純白なましろちゃんがおかしくなった。 (桜紅月音@活動停止&読み専)
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1話

どうも、R17.9作家の月音です。

ましろちゃんの胸がそこそこでかいって聞いたから書きました。
危険な人と認識してますが…後悔なんて地中海に捨ててきたんで大丈夫です。

では、どうぞ!


「ねぇ…ってば!」

 

隣で、僕の服の袖を掴みながらそう言ってくる

 

「どうかしたの?ましろちゃん」

 

「あれ…一緒に食べたい」

 

とある喫茶店の商品棚の所に置いてあるケーキを指しながら言う。

 

「あのケーキ食べたいの?」

 

とましろちゃんに聞くと、コクっと頷いた。

そして、そのケーキを食べる彼女の笑顔はとっても素敵だった。

 

 

 

あの頃の彼女はまだ…良かった…なのに…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

****

 

「皓君、最近ね!私、大人の身体になったと思うんだけど…」

 

と言いながら高校一年生のわりには、大きな胸を強調させながらそう言ってくるましろ。

 

「そういう事やる相手は選んだ方がいいぞ?」

 

「大丈夫だって!私だって、こういう事するのは皓君だけだよ?」

 

「お前なぁ…」

 

とあきれ果ててる最中に、ましろは服を着ている。

いや…男がいる前で、下着姿なのはどうかな?って思う。

 

「そうそう!この服だって、皓君に見てほしくて選んだんだけど…似合ってるかな?」

 

「うん、ましろっぽくて似合ってると思うよ」

 

とましろを褒めると、ましろは僕に向かって抱き着いてくる。

 

「ふふっ、やっぱり皓君に抱き着くのは気持ちいいね」

 

とましろがギュって抱きしめてきているから、さっき強調していた胸が、僕のお腹で形を変える。

しかも、柔らかい感触がずっと襲ってきているから休める機会が無い。

 

「抱き着かれることに、悪い気はしないけど…流石に僕の精神が落ち着かないから離れてくれないか?」

 

「なんで?私に抱き着かれる事が嫌なの…?」

 

とましろは、涙目で僕の事を見つめてくる。

なんでそんな目でこっちを見てくるの…?

離れてと言ったけど…離れなくなってしまう…。

 

「嫌とは言ってないけど…」

 

「なら、このままでいいよね!」

 

とましろはさっきより抱きしめる力を強めてくる。

だから、さっきよりも…ましろの胸が強く当たってくる。

離れたいと思うけど…今のましろの表情を見ていると、とても幸せそうにしているから離れなくてももういいかってなってきた。

 

無理に離して、さっきみたいに涙目になられても困るし…。

 

それに…

 

「皓君にこうやって抱き着いていると、嫌な事だって、全部忘れて…楽しい事を段々と思い浮かべるんだ、だからね…一緒に居てくれるよね?」

 

こんな言い方されたら、ましろちゃんを守りたくなるっていうか…離れる事が出来なくなってしまう…。

だからと言って…ましろちゃんを嫌いってわけではなく…むしろ好きだから、もう諦めた方がいいのかな…。

 

「もちろん、ましろちゃんが僕から離れない限り、離れる事はないよ」

 

「ありがと、じゃ、今から一緒にデートしよ?」

 




これのエロ要素無しの恋愛物もありますが…果たして読んでくれるのかな…?


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2話

1話でたくさんの人から見てもらえてうれしい限りです。


ではどうぞ!


「ここの服屋さんに行きたかったの!」

 

あの後…ましろとデートするために、近所のショッピングモールに来た。

ましろいわく、服を新しく買いたいかららしい。

 

「そうなの?」

 

「だから、私に似合ってる服を選んでくれるかな?」

 

「出来る限りの事はするよ」

 

そう言うと、ましろはとっても嬉しそうな表情になる。

ましろのこういう表情を見ると、こっちまで幸せになるよね。

 

そして、服屋さんに入ったはずなのに…。

 

「こういうのって…私に似合ってると思う…?」

 

いつのまにか下着を選んでいた…。

そして、その姿を何事も無く見せているましろが心配になってくるよ。

 

「ましろには早い気がするけど…似合ってるからなぁ…」

 

「ありがと。今度からのデートはこれ着ていくね」

 

と試着室のカーテンを閉じる。

 

「今、着替えてるけど…見たいならいいよ?」

 

試着室の中からそんな事言ってくるましろ。

誘ってるのか?入ってきて欲しいのか?

