人鬼のむこうがわ (ぐらんぶるねくすと)
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1話
「御無礼、ツモです。4000、8000。トビましたね?」
狭いマンションの一室に大きな声ではないが、やけに男の声が響いた。その男は身長が高いようだ。椅子に座りながらも、体格の良さが見える。服装は全身黒一色で、髪も黒いためまるで闇のようにすら感じられた。
部屋の中央には麻雀卓が置いてあり、その卓には四人の男が座っていた。少し離れたキッチンにはその部屋の主人が落ち着かない様子で立っている。
男が発した言葉に、反対側に座っていた男が喚めき始めた。
「あああんた、前順に上家が切った一萬は当たってないじゃないか!何で見逃した!当たっていれば私は!」
片手に持った煙草を振り回し責め立てるが、その男は静かに言う。
「ツモれる流れでしたので」
ただ静かに、当たり前のように言った。男は紫煙を漂わせながら、淡々と。
「まま、待ってくれ!この金が無くなると俺は首を吊らないといけなくなる!せめて、金を貸してくれ!もう一戦だ!」
脂汗が滲む顔を歪ませながら言うが、その男は顔色一つ変えずこう言った。
「死に金は回せません」
そう言って男は立ち上がり卓上に置かれた金を紙バックに入れると一瞥もせず、マンションを後にしていく。
「ああああ助けてくれ!お願いだあああ!」
虚しく男の声が響いた。きっとこの男はもう近々消えるのだろう。同卓していた者たちもその男ほどではないにしろ、金を毟られている。むしろこの程度で助かったとすら感じていた。
「あれが人に鬼と書いて、傀か……」
部屋の主人はただ客を食われ、ただ麻雀を打ち、ただ金を奪っていった男が出て行った扉を見つめる。傀が去った後の部屋は寒気すら感じられた。
八十年代、バブルが幕開けた。
地価が高騰し、貨幣の価値が基準を超え上がり人々は金を持て余した。
ギャンブルにかけるレートもます一方であり、麻雀もその内の一つ。
その高レート麻雀の世界に一人の男がいる。
曰わく「人鬼 」、「むこうぶち」などと人の呼び方ではない。
その男は麻雀があるところに突如として現れ、金を奪っていくと言う。
麻雀というゲームに置いて、無敗は有り得ないことではあるが、その男は最後には金を奪っていく。
背が高く、常に全身黒色の服を着ており、顔も整っており死神とも思われるような男だ。
麻雀が終わると直ぐに消えるそんな男は、果たして普段どのようなことを思い、どのように生活しているのだろう。
先程出て行った後の様子は………………
「……あー怖かった。後ろから追いかけてこないよね?」
紙袋をしっかりと脇に抱え、かなりの小走りで情けないことを呟く姿だった。
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2話
夜が明け、交通機関が動き出すと共に、人々も活気付き始めるころ。
東京のとある場所の、年々ビルが生えてくるようになってきた都内より少し離れた閑静な住宅街に看板はおろか、電気すら付いていない店がある。
木造二階建で、オブラートに包んでも、風情のある家屋としか言えないようなもの。
玄関に申し訳程度に「カフェ 平和」と書かれており、そのネームプレートすらボロボロだった。
そんな建物に先程の男は迷わず入っていき、鍵が開いていないことに気付くと、ポケットから鍵を取り出しドアを開けた。
中は外見からは想像もつかないほど、云わば洒落ている内装だった。
カウンター席が四つあり、テーブルを挟むと色々な種類の珈琲豆が置いてあり、様々なポットやアルコールランプがおいてあるため、サイフォン式のものもある。
