイナーランド・・・じゃないよね?」

 

 

奏「当たり前でしょ!マイナーランドだったら音符を狙うためにネガトーンを使ってくるもの」

 

 

エレン「でも・・・あれ人の形をしてるんだけど」

 

 

アコ「ウダウダいってないで、行くわよ!」

 

ハミィ「みんな変身するニャー!」

 

 

 

『レッツ!プリキュアモジュレーション!』

 

 

ユーチェン「げ!まじで?」

 

 

ジェイド「ちっ遅かったか・・・」

 

 

 

メロディ「爪弾くは荒ぶる調べ!キュアメロディ!」

 

リズム「爪弾くはおやかな調べ!キュアリズム!」

 

ビート「爪弾くは魂の調べ!キュアビート!」

 

ミューズ「爪弾くは女神の調べ!キュアミューズ」

 

 

『届け!4人の組曲 スイートプリキュア!』

 

 

この町、“加音町”に活躍するプリキュア、スイートプリキュアの登場である。

 

 

メロディ「みんな!行くよ!」

 

メロディの掛け声で未確認に一斉攻撃しようとしたが突如バイク音が聞こえ、まっすぐこっちに近づいてくると感じた。

 

 

ブオンッ! ブオーーンッ

 

 

リズム「この音、バイク音?」

 

 

ミューズ「一体どこから」

 

 

 

ジェイド「あそこか!」

 

 

 

ブオーーーーーーーーーーンッ!!

 

 

 

キキィーーー!!

 

 

ガチャ

 

 

オーディウム「なんとか間に合ったようね・・・」

 

 

ボワンッ

 

 

ポンポー「もうダメ・・・・・」

 

バイクで現れたのは七色ヶ丘担当のガーディアンオーディウムこと黒井星奈の登場である。

 

そしてバイクに化けて走ったポンポーは体力に限界が来て倒れた。

 

 

ユーチェン「黒井ちゃん!」

 

 

ジェイド「黒井!」

 

 

 

オーディウム「お待たせしました。ジェイド先輩!ユーチェン先輩!」

 

私は仲間である二人の先輩に敬礼した。

 

 

 

ビート「あの子一体、」

 

 

ミューズ「ちょっとミューズそれは何?」

 

 

ビート「へ?・・・・・はっいつの間にか木彫りのギター?なんで?」

 

ハミィ「あ!あそこニャ!」

 

 

 

?「チチチチュ・・・あんたがさがしてるのはこれですかい?」

 

 

ビート「え?」

 

 

ビートが声がした方向を振り向くとそこにはビート専用武器のラブギターロッドを片手に持つ顔がネズミのような顔した男性ともう1人は肌が茶色で髪が白髪の男性だった。

 

 

?「すんませんね~人の物勝手に盗っちゃって・・・」

 

 

メロディ「あんた達何者よ!?」

 

 

アヤマリ「これはすんません俺はDWDぴかりヶ丘担当ガーディアン・・・アヤマリってもんだ・・・元雲隠れの里出身の忍者っスけど・・・・・」

 

 

リズム「忍者?」

 

 

根津「あっしはノーブル担当のガーディアン・・・根津っちゅー言います以後お見知りおきをチュチュチュ」

 

 

ビート「あいつ・・・なんかネズミのような言葉言ってるような」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

音吉「みんな!あれを見ろ!」

 

 

 

 

メロディ「え?」

 

 

ミューズ「おじいちゃん?」

 

 

リズム「何あれ・・・・・」

 

 

ビート「あれは・・・・・」

 

スイートプリキュア達は駆けつけてきたミューズこと調辺アコの祖父音吉が指を指している方向を見ると人型の未確認生命体に変化を感じた。

 

 

 

?「うう・・・・・ううう・・・うううううううううううううう・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

?「GYAOOOOOOOOOOOーーーー!!!!」

 

 

 

 

人型の未確認生命体が突如巨大生物もとい頭がドラゴンのような姿に成り果てた。

 

 

 

 

メロディ「何あれ・・・」

 

 

リズム「人の形から・・・化け物になった?」

 

ハミィ「怖いニャ~」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

?『くっくっくっ・・・』

 

 

音吉「?」

 

 

星奈「ドローン?」

 

 

?『噂のガーディアンと・・・音吉、貴様の町にいる人形が私が放った餌に嗅ぎ付けてきたな』

 

 

音吉「何者だ!貴様は」

 

 

 

 

盤怒『私だよ・・・・・盤怒だよ』

 

 

音吉「ば・・・盤怒だと」

 

 

 

 

星奈「?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




星奈「今回作者のコントはストレスのせいでこの回は休みよ」


ポンポー「加音町編よろしくな」


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22話 音吉と古き友 盤怒



ディザスター「キャラクターはどこに行ったんだ?」


ブレイン「バロス帝国とかいうのにスカウトされて今は別の世界にいったらしいですよ」


ディザスター「なんだよ・・・それ」


ブレイン「その世界にもプリキュアが存在しているらしいですけど」


ディザスター「は?」


音吉「盤怒・・・・・本当に盤怒なのか?」

 

 

 

キュアミューズの祖父、調辺音吉がドローンに話しかけているところどうやら相手は音吉の知り合いらしい。

 

 

盤怒『ああ、私だよ・・・・・音吉、私が放ったあの“人造プリキュア”をどう見る?』

 

 

音吉「人造・・・プリキュアだと」

 

調辺音吉はスイートプリキュアとガーディアンの先輩達が相対する人造プリキュアを観察した。

 

 

音吉「あれがプリキュアだと・・・・・盤怒!貴様はあの少女に何をしたんだ?」

 

 

盤怒『素晴らしいだろ私が作った人造プリキュアは動きに攻撃に迷いなど一切ない・・・それに比べて貴様のでく人形はどうだ?』

 

 

音吉「で・・・でく人形だと!盤怒っ!!今のは聞き捨てならんぞっ!」

 

 

盤怒『友達?・・・・・ふん・・・仲良く?ふん、私の考えではあの小娘どもは力に溺れただけにしか見えんがな』

 

 

音吉「な・・・何だと!?」

 

 

盤怒『考えてみろ。彼女らがなぜその力を持つことが出来たのか・・・あるいはなぜ元凶であるブラックホールとやらが倒されても悪は潰えないのか?なぜ、新しいプリキュアが誕生するのか?貴様には分かるか?』

 

 

 

 

音吉「そ・・・・・それは・・・」

 

 

 

 

 

ドーーーーーーーーンっ!!

 

 

 

音吉「!?」

 

 

 

盤怒『無駄話をしてる暇があったらよく見るんだな。私が作った人造プリキュアを』

 

 

音吉「・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人造プリキュア「ガアアアアアアアアアッ!!」

 

 

 

メロディ「女の子が怪物に・・・・・」

 

 

リズム「そんな・・・なんで」

 

 

 

 

 

 

アヤマリ「こりゃ少々面倒なことになったな」

 

 

根津「ちちちちっそうでやんすね」

 

 

ビート「ちょっと!私のギターを返して!!」

 

 

 

根津「返してあげやすよ・・・ほいっ」ポイ

 

 

ビート「うわっとっとっとっ」バシッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジェイド「これよりたった今あの未確認生命体を排除する!!・・・根津とアヤマリは右の後方で援護を頼む」

 

 

根津「ちちちち承知しやした」

 

 

アヤマリ「すんませんねえ」

 

 

ジェイド「黒井とユーチェンは俺とともに前方の攻撃だ」

 

 

ユーチェン「オッケー!」

 

 

オーディウム「わかりました。」

 

 

 

 

《チェンジ!フリーガーハマー!》

 

《チェンジ!フリーガーハマー!》

 

 

アヤマリ「んじゃ、行きますか」

 

根津「ちちちゅ、大いに盛り上げやしょう」

 

 

バシュウ!

 

バシュウ!

 

 

二人は後方の援護でフリーガーハマーを召喚し、ロケットランチャーの嵐が未確認生命体に降り注いだ。

 

 

 

 

ジェイド「行くぞ!」

 

 

「「「はあああっ!!」」」

 

 

ブシュッ!バシュッ! ザシュッ!

 

 

未確認生命体の喉元に私のソニックアロー、ユーチェン先輩のガシャコンソード、ジェイド先輩のメダジャリバーの斬撃を炸裂させた。

 

 

ポンポー「やった!」

 

 

ポンポーは歓喜の声を挙げたが、未確認生命体の喉元は一気に自己修復していった。

 

 

ジェイド「なにッ!」

 

 

ユーチェン「嘘!」

 

 

根津「ちちゅ!」

 

 

アヤマリ「まじかよ!?」

 

 

今度は未確認生命体の口から巨大な紫色の息を吐きかけてきた。

 

 

シュウゥゥゥ・・・

 

 

ユーチェン「なに・・・・・これ・・・・・」ドサッ

 

 

ジェイド「これは・・・・・」ドサッ

 

 

根津「ちちゅ・・・・・ちゅううう・・・・・」ドサッ

 

 

アヤマリ「すんま・・・・・せん・・・」ドサッ

 

 

オーディウム「みんな!?」

 

 

どうやら奴が吐いたのは一気に眠らせる催眠ガスらしい幸い私は仮面を付けているので私一人になってしまい、どうしようか考えているとき、

 

 

「「「「はああっ!!」」」」

 

 

バキッ!!

 

 

 

人造プリキュア「ギャアアアッ!」

 

 

オーディウム「え?」

 

 

スイートプリキュア達の強力なパンチが人造プリキュアの顔に当たりおもいっきりぶっ飛んだ。

 

メロディ「はああっ!!」

 

 

リズム「はああっ!!」

 

 

 

バキッ!

 

 

キュアメロディとキュアリズムのアッパーで上空までぶっ飛び、

 

 

ビート「はあっ!」

 

ミューズ「はあっ!」

 

 

上空からキュアビートとキュアミューズの一回転した強力なかかとおとしが人造プリキュアの頭に炸裂させた。

 

 

 

リズム「メロディ!一気に行くわよ!」

 

 

メロディ「うん!ビート!ミューズ!行くよ」

 

 

「「OK!」」

 

 

 

『プリキュア・スイートセッションアンサンブル!クレッシェンド!』

 

 

 

人造プリキュア「グオオオオ!!」

 

 

「「「「フィナーレ!!」」」」

 

 

ドーーーーーーーーン!!

 

 

 

 

スイートプリキュア「やったーーー!!!!」

 

 

ハミィ「プリキュアが勝利したニャ~!」

 

 

 

 

オーディウム「未確認を・・・・・倒した」

 

 

スイートプリキュアの必殺技であの未確認生命体を倒した・・・だけどあいつらは私達の近くにいたのに催眠ガスが効いていない・・・・・なぜ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

盤怒『ふん、あの程度の奴を倒したことでウカウカとうかれおってあれはあの人形どもの性能を確かめるためのテストに過ぎん』

 

 

音吉「何!?」

 

 

 

 

盤怒『ラスト・・・出番だ!行けるか?』

 

 

 

 

ラスト「はい、いつでも・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メロディ「いやぁ、意外と大したことなかったね」

 

 

リズム「何いってるの?最初はびっくりしてたくせに」

 

 

ビート「ははは」

 

 

あいつら・・・敵を倒したことであんなに浮かれて、プリキュアってなんであんなに平常丸出しなのか理解できない。

 

 

 

ミューズ「みんな!何かがこっちに来る!」

 

 

メロディ「へ?」

 

 

リズム「何かって」

 

 

 

ヒュンッ

 

 

バキッ!

 

リズム「きゃああっ!」ドサッ

 

ゲシッ!

 

ビート「がはっ」ドサッ

 

ビシッ!

 

ミューズ「いっ!」ドサッ

 

 

 

メロディ「え?リズム、ビート、ミューズ?」

 

 

 

オーディウム「あれは・・・・・」

 

 

三人のプリキュアを一瞬で倒したプリキュアらしき少女が立っていた。

 

 

 

メロディ「あんた・・・・一体」

 

 

ラスト「貴様に用はない・・・・」ヒュンッ

 

 

バキッ!

 

 

メロディ「グフッ!」

 

 

ドーーーーーーーーン

 

 

ハミィ「メロディ!!」

 

 

キュアメロディをボディブロー一発でぶっ飛ばした。あいつ・・・一体

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・

 

 

 

オーディウム「な・・・なんだ?」

 

 

ハミィ「地震ニャア!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・

 

 

 

音吉「この揺れは・・・盤怒!貴様何をした」

 

 

 

 

盤怒『なに、新しい門出祝いだそろそろこの街を去ろうと思ってね・・・大いに』

 

 

音吉「なに!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピシピシピシピシピシピシピシピシピシピシピシピシ・・・・・・

 

 

 

 

 

バコーーーーーーーーーーン!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オーディウム「一体何が・・・」

 

 

 

砂ぼこりが漂う中、私が見たのは

 

 

 

 

 

 

 

オーディウム「こ・・・これは地面が割れて・・・中から巨大な円盤!?」

 

 

 

 

ハミィ「ニャーー!!大きい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

音吉「盤怒・・・あんな物を作るとは」

 

 

 

盤怒『じゃあな、音吉縁があったらまた会おう』

 

 

 

 

 

音吉「くっ」ダッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

巨大円盤が徐々に浮かび上がり、もうどうしようもないと思った中円盤の上に立っているあの少女は私にこう言った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラスト「私と戦え」

 

 

 

 

 

 

 

 






ブレイン「もしそのプリキュア達にキャラクターの本当の顔を見たら・・・・・・そのプリキュア達は一瞬で即死でしょうね」


ディザスター「本当の顔を出したキャラクターはアリスと同等の力を持ってるからな・・・・・・くわばら、くわばら」


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23話 上空の決闘 オーディウム対人造プリキュア ラスト

ラスト「今回長めよ」



みゆき「今回も私達の出番はないね」


ラスト「私と戦え」

 

 

 

オーディウム「え?」

 

 

巨大円盤の上に立つ少女は私に向かってそう言った。

 

 

オーディウム「どうして私と・・・」

 

 

ラスト「お前と私は戦わなければならない運命なのだ・・・同じ傷を持つものとして」

 

 

オーディウム「え!?」

 

 

盤怒『ラスト早く戻れ!』

 

 

ラスト「・・・・・・」

 

 

 

 

オーディウム「ポンポー、気絶しているみんなを安全な場所まで誘導させて」

 

 

ポンポー「え?星奈、お前は?」

 

 

オーディウム「アイツは私に用があるみたい、だから私は行くわ」

 

 

ポンポー「何いってんだ!罠かも知れないんだぞ?」

 

 

オーディウム「罠でも行くしかないわ!」

 

オーディウムの頑固たる決心にポンポーは今までこの少女についていったかぎり、逃げることすら考えず、がむしゃらに立ち向かうことが多かった。そして今も

 

 

ポンポー「・・・・・・・・・死ぬなよ」

 

 

オーディウム「死なないわ」バッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

盤怒『ラスト!何をしている返事をしろ!』

 

 

ラスト「申し訳ありません・・・マスター・・・私の初めての我儘をお許しください」

 

 

盤怒『おい!ラスっブッ!

 

 

 

 

 

スタッ

 

 

 

ラスト「来たか・・・」

 

 

《チェンジ!ソニックアロー!》

 

 

オーディウム「まさか・・・この円盤の上で戦うなんて・・・スケールありすぎね」

 

 

 

ラスト「どうかな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー円盤コックピットー

 

 

 

 

 

盤怒「くそ!ラストめ何を考えておる」

 

 

バン!

 

 

盤怒「!?」

 

 

内部から誰かが侵入したらしい音がしその人物は

 

 

 

盤怒「まさか、ラストじゃなくお前が来るとはな・・・・・・音吉」

 

 

音吉「盤怒・・・・・・」

 

 

音吉と盤怒・・・お互いにらみ合いただ動けずに立ち止まる。

 

 

音吉「盤怒よ・・・なぜあの化け物をわしらの街に差し向けのだ?お前は一体・・・何をしようと企てているのだ?」

 

 

 

盤怒「音吉・・・これは”聖戦“なのだよ」

 

 

音吉「聖戦だと?・・・」

 

 

 

盤怒「そうだ・・・考えてみろ・・・なぜありとあらゆる街にプリキュアと呼ばれる少女がいるのか?なぜブラックホールとやらが倒されても悪は潰えないのか?原因はあの小娘どもにあるじゃないのか?」

 

 

 

音吉「な・・何だとっ!?」

 

 

盤怒「あの小娘どもがあんな強大な力を持っていながら友達だの友情だの、まるで人間の真似事をしている操り人形そのものじゃないか」

 

 

 

盤怒の言葉に音吉は怒りの頂点に達し、盤怒に襲いかかろうとしたが

 

ガシッ! ガシッ!

 

 

音吉「ぐっ」

 

 

盤怒「はははは、用意周到に部下を待ち伏せてやって正解だわい」

 

 

音吉「盤怒・・・」

 

 

盤怒「音吉・・・お前は昔からそうだ・・・かつて私とお前はかつて、“あの赤ん坊”を拾わなければこのような大惨事にはならなかった。そのせいで私は学会から追放された。」

 

 

音吉「それは・・・」

 

 

ドーーーーーーーーン!!

 

 

 

盤怒「うおっ!!」

 

 

音吉「ぬおっ!」

 

 

部下『うわああ』

 

 

外から大きな地震が揺れ動き、音吉も盤怒も部下達も揺れのせいで転がり始めてしまった。

 

 

音吉「こ・・・これは」

 

 

ラスト「糞!ラストめ・・・一体外で何をやっているのだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー巨大円盤上空ー

 

 

 

 

 

 

ビュウウウーーーー

 

 

 

ガキン! ガキン! ガキン! ガキン! ガキン!

 

 

オーディウム「糞!」

 

 

私と人造プリキュアラストは円盤上空の上で刃と拳の攻防戦に入っていた攻撃と防御は他のプリキュアとたいして変わらないがスタミナはジェネラルプリキュアと同等らしい

 

 

 

ラスト「どうした・・・戦う気はないのか?」

 

 

オーディウム「は?」

 

 

ラスト「お前の戦いには殺意がこもってないそんなんでよくプリキュアを憎むものだとほざけたほのだな」

 

 

オーディウム「何ですって!?」

 

 

ラスト「お前のことは知っている・・・お前はプリキュア達全てを殺そうと企てる未来からやって来た者だとな」

 

 

オーディウム「何!?一体どこでそんな情報を・・・」

 

 

ラスト「お前の中にあるキュアエナジーが教えてくれたのだ・・・そしてお前は最愛の家族をプリキュア達によって殺され、プリキュアを憎むようになったことを」

 

 

オーディウム「それがどうしたの?」

 

 

ラスト「お前はプリキュア達と戦ったあの怪物を見たろ・・・あれは私の妹だ」

 

 

オーディウム「え?」

 

 

ガキンッ!

 

 

ラストは私に向かって拳を突きつけて来たが私は運良くソニックアローで防いだ。

 

 

ラスト「お前は惑星プリズムと呼ばれる星を知ってるか?」

 

 

オーディウム「え?」

 

 

ゲシッ!

 

 

オーディウム「ぐっ」

 

 

ラストは私の腹に強烈な蹴りを出しその反動で距離をとった。

 

 

ラスト「私は・・・いや私達は元々大昔に惑星プリズムに住んでいたプリキュア人だ」

 

 

オーディウム「プリキュア人!?」

 

 

プリキュア人、プリキュアの書に書かれた惑星プリズムの住人達のことだ。そしてキュアアンジェとプリキュウスも惑星プリズムのプリキュア人の一人だ。

 

 

ラスト「私はかつて妹と一緒に幸せな日常を過ごしていた。だが、ある日マザークイーンの実娘であるインゲルがプリキュウスと呼ばれる悪魔になり惑星プリズムは死の星に変えてしまった。そのせいで大半のプリキュア人達がプリキュウスによって殺された。わずかに残った私と妹を含めたプリキュア人達は地球に移り住みなんとか逃げ延びたと思ったが今度はプリキュウスはジェネラルプリキュアと呼ばれる悪魔に魂を売ったプリキュア人とともに破壊の限りを尽くしていった。そして妹はあの時、ジェネラルプリキュアに改造されあのような化け物に成り果てたが伝説の勇者達によってその一命を取り止めた。そして私はある場所で妹とともに長い眠りに入った。」

 

 

オーディウム「ある場所?」

 

 

ラスト「それは私達の記録、プリキュアの書と一緒にあった場所だ!」

 

 

オーディウム「!?」

 

 

私は驚愕した。かつて私達はプリキュアの謎を解明すべく不思議図書館の外に出て、廃墟となったあのピラミッドの中にいた奴だと確信した。

 

 

オーディウム「あんたが・・・あのピラミッドの中にいた奴?」

 

 

ラスト「そう、私はお前の仲間にプリキュアの書を手にとってしまいその影響で私と妹は目覚めた。私達は外に出て路頭に彷徨う毎日であった。あるものはけなされ、あるものは売春にあいそうになり、あるものは猛獣に襲われ、ひもじい毎日だった。そんな時、出会ったのが科学者の盤怒奏助、後の私達のマスターだ」

 

 

 

オーディウム「盤怒奏助!?」

 

 

 

ラスト「そうだ、マスターは今ありとあらゆる街に所属しているプリキュウスの忘れ形見であろうプリキュアと呼ばれる英雄気取りが気に入らなかった。そして私達はプリキュアと戦うための力をマスターは授けた。妹は力を授ける代償にかつてジェネラルプリキュアに改造されたあの姿にならなければならなかった。だが死にかけの妹はそれを百も承知で望み、私もプリキュアを倒すための力を授けた。妹は力を持ちさっきのプ

リキュア達と闘い破れ去ってしまった。私は最愛の妹を亡くして涙を噛み締めた。敵を倒し、平然とヘラヘラ笑う英雄気取りの畜生以下の偽善者のプリキュアに怒りを覚えた。お前だってわかるはずだっ!」

 

 

 

オーディウム「!?」

 

 

ラスト「お前は妹を亡くし家族を殺されプリキュア達によって哀れな人生を送った私とお前は志は同じ私達と来い!」

 

 

オーディウム「・・・・・・・・・」

 

 

 

私と・・・・・・こいつが・・・・・・同じ・・・・・・・・・同じ・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オーディウム「確かに私はあなた達と同じようにプリキュアを憎んでいる」

 

 

ラスト「そうか・・・では「でも」え」

 

 

オーディウム「なぜ、死にかけの妹を止めて上げなかったの?」

 

 

ラスト「え?」

 

 

オーディウム「あなたの妹は本当に戦うことを望んでいたの?例え怪物になったとしてもなぜ止めて上げなかったの?」

 

 

 

ラスト「・・・・・・」

 

 

 

お姉ちゃん・・・・・・痛いよ・・・苦しいよ・・・

 

 

お願いします。私と妹にプリキュアを・・・あの化け物と戦う力を・・・

 

 

ラスト「止めようとしたさ・・・・・・だが、そうもいってられないんだよ・・・・・・プリキュアがいる限りな」

 

 

 

オーディウム「ラスト・・・・・・」

 

 

 

ラスト「どうやら、私とお前は辻褄が合わないようだな」

 

 

 

ラストは上空まで飛び、胸から紫の稲妻が飛び出し、巨大な球体を作り上げた。

 

 

 

ラスト「せめて、私の必殺技で楽にしてやる・・・必殺!ラスト・ダスト!」

 

 

バチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチ!!!!!!!!

 

 

 

オーディウム「ぐっ!」

 

 

紫の巨大な球体から巨大な隕石が稲妻を纏って飛び出し巨大円盤ごと炸裂した。

 

 

 

バコンッ! バコンッ! バコンッ! バコンッ! バコンッ!バコンッ!バコンッ!バコンッ!バコンッ!バコンッ!

 

 

 

円盤ごと・・・・・・これを落とす気かよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー円盤内コックピットー

 

 

 

グラグラグラグラグラグラグラグラグラグラグラグラ

 

 

 

音吉「うわあっ!」

 

 

盤怒「ぐわあっ!」

 

 

ラストの必殺技でコックピットの方にもぐらつき始め、音吉と盤怒その部下達も転がり始めてしまった。

 

 

盤怒「ラストめ!一体外で何をしているのだ」

 

 

部下A「博士!大変です!」

 

 

盤怒「なんだ!」

 

 

部下A「左肩ウイングと右肩ウイングが両方とも大破されました!!」

 

 

盤怒「何だと!」

 

 

 

部下B「こっちはエンジントラブルです!」

 

 

 

盤怒「ええーーい!!」

 

 

盤怒は操縦棹の隣についているマイクを握りしめ叫んだ。

 

 

盤怒「ラスト!!もうやめろ!!このままじゃ落ちるぞ!!」

 

 

 

盤怒の言葉を聞こえたのか攻撃が弱まった。だが、円盤はすでに壊滅状態になっていた。

 

 

 

盤怒「おい!お前らどこに行く?」

 

 

部下達は緊急予備であるパラシュートを背負い外の方に向かおうとした。

 

 

部下A「このままじゃ墜落する一方です」

 

 

部下B「我々は一足先に脱出します。」バッ!

 

 

盤怒「おい!!逃げるなー!!!」

 

 

部下が次々とパラシュートを担ぎ外に向かってジャンプしていき、盤怒の悲痛の声も届かず部下は皆予備のパラシュートを背負って逃げていった。

 

 

 

音吉「終わりだな盤怒」

 

 

盤怒「・・・・・・」

 

 

 

 

音吉「お前のやり方は間違っていたんだ・・・今ならまだ間に合う・・・ワシとともに脱出しよう」

 

 

音吉は手を盤怒の方に差し伸べたが盤怒は・・・・・・

 

 

 

盤怒「間違っていた・・・・・・だと?」

 

 

 

 

バキッ!

 

 

音吉「ぐわあ!」

 

 

手を差し伸べた音吉は盤怒に頬を思いっきりぶん殴り、音吉はぶっ飛んで眼鏡が外された。

 

 

 

盤怒「じゃあ、私も質問しよう・・・・お前はあの小娘どもにプリキュアの力を持たせるべきだと本気で思っているのか?」

 

盤怒の質問に音吉は・・・

 

音吉「ああ、今わしらの街はノイズと呼ばれる魔物が復活する前にプリキュアの力が必要不可欠なんだ」

 

 

盤怒「あまいんだよ・・・その力を持った小娘どもは人間に背を向けるかもしれんぞ!プリキュアと敵対することになったらお前はどうする?」

 

 

音吉「そのようなことにはならないとワシは彼女達、プリキュアを信じる!」

 

 

 

盤怒「信じる?実にお前らしい言葉だな・・・だがそれは只のおごりでしかないんだよ」

 

 

音吉「な・・・何?」

 

 

 

盤怒「よく少年漫画に出てくるイイモンの科学者の言葉だな・・・いや厳密には違うなプリキュアはよくある正義の味方と違ってイチからお前が作ったわけではないからな・・・・・・で・・・いつ彼女達に話すんだ?・・」

 

 

 

 

 

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 

 

 

 

 

 

 

音吉「それは・・・」

 

 

盤怒「いや・・・できれば話したくないか?そうだよなお前の理想の世界が根本的にくつがえされてしまうからな」

 

 

音吉「・・・・・・盤怒」

 

 

盤怒「お前ら偽善者は好きにやってろ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー巨大円盤上空ー5分前

 

 

 

 

バコンッ!バコンッ!バコンッ!バコンッ!バコンッ!

 

 

 

オーディウム「くっ!」

 

 

私は今ラストの必殺技で苦戦している避けることだけで精一杯なので勝機が出るチャンスが見当たらないのだ。

 

 

 

ラスト「ははははは、落ちろ!落ちろ!落ちろ!落ちろ!落ちろ!『ラスト!!もうやめろ!!このままじゃ落ちるぞ!!』はっ」

 

 

オーディウム「勝機!」

 

 

ラストが攻撃を止め、今こそ勝機と感じレモンエナジーロックシードをホルスターにセットし私はラストに向かって思いっきり飛んだ。

 

 

〈レモンエナジー・スパーキング!〉

 

 

オーディウム「はああっ!!」

 

 

ラスト「ぐわあっ!!」

 

 

バシュッ! スバッ!バシュッ!バシュッ!バシュッ!スバッ!スバッ!スバッ!バシュッ!

 

 

オーディウム「これで止め!」ガシャッ

 

 

〈メロンエナジー・ロックオン!〉

 

 

〈メロンエナジー・スカッシュ!!〉

 

 

オーディウム「はあっ!」

 

 

バゴーーーンっ!!

 

 

 

ラスト「ぐわああっ!」ドサッ

 

 

 

 

あぶなかった・・・・・・あのまま奴が必殺技をかましつづけていたら、私は逃げ場もなくやられていた

 

 

 

 

 

 

 

オーディウム「さてと・・・私も早く中にガシッ!え?

 

 

突然後ろから誰かがしがみついていた。その正体は・・・

 

 

 

ラスト「逃がさんぞ・・・・・・オーディウム・・・」

 

 

 

オーディウム「ラスト!」

 

 

ラスト「お前を・・・マスターに会わせるくらいならせめて・・・私と共に・・・死ねえええ!!!!!」

 

 

ラストの体から紫色の炎に包まれて私もその炎に包まれた。

 

 

ラスト「必殺!ラスト・ダイナマイト!」

 

 

オーディウム「お前・・・・・・」

 

 

私とラストは巨大円盤から飛び降り、下は海へと真っ逆さまに落下していった。

 

 

 

ラスト「うわあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

 

ヒュウウウウウウウウウウウウウウーーーーーーー

 

 

 

 

ザバン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドオォォォォォォォーーーーーーーーーーーーーン!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー円盤内コックピットー

 

 

 

海の大爆発によって巨大円盤は吹っ飛んだ。

 

 

 

音吉「うわあああ!!」

 

 

 

大爆発の爆発によりコックピットのガラスが割れ、音吉は後ろから出てきた爆風で吹っ飛んだ。

 

 

 

盤怒「これは・・・まさかラストが・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

音吉「うわあああああ!!!!」

 

 

爆風によって音吉は海へと真っ逆さまに落下していった。

 

 

フワッ

 

 

 

音吉「んっ?」

 

 

クレッシェンドトーン「大丈夫ですか?」

 

 

音吉「クレッシェンドトーン!御主が来てくれたか」

 

 

 

音吉を助けたのは黄金の翼に金の冠を付けた伝説の精霊クレッシェンドトーンが駆けつけてくれた。

 

 

クレッシェンドトーン「プリキュアのみなさんに頼まれあなたが彼処にいると感じ駆けつけて参りました。」

 

 

音吉「そうか・・・」

 

 

音吉は安心し巨大円盤を眺めた。

 

 

イイモンの科学者の言葉だな

 

 

おごりだよ

 

 

いつ彼女達に話すんだ?

 

 

音吉「盤怒・・・・・・」

 

 

クレッシェンドトーン「・・・帰りましょう」ブワッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー円盤内コックピットー

 

 

 

 

 

盤怒「はは・・・ははは・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

スタッ!

 

 

 

盤怒「戻ったのか・・・・・・何故だ?・・・・・・」

 

 

 

 

 

盤怒の後ろに現れたのは・・・

 

 

 

ラスト「・・・・・・・・・」

 

 

オーディウムとともに海へと真っ逆さまに落下し大爆発したラストだった。どうやら運良く無事に戻ってきたらしい

 

 

 

 

 

ラスト「私が頼れるのは・・・マスター・・・あなただけです・・・私の命はあなたのために尽くそうと誓ったのです。」

 

 

 

 

盤怒「あんな大爆発をしても戻ってくる実に素晴らしい力だその力があればどんな悪でも倒せる・・・・が、だからこそ・・・だからこそ問題なのだッ!!」

 

 

盤怒は空に沈む夕陽を目にし呟いた。

 

 

 

盤怒「いつか人は彼女らを脅威に感じるようになる、只の人でいるほうが幸せかもしれんぞ・・・違うかね、音吉・・・・・・それに・・・・・・お前だってわかっているはすだ・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「美墨・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

その後DWDの捜索隊が密かにオーディウムを探したが彼女自身どこにもいなかった。だが捜索隊が発見したのは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黒い仮面だけだった。

 

 

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




みゆき「星奈ちゃんが落ちたあ!!はやく助けないと」


ドボン!


