ダンジョンに炭治郎がいるのは間違っているだろうか (ピザトースト)
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プロローグ

あまり文章を書くのは得意ではないのでゆっくり書いていこうと思います。原作のどの部分かは少し考えて次回発表します。それではよろしくお願いします。


竈門 炭治郎は、鬼化した妹の禰豆子《ねずこ》を

人間に戻す為に超越生物である人喰い鬼の原種にして真に真なる鬼の

鬼舞辻無惨を倒すべく鬼殺隊に入隊し夜な夜な現れては人間を襲い喰う鬼を狩り日々強敵達との戦闘を繰り返していた......

 

 

しかし、ある夜に現れた特殊な血鬼術を使う鬼との戦いで死闘の末、あと一歩手前まで追い込んだ炭治郎だったが最後の一撃を決めようとした瞬間に隙を突かれてしまい血鬼術を受けある場所へと飛ばされてしまったのだ......

 

そして血鬼術によって飛ばされてしまった炭治郎は

 

今まで見たこともない建物が立ち並び、さらに日本とは思えないような服装をしている人々や猫や犬、動物の特徴である耳や尻尾が生えている人々、それはもうこの世のものとは思えないほどありえない光景に炭治郎は圧倒されてその場に立ち尽くしていると、

 

 

 

 

一神の男が炭治郎の前に立ち、問いかけてきた....

 

 

「小僧、お前迷い子か...?」

 

 

 

「あなたは......?」

 

 

 

 

 

竈門 炭治郎と神ヒノカグツチの一人と一神の出会いが新たな物語を生み出していく...

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

「あの、迷い子というのはもしかして俺のことですか??」

 

「ああ、その服装は極東のものだろう?

ここらではあまり見かけないし、もしかしてオラリオに来るのは初めてかと思ってな」

 

極東?オラリオ?この人は何を言ってるんだ?俺は一刻も早くさっきまで戦っていた鬼を倒して鬼舞辻無惨の足がかりを探さないといけないのに....でも、今こんなわけもわからない場所でただ突っ立っているくらいなら少しでも情報を集めて状況を把握する方が先決か...

 

「あ、あの!さっき言ってた極東とかオラリオ?って何なんですか!?実は今色々と混乱してて理解出来てなくて...」

 

「ん?極東の人間ではないのか??

その服装というとそれは極東出身者が身につけている服と似ているし...ん、ちょっと待て。お前さっき何と言った?」

 

「だから極東やらオラリオやらですよ。

初めて聞く言葉ですけど鬼の名前か何かですか??」

 

「ではオラリオについて説明しよう。

オラリオとは.....」

 

こうして男は炭治郎にオラリオについて教え

オラリオにはそれぞれ天界より神達が娯楽を求めて降りてきたなど色々な事を炭治郎に伝えた。

 

「まぁ、オラリオの説明はこんなものか。なぁ、さっき鬼がどうとか言ってたが一体何の事だ??」

 

「オラリオとはそのような場所なんですね!!ありがとうございます!それで、鬼についてなんですが実は....」

 

こうして炭治郎も質問されたことに答えるとその男は何か悩んだような顔になり、ほんの数秒唸っていたが決心したかのように

よしっ!と声を上げると炭治郎にこう問いかけた....

 

「良かったら俺の眷属になってみないか...?」

 



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第1話

炭治郎には15巻の岩柱である悲鳴嶼行冥様
の柱稽古の時の身体能力で転移して貰おうと思います。

ねずこにはまだ日の光を克服するのはまだ待ってもらいます(ねずこファンの方ごめんなさい...)


「良かったら俺の眷属になってみないか...?」

 

「え??眷属??もしかしてあなたは神様なんですか!?」

 

 

「まぁな ヒノカグツチだ、よろしくな。

それで提案なんだが、お前の話を聞く限りお前はこの世界の人間ではないようだし

それに、元の世界に帰りたいのだろう??」

 

 

「は、、はい。けど、この世界の事を何も知らないですしどうやって帰るのかも知らなくて...」

 

「そこで、だ。元の世界に帰る方法の可能性としてだが、一番高い可能性としてお前の器の昇華、、、ランクアップがある。どうだ??やってみないか?」

 

ランク、アップ??

また聞いた事の無い言葉だ...

それをすれば元いた世界に帰る事が出来るならそれしか道は無い...っ!

 

炭治郎は自分に残された選択肢を前に元いた世界に帰る為、自分をこの世界に飛ばしたあの鬼に再戦する為、妹を...ねずこを人間に戻す為、様々な想いが重なり決意を表した。

 

「元の世界に帰る為、あなたの眷属にして下さい!!」

 

「あぁ、これからよろしくな!

早速なんだが自己紹介の方よろしく頼む。

あと、気になってたんだがお前がその背負っている箱はなんだ??」

 

「よろしくお願いします!ヒノカグツチ様!

俺は竈門 炭治郎です!