キッチンなどもありはするが、しかしどちらかというとウイスキーや日本酒、焼酎など酒の種類が多く、カフェよりもバーのような品揃えだった。
そんな店のカウンター席の向こう側に一人の男性が腕を組み、椅子に浅く座りいびきをかいていた。
年齢は恐らく三十代ほどで、眼鏡をかけ少し長めの髪を後ろで縛っていた。
入ってきた男はその様子をみて、少し溜め息をついたあと起こさないためか、持っていた紙袋を一つだけあったテーブル席置き、椅子に座る。
テーブル席に置いてあった煙草に火をつけるとゆっくりと吸い始める。
音は外から聞こえてくる鳥の囀りと、呼吸音だけで、時間がゆっくりに感じられた。
紫煙の匂いにつられたのか、寝ていた音が止みテーブル席の男へ声をかけた。
「……おーお帰り。いつ帰ってきた?」
「ついさっきだよ」
「また徹マンか?」
「うん。お客さんに最後までねばられて……」
「とかいいつつ勝ったんだろ?」
「まあね」
だろうな、と寝ていた男性は笑い、つられて男も笑う。
その笑みは麻雀中の表情とは正反対で、年相応の眠そうなただの男の笑みだった。
「とりあえず軽食でも食べるか?」
「そうだね。麻雀中は何も食べてないし」
「体にわりーぞ、それ」
「教えたのは
「まあ、実際そうだと思うしな」
「流れ論者になったのも義兄さんのせいだ!」
「馬鹿言え義弟よ、流れはあると盲信するからこそ、流れに乗れるのだよ」
義兄、と呼ばれた男は立ち上がりキッチンスペースへ立つとフライパンに火をつけソーセージを焼き始める。
「それで?今日はどんな麻雀だった?」
「今日は強い人はいなかったよ、普通のサラリーマンだった。でも最後は完全に仕上がったし、レートの割にはいい麻雀だったと思うよ」
煙草を吸いながら、男は今日の麻雀を出来を話し始める。まるでただの日常のように。
「うわ、オッサン達も可哀相に。そこそこ紙袋厚いから五百くらいか?レートもそんなに高いそうじゃないから、そのオッサンやばいんじゃね?」
「だってそのオジサン最初めっちゃ勝ってたから、調子乗り始めてついイラッとして……」
「義弟ながら末恐ろしいほど熱くなるからな」
焼いていたソーセージと平行して、食パンをトースターへ入れていく。
「まあ金をかけた時点で無くなっても文句は言えないよね」
「違いない、ほれコーヒーはどうする?」
「牛乳と砂糖入れてよ。胃が痛い」
「カッコつけて雀荘ではブラックしか飲まないからだよ」
「うるさい」
「大体そのファッションもやばいからな?雀荘だからまだいいけど、都市のド真ん中を黒ずくめで歩くのは流石に……」
「義兄さんだって基本ジーンズと白のタンクトップしか着ないじゃないか!」
「馬鹿ヤロウ!お前のは訳わからん格好付け!俺のはシンプルなだけだ!」
「真冬でもそれ着てるのは可笑しいよね!?」
「筋肉が俺の服装なんだよ!」
そう言った男の服装は、確かに白のタンクトップのジーンズだった。確かに男は筋肉質で体格もいいが、明らかに店員の服装ではない。
そしてマッスルポーズを決めるのは、端からみても気持ち悪いだけだった。
「それはそれで頭可笑しいよ!俺だってシンプルなだけじゃないか!変に裸体晒しているよりマシだよ!」
「やかましい!黒一色でクロイーソーってか!?ある意味ダサすぎて役満だな!」
「なんだと!?この筋肉モリモリの変態マッチョマン!」
「やるか!?この中学生みたいな美意識のクソダサ野郎!」
和やかな雰囲気は何処かへ消えてしまい、いい年こいた男二人は睨み合っていた。
しばらく睨み合っていると、トースターの甲高い音がなった。
それに続き、二人の腹の音が鳴り響いた。
「……こういう時は決まっている」
「……そうだね、こういう時は」
「「麻雀で勝負しよう」」