みゆき「助けてえ!!冷たい!!」


あかね「じゃあ、入んなや!!」


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24話 世界の真実を知る者


星奈「今回は長めよ」


ゴボゴボ・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は・・・・・・・・・今・・・・・・どこにいる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴボボ・・・・・・

 

 

 

 

冷たい・・・・・・そうだ・・・私はあの時・・・拘束されラストと共に自爆する直前に爆発から逃れようと海に潜り抗い続け、やっと解放されどこか遠くまで離れようとしたが間に合わず、大爆発の衝撃でブッ飛ばされたんだ。・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・あれから・・・どのくらい・・・たつんだろ・・・・・・

 

 

 

 

 

 

・・・・・・ポンポーは・・・元気かな・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

紺野先輩・・・・・・希美・・・・・・主・・・・・・

 

 

 

 

 

 

みんな・・・・・・元気に・・・してるかな・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

りほ・・・・・・どうやら・・・お姉ちゃん・・・ここで死ぬかもしれない・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今・・・・・・そっちに・・・・・・行くから・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・ろ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・きろ・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

?「起きろやっ!!コンコンニャローのバーロー岬がっ!!!」

 

 

 

星奈「うわ!何あんた!?ここはどこだ!?」

 

 

私が目覚めたのはさっき沈んでいた海底の底じゃなくまわり一面白い空間に私は一つの机に座っていたのだった。

 

 

?「やれやれやっと起きたかコノヤロー」

 

 

私が今目の前にいるゆるキャラ?っぽいなにかがいた。

 

 

?「私の名は“アマノガミ”人間たちには5万年からそう呼ばれている。そしてここはお前の頭の中だ」

 

 

星奈「?・・・?・・・」

 

 

何いってるの? さっぱりわからない

 

 

アマノガミ「じゃあ、見せてやろうか私の本当の姿を」

 

 

 

アマノガミの体から全身に巨大な光が発光し、私は目を瞑り、徐々に光が弱まり私が見たものは・・・

 

 

 

星奈「な・・・な・・・な・・・何よこれえええーーー!!!!!??」

 

 

 

 

 

超巨大な首長竜であった。

 

 

 

 

星奈「嘘!恐竜!?こんな海底にまだ生き残りがいるなんて・・・」

 

 

アマノガミ「おいおい勝手に全部死んだみたいなことは言わないでくれ!こう見えても一生懸命生きてんだからさ」

 

 

星奈「あなたが私を助けてくれたの?」

 

 

アマノガミ「私の力・・・というよりとある異星人の力をお借りしてるんだけどね」

 

 

星奈「とある異星人?」

 

 

アマノガミ「お前さんが戦っていた奴の一族、プリキュア人にね」

 

 

 

星奈「プリキュア人!?」

 

 

 

プリキュア人って確か惑星プリズムに住んでいた友好的存在の宇宙人、私が戦っていたラストはその生き残りの一人である。

 

 

アマノガミ「んじゃなぜ私が人間達と話が出来るのか教えてやろう」

 

 

星奈「・・・・・・」

 

 

アマノガミ「私達は古来、まだ人間達の祖先が小さな鼠だったころ私達恐竜達の天下だった・・・だがある時一つの巨大隕石で運命が迫った。生き残った私達はとある安全な場所で生き抜くことが出来、死んでいった仲間達は冬季など病原菌など死に絶えた。」

 

 

星奈「とある安全な場所って」

 

 

アマノガミ「とある漫画で言うタイムトンネルって奴だね」

 

 

星奈「・・・・・・」

 

 

 

アマノガミ「まあ、絶滅を免れた我々はまた優雅に暮らせると思ったが恐竜に代わり人間が支配する世界になってたことに驚いた。私達は不安になってたが、空からやって来た彼女達が人間と我々に架け橋をかけてくれた。」

 

 

星奈「それが・・・プリキュア人?」

 

 

アマノガミ「その通り、彼女達の力の源であるキュアエナジーを我々に注ぎ込み、この星と惑星プリズムの通信係として役に立ち、そして人類と我々恐竜達の共存の始まりであった。」

 

 

星奈「でも・・・それは長くは続かなかったんでしょ?」

 

 

アマノガミ「確かに・・・人間達が徐々に道具を持ちはじめて進化し繁栄し文化と呼ばれるものが出来た・・・だが、その人の中に王と呼ばれる存在が現れ、地球に滞在していたプリキュア人を捕らえより多くの力を手に入れるためにキュアエナジーを取り除いていった。当然、我々もあんなに親しかったもの達もいつからか我々を食料と判断し、我々は真の絶滅に墜ちると思っていた。」

 

 

星奈「・・・・・・」

 

 

アマノガミ「だが・・・あの時、惑星プリズムからある二人の少女達が現れ、この星の悲惨さを見て一人は怒り、一人は悲しみを覚えた」

 

 

星奈「それが後のプリキュウスとなるインゲルとキュアアンジェとなるアンジェリーナ・・・」

 

 

 

アマノガミ「そう、彼女達がマザークイーンに訴えている所からインゲルがプリキュウスになって倒される所をビジョンで見てみないか?」

 

 

星奈「そんなことが出来るの?」

 

 

アマノガミ「これもプリキュア人にキュアエナジーをくれた力の1つでね」

 

 

アマノガミは全身から光を放ち、あまりの眩しさに私は目をつぶり、光が治まって目を開けたとたん、私がいたのはとある国の宮殿の中に立っていた。

 

 

星奈「ここは・・・」

 

アマノガミ「ここは惑星プリズムの王国、プリズムキャッスルの宮殿の内部だ」

 

 

 

カッカッカッカッ

 

 

星奈「誰か来る!」

 

 

アマノガミ「安心しなこれは映像だから私達は見えない」

 

 

星奈「そうなの?」

 

 

現れたのは黒い髪に顔が厳つい少女と隣は髪は金髪で少しオドオドしていた少女が大きな扉の前に現れた。

 

 

 

星奈「あれは・・・」

 

 

アマノガミ「あの二人がインゲルとアンジェリーナだ」

 

 

星奈「え・・・・・・」

 

 

あれが後のプリキュウスとなるインゲル・・・そして隣の弱々しいのが後のキュアアンジェのアンジェリーナ

 

 

アマノガミ「扉が開くぞ」

 

 

扉の先には部屋の中心のイスつまり玉座に座る赤い髪を綺麗に整え、30代位の若い女性である。

 

 

星奈「あれが・・・」

 

 

アマノガミ「そう、あれが二人を産んだ母親あり、この星の女王・・・マザークイーンだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

マザークイーン「二人とも、はるばるよくお戻りになりましたね。インゲル、アンジェリーナ」

 

 

 

インゲル「はい、お母様」

 

アンジェリーナ「お母様、只今お戻りになりました」

 

 

マザークイーン「それで、滞在している私達の仲間とあの星の人達は何か変わったことはありませんか?」

 

 

 

 

マザークイーンの質問にインゲルは強い口調で訴えかけた。

 

インゲル「お母様・・・私達が見たものはとても残酷なものでした・・・あの星の者達は我々の同胞であるプリキュア人をまるで物のように扱い、挙げ句、無理やり子を産ませるようなことをしたのです!!お母様、あの者達は危険です!今こそ私達が勢力を上げてあの星の住人どもに怒りの鉄槌をっ!!」

 

 

 

マザークイーン「・・・・・・アンジェリーナ、あなたはどう思いますか?」

 

 

アンジェリーナ「お母様・・・私は・・・」

 

 

マザークイーン「いいのですよ・・・力を抜いて、あなたの言いたいことを言いなさい」

 

 

 

アンジェリーナ「お母様・・・私はあの星の人達を助けたいと思っています」

 

 

インゲル「助けたいだと!?」

 

 

マザークイーン「・・・・・・」

 

 

アンジェリーナ「あの人達があんなことするのは何かとても深いわけがあったはずです。私はあの星に行って人と人がなぜ争い、なぜ怒り、悲しむのか気になりました。お母様・・・・・・私はいえ私達はあの人達を悲しみや怒りから救おうと考えています。」

 

 

星奈「アンジェリーナ・・・最初は内気な子だったのね」

 

 

アマノガミ「ああ、キュアアンジェになる前のアンジェリーナは元々気が弱くいつもオドオドしていた。でもやるときゃやる娘だよ」

 

 

 

 

 

マザークイーン「では二人の意見に賛成するものは手をあげよ」

 

 

星奈「多数決で決めるのね」

 

 

マザークイーン「インゲルの意見に賛成するものは?」

 

 

さっ さっ さっ さっ さっ さっ

 

 

星奈「60人!多いわね」

 

 

 

マザークイーン「アンジェリーナの意見に賛成するものは」

 

 

さっさっさっ

 

 

星奈「31人位?」

 

 

インゲル「ふんっあいつらを救うおう片腹痛いあんなやつらなど力でねじ伏せるま・・・・・・」

 

 

インゲルがマザークイーンの方を見ると

 

 

マザークイーン「・・・・・・」

 

 

アンジェリーナの意見にマザークイーンは手をあげていた。

 

 

インゲル「お母様!これはどういうことですか!?」

 

 

怒りの形相でマザークイーンに食って掛かるインゲル

 

 

マザークイーン「インゲル・・・私達の力は確かに強力です。ですが私達の先祖はこの力を殺めるために使うのではなく困っていることのために使うと誓ったのです」

 

 

インゲル「だったら」

 

 

マザークイーン「ですが・・・生まれつきなんの力もない人は互いに協力しあい、例え木の根をかじってでも生き続けようと努力している・・・私はアンジェリーナの意見に賛成します」ニコッ

 

 

アンジェリーナ「お母様・・・・・・」

 

 

 

マザークイーン「なにか意見はあるか?」

 

 

「・・・・・・」

 

「・・・・・・」

 

 

 

マザークイーン「ではアンジェリーナ・・・あなたを人を守る守護者の勲章を能えましょう」

 

マザークイーンはプラチナ色のバッチを福の胸側につけアンジェリーナは嬉しそうだった。だがこれを見ていたインゲルは面白くなかった。

 

 

 

 

インゲル(お母様は甘すぎる・・・そのようなことじゃいずれこの星も乗っ取られるのかも知れないのだぞ)

 

 

アマノガミ「そしてインゲルは強い力を求めることを決意し、ある場所へと向かった。」

 

 

星奈「ある場所?」

 

 

アマノガミ「それは惑星プリズムの心臓部であり、大量のキュアエナジーが施された石、その名は“プリズムクリスタル”」

 

 

星奈「プリズム・・・クリスタル」

 

 

アマノガミ「その部屋に入ってきたインゲルは力を求めるため手をさしのべたが・・・・・・結果」

 

 

 

 

 

インゲル「うわあああああっ!!!??」

 

 

 

 

アマノガミ「プリズムクリスタルの力はインゲルにとって強すぎた力だったんだ・・・インゲルが手をさしのべた瞬間、全身から火を出し、全身大火傷になったんだ」

 

 

星奈「そのあとは・・・」

 

 

アマノガミ「そのあとは兵士のプリキュア人に見つかり、強い力を欲する理由でプリズムクリスタルを手にいれようとしたが大火傷を負ったインゲルのことはマザークイーンの耳にも入った」

 

 

 

 

 

マザークイーン「インゲル・・・あの場所へは行くなとあれほど忠告したのに」

 

 

インゲル「お母様・・・」

 

 

マザークイーン「インゲル・・・反省するまであなたを宇宙の彼方へと追放します」

 

 

 

 

インゲル「そんな!お母様!お母様!」

 

 

 

アマノガミ「そしてインゲルは惑星プリズムから程遠い宇宙の彼方へと追放されたのさ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

インゲル「ちくしょう・・・何故だ・・・何故だ!!?神よ何故だ!?私がなぜ力を求めることを許されないのだ!?答えろ!!」

 

 

 

星奈「・・・・・・」

 

アマノガミ「・・・・・・」

 

 

 

インゲル「貴様もそのつもりなら・・・貴様とは縁を切ってやるっ!!!」

 

 

ゴロゴロ ゴロゴロ ゴロゴロ

 

星奈「宇宙空間なのに雷雲?なんで?」

 

アマノガミ「私も正直わからなかった・・・もしかしたら彼女を覆い尽くすほどの怒りと憎しみによって作られた怨念の塊かもしれない・・・」

 

 

 

 

インゲル「来い・・・よこせ・・・奴等に復讐する力を私によこせええええええぇっっっっ!!!!!」

 

 

ピシャアアアアン!!!

 

 

ドーーーーーン!!!!!!

 

 

星奈「今のは・・・・・・まさか!?」

 

 

アマノガミ「そう・・・これが悪魔の誕生・・・インゲルから絶対的の悪魔・・・プリキュウスの誕生だ」

 

 

 

私はインゲルが悪魔に魂を売りプリキュウスとなった姿はまるで恐怖の大王そのものであった。

 

 

アマノガミ「そして奴は故郷の星に戻り、プリキュウスは街という街を破壊つくし最終的には自分の母親をも殺害した」

 

 

 

 

マザークイーン「インゲルなの?・・・その姿は一体?」

 

 

プリキュウス「お母様・・・私は力を手に入れたのですよ・・・誰にも負けない・・・絶大的な力を・・・」

 

 

マザークイーン「インゲル・・・」

 

 

プリキュウス「だからお母様・・・新たなる門出のために・・・死んでくださいっ!!!!」

 

 

 

ブシュッ!

 

 

マザークイーン「きゃあああああああ!!!!!」

 

 

星奈「!!」

 

 

アマノガミ「そして奴は闘いを忘れたプリキュア人達を皆殺しにし、最後はプリズムの心臓部であるプリズムクリスタルを・・・・・・」

 

 

バチバチバチバチバチバチ

 

 

プリキュウス「ふんっ!!」

 

パキーーーーーーンッ!!

 

 

プリキュウス「手にいれたぞ!!はーっはっはっはっはっはっはっ!!」

 

 

アマノガミ「手にいれやがったんだ」

 

 

星奈「そんな・・・」

 

 

アマノガミ「そして・・・クリスタルを持ったプリキュウスは地球に向い、プリズムはプリズムクリスタルを失ったせいで水も木も動物も人も死に、まるで月のような世界になっちまったのさ・・・」

 

 

星奈「・・・・・・」

 

 

アマノガミ「そして、プリキュウスがクリスタルを手にいれようとする中で妹のアンジェリーナは殺害されたマザークイーンを見て絶句した」

 

 

アンジェリーナ「お母様!お母様!」

 

マザークイーン「ア・・・ン・・・ジェ・・・」

 

 

アンジェリーナ「お母様!目を開けてください」

 

 

涙を流しながら母に問うアンジェリーナ・・・そしてマザークイーンは最後の力を振り絞ってプリキュウスのことを喋った。

 

 

アンジェリーナ「え・・・・・・インゲルお姉様が」

 

 

 

マザークイーン「ええ・・・インゲルが・・・あの娘がもっとも危険な力に目覚めて・・・しまった・・・わ・・・あの娘の・・・目的は・・・恐らく・・・プリズム・・・クリスタルを・・・・・・手にいれる・・・ゴホッ!」

 

 

アンジェリーナ「お母様!」

 

 

マザークイーン「アンジェリーナ・・・・・・あなたはあの星に行きなさい・・・インゲルがクリスタルを手にいれる・・・・・・前に・・・」

 

 

アンジェリーナ「そんな・・・・・・嫌です!私はお母様とともに一緒に死にます!」

 

 

マザークイーン「アンジェリーナ・・・・・・」

 

 

その時、マザークイーンはアンジェリーナの手を優しく握るとマザークイーンの手から輝き、それをアンジェリーナの体に移った。

 

 

アンジェリーナ「お母様・・・何を・・・」

 

マザークイーン「私の残りのキュアエナジーを・・・あなたに・・・受け継がせたの・・・アンジェリーナ・・・早く・・・行って・・・」

 

 

アンジェリーナ「そんな・・・いや!・・・お母様死なないでお母様!おかあさまああああ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

アマノガミ「こうしてアンジェリーナは兵士とともに地球へ逃げることに成功したってことさ」

 

 

星奈「でも・・・安心は出来なかったんでしょ?」

 

 

 

アマノガミ「ああ、プリキュウスはプリズムクリスタルを持ち地球に降り立った時、まず手始めに人間に虐げられたプリキュア人達をプリズムクリスタルの力で強い力を与えた・・・・・・これが最初の悪のプリキュア、ジェネラルプリキュアの誕生だった」

 

 

私が見た光景はプリキュウスが地球に降り立ち、24人のプリキュア人の少女達、皆人間に迫害された者達の集まりであり、得に顔を隠している少女、その少女がプリキュウスに力を貰って変身した時、その顔に見覚えがあった。

 

 

 

星奈「あれは・・・キュアキャラクター」

 

 

アマノガミ「ああ、あいつは地球に降り立ち人間達と仲良く暮らしたのは良かったがだんだん人間は歪んでしまいある一人の男が後の硫酸だとは知らずにそれをふざけたつもりでキャラクターの顔にかけた・・・顔が醜い顔になりどこかひっそりと山の中に入って過ごしたんだ」

 

 

星奈「キャラクター・・・・・・」

 

 

アマノガミ「そしてプリキュウスはジェネラルプリキュア達とともに人間達を殺すという残酷な日常を過ごすようになった・・・そしてそれを一部始終を見ていたアンジェリーナは神に祈りを捧げた」

 

 

アンジェリーナ「お願いです・・・神様・・・どうかこの星をお救いください・・・」

 

 

アマノガミ「そして、願いは届いたのか3つの時空の穴が出現しやって来たのは伝説の勇者、赤の勇者イサミツ、黄色の勇者シシオウ、青の勇者セイクウが現れた」

 

 

 

星奈「伝説の勇者・・・3人とも男なのね」

 

 

アマノガミ「そう、そして勇者達はこれまで生き残ったプリキュア人達を集めアンジェリーナにキュアエナジーを少しずつ与えた」

 

星奈「あれは・・・アンジェリーナがだんだん輝いてく」

 

 

 

 

アンジェリーナ「この力は・・・それにみなさんからもらった力からお姉様を止めろと聞こえる」

 

 

イサミツ「アンジェリーナ・・・今こそお前も戦うのだ!皆のために・・・この世界の未来のために」

 

 

 

アンジェリーナ「わかったわ・・・皆のためにこの星の未来のために・・・私はお姉様を討つ!!」

 

 

アマノガミ「そして、アンジェリーナは皆のために最初の正義のプリキュア・・・キュアアンジェに変身した。」

 

 

星奈「これがキュアアンジェの誕生の瞬間・・・」

 

 

アマノガミ「そしてキュアアンジェと勇者達はプリキュウスとジェネラルプリキュアに対抗するため異世界から15人の戦士達を呼んだんだ」

 

 

星奈「15人の戦士?・・・一体どんなの」

 

 

 

アマノガミ「聞いて驚け・・・赤の勇者イサミツが呼び出した5人の戦士の二人は海賊王“ゴールDロジャー”」

 

 

星奈「ロジャーってあの海賊王の・・・」

 

 

アマノガミ「そう、そしてその海賊王と対等に戦ったのが白ひげ、“エドワード ニューゲート”」

 

 

星奈「ロジャーに白ひげも・・・」

 

 

アマノガミ「そう・・・そして黄色の勇者には4代目火影と呼ばれた“波風ミナト”そして“一龍”と呼ばれるスゲー強いじいさんもいたなそれに“猿”がいたな。そいつも強かった」

 

 

星奈「猿?・・・・・・」

 

 

アマノガミ「青の勇者には“訃堂”とか言う侍がいたな・・・それにガープとかいう荒くれ者がいたなあと“アディン”とかいうも・・・あとはこんぐらいしか覚えてないな」

 

 

凄い・・・凄いとしか言いようがない・・・異世界都市アルカでもその名を轟かせている者たちだ。

 

 

アマノガミ「キュアアンジェと勇者達は戦士達を引き連れいざプリキュウスのいるところへ迫った。攻防は激しさを増していった。その威力は地球を破壊するほどの戦争だった」

 

 

 

星奈「地球を破壊するほどの戦争・・・」

 

 

アマノガミ「そしてジェネラルプリキュアは倒され、キュアアンジェとプリキュウスの一騎討ちの戦いが始まった。」

 

 

 

 

プリキュウス「アンジェリーナお前・・・なぜ私の邪魔をする」

 

 

キュアアンジェ「お姉様・・・あなたは私達の故郷を滅ぼし、私達を育ててくださったお母様の無念そしてこの星を守るため・・・今貴方を止めるっ!!」

 

 

 

プリキュウス「ほざけええええ!!!!!!」

 

 

キュアアンジェ「はあああああああっ!!!!」

 

 

 

ガキィーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!

 

 

 

プリキュウス「ぐはっ!!」

 

 

キュアアンジェ「お母様・・・今お姉様をここで止めます!」

 

 

プリキュウス「やめろおおおおおお!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

アマノガミ「そして、キュアアンジェはプリキュウスを打ち倒し・・・地球に平和を取り戻した・・・に見えたが」

 

 

星奈「見えたが・・・」

 

 

アマノガミ「プリキュウスは自らの肉体を失い魂だけとなったプリキュウスは運よく逃れて冥王星に移り住み長い眠りに入った」

 

 

星奈「え・・・じゃあ私が見たあのプリキュウスは・・・」

 

 

 

アマノガミ「どうやら、冥王星から長い眠りに目覚め地球に遥々戻ってきたんだ・・・しつこい奴だよ」

 

 

星奈「そういうことが・・・どうりで」

 

 

アマノガミ「それに・・・ジェネラルプリキュアも準備していたからね・・・プリキュウスの体から出てきた二つの光と闇の球、光の球はアンジェリーナが持ち、未来のためにプリキュアと呼ばれる戦士を生み出していった・・・そして闇の球はジェネラルプリキュア達が回収し、後の悪の組織を作り上げることとなったってことさ」

 

 

ドツクゾーンやバッドエンド王国を生み出したのがあのジェネラルプリキュアだったなんて

 

 

アマノガミ「それに・・・ジェネラルプリキュアは“プリキュウスの娘”がいたんだ」

 

 

星奈「プリキュウスの娘?」

 

 

アマノガミ「ああ、かつて科学を操るプリキュア、キュアブレインはプリキュウスの提案で自分の遺伝子を受け継いだプリキュアを産み出すことに成功した。プリキュウスを倒してから・・・およそ500年がたち、そいつは成長し、妖精の国を攻撃して来たんだ。」

 

 

星奈「プリキュウスの娘ってそんなに強いの?」

 

 

 

アマノガミ「その当時は奴は“光の園”で大暴れしてね・・・誰も奴を止めることは出来なかったよ」

 

 

星奈「光の園って確か・・・キュアブラックとキュアホワイトのパートナーの妖精達の故郷なのよね?」

 

 

アマノガミ「そ・・・そしてプリキュウスの娘はその当時のプリキュア達と激しい攻防戦に出て結果、一人のプリキュアと一緒に自滅ということで終わった」

 

 

 

星奈「そしてプリキュウスの娘はどうなったの?」

 

 

アマノガミ「プリキュウスの娘はプリキュアの一人と一緒に自滅して死んだと思っていたがその二つのエネルギーが1つとなり、一人の小さな赤ン坊に生まれ変わった」

 

 

星奈「赤ン坊?」

 

 

アマノガミ「その赤ン坊はある一人の男に委ねられ、そしてその赤ン坊は成長し正義のプリキュアとして活躍しているらしい、そのせいでジェネラルプリキュアにとって仕事がやりやすくなり、ありとあらゆる街にプリキュアが誕生してしまった」

 

 

星奈「ねえ、その赤ン坊だったプリキュアって」

 

 

 

アマノガミ「その赤ン坊だったプリキュアの名は・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星奈「・・・・・・・・・・・・・・・嘘!」

 

 

 

 

アマノガミ「嘘じゃない・・・事実だ」

 

 

 

星奈「これが本当なら大変じゃない!?キュアアンジェが苦労して倒したプリキュウスが娘を残し、その娘のせいでたくさんのプリキュアが誕生し、裏で着々と異世界を侵略する準備をしている・・・一体どうすれば・・・いいの?」

 

 

 

アマノガミ「私がどう思うか聞きたいかい?」

 

 

星奈「ええ」

 

 

アマノガミ「ぶっちゃけていうが私はキュアアンジェのように聖人君子じゃないし、プリキュウスのようなネクラじゃない。んまどうでもいいってことさ」

 

 

 

星奈「はあ?じゃあ私達はどうなるの!?この先プリキュウスが復活し、娘とともに全ての異世界を征服され人類は本当の絶望が待っている!」

 

 

 

 

 

私の言葉を聞いた首長竜アマノガミの返答は・・・

 

 

 

 

アマノガミ「そりゃ、お前さん達の好きなようにすればいい・・・・・・」

 

 

 

星奈「・・・・・・」

 

 

 

 

 

アマノガミ「あ・・・でもお前はあることを勘違いしている・・・」

 

 

 

星奈「勘違い?・・・それどういう・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星奈「はっ!」

 

 

気がつくと私は目覚めた。もしかして夢を見ていたの?あれは夢?夢にしてはリアルだった。

 

 

 

 

星奈「それにしても・・・」

 

 

私が目覚めた場所はどうやら誰かの部屋らしい・・・それに部屋を見たところ女の子の部屋らしい

 

 

 

ガチャ

 

 

 

?「あ!黒井さん起きたんだね」

 

 

 

ドアから顔を出したのは私にとって会いたくない奴の1人だった。

 

 

 

 

 

 

星奈「星空・・・みゆき・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー深海ー

 

 

 

 

 

 

 

 

アマノガミ「ふふふ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





星奈「作者は仮面ライダークライマックスファイターズを買ったらしいわ」


みゆき「で、どうなったの?」


星奈「ぶっちゃけていうと隠しキャラが欲しかったのが心残りね」


みゆき「なんかすこし期待はずれだね」


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25話 星奈、みゆきの家にお泊まりする



星奈「25話よ」


みゆき「今度は私も登場するよ♪」


みゆき「あ!?黒井さん起きたんだね!良かったー」

 

 

 

星奈「星空・・・みゆき・・・?」

 

 

今、私の目の前にいるのは私にとって倒すべき敵で今は会いたくない奴、キュアハッピーこと星空みゆきの部屋にいるのだ。

 

 

星奈「あんた、なんっツッ!」

 

 

みゆき「黒井さん!大丈夫?今は安静にしとかないと」

 

 

ラストの戦いのダメージがまだ残っておりそのせいで傷が痛みだした。

 

 

 

 

 

 

 

 

ー10分後ー

 

 

 

みゆき「あの時、私が友達と別れて家に帰る途中黒井さんが浜辺で打ち上げていたときは驚いたよ」

 

 

 

浜辺・・・あの時、アマノガミと頭の中で話をしている時に私の体は浜辺に打ち上げられてコイツの家で看病してもらっているのが正直驚いている。

 

 

みゆき「ねえ黒井さん、黒井さんはなんで倒れていたの?」

 

 

星奈「・・・・・・」

 

どうする?このまま話を続けると加音町でプリキュアもどきと戦っていたことは話せない。もし話したら私がコイツに正体をバラすのと同じだ。

 

 

星奈「別に・・・」

 

 

みゆき「別にって黒井さんこんな寒い時期に冷たい海に打ち上げられたことって大変なんだよ!何があったの?」

 

 

星奈「別にいいでしょ!!」

 

 

みゆき「よくないよ!」

 

 

星奈「なんで私にそこまで突っかかるの!?」

 

 

みゆき「だって・・・・・・・・・友達だもん」

 

 

星奈「!?」

 

 

 

 

 

 

育代「みゆきーご飯よー!」

 

 

みゆき「はーい!黒井さんも行こう♪」

 

 

星奈「はあ?なんで?」

 

 

みゆき「ちゃんとお母さんに黒井さんの分も作ってるはずだよ」

 

 

星空みゆきは私の背中を押して2階から降りていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は星空みゆきに連れられ、下の階に降りた時、星空みゆきの母親がいつのまにか4人分、つまり私の分も作ってくれたのだった。

 

 

育代「黒井星奈ちゃん・・・だったかしら?みゆきに頼んで貴方の分も作ってあげたから」

 

 

星奈「は・・・はあ」

 

 

博司「母さんが腕によりをかけて作ってくれたからね♪」

 

 

星奈「はあ・・・・・・」

 

 

星空みゆきの家族は・・・みんな笑顔だ・・・でも私にとって眩しい・・・眩しすぎるのだ・・・

 

 

「「「いただきまーす!!」」」

 

星奈「・・・いただきます」

 

 

カチャカチャ カチャカチャ

 

 

パクッ

 

 

博司「うま~~い♪やっぱり母さんの料理は世界一だな~」

 

 

みゆき「おーいしーい♪お母さんのご飯とっーてもおいしい♪」

 

 

 

育代「もう、二人ともー」

 

 

星奈「・・・・・・」

 

 

星空みゆきとその家族の食事はとても賑やかで楽しそうな雰囲気だった。私にとってそれはつらい光景でもあった。

 

 

みゆき「どうしたの?黒井さん美味しくなかった?」

 

 

星奈「いや・・・そういう訳じゃ・・・」

 

 

美味しいと感じても出来ないのだ・・・笑顔という感情が・・・

 

 

 

育代「星奈ちゃん・・・・・・あなたの家族はどうしてるの?」

 

 

星奈「家族・・・・・・」

 

 

私の家族は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『お姉ちゃん!!助けて!痛い!痛いよー!!』

 

 

『星奈!逃げてーー!!』

 

 

『星奈ーー!!』

 

 

『星奈ちゃん!!』

 

『星奈ーー!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星奈「・・・いません」

 

 

みゆき「えっ?」

 

 

星奈「私の家族は・・・ある事故で私以外家族は亡くなっているんです」

 

 

みゆき「うそ・・・」

 

 

博司「そんなことが・・・あったなんて・・・」

 

 

育代「星奈ちゃん・・・ごめんなさい!私・・・星奈ちゃんの過去も知らずについ調子に乗って・・・」

 

 

星奈「いえ・・・育代さんは悪くありません・・・私がつい過去を話したから・・・」

 

 

 

あの楽しい空気が・・・一時的に悲しい空気に変えてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みゆき「星奈ちゃん♪」

 

 

 

星奈「ぶっ!」

 

星空みゆきが私のことを“星奈ちゃん”と呼ばれて思わず吹いた。

 

 

星奈「な・・・何・・・?」

 

 

 

みゆき「今日は・・・ここに泊まっていいよ」

 

 

星奈「え・・・」

 

 

私がコイツの家にお泊まり・・・・・・それは断然拒否する。

 

 

星奈「いや、いいわ」

 

 

 

みゆき「そういわないで泊まろうよ!お母さんはいいでしょ?」

 

 

育代「ええ、いいわよ♪」

 

 

ズルッ!

