気づいたら魔法世界でAC(デバイス)になってました (傭兵はつらいよ)
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幽霊を見たとの証言?


完全な、なのはファンやACファンの人が見たら、お前なのは世界の設定知ってる?AC出すとか頭可笑しいだろ とか言われて怒られそうですが、すいません。先に謝ります。




 

「はぁ…なんでこんな訳の分からん遺跡調査なんてしなきゃならんのだろうな。」

「仕方ねぇよ、どこの部署も人手不足だから新人の俺らまで、こんな所まで駆り出されてるんだろう?」

 

杖らしきものを持った男が暗い道を照らしながら文句を垂れる

2人が現在いる場所は、先週に発見された遺跡の内部だ

 

「遺跡つっても道的に石…じゃなくて鉄?だよなぁ。なんかの研究所だったのか?」

「かもしれないな、警備システムとかはデバイスで調べたが反応なし、完全に潰れてるんだろうよ。」

 

ならありがたいな、と呟き、二人は奥に進みスライド式ドアを通っていく

 

「やたらと大きい空間の所に出たなぁ…暗くて何も見えないけど。」

「確かに、デバイスで光を出しているのに奥まで見えないとかどんだけだ…」

 

光を発している杖を上に向けて、天井を見ても光は届いてなかった。

 

「幽霊か何か出るんじゃないか?」

「ロストロギアじゃないだけ、まだマシだろ。」

 

2人は部屋を探索していくが、余りにも奇妙な物ばかりだった。

 

「なんだこれ…ガラクタが組み立ててあるのか?」

 

そこには整備ハンガーと思わしき所に、無造作に組み立てられていた機械

形状からして人型を造りたかったのだろうが、失敗した物のようだ。

 

「この大きさ…俺らと変わらないよな…」

「変わらない、な…」

 

新人の2人は恐ろしいことを考えてしまう

 

「ヤベェ研究所だろ絶対!!それも質量兵器関係!!。」

「俺もそう思う。報告書なんて適当に書くとして、此処はサッサとずらかって―――」

 

ガキン‼

 

「「っ!?」」

 

いきなり二人の後ろから、金属音が鳴り響き二人は振り向く

 

「……誰かいるのか!?」

「………」

 

返事は帰ってこず、ただシンと静まり返っている

 

「行くぞ…」

「マジで言ってるのか!?絶対ヤバいって!!死ぬ気かよ!!」

「だが仕事だ!!ただ怖くて逃げかえってきましたなんて報告してみろ!!管理局に入ったばかりだってのにクビだぞ!!」

 

デバイスで光を発しながら、物音をした方に進んでいく

 

「……警戒を怠るなよ。」

「分かってるよ…」

 

2人の間で、緊張感が走る。この壮大に広い空間、奥まで光が届かない部屋、無造作に置かれた機械類

そんな場所でちょっとでも隙を見せれば、ナニかが襲ってくるかもしれない、二人はそんな事しか考えられなかった。

 

「…ここ等へんだが…」

「な、何もない…」

 

2人は先ほどの音がした場所を部屋の反響などで、デバイスで場所を算出し、ちょうどその場所にいる。

 

「ネズミあたりがネジとか落としたんだろ。」

「…そうゆうことにしておこう―――」

 

シュオン

 

「っ!?近くに居やがる!!」

「背中を合わせて警戒だ!」

 

何かの音が聞こえ、即座に背中合わせで周辺警戒をする。

 

「どこだ…」

 

怖くて精神的に限界が来ているのに、周辺警戒で逃げれないせいで、汗が冷や汗なのか暑くて掻いてるものなのか分からなかった。

デバイスからの反応もない、余計に心臓に悪い。せめて魔力探知ぐらい引っかかってくれたら気が楽なのに、そう考えるしかなかった。

 

「何もない…」

「無いな…」

 

結局、何も反応なく魔力の反応も無かった。

 

「心臓に悪いぜ…」

「初めての任務でこれは勘弁してほしいよ…」

 

2人は杖を下ろし、警戒を解いた瞬間―――

 

ブォン

 

赤い謎の光が二人を少し照らし移す。

 

「「—————」」

 

ゆっくりと横を見ると、そこには赤い光が右にいったり左にいったりして、そして真ん中に集まり二人を捉え―――

 

「「出たぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」」

 

2人は幽霊を見たかのように、大きく叫び来た道を全力で走って逃げていき、光はただ点滅するだけであった。




どうも『傭兵はつらいよ』という者です。え?ISの続きだせ?話の区切る場所が…スイマセン
始めましての方は初めまして、そうでない方はお久しぶりです。えー私も遂に社会人というわけでして、と言っても専門学校に行ってるんですけど。車関係ですので中々書く時間が取れない可能性が…10連休?おっ、時間あんじゃ~ん…
というわけでして去年の夏から劇的に忙しくなりまして、やっと落ち着けたかなと思い、何故か新しいのを書いてる訳なんですよねぇ…(困惑)この間もスマホゲーでなのはコラボやるから初めて15回リセマラするという辛さを味わいましたよ。
この作品は自分の好きな作品を合わせたらどうなるんだ?と思い、書き始めた物です。
続くかどうかは、何話か出してどうかな~と様子見で決めるつもりです。何気にACと合わせてる人って自分含めて3人しかいないことに驚き…魔法ですから魔術とかのあっち系の方が合わせやすいんでしょう。(当たり前)
それでは読者さんの皆さんまたお会いしましょ~


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ACになってた(困惑)

「あー天敵√を両手拡散バスでボコすの最高。」

 

部屋でポツンとテレビの前に座り、すでに最新ハードとは言えないPS3で遊ぶ青年

青年の横にはゲームソフトのディスク入れとDVDが置いてあった

 

「知り合いがなんか、『AC好きならこのアニメいけるって!!機械出てるから!!』とか言われて借りたけど、殆ど魔法少女じゃねぇか。機械って杖と戦艦と日常品じゃねぇか!!クソあの野郎騙しやがって…イヤでもロボットあったような、でもあれロボットよりファンタジー系ゴーレムだろ。結局騙しやがったなあの野郎、騙して悪いがしやがって…」

 

けど作画は良かったなぁ、あれ古いアニメとか言われても分かんねぇな。ガンダムとか似合いそう(偏見)

だが興味はない、俺はアーマードコアさえあれば十分だ。ヴィクセン状態になりそう

 

「寝るか。」

 

PS3の電源を消し、ベッドに潜り込み就寝———zzzz

 

青年の意識は深く、眠りについた。

―――――――――

 

…ん?可笑しい、さっき寝付いたはずなのに起きてる感覚がする―――

…自分さっきまでベッドに潜り込んで寝たはずなのに立ってる感じ?

人の声?2人いるのか?声出そうにもでない…腕動かせるかな?ちょっと動かすか

 

ガキン!!

 

――おっ、動くじゃん。けど音が…金属音…なんで?

 

『誰かいるのか!!』

 

――いますよーって声でねぇ!!。

――てか周り見えねぇじゃねぇか!!

――うぉぉぉぉぉぉぉ!!

 

シュオン

 

――あ、なんかやってもうた?うっわすげぇ騒いでる。

――早く目を開いてくれぇ!!

 

ブォン

 

お、明るくなった、滅茶苦茶見えるんですが…目の前に男二人がいるけど誰だ?

 

「「でたぁぁぁーーーーーーーーーーーー!!!」」

 

え?

 

男二人は猛ダッシュで出て行ってしまった。

 

…………俺が悪いの?

 

 

 

――――——————

 

あの後、男2人がいなくなってから自分の状況を確認してみた。

 

部屋でベッドにIN →  就寝 → 寝たはずなのに起きてる感覚 → 男二人と接触 →

逃げられる → 現在

 

――おk把握、あと感覚が一部死んでるし、瞼とか開ける感覚ねぇんだよなぁ。

――どうしてなんだ?あと痛みも無いし、腕ぶつけた時も何ともなかった。

――足は動くから探索するかぁ

 

部屋を探索してるとコンピューターを見つける。

 

――動くか?

 

指を動かし触れると―――

 

ピッ

 

――動いた…けどなんて読むんだ?英語?ちょ、勝手に翻訳されていってるんだけど!?

――どうなってんだ?まあいいや、各施設の電力供給とこの部屋の明かりをオンっと。

 

施設全体が稼働し始め、部屋に照明がついたことにより、見慣れないものが目に映る

 

――…自分が動かしてる腕…明らかに人間の腕じゃないよな。は?ちょ、ちょっと鏡はどこだ!!

 

施設内を走り回り、ガションガションと自分が鳴らしてるうるさい音に気にしてられず、鏡を見つけ映し出された自分の姿に驚きを隠せない。

 

――な…なんで…

 

鏡に映し出されていた姿―――それは―――

 

――なんでアリーヤになってんだ俺ぇぇぇぇぇぇぇぇ!!

 

アーマードコア4及びフォーアンサーに出てくる機体で、レイレナード社製フレーム『03-AALIYAH』の姿だった。

 

 




どうも、え?更新が早くないか?妄想ですからストーリーなんてあってないようなもんですし、結構早めにできるんですよ(ISはほったらかしにしてる模様)可哀そうな主人公…一体誰のせいであんな姿に(悪気無)、現状の主人公は一部の感覚がなくなっております。まあ次回ちと話に出すんだけど。人間って瞼あって、瞬きするじゃないですか、けどロボットに瞼ってないですよね?…そういう感じです。あ、言うの忘れてましたが時系列はA'sが終わって少したったころです。アミタさんとかまだ来てないです。
それでは皆さん、またお会いしましょう


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戦闘の後は事案発生てよくあるよね

自分の体がアリーヤになっていたことに驚き、施設内で何故こうなっているのかコンピューターで調べ尽くしていると、幾つか分かった事があった。

まず自分はデバイスと呼ばれる魔法を補助する機械だそうで(魔法?)インテリジェントデバイス?とユニゾンデバイス?の中間みたいな位置づけらしい。ACみたいに腕とか付け替えて特性を変える仕様とのこと。

武装に関しては、バリアジャケット?の技術応用でデータにある物を瞬時に展開できるようで、見た時に04-MARVEを出したが問題なく撃てた。(撃てた事に唖然としたけど)

そして驚くことに、アセンブルデータを見つけた。それも俺が作ったACシリーズのアセンブルデータだった。データを見た時に別シリーズのアセンブルデータが何であるのか疑問に思ったけど、瞬時に理解できた。『ハイエンドノーマルやVD系の機体にもなれる』って事に驚きはしたが、アリーヤになってた事に比べるとそこまで驚きはしなかった。(オプションでVOBも2種類見つけた)データが無くてもゲームと同じようにアセンブル出来るようだし、武器も展開できるとかアーキテクトし放題じゃん。やったぜ。

どれだけ時間がたったのか分からなかったけど、調べ終えた後はクイックブーストやオーバードブーストの練習をしてた。俺がいた部屋はアリーナみたいにデカかった御陰で、2段QBもできるようになってきた。視界もfaみたいにKP残量あるわで、一緒のデザインになってた。だたずっと所有者登録の名とデバイス名?がバグってるだよなぁ…一回アリーヤを元に作ってたアセンブルデータをロードしたけど、それでもバグってたし俺の名前じゃないのか?…名前?俺の名前?…あれ?オレ…自分の名前なんだっけ…?ま、いっか。誰かと出会うまで気にすることはねぇな(フラグ)。

 

――んで、現在地上に向けてブーストで移動しております。機体構成はアリーヤに04-MARVEとAR-O700のアサルトライフル、右背中武器はEC-O300(エコレーザー)、BFFのフレア051ANAMを装備して他は――

機体名:メルセゲル

FCS:INBLUE  

ジェネレーター:S08-MAXWELL

メインブースター:CB-JUDITH

バック:BB11-LATONA

サイド:AB-HOLOFERNES

OB:03-AALIYAH/O

 

 

――の構成になってる。格納武器は右腕にレザブレ(EB-O600)、左腕にハンドガン(LARE)を装備してある。スタビライザーも見た目でステイシス専用のやつを付けてる。

――ジュネレーターの性能見たら、各レギュのいい部分を引き出した性能になってた…ぶっ壊れだろ…(呆れ)ブースターとかは1.20仕様だったから慣れるのに苦労したわ…他の武器とかヤバそう、特にWGミサイル…

――そんな事言いつつ、出口(施設入り口)に到着したから、開けゴマ~っと

 

ゴゴゴゴゴ

 

入り口が開き、外に出ると―――

 

「時空管理局だ!直ちに武装を放棄して投降するんだ!!」

 

――…え?どゆこと?

 

外に出た瞬間、自分の周りを囲むように10人が武器を構えていた。

 

――状況が把握できない…え?敵対されてるのオレ?

 

「もう一度言う!!武装を放棄して投降するんだ!!」

 

俺は状況が読めず、一人ずつ観察し始める。

 

―う~ん野郎が3人、美女3人、幼女4人…近接5、中距離1 遠距離1 支援3か? なんかデスサイズ持ってる服装がアウトな金髪少女に、真っ白な服装をした少女、そして指揮官の雰囲気を出してる本と杖を持った少女が話し合ってるけど、これ逃げたほうがいいんじゃないか?そうだVOBでトンズラすれば――

 

「投降する気がねぇなら、その気にしてやるよぉ!!」

 

――は!?

 

逃げようか考えてたら、目の前にハンマーが迫り来ていた。

 

ドヒャァ!

 

「んな!?」

 

――あぶねぇ~咄嗟に右にQBしたから良かったけど、あのまま立ってたら首吹っ飛んでたわ。あー考え事せずに逃げとけばよかったと後悔やな。完全に敵対しましたね。これ。

 

目の前にいるハンマーを持った少女は突撃してくるが、動きに合わせてQTで避けた瞬間に04-MARVEとAR-O700で背中に撃ち込む。

 

「クソッ!!コイツ質量兵器持ちかよ!!」

 

少女はすぐさま障壁みたいなもので銃弾を防ぐ。

 

――は?ナニアレ、あぁ、魔法ってやつか。PAみたいに常時展開できねぇのか。なら余裕―「はぁぁぁぁぁ!!」-今度は美女剣士かよ!!

