ハリーポッターと気だるげな少女 (赤ゐろ)
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賢者の石
プロローグ


ハリポタ原作勢頑張ります。

※7月8日に修正しました


[ハリーside]

 

「さぁ、起きて!」

 

「はい」

 

ハリーはいつもの日課をこなしていたがおばさんが部屋の戸を、ノックしたので返信をした。

 

「起きていたのなら早くキッチンにきな!」

 

おばさんは金切り声気味にそう言うとキッチンに歩いて行く音、それからフライパンをコンロにかける音がした。ハリーは服を着替えつつこの日課を初めて何年目だろうかと考えていた、それは確か5~6年前にあの子が言った一言が原因だったなと、ハリーは懐かしい気持ちに浸っていた。

 

「まだかい?」おばさんが戻ってきて戸の向こうで、きつい声を出した。

 

「もうすぐです」

 

「なら早く支度をおし。ベーコンの具合を見ておくれ。焦がしたら承知しないよ。今日は可愛いダドリーちゃんのお誕生日なんだから、間違いのないようにしなくちゃ」

 

ハリーは,さようでございますか...と小さく言った

 

「何か言った?」

 

おばさんが戸の外から絡み付くように言った。

 

「何でもございませんよ。何でも…」

 

ダドリーちゃんの誕生日ねーー忘れていたよ今日は親愛なる従兄の誕生日か。

服を着るとハリーはキッチンに向かった。食卓はダドリーのプレゼントの山によりほとんど見えなかった。ハリーは、何故運動嫌いのダドリーがレース用自転車を欲しがったのか、不思議で仕方なかった太って運動嫌いなのにーー誰かを殴るの運動だけは別だが……。

ダドリーはハリーをお気に入りのサンドバックにしていた、なぜならハリーは自ら殴られにいっているからだ、理由は、やはりあの子であr

 

「小僧、貴様髪はとかしたのか!」

 

朝の挨拶がわりにおじさんは一喝した

だいたい週に一度おじさんはハリーに髪を短くしろと言っていた。

 

「む、小僧髪を切ったのか」

 

「ええ、勿論おじさんの言うとうり」

 

「ならいいんだ!」

 

ハリーは昨日髪を切った、そしてその髪をオールバックにしていたが、髪質故か綺麗と言うよりワイルドな感じだしかしその髪型は、ハリーとマッチしていたなぜならハリーは、背は少し低いが中々に引き締まった肉体をしていた、理由は毎日の日課のトレーニングである

 

「36だ。去年より2つ少ないや」

 

「坊や、マージおばさんの分を数えなかったでしょう。パパとママからの大きな包みのしたにありますよ」

 

「それでも37だ」

 

ダドリーが今にもかんしゃく玉が破裂思想なのを感じたハリーは、急いでベーコンを食べ終えた。

おばさんも危険に気付き

 

「出かけた先で2つ買って上げましょう。どう?かわいこちゃん。」

 

するとダドリーは、落ち着いたのかドッカと座り込み、一番手近にあった包みを鷲掴みにした。

バーノンおじさんはクスクス笑いながら

 

「やんちゃ君はパパと同じで、絶対損したくないってわけだ。なんてすごい子だ!ダドリーや」

 

ハリーは、それを聞いてとんだ茶番だなと思った暫くするとおじさん達が出かける時間となった

 

「じゃあ行ってくるからフィッグさんのとこで大人しくしてるんだよ!」

 

そうしてダドリー御一行様は遊園地へ出かけて行った

 

「さて、僕はフィッグさんのところに行こうかな、そうしたらまた彼女の世話を焼くとしますかな。その前に起きてるか?」

 

ハリーはふと幼なじみの彼女の事を考えた...