 

 

星空みゆきの母親って微妙なところに抜けてる気がする。

 

 

みゆき「じゃあ、私星奈ちゃんのパジャマ用意するね」

 

 

そう言って星空みゆきは寝間着を取りに行くため二階に向かっていった。

 

 

バシャバシャバシャバシャバシャバシャ

 

 

今、この部屋にいるのは私と星空みゆきの母、星空育代父親の星空博司は先に風呂に入っている。

 

 

 

 

星奈「あの・・・」

 

 

育代「何?星奈ちゃん」

 

 

 

星奈「みゆき・・・さんっていい人ですね・・・」

 

 

育代「ええ、知ってる?あの子が笑顔が出来る理由」

 

 

星奈「え?」

 

 

育代「昔のあの子は人見知りでよく家の中でおとぎ話の絵本をよく読んでいたの。ある時パパの仕事の関係でおばあちゃんが家にお世話になってる頃にあの子の話だと一人の女の子と友だちになったことでみんなと仲良く笑顔を出すことが出来たの」

 

 

 

星奈「その女の子って・・・」

 

 

育代「みゆきの話だとその子は“スマイルちゃん”って子だったけど名前はみゆきが勝手につけたらしくてその子についてはあまりわからないの」

 

 

 

星奈「スマイル・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星奈『そんな・・・出来ない・・・・・・私・・・笑顔が・・・・・・出来ない・・・・・・』

 

 

ハッピー?『あなたの笑顔ゲット♪私はハッピー♪あなたはアンハッピー♪きゃははははははははは』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星奈「そんなのは・・・只のまやかしよ・・・」ボソッ

 

 

 

育代「星奈ちゃん?」

 

 

星奈「育代さん・・・」

 

 

育代「“育代さん”だなんていいのよ普通におばさんって呼んでも・・・」

 

 

星奈「いえ・・・育代さんっていうほうが礼儀正しいと思って」

 

 

私は心の中で何かを迷っていたが私は意を決意して育代さんの方を向いた。

 

 

星奈「例えばの話をしていいですか?」

 

 

育代「例えばの話?どんなのかしら?」

 

 

星奈「あなたの娘は学校では友だちと仲良く生活し勉強と遊びをやりくりしながら過ごす娘です」

 

 

育代「うんうん」

 

 

星奈「もしも、私達の知らない間に何かを秘密にしているのかもしれない・・・」

 

 

育代「何かって?」

 

 

星奈「例えば、正義のヒーローとか」

 

 

育代「・・・・・・」

 

 

星奈「その秘密は私達さえも知らない悪の軍団が存在し、それをやっつけようとあなたの娘とその友だちが力を合わせて戦っているのかもしれない・・・・・・」

 

 

育代「・・・・・・」

 

 

星奈「その正義の味方はあちこちの町で滞在し、別々の街で悪の軍団と対峙している」

 

 

育代「・・・・・・」

 

 

星奈「だけどもし・・・その力は本当は悪の軍団の物であり彼女達が戦っている敵は正義の味方を強くするためのエサに過ぎなかった」

 

 

育代「・・・・・・」

 

 

星奈「正義の味方だった者達の力は本当の悪の親玉を復活させるための人形に過ぎなかった。」

 

 

育代「・・・・・・」

 

 

 

星奈「そしてそれが後の世界の悪魔になることはあなたの娘とその友だちは知らなかった・・・」

 

 

 

育代「ねえ、星奈ちゃん・・・」

 

 

星奈「はい?」

 

 

育代「あなたは・・・今のこの世界をどう思う?」

 

 

 

星奈「・・・・・・・・・正直言って・・・・・・残酷です・・・・・・」

 

 

 

 

 

みゆき「星奈ちゃーん♪」

 

ガシッ

 

 

星奈「ちょっ!何?」

 

 

みゆき「お父さんが上がったから今度は私と星奈ちゃんが入りに行こうよ♪」

 

 

コイツと二人きりで・・・冗談じゃない・・・コイツと風呂に入るなんて絶対にイヤ!!

 

 

星奈「悪いけど私は一人で入るからお先にど「そんなこと言わずに入ろうよ♪」ちょっと!」

 

 

みゆき「お母さーん私達先に入るけどいいよね?」

 

 

育代「ええ、いいわよ♪」

 

 

ガーーーーーーーーーン!!

 

 

みゆき「それじゃ行って来まーす♪」

 

 

星奈「不幸よーーーー!!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

育代「残酷・・・・・・か・・・・・・確かに・・・そうかもしれないわ」

 

 

育代の目から一粒の涙が出たことは星奈もみゆきも知らなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーみゆきSIDEー

私は星奈ちゃんと一緒に風呂に入り、私と星奈ちゃんは一緒に肩までつかり交代で背中の流し合いをした。

 

ゴシゴシゴシゴシゴシ

 

 

 

星奈「・・・・・・」

 

 

みゆき「星奈ちゃんの背中って綺麗だね」

 

 

星奈「あっそ・・・・・・」

 

 

みゆき(あれ?)

 

私が星奈ちゃんの背中を磨ってる時に真ん中の部分に小さな刺青のようなのがあった。

 

 

 

みゆき(星奈ちゃんの背中の真ん中についてるのなんだろう?)

 

 

私が見たのはハートのマークに真ん中に目玉が付いていて両方には蝙蝠と黒い羽を纏い隣に数字が書かれていた。

 

 

みゆき「1・・・1・・・1」

 

 

星奈「ちょっと」

 

 

みゆき「な・・・何!?」

 

 

星奈「なんか言った?」

 

 

私の声が聞いたのか、星奈ちゃんは私を睨みながら質問した。

 

 

みゆき「何でもない!何でもない!何でもない!」

 

 

星奈「・・・・・・じゃあ今度は私の番ね」

 

 

みゆき(ほっ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー星奈SIDEー

 

 

 

 

 

みゆき「星奈ちゃんおやすみなさい♪」

 

 

星奈「はいおやすみ・・・」

 

 

星空みゆきが明かりを消して自分の布団に入って眠った。今回、星空みゆきの家での1日は明日で終わる、年のために仲間との連絡は繋がり、迎えもやって来るらしいなんにせよ助かった。

 

 

 

みゆき「ねえ・・・星奈ちゃん・・・起きてる?」

 

 

 

ビクッ!

 

起きてたの?

 

 

星奈「ええ、まだ起きてるわ・・・」

 

 

一体、何よ

 

 

みゆき「星奈ちゃんってさ好きな絵本とかある?」

 

 

星奈「え?」

 

 

みゆき「好きな絵本・・・私の好きな絵本はシンデレラ・・・理由はシンデレラは意地悪なお姉さんにいじめられてもめげずに生きていて、大好きな王子様に出会ってハッピーになる話私大好きなんだ」

 

 

星奈「ふーん・・・」

 

 

みゆき「星奈ちゃんの好きな絵本は何?」

 

 

星奈「私の好きな絵本・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ほーら星奈お父さんが今から読んであげるね大好きな絵本を・・・』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星奈「・・・・・・星の王子様」

 

 

 

みゆき「星の王子様・・・それが星奈ちゃんの好きな絵本なんだね」

 

 

 

星奈「なによ・・・悪い?」

 

 

みゆき「全然悪くないよ・・・それもウルトラハッピーなんだね」

 

 

 

星奈「星空みゆき」

 

 

みゆき「へ?」

 

 

星奈「あなたは今の生活は楽しい?」

 

 

みゆき「楽しいよ」

 

 

私の質問に星空みゆきは即答した。

 

 

みゆき「だって私にはお友だちがいるあかねちゃん、やよいちゃん、なおちゃん、れいかちゃん、それにクラスのみんな・・・運動会の時はリレーで負けてお互い抱き合って慰めたり、文化祭の時はクラスのみんなでおとぎ話のキャラクターの仮装をしてコンサートをしたりウルトラハッピーだよ♪」

 

 

星奈「・・・・・・」

 

 

みゆき「だから星奈ちゃんも私の友「星空みゆき」え?」

 

 

星奈「あなたは・・・何もわかってないわ」

 

 

みゆき「わかってないって?」

 

 

星奈「あなたがそのウルトラハッピーの日常を過ごせるのは・・・・・・貴女が力を持ってることよ」

 

 

みゆき「え・・・」

 

 

星奈「いい、力を持った人間にはそれ相応の代償を支払うことになる・・・・・・何かを得るためにあなたは何かを捨てているのよ」

 

 

 

みゆき「何かを捨ててるって何を?」

 

 

 

星奈「答えは自分の胸に聞きなさい・・・」

 

 

 

それだけ残して私は寝た・・・

 

 

みゆき「自分の・・・胸に・・・」

 

 

 

 

私はあの時星奈ちゃんのあの言葉が引っ掛かった。その時私が次に星奈ちゃんと会うのはピエーロの決戦前だとはこの時・・・私は信じられなかった。

 

 

 






みゆき「あれ?なんか忘れているような」



キャンディ「キャンディの出番がなかったクルー!ひどいクルー!」


みゆき「あーゴメーーーン!!」


星奈「次は正月番外編と謝礼と重大発表やるわよ」


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特別編 正月 謝礼と重大発表

新年明けましておめでとうございます 2018年 平成30年宜しくお願いします。


みゆき「みなさん!新年・・・」

 

 

 

「「「「「明けましておめでとうございます」」」」」

 

「クルー!」

 

 

私達は2018年を迎え、私、あかねちゃん、やよいちゃん、なおちゃん、れいかちゃんそして星奈ちゃんと一緒に新年の挨拶をしました。

 

 

あかね「今年は戌年やな~」

 

 

やよい「うん♪今年で平成30年になるんだね」

 

 

なお「私達が活躍した時は2012年つまり平成24年だね」

 

 

れいか「あの頃の私達は中学2年生2018年は大学生ですね」

 

 

キャンディ「キャンディはメルヘンランドの女王クル」

 

あかね「もうなっとるやろ!」

 

ポップ「女王になってもおてんばがすぎるでゴザルよ」

 

私達はやよいちゃんのツッコミに私達は笑い合った。

 

やよい「ねえ今から私達の夢について語ろうよ」

 

みゆき「うん!私は絵本作家」

 

 

あかね「うちはお好み焼屋を継ぐこと」

 

 

やよい「私は漫画家」

 

 

なお「私は女子サッカー選手」

 

 

れいか「私は七色ヶ丘の教師になります」

 

 

私達5人は将来の夢を語り合いながら話しているとまだ肝心の星奈ちゃんの夢を語っていなかった。

 

 

 

みゆき「星奈ちゃんの夢は何?」

 

 

星奈「・・・・・・」

 

 

あかね「あのな星奈、黙ってちゃわからへんでなんか喋りい」

 

 

やよい「そうだよ!じーっとしててもドーにもならないからね!」

 

 

なお「誰も笑わないからさ」

 

 

れいか「あなたの道をぜひ私達に聞かせてください!」

 

 

キャンディ「キャンディも聞きたいクルー!」

 

 

ポップ「拙者も聞きたいでゴザル」

 

 

 

みんなが星奈ちゃんの夢を聞こうと迫っている時、私は星奈ちゃんの肩を押した。

 

 

みゆき「星奈ちゃん、星奈ちゃんの夢を聞かせて」

 

 

星奈「・・・・・・」

 

 

チッチッチッチッチッチッチッチッチッチッチッチッ

 

 

みゆき「へ?」

 

 

ピーーーーーーー

 

 

ボガーーーーーーーーーーーーン!!!!!

 

 

 

 

 

みゆき「けほけほ、なんで爆発したの?」

 

 

突然、星奈ちゃんが爆発し私達は真っ黒焦げになってしまいました。せっかく着物来てるのにボロボロになっちゃったよ。

 

 

あかね「なんや!これ人形やで!しかも蝋人形」

 

 

やよい「え!もしかして星奈ちゃん蝋人形になったの!?」

 

 

なお「イヤ!絶対違うから」

 

 

キャンディ「クルーお兄ちゃん真っ黒クルー」

 

 

ポップ「そういうキャンディもでござろう」

 

 

ヒラヒラヒラ

 

 

パサッ

 

 

れいか「これは・・・皆さん来てください!」

 

 

みゆき「どうしたの?」

 

 

れいか「星奈さんからの手紙らしいです」

 

 

みゆき「手紙?なんて書いてあるの?」

 

 

れいか「はい・・・」

 

 

 

お前らと一緒に新年を迎えるのは絶対嫌ですので代わりに爆弾入りの蝋人形を置いときます。私は別の所で新年を迎えます。by 星奈

 

 

れいか「とのことです」

 

 

やよい「それだけ?」

 

 

れいか「最後のほうに(笑い)って書いてます」

 

 

 

あかね「笑えるかあーー!!!!!」

 

 

あかねちゃんはれいかちゃんから手紙を取り上げくしゃくしゃにした。

 

 

あかね「なんやねん!あいつ人が親切に新年を迎えるっちゅーのに蝋人形で爆破ってなんやねん!」

 

なお「全くだよ!筋が通ってないよ!」

 

 

あかね「よっしゃ!今から星奈に殴り込みかけるで」

 

 

みゆき「えーー!?」

 

 

やよい「あかねちゃんそれはいくらなんでも・・・」

 

 

チッチッチッチッチッチッチッチッ

 

 

みゆき「へ?」

 

 

なお「この音って」

 

 

キャンディ「手紙がもう1枚落ちてたクルー!」

 

 

やよい「もう1枚?」

 

 

ポップ「ちょっと見せてござる・・・なになに」

 

 

いい忘れたけど、その手紙は一度くしゃくしゃにすれば爆発するようになってるから・・・ご用心

 

 

ポップ「と書いているでござる・・・」

 

 

手紙で書いていることが事実なら、今から・・・

 

 

 

みゆき「逃げよう!!!」

 

 

 

 

ボガーーーーーーーーーーーーン!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー星奈sideー

 

 

 

 

 

星奈「新年明けまして」

 

 

「「「「「「おめでとうございます」」」」」」

 

 

希美「2018年だね」

 

主「平成が今年で30周年かー」

 

秋人「あともう少しで平成は終わるか・・・」

 

匠「平成が終わろうとあろうと僕には関係ないけどね」

 

秋人「なんでお前がいるんだよ?」

 

 

匠「誘いが来たんだよ黒井さんに!!」

 

 

秋人「黒井・・・なんでこいつ連れてきたんだよ」

 

 

星奈「先輩・・・この人も来年から大いに頑張る予定日だから」

 

 

匠「うんうん」

 

 

星奈「ほぼだけど・・・」

 

 

匠「ほぼって・・・」

 

 

ポンポー「おい始めるぞ」

 

 

私はもう一回座り、一礼した。

 

 

星奈「まずは謝礼について話します・・・私達の物語を作った作者はこの2017年内まで書こうとしてましたけどそれが出来なく2018年以降からも続ける予定です。大変お礼申し訳ありません」

 

 

私達はもう一回一礼した。

 

 

星奈「そして重大発表を申し上げます。2018年以降からプリキュアを憎む者の過去編“プリキュアを憎む少女”がスタート、そしてプリキュアを憎む者の続編企画とある小説を書こうと思う企画がこちら・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伝説の戦士プリキュア・・・それは人々から悪しき者から世界の平和を守るために戦う戦士・・・・・・のはずだった。

 

 

 

ウルトラマン、仮面ライダー、ガンダム、スーパー戦隊それだけじゃない!ありとあらゆるヒーローがプリキュアによって滅ぼされた。

 

 

なぜプリキュアが悪になったのか・・・原因はプリキュアの王、プリキュウスの復活・・・

 

 

それは支えてきた者達も妖精達さえも知らなかった。プリキュウスが復活し全ての異世界を支配しようと企みプリキュウスの娘率いる伝説の戦士プリキュアはプリキュウスに従う悪の戦士になり、もう誰もプリキュアを正義の味方だと認識されなくなった・・・・・・

 

 

 

 

だが・・・・・・希望はあった。

 

 

かつて始まりの戦士キュアアンジェと戦った伝説の勇者の一人であり、その血を受け継ぐもの

 

 

 

 

勇光 龍魔

 

 

 

 

龍魔「全てのヒーローが・・・プリキュアに・・・」

 

 

 

 

あゆみ「あなたの力が必要なの」

 

 

龍魔「僕はヒーローじゃない!ある意味軟弱なその辺にいるヒーローオタクと変わらないそれ以前になぜ!なんであんな化物女と戦わないといけないんだ!?」

 

 

 

 

次々と主人公を殺そうと企むプリキュア達・・・

 

 

龍魔「お前が・・・・・・お前が死ねえええーー!!」

 

 

果たしてどうなるのか・・・!

 

 

 

グレイトジェネレーション 伝説の勇者対プリキュアの王

 

 

 

 

 

 

そして・・・ネット版仮面ライダーシリーズそれは仮面ライダーディケイドからウィザードまでの笑いありのギャグ劇場のことである。それを題材にし・・・題名「ノベル版アニメ&特撮ヒーロークロス劇場」

 

 

作者がいろんなアニメキャラに特撮ヒーロー達の紹介をするコーナーなど

 

 

例えば、ルフィがゴーカイジャーと出会い、ジャンプ版レンジャーキーを使うことに・・・

 

 

悟空のスーパーサイヤ人、闘士ウルトラマンの超闘士一体どちらが上か?

 

などの話を作る面白クロスオーバー劇場

 

 

ビルド「さあ、実験を始めようか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星奈「いかがでしたか?」

 

 

秋人「へー」

 

 

希美「あゆみって誰なの?」

 

星奈「彼女はキュアエコーと呼ばれるプリキュアだけど一体どうやって主人公と接触するのかはまて!続編って感じかしら」

 

 

秋人「クロスオーバー劇場ってどんな奴が出るんだ」

 

 

星奈「作者の予定だとSAOとかインフィニットストラトス忍たまとか妖怪ウォッチとかストライクウィッチーズとRWBYと特撮は作者の専門的だからウルトラマン、仮面ライダー、ありとあらゆる特撮ヒーローを出す予定よ」

 

 

主「主人公ってすこしおどおどしてるのね」

 

 

匠「僕達も出るんだよね」

 

 

星奈「出す予定よ・・・作者が」

 

 

「「「「「オーーッ!!」」」」」

 

ポンポー「ということは期待ありだな」

 

 

星奈「あんたはどうかしら?」

 

 

ポンポー「え?なんで」

 

 

星奈「この物語は終了まであと8話どうぞ!」

 

 

 

 

 

 

26話

 

 

ジョーカー「ポンポーさん・・・あなたはこれまで何をやっていたのですか?」

 

 

ポンポー「じょ・・・ジョーカー!」

 

 

 

 

星奈「あんた・・・何やってんの?」

 

 

ポンポー「俺は手に入れたんだ!幹部になれたこの時をだから失うわけにはいかねえんだよ!!」

 

 

 

 

27話

 

 

秋人「黒井!白銀と空野と後金田が捕まったんだ!」

 

 

 

 

バキッ!

 

 

ワイバーン「ぐほっ!」

 

 

オーディウム「あんたがプリキュアの力を持ったしても力を上手く扱えないなら対したこともないわ」

 

 

 

28話

 

 

 

ワイバーン「ぐおおおおお!!」

 

 

 

希美「何・・・あれ」

 

 

主「あれってプリキュア・・・だった奴でしょ」

 

 

 

星奈「あれはプリキュアの・・・なれの果てよ」

 

 

 

 

29話

 

 

 

星奈「秋人先輩、希美、主、後金田先輩」

 

 

匠「後は余計だろ」

 

 

 

 

星奈「あなた達の記憶を一時消します!」

 

 

 

「「「「えええええ!!??」」」」

 

 

 

 

 

30話

 

 

 

 

みゆき「星奈・・・ちゃん」

 

 

 

星奈「星空みゆき・・・ちょっと強くなったからっていい気になってんじゃないわよ何の格闘経験もないあんたが戦いの現実ってものを教えてあげるわ」

 

 

 

 

 

31話

 

 

 

キャラクター「オラオラ!!くらえーーー」

 

 

 

ハッピー「くっ!」

 

 

星奈「逃げて!ジェネラルプリキュアが相手だったらあんたじゃ勝ち目がない!?」

 

 

 

ハッピー「大丈夫だよ!」

 

 

32話

 

 

 

 

星奈「あれは・・・・・・」

 

 

ポンポー「プリキュアが大人に・・・」

 

 

 

キャラクター「なんだ?あんなのブレインのデータにもなかったぞ!」

 

 

UEハッピー「今の私は・・・ウルトラエターナルキュアハッピー!!」

 

 

 

 

完結話

 

 

 

 

あかね「星奈?誰や」

 

 

みゆき「え?」

 

 

やよい「黒井星奈さんってどんな娘なの?」

 

 

なお「この学校に転校してきたって・・・みゆきちゃんが転校した時から転校生なんて来てないよ」

 

 

れいか「黒井星奈さん・・・・・・すみません記憶がありません」

 

 

 

みゆき「なんで・・・なんで私以外のみんなが星奈ちゃんのことを覚えてないの・・・なんで・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星奈「以上が8話の物語の半分です・・・」

 

 

 

ポンポー「ではもう一礼」

 

 

 

「「「「「「「これからもよろしくお願いします!!」」」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




星奈「私の活躍する話は正月明けで」


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ファイナルミッション
26話 ジョーカーの誘いとポンポーの迷い




2018年完結まであと8話


ポンポーside

 

俺は今まで星奈と一緒に暮らし、戦ってきてどれくらいたったのか・・・初めて出会ったのは俺がバットエンド王国幹部昇進のために俺はタヌキ集会と呼ばれるカルト協会を作った。だがそれはある一人の少女によって打ち砕かれた。そいつは大人しそうだが戦う時は狙った敵を逃がさない肉食動物の目をしていたのだ。

 

 

俺はあっけなくやられ、それを教訓として星奈の方に 許しを請いて逆に利用しようと企んだ・・・そう、企むはずだった。

 

 

あいつは人間の癖にプリキュアを憎む者だった。あいつの話からすると奴は未来からやって来てプリキュアの調査の任務を存続中なのだ。

 

 

 

奴はプリキュアを見ただけで周りをみずに襲いかかろうしやがった。あいつのプリキュアに対する憎しみは俺たちバットエンド王国以上である。もしコイツ一人でバットエンド王国と戦ったら絶対あいつが勝つなと俺は思った。

 

 

 

ポンポー「はー星奈の奴・・・あいつ海に沈んで死んだのかとひやひやしたぜ」

 

 

あのとき、加音町で巨大円盤が出現し星奈は乗り込んでいった。気絶している隊員達はなんとか無事救出し、一旦俺は元の町に戻り星奈の無事を祈ったが後の報告によると黒井星奈は敵と一緒に海のそこへ落ち供に爆死したと聞き出されて俺はショックを受けた。俺は泣きそうだったが、2時間後星奈から電話があり夜には迎えに来いと命令され、俺は星奈が無事だったことを感涙し、俺は一刻も早く星奈のいる家にたどり着き、加音町の戦いはとりあえず終了した。

 

 

 

ポンポー「・・・・・・・・・・・・」

 

 

 

ポンポー「・・・・・・・・・・・・どうしよう」

 

 

あいつと暮らして一体どのくらいたったのだろうか、俺は星奈を利用して幹部昇進しようと計画していたが上手くいかず結局はあいつの手助けばっかだった。

 

 

 

「はっきりと言うけど、あんたに悪役は向いてないわ」

 

 

 

あいつの言う通り・・・俺は悪役に向いてないかもしれないて・・・

 

 

ポンポー「たぬ美さん・・・・・・」

 

 

あの時、苦手な卯相手に立ち向かった俺のことを惚れ込み、あの時はデートを楽しむことが出来た。

 

 

 

ポンポー「俺・・・・・・もう・・・やめるか」

 

 

うん!もうやめよう

 

 

 

ポンポー「もうやめよう・・・あんなところで幹部昇進とかいう夢は諦めよう・・・それにバットエンド王国にジョーカーとかいう奴がいるようだけど、結局辞める俺には関係ねーかあはははははははは・・・」

 

パッ!

 

 

突然辺りが真っ暗になり困惑する俺・・・突然スポットライトが俺の方に当たった。

 

 

 

ポンポー「な・・・なんだ?一体どこにスポットライトか?」

 

 

?「貴方と会うのはこれで二度目ですね・・・ポンポーさん」

 

 

ゾクッ!

 

なんだこの感じたこともない寒気と悪寒が入り乱れる気配は・・・俺は恐る恐る後ろを後ろに振り向くとそこに立っていたのは

 

 

ポンポー「まさか・・・あんたが・・・ジョーカー?」

 

 

ジョーカー「その通り・・・私はバットエンド王国皇帝ピエーロ様の側近ジョーカーです」

 

 

ポンポー「ひーー!!!」

 

 

ピエーロ様の側近が俺の前に現れたことに俺は腰を抜かし身動きが取れなかった。

 

 

ポンポー「一体、何しに来たんだ?・・・まさか俺を殺しに来たとか」

 

 

ジョーカー「いいえ、私がここに来たのはあなた方幹部候補の結果を見に来たのです」

 

 

やべえ、ジョーカーの目は真っ赤に光っていて怖くて身動きが取れねえ

 

 

ジョーカー「今の幹部はどうも駄目な人ばかりでした。ウルフルンさんもアカオーニさんもマジョリーナさんもプリキュア達に惨敗され路頭に迷うようになりましたそこで幹部になれずに幹部候補なったみなさんにチャンスをあげようとここに参りましたが、結果他の幹部候補のワルジージさんもヤマバーバさん、サルッキーさんヒキゲーロさん、ビッグマンさんドラーゴさんはあえなく結果を出せずあの頃に戻ってもらいました。」

 

 

ポンポー「あ・・・あの頃・・・」

 

 

 

ジョーカーの言う“あの頃”それは元の絵本に戻されることだ。つまりあのやられ役に戻されることだ。俺達バットエンド王国の住人にとっては絶対に嫌だ。

 

 

ジョーカー「ポンポーさん幹部候補は貴方だけになったのであなたの結果を見せてください。貴方だけが頼りですよ・・・だけどもし・・・」ギロッ

 

 

ポンポー「ひぃぃ!」

 

 

ドン! パサッ

 

 

俺はジョーカーの圧力に後退りしてしまい、後ろに机の角に当りその衝撃で一冊の本が落とされた。その本は

 

 

ジョーカー「なんです?これは」

 

 

ポンポー「はあ!それはっ!」

 

 

星奈があの場所で手に入れた本プリキュアの書がジョーカーの手に取られた。

 

ジョーカー「ポンポーさん・・・これは」

 

 

ポンポー「それは・・・あ・・・プリキュアに関する情報が多数書かれて・・・大昔のプリキュアが悪者だったことに・・・はっ!」

 

やばい!つい口が・・・

 

 

ジョーカー「プリキュアに関する・・・・・・ほう」

 

 

ジョーカーは一気にプリキュアの書を速読していった。

 

 

 

パタン!

 

 

ポンポー「それじゃ俺はここで・・・」

 

 

俺は恐る恐るコイツから逃げようとするときジョーカーは

 

 

ジョーカー「ポンポーさん!!」

 

ポンポー「は・・・はい!」

 

 

ジョーカー「あなたというのは・・・・・・なぁ~んていい子なんでしょ~♪」

 

 

ポンポー「へ?」

 

 

ジョーカー「まさかプリキュアが大昔にあーいうことをしていたとはむふふふ」

 

 

ポンポー「・・・・・・」

 

 

 

ジョーカー「ポンポーさん♪」

 

 

ポンポー「へ?は・・・はい」

 

 

ジョーカー「おめでとうございます♪あなたは今から正式にバットエンド王国幹部に任命します」

 

 

へ?俺・・・幹部に・・・この俺が幹部・・・

 

 

ジョーカー「どうぞ♪黒っ鼻と絵の具と本です」

 

 

 

ポンポー「これが・・・俺の手元に」

 

 

ジョーカー「あなたの活躍、期待してますよ♪では」

 

 

ジョーカーはプリキュアの書を持ったままどこかに消えた。

 

 

 

ポンポー「この俺が・・・・・・」ドクンドクンドクン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星奈SIDE

 

 

 

星奈「ただいま」

 

 

やっと帰路に辿り着き念願の家に帰ってきた。だが、

 

 

星奈「ポンポー?どこにいったの?ポンポー」

 

 

私はあちこち探したがあいつはどこにもいなかった。

 

 

星奈「あれ・・・」

 

 

プリキュアの書が・・・・・・ない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

女子高生A「ちっつまんねえ・・・・・・」

 

 

 

女子高生C「なんかピリピリしてるねどうしたの?」

 

女子高生B「彼氏が勉強一筋になってリーダーなんか見向きもしなくなってイライラしてるんだよ」

 

 

 

女子高生A「くそおおおお!!!!」

 

 

女子高生B「ひっ!」

 

 

女子高生C「うわっ!」

 

 

女子高生A「もとはといえばあの正義の味方ずらしたあの糞女が原因だ、お陰で彼氏にはあたしを見向きもしなくなったし・・・あいつを殺してええ!」

 

 

ブレイン「その願い・・・叶えて差し上げますよ」

 

 

女子高生A「あ?誰だてめえ?」

 

 

 

ブレイン「なに・・・通りすがりの正義の味方ですよ♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みゆきside

 

 

私達はふしぎ図書館で一緒に遊んで一日を過ごした。私達は帰り道

 

 

 

キャンディ「クル・・・・・・」

 

 

 

みゆき「キャンディどうしたの?なんか今日元気ないよ?」

 

 

キャンディ「みゆき、キャンディは大丈夫クル・・・」

 

 

キャンディはこの頃からなんだか調子が悪いみたいだった。なんでだろ?

 

 

やよい「大丈夫?疲れた時には甘い物を食べると落ち着くよ」

 

 

キャンディ「やよい・・・ありがとうクル」

 

 

ポンポー「おい・・・プリキュア・・・」

 

 

 

みゆき「え?」

 

 

突然誰かが私達の名を呼ぶ者がいた。私達は周りを見渡した。

 

 

なお「あ!あそこだ!」

 

 

なおちゃんが上空に指差した方向を見ると、いつもはウルフルンかアカオーニかマジョリーナが来るはずだったが・・・今回はタヌキさんの幹部が現れた。

 

 

れいか「あなた・・・」

 

 

ポンポー「俺の名はポンポー、今回からバットエンド王国幹部になった者だ!俺をあのバカのウルフルンやアホのアカオーニやボケのマジョリーナと一緒にすんなよ!」

 

 

あかね「へ!なにが来ようが返り討ちにするだけやで」

 

 

なお「あかねのいうとおり、みんなの日常を壊す奴は私達が許さない!」

 

 

 

ポンポー「けっ世界よ最悪の結末バッドエンドに染まれ!白紙の未来を黒く塗りつぶすのだ!」

 

 

あんなに綺麗だった空がバッドエンド空間になり周りの人達はバッドエンド状態になった。

 

 

 

ポンポー「あれがいいな・・・」

 

 

黒っ鼻が近くにあった狸の置物に憑依し、アカンベーに変わった幹部のタヌキさんはその中に入り戦闘体勢に入った。

 

 

アカンベー「アカーーーンベエエーー!!」

 

 

 

みゆき「みんな!行くよ」

 

 

「「「「「プリキュア!スマイルチャージ!」」」」」

 

ハッピー「キラキラ輝く未来の光キュアハッピー!」

 

 

サニー「太陽サンサン熱血パワーキュアサニー!」

 

 

ピース「ぴかぴかピカリンじゃんけんぽんキュアピース」

 

 

マーチ「勇気りんりん直球勝負キュアマーチ!」

 

 

ビューティー「しんしんと降り積もる清き心キュアビューティー」

 

 

『五つの光が導く未来!輝け!スマイルプリキュア!』

 

 

 

ポンポー「おら!行くぜ!!」

 

 

「「「「「はあああ!!」」」」」

 

 

 

私達が戦いを始めようとしたとき私達はおもいもよらない人物が現れたのです。

 

 

ひゅうううううーーー

 

 

ドーーーーーーーーーーーン!!!

 

 

ハッピー「きゃあ!」

 

 

ピース「何?」

 

マーチ「あいつは・・・」

 

 

 

突然、上空から一気に落ちてきたのは私達プリキュアを倒そうと企む黒い仮面の少女・・・

 

 

ハッピー「オーディウム・・・」

 

 

 

オーディウムSIDE

 

 

 

ハッピー「オーディウム・・・」

 

 

サニー「なんや・・・またうちらの邪魔しに来たんか?」

 

 

オーディウム「・・・・・・」

 

 

サニー「なんか答えんかい!!」

 

 

ハッピー「サニー!落ち着いて」

 

 

サニー「けどな・・・」

 

 

オーディウム「・・・」パチンッ

 

 

バッバッバッバッバッ

 

 

ハッピー「え?」

 

 

ピース「な・・・何?」

 

 

ビューティー「この人達は」

 

 

サニー「何やねん!お前らそこをどかんかい!!」

 

 

マーチ「お前達はオーディウムの仲間なの?」

 

 

 

オーディウム「あなた達はそいつらの足止めをしてて」

 

 

『了解!』

 

 

隊員達は一斉にスマイルプリキュア達の足止めをし私はその間ワールドフォンであるアイテムを出した。

 

 

《チェンジ!ドームボール》

 

 

パシッ! ビュン!