 

MARVEの整流カバーで相手の剣を受け流し、すぐさま空に飛び立つが籠手を装備しているガチムチ野郎と美女が同時に襲い掛かってくる。

 

――拳でとか可笑しいだろNEXT相手によぉ!!引き撃ち上等だゴラァ!!(アセン的に向いてない)

 

殴ってこようとするお二人さんを躱しながら銃撃してると、先ほどの剣士とデスサイズを持った金髪少女が向かっていた。

 

「行くぞテスタロッサ!!」

「はい!!」

 

――えぇ~4対1か、まるで天敵ルートの最終ミッション(イージモード)だな!!

 

金髪少女と剣士の武器が薬莢のようなものを吐き出すと、少女の動きが速くなったり剣士が持つ片刃の長剣が鞭のようになるなど変化するが、連続QBの駆使するNEXT相手では当たる直前に回避されてしまうのだった。

 

「ヴィータとフェイトちゃんは一旦引いてフェイトちゃんは、なのはちゃんとアレの動きを制限して!!シグナムはボーゲンフォルムで待機!!」

「「「了解!!」」」

 

――結構あの指揮官有能だな、モリ・カドルの管制塔とはえらい違いだな。

 

「アクセルシューター!!」

「プラズマランサー!!」

 

ピンク色の光弾が15発、雷を纏ってる光弾が10発が襲い掛かるが、NEXTの横を逸れたり当たる様子がないが囲うように動いている。

 

「アクセル!!」

「ターン!!」

 

二つの光弾の速度が違うために、QBで回避しようとすると片方の光弾が回避先を通りぬけるため、迂闊に出来なくなっていた。

 

――速度差が違いすぎて当たらねぇけどQBで回避できねぇし、ピンク色の方は撃ち落とそうにも1個1個の動きが違うとかUNACかよ!!

 

ギリギリ体をそらすなどして回避しているが、それも限界が来る。この状況を抜け出そうとアセンブルし直そうと考えるが――

 

「今のうちに、シャマルとアルフさんはバインドを!!」

「分かった!!」

「了解したわ!!」

 

動きが止まった好機を逃さず、NEXTの両腕、両足を幾つものバインドで固定する。

 

――いきなり輪っかが、腕と足に現れて動けねぇ!!固定されてんのコレ!?てか向こう狙撃体制って撃ってきやがった!?やば――

 

―――――――

 

「行くぞ!!レヴァンティン!!」

『了解、シュツルムファルケン!!』

 

弓の弦を引き、矢が展開される。

 

「駆けよ、隼!!」

 

ドゴォォォォン!!

 

放たれた矢は、炎を纏いまるでハヤブサのような形となり、身動きできないNEXTに直撃する。

直撃したことで全員は終わったのだと、安心する。

 

「どうや?シグナム。」

「手ごたえはありました。確実に――」

 

シュゥン

 

終わったと思っていた――

 

確実に当たったはずだった――

 

だがNEXTは本気を出していなかった。なぜなら――

 

――ライフルは死んだけどプライマルアーマーを展開して、キノコ装備して整波性能上げてなきゃ死んでたな絶対。

 

相手の周りに薄っすらと見えるバリアのようなもの

NEXTの最大の特徴、コジマ粒子を利用したプライマルアーマーを使用してなかったのだ。

 

「嘘やろ…シグナムの攻撃をまともに喰らって無傷てありえへん。」

 

ドドヒャァ!!ドドヒャァ!!

 

ライフルを捨てたNEXTは2段クイックブーストで一気にシグナム達を置き去りにし、指揮官と判断したはやてに格納武器のレーザーブレードで近接戦闘を仕掛ける。

 

「くっ!!」

 

咄嗟に杖で防ぐが相手の力が強いため、押し切られそうになるが踏ん張っていると相手から音が聞こえる。

 

『ガガッ―ザザッ―オモ―ザザー―シ―ジジッ゙――ロイ――ガガー」

「まさか…コレって――」

「ハーケンセイバー!!」

 

NEXTは、後ろから来ていたソニックフォーム状態のフェイトが放った魔法に気づいてレーザーブレードで弾き、フェイトに攻撃を仕掛けバルディッシュと鍔迫り合いをおこしていた。

 

「くうっ!!力で負けても速さなら!!」

 

近接戦闘で挑めば力負けし距離を取ろうにも、相手の瞬間移動のようなもので距離を詰められ、右手に持っている銃でけん制されて近接戦闘になってしまう。

フェイトは一か八か、カートリッジによる魔力をブーストして背後を取ろうと真正面から近づき、NEXTの攻撃と同時にまるでクイックブーストのように移動をしてNEXTの背後をとる。

 

「もらった――!!」

 

これなら一撃は与えられる。そう確信があった。だが――

 

ドヒャァ!

 

「がはっ!!」

 

右旋回のクイックターンによる加速が入った肘打ちが、フェイトの腹部に直撃しておりNEXTにもたれ掛かるように気絶してしまう。

 

「フェイトちゃん!!」

 

NEXTはフェイトを掴むと背部から吸引音が鳴ると、既に追いかけられないほど遠くまで飛んで行ってしまっていた。

 

―――――――

 

――隙をついてオーバードブーストで逃げきれたけど戦闘キツ過ぎだろぉ!!PAなかったら死んでたしよ!!まあ、そんなことは置いといて…

 

今抱きかかえているものをチラッと見る。先ほど肘打ちで気絶させてしまった金髪少女、手には彼女の武器が握られている。

 

――……やっちまったぁぁぁぁぁぁぁ!!少女連れ去るとか完璧に事案じゃねぇかぁぁぁ!!と、取り合えず居場所がバレない様にECMをばらまこう!!

 

 

051ANEMにアセンを変更し、至る所に設置型ECMを置きまくって063ANEMに変更した後

丁度倒れている木があったので、レーザーブレードで形を整えて少女を寝かせて自分は少女の持っている武器を手に取り、そこら辺の木に座り込む。

 

――近接武器にデスサイズとか、この子フロム患者だろうか。ダクソあたりの患者だと思うんだけどなぁ鎌装備って。

 

『こんにちは』

 

――え、唐突に喋りだしたんだけどコレ。えっとどうやって会話しよう…この体チャットモードとか無いんか?〈チャットモードに入ります。送信先はバルディッシュになっております。〉あるんかい…あの説明書には無かったぞ…

 

喋りたいことが文章となり相手に送られる。

 

ピコン〈あ、どうもこんにちは。〉

 

『…喋れないのですか?』

 

ピコン〈喋れるんじゃないかな?俺自身この体の事よくわかってないし。〉

 

『どうゆうことですか?わかってないとは?』

 

ピコン〈こんな姿してるけど、元人間だから俺。〉

 

『マスターと同じ人間?ですが貴方からはデバイス反応があります。なぜそんな姿に?』

 

ピコン〈さあな、起きたらこんな姿さ。ある程度調べて地上に出たらアンタらに襲われるわ、正直困ってる。〉

 

『それは申し訳ありません。ヴォルケンリッターのヴィータ様は少し短気でして。』

 

ヴィータってあのハンマー持ってた子か、

 

ピコン〈まあどうでもいいよ、逃げ切ったし。俺的には喋れるようになりたいんだけどなんか方法ある?〉

 

『貴方と私では構造が全然違いますので、参考になるか分かりませんがAIの問題とかでしょうか。』

 

ピコン〈AIの問題?…あ、COMボイスの事か!〉

 

――えっとCOMボイスつってもどうすれば…PCみたいに再起動したらわかるか。≪メインシステムの再起動を確認…ボイスシステムの一部が構築されておりません。バルディッシュから一部システムをコピーします。≫

 

ピコン〈システム一部コピーしていい?〉

 

『構いません。』

 

ピコン〈ありがとう〉

 

≪コピー完了、再構築開始・・・構築完了。メインシステム再起動を開始。メインシステム通常モードに移行しました。これより作戦行動を再開、貴方の帰還を歓迎します。≫

 

「あー…やっと声が出た…こんなに嬉しいと思ったのは久々だ!!」

「おめでとうございます。ようやく本題に入れそうです。」

「本題?なんかあったっけ?」

「マスターの事に関してです。」

 

少し様子を見ると寝かせれるようにした木の上でいまだに起きない少女

 

「――取り合えず起きるの待とうか…」

「YES」

「なんで英語?」

「基本これで会話してるので。」

「お前すげぇな…」

 

NEXTが木に座り肩からECMの光をバチバチいわせながら会話してるというシュールな事をしてるなぁと今更ながら思うのだった。




戦闘シーンとか書いてたら5000文字いってて草生え―――ないわ。どうしてこうなった(困惑)
てかなんでフェイトちゃん連れ去った?俺が好きだからだよぉ!!(結論)何気に主人公バルディッシュと仲良くなるというね。あと何話かオリジナルいったらreflectionいくんじゃ、戦闘シーン下手くそすぎてごめんなさい。何人か戦闘に参加してないけど、それはNEXTのクイックブーストに追いつけなかったから出てないんだ…なのはとか砲撃だからチャージしようにも速攻落とされそうになる感じしかしないし…クロノ君はバインド役(出演なし)仕方ないね。つ、次はだすから(震え声)全然キャラ喋ってないけど本当に許して…情報量多すぎた…(泣)


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管理局って初代管理者みたいじゃね?

現在、自分の状況を何とかしたい気分でいっぱいだ。

何故かって?戦闘の後に少女を連れ去ってきちまったからだ。

いや、あれは不慮の事故だったんだ。いきなり多重クイックブーストみたいな動きされて背後を取られたから、クイックターンで対応しようとしたら肘打ちになるとか思わんだろ!?

気絶して、もたれ掛かってきたから掴んだらまさかの「お前フルボッコ確定な」みたいな感じで、襲い掛かってきそうだったからOBで逃げたんだよ。

そして逃げた先で、寝かして彼女の武器バルディッシュっていうのとお喋り(チャット)をした結果、声を出せるようになったわけですが!!

 

「はあ…どうすればいいんだろうなぁ…」

 

木に座ってるアリーヤ、ずっと肩からECMの音が鳴っている。

 

「んぅ…あれ?ここ…」

「起きたか、お嬢さん。」

「え!?あ、貴方はさっきの…」

「あーすまんかったな。痛かっただろ?」

 

立ち上がり、少女の方に歩いていく。

 

「っ!!」

「そう警戒するな…とは言えねぇか。さっきまで戦ってたんだからな。ほら、返すよ。」

 

手に持っていたバルディッシュを手に持たせてやる。

 

「…なんで返すんですか?貴方は敵じゃ…」

「敵?敵になった覚えなんざないね。それにソイツには少し助けてもらったんでね。」

「マスター、彼は敵ではありません。どうやら彼はデータの一部が足りなかったようで、今まで喋れなかったようなのです。」

「そういう事だ。」

 

少女はあっけらかんとした顔でこちらを見ていた。

 

「えっと、じゃあ貴方の事を教えてくれませんか?一応管理局のお仕事なんで。」

「別に構わないが教えるのは後でいいか?君のお仲間が探してるようだからな。」

「分かりました。なのは達の場所が分かるんですか?」

「レーダーで確認してる。近くまで来てるようだし行こうか。」

「はい。あ、皆には私から説明しますのでついてきてください。」

 

了解と返し、飛び上がった少女の後を追いかける。ECMも要らなくなりパージをして粒子のように消え去った。

 

―――――

 

フェイトが連れ去られてから、残りのメンバーはNEXTが逃げ去った方面に探索をしていた。

 

「フェイトちゃん…大丈夫かな。」

「どうやろな…あのロボットが何もしてないという保障もないし――あれは!!」

 

遠くから何かが近づいてくるのが見える。

 

「フェイトちゃんや!!けど後ろにいるのってさっきのロボット?」

 

フェイトが全員と合流すると、その後ろにいる先ほどまで戦ったロボットがフェイトの後ろについてきていた。周りのメンバーはNEXTに対して警戒しだす。

 

「フェイトちゃん大丈夫だった?」

「うん、大丈夫だよ。なのは、心配してくれてありがとう。」

「けど、どうゆう事なん?アレ(NEXT)取り押さえたん?」

「えっと取り押さえたんじゃなくて、話せば分かってもらえたよ。本部で話をしてらう事になってる。」

 

驚いた表情で「喋れたんかい!!」とツッコミをいれるはやて

 

「いや、喋れるようになったのはバルディッシュのおかげだ。その前までは喋れなかったから、まさか戦闘になるとは思わなかったんだ。謝らしてほしい。」

「いやいや、それなら仕方ないです。うちのヴィータがいきなり攻撃しだして迷惑だったでしょう。」

「私が悪いのかよ!!」

「アンタが突っ込んでいくからやろ!!」

 

他のメンバーからも「そうだ」と言わんばかりの頷きで。少ししょんぼりしている。

 

「ほな、本部に帰ろっか。色々話も聞かなあかんし。」

 

はやてたちはNEXTを連れて本部へと帰還する。

 

 

――――――――

 

「それじゃあ、話を聞かしてもらいます。」

「いいぞ。」

 

取り調べを受けている場所は、管理局本部の一室。先ほどのメンバー全員もいる。

 

「貴方のお名前は?」

「名前…そうだな。」

 

――やべぇ!!名前考えるの忘れてたぁぁぁぁ!!すぐ人と会うとは思わなかったから考えてねぇよ!!(フラグ回収)どうすっかなぁ…本名はもう覚えてないし…アナトリア?いやコロニー名はダサいな、通称穴とか言われそうやしゲイヴンでそう。う~んオブライエンの名は気が引けるというか遠慮したい。ジョシュアに悪い。フォーアンサーで一番気に入ってた機体にパイロット名もつけてたような…なんだっけなぁ―――ラインアーク?アーク…そうだった!!アークだ!!ミレイス・アーク!!って、デバイス名と登録者名もミレイス・アークになってる…

