真恋姫†無双 萌将伝 「改造人間!?北郷一刀(笑)」 (相心)
しおりを挟む

真恋姫†無双 萌将伝 「改造人間!?北郷一刀(笑)」~発端~

過去某サイトに投稿した作品です。黒歴史ですが何となく投稿。約六年前なので萌将伝時期です。某サイトに同じ作品がありますが、本人です。


楽進(凪)視点

 

 

「はぁ……」

 

 

最近、自然と溜息が出る。今、目の前で繰り広げられている喜劇(一部悲劇)の中心人物が原因なのだが……。

 

 

「いやっ!?ちょ……まって!?」

 

「問答無用!!」

 

「ご主人様!!また政務抜け出して精務なのですか!!」

 

「……ふん」

 

「いやぁぁぁぁぁぁぁ……」

 

 

騒ぎの中心、北郷 一刀

 

 

天の御使いであり、三国同盟の立役者。そして私たち「北郷隊」の隊長でもある無類の女好き。

 

 

私が言える事でもないのだが隊長はその……気が多すぎるというか、節操がないというか……騒ぎの原因は我々の嫉妬が大半なのは押して図るべし。

 

 

あぁ……今日は甘寧様がいるという事は、政務の途中で孫権様と2人でナニしているところを発見されたのだろう。

 

魏の大剣に蜀の武神。それに鈴の甘寧。えぇと……確か「おーばーきる」でしたか?(以前隊長が呟いていた)

 

 

兎に角、私は隊長のお身体が心配なのだ。

 

 

毎日追い掛け回され、振り回されてボロボロな姿(なぜかほぼ一日で全快する)は、見ていて心が痛いのです。

 

我々のように強ければ問題はないのですが……隊長は兵よりマシな程度の力量。武官には勝てません。

 

 

なにか良い考えはな「こんなこともあろうかと!!」……おい。

 

 

「こんなこともあろうかと!!」

 

「……真桜」

 

「ちょ!?凪……ノリが悪いで?」

 

「なぜここに?」

 

「いや……あっさり流さんといてぇ」

 

 

そう嘆きながら涙を流し、私よりも豊かな胸を腕を絡ませ、押しつけて強調してくる(少しイラッとした)のは、私の親友の一人で姓は李。名は典。字は曼成。真名は真桜。

 

カラクリが趣味の困った奴でもある。

 

 

「それで?」

 

「いや~また隊長の事で悩んどるやろ?」

 

「なっ……」

 

「凪の周りに『隊長好き好きおーら』出てるからモロバレや」

 

 

真桜の言葉で顔が熱くなる。そんなに分かり易いのだろうか?

 

 

「それで今日は隊長のナニで悩んどるん?」

 

「何の意味が違う気がするが……隊長のお身体のことだ」

 

「身体って……エロエロやなぁ~凪は」

 

「エロ!?そっちの意味じゃない!!」

 

「そんで?やっぱ『三国の種馬』にどう攻めたら満足して貰えるんか考えてたんか?」

 

「その話題から離れろ!」

 

 

先ほどの考えを真桜に説明中……。

 

 

「なるほどなぁ……凪の気持ちも分かるわぁ……」

 

「分かってくれるか?」

 

「隊長弱いからなぁ~」

 

「うむ……何かいい方法はないだろうか?」

 

「そこでさっきの台詞や!『こんなこともあろうかと!!』」

 

「あるのか!?」

 

「モチのロンや!あの計画を実行する時が来たということや!」

 

「……大丈夫なのか?」

 

「ちょっと時間と材料掛かるけど……なんとかなるやろ」

 

「何故だろう凄く不安なんだが……」

 

「酷!?まぁウチに任せてもらってええか?」

 

 

私には良い考えが思いつかなかったので真桜に任せることにした。……それが新たな騒動に発展すると分かるのは数日後の話。

 

 

 

 

「ところで沙和はどうした?」

 

「なんか『限定物の服が今日は5割引なの~♪』とかで徹夜で店先に並ぶんやと」

 

「はぁ……」な



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

~目覚め~

続きです。


 

もう朝……だろうか?

 

 

昨日は散々だったなぁ。確か…

 

 

・朝三国合同朝議の後、蓮華と一緒に政務開始。

 

・休憩時に蓮華にマッサージ(閨的な意味じゃナイヨ?)

 

・別案件の為、亞莎と共に桂花が部屋に来る。

 

・マッサージを見て勘違いした亞莎が慌てて部屋を飛び出し、桂花の「正体を現したわね!!この全身性液男!!…etc」罵倒開始。

 

・亞莎の慌てる様を見た「魏の大剣」様に「蜀の武神」様と「鈴の甘寧」様が駆けつけ追い回される。

 

・数刻追い回され、ボロボロになって地面にキスをしている自分に、朱里と雛里が潤んだ目で「「ち〇こもげろ」」と言われて意気消沈。

 

・追い討ちをかける詠と稟の説教。「重しの代わりですよ~」といいながら膝の上に乗る風。(説教時間延長決定)

 

・足が痺れて動けない俺を、説教終了と共に連れ去る雪蓮と星。連れられた先で始まる三国酒豪の皆様に囲まれた酒宴(既に潰された焔耶が倒れていた)

 

・意識を失いかけたまま、凪と沙和に部屋に運ばれて意識を落とす。

 

 

うん…ヒドイね…

 

 

領民の皆や兵達は、「いや~男冥利に尽きますな」とか、「爆発しろ」とか「幼女に囲まれて嬉しいですか?このロリコン野郎」とかetc……

 

もちろん皆の事は大好きだし、愛してるさ!!

 

でもね?心身ともにボロボロなのだよ…分かるかい?

 

全ての騒動の原因は俺になるし、何を言っても誤解されるし、面白おかしく脚色して広まるし、その挙句待っているのは、武官の皆様のO・HA・NA・SIと、文官の皆様による数時間にも渡る説教(1回のトイレ休憩あり)。

 

 

本当よく生きているよね…そろそろ胃に穴とか空くのかな?今度華陀に診察してもらおう……

 

さて、そろそろ起きようと思うのだが…何故だろう?身体が動かない…というか押さえつけられている?

 

いつものパターンならまた誰かがベットに潜り込んで仕方ないな~なんだけどさ。手足に感じるのは人の感触じゃない?何か冷たいんだよね。金属的な感じ?…ちょっと痛いし。

 

って…え!?これ何!?俺、今どんな状態なの!?首しか動かせないんだけど!?刺客に拉致られた!?それとも孔明の罠か!?

