カラレス・ランズが憑依転生した世界は堕天使や悪魔、天使がいる世界に。 (桐野 ユウ)
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新たな生活へ

はい、今書いている初代夜天の書をカラレス君が兵藤 一誠となり新たな生活の物語になります。

果たして彼が起こる戦いとは!!


雷児side

 

俺は今病院のベットの上にいた、かなりの年も取り体に力が入ってこない。

 

「なぁリリア・・・・・・」

 

「なんでしょう主。」

 

「そろそろ行くよ、あっちで皆が待っているからさ。」

 

「はい・・・・・・私も一緒に行きます。あなたと共に・・・・・・」

 

「ありがとう・・・・・・」

 

俺は目を閉じていき、これが俺の最後の時であった・・・はずだった。俺はなんか騒がしいなと思い目を開けた。

 

「おや母さん、目を開けたぞ!!」

 

「そうですねお父さん、一誠ほらお乳の時間ですよーーー」

 

「ばぶううううう!!(またかあああああああああ!!)」

 

どうやら俺は再び生を得たみたいだ、名前は兵藤一誠というらしい。マジかよ・・・・・・また新たな生活が始まろうとしているのか?だがオカシイ・・・・・・転生の間を通らずに俺はこの男に憑依をしてしまったってことか?

 

とりあえず今は・・・・・・

 

「ばぶ・・・・・・(はぁ・・・・・・)」

 

また母乳を飲む生活から始まろうとは思ってもなかった、仕方がないカラレス・ランズ改めて兵藤一誠飲ませていただきます!!

 

雷児改めて一誠side終了

 

それから母乳を飲み再び年月がたち五年がたった、彼の元に何かが届いていたのを彼は開ける。

 

「やっぱり。」

 

彼は取りだしてブレスレットを右手にセットをする、これこそ彼にとって相棒が再び彼の手に戻った。

 

雷児とってもカラレス時代から愛用をしてきた相棒が再び手に入れたことにうれしかった。

 

「おかえり、ララ。」

 

『ただいま戻りました、マスターセットアップ。』

 

彼に再び装甲が纏われてバリアージャケットが構成された、やはり身長などが小さくなっており髪型も変わっているため彼は違和感を感じていた。

 

「あーなんだろう赤い色がいいのかな?」

 

それから彼は魔力がどれだけ使えるのか試してみた、カラレス・ランズ時代と同じようにしてみたら魔力が集まってきたのですぐに解除をした。それから彼は友達と遊んでいた。

 

「イッセー君いくよおおおおおお!!」

 

おりゃーと一誠と遊んでいる子。名前は紫藤イリナ。彼女とは家が近いということもあり彼は一緒に遊ぶことが多かった。

 

彼女とは色んな遊びをしながら楽しんでいた、だがそれもすぐに終わった。彼女が遠くへ引っ越すことになった。

 

「ぐすえぐ!!やだやだやだ!!イッセー君と別れるのはやだよおおおおおおおおおお!!」

 

彼女は彼に抱き付きながら涙を流していた、一誠は彼女を抱きしめていた。

 

「イリナ、これが永遠の別れじゃないんだぜ?また大きくなったときに会おう!!お互いに離れていても友情が壊れることはない!!」

 

「イッセー君・・・・・・」

 

こうして彼女とお別れとなった。一誠は結界を張り魔力の訓練をしていた。

 

「アオナ、アギト・・・・・・まさかお前たちが中に入っているとはおもってもなかったぜ?」

 

『私もです!!またマスターと一緒にいれることは嬉しいです!!』

 

『だな!!』

 

彼も笑いながら訓練をしていると、左手がうずいてきた。

 

「なんだ?」

 

一誠は左手の方を見ると赤い籠手が装備されていた、彼は驚いていると声が聞こえてきた。

 

『どうやらお前がわしの新たな持ち主ってわけか。って女が二人いるのじゃが!?』

 

『なんですかあなたは!!』

 

『そうだ!!ここはあたしたちの場所だぞ!!』

 

『知るか!!わしも起きたらなんでかお前たちがいたんだ!!こっちが知りたいぐらいじゃ!!』

 

「まぁまぁ三人とも落ち着いてくれ、とりあえずあなたは?」

 

『わしはドライグ、お前が装備をしているセイグリッド・ギアに封印されている存在じゃ。』

 

ドライグは彼にこの世界のことを説明をした、堕天使、悪魔、天使という存在がこの世界にはいることなどを。

 

「なるほど・・・・(この世界は俺達がいた世界とは全く異なる世界ってことか・・・夜天の書がない以上は仕方がないか・・・・・・)」

 

一誠はとりあえずこの力を使いこなすために頑張るのであった。




次回 一誠は魔力の訓練やララのモードチェンジ同様にドライグの力を使いこなすために家を出て山の中で修行をしていた。

ドライグが悪魔を感じるといいその場所へと向かっていきバリアージャケットを纏う。

次回「襲われている子猫たち!!一誠の初の戦い。」


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襲われている子猫たち、一誠として初の戦い。

一誠side

 

ドライグという新たな力を手に入れた俺はララのモードチェンジなどを駆使をしてこの力を慣れるために訓練をしていた。五歳という年齢で鍛えているって、そういえば加藤雷児の時もこの年から魔法になれるために結界を作り体などを鍛えてきたっけ?

 

現在はドライグが作ってくれた結界の中で修行を続けており彼の力を使いこなすためと自身を鍛え直していた。

 

『お前は不思議なやつだ。』

 

「なにが?」

 

『俺は色んな歴代の主たちと過ごしてきたが、お前は魔力などがかなりある主だからな、驚いているだけだ。それにこいつらはなんだ?』

 

ドライグが言うのはおそらくアオナたちのことだろうな、姿を現したアオナたちは頬を膨らませながら来ている。

 

「ひどいです!!ドライグさん!!」

 

「そうだぜ!!あたしたちはユニゾンデバイス!!カラレスの力となることができるんだよ!!」

 

『だからお前たちが言うカラレスってのは誰のことだ、そこにいるのは兵藤一誠だろうが。』

 

っと俺の隣でドラゴンと二人が喧嘩をしているのを見て俺は笑ってしまうが面白い光景だからだ。

 

とりあえず限界が来たみたいなので俺はドライグの結界の中から出て家の方へ戻るために歩こうとしたが・・・・・・何かを感じる。

 

『相棒、これは悪魔だ。』

 

悪魔ね・・・・・・ブーストをかけて俺は移動をすると黒い猫と白い猫の姿を見つける、俺はばれないようにバリアージャケットと仮面をかぶり悪魔と思われる人物たちの前に現す。

 

「なんだてめぇ!!」

 

「人間か?」

 

「・・・・・・・・死ぬお前たちに名を名乗るつもりはない。」

 

ララをソードモードにした俺は悪魔たちに襲い掛かる、次々と切っていきドライグの神器を発動させて殴りつける。魔法陣を発動させて技を発動させる。

 

「ソードオブダンス!!」

 

魔法陣から剣がたくさん現れて悪魔たちを次々に切り裂いていく、猫たちが無事なのを確認してから俺はその場を去る。彼女たちも疲れていたのか俺を追いかける様子が見られない。

 

俺はその姿のまま家の方へと戻ろうとしたが・・・・・・神社の方から騒がしい声が聞こえてきたので様子をうかがうために侵入をすると女の人と小さい女の子を囲む人たちがいた。

 

だが様子がおかしいなと思い、俺はドライグに聞く。

 

(ドライグ何かわかるか?)

 

『あぁ間違いない、この力は堕天使の力だ。』

 

なるほどな、俺はララを銃モードにして囲んでいる人間たちに発砲をするがもちろん殺さないように攻撃をする。

 

「ぐあ!!」

 

「誰だ貴様は!!」

 

「・・・・・・・・・」

 

俺は無言でララを構えながら歩いていき堕天使たちに次々に攻撃をする、プロテクトシールドを出現させて堕天使たちが放つ攻撃をガードをする、俺は反撃をしようとしたがそこに別の堕天使が現れる。

 

「貴様ら何をしている!!」

 

「バラキエル!?」

 

「答えてもらおう!!」

 

「ちっ・・・・・・引け!!」

 

集団は去っていったのを見て俺は立ち去ろうとしたが、女の子が俺に向かって走ってきた。

 

「あの!!助けてくれてありがとうございました!!」

 

「・・・・・・気にするな。」

 

「私は姫島朱乃です。」

 

俺は悩んださすがに兵藤一誠と名乗るわけにはいかないな、仕方がないあの名前を名乗るとしよう。

 

「カラレス・・・カラレス・ランズだ。」

 

俺はそういってマントを翼に変えて空を飛び彼女たちの元を去った。姿を消しながら家の近くに着地をしてバリアージャケットなどを解除をして家に入る。

 

「ただいまー」

 

「おかえりなさい一誠、ご飯ができるから手を洗ってきなさーい。」

 

「はーい。」

 

俺は手を洗った後に母さんが用意をしてくれたご飯を食べてお風呂に入る。

 

「ふぃーーーーいい湯だな。」

 

お風呂に入りながら俺はカートリッジがまだ使えないと思っていた、先ほどの悪魔や人と戦ったときもカートリッジを使って技を発動させてない。

 

『相棒どうした?』

 

「ドライグ。俺はお前の力を使いこなせるかな?」

 

『それは相棒次第だ、だが俺はお前なら俺を使いこなせると信じているさ。なにせお前は歴代の奴らと違うとわしはそう思うからだ。』

 

「そうか?」

 

普通に鍛錬をして普通に魔法を使いーの悪い悪魔を倒す5歳児だぞ!!

 

『普通の五歳児は魔法をばんばんに放ったりしないとわしは思うのだが?』

 

『マスター、これには私も・・・・・・』

 

『あたしもだよ。』

 

二人まで!?俺ショック!!俺はお風呂でぶくぶくと沈んでいき溺れてかけてしまったところを母さんに助けてもらった。

 

情けない姿をさらしてしまった、カラレス・ランズ・・・・ショック!!母さんに助けてもらった後俺は自分の部屋に運んでもらい本棚を見ていた。

 

「ん?」

 

体はだるかったが、俺はすぐに起き上がり一つの本をとりだした、そこには鎖が巻かれておりどう見ても見たことがあるような本がじーっと見ている感じがしていた。

 

「・・・・・・・・」

 

俺はその本をそーっと本棚に戻してベットの方に行き毛布をかぶるが、突然お腹に痛みが走る。

 

「うご!!」

 

俺は変な声を出してしまい、なんだと思い毛布をめくると夜天の書が勝手に浮き上がり俺に体当たりをしたようだ。

 

「もうちょっと待て、お前の出番はそうだな・・・あと12年・・うご!!」

 

それに怒ったのか夜天の書は俺のお腹に何度も何度も攻撃してきた、痛い痛い!!お前らを起動させたら説明とかどうすればいいねん!!

 

だが夜天の書は俺の考えを呼んだのかさらに攻撃を加えている、アギト達も中で爆笑している。

 

『あっはっはっはっはっは!!カラレス、本に攻撃されてやーんの!!』

 

『これは傑作だぞ相棒!!』

 

『マスター、彼女達が可哀想なのです!!早く出してあげるのです!!』

 

二人は爆笑しているが、アオナ今の俺の魔力で夜天の書が開くと思うか?

 

『あ・・・・・・』

 

『確かに起動させるにはかなりの魔力を使いますからね。今のマスターでは開かない可能性が・・・・・・』

 

『起動。』

 

「『『『『え?』』』』」

 

突然起動という音が聞こえて夜天の書が光りだした、そこから6人の人物が現れる、あーやっぱりねと思い俺は苦笑いをする。

 

「カラレス様。」

 

「久しぶりだな。」

 

「えぇ久しぶりねラン君。」

 

「・・・・・・お前らな、勝手に起動するなよ。」

 

俺はどう説明すればいいのか考えるのであったがすぐに母さん達の声が聞こえてきてシグナム達を見て目を見開いている。

 

「あらー、一誠たらまさか年上の人が好きだったの!?大丈夫よこの家は広いから問題ないわ!!お父さん!!赤飯よ!!」

 

「いや母さん!?ちょおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

ばたんとドアが閉まりリリア達は苦笑いをしている。

 

「そういえば主、姿が全然違いますが・・・・・・」

 

「あぁ今の俺は兵藤一誠という名前なんだ、ザフィーも悪いな。この世界じゃ魔法はないがお前達には説明が必要だな。」

 

六人に俺はこの世界のことを説明した。彼女達も最初は信じられないという顔をしていた。

 

「まさか悪魔だけじゃなく、天使や堕天使というのもこの世界にはいるということですか?」

 

「そういうことだ、なのは達がいないのは残念だが・・・・お前達がいるだけで俺は勇気を得た。」

 

「それにカラレスが本当の意味で主だからな!!あたしはまたカラレスと居られるのは嬉しいぜ!!けどはやても一緒だったらな・・・・・・」

 

「だな。」

 

俺はそう思いながらリリア達と一緒に過ごすことになった。




次回 時が動きだして一誠は高校二年生となった、彼は新たにブースデットギアの禁手なども使いこなせるようになり、変態たちを成敗をしながら過ごしていた。

ある日いきなり告白されてデートをしていた。

次回「動きだす物語。」


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動き出した物語。

一誠side

 

あれかは12年がたち、俺は高校2年生になった。ドライグの力も禁手を使いこなせるようになりララの力も前以上に戻っている。

 

さらには夜天の書が開いたことにより俺の戦い方もバリエーションが増えたこともあり俺は現在駒王学園に通っている。シグナムたちはが留守番をしておりリリアとナハトがこの中にいる。

 

「おはようイッセー君!!」

 

「きゃああああイッセー君!!かっこいい!!」

 

「あー一誠君がほしいわ!!」

 

なんか知らないがこれはモテ期というものだろうか?俺は手を振ると彼女たちはきゃーと声をあげている。後ろからどどどどっと走ってくる音が聞こえてきたので俺は脚部に力を込めて。

 

「せいやあああああああああああ!!」

 

「「ぐあああああああああああああ!!」」

 

俺は悪友たちに思いっきり蹴りを入れる、ハゲの松田に眼鏡の元浜だ。こいつらが逃げてきた方を見ると追いかけてくる女子たちがいる。

 

なるほどな、まーたこいつらは・・・・・・

 

「あーイッセー君いつもありがとう!!」

 

「気にするな、まーた覗きをしたのかお前らは?」

 

「なんだよイッセー!!」

 

「そうだそうだ!!」

 

二人はエロさえなければいいと思うのだが?まぁしょうがないからこいつらを剣道部の奴らに渡して俺は夜天の書を開いて魔法を新しく作るとしよう。

 

俺は中庭にいると一人の女の子がやってきた。

 

『相棒、あいつは・・・・・・』

 

わかっているドライグ、堕天使だろうけど・・・・・・俺は気にせずに夜天の書を開いていた。リリアたちが話しかけてきた。

 

(主いいのですか?)

 

(なーに今はまだな。)

 

「兵藤一誠君だよね?」

 

「そうだが君は?」

 

「天野夕麻といいます。」

 

天野夕麻ね・・・・・・堕天使だけど一体何をする気だ?

 

「えっとその・・・私と・・・・・・付き合ってください!!」

 

「・・・・・・・・・」

 

俺は考える、ドライグたちも中でオロオロしているが。彼女の目をみて俺は決意をする。

 

「わかったよ、よろしく頼む。」

 

「やった!!ありがとうイッセー君!!」

 

俺は彼女の目を見ていた、なぜ奥の瞳は悲しそうにしているのだ?俺はその真意を試すために彼女と土曜日にデートをすることにした。

 

さてあっという間に土曜日となり俺は夕麻ちゃんを待つことにした、夜天の書は持ってきている。ドライグはいるし念のためにアオナやアギトが中で待機をしている。

 

『相棒よかったのか?』

 

「・・・・・・あぁ彼女のあの悲しい瞳を見ているとほっとけなくてな。」

 

そう彼女は告白を返した時は嬉しそうだったが俺は前世であの目を見たことがある、悲しい目だ・・・・・・俺はおそらく殺されると思っていた、だからこそ彼女とデートをしながらも彼女を見ている。

 

本当にきれいな人だ。なのはやアレイにも負けないぐらいのプロモーションを持っている。てかこの世界の人たちは綺麗な人ばかりだ。

 

公園の噴水までやってきた俺たち、だが彼女は悲しい顔をしていた。俺はある決意を固めて結界を張った。

 

「!!」

 

「悪いな、夕麻ちゃん。誰にも聞かれたくないと思ったから結界を張らせてもらった。」

 

「まさか!!」

 

「あぁ気づいていたよ・・・・・・君が堕天使だってことも・・・・・・」

 

「・・・・・・ごめんなさい。」

 

彼女は服をはじけさせて全裸となりそこから装着をして黒い翼をはやして俺に向かって槍を投げつける。

 

「ララ、セットアップ。」

 

『セットアップ。』

 

バリアージャケットを纏い彼女が放った槍をブレードモードではじかせる。左手にはブースデットギアを現して彼女に近づいていく。

 

「!!」

 

だが俺は彼女に剣を降ろすことはなかった。

 

「え?」

 

彼女も驚いているが、俺はララをモードを待機状態にしていた。

 

「どう・・・して?」

 

「俺は君を殺すことはしないさ。」

 

「なんで!!私はあなたを殺そうとし「ならなぜ震えている!!」!!」

 

「殺せるのなら俺を今すぐに殺せたはずだ!!だが君はしなかった・・・・・・それは君は優しい堕天使だからだよ。そしてやっと思いだしたよ。小さいときに天使と会った時のことをね。」

 

「え・・・・・・」

 

「あの時はカラレス・ランズと名乗っていたからね。」

 

「優しい人・・・・・・あなただったの・・・・・・なら・・・私は・・・・・・私は!!」

 

彼女は膝をついて涙を流していた、俺はそーっと近づいて彼女を悲しませないようにしようとしたとき、結界が壊されたのに気づいた。

 

「夕麻ちゃん!!」

 

俺は彼女をお姫様抱っこをして回避をすると槍が地面に突き刺さる。俺は飛んできた方角を見ると別の堕天使が槍を持っていた。

 

「ちぃ役立たずめ、まぁいい貴様が持っているギアを奪わせてもらうぞ!!」

 

「君はここにいるんだ。」

 

「でも!!」

 

「俺に任せてくれ。」

 

俺はララをランサーモードにして構えて敵が放ってきた槍をはじかせて追撃をする。敵は俺の攻撃を回避しているが、さらに素早くすると命中をして頭に強打させて地面に叩きつける。

 

「ば・・・馬鹿な!!堕天使である俺が!?人間如きに!?」

 

「ブラッディダガー」

 

血がついたような短剣が現れて堕天使を追撃をする。奴はボロボロの体のまま彼女を置いて撤退をした。俺は夜天の書を閉じて彼女の方へ歩いていき膝をついた。

 

「大丈夫か?」

 

「どうして助けたの?私はあなたの命を狙ったんだよ?」

 

「・・・・・・確かに君は俺の命を狙った、だがあの時の攻撃は君は私を殺すつもりはなかったんだよね?」

 

「!!」

 

彼女はびくっとしているが、近くなのに彼女はすぐに攻撃をしてこなかった。おそらく俺を殺したくないと思ったからだろう。

 

俺はバリアージャケットなどを解除をすると赤い魔方陣が現れてそこから人が現れる。彼女のことは知っている、リアス・グレモリー・・・・・・確か兵藤一誠になる前に泣いている彼女がいたから声をかけたっけ?それで魔法を見せて約束をしたけど・・・忘れたな。それでもう一人は・・・・・・そうか元気そうにして良かった。

 

確か朱乃だったな、さて俺と彼女の様子を見てリアス先輩が口を開いた。

 

「突然として魔力が大きくなったのを確認をしてみたら、堕天使が一人にあなたは確か・・・・・・」

 

「兵藤一誠です。」

 

『なぁカラレス!!あたしたちも出ていいか?』

 

アギト!?なんで今しゃべるの!!

 

「今あなたから声が聞こえてきたのだけど?」

 

「えぇ私も聞こえてきましたけど。」

 

仕方がない、アギト、アオナ出て来い。俺の中から光が出てきてアオナとアギトが出てきた。

 

「ふぅーやっぱり中は窮屈だぜ!!」

 

「本当です!!」

 

「「小さい・・・・・・」」

 

まぁ2人は小さいけど通常よりは魔力を抑えているからこの姿をしているんだよな。さて俺はあの子を連れていくことにした。

 

「リアス先輩詳しい話は明日にしませんか?それと・・・・・・お願いがあります彼女は俺が連れていきます。」

 

「え?」

 

俺は転移魔法を使い彼女たちを連れて撤退をする。

 

一誠side終了

 

リアスside

 

「・・・・・・兵藤一誠か・・・・・・けどあの魔法陣どこかで・・・」

 

「いや・・・でもあの子が?」

 

「朱乃どうしたの?」

 

「・・・・・・リアス、昔私たちが襲われた話をしたわね?」

 

「えぇ確かマントを付けて仮面をつけた人物にたすけてもらったって名前は・・・・・・」

 

「「カラレス・ランズ。え!?」」

 

「リアス!?どうしてあなたがその名前を!?」

 

「小さい時にだけど、私魔法を見せてもらったことがあったの・・・でも彼はすぐに消えてしまったけど・・・でもいったい。」

 

私たちは彼のことを明日聞くことにした。

 

一誠side

 

俺は家に転移をして彼女も一緒に連れてきてしまった、さて母さんにどう説明をした方がいいのか・・・・・・一応母さんにはシグナムたちのことは話している。それどころか家族として受け入れてくれた。彼女の名前はレイナーレのことをどう説明をするかな?

 

とりあえず俺は彼女を連れて父さんと母さんに説明をする。

 

「まぁお前にドラゴンがいるってことも聞いているしシグナムちゃんたちのこともあるからね、うちはかまわないわよ。」

 

「いいの・・・・・・ですか・・・・・・私は・・・・・・」

 

「気にするな、うちは大歓迎だよ。」

 

父さんと母さんは色々とすごいなと思い、おれはレイナーレと改めて話をすることにした。

 

現在の俺はカラレス・ランズの話し方に戻している。

 

「さてお前はあの時見た天使で間違いないな?」

 

「はい・・・・・・あの時私の傷を治してくれたのはあなただったんですね。」

 

「まだあの時は死んで間もないときに迷ってしまったからね、だが綺麗になったね。」

 

「えっとでも・・・驚かないですか?私堕天使になったんですよ?」

 

「驚かないさ、俺は前世でも色々と戦ってきたからね。なれたもんだよ。」

 

俺は笑いながら彼女の話を聞きながらかつての戦いを思いだしていた、ナハトを救出をしたときに戦った闇の書の闇の暴走態との戦いやジュエルシードで合成された色んな物体や化け犬なども戦っていたな。

 

「いやー懐かしいな。」

 

「?」

 

とりあえず明日はリアス先輩たちとお話をするためにシグナムたちを連れていくか。




次回 レイナーレがかわいいはぁはぁ、胸が大きい(`・ω・´)さてリリカルなのはのキャラ達はいつ出そうかなーーー出せるタイミングがないという(笑)

次回「リアスたちとの話しあい。」


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リアスたちとお話。

一誠side

 

リアスたちと別れて母さんたちに許可を得て彼女レイナ―レはうちで過ごすことになった、念のために襲われる可能性があると判断をした俺はヴィータとザフィーラに家を守るように指示をしてシグナムとシャマルを夜天の書の中にいれて学校へとやってきた。

 

ナハトとリリアも一緒だしアギトとアオナは俺の中、ドライグも俺の中って三人は俺の中で過ごしているのかい!!

 

『あぁほれお嬢ちゃんたちお茶だぞ。』

 

『ありがとうございます!!』

 

『うめーーー!!』

 

ってなんで俺の中でお茶を飲んでいるし、ドライグが用意をしたのかい!!ってなんかツッコミばかりしているが変態二人がなんかニヤニヤしているし。

 

「いや気持ち悪い。」

 

「「貴様!!何を言うんだ!!」」

 

ほかの女子たちも嫌な顔をしているし、俺はこいつらが見せてきたCDをゴミ箱にシュートイン!!

 

「「あああああああああああああああああああああああ!!」」

 

二人は急いでゴミ箱の方へと走っていくがあいつら授業間に合うのか?とりあえず授業を聞いているが、やはり簡単だなーーー前世などを含めたら俺ってかなり生きているんだよな。

 

さて時間が過ぎていき放課後となった、教室にイケメン君がやってきた、木場だったな。悪魔の力を感じるぜ。

 

「やぁイッセー君、部長から話は聞いているね?」

 

「あぁ向かおうと思っていたところだ案内を頼みたい。」

 

木場の後についていき、新校舎から旧校舎の方へと移動をする、なるほど悪魔の力がこの辺から感じることができる。木場止まったのでどうやら部屋の前二到着をする。

 

「部長木場です、彼を連れて来ました。」

 

『いいわよ入ってちょうだい。』

 

声が聞こえてきたので中に入ると黒い髪をした女のこと白い髪をした女の子がいた、彼女たちもどうやら悪魔となったみたいだな。

 

「え?」

 

「!!」

 

二人は俺に気づいたのか?そういえばにおいが原因かもな、さて俺は待っているとリアスが出てきたが・・・ふぁ!?裸!?なんで!!でかいってあれ?俺こんなキャラだっけ?自分でも驚くほどだよ。

 

「では改めて兵藤一誠、まぁイッセーでいいかしら?」

 

「はい構いませんよ。」

 

「正直言うわね、あなたは何者かしら?」

 

彼女は俺を睨むかのように見ている、まぁただの人間が堕天使相手に戦って追い払うぐらいだからな。

 

「あなたからは魔力が増大にあるものを感じるわ。」

 

「あーそういうことですか。なら隠す必要がないかもしれないですね。ララセットアップ。」

 

『セットアップ。』

 

バリアージャケットが展開されて俺はあるものを出した、仮面を付けて完了をした。

 

「その姿は!!」

 

黒い髪でポニーテールをした女性や二人の女の子が俺がつけた仮面を見て驚いている。まぁ俺はこれで彼女たちを助けたからな。仮面を外してバリアージャケットを解除をした。

 

「そうあなただったのね、はぐれ悪魔たちを倒しているってのがいたのだけど。」

 

「俺ですね、その時はカラレス・ランズという名前を名乗っていましたからね。」

 

すると女の人が俺に抱き付いてきた、彼女の行動に全員が驚いているがいきなり抱き付かれるとは思ってもなかったがでかい!!

 

「やっと・・・やっと会えた・・・・・・あなたに会いたかった。ずっとお礼を言いたくて・・・・・」

 

「きにしないでください、俺はただ通りすがったものですから、それとリアス先輩たちは悪魔ですね?」

 

「「!!」」

 

「えぇその通りよ、イッセーあなたが持っているその本は何かしら?」

 

リアス先輩は俺ガ持っている夜天の書に指をさしていた、まぁ大したことないから見せることにした。

 

「これは夜天の書と呼ばれるものです、起動!!」

 

『起動。』

 

俺の言葉を聞いて中からシグナムやシャマル、リリアとナハトが出てきた。彼女たちが出てきたので彼女たちは驚いている。

 

「始めまして、私は烈火の将シグナム。」

 

「私は湖の騎士シャマル。」

 

「私は管理人格者のリリアと申す。」

 

「同じくナハトです。」

 

四人が挨拶をするとリアス先輩たちも挨拶をする。

 

「本当はもう2人もいますが、現在は家で護衛をしております。」

 

「あぁそういえばあなたの家に堕天使がいるものね?それであなたの仲間が護衛についているってことなのね?」

 

「そういうことです、それで部長は俺にどうしてほしいのですか?」

 

「そうね・・・・・・簡単に言うわ、イッセー・・・私の眷属にならないかしら?」

 

リアス先輩は駒を出していた、あれはチェスで使われているものに似ているが一体何だろうか?

 

「眷属になるというのはこのチェスの駒、悪魔の駒を使って悪魔に転生をすることよ。私の下僕として。」

 

俺は少し考えてから質問をする。

 

「それにはメリットなどがあるのですか?デメリットも。」

 

「えぇもちろんあるわ。まずメリットは。」

 

リアス説明中(詳しくはほかの人の小説を見ようね?)

 

「なーるほど。」

 

「大丈夫かしら?この小説。説明など飛ばしているけど・・・・・・それでデメリットの方だけど。

 

リアス説明中(詳しくは以下同文)

 

俺はその話を聞いてからちょっとだけ考えていた、俺はドライグの持ち主だ、だがそれはまだ知られてないからいいがいずれ知られてしまうことがある。

 

なぁドライグ、話したほうがいいだろうか?

 

『そうだな、グレモリー家は勢力が大きいからな、俺のことを話してもかまわないだろうな。』

 

「リアス先輩、奴らが狙ってきた理由なんですが・・・おそらく俺が持っているのが原因だと思われます。」

 

「神器をもっているというの!?」

 

「はい、赤龍帝の籠手!!」

 

俺に左手にドライグの意思が入っている籠手が出てくると全員が驚いている、どうやらお前はすごいみたいだなドライグ。

 

『そうだろ?まぁお前なら俺を使いこなせるからな。相棒!!』

 

「まさか・・・・・・伝説の13種の神滅具の一つが私の近くに・・・・・・」

 

「リアス先輩、ここからは真剣なお話です。もし俺がこいつの持ち主っということがばれてしまったときに家族のことが心配なんです。家族にはギアのことは話しておりますが・・・・・・それでも心配なんです。シグナムたちでも守り切れるかどうかわからないのでお願いです。俺の家族を守ってくれませんか?」

 

「もちろんよ、私は眷属のことを家族だと思っているの。眷属の家族は私の家族。家族は絶対に守って見せるわ。」

 

「・・・・・・そうですか、シグナム、シャマル。」

 

「主に任せます。」

 

「えぇ、あなたが決めてちょうだい。」

 

「我らはあなたが決めたことについていきます。」

 

「主よ。」

 

四人の言葉を聞いて俺は改めてリアス先輩に向く。

 

「先輩、俺をあなたの眷族にしてもらえないでしょうか?」

 

「いいのかしら?悪魔になるってことは人間をやめることになるのよ?」

 

「・・・・・・えぇ悪魔になろうとも、俺という心は変わらないですからね。」

 

「最後にもう一度だけ聞くわ・・・・・・本当に悪魔に転生してもいいのね?」

 

「はい。俺はあなたの眷族になります。」

 

「わかったわ、早速悪魔の儀式を始めるわよ。」

 

俺の悪魔の儀式をするために家にいたヴィータとザフィーラも呼び転移してもらった、彼女たちの姿を見て驚くメンバーたち。

 

「なんだよ、今あたしのことチビと思ったやつあたしのアイゼンで叩いてやるぞ!!」

 

「・・・落ち着けヴィータ。」

 

「狼がしゃべった!?」

 

「・・・・・・我は盾の守護獣ザフィーラと申す。普段はこちらの姿でいることがある。」

 

「ザフィーラ、人間になってくれ。」

 

「わかりました。」

 

ザフィーラは光りだして人間の姿になり全員がまた驚く。

 

「ごほん、さて今から悪魔の駒を使ってあなたを転生させるわ。準備はいいかしら?」

 

「いつでも。」

 

「それじゃあ始めるわ、我、リアス・グレモリーの名において命ず。汝、兵藤一誠よ。我が下僕となるため、悪魔と成れ。汝、我が「兵士」として転生せよ!!」

 

駒が赤い光を発する・・・・・・が何も起こらない。俺は体などを動かしているが本当に転生をしたのか確認をする。

 

「部長?これって転生できたのですか?特に変化を感じられないのですが。」

 

「どうやら、あなたは兵士の駒一つじゃ転生ができないようね。ってあれ?」

 

部長が持っている兵士の駒が光りだして俺の中に入ってきた、なんだ!?

 

「ぐうううううううううううううううううううう!!」

 

「イッセー!?」

 

「イッセー君!!」

 

「イッセーしっかりするにゃ!!」

 

すると先ほどは言っていた駒が出てきて四つが赤、青、黄、緑の駒となっていた。

 

「これは・・・・・・」

 

「ランズ君の魔法の色と同じ色!?」

 

俺は背中に悪魔の翼が生えたのを確認をしている。わお・・・・・・

 

「驚いたわ、変異の駒になるとはおもってもいなかったわ。これで転生が終わったわ改めてメンバーを紹介をするわね。」

 

「なら僕からだねイッセー君、僕は騎士木場祐斗だよよろしくね?」

 

「私は戦車の搭城 黒歌にゃ!!会いたかったにゃ!!」

 

「同じく戦車の搭城 白音です・・・・・・先輩私も同じく会いたかったです。」

 

「そうか、あの時の・・・・・・部長に助けてもらったんだな。」

 

「あらあら次は私ね、「女王」でオカルト研究部副部長をしている、姫島朱乃よ。久しぶりね。カラレスって呼べばいいのかしら?」

 

「いやイッセーでいいです。朱乃先輩。」

 

「そして私は「王」のリアス・グレモリーよ、ようこそオカルト研究部にそして・・・悪魔の世界に。」

 

こうして俺は悪魔として生まれ変わるのであった。ちなみにシグナムたちは俺の使い魔?的な感じになったという。




次回 悪魔と成り契約やはぐれ悪魔と戦っている一誠たち、ある日一誠は一人の金髪の女の子に出会う。

レイア―レについてはリアスに頼んでもらい悪魔と成り兵士である。

次回「シスターとの出会い」

今作の一誠は7つのうち四つが自身が使う魔法の色となっておりあと三つは普通であります。

次回は皆さまのお待ちのあの子の登場です。はたして!!


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シスターとの出会い。

一誠side

 

悪魔として転生をして俺は部長立ち共にはぐれ悪魔を倒したり契約をしてもらったりと一生懸命頑張っていた。

 

契約に関しては、白音ちゃんの仕事を一つを引きうけてしょうがないので波動拳をレクチャーをしてあげたら契約してもらったという。これでいいのか?

 

んで次は・・・・・・言いたくないな。あれで魔法少女になりたいにょ!!って言われて俺はどうしたらいいのか考えてしまった。

 

「「「・・・・・・・・・・・・」」」

 

シグナムたちも俺のことを見ていたので苦笑いをしていた、まぁなんとか契約は取れたのでこれ以上は話したくないな。まぁ適当にデバイスを渡して魔法が使えるようになりました!!って奴ですよ。

 

てかあんたミッドチルダを知っているとは思わなかったよ!!それで教えてもらえなかったからって一つの犯罪組織を壊さないでほしいです!!

 

それで現在。

 

「ラケーテンハンマー!!どりゃああああああああああああああ!!」

 

ヴィータがアイゼンを振り回してはぐれ悪魔を殴りつけた、部長たちもヴィータのを見て驚いている。

 

「驚いたわ、あの子があんなに強いなんて・・・・・・」

 

「あーやっぱりそう見られていたのか・・・・・・」

 

「あらあらイッセー君はわかっていたの?」

 

「まぁ長い付き合いみたいなものですから、鋼鉄の騎士ヴィータ、あの子はあのアイゼンを使った攻撃が得意ですね。さーて俺も動きますかな。相棒!!」

 

俺は接近をしてギアに変えて左手にエネルギーをためてはぐれ悪魔を殴りつけて蹴りを入れて反転をする。悪魔は俺に攻撃をしようとしたが・・・・・・俺はすぐに炎の弾を作りだして相殺をする。

 

「すごい・・・・・・」

 

「部長!!」

 

「え、あぁごめんなさい。」

 

俺ガ圧倒をする姿を見て全員がぽかーんとしていたみたいだな、少しやり過ぎたか?

 

『やり過ぎだと思うぞ相棒、お前はすでに全身鎧を装着可能となっているわ。やったことがない左手に炎を集めて剣にしたりお前さんが使う砲撃魔法を使ったりと色々と歴代の赤龍帝たちを越えているぞ?』

 

『さっすかカラレス!!』

 

俺は部長が使う破滅の力を見ながらほかのみんなを見ていた、朱乃さんは電撃と光を使った攻撃が得意でその力で「女王」の力で発揮をしている、木場は使うのは武器を生成をする能力みたいだな、「騎士」の力で剣の力が上がっている。

 

「戦車」の力で黒歌と白音の二人は突撃をしてコンビネーションで攻撃をしている、そして新しくこの悪魔になったのはレイナーレだ。

 

彼女は俺に恩義を感じており、リアスに土下座をして一つ残っていた兵士の駒を使い悪魔として転生をしている。

 

彼女が持っている武器は俺が昔に作っていた槍を彼女用に調整をしたのを渡している。まだまだ彼女は成長をするなと思い、俺は夜天の書を開いていた。

 

シグナムは木場と一緒でレヴァンテインを使い攻撃をしている、ザフィーラは白音たちと一緒に戦っている。

 

悪魔を倒すにはどの魔法がいいかなと思い俺はめくっている。

 

「・・・・・・これだ!!」

 

右手を上げた、部長たちはなんで右手を上げているのかしら?と思っているがこれがこの技なんだよ。

 

「雷鳴よ、相手を貫く雷を起こせ!!」

 

俺に雷が降ってきたが俺は吸収をせずに右手に集めさせている。右手を前につきだして技を放つ。

 

「サンダーブレーク!!」

 

電撃が放たれてはぐれ悪魔に命中をする、俺が使う技の一つ雷属性の魔法「サンダーブレーク」に命中をしてダメージを与える。

 

「部長!!」

 

「えぇ!!」

 

リアスの破滅魔法が決まりはぐれ悪魔を撃破した、全員が武器を収めたので俺も同じく武器を収めた。

 

シャマルの回復魔法が発動をして全員の傷などが治っていく、彼女は補助魔法とかが得意だからな。

 

「皆お疲れ様、なるほど朱乃たちが言っていたのはこういうことだったのね。」

 

部長が納得をしていると衝撃が走った。

 

「ぐお!?」

 

「うふふふふさすがイッセー君ね。」

 

朱乃さんが俺に抱き付いてきた、部長たちも目を見開いていた。シグナムたちもポカーンと口が空いているし。

 

とりあえず疲れたので解散となり俺達も家の方へ戻る。

 

「むーーーーーーーーー」

 

レイナが頬を膨らませている、いったいどうしたんだ?

 

「主よ、それはその・・・・・・」

 

「これはやてたちが見ていたらどうなっていたんだろう。」

 

「わからん、この辺一帯が吹き飛んでいる可能性があるのだが・・・・・・」

 

シグナムたちはひそひそと話をしているが、聞こえているぞ。だがこの世界に生まれ変わってからなのはたちの魔力は感じたことがない。

 

(おそらくこの世界には転生をしていないってことになる、だがアレイの力とかは微妙に感じる気がするのは気のせいだろうか。)

 

俺は考えながら家の方へと戻りベッドにダイビングをする。そしてそのまま眠りについた。

 

一誠side終了

 

次の日一誠は学校へ行きレイナも学校へ通うことになった、クラスは同じのため名前も俺を襲ったときの名前を使用をする。

 

「天野 夕麻といいます。よろしくお願いします!!」

 

彼女は笑顔で挨拶をして男性陣(主に元浜と松田)は叫んでいた、だが次の瞬間彼女は爆発を落とした。

 

「私は一誠の家でホームステイさせてもらったおります!!」

 

「「「「なにいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」」」

 

一誠はなぜ言ったんだと思い、手を抑えていた。特に松田と元浜は目から血の涙を流しながら一誠を睨んでいた。

 

今日はお昼前までの授業ということでレイナと一緒下校をする。部活は夜のためまた学校に行くことになる。

 

「まさか一誠くんとこうやって一緒に帰ることができるなんて思わなかった。」

 

「そうか?」

 

「えぇ、あなたを殺そうとした私をあなたは許してくれた。ん?」

 

レイナは前を向いていた、一誠も前を向くとシスターらしき人が盛大に転んでいた。

 

「あれは・・・・・・まさか!!」

 

レイナは彼女のことを知っているのか走りだしてヴェールが飛ぼうとしたので一誠は飛びキャッチをしてレイナのところへと走る。

 

「アーシア、オマエだったか。」

 

「レイナーレさん!?でも死んだって聞いたのですが・・・・・・」

 

「あぁ色々とあってな、そこにいる男の子に助けてもらったんだ。」

 

「そうでしたか、あの!!」

 

「えっと俺かい?」

 

「はい!!レイナーレさんを助けていただいたと聞きまして、ありがとうございます!!私はアーシア・アルジェントといいます。アーシア呼んでください。」

 

「気にしないでくれ。俺は兵藤一誠。イッセーと呼んでくれ(なぁドライグ、彼女から感じるこの力・・・・・・もしかして?)」

 

『あぁ相棒、お前が思っている通り彼女の中に神器がある。だが違うのは俺のような戦闘用じゃないってことだ。』

 

(戦闘用じゃない?なら彼女が持っている神器は・・・・・・)

 

一誠はドライグと話をしていると男の子がこけて膝から血を流していた、アーシアはそれに気づいて彼のところへと走り膝のところに手を当てる。そこから緑の光が発生をして膝の傷が治っていく。

 

「レイナ、もしかしてアーシアは・・・・・・」

 

「えぇ彼女は癒しの力を持っているのよ・・・・・・彼女は元々は教会で拾われた子らしいのよ、私も詳しくは知らないけど悪魔を傷を治した時に教会から追い出されて私たちの仲間となったのよ。」

 

「そうだったのか・・・・・・」

 

一誠は右手に力を込めていた、悪魔を治しただけで追い出すなどと・・・・・・彼女と話をしてから教会の方へと送り彼らは家の方へと戻った。

 

その夜

 

「二度と教会に近づいては駄目よ。」

 

事情は説明をして納得はしてくれているがリアスは彼らの姿を見てホッとしていた。彼女曰く下手をすれば神側と悪魔側の問題に発展しかねないことだったそうだ。

 

一誠は契約をするために転移魔法を使いその場所へと向かう。

 

「ん?」

 

彼は血の匂いがすると思い家の中へと突入をする、気配をたどり彼が到着をするとそこには血を流しながら倒れている人と、それを見下す神父服を着た人物がいた。

 

「おお~?これはこれは、悪魔くんじゃあ~ありませんか~」

 

「・・・・・・御託はいい、お前がやったのか?」

 

「イエスイエス、俺がやっちゃいましたよ。だってこいつ悪魔を呼びだす常習犯だったみたいだしー。殺すしかないっしょ。」

 

「・・・・・・そうか。」

 

彼はブーストを使い彼の前に立ち左手にギアを発生させて彼の顔面を殴りつけて吹き飛ばす。

 

「ごふ!!」

 

強烈な一撃が彼の体に入り、苦しみながらも立ちあがる。

 

「この腐れ悪魔がぁぁぁ!!よくも俺様を殴ったなぁぁあ!!ぶち殺す!!」

 

男は持っている銃を使い一誠に攻撃をしてきた、彼はプロテクションを張り放った弾をガードをする。そのまま接近をしてララをブレードモードにして剣をはじかせてそのまま蹴りを入れて吹き飛ばす。

 

「おのれ!!」

 

彼は気絶をさせようとしたが・・・・・・

 

「きゃあああああああああああああああああああああ!!」

 

女性の叫び声が聞こえたので彼は振り返ると、金髪の髪をした女性がいた。アーシアだ。

 

彼女は倒れ伏した男性の遺体を見て表情を固まらせていた。男はよろよろと立ちあがり彼女に話しかける。

 

「これはこれは助手のアーシア君。結界は張り終えたのかい?」

 

「こ、これは・・・・・・」

 

「そっかそっか、アーシアちゃんはこの手の死体は初めてでしたねぇ。これが俺らの仕事。悪魔に魅入られたダメ人間をこうして始末をするんすよ。」

 

彼女は一誠の姿を見る。

 

「・・・・・・イッセーさん?」

 

「・・・・・・・・・・」

 

「おやおや知り合いだったのかい?悪魔とシスターの禁断の再会って奴?」

 

「イッセーさんが・・・・・・悪魔?」

 

彼女は信じられないという顔で彼の顔を見ていた。

 

「あぁそのとおりだアーシア、俺は悪魔だ。」

 

「ひゃっはっはっは!!残念だけど人間と悪魔が相寄れません!それに僕たちだ天子様のご加護無しでは生きてはいけないハンパ者ですよぉ!!まぁそんなことはどうもでいいですけどね、この悪魔くんには先ほどのしかえしをしないぐええええええええええええ!!」

 

それを言う前に一誠が動いて彼の顔面に蹴りを入れて吹き飛ばす、そのまま彼は接近をして彼の顔面を殴り続けていた。

 

「ぐほ!!げふ!!がは!!」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

『相棒!?』

 

『カラレス!!どうしたんだ!!』

 

『マスター!?』

 

彼はアーシアに銃を向けていたのを知り怒りで彼の顔面を殴り続けていた、そして数分後彼の顔がはれているのに気づいて彼は殴るのをやめた。

 

「ご・・・ごふ。」

 

彼は振り返りアーシアのところへとやってきた。

 

「イッセーさん・・・・・・」

 

「君には知られたくなかった、俺は悪魔だ。」

 

「・・・・・・イッセーさんが悪魔としても私はあなたは優しい人だと思います。」

 

「・・・・・・」

 

紅い引光グレモリーの紋章が現れてリアスたちが姿を現した。

 

「アーシア!!」

 

「レイナーレさん!!」

 

彼女を抱きしめた。一誠は立ちあがり死んだ男の人のところへと向かう。

 

「すまない・・・・・・俺がはやく来て入れば・・・・・・」

 

「イッセー・・・・・・あなたのせいじゃないわ。」

 

「だけど、俺がはやくここに到着をしていれば・・・・・・この人を助けれたかもしれません。」

 

「それでも、自分を責めないで。責任は私にもあるわ・・・・・・。」

 

「部長・・・」

 

リアスは彼を抱きしめる。

 

「え?」

 

「イッセー、泣いてもいいわ。」

 

「・・・・・・すみません・・・・・・うあああああああああああああああああああああああああ!!」

 

一誠は彼女の胸の中で泣いた。このときにリアスはこう思う。

 

(彼は強い・・・けど心まではそこまで強くない・・・・・・私が彼を誘ったのも一年前から見ていたから。あなたは色んな人たちにも優しく接して頼れる人物だから・・・・・・私はあなたに惹かれたのもあるけど・・・・・・)

 

数分後

 

「すみません、もう・・・・・・大丈夫です。」

 

「そう(もうちょっと堪能をしたかったな。)

 

(リアスだけずるいわ!!私だってイッセー君を抱きしめたかったのに・・・・・・)

 

(ずるいにゃ!!)

 

(・・・・・・ずるい・・・・・・)

 

「・・・・・・この男がいるってことは、まさか!!部長お願いがあります。アーシアを守ってくれませんか?」

 

「どういうことかしら?」

 

「奴らの計画なんですが・・・・・・私が一誠君を襲ったのは神器をとるためだったです。これを計画をしたのはドーナシーク・・・・・・あの教会で自分勝手にやろうとしている男なんです。」

 

「なるほど・・・・・・朱乃あなたのお父様バラキエルさんに連絡をしてもらえないかしら?」

 

「わかったわ、お父様に聞いてみるわね。」

 

一誠side

 

アーシアは俺の家で確保されることなり、次の日の夜に結果をくれた。

 

「許可を得たわ、なるほどあんな教会でね・・・・・・皆行くわよ!!」

 

さてアーシアを泣かせた罪をあいつらに償わせてやるとしよう。

 

「ヴォルケンリッターたちよお前たちも許可をする。」

 

「えぇ私も今は怒っております。」

 

「あぁゆるせぇ!!」

 

「命をなんだと思っているのよ!!」

 

「あぁ・・・・」

 

「主!!」

 

「いくぞ!!」

 

俺達は堕天使がいる教会の方へと向かうのあった。




次回 リアスたちは教会に到着をする、一誠は砲撃魔法を使い扉を破壊して中へ突入をする。

リアスたちは彼にドーナシークをやりなさいと命令をして一誠はあの方法を使う!!

