転生だとォ~!?よろしい!ならばクリークだ!楽しんでやれ!! (如月 霊)
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プロローグ

「早く行くぞ!」

 

友達が僕に話しかけて来た。こいつは自転車通学で共に帰る友達で軍オタ通の花和木刃(かわぎ じん)だ。

 

「ああ!今行くよ!」

 

それに僕は大声で返事をして自転車をこぎ、追いかけた。

 

 

◇◆◇◆◇◆

 

「しっかし、今日宿題多いな~」

 

刃はハンドルを片手で運転しながら数学のプリントを反対の手で持ちながら嘆いた。

 

「本当、本当。けどやらんといかんでしょう?花和木刃大尉?」

 

それに僕は少し嫌みに返す。すると刃も少し嫌みに返してきた。

 

「それもそうですな。矢矧弥生少佐?」

 

「「ぷぷッ!ハハハ!」」

 

 

 

花和木がそう言い終わると二人は大声で笑った。

 

その約30秒後。弥生がいる歩道に一台の車が突っ込んで来た。

 

「なっ!グワッ!」

 

そして弥生に車は衝突したのだった。

 

ヤベェー…意識が…

 

薄れ行く意識の中で弥生はかけよってくる刃が目に入った。

 

一言でも…遺言…を!

 

そう意気込んだ弥生は最後の力を振り絞り声を発した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「僕、は…こんな…死にかた、嫌だね…」

 

言い終わると同時に僕の意識が途切れた。

 

 

 

◇◆◇◆◇◆

 

やぁ、はじめまして。改めて自己紹介しようか、僕は矢矧弥生(やはぎ やよい)、睦月型駆逐艦三番艦弥生の名前と事実上の最後の連合艦隊旗艦を勤めた阿賀野型重巡洋艦三番艦矢矧の名前が自慢という普通な高校生の軍事オタクだ。…うん、普通だと思いたい。なんでかって?そりゃあ、辺り一面真っ白い空間に突然いたら自分の頭を疑うでしょ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…うん、これは夢だ!そうと決まれば、おやすみ~

 

僕が横になって眠ろうとしたその時、目の前に一人の女性が現れて叫んで来た。

 

「ちょ、夢じゃない!夢じゃないですよ!」

 

うるさいなぁ~というか…誰?

 

「あっ、私は女神のアテネって言います」

 

へぇ~女神なんだ。…

 

「って!えっ!女神⁉それより何ナチュラルに人の思考読んでんだよ!それに僕なんでここに来てんですか!」

 

急に思考を読まれている事がわかった弥生は叫んだ。

僕がそう言うとアテネは急にDO・GE・ZA!をして来た。

 

「すいませんでした!実は…私が間違って殺しちゃいました!」

 

それを聞いた弥生は、アテネの胸ぐらを掴んで怒鳴り出した。

 

 

 

 

 

「ん?」ギロッ

 

 

「なに殺してくれとんじゃおんどりゃ!」

 

「ヒ!ヒィ~!」

 

「またってなんだよ!またって!青春の真っ只中だよ⁉どうしてくれんのさ!」

 

「転生させるから!特典付けて小説世界でも転生させるから~、許して~!」

 

言ったな?チートをくれると言ったな?よし!転生する!

 

それを聞いて直ぐに僕はアテネの胸ぐらをを放した。

 

「そんじゃあ転生後の世界の説明と転生特典をカムカム!」

 

するとアテネは何処からかノートパソコンを出してきて転生先を確認し出した。

 

「え~っと、転生させるのはインフィニットストラトスの世界ですね」

 

いいな、面白そうだ。あ!忘れかけてた。チートは!?転生特典は!そう思った僕はアテネに質問をした。

 

「ねぇ、神様。転生特典は?」

 

「転生特典は……そうですね。いくつでもいいので選んでください」

 

えっ…マジで?いくつでもいいの?

 

「いいのですよ~こっちのミスですしおすし」

 

へっ、へぇ~(汗

 

「ならさ、僕をさ、手帳にあったイザヨイ級超戦艦のメンタルモデルで霧の艦隊総旗艦にできる?」

 

「できますよ~」

 

「あらそれと後は」

 

「あと身体能力とか頭脳とかMAXにして」

 

「ほぉ~」

 

「他は創造の能力が欲しいかな~」

 

「以上でいいの?」

 

転生特典を言い終わるとアテネが聞き返してきた。

 

「以上で」

 

「いいですね~それじゃあ転生行きましょうか」

 

アテネはそう言うと転生の扉をあけた。そしてその扉の扉の中に入ると直ぐに意識が持っていかれた。



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第一話 転生先が織斑だとォォォ~!!!

「(転生完了したか…さて、動きましょう…か?)」

 

弥生は動こうとしても自分の体が動かない事に気づくと直ぐに自分の体を見た。

 

「オギャァー!」(なんじゃこりゃあぁぁあ!)

 

体を見ると自分が双子の赤ん坊になっていたのがわかった。するとしばらくして誰かがやって来た。

 

「あら、真霧は起きちゃったの?」

 

「(お母さん?真霧って僕の名前?)」

 

そう言って真霧は抱き上げられた。 

 

「かわいいわね~」

 

そう母親が言っていると奥の部屋から二人の少女な出てきて僕を見るなり少女は母親に話しかけた。

 

「ねぇお母さん!私も真霧達だっこしたい!」

 

「私も!」

 

「千冬と束なの?仕方ないわね~」

 

「(えっ?千冬と束?エッ⁉てことは僕の転生先って織斑なの⁉)」

 

そう考えているうちに真霧は千冬に抱き抱えられもう一人は束に抱き抱えられ、揺られていた。

 

「かわいいな~」

 

「(あ、もうダメ…おやすみ~)」

 

揺られ出して直ぐに真霧は意識を手放した。

 

 

 

□■□■□■□■□■

 

 

 

六年後

 

 

 

やぁ、矢矧…いや、織斑真霧だよ。

 

ん?何で六年後かって?それはさ…赤ん坊から記憶があるのはアレなんだよ…まぁ、そんなんわ置いといて転生してから驚いたのはさ、転生したのが織斑家で大天災の束が姉となって一夏が双子の妹になっていたことだよ。今僕はというと…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「かわいいぞ~真霧~」

 

「かわいいよ!きーくん!」

 

「お兄ちゃ~ん」

 

はい!ブラコン達に抱きつかれてます!