いや、ましろが望んでいたとしても…入るなんて事はしない。

 

「彼女さん、とてもきれいですね」

 

店員さんがそう話しかけてきた。

 

「彼女じゃ…ないんですけどね…」

 

と店員さんに言った時、試着室の方からなんか聞こえた気がした。

 

「あれっ?そうだったんですか!」

 

まぁ…そうなるよね。

 

「何かお困りでしたら、気軽に声をかけてください」

 

「分かりました。何かあれば聞きます」

 

と店員さんにそう言うと、店員は違う場所へと去っていった。

そして、ましろが試着室から顔だけ出して

 

「皓君…私がいるのに…あの人の事、凄く見てた…」

 

とましろの視線が凄く痛く刺さる。

 

「ましろの思ってる感じでは見てない」

 

「本当…?」

 

ましろの目は疑ってる目だ…。

 

「とりあえずさ…服着なよ」

 

「上手く誤魔化された…」

 

とましろはそう言って、試着室のカーテンを閉じて、服を着て出てきたのだが…ましろの機嫌は悪かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*****

 

「パフェ食べない?」

 

「食べる…」

 

あの後…ましろは機嫌が悪いままだ…。

とりあえず…パフェがある店に入る。

 

そして、ましろの前にパフェが来た。

 

「ましろ、どしたの?」

 

「あ~んしてほしい」

 

とましろは言って、顔をこっちに出す。

 

「分かったよ」

 

と僕は、パフェをスプーンですくって、ましろに差し出す。

 

「美味しい?」

 

「うん!」

 

「私からもあ~んしてあげる!」

 

と今度は、ましろがパフェをすくって僕へと向けてくる。

 

「間接キスとか気にしないの?」

 

「私と皓君の仲なんだから大丈夫だって!」

 

とましろがそういうから、ましろがせっかくしてくれてるからと、スプーンに乗ったパフェを食べる。

 

「ふふ、これで間接キスしたね」

 

とましろは、なんだが嬉しそうにしている。

 

「後は、ましろが全部食べていいよ」

 

「本当!?」

 

「うん、ましろのために奢ってるんだから気にせず食べたらいいよ」

 

「皓君ありがと!」

 

とましろはパフェをすべて食べた。

途中、僕にもくれたよ。

 

 

パフェを食べている間、店内にいた人たちからの視線が凄かった。

 




R17.9が仕事してないのはおかしい


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3話

最近、ツイキャスが流行ってるそうで、私も10時くらいからやってたりするので機会があればぜひ。宣伝でした~


 

「おかえり」

 

「何してるの…?」

 

家の鍵を開けて、中に入ると、ましろがエプロンを付けてキッチンに立っていた。

問題はそこではない。なんで家の中に居るのかだ。

 

「皓君に私の料理食べてほしくて、鍵借りてきたんだよ」

 

そうだったのか。

僕に、料理を食べてほしくてか。

 

「それはいいけど…ましろって料理できたっけ…?」

 

とましろにそう聞いてみたら、さっきまでの勢いはどこへ行ったのか。

僕から視線を外して、そっぽを向いてしまった。

 

「ちょっと…入るぞ」

 

恐らく…とんでもない姿になってるであろうキッチンを確認するために、中へと突入しようとする。

 

「あっ!待って!」

 

そんな僕をなんとかして止めようとましろはするけど…力の強さを考えれば…止めるなんてことは出来ず…。そして、キッチンを見た訳なのだが…。

 

「ましろ…この残酷なキッチンは一体…」

 

「…ごめんなさい…」

 