次回「ドーナシークを倒せ!!この姿での初のユニゾンイン!!」


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ドーナシークを倒せ!!初のユニゾンイン!!

一誠side

 

俺は部長たちと共に教会へとやってきた、シグナムたちにはアーシアの護衛を頼んでおりレイナも一緒にやってきた。

 

彼女の仲間がここにいるってこともあり、悪魔となってしまったけどね。さてまずは俺がご挨拶をするとしようか。

 

「リアス部長、ここは俺に任せてくれ。」

 

「何をする気なの?イッセー。」

 

「扉をぶち開けます、ララモードチェンジロッドモード。』

 

『ロッドモードチェンジ。』

 

これこそなのはたち同様にセットをしておいたモードロッドモードだ、俺はそれを構えてブラスタービットなどを射出させて扉の奥にいる敵にターゲットをロックをして夜天の書を開いてこの魔法を使うことにした。

 

「集い星の輝き!!放て一撃砲撃!!必殺!!スターライトブレイカあああああああああああ!!」

 

彼が放った一撃は扉を破壊して中にいた敵までも命中をした、彼らはポカーンと口を開いていた、ドライグたちもその威力に驚いている。

 

「変だな、カートリッジは使っていないはずなのだが。さすが白い魔王が使っていただけあるな。」

 

『マスター、それは本人がいないからって言わない方がいいですよ。』

 

ロッドモードになっているララは彼に言いながら、彼もそうだなと返事をして中へと入っていく。

 

「お邪魔しまーす。さーて敵はどれだけ倒れたかな?っておととと。」

 

彼は回避をして背中のマントを展開をしてガードをする。レイナは彼女たちを見て驚く。

 

「ミッテルト!!カラワーナ!!」

 

「レイナーレさま!?お逃げください!!」

 

「今の私たちは自分でも抑えられないっす!!体を操られていて!!」

 

「なんですって!!」

 

レイナも驚いているが、彼女たちを操っている人物がドーナシークだとわかり、彼は冷静に判断をして前に重傷を負わした神父が現れた。

 

「この悪魔があああああああああああああ!!この間はよくもぐえええええええええええええええ!!」

 

だが一瞬で彼のところに来た一誠の思いっきりの蹴りが彼の顔面に命中をして彼はそのままぴくぴくしていた。彼はそのままぎろっと上の方を睨んでいた。

 

「朱乃さん!!あそこに思いっきりぶちこんでください!!」

 

「わかったわ!!そーれ!!」

 

朱乃さんの電撃が放たれて命中をしてどさどさと倒れる人物がいた、おそらく隠れて俺達に襲撃をしようとした奴らだろう、とりあえずまずは彼女たちを止めないとな、木場と白音ちゃんと黒歌ちゃんが止めているが、限界だろうな。

 

「ララ、一気に決める。間違えて殺すなよ?」

 

『わかっております、非殺傷設定に変更をしております。』

 

「さすが俺の相棒だ。」

 

『おいおい相棒、俺だろうが!!』

 

ドライグが叫んでいるが、今は集中をしたいからお前も大事な相棒だ。さーていくぜ!!俺はブーストをかけて一気に迫り彼女たちの首輪をソードモードで一閃をして剣をふるった。

 

「大丈夫だ、首輪は破壊させてもらった。」

 

彼女たちは首を触っている、どうやらなくなったのを確認をして膝をついた。

 

「よ・・・良かったっす・・・・」

 

「二人とも!!」

 

「「レイナーレさま!!」」

 

三人の様子を見ながら俺はララをブレードモードからアローモードに変えて三人の前に立ち光の矢を放った。

 

「貴様!!」

 

「悪いがお前の相手は俺がする、部長たちはほかの敵をお願いします!!アオナ!!アギト!!」

 

「わかっているぜ!!」

 

「はい!!久々にやりますよ!!」

 

「「「ユニゾンイン!!」」」

 

俺達は光に包まれた。

 

一誠side終了

 

リアスside

 

私たちははぐれ神父たちと戦っている時に一誠が光りだしたのを見る。アギトとアオナが彼の周りを飛んで光りだしたのを見た。

 

「部長!!あれを!!」

 

祐斗の言葉にイッセーが光っていた場所を見る、彼の髪に青いのが混じり、さらに鎧が赤と青の半分ずつに分かれていた、彼の光が収まるとドーナシークは驚いている。

 

「き、貴様は!?だが貴様は死んだはず!!」

 

「なーるほどな、俺の鎧などを見てなんとなく思いだしたわけね。だが悪いが話さないでもらおうか?」

 

彼は接近をしてドーナシークを殴り飛ばした、前よりも威力が上がっている。左手にはギアが装備されている。そして背中に生えている羽が炎と氷の羽になっている。

 

「綺麗・・・・・・」

 

朱乃がいうほどに私も見取れていた、兵藤一誠・・・・・・私は彼のことが好きになっていたかもしれない。

 

リアスside終了

 

「おのれええええええええええええええ!!」

 

ドーナシークは槍を構えて彼に攻撃をしてきた、一誠は彼が放つ槍を禁手を構えて炎の剣がまとまっていき振り下ろして彼の槍を切り裂く。

 

「な!!」

 

『BOOST!!』

 

「であああああああああああああ!!」

 

左手のギアがブーストされて威力が上がっていくのを感じて俺はドーナシークのボディを殴りつける。

 

「ごふ!!」

 

「今の一撃はレイナの分。」

 

「おのれえええええええええええええ!!」

 

彼は槍を再び出して振るうが回避されて彼の頭部に蹴りを入れる。

 

「これはアーシアの分!!」

 

「ごふああああああああああ!!この悪魔如きがあああああああああああ!!」

 

彼は槍を連続して突いてくるが、彼はそれを回避をして彼の顔面を殴る!!

 

「これはあの子たちの分だああああああああああああああああああああああ!!」

 

「どああああああああああああああああああああああ!!」

 

殴られたドーナシークは吹き飛ばされて壁にめり込んだ。ダメージも大きく彼は背中の翼を開きながら着地をして閉じて歩きだして彼にバインド魔法を使いリアスたちのところへ連れていく。

 

「イッセー・・・・・・」

 

「部長終わりました、あとはお任せします。」

 

彼はそう言ってドーナシークを降ろすと膝をついた。

 

「イッセー先輩!!」

 

「イッセー大丈夫かにゃ!!」

 

黒歌と白音が彼に近づいてきた、彼は大丈夫といい立ちあがろうとしたがバランスを崩して彼女たちにダイブをしてしまう。

 

むにゅむにゅ。

 

「ん?」

 

彼は手を動かしている。

 

「あ、せ・・先輩・・だ・・だめ。」

 

「にゃーそこは・・・」

 

「・・・・・・・・・」

 

彼はすぐに上の方を見ると、黒歌と白音の胸をもんでいた、彼女たちの顔は赤くなっており彼に抱き付いた。

 

「どあ!!」

 

「はぁ・・はぁ・・・」

 

「先輩先輩先輩。」

 

(あ、これやばいパターンだ。)

 

彼は冷汗を出しながら彼女たちの様子を見ていた、リアスはプルプルと震えているし、朱乃はにこにこしているがオーラが黒くなっているし、あの三人も睨んでいるから。

 

「・・・・・・・・・・・・テレポート。」

 

テレポートを使い二人を離して立っているが、すぐに膝をついてしまう。久々のユニゾンを使った影響もありララを槍モードにして地面に刺していた。

 

「ぜぇ・・・ぜぇ・・・・」

 

「イッセー!!大丈夫なの!!」

 

リアスは涙目になりながら彼に近づいてきた。彼はすぐに彼女の方を向いて笑顔で言う。

 

「はい、なにせユニゾン自体が久々なものですから・・・かなりの魔力を使用をしましてあはははは怒りで魔力をずっと解放させていたのを忘れていました。」

 

彼は笑いながら立ちあがり事件は解決をした。

 

そして数日が立ち、一誠の家には数名がやってきた。

 

「ここが私たちの家になるっすね!!」

 

「イッセーさんの家・・・・・・」

 

「ここが・・・・・・」

 

そうミッテルト、カラワーナ、アーシアの三人がこの家で過ごすことになった、アーシアはリアスに頼んで悪魔になった。

 

彼女の回復はチームとしても強いからだ、彼自身はというと?

 

「またかああああああああああああああああああ!!」

 

「「ぎゃあああああああああああああああ!!」」

 

彼はいつも通りの二人組を蹴り飛ばしていた、魔力などを使わないのなら日常生活は送れるので彼は蹴りを入れて吹き飛ばした。

 

「大変ね一誠君も。」

 

夕麻ことレイナ―レやミッテルトたちも同じクラスに転校となっている。名前はミッテルトが天羽 早苗でカラワーナが相田 星歌と名乗っている。

 

「すまんな、お前たちのような美人がクラスが一緒だと言うから喜んでいるんだろうな。」

 

「「び、美人!?」」

 

「?」

 

一誠は二人が顔を真っ赤にしたのを見て何か言ったっけ?と思いそのまま彼らを縄で縛った後にどこかを探していた。

 

「えっとあったあった。」

 

彼は二人を木に縛り付けて札を刺した。

 

『この二人覗きをしました。』と書かれた札を掲げていたのであった。彼は満足をしたのか教室に戻ってきた。

 

「あちゃー、一誠君が怒ったわね。」

 

「あれイッセーさんが怒った証拠何ですか?」

 

アーシアが聞いてきたので桐生は答える。

 

「えぇそうよ、イッセーは普段は怒らないけど我慢が限界になるとあーして彼らを捕まえてはいつもあーしているのよ。」

 

「「「「あーーーーーーー」」」」

 

四人は納得をしてると一誠本人が戻ってきた。

 

「あーただいまー。」

 

「えっとイッセー今日は随分軽いんだね。」

 

「ん?あれで軽いに見えるか?」

 

「「「「「え?」」」」」

 

「「ぎゃああああああああああああああ!!へびいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」」

 

五人は窓の方を見ていると、カエルやヘビなどが彼らの上の方にぶら下がっていた、8時だよ全員集合やバカ殿さまでやるコントみたいな感じにぶら下がっていた。しかも本物である。

 

「ふふふふふふふふ。」

 

「イッセーさんが黒い笑顔をしています。」

 

アーシアが言うが仕方がないなと思い全員は叫んでいる二人を無視をすることにした。その日のお昼。

 

「「イッセええええええええええええええええ!!貴様ああああああああああああああああああああああああああ!!」」

 

二人が彼に襲い掛かってきたが、突然彼らは激しく転んだ、

 

(あれは、鎖?)

 

星歌は鎖が見えたのでなるほどなと笑っていた、一誠はため息をしてバインドを解除をした。見えないようにしていたので二人が激しく転んだと全員が思っているのであった。




次回 アーシアたちが悪魔となって一週間が立った、リアスは彼らに使い魔を契約をすることを決意をする。

次回「使い魔をゲットだぜ!!」


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使い魔ゲットだぜ!!

一誠side

 

ドーナシークを倒してからアーシアが悪魔になってから数週間が立ち、俺達はある場所に来ていた。

 

俺とアーシアとレイナーレの三人に使い魔をゲットをするためにやってきた森だ。シグナムたちも一緒に俺が転移魔法を使い一緒に来ている。

 

俺はあたりを見ながらどのような使い魔をゲットをしよう考えていた、サドゥージさん曰くこの辺に最近ティアマットという奴よりも強い機械な生命体がいると聞いた。

 

(機械的な生命体・・・・・・まさか!!)

 

俺はリアスたちにはばれないように移動をしてその暴れているといわれる場所へと向かった。そこには赤い機体と青い機体がいた。

 

「・・・リリア、あれって。」

 

『間違いなくギガライノスとギガフェニックスですね・・・・・・確か主が向こうの世界で作った生命体でしたよね?』

 

「あぁまさかこいつらもこの世界にいるとは思ってもなかったけどな、さーて。」

 

そう俺が機動六課の時にある機械たちを作った、ギガライノスとギガフェニックスという二つのロボットたちだ、だが死んだときにあいつらが悲しい瞳をしていたのを覚えているな。

 

とりあえず俺は彼らの前に立つ。

 

『誰だ!!』

 

ギガライノスがギガンティスバスターを構えているが青い機体ギガフェニックスが止める。

 

『待てライノス!!』

 

『フェニックス!?なぜ止める!!』

 

『・・・・・・・・・』

 

フェニックスは俺の方を見てから膝をついた。

 

『おい!!』

 

『主ですね?姿が変わっていても魔力は変わりませんね。』

 

『な!!まさか!!』

 

ライノスも俺の方をじーっと見てから慌てて膝をついた。

 

『申し訳ないぜ、まさか主がいるとは思ってもいなかった。』

 

「そうか、久しぶりだなギガライノスとギガフェニックス、お前らと最後にあったのは死んだ時以来だな?」

 

『はい、主がなくなってから私たちも機能停止をして・・・・・・』

 

『気づいたらこの世界にいたわけよ、いやーひどいもんだぜ?いきなり襲い掛かってきたからよ話なんて聞いてくれないしよ!!』

 

『仕方があるまい、我々はこの世界では異形なものだと思われている、だがこうして主に会えたことに感謝をしなければな・・・・・・ところで主、あなたから別の力も感じるのですが?』

 

フェニックスは気づいたみたいだな、俺は悪魔になったことを言い二人は驚いている。

 

『そんなことがあったのですか、我々がそばにいなかったばかりに・・・・・・』

 

『まぁけどよこうして会えたからいいじゃねーかフェニックス、それに主を守るのは俺達の使命だろ?』

 

『・・・・・・その通りだな、主・・・・・・我々をあなた様の元に再び。』

 

『今度こそは守って見せるぜ!!』

 

二人は俺に近づいてきた、俺は彼らの手を触ると彼らの大きさが小さくなり俺達と同じようになった。

 

『なるほど、これなら主の近くで守れますね。』

 

『だな!!』

 

俺は二人を連れて帰ると、リアスたちは驚いていた。

 

「まさかあの機械たちを連れて帰ってくるとは!!驚いたわよ!!」

 

「あともう少しだけいって来ます、サドゥージさんが言っていたティアマットとかと戦ってきますよ。」

 

俺は飛翔魔法を使い彼女太いるであろう場所へ到着をするとドライグが話しかけてきた。

 

『あー相棒、すまんがティアマットはある理由で俺のことを嫌っているんだよな。』

 

なぜ今言うし!!と思っていたがおそらく強大な力あそこから感じる、さーて俺はララを構えて突撃をする。

 

『悪魔?だが貴様からドライグの力を感じる。』

 

「俺は兵藤一誠、今の赤龍帝でもある。」

 

『ほう。貴様がな・・・・・・それで私になんのようだ?』

 

「決まっている、お前を使い魔契約をとりたくてね!!」

 

『ほーうなら見せてもらおう!!お前の実力を!!』

 

素早く移動をしてきた、俺はすぐに回避運動をとり斧モードを構えている。

 

「トマホークダンス!!」

 

魔法陣から斧が発生をしてティアマットに襲い掛かるが、彼女の素早さに斧たちがかわされる。俺は近づいてきた彼女に攻撃をするためにバリアージャケットを第二フェーズに移行する。

 

『くらえ!!』

 

俺はティアマットの攻撃を回避しながらカートリッジを装填してドライグの籠手を出してララをセットをする。新たな力で炎のようにララが変化をする。

 

「名付けるとしたら禁手ウェポンだな。カートリッジ!!」

 

がしゃん音がしてBOOSTという音も聞こえた。俺は一気に接近して彼女の後ろをとった。

 

『なに!?』

 

「でああああああああああああああああああああああああああ!!トマホーククラッシュ!!」

 

放たれた一撃がティアマットにダメージを与えて彼女を落下させる、俺はやり過ぎた!!と思い補助魔法を発動させてどでかいクッションで彼女の落下を阻止した。

 

俺は背中のマントの翼を閉じて籠手からララを抜いて元の姿に戻した。

 

『す・・・すごい力ですーーーー』

 

『当たり前だが、お前機械なのによー耐えたな。』

 

『こ、光栄ですーーーー』

 

なんかララが酔っぱらっている感じになっているが。ドライグ何かをしたのか?

 

『いやおそらくわしの力を吸収をしたからまぁ酔っぱらった感じだろうな、ドラゴンの力を自身の魔力などに変化させておったからな。』

 

なるほど、とりあえず俺はティアマットの傷を治すと彼女は人型になった。

 

「ふふふ、私を攻撃をしたのに傷を治す優しさ。さらにその実力見事!!気に言った一誠、私をお前の使い魔契約をしろ!!」

 

こうして俺は新しい仲間ティアマットを手に入れた、さらにギガライノスとギガフェニックスも仲間に復帰をした、再会をしたときシグナムたちも喜んでいた。

 

「お前たちも来ていたのか!!」

 

『あぁこうしてヴィータたちと再会ができたのは嬉しいぜ!!』

 

「元気そうでよかったですわ。」

 

『あぁシャマル殿たちもお元気そうでよかった。』

 

俺の使い魔はティアマットだが、フェニックスとライノスは俺の中に入っていく、まぁ彼らの姿は見せれないからね。

 

『おーライノスたちじゃねーか!!』

 

『お久しぶりです!!』

 

『なんじゃこのロボットたちは!?』

 

『ぬお!?なんだこのドラゴンは!?』

 

『なるほど主の中に感じた力はあなたってことですか。』

 

なんか中が騒がしくなってきたな、まぁ俺にとってはかわらないからいいけどさ。そういえば最近リアス部長がため息をすることが多くなったな。いったい・・・・・・




はいギガライノスとギガフェニックスに関しては私が好きなんですよーーーそれで登場をさせたかった(笑)

次回は夜カラレス事一誠は夜天の書を開いていると魔方陣が現れた、そこから現れたのは部長ことリアスだった。

「ねぇイッセー・・・私を抱いてくれないかしら?」

「え?」

次回「リアス」


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リアス

一誠side

 

俺は夜天の書に新たな人物を登録をしていた、名前はドーナシーク・・・・・・そうアーシアをさらいレイナーレたちを利用をしていた男だ、だが奴はその時の記憶がなかったそうだ。

 

彼は彼女たちとは仲が良く、なぜ自分があんなことをしたのかわからないそうだ、そこで俺はボロボロになっていた彼の体をシグナムたち同様にしてこの夜天の書に騎士として登録をしていた。彼は目を覚まして自分の体をチェックをしていた。

 

「どうだ?ドーナシーク。」

 

「前よりも力が上がった気がします、カラレス殿!!こんな私にチャンスを与えてくださいましてありがとうございます!!」

 

この男には俺はカラレス・ランズということも話しているし前世のことも話していた。それで納得をしており彼は膝をついて俺に誓いを立てていた。

 

「このドーナシーク、カラレス様の命とあらばこの命を散らす覚悟であります!!」

 

「いやそこまでしなくていいからさ、とりあえずヴォルケンリッターたちにも紹介をしないとな。」

 

俺は彼を連れてレイナーレたちがいる場所へ連れてきた。

 

「イッセー君ってドーナシーク!?」

 

「うそ!!」

 

「どうしてあんたが!!」

 

「待ってくれ!!三人ともすまなかった!!」

 

ドーナシークは土下座をした、三人も彼が土下座をするところは始めてみた。彼は涙を流しながら訳を話した。

 

「突然として俺は何かに支配されてお前たちを利用をしてしまった、許されるわけがないことを俺はしてしまった、だがそれをこの方が救ってくださった。ボロボロにしたのに助けてくださった。俺はこの方に命を捧げる覚悟でお前たちの前に現れた許してくれとは言わない。すまなかった!!」

 

ドーナシークが土下座をしている姿を見て俺も彼のそばに行く。

 

「レイナたちも彼のことを許せないかもしれないが、許してほしい・・・・・・今の彼は俺の騎士でもある・・・・・・そして彼の罪は俺の罪でもある。もしも許せないなら俺を「するわけないでしょ!!」レイナ」

 

「あなたは私を救ってくれた、それだけじゃないカラワーナやミッテルトも助けてくれた。確かにドーナシークがやってきたことは許せない。けど今の彼なら許してあげることができる。」

 

「レイナーレ。」

 

「そうだな、今のお前の目はかつて私たちと共に一緒にいたときの目だ。」

 

「そうっす!!お帰りっすドーナシーク!!」

 

「あぁ・・・・・・ただいま皆・・・・・・そしてすまなかった!!」

 

彼らの様子を見ながら俺達は座っている、父さんと母さんに関しては合流だしアーシアも涙を流していた。

 

ヴィータもハンカチを使いながら涙を流してシャマルやシグナムも友情に涙を流している。

 

「では改めてドーナシーク。」

 

「はは!!」

 

「お前にはここでのお世話などを命じる、父さんや母さんたちを守ってほしい、もちろんほかのメンバーたちもだ。」

 

「分かっております、このドーナシーク。一誠さまにもらった新たな命と共に誓わせてもらいます!!」

 

ドーナシークは俺に膝をついていた、中にいるライノスたちも苦笑いをしている。

 

『なんというか、熱血漢ありだなこいつ。』

 

『だがザフィーラもよかったじゃないか、男がもう一人増えたからな。』

 

『そうだな、相棒が嬉しそうなのはよかったじゃねーか。』

 

『だな、最初はいきなりドーナシークを連れてきたときは驚いたけどよ!!』

 

『でも理由がひどすぎます、ドーナシークさんやレイナーレさんがいじめられていたなんて。それを知ったマスターは彼を連れて帰ったんですよね?治療までしてしかも夜天の書に登録をするとは。』

 

まぁ向こうでは彼は死んだことになっているからな、だからこそ利用をさせてもらったわけよ。

 

とりあえず彼にはシグナムやヴィータに鍛えてもらおう、ザフィーラも頼むよ?

 

「お任せを、せっかくの男だからな。俺もうれしいですよ主。」

 

「すまん。」

 

俺はザフィーラに謝り最近リアスが元気ないことを思いだした、部活の時もため息をついていた。俺やアーシアが話しかけても何でもないわと話すだけだ。

 

その夜俺は部屋で夜天の書を開いていた、なのはたちが使っていた魔法のほかにもギンガ事アレイやスバル、ティアナなどの魔法も今はこの中に入っている。

 

「ふーむ銃モードでクロスファイアーなどが使えたらいいかもしれないな、あとはコピーをして・・・・・・ん?」

 

部屋に魔法陣が現れる、あれはリアスが使う魔法陣だよな?そう検索をしているとリアスが中から現れた。

 

「イッセー・・・・・・」

 

「部長?」

 

彼女は俺に近づいてきて押し倒してきた、てかこの展開アレイがしたことがあったな。ってまさか!!

 

「イッセー私を抱いて?」

 

「・・・・・・・・・え?」

 

はいこのパターンだよ、前にアレイ事ギンガがその方法を使ってきたのを思いだした。だがリアスは一体何を考えているんだ。

 

「・・・・・・部長、どうしたのですか?いつものあなたらしくないですよ。何か深い理由があるのですね?」

 

「・・・・・・」

 

「確かにあなたは美しい、抱きたいという思いはあります。けど今はそれをする気はありません。あなたを追いかけてきた人もいるみたいですしね?」

 

「え?」

 

リアスは後ろの方を振り返る、魔法陣からメイドさんが現れる。

 

「そこにおられましたかリアスさま。」

 

「グレイフィア・・・・・・あなたが追いかけてきたのは兄様のため?それとも自分のため?グレモリー家のため?」

 

「どれも一緒です。」

 

それから二人が話をして朱乃を連れていくわといってからリアスは俺の方を振り返る。

 

「ありがとうイッセー。」

 

彼女は俺にキスをしてきた、

 

『ほーうあのリアスって子なかなか大胆じゃないか、主にキスをするとはな。』

 

『だな、これをアレイ殿たちが知ったらどうなるだか。』

 

やめろライノスにフェニックス、俺にとってそれは地獄としか思えないのだが・・・・・・いずれにしてもとりあえず眠い。変な時間に起こされているからな。とりあえず寝る!!

 

次の日の放課後

 

「ふああああああああああ・・・・・・」

 

「一誠君大丈夫かい?なにか眠そうだけど。」

 

「・・・・・・モーマンタイ、少し寝不足なだけだ。」

 

「そう?」

 

俺は強大な魔力を感じた、昨日現れた彼女で間違いないな。木場やレイナたちは部室に近づいたときに気づいた。

 

「僕としたことが、かなりの魔力を今感じるなんて。」

 

「私もです。」

 

俺達は中に入ると朱乃さんや黒歌、白音にリアスたちがいた。俺達は座っていると魔方陣が現れた。

 

俺は夜天の書を開いて燃えそうな魔法陣に対してある魔法を使うことにした。

 

「ふぅひさび「氷結の息吹」な!!」

 

「「「「え?」」」」」

 

全員が俺が氷結の息吹を使ったことに驚いていた、いったいどうしたんだ?

 

「イッセー、よくやったわ!!」

 

「えっとはい。」

 

とりあえず凍り付いた・・・ん?ほーう俺の氷結の息吹を溶かしていくか。面白いじゃねーか。

 

「貴様!!下等悪魔のくせに!!」

 

「悪かったな、この部室を燃やされるわけにはいかないので凍らせてもらったがまさかこうも簡単に解かされるとはね。」

 

俺はブツブツともっと氷結の息吹を改良をするべきだろうかと考えていたが、てか。

 

「お前誰だ?」

 

「な!!この俺を知らないのか!!」

 

「知らん。てか興味なし。」

 

本当に興味ないしな、てか燃えてきたよなあいつ?炎なら。

 

「俺も負けないのだが?」

 

俺は右手に炎を出して挑発をしているとグレイフィアさんが収めた。

 

「おやめください!!イッセーさまにライザーさま。イッセーさま彼はライザー・フェニックス様です。そしてリアスさまの婚約者でもあります。」

 

なるほどな、リアスが悩んでいたのはこいつのせいってわけか。確かにこの男からは邪気しか感じられない、彼女がいやがる理由がわかるな。

 

さて話は戻り朱乃さんがいれた紅茶を飲んでいるライザー、あいつはリアスの髪などを触っているが変態だな。

 

『主、我々も出てよろしいでしょうか?』

 

『俺も我慢ができないぜ!!』

 

ギガライノスとギガフェニックス落ち着け、その気持ちはわかるが今は落ち着いてくれ。

 

「いい加減にして頂戴!私は前にも言ったはずよ!!私はあなたと結婚しないわ!!」

 

部長はライザーの手を振り払ってソファーから立ちあがり言い放つ。

 

「それは前にも聞いた、だがそういうわけにはいかないだろう?君のお家事情は意外と切羽詰まっているだろう。」

 

「余計なお世話よ!私は次期当主、婿くらい自分で決めるわ。私が本気で好きになった人を婿にする。それくらいの権利は私にはあるわ!!」

 

確かにな、リアスの言う通りだが奴は不機嫌そうに舌打ちをしていた、仕方がない。

 

「俺もな、フェニックスの看板を背負っているんだよ。名前に泥を塗るわけにはいかないんだ。・・・・・・俺はお前の眷族、全員を焼き尽くしてでもお前を冥界につれか「サンダーボルトブレイカー!!」ぐああああああああああああああああああああああ!!」

 

一誠side終了

 

リアスside

 

「今の技は!!」

 

私はライザーに放たれた方角を見るとイッセーがバリアージャケットを纏っていた、彼がやったの?

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

けどいつものイッセーとは違う、まるで見下すような目をしていた。それには朱乃やグレイフィアも驚いている。

 

「貴様あああああああああああああああああ!!何の真似だ!!」

 

「黙れ雑魚。」

 

「雑魚だと!!この俺が雑魚だと!!」

 

「あぁ俺からしたら貴様は雑魚だ。人の気持ちをわからずにわがままを言う雑魚だって言っている。よくそんなんでフェニックスと名乗ったものだ。」

 

イッセーは見下した目をしながらライザーを挑発をした。ライザーは怒り心頭みたいね。

 

「貴様ああああああああああああああ!!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「「「!!」」」

 

「な・・・なんにゃ!?」

 

「こ・・怖い。」

 

「これが一誠君の殺気!?」

 

何よこの殺気、魔王なみの殺気を持っているなんて・・・イッセー・・・・・・

 

「ひぃ!!」

 

「は!!ならば最終手段で決着をつけましょう。」

 

「まさかレーティングゲームかしら?」

 

「その通りです、お嬢さまが自分の意思を押し通すのであれば、この縁談をレーティングゲームにて決着をつけるのをはいかがでしょうか?」

 

「なるほど、確かにその方法があるけど私はまだ未成年よ?けどお父様め・・・・・いいわ!!受けて立とうじゃないの!!」

 

「へぇ受けるのかいリアス、僕には15人いるフルメンバーで参加させてもらう。」

 

「ならこちらからも兵力を出させてもらおうか?」

 

「イッセー?」

 

「グレイフィアさん。」

 

イッセーはグレイフィアに近づいてごにょごにょと話をしていると彼女は目を見開いていた。

 

「あ、あなたさまが!!わかりましたすぐにザーセクスさまに許可をとらせていただきます。二人ともこの試合は私グレイフィアが立会人となりますよろしいですね?」

 

「「あぁ(えぇ)」」

 

「それとグレイフィアさん。」

 

「何でしょうか?」

 

「俺達に修行をする期間をくれませんか?10日だけでも。」

 

「わかりました、ゲームは10日後に行いますいいですね?」

 

「わかった。リアス覚悟しておけ!!そして貴様もだ!!てめぇだけは俺がぶち殺す!!」

 

「奇遇だな、俺もだ。」

 

ライザーは転移魔法を使い撤退をして言った後に、イッセーはグレイフィアのところへ行く。

 

「それじゃあお願いしますね。」

 

「はは!!必ずお伝えいたします!!」

 

グレイフィアは急いで魔法陣の中へ入っていく、一体何をしたのかしら?

 

「ねぇイッセー、何をしたの?」

 

「あぁ簡単だよ、ヴォルケンリッターたちの参加許可とギガライノスとギガフェニックスたちの許可だよ。まぁあっちは許可を出すと思うけどね(笑)」

 

イッセーが笑っているけどいつもの笑みとは違う。あなたは何を考えているのかしら?

 

リアスside終了

 

グレイフィアside

 

私は急いでザーセクスさまのところへと戻った。

 

「おやグレイフィアどうしたのだい?」

 

「は!!実は・・・・・・カラレス・ランズを見つけました。」

 

「な!!彼を見つけたのかい!?」

 

「それで今回のゲームで彼のヴォルケンリッターたちの参加許可を出してほしいです。」

 

「ふーむ、カラレス・ランズがまさか赤龍帝の持ち主というわけか・・・・・・確かにリアスのメンバーなどを考えたら人数が足りないからね。それに彼の戦いを見るのもいいかもしれないしね。グレイフィア。」

 

「なんでしょうか?」

 

「今回のゲーム、今回見に来られる悪魔たちとってどう影響が出るのか楽しみだよ。あのカラレス・ランズが転生をした姿を見ることになるのを。」

 

ザーセクスさまが笑っていた、カラレス・ランズ。彼は別世界の魔導士だ。彼は死んだあとにこの魔界へとやってきた。彼の魔法は私たちが知らない魔法ばかりだった。

 

それを見てきたが彼は突然として姿を消した。リアスさまも悲しそうにしていたのを思いだす。

 

その姿を見るまでは彼がカラレス・ランズということに気づかなかった。だがあの殺気に魔法。私は彼の魔法を見たことがあるし弟子になったことがあった。

 

「よかったです師匠。」

 

また教えてもらえるのですか?あなたの素晴らしい魔法を・・・・・・




カラレスは死んだあとはしばらくは魔界の方で過ごしておりグレイフィアをその時に弟子にして魔法などを教えていたが突然として姿を消したのであった。

それが転生をして兵藤一誠となったのである。

次回 ライザーとのレーティングゲームをするために特訓をすることになった。一誠たちは分担をしてそれぞれの相手をすることになる。

次回「特訓せよリアスたち!!」


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特訓

一誠side

 

あの鳥野郎とのレーティングゲームが決まった俺達はリアスの別荘へと向かっているが、現在の俺は全員の荷物を持っていた。

 

「えっとイッセーさん、私たち持ちましょうか?」

 

「何を言っているんだ、これくらい余裕だけど?」

 

現在俺は魔法を使い体の筋力などをあげていた、まぁ実際にも持てるけど多いんだよな全員がちなみにカラワーナたちも一緒についてきている。

 

最初ドーナシークを見た全員が構えたが俺が理由を話すと許してくれた、彼は涙を流しながらありがとうございますとずっと言っていたのを思いだすな。彼女の別荘に到着をするがこれはでかいし屋敷とかのレベルじゃない。

 

「ほえーでけー。」

 

「あぁ機動六課の建物よりもでかいぞ。」

 

「すごいわね。」

 

「あぁ・・・・・・」

 

シグナムたちも唖然と見ている、俺もこんなでかいのを見たのはカラレス・ランズの時に見た城ぐらいだ。

 

そして俺達は荷物などをおいて準備をしている、俺はララの調整を行い準備が完了をする。

 

「さーて訓練を始める前に俺は部長と朱乃さんを見る、シグナムはレイア―レと木場を見てほしい、シャマルはアーシアをヴィータとザフィーラは黒歌と白音ちゃんを見てほしい。」

 

「わかったぜ。」

 

「わかりました。」

 

「お任せください。」

 

「あのー主殿私は?」

 

「ドーナシークはカラワーナたちを鍛えてほしい、もしかしたら彼女たちの力も借りるかもしれないから。」

 

「わかりました!!このドーナシーク!!必ずや主の思いに答えて見せましょう!!」

 

やれやれ元気なやつだ、だが悪く無いな・・・・・・・・・

 

一誠side終了

 

木場及びレイナーレ修行編

 

「ではお前たちの力、この烈火の将シグナムが相手をするどちらからでも構わない・・・・・・遠慮なくかかってこい!!」

 

「「!!」」

 

二人はシグナムから放たれる気に押されていたが祐斗は魔剣を作りシグナムに攻撃をするが彼女はレヴァンテインを出して受け止めている。

 

(く!!なんて力だ!!)

 

「甘いぞ!!」

 

彼女ははじかせて剣が吹き飛ばされるが彼は離れるとレイナ―レは光の槍を作りそれを投げ飛ばしてシグナムへ放つ。

 

「は!!」

 

彼女はレヴァンテインに魔力を込めて彼女が放った槍をはじかせて投げ返した。

 

「!!」

 

レイナ―レは回避をして祐斗も接近をして切りかかっていく、スピード戦で翻弄をしようとしたがシグナムは陣風を使い二人を吹き飛ばした。

 

「が!!」

 

「く!!」

 

「なるほどな、二人の欠点はわかった。木場は目で相手を追っているな、確かに私のように剣で相手をする時はいいがその相手がスピードを上げたときに体が反応をし切れてないってのが欠点だ。逆にレイナ―レは光の槍を投げ飛ばすのはいいがすぐに武器を作ってないとそこを襲われる。だが力としては悪くない。」

 

「「はい。」」

 

「さて休憩は終わりだ、始めるぞ!!」

 

「「はい!!」」

 

黒歌と白音修行

 

「さてあたしたちの修行は普通に戦うぞ!!」

 

「えっと大丈夫かにゃ?」

 

「うん・・・・・・イッセー先輩より小さいし私よりも小さいから・・・・・・」

 

「てめぇらいい度胸をしているじゃねーか。」

 

「ヴィータ落ち着け。」

 

ザフィーラが彼女を止めていた。

 

「離せザフィーラ!!あいつらに教えてやるううううううううううううう!!」

 

「すまん、ヴィータはチビなどを言われたら怒ってしまうからな、とりあえず訓練を始めよう。さぁ構えるがいい。」

 

「「!!」」

 

ザフィーラは気を高めていき戦闘準備が完了をする、二人も構えてヴィータもアイゼンを構えていた。

 

「いいか?全力相手をしないとお前らがやられるぜ!!」

 

ヴィータは先に走り黒歌が彼女のハンマーを受け止める。

 

(なんて力にゃ!!)

 

「おらああああああああああああ!!」

 

「姉さま!!」

 

「よそ見をするな!!」

 

「!!」

 

ザフィーラが素早く白音の間合いに入り蹴りを入れる彼女もガードをしたが重い一撃を受けて吹き飛ばされるがすぐに態勢を立て直して攻撃をする。白音の攻撃をザフィーラは素早くかわしている。

 

「当たらない!?」

 

「甘い!!」

 

「ぐ!!」

 

「白ちゃん!!」

 

「よそ見をしている場合か!!」

 

「ぐ!!」

 

ヴィータが追撃をしてきたが黒歌も魔力などを調整をして彼女が放つ攻撃をガードをしていた。

 

「へぇお前あたしの攻撃を魔力をつかってガードをしていたみたいだな?」

 

「あにゃ?気づかれたみたい。」

 

「当たり前だ、あたしたちの前で魔力を使うことに関してはな!!」

 

ヴィータのアイゼンが巨大になりギガントシュラークを使用をして攻撃をしてきた。

 

「あぶな!!」

 

「はああああああああああ!!」

 

白音も手に魔力を込めてザフィーラに攻撃をしていた。だがザフィーラには簡単にふさがれてしまう。

 

「ここまでだ、少し休憩だ。ヴィータ!!」

 

「わかっているよっと。」

 

二人も魔力や武器を収めて休憩をするが黒歌たちに比べて疲れが出ていない。

 

「ど、どうして疲れてないのですか?」

 

「あ?簡単だよ、お前らみたいに素早い攻撃をするがあたいたちにとってはまだまだだぜ?」

 

「うむ。」

 

二人の言葉に姉妹はショックを受けるが、ザフィーラは両手を組んだまま話をする。

 

「だがお前たちの攻撃の筋などは悪くない、だが主からの話を聞いてフェニックスという奴と戦うとなれば別だ。」

 

「「・・・・・・・・・・・・」」

 

「だが的確に中心線などを狙ってくる場所は悪くないぞ?」

 

「だな、黒歌は魔術系が得意みたいだしよ、そうだな幻影とか悪く無いだろうな。」

 

「幻影魔術にゃ?」

 

「そうだ、そこをお前の妹が落とすってのも悪くないぜ?」

 

「にゃ・・・・・・」

 

アーシア修行

 

「といってもアーシアちゃんに教えることって私あるのかしら?とりあえずあなたの能力は回復をさせる能力なのよね?」

 

「はいそうですね。」

 

「うーん遠くにいる人たちを回復させる方法を考えないとね、私みたいにバインド魔法とか使えればかしら?難しいわ。」

 

こちらはこちらでアーシアに教えることを考える必要が発生をしたという。

 

朱乃&リアスside

 

こちらでは一誠と朱乃、リアスの特訓だ。まず相手をしているのは朱乃との戦いだ。

 

「さてならギガフェニックスお前の力を貸してもらうぞ?」

 

『わかりました。』

 

「『アーマーイン!!』」

 

彼のバリアージャケットに青いアーマーが装着されて行く、これこそギガフェニックスとの合体アーマー、フェニックスアーマーである。

 

スピード戦などが得意でギガニックブーメランが使えるようになる、騎士甲冑のスピードタイプをこちらに変わった形になっている。

 

「では始めましょう!!」

 

「行くわよ!!はああああああああああああああ!!」

 

朱乃は手に雷を放ってきた、一誠は素早くかわしていき威力を落とした魔力の弾を放ってきた。

 

そこから雷で相殺をしてギガニックブーメランを投げつける。

 

「!!」

 

朱乃は回避をして彼を見つけると雷を放ち攻撃をするが、一誠はすぐに回避をして次の攻撃態勢をとる。

 

数十分後

 

「はぁ・・・はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・」

 

「ここまでみたいですね。」

 

彼はスピードを落としてアーマーを解除をするとギガフェニックスが隣に立つ。

 

『朱乃さん、各上相手に真正面から挑み続けるのは無理がある。途中でペースが乱れていたのを確認ができた。」

 

「・・・・・・返す言葉もありません。」

 

「それともう一つ、防御ですね。攻撃はいいのですが・・・・・・まずは防御を中心に考えていったほうがいいな。さて次は部長お願いをします。」

 

「えぇわかったわ!!」

 

「ライノス!!」

 

『おうよ!!』

 

「『アーマーイン!!』」

 

今度は逆に赤いアーマーが現れて一誠に装着されて行く脚部にはローラーが装備されておりギガライノスの力、ライノスアーマーである。

 

「いくわよ!!」

 

リアスは手元に赤黒い魔力を作ってそれを一誠に向かって投げつける、彼は脚部のローラーを使い回避をする。

 

後ろにあった岩が消滅をする。

 

「これが私の「滅びの魔力」よ!!触れたら本当に消滅をするわ!!でも一誠本当に大丈夫なの?」

 

「あぁ問題ないですから遠慮なく放ってください。」

 

ギガンティスバスターを構えながら彼はリアスが放った攻撃を相殺をしながら動いていた。だがすぐに欠点がわかり接近をして彼女の首元にギガンティスバスターを突き付ける。

 

「やっぱり・・・・・・部長の欠点は一つ。それは攻撃に変化がなくて直線的ばかりだ。それだと簡単に相手に避けられてしまう。」

 

彼はつきつけていた銃を降ろしてライノスが分離をする。

 

『それにその魔力はかなり使うみたいだな、お嬢ちゃんの魔力がさっきよりもかなり減っているぜ?威力は高いがあのフェニックスって奴の防御を壊せるかわからないぜ?』

 

二人の欠点などを話してから今日の訓練は終わり全員が合流をしていた。なおリリアたちはご飯を作っており彼らはご飯を食べてから彼はテラスで夜天の書を開いていた。

 

「ふぅ・・・・・・」

 

夜天の書を見ながら昔のことを思いだしていた、なのはやフェイト、はやてたちのことを彼よりも先に死んでしまい彼も結局は死んでしまったが。

 

『マスター・・・・・・』

 

アオナが心配の声を出していた。

 

「大丈夫だ、あいつらに会えないってのは寂しいが・・・・・・な・・・・・・ん?」

 

彼は本を持ちながら移動をしているとリアスが眼鏡をかけていた。普段はかけていない姿を見てどきっとなったと言っておく。

 

「あらイッセーじゃないどうしたの?」

 

「あぁ少し夜風を浴びようと思ってな、部長はレーティングゲームを?」

 

「えぇ、ねぇイッセーはどうしてあの時ライザーに攻撃をしたの?」

 

「あれか・・・・・・あいつから感じた邪気が嫌なだけだ、あいつが部長を見ている姿を見ていると嫌な気分になってしまってな。」

 

「そうなの・・・・・・」

 

「そうだ。部長見ていてくださいね。えい!!」

 

彼は指を鳴らすと手から花などが出てきた。

 

「綺麗・・・・・・」

 

「部長、ライザーとの戦いはきびしいかもしれませんよ、俺が参戦をしてなかったらおそらく勝てないでしょう。」

 

「わかっているわ、完全にライザーの勝ちゲームだと思っているわね。でも私はね「グレモリー」としてみてもらうじゃない、「リアス」としてほしいのよ。」

 

「・・・・・・あなたは立派な女ですよ、リアス・グレモリー。」

 

「え?」

 

「部長、約束をします。もしあなたがピンチになったときは名前を呼んでください、必ず助けに来ますよ。」

 

「ありがとうイッセー・・・・・・」

 

「それじゃあおやすみなさい。」

 

一誠はそういって自分の部屋の方へと歩いていく。

 

リアスside

 

「助ける・・・・・・か、なんだかイッセーの言葉あの魔導士が使っていたのと一緒だわ。」

 

私は小さい時にはぐれ悪魔たちに包囲されたとき一人の男性に助けてもらった、私とソーナが泣いてしまったときに彼はイッセーがやってくれた花を出してくれたわ。

 

『そうだね、お嬢ちゃんがもし大きくなってピンチになったとき。おじさんは助けに来てあげるよ。約束だ。」

 

『おじさんの名前は?」

 

『・・・・・・・・カラレス・・・・・カラレス・ランズさ。』

 

「カラレス・ランズ・・・かイッセーが朱乃のお母さんたちを助ける時に名乗った名前・・・か。」

 

どうしてイッセーはカラレス・ランズと名乗ったんだろう?さて私も寝るとしようかしら。

 

それから特訓は続けられて彼らの実力なども上がっていき、10日後となりライザーとの戦いが今始まろうとしていた。




次回「レーティングゲームスタート」


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レーティングゲーム

はいはい質問があったので答えていきますね?

憑依転生をしている時点で主人公たる一誠君がリアスの眷族になる必要があったのでしょうか?という質問です。

まぁ確かに入らなくてもよかったですが、なんとなくです(`・ω・´)

カラレス君はどMですか、違います。

ではどうぞ。


一誠side

 

俺達は現在グレイフィアさんが出した魔法陣に乗りどこかで見たことがある場所へ到着をした、ここは俺達が通っている駒王学園の俺達の部室だ、俺は今回参加させる二人を出した。

 

「あたしとシグナムだな?」

 

「そういうことだ、二人とも頼む!!」

 

「わかっています。」

 

「あたしたちに任せな!!」

 

二人は武器を構えて、俺はバリアージャケットを使わずに禁手を出していた。ララはまだ隠しておいた方が言いなと思い禁手で戦うことにした。

 

俺達はまず占拠をするために体育館の方へと向かっていた、俺と一緒に行動をするのは黒歌と白音ちゃんだ。ちなみに使い魔設定にしているティアマットは駄目だったがシグナムとヴィータはOKだ。人だしね。

 

シグナムとヴィータは木場と行動をしてもらっている、二人がいれば大丈夫だろうな。俺達は体育館に到着をしたが、俺はあたりに人がいる感じがする。

 

「先輩・・・・・・」

 

「あぁいるな。仕方がない姿を見せようかな?」

 

相手は鋸をもって二人に昆を持った女性、さらにはチャイナドレスを着た人物がいた。

 

「イッセー、あの戦車は任せるにゃ!!」

 

「あの昆持ちは私が・・・・・・」

 

「なら俺の相手はあの二人ってわけね?」

 

鋸を持った二人はニコニコしながらエンジンをかけてこちらに突撃をしてきた、俺はドライグに力を集めて手の甲に炎の剣を作り二人が持っている鋸を切り裂いてから手刀を噛まして彼女たちをリタイアさせた。

 

『兵士 二名リタイア。』

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

さーて二人の方は?昆を持った女性は白音ちゃんに押されており必殺の蹴りが命中をして消えた。

 

黒歌の方も催眠でもかけたのか相手は勝手にこけて自滅をした。

 

『戦車 兵士 一名リタイア。』

 

「さすがだな。幻影魔法でも使ったのか?」

 

『その通りにゃ、でもこれって疲れるにゃ。」

 

『ライザーフェニックスさまの「兵士」三名リタイア』

 

どうやらシグナムたちの方も突破をしてこちらに連絡をして合流をすると連絡が来たが、俺は黒歌と白音を抱えて浮遊魔法で浮かぶ。離れたところに砲撃が飛び二人は汗をかいていた。

 

「あ、危なかったにゃ。」

 

「先輩よく気づきましたね?」

 

やったのはおそらくライザーのところの女王だな?だが甘いなこちらにも強いやつんだよな!!