 

えっ?何でかって?それはさ、僕が男の子というより男の‘’娘”みたいな外見だからみたいだよ。それを僕は本当の目的を伝えて元に戻そうとブラコン達に向かって話した。今日の本当の目的は千冬姉さん達が通っている道場に紹介したいからと言うことから向かうという事だった。

 

「姉さん?はやく篠ノ之道場に行こうよ」

 

「あ、ああ。それじゃあ行くとするか!」

 

「そうだね、ちーくん!いっちゃん!」

 

名前を呼ばれた真霧と一夏は大きくうなずいて返事をした。

 

「うん!」

 

そう言うと真霧とブラコン三人組は篠ノ之道場に向かった。

 

 

 

□■□■□■□■□

 

篠ノ之神社に着くと四人は道場の中に入った。すると中にいた師範らしい人物がやって来た。

 

「やぁ君達が千冬ちゃん達が言っていた真霧くんと一夏ちゃんだね。私は篠ノ之柳韻(しののの りゅういん)、ここの住職兼篠ノ流師範だよ」

 

「こんにちは、僕は織斑真霧だよ」

 

「こんにちは!私は織斑一夏だよ!」

 

「…真霧くん。私と勝負をしてくれないかい?」

 

「なっ!柳韻さん!「いいですよ」真霧!」

 

「面白そうですし、ね」

 

自己紹介を済ました真霧達は柳韻に勝負を挑まれ、それを受けたのだった。



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第二話 勝負だと?…おもしろい‼やってやんよ!

あれから数分後、篠ノ之道場内では向き合う二人がいた。

 

「真霧くん?武器はどうするんだい?」

 

「素手で良いですよ。僕のは武道の流派ですから」

 

そう真霧が言うと二人はお互いの構えをとった。するとそこで千冬が入り、高らかに試合開始を宣言した。

 

「ただいまより!柳韻師範代対織斑真霧の対決を始める‼」

 

「あんな小さな子と師範が戦うのか?」

 

「勝てるのかな」

 

それを横で門下生達が口々に言っていたがそれを無視し、試合を始めさせた。

 

「試合開始‼」

 

試合が開始されて始めに仕掛けたのは柳韻だった。

 

「はぁぁあ‼」

 

そして思い切り真霧の頭部に向かって竹刀を振り落とした。しかし、誰もが当たったと思った瞬間に真霧の姿が歪み、そこから消えていた。

 

「⁉」

 

そしてすぐに柳韻は上を向き、竹刀で真霧の攻撃を防いだ。そして攻撃を防がれた真霧はバックステップで後ろに回避した。

 

「真霧くん。今のは一体なんなんだい?」

 

「あれはただ上に飛び上がって攻撃したんです」

 

「成る程ね」

 

「どりゃあぁぁあ‼」

 

それから真霧は掌を前面に突き出し、大きく円を描くように動かしながら梵字を出現させ、そこから気で使用者の小型の分身を多数作り出し、走り出して攻撃を仕掛けた。

 

「グッ!うわぁ‼」

 

そして柳韻は真霧の攻撃を防ぎ切れずに後ろに吹き飛ばされたところで敗けを認めた。

 

「いやはや、降参だよ。真霧くん」

 

「勝者!織斑真霧‼」

 

そう叫ばれると再び柳韻がやって来て君の戦いかたは何かを聞いて来た。

 

「真霧くん?君は何かの流派を習っているのかい?」

 

「うん。この流派は“東方不敗”だよ」

 

流派名を聞いた柳韻はもう一度聞き返していた。

 

「流派東方不敗?聞いたことの無い流派だね」

 

「この流派は僕のオリジナル流派だから知らないんだと思うよ?」

 

「⁉」

 

それを聞いた柳韻は一瞬驚いたがすぐに冷静になって頼み事をして来た。

 

「真霧くん。その東方不敗の奥義ってあるのかい?」

 

「あるけど…」

 

「その奥義を見せてくれないかな」

 

そう言われた真霧はあっさりとその頼み事を了承した。

 

「う~ん。別に良いですよ」

 

「本当かい!」

 

それを聞いてすぐに柳韻は目を輝かせてきた。

 

「すまん。強い技が見れるとなって嬉しくてね」

 

「は、はぁ。で、何処に撃てば良いんですか?」

 

そう聞かれた柳韻は的を指定した。

 

「あ、ああ。なら…あの的にしてくれ」

 

そう言って柳韻は道場の外に設置された的を指差した。それから真霧はその的の近くまで移動した。

 

「んじゃあ、撃ちますね。離れてて下さいよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

□■□■□■□■

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「俺のこの手が真っ赤に燃えるゥ!」

 

「勝利を掴めとォ!」

 

「轟き叫ぶゥ!」

 

「必殺‼」

 

 

「ゴットォォォォ、フィンガァァァァ!!」

 

それから直ぐに赤くなった手をそのままに流派東方不敗最終奥義を繰り出した。

 