 

 

「だ、誰かいないか!?」

 

 

パニックになった俺は思わず声に出す。

 

すると…

 

 

「うん?隊長起きたん?」

 

 

何時から部屋にいたのかわからないが、聞こえて来たのは真桜の声。俺の視界に入ってきた真桜の姿は、いつもの服の上に白衣を纏い、顔にはいつものゴーグルじゃなく…

 

 

「なぁ、白衣まではいいんだ、なんで鼻眼鏡?」

 

「ん?意味なんかないで?」

 

「そうか…あのさ、俺の身体が動かせないのだが、この状況を説明してくれるか?」

 

「それはウチが拘束したからや!」

 

「なんで!?俺なんかしたか!?」

 

 

うわぁ~真桜…悪い笑顔だなぁ…この状況で理由聴くのが凄く怖いなぁ…

 

 

「それでなn「隊長褒めて!ウチめっちゃ隊長の為になる仕事してん!!」でって、おぅ…」

 

 

台詞遮るのは辞めて?

 

 

「へ~そうなんだ?もしかして俺が今拘束されているのはその事が原因か?」

 

「そやね。大丈夫や!一緒に寝てた華琳様には事情話して出てってもろたから」

 

「はあ!?華琳一緒に寝てたの!?お前凄いな!?」

 

 

華琳に出て行かせるなんて命幾つあっても足りないぞ!?

 

 

「まぁ…そのせいで、1個不採用になった物があったけどしゃーなしやな」

 

「…不採用?それで?どういう事か説明してくれるか?」

 

「あんな?正直言うと隊長ってメッチャ弱いやん?」

 

「うぐっ…ソウダナー俺弱イヨナァ…アハハハ…」

 

 

朝から憂鬱な気分にさせないでくれよぉ……

 

 

「そんで凪も心配しててなぁ~相談されたんよ。そん時に思たんや!これはあの案で逝くしか無いって!!」

 

「そっか、心配してくれていたのか…なんか一部分違う意味に聞こえたけど流すぞ?案ってなんだ?」

 

「ウチに出来る事といえばカラクリやん?それを最大限利用したろ思って………改造したんや!」

 

「改造?俺に専用武器でも作ってくれたのか?」

 

「武器ちゃうよ?改造したんは隊長や」

 

 

………改造シタンハ隊長ヤ?………

 

 

「真桜サン…何ヲ言ッテルノカ、俺ニハサッパリ分カラナイヨ?」

 

「流石はウチの最高傑作やな~♪その喋り方カラクリっぽいで♪」

 

「お前!?勝手に何人を改造してくれとるんじゃあぁぁぁ!!」

 

「どっか異常ないか~♪『あふたーさーびす』やったっけ?ちゃんとやるで?」

 

「まずはこの拘束を解けえぇぇぇぇ!!」

 

 

この叫びは、都中に早朝に響き渡ったと後に民は語る…

 

「人外扱いされて来たけどさぁ…まさか本当に人外になってしまうとは…それでも涙は出るんだな…」

 

 

どうしよう、涙が止まらないよ…

 

 

「泣かんでええやんかー良く言うやろ?『カラクリに犠牲は付き物』って」

 

「初めて聞いたわ!!」

 

「でも隊長に備え付けたカラクリ聞けば、絶対得した感じに…なるとええなぁ…」

 

「なんで遠い目して視線逸らした!?」

 

 

諦めて話を聞こう。そこ!現実逃避じゃないから!!

 

 

「まずは目立つところで聞いていいか?このベルトなんだが…怪しいというか見た事ある物のはなぜだろうな…」

 

 

ホンゴウ違いの某覆面さんと全く同じなんだけど…どっから持って来たんだ?

 

 

「この『べると』は光って回転するんやでー凄いやろ?」

 

「俺の服が変わるとか、強化服が装備されるとかないの?」

 

「そんなん『べると』でどうやって着替えるん?」

 

「凄く真面目に返された!?」

 

「漢女2人が持ってきてくれたカラクリやでー」

 

「あいつらも共犯か!?」

 

「一回解体したけど、天の物はおもろいな~♪」

 

 

本当にイイ笑顔しすぎて殺意湧くぞ?

 

 

「まあ今回改造で大きく変わった部分は足、両腕、顔、下半身のアレやね」

 

「最後のアレとかマジ聞きたくない…」

 

「皆の意見を厳選して取り入れた自信作や!」

 

「他の人間も絡んでるのか…もうやりたい放題だな」

 

「じゃあ、まずは足…これは凪やね。簡単に言えば脚力上昇。以前の隊長より『ちんきゅーきっく』の3割分の力を出すことに成功したで!」

 

「以前の俺がヒドイのか、『ちんきゅーきっく』が凄いのか分からん数値だな」

 

「聞きたいんか?」

 

「辞めてください。お願いします」

 

 

既にライフは0よ?

 

 

「次は右腕…ウチの案やな。右腕はウチの『螺旋槍』みたいに回転するんやけど…」

 

「マジか!?俺の右腕に男のロマンが!!」

 

「説明続けるで?右腕の此処に穴あるやろ?其処にこの『ゼンマイ』差し込んで回すんや」

 

「手動かよ!?」

 

「目安としては8刻回し続けて、回転が1刻ぐらいやね」

 

「効率悪いな!?」

 

 

「次に左腕は桔梗さんの案なんやけど、左腕を右に捻ると中から『軽量型簡易式豪天砲』が出てくるで!」

 

「サ〇コガンじゃないか!?」

 

「一回使ったら左肩吹き飛ぶけどな」

 

「怖くて使えないな…」

 

「まぁ…切り札ってやつやね」

 

 

「そんで顔は明命の案を採用したんやけど…」

 

「なんだ?」

 

「隊長が本気を出した時とか、決め顔作ると…」

 

「作ると?」

 

「猫のヒゲが浮かび上がんねん」

 

「みんめぇぇぇぇいぃぃぃぃ!?」

 

「実はこの説明始める前から何回も浮かび上がって笑い堪えるのに必死やで」

 

「もうやだ…」

 

 

 

 

「最後に下半身なんやけど、これは幾つか案が出ててな?」

 

「もう好きにしてくれ…」

 

「最初は回転させようと思ったんやけど、子作りに支障が出るのはあかんって華琳様に言われたんよ」

 

「もしかして、追い出した時に?」

 

「そうや。だから華陀せんせーと漢女2人に頼んで、『人に使ってはイケナイ秘密のアレ』を使う事により常時戦闘態勢状態(大きさは5割増し)になったで」

 

「常時戦闘態勢って完全に種馬じゃねぇか!?」

 

「皆…期待してるで?」

 

「シクシク………」

 

 

本当に好き勝手にされたなぁ…玩具扱いかよぉ…

 

「なぁ元の身体に戻すこと出来ないのか?」

 

「元の隊長の足とか腕は華陀せんせーが預かってくれとるし、そっちの手術はいつでも出来るらしいで?でも…暫くこのままで生活してくれへん?」

 