 

 

ブーーーーーーーーーン

 

 

 

ハッピー「オーディウムとタヌキさんの周りだけドームみたいなのに閉じこもっちゃった?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オーディウム「・・・・・・何やってんの?あんた」

 

 

 

ポンポー「せ・・・星奈・・・」

 

 

今、私の目の前にいるのはスマイルプリキュアの敵アカンベー・・・そして今その中で操っているのは・・・

 

 

 

オーディウム「いつからあんたはバッドエンド王国に戻ったの?」

 

 

ポンポー「・・・・・・」

 

 

 

オーディウム「プリキュアの書はどこにやったの?」

 

 

ポンポー「・・・・・・・・・」

 

 

ドーーーーーーーーーーーン!!!

 

 

ポンポー「!!」

 

 

オーディウム「いいこと・・・二度も同じ質問させないで」

 

 

ポンポー「プリキュアの書・・・あれはジョーカーに渡してやったよ」

 

 

オーディウム「え?」

 

 

ポンポー「あんな貴重な物・・・あのジョーカーがみすみすほうっておく訳にはいかねーからな」

 

 

オーディウム「あんた・・・」

 

 

ポンポー「それにいつまでも上下関係が逆転しないと思ってたら大間違いだぜ」

 

 

オーディウム「上下関係?何言ってんの?」

 

 

ポンポー「この際ハッキリと言っといてやるよ、星奈お前じゃああいつらを倒すのは無理だ」

 

 

 

オーディウム「は?」

 

 

ポンポー「おれはこの街のプリキュアと加音町のプリキュアを見て思ったんだ。あいつらは例え一人になっても仲間の思い出を糧にしウルフルン達がどんなに挑もうと負けることは確定済みだったんだ。あいつらの強さにはとてつもない絆って奴に繋がっているんだってわかった」

 

 

オーディウム「・・・・・・」

 

 

ポンポー「例えお前がプリキュアに挑もうとしてもいつかは負け戦の人生に突き進むようになるのさ」

 

 

オーディウム「・・・・・・」

 

 

ポンポー「だが安心しなお前も俺たちの仲間に入ればプリキュアなん「バシッ!」え?」

 

 

オーディウム「つまらない・・・」

 

バシッ バシッ バシッ バシッバシッバシッ

 

ガシッ

 

 

ポンポー「おうコラ!いい気になるなよてめえ・・・優しくしてりゃつけあがりやがって!!!だったら俺もマジにならざるをえねーなぁ!」

 

 

カッ

 

 

ズザザザザザザ

 

 

オーディウム「・・・・・・」

 

 

ポンポー「・・・よーく見とけ・・・これが・・・この度めでたく幹部になりあがった新ポンポー様だ!崇めろ!!」

 

 

 

 

 

あいつ・・・前のと比べて強いオーラを感じるどうやら本気になったようね

 

 

オーディウム「だから何なの?」

 

 

 

ポンポー「じゃあ行くぜ・・・」ドッ!

 

 

ポンポーは一気に私の目の前にダッシュして襲いかかってきた。

 

 

ポンポー「黒っ鼻を取得しハイパーアカンベェに乗り移った俺様の力を思い知りやがれ!」

 

 

ブオン!

 

 

ポンポー「ハイパーパンチ!!」

 

 

ゴッ!

 

 

オーディウム「ぐはっ!」

 

 

ポンポー「ハイパーダッシュからの・・・」ガッ!

 

 

ポンポー「ハイパー叩きつけ!!」

 

 

ドゴオオオオーーーーーーーーーーン!!!

 

 

ポンポー「まだだ」ガッ!

 

 

ポンポー「ハイパースイング!」ブオン!

 

 

オーディウム「・・・・・・」

 

 

 

ポンポー「こいつは痛えぞ?ハイパーサンドバッグ!!!」

 

 

ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!

 

 

 

ドシャ!

 

 

オーディウム「・・・・・・」

 

 

 

ポンポー「おーい生きてるか?お前がこの程度で倒れる女じゃないっこたとはわかってんだからよ!!」

 

 

 

 

 

スッ

 

 

 

 

オーディウム「冗談でしょ・・・」

 

 

ポンポー「あ?」

 

 

 

オーディウム「本気でそう思ってるの?力ずくで終わらせるつもりだったら手を抜いてる場合じゃないでしょ」

 

 

ポンポー「てめえ・・・俺のやってることが本気じゃねえって言いてえのか?」

 

 

オーディウム「そうよ・・・あんたの力も行動も言葉も全部偽物よ・・・」

 

 

ポンポー「この野郎・・・・・・」

 

 

オーディウム「それが本当のあんただとは思わせないでよ・・・そんなの許さない・・・認めない」

 

 

ブチッ!

 

 

ポンポー「認めない?何様だあ!!てめえは!!俺様が求めてやまなかったものを・・・軽々しく否定すんじゃねえ!!!」カッ!

 

 

ハイパービーーーーーーーーーム!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポンポーside

 

 

 

ポンポー「いや~まさか、たぬ美さんから俺に喫茶店の無料券をくれるなんて・・・」

 

 

たぬ美「いえ、あの時の助けられたこともありますし、これはお礼です。」

 

 

 

 

俺はあの時、あのウサギどもを追い払い店を救ったヒーローとして賞賛された。その御礼として喫茶木の葉の無料券を二十枚もらったのだ。

 

 

 

たぬ美「あの・・・ポンポーさん・・・」

 

 

ポンポー「え?なんで俺の名前を・・・」

 

 

たぬ美「あ!あの時、常連さんが名前を教えてくれたので・・・///」

 

 

常連さんって星奈のことか・・・

 

 

たぬ美「私と常連さんは結構親しい関係ですので、よく私の悩みを聞いてくれるんです」

 

 

ポンポー「へえ~」

 

 

たぬ美「あのポンポーさん?」

 

 

ポンポー「え!なんですか?」

 

 

たぬ美「ポンポーさんはかちかち山っていう物語を知ってますか?」

 

 

ポンポー「いっ!?ああ、よく知ってるよあはは・・・」

 

 

 

俺にとってトラウマとなった物語・・・なんだよな

 

 

 

たぬ美「狸は毎日おじいさんの畑を荒らし怒ったおじいさんは罠をはって狸を捕まえることに成功した。でも狸はおばあさんを殺し、一目散に逃げ、おじいさんは悲しみ、そこへ兎が現れ敵討ちをとることにした。薪に火をつき、次の日は辛子を背中にかけられ最後は泥舟に乗せられ死んでしまう・・・・・・私はあの絵本を読んだとき狸は好きでイタズラをしていたんじゃないと思うんです。」

 

 

ポンポー「へ?」

 

 

たぬ美「狸は・・・本当は・・・」

 

 

ポンポー「・・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポンポー「お母・・・また食べ物を持ってくるからちょっとまってな」

 

 

 

お母「いつもすまないね・・・」

 

 

ポンポー「それじゃ行ってくるわ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー畑ー

 

 

 

ポンポー「さあーてどれにしようかな?」

 

俺はあの時病気のお母のためにいい芋がないか探しに来たところどうやらないと思った・・・が

 

 

 

ポンポー「やった♪まだあった!」

 

 

最後の一本がまだ土の中にあるのを確信し取ろうと思った矢先に・・・

 

 

シュルッ!

 

 

ポンポー「へ?」

 

 

パシッ!

 

 

ポンポー「うえええ!?」

 

 

おじいさん「やっとつまえたぞイタズラ狸!お前を今日の晩飯の狸汁にして食うからな」

 

 

ポンポー「そ・・・そんな~!!まじかよ」

 

 

 

俺はおじいさんに両手と両足を縛りつけ天井にぶらさがった。

 

 

ポンポー「くそ・・・噛もうとしても届かない」

 

 

結局あきらめて目を閉じようとしたとき

 

 

ブシュッ!

 

 

 

おばあさん「きゃあああ」

 

 

突然おばあさんの悲鳴が聞こえ何なのかと気になり覗いて見ると

 

兎「・・・・・」ポタポタ

 

 

 

ゾクッ

 

 

ポンポー「まさか・・・兎?」

 

 

 

兎「にやっ」

 

 

右腕に大量の血液を浴びた兎は俺をみて笑い、兎はおばあさんが使ったであろう包丁を俺に向かって投げ狙ったのは俺を縛りつけた縄だった。

 

 

 

ポンポー「お前・・・なんで」

 

 

兎「さっさと逃げろよ・・・」

 

 

あの頃は奴に従い一目散に逃げた。それが最善だと思ったからだ。

 

 

 

それはただの序章に過ぎなかった。俺は兎に説明させようとやって来たが⁉️兎は聞く耳もたず、デカい薪を俺の背中に担がせ、兎は・・・

 

 

 

兎「仕事なんだ手伝ってくれ」

 

 

俺は兎の指示に従い、俺は薪を運んだ。だが突然、背中の薪が突然火を吹き俺は一目散に逃げた。

 

 

次の日、俺は兎に説教をしようと駆けつけたが兎は俺のために薬を作ったと聞き、俺は仕返しをしようとそんなバカな考えはなくなってきた。

 

 

 

兎「おらよ!!」

 

 

バシャーーーーーン

 

 

ポンポー「ぎゃああああああ!!!!」

 

 

薬かと思いきや、兎は俺を待ち伏せるため激辛の薬をポンポーのしみる背中に流し込んだ。 俺は痛かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

その時、帰ってきた俺の目にはとんでもないザンゲキがあった。

 

 

そう、いつも俺の味方であり、よい理解者であったお母の血を流した遺体があった。

 

 

ポンポー「お母!!お母!!」

 

 

お母「・・・・・・・・・」

 

 

もう虫の息だった。その血の足跡には兎のものだと分かり明日、俺は奴を殺そうと企てた・・・が

 

 

 

兎「よお・・・狸どん、どうした?」

 

 

ポンポー「てめえ!よくも俺のお母を」

 

 

 

兎「そうカリカリしなさんな・・・今から魚を取ろうと船を作ったんだ。狸どんお前さんのはあれだ」

 

 

兎が指差した方向を見るとそれは黒くて頑丈な船だった。もうこの頃怪我をされてる最中で食べ物を喉に通らなくなる位だった。

 

 

 

俺は兎に用意した船で魚を取ろうとしたが、下に水が溢れ出て徐々に崩れ始め最後は壊れて俺は溺れてしまった。

 

 

ポンポー「助けて!あぷ!あぷぷ!!」

 

 

兎「よお、狸」

 

 

ポンポー「兎・・・ぶっ!助けてくれ」

 

 

俺は自分が情けなく兎に助けを請いたが・・・

 

 

 

兎「悪いなババアを殺したことはお前に着せるわだからよ死んでくれよ・・・頼むから・・・」

 

 

ポンポー「へ?」

 

 

バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!

 

 

兎は俺の頭をバシバシと強く殴られ、俺は疲れはてて海に沈んだ。

 

 

 

 

ゴボゴボ

 

 

 

死んだ・・・俺は・・・兎に何もかも奪われた。お母、今からそっちに行くわ・・・

 

 

 

 

 

ジョーカー「それでいいのですか?」

 

 

 

ポンポー「へ?」

 

 

ジョーカー「あなたの運命を私が変えてあげましょう」

 

 

 

ポンポー「お前・・・誰だ?」

 

 

 

ジョーカー「私はバッドエンド王国皇帝ピエーロ様の側近・・・・・・ジョーカーと申します。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドーーーーーーーーーーーン!!!

 

 

ポンポー「しまった!!まだ黒っ鼻のアカンベェの力を使いこなせてねえんだった!やっちまったかっ!!?」

 

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・

 

 

ゾッ!

 

 

ポンポー(伝わってくる・・・アイツの怒りが・・・初めて会ったときと同じか・・・いやそれ以上)

 

 

この先、あの女は本気で俺を消そうとするんじゃ・・・やべえぞ・・・こっちも本気で倒しにかからねえと

 

 

 

やられる・・・

 

 

 

 

オーディウム「今のは驚いたわ・・・死ぬかもしれなかったし」

 

 

 

怖え・・・あんな目で俺を見ていやがる・・・!

 

 

 

 

オーディウム「私はあんたの本音が聞きたい・・・何か言いなさいよ」

 

 

本音・・・・・・だと

 

 

 

ポンポー「・・・・・・・・・本音も何もねえ・・・元々俺は・・・お前を・・・利用しようとしただけだ」

 

 

 

俺から見ればお前は虎の威を借る狐の虎なんだよ

 

 

 

オーディウム「もう・・・お別れなの・・・?」

 

 

 

来るか!!?

 

 

 

オーディウム「・・・・・・・・・」ザッ

 

 

 

ポンポー「うおおおおお!!決着をつけてやる!」

 

 

 

ハイパーインパクト!!

 

 

ドーーーーーーーーーーーン!!!

 

 

 

ドサッ

 

 

 

ポンポー「あれ?やけに軽く吹っ飛んだな。どうした?」

 

 

 

 

 

 

 

オーディウム「・・・・・・」

 

 

 

まさか・・・こいつ・・・最初から俺とやり合うことなんか・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

ポンポー「・・・わざとなんのために・・・俺に呆れた?もう説得する気も失せたのか?こんな状況で終わりかよ?こっちはハイパーアカンベェまで用意したっつーのに。そもそもなめとんのか!?目の前にいるのはかつてない強敵だぞ!それじゃ指でちょんっと突くだけで終わっちまうぞ!?ああん!!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オーディウム「・・・・・・そうね・・・でもそんなことしないでしょ?」

 

 

 

 

 

 

ポンポー「あ?てめえ、今さら・・・」

 

 

 

 

 

オーディウム「わかったのよ。ポンポーと話すときには力なんてあっても邪魔なだけだ・・・」ゴッ!

 

 

 

ポンポー「おい!」

 

 

こいつ・・・ハイパーアカンベェの人差し指のほうを自分で当たってくるなんて・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

オーディウム「あんたは・・・信頼できる」

 

 

 

ポンポー「え?」

 

 

 

信頼・・・・・・・・・・・・・・・信頼・・・

 

 

 

ポンポー「なんで?」

 

 

 

オーディウム「私は今まで誰も信頼する人間なんかいなかったいやむしろプリキュアと戦う頃から誰もいなかったの」

 

 

ポンポー「・・・・・・」

 

 

オーディウム「私は子供の頃から・・・プリキュアに感情を奪われ・・・どんなに親しい人間にもチームを組んでいた人間からも親しくなろうともしなかった・・・例えそれが騙された奴だったとしても・・・」

 

 

ポンポー「・・・・・・」

 

 

オーディウム「たとえこの世界に来ても私の心は真っ暗な闇だった。たとえ周りからどんなに賞賛を受けても虚しいだけだった・・・・・・でも・・・最初に現れたポンポー・・・あんたが現れなかったら私はただの心のない人形のような奴になっていたかもしれない・・・」

 

 

 

 

 

 

 

ポンポー「んだよそれ・・・気持ち悪い・・・」

 

 

 

 

 

 

 

俺は幹部になり、ジョーカーから黒っ鼻を貰って・・・でけえ力を持って嬉しいと思った。

 

 

 

 

 

だが・・・いまいち面白くねえ・・・

 

 

 

 

 

 

 

こいつと会う前、幹部候補になった俺はあの三バカにはよくバカにされた・・・・・・

 

 

 

ウルフルン「なんだよ?幹部になりきれなかった狸かよ?おめえなんか船を作ってるほうがお似合いだぜ」

 

 

アカオーニ「お前幹部になれなかっのかオニということはお前は俺より下っぱってことオニ」

 

 

マジョリーナ「お前みたいな成績のいい奴が幹部候補なんて笑えるだわさ!ひゃひゃひゃ」

 

 

 

 

 

認めたい・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こいつは俺と会ったとき怖がらず、煙たがらず、結局俺を受け入れた。その時は利用出来ると思った。

 

 

だがこいつと一緒に生活してると徐々に幹部に成り上がることなんざどうでもよくなった。

 

 

 

お母「あんたは自分のやりたいことをやりんしゃい」

 

 

たぬ美「狸は本当は・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰かのために尽くそうとしたから・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう俺は今まで気づかなかった絵本の世界で俺がやろうとしたことは・・・・・・大切な人を守りたかったからだ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポンポー「星奈・・・・・・お前はすげえ奴だよ・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オーディウム「・・・・・・」ドサッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポンポー「おい!?どうした」

 

 

 

 

突然、星奈がゆっくりと倒れてしまった。

 

 

 

オーディウム「はあ はあ はああんたの攻撃をモロに食らったから体が思うように動けない・・・立っていることが奇跡だったわ 」

 

 

ポンポー「そりゃお前の自業自得だろ!」

 

 

オーディウム「そうね・・・ごめん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポンポー「ぶっ・・・くくく・・・はーはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!!」

 

 

オーディウム「なによなにが可笑しいの?」

 

 

ポンポー「いや別に・・・・・・帰るか」

 

 

 

オーディウム「ええ」

 

 

ブー!ブー!ブー!ブー!ブー!

 

 

 

その時、星奈の腰のワールドフォンが鳴り響いた。

 

 

オーディウム「ちょっとごめんけどそれを私の耳に当てて」

 

 

 

ポンポー「おっこうか?」

 

 

俺はすかさず星奈の耳に当てた。

 

 

 

秋人「黒井!大変だ!今ある動画が配信してるんだ!見てくれ!」

 

 

 

オーディウム「動画?」

 

 

俺たちはその動画を調べて・・・思いもよらないことが起こっていた。

 

 

 

?「黒井星奈・・・たった今お前の仲間を人質にした場所は今送った地図の廃ビルにいる・・・逃げるなよ」

 

 

 

希美「助けて!!」

 

 

主「誰かー!!」

 

 

匠「なんで僕がこんな目にー!!」

 

 

オーディウム「みんな!!」

 

 

そう本当の戦いはこれからなのだ・・・

 

 

 

 

 

 






幹部候補一覧


ワルジージ(意地悪じいさん)


ヤマバーバ(山姥)


サルッキー(さるかに合戦の猿)


ヒキゲーロ(親指姫のヒキガエル)


ビッグマン(ジャックと豆の木の大男)


ドラーゴ(ドラゴン)


自分が考えたバッドエンド王国幹部候補一覧です。


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27話 星奈対不良プリキュア

星奈「完結まであと7話」


オーディウム「希美!主!・・・・・・あと誰?」

 

 

 

秋人「こいつは金田匠、一応俺ん所のクラスの奴らしい」

 

 

ワールドフォンで映し出された映像を見て左から三番目に泣きじゃくってる男子生徒を見て呆れた。

 

 

 

 

匠「おろして~!?助けて~!?帰らせて~!?」

 

 

 

オーディウム「この人が先輩と同じクラスの人ってすこしひくわ・・・」

 

 

 

ポンポー「おい!星奈どうすんだよ?行くのか?」

 

 

オーディウム「行くに決まってんでしょ!それになんだかジェネラルプリキュアが絡んでいる気がするし」

 

 

希美と主・・・あと金田先輩を捕まえて私を誘き寄せようとするなんて・・・そんなことはあっちゃいけないんだ!

 

 

オーディウム「それじゃ、ポンポーそいつから離れてバイクに変化して行くわよ!」

 

 

ポンポー「でもよ星奈・・・今ハイパーアカンベエから出ようとしてるが・・・どうやって出るんだ?」

 

 

そういえば、3幹部達がハイパーアカンベエから脱出してる所なんか見たことがない実際はプリキュアに浄化されて出られるんだけど・・・・・・プリキュアの力・・・そうか!その手があった。

 

 

 

オーディウム「ポンポーいいことを思い付いたわ」

 

 

ポンポー「お!なんだ」

 

 

 

オーディウム「今からあんたを殴る!」

 

 

ポンポー「はっ!?なんで!!」

 

 

オーディウム「私の体にはキュアエナジーと呼ばれる力があるわ・・・私はこの右手に集中してその力をハイパーアカンベエに流しこませれば・・・」

 

 

ポンポー「出られるのか?」

 

 

オーディウム「それじゃ・・・」グッ

 

 

ポンポー「ちょっと待て!!まだ心の準備が・・・」

 

 

オーディウム「うおりゃあああああーーー!!!!」

 

 

バゴーーーーーーーン!!!!

 

 

ハイパーアカンベエ「アカーーンベェーーー!!」

 

 

ポンポー「ぎょえーー!!怒ってるみたい!!」

 

 

ドーーーーン!!

 

 

シュウウウウウ・・・

 

 

 

オーディウム「成功ね・・・」

 

 

キュアエナジーを込めたパンチで無事ポンポーを出すことに成功できた。

 

 

 

ポンポー「おい・・・星奈・・・もうちょっと・・・他のやり方が・・・あったんじゃねーか?」

 

 

オーディウム「これしか他に方法はないわ!さあ行くわよ!!」

 

 

ポンポー「たくっ・・・ほい!!」ドロンッ

 

 

ポンポーはバイクに変化し私はそれにまたがってレバーを引いてエンジンを吹かせた。

 

 

 

オーディウム「じゃあ行くわよ!!」

 

 

ポンポー「おう!」

 

 

ブオオオオオーーーーーーーン!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハッピーside

 

 

 

黄緑の仮面「サイクロン・ディフェンダー!!」

 

 

「オラオラオラオラオラオラオラオラ!!!!」

 

 

 

ハッピー「くっ!」

 

 

私達はバッドエンド空間で戦いを始めようとしたところオーディウムが現れて変わりに仮面を被った5人に圧倒された。黄緑の仮面の見えない攻撃が私に襲いかかってくる。

 

 

 

赤仮面「うおりゃーー!!!」

 

 

 

サニー「このう!!あんたもウチと同じ炎だからって手加減せんで」

 

 

サニーの方は赤い仮面の持っている燃える玉に苦戦しつつあった。あの玉は投げることに火を吹き出してくる。なんで?

 

 

 

黄仮面「ふん!ふん!」

 

 

ピース「ひゃっ!こっちは私と同じ雷!?」

 

 

ピースの方は黄色い仮面の槍に苦戦しつつ一歩も近づくことが出来ない。でもあれギターに似てるような・・・

 

 

 

緑仮面「ハリケーン・ストライカー!!」

 

 

「オーラララララララララ!!!!」

 

 

マーチ「こいつら・・・反撃のチャンスを与えてくれない!」

 

 

マーチは緑の仮面に圧倒されていた。あの黄緑の仮面と同じ見えない攻撃に隙を与えず攻撃してくる。

 

 

 

青仮面「ふん!ふん!ふん!はあ!」

 

 

 

キン!キン!キン!キン!キン!キン!

 

 

ビューティー「ふん!はあ!」

 

 

キン!キン!キン!キン!キン!キン!

 

 

 

ビューティーの方は青い仮面と剣と剣の決闘を行っていた。ビューティー大丈夫かな?

 

 

キン!

 

 

 

青仮面「やはり・・・あいかわらずだね」

 

 

 

ビューティー「・・・・・・」

 

 

 

ビー!ビー!ビー!ビー!

 

 

黄緑「ん?」

 

 

ハッピー「え?」

 

 

なぜかどこかに電話のベルのようなのが鳴っていた。一体何だろう?

 

 

 

黄緑仮面「どうやら・・・時間ね・・・みんな!」シュッ!

 

 

 

赤仮面「ちっ時間切れか・・・」シュッ!

 

 

黄仮面「仕方ねえ」シュッ!

 

 

緑仮面「くそ!?」シュッ!

 

 

青仮面「ここまでか・・・」シュッ!

 

 

 

スタタタタタ

 

 

 

サニー「なんや?」

 

 

マーチ「今度は一体なにを・・・」

 

 

 

赤仮面「今日はここで退いたるわ、次はこうはいかへんで・・・」

 

 

サニー「な・・・なんやて!?」

 

 

黄緑仮面「私達の任務はオーディウム隊長があの狸さんを説得させるまで時間稼ぎをすること・・・」

 

 

緑仮面「それも成功できたらしいからな・・・」

 

 

黄仮面「もう俺達の仕事はここまでってことだ」

 

 

ハッピー「狸さんを説得・・・?オーディウムと狸さんって一体どういう関係なの?」

 

 

赤仮面「んなもん知るか!?」ボウッ!

 

 

赤い仮面の人が持っているボールが真っ赤に燃えだしさそれを思いっきり私に投げ飛ばした。

 

 

 

キン!

 

 

ハッピー「ビューティー!」

 

ビューティー「大丈夫ですか?ハッピー」

 

 

ハッピー「うん・・・大丈夫」

 

 

サニー「お前!何するんや!!」

 

 

赤仮面「・・・・・・」

 

 

サニー「うちらの大事な友達を傷をつけさせて、ただですむと思うなや!!」

 

 

マーチ「私達の友達を傷つける奴は絶対許さない!」

 

 

赤仮面「黙れやっ!!」

 

 

 

5人「!?」

 

 

赤い仮面の人がとても大きな声で二人を黙らせた。

 

 

 

赤仮面「友達・・・友達って・・・なんで気づいてくれへんのや・・・」

 

 

ハッピー「え・・・」

 

 

黄緑仮面「私達は好きでやってる訳じゃないのよ」

 

 

マーチ「え?」

 

 

黄仮面「俺達は本当はお前らを殺したくない」

 

 

ピース「それどういうこと?」

 

 

緑仮面「だけど仕方ないんだ・・・お前らがプリキュアになっている限り・・・」

 

 

ビューティー「プリキュア・・・になってるとはどういうことですか?」

 

 

青仮面「君たちの目的はバッドエンドの皇帝ピエーロを倒してメルヘンランドを救うのが目的なんだよね」

 

 

サニー「ああそうや!」

 

 

青仮面「たとえメルヘンランドを救ったとしても君たちはその力をどうするつもりなんだい?」

 

 

サニー「え?」

 

 

青仮面「君たちはピエーロを倒し・・・全ての皆が幸せにいつもの日常に戻る・・・でも君たちプリキュアはその力を捨てるのかい?それとも・・・」

 

 

 

サニー「それは・・・」

 

 

赤仮面「それに・・・本当の敵はバッドエンド王国とかいう奴やない」

 

 

ハッピー「え?」

 

 

赤仮面「バッドエンド王国以外・・・ドツクゾーン、ダークフォール、ナイトメア、エターナル、ラビリンス、砂漠の使徒、マイナーランド、ジコチュー、幻影帝国、ディスダーク・・・そいつらをぶっ飛ばした所で、お前らの活躍はほんまに報われるとは限らへん・・・」

 

 

ピース「そんな・・・」

 

ビューティー「では、一体何故あなた方やオーディウムは私達を倒そうとするのですか?」

 

 

 

青仮面「それは自分自身だ・・・」

 

 

ハッピー「え?」

 

 

赤仮面「ほな・・・」

 

 

シュルルルル・・・

 

 

仮面の人達は下からつむじ風を起しそれに包まれながら消えてしまった。

 

 

ピース「消えちゃった・・・」

 

 

マーチ「けど、あいつら・・・また来るかもね・・・」

 

サニー「ふん!あんな奴らバッドエンド王国と一緒にボコボコにするだけや」

 

 

マーチ「うん!そうだね」

 

 

ピース「がんばろう!」

 

 

ハッピー「うん!」

 

 

私達が心のなかで決心したけどなぜかビューティーだけは不安な顔をしていた。

 

 

ハッピー「どうしたの?」

 

 

ビューティー「え?すいません・・・考え事を」

 

 

ハッピー「考え事?」

 

 

ビューティー(あの青い仮面の人の声・・・それにあの剣の太刀筋・・・・・・どこかで受けた気が・・・)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー星奈sideー

 

 

 

 

星奈「どうやらここらしいわね・・・」

 

 

ポンポー「この廃ビルの中にいるのか・・・」

 

 

 

私達が着いたのはあの場所から約30メートルから離れた場所にあった誰にも寄り付かない廃ビルだった。

 

 

 

秋人「おーい黒井!」

 

 

星奈「先輩!」

 

 

先輩の話からすると休日に弟の見舞いを終えて家に帰ろうとしたところ空を見上げると羽が生えたプリキュアらしき奴が希美と主後金田先輩を捕まえそれを追うと、この廃ビルの中に入っていた所を目撃したらしい。となるとこの中に三人が捕まっているのね

 

 

 

星奈「それじゃ行くわよ!」

 

 

 

?「待ちな・・・」

 

 

星奈「?」

 

秋人「どこから・・・」

 

 

 

ポンポー「上だ!」

 

 

 

私達は上を見上げると廃ビルの鉄骨の上にガラの悪い女子高生二人が立っていた。てゆーかあいつらどこかで見たような・・・誰だっけ?

 

 

秋人「てめーら何もんだ?」

 

 

 

女子高生B「ここを通りたくばあたしらを倒してから行くんだな」

 

 

女子高生C「もっとも無理な話だけどね・・・あたしらにはこれがあるからね!」

 

 

女子高生の一人が何かを見せた。それはなにやら触角のような物がブヨブヨした玉だった。でもあれは・・・まさか!?

 

 

星奈「まさか!それは“怪人細胞”!!」

 

 

秋人「怪人細胞?」

 

 

ポンポー「なにそれ?」

 

 

星奈「とある異世界に存在するヤバイ物よあれを食えば肉体が活性化し人間の限界を超えた筋力や寿命を手に入れることが出来るの・・・」

 

 

ポンポー「そのつまり・・・」

 

 

星奈「人間を辞めて怪人になるっていうことよ・・・もっともどんな医学を執り行っても治る確率は0よ」

 

 

ポンポー「な・・・なんだと!?」

 

 

秋人「おい!お前ら!それを捨てろ!」

 

 

 

女子高生C「捨てる・・・そんなことするかっ!!」

 

 

女子高生B「黒井星奈!!てめえをぶっ殺せるなら人間辞めて怪人になってやらあ!?」

 

 

バクッ!

 

 

バクッ!

 

 

あいつら!怪人細胞を食べてしまった!

 

 

 

女子高生B「う・・・うう・・・」

 

 

女子高生C「ううう・・・」

 

 

 

秋人「おい!なんかやべえ気がする」

 

 

ポンポー「同じく・・・」

 

 

 

女子高生B「うわああああああ!!」

 

 

女子高生C「うおおおおおおお!!」

 

 

 

変化していく・・・女子高生Bは毛におおわれ太い尻尾も生えて耳も生えてきた・・・あれは狐?それと女子高生Cも毛におおわれ長い尻尾に耳も生えてきたあれは猫かしら?

 

 

狐女「どうだ!怪人細胞を取り込んだ結果強い力が溢れてくるぜ!」

 

 

猫女「ああ負ける気がしねえ!!」

 

 

 

 

星奈「・・・・・・・・・」

 

 

 

 

狐女「今ここでてめえの首を取れば・・・」

 

 

猫女「リーダー大喜びにゃー!!」

 

 

『死ねええ!!!』

 

 

 

《チェンジ!ソニックアロー!》

 

 

星奈「ふん!」

 

 

バシュッ!ブシュッ!バシュ!ドシュッ!バシュッ!

 

 

 

スタッ

 

 

星奈「・・・・・・」

 

 

 

狐女「へ・・・」カッ

 

 

猫女「にゃ・・・・・・」カッ

 

 

 

ボガーーーーーーン!!!

 

 

 

 

 

 

 

ポンポー「やりやがった・・・」

 

 

秋人「黒井!!」

 

 

 

星奈「先輩・・・」

 

 

 

秋人「黒井・・・・・・お前・・・」

 

 

 

星奈「こうするしか他に方法はないわ怪人細胞を一口かじればもうもとに戻れる保証はない・・・」

 

 

 

ポンポー「星奈・・・」

 

 

 

星奈「行くわよ!」

 

 

ポンポー「・・・・・・」

 

 

秋人「・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

匠「誰かーー!!助けてーー!!恐ーーーいーー!!」

 

 

 

主「うっさいわよ!あんた静かにしなさいよ」

 

 

匠「そんなこと言われても恐いんだよ!!」

 

 

?「ふん!泣きわめいても」助けが来たらしいよ」

 

 

 

希美「え?」

 

 

主「へ?」

 

匠「何?」

 

 

 

バコーーーーーン!!