「流派東方不敗最終奥義ィィィ!!!石破!天驚拳!!」

 

真霧がそう叫ぶと赤く光っていた手からビームが放たれ、的に当たると的は爆発四散したのだった。そして、それを見ていた柳韻達はというと驚きのあまり何も言葉が沸いてこなかったらしい。



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第三話 霧の艦隊

作者「ティエリアのあのセリフ良いよね」
神「どれなの?」
作者「『俺は!僕は…私は!…』だね」
神「うん、確かにいいね」
作者「それとグラハム・エイカーのセリフも良いよね~それわさ」
作者・神「「『今日の私は阿修羅すら凌駕するそんざいだ!』」」
神「で、始めないのか?」
作者「ん?ああ、忘れてた」
作者・神・ティエリア「始まるよ!(わよ!)」
作者「⁉ティエリア⁉」
ティエリア「始まるぞ」
作者「ちょ!」


やぁ、皆さんお久しぶりだね。織斑真霧だ。

時の流れも早くてもう7歳なんだよねぇ~。ん?あの後どうなったかって?特にどうともしてないよ?あっ、ただ柳韻さんが僕に会うたびに「勝負してくれないか真霧くん!」って言ってくるようになったくらいかな~(もちろん全勝)

さて、問題です。今僕が居るのは三つの内何処でしょうか!

 

1、船の上

2、家

3、束姉さんの研究室

 

答えはというと…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「う~ん。海風が気持ちいいね~」

 

はい!答えは1の船の上でした!あれだね、今立ってるのって特典で貰った自分の体に当てはまる霧の超戦艦空母イザヨイの甲板上だから変な感じがするよ。

それから数分後、真霧に通信がきた。

 

 

 

□■□■□■□■□■

 

 

 

真霧がそれを受けると霧の精神空間に転移した。そこには超戦艦ヤマト、ムサシ、大戦艦コンゴウをはじめとした霧の重巡洋艦級からの艦が来ていた。

 

「やぁ、始めまして。私の名前は超戦艦空母イザヨイだよ」

 

真霧がそう言うと霧達が口を揃えて挨拶をしてきた。

 

「「「「「「はい、よろしくお願いします。総旗艦」」」」」」

 

それを聞いてから真霧は霧達が全員椅子に座ったのを確認して今後の事を話し出した。

 

「それじゃあ霧の艦隊の今後の事を話しましょうな」

 

「我々、霧の艦隊の初行動は二ヶ月後、アメリカのハワイ真珠湾基地を叩く事から始めるわ」

 

「それからアメリカ本土、オーストラリア、レイテ島、中東と攻めていき、日本を各国の最終防衛戦にして世界の残存艦隊が集まった所を霧の全艦隊で叩き潰すんだ」

 

「何か質問は?」

 

真霧がそう聞くと大戦艦ナガトが質問をしてきた。

 

「総旗艦、何故そのような戦い方を?」

 

「人類の最後の希望が詰まった艦隊を叩きのめす…最高さ。だが、陸の奥に入っている人間は見逃すんだよ?あくまでも海に入ってきた人類を潰すんだからね」

 

真霧がその質問を返してから再度質問があるかを聞いたが質問はなかった。それから真霧はイ400とイ402を呼び出して戦い後の指示を出した。

 

「後イ400とイ402は最終決戦後に日本で霧の艦隊の隠れ巣となる企業を作っておいてくれ。資金ならいくらでも出せる」

 

「「了解」」

 

二人の返事を聞くと真霧は他の霧の艦達を見てから艦隊の編成を伝えた。

 

「なら、真珠湾攻撃はショウカクとズイカクの第五航空艦隊に任せます」

 

「了解です」

 

「了解!」

 

「え~それからコンゴウは…」

 

所属と編成を全て霧の艦隊達に伝え終わった後、真霧は転移装置で自分の家に帰ったのだった。



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第四話 さぁ、最高の戦いの時間の幕開けだ!

やぁ、霧の艦隊総旗艦のイザヨイこと織斑真霧だ。あの会議から早くも三ヶ月がたった。今僕はイザヨイの甲板上にいる。人類の残存艦隊を叩きのめす為の海戦に挑む前の演説の為だ、その為に甲板には所狭しと霧の全艦のメンタルモデルが来ていた。そこで真霧は甲板にある朝礼台に登ると口を開いた。

 

「諸君、私は戦争が好きだ」

 

これを聞いた駆逐艦クラスのメンタルモデルが驚いたように見えたが私はそのまま続ける。

 

「諸君、私は戦争が好きだ。諸君!私は戦争が大好きだ!」

 

「この海上で行われるありとあらゆる戦争行動が大好きだ。

 

戦列を並べた艦隊の一斉発射が轟音と共に敵艦隊を吹き飛ばすのが好きだ。

空中高くと放り上げられた敵兵が効力射で断末魔と共にばらばらになった時など心がおどる!

悲鳴を上げて 燃えさかる軍艦から海に飛び込んできた敵兵達を侵食魚雷で倒した時など胸がすくような気持ちだった。

 

陣形をそろえた駆逐艦の艦隊が敵の艦隊を蹂躙するのが好きだ。

数隻の艦が 既に沈んみかけている艦を何度も何度も砲撃している様など感動すら覚える。

泣き叫ぶ敵兵達が 私の降り下ろした手の平とともに金切り声を上げるパルサーガンに ばたばたと薙ぎ倒されるのも最高だ。

 

倒すはずの人類に追いまわされ、傷を与えられるのは屈辱の極みだ!」

 

そこまで言ってから真霧は次に霧達に解いた。

 

「諸君、私は戦争を地獄の様な戦争を望んでいる。

諸君、私に付き従う霧の艦隊戦友諸君。

君達は一体何を望んでいる?

