もしもライドウォッチたちが(状況的にありえたかもしれない)最強フォームだったら (オーマ中年)
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EP01 2018

公式に公開されてるEP01、02のみ改造する予定。
東映特撮ファンクラブに入会してないからね仕方ないね。


【2017】

 

「決めたよ、君に」

 

バスケのボールを拾いに道路へ不用意に出た青年。

 

彼は黒い車に轢かれて亡くなってしまう運命だったが、青い服を着た少女のような少年が車の時を止め、それを防ぐ。

 

「なんだ…!?何が起こってるんだ…?」

 

当然、何が起こったかわからない青年は困惑し、呆然とする。

 

そしてそこに青い少年が近づき、青年の背後に回りつつも話しかけた。

 

「本来の歴史なら、君はここでこの車にはねられちゃう。ただし、僕と契約すれば…」

 

「……助かるのか?」

 

「そういうこと!………どうする?」

 

しなければ死ぬのだ。実質選択肢は一つ。

 

「わかった…契約する」

 

青い少年は、何やらスイッチがある時計のようなものを青年に差し出し、青年はそれを受け取る。

 

その瞬間、何も表示されなかった画面に白を基調とした仮面の目の部分に、濁った虹色のパイプがいくつも植え付けられたように生えている醜い怪物の絵が現れた。

 

「物分かりのいい子だねぇ」

 

青い少年はそれを確認すると、契約どうり車を真横に滑らせ青年の命を救ったのだ。

 

「今日から君が、『仮面ライダービルド』だ」

 

【ジィーニアス…!】

 

少年は心底嬉しそうにウォッチのボタンを押し、青年の鳩尾部分に突きつける。

 

「ゔっ、あぁぁぁぁぁあ!!?」

 

するの紫の光とともにウォッチが吸い込まれ、青年の体が、この世のものとは思えない怪物へと変化していく………。

 

それは、仮面ライダービルドに登場する『ジーニアスフォーム』の特徴が至る所に存在しているが、胸元のビルドマークがひび割れ崩壊寸前になっていたり、体の所々に埋め込まれたボトルから常に色が変動する煙が上がっていたりと、まるでエイリアンのようであった…。

 

『テニス…空手…ベストマッチじゃない…』

 

☆☆☆☆

 

【2018】

 

異形のビルドが誕生してから1年。

彼は街中で人々を謎のボトルに変換する能力で襲っていた。

 

その被害は常盤ソウゴの友人にまで及び、ソウゴはその現場を目撃した事で救助を行おうとするが、力負けをし地面を転がる。

 

さらに首を絞められ絶体絶命かと思われたが、はるか未来から来たツクヨミと呼ばれる少女に間一髪で助けられる。

 

「そのウォッチを捨てなさい!」

 

彼女は時計のような銃で異形のビルド……アナザービルドと応戦しつつ、ブランクウォッチを眺めるソウゴに檄を飛ばした。

 

「王様になりたいなんて、ふざけたこと言わないで!」

 

「……俺はやっぱり、王様になりたい」

 

しかし、ソウゴの決意は変わらない。

 

「世界を全部良くしたい」

 

例え、未来の自分が最低最悪になると言われても。

 

「みんな幸せでいてほしい」

 

そのために自分の命が狙われたとしても……。

 

「そう思ったら……」

 

彼は生まれた時から変わらずに————

 

「王様にでもなるしかないじゃないか!」

 

一途に想い続けている!