 

「どうかしました?」

「…いや、なんでもない。名前だったな、俺はミレイス・アーク。傭兵であり、元人間さ。(・・・・)君は?」

「八神はやてと言います。元人間ってどうゆうことですか?」

「その言葉の通りさ。俺もよくわかってないが、気づいたらこんな姿になって研究所跡地にいたのさ。当然中身に人なんていない。確認するか?」

「……いえ、結構です。」

 

頭部パーツを外して、中身を見せてやろうかと思ったが拒否されてしまったのでやめる。

 

「その姿になる前は、何をしてはったんですか?」

 

――どうしよう…普通に「ACやってた」なんて言えないぞ!!…そうじゃん。そういえば良いんだ。

 

「何してた…傭兵をやっていた。ACというこの体と一緒のに乗って戦ってた。最もこれと同じものに乗るより前から戦ってたがね。」

「戦ってた…いつからですか?」

「…物心ついた時にACには乗ってたな、(初代)最初は慣れない依頼で幾つも、多額の借金をして返す代わりに何度も実験体にされたよ(強化人間手術)。(わざと)それから色々あってね…次は火星で戦ったかな(AC2)。」

「火星ですか!?」

「そうさ、地球で戦争してたけど火星でも抗争状態に入って戦い、裏切りもある中で戦ってきた。火星での戦いが終わっても、地球では政府と企業の関係が悪化して戦った(AC2AA)。結局企業が力をつけてしまったから、コールドスリープして戦場から身を引いた。けど起きたら、地下でみんな暮らしてて(AC3)ふざけた話さ。んで金を稼ぐためにACに乗って戦って地上にでた。|地上に出ても未踏査地区の調査でAIと戦った。《AC3SL》企業はその版図をさらに拡大し、旧世代の遺物を発掘したせいで地上は壊滅。(ACNX)だが生き残った企業と傭兵たちの武装組織による新たな秩序の創出”を旗印に戦争勃発、1日だけ誰もが、生きるために戦った(ACLR)。」

「…それでどうなったんですか?」

「顔色悪いけど、まだ聞くか?」

「大丈夫です。」

「なら続けさせてもらおう。結局生き残ったのは片手で数えるほどか自分だけだったか?それからは政府ができたりしたんだけど、結局統治能力を徐々に失って新たな統治体制の確立を目指し、実質的最高権力組織となっていた6つの企業組織が、政府に対し全面戦争を開始したんだ。後にこれを国家解体戦争(AC4)と呼ばれるようになり、たった30機にも満たないNEXTと呼ばれる新型兵器によって戦争勃発から1か月で企業側の大勝利。俺はその時にやられて、とある場所"コロニー・アナトリア"で治療を受けて保管されていた研究用のNEXTを用いた傭兵になったのさ。戦い続けた。何人殺したのかさえ分からない。殺して殺して殺しつくした。企業(オーメル)から恨まれてたのか刺客(セロ)を送られたこともあったが殺した。戦友(ジョシュア・オブライエン)ともいえる友を殺した。経緯は省くけど恩師(セレン・ヘイズ)といえる人も殺した。レジスタンスのリーダーをしている女の子の父親を死に追いやった。オペレーター(マグノリア・カーチス)として信頼してた人を殺した。こんな感じさ…」

「そう…ですか……」

「こんな辛気臭い話して済まないな。」

「いえ…自分から頼んだことです…」

 

はやては俯きながら答えた。周りの人たちも何とも言えない顔になっている。

 

「…次はこっちから質問していいか?」

「あ、ハイ。」

「真っ先に聞きたかった事だ。この世界と君たちが所属する管理局という組織についてだ。」

「まず此処は地球とは別の世界で、私たちがいる場所はミッドチルダという多次元世界にいます。他にも幾つもの世界が存在します。管理局はミッドチルダを中心に数多に存在する次元世界を管理、または維持するための機関です。簡単にいうと警察や軍隊などの機能を併せ持った組織です。」

「…それは法務執行などの機能もか?」

「はい。」

 

――これだけデカい組織だ…実態を探ろうとすれば、排除しようとする者たちが現れる。そしてその先には―――まるで初代ACの管理者だな。イレギュラー要素になるものはナインボールで排除するのと一緒だ。ここにもそういう奴はいるんだろうな。

 

「そうか…別世界か…研究所跡地のコンピューターに魔法なんてものがあるなんて、分かったときは何言ってるんだと思ったが…身近にあるもんだな。最後の質問いいか?」

「なんでもいいですよ。答えられる範囲なら。」

「今、俺の体はこんなのになってる。だから気になる事がある。俺は―――」

 

―――俺は…死ねるのか?

 




主人公まさかの死ねるか?と問う。多分自分でもそう言うと思います。肉体が無くても生きていけますから、疲れ知らず、睡眠要らず、食事要らず、あれ?3大欲求全否定?慣れれば大丈夫でしょ(キチ)逆に自分の命が数字で表記されていてAPが0に減るとどうなるのか。逆に知りたくなりません?本当に死ぬのか…それとも一時的に行動不能になって自己修復して復活するのか。あぁ、主人公の経緯ですが、殆ど嘘です(笑)初代からどうVDまで繋げようかなと考えた結果、4とfaはストレイドが4主、2代目ホワグリがジョシュアと解釈させてます。4の最終でジョシュアをフィオナに任せ、4主は彷徨いインテリオルに捕まり、AMSの実験体にされ、本来適正値の上がらない適性が驚異的に向上し得ることができた。そしてセレンに出会い、天敵ルート。そこからカラードの老人たちが用意してたコールドスリープ装置でV世界まで冬眠、V終了後のサイドストーリー後にまたコールドスリープでVD世界にという解釈です。めっちゃこじ付け感はんぱねぇw


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グリン子より首輪付きのほうがいいです(モテ期到来)

取り調べが終わった後、この体の事を解析したいと言われたので条件付きで承諾し、今はコードに繋がれている状況である。

マリエル・アテンザという人が俺…というよりNEXTの技術に関心があるようである。…変態技術者の匂いがするが気のせいか…そうでありたい。

 

「はえ~ミレイスさんの体っていうか、NEXTだっけ?すんごい技術の塊ね。肝が冷えるわよ。」

「一体どうゆう内容なんですか?」

「う~ん…言っちゃっていい?」

「データは開示するだけだからな、こっそり保存とかしなければ構わないさ。」

「よし、じゃあ許可もらったから言うけど、私の知る限りのデバイスの性能を遥かに超えてる。それも1個1個のパーツがトンデモナイ性能で、特に驚いたのがこれ。」

 

スクリーンに映し出されたのは、レイレナード社製ジュネレーター『マックスウェル』

 

「それ、なんですか?」

「ジュネレーターだ。ACが必要とする全エネルギーの発生源であり、機動力のみならず機体全体のポテンシャルに影響する、最重要とも言えるパーツだ。今映ってるのは、レイレナード社製のマックスウェルという。よく使うことがあるやつだ。」

 

へえ~ と言わんばかりの顔をするなのは達

 

「あんまり詳しくは教えれないけど、これは水素を使用した複合型燃料電池で発電効率は80%越えなのよ。」

「80越え!?とんでもない効率やん!!そんなもんを幾つも搭載してるACがいるとか、ミレイスさんとこの世界は恐ろしすぎやろ…」

「それだけじゃない、しかも魔力も生成してるのよ。このジュネレーターは。生成量だけで言えば、魔導士ランクSSS以上…とんだ化け物ね。」

「え!?」

 

――は?俺そんなの知らんぞ。俺は変態技術の塊になってしまったのか…キサラギとかアクアビットとかGAEとかトーラスなんかいたら絶対研究対象だろうな。下手すりゃ、ケミカルダインやアスピナまで出てくるんじゃねぇか!?いや、来ますね(確信)

 

「けど魔力生成してるのに魔法使えないんでしょ?なんでこんな意味のないのをつけたのかなぁ…」

「厳密にいえば使えないのではなく、使ったことがないだけだ。」

「じゃあ使えるんじゃ―「現状で事足りている。」そう…」

 

技術を取り扱う者の目じゃない感じがしたため断る。あれは変態の領域になっている。

 

「詳しいことも知りたいから模擬戦してくれない?メンバーは誰でもいいよ。」

「えぇ!!いきなり模擬戦て危なくないですか!?」

 

質量兵器を取り扱うということはデバイス特有の非殺傷機能などもないという事になる。いくら模擬戦だからといって危険伴う行為はしたくないのが普通だ。

 

「大丈夫大丈夫。実際に戦ってもらうわけじゃないのよ。私が用意した仮想空間で戦ってもらうだけ。」

「そんな物用意してたのか?」

「元はデバイスに搭載するAIの応答性とかを調べるためのソフトだったんだけど、それを弄って作ってみたから試してほしいのよ。」

「では対戦相手は―「私とやってくれませんか!!」フェイトがか?」

「はい。一度負けてる身ですがリベンジしたいんです。」

「テスタロッサがやるなら私からもお願いしたい。」

 

フェイトの横から、あの美人剣士が申し出てきた。

 

「別に良いが…名前は?」

「烈火の将シグナムだ。ミレイスだったな、あの時の剣筋を見てから1度お相手を願いたかったのだ。」

 

――さては戦闘狂だな、オメー(ポプテ感)近接二人ならアセン変えなきゃなぁ。どれにしようか。いや、NEXTじゃなくてV系でいってみようか。

 

機体名:アエーシュマ

HEAD:H07 Starlight

CORE:C03 Malicious

ARMS:Ar-P-K17(改造)

LEGS:L03 FreQuency

BOOSTER:BA-309

GENERATOR:SUZUMUSHI mdl.1

FCS:Fs-L-F03

RECON:RA-209

右腕:X099 ANOTHER MOON

左腕:X099 ANOTHER MOON

右ハンガー:AU13 Kobold

左ハンガー:KURENAI mdl.1

 

――本来はグラインドブレードを積む完全なブレオン機なんだけども、中距離できる人がいるから(フェイト)射撃武器を搭載。

 

「あれ?なんか姿が違くないですか?」

「別の形態だ。俺が最後に乗っていた機体の一つだ。NEXTが潰えてからはアレがACとして活躍したんだ。」

「二人ともデバイスを借りるね。」

 

フェイトとシグナムのデバイスを受け取ったマリエルは、コードに接続しデータを投影させる。

 

「ステージは市街地に設定するね。」

 

スクリーンに映し出されたのはALLOY GATE CITYというV世界に代表が支配していた生存可能地域だ。ミレイスはACVDで言う所の防衛側、フェイトとシグナムは侵攻側に立っている。

 

『この場所…懐かしいな。昔の感覚が蘇ってくる。』

「それじゃあ、模擬戦開始!!」

 

――まずは中央のビルまでGB(グライドブースト)で駆け抜ける!!

 

「知っている場所だからか動きに迷いがないな。」

「壁を登れるなんて凄すぎやろ。」

 

スクリーン上ではミレイスが中央のビルまで駆け抜けた後、壁のぼりをし始めた場面になっていた。

 

『上はとれた…リコンをで場所を特定するか。』

 

リコンを前方に向けて遠目に射出し、5個のリコンから周辺の探知を行う。

 

――いない?侵攻側なら1つくらい反応してもいいはず―――後ろか!!

 

咄嗟にビルの屋上から飛び降りると、先ほどまでいた場所にフェイトがサイズフォームのバルディッシュを振りかざしていた。

 

――音もないから油断した!!ACと同じ感覚でやっていると確実に落とされる!!

 

ブースターを切り、そのまま落下するとシグナムが着地と同時に切りかかってきて、それを"X099 ANOTHER MOON"通称「黒月光」で切り返す。

 

『おい!これ本人より強いとかそんな事ねえよな!!』

「それはないわ。だってそれデバイス内にある戦闘データを出してるだけだもん。」

『クソォ!!ACじゃねぇからやりにくい!!』

 

黒月光を振るってシグナムの攻撃を弾いても、後ろからフェイトが魔法で攻撃を当ててくるというコンボに苦戦していた。

 

――ハイブーストを駆使しないと当ててきやがる!!このままじゃENが切れちまう…どうせ仮想なんだアイツが使えるか試すか。

 

フェイトがフォトンランサー・マルチショットを繰り出しながらアークセイバーでミレイスの行動範囲を防いだ後、シグナムが真正面から刀身に魔力を込めて炎を纏わせて両断する「紫電一閃」を繰り出そうとしていた所を何かかシグナムを横から蹴った。

 

「え?なにあれ!?」

「ミレイスさんがもう1人?」

『違う。あれはUNAC(ユーナック)だ。使えるかどうか試したかいけるようだな。』

「へぇ~そんなのもあるんだ。出来ることならじっくり解体して調べさせてほしんだけどなぁ~。」

『ダメに決まってるだろ。』

 

デスよね~とガックシと項垂れるマリエル。

 

≪U1、オペレーションを開始します。≫

 

――よし、重量2脚型UNACを出せたのは好都合だ。機体構成もAPガチガチの撃ち合い系だからな!!

 

HEAD:HF-227

CORE:Co-D-S29

ARMS:AB-107D(改造)

LEGS:L14 Flame

BOOSTER:BA-214

GENERATOR:SUZUMUSHI mdl.1

FCS:Fs-L-E28

RECON:Re-X-A07

右腕:AM/RFB-215

左腕:ARAGANE mdl.2

右ハンガー:AM/SRA-217

左ハンガー:AU44 Kaleidoscope

 

『NEXTなら二人同時相手できるが、これは地上用とでも言えるACだからな。2対2でやらしてもらう!!』

「ミレイスさん本気でいく気なの…」

 

スキャンモードでシグナムにターゲット設定をしUNACの相手をさせると、自分は射撃武器をパージして新たにOWのグラインドブレードを装備する。

 

≪U1ターゲット了解。敵確認、中量2脚。≫

『グラインドブレード起動。仮想ジジッも無茶ザザーねぇな!!』

 

グラインドブレードを起動させたミレイスはGBで突撃しながら、フェイトが放ってくる魔法をHBで躱して距離を詰めていき、ほぼゼロ距離でグラインドブレードを放つ。

 

ギュワアアアアン!!

