主人公補正が欲しくて転生したら、転生ではなく憑依してて魔王補正もあった件 (MOKA珈琲)
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ある程度のプロローグ
プロローグ


新しい咲の小説です、基本的に不定期更新なので更新は遅いかも。


俺は目が覚めた。

 

何故か俺は辺り一面の白い世界で目覚めていた。

「ここがウユニ塩湖か」

『いや違うから』

「じゃあ、サリーナス・グランデス」

『ちゃうわい』

「じゃあ、しk...『死海でもないぞい、いい加減塩湖から離れろ』......はい。」

 

確かに俺は日本にいた筈だし海外に観光しに来たわけでもない。

 

となってくると......最近の二次創作物に出てきそうなあれか?

 

『そのあれじゃよ』

「マジですか」

『本気と書いてマジと読むぐらいにマジじゃ』

 

となると......

 

「えっ、俺死んでるの⁈」

 

目の前の100人中100人が顔を見たら疲れてますかと言いそうな老人が頷いた。

ええ〜......マジで死んでるのね。

 

『すまないの、儂が徹夜で仕事をしてたら真違ごうて生者の書類を一通、死亡の箱に処理してしまってな。』

 

いや、この爺さんマジモンの社畜かよ。

段々と可哀想になってきたな......

 

「大丈夫ですよ、残業続きじゃそうなりますって。俺も社畜でしたし気持ちはわかります。」

『すまんのうそこの若人よ。』

 

三徹明けの仕事でミス多目だったしな俺も。

ってか確率的にそれが俺の書類とはある意味ラッキーなのではないかな?

 

「まぁ、俺も社畜人生に嫌気が射してきたのて丁度良かったです」

『......怒らんのか?』

「そんなの会社が悪いですしおすし」

 

神に近いこの世界にも社畜はいる。

そのミスを被ったとしても最終的には休ませなかった会社が悪い。

つまり上の責任になるので爺さんがここに来て謝ってること自体おかしいと思う」

 

『......心の声がダダ漏れじゃよ』

「わざと漏らしたんです」

『この若人はぐう聖なのに儂の弟は......』

 

なんかぶつぶつ言い始めたけど気にしない。

 

『申し遅れたが儂はハデスじゃ。』

 

ん⁈

 

「ハデスってゼウスの兄の⁈」

『そうじゃ』

「つまりあの弟はって言ってたのはゼウス⁈』

『......なのじゃ』

 

ええ〜......兄の苦労弟知らずとは本当にあったんだな。

 

『まぁそれはいい、今決めるのはお主の魂の処遇じゃ。』

「そうでしたね、すると俺は冥界行きですかそれとも転生でしょうか?」

『考えてみたんじゃかお主、転生してみないかの?』

 

ですよねー、お約束来ました。

 

「チートはおやつに入りますか?」

『500円(6個)までじゃよ、そして転生するとところはランダムだがお主の趣味に合わせて決まるぞい。』

 

ノリ良いねハデスさん。

にしても趣味か、特にって感じはないかな。

唯一の癒し方法が雀荘行って打つぐらいだったし。

 

(まぁ考えてみますか)

 

 

 

「でけました〜」

『結構考えとったなお主。』

「折角の転生ですし強くてニューゲームをやってみたいんですよ。」

『どれどれ......』

 

1:セフイロト&クリフォトに関する能力(あっちについてから決める)

2:タロットに関する能力(あっちについてから決める)

3:天才的な頭脳

4:コミュ撃強

5:圧倒的豪運

6:主人公補正(出来れば主人公で)

 

 

「どうでしょうか?」

『......お主は意外に大人しい方じゃの。』

 

えっ......

 

『前にもこんなことがあったのじゃが。その時は無理難題を押し付けて来たのでな。』

「......ちなみにどんなことを。』

『神の力が欲しいとか、世界を好き勝手作りたいだの、たしかscpというチートの塊を欲しがったりなどあったの。』

 

本当この人不憫すぎる。

 

『お主の転生体を作っていないが、外見はどうしたい。』

「書いていないのでランダムで良いです。」

『本当お主ぐう聖じゃの。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『準備できたぞい』

「早いですね、もっと時間が掛かると思ってました。」

『儂なりのお詫びじゃ』

「それでは行ってきます。」

『すまんのう、お主の次の生に幸があらんことを......ん?あっ、間違えた。』

「ちょっと⁉︎」

『本当にすまん』

 

フザケルナーと言いながら俺はブラックホールじみたものに吸い込まれて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『儂としたことが、転生ではなく憑依の箱に処理してしまったわい。』




悔いはない。


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幼少期ならぬ幼女期ですよ皆さん
転生ではなく憑依ってマジですか...


アンケート御協力ありがとうございます。
僅差で光ちゃんを登場させることに決定しました。
アンケートに答えてくれた皆様ありがとうございます。


あの神ナチュラルに間違えてだそ......

本当に徹夜明けの注意力散漫なのか?

なんかただ単にドジなだけかも......

 

 

「......それは後で考えるか。まずは今の状況を把握することから始めよう。」

 

身体を注意深く観察するがわかったことがある。

 

「......まじかよ幼女じゃないですがヤダー」

 

まさか転生?(神が間違えてるし多分違うが)してから幼女になるとは思ってないですよ〜てっきり性別はまんま同じだと思てましたし。

 

......この身長的に3歳ぐらいかな。

頭の回転が速い(転生特典)お陰で少し考えただけで今の状況を察することができた。

.....これは間違えてなかったんだねハデス爺さん。

 

名前が書いてあるものはないかなと探していた時。

 

 

「咲?」

 

 

後ろから声がした。

 

「咲どうしたの?」

 

......やばい、似てる子が話しかけてきた。

似てるし背も高い、歳は近そうだね。

となると、姉又は従姉妹かな。

......エエィアタッテクダケロー!

 

「なんでもないよ......お姉ちゃん。」

「なんでもないならいい」

 

 

や っ た ぜ あ た っ て た 。

 

 

「⁇なんでガッツポーズしてるの?」

 

はっ!......私としたことが、喜びのあまりに行動を抑え込むことが出来ませんでした。

 

「なっ、なんでもないよ。ほっ、本当に。」

「⁇ならいいけど?」

 

......この子鋭いのか鈍いのかどっちなんでしょう。

 

 

 

 

 

二階から降りると三人いた。

......うむむ。家に居るのでこれは家族で間違い無いと思いますけど......

まず察するに私は転生とは違う方法で生を受けてる事が何となくわかりました。

......だったら一体何なのよって話ですが。

 

時計を見てみると丁度12時を指してるので昼食ついでに情報収集といきましょう......

 

「おかーさん、ごはん」

「もう少しでできるから待っててね。」

 

 

「みんな、今度の週末にどこに行きたい?」

「私はどこでもいいよー父さんはどこに行きたいー?」

「咲たちに聞いているから俺はいいよ。照、光はどこに行きたい?」

「......私はどこでも。光は?」

「いつも通りに雀荘!と、言いたいけどまだ咲がルールを覚えてないからねー」

 

誘導尋問式話術成功しました。(ドミネーター声)

いや〜こんなにサクサク行ったのは予想外でしたな〜

......もっと時間が掛かると思って考えていた私のセリフを返してください(泣)。

 

「ハッハッハッ光はそればっかだな。愛さんどこに行きたい?」

「界さん、私はいいから娘たちの意見を反映して。」

 

......サクサクしすぎて怖い。

なんでこんなにうまくいくのかな......って心当たりあるな。

これ、圧倒的豪運(転生特典)のお陰だな。

......ここまでやばいものだと思って無かった。

 

だけどこれでこの世界の事を知ることができた。

父:宮永 界

母:宮永 愛

長女:宮永 照(身長的な意味で暫定的)

次女:宮永 光(身長的な意味で暫定的)

三女:私こと宮永 咲

 

 

......うん。宮永咲ね......

ここ咲−Saki–の世界だね......

 

つまり俺は転生ではなくて憑依してしまったと......

 

 

 

転生ではなくて憑依ってマジっすか...

 

21世紀。

 世界の麻雀競技人口は数億人を超え、プロの麻雀プレイヤーは人々の注目を集めていた。

 日本の高校でも大規模な全国大会が毎年開催され、そこではプロに直結する成績を残すべく、高校生麻雀部員たちが覇を競っていた。

世はまさに大麻雀黄金時代である。

 

俺も好きだった漫画だ。

まさか主人公に憑依とは......

 

 

 

 

 

......とりあえずタロットとセフイロトとクリフォトの能力は麻雀関係の能力にしよう




次は主人公設定を書きます。
自分で書いてなんですけどこの子ポンコツ過ぎやしませんか?
まぁ本家も結構ポンコツでしたし......