「個人的には直ぐにでも元に戻したいんだが…なんでだ?」

 

「今回義足や義手の実験も兼ねて作ったものなんよ。戦や病で身体の一部を失った人達の為にも実験したいんや。」

 

「真桜…分かったよ。暫く生活してみる。余計な機能使わなければ普通に生活出来るだろうし。もし不都合があれば真桜に言えばいいのか?」

 

「お願いするわ」

 

「それじゃ…ヨロシクな?真桜博士?」

 

「まかせとき!!」

 

 

 

こうして俺の改造?人間としての生活が始まった。

 

 

 

 

「新しいカラクリ思いついたらまた追加するんでヨロシクなぁ」

 

「勘弁してくれ…」




ただ皆さんの感想が聞きたかっただけで投稿。昔データが破損しそのままエタった作品でした。続きは気が向いたらという事でスミマセン。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

〜這い寄る◯◯〜

昔のネタを思い出しながら投稿。

当時の書き方を忘れてるので違和感しかない(泣)


一刀side

 

拝啓。皆様いかがお過ごしでしょうか…カラクリ人間に改造されて早いもので一週間経ちました。

 

 

最初は不安しかありませんでしたが、人間不思議と慣れるもので…というか真桜博士のカラクリが凄いというか…手足改造されたのに違和感を感じません…マジスゲェ…

 

 

ちんきゅーきっくの三割分上乗せされた脚力は警備隊の仕事でとても役に立ち、初日に危うく逃走した犯人を追い抜き、壁に衝突しかけました。その後、サボりを発見された愛紗との追いかけっこにより上手く走れるようになりました。 

 

 

左腕の『豪天砲』は使えば吹っ飛ぶという事で使用はしてないものの、やはり男のロマンを感じさせるもので、コッソリ構えてポージングを取りニヤニヤしてしまいます。…月と詠に目撃されて生暖かい視線を頂いたのは忘れたいものです。

 

 

右腕の『螺旋槍』の様に回転するカラクリは手動式ゼンマイで巻いた後に抜く事で発動すると言う事で、一度巻いてしまうとゼンマイを抜く事が出来ませんでした。

失敗したなぁと思ったのは寝返りを打った時に外れ、一緒に寝ていた麗羽のドリルが巻き込まれ酷い状態になり、尚且つベットに穴が空くほどの威力を発揮してくれました。…それから一度も巻いてません。

 

 

意外に『ベルト』が都の子供達に人気で、只光って回るだけではあるものの、皆キラキラとした瞳で「まわってる〜」「まぶしぃ〜」「かっこいい〜」と言いながら囲まれ動けなくなりました。鈴々からも「かっこいいのだぁ〜」と本当のヒーローを見たような笑顔を見せてくれています。…何故か星の視線が鋭いのは気のせいだと思いたい…

 

 

下半身の改造は…聞くな…一言だけ言っておくと桂花の罵倒が酷くなりました(泣)

 

 

まぁ色々あったものの何とか生活出来ているのですが…不満はあるわけで…それは…顔の改造です。

 

 

そう!あの『真剣な時・ドヤ顔の時に猫のヒゲが浮かび上がる』という巫山戯た機能!!

 

真面目に仕事している時に浮かび上がっては「ほ、ほんんごう…こっちをみ、見ないでくれないか?」とあのクールビューティーな冥琳が視線を反らしながら肩を震わせたり…稽古の時に精神集中させ構えを取ると「すまない…今日は辞めにしてくれないか?キサマに悪気は無いのは分かってるのたが…集中できん」とあの思春に言わせてしまったり、閨で愛の言葉を囁いた時なんか大笑いしながら「ご、ごめんなさい!でもその顔で見つめられながら言われても…あっダメ…ふふふ」と言いながら笑いが止まらない蓮華に心にダメージを負って、璃々ちゃんに「ご主人様猫さんみたいでカワイイねぇ〜♪」と撫でられながら言われた時は静かに涙が出ました…

 

 

どうにか顔だけでも元に戻せないか真桜博士にお願い(土下座)したのだが…

 

 

「いや〜♪一応明命はんの案やからなぁ〜明命はんから許可が出ればええで?」

 

 

そして今、城内に居なかった明命を捜して街にでてきたのだが…

 

 

見つからねぇ…街の『お猫様すぽっと』を歩き回ったのにぃ…もう夕方じゃないか…

 

 

「あぁ…一体どこにい「あーはっはっは!私をお捜しですか?一刀様?」ッ!?この声は!!」

 

 

振り返ると屋根の上で夕日をバックに『ライダーポーズ』を決める黒い影が!

 

 

「いつもニコニコ貴方のお側に這い寄る隠密、周幼平こと明命です!!」

 

 

…なんかどっかで聴いたセリフと共にドヤ顔を見た俺は静かに左腕を外し…

 

 

「喰らえ!!豪天砲発射!!」

 

 

「あうあぁぁぁ〜!?」 

 

 

明命と屋根諸共吹き飛ばし…俺の左腕も吹き飛んた…

 

 

「一刀様!いきなりナニしますか!?」

 

 

「ドヤ顔見た時、イラッとしました。後悔も反省もありません」

 

 

ヒドイですよ~と言いながら胸をポカポカ叩いてくる明命の頭を右手で捕まえ…

 

 

「明命今まで何処にいた?というか一週間姿を見ていないんだが?」

 

 

そう、こうして顔を合わせるのは一週間ぶりで政務の時でさえ会えていなかったのだ。

 

 

「イヤですねぇ〜何時もお側にいましたよ?」

 

 

「はぁ?」

 

 

「毎日隠れてお猫様な一刀様を堪能して…痛いイタイいたいですよぉ〜(泣)」

 

 

静かにアイアンクローを強めた俺は悪くねぇ。

 

 

「だってお猫様な一刀様ですよ!?一刀様がお猫様なんですよ!?コッソリ毎日観察してハァハァしたいじゃないですか!?」

 

 

「犯罪者みたいな事するんじゃねーよ!!」

 

 

何してんだよ!?スキルの無駄使いしやがって!?

いやある意味正しい使い方かもしれんが…

 

 

「…一刀様」

 

 

急に真剣な顔をした明命は…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「バレなきゃ犯罪じゃないんですよ?」

 

 

「警備隊も担当してる俺の前でよく言えるな!?」

 

 

マジで牢に入れてやろうか?