 

「ぁ――――」

 

パタリ

 

「フェイトちゃん大丈夫!?フェイトちゃん!!」

「あかん!!あまりにも強烈なもん見せられたから気絶してもうた!!」

 

グラインドブレードが仮想空間のフェイトに直撃したのを、リアルの方はショックで気絶してしまった。

 

≪U1オペレーション終了、作戦成功です。≫

『UNACでシグナムを落とせるのか…』

 

UNACの状態を見ると滅茶苦茶というか装甲の至る所に切り傷があるが、致命傷まで至らなかったのか撃ち合いで負けたようだ。

 

「いや~いいデータがとれたよ。ちゃんと後で消すから。」

「あぁ、それよりフェイト…大丈夫か?」

「う、うん…大丈夫…」

 

――凄く大丈夫には見えないけど!?顔真っ青だよ!?

 

「一通り調べ終わったけどミレイスさん待機状態とか無いの?」

「待機状態?」

「そうよ。いつもそんな姿じゃ動き回れないじゃない?私たちもデバイスを待機状態にして持ち運んでるのよ。なのはちゃんのレイジングハートなら宝石の玉だったりするのもそれ。」

「そんなのがあるのか…ん~ここに来るときも全体に布を被せられて運ばれたからなぁ…」

 

――待機状態って言われてもなぁ思いつくのは…あっ!!あれなら人の体だからいけるんじゃないのか?

 

「なれるか分からんがやってみよう。」

 

――ん~!!はっ!!

 

体が光り輝くと、光の中から現れたのは―――銀色の長髪に蒼い瞳、手と足は装甲がついておりガーターベルトのようになっている。胸は少しあるぐらいだがそこも装甲らしき物がついている。一言で言って美少女がそこにいた。

 

「「「―――――」」」

「どうだ?中々いけるだろ?」

 

美少女に変身したことで一同唖然状態

 

「ユーノくんは!!」「兄さんは!!」

「「見ちゃダメーーー!!」」

「「ウボアァァァァ!!目がァァァァぁぁ!!」」

 

突然の目つきが二人を襲う!!クリティカルヒットだ!!

 

「やっぱり感覚がいくつか死んでるから弄っても感じないなぁ。」

「平然と股を探ったりするのやめてもらえません?」

 

普通に股を弄りだすミレイスをはやてが止める

 

「すまんすまん。これなら感覚があるかと思ったんだが無理っぽいな。よしじゃあ出るか。」

「ちょ―――」

 

全員が止めようとする前に扉が開かれてしまう。

 

【なんだ――すげぇ美少女…可愛い…】

【なんて可憐な――】

 

「ちょっち待たんかい!!」

「うおっ!!」

 

急に部屋に引き戻されたミレイス

 

「ミレイスさん何考えてはるんですか!!自分から痴女になる気ですか!?」

「痴女て俺は男だぞ。そこは大丈夫だろ。」

「そうゆう意味じゃないですよ!!」

「そうですよ!!そんな恰好…襲われるかもしれないんですよ!!」

「それも―――」

 

大丈夫だ、と言おうとしたが扉の先が騒がしくなっていた。

 

――ちょっと男たち!!何女の子の着替え覗いてんのよ!!

――いや、誤解だ!!あの子が出てくるのが見えただけだ!

――そうそう!!俺たちは決して如何わしい事は考えてない!!

――つべこべ言わず!!大人しく鉄拳制裁を受けなさい!!

――ギャアァァァァァァァァ!!!

――ウソダドンドコドーン!!

 

「………分かったこの姿は変えよう。」

 

――ん~これの方が良いんだけどなぁ。他には―――あ、NEXTならアイツじゃん。

 

光を放つと凝縮され、先ほどより小さくなりそこから――猫がいた。

 

「えっと…ミレイスさん…デスよね?」

「そうだ。NEXT乗りはリンクスと呼ばれていたのでな、猫になってみたんだがどうだ?」

「可愛い!!」

 

突然持ち上げられると、持ち上げた人物フェイトだった。

 

「モフモフ…気持ちいい…」

「フェイトちゃんズルい!!私もやらしてなの!!」

「なのはちゃんズルいで!!私にもや!!」

 

――唐突なモテ期到来にお兄さん困惑だよ…もう首輪付きでいい…

 

なおミレイスが解放されたのは1時間後であったという―――

 

 




この時はまだ平成ですが、もう終わるんですね。さよなら平成。こんにちわ令和。
今回はグリン子とUNACが登場しましたね。グリン子はもう一回どこかで登場するんじゃよ。
これが平成最後の投稿です。次からは令和最初の投稿ですね。時間というのは過ぎていくのが早く感じますねぇ…GWは皆さん遊んでたりしますか?自分はGW初日から実家の壁が強風で崩れるとかいうせいで修復作業に明け暮れてますwさっさと終わらしてFGOのイベやらなきゃ(本音)10連休はゆっくりできそうで出来なさそうw
それでは読者の皆さん、次は令和の時代でお会いしましょう。


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一人後から来る奴は何かしら事件にあう・・・と思う

エルトリアと呼ばれる星にボロボロの協会のような場所に少女が2人作業をしていた。

 

「DCVSコンバート…GMS起動。」

「イリス、お待たせ。どう?準備できた?」

「出来てるけど…キリエ、本当にいいの?危険な旅なのよ?」

「平気、イリスも一緒に来てくれるんだし、怖い事なんてな~んにも?」

「フッ、後それ持ってって。」

 

傍に置かれていた青い石板を手に取る。

 

「それが向こうでの、私の本体。向こうは空気も違うから適合調整もしっかりね。」

「うん!」

 

キリエは装置の真ん中に立ち起動させ、光があふれ出る。

 

「じゃあ行こう。この星とキリエのパパを助ける旅に。」

「ええ。」

 

眩い光は天に昇り消え去っていった。

 

―――――――――――――――――

 

地球、夜の日本、とある地域のスクラップ置き場に一つの流星のようなものが落ちる。

地面にはクレーターが出来ていた。

 

「中々ハードね~次元跳躍って。」

 

キリエは持っていた石板に触り、イリスを目の前に投影させる。

 

「キリエ大丈夫?呼吸とか苦しくない?」

「すぅーはぁー、大丈夫よ。何ともない。」

「服を何とかしないとね。」

「ん?あぁ!!」

 

キリエは自分の服を見えると、次元跳躍に耐えれなかったのかボロボロの状態になっていた。

 

「そこのシートを取って。」

「あれ?」

 

スクラップに被せられていたシートをキリエが手に取り、イリスが手を出すと魔法陣が出現してシートは粒子となり服に吸収されていく。

 

「はい完成。この国のガールズスタイルね。」

「へぇ~」

 

再構築された服装は、ごく普通の学生服のようになっていた。

 

「キリエもう一度確認ね。私たちがこれからする事はこの世界の人たちにとって少し迷惑な事。」

「だけど、なるべく迷惑をかけずにできるだけ急いで、パパとエルトリアを救う【カギ】を入手する。」

 

イリスは手の上に球体の映像を出す。

 

「高密度の生命エネルギー結晶体【永遠結晶】これが必要なの。この世界は平和だけど世界を守ってるヒーローたちはいる。」

 

映し出されたのは3人の少女

 

「次元世界の事を知ってて戦う力を持つ子たち。避けては通れないし、こっちから接触しなきゃならない子もいる。」

 

映像が拡大されキリエたちが狙う人物は―――

 

「八神はやてちゃん―――この子が皆を救うカギを―――」

 

 

彼女達は行動する。だがこの物語は既にイレギュラーが介入していることに彼女たちは知る由も無かった。

 

――――――――――――

 

 

「そこぉ!!」

「ふっ!!」

 

迫りくるフェイトから繰り出されるザンバーフォーム状態のバルディッシュによる攻撃を、両腕に装備されている紫色に輝く刀身【月光】で弾き返す。

ミレイスはオーメル標準機体“TYPE-LAHIRE”とアスピナ機関製ネクスト"X-SOBRERO"を混ぜたような機体、公式には出てないVI上の設定で出てきたプロジェクト・マグヌスに追加ブースター【ACB-O710】と【ASB-O710】に月光装備で模擬戦をしている。

カラーリングは本来青色なのだが、桃色と黄色の迷彩柄に変更されている。剣系の武器を持つのがシグナムとフェイトだけなのでそれを意識したアグレッサー仕様である。

 

「どうした?機動力を上げても当たらなければ意味はないぞ!!」

「分かってます!!」

 

ソニックフォームによる高速形態でミレイスに接近するが、追加ブースターによる圧倒的な速度によって振り切られては一瞬で接近を許してしまう。

ミレイスは月光を振るうが当てるつもりで振っていない。そもそも何故月光縛りなのかは、フェイト自身がソニックフォームの完成に、ネクスト特有の加速性能と近接攻撃力に目を付け、参考にしたいとお願いしてきたのだ。

 

「終わりだ。もう魔力がキツイだろ。」

「ま、まだいけます…」

「…駄目だ。唯でさえ無理をするのは厳禁だ。いいな?」

「…はい。」

 

――そんな落ち込まれるような表情されるとなぁ……どうしてこうなったんだか。

 

今の自分はネクストではなくミレイス・アークという次元漂流者?として管理局に認識されている。そしてフェイトの母親のリンディ・ハラオウンの下でお世話になっている。

だが最初は色々と難儀なこともあった。自分が人間だと意識があったので食事についていくことがあったが、その時はかなりの気まずさがあった。グリン子になっても意味がなかった事は言っておこう。

食事も採らず、睡眠をとる必要もなく、性欲もなく、人に触れても体温も感じられずナニカに触れている感覚だけ。柔らかさとかそんなのも感じることもない。自分が本当に人間じゃない事を更に実感しただけだった。

本当の体が何処にあるのか探してくれているが手掛かりは無い。フェイト達が学校に行っても、自分は家で1日中テレビを見るか、アーマードコアの曲を口ずさむだけだった。

あまりにも退屈でダクソ的亡者になりかけてるときにリンディから「なのはさん達を鍛えてくれませんか?」と頼まれ、それ以降はなのは、フェイト、はやての三人の訓練をやり始めた。

 

「この後に朝飯食って遊園地に行くんだろ?朝から疲れてたら見れないぞ?」

「そ、そうでした!!」

 

――まあ俺も付き添いでいく羽目になってるんだけどね!!(リンディからの強制)

 

 

―――――――――――――――――――

 

――臨海テーマパーク『オールストン・シー』の建設地に来て、なのは達と見てまわってたんだが何故…何故俺は…ママ会なんぞに参加させられているんだ…(困惑)皆さん若すぎません?強化人間手術でも受けてるの?怖――ッギュ!!桃子さん!!つねらないで!!(桃子さんの膝の上でお世話になってます)

 

「そういえばリンディさんとフェイトちゃんが正式に養子縁組になってから半年以上ですよね。」

「ええ、まだぎこちない所もありますけど。」

「やはり養子だったのか。道理で似てない訳だ。」

「ミレイスさんはご存じなかったんですか?」

「流石の自分でも家庭内事情を探る趣味など持ち合わせてないんで、そうゆう事なんだろうなと見てるだけでしたね。ただ最近フェイトは名前を呼ぶのに、よそよそしい感じなのは気づいてますけど。」

「そうですよねぇ、お母さんとも呼べないとなると…」

「フェイトは強い子ですよ。戦闘もそうですけど精神的にも、いつか呼んでくれますよ。」

「そうですよ!!」

 

話が盛り上がってきた所で、春菜の携帯に電話が入る。

 

「あら、会社から?ちょっと失礼しますね。」

「あ、ハーイ。」

 

席を外した瞬間、ジョディの携帯にも電話が入る。

 

「あらら?私も?」

 

――なんか普通じゃない様子だなぁ…ん?クロノからメール来てるし。内容はっと…【最近起きている工事車両の盗難事件が異世界渡航者に関係していると思われる。犯人と思わしき人物の画像を送ってある。そちらでも気を付けてくれ。アルフ達に捜索してもらっているが、一応母さんにも報告しておいてくれ。】

 

「リンディ、クロノから報告があった。端末にデータを送る。」

「えぇ、クロノには報告ありがとうって送っといてください。」

「了解した。アイツらには言うのか?」

「なのはさんとフェイトにはまだ伝えないほうが、いいかしらね。」

「すみません。お待たせしました。」

「春菜、どうだった?」

「やっぱり家の工事車両や建設資材が盗まれたって。」

 

――ほぉ…なるほどね…車両を盗んでる淫乱ピンク色のJKは春菜さんところの会社から盗んでるのか…電話の内容盗み聞きしてたけど嫌な予感するんだよなぁ、こういうのって後から来る奴が被害にあうっていうね。(フロム感覚)ところでクレーン車も盗まれてるって初代ACに出てきたCW-283に改造する気なのか?