 

「そう、王になっていただかねば」

 

「ウォズ、あなたなんで!?」

 

そして、全てはここから始まる。

 

「ジオウの力は史上最強。その力を使えば世界はおろか過去も未来も望みのまま…」

 

長い黒のストールを巻いた忠実な家臣、ウォズが未来の魔王の為に語りかける。

 

「でもそうすると最低最悪の魔王になっちゃうんでしょ…?」

 

「魔王になんかならないで!」

 

自身を助けてくれている少女も、魔王化を防ごうと、彼のために語りかけてくれている。

 

……そして、少しの重巡の後。

 

「決めた…俺は魔王になる!ただし、最低最悪じゃない……最高・最善の魔王になってみせる!」

 

「……は?」

 

常盤ソウゴは宣言した。

そして、ブランクウォッチが黄金色に輝く『ライダー』の文字が刻まれた<D'9サイド>のジオウライドウォッチⅡへと変化する。

 

「えっ…!?」

 

「まさか、この段階でそこまでの力を……流石だ、我が魔王…さぁ、これを」

 

それを見届けたウォズは、驚愕しつつも常盤ソウゴにベルトを捧げた。

 

「使い方はご存知のはず」

 

ソウゴは若干戸惑いを見せたが、そのベルトを腰に装着すればいいと理解し、実行する。

 

【ジクウドライバー!】

 

問題なく作動。

続けて、ジオウライドウォッチⅡを起動させた。

 

【ジッオゥ…!】

 

男性と思われる声がエコーにかけられつつも発生。

変わった起動音だなと思いつつもソウゴはウォッチを<D'9スロット>へとセットする。

 

すると<ザイドウィンドー>と呼ばれるメインディスプレイに、まるでバグのような動作を起こされるが、本体機能に対しての異常は見られない。

 

ソウゴは<ライドオンリューザー>のロックを右手で解除し、そのまま左膝あたりに腕を伸ばす。

 

そして水平に移動させ、伸ばしきったまま腕を右腰あたりで静止。

 

左腕は時計の針のように旋回させ、顔の右横へ。

 

この二つを同時に行い、指定の位置へ移動、静止を終了させた数秒後に両手をスナップを利かせくるっと回す。

 

そして

 

「変身!」

 

その声とともに

ジクウドライバーを360°回転させた。

 

【【ライダータァーイム!】】

 

一回転したことで再びロックがかかる。

そして、ウォッチから音声が流れ出した。

 

【仮面ライダー!】【ライダー!】

【ジオウ!】【ジオウ!】【【ジオーウ!】】

【【ツゥー!!】】

 

音声が完全に流れ切り、仮面に『ライダー』の文字が刻まれ、常盤ソウゴは仮面ライダージオウⅡへと変身を完了させたのだった。

 

「祝え!全ライダーの力を受け継ぎ、凌駕し、時空を超え過去と未来をしろしめす時の王者」

 

「その名も仮面ライダージオウⅡ」

 

「まさに生誕、そして新たな歴史の幕が開きし瞬間である!」

 

「そんな……」

 

ウォズが祝い、ツクヨミが悲観的に呟く中、ソウゴは自信有り気に顔をかきながら発言した。

 

「なんか…いける気がする!」

 

☆☆☆☆

 

「うおおおおおおお!」

 

ジオウⅡはアナザービルドに向かって走りだし、その拳を振るう。

 

アナザービルドはどれほどパワーなのかを図るため、時に回避等の行動をせずに突っ立っている。

 

『ぐぉっ!?』

 

「いけた!」

 

慢心した。

アナザービルドは素直にそう思う。

 

こいつは敵。吸い込みとかやっても多分無理、そう考え、今度は全力で対処することにするようだ。

 

『グルルル…ガァ!』

 

ラビットの脚力とサイの突進力で離れた距離を詰め空手風に殴りかかる。

 

「せいっ!」

 

ジオウⅡはそれに対して回し蹴りで対処する。

強化された運動能力で、向かってくるアナザービルドの腕を正確に狙い、拳を逸らし、回し蹴りの勢いのまま顔面を殴り飛ばす。

 

『グゥ…ア"ァ"!』

 

中距離攻撃ならどうかと思い、自分に初めから搭載されていた物質のダイアモンド化と先程手に入れたバスケットボールの能力を組み合わせ、ゴリラの腕で打ち出した。

 

「……すごい、未来が見えた!」

 

『ゴガァァッ!?」

 

しかしジオウⅡは先程アナザービルドを殴った際に時読みをしており、アナザービルドの攻撃を予知。

 

すでに向かってくる軌道は分かっていたので、体を回転しつつボールを無理矢理キャッチしそのままの勢いでアナザービルドにカウンターを与えることに成功する。

 

「でも、何か打ち返せるものがあれば便利なんだけど…」

 

【ジカンギレード!】

【………………………】

 

「なんか2個出てきた!……これって」

 

【ケン!】

 

「ケン!……あ、こっちは鳴らないんだ」

 

ジオウⅡがそう望むと、ジカンギレードとサイキョーギレードが同時に出現する。

 

『グゥ…ガァッ!』

 

チャンス!