 

 

「そんな事より一刀様?私に何か御用でしょうか?…まぁ見てたので内容は知ってますが、因みに答えは『のー』です♪」

 

 

「色々ツッコミたいが…何故だ?」

 

 

「突っ込むだなんて本当に種馬で…いたいですよぉ〜(泣)」 

 

 

もうこのネタはいいんだよ(怒)

 

 

「理由は単純にお猫様な一刀様が愛しいからです♪」

 

 

うわぁ…スゲェイイ笑顔してやがる…

 

 

「まぁ、理由は一応納得しておくが日常生活にも支障が出てるんだ。元に戻してもいいだろ?」

 

 

「そんな!?それを捨てるなんてもったいない!?」

 

 

「いや…だから他の皆にも迷惑が…」

 

 

「そんな!?それを捨てるなんてもったいない!?」

 

 

「…明命の気持ちも分かるが…」 

 

 

「そんな!?それを捨てるなんてもったいない!?」

 

 

「繰り返すんじゃねえよ!?ずっと続けるつもりか!!」

 

 

「折角『お猫様一刀様ふぁんくらぶ』の会員が57人になったのに!!あっ!?因みに私は会員番号004番です」

 

 

「中途半端な人数だな!?って明命が001番じゃないのかよ!?」

 

 

誰だ!?前の三人!?

 

 

「私は他の会員の皆様、そして未来の会員の為にも許可する訳には行かないのです!!…と言う事で…サラバです!!」

 

 

何!?き…消えた!?逃げられただと…?

 

 

〜フフフ…この大陸中を『お猫様一刀様ふぁんくらぶ』で征服するまで私達の戦いは続くのですよ〜

 

 

「みんめぇぇぇぇいぃぃぃぃ!?」

 

 

…こうして結局猫ひげは消える事なく、そして明命との戦いの始まりとなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




うん…なんかスミマセンでした。コメディー難しいですね。感想お待ちしております。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

〜真桜の工房にて〜

ヤバイ…ネタが尽きた(笑)

タイトルは気にしないで下さい。最初は別タイトルだったんですが…そこまで進めませんでした(泣)

そして短いです。


真桜side

 

 

「う〜ん…迷うわぁ〜」

 

 

隊長を改造して一週間。技術者として満足出来る出来ではあるんやけど、目指すは最高にして至高。現状に甘んじたらあかん。『あふたーさーびす』は勿論、要求の先を読んでそれ以上の作品を提供してこそ「こんなこともあろうかと!」に繋がるんや!!

 

 

「秋蘭様の案と風様の案は完成したし…姐さんの案もおもろいけど、うちの技術じゃなぁ…でももしかしたら『カラクリ雪蓮』の応用でイケルかもしれへん」

 

 

独り言を口に出しながら案を形にし実験。偶に失敗するけども、隊長関連の話やから三国からの資金援助はバッチリ確保。例え爆発事故が起きても大丈夫というか…

 

 

「この資金だけで新しく街作れるんちゃうかなぁ(笑)流石は隊長、愛されてるわぁ♪」

 

 

資金の心配はなし、いくらでも発明し放題。過去にない位素晴らしい環境が出来上がっていた。朝から晩まで工房で作り続ける毎日に充実感を感じる。

 

 

「あれ?もう夜やん!?」

 

 

食事も取るのを忘れる位没頭していたらしく、既に日は落ち暗くなっていた。

 

 

流石に腹の虫が鳴き、何か口に入れようと立ち上がると同時に扉を『のっく』する音が…

 

 

「開いてるでぇ〜?」

 

 

そう返事して入って来た人物は…

 

 

「真桜、遅くにスマン」

 

 

左腕が無い隊長やった…

 

 

 

「ちょ!?隊長!左腕…あぁ〜豪天砲使ったん?」

 

 

やっぱり強度があかんかったかぁ…一週間問題無かったから頭から抜けてたわ…

 

 

「ちょっと明命にイラッとしてぶっ放したらこうなった。」

 

 

隊長の珍しい台詞と苛立ちを露わにする表情を見てウチは一言。

 

 

 

 

 

 

「猫のヒゲ出てるで?」

 

 

「またこのネタかよ!?」

 

 

天丼は大事なことやんか(笑)

 

 

「しかし本当に吹っ飛んだなぁ…脚力強くなってなかったら俺自身も飛んで逝ってたかも知れない。」

 

 

隊長は椅子に座りながら少し震えとった。

 

 

「改造して良かったやろ?」

 

 

「その改造が原因だけどな」

 

 

何が不満なんやろ?

 

 

「一番は顔の改造だが、両腕は使用するには不便過ぎるかな…なぁ?義手や義足の普通のヤツか元に戻してくれないか?」

 

 

「そんな!?それを捨てるな「そのネタはもういい」ん…最後まで言わせてぇなぁ…」

 

 

隊長ボケ殺しやんか(泣)

 

 

「隊長の考えは分かったんやけど…他の改造義手試してくれへん?実はもう作ってあるんよ。」

 

 

「…凄く嫌な予感がする」

 

 

失礼やな!

 

 

「今回は秋蘭様の案を左腕に、右腕には朱里はんの案を採用したんや」

 

 

「…少しだけ興味が出てきたな。で?どんな機能付きなんだ?」

 

 

「おぉ〜ノッてきたやん隊長♪でも朝起きた時のお楽しみや…というわけでポチッとな♡」

 

 

「なんで朝?『ガチャン!』ってなんで拘束されんだよ!?」

 

 

椅子の上で身体を拘束された隊長が暴れる。

 

 

「暴れたらあかんよ〜手元が狂って大怪我するで?そして次はこれな〜んや?」

 

 

ウチは隊長にあるモノを差し出す。

 

 

「炒…飯のよう…なもの?」

 

 

「正解は『愛紗はんの隊長への愛が込められた炒飯』や!」

 

 

答えを聞いた隊長が青ざめて大量の汗をかきはじめた。

 

 

というわけで…

 

 

「逝ってらっしゃ〜い♡」

 

 

「やめろ〜!!!!!」

 

 

まぁ…色々抵抗されたけど…大人しくなった隊長を寝台に寝かせて…良し!ウチの腕の見せ所や!!