どうも皆さん作者です。遂にreflection編来ましたけど、なのは世界の母親若すぎだろ…後この作品に出すACを募集します。Twitterで@youheihaturaiyまでお願いします。(既に一人から3機分のアセンを提供済み)
今回文字数少ないですけど、ちょうどいい感じで区切らせてもらいました。次戦闘シーンだからね。気合い入れなきゃ(蹂躙)


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取り消せよ…今の言葉っ!!(ガチギレ)

「すずかちゃん達お風呂に入るの待っててくれるそうです。」

「そう。」

「楽しみです~。」

 

助手席に座るはやてに、車を運転しているのが『月村俊』すずかの父親であり、月村重工の経営者で、遊園地「オールストン・シー」建設に携わっている。

はやては管理局の仕事で遊園地に行けなかったため、夜に合流することになっていたのだ。

 

ピロン♪

 

「ん?」

 

送られてきたメールを見てみると、クロノからのメールで最近の事件に関しての情報が載せられていた。

 

「うわっ!!」

「わっ!」

 

後ろから猛スピードでトレーラー3台が通過していく。

 

「危ないな~。」

「ホンマですねぇ。」

 

かなり速度を出したまま走り去っていくトレーラーを見ていると、いきなり3台とも横転し始め、はやてが乗っていた車は止まれずにハンドルを切るも直撃する。

 

「はやてちゃん大丈夫!?」

「はい…」

 

エアバッグが作動したため、ある程度無傷で済んだがすぐに車から離れる。

トレーラーが爆発し爆炎の中から工事車両が変形し、巨大なロボットになる。

 

「月村さん、すみません。私アレの対処をしてきます!!」

「あ、あぁ。」

 

敵と思われる数は6体。魔導書を出し、交戦状態に入る。

 

「八神はやてから東京支局へ。」

『はい。』

「移動中に緊急事態発生!!対応にあたりますので応援とモニタリングを願います。」

『了解、対応を開始します。』

 

魔導書が開かれ、はやての足元に魔法陣が出現する。

 

「リインがおらんと色々不安やけど、まあ何とかしよ。封絶結界発動!」

 

周りに被害が出ない様に敵を結界内に封じ込め、敵の上に少女が現れる。

 

「貴女が八神はやてちゃんね。」

「時空管理局本局人事部所属の八神はやてです。あなたは?」

「名乗る気はないわ。あなたが持ってるその本…ロストテクニクス・テクノロジー『闇の書』それを貸してもらいに来たの。」

「お話やお願いの方でしたら、局の方で伺います。」

「お願い…すぐに返すから――抵抗しないでほしいわ。」

 

搭載されているガトリングガンが火を噴き、掴んでいたトラックをはやてに向かって投げだす。

だがはやては二つの防御魔方陣で防ぎ、敵の攻撃を避けるために空中に逃げる。

 

「アームリセット、螺旋徹甲弾!!」

 

採掘用アームがキャノン砲に再構築され、弾が撃ち出されるがそれも防いでいる所をもう1体がロケットアンカーを射出し、それも防ぐ。

 

「無駄よ。それはもう調べた。」

 

ロケットアンカーが魔法陣をすり抜けて、はやてを捕まえようとしたが体をそらした事によって、後ろのビルに直撃する。

空中で体制を立て直せなかったはやては地上に降りるが、その瞬間に足がワイヤーに拘束されてしまう。

 

「くっ!!」

 

ワイヤーを切ろうと、魔導書からページを1枚とり、魔力刃を構築して切ろうとするが硬すぎるため切れない。

 

「キャアアア!!」

 

ワイヤーが巻き取られアームの攻撃が迫ってくるが、防御魔法で防ごうとするも対応されているので、魔法陣は砕け散り吹き飛ばされる。

倒れているはやての持つ魔導書にワイヤーが絡みついてくる。

 

「あかん…これはミスった…」

 

ロボットが近づいている時、遠くからエンジン音が聞こえてくる。

 

「封鎖領域に入ってきた?この反応キリエじゃない――アミティエ!?」

「はやてさん!そのまま動かないで、そのままで!!」

「え!?」

 

バイクに乗った女の人が、そのままスピードを落とさず突っ込んでくると敵の攻撃を躱しながら、ライフルの様なもので赤い少女が乗っていたロボットを1撃で破壊していくと少女は消えてしまう。

そのまま確実に破壊していき残骸でジャンプするとバイクから身を出し、ライフルが剣となって敵を2体一刀両断する。

 

「よかった…ご無事ですね。」

「あ…いえ、あの…」

 

イマイチ状況が把握できてないはやて、やられそうになっている所を助けてくれたのだから味方なのだろうが、この人が誰なのか分からないので戸惑っていた。

だがまだ全部を倒しきれなかったのか、追加で来たのか6体程爆炎の中から姿を現す。

 

「聞いていますか?私の大切な妹を連れ出した人。あなたはきっとキリエの願いを聞いてくれているのだと思います。」

 

足元に転がっていたガトリングガンを片足で蹴り上げ、何ともない様に片手で掴む。それを見ていたはやては唖然としていた。

 

「それについては感謝しています。ですが――」

 

持っていたガトリングガンの形状が変化し、4銃身3連ガトリングガンとなり相手に向ける。

 

「人様に迷惑を…まして罪のない子供に怪我をさせるようなやり方は私は絶対許しませ―――」

 

バラララララララララ!!!ドガァン!!

 

敵が突然、上空から銃弾の雨を喰らい、爆発する。

 

「な、何ですか!?」

 

人間サイズのロボットが空から敵に銃撃を喰らわせ着地すると、残りの敵がソレを撃破しようとガトリングガンや機銃を撃ちまくるがブーストによる横移動で躱される

 

「遅すぎる。」

 

敵の後ろに回り込むと、既にロックしていた『WB01M―NYMPHE』と『CR-E92RM3』による一斉攻撃で4体同時撃破する。

 

「残り2体」

 

ブーストで一気に近づくと、すれ違いざまに左腕に装備されているレーザーブレード『YWL17-ALP』で撃破し、残りの1体の上を乗り越えるようにジャンプして真上から右腕装備の『WR07M-PIXIE3(800マシ)』で風穴を開ける。

全機撃破したロボットがこっちに銃口を向ける。

 

「待って待って!!ミレイスさんストップ!!この人は私を助けてくれたんです!」

「…本当か?」

「はい…あの貴方は…」

「ミレイス・アークだ。銃を向けてすまない。はやてを助けてくれたことに関しては感謝する。はやて動けるか?」

「まだ動けます。ん?」

 

通信音が鳴るとディスプレイが表示され、アルフとザフィーラからの通信だった。

 

『はやて!!』

『我が主!!ご無事ですか?』

「うん、襲われたけどミレイスさんと制服のお姉さんに助けてもらったよ。」

『私たちも現在対象を追跡中です。』

『大型トレーラーの暴走で、こっちの警察が大騒ぎしてるの。』

『我々は今、この暴走を引き起こしたと思われる少女を追跡しています。』

 

画面が切り替わると、赤いバイクに乗ったJKが爆走していた。

 

――そろそろなのは達が出るころだろうな…

 

そう思っていたら、アルフ達が奇襲にあい通信が途絶する。

 

「あかん、助けに行かなっ!!」

 

はやてが行こうとするとJKがはやての腕をつかむ。

 

「私は故あって、さっきのピンクの子…妹を追っています。」

「はい…」

 

――ピンク…淫乱系か?(偏見)

 

「妹の目的は八神はやてさん――あなたのその本なんです。あなたからはその本を。なのはさんとフェイトさんからは、その力を無断で借りようとしています。えっと…ミレイスさんの事は知らなかったので…」

「管理局のデータベースに俺の事はない。唯の漂流者として認識されているからな。」

「そうだったんですか・・・道理で知らないわけですね。私は妹を止めなければなりません。ということで失礼!」

 

はやてを抱き上げるとバイクに乗せる。

 

「え、え?」

 

唐突にバイクに乗せられJKはエンジンをふかし、急発進する。

 

――えぇ…運転荒いなぁ…俺でもあんな走り方しねぇよ…

 

心の中で呟き、小ジャンプでバイクについていくミレイス。

 

――今普通に車が通ってる高速道路にいるんだけど、はやてがクロノに報告してるんだが、二人ともノーヘルなんだよなぁ…高速道路なのに…逮捕案件ですわ。俺?俺はMEST-MX/CROW(ステルス)で追いかけてる。すげぇんだよなぁコレ、ゲームでは4.5秒(SL)しか使えなかった(3では8秒)けど、今は常時発動できるんだぜ。しかも結界付きとかオマケ機能もあるぞ。結界のおかげで一般市民には見えてないけど、性能ヤバ過ぎるんだが…負荷エッグイけどな!!クロノから報告?…フェイト達はもう淫乱系JKと接触したのか、は?苦戦してる?二人で苦戦…

 

「妹と戦闘になるとは思いますが、皆さんの『魔道』は恐らく通じません。」

「あなたは一体?」

「アミティエです。アミタと呼んでください!」

 

――魔法が通じないなら新システムも使えないなぁ…魔法使いたかった…(現在結界を使用中)

 

 

―――――――――――――――

 

なのはとフェイトはキリエの追跡を開始し確保に向かい交戦。途中に魔法が解析され少し苦戦を強いられていたが、なのはの策により拘束が完了していた所に不意を突かれ、銃を向けられる。

 

 

ズガァン!!

 

キリエの銃が弾き飛ばされる。弾き飛ばしたのはアミタ。ミレイスは、はやての準備のために護衛として付いていき、アミタだけ先に行かせたのだ。

 

「キリエ、やっと見つけました。さあ、帰りますよ。」

「アミタ…」

「なのはさん、フェイトさん、お二人ともご無事で何よりです。お友達のはやてさんもご無事ですので安心してください。」

 

それを聞いた二人は、ほっとした表情を見せる。

 

「絶対に追いかけてこないでって、私言ったよね?」

「私は「行っちゃだめだ」って言いました。」

「アミタまでこっちに来ちゃったら、ママたちはどうするのよ!!何考えてるの!!」

「家出した妹を連れ帰る、それだけです。」

「言ったでしょ?パパもエルトリアも助けるんだって!」

「帰りましょう…」

 

キリエは納得のいかない表情を見せる。

 

「くっ…このぉ―――」

 

拘束が解かれているキリエはバク転で弾かれた銃のところまで行き――

 

「バカアミタ!!」

 

1発アミタに向け発砲するが弾かれ、アミタの服装がキリエの物とそっくりな服装に変わる。

 

「聞き分けてください。キリエ。」

「このーーーー!!」

 

銃から剣の形状に変化させてアミタに切りかかり、アミタも剣に変化させて二人は空中戦を始める。

 

「永遠結晶を持って帰らなかったら、パパは死んじゃうのよ!!」

「悲しくて苦しいのは、私や母さんだって一緒です!!それにあなたを連れ出したあの子を――私は信用できません!!」

「この―――」

「キリエさん落ち着いてください!」

「ここはお姉さんの話を…」

 

激しい近接戦闘を繰り広げられる最中になのはとフェイトがキリエを抑えようと組み付く。

 

「邪魔を…しないでっ!!」

 

持っていた剣を放り投げると、靴に内蔵されていた機銃をアミタに向けて撃ち、組み付いてるなのは達も地面に向かって放り投げられる。

 

「永遠結晶があれば皆を救えるのに!!」

「父さんと母さんが私たちにくれた力は、強い体とフォーミュラは星と人々を守り、助けるための力です!!人に危害を加えてまで目的をかなえるための力じゃない!!」

「だから迷惑かけない様に頑張ってるじゃない!みんな手伝って!!」

 

キリエが言うと、放置されていたトラックなどが変形し大きなロボットのようになり二人に近づいていく。

 

パパパァーーーン!!!

 

なのは達を襲い掛かろうとしていた敵の1体が、横から撃ち抜かれ爆散する。

 

「3連スナキャで余裕の貫通か、雑魚だな。」

「おい!先に撃とうとしてるのに横取りすんなよミレイス!」

「早い者勝ちだ。」

 

ヴィータの後ろから敵を狙撃したのはミレイス。V系ACになっていたが、はやてを助けた時のNシリーズ系ACに変更する。

 

機体名:ロイヤルハリヒア

HEAD:H11-QUEEN

CORE:C02-URANUS

ARMS:CR-A92XS

LEGS:LH09-COUGAR2

BOOSTER:B03-VULTURE2

GENERATOR:CR-G91

RADIATOR:ANANDA

FCS:MF05-LIMPET

INSIDE:―

EXTENSION:CR-E92RM3

ARM UNIT R:WR07M-PIXIE3

ARM UNIT L:YWL17-ALP

BACK UNIT R:WB01M-NYMPHE

BACK UNIT L:CR-WB91LGL

 

ジャッカルのエンブレムが描かれた赤のカラーリング機体である。

ミレイスはキリエの背後に立ち、銃口を向ける。

 

「大人しく投降しろ。お前の用意した人形共はシグナム達が片付けた。」

「へえ、貴方がイリスから報告は受けてた例の…」

 

キリエはミレイスをジッ―と嘗め回すかのような視線で見ている。

 

「…ロボットて聞いてたけど思ってたのと違うし、全体のバランス的にダサく見えるから気持ち悪い…。」

「は?」

 

――今コイツなんて言った?ダサい?このACを?は?コイツの頭大丈夫か?いや大丈夫じゃないな、コイツの頭は『CHD-06-OVE』並に存在価値が皆無な頭部なんだろうな。隊長頭で有名なクイーンヘッドや、NXのOP機が装備していることで有名なCOUGAR2(通称九月)に、ジナ腕にもケチつけやがったな…(コアの事は触れない模様)……コイツは俺を怒らした。(ミレイスはキリエの美的センスが死んでいる事を知りませんし、気づいてすらいません。)

 

「んだとぉ!!この淫乱ピンク小娘がぁぁぁぁ!!(本音)」

「淫乱ピンク!?」

 

――取り合えずコイツはボコす。慈悲はない。

 

 

 

心の中の本音がキレた勢いで言葉に出てしまったが、そんな事はお構いなしにミレイスはキリエに向かって銃を向け突撃するのだった―――




最近キウイにハマった作者です。今回のACはPLUS ONEさんの提供していただいたアセンブルを採用しました。ありがとうございました。まだまだアセンブルの提供を待ってますので、機体名込みでも構いませんのでお待ちしています。
今回は戦闘シーンが少なかったですが、戦闘的に"上からのマシンガンによる銃弾の雨"ミサイルを放った後すれ違いざまにブレードで攻撃し、流れるように敵を上から撃ち抜く"一体どこのOPの真似事なんだ…(笑)

これが終わればストライカーズ編になるんですが、そっからやべぇ雰囲気になるとだけ言わせてもらいます。無人兵器関連で(ボソッ)




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大量の雑魚より巨大兵器の方が出番(出演時間)少ないと思わない?