 

 

 

星奈「希美!主!後、金田先輩!」

 

 

 

希美「星奈!!」

 

 

主「星奈さん!」

 

 

匠「え?黒井さん?なんで?」

 

 

秋人「お前ら無事か?」

 

 

匠「げっ!紺野!?」

 

 

 

星奈「みんな!」

 

 

私はとうとう彼女達のいるところまで辿り着き、三本の鉄骨に吊るされている三人をみてどこも怪我はないどうやら無事のようね・・・

 

 

?「やっと逢えたな黒井星奈・・・」

 

 

星奈「誰・・・あんた?」

 

 

 

?「あたしはプリキュアさ・・・」

 

 

星奈「プリキュア・・・」

 

 

?「そうさ、あたしはキュアソーン・・・お前に復讐するために来た地獄の使者さ」

 

 

 

星奈「地獄の使者ってまるで悪役プロレスラーが言いそうなセリフね・・・それにプリキュアなら必ず自己紹介とかするものよ」

 

 

ソーン「そんなもん知るか!?あたしはてめえさえ殺せれば他は何も要らねえよ!?」

 

 

 

あんなガラの悪い女子高生がプリキュアになるなんてどう考えてもおかしい・・・こんなことが出来るのは

 

 

星奈「じゃあここは狭いから、屋上で戦いましょう」

 

 

ソーン「ふん!望むところだ」

 

 

星奈「ふん!」シュン!

 

 

匠「え!黒井さんが飛んだ!」

 

 

私は一気に屋上までジャンプし、それに続きソーンまで飛んで来た。

 

 

 

秋人「よし!俺達も屋上に行くぞ!」

 

 

ポンポー「よっしゃ!」

 

希美「うん」

 

主「ええ」

 

 

匠「・・・・・・・・・・・・って僕を置いていくな!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー廃ビル屋上ー

 

 

 

 

ソーン「この時をずっと待ってたあたしがあんたにどれ程の屈辱を味わったのか・・・」

 

 

星奈「・・・・・・」

 

 

 

ソーン「今ここで決着つけてやる!!くらえ!!」

 

 

ソーン、あいつの手にもつ茨の鞭が私の方に襲いかかってくるが、私はそれを簡単に避けた。

 

 

ソーン「くらえ!くらえ!くらえ!くらえ!」

 

 

 

星奈「・・・・・・」ヒョイヒョイヒョイヒョイヒョイ

 

 

 

ソーン「オラオラオラオラ!!!」

 

 

星奈「・・・・・・・・・」ヒョイヒョイヒョイヒョイ

 

 

 

ソーン「畜生!!なんで当たらねえんだよ!!」

 

 

星奈「あんたのプリキュアの力の使い方が雑過ぎるのよ」

 

 

 

ソーン「んだと!だったらこいつでどうだ!!!」

 

 

星奈「・・・・・・」

 

 

ソーン「プリキュア!ソーンリンチ!!」

 

 

こいつの必殺技、無数の茨が集結して巨大な茨になってこっちに振り落とされるわね・・・

 

 

ドーーーーーーーン!!!

 

 

 

 

 

ソーン「ははははどうだ!!やっとあいつを葬りかることができたぜえ!!イエーーイ!!」

 

 

ピシピシピシピシピシ

 

 

ソーン「・・・・・・」

 

 

ドーーーーーーーン!!

 

 

ソーン「え!?」

 

 

星奈「この程度の必殺技で私が倒せるわけないでしょ」

 

 

ソーン「な・・・なんで!?」

 

 

その理由はあいつの必殺技があたる前に私は武装色の覇気で前進を硬化し必殺技のダメージをセーブしていたのだ。

 

 

 

星奈「今度はこっちね・・・・・・」パキポキ シュン!

 

 

 

ソーン「へ?」

 

 

バキッ!!

 

ソーン「ぐへ!!」

 

 

まず私は奴の顎に上段蹴りを食らわせた。

 

 

星奈「ふん!!」

 

 

ソーン「ブブブフブブブブ!!!!!」

 

 

そして奴の腹に連続のマシンガンパンチを食らわせた 。

 

 

 

ソーン「てめえ・・・調子に乗んな!!」

 

奴が茨の鞭で私に襲いかかろうとしたが・・・

 

 

星奈「ふんっ!!」

 

 

バキッ!!

 

 

ソーン「ぐふぁ!!」

 

 

奴の頬に強力なカウンターのハイキックを食らわせた。

 

 

 

星奈「これで終わりよ・・・」

 

 

ソーン「ひい!助け・・・ぶうっ!」

 

 

私は強力な上段蹴りで奴を上空に飛ばし一気に勝負をつけるつもりでいた。

 

 

 

バタンッ

 

 

ポンポー「星奈!!」

 

 

秋人「黒井!!」

 

 

希美「星奈!!」

 

 

主「星奈さん!!」

 

 

匠「黒井さん!?」

 

 

 

ガシッ!

 

 

ソーン「今度は何だ!?」

 

 

星奈「行くわよ・・・」

 

 

 

秋人「あの技は!?」

 

 

ポンポー「ありえねえだろ!?」

 

 

 

 

上空からのジャーマンスープレックス!!!

 

 

 

ソーン「うわああああああ!!!???!!!」

 

 

 

 

 

ドーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パラパラパラパラ

 

 

 

 

星奈「終わり・・・」

 

 

 

 

ポンポー「星奈!!」

 

私はよろよろとみんなのもとに向いそれを出迎えるかのように希美に抱かれた。

 

 

 

星奈「希美・・・痛い!痛い!」

 

 

希美「よかった・・・よかった・・・星奈が生きていてくれて」

 

 

 

星奈「希美・・・・・・」

 

 

秋人「黒井・・・・・・」

 

 

主「星奈さん」

 

 

私以外のみんなは笑い始めた。でもこれは悪くない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソーン「畜生・・・・・・なんでだよ・・・この力を手にいれたのに・・・・・・なんであいつに勝てねえんだ!!!!」

 

 

 

ブレイン「おやおや、だいぶ荒れてますね」

 

 

ソーン「てめえ・・・おいてめえのもらった力でもあいつに勝てなかったぞ!なんでだ?」

 

 

ブレイン「それはそのはず私にとってあなたは実験材料の一人ですから」

 

 

ソーン「何!?」

 

 

ブレイン「私の本来の目的は黒井星奈の戦闘能力がどれ程上がっているかの研究です。でもあなたじゃ今の彼女の戦闘能力を大幅に増幅出来ませんでしたね。あなたに失望しました」

 

 

 

ソーン「てめえさっきからウダウダとうぜえんだよ!!?」

 

 

ガシッ!

 

 

ブレイン「おっと」

 

 

 

ソーン「このまま首をへし折ってやりゃ!!」

 

 

 

ブレイン「そうですか・・・・・・だったら私もあなたにスペシャルチャンスを上げましょう♪私達ジェネラルプリキュアにしかないあの技を・・・」

 

 

ソーン「あ?」

 

 

ブレイン「伝説の戦士よ・・・・・・今こそ覚醒せよ!プリキュア!ウェイク!!」ガシッ!

 

 

ソーン「うわあああああああ!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

匠「なあ、黒井さん・・・君は何者なんだ?」

 

 

初めて初対面で会う金田匠先輩

 

 

 

星奈「それは・・・・・・」

 

 

秋人「俺達の仲間だ・・・」

 

 

星奈「先輩・・・・・・」

 

 

匠「いやいやいや!!それじゃ納得できないから僕に分かりやすく「文句あんのか?」ないです」

 

 

グラググラグラグラググラグラ・・・

 

 

ポンポー「げ!何だ!?」

 

 

希美「きゃあ!」

 

 

主「何?地震!?」

 

 

匠「今度は・・・うわわ・・・!!」

 

 

秋人「お前ら!何かに捕まってじっとしてろ!!」

 

 

この揺れ・・・地震じゃない・・・まさか・・・

 

 

 

 

グラググラグラグラググラグラ・・・・・・

 

 

 

?「グオオオオオオオオッ!!!」

 

 

 

秋人「あれは・・・」

 

 

希美「大きい・・・」

 

 

主「龍・・・しかも西洋の」

 

 

匠「あわわわわ」ガタガタガタガタ

 

 

ポンポー「おい!星奈あれは・・・」

 

 

 

星奈「あれは・・・」

 

 

あれは・・・ジェネラルプリキュアにしか使えない技によって覚醒された姿・・・つまり

 

 

星奈「プリキュアの・・・なれの果てよ・・・」

 

 

 

 

 

 




あとがき


今日は星奈、希美、主の女子三人組のお出かけを楽しんでいて主に限定イキゴロールケーキを星奈に頼まれ星奈は仕方なく買いにいったその後、



主「星奈さんおかえり♪」

希美「イチゴロールケーキあった?」


星奈「とられた・・・」


「「へ?」」


星奈「ある男にとられて買えられなかった・・・うう」


私はあまりの悔しさに泣いた。


主「泣かないで星奈さん」


希美(泣いてる星奈ってちょっと可愛い\\\)



不良女子高生 名前設定


女子高生A 茨木 龍子 モチーフは眠れる森の美女のマ○○○セント


女子高生B 狐火 九子 モチーフはピノキオの狐


女子高生C 猫山 又子 モチーフはピノキオの猫



今更考えたバッドエンド幹部候補


フォックルン ウルフルンの唯一のダチ ピノキオの狐


キャッティ 魚好きで策士の猫娘 ピノキオの猫


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28話 プリキュアの成れの果て

星奈「完結まであと6話」


秋人「なんだよ・・・ありゃ」

 

匠「あ・・・ああ・・・」

 

ポンポー「まじかよ」

 

 

主「こんなのって・・・」

 

 

希美「星奈・・・あれって」

 

 

みんながあり得ない光景を目にしてしまい言葉も出せなかった。

 

 

星奈「・・・あれは・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

りほ?「オネエチャン・・・・・・」

 

 

 

 

星奈「りほ・・・なの?」

 

 

 

 

りほ?「オネエチャン・・・・・・アエタ・・・リホ・・・ウレシイ・・・」

 

 

 

星奈「あんた!りほに何をしたの!!」

 

 

 

 

 

 

?「あんたの妹は念願のプリキュアになったんだよ♪成れの果てでね」

 

 

 

 

星奈「成れの・・・・・・果て・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星奈「あれは・・・プリキュアの・・・成れの果ての姿よ」

 

 

「「「「「え!!?」」」」」

 

 

匠「プリキュアって・・・確か幻影帝国とか戦ってるあのプリキュア?」

 

 

秋人「おい!黒井!なんでプリキュアがあの怪物みてえのになってんだ?」

 

 

星奈「そもそもプリキュアと呼ばれる戦士は表向きは邪悪なる存在から平和を守るための存在・・・でも本当はプリキュアの力はもともとプリキュウスの力の一部であり彼女のプリキュアの力が奴等の解放で怪物として生み出された存在、それを解放出来るの奴は・・・・・・」

 

 

 

ブレイン「我々、ジェネラルプリキュアです」

 

 

 

星奈「ブレイン!!」

 

 

秋人「てめえは!?」

 

匠「誰?」

 

 

上空から平然と立っているジェネラルプリキュア キュアブレインはまるで勝ち誇ったかのように浮いてたっていた。

 

 

ブレイン「あなたが倒したキュアソーン・・・あなたにコテンパンにされ私に我が儘を言われて仕方なくああなりましたけどまさかこれほど巨大な龍になるとは・・・いやはや」

 

秋人「てめえ・・・さっきから聞いてりゃ人間を物みてえに言いやがって・・・それでもヒーローのつもりかよ」

 

 

ブレイン「ヒーロー・・・ですか?まあ世間では彼女達は英雄的存在として見られてますが・・・その内」

 

 

ブレインは巨大な龍になったキュアソーンを見て関心しながら見物する。キュアソーン・・・あいつにはもう人間としての理性はもうないのであろう。

 

 

ブレイン「ひとまず私はここで退却して別のところで見ます。黒井星奈さん・・・またお会いしましょう」シュン!

 

 

秋人「野郎!逃げられた!」

 

 

匠「あんな奴よりまずこのビルから逃げるのが先決だろ!」

 

 

 

星奈「それもそうね・・・みんな行くわよ!!」

 

 

「「「「「おーーーー!!!」」」」」

 

 

私達は一斉に屋上から最下層まで降りようとしたその時

 

 

 

「グワアアア!!」

 

 

外から除いていた怪物化したキュアソーンは緑色の炎を撒き散らした。

 

 

星奈「きゃあ!!」

 

 

ポンポー「うおっ!!」

 

秋人「うっ!!」

 

希美「ひゃっ!」

 

主「うわっ!」

 

匠「ひぇっ!」

 

 

ガラガラガラガラ

 

 

ガシャーーーーーーーーン!!!!

 

 

匠「ああ!階段が!?」

 

 

ビルから降りるための階段が奴の炎で天井に燃え移り崩れて行き止まりになってしまった。

 

 

 

「グオオオオオオオオ!!!」ボオオオ!!

 

 

 

秋人「引き返せ!!」

 

 

先輩の一声で私達は上の階段に引き返した。そこで私達は奴が見えない階段の手前で作戦会議を始めた。

 

 

 

 

 

 

匠「・・・どうすんだよ?」

 

 

主「どうするって・・・」

 

 

希美「それは・・・」

 

 

秋人「戦うしかねえだろ・・・」

 

 

匠「戦う?冗談だろ!?あんなデカイ怪物が僕たちの手で倒せるわけないだろ!!それに僕たちは只の中学生だ!!なんで僕らがこんな目にあわなきゃなんないんだよ!!」

 

 

ポンポー「なあ、お前落ち着けよ・・・」

 

匠「そもそもお前何なんだよ?」

 

 

ポンポー「へ?」

 

 

 

 

匠「なんでお前みたいな化け物が僕たちのいる場にいるんだよ!あっちいけよ!!」

 

 

ポンポー「・・・・・・」

 

 

 

 

匠「それに・・・あいつの狙いはそいつ・・・黒井星奈じゃないのか?」

 

 

主「なっ・・・」

 

 

希美「それは違います!!星奈は私達のために助けに来てくれたんですよ!!」

 

 

 

匠「助けに?どうだかあいつも化け物ならこいつも化け物じゃないのか?」

 

 

星奈「・・・・・・」

 

 

匠「口を開かないってことは図星か?こいつをあいつに差し出せば僕たちの身柄はかくガシッ!え?」

 

 

 

バキッ!!

 

 

匠「ぶっ!」 カランカラン

 

 

星奈「先輩!?」

 

 

突然、秋人先輩の拳が金田先輩の鼻目掛けて思いっきり殴られ、そのせいでメガネが飛ばされ鼻血も流れ出した。

 

 

 

匠「へ?」ガシッ!

 

 

秋人「てめえ・・・さっきからピーチクパーチクうるせえんだよ・・・てめえは低学年の小学生か?ああ」

 

 

匠「ふぇ?」

 

 

秋人「いいかこれだけは覚えとけ・・・黒井はなてめえみたいなロクデナシ野郎でも見捨てなかったんだぞ?」

 

 

匠「へ?」

 

 

秋人「仮に黒井が化け物なら俺たちなんか最初っからこの場所にはいないはずだぜ?」

 

 

 

 

星奈「先輩・・・」

 

 

秋人「それに今、出入口が塞がれたとしたらもう奴を倒すことしかねえだろうな?」

 

 

匠「そ・・・そんな・・・」

 

 

金田先輩は秋人先輩の言葉を聞いてガックリと腰を下ろした。

 

 

 

秋人「黒井・・・なにかあいつを倒す武器はないか?」

 

 

先輩は必死な形相で積めよって来た・・・私はプリキュア用にとっておいたある武器を出すことを決心した。

 

 

星奈「一つだけ・・・ある物があるわ」

 

 

《チェンジ!ペンシル爆弾!》パシッ

 

 

ポンポー「おい星奈・・・なんだよ?それ」

 

 

星奈「ペンシル爆弾・・・通称無重力弾、これを奴の腹に当てた時、体が無重力に浮かび爆発する代物、でもこれはたったの最後の一本、隙を作って奴の腹に当てれば・・・奴を倒せる!」

 

 

私達は奴を倒すための作戦に入った。

 

 

星奈「希美、主・・・あなた達にはこれで奴の隙を作って」

 

 

《チェンジ!フリーガーハマー!》

 

《ネクストチェンジ!ボーイズMk1対装甲ライフル!》

 

 

希美には修理が完了したフリーガーハマーを持たせ、主にはボーイズMk1対装甲ライフルを持たせた。

 

 

星奈「そして秋人先輩にはこれを・・・」

 

 

《ネクストチェンジ!ソニックアロー!》

 

 

星奈「これをこのレモンエナジーロックシードをセットすればすこしはダメージを与えることが出来るわ」

 

 

秋人「わかった・・・」

 

 

星奈「あと金田先輩・・・」

 

 

匠「・・・・・・」

 

 

まだこもっている・・・よっぽっどあそこには行きたくないのね

 

 

 

ポンポー「俺はどうすればいい?」

 

 

星奈「あんたは・・・万が一奴が私に攻撃される前に足止めをお願い」

 

 

 

ポンポー「足止めか・・・・・・わかった」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソーンドラゴン「グルルル・・・」

 

 

あいつまだ私のことを探しているでもこれで終わりよ

 

 

 

 

星奈「私はここよ羽根つきトカゲ」

 

 

 

ソーンドラゴン「グオオオオーー!!!」

 

 

作戦通り奴は私に向かって襲いかかってきた。

 

 

 

星奈「みんな頼むわね!」

 

 

 

希美「えーーーい!!」バシュッ!バシュッ!バシュッ!

 

 

 

主「当たれー!!」ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!

 

 

 

希美と主のフリーガーハマーと対装甲ライフルでなんとか足止めに専念してるわね

 

 

ソーンドラゴン「グオオオオーー!」

 

 

イラつき怒ったソーンドラゴンはまずは希美を始末しようと向かった。

 

 

希美「きゃあ!」

 

 

 

秋人「白銀!ふせろ!!」

 

 

 

〈ロックオン!レモンエナジー・スカッシュ!〉

 

 

秋人先輩はソニックアローのホルスターにレモンエナジーロックシードをセットしその引き金を引こうと準備する!

 

 

 

秋人「くらいやがれ!!」バシュッ!

 

 

 

ドーーーーーーーーーーン!!!!

 

 

ソーンドラゴン「グオオオオオオオオ!!」

 

 

 

秋人「黒井!やれ!」

 

 

 

星奈「OK!」

 

 

私はペンシル爆弾を専用の銃にセットし奴の腹に狙いすまして討とうとした瞬間・・・・・・

 

 

 

ソーンドラゴン「グオオオオオオオオ!!!!」

 

シュルルルルルルルルル

 

 

星奈「え!?」

 

 

パシッ パシッ パシッ パシッ

 

 

星奈「しまった!」

 

 

奴の腹からキュアソーンの力である茨のつたが生え私の両手両足を縛り付け、身動き出来なかった。そのおかげでペンシル爆弾が床に落ちてしまった。

 

 

 

ソーンドラゴン「グオオオオオオオ!!!!!」

 

ボウウウウウゥ!!!

 

 

 

奴の炎が私に向かって多いつくそうとした時、

 

 

ドロン!!

 

 

 

ポンポー「うおりゃあああああ!!!」

 

 

ジュウウウウ・・・

 

 

星奈「ポンポー!」

 

 

ポンポーがぬりかべに変化して奴の炎の攻撃を耐えながら縛り付けてる私を守っている。

 

 

 

ポンポー「星奈!!・・・・・・早く・・・それをぶち破って・・・・・・こいつに・・攻撃しろ・・・これに耐えるのも・・・限界が・・・ある・・・早く・・・しろ!!」ジュウウウウ!!!

 

 

 

星奈「ポンポー・・・・・・」

 

 

あいつの腹が徐々に真っ黒焦げになっていく。一刻も早くこれから脱出しないと

 

 

 

星奈「ふん!ふん!」

 

 

糞!このつた!何度やっても千切れない!糞!あいつが体張ってるってのに!!

 

 

 

ソーンドラゴン「グオオオオオオオオ!!」

 

 

 

ポンポー「うおおおおおお!!!!」ジュウウウウ

 

 

 

 

糞!ちぎれろ!ちぎれろ!こんなところで立ち止まってる訳にはいかないのよ!!

 

 

 

ポンポー「・・・・・・・・・星奈・・・・・・」

 

 

 

星奈「あ?何よ!!今はそれどこじゃないのよ!」

 

 

 

ポンポー「どうやら俺はここまでだ・・・・・・お前と一緒に生活できたこと・・・忘れないぜ・・・」

 

 

星奈「あんた・・・何いってんの?・・・」

 

 

 

 

ポンポー「星奈・・・・・・・・・・・・あばよ」

 

 

 

ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!

 

 

 

 

 

星奈「!!?・・・・・・・・・・・・」

 

 

奴の炎がたちまちポンポーの体を覆い尽くし・・・・・・・・・・・・爆発した。

 

 

 

 

 

星奈「ポンポーーーーーーーーーーー!!!」

 

 

 

ソーンドラゴン「グオオオオオオオオ!!!!」

 

 

 

 

星奈「よくも・・・お前!!・・・よくも・・・」

 

 

 

ポンポーがいなくなり私はあまりの悔しさに涙を流した。

 

 

ソーンドラゴン「グオオオオオオオオ・・・・・・」

 

 

奴の攻撃が来る!!両手両足を縛り付けられた私にとってもう身動きの取れない的になった。もう確実に私は死ぬ!!

 

 

 

ソーンドラゴン「グオオオオオオオオ!!!!」

 

 

星奈「くっ!!」

 

 

 

秋人「黒井!!?」

 

 

希美「星奈!!?」

 

 

主「星奈さん!!?」

 

 

 

星奈「ごめんね・・・・・・りほ・・・」

 

 

 

匠「うおおおおおおおおおおおお!!!!!!」

 

 

いきなり屋上のドアから猛ダッシュで突っ走る男性が現れた。その正体は階段でこもっていた金田 匠先輩だった

 

 

 

 

星奈「先輩!!それを拾って撃って!!」

 

 

 

匠「これか!!」

 

 

金田先輩はペンシル爆弾をセットした銃を拾い上げ奴に狙いをすまして発射した。

 

 

 

匠「くらえ!!怪物野郎!!!!」 バシュウウウー!!

 

 

 

ソーンドラゴン「グオオオオオオオオ!!!!」

 

 

プスッ

 

 

ソーンドラゴン「グオ!?・・・・・・」

 

 

 

金田先輩の活躍で見事奴の腹に命中した。そして奴はどんどん宙に浮かび上がっていった。

 

 

 

ソーンドラゴン「・・・・・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

ボガーーーーーーーーーーーーーーン!!!!

 

 

 

宙に浮かび上がった奴は全身から光を放ち大爆発をおこした。

 

 

 

秋人「よっしゃ!!」

 

 

希美「やった!!」

 

 

主「やったああ♪」

 

 

 

 

匠「勝った・・・・・・ははははは」

 

 

そして奴を倒したことでつたがどんどん枯れ始めやっと解放することが出来た。

 

 

 

 

星奈「・・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




覇王龍さんのキャラ 金海 覇龍哉 登場!



舞台はキラキラプリキュアアラモードの活躍する街 いちご坂


そして出会う二人


星奈「あんた!あの時のイチゴロール横取り男!」


覇龍哉「げ!お前は・・・」


そして暗躍する陰


憂城「卯の戦士・・・異常に殺す・・・憂城」


いちご坂に出現したヤバイ兎!十二大戦の卯の戦士 憂城



覇龍哉「この変態兎野郎・・・まじでやべえし強え」



そして憂城に味方する黒く血のような目をしたウルトラマン(ミクロ版)、仮面ライダー1号、ガンダム(SD) アカレンジャー


何故彼らは闇の存在となったのか?



星奈「まさかこれを使う時が来るとはね・・・」


星奈が持ってきた黒いベルト


星奈「変身!」


覇龍哉「星奈が・・・」



プリキュアを憎む者 特別編 オーディウム&HARUYA featデッドプール



デップー「俺ちゃんも参戦するぜ!!待ってろよ!」


最終回後 投稿開始予定



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29話 星奈の決意

星奈「後編に桃太郎編があるわよ」


私達は協力してあの怪物を倒したことに一段落し、私は疲れはてて倒れた。

 

ドサッ

 

 

秋人「黒井!?」

 

 

希美「星奈!?」

 

主「星奈さん!?」

 

 

匠「黒井さん!?」

 

 

 

皆が私の方に駆け寄ってくる・・・

 

 

秋人「おい黒井しっかりしろ」

 

希美「星奈!大丈夫?」

 

 

主「星奈さん!」

 

匠「黒井さん!」

 

 

 

 

 

星奈「ええ・・・大丈夫・・・すこし疲れただけだから・・・」

 

 

ガシッ!

 

 

星奈「!!」

 

 

私はゆっくり立ち上がろうとしたけど希美が私に抱きついてきた。

 

 

星奈「希美・・・」

 

 

希美「星奈・・・バカ・・・心配したんだよ・・・」

 

 

希美が私のために泣いてる・・・あの頃の私には誰一人いなかった時とは違って・・・

 

 

匠「・・・・・・」

 

 

星奈「金田先輩・・・」

 

 

匠「う!・・・・・・な・・・なんだい?黒井さん///」

 

 

 

星奈「ありがとう・・・あの時あなたが駆けつけていなかったら・・・私は死んでたわ・・・」

 

 

匠(黒井さん・・・彼女は見た目は笑ってないけど・・・なんだろ顔とセリフが合ってないけど・・・僕・・・黒井さんに誉められて超嬉しい///)

 

 

 

金田先輩は一人で嬉しがってるようだけどこの際無視した。

 

 

 

 

 

 

星奈(ポンポー・・・)

 

 

あの怪物の攻撃を必死で私を守ってくれた・・・アイツが・・・

 

 

 

最初・・・出会った時から只の鬱陶しい奴かと思っていた。

 

 

 

でも、アイツと供に暮らしていくと・・・私のなかに楽しい気持ちが込み上げていた。

 

 

 

アイツと一緒に戦って・・・今は友達もできた私は今・・・とても幸せな気分・・・なはずなのに

 

 

 

星奈「あんたがいなきゃ・・・幸せな気分が・・・台無しじゃない」ポタッ

 

 

 

?「そりゃ悪かったなポン」

 

 

星奈「え?」

 

 

今一瞬、声が聞こえてきた。この下から目線で聞こえるようなセリフ・・・でもどこに・・・

 

 

 

?「ここだ!ここ星奈・・・お前の目の前だポン」

 

 

 

星奈「え?」

 

 

私が目の前の方を見るとそこにいたのは・・・

 

 

星奈「ポンポー・・・なの?」

 

 

そこにいたのはとても小さく可愛らしい子狸がいた。

 

 

?「ああ、これが俺のメルヘンランドの真の姿、ポコンだポン!」

 

 

秋人「お前があの狸・・・」

 

 

希美「可愛い///」

 

主「ちっちゃーい!」

 

 

匠「えええー」

 

 

 

ポコン「いや~あの時はどうなるかと思ったぜなん「ポンポー!!」「え!?」

 

 

星奈「・・・・・・」ゴゴゴ

 

 

ポコン「え!星奈・・・・・・さん?」

 

 

ガシッ!

 

 

ポコン「ひっ!」

 

 

 

星奈「ポンポー・・・あんた・・・あんた・・・」

 

 

 

ポコン「星奈さん!すみません!すみません!すみません!」

 

 

 

ぎゅう~~~

 

 

 

ポコン「ぐええええ~~」

 

 

私は思いっきり抱き締めた。

 

星奈「心配したのよ・・・・・・」

 

 

ポコン「星奈・・・・・・ごめんな・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私達は今の状況を切り替えてポンポーことポコンになぜ生き返ったのか質問した。

 

 

 

ポコン「俺も詳しくは知らねえけど・・・周りが真っ黒な空間で声が聞こえたんだよ」

 

 

 

 

(あなたにはまだやるべきことがあります・・・来るべき最大の戦いのために・・・)

 

 

カッ!

 

 

 

 

 

 

ポコン「ということがあって俺はこうして生き返ることが出来たんだ!すごいだろ」

 

 

 

星奈「なんか嘘臭いどーせ化けて隠れてたんでしょう?」

 

 

 

ポコン「いやいや本当だってばマジで!」

 

 

私は他の皆はどー思うと聞いた結果、

 

 

 

秋人「どっかに隠れてたんだろ?」

 

 

希美「すごいと思うよ?」

 

 

主「ねえ、声って何?インタビューさせて」

 

 

匠「いやありえないだろ」

 

 

星奈「だそうよ」

 

 

 

ポコン「ガーーン!なんで信じてくれねえんだよ」

 

 

みんなが笑っている時、私はポコンの言う“声”が気になった。その声の主って一体・・・

 

 

 

匠「なあ・・・みんな」

 

 

 

星奈「ん?」

 

 

金田先輩が私達に声をかけられ、なにやら話があるらしい。

 

 

 

金田「みんな、僕があんな態度をとってしまってごめんなさい!」

 

 

 

秋人「お前・・・」

 

 

希美「金田さん・・・」

 

 

主「先輩・・・」

 

 

 

匠「僕が弱い臆病者だったから・・・みんなに迷惑をかけてしまって・・・それに黒井さんにもひどいこといって「いいわよ」え?」

 

 

 

星奈「もうそんなこと忘れちゃったわ」

 

 

 

匠「黒井さん・・・」

 

 

星奈「いっそのこと仲間に入れてあげましょう・・・いいでしょ みんな」

 

 

秋人「ま、嫌味さえ言わなければな」

 

 

希美「私はいいですよ」

 

 

主「まあ、別にいいけど」

 

 

星奈「だそうよ・・・よかったわね匠先輩」

 

 

匠「みんな・・・・・・ありがとう! ありがとう!」

 

 

みんなは匠先輩を受けいれ、歓迎された。本当に・・・よかった・・・

 

 

星奈「それに・・・・・・」

 

 

 

星奈「私にはもう時間が・・・ないらしいわ・・・」

 

 

 

秋人「へ!?」

 

 

希美「星奈!?」

 

 

主「それって・・・」

 

 

匠「どういうことなんだ?」

 

 

 

ポコン「星奈!?」

 

 

 

みんなは私の言葉に動揺し、一体どういうことなのかせまってきた。

 

 

 

 

 

 

 

星奈「ポコン・・・あんたはもうすこし私に付き合って・・・」

 

 

 

ポコン「え」

 

 

 

星奈「秋人先輩、希美、主、匠先輩・・・あなた達にこれからのことを伝えます・・・」

 

 

 

「「「「え!?」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーみゆきsideー

 

 

 

BEハッピー「バッドエンドシャワー!!」

 

 

ハッピー「プリキュア!ハッピーシャワー!シャイニング!」

 

 

私は今ジョーカーの力で別の世界でバッドエンドプリキュアと戦っていた。

 

どうしてこうなってるのか説明するね

 

 

私達は外でみんなと一緒に遊んでいる時、突然キャンディが輝いて、翼の生えた宝石になっちゃった!これって何でなの!