「ま、その前に飯だな飯」
「そうだね、イチゴジャムとってよ」
この物語は、むこうぶちの麻雀ではなく、そのむこうがわの
、ただの義兄弟の日常生活である。
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3話
疲れた時の甘いものって何でこんなに美味しいんだろう。
義兄さんが準備中してくれたトーストに、いちごジャムを塗ながら思う。甘いものは正義、間違いない。そしてコーヒーには牛乳とガムシロップを四つ。幸せである。
義兄がやっている流行ってもない、完全に趣味のカフェやバーと呼ぶかも分からない店でのんびりと朝食を食べ始めた。
カウンター席だけではなく、一つだけ置いてある四人掛けのテーブル席の反対にはブラックコーヒー片手に新聞を読む義兄、渕上長介はジャムは邪道、バターオンリー最強と言うが。
全く似ていない僕、
僕と義兄さんは同じ孤児院で育った関係だ。捨てられたことに関して小さな頃は思うことはあったが、今は気にしていない。
まあその孤児院が滅茶苦茶で、僕ら子供たちを売ろうとしてたところを僕と義兄さんとで色々やって、なんやかんや今は義兄と二人暮らし。その生活も気に入っているから良いのだけれど。
「なあ界」
煙草を吸おうと一本咥え、火をつけようとしたところで長介兄から話し掛けられた。その顔はまるでゲテモノを食べる人を見たようだ。
「何?」
「やっぱり百歩譲ってあまーーーいコーヒー牛乳と煙草は良いと思うが、ジャムトーストと煙草はいかんでしょ」
「まだ言ってるの?それに煙草は空気、空気は何にでも合う、至言だと思わない?」
「やかましい。絶対その組み合わせ少数派だわ」
「世界は少数派に優しくないね」
「お前みたいな甘党、麻雀中毒、ニコチン中毒、少数派どころか世界に一人だけだわ」
「いや義兄さんもだからね?甘党以外被ってるからね、珈琲野郎」
そう、この男渕上長介は人のことは馬鹿にするくせに、自分のことは棚にあげるのだ。
甘いものは大の苦手だが、カフェイン中毒、麻雀中毒で、ニコチン中毒で。顔も性格も正反対だけどこういったところは似通っている。
と言うよりも、単に義兄さんの趣味に染まってしまったというべきか。煙草も麻雀も義兄さんから教えてもらった、いや、教え込まれたというべきかもしれない。
長い髪を後ろに縛り、無精ひげをはやした男。身体は趣味で鍛えていて(女にモテるためだとか。成功例は聞いたことない)服装はいつも白のタンクトップにジーンズとかくそダサいファッション。これが現場作業員とかだったらまだ良いと思うが、このカフェ平和《ピンフ》の店長をしている。理由は一番好きな役だからって言ってた。安直過ぎる。
しかしほとんど来店はないし、開けている時間も不定期で、
たまに昔の縁で知り合ったという厳つい顔の人達なんかが来るくらい。どうせ麻雀で負かしたんだろう。
「全く可愛げの無い義弟だ」
「いや成人してる男に可愛げなんて求めないでよ」
馬鹿馬鹿しいと思いながら煙を吐き出す。
まあ、しかし。こんな僕でも義弟として、居場所を作っているこの人には感謝しているが、言うと調子に乗るから絶対言わない。
「でも麻雀中のお前はやばいよな。可愛げないどころか怖いとか思われているし」
「麻雀中は集中してるししょうがないよ」
「それにしたって人に鬼とかいて傀なんて呼ばれてるのは流石に笑ったわ」
「うるさい!いつの間にか定着したから仕方ないでしょ!」
そう、マンション麻雀を色々めぐっていたらいつの間にかそう呼ばれている。
「雀荘で本名名乗っているのに、漢字が違うだけで謎の男とか(笑)」
人が少し誉めてたのに、この男はニヤニヤしながら煽り始めた。