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設定の時間ですよ〜

アンケート御協力ありがとうございます。
結果とおりにセフイロトとクリフォト能力&タロット能力を説明していきたいと思います。


主人公設定

 

名前:宮永 咲(偽)

よくある典型的憑依型主人公。

ちょっとドジ気質のあるハデス爺さん(三徹明け)のミスを被った不幸系主人公。

本当は転生する予定だったのに、またハデス爺さんのお茶目なドジにより転生ではなく憑依となってしまった。

転生特典として

1:セフイロトとクリフォトの能力

2:タロットの能力

3:天才的な頭脳

4:コミュ撃強

5:圧倒的豪運

6:主人公補正

を選んでおり、本人は満足している。

(ハデス曰くこれは大人しい方)

尚、咲ちゃんに元々備わってる能力は健在だった。

(嶺上開花、槓材の把握、王牌の位置把握、±0)

 

転生特典解説

1:セフイロトとクリフォトの能力は場の支配系の能力になります。

場の支配は下位のセフイロト・クリフォトから始まり条件を満たしたのちレベルが上がります。(その逆も然り)

セフイロトはマルクトからケテル 、クリフォトはキムラヌートからパチカルまでの双方10段階あります。

全ての能力はLvが上がっても基本的に上書きされません。

 

セフイロトの能力

Lv1マルクト(王国):自分の手牌が二向聴以下から始まる。

Lv2イェソド(基礎):前の局で聴牌以上をしたら次の局では小さい手で和了ることができる。(連続和了よりも遅いしゴミ手のみ)

Lv3ホド(栄光):有効牌を引きやすくなり、手牌も良くなる。

Lv4ネツァク(勝利):ドラが集まりやすくなり、和了りの打点に補正が入る。(クロチャーの能力も僅かながら受け付けない)

Lv5ティファレト(美):相手の手牌の一部が見えるようになる、それにより危険牌を切ることが少なくなる。

Lv6ゲブラー(峻厳):始まった手牌が満貫に近くなる。また、運次第では跳満もある。

Lv7ケセド(慈悲):ティファレトの能力強化が入る。(大半の手牌が見えるようになる)

Lv8ビナー(理解):イェソドの能力強化が入る。(連続和了より速いし点数もまぁまぁ)

Lv9コクマー(知恵):ネツァクの能力強化が入る(クロチャーの能力でも半分しか効かない)

LvMAXケテル(王冠):開始時の手牌が聴牌以下または役満になる。

 

LvUP:わざと一局捨てるor相手の自摸を防ぐ。

LvDOWN:自分以外が不聴orW役満以上(W役満は入らない)を自摸または栄した場合。

 

クリフォトの能力

Lv1キムラヌート(物質主義):相手の手牌を二向聴以上で始める。

Lv2アィーアツブス(不安定):有効牌を引きにくくなる。

Lv3ケムダー(貪欲):相手の手にドラが集まりにくくなる。(クロチャーの能力でも少しは効く)

Lv4ツァーカブ(色欲):相手を振込みさせやすくする。(卓にいる人の中一人)

Lv5カイツール(醜悪):局の最初に捨てた牌で和了ることができなくなる。

Lv6アクゼリュス(残酷):ツァーカブの能力強化が入る。(全員が振込みやすくなる)

Lv7アディシェス(無感動):アィーアツブスの能力強化が入る。(有効牌が全く来なくなる)

Lv8シェリダー(拒絶):キムラヌートの能力強化が入る。(相手手牌が五向聴以上で始まる)

Lv9エーイーリー(愚鈍):相手は自摸て和了ることができなくなる。

LvMAXバチカル(無神論):相手のオカルト全封じ。

 

LvUP:わざと一局捨てるor相手の栄を防ぐ。

LvDOWN:放銃されたらorW役満以上(上と同じ)を自摸または栄した場合。

 

2:タロット能力は攻撃的な打ち方です。

先ほどの能力とは違い好きな時に発動できまず。

タロット能力の多用は2枚までできます。

タロット能力は基本的に一試合中一回しか使えません。

 

タロットの能力

0-愚者:出来上がった役をわざと崩すことによりそれより上の役で和了ることができる。

1-魔術師:副露を三回することによりとても早く和了ることができる。

2-女教皇:三回槓することにより三回目で必ず嶺上開花で和了ることができる。

3-女帝:直感で打つことによりある程度の火力で必ず和了ることができる。

4-皇帝:相手がリーチを宣言した時に強制発動(試合中一回)宣言した人から跳満で栄できる。

5-法皇:相手が自摸した後の局で強制発動(試合中一回)その人から満貫で栄できる。

6-恋愛:地獄単騎にすることにより必ず和了ることができる。

7-戦車:3巡後に立直を掛けることができる(3巡後聴牌)。和了れるかは運次第。そのかわり最低でも三倍満ぐらいの点数が取れる。

8-正義:字牌を切らずにとっておくことで字牌を引き易くする。(和了れるかはわからない)

9-隠者:放銃されたらその次の局で強制発動(試合中一回)その相手に満貫以上を栄する。

10-運命:配牌を偏り易くすることができる。(萬子、筒子、索子、字牌なんでもござれ)オーラスでしか発動できない。

11-剛毅:配牌時に必ず四向聴の役満手が来る。

12-刑死者:SSSさんみたいな狙い撃ち能力、満貫以下の打点しかない分試合中に五回使える。

13-死神:オカルト全封じ(一局だけ)自分は効果を受けない。

14-節制:手牌がゴミ手だった時発動。その局は必ず和了ることができる。(併用不可)

15-悪魔:自分の手牌が一か九の牌に偏る。(清老頭確率を上げる)強制力はない。

16-塔:ダブリーをかけた時に発動(一試合中三回)相手が振込易くなる。(自分も振込易くなる)

17-星:字牌しか来なくなる(大七星確率を上げる)強制力は一つの文字のみ。

18-月:手牌が五向聴の時のみ発動(試合中一回のみ)向聴数を増やすことにより国士確率を上げることができる。

19-太陽:赤い牌が来やすくなる。(ユウチャーの能力でも半分しか来なくなる)

20-審判:役満手を張ってる時発動(剛毅との併用可)相手が一向聴以下の場合その人に放銃できる。

21-世界:天和、地和確率を上げる。

 

 

3:天才的な頭脳はまんまの能力です。

尚、セフイロトのなかにある隠されたセフイロトであるダアト(知識)と掛けている。

この能力は基本的に常時適用される。

フルで使った時某天災博士並みの頭の良さと器用さを手に入れる。

 

4:コミュ撃強は某番長並みのコミュ力を手に入れる能力です。

あまり得意じゃない人でもいずれは仲良くなれるみたいなことができる。

......一種のミーム汚染じゃねーか。

 

5:圧倒的豪運は名前の通りにとても運が良くなります。

FGOでいうと幸運:EX

 

6の主人公補正は一種の未来確定能力です。

たとえば強い相手に当たるとピンチにはなるが勝つなど。

一種の現実改変能力です。

 

 

その他設定

 

名前:宮永 照

皆様ご存知ポンコツ姉。

ここの次元の咲ちゃんがバグに近い所為で本家のいざこざが起きなかったので咲とは仲良しである。

尚、ここの咲ちゃんは方向音痴ではなくなっているのでいつも迷ったら咲ちゃんを頼る。

能力は原作通り(連続和了、照魔鏡など)

咲より歳は二歳年上。

 

名前:宮永 光

元気いっぱいな咲の姉。

こっちはポンコツ具合が幾らか改善されている。

姉と同様、方向音痴なので迷った時は近くにいる人に話しかける行動力のある方向音痴。

能力は、海底牌や有効牌危険牌が透けて見える能力。

見える時は水面に波紋が広がるように見えるというとか。

咲より一歳年上




うちの咲さんはバグですな。
アンケートを実施します姉二人にも強化しますかどうかをアンケートします。
期間は次の更新までです。


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私が魔王って無いです.................いや本当だからそんな哀れんだ目で見ないでください。

アンケート結果が結構僅差なので、アンケート期間を延長します。
それと難産でした。


〜〜しゅうまつ!!〜〜

 

光姉さんの一言で人生初(この体で)の雀荘にやってきました!

この世界での私は今日初めて麻雀をするようなのです!

......ここの咲ちゃんはまだルールが分からなかったらしいですけど。

マッマには死ぬ気で覚えたと言っておりますのでバレることはないと思いたい......

 

「やってきました!『roof-top』」

 

なんとあのワカ眼鏡先輩の実家にやってきました!

咲ちゃんは小さい頃に来ていなかった筈?.................小さい頃の記憶は曖昧ですしおすし。

まあ、今日はこのハイスペックな身体での麻雀を楽しみましょうか。

 

「咲〜?」

「は〜〜い!」

 

マッマに呼ばれた行かなくては。(刷り込み)

 

 

.................暇どす。

まあハイスペックな身体だけど三歳ですし、まだルールを覚えてないって見積もられていると思われてますね。

小さい子はあくまでもマッマ達の付き添いかなって思われてますね.................