 

 

でもその時、上空からウルフルン、アカオーニ マジョリーナが現れなんだか今までと何かが違うようだったけどポップが言うにはこれが最後の戦いと言われ私達も気合いを引き締めてプリキュアに変身した。

 

 

三幹部達は黒っ鼻を自分たちに取り込み、ものすごく強くなった。でも私達は負けない、キャンディを守るため私達は全力で立ち向かった。

 

 

 

でも三幹部は圧倒的に強かった。どんなに戦っても三幹部の強い執念が彼らを強くさせているだと私は思った。

 

 

 

でも私達は諦めない私達はプリンセスフォームに変身しここで勝負をつけようと必殺技を放ったけど三幹部の必殺技には勝てなかった。

 

 

どうしてこんなに強く執念を燃やすのか、それは三幹部の哀しみと痛みと悔しさによって生み出された怒りだったことに私達は今まで彼らと戦って何もわかりあえずに終わってきたことに私達は後悔した。

 

どうしてあの時、理由を話せなかったんだろ。どうしてあの時仲良くなれなかったんだろ・・・どうして・・・

 

 

 

そして三幹部が黒く染まり私達に襲いかかった 。

 

 

 

 

「その怒りをどうか静めて・・・」

 

 

 

私は無意識だけどウルトラキュアハッピーになったような気がした。

 

私は本当は気づいていたんだ・・・狼さんも赤鬼さんも魔女さんも優しいってことを・・・

 

 

だから・・・私達と友達になろう、誰もあなた達を傷つけないから・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

光が収まり、私達が見たのは狼と赤鬼と魔女の妖精が倒れていたことに気づいてポップは三幹部はもともとメルヘンランドの妖精だったの本当の名前はウルルン オニリン マジョリン それが本当の名前なんだね。

 

 

 

その喜びもつかの間最後のデコルを取ろうとしたけど上空からジョーカーが現れデコルがカードに吸い込まれちゃった。

 

ジョーカーは私達が戦っている間世界中の人々からバッドエナジーを全て搾り取られた。

 

 

ジョーカーはウルルン達から出たエネルギーが紙を丸めるようにクシャクシャにし紫とオレンジと黄色と緑と青色のカードになって、そこに地面に突き刺すと現れたのは私達にそっくりなプリキュア、バッドエンドプリキュアが立っていた。

 

 

私は正直驚いた。私達と似てるようで似てない彼女達

 

でももう一人の私かもしれないバッドエンドハッピーは

 

“人が苦しんでるのを見ると、あー私は幸せなんだってすっごく嬉しい気分になると聞いた私は声も出せなかった。

 

 

その時ピンクの光が輝きだし爆発した。

 

 

 

私が今いるのは大きい岩が浮いている世界だった。みんなはそれぞれ別の世界に行っちゃたんだ・・・

 

 

考えてる途中、上から笑顔で攻撃してくるバッドエンドハッピー

 

 

BEハッピー「まずは貴女を不幸に落とす!」

 

 

といわれ殴り飛ばされ岩に突き破って墜落した。

 

 

 

その時、ジョーカーの声が聞こえキャンディを渡せといわれどうしてこんな酷いことするのか・・・その目的は何も願いなんて無いことミラクルジュエルに頼らなくても世界を滅ぼせる・・・世界だけじゃなく夢も希望も奇跡全て消し去ってこそ本当の絶望が訪れる

 

 

その目的の為にミラクルジュエル・・・キャンディを殺そうと企んでいた。

 

 

 

私は今すぐ駆けつけようしたけどバッドエンドハッピーに立ちふさがれで・・・私はもうダメだと思った。

 

 

その時、ロイヤルクイーンさんの声が聞こえ、

 

 

ロイヤルクイーン「絶望の淵に立たされようとも未来を見る力を失わない限り希望はあります。私は信じてます。キャンディならどんな困難も乗り越えてくれる。プリキュア達と供に!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

BEハッピー「バッドエンドシャワー!」

 

 

ドーーーーーーーーーーーーン!!

 

 

BEハッピー「ピエーロ様が復活したら何もかも終わりだよ♪不幸だね~~絶望だね~~」

 

 

 

私達は・・・

 

 

ハッピー「絶望なんかしない!明日を信じて今を頑張る全力で頑張るの。私は今までそうしてきたもん」

 

 

BEハッピー「世界に明日も未来もないよ。もうバッドエンドは決まったの」

 

 

ハッピー「決まってないよ・・・だってまだ終わってない。私達は諦めてないもん諦めずに頑張っていればきっと未来は輝くから、私はキュアハッピーだから」

 

 

 

BEハッピー「何それ?だったらこれで終わりにしてあげる!」

 

 

 

私のスマイルパクトはそれを答えるように光を放ち私は全身全霊を込めて必殺技を放った。

 

 

 

BEハッピー「バッドエンドシャワー!!」

 

 

 

ハッピー「プリキュア!ハッピーシャワー!シャイニング!」

 

 

 

 

激突する両方のハッピーシャワー!だけど私のハッピーは負けない!

 

 

BEハッピー世界はもう終わりだよ?あなたが何をしたって幸せになんてなれないの」

 

 

 

ハッピー「そんなこと無い!皆で頑張れば絶対にウルトラハッピーになれる!私はそう信じて進む!だからネガティブな私、退いてーー!!」

 

 

バシュウウウーーーーー!!

 

 

BEハッピー「うわあああああああ!!!」

 

 

消滅したもう一人の私、その時一筋の光が現れ私はひと安心しみんなのところに行けると思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みゆき「ここは・・・どこ・・・?」

 

 

ここは・・・みんなはどこ?

 

 

みゆき「あ!スマイルパクトが!?」

 

 

 

シュルルル パシ!

 

 

みゆき「え」

 

 

地面に落ちていたスマイルパクトが突然!黒いヒモがパクトを締め上げ、パクトは彼女の手に行った その彼女というのは・・・

 

 

 

オーディウム「・・・・・・」

 

 

 

みゆき「お・・・オーディウム・・・なんで・・・」

 

 

オーディウム「・・・・・・・・・」スッ カチャ

 

 

 

その時、オーディウムは被っていた仮面を取り外し私はその時信じられなかった。オーディウムの正体が

 

 

 

星奈「・・・・・・・・・」

 

 

 

みゆき「星奈・・・・・・ちゃん・・・」

 

 

 

 

 






世にも危ない桃太郎








昔々・・・川で包丁を磨いでるヤマバーバは大きな桃が流れた。



ヤマバーバ「こりゃうまそうだね!家かえって食うか?」


ヤマバーバはワルジージとともに桃を食べようとヤマバーバは包丁を振り落とそうとすると



ブチッ!


ヤマバーバ「へ?」


ワルジージ「は?」


星奈(桃太郎)「うおおおおおおお!!」


なんと自力で桃から飛び出した少女が顔を出した。(初号機が使途の体を突き破りながらのイメージ)




やがてどんどん成長し桃太郎はヤマバーバになんかどす黒い団子をもって鬼退治に行きました。



桃太郎「このパターンだと犬か・・・」



あかね(犬)「桃太郎さん桃太郎さんお供になる代わり吉備団子をくれや」


桃太郎「団子?」


桃太郎編袋にある吉備団子を見るとなんか変な虫の足があるとわかり


桃太郎「じゃあ口開けて」


犬「こうか」アーン


桃太郎「ふん!」ズボッ!


犬「ぶっ」チーン



犬 死亡



桃太郎が次に出会ったのは



やよい(サル)「桃太郎さん桃太郎さん仲間になる代わり吉備団子をちょうだい♪」


桃太郎(吉備団子ってまたこいつに食べさせ・・・いやまてまてそもそもこいつって・・・)


桃太郎は子供の頃動物図鑑を見てサルの種類がわかるのであった。


桃太郎「じゃあちょっと待ってね」


サル「え?何々?」


桃太郎「えい!」


サル「イタイ!イタイ!」


桃太郎は近くの金物屋に頼んで店主にペンチを借りてそれをサルのほっぺをつねったのであった。


サル「う・・・うう・・・うえええーーーーん!!」バリバリバリバリバリバリ



桃太郎「よし今だ!」


桃太郎は急いでバッテリーを用意し、ゴムスーツを着てサルの近くに置いといたのであった。



バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ



桃太郎「よし」


サルはあの幻のカミナリザルだったので桃太郎にとっていい餌だったのです。




なお(雉)「勇気りんりん直球勝負!桃太郎さんその「・・・・・・」ビューー「へ?」」


桃太郎は充電満タンになったバッテリーをもって雉を無視して行った。


雉「ちょっと私の出番これだけ?」














桃太郎は前に予約したジェットボードにバッテリーをセットし一気に鬼ヶ島に向かった。





着いたのはいいが何処も鬼は居なかった。だが歩いていくなかとても美味しそうな桃の木が生えていて桃太郎は桃の実を一個捕り一口かじった。


桃太郎「上手い!」


?「あーーー!!」



桃太郎「!?」



みゆき(村人 )「この人私達の桃食べてる!」


みゆき(父親)「全く人様の桃を食べるとは何て奴じゃ」


桃太郎「へ?」


みゆき(母親)「まあ私達が一生懸命育てた桃を食べるなんて鬼ね」


桃太郎「へ!?」


そしてぞろぞろとみゆき(色んな役)が現れ鬼コールした



「鬼!」 「鬼!」 「鬼!」 「鬼!」 「鬼!」 「鬼!」「鬼!」「鬼!」「鬼!」「鬼!」



桃太郎「・・・・・・」


《チェンジ!ソードメイス!》








こうして桃太郎は村人を全て倒し、本当の鬼ヶ島になったそうだ・・・めでたし・・・めでたし



星奈「めでてー訳ねーだろ」


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30話 戦いの現実 星奈対みゆき

星奈「最終回まであと3話」


みゆきside

 

 

 

私はバッドエンドハッピーを倒しみんなのいる所に戻れると思った。だけどそれは簡単に壊され、私が今いるのは地面が砂漠と空が雲に覆い尽くし雷が降り注ぐ怖い場所だった。

 

 

みゆき「スマイルパクトが!!」

 

 

私の目の前にポツンと落ちていたことに気づきすぐさま拾おうとしたその時

 

 

ピシュン!

 

 

みゆき「え?」

 

 

パシッ! シュルン

 

 

みゆき「ああ!パクトが」

 

 

私達プリキュアになるために欠かせないスマイルパクトが誰かに取られ、その相手は・・・

 

 

 

オーディウム「・・・・・・」

 

 

 

みゆき「オーディウム・・・なんでここに」

 

 

オーディウムが私のスマイルパクトを手にしていてすぐさま声をあげようとしたけどオーディウムは黙って仮面を脱いだ時、私は彼女の素顔を見て驚いた。

 

 

 

みゆき「え・・・・・・オーディウムの・・・正体って・・・・・・」

 

 

 

 

 

星奈「・・・・・・・・・」

 

 

 

みゆき「星奈・・・・・・ちゃん・・・」

 

 

オーディウムの正体が・・・・・・星奈ちゃん・・・なんて・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーサニーsideー

 

 

 

サニー「みんな全員戻って来れたんやな」

 

 

 

ピース「うん!」

 

 

マーチ「手強い相手だったけどなんとか勝てたよ」

 

 

 

うちらはそれぞれの世界でバッドエンドプリキュアと戦い最初は苦戦はしてたけどうちらのパワーアップした技で奴等をコテンパンにしてやったで!

 

 

ビューティー「ここは・・・・・・」

 

 

マーチ「どうしたの?」

 

 

ビューティー「ここは元の世界じゃありません!」

 

 

 

「「「え!?」」」

 

 

ビューティーの言う通りいわれてみればビルもないしまわりはなんもない所や

 

 

サニー「ここは一体どこなんや!?」

 

 

 

ビューティー「・・・・・・・・・」キョロキョロ

 

 

 

サニー「どないした?ビューティー」

 

 

ビューティー「ハッピーが・・・ハッピーがいないんです」

 

 

サニー「な・・・なんやて!?」

 

 

ピース「そんな!!」

 

 

マーチ「まさかハッピーはまだあっちの世界に・・・」

 

 

 

?「それは違うで・・・」

 

 

 

後ろから声が聞こえて来る方向に振り向くとそこにおったのはオーディウムの腰巾着である仮面の5人組や

 

 

 

マーチ「お前たちハッピーをどこにやったんだ!?」

 

 

赤仮面「ハッピーはバッドエンドハッピーを倒してこの世界に戻る前にオーディウム隊長はそれを利用してハッピーを別の世界で飛ばして今、オーディウム隊長と戦ってるかもしれないで・・・」

 

 

サニー「なんやて!」

 

 

ピース「ハッピーが・・・」

 

 

ビューティー「・・・・・・」

 

 

マーチ「じゃあ早く助けにいかなくちゃ!!」

 

 

 

赤仮面「それはアカンで!!」

 

 

サニー「なんやて・・・」

 

 

うちらはハッピーの所に行こうと思っとったんやけど仮面の奴等が立ち塞がっとった。

 

 

 

赤仮面「ここからは門前払いや」

 

 

緑仮面「いまここでお前たちの好きにさせねえ」

 

 

黄緑仮面「誰にも邪魔させないんだから!」

 

 

5人組全員戦闘体制に入りよった。ふん上等やんけ

 

 

 

サニー「だったらお前らまとめてぶっとばしてみゆきの所に行くだけや・・・」

 

 

ピース「ん・・・」

 

 

マーチ「・・・・・・」

 

 

ビューティー「・・・・・・」

 

 

 

赤仮面「そんなん俺らが許すと思うとるんか?」

 

 

緑仮面「・・・・・・」

 

 

黄緑仮面「・・・・・・」

 

 

黄仮面「・・・・・・」

 

 

青仮面「・・・・・・」

 

 

 

『はああああ!!!!』

 

 

 

『うおおおお!!!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーみゆきsideー

 

 

 

れいか『おそらく、黒井さんがオーディウムだったんでしょう?』

 

 

 

れいかちゃんのいうとおりだったオーディウムの正体が私の友達だった・・・・・・星奈ちゃんが・・・

 

 

 

 

みゆき「星奈ちゃん・・・・なんで・・・なんで・・・こんなことをするの?」

 

 

 

星奈「・・・・・・」

 

 

みゆき「黙ってちゃわかんないよ!」

 

 

星奈「・・・・・・」

 

 

 

みゆき「星奈ちゃん・・・いま持ってる私のスマイルパクトを返して・・・」

 

 

私は星奈ちゃんにスマイルパクトを返して欲しいと近づいていったその時・・・

 

 

ガシッ

 

 

みゆき「え?」

 

 

ブオンッ!

 

 

みゆき「うわあああああああ!!?」

 

 

ドスン!

 

 

みゆき「いたたた・・・何するの?」

 

 

突然星奈ちゃんが私の腕を引っ張り思いっきり投げ飛ばした。

 

 

 

星奈「ポコン!」ヒュン!

 

 

 

ポコン「おっととと」

 

 

 

みゆき「ああ!パクトが」

 

 

パクトが狸さんのような妖精に預けちゃった。

 

 

 

星奈「星空みゆき・・・ちょっとばかし強くなったからっていい気になってんじゃないわよ・・・プリキュアになる前のあんたが如何に弱いのか教えてあげるわ」

 

 

 

みゆき「星奈ちゃん・・・」

 

 

星奈「そんなにあれが欲しいなら私と勝負しましょう」

 

 

みゆき「勝負?」

 

 

星奈「私の頬に一発でも攻撃を当てたらアンタの勝ちでいいわよ勝てたらあのスマイルパクトを返してあげるわ」

 

 

みゆき「星奈ちゃんの頬に一発・・・」

 

 

星奈「ええ、どうするの?やるの?やらないの?」

 

 

 

みゆき「星奈ちゃんなん「早くしろおおお!!!!」ひっ!」

 

 

星奈ちゃんの怒声に驚き、私は仕方なく星奈ちゃんの勝負にのることにした。

 

 

みゆき「行くよ!星奈ちゃん」

 

 

私は右手で拳を作って星奈ちゃんのほうに向かった。

 

 

みゆき「えーーーーーーーーい!!」

 

 

ヒュン

 

 

みゆき「あれ?」

 

 

星奈「なにそのパンチ?」

 

 

ボゴッ!

 

 

みゆき「ぐふっ!!」

 

 

星奈ちゃん私のパンチをするりと避けられ星奈ちゃんは私のお腹に思いっきりパンチを当てられた。

 

 

 

みゆき「うえええ・・・」

 

 

お腹・・・痛い・・・

 

 

星奈「何してんの?プリキュアになった時のように振る舞えばいいだけじゃない?」

 

 

 

みゆき「くっ・・・えーーーい!」

 

私はもう一回星奈ちゃんに攻撃をしたけど

 

 

みゆき「えい!えい!えい!えい!えい!えい!」

 

 

スッ スッ スッ スッスッ スッ スッ

 

 

ガシッ!

 

 

みゆき「へ?」

 

 

星奈「はあああ!!」

 

ブオンッ!

 

 

みゆき「うわあああああああ!!」

 

ドスン!

 

 

星奈ちゃんは私の袖を思いっきり引っ張り上げて一本背負いで投げ飛ばした。

 

 

 

星奈「これでわかったでしょ?アンタはプリキュアになったことでものすごい力を発揮できるけど・・・現実の姿のアンタは力もなく何の戦闘訓練もつまないでプリキュアの力に頼っていただけ。つまりアンタは・・・元の姿だと只の絵本好きのナードってことよ」

 

 

 

みゆき「そんなの・・・わからないよ!」

 

 

もう一回星奈ちゃんにパンチを仕掛けようとした時

 

 

星奈「はあ!!」

 

 

バキッ!

 

 

みゆき「うわああああ!!」

 

パンチを仕掛けようとしたら星奈ちゃんはすぐさま右足でハイキックを私の頬に当たった。

 

 

星奈「まだよ・・・」

 

 

ガシッ!

 

 

みゆき「へ?」

 

 

星奈「ジャーマン・スープレックス!」

 

 

ブオンッ!

 

 

みゆき「うわああああ!!」

 

 

ドーーーーーーーン!!

 

 

みゆき「あ・・・ああ」

 

 

星奈「コブラツイスト!」ギリギリ ギリギリ

 

 

みゆき「星奈ちゃん!痛い!痛いよ!」

 

 

星奈「タワーブリッジ!!」

 

 

 

みゆき「うわああああ!!??」

 

 

 

星奈「パロスペシャル!!」

 

 

ギリギリギリギリ

 

 

星奈「ああああ!!」

 

 

 

ポコン(星奈・・・・・・)

 

 

 

 

みゆき「がはっ・・・」

 

 

そんな・・・・・・プリキュアになってた時はあんなに強かったのに・・・

 

 

星奈「どお?もしかして・・・まだ続ける気?」

 

 

 

星奈・・・・・・ちゃん・・・・・・私は・・・・・・

 

 

 

みゆき「う・・・うう・・・うう」

 

 

 

 

星奈(こいつ・・・)

 

 

ポコン(まだ立つのかよ・・・)

 

 

 

みゆき「星奈ちゃん・・・私・・・負けないよ・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーあかねsideー

 

 

 

サニー「うりゃああ!!」

 

 

赤仮面「うらああ!!」

 

 

 

ボガーーーーーーーン!!

 

 

 

ピース「うりゃああ!!」バリバリバリバリ

 

 

黄仮面「うらああ!!」バリバリバリバリ

 

 

 

バリバリバリバリバリバリバリバリ

 

 

 

マーチ「はあああ!!」

 

 

 

緑仮面「はあああ!!」

 

 

黄緑仮面「いやあああ!!」

 

 

 

バシイイイイーーーーーーーーーーーン!!!

 

 

 

 

 

ビューティー「はあああ!!」キンキンキンキン

 

 

 

青仮面「はあああ!!」キンキンキンキン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サニー「はあ・・・はあ、はあ」

 

 

マーチ「あいつら・・・どんなに長く戦っても疲れてる様子がどこにもない・・・」

 

 

 

ビューティー「おそらく私達がこれまで三幹部やバッドエンドプリキュアの戦いであまりの力を消費してしまったせいでこれまで貯まった疲れが膨れ上がっているんです」

 

 

 

ピース「そ・・・そんなあ~」

 

 

 

サニー「でも・・・うちらはここで負けるわけにはいかへんのや・・・みゆきが戻ってくる前にこいつらを叩かなあかんのや!!」

 

 

 

ピース「うん!」

 

 

マーチ「直球勝負だ!」

 

 

ビューティー「そうですね」

 

 

 

うちらが一致団結してる時、赤仮面は一人ボソリと呟いた。

 

 

 

 

 

赤仮面「ほんま・・・昔も今も・・・なんも変わっとらんな・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「姉ちゃんは・・・」

 

 

 

サニー「へ?」

 

 

 

あいつ今なんていったんや・・・今・・・姉ちゃんって

 

 

 

 

プシュー

 

 

 

プシュー

 

 

 

プシュー

 

 

 

プシュー

 

 

 

プシュー

 

 

 

 

あいつらが一人ずつ仮面を脱ぎとった時、うちらはそいつらの正体が思いもよらない相手だったんや

 

 

 

 

 

?「まさか姉ちゃんが・・・プリキュアなんてな」

 

 

 

サニー「元気!?」

 

 

 

?「日野達が悪いんだぞ・・・その力はお前らにとって充分すぎるほどの力があるってことをな」

 

 

 

ピース「豊島くん!?」

 

 

 

黄仮面の正体がうちらのクラスの豊島やて!?

 

 

 

 

?「できれば・・・俺達にとってなお姉はその力を知らずに平和に暮らしたかったよ・・・」

 

 

 

?「なお姉はそれが命取りになるんだよ」

 

 

 

マーチ「けいた!?ひな!?」

 

 

緑の仮面と黄緑の仮面の正体がけいたとひなちゃん!?どうなっとるんや!?

 

 

 

 

?「れいか・・・お前にとってその道は本当に正しかったのか・・・僕は心底心配したんだよ」

 

 

 

 

ビューティー「淳之介お兄様・・・」

 

 

 

青仮面の正体がれいかの兄ちゃん!?

 

 

 

なんやねん!?なにがどうなってるんや!!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー星奈sideー

 

 

 

 

星奈「はあ、はあ、はあ」

 

 

 

みゆき「・・・・・・」フラフラフラ

 

 

 

こいつ・・・殴っても蹴っても投げられても直ぐに起き上がる。

 

 

 

みゆき「ま・・・・・・まだ・・・・・・まだ・・・」

 

 

 

 

こいつの顔はもう片目の方はもう腫れてるし両方の頬だって腫れまくってるし・・・それに頭のロールだってもうとかされて垂れてるし・・・もうボロボロよ

 

 

 

 

星奈「もういい加減にしなさいよ!!なんであんたはそう必死にその力に求められてんのよ!!」

 

 

 

みゆき「・・・・・・友・・・・・・達・・・のためだから・・・」

 

 

 

ブチッ!!

 

 

 

星奈「いい加減にしろおおお!!!」

 

 

 

ポコン「おい!星奈!?」

 

 

私はあまりの怒りによって勢いよく星空みゆきの袖を掴み私は星空みゆき殴った。

 

 

 

バキッ!ドゴッ!バゴッ!

 

 

 

星奈「あんたは自分が何をしているのかわかってない!!」

 

 

ボゴッ!ボゴッ!バキッ!

 

 

星奈「あんたが例えピエーロを倒したとしても・・・その先にあるのは地獄よ!!」

 

 

 

ドゴッ!ドゴッ!バキッ!

 

 

星奈「あんた達プリキュアが全ての悪の元凶なのよおおおおお!!!!!」

 

 

 

ボコオッ!!

 

 

 

ズザザザ!!

 

 

 

みゆき「・・・・・・」

 

 

 

私はワールドフォンを取り出し、ある武器を召喚した。

 

 

 

 

《チェンジ!シンゴウアックス!》

 

 

 

ガシッ!

 

 

 

《ヒッサーツ!!》

 

 

 

《マッテローヨ!》

 

 

星奈「あんたをいまここで首を捕れば・・・私の任務は終了・・・」

 

 

《マッテローヨ!》

 

 

星奈「楽しい時間だったわ・・・」

 

 

《マッテローヨ!》

 

 

星奈「これで終わらせる!」

 

 

《イッテイーヨ!》

 

 

みゆき「星奈・・・・・・ちゃん・・・」

 

 

星奈「うおりゃああああああああああ!!!!」

 

 

みゆき「・・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

りほ「私!将来プリキュアになるんだ!」

 

 

 

星奈「プリキュアって・・・あの都市伝説の」

 

 

 

 

りほ「うん!困ってる人を助ける!りほ憧れちゃうな~」

 

 

 

 

星奈「じゃあさもし、りほがプリキュアになったらその時はお姉ちゃんを助けてね」

 

 

 

りほ「うん♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドーーーーーーーーーーーン!!!!

 

 

 

 

 

パラパラパラパラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーみゆきsideー

 

 

 

あれ?まだ・・・私・・・生きてる星奈ちゃんに殴られて死にそうになったのに・・・なんで?

 

 

 

ポタッ

 

 

 

みゆき「?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星奈「なんでよ・・・・・・なんで・・・りほの大好きなプリキュアが・・・りほを死なせたのよ!」

 

 

 

みゆき「せい・・・な・・・ちゃ・・・ん」

 

 

 

星奈ちゃんが泣いている・・・

 

 

 

 

星奈「どうしてよ!どうして!どうして!どうして!どうして!」

 

 

 

みゆき「星奈ちゃん・・・」

 

 

 

星奈ちゃん・・・・・・ 私は頑張って起き上がり星奈ちゃんのいる方向に歩いた。

 

 

 

星奈「何よ・・・来ないでよ!・・・来ないでよ!逸れ以上近づいたら切るわよ!!」

 

 

 

みゆき「・・・・・・」

 

 

大丈夫だよ・・・

 

 

 

星奈「何よ・・・来ないでよ!来ないで!来ないで!来ないで!来ないで!来ないで!来ないで!」

 

 

ガシッ!

 

 

 

星奈「え・・・」

 

 

私は星奈ちゃんを思いっきり抱き締めた。

 

 

 

 

みゆき「大丈夫だよ星奈ちゃん・・・・・・よっぽど辛いことがあったんだね・・・私と出会う前からずっと・・・」

 

 

 

星奈「だから何よ・・・それで納得するわけないでしょう!!」

 

 

 

みゆき「納得しなくていいから・・・・・・」

 

 

 

星奈「え・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

みゆき「私・・・星奈ちゃんのこともっと知りたい星奈ちゃんの大好きなこと嫌いなことそれに大好きな絵本のことも・・・私・・・星奈ちゃんのこと知りたい!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星奈「何よ・・・みゆき・・・・・・このバカプリキュア・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《チェンジ!ポーション!》

 

 

パアアア

 

 

 

 

みゆき「あ!すごい!顔の腫れと服も髪も元通りになってる♪」

 

 

星奈「・・・・・・」

 

 

 

みゆき「星奈ちゃん・・・・・・」

 

 

 

ポコン「ほらよ・・・これ」

 

 

みゆき「へ?これって」

 

 

ちっちゃな狸さんの妖精が預かっていた私のスマイルパクトを返した。

 

 

 

みゆき「ありがとう♪狸さん」

 

 

ポコン「おいおい・・・俺の名はポコンだよろしくな」

 

 

 

みゆき「そっかよろしくポコン♪」

 

 

 

星奈「・・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みゆき「星奈ちゃん教えて・・・星奈ちゃんのいる時代で何があったの?」

 

 

私は星奈ちゃんにどうしてプリキュアを憎むのか聞き出した。

 

 

 

星奈「私のいる時代は・・・・・・プリキュアに支配された世界よ・・・」

 

 

 

 

 

 

みゆき「プリキュアが支配?なんで?」

 

 

星奈「アンタ達の戦いは・・・プリキュアの王、プリキュウスを復活させるための役割をしていたの」

 

 

みゆき「プリキュウス?」

 

 

星奈「かつてプリキュアという存在を生み出し、同時に邪悪なる存在を生み出した倒すべき元凶よ」

 

 

 

みゆき「え?」

 

 

星奈「そもそもこの戦いは妖精達も知らない歴史の闇があるの」

 

 

 

みゆき「歴史の闇」

 

 

 

星奈「かつて大昔、邪悪なる存在がすべての命を滅ぼそうとしたけどその時伝説の戦士プリキュアがそれを阻んでいた・・・・・・でも違うの!」

 

 

 

みゆき「違うって何が?」

 

 

 

星奈「ピエーロは世界を滅ぼそうなんて意志はない・・・奴の目的は・・・アンタ達プリキュアをもっと強くさせるため・・・つまり家畜の餌なの」

 

 

 

みゆき「家畜の餌って」

 

 

 

星奈「プリキュウスは計画していたの、ジェネラルプリキュア達と協力し、ありとあらゆる町を監視させ、ずっと長いこと待っていたの・・・魔女が子供を食べるために子供を太らせるようにプリキュアもどんどん強くなって奴の復活の準備をジェネラルプリキュア達は仕組んでいたの・・・」

 

 

 

みゆき「ちょっと待って!じゃあ私達が本当に倒すべき相手って・・・」

 

 

 

 

星奈「そう」

 

 

 

ピシュン!

 

 

 

ブチュッ!

 

 

 

星奈「へ?」

 

 

 

みゆき「え?」

 

 

 

突然、紫の光弾が星奈ちゃんの左目に直撃した。

 

 

 

 

星奈「うわあああああああ!!!」

 

 

 

 

ポコン「星奈!!」

 

 

 

みゆき「星奈ちゃん!!」

 

 

 

星奈ちゃんが光弾に当たった左目を多いつくし仰向けになって、暴れだした。

 

 

 

星奈「うわあああああああ!!!??」

 

 

 

ポコン「星奈!落ち着け!落ち着け!」

 

 

 

 

?「へえ・・・来てみりゃ・・・いいところに来ちゃったよ」

 

 

 

私は振り向くとそこにはありとあらゆる顔の仮面をもった女性だった

 

 

 

 

ポコン「げ!あいつは」

 

 

 

みゆき「あの人は・・・」

 

 

 

 

 

 

星奈「・・・ジェネラル・・・プリキュアの・・・一人・・・キュアキャラクター・・・」

 

 

 

 

キャラクター「きゃーはっはっはっはっ!!」

 

 

 

 

 






星奈「まさかみゆきをフルボッコにする回だったなんてね」



みゆき「あれは酷いよ・・・」



星奈「そうかしら?私にとっていいストレス発散だけど・・・」



みゆき「星奈ちゃあーーん!!」


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31話 怒りと真実

今回は31話と申し訳ないけど次の話は31.5話になったので申し訳ありません


ーみゆきsideー

 

みゆき「キュア・・・キャラクター」

 

 

星奈ちゃんが言うキュアキャラクター・・・なんだろ?他のみんなとは違ってなんだかやな感じ・・・

 

 

 

 

星奈「キャラクター!!あんた一体どうやってこの世界に来たの!?この世界はあんた達ジェネラルプリキュアが立ち入れない結界が張ってあったはずなのに」

 

 

 

キャラクター「張ってあった?お前は何をいってるんだ?私はわざわざお前を追うためにはるばる未来からやって来たっていうのに・・・」

 

 

星奈「え?」

 

 

キャラクター「会いたかったよ・・・“プロトプリキュアNo.111号”」

 

 

星奈「!!」ゾクッ

 

 

 

みゆき「どうしたの?星奈ちゃん」

 

 

星奈ちゃんが両手を腕に握らせて震えてる・・・なんで

 

 

 

みゆき「星奈ちゃん大丈「近づかないで!!」え?」

 

 

 

星奈「あ・・・あああ・・・」

 

 

みゆき「ねえ、あなたは星奈ちゃんのことを知ってるの?プロトプリキュアって何?」

 

 

 

キャラクター「へえ、お前はこの時間のキュアハッピーか・・・いいよ・・・冥土の土産に教えてやる」

 

 

No.111って星奈ちゃんの背中に書いてあったあの番号?