 

[??side]

 

「ほら、起きなさいもうじきハリーがくるよってまたそんな格好で寝て」

 

「ふぁ~」

 

私は、住まわせて頂いている家の家主フィッグおばさんの声で目が覚めた

 

「今何時~?」

 

「アミ、寝惚けてる場合かい?速く支度しないとハリーがくるよそれと手紙も来るはずさね」

 

「ハリーならいいやぁ~」

 

「アミーリア、支度しないと今日のお茶は無しだよ…」

 

「え~昨日助けたのに~」

 

「それとこれとは、別だよ」

 

「しょうがないないから着替えるとしますかね」

 

「初めからそうしておくれよ」

 

そう言って私アミーリア・アーチボルトは、フィッグおばさんの半ば脅しに近いと言うか私からすれば脅しにより渋々寝巻きのTシャツ一枚から着替えることにした、と言っても新しいTシャツにデニムのショートパンツをはいただけだがしかし昨日脚立から落ちて足を骨折しそうになったのを救った恩人に脅しとは……

 

「ニャーン」

 

「おはようシャルル」

 

フィッグさんの9代目の飼い猫シャルルに挨拶をしたするとシャルルは、餌をねだってきた

 

「朝ごはんだねわかったよーシャルル」

 

そうしてシャルルに餌をあげてから私は、フィッグおばさんの用意したシリアルを食べ、その後何時ものように

ソファーに寝転んだちょうどのタイミング位だった玄関の呼び鈴が鳴った

 

「おはようございます。」

 

呼び鈴の後に私幼なじみのハリー・ポッターの声が聞こえた

 

[ハリーside]

 

僕は、ダドリー御一行様を見送った後何時ものように、フィッグおばさんの家にやってきて、呼び鈴を鳴らした。するとフィッグおばさんが出てきた

 

「ハリーやいらっしゃい」

 

「フィッグさんおはようございます。」

 

「さんなんて堅苦しいじゃないか、昔見たいにフィッグおばさんでいいよ」

 

「いえいえ、何時もお世話になっている身なので中々小さい頃見たいには出来ませんよ」

 

「本当にハリーは、偉いねうちのアミにも見習って欲しいよ、確か東洋では、そう言う時は爪の垢を煎じて飲ませるって話しを聞いたねぇ」

 

「まぁまぁ、アミーリアにも悪気があるわけではないでしょうし」

 

「またまたハリー余りあの子を甘やかしすぎないようにしなきゃ駄目だよ、まぁそれよりお入りよ」

 

「では、失礼します。」

 

僕は何時ものようにリビングへ行くとアミの寝そべっているソファーに座る

 

「ハ~イ、ハリー」

 

「やぁアミーリアところでアミーリアさん君は何で僕に寄っ掛かってくるんだい?」

 

「だって~ハリーが私のいるソファーにくるからだよ~それにハリーにくっ付いてると気持ち良いし、それと何時も言ってるでしょアミって呼んでって後堅苦しいー」

 

「っ/// わかったよアミでも女なんだからそう言うの気を付けろよ」

 

「あー大分砕けたね~」

 

「それは、アミが堅苦しいって言うからだろそれとあんまりくっ付くなって」

 

そう言いつつ自分が少し嬉しいのに気が付いているが落ち着けハリー平常心だ

 

「ハリーそんな事言って実は、嬉しいんでしょ~」

 

「アミさん人の心を読まないでくれないか」

 

「え/// 本当だったの」

 

「アミが言ったんだろう」

 

「そっかぁ嬉しいんだぁ、じゃあもっとくっ付いてあげる」

 

「何でそうなるのさ!?」

 

そんな二人を見ながら「若いねぇ」と呟くフィッグおばさんでしたが、ふと窓に目をやると1羽のフクロウが止まっていた二人もそれに気が付いたようだった

 

「フクロウだ(ねー)」

 

そして窓を開けるとフクロウは、二人に手紙を渡すのだった

 

「ホグワーツ魔法学校……?」

 

ハリーは手紙を見て呟いた

 

[アミside]

 

ハリーはリビングにやって来ると私の寝そべっているソファーに座ってきたので、私はハリーに寄っ掛かってみたそうして、冗談のつもりで嬉しいんでしょ~と聞いたするとハリーは心を読まないでと言ってきたので私は、冗談のつもりだったのにと戸惑ったが嬉しかったのでハリーに更にくっ付いたりしたりしてハリーとふざけあっていたが、私とハリーは窓に止まっているフクロウに気が付いて二人一緒にフクロウだと言ってしまった。