 

 

 

 

 

…隊長喜んでくれるとえぇなぁ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




中途半端でスミマセンm(__)m


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

〜外史の管理人〜

愛紗の炒飯なんて使ってしまったから…このタイミングじゃない気がするのですが…止まりませんでした…


メタ発言多々です。


一刀side

 

 

「ここ何処だ?」

 

 

目の前には扉…周りは真っ白な空間…そして居るのは俺だけ。

 

 

「これ扉を開けって事か?」

 

 

選択肢が無いからなぁ…取り敢えず入りますかね…

 

 

コンコン…

 

 

「どうぞ?」

 

 

 

あっ…誰か居るんだ…

 

 

「失礼しま〜す」

 

 

「ん?…今までここに来た人間が何人か居るがここまで変わった『北郷 一刀』は初めてだな。『初めまして』俺の名は『左慈』で『外史の管理人』で『否定者』を担当している」

 

 

なんか色々気になる単語が出てきた…

 

 

「…思い出せなくて申し訳ないのですが…何処かでお会いしたことありますか?」

 

 

失礼に値するのは分かっているものの、確認しなくては行けない気がしたんだ。

 

 

「あぁ…『君』とは初めてだが『北郷 一刀』とは初めてじゃないんだ」

 

 

「どういう事ですか?」

 

 

思わず声に出てしまったが、彼は言った。

 

 

「簡単な事さ…何度も『北郷 一刀』には対面した事はあるが、『君』とは初めてという事さ」

 

 

「その中でもとっても異色な『北郷 一刀』だけどね。だって今の君は…」

 

 

「今の俺は?」

 

 

 

 

 

「猫のヒゲが出てるから(笑)」

 

 

 

「そりゃそうですよね(怒)」

 

 

ここに来てもこんな扱いかよ(泣)

 

 

「まぁ君の怒りに満ちた表情も珍しいけども、落ち着き給え…コーヒー飲むかい?砂糖とミルクはいる?」

 

 

はぁ…そうだよな、落ち着かないと…って!?コーヒー!?

 

 

「コーヒーあるんですか!?」

 

 

「うん。あるよ?で飲むかい?」

 

 

「頂きます!砂糖あり、ミルク無しで!」

 

 

久し振りのコーヒーだ!ブラックでもいいけど、甘味のバリエーションが少ない三国だから砂糖だけでも入れたい!!

 

 

「了解」

 

 

苦笑いで左慈はコーヒーを出してくれた。

 

 

「インスタントで悪いね」

 

 

「インスタントでも嬉しいです。…あぁ〜何か久し振りのコーヒーで懐かしさと安らぎを感じます」

 

 

「そうか…君の居る『外史』は結構年月が過ぎてるみたいだね」

 

 

コーヒーの御蔭か少し冷静になれた俺は…

 

 

「疑問が多々ありますが、まず最初に『外史』って何ですか?」

 

 

「そうだよな。簡単に言えば君が学校の授業や本等で読んで憶えた歴史を『正史』だとすれば、『外史』とは『if』の世界‥君が体感している世界を簡単に言えば『三国志の世界の有名人が女性だったら』という世界が『外史』という事になる」

 

 

「実はこの様な外史が作られたのは君と俺との因縁があったからなんだが、飛ばすぞ?」

 

 

はぁ!?

 

 

「因縁てなんなんですか!?」

 

 

「無印からやり直せ」

 

 

む…無印?

 

 

「話が進まないから飛ばすが…簡単に言えば最初は『劉備の代わりに天の御使いとして降り立った北郷 一刀が三国を統一し、最後にヒロインを選ぶ』というのが最初だったんだが…あぁ…勿論『君』ではなく別の『君』の話さ。」

 

 

「は…はぁ…」

 

 

何か情報量多くね?

 

 

 

「そしてその後に劉備と共に寄り添う蜀・魏・呉に降り立った『北郷 一刀』も見てみたいという願望から新たに『外史』を作り出した…そして三国を統一した後の『外史』が見たい…その願望から生まれたのが君の居る『外史の一つ』と言う訳だ」

 

 

 

な…なるほど…

 

 

「因みにこの『外史』の数は今こうしている間に増えていっている。全ては『北郷 一刀』の影響だな」

 

 

俺が原因!?

 

 

「例えば『北郷 一刀が三国無双だったら』とか『北郷 一刀の代わりに別の人間が降り立ったら』とか『北郷 一刀と共に力を合わせて三国を導いたら』とか『北郷 一刀を踏み台にして三国を統一する』と言う『外史』もある…気付いたか?全て『北郷 一刀』という存在が関連してるんだ」

 

 

 

俺という存在が『外史』増やしている??? 

 

 

「君の外史を簡単に言うと…」

 

 

「言うと…?」

 

 

 

 

 

 

 

「『お猫様な一刀がドッタンバッタン大騒ぎな外史』と言う外史だ」

 

 

 

 

「嘘だ!!!」

 

 

嘘だって言ってよバー◯ー(泣)

 

 

 

「いや…言い辛いんだが本当でな?実はこの外史も幾つかの分岐が有ったらしい」

 

 

「…聞かせて貰っても宜しいですか?」

 

 

因みに今の状態はorz状態である。

 

 

「えぇとぉ…真桜の改造で呂布に勝てる位になって突如攻めてきた五湖を壊滅させたり…泣いてる子があれば東へ西へと疲労も感じさせない程奔走したり…丁園✝無双よりも街の為に尽くすそんな外史もあるんだ。」

 

 

何!?その改造人間らしい俺!?

 

 

「今自分に降り掛かってる不幸が他の外史の分も背負ってる気がするのですが…どうしてこうなったのでしょうか?」

 

 

「全ては猫のヒゲのせい(笑)」

 

 

またコレか(泣)

 

 

 

「元々は『話を創る時必ずバッドエンドになってしまう作者が一話完結のコメディー要素(作者の限界まで)を詰め込んだ作品』を作ったはずなんだが、流石に年月が過ぎ再投稿する時に『猫ネタ使い勝手良くね?』とか考えてしまったが為に止まらなくなったという外史になってしまったと」

 

 

メタ発言止めぇ(怒)

 

 

「作者は『他の作者様みたいに俺TUEEEEとか内政チートとか書きたいけど無理(泣)不幸話とかは3◯歳のオッサンだから幾らでも書けるけど救いなさ過ぎて読者が引いてしまう(泣)だったら苦手でもコメディー書くしかないじゃない!?』と言う話でな?」

 

 

「ぶっちゃけ過ぎるぞ作者!?」

 

 

 

もうちょっと頑張ろうぜ?

 

 

「因みに『左慈』と言うキャラもこんな形で出る予定じゃなくラスボスだったらしいんだが…『ふえぇぇぇ〜バトル無理ぃぃぃぃ…』と言う話で説明キャラになってしまった」

 

 

「左慈ファンに謝れ!!!!」

 

 

 

読んでくれた方々本当にスミマセンでした!!!

 

 

 

「関羽の炒飯のネタせいで投稿したもののスゴク後悔してる…お気に入りに登録してくれた人達に申し訳ないとか、感想頂いた方にマジ土下座したいとか…」

 

 

俺も同じ気持ちです!!!

 

 

「あぁ…もう時間切れか…スマンな。これからも君にとって不幸が降り注ぐと思うが宿命だと思って諦めてくれ」

 

 

「突き放された!?」

 

 

「『否定派』だというだけで登場させられた俺の身にもなってくれよ!?『于吉』でも良かったじゃないか!?口調まで変えられて『オリキャラ』でも良かったじゃないか!!」

 

 

作者が本当スミマセン…

 

 

 

「あぁ…すまない…感情が抑えられなかった。因みに今回話した事は殆ど憶えていないだろう…胡蝶の夢という奴かな?安心したまえ『左×一』なんてものはないし『一×左』なんてものは存在しない…今はな…」

 

 

「何それスゴク怖い」

 

 

孔明の罠ですか!?それとも他の『外史』にあるんですか!?