 

「朱乃さん!!」

 

上から強大な雷が放たれて女王に命中をした、俺は先に向かうためにおそらく敵はこちらに向かっているのが確認ができるが・・・・・・

 

「黒歌と白音ちゃんはここをお願いするよ・・・・・」

 

「わかっているにゃ!!」

 

「先輩気を付けて!!」

 

「おうよ!!」

 

俺は木場達と合流をするために向かっていく、途中で現れた人物たちがいたけどなんでか赤くなっていたのはなんでだろうか?

 

俺は体育用具を収める小屋の物陰にいた三人と合流をする、気配を感じて俺は先手必勝をとるためにあの技を使うことにした。

 

夜天の書を開いて気配を感じて呪文を唱える。

 

「放て雷!!サンダーフォール!!」

 

俺の攻撃を受けて何人かはかわしたみたいだな?俺はその場所へ行くと女の子ばかりだな・・・・・・

 

「さすが、お兄様が要注意人物だけ言われている方ですわ?」

 

「お兄様?君はあの鳥の妹ってこと?」

 

「まぁ鳥って言われても仕方がないですわ、初めましてレイヴェル・フェニックスと申します。フェニックス家の娘ですわ。」

 

「これはご丁寧に赤龍帝をしております、兵藤一誠と申しますお嬢様。」

 

俺は丁寧に挨拶をする。

 

(なんて素敵な方なんでしょう・・・・・・兵藤一誠さま・・・・・・)

 

あれ?この子顔が赤くなっている気がするのですが?さっきの子もそうだったけど俺何かをしたっけ?

 

(ん?ライザーの魔力が動いている・・・・・・この場所は!!リアスのところだ!!アーシアが危ないな!!)

 

「シグナム、ヴィータ!!ここを任せてもいいか?」

 

「あぁ任せろ!!」

 

「主は行ってください!!」

 

「おう!!」

 

俺は背中のマントを翼に変えて空を飛びリアスたちのところへと向かっていく、まっていろ!!

 

一誠side終了

 

リアスside

 

私はアーシアと共に旧校舎の屋根の上でライザーと対峙をしていた、これは想定外だったわライザー自身が私たちの本陣に攻めてくるなんて。

 

「リアス、君にはさっさとリザインしてもらう!!」

 

「いいえ、リザインするのはあなたの方よライザー!!あなたの眷族は半分までに減ったうえにこちらは被害は零よ。もうそちらには余裕がないはずよ!!」

 

「確かにそうだ、まさかここまでやられるとは思わなかったさ。どうやら君たちを見くびり過ぎていたようだな。だからこそここで終わらせる!!くらえ!!」

 

ライザーの炎が襲い掛かる、私は滅びの魔力をぶつけて相殺させる、アーシアは後ろから私に回復のオーラを送ってもらっている。だけど魔法障壁で防いでも衝撃までは消えないわね。

 

ライザーの能力は本当に厄介だわ・・・・・・このままいけばこちらが先に尽きてしまう!!

 

「やるじゃないか、ならば!!」

 

アーシアを狙っている!?

 

「させないわよ!!」

 

シャマルさんから学んだといってもアーシアが防げると思えないわ。私はとっさに動いて最大で魔法障壁を張るがライザーの炎の勢いに負けてしまいダメージを負ってしまう。

 

「部長さん!!」

 

アーシアがすぐに駆け寄って回復させてくれているけど体が動かない。

 

「これでチェックメイトだ、リザインするんだリアス。」

 

「だ、誰が・・・するもんですか!!皆が・・・・・・頑張っているのに私があきらめるわけにはいかないわ!!」

 

「なら・・・・・・これで終わりにするよ!!くらうがいい!!」

 

私たちに向かってライザーの炎が放たれる。

 

「・・・てよ・・・・・・助けて!!カラレス!!」

 

私は必死に名前を呼んだ、あの時の約束を!!私たちは目を閉じてしまうが攻撃がいつまでたっても来ないなぜ?

 

私たちは目を開けるとそこには大きな盾が三つ並んでいた。

 

「プロテクトシールド。間に合ったみたいだね?」

 

「イッセー・・・・・・」

 

イッセーが来てくれた、彼は私のところまで来て膝をついてから頭を撫でてくれた。

 

「本当に綺麗になった、あの時の小さいお嬢さんがここまで頑張ったんだ、おじさんも頑張らないとね?」

 

「え!?」

 

私はイッセーが言った言葉に目を見開いた、あの時の小さいお嬢さん・・・それって私のこと・・・・・・まさか!!

 

「後は任せてください、部長・・・・・・いやリアス!!」

 

彼は前を向いてライザーの方を向いていた。

 

「やはり俺の邪魔をする気か貴様は・・・・・・」

 

「そのとおりだよライザーフェニックス君。」

 

「下級悪魔の分際で!!上級悪魔の僕に!!」

 

「御託はいいかかってこいよ。部長を・・・・・・いやリアスとの約束を果たすために!!」

 

「イッセー・・・・・・」

 

彼の背中を見て私は思う、この心はなにかって気づいた。私は彼のことが・・・・・・好きだってことに!!

 

リアスside終了

 

「貴様ああああああああああああああああああああ!!」

 

ライザーは炎を彼に向かって放つ、一誠は回避をしていき接近をする。

 

「馬鹿め!!火の鳥と鳳凰の力を持つフェニックスの炎だ!!くらえええええええええええ!!」

 

炎がかなり発生をして彼はテレポートをして回避をした、彼は魔力を全開にして禁手を使いアーマーを装着をする。

 

赤龍帝ギアを装着をした彼はライザーの中に入りその剛腕をふるい殴り飛ばした。

 

「ごふ!!このクソガキがあああああああああああああ!!」

 

ライザーは拳で殴ってきたが彼の装甲にパンチは効かない、彼の蹴りがライザーを吹き飛ばしてダメージを与えていく。

 

「おのれ!!」

 

ライザーは接近が不利と判断をして上空へとび無数の炎を一誠に向かって放ってきた、彼はララを起動させてモードを変える。バスターメガモードに変えていた。

 

「くらえ!!バスターキャノン!!」

 

放たれた丸い球体の弾がライザーが放った無数の炎に激突をして蒸発した、背中の翼が開いて空を飛びライザーを追いかける、彼は逃げようとしたがブレードモードに変えた一誠がシュランゲフォルム形態に変えて彼の足に絡ませて地面に叩き落とす。

 

「ごふ!!」

 

だがそれでも彼はフェニックスの不死を超えることができないと判断をした、だからこそ彼はこの一撃に籠めることにした。

 

「ドライグいくぞ!!」

 

『あぁ相棒!!力を見せてやれ!!』

 

彼は接近をしていきライザーは逃げようと必死だったが先ほどのダメージで動けない。

 

「ま、待て!分かっているのか!この縁談は悪魔たちの未来のために必要で、大事なものだぞ!?それを消すことがどれほど罪深いか理解しているのか!?」

 

「知らねーよ、そんなことあの子がこのゲームに勝てば縁談は破棄してもいいんだろ?貴様も同意をしたはずだ。それにお前はあの子の気持ちを考えたことがあるか?グレモリーなんて関係ない。リアスという女の子として見てほしいっているあの子の気持ちを考えたことがあるのか!!」

 

彼の右手に炎が集まっていく。

 

「貴様は自分のプライドを守るためだけにあの子を傷つけた、なら俺がすることはただ一つ貴様を倒してあの子を助ける!!それだけだ!!見せてやるよ!!不死鳥の拳をな!!」

 

彼は走りだして一気に決める!!

 

『決めてやれえええええええええええ!!相棒!!』

 

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!ファルコンパアアアアアンチ!!」

 

その剛腕がライザーに命中をして彼は上空へと吹き飛ばされた。

 

「くそおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

彼は光に包まれて呑まれていった。

 

『ライザーフェニックスさまリタイア。よってこのゲーム、リアス・グレモリーさまの勝利です!!』

 

一誠side

 

「・・・・・・終わった・・・・・・みたいだな?」

 

『あぁ相棒。終わったぞ?』

 

「・・・・・・そうか・・・・・・よかった。」

 

俺はあまりの疲れに体を倒れてしまう。

 

「イッセえええええええええええええ!!」

 

部長たちが近づいてくる、涙目になってやってきたのか?ははは相変わらず泣き虫なのは変わらないってわけか(笑)

 

「イッセー、イッセーありがとう・・・・・・ありがとう・・・あなたは最高の家族よ。」

 

「約束は果たしたよ?リアス。」

 

「えぇありがとうイッセー・・・・・・私の魔導士のおじさん。」

 

一誠side終了

 

ここはレーティングゲームの観戦ルーム。

 

今回の縁談に関係をしているグレモリー家とフェニックス家の者が集まっている場所だ。この場にいる全員が息を飲んでいた。

 

だが全員が見ているのは兵藤一誠が解放させた魔力だ。その魔力を全員が知っているのだ。

 

「あ、あの魔力は・・・・・・かつて私たちの元にいた人物に似ている。」

 

「似ているじゃない彼そのものだ、ザーセクス。」

 

「はい父上。」

 

「彼は確か赤龍帝の神器を持っているそうだね?」

 

「はいその通りです、そしてあの方はかつて我が魔界に

 

おられた方で間違いないですよ。ふふふふふ」

 

全員が息を飲んだ、魔導士とは魔王と同じような魔力を持ちザーセクスと互角に渡り合った男のことを。

 

「「「カラレス・ランズ」」」

 

だが結果でも彼は勝利をした、ほかのメンバーたちも活躍をしている。彼一人で戦ったわけじゃないということも証明をされている。

 

「だが彼がリアスの眷族になっているとは思ってもなかったよ。そして彼の言葉を聞いて私はリアスのことを・・・・・・そして彼が使ったのは最後のライザー戦のみに使ったってことか。」

 

「えぇ彼はそう考えたのでしょう、流石です。」

 

そしてお互いに挨拶をして解散となったがザーセクスは彼を見ている。

 

「本当に久しぶりです。カラレスさま。」

 

一誠side

 

「疲れたな・・・・・・」

 

俺は今まで以上につかれていたためお風呂に入っていた、ライザーとの戦いで禁手を最後の力で使ったため今まで以上につかれていた。

 

『お疲れだな相棒。』

 

『えぇカラレスさま本当にお疲れ様です。』

 

『おいらたちは何もしてないけどな。』

 

「わるかったな、ギガフェニックスとライノス。お前らの制限があったから参加ができなかった。」

 

シャワーを浴びているとドアが開いた、俺は現在ララなどは外しているため誰が入ってきたのかわからない状態だ。

 

「いい湯かしら?」

 

「この声・・・・部長!?」

 

俺はその声に聞き覚えがあり振り返ると、そこには何も纏っていない彼女が立っていた。

 

急いで前の方を向いて俺はシャワーを止めた。

 

「ふふふ一緒のお風呂ってのもありかしら?」

 

彼女は体を洗うわねといい何かをしている。いったい何をってん!?何かがでかいもんが俺の背中に当たっている!?

 

「どうかしら?私の胸は。」

 

「!!??!!??!?!?」

 

俺は部長が自分の胸で俺の体を洗っていることに驚いてしまう、やがて前までさせるわけにはいかないので俺は止めてからお風呂の方へ入る。彼女も一緒に入ってきたので驚いてしまう。

 

「・・・・・・ねぇイッセー。」

 

「なんですか?」

 

「・・・・・・今は二人きりだから普通に話して。」

 

「わかった、なんだ?」

 

「あなたはあの時襲ってきたはぐれ悪魔から私たちを助けてくれたあの魔導士なの?あなたが言った言葉があの魔導士が言っていた言葉と同じだったから。」

 

「・・・・・・そうか、体だけじゃなく君は成長をしたってことだね。リアス・グレモリー。その通りだよ。」

 

「あ・・・ああああ・・・・・・」

 

彼女は涙目になっていた、本当に君はそこだけは変わらないみたいだね?

 

「全く泣き虫なのは変わらないか、だが本当に大きくなった。」

 

「えぇ、そうよ。私は成長をしたわ・・・・・・会いたかった。」

 

「だが今の俺は兵藤一誠だ、ところで聞きたいことがあるのだが・・・・・・なんで君は俺の家にいるの?」

 

「それはイッセー、あなたの家に住むことにしたからなのよ?」

 

「え?」

 

どうりで帰ってきたときに父さんたちが慌てていたのはそういうことか、納得をしたよってあれ?リアスがなんか近い気がするが・・・・・・

 

「ねぇイッセー、私はずっとお礼を言いたかった。そのお礼をさせてくれないかしら?」

 

彼女は俺に手をまわすとキスをしてきた。

 

「ん。」

 

お風呂場のため俺は熱くなってきた、やばい・・・・・・のぼせたのか?俺はそのまま気絶をしてしまった。




次回 次の日旧校舎が使えないため全員がイッセーの家で部活をすることになった、レイナーレたちも話に参加をしておりシグナムたちも一緒だ。

途中で母親がイッセー事カラレスの小さい時の写真を出してきたので全員がそれに夢中になっていたが、木場はある写真を見て様子がおかしくなった。

次回「写真と復讐。」


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写真と復讐

一誠side

 

「ん・・・・・・」

 

俺は目を覚ました、確かリアスがお風呂に入ってきてそこから記憶がなくなっている。俺は起きようと動かそうとしたが右手が動かない。

 

「なんで?」

 

右手は何か柔らかいものが当たっている気がして俺は右側の方を見る、そこには裸で寝ているリアスの姿があった。

 

「ふぁ!?なんで彼女が・・・ってそういえばお風呂場で昨日言っていたな。家に一緒に住むって言っていたな。だがなぜ俺の部屋で寝ているんだ?」

 

彼女は目を開けて俺の方を見ていた。

 

「おはようイッセー・・・・・・」

 

「おはようございます、なんで俺の部屋にいるのですか?」

 

「ごめんなさいね、イッセーを抱き枕にして寝たい気分だったのよ。あなたが気絶をして運んでから一緒に寝ていたの・・・・・・イヤだったかしら?」

 

「そ、そんなことはないぞ。(まぁそのおかげで夜天の書に新しい魔法を覚えさせれなかったけどね。)」

 

俺は心の中でつぶやきながらそろそろ特訓の時間になるなと思い準備をする、部長の方も着替えをして一緒に部屋を出るとアーシアが頬を膨らませていた。

 

「むーーーーーーー」

 

「おはようアーシア?どうしたんだ。」

 

「部長さんだけずるいです!!私もイッセーさんと一緒に寝たいです!!」

 

そっちかい!!なんか知らないがアーシアは何かと部長に対してライバル心を抱いている様子なんだよな?そればかりか最近はレイナーレにカラワーナ、ミッテルトに黒歌、白音、朱乃さんも同じような感じだ。特に三人は部長が俺の家に一緒に住んでいるってことを聞いて目を見開いていたな。

 

あれは怖かったな・・・・・・てかアレイたちがこれを見たらやばい気がしてきた。俺は真っ青になりながらも朝の訓練をするために着替えをして俺達は準備をしている。

 

ちなみにカラワーナとミッテルトも俺の夜天の書の騎士として登録をしている。彼女たちもシグナムたちが教えており鍛えてもらっている。

 

朝の訓練を終えてシャワーを浴びてから俺達はご飯を食べていた、ちなみに今日はリアスが作ってくれた。

 

「リアスちゃんおいしいわ!!料理も上手なんだね、和食もつくれるとは。」

 

「ありがとうございます。お父様、日本で暮らすのも長いものですから、一通りの家事は覚えましたわ。」

 

俺は彼女が作ったのを口に入れる、うん上手い!!

 

「確かにおいしいですよ部長。」

 

「ふふありがとうイッセー。」

 

「しかしこの家も増えてきたね、最初はシグナムさん達を始め、レイナーレちゃんたちにアーシアちゃん、さらにはリアスさんたちが住んでいるからね。本当にこの家も元気になっているなと思うよ(笑)」

 

「そうね(笑)でも皆手伝ってくれるから私も助かっているわ。」

 

「お母ちゃんおかわり!!」

 

「はいはいヴィータちゃん、ちょっと待ってね?」

 

母さんはヴィータの茶碗を持ちご飯を入れてきてヴィータはおいしく食べている。ちなみにシャマルの料理はレベルアップをしており普通に皆が食べれるぐらいになっていた、まぁ原因がバグだったので修正をしておいたから彼女も料理がまともになったと言っておく。

 

「お母様。実は今日旧校舎が使えなくて家で部活動をしたいと思いますが家を借りてもよろしいでしょうか?」

 

「えぇかまわないわよ?」

 

そして時間は過ぎていきあっという間に放課後となり俺達の家には全員が集結をしている。

 

「にゃーここがイッセーの家なんにゃ。」

 

俺の家に始めてきた朱乃さんたちはキョロキョロをしていた、別に普通の家なんだが?シグナムたちも悪魔たちの会議などにも参加をしている。

 

俺は何をしているかというと?夜天の書を開いていたが・・・・・・途中で母さんがあるものを持ってきていた。

 

「げ!!」

 

母さんが持ってきたものは俺が小さいときに撮られた写真などのアルバムだ。まさかそれを出されるとは思ってもなかったわ、てか全員が俺のアルバムを見ているし!!てかシグナムたちも!!

 

「ほほーう。」

 

「あらあらかわいいわ。」

 

「へぇイッセーもこんな時があったんだな?」

 

シグナムたちは俺の見て納得をしているが、リアスたちの方を見ている。

 

「はぁ・・・はぁ・・・小さいイッセー。」

 

「かわいいわじゅるり。」

 

「先輩・・・・・・かわいい。」

 

「かわいいにゃ!!」

 

「部長さんたちの気持ちわかります!!」

 

女性たちはなんか俺の写真を見ながら興奮をしているけどやばくない?そこまで俺の写真あったかな?

 

俺は木場の方を見ていると何かの写真を見て目を見開いている。

 

「ねぇイッセー君。」

 

「なんだ?」

 

「この写真に見覚えあるかい?」

 

俺は木場が見ている写真を見る、そこに写っているのは小さいときに引っ越しをしていったイリナと一緒に写っている写真だな。

 

「この剣に見覚えは?」

 

「あぁあるぜ、確かそれは聖剣で間違いないな。」

 

「・・・・・・そうこんなところにあったのね?」

 

(こいつ、聖剣になにか復讐をするきっかけがあるのか?今のこいつの目はまるで復讐をするかのような目をしている。)

 

俺は木場が見ていた写真を見て聖剣が写っているぐらいしかわからない。

 

ある空港にて。

 

「えっとこれかな?」

 

「イリナ、まだか?お前が買いたいといってから数十分がたっているが?」

 

「えぇゼノヴィアちょっと待ってよ、だって久々に彼に会えるんだもん!!」

 

「やれやれ。」

 

「まぁいいじゃないのゼノヴィア。」

 

「しかしよろしいのですか?」

 

「何が?」

 

「あなたは私たちの手伝いで日本に行くのですよね?」

 

「えぇそれともう一つの目的があるのよ?」

 

「目的?」

 

ゼノヴィアは金髪の女性と話をしていた、彼女は笑顔になっていた。

 

「そうよ、わたしのもう一つの目的は・・・・・・彼に会うことよ。」




次回 イッセーたちははぐれ悪魔と戦っているが木場はあの写真を見て以降戦いに集中ができてない。

次の日に悪魔の仕事がないので帰ると何かの気配を感じて中へ入る。イッセーは目を見開いた。

「な!!」

「やっぱり、あなただったのね?」

次回「再会。」


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再会

一誠side

 

どうも皆さん、一誠です。現在俺達ははぐれ悪魔が出現をしたという情報を得てその場所へとやってきました、今回はカラワーナたちも一緒についてきております。

 

彼女たちもシグナムたちに鍛えてもらいパワーアップをしており彼女たちにも専用武器を与えておりカラワーナは二刀流をミッテルトは射撃が得意ってことで射撃武器を与えている。

 

ドーナシークはドリルがついた拳を与えている、ザフィーラに鍛えてもらったら格闘センスがあり彼は武器を選んだ。

 

現在俺達は街の外れにある廃工場の前に来ております。

 

「いやー暗いですねーーー。」

 

「イッセーあなた誰に言っているの?」

 

「部長きにしないでください、それよりもはぐれ悪魔はこの中にいるってことですか?」

 

「大公からは、今夜中に討伐するよう命令が下っています。」

 

「それほど危険なやつってことなのね?」

 

「そういうことよ、アーシアは後方で待機、ヴィータさんとザフィーラさんは彼女をお願いします。」

 

「任せろ!!」

 

「承知した。」

 

「イッセーとレイナーレ、白音に黒歌、祐斗の五人で外まで引きずりだしてちょうだい。私と朱乃は外で待ち構えるわ。」

 

「ならドーナシークたちも外で待っていてくれ、俺達が外へおびき寄せて見せるさ。」

 

「・・・・・・・・・・」

 

「木場?」

 

どうも彼はあの写真を見てから様子がおかしいな、これでは戦闘に集中できないぞ?

 

「木場、大丈夫か?無理しているなら外で待っているといいが?」

 

「問題ないわ。」

 

「わ?」

 

「何でもないよ。さぁ行こう。」

 

中へ入りはぐれ悪魔を探している俺達、中からは血のにおいなどがかなりきついな。目の前にはぐれ悪魔が現れる。

 

「きしゃああああああああああ!!」

 

リアスが言っていたな、はぐれ悪魔になった奴は知性などが失ってしまうことがあるっとこいつははぐれ悪魔になってかなりの年月が経っていることになる。理性などは残っていないだろうな。

 

俺はアーマーインをしてギガライノス形態になってギガンティスバスターを構えている。

 

白音ちゃんと黒歌が突撃をしてはぐれ悪魔に追撃をして攻撃をする、本来は騎士である木場の出番だが。

 

「・・・・・・」

 

彼は剣を持ちながらボーっとしている、いかん!!

 

「木場!!」

 

「!!」

 

俺の声を聞いて木場も攻撃をするが、木場の攻撃が軽いのかはぐれ悪魔はかわしている、俺もギガンティスバスターを構えて攻撃をしようとしたが・・・・・・

 

「くそ!!」

 

木場が特に敵に攻撃をする時に前を立つのでギガンティスバスターが使用ができない、俺はアーマーをギガフェニックス状態にして走りだしてはぐれ悪魔に蹴りを入れた。

 

「ぎしゃあああああああああああああ!!」

 

「ギガニックブーメラン!!」

 

俺が投げたギガニックブーメランが命中をしてはぐれ悪魔にとどめを刺すために俺は自身にコピーを使いギガライノスアーマーを装着をした自分が現れる。

 

「先輩が・・・・・・」

 

「ふたりになったにゃ!!」

 

「「さぁいくぜ!!」」

 

俺達はお互いに背を向けて合体をして回転をしていきはぐれ悪魔に体当たりをして貫かせる。

 

「いまだ!!」

 

「おう!!ギガンティスバスター!!」

 

もう一人の俺が放ったギガンティスバスターが命中をしてはぐれ悪魔を倒す、本来は外へ連れ出す予定だったがこんなじゃ重傷を負ってしまう可能性がある、俺はここで倒すことにした。

 

コピーが解除されて俺たちは一つになりアーマーを解除してはぐれ悪魔を倒したことを報告をするためにリアスたちの方へと歩いていく。

 

「イッセーさん大丈夫ですか!!怪我などはしてないですか!!」

 

「大丈夫だってアーシア、怪我などはしてないよ。」

 

工場から出てきた俺のところにアーシアが走ってきて俺がけがをしたのかチェックをしている、大丈夫なんだけどな?

 

ぱちん!!

 

乾いた音が響いた、リアスが木場の頬をひっぱたいたんだ。

 

「目を覚ましたかしら?イッセーが居てくれたから大事にはならなかったけど、一歩間違えれば誰かは危険だったのよ。」

 

「すみませんでした部長、部長の言う通り、イッセー君がいなければ、僕は何もできませんでした。今日は調子が悪いのでこれで失礼します。」

 

「・・・・・・・・・」

 

俺はあの目を見たことがある復讐をする目だ、あいつはあの写真を見てからおかしくなった、つまり聖剣に何かしらの恨みがあるってことになる。

 

「復讐か・・・・・・」

 

「ッ!・・・・・・驚いたよイッセー君、まさかそんなことまでわかるなんてね。」

 

「あぁお前のような目をした奴を何度も見てきた、はっきり言っておく。復讐をしても何も残らないってことを言っておくさ。」

 

「あなたに何がわかるっていうのよ!!僕の・・・・・・いや・・・・・・私のこと何も知らないくせに!!」

 

「確かに俺はお前のことは知らない、だがな復讐をしても後で残るのは後悔するだけだ、復讐に捕らわれている今のお前では本当に大切なものが見えなくなるからな。悪いが俺は今日は帰らせてもらう。」

 

俺は転移魔法を使い家の方へと戻る。

 

リアスside

 

「イッセー・・・・・・」

 

イッセーは転移魔法を使う際に悲しい顔をしていた。

 

「・・・・・・やはり主は・・・・・・」

 

「リリアさん?」

 

「あぁすまない、私たちも今日は解散をしよう・・・・・・」

 

私たちはそれぞれの家の方に戻っていく、私とアーシア、レイナーレたちは一緒の家なので歩いていく。

 

「しかし主殿はいったいどうしたのだ?復讐という言葉を言ってから何か変だったが?」

 

「あぁそれは私も思った。」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「シグナムさん?」

 

ミッテルトがシグナムに話しかけた、彼女は何かを考えていると思い聞いたのかな。

 

「なんだミッテルト。」

 

「主は・・・・・・イッセーはどうしてあんな悲しい顔をしていたの?」

 

「・・・・・・すまない、それは私の口から話せることじゃない、このことは主自体が話してくれないと意味がない。」

 

「そうだな、イッセーはそういうやつだ。しかしよ木場のあの言葉まるで女子みたいだったぜ?」

 

「えぇ私もそれは思ったわ。」

 

「・・・・・・そうね帰ってから話をするわ。」

 

私は話をするために家の方へと帰りイッセーが部屋にいることを聞いて彼の部屋に入る。

 

「イッセーいる?」

 

『あぁいるぞ、話があるのか?』

 

「えぇ祐斗の話よ。」

 

『わかった。』

 

彼が出てきて彼の部屋で話をすることにした。

 

リアスside終了

 

一誠side

 

リアスから聞いた言葉は祐斗こと彼女のことだった、彼女の本来の名前は木場 祐奈という名前だった。彼女は聖剣計画というプロジェクトの名前だ、彼女はそこの施設に入れられて人工的に聖剣を扱えるものとして育成をする計画だそうだ。

 

だがその計画は失敗に終わった、彼女たち全員が聖剣の適応できなく計画は失敗、彼女たちは処分をするために毒を巻いたそうだ。

 

だが彼女は生き残ったがリアスが悪魔にしたことで助かり、名前も男装の姿をして木場祐斗と名を変えたそうだ。

 

「・・・・・・そうか、だからあいつはあの写真を見て・・・・・・」

 

俺はイリナと一緒に写っている写真を見て聖剣を破壊するために復讐をすると決意をしたのだな。

 

「・・・・・・・」

 

「今は祐斗、いや祐奈のことはほっとくしかないわね。」

 

「それがいいと思う、いつかあの子が気づくのを待つだけだ。」

 

「さーて寝るとしましょうか?」

 

そういってリアスは服を脱ぎだしたっておい!!

 

「まてまてなんで服を脱ぎだした!?」

 

「なぜって私は裸じゃないと寝れないのよ。」

 

「だからといってなぜ俺の部屋に移動をして脱ぐし。」

 

「あなたと一緒に寝るからに決まっているでしょ!!」

 

「ふぇ!?」

 

当然のように言うリアス、ったあれ?レイナとアーシアの様子が・・・・・・

 

「ずるいわ!!私もイッセーと一緒に寝る!!」

 

「私だって一誠さんと一緒に寝ます!!」

 

ってお前たちまで服を脱ぐのかよ!!

 

「なら私もご一緒に!!」

 

「私も!!」

 

カラワーナとミッテルトも!?その後全員でベットに眠るが・・・・・あっちこっちで柔らかいものが当たって寝れないのだが。

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

次の日は俺は欠伸をしてしまい、授業には出ているがやはり眠い・・・・・・今日は悪魔の仕事もないのでレイナーレたちも一緒に家に帰ることにした。

 

「それにしても木場・・・・・・元気ないみたいだな。クラスの奴らから聞いたがボーっとしているそうだ。」

 

「やっぱり聖剣のことで頭がいっぱいなのかしら?」

 

レイナが言うので全員が首を縦に振る・・・・・・なんだ!?家から聖剣の力と何かを感じるな・・・・・・レイナたちもそれに気づいて戦闘態勢をとりながら俺達は家の中に入る。

 

俺はリビングの方へと行き扉を開ける、そこには母さんが写真を見せていた三人の人物がいた。

 

「あらイッセーおかえりなさい。」

 

「あぁただいま・・・・・」

 

俺は彼女のたちの方を見る、三人は美人さんで一人は栗毛、もう一人は青髪に緑色のメッシュが入っている。

 

もう一人は金髪に・・・嘘だろ・・・・・・いやそんなはずは・・・・・・栗毛の女の子はこちらに気づいた。

 

「イッセー君!!」

 

「どあ!!」

 

彼女は俺に抱き付いてきた、いきなり抱き付いてきた女性・・・・・・どこかで見たことがある。

 

『やだやだやだ!!イッセー君と別れるのは嫌だよおおおおおおおおおお!!』

 

そうだ、思いだした。

 

「イリナ・・・なのか?」

 

「そうだよ!!イッセー君!!久しぶりだね・・・・・・お互いにしばらく会わないうちに色々とあったみたいだね。本当に・・・・・・ぐす・・・なにが起こるのか・・・えぐうわああああああん!!」

 

どうやら彼女は気づいているみたいだな。俺は彼女の頭を撫でているとぞくっと背筋を伸ばしてしまう。

 

『なんだ!?このプレッシャー!!』

 

『あたしでもわかる!!』

 

『ふええええええん!!』

 

『俺、こんなプレッシャー感じるのはじめてだぞ!?』

 

『私もです!!』

 

中の五人が言うが、俺は恐る恐るプレッシャーを放っている人物の方を見る、金髪の女性がニコニコしているがその笑顔は朱乃さんがしているような感じの笑顔だ。やばい怒っているだなっと。

 

「おーいイッセーただい・・・ひぃ!!」

 

ヴィータたちが戻ってきたがプレッシャーで体を震わせている、見るとイリナと青い髪をした女の子も震えている。

 

「ふふふふふふふふふふふふふ」

 

いやこえーよ!!名前は明日聞くことにした。

 

「なぁイッセー、あれってもしかしなくてもよ!!」

 

「いやまだわからんぞヴィータ・・・・・・明日になったらわかると思う。」

 

俺たちは全員が震えながらプレッシャーに耐えていた。

 

次の日の放課後

 

俺達は部室に集まりイオナと青い髪の女性に金髪の女性が集まっていた、全員が集結をしておりシグナムたちも一緒だ。

 

ドーナシークたちも一緒に部室におり、木場は一人だけ離れた場所におりイオナたちを睨んでいる。

 

「この度、会談を了承をしてもらって感謝する。私はゼノヴィアというものだ。」

 

「紫藤イリナです。」

 

「アレイ・レーメルンといいます。」

 

「「「「「!!」」」」」

 

アレイ・・・・・・だと・・・・・・姿は確かに彼女だ。俺がカラレス・ランズの時に一緒だった姿で間違いない。

 

「私は教会のものじゃないので安心を。彼女たちの協力者とだけ言っておきます。」

 

「私はグレモリー家次期当主、リアス・グレモリーよ。それで、悪魔を嫌っている教会側の人たちが私たち悪魔に何か用かしら?会談を求めるぐらいだからそれなりのことがあったのでしょう。」

 

「簡潔に言おう、・・・・・・教会側が所有しているエクスカリバーが、堕天使たちによって奪われた。」

 

「「「「!!」」」」

 

レイナたちは反応をしているが、堕天使ね・・・・・・もしかしてあいつか?俺はカラレス・ランズの時に痛めつけておいたんだけどな?

 

「名前はコカビエル「あの野郎かあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」ふぁ!?」

 

ゼノヴィアちゃんは驚いているが、全員が俺が叫んだので驚いている。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「い、イッセー?」

 

「ふっふっふっふっふ・・・・・・あはははははははははははは!!」

 

俺は大笑いをするので全員が驚いている、シグナムたちもどうしたんだろうか?と思い見ているが・・・・・・あのバカ、あれだけ痛めつけておいたのにまーだあきらめてなかったのね。

 

「よーし殺す。」

 

「イッセー!?戻ってきて!!」

 

「イッセー君!?」

 

「イッセーさん!?」

 

「あの野郎!!絶対に見つけ出してぶち殺す!!」

 

俺は怒って出ようとしたけど足に何かがひっかかりこけてしまう。

 

「ドム!!」

 

「全く、あなたはそこは変わらないみたいね?」

 

「アレイ殿?」

 

彼女は俺に近づいてきた、だが今の俺は兵藤一誠だからな、わからないはず。彼女は俺に近づいて耳もとで。

「わかるわよ、カラレス・・・・・・あなたなんでしょ?」

 

「・・・・・・・・・」

 

ばれていた、まぁシグナムたちがいた時点でわかっていたのか?それとも別の何かを感じたのか!?

 

「ふふふ、私はあなたの魔力を忘れると思っていた?覚えているわよ・・・・・・」

 

彼女は突然俺を抱きしめてきた、その大きな胸が俺の顔を埋めていく。

 

「ちょ!!」

 

「ふふふふふふふふ。」

 

「なんですか!!あなたは!!」

 

「こら!!イッセーから離れなさい!!」

 

「主から離れろ!!」

 

「そうっす!!」

 

「まて!!」

 

リリアが止めているが、それよりもアレイ離れてくれーーーーー。

 

「いやーよ、離れないもん!!」

 

「アレイ殿?もしかしてその男が・・・・・・あなたが探していた人物なのですか?」

 

「えぇその通りよ、やっと会えたわ!!」

 

「ちょっと!!だめええええええええ!!イッセー君はイリナのなの!!」

 

それから問題などが発生をしてアーシアをゼノヴィアが切ろうとしたので俺は前に立とうとしたが・・・・・・

 

「待ちな。ってアレイ悪いが離れてくれ!!戦えないから!!」

 

「嫌だああああああああああああ!!せっかく再会をしたのに離れたくない!!」

 

「・・・・えっと兵藤一誠、なんか大変だな?」

 

「まぁね、でも一応言っておくよ俺はかーなーり強い!!」

 

「みたいだな、なら勝負させてもらえないか?」

 

「ちょうどいい僕が相手をするよ。」

 

やはり動いたか、木場・・・・・・聖剣が目の前にあるからな・・・・・・

 

「何だお前は?」

 

「僕かい?・・・・・・僕は君達の先輩だよ・・・・・・失敗作だったそうだけどね?」

 

彼女は創生をした魔剣が部室内にたくさん現れる、そして彼女に攻撃をしてきたので俺はお姫様抱っこをして彼女を避難させる。

 

「な!!き、貴様!!な・・・なななにを!!」

 

今は話は後だ!!俺達は芝生の広場に着地をして彼女を降ろして木場の方を見る、彼女は魔剣を構えており。ゼノヴィアも聖剣を構えている。

 

「さぁ始まりました!!ゼノヴィア対木場君との戦い!!実況は私紫藤イリナがお送りします!!解説には私の大事な人兵藤一誠君に来てもらっております!!」

 

「・・・・・・どうしてこうなったし。」

 

なぜか用意されていた机とマイクでノリノリに実況をしているイリナ、それの隣に座らせている俺・・・・・・それからゼノヴィアは白いローブを脱ぐと黒い戦闘服の姿となった。

 

出ているところは出ておりってエロイな!!っていた!!

 

「むーーーーーーーーー」

 

イリナが涙目でこちらに訴えている、私だって胸あるもんといいたいそうにてか後ろの方を見るとリアスたちも睨んで胸をあげている。

 

朱乃さんと黒歌も同じようにしているが白音ちゃんはぺたぺたと自分の胸を見ている、アーシアも涙目でこちらを見ているやめてアーシアちゃん、そんな涙目でこちらを見ないで!!

 

ガキンという音が聞こえて俺は前の方を見ると祐斗が攻撃をしている、二刀流で攻撃をしているがゼノヴィアがふるった斬撃が作った魔剣を次々に壊していく、てか祐斗改めて祐奈の能力すごいな・・・・・・壊れても壊れても次々に武器を作りだしていく。

 

「まるで武器のバーゲンセールだな。」

 

俺はララをだしてモードを変えている、ブレード、ガン、アックス、ランサー、サイズ、バスターランチャー、ソードシールド、ウィップ、ドリルナックルなどの形態を持っているが木場が作るには負けるな。

 

「あのゼノヴィアの破壊の聖剣か・・・・・・」

 

って木場の奴冷静な判断ができてない!?大きな剣で破壊しようとしている!!あの野郎スピードがあいつの得意なのに長所を壊す気か!!」

 

「ちぃ!!」

 

俺は解説席からダッシュをして二人の間合いに入り左手に赤龍帝の籠手を出してフレイムセイバーを右手にはララをブレードモードにして構えてカートリッジ装填をして炎や水、電気、風を纏わせて二人が放った一撃を相殺をした。

 

「「!!」」

 

「であああああああああああああああああああ!!」

 

力を込めて二人の武器を吹き飛ばして気合で吹き飛ばした。やはり四属性の魔力を武器にこめるのはかなりの魔力を消耗させてしまう。

 

『全く無理をするな相棒。』

 

すまんねーなドライグ、奴らの頭を冷やすにはこれしか方法がなかったわけよ。まぁ武器は折れない程度に攻撃をしたから大丈夫だろうな。

 

さてどうなることだか・・・・・・・・・




次回 木場は復讐をするためにリアスの元から立ち去ろうとする、一方でアレイと再会をしたイッセー事カラレスはイリナたちと共闘をするために動く。

次回「共闘戦線」


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共同戦線

一誠side

 

どうも皆さん、兵藤一誠ことカラレスランズです、現在私はどうなっているかというと?

 

「どうかな?」

 

「・・・・・・あぁ・・・・・・」

 

なんでか知らないがアレイの膝の上で寝ていた、部室で・・・・・・そうあの後俺は気絶をしてしまい気づいたら彼女の膝の上で眠っていたみたいだ。

 

よーく見たら木場の姿がないということはあいつは何かあって出ていったのだな?いずれ分かってくれると信じているさ・・・・・・

 

「そーれーで!!なんであんたはイッセーを膝に乗せているのよ!!」

 

「そうですわ、そこは私の役目なのですわ!!」

 

「朱乃!?あなたも何を言っているのよ!!イッセーを膝枕をするのは私の役目よ!!」

 

「ちょっと待つにゃ!!ここは私が!!」

 

「姉さん・・・・私がやる。」

 

「いいえここは私が!!」

 

っと女子たちが喧嘩を始めようとしていた、俺はやれやれとおもいながら体を起こすがやはり四つの属性魔法を使った影響か体に力が入ってこない。

 

「全くあなたも無茶をするわね、あれはユニゾンして発揮をする技を一人で使ったんだから当然よ?」

 

アレイが言うがその通りなので俺は無言で彼女の言葉を聞いていた、やれやれ昔からここだけは変わらないなお前は・・・・・・彼女は俺の顔を見て笑顔になった。

 

「でもよかった、やっとあなたに会えたのだから、ずっと探していたのこの世界に転移をしてからね。」

 

「その姿はかつての姿みたいだが?」

 

「えぇその通りよ、アレイ・レーメルンとしての姿だけど・・・・・・」

 

彼女は光りだして俺は目を閉じてしまう、全員が光りを目に受けたのか両目を抑えていた。

 

「「「「目が、目があああああああああああああああ!!」」」」

 

まぁ悪魔にとっては光が弱点みたいなものか。俺は光を抑える魔法を自身にかけていたので平気で俺は目を開けると姿が変わっていた。

 

「ギンガ?」

 

光が収まると髪が紫になり、ギンガ・ナカジマの姿になっていた。

 

「そうこの姿にも変わることが可能となっているの、私もそれに気づいたときは驚いたのよ?」

 

彼女の左手のブリッツギャリバーが話しかけてきた。

 

『お久しぶりです雷児殿。』

 

「あぁブリッツギャリバー久しぶりだな、だが今の俺は兵藤一誠だ。」

 

『了解です、ですが姿が変わりまして元気でよかったです、マスターはずっとあなたのことを心配していましたからね?』

 

「はははやっぱりか、だがお前らの魔力が俺の家の前で気づいたんだ。魔力を抑えていたのか?」

 

「半分はそうね、ブリッツギャリバーはアレイの状態でも使えたからそれでしばらくは魔力温存をしていたのよ。それであの子たちの手伝いをするために日本へとやってきたわけよ。でも驚いたわ、ヴィータたちがあなたの家にいたときは。」

 

「あたしはあのプレッシャーを真に受けたんだが?」

 

ヴィータがあの時のことを思いだしたのか顔を真っ青になっている、まぁ俺もあんなアレイのプレッシャーははじめてだからな、とりあえず俺達は家の方へと帰ろうとしたが・・・・・・

 

「なんでアレイもいるの?」

 

そうアレイが一緒に俺の家に帰ってきている、それには全員が驚いている。

 

「ふふふ実はあの日に義母さまとお話させていただいて私も一緒に住むことになったのよ?」

 

「「「「・・・・・・・・・・・・」」」」

 

シグナムたちも唖然としている。

 

『なぁお前ら四人はあいつのことを知っているのじゃろ?』

 

『あぁ知っているぜ。』

 

『あの方はカラレス様の奥様なのです。』

 

『まじかよ、相棒お前結婚をしていたのか!?』

 

『といっても今じゃないからな?』

 

『そうですね、なのはさんたちはこちらに来ているのでしょうか?』

 

ギガフェニックスの言葉に俺は目を閉じていたが・・・・・・彼女たちの魔力を感じることはなかった、さて問題は木場のこともだがエクスカリバーも厄介だなと俺は思う。

 

次の日俺は白音ちゃんを連れて歩いている、イリナたちを探して共闘をするために動いている。

 

「先輩・・・・・・本当にやるのですか?」

 

「あぁだが白音ちゃんはよかったのかい?俺についてきて・・・・・・まぁ怒られるのは当然だけどな。木場のことが心配ってのもあるさ。」

 

「先輩・・・・・・なら怒られるときは私も一緒に怒られます。」

 

「ありがとうな。」

 

俺は彼女の頭を撫でている、にゃーと小さい声で言っているとなんか二人がいた。しかもなにか恵んでくださいみたいなことを言っているし。仕方がないので俺は二人をファミレスに連れてきてご飯を奢ることにした。

 

「ごめんねイッセー君・・・・・・」

 

「その・・・・・・すまない。」

 

二人が謝ってきたので俺は気にしてないといい二人になぜ接触をしてきたのか理由を話している。

 

「なるほどな、エクスカリバーを壊すために我々に接触をしてきたというわけか?」

 

「そういうことだ、まぁ奴のことだエクスカリバーなどを考えたらな・・・・・・そして教えてやるぞ?あいつは誰を怒らせたのかまた埋めつけてやろう。」

 

俺はファミレスなので笑いを抑えていると木場がやってきた。俺は理由を話して木場もしぶしぶ納得をしてくれた。

 

「エクスカリバーを壊せるなら僕はかまわないよ。」

 

「なら木場、これだけは言っておくさ。」

 

俺は彼女の前に立つ。

 

「え?」

 

「約束だ、お前がもし何かあったら絶対に助けてやるさ。」

 

「!!?!?」

 

木場は顔を真っ赤にしているが俺は気にせずに彼女の情報でフリード・ゼルセンという名前を聞いた、やれやれまたあいつか!!

 

「なら俺も第二形態を披露をするかな?」

 

「「「「第二形態?」」」」

 

その夜俺たちは黒い神父服を纏いおとり捜査をすることにした、中へ入ると気配を感じて俺はすぐにバスターランチャーモードへと変えてターゲットロックをしている。

 

「ファイア!!」

 

放たれた一撃が命中をして何かが上から落ちてきた。

 

「げ!!お前がなぜここに!!」

 

「ほーうほう貴様がフリードって奴だったのか?悪いなこの間はお話をしなくてね?」

 

俺はじりじりと近づいていき右手にエネルギーを込めていると何かが飛んできたので俺は脚部に魔力をあげて装甲が装着されて蹴りを入れる。

 

「おら!!」

 

「「えええええええええええええええ!!」」

 

木場と白音ちゃんが驚いているが一体何に驚いている?どうやら奴がフリードなどに指示を出している人物だな?

 

「なるほど貴様がドーナシークを倒したという・・・・・・我が名はバルパー・ガリレイだ。」

 

「お前があああああああああああ!!」

 

いかん!!木場のやつ冷静さを失っている!!仕方がないと思い俺は構えていると二人が到着をした。

 

「お待たせイッセー君!!」

 

「待たせたな!!フリードにガリレイだな!!神の名において断罪してくれる!!」

 

二人も戦闘態勢をとり構えている、フリードは聖剣の因子を使い力が上がっており木場が押されていた。

 

「ここは仕方がない撤退をしよう。」

 

「ちぃ!!命拾いをしたな!!お前ら!!じゃあな!!」

 

「逃がさん!!」

 

「木場!!」

 

木場の後を追いかけるようにイリナたちも向かっていた、俺は念のためにとヘビロイドとクワガホーンを出して三人を追いかけるように指示を出す。

 

「さて「どこに行くのかしら?」

 

「「え?」」

 

俺と白音ちゃんは振り返るとリアスたちがいた、あらー後ろにはシグナムたちが申し訳ない顔をしていた、なるほど彼女たちとはパスがつながっているからリアスがそれに気づいて彼女たちに案内をさせたわけね?

 

「さーて二人とも覚悟はできているわね?」

 

「「ひいいいいいいいい!!」」

 

しばらくお待ちください。

 

「うう・・・・・・・・・」

 

俺はお尻を抑えていた、流石に千回は痛いぞ?さすがにな・・家に戻り俺は夜天の書を開いていると何かを感じた、これは強大な堕天使の力!?その近くには聖の力を感じる。

 

俺はすぐにその場所へ向かうために転移をしようとしたとき。

 

「カラレス私も行くわ。」

 

「アレイ?」

 

ギンガの姿をしている彼女が現れて転移魔法陣に乗りその場所へ向かうとイリナが襲われていた、俺は急いで彼女を助けるために必殺の蹴りを入れる。

 

「ヒッサツ!!リュウセイキイイイイイイイイイク!!」

 

「ぐええええええええええ!!」

 

俺の蹴りが命中をしてフリードを蹴り飛ばした、俺はイリナを見る。彼女の戦闘服はボロボロになっており血などが出ていた。

 

「イッセー・・・・・・君?」

 

「無事みたいだな?ほら。」

 

俺は回復魔法を使い彼女を回復させて空の方を見た、男は十枚もの黒い翼を広げていた、うんうん間違いないね。

 

「コカビエル・・・・・・だな。」

 

「ほーう貴様俺のことを知っているみたいだな?まぁいい。」

 

俺は左手にドライグの力を解放させると奴は驚いている。

 

「なるほどなリアス・グレモリーが赤龍帝を下僕にしたとは聞いていたが。だが貴様の魔力どこかで感じたことがある気がするが・・・・・・それはないな、奴は死んでるはずだからな。」

 

いやあなたの目の前に本人いるのですけど?さて俺はララを構えないで籠手だけを構えている。まだ奴にカラレス・ランズということを知られるわけにはいかない。

 

ギンガもブリッツギャリバーを構えて奴と戦うために構えている。だがなぜ奴はエクスカリバーを盗んだ?