明らかに何かが爆発して、キッチンの周りに鍋の中がそこら中に散らばっていたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*****

 

あの後、ましろが頑張ってたようだからという事で、そこまで怒る事はせず。料理を一人ではしない事と注意だけとなった。

 

そして、今は、お風呂に入ってる。

 

「本格的な料理教えてあげないとな…」

 

と将来的には、家事をするはずだから料理を教えてあげないと思いながら、ゆったりとした時間を楽しんでいると、お風呂の扉が開いて…

 

「皓君、背中流してあげるね」

 

なんと、バスタオルを巻いたましろがお風呂場に乱入してきたのである。

 

「ましろ!?」

 

当然ながら、びっくりする僕。

 

「背中洗ってあげるから、浴槽の中に籠ってないで、早く出てよ」

 

「そんな事急に言われても無理なんだけど!?」

 

と拒否ってると、無理やりにでも出させようとするましろ。

力の差は圧倒的なんだけど…ましろの胸が腕に当たってたり、バスタオル1枚という間に挟むものはあったとしても…それは、薄いものであるから、無いものに等しいのだ。

それでも、ましろは、僕を浴槽の中から出せなかった。

 

「分かっただろ…浴槽の中から出そうなんて思わない事だな」

 

「じゃ…私も浴槽の中に入る!」

 

とバスタオルを脱ぎ捨てて浴槽の中へと入ってきたましろ。

 

「ましろ、バスタオル脱いだらだめだろうが!」

 

「大丈夫だよ!だって、水着着てるんだもん!」

 

と水着を見せてくるましろ。

何回も当てられていたこともあったから分かるけど…水着を着たましろを見ると、とある部分がすごくあるって事が分かる。

 

「そんな水着買ってたんだな」

 

「一緒にお風呂に入ろうと思ったり、一緒に海やプールに行けるようにってみんなと一緒に水着を選んだの!」

 

みんなというのは、バンドの子達かな?

本当にいいメンバーを持ったな。

 

「でも!今は、皓君から感想を聞きたいな」

 

「とても似合ってるし、可愛いと思うよ」

 

「ありがと」

 

「まぁ…時間が出来たら、プールくらいなら一緒に行きたいな」

 

「じゃ、楽しみに待ってるね」

 

とましろは、笑顔でそう返してきた。

 

所で…なんか大事な事を忘れてるような…。




ようやく、R17.9が働き始めたかな。


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4話

こんなに早く更新出来るとは思いませんでした。


料理してたり(キッチン爆発)お風呂に突入してきたり(ましろの水着は似合ってた)しているあたり、ましろは泊まるつもりなんだろう。現に、寝室に居る訳だし。

 

そして、ましろはさっきまで来ていた水着から着替えて、パジャマに着替えていた。

 

「ましろ、どこに寝る?」

 

「皓君のベッドがいいかな」

 

「僕のベッドで寝るって事か」

 

「うん!」

 

「じゃ…僕は、ソファの上で寝るよ」

 

とソファの上で寝るため、寝室から出ようとすると、ましろが出ようとする僕の腕を握ってくる。

 

「私は…皓君と一緒に寝たいな」

 

と上目遣いでこちらを見ながらそう言ってきた。

 

「僕のベッド…一人用だから…狭いけどいいの?」

 

「うん!狭いなら、抱き着いて寝たらいいだけの話でしょ?」

 

あながち間違ってはないけど…。

ましろって凶器になるものを持ってるから…僕の精神がおかしくなりそうだ。

 

「そうだけどさ…」

 

反応に困ってると…。ましろがどうしても一緒に寝たいのか引っ張ってくる。

 

「ましろがどうしてもって言うなら…」

 

「じゃ、一緒に寝よ」

 

最終的には、僕が折れる形でましろと一緒に寝る事になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

****

 

「こうやって…一緒に寝るのって久しぶりだね」

 

「そうだろうな…小学校の時以来か?」

 

「そうだと思うよ」

 