私は、そのフクロウが手紙を二枚持っているのに気が付いたそして、私はこの手紙が何処から送られてきたかを知っているそしてハリーが手紙を受けとり、送り先の名を読み上げた<ホグワーツ魔法学校>と私は、やっぱりかーと内心思うのだったー




次回は皆大好きダイアゴン横丁です。
それでは、また次回お会いしましょう。


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ダイアゴン横丁前編

どうも作者です。投稿遅れてすいませんでした。
駄文ですがどうぞお読み下さい

尚大量のねつ造及びご都合主義の部分があります。


[ハリーside]

 

手紙には、こう書かれていた…

 

親愛なるポッター殿

 

このたびホグワーツ魔法魔術学校にめでたく入学を許可されましたこと、心よりお喜び申しあげます。教科書並びに必要な教材のリストを同封いたします。

新学期は九月一日に始まります。7月三十一日必着でふくろう便にてのお返事をお待ちしております。

敬具

副校長ミネルバ・マクゴガル

 

ハリーの頭で、まるで花火のように次々と疑問がはじけた。しかしハリーは、イベントすぐに冷静になるとまず最初に自分とは打って変わって、あたかもこの手紙の存在をしていたかのような態度をとっているアミとフィッグおばさんに聞くことにした。

 

「アミ、おばさん色々と聞きたい事があるけどこれはど言う事なのか説明して欲しい。」

 

「それはだね(ねー)」

 

少女&おばさん説明中…

 

その間ハリーは、話しを黙って聞いていたそして話しが終わるとやっと口を開いた

 

「つまり僕は、魔法使いでそれを今まで知らされずに育ってきたと、それに魔法界、そして僕の両親は殺された、例のあの人にそして僕だけが生き残り魔法界では、有名人だって?全く夢のような話しだね?」

 

フィッグおばさんはハリーがもっと大きな反応をすると思っていたがハリーは、かなり落ち着いていた。

 

「ねーハリー怒らないのー?」

 

「あぁ、怒るわけがないよ確かに最初は、二人のイタズラか何かだとも思ったけど二人の真剣な顔をみていたら嫌でも真実だって思うさ」

2人がそうやって話しているとフィッグおばさんが口を開いた

 

「それじゃハリーには、学校が始まるまでにアミと同じぐらいには、なってもらおうかい?というわけで明日二人にはダイアゴン横丁へ行ってもらうよ?」

 

「ダイアゴン横丁…さっきの説明だと確か魔道具や色んなものを売っている場所だとか?それとアミと同じくらいとは?」

 

「そりゃもちろん魔法の勉強さねもちろん教えるのは、アミだがね?」

 

「えーわたしぃ?でもハリーならいいよぉ、ところで横丁への付き添いは誰がいくのー?」

 

「私が行けりゃあいいんだけど私はこの子達の世話があるからねぇ、さっきダンブルドア宛に手紙を送ったからねぇ多分ハグリッドが来るさね」

 

「ハグリッドってだれですか?」

 

ハリーは、アミの方を見た

 

「私も知らないよー」

 

「ハグリッドは、ホグワーツの森番をしてるんだよ、後はあって本人から聞きな」

 

「それと学校までの間おじさんとおばさんには、どうやって説明すれば?」

 

「それならおばさんに言えばいいさね、あんたのおばさんにね」

 

「え?それってどう言u」

 

「ほれこんな時間だ、早く家に帰りなハリー続きはまた明日だよ」

 

「はい…」

 

ハリーは、フィッグおばさんに言われた事を考えながら家に帰った…すると丁度のタイミングでダーズリー達が帰ってきたタイミングだったハリーがその様子を眺めているとおじさんが

 

「ふん、小僧何をしている!速く荷物を運ばんか!!」

 

「はい、かしこまりました。」

 

「ほぉらダドリーちゃん今日は、楽しかったわねぇ早くご飯を食べてお風呂に入って寝んねしましょうねぇ」

 

「うん、ママ僕お腹空いたし疲れたよぉ」

 

ハリーが荷物を運んでいる間ダドリーとおばさんはそんな会話をしていた、荷物が運び終わればいつもの様にこき使われたがダドリーが絡んで来なかったのでいつもよりは楽だった…そしてダドリーが眠りおばさんとおじさんの三人になったタイミングでハリーは、手紙のことを切り出した