 

「お前はなぜエクスカリバーを盗んだ、そしてなぜこの場所で暴れた!!」

 

「お前の主、リアス・グレモリーの根拠であるこの街で少し暴れさせてもらおうと思ってな。そうすればサーゼクスがでてくるだろう?」

 

サーゼクス、そうか・・・・・・あいつが魔王になっているわけか、だがそんなことをすればあの戦いが再び行われるということになる。

 

「お前の目的は・・・・・・戦争か!!」

 

「そのとおりだよ!!俺は戦争がしたいのだよ!!三つ巴の戦争が終わってから俺は退屈をしていた、アザゼルもシェムハザも次の戦争に消極的でな。神器なんぞ集め始めてわけのわからない研究に没頭をしている。誰も戦争を起こそうとしない。だから俺は思った!!ならば自らの手で戦争を起こせばいいとな!!」

 

「そんなこと俺達が止めて見せる!!てめぇをぶちのめしてな!!」

 

「ハハハ!面白い!ならば俺を止めたければ学園に来るがいい!!貴様が通っている学校を中心に破壊活動を行う!!」

 

そういってコカビエルとフリードの姿が消えた、俺は急いでリアスたちに連絡をしてシャマルに結界を張ってもらうように指示をする。

 

イリナの治療が必要と判断をしてアーシアには家に来てもらい、俺とアレイは転移魔法で家に戻る。

 

「イッセーさん!!」

 

「アーシア彼女を頼む。」

 

「はい!!」

 

「イッセー・・・・・・君・・・・・・ごめんね・・・・・・私。」

 

「気にするな、お前はゆっくり休んでくれ・・・・・・」

 

「あははは・・・・・・やっぱり変わらないね。優しいイッセー君だった。悪魔になったと思ったけど・・・・・・中身が変わってなくて・・・・・・よかった。」

 

「ばーか俺は変わらないさ。後は任せろ。」

 

「うん・・・お願いね?」

 

イリナを寝かせた後に俺達は転移魔法を使い学校の方へと転移をする。




次回 コカビエルを追いかけるために学園へと向かうイッセーたち、学校の方ではシャマルたちの協力で強化された結界が張られる。

次回「決戦コカビエル!!」


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コカビエルとの決戦。

駒国学園では、一誠からの連絡を受けたリアスたちは準備をしていた、シャマルが張った結界などで強化されており、すでに準備をしていた。

 

リアスたちの眷族も木場以外がそろっており準備などがされていた。

 

「リアス先輩、現在学園を大きな結界で覆っております、これでよほどのない限りは外に被害はでません。」

 

生徒会の一人匙がリアスに現状報告をした、シャマルが張った結界は強力な力を持っている、シトリー眷属たちも彼女が張った結界に驚いている。

 

だが相手はコカビエル、シャマルの強力な結界でも壊される可能性がある、シグナムやヴィータやザフィーラは戦闘態勢を撮っている。

 

一誠達もすでに到着をしてコカビエルが来るのを待っていた、会長と部長が話をしているのを俺は見ていた、ソーナ・シトリー学園では支取蒼奈と名乗っている。リアスを助けたときにそばにいた子どもがいたなと一誠は思いながら魔方陣が見えてきた。

 

俺達は全員でその場所へ向かう、俺は籠手を構えてコカビエル達が現れる。目の前には魔法陣のそばにいるバルパー、宙の椅子に座っているコカビエルがいた。

 

「でかい魔法陣・・・・・・一体何をする気だ!!」

 

「四本のエクスカリバーを一つにするのですよ!!」

 

「エクスカリバーを一つに?」

 

バルパーは笑みを浮かべながら一誠の質問に答える。

 

「バルパーよ、あとどれくらいでエクスカリバーは統合できる?」

 

「五分もかからんよ、コカビエル。」

 

「ふん、では引き続き頼む。」

 

コカビエルは一誠たちの方を向いている。

 

「初めましてだな、リアス・グレモリー・・・・・・その紅い髪、お前の兄にそっくりだ。忌々しくて反吐が出そうだよ。それで?今回来るのはサーゼクスか?それともセラフォルーか?」

 

「魔王様の変わりに私たちが相手になるわ!!」

 

リアスが答えた瞬間、閃光が走り体育館が吹き飛ばした。コカビエルは光の槍を構えていた、その槍はかつてドーナシークが使っていたよりも大きい。

 

「ならまずは我がペットたちで遊んでもらおう。」

 

コカビエルが指を鳴らすと魔法陣から三つ首の犬が出てきた。

 

「ケルベロス!?」

 

「ぎゃおおおおおおおおおおおおおおおおおおん!!」

 

ケルベロスたちは吠えているが、一誠はすぐに魔法陣を出していた。彼はギガライノスとギガフェニックスを発生させる。

 

「ギガライノス、ギガフェニックス。ケルベロスは任せたぞ!!」

 

『おうよ!!』

 

『わかりました!!』

 

彼らは動きだしてケルベロスに攻撃を開始をする、ライノスは突進をしてケルベロスを吹き飛ばす。

 

起き上がり突進をしてきたケルベロスをがしっとつかんで投げ飛ばす。

 

一方でギガフェニックスはスピードで翻弄をしてキックやパンチでケルベロスに攻撃をしていた。

 

「はああああああああああああああああ!!」

 

一誠は籠手にエネルギーを込めてケルベロスに一撃を与えてグランドにめり込ませる。

 

「いくぜええええええええ!!ギガントシュラーク!!」

 

カートリッジ装填をしてヴィータがはなったギガントシュラークを受けてケルベロスはめり込んでいきザフィーラは拳のラッシュでケルベロスを圧倒をしていた。

 

「いくぞ!!紫電一閃!!」

 

シグナムが放った一閃がケルベロスを真っ二つにして切り裂く。

 

「さすが赤龍帝の主というわけか。そしてリアス・グレモリーとほかの眷族もなかなかやるようだな?」

 

「当たり前だ、俺の仲間をなめていると痛い目に合うぜ?」

 

「だがあれはいいのかな?」

 

コカビエルの言葉に振り返るとアーシアが防御壁でガードをしているがヒビが入っているが、一誠は笑っていた。

 

「何がおかしい?」

 

「なーに大丈夫さ。」

 

アーシアに攻撃をしていたケルベロスが突然として切り裂かれた、そこに現れたのは。

 

「遅くなりました部長!!」

 

「加勢に来たぞ!グレモリー眷属!!」

 

木場とゼノヴィアが到着をした、一誠はようやくだなと彼女に近づいた。

 

「遅いじゃないか?」

 

「ハハハ、ごめんね。」

 

「だが信じていたぞ、遅れた分はきっちりと働いてもらうぜ?」

 

「わかっているよ。」

 

木場はそういうと走りだしてケルベロスたちを騎士のスピードで翻弄をして切り裂いていく、ゼノヴィアの方も木場同様にケルベロスを切っていた。

 

「私たちも負けてられないわね、朱乃!!」

 

「わかっているわ!!」

 

一方でアレイはギンガ・ナカジマの姿でリボルバーナックルを使いケルベロスの頭部を殴っていた。

 

「ふぅ・・・・・・まだいるのね?ミラーハレーション!!」

 

ケルベロスたちの周りを鏡が発生をしてアレイは構えて放つ!!

 

「ディバイン・・・・・・バスター!!」

 

砲撃魔法を発動をして鏡はその砲撃を吸収をして次の鏡に転送されてケルベロスに攻撃をしている、ケルベロスはその攻撃を受けて爆発をする。彼女はアレイの姿になり右手に現れたロッドを振り回して構えている。

 

「シュート!!」

 

杖から弾が発生をしてケルベロスの頭部に命中をする、彼女はそのまま走りだしてロッドをやりへと変えてそれを投げつけて貫通させた。

 

「くらいなさい!!」

 

「いくわよおおおおおおおおおお!!」

 

リアスと朱乃の合体技に一誠は炎の弾を作りそれを放った。コカビエルはそれを片手で塞いでいた。

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

一誠はその様子を見ていると、ガリレイが笑っていた。

 

「できたよ!!ついに完成だ!!」

 

神々しい光が発生をして全員が目を閉じてしまう。四本のエクスカリバーが合体をして一つに統合される。

 

「エクスカリバー・・・・・・」

 

木場が憎々しい声を出してガリレイの近づいていく。

 

「バルパー・ガリレイ。僕はいいえ私はあなたの聖剣計画の生き残りよ。いや、正確にはあなたに殺された身ね。今は悪魔に転生をしたことで生きながらえている。私は死ぬわけにはいかなかったからね。死んでいった同士のためにも!!はあああああああああああああああ!!」

 

木場は剣を構えてバルパーに切りかかるが、その前にコカビエルが槍を投げ飛ばしたが一つの剣がコカビエルの槍をはじかせる。

 

「い・・・・・・イッセー君?」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「き、貴様!!」

 

「フリード。」

 

「へいへい。」

 

コカビエルの後ろからフリードが現れる、バルパーからフリードに渡される。一誠は木場の方を振り返る。

 

「大丈夫か?」

 

「うん、でもイッセー君・・・・・・」

 

「平気だ・・・・・・」

 

「まさか被験者が1人逃げていたという連絡は受けていたが、皮肉にも悪魔になっていたわけか・・・・・・だが君たちには礼を言わせてもらうよ。おかげで計画は完成をしたからね。」

 

「どういうこと・・・・・・」

 

「確かに君達にはエクスカリバーを操るほどの因子はなかった。そこで、私は一つの結論に導いた。君たちから因子を抜きだせばいいとな!!」

 

「!!」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

一誠は冷静だが中で怒っていた、人の命を何だと思っていると・・・・・・中にいるドライグたちも怒っている。

 

『マスター・・・・・・』

 

『相棒!!』

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

バルパーは懐から何かのクリスタルを投げた、木場はそれをキャッチをする。そのクリスタルを見て涙を流す。

 

その時不思議なことが起こった!!

 

「なんだ!?」

 

結晶が光りだして皇帝を包み込むように広がっていく、彼女の周りにポツポツと光が湧き人の形になっていく。

 

「僕は・・・・・・私は!ずっと・・・ずっと思っていたの。私が、私だけが生きていいのか?って。私よりも夢を持った子がいた。私よりも行きたかった子がいた。それなのに・・・それなのに私だけが平和な生活をしていいのかなって。」

 

彼女は涙を流しながらつぶやいている。

 

「・・・・・・・・・言っただろ木場、あの子たちは君の幸せを願っているとな。」

 

「イッセー・・・・・・君。」

 

「見ろ。」

 

『大丈夫。』

 

『僕たちは一人ではだめだった。』

 

『けれどみんなが集まれば大丈夫!!』

 

『聖剣を受け入れよう。』

 

『たとえ神がいなくても・・・・・・』

 

『たとえ神が見ていなくたって!!』

 

『私たちの心はいつまでも!!』

 

「『一つ!!』」

 

彼女は包まれていき一つの光が発生をする、一誠はあの力はと思いドライグに聞いていた。

 

「なぁドライグ、あれはもしかして。」

 

『あぁ相棒、一言で言えば奇跡の力だ。」

 

「禁手だな?」

 

彼女のカツラが取れて長い金色の髪が発生をして長いストレートの髪が降ろされて行き着地をした。

 

彼女は目の前の優しき光から一本の剣を作り構えている。

 

「バルパー・ガリレイ。あなたを滅ぼさない限り第二の私たちが生まれる。それだけは絶対に阻止しなくてはならない。この仲間たちの思いで作られた剣で!!」

 

「ふん道具の分際で!!やれフリード!!」

 

「イッセー君を先に倒そうと思ったが、まずはお前からだあああああああああああ!!」

 

「これ以上同士が宿っている剣をお前たちの思い通りにはさせないわ!!私は木場祐奈!!リアス・グレモリーの騎士!!今こそ魔と聖の力を一つに!!」

 

木場の手に神々しい輝きと禍々しいオーラを纏った剣を構える。

 

「これこそソード・オブ・ビトレイヤー!!聖と魔を有する剣の力よ。その身でうけとめるといいわ!!」

 

木場の隣をゼノヴィアが現れた。

 

「リアス・グレモリーの騎士よ。共同戦線が生きているか?」

 

「だと思いたいわね。」

 

「ならば共にエクスカリバーを破壊しよう。」

 

「いいの?」

 

「あれはもはや聖剣じゃない。」

 

ゼノヴィアは地面にエクスカリバーをおいて空間が歪み始める、一誠はその力が時空から現れると言葉を発する。

 

「デュランダル・・・・・・」

 

「おのれええええええええ!!そんな設定いらねーんだよ!!」

 

フリードはゼノヴィアに攻撃を放つが、彼女がもっているデュランダルがエクスカリバーを砕いた。

 

「所詮は折れた聖剣。デュランダルの相手にはならない!!」

 

「これで終わりよ!!」

 

木場が放った一撃がエクスカリバーを砕いて、フリードは肩口から裂けた傷から鮮血を出しながら倒れる。

 

木場はそのままバルパーガリレイに剣を突き付けている。

 

「覚悟!!」

 

だがその前にガリレイを貫かせる槍があった、彼はそのまま地面に倒れて消滅をした。

 

全員がコカビエルが投げたと判断をして全員が見る。

 

「ふん、バルパーよお前などいなくても私は一人で戦える。」

 

「貴様を神の名のもとに断罪してくれる!!」

 

デュランダルを構えているゼノヴィアに全員が構えているとコカビエルが笑いだす。

 

「神?よく主がいないのに信仰心を持ち続けられる。」

 

「なに?」

 

一誠はその言葉に驚く神がいない?いったいどういうことだと。

 

「主がいない?どういうことだ!コカビエル!!」

 

「先の三つ巴の戦争で四代魔王と主に神も死んだのだよ。」

 

「「「な!!」」」

 

「神が・・・・・・しんだ?」

 

「神が死んでいた?そんなこと聞いたことないわ!!」

 

「あの戦争で悪魔は魔王全員と上級悪魔の多くを失った。天使も堕天使も幹部以外の多くを失った。どこの勢力も人間に頼らなければ種の存続ができないほどに落ちぶれたのだ。だから、三大勢力のトップどもは神を信じる人間を存続させるためにこの事実を隠ぺいしたのさ。」

 

ゼノヴィアはデュランダルを落として膝をついた。

 

「・・・・・・嘘だ・・・・・・嘘だ嘘だ嘘だ!!」

 

するとゼノヴィアの近くにいた一誠は彼女の頭を撫でていた。

 

「お・・・お前・・・・・・」

 

「・・・・・・コカビエル、やはり貴様は昔から変わらないみたいだな。」

 

「なに?」

 

ゼノヴィアは彼を見るといつもの目と違うことに気づいた、そしてほかのメンバーも一誠がこれほどの怒りをこもっているのを始めてみた。

 

「主・・・・・・」

 

「神がいないかもしれない、だがそれでも信じる子はいた!!それを貴様はぶち壊した!!」

 

かれが放っている波動にコカビエルはひるんでいる。

 

「き、貴様!!なんだその魔力は!!」

 

「思いださせてやるよ!!ララ!!セットアップ&アギト、アオナダブルユニゾン!!」

 

『『おう!!』』

 

「ドライグ!!」

 

『おうよ!!使え相棒!!』

 

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

一誠は光りだすと全員が目を閉じる。

 

リアスたちは光が収まるとその姿に驚く、彼の体には装甲が纏われておりセイグリッドギアに右手にはララを持ち背中の翼は右側が青く、左側が赤い状態になっている。

 

全身を覆うかのように一誠は纏っている。コカビエルはその魔力に覚えがあった。かつて自身をフルボッコをした魔導士の魔力似ているからだ。

 

「き、貴様!!その魔力は!!」

 

「ほーう忘れたのか?コカビエル・・・・・・てめぇをあの時フルボッコをした敵のことをな。」

 

「な!!」

 

「教えてやるよ、俺の正体をな!!俺の名前はカラレス・ランズ!!赤龍帝の主にして魔導士さ!!」

 

一誠side

 

俺はゆっくりと歩いていく、コカビエルの奴は後ろの方へ下がっていた。

 

「ば、馬鹿な!!カラレスランズだと!!ウソをつくな!!」

 

「ほーうコカビエル、ならなんでお前は後ろに下がっているのかな?」

 

「ぐ!!おのれええええええええええええ!!」

 

奴は俺に向かって槍を投げてきた、甘いな・・・・・・俺は右手に持っているララを構えて奴が放つ槍をはじかせる。

 

「な!!」

 

俺は接近をしてブーストをして一気に奴にアッパーをして奴を上空へ吹き飛ばす。

 

「が!!」

 

俺は追撃をするために上空へ翼を開いて一気に奴の上に行きそのままもう一撃を噛まして奴のおなかをめり込ませる。

 

「ごふうううううううううううううう!!」

 

奴を地面に叩きつけた後に奴は立ちあがり巨大な槍を作り構えていた。俺は着地をしてバスターランチャーモードへと切り替える。

 

「おのれ!!カラレスランズ!!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

俺は無言で右手に装着されたバスターランチャーのチャージを開始している。奴は俺に向かって槍を投げてきた。

 

「イッセー!!」

 

リアスの声が聞こえたが、俺はトリガーを引いてバスターノヴァを放ち奴が放った槍を粉砕をした。

 

「な!!」

 

「どうした、そんな力で魔王と戦おうとしたのか?おまえじゃあいつに勝つことなんてできない、何も守ろうとしないお前程度ではな!!」

 

「貴様ああああああああああああああ!!」

 

激昂をして光の剣を作り俺に切りかかるが、俺はそれをララで受け止めて左手にエネルギーを込めてそのまま奴にボディブローを噛ました。

 

そのまま上空へ吹き飛ばした後に俺もやつを追撃をしてラッシュを噛ます。

 

「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!」

 

「ごふ!ぐえ!がは!」

 

奴に反撃を与える隙を作らせない!!そのまま全体の骨を折っていき俺はそのまま地面に叩きつける。

 

「これで終わりだ!!」

 

ララを構えて俺はロックオンをする、夜天の書を開いて魔法を使う。

 

「放て!!我が最大の一撃!!ラグナロク!!」

 

俺が放った一撃はコカビエルを消滅さえるほどの威力を発揮していた、俺は着地をして背中の翼などを解除をしてリアスたちのところへと歩いていく。

 

木場side

 

「イッセー君・・・・・・」

 

イッセー君のことを見ていると胸がどきどきをしている、あの時のイッセー君はかっこよかった、フェニックスの時もそうだった。私は彼のことが好きになっていた異性として最初は男のふりをして彼を見ていた。

 

時々見せる悲しい顔などもあったけど彼はそれでも私たちのために・・・・・・

 

「これが今代の赤龍帝か、面白いわ。」

 

私たちは声をした方を見る、空に白い全身鎧を纏った者が私たちを見下していた。

 

木場side終了

 

一誠side

 

コカビエルを倒した後に俺が使っている禁手の姿をした人物がいた、声的に女?

 

「何者なの!!」

 

「私はアルビオン、二天龍の一角、白龍皇よ。」

 

「「「!!」」」

 

ドライグが前に言っていた白い龍か、まぁまだ戦えるが流石に白い龍が相手だとコカビエルとの戦いを見ていたはずだ。

 

どうするか・・・・・・

 

「まさか俺と戦いに来たのか?あいにく先ほどの戦いで俺の体力「嘘ね。」うぐ。」

 

「あなたはまだ力を隠しているわね?私にはわかるわ。けど今回は戦いに来たわけじゃないのよね、本来はコカビエルを連行をしようと思ったけどあなたが倒してしまったからね。まぁしょうがないからそこのはぐれ神父だけでも連れて帰るわ。それに。」

 

彼女は俺に近づいてその仮面を解除をする、銀色の髪に青い目をした女性が現れる。

 

「私はあなたに興味があるわね、あなたスマホ持っているかしら?」

 

「えっと持っているが?」

 

「貸して。」

 

俺は彼女にスマホを貸すと何かをしてピロリンと音がなっている、てか鎧を付けたままスマホをかまっているのかよ。

 

「はいこれが私の連絡先ね?さーてそれじゃあね赤龍帝また会おうね?」

 

そういって彼女はフリードを肩に乗せてそのまま空へと飛び去っていく、まぁ俺も禁手の能力が上がってしまっているのか新たな武器が発生をしていた。

 

「なぁドライグこれって?」

 

『第二形態だな、名前をどうするかだな?砲撃形態と言っておくぞ相棒。』

 

「砲撃ね・・・・・・禁手形態があるからな。砲撃形態とでもしておくか仮の名前。」

 

『お、おう。』

 

ドライグが苦笑いをしているけど仕方がないだろ?俺自身も困惑をしている。肩部に二連キャノン。右手のところにはバスターモードの砲身が装着されており左手にはガトリングが装備されている。

 

まぁ本当に射撃形態だよ。まぁ禁手状態は接近と炎の弾などを放つ攻撃がメインとなっているからな。

 

『それと相棒、先ほどの白龍皇だが・・・・・・』

 

「わかっているよドライグ、彼女は強いかもしれない。俺も苦戦するほどにな。』

 

『・・・・・・わしが言うのはあれだが、相棒も人のこと言われんぞ?』

 

「そうか?」

 

とにかくリアスたちのところへ戻るとしよう。俺は着地をして鎧を解除をするとリアスたちが駆け寄る前に一人の女性が走ってきて俺に抱き付いてきた。

 

「か、会長!?」

 

「ソーナ会長?」

 

「ソーナ!?」

 

全員が驚いている中、俺は彼女を見る。眼鏡をかけているがあの時カラレスランズとして魔界にいたころに助けたことがある子どもがいたのを思いだす。

 

「あなたが・・・あの時・・・私たちを助けてくださった人だったですね・・・・・・私はずっとお礼が言いたかった・・・・・・」

 

「そうか、君だったんだね・・・・・・君もリアス同様に立派に大きくなったんだね?」

 

「ア・・・ああああああああああああああああああ!!」

 

彼女は俺に抱き付きながら涙を流していた、うーんリアスたちがすごい形相で睨んでいるが、許してやってくれ匙が血涙を流しながらこちらを見ている、なんかごめん・・・・・・

 

そのあとは木場は部長からお尻たたきを10000回受けていたのを俺達は見てるしかなかった、俺も白音ちゃんもお互いにお尻を抑えていたのを思いだしたよ(笑)

 

コカビエルの襲撃から数日が立ち俺達は学校に通っている。

 

木場は男装をやめて女性としてこの学校に通うことになった、木場 祐斗から木場 祐奈としてこれからは学校生活を送るそうだ。

 

それとなんでか知らないが、彼女からじーっと見られている感じがする。ふーむ気のせいだと思いたい。ちなみにアレイもうちの学校に通うことになった。

 

クラスは・・・・・・

 

 

「アレイ・レーメルンですよろしくお願いします!!」

 

そう俺のクラスに転校となった、男子たちはそりゃー盛り上がっているさ、リアスや朱乃さんにも負けないプロモーションを持っている彼女だからな。

 

ちなみに学校の修復は全員でとりかかりなんとか体育館なども再現することができた。俺も疲れている体に鞭を叩いてブーストをかけて修復をした。

 

アレイは休憩時間になると俺の右手に抱き付いてきた、それを見てアーシアやレイナたちが睨んでいることを忘れない。

 

部室では

 

「やぁまっていたぞ赤龍帝。」

 

「ゼノヴィア?」

 

そうなんでかイリナといたゼノヴィアがいた、彼女になぜここに?と聞いたとき彼女の背中から悪魔の翼が生えていた。

 

「神がいないと知ってな、破れかぶれで頼みこんだ。」

 

「それで悪魔になったわけか、部長ゼノヴィアの駒は?」

 

「騎士よ、ダブル騎士の誕生よ。祐斗じゃなくて祐奈とのダブル両翼が誕生したわね、」

 

リアスは楽しそうに笑っていた、確かに聖剣使いの彼女が仲間になってくれたから頼もしいと思う。

 

「今日からこの学年の二年生として編入させてもらった、よろしくね、イッセー君」

 

「真顔でかわいい声を出すなよ。」

 

「ふーむイリナの真似をしたのだが、上手くいかないものだな?」

 

当たり前だ。そしてゼノヴィアはアーシアに謝り二人で祈りをしているがダメージを受けているし。

 

まぁこれでオカルト研究部もかなりのメンバーになったなと思い俺は苦笑いをするしかないのであった。

 

 




次回 一誠は悪魔の仕事でダンディーな男性のところへと向かった、そこで男性相手にゲーム対決をすることになった、だが一誠は彼の正体を知っておりお互いに話をする。

一方で部室にザーセクスがやってきて三大勢力の会談をこの学校で行うことを言う。

次回「再会のダンディとやってきたザーセクスたち。」


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再会のダンディと授業参観

ある日俺は悪魔の仕事である場所へ転移をしていた、それは堕天使の人物だ。俺が来たのか彼はお酒を持ってきた。

 

「おいおいアザゼル、いくら俺でもまだこの体は未成年だぞ?」

 

「なーに言ってやがるカラレス、お前は精神年齢はかなりの方だろ?」

 

「やかましいわ!!なんでお前がここにいること事態も驚いているぐらいだぞ!!」

 

「まぁ色々とあるんだよ。」

 

「お前な・・・・・・」

 

俺が今一緒にお酒を飲んでいる奴はアザゼルは堕天使の組織の総督をしている、まだカラレスとして死んで色々と旅をしていた俺は堕天使がいる世界にやってきたことがある。

 

その時に出会ったのがアザゼルだ。彼は俺ガ持っているララなどが興味があったのか俺は予備のデバイスをあいつに渡したんだよな。

 

「それでどうだった?」

 

「あぁ驚きのなんのだよ、お前がくれたデバイスは発展するものばかりだよ。」

 

「そうかい、お前は昔から研究が好きだからな。」

 

俺は呆れながらお酒を飲んでいた、ちなみにララが俺の体にお酒を飲んでも大丈夫ようにしてくれているので俺はお酒を飲んでいる。

 

「どうだ?この世界は。」

 

「あぁ刺激が大きいってことはあるな・・・・・・」

 

「そうか楽しんでくれているみたいだな?」

 

「あぁこの間白い龍の奴とあった。」

 

「ヴァ―リのことか?そういえばあいつなんか知らないが最近スマホを見ながらニコニコしているときが多いんだよな?女の子だから教えてくれないんだよな。」

 

へぇーたぶん俺だわ、あいつからのLINEを返信をしたからかもしれないけどなんで?うーん謎が深まっているな。

 

そのあとは普通に駄弁って解散となり俺は部室の方へと戻ってきた。まぁ俺はアザゼルのことを話したらリアスたちは目を見開いた。

 

「イッセー!!あいつに何かされてないよね!!無事だよね!!」

 

リアスに肩をがくがくされて俺はかくかくと首が前後ろに動いていた。

 

「ぬおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

「リアス落ち着いて!!イッセー君が大変なことになっているから!!」

 

「あ、ごめん・・・・・・でもまさか総督であるアザゼルが私の領地内にいたなんて・・・・・・」

 

まぁ普通は驚くところだろうな、レイナーレたちもまさか自分の元上司が近くにいたなんて驚くわな、で現在俺はある杖を出していた。

 

「先輩、その杖は何ですか?」

 

白音ちゃんが俺ガ持っている杖が気になったのかほかのみんなも見ていた。

 

「そういえば普段イッセーが使っているのとは違うものだわ。」

 

「えぇ。」

 

「これはレイジングハートと呼ばれるものです、といってもコピー品ですが。」

 

そう以前俺がコピーとして使っていたレイジングハートを俺は出していると。

 

『お久しぶりです雷児さん。』

 

「え?」

 

「どこから声が!?」

 

全員があたりを見てどこから声が出ているのかと思ったが、俺はすぐにわかった。

 

「まさかお前は、本物なのか?」

 

『はいその通りですよ。』

 

ってことはなのはたちもこの世界にいるってことだよな、あー会いたくないな記憶がないとはいえまずいまずい。俺はほかのも出してみた、アリサやすずかに渡す予定だったバーニングウェーブとスノーホワイトも一緒に。

 

『これは雷児さん。』

 

『やっほー!!』

 

『これは元気だったか!!』

 

『本当にお久しぶりですね。』

 

「わーおーしゃべっているわね。」

 

アレイは驚いているが、俺自身はもっと驚いているわ。まさか全機が意識がありかつての記憶を保持をしているか・・・・・・まぁリアスたちには俺の正体は話しているからいいが、アザゼルがこいつらのことを調べて来そうで怖いな。

 

「でもアザゼルのことだから何かしてきそうだわ。たぶんだけど。」

 

「大丈夫です部長!!私がイッセー君を守って見せます!!」

 

「え?」

 

俺は祐奈ちゃんの言葉を聞いて驚く、確かに君は禁手を使えるようになったけどなんで?

 

「あなたは私を助けてくれた。私の大切な人だから。大切な人が危機を救わないで騎士の名は名乗れないよ。」

 

「「「ちょっと待ちなさい!!」」」

 

祐奈の言葉をさえぎるようにリアスたちが待ったをかけた、彼女も頬を膨らませてじろっと見ていた。

 

「部長、なんで邪魔をするのですか・・・・・・」

 

「待ちなさい祐奈、その言葉を聞いているとまさか!!」

 

「はいその通りですよ、私はイッセー君のことが好きですよ?」

 

「ふぁ!?」

 

俺は驚いてしまう、てかなんだろうかリアス、朱乃、白音、黒歌、祐奈、アーシア、レイア、アレイが睨んでいる気がするな。

 

『おそらく乙女の戦いですね。』

 

『だな。』

 

デバイスたちは笑っているけど、俺はため息をつきながらやれやれといいながら言っていると。

 

「やれやれ、あなたは人気者ですね?」

 

「お兄様!?」

 

声をした方を見ると俺にとっては懐かしい人物が現れた、リアスの兄でありサーゼクスとグレイフィアの二人だ。

 

「やぁ愛しの妹よ。そしてその眷族達。楽にしてくれたまえ。今日はプライベートできているのだからね。」

 

「なーにがプライベートだよ、シスコンめ。」

 

俺の言葉にリアスが驚いている。

 

「ちょ!?イッセー!?」

 

「あはははは相変わらずひどいですね師匠。」

 

「「「師匠!?」」」

 

サーゼクスの奴黙っていればいいものを・・・・・・リアスたちが俺の方を見て目を見開いているじゃねーか。

 

「あれ?」

 

「あれ?じゃねーよ。今の俺はカラレスランズじゃなくて兵藤一誠だからな。やれやれ・・・・・・相変わらずだなサーゼクス。」

 

俺は呆れながらも頭を抑えていた、シスコンなところだけは変わってなかったな。そうサーゼクスは俺が死んで魔界にやってきたときに弟子にした奴だ。その隣にいるグレイフィアも同じだ。

 

一通りのことを教えたのはいいが、俺もいきなり体が消えて今の状態になってしまったからな。

 

そこからサーゼクスたちを俺の家に泊まることになった、俺は母さんたちに連絡をして家に泊まる人が増えるということを連絡をしておいた。

 

「まさかこの学校で三大勢力の会談を行うことになるとはな・・・・・・だがサーゼクスが来たのはわかるけどな。」

 

そう思い俺は家の方に連れて帰る、ドーナシークや父さんたちも驚いていたが俺が気にするなといい中へと入れていく。

 

するとヴィータたちが俺のところに来ていたがいつもと様子が変だった。

 

「イッセー!!」

 

「主!!」

 

「落ち着けヴィータにリリア、どうした?」

 

「実ははやてを見たんだ!!」

 

はやてを見た!?俺は驚いてしまうがリリアたちは話を続ける、彼女たちは母さんに材料を買ってきてほしいといわれて買い物に出かけた、そこでスーパーに入りある人物と遭遇をした、それがはやてだったそうだ。

 

「まぁあたしたちの姿を見ても何も言ってこなかったからおそらくだけど記憶はないぜ?」

 

「そういえば私はテスタロッサ姉妹を見ました。」

 

「私はなのはちゃんたちを見たわよ?」

 

ヴォルケンリッターたちが次々に見つけた報告を言っている、なるほどなレイジングハートたちは俺が持っているから魔力探知ができないわけか、納得をした。

 

向こうでは父さんとサーゼクスたちが話をしていた、俺はその様子を見ながらなのはたちがどこの高校に通っているのか考えていた、ヴィータたちからの情報ではこの辺に住んでいることがわかる。

 

その夜、サーゼクスが俺と話をしたいということで彼女たちはショボンをしながら自分たちの部屋へと戻っていく。

 

「さて改めましてお久しぶりです師匠。」

 

「あぁお前も相変わらず変わってなかったことに驚くよ、だが力などは上がっているのはわかるぞ?」

 

「ありがとうございます、あなたに教わったことも魔王になってからも衰えないようにしておりますから。それと婚約の時あなたは力をふるっていましたね?ですけどあなたは最後のライザー戦のみに絞っていたのは?」

 

「それはあいつのことを確かに見下していたかもしれないな、だがそれはリアスに対してのあいつの邪気が嫌だったんでね?」

 

「ははは師匠らしいですよ。ですけどありがとうございます。私は立場上リアスを助けることができませんでしたから。」

 

「気にするな俺とお前の仲だ。」

 

奴は俺に頭を下げているが、俺はそのあとのライザーについて聞いていた。

 

「あぁ実はライザー君はあなたに負けたのかショックが大きく部屋から出なくなったそうです。それと彼女たちの眷族たちも今は解除をしている状態になっているんですよ。」

 

「ほーうそこまでか。少しやり過ぎたな・・・・・・あれでもダブルユニゾンをせずに禁手の力で戦っただけだな。」

 

それからお互いに話をしてから連絡先を交換をして眠ることにした。




次回 一誠たちは日曜日なのに学校に来ていた、その理由はプール掃除をすることになり彼はブラシなどをもち掃除をすることにした。

次回「プール掃除。」


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プール

一誠side

 

やぁやぁ諸君兵藤一誠だ、現在俺たちは何をしているかというと?

 

「そーれ。」

 

俺の魔法でプールのごみなどを吸い上げているところ、そうプール掃除をしているのだ、本来は生徒会がするのだが前回俺が暴れてしまい学校に被害がないが、ほかの修復を彼女たちがしてくれたので俺達が変わりにプール掃除をすることになった、それだけじゃないなんと最初のプールを使ってもいいという許可を得ているため全員が張り切っている。

 

シグナムたちも一緒に掃除をしてくれているギガライノスとフェニックス、アオナにアギトも実体化をして一緒に掃除をした後に俺は魔法を使い水を発生させてプールが完成をした。

 

「皆ご苦労さま、さーてメインといきますか!!」

 

俺は服を脱いで水着に着替えていた、てか男子一人って・・・・・俺は先に準備体操をしてララたちは外しており近くに置いている。

 

『マスターは鍛えてますね。久々に体を見ましたが・・・・・・・・・』

 

「まぁ鍛えてないとドライグの力を使ったりできないさ。」

 

「お・ま・た・せ。」

 

俺は振り返ると美女がたくさんいた、リアスたちが水着を着てたっていた。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「先輩?」

 

「は!!」

 

俺は意識を戻す、リアスは小さい白のビギニ。朱乃は赤と青が混ざったビギニを着ていた。

 

「私も負けないわよ?」

 

アレイはこちらも負けないほどの黄色の水着を着ていた、ってお前また大きくなったな・・・・・・

 

「どうかな一誠君私の水着は。」

 

祐斗こと祐奈は恥ずかしそうに水着を着ていたがでかい、大きさ的にはスバルなみの大きさを持っていた、てか男装の時はどうやって隠していたんだ?

 

「それはさらしを巻いて動きやすいようにしていたの、今は気にせずに動けるんだけどね?」

 

っと笑っている、レイナたちも黒や青の水着を着ていた、こちらも大きいな。ってあれ?俺のキャラじゃなくないか?

 

ミッテルトと白音にアーシアは学校のスクール水着を黒歌は黒のビギニを装備をしていた、シグナムは赤、リリアとナハトは黒と白のビギニを着ていた、シャマルは白い水着を着ていた。

 

ヴィータも水着を着ているがまぁ小さいから許してくれ。あれ?

 

「ゼノヴィアはどうした?」

 

「あの子なら着替えに手間取るって言っていたわね。」

 

水着に手間取るって・・・・・・俺達はプールの中に飛び込んだ、白音とミッテルト、アーシアが泳げないってことで俺は彼女たちを教えるためにバタ足から始めていた。

 

「はい、いち、に、いち、に。」

 

「ぷは。」

 

「頑張るっす!!」

 

「頑張ってください!!」

 

横でアーシアやミッテルトが応援をしている、二人も同じことをしてもらうのだが?いつの間にかプールの端についていた。

 

「ありがとうございます、イッセー先輩・・・・・・やっぱりイッセー先輩は昔から変わりません・・・・・・助けてもらったときもそうですが・・・・・・」

 

「気にするな、さーて次はどっちがやる?」

 

それから俺はミッテルトやアーシアに泳ぎを教えていた、彼女たちはバタ足を初めてなんとか端までは行けるぐらいになっていた。

 

彼女たちは疲れてしまったのか俺が用意をしたプールサイドのビニールシートの上で休ませている。

 

「やれやれ・・・・・・」

 

プールではシグナムと祐奈の泳ぎ対決が始まっているとリアスが俺に近づいてきた。

 

「イッセーお願いがあるのだけど?」

 

「なんだい?」

 

「オイルを塗ってくれないかしら?」

 

まさかオイルを塗ってくれと頼まれるとは思わなかったが、まぁ悪くないだろう。俺は彼女が寝そべりブラを外すと大きな胸が解放されたのは揺れていた。

 

「・・・・・では始める。」

 

手にオイルをつけて彼女の背中につけていく、柔らかいと思いつつも平常心を保ちながら俺は塗っていく。

 

「ねぇ前もお願いをしてもいいかしら?」

 

前?胸とか触ってもいいってことか?まてまてカラレスランズ、流石にまずいじゃないか?精神年齢は高くても女の子だ。

 

「イッセーだからいいのよ?ねぇお・ね・が・い。」

 

俺は無言で準備をしていると後ろから大きなものが四つ当たっているしかもなんか感触が生な感じがする。

 

「あらあらイッセー君私にも塗ってもらえないかしら?」

 

「あらカラレス私のも塗っていいのよ?」

 

朱乃とアレイの大きなものが俺の肌に触れていた、てか二人ともブラなど外しているのかよ!?

 

「ちょっと二人とも私がしているところよ!!」

 

「ぶうううううううううう!!」

 

リアスが立ちあがり彼女の胸を見てしまう、前を隠せ!!前を!!

 

「ねぇカラレス。あの子たちは手を出していないようね?ならこんなことをあなたたちはできるかしら?」

 

アレイはいきなり俺を抱き付いてキスをしてきた、しかも舌をいれてのだ。

 

「ちょっとあなた何をしているのよ!!」

 

「イッセー君から離れなさい!!」

 

二人がアレイを睨んでいるが彼女はスルーをしてそのまましているとボカンという音が聞こえてきた、俺は振り返ると飛び込み台が一つ吹き飛んでいた。

 

「あなた、少し調子に乗り過ぎるじゃないかしら?」

 

「そうね。」

 

朱乃のほうも右手をバチバチさせて攻撃態勢をとっている、アレイは姿を光らせてギンガの姿へと変えている。

 

「あら、彼に今だ手を出してもらえないあなたたちよりはましよ。」

 

彼女たちはお互いの魔力を出して投げ飛ばしていた。まずいまずい俺は走り逃げてしまう。

 

「イッセーか?」

 

「ゼノヴィアか今まで何をしていた?」

 

「あぁ水着に着替えるのに時間がかかってしまってな。」

 

「だが水着に着替えるのにそれほど手間がかかったのか?

 

「いや実は着替えた後に少し考え事をな。」

 

「考え事?」

 

「あぁイッセー。折り入って頼みがある。」

 

「頼みとは?」

 

彼女は俺の手を引っ張っていきどこかの倉庫に押し込められた。

 

「改めて言わせてもらう、イッセー。私と子供を作ってくれ。」

 

子ども!?いきなり何を言うかと思ったら、彼女曰くリアスが言っていたそうだ。悪魔は欲を持ち、欲を叶え、欲を望むもの好きに生きてみなさいと。それでなんで俺と子どもを作ることになるんだああああああああああああああああああ!!

 

「それは簡単だ、君はドラゴンを宿している。いや、あなたの素の状態でも十分と言えるくらいに強い、私は子どもを作る以上、強い子供になってほしいと願っているんだ。君が父親ならドラゴンのオーラが子供に受け継がれ強くなるだろう。そう私は考えた。」

 

だからといってなんでそうなるねん!!ゼノヴィアは自分のブラを外して胸を見せてきた、でかい!!

 

彼女は俺に抱き付いていた。

 

「さぁ、私を抱いてくれ。子作りの過程さえちゃんとしてくれれば、あとは好きなようにしてくれて構わない。」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

俺はどうすればいいんだ?いきなりだいてくれと言われてブラまで外したゼノヴィアをほっておくことができない、だからといって彼女を抱いてもいいだろうか?

 

この体では童貞になってしまうが、いいのだろうか?

 

「これはどういうことかしら?イッセー。」

 

俺は声をした方を見るとリアスを始め全員がいた。シグナムたちもヤレヤレという感じでいた。俺は悪く無いぞ!!

 

「あらあらゼノヴィアちゃんたらずるいわ。イッセー君の貞操は私がもらおうと思ったのに。」

 

朱乃は怒っているのがすぐにわかるし、アレイもご機嫌斜めだ。

 

「イッセーさん、酷いです!!私だって言ってくれれば。」

 

「私も・・・・・・・」

 

「にゃああああああああああ!!私もイッセーを抱きたいにゃ!!」

 

黒歌は暴走寸前になっているし、俺はララを呼んでテレポートをして服を着替えて逃走をした。

 

「イッセー!!」

 

「まちなさーい!!」

 

ララに頼んで俺は魔力などを抑えてもらい退散をする。まったくゼノヴィアもだがリアスやアレイも一緒だと思うが。ん?

 

『結界ですか?』

 

「あぁだが誰が・・・・・・」

 

「「「「「「きゃああああああああああああああああああ!!」」」」」」」

 

俺は急いで声をした方へ行くと六人の女の子たちが襲われていた、あれははぐれ悪魔!!仕方がない。

 

「ララセットアップだ、リアスたちにも連絡をしておいてくれ。」

 

『了解です。』

 

俺はセットアップをして仮面をかぶりはぐれ悪魔の右手を切断させる。

 

「ぐ!!貴様は!!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

俺は彼女たちの方を見る、姿はなのはやフェイトに似ているな・・・・・・俺ははぐれ悪魔たちの方へ振り返ると夜天の書が光りだした。

 

「ん?」

 

俺は光りだした本を出す、はやてに似た子が何かを言っている。

 

「そ、それは。あなたがどうしてそれを?」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

はぐれ悪魔の攻撃をガードをしながらララを構えてランサーモードにして構えていると剣が現れて俺は回避をする。

 

「イッセー君大丈夫?」

 

「助かったぞ祐奈。」

 

魔方陣が現れてリアスたちも到着をして俺が相手をしている悪魔を見る。

 

「まさかはぐれ悪魔がいるとはね。」

 

「おいカラレス。」

 

「分かっている、な!!」

 

本が勝手に開いて中にいたレイジングハートたちが飛びだしていき彼女たちの方へ行く。

 

「なによこれ!!」

 

「でもなんだか懐かしい気がする。」

 

彼女たちがつかむとレイジングハートたちが光りだして彼女たちは頭を抑えている。

 

「何をしたの!!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

俺はその様子を見ていた。

 

「レイ・・・ジングハート?」

 

「バル・・・ディッシュ?」

 

「フォーチュンドロップ?」

 

「バーニングウェーブ?」

 

「スノーホワイト?」

 

『マスター感動の再会は後です。今は!!』

 

「わかったなの!!」

 

六人は立ちあがり彼女たちは構えているとはぐれ悪魔が突撃をしていく。

 

「ギガライノス、ギガフェニックス。」

 

『『は!!』』

 

二人が実体化をしてはぐれ悪魔に蹴りを入れて吹き飛ばす。

 

「レイジングハートエクセリオン!!」

 

「バルディッシュアサルト!!」

 

「フォーチュンドロップゼロクレム!!」

 

「バーニングウェーブ!!」

 

「スノーホワイト!!」

 

「「「「「「セットアップ!!」」」」」」

 

六人が光りだして俺は彼女たちが復活をしたんだなと思い、構えを解いた。

 

「イッセー?」

 

「まぁ見ていてください、彼女たちの力をね?」

 

俺が言うと全員が驚いている、アレイは納得をしているように首を縦に振っている。光が収まるとそこにはバリアージャケットを纏ったなのはたちが立っていた。彼女たちの魔力が復活をしているな。

 

「久々だけどいけるねレイジングハート!!」

 

『もちろんです、マスター!!』

 

「いくよバルディッシュ!!」

 

『イエス。』

 

「フォーチュンドロップ私たちも!!」

 

『えぇ見せてやりましょう!!』

 

「バーニングウェーブ、これがあんたとは久々になるのかしら?」

 

『あぁアリサが死んでから再会をしたとき以来だ。』

 

「ならいくわよ!!」

 

『あぁ!!』

 

「スノーホワイト。」

 

『感動は後にしましょう、まずは!!』

 

「目の前の敵を倒すだけ!!」

 

「ほないくで!!ブリューナク!!」

 

はやてが放ったブリューナクがはぐれ悪魔に命中をする、はぐれ悪魔ははやてに攻撃をしようとしたが、氷の矢が放たれて悪魔の足が凍っていく。

 

「くらいなさい!!バーニングクラッシュ!!」

 

アリサが放った炎の斬撃刃が放たれてはぐれ悪魔に命中をする、だが悪魔のちからかもしれないが彼女が放った斬撃を受けてもそのまま突撃をしている。

 

「あまーい!!」

 

バインド魔法を使ったアリシアがはぐれ悪魔を絡ませていく、さーて俺は結界を張っている。

 

「イッセーさんどうしたのですか?」

 

「リアスたち、前に俺が一度だけ教会の扉を破壊した技を覚えているかい?」

 

「覚えているにゃ!!あんな一撃を放つなんてスゴイにゃと思ったにゃ!!」

 

「いまから見るのは本来の持ち主が使っている技ですよ?」

 

上の方を見るとなのはとフェイト上空に構えている。チャージをしていたのだな?

 

「いくよフェイトちゃん。」

 

「うんなのは!!」

 

「「カラミティブレイカー!!」」

 

あの技はトライデントスマッシャーとスターライトブレイカーが合体をした技だな、放たれた技の威力は絶大だな。俺が張っているプロテクトシールド改たちを展開をするほどの威力だ。

 

「あ、主・・・・・・あれが・・・・・・」

 

「そのとおりだ、本来の持ち主が使う技だ。」

 

二人は着地をしてはやてたちが走ってきた。

 

「なのは、あんたやっぱり威力が派手だわ。」

 

「うん、私もびっくりだよ。」

 

「にゃははは魔法を使うの久々だからつい。」

 

「ごほん!!」

 

リアスが咳払いをして彼女たちは気づいた。

 

「はじめましてでいいのかしら?私はリアス・グレモリー、あなたたちからしたら先輩ね?」

 

「まぁ部長、大丈夫だったかい?」

 

「えっとはい。」

 

「・・・・・・・・・ねぇ。」

 

「なんだ?」

 

なのはは俺に近づいてきた、リアスたちは彼女が何をするかと思い見ている。

 

「ライ君だよね?」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

俺は無言になってしまう、いや待て待てなんですぐにわかるんだ!?アレイもそうだったが。

 

「ライだよね。」

 

フェイトも同じように近づいてきた、そういえば何度か俺の魔力を使ったことがあったからかもしれないな。さてどうする?