現在、ましろと一緒にベッドの中で話している。

やっぱり、寝るとは言ったものの、緊張しているのか寝付けない、ましろも顔を紅くしているから僕と同じ気持ちなんだろう。

 

「というか…寝れないんだけど…」

 

「それは私もだよ…」

 

「寝れなくなるくらいなら…ソファでも良かったな…」

 

「それはだめ!私は、どうしても皓君と寝たいの!」

 

とましろは凄い気迫でそう言ってきて、ただでさえ狭いベッドだったから

 

「キャッ」

 

ベッドから落ちた。

 

「ましろ!?大丈夫か?」

 

落ちたましろを心配そうに見る僕。

 

「なんとか大丈夫だよ」

 

と再び、ベッドの中に潜り込もうとする。

さっき落ちたのに…また入ろうとしてくるのか…。

 

「もっと抱き着かないとってことなのかな…?」

 

もっと抱き着かないとって…ましろのあれがさっきより当たるって事だ…。

そんな事を思っていると…ましろがギュって抱き着いてきた。

 

「ふふ…こうしてたらなんだか…寝ちゃいそう」

 

とましろは、満面の笑みでこちらをみながら言ってくる。

内心…早く寝てほしいのはあるんだけどね…僕が思ってるのは…。

 

「そうかい、それじゃ…寝るか」

 

とましろは、それからすぐに寝た。

 

「そろそろ、動いてもいいかな…」

 

ましろが寝たのを確認して、起こさないように動こうとしたのだが…

 

「そうだったな…」

 

寝る時にがっちりと抱き着かれていたのだ。

つまりは…下手に動けないし…動いてましろを起こしたらめんどい事になる。

 

「皓君…どこにも行かないで…」

 

しかも寝言でこんな事を言われているのだ…。

余計に行けなくなってしまう…。

 

「ふふふ、そうしてたらいいんだよ。私の胸の中で寝ていいんだよ」

 

ましろの中の僕が…何してるのか気になったけど…深い事まで気にしたら負けだな…。

 

 

 




評価と感想くれた方、お気に入り登録してくれた方ありがとうございます。


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5話

なんか久しぶりに赤評価という夢を見ました


「…もう朝かよ…」

 

と僕を目覚めさせるかのように、スマホのアラームが部屋中に鳴り響いた。

 

「くぅ…」

 

アラームが鳴っているのに…目覚めないましろは凄い。

いや…問題はそこじゃ無い…。

 

「なんで…僕の上で寝てるのか…」

 

あの後、ましろが僕のベッドで完全に寝たのを確認して、リビングに置いてあるソファの上で寝ていたのだが…。起きたらましろがこうやって寝ていたのである。

 

「ましろ〜起きろ〜!」

 

ともかく…ましろを退かさない事には動けないのである。

 

「皓君…私が朝…弱いの知ってるでしょ…このままにして…」

 

とだけ言って、ましろは再び…夢の世界へ…。

仕方がない…。ましろには悪いが…

 

「ちょっと…そこは…ダメだって…」

 

とましろは、僕の攻撃(意味深)によってあちらの世界からこちらの世界にやってきた。

 

「起きたか?悪いとは思ったけど…これだと動けないからな…」

 

と強制的に起こされた事と、僕からの攻撃にイラッと来たのか顔をむすっとしながらこちらを見てくる。

 

「私の事…そんな風に思ってたの…?」

 

「ふぇっ?」

 

むすっとしたましろが可愛いと思っていると、いきなり上目遣いでそう言ってきたのである。いきなり言われた事によって、僕は思わずびっくりしてしまう。

 

「私の事…大事にしてくれるって言ったよね?それなのに…」

 

と言いながらも、抱きついてくるましろ。

ましろの胸が当たって、ましろの言ってる事が頭の中に入ってこない…。

 

「分かったって!僕に抱きついてもうちょっと寝たいって事だよな?」

 

ましろにそう聞いてみると、

 

「うん!皓君に抱きついていると安心するんだもん」

 