 

更なる戦争を望むか?

情け容赦のない戦争を望むか?

鉄風雷火の限りを尽くし三千世界の鴉を殺す嵐の様な闘争を望むか? 」

 

真霧がそう言うと霧の駆逐艦クラスと軽巡洋艦クラスは手を上げて叫んだ。

 

「「「「「「クリーク!クリーク!クリーク!」」」」」」

 

それを見た真霧は少しだけ間を置いて話し出した。

 

「よろしい、ならばクリークだ。しかし、我々にただの戦争ではもはや足りない!! 」

 

「大戦争を!!

一心不乱の大戦争を!! 」

 

「我らは艦で人類の半数にも満たない数だ…

だが!諸君は一騎当千の強者だと私は信仰している!

 

我々を海から追いやろうと眠りこけている連中を叩き起こそう。

髪の毛をつかんで引きずり降ろし眼を開けさせ思いしらせてやろう。

 

天と地のはざまには奴らの哲学では思いもよらない事があることを思い出させてやる」

 

そう言うと真霧は高らかに宣言した。

 

「総旗艦より霧の全艦隊へ、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大海戦だ。行こうか、諸君」

 

 

そう言うとメンタルモデル達は甲板から消え、霧の艦隊は人類の最終艦隊に挑んで行った。そして、その海戦は霧の圧倒的な力により人類側の敗北で終わった。



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第五話 会社造っとけとは言ったけどさ…えぇ…

あの海戦で人類側が敗北してから二ヶ月後、霧を勝利させた総旗艦、真霧はというと…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何でこんな会社にしたのかなぁ…」

 

ある会社の前でガックリと肩を落としながら呟いていた。この会社は真霧が以前の霧の艦隊会議の際に霧の艦隊の隠れ蓑としてイ400とイ402に任せていた会社だ。社名は『アルペジオ』といい、スプーンから兵器までをモットーに幅広くしていおり、IS産業にも介入して世界一位のシェア率を持っている企業だ。

 

それを見て何で落ち込んでるかって?そりゃさ、霧に占領されてからたった二ヶ月で海を渡れるようになっているってんで世間から“人類の裏切り者“だとか“霧に魂を売った者達”とか言われてる企業の社長なんだs…てか霧の艦隊率いてたの私じゃん。なら別に気にする必要ないか!

 

真霧はそう考えつけるとアルペジオ社の中に入っていった。

 

□■□■□■□■□■□

 

はぁー、疲れた!

 

会社に行ってから何故か!ヒュウガの実験に付き合わされるわ、マヤに射撃訓練付き合わされるわ災難続きだったんだよ。ん?あの子は…

 

