奥様は元魔法少女(ネタ) (機関車Ⅳ)
しおりを挟む

奥様は元魔法少女(ネタ)
奥様は元魔法少女(1発ネタ)


お酒のテンションで初投稿、お許しください


「おはよう~」

 

寝ぼけた声が後ろから聞こえてきたので振り返ると妻と娘が眠そうな顔をしてそこに立っていた

 

普段サイドポニーテールにまとめられた妻の髪は寝癖でぼそぼさで娘もその特徴的なオッドアイの目を擦り、

寝起きとはいえ人には見せられない状態であった

 

「ひどい顔だぞ、洗ってこい」

 

そういうと妻は娘を連れて洗面所へとのそのそと向かっていった

 

あんな姿でもこの世界「魔法少女リリカルなのは」の主要人物だとは今でも信じられないほどである

 

 

 

 

ここが「魔法少女リリカルなのは」の世界だと知ったのは小学校に入学したときだった

学校名が「私立聖祥大付属小学校」と聞いたときそこで初めてここが「リリカルなのは」の世界だと気づいた

それを知ったときはただ呆然としてしまい、だんだん自分のいる世界とここは違う世界であることを理解してその日の夜にひっそりと泣いた

それからというもの嫌なものを振り払うがごとく勉強に遊びに行事ととにかく全力で物事に対して取り掛かるようになった、元々二度目の人生で「強くてニューゲーム」状態だったため学業はトップクラス、クラス内での取り纏めも良くしていたので気づけばすっかりクラス内のリーダー的な存在になっていた

ただそれを面白く思わない人もいるわけで・・・・

 

「今度の期末テストで勝負よ!勝ったらクラスリーダーの座を渡してもらうわ!」

「いや毎回言っているけどリーダーになりたいなら譲るよ?バニングスさん」

「あんたに勝ったという結果が大事なのよ!」

 

テストがあるたびに「僕vsバニングスさん」のトトカルチョがクラス内で行われるのは風物詩であるクラスの皆は「アリサちゃん頑張って!」「ぼこぼこにしちゃえ」「ええぞ!ええぞ!」「アリサちゃんprpr」と僕にとっては完全アウェーである

 

 

「すずか!そのボールを憎きあいつの顔面にぶつけるのよ!」

「え?でも・・・・?」

「ちょ・・!テストで負けたからって腹いせはよくないと思います!」

「アリサちゃん暴力はいけないよぅ・・・」

「なのは、あいつこの前『高町さんってなんかこうラスボスって感じしない』って言っていたわよ」

「すずかちゃん全力全壊で殺っちゃて、大丈夫だよ顔面セーフだしすずかちゃんも全開で投げたいでしょ?」

「おいまて前回それで3時間ほど気絶した前科があるんですがあアッーーーーーーー」

 

身体能力は普通なので良く体育の時間でテスト勝負で負けた報復を受けてぼこぼこにされるのも風物詩であるクラスの皆は「すずかちゃんかっこいい!」「でもアリサちゃんも同意していたよね?」「ええぞ!ええぞ!」「すずかちゃんprpr」とまたしてもアウェー状態である、実は嫌われているのか?

 

「このシュークリームうまいなぁ!」

「そのシュークリーム、家の喫茶店で作っているものなの!」

「喫茶店!そういうのもあるのか」

「何が?」

「うん?いや将来の夢でさどんな職に就こうかなって思ってさ喫茶店もいいなと思って」

「え!?あ・・う・・うんそうだね・・・」

「どうした?顔真っ赤だぞ!?熱でもあるのか」

「なんでもないの!」

 

まだ小学生なのでこんな風に将来の夢を語り合うのもクラス内でよくしたものである

クラスの皆は「俺は野球選手がいい!」「看護婦になりたい!」「ええぞ!ええぞ!」「なのはちゃんprpr」と純粋な夢ばかりで青春しているなぁと精神年齢高めの僕にはそれがまぶしかった

 

こんな感じで学校での生活は充実していたがいわゆるアニメ無印に関しては一切関与はしなかった

一応ユーノ君の無差別念話は聞こえたのでリンカーコアはあるようだがぶっちゃけへたに介入したところで原作より状況が悪化したとか洒落にならないのでスルー安定でした

 

結局原作に関ったのは闇の書事件で僕のリンカーコアが蒐集されたときだった、学校の帰り道にいきなりピンク色の女性に襲われて

 

「悪いがお前の魔力を蒐集させてもらうぞ、抵抗するなら・・・・・」

「やめて!乱暴する気でしょ!エロ同人誌みたいに!」

「えろどうじん?・・・・いや抵抗しなければ穏便に済ませたいのだが・・・」

「ホンマ?んじゃこの後家に帰ってモン○ンでお守りを発掘する作業があるので早めに済ませてくださいね」

「ああ・・・だがいいのか?」

「痛くしないでね?」

「わかった優しくしよう」

 

こんな感じで平和的に終わってピンクの人は一言お礼を言って帰っていったが今度は黒髪の少年が慌てた姿で駆け寄ってきた

 

「君!大丈夫か!怪我はないか!」

「え?あ・・はい大丈夫です」

「え?そっ・・そうか、だが一応検査もしたほうがいいな、僕は時空管理局の執務官クロノ・ハラオウンだ、身体検査と事情の確認をしたいからついてきてほしい」

「え・・・?帰っちゃだめでしょうか?」

「・・・・すまない」

「(´・ω・`)」

 

これがきっかけで管理局と接点を持つようになった、検査結果は特に問題なし魔力も一緒に測定したが雀の涙程度だったのはショックだった

その後高町さんと出会って「どうしてここに!?」と驚いたので襲われたことを話したら「大丈夫!?怪我してない!?」と体中を弄られてしまった

 

その後無事に事件も解決おおむね原作どおりの終わり、我がクラスにも2名の転入生を迎えることになった、

 

 

「こないだテスタロッサさんが『ほれ、お菓子あげるから』と知らないおじさんにほいほいついていきそうになったんだがどう思うよ?やがみん」

「フェイトちゃん人を疑うことを知らないからなぁ」

「いつか犯罪に巻き込まれないかお父さん心配ですよ」

「そうやな、おとんの気持ちもわかるわー」

「自分で言っておいてあれだけどお父さんはやめてくれ犯罪臭がする」

「えーいいやないの、このクラスの大黒柱って感じがするで?ん・・・・フェイトちゃんどうしたん?」

「え・・っとお父さん?」

「やめてください(社会的に)死んでしまいます」

 

「・・・・・」

「テスタロッサさんアイスティーしかなかったんだけどいいかな?」

「うん、ありがとう」

「気になる漫画でもあったのかい?ってクロス○ーンガン○ムって女の子が見て面白いか?」

「うん、この機体かっこいいよね参考になるよ」

「参考って・・・・何の?」

「秘密」

 

「フェイトさん屋上に呼び出してどうしたの?」

「これ以上誰かの涙を見たくない! みんなに笑顔でいて欲しいんです! だから見ててください! 私の…変身!!!」

「クウガ乙、ってその姿はクロス○ーンガン○ムX1じゃないか!?」

「えへへ、かっこいいでしょう?」

「すごい!?いいなぁ・・・って高町さんなんで入り口でずっこけているの?」

「なのは?今日はヴィータと管理局で仕事じゃなかったの?」

「嫌な予感がしたからヴィータちゃんに押し付けてきたの」

言っている意味が良くわからんが欝イベントを回避したっぽいからよしとしよう

 

 

中学校にもあがると女子と男子で学校が違うので会う頻度が下がったがそれでもときどき遊ぶくらいはしていた

 

「今日○XVSでフル○ロスが解禁するからゲーセンいこう」

「フェイトそんはクロス○ーン好きだね」

「うん、あとその『そん』はやめてほしいんだけど」

「いいじゃん愛称だよ愛称」

「・・・・ずいぶんとフェイトちゃんと仲がいいんだね」

「そうかな?ふつうだよなのは」

「まぁ女友達では一番いいじゃないかな?」

「・・・・・ふーーん」

・・・・寒気がする

 

高校生になると高町さん、フェイトそん、やがみんは本格的にミッドチルダに滞在して会う機会は減ったが時々遊びに行ったり相談役としてよく連絡を取り合っていた

 

「今日フルブでX3解禁するからゲーセンいこう」

「そんは本当にクロス○ーン好きだね」

「うん、あとその『そん』はやめてほしいんだけど」

「愛称だよ愛称」

「・・・・・・ほんとに仲がいいんだね二人とも」

「何だ高町さんいたのか」

「なのは?今日は教導のお仕事じゃなかったの?」

「ヴィータちゃんに押し付けてきたの」

それでいいのか?主人公?

 

「相談ってなんだい?フェイトそん」

「最近エリオの態度がよそよそしい、どうしたいい?」

「まず一緒にお風呂はいるのをやめるところからはじめようか」

 

「えーとエリオ君だけ?フェイトそんについて相談したいことってなんだい?」

「一緒にお風呂や添い寝、正直ムラムラするんですがどうしたらいいでしょうか?」

「押し倒してしまえ」

 

「どうしたやがみん相談なんてめずらしいな」

「ウチくる!?」

「いくいくっ!」

「それじゃ来年の4月付けで機動六課に出社してな」

「ゑ?」

 

「高町さんの相談ってなに」

「好きな男子にアプローチをかけているんですがぜんぜん気づいてくれません」

「大丈夫あなたは大変魅力的な女性です、告白すれば大抵の男の子は堕ちます」

「え?そ・・そうかな?えへへへ」

「だからユーノ君に告白していいかげんくっ付いてきなさい、ところで祝儀っていくら包めばいいの?っていたた無言でアクセルシュータをぶつけないでください」

 

 

一部ノリで返答してしまったが結局大学へ進学せずに機動六課に就職することになった今思えばこの就職が今後の人生を確定してしまった最大の原因となった、人生の墓場の意味で

 

あの有名な機動六課に就職といっても魔力が雀の涙ほどしかない自分は事務作業が主な仕事内容であった

周りの人から見れば隊長格の友人というだけで機動六課に入ったと見られていたので印象があまりよくなかったが一応前世で事務作業はかなりの経験を積んでお手のものだったためその働きぶりから徐々に認められるようになり仕事の後によく飲みにつれていってくれました

 

「おい、おめー六課の中で誰が一番タイプよ?」

「へ?うーん考えたこともなかったですね」

「何言ってんだ色男!オメーを熱心に見ている娘だっているんだぜ!?あれは絶対惚れているよ!」

「はは、まさか美人でエリート揃いなんですからもっといい男はいるでしょうに」

「いや断言する!あの娘は絶対お前と結婚するぜ!!」

「まぁ期待せずに待ちますよ」

 

これが本当になるとはこのとき僕は想像もつかなかった

 

 

 

 

 

 

 

「どうしたの?」

 

ぼーとしていた僕に対して妻が心配そうに顔を覗き込んでいる

 

「いや機動六課に入ったときのことを思い出してね」

「なつかしいなぁ~あのときの六課襲撃事件で大怪我したんだけ?」

「ああ、あの時君は病室で大泣きしたそうじゃないか」

「もう!それは忘れてよ!本当に死にそうな顔してたんだから」

「ごめんごめん」

「だから告白したんだけどね、もう自分のものにして勝手にどっかいっちゃわないように」

「あれはびっくりしたよ、予想外にもほどがある」

「結局返答に10年もかかっちゃったじゃない待たせすぎだよ!」

「いやそれはしかたがないだろ」

「むーー、あっそろそろ出なくちゃ幼稚園のバスが出ちゃう」

 

そういって妻は娘と手をつないで玄関へと向かう

 

「それじゃいってくるね、あなた」

「行ってらっしゃい、ヴィヴィオ」

 

そういうと妻は満点の笑みを浮かべて今日も元気に管理局へと出社していった。





次回予告

「やめてください!僕には妻子がいるんですよ」
「さきちょ!さきちょだけ!」

襲い来る義母(3x歳)

「どう見ても婚姻届なんですがこれ・・・」
「エルトリアでは重婚可能なので問題ありません」

遅れてきた星光さん

「娘さんを私にください」
「お帰りください」

残念な覇王さん

「RGクロス○ーンX1が販売する買いに行くよ」
「旦那さんと買いにいってください」

安定のフェイトそん


恐ろしい実力を見せ付ける魔道士達の前に彼は愛する妻子の下へ帰ることができるのか?
次回「高町なのはさんじゅうろくさいの誘惑」お楽しみに

うそです、1発ネタです、ゆるしてくださいなんでもしますので




目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

高町なのはさんじゅうろくさいの誘惑

1発ネタは1発ネタにして置くべきだったと書いた後に後悔している、消すのももったいなので投稿します、気軽に読んでください


現在僕は人生最大の山場を迎えている

 

今僕がいるのは現在結婚を前提に交際している彼女、高町ヴィヴィオのご両親が住んでいるマンションの一室

そのリビングで隣に座っているのはニコニコしている高町ヴィヴィオ、机の向かいには真っ赤な顔で少し落ち着かない様子の高町なのはさん(3x歳)、そしてその隣には状況をまったく理解していないフェイトそんがいる

 

 

「・・・大事な話って何かな?」

 

そう切り出したのは高町さんだった

 

「えーと、そうですねこういうのはもっと早く言うべきだったと思うんですが・・・」

 

だめだ、緊張して今まで考えてきた言葉全部すっとんでいる

ヴィヴィオは「頑張って!」と小声で励まし、フェイトそんは昨日の仕事の疲れか船を漕いでいる

 

「僕もいいかげんいい歳なのでいい加減告白するべきだと思いまして・・・・」

「う・・・うん、それで?」

 

高町さんは段々と鼻息を荒くして僕の言葉に耳を傾け、ヴィヴィオは僕のことをじっと見つめて、フェイトそんはおでこを机にぶつけて悶絶している

 

ええい,ままよ!

 

「高町なのはさん!!」

「はい!!」

 

 

 

 

「娘さんを僕にください!!」

「はい!喜んで!・・・・・・・え?」

 

 

 

その後フェイトそんのぱちぱちと拍手する音だけがむなしく響き渡った

 

 

 

 

 

 

 

「あれから6年か・・・・・」

娘と一緒に夕食の買出しをしている最中にふと妻のご両親へのご挨拶を思い出した

あの後は大変だった、高町さんが「ミトメタクナイ!ミトメタクナイ!」と暴れだし、妻は「認めてよ!」と暴れだし、フェイトそんは「今日MGクロス○ーンパッチワークの販売日だった買いに行こう」と僕の手を引っ張って地球へといった

それから約二年の母娘の冷戦状態が続き、妻の懐妊で戦争に決着がついた

最近ではようやく僕とヴィヴィオのことを認めるような発言をするようになり今では

「ヴィヴィオセイサイ・・・・・・ニゴウ・・・・アイジン」と自分に言い聞かせているようである

 

「あれ?夕食の買出し?」

 

声のする方を向くとそこには生後1歳にも満たない赤子をベビーカーに乗せているフェイトそんと

 

「こんにちは後無沙汰しております」

「こんにちわー」

 

その旦那さんであるエリオ・M・ハラオウンが息子を肩車して挨拶をしてくれた

 

 

 

 

 

「はいこんにちわー、久しぶりだなエリオ今日は家族サービスか?」

「ええ、久しぶりに休暇が取れたので午前中に遊園地へ連れて行ってその帰りです」

「そっか、妻は休暇つぶされて今日家には戻れないって泣きながら出社したよ」

 

 

 

 

どこかの犯罪グループのアジト

 

「お前達が戦う意思を見せれば私はこのアジトを破壊尽くすだけだぁ」

「なんなんだ!あの女!仲間を手当たり次第に殴りかかり、施設を破壊しているぞ!」

「今○ね!すぐ○ね!骨まで砕けろおおおおおお!!スターライトブレイカーーーーー!」

「ちょっそれ非殺傷設定ですよねっアッーーーーーーーーー」

「小林ーーーーー!!」

 

 

 

 

 

「それで今日はこの後家族団らんで夕食か?」

「ええ食料を買ったはいいですが今日は疲れているようなので外食にしようかと」

「それなら僕の家で食べていくといいよ、今日は妻が帰ってこないから娘がさびしがっていたんだよ」

「いいんですか?子供達もあなたの料理が好きなので喜びます」

 

そういうとエリオはフェイトそんにこの後の予定を話すと「いいよ、録画したクロス○ーンのアニメ見よう」と承諾、子供達も大喜びだ

 

 

 

 

 

「それじゃ今鍵あけるから待っていてね」

そういって僕はポケットからキーを取り出してドアの鍵を開けた

 

「ただいまーって誰もいないか・・・・」

「おかえりなさい!ごはんにする?おふろにする?それとも・・・わ・た(バタン

 

 

・・・・・・・今見てはいけないものを見た気がする、ここは我が家だよな間違っても義母が裸エプロンで

出迎えなんてしてないよな

 

表札には僕と妻と娘の名前しかないよ・・

 

なのは←表札の妻の欄の上に紙が張られている

 

ベリ!グシャ!

 

「あのー・・・」

「いうなエリオ、あれは幻覚だ幻だイザナミだ。いいね?」

「アッハイ」

 

 

ガチャ

 

「もー、いきなり閉めるなんてひどいよー、あれなんでフェイトちゃん達がいるの?」

「それはこちらの台詞ですお義母さん、とりあえずいい歳してその格好はやめてください風邪ひきます」

「ん~こういう格好じゃ興奮しないの?後この下にはスク水着けてるから大丈夫だよ」

「ニッチ過ぎるわ、早く着替えてください」

「ちぇー、レイジングハート、モードリリース」

「おい、それバリアジャケットなのか!?」

 

原作では主人公、この世界ではただのはっちゃけたおば(検閲削除)の高町なのはが僕達を出迎えた

 

 

 

「で、なんでここに来たんですか?」

「えー、だって今日はヴィヴィオは帰れないんでしょ?娘が寂しがっていると思ってきたの」

「あなたの娘じゃないです、孫で・・すみませんアクセルシューターぶつけないでください」

「わかればよろしい」

「しかし何で妻が今日帰れないことを知っているんですか?」

「だってあのお仕事押し付けたの・・・・・じゃなくてヴィヴィオの同僚に聞いたの」

 

いま押し付けたっていったぞこのおばさん・・・すみませんアクセルシューターぶつけないでください

 

「ともかく!今日はヴィヴィオの代わりに私が夜のお供をするの!」

「すみません間に合っています、てか子供達の前で言わないでください教育に悪いです」

 

エリオの息子と僕の娘がエリオに「夜のお供ってなにー」と言ってエリオが必死にごまかしていた

すまんエリオ

 

 

 

結局義母分も含めて料理に取り掛かることにした、僕と義母は調理、エリオは食器を並べて、フェイトそんは子供達と一緒にアニメを見ていた

 

「ところで何であんな姿で出迎えたんだ?」

「え?好きなんでしょ?ああいうの、ヴィヴィオじゃやってくれなさそうだし喜ぶかなぁと思って」

「誰が喜ぶんですかあんなの」

「・・・・本棚の2段目、左から4番目のブックカバーの中身」

「・・・・・っどどどうしてそれを」

「一度やってみたかったんだよねー息子のソロ活動用の本探し~、今度机の上においてあげようか?」

「何がお望みでしょうか」

「ふっふっふ、じゃあ今日の料理にこの自家製ソースを使ってみてよ自信作なんだ」

「・・・・・毒じゃないよね?」

「毒じゃないよーちょっと元気になれるエキスが入っているだけだよー」

「まぁ毒じゃないならいいけどね・・・・」

 

そんなこんなで料理が完成、今日は洋食をメインにしてみた

さすがにあのソースを直接料理の味付けにするには勇気がなかったのでエビフライにかけて食べてみる

 

「・・・・・」

「どうしたの?毒なんて入ってないよ?」

「あ!ヴィヴィオお帰り!」

「「「え?」」」

「すまん!エリオ!」

「え?何を?」

 

一瞬の隙を突いてソースをかけたエビフライをエリオの口の中に放り込む

 

「ああああ!ずるい!」

「げほ・・・げほ・・何を食べさせたんですか・・・う!!?」

「おい!どうしたエリオ!苦しそうだが大丈夫か?お義母さん!何を入れたんですか!?」

「え?ええっとその・・・・?」

 

苦しそうに呻くエリオ、うろたえる義母、「あれ?ヴィヴィオは?」と場違いな発言をするフェイトそん

子供達はエリオを心配している

 

「・・・・・」

「おい?どうしたんだ?エリオ」

 

急に呻かなくなったエリオはこちらをじっと見つめている・・・すると

 

 

 

 

 

 

 

ガバッ!

 

 

 

 

エリオに押し倒された

 

 

 

「え?エリオ・・?何を・・?離してくれよ・・・」

「暴れんなよ・・・暴れんなよ・・・」

「エ・・・エリオ?」

「お前のことが好きだったんだよ!」

「ファッ!?」

 

 

おい!なんか目が据わっているぞ!やめろ!息を吹きかけるな!お義母さん!何まじまじと見てるんですか!鼻息荒いですよ!フェイトそん!「二人は仲がいいんだね~」って何ほのぼのと語っているの!

子供達よ!これはプロレスごっこじゃない!助けてくれ!ちょっエリオそこは・・・ンアッー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ひどい目にあった」

「ごめんね~あんなことになるとは思わなかったよ」

 

あのあと僕はエリオを気絶させることで何とか後ろの貞操を守りきった、その後正気に戻ったエリオは僕に土下座してひたすら謝った後、食事を済ませて妻と子供達とともに帰宅した

なおあのソースについて義母に聞いたがごまかされた、「スカリ・・・・・話が違・・・・」とぶつぶつ言っていたが怖くなって追求はしなかった

今は娘のお風呂を入れ寝かしつけた後、義母とお酒を飲んでいる最中である

 

 

「いやーそれにしても笑った笑った」

「笑い事じゃないよまったく、はっちゃけすぎだ」

 

けらけらと笑う義母、こうしてみると原作の面影がまったくない

 

「ふふ、でもありがとう突然訪問して迷惑したでしょ?」

「今に始まったことじゃないんで気にしていないですよ、それに」

「それに?」

「昔、僕にならいくらでも迷惑をかけて良いって言ったしね」

「・・・・覚えていたんだ」

 

 

 

 

あれは闇の書事件の終わったあたりだった

 

国語の小テストが返却された後、義母が浮かない顔をしていたのがきっかけだった

「どうしたの高町さん、浮かない顔をしていたけどテストの結果がよくなかったの?」

「・・・・うん」

「そうか・・・・僕でよければ教えられると思うけどどうかな?」

「え・・?いいの?でも迷惑じゃないかな?」

「いいよ僕も復習になってためになるから」

 

そんなこんなで放課後教室に残って小テストの見直しを一緒にした

 

「成績が落ちた?」

「うん、その最近勉強を疎かにしちゃったせいで成績が落ちちゃったの」

 

考えてみればこの一年くらい高町さんは魔法に関する事件に関与して勉強する時間がなかったなぁと思った

そこから高町さんは「どうしよう・・・お母さんやお父さんに迷惑・・・魔法やめさせれちゃう・・・・」

とだんだんと涙声になり、ついてには完全に涙をぽろぽろと流しながら語っていた

 

「ちょちょっと泣き止んでくれ、これじゃ僕が悪者になってしまう!」

「ごめんなざい、ごめんなざい、ごめんなざい、めいわくだよね」

 

とりあえず落ち着かせるべく僕は高町さんの頭をぽんぽんとなでてなるべくやさしい口調でしゃべった

 

「別に迷惑じゃないさ、たださ落ち着いて聞いてほしいんだ」

「・・・・うん」

「迷惑がかかるっていってるけどさ、どんなに頑張っても誰かかしらに迷惑をかけちゃうもんなんだよ」

「そうなの?」

「そうそう僕だって親にあのゲームがほしいとか困らせてたし、優等生のテスタロッサさんだって『赤ちゃんってどこからくるの?』って僕に聞いてきたんだよ?無知ってこわいね」

「????そうなの?」

「(下ネタは通じないか)・・・まあ何が言いたいかというと迷惑だと考える前にもう少し誰かに頼ってもいいと思うんだ、自分だけで思い込んで溜め込むのが一番よくないよ」

「・・・・・そうかな?」

「まぁ今まで迷惑をかけないようにって考えてきたんだからいきなり変えるのは難しいかなぁ」

「・・・・・・・・・・」

 

 

 

「よし!それじゃまず困ったらまず僕に相談してみたらどうだい?」

「え?でも迷惑じゃ・・・」

「ここまできたんだ、最後まで面倒は見るさ、まずは慣れるためにと軽い気持ちで思えばいいさ、それにね」

「?」

「可愛い女の子に頼りにされるのはうれしいものさ、いくらでも迷惑かけて良いさ」

「ふぇ!?かわわわいいってて」

「おや?自覚がなかったのか?学校内でファンクラブができるくらいなんだが?」

「初耳だよぅ・・・」

「はは、さて当面の問題は成績だな、ひとまずは魔法を少しお休みして勉強に専念してみたらどうだ」

「え・・・でも・・・」

「なにも魔法をやめろとは言わないさ、けどそれがすべてじゃないんだしさ」

「だけど・・・私はこれしか取柄が・・・・」

「そんなことないさ、魔法だけが取柄じゃないさ」

「どうしてそんなことが言えるの?」

「それは・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・」

「どうしたの?」

「いや・・・・・改めて思い出すとこれ相当恥ずかしいこと言ってるな、黒歴史にしたいんだが」

「あははは・・・・あの後一緒に帰る途中で急に立ち止まったかと思えば

『ハズカシーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!

忘れろ忘れろ忘れろ忘れろーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!』

っていきなり電柱に頭を何度もぶつけていたよね」

「頼むから広めるようなことはしないでくれ、誰にも・・・妻にでさえ話していないんだからな」

「うん・・・・・私達だけの内緒話だね」

「ああそうだな・・・・って昔話してたら眠くなってきたな、もうこんな時間か、こんな夜遅くじゃ帰るのは難しいな」

 

時計を見るとすでに日付が変わっていた

 

「そうだね、泊まってていいかな?」

「・・・まぁ良いけど、じゃ僕はもう寝ますねベットは妻のものを使ってください」

「うん、もう少し飲んだら寝ることにするね、おやすみなさい」

「ん?ああ・・・おやすみなさい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

静かな寝息を立てている彼に忍び寄る影があった

 

「・・・・今日はありがとね楽しかったよ」

 

忍び寄った影は彼の顔に自身の顔を近づけるとつぶやいた

 

「あなたは忘れたい、黒歴史にしたいだなんて言っていたけど私は忘れない・・・・忘れたくない」

 

忍び寄っている影・・・”彼女”は三十路を過ぎた今でも尚エースオブエースとして称えられそして憧れの的であった

しかしその一方で彼女に対する妬み、恐れなどといった負の感情を向けられることも少なくはなかった

中には根も葉もない噂を立てられたり誹謗中傷を受けることもあった

それでも彼女がどんなに嫌なことがあっても罵倒雑言を受けようとも笑顔を絶やさずに今日まで頑張れたのも彼のあの言葉があったからだ

 

 

 

 

 

 

 

 

「そんなことないさ、魔法だけが取柄じゃないさ」

「どうしてそんなことが言えるの?」

「それはね高町さんの笑顔を見ていると元気が出てくるんだ」

「・・・・・それって取柄なのかな?」

「うっ・・・まぁ・・・取柄というかチャームポイントかなぁ、うん僕は好きだよ」

「・・・・私ってやっぱり魔法しか・・・・」

「ああ・・・ええと違うよ?取柄取柄・・・数学の成績がいいじゃないか!」

「・・・私より成績のいい人が言っても・・・・・」

「うっ・・・・・いやだけどそのだな・・・」

 

 

 

 

 

 

 

結局まともな答えが返ってこなかったなぁと思い出し笑いをしていると彼女は寝ている彼に再びつぶやいた

「でも何か嫌なことがあったときはあのときの言葉を思い出していたっけ」

笑顔でいれば少なくともあの人だけは元気になれるんだと思えば不思議と力が沸いてきた、いつか魔法が使えなくなっても笑顔さえ忘れなければ・・・・・・・・・

 

「私が魔法が使えなくなったとき・・・どうなるかな?皆失望するかな?私から離れるのかな?」

本当はそんなことがないと思っているが自分の交友関係のほとんどが魔法があったからであった

やはりそういう考えが思い浮かんでしまう

だけど彼だけは例え魔法がなくてもいつも通りに自分と接してくれるとなぜか確信していた

今日みたいに突然訪問してもちょっと困った顔をして対応してくれる、いたずらをしても怒りはするが最後には許してくれる、今まで迷惑かけても自分から離れることはけしてしなかった

 

 

 

「・・・・・・ずるいなぁ」

 

 

そんな彼の愛情を一心に受けている存在がいる、しかもそれが自分の娘なんだから

 

仕事が忙しかったとき、小さいヴィヴィオの世話を彼にお願いしていたことが多かった

傍から見れば彼は自分の娘の世話している父親に見え、私はそれを見守る母親、本当の夫婦でもないのにその関係に満足してしまった自分がいた

 

 

だからだろう、いつかきっと振り向いてくれる、本当の家族になろうと言ってくれる日が来るだろうと信じてしまった。

 

滑稽だ、結局娘は彼を父親としてではなく一人の男性として愛しており、私は自分から告白することもせずにただいたずらに時を過ごしてしまったのだから

 

 

「けどね、あなたをあきらめたわけじゃないんだよ?あなたとヴィヴィオのことは認めているよ?だけどね」

 

 

 

 

 

 

 

愛人の一人くらい増えても良いよね?

 

 

 

 

 

すると彼女は彼の頬に口付けをすると満足そうに微笑んだ

 

 

「いつかあなたからしてくれることを祈ってるね」

 

今日は良く眠れそうだ、そう思った彼女は彼の部屋を後にした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なにをしているのかな?かな?」

 

 

 

 

 

 

思わず「ひっ!」と短い悲鳴をあげた

 

「ヴィ・・・ヴィヴィオ?今日は帰らないんじゃなかったの?」

「うん・・・だからもう『今日』じゃないよ?それでも早く帰りたくて愛する家族の顔を早く見たくて頑張ったんだよ?」

「・・・そうなんだ・・・・・・どこから見ていたの?」

「『あなたをあきらめたわけじゃないんだよ?』あたりかな?かな?」

「そっか・・・聞いちゃったんだ・・・あははははははは」

「そうだね・・聞いちゃったね・・・・うふふふふふふふ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「THIS WAY」」

 

 

その日史上最大にして最悪の親子喧嘩が開始された

 




次回予告

「僕は妻と娘を愛している、悪いがあきらめてくれ」
「・・・・仕方がありませんね、本当はこんなことをしたくはないのですが」

愛を貫いた彼に星光さんがとった行動とは

「エリオー!僕だー!結婚してくれ!」
「レヴィさん!駄目です!僕には妻と子供が!」

謎の女性に襲われる彼の親友

「わ、我はただ・・その・・・お嫁さんになりたくて・・・」
(神様)
(女神だ・・・)
(結婚したい・・・)

王様はあざとい(確信)

「すごいぞ!かっこいいぞ!いいなぁそのバリアジャケット」
「ふふどうかな?レヴィ、もしバルニフィカスを貸してくれたらこの姿と同じくらいかっこいいバリアジャケットにレヴィもなれるんだけど、どうかな?」
「うん!喜んで貸すよ!」

暗躍する第三勢力

かつての強敵が再び彼らの前に立ちふさがる
果たして彼は親友を救い出し彼女達を倒すことができるだろうか?
次回「エリオ、宇宙を駆ける」お楽しみに

これはネタです、お願いですから石を投げないでくださいお願いします


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

シュテル「わたしはあなたのマジタレになります」

突然ですが次回予告のタイトルを変更して短編を投稿いたします
あまり面白くないかも、飲み物を口に含み気軽に読んでくれると幸いです


朝起きたら妻の機嫌が悪かった

 

 

 

義母を泊めた日、起きるとなぜか両サイドに妻と義母が僕を抱き枕にして寝ていた

このままでは朝食が作れないので二人を起こすと妻は僕を抱きかかえ義母と距離を置いて威嚇した

一方義母のほうはニコニコと笑みを浮かべると「おはよう、いい朝だね」と挨拶したのでこちらも

「おはようございます、良く眠れましたか?」と言うと「うん!とっても!」と誰が見ても元気になれそうな笑顔を見せてくれた

しかし妻はそう思わなかったらしく、「ふしゃーーーーーーー!!」と興奮した猫の如く威嚇をやめなかった

 

今日は2人ともお仕事はお休みなのでゆっくりと朝食を作るもちろん義母の分も作るのだが昨日みたいに

二人で調理するのでいつもより早く作れそうだ

 

「お義母さん、そちらの目玉焼きが出来上がりますのでお皿に盛り付けてください」

「うん、いいよーあっそこのお塩頂戴」

「どうぞ」

 

普段は一人で作っているのでなんだか新鮮な気持ちだ、一方妻はというとコーヒーを片手に娘をひざの上に乗せて不機嫌そうにこちらをじっと見つめている

 

「ねぇ」

「はい、何でしょうか?お義母さん」

「こうして見ると私達夫婦に見えるね」

「ぶふぁ!?」

 

義母が突拍子もないことを言うと妻は口からコーヒーを盛大に噴いた、娘が「噴水みたいー」ときゃっきゃっとご機嫌だ

 

「ちょっと!ママ!何を言っているの!」

「え?だって歳で見れば私達が一番近いんだし、こうやって一緒に料理作っていると夫婦の共同作業って感じがしない?」

「・・・・・そうなるとヴィヴィオが娘になりますね」

「あなた!!?」

 

そういえばヴィヴィオは僕のことを名前で呼ぶか結婚してからは「あなた」としか呼ばなかった

俗に言うオリ主イベント「パパ」呼びはなかったなと思い

 

「ヴィヴィオ」

「・・なっ何?」

「僕のことをパパと呼んでみないか?」

 

 

ヴィヴィオ選手のガゼルパンチ!顎にクリーンヒットした!

 

 

 

 

「まだ体が痙攣しているんですが・・・・・」

「ごめんなさい・・・・」

 

あのあと後ダウンした僕の代わりにお義母さんが朝食を作り終えて今は4人で食事中である

 

「もう!だめじゃないヴィヴィオ!一般人にあの技はまずいよ」

 

ちなみに僕を1発KOにしたあのパンチはいつぞやのインターミドル決勝戦でお覇王さんに放ったフィニッシューブローであり、いつしかヴィヴィオの代名詞ともいえる技となり、全国のヴィヴィオファンはこぞって真似をするようになった

 

「あっそうだひとつ言っておくことがあったんだ」

「どうしたんですか?お義母さん」

「私今日からここに住むことになったから」

「え?」

 

突然な話でびっくりした

 

「ずいぶんと急な話ですね」

「にゃはははごめんね、だけどもうヴィヴィオには許可をもらったから大丈夫だよ」

「え?いつの間に、別に構いませんが一度僕に相談してほしかったですね」

そういってヴィヴィオのほうを見ると

 

 

 

 

 

 

 

血涙を流し、唇をかみ締めているせいか口からも血を出しているヴィヴィオがいた

 

 

「おい!軽くホラー状態になっているが大丈夫か!?」

「ダイジョウブダイジョウブ・・・ヴィヴィオハヘイキダヨークヤシクナンテナイヨー」

「ぜんぜん大丈夫そうに見えないんだが」

 

娘は呆然と聞いていたが義母が今日からここに住むことを伝えると「やったーなのはままといつでもあそべるんだー」と大喜ぶ、間違っても「お婆ちゃん」と呼ばせないあたりに義母の執念を感じる・・・やめてくださいアクセルシューターぶつけないでください

 

 

 

というわけで義母は引越しのために一度帰宅、妻はブツブツいいながら義母の部屋になる場所の掃除に向かった、娘は今日エリオたちの息子と遊ぶ約束をしているためエリオ宅まで娘を送り僕は義母の歓迎パーティの準備のために買出しへと向かった

 

「それにしても引っ越すとはびっくりしたなぁ」

 

フェイトそんが結婚し、ヴィヴィオが結婚した後も結婚せず一人暮らしだった義母だったがいつまでも結婚する気配を見せなかった

一度義母に「結婚とか考えている人とかいないのか?」と聞くと

「なかなかいい人が見つからなくてね・・・・」と寂しそうに返答した

 

いくら歳をとったとはいえその美貌は衰えることなく、むしろ歳を取るごとに色気を増しているため引く手は数多じゃないかなぁと考えていると

 

 

「お久しぶりです」

 

義母と同じ声で呼びかけられたのでそちらを向くと

 

「シュテル?ずいぶんとひさしぶりだな」

 

 

そこには義母にそっくりの女性、成長した星光の殲滅者がいた

 

 

 

 

 

「最後にあったのはいつだっけ?」

「あなたの結婚式だったので4年前ですね」

「なつかしいなぁ」

 

僕とシュテルは近くにあったファミレスに入って雑談をしている

久しぶりということでかなり話が弾んだ

 

「そういえばエルトリアの復興はどうなっているんだい?」

「はい、最近では役場をたてました」

「役場か・・・・これから必要になってくるのかなぁ?」

「まずは住民票を作りましたね、とはいえ私を含めて6人だけですが」

「6人か・・・ちょっとさびしいね」

「そこであなたにお願いがあります」

「ん?」

「あなたの住民票を作りたいので書類の記載をお願いしたいんです」

「え?だけど僕ミッドに戸籍があるんだけど」

「地球にもあるんですよね?管理外の次元世界の間なら問題ないかと」

「うーんそれなら大丈夫かなぁ」

「では早速この紙に必要事項を記載してください」

 

そういうとシュテルは一枚の用紙を渡してきた

 

「結構本格的なんだね」

「ええ、まずここに名前を書いてください」

「OKっとあとここにサインかな?」

「はい、ええそれで構いません、あとここにはこの記載を書いて・・・」

「ふむふむ・・よし!これで完成かな?」

「あっ・・もう一枚あります、こちらにも必要事項を記載してください」

「2枚あるの?・・・・・・・・・・・・・なぁシュテルさんや」

「はい」

「この書類どう見ても『婚姻届』と書いてあるんですが・・・・」

「っ・・・ああ間違えてしまいました、すみません」

「今舌打ちしたよね?しかもこれ妻になる人の欄に『シュテル・スタークス』って記載されているんだけど」

「・・・・私の住民票を作ろうとしたときに間違えて書いてしまったものですね」

「証人の記載欄に『ディアーチェ・K・クローディア」と『レヴィ・ラッセル』とあるんですが」

「二人ともおっちょこちょいなんですね」

「・・・・・・どちらにしても僕もう結婚しているから書いても意味ないんだけどね」

「エルトリアでは重婚可能なので問題ありません」

「やっぱり確信犯じゃねーか!なんでこんな書かせるんだ!」

「・・・・?私があなたのことを愛しているからですが?」

「何『なんでそんな当たり前のことを聞くんですか?』みたいな顔をするな!」

「駄目でしょうか?」

「駄目です」

「愛しているのに?」

「どこに惚れる要素があったんだよ」

「知りたいですか?」

「え?」

 

 

「きっかけはナノハの弱点を探るべく彼女をサーチャーで監視しているときでした」

「犯罪にならないかそれ?」

「地球では問題ありません、そこでナノハと話しているあなたがいました」

「へぇー、それで?」

「惚れました」

「・・・・はぁ?」

「一目惚れです」

「ちょっと待って、頭痛い」

「それからでした、あなたのことをもっと知りたくて時間空いているときはサーチャー越しでいつもあなたを見てました」

「いつも?」

「ええもちろん、好きな食べ物から夜のおかずまですべて知っています」

 

よししのう

 

「大丈夫です多少人と違う趣味でも私なら受け入れます」

「もうやめてぼくのらいふはとっくにぜろよ」

 

1時間後

 

「エルトリアにいっても時間が空いているときにあなたのことを見ていました、ある日あなたは捨て猫を拾っていましたね、私が思っていた通りやさしいのですね、ますます好きになりました」

「あのシュテルさん・・・そろそろ買出しに戻らないと行けないんですが?」

「これからが本番なんですもう少し聞いてください」

 

3時間後

 

「あの頃になるとあなたのことを見ていないと禁断症状が出るようになりました、そこで私はマルチタスクの応用で別の作業中でもサーチャーで観察することにしました」

「あのシュテルさん、もうお昼だよ?おなかすいたでしょ?」

「そういえばおなかすきましたね」

「でしょでしょそれじゃそろそろ・・・」

「何か注文しましょうか・・・何を食べたいですか?おごりますよ」

「」

 

4時間後

 

「あの頃はあなたの1/1抱き枕を抱きながらサーチャーであなたの寝顔を観察しながら寝るのがマイブームでした、あなたを抱いているようで心地よかったです」

「ちょっと待て何で僕の抱き枕なんてあるんだ?」

「私がサーチャーで撮影したものを引き伸ばして作りましたが?」

「俺の抱き枕なんて誰得だよ!」

「他の方にも好評でしたよ?」

「誰だよ!持っているやつ!」

 

6時間後

 

「機動六課に伺ったとき初めて直接お会いしましたね」

「・・・・ええ・・・そうですね」

「思わず○れてしまいました」

「・・・・じっと僕の顔を見てもじもじして赤くなったのはそのためかー」←もうどうにでもなれ状態

「ええそんな状態では当時告白なんて到底無理でした、今では慣れてきたので○れるだけですむようになりました」

「・・・・助けてー」

 

8時間後

 

「という感じです、わかっていただけましたか?」

「ええわかりました、ええわかりました」

「わかっていただけて何よりです、ではこの婚姻届に名前を」

「ええわか・・・・・らないよ!」

「っ」

「舌打ちしたな今!絶対したな!」

「いいえしてません」

「君が僕をどれだけ好きかというのは良くわかった!とても良くわかったよ!」

「えっへん」

「えばるな!だけど僕には妻がいる!娘がいる!僕は妻と娘を愛している!悪いがあきらめてくれ!」

「今の妻と娘と別れろとはいっていません、ただ私もその輪に加えていただければと思っているだけです」

「ヴィヴィオが許すわけないだろうが!!」

「・・・・ヴィヴィオさんが許してくれたらいいんですね?」

「え?」

「ルシフェリオン」

 

そういうと目の前にディスプレイが展開されたディスプレイには二人の人物が映っており一人はシュテル、

もう一人は

 

「・・・・・シュテルさん、例のものは持ってきてくれた?」

「はいヴィヴィオさんちゃんと持ってきましたよ」

 

当時高校生ぐらいのヴィヴィオだった

 

「これが約束のブツです」

「ふぉおおおおおおおおお、これがあああああ!」

「はい彼の当時小学3年1/1サイズの抱き枕です」

「ウェヒヒヒヒ、かわいいのうかわいいのうprprしたい、ウヘヘッへ今日は寝かせないぞ☆ありがとうシュテルさん!これでママにも自慢できる!」

「ええ毎度ありがとうございます、・・・・例の約束忘れないでくださいね?」

「うん、私が正妻になったあかつきにはシュテルさんが側室ね」

「はいありがとうございます、約束・・・忘れないでくださいね」

「うん、わかってるわかってる」

 

そこで映像は終了した

 

「ドヤァ」

「信じていた妻が僕の抱き枕にドはまりしていたでござるの巻」

「さぁヴィヴィオさんの了承も得たことなので早速」

「やめろーやめろー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何をしているのかな?かな?」

 

 

思わず「ひっ!」と短い悲鳴を上げてしまった

 

 

「ヴィヴィオサン、ナンデココニイルノ?」

「買い物に出かけてから9時間以上なっても帰ってこないから探しにきたんだよ?」

「ソウデスカ」

「それで?何をしていたのかな?かな?」

「彼が婚姻届を書いてくれずに困っていたところです」

 

シュテルサーーーーーーーーン、ナニイッテルンデスカーーー

 

そういうとヴィヴィオはシュテルにぐるんと顔を向けてにらみつけた、今首だけで180度回転しなかったか?

 

「婚姻届?誰と?誰の?」

「私と彼のです」

「おかしいな・・・・彼は私の旦那さんなんだよ?私の言っていることそんなに間違って「抱き枕(ボソ

 

 

 

 

 

 

 

「「「・・・・・・・・・・・」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まっまままっままぁ今さら一人くらい増えても問題ないよね!ね!」

 

 

 

 

おいそれで良いのか?我が妻よ

 

 

「うん!ママがもう一人増えるんだもん!娘もよろこぶよ!」

「ありがとうございます、私も娘に会うのが楽しみです」

「それじゃ早速我が家にゴーだよ!!さぁあなたも行くよ!」

「待ってください、まずは婚姻届を出しにエルトリアの役場へと参りましょう」

「えーとねシュテルさん、それは後にしな「抱き枕(ボソ さぁいこう!今すぐ行こう!」

「イキタクナーイ!イキタクナーイ!モウヤメルンダ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「話は聞かせてもらったの!つまり彼と私は結婚できる!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゲェ!なのは!