姉達は対戦中ですし、仕方ないので歳が近い子を見つけてきますか。

 

.................と思ってた時期が私にもありました。

ここワカ眼鏡先輩の実家だったなと今頃気づいてしまいました。

この身体はハイスペックですけどなんでこうにも抜けているのでしょう(ブーメラン)。

予定変更してワカ眼鏡先輩ことまこ先輩を見つけてきましょう。

 

「とーさーん。わたし他のところ行くー」

「いいけど外に出るなよー」

「はーい」

 

幸いこの身体は原作通りの方向音痴ではないので迷うことは外に出ること以外無いのでそこんところは良かったと思ってます。

ハデス爺さんありがとう。

 

「まこ先輩を探さないと......ってすぐ見つかったね。」

 

頼みの先輩は姉達と対局していた。

丁度半荘終わって大人の人が抜けたらしい。

 

「相変わらず照ちゃん達は強いね〜」

「......それ程でもない」

 

..........我が姉は途轍も無く人見知りなんですね。

 

「また照に負けた〜〜」

 

だらしないですよ光姉さん。

 

「......と言いつつも国士聴牌ってるじゃけん。」

 

ワカ眼鏡先輩はこの頃から広島弁じゃったんか。

ってか姉達は姉達だった。(白目)

 

「......一人抜けちゃったから何する?」

「三麻でもする?」

「近くに小さい子おるけん。入れるか?」

「私は良いですよ。」

「......咲ってルール覚えてたんだ」

「母さんには聞いて無かったの?」

「ん......全然」

 

にゃるほど、通りで誘って来なかったのですか。

 

「じゃあさ!咲もやろうよ!」

「良いよ光姉ちゃん!」

 

この世界で初めての麻雀......私、気になります!

 

 

 

 

 

「ルールは東風戦で80000点開始、儂から親じゃけんとなると咲がラスか」

 

 

東家:染谷 まこ

南家:宮永 光

西家:宮永 照

北家:宮永 咲

 

「......それじゃ始めよう。」

 

咲ちゃん初めて(この世界で)の麻雀開始!

 

初手はどんな手牌でしょうか............

 

111999m111999s1p白

 

 

WHY⁉︎

コレ役満じゃないですか......

初っ端から清老頭じゃないですか......

こんな手牌上がるしかないでしょう。(乗り気)

 

......タロット能力使いますか。

アルカナフォースXVI「塔」発動

 

 

「リーチ!」捨:白

「早っ!ってダブリー⁉︎」

「嘘じゃろ!?」

「............」

 

三者それぞれの反応ですね。

......まあ、私もそれされたらそうなりますよ。

照姉さん......どんだけ無反応なんですか。

 

 

 

 

まこ視点

 

なんじゃあの子は!?

初っ端からリーチとはとんだ豪運!

姉達がこれだから妹も化け物だと思うたが、これは化け物じゃなく怪物じゃ!

 

何故か儂は塔の上に立っていた。

そして儂が牌を捨てると............

 

「ロン」

 

塔が崩れていった。

 

 

 

咲視点

 

 

振り込んだのはワカ眼鏡先輩か、振り込みやすくなるとは斯の一巡中に振り込むってことでしたか............

............怖っ!?

い〜や、やりすぎでしょこの能力!?

 

「え〜と............清老頭、四暗刻、ダブリー、68000点です ......」

 

うわ〜気まずい。




おまけ『クロチャーとのおもち発明』

「咲博士、今度は何を発明したのですか?」
「よくぞ聞いてくれた助手の玄くん、今回作った発明品はおもち格上げ薬である!」
「博士!これはどういった効果がおありで?」
「名前の通りおもちのランクアップをしてくれる。無だった人が使ったらAへと、Bだった人が使ったらCへと、どんどん変化する薬だ!副作用ももちろん無いぞ!」
「.................博士、それ私怨丸出しですよね。」
「玄くん.................誰も彼しも君のような恵まれた人ではないのだよ.................」




ワカ眼鏡先輩との絡みです。
そして相変わらずドジで魔王な咲ちゃん。

アンケート結果ですが大体25人ぐらいの差がついたらアンケート終了します。


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ハデス爺さん......この能力チートすぎひん?これで大人しいってうせやろ......

アンケートご協力ありがとうございました。
結果の通り、姉達の強化が入ります。
私の方でも考えますが光、照の能力を感想で募集します。
一人多くても3つくらいでお願いします。
それでは本編どうぞ。


染谷 まこ:12000

宮永 照:80000

宮永 光:80000

宮永 咲:148000

 

 

うわ〜気まずい。

まさか初っ端から役満出るとは思わへんって。

そしてタロット能力がチートすぎひん?

なんや一巡中に振り込むって......

 

ゾクッ............!?

なんか見られた気がする⁉︎

......照姉さんが照魔鏡使ったんか!

ワカ眼鏡先輩には悪いけどなんか楽しくなってきた。

 

 

照視点

 

 

魔鏡発動してみたけど何故かぼんやりとしか見えなかったし、能力の外見しか見えなかった。

咲の中に見えるのは......山の上の花畑の中に佇んでいる表裏一体の木?

上の木は白いけど下の木は黒い......あと上の木に21個の実がなってたけどどうゆう意味なのかな?

 

 

次一局

 

照:手牌

269m169p15689s東西白

 

......きっつ。

上がらせる気が無い手牌だね。

まず向聴数を減らさないと......

 

捨:東

 

「カン!」

 

......⁉︎

咲が鳴いた?

 

 

咲視点

 

 

さーて次の手牌はなんでしょうか......

 

咲:手牌

東東東南南南西西西北北北白

 

うん......おかしいよね?

なんで最初から役満なの?

大四喜だよね⁉︎

 

もう塔はいいから次のタロット能力を使ってみますか。

アルカナフォースII「女教皇」発動。

 

 

照姉さんが捨てたので鳴きます!

 

「カン!」東東東東

 

一度咲ちゃんの身体でやってみたかった!!

誰だってそーします私だってそーします。

 

引いたのは

引:南

 

ギター(*゚▽゚*)

 

「もう一個カン!」南南南南

 

引いたのは⁈

引:中

 

あら残念です。

捨:中

 

光視点

 

 

咲ってどんだけやばいのよ⁉︎

さっき役満和了ってたでしょ⁈

なんてやばい気配が咲の方からするの⁈

いつも見えてるはずの水面が見えないしどうなってるの⁈

 

捨:5s

 

 

まこ視点

 

 

コレはやばいのう......

さっき振り込んだからこんだけの大きなものを受けたら飛んでしまう。

 

捨:中

 

照捨:西

 

「カン!」西西西西

 

なんと⁈

 

 

咲視点

 

 

良し!条件達成!

 

引:北

 

「もう一個カン!」北北北北

 

最後に来てください!

引:白

 

 

「自摸......大四喜、四槓子、字一色、嶺上開花、ドラ2トリプル役満......48000点、24000点です。」

 

やってしまった......だが悔いはない(*'ω'*)(キリッ)

 

結果

染谷 まこ:-12000

宮永 照(親):32000

宮永 光:56000

宮永 咲:244000

 

勝者:宮永 咲

 

 

よっしゃー勝った!第3部完!

ん?何故か物凄い脱力感が?

......もしかして、今までのはセフィロトとクリフォトの最終能力を無意識に使ってしまったんですか......

 

ちょっとだけ確認してええ?

マルクト:初手が聴牌以下役満になる。

パチカル:相手のオカルト全封じ。

 

OH......まんまやったんか。

となってくると、さっきの脱力感はレベルが下がった時の代償か。

となってくると......

 

「照姉ちゃん、私の中ちゃんと見えた?」

「......いや、輪郭しか見えなかった。」

 

成る程、代償系の能力はある程度判ると。

 

あの後まこ先輩と仲良くなり。もう一局だけやらせてもらった。

オカルトか元に戻った照姉さんが私の能力を見て「それはチートすぎ」と断言されてしまった。

尚レベルは一局捨てたら元に戻った。

......うん、チートだわこれ。




おまけ『秀才と天才の勉強事情』

「成る程、末原さんは勉強のことでも私にとっては苦にはならないと。」
「せや、咲ちゃん見たいな天才は勉強の仕方とか工夫しておる?」
「工夫はしてない、だけど大体同じだと思う。」
「それはどうゆう意味で?」
「私だって分からないところはわからない。だけどわからないままするのではなくわかるまでやるからわかるんだよ。」
「......そんなものなんですかね。」
「たしかに勉強を苦にしない様にするには才能も必要だと思う。だけど、頑張れることが一番の才能だと私は思う。」
「先生......」
「末原くん......」

「なんやこの茶番......」(洋)

咲ちゃんの能力解説第二弾でした。
そしてトリプル役満和了るナチュラル魔王な咲ちゃん。
あんなことがあっても仲良くできるまこちゃんは間違いなく黄金の精神を持っている。


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キンクリってとてもつおい能力ですよね......スペック的にスタプラやワールドにはかないませんが......

アンケートが結構僅差だったので決勝投票します。
決勝投票は東京、大阪、鹿児島の中から決めます。


〜〜〜『キング・クリムゾン』の能力の中ではこの世の時間は消し飛び・・・・・・・・

そして全ての人間はこの時間の中で動いた足あとを覚えていないッ!

『空の雲はちぎれ飛んだ事に気づかず!』・・・・・・・・

『消えた炎は消えた瞬間を炎自身さえ認識しない!』

『結果』だけだ!!