それと、この箱なんですけどこの説明をするのには日の光が当たらない場所に移動出来ますか?」

 

「様はやめてくれ、堅苦しいの苦手なんだ。あと、お前のことは炭治郎って呼ぶから俺のことはカグツチって呼んでくれや。

日の光が当たらない場所??変なこと言う奴だな、まぁいいけどよ。」

 

そうして、炭治郎とカグツチはカグツチが普段寝泊まりしているという小さな物置小屋なら日が差して来ないということなので人通りから離れ表通りを抜けて路地裏に入り目的地へ向かった。

 

「ここが俺の仮屋だ。

あまり綺麗でも広くも無いがまぁ、くつろいでくれ。それで、本題だが....」

 

「はい、、、!ねずこ、出ておいで」

 

炭治郎は背負っていた木箱を下ろしてそう呟くと木箱の戸が開き中から鬼化してしまった妹のねずこが出てきた。

 

「この子は俺の妹で、ある日鬼に家族を襲われて唯一生き残って助かったんですが鬼化してしまって、、、鬼は日の光を浴びると骨も残さず消えてしまうので昼の間はこうしてここに入ってもらってるんです。」

 

「なるほどな...妹の方は人を襲ったりしないのか??て戦えるのか??」

 

「はい、、ねずこは人を喰べて体力を回復させる鬼と違って眠ることで体力を回復させているみたいなんです。それと、俺の師匠である鱗滝さんという方に【人間は皆、お前の家族だ、人間を守れ、鬼は敵だ、人を傷つける鬼を許すな】____と暗示を掛けてもらっているので人は襲いません。自分の身を守る以外に鬼にしか使えない特殊な術、血鬼術というのがありましてそれを使えるのでいざという時一緒に戦ってくれます。」

 

炭治郎から聞かされた話を聞いたカグツチは一体どれだけの修羅場を潜り抜け生き抜いてきたのかと想像も出来ないほど衝撃を受けた...

 

(この子達には、もう苦しい想いをして欲しくないな。俺がどれだけ力になれるか分からないが全力で手助けしよう....)

 

そう決心したカグツチは2人を全力を尽くしてサポートしようと決意を表した。

 

「それじゃあ、俺の眷属になる為にやる事があるんだ。ちょっと、上着を脱いで床にうつ伏せになってくれ。妹、いや、ねずこでいいか。ねずこの方は、眷属にするか??どうする?」

 

「兄妹二人でカグツチの眷属になった方が安心だしそれでよろしくお願いします!ねずこもほら、お願いして!」

 

ペコリッ

 

二人はカグツチに頼まれた通り、前でうつ伏せになった。

 

「よしよし、じゃあ始めるぞ。

すぐ終わるから我慢してくれ!」

 

そういうと、カグツチは針を取り出すと自分の人差し指を刺し、神血を2人の背中に垂らしスラスラと《恩恵》を刻んでいった。

 

そして、カグツチはもういいぞ。と二人に言い何か書かれた紙を渡してきた。

 

「これは....??」

 

「それはお前達の《ステイタス》だ。

まぁ、言うとこの今の経験値みたいなものだな。あまり....いや、他の奴らには絶対に見せるなよ。他の神どもの玩具にされかねない。あいつらは常に娯楽に飢えてるからな...」

 

そうして炭治郎は自分に渡された紙を見ると

 

竈門 炭治郎

 

Lv 1

 

「力」 I 0

 

「耐久」 I 0

 

「敏捷」 I 0

 

「器用」 I 0

 

「魔力」 I 0

 

 

スキル

 

【????】

???

 

【????】

???

 

 

そしてねずこに渡された紙には

 

竈門 禰豆子

 

Lv 1

 

「力」 I 0

 

「耐久」 I 0

 

「敏捷」 I 0

 

「器用」 I 0

 

「魔力」 I 0

 

 

スキル

 

【????】

???

 

【????】

???

 

呪詛

【鬼】

自身が鬼化し身体能力等などのアビリティ能力超高補正。

 

眠る事で体力等を回復出来る。

 

人に戻る為には◆◆◆◆◆◆◆◆◆。

 

 

 

 

 

 

二人に出たステイタスはカグツチが見てもあまりに不明な所が多く不安がよぎったが

 

「それじゃあ、これからヒノカグツチファミリアの始まりだな!炭治郎、ねずこ!元の世界に帰れるまでよろしく頼む!」

 

全力を尽くして元の世界に帰れるよう

手助けをすることを決意した為、カグツチは二人の背中を押すことにしたのであった...