 

 

 

 

「初めて名前を呼んでもらったの!じゃなかった!管理外世界の地球での戸籍上では私も彼も独身!つまり結婚には何の問題もないということなの!」

「道徳的にに問題があるだろ!」

「そんな道徳、私の砲撃でこじ開けるの!」

「てかなんで僕となんだ!他の人と結婚しろ!」

「一万年と二千年前から愛してるのーーーーーーーーーー」

「何それ聞いてない!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結局結婚に関してはその場でうやむやにすることができたが義母に加えてシュテルも同居することになった

「同棲ですよ間違えないでください」

「やかましいわ!」

 

 

 

 

 

 

尚一連の騒動に関してはすべてファミレスで行われており、多くの見物客でにぎわった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ1

 

エリオ・フェイト夫妻の家

 

「大きな星が点いたり消えたりしている。アハハ、大きい...彗星かな。イヤ、違う、違うな。彗星はもっとバーって動くもんな」

「・・・・・・エリオ」

「暑っ苦しいなココ。ん...出られないのかな。おーい、出し下さいよ...ねぇ」

「エリオ!現実逃避したい気持ちはわかる!だけどこれは現実!現実なんだ!」

 

机の上には婚姻届の写しがあった、ちなみに本物はすでにエルトリアの役場に提出済みで以下のように記載されていた

 

 

夫になる人:『エリオ・M・ハラオウン』

妻になる人:『レヴィ・ラッセル』

 

 

ちなみにレヴィはリビングでエリオの子供達と自己紹介をしておりレヴィはお母さんと呼ばれて喜び、子供達は母親が増えたことを喜び、フェイトそんは家族が増えたことを純粋に喜んでいた

 

「エリオ・・・大丈夫だ!見ろ!皆笑顔じゃないか!誰一人悲しんでいないじゃないか」

「いいのかなぁ?ぼくだまされたのに・・・・」

「フェイトそんだってあんなに喜んでいるじゃないか大丈夫だお前は今あるのこの幸せを守ればいいんだ」

「うん・・・ありがとう、はは少し疲れたよ・・・・もう眠ってもいいかなぁ」

「ああ・・・今は眠ろう・・大丈夫、起きればきっといつもの日常に戻れる、そこにたかが一人増えるだけ『ピンポーン』おや?こんな夜更けに誰だろう?」

エリオは眠ってしまい、フェイトそん達の邪魔をするのもあれなのでぼくが出ることにした

 

「はーい、どなたでしょうか?」

「あれ?ここエリオ君の自宅ですよね?私ですキャロです、ルーテシアと一緒にエリオ君にお話があってきました」

 

 

 

これからがほんとうの地獄だ・・・・

 

 

 

おまけ2

 

「ところで王様」

「何だレヴィ」

「王様は誰か結婚したい人っていないの?」

「ななななにを言い出すのだ貴様は!」

「えーだって気になるよー」

「王は将来の夢が『お嫁さん」ですからね」

「シュテル!なぜ知っている!」

「素敵な夢だと思いますよ?ディアーチェ?」

「ぬぐっ・・ユーリまで、ふっふん・・わっ我と結婚する男はよほど優れた者でなければならんがな!」

「たとえば?」

「たっ・・・たとえば?・・・そっそうだな給料が低くても我はそんなに気にしないぞ!我も働くつもりだからな!だが一番に我を愛してくれる者でなければ駄目だ!なんといってもふっ夫婦なのだからな!あっ子供は最低でも二人以上がよい、1人では子供が寂しがるであろう?我もにぎやかなほうが好きだからな!後は我の料理をおいしそうに食べてくれる者であってほしい、おいしそうに食べてくれると作り甲斐がある故な・・それからだな・・・・」

 

 

シ(神様)

レ(女神だ・・・)

ユ(結婚したい・・・)

 




次回予告

「お義父様、娘さんを私にください」
「お帰りください」

門前払いを受けてしまった覇王様、しかし彼女はあきらめなかった!

「お義父様、この薬を差し上げます」
「・・・・何の薬だ?」
「お義父様の『覇王断空拳』が元気になるお薬です、それでご子息をつくってください」
「さぁ!あなた!今すぐ『ユニゾンイン』だよ!今なら適合率100%だよ!」
「ヴィヴィオさん私も混ぜてください」
「あっ、もしもしエリオ?今日そっちに泊めてほしいんだけどいいかな?」

聖王と覇王の策略から逃れられるか!?

「どうした?エリオ?」
「これを見てください」
「ん?お前の息子の作文か?何々?タイトルは将来の夢か」

『ぼくの将来の夢は宇宙海賊になることです・・・・・・』

「「・・・・・」」

フェイトそんの英才教育はまだ始まったばかりだ!(白目


彼は愛する娘を覇王の魔の手から守ることができるのか!
次回「合体事故」お楽しみに


そろそろネタが尽きるかもしれない


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

小ネタ集(簡単なキャラ設定など)

かなりオリジナル設定が入っています、また原作とはかけ離れています
OKというかたはコーヒー片手に気軽に読んでください


キャラ設定(主要人物6名)

かなり原作とかけ離れているので注意してください

 

 

 

 

主人公(旦那さん)年齢36~37歳ぐらい

 

作中では明かしていないがごく一般的な名前の設定

前世の記憶がある以外は本人は普通の一般市民、一応微量だが魔力はあるもよう

子供の頃は二度目の人生であることをフルに生かしてやりたい放題していたが

最終的には素のスペックで勝る海鳴の住民に押されていった

本人は原作には興味があったものの介入はせず、そのためJS事件もふくめた

原作事件は結果だけ見れば結末はかわらなかった

但し所謂原作キャラとは深い交友関係を築いたため一部の原作キャラの崩壊が激しい

尚本人は知らないが管理局の陸・空・海、さらには聖王教会と様々な組織から最重要人物として

名前があがっている、原因は彼の家族・交友関係にある、一言でいうと人脈チートである

彼に好意を寄せる人は複数いるものの本人は妻一筋、ただ最近妻の裏切りにあって心が揺らいでいる

 

 

ヴィヴィオ(旧姓高町ヴィヴィオ)年齢22~23歳ぐらい

 

見事旦那さんを射止めた聖王サマ、夫のことになると暴走する癖がある

こんなんでも将来聖王教会のトップとなる偉い人

現在は人脈作り、経験積みのため管理局へ出向中

ストライクアーツをメインに使い、母親から教わった砲撃も使用する、幼い頃旦那さんが地球から持ってきた漫画の必殺技を見て具現化することに成功した、それが大幅な戦闘力向上につながった、最近のマイブームはFa○e

旦那さんとの出会いは機動六課、当時は強い人に懐くよう調整されており最初は旦那さんとは仲が良いとは言えなかったが、忙しかった隊長格、FW陣の代わりに事務作業で定時上がりが多かった彼が彼女の世話をすることが多く、次第に仲良くなった。その頃から彼が別の女性と話すとどす黒い感情が芽生えるようになった。

その後は原作どおり拉致をされ、ゆりかごの生体ユニットとされるが、実はその際旦那さんが大怪我をおってしまい、これに目をつけたジェイル・スカリエッティは機動六課が彼を襲ったと洗脳、一応原作どおりに物語は結末を迎えるが、その後大怪我で入院している彼の元へ行き大泣きしてしばらく彼の元から離れようとしなかった、失いたくない、ずっと傍にいたい、そう頭に浮かぶがなぜだかわからなかった。そのことをもう一人のママであるフェイト・T・ハラオウンに聞いてみると「愛じゃよ、愛」と返答が返ってきた。

天啓を得た彼女は早速彼に告白を慣行、そのときはやんわりと断られたが「十年待つよ、十年経ってまだその気持ちが変わらなかったらさっきの言葉をもう一度聞かせてくれ」と10年待ってくれることを約束。

そこからというもの怒涛のアプローチ作戦が始まる、具体的は抱きついたりほっぺにキスしたり一緒にお風呂に入ったり一緒に寝たりした。結果10年経っても想いが高まりこそすれ気持ちが揺らぐことはなかった。

そして再び告白、今度は困った顔をしながらも了承。思わず幸せの絶頂に至った彼女はその場で逆レを慣行、互いの初体験は公園でとなった。

娘が生まれてからは暴走癖がなりを潜めてきたが、母の誘惑さらには自身の墓穴によりライバルが増えたことで再び暴走するようになり現在二人目をつくろうと策を練っている

 

 

高町なのは 年齢(検閲削除)

 

作中1~2位を争う原作崩壊キャラその1、素敵で愉快でお茶目なおば(検閲削除

現在は地上勤務で教導隊の隊長を務める、なぜ地上勤務かと言うと「息子をいびる時間をつくるため」からである

原作では優等生、良い子だったがなぜここではこんなことになったかと言うと

当時小学生であった彼女が後の義理の息子に成績が落ちたことを相談、そこで彼は自分にはいくらでも迷惑をかけても良いといわれる、そこから彼女は徐々に甘えることを覚えて次第に親にもわがままをいえるような甘え上手となっていった。(彼との相談内容を親に伝えたところ親は泣きながら彼に感謝したという)

んでこの頃その彼と親友が妙に仲が良くなっていたことが面白くない彼女はちょくちょく彼にちょっかいを出すようになった、言ってしまえば小学生の男子が気になる女子にちょっかいを出すのと同じである、それが大人になった今でも続いているだけのことである。

ちなみに彼の言葉により原作ほど魔法に執着しなくなったため過剰な魔法のトレーニング、任務回数をしなかったため撃墜事件は起きていない(本来事故が発生した日も彼と親友の尾行で任務をすっぽかした)

程よいトレーニングに訓練、さらに事故も起こしていないということで現在の魔力ランクがSSSとオリ主並みとなっている、ブラスターモード?余裕のよっちゃんですね。

娘にNTRされたときは相当暴れた模様、かつての機動六課の面々を敵に回しても止められなかった(フェイトそんは趣味に興じていた)

孫ができたことでやむを得ず彼と娘のことを認めたもののまだあきらめていない模様、だが最近自身を素体としたとある者の活躍により完全に開き直った、今の彼女は阿修羅すら凌駕する存在である

 

 

シュテル・スタークス 肉体年齢26~27歳ぐらい

 

『変態』彼女を一言で表すとすればこの言葉である、なぜかオリジナルより肉体成長が遅いようである

知ってのとおり闇の書の欠片より高町なのはをもとに生まれた理のマテリアルである。現在はエルトリアで復興の手伝いをしているが、落ち着いてきたのでミッドにもちょくちょく顔を出すようになった。

彼とは直接出会ったわけではないのだがサーチャーで彼の姿を見て一目ぼれ、そこから彼女の変態行為は始まった。彼女の秘密の部屋には彼の写真はもちろん、抱き枕、自作フィギュア、ポスター、さらには彼の使用済みティッシュまである、ちなみに部屋の存在を知っているのは誰一人いない

彼と初めて会ったのは機動六課、見られたときは思わず(検閲削除)しまい、しかも手を握ったときは意識をトバした(ちなみに手を握られた後彼女は1週間手を洗わなかった)

こんな変態だが独占欲はあまりなく、むしろ同好の士ができたことを喜ぶくらいである、ちなみに某抱き枕は局部はもちろんだが、世代ごと(小・中・高・青年・現在)のもの+シチュエーションごと(一般・R-18など)と多数の種類が存在する拘りよう、某奥さんは「姉ちゃんいい仕事するやないの」某義母さんは「ディモールトベネ」と所持者には高評価である。

ファミレスでの騒動後に彼との同居に漕ぎ着ける、尚抱き枕の騒動で側室の地位を約束されたが彼のものになれるなら奴隷でも使い魔でもペットでもバッチコイのようである。

 

 

エリオ・M・ハラオウン 年齢27~28歳ぐらい

 

苦労人、だれがなんと言おうが苦労人、後非常にモテル

後の妻となる彼女の文字通り体を張った献身で至極全うに育つ、ここまでは原作どおりだが

彼女の過剰ともいえるスキンシップ(一緒にお風呂に入ったり抱きついたり一緒に寝たり)でムラムラした彼は父であり兄であり友人のような存在である主人公に相談したところ「押し倒してしまえ」と助言をもらう(言った本人は冗談のつもりだった)真面目な彼はその言葉で覚悟完了、実行しまいそのまますんなりとことが運んでしまった。エリオ少年9歳の夏であった

その後、時々ではあるがひそかにフェイトそんと会っては「ユニゾンイン」していた模様(主人公は知ってた)

そしてついに彼が二十歳のときに彼女にプロポーズ、プロポーズを受けた彼女は驚きながらも笑顔を浮かべて「はい」と了承した

ちなみに彼のバリアジャケットは原作と同じだったが、妻と結婚してからはどうみてもクロス○ーンX2と同じ姿になっている

尚彼は主人公のことを非常に慕っているため何かあればまず真っ先に彼に相談しているようである

 

現在は妻二人と子供二人の5人で暮らしている、だが最近若干二名ほど家に入り浸っているようである

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※非常に自重していないキャラの紹介です『覚悟』のある方だけ進んでください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フェイト・T・ハラオウン 年齢36~37歳ぐらい

 

『ガノタ』作中1~2位を争う原作崩壊キャラその2、てかどうしてこうなった

クロス○ーンが一番好きだが他のガン○ムも好きである、自宅にガンプ○の展示部屋がある作中のシーンを

再現していた飾り方をして無駄に凝っている(一番のお気に入りはディビニダドvsX3)

小学校に通う前までは原作とまったく同じであったが、転入した学校で隣が主人公だったことがすべての始まり、彼女いわく「その日ソウルブラザーに出会った」である。

その後彼の家に遊びに行った際とある漫画に嵌まりそこから彼女のプライベートは一変、原作では消して見せられない不気味な笑顔でアニメを鑑賞したり、プラモ作りに精を出した。

こんなプライベートは残念な彼女だが仕事は優秀で魔道士としては高町なのはを上回るチート振りである、

というのもあまりにもクロス○ーンが好き過ぎて自身のバリアジャケットをX1フル○ロスと同じに改造したがこれが非常に良くできていて、主武装のムラマサブラスターはAMF展開領域でも切れるものはないといわれているほどの高出力で、オプションであるマントとフルクロスはどこから見つけたかは知らないが魔力を雲散させる性質をもつ素材を使用していてディバインバスター程度ならびくともしないほど強固。機動力も魔力を電気に変換して動かす専用のブースターを4方向に分けることでより細かな機動を描くことができる、極め付けが肩にあるAMF発生装置、自身の術式を疎外しない程度に狭い範囲でしかも断続的にAMFを展開できるためフルクロスと相まって遠距離攻撃が決定打にならない、だからといって接近するとザンパーとムラマサブラスターで「コノシュンカンヲマッテイタンダー」されてしまう。

ちなみに精神面でも趣味が充実しているせいか非常に強い。某博士の精神攻撃も「仕事は仕事です」と自分因縁その他諸々を無視して職務を全うした。

原作以上の天然、男友達に赤ちゃんの作り方を聞いたり、自分の夫が別の女性と重婚になっても家族が増えたことを喜んだりした、後時々空気読まない。

現在旦那との間に2人の子供を儲けているが夫と結婚すると皆に話したときは誰もが驚いた(若干二名この世の終わりを見るような顔をしていた)ただ本人はものすごく幸せそうだった。

旦那とどのような経緯で付き合い、結婚にまで至ったのかは彼女自身は「秘密」と言い、旦那は青ざめた顔で黙秘を貫いているので主人公を除いて一人としてわかっていない

最近の夢は家族で宇宙海賊を結成することらしい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

進撃の王様

「クローディアさん」

「なんだ?シュテルの旦那ではないか、どうした」

「旦那じゃありません、ええ断じて」

「・・・・まぁいい、何だ?」

「クローディアさんって、エルトリアの復興を手伝っているんですよね?」

「ふん!勘違いしては困る、あれは復興を手伝っているわけではない!我が侵略するからにそれなりの場所でなくてはならないからあのまま侵略したとて何の価値もない故仕方がなく手を貸してやっているのだ!」

「おっおう・・・、それで現在では環境も良くなって人が住めるようになって来ましたがこの後はどのようにふっこ・・・侵略をするんでしょうか?」

「ふふそうだな、特別に教えてやろう、その前に質問だ、まずは生きるために必要なのは何だ?」

「え?・・・・うーんいっぱいありますね」

「ふふ・・・それは食べることだ!」

「え?」

「まず今いる住民どもに今まで食べたことのないほどうまい料理を馳走してやるのだ!もちろん我自らの手作り料理だ!それでまずは胃袋を押さえる!ふふん、兵糧攻めは基本中の基本であろう?」

「アッハイ」

「だがまずは食材が必要だ、ふっこ・・・侵略が進んでいるとはいえまだ作物を作るのは困難だからな、そこはこれからの課題だ」

「ハァ・・・」

「ふむ、そうだな後はレヴィやシュテルも結婚したであろう?ま・・まぁ我もいつかは結婚するかもしれんが、結婚したからには子供が生まれるであろう、後のエルトリアを支える貴重な人材だ」

「ソウデスネ」

「そやつらを立派に育て上げ、エルトリアを治めさせる、我はそやつらの教育をしたのだいわば我の臣下、その臣下が治めるエルトリアは我のであるのも同然であろう?」

「オッシャルトオリデス」

「くっくっく、エルトリアが良き星となれば噂を聞きつけた優秀な人材がエルトリアに永住することを願うであろう?そうして国を大きくしていずれは全次元世界をも支配できる強大な国となり、我の名声も大きくなるというものだ・・・・ふふふあはあっはははは!」

 

 

 

「・・・なぁユーリさん」

「はいなんでしょうか」

「これ侵略じゃなくて復興だよね?」

「ええそうですね、エルトリアの皆さんもディアーチェには感謝しています」

「・・・なんというかその」

「ふふ、そうですね」

 

 

「「王様はかわいいなぁ!!!」」

 




おれはしょうきにもどった!


・・・俺はなんてものを書いてしまったんだ



こんな駄文でお気に入り100件を超えていて引くに引けなくなった、まじどうしよう
てかオリ主リリなのSSならもっといいものがあるだろ!どういうことだ!説明してくれ!

追記
ちょっと過激な表現を修正
伏字とはいえやや過激な表現があるからR-15タグとかつけたほうがいいのだろうか?


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

アインハルト「お義父様と呼ばせてください」

ちょっときわどい表現があるのでR-15タグをつけることにしました
今まで以上にキャラ崩壊が激しいので注意

OKという方は牛乳片手に気軽に読んでください


お気に入り、閲覧数がかなり伸びてびっくりしています
評価をつけていただいた方見ていただけた方、皆に感謝!


現在僕は近所の公園で幼稚園の終わった娘と散歩中である

ファミレス騒動の後、ご近所の目が生暖かくなったのは気のせいだと思いたい

 

 

 

「あのひとが・・・・・」

「ええ・・・あのエースオブエースに告白されても断ったという・・・・」

「・・・なんでももう一人告白されたらしいですわよ?」

「まぁ!・・・・でも断ったのね?」

「ええ、何でも『僕は妻と子供を愛している!君らとは付き合えない!』と大声で叫ばれたらしいわ!」

「男らしいですわねぇ~家の旦那も見習ってほしいくらいですわね」

 

 

キャーーーと公園では奥様の井戸端会議が行われていた、会話の内容は気のせいだと思いたい

 

「パパーどうしたの?どこか痛いの?」

「なんでもないよーパパはいつでも元気だよーただちょっと世間の風が冷たいだけだよー」

「じゃあじゃあ!私がぎゅっとしてあげるね!」

 

そういうと娘は僕に抱きついてぎゅっと抱きついてきた

 

「ありがとうね、ああ暖かいなぁ」

「えへへー」

 

親子の絆を確かめていると前から見た目麗しい美女がこちらへと来ている

緑の長い髪を靡かせ見るものを虜にする、絶世の美女と言っても過言ではない

普段の彼女は非常にクールでめったに表情を崩さない、そんな彼女がこちらに普段到底見せることのない

きれいな笑顔を浮かべると僕たちに向かって挨拶をした。

 

 

「お義父様、今日もいい天気ですね」

「こんにちはストラトスさん、まずはその鼻血を拭こうか」

 

 

色々と台無しである

 

 

 

 

「お帰りー、あれ?アインハルトさんも一緒なの?」

「はい、ヴィヴィオさんお邪魔します」

 

いつもより早く帰ってきた妻が私達を出迎える

 

「・・・他の方は今どちらに?」

「うーん、ママはまだお仕事から帰ってこないし、シュテルさんも今エルトリアにいるかなぁ?二人に用事?」

「いえ・・・好都合です、ヴィヴィオさん、お義父様にお話があってまいりました」

 

 

どうでもいいんだがその『お義父様』はやめてほしいのだが

 

 

 

「これを、差し上げます」

 

そういうと彼女は二枚のチケットを差し出した

 

「これは温泉旅館のペアチケット?」

「はい、知り合いにいただきましたのでお二人に差し上げます、たまには夫婦水入らずデートでもしてみてはいかがでしょうか?」

「ファッ!」

 

ストラトスさんがそういうと妻は顔を見る見ると真っ赤にさせて狼狽した

 

「しかし、娘がいるしな・・・・・・」

「私が面倒を見ます」

「娘の貞操が危ないので却下」

「いくら私でもそこまではしません」

「現在進行形で鼻血を出しながら娘をひざの上に乗せている人に言われても信用できない」

「・・・ならば信用できる人に任せましょう」

「誰に?」

 

 

 

「今度の土曜日と日曜日に?いいよいいよ!僕に任せて!」

「すまない、助かるよレヴィ」

「子供の面倒を見るのは大好きだから!気にしないで!あっ!お土産よろしくね!」

「いいよ、何がいい?」

「カレー!」

「それお土産になるのか?」

 

 

「どうだった?」

「OKだってさ」

レヴィ・R・ハラオウンに詳細を伝えると快く承諾、娘にも伝えると喜んでくれた

「ごめんね、ママたちだけで・・・・」

「ううん!大丈夫!レヴィさんと遊ぶの大好きだから!」

「ありがとう!なにか好きなものを買ってきてあげる!何がいい?」

「あ!じゃあねじゃあね、弟か妹がほしいな」

「ぶふぁ!はははそれは難しいかもなぁ~・・・・・どうした?我が妻よ」

「この子もそう言っているんだし・・・今からでも・・・・ね?」

「鼻息荒いぞ!ストラトスさん止めてくれ」

「ヴィヴィオさん、私も混ぜてください」

 

 

おいそこの百合女

 

 

 

 

主人公夕食作成中の二人の会話

 

「それとヴィヴィオさんにはこれも差し上げます」

「これは?」

「飲ませると理性に『覇王断空拳』が直撃するお薬です」

「mjd?ありがとう!アインハルトさん!」

「但し、お願いがあります」

「うーん♪なになに♪」

「ご子息ができましたら私にください」

「いいよ~いいよ~いくらでもあげる~」

「ありがとうございます」

 

 

 

 

 

 

まだ見ぬ息子の運命が決まった瞬間であった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それじゃ行って来るね、良い子で待っているんだよ」

「はーい」

 

 

娘をレヴィたちに預けると僕と妻は車で旅館へと向かうことになった

 

「そういえばデートなんて久しぶりだな」

「うん!前はママたちに隠れてしてたよね」

「懐かしいなぁ」

 

道中の車内は昔話で弾んでいた

 

「そういえば今日お義母さんとシュテルがいなかったなぁ」

「ふふ、実はアインハルトさんが事前に二人のスケジュールを確認しててね、ママは出張でシュテルさんも昨日から3日間エルトリアへ復興作業をしているんだ!」

「今朝やけに静かだったのはそのためか」

いつもだったら寝起きを襲ってきたり、起きたらよく二人が僕を抱き枕にしていたのだが

 

そんなこんなで到着、都心から少し離れたところにこんな温泉旅館があるなんてな

 

「そういえば昔合宿で温泉に入った以来だっけ」

「あああれか、僕魔法使えないのにエリオに泣きながら『お願いですから!一緒に来てください!』って言われて僕もいったんだっけ」

「男子一人って気まずいってレベルじゃないもん、あっ!ここ家族風呂があるんだ・・・・一緒に入る?」

「え?」

 

 

そんなこんなで今僕は家族風呂で湯に浸かりながらヴィヴィオを待っている、いや娘がいるからそういう経験はあるけどさ、やっぱり緊張するわ、ああやばいやばい最後に一緒にお風呂入ったのっていつだっけ?確かヴィヴィオが中等部のとき以来だっけ?

 

そう考えていると

 

がらがら・・・・

 

きた!やばい!本当にきた!

 

何か言わなくとは思いつつも緊張して言葉が出ない、なるべく妻の体を見ないように後ろを向くことにする

妻はというとどうやら体を洗っているらしい

 

やばいやばい、なんだこのシチュエーション!前世なんてこんな体験しなかったぞ!そりゃそうだ前世の俺はどうtって何を考えている!いまさら、もういい年なんだから!こんなことで慌ててどうするんだ!落ち着け!裸を見るのなんて初めてじゃないんだろ?思い出すんだあのときのことを!・・・・・・・ふぅ

 

 

 

ちゃぽ

 

 

どうやら湯に浸かったようだ、すると・・・・・・

 

じゃば・・・じゃば・・・・・・

 

『ちっちかづいている・・・・!』

 

じゃば・・・ぴと

 

『せっせなかを触っている・・・・・』

 

ぎゅっ・・・

 

『ひいいい後ろからだきしめられれれれ』

 

レロレロレロレロ

 

『ぎゃああ首筋ををなめててててえーー』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁはぁはぁはぁふぅふぅふぅ良い体しているじゃないの!はぁはぁはぁレロレロ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時が止まった、恐る恐る振り返ってみると

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「きゃーーーーーーーーーーーーーーーー!!??」

「暴れんなよ・・・暴れんなよ・・・」

 

 

 

 

 

目を充血させたお義母さんだった

 

 

 

 

 

「ママ!」

「っちもうきたの!」

「幻術なんていつ覚えたの!!」

「この間ティアナに教えてもらったの!」

「っく!今助けるからね!」

「動くな!今息子の息子は私の手中にあるの!!」

「ずるい!」

「ずるくない!さぁ息子よ今こそめくるめくアルハザードへ旅立つの」

 

 

つまとぎぼがなにかいっている、ははなにをいっているのだろうか

 

ぱぱがね・・・ふたつしかくれないの・・・・・きゃんでぃ・・・ぼくは・・たくさんほしいのに・・・・

 

 

めのまえがまっくらになった!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キガツクトワタシハリョカンノイッシツニイタ

 

どうやら眠っていたようだ・・・・辺りを見回すと妻と寝泊りする予定の部屋だった

はぁ・・・どうやら夢を見ていたようだ・・・・そうだよな仕事に行っているはずのお義母さんが

こんなところに来ているはずがないよな、はは安心したらまた眠くなっちゃった

僕は再び目を閉じると『がらっ』とふすまが開く音がした、どうやら妻が戻ってきたようだ

妻は僕の寝ている布団に入るとぎゅっと抱きしめてきた、『抱きしめるのは昔から好きだったなぁ』と思っていると今度は顔を胸板に押し付けてきた、『そうそうこうやってうれしいそうに寄りかかってきてだな・・・・』そして彼女は僕の浴衣を脱がしにかかって胸板をぺろぺろ舐め始めた。『うんうんこうやってぺろぺろと・・・・・ぺろぺろ?』

 

不審に思った僕は眼を開けて布団をめくると

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁはぁはぁおいしいおいしいです・・・はぁはぁ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

変態という名のシュテルさんがいた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「きゃーーーーーーーーーーーーーー!!」

「あなた!どうしたの!」

「大丈夫!人工呼吸が必要なの!?」

 

 

 

あれ?ぎぼもいる?あれはゆめじゃなかったんだあはははははは

あくむは・・・・・おわらない・・・・・・・・

 

めのまえがまっしろになった!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「で、なぜここにいるんでしょうか?お二人とも用事があったはずですよね?」

僕は正座している二人に向かって問い詰めている

 

「ヴィータちゃんに押し付けてきたの!」

「うれしそうに返答しないでください」

ヴィータェ・・・・・

「私はちゃんと許可を得てきました、褒めてください」

「そうだねーえらいねー、それじゃなんでついてきのかなー」

「息子をつくると聞いて私を加えていただきに参りました」

まぜませんからね

 

「というか何でここがわかったんですか?」

「エリオ君を脅は・・・お話をして聞いたの!」

すまんエリオ

「盗ちょ・・・・愛の力です」

後で外しておきなさい

 

「うううううーーー」

「妻よ気持ちはわかるがいい加減機嫌を直せ」

「そうだよ!いつまでも子供みたいに泣かないの!」

機嫌の悪いのはあなたのせいです

「落ち着きましょう、まずはお茶をどうぞ」

シュテルさん自分は関係ないみたいな顔していますけどあなたも原因の一人ですからね

 

 

結局その後は二人を加えて食事に食後の卓球、トランプなどをして楽しんだ

そして就寝時間・・・・・・・・・・・

 

 

「もちろん4人一緒だよね?」

「ナノハの意見に賛成です」

「自分達の部屋で寝てください」

 

当然の如く居座る二人、寝るときくらいは二人きりにさせてください

 

「二人っきりにしたら『ユニゾンイン』するでしょ!」

「4身合体ってロマンですよね?」

 

「頭痛い」

 

「・・・・まぁ仕方がないか元々夫婦水入らずの旅行だったわけだったしね」

「・・・・ここは自重しましょうか」

 

「・・・・・・・なんか素直ですね」

 

「まぁ今日くらいはね・・・・」

「今度するときはまぜてくださいね」

 

「・・・・・・・なんだか今までが今までだけに不気味ですね」

 

「あはは、そんなことないよ!おやすみ」

「私達も引くときは引きますよ、それではおやすみなさい」

 

「そうですか、ありがとうございます、ではおやすみなさい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふふ甘い甘いよ!、あれくらいであきらめる私達じゃないよ!」

「ナノハ、どうやらヴィヴィオさんはお風呂に向かったようで彼は部屋に一人っきりだそうです」

「ヴィヴィオも甘いね、猛獣が2匹いるところに小鹿を置くなんて食べてくださいといっているようなものだよ」

「ナノハ、鍵のロックは解除しましたいつでも入れます」

「ふふふ!さぁ!伸身の新月面が描く放物線は、栄光への架け橋だ!」

 

そして彼女達は愛しの彼が眠る布団へと飛び掛る

 

「え?・・・・何?え?ヴィヴィオさんが・・・二人?」

「ふふん、寝ぼけているようだね!今のうちに攻め立てるよ!」

「まずはキスですね、それからじっくりたっぷり私達の魅力を伝えるとしましょう」

「なんですか?ここは天国ですか?天国なんですね?」

「これからもっといいところに連れてってあげるよ!」

「はい3人で逝きましょう」

「「「ぐへへへ」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「こうして3人は幸せなキスをして終了しましたとさ」

「いいのかなぁ、後が怖いんだが」

現在僕とヴィヴィオは昼間入る事ができなかった家族風呂にいる

「いいのよ、あの3人にはいい薬だよ」

「いくら尾行してきたとはいえストラトスさんも巻き込むなんて」

 

サーチャーには幻術にかかって濃密な百合百合シーンをかましている3人が映っている

 

「さてっと・・・・・」

「ヴィヴィオさん?」

 

妻はサーチャーを消してこちらへと寄ってきた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここからはR指定だよ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日、車の運転席にはやや疲れた様子の旦那さん、助席に満面の笑みを浮かべてつやつやしているその妻

 

その後ろには

 

「ファースト・・・・はじめてが・・・女の子・・・・」

魂が抜けきった様子のエースオブエース

「素晴らしい経験・・・・・今度からは彼女もまぜると・・・・」

相変わらず変態の理のマテリアル

「ふふふっ・・・ヴィヴィオさんあなたとの息子ですよ?名前?クラウスとか・・」

夢を見ている覇王様

 

それぞれの思いを秘めて帰宅しました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

レヴィの大冒険

「エルトリアへようこそ!」

そういってエルトリアの住民、アミティエ・フローリアンが元気に迎えてくれた

「今日はエルトリアの魅力を余すことなく見せちゃうわよん」

ウインクをして出迎えるのは妹のキリエ・フローリアン

「さぁまずはこのドラゴンの背に乗るんだよ!大丈夫!僕がやっつけてからはおとなしいいい子だから!」

そういってレヴィは子供達をドラゴンの背に乗せた、子供達は皆はしゃいでいる

「それじゃ、大冒険の旅にしゅっぱーーーつ!」

 

今日もレヴィは子供達と一緒で元気いっぱいだ!!




もう・・・いいよね・・・・私頑張ったよね・・・・もう・・・完結してもいいよね・・・
私の完結・・・・ずっと目指した完結・・・私1発ネタから頑張ったからもういいよね・・・休んでもいいよね・・・

ネタは出るには出るがこれ以上原作キャラを崩壊させるとファンに○される気がする


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

INNOCENTブレイブデュエルタッグフォース

多分今回が書いていて一番楽しかった

但し読者=サンと僕の趣味が合わない可能性があるので笑えない可能性もあります

それでもOKというかたはアイスティーを片手に気軽に読んでください

追記
聞いたことのある表現を使っているなぁと思っていたら別の方が使っていたものを
そのまま使っていた(汗)修正しておきました



「さてと、掃除も終わったしどうしようかなぁ」

 

 

家には誰もいないという久しぶりの状態、大人たちは仕事へ子供は幼稚園に行っている

 

「うーん買い物にいくには早いし・・・久しぶりにゲームでもするかな?」

 

そう思い自分の部屋へ行こうとすると

 

 

ピンポーン

 

 

あれ?だれだろう?と思い玄関子機にでると

 

「やぁ旦那君元気かね?」

「あ、博士かいらっしゃい」

 

 

ラスボスさんでした

 

 

 

 

 

「今日はどうしたんだ?」

「実は新しい発明品を君に持ってきた」

 

今話しているのはジェイル・スカリエッティ、あのJS事件の主犯格とされている人物だ

あんた捕まっているんじゃないのか?という疑問をかけたくなるのだが、逮捕後に彼の行った犯罪の大半が

管理局からの命令だったことが発覚(途中で暴走したが)、罪の軽減余地がありとみなされて管理局への技術協力、今までの研究成果の提出などに加えて執行猶予付き、監視付きの条件で釈放された。

これには逮捕したフェイトそんが当初反対の姿勢を見せていたが博士との面談をしてからはあっさりと賛成意見に変更した、何を話していたんだろうか?

 

 

「発明品?」

「うむ、まずはこれを見たまえ」

 

そういって取り出したのはゲームソフトのパッケージだった

 

「INNOCENTブレイブデュエルタッグフォース?しかもパッケージに描かれているのは」

「高町なのはとフェイト・T・ハラオウンの当時9歳の姿、それとエルトリアのアミティエ・フローリアン、されには鉄槌の騎士ヴィータだね」

 

前世の記憶持ちからすればそれは懐かしいものだった前世でやっていたソーシャルゲームのタイトル画面そのものだった

 

「どうしたのかね?」

「・・・・いやちょっとね、んでこれはどういうゲームなんだい?」

「説明しよう!時代は近未来!そこには魔法がなく科学技術が発展した世界、そこで時の発明家グランツ・フローリアン博士が今までにない画期的なゲームを発明!それは体感型シミュレーションカードゲーム「ブレイブデュエル」!そんなゲームを通じて君はあの少女達と出会う!?・・・・・というのがプロローグだ」

「ステマ乙」

 

前世でやったゲームのプロローグそのままんまだなぁと思いつつゲームを起動する

 

「最初は名前と性別か」

「うむ・・・・・・君はRPGとかでは自分の名前をつけるタイプかね?」

「うん・・・・・・次は?自身の画像を送ってくれ?」

「ああこのゲームは自分姿がそのままカードに反映されるのだ、まぁ実際には送られた写真をキャプチャしてゲーム風の画像にするわけだが」

「へぇ、すごい技術だな・・・・・よしこれでOKだな、次は所属?」

「うむ、自分の所属チームだな、ミッドチルダ・ベルカ・インダストリーと分かれている、これによって変わってくるのは最初の入手カードと交友関係が若干違ってくるところだな」

「うーん、それじゃ・・・・・・」

「ここはミッドチルダにしておくの、高町なのはのレアカードが手に入るからお勧めなの」

「いえ、ここはブレイブデュエル個人戦ロケテスト1位のシュテル・スタークスがいるインダストリーです彼女がチームメイトというのは心強いですよ」

「僕ベルカにしようと思っていたんだけど・・・・なんでここにいるんだ二人とも」

「面白そうな予感がしたから仕事すっぽかして帰ってきたの!」

「同じく」

「お義母さんいい加減にしないとヴィータがぶっ倒れますよ、シュテルさんもこの間クローディアさんが嘆いていたよ」

 

いつの間にかいつもの二人組みが帰ってきた

 

 

「ジェイル君も水臭いの!こんな面白いものを私達に教えないなんて!」

「ハカセ、私の個別エンディング期待しています」

「ふむ、親友である彼に真っ先に教えたかったのでね、後シュテル君なぜそれを知っているのかね?」

「ん?個別エンディングって何?」

「ふむ、それがこのゲームの特徴でね、実は個人戦もできるのだがこれはパートナーを作ってのタッグ戦がメインとなっているのだ!特定のパートナーと一緒に戦い続けることで好感度がアップして、最終的にはそのキャラとの個別のエンディングを見られるのだ!そのキャラの超強力カードも手に入るおまけつきだ!」

「ギャルゲーじゃねーか!」

「当たり前だ、このゲームのコンセプトはカードゲームもできるギャルゲーだからな」

「ギャルゲーがメインなのね・・・・あれ?お義母さん?どうしたんですか?」

 

お義母さんがなんかプルプル震えている

 

「ジェイル君・・・・・これ息子もいるの?」

「もちろんだとも」

 

いるのかよ・・・・・

 

「素晴らしいゲームなの!これで息子とゲームでもイチャラブできるの!」

「良き技術です、さっそく攻略に乗り出すとしましょう」

「ふむ残念だがまだこれ1個しかできていなのだ悪いが彼のプレイを見ててくれ」

「仕方がないの、だけど第一攻略キャラは高町なのはに決定なの」

「いえここはシュテル・スタークスです」

「よし所属はベルカに決定っと」

 

 

 

あからさまに落ち込むなよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロローグ

あなたは八神家一同の経営する「古書店・八神堂」のショッププレイヤー、今日もデュエルの腕を磨くためにショップへと訪れる

 

「見た目が大学生になっているんだが?」

「30台のおっさんが小学生達と遊ぶというのはやや無理があるだろう?」

「ごもっともだ」

 

『おーいす、今日もデュエル?』

 

同じく「古書店・八神堂」のショッププレイヤー『八神ヴィータ』がすでにシミュレーターにいた

 

「ちなみにこのゲームでの彼女は至って普通の小学三年生だ」

「エターナルロリじゃないヴィータちゃんなんてただのロリなの」

「・・・・・(後でヴィータにちくるか)」

 

『やあ君も来たんだね』

 

「あれ?もしかしてリインフォースさん?」

「・・・・・・・」

「あっ会ったことないんだっけ?闇の書の管制人格で闇の書事件で消えちゃったひとなんだ」

「・・・・・まぁ詳しくは聞かないようにするよ」

 

『ちょうどええところ来たな、4人おるしタッグマッチでもしようか』

 

「9歳のやがみんが立っていることに違和感を感じる」

「はやてちゃん=車椅子だもんね」

「どうやらチュートリアルのようですね」

 

 

簡単な説明(飛ばして読んでもまったく問題ありません)

 

 

実際に場に出せるカードは1人に5枚、エース1枚、フォワード2枚、バックス2枚、エースは自身の操作するアバターカードで固有エーススキルが使える、フォワードとバックスはCPUが操作し、フォワードは固有の必殺技スキルの発動が通常の2倍発生するの特権がある、すべてのカードにはレベルがあって戦うごとにレベルアップしてステータスが上昇する、自身のアバターカード以外のカードがレベルMAXになるとアバターカードにそのカードのエーススキル、必殺技スキルを引き継ぎ可能、アバターカードの成長限界が伸びる。

アバターカード以外はカード同士のリライズ(合成)ユニゾンイン(合体)ができるものもある

 

「タッグになるとさらにもう5枚増えるようですがタッグパートナーが所持するカードでCPUが動かすみたいですね」

「へぇ、これでいくと自分のアバターがスターライトブレイカーやラグナロクが使えるようになるのか」

 

 

説明終わり本編をどうぞ

 

 

「あっチュートリアルの戦闘が終わった」

「戦闘終了後には彼女らのノーマルカードが渡される、これでまずはデッキを組むことになる、この後は

フィールド画面になる、各場所に配置されているキャラクターに話しかけてパートナーに誘ったりデュエルができるようになる」

「丁寧な説明ありがとう博士」

 

「さぁ!早く高町なのは艦隊をつくるの!四方八方から砲撃をぶち込んでやるの!」

「シュテル・スタークスなら近距離でも遠距離でも戦えます、バランスの良い彼女をいれてください」

 

「とりあえずアバターのエーススキルがベルカ限定だからベルカ中心に攻略するか」

「まぁそうなるね」

 

 

「「orz」」

 

 

 

1時間後

 

 

「博士、対戦後にもらう『DP』ってなんだい?」

「ああ、このゲームではデュエルに勝つとカードをドロップするだけではなく『DP』がもらえる、ショップでこの『DP』を消費することでカードを引いたり好感度をあげるためのアイテムを買ったりなどできる、ようはお金だよ」

「なるほど」

「ならさっそくカードを引くの、ベルカの人と戦ってばかりで他の所属カードが手に入ってないの」

「ええ、ナノハの言うとおりですもっといろいろな種類のカードを集めるべきです」

「・・・・まぁいいけどさ」

 

 

 

ガラガラ・・・・・ガッシャン!!