この世には『結果』だけが残る!!〜〜〜

 

 

いや〜5歳になりました宮永 咲です。

あの後家に帰ってから家族麻雀でドン勝して家の中で最強になりました。

中身が私だから家族喧嘩も無く進みましたよ。

まこ先輩とも仲良くなって順調に人生進んでいます。

 

............なんかコミュレベルなるものが見えてますけど。

ペルソナかよ......

特典であるコミュ撃強ですが本当すごいですね。

ある程度話したらこのコミュレベルなるものが見え始め、マックスに近づくにつれて特典か貰える。

本当ペルソナですね......

身内には効きませんってか身内だから効きません、ちなみにmaxは100です。

まこ先輩のレベルは現在60ですね〜なんか最近は割引してくれる様になりました。

 

あとこの二年の間に特典の解析をしてたので事後報告を......

コミュ撃強についてはさっき言ったので今度は別のを......

 

天才的な頭脳については本当にそのままでした。

......そのままの状態が並外れてましたが。

試しに思い付いた検定やってみたんですよ......

全て満点でした......

......いやハデス爺コレはやりすぎ。

前世でも分からなかった事でもこの特典のおかげでわかるようになりまして......本当マッマ達喜んでたけどなんか......複雑......

あと副次的な効果だったけどすごい技術力を手に入れました。

前、防火スプレーなるものを作って家に撒いたら本当に放火未遂事件が起きて肝を冷やしましたよ......中に光姉さんがいたので本当心配しました。

光姉さんは怖くて失神してましたが、なんか変なこと言いいながら起きました。

なになに?「ヒトデからホタテ、ホタテから蟹、蟹から海老、海老からトマト、トマトからナスへと主人公のバトンが渡されてた?」なにを言ってるんでしょう......

その後光姉さんに新しいオカルトが芽生えましたが......

当の放火犯は「何で⁈火がつくどころか熱くもなってないんだけど⁈なにこの家⁈」とほざいてましたが......

......我ながらやばいものを作ってしまいましたね。

この技術力がマッマにバレたので壊れた家電の修理は基本的に私が受け持ってますけど。

......いや、私が機械に触れたら某天災博士並みのテンションになるのはいかせんどげんかせんといかん。これも副次的効果なのかな?

そのせいか、うちの家電は五世代先に行ってた......

ええ(困惑)......

 

そして照姉さんが見てもこの2つの特典と豪運と主人公補正は見えなかったのでコレは能力ではなく自分の素質だと思われます。

 

 

......いやチートすぎやろ。

 

そー言えばマッマ達が旅行に行くって言ってましたがどこへ行くのでしょう。




咲ちゃん光ちゃんの死亡事件を防ぐ(ナチュラルに)
次回は姉二人の強化フラグ第一弾かな?
光ちゃんはもう一つ覚えてるのでそれを書きます。


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強化フラグ第一弾〜〜光姉さんの場合〜〜

原作前に仲良くなりたい子をアンケートしましたが、結構横並びだったので全部やります。
一番得票数が多かった大阪に旅行に行きます。


光視点

 

今日はお留守番!

 

おかーさんとおとーさんは朝から仕事で出かけているし、咲は照の歯医者さんの付き添いだし。

今日は私しか家に居ない!

とは言っても一人でいることってなかなか無かったからどうやって遊ぶのかわかんない......

 

仕方なく咲が直したテレビ(何故か4D)を見ながら暇を持て余した私はふと外を見た。

何故か家の近くに怪しい人が見えたから家の鍵をかけた。

これで安心なのかな?

 

って⁉︎あの人家に火をつけた⁈

外行ったら見つかりそうだし家に居ると燃ちゃうよ!

急に焦った私は咲の使ってる本棚にぶつかって本の角に頭をぶつけて......気を失った。

 

 

 

 

「ん......ここどこ......?」

 

家の近くではないよね......

家近くにこんな大きなビル街は無かったし......

看板が見えた。

 

「童実野市?」

 

あれ?私って漢字読めたっけ?

 

「まぁ、いっか!」

 

 

30分後

......私、方向音痴だっだね。

今思い出したよ。

わからなくなったし、近くにいる人に話を聞こうかな?

......あのヒトデの髪型をしてる人に話を聞こう。

 

「あの〜道を聞きたいんですけど。」

「どうしたんだい、お嬢ちゃん。」

「あの〜実は道に迷ってしまって。」

「それは......災難だったな。親とはぐれたのか?」

「あ〜......「遊戯!ここであったが百年目。今日こそ決着をつけるぞ!」ってなんかきた⁈」

「いいぞ海馬、だがこの迷子をどうにかしないとな。」

「......いいだろう、我が海馬コーポレーションの社員を派遣する。だが到着は15分ごろになると思うがそれでいいか?」

「ああ、その間にデュエルしようか。」

 

なんかトントン拍子に話が進んで私の理解が及ばないんだけど⁈

 

「「デュエル‼︎」」

LP2000

 

先:遊戯

 

「俺のターン、ドロー‼︎俺は黒魔術のカーテンを使用!ライフポイントを半分払い......行くぞ海馬!出でよ『ブラックマジシャン』‼︎」LP2000→1000

 

黒い魔法使いの男がそこに立っていた。

 

「ナニコレェ⁈」

「デュエルモンスターズを知らないのか小娘?」

 

いやだって......ねえ......

 

「俺はモンスターとカードを一枚伏せてターンエンド!」

 

後:海馬

 

「俺のターン、ワハハハ‼︎ドロー‼︎俺は『コストダウン』を使用‼︎これによりこのターンモンスター一体を召還する時コストが2個減る‼︎そして『クロスソウル』‼︎ブラックマジシャンを生贄にするぞ‼︎」

「そうはさせるか‼︎リバースカード発動!『リターントラック』魔法効果を適用する対象を変更する!その後このターン自分のフィールドにいるモンスターに戦闘破壊耐性をつける‼︎」

「フン‼︎効果の対象は『翻弄するエルフの剣士』か。だが我が魂、そしてプライド‼︎出でよ『青眼の白龍(ブルーアイズホワイトドラゴン)』‼︎」

「今度はドラゴン〜〜⁈」

 

本当にここって死後の世界なの⁈

 

「行くぞ!バトルだ‼︎ブルーアイズよ敵を蹴散らせ‼︎『滅びの爆裂疾風弾(バーストストリーム)』‼︎「くっ......(LP1000→500)」破壊こそできなかったがそれで良い。ターンエンド‼︎」

 

本当やばいんじゃない⁈あの遊戯って人⁉︎

もう残り500しかないじゃない⁉︎

 

「俺は諦めない‼︎俺はこのカードにかける‼︎」

 

えっ......カードが光った⁈

 

「ドロー‼︎俺は『師弟の絆』を使用‼︎来い『ブラックマジシャン・ガール』‼︎そして、魔法発動‼︎『黒・魔・導・連・弾(ブラック・ツイン・バースト)』このターンブラックマジシャンにブラックマジシャンガールの攻撃力を上乗せする‼︎そして、装備魔法『ガーディアンの力』‼︎これで終わりだ海馬‼︎行け、ブラックマジシャン‼︎『黒・魔・導・連・弾(ブラック・ツイン・バースト)』‼︎「グアア‼︎(LP2000→0)」勝負は諦めなければ勝てるぜ‼︎」

 

‼︎......諦めなければ......か......

家の中で最弱だからって腐ることは無いわよね‼︎

よし頑張ってやる‼︎

......ってなんて私の体透けてるの⁈

ちょ......

 

「あの子は?」

 

 

 

その後ホタテ頭の人に会い......

 

「ガッチャ‼︎楽しいデュエルだったぜ‼︎」

 

またそのあと蟹頭の人に会い......

 

「おい、デュエルしろよ」

 

まだそのあと海老頭の人に会い......

 

「かっとびんぐだぜ‼︎オレ‼︎」

 

まだそのあとトマト頭の人に会い......

 

「アクション魔法‼︎回避‼︎」

 

最後にナス服の人に会い......

 

「復讐するだけだ......」

 

目が覚めた。

 

 

 

「光姉さん、起きてください。」

「キュ〜〜〜〜ん⁈咲⁉︎ということは戻ってこれたの⁇」

「......やっぱり失神してたので記憶が曖昧ですね。」

「ん〜〜だけど〜〜あれ〜〜⁇」

 

あれ本当に夢だったのかな⁇

 

「......とりあえず咲‼︎麻雀やろう‼︎」

「......失神していた後なのに元気ですね。別にいいですけど。」

 

 

 

「ディスティニー・ドロー」

「それは?」

「運命のカード......いや、運命の牌を引くオカルトかな?」

 

咲首洗って待ってなさい。

いつか下克上してやるから。




おまけ『メイク事情』

「姫子ちゃんのそれってメイク?」
「そうだばってんそいがどうしたの?」
「いや......デビルメイクってかわいいと思うけど結構顔洗うの大変じゃない?」
「あんまり顔は洗わなかよ、そぎゃんに量も使わなかし。」
「私はそんなにメイクしたことがないからわからないんだよね。」
「......そいほんなこてのこと言ってるの?」
「あのー......姫子ちゃん?目が獲物を見つけた時の猛禽類みたいに座ってるのはどうして......?」
「メイクは女の子の防具であっと、一番の武器ばい。......大丈夫、ウチが徹底的に魔改造しちょるけん。」
「ちょっ⁉︎姫子ちゃん⁈そこは......」


「咲姫尊いばい」(哩)


光ちゃん『「ディスティニー・ドロー」「奇跡のドロー」』などを習得。
結果的に大阪に行くことが決まりましたが、どの子と仲良くしたいかはアンケートします。
まず高校から。


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家族旅行⁇............姉達が迷子になりますよねわかります。

千里山大人気ですね......
やってやりますよ‼︎
後、大阪ってそんなに観光するところないんですね......
多分奈良編もやるかも?