 




文章拙くて申し訳ないです。。。


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第2話

遅くて申し訳ない(汗


カグツチ、炭治郎、ねずこの三人はファミリア結成をギルドに申請し承諾されると、カグツチはバイトがあるからまた後でな!と言うや否やすぐに去ってしまった。

 

残された二人は、ギルド職員にダンジョンの心得や上層の1〜12層に出現するモンスターの特徴や攻撃パターンなどを徹底して叩き込まれると早速ダンジョンへと足を踏み入れた。

 

「ここがダンジョン.....」

「うー....」

 

薄暗く乾いたような空気が漂っているダンジョンで探索を続けていると二人の前に二匹のモンスターが姿を現した。

 

「あれがゴブリンなんだな....なんとなく鬼に似てなくもない、、か。ねずこも一匹肩慣らしで倒してみるか?」

 

コクコク

 

そして静かに日輪刀を抜き、大きく息を吸い込んだ。

 

この行為は、著しく増強させた心肺により、一度に大量の酸素を血中に取り込むことで

瞬間的に身体能力を大幅に上昇させる特殊な呼吸法でこれを〝全集中の呼吸〟といい

そこから更に、育手から学んだ流派に従った型から必殺の剣戟を繰り出し、鬼と対峙する。

そして、育手の呼吸の基本となる流派として炎・水・風・岩・雷の五系統が存在しており、炭治郎の育手は鱗滝 左近次という老人で流派は水。その為、炭治郎は水の呼吸を扱う事が出来るのである....

 

そして、全集中の呼吸の状態でゴブリンの一匹に走り込んで近づくと、ゴブリンも炭治郎の存在に気付き雄叫びを上げた。

 

『ゴガアァァァァァッッ!!』

 

そして、爪で攻撃をしようと手を振りかざそうとしたその瞬間__

 

(見えたっ!隙の糸!)

 

 

炭治郎は、生まれた頃から嗅覚が人並みはずれて鋭敏で、獣並みの鋭い嗅覚で生物や植物の持つ匂いを嗅ぎ分け、行方不明となった者を見つけ出したり、鬼の接近を察知することができるほどで、鱗滝の元で修行を積んだことで更に磨きがかかり、戦いにおける必殺の間合いを“隙の糸”として嗅ぎ取れるようになった。

 

『全集中•水の呼吸 漆ノ型 雫波紋突き!』

 

隙の糸をゴブリンの胸から嗅ぎ取ると、水の呼吸の中で最速の突きを繰り出し

胸へ突き刺すと刀がゴブリンの魔石を真っ二つに切り裂きそのままゴブリンは呆気なく灰となり消え去った。

 

ねずこの方を見るとひと蹴りでゴブリンの頭を蹴り飛ばし一瞬にして絶命させ灰にさせており二人とも手こずる事なく勝利したのである。

 

「この状態ならもっと下の層に行っても大丈夫だな...ねずこも一緒に来れるか?」

 

コクコク

 

炭治郎とねずこはこうしてダンジョンの下層へとどんどんと足を踏み入れていった....

 

ある程度深くまで潜っていくと前から全身真っ赤な何かが全力疾走でひぎゃあああぁぁぁぁっっっと叫びながら突っ込んでくると思いきやそのまま通り過ぎていった。

 

(あれはなんだったんだ?全身真っ赤だったけど人の血じゃなくて牛のような臭いがしたけど...ん、、このにおいは!?)

 

においを嗅ぎとると刀を構えてた。そして、薄暗いダンジョンの奥から大型の闘牛のように血に塗れた角のヌシが突進して来た。

 

「こいつは確か...ミノタウロス!?」

(中層のモンスターがなんでこんな所に...ここに来るまでに初心者の冒険者がいっぱい居たし通す訳には、いかない!!)

 

炭治郎はミノタウロスに全力疾走するとあちらもそれに気付いたのか、持っていた武器を大きな横振りで斬り伏せようとモーションを取った、、、

(隙の糸!!今しかないっっ!)

 

『全集中•水の呼吸 参ノ型 流流舞い!』

 

水流のごとく流れるような足運びによる、回避と攻撃を合わせた技でミノタウロスの横振りを躱すと同時に思いっきり全力で胸を斬りつけ、ようとしたがミノタウロスの筋肉があまりに堅く強固であり日輪刀の刃が通らなかった。

(弾かれたっ!やばい!次の攻撃が来るっっ)

 

ミノタウロスは横振りをしてほんの一瞬体が攻撃後硬直していたが空いた手で炭治郎の顔面を吹き飛ばしに掛かろうとストレートで拳を繰り出して来たが、

 

(回避できないっっっ)

 

すると迫ってきた拳の甲に向かって全力で頭突きをした。

すると、自分の顔面に放たれた拳は地面に落ちたのだ...

 

(危なかった....あと少し反応が遅かったら俺は...俺は絶対ねずこと二人でこの世界で生き残って元の世界に帰る為にこんな所で死ぬ訳にはいかないっっ)

 

「こんな所でお前なんかに負けるわけにはいかない!」

 

その瞬間、ミノタウロスの頸から隙の糸が来て勢い良く水平に刀を振るった。

 

『全集中・水の呼吸 壱ノ型 水面斬り!』

 

するとミノタウロスの頸を刀が一閃し、首が落ちると共にミノタウロスは灰へと化したのであった。

 

「な、なんとか勝てた...どうして中層のモンスターがここに?まぁいいか、それより今日はもう早めに帰って休もう ねずこ、帰るよ!」

 

そうして炭治郎達がダンジョンから帰還した。

 

その背後で静かに今までの戦闘を見ている金髪の少女がいたのは二人は知らない___

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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