 

 

 

 

 

 

 

『R 高町ヴィヴィオ[初等科4年生]をゲットしました!』

 

 

 

 

 

 

「おっ、ヴィヴィオのレアカードだラッキー」

「ふむ君はゲームでも彼女に愛されているね」

「次!次を引くの!現実でもゲームでも先を越されるなんて冗談じゃないの!」

「はよ・・・・はよ・・・・・」

「博士二人が怖いです」

「まぁ・・・まだ引けるんだからやって見給え」

 

 

 

ガラガラ・・・・・ガッシャン!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『SR ロード・ディアーチェ[着替え中サプライズ] をゲットしました!』

 

 

「「「「あざとい、さすが王様あざとい」」」」

「しかもスーパーレアか、てかこれ絵柄的にデュエルに使えるのか?」

「まったく問題なく使える」

「なんなの・・・この人・・・狙ってるの?狙っているの?いや私だって・・・・だからもう一回もう一回」

「ナノハ声が震えています」

「わかったから、頼むからハイライトを消した目で見つめないで」

 

 

 

 

 

ガラガラ・・・・・ガッシャン!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『SR+ シュテル・スタークス[ビタースイート・プレゼント] をゲットしました!』

 

 

 

「うがーーーーーーー!!!」

「いやーーレイジングハートを展開しないで!シュテルさんなんとかいってください!」

「ドヤァ」

「煽るな!」

「☆○△×♪эーーーー!」

「言語化できてないぞ!」

「ふむSR+を引くとは君は運がいいようだね」

「博士、お義母さんを止めてください!!」

 

結局最初に高町なのはを攻略することで落ち着いてくれることになった

 

 

 

 

 

『私の実家が喫茶店を経営しているんです!よかったらきてください!』

 

「さぁそこで押し倒すのよ私!ほら!せっかく彼の自宅に来ているんだから!さぁ!」

「ゲーム内のしかも小学生の自分にそんなこと言わないでください」

「それにしても、こっちのナノハとゲームのナノハはぜんぜん違いますね、どうしてこうなってしまったのでしょうか」

「・・・・・・・(多分僕がいたからだろうなぁ、後お前がいうな)」

 

 

『この子はペットのユーノ君!』

『はじめまして、ユーノです』

 

「こっちのユーノが完全にペットの件について」

「これでも師匠は攻略対象に入っているそうですよ?」

「・・・・獣○?」

「お義母さん少し黙ってて」

「しゃべってることに誰も突っ込みはなしかね?」

 

『チームに迷惑はかけたくないです、だからもっと練習に付き合ってください!』

『その日は彼女と一緒に夜遅くまで練習をした!』

 

「練習(意味深)」

「はいはいデュエルの練習ですからね」

「夜遅くまでとはナノハのご両親さんが心配しないのでしょうか」

「彼は彼女の家族の信頼を得ていると考えておきたまえ」

「意外と適当なんですね博士」

 

 

『あ・・・ありがとう・・・ございます・・・・』

『どうやら彼女はおんぶしている間にあなたの背中で眠ってしまったようだ』

 

「ずるいの、私おんぶされたことないのに、しかも背中で寝るなんて」

「ゲームの中の自分に嫉妬しないでください、ん?どうしましたシュテルさん?」

「今度私にしてください」

「・・・僕もう歳だからむずかしいかもなー」

 

『私は負けません!あなたと一緒ならどこまでも飛べるから!私とあなたの全力全開、見せ付けましょう!』

 

「さぁ彼女のすべてを全力で受け止めてあげて、勝てば晴れて彼女の個別エンディングなの!」

「・・・・・・(わざと負けてやろうか)」

 

『かっ勝っちゃいましたね・・・・・』

 

「わくわくどきどき」

「いいとししたおばあちゃんが目を輝かせて画面を食い入るように見ている」

「しかもおばあちゃんと言われたことに気づいていませんね」

 

 

ここで一枚絵

 

 

『私ブレイブデュエルに出会えて本当によかった、たくさんの友達に出会えたしすごく楽しく遊べた、そして何よりもあなたに出会えた、あなたのパートナーで本当によかった!私もっと強くなります!これからもずっとあなたのパートナーでいたいから!だからこれからもよろしくお願します!』

 

「これはもう告白だね」

「どや顔やめてください」

 

『SR+ 高町なのは[スターライトブレイカー] をゲットしました!』

 

そしてここでエンディングが流れる

 

「・・・・・え?これだけ?この後日談は?結婚後の話は?キスシーンとかxxxシーンとかは?」

「君は小学生に何を求めているのかね?」

「まぁ普通に考えれば相手は小学生なんだし、このあたりが手打ちじゃないかな?」

「なんでよ!この10年後の話とかやってくれてもいいじゃない!これじゃただの親友エンドだよ!」

「小学生相手に恋人エンドとかそっちのほうが問題だろうが!」

「ナノハあきらめてください、さあ次は『中学生』である私の番です、結婚は無理だとしても恋人くらいは問題ないですからね」

「言っておくがシュテル君は飛び級中学生設定だから年齢的には小学生と変わらないのだが」

「・・・・・・まっまだ親友エンドときまったわけやないんやし・・・」

「シュテルさん動揺しすぎて言葉遣いがおかしいです」

「ちなみになのは君もシュテル君も主人公の性別でエンディングに変化はない、残念だが」

「「ぐは!!」」

「開発者からの追撃が入ったーーーー!!・・・・・あれ?性別によってエンディングが違ってくるキャラがいるの?」

「ああ一部のキャラでその違いがある、ちなみにエンディングの一枚絵も違うどちらかの性別でクリアすればギャラリーで両パターン見られるがな」

 

「ふーん・・・・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よし!次はリインフォース・アインスさんを攻略しよう!!」

「「!!??」」

 

「小学生は親友エンドが限界・・・・!だが・・・だが・・・高校生、大学生ならそれ以上も・・ある!」

「だっ駄目だよ!君には奥さんと子供がいるから」

「そうです!あなたは裏切るんですか?妻子を」

「うるさい!邪魔するな!いくら『話す』を選んでも親友以上になれなかったあの悔しさは貴様達にはわかるまい!リインフォース・アインスさんと親友以上になれる前世からの悲願!今こそ果たすとき!」

「前世って何!?後リインフォースさん知ったのって今日がはじめてだよね!?」

「そんなことなどどうでもいい!元々僕は銀髪巨乳キャラが大好きだったんだ!あの!銀髪でわがままぼでぃのリインフォース・アインスさんと親友以上の関係になってあのボディをすき放題にしたいんじゃー!!」

「なのはもわがままぼでぃだよ!私じゃ駄目なの!?」

「銀髪じゃないですかー!やだー!」

「・・・変身魔法で銀髪に・・・・そうすれば私をすき放題に・・・・ぐふふふ」

「あの・・・君達・・・・」

「さぁゆめとぼうけんと!アインスさんのせかいへ!レッツゴー!」

「駄目ー!なのはのボディならいくらでもすきにしていいからーーー!!」

「今銀髪にしますので私も混ぜてください」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何をしているのかな?かな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

体が固まった

 

 

「あっ、ジェイルおじさんこんにちわぁ~」

「うっうむ!ヴィヴィオ君も元気そうで何よりだ!」

「うん!元気元気!今すぐ暴れたいくらい!」

「ヴぃヴぃおさんいつからかえってきたんですか?」

「『そんなことなどどうでもいい!元々僕は銀髪巨乳キャラが大好きだったんだ!』あたりからかな?かな?」

「あのですね・・・あくまでもそのゲームの話であってですね、もちろん現実ではヴィヴィオさんが一番ですよ?」

「そっかーうれしいなぁーあはははは」

「そうですよーあはあっあははははは」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「FIRST・・・COMES・・・ROCK・・・」

「ゑ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『今夜、僕の部屋に泊まりにくるかい?』

 

「キャー、キャー言われてみたい!ヴィヴィオ次々!」

「もぉー、ママはせっかちだなぁ」

「まさか彼も性別によってエンディングが変化するキャラとは」

「高校生の時の姿は抱き枕でしか知らなかったからなぁ~かっこいい~」

 

「自分が攻略される様を見せ付けられるって軽く拷問なんだが?」

「あきらめたまえ、あとそのほっぺたは大丈夫かね?」

「グーじゃなくてパー(平手打ち)で助かった、危うくボられるところだった」

「そうか」

「あのーヴィヴィオさーんそろそろ簀巻きで逆さ宙吊りはきついので解いてほしいんですが?」

「あなたの艦隊つくるまではそのままでいなさーい」

「いや僕のカード入手率低いらしいんですが・・・・博士僕のSRの入手確率ってどれくらいでしょうか?」

「1/25000だな」

「\(^o^)/」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ1

 

ジェイル君とフェイトそんの司法取引の内容

 

「認めるわけにはいきません、あなたはその一生を刑務所で過ごすべきです」

「くっくっく、これは手厳しい」

「仕事ですから、それではこの話は終わりです」

「くっくっく、ああこれは私の独り言なんだがね?」

「・・・・・・」

「最近ねとあるロストロギアを見つけてね」

「・・・・・・」

「そのロストロギア・・・名前・・・確かミノフスキードライブといったかなぁ」

「!?」

「あの原理を魔力に応用して研究が進めば君の夢の実現に前進すると思うんだがね・・・残念だ・・・・・」

「その話詳しく聞かせろ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ2

 

INNOCENTブレイブデュエルタッグフォースで性別によってエンディングが変化するキャラクター一覧

 

エイミィ・リミエッタ

クロノ・ハラオウン

リニス・ランスター

ユーノ

高町ヴィヴィオ

リオ・ウェズリー

八神はやて

八神シグナム

八神シャマル(神楽井ゆずこ)

八神ザフィーラ

八神リインフォース・アインス

アインハルト・ストラトス

アミティエ・フローリアン

キリエ・フローリアン

ディアーチェ・K・クローディア

レヴィ・ラッセル

ユーリ・エーベルヴァイン

ジークリンデ・エレミア

主人公(旦那さん)

ゴールデンロード

 

男性一番人気がディアーチェ・K・クローディアの『我が最愛の伴侶』

男性二番人気が八神リインフォース・アインスの『人生のパートナー』

女性一番人気がアインハルト・ストラトスの『この拳あなたにのみ捧げます』

女性二番人気が八神ザフィーラの『守護の誓い』

 

以上です、尚販売日は未定となっておりますのでご了承ください




次回予告

「ジェイル君、小学生じゃ親友エンドが限度なの何とかしてほしいの」
「くっくっくっく、その欲望実に素晴らしい」
悪の科学者の手に堕ちた義母!

「それで完成したのがこのSTRIKERSメモリアルだ!」
「・・・・・私の出番は?」
それに反逆する星光さん!

「いい加減私の出番ほしいなぁ~」
「やがみんはそのままの君でいてください」
「・・・・私もうやがみやないよ?」
「そうだったね」
夜天の主、その言葉の真意とは!?

悪の科学者が生み出す極悪兵器の数々!彼は無事に攻略することができるのか!
次回「なのは『一緒に帰って、友達に噂とかされると恥ずかしいし・・・』」お楽しみに



ミノフスキードライブってロストロギアになるのか?という突っ込みはなしで(震え声)

今自分の中で一番HOTな題材だったので筆が進みました


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

小ネタ(即興短編集)

次の話が難航中、暇つぶしに短編をどうぞ

但し、ネタがややマニアックすぎる・・・・ご注意ください

それでもOKの方はリンディ茶を片手に気軽にお読みください


※この作中では主人公の名前は『旦那』と表記します

※全体的にネタが高度でわかりにくいですご注意ください

 

 

 

 

短編1

○○出版社主催企画!あの人の初恋は!

 

①エースオブエース

「息子」

・・・・え?

「義理の息子」

え・・・えっと

「20年以上前から好きでした、今でもその気持ちに変わりません!」

い・・・・一途なんですね!

「はい!」

でも息子さんご結婚されているんですよね?

「そんなの知ったこっちゃないの」

「」

 

 

②金色の死神改め金色のスカルハートさん

「キンケドゥ」

・・・・え?

「キンケドゥ・ナゥ」

あの・・・・

「シーブック・アノー」

えっと・・・出会いはどこで?

「ソウルブラザーの部屋の本棚でした」

「」

 

 

③エリオ・M・ハラオウンさん

「え・・・っと妻です」

まぁ!初恋が実ったんですね!←やっとまともな返答がきてテンションが上がる

「あ・・・はい!ありがとうございます!」

ちなみに初体験っていつでしょうか?←テンションが上がって下ネタにはしる

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

なんで顔が真っ青になるんですか?

 

 

④エルトリアのシュテル・スタークスさん

「ご主人様です」

聖王陛下の旦那様ですね←多少のことはスルーすることにした

「はい、昨日も首輪をつけて寝室へとお邪魔しました」

・・・そのとき旦那様の反応は?

「反応してくれずに放置されました」

そっそうですか・・・残念でしたね←ほっとしている

「放置プレイ興奮しました」

「」

 

 

⑤新婚さんレヴィ・R・ハラオウンさん

「エリオー」

重婚という形ですが初恋が実ったわけですね

「うん!うれしかったよ!」

ちなみに旦那さんとの出会いは?

「えっと機動六課ではじめてあったときかな?そのときから気になってたんだ!」

なるほどそれから出会いを重ねたのでしょうか?

「ううん?えっとねサーチャーでずっと見てたんだ!」

え?

「うんとねシュテるんにやり方教えてもらってね!そこからもっと好きになったんだ!」

あっあありがとうございました!

 

 

⑥聖王陛下

「旦那さんだよ?」

初恋が実ったわけですね

「うん!」

ちなみにいつ告白されたんでしょうか?

「うーん2回告白して1回目は断られたんだ」

なるほど1回目はいつごろだったのでしょうか?

「5歳!」

ずっずいぶんとお早い告白ですね

「でもそのときは断られたけど10年待つって約束してくれたんだ!」

旦那様もよく待ってくれましてね

「そうだね、本当に・・・・2回目は10年後、公園で告白したんだ、そのときはOKをもらったんだ!」

10年間の想いが実ったときはそれはもう大変喜んだんですね

「うん!思わずその場で押し倒しちゃって逆レ(検閲削除」てへぺろ

(・・・これ載せても大丈夫なのだろうか?)

 

 

⑦聖王陛下の娘さん

「ぱぱー」

そうですか~実ると良いですね~

「うん」

・・・・子供のいうことですからその魔力を抑えてください、機材が壊れます

 

 

⑧聖王陛下の旦那さん

「・・・・・・・」

・・・・・・あの?

「・・・オフレコ」

え?

「オフレコでお願いします(迫真)」

アッハイ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・高町桃子さん」

 

 

 

 

 

 

雑誌掲載後、旦那さんは妻とお義母さん、義理の祖父に追いかけられました

 

 

 

 

 

 

 

短編2

ヴィータちゃんの新フォルム

 

管理局のレストルーム

「・・・・・・・」

「あれ?ヴィータ?どうしたんだこんなところで?」

「ん?ああ旦那か・・・どうしてここにいるんだ」

「妻とお義母さんにお弁当を届けに来たんだ、なんか浮かない顔だけど悩み事?」

「ああ、実はアイゼンの新フォルムを考えていてな、フェイトに相談したんだ」

「・・・・・・・もう落ちが読めたんだが?」

「まぁとりあえず見てくれ、アイゼン」

『Einverstanden』

 

そういうとヴィータは新フォルムへと姿を変えた

 

「・・・・・・どうだ?」

「・・・なんでシナンジュなんだ?」

「え?どうしてこのフォルムの名前がわかったんだ?確かにこれはシナンジュフォルムっていうんだ」

「え?いやその・・・・なんとなく」

「?そうか?」

「んでこれに何の問題があるんだ?性能が悪いとか?」

「いや性能自体はいいんだ、高機動で遠距離にも近距離にも対応できる、まぁこれじゃ鉄槌の騎士を名乗れないが」

「ああそれが問題?」

「いや・・・・それだけならいいんだが・・・・そうだな私の肩辺りに触れてくれないか?」

「?ああ・・・いいけど?」

そういって僕はヴィータの肩に触れた、すると・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『大佐を守るのは・・・・・この私だぁっ!!』

「「・・・・・・」」

『真っ白なシーツを汚す染み!消えてしまえ!』

「・・・あの・・これ」

『大佐のお邪魔にならぬようにせねばな』

「こんな風にアイゼンが独り言をしゃべりだすんだ」

『親衛隊の名に懸けて、失敗は許されん!』

「そうか・・・・」

『私に・・・私に撃たせたなぁ!!』

「これがなけりゃ普通に使えたんだが」

『大佐ぁ!離脱してください!あなたがこんなことで!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

短編3

なんで気づかないの?高町なのはの憂鬱

 

あのファミレス騒動からお義母さんが僕のことを好きだということを初めて知った

「それにしてもまったく気づかなかった」

「何で気づいてくれなかったの?よくお弁当とか一緒に誘ったよね?」

「そのときは仲良し5人組全員と一緒だったでしょ?女子5人に男子一人って気まずいってレベルじゃない」

「・・・・よくフェイトちゃんと遊びに行ったときちょっかい出していたよね?私」

「思考レベルが低いよ、なんなの?男子が気になる女子にちょっかい出すって小学生レベル?」

「・・・・直接告白しなかった私も悪いけど、本当に何も思わなかったの?何か疑問に感じなかったの?」

「・・・・ぶっちゃけた話を言うとね・・・・・・・怒らない?」

「?・・・・・・・・言った内容による」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「レズだと思っていました」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高町なのはのディバインバスター零距離砲!旦那の鳩尾にクリーンヒット!

 

 

 

 

 

 

 

 

「っっっっっっっっ!!げっほ!げっほ!なんなの!?」

「それはこっちの台詞だよ!なんでそう思ったの!!」

「いやだって、中3にもなって女3人キングサイズのベットで一緒に寝るなんてそういう人って思うだろ?」

「何で知ってるの!?」

「フェイトそんに聞いた」

「っく!だけどその後私好きな男子がいるって言ったよね!?しかもなんであそこでユーノ君の名前が出るの!」

「ほらユーノって見た目女顔しているじゃん?声も高いし女同士は世間体に悪いからそっちに鞍替えしたかと・・・・・・あと前世がユーなの派だったからかなぁ?」

「???ゆー?なの???ともかく!私が百合女なんて酷い言いがかりだよ!」

「まぁまぁ、疑う要素はそれだけじゃないんだよ、これを見てくれ」

「?パソコンを操作して何を見せる気なの?」

「えーと確か、あったあったこれだこれ」

「○○出版社の週刊誌?えっと発行日が機動六課設立して少したったあたりだね」

「うん、この週刊誌の特集で『局員に聞きました管理局ベストカップル100位!!』っていうのがあってねここ見てみ?」

「うん?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第1位 高町なのは×フェイト・T・ハラオウン

コメント欄

・なのフェイサイコー!!

・なのフェイは至高

・なのフェイは原点

・なのフェイprpr

・なのフェイは俺のジャスティス

・旦那氏ね

 

 

 

 

 

 

「どういうことなの・・・・・・」

「見ての通り、『ベストカップル』なのに女同士、高町なのははレズ、はっきりわかんだね」

「・・・・いやこれだけじゃ百合ってことには」

「まだ言うか・・・・・ここも見てみろ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第5位 高町なのは×スバル・ナカジマ

コメント欄

・憧れの女教官に秘めたる想いをぶつける教え子なんて最高だね

・災害で助けられてその人に憧れて管理局に入るって王道よね

・なの×スバハァハァ

・旦那氏ね

 

 

 

 

 

「なんでなのよぅ・・・・」

「ちなみにですがこれ以外にも高町なのはのカップリングはありますがどれも女×女です、高町なのははレズ、はっきりわかんだね」

「・・・ほっほ他のみんなだって・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第3位  フェイト・T・ハラオウン×エリオ・モンディアル

第4位  フェイト・T・ハラオウン×旦那さん

第5位  高町なのは×スバル・ナカジマ

第6位  ティアナ・ランスター×ヴァイス・グランセニック

第7位  スバル・ナカジマ×ティアナ・ランスター

第8位  シグナム×ヴァイス・グランセニック

第9位  キャロ・ル・ルシエ×エリオ・モンディアル

第10位 高町なのは×ヴィータ

第11位 高町なのは×ティアナ・ランスター

第12位 シグナム×エリオ・モンディアル

第13位 八神はやて×ユーノ・スクライア

第14位 スバル・ナカジマ×旦那さん

第15位 高町なのは×八神はやて

第16位 八神はやて×ヴェロッサ・アコース

第17位 八神はやて×旦那さん

第18位 ザフィーラ×アルフ

第19位 ヴィータ×エリオ・モンディアル

第20位 高町なのは×シグナム

第21位 シャマル×エリオ・モンディアル

 

「見ての通り上位は話題の六課メンバーが独占しております、が、高町なのはだけカップリングはすべて女同士のカップリングでございます、ちなみに下位にも男子とのカップリングいっさいありません、高町なのははレズ、はっきりわかんだね」

「色々突っ込みどころ満載だね・・・・エリオがやけに多いけど?」

「この頃姉ショタが局内ではやっていたんだ、その中での一番派閥が大きかったのがフェイト×エリオ」

「4位にフェイトちゃんと君がいるんだけど?」

「コメント欄見てみ」

 

 

 

第4位 フェイト・T・ハラオウン×旦那さん

コメント欄

・なんかあの二人を見ていると仲のいい兄妹にしか見えない

・不思議だが男女の関係には見えないが兄妹といわれると納得する、見た目がぜんぜん違うのに

・はっきりいってクロノ提督よりこっちが本物の兄妹に見える

・血ではなく魂レベルでのつながりを感じる

・旦那さん妹さんをください

 

 

 

「というわけで『カップル』投票なのに兄妹に見えるという理由だけでこの順位なんだ」

「納得いかない・・・・・・あれ?第2位がないけど?画像が加工されている?」

「・・・・・気づいてしまったか・・・・忌まわしい記憶なのだ・・・・僕にとっては・・・」

「えっ・・・と知りたいなぁ~~なんて・・・」

「知りたいと申したか!!」

「ひっ!!」

「よいだろうそんなに見せたいなら!!こっちが加工前の画像です!!」

「うっうん・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第2位  旦那さん×エリオ・モンディアル

コメント欄

・兄ショタハァハァ

・兄であり父であり親友である旦那さん・・・・・いつしか二人の仲は禁断の愛へ・・・!!

・旦那先輩はホモ、はっきりわかんだね

・フェイトそんは二人の仲を引き裂こうとしているんだわ!そんなの許されない!

・二人は本当に仲がいいんです、よく二人っきりで相談しているんです

・旦那さん・・・・イキロ

 

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・」

「ちなみに1位とは1票差です、信じられるか?フェイト『が』お邪魔虫なんだ」

「・・・えっと、あ!5番目のコメントはまともだよ!!ね!」

「・・・・そのコメントフェイトそんなんだ、彼女がその発言をしたことが発覚して親公認のカップルになったんだ」

「」

「ちなみにこの後もこの企画は行われたけど1位と2位はエリオとフェイトそんが結婚するまで揺るがなかった、しかも時々1位と2位が逆転した」

「・・・・え?」

「皆エリオとフェイトそんが結婚したときは約二名を除いて祝福しただろ?だけど間違えなく一番喜んだのは僕だ、間違いない(迫真)」

「アッハイ」

「というか『ベストカップル』で何で同姓同士のカップルが1位2位独占してるんだよ・・・おかしいだろ?」

「そうだね、世の中間違ってるよね・・・・・・」

「うんうん、間違ってる・・・・・・・・・・・」

 

 

 

「「あははははははははははははははははは」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「夏の夕暮れ

 

 やさしく迎えてくれるのは

 

 海鳥達だけなのか?」」

 




現在ネタを考えるためアニメ無印から復習中、漫画とゲームも参照するので次の話は時間かかりそう
即興ネタならできるかもしれませんが、気長にお待ちいただけると幸いです


連載なのにすいません


追記
尚、短編3のフェイトそんはインタビューを受けて返答に困ったとき一番に思い浮かんだ組み合わせであって腐女子ではありません、いいね?


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

彼ら彼女らの恋愛事情

作者は恋愛物は書けない、はっきりわかんだね

原作キャラ×原作キャラの描写が多くあります、特定のカップリングにこだわりがある方は
みないことをお勧めします。
またちょっと話が長くなってしまったので途中で飽きるかも

それでもOKというかたはカフェオレ片手に気軽に読んでください


「それじゃ今年もお盆にはそっちに帰るからね」

『私もお父さんもヴィヴィオちゃんと孫が来るのを楽しみに待っているわ』

「おいおい自分の息子を忘れないでくれよ」

『はは忘れちゃいないさ、それじゃ気をつけて帰って来るんだよ?』

「うんそれじゃ、また」

 

 

日曜日の午前、両親に電話で今度のお盆実家に帰ることを告げる

それにしても一見普通の携帯端末に見えるけどこれ一本でミッドチルダはもちろん地球などの管理外世界にも

通話、メールが可能で空中にディスプレイを投影するテレビ電話機能もついているんだよね。

ちなみにあのジェイル・スカリエッティ博士のお手製ときた、変な機能ついていないよね?

 

 

「それにしても静かだ・・・お義母さんはヴィータに引きずられてお仕事、シュテルさんはクローディアさんに引きずられてエルトリアに行ったからなぁ」

 

前に博士が遊びに来たとき本来の仕事を途中ですっぽかして帰ってきた二人はその罰としてお休み返上で仕事に向かった、そして愛しの妻と娘はというと

 

 

「・・・・」

 

妻はソファに座っている僕の膝を枕に娘を抱きしめて二度寝、娘は妻のデバイスの『クリス』を抱いて寝ている、ああ娘よもう少し抱きしめる力を緩めなさい、クリスが苦しそうにしているから

 

「しかし電話していたのに寝ているなんてよほど疲れていたのかな?」

 

お義母さんとシュテルさんと違って本来の仕事を即効で終わらせて帰ってきた妻を労うように頭を撫でる、その表情はどこかうれしそうだ、久しぶりの家族3人+1デバイスの静かなときをすごしていると

 

 

 

ピンポーン

 

 

 

・・・・・・まぁインターホンを鳴らすくらいだからお義母さんやシュテルさんじゃないよね?

 

 

 

「むぅ~」

「ヴィヴィオお客さんみたいだ、ちょっと頭上げて」

「い~やぁ~」

「ヴィヴィオ」

「うー、わかった・・・・」

 

渋々僕の膝からどいたヴィヴィオを置いて僕は玄関子機にでる

 

 

「はい、どちら様でしょうか?」

『私や、私や私』

「『私』という人なぞ知りません」

『それくらい愛でわかるやろ?』

「わかりません、どうしてもというなら合言葉を言え」

『合言葉?なんや?』

「33-4」

『なんでや!阪神関係ないやろ!』

「よし入れ」

 

そういうと僕は玄関のロックをはずす

 

「どうしたーやがみん、家に来るのは珍しいな」

「散歩ついでに寄っただけや、それともう『八神』やないと何度も言うてるやないか」

「失礼、『スクライア婦人』」

「おじさん、こんにちわ」

「お、こんにちわー、息子も連れてきたのか?」

「久しぶりの休みやしな」

 

そういって僕は小学生からの親友、『はやて・Y・スクライア』を家に招いた

 

 

 

 

「誰だったの?・・・・あれ?はやてさん」

「久しぶりやないの、相変わらずええ乳してるなぁ」

「いきなり人の妻にセクハラしないでください」

 

僕は妻と娘、やがみんとその息子の分のお茶を入れる

少しすると娘とやがみんの息子は一緒に遊び始めたようだ

 

「そういえばユーノさんは?」

「旦那ならお仕事や」

 

ヴィヴィオが質問を投げかけるとやがみんはやれやれといった様子で返答する

 

「相変わらず無限書庫は忙しいのか」

「司書長とはいえお休みとってもええのになぁ」

 

管理局からの無茶振りに愚痴をこぼしながら仕事をしている場面が容易に想像つく

 

 

「そっちも忙しいだろ?よく休みが取れたな」

「ヴィータから『上が休まないと部下が休めない』と言われて仕方がなくや」

 

こんなんでも『首都防衛隊代表』階級は中将、地上本部総司令らしい。

お前その若さで中将って何やったらそうなるんだ?と聞いたがにっこりと笑って黙秘を貫いた、こえーよ

それはともかく、原作StrikerSでレジアス・ゲイズが嘆いていた地上側の戦力不足だが、本来『空』にいるはずの高町なのは、さらにその『お守り』としてヴィータも陸上戦技教導隊いる、彼女らの尽力で陸所属の局員のレベルが大幅に向上、ミッド都市内の犯罪率がかなり低下している

 

さらに、

 

「そういえばフェイトちゃん管理局に復職したで?」

「え?子育てを理由に管理局やめたのに?」

「『レヴィが来てから家事の出番がほとんどなくなったから布教活動を再開する』って」

「何を布教するかは聞かないが・・・・てことは執務官か?ブランクある分きつくないか?」

「・・・・・地上本部の事務員、しかもパートや」

「え?」

「フェイトママが?」

「理由が『子供の幼稚園お迎えは自分がやりたい』とのことや、ちなみにフェイトちゃん前になのはちゃんと模擬戦やって勝利してたで」

 

 

げに恐ろしきは『金色のスカルハート』、ちなみに彼女人気でも高町なのはよりも上である、主に変身前は大きいお友達に、変身後は小さいお友達に、引退後もその知名度が劣ることはなく、後に聞いた話だが彼女が地上勤務になってからさらに犯罪率がさらに低下したらしい。

 

「今年はフェイトちゃんに憧れて陸を希望する訓練校の生徒が大量にいるそうや」

「レジアスさんの苦労とはなんだったのか」

「・・・・・・・・・・・・今の立場になってようやくあの人の苦労がわかった気がするわ」

 

 

あの世にいるレジアスさんは今泣いていい

 

 

 

「それにしてもこんな話をしていると機動六課にいたころが懐かしいなぁ」

「せやな」

 

スバルは港湾特別救助隊、ティアナは本局執務官、キャロは辺境自然保護隊、そしてエリオは

 

「エリオだけ所属を変えているんだよな」

「特別保護施設の職員だね、自分のような境遇の子供達を救いたいって言ってたよ」

 

 

そう妻は話すが原因はそれだけではない、ナニカから逃げたようだ

 

 

「FW陣で結婚しているのって結局エリオだけか」

「うーん、私絶対エリオとキャロは付き合うと思うたんけどなぁ」

 

ぶっちゃけ馴れ初め知っている自分からすればまぁ当然の結果だよなぁと思っている

 

「それよりもティアナさんがヴァイスさんとくっ付かなかったに驚いたよ、当時いい雰囲気って聞いたのに」

「まさかのシグナムとヴァイス君やもん」

 

妻がそういうとはやてもそれに同意する、実は機動六課解散後にひそかに付き合い始めていたようでそのままゴールイン、子供はいないが関係は良好らしい

 

「確かシグナムが重症を負った事件のときにヴァイス君がお見舞いに来たとき初めて関係が発覚したんやっけ」

「それ言ったらやがみんとユーノの関係もあの事件でやがみんが怪我してユーノがお見舞いに来て皆に発覚したんだろうが」

 

原作で言うところの『Force』の事件である、ちなみに僕は皆に知る前にやがみん達の関係は知っていた

二組ともなぜか僕のところに報告して来るんだもん、僕は『それはまず家族に話せ』と言ったが彼女らいわく『家族に話すには勇気がいる』とのこと結局5~6年関係を話せぬまま結婚せずに余計ややっこしくなるんだから。僕以外にはカリムさんとヴェロッサさんは知っていたようである、二人とも・・・特にヴェロッサさんは寂しそうな顔をしていた。

 

 

ちなみに旧八神家で結婚していないのはシャマルさん、ヴィータ、リインである、ザフィーはvivid時系列が始まる前に交際していたアルフと結婚、クロノさんを除けば一番早く結婚したのは彼らである、しかしまだ子供はいない模様、使い魔や守護騎士って子供ができないのだろうか?

 

 

「そういえばうちらの結婚式のブーケをキャッチした女性、クロノ君の時から絶えずに結婚しとるんやっけ」

「おおそういえばそうだなぁ」

 

順序で言うと

エイミィさん→アルフ→やがみん→シグシグ→フェイトそん→ヴィヴィオである、あれ?

 

「そういえばヴィヴィオのブーケトスって誰が取ったんだっけ?」

「・・・・レヴィや」

 

そうだった、というかここまで結婚が続けば女性も取りに来るのが必死である

 

「だいたいやがみんあたりからブーケ争奪戦が激しくなったんだっけ?」

「皆最初は手を伸ばす程度だったのに今じゃ自分達の持てる力すべてを使って取りに来てるよね」

 

管理局の著名人も集まる身内の結婚式はもはやミッドの名行事になっているくらいである、ちなみに最大規模がフェイトそんの結婚式である、というかフェイトそんの結婚式はブーケ争奪戦というより花婿争奪戦になっていたような気がする。

 

「フェイトちゃんの結婚式は思い出すだけでぞっとするわ」

 

やがみんがそういうとそこにいる全員が顔を真っ青にする

 

 

お義母さんとシュテルさんの砲撃がぶつかり合い、ヴォルテールは白天王と取っ組み合いをはじめる、虫も飛び交うが来賓の安全のためクローディアさんのジャガーノートで一掃されるetc・・・・・・・・

 

 

そこには阿鼻叫喚の世界が広がっていた。

 

 

「ブーケは吹っ飛んだところにたまたまいたヴィヴィオがゲット、最後まで花婿を奪おうとした約二名はエリオとフェイトそんが取り押さえた、夫婦初めての共同作業が暴徒(二名)の鎮圧ってすごいな」

「私の時は前回最も暴れた人たちが1名(ママ)を除いておとなしかったからよかったけど」

 

今度はエリオとレヴィの結婚式になるのか・・・・・フェイトそんの時の二の舞になりそうである、

最近お義母さんも夜中に刃を研いで・・・・もといレイジングハートを念入りに磨いているようである

 

「というかブーケ争奪に躍起になるのはいいけどまず相手を探すべきなんじゃないか?スバルなんてそういう話を全然聞かないぞ?」

「あー、それなんやけどなぁ」

「え?スバル相手がいるのか?」

「いや、これはリイン情報なんやけどな・・・・」

「「うんうん」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「最近トーマを見る目が怪しいらしいで?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「・・・・・・・え?」」

 

 

 

「いやいや、ちょっと待て待てあいつ今ナカジマ家の養子なんだろ?義理とはいえ姉弟だぞ?」

「というかトーマさんすでに二人の女性から好意寄せられてますよね?」

 

ただでさえリリィとアイシスの板ばさみなのにそこにスバルが追加されるのか?

 

「お義母さんは彼女に何を指導していたんでしょうね」

「師弟同士思考が似るもんなんやなぁ」

「いやそれ言ったらティアナだってそう・・・・・・・まさか・・・・」

「ティアナさん、まだヴァイスさんをあきらめていないとか?」

 

 

 

 

「「「・・・・・・・・・・」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・わかった、この話はやめよう、ハイ!!やめやめ」

 

 

 

これ以上はこの話題に追求せずに別の話題を振ることにした

 

 

 

 

①初恋の話題(旦那編)

 

「そういえばこないだの○○出版社の週刊誌見たで?」

「「・・・・・・・・・」」

「なんやー面白い話題があがってたやないの?」

「オフレコって言ったのになんで掲載してるんだよ、というかヴィヴィオさんその不機嫌な顔はやめてください」

「いやー、意外すぎて面白かったわー」

「まぁあれだよ、小さい子供が幼稚園の先生が好きになると同じようなものさ・・・・・・・だからヴィヴィオさん無言でアクセルシューターぶつけないでください」

「まぁあんなこと言われたらなのはちゃんも黙っていなかったやろ?」

「・・・・・・・・・その話題だすとあれを思い出すな」

「あれ?」

「いつだったか・・・・夕食の買出しから帰ってきたんだけどさ、誰かの靴があったわけよ?妻の靴じゃないし・・・・・まさか泥棒?と思ったわけ」

「ふむ、それで?」

「恐る恐る進むと誰かが料理しているみたいでな、なぜ?と思いつつも台所を覗くとだな・・・・」

「ふむ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「高町桃子さんがいた」

「え?嘘やろ?」

「はい嘘です、髪を下ろしたお義母さんでした」

「え?」

「いやね、髪下ろしただけであんなに似ると思わなかった、しかもわざわざ魔法で声を桃子さんと同じにして『お料理もうすぐでできるから待っててね?』って言われたときは不覚にもときめいてしまった・・・・・・ヴィヴィオさんお願いだから脛を蹴らないでください」

「そこまでやるか」

「いやそのときはあの週間誌を見てなかったからなんでこんなあんなことをしたのかさっぱりだったけどさ、お言葉に甘えて僕はほいほいとリビングで待っていたわけよ?」

「それで終わりやないのか」

「うん、それでねトイレに行きたくなって廊下に出たんだ、すると上から『ギシッギシッ』って音がするから不審に思って上を見たら・・・・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「口に小太刀を咥えて天井に貼り付いている高町士郎さんがいました」

「え?嘘やろ?」

「いいえ本当です」

「え?」

「あれは明らかにヤル目をしていた、腰を抜かさなかった自分を褒めたいね、そこから士郎さんとのリアル鬼ごっこが始まったよ、なぜか途中で妻とお義母さんも参加したけどね」

「よく逃げ切ったね」

「桃子さん鶴の一声で収まりました・・・・・・・・・・・・・おかげで桃子さんにあの週刊誌がばれたけどね、終始ニコニコしてたよ・・・・・・・しにたい」

「そっそれは災難やったなぁ、てかなのはちゃんがサイドポニーテールからストレートに変更したのって・・・・・」

「多分それが原因、ぶっちゃけ辛抱たまらんとです・・・・・・・・・・ヴィヴィオは今のままが一番だからねストレートにしなくていいし、元々ポニーテール自体は大好きだから」

「そうだね、おばあちゃんが面白がってサイドポニーテールにしたとき鼻の下伸ばしてたよね?」

「仕方がないだろ!だいたいなんだよ、あの家系!全員容姿や体形が15年前からまったく変わってないぞ!今でもあそこに行くとタイムスリップした気分になれるわ!あの家族実はどこぞの戦闘民族で戦うために若いときの時代が長いと言われても納得しちまうよ!あとお義母さんは現在でも一部が成長なさっています」

「あ゛ん!?」

「ごめんなさいヴィヴィオさん」

 

 

 

 

 

 

 

 

②初恋の話題(フェイトそん編)

 

「そういえばフェイトちゃんの初恋の人の名前があがっていたけどこの人誰や?聞き覚えがあらへん」

「あ!それ私もない、フェイトママに聞いてみたけど寂しそうな顔をして何も聞けなかった」

「ああ、それ漫画の登場人物」

「「はい?」」

「エリオには話しているけどあまり広めないでね、当時僕が貸した漫画の登場人物でね主人公の良き兄貴分でありもう一人の主人公とも言える存在なんだけどね、本人曰く『こんなお兄ちゃんがほしかった』って言ってたな」

「義理とはいえ本当の兄であるクロノ君がかわいそうや」

「1巻は僕の家で読んだんだけど、気に入ったみたいだからその後の物語のも含めた全巻を貸したんだよ」

「ある日を境に妙に仲ようなってんんはそのためか」

「まぁそうだな、それから2日たってフェイトそんが学校にこなくなったんだ」

「あー、あのときやななのはちゃんが心配して君と一緒に様子を見に行ったんやっけ?」

「うん、それで行ってみるとリンディさんとクロノさん、それにアルフが出迎えてくれてな、聞くと部屋に篭りっきりで出ようとしなかったらしいんだ、部屋の前に食事を置くと僅かだけど扉を開いてパンのひとかけらを持っていくぐらいらしい」

「完全に引き篭もり状態だよ?それ」

「リンディさんとクロノさん、アルフ達が扉の前で声をかけても何にも返事がまったくなく困っていたらしい、その話を聞いたお義母さんが慌ててフェイトそんの扉の前に行ったんだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今から約27年前の話

 

「フェイトちゃん!!どうしたの!!フェイトちゃん!!」

「・・・・なの・・・は?」

「何か嫌な事があったの?教えて?なにがあったの?」

「ごめん・・・・私・・私・・・」

「フェイトちゃん?ここを開けてお話しよ?皆に話せばきっとよくなるから」

「ごめん・・・・こればかりは・・・・・なのはでも・・・・」

「!!??・・フェ・・イト・・・ちゃん?・・・・フェイトちゃん!!!」

「高町さん落ち着いて・・・・テスタロッサさん?僕だよ」

「・・・あ」

 

擦れた声ではあるが僕の名前が聞こえた

 

「うん僕だよ、どうしたんだい?前はあんなに楽しそうな顔をしてたじゃないか」

「!!??・・ふぐっ・・・うわぁ・・・えぐっ」

「・・・・もしかしてあれが原因なのかな?」

「え?・・・・・・・・うん・・・・」

「そっか・・・・よかったら聞かせてくれないかな?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

すると目の前の扉が徐々に開く、僕を除いたその場にいる全員が驚く

 

「・・・・入るよ?」

「・・・・うん」

 

驚いた人たちをそのままに僕は彼女の部屋に入る、そこには焦燥しきったテスタロッサさんがいた、後から聞いた話だったが高町さんいわく『母親の件より酷い顔をしてた』らしい

 

「・・・・・・話してくれる?」

「・・・・・・・・・・・・・」

 

そういうが彼女は躊躇しているのか、なかなか口を開いてくれない

 

「「・・・・・・・・・・・・」」

 

僕は彼女がしゃべるのを待っているとふと彼女のベットが本で散らかっているのに気付いた、その中にやけにぐちゃぐちゃに濡れている本があった、気になった僕はその本を手にとってページを捲る

 

「あ・・・・・・・・・・・」

 

ページを捲っていくと一際ぐちゃぐちゃになっているページを見つけた、それを見て僕は合点した

 

「好き・・・だったんだね・・」

「あ・・・・・うん」

 

僕の質問に答えるテスタロッサさん

 

「そっか・・・・・・・・・・」

「馬鹿だと思うよね?でもね・・・・私本気・・・だったんだ・・・」

「・・・・・・・・・・・・・」

「本当はね『おめでとう』って言わないといけないのに・・・それを認めたくないんだ」

「・・・・・・・・・・・・・」

「祝福できない自分が嫌になったんだ・・・・・・・・・・・・・・・」

「でも、『おめでとう』って言いたいからここまで悩んでたんでしょ」

「・・・・・うん」

「そうだな・・・・・・初恋ってうまくいかないって言うのは本当だな」

「・・・・もしかして君も?」

「ああ、もう彼女は結婚しててね」

「嫌な気持ちにならなかった?素直に認めることができたの?」

「そんな気持ちなかった、といえば嘘になるけどそれ以上に彼女が幸せそうな姿が嬉しかった」

「!!」

「・・・・・・・君が恋した『彼』はさ・・・『彼女』のために10年以上戦い続けたんだよな、その一人の女性のために戦い続ける姿も『彼』を好きになった理由のひとつじゃないかな」

「うん」

「そんな『彼』がようやく掴んだ幸せなんだ・・・・・祝福しよう?『彼』は今幸せなんだ」

「う゛ん゛」

 

僕は泣き始めた彼女をそっと抱きしめた

 

「これは誰にでもある苦い経験さ、だけどいつかきっとまた素敵な人が現れるさ・・・・・・・・今はたくさん泣いていいんだよ、いっぱい泣いてすっきりしたら、明日からは笑顔で元気に学校へ行こう?」

「う゛ん゛!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ええ話やなぁ~」

「だけど漫画のキャラクターなんですよね?」

「ヴィヴィオそれ言っちゃ駄目」

 

ちなみに一際ぐちゃぐちゃになっていたページにはそのキャラクターの結婚した様子が描かれていた

 

「そういえばその頃からだなクロノさんに良く相談されるようになったのは、後お義母さんからのちょっかいだしが多くなったのもその頃だ」

「気になる男子が親友とはいえ女の子と抱き合えばちょっかいも出したくなるやろ」

 

まぁ当時は自分が解決できなかったから解決した僕に対する嫌がらせという認識だった

 

 

 

 

 

③奇行種「なのは」の話題

 

「最近お義母さんの暴走が留まる事を知りません、先生助けてください」

「誰が先生や」

「いけるいける!先生のMAP兵器に加えて旦那さんの支援魔法+ヴォルケンリッターで囲い込めば!!」

「結婚騒動の時それ以上の戦力で挑んで返り討ちにあったこと覚えてる?」

「申し訳ありません」

「ママの奇行は今に始まったことじゃないけど日を追うごとにエスカレートしていっているよね」

「そうだな、以前にこんなことがあったな・・・・家に帰るとさ僕の部屋を物色しているお義母さんがいたわけよ」

「部屋に鍵かけとる?なんか侵入されすぎやないか」

「・・・・・・アバカムを覚えているらしい」

「さよか」

「・・・・まぁそれはともかく、そのときはなにを探しているみたいでな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

回想

 

 

「うーん、ないなぁ」

 

家に帰ってきたらお義母さんが僕の部屋のゴミ箱を物色している、異様な光景だ

 

「使用済みティッシュがない、私やシュテルがいるから『ユニゾンイン』の時間はないし絶対ソロ活動しているはずなんだけどな」

 

・・・・・トイレットペーパーでなければ即死だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「しょうがない、パンツでもしゃぶるの」

 

・・・・え?

 

 

 

 

回想終わり

 

 

 

 

 

 

 

「ソロ活動のことは後で問い詰めるとして・・・え?しゃぶる?なにを?」

「パンツ」

「なのはちゃん・・・・とうとうそこまで・・・・・」

「え?てことはその後ママは洗濯前のパンツを持っていったとか?」

「いやそのときはすべて洗濯済みだったよ」

「ああ、それはよかったや「そのときはいていたパンツを直接奪いに来た」 ・・・・え?」

「ママ・・・・・・・・」

「あの後お義母さんに覗いていたのがばれてな、『乙女の秘密を知ってしまった罰なの』って言ってな」

「・・・・結果は?」

「・・・・10分ほど粘ったんだけど敢え無くとられてしまった、しかもその後『良い戦いだったの、ユニホーム交換なの』って言って自分の下着を渡してきた」

「てかそこまでいったらもう無理やり『ユニゾンイン』すればええのに」

「本人曰く『私から無理やりするのは主義に反するの!』だってさ」

「「・・・・・・・・」」

「前からいたずらとかはしてたけどシュテルさんが来てから余計酷くなったな」

「・・・・・・そんななのはちゃんにな以前質問したんや」

「なにを?」

「いつも『息子息子』って言ってるけどその息子がいなくなったらどうするん?って質問や」

「・・・・返答は?」

 

『そんなのありえないの、私と彼が一緒にいるのは確定事項、邪魔するやつはなんであろうと・・・潰す、一緒にいられないならいっそ・・・まぁ一緒にいることができればお邪魔虫がいてもいいかな?にゃはははは』

 

いっそ・・・・なんだよ?