 

1 正体を明かす

 

2 他人のふりをする

 

3 死んだふりをする

 

・・・・・・なにこの選択肢、1しかないじゃねーかよ。

 

『まさかなのはさんたちがいるなんて・・・・・・』

 

『あぁあたしも驚いているぜ?』

 

『俺達は実態をしているから目の前にいるぜ?』

 

『なんじゃ相棒、こいつらも知り合いか?』

 

「・・・・・・まぁな。」

 

俺は観念をして彼女たちの頭を撫でている。

 

「・・・・・・久しぶりだな、なのは。」

 

「ライ君・・・・・・ライ君!!」

 

なのはが俺に抱き付いてきた、彼女が抱き付いてきたのは死んだ時以来だ。ばちばちと何かの魔力が上がっている気がするが・・・・・・

 

「イッセー・・・・・・説明を求めるわ、シグナムたちもね?」

 

「りょ、了解です。」

 

「あ、あぁ。」

 

「わ、わかっているわ。」

 

「う、うむ。」

 

さすがのヴォルケンリッターたちもパワーアップをしているリアスの滅の力を受けるのは嫌だろうな、とりあえずここから出たほうがいいな。

 

「とりあえず明日にしないか?リアス。」

 

「わかったわ、あなたたちには明日私たちの部室にきてもらうわいいわね?」

 

「「「「「「はい。」」」」」」」

 

こうして俺はなのはたちと再会をした。




次回 なのはたちと再会をした一誠ことカラレス、彼女たちは別のクラスだったので祐奈が連れてきた。

そして自身の正体などを明かす。

次回「カラレスこと一誠正体を明かす。」

「これが今の俺だ。」


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カラレスこと一誠正体を明かす。

一誠side

 

なのはたちと再会をしてまた明日といい俺達は家の方へと帰っていた、そう全員でだ。なんでかというとザーゼクスにより家が改良されて全員が住めるようになっていた。

 

てかでかいし、地下室まで完備されているぐらいだ。俺の部屋も大きくなりベットもその全員が寝れるぐらいに大きいのだ。

 

慣れない新たな家に俺は戸惑っているが夜寝れなくなったため俺は外の景色を見ていると誰かが俺を抱きしめていた。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「朱乃?」

 

朱乃がいきなり俺に抱き付いてきた、だがいつもと違い彼女は震えていた。

 

「イッセー君・・・・・・どこにもいかないよね?」

 

「?」

 

どこにもいかない?いったいどういうことだ。

 

「私やリアスの前から消えたりしないよね?私夢を見たの・・・・・・イッセー君がボロボロで最後は私たちの前から・・・・・・それで怖くなって・・・・・・イッセー君を探して・・・・・・いやいやいやいやお願い・・・・・・イッセー君・・・消えないで?」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

俺はその未来が本当になるかはわからない、だがそんな夢を見るなんて・・・・・・俺は彼女を安心させるために頭を撫でる。

 

「大丈夫だよ、俺は君達の前から消えたりしないさ。」

 

「本当?」

 

「あぁ・・・・・・」

 

「本当に本当?」

 

「本当だ約束をしよう。」

 

「約束・・・・・・」

 

俺は朱乃を安心をさせるために抱きしめる、中ではアギトたちもその様子を見ているが誰もしゃべらないで見ている。

 

空気は読んでくれているみたいだな。彼女が安心をして自分の部屋の方へ戻っていると俺に近づいてくる人物がいる、俺はすぐにわかった。

 

「アレイどうした?」

 

「何でもないわよ、ただ・・・・・・あの子が言っていた夢が気になっただけ、あなたがボロボロの状態になって消えてしまう夢・・・・・・あの時みたいだわ・・・・・・あなたが・・・私を実家に転送をしたときのことを思いだしちゃった。」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

あの時のことか、まだリアスたちにも話してない俺の本当の意味での死・・・・・・だが明日は話さないといけないな・・・・・・俺達のことをな。

 

一誠side終了

 

次の日は全員で学校に登校をする道で歩いていると。

 

「ライくーーーーん!!」

 

一誠は後ろを振り返るとなのはたちが走ってきた、彼女たちはこの辺に住んでいるのか?と思い彼は挨拶をする。

 

「おはよう高町さん。」

 

「むーーーなんでなのはと呼んでくれないの?」

 

「あのな・・・・・・今の俺はお前たちとは初対面みたいな感じだぞ?」

 

「その通りよ。」

 

「ごめんなさいねーーー」

 

「あなたたちはずっと思っていたのですが、どうして彼の両手に抱き付いているのですか?」

 

フェイトたちはリアスたちを睨んでいた、その理由は彼の両手に彼女たちが抱き付いているからだ。一誠はこれ以上乱闘は勘弁をしてくれーと思いながらも時間を見ていた。

 

「やばい!!学校に遅刻をするぞ!!」

 

全員が走り学校へと急いでいきレイナたちも走っておりギリギリに間に合ったのであった。

 

授業参観のこの日、イッセーたちのクラスはなんでか粘土工作をすることになった、さて一誠ことカラレスは悩んでいた。

 

(さてどうしようか、ヴィータ?ザフィーラ?シグナムたちを作るべきか・・・・・・それともギガライノスたちを作るべきか・・・・・・)

 

彼は悩みながらも手を動かしていた、粘土をもみもみと形を変えていき彼は無意識に何かを作っていた。

 

「素晴らしいですよ!!一誠君!!」

 

「え?」

 

彼は無意識から意識をはっきりさせて自分が作った粘土を見ていた、気づいたら作っていたのはアレイの姿だ。彼女の格好はバリアージャケットを纏っており愛用の杖を持っている姿が完成をしていた。

 

(無意識とはいえ、アレイを作ってしまうとはな・・・・・・しかもバリアージャケットを纏っている姿をな・・・・・・)

 

一誠が前を見るとアレイは照れており。レイナとアーシアなどは彼を見ていいなという顔をしていた。

 

そのあとは彼は全員分のを作っておりそれを部室に飾っている。

 

「あらいいできじゃない。」

 

「えぇ本当に似ていますわ。」

 

「すごいにゃ・・・・・・」

 

「うん・・・・・・・・・」

 

現在は放課後となっており部室に飾られている一誠作の部室メンバーの粘土たち、彼女たちが見ていると扉のノックが叩かれる。

 

『部長、彼女たちを連れて来ました。』

 

「祐奈いいわよ。」

 

リアスの言葉と共に扉が開かれてなのはたちが入ってきた、彼女たちは旧校舎自体は初めて入ったので驚いている。

 

「ようこそオカルト研究部に。改めて初めまして高町なのはさん、フェイト・テスタロッサさん、アリシア・テスタロッサさん、八神はやてさん、アリサ・バニングスさん、そして月村すずかさん。」

 

「はいリアス先輩。」

 

「こちらこそ初めましてやな、さてライ君がいるってことはいるんやな?」

 

「あぁ出て来いお前たち。」

 

彼は本を出して中からシグナムたちが現れる、ドーナシークたちも一緒に現れるが気にしないでシグナムたちは苦笑いをしている。

 

「えっとお久しぶりです主はやて。」

 

「はやてーーー」

 

ヴィータははやてに抱き付いている、彼女もヴィータと久しぶりに会えたのか笑顔だ。リリアたちも実ははやてには一度会っていることを話すと彼女は驚いている。

 

「いつ会ったんや!!」

 

「えっとスーパーで買い物をしている時です、おそらくあの時ははやては記憶がもどっていなかったので普通に挨拶をして終わったのですが・・・・・・」

 

「なんてこったい!!」

 

はやては四つん這いになっている、彼らは苦笑いをしておりアリサが口を開いた。

 

「さて雷児!!あんたには詳しく聞かせてもらうわよ!!」

 

「そうだよ!!なんでリアス先輩たちと一緒にいることについても詳しく聞かせてもらうよ!!」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

彼はリアスのほうをちらっと見ている、彼女は首を縦に振ったのを見て背中の方に集中をする。背中に現れた悪魔の羽が発生をしてなのはたちは目を見開いていた。

 

「ライ君?」

 

「その翼はいったい・・・・・・」

 

「これが今の俺だ、人間じゃなく悪魔に転生をしたんだ。」

 

ほかのみんなも翼を開いておりドーナシークたちは堕天使の羽を開いていた。

 

「えっとこれは夢やなうん。」

 

「なら引っ張ってやるぜ?」

 

彼ははやてに近づいて頬を引っ張っている。

 

「いひゃいいひゃい!!いひゃいきゃらやめへえええええええええええええ!!」

 

はやての頬を引っ張りながら彼は笑っていた、懐かしそうに彼女を見ながらだ。

 

「ごほん!!イッセー早速で悪いけど説明をお願いをするわよ?」

 

「わかったよ、さてどこから話をするべきだい?」

 

「カラレスとして接してきたのかしら?」

 

「それはNOだ、俺は二度死んでいるからね。」

 

「「「「「え?」」」」」

 

二度という言葉にオカルト研究部の全員が驚いている。なのはたちも二度という言葉に下を向いていた。

 

「俺はカラレス・ランズとして生きてきた、だがその生涯は短いものだな、たぶん28歳かな?死んだのは・・・・・・」

 

「主、正確には29歳になったときですね。」

 

「そうだっけ?忘れちゃったさ・・・・・・そこから俺は転生をして加藤雷児として第二の人生を歩みあっちは長く生きてきたな・・・・・・まぁ最後は死んでしまったけどな。まぁその間は魂状態になっていた俺は魔界にお邪魔をしていたわけだ。」

 

「それで私とソーナを救ってくれたのね?」

 

「そういうこと、で現在は俺は兵藤一誠として今に至るわけだ。」

 

彼の説明は短いながらも短縮でわかりやすいように説明をした、ほかのみんなもそれでわかったみたいでなのはたちも納得をしている。

 

「ってことはライは今はイッセーとして過ごしているってわけ?」

 

「そうだアリシア、魔法なども前と同じように使えるし、力などはこいつらがいてくれているから平気だ。ライノス、フェニックス。」

 

ギガライノスとギガフェニックスも出てきて、なのはたちは驚いている。

 

「二人とも来ていたの!?」

 

『はい、お久しぶりですはやて部隊長。」

 

『そういうこった、まぁこれからもよろしくな!!』

 

それから彼女たちは話をして夕方となり彼らは家の方へ帰ることにしたが、なんでイッセーたちはリアスたちと一緒に帰るのかとなのはたちがきいたら。

 

「それは私たちがイッセーの家に一緒に住んでいるのよ?」

 

ぴしという空気が割れた感じがしたのをイッセーは感じた。見るとなのはたちの目から光がなくなっている。

 

「それはどういうことかな?ライ君じゃなくてイッセー君。」

 

「いやそれはその・・・・・・・・・」

 

「あらあらイッセー君別にいいじゃないの?」

 

朱乃は彼の右手に抱き付いた。

 

「いーーーー」

 

「ずるいですうううううううう!!私だって!!」

 

アーシアが彼の背中に抱き付いてきた、左手の方には。

 

「ならここは私がもらってもいいだな?」

 

ゼノヴィアが彼の左手にロックをして、前はリアスが抱き付いてきた。

 

「「しまった出遅れた。」」

 

黒歌と祐奈たちは言うと子猫こと白音は目を光らせて彼の肩車をしていた。

 

「白音?」

 

「ここは・・・・・・譲れません。」

 

イッセーは突然の彼女たちの行動で頭が混乱をしていた、まずいまずいと思いながら転移魔法を発動させてなのはたちに挨拶をする。

 

「じゃ!!」

 

「「「「「「にがさない!!」」」」」」

 

「まて!!転移魔法に乗るな!!どああああああああああああああ!!」

 

彼らは転移をして家の前2到着をするがバランスを崩してしまい倒れてしまう。

 

白音を落とさないようにイッセーはなんとか魔法で耐えていたが、誰かの胸を触っていることに気づいた。

 

「あ・・・・」

 

「だ・・・だめ。」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

彼は顔をあげるとリアスと朱乃の胸を触っていた、彼は勢いよく起き上がり中へと入るのであった。

 

なのはたちもこれがイッセーの家なんだと思いそこから自分たちの家の方へと帰っていくのであった。

 

イッセーside

 

やれやれあいつらも嫉妬深いな、って原因である俺が言うのもあれだが・・・・・・まさか転移魔法を使っている最中にあいつらが割り込んでくるとは思ってもなかったな、ドーナシークたちは夜天の書の中に戻っていたからいいが、もしこれで別のところだったらどうしようか悩んでしまったな。

 

「・・・・・・・・・綺麗だな。」

 

「そうね・・・・・・」

 

「・・・・・・部長か?」

 

「もう今はプライベートなんだからリアスでいいわよ?」

 

「そうだったな、それでどうした?」

 

「イッセー前にアーシア以外にも僧侶の子がいるってことを言ったわね。」

 

「そういえば言っていたな。だが俺達はその子の姿を見ていない。」

 

「それはその子の力は私以上に強いからお兄様が封印をしていたの、けどそれを外そうと思ってね・・・・・・」

 

「なるほど、明日がその開放日ってわけね。」

 

「そう、それで・・・・・・」

 

「だいたいわかった。話をすればいいのだな?」

 

「えぇ・・・・・・」

 

新たな仲間か・・・・・・さてどんな奴かな?




次回 旧校舎にある封印されているテープなどが張っている場所へやってきたリアスたち中へ入ると一人の女の子が座っていた。

次回「僧侶の女の子!?」


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僧侶の女の子。

一誠side

 

リアスから封印されている子がいるということを聞いた俺たちは次の日となり、なんか布団がもぞもぞ動いている気がするのだが・・・・・・気のせいだろうか?右側を見るリアスが( ˘ω˘ ) スヤァと寝ている。

 

左側アレイがいつも通りに寝ている、じゃあ誰がタオルケットの中で動いている?俺は下の方を見る。|д゚)チラ

 

「とーちゃく。」

 

朱乃が現れた、しかも裸!?胸などの感触が伝わってきているからわかりやすい!!てかなんで裸なの!

 

「ふふふふやっぱりイッセー君って体を鍛えているわね、朝から元気一杯に大きくなっている部分がありましたけどね?」

 

朱乃の顔が赤くなっているが、もしかして・・・・・・俺は納得をしていると彼女はひょいっと出てきて俺に抱き付いてきた。大きな胸が俺にダイレクトアタック!!してきた。

 

「あらあら?イッセー君何かが私に当たっていますけど?」

 

男の子ですから仕方がないです!!やばいやばい・・・・・・俺は冷静になろうとしたが朱乃はわかっているのか俺に胸などを当ててきている。

 

「うふふふふねぇイッセー君、このまま一つにならないかしら?」

 

「ふぁい!?」

 

俺は真っ赤になりながらもやばいやばいと頭の中でエラー音がなっていると・・・・・・

 

「朱乃、何をしているのかしら?」

 

俺はすぐに声のした方を見るとリアスが起きていた、しかもかなーり不機嫌状態になりながら。

 

「あらあらスキンシップをとっているのですわ。」

 

彼女は彼女であおりを入れてきて俺に抱き付いてきた、リアスはプルプルと震えておりオーラが高まっている、朱乃の方も黄金のオーラに纏っていく中。

 

「うるさいわね。」

 

不機嫌にアレイが起きてきた、彼女も全裸で寝ているためすべてが見えてしまう。

 

「アレイ隠せ!!」

 

「あらいいじゃない、別に。さてそこの餓鬼どもは何をしているのかしら?せっかくカラレスといい気分に寝ていたのに。全くお邪魔虫たちが。」

 

「「それはあなたでしょうが!!」」

 

「あら私とやろうというのかしら?」

 

てかなに人の部屋で乱闘を起こそうとしているんだよ、俺はどうしようかと考えているとぼふという音が聞こえた、リアスが投げた枕が朱乃に命中をした、それから投げたのがアレイに当たりそれから枕投げを開始をした。

 

てかなんで枕投げ?まぁ怪我がないからいいけどさ。

 

「だいたいあなたは何なのよ!!いきなりイッセーに抱き付いて!!」

 

「あら?カラレスとは夫婦だったのよ!!それが何がいけないのよ!!」

 

枕を投げ飛ばしてリアスに命中をする、俺は仕方がないので部屋を出て制服などに着替えてリビングにやってきた。

 

「おっすカラレス。」

 

「おはようラン君。」

 

シャマルたちが声をかけてきた、俺は眠そうに欠伸をしているとほかのみんなが降りてきた、アレイたちはぜぇぜぇといいながら降りてきた。

 

朝食を食べて家をでると。

 

「おはようラン君!!」

 

っとなのはが抱き付いてきた、後ろではフェイトたちがみているのだが?と思いながらいると後ろからごごごごと魔力が高まっているのを感じる。

 

「あなたたちは何をしているのかしら!!」

 

「そうね・・・・・・イッセー君から離れてもらおうかしら?」

 

「しゃああああああ!!」

 

「・・・・・・・・・」

 

「私の聖魔剣の餌食になるのはあなたかしら?」

 

「私のデュランダルが貴様を切りたいと叫んでいるわ。」

 

後ろの方では黒歌に関しては威嚇しているし、白音ちゃんも睨んでいる。アーシアは涙目になっているし祐奈とゼノヴィアは戦う気満々だし。

 

『相棒大変だなお前・・・・・・』

 

ありがとうドライグ。

 

『ひええええええええええええ』

 

『あばばばばばばば』

 

『何というかその・・・・・・すげー戦いが起きようとしているけど。』

 

『あぁそれは私も思うぞ、主・・・・・・』

 

わかっているが俺には止めることなどできないぞ?てかよーく見たらなのはたちも睨んでいるし。

 

「ええやん、あなたたちはライ君と話しているやから!!今日はうちらがライ君と一緒に行くで!!」

 

「どあ!!」

 

はやてに引っ張られて学校の方へ歩いていくが、左手をつかまれる。

 

「あら勝手にどこへ連れて行こうとしているのかしら?」

 

リアスが俺の左手をつかんでいるが、はやては右手から離れようとしない。

 

「先輩なら後輩にゆずってもええやん?」

 

「あらあら生意気な後輩さんですわ。」

 

とりあえずお前ら・・・・・・

 

「学校に遅れるぞ、急がないとな!!」

 

俺達は走りだして学校の方に走っていく、なのはたちは祐奈と一緒のクラスのため俺はレイナとアーシアと一緒にクラスに入ると。

 

「「イッセええええええええええええええええ!!」」

 

「あちょ!!」

 

俺は構えて蹴りを入れて彼らを吹き飛ばす、必殺技回転脚が決まったな・・・・・・

 

「あははは主じゃなかったイッセーはすごいな。」

 

「すごいっす!!」

 

カラワーナ達が俺が着地をしたのを見て驚いている、加藤雷児の時に学んだ拳法がここで役に立つとはな・・・・・・放課後となり俺達はリアスたちと合流をした。なのはたちは帰ってもらいさすがに悪魔のことについてはな。

 

現在俺達がやってきたのは旧校舎の一角にある『開かずの教室』といわれている扉の前にいる。

 

『KEEP OUT』のテープが幾重にも貼られており、呪術的な刻印も刻まれている。

 

「ここに部長のもう一人の『僧侶』が?」

 

「ええ。その子の能力が強すぎるため私では扱いきれないと考えたお兄様の指示でmここに封印しているの。」

 

なるほどな、ひとの気配や魔力など感じることができなかったのはそれが理由だったのか、どうみても怪しいなと思っていたが・・・・・・

 

部長たちは扉のテープを外して中へと入っていく。

 

一誠side終了

 

???side

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

私はこの中で自分の力が使いこなせてなかったのが理由で封印されていたけど突然扉が開いた?

 

「誰?」

 

「私よ。」

 

「・・・・・・なにかご用ですか?」

 

「あらあらあなたの封印が解けて外に出られるのですよ?さぁ私たちと一緒にここを出ましょう?」

 

「出ていってください!!私はここから出るつもりもありません!!」

 

私はここで一人で過ごしたい、前世で私は爆発で死んでしまった・・・・・・父さん、母さん。そして姉さんたちと・・・・・・お兄ちゃんにどれだけ会いたかったか・・・・・・でももう会えない。

 

それなのに私は一人だけ別世界で生きているなんて・・・・・・だから私はこの部屋で留まることにした、外に出るつもりもないことを伝えるために。

 

「ギャスパー、あなたは自分の力は使いこなせるのにどうしてそんなに外に出たくないの?」

 

「・・・・・・・・・それは部長でも話せることじゃありません。」

 

私は棺桶の方に行こうとしたが。ほかの人たちが入ってきた。

 

「部長彼女が?」

 

「そうよギャスパー・ヴラディ。私のもう一人の僧侶よ。そして、元人間と吸血鬼のハーフなの。」

 

「部長、私はいくらあなたが頼んでも外には出ません・・・・・・」

 

「ギャスパー・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

私が言っていると赤い髪をした男の人が近くに立っていた。

 

「なんですか?」

 

「どうして君は外に出ようとしないんだ?」

 

「・・・・・・それは、私の罪でもあるから。」

 

「罪?」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「部長、少しこの子と二人きりにさせてもらえませんですか?」

 

「イッセー?」

 

この人はいったい私と何を話そうとするのかしら?部長たちが出ていったのを確認をしたのか彼は何かをしている。

 

「これでいいだろう、今結界を張らせてもらった。」

 

私はあたりを見ている、確かに結界が張られている。でもどうしてだろう・・・・・・この人を見ていると懐かしい感じをするのは・・・・・・

 

「では君が言う罪とは?」

 

「・・・・・あなたは信じますか?前世ってものを。」

 

「なに?」

 

私は話を続ける。

 

「私には父や母、そしてお姉さん二人にお兄さんが一人いました。私にとって頼れる姉さんや兄さんがいました。兄さんは魔法を研究をする仕事をしていました。」

 

「!!」

 

「けど兄さんから連絡を受けて私たちは兄さんがいる場所へ向かっていました。でも爆発事後がありました。父さんも母さんも姉さんたちそして私も・・・死にました。でも次に目を覚ましたら女の子としてギャスパーとして生まれました。でも私は父さんや母さん、姉さんたちが死んだのに一人だけ別世界に生まれて・・・・・・それなのに・・・・・・」

 

私が話をしていると赤い髪をした男性が抱きしめてくれた、いきなりことに驚いてしまったが・・・・・・

 

「・・・・・・そうだったのか、お前が別世界で生きていたんだな?よかったよ・・・・・・ヴィーネス。」

 

「え!?」

 

どうして私の名前を知っているの!!ヴィーネス・ランズ・・・・・・それが私の前世の名前だ。

 

「・・・・・・・・・ヴィーネス、まだわからないか?俺はカラレス・ランズだ。」

 

「!?」

 

カラレス・ランズ。お兄ちゃんの名前だ。なんで!?どうして・・・・・・お兄ちゃんが?

 

「どうしてあなたが、お兄ちゃんの名前を!?ウソをつかないで!!」

 

「ウソを言っていない、俺はカラレス・ランズだ。証拠を言ってやろうか?お前がこっそりとおねしょをしたときに母さんたちにばれないように・・・・・・」

 

「やめてええええええええええええ!!それをしっているのはお兄ちゃんだけ・・・・・・嘘じゃないよね?」

 

「嘘じゃない、ヴィーネス」

 

「お兄ちゃん!!」

 

私はお兄ちゃんに抱き付いた、体が違ってしまっても兄妹の絆は一番みたいだ。

 

ギャスパー=ヴィーネスside終了

 

結界が解かれてリアスたちが入ってきた、ギャスパー事ヴィーネスが彼に懐いていることに驚いた。

 

「いったいどういうことなの?」

 

「まぁ色々とあってな、この子能力は?」

 

「ギャスパー。」

 

「わかりました。」

 

彼女は指を鳴らすと時が止まっている感じがした。

 

「これは・・・・・・時止め?」

 

「イッセーは赤龍帝の籠手を持っているから効かないけど、この子にもあなたと同じように持っているのよ。名前は停止世界の邪眼。視界に移したすべての物の時間を停止させることができるの。まぁ停止の対象が強い場合は効果が薄いようだけど。」

 

彼女は再び指を鳴らすと動かなかった朱乃たちが動きだした。彼女を外に連れ出すことは成功をしたが、イッセーはいつ話そうか悩むのであった。

 

リアスと朱乃、そして祐奈は会談があるためとりあえずギャスパーを外に連れ出してどうするか考えるのであった。

 

「先輩どうしましょう?」

 

「どうしましょうって言われてもな、とりあえずギャスパーお前さんを鍛えることにしよう。」

 

「え?」

 

ギャスパー本人が驚いているが、彼の予想だと前世のヴィーネスは鍛えてなかったはずだからな、時間停止が上手くできたとしても戦う戦法などがないとな。

 

そして夕方

 

「きゃああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

 

「こらまてえええええええええええ!!」

 

デュランダルを振り回しながらギャスパーを追いかけるゼノヴィアがいた。黒歌たちも苦笑いをしながら見ている。

 

「仕方がない、シグナムたちに出てもらうとしよう。」

 

彼は夜天の書を開いてヴォルケンリッター将たちを呼びだした。ゼノヴィアたちは様子を見ていた。

 

「主お呼びですか?」

 

「えええええええええええええええええええええええええ!!」

 

ギャスパーはシグナムたちの姿を見て驚いている。

 

「「「「?」」」」

 

(なんでお父さんにお母さん、お姉ちゃんたちに私がいるの!?)

 

「あ・・・・・・」

 

イッセー事カラレスはすっかり忘れていた、ヴォルケンリッターたちのモデルは彼の家族たちをベースに作ったため、ヴィーネスことギャスパーはその姿を見て目を見開いている。

 

「主、この子は?」

 

「あぁ名前はギャスパー、部長が言っていた子がいただろ?その子がそうだ。」

 

「あらあら初めまして、私はシャマルというわよろしくね?」

 

「私はシグナムだ。」

 

「俺はザフィーラ。」

 

「私はリリアといいます。」

 

「そしてあたしがヴィータだ。」

 

(うわー声も一緒なんだ。)

 

ギャスパーはヴィータの声を聞いて前世の声が似ているなと思いながら考えているとイッセーは誰かがいるのを感じた。

 

「匙?」

 

「よう兵藤達じゃねーか、なにしているんだ?」

 

「まぁ色々とな。」

 

彼らは話をしているとイッセーはほかにいるのを感じてあるものを出した。

 

「先輩?」

 

「イッセーそれなんにゃ?」

 

「そこにいる結婚ができていない独身な堕天使総督さんがいるからなーっと思ってな。」

 

「てめえええええええええええええええええええええええ!!」

 

独身といわれてアザゼルが飛びだしてきた、イッセーは彼の右手をつかんで背負い投げをした。

 

『一本!!』

 

ララの声に決まったなとイッセーはきめ顔をしていた。

 

「アザゼルさま・・・・・・」

 

「・・・・・・なんというかその・・・・・・」

 

「元上司がやられているっす。」

 

「・・・・・・・・・」

 

堕天使組だったメンバーたちはアザゼルの姿を見て苦笑いをしていた。

 

その夜ギャスパーを連れて家へと戻った、リアスたちも戻ってきておりイッセーはベランダにいた。

 

「・・・・・・・・・なにか来るな?」

 

『相棒一体何が来るんだ?』

 

『ドライグのおっちゃん、これは魔力だよ。』

 

『これが魔力なのか!?俺が今まで感じた魔王なみの魔力があるぞ!?』

 

『魔力的に彼女で間違いないですね?』

 

彼が見ていると一人の女の子がやってきた。

 

「やっほーライ君。夜のデートをしに来たの!!」

 

なのはがバリアージャケットを纏ってやってきた、一誠は苦笑いをして彼女を見ていた。

 

「全く、いきなりやってくるなよお前。」

 

「いいじゃん、リアスさんたちと一緒に住んでいるなんて・・・・・・だからこうしてやってきたの!!」

 

「はいはいわかりましたよ。ララ」

 

『わかっていますよセットアップ。』

 

彼はセットアップをしてなのはが手を出して一緒に空を飛んで行く。

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

一人の女性が見ているのを知らずに。




次回 夜空のデート?をしている一誠となのは、だが突然雷撃が襲い掛かりなのはは回避をする。朱乃だ。

彼女は悪魔の翼を開いてなのはに襲い掛かる。

次回「朱乃対なのは。」


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朱乃対なのは

一誠side

 

夜空を舞う俺となのは、彼女のバリアージャケットは昔と変わらない、髪はサイドテールじゃなくてツインテールに戻しており懐かしい姿をしているな。

 

「そういえばライ君はバリアージャケットが変わったね。」

 

彼女が言うが、確かに俺自身のバリアージャケットは変わっている。ララが現在の俺に合わせてバリアージャケットを作ったので騎士鎧は変わりないが色が赤くなっている。

 

「しかし、なんで夜なんだ?」

 

「だってリアス先輩たちがいつもライ君の近くにいるから誘えないの!!あの人たちの方が泥棒猫なのーーーーーー!!」

 

俺は苦笑いをしている、どう言ったらいいだろうか難しいな。なにせ最近まで関わってなかったなのはたちがいきなり話しかけてきたら誰も驚くだろうな。

 

『マスター!!』

 

「!!」

 

レイジングハートが警告をして彼女は俺から離れるとその横を雷が飛んできた、この雷を俺は知っている。振り返るとそこにいたのは巫女服姿に変身をしている朱乃の姿だった。

 

「あらあら外してしまいましたわ。」

 

「朱乃先輩何をするのですか?」

 

「それは私の台詞ですわ、イッセー君を連れだしてどこに行くつもりだったのかしら?高町なのはさん。」

 

彼女の目が開いておりなのはを睨んでいた、一方の彼女の方も朱乃の方を睨んでいる。お互いに激突をしようとしている。俺は彼女たちを止めるために向かおうとしたときにプラズマランサーが放たれる。

 

「あの技は!!」

 

見るとフェイトたちもバリアージャケットを纏いなのはのところへやってきた。

 

「あらあら増えましたわ。」

 

「なのは大丈夫?」

 

「まだ何にもされてなかったけどね?」

 

「あなたたちこれはどういうことかしら?」

 

魔法陣が現れて、リアスたちが現れる。俺は厄介なことになったなと思い、地上の方へ降りる。

 

全員が降りたちリアスはまず俺の方を見ていた。

 

「イッセー、あなたもあなたよ。何をしているのかしら?」

 

「いきなり夜空を見ていたら魔法使いの女の子が現れて夜のデートをされました終わり。」

 

「「「「デート!?」」」」

 

「なのはちゃんどういうことや!!」

 

「そうだよライとデートなんて聞いてないよ!!」

 

なんか向こうでがやがやとしているが、もしかしてなのはうそをついてきたのか?リアスたちの方もデートという単語を聞いてブツブツと何かを言っている。

 

「一体何があったのよ。」

 

「知らない、俺が一番に聞きたいさ。」

 

いずれにしても全員の空気が悪いな、お互いに睨んでいるし俺はバリアージャケットを纏いながらも苦笑いをしている。シグナムたちもどっちにつけばいいのか悩んでいた。

 

「我々はどっちにつけばいいのだ?」

 

「えっとはやてちゃんのこともあるけど、今の主はラン君だから。」

 

「ふむ・・・・・・・・・」

 

っとお互いの方を見ながら悩んでいるな、俺はどうするかな?朱乃が俺達を追いかけていたとは気づかなったな。まさかあの時の様子を見ていたのか。

 

それで追いかけるほどのスピードでなのはに攻撃をして彼女はかわした。

 

「あなたたち!!イッセーは渡さないわ!!彼は私の下僕、つまり私の物なのよ!!」

 

「何言っているんや!!ライ君はうちらのや!!」

 

リアスと部隊長で会ったはやてがにらみ合っている、お互いに睨みながら胸をくっつけながら頭をぐりぐりしている。

 

お互いに戦う敵ができたのか、朱乃となのは、フェイトと祐奈、アリサとゼノヴィア、白音とアリシア、すずかと黒歌に決まったみたいだ。

 

アーシアは涙目になりながらこちらを見ている、やめてアーシア涙目をしながらこちらをみないでくれーーーー。

 

「てか明日は俺は朱乃が前に住んでいた神社に行くんだろ?悪いけど寝かせてくれ。」

 

俺は欠伸をしながら家の方へと飛んで行き、リアスたちもついていく。なのはたちはバリアージャケットの姿のままそれぞれの家へと戻るのであった。

 

次の日俺は神社の方へとやってきた、先に朱乃がいたので俺は中へ入る。

 

「お久しぶりですね、カラレス殿。」

 

「やっぱりお前だったかミカエル。」

 

なるほどな今の天界を指揮っているのはお前か、俺はミカエルからなぜアーシアを追放をしたことやゼノヴィアを追放をした理由などを聞いた。加護と慈愛と奇跡を司る『システム』というのが神以外が扱うのは困難を極めているそうだ。

 

「カラレス殿、コカビエルの一件、本当にご苦労様です。」

 

「俺一人じゃない、リアスや朱乃たちがいたから俺は勝つことができた。」

 

それからいろんな話をしているとミカエルは本来の話に戻した。

 

「カラレス殿これをお受け取りください。」

 

ミカエルの拳から光が発せられる。なんだこの光は?身体中がピリピリするんだが・・・・・・光が収まると一つの剣がここにはあった。

 

「これは?」

 

「これこそ聖剣アスカロンです、カラレス殿これは私たち天界からのプレゼントをさせてもらいます。」

 

「だがこれはドラゴンスレイヤーだろ?そんなのもらって俺は大丈夫なのか?」

 

「これはあなた用に調整は済ませております。」

 

「わかった、遠慮なく受け取るよ。ドライグ。」

 

『可能だぜ、籠手を出してみな?』

 

俺はドライグの指示通りに籠手を出して聖剣アスカロンを前に出す、アスカロンが光りだすと籠手に合体をしてあまり変わっていない気がするが?

 

『まぁ見てろ。』

 

籠手からにょきっとアスカロンが出てきた、すげえええええええええええええええ!!

 

「ではカラレス殿、今度は三大戦力のトップ会談にてお会いしましょう。」

 

ミカエルは光りだすと天界へと戻っていった、俺たちは座り朱乃が入れてくれたお茶を飲んでいた。

 

「はいイッセー君。」

 

「ありがとうございます朱乃さん。」

 

「ふふふいつも通りでいいのよ?」

 

「すまん、どうも生きていた感覚が違うせいかな・・・・・・」

 

俺はお茶を飲みながら話をしていると二人の人物が俺のところにやってきた。

 

「お父様、お母様。」

 

(お父様?お母様?もしかしてあの時で会った人たちだな?)

 

俺は中でお茶を飲みながら待っていると見たことがある人物たちが入ってきた、一人は堕天使バラキエル、そしてもう一人は人間の女性だ。

 

間違いなかったらあの時襲われていた人で間違いない、男性の方は俺の方を見てすぐにわかったのか膝をついていた。

 

「君はあの時妻や娘を助けてくれた人物なんだな?」

 

「ほーう俺の気配だけでわかったみたいだな?そうあの時カラレスランズという名前でいた人物ですよ。今の俺は兵藤一誠です。」

 

お互いに挨拶をしてからバラキエルの方が立ちあがる。

 

「本当に君には感謝をしている、娘と妻を助けてくれてありがとう。」

 

「気にしないでください。俺はあの時嫌な感じがしたのでそこを通っただけです。」

 

話をして俺達は家の方へ戻っていく。




次回「三大勢力の会談へ。」


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三大勢力会談へ

俺はミカエルからもらったアスカロンを出していた、籠手の部分から刃が出ており振るっている、籠手に装着をされているためかソードシールドモードの状態と思えばいいのかなと思う。

 

さて今日はトップ会談がおこなわれる日でもある、俺はカラレスランズとして今回の話は参加をすることになっているため、リアスたちより先に到着をしている。

 

「おうカラレス!!」

 

「すまないな、ってお前ら兵力を連れて来過ぎだろ。いくらなんでもよ。」

 

俺は苦笑いをして三人に言う、改めてミカエルのところはガブリエルを連れてきており、彼女も俺の顔を見て驚いている。

 

アザゼルはヴァ―リを連れてきているみたいだな、俺に気づいて手を振っている。俺も手を振り返す。

 

ザーゼクスの方はセラフォールにグレイフィアが一緒みたいだな、やれやれセラフォールはさすがに魔女の格好じゃないみたいだ。

 

俺の後ろにはシグナムとリリアとナハトを待機させている。ザフィーラたちにはギャスパー事我が妹ヴァーリスを守るように指示を出している。

 

それからリアスたちが入ってきており話が進んでいる、ヴァ―リは俺の方をじーっと見て赤くなっている気がするが?

 

「カラレス、悪かったなコカビエルに関して迷惑をかけてしまったな。」

 

「気にしてない、まさかフルボッコをした相手がまーたあんな悪だくみをするとは思ってもなかったけどな。」

 

「さすがカラレス殿としか言えないな。」

 

なんでザーゼクスにミカエルたちが苦笑いをしているし、リアスたちは俺が普通に魔王たちと話をしているのを見て驚いている。そこまでか?

 

『いや相棒普通はないからな?魔王と普通に話をする奴なんてお前ぐらいだろ?』

 

そういうことか、どうりでソーナたちが俺を見て驚いているのはそういうことか、それでアザゼルが和平の話をしていると俺は変な魔力を感じて立ちあがる。

 

「どうしたカラレス。」

 

「・・・・・・・・・そこだ!!」

 

俺はララを構えて扉の方へ砲撃をする、倒れた人物を見て彼らは驚いていると時間が停止をしたのを感じる。

 

「は!!」

 

ドライグに力を込めて時間停止を回避をした、動いているのはザーゼクスやアザゼル、ミカエルなどが動いているが、リアスたちはとまっている。祐奈とゼノヴィアは動いている。

 

シグナムたちは俺の力を使っている影響で動いている。

 

「主!!」

 

「あぁ敵のようだな。」

 

俺はバリアージャケットを纏いヴァ―リが隣に立つ。

 

「赤龍帝、共に戦おうぞ。」

 

「しゃーないな、いいなドライグ?」

 

『仕方がないな白いの。』

 

『こちらはかまわん。なにせ』

 

『『お互いに面白いのが見れそうだしな。』』

 

なにこのドラゴンたちベストマッチじゃないですかやだー。

 

「シグナムたちはそこで守っていてほしいいくぞヴァ―リ!!」

 

「えぇ!!」

 

俺達は背中を翼で空を飛び俺は禁手を装備をして左手からアスカロンを出して切りつける。

 

「へぇーそれがあなたの新しい力かしら?」

 

「そういうこと。であ!!」

 

俺は襲い掛かってきた敵に斬撃をお見舞いさせて蹴りを入れる。ヴァ―リの方も敵を吹き飛ばしていたさすが魔王級の魔力を持つだけはあるな。

 

『いや相棒も人のこと言えないが?』

 

「気にするな、ギガライノス、ギガフェニックス!!」

 

俺の声にギガライノスたちが実体化をして相手を任せることにした。俺は妹の方が狙われているとわかり急いで向かっていたが・・・・・・

 

「おーいカラレス終わったぞーーーーー」

 

「ずこ!!」

 

中ではシャマルが鎖を放ち相手を捕縛をしていた。

 

「お兄ちゃんこれって・・・・・・時間停止だよね?」

 

「あぁそのとおりだ。」

 

「これは私が壊す!!兄さん血を!!」

 

「わかった!!」

 

俺は指を切り血を彼女に飲ませる、彼女はドクンと体に脈打つ。俺の血を飲んだことで彼女の中に眠る力を解放させる。

 

「でああああああああああああ!!」

 

彼女の目が赤く光り辺りを見ると停止をしていた時間が動きだした。朱乃たちの力を感じる。

 

俺たちは急いで新校舎の方へと向かいヴァ―リの方へ合流をする。

 

「どうやら成功をしたみたいだね?」

 

「ヴァ―リ悪いが力を貸してもらうぞ?」

 

「力を?」

 

彼女は驚いているが中の二人も驚いている。

 

『おいおい何をする気だ相棒。』

 

『まさか!!』

 

「そういうことだ!!俺とお前の力を一つにする。相手はあそこにいるな?」

 

俺は向こうの方に指示を出して彼女の手をつかむ。

 

「ふぇ!?」

 

彼女は変な声を出すが気にせずにエネルギーを同調させている。

 

『なんだこれは!!赤いの力が混ざっているだと!?』

 

『こっちもだ白いのお前の力がこちらに!?これが相棒が使う同調だというのか!!』

 

「エネルギーフルチャージ!!アザゼルごと!!スターライトブレイカー!!」

 

俺が放った一撃必殺のスターライトブレイカーが放たれる。

 

「どああああああああああああ!!」

 

「きゃああああああああああああ!!」

 

アザゼルごと吹き飛ばしているが威力はだいぶ落としているぞ。

 

「決まったぜ。」

 

「おーい大丈夫か?ってあれ?」

 

「何か似ている気がするけど・・・・・・・・・」

 

彼の姿を見て俺はどこかで見たような感じをしている。彼は降りてきて俺の方を見ている。

 

「・・・・・・・・いやそんなことはないはずや。おれっちはご主人に逃がされて・・・・・・俺っちは美猴さ、とまぁヴァ―リの姉貴に拾われたけどな。」

 

「主!!」

 

リリアたちが走ってきた。

 

「シグナムの姉貴!?それにリリアの姉さん!?」

 

「え?」

 

「ん?」

 

二人が気づいたが、俺もどこかで見たような・・・・・・

 

「俺ッチですよ!!思いだしてほしいっす!!」

 

「「「誰だっけ?」」」

 

「ええええええええええええええええええええ!!こうなったら!!ご主人これを!!」

 

美猴が何かを投げてきた、俺はキャッチをした。これは!!

 

「これって・・・・・・おれが以前使い魔にしていた証だ・・・・・・だがなぜお前が。」

 

「だから俺なんです!!傷ついて倒れていた俺を助けてくれたじゃないですか!!」

 

「思いだした、確か名前はエテコウ!!にしていた気がした。だがお前は次元に飛ばしたはずだが?」

 

「そうっす!!ご主人に奴らに捕らえられるわけにはいかないってことで次元に飛ばされた俺ッチは孫悟空の孫となって修行をしていたっス!!いつかはご主人たちに再開ができるその日まで、それで再開ができたっス!!ご主人!!」

 

美猴が突撃をしてきた。一誠は回避をした。美猴そのまま地面に顔面殴打。

 

「てめええええええええええ!!いきなり何をしやがるんだああああああああああ!!」

 

焦げ臭いアザゼルが現れた。彼の服などはボロボロになっているが俺は気になっていた女性は全裸となって倒れていた。

 

「あちゃー。こいつは確か・・・・・・カテレアじゃねーか。何やっているんだか・・・・・・とりあえずよいしょ。」

 

俺は彼女を拾いザーゼクスたちの方を振り返る。

 

「とりあえずこいつは俺が預かるがいいか?」

 

「わかりました。」

 

「それとミカエル、頼みがある。」

 

「なんですか?」

 

「アーシアとゼノヴィアが祈ってもダメージが与えないようにしてほしいんだ。」

 

「イッセーさん。」

 

「イッセー・・・・・・」

 

二人が涙目でこちらを見ているが、俺は意思などを伝えてミカエルは承知をしてくれた。

 

さてとりあえずは帰ってからこいつの治療などをするとしよう、で美猴は俺についてくることになる。




さてここからオリジナル展開となります、ヴァ―リは原作とは違い戦闘馬鹿ではありません、恋をする乙女です!!(`・ω・´)

美猴はカラレス・ランズが転生をして現代入りで行っていた逃がした使い魔になります。

次元でこの世界に到着をして孫悟空の養子となりました。

次回「お仕置き」


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お仕置き

一誠side

 

今俺は家の地下室にいた、気絶をしている彼女を起こす為に水の魔法を浴びせて目を覚まさせる。

 

「・・・・・・ここは?」

 

「ようカテレア、久しぶりだな?」

 

「・・・・・・この魔力、まさか貴様は!!カラレスランズ!?なんだ私の体が動けないだと!?」

 

そりゃあそうだろうな、それは俺が作った特製の鎖だ。お前の力でも壊せないものになっている。さーて俺はララをウィップモードにして彼女のお尻にばしんと叩く。

 

「はう!!」

 

「さぁて色々とはいてもらうぞ?」

 

「だ、誰がおまえなんかあうん!!」

 

「口答えをしてもいいと誰が言った?あ?」

 

ばしんばしんと俺は連続して彼女のお尻などを叩いていく、彼女が会うとか言っているが俺は気にせずにどんどん叩いていく。

 

何度か叩いているうちに彼女は話し始めた、オーフィスと呼ばれる奴がトップで彼女たち以外にいるのは曹操、あの三国志の英雄などがいるということがわかった。それから彼女のその力は蛇と呼ばれるものらしい。

 

「なるほどな・・・・・・色々と情報が効きだせることに成功をした。さてこいつをどうするかな?」

 

俺はカテレアの方を見ていた、彼女はお尻などを叩き過ぎて絶頂を迎えてしまい気絶をしている。とりあえずはサーゼクスたちに渡す為に縛っておくとしよう。

 

地下室から地上の方へ行くと美猴がヴィータと遊んでいた。

 

「ようカラレス!!」

 

「ご主人!!」

 

「カラレスさまどうでしたか?」

 

「あぁ色々と面白い情報を得ることができたよ、久々にあの拷問をしたけどな。」

 

「あれを・・・・・・ですか・・・・・・」

 

リリアたちは俺が何をしたのか察したみたいで苦笑いをしていた、結局三大勢力のおかげで学校などは修復されていた。それとアザゼルがなんでか知らないがオカルト研究部の顧問をすることになりソーナの奴何か弱みを握らされたなと思った。

 

そういえばそろそろ夏休みになるな、リアス曰くその時は冥界に行くことになるわと言っていたな。

 

しかし冥界か・・・・・・リアスの父親たちと久々に会うことになるな・・・・・・お酒を飲んでいたのが懐かしいな。

 

それからそれから二日後、俺達は駅へとやってきたが・・・・・・

 

「ねぇ一誠・・・・・・」

 

「何でしょうか?」

 

「どうして彼女たちも一緒にいるのか不思議なんだけど?」

 

そう俺達の後ろにはなのはたちがいた、俺の魔力を感じて駅へとやってきたそうだ。リアスのこめかみにはぴきぴきと怒りマークが見えている。だがそれでもはやてたちはくじけずに俺の両手をつかんでいた。

 

「ええやん、冥界なんて生きていたときに行ったことがないねん!!」

 

「そうよ面白いじゃない!!」

 

「・・・・・・すまない。」

 

「・・・・・・はぁもういいわよ、とりあえず色々と準備をするわね。とりあえずあなたたちとアーシアとゼノヴィアは私と一緒にこのエレベーターに乗るわよ?」

 

ってあれ俺は?