 

アナザービルドは忍者のように4人に分身し、ジオウⅡを挟み撃ちの形になるように移動。

 

そして先程とは違い、バスケットボールを一つではなくガトリングのように高速かつ連続で打ち出し出そうとしている。

 

「……見えた!打ち出される前に!」

 

【ライダー!】

【フィニッシュタァーイム!】

 

このままでは蜂の巣になる、と予知したジオウⅡ。

まず<サイキョーハンドル>を一度上げてから戻し、待機状態へ。

 

次に<D'9スロット>からジオウライドウォッチⅡを引き抜いてジカンギレードの<ライドウォッチスロット>に装填、これも待機状態へ。

 

「おりゃぁぁぁぁぁぁぁあ!!」

 

【ライダー斬り!】

【ジッオゥ!ツゥー!ギリギリスラッシュ!】

 

そして、同時に起動させライダー斬りで左側を切り裂き、次いでギリギリスラッシュで右側のアナザービルドに不意打ちで攻撃を与える。

 

『『『『グォォァァァ!!』』』』

 

アナザービルドは盛大に爆破し、本体と思われるアナザービルドがいた場所には、ウォッチを埋め込まれた青年が倒れ込んでいた。

 

「ぅわぁっ……すっげぇ!」

 

常盤ソウゴが子供のように喜ぶ中で、少女…ツクヨミが唖然とした様子で歩いてくる。

 

「歴史は変えられなかったようだな」

 

その横から、いままでソウゴを狙ってきた赤いマシーンに乗っていた男がジオウⅡ状態のソウゴへと話しかけた。

 

「なぜ魔王になる道なんか選んだ!」

 

「俺が選んだ道だ!…いや、俺は生まれた時から、決めていた気がする!」

 

その男……ゲイツは、ソウゴの返答に未来の出来事を回想し…覚悟を決めた。

 

「そうか…それなら、俺は今ここでお前の道を終わらせるだけだ」

 

「えっ?」

 

ゲイツは腕のホルスターにはめられていた()()()を取り出し、右手で掲げ<リバイブオンスターター>を押した。

 

【ゲイツリバイブ!剛列!】

 

ジクウドライバーの<D'9スロット>に装填し、<ライドオンリューザー>のロックを解除する。

 

まるで心臓の音のような不安になる音声が流れる中、両腕を体の前に突き出し、反時計回りに旋回させ、ベルトの両端を掴み。

 

「変身!」

 

ジオウⅡをその瞳に捉えながら叫んだ。

 

【リ・バ・イ・ブ・剛列〜!剛列!】

 

仮面ライダーゲイツリバイブ、見参。

そして駄目押しと言わんばかりに懐からもう一つ白い とオレンジ色のライドウォッチを取り出し、起動させた。

 

【ムゲン魂!】

 

そのウォッチを<D'3スロット>へ装填し、変身した時と同じようにベルトを回転し、アーマーを呼び出した。

 

【アーマータァーイム!】

【命燃やすぜぇぇぇ!!】

【ゴースト!ムゲェェェェェェェェェン!】

【ムゲン!】

 

アーマーを装備し、ムゲン魂の神々しさと剛列のゴツさを兼ね備えたゲイツは、マントを羽ばたかせ低空飛行にて困惑するジオウⅡへと向かってきた!