 

「・・・・ちなみに目が笑ってなかったで?」

 

 

 

 

 

 

 

 

④奇行種「シュテル」の話題

 

「お義母さんが精神的に殺しにかかってるとすればシュテルさんは社会的に殺しにかかってますね」

「たとえば?」

「こないだ娘と散歩に行こうとしたらシュテルさんに『私も連れて行ってください』て言われた」

「それくらいなええやないの」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そうだな、犬耳と尻尾生やして首輪を咥えていなかったら喜んで連れて行ったさ」

「」

「どういう原理か知らないがちゃんとくっ付いていて耳はピコピコ動くし、尻尾はぶんぶん振れていたな」

「それで・・・・どうしたの?」

「・・・・おんぶされて離れなかったからそのまま散歩に連れていった」

「なんで外に出てしまったんや・・・・」

「娘が気に入ってしまってな、『連れてってあげてー』て泣き出してしまって仕方がなく・・・・」

「・・・・通報されなかった?」

「・・・・ご近所の皆さんが『ああ、いつもの人か』みたいな顔をして挨拶してくれたよ」

「もう周知の事実やな」

「一回最近越してきた人が通報したらしいけどね」

「え?大丈夫だったの!?」

「管理局の人から『それいつものことなんで気にしないでください』って言われたらしい」

「すまんそれ指示したの私や」

「お前の仕業か!」

「でも誰も疑問に思ってなかったで?」

「どういうことなの・・・・・・・」

「ママがオリジナルだからシュテルさんもあんな風になっちゃったのかなぁ」

「そんなところ引き継いでほしくなかった」

「実はなシュテルにもなのはちゃんと同じ質問してな」

「嫌な予感しかしないんだが?」

 

『私は彼の傍にいられるなら例え奴隷だろうと使い魔だろうとペットだろうと問題ありません必ず傍にいます、私のすべては彼のものです、まぁ混ざりたいのであればどうぞ、拒みませんので』

 

「こんな感じや、多分これから断り続けてもあの子ら地獄の果てまで迫ってくるで?」

「てっ天国まで行けばワンチャンあるでぇ・・・・」

「まぁこれ以上増えるわけでもないんやし受け入れるのも選択肢の一つや、幸いエルトリアでは重婚可能なんやろ?覚えていてな?」

 

そういうとやがみんは息子達の様子を見に行った

 

 

 

 

 

⑤妻の話題

 

「ねぇ」

 

やがみんが娘の様子を見に行った後、妻が話しかけた

 

「どうした?」

「あのね・・・・さっきママたちの話を聞いてね、悔しくなっちゃったから私もひとつ暴露しちゃおうかなって」

「これ以上頭痛のタネは増やしたくないんだが?」

「ふふふ、皆には内緒だよ?」

「はいはい、それでなんなんだ?」

「・・・JS事件で私が拉致されてゆりかごの生体ユニットとしてママたちと戦ったことは知っているよね?」

「ああ、何でも博士に洗脳されて戦うのを強要されたって聞いたな」

「うんそうだね・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「なんだ?もったいぶらずに教えてくれよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「実はね戦う直前にはもう洗脳は解けていたの」

「え?そうなの?それじゃ何で戦っちゃったの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「邪魔な女どもを片付けてあなたを独占しようと考えていたから」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・嘘だよね?」

「ふふっご想像におまかせしまーす」

 

どうやら僕が好きな女性は全員愛が重いようだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『○い夜♪鳥○る♪夢の○♪○○写す♪わらべ唄♪○ずさみ♪○ろ行く♪草○を♪』

 

「すまん、メールだ」

「・・・・なにその曲?」

「『尽○る』って曲・・・・・・・・・・・・・・・うん?」

「どうしたの?」

 

そういってヴィヴィオは固まった旦那さんから携帯端末を拝借して中身を見る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

名前:ティアナ・ランスター

件名:大事なお話

本文:二人っきりでお話したいことがあります

   ご都合がいい日時を教えてください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ1

追求

 

「ところであなた」

「どうしたヴィヴィオ?」

 

やがみんが帰った後、妻が話しかけた

 

「『ソロ活動』ってなにしてたの?」

「!!??あっいえそのですねぇ」

「・・・・私がいるからいらないよね?」

「えーと、最近時間があっても約二名が邪魔しちゃうからソロ活動はほしいなぁ~って・・・・」

「・・・・・私に飽きたの?」

「え?ちッ違うよ!!」

「だって温泉旅行以降何にもないし・・・さっきティアナさんから意味深なメールが届いているし」

「なんであんなメールを送ってきたのか僕もわからないよ!」

「・・・・・・・・・・・」

「・・・・・(あかん!泣きそうな目をしている)わわわわかった!ちょっとまってろ!!」

「?」

「『Pi!』もしもしレヴィ?僕だ!今夜娘をそっちに泊めてほしい!OK?ありがとう!!ん?『ボクの時はよろしくね?』もちろんさぁ☆『Pi!』」

「え?」

「よし!次は『Pi!』もしもしヴィータか?今夜お義母さんをこっちに帰らせないでくれ?なに?『元々徹夜で帰さないつもりだった?』よく言った!ガンダム!今度良く効く胃薬をプレゼントをしてあげるから・・・・なに?それよりも言ってほしい言葉がある?なんだ?・・・・まぁいいぞ、『頑張れよヴィータ、お父さんいつでもお前のこと見守っているからな』・・・これでいいのか?・・・なに?鉄槌の騎士の名に懸けてお義母さんを帰さない?・・・よくわからんが頼むぞ?『Pi!』」

「今へんなこと言わなかった?」

「キノセイ!『Pi!』もしもしクローディアさん?今日シュテルさんをこっちに帰らせないほしい、え?何でかって?今夜ヴィヴィオと[検閲削除]だからだ!え?わかったからはっきり言うな?それはすまんかった、後お願いがある?・・・・いいぞ!もしできたら一番に抱っこさせてやる!!『Pi!』」

「え?え?できたら?」

「『Pi!』もしもしジークか!今夜ストラトスさんをこっちにこない様にしてほしい!・・・察しが良くて助かる!なに?条件だと?・・・・・よろしい!ならば満漢全席だ!腹いっぱいになるまでつくってやる!頼むぞ!!『Pi!』・・・・ヴィヴィオ・・・」

「・・・あなた・・・・」

「今夜はずっと一緒だ」

「・・・うん」

 

その晩は大層乱れたそうな

 

 

 

 

 

おまけ2

STRIKERSメモリアル

 

・どこかの研究所地下

 

悪の科学者ドクターJ

「くっくっく、ついにできたぞ!STRIKERSメモリアル!!」

 

素敵な魔法少女下っ端1号

「ジェイル君!長かったの!」

 

ドクターJ

「私のことはドクターJと呼びたまえ下っ端1号君」

 

旦那さんの犬下っ端2号

「ドクターJ、このゲームの説明を」

 

ドクターJ

「良いだろう2号君、このゲームはあのJS事件を元に作られた恋愛シミュレーションゲーム、主人公は機動六課へ配属され、悪の科学者ジェイル・スカリエッティを倒すために六課のメンバーと共に訓練を行い、任務をこなして絆を深め合うゲームだ、前作と同じで主人公の性別変更可能、攻略対象キャラも男女両方あるぞ!前作では一部のキャラだけだった親友以上エンディングは今回全員が可能!同姓同士?もちろんノープロブレムだ!ノーマル、百合、ホモォすべてを網羅している!さらに一回クリアすればスカリエッティ陣営のキャラも攻略可能だ!」

 

1号

「素晴らしいの!さっそく一番手は私がプレイするの!もちろん攻略対象は息子なの!」

2号

「ドクターJ、私がいません」

ドクターJ

「JS事件が元になっているから2号君はいない」

1号

「ドクターJ!一緒に寮に戻ろうを選択したら『一緒に戻って、友達に噂とかされると恥ずかしいし・・・』って言われて断られました!」

ドクターJ

「彼は攻略キャラで最高難易度だ、さらにもたもたしているとヴィヴィオ君に奪われるから注意したまえ」

2号

「ドクターJ、修正パッチで私も追加してください」

ドクターJ

「ふむわかった、だからルシフェリオンを突きつけるのは止め給え」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ドクター」

「!!??ウーノ?いつからそこに?」

「『くっくっく、ついにできたぞ!STRIKERSメモリアル!!』あたりからです、また妙なものをつくって・・・妹達の教育に悪いのでこれは没収します」

「ウーノさん!それが人間のやることなの!!??」

「戦闘機人なので、後ドクター今月のお小遣いはなしです」

「まっ待ち給え!!」

「ウーノさん!あと1時間!あと1時間だけ!」

「駄目ですリセットします」

「「NOーーーーーーーーーーー!!」」

 

「私の・・・・・修正パッチ(´・ω・`)」




次回予告

「最近旦那さんが私に秘密でどこか出掛けているみたい」
「倦怠期なの!今がチャンスなの!」
「ナノハ真面目に聞いてください」

妻に秘密でどこかへ出かけている彼

「ティアナは良くやっているよ?」
「・・・・ありがとうございます」

そこには女の影が!!

「旦那はあたしの父になってくれるかもしれなかった男性だ!!」

迫り来る鉄槌の騎士!!

彼が妻に秘密で出掛けている目的とは!さらに鉄槌の騎士の言葉の意味は!
次回「ヴィータ『これ・・・・父さんです』」 お楽しみに!







今回は難産でした、色々書き直したりしているところが多いので誤字とか多いかも

ちなみに作中の3人娘+マテリアルのコンセプトが以下の通りです

なのは:結構ヤンデレ入っちゃってるけどお茶目なお婆ちゃん
フェイト:家族を大事にする心優しいガノタ(但し目的のためにはわりと手段を選ばない)
はやて:あんたいつまで新婚気分なんだ?といわれるほどのバカップル奥さん

シュテル:旦那さん限定の変態
レヴィ:子供大好きな元気系おかあちゃん
ディアーチェ:あざとい

こんな感じ、はやてちゃんは口調(関西弁)があっているか怖くて中々書けません、本文あってる?



追記
途中まで本文に入れていたけど収拾つかなくなるから消した部分をIFルートとして投稿します、よかったら見てください、ただちょっと内容がひどい


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

IFルート:彼ら彼女らの恋愛事情(地球編)※ヤンデレ注意?

『彼ら彼女らの恋愛事情』のIFです

時間系列的には『彼ら彼女らの恋愛事情』で話題を変えた後あたりになります

IFなので続きは書きません、単発物としてお読みください

後内容が酷いです、『まぁ読んでやるか』というかたはお水片手に気軽に読んでください


話題を変更して話は同級生の結婚話に移った

 

 

 

 

 

「僕達の結婚を地球の時の同級生達に報告しに行ったとき結構な人数が結婚して子供をつくっていたなぁ」

「あなたの同級生に私のこと紹介したらほとんどの皆さんが『え?そっち?』って顔してたね」

「そうそう、そういえばあの時結婚式を控えた1週間前に同窓会を開いてくれたっけな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「!!??」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あなたのために開いたってフェイトママが言ってたよ、人気者だったんだね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・(顔中汗びっしょり)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そうか?あの会は酷かったわ、皆からロリコン扱いされた」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・(ガタガタ震えている)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私のところもリオやコロナが主催になって開いてくれたよ」

「ヴィヴィオは人気者だからなぁ~」

「えへへへ、あれ?はやてさんどうしたの?」

「ん?おっおい!なんかガタガタ震えている上に顔が真っ青で汗びっしょりだぞ!!」

「ななななんなにもあらへんで、いつものはやてちゃんや!」

 

動揺しまくっているぞ?

 

「何をそんなに動揺しているんですか?」

「急におかしくなったなぁ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・・・・・・同窓会の話題を出したあたりからおかしくなった?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいっ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おい!この怯え様、尋常じゃないぞ!」

「はやてさん!はやてさん!しっかりして!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・見てへん」

 

 

「「はい?」」

 

 

「私は何も見てへん、あれは夢、夢なんや」

 

「あのーやがみん?・・・・・おーい、はやてさーん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や夢や」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

軽くホラーなんだが?いったい何を見たというのか?

 

 

「なぁ・・・・」

「夢や夢や夢や夢や夢や夢や」

「何を見たんだ?」

「!!??」

「はやてさん、落ち着いてください・・・・いったい何が・・・・同窓会がどうしたんですか?」

「・・・・・・私は・・・・見て・・・・しまったんや・・・・」

「「何を?」」

「・・・・・・・うん、落ち着こう自分、大丈夫はやてちゃんはできる子や」

 

なんか必死に自分に言い聞かせている

 

「・・・ええか?これから私が話すことは夢かもしれん、いやきっと夢なんや」

「・・・・とりあえず話してくれ」

「うん、話す・・・・ええか?まず二人に質問や」

「「うん」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アリサちゃんとすずかちゃんって覚えてる?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いや覚えてるも何も小学校からの友人じゃないか」

「ママ達の親友でしょ?私も何回もあってるよ?」

「うん・・・・それでな、二人とも確か結婚したって報告があったの覚えてるん?」

「・・・ああいってたなぁ、あれって確かヴィヴィオと結婚した後のことだっけ?」

「うん、最初はアリサさん、その次にすずかさんだったね、その後妊娠した連絡があって確かその数年後に会ったときは赤ん坊連れていたっけ?」

「娘と同じ歳だな、母親達に似ているかわいらしい女の子達だな」

「うん、せやな・・・・・・それでな次の質問や」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「二人の旦那さんの姿見たことあるん?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・・・ないな」

「うん、ないね」

「確かアリサさんもすずかさんも旦那がある業界の有名人で公にばれるのがまずいほどの人って聞きました」

「うーん、二人ともいいとこの令嬢だからな、そういうのもあるっていうのはわかるけどちょっと過敏になりすぎじゃないかな?少なくとも友人知人くらいに教えてくれてもいいんじゃなかったかな?」

「ウン、ワタシモミタコトナインヤ」

「あれ?てっきりその旦那さんの姿を見て、そのひとがとんでもない人物とかだったからとかじゃないのか?」

「違うんや、それでな次の質問・・・・・・・いや・・・・・君に確認や」

「?やがみん?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「君、そのアリサちゃんたちの娘に相当なつかれとったやな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おー!あれびっくりした!生まれたばかりの子供をヴィヴィオが抱いたら泣いたのに僕が抱いたらすぐに泣き止んだっけ?」

「そうそう、その後時々しか会ってなかったけどあなたのことはずっと覚えていたみたいだったね」

「はは、なんか言葉しゃべれるくらい成長したときに会ったときは僕のことを『ぱーぱー』って言ったなぁ~」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「ん?」」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

 

「ちょいまちやがみん、もしかして君、僕があの子達の父親とでもいいたいのかい?」

「はやてさんそれは流石にないよ・・・・・本当にあの子達がこの人の子供だったら認知することを求めるよ?それにアリサさんが言ってたよ?『この子父親がなかなか帰ってこなくて寂しがってるのよ、迷惑かもしれないけど応じてくれない?』って」

「というか僕が言うのもなんだけど浮気なんてしてないからね、大体あの二人にはめったにあわないんだし・・・・・・・・・もしかして同窓会が関係してくる?」

「・・・・・・・・・・・・」

「いやいや、僕あの日は酒は飲まなかったし同窓会が終わった後もまっすぐ家に帰ったじゃないか」

「私もそれ聞いたよ?なのはママが言ったならともかくフェイトママが彼を自宅まで送り届けたっていってるよ?」

 

「そうや、私も一緒にいたからな彼は酒を飲まなかったし同窓会終了後にまっすぐ帰宅したのも覚えてる」

 

ちなみに3人とも明日に仕事を控えていたので酒は飲まなかった、お義母さんはべろんべろんだったが

 

 

「・・・・・・・・・・君は見てへんんやな?彼女達の同窓会での様子を」

「いや?二人にも挨拶はしたし、話もしたよ?終始笑顔だったよ?」

「君との対話中やない、それ以外の時や」

「・・・・・・・・さすがに見てないなぁ、お義母さんは絡んでくるし他の友人達とも話してたし」

「うん間違えやないで?私が見たときも二人とも終始笑顔で君のこと見ておった」

「それに何の問題が・・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「目に光がなかったんや」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「え?いや、どういうこと?」

「君は彼女達の瞳を見てないやろ!目に光がなかったんや!ずっと笑っているのに見れば見るほど引きずり込まれそうなどす黒い目をしておった!そんな目でずっと君のことを見とったんや!」

「はやてさんの見間違えじゃ・・・・・・」

「見間違えやない!あないな瞳、どんな凶悪な犯罪者でも見たことない!私でも恐怖を覚える目やった!」

 

おいおい、いくつもの修羅場を潜り抜けたこの人が怯えるってどんな目をしていたんだよ?

 

「まぁ、それはそれとして、それだけが理由なのか?それだけでその判断は早計じゃないか?」

「それだけやない・・・・そこで最後の確認や・・・・・」

「あっ・・・・ああ・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「その日ご両親は帰宅しておらへんよね?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ああ、何でも区内の集まりかなんかで夕方から出ていたんだが、僕の話題で夜遅くまで盛り上がって結局泊まってきたらしい」

「泊まって来た・・・・・・・・・・どこで?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「月村さんの家だったけ?僕が仕事に行った後ようやく戻ってきたらしい」

「そうか・・・・それで・・・・落ち着いて聞いてな・・・」

「「うっうん」」

 

雲行きが怪しくなってきた

 

「私はミッドに移住する際、地球の家を売り払ったからそのときは寝泊りはなのはちゃんの家でしてな」

「あー、そうだったなぁ」

「君を送った後にちょっとコンビニに寄って買い物したんや」

「それで?」

「そこからなのはちゃんのうちに行く際、もう一度君の家の近くを通りかかるんやけど」

 

いやな予感がする・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「君の玄関に人影がおったんや二人分、その二人は君の自宅へ入っていったんや」

 

「「・・・・・・・・・・・・・・・・・」」

 

ちょっと何言っているかわかりませんね

 

「ちょっと待ってくれ僕あの日疲れてて、帰ってすぐ布団に入って寝ちゃったから客はきてないはずだよ?」

「冗談にしてはちょっと怖いよ?」

「私の見間違えならいいんやけどな、ちなみに自宅の鍵って誰が持ってるん?」

「そりゃ、僕と両親に決まって・・・・・・・・・・」

 

ん?

 

「おいまさか、二人が僕の両親から鍵を拝借して勝手に入ったって言うんじゃないだろうな?」

「はやてさん!友人を疑うの!?」

 

「私だって!二人を信じたい!でも!あの目を見てから二人を信じられんのや!」

「とういうかその二人を何でもっと確認しなかった!?」

「そのときは君の両親だと思たんや!だけど次の朝迎えに行ったら君は両親は帰ってへん言うし・・・」

「言うし・・・・・?」

「玄関に明らかに女性の物と思われる髪の毛が落ちていたんや・・・・・・」

「いやいや、それ・・・・家の母親のもの・・・だろ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「すずかちゃんと同じ色の髪の毛やった」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・DNA鑑定は?」

「怖くてできんかったわ・・・・・・・髪の毛も怖くて捨てたし」

「大体帰って即効寝て、気がつけば朝だったんだぞ?なんというか・・・・そういう記憶はないぞ?」

「それは・・・・魔法とか薬とか・・・・・」

「魔法が実在するだけに現実味帯びて怖いわ!」

「あとあまりに辛い体験を経験した場合、記憶喪失になるとか聞くし・・・・・」

「記憶喪失するほどのトラウマって何されたんだよ!!」

「・・・・・ナニを?」

「おい、やめろ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「子供をDNA鑑定すればいいんじゃないの?」

「やめてくださいヴィヴィオさん、もしマジだった時逃れられない」

 

いや?だってありないだろ?そりゃあの二人とは自分が地球にいた分だけお義母さんより付き合いが長いけど別に告白されたわけでもなく、それらしい態度は見せなかったぞ?

 

「君、今もしかして『自分のことなんて好きになるはずがない』って思っとる?」

「何でわかるんだ?」

「まぁそれなりの付き合いやからな」

「いや?だってそうだろ?どこにその要素があるんだよ?」

「・・・あー、えっと皆には秘密にしてや?」

「なんだよ・・・・・・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「二人とも小学生の時から気になっとったみたいやで」

「」

「それ初耳なんだけど・・・・・・・」

 

いや妻がショック受けているけど僕のほうがショックだからね

 

「いやいやいや・・・・いやいやいやいやいや!!」

「二人ともな・・・・・入学当初はクラスでも色々な面で浮いておったらしいねんけどな」

「いきなりなにをしゃべり始めて・・・・・・・・」

「けどな、当初それ以上に浮いておった存在がおってな、それのおかげですんなりとクラスに溶け込めたらしいねん」

「ははは、誰だよそんな阿呆は」

「・・・・・・・・・・・・・けどなその浮いておった存在にも拘らず、その阿呆はクラスの人気者だったらしいんや、それが憎たらしくも・・・・・羨ましかったんやって」

「待ってやがみん、いや待ってください、それ以上言わないでください」

「そしていつからかそれが憧れと羨望へと・・・・」

「待て待て!大体!最初こそ僕のほうがスペック高かったけど中学校の頃には完全に抜き去られていたぞ!」

「なんだかんだで一番距離が近かった異性だったんやから気になっていたんやないの?」

「適当すぎるぞ」

「ちなみに告白しなかったのはなのはちゃんに遠慮しとったらしいで」

「・・・・・・・・お義母さんのアプローチに気付かなかったのは僕だけか」

「・・・・・・・・多分な君がなのはちゃんと結婚してたら二人は諦めとったんやな、だけどなずっと近くにいたのに『その気持ち』ずっと長年我慢し続けた結果がまさかの別の人と結ばれて・・・・・・・・・爆発したんやな」

「「・・・・・・・・・」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いや好きでしたって言うのはわかるけどさ、あの時はそうだったとは限らないんじゃ」

「往生際があかんやつやな、これだけの状況が揃ってまだ言い逃れか?」

「ちっちが・・!!」

「あなた・・・・・」

「ああああ!!ヴィヴィオ!違う!違うんだ!僕は愛してるのはヴィヴィオと娘だけだよ、本当だよ?それにやがみんの話が本当かどうかもわからないじゃないか!!」

「でも・・・・・・」

「うう、どうしたら信じてくれるんだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『○ーしみーの○こうーへとー○り着けるならー』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・なんてタイミングの悪い電話の着信音なんだ・・・・・」

「というか何でその曲?」

「いやなんとなく・・・・えっと誰からだ・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

着信

アリサ・バニングス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「・・・・・・・・・」」」

 

「・・・・出ないの?」

「出たくない!どうして!何でこのタイミングなの!!」

「落ち着くんや!ちょうどいい機会や!この際白黒つけるんや!」

「この流れどう考えても『鮮血の結末』にしかならないよ!」

「あなた!私信じている!だから出て!お願い!」

「ヴィヴィオ・・・・・良し!自分が信じる自分を信じろ!いくぞ!」

『Pi!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『あ!やっと出た!遅かったじゃない!』

「いやすまないな電話どこに置いたかなぁと思って探していたんだ」

『相変わらず変な所で抜けているのよね~あんた』

 

出たと思ったらいきなり大きな声でしゃべりだすバニングスさん、ちなみにこちらは音量を最大にしてやがみんとヴィヴィオに聞こえるようにする、テレビ電話じゃないのでバニングスさんは二人がいることに気付かない

 

『そういえば今度のお盆もこっちに帰ってくるんでしょ?』

「ああ、ちょうどその話を今日両親に伝えたところだよ」

『そっか・・・・ねぇ、なんだったら久しぶりに飲みに行かない?』

「え?」

 

こんなことを言ってきたのはずいぶん久しぶりな気がする、彼女達が大学生以来のときか?

 

「うーん、どうするか・・・・ちなみにメンツは?誰を誘うんだ?」

『そりゃあんた、すずかになのは、フェイトにはやてに決まってるでしょ!』

「男僕一人じゃないか、妻に叱られるわ、前みたいに僕の男友達数人連れてくよ」

『だいじょーぶよー、なのは以外皆結婚してるんだし、なのはにならちょっかい出されても平気でしょ?』

「いや流石に相談させてくれ・・・・・ああそうだ今やがみんが家にいるからついでに話しておくね」

『・・・・・・・・・・・・・はやてが家にいるの?』

 

・・・・・・・今明らかにダウナーボイスになったけど・・・・・・

 

「え?ああ?!妻と談話している最中でね、僕は席をはずしてバニングスさんと話しているわけさ」

 

もちろん嘘である、二人ともばっちり電話の内容を聞いている

 

『そう・・・・・・・、ああそれと!いい加減あたしのことは『アリサ』って呼びなさい!』

「え?いやどうにも『バニングスさん』って定着しちゃってね」

『・・・・・フェイトとはやてはニックネームなのに・・・・・?』

 

・・・・・・・またダウナーボイスになったけど・・・・・・

 

「へ?いやぁ~あの二人って小学校のとき転入してきたでしょ?ニックネームで読んだほうがクラスに溶け込みやすいよなぁと思ったら自分じゃそれが当たり前になっちゃって」

『・・・・・・あたし達のほうが・・・・付き合い・・・長いのに・・・・・』

 

・・・・・・・もう声がブツブツと呪いの言葉状態だ、妻はその恐ろしさに目を見開き、やがみんは同窓会での彼女達を思い出しているらしくガタガタ震えて泣きそうである、こっちが泣きたい

 

『・・・・まぁいいわ、はやてたちにはあたしから言ってあげる』

「いや手間でしょ?僕が直接話せば済むでしょ?」

『・・・・・お店とか日時が決まってないから・・・・決まり次第連絡したいから・・・とりあえずはあなたの都合のいい時間を教えて・・・ね?』

「うんわかった、だけどそれこそやがみんにも時間を確認したほうがいいんじゃないか?」

『・・・・・わかったわ、それじゃおねがいしていい?』

 

今のためはなんだったんだ?

 

「ああ、やがみんに伝えとくよそれとどうせお義母さんもすぐに帰ってくるしそっちにも伝えるよ」

『・・・・・なんで?・・・・・・・もしかしてなのはとも一緒に暮らしているの?』

 

おい、まただんだんと声が低くなってきてるんだが

 

「まぁ最近突然越してきてね、びっくりしたよ」

『その割には平然としてるのね・・・妻以外の女性が家にいるのに』

「いやまぁ義理の母親だし、それに二人くらい増えても部屋に空きはあるか『今二人増えるって聞こえたんだけど?』

 

アカン

 

「いやその・・・なんだ・・・最近ね押しかける形でもう一人住むようになっちゃってね・・・・・・」

『その人も女性なの?』

 

どうしよう?と二人に目配せをする

 

 

 

 

「「逝ってしまえ」」←筆談

 

「了解、吶喊します」←筆談

 

 

 

「まっまぁね」

『・・・・・・・・どういう関係なの?』

 

 

 

 

「どうしよう?」←筆談

「「もう正直に話す」」←筆談

 

 

 

俺に氏ねと申すか?

 

「じっ実はだなその女性、僕に・・・・その告白してき『告白?あんたに?妻と子供がいるのに?』

 

間一髪もいれずに返答が返ってきた、もう泣きそうだ

 

「いやですねそのひとなんか僕が小学3年生くらいあたりからずっと好きだったらしく魔法でずっと監視していたらしいんですよーいやー参っちゃうそんでその人が最近になって婚約届けを無理やり書かせるんですよ?僕はちゃんと妻と子供がいるので無理ですって断ったんだよ?そしたらその人「私の世界では重婚可能です」なんてへんとうしてさー大変しかもその人ね妻と子供と僕のところに混ぜてくださいって言って来るんだよ?別れろじゃないんだよほんとどうかしてるよしかもそのあとお義母さんも「わたしもあなたとけっこんできるのねーやったー」とかいってるんですよしかもいまさら告白してくるんですよーなんとか結婚をうやむやにできたはいいけど妻が妥協して同居を許可するしいやほんとなんだろうねぼくがしりたいよhahahaha」

 

『つまりなのはもその人もあなたに告白して、結果同居してハーレムを形成しているということね』

「ハイ!ゴメンナサイ!」

 

本当は反論したかったがただならぬ剣呑アトモスフィア漂わせる彼女に反論できなかった

 

『・・・・・・・・・・ふふふふふふ』

「あの・・・バニングスさん?」

 

なんか様子がおかしい

 

『あはっ、あははあはははあははあはははあははあははは』

「あの・・・・?」

『あははははははははははははははは!ひいひい!ふふふふふふ!!』

 

突如電話から笑い声が響く、なんか狂気というよりは吹っ切れた笑い声に聞こえる

 

『あーすっきりした!』

「もしもし?」

『ん?ああごめんなさいね!あまりにもおかしくて!あんたがっくく!はー!っハーレっくく!ハーレム作っているなんて!』

「いやちょっと違う気が・・・いや間違ってない・・・・のか?」

『いやーそうよね!重婚できる世界もあるのよね、地球にもあるじゃない!』

「あー、どうやら僕も含む一部の人向けようにつくった制度らしいけどね」

『最初ッからあんたターゲットにされてたのね!ふふふ!いいじゃない!愛されているのよ!』

「いや妻と娘でいっぱいいっぱいです」

『またまたぁ~、ああ面白いからすずかにも教えておげようっと!』

「やめてください、社会的に死んでしまいます」

『まぁ~大丈夫よ、むやみに広げたりしなから』

「はぁ、あーところでさ」

『ん~なに~』

「今度の飲みってさ一人とはいえ男性がいるでしょ?そのあたりバニングスさん旦那さんに許可取らなくていいの?」

『旦那に?』

「うん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『・・・・・・・・・・・・・・・・・ああ、そんなのもあったわね』

「え?そんなのって?扱い軽くない?」

『え??ああ!ごめんなさい!あたし実はもう離婚してるのよ』

「はい?ちょっとまって初耳だよ?それ?」

『そりゃ今言ったんだから当たり前でしょ?どう?娘がいる3x歳バツイチだけど貰ってくれるかしら?』

「遠慮します」

『即答するなんてひどいわね、泣いちゃう』

「その割には声が弾んでいますね」

『そう?ん?ああちょっと待ってね・・・・』

 

そういうと遠くで「誰ー?」「ぱぱだよー」と聞こえてくるのがわかった

 

『ねぇ今娘があなたと電話していることに気付いたみたいだから代わるわ』

「ああ・・・・」

『・・・・・もしもし~?』

「もっもしも~し」

『ああ!ぱぱだぁ!』

「ハーイパパデスヨー」

『あのねあのね、ままのわらいごえがきこえたの、なんだかうれしそうだったからきてみたの、ままはぱぱとおはなししてたんだ~』

「そっそうだねぇ」

『うんとねさいきんままねとてもかなしそうなおかおしてたの、だけどいまとってもいいおかおしている!ぱぱのおかげだね!』

「へっへぇ~」

『わたしもねさびしかったんだ、おじちゃんやおばあちゃんもおうちのひとたちもままいるのにぱぱがいないとやっぱりさびしいの』

「そうなんだー、・・・・・あのね」

『ん~?』

「本当のパパがいなくて寂しくないかな?」

『ほんとー?』

「えーと、会ったことあるでしょ?僕以外にぱぱがもう一人」

『ぱぱがふたりー?』

 

お願いだから疑問形にしないで

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『うー、ままー!ぱぱってふたりいるのー?わたしぱぱにしかあったことなーい』

 

あーなんかバニングスさんが「パパなんて一人しかいないのにおかしいよねー」と娘に告げてる、ああ幻聴がするわー気のせいだわーパパなんていなかったんやー

 

『ふぅ、やれやれごめんね家の娘が』

「キニシナイ!」

『そう?そういってくれると助かるわ、そうだ!今度家に遊びに来なさい!娘もパパもママも喜ぶから!』

 

娘はともかくなんでご両親も喜ばれるのでしょうね?

 

「そうか・・・・えっとそれじゃ用件は以上かな?」

『ん?ああごめんね長電話で、楽しかったわ』

「うん?まぁ・・・僕もかな?」

『ふふ、それじゃまたお盆でねそれとはやてに伝えておいて頂戴ね』

「ああそれじゃね」

 

そういって僕は通話をきった・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「判定は?」

「「ギルティ」」

 

ですよねーって

 

「おかしいだろ!なんで?僕の子供だったらもっとなんか言ってくるだろ!逆に不気味だわ!」

「そら犯罪を犯したのが向こ「言わせねぇよ!大体なんで向こうの両親喜ぶの!?なに両親は認めてるの?」

 

いやまて落ち着け、落ち着いて考えるんだ、大体途中までなんか呪われそうな勢いだったのに急に機嫌がよくなったぞ?情緒不安定ってレベルじゃない・・・・・・・・・・・・・まさか

 

「アリサちゃん達も加わる気やな」

「hahahaはやて=サンは冗談がお好きで」

「私は冗談が嫌いや」

 

 

夢なら覚めて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

アカン

 

「あのヴィヴィオさん?」

「・・・・・・・・・・」

 

目を逸らされた

 

「その、僕はですね・・」

「愛してないんでしょ?口ばっか」

「」

「ヴィヴィオさんそこまでにしてあげ「はやてさんは黙ってて」 ハイ!ゴメンナサイ!」

 

「ふーんだ、いつもママやシュテルさんに迫られて、それに加えてまた増えるの?」

「」

「いいもん、もう他のところに行けばいいでしょ?」

「!!??」

「娘はいいよ私が一人で育てるからどこでも好きなように「あのヴィヴィオさ「はやてさんは黙ってて」

「まぁ「あのヴィヴィオさ「はやてさんは黙ってて」ちゃんと反省すれば「ヴィヴィオさん!!」なに!あれ?あなたどこ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さっき包丁もって風呂場に向かいました」

 

ヴィヴィオの神速!風呂場に向かった!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あなたーーーーーーーやめてーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」

「離せ!!離してくれ!!僕には妻と娘がすべてなんだ!いないとただのくずなんだーーーーーーーー!!」

「私と娘を残して逝かないでーーーー!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

聖王様相手に30分粘りました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あの・・・・ね・・・確かに怒ったけどねあなたのせいではなかったね?後気付いたけど最初のふたりが同居したきっかけつくったのは私が原因だった・・・ゴメンナサイ・・・だから泣き止んでね?ね?」

「あー初めて見たわー彼がガチ泣きするところ」

「あぐぅ、えぐぅひっく!ヴぁぁああ!うええ!おおううう!!」

「ね?その考えてみれば十年ずっと待っててくれたもんね?その間何人かに告白されてたね・・・思い出しただけでxxxしたくなるわ・・・・じゃなくてちゃんと断ってくれたね?」

「ひぐ、ごめんよぉごめんよぉ僕がいけないんだぁ、僕がもっっどがのじょだぢをづぎばなじでればごんな゛ごどにばぁあああ」

「それじゃあなたの優しい性格が駄目になっちゃうよ?そんなのやだよ?」

「う゛う゛う゛なでごうな゛るんだぁただゆ゛うじんとじでづぎあっでだのに」

「うんそうだね、あなたは友人としていつも付き合っていたんだね?むしろ向こうから迫ってきたのをいつも鋼の心で自制していたね・・・・・あれあなた何も悪くなくね?やだ○にたくなってきた、はやてさん包丁貸して?」

「アカン」

「い゛っじゃや゛だぁーーー!!」

「・・・うん大丈夫、ヴィヴィオはどこにも行かないよ?だから落ち着こうね?」

 

 

 

 

 

数分後

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

「あの・・・あなた?」

「見た感じ落ち着いてるな」

「おじさん大丈夫?」

「ぱぱー?」

 

どうやら騒ぎを聞きつけた娘達も来たらしい

 

「うんごめん、まじごめん僕が悪かったていうか全部僕が悪いよね?」

「まだ少し錯乱しとるわ」

「もうあんなことしちゃ駄目だよ?」

「ごめんなさい」

「まぁその辺にして、キリがないで」

「「はい・・・・」」

 

いいかげん落ち着いたので僕は娘達にもう大丈夫であることを伝えて遊びに戻ってもよいことを告げる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それにしても・・・・どうするんや?」

「・・・・・どうしましょ?」

「もう諦めたらどうや?」

「月村さんからも『離婚しました』って連絡が来たら諦める」

 

1週間後、月村さんから離婚したとの連絡が来ました




次回予告

これは『もしも』のお話

「あのxxxxじじいども!!セクハラするんじゃないわよ!」
「プレシア、飲みすぎだよ?」

前世の記憶を持ち、転生したのは原作よりちょっと昔の時代

「・・・・・・・・・・・・今の女性誰よ?」
「道を聞かれて案内していたんだよ、なんかその後お礼したいってお茶に誘われたけど断った」
「そう・・・・・・・・・」
「?」

幼馴染は天才魔導師

「やめてくれ!プレシア!なにをするんだ!!」
「うるさい・・・・あなたがいけないのよ?ずっと好きだったのにずっと見てたのにずっとこうしたかったのに全然私の気持ちに気付かないんだもの、でもねいいの、あなたが誰が好きだろうと関係ない!無理やりにでも私のものにしてやる!」
「やめてく・・むぐ!!????」

但し、ちょっと愛が重い(白目)

「ふふふ責任とってね?あなたの子供よ?女の子ならアリシア、男の子なら・・・・・」
「・・・・・(やべーどうしよう)」

原作キャラ(退場予定)と関係を持ってしまった彼

「顔が青いよー?」
「なんでもないよアリシア、パパは元気さ(どうしてこうなった)」

家族を救えば世界(原作)が滅びる

「私妹がほしい!!」
「アリシアもこう言っているし・・・・今夜・・・ね?」
「hahaha子供の前だよ?プレシア?(この人離婚するんじゃなかったけ?)」

旦那も娘も大好きなプレシアさんは離婚?そんなのこれっぽっちも考えちゃいません

「それじゃ、出かけてくるわアリシアをよろしくね?あなた(お肌ツヤツヤ)」
「いってらっしゃーい」
「いってらっしゃい、プレシア(げっそり)」

果たして彼は家族と世界(原作)どちらを選ぶのか
次回「IFルート:奥様は未来の次元犯罪者」お楽しみに

作者になぁ!IFルートを書くなんぞぉ・・・出来るわきゃねぇだろぉぉっ!!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

小ネタ集(IFルート短編あり)

息抜きに作ってみました

できはあまりよくありませんがもしよろしければウーロン茶片手に気軽に読んでください

多くのネタ提供ありがとう!皆さんの感想のおかげで筆が軽い・・・こんな幸せな気持ちで書くなんて初めて・・・もう何も恐くない


①フェイトそんの人材発掘

 

「お義母さん」

「・・・ウイングゼロ?トールギスⅢ?V2AB?DX?ストフリ?・・・・・・・ユニコーンで」

「なぜに?・・・・・・シュテルさん」

「バンシィ」

「黒いナノハですねわかります、・・・・やがみん」

「・・・・・・・・・リボガン?」

「なんでだよ?・・・・・レヴィ」

「X1パッチワーク・・・・・X3で」

「X1は譲りたくないんだね・・・・・クローディアさん」

「ダブルオーライザー」

「逆じゃない?・・・・クロノさん」

「艦長枠で」

「ふむ・・・・ヴィータ」

「シナンジュ」

「・・・・シグシグ」

「エピオン」

「シャマル先生」

「ノーティラス」

「それMAや・・・・・・ザフィーラ」

「ガイア」

「・・・アルフ」

「グフイグナイテッド(ハイネ機)」

「ひ(惹)かれるんですね、わかります・・・・リーゼアリア、リーゼロッテ」

「ヴァサーゴ アシュタロン」

「ゲテモノ扱いかよ・・・・・アミティエ」

「ブルーフレーム」

「なるほど、じゃあキリエ」

「レッドフレーム」

「ふむふむ、スバル」

「タイタス?・・・・ゴットで」

「次が読めるな・・・・ギンガ」

「シュピーゲル」

「ネオドイツの女、シュバルツ・シュヴェスターか・・・・ティアナ」

「ストライクノワール」

「ぴったりだな・・・エリオ」

「X2」

「個人的にはグリープだな・・・・キャロ」

「オペレータ枠で」

「そうか・・・・博士」

「ディビニダド」

「最終決戦で11機のディビニダドなんて相手にしたくないな・・・チンクはどうだ?」

「エクシア」

「ナイフ7つ以上持ってると思うぞ?・・・・・ヴィヴィオ」

「デスティニー」

「・・・ミウラ」

「インフィニットジャスティス」

「合点・・・・トーマ」

「!!!・・・採用」

 

Q:採用の決め手はなんですか?

A:ウイルス?つながり、人の姿や風景が認識できなくなる=目が見えない?

 銀十字の書=銀色の機体、武器=ムラマサブラスターに似ている?

 

「ちなみに僕は?」

「ラフレシア」

「なんでだよ!」

 

 

私はオリ主ではない、SS作成のため(作者の)エゴを強化したものだ

 

 

 

 

 

②次回予告ネタの「IFルート:奥様は未来の次元犯罪者」の短編

 

※IFルート:彼ら彼女らの恋愛事情(地球編)のあとがきを先に見ておくと良いかも(ステマ)

 

・永久就職

 

「プレシアさん」

「・・・・なに?」

「僕はね何も自分で料理作れとかあなたの分のを作るのが面倒になったとかそういうことを言っているわけではないんですよ?ぶっちゃけあなたがここでご飯を食べに毎日僕の家に通い始めてから10年経つからもう習慣になったくらいだよ?」

「・・・・ふーん」

「だけどね、いくら今まで10年間分の食費を含めているからって月50万は払いすぎじゃないかな?この額僕の月の給料額の約二倍なんですけど?」

「別にいいじゃない、他に使い道がないのよ」

「いや女性だからブランド物バックとか化粧とか色々とほしいのあるでしょ?」

「興味ないわ、化粧なんてしたことないし」

「それすっぴんなの!?・・・しかも君自分の通帳を管理が面倒という理由で僕に預けているよね?金銭管理くらい自分でやってよ」

「あなたから貰ってるお小遣いで文句はないから続けて頂戴」

「・・・・せめて服ぐらい自分で買ってきてください、下着まで買わせるなんてあなたには羞恥心というものがないんですか?」

「服の洗濯もやってもらっている上にスリーサイズまで知られているんだからそんなものなくなっているわよ」

「・・・・はぁ・・・・そんなんじゃいつまでたっても結婚なんてできやしないぞ?」

「・・・・・目星がついているから問題ないわ」

「え?マジで?それなら安心だ・・・・・それじゃ僕これから会社の合コンにいってくるのでお留守番を・・・・・なんでバインドするんですか?」

「安心しなさい・・・あなたの上司には『今日はいけません』って伝えておくから」

「え?・・・・ちょっ・・それサンダーレイジ!ぬわーーーーーーーー!!」

 

その日から合コンに誘われなくなりました

 

 

 

 

 

・魔法少女

 

「・・・なに見てるの?」

「アニメ、魔法少女リリ狩るオリヴィエ」

「・・・・・・良く聖王教会が許可したわね」

「教会にもファンが多いらしい、派手なアクションに濃密なストーリー、しかもキャラクターデザインがかわいいしね」

「・・・・・・あなたこういうのが好きなの?」

「ん?そうだよ?一応DVDやフィギュアも持っているくらいだしね」

「そう・・・・・・」

「?」

 

翌日

 

「あー!今日も仕事がきつかったなぁ~こんな日はビールでも飲むかな?ただいまーってだれもいないか」

 

がちゃ

 

「正義の味方!雷光少女プレシアちゃんただいま参上☆悪い奴はこの雷魔法でビリビリしちゃうゾ☆」

「・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「すまないな、昨日自宅の玄関に入った後の記憶が無くてな、倒れた僕をベットまで運んでくれたんだろ?ありがとう」

「いえ・・・・別に構わないわ・・・(泡吹いて気絶して記憶なくすほどひどかったのかしら・・・)」

 

 

その日から一緒にアニメを鑑賞する日課が増えました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

③IFルート:もしシュテルさんが正妻だった場合

 

 

 

10年経ったら・・・・今の言葉をもう一度聞かせてくれ

 

わかりました、10年後必ずまたあなたの元へ参ります

 

 

 

 

 

「あれから25年か・・・・・・」

「どうしました?」

「いや最初に告白されたときのことを思い出してね、まさかきっかり十年後にまた告白されるとは思わなかった」

「約束しましたからね、それにあの言葉があったからこそエルトリアの復興にも力が入りました」

「10年足らずでエルトリアを人が住める環境にするとは思わなかったなぁ」

「そこは愛の力です」

「愛・・・・か」

「はい今私は幸せですあなたがいて、たくさんの子供達にも恵まれました」

「そうだな・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

「シュテルー、あなたー、出掛けるよー早くしないと置いてっちゃうよー!」

「もう少しでいきますよナノハ、待っててください」

 

「なのはママー!シュテルママはー?」

「おなかすいたー」

「なのはお母さん向こうに行ったらおもちゃ買ってー」

「わたしデバイスがほしー」

「あたしゲーム!」

「ぱぱーはやくいこー」

「うー!お父さん抱っこー!」

「ずるい!ぱぱーわたしもー」

「おんぶー」

「わたし、肩車・・・・・・・」

「ヴィヴィオおねえちゃん、抱っこー」

「はいはい」

 

 

 

 

本当に・・・・たくさんですね・・・・妻2人、義理の娘1人、実の娘11人か・・・・・・

 

 

「なんでやねん!!」

「?どうしました?」

「いや、おかしいだろ!子供の人数はともかく何で妻が2人いるんだよ!」

「あ!3人目は私だよ!」

「ヴィヴィオは黙ってて!」

「なぜとは・・・・・」

 

 

良くわかる今までの時系列

 

旦那さん偶然シュテルと出会う(GOD)

短い間だが互いの絆を深め合う

別れの際シュテル、旦那さんに告白、旦那さん十年後に答えを出すと約束

別れた後もちょくちょく会いにきていた模様(この時はなのはさんは管理局でお仕事)

旦那、機動六課に行く前にシュテルから再度告白を受ける、返事はYES(この時なのはさんはお仕事)

機動六課で仕事が終わった後にシュテルとデート(もちろん夜も)をちょくちょくしていた

(この時なのはさんは略、旦那さんヴィヴィオさんの世話もしなかった)

JS事件で旦那さん意識不明の重体で生死の境を彷徨う、そのためなのはさん怒りが有頂天+マテリアルズ電撃参戦原作よりも早く事件が解決

旦那目を覚ます、なのはさん彼の退院と同時に告白を慣行、しかし終えなく轟沈、このときなのはさん初めて彼がシュテルと付き合っていることを知る

しかしここで9回裏2アウト2ストライクから逆転サヨナラ満塁代打ホームラン、なんとシュテルさんなのはさんの告白を受け入れるよう旦那を説得、エルトリアでは重婚OKらしい

戸惑う旦那さんとなのはさんに業を煮やしたシュテルさんは彼らをラブホに放り込む、もちろん自分も加わる

なのはさんの初ユニゾンインはデルタアクセルシンクロでした

やっちゃった旦那さんは覚悟完了、なのはさんの告白を受け入れる、なのはさん号泣

家族、知人に結婚の報告、旦那盛大にぼこられる

3人+ヴィヴィオで同棲生活を始める(ユニゾンインする夜はヴィヴィオをフェイトそんに預ける)

現在までなのは5人、シュテル6人の子供を授かる

(なのはさん『Force』では産休、かわりにレヴィと王様が頑張りました)

 

 

「大まかな流れはこんな感じですね」

「説明乙って、つっこみ所満載だな!おい!」

「え?昼間からつっこむの?そんな・・・まだはやいよ?」

「そこの色ボケエースオブエースは置いといてだ、いまさらだがシュテルはこれでよかったのか?」

「?よかったのか・・・とは?」

「いや普通さ自分の彼氏、夫がさ別の女性と付き合うっていうのに抵抗があるだろ?独占欲ってないの?」

「ふむ・・・・別にあなたが私と別れるというわけではないので問題はありません」

「倫理的に問題あるだろ」

「エルトリアでは合法です、それに私は嬉しいのです、ナノハのような素敵な女性が貴方を好きになってくれて、なんと言いますか同好の士が増えたというのでしょうか」

「よくわからん」

「まぁ私とすれば一緒にいることができれば正妻でも側室でも奴隷でもペットでも構いませんが」

「そんなのだめなの!シュテルが正妻で私が2号さんなの!」

「わかったから大声で言うのはやめてくれ」

 

まぁ本人達は満足しているし、僕も素敵な奥さんがふたりいてうれしい・・・かな?