 

「お前は冥界いただろうが、なーに惚けていやがるカラレス。」

 

「冗談だ、なら俺は朱乃さん達と一緒に行ったほうがいいかな?」

 

俺達もエレベーターに乗り地下へとやってきた、冥界行きの電車に乗りこむのであった。




次回 カラレスこと一誠たちはリアスの実家がある冥界へとやってきた、そこでは彼女を迎えにメイドたちがいた。

そしてリアスの家へと向かうのであった。

次回「冥界へ」


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冥界へ

一誠side

 

やぁ一誠だ、俺たちは今駅の地下にいた。本来は上がるだけなのに朱乃が出したものが反応をして地下へとやってきた。

 

こんなところから冥界へと行くための列車が走っているだなと思うぐらいにだ、なのはたちも目を光らせておりレイナーレたちも驚いている。

 

「さぁこれに乗るわよ?」

 

電車に乗りこんで、リアスは一番前の車両・・・・・・俺達は次の車両に乗り辺りを見ていた、列車の中は豪華列車なみにすごく、まるでホテルのスイートルームみたいに豪華だ・・・・・・走りだして数分。

 

列車は暗闇の中を進んでいる。アザゼルは夢のなかにおねむに入っている。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「あら一誠君どうしたの?」

 

「あぁ朱乃さんか・・・・・・少しだけ眠いと思ってな・・・・・・ふあああああ・・・・・・」

 

「あらあらなら私の膝でもいかがですか?(なーんて一誠君だったら普通はことわるとおも「ではお願いします。」ふぇ?)」

 

なんか知らないけど、朱乃が膝枕をしてくれるってことで俺はそのまま彼女の膝の上に頭を乗せて眠ることにした、それにしても・・・・・・朱乃の膝・・・・・・やわらZZZZZZZZZZ

 

一誠side終了

 

朱乃side

 

ど、どうしよう・・・・・・まさか一誠君が私の膝の上で眠るなんて思ってもなかった・・・・・・こんなにドキドキをしているのは一誠君に助けてもらったとき以来だわ、あー一誠君が私の膝の上で安心しているかのように寝ている。とても緊張をしてきたわ・・・・・・でもやっぱり一誠君は大人みたいな感じだけど普段は高校生みたいに過ごしているのよね?

 

それでコカビエルやドーナシークみたいな強大な敵と戦っている、リアスが惚れるのもわかる気がする・・・・・・シグナムさん達の強さは今の私たちよりも強い・・・・・・彼女からは一誠君の過去を教えてもらった。

 

彼は魔導士としても家族としても最高な人だと・・・・・・あのアレイって人も彼に惹かれて結婚をしたことも聞いているわ・・・・・・今は違うならチャンスはあるよね?

 

「朱乃・・・・・・あなた何をしているのかしら?」

 

「り、リアス!?」

 

不機嫌な声を聞いて私は前を向くとリアスがぷるぷる震えている、もしかして私が一誠君を膝枕しているのを見て泣きかかっている?

 

「なんで一誠を膝枕をしているのかしら?」

 

「あらあらそれは一誠君が私に頼んだんですよ?(本当は私が膝枕してあげるって言ったらならお願いしますって言ったんだけどね。)」

 

「な!!」

 

「イッセーさん・・・・・・」

 

「ライ君!!」

 

「何事だ!?」

 

「いた!!」

 

突然一誠君が起き上がって私の顎と激突をした。

 

「「っつ!!」」

 

お互いにいたいところを抑えて一誠君はあたりを見ていた。

 

「あれ?俺はいったい・・・・・・そうだ朱乃が膝枕をして言いといわれてそれで体の疲れをとるために・・・・・・それで今の状態はどうなっているんだ?」

 

彼はあたりを見てどうしてこうなったのかなと思い説明を求めてきた、私たちはどう説明をしようかと思ったとき。

 

「あのリアス姫、下僕とのコミュニケーションもよろしいですが、手続きをしませんと。」

 

「レイナルド!?」

 

「!!」

 

一誠君がレイナルドさんの名前を呼ぶと彼は一誠君を見て目を見開いている。

 

「か、カラレス殿?」

 

一誠君は立ちあがり彼のところへ歩いている。

 

「まさか、カラレス殿が別の人物に生まれ変わっているとは聞いておりましたが・・・・・・まさか赤龍帝の主とは思ってもおりませんでした。いやーそれにしても若返りましたね?」

 

「おいおいそれじゃあ俺が老けたおっさんみたいに言わないでくれ、あの時は冥界にいたときは若いときの姿をしていたはずだが?」

 

お互いに話をしているとリアスが咳こむ。

 

「おっとこれは忘れておりました。さて新人悪魔の皆様には機械で登録をしないといけませんでした。」

 

レイナルドさんは機械を出してレイナーレとアーシアちゃん、ゼノヴィアちゃんの登録が完了をした。

 

ほかの三人は一誠君の持っている夜天の書の中にいるため登録は必要としていないみたい。さすがカラレス・ランズと呼ばれるだけはあるわ・・・・・・

 

朱乃side終了

 

列車は数十分後にアナウンスが流れた。

 

『間もなくグレモリー本邸前。グレモリー本邸前に到着いたします。皆さま、ご乗車ありがとうございました。』

 

「さぁ、もうすぐ着くわよ。皆、降りる準備をしておきなさい。」

 

リアスに促され、全員は降りる準備をしていた。しだいに列車の速度が遅くなっていき完全に停止をした。

 

リアスの先導のもと、彼らは開いたドアから降車していく。だがアザゼルだけは動かない。

 

「アザゼル?」

 

「悪いな、俺はこのまま魔王領に向かう。サーゼクスたちと会談があるからな。終わったらグレモリー本邸に行くから、先に行って挨拶を済ませて来い、修行はそれからだ。」

 

彼らは降りたつと。

 

『お帰りなさいませ!リアスお嬢様!!』

 

そこにはメイドたちがおり、楽器をもって演奏をしたり花火などが上がっていた。一誠たちは唖然としていた。

 

一人のメイドがリアスたちの方へやってきた、グレイフィアだ。

 

「おかえりなさいませリアスお嬢様。道中お疲れ様です。」

 

「グレイフィアもありがとう。さぁ皆馬車で移動をするわよ?」

 

一誠は空を飛んで行きたいなと思ったが、ここは我慢をして馬車に乗ることにした。彼は夜天の書を開いていた。一緒に乗っているのはリアス、アーシア、ゼノヴィアだ。

 

「イッセーずっと気になっていたけど、その本はどういう本なの?」

 

リアスが夜天の書を見ていた、一誠は彼女に本を渡した、彼女は伊達メガネを付けてみていた。だが・・・・・・

 

「読めない・・・・・・・・・」

 

「どれどれ?」

 

「見せてください。」

 

アーシアとゼノヴィアも夜天の書をもって読もうとしたが・・・・・・

 

「「・・・・・・・・・読めない(です。)」」

 

二人も夜天の書の文字が読めなかった、一誠はその様子を苦笑いをしながら見ていた。なにせその文字はミッド文字で書かれておりリアスたちには読めないのは当たり前だ。一誠は夜天の書を返してもらいそのまま何かを書くことにした。

 

「ふーむ・・・・・・・・・」

 

「イッセーどうした?」

 

「なーに新しい魔法でも考えていたわけよ、祐奈の魔剣の創成を見て思いついた技、ウェポン・ザ・ウェポン数々のララのモードの武器を一斉に魔法陣に展開をして放ったりする魔法・・・・・・まだ実践してないからどういう魔法か俺も不明という。」

 

「本人がわからない魔法なんですか?」

 

「今書いた魔法だからね、だから書くのはいいけどどういう魔法か試さないといけない。まぁこの中で使えそうな魔法は・・・・・・」

 

一誠の右手が光りだして花が出てきた。

 

「こんな魔法ぐらいしか使えないさ。」

 

彼は笑いながらアーシアに花を渡した。

 

「ありがとうございます一誠さん!!」

 

やがて馬車は大きなお城のようなところへ到着をした、一誠はどこかで見たような家だなと思いながら馬車が止まりリアスは到着をしたことを言い全員が降りた。

 

横には使用人たちがずらーっと並んでおりなのはたちも驚いている。

 

「皆さま、どうぞ、お入りください。」

 

グレイフィアに促され、彼らはカーペットの上を歩き屋敷に入ったとき。

 

「おかえりなさい!!リアスお姉さま!!」

 

「ミリキャス!ただいま。おおきくなったわね。」

 

「部長さん、その子は?」

 

アーシアが聞くと、リアスはその少年を紹介をする。

 

「この子はミリキャス・グレモリー。お兄様、サーゼクス・ルシファーさまの子どもなの。」

 

「あのシスコンに子どもね・・・・・・・・・」

 

一誠が放った言葉を聞いてぶっと言う声が聞こえたが気にせずに話が進んでいき、先に進んでいくと一誠は前に出た。

 

「あらあらリアスおかえり、そして・・・・・・久しぶりねカラレス。」

 

「やはりわかっていたか?ヴェネラナ。」

 

「ふふふその魔力、やはり衰えていないわね?」

 

「当たり前だ。これでも鍛えているからな・・・・・・」

 

お互いに話をしており全員が("゚д゚)ポカーンという状態になっていた。ギャスパーことヴィーネスはやっぱりお兄ちゃんは変わってないわと誰にも聞こえない声でしゃべる。




次回 イッセーたちはリアスの父親 ジオティクスたちと夕食を食べていた。彼らも一誠のことカラレスと知っていた。

それについては本人は驚いているが、気にしないでいた。

次回「リアス家の夕食と久々の話。」


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リアス家の夕食と久々の話。

一誠side

 

冥界でリアスの家へと案内された俺達はグレイフィアの後をついていくと彼女のお母さんと再会をした。やはり俺の魔力ですぐにわかってしまったか・・・・・・

 

「まさか一誠がお母様と知り合いだなんて・・・・・・」

 

「カラレス・ランズ時にな・・・・・・さて。」

 

俺は籠手を出して魔力を高めていた。全員が俺がどうして籠手を出しているのか不思議に思っていると勢いよく拳が飛んできた俺はファルコンパンチを使い相殺をする。

 

「・・・・・・やはりザーゼクスが言っていたことは事実みたいだな・・・・・・」

 

「お前も衰えていないみたいだな。ジオティクス・・・・・・いやグレモリー郷と呼んだ方がいいのかな?」

 

俺がそう言うと彼は笑いだして着地をした。

 

「よしてくれ、あなたがそれを言うと体がかゆくなるよ。それにしても久しぶりだな・・・・・・カラレス・ランズ。またこうして君と出会えるなんて思ってもなかったよ。」

 

「ジオティクス、話は後にしないか?全員が口を開けてみているけど?」

 

「ん?」

 

ジオティクスは俺の後ろの方を見ている、リアスを始め全員が("゚д゚)ポカーンと口を開けたまま固まっていた。

 

「はっはっはっは、忘れていたよ。」

 

「あなたったらリアスに話してなかったのですか?」

 

「あぁすっかり忘れていたよ。おかえりリアス。それに眷属の皆さまも。」

 

「えっとお父様。一誠・・・・・・いいえカラレス・ランズとは知り合いだったのですか?」

 

「あぁ知り合いどころか親友に近い感じだったね。」

 

「そうか?いきなり襲撃された俺には苦い思い出しかないのだが?」

 

「あれに関してはすまなかった・・・・・・なにせいきなり人間がグレモリー本家に現れたりしたら襲撃だと思うぐらいだよ・・・・・・まぁ話は夕食時にするとしよう。これ彼らを部屋に案内させてあげなさい。」

 

「はい旦那様。」

 

俺達はメイドさんの後をついていくとアリシアが俺の横にやってきた。

 

「やっぱりライってすごいね。前の時もそうだったけどこの世界でもすごいことをしたんだね?」

 

「何もしてないよ・・・・・・まぁ両親が冥界に行くって言ったら俺達も一緒に行きたかったな(´・ω・`)って顔になったのを思いだしたわ。」

 

俺は苦笑いをしていると部屋に到着をした、俺は一人部屋にしてもらいここで調整などを行うことにした。もちろんジオティクスにお願いをしてミッテルト達を出していた。

 

「こ、ここが冥界なのですか?」

 

「カラレスさまに感謝ですな。」

 

「そうっすね。イッセーすごいっす!!」

 

とりあえず三人はレイナーレと同じ部屋に行ってもらいヴォルケンリッターたちははやての部屋でいいか。あいつらも話をしたいと思っていたところだしな。

 

「アオナたちも出て来い。」

 

アオナやギガライノスたちも出てきた。ドライグだけは俺の中で待機だけどな。

 

『わかっているわい。』

 

そして俺達は夕食となり全員が集まっていたがでかすぎるだろ!!

 

「それにしても人間、堕天使、そして悪魔に魔導士と本当にカラレスは相変わらず人を引き付ける能力があるみたいだな。」

 

「そんなものか?」

 

用意されたお酒が俺の前にあった。

 

「まてまてまてまてまて。」

 

「どうしたカラレス、お前が好きなお酒なのだが?」

 

「お父様!!お忘れですか!!今の一誠は高校二年生なのですよ!!」

 

「まぁいいじゃないか、カラレスはお酒は好きなんだからな。」

 

「うぐ!!」

 

確かにそのとおりだ、俺はお酒は大好きだ。特に魔界のお酒はとてもうまいから俺は気にいっている。メイドさん!?注がないで!!でも俺は飲む!!

 

「・・・・・・上手い!!」

 

俺はお酒を飲んで上手いなと思いながら飲んでいた。全員が驚いているけどアレイたちは驚いていないってお前も飲んでいたし!!

 

「やっぱりお酒はおいしいわね、ほらシグナムやリリアも。」

 

「えっと」

 

「ありがとうございます・・・・・・」

 

二人もお酒の飲んでいた。やはり魔界のお酒がおいしいのか彼らも目を見開いていた。

 

「「これは!!うますぎる!!」」

 

「ええな二人とも飲んで。うちも飲みたいわ!!」

 

「はやてちゃん!!駄目ですよ!!」

 

っとがやがやと騒がしくなってきたな、ヴィータは普通にご飯を食べておりおかわりとメイドさんに行ってメイドさんもわかりましたといいお代わりを持ってきた。

 

シャマルはヴィータの口についているのをハンカチで吹いてあげていた。ギャスパーことヴィーネスはその様子を見ていた。妹のデータを使っているから自分に似ているなと思っているな。

 

「だがカラレス、お前は冥界でも有名だからな・・・・・・それが赤龍帝の持ち主でさらにリアスの眷族だからな・・・・・・それについては俺も驚いているさ。両親とは連絡先は交換は済ませているしな。」

 

「もしかしてこの間来た時か?」

 

「あぁその通りだ、あんなに話が通じる相手がいるとは思ってもなかったよ。」

 

ジオティクスは目をキラキラさせながら話をしている、いったい何を話しをしたんだろうか?

 

「だがジオティクス、なんで俺は冥界で有名になった?カラレス・ランズって知っているのはごく一部だろうが。」

 

「・・・・・・・・・」

 

おいなんで目をそらした。ヴェネラナは観念をして俺に話す。

 

「あなたは和平の時やコカビエルとの戦いでも活躍をしたでしょ?その時にザーゼクスとセラフォル―たちがね?それに映像であなたが活躍をしたところを流したのよ・・・・・・そしてあなたの後ろにいるロボットたちもよ。」

 

『我々もですか?』

 

「えぇ赤龍帝の隣で共に戦う赤いロボットと青いロボット、まるで守護をするようにして戦う戦士たちってね。」

 

『はぁ・・・・・・・・・』

 

「あとはシグナムさん達は騎士としてかしら?」

 

「そうですね、カラレスさまは我々を生み出してくださった・・・・・・騎士として守るために・・・・・・」

 

ヴィータたちは手を握りしめていた。ご飯を終えて俺はジオティクスの部屋に呼ばれてワインを飲んでいた。

 

「ふぅ・・・・・・カラレス改めて礼を言わせてほしい・・・・・・あの子をリアスを二度も助けてくれてありがとう・・・・・・」

 

「あの婚約のことか?」

 

「あぁそのとおりだ、あの子のことを考えないで結婚などを先に走ってしまった。私は父親失格だよ・・・・・・けど最近になってあの子は笑顔になった。」

 

「笑顔?」

 

「君の話だよ。一誠はあの時の王子様や彼のそばにいると落ち着くって言っていたよ。」

 

「・・・・・・そんなことを言っていたのかあいつは・・・・・・」

 

俺はお酒を飲みながら彼の言葉を聞いていた、アオナたちは俺の中に戻っており中で話を聞いていた。

 

「カラレス・・・・・・リアスをお前に任せてもいいか?」

 

「俺にリアスを?」

 

彼の言葉を俺は聞いていた、リアスは俺のことが好きだってことはわかっている・・・・・・

 

「これでも俺は前世では奥さんはかなりいたが?」

 

「もしかしてあの高町さんたちのことかい?」

 

「そうだ・・・・・・俺がカラレス・ランズとしてじゃなくて加藤 雷児としてのな・・・・・・そしてもう一人俺がカラレス・ランズで奥さんにしていた人がいた。」

 

「もしかしてアレイって人かい?」

 

彼のお酒を飲みながら俺は話をする。

 

「・・・・・・俺は約束を守れるかわからないぞ?かつてアレイを悲しませてしまった男だ・・・・・・」

 

「どういうことだ?」

 

俺はかつてアレイを巻き込まないためにきつい言葉を言って彼女を実家の方へと帰したことを。

 

「そうだったのか・・・・・・お前は優しいんだな。」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

一誠side終了

 

次の日、彼らは魔界を観光をしていた。今日は若手の悪魔たちと出会う日だという。もちろん俺もリアスの眷族としてそこに参加をすることになる。しかしまぁザーゼクスがやったのかファーストフードにゲームセンターなどが魔界にあった。

 

なのはたちも驚いているが、俺自身も驚いている。

 

「すげーゲーセンだ!!」

 

「確かにな・・・・・・・・・」

 

シグナムたちもゲームセンターをみて驚いていた。それから俺達は観光を終えるとなのはたちはグレモリー家で待機をしてもらうことになったまぁ当たり前だ。

 

「これで魔王領のほうへと移動をするわよ。」

 

「はぁ・・・・・・・・・」

 

俺達は電車に乗りガタンゴトンと揺られて三時間ほど到着をしたのは近代的な都市だった。

 

「きゃああああああああああ!!リアス姫様あああああああああああああ!!」

 

わおリアス人気だな、ってあれ?なんか俺の方を見ている気がするが・・・・・・

 

「きゃああああああああああ!!カラレスさまあああああああああああああ!!」

 

「はいいいいいいいいいいいいいいい!?」

 

なんでばれているの!?カラレス・ランズとして動いてないのに!?

 

「あーもしかしなくてもザーゼクスさまたちじゃないかな?」

 

「確かにそうですわ。」

 

「うん私もそう思います。」

 

「兄さんへ。」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

俺は頭を抑えていた、急に家に帰りたいなと思ったのは俺だけかな?そこから地下ホールの方へと行き俺達は中へと入る。

 

そこにはたくさんの人物たちがいた、だが俺は気配で悪魔たちだなと思い歩いていくとリアスが声をかける。

 

「サイラオーグ!!」

 

どうやら知り合いみたいだが・・・・・・なんだろうかサイラオーグと呼ばれる人物の魔力どこかで感じたことがある気がするが・・・・・・すると相手は俺に向かって走ってきた、右手には剣を構えて俺はすぐにララを出して彼が放つ斬撃を受け止めた。

 

がきん!!という音が響き渡る、リアスも突然彼が俺に襲い掛かってきたのを見て驚いているが・・・・・・

 

「やはりお前もこの世界へ来ていたのだな・・・・・・カラレス。」

 

「・・・・・・・・・お前・・・・・・セイルか?」

 

「あぁ正解だ。」

 

彼は剣をしまい改めて挨拶をする。

 

「この姿でははじめてだな、俺はサイラオーグ・バアル。バアル家の次期当主だ。」

 

「俺は兵藤 一誠だ。まぁ久しぶりだな。」

 

お互いに握手をして俺はぼそりとあいつの耳元で言った。

 

「アレイとあった、あいつは前世の姿でこの世界に転生をしていた。」

 

「なんだと!?それは本当か・・・・・・」

 

「あぁ・・・・・・俺も最初見たときは驚いたが・・・・・・今はグレモリー本邸に待機をしてもらっている。」

 

俺達はお互いに話をしているとリアスが咳こむ。

 

「ごほん、サイラオーグ・・・・・・私には挨拶はないのかしら?」

 

「すまないリアス、まぁ中ではくだらん喧嘩をしているからな・・・・・・」

 

「くだらない喧嘩?」

 

するとどおおおおおおおんという音が聞こえてきた。俺達は中へ入ると机などがボロボロに破壊されていた。

 

「これはいったい!!」

 

「原因はあれだよカラレス。」

 

セイルの言葉を見て二人の悪魔たちが戦っているのが原因か、俺が止めようか?と言ったが。

 

「ここは俺がやるさ、まぁ見ておけ。」

 

セイルことサイラオーグが歩きだして二人の間にたつ。

 

「アガレス家の姫シーグヴァイラ、グラシャラボラス家の問題児ゼファードル。これ以上はほかの奴らの迷惑となる。言っておくがこれは最後の通告だ。」

 

セイルからプレッシャーがかなり放たれるな、前よりも強くなっている。

 

「うるせ!!誰が問題児だ!!うおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

ヤンキーみたいなやつがあいつを殴ろうとしたが・・・・・・・

 

「ふん!!」

 

「ごうふああああああああああああああああ!!」

 

激しい打撃音共に壁にめり込んでいた・・・・・・セイルの奴かなり鍛えているな・・・・・・俺も勝てるかどうかわからないぐらいにな・・・・・・

 

やがてソーナたちもやっていて挨拶をしている、俺達は主の後ろで待機をしていると匙が声をかけてきた。

 

「よう兵藤、お前緊張はしていないのか?」

 

「全然(前世でもこういうパーティーには出ていたからな・・・・・・それの慣れだ)」

 

中では暴れたため修復に時間をかけていたときにセラフォルーが来た。

 

「いたいたカラレス君はこっちだよ?」

 

「え?」

 

俺は彼女に引っ張られながらどこかへと連れてこられたってここは!?

 

「まてまてまてまてまて。セラフォルーなんで俺はここに連れてこられた!?」

 

「なにって君はあのカラレス・ランズだからね。まぁ知っているのは私たち魔王の四人だけだからね。」

 

「・・・・・・・・・もういや。」

 

やがてほかの悪魔たちが入場をしてきた、初老の男性は俺の方を見ていた。

 

「何じゃお前は、確かリアスグレモリーの眷族がなぜここにいる。」

 

「そうじゃ!!眷族は向こうのほうじゃ!!」

 

「まぁまぁいずれ話をしますよ。彼らの前でね。」

 

サーゼクスの言葉に俺は苦笑いをしながらリアスたちが入ってきたのを見ている。あちらもなぜ俺があっちにいるのだろうと思っているな。

 

初老の男性が話す前にサーゼクスが席を立つ。

 

「若い悪魔の諸君たちよく集まってくれたね、さて皆はカラレス・ランズという言葉を聞いたことがるね?」

 

中ががやがやしはじめた。老人風たちの悪魔もその言葉を聞いて目を見開いている。

 

「まてサーゼクス!!カラレス・ランズといえば我ら悪魔たちにとっても魔導士と呼ばれた男じゃ・・・・・・だが奴は突然として姿を消した・・・・・・だがなぜ今更その男の名前を出したのかせつめいをしてもらうぞ!!」

 

「そうじゃそうじゃ!!」

 

お偉いさんたちが騒ぎだしてきた、集まっているリアスたちのほうもどういう状況かわかっていない。

 

「そこにいる彼がそのカラレス・ランズだからですよ。赤龍帝の使い手であのコカビエルと戦ったのは彼ですから。」

 

「なんじゃと!!」

 

「そうだよ!!彼はカラレス君で間違いないよ!!見せてあげて!!」

 

「・・・・・・ララ魔力解放。」

 

『了解です。魔力解放します。」

 

俺は普段抑えている魔力を出すと全員が驚いている。サーゼクスたちやサイラオーグなどは立っているが老人の一人が俺の方へ来た。

 

「カラレス殿!!まさかあなたに再び会えるとは!!このじぃ・・・・・・感激をしております!!」

 

「・・・・・・よしてくれ、今の俺はカラレス・ランズじゃないさ。俺の名前は兵藤一誠さ。今回はこの席にいるのは一誠としてではなくカラレス・ランズとしていさせてもらう。」

 

おれはそういって席の方へと座っていき悪魔たちはそれぞれの目標を掲げていた。その中で俺はソーナの夢を聞いていた。

 

「私の目標は冥界にレーディングゲームの学校を建てることです。」

 

確かにジオディクスから俺は冥界の学校のことはきいていたが、レーディングゲームが学べるのは上級悪魔とかでほかは学んだりできないのだ。

 

それはいい夢だなと思っていたがお偉いさんたちは笑っていた、俺が知っている爺さんは笑っておらず俺と同じように怒りを感じているな・・・・・・彼は平等に悪魔たちを見ている人物だ。だからこそ彼らの笑いに怒ってる。

 

「なるほど!夢見る乙女というわけですな!これは傑作だ!」

 

「若いというのは実に良い!しかし、シトリー家の次期当主よ、ここがデビュー前の顔合わせの場でよかったという者だ。」

 

「セットアップ。」

 

俺は怒りが限界となりララを構えていた。

 

「「「!!」」」

 

「貴様らにあの子の夢を笑う資格などない!!」

 

「な!!」

 

「わしも同じじゃ、ソーナ殿の目標はとても素晴らしいものじゃ・・・・・・それが貴様たち頑固者にはわからないものじゃ。だからこそわしもカラレス殿のほうへつかせてもらう!!」

 

「貴様!!ここがどこかわかっているのか!!」

 

「黙れ!!今の俺はカラレスとしてここにいる。彼女の夢はとても素晴らしいと俺は思った。だからこそ笑う貴様たちを今すぐに消すことだって可能だ。お前らも知っているのだろ?俺の噂を知っているのならな・・・・・・」

 

すまないリアス、だがこれ以上は俺は許しておけないのだ。

 

「そうよそうよ!おじさまたちはよってたかってソーナちゃんをイジメるだもの!!私だって我慢の限界があるのよ!これ以上言うなら、私もカラレス君と一緒におじ様たちをいじめちゃうんだから!!」

 

まぁセラフォルーはソーナを溺愛をしている、ブチ切れるのは当然か・・・・・俺は魔力を限界以上まで伸ばしていた。お偉いさんたちはタジタジとなっていると。

 

「師匠、セラフォルー。気持ちはわかるが落ち着着たまえ。皆さま方も若者の夢を潰さないでいただきたい。どんな夢であれ、それは彼らのこれからの動力源になるのですから。」

 

サーゼクスの言葉に俺とセラフォル―は魔力などを抑えて、お偉いさんたちも「すまなかった」とソーナ会場にわびた。

 

「そうだ!!ソーナちゃんがレーディングゲームに勝てばいいのよ!ゲームで好成績を残せば叶えられることも多いもん!!」

 

「それはいい考えだ。」

 

俺はなんか嫌な予感がしてきたと思い苦笑いをしていると・・・・・・「

 

「リアス、ソーナ。二人でゲームをしてみないか?」

 

はい来ましたよ!!そう思ったよ俺は!!リアスもソーナもお互いを見て目をぱちくりさせているじゃねーか!!

 

「もともと、近日中に君達、若手悪魔の礙0無をする予定だったのだよ。アザゼルが各勢力のレーディングゲームファンを集めてデビュー前の若手の試合を観戦させる名目もあったからね。」

 

「対戦の日取りは人間界の時間で8月20日。それまでは各自好きなように過ごしてくれてもかまわない。詳しいことは後日送信しよう。」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・どうしてこうなった?」




次回「修行開始なのです!!」


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修行開始なのです!!

一誠side

 

「さーてこれから修行を始めるぞ!!」

 

「・・・・・・えっと?」

 

やぁどうもカラレス・ランズ改めて兵藤一誠です、はい今回私がいるところはどこでしょう!!

 

「正解はソーナ・シトリー事、支取 蒼那たちのところへといるのです!!」

 

『どうしてこうなったんじゃ?』

 

その言葉にシトリー眷属たちは目を見開いている、当たり前だよな・・・・・・戦う相手がなんでここにいるのかと。

 

すると眼鏡をかけた女の子が俺の方へと歩いてきた、確かこの人は副会長を真羅 椿姫って人だったな。

 

「えっとカラレスさまとお呼びしたほうがいいでしょうか?」

 

「あー普通に一誠でいいですよ。」

 

「てか一誠なんでお前が俺たちのところへいるんだ?」

 

匙の言葉に全員が首を縦に振っている、なんで俺がシトリー眷族達のところへいるのかというと?俺は理由を話すことにした。

 

「まず俺は今回の戦いには参加ができないんだよ。」

 

「「「え!?」」」

 

「もしかして・・・・・・カラレス・ランズというのがいけなかったってことですか?」

 

「そういうこと、俺の戦闘力はサーゼクスやグレイフィアを俺は鍛えたことがあるんだよ、この間のライザーとの戦いは公式じゃないから俺は戦えることができたが・・・・・・今回の戦いは公式試合に近いものだ。そのため今回の俺は兵藤一誠としているんじゃなくてカラレス・ランズとして接するようにといわれてね。リアス眷族として戦うわけにはいかなくなってしまったんだ・・・・・・そこで平等にするようにといわれて俺が君達を鍛えることになったわけ。」

 

「それはよかったのですか?私たちはリアスと戦うことになるのですよ?」

 

「それについては問題ないさ。あっちにも先生がついているからな?」

 

一方でリアスたちの方は?

 

「あーイッセーが・・・・・・」

 

落ち込んでいた、なぜか知らないが彼は急にさらわれたのだ。セラフォル―によってそのため今回彼は今回の戦いに参加ができないことも伝えられておりシグナムたちも苦笑いをしていた。

 

「まさか主がさらわれるとは思ってもなかったな・・・・・・」

 

「いきなりイッセーがびゅんとさらわれていったいどこに行ったんだ?」

 

「だがいずれにしてもカラレスは参加ができない以上お前たちは戦わないといけないからな。てか問題はお前らの修行についてだが・・・・・・ある一人の人物が先生をしてくれることになってな。」

 

「「「?」」」

 

アレイは嫌な予感がしていた。

 

(あー彼女たちもドンマイね・・・・・・あの子たちの中で教えることができるのは・・・・・・)

 

「先輩の皆さん、そして同級生に後輩のみんな!!私が鍛えてあげるの!!」

 

「「「「あ、やっぱり。」」」」

 

「シグナムさんたちは知っていたっスか?」

 

「もちろんだ、高町はこれでも前の世界・・・・・・つまり前世では教導官をしていた。」

 

「あたしも同じだけどよ・・・・・・まぁドンマイとしか言えねーよ・・・・・・」

 

「「「?」」」

 

「えっと高町さんが私たちを鍛えるってことですか?」

 

「そうですね、でも戦い方によってはフェイトちゃんやアリサちゃんたちにも加わってもらいますから。」

 

((((((あ、地獄になりそうだわこれ・・・・・・))))))

 

アレイやヴォルケンリッターたちはリアスたちにドンマイだなと思いながら修行を見ることになるのであった。

 

「ま、まさか!!兵藤君に教わるなんて思ってもなかったよ!!」

 

「そうか?なんか照れくさいな。」

 

彼女は由良 翼紗っと言う子でゼノヴィアみたいな感じだなと俺は思う。隣には草下憐耶という子がいるが・・・・・・えっと?

 

「どうした?」

 

「ふぇ!?えっとその・・・・・・一誠君がなんかいるのが不思議だと思って・・・・・・」

 

「あー確かにな、俺は普段はリアスたちといることが多いし、クラスも違うからあまり話さないから・・・・・・まぁ修行の間だけどよろしくな。」

 

「はい!!」

 

うわーいなんか知らないが目をキラキラさせているまぶしいわ。さてとりあえずソーナ・シトリーの眷族は匙以外は女性が多いな・・・・・・そういえば・・・・・・

 

「狼男の人ははじめましてでいいのか?」

 

「はじめましてでいいと思うよ?一誠君があのカラレス・ランズとは思わなかったよ。」

 

「はっはっはっは、まぁ俺自身も色々と隠しておかないといけないのだが・・・・・・どこかの魔王さんたちが正体を明かしたせいでやりずらいってのもあるけどな。」

 

「姉が申し訳ございませんでした。」

 

急に土下座をしてきたので俺は慌てて彼女のところへと行き膝をついた。

 

「君のせいじゃないさ、まぁ実は今回の修行もあいつに頼まれたことでもあるからな・・・・・・」

 

「お姉さまに?」

 

「あぁ俺は今回は戦うことができない分、ソーナちゃんの力となってほしいとな・・・・・・君の夢は素晴らしいと俺は思うよ?」

 

「ありがとうございます・・・・・・」

 

なんか向こうではぼそぼそと話をしているな?

 

「なんだろう兵藤が普段と違う言葉を言っているからすげー違和感だわ。」

 

「私も・・・・・・でもあれはあれでかっこいい・・・・・・」

 

「でも一くんかっこいい・・・・・・」

 

あれ?確かこの子は・・・・・・花戒 桃って子だったな・・・・・・かっこいいって・・・・・・あーあの時のコカビエルとの戦いでも俺の姿を全員が見ていたからな。さーてこれじゃあきりがないので俺は立ちあがる。

 

「とりあえず20日までは君達を徹底的に鍛えることになるからよろしくな。」

 

こうして俺はソーナたちを鍛えることになりました。




次回「訓練を始めました。」


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訓練を始めました。

リアスside

 

私たちはイッセーがソーナのところにいることを知ったが、お互いのこともあり今高町さんから学んでいるけど・・・・・・・・・

 

「にゃああああああああああああああ!!」

 

「ひいいいいいいいいいいいいいい!!」

 

「こわい!!」

 

そう今魔王のような彼女の砲撃をかわしていた。

 

「皆頑張るの!!まだまだよ!!」

 

「これをどうしろいうのよおおおおおおおおおおおお!!」

 

これならイッセーがしてくれた訓練の方がまだましよおおおおおおおおおお!!

 

「やっぱり・・・・・・」

 

アレイは何かを知っていたのかしら!!

 

「アレイ!!どういうことか説明をしなさい!!」

 

「あの子はこういうのが指導だからね、いっつもそんな感じでやっていたのよーーーーー」

 

「だったな、まぁそれで成長をして言ったやつらもいたしよ!!お前らも頑張れよ!!」

 

「はわわわわわわわわわ!!」

 

「いやああああああああああ!!」

 

「イッセええええええええええええええええええええええ!!」

 

私たちは高町さんの砲撃を受けて吹き飛ばされる。絶対にあの子を許さん!!絶対に勝って見せるわ!!

 

リアスside終了

 

一誠side

 

「くしゅん!!」

 

俺は誰かが噂をされていたのかくしゃみをしてしまいあたりを見てしまう。ソーナたちは俺が突然くしゃみをしてしまい驚いている。

 

「どうしたのですか?」

 

「いや何でもないさ、さてこちらも始めるとしよう・・・・・・最初は全員で俺にかかってこい。遠慮はいらん・・・・・・」

 

俺はララを起動させてハンマーモードを起動させた。さーて誰が最初にやってくるかな?

 

まずは一年生の確か留流子だったかな?彼女は俺に兵士からやってくるからな・・・・・・

 

「はあああああああああああああ!!」

 

その攻撃を俺は受け止めていると後ろから刀を構えた巴柄がその刀を振るってくる。俺は留流子を押してモードを変えて新たな形態へと変える。

 

「剣!?」

 

「新しい形態名付けて二刀流モードだ!!む!!」

 

俺は魔法に気づいて回避をすると鎖が発生をした・・・・・・なるほど魔法使いがいるわけか。」

 

「よけられた!?」

 

憐耶が使ったのか?

 

「驚いたよ・・・・・・まさか魔法を使ってくるとはね・・・・・・なら俺もお見せしよう我が魔法をな!!夜天の書!!」

 

俺は夜天の書をだしてどの魔法を使おうか悩んでいる。決まったのでそのページを開いて魔力を込めていた。

 

「ん?」

 

だが魔力は減っていることに気づいて俺は地面の方を見ると何かに接続されているのを確認をした。

 

「なんて魔力をしてやがる!!」

 

「ほほーうなるほどなそれがお前の能力ってわけか・・・・・・なら逆流!!」

 

「なに!?」

 

俺は魔力を自身に戻す逆流を使い奴が吸い取っている魔力を回収をしたときに謎の攻撃を受けて吹き飛ばされる。

 

「!?」

 

俺はすぐに態勢を立て直した。横から二人の薙刀と拳が飛んできたが俺はプロテクトシールドを発生させてガードをする。

 

「いい連係プレイをしている、これはさすがにリアスたちも苦戦をするかもしれないな?だが!!」

 

ぽんという音と共に俺の姿が消えたのだ。

 

「え!?」

 

「どこ!!」

 

全員が俺を探しているがあれは実は俺が出したコピーなのさ。さーてこれで決めるとしよう。

 

「上空です!!」

 

「遅い!!サンダーフォール!!」

 

フェイトが使うサンダーフォールを放ち彼女たちを全員を吹き飛ばした、艦ぞ余タチハ吹き飛ばされながら彼の力に唖然としていた。

 

「こ、これが・・・・・・一誠君の力・・・・・・」

 

「違う・・・カラレス・ランズとしての力も入っているわ・・・・・・」

 

「えぇ・・・・・・彼は禁手なども使っていない状態です・・・・・・」

 

ソーナの言う通り俺はバリアージャケットも纏っていない状態だ。俺はララを戻してから夜天の書をしまう。

 

「大丈夫か?」

 

回復魔法を使い彼女たちの傷を治していく、彼女たちは起き上がり落ち込んでいた。

 

「まぁ俺相手に連携はすごかったぜ?まぁこればかりは戦闘の差だな・・・・・・連携をした戦いを何度も潜り抜けてきたからな・・・・・・だがはっきり言えばお前たちはもっと強くなるってだけは言っておくぞ?」

 

「本当か?」

 

「あぁ、お前たちが彼女を思う心・・・・・・匙よまさかお前が老人たちに言うとは思ってもなかったけどな(笑)」

 

「いやお前にだけには言われたくないな・・・・・・カラレス・ランズさま。」

 

「おいおい一誠でいいっての。」

 

「いやいやさすがに無理があるぜ?」

 

「「「「うんうん。」」」」

 

全員が首を縦に振ってきましたか・・・・・・俺はそのまま体育座りをして(´・ω・`)となりながらさらに( ;∀;)涙を流しながら座る・・・・・・どうせ俺なんて・・・・・・

 

「ちょ!!一誠!?」

 

「一誠君が涙を流している!?」

 

「か、会長・・・・・・」

 

「私のせいですか!?」

 

何か話しているけど・・・・・・いいもんいいもーーーんおじさんすねちゃうもーーん。

 

『『『『『(苦笑)』』』』』

 

一誠side終了

 

一方でリアスたちはぜぇぜぇといいながら疲れていた、なのはのあの激しい砲撃などをかわしながら彼女に攻撃をする戦法を取りアーシアは防御結界を張っていたが震えていた。

 

「怖いです怖いです怖いです怖いです」

 

「わ、私・・・・・・生きているよね?」

 

「えぇリアス・・・・・・生きているわよ・・・・・・」

 

「あはははは今向こうに同志たちが見えるわよ・・・・・・」

 

「まだ死ぬわけには・・・・・・いかない!!」

 

「えぇ・・・・・・・・・」

 

「兄さん・・・・・・怖いです。」

 

っとなのはの砲撃をかわし続けていた、そして現在そのなのははというと。

 

「あほかあああああああああああああああああああああああああああ!!」

 

一誠に怒られていた、この一誠は彼が飛ばしたコピーで様子を見るように言われているがなのはのあまりのやり方に怒っている。

 

「うううううううううう。」

 

「リアスたちはスバルたちと同じ考えをするなドアホ!!だいたいなお前はすぐに砲撃などで解決をしようとする確かにお前の指導はいいかもしれないがな、彼女たちは魔導士じゃないのを忘れるな!!いいな!!」

 

「ごめんなさいなのおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

一誠の怒っている姿を見て全員がはやてたちも震えていた。

 

「さーて次はお前たちだな、なーんでナノハを止めなかったのかな?少しOHANASIをしようじゃないか?」

 

「「「「「ごめんなさいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」」」」」

 

はやてたちは素早く反省をしたが一誠はバインド魔法を使い彼女たちの動きを止める。

 

「「「「「「え?」」」」」」

 

「さーて本来だったらこの技は使いたくなかったが・・・・・・籠手よ。」

 

籠手を発生させて彼は本来は使わない予定の技を使うことにした。

 

「必殺!!洋服破壊!!」

 

彼は放ったが、どうやら範囲ミスをしてしまったみたいだ。なのはたちの服を破壊することは成功をしたが・・・・・・間違ってリアスたちの服まで破壊してしまった。

 

「「「「「「「「「きゃあああああああああああああああああ!!」」」」」」」」」」

 

「あれ?」

 

彼は振り返るとリアスたちだけではなく、リリアたちの服まで破れていた。

 

「ななななななな!!」

 

「な!!」

 

「え!?」

 

「きゃあああああああああああああああああ!!」

 

「服がどうして?」

 

「・・・・・・あちゃー、範囲をミスってリアスたちの服まで破っちまった。」

 

彼は苦笑いをしている、この技自体は彼自身が開発をしていたが・・・・・・それを使う気が起きなかったのでやらなかったのだ。だがなのはのやり過ぎのことを見て使う決意をしたが・・・・・・範囲をミスって女性の服などを破壊をしてしまったのであちらこちらで胸が大きいのや小さいのが現れている。

 

アレイは彼に抱き付いてきた。

 

「もうカラレスったら・・・・・・私を裸にしてやりたかったの?」

 

「アレイ・・・・・・そういうわけじゃないからな?ただ範囲ミスをしただけでやろうというわけじゃないからな?」

 

「ふふふふならやってもいいのよね?」

 

「え?」

 

彼は振り返るとアレイは彼にキスをした。

 

「「「「「「あああああああああああああああああ!!」」」」」

 

「何やっているんや!!てかアレイさんやん!!」

 

「にゃあああああああああああああ!!」

 

するとアレイは光りだしてギンガの姿へと変えてキスを続けていた。

 

「な!!」

 

「ってことはアレイさんはギンガの姿にもなれるってことやなじゃなくてこらああああああ!!」

 

はやてはギンガと一誠のキスを止めた。彼女の方は邪魔をされたので頬を膨らませていた。

 

「何をするのですかはやて総隊長?」

 

「なんで今その総隊長って呼んだねん。やなてくなんでキスをしているやあああああああああああああ!!」

 

「いいじゃない!!夫婦なんだから!!」

 

「今は違うでしょうが!!」

 

「そうだよ!!」

 

っと喧嘩をしている・・・・・・一誠はキスをされたのでボーっとしていると大きなものが四つも当たっていた。

 

「一誠・・・・・・こっちを向いて頂戴?」

 

「え?」

 

彼は振り返るとリアスはいきなりキスをしてきた。

 

「リアス!!ずるいわよ!!」

 

「そうですよ部長!!」

 

「一誠次は私だ!!」

 

「にゃああああああああああ!!私だにゃああああああああああ!!」

 

「私です・・・・・・・」

 

「むうううううううううううううう!!」

 

一方で本物は?

 

「う!?」

 

彼は突然立ちあがった。ソーナたちはいきなり彼が立ちあがったのに驚いてしまう。

 

「どうしたのですか?」

 

「い、いや何でもない(コピーが感じたものは俺にも来るんだよな・・・・・・てか誰とキスをしているんだ?アレイと先ほどまでした感じだがこれはリアス?いや朱乃か?)ちょっと悪いリアスのところへと戻ってくる、心配するなコピーを置いていく。」

 

彼はコピーを使い自身を複製をしてそのままリアスたちがいる場所へと飛んで行く、その間にリアスのところにいるコピーを戻して自身が着地をする。記憶を共感をしているので何があったのか察した。

 

「イッセー・・・・・・イッセーイッセーイッセー」

 

リアスたちがいきなり彼を抱き付いてきた、全裸の姿のままだ。

 

「本物よね?」

 

「匂いに間違いありません・・・・・・・本物です。」

 

「ならいいよね?イッセーさぁ子作りをしようじゃないか。」

 

「はあああああああああああああああああああ!?」

 

彼女たちは我慢が限界を迎えていた、リアスたちは普段は抑えていたが先ほどのアレイがしたのを見て我慢が限界を突破をしていた。そのため彼女たちは決心をした一誠に抱かれたいという思いが強くなっていたのだ。

 

「そうはさせないの!!」

 

「ライは私たちとやるんだから!!」

 

「そっちも何を言っているの!?」

 

一誠は突然の彼女たちの言葉に驚いている。だがそこにアレイ事ギンガが彼に抱き付きながら言う。

 

「あらあら子娘たちが大人の魅力って奴を見せないとダメかしら?」

 

ギンガの姿のまま彼女は大きな胸を彼に押し付けていた。




次回「特訓お休みの巻。」

R18やるかも?


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特訓お休みの巻

一誠side

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

はいどうも・・・・・・カラレス・ランズ改めて兵藤一誠です。正直言って現在死にかけています・・・・・・その理由はベットの周りにはリアスたちが眠っています。裸で・・・・・・そうあの後目を濁らせたメンバーたちに襲われて精液をほとんど搾り取るかのようにやられました。

 

しかも全員が処女なのに襲われましたよ・・・・・・何回中に出したのか全然覚えていないぐらいに絞られた気がする。

 

『なんというかな相棒・・・・・・俺も驚いているぜ?』

 

『あんなリアスたち始めてみたよ・・・・・・』

 

『恐ろしいです・・・・・・』

 

『『・・・・・・・・・・・・・・・・・・』』

 

中の五人は怖がったりしているが、まさかアレイから始めなのはやリアスたちに襲われるとは思ってもなかったわ・・・・・・言っておくがもうでないぞ・・・・・・すると後ろから大きなものが当たっている。

 

「アレイか?」

 

「うふふふ正解よカラレス。」

 

アレイは元の姿とギンガの姿で俺と楽しんでいたのを思いだした、現在はアレイの姿に戻っており彼女は俺に抱き付いている。

 

「まさかあそこまで盛り上がるとは思ってもなかったわ(笑)カラレスもまんざらじゃないわよね?」

 

「・・・・・・・・・ノーコメントで。」

 

「はいはいそういうことにしておくわ。それにしてもほかのみんなは起きないわね?」

 

「当たり前だ、全く・・・・・・」

 

俺は起き上がろうとしたが体に力が入ってこなかった。コピーの方はあっちで修行をしているようだが・・・・・・おそらくだが彼女たちとやり過ぎて・・・・・・脱力などが抜け切れていない感じ。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

俺は布団で眠ることにした。

 

アレイside

 

カラレスは眠っちゃった、少し私もやり過ぎたわね・・・・・・でも本当に彼とこうして再び再会をするとは思ってもなかった。イリナたちと一緒に日本に行けば彼に会えるかなと思って行動をしたら見事にあったわ。カラレスだってすぐにわかったのは魔力でもわかったし何よりもアルバムに写っていた右手のブレスレットがララだってわかったから。さらにはヴィータたちも一緒だったから本当驚くばかりだわ。

 

目を覚ましたらアレイ・レーメルンの姿を再び得るとは思ってもなかったしブリッツギャリバーも一緒だったこと、さらにはギンガ・ナカジマの姿になれることにも驚くばかりだったわ。私は紫のネックレスになっているブリッツギャリバーを出していた。

 

「ねぇブリッツギャリバー。」

 

『何でしょうか?』

 

「前世でもお世話になっているのに今回でもあなたが一緒だからね、驚くばかりだわってね。」

 

『それは私も一緒です、あなたがアレイ・レーメルンと聞かされた時はびっくりをしております。ですがあなたの魔力が違うことには驚いていました。スバルとは違いあなたには魔力がたくさんあることに・・・・・・ですがそれでも私はあなたを相棒と認めておりますから。そしてあなたのそばにいることが私の使命だと思っておりました。』

 

「ふふありがとうブリッツギャリバー・・・・・・」

 

私はギンガの姿になりカラレスのところへと向かう、彼は姿などは変わっていてもその心だけは変わらずカラレス・ランズのままだってこと、周りを見るリアスを始め彼に救われた人物たちで慕われているってことがわかる。

 

『雷児殿・・・・・・いいえ一誠殿は変わらないですね?』

 

「ブリッツギャリバー?」

 

『前世の時に色々とあったのを思いだしましたよ、あなたが部屋で待機をして彼が帰るのをまっていたりしていましたからね?夜になって泣いていたのも・・・・・・』

 

「・・・・・・・・・・・・・・・ブリッツギャリバー、それは言わないで?」

 

『すみません、ですが今しかないかと思いまして・・・・・・カラレス殿を失いたくないってあなたの思いですからね。』

 

ブリッツギャリバーの言葉に私は黙っていた、カラレスの部屋に行ったのは彼を離したくない二度と失いたくないって思いで動いていた。だからあの人がいくら部屋に戻れっていっても断ったのはそれが理由だ。

 

『ですが本当に良かったですね?カラレスさまは命を捨てようとしたのに・・・・・・・』

 

「あの時は本当にショックだったわっておとととブリッツギャリバーストップよ。」

 

『あ、すみません。』

 

危ない危ない、これはまだネタバレをするところだったわ・・・・・・なのはたちも幸せそうに眠っているしカラレスは疲れているし今日はお休みかしら?