 

 

「もう目覚める時間だ…起きた時には新たな自分になってるはずだ…強く生きろ」

 

 

「不安しかないですよ!?」

 

 

「最後に一言言わせてくれ」

 

 

 

なんでしょう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ミッションスタート!!」

 

 

 

「それ言わせたかっただけか作者ぁぁぁ〜!!!」

 

 

 

 

そして俺の夢はおわった…

 

 

 

 




今回の投稿にて作者の心の叫びを叫んでしまい大変申し訳ありませんm(__)m


こんな作者ですがお付き合い下さい。


感想を頂いた七色桜様、並びにお気に入り登録して頂いた方々に感謝と共にこれからもお願い頂します。


感想欲しいです(泣)



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

〜新たな◯◯〜

休日出勤して来ました…(泣)もう頭がボーッとしてますが投稿します。







一刀side

 

 

「…ヒドイ悪夢を見た気がする」

 

 

息苦しさと寝汗の気持ち悪さで目を覚ました俺は思わず身体をチェックする。

 

 

「…手甲?」

 

 

壊れた左腕と新しい右腕には手甲が着けてあり、見た目は凪の『閻王』の色違いで赤色に染まっていた。

 

 

「真桜は何処だ?」

 

 

寝台から見渡すが真桜の姿は無く、真桜の作品が散乱してる…相変わらずオーバーテクノロジー過ぎやしないだろうか?

 

 

「火縄銃っぽい物に…何か虎っぽい妖を封印してそうな槍…馬鹿でかい十徳ナイフに、これは…バール?何でこんな物が…刃の部分がドリルっぽい剣に…ボタン付きのピコピコハンマー?」

 

 

何だろう…ここに散乱してるって事は…まさかこの辺に近いのがこの両手に装備されてるのか!?

 

 

 

ヤバイ…マジで不安だ…

 

 

 

「何より不気味なのはコレだよなぁ」

 

 

人一人入れそうな棺桶…何か石仮面被った吸血鬼が出てきそうなんだが…ん?何か振動してね??

 

 

「WRYYYー!!!」

 

 

「…はぁ…おはよう真桜」

 

 

「ちょっと何も無かったみたいに挨拶せんといてぇなぁ〜(泣)」

 

 

あらビックリ!中から仮面を被った真桜さんが出て来たじゃないですかー

 

 

「最近隊長が冷たい〜何が隊長をこんなにしてもうたんや!?」

 

 

「お前が改造したからだろ?」

 

 

「ウチのせいなん!?」

 

 

いや…Σ(゚Д゚)見たいな顔すんなよ

 

 

「思わず殴りたくなるじゃないか」

 

 

「辛辣過ぎんで!?」

 

 

orz状態の真桜に本題を振って見る。

 

 

「今回の両腕の話聞いていいか?この手甲は凪の『閻王』の色違いで合ってるか?」

 

 

「嫌やなぁ〜ウチの発明が色違いなだけで終わる訳ないやん(笑)その手甲の名は『炎王(仮)』や!!機能は左右で違うねんけど、基本能力は春蘭様の全力攻撃に五合は耐えられる防御力を実現したで!!」

 

 

「マジで!?」

 

 

凄いまともな改造じゃないか!

 

 

「えへへ〜隊長ホメてええで?」

 

 

思わず頭を撫でようとして手を止めた。

 

 

「…これだけじゃないんだよな?」

 

 

心の中で耐久力だけで普通の手甲であってほしいと願っていると

 

 

「勿論!今回は秋蘭様と朱里はんの案を採用したから説明するで!!」

 

 

あっ…なんか駄目な流れっぽい

 

 

「まず左腕の秋蘭様の案なんやけど…隊長、人には大小関わりなく『気』と云うのが存在するのは何となくやけどわかる?」

 

 

あぁ…凪が一番分かりやすいよな?

 

 

「隊長、左手に集中してみて欲しいんよ。難しく考えへんで、ただ『動け』でええから」

 

 

真桜に言われて集中して見る…あれ?

 

 

「真桜…なんか振動してるんだが…これ成功なのか?」

 

 

なんかマッサージ機みたいな振動の強さなんだが…

 

 

「そう!隊長の『気』で振動を起こし、按摩をするそれが左手の機能や!」

 

 

「思ったまんまかよ!?」

 

 

秋蘭!何でこんな機能を?

 

 

「秋蘭様曰く『この間の閨で新たな扉が開けそうでな…こんな機能があれば…もう北郷から離れられなくなるかもしれん』何て言うもんやから結構乗り気でつくってもうたんよ」

 

 

 

秋蘭…そんなキャラだったっけ?

 

 

今度使ってみよう(笑)

 

 

それで右腕が朱里だっけ?どんな機能さ?

 

 

「衝撃を加えると色んな声が出てくるんや」

 

 

えっ?何その無駄機能?

 

 

「まぁ試してみたら分かるって…えい!」

 

 

スパナで右腕を軽く叩かれた。すると…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ンッツゥブゥレンナァイ!』

 

 

 

 

凄く貂蝉です。徐に自分で何発が叩いてみると…

 

 

 

 

 

『ウホッ!!いい男』

 

 

 

『やらないか』

 

 

 

…頭が痛え(泣)

 

 

 

「右腕で攻撃を防いで相手を挑発する事で、相手を『炎上』させる。左腕で女性を快楽で『燃え上がらせる』だから『炎王(仮)』って名前を付けてん」 

 

 

ネーミング酷ぇ…

 

 

「そして今回の改造は両腕だけちゃうで!?」

 

 

追い打ちかけるなよぉ…

 

 

これ見てみ?と渡された鏡で自分を観ると…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「凄く…猫耳です…」

 

 

 

俺の頭の上からそれはそれは立派な猫耳が!?

 

 

 

「いやぁ〜美以がな?『兄に立派なヒゲが生えたにゃ!?後は美以みたいな立派な耳があればモテモテにゃ!!』言うもんやから『あふたーさーびす』で着けといたで!」

 

 

「いらんわ!!元に戻せや!!」

 

 

「あっ!?警備隊の仕事の時間や!!ほな隊長またなぁ〜♪」

 

 

「待てやコラァァァァ〜!!」

 

 

暫く真桜との追いかけっこの後…華琳に捕まり俺だけ説教されたのであった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…何で時折華琳の表情が緩んでたんだろうか?

 




うん…内容ヒドイわ…


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

〜集会〜

今日も今日とて仕事なりぃ〜(泣)


身体ボロボロッス…


今回も頑張って書いたんです。


あっ!?UAが1000越えました!


