「大丈夫?」
「っ!?・・・・・あ?」
今の記憶は?
記憶がぐちゃぐちゃだった。一旦、深呼吸。落ち着いて状況を整理する
今蘇ったのは前世、つまり転生する前の記憶そして今の状況は?
そして目の前の心配そうな少女の顔をみて思い出す
そうだ・・・・近道して公園を通った時、暗い顔の少女を見つけて心配して話しかけたんだった!!けれど逆に自分が心配される事になるとは・・・・。
「大丈夫だ・・・・それで?なぜ暗い顔をしている?」
「・・・・・・あなたには関係ないの」
暫く沈黙した後、少女はそう答えた
「フム、確かに君の事情に自分はなんら関係が無い。けれど話しを聞く事は出来る。」
一度目を閉じて真剣な目で少女に向き合う
「誰かに話すだけでも楽になる事もある・・・はなしてみんか?」
しばらくすると少女は語り始めた
「フム・・・・なるほどな」
話しを聞き終えた後、まず気になっている事を尋ねた。
「そなた・・・・もう少しワガママになってみんか?」
少女は何か言いかけたが真剣な目をみて口を閉ざした
「何が言いたいかというとワガママ度がちと・・・いや圧倒的に足りぬ!!」
「で、でも良い子にしてなきゃ「では聞くが、それは家族にそう言われたのか?」そうじゃないの・・・・けど「ならば良いではないか・・・度が過ぎると迷惑以外の何物でもないが少しはワガママもないと寂しいものだぞ?お互いにな」お互いに?」
「家族ならば、少しのワガママくらい聞いてやるものだ」
「嫌われたりしない?」
少女が不安そうな顔で聞く
「本当に大事な家族ならば、その程度で嫌ったりせぬよ・・・・そなたは遠慮しすぎだ・・・・
ワガママの体現者たる余が言うのだから間違い無い!!」
ドヤ顔で言いきると
しばらく呆けていた少女だがやがて
くす♪っと笑った
「フム、そなた初めてわらったな。そなたは笑っている顔が一番似合っておる・・・・・っともうこんな時間か、そろそろ帰る時間だ。そなたも家に帰るがよい」
「あ・・・・・・」
少女が名残惜しそうな顔をすると
「最後に・・・そなたはもう少し誰かを頼ることを覚えよ、一人で抱え込むな・・・よいな?」
「わかったの」
「ならば良い・・・・ではな!!」
そう笑顔で言って去って行ってしまった
「あ!!名前を聞くのを忘れたの!!」
そして家に帰って来たが、今まで気にしなかったが記憶が戻って見ると・・・・
でかい豪邸だな。
今まで気がつかなかったが、自分は所謂お嬢様じゃなかった、おぼっちゃまらしい。
この世界の両親は、どうやら赤ん坊の時に亡くなったようだ顔すら思い出せない。
両親が居なくなった後、ずっと自分を育ててくれたのは・・・・・。
「おかえりなさいませ!!ネロぼっちゃま!!」
メイドのリサさんである。
リサ視点
「おや?私視点ですか?では、あらためてご挨拶をさせてもらいますね?
ネロお嬢様の専属メイドのリサで~す♪」
「ねぇリサ、誰に向かって挨拶してるの?後自分は男」
「おっと間違えました♪あ、それと一応メイド長も兼任しております。
さてネロ様、ご飯にします?お風呂にします?それとも~「お風呂で」お嬢様のイケズ~」
「自分は男だってば!!風呂に行ってくる」
「いってらっしゃいませ~♪」
さて、ネロお嬢s・・・失礼、ぼっちゃまがお風呂に行ってしまわれたので
ネロ様について語りましょうか♪
ぼっちゃまは、とても聡明な方でとても可愛らしい姿をしているんですよ?
そして結構寂しがり屋です・・・・そこが可愛いんですけどね?
特に甘えてくる時の子犬のような不安そうな顔は、とても可愛らしくてですね
特にry(以下2000文字以上続く)
話は変わりますが実にネロお嬢様は、私好みに育っていますね~
うん?逆光源氏計画?ウフフ何のことですか?
ですから私はもうすぐ小学生になるネロお嬢様が近所の悪ガk失礼、子供に影響されて
俺なんて言い出す未来は認めたくありません!!
失礼、取り乱しました。
あ、そうだ
「セバスチャン」
「ここに」
どこからともなく現れるこの屋敷、ただ一人の執事セバスチャン
「そろそろぼっちゃまが、お風呂からあがる頃です。着替えを用意しておいて下さい」
「すでに用意しております」
「さすがね」
「お褒めに与り光栄です」
さてそれでは、夕食の準備に参りましょうか。
主人公のステータス
サーヴァントデータ
クラス:セイバー
真名:ネロ・クラウディウス (英霊としての真名)
性別:男性
属性:中立・善
パラメータ
腕力:A+
耐久:A
敏捷:A
魔力:EX
幸運:A
宝具:EX
クラス別能力
対魔力:A
騎乗:B
保有スキル
皇帝特権:EX
黄金率:A
神性:A
カリスマ:B
創造神の加護:A
宝具
招き蕩う黄金劇場:B
お前の物は俺の物:EX
お前の物は俺の物
ランクEX
対人宝具
分類としては、対人?宝具。
他人の能力、その宝具すらも相手の了承なしに一定時間借りる(強奪)事が出来る
その時、誰に何を借りるかを明確にしなくてはならない。
ただし、借りるだけなので使いこなせるかどうかは別問題。
近くにいなくても英霊の座からでも無理やり借りれる
由来
所謂ジャイアニズムが宝具化した物、ぶっちゃけ作者が暴走した結果生まれた宝具。
名前:ネロ・ハーウェイ
性別:男性
容姿:赤セイバー(Fate/EXTRA)
小学3年生※原作開始時
一人称は、自分もしくは余。
興奮したりすると、口調がより赤セイバーよりになる
転生する時に赤セイバーと融合している。
断片的にだが、赤セイバーの記憶も存在する。
基本的にセイバーとしての記憶は月の聖杯戦争の記憶が多い。
本来のセイバーとは違い、芸術や歌などの才能はある
これは本来生前の主人公が持っていたもの。
サーヴァントとしてのスキルも本人が持っていたスキルが含まれている
続かない
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