「す…ぶす……潰す…潰す…潰す潰す潰す潰す潰す潰す潰す潰すガァアアアアッ!!」

「いやぁぁぁぁぁぁ!!イリス助けて怖いィィィ!!」

 

――ロッテンフライとゾディアックのカプリコルヌスが混ざったような言葉を発してる?気のせいだ!!秘儀!!L2+R2+R3(リミッター解除)!!!!≪LIMITER RELEASE≫の表示が出たということはEN使い放題!!

キリエを追いかけようとするミレイスに、イリスが送り込んだ機動外殻が妨害しようとミレイスに襲い掛かる。

 

「邪魔すんじゃねぇ!!」

 

ガァン!!!

 

ブーストチャージ1/1 と表示されそうな音を鳴らし、VACでもないのにヘリに蹴りを喰らわせてキリエに800マシの弾をぶち込む。

 

「イリスなんとかしてよぉぉぉぉぉ!!!」

『オルタを使いなさい!!アイツは私が何とかするから!!』

 

そうだった…と言わんばかりの顔をするキリエ、ACに追われる恐怖で忘れていたのだ

 

「システム『オルタ』バーストドライブ!!」

「っ!?」

 

――え?何?魔法系かと思いきや、まさかのガンダムのトランザム系?コジマ出てないぞ(※彼は患者なのでGN粒子はコジマに見えます。)てか速すぎィ!!生身でQBモドキとかアスピナ機関が黙ってねぇぞ。

 

「Nシリーズでは追いかけきれんか…」

 

機体名:ステイシス

 

HEAD:HD-LAHIRE

CORE:CR-LAHIRE

ARMS:AM-LAHIRE

LEGS:LG-LAHIRE

GENERATOR:GN-LAHIRE

FCS:FS-LAHIRE

MAINBOOSTER:CB-LAHIRE

BACKBOOSTER:LB-LAHIRE

SIDEBOOSTER:AB-LAHIRE

OVEREDBOOSTER:KRB-LAHIRE

 

R ARM UNIT  :AR-O700

L ARM UNIT  :ER-O705

R BACK UNIT  :MP-O901

L BACK UNIT  :RD03-PANDORA

SHOULDER UNIT :―

R HANGER UNIT :―

L HANGER UNIT :―

 

キリエは『オルタ』を使って夜天の書を奪う為はやての所に向かい、ミレイスも追いかけようとしたがイリスが更に送り込んだ機動外殻が邪魔をする。その数は数えきれないほど。

 

「そんなに俺が邪魔か?」

「えぇ、貴方の情報はなかった完璧なイレギュラーだからよ。」

 

イリスが姿を現し、俺に対してイラついてる様子

 

――イレギュラー…久々に聞いたけど、自分がそう言われると少し嬉しいんだよなぁ。だったらイレギュラーなら当然

 

「……ならかかってこい全部スクラップにしてやる。」

 

――すべて焼き尽くしてやる――

 

レザバズを目の前の機動外殻に向けて撃ち、連続QBで突撃しながらAR-O700で撃つ刺す(※敵に突き刺すものではありません)の行動をしながら確実に、1体1体を撃破していく。

 

「ヘリはミサイルで攻撃して――左に6、右に8、前には数えられん程で後ろもか。」

 

沢山いる機動外殻の間をQBで抜けていきワザと囲まれる状況をつくり、密集してきた瞬間を狙ってAA(アサルトアーマー)を発動する。

 

「これでも半分以下か…PAが無い今は回避に徹するしかないな。」

 

レーダーを確認する暇もなく地上型機動外殻が機銃を撃ってくるが、スライディングで機動外殻の下を潜り抜けた所をレザバズで風穴を開ける。

 

「どうしたその程度で俺を仕留めようと――「…目的の物は手に入ったわ。」何だと?」

 

――なのは達がやられた?守護騎士たちも?クソ…コイツに少し時間稼ぎされたのが不味かったか…

 

「だけど次は確実に仕留める。」

「だったら巨大兵器でも持ってくるんだな。」

「………」

 

機動外殻は撤退を始め、イリスも姿を消した事を確認してOBでなのは達の所に行く。

 

―――――――――――――――――

 

『アミタと呼ばれる女性は、先ほど本局の救急病棟に搬送した。これから検査と出来る限りの治療を行うが意識が戻ったら、すぐにでも話を聞かせてもらわなければならない。』

 

モニター画面にはクロノが、現状報告をしてくれている。

 

「我を忘れて突っ走ってしまった俺に原因がある。済まなかった。」

「あれは想定外の相手です。謝る必要はありませんよ。」

 

キリエを逃したことで、あの後に守護騎士たちを含めた全員が一瞬で無力化されて夜天の書を盗まれてしまった。

 

「そうですよ。ミレイスさん。」

「はやて…起きていたのか。」

「はい。話も聞いてました。盗まれたのなら取り返すまでです。失態のツケも、私の宝物も。」

 

――この子絶対"騙して悪いが"やったら徹底的にやり返すタイプだ…すげぇな、こいつ…大物だ、感動した…(ロイ感)外で、なのはちゃんは外でアリサちゃんに励まされてるし、俺も頑張らないとな…あの淫乱JK絶対許さんからなっ!!(根に持つタイプ)

 

――――――――――――――――――――――

 

――そんな訳で、あらかた話がオワタ所で(話が長すぎて先に哨戒してた)なんか黒い光の柱を見えたからVOBモドキ(黒栗が乗ってたやつ)でオールストン・シー周辺を回ってるよ、黒栗のバグみたいにな。てかモドキ何であるんだ?まあ、いいや。そんなことよりスキャンモードじゃないと前見えないんだけど!!V系で操縦するんじゃなかった!!え?NEXTじゃないのに何で操縦できるかって?やったら出来た(暴論)VOBの速度に頭の上のリコン追い付いてるとか、もうこれ訳分んねぇな。

 

 

『ミレイスさん、先に来てたんですね。』

「あぁ、君たちより損傷が無かったのでね、先に哨戒させてもらってたよ。」

 

念話による通信で、シグナム達と共にオールストン・シーに到着した報告を受けていた。

 

『シグナム班とミレイスさん、上空に注意してください。大型の質量が上空から!!』

「空?」

 

他の管理局員も気づいたようで、空を見上げる。

 

「隕石!?」

「大きいぞ!!」

『墜落予想地点…オールストン・シー、エリアDです!!』

 

――隕石だと!?誰だよアクシズ落とした奴!!赤い彗星か?隕石とかACには勝てません(諦め)やっぱりガンダム系じゃねぇか。たかが石ころ一つアーマードコアで押し返してやる!!(無理です)どーすんだ!!

 

「私が止める。」

 

シグナムがDエリアの上空に行くと魔法陣を展開する。

 

「行くぞレヴァンティン!!」

 

シグナムが剣を抜くと、鞘と合体させ弓になる『シュツルムファルケン』になり、矢を展開し弦を引く

 

「駆けよ、隼!」

 

放たれた矢は隕石に当たり、1発で木端微塵にする。

 

「……」

 

――今の俺は開いた口が塞がらない(ACなんでありません)え?あの魔法そんな威力あったの?隕石1発で粉砕できる威力なの?あれ普通にPAで防げてたよね3話ぐらいで(メタい)なんか申し訳ないなぁ…すんなりと防いでしまって。

 

「なんだよ、もう!!折角運んできた鉄団子を壊すとか何者だ!名を名乗れ!」

「時空管理局本局魔導師シグナムだ。大規模危険行為違反で現行犯逮捕する。」

「あなたの氏名と出身世界は?」

 

雷鳴と共に現れた人物にシグナムとフェイトが質問をかける

 

「どこから来たとかボクだって知らん、誰が呼んだかは知らないけどボクの名はレヴィ、『雷光のレヴィ』とはボクの事さ!!」

 

カッコよく雷鳴と一緒にボージングを取るフェイトそっくりな2Pカラーボクッ子に全員唖然状態

 

「そしてボクがわざわざ運んできたボクのしもべ!!機動外殻『海神のトゥルケーゼ』だ!」

 

レヴィの横に現れたのは巨大な機動外殻にフェイト達は構える。

 

「さあ、遊んであg―――」

 

ズドォォォォン!!

 

トゥルケーゼが突然の大爆発に見舞われる。その原因はVOBモドキに搭載されているレールキャノンによる攻撃だった

 

「ナニアレ!?あんなのあるなんて聞いて無いよ!!でもそれで倒したとは思わないでよ!」

 

レールキャノンによって破壊された箇所が瞬時に修復されて、再起動を果たす。

 

「巨大兵器の相手は俺がやる。フェイト達はソイツを頼む。」

『分かりました!!』

 

――さて、あの巨大兵器自己修復持ちかぁ…取り合えず風穴開けまくるか。

 

大きく旋回して、再度攻撃を仕掛ける為に急上昇し、急降下によるレールキャノンと爆雷の攻撃をする。

 

「タンクACも直撃すればただでは済まない威力だ。これなら――」

 

爆炎の中からレーザーが飛んできて、VOBのブースター部分と右翼に被弾する。

ブースターから火を噴いてるVOBを何とかコントロールする

 

「パージ!!」

 

VOBモドキをパージし、機動外殻に特攻させて爆炎で目くらましをして巨大兵器用アセンブルをロードする

 

HEAD:HD-307

CORE:C11 Monoceros

ARMS:Ar-A-A51

LEGS:Le2H-J-E34

BOOSTER:Bo-C-H11

GENERATOR:GA-210

FCS:Fs-L-F03

RECON:ASATORI mdl.2

右腕:AM/GGA-206

左腕:AM/GGA-206

右ハンガー:AM/BRA-125

左ハンガー:AM/BRA-125

SHOULDER UNIT:KO-8C5

 

両手に装備されている威力3点振り35ガトを落下しながらトゥルケーゼに向けて撃ちまくるが、距離が遠いため跳弾していた。

 

「ブーストチャージマンのケツバイブキィィィィィィィィィィク!!」

 

ガァィン!!

 

――蹴ったぁぁぁぁぁぁ!?!!

 

 

全身のレーザーに当たりながらトゥルケーゼの顔面を蹴ったことに周りの管理局員が信じられないような顔になっているが、正直まだ優しいほうである。Vでは対人戦で開幕ヒュージミサイル起動で蹴りをかませに来るトンデモナイキチガイな者もいたのだ。作戦ファイルを見直すと訳が分からないの一言になる。

 

「まだまだぁ!!(某カードゲーム主人公ボイス)」

 

トゥルケーゼの頭部に乗ると両手の武器をハンガーのと切り替え、速射3振りバトルライフルをゼロ距離で全弾喰らわせる。更にショルダーユニットのHEATロケットも撃ち込む。

 

「まだこんなものではない!!ずっと俺のターン!!」

 

武器をパージし、両手に装備されたのはMURAKUMO mdl.1、そうムラクモである。トゥルケーゼの腹部まで移動すると右振りからの蹴りの左振りと、ムラクモ→蹴り→ムラクモの無限ループという二重の極みである。

いくら再生機能があっても、ムラクモの斬撃と蹴りによる衝撃で装甲が物凄い勢いで削られていき、ブーストチャージによって装甲が完全に破壊され中に侵入する。

 

「これ動力コアか?」

 

大きめの空間には動力コアと思われる青く光る球体があった

 

――この大きさの出力で空も飛ばないとかレビヤタン以下じゃねぇか?取り合えず6万パイルでぶっ壊そ

 

「そぉい(やる気のない声)」

 

両手パイル(威力12万)による攻撃で動力コアに穴が開き、機動外殻は完全に停止する。

 

「あーめんどくさ、今度はグラインドブレードで潰したほうが早いな。」

 

誰にも聞かれないよう素の自分を出しながら呟く、空を見上げる。

 

――……ん~また2Pキャラ増えてるよ…これ絶対はやての方にもいるよなぁ…

 

空でなのはと2Pキャラが撃ちあっているのを見ている。

 

「最近の小学生はすげぇな、ホント…」

 

これだけの激しい戦闘を小学生がやってるなんてとんでもねぇと思いながら、合流場所までグライドブーストで移動する。

 

 

 

――そういえばあの淫乱ピンクJK見なかったがどこ居んだ?アイツまじで許さんからな。次会ったらマスブレでタコ殴りにしてフルボッコにしてやる…

 

 




あー遂にFGOに奈々様来ましたねぇ!!発狂ものですわぁ!!今ならヤーナム行っても何ともねぇぞ!!多分。あっ皆さんDVD買いました?自分アマゾン限定買おうとしたんですが所持金全部なくなりそうだったんで特装版にしました。あれ前も言ったっけこれ?(記憶消失)今回提供されたACは使ってないです。タンクなんだもん!!まだまだ提供待ってますのでTwitterの@youheihaturaiyで提供待ってま~す。


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イリスみたいな奴は『だまして悪いが』をよくするよね

「やっと見つけた…これが永遠結晶ね。」

 

ミレイス達が戦闘している間にイリスはオールストン・シー内で展示されていた結晶体『永遠結晶』の前に立っていた。

 

「キリエ、私を永遠結晶の方に。」

「あ、うん。」

 

石板の子機端末が永遠結晶の前まで浮かんでいく。

 

「アクセス システム・ドライブ ウイルスコード起動」

 

永遠結晶が眩い光を出し、イリスは笑みを浮かべていた。

 

ガシャァァァン!!