ありがとう御座いますm(__)m


此処は三国の中心である王城のとある場所…

 

 

その場所に集いしは同じ志を持つ同士。身分など関係ないと皆は思っているが…集団を纏めるためには上に立つ人材が必要と言う意見もあり、この集団には『序列』と云う物が存在している。

 

 

「ふむ…『序列一位』はまだ来ないか…?まぁ、忙しい方だからな…まぁ仕方ないだろう」

 

 

そう告げるのは、『序列二位』の女性。褐色の肌と美しい黒髪を持つ彼女の顔には普段の装いとは程遠い猫耳付きの覆面を付け椅子に腰を掛けていた。

 

 

「まぁまぁ〜きっとお兄さんのドタバタしてるのを見掛けてしまったが為に遅くなっているのではないでしょうかぁ〜?…くぅ…zzz…」

 

 

力の抜けるような発言をするのは『序列三位』その智謀でとある国を支え外交等も行う彼女の顔にも猫耳の覆面…そして彼女の頭の上の人形?にも覆面が着けられている…

 

 

「寝ないでください!?あぅあぅ…ツッコミをするのは苦手なのですよぉ〜」

 

 

他国の重鎮に対してツッコミをするのに尻込みしてしまった彼女…『序列四位』にて主に情報収集など影に隠れて行動するのが得意である。

 

 

「まぁ『序列三位』の言う通りよ。気長に待ちましょ?この後皆も仕事無いんでしょ?」

 

 

この場を宥める彼女は『序列五位』緑色の髪を三つ編みにし、メイド服を着こなす彼女も猫耳覆面を着けている。

 

 

「そうだな。この集まりの為にこの後の予定を皆空けているのだ。苛立ちを露わにするよりこの集まりを有意義な物にする事が大事だな」

 

 

然りと頷く参加者。本題はお楽しみに取っておくのはいいのだが…三国の重要案件を井戸端会議みたいなノリで暴露し合うのはどうなんだろうか…?「一刀の夜を独占する為にはどうすればいい?」とか「一刀との閨の時、どの様な服装が良いか?」とか…あれ?三国の重要案件がコレ?三国大丈夫なのか?

 

 

すると…『コンコン』と『のっく』する音が…

 

 

『序列四位』が扉に向かって…

 

 

「『巨乳』」

 

 

「『死すべし』」 

 

 

どうぞ…と開けられる扉…『序列二位』が複雑な顔してるが気にするな。開けられた扉から現れたその人物こそ『序列一位』金色の髪を持ち圧倒的な王の覇気を持ち合わせた彼女はこう告げた…

 

 

「ゴメンなさいね。皆に後で報告するけども…とても良い事に遭遇したのよ…至福の時だったわ♪…それでも皆の大事な時間を私のせいで使ってしまった…本当にゴメンナサイ」

 

 

それは普段の彼女を知っている者に取って異常な光景。

土下座をせんばかりに頭を下げているのだ…彼女のこの行動からこの場に限り上下の関係は無しを表していた。

 

 

「皆さん〜『序列一位』さんの誠意を受け取って頂けませんかぁ?」

 

 

『序列三位』の発言は仲間としてなのか、表の上下関係なのかは解らないが他の人間に受け入れられる。

 

 

「皆ありがとう。最後の私が到着したので本題に入ります。」

 

 

静かに全員の息を呑む音が聞こえた…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「では…第二回『お猫様一刀様ふぁんくらぶ』定期報告会議開催します!!」

 

 

「「「「イェーイ!!」」」」

 

 

本当に駄目かも知れない(泣)

 

 

 

「最初にこの集まりの名前『お猫様一刀様ふぁんくらぶ』の変更を提案するわ」

 

 

「そんな!?第一回の時コレで進めると言ったではないですか!?」

 

 

『序列四位』は叫ぶが『序列五位』は告げる。

 

 

「前回の話では仮だったはずでしょ?仮の名前より良いモノだったら採用すべきだと思うわ」

 

 

本人に話してしまったのにぃ…と言う言葉は聴き流され…

 

 

「私は新たに『一刀にゃん♡ふぁんくらぶ』を皆さんに提案いたします!!」

 

 

おぉ〜という言葉が響き渡る…って云うか何でこんなにマシな感じなの??

 

 

 

「前回よりも愛着が湧くな」

 

 

「素晴らしい名付けですねぇ〜」

 

 

「可愛らしさが増したわね」

 

 

「…悔しいですけど素晴らしい名だと思います…」

 

 

「では満開一致と言う事で宜しいか?」

 

 

御意!との言葉と共に、『お猫様一刀様ふぁんくらぶ』から『一刀にゃん♡ふぁんくらぶ』へと進化したのであった!!

 

 

 

 

 

 

超どうでもいい…

 

 

 

「次に、会員の推移について報告を『序列三位』お願い。」

 

 

「はいぃ〜真桜さんの改造から一週間過ぎましたが徐々に増え続けまして、都では二百名、都市外部に関しては行商人に姿絵を持たせ周ることによって約千三百名。合計千五百名となっています。これは昨日までの数値ですが今も増え続けていると確信してるのですよ〜」

 

 

「…一週間でこの数値とは…やはり一刀は…いや…『一刀にゃん』は素晴らしいな!」

 

 

「そうね、一週間でこの推移なら一年も立たないうちに大陸征服は可能ね」

 

 

流石は『一刀にゃん』だと褒め称える幹部達

 

 

「この推移をさらに推し進める素晴らしい朗報がみんなにあるわ」

 

 

『序列一位』の発言に注目が集まる。

 

 

 

「真桜博士の手によって…『一刀にゃん』に『猫耳』が

装備されたわ。しかも…感情によって動きが変わる素晴らしいものよ」

 

 

その発言の直後『序列一位』以外の者達から赤色の情熱が鼻から放たれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それ別キャラのだから!?キャラ潰さないで!まだ名前ですら登場してないのに!!

 

 

「そうかこれが桃源郷なのだな…」

 

 

「こらこら〜他の皆に混ざって…あっそんな所舐めちゃ駄目なのですぅ〜」

 

 

「はうぁ〜『一刀にゃん』やお猫様に囲まれて幸せですぅぅぅ」

 

 

「ほら月見て?とっても可愛いわよね?これからも二人で大事に育てようね」

 

 

想像が止まらないようです…

 

 

「ほんの一刻前に『一刀にゃん』に遭遇したのだけど、あまりの愛らしさに説教をしているのを忘れて抱き締めようとする自分を抑えるのに必死だったわ…これが遅刻した理由。皆より先に遭遇してしまった事、この気持ちをいち早く皆に共有出来なかった事を改めてお詫びするわ…ゴメンナサイ」

 

 

と言いながら土下座する『序列一位』…って土下座!?あの曹…いや!『序列一位』が土下座!?