とましろは、言って、自分のベッドに連れて行かれて…そのままましろに抱きつかれて寝てしまい…その日1日が過ぎていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

****

 

「じゃ、ここでお別れだな」

 

「だね。また、泊まりに行くね」

 

次の日、ましろと学校に行く途中で、とある分かれ道で別れる。

ましろは、月ノ森へ行くのだが…そこは、女子高だから、男である僕は行けないのである。

だから、県外の専門学校へと行ってるわけである。

 

「最後にこれだけさせて…」

 

とましろは、僕の顔を掴んで、そのまま頬にキスをしてくる。

 

「やっぱり…キスされるのは慣れないな…」

 

「でも…私にキスされるのは嬉しいでしょ?」

 

と顔を紅くしながらも嬉しそうに言ってくる。

 

「まぁ…悪い気はしないけど…」

 

「じゃ…私…行ってくるね」

 

とましろはそれだけ言って、走り去っていく。

その後ろ姿を見ながら、

 

「ましろも…成長したよな。さてと…学校に行くか…」

 

そして…僕は、ましろが走っていった方向とは違う方向、つまり、駅のある方向に向かって歩き始めたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

****

 

そして…駅に着いたのだが…

 

「貴方!月ノ森の倉田さんと一緒に居た人だ!?」

 

「君、誰!?」

 

 

 

 




最近、show by Rockというアニメにハマってて、そのアニメもバンドのアニメなんですけどね…。最初のシリーズの2期は生で観てたんですが。新シリーズ見たんですけど、ホワンちゃん可愛すぎて萎えました。


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6話

新しい学校に通う事になった訳ですけど…セブンイレブンが学校の近くになくて泣いた
人です。ローソンはあったんですけど…。


「貴方!月ノ森の倉田さんと一緒に居た人だ!?」

 

「君、誰!?」

 

学校に向かうために、駅に着いたら、今までに会った記憶が全くない女の子に話しかけられた。

 

「誰って…失礼じゃない!」

 

「いや…本当に分からないんだって…」

 

「改めて紹介するね。私、二葉つくしって言うんだけど」

 

二葉さんか…全く記憶がない…。

 

「二葉さん…悪いけど…全然、覚えてないんだけど…それで、僕に用があって話しかけたんだよね?」

 

こっちを見て、そうそうと言った言葉が、ましろと一緒に居たって言ってたわけだし…。

 

「倉田さんと一緒に居たけど、どんな関係なの!?」

 

そっちの話か…。

 

「ましろとは…幼馴染みたいな感じかな」

 

「感じって、幼馴染って事ではないんですか?」

 

「周りから見たら、幼馴染って感じだよ?詳しく言えば、もっとややこしくなるから…幼馴染っていう事にしといて」

 

「なるほど…それなら、倉田さんの気持ち…分かるかも…」

 

「まぁ…そういう事だから、後、時間大丈夫?」

 

「ああ!!本当だ!!そろそろ行かないと!」

 

「気を付けてね」

 

「ありがとうございます。では、失礼します」

 

と二葉さんは、礼儀良く挨拶をして去っていく。

そして、僕も改札の中へと入って、ホームに上ったら本来乗るはずの電車が目の前で発車していくのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*****

 

「遅刻して…先生に反省書書かされるし…本当に最悪だよ…」

 

学校を終えて、最寄り駅で降りて、そんな事を愚痴りながら階段を下りて、改札を出て、歩こうとしたら

 

「皓君!」

 

「ましろか。駅に向かいに来るってなんかあった?」

 

「ちょっとね。話したいことがあってね」

 

「僕に話したいこと?」

 

「今日、学校で二葉さんと話したんだけど…」

 

「おう」

 

「二葉さんとここで会って、浮気したって本当?」

 

「はっ?」

 

ましろが珍しく駅まで向かいに来てくれてるかと思ったら、とんでもない事を言いだしたんだけど…

 

「答えて!答えないと…皓君の家で…皓君の事を襲うよ?」

 

それ…脅しになってないよ…むしろ、ご褒美になってるよ?