 

「ペチュニアおばさん…僕は魔法使いなんですよね?」

 

ペチュニアおばさんは目を見開いてハリーをみて何かを言おうとしたが

 

「小僧!!貴様今なんといった!!」

 

顔を真っ赤にしたおじさんの怒号がそれを遮った

 

「だから僕は、魔法使いなんですよね?それに両親も?」

 

「そんな訳があるまい!それにお前の両親は交通事故で死んだと言ったと言っているだろう!バカバカしいそうだろペチュニア!」

 

しかしペチュニアおばさんが口を開く前に今度はハリーが言葉を遮った

 

「おじさんは、黙ってて下さい俺はおばさんと話しているんです。それに僕の両親は殺されたって知っています!!」

 

するとおじさんがますます顔色を変え近くにあったリモコンをハリーに投げつけてきたさすがにやばいと思いとっさにハリーは目をつぶるがいつになっても来るはずの痛みが来なかった…恐る恐るハリーが目を開けるとリモコンは空中で静止していたがハリーがそれを目視した途端リモコンは重量に従い床に落ちたおじさんは、顔を青ざめさてたするとおばさんが思い詰めたような顔で口を開いた

 

「あんたも姉さんと一緒なんだねやっぱり、そうだあんたの両親は2人とも魔法使いだったよでどうするちもりなのさ?」

 

「学校が始まるまでは、フィッグおばさんの所で暮らすよ…」

 

「タメだって言ったってあんたは行くんだろ、だって姉さんと同じ目をしてるんだから」

 

その時のおばさんがハリーを見る目は、今までにないくらいに優しくかつ何かをくいている目をしていた…

 

「しかしペチュニア!」

 

「あなたは、黙ってて!これは分かっていた事よ!」

 

「ハリー、学校に行く事は認めるは、だけど毎年絶対に家にだけは、帰っといで絶対にだよ!!」

 

ハリーは無言で頷いだおじさんは、ふん!と言っていたが、そしてハリーは直ぐに荷物を纏めるとフィッグおばさんの家に向かおうと玄関に行くがその時おばさんに呼び止められたがおばさんは何かを言おうとしていたが直ぐに早くお行きと言ったそしてハリーはフィッグおばさんの家に行っきベルを鳴らした

 

「はーいハリーこんばんは〜」

 

「やぁアミこんばんは、そして今日からよろしくね」

 

「いいよぉとりあえず中に入って〜話はそれからだよ〜」

 

その晩ハリーはアミやフィッグおばさんと話した後疲れていたのか直ぐに寝てしまった…

 

(・8・)チュンチュン…

「ハ……お…て…ハリ〜お・き・て」

 

ハリーが目をさますと目の前にアミがいた

 

「あのーアミさんなんで同じベットにいるんですか?」

 

「ハリ〜忘れたの〜昨日はあんなに激しいかったのに〜」

 

「んなわけないだろ!」

 

そんな風にじゃれあっているとフィッグおばさんに…

 

「二人とも早く起きな!!ハグリッドが来たよ!!」

 

と言われ二人は急いで支度を始めた

 

少年少女支度中…(尚別々の部屋である)

 

二人が玄関に行くとそこに大男が突っ立っていた。ボウボウと長い髪モジャモジャの荒々しい髭にかくれて顔は少ししか見えない。しかしハリーには彼が笑っている事だけは理解出来た。

 

「オーッ、ハリーだ!」と大男が言った

 

ハリーは、大男の顔をみあけた

 

「最後にお前さんを見た時にゃ、まだほんの赤ん坊だったなぁ。あんたは父さんそっくりだ。でも目は母さんの目だなぁ」と大男は言った。

 

するとフィッグおばさんが

 

「これ、ハグリッド昔話はいいから早く二人を連れてロンドンに行きなさいな!!」

 

「へいへい、わかったよフィッグのばあさんで、そっちの子は?」

 

「私は〜アミーリア・アーチボルトです。気軽にアミってよんで〜」

 

「アーチボルトだと、じゃあエミリアの娘か?お前さんも大きくなって」

 