 

アレイ=ギンガside終了

 

一方でソーナ眷族達は一誠のコピーの指示の元訓練をしていたがだが彼はストップをかけた。

 

「どうした一誠?」

 

「今日はここまでにしよう。」

 

突然の言葉に全員が驚いている。

 

「まだいけるぜ!!」

 

「匙・・・・・・確かに強くなるためには特訓が必要だ、だがお前たちは特訓するのはいいが休むってことも必要なんだぞ?かつて俺はそれをして無理をした奴のことを知っている・・・・・・」

 

一誠の言葉に全員が下を俯いている。

 

「そうですね、彼の言う通りですまだ時間もありますしお休みにしましょう。」

 

ソーナの言葉を聞いてほかの眷族達は休憩をしている、コピーの一誠は先ほど自分が言った言葉を思いだす。高町なのはのことだ。

 

彼女は9歳の時に魔法と出会いそこから二つの事件を解決をしていき訓練などもずっとしてきたが11歳の時に無茶をしてしまい俺がかばって重傷を負ってしまった事件だ。なのははずっとあの時から抱えていた、自分がしっかりしればとずっと後悔をしている。

 

おそらく転移した今でもずっと抱えているかもな。一誠はそう思いながらリアスたちのところへ行った本物が何か知らないが疲れ切っているのを知っている。

 

(まさかリアスたちと本番をしちまったのか?それで俺のところへ戻ってこないわけか・・・・・)

 

コピーの一誠はそう思いながらソーナたちとお茶を飲むことにしたのであった。




次回は一気に飛びゲーム開始直前までになります!!一誠はカラレス・ランズとして今回は試合の審判をすることになった。果たして勝利の女神をもたらすのはどちらか。

次回「試合開始!!ソーナ対リアス!!」


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ついに対決!!リアス対ソーナ

それから訓練などがお互いで行われており一誠事カラレスは分身をしてリアスやソーナたちを鍛えていた。

 

そして8月20日

 

この日はリアス眷族対ソーナ眷族のレーディングゲームが始まろうとしていた、各陣営は準備をしていた。

 

さて主人公であるカラレス・ランズこと兵藤一誠は何をしているかというと?

 

「え?俺が審判をするのか?」

 

「はい、あなたならジャッチができると思いましてお願いをすることにしました。」

 

グレイフィアから審判をしてくれませんかといわれて彼は苦笑いをしていた、レーディングゲームなどやったことがない人間に普通はやらせるのかと。

 

「ルールなどはすでにあなたは確認などは終わらせているのですよね?」

 

「・・・・・・そこまで見破っていたか、わかったよそれなら俺が審判を引き受けるさ。なら今回は兵藤一誠じゃなくてカラレスとしてジャッチさせてもらう。」

 

彼はアナウンスのマイクを持ちごほんとしゃべりだす。

 

『諸君、この度グレモリー家、シトリー家の「レーディングゲーム」の審判役を務めることになりました、カラレス・ランズだよろしく頼む。』

 

彼のこれを聞いて全員が驚いている。

 

リアス陣営

 

「イッセーが審判をするの!?」

 

「ふふふふなら負けられないな、イッセーが見ている以上はな!!」

 

「はい私も頑張ります!!」

 

「うふふふふふ全力が行きますわよ!!」

 

「えぇその通りよ、でも相手はソーナ・・・・・・油断ができない相手よ?」

 

「わかっていますよ部長。」

 

「私も頑張ります!!」

 

(兄さん見ていてね?)

 

ソーナ陣営

 

「イッセーが審判か・・・・・・」

 

「緊張してきたね。」

 

「えぇなにせ相手はリアスですから、イッセー君いえカラレスさんがいないとしても強敵なのは間違いありません。」

 

「ですが私たちは色々と修行をしてきたじゃないですか会長!!」

 

「そうです!!彼も言っていましたじゃないですか!!『連携などを忘れないで戦えばお前たちの勝ちかもな』っと」

 

「そうでしたね。さて・・・・・・」

 

「「ソーナ(リアス)負けない(です)!!」」

 

お互いに30分のタイムが終わりカラレス事一誠は目を開ける。

 

『それではゲーム開始!!』

 

コングの音が聞こえて一誠たちは空間を見ていた、今回の特別ルールはデパートを破壊しつくさないこととなっておりリアスたちは困っていた。

 

「困ったな、私や副部長の範囲攻撃が使えないってのは大きいな。」

 

「そうね、一誠君から習ったとはいえ私の力は半減されますわ。」

 

「そうね、ギャスパーは慣れているのかしら?」

 

「えぇ、あの砲撃魔法をかわし続けてきた私は天下統一ができそうです!!」

 

「にゃーあの砲撃魔法は怖かったにゃ・・・・・・」

 

「はい・・・・・・私もです。」

 

リアスたちはあの時の修行光景を思いだして震えていたがすぐに立て直してそれぞれの戦場へと向かうのであった。

 

レイナーレと白音は一緒に行動をしていた。

 

「白音ちゃん敵はいるかしら?」

 

「いますね・・・・・・レイナーレさん!!」

 

彼女がさした方角を見てレイナーレは光の槍を作りだして投げ飛ばした・・・・・・

 

「命中した感じがしないわね?」

 

「おらああああああああああ!!」

 

「!!」

 

声をした方を見ると匙の蹴りが命中をしてレイナーレは吹き飛ばされた、白音も吹き飛ばされたレイナーレの方へと歩いていく。

 

「大丈夫ですか?」

 

「なんとかね、でもどうやって・・・・・・」

 

「あれは囮だ、気配を悟らせないように色々と術式を仕込んで接近をし奇襲を仕掛けた。」

 

「なるほどね。部長敵と積極をしたわ・・・・・相手は匙と仁村という子ね?」

 

『二人で行けるかしら?』

 

「なんとかね、何かあったら連絡をするわ。」

 

通信を切り二人は構える。

 

一方でゼノヴィアと朱乃の方は立体駐車場の方を走っていた、平日の車の再現とされているのか車の台数は思っていたよりは少ない。

 

二人は前方に現れた人物に武器を構える。

 

「まっていましたわ。」

 

眼鏡をくいっと上げてナギナタを構える女性 真羅 椿姫が立っていた。さらに彼女の横に現れたのは戦車の由良と騎士の巴柄であった。

 

「悪いがお前たちに負けるわけにはいかない!!イッセーが見ているのでな!!」

 

「それは私たちも一緒!!」

 

「負けるわけにはいかないのだ!!」

 

朱乃は援護をするためにゼノヴィアはアスカロンを構えている、これは一誠が使用をするのを借りたものであるものだ。

 

一方で激突をしている試合を見ている一誠・・・・・

 

「ん?」

 

彼は何かが空間に入っていくのを見つけた・・・・・・ほかの人物は気づいていないみたいなので彼は追いかけるためにコピーを作り空間へ向かうことにした。

 

一方でそんなことを知らない二つの眷族達はぶつかっていた。ギャスパーことヴィーネスは何かの血を飲んでソーナ眷族達の血を吸い取っていた。

 

「ごめんなさいね、兄さんの血で一部を解放させているのよ?魔力と血を吸い取ればレーディングゲームでは戦闘不能と強制的に医務室へ転送されるのですよ?」

 

彼女の言う通りに兵士たちは光となり転送されて行く。

 

「ふぅ・・・・・・・・さてってえ?」

 

突然として上から光弾を放ってきたのを見た、狙いは移動をしているリアスとソーナの二人だ。

 

「「!!」」

 

二人も何かに気づいたのか回避をした。戦っている人物たちも手を止めて爆発をした方を見ていた。

 

「部長!!」

 

「会長!!」

 

「一体何が!!」

 

全員が屋上へと移動をして二人に襲い掛かろうとしている謎の鎧を着た人物がいた。リアスとソーナはダメージを受けたのか膝をついていた、アーシアは回復をするために向かおうとしたがそれに気づいた鎧を着た人物は何かを張ろうとしていた。

 

「ブリューナク!!」

 

上空から光弾が放たれて鎧を着た人物に命中をした、全員が着地をした人物を見て驚いている。

 

「「イッセー(君)!?」」

 

現れたのはカラレス・ランズこと兵藤一誠だ。彼はバリアージャケットを纏っており振り返る。

 

「お前だな?この空間に入りこんできた人物は・・・・・・リアスにソーナ悪いなお前らが戦うためのゲームだが悪いが中止させてもらう。こいつは俺が倒す!!グレイフィア!!」

 

『わかりました。』

 

「待ちなさいグレイフィア!!イッセーはどうなるのよ!!」

 

「構わんから転送を開始しろ!!いいな!!」

 

『・・・・・・わかりました、転送開始です。』

 

「イッセー!!」

 

「イッセー君!!」

 

ソーナとリアスは手を伸ばしたが転送されて医務室へと転移される、一誠は彼女たちの姿が見えなくなったのを見てからララを構える。

 

「さてお前の正体はわからない以上手加減をするわけにはいかない!!いくぞ!!」




次回 リアスとソーナのレーディングゲームを邪魔をした謎の鎧を着た人物、それに気づいた一誠はリアスたちを避難させて戦う!!

次回「ゲームの邪魔をしたてめぇをぶっ潰す!!一誠対謎の鎧」


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ゲームの邪魔をしたてめぇをぶっ潰す!!一誠の怒り!!

一誠side

 

俺は突然現れた謎の敵と戦うためにほかの奴らを転送させてララを構えている、鎧を着た敵は剣を構えている。

 

俺は先手必勝を放つ、その技はなのはが良く使っている技だ。

 

「ディバインバスター!!」

 

『ディバインバスター』

 

ララロッドモードから放たれたディバインバスターは鎧を着た人物に放ったが・・・・・・

 

「あれはAMF!?」

 

俺が放ったディバインバスターが奴に当たる前にアンチマギリンクフィールドが奴には張られてるのか・・・・・・奴は俺に接近をして剣をふるってきた。俺は回避をして銃モードにしたララを構えてトリガーを放つが奴の鎧は堅いのとAMFで魔力弾が効かない。

 

「ちぃ!!」

 

俺は奴にどのような攻撃が効くのか考えながら奴の攻撃をかわす。ギガライノスたちを使おうとしたが・・・・・・いつの間にか俺の中からいなくなっている、それはアギトとアオナも一緒だ。

 

『相棒!!』

 

「ドライグ・・・・・・お前はいるんだな?」

 

『あぁ、お嬢ちゃんたちは相棒が中へ入ったときからいなくなっている!!』

 

「・・・・・・やられたな。」

 

俺が奴を追ってこの中に入ることがわかっているのか、ギガライノスたちを外へ出されたみたいだな?夜天の書はここにあるが・・・・・・さてどうするかな?

 

一誠side終了

 

一方でリアスたちはグレイフィアのところへいた。

 

「グレイフィア!!どうして私たち避難させたの!!」

 

「・・・・・・・・・」

 

リアスに胸倉をつかまれながらも彼女は黙っていた、なのはたちも一誠が入っていた空間を見ていると突然光りだした。

 

『どあ!!』

 

『ぐえ!!』

 

「あう!!」

 

「いって!!」

 

現れたのはギガライノスたちだ、朱乃は一誠のことが心配でその敵を見ていると彼女は目を見開いた。

 

「あ・・・あああああああああああ・・・・・・ど・・・どうして・・・」

 

「どうしたの朱乃!!」

 

「あれは夢の・・・・・・一誠君が・・・一誠君が!!」

 

「夢・・・・・・まさか!!」

 

アレイは朱乃が言っていた夢という言葉にすぐに彼のところへ行こうとしたが・・・・・・

 

「いけない?」

 

「これは!!」

 

グレイフィアはすぐにあの空間の様子を見ていた。全員がグレイフィアの方を見ていた。

 

「・・・・・・空間に転移魔法が使えない・・・・・・カラレス殿をこちらに戻すことが不可能!?」

 

「「「!!」」」

 

「主!!」

 

リリアたちも転移魔法を使おうとしたが結界が張られてしまっているのか彼のところへ行くことができない。

 

「イッセー!!」

 

リアスは声を荒げるが、一誠に届いているのかわからない、ソーナたちは全員が見ていることしかできないことに・・・・・・

 

「くそ!!イッセーが戦っているのに・・・・・・俺達は何もできないのかよ!!」

 

匙は机をたたいた。

 

一方で一誠はララをソード&シールド形態で相手の攻撃を受け止めていた、だが彼の体は相手の攻撃でボロボロになっていた。

 

相手はAMFで一誠が放つ攻撃をふさいでおり彼は禁手モードになりながら戦っていた。

 

「く!!」

 

彼は後ろに後退をしながら膝をついていた、体力などもかなり消耗をしており魔力の方もかなり使っている。相手は元気なのか走りだして彼に剣をふるってきた。

 

一誠はそれを右手に装備されているララの刀身を回転させてガードをする。

 

(くそ魔力がかなり使ってしまった・・・・・・どうしたらいい・・・・・・アスカロンはゼノヴィアに貸してしまって今ないし・・・・・・ほかに武器が・・・・・・武器?)

 

一誠は禁手の第二段階のことを忘れていた、射撃武器になっており彼はそれを思いだした!!

 

「おら!!」

 

相手を後ろへ蹴り飛ばして第二形態へと姿を変えて肩部の二連キャノンを構えて砲撃をする。

 

「!!」

 

相手は攻撃を受けて吹き飛ばされて行く、彼は走りだしてそのまま右手に装着されているバスターカノンを突き付けた。

 

「くらいな!!バスターノヴァ!!」

 

放たれた砲撃が鎧を着た人物を包み込むほどの爆発を起こした、それは外の方からも見えた。

 

「いやあああああああああああああああああああああああ!!」

 

朱乃は叫ぶ、それはほかの人物たちも一緒だ。空間が爆発をして一誠が巻き込まれているからだ。

 

「ライ君!!ライ君!!」

 

なのはたちも念話などを使い彼に声をかけている。だが彼から何も反応を示さない。

 

「そ・・・・・・そんな・・・・・・」

 

リアスは膝をついた。その目からは大粒の涙を流している。ゼノヴィアや祐奈やアーシアなども全員が涙を流している中アレイなどは流していなかった。

 

「アレイ・・・・・・さん?」

 

「シャマル!!」

 

「わかっているわ!!それ!!」

 

シャマルは旅の鏡を出してきた、全員が何をしているかと思っていると鏡が光りだしてその中から光が発生をして出てきた。

 

全員が新たな敵と構えているとシグナムたちが止めた。

 

「シグナム殿?」

 

「大丈夫だ、光が収まるぞ。」

 

シグナムの言葉に光が収まる、そこには禁手の状態で赤い鎧を纏った一誠の姿だ。

 

「どうやら・・・・・・成功のようだな?」

 

「えぇ成功よカラレス。」

 

彼女は一誠に笑顔で話しているとリアスたちが彼に抱き付いた。

 

「イッセー!!無事だったのね!!」

 

「イッセー君よかった・・・・・・良かった!!」

 

「皆には心配をかけてしまったな・・・・・・」

 

「全くだ!!だがイッセー・・・・・・どうやって?」

 

「簡単さ、これを使った・・・・・・ミラーハーレション」

 

彼は大きなミラーハーレションを作りだした。

 

「これを使いシャマルの旅の鏡に通れるように仕組んでおいたんだ。だがこれは成功するのか一か八かだったからな・・・・・・賭けにおれは勝ったことになるさ・・・・・・」

 

だが彼は言ってから倒れてしまった。かなりの体力と魔力を消耗させてしまったため気絶をしてしまうのであった。




次回 一誠は目を覚ますとそこは病院の中だった、彼のそばにいたのはアレイだった。彼女は全くといいいつも世話をかけるわねという。

次回「一誠とアレイ。」


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一誠目を覚ます

一誠side

 

「ううーーーん」

 

俺は目を覚ました、あの空間で戦ってやつにゼロ距離のブラスターノヴァを放った後にミラーハレーションを作りシャマルの旅の鏡を通ったのは覚えているが・・・・・・

 

「一誠先輩・・・・・・」

 

「ん?」

 

俺は声を下の方を見ると白音が涙目になっていた、彼女はどうやら俺が覚ますまでいてくれたみたいだ。

 

「白音ちゃんか・・・・・・いたたたた・・・・・・」

 

「先輩!!」

 

「大丈夫大丈夫・・・・・・」

 

「先輩・・・・・・良かったです・・・・・・あのまま目を覚まさなかったら・・・・・・私・・・・・・私!!」

 

白音ちゃんが普段ではこんなに涙を流さないのに、どうやら俺は彼女たちをかなり不安にさせてしまったみたいだな。これは反省をしないといけないな。

 

するとドアが開いてリアスたちが入ってきた。

 

「イッセー!!」

 

彼女たちは俺が目を覚ましたのを見て涙目になりながら俺のベットの方へとやってきた。

 

「心配をかけてしまったね?」

 

「本当よ!!私・・・・・・イッセー君がいなくなってしまったら・・・・・・イッセー君・・・・・・」

 

特に朱乃やリアスたちはあの爆発を見てしまったのか俺に抱き付いていた。なのはたちはむーーーっとなっているがまぁ今回ばかりは許してやってくれや。

 

そのあとにサーゼクスやソーナたちもやってきた。

 

「すみません師匠・・・・・・」

 

「気にするなってまさかあの空間に侵入をしようとした奴がいるとは思ってもいなかったからな・・・・・・」

 

俺はリアスとソーナが狙われているかっと思ったがどうも外れたみたいだ。

 

「敵の狙いは俺か?」

 

「「「え?」」」

 

「どういうことやライ君?」

 

「・・・・・・相手と戦ったとき奴はAMFが発動をして俺が放ったディバインバスターがはじかれた。」

 

「「「「!!」」」」

 

なのはたちはAMFという言葉を聞いて目を見開いている。俺はそのまま再び考えることにした。

 

敵は俺が気づくようにあの空間に侵入をしようとしていた、まるでリアスたちを囮にして俺を誘い込むように・・・・・・そして奴は成功をして俺だけ攻撃をしていた。

 

しかもライノスたちは入れないようにして俺の中から追い出す結界まで張るほどだ・・・・・・とりあえず俺は病院に休んでからグレモリー邸の方に戻っていた。そこにはソーナたちを始め皆がいた。

 

「イッセー君その・・・・・・」

 

「すまん一誠・・・・・・俺達・・・・・・」

 

どうやら全員が落ち込んでいるのは何もできなかった自分がいて悔しいと思ったらしい。あの時アレイなども移動魔法を使い俺がいる空間へ行こうとしたが遮断されてしまいそしてあの爆発を見てしまったということだ。

 

「気にするな、それに今回は俺が原因でこうなってしまったからな・・・・・・」

 

「イッセー君・・・・・・」

 

「・・・・・・スマン、少しだけ外の空気を吸ってくる。」

 

そういって俺は部屋を出て外の空気を吸いに出ることにした。

 

一誠side終了

 

アレイは何かに気づいて彼の後をついていく、何か彼女にとって嫌な予感がしていたからだ。

 

「・・・・・・カラレス!!」

 

「アレイ?」

 

彼は彼女の声に気づいて振り返る。

 

「どうしたの?」

 

「少しだけな・・・・・・今回襲ってきた敵のことを考えていたんだ。」

 

「今回の敵?」

 

「そうだ、あいつは俺を殺すためにあの空間に侵入をしてきた、おそらくリアスたちを人質にするためにな・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・厄介な相手ね?」

 

「あぁそのとおりだ。」

 

二人は話して中へと戻り自分の部屋へと戻るのであった。

 

そして冥界にいたので彼らは地上の方へと戻ることになった。見送りには全員が来ていた。

 

「カラレス、今度は君の両親にお土産を持ってくるから楽しみにって伝えておいてくれないか?」

 

「わかった。伝えておくさ。サーゼクス・・・・・・」

 

「わかっています師匠、今回の件は調べておきます。気を付けてください師匠。」

 

「あぁわかっている。」

 

そして俺はある人物に出会っていた。

 

「しかしオーディンか・・・・・・まさか病院に来るとは思ってもなかったがな・・・・・・」

 

病院内にて

 

全員で話しているとコンコンとドアが叩かれる。

 

「はい。」

 

入ってきたのは眼帯を付けたお爺さんだが・・・・・・彼は驚いている。

 

「まさかあんただとはな・・・・・・久しぶりだなオーディン。」

 

「ほっほっほカラレスの若造がまさか赤龍帝になっているとはおもってもなかったわい、なーにあの戦いを見てやはりおぬしだとはおもっていたけどな。しかしまぁ美人がいっぱいじゃのう。どーれ。」

 

「おい」

 

一誠は声をかけようとしたが隣にいたヴァルキリーが彼の頭にハリセンで叩いていた。

 

「もう!ですからエロい目は禁止だと、あれほど申したではありませんか!!これから大切な会議なのですから、北欧の主神としてしっかりしてください!!」

 

「・・・全く隙がないヴァルキリーじゃて。わーっとるよ。これから三大勢力とギリシャのゼウスたちとテロリスト対策の話し合いじゃったな、またのカラレスや。」

 

「へいへい。」

 

一誠はめんどくさそうにオーディンと話をしていた。全員が口をポカーンと開けていた。

 

「どうした?」

 

「いやイッセー、あなたオーディンさまとためぐちなのよ。」

 

「あーそれは魔界から消えたと思ったら今度はあいつのところにお邪魔をしていたわけよ、そこでお互いに話が一致をして今に至る。

 

病院回想終了

 

一誠side

 

俺達は帰りの列車に乗っていた。俺は普通に席に座っているが頭を撫でていた。

 

「ごろにゃーご~」

 

白音ちゃんが猫耳をはやして俺の膝の上で甘えてきている。ほかの人物は睨んでいるしアーシアに関しては涙目になりながらこっちを見ているからな。てか黒歌もその手があったのかみたいな顔をするな。お前は胸などがでかいからな・・・・・・まぁいろっぽいと言っておくさっていた!!

 

「しゃあああああああ・・・・・・」

 

見ると白音ちゃんが威嚇をしていた。ごめんなさいほかの人物を考えたのがバレバレですね。

 

また頭を撫でると先ほどと同じになるってはぁ・・・・・・

 

「まぁあたしたちはこうやって肩に乗ることができるからな。」

 

アギトとアオナは実体化をして俺の両肩にとまっている。まぁ気にせずに俺は白音ちゃんの頭を撫でるのであった。

 

やがて駅は人間界に到着をした。白音ちゃんはショボンとなりながら俺の膝から降りた。俺たちは荷物をまとめて電車を降りた。

 

だがその前に一人の優男が現れる。俺は確か見たことがあったな。確か名前は・・・・・・

 

「ティオドラ・アスタロト・・・・・・」

 

あいつはアーシアを見つけると詰め寄っていく。

 

「アーシア・アルジェント・・・・・・。やっと会えた。」

 

「え?」

 

困惑をするアーシアにあいつは胸元出してきた。そこには大きな傷跡があった。

 

「あなたはあの時の・・・・・・・・・」

 

なるほどあいつがアーシアに救われた悪魔か・・・・・・だがなんだろうこの感じは・・・・・・嫌な感じがしてきた。

 

ディオドラ・アスタロト・・・・・・あいつは何かを隠しているのがわかるな・・・・・・これは要注意をしておこう。

 




次回 二学期が始まり彼らは学校に登校をする。そして一誠のクラスに転校生が来ることになり、彼らは一体誰が?

次回「転校生は・・・・・・」

「ヤッホー――――――ダーリン!!」

「ぶううううううううううう!!」


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転校生は

夏休みが終わり、一誠たちは学校へと歩いていた。

 

「イッセー君おはようなの!!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「ライ君?」

 

なのはは一誠が反応をしないので前世の時の名前で呼んでみたが彼は無反応をしていた。リアスたちも今日の一誠はいつもと違う気がして声をかけることにした。

 

「ちょっとイッセー?」

 

「イッセー君どうしたのかしら?」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

歩きながらも一誠は考えながら歩いているには理由があった。この間のアーシアに迫ってきた人物ディオドラのことを考えていた。なぜ彼はアーシアにあそこまで積極的に攻めようとしているのか?そして自分がディオドラから感じた謎の変な力はなんだろうかと考えていたのだ。

 

「せい!!」

 

ばしんという音が響いて一誠は頭をふるう。頭部には痛みが発生をしており彼はあたりを見る。

 

「目を覚ましたかいなイッセー君や。」

 

「はやて?いつのまにお前いたんだ?」

 

「いつのまにって最初からおったで!!もしかして合流したの見てなかったん?」

 

「すまん・・・・・・すこし考え事をしながら歩いていたみたいだな・・・・・・」

 

彼の右手にはアーシアが左手には祐奈が抱き付いているのを彼は気づかないで歩いていた。

 

「アーシアに祐奈?いつのまに俺の両手に抱き付いていたんだ?」

 

「イッセーさんどうしたのですか?」

 

「そうだね、いつものイッセー君とは少し違う気がするわ・・・・・・悩み事?」

 

「それに近い感じだ。さて学校へ到着だな・・・・・・」

 

リアスたちは三年生なので上の方へと上がっていき一誠はアーシアやレイナーレ、さらにはミッテルトたちと一緒にクラスへ入ると何か噂をしている。

 

「なぁ一誠聞いたか!!」

 

「どうした元浜・・・・・・相変わらず変態な顔をしているけどな。」

 

「うるせ!!このクラスに転校生がくるんだってよ!!」

 

「転校生?」

 

この時期に転校生など入ってくるんだと思いながら一誠たちは話をしているとチャイムが鳴ったので全員が席についた。

 

担任がやってきて転校生が来るというと男子たちはテンションが上がっている中一誠は誰がこのクラスに入ってくるのかと思いながら前の方を見ているとツインテールをした女の子が入ってきた。

 

それにはアーシアやゼノヴィアも驚いている。なにせ入ってきたのは・・・・・・

 

「紫藤イリナです!!皆さんどうぞよろしくお願いします!!」

 

そうやってきたのはかつてエクスカリバーの破壊の際にやってきた一誠の幼馴染の紫藤イリナだからだ。

 

一誠side

 

まさかイリナが転校をしてくるとはな・・・・・・ってあれ?なんかイリナがこっちに近づいてきた。

 

「ダーーーーリーーーーン!!」

 

しかもいきなり抱き付いてきたしっておい!!

 

「えへへへへへへ。」

 

「「「「兵藤貴様あああああああああああああああああああ!!」」」

 

「イリナ!!貴様いきなりイッセーに何を言っているのだ!!」

 

「そうです!!」

 

「離れなさい!!」

 

「いーーやーーよおおおおおおおおおおおお!!」

 

いきなりカオスになってしまったじゃねーか!!だがイリナから感じるのは俺達みたいな悪魔とは違うものだな・・・・・・さて授業などが終わり俺達は部室のほうへ移動をすることになったのだが・・・・・・

 

「あのイリナ?」

 

「なーにダーリン?」

 

「いい加減離れてくれないか?」

 

「え・・・ダーリンは私のこと嫌いなの?」

 

「いや嫌いじゃないが・・・・・・」

 

「ならいいじゃん!!」

 

そう移動をするのにイリナが俺の左手に抱き付いたまま離れようとしない・・・・・・後ろのほうではアレイがうふふふふふふと笑っているが切れているのがわかる。

 

「なんでなのはたちも一緒にこっちに来ているねん。」

 

そう後ろにはなのはたちまで一緒なのだ。まぁ俺に関わっている人物ということで旧校舎に入れるようになっている。

 

部室に到着をするとアザゼルたちもおりソーナたちも部室にいた。どうやらイリナはミカエルの騎士としてAという文字が手に刻んでいた。

 

「えっとね、あの・・・・・・ダーリン。」

 

「ずっと気になっていたがなんでダーリンなんだ?確か悪魔と天使って相性悪いじゃないっけ?」

 

「実はミカエルさまにもカラレス殿ならイリナを任せることができますと言っていてね?それに私・・・・・・イッセー君のことずっと好きだったもん!!」

 

まさかの告白かよ!!いや嬉しいけどさ・・・・・・てかミカエルの野郎・・・・・・子ども作れとか言っているじゃねーよ!!

 

「ちょっと待ちなさい!!イッセーは私のよ!!」

 

「リアス!!そればかりは譲れないわ!!イッセー君!!」

 

何か知らないが突然として全員ががーやがーやが叫んでいると俺を引っ張る人物がいたので俺は引っ張られて部室の外へと出ていく。一体誰が俺をって・・・・・・

 

「会長?」

 

生徒会長であるソーナが俺を引っ張っていったみたいだ、てかなんで彼女が俺を引っ張ってまで外に連れてきたんだろうと思いながらもとまった。

 

「ここなら大丈夫ですね?さて・・・・・・」

 

「ソーナ会長・・・・・・俺をここに連れてきた理由は?」

 

「・・・・・・それはですね。」

 

ソーナ会長は俺を見ながら近づいてきた、まさか・・・・・・会長の口と俺の口がぴとっとくっついた。

 

キスをしてきたのには驚いてしまい、さすがの俺もテンパってしまう。

 

「・・・・・・好きです。カラレス・ランズで助けてもらったから好きになったとかではありません。あの時あなたはほかの悪魔人たちにとっては私の夢は馬鹿にされるかもしれません・・・・・・けどあなたは私の夢を応援をしてくれるといってくれました。そして特訓なども一緒にしてくれているうちに・・・・・・私はあなたに惹かれてしまったかもしれません。リアスが羨ましいです・・・・・・私にも勇気とかあればってどれだけ思ったことか・・・・・・」

 

会長の言葉を聞きながらも俺はぞっとしていた。

 

「ソーナ・・・・・・これはどういうことかしら?」

 

「あらリアスいたのかしら?」

 

「えぇあなたがイッセーにキスをするところからずっとね!!」

 

マジかよ、てかあの騒動から抜けだしてきたって全員かい!!アザゼルはニヤニヤしているしアレイたちに関しては目からハイライト消えているし・・・・・・シグナムたちはその用を見て震えている。

 

『相棒骨は拾ってやるからな?』

 

ドライグよそれは何のフラグを立てているのかな?勘弁をしてくれ・・・・・・俺は苦笑いをして外へ行く。誰にも気づかないでと思っていた自分がいた。

 

「はぁ・・・・・・・・・」

 

「大変ね一誠。」

 

「いやヴァ―リお前もこの状態で何しに来たんだよ。」

 

「あなたたちの次の相手がディオドラが相手なのよね?」

 

「そうらしいな。」

 

俺はそういいながら奴との戦いを考えることにした、おそらく俺は参加ができないはず・・・・・・そして奴の狙いは・・・・・・

 

「「アーシア」」

 

「ならあなたがすることは決まっているじゃないのかしら?」

 

「そうだな、ありがとうなヴァ―リ。」

 

「気にしないでほしいわ。さーてアザゼルがうるさいし私も帰るわ。じゃあねイッセー?」

 

彼女は俺の頬にキスをして空を飛んで行く。

 

「・・・・・・・・・・・・まさかあの魔法を再び使うことになるとはな・・・・・・ドライグ、アオナ、アギト、ライノスにフェニックス・・・・・・今回ばかりは暴れてやろうぜ?」

 

『ほほーう相棒がそんなことを言うとはな・・・・・・』

 

『一体何をするのですか?』

 

「なーにただのゲームだよ・・・・・・」

 

俺は黒い笑みをする。




次回 一誠たちは部室で色んなレーティングゲームのを見ていた。サイラオーグの戦いを見て一誠とアレイは苦笑いをすると転移魔法が発生をした

次回「現れたあいつ。」

「やぁアーシア会いに来たよ。」

「・・・・・・・・・・・・」


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冥界へカラレス飛ぶ

はいタイトルを急遽変更させてもらいました(笑)

その理由としては先に思いついたのがこちらだったのでではどうぞ!!


一誠side

 

なんか色々と疲れてしまったが、現在俺たちは家にいた・・・・・・まぁもう一人居候が増えているけどな?イリナだ。

 

彼女も俺の家に住むこととなりまぁ家は明るくなっているがたまに神よーっていうので俺達は頭を抑えることになる。

 

「リリアか?」

 

「はい主。」

 

俺の後ろに現れたのは夜天の書の管理人格者リリアだ。はやての時はリインフォースと名付けられているが現在はリリアに直している。まぁリインフォースでもいいがあっちには小さいツヴァイちゃんがいるからいいじゃないかな?

 

「次の試合・・・・・・おそらくあのディオドラと戦うことになる・・・・・・あいつのことだアーシアを狙うのは間違いない。仕方がないサーゼクスにお願いするか・・・・・・」

 

俺はある決意を固めて転移魔法を発動させてサーゼクスがいる場所へ到着をしたが・・・・・・

 

「え?」

 

「お?」

 

夫婦がイチャイチャしているところに転移をしてしまったので二人は顔を真っ赤にしてしまっていた。

 

「いやー悪い悪い転移するタイミングを間違えたみたいだな(黒笑)」

 

「し、師匠!?」

 

「!!???!??!?」

 

二人は慌てているので俺は部屋の外で待つことにした。

 

数分後部屋が空いて俺は中へ入る。二人は先ほどのまっかの顔がウソのように冷静になっていた。

 

「師匠いきなり訪ねてこないでください。正直言って先ほどはびっくりをしました。」

 

「悪いな。今回はレーディングゲームについてだ・・・・・・リアスの次の相手はあのアストロ家が相手なんだろ?」

 

「えぇその通りですが・・・・・・」

 

「悪いがそこで俺はある人物に変身をすることにしたからよろしく頼む。」

 

「「え?」」

 

二人は唖然としていた。いきなり俺がある人物に変身をして参加をするということについてだ。

 

「ちなみになのですが・・・ある人物とは?」

 

「アーシアだ。」

 

「「アーシアですか?」」

 

「あぁ今回の戦いで必要と思ってな。まぁ変身魔法になるが姿を変えることができる・・・・・・あいつをぶち倒す為にな・・・・・・」

 

「えっと師匠落ち着いてください。とりあえずわかりました。何かわかったのですか?」

 

「あぁ一応な・・・・・・それじゃあ・・・・・・あとはお楽しみに(笑)」

 

「師匠!!」

 

俺はへへーんと転移魔法を使い自宅の方へ帰ろうとしたが・・・・・・

 

「あれ?」

 

「え?ライ君?」

 

なんでか知らないがなのはの家に転移をしてしまったみたいだ。あちゃーまた転移魔法のミスだな・・・・・・

 

「まさかライ君が私の家に転移魔法を使うなんて思ってもなかったよ。正直なにも用意してないよ?」

 

「いやすまん。まさかなのはの家に転移するとは思ってもなかったが・・・・・・困ったな・・・・・・」

 

「どうしたの?」

 

「いや冥界までの往復で魔力をほとんど消耗をしてしまってな・・・・・・転移するだけの魔力が残っていないんだよな・・・・・・」

 

『確かに今のマスターに魔力がほとんど残っておりませんね・・・・・・』

 

『まさか冥界往復だけで魔力をかなり使っちまったか・・・・・・』

 

「大変だねライ君も・・・・・・そうだ!!今日は泊まっていけばいいの!!」

 

「だが泊まりセットないし・・・・・・」

 

「服はお父さんのを使えば問題ない!!(やったーーライ君と前世以来のお泊りなの!!)」

 

結局俺はなのはに負けて泊まることになったが、明日どうしようか・・・・・・とりあえずなのはのお父さんたちと話をしようと挨拶をしようとしたが・・・・・・

 

「どうも・・・・・・」

 

「・・・・・・君はライ君だね?」

 

「え!?」

 

士郎さんそっくりかと思ったら本人かよ!!てか桃子さんとかもいたし!!

 

「本当ね・・・・・・久しぶりねライ君。」

 

「えっと士郎さんに桃子さん・・・・・・まさかあなたたちも・・・・・・」

 

「あぁ元の世界の記憶はあるよ?まさかこの世界で君の姿が変わっているとはいえまた再会できてうれしいよ。恭也と美由紀も一緒だからね・・・・・・まぁ泊まることについては僕はかまわないよ。なにせなのはがライ君と再会で来たって喜んでいたからね(笑)」

 

「もうお父さん!!」

 

なのはがぷんぷんと怒っているが俺と士郎さん、さらには桃子さんも笑っている。

 

「「「あはははははははは!!」」」

 

「もう3人で笑わないでよ!!」

 

「すまんすまん、いやーあの時のなのはものすごくうれしそうだったからね。」

 

「そうね・・・・・・ライ君に会えないってずっと言っていたからな・・・・・・そういえばライ君今は何て名前なのかしら?」

 

「えっと兵藤 一誠です。」

 

「あー兵藤さんのところか・・・・・・確かあそこ今大きな家になっているんだっけ?」

 

「まぁ色々とありまして・・・・・・」

 

俺はごまかそうとしたが・・・・・・士郎さんには何かを察してくれた。

 

「悪魔かい?」

 

「ご存じで・・・・・・」

 

「ライ君僕が昔傭兵をしていたのは知っているね?その勘が今も残っているんだ・・・・・・だからたまに何かを感じることがあったからそれかなと思って。」

 

「その通りなので何も言えません。はい・・・・・・」

 

士郎さんたちに色々と話をして俺はなのはの部屋にとまることになったが・・・・・・前世とあまり変わっていないことに驚いた。

 

「驚いているね?実は私もなんだよ。ほぼ前世と同じだからね(笑)」

 

「だな・・・・・・懐かしいな・・・・・・小さいときはお前の家に泊まっていたな・・・・・・」

 

「そうだったね。魔法とか使えるようになった後もライ君に教えてもらったりして・・・・・・」

 

「なぁなのは。」

 

「なに?」

 

「レイジングハートから話はきいているが・・・・・・本当にまた魔法を使っているが大丈夫か?」

 

「うん大丈夫だよ。前世の体と同じじゃないから無茶をしなければいいだけだもん。」

 

『まぁ今回は私がしっかりとサポートをしますので安心をしてくださいマスター。』

 

「ありがとうレイジングハート、それとライ君レイジングハートの整備をしてくれてありがとう。」

 

「気にするな。俺もまさか本物とは思ってもなかったけどな。」

 

『目を覚ましたらどこかの本の中でバルディッシュやフォーチュンドロップ・・・・・・さらにはバーニングウェーブにスノーホワイトと一緒だったので驚きましたが召喚されて私をふるっている人物が違いましたが魔力ですぐにわかり声を出したら驚かれたので(笑)。』

 

「いや誰だって驚くわ。突然お前がしゃべりだしたらほかの奴らなんかどこで声がってキョロキョロしていたからな。」

 

『そうでしたね(笑)』

 

俺とレイジングハートが話してるのを見てなのはは頬を膨らませていた。

 

「むーじゃあレイジングハートは私が普通の女の子をしている時にライ君とあっていたわけ!!ずるいのおおおおおおおおおお!!」

 

なのはが叫んでいるが仕方がないだろう・・・・・・

 

「その時はなのはたちが俺たちの学校にいるとは思ってもいなかったし・・・・・・魔力なども感じられなかったからな・・・・・・おそらく記憶が封印されていたから魔力なども封じされていたってことか・・・・・・」

 

とりあえずなのはの家に泊まることになり母さんに連絡はしていたがリアスたちと次の日に会うのが怖いな・・・・・・制服などは転移魔法でこちらに転送をしたので明日は大丈夫・・・・・・

 

次の日になり俺はなのはを起こして一緒に朝ごはんを食べると迎えが来たみたいだな・・・・・・

 

「お前いつのフェイトに迎えに来てもらっているのかよ・・・・・・」

 

「にゃはははは・・・・・・」

 

俺となのはは外へ出るといつものメンバーがいた。

 

「ってライ!?」

 

「なんでライ君がなのはちゃんの家から出てきているんや!!」

 

「そうよ!!答えなさい!!」

 

アリサたちが俺の声をかけてきたので俺は冥界の後に転移魔法で使ったのはいいが間違ってなのはの家に転移をしてしまったことを話した。

 

「そういうことだったんやな・・・・・・」

 

「でもライが転移を失敗するなんてことあるんだ?」

 

「俺だって天才と名乗っているが失敗だってあるぞ?」

 

俺達が話をしていると魔力が高まっているのを感じた。

 

「イッセえええええええええええええええ!!」

 

俺はおそるおそる後ろを振り返るとリアスたちが怒っているのがわかっていた。

 

「あなたいったいどこに行っていたの!!義母さまがなのはちゃんの家に泊まるって聞いてどういうことよ!!」

 

「色々とあったんだよ!!」

 

「ふふーん悪いけど先輩たち今日はうちらが一誠君をもらいます!!」

 

はやては俺の右手にフェイトは俺の左手後ろにはなのは・・・・・・前にはアリサが抱き付いてきたが・・・・・・

 

「お、重たい・・・・・・」

 

なのはたちはリアスたちにどや顔をしていたのを見てリアスたちの魔力などが上がっているのを感じた。

 

「いい度胸じゃない・・・・・・」

 

「そうね・・・・・・」

 

「その通りですね。」

 

「しゃああああああ!!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「ふふふふふふふふふふあんたたち私の前でいい度胸ね・・・・・・いいわカラレスを奪うなら私は遠慮しないわよ?」

 

「アレイやめい!!」

 

「あらカラレスなんで止めるかしら?その小娘たちを叩き潰せないじゃないの・・・・・・ふっふっふっふっふっふ。」

 

彼女の目から光が消えているのを見て俺は必死に止めているがなのはたちが抱き付いているせいで余計に悪化をしている気がする・・・・・・あーなんだろうか・・・・・・胃が痛すぎる・・・・・・




次回 なのはたちと一緒に学校に登校をして放課後となりアザゼルからほかのサイゴラーグたちのデータを見ているがアレイと一誠はサイゴラーグのを見て苦笑いをしていた。

((やっぱりセイルの戦闘方法は変わっていなかった・・・・・・じゃない!!なにあの力!!))

二人は驚いていると魔法陣が発生をした。

「やぁアーシア・・・・・・会いに来たよ。」

次回「やっとあいつが再び。」


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やっと出てきたあいつ再び

一誠side

 

なんで朝からこうも胃が痛くならないといけないんだ・・・・・・俺達は今学校へ登校をしているがなのはたちとリアスたちがにらみ合っているからだ。

 

「離れなさい!!」

 

「なんでや!!離れるわけないやん!!」

 

リアスは俺の手に抱き付いているはやてを離そうと力を入れているがはやてはそれ以上の力で俺の手に抱き付いている。

 

「やっぱり殺そうかしら?」

 

アレイ・・・・・・ぼそりといっているがやめろ・・・・・・目から光が消えたままになっているし・・・・・・ほかのみんなも睨んでいる。アーシアはやっぱり涙目になっているからどうしようかな本当に。

 

【相棒も大変だな?】

 

【仕方がないぜ。皆マスターに救われた者たちだからな。】

 

【あぁそのとおりだ。なのはさんやフェイトさん、アリシアさんたちもマスターに救われた存在だ。】

 

【だな、けどカラレス大丈夫か?】

 

アギトこれが大丈夫に見えるか?俺自身はもう限界に近い状態だぞ。学校に到着後俺達はクラスに別れて俺は机にぐでーと倒れてしまう。

 

「・・・・・・イッセー大丈夫?」

 

「・・・・・・大丈夫に見える?夕麻ちゃんよ。」

 

「ごめん見えない。」

 

夕麻ことレイナーレと早苗のカラワーナ、星歌のミッテルトは苦笑いをしている。アレイはふふふと光のない目のままだった。これはそうとうに切れているな・・・・・・授業などを受けながら俺は考え事をしていた。

 

【マスターどうしたのですか?】

 

【少しだけ考え事をしていた。あのディオドラという奴だ・・・・・・なぜあそこまでアーシアを狙っているのが理解できない。】

 

【確かにその通りですね。だからマスターはあの時サーゼクスさんたちのところへ行きアーシアに変身をするって言ったのはそういうことでしたか・・・・・・】

 

【そのとおりだララ、おそらく奴はレーディングゲームなどどうでもいいと思っている一番にアーシアさえ手に入ればいいと思うぐらいにな・・・・・・】

 

そして放課後となり俺達は部室に集まっていた。なんでか知らないがなのはたちも一緒だけどな。

 

「・・・・・・まぁいいわ。あなたたちも悪魔とかかわっている以上は・・・・・・」

 

「さてお前らまずはこれを見ろ。今回はサイラオーグたちの映像などを見てもらう。」

 

(サイラオーグ・・・・・・なにせ相手があいつだからな・・・・・・セイルだから。)

 

そして映し出された映像を見る、サイラオーグは剣を持ち相手の敵に接近をしながら剛腕で相手の攻撃をはじいていた。

 

そしてそのまま剣に光を集めて相手に攻撃をして吹き飛ばした後目の前で剣をとめていた。

 

「すごいわね・・・・・・」

 

「あぁサイラオーグはこれまでにもないほどの戦闘力を持っていることが判明をした。相手は戦闘不能で再起不能にまでなっているほどだ。」

 

「うわー・・・・・・」

 

サイラオーグ改めてセイル・・・・・・やり過ぎだ・・・・・・全員がサイラオーグの戦闘能力を見て改めて勝負となったら勝てるのか考えるほどに・・・・・・

 

「しかもこいつは本気を出していないからな。」

 

(当たり前だな・・・・・・俺もセイルと戦って奴と本気で戦ったのは10回ほどぐらいしかない・・・・・・今の俺で勝てるかどうかの相手だからな・・・・・・)

 

俺は考えていると一つの魔法陣が発生をしているのが見えた。確かあれは・・・・・・

 

「アスタロト」

 

朱乃がぼそりと言った言葉が聞こえた。やはり奴か・・・・・・ディオドラ・アスタロト・・・・・・

 

「ごきげんよう、ディオドラ・アスタロトです。アーシアに会いに来ました。」

 

部室のテーブルにはリアスとディオドラ、顧問としてアザゼルが座っている。朱乃がディオドラにお茶を淹れ、リアスの傍らに待機する。

 

ディオドラの方はアーシアの方を見てニコニコしているが俺はどうもやつが気にいらない・・・・・・いやそうじゃない何かを奴は隠していると思った。

 

「リアスさん単刀直入に言います。『僧侶』のトレードをお願いしたいのです。」

 

ギャスパー事ヴィーネスは俺の後ろに隠れて抱き付いてきた。お前じゃないから安心をしてくれ・・・・・・おそらく奴はアーシアが狙いだろうな・・・・・・

 

「僕が望むのはリアスさんの眷族は『僧侶』アーシア・アルジェント」

 

ディオドラはそういい放ち、彼女の方へ視線を向ける。その笑みは穏やかなものだ。だが俺はその下にある悪魔の顔を暴く必要がある・・・・・・さてリアスが動いたな。

 

「ごめんなさい。私はトレードをする気はないの。単純に言えばアーシアを手放したくないから。私の大事な家族ですから。」

 

「ぶ、部長さん!!」

 

それでもディオドラはあきらめないのかしつこかったがやがてあきらめたみたいだ。

 

「わかりました。今日はこれで帰ります。ですが、僕はあきらめません。」

 

いやあきらめてくれ頼むから、男はしつこいと嫌われるんだぞ!!といっている中あいつはアーシアのところに跪き手を取ろうとしていた。

 

「アーシア。僕は君を愛しているよ。大丈夫、運命は僕らを裏切らない。この世のすべてが僕たちの間を不定しても僕はそれを乗り越えて見せるよ。」

 

さていい加減とめるとしようか?