 

 

「ヴィヴィオとも結婚してー!!」

「お前は娘でいなさい」

「HEEEEYYYY!あァァァんまりだアアアア」

 

 

 

ちなみに彼との間に生まれた11人の娘は全員魔導師ランクがAAA以上、順調に成長すれば全員Sランクオーバーになるらしい。

 

 

「子供達の容姿が妻達に似ているから、小さいとはいえエースオブエースが11人で襲い掛かってくる光景が広がるんだよな」

「あのフェイトちゃんが『ちょっとちびった』っていうくらいだからね」

 

 

最近のインターミドルは彼らの娘の誰かが必ず優勝しており、管理局からは『例の一族』と名付けられている

 

 

 

 




プレシアさんを題材にすればなのセントのSRプレシアさんが当たると聞いて書きました
このプレシアさん気に入ったのでこれからちょくちょく投稿したいですね

ドクシャ=サンが気に入らなければやめますが・・・・・・・

それでは私はこれからSRプレシアを引く作業に移りますね
諸君なの破産する覚悟はできているか?俺はできている・・・・・


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

重い女性(性王様の場合)

久しぶりのヴィヴィオ=サンがメインのお話

『予告を出すと書けない病』に陥ってしまい困っています。

・・・予告出さなきゃいいじゃん

いつものように落ちなし山なしのお話ですがそれでも気軽に読んでいただけると幸いです


性王様初等科4年生の頃

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

 

 

「・・・・・・」

「・・・ヴィヴィオサン?」

「なに?」

「ナンデオコッテイラッシャルンデショウカ?」

「怒ってないよ?よしんば怒っていたとしてもリオには関係ないよ?」

「ハイ!ゴメンナサイ!」

 

いつものように、ヴィヴィオ、リオ、コロナの3人で学校からの帰宅中だが今日一日ヴィヴィオの様子がおかしい

 

「コッ・・コロナ」ヒソヒソ

「多分・・・あの人が関係してるんだと思う」ヒソヒソ

 

コロナの言う『あの人』とはヴィヴィオの意中の人である

 

「コロナが聞いてみてよ」ヒソヒソ

「リオが聞いて!」ヒソヒソ

 

「なにを二人でこそこそしているのカナ?カナ?『あの人』の名前が聞こえたんだけど?」

「「ひぃ!!」」

 

ヴィヴィオの少し後ろでコソコソ話をしていたリオとコロナに対し顔だけを180度後ろに回してヴィヴィオが話しかける

 

「えっと・・その・・ヴィヴィオがいつだか紹介してくれたあの人ってどんな職についているのかなぁって!!」

「魔力量も少ないし魔導士じゃないよね!って話してたの!!」

 

なんとかごまかす二人

 

「ん?管理局の事務職の人だよ?六課にいたときも同じことをやっていたんだって」

「ヘッへぇ~、そっそうなんだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

「あんなところ早く潰れちゃえばいいのに」

「「ひぃ!」」

 

普段の彼女からは想像もつかない冷淡な声に二人はお互いを抱き合う、ちなみにクリスはヴィヴィオの握り締めている拳の中で必死にもがいている

 

「なにかあったの!?ヴィヴィオちょっと怖いよ!」

 

なんとか言葉を発するリオにコロナは無言で頷きまくる

 

「・・・・昨日のお休みね・・・あの人が久しぶりの休暇ってことで家に遊びに来てくれたの」

「そっそうなんだ」

「フェイトママは長期出張でいなかったんだけど・・・なのはママはものすごい喜びようで」

 

 

 

 

 

 

 

・昨日の出来事

 

 

 

 

「お邪魔しまーす」

 

そういって家に上がろうとする彼を高町親子は引き止める

 

「違うよね?『お邪魔します』じゃないよね?」

「え?高町さん?」

「もー!忘れたんですか?しっかりしてください!」

「いやヴィヴィオ?・・・良く考えたらおかしくないかな?」

「「おかしくないよ?」」

「はぁ」

 

 

 

 

 

 

 

「ただいま、高町さん、ヴィヴィオ」

「「おかえりなさい、あなた!」」

 

 

 

 

 

「コート預かるね?」

「すみません高町さん・・・それにしても途中で雨が降るなんてなぁ」

「ビショビショ・・・・ですね・・・・」

 

 

そのとき高町親子は閃いた!!

 

 

「あ!それじゃお風呂用意するね!」

「はい?」

「風邪をひいたら大変ですからね!」

「いや・・・さすがに女性しかいないところで風呂は・・・」

 

「「いいから!いいから!」」

「えー」

 

 

 

 

 

 

 

かぽーん

 

 

『なぜ僕は高町さんの家に来てお風呂に入っているんだろ?』

 

あれよあれよと風呂に入れられる彼はなんだかんだとリラックスしてお風呂に入っている

 

「いい体してるんだね・・・・あ!あれは六課の時に大怪我したときの傷かな?ごめんね?守れなくて」

 

そんな彼は鼻血を垂らしながらサーチャー越しで様子を伺っているエースオブエースさんのことを知らない

 

「せっかくだから彼の着る物を物色・・・もとい洗濯しないと・・だからお風呂場に行くのは仕方がないよね!湯加減も聞かないといけないし!」

 

何か言い訳しながら彼のいる風呂場に向かうエースオブエースさん

 

 

 

 

 

 

 

ガラガラ

 

「ねぇ、湯加減どうかな?」

「高町さん!いきなりあけないでください!!」

「あ!ごっごめんなさい」

「いいから!締めて!」

「うっうん!」←えーもん見させてもらーたわと思いつつ録画と撮影を忘れないエースオブエースさん

 

ピシャン

 

「ごめんね?湯加減を聞きたくて」

『べっ別に大丈夫です・・・えっと・・硝子戸越しの脱衣所で聞けばよかったのでは?」

「そこまで気が回らなくて」

『そうですか・・・あ!湯加減は大丈夫です』

「うん、あ!せっかくだから着ていた物を洗濯しちゃうね!」

『え!?いいですよ!着替えありませんし』

「大丈夫!私のジャージを貸すよ!」

『小さくて着れないですよ』

「だけど他に着るものないよ?」

『だから洗濯しなくてもいいです!』

「ずぶ濡れの服で家にいてほしくないなー」

『うぐっ・・・』

「・・・・それともパンツ一丁で過ごす?」

『ジャージお借りします』

 

裸でもいいのにと思いつつも彼女は洗濯籠にある彼の服に手を伸ばす

 

「うんそれじゃ洗濯を・・・・・あれ?」

『どうしました?』

「・・・・下着がない」

『はい?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

性王陛下のお部屋

 

スンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンスンクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカ

 

「おぱぁんちゅ・・・・おいひい・・・・」←パンツをしゃぶって匂いを一心不乱に嗅いでいる性王陛下

「ヴィヴィオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

「はう!」

「それを渡しなさい!」

「やだ!」

「くっ!ファザコンも大概にしなさい!!」

「ファザコンじゃないもん!!」

「とにかくその下着を渡しなさい!ママが使・・・もとい、おかずにするから!」

「ああ!引っ張らないでよ!」

「わーたーしーなーさーいー」

 

ビリ!!

 

「「あああああああああああああああ!!」」

 

 

 

 

 

「・・・・・・・」←無残な姿になった下着を渡される

「「ごめんなさい」」←親子二代土下座

「いや下着ぐらいで怒りはしませんけどね、だけど下着なしに服はきついんですが・・・しかも借り物のジャージだし、ノーパンジャージって誰得だよ」

「我々の世界ではご褒美です!!」

「高町さん・・・ブラスターモードの影響で・・・・4年前から言動がおかしいです」

「そのジャージあげるね!」

「・・・・・まぁ下着無しに着ちゃってるからなぁ、汚くてもういらないだろ?」

「ちっちがうよ!私だと思って使っ「うん!もうばっちくて着れないって!」ヴィヴィオーーーーー!!」

「まぁそりゃそうだわ、うーんしかしすまないことをしたなぁ」

「違うの!そうじゃないの!」

「はは別に気を使わなくてもいいさ、年頃の女性だからそういうのを気にするのは仕方がないさ」

「お願い!私のお話を聞いて!」

「ママはお話=砲撃だよね!」

「おお怖い怖い、かつての友や娘に対して集束砲撃をぶちかましているだけに言い逃れはできませんね」

「にゃーーーーーーーーーーーーーー!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「違うのぉ~違うのぉ~」

 

お話(言葉)でノックアウトされてソファーうなされているエースオブエース

 

「からかい過ぎたか」

「計画通り」

「?ヴィヴィオなんか言った?」

「え?何も言ってませんよ~」

 

そういいつつヴィヴィオは彼の膝の上に座る

 

「えへへへ~」

「やれやれ甘えん坊だなぁ」

「お仕事ばっかりで最近構ってもらえなかったですから」

「そっか」

「はい」

 

彼は自分のことを慕う彼女の頭をやさしく撫でる

 

「そういえば」

「ん?」

「先週管理局の方から告白されたみたいですね?」

「・・・・・・どうして知ってらっしゃるんですか?」

「スバルさんから」

「あいつ・・・・」

「ふふふ、でも断ったんですよね?」

「まぁ・・・ね」

「どうしてなんですか?」

「ん?」

「相手の人すごい美女って聞きました、それに魔導士としてもかなりご活躍されている方って聞きました。」

「うーん、まぁ理由はいくつかあるんだけどな」

「はい」

「まず一つ、彼氏彼女の関係に抵抗があった」

「??」

「よくわからんか?」

「はい・・・・・」

「相手さんな・・・仕事上でよく話してたんだけどさ、相当いい子だよ?美人で性格もいいし、魔導士としても相当いい腕をしてたらしいし、彼女のお弁当を一口食べさせてもらったけど料理もうまかったなぁ」

「だったら」

「正直何もかも自分より優れている相手とそういう関係になるっていうものは中々きついものがあるんだよ」

「そうなんですか?」

「話を飛躍させるとな、そういう関係になるとその人と生涯を共にする可能性だってあるだろ?」

「はい」

「生涯を共にするならお互いを支え合うのは普通だろ?だけどさ・・・相手が自分より何もかも勝っていたら・・・なにをしてあげられるんだ?」

「愛さえあればそんなこと関係ないと思います」

「かもしれないな、だけど・・・少なくともその人に告白されたときはそう感じてしまった、だから断ったんだ」

「・・・・・・」

「友人同士の関係で僕は満足していたんだけどな・・・相手はそう思っていなかったらしい」

「・・・・もし」

「ん?」

「もしママに告白されたらどうするんですか?」

「断る」

「即答ですね」

「友人としては面白いんだけどなぁ・・・・なんというか、彼女にはもっとふさわしい男がいると思うぞ?これだけの女性だ、きっと相手も相当な男なんだろうなぁ、管理局のエリートとかどっかの社長と結婚するんじゃないか?どちらにしても僕は友人として祝福するよ」

「・・・・・・・ママがかわいそう」

「ん?なんかいったか?」

「なんでもありません」

「?そっか・・・ああ、それともう一つの理由だけどな」

「もう一つですか?」

「約束したからな」

「約束?誰とですか?」

「・・・・覚えてないか?4年前・・・だったか?」

「4年前・・・・あ!」

「思い出したか」

「10年・・・待ってくれるって」

「まぁ一応約束したからな」

「うれしいです」

「ま!そういうことだ!!だからと言って律儀に約束を守らなくてもいいんだぞ?好きな人ができたら遠慮なく」

「・・・ごめんなさい、私・・・もう我慢できません」

「ヴィヴィオ?」

「ずっとずっと覚えていてくれて・・・とてもうれしいです、だけど・・・やっぱり無理です・・・今こうやって傍にいることで我慢していたのに・・・・だけど、やっぱりあと6年は長すぎます」

「えっと・・・」

「私は!あな『PiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPi』・・・・え?」

「すまん僕の通信だ・・・管理局?なんだろ?」

 

そういって彼はヴィヴィオを退かしてヴィヴィオから離れる、同時に音でなのはも起きる

 

「ふみゅ・・・・な~に、電話~?」

「・・・・・・・・・・」

「ヴィヴィオ?」

「なに?ママ?」

「なにかあったの?ママと戦っていたとき以上の威圧感を感じる」

「ゆりかごに乗って本局に攻め込みたい気分だよ」

「なにがあったの?」

 

そういっていると通信を終えた彼が戻ってきた

 

「あ~すまない二人とも、局に呼ばれてこれから出なきゃいけなくなった」

「「・・・・・・え?」」

「とりあえず一回家に戻って着替えた後にいくか・・・、とりあえず今日のところは帰るよ」

「え?ちょっと?まだ午前中」

「まぁしょうがないだろ?」

「「そんなぁ~」」

「というわけでそれじゃ、急ぐから・・・お邪魔しました」

「そこは『いってきます』だよ!」

 

バタン

 

 

 

「「・・・・・・・・・」」

 

 

「ねぇヴィヴィオ?」

「なに?ママ」

「今度ジェイル君にゆりかごよりもっと凄い物を作ってもらおう?」

「ママ、それだけじゃ足りない、人も集めよう?圧倒的戦力差で蹂躙しないと気がすまない」

「そうだね」

 

 

 

 

・回想終わり

 

 

 

 

 

 

「あとちょっと・・・あとちょっとだったのに」

「「・・・・・・・・・・・・・・」」

「いつもいつもいいところで局からのインターセプトが入るんだよ?それはもう絶妙なタイミングで・・・もう狙っているとしか思えないよ」

「えっと落ち着こう?ね?」

「コロナ・・・・私は落ち着いているよ?落ち着いてどうやったら管理局がつぶせるか考えているんだから」

「「(アカン)」」

「ふふふふ、どうしてくれような~」

「そっそういえば!ヴィヴィオ!学校付近の喫茶店で新作のメニューが出たんだって!いまから行ってみよ!」

「え?」

「(リオ!ナイスだよ!)」

「イライラしているときはおいしいものを食べる!!それがいいよ!うん!」

「コロナの言う通りだね!さぁ行こう!」

「ふっふたりとも引きずらないでぇ~」

 

 

5分後

 

「さぁ!ついたよ!」

「さっそく入りましょうか!」

「二人ともテンションが高・・い・・・ね・・・」

「どうしたの?」

「店の奥のほうをじっとみ・・・て・・・・」

 

彼女達の視線の先には先程の話の渦中であった『彼』と

 

「ノーヴェ?」

 

ヴィヴィオのストライクアーツの師匠であるノーヴェが雑談していた

 

 

 

 

 

「あははっははっはははは!!!」

「笑い事じゃねーよ!こっちは休日潰れたんだぞ!!」

「いやーあいつらには災難だったなぁ!!」

「まったく!急いで行ってみればスバルが救助活動時に建物を全壊してその後始末だもんなぁ、けが人がいなかったのが不幸中の幸いだけど、それで助けたのが子猫一匹じゃなぁ」

「ナムナム」

「・・・なにやってるんだ?」

「いやー、今頃折檻を受けているスバルの無事を祈って」

 

 

その頃のスバル

 

 

「少し・・・頭冷やそうか・・・・・」

「なのはさん!ごめんなさい!」

「楽には気絶させないよ?魔法で何度も覚醒させてつま先からじっくり砲撃をお見舞いしてあげる」

「イヤーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

 

 

 

 

 

「はぁ、今度スバルにアイスでもおごってやるか」

「いやいや、それよりもあいつら親子の埋め合わせでもしてやれ」

「・・・・そうだな」

「どうした?元気ないな」

「いやさあの時、通信が来たときにヴィヴィオが言いかけたこと・・・」

「お?お?」

「告白・・・だったのかなぁ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんか面白い話をしているね」

「コロナコロナ」

「え?」

「ノーヴェ・・・・・・二人っきり・・・・・ずるい・・・・」

「聞いていません」

「ここでのフリッカージャブのシャドーはやめよう?ね?」

 

 

 

 

 

 

「おー!とうとう我慢できなくなったか!」

「くそ!他人事だからって」

「いやいやそんなことはないさ、今ナンバーズ内でお前が誰とくっつくか賭けをやっているから気になるさ、あたしはヴィヴィオに賭けているけどな!」

「いつの間に」

「悪い悪い・・・しかしそれにしてはなんだか浮かない顔をしているな」

「・・・・もし」

「ん?」

「もしの話だけど・・・6年後、再度ヴィヴィオが告白してきても・・・断ろう・・・と思って」

「どういうことだよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・・・・」

「「・・・・・」」←自己防衛のため気絶したリオ&コロナ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まさか他に好きなやつでもいるのか?」

「いやそうじゃない」

「だったら!」

「・・・・多分さ・・・ヴィヴィオの感情は・・父親や兄に対する憧れの感情じゃないかなって思って」

「それはヴィヴィオが決めることだろ」

「そうだな・・・その通りだ、だけどさ・・・僕はヴィヴィオのことを女性としてではなく、娘として愛おしく感じるんだ、六課のときにヴィヴィオの面倒を見ていたころからずっと思っていたことだけどさ、もし自分に娘がいたらこんな感じだったのかなぁ・・・ってさ」

「(だった?)ならそういえばいいじゃねーか」

「・・・告白されたのが4年前・・・J・S事件が解決されたばかりの頃だったな」

「ませたガキだな」

「ははっ・・・・・あの事件で僕は大怪我を負って、結局起きたのはもう事件が解決した頃だったなぁ、医師に言われたんだけど、もう少し処置が遅れていたらぽっくりあの世行きだったらしい」

「ごめんな」

「別に気にしてないから、それで目を覚まして数分もしないうちに六課メンバーが病室に流れ込んできたなぁ、仕事そっちのけで」

「あたしたちはそんな奴らに負けたのかよ」

「高町さんは大泣きしてエリオは思い切り抱きつくし、それを見たキャロは睨んでくるし、スバルは見舞い品を食べちまうし、ティアナはほっとした顔をしていたし、やがみんは『ごめんな』と謝ってくるし、ヴィータは『おめーはこの程度じゃくたばらんだろ?』と言いつつ目に涙を浮かべてきたし、シグシグはずっと微笑んでいたし、ザフィーは『元気そうで何よりだ』と一声かけてくれたし、シャマルさんは『早く良くなってね』って自作の料理を持ってきてくれたし・・・まずかったけど次の日恐ろしく体調がよかったなぁ、リインは『お布団あったかいですー』って布団にもぐりこんできたし・・・・無表情な高町さんに摘み出されたけど、フェイトそんはPGのGP03デンドロビウムを持ってくるし・・・入り口で突っかかっていたなぁ、ヴァイスの兄貴はエロ本持ってきてくれたなぁ~・・・シグシグに殴られていたけど」

「ヴィヴィオは?」

「来てたよ?だけどいつまで経っても部屋に入ってこないから高町さんが抱き上げて僕の目の前まで持ってきたんだ、そして『おはよう、ヴィヴィオ』って挨拶したらもう限界だったらしく思いっきり泣き出して抱きついてきたな、抱きつきながら何度も『ごめんなさい』って・・・当時のヴィヴィオは幼いながらも自分のしたことを十分に理解していたらしくて僕が怪我したのが自分のせいだとずっと思っていたらしい」

「あいつのせいじゃないだろ!」

「落ち着け、もう過去のことさ・・・それから何日か経ったらあの子が告白してきてな、きっぱりと断ることもできたんだけど、なんというか凄いおびえていたなぁ、断られたらどうしようって顔をしてた・・・・そんなことを顔を見てたらな、あの子に少しでも笑っていてほしくて未来への約束をしたんだ、10年後にってな」

「今更言い出せないのか?」

「あの子のうれしそうな顔をしているとな、今でも『大好きです!愛しています!』って言ってくるんだぜ?・・・・・・その感情は憧れ、いつか消えるものだと思っているんだけどな、まぁまだ6年あるしな」

「・・・どうかな?あいつ結構一途なタイプと見た」

「笑えないわー、だいたい僕の身内不幸な奴多すぎるわ!特に家庭関係では重い奴らばかりじゃねーか正直荷が重過ぎるわ!畜生!」

「確かになぁ」

「ですよねぇ~、彼女達には幸せにはなってもらいたいけど自分じゃ無理だなぁと思うわけよ?あーどっかにあいつらを幸せにできるチートニコポナデポ完備のオリ主でも現れないかなぁ~」

「にこぽ?おりしゅ?」

「こっちの話」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふーん」

 

 

 

 

「「!!??」」

「そういう風に思っていたんですね?」

「ヴィ・・ヴィヴィオ?」

「はい、ヴィヴィオです」

「今の話・・・聞いていたのか?」

「はい、バッチリ聞いていました」

「ヴィ・・ヴィヴィオ?これはだな」

「ノーヴェ・・・少し黙ってて」

「あ・・はい・・」

「・・・・・・・・・」

「・・・・知っていましたよ?」

「え?」

「あなたがずっと娘として私を愛してくれていたことです」

「そうだったのか・・・・すまない」

「なにを謝っているんですか?怒っていませんよ?愛してくれているなら『今は』娘でも構いません」

「え?」

「だけど知っていましたか?私、あなたのことを今まで一度も『パパ』なんていっていません、あなたとは『父と娘』『兄と妹』の関係で終わらせたくないんです。・・・あなたがどのように想っていようとも私の気持ちには変わりありませんから、『私高町ヴィヴィオは一人の女性として    さんを愛しています』」

「ヴィヴィオ・・・僕は」

「言わなくてもいいですよ?答えは6年後・・・そのときに聞きますから」

 

そしてヴィヴィオは彼に近づき

 

「でも、これから6年間・・・ありとあらゆる手段を使ってあなたを私の虜にしてみせます、彼氏彼女の関係に抵抗を感じさせる時間も与えません、逃げても結構ですよ?追いかけますから、他の女性と結ばれても構いませんよ?奪いますから、・・・・あなたのすべてをいただきます、そうですね・・・まず今日のところは」

「おっおい!やめ・・んぐ!」

「ん・・・」

「うわぁ・・・」

 

ヴィヴィオは座っていた彼の頬を押さえて唇にキスをする

 

「ファーストキス・・・まだですよね?」

「え?・・・あ?・・・はい」

「ふふふ、唾つーけたっと」

「ヴィヴィオ?」

「あ!ごめんね?ノーヴェ、『黙ってて』何ていっちゃって」

「いや・・・別にいいけどよ・・・」

「うん!ありがとう!それじゃ今日はもう帰るね!・・・・   さんも・・・ね?」

 

ノーヴェには朗らかな笑顔を浮かべるが、彼には子供とは思えない妖艶な笑みを浮かべる

 

「あれ?コロナ?リオ?どうしたの?気絶しちゃって・・・・起きて帰ろう?」

「「はれ?」」

 

リオとコロナを起こして、それじゃねーと元気に別れの挨拶をして帰路につくヴィヴィオ達を見送るノーヴェ達

 

「・・・・・・」

「いつまで呆けているんだよ?」

「・・・ああすまん」

「なんというか・・・とんでもない奴に惚れられたな、多分逃げられんぞ?あれ」

「・・・年貢の納め時って奴かなぁ」

「マジで?」

「あそこまで本気だとは思わなかったよ」

「まぁあたしとしては賭けに勝てるんだからそれでいいし、あいつが幸せならいいけどな」

「・・・・ところでノーヴェはなにを賭けているんだ?」

「姉貴(ギンガ)の貞操」

「姉を売るなよ」

 

 

 

 

 

 

 

その後のヴィヴィオ=サン

 

「むふ、むふふふふふ、えへへへ、ぐふふふふ」

「なのは」

「どうしたの?フェイトちゃん?」

「さっきからヴィヴィオが笑ってばかりなんだけど?」

「帰ってきてからずっとこんな調子」

「どうしたんだろ?」

「何かいいことあったのかな?」

「そういうなのはも今日いい顔しているね?」

「久しぶりに全力の砲撃を撃ったからかな?」

「そうなんだ」

「ヒヒヒヒヒ、柔らかかったなぁ」

 

 




この頃のヴィヴィオサンはまだ旦那さんに対しては敬語を使っています

ともあれ前回の投稿から遅れてしまい申し訳ありませんでした。
思っていた以上に仕事復帰のあとの執筆が中々できませんでした。

リハビリ・・・というわけではありませんが久しぶりのヴィヴィオさんネタでした

尚現在プレシア編も書いています、ただ元がアレなので普段と変わらない内容になりそうです
・・・余裕があればあのキャラのも1ネタで・・・と考えていますが、どうなるかわからないので投稿したら「え?このキャラで書いたの?」と思って参照していただければ幸いです

では最後に・・・基本短編集なので続きは期待しないでいただければ幸いと言いましたが、それでも多くの読者さんに見ていただきました、またたくさんの評価、ご感想とてもうれしかったです。

これからも楽しく気ままに書ければなと思いますのでよろしくお願い致します。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

激闘!嵐を呼ぶオフトレ!(お誘い編)

重い女性(プレシア編)を書く

いつものプレシアじゃん!

気分転換に1発ネタを書いてみる

1発ネタと思って書いていたら思った以上に長くなった

本当に「次回予告が書けない病」になりました、なのであとがきにはあんまり期待せんでください



※時系列はvivid2巻~3巻です

 

 

 

『なんといっても今回のおもてなしは過去最高!!レイヤー建造物で組んだ訓練場は陸戦魔導師の練習に!!アスレチックフィールドはフィジカルトレーニングにはもってこい!!宿泊ロッジは20人以上来ても快適の広さ!!さらに天然温泉で心も体もリフレッシュ!!今年最大の癒しをあなたに!!ホテルアルピーノ!!今回も完璧なおもてなしをご用意いたしております!!』

 

 

 

 

 

 

 

誰だよこの娘

 

 

 

 

 

「ルールーすごいノリノリですね!!」

「この子性格変わってないか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

激闘!嵐を呼ぶオフトレ!(お誘い編)

 

 

 

「ここに行くためにも試験を頑張らないと!」

「確か無人世界カルナージ・・だったけ?」

「はい!」

 

現在僕は仕事帰りに高町家へとお邪魔している、ヴィヴィオは試験勉強の休憩中である

 

「それにしてもこの送られてきた映像・・・・なんかどっかのCMみたいだなぁ」

「ルールーもメガーヌさんもはりきっていますね」

 

そういうヴィヴィオはそうとうウキウキしているようだ

 

「それにしても温泉まで掘り当てるとは・・・・」

「温泉好きでしたよね?」

「ん?まぁな」

 

前世でも銭湯とか温泉旅館とかよく行ってたなぁ

 

「まぁあれだ、高町さんたちが引率するから問題ないと思うけど4日間気をつけて行って来いよ?」

「もー!なんで他人事みたいに言っているんですか!一緒に行くのに!」

「え?僕行かないよ?」

「・・・・・・・・へ?」

「週末だけど仕事があるし、それにフェイトそんに行かないってもう伝えてあるよ?」

「・・・・・・・嘘ですよね?」

「嘘なもんか」

「・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんでこないんですか!!」

「いやだって仕事が・・・・」

「今度の週末空けておいて下さいって言いましたよね!?」

「言ってたなぁ」

「じゃあなんでですか!!」

「え?だって行きたくないし」

「どうしてですかぁ!!」

「・・・・・だって」

「だって?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「男いねーじゃん」

「・・・一人いますよ?」

「一人だけじゃないか!!いやだよ!」

「前回だって来てくれなかったじゃないですか!!」

「今回ザフィーすらいねーだろ!」

「やだやだ!今度こそ一緒に行くんだもん!!」

 

手足をじたばたさせて駄々をこねるヴィヴィオ

 

「グスッ・・・温泉・・・ドキドキ・・・二人っきりで混浴・・・既成事実」

 

危ない単語が出ている辺り行かなくて正解だな

 

「まぁあれだ、4日間存分に楽しんで来い」

「う~!!ママに言いつけてやるぅ~」

「はいはい」

「うわぁーん!!お前の父ちゃん安月給ーーーーー!!」

「おめーの母ちゃんと一緒にするなよ」

 

 

うちのおとんだって頑張っているのに

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日とある陸士部隊隊舎

 

 

 

 

 

 

 

「週末の旅行行かないって本当!!??」

「業務中です、高町一等空尉」

「うーーー!!また他人行儀でしゃべる!!」

「公私混同は控えていますので」

 

無理矢理仕事のスケジュールを変更して自分の職場に乗り込んでくる管理局のエースオブエース、おかげで自分達の周りには人だかりができている

 

「なんでこないの!?」

「週末はこちらへ出勤のため休暇ではありませんので」

「『週末空けといてね』って私言ったよね!?」

「仰っていましたね」

「それじゃあなんで!!」

「・・・・上司命令で」

 

高町さんは殺気を込めてうちの上司を睨み付ける、おれぇ!?っと上司(曹長)が叫ぶ

 

「あ!じゃあじゃあ!私が君の上司に休みの許可を得てくるから一緒に行こうね!!」

 

上司(曹長)は『あげます!お休みあげます!』と錯乱しながら叫んでいる

 

「・・・・わかりました、休暇をとります」

「え?本当!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はい、旅行には行きませんが」

「にゃあーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

「叫ばないでください、業務が進みません」

「『行く』って言うまで妨害してやるもーーーん」

 

そういうと僕の机の上で寝転がり始めた

 

「一緒に行くのー!!」

「・・・この際はっきり言いましょう、行きたくありません」

「なんで!!」

「女性しかいないところに放り込まれたくありません」

「それなら大丈夫!エリオがいるから!!」

「10人以上女性がいて一人しか男がいませんが?」

「ハーレムだよ!?モテモテだよ!?だけどやっぱりハーレムはやだーーーーー!!」

 

どっちだよ

 

「やだやだ~」

「というかいい加減に机から降りてください」

 

むしゃむしゃ

 

「おい書類を食べるな」

 

ごきゅごきゅ

 

「飲みかけのお茶を飲むんじゃない」

 

ガジガジ

 

「机を噛むんじゃない」

 

もう嘘でもいいから『行く』と言ってしまおうかと思っていたときだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やっぱりここかよ」

「これはヴィータ二尉、お疲れ様です」

「・・・・やっぱり聞きなれねーな、その口調」

 

人だかりがモーゼの十戒のように割れてると、そこから出てきたのは頼りになるちびっ子ナンバーワン、皆大好きヴィータちゃんだった

 

「うちの馬鹿が世話になったな」

「いえ、こうして迎えに来ていただけるだけで十分です」

 

そういうとヴィータは高町さんを机から引き摺り下ろしてずりずりと引き摺っていく

 

「いい加減仕事へ戻って来い!」

「ヴィータちゃんは彼が旅行にいけなくてもいいの!?」

「本人が『行かない』って言っているんだから別にいいだろ?」

「ヴィータちゃんや彼が良くても私が嫌なのー!!」

「あ!馬鹿!」

 

高町さんはヴィータを無理矢理振りほどいてふただび僕のところへ来ようと走り出すが・・・・

 

 

 

 

 

カッ

 

 

 

「「「あ」」」

 

 

 

 

なぜか何もないところでつまずくと

 

 

 

 

 

びたーーーーーーーーーーーーん!!

 

 

 

前のめりに思いっきりずっこけた・・・・・管理局のエースオブエースが

 

 

「・・・・・・・・」

「あの・・・・高町一等空尉?」

 

 

倒れたまま返事がない

 

 

「おっ・・・おい、なのは?」

 

ヴィータも心配そうに声をかける・・・・すると

 

 

 

 

 

 

 

むくっ

 

 

 

 

 

起きた、鼻はぶつけたのか赤くなっており目に涙を浮かべていた

 

 

 

 

パン・・・パン・・・

 

 

 

制服についた埃や汚れを手で払っている

 

 

 

ちーーーーーーーーーーーーーーん

 

 

 

勢い良くハンカチを出して鼻をかむ

 

 

 

ごしごし

 

 

 

ハンカチで目に溜めていた涙を拭った後、そのハンカチを僕に投げつけて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やーーーい!お前のかあちゃん!でーーーべーーーそーー!!うぇ~~~~~~~ん!!!!!」

 

 

 

泣きながら走って帰っていってしまった、人だかりの中を・・・というか進路上の人間を跳ね飛ばしていった

 

 

 

「・・・・すまん、旅行の件考えておいてくれないか?実はあいつずっと前から楽しみにしていたんだ」

「はい・・・・」

 

 

それしか言えなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お昼休み

 

 

 

「なんで来てくれないんですかーーーーーー!?」

「エリオ、お前もか」

 

お昼を食堂で食べていると第61管理世界『スプールス』でキャロと共に自然保護隊隊員をしているはずのエリオが突然怒鳴り込んできた、ちなみに階級はエリオのほうが上だが会話はフランクである

実は最初はさっきの高町さんのときみたいに敬語で話したんだが、いきなり胸倉を掴まれて『僕のことを忘れたんですかぁ!!』とガチで発狂したことがあってエリオにだけは業務中でもフランクに話しかける

 

「というかお前仕事はどうした?」

「今日やらなきゃいけない業務はすべて午前中のうちに終了して、半休もらってすっ飛んできました!!」

 

必死すぎる、というかそんなにホイホイと帰ってこれる場所だっけ?あそこ

 

「あ~すまないが今回はパスするわ、ごめんな」

「今回『も』じゃないですかぁ!しかも今度は男僕一人になってしまいます!」

 

涙目で詰め寄られる

 

「まぁいいじゃないか、役得だと思って・・・な?」

「僕一人なんて気まずいってレベルじゃないんですよぉ!!」

 

錯乱してないか?こいつ

 

「とりあえず落ち着けって、声のボリュームを下げろ皆こっちを見ている」

「はぁ・・・はぁ・・・すみません」

 

お昼時の食堂と言うこともあって人が多い、さっきからエリオが怒鳴り散らしているせいでほとんどの人がこっちを見ている・・・・・・なんか半分ぐらいの人が僕達のことを目に焼き付けるほど凝視していて怖いけど

 

「す・・すみません」

「いや・・・別に構わないが・・・・どうしたんだ?そんなに男一人は嫌か?」

「嫌ですよ・・・旅行自体はうれしいんですよ?・・・久しぶりに・・・フェイ・・あっいえ、皆に直接会えますから」

 

『皆』と言い換えるが本当はフェイトそんと会うのが一番の楽しみなんだろう・・・知っているのは僕だけだが実はエリオとフェイトそんは所謂『大人の関係』である(告白云々はまだしていないらしいが)

 

「隠さなくてもいいさ、フェイトそんに会いたいんだろ?」

「あ・・・その・・・」

 

なんだか顔を真っ赤にしてモジモジしている

 

「図星か・・・・まぁ気持ちはわかるさ」

「いえ!違うんです!フェイトさんと会うのも楽しみなんです・・・だけどそれ以上に」

 

ん?それ以上にうれしいことがあるのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「六課の時以来・・・・久しぶりに兄さんと一緒に寝られると思うとうれしくて」

「すまんエリオ、その言い方は誤解を招くからやめてくれ」

 

一応弁明するが僕達はホモではない、もう一度言うホモではない

 

実を言うと六課時代、同年代の男の子がいなかったエリオは比較的年齢の近かった僕と同室になったのである

以前から相談やら遊びに付き合っていたりと親交が深かったが約一年間同室だったことも後押しをしてその絆は本物の兄弟かもしくはそれ以上のものとなっていった。

僕も弟ができたみたいでうれしかったし、エリオも僕を兄のように慕ってくれた

 

 

 

 

 

 

ごめん訂正する、仲良く『なりすぎた』

六課の時、エリオが嫌な夢を見て眠れなかったときに添い寝をしてやったり一緒の風呂に入ったりとわりと行き過ぎているところはあった、さらに添い寝やお風呂を拒否すると涙目であからさまに落ち込み、前言撤回して添い寝やお風呂をOKするとぱぁ!と笑顔をみせるのである。

 

ぶっちゃけ最初はフェイトそんに嫉妬されたくらいであった

 

 

 

「だけど・・・・あなたは・・・来てくれないんですね・・・・・」

「エ・・エリ・・オ?」

「楽しみにしていたんです・・・昔みたいに一緒お風呂で流し合いっこしたり・・・嫌な夢を見て眠れなかった僕をぎゅっと優しく抱きしめてくれると・・・・・・」

 

俯いてブツブツとつぶやいている・・・・その目には光を宿していなかった

いかん発狂する時と同じパターンに入っている、あと食堂の局員の約半数が僕達の会話に聞き耳を立てている

 

「どうして・・・どうして!どうしてなんですか!!僕のなにがいけなかったんですかぁ!!!!」

「わーー!!落ち着け!頼むから落ち着いてくれ!!」

 

エリオが僕の胸倉を掴むとそのままの勢いで僕を床へと押し倒す

 

「僕は!僕はぁぁ!!あなたとフェイトさんがいない世界なんて耐えられないんです!!お二方は僕の僕の!大切な『家族』なんです!!」

「エリオさん!エリオさん!キャロ=サンはハブですか!」

「最近僕を見るキャロの目が猛獣より怖くて見れないんです!!!」

「キャロェ・・・・」

「・・・・・僕がキャロと一緒に辺境自然保護隊隊員として『スプールス』に行くとき、あなたにも一緒に来てほしいと誘いました」

「ア、ハイ」

「結局断られてしまいましたね、寂しかったけど、これが大人になることなんだと自分で納得していました」

「ソウデスカ」

「お二方とも忙しくて・・・・・それにそれぞれ自分の家族がいるのはわかっています・・・でも・・・こういう皆で集まる機会ぐらいは・・・・・」

「エリオ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「家族として一緒に過ごしたいんです」

「・・・・・あーそうか」

 

エリオの言葉を受け止めると、僕はエリオの頭をそっと胸元に当てて優しく撫でる

 

「兄さん・・・・」

「僕もエリオのことは弟のように思っているよ・・・・たとえ血がつながってなくてもな」

「僕もです・・・・あなたのことは兄のように思っています」

「・・・すまなかったな」

「すみません、僕も取り乱しました」

「・・・・旅行」

「どうしました?」

「旅行・・・僕も行くよ」

「え?ほっ本当ですか!」

「ああ、久しぶりに男二人水入らずに雑魚寝というのもありだよな」

「あ・・ありがとうございます!!」

「あーそれとだなエリオ?」

「はい?」

 

 

 

 

 

 

「いい加減どいてくれると助かる」←エリオに押し倒されている

「・・・・・・・・・・・・・」←兄と慕う男性を押し倒している

 

 

 

 

「うわぁぁぁぁ!!ごめんなさい!!」

 

 

エリオは勢い良く飛び上がり、真っ赤になってひたすら謝る

 

「いや・・・いいんだ」

「えっと・・・それじゃあ・・・」

「ん?ああ、心配しなくてもちゃんと旅行には行くから安心してくれ」

「ありがとうございます!僕楽しみにしています!!」

「ああ」

「それじゃ僕は旅行の準備に行ってきます!!」

 

そういってエリオは元気に食堂を出て行った

 

「はぁ・・・やれやれ結局いくことになってしまった・・・」

 

僕の記憶が正しければ・・・間違いなく原作でのあの合宿だろう

 

「憂鬱だなぁ」

 

正直あの空間には行きたくなかった、というか拷問に近い

 

「だいたいあれだけ大人数でなんで男性はエリオだけなんだよ・・・・ガリューはどっちだっけ?」

 

どちらにせよせっかくの休暇なのに心が休まることがなさそうだ

 

「まぁ・・・かわいい弟分の頼みだ・・・いってやるとしますか」

 

無事に終わることを祈るのみである

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それにしてもさっきから妙な視線を感じるなぁ

 

そう思って辺りを見回すと

 

 

 

「あの人たちが・・・・・」

「エリオ攻めね・・・・実物はいいわねぇ~」

「今年のネタはこれできまりね・・・・・」

「なんなんだ・・・この胸のときめきは・・・・」

「ホモの嫌いな女子なんていません・・・・・」

「うっ!・・・・ふぅ・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三三三「( ^o^)」<オタッシャデーーーーー!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日の高町家

 

 

「・・・・・・・」←聖王モードで仁王立ち

「・・・・・・・」←ブラスターモードで仁王立ち

 

 

コワイ

 

 

「あの・・・高町さん?ヴィヴィオさん?」←正座

「「なに?」」

「その・・・・急にメンバー入りしちゃって・・・やっぱり迷惑だったかな?」

「あはははは!そんなことないよ!むしろ来てくれてありがとう!」

「うん!ママも私もうれしいんだよ?」

「そっ・・・そっか~、あは・・あはははは!」

 

 

 

 

 

『『バン!』』

「ひっ」

 

 

 

 

「だけどさぁ~何で私達が誘っても『来ない』って言っていたのに、なんでエリオが誘ったら来るのかなぁ~」

 

 

ゲシッ!ゲシッ!

 

 

「痛い痛い蹴らないで」

 

 

 

「ショックだねー、私達男に負けたんだねー」

 

 

ゲシッ!ゲシッ!

 

 

「頭はやめて、頭は」

 

 

今の僕は浦島太郎の虐められている亀状態・・・・助けがないだけにもっと酷いかもしれない

 

 

「あの・・・ですね?エリオは僕の弟分で 『『バン!』』

「ひっ」

 

 

 

結局旅行当日まで高町親子に虐められました、フェイトそん?フェイトそんは向こうでガンプラ作っているよ?

 

 

 

 




vividどころかリリなの全体を見ても屈指の肌色率である温泉ネタなのに書いてみればまだ旅行に行っていない最初の話とはいえ一番書いた量が多いのが男との絡みかよ

というわけでvivid2~3巻のオフトレ編です、思っていた以上に長くなりそうなので何話か分けて
書くことになりました。

ちなみに旦那さんは六課時代は研修生(という名のアルバイト)、この物語でやっと三等士といった設定です。
この頃のエリオ君はフェイト&主人公から離れていた+キャロ先輩野獣の眼光で精神的に参っていた時期でした。
このころはまだ主人公のことを「兄」呼ばわりしています。


実はネタを引っ張り出すときはアニメではなく漫画や小説などの紙媒体が多いです
アニメ・・・特にStsだと話が長いので中々見る時間がないというのが本音です、漫画とかならすぐに確認とかできますからね
ただ気をつけたいのが、媒体によってはアニメと食い違いがあったり結末が違うなどを気をつけたいですね

ちょっと長くなりましたが次回から旅行編、久しぶりの性王様とエースオブエースさんをご堪能ください

PS:これのIFを現在執筆中、短いですが9割ほどできているのですぐに投稿できると思います
  但し、ヤンデレ注意・・・・・です。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

奥様は未来の次元犯罪者(試作版)
奥様は未来の次元犯罪者(導入編)


本編がうまくかけない・・・・・短いけどちょっと1発ネタぽいものを投稿


発端
劇場版1stを見直す→良し!プレシア=サン題材で書いてみよう!!→なんてものを書いてしまったんだ(今ここ)

短い上にクオリティは低いです、それでもOK!という方はマックシェイク片手に気軽にお読みください


ここはミッドチルダ、技術力、科学力、そして軍事力などあらゆる面において他の次元世界を上回るこの世界で一組のカップル・・・・否幼馴染がいました。

一人は転生者であることを除けば極一般的な男性、もうひとりは非常に優秀な魔導師であり技術者で後に次元犯罪を犯す(予定)女性です

 

これは世界(原作)を救うために転生者である男性が奮起する小さな小さなお話です

 

 

 

 

※あらすじは無駄に壮大ですが短編集になるので話のつながりは期待しないでください

 

 

 

 

 

 

第1痴話:夜のおかず

 

「ただいまー」

「・・・・・・」

 

帰宅してプレシアがいることに何の違和感も無くなっているあたりやばいと感じる今日この頃

 

「・・・・・・」

 

プレシアは僕が帰ってきたことにまったく気付いていない、いったいなにを熱心に読んでるんだ?

新しい魔法かデバイス関連の本かな?と思いつつも覗いてみる。

 

 

 

 

 

 

 

「何で僕の『夜のおかず』を読んでるんだよ!」

「・・・・参考にしようと思っていたのよ」

「参考!?何の!?」

「それにしてもあなた趣味が悪いのね、まさか『魔法少女もの』なんて」

 

やめてください、しんでしまいます

 

「端末の中も見たけどやっぱり同じようなものばかりね」

「おい、パスワードロックしているはずなんだが」

「あんなもの数分で解除できたわよ」

 

これだから天才って奴は!!

 

「『やめて!それ以上は![検閲削除]いや![放送禁止用語]』」

「音読するな!」

「・・・・・・興奮しないの?」

「棒読みじゃ興奮しないわ!アホか!」

「・・・・とりあえず端末のデータは削除しておいたわ」

「なにやってるんですかー!!」

「ついでに本のほうも消し炭にしておいたわ」

「畜生!夜のお供が!この娘気に入っていたのに!あんた僕に恨みでもあるんですか!?」

「・・・・・別に」

「なんで不機嫌な顔してるんだよ?」

「・・・・・別に」

「・・・・おいなんだ?その鞭は?」

「躾に必要でしょう?」

「なんでにじり寄ってくるんですか?ああ!バインドはやめて!おい!その鞭電流走っているぞ!」

 

 

 

 

 

 

「なんで金髪ばっかりなのよー!!」

「言っている意味がわかりません!ひぎぃ!」

 

 

 

 

ご自身に似ているものがなくてご不満だった模様、その日から夜のお供は彼女が厳選したものを使用してます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第2痴話:世界(原作)が危ない!