 

 

 

 

キャラクター「こいつはもともと普通の人間だったが、プリキュウス様が復活し、私達ジェネラルプリキュアが他のプリキュア達を引き連れ新たな兵士を作るため5歳から16歳までの子供を連れ去ることにした。そして度重なる実験でほとんどの奴が死んでしまい、この実験は廃止にしようとしたが奴がその実験の成功者として私達の新たなプリキュアになる・・・はずだったが邪魔が入ってしまいそいつは行方をくらましてしまった・・・が」

 

 

みゆき「その成功者・・・って・・・まさか」

 

 

 

キャラクター「そう、こいつだよ・・・黒井星奈が後のプリキュアになる予定だった奴だよ」

 

 

 

星奈「・・・・・・」

 

 

みゆき「星奈ちゃんが・・・」

 

 

 

キャラクター「それにプリキュアになる為にはそれぞれある感情を捨てなければならない」

 

 

みゆき「感情?」

 

 

キャラクター「そう、あるいは喜び、悲しみ、怒り、憎しみ、楽しみなどなどをそしてこいつが取った感情は・・・・・・・・・喜び・・・つまり笑顔だ」

 

 

 

みゆき「笑顔?」

 

 

私は星奈ちゃんの方を見て、これまで星奈ちゃんが笑った所は一度もなくどうしてなのか気になった。その理由はあのプリキュアに笑顔つまり喜びの感情を抜き取られたからだとわかったとき同時にあのプリキュアに対する怒りが私のなかに膨れ上がった。

 

 

 

みゆき「・・・許さない」

 

 

 

キャラクター「は?」

 

 

みゆき「星奈ちゃんの笑顔を奪ったあなたを私は絶対に許さない!」

 

 

 

キャラクター「おいおい、あんたなんか勘違いしてるんじゃないか?」

 

 

みゆき「勘違い?」

 

 

キャラクター「そもそも私は別の部屋でこいつの感情を抜く様を見ていただけだ・・・・・・そしてこいつの感情を抜き取った帳本人は」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キャラクター「お前だよ・・・星空みゆき」

 

 

みゆき「え?」

 

 

キャラクター「お前がこの女の笑顔を奪った帳本人なんだよ!」

 

 

みゆき「私が・・・星奈ちゃんの・・・そんな・・・嘘だよね!星奈ちゃん!」

 

 

 

 

ー星奈sideー

 

 

 

星奈「・・・・・・本当よ」

 

 

みゆき「え!」

 

 

 

星奈「私は7歳の頃、5歳の妹と一緒にその実験室に行ったの・・・そしてその感情を抜き取ったのが・・・みゆきなの・・・」

 

 

 

みゆき「そんな・・・」

 

 

 

キャラクター「きゃははは♪黒井星奈・・・あんたはあの時大切な家族を失い、今度は妹を失い、次は何を失うんだろうね~」

 

 

 

 

《チェンジ!ソニックアロー!》

 

 

 

星奈「黙れ!あんた達がこれまでやって来た悪行今ここで止める!!」

 

 

 

私はまだ血が流れる左目で動けない状態だったが私は根性で立ち上がった。

 

 

ポコン「星奈!!」

 

 

みゆき「無茶だよ星奈ちゃん!?左目を怪我してる状態じゃせ「うるさい!!」!?」

 

 

 

私はみゆきの説得を一喝してすこし深呼吸をした。

 

 

 

星奈「みゆき・・・これはね私の戦いなのよ・・・そして私の選んだ越えてはいけない道・・・それは血を吐きながら続く悲しい運命なのよ・・・」

 

 

みゆき「星奈ちゃん・・・」

 

 

 

星奈「はあああ!!」

 

 

 

キャラクター「来い!」

 

 

ガキン! バキン! ガキン! バキン! ガキン! バキン!

 

 

 

刃と拳の激しい戦いで私は例え左目に血が出ても私は油断はしない。

 

 

 

星奈「これで決める!!」

 

 

〈レモンエナジー!スパーキング!〉

 

 

星奈「うおりゃあああああーーーーー!!!!!!」

 

 

 

バシュ!スバ!バシュ!バシュ!スバ!スバ!バシュ!

 

 

 

キャラクター「グッ!」

 

 

 

星奈「まだだ!」

 

 

〈レモンエナジースカッシュ!〉

 

 

星奈「これで止めだーーー!!!」

 

 

バシューーーーーン!!!

 

 

ドーーーーーーーーーーーーーーン!!!

 

 

 

 

 

星奈「やったか!!」

 

 

いややったんだ!!そうでもしなきゃあんなやつに・・・

 

 

 

 

キャラクター「ふーー」

 

 

 

星奈「!?」

 

 

嘘!傷ひとつついていない・・・

 

 

 

キャラクター「もう終わり・・・じゃあ今度は私の番♪」

 

 

シュンッ

 

 

 

星奈「なっ!」

 

 

キャラクター「ふん!」

 

 

バキッ!!

 

 

星奈「うわああああああ!!!」

 

 

ポコン「星奈!!」

 

 

これが私がいた時代のキャラクターの力・・・こんなに強くなっていたなんて

 

 

 

キャラクター「ぶっ飛ばしたんじゃおもしろくないわ最後は派手に決めるわよ!!」

 

 

ガシッ!

 

 

星奈「え!」

 

 

キャラクター「ふん!」

 

 

 

キャラクターは私を掴んで上空まで飛び今度は私を又の方に挟み私の体を掴んだ。これはまさかパイルドライバーの構え!?

 

 

 

キャラクター「お前なんか・・・力を使わんでも意外とチョロいわね」

 

 

 

星奈「な!?」

 

 

キャラクター「うおらあああああ!!!!」

 

 

星奈「うわああああああ!!!」

 

 

 

ドーーーーーーーーーーーーーーン!!!

 

 

 

キャラクター「口ほどにもないわね」

 

 

星奈「がは・・・けほけほ」

 

 

キャラクター「まだ息があるの?案外しぶといわね」

 

 

星奈「私はまだ・・・こんなところで死ぬわけには行かないのよ!!」

 

 

私は一気にジャンプしてキャラクターに殴りかかろうとしたその時!

 

 

りほ「お姉ちゃん!やめてよ!」

 

 

星奈「りほ!?」

 

 

キャラクター「バーーーーカ!!」

 

 

ガチッ!!

 

 

星奈「あうっ!!」

 

 

油断・・・してしまった・・・キャラクターの奴・・・妹の顔に・・・変えるなんて・・・

 

 

キャラクター「キュアエナジーを体に宿したくらいで私達ジェネラルプリキュアに勝てるはずないでしょ?」ギリギリギリギリ

 

 

星奈「があ・・・ぐ・・・」

 

 

 

こいつに首を絞められて今でも死にそうな感じだ。

 

 

 

キャラクター「じゃあね」グッ!

 

 

星奈「がっ!」

 

 

私は首をへし折られそうになったその時!

 

 

ハッピー「はああ!!」

 

 

 

キャラクター「おっと!」スッ

 

 

ガシッ!

 

 

ハッピー「星奈ちゃん・・・大丈夫」

 

 

星奈「み・・・ゆき・・・」

 

 

みゆきは私に向かって笑顔を出した。その顔には何か安心感を感じた。

 

 

ハッピー「星奈ちゃん・・・ここからは私に任せて」

 

 

星奈「・・・・・・」コクッ

 

 

 

ーみゆきsideー

 

 

私はプリキュアに変身して星奈ちゃんを助けることに成功した。

 

 

 

 

ハッピー「キュアキャラクター・・・これ以上星奈ちゃんにひどいことするなら・・・今度が私が相手になる!」

 

 

 

キャラクター「ふ・・・まさか君が相手をすることになるなんてね・・・」

 

 

ハッピー「プリキュア同士の戦いはすこしイヤだけど、星奈ちゃんを傷つけることだったらあなたを絶対にゆるさない!」

 

 

 

キャラクター「絶対にゆるさない・・・か・・・ふふふ、いいのかい、君は人間として生まれたプリキュアであり私は大昔からお前達を監視していたジェネラルプリキュア・・・もう勝負は分かってると思うけどね」

 

 

ハッピー「そんなのやってみなくちゃわからないよ!」

 

 

 

キャラクター「フッだったら・・・私の遊びに付き合ってもらうよ・・・」

 

 

 

ハッピー「え?」

 

 

キャラクター「プリキュア・・・ジェネラル・・・キャラクターチェンジ!」カッ

 

 

突然、キャラクターの体から虹色の光が輝きだし、私は目をつむってたけど光がおさまってそこにいたのは、

 

 

ハッピー「え?」

 

 

星奈「その姿は・・・」

 

 

キャラクター「・・・・・・」

 

 

キュアハッピーだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーあかねsideー

 

 

 

 

うちらは混乱した。あのオーディウムの腰巾着と思わし仮面の5人組、うちらはコイツらの正体を知るまで戦ってきた。戦ってきたんや・・・・・・それが・・・

 

 

 

 

サニー「なんでや・・・」

 

 

5人組の正体が・・・・・・

 

 

サニー「元気・・・」

 

 

元気「・・・」

 

 

ピース「豊島くん・・・」

 

 

 

豊島「・・・・・・」

 

 

マーチ「けいた・・・ひな・・・」

 

 

けいた「・・・・・・」

 

 

ひな「・・・・・・」

 

 

ビューティー「お兄様・・・」

 

 

淳之介「・・・・・・」

 

 

 

サニー「なんであんたらがおるんや!」

 

 

元気「・・・姉ちゃん・・・まさか姉ちゃんがプリキュアやったとはな」

 

 

ピース「豊島くんもどうして」

 

 

豊島「これは俺たちが選んだ道だ!」

 

 

マーチ「けいたもひなもどうして?」

 

 

けいた「なお姉・・・あの頃は俺たちのヒーローだと思ってたんだ?でもそうじゃなかった」

 

 

マーチ「え?」

 

 

ひな「なお姉の力は私達にとって危険な力だったんだよ」

 

 

 

淳之介「れいか・・・」

 

 

ビューティー「お兄様・・・なぜ・・・」

 

 

淳之介「何故?・・・・・・それはれいかお前が一番よく知ってる筈だよ・・・」

 

 

ビューティー「・・・・・・」

 

 

 

サニー「なんでや・・・なんでみんな・・・うちらと敵対しとるん?それになんで・・・あんたらは元の世界でウルフルンらにバッドエンド状態になってるはずやのに」

 

 

 

元気「はあ、ホンマアホやな姉ちゃんは・・・」

 

 

サニー「な・・・なんやて!?」

 

 

元気「俺らは未来からやってきたんや」

 

 

サニー「未来から?」

 

 

元気「そや、姉ちゃんらがピエーロを倒したその後の未来にな」

 

 

サニー「うちらがピエーロを・・・ということは未来は平和になってるんやな」

 

 

元気「なわけあるかアホ・・・」

 

 

サニー「な!・・・またアホゆーて」

 

 

元気は姉のうちにアホを二回ゆーなんて、何様や

 

 

豊島「お前らはこの後、元の世界でピエーロと対峙しそしてピエーロを倒し、俺達の街は平和になると思ってたが・・・それは違った・・・」

 

 

ピース「違うって・・・どういうこと豊島くん」

 

 

豊島「本当の敵はピエーロじゃないってことさ」

 

 

けいた「ピエーロはそもそもこの世界の歪みや憎悪を蓄えていただけだった」

 

 

ひな「ピエーロを生み出したのは・・・なお姉達プリキュアだったんだよ」

 

 

 

マーチ「え?」

 

 

けいた「本当に世界を救いたいなら・・・この世界から全てのプリキュアの力を捨てなきゃならないんだ!」

 

 

マーチ「けいた・・・ひな何いってるの?」

 

 

 

淳之介「それにこれまでこの世界から邪悪な存在が現れ続けているのはプリキュアの王、プリキュウスが復活しようとする兆しでありプリキュウスの娘がプリキュアとして覚醒してしまったからなんだ・・・」

 

 

 

ビューティー「プリキュアの王?」

 

 

ピース「何なんです?プリキュウスって?」

 

 

 

元気「プリキュウスは大昔に多くの悪さをやらかした極悪な奴やそして、ピエーロや他の悪もんを生み出したと同じく・・・」

 

 

豊島「プリキュアを生み出した帳本人なんだ」

 

 

 

サニー「なんやねん!それそのプリキュウスっちゅー奴がピエーロや他の悪もんを生み出した奴で同時にプリキュアを生み出した帳本人やて!なんやねんそれ?何いってるのかさっぱりわからん!」

 

 

マーチ「そうだよ!プリキュウスだがなんだか知らないけど、まさかオーディウムに騙されているんじゃ」

 

 

ひな「騙されてないよ・・・なお姉」

 

 

けいた「それに不思議だとは思わなかったか?」

 

 

マーチ「え?」

 

 

けいた「どうしてこの世界に・・・邪悪な存在が現れたのか?・・・そしてなんでありとあらゆる街にプリキュアが誕生したのか・・・」

 

 

4人「・・・・・・・・・」

 

 

 

けいた「全てプリキュウスのシナリオ通りに動かされてたんだよ」

 

 

 

サニー「え」

 

 

ピース「え」

 

 

マーチ「え」

 

 

ビューティー「え」

 

 

 

 

元気「プリキュウスは大昔、自分は死ぬかもしれないということに不満をだいとったらしいけどあるジェネラルプリキュアの提案でプリキュウスを復活させられるかもしれんということがわかったらしいや」

 

 

 

元気「死ぬ間際にプリキュウスの娘を出産し、この世を去ったプリキュウスは冥王星で永い眠りについたんや。キュアアンジェがプリキュウスの一部であるキュアエナジーを妖精達がいる国に配り、妖精を守る自称伝説のヒーロープリキュアの誕生やった。そしてジェネラルプリキュアはプリキュウスの一部である闇の力を邪悪な存在に変わりプリキュアと邪悪な存在の戦いが始まったんやほんで浄化した敵はエネルギーに変わりそれをジェネラルプリキュアが回収し続けてきたんや」

 

 

 

元気の話を聞いたうちらは何かとんでもないことをしてしまったと感じた。

 

 

 

サニー「なんやねん・・・それ・・・じゃあうちらがこれまで戦ったアカンベーも浄化したエネルギーが」

 

 

 

元気「ジェネラルプリキュアに回収してきたってことやろ」

 

 

 

サニー「そ・・・そんな・・・」

 

 

ピース「サニー!」

 

 

 

元気「これで、わかったやろお前らの戦いがいかに踊らされていたことを」

 

 

 

淳之介「れいか・・・これでわかっただろ例え元の世界でピエーロを復活して暴れだしたとしても勝っても負けても君たちに未来はプリキュウスに握られてしまったんだ」

 

 

サニー「・・・・・・」

 

 

ピース「・・・・・・」

 

 

マーチ「・・・・・・」

 

 

ビューティー「・・・・・・」

 

 

 

 

淳之介「れいか今からでも遅くはない・・・その力を棄てるんだ」

 

 

 

 

ビューティー「・・・・・・・・・・・・・・・いやです・・・」

 

 

 

淳之介「・・・・・・え?」

 

 

ビューティー「いやです。私達にはまだやらなければならないことがあります。申し訳ありませんがお兄様の忠告は有り難いです・・・でも私達には友達がキャンディが待ってるのです。」

 

 

 

ピクッ

 

 

 

ピース「そうだよ!今ここでプリキュアの力を棄てたらキャンディが助けられなくなっちゃう」

 

ピクッ

 

 

マーチ「友達を頬って置いて力を棄てるなんて私には出来ない!」

 

 

ピクッ

 

 

そうや! あっちの・・・元の世界で・・・キャンディがうちらを待っている!

 

 

 

サニー「元気・・・あんたの忠告は有り難いけど、悪いがことわるで・・・友達が・・・キャンディの待ってるんや!!」

 

 

 

 

 

 

 

元気「姉ちゃん・・・・・・・・・わかった・・・姉ちゃんがそう言うんなら・・・俺は容赦せえへん・・・俺の帝具、炎球“プロメテウス”で姉ちゃんを止める!」

 

 

 

サニー「来いや!元気!!姉ちゃんを怒らすとどうなるかその体で教えたる!!」

 

 

 

豊島「黄瀬・・・いいのかこの先・・・ピエーロを倒したらもうどーにもならないぞ」

 

 

 

ピース「それでも・・・私はキャンディを助ける・・・例え悲しいことでも私は戦う!」

 

 

 

豊島「そうか・・・じゃあ、俺も全力でお前を食い止める!俺の帝具!雷矛!“トニトルス”でな」

 

 

 

 

 

けいた「なお姉・・・本当にいいの家族のことをないがしろにして」

 

 

マーチ「ないがしらろになんてしないよ」

 

 

けいた「え?」

 

 

マーチ「私は友達を助けに行くだけ・・・友達だって家族のようなもんじゃない!」

 

 

ひな「なお姉・・・」

 

 

マーチ「だから二人ともそこを退いて!」

 

 

 

けいた「それは・・・」

 

 

ひな「出来ない!」

 

 

 

 

淳之介「れいか・・・それがお前の進むべき道なんだね」

 

 

ビューティー「はい、お兄様・・・私の道はとても深く険しい道かもしれません・・・ですが、私達を待っているキャンディを今ここで見過ごすわけにはいかないのです!!」

 

 

 

淳之介「そうか、ならばここから先はこの僕を倒して見せろ!!」

 

 

ビューティー「ふっ」

 

 

 

 

キャンディを助けるため奮闘する5人のプリキュア、そしてピエーロが倒された未来・・・一体どうなるのか?

 

 

待て!31.5話

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




プリキュアアラモード最終回を見て



星奈「Hugっとプリキュアのキュアエールか・・・」



ポコン「赤ン坊抱いてら・・・もしかして次のプリキュアってお母さんみたいな話か」



星奈「・・・・・・プリキュアアラモードで数年後の未来か・・・本当にそういうのがあったらね」


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31.5話 キュアハッピー対キュアキャラクター

星奈「最終話まで・・・あと3話」


ー星奈sideー

 

 

 

星奈「その姿は・・・」

 

 

ハッピー「キュアハッピー・・・なの?」

 

 

キュアキャラクターの奴・・・この時代のキャラクターは顔だけ変わって他のプリキュアの力を使えるが未来のキャラクターは顔以外、全身が他のプリキュアの姿になっている・・・ということは

 

 

 

星奈「みゆき!気をつけて!奴があんたと同じ姿だったら!攻撃はあんたより10倍の威力を持ってるわ!」

 

 

 

ハッピー「え?」

 

 

 

キャラクター「ああ、そのとおりだよ!!」

 

 

キュアハッピーに変身したキャラクターはその力をフルに発揮し、みゆきの間近まで来た。

 

 

キャラクター「ふん!」

 

 

バキッ!

 

 

ハッピー「がはっ!」

 

 

 

キャラクター「そらそらそらそらそら!!」

 

 

キャラクターの連続の突きが音速のようにみゆきに襲いかかるでもみゆきはそれをうまく防いでいる。

 

 

ハッピー「はあ、はあ、はあ・・・姿が私に似てるのに・・・力は私以上に強い」

 

 

キャラクター「へえ・・・じゃあ・・・もっと強くなってあげる♪」

 

 

キャラクターの奴・・・今度は手から変わった玉を取り出し、それを上空に投げた。

 

 

 

星奈「あれは・・・一体?」

 

 

 

キャラクター「お見せするわ・・・この玉はブレインがプリキュアをより強化するために開発された玉・・・その名も“プリキュア・カスタム・ボール”」

 

 

ハッピー「プリキュア・カスタム・ボール?」

 

 

 

その時、その玉から黒とマゼンタの光が輝き、光が止んだ時キャラクター(ハッピー)はみゆきのような可愛らしい姿ではなく腰には二本の刀とドラゴンの羽が生え、ピンクと血のように赤い色を持った少女がそこに立っていた。

 

 

 

キャラクター「これがプリキュア・カスタム・ボールでカスタマイズしたキュアハッピー・・・その名もキュアハッピートゥルー」

 

 

 

ハッピー「キュアハッピー・・・トゥルー・・・」

 

 

星奈「ブレインの奴・・・あんな物を作っていたなんて・・・」

 

 

 

 

キャラクター「行くよ・・・」シュンッ

 

 

ハッピー「え?消えた?」

 

 

星奈「バカ!みゆき!もう近くにいるわよ!」

 

 

ハッピー「え?」

 

 

キャラクター「もう遅いよ・・・」

 

 

バキッ!

 

 

ハッピー「がはっ!」

 

 

星奈「みゆき!」

 

 

一瞬の速さで私にも見えない速度でみゆきの方に近づいていた。そして奴はみゆきの腹にボディーブローを炸裂させた。

 

 

 

 

ハッピー「この・・・」

 

 

今度はみゆきがキャラクターに攻撃を仕掛けようとパンチをくらわせようとしたがキャラクターはそれを受けとめ・・・

 

 

キャラクター「そんなへっぽこパンチで私を倒そうなんて・・・嘗めてるの?」

 

 

バキッ!

 

 

ハッピー「ぐふっ!」

 

 

ドサッ!

 

 

キャラクター「お前の戦いを見て正直言うと小学生のごっこ遊びと変わらないわね・・・」

 

 

ハッピー「うっ・・・・・・だったら・・・」

 

 

 

あいつ、まさか・・・必殺技を撃つ気だ・・・

 

 

 

ハッピー「プリキュア!ハッピー!シャワー!」

 

 

キャラクター「必殺技か・・・じゃあ・・・プリキュア!ハッピー!トゥルーシャワー!」

 

 

 

 

ピンクの光線と黒とマゼンタの光線が激突し、両者の必殺技は激突した。

 

 

 

ハッピー「く~~~~~~~~~!!!!」

 

 

 

キャラクター「・・・・・・・・・」

 

 

 

キャラクターのあの表情・・・余裕をかましている・・・それに比べて・・・みゆきは・・・

 

 

 

キャラクター「ふぁ~・・・じゃあこれで終わり♪」

 

バシュウウウウーーーー!!!!!

 

 

ハッピー「うわああああああああ!!!!!」

 

 

 

ドオオオオオオオーーーーーーーーーーン!!!!

 

 

 

星奈「みゆきいいーーー!!!!!」

 

 

キャラクターの必殺技がみゆきの必殺技を破った。

 

 

 

ハッピー「はあ・・・はあ・・・はあ・・・まだ・・・まだ・・・」

 

 

 

キャラクター「へえ、まだ戦う気力があるんだ・・・・・・・・だったら・・・」

 

 

キャラクターは私の方に振り向き・・・不気味な笑みを浮かんだ。

 

 

 

キャラクター「キュアハッピー対黒井星奈の第2ラウンドと行こうか・・・」

 

 

あいつ・・・みゆきに何を・・・・・・まさか!!

 

 

 

キャラクター「伝説の戦士よ・・・・・・今こそ覚醒せよ!・・・プリキュア!ウェイク!」

 

 

ガシッ!

 

 

ハッピー「あっ!」

 

 

ガキン!

 

 

 

ハッピー「うわあああああああああああああ!!!?」

 

 

 

 

星奈「みゆき!!」

 

 

 

キャラクターはみゆきの胸を掴み機械の枷を捻るような音がした。だが、私にはキャラクターがみゆきになにをしたのか・・・・・・それは

 

 

 

星奈「みゆき・・・不味い!!」

 

 

ポコン「おい!星奈・・・これって・・・」

 

 

 

星奈「みゆきが・・・・・・怪物に・・・!!」

 

 

 

 

キャラクター「さあ、暴れろ!!キュアハッピー!!」

 

 

 

ハッピー(魔獣態)「グオオオオオオオオオオ!!!」

 

 

 

魔獣になったハッピーの姿はゴツい体に太い二本の角、巨大な羽根に背中は何本も生えた岩のような刺、色はピンク色なのに凶暴性を持っている・・・

 

 

 

ハッピー(魔獣態)「グオオオオオオオオオオ!!!」

 

 

 

ポコン「おい!こっちに向かってくるぞ!」

 

 

 

ハッピー(魔獣態)「グオオオオオオオオオオ!!!」

 

 

ガシッ!

 

 

星奈「あっ!?」

 

 

ポコン「星奈!?」

 

 

ハッピー(魔獣態)「ゴアアアアアア!!!!」

 

 

 

ドーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!

 

 

 

星奈「がはっ!」

 

 

 

みゆきの奴・・・私を掴んで思いっきり地面に叩きつけられた。痛い・・・

 

 

ハッピー(魔獣態)「グオオオオオオオオオオ!!!」

 

 

星奈「う・・・うう・・・」

 

 

ポコン「あいつ!今度は突進する気だ!?星奈!!早く逃げろ!!死ぬぞ!?」

 

 

 

ハッピー(魔獣)「グオオオオオオオオオオ!!!!」

 

 

ドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!

 

 

 

星奈「う・・・うう」

 

 

駄目だ・・・左目からまだ血が出るし頭からも血が・・・

 

 

バシン!!!

 

 

星奈「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

 

ポコン「せなあああああああ!!!!!」

 

 

キュアハッピーの突進で星奈は空中高く吹っ飛ばされた。

 

 

 

キャラクター「きゃははははははは♪♪黒井星奈!やぶれたり~♪」

 

 

 

ドサッ!

 

 

 

ポコン「星奈!!!」

 

 

ハッピー(魔獣態)「グオオオオオオオオオオ!!!!」

 

 

ガシッ!

 

 

ポコン「星奈!?」

 

 

あいつ・・・星奈を掴んで・・・まさか・・・

 

 

 

キャラクター「さあ!キュアハッピー!!そいつを一気に食い殺せ!!」

 

 

 

キュアキャラクターの指示を聞いたキュアハッピー(魔獣態)は大口を開けて星奈を喰う気まんまんだった。

 

 

ハッピー(魔獣態)「グオオオオオオオオオオ!!!」

 

 

ポコン「星奈ああああああああああ!!!!!」

 

 

 

キャラクター「ジ・エンド・・・」

 

 

 

星奈「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・みゆき・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポコン「へ?」

 

 

 

ハッピー(魔獣態)「・・・・・・・・・・・・」

 

 

 

キャラクター「どうしたキュアハッピー!早くこいつを食い殺せ!!?」

 

 

 

ハッピー(魔獣態)「・・・・・・・・・・・・」

 

 

 

キャラクター「おい!聞こえないのか!?」

 

 

 

ハッピー(魔獣)「・・・・・・・・・イヤダ・・・」

 

 

ポコン「へ?」

 

 

ハッピー(魔獣態)「ワタシハ・・・・・・セイナチャン・・・・・・ヲ・・・・・・キズツケタクナイ・・・」

 

 

 

星奈「みゆき・・・あんた・・・そんな怪獣みたいな姿に・・・・・・なっても・・・私のことを・・・心配するなんて・・・・・・」

 

 

私は血まみれの私の目から一粒の涙を流した。

 

 

 

ピカーーーーーーーーーーーーーーッ!!

 

 

 

ポコン「うおっ!」

 

 

キャラクター「何!?この光!?とても嫌な光・・・一体何なの!?」

 

 

 

私は今桃色の光の中にいた。

 

 

星奈「この光・・・・・・暖かい・・・・・・みゆき」

 

 

 

みゆき「星奈ちゃん・・・伝わったよ・・・星奈ちゃんの思い・・・」

 

 

 

星奈「みゆき・・・・・・」

 

 

 

その時、私の右手から何かが光っていたことに気がついた。

 

 

星奈「これは・・・・・・」

 

 

 

みゆき「デコル・・・・・・でも・・・見たこともないよ」

 

 

 

星奈「みゆき・・・・・・これを使って・・・」

 

 

 

みゆき「星奈・・・ちゃん」

 

 

星奈「私は・・・まだプリキュアが嫌いだけど・・・あんたは好きになれそう・・・」

 

 

 

みゆき「星奈ちゃん・・・」

 

 

 

星奈「受け取って!」

 

 

みゆき「うん!」

 

 

 

みゆきはスマイルパクトでデコルをセットしプリキュアに変身した。

 

 

 

みゆき「プリキュア!スマイルチャージ!!」

 

 

 

ピカーーーーーーーーーーーーーーッ!!

 

 

 

 

キャラクター「一体どうなっているんだ?」

 

 

 

ポコン「お!光がだんだんおさまっていく・・・」

 

 

 

光が収まり、私が今みゆきを見て驚いた。

 

 

 

星奈「嘘・・・・・・みゆきが・・・大人に」

 

 

 

 

キャラクター「あんた!誰よ!」

 

 

 

 

キャラクターの怒気がこもった質問にみゆきは答えた。

 

 

 

 

?「キラキラ輝く未来の光・・・ウルトラエターナルキュアハッピー!!」

 

 

 

 

ポコン「ウルトラ・・・エターナル・・・」

 

 

キャラクター「キュアハッピー・・・だと!!??」

 

 

 

 

私の思いがキュアハッピーを強くした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





星奈「みゆきがキャラクターに変身させられた怪物のモチーフはモンハンワールドのネルギガンテをモチーフ」



みゆき「それに私は星奈ちゃんを傷つけちゃったね」



星奈「じゃあ第3ラウンド行く?」


みゆき「もう良いよ」


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32話 星奈の想い 誕生 ウルトラエターナルキュアハッピー

星奈「最終話まであと1話」


キャラクター「ウルトラ・・・エターナル・・・キュアハッピー・・・だと!」

 

 

 

 

星奈「・・・すごい・・・」

 

 

ポコン「綺麗・・・」

 

 

 

私が一粒の涙を流して出現したあのデコルでみゆきがパワーアップ大人版プリキュアになったことに驚いた。

 

 

星奈「みゆき・・・あんた・・・」

 

 

 

UEハッピー「星奈ちゃん待ってて直ぐに済ましにいくから」

 

 

それを言いながらみゆきはキャラクターの下に立った。

 

 

キャラクター「この私を直ぐに済ませるだと?お前誰に口聞いてんだ!?」

 

 

キャラクターは一気にみゆきに近づき強力なパンチを仕掛けたが・・・

 

 

バシッ!

 

 

キャラクター「な!?」

 

 

UEハッピー「もう・・・負けない!」

 

 

バキッ!

 

 

キャラクター「がはっ!」

 

 

嘘?あのジェネラルプリキュアのキャラクターのパンチを軽く受けとめた!?そしてキャラクターにパンチを喰らわせた。

 

 

 

キャラクター「なんだと!?」

 

 

UEハッピー「まだまだ!!」

 

 

そしてみゆきは背中に生えた翼で上昇気流に乗り急降下でキャラクターに接近し・・・

 

 

UEハッピー「うりゃああああああ!!」

 

 

バス!バス!バス!バス!バス!バス!バス!バス!

 

 

キャラクター「がはっ!」

 

 

UEハッピー「てぇーーーい!!」

 

 

バキン!

 

 

キャラクター「ぐはあああ!!」

 

 

急降下での連続パンチからの右フック・・・もしかしたら・・・みゆきは・・・

 

 

キャラクター「なめるな!!」

 

 

キャラクターは背中の2本の刀を手に取り、剣での攻撃を仕掛けたが・・・

 

 

ガキンッ!

 

 

キャラクター「え?」

 

 

UEハッピー「あなたが次で剣で攻撃することはこの姿になってから読んでたよ」

 

 

みゆきの持っているのはキュアハッピーのパワーアップした姿のみ使えるプリンセスキャンドルを持っていた。

 

 

ガキンッ!

 

 

キャラクター「うあっ!?」

 

 

UEハッピー「はああああ!!」

 

 

ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!

 

 

バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!バキッ!

 

 

 

キャラクター「うああああああ!!」

 

 

 

星奈「すごい・・・あれをフェンシングのように戦うなんて」

 

 

ポコン「でもこれ、いけんじゃねーか?」

 

 

 

キャラクター「こんなことが・・・」

 

 

UEハッピー「どうしてもやめるっていうなら・・・二度と星奈ちゃんにひどいことしないって約束したら見逃してあげる」

 

 

 

キャラクター「誰がするか!!」

 

 

キャラクターの奴・・・怒りの必殺技をみゆきにぶつける気だ!みゆき

 

 

 

 

キャラクター「プリキュア!ハッピー!シャワー!トゥルー!」

 

 

 

UEハッピー「そうなんだね・・・それじゃ私も!プリキュア!ウルトラエターナル!シャワー!」

 

 

 

バシュウウウウーーーーーーーン!!!!

 

 

 

白とピンクの光線と黒とマゼンタの光線がぶつかり合う

 

 

 

キャラクター「どうやら必殺技は私の勝ちのようね・・・」

 

 

 

UEハッピー「それはどうかな?」

 

 

キャラクター「何!?」

 

 

UEハッピー「はああああああ!!!」

 

 

星奈「光線を飲み込んでいる!?」

 

 

 

キャラクター「うわああああああああ!!!??」

 

 

ドーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!

 

 

 

キャラクター「ぐはっ!?」

 

 

キャラクターがハッピートゥルーから元のキャラクターに戻った。

 

 

 

 

キャラクター「何故だ・・・何故・・・ジェネラルプリキュアの私がこんな奴に・・・」

 

 

UEハッピー「私がどうして貴方に勝てたのか・・・」

 

 

星奈「・・・・・・」

 

 

ポコン「・・・・・・」

 

 

UEハッピー「それは星奈ちゃんの想いが私を強くしてくれたから・・・私達は友達の想いがあればどんな辛いことでも乗り越えていけられる!」

 

 

 

星奈「みゆき・・・」

 

 

 

キャラクター「想い・・・だと・・・・・・くだらない!!想いなど私らやプリキュウス様には欠陥品に過ぎん!!そんなもの・・・この世から消し去ってやる!!」

 

 

 

キャラクターの奴・・・みゆきの言葉に苛立ちを感じ全力の必殺技で迎え撃つ気だ!!