 

「襲うって…脅しになってないし…更に変な誤解を生むから辞めて…」

 

「あれっ?そうなの…二葉さんがこう言えばいいって教えてくれたんだけど…」

 

あいつ…次会った時…何してやろうか…。

ただ…やりすぎると、ましろに怒られてしまうからほどほどにしないとだけど…。

 

「その教えは、絶対に間違ってるから忘れろ」

 

「でも…皓君を襲うのは本当だよ?」

 

「…その襲うって…何するの?」

 

「ふふふ、それはやってみてからのお楽しみだよ?浮気してた事に反抗の言葉言ってないしね?」

 

「浮気はしてないので…襲うのは辞めてください…。」

 

「なんで?私に襲われるの嫌なの…?」

 

なんで…そこで涙目になるの…?

 

「普通…そこは男である僕が、女の子であるましろを襲うのが普通じゃないの?」

 

「じゃ…皓君が私の事を襲うの?」

 

あっ…地雷踏んだわ…。

 

「そういう事にしといて…」

 

「私を襲うのは…まだ…だめだから!もし、やったら許さないから!」

 

 

なんでえぇぇぇ!!!!!!!!!




感想をください。(切実)


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7話

緊急事態宣言〜

ましろちゃんが居なくなった〜(泣)


「ふぇっ?皓君居ないの…」

 

私は、いつも通りに皓君の家に行って、チャイムを鳴らすが返事も無く、ドアも開かない。

しかし、彼のお母さんから事前に貰っていた鍵を使って家の中に入ると、彼の姿も無く、何日も帰ってない感じだった。

 

「どうしよう… 皓君…電話にも出てくれないし…」

 

そんな状態がしばらく続いて…私の頭の中にはこんな事が浮かび上がってきた。

皓君は、私をほったらかしにしてどこかへ行ったのではないか。

私以外の子を好きになってしまって、その子の所に行ってしまったのではないかと。2つ目は、多分ないと信じたいが…1つ目はあり得なくはない話。

 

「電話に出ないって事は…メッセージ送っても無理だよね…」

 

そう思いながらも、彼にメッセージを送った。

それから、すぐに彼からメッセージが返ってきた。

 

『ましろ、家に来てんの!?』

 

という返信が。

返事くれるなら、電話に出て欲しい…。

直接、彼の声が聞きたいのに…。

 

『早く家に帰ってきて!それと、電話に出て!』

 

『悪い…まだ、部活が終わってないんだよ…だから、メッセージで我慢してくれ…』

 

と彼から返事が返ってくる。

部活が終わってないってことは、まだ学校に居るって事…?

もう、6時に近いのに学校がまだあるの?と率直に思ったけど…。

あることを思い出し、彼にメッセージで聞く。

 

『まだ、学校なのって…前に言ってたあれの事?』

 

『そうそう。ましろに音楽のアドバイスを分かりやすく教えてあげれるように、音楽の先生と一緒に勉強してたの』

 

そう返ってきて、私の気持ちは、さっきまでの悲しみや切なさはどっかに行っていた。

 

『私のために…ありがと』

 

『いいって。それじゃ、今から帰るから、7時半には着くと思うから、戸締りしっかりとしてね』

 

『うん!わかった』

 

と彼は、既読を付けて、何も送ってこない。

でも、彼がどこかに行った訳でも無かったのは、嬉しい。

しかし、また1人きりになってしまったのは寂しい。

 

「皓君が帰ってきたら…たくさん甘えようかな…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*****

 

「やべっ…買い物してたら、7時半回ってたよ…」

 

学校から帰り道、家に食べ物があまりなかった事を思い出し、近くにあるデパートに寄ったら、ニ葉さんが居て、捕まってしまって、前に会った時に本人曰く、聞けなかった事を聞くまでは通しませんと言われ、彼女の一瞬の隙を突いて、逃走をはかって、気付けば7時半を回っていた。

 

「ましろ…めちゃくちゃ怒ってるんだろうなぁ…」

 