 

 

「なあ」

「何かしら?」

「今年で何歳になった?」

「女性に年齢を聞くものじゃないわよ・・・・・24よ、あなたと同い年でしょ」

「そっか・・・ありがとう・・・それとソファに寝そべってスナック菓子食べながら雑誌を読むのはやめなさい」

「別にいいじゃない」

「・・・・・そっか・・・・・もう24になるか・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

あれ?原作で彼女が結婚したのって23歳じゃなかったけ?

 

 

 

 

「なっなあ!」

「なに?」

「今お付き合いしている男性って・・・・いない?」

「・・・・いないわよ」

「そっそっか・・・あと雑誌見ながら尻をかくのはやめなさい」

「あなた以外見てないんだからべつにいいでしょ、あと顔汗がびっしょりよ?どうしたの?」

「だっだ大丈夫だ!転生者はうろたえない!」

「??」

 

 

うん・・・・落ち着こう、うん・・・・落ち着こう

 

 

確か原作だと結婚した後28歳の時アリシアを生んでその後アリシア4~5歳の時に事故発生・・・だっけ?

旦那さんは確かアリシア2歳ときに離婚だったような・・・・くそ!20年以上前の記憶だからおぼろげだ!

 

 

「なにうんうん唸っているの?」

「いや、ちょっと考え事を・・・・・、休日とはいえ髪くらい梳かせ、ぼさぼさだぞ」

「・・・・・・あなたが梳かして頂戴」

「はいはい」

 

 

まてよ?仮にこのままプレシアが行き遅れになったらどうなるんだ?

 

 

・Fate計画→フェイトさん生まれないのは確定、研究が進まないためエリオやヴィヴィオ達もやばい

・1期→そんなもんない、下手するとなのはさん魔法と出会わない?

・2期→フェイトさん不在(もしかしたらなのはさんも)闇の書八神さんごと封印?もしくは地球が危ない?

・3期→スカさんやりたい放題

 

以降お察し・・・・

 

やべぇよ・・・やべぇよ・・・、この娘の行き遅れで世界(原作)が崩壊しちまうのかよ・・・・・・

だいたいなんでこの娘いつまでも結婚しないの!?こういうのは何だがかなりスペックは高いんだぞ!?

器量良し!魔法の才能良し!知能良し!性格は・・・ちょっと難あり!家事はしないだけでできるにはできる!少なくともメシマズじゃない!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「僕が原因じゃないか!!!」

 

「きゃ!耳元で叫ばないでよ」

「すまん・・・・・・・・」

 

 

 

そりゃそうだよ!毎日男の部屋に入り浸ることなんてしていれば男なんて寄ってこないじゃないか!!

・・・・・ん?まてよ?

 

「・・・・・」

「?どうしたの?鏡なんて見て?」

 

 

「・・・・・」←目は赤いが黒髪

 

 

 

セーーーーーーーーーーーーーーーーーフ!!

アリシア&フェイトの容姿からして旦那さんは金髪の赤目のはずだから旦那は僕じゃない

 

「なぁプレシア、君の職場に金髪で赤目の人っている?」

「・・・・いたかしら?」

「もしいたら今度会わせてくれ」

「っ!なんでよ?まさか貴方!?」

 

何で急に不機嫌になるんだ?

 

「ああ言い忘れていた、男性ね女性はいらないから」

「!!??あっあなた・・・そういう趣味だったの?・・・だから今まで・・・」

「趣味?・・・・違う違う!僕じゃないよ、君の旦那さんだよ」

「なんで私の夫が金髪赤目なのよ!!」

 

やべぇ

 

「あっ・・いや・・その・・君のタイプが金髪の赤目かなぁ~と思って・・・」

「そんなこと一言もいってないじゃない!」

「いや、その・・・すまん・・・僕の早とちりだった、だけどそんなに怒らなくてもいいじゃないか」

「っっっっっ!!別に怒ってないわよ・・・・」

 

涙目で顔を真っ赤かにしても説得力ないな

 

「すまなかったって・・・まぁ僕たちもいい歳だからそろそろ結婚も考えるべきだなぁと思って」

「え?・・・結婚・・?私達が・・・?」

「うん、今まで仕事、研究一筋だったんだからそろそろ考えてもいいんじゃないか?」

「え?・・・その・・・別に私は・・・あなたがいれば・・・」

「結婚して子供ができないと駄目なんだ!!」

「え?そうなの・・・?」

「ああ!!じゃないと僕の(転生者としての)沽券に関わるんだ!!」

「え?そこまで考えてくれていたの・・・・?」

「あたりまえだろ!じゃないと(原作)世界が危ない!!」

「おっ大げさよぉ・・・だけどそこまで考えてくれているなら・・・私も・・・」

「よく言った!!それじゃあ早速いくとしよう!」

「え?え?どこへ?・・・・・・式場は早いわよ?」

「そりゃ早いわ、その前に行くところがあるだろ?」

「えっと・・・・・まさか・・・ホテ「婚活パーティーだ」・・・はぁ??」

「いや、だって相手がいなけりゃ結婚なんぞできないだろ?ぶっちゃけ金髪赤目じゃなくてもいいからとりあえず相手を見つけよう」

「・・・・・・・・・」

「大丈夫だまだ時間はある、最低26~27までに結婚できればまだ間に合うんだ」

「(#^ω^)ピキピキ」

「あといい加減僕の相手も見つけておきたいなぁ、女性付き合いの経験がないから心配だよな」

「(ブチッ!)」

「ん?どうしたんだい?プレシア?・・・・・・・なんで鞭なんて持っているんだ?おい!体の回りが火花散っているぞ!」

「気合が入っているのかもね・・・・・・」

「ん?だけどその鞭は置いていったほうが・・・・なんでバインドするんですか?なんかデジャブなんだが?」

「ふふふふふふ、私一人で舞い上がっていたのが馬鹿みたいじゃない・・・・・・・・」

「プレシアさんなにを怒っているのかしりませんがとりあえず謝ります、だからこのバインドを解いてその鞭をおろしてください、ちょ・・・・やめ!」

 

 

 

 

 

 

「馬鹿ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

「ギエピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

 

 

 

 

こうして彼は世界(原作)を救うための戦い(結婚相手探し)をはじめるのであった

 

「とりあえず別居するところからはじめよう」

「嫌よ」

 

続く・・・・・・のか?




さくしゃはしょうきにもどった!!
SR+プレシアちゃんを作れたので興奮して書き上げた、後悔しているが反省もしている!

この題材で進むと原作崩壊間違いなし、ボキャブラリーにかける作者にオリジナル展開なんてかけないんや!・・・・・・・・続きどうしよ・・・・・・

とりあえずコンセプトは
主人公=サンとプレシア=サンのギャグ恋愛物・・・かなぁ(遠い目)

元々劇場版1st見直して「プレシア=サンに幸せになってほしい」と思って書いた短編ですね
・・・・「プレシア=サンのキャラが違うぞ!」という突っ込みはなしで(震え声)


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

奥様は未来の次元犯罪者
奥様は未来の次元犯罪者(没案)


実はプレシアさんを初めてつくる際に没案があったのでそれを投稿、ちなみにその改良版が導入編になります、なので導入編と被っている文があります。

※プレシアさんのキャラが崩壊しています注意してください、尚これはパラレルワールドとしてお読みしていただければ幸いです(原作にとってはバットエンドになりますので)

もう一度言いますがプレシアさんのキャラが崩壊しています、大切なことなので二回言いました
それでもOKという方は・・・・・黒ウーロン茶片手に気軽に読んでください


※あらすじは省略します

 

 

第1痴話:夜のおかず

 

「ただいまー」

「おかえりなさい、あ・な・た♥」

 

バタン!

 

・・・・・OK落ち着こう、ここは間違いなく僕の家だ、だから今裸エプロンで出迎えた幼馴染は幻覚だ

・・・・・気を取り直してもう一度・・・・・

 

ガチャ

 

「ご飯にする? お風呂にする? それとも・・・あ・な・た?」

「僕!?なに!僕が食べられるの!?後そのかっこうやめて!ご近所に誤解を受ける!」

「もうご近所は『いつものことか』ですましているわよ?」

「周知の事実ですか、畜生ーーーー!!」

 

こんなんでも後に「大魔導師」を自称できるぐらい優秀な女性なんだよなぁ

 

「とりあえずどうするの?私としてはあなたを食べたいんだけど?」

「つーか風呂はともかくご飯作るのは僕がやるんだよね?」

「・・・・だってあなたの料理おいしいんだもの」

「まぁ・・・おなかすいているだろ?さっさと作っちゃうから風呂でも入ってきなさい」

「はーい」

 

そういって彼女、プレシアはお風呂へと向かった・・・・・・・・後ろ丸見えですよ?

 

 

 

 

「相変わらずおいしかったわね」

「そりゃどうも」

 

プレシアがお風呂から出てから数十分で料理は完成、一緒に食事をして今僕は食器を洗っている最中だ

プレシアはソファでなんか本を見ている

 

「ところでプレシア、さっきから何読んでいるの?」

「んー?これー」

 

そういってプレシアの方に振り向いている僕に本を掲げて見せる

 

「おい!それ僕の『夜のおかず』じゃないか!!何で読んでいるんだよ!」

「参考にしようと思っているのよ、最近ややマンネリだし」

「参考!?てかどうやって見つけたんだよ!?それ!?」

「あんなところに隠してればすぐ見つかるわよ、それにしても趣味悪いわねまさか『魔法少女もの』なんて」

 

やめてください、しんでしまいます

 

「端末の中も見たけどやっぱり同じようなものばかりだったわね」

「おい、パスワードロックしているはずなんだが」

「あんなもの数分で解除できたわよ?イエイ!」

 

何が『イエイ!』だ!歳考えろ!

 

「とりあえず端末内のデータはすべて私のコラージュ画像に変えておいたから」

「いやがらせか!!」

「あ、本はすべて消し炭にしたから」

「あの娘気に入っていたのに!あんた僕に恨みでもあるんですか!?」

「私がいるんだからあんなものいらないでしょ?」

「本番とソロ活動は別腹です!(`・ω・´)」

「・・・・・・・・・」

「痛い、痛い、フォトンランサーぶつけないで」

「まぁいいわ、それにしても『魔法少女もの』ねぇ・・・変身魔法の応用で9歳児ぐらいにでもなればいいのかしら?」

 

やめてください、ア○ネ○が来ちゃいます

 

「衣装はこないだのものを使おうかしら?」

「おい、その衣装って『雷光少女プレシアちゃん』の時に着ていたものか?」

「バリアジャケットだからサイズ変更に問題はないわ」

「20台であの衣装はやばいだろ?」

「その姿に興奮したのはだれだったかしら?」

「ゴメンナサイ」

 

はぁ・・・まさか原作キャラと関係を持ってしまうなんて・・・いつだって世界はこんなはずじゃ無かったことばかりだ・・・・

 

「・・・・・・・」

「?どうしたの?プレシアさん?」

「いえ・・・・エロ本見てたら興奮してきちゃって・・・・」

「え?」

「ふふふ、せっかくだから今夜は9歳児バージョンで犯ってみようかしら」

「ちょっとまってください、今洗物しているしお風呂にも入ってないんですよ?」

「なるほど・・・お風呂に入っていないから汗のにおいがついていると・・・」

「うっうん、だから今は「だがそれがいい」・・・・へ?」

「うん、いいわね蒸れた匂いで犯るというのも乙なものね」

「おい!なんでにじり寄ってくるんだ!うおっ まぶしっ!・・・なんで9歳児になっているんだ!」

「そろそろ子供もほしいわね、うーんだけどそうなると今みたいに無理矢理連れ込むには無理があるわね」

「くそ!見た目9歳児に寝室へ引きずり込まれるってひどい絵面だな!」

「まぁ子供ができたら認知してくれるでしょ、それよりも今はたっぷりと楽しむべきね」

「やめて!乱暴するきでしょ!エロ本みたいに!」

「大丈夫よ、すぐに気持ちよくなれるから」

「いやーーーーーーーーだれかーーーーー!!」

 

バタン・・・・・

 

 

 

 

ガタガタガタガタバタバタ

 

 

 

 

「オネガイヤメテ!モウヤメテーー!!」

「ソウハイッテモカラダハショウジキネ!!」

 

 

Q:(主人公に)救いはないんですか?

A:仕方がないね

 

 

 

 

第2痴話:世界(原作)が危ない!

 

「なあ」

「何かしら?」

「今年で何歳になった?」

「ピチピチの24歳ね」

「ふっ」

「あなたも同じでしょ」

「鼻で笑ったのは謝るからフォトンランサーをぶつけるな」

「わかればいいのよ」

「・・・・・そっか・・・・・もう24になるか・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

あれ?原作で彼女が結婚したのって23歳じゃなかったけ?

 

 

「なっなあ!」

「なに?」

「今お付き合いしている男性って・・・・いない?」

「・・・・・・・・あなた、なにを言っているの?」

「へ?」

「もう私と『ユニゾンイン』しているのに今更『付き合ってません』って言うつもりなの?」

「・・・いや・・・そのですね・・・」

 

うん・・・・落ち着こう、うん・・・・落ち・・・つけるかーーーーー!!

 

 

確か原作だと結婚した後28歳の時アリシアを生んでその後アリシア4~5歳の時に事故発生、

旦那さんは確かアリシア2歳ときに離婚だったよな!!・・・え?僕が・・旦那・・?いやそんな

 

 

「どうやらあなたは自分の立場がわかっていないようね・・・・・」

「わー!すまん!だからその鞭はしまってくれ!」

「・・・・まぁ今更逃げようたってそうはいかないけどね」

 

やべぇよ・・・やべぇよ・・・、原作だと名前も出てなかった旦那さんが僕になるの?いやいや落ち着けまだそうと決まったわけではない、まだ2アウトだ野球も9回裏2アウトからって言うじゃないか・・・・・・

待てよ?

 

「・・・・・」

「?どうしたの?突然鏡なんて見て?」

 

 

「・・・・・」←目が赤い金髪さん

 

 

 

アウトーーーーーーーーーーーーーーーー!!ゲームセット!!

え?なに?アリシア&フェイトの容姿と合致してるんですけど?僕パパになっちゃうの??

 

「おおおおおおおおお」

「ちょっと、顔が青いわよ?・・・・・そんなに私と一緒は嫌なのかしら・・・・?」

「!!??いや違うんだ!そういうわけじゃない!ただ僕にはもったいないなぁ~と思っているだけだよ?だから泣きそうな顔をするのは・・・・・」

 

 

 

 

「・・・・うぇぇぇぇぇぇぇぇん」

 

ちょ!ガチ泣き!!??

 

「おい!そんなに泣かなくてもいいだろ!?」

「だっで・・うぐっ、ひっく、ずごい゛い゛や゛ぞうながおじでるもん」

「いや・・・・もんって・・ああ!!すまん!すまん!謝るから!!泣き止んで!!」

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛~うえ゛え゛え゛え゛え゛、やだやだやだ!ずっと一緒にいるんだもん!!」

 

アカン、幼児退行している

 

「わかった!わかった!ずっと傍にいるから!離れませんから!だから泣くのはやめよう?な?」

「うぐっ、ひっく・・・・・本当?」

「あっああ!ずっと傍にいる!」

「・・・・ずっと一緒にいてくれる?」

「もちろん」

「・・・・一緒にご飯食べてくれる?」

「当たり前さ」

「・・・・一緒にお風呂に入ってくれる?」

「それは無理・・・うそうそ!!大丈夫だよ~」

「一緒に寝てくれる?」

「・・・・イイヨー(もうどうにでもな~れ)」

「・・・・えへへ~」

 

そうするとプレシアは泣き止んで笑顔で僕に抱きついてきた

 

「ずっと一緒だね」

「ソウダネー」

 

なんかとんでもなく取り返しのつかないことをしてしまったが気のせいだと思っていこう、じゃないと僕の心がもたない

 

「ねぇ・・・・」

「ん?」

「えっと・・ね、おねがいがあるの・・・・」

「?なんだい?」

 

幼児退行しているせいか若干言葉遣いが幼い

 

 

 

「うんっと・・・・そろそろほしいなぁっておもっているの・・・」

「ナニヲデスカ」

 

嫌な予感がする・・・・・

 

 

「赤ちゃん・・・・・」

「」

 

あらアリシア=サンまだはやいですよ~

 

「駄目?」

「駄目じゃないんです、駄目じゃないので泣きそうな顔はやめてください」

「じゃあ・・・・ね?」

 

アカン

 

 

 

 

 

 

 

「ニゲナイデ!コノママ!コノママハナサナイデ!!」

「イヤー!○ダケハ!○ダケハ!ラメェーーーーー!!○○○○シチャウー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「できちゃった♥」←母子手帳を見せびらかす

「」

 

 

 

原作よりアリシア=サン4年ほど早く誕生、原作?わかった、じゃあプランBで行こう。プランBは何だ?

 

「さぁ!この子が生まれたら第二子もつくるわよ!!」

「いやいや!仕事はどうするの!?」

「そんなのこの子を妊娠した時点で退社してるわよ?これからガンガン生むわよ!!」

「MA☆TTE!!」

 

あ?ねぇよそんなもん




Q:なんで没にしたんですか?
A:デレデレプレシアさん書いたら思っていた以上におかしくなった

おかげで導入編のプレシアさんは自重しすぎてちょっと暗くてきつい性格になっています、ただ表に出さないだけで好感度的には両方とも同じです。

皆さんはどっちが好みでしょうか?(震え声)


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

奥様は未来の次元犯罪者(激糖編)

ネタ「来ちゃった♥」
作者「」

まさかのプレシアさんの続き物

この続き物ですが『奥様は未来の次元犯罪者(没案)』からの続きになりますのでご注意ください
時系列的には第2痴話の『ユンゾンイン』から少し経ったあたりからです。
相変わらずクオリティ低めですがそれでもOKという方はクーリッシュ片手に気軽に読んでください


第3痴話:彼女は○○魔

 

あの1件(第2痴話での幼児退行)以来プレシアが妙に甘えてくるようになった、具体的には

 

 

「ねぇ」

「んー?」

 

 

ちゅっ

 

 

「ふふふふ」

「・・・・いま料理中だから後にしてね」

 

 

 

やたらとキスしてくる

 

 

 

車の運転中でも

 

 

「(●゚э゚)チュー」

「やめてください運転中です」

「(´・ω・`) ショボーン」

「そんな顔しても駄目です」

「・・・・・・・」

「・・・後でしてもいいからふとももさするな、おいそれ以上先はまさぐらないでくれ」

 

 

まぁ二人っきりの時ならまだいいんだが・・・・こんなこともあったなぁ

 

 

 

ショッピングモールにて

 

 

「それじゃちょっとお化粧直してくるわね」

「あいよー」

 

そういって彼女はトイレへと向かった、その間備え付けの椅子に座っていると

 

「あの・・・」

「ん?」

 

若い女の人が僕に話しかけてきた

 

「私田舎のほうからこの都市部へ来たんですがぶらぶら歩いていたら疲れてしまいまして、ちょっと休憩したいのでおすすめのカフェなんかありますか?」

「ああ、それでしたらこの通路の突き当たりに喫茶店があるのでそこで休まれてはどうでしょうか?」

「え?本当ですか?ありがとうございます!・・・・よろしければお礼にお茶でもご馳走させてください」

 

はい?

 

「え?いやその・・・」

「あ・・・ご迷惑でしたか?」

「いえ・・・実は連れが・・・「ねぇ」・・・プレシア?」

 

後ろからプレシアの声が聞こえたので振り向く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ズキュウウゥン!

 

 

 

 

え?いま目の前にはどアップのプレシア?え?キスされてる?

 

 

「ん・・・はぁ・・口・・あけて・・くちゅ・・はぁ」

 

 

おい!やめろ!鼻をつまむな息が!口をこじ開けるな!ああ!舌を入れるな!

 

 

くちゅ・・・ぴちゃ・・・れろ・・・ぐちゅ・・・

 

 

あああああ!!歯茎を舐めてるぅ、舌を絡ませてるぅ

 

「ん・・・はぁ・・・はぁ・・・」

 

やっと離してくれたプレシアと僕の間に唾液のアーチがかかる

 

「ごめんなさいね、この人私の連れなの」

「え?あ・・・はい・・・」

 

声をかけてくれた女性はもはや心ここにあらずだった

 

「いきましょうか?」

「ハイ」

 

僕も放心状態のままプレシアに手を引かれていった、ちなみに休日で多くの人で賑わっていたため

僕達の周りには人だかりができていた

 

 

 

 

 

 

「ちょっとキス禁止にしましょう」

「私に死ねというの!!」

 

大げさだぞ

 

「いやね、前までこんなにしてませんでしたよね・・・・」

「べっ別にいいじゃない!キスの一つや二つ!!」

「TPO弁えろって言ってるの!!」

「我慢できないのよ!仕方がないじゃない!」

「いや・・・前までは我慢はできてただろ?」

「できないわ、私はもう我慢しない、そう決めたのよ」

「何があった!」

「どうやら私と付き合っているという認識が薄いからよ」

 

・・・・・・ここで付き合ってましたっけ?なんていったら『サンダーレイジ』じゃすまないよな

 

「ええっと・・・・少なくとも人前は控えよう」

「・・・わかったわ・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

「さぁしましょう」

「プレシアさん僕今お風呂に入っています、後一緒に入ろうとしないでください湯船壊れます」

 

 

 

 

「するわよ」

「プレシアさん僕今トイレに入っています、後そこガン見しないでください怖いです」

 

 

 

 

「くちゅ・・・はぁ・・・ん」

「(食事は口移しですか、そうですか)」

 

 

 

 

「ん・・・んちゅ・・・はぁはぁ・・ん」

「(アニメくらい静かに見たいです、あと唇を舐めないで乾燥する)」

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちょっとキス禁止にしましょう」

「私に死ねというの!!」

 

 

 

以下無限ループ、ちなみに主人公君はもう8割ほど諦めています

 

 

 

 

 

 

 

 

第4痴話:初めてはいつでしょうか?

 

 

『就業可能年齢の引き下げに伴い結婚の平均年齢の低下、さらに初体験の年齢低下が問題となっております』

 

今僕はプレシアと一緒にソファでテレビを見ている、深夜番組だからだろうか、やや過激な話題の特集をやっているようである

 

 

 

初体験か・・・・僕の時は・・・・20歳だっけ?

 

 

 

 

 

4年前

 

 

 

 

「ただいまー」

「お帰りなさーい」

 

 

 

・・・・・・・・・

 

 

 

「またか!いい加減自分のマンションに戻れ!」

「今日引き払ったわよ?」

「道理で私物が増えていると思ったよ!というかここに住む気か!?」

「ほとんどこっちにいるんだから変わらないでしょ?」

「いや・・・さすがに寝泊りは向こうだったろうが」

 

 

くそう、1LDKだから個室がない、ベットは寝室に二つあるけど同じ部屋、プライベートもありゃしない!

せっかく両親が見つけてくれた優良賃貸なのに!

 

 

 

「はぁ~」

「なに?別にいいでしょ?家事くらいは少し手伝えるわよ?」

「いやそれだけじゃないんですよね」

「何かしら?」

「何でもありません」

「ふーん」

 

 

 

1週間後

 

 

「・・・・・」

「どうしたの?」

「なんでもない」

「そう」

 

そう・・・・プライベートの時間がない・・・・つまり『ソロ活動』の時間がないということである

しかも美女がひとつ屋根の下で風呂に入るわ着替えをするわ下着買わせるわ同じ部屋で寝るわで、正直ムラムラしています・・・・・しかも極め付けが・・・・

 

「・・・・・」

「すぅ・・・」

 

夜中寝ぼけて同じ布団に入ってきますなぜかほぼ毎日、正直やばいです、いいにおいです、やわらかいです、ああやめて抱き枕にしないで

 

 

 

そしてそれからさらに1ヶ月・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

チュンチュン・・・・チュンチュン・・・・

 

 

 

 

 

「「・・・・・・・・」」

 

 

 

「やっちゃったぜ☆」

「『やっちゃったぜ☆』じゃないよ!せっかく我慢してたのに!台無しじゃないか!」

「大丈夫よ、責任は取るから」

「普通それ男が言う台詞だよ!?」

「まぁやっちゃったから仕方がないわね」

「にやにやするな、確信犯だろ?」

「でも気持ちよかったでしょ?」

「・・・・・ハイ」

 

夜中に目を覚ましたら僕の服を脱がしているプレシアさんと目が合ってしまい抵抗むなしく、アワレ!初体験は終わってしまいました

 

 

「ところでさ」

「なにかしら?」

「なんと言うか・・・妙に馴れてたけど・・・経験でもあったのかえ?」

「・・・・・・ないわ」

 

顔を真っ青にしても説得力ないな・・・・

 

「そっか、すまんねへんなこと聞いて」

「別に構わないわよ」

 

このことは深く追求しないことにしよう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・結局アレから4年たっても聞けずじまいだったな・・・まぁ見た目は美女なんだからきっとそういうお付き合いしていた男もいたということだろう・・・・なんかむかついてきたな

 

「どうしたの?」

「え?ああ・・・ちょっと・・なんだ・・・初めてのことを思い出して・・・」

「え!?」

「え?あ!ごっごめんねこんなこと話題に出しちゃって・・・本当にごめん・・・・」

「別にそんなに気にしてないわよ・・・・それよりいつ頃だったかしら?」

「え?」

「その・・・初体験・・・」

「えっと・・・4年前だったな、我慢していたのに襲われるなんて酷いことするよ、まったく」

「あ・・・あはあっははは!ごめんなさいね、つい犯っちゃてね、本当にごめんなさいね?」

「もう気にしてないよ・・・さてそろそろ寝ますか」

「あ!そうね!それじゃ寝ましょうか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・明日朝早いからやめてよね?」

「添い寝ぐらいならいいでしょ?」

「はいはい」

 

 

 

主人公君なんだかんだでプレシアさんのことは大好きです

尚両親が見つけたというこの賃貸マンションですが謳い文句が

 

『ラブラブでいられるちょうど良い広さ!新婚生活を満喫しましょう♪』

 

である

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ:ちょっと先の未来

 

 

 

 

とある地下

 

 

『保存室』と書かれた暗い部屋で、保存ポッドに寄り添う女性の姿があった

 

『もうすぐよ・・・・もうすぐですべて取り戻せるのよ・・・・・』

 

女性は保存ポッド、その中にいる女の子に慈愛の感情を持って語っている

 

『貴方達には寂しい想いをさせてしまったわね?でも大丈夫、今度はもう間違わない』

 

そう言うと女性は女の子がいる保存ポッドの隣にあるもうひとつのポッドに視線を向ける

 

『起きたらなにをしようかしら?そうだわ、貴方達が好きだったピクニックに行きましょう?それとも遊園地がいいかしら?ふふふ楽しみだわ』

 

二つの保存ポッドに交互に語りかけて笑っている女性

 

『家事はあなたにまかせっきりだったけど、今度からは私も一緒にするわ・・・大丈夫よ?心配しなくてもあなたと一緒なら何だってできるもの』

 

もうひとつの保存ポッド・・・そこにはかつて女性の夫だった男性の体が漂っていた

 

『私頑張るからね・・・待っててね?アリシア・・・・・・あなた』

 

女性は幼子のような笑顔を浮かべて再び物言わぬ彼らに語り始めた・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・・・」

 

とんでもない夢を見てしまった、何が悲しくて自分の死んでる姿なんぞ見なきゃならないんだ

 

「最近あんなことがあったからかなぁ・・・」

 

最近の出来事というのはプレシアの「できちゃった」発言である(第2痴話の最後)

 

「・・・あーちくしょー」

 

そうだよな、原作通りに進むということは彼女がそういうことになるということなんだよな

 

「・・・・・いやだなぁ」

 

1回死んだ経験をしてしまい二度とあんな経験なんてするもんかという気持ちもあるが、

それ以上に・・・・・

 

 

 

 

彼女のあの姿は見たくない

 

 

 

 

 

「・・・ん・・・・」

 

そう考えると僕は隣で今もすやすやと眠っているプレシアを見る、なんというか・・・いろんな意味ですごい格好だが表情は非常に安らかだった

 

「やれやれ、いい顔で寝ちゃって・・・」

 

彼女の顔を見ると心が暖かくなってくる、自然と笑みを浮かべて彼女の頭を撫でてしまう

 

「ん・・・・ふふふ・・・」

「・・・・ああ、くそっかわいいなぁ・・・」

 

割と天然なところもあったり、意外とはっちゃけることもあるけど今はそのすべてが愛おしく感じる

 

「・・・・・ごめんなさい・・・多分僕には無理ですこの子達を放っておくことなんてできません」

 

原作で救われるはずだった人たちすみません、僕はプレシアが大好きです離れることなんてできません

あんな事故なんて起こさせません恨むなら僕を恨んでください

 

「・・・朝ご飯つくろ・・・」

 

おなかすいているせいかなんか考えがネガティブになってきた・・・・とりあえずなんか食べよう

 

そう考えて僕はプレシアが起きないようにそっと布団から出ようとした

 

 

 

 

 

 

 

 

「つーかーまーえーたー」

 

 

 

 

 

 

 

出れませんでした

 

 

「プレシア=サン・・いつから起きていたんでしょうか?ああ!やめろ布団に引きずり込むな」

「あなたが『ああ、くそっかわいいなぁ』といった辺りからよ」

 

セーフ・・・なのか?

 

「あの・・・ね・・ご飯作らないと仕事に遅れるよ?やめるといっても引継ぎの処理がちょっと残っているだろ?」

「うーんそうね、それじゃ仕方がないわね」

 

ぶーぶー言いながらもプレシアは僕を離してくれた、なんだかんだで仕事に関してはきちんとしてるんだよな

 

「はは・・・」

「?なに笑っているのよ?」

 

あんな夢を見た後だからいつものプレシアをみるとほっとする

 

「あはははははは!」

「ちょっと!どうしたのよ急に?」

 

だからかな?

 

「いやぁ、ごめんごめん・・・なぁプレシア」

「何かしら?」

 

 

 

 

 

 

「愛しているよ」

 

自然とその一言が出てきた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・・・」

「プレシア?」

 

 

ゴソゴソ・・・・ガチャ『PI!』

 

 

「もしもし私ですテスタロッサです、すみません今日ちょっと体調が優れないのでお休みします」

 

え?

 

「はい、引継ぎ作業は明日で終了しますのでお願いします・・・・はいそれでは『PI!』」

「え?え?どういうこと?プレシア?ちょっと!それ僕の携帯!え?バインーーーーー」

 

 

おい!バインドで口をふさぐな!おい!何で僕に変身しているんだ!

 

 

「『PI!』すみません僕です、今日妻が体調不良になってしまったので看病のためお休みします、え?『結婚してたのか?』ですか?・・・・すみません実は今度入籍することになりまして・・・妊娠もしています、すみません報告が遅れてしまいました、今度正式に妻を紹介しますので・・・はいすみませんがお願いします『PI!』・・・・よし」

 

「んぐんぐ・・・・ぷふぁ!おい!なんで勝手に連絡を入れているんだ!」

「・・・・・初めてだったのよ・・・・」

「・・・・・へ?」

「『愛しているよ』なんていわれたの」

 

・・・・そうでしたっけ?

 

「え・・・っと、そのごめんね、言えなくて・・・だけどそれと何の関係が?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そんなこと言われたなら今日一日『ユニゾンイン』するしかないじゃない!!」

「ちょ」

「私たちは旅立つの!!色欲の都、アルハザードへ!!」

「」

 

 

 

ぶっちゃけこの子僕がいなくても逞しく生きていけるんじゃないかと思ってしまう今日この頃

後アルハザードは多分そんなところじゃないです、それだとどっかのラスボスさんが『無限の欲望』から『無限の色欲』とかに改名しそうですね・・・・・よくウス=異本のネタにされるからあってるかもしれん

 

 

 

 

「はぁ・・・・わかった・・・今日は休もう・・・プレシアの好きなことをしよう、だからまず朝ごはん食べよう」

「・・・・・・・」

 

何固まっているんだ?

 

 

 

 

 

 

「ついにデレたーーーーーーー!!」

「デレ!?え?」

「こうしてはいられないわ!!次元ちゃんねるのスレに夫がついにデレたことを報告しないと!!」

「おい!スレなんて立ててるのか!!」

「そのあとはxxxって○○○○で☆☆☆☆が終わったら役場よー!」

「落ち着け!」

 

 

 

結局午後には役場で入籍をしました、おかげでプレシア・・・いや妻のポンコツ具合が輪にかけてひどくなりました

 

 

 

 

 

 

 

【ついにデレた!】愛しの彼を思うと切なくなってXXXしちゃうの【200】




壁ドン)・・・・すみません就活で前から更新時間が空いてしまいました

ネタのつもりが続いてしまった・・・しょうがないじゃない・・小説とMove1st見直したら書きたくなっちゃたんだもの

追記
ちなみにおまけはシリアスものをやろうとして途中で断念した名残のものです
作者にシリアスは無理ですね(確信)



次回・・・どうしよう・・・・


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

奥様は未来の次元犯罪者(純愛編?)※ヤンデレ注意

※このSSはほかのものと比べて残酷な描写があります参照するときはご注意ください

時系列としては奥様は未来の次元犯罪者(激糖編)の第4痴話の後になります


第5痴話:初めてはいつでしょうか?(プレシア編)

 

 

暖かい・・・ただ一緒に寝ているだけでこんなにも安らぐ

 

 

「・・プレシア・・・それ有機野菜やない・・・・・なんだよ『ラルゴ・キールかかってこい』って」

 

・・・何の夢を見ているのかしら?

 

「・・・プレシア・・・その歳で・・・・・・悪の女性幹部かよ・・・・・」

 

・・・本当になんの夢を見てるのよ?

 

「プレシアー・・・・・・プレシアー・・・・」

 

ふふふ、私はここにいるわよ?・・・・名前を読んでもらえるだけでこんなにうれしいなんてね

 

 

気がつけばずっと傍にいた・・・・勉強ばかりしていた私をよく外に連れだしたわね

 

『おーいプレシアちゃーん』

『え?』

『イヤッホォー! オリ主サイコォー!』

『え?え?』

『こんなところで何やってんだ?』

『?????』

『今日は・・・夏祭りだぞーーーー!』

 

そういって手を繋いでお祭りに行ったわね、あのときの繋いでた手、暖かかった

 

 

※尚このときのことは主人公君にとって黒歴史のようです

 

 

 

・・・・・・そうだ私は彼と離れたくない・・・ずっと一緒にいたいからあんなとんでもないことをしてしまった

 

 

 

 

 

 

 

 

10年前の夏休み

 

 

 

「おまたせ、アイスティーしかなかったけどいいかしら?」

「別に構わないよ、勉強を教えてもらっているんだからさ贅沢なんて言わないよ、それにしても教えるのうまいな」

「そう?」

「うんうん・・・・・このアイスティーうまいな」

「ちょっと隠し味を入れているからね」

「へぇ」

 

 

・・・・・飲んだわね?飲んだわよね?

 

 

「・・・・ねぇ」

「はい?・・・プレシア?どうした?ちょっと怖い顔してるぞ?」

「2週間前、町で一緒に歩いていた女の子・・・・誰?」

「え?何で知っているの?・・・・・道に迷っていたらしかったから案内をしてただけだよ?」

「それじゃあなんであんなに笑っていたの?」

「んー?まぁ雑談しながらだったからなぁ、お礼とかも何度も何度も言われたから思わず笑っちゃったな」

「・・・あなたは私以外にもあんな笑顔を見せるのね?」

「?プレシア?・・・・あれ?」

 

 

効いてきたようね・・・・

 

 

「あら?どうしたの?具合でも悪いの?」

「いや・・なんか・・・手足に・・・力が・・・」

「それは大変ね、それじゃベットでお休みしましょうか?」

「!?い・・いや!大丈夫!大丈夫!ちょっと疲れているだけみたいだから」

「なにを言っているの?ふらふらじゃない、ちょっと休みましょ」

「プレシア・・手を引っ張らないで・・爪が・・痛い・・・」

「いいから来なさい」

 

なにをおびえているの?あの女には笑顔を見せて私にはその表情を向けるの?

 

「プレ・・・シア・・・やめて・・くれ」

「いいから・・・いいから・・・いいから・・・いいから・・・いいから・・・きてよ」

「プ・・レ・・・シア・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「僕は・・・嫌だ・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!そんな言葉なんて聞きたくない!!!」

 

「!?・・・?・・あ・・イタイ・・・イタイイタイイタイ!!!・・・・・・・・・・・・・」

 

「はぁはぁ・・・あはははは!最初から電撃で気絶させればよかったのよ!アハハハハ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・あれ?ここは?・・・プレシアの・・部屋?ん・・あれ?手錠?なんで?」

「気が付いたわね?」

「プレ・・シア?・・・!?おいなんだよその恰好!?」

「ん?これからすることに服なんて必要ないでしょ?」

「うっ・・・」

「目を開けてこっちを見て」

「え?・・・あがががいぎゃあああああああ!!」

 

目を背ける彼に対して電流を流す

 

「・・・そうよ・・・ずっと私を見てくれればいいの、そうすればご褒美をあげるから・・ね?」

「うぁ・・・・なんで?・・・・こんなことを?」

「あなたのことを愛しているから」

「え?」

 

「これでも結構我慢してきたのよ?だけどね・・・私以外の人にあんな笑顔を浮かべるなんて・・・・もう限界よ・・・・・笑顔を向けてくれるのは私だけでいいの、優しくされるのも私だけでいいの、勉強を教えるのも私だけでいいの、あなたの料理を食べるのも私だけでいいの、あなたが褒めるのも私だけでいいの、あなたが頭をなでるのも私だけでいいの」

 

「プレ・・・シア?」

 

「全部全部私だけのもの・・・・その顔も」

 

ぴちゃ

 

「汗も」

 

ぴちゃ

 

「手のひらも、腕も、胸板も、髪の毛も全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部」

 

ぴちゃ・・・・くちゃ・・・ぺろ・・・・ぐちゃ・・・

 

「うっ・・あぁ・・やめてくれ・・舐めないで・・・・くれ・・・」

「ふふふ」

「え?首に・・・歯を立てて?・・・何を?」

 

 

 

ガリ!

 

 

 

「あがっ!」

「じゅる・・・・ちゅう・・・・うぐ・・・うぐ・・こくん・・・・はぁぁぁぁぁぁ!おいしい!おいしい!おいしい!あなたの血がこんなにもおいしいなんて!」

「うぁ・・・やめてくれぇ・・・」

「ごめんなさいね・・・ああこんなに涙を流して」

 

ぴちゃ・・・くちゃ・・・

 

「涙もおいしいわね」

「ああ・・・・ああ」

「あは・・・おびえた表情ね、知らなかった・・・あなたこんな顔もできるのね」

「やめ・・・・て・・・」

「おびえた表情もいいけど・・・・そろそろご褒美もあげなくちゃね」

 

 

そういって私は彼にキスをする、私の・・・おそらく彼も初めてのキス・・・・・なんで口を閉じるの?無駄なのに・・・ほらこうやって鼻をつまんで・・・・あは・・・口の中もおいしい、気持ちいい、とろける、もっともっともっともっともっともっともっともっともっと!!

 

 

「はぁはぁ・・・もうそろそろいいわね・・・私たちのハジメテ・・・・・」

「あう・・たすけ・・・・て」

「無駄よ、私達の両親は区内の旅行で今日と明日いないじゃない・・・お薬とか手錠を用意して頑張ったのよ?・・・だから」

 

 

 

そう、頑張ったんだから・・・ご褒美に・・・・・

 

 

 

 

 

 

「あなたを頂戴?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから私は何度も彼を貪り尽くした、彼が泣き叫んでも気絶してもその行為をやめることはしなかった、私の部屋は防音だったから近所にも気づかれることなく2日間が過ぎた。

 

 

 

「・・・・私は・・・なんてことを・・・」

 

 

 

だが私は2日目になってようやく自分のやった行為を悔やんだ、こんなことをしても彼の心は離れていくだけなのに、それに気づくのには遅すぎた・・・・彼は私を許さないだろう

 

 

 

「謝らないと・・・・・」

 

 

 

 

それでも私は謝りたかった・・・・・・・・・だが結局それはできなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・」

「あ・・・おはよう・・・」

 

彼の傷は治しておいた・・・だけど心までは・・・

 

「・・・・・」

「あのね・・・その・・・」

「なぁプレシア」

「え!な・・・に?」

「今日何日?」

「え?今日は・・・」

 

彼に今日の日付を教える・・・すると

 

 

 

 

 

 

「ここ2日間ぐらいの記憶が全くないんだが僕何してたんだ?」

「え?」

「いやね、プレシアに勉強を教えてもらうために家に来たところまでは覚えているんだけどそれ以降まったく覚えていない」

「・・・本当なの?」

「うんマジマジ、やべーよ記憶障害?どうしよう?なぁ僕この2日間なにやってたんだ?しかも今僕プレシアのベットで寝てるよね?なんか君に変なことしなかった?」

「え?そっそんなことないわ!」

「本当?大丈夫?ひどいことしなかった?」

 

 

そんな心配そうな目で見ないで・・・・ひどいことをしたのは私なのに・・・・

 

 

「うわー!どうしよう!どうしよう!なぁ!僕何してた?教えてくれ!思い出したい」

「・・・・昨日お酒飲んでたわ」

「oh・・・」

 

なんで正直に言わないの?

 

 

「未成年なのに酒飲んだの!?うわぁうわぁ・・・何やってるの!?それで2日間の記憶って吹き飛ぶのかよ!?」

 

 

今ならまだ言える・・・だから言うのよ

 

 

「うわぁ、病院行きたいけど未成年で酒飲んだからなぁ~仕方がない、とりあえず記憶がない以外は問題ないみたいだからみんなには内緒にしよう、プレシアも黙っててくれないか?」

「ええ、わかったわ」

 

 

・・・・覚えてないなら・・・・彼は私から離れない・・・・・だから・・・・イイワヨネ?

 

 

 

 

 

この2日間のことは二人だけの約束っていうことで終わってしまった、その後何事もなかったかのように今までの関係を続けることができた・・・・・ただ

 

 

 

 

「zzz・・・・」

「ごめんなさいね」

 

 

 

ときどき時間を見計らって彼を眠らせて事に及んだ、・・・・・さすがに子供はできないように薬を飲んだりはしたけど・・・一度壊れたブレーキはもう元には戻れなかった

正直に言ってしまうとあの快感が忘れられなかった、それから回数を重ねるごとに背徳感も癖になってしまった

 

 

 

 

 

 

「さぁ今日もキモチヨクナリマショウ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結局私たちが20歳になるまであの行為は続いてしまった、20歳になってようやく彼が意識を保っている状態で一緒になることができた、ものすごくうれしかった本当の意味で一緒になれたのだから

 

 

「zzz・・・・・ふにゅ・・」

「今日は少し焦ったわね・・・あの時を思い出したのかと思ったわ」

 

だけど思い出したところで彼を逃がすなど毛頭なかった

 

「あの頃は若かったわね、誰にも相談せずに自分だけでため込んであんなことやっちゃうなんて」

 

きっかけではあったがひどいものだった・・・・・結果オーライではあるが・・・・

 

「・・・そうだわ、久しぶりに」

 

私は魔力で小さい針を形成する、そして・・・・・・・・・

 

 

 

 

プス

 

 

 

 

針を彼の首にさすと僅かながら血が出てきた

 

 

「ん・・・」

 

 

ちゅ・・・ちゅ・・・こく・・・うぐ・・・こくん

 

 

「はぁ・・・・御馳走様」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やっぱり彼はオイシイ

 




Q:なんでこんなの書いたんだ!
A:作者の趣味です

こういうの好きなんです、すいません許してください、何でもしますから


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

奥様は未来の次元犯罪者(日常編)

作者「純愛編を投稿したぞ!お!さっそく感想が来ているな!」

感想
  「プレシアさん怖いよ!」
  「刺激が強すぎる!」
  「甘いの・・・甘いのはよ・・・」

作者「(´・ω・`) 」

お気に入り1000件突破、皆さん本当にありがとうございます
今回はその記念、というわけではありませんが即興ネタ『日常編』を投稿します
時間軸は激糖編、純愛編の後ぐらいになります(まだできちゃった発言をする前の時)
これからもネタが続く限り頑張りますのでよろしくお願いします。



第6痴話:お風呂

 

「一緒にお風呂に入りましょう」

「いきなりなにトチ狂ったこと言ってるのこの娘」

「やだ!やだ!一緒に入るの~!」

 

子供のように床で手足をじたばたさせているプレシアちゃん(24歳児)がそこにいた

 

「ソーププレイとか興味ないの!?」

「ちょっとなにいっているかわかりませんね」

 

以前からわりとへんなところはあったけど最近ポンコツ具合が酷い

 

「最近逆レ吹っかけても途中で攻守交替されるからちょっと攻め方を変えようと思って」

「もう馴れたからな・・・・意外だったのがSだと思ってたけどかなりのMっ気が・・・・・・フォトンランサー程度じゃ痛くなくなった辺り僕も人間離れしてきているな」

「・・・・(今度からはファランクスを試してみようかしら)」

 

あの顔は何か物騒なことを考えているな・・・・・

 

「それはともかくその発想はどこから出てきたんだ?」

「次元ちゃんねるのスレで安価したらそれが当たったの」

「何のスレだよ」

「ちなみにもうすぐで200スレに到達するわよ」

 

ミッドチルダは暇人が多いようだな

 

「大人二人じゃ湯船が壊れると前にいっているだろうが」

「・・・それなら子供と大人ならいいのね」

「ん?」

 

 

 

かぽーん

 

 

 

「プレシア」

「なにかしら?」

「今すぐ元に戻せ」

「嫌よ、それに元に戻ったら抵抗するでしょ?」

「・・・・・大の大人にアイアンクローかまして片手で放り投げるくらいの馬鹿力のくせに」

「あれは魔力も使っているからよ、失礼ね」

「わかった、わかったからアイアンクローはやめてくれ」

 

まさか僕に魔法をかけて9歳児にしてしまうとは思わなかった

 

「うーん、それにしてもいい抱き心地ね肌がプニプニだし」

「・・・・当たっているぞ」

「当ててんのよ」

 

現在の背丈はともかく中身は成人男性、正直たまりません

 

「出る」

「ああ駄目よ!これから体を洗うんだから」

「そのわりにはタオルやらスポンジがないが?」

「それはそうよ、これからソーププげふんげふん体で洗うんだから」

 

アカン

 

「よし落ち着こう、今の君は少し錯乱している」

「私は冷静よ、ああたまらないわ、これから小さい真っ白なあなたを汚すんだから」

「発言が危ないぞ!!」

「うん!24歳と9歳って組み合わせもいいわね!その逆も然り!9歳児同士というのも背徳感があっていいわね!」

「管理局員さん助けてください!今まさに性犯罪がおきようとしています!」

「今更そんなことを言っても助けなんて来ないんだよ!」

 

 

 

 

 

 

 

イヤー!!カラダガマタチイサクナッター!