やって来ました大阪府‼︎

............一応前世の修学旅行で来たことありますが。

まぁ、前世では宮城出身の一般ぴーぼーでしたし。

............過労死で死んだ(正確には少し違う)ところ以外は。

今度の生まれは長野ですし今回も修学旅行が初大阪だと思ってましたもん。

............今思いましたけど、うちの両親って普通に凄い稼いでますね。大阪まで大体一人一万ぐらいしますよ。

それを五人ってSRA(そんな浪費ありえません)

しかもゴールデンウィーク中の高い時期に三泊三日ですよ。

............だけど、咲の世界ってお金持ち多かった気がするのでこれが普通なのかな?

京ちゃんだってカピバラ飼ってたし。

 

 

 

うちは一日目をお土産選びに費やすついでに大阪の街を散策するのでそんな暇なことにはならないと思いますが............

 

 

 

 

 

 

「あれ、姉さん達は?」

 

 

 

 

 

 

 

照視点

 

 

............しくじった。

余りにも美味しそうな店が沢山あって目移りしてたらいつのまにか逸れた......

下手に動くとかえって迷うと思うし......

ここは............

近くの公園で待とうかな?

 

 

 

「なんかいる......」

 

目の前のベンチにいかにも病弱そうな女の子とその子を膝枕している子に会った......

......咲が言っているオーラが見える。

もっとも邪魔するなみたいなオーラだけど......

 

「あの......道を聞きたいんですけど......」

「ええで、えらい別嬪さんな子が迷子になったもんやな。」

「............迷子じゃないもん。」

「それは酔っ払いが酔ってないわーって言うぐらいに信憑性ないがな......」

「どうするんや怜、言うても私らに出来ることは限られとるし......」

「セーラん家で聞いたらどうや、土産屋だった筈やし。」

 

 

〜〜少女達移動中〜〜

 

 

怜視点

 

 

この子............治る気配のない方向音痴やな............

元々なのかいな......

荒川病院でもこれは治せんとちゃうか?

目離したら何処へ行くか分からんし......

 

「おいセーラ、おる?」

「おるで」

 

 

 

照視点

 

 

 

本当もう......ごめん......

私が治る見込みの無い方向音痴で(開き直り)......

さっき知り合った怜ちゃんが中から出てきたボーイッシュな子と話をしていた。

 

「あぁ〜〜......多分それうちにおるで。」

「まじかいな」

「せやかてトキィ、ほらあっちの「「照‼︎」」ほら来た」

「おとーさん‼︎おかーさん‼︎」

 

よかった見つかって(上から目線(何故か))

だけど......

 

「あれ⁇咲は⁇」

「光も迷子になったからそれを探しに」

「それはホンマかいな......ミイラ取りがミイラになる未来しか視えん......」

「......咲はうちの中ではおとーさんと同じで方向音痴じゃない方だし......私達より姉力が強いから大丈夫......」

「......言ってて悲しくならへんか」

 

それは言わないで......

 

「だけど、そうなったら待たなきゃいけないね。」

「多分咲の事だし30分以内には見つけてくるでしょ、私も付いて行きたかったけど......」

「......おかーさんが付いて行ったら咲の仕事が二倍になっちゃう......」

「............待とうか」

「「ごめんなさいあなた(おとーさん)」」

「せやたら家で麻雀やろか?」

「麻雀打てるか分からへんやろ。」

「......大丈夫、家族内で二番目に弱いけど打てる。」

「弱くてもええよ。」

 

ます大阪初麻雀を咲より先に打てるのはラッキーかな?




怜未読なので設定違っても許してください。
仲良くする子達を決めましたが順番までは決めてなかったのでアンケートで決めます。
期間は旅行が終わるまで。


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照姉さんの強さは家族では2番目に弱い(事実)......同年代は敵なしですけど......

もう圧倒的に鹿児島が多いので鹿児島から先に書きます。
......なんか一番描きやすかったりするな。
あと四、五話ぐらいで旅行編を終わろうと思います。


照視点

 

 

同世代の人で打てる人居たんだ......

てっきり家だけの事だと思ってた......

 

「点数計算出来る?」

「もちろんや。」

「いつもは三麻やしな......久しぶりの四人で腕がなるわ〜」

「気づかんかったか?うちの休憩室に雀卓あるで。」

 

確かに......

よく見たら雀卓あるね......

お土産に目が行って気づかなかった......

 

 

「............じゃあサイコロ回すよ」

「うちが親か」

「ラスは僕やな」

 

 

東家:園城寺 怜(親)

南家:宮永 照

西家:清水谷 竜華

北家:江口 セーラ

 

 

先ずは様子見かな......

 

 

 

怜視点

 

 

ます手始めに景気のいいやつやっとくか!

 

「リーチ‼︎」

「早いな」

「手が良かったんや」

 

先ずは親やし和了るしかないな......

 

「ツモ‼︎リーチ、二盃口、チャンタ‼︎跳満6000点オールや‼︎」

「うわ、デカイのきたな」

「今日は運がええな〜」

 

 

ギン......ブルッ

 

なんや今のは⁈

やばい悪寒がしたで......

あとなんか見られたような......

 

 

 

照視点

 

 

............鏡が発動したという事は、咲みたいなオカルト封じのオカルト・場の支配系のオカルトはないね。

オカルト持ちは二人か......

片方は厄介だけどもう片方は相方が居なければ特に脅威は無いから特に警戒する必要はないね。

 

............デカイの貰っちゃったから早いけど連続和了発動しよう。

 

 

 

セーラ視点

 

 

 

なんや⁇

怜や竜華が顔色が険しなっとるけどなんかあったんか⁇

 

「怜、顔色悪いけど大丈夫か⁇」

「......あぁ、大丈夫や」

 

............なんか感づいているな。

深く聞かんでおこう............

 

 

「怜ちゃん、ロン。」

「ん?あぁ照ちゃんか」

「1300点だよ」

 

 

僕もこの後こんなことになるとは思わんかったがな............

 

 

 

竜華視点

 

 

 

なんか見られた‼︎

ウチにははっきり分かる、あれをやったのは照ちゃんや‼︎

自分の奥底からなるものを覗き込まれたような気分や......

 

「怜ちゃん、ロン。」

「ん?あぁ照ちゃんか」

「1300点だよ」

 

......今は照ちゃんを警戒しておこう。

 

 

 

照視点

 

 

 

「ツモ、700点オール」

「怜ちゃんそれロン、3200」

「ツモ、2000点オール」

「ツモ、3600点オール」

「セーラちゃんそれロン、10500点」

 

......結構取れたね。

きっと周りは気づいているから、後何局か連荘出来るかな?

 

「怜ちゃんそれロン、19500点」

「ホンマかいな......」

 

これで気づいたよね。

 

「............このまま飛ばす。」

 

家の中では弱かったけど......もしかしたら私強かったのかな?

 

「すまんな照ちゃん、ただでやられる訳にはいかないんやロン、5700点」

「竜華ちゃん......わかった。」

 

途切れちゃった。

 

 

 

 

セーラ視点

 

 

 

「こちらもなんか一矢報いなければな......」

 

ここまで化け物やと思わんかったな......

これで二番目に弱いって嘘やろ......

 

「照ちゃん......あんたが強いのは分かった......だけどなぁ一矢報いさせてもらったで。ロン、16000点」

「ワイもやロン、8000点」

 

怜も和了ったか......

久しぶりにラスやな、やっぱり悔しいわ......

 

最終結果

園城寺 怜:20500(-10)

宮永 照:43300(+14)

清水谷 竜華:18200(-12)

江口 セーラ:18000(-12)

勝者:宮永照

 

 

 

照視点

 

 

 

「いや〜......強いな照ちゃん。」

「たまたま上手く行っただけ、最終結果では大差ない......」

「いや〜それでも強いわ、これで二番目に弱いわ嘘やろ。」

「............今のままでは咲には勝てない。」

「さっき言っとった妹さんか?」

「うん......」

「マジかいな......」

 

咲ってなんであんなに強いのかな⁇

スタイルが独特だからかな⁇

能力がチートだから⁇

多分デジタル打ちで咲には誰も勝てないよね............

............今思うと、妹がチートどころじゃなくバグだった。

 

「姉さん⁇後セーラさんありがとうございました」

「「咲」」

 

バグが来た......