「界は麻雀中変なスイッチ入って格好付けのコミュ障になるし」
「……」
「御無礼ってやつ、最初ごめんなさいを敬語で言おうとしてからだったっけ?」
「…………」
「そっからそのキャラで通しているのは今更変えられないっていうよりも、ちょっと気に入っているからだもんな?」
「………………」
「安永プロのファンで最初出会った時テンション上がりすぎて、煽ってボコボコにして落ち込んでいたのも笑ったわ。何年前だっけか、忘れたけど」
この野郎、好き勝手に言いやがって。
「……義兄さん」
「んどうした人鬼?」
カッチーン。頭にきた。
流石に言われっぱなしは趣味じゃないし、肉体では敵わないけど。
トーストの皿やジャムを手にとり、サイドテーブルへ移動させる。
義兄さんも気付いたのか、ニヤリと笑い、飲んでいたコーヒーを移動させ、テーブルの天板を取り外した。
天板を外すとそこには、緑色のマットの中心にサイコロが埋め込まれている。そう、麻雀卓である。
テーブルは元々全自動卓で、そこに天板を乗せテーブルとして普段は使っている。
いつもはこうしてご飯を食べるところとして使っているが、どちらかというと麻雀卓として使うほうが多い。この義兄と勝負するために。
「さて義兄さん、何を賭けようか?」
義兄さんは相変わらずニヤニヤと気持ち悪い顔をしながら、結んでいた髪をほどき、もう一度束ねながら言う。
「さあて、何でもいいぜ?」
ん?何でも良いって言ったよね? その言葉を待っていたよ。
「なら僕が勝ったらさっきのいちごジャムと、ガムシロップ一気飲みで」
「はあ!?お前それ俺に死ねってか!?てかせめてコーヒーに入れろよ!」
直飲みに決まってるじゃない。
サイドテーブルにあるガムシロップのほうをみると、さっき開けたばかりのため、二十個くらいはあるんじゃないかな。
このふざけた義兄には苦しんで貰わないといけないからね。
「やばい、煽り過ぎたか」
「もう遅いよ義兄さん、悶えて苦しむがいい」
「なんだその魔王みたいなキャラ」
溜め息をついているが、僕を怒らせたことを後悔させてやる。
義兄さんは煙草に火をつけると、何か思いついたような顔で笑った。
その笑い方にはあまり良い思い出がなく、嫌な予感がする。
「なら俺が勝ったら安永プロにサイン貰ってきて。界君へって文字付で。あ、傀君でもいいよ」
「はあ!?何それ!?」
それだけは不味い。ファンなのは認めるが、今の関係から突然サイン下さいとか絶対言えない。
「……全力でいくよ」
「かかってこいよ、傀」
卓を起動させ、牌がせり上がる。
「ルールはいつも通りな」
25000持ちで東風戦。赤無し。アリアリで、違うのはチーはお互いに出来る。
純粋に点数が多いほうの勝ち。普通の東風戦をただ二人でやるだけ。
点数は少し特殊でロンは通常通りだが、ツモのときは、損無しで貰える。つまり、300、500であれば、1100点。
そのため、ツモのほうが少し得点が左右される。
麻雀を覚えさせられた頃も、こうやって二人で延々と打ちづけたものだ。
しかし今はそんな感傷に浸っている場合ではなく、比喩抜きで死に物狂いで勝ちに行かなければならない。
昨晩の麻雀なんて比べものにならないくらい負けられない戦いが始まる。
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4話
あとおかしいところがあったら、雰囲気で流してください。
カラカラと卓の中で牌が回る音を聞きながら、考える。
目の前の男の麻雀について。
義兄さんは自分の麻雀を教えてくれた師匠であり、尚且つ最大のライバルでもある。
勝敗はどちらかが圧勝することもなく、勝ったり負けたり。
通常の麻雀であれば、それはむしろ当たり前だ。