真霧は疲れながらも徒歩で帰る途中に公園のブランコで泣いている青い髪の少女を見つけて話しかけた。

 

~~~~~~~

 

「どうしたの?」

 

そう聞くと少女は涙を目に残しながらも冷静になりこちらを向いて話し出してきた。

 

「お姉ちゃんが…私に、無能者で…ぐすん…いろって」ポロポロ

 

それを聞いた真霧はその少女をかわいそうに思い、自分の胸に引き寄せ、慰めるように言葉をかけた。

 

「⁉」

 

「大丈夫だ、君は無能者ではないさ」

 

「だから泣けばいいさ、泣きたいだけ」

 

「う、うわぁぁああん!!」

 

真霧がそう言うと少女はまた泣き出してしまった。

しばらくして少女が泣き止むと真霧はヤマトに押し付けられた自分の名刺を渡した。

 

「…これは?」

 

「これは僕の名刺だよ。力が欲しいならここにおいで、それから僕でいいなら相談に乗るからね」

 

「うん!ありがとう!お姉ちゃん‼」

 

最後の“お姉ちゃん”発言を聞いて真霧は動揺しつつもそれが何故かを聞き返した。

 

「お、お姉ちゃん?な、なんでなんだい?僕は男だよ?」

 

「私の姉よりお姉ちゃんみたいだから‼」

 

「だから私のお姉ちゃんになってよね!真霧お姉ちゃん!」

 

そう言うと少女は公園の出口に向かって走りだし、門の所で振り返えると少女は手を振りながら大声を出して叫んできた。

 

「私の名前は更識簪だからね!お姉ちゃん!」

 

名乗ると少女はまた方向を変えて帰って行った。

えぇ~!簪⁉マジで?…考えても仕方ないよね。

 

簪と聞いて動揺した真霧だったが直ぐ我に帰り家に向かって歩き出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー簪sideー

 

私が落ち込んでるところに話しかけてくれた真霧お姉ちゃん。男の娘みたいだったけど私のあの姉より優しそうだから嬉しいな…ボフン!あ、お姉ちゃんのこと考えたら顔が…。今度はいつお姉ちゃんに会いに行こうかな~

 

そう思いながらも簪は家に向かって帰って行った。

 

ー簪sideoutー



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第六話 簪が霧の仲間入りだぜ!!ヒャッハー!!!!

翌日、休日だったために社長室で暇をもて余していた真霧に内線が入った。

 

「どうした?」

 

『総…社長、フロントに社長に会いに来たという青髪の少女が来ていますが?』

 

簪だなぁ~、来てもらうか。

 

「ああ、その子は私の知り合いだ。通してくれ」

 

『わかりました』

 

そして、そう言うと真霧は内線を切った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

□■□■□■□■□■□■□

 

 

 

 

それから数分後、社長室の扉が開いたと思うと急に簪が飛び込んできた。

 

「真霧お姉ちゃぁぁ~ん‼」

 

真霧はそれを見事にキャッチするとソファーに座らせ、何をしに来たのかを聞いた。

 

「簪?なんかあったのか?それとお前とは同い年だ」

 

「昨日、真霧が言ってた力が欲しくて来ちゃった」

 

すると簪の要件を聞いた真霧はポケットから一つのユニオンコアを出して見せた。

 

「…これは?」

 

「簪は霧の艦隊は知ってるかい?」

 

「…うん。海を占領した謎の艦隊でしょ?」

 

その簪の答えをうんうんと聞いてから真霧はこのコアの名前を教えた。

 

「これは霧の艦の核、心臓だよ。霧のトップの妹の、ね」

 

「⁉」

 

それを聞いて簪は驚きで声が出ないでいた。それを見ながら真霧は自分の胸から自分のユニオンコアを取って簪に見せた。真霧の胸から引き抜かれるのを見て簪は驚きながらも聞いてきた。

 

「これと似てるでしょ」

 

「⁉」

 

「ま、真霧、お姉ちゃ、ん?何でお姉ちゃんから霧の心臓が、出てくるの?」

 

「だって私も霧の艦だし、そのコアの姉で霧の艦隊トップなのよねぇ~」

 

真霧は驚いている簪にどうするかを聞いた。

 

「で、簪?どうする?」

 

「わ、私は…私は、霧に入る。ここに来るまでに見た霧は優しそうな人ばっかりだったしお姉ちゃんと同じになれるから」

 

「人間じゃなくなって人類の敵になるけどいいいの?」

 

「…うん、いいよ」

 

それを聞いた真霧は再び簪にコアの融合の仕方を話した。

 

「簪、なら融合させるからこのコアを胸に当てて心を落ち着かせて」

 

「うん」

 

そう言い簪が心を落ち着かせてコアを胸に当てていると簪の体が光だし、コアが簪に沈みこんで行った。

 

「これは…」

 

「おめでとう、これで簪は霧の仲間入りで私の姉妹艦の『カンナヅキ』だよ」

 

「それから簪、君にはこのアルペジオ社の副社長と霧の艦隊副旗艦を任せるよ?」

 

簪はそう言うと嬉しそうに返事をした。それを聞いてから真霧は簪としばらく会話をして、霧の皆に会わせてから家に帰らせた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー簪sideー

 

ふふふん♪ついにお姉ちゃんと姉妹に、ふふふ。これで真霧お姉ちゃんと…いけないいけない、けど人類の敵になるのか…まぁ、真霧お姉ちゃんと霧の皆がいるからいいかなぁ~。あの姉は私を認めなかったから別にいいしな~

そう思いながらと簪は家に帰って行った。

 

ー簪sideoutー



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第七話 簪と真霧のツートップ

簪が霧に入ってから数ヵ月後、真霧はアルペジオ社地下の格納庫には軍艦のような武器をつけた二機のISが鎮座していた。この二機は姉妹機体で真霧と簪の専用機だ。そして今は簪を連れて地下のISの前に来ていた。

 

「簪、これは僕からのプレゼントだ」

 

「…いいの?本当にこんなの貰っても」

 

「ああ、かまわないさ」

 

真霧は簪の問いに素直に答えた。そして真霧は簪にこの機体の事を軽く説明した。

 

「この機体名は神無月さ」

 

「神無月…」

 

「そう、簪の艦と同じ名前さ。まぁぶっちゃけ私達の艦を元に開発した機体。私の機体は十六夜でこの二機は姉妹機なんだよ」

 