(人をバグ呼ばわりするのはいけません)

こ、こいつ脳内に直接⁉︎

 

 

「妹さんって麻雀強いんやろ⁈一緒にやろうや‼︎」

「私は良いですけど......とーさん」

「............母さんと一緒にお土産選んでるから3時間後にここに来る」

「......ありがとう」

「光姉さんもそれで良いですか⁇」

「良いよ‼︎」

「......迷子になった後なのに元気ですね。」

 

 

咲のバグの源を見る良い機会になるかな......




後回しになった東京ですが臨海か白糸台のどちらを登場させるかはアンケートします。
圧倒的だったらそれで。


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うちの妹達がこんなにバグな訳無い(白目)............と思いたいけど本当に虎と狸、象と鼠の対比過ぎて突っ込む気にもならない.......

二校とも............このいやしんぼめ‼︎(チョコラータ風)
それじゃどちらが先に登場させるかはアンケートしますのでよろしくお願いします。


「誰が抜ける⁇」

「僕がラスやったし抜けるわ。」

「照だけ新しい人と戦ってるのはずるい‼︎」

「............光姉さんは麻雀に関しては何処ぞの戦闘民族と大差ないですよね。」

「............一理あるし私が抜ける。」

 

我儘な姉の子守も大変ですね......

今回は光姉さんに譲りましょう。

 

 

 

光視点

 

 

 

大阪の子達って強いのかな‼︎

照がオーラスでダブロンされたって聞いたし強いよね‼︎

私......気になります‼︎

 

 

「私がラスだね‼︎」

「今回は僕が親か......次はてっぺん取ったる。」

 

東家:江口 セーラ(親)

南家:園城寺 怜

西家:清水谷 竜華

北家:宮永 光

 

 

 

竜華視点

 

 

手がええな......

 

「リーチ‼︎」

「早いな......親流されるのは嫌やから僕も早めに上がらせてもらうで。」

 

セーラが早上がりに切り替えたか......

 

「ポン」

 

光ちゃんが鳴いたな......

あ、来たな。

 

「ツモ、満貫4000点・2000点」

 

少しなんか違和感があったツモやな......

 

 

 

光視点

 

危なかった......

危険牌が視えたから「回避」を使ったけど......

あのまま行けばどちらにせよ怜か竜華に振り込んでたしね......

......ラス親だし、攻めきれるまでは待とうかな?

 

手牌

29m58s159p東東南西北白白

 

......新しいオカルトを試したいし攻めよう。

蟹頭の人も言ってた、「どんなカードでも存在する意味がある。」って。

 

「ごめん3人とも、新しい能力を使うよ。」

「僕らはまだ光ちゃんの雀力がわからんからええよ。」

 

言質はとったからね......

 

「集いし星が一つになるとき、新たな絆が未来を照らす!光さす道となれ!リミットオーバーアクセルシンクロ!進化の光!ゴー‼︎シンクロツモ‼︎国士無双、16000点・8000点‼︎」

「なんやて⁈」

「どんなにバラバラでも、どんなに上がるのが大変でも自分を信じるのか決闘者(デュエリスト)だ‼︎」

「デュエリストってなんや......」

 

私にもわからないよ......

常識の範疇に入らない人達だし......

 

「......今分かったわ、さっきの違和感は光ちゃんなんやな。」

「......⁉︎まさか見えてたの⁈」

「少ししか気づかんかったわ。」

「............光、竜華ちゃんは感が鋭い。私の鏡にも気づいてたし。」

「......油断大敵だね。」

 

楽しくなってきたよ〜〜

 

 

 

怜視点

 

 

 

いや、ウチ大ピンチやん‼︎

残り7000しかないな......

 

「竜華、悪いけど危なかったから和了らせてもらうわ。ロン、7700点」

「怜の能力で光の振り込む牌を見たらええやんか。」

「............それがな、振り込む気配がせえへん。」

「ホンマかいな......もしかして光ちゃんは危険牌が分かるんか⁇」

「私は危険牌と有効牌が視えるんだよ。」

 

いやチートやないかい。

照ちゃんとどっこいどっこいやろ......

この子が最弱ってどんな化物家族や......

あの後セーラがツモったがやっぱり振り込む未来か見えんかった......

 

 

最終結果

江口 セーラ:20900(-9)

園城寺 怜:12700(-17)

清水谷 竜華:15300(-15)

宮永 光:51100(21)

勝者:宮永 光

 

 

 

光視点

 

 

 

やっぱり強い‼︎

久しぶりに家族以外で回避を三回使っちゃった‼︎

 

「強いな〜これで最弱なら咲ちゃんは一体どんな化物なんやろ......」

「咲?バグだけど。」

「人をバグ呼ばわりはいけません。」

「............本当のことだし。」

「照姉さんまで......」

 

いや、咲はチート通り越してバグだから。

 

 

 

咲視点

 

 

 

まったく、人をバグ呼ばわりは流石に酷いですね。

 

「怜さん、大丈夫ですか⁇顔色悪いですけど。」

「ん......あぁちょいと能力使いすぎてな。」

「......怜さんの代わりに私が入ります。」

「私、抜けていい⁇」

「ダメです。」

 

バグ呼ばわりした粛清ですね。

 

 

「私から親ですか......」

「咲が親なの⁈......飛ばされる覚悟しなきゃね......」

「皆さんが飛ばないように50000点スタートにしますか⁇」

「............これは受けた方が良い。」

「照......マジかいな。」

 

 

東家:宮永 咲(親)

南家:江口 セーラ

西家:宮永 光

北家:清水谷 竜華

 

 

時間もあまり無いですし早めに終わらせましょう。

アルカナフォースXXI「世界」発動。

 

「ツモ、天和 大三元 ダブル役満なので32000オール。」

「「「はあ〜〜⁇」」」

「......この悪魔。」

「照姉さん、後で麻雀しましょうね。」

 

ああ、項垂れてる。

 

 

 

光視点

 

 

 

いや......分かってたけどね......

咲の事だから残りの時間を私たちのために残したいと思ってる顔だし。

だけど、やられっぱなしじゃ腹の虫が収まらないから............

「奇跡のドロー」発動

 

「カン‼︎」發發發發

「ロン」

「ウェエエアアアア⁈」

「槍槓、国士無双」

 

やられた......

 

 

 

咲視点

 

 

 

姉さんのことだからやってくると思ってましたからアルカナフォースXI「剛毅」使わせてもらいました。

いや〜白く燃え尽きてますね〜

バグ呼ばわりしたお仕置きですので別に魔王的な意味ではありません。

 

「姉さんが飛んだので終わりですね、ありがとうございました。」

 

最終結果

宮永 咲:94300(64)

江口 セーラ:18000(-12)

宮永 光:-30300(-60)

清水谷 竜華:18000(-12)

勝者:宮永 咲




光姉さんの能力解説

「回避」→『アクション魔法「回避」』
「シンクロツモ」→バラバラの牌を集めて強い役を作り出すことができる(国士無双、数え役満など)
「奇跡のドロー」→カンすることによって状況をうまくいけば打破できる牌を引くことが出来る。


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最近ハデス爺に貰った主人公補正は魔王補正じゃ無いかと考えてる今日この夜

白糸台高校多いですね。
次は会う子をアンケートします。


「いや~本当にバグやったな~」

「……咲に勝つ事は未だ出来ていない、咲は一位の座から落ちたことが無い…………それがおかーさんの友達のプロでも。」

「ホンマかいな…………」

 

あ~確か瑞原さんでしたっけ。

あの人は防御を軸とした打ち方なのでオカルトで戦ったら足元を掬われかねなかったのでデジタルで戦いました。

……その所為か我が家の(麻雀的な)立ち位置がデジタル最強の末っ子って感じになりましたが。

 

「……ならネト麻やってるか?」

「やってますよ、ってかH.N『花咲』です。」

「それって『麻雀〇竜』最強の人やないか!!」

「最近は『麻雀倶楽部』もやってますけどね。もしかして怜さんもネト麻やってるんですか?」

「……怜どう言う事や。」

「いいか竜華、花咲さんはなある時ネト麻に現われた新星なんや。勝率は驚きの100%、付いた渾名は『機械仕掛けの女神(Deus Ex Machina)』または『鎚と鑕(Hammer and Anvil )』運営も正体不明のプロか人工知能かと当たりをつけているんや。」

「私は生きてますし機械ではないですよ、ってかその渾名広まってたんですね。」

 

私がお父さんのノパソを直してたら、いつものこと(今回はもはやオーパーツ)がおきて私以外には使えなくなったのではじめたんですが……意外にも嵌ってしまって。

気づけば何百回戦って勝率100%って云う大記録を打ち立てただけなんですけどね。

……今思うとその渾名ってどっかの財団が血眼になって探していそうですね。

 

「そんだけ凄い人と戦ってたの僕たち!?」

「そりゃ勝てないわけだ……」

「…………だから咲はバグだって言った。」

 

…………最近思ってたんですが、ハデス爺さんがくれた補正って主人公補正じゃなく魔王補正ですよね。

いや……元々咲さんは『清澄の白い魔王』って呼ばれてましたし、この身体に補正が付いていたって可能性が微粒子レベル……いや、太陽レベルでありますね。

主人公補正の素養はまだ未覚醒なのかな。

ともかく時間が来てあの三人のメアドをもらって別れました。

なんか、怜さんと照姉さんが仲良くなりましたが。

ほう、何何?メールの仕方を教えてくれ?いいですとも!