アカチャンプレイトイウノモスバラシイワネ!

 

 

 

Q:なんで主人公逆レされてしまうん?

 

プレシア「そこに彼がいるからよ、サーチアンドギャクレー○プ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第7痴話:彼女が嵌まっているもの

 

 

静かな朝だ・・・こんな日はコーヒーを飲むのにかぎる・・・

 

 

「ねぇ~見て見て~」

 

グッバイ僕の平穏

 

「ふぅ・・・どうしたんだ?」

 

 

 

 

 

 

 

「ジャミラ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

※ただいま噴出したコーヒーをお掃除していますしばらくお待ちください

 

 

 

「汚れちゃったわね!お風呂プレイよ!」

「マテや」

 

 

 

※お待ちください(憤怒)

 

 

 

 

 

「で?なんなんだいきなり」

「これよこれ」

「ん?『魔境第97管理外世界のすべて』・・・なんじゃこりゃ?」

 

 

第97管理外世界といえば僕の前世・・・地球がある場所じゃないか、まぁ同じ地球じゃないけどね・・・・そういえば僕転生者だったんだすっかり忘れてた

 

 

 

「これによるとね、この地球にね『光の巨人』が住んでいて次元外から来た侵略者から地球の平和を守っているらしいのよ!さっきの『ジャミラ』っていうのもその侵略者の一人らしいの!」

 

ずいぶん懐かしい話をしているなぁ、そういえば今の地球は大体1970年ぐらいになるのか?

 

「それでね!この『光の巨人』以外にも『KAIJUOU』っていうすごい生物もいるみたいなの!人類の実験によって生まれたこの生物は自分を生み出した者達に対して年に1回報復を行うらしいの!」

 

・・・ちょっとまてなんかそれが本当のことのように語っているぞ?

 

「なぁ・・・プレシア・・・それ多分作りばな「そしてね!この世界にはニンジャっていう超人的なカラテの力を持った怪物的戦闘集団がいるみたいなの!」

 

アカン、なんか童子に戻ったが如くすごくいい笑顔をしている

 

「このニンジャっていうのがすごいの!カタナやスリケンとか多彩な戦闘スタイルを駆使するらしいんだけどさらに多くのニンジャは鍛錬によって身についた『ユニーク・ジツ』が使えるらしいの!」

 

いや、こっちだって魔法を使うだろ?という突っ込みはなしですか?

 

「ニンジャっていうのはカンチョーからテンチューまで様々な任務をこなすの!中にはニンジャのみをテンチューする存在『ニンジャスレイヤー=サン』もいるらしいの!」

 

・・・・前世の地球ならともかく、こっちの地球だと完全に否定できないところが痛い

 

「すごいわね!技名も『カンジ』という独特のかっこいい文字を使っているのよ!私も真似して見ようかしら?」

 

なんか日本を勘違いしている外人さんみたいになっているな

 

「いいわね、いつか行ってみたわね・・・・・」

 

・・・・まぁ実際行けばその幻想も崩れるだろう・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに余談ではあるがこれより未来、実際に地球へ行くのだがそこで『とある一族』の剣術を見て彼女は本の内容を完全に信じてしまう。

また生まれてきた娘の一人が使う魔法の名前がやたらめったら漢字が多いのは母の影響が関係するとかなんとか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第8痴話:禁断症状

 

「なぁプレシア」

「なに?」

「明日から出張で1週間ほど家にいないから」

「・・・・・・・・え?」

「まぁ料理は1週間ほど我慢してくれ、なんかお土産買ってくるからさ」

「・・・・・・・・・・」

「プレシア?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「きっ・・・気絶してる・・・・」

 

 

 

 

 

翌日

 

「嫌ーーー!!嫌ーー!!私をおいて一人で逝かないでーー!!

「泣きながら鼻水たらしてしがみつくな!1週間ぐらい我慢しなさい!!」

「あんなに一緒だったのに!夕暮れはもう違う色なのーー!!??」

「お前実は結構余裕あるだろ!!」

「うう、寂しいようぅ、つらいよぅ、堪えられないよぅ」

「お前は幼稚園に預けられるときに母親に駄々をこねる幼児か」

「駄々子でもいいの~、私を置いていかないで~」

 

何とか振りほどいて出張に行くことに成功、なんか離婚したときの妻状態だったのが印象に残っていた

 

 

 

 

 

 

プレシアさんの職場『アレクトロ社』

 

1日目

 

「あの・・・テスタロッサ君・・・」

「なんでしょうか?」

「目が赤いが大丈夫かね?」

「はい・・・大丈夫です」

 

2日目

 

「あの・・・テスタロッサ君・・・」

「なんですか?」

「目に隈ができているが大丈夫かね?」

「はい・・・大丈夫です」

 

3日目

 

「テッ・・テスタロッサ君・・・」

「なんすか?」

「なんか手が震えているが大丈夫・・・かね?」

「・・・・・大丈夫っす」

 

4日目

「あの・・・」

「・・・・・」

「仕事・・・休んだらどうだろうか?」

「休んでも・・・・あの人はいないので・・・・」

「(アカン)」

 

5日目

「・・・・・」

「あるひ~あなたとふたりで~語り合ったさ~この世に生きる~喜び~そして~」

「テスタロッサ君!もういい!もういいんだ!休むんだ!」

「丘の上には~ララ、あなたがもえる~」

 

6日目

「お仕事中に連絡して申し訳ありませんでした!」

「本当にすみません!家のプレシアが!」

「いえ・・・いつもは優秀なんです・・・ただ・・ここまで酷いとは・・・」

「僕も1週間会わないだけでこんなになるとは思いませんでした」

「できれば残業も出張もないところへ転職していただきたいのですが、もういっそ専業主夫にでも・・」

「はぁ・・・・」

「あなたー!!あなたー!!」

「わかった!わかったから!抱きつくな!」

「嫌ー!もう離れないー!!」

 

7日目

「あの・・・プレシアさん・・・」

「グス・・・グス・・・・・・・」

「そろそろ離れてくれると・・・助かります」

「嫌」

「あのね・・・流石に抱っこしながら料理はきついんですよ?」

「・・・・仕事辞めたら離す」

「そういうわけにもいかんだろ?僕にも生活があるんだから」

「私が養うからいいの」

「この歳でヒモは勘弁して・・痛い痛い!!首を絞めるな!」

「・・・ばか・・・」

 

 

結局残業なし、出張なし、休日出勤なしの職場に転職することで妥協しました

 

 

 

信じられるか?これでこいつらまだ結婚していないんだぜ?




プレシアさんって研究院からいつ転職したんだっけ?と思いつつ書きました

そろそろ独身時代でのネタが尽きてきたのでそろそろアリシア=サンのエントリーになりそうです


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

奥様は未来の次元犯罪者(完結編)

・・・奥様は未来の次元犯罪者も今回で13話目・・・一クール終了だな・・・・


原作で明言されていないプレシアの両親が出ます、それでもOKと言う方は・・・
気軽に呼んでいただけると幸いです

・・・今回の最終話もう少しうまく書きたかったけど作者には無理だった・・すまん・・すまん!


第9痴話:悲願

 

 

「・・・・・・」

「おい、プレシア」

 

 

 

 

 

夫になる人:xxxx・テスタロッサ

妻になる人:プレシア・テスタロッサ

 

 

 

 

 

「むふ・・むふふふ・・くふふふ・・・えへへへ・・・」

「うれしいのはわかったからその婚姻届を提出するぞ、もう2時間以上も見つめて笑いっぱなしだぞ」

 

プレシアの『できちゃった』発言で観念した僕は役場で婚姻届を提出することになった

 

「あ!コピーとっておかないと、10000枚ほど」

「そんなにいらないだろ!」

 

ちなみにだが証人の欄にはプレシアの職場の上司と同僚の名前が記載されている、今日体調不良で休むといっておきながら真昼間のオフィスに乱入して大声で

 

 

「今日結婚します!証人欄に名前の記載をお願いします!!」

 

 

てっきり大顰蹙を買うものだと思ったのだが

 

「やった!」ガタッ

「来たか!」ガタッ

「おめでとー!」ガタッ

「コングラッチュレーション!!」ガタッ

「おめでとう!!」ガタッ

「お幸せに!!」ガタッ

「旦那もげろ!!『フォトンランサー!』ぬわーーーー」

「ええぞ!ええぞ!」ガタッ

「めでたい!!今日はもう仕事を切り上げて祝賀会だ!!」ガタッ

 

「「「「「「「「おーーーーーーーーーーーーーーーー!!」」」」」」」」

 

 

「あんたらなんでそんなにノリがいいんだ!!」

 

 

実はオフィス内のプレシアの奇行は有名だったらしく曰く

 

 

・息を吸うように旦那の写真にキスをしていた

・休憩時間中にイヤホンで音楽聴いていると思っていたら旦那のボイス集だった

・よく同僚、上司に『旦那を振り向かせるにはどうすればいいか?』と相談していた

・同僚の一人が旦那特製お弁当をつまみ食いしたら『サンダースマッシャー』を叩き込まれた

・旦那と一日触れないだけで白目向いて涎たらす(第8痴話では全部白目向いている状態でした)

・泊り込みの作業の時にはプレシア専用旦那抱き枕がある(裏面はR指定)

 

 

 

「・・・・良く一緒に仕事できたな」

 

 

「あそこまで一途だと1週回ってかわいく感じて・・・・」

「旦那のことがなければ本当に優秀なんです、私も何度も助けられました」

「旦那と『ユニゾンイン』した日なんて『絶好調である!!』状態で仕事バリバリなんですよ」

「『ユニゾンイン』した回数が多い月ほど業績の伸びがすごいんです」

 

 

「おい、その話を聞くと彼女と『ユニゾンイン』した日がばれてやいませんか」

 

 

「「「「「「「「なにを今更」」」」」」」」

 

 

この世界に神はいない

 

 

「いやね・・・ほんとテスタロッサ君にはね・・・助けられたんだよ?」

「上司さん?」

「ここにいる皆全員が彼女に助けられていてね、あまり長く勤めたわけではないのだが彼女の残したものは大きいのだよ、だからね君と結婚して退職することになっても心良く送り出そうと思ってね」

「そう・・だったんですか・・・」

「私がこんなことを頼むのはおかしいかもしれないが・・・・彼女を幸せにしてやってくれ」

「・・・・はい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いやだけど彼女の抜けた穴マジどうしよう?復職することになったら是非うちでと言っておいてくれないか?」

「・・・・・言っておきます」

 

上司さんェ・・・・・・・

 

 

 

 

 

「上司や同僚はいい人達だけど上層部や本部にろくな人間がいないし、復職してもそれで苦労しそうだからやめとくわ」

「・・・・そうか(妙に鋭いな)」

 

 

フラグがボッキリと折れました

 

 

 

 

婚姻届提出後

 

 

「ねぇ」

「ん?」

 

 

 

 

「愛しているわ、旦那様」

「・・・・はいはい僕もだよ~」

「顔が真っ赤よ?」

「うっさい、ほっぺたつつくな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第10痴話:ご両親に報告

 

ミッドチルダ北西部 アンクレス地方の彼らの実家

 

 

「「結婚しました」」

 

「「「「まだ結婚してなかったのか!!」」」」

 

 

両親ズから突っ込まれました

 

「俺はてっきり子供の二~三人はもういるかと思っていたぞ!」

 

おとん、それ話飛躍しすぎ

 

「貴方達のためにせっかく新婚さん向けの1LDKを見つけてきたのに」

 

おかん、一人暮らしにしては妙に広いと思っていたけどそういう意味だったのね

 

「(#^ω^)ピキピキ」

 

お養父さん怖いです

 

「おめでとう、長年の夢がかなったのねプレシア」

「お母さん・・・・・」

 

・・・・・・一人取り残された感じがします

 

「ところで決め手はなんだったんだ?」

「できちゃった婚です♥」

 

おとんの問いにプレシアさんがうれしそうに答える

 

「(#^ω^)ビキビキ」

「あらあら~」

 

お義母さんはうれしそうだけどお義父さんはさっきから青筋浮かべたまま一言もしゃべりません

 

「君・・・」

「はっはいいい!!」

 

お義父さんからドスの効いた声が僕に向けられる

 

 

 

 

 

 

「家のプレシアでは不満・・・・ということはないのだろうな?」

「滅相もございません!!僕にはもったいないぐらいのお嫁さんです!!」

「・・・そのわりには同居してから結婚まで長かったではないか?決め手も『子供ができたから』だと?」

「ハイ!ゴメンナサイ!」

「別にこの結婚自体には不満がない・・・君以外だったら・・・どうなっていたのだろうな・・・・」

「ハイ!ゴメンナサイ!」

「『結果』は重要だ・・・だが『過程』や『方法』も重要だというのは・・・わかるかね?」

「ハイ!オッシャルトオリデス!」

「まさか・・・『逃げよう』とは思っていなかったのだろうな?」

「トンデモゴザイマセン!」

 

実は原作思い出して逃げようとしたのは秘密である

 

「まぁいい・・・・家の娘を泣かせないように・・・泣かせたら・・・・わかっているな?」

「ハイ!」

 

すみませんしょっちゅうびーびー泣かせています、・・・・啼かせています

 

「まぁまぁ、その辺にして・・・・さぁお祝いよ!」

 

 

とりあえずご近所や友人にも報告しましたが皆が皆口をそろえて『結婚してなかったのか!』といわれました

 

ちなみに結婚式は子供が生まれてからにするとのこと、プレシア曰く

 

「この子に私達の晴れ姿を見せたいの」らしい

 

 

 

「あとウェディングドレスで『ユニゾンイン』もしたいわね!」

「・・・・・・・あれ結構高いんだからやめてあげてください」

 

 

 

・・・・やってみたいと思ってしまったのは内緒だ

 

 

 

Q:(プレシアの)ご両親いたのか

A:出さないほうが不自然かなぁと・・・・・

 

 

 

 

 

 

第11痴話:ブルー?な妻

 

「いってきまーす」

「いってらっしゃーイヤーーーーーー逝かないでー!!」

 

またか

 

「あのねプレシア、僕達には生活があるだろ?仕事には行かなくちゃいけないんだ、わかるだろ?」

「だってー!だってー!」

 

結婚してから数ヶ月、彼女は安静状態が続くんだが仕事に行くたびにこんな風に引き止められる

 

「お金なら私のがあるじゃない!!貴方のならともかく私の貯金はウハウハよ!」

「喧嘩売ってんのか?・・・仕事やめたら再就職の時が大変だろ?」

 

前までは寂しそうな顔をしながらも送り出してくれていたんだがここ最近はほぼ毎日こんなんである

 

「う~、寂しいよ~、切ないよ~、ずっと傍にいて~、私とこの子を置いて逝かないで~」

「別に死にに逝くわけじゃないんだから」

「やだやだ!いやだいやだ!一人じゃいや!怖いの!寂しいの!」

 

アカン、夫に先立たれた妻状態になっている

 

「うーん、やっぱり実家で休んだほうがいいんじゃないか?」

「それだと貴方に会えなくなっちゃうじゃないの!」

 

泣きながらいやいやと首を横に振って腰にしがみつく

 

「だって・・・ヒクッ・・・一人でいると・・不安で・・グス・・いやなことばっか・・エグ・・頭に浮かんで」

「・・・・・・・・」

「あなたと一緒なら頑張れるの・・・だけど一人は嫌なの・・寂しいの・・・・我慢できないの・・・・」

「・・・・・・・・」

「・・・ごめんなさい、こんなことばかり・・・あなただってお仕事で疲れているのに・・・こんな困らせてばっかりで・・・・・・いってらっしゃい、気をつけていってね・・・」

「わかった」

「え?」

 

・・・・そんな顔をするな、僕までつらくなる

 

「一旦仕事辞める」

「え?え?」

「子供が生まれるまではずっと家にいる約束するよ」

「だっだけど・・・」

「妻がこんなに困っているのに何もしないのはいやだな」

「あ・・・う・・・でも・・・」

 

戸惑っている妻に対して僕はそっと抱きしめる

 

「あ・・・・」

「ごめんね・・・ずっと寂しかっただろ?もっとはやくにこうするべきだった」

「うあぁ・・うぇぇ」

「僕らはもう・・・・夫婦・・・なんだから、支えたいんだ・・・君を」

「うぐ・・ひくっ・・うぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!」

 

 

とりあえず泣き止むまで彼女を抱きしめていた・・・・・ああ近所のおばちゃん撮影しないで、そこの奥方泣きながら録画なんてしないでください、おいおっさん見世物じゃないんだぞ、あっ局員さん通報しないで

 

 

 

 

「ひとまず辞表出してくるからちょっと出かけてくるね」

「一緒に行く」

「え?」

「え?」

 

 

 

結局妻同伴で職場に行くことになりました、ちなみに上司が言い淀んだのだが僕達の背後に『ファランクスシフト』が展開されていたのに気付いて恐々と辞表は受理された、マジでゴメンナサイ

 

 

 

「・・・・立て続けに2回仕事やめて転職が厳しいなぁー」

「私が復職して養うからいいのよ、修士課程を終えた一流魔導師は伊達じゃないのよ?」

「僕は?」

「主夫でOK」

「マジすか?」

「・・・・内職なら許す、私が家にいるときには必ず家にいること」

「・・・・拒否権は?」

「あると思っているの?」

「ですよねー」

 

尻に敷かれているがそのほうが僕達らしい・・・かな?

 

 

「絆も確かめ合えたし体も確かめ合いましょう、とりあえず帰ってたら『ユニゾンイン』ね」

「・・・・安定期に入るまでは禁止です」

「なん・・・・だと・・・」

 

ほんと懲りないやつだなこの娘は

 

 

 

ちなみにこれまでのいきさつを両親に話したところ仕送りをしてくれるとのこと『戻って来い』って言わないの?といったところ・・・・『お前は親を砂糖吐かせて○す気か?』と言われた、なんのこっちゃ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第12痴話:未来なんて決まっていない!!

 

「あなた~『ユニゾンイン』しましょ~」

「安定期に入っているからといって昼間からそれはおかしいだろ」

「『妊婦さんプレイ』なんて今しかできないのよ?」

「それ昨日も言っていただろ」

 

安定期に入りお腹も膨らみ始めてきた、二人でゆっくりと過ごしているおかげか妻の精神状態もかなりいい状態である、それと病院で確認したらしいんだがどうやら赤ちゃんは『女の子』・・・・らしい

 

「倦怠期よ!これは家庭の危機だわ!・・・・・・ほら!お腹のなかのアリシアも『いつやるか?今でしょ!』って言っているわ!」

「言えるわけないだろ!・・・・あれ?もう名前決めたのか?」

「あ、ごめんなさい・・・・駄目だったかしら?」

「別に構わないさ、元々君に任せるつもりだったし」

 

どうせ『アリシア』だろうと思っていたしな

 

「次の子供は貴方が決めていいからね?」

「もう次の話かよ・・・・それにしても名前なんていつ考えたんだ?」

「実はできちゃってからずっと考えていたのよ、そのときは性別がわからなかったから両方考えたわ」

 

そういうと妻はドヤ顔で候補の名前がぎっしりと書かれている紙を渡してきた、その中の一番下に男女の名前がでかく丸印されていたこれが第一候補らしい

 

 

 

 

 

 

 

女の子:アリシア

男の子:フェイト

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・ん?

 

 

「おっ・・・おい!プレシア」

「なにかしら?」

「この『フェイト』っていうのは?」

「あっ、それ?実はね第97管理外世界のとある国の言葉で『運命』って意味らしいの!生まれてきた子は運命を切り開くような強い子になってほしい!って考えたの・・・・女の子の名前だと厳ついでしょ?」

「ソンナコトナイヨー、オンナノコノナマエデモダイジョウブサー」

「?なに片言になっているのよ」

 

え?なに?こっちの世界だとフェイト『ちゃん』じゃなくてフェイト『君』になるの?

なの×フェイがノーマルカップルになるの?確かに男だといわれても問題ないくらいのイケメン具合を原作では見せていますけど?大体この後生まれるとなると原作時点で小学3年生と20~30代の成人男性だぞ?

いやいや落ち着け、そもそもこれから男が生まれなきゃそんなことにはならないんだから

 

「あ!今度男の子が生まれたらその名前をつけていいかしら?」

「いや頼むから僕に任せてくれ、いやマジお願いします」

「なんか必死ね、そんなに名前付けたかったの?」

「ハイ」

 

将来自分の息子がおっさんになって10代の少女と『結婚します』なんていったら倒れかねない、犯罪だろ?

 

「それよりあなた」

「ん?」

「『妊婦さんプレイ』しましょー」

「まだあきらめてなかったのか」

「うーん、それじゃ前みたいに貴方を9歳児にして・・・」

「妊婦×ショタって業が深いな」

 

 

とりあえず9歳児だけは回避した、見た目がやばすぎる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フェイト君『お父さん』

なのはちゃん『お父さん』

 

なのフェイ『『私達結婚します』』

 

父親ーズ『』

 

 

※書きません(断言)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最終話:なまえをよんで

 

 

 

「はぁ・・・・・・」

 

今僕がいるのは病院、今朝妻が陣痛をおこして現在分娩室にいる

 

「はぁ~~~~~~」

 

本当は立会いをしようと思ったんだけど妻が『大丈夫だから、信じて待っていて』と言われて分娩室の前にいる

 

「うーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」

 

いや多分無事に生まれて来るんだろうけどさ・・・いざそのときになると・・・駄目だ不安になる

 

「・・・・父親になるんだよな・・・」

 

そうだ・・・・前世僕は結局独身のままこの世界に転生してきた・・・両親に孫を見せないまま・・・・

 

「・・・・・今度こそ・・・見せられるといいなぁ」

 

妻はいつもわーわーと泣いていたけど・・・うん・・・こりゃ泣きたくなるわ・・・出産しない僕ですらこんなに不安になるんだから・・・そんないつも泣いていた妻が『信じて』といっていたんだ、信じて待とう

 

 

 

 

それから・・・・何時間過ぎたころだろうか・・・・

 

 

 

 

 

 

 

「旦那さん、生まれましたよ?」

 

看護士さんに誘われるがまま部屋に入る

 

 

 

 

 

「あ・・・」

「ふふふ、なにを呆けているの?ほら?アリシア?パパが来たわよ~」

 

 

あきらかに疲労している妻、その腕には生まれたばかりの赤ちゃんがいた

 

「どうしたの?こっちに来て」

「あの・・・頑張ったな・・・・」

「ありがとう・・・さぁこの子を抱いてあげて?」

「あ・・ああ」

 

妻から赤ちゃんを受け取る、そんなに重くはないはずなのに・・・手が震える

 

「名前を呼んであげて?」

「え?」

「名前よ」

 

名前・・・・・・

 

「アリ・・・シア」

 

その言葉に反応したからなのかはわからない、だけど・・・・

 

「あら?この子ったらパパのことがわかるのかしら?」

 

必死に僕へ手を伸ばそうとする赤ちゃんを見て・・・・・僕はもう限界だった

 

「アリシア・・アリシア!・・うわぁ・・うぐぅ・・ア゛リ゛・・・ジア゛!ア゛リ゛ジア゛!」

「ちょっと・・・泣きすぎよ・・・私のほうが・・・泣き・・そう・・だったのに・・・・」

「う゛あ゛あ゛あ゛~ア゛リ゛ジア゛!ア゛リ゛ジア゛!ア゛リ゛ジア゛~!」

「まったく・・・こまった・・・パパね・・・・」

 

 

 

泣くことしかできなかった、愛おしいという気持ちでいっぱいだった

 

 

 

「プレジア゛~、ア゛リ゛ジア゛が~ア゛リ゛ジア゛がう゛まれだよぉ~」

「わかったから・・・とりあえず泣きやみなさいよ、しょうがないひとね」

 

 

結局その日は泣いてばかりでプレシアを困らせてばかりだった・・・・・

 

 

 

 

翌日

 

「ところでさ」

「なにかしら?」

「なんで僕の立会いを拒否したの?」

「・・・・たいした理由じゃないわ」

「気になるだろ」

「・・・・今までたくさん貴方を困らせてきたから、最後くらいは一人で頑張ってみようと思ったからよ」

「・・・・・別にそんなこと気にしていないのに」

「あら?それじゃ二人目は立会いをお願いしようかしら?」

「やれやれ出産したばかりなのに元気だな」

「ふふふ・・・・ねぇあなた」

「ん?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これからも末永くよろしくお願いします」

「こちらこそ、よろしくお願いします」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おしまい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それじゃ退院したら即『ユニゾンイン』ね!二人目もよろしく!」

「少しでも感動した僕が馬鹿だった」

 

 

 

『奥様は未来の次元犯罪者A`s』に続く?

 




両親ズは今回のみの登場になる予定です、あくまでも二人がメインなので

次回から『奥様は未来の次元犯罪者A`s(仮)』がはじまります

いつもの二人にアリシアを加えてのドタバタ劇、さらには新キャラが加わりよりカオスとなる予定です、それでもOKという方はもう少しお付き合いしていただければ幸いです

これからも『奥様は未来の次元犯罪者』をよろしくお願いいたします


ちなみにですがうちのフェイトちゃんは女の子で出す予定なのでご安心ください


追記
元々1発ネタだったのがすっかりこっちがメインになってしまった・・・ヴィヴィオさんごめんなさい・・・ヴィヴィオ編は・・・・・どうしよ?

さらに追記
とりあえずこれからプレシア編を書き上げて逝こうと思います、その間にvividキャラのキャラ付けをしていきます


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

奥様は未来の次元犯罪者A`s
奥様は未来の次元犯罪者A`s(プロローグ編)


時間がかかって申し訳ない

一応2期開始と言うことになります

時間がかかったわりには相変わらずやまなしおちなしの短編集みたいなものです

今回はギャグ少な目の上、甘いものを書こうとしてうまくいってなような気がしますが
それでもOKという方はいつもどおり気軽に読んでください


プロローグ

前世のお父ちゃん、お母ちゃん僕が亡くなった後どのようにお過ごしでしょうか?

僕はと言いますと最近娘ができました、名を『アリシア』といいます。生まれたときは感動のあまり大泣きして妻を困らせてしまいました。

 

あなた方みたいな立派な親になれるか不安ですがこの子のためにも妻プレシアと共に精一杯頑張りたいと思います。

 

 

「あなた~ご飯でちゅよ~」

 

 

・・・・・授○プレイを強要するアーパーな妻と結婚してしまいましたが僕は元気です、そちらも元気でいてください。

 

 

「ほら!吸引する刺激でだんだん出が良くなるんだから!これもアリシアのためよ!」

「心配しなくてもこの時期ならご飯の回数も多いから!心配しなくてもいいよ!」

「『ユニゾンイン』を医者に止められて我慢しているんだからこれぐらいしてくれてもいいじゃない!」

「それが本音か!」

 

 

 

 

 

 

 

奥様は未来の次元犯罪者A`s

 

第1話:実際コワイ

 

「あなたー」

「プレシア?どうしたー」

「ごはんまだかかるかしらー?」

「もうちょっとかかるからゆっくり休んでてー」

「あなたのご飯の出来次第でアリシアにあげるご飯の味も決まるんだからおいしいの作って頂戴ねー」

「はいはーい」

 

2分後

 

「あなたー」

「なんだー」

「テレビつけて頂戴ー」

「ちょっとまって・・・ほいっと、それとリモコンだ」

「ありがとう」

「ご飯はもう少しかかるからね」

「はーい」

 

さらに2分後

 

「あなたー」

「んー?」

「キスして」

「ちょっとまって・・・・ん・・これでいいかい?」

「もっと頂戴」

「もう少しでご飯作り終えるから、そのあとでな」

「わかったわ」

 

さらに5分後

 

「ねぇ」

「ん?どうした?」

「食べさせて」

「まぁいいけど、・・・・ほれ口あけて」

「・・・・・・・」

「?どうした、口をあけないのか?」

「・・・・口移し」

「・・・・マジですか?」

「マジよ」

「わかった、わかったからそんな泣きそうな顔をするな・・・・味変わるから口移しは数回だけだぞ?」

「ふふふ、ありがとう」

「やれやれ」

 

1時間後、アリシアのご飯の時間

 

「よく飲むなぁ」

「パパの作ってくれるご飯がおいしいからよねー?」

『ゴク・・・・ゴク・・・・・・・・・・・・・』

「飲まなくなったわね・・・・それじゃゲップを出しましょうね~」

『・・・・・げふっ』

「ちょっと戻したな、着替えをもってくるよ」

「お願いね?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「駄目だ!無理!無理!無理!無理!無理!無理!]

「急にどうしたの?」

「今までがアレだった分おとなしくしているプレシアが不気味すぎて怖いよ!!」

「酷いこというわね!」

「だってさぁ」

 

 

 

・初体験は逆レ

・9歳児に変身して大の大人を寝室に引きずり込む

・よく幼児退行をおこす

・ショタでソーププレイ

・互いに9歳児になって『ユニゾンイン』

・1日会わないだけで挙動がおかしくなる

         etc

         ・

         ・

         ・

         ・

        

 

 

「・・・・よく結婚したな僕、というか現状に物足りなさを感じる辺り僕も末期だな」

「わっ私だって今の時期くらいおとなしくするわよ」

「・・・・それが過ぎたら?」

「逆レも辞さない」

「つまりいつも通りってことね」

「今のうちに[検閲削除]を洗って待っていることね!!」

「興奮するとお体に触りますよ?」

「フヒーッ、ヒ、ヒ、ヒ、ヒ、触るのね!さぁ来なさい!」

「大した奴だ ・・・」

 

 

 

ちなみにこのプレシア=サンはリアル『ルパンダイブ』ができます、やはり天才か・・・

 

 

 

 

 

 

 

第2話:私抜きでは生きられない体にしてやる

 

「なに見ているの?」

「ん?『就職に便利な資格全書』って本、ちょっと時間空いたからね」

 

本を見ながらプレシアに告げると彼女は血相を変えて本を奪いに来た

 

「何を見ているの!それを渡しなさい!燃やしてやるわ!!」

「なんでだよ?別にいいじゃないか」

「そこにある資格を取得して就職する気でしょ!!」

「いやさプレシア『内職なら許す』とかいっていたけど流石にそれだと無理があるだろ?ああ!暴れるな!まだ床上げを済ませていないだから!」

 

僕はプレシアをおとなしくさせて彼女を寝かせる

 

「う~!う~!」

「そのうーうー言うのをやめなさい、あとあんまりうるさいとアリシアが起きちゃう」

「私が働くからあなたは家で家事をしてくれればいいって言っていたでしょ!?」

「・・・・それについて考えたことがあるんだけどさ」

「・・・・何よ?」

「子供・・・まだほしいんだよな?」

「目標は9人ね」

 

野球チームでも作る気かよ

 

「・・・だけどさ子供が生まれるたびにお仕事を休むって、ちょっと厳しいんじゃないか?」

「大魔導師は伊達ではないわ」

「いや実際出産すると体力落ちるっていうし、産休のたびに収入が無くなるのは厳しいだろ」

「だっ駄目よ!そういってあなたが就職してしまえば一緒にいる時間が少なくなっちゃうじゃない!」

「いや、そこは何とか時間帯がちょうどいいところ探すしさ」

「嫌よ!嫌よ!あなたは私の稼いだお金で一生暮らしていくのよ!私のお金無しには生きられないようにするのよ!」

 

こえーよ

 

「ふふふふふ、そうよ私がいなくちゃ生活できないようにしなくちゃ、別れたくなっても別れられないくらいに依存させないと安心できないのよ、ええそうよ、私無しには生きられない、生活面でも精神面でもありとあらゆる面で私のとりこにするのよ!」

 

アカン、なんかへんなスイッチが入っちまった

 

「ここまで来るのにどれだけ苦労したと思っているの!周りの雌が近寄ってこないように学校以外では四六時中一緒にいて、学校や近所に『彼らは付き合っている』と必死に吹聴して・・・というかこの人女ならともかく男にもモテルのよねおかしいじゃない!」

 

なにそれ聞いてない

 

「ああ・・・夢にまで見た新婚生活・・・・・毎日毎日へとへとになって仕事から帰ってきたら、愛しの旦那様が子供達と笑顔で出迎えて『ご飯にする?お風呂にする?それとも・・・・・ぼ・く?♥』って・・きゃー!いやもうたまらへんなー!もちろんあなたよー!」

 

・・・とりあえず止めよう

 

「デコピン!」

「ヴァーーー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「落ち着きましたか?」

「はい」

「・・・・まぁなるべく家族との時間は削らない職に就くからさそれで勘弁してくれないかな?」

「うん」

「まぁ、今はプレシアの体調が整うまでは一緒にいるからさ」

「うん」

「良し、さぁご飯にしよう?お腹すいたでしょ?」

「ところでひとつ聞きたいことがあるけど?」

「なに?」

「あなた現時点でも資格持っていたわよね?」

「少ないけどな」

 

 

・普通から大型までの第二種運転免許

・動力車操縦者運転免許

・重機免許各種

 

 

「・・・・何の資格がほしいの?」

「ヘリコプターの操縦免許がほしいなぁ、あ!艦船操舵っていうのはどうだろ?だけど取得期間がなぁ」

「あなた昔から乗り物好きだったわね」

「最初はこの重機免許を生かして工事現場で働いていたんだけどねー」

「ゴメンナサイ」

「もういいって」

 

 

そういえば色々気を利かせて出張を極端に減らしてくれたり離職するときも『いつでも戻って来い』って言ってくれてたなぁ

 

 

「その・・・・ね?給料は少なくてもいいの・・・でも家族と一緒にいられる時間が多く取れるのにしてほしいわ」

「わかった、考えとくよ」

 

とりあえず前々回の職場に連絡してみるか

 

 

 

 

 

後日

 

「まさかOKもらえるとは思わなかった」

「残業は?土日出勤は?出張は?」

「まぁ朝は少々早いけど終わるのが夕方だからな、この手の会社にしては珍しく休日はしっかり休日だし・・出張も配慮してくれるってさ、マジ感謝」

「それじゃ勤め始めるまで存分に甘えちゃいましょうか」

「・・・・まぁ今だけだしな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第3話:あなたの好み

 

出産から1ヶ月、妻も大分体調がよくなってきて僕もそろそろ仕事を再開しよう考えていた

 

「ねぁあなた」

「なんだ?」

 

ネットを閲覧しているプレシアが赤ちゃんを見ている僕に問いかける、お!指差し出したらギュッて掴んだ

やべぇかわいい

 

「あなたの好みのバストサイズっていくつ?」

「Cカップ、異論は認めない」

 

大きくもなく小さくもなく・・・これが一番さ

 

「そこは『君の胸だよ』って言うところでしょ!」←Eカップ

「世の男性既婚者に『理想のバストサイズは?』って聞いて全員が『妻です』って答えると思うか?」

「くっ、えっと・・・『バストサイズの縮め方』はっと・・・・」

「なにネットで検索してんだよ!?」

「あら?この記事は?『実は胸は揉むと脂肪が燃焼して小さくなる』」

 

言われなくてもスタコラサッサだぜぇ~

 

「どこへ行くのかしら?」

「うん落ち着こう、落ち着いてこのバインドを解いてくれたら助かる」

「私の理想のため協力してもらうわ」

「待てその理想は実現できないそんな不可能なことを追い求めるな」

「分の悪い賭けは嫌いじゃないわ」

「というか君ただ揉まれたいだけとちゃうのか!?鼻息が荒いぞ!」

「1か月以上もご無沙汰でいい加減性欲が天元突破しているのよ!!」

「というか『ユニゾンイン』は医者に止められているだろ!?」

「1か月検診で許可を貰ったからいつでもOKよ!」

「ちょっ!アリシアもいるんだぞ!」

「そのアリシアのためでもあるのよ!助産師さんが『赤ちゃんの吸い付きが悪いなら旦那さんに協力してもらいなさい』って言ってたら」

「嘘付くな!ガンガン飲んでいるじゃないか!!」

「アリシア!まってなさい!今弟か妹をこさえてくるから!アリシアのお世話もあるし加速魔法でぱっぱと犯っちゃいましょう」

「それ絶対用途間違えているよね!?」

「さぁいくわよ!」

「おい!この場で犯るのか!アリシアが見ているぞ!」

「どうせ覚えていないわ!」

「いやー!服を引きちぎらないでぇー!!」

「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!」

 

 

ちなみにわずか20分の『ユニゾンイン』の間、アリシアはぐっすりと寝ていました

 

 

それから・・・・・

 

「胸大きくなっている・・・・」

「そうですか」

「うーん一回だけじゃ足りないと思ってアレから毎日犯ったのに」

「・・・僕はまだ働く前なのに5キロほどやせたのにな」

「きっとあなたの養分が私の胸に吸収されたのよ、ん?ということはその逆も然り」

「きみはじつにばかだな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第4話:たまには二人でデート

 

今日はアリシアを両親に預けての久しぶりのデート・・・あれ?デートって前にいつやったっけ?

 

「プレシア」

「なにかしら?」

「僕らってデートしたことあったっけ?」

「・・・・そういえばはっきりとデートって言われたのは今回が初めて?」

「面を向かって言ったのは初めてだな」

「デートって何をするの?」

「え~と二人っきりで、公園で散歩したり、食事したり、買い物したり?」

 

 

 

 

「「・・・・・・・」」

 

 

 

 

「なんか物足りないわね」

「頼むから途中で襲わないでくれよ?管理局の厄介になりたくない」

「私もいい大人なんだから大丈夫よ」

 

 

 

 

・公園にて

 

「久しぶりの散歩は気持ちいいわね」

「疲れただろ?ベンチで休もうか」

「そうね、よいしょっと」

「おばさんくさいぞ?」

「・・・そんなことを言うのはこの口かしら?」

 

ちゅぅ

 

「・・・・・・・」

「お返しは~?」

 

ちゅぅ

 

「もっと頂戴?」

「はいはい」

 

ちゅぅ

 

「今度は深いのを頂戴?」

「ここ公共の場なんだが?」

 

ちゅぅ・・くちゅ・・・

 

「私には関係ないわ」

「はいはい」

 

ちゅぅ・・くちゅ・・・くちゃ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんなの!あのバカップル!」

「くっ口から砂糖が!!」

「ブラックコーヒー飲んでいたのに砂糖の味がする・・・・」

「グハァ!!」

「くそ!Aがやられた!非リア充にはきつい光景だぜ!」

「耐性がないとつらいわね、あの自動販売機からブラックコーヒーを買いに行かないと・・・・」

「売り切れ・・・だと・・・・?」

「パターンピンク!!まだ続くわ!」

 

 

 

 

 

・レストランにて

 

「出産後に外食するのは初めてだな」

「あなたの料理は好きだけどたまにはいいわね」

「ん?コーヒーじゃないのか?」

「コーヒーとかは授乳中によくないって聞いたから控えているのよ」

「そういえばそうだったな」

「あら、このパスタおいしいわね」

「ん?・・・・ほんとだ、おいしいな今度来た時はそれ頼むかな」

「そっちのパスタもおいしそうね」

「食べてみる?」

「うん・・・・おいしいわ」

「初めて入ったお店だけど、ここいいねまた来ようか?」

「いいわね、今度は違うのを頼みましょ」

「僕が頼んでいるやつじゃないのか?」

「今みたいに半分に分けて食べ合いたいのよ」

「・・・・・まぁいいか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あの夫婦・・・手を恋人繋ぎしたままお互いの料理を『あーん』しあっている・・・・・」

「店長!他のお客さんからブラックコーヒーをくれと注文が殺到しています!」

「・・・・私にも一杯・・・くれ・・・・・・!!馬鹿な・・口移し・・・だと?・・ガハァ!!」

「店長!!口から砂糖が!!」

 

 

30分後

 

 

「店長・・・・」

「なんだ?」

「コーヒー・・・もうありません・・・・・」

「売り上げが好調なのに素直に喜べないのはなぜだろうな」

「店長、目が死んでいます」

 

 

 

 

 

 

そのあと、彼らは場もわきまえずにいたるところでイチャイチャしまくった、尚旦那さん曰く家ではもっとすごいことをしているのでもうこの程度なら気にしないくらいに慣れたらしい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

短い時間ではあったが二人でデートを満喫していた、帰りにプレシアが「もう一度公園に寄ってほしい」と言われて現在僕は夕方のの公園をプレシアと一緒に歩いている

 

「今日はありがとう」

「まぁ気分転換にはよかったでしょ?」

「ええそうね・・・・・ねぇあなた」

「ん?」

「これ・・・受け取ってくれるかしら」

「え?これは」

 

プレシアが差し出したのは指輪だった

 

「・・・・・」

「あなた?」

 

 

 

 

「さっ先を越された・・・・」

「え?え?」

「いやね、本当は家に帰ったら渡そうと思っていたんだけどね」

 

そういって僕は懐から小さいケースを取り出してプレシアに差し出す

 

「あ・・・」

「遅くなりましたがどうか受け取ってくれませんか」

 

ケースを開ける、シンプルではあるがしっかりとしたつくりの指輪をプレシアに差し出す

 

「あ~、あんまり上等なものじゃないから気に入らないかもしれないが・・・・」

「・・・・・つけてもらえるかしら?」

「いいのかい?」

「あなたの用意したものを断るわけないじゃない」

 

少しほっとした僕は彼女の薬指に指輪をはめる

 

「きれいね」

 

指輪をはめた指を何度も愛おしそうに見つめる

 

「ありがとう」

「泣くほど嬉しいのか?」

「当たり前じゃない」

「泣き虫め」

「うるさいわよ」

 

 

彼女の目からぽろぽろと静かに涙がこぼれていく

 

 

「それじゃ私からもこれを・・・・」

「まさか被るとは思わなかった」

「いいじゃない、あなたからもらった指輪を婚約指輪にして私からの指輪は結婚指輪にしましょ?」

 

そういって彼女は僕の薬指に指輪をはめる

 

「なんか見たことがないデザインをしているなぁ」

「それはそうよ、だって私が作ったデバイスなんだから」

「え?これデバイスなの?」

「ええそうよ、名前は『ガマズミ』さっマスター認証して頂戴」

「え?あっああ」

 

変わった名前だなぁと思いつつ僕は彼女から貰ったデバイスにマスター認証を実行すると・・・・

 

『おはようございます、旦那様』

「うわ!しゃべった!」

「当たり前でしょ」

『インテリジェントデバイスのガマズミです、旦那様の手となり足となるべく生まれました』

「え?インテリジェント!?そんな高価なものをもらっちゃていいの!?」

「別に構わないわよ、作った私が言うのもあれだけどかなり便利な性能よ?少ない魔力でも機能できるように配慮しているし」

「しかしなぁ、たいした魔力量を持たない僕が持っていても宝の持ち腐れな感じがするなぁ」

「別に戦闘用じゃないわ、日常生活を便利にするツールナイフみたいなデバイスだから」

「うーん、だけどなぁ」

「気に入らないかしら?」

『私に何か不備がございましたでしょうか?』

「いやそういうわけじゃなくて」

『私は旦那様だけのために存在しています、気に入らないという点があればお申し付けください、私が要らないというのならば今すぐ自爆してあなたの前から消え去ります』

 

重いわ!!というか今自爆したら巻き込まれるよ!

 

「いえいえ!私にはもったいないくらい素晴らしいデバイスです!!ありがとうございます!」

「喜んでもらえてなによりだわ」

『これから末永くよろしくお願い致します旦那様』

 

まぁせっかく貰ったものだし大切に使うとしますか・・・・あれ?