 

「おいクソガキ・・・・・・あまり調子乗るのはよくないぞ?」

 

「離してくれないか?薄汚いドラゴンに触れられるのはちょっとね。」

 

「本性が丸出しだな・・・・・・ディアドラさんよ・・・・・・」

 

「何がだい?」

 

「・・・・・・まぁいいいずれわかることだ。だが・・・・・・もしアーシアに手を出してみろ・・・・・・その時は貴様を殺すだけだ。」

 

「ッ・・・・・・」

 

お互いに睨んでいるとアザゼルが話しかける。

 

「リアス、ディオドラちょうどいい。ゲームの日取りが決まったぞ。五日後だ」

 

その日はディオドラは帰っていくが俺は奴をつかんだ際に別の力を感じた。しかも俺はこの力を知っている。

 

「イッセー君どうしたの?」

 

「・・・・・・朱乃。」

 

「はい。」

 

「今回のレーディングゲーム・・・・・・何か嫌な予感がする。」

 

「嫌な予感?」

 

「イッセーどういうことかしら?」

 

「あぁさっきあの野郎の手をつかんだとき、あいつの力とは別のを感じた。」

 

「別のってどういうことだイッセ―。」

 

「・・・・・・以前捕まえたカテレアが持っていた力と同じのようなのを感じた。」

 

「おい待てカラレス・・・・・・お前が言っているのは蛇の力のことか?」

 

「可能性がないとは言えない、だがあの力は俺が間違っていなかったら・・・・・・とな。」

 

全員が無言となり家に帰った俺達だったがコンビニに買い物しに来た。アイスクリームをメンバー分に買い物をしてきた。

 

「さてヴァ―リ、お前の言った通りになった。」

 

彼女は降りたち俺の手を握ってきた。

 

「その通りね。そしてあなたもあの映像を見て分かったみたいね?」

 

「あぁ奴と接触をした際に蛇の力を感じたからな。ところで・・・・・・」

 

「何かしら?」

 

「なんでお前薄い服を着ている・・・・・・当たっているのだが?」

 

「あら当てているのだけど?」

 

「・・・・・・あっそう。」

 

「あら冷たいわね。」

 

「寒いほどにな・・・・・・とりあえず帰れ。一応ここリアスが管理をする場所だからお前のこと報告するなどしないといけなくなるのだが?」

 

「あら別に構わないわ。」

 

「いいのかい。」

 

それから少し話してから俺は家へと帰った。

 

「おかえりなさいイッセー君。」

 

「ぶううううううううう!!」

 

朱乃がエロい格好で迎えてくれた。なんて大きいものがぷるんぷるんと揺れているのですが・・・・・・てかちらっと見たらイリナやアーシア、さらにはゼノヴィアや祐奈、ギャスパーなども着替えていた。

 

レイナーレたちもエロい格好・・・・・・なんで!?そういえば今日はなのはたちも泊まりに来ているってことは・・・・・・

 

「えへへへどうかなライ君。」

 

「あ、あぁ・・・・・・」

 

「あらカラレス私はどうかしら?」

 

「ふぇ?」

 

俺は振り返るとアレイが着替えていた。朱乃にも負けない胸がぷるんと揺れていた。

 

「ごくり・・・・・・」

 

「うふふふふふカラレスどうする?このまま合体する?」

 

「するーーーは!!」

 

しまった勢いよく答えてしまった。

 

「うふふふじゃあ早速。」

 

「させるかああああああああ!!」

 

「がは!!」

 

アレイがきれいに飛んで行きヴィータたちの方へと飛んで行く。

 

「おいアレイ!!なんでこっちに!!」

 

「ちょ!!」

 

「な!!」

 

「「「ああああああああああああ!!」」」

 

アレイがシグナム、ヴィータ、シャマルに命中して三人は倒された。中にいるギガライノスたちも驚いている。

 

【アレイ殿がやられた。】

 

【ってかやったのってリアス殿か?】

 

【正解みたいだぜギガライノス】

 

見るとリアスが怒りの形相でアレイを蹴り飛ばしたようだ。

 

「全く油断ならないわね。ちょっと待ってなさい!!」

 

リアスは突然として走りだして部屋にいった後戻ってきた。

 

「ハロー!!」

 

「ごふら!!」

 

俺は鼻を抑えていた。あれ?おれってこんなに女性の裸に態勢弱かったっけ?

 

「どうかしらイッセー。」

 

「綺麗だ!!ぜ!!」

 

俺はぐっと親指を建てると朱乃とかなのはたちはむーっと頬を膨らませてダッシュで行き帰ってきた服を身ておれはさらに血を出してしまう。

 

「ひ・・・紐が緩すぎません?」

 

そう彼女達はほぼ紐だけの状態でもう見えてもおかしくないぐらいになっていた。

 

「どうや!!ライ君!!」

 

「はやて動くな!!見えてしまうから!!」

 

「ほほーうライ君は一体何が見えてしまうのか教えてもらいましょうか?」

 

「近づくな!!お願いだから!!ってうお!?」

 

突然として砲撃が飛んできたので俺達は見るとギンガへと姿を変えたアレイの姿があった。

 

「ふふふふふいい度胸じゃない。」

 

やば目が金色になっている。アレイが怒っている証拠だ・・・・・・彼女は手をゴキゴキいわせながらこちらに接近をしている。

 

「ちぃ仕方がない。ララ!!マッハブーム!!」

 

『え!?了解です!!』

 

俺は魔法でマッハブームを起動させてアレイに近づいて仕方がない。俺は彼女をこちらに向けさせてその口にキスをする。

 

「ん!!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

アレイの舌を絡ませていき俺は彼女がこれで落ち着いてくれればいいと思いディープキスをする。

 

さてそろそろいいかなと思ったらアレイが俺にロックをしてきた。

 

「ん!?」

 

「んちゅちゅぱちゅ。」

 

そして俺達は数分ぐらいして離れる。

 

「うふふふやっぱりカラレスは私が一番ね?さぁやりましょうか?」

 

「まてまてまてここでやるわけにはいかないだろうが。」

 

「その通りよ!!やるならイッセーの部屋でやりましょう!!」

 

「そうやな!!」

 

いやそこ俺の部屋はやるところじゃないわ!!てか皆やる気満々だし!!

 

「さーてカラレスの部屋にレッツゴーーーーーー」

 

「ああああああああああああああああ!!」

 

そして次の日俺は真っ白になりました。




次回 五日後となりリアス眷族対ディアボロ眷族のレーディングゲームが始まろうとしていた。

その中でもアーシアは何か真剣な顔で試合会場を見ていた。

次回「リアス眷族対ディアボロ眷族」


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リアス眷族対ディオドラ眷族

一誠が再び全員に襲われてから五日後となりリアス眷族対ディオドラ眷族の戦いがおこなわれようとしていた。

 

現在控室ではリアスを始め全員が作戦会議を行っていた。

 

「いいわね?今回の相手はディオドラ眷族との戦いよ。相手はどういう手を使ってくるのかわからないからみんな気を付けて。」

 

「「「「はい!!」」」」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「アーシア?」

 

「えっとなんでしょうか?」

 

「どうしたのアーシア、なんかいつもと感じが変だけど・・・・・・」

 

「大丈夫です。緊張をしているだけですから。」

 

「そうでも無理だけはしないでね?」

 

「はい。(すまんリアス・・・・・・俺はアーシアじゃないんだよね。)」

 

そうアーシアは汗をかいていた。彼女の状態は変身魔法などでアーシアの姿に変身をした兵藤 一誠事カラレス・ランズだからだ。では本物のアーシアはどこにいるかって?彼女はイッセーの姿となりサーゼクスのところにいる。

 

さて一方でレーディングゲームの会場にリアス眷族達は現れた。アーシアことイッセーも辺りを見ていた。

 

(妙だな・・・・・・なにかいつもと感じ変だ。まるでここだけ切り離されている感じだ。)

 

彼はあたりを見ていると魔法陣が現れた。だがリアスたちはすぐに構えていた。それはアスタロトの魔法陣ではないからだ。

 

「まさかお前たちはカオス・ブリケード!?なぜあなたたちが!!」

 

「忌々しき偽りの魔王の血縁者、グレモリーここで散ってもらおう。」

 

囲む悪魔の一人が挑戦的な物言いをする。旧魔王を支持をする悪魔に取ってみれば、現魔王とそれに関与する者たちが目障りなのだろう。

 

「きゃ!!」

 

悲鳴が聞こえて全員が振り向くとアーシアが上空に浮いていた、彼女をつかんでいるのはディオドラ本人だからだ。

 

「部長さん!!」

 

「やぁリアス・グレモリー。アーシア・アルジェントはいただくよ。」

 

「卑怯者!!アーシアを離せ!そもそもどういうことよ!!私たちとゲームをするんじゃないのか!!」

 

「馬鹿じゃないか君達は、僕は元々アーシアをさらうために君たちと戦うんだよ、だからアーシアさえ手に入ればお前たちはここで死ぬ運命だからだ。僕とアーシアのために死んでもらうよ。さらばだ。」

 

ディオドラはアーシア事イッセーを連れ去っていきゼノヴィアはデュランダルを出して攻撃をしようとしたが祐奈が止める。

 

「待ってゼノヴィア、今は目の前の敵を倒すのが先決よ。」

 

「すまん・・・・・・アーシアまっていてくれ必ず助ける!!」

 

ゼノヴィアたちは現れたカオス・ブリケードたちを倒す為にアーシアがいる神殿へと向かう。

 

アーシアこと一誠side

 

さて俺は現在ディオドラにつかまっていたが、さて奴は俺を絶望させようとしているだっけ?まぁどうでもいいけど。

 

「ディオドラさん・・・・・・何をする気ですか・・・・・・」

 

「ふふふ決まっているじゃないかアーシア、なんで君が教会から追放されるようにしたのかすべては僕がしたことだからね。」

 

あーやっぱりか、俺はすでにサーゼクスたちに伝わるようにしており彼の会話はあっちに筒抜けってことだ。

 

「僕は君を見つけてね。けど君は教会にとても大切にされていたからね。だから技と怪我した自分を見つけて治療をしてもらう。さらにほかの聖職シャに見つかってもらえれば君は追放されるからね。」

 

なるほどな、それでこいつは最低辺まで堕ちたところを救いあげて犯す目的だったんだろうな、残念だったなアーシアの処女は俺がもらったって何を考えているんだろうか俺は・・・・・・さーてこいつの話はきけたしな。

 

そろそろリアスたちも来る感じだな。

 

「やれやれ僕とアーシアの邪魔をする気なのかい?仕方がないね。」

 

あいつは立ちあがり後ろを振り向いた。装置などがあったが俺はこっそりとアオナとアギトに装置の回路を切るよう指示を出した。

 

俺はつながっていないが念のためにね。

 

「アーシア!!」

 

「来たねリアスたちまさか僕の眷族達を倒してくるとは思ってもいなかったけどね?」

 

「全員は気絶させているわ。さぁアーシアを返してもらおうかしら?」

 

「返すとでも思っているのかい?」

 

さて準備は完了をした。今度はこちらから行かせてもらうぞ。俺は左手にエネルギーを込めてディオドラに接近をして彼の顔面を殴り吹き飛ばした。

 

全員があっけない顔をしていた。ディオドラ自身も一体何が起こったのか理解できていない。

 

「あ、アーシア!?なんで僕を!!」

 

「黙れ屑ヤロウ、てめぇの話を聞いていて私は怒り心頭です!!あなたの眷族達もかつては同じような人ばかりでしょうね。けどお前がすべてぶち壊したのですね・・・・・・なら私はいや俺は許せない!!お前を叩き潰すだけ!!」

 

「お前は誰だ!!アーシアじゃない!!」

 

ディオドラの言葉に全員が驚いているが俺は笑いだした。

 

「あっはっはっはっは!!お前の間抜けそうな顔を見れて変身をしたかいがあったよ。俺はアーシアじゃない。本物はお前の話を聞いて泣いているだろうな・・・・・・お前を助けたことで教会から追放されたあの子にとってはな・・・・・・ギガライノス!ギガフェニックス!」

 

俺の合図にギガライノスとギガフェニックスが現れてディオドラにタックルとけりをお見舞いさせる。

 

「ごふ!!」

 

『てめぇ!!よくもアーシアちゃんを泣かせやがって!!』

 

『私たちがあなたを倒させてもらいます!!』

 

「ぐ!!」

 

「あなたたちはどうしてここに!!」

 

「さーて俺の正体を明かすとしようかな?ララセットアップ&姿を戻してくれ。」

 

『了解です。セットアップ』

 

俺の姿光りだして鎧などが装着されていき右手に銃形態のララを持ち俺の姿が戻る。

 

「貴様はああああああああああああああ!!」

 

「俺の名前は兵藤 一誠!!またの名をカラレス・ランズ!!お前を叩き潰すものだ!!」

 

俺は接近をして左手にはあるものを装備していた。今回俺が装備をしているのはリボルバーナックル・・・・・・いえばアレイの物を借りていた。

 

2日前

 

「え?リボルバーナックルを貸してほしい?」

 

「あぁ二日後に行われるレーディングゲームで俺はアーシアに変身をすることにした。その時にドライグの力を使わずにお前のリボルバーナックルで戦おうと思ってな。」

 

「なるほどね、ちょっと待って。」

 

アレイは離れてからギンガに変身をしてセットアップをする。彼女は左手に装備されているリボルバーナックルを外して俺に渡してくれた。

 

「はいカラレス。とりあえず後で返してね?」

 

「わかっているさ。お前の大事な武器だからな・・・・・・」

 

俺はララにリボルバーナックルを入れる。これで準備が完了をして俺はリボルバーナックルを回転させてディオドラのお腹を殴り今までの女性たちの怒りの分を殴り飛ばした。相手はそのまま吹き飛ばされたので俺はそのまま接近をして殴り殴り殴りまくる。相手が血を流そうとも関係ないほどにな。

 

俺はそれほどに怒っているからだ。リボルバーナックルで連続して顔面を殴り奴の顔が腫れているのにも気づかずに殴り続けていた。

 

そのままリボルバーナックルのカートリッジを装填して必殺技を発動させる。

 

「ファルコンパンチ!!」

 

ディオドラのお腹に命中させて奴を吹き飛ばした。俺はとどめを刺そうと思ったがここまでにしておいた。

 

アーシアや彼女たちが受けてきた傷をあいつに返せたからだ。

 

「イッセー・・・・・・」

 

「・・・・・・リアス来るな!!」

 

「え?」

 

俺はリアスたちに来るなと言った瞬間意識がなくなる。

 

一誠side終了

 

「カラレス!!」

 

声がしたので振り返るとアレイを始めなのはたちがこの中へ突入をしていた。

 

「あなたたちどうやって!!」

 

「オーディンさんが手を貸してくれたんや!!それでイッセー君は!!」

 

「奴なら異空間に放り込んだ。」

 

声をした方を見ると二人の人物が浮いていた。リアスたちは構えているこのようなとこりに現れたのは旧魔王派であると。

 

その前に砲撃が飛んできた。二人は回避をするとアレイが杖を構えていたギンガの姿で。

 

「答えなさい!!カラレスはどこにいったの!!」

 

「カラレス?あー赤龍帝のことか奴なら異空間に放り込んだ。いくらやつでも異空間に放りこまれたら生きていないだろうな。」

 

「・・・・・・そうならあなたたちをコロス。」

 

アレイは両目を光らせて彼らに突撃をする。彼女は右手に持っている武器で攻撃をするが相手はアレイが振り下ろした武器を受け止めて攻撃をする。

 

彼女は後ろに下がるとディバインバスターが放たれて二人は回避をした。

 

「ほういい魔力を持っているな。だがこのシャルバ・ベルゼブブに勝てるとでも思っているのか!!」

 

「同じくクルゼレイ・アスモデウスにもだ!!」

 

旧魔王派の首謀者が現れたことにリアスたちは驚いているが今は怒りの方が上だった。

 

「よくも・・・・・・よくもイッセーを!!」

 

「許せない・・・・・・絶対に許せない!!」

 

「貴様たちだけはこの剣で切り裂いてくれる!!」

 

「てめぇえええええええええ!!よくもカラレスを!!」

 

全員が怒り心頭だ。彼を思ってる子たちだ。




次回 イッセーは異空間をさまよっていた。彼は彷徨いながらも力を求めていた。

今のままでは勝てないからだ。そこに現れたのは!!

次回「イッセーの前に現れたのは。」

『あいつは!!』


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イッセーの前に

「うあああああああああああああああああああ!!」

 

アレイがシャルバ・ベルゼブブに攻撃をしていた。愛する人からレス事一誠が奴らの罠で異空間に放り込まれたからだ。怒りで全員が旧魔王たちに攻撃をしていたが冷静を失った彼女たちの攻撃はかわされていた。

 

「ふん冷静を失った貴様たちの攻撃など私に通用すると思っているのか!!」

 

「黙りなさい!!よくも一誠君を!!」

 

朱乃は光を纏った雷撃を放ち攻撃をする。シャルバはそれを魔法陣で受け止めて波動弾をはなち全員が吹き飛ばされる。

 

「なのはちゃん!!フェイトちゃん!!」

 

「「わかった!!」」

 

三人は一気にけりをつけるためにカートリッジを装填して構える。

 

「スターライト」

 

「ジェットザンパー」

 

「ラグナロク」

 

「「「ブレイカー―――――――――――――――!!」」」

 

三人のトリプルブレイカーが放たれて二人は回避をした。

 

「いい魔力を持っている。」

 

「だが当たらなければ意味がない!!」

 

二人の攻撃がなのはたちに命中をして吹き飛ばされた。

 

「なのは!!」

 

「フェイトちゃん!!」

 

「はやて!!」

 

アリシアたちがなのはたちをキャッチをして着地をする。アーシアが近づいて回復させていく。

 

その後ろから祐奈とゼノヴィアが切りかかったが交わされて二人は着地をした。

 

「くそ!!」

 

「よくも一誠君を!!」

 

「くらいなさい!!」

 

リアスは滅びの魔力を放つが直線的だったので交わされてしまい、シャルバは笑いだす。

 

「あっはっはっはっは!!貴様たちの力はそんなものか弱すぎるぞ!!」

 

「あなたたちを殺して次はサーゼクスたちを殺して我らの世界を作り直すのです!!」

 

一方で異空間・・・・・・カラレス事一誠は浮かんでいた。

 

「ち・・・・・・力が入ってこない・・・・・・戻らないといけないのに・・・・・・」

 

『相棒何かが来るぞ。この力は・・・・・・まさか!!』

 

「ドライグ?」

 

彼は何かを感じて前を見ていると赤いドラゴンがこちらの方へとやってきた。一誠は一体あれは何だろうかと見ていると声が聞こえてきた。

 

『貴様はなぜ戦おうとする?』

 

「なぜ?・・・・・・決まっている・・・・・・俺が戦うのはあいつらを守るため。アレイやなのは、リアスたちを守るために俺はこの力を使うだけだ!!」

 

『相棒、あいつはグレートレッド、オーフィスと並ぶ最強のドラゴンだ。』

 

「ドラゴンだと・・・・・・まぁ確かにドライグお前に比べたら確かにこいつは・・・・・・ッ予想だけど・・・・・・でなんでいるの?」

 

『いやカラレスそんなこと言っている場合か?』

 

『なに貴様の強大な魔力を感じて飛んできた・・・・・・貴様なら私の力を使いこなせる可能性があるな・・・・・・急がないでいいのか?お前の仲間たちがピンチになっている。』

 

「リアスたちが!?頼む力を・・・・・・お前の力を貸してくれ!!』

 

『よかろう、貴様は面白い・・・・・・我が名はグレートレッドだ!!』

 

グレートレッドは彼の体内へと入っていく。

 

「うぐ・・・ぐうううううううううぐああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

 

冥界では

 

「ぐ!!」

 

アレイが吹き飛ばされて着地をしていた。ほかのみんなも戦っていたがボロボロになっており二人はつまらなそうに見ていた。

 

「つまらんな、まぁいい貴様たちはこれでゲームオーバーだ。奴の後を追うといい!!」

 

(カラレスごめん・・・・・・私もそっちに行く!!)

 

アレイは目を閉じて攻撃が来るのに備えていた。だがいつまでたっても攻撃がこないのでいったいなぜと目を開けると赤い鎧を着た人物が彼女たちの前に立ち右手を前に出して受け止めていた。

 

「無事かアレイ。」

 

「え?」

 

光が収まっていきそこに立っていたのはイッセーだった。だが彼が纏っている禁化の姿いつもと違っているのに気づいた。

 

「貴様!!なぜ生きている!?」

 

「なーにあるドラゴンが力を貸してくれているおかげでね。解放させてやるさ・・・・・・俺の新しい力をな!!うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

彼は雄たけびをあげると背中に赤い翼に赤い爪。さらに赤いしっぽに赤い龍の頭部が発生をした。(ウィザードオールドラゴンみたいな感じです。)

 

「何だその力は!!」

 

「あぁグレートレッドさ、あいつが俺がさまよっていた次元に現れて力を貸してくれたんだよ!!」

 

すると彼は一瞬で彼らの横に現れた。

 

「「な!!」」

 

「おらああああああああああああ!!」

 

そして体を回転させて尻尾が彼ら二人に命中をして吹き飛ばした。俺は左横にいた男の方に飛んで行き両手に発生をしたグレートレッドクローで相手に攻撃をする。

 

その威力は相手を切り裂くには十分の威力を誇っている。彼は回避をしていくが周りに鎖が発生をしてクルゼレイの動きを止めた。

 

「なに!?」

 

「まずはてめぇだ・・・・・・ドラゴンブレス!!」

 

グレートレッドの頭部の口が開いてそこから強力な火炎放射が放たれてクルゼレイに命中をして一瞬で燃えつきる。

 

「馬鹿な・・・・・・」

 

「てめぇだけはぜってーに許せね!!くらいやがれドラゴニックソニック!!」

 

彼は赤いエネルギーを纏ってドラゴニックソニックを発動させてベルゼブブに命中をして蛇の力が消滅をした。

 

「ば、馬鹿な・・・・・・くそ覚えていろ!!赤龍帝!!」

 

ベルゼブブは魔法陣を出して撤退をしていき一誠は着地をして膝をついた。

 

(こ、これが・・・・・・グレートレッドドラゴンの力・・・・・・今まで味わったことがない力だ・・・・・・これは間違えたら暴走をしたらこの辺一帯を吹き飛ばすほどにな・・・・・・)

 

『ほーう私の力を使ったのに暴走をしないか・・・・・・気にいった。わたしもこの男についていった方が面白そうだ。』

 

『はぁ!?』

 

『わーいまたこの中に増えました!!』

 

『だな。』

 

『これってご主人大丈夫でしょうか?』

 

ギガフェニックスが心配をしてくれているが問題ないと思う。俺は立ちあがろうとしたがバランスを崩してしまうがそこに体を支えてくれた人物を見る。

 

「ありがとうよイリナに祐奈・・・・・・」

 

「だ、ダーリンよかったよ・・・・・・よかったよ!!」

 

「そうだよ一誠君、私・・・・・・私・・・・・・」

 

「泣くなよ、お前らは笑顔が似合っているからよ・・・・・・」

 

「誰が泣かせたと思っているのダーリン・・・・・・」

 

「俺だな。」

 

「イッセええええええええええええええ!!」

 

前からリアスたちが涙を流しながらこちらに走ってきた、彼は支えてくれた二人にありがとうといいリアスが抱き付いてきて彼は後ろに倒れてしまう。

 

「よう・・・・・・」

 

「馬鹿!!私たちどれだけ心配をしたと思っているの!!」

 

「すまない、だがあの時お前らが俺のところへ来ようとしたとき次元空間が開いた感じがしてこのままではリアスたちを巻き込んでしまうと思ったからだ。まぁ結果が今の状態になっているけどな・・・・・・」

 

「一誠君・・・・・・」

 

「だがお前たちが無事でよかった・・・・・・ぜ?あ・・・あれ・・・・・・意識が・・・・・・」

 

彼はそのまま目を閉じてしまう。彼女達は一誠が死んだと思ったがすぐにすーと寝息が聞こえてきたので安心をした。

 

「おそらくカラレスは疲れていたのよ・・・・・とりあえず出ましょ?」

 

アレイの言葉に全員が納得をして一誠はすやぁと眠りにつきながら運ばれるのであった。




次回 病院で一誠が目を覚ますとヴァ―リがいた。

「なんでいるねん?」

「あらいちゃいけないかしら?」

次回「一誠とヴァ―リ」


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一誠とヴァ―リ

一誠side

 

「・・・・・・・・・知らない天井だ。」

 

目を覚ました俺は病院の天井だとわかった。おそらくあの時の戦いの後俺は意識を失ってこの病院に運ばれたんだな?

 

「その通りよ一誠。」

 

隣の方を見るとヴァ―リがいた。なぜお前がここにいるのだ?

 

「あらいいじゃない。しかしあなたはすごいわね・・・・・・あのグレートレッドを自身の力に加えるなんて(笑)」

 

「だがその結果がこの病院に送られてしまっているけどな?まだまだ俺も未熟だってことだ。」

 

『そうかしら?私的は暴走をせずに力を解放させただけは褒めてあげるわよ?』

 

「それはどうも。」

 

中にいるグレートレッドが言ってきたので俺はふぅとため息をついていると扉が開いた。

 

「一誠!!」

 

入ってきたのはリアスたちだ。その後ろになのはたちが一緒に来たみたいだな・・・・・・

 

「ようリアス、それに皆も・・・・・・」

 

「カラレス!!」

 

一番に走ってきたのはアレイだった。彼女は涙を流しながら俺に抱き付いてきた。

 

「おととと・・・・・・」

 

「馬鹿馬鹿馬鹿!!カラレスの馬鹿!!また・・・あんなことをして・・・・・・私・・・どれだけ心配をしたか・・・・・・」

 

「ごめんアレイ・・・・・・またお前に迷惑をかけてしまったな。」

 

「全くよ・・・・・・でも生きていてくれたからいいわよ・・・・・・」

 

「・・・・・・」

 

彼女が抱き付いているので大きな胸が俺に当たっているから顔を赤くしているが後ろの方ではリアスを始め全員が睨んでいた。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

あー今日も平和がいいなーーーーー

 

『カラレスこれはあたしたちでも助けれないぞ?』

 

『そうですね。』

 

『『あはははは・・・・・・』』

 

お前たち中で笑っているのはいいがこの状況をどうにかしてくれええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!

 

俺の叫びは病院内で言ってしまったので後でナースさんに怒られました(笑)

 

それから数日後俺は退院をして学校へ通うことになった。といっても向こうの世界とこちらではあまり大して変わっていなくてソーナがこちらに来てホッとしていた。

 

「一誠君無事でよかったです。」

 

「そうかあなたも見に来ていただったな。ちょっと色々とあったが無事に終わったさ。」

 

「ふふふその通りですね。」

 

とまぁソーナが合流をして一緒に学校に行くのだが・・・・・・後ろでリアスたちの怒りゲージが上がっている気がするのは気のせいだと思いたいなあはははは・・・・・・

 

授業などを受けて放課後となった。

 

「兄さん。」

 

「どしたヴィーネス。」

 

俺達は放課後はいつも通りに部室にいた。ヴィーネスことギャスパーが俺にこっそりと近づいてきた。

 

「もしかしてヴィータさんたちってお父さんたちをベースに作ったの?」

 

「すげー今更だな、そうだ・・・・・・お前たちを失った俺は丁度その時に夜天の書を作る際に父さんたちの体をベースに作ったんだ。それでヴィータはお前をベースに作ったわけ。」

 

「だからか・・・・・・」

 

ヴィーネスは自身のベースにしているときかされてため息をついていた。それからアレイの方を見ていた。

 

「?」

 

「そういえば兄さん、あのアレイって人は兄さんとはどういう関係ですか?」

 

「・・・・・・アレイこっちに来てくれないか?」

 

「?」

 

アレイを呼んだ俺はギャスパーが俺の妹が転生をしたと教えて驚いている。

 

「え!?カラレスの妹!?」

 

「えっとヴィーネスランズです。今まであなたとは話したことがなかったので。」

 

「えっとアレイ・レーメルンというわ。カラレスとは夫婦の関係よ。」

 

「夫婦!?ってことは義姉さん!?」

 

ギャスパー事ヴィーネスは驚いているがまぁ俺も家族のことは話していなかったからな・・・・・・あまりにも悲しいことだったから。

 

それから二人は話を続けており意気があったのかな?と思いながら俺はララを出して武器を変えていた。

 

ブレード、ハンマー、アックス、ランサー、鎌、銃、バスターモード、バスターメガランチャーモード、ブレードシールドモード、ナックルモードプラスドリル、ウィップモードである。

 

改めて色々とモードを加えていたんだな俺って・・・・・・

 

『そうですね、最初は少なかったですが・・・・・・マスターが色々とつけたいと言いだしてつけていったのが今の私です。』

 

ですよねーーー私が原因じゃん。現在部室にいたけど眠くなってきたな・・・・・・授業も早く終わってリアスたちはまだ来ていないからな・・・・・・さて少しだけ寝るかなお休み・・・・・・ZZZZZZZZ

 

一誠side終了

 

アレイとヴィーネスは話していると一誠が眠っているの気づいた。

 

「あらあらカラレス眠っちゃったのね?」

 

彼女はしょうがないわといいブリッツギャリバーから毛布を出して彼にかける。一誠はすやすやと眠っているのを見て彼女は安心をしていた。

 

「・・・・・・本当にカラレスは色々と戦っているのね。昔からそうよ・・・・・・アグルスとの戦いだって・・・・・・」

 

「アグルス?義姉さまアグルスとは?」

 

「・・・・・・アグルスは城に使えている大臣でカラレスが作った夜天の書を狙っていた人物よ・・・・・・カラレスは断り続けたわ。リリアやあの子たちを戦争の道具に使うなんて言語道断といってね。でもあいつはしつこくカラレスの家を訪問をしていた。カラレスたちは何度も追い払った。けどあいつは手段を選んだのか私を狙ってきたの・・・・・・だからカラレスは私を実家の方へ帰して・・・・・・」

 

「義姉さま・・・・・・」

 

彼女は胸に手を置いた。ギンガの時に見た夫の最後の姿を・・・・・・そして爆発をした彼の姿を見て・・・・・・

 

「・・・・・・・・・もう失いたくない。大事な夫を・・・・・・私はあの時に気づけばよかった・・・・・・ごめんなと言ったときの彼の顔を見て・・・・・・」

 

「・・・・・兄さんは義姉さまのことを愛していたと思いますよ。」

 

「え?」

 

「だからこそ兄さんはあんな行動をしたと思います。義姉さまを守りたいという思いでそれだけ愛した人が突然実家に帰れとか言いません。兄さんはそれほどアレイさんのことが好きだってことですよ。」

 

「・・・・・・・・・」

 

ギャスパーの言葉を聞きながらアレイは無言で眠っている一誠を見ていた。彼女はそのあとは彼の敵を討つためにセイルの反乱軍に加わり死亡をしてギンガ・ナカジマに転生をして彼と再会をした。

 

「カラレス・・・・・・」

 

アレイは光りだしてギンガの姿へと変身をした。ギャスパーも驚いているがあれがもう一つの姿なんだなと思いながら兄の一誠事カラレスを見ていた。

 

「兄さん・・・・・・」

 

すると扉が開いてリアスたちが入ってきた。

 

「あらギャスパー早いわねってあなたは何をしているのよ!!」

 

リアスはアレイが一誠のそばにいたので嫉妬をしていた。

 

「何をしているって彼に毛布をかけてあげただ・け・よ。」

 

(うわー義姉さんあおってるし・・・・・・てか見たらほかの皆さんも怒っている。)

 

ギャスパーは顔を真っ青になり震えていた。

 

「なんだようるせーな・・・・・・ってリアスたちじゃねーか、なんか騒がしいなと思ったがどうしたんだ?」

 

「「「何でもないわ。」」」

 

「あ、はい。」

 

あまりの気迫に一誠は黙ってしまうのであった。




次回 ゼノヴィアとイリナから戦ってくれと頼まれた一誠、さらに祐奈やヴァ―リも戦ってみたいといってきたので一誠は戦ってもいいぞといい彼女たちと戦うことになった。

次回「模擬戦一誠対」

「遠慮はするな。」


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一誠の休み。

一誠はいつの間にか眠っていたのか体が少しダルそうだった。実は一誠はまだグレートレッドの力の反動が体に残っており彼自身はダルゲにしていた。

 

「イッセーどうしたの?」

 

「あぁ少し体がダルイだけだ、この間のあいつらとの戦いでグレートレッドの力を使ったけどその時の体の反動がまだ残っていてな・・・・・・うーーーーん。」

 

「ダーリン私の膝を使う?」

 

「いいのか?」

 

「うん!!ダーリンなら襲われても・・・・・・」

 

「いや襲わないから、さすがに学校でやるのはな?」

 

一誠は苦笑いをしながらイリナの膝に頭を乗せる。彼女の柔らかい膝が当たっており一誠は疲れが取れていく感じだ。

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「ダーリン?」

 

「・・・・・・すまん、皆が無事だってホッとしていた。」

 

「一誠、それは私たちの台詞だ。」

 

「そうですよ先輩・・・・・・私先輩が消えてしまって死んだしまったと思ったんですよ。」

 

「白音ちゃん・・・・・・」

 

一誠は彼女にひょいひょいと手でこちらに来るようにして白音は一誠のところへ行くと彼は頭をなでなでする。

 

「せ、先輩・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

一誠は無言で頭を撫でていた、ギガライノスたちも中で一誠が疲れ切っているのはわかっていた。

 

『相棒大丈夫か?』

 

『私の力を使ったから当たり前かな?』

 

『しばらく戦闘は無理そうだなカラレス。』

 

「ちょっとだけな・・・・・・アヤとエナのことを考えるとな・・・・・・」

 

「アヤとエナ?」

 

「一誠君その子たちは誰なのですか?」

 

「・・・・・・気にするな、ちょっとした名前だよ。」

 

「カラレス・・・・・・」

 

アレイはアヤとエナの名前を知っている、それは自分と彼の子どもたちの名前だ。聖王の戦いの後、カラレスこと雷児、アレイ事ギンガは次元を超えていた。彼らはミッドチルダの方へ帰れない状態だった。

 

アレイ事ギンガは妊娠をしていたことが判明をしてその世界でアヤとエナを出産をしてザフィーラが来るまでの間過ごしていた。

 

「・・・・・・そういえば体育祭が終わったら次は修学旅行なんだよな・・・・・・」

 

「そういえばそうだったわね。」

 

一誠がそういうとアレイもそうだったわねと話を続ける。一誠は疲れ切った体で起き上がり家に帰ることにしたがその前にやることがあったなといいイリナをこちらに引き寄せる。

 

「だ、ダーリン?」

 

「なぁイリナ。」

 

「何?」

 

「知ってるかもしれないが。俺はリアスたちともやっている関係だ・・・・・・今からするのはキスするがお前はいいのか?」

 

「・・・・・・決まっているよ私は一誠君のことがずーーっと好きなんだもん。だから!!」

 

イリナはそのまま彼に抱き付いてキスをした。

 

「これからもお願いねダーリン♡!!」

 

「おう。」

 

お互いに顔を真っ赤にしているが後ろではリアスたちが睨んでいた。家へと戻り一誠は部屋に戻りギガライノスとギガフェニックスたちが出ていた。

 

『ふああああああ。』

 

『なんか久々に外に出たような気がします。』

 

「ふいいいいい。」

 

「えへへへへへへ。」

 

「たまにはお前たちも外に出るのはいいのかなと思ってな。」

 

彼は疲れ切っていたのかそのまま布団の方へとダイブをして目を閉じていた。

 

アーシアside

 

私は一誠さんのお部屋に行きました、そこにはギガライノスさんたちがいたので驚きました。

 

『おやアーシアじゃん。』

 

「あの一誠さんは?」

 

『マスターならあそこでお休みになられている。きっとアーシア殿を助けるのに奮闘をしたからな・・・・・・』

 

一誠さんは私のために・・・・・・私はリアス部長さんたちのように胸は大きくないしなのはさんたちが逆に羨ましい・・・・・・私にできることってあるのかな?

 

「なら抱き付いたらいいじゃんか?」

 

「え?」

 

「そうですね、今はリアスさんたちはリビングにおられますしね。」

 

アギトさんやアオナさんの言葉を聞いて私は一誠さんが眠っているベットの方へと行き抱き付きました。こうして抱き付くと一誠さんって体が硬いですね・・・・・・そして私のあそこを・・・・・・まずいです顔が赤くなってきました。アーシアとりあえず行きまーす!!

 

アーシアside終了

 

ギャスパー事ヴィーネスは一誠の父親と母親からご飯ができたから一誠を呼びに向かっていた。

 

「おそらく部屋にいるはずなんだけど・・・・・・」

 

ヴィーネスは扉を開けるとギガライノスとギガフェニックス、アギトとアオナ、そしてベットにはアーシアと一誠が寝ていた。

 

ギガライノスとギガフェニックスは両目の光が消えており、アギトとアオナも一誠が眠るベットに寝ていた。

 

「あらあら兄さんたちが寝ていますね・・・・・・うーんしかもぐっすりと眠っていて起こせないですね。まぁたまにはいいですか・・・・・・私も兄さんに甘えてもいいのかな?今は血とかつながっていないから(笑)」

 

ギャスパーは起こさないように部屋を出て扉を閉める前に。

 

「おやすみ兄さん。」

 

扉を閉めた。




次回 一誠は夢を見ていた。その中でスバルとティアナの姿を見る。彼は起き上がりあの夢は一体・・・・・・と考える。

次回「夢を見た一誠。」

「スバルとティアナ・・・・・・なぜあいつらが・・・・・・」


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一誠夢を見る。

「・・・・・・なんだ?ここは・・・・・・」

 

彼は目を覚ますがどこかの暗い場所だった。だがなぜか一誠は嫌な予感がしていた・・・・・・彼は両手を組み考えていると声が聞こえてきた。

 

「「きゃあああああああああああ!!」」

 

「声?」

 

見るとそこには青い髪をした女性とオレンジの髪をした女性だった。

 

「スバルにティアナ?」

 

その姿は前世の時共に戦った仲間であるスバル・ナカジマ、ティアナ・ランスターの二人だ。

 

だがすぐに光が発生をして彼は目を覚ました。

 

「!!」

 

一誠は辺りを見て自分が部屋で寝ているのを確認をした。彼は冷汗をかいていた・・・・・・そのまま右手を頭につけて考えていた。

 

「なんだ今の夢は・・・・・・スバルとティアナが危ないってことだけはわかったが・・・・・・どこだあの場所は・・・・・・」

 

彼は目を覚まして起き上がろうとしたが右手が動かないことに気づいた。彼は何で動けないんだと思ったらアーシアが彼の右手に抱き付いていた。

 

「そういうことか・・・・・・ギガライノスたちが何も言わなかったのだな・・・・・・」

 

一誠はアーシアが眠っている姿を見て彼女の頭を撫でていた。彼は起き上がりシャワーを浴びることにした。ギガライノスたちはそのままにララを持ちシャワーがある場所へ到着をして服を脱いで彼は扉を開ける。

 

「ふぇダーリン!?」

 

「・・・・・・イリ・・・・・・ナ?」

 

そこにはシャワーを浴びていたイリナがいた。彼女の大きな胸などを一誠はマジマジで見てしまい顔を赤くしてしまう。彼女も声を上げようとしたがまずいと思ったのか彼を中にいれた。

 

「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」

 

二人はシャワールームでどうするか考えているとイリナは顔を赤くしながら彼の方を向いていた。

 

「ダーリン、体・・・・・・洗ってあげる。」

 

「いやイリナその・・・・・・」

 

「駄目?」

 

上目遣いをしてきたので一誠は断れなくて結局イリナに体を洗ってもらった。シャワーから上がって朝食のところへ行く。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「カラレスどうしたの?」

 

アレイは現在ギンガ・ナカジマの姿になってご飯を食べていた。彼は無言でご飯を食べていたのでほかのメンバーはどうしたんだろうと思った。

 

「少し夢を見てな・・・・・・」

 

「夢・・・・・・ですか?」

 

リリアたちは彼が言った夢が気になっていた。リアスたちも彼の夢が気になっていた。

 

「・・・・・・ある二人の人物がいた。とても懐かしくてな・・・・・・青い髪をした女の子と、オレンジの髪をした女の子だ。」

 

「それって!!」

 

「・・・・・・スバルとティアナの二人だ。間違いない・・・・・・」

 

「あの子たちもこの世界に・・・・・・」

 

アレイは彼女達もこの世界へ来ているとわかりホッとしていた。だが一誠はそれでも顔が暗かった。

 

「どうしたのラン君?」

 

「場所がわからない・・・・・・あいつらの魔力を感じたくても一つも感じられない・・・・・・」

 

「カラレス・・・・・・」

 

「いずれにしても・・・・・・なんだ?」

 

突然魔法陣が発生をした。彼らは警戒をしていると中からボロボロの二人が現れた。

 

「スバルにティアナ!?」

 

「ひどいけがだわ!!急いで治療を!!」

 

シャマルとアーシアが二人に怪我を神器と魔法で治していく、一誠はすぐになのはたちに連絡をして家に来るようにといい彼女たちを待つことにした。

 

数分後。

 

「一誠君!!」

 

なのはたちが駆けつけた。彼女達はベットに眠っている二人を見て驚いている。

 

「スバルにティアナ・・・・・・どうして二人が・・・・・・」

 

「わからない・・・・・・しかもかなりの重傷だったからな・・・・・・必死になって逃げてきたんだろう・・・・・・シャマルとアーシアの力で何とかなったが・・・・・・後は目を覚ますまで待つだけだ。ってかすまない今日は学校なのにてか制服着ていたな(笑)」

 

「だってすぐに準備をするだけやったからそこに連絡が来たからね。」

 

それから一誠たちも制服に着替えてシャマルたちが家で待機をして彼女達が起きたら連絡をするといい一誠たちは学校へ向かうのであった。

 

一誠は学校に向かいながらもティアナとスバルがボロボロになっていたことが気になっていた。彼女達はいったい何と戦って逃げてきたのか・・・・・・いずれにしても気になるが今は学校に行きシャマルたちが話をしてくれるだろうと信じて向かう。

 

一誠たちが学校に行ってからシグナムは部屋の掃除、シャマルは洗濯、リリアは彼女達の様子を見るためにヴィータとザフィーラと共に部屋へ行く。

 

「さてティアナたちはまだ目を覚まさないだろうな?」

 

「当たり前だ。あれだけの傷を負っていたからな・・・・・・とりあえず中にはい・・・・・・」

 

リリアがドアを開けた瞬間光弾が飛んできた。彼女は回避をして何事かと見るとティアナが起き上がってクロスミラージュを構えていた。

 

「ぜぇ・・・・・・ぜぇ・・・・・・」

 

「ティアナ!!何しやがるんだ!!」

 

「待てヴィータ!!」

 

「うあああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

 

ティアナはクロスミラージュエッジモードにして襲い掛かってきた。ザフィーラが前に立ち彼女がふるった攻撃をガードをする。

 

「ぐううううう!!」

 

「「ザフィーラ!!」」

 

「大丈夫だ、はやく止めろ!!」

 

「あぁ!!」

 

リリアは後ろに回り彼女の後ろにチョップをして気絶させる。ティアナが倒れたことでクロスミラージュが手から落ちてヴィータがキャッチをする。そのままリリアは彼女を再び布団に寝かせてヴィータはクロスミラージュに声をかける。

 

「さてクロスミラージュ、あたしのこと覚えているか?」

 

『お久しぶりですヴィータ副隊長・・・・・・』

 

「ってことはお前は覚えているってことはティアナたちも記憶があるってことでいいな?」

 

『はい・・・・・・』

 

「いったい何があった、お前たちが突然ボロボロの姿になって現れたから驚いたぞ。」

 

『・・・・・・ティアナとスバル殿が目を覚ましたのはある場所でした。そこで私たちは保護をしてもらい確か・・・・・・ヴァルキリーとかがいる場所でした。』

 

「もしかしてオーディンというものがいたりしないか?」

 

『そうですオーディン殿に保護をしてもらったんです。』

 

三人は驚きながらもクロスミラージュは話を続ける。

 

『なんで襲われたかロキと呼ばれるものがオーディン殿を殺すために反乱を起こしたのです。スバル殿とティアナは戦いましたが彼の圧倒的な力に苦戦をして私たちは重傷を負ってしまいわずかな力でこの場所に転移をしたのです。』

 

「それはお前の意思でやったのか?」

 

『はい、雷児さんの魔力を感じることができたのでそこに一か八かで・・・・・・すみません。』

 

「いや気にするな、いきなり血だらけのお前たちが現れたときは驚いたが・・・・・・そういう理由だったか・・・・・・」

 

リリアは話を聞いてこれは厄介なことになったなと思い眠っている二人を見ていた。一方でリリアから連絡を受けた一誠はアザゼルにそのことを報告をすると彼は考えていた。

 

「おいおいまじかよ・・・・・・あのロキが反乱を起こしたってことか。」

 

「アザゼル、俺はカラレス・ランズの時にロキって奴だけは会えなかったが何者だ?」

 

「ロキにはフェンリル、ヘルなどを生み出した人物でなトリックスターと呼ばれるほどだ。力などはお前以上かもしれないぞ?」

 

「俺以上ね・・・・・・ならティアに力を貸してもらおう。そうすれば何とかなるかもしれない・・・・・・いずれにしてもティアナたちを傷つけたやつを許すわけにはいかない。ったく運動会が終わったと思ったら今度は厄介だな・・・・・・ったく。」

 

一誠は舌打ちをしながら両手を組むのであった。




次回 学校が終わり一誠たちは家に帰ってきた、リリアたちからスバルたちが起きたと連絡が来たので部屋に行く。

次回「再会の二人。」


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