 

 

「行くぞ!オーマジオウ!」

 

 

【つづく】




オーマジオウライドウォッチじゃないのは、ジオウⅡが、ほかのライダーの力を集結させない状態での仮面ライダージオウがなれる最強フォームだからです。


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EP2 可能性 2018


プロットを思いつきで変更したら予想以上に話がややこしくなってきたので開き直って瞬瞬必生で行くことにしました。


「わあっ!?」

 

「そんなものか、ジオウ!」

 

不意を突かれた事。まだまだ戦い慣れていない事。

ただ、スペックの差が大きいことが起因してジオウⅡはゲイツリバイブに苦戦を強いられていた。

 

「くっ……!」

 

【ジュウ!】

 

ジカンギレードを銃モードへと変更し、弾幕を貼り目眩しを試みるがゲイツリバイブは意にも返さず、真っ直ぐ向かってくる。

 

「ふん!」

 

"ブゥゥゥゥゥン!"

 

「あぁぁぁっ!!」

 

酷く短いリーチだが、威力は絶大なノコギリ。

ギャリギャリとジオウⅡの鎧を削り火花を散らす。

 

なんとか迎撃しようとサイキョーギレードで斬りかかるが、ゲイツリバイブのオレンジの装甲の上から更にアーマーを重ね掛けされているためにまるでダメージがない。

 

「このままだとまずい気がする…」

 

少なくとも"いける"気は微塵もしない。

 

まだ、

対等に戦うための最低条件をクリアしていない。

 

今はまだ、何もかもが早過ぎる。

 

【ライダー斬り!】

 

「おりゃっ!」

 

「ぬぁに?」

 

故に、ジオウⅡがとった行動は逃走。

 

【ライダー斬り】によって地面を抉り土埃を巻き上げゲイツリバイブの視界を閉ざし、腕のホルスターにあったバイクライドウォッチを起動。

 

軽く投げると一瞬でバイクへと変形したが驚いている暇はない。

 

"いけるかも"という曖昧な直感に賭けて、ジオウⅡはバイクで走り出——

 

「逃すか」

 

「ぐぁっ!?」

 

———すことは出来なかった。

 

突然、自分の真横から爪の様な何かに吹き飛ばされ、近くの木に激突。

 

その木はポッキリ折れてしまったが、ジオウⅡはそれどころではなかった。

 

「青くなってる…?」

 

白いアーマーを被っている所は変わっていないが、オレンジの装甲が消え、背中に青色の羽の様な物……<リバイブストリーマー>が新しく増設されている。

 

「俺は誰よりも速く、迅速に動く。一度得たチャンスを取りこぼさないためにもな」

 

「そんな……」

 

"いける"気は完全に失せてしまった。

 

けれど、生まれた時から。

いや、下手をすると生まれる前から決めていた事を今更諦めるつもりも毛頭ない。

 

ここで死ぬわけにはいかない。

逃げられないなら応戦するまでだ。

 

「…まだ、やる気らしいな。王というのは、皆頑固者なのか?…まぁいい。相手になってやる。油断しているとあっという間に死ぬぞ!」

 

【スピードクロー!】

 

「…!」

 

ゲイツリバイブの姿がかき消えた。

しかし、ジオウⅡは今、ハッキリと見えた。

 

自身の真後ろに移動するゲイツリバイブの姿を。

 

(っ!間に合わない!)

 

「うあっ!ぐっ!あぁっ!」

 

爪の様な武器、ジカンジャックローのツメモードにて空に打ち上げられ、そこから2、3回ほど連撃を喰らわせられる。

 

「…わかった。これ、ものすごいスピードで移動しているんだ!それなら…!」

 

なんとか地面に着地。

 

時間の先読みを行使する。

右に一回、左に一回、そして正面から袈裟斬り。

 

(見えた!)