真霧はそれですら驚いている簪に一つ説明をくわえた。

 

「そ・れ・と!なんとこの機体には私達のユニオンコアを接続可能なんだ。だから私達の船体とほぼ同等の力が出せるよ♪」

 

それを聞いた簪は目を輝かせて嬉しそうにしていた。

 

「すごい!すごいよ真霧お姉ちゃん‼」

 

すると開発室の奥の方から声がした。

 

「ならフイッティングとパーソラナイズしたらどうなの?イザヨイ姉様、カンナヅキ副総旗艦?」

 

そこに現れたのは開発室主任のヒュウガだった。

 

「ん?ヒュウガか?」

 

「そうですよ‼イザヨイ姉様ァァ!!!!」

 

真霧がそう反応するとヒュウガが真霧向かって飛び込んできた。

 

「うぐっ!」

 

しかし真霧はそれを直ぐに叩き落として指示をした。

 

「ならヒュウガ、簪のフイッティングとパーソラナイズをお願い」

 

「い、イエッサァー」

 

するとヒュウガは簪を読んでフイッティングとパーソラナイズを始めた。

 

□■□■□■□■□■□■□

 

あれから30分程度でフイッティングとパーソラナイズは完了した。それから二人はアルペジオ社地下にあるアリーナに来ていた。

 

「さて、もういいのか?簪」

 

「うん、ヒュウガ!もう初めて!」

 

ーピィ~!!ー

 

簪がそう言って直ぐにヒュウガが試合開始のベルを鳴らした。するとそれと同時に簪と真霧はお互いに距離を取ってから攻撃を始めた。

 

「「第一!第二航空隊全機発艦‼」」

 

それとほぼ同時に機体の横についている甲板から全機隊飛び立っていき神無月の航空隊と衝突した。そしてそれを好機と見た真霧はがら空きになっていた簪に主砲を撃ち込んだ。

 

「よし!第一から第四主砲!全砲斉射‼」

 

「キャッ!」

 

真霧の声に気がついて防御しようとした簪だったがクラインフィールドの発生が追い付かずに被弾してしまった。

 

「やるね、真霧お姉ちゃん。だけど私も!」

 

そう言うと簪と真霧は最後の切り札を両方が同時に使った。

 

「「超重力砲作動‼」」

 

「「撃てェェェ!」」

 

「え、うそ」

 

「なっ!」

 

そう言うと二人の超重力砲はぶつかり合って爆発し、どちらも壁に叩きつけられた所で勝負のベルが鳴った。しかしその結果は引き分けだった。

 

「引き分けかぁ~」

 

「そうだね(…でもこれでお姉ちゃんと一緒…)」

 

ビクッ!

 

なんだろ、今思いっきり寒気がしたような…気のせいだよ、な?

 

それから二人はISを待機状態に戻した。すると二人のISは同じ形で色が違うチョーカーになった。簪は水色で真霧は白だ。

 

「ん、これが待機状態か」

 

「あ、真霧お姉ちゃんと同じだ~!嬉しい‼」

 

そしてそんな感じでほのぼのとした雰囲気が流れて行った。



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第八話 記者会見と露見と

中学校を卒業してから数日後、真霧は唐突に秘書兼警備部主任のたしぎ大佐に話しかけた。

 

「なぁ、たしぎ」

 

「?どうしたの?」

 

「記者会見の用意を頼めるか?」

 

真霧がそう言うとたしぎは何の記者会見をするのかを聞いてきた。

 

「?何の記者会見をするの?」

 

「んにゃ、俺がISを使える事でも教えようかと」

 

「⁉大丈夫なの?そんな事して」

 

「大丈夫だ、問題ない」キラン

 

「問題点しかない…」

 

するとたしぎはため息をつきながらも記者会見の設定を聞いた。

 

「ハァー、…で、緊急なのよね?」

 

「うん、わかってるね~じゃあよろしく!」

 

「楽観的ねぇ~まぁやっとくわ」

 

「よろしくね~♪」

 

そう言うとたしぎは社長室から出ていった。

 

□■□■□■□■□■□■□■□

 

あれから数時間後、アルペジオ社第一フロアの一角に記者団がずらっと存在している記者会見会場が出来上がっていた。

 

「「「⁉」」」

 

そしてそこに十六夜姿の真霧が現れる。(しかし、これは本人ではない。真霧が用意したダミーである。以下ダミー)そして、記者団は驚きで声が出ていなかった。皆が若すぎると思ったためだ。それを無視しダミーは自己紹介をした。

 

「皆さん、はじめまして。私は社長の十六夜咲邪です。」

 

そう答えると、記者の一人が質問を求めてきた。

 

「質問よろしいですか」

 

「どうぞ」

 

そして、それに応じると記者は立ち上がって喋りだした。

 

「十六夜社長、今回なぜ急に緊急記者会見を開いたのですか?」

 

そう聞かれたダミーはマイクを持ち質問に答えた。

 

「今回皆さんに集まってもらったのは我が社に所属する男性から適性が出たのでその為です」

 

そしてダミーのIS適性という言葉にまた一人記者が質問をした。

 

「十六夜社長、その適性とはISの事でしょうか?」

 

「はい、そうです」

 

ダミーがそう正直に答えると来ていたき記者団が一斉に写真のシャッターを切った。それから直ぐに記者の一人が質問をしてくる。

 

「それは一体誰なのですか?」

 

「それはブリュンヒルデ、織斑千冬の弟の織斑真霧君です。真霧君。こちらに」

 

そう言うと真霧が登場し、シャッターの音が止まらずに鳴り響いた。

それから記者の一人が質問した。

 

「十六夜社長、真霧君は本当に起動できるのですか?できるのでしたら今ここでしていただけませんでしょうか」

 

「ええ、別に構いません。では…」

 

そう言いダミーは真霧に展開するように伝える。そして、真霧は首の三つの紐がついたチョーカーの中の二番目の紐をほどいた。すると真霧は光に包まれ一機の白いISが出てきた。そして真霧は記者団に向かって問いかけた。

 

「これでどうでしょうか?」

 

すると驚きで別世界へとLe,t Goしていた記者達が真霧の一声で現実に戻るとカメラのシャッターを連写した。

 

「それではこれで記者会見を終わりたいと思います」

 

そうダミーが言った矢先に記者の一人が質問をしてきた。

 

「真霧君!最後に一言お願いします!」

 

「そうですね…なら、“敵は叩く”で良いでしょう」

 

真霧がそう言うと記者はどういう意味かわからずに頭をかしげた。