 

突如、天井のガラスが破壊され、イリスとキリエにバインドにより拘束され、クロノと多数の管理局員が降りてくる。

 

「キリエ・フローリアンとイリス、君たちを次元法違反で逮捕する。」

「っく!!」

 

キリエはバインドを何とかしようと抵抗するが何ともならない

 

「今来ても、もう遅いわ。」

「何?」

 

イリスにかけていたバインドがあっけなく破壊される。

 

「だけど丁度良かったわ。体を作るための材料が必要だったの。」

 

いきなりクロノ達が苦しみ、体内から直接結晶体のようなものを生やす。それはイリスの端末を飲み込むと人の形を形成しだした。

 

「イ、イリス?」

「あのねキリエ、この永遠結晶の中には悪魔が1羽眠っているの。途方もない力を持った悪魔が…だけど星を救うとか貴女のパパを助けるとか、そんなことには使えないのよ。」

 

いきなり言われる事に理解ができていないキリエ。永遠結晶は崩壊し、中から5枚のシールドの様なものが出てくる。

 

「これは星を殺す悪魔なのよ。」

「…え?だって永遠結晶はエルトリアを救う力なんじゃ…」

「あぁ…ゴメンね。私ウソをついたわ。」

 

認めたくなかった。

 

「パパの病気も治るかもって!!」

「それもウソよ。そう言わなきゃ、貴女に手伝わせることができなかったから。」

 

信じたくなかった。

 

「イリス…ウソよね?…」

「そうね…ウソだったわ。あなたに話した事も、言った言葉も。出会ってからの全部がウソ。」

 

イリスが指先から光弾を撃ち、キリエの体を貫き血を吐き出す。

 

「甘ったれの貴女と付き合うのも大変だったわ。だけど感謝はしてるから教えてあげる。私は人工知能なんかじゃない――エルトリアで暮らしてた人間だったの。けどこの悪魔に私は命も家族も、大切なもの全部奪われた。心だけが生き残って、あの遺跡版で眠って、その間もずっと探してたの。この悪魔に復讐する方法を。」

「だけど…だけど!!」

「心から願った思いがあるなら、他人を困らしても仕方がない。キリエも、そうやって自分の願いを叶えようとしたでしょ?みんなを傷つけて、私を利用して、何処かの誰かが被る迷惑より自分の目的が大事――同じよ。私も、貴女も。お話は終わり、バイバイ、何処かの誰かさん。」

 

イリスはそのまま立ち去っていき、キリエは裏切られたことに静かに涙を流した

 

―――――――――

 

『クロノ執務官と武装隊員16名が重症、対象『キリエ・フローリアン』は確保しましたが対象『イリス』は上空へ逃走――』

 

「ということだ。あの淫乱JK女ボコボコにしに行っていいか?」

「ダメに決まってんだろ!!」

 

合流場所では、救急車の中でなのはがユーノに魔法による治癒をしてもらってる間に、ACを侮辱したJK(キリエ)をボコしに行こうとしたらヴィータに止められたミレイス

 

「チッ」

「舌打ちすんなよ…まぁ気持ちは分からんこともないけどよぉ。」

 

――ダメだ、すぐにでも殴りに行きたい…これは体が闘争を求めてる証拠ですわ(違います)

 

「と、取り合えず向こうは任せときな、なのはは大人しくしてろよ。」

「僕も行ってくるよ。」

「気を付けてね。」

 

ヴィータとユーノはイリスのもとへ飛び去って行った。

 

「あれ、ミレイスさんは行かないんですか?」

「あぁ、シャーリーに少し用があってな――っと来たか。」

「なのはさん、ミレイスさんどうも。」

「大丈夫ですか、マスター」

「レイジングハート!!」

 

シャーリーの後ろからレイジングハートが出てき、なのはは車から降りると遠くの人物にも気づく。

 

「あ、アミタさん」

「なのはさん、すみません。妹のせいでこんな目に…それに―」

「そういうのは、また後で。それよりも、これからです。お願いしてた件どうでしょう。」

「彼女に指示に従って準備はしました。」

「完成度は6割程度ですが運用は可能です。」

「なのは、お前まさか…フォーミュラを!?」

 

――オイオイ!!あんな生身でQBしてるような物を扱うとか無茶だろ!!

 

「ですが、無茶ですよ!!」

「無茶だから引っ込んでろと言われて、アミタさんは従えますか?」

「私には…無理です。」

「私もです。諦めて後悔するのも、それで誰かが悲しんでるのを見るのも嫌なんです!!私の魔法をそのための力なんです!!」

「はぁ…言っても聞かないか…所でシャーリー、例のシステムは?」

「持ってきましたよ。今しますね。」

 

シャーリーがPCを操作し、システムのアップデートを行う。

 

「これ入れるのはいいんですが、下手したらジェネレーターによる自爆ですよ!?」

「え、自爆!?ミレイスさんそんな危険なもの使うなんてダメです!!」

「自爆程度で恐れていたらACなんざ乗れるか。それに自爆するなら相手も道連れだ。」

「なんで…なんでそんな事言えるんですか!?…ミレイスさんが死んじゃったら、フェイトちゃん、はやてちゃん、みんな悲しみますよ!!」

 

――あぁ…この子は本当に優しいなぁ…こんなに嘘をついてるのが辛くなる位だ…けど今の俺はミレイスなんだ。だからこの子に言えるのは…

 

「みんな悲しむか…それは皆のために戦っている君が言える言葉だ。だが俺は…誰かのために戦ったことはない。好きなように生きて、好きなように死ぬ。誰のためでもなく…それが傭兵(俺ら)のやり方であり言葉だ。」

「そんな……」

 

――まあ、こんな正義感溢れてる子からしたら理解できんだろうなぁ…でもジャックやヱヴァンジェ、ジナイーダやジノーヴィー、ジョシュアやセレン、マギー、とかは本当に好きなように生きて、好きなように死んだんだろう。後悔があったのかは分からない、けど理不尽に死んだ訳でもない。何かに満足して死んだのだと自分では思ってる。VACのオズワルドとかが誰かのために戦ったと言えるだろう。エイリークは知らん、アイツAC爆散しても生きてるからノーカンだ。ノーカウント。

 

「そんな顔するな。気にする事ではない、君のやりたい事を好きなようやればいいだけだ。…話は終わりだ、行くぞ。」

「分かりました。」

 

ミレイス、なのは、アミタの三人はフェイト達の所に向けて飛び立つ。ミレイスも機体をVシリーズからNEXTに変更する。

 

機体名:鉄屑カシスト

HEAD:WHITE-GLINT/HEAD

CORE:CR-LAHIRE

ARMS:063AN03

LEGS:L11-LATONA

GENERATOR:I-RIGEL/G

FCS:INBLUE

MAINBOOSTER:03-AALIYAH/M

BACKBOOSTER:LB-LAHIRE

SIDEBOOSTER:S02-ORTEGA

OVEREDBOOSTER:LINSTANT/O

    

R ARM UNIT  :051ANNR

L ARM UNIT  :RG03-KAPTEYN

R BACK UNIT  :CP-51

L BACK UNIT  :CP-51

SHOULDER UNIT :051ANAM

R HANGER UNIT :EB-O600

L HANGER UNIT :EB-O600

 

 

「好きなように生きて、好きなように死ぬ……か。体を探す目的のためには考えとく必要もあるか。」

 

 

 

―――――――――――――――――――――――

 

『Fire!!』

 

撃ち出された砲撃がユーリに向けて放たれるが、5枚のシールドらしきものに完全に防がれる。

 

「…なのは?」

 

攻撃したなのはに、クロノやフェイト達と同じように体の所々に侵食部分が出来上がるが、一瞬にして無効化される。

 

『system drive フォーミュラモード』

「フォーミュラカノン、フルバースト!!」

 

先ほどの砲撃より威力を高めた砲撃をユーリに向けて放ち、爆発の余波でフェイト達から出ていた結晶体のようなものを破壊する。

 

「この力に、あの武装!!まさかアミティエのフォーミュラを…!?」

 

―――――

 

「ねぇキリエ、この世界の『魔導師』って魔法使いの意味だろうなんです。不思議な力がウソでも、悲しい物語が進んでいても泣いてる子を助けてくれる魔法使いは、ちゃんといました。」

「あぁ…」

 

遠くでバッテリーを交換するなのはを見つめるキリエ

他の皆も戦闘態勢に戻っている。

 

「待っててください―――今度は必ず助けます!!」




あーはい。どうも作者です。まさかこんなに遅くなるとは…本当にすみません(震え声)誤字報告もありがとうございます。正直マジで助かってます…確認はしてるんですけど、真夜中にやってるのが悪いんですかねぇ…?今回のAC提供は無実態存在さん、ありがとうございます。…戦闘シーンは次ですので…

こんなに遅くなるとは、スマホゲーは悪い文明ハッキリ分かんだね(バニー獅子王爆死)最近VDの傭兵事業が中々うまくいかなくてですねぇ…依頼がねぇんですわwそのせいで通常出撃を1人でいってる始末ですw


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LivモドキでもOW一撃で潰せるやろ(なお潰せない模様)

「ユーリちゃん…」

「排除開始」

 

ユーリは巨大な腕を二つ構築すると、なのはに向けて突撃を開始する。

 

シュバ‼

 

「っ!!」

 

なのはの後ろから突如目に見えない速さで飛んできた魔力弾を、シールドで防がれる。

 

「チッ、レールガンの弾を普通に防ぐか?なのは、プランB接近戦だ。」

『分かりました!!』

 

ビルの屋上からレールガンによる一撃の不意打ち攻撃をあっさり防がれたミレイスはOBで一気に距離を詰める。

 

「さて要望道理につくって貰ったシステム試してみるか。≪レギュレーションシステム1.15を起動します≫」

――つか完璧にLivやん、OWねじ込んだら1発で終わるんじゃね?

 

残り時間5分と表示され、ENが減る事が無くなった。元々はアーマードコアフォーアンサーのレギュレーション1.15の特徴『ENが減らない』のを再現できるか試したが出来なかったため、無理矢理ジュネレーター出力を限界まで引き上げ維持し続けるシステムを作ってもらった。だが、維持し続けるとジュネレーターが爆発する危険もあるので5分が限界なのだ。因みに魔力弾を撃てるのは非殺傷用システムを作ってくれたから。

 

「なのは!動き回りながら砲撃しろ奴の気をそらせ!!突貫する!」

 

なのはがNEXT並みの速度でフォーミュラカノンを撃ってる間に、背中武器のCP-51をばら撒き対処できていない間に2段QBで一気に距離を詰める

 

「もらった!」

「っ!?」

 

左腕に装備しているRG03-KAPTEYN(軽レール)の銃口をユーリの顔に向けて、弾を撃ち出す。

 

「―――炎の矢」

「コイツっ!!」

 

ゼロ距離で撃たれた割によろけただけであり、攻撃を仕掛けてきて周りに展開された魔力弾にバックブーストで距離を稼ごうとするが、間に合わずPAを張る

なのはと俺にを重点的に撃たれるが、さらに他のメンバーにも攻撃を仕掛けて皆プロテクションで防ぐ

 

「なのは!この攻撃が止まったら、次はお前が斬り込め!!援護する!」

「お願いします!」

 

ユーリの攻撃が止まった瞬間、なのはが突撃ミレイスは右腕の051ANNRと左側のCP-51を撃ち、なのはの突撃を援護する。

 

『マスター、良い知らせと悪い知らせがあります。』

「良いほうは?」

『フォーミュラモードは正常稼働。想定以上の性能を発揮しています。』

「悪いほう!」

『活動限界まで3分です。』

「じゃあ、3分以内に助けよう!!」

『頑張りましょう。』

 

なのはが接近戦で戦い、後ろを取られユーリが攻撃を仕掛けようとするとミレイスがそれをレールガンとライフルで援護し阻止するという完璧な戦いが行われていた

ユーリも巨大な2本の腕で接近戦を仕掛ける。

 

『稼働限界まで60秒』

「はあぁぁぁぁぁ!!」

 

ネクストのクイックターンの様に、両足を軸にして加速から一気に減速してユーリに砲撃する。

 

「あの近接戦は不向きだな!!俺には!」

――巨大な腕で殴られるとか、ACには無いんですけどぉ!!ACVのType-D No.5でも殴るは無いぞ!!