 

そして予測どうりに攻撃が訪れる。

 

「…1、2……3!」

 

【ジカンギレード!ケン!】

 

「ぐっ…!?」

 

「よぉっし!」

 

バイク運転をするため消していたジカンギレードを再び自分の正面に呼び出し、ケンモードで突きを放った。

 

ゲイツリバイブの意表を突く形になり、地面をゴロゴロ転がっていく。

 

「やるな…ジオウ。だが次はないぞ」

 

が、ダメージがある様子はない。

 

「うーん…やっぱり俺も、アーマーないとダメかなぁ」

 

「苦戦している様だね、我が魔王」

 

「うおっ!…あぁ、あんたか。で、なに?今忙しいんだけど」

 

「ウォズ!貴様、何をしに来た!」

 

フードを脱いで素顔が明らかとなった謎の人物……ウォズがジオウⅡの隣に現れる。

 

「ここは逃げるといい。時間は私が稼ごう」

 

「時間を稼ぐって…そんなことできるの?」

 

「任せたまえ、さあ、ツクヨミ君が逃してくれるよ」

 

ウォズが指差した先を見ると、タイムマジーンの隣で手を振っている少女の姿が確認できた。

 

「……わかった、任せたよ」

 

「我が魔王の仰せのままに」

 

ジオウⅡは戦いの場から背を向け走り出し、戦線を離脱。

 

その背中をゲイツリバイブが追わなかったのは、一重にウォズがいたからである。

 

「……やはり、ジオウよりも先に貴様との決着をつけなければならないらしい」

 

「私としては、君とはここで争いたくはないのだがね、大人しく手を引いてくれないかな?」

 

「断る」

 

取りつく島もない。ウォズはひとつため息を吐き、懐からベルトを取り出す。

 

【ビヨンドライバー!】

 

「俺のベルトといい、貴様のベルトと言い、いったいどこから調達してきている」

 

「それは企業秘密というやつだよ、ゲイツ君」

 

腰に装着し、通常のライドウォッチとは形状が大きく異なるライドウォッチを起動させた。

 

【ギンガ!】

 

無事起動したギンガミライドウォッチを<マッピングスロット>へ装填。

 

【アクション!】

 

装填後、右腕を大きく時計回りに回転させ、自身の右後ろ方向へと持っていき、

 

「変身」

 

その声と共に前へと突き出すと同時に<クランクインハンドル>を叩く様に前方向に傾けた。

 

【投影!】

【ファイナリータイム】

 

【ギンギンギラギラギャラクシー!宇宙の彼方のファンタジー! 】

 

【ウォズ!ギンガファイナリー!ファイナリー!】

 

胸の中央には太陽。

両肩には惑星を象った丸い装飾がなされ、顔には『ギンガ』の文字。

 

「祝え!宇宙最強!ギンガファイナリー!……これ以上ゲイツ君が待ってくれなさそうなので、遺憾だが短縮版である」

 

「正解、だ!」

 

ゲイツリバイブはギンガウォズに真っ正面からスピードクローで切りかかる。

 

「ふ、やはり甘いなゲイツくん。宇宙の数多の可能性を舐めないでもらえるかな?」

 

が、ギンガには重力を操る力があり、ゲイツリバイブは何十倍にも強化されたGに足を止められてしまう。

 

「ふ、それは、こちらのセリフだ!」

 

【ツメ連斬!】

 

「なっ!?ぐあっ!」

 

が、ゲイツリバイブは何事もなかったかの様に動き出し、ギンガウォズに爪の形を模した小さな光を高速で打ち出しダメージを与える。

 

「人間の可能性は無限大。いつか重力だって克服するだろう。そしてその可能性を現実にするのがこのムゲン魂アーマーだ。…甘く見るなよ?」

 

「くっ…まさか、私の十八番で返してくるとは、やる様になったじゃないか」

 

【ジカンデスピア!ツエスギ!】

 

ギンガウォズはこれからくるであろうツメモードの攻撃に対応するための武器を生成。

 

両手で横向きに構える。

 

「言ってろ。さっさとケリをつける!」

 

「人間の可能性と宇宙の可能性、どちらが大きいか勝負といこうじゃないか!」

 

"ギャリィィィン!"

 

あたりに、硬い物同士がぶつかり合う音が響いた。

 

 

【ツヅク】




なお話は進まない模様(瞬瞬必生)


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