しかし自分が、いや自分達が身に付けた麻雀はそんなものではないと自負がある。
それは最後には相手を飲み込み、全てを奪う麻雀。
流れなどというオカルトを崇拝の域まで持ち込み、さらに現代的な効率という武器もある。相手の思考を読み切り、望む方向へ意識を変えさせる。未来視にすら届くかもしれない思考と予感を持ち、相手をねじ伏せる。
言わばどんな相手にも対応し、対応させる麻雀である。
しかしお互いが同じ系統であれば。お互いが最強の矛と、最強の盾を持っているのであれば。
どんなに短い麻雀でも、長い麻雀でも、流れをつかみ損ねたほうが負ける。
通常のスタイルとして、流れの確認、そして相手の確認で一局、もしくは半荘捨てるが、この男に対してだけは、様子見なんてしている場合ではない。
卓についている、始まりのボタンを押すと牌がせり上がってくる。
サイコロを回し、親は義兄さんで始まった。
お互いが無言で、先程までのふざけた雰囲気は、いつの間にか霧散していた。
東一局 ドラ{九}
傀の配牌 東家
{一二三九九3578⑤⑧⑨白 4}
昨夜、といっても先程までやったおかげで、流れとしてはまだ続いてるようだ。
目の前の男の配牌は、恐らく悪いだろう。
しかし甘く見てはいけない。何度も、何度も戦ってきたが、この程度ではすぐにやられる。
普通であれば手なりでいいが、恐らく{白}をきると鳴かれる。そして結果的に向こうの上がりだ。
それに普段は様子見で半荘、もしくは二、三局読みに使うが、今回は一回限りで、相手は義兄さんだ。
ならば。
傀捨て牌{⑨}
「……なるほど、俺に鳴かせたくないか傀よ」
左手の親指と人差し指でにタバコをつまみ、まるでこちらの見通しているかのような目つき。
冴えないおっさんだったはずが、やはり勝負師としての義兄さんは、恐ろしくもあり、憧れでもある。
しかし次の義兄さんの行動には、笑うしかなかった。
「だが甘い」
カン、と一声。手の内から三枚の{⑨}を倒し、右端にスライドさせた。
新ドラ{9}
「……無理やり鳴いたんじゃないの?」
甘かった。思わず顔をしかめる。
「どうだろうな?」
手出しの牌は{中}
チャンタやトイトイ、もしくは後付け。まだまだ役はあるが、そのあたりに注意しよう
役を絞りながら引いてきたのは、{九}
ドラだが、役がリーチに絞られそうだ。
しかし。
「……いきなりひどいね」
初手から予想外だ。結局{白}はほぼ鳴かれるだろうから、無理矢理使うしかない。
手遅れの可能性が高いが。
傀→打{⑧}
そこに確証を得たのは、義兄さんが積もった牌を見て、ニヤリとしたときだ。
確実に喰い取られた。この局はもう間に合わないだろう。
義兄さんの手出しの{發}をみて、ほぼ聴牌であろう。
引いてきた{南}をみて、ため息をつきながら切る。
次の義兄さんの発生は予想通りのものだった。
とんっと心地よい音を鳴らして、つもってきた牌が表側向きで置かれた。
「ツモ。700、1300。合計で2700だ」
長介手牌
{12345678白白 9 明カン⑨⑨⑨⑨}
「相変わらずむちゃくちゃな喰いをするね」
皮肉をこれでもかと言うくらい混ぜて言う。
恐らく義兄さんの喰いとった牌は{9}だけでなく、{6か2}。
自分の必要牌である。
何も鳴かれずにそのままであれば、自分の上がりは確実であっただろう。
「……配牌はどんなだった?」
「{134578⑨⑨⑨白白中發}」
「やっぱり義兄さんの麻雀はおかしいよね」
「お前も同じだろうが」
否定出来ないが悔しいが、まだ一局目。またこれからだ。
長介点数:27700
傀点数: 22300
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