 

 

「いいのですよ…そんな『一刀にゃん』を観たら私達もそうなっていたはずですから…ねっ?皆さん?」

 

 

えぇ!そうよ!間違いないのですよ〜と続く。

 

 

「皆ありがとう本当に皆とこの気持ちを共感出来る事を誇りに思うわ!!」

 

 

泣きながら笑顔で語る覇王…じゃなかった『序列一位』

 

 

さぁ!これから『一刀にゃん』の魅力を朝まで語り尽くすわよ〜

 

 

 

この後も明け方まで集会は続いた様です…

 

 

 

 

 

 

 

この国は本当に駄目かも知れない…

 

 

 

 




あぁ…宝慧話させるの忘れてた。


序列の方々は読んで下さった方なら簡単だと思います。


一応それぞれ『ふぁんくらぶ』に入った理由はあれども飛ばしで行きます。


どうしても読んで見たかったら感想書いて見ればいいさ(泣)


しょうもない理由で良ければな!!



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

番外編〜一刀と左慈さん〜

ーお詫びー

今回思うところがありまして…報告と言い訳とメタで書いております。


詳しくは本文で…


一刀side

 

 

「またここかよ…」

 

 

目の前には扉があり此処が夢だと理解出来た。だが目覚めた時には憶えていないのに何故ここだと『彼』との会話が思い出せるのだろう?

 

 

取り敢えず…

 

 

「左慈さん、いらっしゃいますか?」

 

 

ノックしながら声を掛けると…

 

 

 

「開いてるよ?」

 

 

「お邪魔しまーす」

 

 

いらっしゃい。何か飲むかい?コーヒーブラックで。

 

 

まるで馴染みの喫茶店の客とマスターの様な会話だが出されたコーヒーを一口…程よい酸味と苦味がとても美味しい。

 

 

「左慈さん。俺は何で此処に呼ばれたのでしょうか?」

 

 

そう、今回は炒飯を食べた訳でも無く、臨死体験をしたわけでもなく突然この部屋の前に立っていたのだ。

 

 

あぁ…其れなんだが…と苦虫を噛み潰した様な左慈さん。

 

 

「実は作者が『毎日更新は無理(泣)』と弱音を言い始めた」

 

 

「巫山戯んな」

 

 

俺に『猫耳』着けといて何言ってやがる!?

 

 

「気持ちはよく分かる。だが一応作者は社会人で肉体労働者。3◯歳のオッサン。正月休みも早々と終わり仕事終わりに酒を煽りながら書いていたんだ」

 

 

リアルやめい(泣)

 

 

「朝5時起きで残業の後、就寝ギリギリで投稿してる中で彼は思ってしまった。『一話事の文字数少なくね?』とな」

 

 

今更だろ

 

 

「『一話六千文字で更新したほうが良いんじゃあ?』そう思い始めると止まらなくなった作者は次話を保留にしてコレを投稿した訳だ」

 

 

 

マジか(汗)

 

 

 

「『自分の好きな作家さんの平均文字数を観るとやっぱり足りない。だから読んでくれる読者さんもお気に入り登録数も伸びないのではないか?とか元々物書き自体向いてないんだよなぁ…』とかそんな事ばかり考えて最近余裕がないそうな」

 

 

 

メンタル弱いな

 

 

「書いている内に昔考えていた別作品ネタも書いてみたいと思ってしまったのも原因だそうだ」

 

 

浮気すんのかよ!?

 

 

「いや?書き始めた訳ではないらしいぞ?元々この作品の二話までは過去書いた物の移植。まぁそっから頑張って書いて見たもののその日の気分で内容は変わる。そんな投稿だったしな」

 

 

未完になるって事か?

 

 

「いや?内容はともかく『六千字以上で投稿』と云う形に変更したいらしい。…面白いかは知らんがな」

 

 

何かやさぐれてるな?

 

 

「まぁ新人作家が感想貰うとテンション上がるだろ?それがモチベーションになって投稿していくじゃないか?」

 

 

そうだな。この作品がそうだもんな。

 

 

「感想を頂いた方に感謝が凄い分、他の方からの反応が無いのが困ったらしい。」

 

 

読んでくれた人達にしてみれば迷惑な話だな

 

 

「コメディーの方向性・キャラの改変もしてる以上拒否は覚悟していたが…無反応過ぎてコメディーの路線変更も出来なければ、そのまま己が道を行く!みたいな決心も出来なくなっての迷走だな」

 

 

取り敢えず続けるのは間違いないんだな?

 

 

「この作品は一応突発的に毎回書いているけども…今の所三つの団体と対立?する流れは有って、次話はその話だったらしい」

 

 

えっと…『一刀にゃんふぁんくらぶ』と『真桜博士』ともう一つ?

 

 

「『真桜博士』は中立らしいぞ?改造が偶々不幸を呼んでいるだけらしい。残りは…首領は既に話に登場してるぞ?」

 

 

そうなのか?

 

 

「…作者の事だから増えたり減ったりするだろうがな」

 

 

おい…

 

 

「勿論その分不幸は増えるな(笑)」

 

 

笑うなァァァァ(泣)

 

 

「期待している人はいないだろうが次回まで時間を下さいって話だ」

 

 

俺にはどうしようも出来ねぇな…あぁ…そういえば…別の話ってどんなのさ?

 

 

「オリジナルを考えてたらしいんだが…もう十年前位に書いた物だった。しかし設定で似ている作品があったそうで取り止め。その代わりこんな作品書いている癖にオリ主でハーレム系R-18物。世界転移しながら嫁を100桁目指す話らしい」

 

 

 

馬鹿じゃね?

 

 

「まぁそう言うな。好き嫌い分かれるのは仕方ないとして完全に自◯作品になるのは確定してる(笑)こっちもR-18の練習に近い物だしな」

 

 

阿呆だろ作品…

 

 

「わざわざハーレム系の作品のヒロイン掻っ攫って行く感じらしいし、恋姫も入るんじゃないか?」

 

 

聞かなかった事にするわ…

 

 

「そうしろ。向こうはコメディーはほぼ無いだろうし…バトル物は無理って言ってやがった癖に最終的にパワーインフレ激しいHSD×Dに行くらしいぞ?幾つ世界を渡り歩くのかは決まってないがな…と言う事で今回はこれで時間切れだな」

 

 

んで?次回の目処は付いてんのかよ?

 

 

「今一日二千文字が限界らしくてなぁ…今の状態なら…週末位かな?」

 

 

 

それじゃあ…最後に皆さん…

 

 

 

「「本当に申し訳ありませんでした!!」」

 

 

 

 




と言う訳で次回投稿は時間を頂きます。


エタりませぬ。




目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。