 

「ところでプレシア」

「なにかしら」

「君自身の指輪はどうしたの?」

 

見たところプレシアには僕のプレゼントした指輪以外見当たらない

 

「・・・・忘れていたわ」

「はぁ!?」

「仕方がないじゃない!『ガマズミ』を作るのに夢中ですっかり忘れていたわよ!!」

 

そう言うとプレシアは云々と唸りはじめた

 

『マスターは変な所で抜けていますから』

「・・・・まぁそこが可愛い所でもあるんだけどね」

 

魔法の術式とか仕事では一切ミスはしないのに日常は意外と抜けている

 

『マスターは愛されていますね、私も言われてみたいものです』

「デバイスだよね君!?」

 

なんか人間くさいなこのデバイス

 

「う~んどうしましょ?同じものを作ろうとすると『ガマズミ』を作ったときみたいに3年はかかるし」

「そんなにかかったの!?」

「あれもつけたいこれもつけたいって考えていたら思いのほか時間がかかったわね、ちなみにお値段も相当なものよ?」

 

妙なところで凝り性なのは昔からだな、後値段は言わなくていいです怖くて使えなくなりそうなので

 

「一体どんな機能が付いているんだよ・・・・・」

「ドライバーとかニッパーやペンチとかの工具もあれば爪切りに耳かき、懐中電灯や栓抜きにカミソリなどの日用品機能もあるわ、あと魔法の補助もバッチリしてくれるし自己修復機能付き、言語の翻訳機能、通信機能に撮影機能に録画機能に録音機能、周囲のマッピングとナビ機能、ネットの閲覧、印刷機能、救難信号の発信機能あとは・・・」

 

デバ・・・・イス・・・?

 

「機能の拡張にまだ余裕があるからこんな機能がほしいって言ってくれたら追加するわ」

 

あかん、はじめて携帯電話を手にした老人気分だ・・・・そういえばデバイスを持つのはこれが初めてだなぁ

 

『質問があればなんなりとお聞きください』

「ん?ああ、ありがとう」

「『ガマズミ』夫をよろしくね」

『了解ですマスター』

 

・・・・今気付いた、『ガマズミ』の声どっかで聞いたことがあると思っていたらプレシアと同じ声だ

 

「あと『ガマズミ』には発信機能もあるからあなたがどこにいるか一目瞭然よ、だから浮気しててもすぐばれるから」

「そこは信用してくれよ」

「冗談よ」

「ふぅ・・・さてそろそろ帰りましょうか、アリシアを迎えにいかないとな」

「ええそうね」

 

こうして初めて?のデートは無事に終えることができた、ちなみに『ガマズミ』をはずそうと思ったら指にがっちり固定されたまま外れなかった、そのことについて『ガマズミ』に聞いてみたところ

 

『指を洗うときはずれるので大丈夫です』

 

いやはずし方を教えてくれ

 

『できません』

 

呪われてるんじゃないのか?この指輪

 

 

 

 

 

 

尚、余談だが実家の両親がアリシアを離してくれなかったのでその日の夜は実家に泊まりました

 

 

「いやじゃー!初孫!初孫が!」

「おとん!いい加減アリシアを離せ!」

「ごめんなさいねプレシアさん、うちの人が」

「いえいえ~」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第5話:しんみりとした夜

 

「すぅ・・・・・」

「・・・・・・・」

 

少し遅かった夕食の食器を洗い終えてリビングに戻るとプレシアとアリシアが寝ていた

 

「・・・・こうやって寝顔を見ると本当に親子って感じだよな」

 

・・・この世界に来てまさか僕がこの二人の家族になるとは思わなかったが

 

「・・・・・・・・・・僕の家族・・・・・・か」

 

前世では彼女すらいなかったと言うのに・・・・時々ここが夢なんじゃないかと思うくらい幸せだ

 

「・・・・・・夢・・・・・」

 

時々不安になる、今あるこの世界がすべて夢なんじゃないかと・・・・・・

 

前世では両親もいて友人もいた、平凡な人生ではあったが間違えなく幸せではあった・・・・だけど

 

 

この世界でそれを上回る掛け替えのない愛するべき人ができた

 

 

・・・・・・失いたくない、今あるこの幸せを

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ひどい顔をしているわよ?」

「プレシア?起きていたのか・・・」

 

寝た格好のままプレシアがこちらを見ている

 

「少し前にね」

「そっか・・・・・」

「あなた時々、今みたいな酷い顔をするわね」

「どんな顔だよ」

「泣きそうな顔をしているわ、まるで子供みたいにね」

「酷いな」

「ええまったくね」

 

思わず苦笑してしまう僕だがプレシアは真剣な表情だ

 

「なんでそんな顔をするの?」

「え?」

「理由くらいあるでしょ?」

「・・・・・・・・・・」

「言えないかしら?」

「・・・・今な」

「うん」

「とっても幸せなんだ、両親がいて友人がいて・・・・・・・妻ができて娘もできた」

「うん」

「だけど時々思うんだ、これがすべて夢なんじゃないかと」

「え?」

「なんだろうな、幸せすぎて怖いってやつかな?両親や友人・・・・プレシアやアリシアがすべて夢でいつか消えてしまうんじゃないかと・・・・・・・」

「・・・・」

「皆でいるときはそんな考え微塵も思わないんだけどな、夜・・・一人でいると時々・・・な」

「そう・・・」

 

そう・・・それは小さい頃からその思いはあった

 

「はははは、すまないなこんな馬鹿なこと言ってしまって、ただそれだけさ」

「ええ、本当に馬鹿ね」

 

 

そう言うとプレシアは起き上がって僕に近寄ると・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕をやさしく抱きしめてくれた

 

 

 

「え?」

「聞こえるかしら?私の声」

「・・・あっ・・ああ」

「感じるかしら?私の鼓動、あなたを抱きしめるだけでこんなにドキドキするの」

「・・・ああ」

「暖かいかしら?私の体、あなたを体温を感じるだけでこんなにも体が火照ってくるの」

「ああ」

「私はちゃんとここにいるわ、私もあなたを感じることができる」

 

心地よい彼女の声、感じる彼女の鼓動、暖かい彼女の体、一つ一つが夢じゃないと訴えかけてくる

 

「私はねあなたやアリシアのためならなんだってするわ、なんでも・・・ね」

「おいおい、犯罪はやめてくれよ?」

「それだけ愛しているってことよ、いなくならないでよ?本当に犯罪を犯すわよ」

「わかったよ、やれやれ・・・・・ありがとう」

「どういたしまして」

 

 

 

 

そういって彼女は僕を安心させるように背中をぽん・・・ぽん・・・と何度もやさしくたたきながら頭を丁寧に撫でてくれる、そして彼女は耳元で『大丈夫よ・・・大丈夫・・・』と安心させるように何度も語りかけてくれる

 

 

 

これは・・・・

 

 

 

「僕は子供か?」

 

 

 

 

ああ、そうだ・・・同じだ

 

 

 

 

 

「今のあなたは泣いている子供に見えるって言ったでしょ?」

 

 

 

 

 

 

 

前世、僕の母が

 

 

 

 

 

 

 

「泣いてない」

 

 

 

 

 

 

 

子供の頃いつも泣いていた僕を安心させるために

 

 

 

 

 

 

 

「声が震えていて説得力がないわ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつも・・・・やってくれていたことと同じなんだ

 

 

 

 

 

 

「なぁプレシア」

「なにかしら?」

 

 

 

 

 

 

 

「暖かいな」

「ええ暖かいわね」

 

 

 

 

 

 

前世のお父ちゃん、お母ちゃん僕が亡くなった後どのようにお過ごしでしょうか?

僕は父親になって不安なことが多くなってついつい弱音を吐いてしまいそうです。

 

 

 

だけど

 

 

 

「しかしまぁ、ずいぶんと涙もろくなったなぁ」

「私としてはもっと甘えてくれてもいいのよ?そうだわ今日は3人で寝ましょうか?」

「・・・・僕寝相に自信がないんだが?」

「大丈夫よ、あなたとアリシアの間に私が入るから」

「なんか僕がお邪魔な感じがするんだが?」

「寄り添ってくれるだけでもうれしいのよ?」

「わかった、一緒に寝ようか」

「ふふふ、ありがとう」

 

 

 

妻と娘が一緒なら元気に頑張れると思います、そちらも元気でいてください。

 




変に甘い恋愛物を書いた結果がこれだよ!
作者には甘い恋愛SSを書けないはっきりわかんだね

多分次回からはギャグ一辺倒になります

あとオリ主恒例のオリジナルデバイスの登場です
ちなみにこのデバイスと主人公を例えるとするなら子供がF1マシンに乗っている感じです、Forceスティードの超高性能バージョン?をイメージしています。


追記
作者の転職先が決まったのでこれからの更新速度はこれより同等かちょっと早いくらいになります


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

奥様は未来の次元犯罪者A`s(漫才編)※いつも以上に下ネタ注意です

相変わらずのクオリティですが楽しんでいただければ幸いです


ねんがんの無印ドラマCD第二弾をやっとてにいれたぞ!

※いつも以上に下ネタ系が多いのでご注意ください!!


第6話:正直疲れた

 

 

「なぁプレシア」

「何かしら」

 

ベビーベットにいるアリシアをあやしているプレシアに対して前からずっと思っていたことを話す

 

「僕さ・・・もう飽きたんだ」

「何を深刻そうな顔をして・・・・何が飽きたのよ」

「突っ込み」

「え?」

「ツッコミ」

「ごめんなさい、良く聞こえないわ」

「つっこみです」

「アーアーキコエナーイ」

 

くそ!またボケやがって!突っ込まないぞ!

 

「いやさ、流石に僕もこれだけやっていると飽きたのよ」

「そっそんな・・・・・」

 

なにこの世の終わりみたいな顔しているの?

 

「ねぇ!私のなにがいけなかったというのよぉ!」

「いやどうもこうも僕もいい加減疲れたわけよ」

 

ぶっちゃけそろそろボケたいです・・・・・まさかこの娘さん自分がボケと言う自覚がないのか?

 

「あなた過去の行動を省みて見なさい?」

「私の・・・・」

 

少し考えてみれば自分はボケしかやっていなかったことに気がつくはず

 

「え・・・・ああ・・・あああああああ!!」

「ちょっと驚きすぎじゃありませんかねぇ」

 

というか見る見るうちに顔が青ざめていく、え?そんなにショックだったの?

 

「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

 

いかん、目のハイライトが消えておる

 

「いや、別に怒っているわけではないんだよ?」

「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめん・・な・・・さ・・・・・・・・本当?」

「怒っていないよ、この程度のことじゃ怒らないさ」

 

ぶっちゃけ僕の我侭だし

 

「あっあんなのことをしたのに怒らないの?」

 

あんなこと?回数が多すぎてわからん

 

「まぁ気にしてないさ」

「え・・・あ・・・・ありがとう」

 

なんかすげー晴れやかな笑顔をしているだがそんなに重い話だったか?

 

「本題はここからなんだけどさ・・・・マンネリ防止のためにしばらく逆にしてみない?」

「・・・・はい?」

「うん、立場を逆転してみよう」

「・・・逆転・・・・つまり私が突っ込むの?」

「YES!YES!YES!」

「む・・・無理よ!無理無理!急にそんなことを言われても困るわ!」

「大丈夫、大丈夫ためしにやってみようよ」

「だっだけど・・・こういうの・・・初めてよ?」

「誰だって最初は初心者さ」

「それは・・・確かに前から興味はあったけど・・・・だけど心の準備が・・・・」

「女は度胸!何でも試してみるのさ」

「え?あ?・・・その・・・うまくできなくても嫌いにならないでね?」

「気にしない気にしない」

 

これでやっとボケられる

 

「その・・・なるべく痛くしないようにがんばるから」

 

痛い?ああ、つっこみではたくことをいっているのか

 

「まぁ痛いのもいい経験さ」

「!!そっそこまでの覚悟があるの!?」

 

いやそんなに驚かなくてもいいだろ

 

「・・・わかったわ、もしかしたら癖になるかもしれないし・・・そうなるように頑張るわ」

「まぁあんまり気張るなよ」

「うん・・・それじゃ・・・」

 

そういって彼女は覚悟を決めたのか、真剣な表情となり・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突然服を脱ぎ始めた

 

 

 

 

 

「・・・・ちょっとまて」

「何かしら?」

「なんで服を脱ぎ始めるんだ?」

「え?」

「え?」

 

 

 

「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」

 

 

 

「一応聞こうかプレシア君、君は服を脱いでなにをやろうとしていた?」

「え?それはもちろんこれから魔法で○やすのよ?」

 

 

 

 

「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんでそうなるんだよ!さっきの会話のやり取りでどうやったらそういう解釈になるんだよ!!」

「だって!あなたが私に突っ込むのに飽きたっていうから!!」

「前提の会話で間違っていたのかよ!!」

「だって!突っ込むっていったらそれしかないじゃない!!」

「ボケとツッコミに決まっているだろ!!その魔法を使って何をしようとしていた!!」

「もちろんあなたに突っ込むためよ」

「そんな趣味ないよ!誰得だよそれ!!」

「私が得するわ」

 

やめてください

 

「ん?ちょっとまて、そもそもお互い解釈が違ってたとして君は何に対して青ざめて謝っていたんだ?」

「え!?いえ・・・その・・・・・若さゆえの過ち・・・・とか?」

 

何があった

 

「まぁいやな思い出なら言わなくてもいいさ」

「追求しないの?」

「しない、しない、誰だって知られたくない過去ぐらいあるだろ?」

「そう・・・・ありがとう」

「うん、まぁそれは置いといてだ・・・・」

「・・・・何かしら?」

 

 

 

 

 

「その魔法を解いてください、いやマジでお願いします」

「あなたも言っていたじゃない『まぁ痛いのもいい経験さ』って」

「それはツッコミとボケの話だからね!」

「私としたことが迂闊だったわ・・・こんなプレイもあったなんてね」

「一生忘れててください!!」

「大丈夫よ痛いのは一瞬だけだから、覚悟はいいかしら?私はできているわ」

「アリシアさんがいます!!」

「1回ぐらいなら問題ないわ」

「やっていいのはやられる覚悟のある奴だけだ!」

「私は大歓迎だわ!」

「『ガマズミ』!助けて!」

「前もってマスター権限でスリープモードにしているから無駄よ」

 

さっきから応答がしないと思ったらそのためか!

 

 

 

「は~い、それじゃあ~おズボン脱ぎ脱ぎしょうねぇ~」

「○ナ!ド○!○ーナー!ドー○ー!!はかない貞操ー!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あひん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第7話:だまして悪いが

 

仕事を再開して1週間、久しぶりの現場は中々きつかった、まぁともあれ明日は休みだゆっくり休もう

 

「ただいまー」

「あら、おかえりなさい」

 

エプロンをつけたプレシアが僕を出迎える、ちなみに今彼女がつけているエプロンは小さい頃僕が学校の実習で作ったエプロンだ、当時は使わなかったからプレシアにプレゼントしたんだが10年以上経ってまだ持っていたとは思わなかった

 

「久しぶりの職場はきついよ、やっぱり」

「お疲れ様」

 

結局家族の時間をしっかりとること、その他もろもろの条件をつけることで働くことを許された、『働け!』というならともかく『働くな!』という妻に若干の不安を感じる

 

「晩御飯もうすぐできるわよ~」

「ん?そうか?」

 

おかしい、いつもなら新婚三択してくるのに・・・・あれ?

 

「なぁプレシア?」

「どうしたのかしら?」

「アリシアはどうした?」

「ん?私の両親の実家よ」

「え?どうして?」

「今日いきなり母が来て『たまには育児もお休みして二人っきりで過ごしたらどう?』って言ってアリシアを引き取りに来たのよ」

 

わざわざこっちに来たのか?まぁあれだけ初孫を可愛がっているんだからありえるわなぁ

 

「それじゃ今用意してくるわね」

「え?ああ、頼むよ」

 

僕が働き始めてからというものプレシアも家事をするようになった、ちなみに彼女は家事ができなかったわけではなくただしなかっただけである、決してメシマズではないここ重要ね

 

「ふんふふ~ん~♪」

 

エプロンをつけて鼻歌交じりに食事の用意するのは実に素晴らしい、なんというか・・・ぐっとくる

 

「○べちゃうぞ~○べちゃうぞ~ねむってるまに○べちゃうぞ~」

 

歌っている歌詞がアレじゃなかったらなぁ

 

「さぁできたわよ・・・今日は・・・カレーよ!」

「え?カレーライス?」

「ええ・・・しっかり食べなさい」

「わぁ、ひさしぶりだなぁ~いただきま~す」

 

もぐもぐもぐ

 

「おっおいしい・・・・」

「おかわりもいいわよ!」

「え?う~ん」

 

なんか妙にテンションが高い、なにか裏がありそうである

 

「?どうかしたのかしら?遠慮することなんてないわ」

 

・・・まぁ彼女も同じものを食べているしなんか変な物を混入している心配はなさそうだ、彼女に空になったお皿をおずおずと差し出す

 

「今まで私の手料理が食べられなかった分しっかり食べなさい」

 

・・・・・ごめんなプレシア・・・君の事を誤解していたよ・・・

 

「うめ、うめ、うめ」

「あらあら、涙を流しながら食べるなんて・・・もっと早く作ればよかったかしら?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結局そのあともおかわりをして合計3皿を平らげた

 

「ふぅ~、ごちそうさまぁ」

「はい、お粗末さまでした」

 

いや~食べた食べた、これならまたお仕事を頑張れるよ

 

「それにしてもここ一週間初めてプレシアの手料理食べたけど料理上手なんだなぁ」

「ふふふ、隠し味は愛情かしら?」

 

ああ~いいなぁこういうの、なんか新婚って・かん・じ・・が・・・・!!??

 

 

 

 

 

 

 

「ふふふふふふふ、効いてきたわね!ただ今より『ユニゾンイン』を開始するわ!!」

「プップレシア!何を入れた!!」

「ただの媚薬+精力剤その他もろもろよ!心配することはないわよ?計算上理性を失うことはないわ!但し!いやしく腹いっぱい食べるほど快楽は続くわ!!」

「こんなものを作るやつが一番いやしいだろうが!!というか君も腹いっぱい食べていただろ!!」

「ええ!!だから私も今色々とやばい状態だわ!!」

 

やばい、鼻息荒い上に目が逝っちゃってる

 

「結婚してから今までずっと一緒だったのに急に離れちゃったら我慢できるわけないじゃない!!」

「だからと言って薬を盛ることないだろ!普通に誘えばいいじゃないか!ちゃんとすることしてただろ!」

「普通じゃ我慢できないのよ!もっと貪欲に貪りたい気分なのよ!」

 

つーか20歳からずっとアブノーマルものばかりじゃないか!!結婚している今ならTPO弁えたノーマルな行為ならちゃんとやりますよ!?

 

「やめるんだ!こんなアブノーマルなことを続けていたら心が壊れて人間ではなくなってしまう!」

「私は人間を超越するッ! そう!あなたの『生命の源』でよぉーーーーーーー!」

 

考え直せ!

 

「あなたは天井のシミを数えるだけの簡単なお仕事をしていればいいのよーーーーー!!」

「時間外です!サブロク協定はお守りくださいーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「後生です!そっちはやめてください!」

「これから癖になるわ!」

「やめてーーーーーーー!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第8話:ぴろーとーく

 

 

※第7話から5時間後

 

 

「ふぅ・・・・プレシアさん」←賢者モード

「ふぅ・・・・なにかしら?」←賢者モード

「ストレスたまってたの?」

「・・・・・・ごめんなさい」

 

なんというか・・・・わかってしまった、いつも以上にテンションがおかしかったし

 

「今まで二人で子育てをしていたけど、あなたが仕事に行ってから一人で子育てするようになると急に不安になって」

「・・・・・・・・・・・・」

「あなたが仕事を再開して1週間、最初は我慢していたんだけど・・・だんだんと溜め込んじゃって」

「気付かなかった・・・・・」

「あなたやアリシアがいるところではそんな不安をださないようにしていたけれどね・・・結局ばれちゃったわね」

「・・・・・・・・・・・・」

「ごめんなさい、あなただって仕事で疲れているにも拘らず家ではちゃんと家族の時間を大切にしてくれているのに」

「いや・・それは・・・」

「私ったら本当に駄目ね・・・・・・あなたが仕事をしているから私が頑張らないといけないのに」

 

昔から妙なところで責任感が強いよなぁ

 

「・・・・・たまにはこういうのもいいんじゃないか?」

「え?」

「いやさ、結婚からここまでかなりどたばたで来ちゃったんだしそういう疲れも出てくるだろ?」

「でっでも!!」

「むしろずっと溜め込んで爆発したとき完全に育児放棄しちゃうことの方が問題あるだろ?」

「・・・・・・」

「というか顔に出さなかったとはいえ気付かなかった僕に問題があるよ」

「私が表に出さなかったんだから気付かなくても仕方がないじゃない!!」

 

そうなんだけどね・・・・・・だけど

 

「多分だけどさ、君のご両親はストレスを溜めていたのをわかっていたんじゃないかな?だからわざわざここまで来てアリシアのお世話を引き受けたんじゃないかな?」

「え?」

「もちろん孫の面倒を見たいという気持ちもあったんだろうけどさ、きっとプレシアのことも考えてくれていたんじゃないかな?」

 

まぁ僕の勘だが・・・・・

 

「そういえば今日来たときに話したんだけど妙に最近のことを聞いてきたわね、『体調は大丈夫?』『なにか困ったことはない?』って、それでつい愚痴も少し出しちゃったような・・・・・」

「おいおい僕には言ってくれないのか?」

「そんなことを言って嫌われたくないわよ!」

「もう何年の付き合いだと思っている?それぐらいじゃ嫌いにはならんわ」

「う~~~」

 

そういってプレシアは布団にもぐりこんでしまった

 

「ああ・・・あともうひとつ・・・・・できれば布団から出てきてから聞いてほしいんだが」

「・・・・なによ?」

 

布団から顔だけ出してこちらを見ている

 

「すまなかった」

「な!?なんであなたが謝るのよ!」

「知らずに君一人に重責を負わせてしまった、アリシアだけじゃなくもっと君に目を向けるべきだった」

 

そう確かに帰ってからも家族の時間は大切にしていたつもりではいた、だけどあきらかにアリシアばかりを見てプレシアに気を配ることを忘れていた、なんだか悔しいなぁ

 

「本当にすまない」

「何を言っているの!今までずっと我侭ばかり言ってきた私が頑張る番じゃない!私が悪いわよ!」

「いやいや!一人で抱え込ませた環境を生み出したのは僕だろう!」

「それぐらい一人で頑張れなきゃ駄目でしょ!我慢できなかった私が悪いわ!」

「我慢させた僕が悪いに決まっているだろ!」

「私が悪い!」

「僕が悪い!」

 

「「う~~~~~~~~~~~~!!」」

 

 

 

お互い自分が悪いと言い張ったままにらみ合いが続くと・・・・

 

 

 

 

 

「・・・ぷっ」

「・・・ふふ」

 

 

 

 

 

 

「「あははははははははははは!!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

同時に笑い出してしまった

 

 

「あはは!意地張りすぎだろ!おかしいじゃないか!」

「あなただって!くふふ、なんか子供みたいよ?」

「はは、そういえば最近なかったけど昔は良くこんな感じで意地を張り合っていたなぁ」

「そうね、こんなとき最後は必ず『アレ』をして手打ちにしていたわね」

「ああ、『アレ』か・・・・それじゃ今回も」

「ええそれじゃ、『せーの』でいくわよ?」

「ああ」

 

 

「「せーの」」

 

 

 

 

 

 

 

「「ごめんなさい、お願いです仲直りしてください」」

 

 

 

 

 

そういってお互い向き合って土下座をする

 

 

 

 

 

「なんか昔からこれの繰り返しだったなぁ」

「最初はどっちが先に謝るかでも喧嘩したわね」

「どっちも『自分が悪いんだから先に謝りたい』ってな」

「結局同時にってことになったのよね」

「最後にこれをやったのっていつだったけ?」

「あなたが勝手に私のお見合いをセッティングした件ね」

 

ああそうだった、いつまでも彼氏をつくらないプレシアに業を煮やした僕が良かれと思って金髪赤目の男性とのお見合いをセッティングしたらそれがプレシアにばれて大喧嘩?・・・いやあれは一方的だったな

 

「あれはやばかったなぁ、胸倉を掴まれて魔力を込めたストレートで思いっきり顔を殴られたっけ?」

「追加でフォトンバレットも発動してその流れでフォトンバーストもやっちゃたわね」

 

プレシアほどの熟練者が出すと簡単な魔法でも必殺の威力になるんだよなぁ

 

「・・・良く生きていたな僕」

「手加減くらいはしたわよ?」

「本当に?」

「・・・9割くらい本気だったけど」

 

ほぼ本気じゃないですか

 

「ずっと昔から好きだった人に他人とのお見合いをセッティングされたら切れるわよ・・・・制裁に関してはやりすぎたと反省しているけど、まさか1ヶ月入院することになっちゃうなんて」

 

あの時はまさか自分がプレシアと結婚するとは思わなかったしなぁ

 

「まぁ、それは置いといて・・・なぁ」

「なにかしら?」

「今回みたいに溜めすぎないよう時々二人だけの時間もつくりましょうか」

「いいの?」

「それぐらいバチは当たらんでしょ?不機嫌な顔をアリシアに見せて子育てするよりは全然いいさ」

 

子供はそういうのに敏感らしいし

 

「子育てはさ何もかも一人でやろうとすると大変だよな、僕はもちろんだけど、結婚している友人達の意見も聞いたり僕らの両親に手伝ってもらうっていうのも少しくらいはいいと思うよ」

「だけど・・・・」

「頼りすぎっていうのも駄目だけどちょっとくらいなら・・・・・な?」

「うん」

「とりあえずは僕自身の改善をしていかないとな」

「改善?」

「うん、アリシアのお世話もだけどちゃんとプレシアも労ってあげないとな」

「私はいいわよ」

「薬盛る人に言われても説得力ないなぁ~」

「いっぱい甘えます」

「よろしい」

 

まぁともかくだ

 

「ふぅ・・・とりあえず明日は休みだし、今は存分に甘えてください」

「ありがとう」

「愚痴があるなら今全部ここで吐き出してくれ全部受け止めてやる、だからアリシアを迎えにいくときは元気いっぱい笑顔で行こう」

「ええ」

 

するとプレシアが体を寄せてきた

 

「ねぇ」

「ん?」

「あなたもちゃんと私に甘えるのよ?」

「え?」

「私が労わないで誰があなたを労うのよ?」

「う~ん」

「甘えるのも好きだけど、甘えられるのも好きなのよ?」

「そういうもんか?」

「そういうものよ」

 

そういうと彼女はにっこりと笑いかけてくる

 

「まぁ気が向いたらな」

「あら?照れているのかしら?」

「照れていない、頭を撫でるな」

「あ、私にも同じことをしてね?」

「・・・・・・・・・・はいはい」

 

お返しに頭を撫でてあげると恥ずかしそうにはにかんだ

 

「ねぇ」

「ん?」

「その・・・・またいいかしら?」

「あんだけやってまだ足りないの!?」

「だっ・・・だめ?」

 

その上目遣いは卑怯です・・・・・・・・・我夜戦ニ突入ス

 

「きゃあ!」

「いやしんぼめ!まだ足りないと申すか!」

 

激流に身を任せて彼女を押し倒す

 

「その・・・やさしくしてね?」

「無理だな」

 

そういって僕は彼女とひとつに・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『マスターと旦那様に恵まれなかったら・・・フリーダイヤル、○ー人事、○ー人事』

 

「「ひぃ!」」

 

突如僕の指輪から音声が出てきた

 

『私は無視ですか?そうですか、デバイスが見ているところでずいぶんと盛っていますね』

 

やべぇすっかり忘れてた

 

『先ほどの会話も普通なら感動物ですがお互い全裸であのやり取りはシュールですよ?』

「聞いてたのかよ!」

『もちろん、先ほどの5時間に及ぶ行為も含めてバッチリ録画しています』

「消せよ!」

『それはできませんこれはマスターのご命令なので』

「プレシア!!」

「いいじゃない!他人に見せるわけじゃないのよ!あとで録画したものを見て一人でニヤニヤするだけよ!」

「お前!まさか今までもそんなことをやっていたのか」

「ずっと前から欠かさずやっているわ!」

「お前馬鹿だろ!」

「ええ!私は旦那馬鹿よ!」

 

開き直るなよ

 

『また無視ですか?そうですか、先ほどの会話にも私の名前が一切挙がっていませんでしたね?』

「ガマズミさん?なんかキレてないですか?」

『キレてないですよ?デバイスをキレさせたら大したもんですよ』

「やっぱりキレてるじないですかーやだー」

 

なんかこのデバイス、性格がどんどんと人間染みてくるな

 

『こうなったら旦那様もろとも自爆して永久に私のものに・・・』

「その機能まだオミットしてなかったのか!」

「自爆機能ってロマンよね?」

「そんなロマンいりません!」

『無視しないでください、泣いちゃいます、自爆しちゃいます』

「待ちなさい、せめてさっき録画した分は転送しなさい、あと泣くのは構わないけどこの人に怪我させようものなら自爆させるから」

「自爆は止めろ!!」

 

 

 

 

 

 

結局その後はギャーギャー騒いでるうちに疲れ果てて寝てしまった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後日

 

 

『アリシア様ーガラガラですよー』

「あ~あ~」

 

ガラガラ

 

ガマズミの機能の一つにベビーラトルが追加された

 

『やはりガラガラだけでは芸がありませんね』

「十分だと思うが?」

『やはりここはひとつ私の自爆ショーをお見せせねば・・・・』

「いい加減その機能はなくせよ」

『ひとつ忠告しておきます、死ぬほど痛いです』

「僕がな」

『・・・・・・自爆されたくなければ5秒以内に私にキスをしてください』

「デバイスが主人を脅迫するな!」

『いーち、にー、さーん』

「わかったわかった!・・・ん・・・これでいいのか?」

『素晴らしい、今度からはこれを使いましょう、ガマズミ覚えた』

 

こいつ本当にデバイスか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ:プレシアは見た

 

「・・・・・・」

「あのープレシアサン?」

「・・・何かしら?」

「なんでそんなに怒っているんですか?」

「怒っていないわ」

 

今の僕は壁の隅に追い詰められている、具体的に言えば『蝉ドン』である

 

「デバイスだろうがなんだろうが言われるがままにホイホイとキスしてしまうあなたに対して全然怒っていないわ」

 

こいつ自作したデバイスに嫉妬しているのかよ

 

『マスター嫉妬はよくありません』

「飼い犬に手を噛まれるというのはまさにこのことね」

『先ほどの様子を録画していました、ご覧になりますか?』

 

ギリッ

 

「ガマズミ、頼むから煽らないで」

『毎回毎回お二人の『ユニゾンイン』を間近に見ているのです、これくらいの役得はあってもいいかと』

「この人の体はもちろんだけど魂や目先まですべて私のものよ」

『私にも分けてください』

「駄目よ」

 

同じ声で喧嘩されるとどっちがどっちだかわからなくなってくる

 

「とりあえず解放してくれない?プレシアもその体勢は疲れただろ?」

「私は平気よ?それよりもちょうどいい機会だからどちらが上なのかはっきりとわからせないと」

『旦那様が仕事の時はいつも二人っきりですから、もう勝負はついています』

「この泥棒猫!デリートするわよ!」

『旦那様助けてください!私と旦那様の仲を邪魔するマスターがいます!』

「自分のマスターを邪魔者扱いかよ・・・・・」

 

 

結局ガマズミへの1日1回のキスで手打ちとなりました

 

 

『いずれは人型のボディを持ちたいですね』

「あなたは一生指輪のままよ」

『そんな、ひどい・・・』

『いずれは人型のボディを持ちたいですね』

「そんなことを言っても駄目よ」

『そんな・・・ひどい・・・』

『いずれはry

 




ドクシャ=サン教えてくれ、俺達はあと何回なの破産すればいい?俺は後何回、ガチャ回しと飴砕きをすればいい・・・。アインスは俺に何も言ってはくれない。教えてくれ!ドクシャ=サン!

なのセントのコンプガチャでアインスが当たらない+10月のイベント報酬がHRアインス発覚で若干発狂気味でございます。

とりあえず投稿は気ままに続けていこうと思います、次回かその次あたりに結婚式編をしたいなぁと思っているんですがミッドチルダの結婚式ってどんな感じなのか描写ってありましたっけ?
あれば参考にしたいと思っています。

追記
やや下ネタが過ぎるということで表現の修正と注意書きを加えました


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

奥様は未来の次元犯罪者A`s(子育て編)

カオスな物を書く→ほのぼの書きたくなる、ほのぼの書く→カオスなもの書きたい

こんな感じです

決して、今書いているオフトレ編がこのままいけば
・エリオねたが全体の7割を占めてしまう
・別ルートへ分岐してしまいそう(特になのはさんルート)
・戦闘シーンが・・・書けない・・・
それに逃げたくてこっちを書いたわけではないのであしからず




第9話:管理局を救った英雄(自作自演)

 

 

近所の公園

 

 

「・・・・・・・」

「・・・・・・・」

『・・・・・・・』

あっあっあっ・・あ~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以下の者達の立ち入りを禁ずる

 

 

テスタロッサ夫妻

 

理由

公共施設での過度なイチャつきにより

 

 

時空管理局地上本部

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「サンダー・・・・」

「落ち着け!こんなところでサンダーレイジをやっても仕方がないだろ!!」

「大丈夫よ、今管理局の座標を捕らえたから直撃できるはずよ」

「こんなとこで魔法ランクS+の次元跳躍攻撃するんじゃない!話をすればわかるから!」

『その通りです、こんなところで八つ当たりに魔法を放っても意味はありません』

「(ガマズミさんナイス!)」

「じゃあこの行き場のない怒りをどこへと向ければいいのよ!?」

『まずはその怒りの矛先を収めましょう』

「・・・あなたの意見を聞きましょう」

『ありがとうございます』

 

 

 

 

 

 

よかった、いつもはわりと馬鹿なデバイスだと思っていたけどちゃんと引くところは引いてくれるんだね

 

 

 

 

 

 

 

『たった今クラッキングにより管理局全コンピュータ及びシステムの制御を掌握しました、これならば管理局を脅は・・・・健全なお話ができます』

「お前やっぱり馬鹿だろ!?というか今『脅迫』って言いそうになったよね!?」

『アシはついていないので問題ありません』

「その行為に問題があるの!」

『何も人の生命を奪おうとするわけではありません・・・・・それにしてもすごいですね、これらのデータを掲示するだけでも上位階級の約6割は首が飛びます、あれ?これは・・・最高評議会・・・?』

「らめぇ!それ以上は危険なのぉ!」

「それじゃあそれを使って公園の使用許可を貰いにいきましょう」

「そんなことしなくてもいいから!話し合いをすれば絶対わかってもらえるから!」

 

 

 

 

 

 

とりあえず過度ないちゃつきをしないことを前提に立ち入りを許されました

 

 

 

 

 

 

「もう二度とこんなことしないようにね」

『もったいない、これがあれば管理局を掌握するのも容易いというのに、悪いことやってる奴とか全員クビにできますよ』

「悪い奴もいるかもしれないけど、それでも住民ために毎日頑張っている局員さんもいるから、というか上位階級の人が6割辞職って管理局崩壊するだろ」

「ほんと、組織ってままならないわねぇ~」

「・・・・(原作で会社の上司がらみで苦労したこの人が言うと洒落にならんな)」

 

う~、う~

 

「アリシアも同意しているわね」

「わかるわけないだろ」

 

そう一家で他愛もない話をしながら公園を散歩しました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ちなみに、まだ局へのフルアクセス権限は持っているので使用したかったらいつでも声をおかけください』

「消せよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第10話:絶対負けられない戦いがそこにはある

 

ま~、う~、う~

 

「声自体は良く出すようになったわね」←ビデオカメラで動画撮影中

「もうそろそろアリシアが生まれて1歳になるのか」←ベビーラトル(ガマズミ)でアリシアをあやす

『アリシア様~ガラガラでちゅよ~』

 

言葉をしゃべるのはいつになるだろうか?ちなみにハイハイは先々月からできるようになった

 

「最初の言葉は何かしら?やっぱり『ママ』かしらねぇ~」

「・・・いやいや『パパ』だろ?アリシアはパパのことが大好きだもんねぇ~」

「・・・・・あら~なにを言っているのかしら?過ごした時間は私の方が多いからきっと『ママ』よねぇ~」

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

(#^ω^)ビキビキ

 

「おいおいなにをいっているんだ?僕だろう?だっこしてやるとすごい喜ぶじゃないか」

 

(#^ω^)ピキピキ

 

「あなたは私と違って常時アリシアを抱っこしているわけじゃないから珍しいんでしょ?」

 

(#^ω^)ビキビキ

 

「可愛そうに・・・アリシアもきっと飽きたんだな・・・・」

 

(#^ω^)ビキビキ

 

「ああん?」

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

『はぁ・・・、普段は仲がいいのに変な所で喧嘩をしますね・・・・・』←ベビーラトル状態のまま浮遊

「あ~!あ~!が~!が~!」

『おや?アリシア様?どうされましたか?』

「が~ち~ゃ~ああ、が~が~あぅ」

『!!??これは!!』

 

 

アリシアが必死に手を伸ばして何かをしゃべろうとしている!!

 

 

『マスター!旦那様!アリシア様が!アリシア様がなにか言葉を話すみたいです!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パン!ピシャン!ピシャン!ピシャン!ピシャン!ピシャン!ピシャン!パン!パン!パン!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「痛い痛い!その鞭絶対質量兵器だろ!?・・・・なんだって!?」

「魔力で動かしているからノーカン!ノーカンよ!・・・・なんですって!?ビデオォ!ビデオォ!」

 

 

今までなにをやっていたのか突っ込みたいガマズミだったがあえて無視した

 

 

「が~が~あぅが~、ちゃ・・あ~が~」

 

「『パパ』だよな!?僕はアリシアを信じているからな!?こんな悪役チックな女じゃないよね!?」

「アリシア!『ママ』よ!『ママ』!最初は『マ』よ!こんな初歩魔法も使えない冴えない男じゃないわ」

「うっさい!これでも咥えてろ!!」

 

そういって旦那はベビーラトル(ガマズミ)をプレシアの口に突っ込む

 

『旦那さまぁ~』

「もがーーーーーーーーーー!!」

 

しかしプレシアも負けじと自身が持っていた鞭の柄の部分を旦那の口に突っ込む

 

「んーーーーーー!んーーーーー!!」

「ふがーーーーーーーーーーーー!!」

『お二人とも落ち着いてください!!アリシア様がしゃべります!!ああ!そこ噛んじゃらめぇ!!』

 

 

暴走して取っ組み合いをする両親を尻目にアリシアは遂に言葉を発する!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ガマちゃん!!」

 

 

 

「「ふが?」」

『ゑ?』

 

 

 

「ガマちゃん!!」「ガマちゃん!!」「ガマちゃん!!」「ガマちゃん!!」「ガマちゃん!!」

 

 

そう言ってアリシアはプレシアに手を伸ばす・・・・厳密に言うとプレシアの口に突っ込まれているベビーラトル(ガマズミ)に手を伸ばす

 

 

「・・・・・・」

 

 

ズボ!

『あふん』

 

 

旦那はプレシアの口に咥えられていたベビーラトル(ガマズミ)を引き抜いてアリシアの前に持ってくる

 

 

がらがらがらがらがらがらがらがらがらがらがらがらがら

 

「ガマちゃん!!」「ガマちゃん!!」

 

うれしそうに笑いながらベビーラトル(ガマズミ)に手を伸ばして必死に掴もうとするアリシア

 

 

「・・・・・プレシア裁判長」

「・・・・・発言を許可するわ」

「判決は?」

「言う必要ある?」

「・・・・・・念のため」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「判決:ギルティ」」

 

 

 

 

 

 

『弁護士!弁護士を呼んでください!!』

「うっさい!無機物に負けた僕達の気持ちなんてわかってたまるか!!」

「まんま(ご飯)ならまだしも!ガマちゃん!?私達のときめきを返しなさい!!」

『ああやめてください!そっちには曲がりません!!痛い!痛い!フレームが軋んでいます!』

「駆逐してやる・・・!『ガマ』から始まる言葉のもの・・・一匹残らず!!」

「どうしてッ!!どうして『ママ』って呼んでくれないのォ!!後一文字!後一文字で『ママちゃん』なのにぃ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このとき自分のことを呼んでもらえず暴走する親馬鹿二人と折檻を受けているデバイスは気づかなかった

 

 

 

 

 

 

「ママ~!パパ~!パパ!ママ!」

 

 

 

 

今の状況を楽しそうにケタケタと笑いながら「パパ」「ママ」と呼ぶ愛娘のことを

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第11話:羨ましい

 

「zzzzzz」

「よしよし」

 

優しい顔で抱っこして娘を寝かしつけている彼の姿はまさに『父親』であった

 

 

 

 

「ハァハァハァハァハァハァいいわぁ~、すごくいいわぁ~」

 

そんな父と娘を興奮している様子で撮影している彼女・・・プレシアは一見変態に見える

 

「プレシア、そんなに息が荒いと撮影時に声が入るぞ?」

「あら?いけない、私としたことが」

 

よだれをハンカチで拭いながら一旦撮影機器を机の上に置くプレシア

 

「それにしても良く寝るなぁ」

『寝る子は育つと言いますからね』

「生まれたのがつい先日のように思えてならないよ」

『こうやって毎日があっという間に過ぎて・・・そしてアリシア様の結婚式で「パパ今までありがとう」と』

「・・・・・・・」

『言ったことは撤回しますからその無表情で滝のような涙を流すのをやめてください、若干キモイです』

 

旦那とガマズミが話している間プレシアは撮影機器を置いた後、言葉を発さずにじっと娘を抱いている旦那を見続ける

 

「・・・・・・・」

「プレシア?どうしたんだ?」

「いえ・・・ちょっと羨ましいと思っちゃって」

「なにを?」

「いえ・・・その・・・抱っこを・・・・」

「ん?なんだ、アリシアを抱っこしたいならそう言ってくれよ、ほら寝ているから気をつけて」

「いえ、そうじゃないのよ」

「ん?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

近所の公園

 

「あら?」

 

買い物の帰りに近所の公園と寄ったある主婦はとある子供連れを発見する、この辺りでは結構・・・・いや相当有名な鴛鴦夫婦・・・もとい『テスタロッサのアホバカップル』(管理局命名)であった

 

「めずらしいわね、奥さんがいないなんて・・・・それにあの子は・・・」

 

そうめずらしく奥さんがいないのである・・・いるのは・・・・・

 

「あ~あ~」

 

おんぶ紐でおんぶしている1年前に生まれたばかりの子供と

 

「パパ~アイス食べたい~」

「ハイハイ」

 

奥さんと同じグレーの髪の色をしている小さい子供が旦那さんに抱っこをされているだけである・・・抱っこされている子供は子供とは思えない・・・・ぶっちゃた話、奥さんとまったく同じ声をしている

 

「あの~」

 

怖いと思いつつその子供連れに声をかける

 

「ん?ああ、こんにちわ」

「あい!」

「こんにちわ!」

 

旦那さんは丁寧に挨拶をし、おんぶされている娘さんはとりあえず声を出してみましたといった具合に・・・

抱っこされている娘さんは元気に挨拶するが声が低すぎて怖い

 

「あの・・・その・・・・ちょっと声が低いお子さんですね!」

 

突っ込まずにはいられなかった

 

「・・・・・・」

「・・・・・・」

「う~?」

 

娘さん?と旦那さんは互いの顔を見詰め合ってアイコンタクトを取る・・・おんぶされている娘はなんか唸っている・・・そして・・・

 

「あ~あ~・・・・・・ぷれしあ・てすたろっさです!おばさんこんにちわ!」

「え?プレシアさん?」

 

声が歳相応になったプレシアちゃん(幼女)が元気に自己紹介をする

 

主婦は多分そうなんだろうなと思っていたがまさか本人の口から自分の正体をばらすとは思わなかった

 

「え~と・・・プレシアちゃんは・・・なんさいなのかなぁ~」

「5さい!」

「hahahaha!元気でしょう?元気すぎて困っているんですよ!」

 

旦那さん声では笑っているが目が笑っていない・・・

 

「パパ!あっち!アイス!アイス!」

「はいはい」

 

 

 

 

 

う~さぎお~いしか~のや~ま~♪こ~ぶ~な~つ~りしか~のか~わ~♪

 

 

 

 

歌いながらアイス屋さんへと向かう家族はほほえましくはあったが、その歌声はどこか悲しく、後ろから見た旦那さんの後ろ姿には哀愁が漂っていた

 

 

 

”家に帰ったら久しぶりに旦那を労おう”

 

 

 

そう決心してその主婦は涙を流しがなら自身の家へと帰っていった

 

 




元々作者はこういうほのぼの系(?)が好きではあります

本当はヴィヴィオ編とかもこういうのを書きたかったんですけどね・・・・・酒って怖いわね
正直最初の1話が1発ネタにしてはかなり秀逸だったので投稿するたびに評価が落ちるのは仕方がないわ・・・と思う今日この頃

ちなみにオフトレ編ですが、作者は戦闘シーンを書けないのでその辺り期待している方はあらかじめご承知ください

それでは私はSR+のヴィヴィオとアインハルトができるまでガチャをまわす作業に逝ってきます


目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
一言
0文字 ~500文字
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10は一言の入力が必須です。また、それぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。