 

なのはを援護しながら、ユーリの殴りを回避する。

 

『ミレイスさん、ちょっとだけ隙をつくって貰えませんか!!』

「了解した!全員連携行くぞ!!」

「「「はい!!」」」

 

ミレイスが5連ロケットをユーリに全部撃ち切った瞬間に、OW(オーバードウェポン)に最適なVACを構築しマスブレードを起動。

 

「貴様が殴るなら、こっちも殴り(建材)だぁぁぁ!!」

 

一気にチャージしてユーリに殴りにかかり地面に叩き落とした所にフェイトとはやての魔法で押さえつけられる。

 

「今がチャンスだ。なのは!」

「はい!ありがとうございます!!」

 

ユーリの攻撃は全員のプロテクションで耐えきってる間に、なのはがユーリの上から魔法で攻撃する。

 

「エクシード・ブレイカァァァァァァァァ!!」

 

フルチャージによるブレイカーの攻撃にユーリと小島が吹き飛ぶ

 

『カウントマイナス9、何とか撃ち切りましたね。』

「ユーリちゃんは…?」

 

煙が晴れるとユーリの周りには紙のような物がバリアを張っていた

 

「あれは…夜天の書のページ!?」

 

近くによると、遠くで見ていたディアーチェ達も寄ってきてユーリを起こし話をする

ミレイスは上空にいたが、ネクストなので会話は聞こえていた。

 

「……イリスを知ってて、あの2Pカラーの奴らとも面識がある…?さっき封印みたいなのを解かれてから時間はそんなに経っていない。どこかで会っているのか?」

――というかOW直撃したのに1撃で沈んでないとか、どうなってるんですかねぇ…(困惑)

 

ユーリが1枚の紙をはやてに渡そうとした瞬間に腹から剣が貫通し、後ろにはイリスが刺していた。

 

「だいぶ予定が狂ったわ。立て直さなきゃ。」

 

はやてが魔法で攻撃するもイリスは盗んだ夜天の書を使い逃走されてしまい、どうしようもなかったので全員撤退するしかなかった

 

―――――――――――――

 

「それで?アレはどうだった?」

「上出来だ。流石としか言えないな。」

 

ミレイスは管理局本局の技術メンテナンススタッフのマリエル・アテンザの元に訪れていた。

 

「けど初めてだったのよ?いきなり要求するシステムも作ったことないから手探り状態で…」

「それは仮想データを渡しただろ。」

「それでも手探りなんて貴方の世界のACというのは規格外すぎる。こっちじゃ技術的なブレイクスルーを起こすレベルよ。」

「…だろうな。」

 

――でもそれをポンポン量産してるAC世界てマジ頭可笑しい。アレ水素を使用した複合型燃料電池だっけ?正式じゃないらしいけど…VACのパーツデザインにHYDRO METAL ENERGYって描いてあったんだけどなぁ…

 

「それで?他に用はあるの?」

「あぁ、ちょっとコイツをな。」

 

ミレイスの右手から出されたのは、レイジングハートだった。

 

「コイツの強化をな?」

 

―――――――――――――

 

松葉杖をついたなのはとフェイトとアミタの3人はキリエの病室に訪れていた

 

「ごめんなさい…全部私のせい…この星の皆に迷惑をかけてどんな風に償えばいいか、お姉ちゃんの言う事ちゃんと聞いとけばこんなことにはならなかった。」

「私もちゃんと伝えるべきでした。私の責任でもありますよ…だけどねキリエ、父さんの事も母さんの事も故郷の事だって、私は何も諦めてはいないんですよ。」

「お姉ちゃん…」

「失敗は取り戻せばいい、自分を責めてもやれることが減っていくだけです。私たちにできる事はまだあります。この星に起きる被害を食い止めて、ユーリを止めて、イリスからちゃんと話を聞く。空を見上げれば自然と背筋も伸びます。」

 

アミタはキリエの肩に手を置く

 

「ほらちゃんとして。」

「うん。ありがとうお姉ちゃん。」

 

二人が仲直りした事になのはとフェイトは喜ぶ、が後ろのドアが開く音が聞こえ振り向くとミレイスがキリエにライフルを向けていた。

 

「ミレイスさん!?」

「な、何してるんですか!!」

「……俺はソイツに愛機のACを侮辱されたんだ。まだ許した覚えはないし、許す気もない。」

 

キリエは何も言えず無言だった

 

「一つ質問する。」

「え?あ、はい。」

「キリエ、ディアーチェ達の解放を見てただろ。どんな姿か想像しただろ。言ってみろ。」

「えっと…体は四角でメーターみたいになってて、頭の横から角みたいなのが生えてて~背中は王様みたいに6枚の翼?名前つけるなら柴天ロボ?」

「…………………」

――コイツはアレか?超ギャグロボットが好きなタイプ?いや美的センスが死んでるのか…

 

美的センスが死んでる事に、これにはミレイスも呆れを通り越して沈黙するレベルだった

 

「…はあ、怒ってるのも馬鹿らしくなった。」

 

持っていたライフルを消し溜息をつく

 

「え?なんで呆れるの?」

「お前のセンスが死んでるからだよ。」

 

えぇー!!と納得のいかなそうに叫ぶキリエに、ミレイスは余計に溜息をつくのであった。




どうも作者です。皆さん今回登場した「1.15システム」これチートやろ。と思った方いると思いますが、実はコレ最終話のヒントです。つまりこれ使わないと勝てない相手です。まあ最終話に出てくる相手は皆さんの創造にお任せします。因みに魔力弾が撃てるようになったのは、この事件のちょっと前です。いつまでも実弾じゃ、危ないからね?仕方ないね。
詳しく言うと、本来のACの武装の特徴を維持した魔力弾を撃ってるんです。もっと簡単に言うと実弾が魔力弾になっただけです。(非殺傷なのに爆発とはウゴゴゴ)

最後に一言 マジで誤字報告ありがとうございます。

VDの傭兵も活動してるから、よろしく!!(依頼してください。お願いします)


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外伝クリスマス編

よく来てくれた。残念だがマトモなクリスマス編など初めから無い。だまして悪いがネタなんでな。見てもらおう


季節は冬―――雪が降り、街は若者なので活気立ち。家族や恋人と一緒に過ごす者が多くなる時期。そんな中、クリスマスという時期にミッドチルダでも大いに賑わっていた。それは管理局も例外ではなかったのだが…クリスマスには程遠い光景が待っていた…

 

――――――――――――――

 

「ねぇねぇ母さん!!サンタさんがクリスマスケーキを届けに来るって本当!?」

「ホントよ~スバル。なんせ管理局でチラシ配ってあったから頼んできたんだから。『地球から、直接サンタがケーキをお届けします』ってね。」

 

ミッドに在住のナカジマ家、サンタがケーキを届けに来るという事ではしゃぎまわるスバル・ナカジマ。そのスバルの母親のクイント・ナカジマは、先週の仕事終わりに管理局でチラシを配ってる子が宣伝しているのを気になって見たところ、クリスマス気分を味わうのも良いだろうと思い注文したのだ。

 

「もう、スバルったら少しは落ち着きなさい。」

「でもギン姉、地球からサンタが来るんだよ!先祖様がいた星のサンタって気になるじゃん!!」

 

はぁ~と呆れるのは、スバルの姉のギンガ。実は内心楽しみにしているのである。

 

「二人とも、もうすぐ届くから待ってなさい。」

 

そう言うと、ピンポーンっと玄関のチャイムが鳴りだした。

 

『すいませ~ん。ケーキをお届けに来ました~。』

「は~い。」

 

クイントが玄関を開けるとそこに――

 

「地球から来たコジマサンタです。」

「―――――――――」

 

クイントは困惑した。この状況で困惑しない筈が無かった。自分は仕事先でケーキを予約して家で娘たちと待ってただけなのに、いざケーキが届いて受け取ろうとしたら目の前にサンタ帽子をかぶった緑色のロボットがいるなんて可笑しな光景だ――

 

「お客さん…大丈夫ですか?」

「え?あ、えぇ、ごめんなさい。ケーキを届けに来てくれたのね。ありがとう。」

「サンタとしての仕事ですから。子供たちと楽しく食べてくださいね。」

「そうさせてもらうわ。」

 

それでは失礼、とロボットはそう言い、空を飛ぶと猛スピードで何処かに行った。

 

「…あれが地球のサンタ…先祖はすごいところに住んでたのね…」

 

とんでもない勘違いを植え付けてしまったが、あれは例外なだけであってサンタではない。断じてサンタではないのだ。そもそもACがサンタとか意味不――(ここで文字は途切れている

 

 

――――――――――――――

 

場所は変わり、第34無人世界の「マークラン」第1区画の静かで自然豊かな草原の中に家が一つたっている。そこにもサンタは訪れるのだ。ただし、そのサンタはACだと限らない―――

 

「ルーテシア~お皿何処にやった~?」

「こっちに置きっぱなしよママ。」

 

気が抜けてる感じの人物がルーテシアの母、メガーヌ・アルピーノ

 

「あ、そういえば今日ケーキが届くんだった。」

「ケーキ?いつもママが作ってるのに?」

「管理局でね、地球のサンタが貴方の家へケーキをお届けします!!って広告してあったから、面白そうだと思って頼んじゃった。」

「はぁ~…此処は雪すら降らない世界なのにサンタが来るとは思えないんだけど…」

「いつもママのケーキより他のケーキを食べるのもいいじゃない?」

 

ピンポーン

 

「あら、お話してると来たんじゃないかしら?」

「今回は別のでもいっか、でもママのケーキも美味しいんだけどなぁ。」

 

文句を言いつつも、玄関のドアを開けた

 

「遅かったじゃな――」

 

バタン!!

 

「……ママ?ケーキを届くように頼んだのよね?」

「その筈だけど?」

「なのに玄関開けたら、サンタ帽被って海パン一丁の筋肉がゴリゴリでムキムキの頭に、バケツみたいなの被った変態がいるのよ!!」

「地球のサンタがケーキをお届けしますって広告のチラシには載ってるんだけど。」

「サンタがあんな格好してるはず無いでしょうが!!」

 

メガーヌからチラシを勢いで奪ったルーテシアは、チラシを粉砕する。

 

「は~い、どうもありがとうございます。」

「取り合えずどうしよ……ってママ!?」

 

ルーテシアはムキムキマッチョマンの変態をどうするか悩んでいたら、いつの間にかメガーヌがバケツ頭の変態サンタからケーキを受け取っていた

 

「目的は既に果たしたよ。彼女がな、全ては私のシナリオ通り。残るは憎まれ役の幕引きだ。」

「いや、ケーキ届けに来ただけなのに何言ってるのアンタ。てか仕事終わったなら帰りなさいよ!!」

「私の生きた証を…… レイヴンとして生きた証を―― 最期に残させてくれ……! 」

「人の話聞きなさいよ貴方!?」

 

ルーテシアの話すら聞かず、男は何故か近づいてくる。

 

「ガリューぶっ飛ばして!!」

「ガハァ!!」

 

男はルーテシアの召喚獣ガリューによってぶっ飛ばされていった。

 

「ハァ~…何だったの?まあいいわ。ママ、夕食にしよっか」

 

二人は家に戻り、夕食を楽しんだ。ただサンタは色んな所に現れるのに彼女らは知らなかった。

 

――――――――――――――――

 

「ハァ…ただいま。」

「パパ~お帰りなさ~い。」

「お帰りなさい、ミレイスさん。」

 

ミレイスの帰りを迎えてくれたのは、妻のフェイトと娘のヴィヴィオだ。

 

「ヴィヴィオにフェイトか、ただいま。なのはは?」

「ママは今お料理中だよ。」

「そうか、今日の料理担当はアイツだったな。」

 

リビングに移動すると、旨そうな料理の数々をテーブルに並べているなのはの姿があった。

 

「お仕事お疲れ様です、ミレイスさん。料理できてますよ。」

「あぁ、相変わらず旨そうだな。なのはの料理は桃子さん譲りだな。」

 

えへへ~と喜んでるのが高町なのは、自分の妻である。二人も妻がいるとか可笑しくね?と思う人がいるだろうが、二人同時に告白してきたときはどうしたら良いんだと悩んだのでクロノに相談したらミッドチルダは一夫多妻制があるらしく、聞いたときは何も言えなかった。んで返答をどうするか悩んだ。元々二人には恋愛感情なんて無かったし弟子とかそんな感じだったのだが、まあ二人の告白は受けました。結婚して過ごしてみると楽しいものだ。

 

「今日これ貰ってきたぞ。クリスマスだろ?」

「ケーキ?うわっ、色々入ってる…」

「結構あるね…食べきれるかな?」

「お前ら、甘いの好きだから結構食べると思って買ったんだが。」

 

すると、女3人からすっごい睨まれた。

 

「わ、悪かった。だからそんな睨まないでくれ…ヴィヴィオまで睨まれると流石にキツイぞ。」

「女の子の心が分からないミレイスさんが悪いんです~」

「済まない、局の方で知り合いがケーキ販売を宣伝してたから買ってきたんだ。どうも自信作のようでさ。」

「へぇ~それは気になるなぁ。」

「なのはは実家が喫茶店だから、そういうの気になるもんね。この間だって――」

「あぁ!!フェイトちゃんそれ言わないで!!」

 

フェイトが暴露しそうになったところ、なのはが口をふさぐ

 

「ま、早く飯を食べよう。せっかくなのはが作ってくれたんだ。冷めないうちにな。」

「そうですね。」

 

4人とも椅子に座り、なのはが作った料理を食べて食後にケーキを堪能した。因みに今日のミレイスのお仕事は、そのケーキ販売の宣伝とケーキのお届けであった―――

 

 

――――――――――――――――――――――

――後日――

 

「おい、どうなってるんだコレは。」

「いや…自分もなんでこうなってるんか分からんのですけど。」

 

管理局でミレイスと部下が見ているのは、不審者情報のデータなのだが――

 

「これ明らかにアイツだろ。」

「ですよね。この頭って…」

 

手元のタブレットに映っているのは、メガーヌ宅に訪れたサンタ帽をかぶったバケツ頭の男

 

「ガルガンに仕事やったの誰だ……」

「多分、ハザークじゃないかと…これもう1軒来てますよ。」

 

スライドさせると、今度は干の形をした頭のマッチョマンが映っていた。

 

「これ、カーゲルだろ…何やってんだあいつ等…」

「――――――」

 

部下の一人が白目になって倒れそうになっているのを何とかしながら、ミレイスは目元を抑えながらため息を吐いた。

 

――不審者情報――

 

1件 メガーヌ・アルピーノ宅にて、筋肉ムキムキのマッチョマンで頭にバケツらしきものを被りながらサンタ帽を被っている男がケーキを届けに来たと報告が入っている。

 

2件 ティーダ・ランスター宅にて、同じような人物が二人ほど来たと報告が入っている。ただし頭が干と股間からリニアライフルを生やしていたとの事。

 

3件 収容中のジェイル・スカリエッティから、強烈な緑の発光した2足歩行したネズ ミが、食欲を失う程の緑色のケーキを届けに来たと報告が入った。内容物は青汁粉末などを大量に使用されたケーキだった。ケーキは甘いと思っていただろうが、あまりの苦みで泣いていたジェイルに見ていた監視員は爆笑だった。てかどうやってここに入ったんだ?(他の職員の報告)

 

 

「アイツら、マジでどうしてくれるんだ…」

 

ミレイスもケーキのお届け仕事をやったが、行き先はクイント家だったので通報はされてない。それどころか地球のサンタはロボットだと認識させてしまった。

この惨劇をどうするか、ミレイスは悩んだ結果―――放置することに決めた。

 




何があってこんなのを書いたんだ俺は…多分リア充にやられたんだ。そうに違いない。今回の話はIFとなります。こんなクリスマス編本編にはねぇから!!
あ、皆さん言うの忘れてました。メリークリスマス(遅い)ハッピーニューイヤー!!(早い)来年もよろしくお願いしま~す


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