 

 

 

「あ、明日は京都に行くから。」

「「「は?」」」

「大阪観光もう終わっちゃうの?!」

「いや、大阪って観光地が少ないしなら、京都と奈良にも行こうかなと。」

「まあ、下手にU.〇.Jなんかに行ったらまた迷子になりますよね。(姉二人を見ながら)」

「咲には申し訳ないんだけど今回は諦めて貰えるかな。」

「……仕方がありませんね。」

 

姉が迷子になって時間が無くなるほうが嫌ですし。

 

 

 

次の日

 

 

京都にやってきました咲です。

やっぱり京都は凄いですね。

前世の母親の実家が秋田の角館(みちのく小京都で検索)だったのである程度は同じかと思いましたが、いや~本物はやっぱり違いますね。

え?前世で来たことが有るんじゃなかったっけ?

……修学旅行の三日目に風邪を引いて京都に行けなかったんですよコノヤロー。

こんなこともありましたし今回は心行くまで楽しみましょう。

 

「……咲のあんな笑顔始めて見た。」

「いつもの咲じゃないみたい……」

 

 

 

 

あの後つつがなく観光しに京都を回ってP.M1:00

 

「あれ?照姉さんは?」




次回はみんな大好きポンコツ姉さん照の強化フラグ導入一弾ですね。


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強化フラグ第一弾~~照姉さんの場合~~

すみません。
盆休みに母の家に帰ってました。
それでは本編です。


「一体どうやったらこんなに迷子になるんですかね……」

 

二日連続の迷子は流石に私呆れますよ……

何なんですか呼吸するかのように迷子になって。

照姉さんは迷子にならなきゃ死ぬ新種の鮪ですか。

 

「お母さん・光、父さんのところに行ってください……私は姉さんを探してきます。」

「わかったわ……それじゃああの店で待ってるわね。」

 

そう言った後マッマ達は店に入っていった。

そして私はスマホを取り出した……

え?何でコノ世界にスマホがあるのかって?

私ですよ私(元凶)いつものことです。

ですけどここは観光客の多い京都……

地元の人、ここら辺に精通してる人にある程度のことを聞いたほうが良いですね。

 

「すみません!!」

「なんや?」

「迷子になる子が行き着く場所知らないですか?」

「迷子なんかワレ?」

「いいえ、姉が。」

「なるほどな。」

 

視界に入った商店の人に話を聞いた、理由?適当。

 

「おい!浩子!この子を交番に連れて行ってはくれないか?」

「かーさんの帰省中にあったことやから自分で行きーや。」

「いや、ホント迷子じゃないんです。」

 

 

~~少女説明中~~

 

 

 

「つまり、君は方向音痴の姉を探す為に聞き込みをしてたと。」

「はい」

「母親は居るんか。」

「……居ますけど、姉と同じく方向音痴で一緒に探したら私の仕事量が二倍になります。」

「……相当お疲れのようやな。」

「旅行中これが二回目の迷子なので。」

 

そんな哀れんだ顔で見ないでください。

 

 

 

照視点

 

 

 

「ここ何所?」

 

気が付けば私は人ごみの所為で咲たちとはぐれてしまった。

 

「人が居ないところにいかないと……」

 

迷子になった時に咲に言われたことを思い出して私は人ごみの少ないところに行った。

そして、ある男の子とであった。

 

 

???視点

 

 

 

「征、心をつよく持ちなさい。」

「どうしてですか、お母さん?」

「お父さんは貴方に厳しくするかもしれない。」

「知ってます、それが赤司家の為でもあります。」

「今は貴方は私に甘える事が出来ますけど私も病弱でいつ死ぬのかはわかりません......本当はこんな事息子に言いたく無いけどね......」

「......それは嫌だよ、母さんがいたから僕は頑張れたんだ。」

「私だって息子残して死にきれないわよ。自分自身の素晴らしさを信じなさい。他の誰でもない自分自身であることに誇りを持ちなさい。」

 

そう言ってくれた母が昨日倒れた。

心臓が一時は止まったらしい。

僕は心配でたまらなかった。

だけど父は自分が行くから僕は家でやるべきことをやれと。

僕は母さんがいたからここまで頑張って来れたのにここまで言うことは無いじゃ無いかと怒った。

そして僕はいつのまにか家出してた。

そして、河川敷でドジなあの子と出会った。

 

 

 

 

照視点

 

 

 

あの子を見た最初の印象は一言で言えば泣き虫な、だけど強い子だった。

私は河川敷に座って泣いているその子に話しかけた。

話を聞く内にその子がたくさん......いや、とてつもなく頑張ってきてそれから爆発したのかと考えた。

しかしその子の母さんのことを聞くと私はその子の父親に怒りたくなった。

 

「......それは酷い、だけど勝手に家出してきたあんたも悪い。」

「僕は本当は弱くて惨めな奴なんだ......だから母さんが無くなってしまう事になってしまう事がとても怖い。」

「......私もその気持ち分かるよ。」

「えっ⁇」

「私も、妹を下手したら放火で殺されてたかもしれないの。その時、ある子のおかげで事なきを得たんだけど......私はいつも思う、あの時あんな事か無ければ一体今はどんな風になっていたのだろうと。少なくとも今の様に笑って過ごす事は出来なかったと思う。だからそれは誰だって同じだよ。」

「だけど僕は......」

「そんなに信じられなかったら私が信じてあげる。」

「えっ。」

「私が貴方の事を信じてあげる。」

 

この子には支えてくれる人が必要だ。

 

 

 

 

「私が貴方の事を信じてあげる。」

「......いいの、僕はそんな大層な人で無いかもしれないよ。」

「......母さんの為に家出と言う名の見舞いに出かけて迷子になった感じでしょ⁇」

「............」

 

......やっぱり、同じ匂いがしたから怪しいと思った。

 

「ここに住んでるんじゃないの⁇」

「別荘があってそこに来てるんだ、いつもは東京にいる。」

 

お金持ちの家だったのね......

 

 

 

咲(浩子)視点

 

 

「何ですか、あのラブコメになりきれなかった空間は。」

「そう言われても本人達にそんな気はあるわけないやろ。」

「......それはいいです。問題は今行ったら迷子が一人から二人に増える事です。」

「幾ら何でもそれは酷いと思うで。」

「なら一回あの二人の妹にでもなりますか?毎日迷子になってる二人ですけど。」

「うん、仕方ないわ。」

 

本当あの二人の姉はなんで毎日迷子になるんでしょう。

今は学校に照姉さんしか行ってないからいいですけど、本当私以外が全員小学校に入ったらまずいです。(主に迷子)

今でも私しか道覚えてないですしおすし。

 

「............そこの人、コソコソしないで出てきてください。」

「バレていたのですね。」

「多分あの子の母さんですか。」

「そうよ。」

「......病人がなんでのこのこ病院から出てきているんや。ってか心臓止まってたんやないか?」

「持病だったからね。止まりやすいけどその分AEDで戻るのも早いから。」

「だとしても当分は入院しますよ。」

「だって......征ちゃんが家出って聞いたら居ても立っても居られなかったし。」

「「過保護か‼︎」」

 

本当、聞いた通りの親ですね。

後先考えないのは遺伝ですかね。

 

「............ここで倒れてもらっては面倒ですし、これ心臓の薬です。」

「貴方も心臓病を患ってるのかしら?」

「今作りました。」

「「えっ」」

「副作用なしで、先天的な心臓病も一ヶ月ほどで治ります。」

「貴方何者なのよ......」

「さっきの事見てたから突っ込む気になれん。」

 

 

(さっきの事)

 

 

「良いですか浩子さん、こっから先は他言無用です。」

「ええけど、何やそのタッチパネル式の電話は......」

「私が作りました。」

「えぇ......」

「これを私のパソコン(オーパーツ)に繋げて......」

「なんやねんこの文字列は。」

「宇宙ステーションのカメラをハッキングして京都に標準を合わせてるだけです。」

「............もういっぺん言ってみい⁇」

「だから宇宙ステーションのカメラをハッキングしてます。」

「あんた一体何者やねん⁉︎」

「ただの幼稚園児ですがなにか⁇」

「ただの幼稚園児がハッキング出来るか‼︎」

「まぁ悪いことをしてると自覚してるので、後で三十世代先のファイアウォールを送りますよ。」

「セキュリティの問題やないやろ⁈」

 

 

(元に戻る)

 

 

「ってのがあって......」

「本当あの子人間⁇」

「失礼な、れっきとした人間です。」

 

咲の時代風景って結構昔だからセキュリティの面では結構遅れてるんですよね。

 

「なので、その薬を飲んで完治させてください。」

「......完治できるの⁈」

「計算通りなら一ヶ月ほどで......遅くとも半年以内です。」

「「えぇ......」」

「もうこれでいいですよね、迎えに行きますよ。」

「「あっ、ハイ。」」

 