それから真霧はダミーと共にそそくさと記者会見会場を後にした。



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設定(仮)壱式

超航空戦艦 イザヨイ

 

艦級:イザヨイ級航空戦艦(ネームシップ)

全長:280,09m

最大幅:81,6m

喫水:17,8m

排水量:64,000t

メンタルモデル:G-Iシングルコア 1基

機関:重力子エンジンS型 244基・R型 14基

最高速力:170kt以上(水上)/170kt以上(水中)

テスト深度:1000m

 

センサー

 

ソナー(音響/重力子 アクティブ/パッシブ)

フェーズドアレイシステム

複合センサー

外部カメラ

 

装甲:強制波動装甲

 

武装

 

46口径51cm2連装複合アクティブターレット砲4基8門

超重力ユニット18基

魚雷管38基(水面下)

40口径12.7cm2連装荷電粒子砲25基50門

50口径14cm単装荷電粒子砲8基

25mm3連装パルサーガン16基

25mmパルサーガン19基

垂直発射装置27基

対空高出力レーザーシステム

高電圧発生器

パッシブデコイシステム

零式艦上戦闘機22型:27機

零式艦上戦闘機62型:16機

彗星三三戊型/D4Y3-S:11機

艦上攻撃機流星改:14機

 

 

 

解説

 

霧の大艦隊総旗艦で第一艦隊旗艦。主人公の艦

大和型をベースに長門型とかを足して両舷に航空甲板を付けた感じ。

 

 

超航空戦艦 カンナヅキ

 

艦級:イザヨイ級航空戦艦(二番艦)

全長:280,09m

最大幅:81,6m

喫水:17,8m

排水量:64,000t

メンタルモデル:G-Iシングルコア 1基

機関:重力子エンジンS型 244基・R型 14基

最高速力:170kt以上(水上)/170kt以上(水中)

テスト深度:1000m 

 

センサー 

 

ソナー(音響/重力子 アクティブ/パッシブ)

フェーズドアレイシステム

複合センサー

外部カメラ 

 

装甲:強制波動装甲 

 

武装

 

46口径51cm2連装複合アクティブターレット砲4基8門

超重力ユニット18基

魚雷管38基(水面下)

40口径12.7cm2連装荷電粒子砲25基50門

50口径14cm単装荷電粒子砲8基

25mm3連装パルサーガン16基

25mmパルサーガン19基

垂直発射装置27基

対空高出力レーザーシステム

高電圧発生器

パッシブデコイシステム

零式艦上戦闘機22型:27機

零式艦上戦闘機62型:16機

彗星三三戊型/D4Y3-S:11機

艦上攻撃機流星改:14機

 

 

 

解説

 

 

霧の大艦隊副総旗艦で第二艦隊旗艦。更識簪の艦。

艦は全くもってイザヨイと同じ。楯無に「無能のままでいなさい!」と言われ、落ち込んでいたところを主人公がイザヨイ級二番艦を作り出し、簪にユニオンコアを融合させた。

 

 

超航空戦艦 イヨ

 

艦級:イヨ級航空戦艦(ネームシップ)

全長:273,02m

全幅:79,6m

喫水:16,8m

排水量:64,000t

メンタルモデル:G-Iシングルコア 1基

機関:重力子エンジンS型 244基・R型14基

最高速力:170kt以上(水上)/170kt以上(水中)

テスト深度:1000m

 

センサー

 

ソナー(音響/重力子 アクティブ/パッシブ)

フェーズドアレイシステム

複合センサー

外部カメラ

 

装甲:強制波動装甲

 

武装

 

45.6cm46cm2連装複合アクティブターレット砲基4

超重力ユニット18基

53.3cm魚雷管30基

15.2cmレーザーカノン8基

12.5cm2連装荷電粒子砲6基

25㎜3連装パルサーガン18基

25㎜2連装パルサーガン8基

25㎜パルサーガン30基

垂直発射装置27基

対空高出力レーザーシステム

高電圧発生器

パッシブデコイシステム

零式艦上戦闘機22型:27機

零式艦上戦闘機62型:16機

彗星三三戊型/D4Y3-S:11機

艦上攻撃機流星改:14機

 

解説

 

霧の大艦隊第三艦隊旗艦。岸野多鴫のが真霧にコアを与えられて誕生した。外観は主人公と似ている。

 

 

ー艦載機ー

 

 

 

零式艦上戦闘機22型

 

全幅:12.00m

全長:9.060m

全高:3.570m

エンジン:重力子エンジン0型

 

武装:

7.7mm機銃×2

20mm機関砲×2

 

 

零式艦上戦闘機62型 A6M7 

 

 

全幅:11m

全長:9.121m

全高:3.57m

エンジン:重力子エンジン1,4型

 

武装:

20mm機銃2挺

13mm機銃3挺

胴体下に250kg爆弾または500kg爆弾1発

主翼下に60kg爆弾2発または30kg三号爆弾4発

 

 

 彗星三三戊型/D4Y3-S 

 

全幅11.50m

全長10.22m

全高3.74m

エンジン:重力子エンジン3,67型

 

武装:

7.7mm機銃×2 

7.9mm旋回銃

500kg爆弾×1または翼下250kg爆弾×2

 

 

 艦上戦闘機流星改

 

全長:11.49m

全幅:14.40m

全高:4.07m

エンジン:重力子エンジン7型

 

武装:

20㎜機銃×2

魚雷800kg×1      

800kg爆弾×1または250kg爆弾×2または60kg爆弾×6

 

 

 

キャラクター

 

 

織斑真霧(おりむら まきり)

 

(イザヨイ)

 

年齢:16歳

性別:男、もしくは男の娘

身長:170

容姿:グラブルのオーキスを男の娘にした感じ。

 

 

 

 

 

メンタルモデル版↓

 

偽名:十六夜咲邪(いざよい さくや)

 

 

性別:女

身長:160cm

スリーサイズ:言ったら許さん‼by真霧

メンタルモデル:アズールレーンのエンタープライズそのまま

服装:龍鳳改の和服。アズールレーンエンタープライズの服装

 

 

 

解説

 

織斑家の長男。神様に間違えられて殺され、特典をもらい転生した主人公。主人公は神様に「その世界は壊しても別に構わない」的な事を言われ、楽しむたに行動する。