と思いながら、鍵を差し込む。

差し込んだ音が聞こえたのか、家の中からドタバタと音が聞こえてくる。

そして、恐る恐るドアを開け、家の中に入ると

 

「皓君!!」

 

とましろが、泣きながら抱きついてきた。

なんで、泣いてるのかは分からないけれど…。

 

「ましろ…遅くなってごめん…」

 

「7時半までには帰るって言ったよね?おかげで寂しかったんだからね」

 

とましろは、目の下に涙を溜めながらそう言う。

 

「冷蔵庫に何もなかった事を思い出して、デパートに寄ってたんだよ…それで、遅くなったんだ…ごめん」

 

「それなら良かったよ。でも、次から私と一緒に買いに行こ?」

 

ましろが買い物について行くと言うのは珍しい。

それほど、寂しかったのだろうか…。そうだとすると…心配をかなりかけたみたいだな…。

 

「分かったよ。よし、ましろ、寂しかったんだろ?その分、今から、たくさん構ってあげるから。それで、許してくれ」

 

「分かったよ。それじゃ。一ついいかな?」

 

「何?」

 

「今度ね…プールに一緒に行ってくれる?もちろん、水着も選んでくれると嬉しいんだけど」

 

「水着ってこないだのは駄目なの?」

 

「あの水着ね…小さくなって…だから、新しいのが欲しくて…」

 

「分かった。水着選びもプールも一緒に行こうか!」

 

「うん!」

 

あの水着が小さくなったって…ましろ、どんだけ育つんだ…。




ましろちゃんのアレがでかくなるって…どんだけ育つんだよ。

ともあれ、気付けばお気に入りが100人突破していて、投票もしていただきましろちゃん小説では、総合2位という事ですが。これも、読んでいただいてる読者さんのおかげです!改めてありがとうございます!

今度とも読んでください。


そして、感想をください。


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8話

ブルームブルームの歌詞見ました。
恋愛の歌詞だと思ってしまった今日この頃です。




ましろに押されるようにして、ましろとデートする事になった。

 

先日にあった事をまとめるとそうなる。

 

という訳で、ましろの家の中にいる。

昨日は、珍しく

 

「明日は、デートだから、私の家に来て」

 

とだけ言って帰ったのである。

本当に珍しい。

 

そういうわけで、ましろの家の玄関に居るのである。

ましろのお母さんとは既に会っているので、後はましろが来るまで待機中だ。

 

「遅くなっちゃった…」

 

「気にしてないから大丈夫」

 

「それじゃ、お母さん!行ってきます!」

 

「気をつけてね」

 

ましろのお母さんに、軽く会釈をしてましろと同時に家から出る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*****

 

そして、ましろが新しい水着が欲しいと言う訳だから、駅前のショッピングモールに来た。

 

「色んな水着がある」

 

とましろは、僕に抱きつきながら目を輝かせている。

 

「ましろが着たいと思った奴を試着したら?」

 

「でも…数が多くて…どれを選んだらいいか分からないよ…」

 

ここに来たら、水着はたくさんあるだろうと思って来た訳だし。

 

「じゃ、僕とゆっくり選んでいく?」

 

「皓君が選んでくれるの?」

 

「ましろに似合ってるの頑張って選ぶよ」

 

「じゃ、あっちの方が探そうよ!」

 

とましろは、僕の手を握ってましろが指した方へ連れて行かれる。

そして、ましろと水着をたくさん見て、最終的に決めた水着は、胸元にフリルが付き、黄色いワンピースみたいな奴が付いた水着だ。

 

彼女曰く、僕だけに見せるならビキニとか胸元を強調させる水着を着るらしいのだが、今回は海に行くって事だから、周りの目線を気にしてこういう水着にしたらしい。それでも、胸元は見えてるけどな。

 

「ふふ、これで皓君と一緒に海に行けるね!」

 

「そうだなぁ〜後は、お互いに休みの日が一緒になるようにしないとな」

 