 

 

 

キャラクター「あの勇者どもと同じことを言いやがって・・・お前は・・・消えてなくなれ!!!!」

 

 

 

キャラクターの背後から歴代プリキュア達の陰が出現し、その陰がキャラクターの体に入り、必殺技を炸裂させた。

 

 

 

キャラクター「食らいやがれ!プリキュア!キャラクター!オールシュート!!!」

 

 

バシュウウウウーーーーーーー!!!!!!!!

 

 

 

たくさんの色を混ぜ合わせた巨大な光線がみゆきに近づいてくる。

 

 

UEハッピー「くっ!」

 

 

ガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!!!!

 

 

 

プリンセスキャンドルで防いでいるが徐々にひび割れが始まっていた。

 

 

 

UEハッピー「くうううううう~~~!」

 

 

 

キャラクター「ははははは!!消えろ!消えろ!消えろ!消えろ!消えろ!消えてなくなれ!!!」

 

 

 

みゆき・・・・・・

 

 

 

ポコン「プリキュアーーー!!!頑張れ!!!!」

 

 

星奈「ポコン?」

 

 

ポコン「かつては敵対してたが俺はお前を応援するぜ!!!プリキュアーーー!!!頑張れーー!!!」

 

 

 

ポコン・・・・・・があんなにみゆきにエールを・・・私は・・・・・・私は・・・・・・・・・・・・・・・ プリキュアを憎む者・・・・・・・・・でも・・・みゆき・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星奈ちゃんは私の大事な友達だよ♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星奈「みーーーゆーーーーーきーーーーー!!!がーーんーーーーばーーーーれーーーー!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

ピカーーーーーーーーーーー!!!!!

 

 

 

 

キャラクター「なんだ?この光は?」

 

 

 

この光はみゆきの背後からあれは・・・・・・

 

 

 

ペガサス「ヒヒヒーーーーン!!」

 

 

フェニックス「ピャーーーーー!!」

 

 

 

ペガサスとフェニックス・・・その2匹の幻獣がみゆきのプリンセスキャンドルに入り込んだ時・・・奇跡が起きた!!

 

 

 

UEハッピー「星奈ちゃんの想い・・・届いたよ。はああああ!!」ピシピシピシ

 

 

 

パリーーーーーーーーーン!!

 

 

 

 

ポコン「嘘だろ?」

 

 

キャラクター「それはなんなんだ!?」

 

 

星奈「みゆき・・・その剣は・・・」

 

 

 

UEハッピー「クイーンカリバー!!!」

 

 

みゆきの持っているのはキャラクターの必殺技を防いでいたプリンセスキャンドルが背後から出現したペガサスとフェニックスが入り込んだことで進化した巨大な大剣、“クイーンカリバー”に進化した。

 

 

 

UEハッピー「これで終わらせる!!プリキュア!ハッピーカリバー!!シャイニングーーー!!!」

 

 

 

バシュウウウウーーーーーーーン!!!!

 

 

 

キャラクター「う・・・うわああああああああ!!!」

 

 

 

 

UEハッピー「届け!ウルトラハッピー!スマイル!」

 

 

 

 

ドオオオオオオオオオーーーーーーーーーン!!!!

 

 

 

 

 

星奈「やった・・・」

 

 

ポコン「よっしゃーーーー!!」

 

 

 

ポコンは大喜びでみゆきの勝利を祝っていたが、私はすこし複雑だった。

 

 

UEハッピー「うっうう・・・」パシューー

 

 

ハッピー「うわ・・・・・・」ドサッ!

 

 

星奈「みゆき!!」

 

 

みゆきがノーマルのハッピーに戻ってしまい、蓄積したダメージが出てしまい倒れてしまった。

 

 

 

星奈「大丈夫?みゆき」

 

 

 

ハッピー「星奈ちゃん・・・」

 

 

 

 

ガララ・・・

 

 

 

星奈「え・・・」

 

 

キャラクターが吹っ飛んだ瓦礫が動き出したことに気づいた。

 

 

バゴーーーン!!

 

 

 

星奈「キャラクター・・・まだ生きて・・・え?・・」

 

 

 

キャラクター?「はあ、はあ・・・・・・はあ・・・はあ・・・はあ・・・はあ」

 

 

 

ポコン「げえ・・・」

 

 

 

星奈「あんた・・・その顔・・・」

 

 

今私達が目の前にいるのは顔が火傷で覆われ両目は潰され口は腫れ上がってとても人目には近寄れないほどの醜い顔の少女がいた。

 

 

 

キャラクター?「ははは・・・そうだよ・・・これが私の本当の顔さ」

 

 

 

星奈「まさかプリキュアの力でその醜い顔を隠していたとはね」

 

 

キャラクター「この顔はなかつて始めてこの星に訪れた人間達にやられた痕だよ。あいつらは硫酸をただ溶ける水と認識しただけで面白がり、その悪ふざけで私の顔は奪われた」

 

 

星奈「まさかその悪ふざけ程度で恨みを持つなんて案外小さいのね」

 

 

 

キャラクター「うるさい!!お前に何がわかる?私の美しい顔をこの星の奴等に奪われた屈辱を・・・」

 

 

 

キャラクターは禍禍しいオーラを放ち戦おうとしたが

 

 

 

 

ブレイン「およしなさい」

 

 

 

キャラクター「ブレイン!?」

 

 

キャラクターの背後からブレインが現れた。

 

 

 

ハッピー「あれは・・・」

 

 

星奈「あれはキュアブレイン・・・強いていうならジェネラルプリキュアの参謀的存在の奴よ」

 

 

 

ブレイン「プロトプリキュアNo.111号とキュアハッピー・・・」

 

 

ブレインはみゆきの方をみて何かを納得した。

 

 

 

ブレイン「私は先ほどあなた達の戦いを見てましたけど・・・そういうことでしたか・・・何故キュアハッピーが私達を裏切ったのか」

 

 

 

星奈「裏切った?」

 

 

 

ブレインの言うキュアハッピーの裏切りという言葉に私は疑問を覚えた。

 

 

 

ブレイン「今回はここで引き上げます。それでは」シュンッ

 

 

キャラクター「ちっこれで勝ったと思うなよ・・・例えお前がピエーロを倒したとしても本当の絶望はここから始まるんだ!はははははは」シュンッ

 

 

 

 

 

 

 

二人のジェネラルプリキュアがいなくなり私達はホッとした。

 

 

 

 

星奈「ふー」

 

 

ポコン「星奈」

 

 

 

ハッピー「星奈ちゃん大丈夫?」

 

 

 

星奈「大丈夫な訳ないでしょう・・・腕も腰も左目もヤバイ状態よ」

 

 

 

ハッピー「星奈ちゃん・・・ごめん」

 

 

 

星奈「別にあんたが謝る訳じゃないでしょ」

 

 

私とみゆきのやりとりをしているとき突然揺れが始まった。

 

 

ゴゴゴ・・・

 

 

 

ハッピー「何!?何!?」

 

 

 

星奈「始まったか・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーサニーsideー

 

サニー「うりゃああああああ!!」

 

 

元気「うおらあああああ!!!」

 

 

ドガーーーーーーーーーーン!!!

 

 

 

 

 

ピース「ええええーーーい!!」

 

 

豊島「うおりゃあああああ!!!」

 

 

 

バチバチバチバチバチ!!

 

 

 

 

マーチ「はあ!やあ!」

 

 

けいた「ふっはっ!」

 

 

ひな「せいや!」

 

 

バキッ! ドガッ! ボゴッ!

 

 

 

 

ビューティー「はああ!!」

 

 

淳之介「ふん!!」

 

 

キンキンキンキンキン

 

 

 

 

 

サニー「はあ はあ はあ、よう粘るなあ元気」

 

 

 

元気「姉ちゃんこそ」

 

 

 

豊島「凄いな黄瀬・・・もとの姿だとオタクと泣き虫なのにプリキュアの時は強いなんてな」

 

 

ピース「オタクと泣き虫は余計だよ」

 

 

 

けいた「なお姉、サッカー以外に格闘も強いなんてな」

 

 

ひな「正直驚いたよ」

 

 

 

マーチ「・・・・・・」

 

 

 

 

淳之介「さすがだよ・・・れいか剣術も体術も文句なしだな」

 

 

 

ビューティー「お兄さま・・・」

 

 

 

こいつら、うちらはこんなに疲れとんのにこいつらは疲れてる所なんか全然ないで

 

 

 

元気「じゃあ、姉ちゃんこれでしま「ビービービー」ん」カチッ

 

 

 

なんや?元気の奴ポケットの中からケータイを取り足しおって・・・

 

 

元気「姉ちゃん!どうやら作戦は失敗に終わってもうたわ・・・せやから俺らはここで退却するで」

 

 

サニー「なんやて」

 

 

突然の元気の言葉にうちは怒りむき出しで元気に怒鳴った。

 

 

 

サニー「元気!どう言うことや!?逃げるんか!?」

 

 

 

元気「ああ、今回の作戦でオーディウム隊長がキュアハッピーの首を取ってミッション成功すると思うとったがとんだ邪魔が入って作戦失敗になったわ」

 

 

 

サニー「オーディウムがみゆきの首を・・・」

 

 

元気「作戦失敗になった以上俺らは引き上げる・・・もう会うことはないかもしれんけどな・・・」

 

 

 

サニー「なんでや・・・元気なんでうちらを攻撃してきたんや?それだけは教えてや」

 

 

うちの質問に元気は振り向いた。

 

 

 

元気「姉ちゃん・・・俺らのいる時代はとても最悪な状況になってるんや」

 

 

サニー「え?」

 

 

 

元気「そのせいで・・・お母ちゃんもブライアンも」

 

 

 

サニー「お母ちゃんにブライアン・・・どういうことや!元気!お母ちゃんとブライアンはどうなっとんや?」

 

 

 

元気「・・・・・・・・・」

 

 

カーーーーーーーーーーーーーーーーッ

 

 

 

サニー「うわっ!」

 

 

 

元気達は白い光に包まれ光が消えた途端元気達はいなかった。

 

 

 

サニー「元気・・・」

 

 

ピース「サニー・・・」

 

 

マーチ「元気出しなよ」

 

 

 

ビューティー「みなさんあれを!」

 

 

ビューティーが指差した方向を見ると白い光が出とる穴を見つけた。

 

 

 

ビューティー「もしかしたら・・・あそこにキャンディ達のいる世界に通じているかもしれません!」

 

 

サニー「よっしみんな行くで!」

 

 

ピース「うん!」

 

 

マーチ「行こう!」

 

 

 

うちらはその穴に飛び込んだ。

 

元気・・・・・・あんたのいる世界にはお母ちゃんやブライアンはどうしてるんや?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー星奈sideー

 

 

 

 

ハッピー「何!?地震?」

 

 

 

星奈「恐らく・・・この世界の崩壊が始まったのよ」

 

 

ポコン「え?じゃあやべえじゃん!?」

 

 

ポコンが慌てているとみゆきは私の方に近づいてきた。

 

 

 

ハッピー「星奈ちゃん・・・どこか出口はないの?」

 

 

私はワールドフォンで空間の方に押したとき、次元の穴を出現させた。

 

 

 

ハッピー「この穴って」

 

 

 

星奈「この穴の向こうにはあんたの仲間がいる場所に続いているわ」

 

 

 

ハッピー「本当に!それじゃみんなで一緒に脱出「ドン」え?」

 

 

私は力強くみゆきを穴の方に押した。

 

 

 

ハッピー「星奈ちゃん!なんで?」

 

 

星奈「みゆき・・・私とポコンはまだやらなきゃならないことがあるの。それが済んだら脱出するわ」

 

 

ハッピー「そんな!?」

 

 

星奈「だからみゆき・・・・・・・・・」

 

 

ハッピー「え?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星奈「また会おうね♪」

 

 

 

 

 

 

 

ーハッピーsideー

 

 

 

 

 

 

ハッピー「星奈ちゃあああああーーーーーーーーーーん!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして私は次元の穴から出たときみんなと合流し、ピエーロとの最終決戦が始まった。

 

 

 

 

 




星奈「ここでもの申す!」


ポコン「何?」


星奈「私の呼び名は星奈(せいな)じゃなく(せな)ね」


ポコン「そういえばそういう名前だったな」


星奈「作者は私の呼び名を忘れてしまったことに私は怒っている」



すいません せなさん


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最終話 来るべき戦いのために

星奈「本編最終話です」


ーみゆきsideー

 

 

 

 

あれから私たちはみんなと合流し、全員無事帰ってきたことに喜びました。それを見て驚いたジョーカーは驚き、こうなったらと私たちの周りが荒れ果てた世界になってしまいジョーカーはピエーロと一体化してしまったことでピエーロは完全復活を遂げてしまいました。

 

 

その時、私達はピエーロの力でバッドエンド状態になってしまい、私達は意識を失いそうになったけどキャンディが私達を絶望から救ってくれた。

 

私達はキャンディの想いを無駄にしないために私達はピエーロに反撃し必殺技でピエーロを倒すことに成功した・・・・・・はずだったのに・・・

 

 

「おのれ!プリキュア!!!」

 

 

空を見上げるとそこには闇色に染め上げる邪悪な顔を持ったピエーロが地球を多い尽くそうとしていました。

 

 

私達の必殺技じゃピエーロを倒すことは不可能になってしまい、このままどうするのか悩んだ時、ポップの発言では「ミラクルジュエルの力を使えばピエーロを倒すことが出来る!」という方法を聞いたとき歓喜に道溢れたけど、その代償として、この世界とメルヘンランドの繋りを断ち切るということになるのです。

 

 

それを聞いた私やあかねちゃん、やよいちゃん、なおちゃん、れいかちゃん、そしてキャンディみんなは悲しみに溢れて泣き崩れてしまいました。私達はこのままピエーロをほっといてしまえば世界はバッドエンド状態になってしまう。それだけは嫌だ!

 

私達は意を決意してミラクルジュエルの力を使うことにしました。

 

 

 

そしてようやくミラクルジュエルの力を持った私達の必殺技で見事ピエーロを倒すことが出来て世界に平和が訪れたのです。

 

 

そう、それはキャンディの・・・大切なお友だちの別れでもあったんです。

 

 

 

私達は空へと昇るキャンディやポップを涙を流しながら見送り、私はキャンディに笑顔を・・・スマイルを忘れないで・・・を言い残し、キャンディ達はメルヘンランドに帰っていきました。そして・・・私達はキャンディ達が別れたことで泣いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしていつもの日常に戻ったと思った私は学校に来た時、ある変化があったのです。

 

 

 

 

先生「みんな全員揃っているわね」

 

 

 

みゆき「あれ?」

 

 

ない ない ない

 

 

どこにもない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星奈ちゃんの机がない!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みゆき「あの先生!」

 

 

 

先生「どうしたの?星空さん」

 

 

私が手をあげときと同時にみんなは私の方を見た。

 

 

 

みゆき「あのまだ星奈ちゃんじゃなかった!黒井星奈さんがいないんですけど・・・」

 

 

 

先生「くろいせな?・・・そんな子いたかしら?」

 

 

みゆき「え?」

 

 

 

あかね「なあ、みゆきその黒井星奈って誰や?」

 

 

みゆき「あかねちゃん・・・」

 

 

やよい「その子ってみゆきちゃんのお友達?」

 

 

みゆき「やよいちゃんも・・・ほら二学期に転校してきた子だよ」

 

 

なお「どうだろう?みゆきちゃんが転校してきてからほかの転校生がこの学校に来た話はあまりないよ」

 

 

 

みゆき「なおちゃんも!?」

 

 

れいか「私もその黒井さんという人にはあまり見かけたことがありません」

 

 

 

みゆき「れいかちゃん・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

なんで?どうして?なんでみんな星奈ちゃんのことを覚えてないの?

 

 

 

 

 

みゆき「そうだ・・・星奈ちゃんと親しかった友達なら何か分かるかも」

 

 

 

 

私は他の組に行って星奈ちゃんと親しかった友達に質問した。

 

 

 

 

 

希美「黒井・・・星奈・・・さんですか?」

 

 

 

 

みゆき「うん!希美ちゃんなら何か知ってるんじゃないかな?」

 

 

 

希美「ごめんなさい・・・私・・・その黒井っていう人は会ったことありません・・・」

 

 

 

 

 

みゆき「黒井星奈ちゃんのこと覚えてる?」

 

 

 

主「黒井・・・星奈・・・誰?転校生?・・・あまりそういう情報はないわね・・・」

 

 

 

みゆき「そんな~」

 

 

主「それよりも!気になる謎の事件について聞いてくれる!なんでも地球に忍び寄る謎のブラックホール!そして謎のネガティブ状態、この謎は世界中の学者達は悩ませているっていうすごい情報・・・・・・あれ?」

 

 

 

やっぱり・・・あの二人も・・・星奈ちゃんのことを忘れている・・・・・・最後は・・・

 

 

 

 

3年生教室前

 

 

 

みゆき「この教室に怖い人がいるんだよね・・・」

 

 

 

ガラララッ

 

 

みゆき「ひっ!」

 

 

 

秋人「あ?誰だお前?」

 

 

すごい目で見られている私・・・私は勇気を振り絞って質問した。

 

 

 

みゆき「あの・・・黒井星奈ちゃんについてなにか知っていますか?」

 

 

 

秋人「黒井星奈・・・?」

 

 

みゆき「・・・・・・・・・」

 

 

 

秋人「・・・・・・知らねえな・・・・・・」

 

 

 

みゆき「そんな!あなたなら知ってると思ったのに」

 

 

 

秋人「おい・・・つまんねーことで声聞かすんじゃねーよ」

 

 

 

みゆき「・・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうして、なんで、みんな、誰も、星奈ちゃんのことを誰も覚えていないなんて・・・

 

 

 

みゆき「星奈ちゃんを知ってるのは・・・私だけ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私はいろんな所にいって星奈ちゃんのことを聞き出したが誰も星奈ちゃんのことを覚えていなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帰った時、お父さんやお母さんにも質問したが・・・

 

 

 

 

 

博司「黒井・・・星奈・・・うーんあまり知らないな」

 

 

 

育代「私も流石に・・・・・・そこまでは・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みんは、誰も星奈ちゃんのことを知らない・・・いろんな人達に星奈ちゃんのことを聞いたけど・・・誰も記憶になかった。

 

 

みゆき「星奈ちゃん・・・・・・どうして?」

 

 

 

キャンディ達が別れたことはとても悲しいけど・・・星奈ちゃんがいなくなったことは・・・・・・もっと悲しい・・・

 

 

 

 

みゆき「星奈ちゃん・・・・・・」

 

 

 

私は泣きつかれて寝込んでしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

?「………き」

 

 

 

 

 

?「…………ゆき」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

        星奈「みゆき!!」

 

 

 

 

 

みゆき「はっ!はい!ってえ?」

 

 

 

 

明かりが消えた部屋でみゆきの前に立っているのは紛れもなく親友の黒井星奈であった。

 

 

 

 

みゆき「星奈ちゃん……本物?………幽霊とかじゃないよね?」

 

 

星奈「本物よ!あの程度でくたばるような訓練はしてないからね」

 

 

 

みゆき「よかった……よかったよお~~」

 

 

 

みゆきは星奈の無事に涙ぐんだ。

 

 

 

 

星奈「………………みゆき……感動の再会に悪いけど、今すぐ着替えて!」

 

 

 

 

みゆき「え?なんで?」

 

 

 

星奈「早く!!」

 

 

 

みゆき「は!はい!!」

 

 

 

みゆきは急いで私服に着替えて星奈と共に夜の中学校の校舎に入った。

 

 

 

 

 

そして2人は夜の図書室に入った。

 

 

 

 

みゆき「星奈ちゃーん怖いよ~~ 」

 

 

みゆきは涙目で星奈に取り入ったが星奈はそれを無視して1つの紙切れを開いた。

 

 

 

 

星奈「みゆき、今からこの通りの順に本を並べてみて」

 

 

 

 

みゆき「え?こう」

 

 

パタン

 

 

パタン

 

 

パタン

 

 

パタン

 

 

パタン

 

 

パタン

 

 

パタン

 

 

 

 

その時、本を並べた時、パアァァァと光り輝き始めた。

 

 

 

 

みゆき「え?もしかして不思議図書館が?」

 

 

 

星奈「みゆき!!行くわよ!」

 

 

みゆき「え?うわああああ!!!」

 

 

 

星奈はみゆきの腕を掴み光の中へと入り込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みゆき「うーーーーーーーーん………え?ここって」

 

 

 

 

 

 

星奈「ここは……………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

          「ドイツよ」

 

 

 

 

to be continued






次回 特別編


予言のプリキュア


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設定集3

ー設定集3ー

 

 

 

 

 

 

DWD所属七色ヶ丘担当新人部隊

 

 

 

 

日野元気

 

 

関西出身で日野あかねことキュアサニーの弟、プリキュウス復活でほとんどが不治の病気におかされ、母親もその影響で痩せ細ってしまい、元気は実の姉を止めるべくDWDに入ることを決意した。

 

異世界の武器 帝具 炎球 プロメテウス

 

 

 

豊島ひてかず

 

 

七色ヶ丘2年 みゆき達の同級生でギター一筋の少年であり、文化祭の時はみゆき達と一緒に絵本のキャラに仮装したコンサートを開いて大成功をおさめた。だがプリキュアの反乱でギターを捨ててDWDの隊員となる。

 

 

異世界の武器 帝具 雷矛 トニトルス

 

 

 

 

緑川けいた

 

 

緑川家の長男で緑川なおことキュアマーチの弟、キュアマーチとマジョリーナの戦いが夢だと思っていたが本当はプリキュウスを復活させるためのヒーローごっこと知ったとき悲しみに溢れて母親は病気で痩せ細ってしまい父親は母親の看病に勤しむ。そしてひなとともに決意しDWDの隊員となる。とある異世界で“流水岩砕拳”を習っていた。

 

 

 

スタンド名 ハリケーンストライカー

 

 

戦闘スタイルは蹴り技で走れば走るほどその威力は竜巻をも起こさせる。

 

 

 

 

緑川ひな

 

 

長男のけいたと同じく異世界のアルカでDWDの隊員となり優一の流水岩砕拳を使いこなす。

 

 

 

スタンド名 サイクロンディフェンダー

 

彼女のスタンドも兄と同じ足蹴だが蹴れば蹴るほど貯まった力を暴風に変えて吹き飛ばす威力を持つ。

 

 

 

 

青木淳之介

 

 

青木れいかことキュアビューティーの兄であり朝のランニングは欠かせない。淳之介は祖父の曽太郎にれいかがプリキュアと呼ばれる戦士を知っていて曽太郎自信はかつて異世界アルカでDWDの隊員をしていたことに驚き、曽太郎は淳之介にとある異世界で唯一の友である旋風鉄斬拳のボンブに弟子入りし、とある異世界では神鳴流に入門し剣術を学んでいった。

 

 

神鳴流 斬岩剣 百列桜花斬などの技を会得している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポコン

 

 

ポンポーがメルヘンランドにいた頃の姿であり、顔の黒い部分が丸くなっており、尻尾はモフモフしていて星奈にいわくお気にいりである。

 

後日談ではポコンはポンポーになることが可能になり、たぬ美に告白し、結果たぬ美も同じ気持ちでアルカで結婚し、祖父の店、狸屋を引き継ぎ8人の子供を持ったという。

 

 

 

 

 

 

ウルトラエターナルキュアハッピー

 

 

星奈のみゆきの想いがデコルに変わり、それをみゆきがスマイルパクトに装着して変身したみゆきの最強形態、その威力はプリンセスフォームとウルトラキュアハッピーさえも凌ぐほどの力を持つ

 

 

 

 

クイーンカリバー

 

 

星奈の声援がみゆきに届き、みゆきの背後からペガサスとフェニックスが出現しみゆきのプリンセスキャンドルに憑依したときに誕生した桃色の巨大な剣、この剣はメルヘンランドや他のプリキュアさえも知らない剣で作者いわく伝説の剣として記されている。

 

 

 

キュアソーン

 

 

 

女子高生がジェネラルプリキュアのキュアブレインに差し出したアイテムで変身した。キュアブレインいわく雑魚プリキュア、もし名乗っていたならこう呼ぶ思い通りにならない者を全て縛り付ける・・・キュアソーン!ソーンは棘、その名を茨にして名乗らせました。

 

 

 

 

 

 

プリキュア・ウェイク

 

 

 

ジェネラルプリキュアにしか使えない技でプリキュアの力を解放しプリキュアの力を怪物に変える力である。他のプリキュアはこの力が使うことができない。

 

 

 




以上がこれまでの話の設定集です。


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予言のプリキュア編
プリキュアの秘密


久しぶりにこの作品の続きを特別編として出します。


星奈「到着ね」

 

 

 

みゆき「あれ・・・・ドイツってこんなに明るいんだね」

 

 

 

 

 

星奈「正確に言えば日本とドイツの時差は8時間・・・・日本時間、夜の11時、ドイツの時間は昼の3時よ!地理の授業で学んだでしょ!」

 

 

 

みゆき「え・・・・えーと・・・・ぞうだっけ・・・・あははは」

 

 

 

 

星奈「それじゃあ、行くわよ」

 

 

 

みゆき「ちょっと!待ってよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

そして星奈とみゆきはドイツを観光(みゆきの妄想)もとい探索しドイツの首都ベルリンの近くのマンホールの前に立っていた

 

 

 

 

 

 

 

 

星奈「ふん!」

 

 

パカン

 

 

 

星奈はマンホールの蓋を開けると星奈とみゆきをその中へと降りていく。

 

 

 

 

 

 

そしてドブネズミがさ迷う地下通路へと足を踏み入れた。

 

 

ドブネズミ「キキ」

 

 

みゆき「ひっ!」

 

ドブネズミがこそこそと動く姿にみゆきはびびってしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みゆき「・・・・・ねえ、星奈ちゃん」

 

 

 

 

 

 

 

星奈「何?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会話のない行動に思わずみゆきが星奈に質問する。

 

 

 

 

 

 

 

みゆき「星奈ちゃんはどうしてプリキュアを憎むの?」

 

 

星奈「………………」

 

 

 

 

みゆき「プリキュアはみんなのしあわせのためにに悪い奴らと戦ってるんだよ?なのにどうして?」

 

 

 

 

星奈「………じゃあみゆき……」

 

 

 

 

みゆき「?」

 

 

 

 

星奈「なんでこの世界は()()()()()()()()()()()()()が現れるのか疑問を感じない?」

みゆき「え?」

 

 

星奈「プリキュアはドツクゾーンのジャアクキング、ダークフォールのゴーヤーン、ナイトメアのデスパライア、エターナルの館長、ラビリンスの総統メビウス、砂漠の使徒のデューン、マイナーランドのノイズ、そしてバッドエンド王国のピエーロ、このような繰り返しがあって誰も疑問を感じない…これがどういうことかわかる?」

 

 

みゆき「え?えっと……なんでだろう?」

 

 

みゆきはこれまで先輩として駆けつけたプリキュアとともにフュージョンと戦ったことがあるが、プリキュアがほかにもいることにはしゃいでいたので、疑問をかんじざるを得なかったらしい

 

 

星奈「全ては一年前と…………」

 

 

 

 

 

 

 

 

    「この収容施設にその謎が明かされる」

 

 

 

 

 

 

 

星奈とみゆきは立ち止まり近くにあった梯子によじ登ってさび付いた蓋を開けた。

星奈とみゆきがたどり着いたのは明かりがなく古い部屋であった。

 

みゆき「ここって?」

 

 

星奈「ここは………かつて1940年代前半ドイツ軍がユダヤ人で、ある実験を行った施設よ」

 

 

 

みゆき「ドイツ軍?ユダヤ人?え?どういうこと?」

 

 

歴史に疎いみゆきに星奈はジト目でみゆきを見た。

 

星奈「みゆき…… あんた学校の授業居眠りばっかしてたでしょ?」

 

 

みゆき「へ?」

 

 

 

星奈「しかも夏休みの宿題が出来なく居残り「やめてえー!やめてえー!」!」

 

 

星奈のみゆきのこれまでの学校生活と態度にみゆきは赤面して大声で誤魔化した。

 

 

みゆき「星奈ちゃん……どうして私の成績がわかるの~~」

 

 

 

星奈「あんたの成績はDWDでは筒抜けだから!」

 

みゆき「!!」

 

ズーーーン!

 

星奈の言葉にみゆきはがっかりしてしまった。

 

 

そんなみゆきをほっておいて、星奈は施設の内部を探り始めた。

 

星奈「ぼーっとしてないで手伝って」

 

 

みゆき「え!あっ!はい!」

 

 

みゆきは急いで星奈の手伝いをした。

 

 

 

星奈(どこかにあるはず!()()()()()()()()()()()()()()()()()のことが!)

 

 

みゆき「えっとえっとえー………と」

 

みゆきは本棚の本をとって開くと中身がドイツ語で頭がこんがってしまうのであった。

 

 

みゆき「うーーーーー!!みんな文字が日本語じゃないからわかんないよ~~!!はっぷっぷー!!」ポイ

 

「あっ!」

 

 

 

みゆきは暴れてうっかり投げた本がとあるドアのほうにあたった。

 

 

 

みゆき「……………」

 

 

みゆきは扉のほうを見つめた。

 

 

 

みゆき「そういえば……あの扉の向こうって?」

 

 

みゆきはゆっくりとドアのほうに向かう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星奈「みゆき!そっちはどう……っていない!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みゆきは中に入るとさっきより暗闇で向こうに何かあるのかわからなかった。

 

 

 

みゆき「なんだろう?暗くて何も見えないよ~!」

 

 

 

みゆきは両目が涙目となり戻る場所に向かおうとした瞬間、

 

 

 

 

 

 

カチッ

 

 

みゆき「わっ!?」

 

突然明かりがつき、みゆきは顔を覆った。

 

 

どうやらみゆきはうっかりして明かりのスイッチを押したのであろう。

 

 

みゆき「明かりがついた。えっとここは…」

 

みゆきはあたりを見渡し後ろの方を振り向くと……

 

 

 

ー(骸骨)ー

 

!?

 

みゆき「ぎゃ「みゆき!」むーー!」

 

 

後ろ振り向くと倒れた骸骨が発見され思わずみゆきは無意識に叫ぼうとしたが星奈が間一髪みゆきの口を塞いだ。

 

 

 

バシッ!

 

みゆき「いったあーい!何すんの星奈ちゃーん!」

 

 

 

星奈「何すんのじゃないわよ 危うくばれるかもしれないって思ったわよ!馬鹿!」

 

 

みゆき「うぅーはっぷっぷー!」

 

 

みゆきは顔を膨らませたが星奈はそれを無視して辺りを探し始める。

 

星奈「ここって……何かの実験室かしら……割れた大量のカプセル……」

 

 

その時、星奈は倒れたく骸骨のほうに目を向き骸骨が着ている古い上着の胸の部分に目をむく。

 

みゆき「星奈ちゃーんどうしたの?」

 

星奈「これって……プリキュア帝国のマークと同じ奴だわ!」

 

 

みゆき「プリキュア帝国って星奈ちゃん達が追ってるあの?」

 

 

星奈「ええ、そうよ!この施設やっぱりプリキュア帝国が絡んでるのね?」

 

みゆき「え!そうなの!」

 

 

ゴトッ

 

みゆき「え?」

 

 

みゆきは後ろのテーブルにあった物に当たったこと気づいて振り向くとそれは

 

 

 

みゆき「これは……」

 

星奈「映写機と……フィルム……?」

 

 

 

星奈「……………これ………日本語だわ!」

 

 

みゆき「え?日本語!?」

 

星奈はフィルムで書かれたタイトルが日本語で書かれていることに驚いた。

星奈「しかも現代の文字と同じような字……どういうことなの?」

 

 

みゆき「それでなんて書いてあるの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星奈「……歪んだ………感情の…………造り方?」

 

 

みゆき「何それ?」

 

 

 

 

星奈「とにかくこの映写機で映して見ましょう。」

 

2人は映写機を動かしフィルムをセットした。

 

 

 

 

to be continue

 




次回

映写機で映し出されたそれはある感情についてであった。



そしてついに救い出す予言のプリキュア


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