霧の艦隊総旗艦。アルペジオ社社長

 

 

 

 

 

更識簪(さらしき かんざし)

 

(カンナヅキ)

 

服装:アズールレーンの加賀の服装を着ている。

 

解説

 

姉の楯無を心底嫌っており、仲間に引きいれてくれた主人公が好きで、主人公の為ならと割り切れる性格。主人公の恋人。

霧の艦隊副総旗艦。アルペジオ社副社長

 

 

岸野多鴫(きしの たしぎ)

 

(イヨ)

 

階級:大佐

容姿:ワンピースのに出てきた『たしぎ』と同じ

 

解説

 

簪と一緒で真霧とは恋人関係。人類に絶望し、霧の一員となった。今はアルペジオ社の社長秘書とアルペジオ社の警備部主任をしている。

アルペジオ社に入ったことで超戦艦級のユニオンコアを持っており不老不死。主に主人公の艦に乗っている。主人公の準同型艦で名前は[イヨ型超航空戦艦一番艦 イヨ]

 

 

 

 

アルペジオ社

 

主人公が作らせた霧の艦隊の隠れ家としての会社でスプーンから兵器までをモットーにしてIS産業も営んでおり、量産型ISのシェアが世界第一位の大企業。主人公が設立をイ400とイ402に丸投げしていたためにここまでバカでかくなった。

社員には霧と少数の人類ににみかぎりをつけた者達で構成されており、人類側の社員には階級というものが存在している。この社員以外は入社は出来ない。

 

 

 

 

社長:織斑真霧〈おりむら まきり〉(イザヨイ)

副社長:更識簪〈さらしき たてなし〉(カンナヅキ)

事務:天羽琴乃〈あまは ことの〉(ヤマト)

事務:天羽夜弥〈あまは よみ〉(ムサシ)

開発室

主任:日向光〈ひゅうが ひかり〉(ひゅうが)

副主任:瑞鶴彩愛(ずいかく あやめ)(ズイカク)

警備部

秘書兼警備部長:岸野多鴫〈きしの たしぎ〉(大佐)(イヨ)

 

 

 



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設定(仮)弐式

ー真霧の所有機体ー

 

十六夜

 

第四世代

 

装甲:超重力装甲

 

武装

45口径46cm2連装複合アクティブターレット砲4基8門

超重力ユニット5基

40口径12.7cm2連装荷電粒子砲10基20門

50口径14cm単装荷電粒子砲

25mm3連装パルサーガン4基

25mmパルサーガン7基

垂直発射装置15基

対空高出力レーザーシステム

高電圧発生器

パッシブデコイシステム

零式艦上戦闘機22型:27機

零式艦上戦闘機62型:16機

彗星三三戊型/D4Y3-S:11機

艦上攻撃機流星改:14機

 

単一能力

第一:超重力砲

 

第二:全砲門解放

 

解説

 

真霧の機体。機体には真霧製のコアを補助として使い、自分のユニオンコアを主動力として使う。ぶっちゃけ『イザヨイ』を艦娘の艤装みたいにした感じ。

単一能力が二つある事が特徴。

イメージは長門改二の艤装。

 

 

ヴィンセイバーガンダム

 

第四世代

 

型式番号:LV-ZGMF-X23S

装甲材質:PVS装甲

 

武装

MMI-GAU25A 20mmCIWS×2

MA-BAR70 高エネルギービームライフル

MA-M941 ヴァジュラビームサーベル×2

M106 アムフォルタスプラズマ収束ビーム砲×2

MA-7B スーパーフォルティスビーム砲×2

MMI-GAU2 ピクウス 76mm機関砲

MMI-RD11 空力防盾

 

解説

 

真霧が独自に造り上げたISコアを使って真霧が造り上げた機体。

機体色は白で統一されている。

 

 

ガンダム試作0号機

 

第四世代

 

60mmバルカン砲×2

大型ビーム・ライフル

MA-BAR70 高エネルギービームライフル

ビーム・サーベル×2

 

解説

 

真霧製のコアを使って真霧が造り上げた機体。

機体色は白で統一されている。

 

 

デンドロビウム

 

第四世代

 

装甲:VPS装甲

 

武装

メガ・ビーム砲×1

大型ビーム・サーベル×2

Iフィールド・ジェネレーター

フレア・ディスペンサー

ビーム・ライフル×1

フォールディング・バズーカ×2

爆導索

大型集束ミサイル

マイクロ・ミサイル

ファンネル×12

 

解説

 

ガンダム0083に出てきたデンドロビウムをIS用に小さくした感じ、しかしそれでも打鉄の1.5倍の大きさがある。そしてファンネルが入っており、ガンダム試作0号機が入る。

 

 

 

 

 

ー簪の機体ー

 

神無月

 

第四世代機

 

装甲:超重力装甲

 

武装

45口径46cm2連装複合アクティブターレット砲4基8門

超重力ユニット5基

40口径12.7cm2連装荷電粒子砲10基20門

50口径14cm単装荷電粒子砲

25mm3連装パルサーガン4基

25mmパルサーガン7基

垂直発射装置15基

対空高出力レーザーシステム

高電圧発生器

パッシブデコイシステム

零式艦上戦闘機22型:27機

零式艦上戦闘機62型:16機

彗星三三戊型/D4Y3-S:11機

艦上攻撃機流星改:14機

 

単一能力

第一:超重力砲

 

第二:全砲門解放

 

解説

 

簪の機体。機体には真霧製のコアを補助として使い、自分のユニオンコアを主動力として使う。ぶっちゃけ『カンナヅキ』を艦娘の艤装みたいにした感じ。

十六夜同様に単一能力が二つある事が特徴。

機体イメージは長門改二の艤装。

 

 

打鉄弐式

 

第四世代

 

武装

連射型荷電粒子ビーム砲《春雷》 2門

対複合装甲用超振動薙刀《夢現》

独立稼動型誘導ミサイル《山嵐》 6機×8門

 

単一能力:マルチ・ロックオン・システム

 

解説

原作と同じく簪の専用機、今回はアルペジオ社で真霧製のコアを使っていて制作に遅れは無かった。真霧とヒュウガの魔改造で世代が第四世代になっている。

 

 

アルペジオ社製量産機

 

凉川(すずかわ)

 

武装

 

重斬刀《葵》

レーザーライフル《椿》

 

解説

 

アルペジオ社製第二世代量産機でシェア率世界一を誇り、後期第三世代機に届く程の機体。

 



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