 

 

照視点

 

 

「見つけましたよ姉さん。」

「咲」

「なんで毎日毎日迷子になるんですか。」

「......ごめんなさい。」

「責めてるわけではないです、今回は人混みで迷っただけなので。」

「母さん......」

「征ちゃん、ダメじゃない家出なんかしたら......って征ちゃんの事だから見舞いに行って迷子になったんだと思うけどね。」

「ごめん。」

「分かればいいの。」

 

征十郎くんの母さんも来たみたい。

 

「それじゃわたし達はこれで。」

「あの‼︎照君は僕が現実から目を向けたらどうする⁇」

「その時は征くんの目にわたしはなるよ。」

「......ありがとう。」

「......ほら泣き虫征くん、ちゃんとしなさい。」

「「マスター珈琲豆直で」」

「......私はマスターではありません。」

「「バグなのに⁇」」

「そこ‼︎訂正‼︎」

「まぁ照ちゃんとならは考えてもいいわよ。」

「......ここでそんなことを言わないでください、ほら姉さん顔真っ赤じゃないですか。」

「............照れてない。」

「それは酔っ払いが酔っ払ってないですよ〜って言ってるようなものやで。」

「本当その例え好きですね。」




学校が近いので投稿数が減ります。
照ちゃん『天帝の眼』を獲得


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テッテレー咲はレベルが上がっだ......浩子ちゃんは覚醒した......

学校があるんじゃ〜〜
それでは本編です。


「浩子さんこのことは内密に。」

「分かっとるで、流石に犯罪してる所を見たからにはな......」

「仕方なかったんですよ............家に帰ったら速攻で私用の人工衛星を打ち上げますか......」

「ちょいちょいちょい、それは大丈夫なんか⁇」

「あっ、それは大丈夫です......国際法で南極と宇宙はどの国でも使ってもいいと決められてるので。」

「............バレんようにな。」

「流石に秘匿機能は付けますよ、カメラもグラフィーもつけようかな......」

「やめたげて、大人達が可哀想や。」

「自分で作れない人達が悪いので......ってかさっきファイアウォールの他にロケットの設計図を送ったので実際にはプラスじゃないですかね?」

「............あんな時間でよう出来るな。」

「タイピングだけなら簡単なので。」

「突っ込む気になれん。」

 

仕方ないじゃないですか......

この時代を便利にする為(自分の為)に私は発明してるんですよ〜

チートのお陰で上手くいってる点もありますからね。

 

「まぁ、秘密を知る同士仲良くやろうや。」

「これからは()()()()()って事ですかね。」

「そうや、よろしくな。」

「はい。」

 

まぁ、姉達のお陰でこんな風に友人が増えていくので別にマイナスでは無いんですがね。

 

ゾオ

 

何⁈

 

我は汝・・・

汝は我・・・

汝、新たなる絆を見出したり・・・

絆は即ち、まことを知る一歩なり。

汝、”月”のアルカナを生み出せし時、 我ら、更なる力の祝福を与えん・・・

 

System

宮永咲は月のコミュレベルを上げました。

アルカナフォース『月』の能力を強化します。

......成功しました

『月』の能力の詳細が変わりました。

五向聴以上→いつでも

船久保浩子に月の能力が受け継がれました。

船久保浩子はオカルト『ツクヨミ』を手に入れました。

 

 

WRYYY?!

何が起こったの⁈

あんまりにも突然だったから最初DIO様になっちゃったけど⁈

もしかして......

あのコミュ撃強の真の力⁉︎

お ま え は こ ん な オ カ ル ト だ っ た ん か

そりゃ受け継ぎのオカルトなら姉に見つからない訳だよ⁉︎

対局中に発動する筈無いよ⁈

考えたら頭が痛くなってきた......

 

「「......どうしたの(んや)、咲⁇」」

「......いいえ、何も。」

 

その後、浩子ちゃんとメアドを交換して別れた。

 

 

 

浩子視点

 

 

 

今日はおもろい人に会ったな......

咲ちゃんか、ウチの新しい友達で共犯者......

......考えるだけでおもろくなってくるやんか‼︎

 

「洋榎、おもろい人に会ったで。」

「なんや、浩子から話しかけるのは珍しいな。」

「ウチも聞きたいけどええか?」

「絹もええで、咲ちゃんゆうてな......」

「なんやそのチート。」

「それは夢じゃ無いよね?」

「ああ、ウチのオカンもおうとるしホンマや。」

「叶榎叔母さんもか......」

「......こりゃ本当ぽいね。」

 

咲ちゃん、ウチも共犯者や。

景気のいい親友になってもらうで。

 

 

 

咲視点

 

 

 

アルカナシャッフル事件(咲命名)を通り過ぎ、咲は本当に疲れたので先に昼寝をしていた。

 

「テルテル‼︎迷子になったって⁈」

「......今回は人混みが悪い。」

「まぁまぁ、明日は奈良だしもう寝ましょうね。」

「明日は楽しみにしてろよ。」

「「おとーさん」」

「あなた、今回は旅館を取ったらしいけどどうなの⁇」

「阿知賀の松実館って所だけど、そこは愛も知ってるんじゃ無いかな⁇」

「あぁ‼︎あの旅館ね‼︎」

「確か、高校時代に泊まったんだっけ⁇」

「そうなのよ、高校の麻雀部の遠征でね。」

 

こうして本人の知らない所で頭痛の種が増えてゆくのであった............




おまけ『宇宙ステーションどの会話』

「大変です局長⁉︎」
「なんだ⁇」
「何者かにステーションがハッキングされてます‼︎」
「何だと⁈」
「あっ、だけどすぐ終わりました......」
「一体何だったんだ......」
「なんか、メッセージがあります。」
『済まないね、私の姉が迷子になったからステーションのカメラをハッキングして使わせて貰ったよ。お詫びというか、三十世代先のファイアウォールと新世代有人ロケットの設計図を書いてあるから。 PS.頑張って作ってくれたまえ。花咲博士より。』
「本当なんだったんだ一体......」

その後、設計図が効率的また合理的だったので宇宙開発者の中で花咲博士は有名な存在となった。


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奈良に行ったら何故かサイドAのみんなに何故か会ってしまった(予定調和)けど......まぁいっか(思考放棄)

進学先が決まったので更新します。
のどっちは小6からだったので登場しません。
それでは本編です。


やってきました奈良県。

いや〜〜父さんが旅館の予約を取ったらしいから大丈夫でしょう。

......母に任せたらやばいどころではないので。

だけど本当大丈夫ですかね......

聞けば母が高校時代に泊まったらしいんですけど......

うちの母はちょっと独特の感性をお持ちのようで。

 

「本当、心配ばかりしてるな私............」

「咲、すまないね。」

「大丈夫だよ、父さん。元はと言えばこの三人の方向音痴のせいでなってるし。」

 

まぁ、この家族で旅行するとこんな事になるという教訓が出来て良かったと考えますか。

......家の近くが恋しい。

 

「んで、何処に向かってるの⁇」

「「奈良県の阿知賀って言う所。」」

「ぱるどぅん、ぷりーず⁇」

「「阿知賀の松実館って所だけど」」

「......もう突っ込みません。」

 

そういえば母さんって瑞原さんと同じ高校でしたね......

高校の合宿で来た感じですかね......

 

......帰っても良いですか⁇(思考停止)

ダ メ で す

アアアアアアアアアア(以下略)

 

っと、茶番はこれくらいにして腹くくりますか。

もう原作ブレイクしてるので今更感ありますけどね。

 

 

〜少女移動中〜

 

 

「着きましたね、此処が松実館ですか。」

「............結構立派。」

「でしょ〜」

「ぶっちゃけ言うとあんまり期待してなかった。」

「光姉さん、本音本音。」

「......まぁ、光の言う事も理解できるけどね。」

「確かに、愛さんはちょっと独特の感性を持ってるからね。」

「本当、私のこの所は似なくても良かったわね。」

「姉二人は方向音痴と言う名の名状し難き物が遺伝してるんですがそれは。」

「本当、咲には感謝してるよ。」

「最近、咲の頭は神様がこの三人を助ける為に付けたものだと考えている......」

「面白いこと言ってるけど否定出来ないな......」

 

何回も思いますかうちの姉達カンが鋭くないですか?

そして父さん、私だってこうなるとは思っても居なかったって言いたいです。

まぁside~A~の前ですけど運が良ければ赤土晴絵(阿知賀のレジェンド)に会えますよね。

その前にあの姉妹とご対面するのが一番楽しみですけど。

 

 

 

 

???視点

 

 

 

「おかーさん、今日何人くらい来るの⁇」

「一応一組だけだけど、人数は5名だから部屋二個使うから掃除よろしくね。」

「良いよ。」

「宥は......そうね浴場の掃除をしてくれないかしら、ボイラー室は夏使わないしね。」

「わかったよ〜」

 

今日はお手伝いの日!

お客さんの中には私と同じくらいの子がいると聞いてる為私こと松実玄は心をワクワクさせていた。




受験生なので更新停止してすみません。
ぼちぼち更新していくつもりです。


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