「お母さんを知ってるんだ〜」

 

「もちろんだとも俺の後ha」

 

「ハグリッド速くお行き!!」

 

フィッグおばさんに急かされ僕達は駅に向かった

 

「ハグリッドそう言えば僕は、お金たなんて持っていないんだけど」

 

「それなら心配いらん父さんと母さんがお前さんになんにも残していなかったと思うか?」

 

「つまりど言う事?」

 

「ハリ〜グリンゴッツ銀行だよ〜」

 

「そういうこったなハリー」

 

「なるほどそう言う事か」

 

などと話しているうちに3人は駅に着いたそしてロンドン行きの切符を買ってロンドン行きの列車に乗った

 

少年少女&大男移動中……

 

そして3人はロンドンに着いた駅からしばらく歩くと

 

「ここだ」

 

ハグリッドは止まった。

 

「『漏れ鍋』ー有名な所だ」

 

そこはちっぽけな薄汚れたパブだった。ハグリッドが言わなければきっと気づかなだろう。3人が店に入ると客の皆がハグリッドを知っているようで挨拶したり手を振ったりしていた。バーテンがグラスを手を伸ばし「大将、いつものやつかい?」と聞いたがハグリッドは、ここへ着た経緯を説明した。その後店客全員からハリーに握手などを求められられ大変だったそんな時クィレル先生にもあったなんと言うか変わった先生だとハリーは思った。やっとのこと人混みから開放されると3人はパブの裏手にいたするとハグリッドがピンクの傘を取り出し正面の壁を叩き出した

 

「三つ上がって……横に二つ……」

 

ブツブツと言っている。

 

「ハリ〜みててねぇ」

 

「よしと。ハリー、アミ下がってろよ」

 

目の前の壁が動き出してハグリッドでさえ十分に通れるほどのアーチ型の入口が出来た。その向こうには石畳の通りが曲がりくねって先が見えなくなるまで続いていた。

 

「ダイアゴン横丁にようこそ」

 

ハグリッドがニコーッて笑った。

 

twuby icontinue…




後編は早めに上げられる様に頑張ります。


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ダイアゴン横丁後編

皆様、明けましておめでとうございます。
前話の投稿より1年が経過しようとしていますが皆様いかがお過ごしでsy(殴
投稿が遅くなってしまい本当に申し訳ございません。
それでは本編をどうぞ...


ハリー、アミ、ハグリットの三人はアーチをくぐり抜けた。ハリーが急いで振り返った時には、アーチは見るみる縮んで、固いレンガ壁に戻るところだった。

そばの店の外に積み上げられた大鍋に、陽の光がキラキラと反射している。上には看板がぶら下がっており[鍋屋ー大小いろいろありますー銅、真鋳、錫、銀ー自動かき混ぜ鍋ー折り畳み式]と書かれている。

 

「一つ買わにゃならんがまずは金を取ってこんとな」

 

「私も〜」

 

と2人が言った。

いろんな物を見ながら横丁を歩いて行き[イーロップのフクロウ百貨店]をすぎた辺りでハリーと同じ年ぐらいの男の子が数人、箒のショーウィンドウに鼻をくっつけて眺めている。

誰かが何か言っているのが聞こえる。

 

「見ろよ。ニンバス2000新型だ……超高速だぜ」

 

マントの店、望遠鏡の店など、ハリーが事前に聞いていた店以外にも多くの店が所狭しと並んでいた。

 

「グリンゴッツだ(よ〜)」

 

2人の声がした。

 

横丁の中でもひときわ高くそびえる真っ白な建物だった。磨きあげられたブロンズの観音開きの扉の両脇に、真紅と金色の制服をたっているのは・・・・・・

 

「さよう、あれが小鬼だ」

 

そちらに向かって白い石段を登りながら、ハグリッドがヒソヒソ越えで言った。三人が入口に進むと、小鬼がお辞儀した。2番目の扉は銀色で言葉が刻まれている。

その中には《盗人よ 気をつけよ 宝のほかに 潜むものあり》などといった文面もあった

 

「言っただろうが。ここから盗もうなんて、狂気の沙汰だわい」

 

「そ〜だよ〜、噂だと此処の地下には金庫を護るドラゴンがいるらしいよ〜」

 

アミがそういった瞬間、小鬼がこちらをキッと睨んだ気がしたがハリーは、気にせず進んだ。中は広々とした大理石のホールだった。百人を超える小鬼が細長いカウンターの向こう側でいろんな作業を行っている。3人はカウンターに近づいた。

 

「ハリー見ててね〜」

 

そう言ってアミがお手本を見せてくれるらしい。

 

「おはようら金庫からお金を下ろしに来ました。」

 

アミが手の空いている小鬼に話しかけた。

 

「お名前をどうぞ。」

 

「アミーリア・アーチボルトです。」

 

「かしこまりました。鍵はお持ちでいらっしゃいますか?」

 

「此処に」

 

とアミは小さな金色の鍵を出した。小鬼は慎重に鍵を調べながら

 

「承知致しました。」

 

と言った。

 

「じゃハリーもやってみて〜」

 

そう言われてハリーは、アミがやっていたように小鬼に話しかけた、その際ハリーの金庫の鍵をハグリッドが探す為にポケットの中身をカウンターに出した時に小鬼が鼻に皺を寄せていたが無事に受け付けは終わった。

最後にハグリッドが

 

「それと、ダンブルドア教授からの手紙を預かっとる」

 

と胸を張って、重々しく言った。

 

「七一三番金庫にある、例のものについてだが」

 

小鬼は手紙を丁寧に読むと、

 

「了解しました。」

 

とハグリッドに返した。

その後グリップフックという小鬼に金庫までに案内されホールに続く無数の扉の一つへと向かった。

 

「七一三番金庫の例のものとは?」

 

ハリーが聞いた。

 

「それは言えん」

 

そんな会話をしながら3人はトロッコに乗り金庫へ向かった。

 

ー少年少女&大男トロッコ中・・・・・・

 

ハリーは自身の金庫に着き扉の鍵を開けた中には金貨山また山。銀貨にクヌート銅貨の山まであったのだ。

 

「みーんなお前さんのだ」

 

ハグリッドは微笑んだ。

ハリーは、死んだ両親に感謝をした。

尚アミの金庫はハリーの金庫の隣だった、しかも中身はハリーと同じかそれ以上あった。ハリーは、心の中でアミの御両親はなにをしていたんだろうと思ったが口には出さなかった。何故ならアミは両親の話は殆どしないのである。それに両親の話をするアミの顔はハリーは大嫌いだった。

その頃例の金庫でハグリッドは床に頃がっている。茶色い紙にくるまれた物を拾い上げコートの奥深くにしまい込んだ。ハリーとアミは中身が気になったが聞かないでおくことにした。

 

「制服をかったほうがいいな」

 

ハグリットは、マダムマルキンの洋装店―普段着から式服までの看板をあごでさした。三人はいったんそこで別れ、ハリーとアミはマダム・マルキンの店に入っていった。

 マダム・マルキンは藤色ずくめの服を着た、愛想のよい、ずんぐりした魔女だった。

 

「坊ちゃんお嬢さん。ホグワーツなの?」

 

二人が口を開きかけたとたん、声をかけてきた。

 

「全部ここで揃いますよ……もう一人お若い方が丈を合わせているところよ」

 

店の奥の方には青白いいかにもお金持ちのボンボンのような少年がいた。マダムはハリーをその少年の隣の踏台にたたせ丈を合わせ始めた。

 

「やあ、君もホグワーツかい?」

 

「ああ、そこの彼女もだがね...」とハリーが答えた

 

「おや、それは失礼連れがいるとは、なにせ体が動かせないからね。」

 

「たしかに、それもそうだな(だねー)」

 

少年は、両親についてなどを気だるそうな、気取った話し方をする。ハリーは、ダドリーにそっくりだと思った。

その他少年からクディッチや学校の寮についてなどを話していたがハグリットが店の前に来ると彼の悪口を言い出した。ハリーはこの少年に心底うんざりしており、一言言おうとしたがその瞬間アミが。

 

「君って器が小さいね」

 

「な、なにこの(アマ)言わせておけば!!」

 

少年がキレてアミに飛びかかろうとした瞬間少年は、父親と思われる男性に首根っこをつかまれていた。一方アミは眉をしかめその男を見てつぶやいた。

 

「ルシウス・マルフォイ...」

 

「何をしているドラコ?」

 

「な、父上放してください、あの女がぼくを侮辱したのですよ。」

 

ほう、と父上はアミの方を見ると少し目を見開きこう言った

 

「これはこれは、ミス・アーチボルトご両親...特にお父上のアダーラ殿はお元気かな?」

 

アミはすぐに無表情になるとすこし馬鹿にするように

 

「あら、これはこれはかの聖28血族ミスター・マルフォイじゃないですか...わたしはただご子息に対して適した言葉を発しただけですが?」

 

と言い返した。これを聞いたマルフォイ氏は

 

「ふん、父親共々食えん娘だ!」

 

と息子を連れて店を去っていった。」

 

一方ハリーはドラコにボディーブローを食らわせる直前に今の事が起きた為拳を固めて止まっていたが、直ぐに正気に戻りアミに駆け寄るとアミは何もなかったように

 

「大丈夫だよー」

 

と言っていた。その後は特に何もなくハリーはフクロウのヘドウィグをハグリットに買って貰いました。そして遂に一行は今回の最終目的地の店についた。

オリバンダーの店―紀元前382年創業 高級杖(こうきゅうづえ)メーカーである。

 

なんやかんやでハリーの杖は(ひいらぎ)不死鳥(ふしちょう)の杖になった。その時ハリーはオリバンダーに例のあの人の杖と兄弟杖だと言われていた。次はアミの番だ

 

「アーチボルトさん、貴女のお父上の杖は先代が作ったものでした。」

 

「そうなんですかー」

 

「ええ、それでは杖腕を」

 

「こっちです。」

 

アミは左腕を出した

 

「それではこちらの杖をどうぞ黒クルミにユニコーンたてがみ33センチ力強く忠実な杖じゃ」

 

しかし振っても何も起きなかったこのようにアミも何本か杖を持たせてもらったがどれもぱっとしなかった

 

「うむ、ポッターさんも難しかったが貴女も難しい...」

 

オリバンダーはしばらく悩んでいるとふと思い出したように店の奥先程までハリーの杖のあった場所のとなりから杖を持ってきた

 

「これも滅多にない組み合わせじゃが、白梅(しらうめ)の木に不死鳥(ふしちょう)の尾羽28センチ美しく繊細だが力強い...」

 

アミは杖を受け取った瞬間に心がとても落ち着いたのを感じたそしてつえを軽くふった途端につえから花弁が舞いアミとハリーの周りを回りだしたそれを見てオリバンダーは言った。

 

「おお、なんと素晴らしい!しかし本当に不思議なものじゃ」

 

ハリーたちが不思議そうにしているとオリバンダーはおしえてくれた。

 

「子の杖に使われておる不死鳥の尾羽はのポッターさんの杖の不死鳥の(つがい)の尾羽なじゃよ、つまり(つがい)杖と言われる杖なんじゃ」

 

「おいおい、(つがい)杖と言えばその杖の持ち主は結ばれるっちゅうあれか!?」

 

ハグリットが驚きながら言った。それを聞いたハリーとアミは顔を見合わせた。

 

「わしも長いことやってきたが(つがい)杖を同じ日に渡すなんて初めてじゃ、しかしやれめでたいことじゃなぁ」

 

「しっかし、お前さんたちがそうゆう仲だとは気づかんかったなぁ」

 

ハグリットに茶化されたハリーは

 

「まだ、そうゆうのじゃないさ!!」

 

と言ったが

 

「まだって事はいずれはなるってことだよねー、私はいつでもウェルカムだよ♡」

 

とアミも言っているが耳が真っ赤になっているので恥ずかしいのがまるわかりだった!!

 

こうして3人の買い物は終わった...

 

                                       Tu Be Continued.....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

尚翌日まで二人はまともに顔を合わせられなっかたとか…

 

 




いやー青春だね!!
後本当に投稿遅れてしまい申し訳ございません。一応今年中にはもう一話上げたいです。


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