「そう言えば、皓君、夏休みに入ったらバイトするんだっけ?」

 

「うん。とは言ってもCiRCLEに居るから、ましろとは会えるでしょ?」

 

とましろにそう伝えると、彼女は、暗い表情になって

 

「会えるのは嬉しいけど…皓君との2人きりの時間が少なくなっちゃうなぁ…って思って…」

 

「まぁ…ね…」

 

CiRCLEのバイトに行くようになると、ましろとの2人きりの時間が減るのは確かだけど…ましろと音楽の話が出来るから、なんとか2人きりの時間を作ろうと思えば出来なくはないが…。

 

「とりあえず…家に帰ろう。話は、それからだな」

 

「そうだね。泊まる用意もしてあるから、私も行くね」

 

ましろが泊まるのはなんとなく分かっているから、何も言わないよ。

むしろ、泊まらない事が珍しくなってる訳だし。それはおかしいけど。

 

そして、無事に家に帰宅し、僕はテレビを見ながらゆっくりしていると、

 

 

「やっぱり〜皓君の膝の上にこうやってすると落ち着く〜」

 

ましろが突然、僕の膝の上に顔を乗せてきて、そう言う。

そんなましろの頭を撫でる僕

 

「皓君…」

 

「うん?」

 

「このまま寝ていいかな?」

 

「ましろ、眠たいの?」

 

「特に眠たい訳じゃないんだけど…皓君の膝の上に寝てると、落ち着いて…なんだが眠たくなるの」

 

「そういう事ね。ましろが眠るまで頭撫でてあげるから、寝ていいよ?」

 

とましろに言うと、ましろは笑いながら、

 

「ありがと。それと、見えちゃってるから言うけど…寝てる間に、写真撮るくらいなら、全然いいからね?」

 

とだけ言ってましろは、そのまま眠ってしまった。

 

ましろの見えちゃってるの意味が分からず、ましろをそのまま膝の上に置きながら、考えているとふと、ましろが履いているスカートが目につき、そこから視線をずらすと、スカートがめくれていて、ましろのパンツが丸見えになっていた。

 

 

「ましろは撮っていいとは言ってたけど…これ、撮ってもいいのか…?」

 

 

とましろのパンツを撮っていいものなのかとずっと頭の中で戦っていると、ましろが起きて、スマホの写真を見せてと言われと、見せたら

 

「なんで撮ってないの!?」

 

と叱られ、その後、ましろが自分からスカートをめくって、パンツを見せつけるかのように、「皓君に見せるために履いてきたんだから!写真くらい撮ってもいいよ!」と言われました。

 

 

いや、なんでだよ!!!!




パンチラっていいですよね。見えそうで見えなくて、スカートが少し風とかで浮いた時にチラッと見える感じ。


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9話

お気に入りがやたらに増えてるなぁって思っていたら日間に載ってました。
皆さんの圧が凄いです…。


「皓さん、おはようございます!」

 

家の玄関を開けると、目の前には鞄を持った二葉さんが立っていた。

というか…なんで家の前にいる訳?

 

「二葉さんだっけ?なんで、家の前に居る訳?」

 

「倉田さんに何処にいるのって聞いたら、皓さんの家に居るって聞いたからね!」

 

とニコっと笑いながら、淡々と答えてくる。

つまりは、ましろがこの場所を教えた訳か…

 

「ましろは、中にいるけど、呼んでこようか?」

 

「中にいるんですか?なら、お願いします!」

 

「じゃ、外にいるのはあれだし、玄関に入って待っててくれるかな?」

 

「分かりました!」

 

と二葉さんを家の中に入れて、二葉さんを玄関で待たせた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*****

 

「ましろ~玄関で二葉さんが待ってるぞ」

 

「つくしちゃんが?とりあえず、行ってくるね」

 

玄関に二葉さんが待ってる事を伝えると、ましろは玄関の方に向かって走っていった。

その後、玄関でワイワイと話声が聞こえてきた。

 

そして、話声が近づいてきたと思ったら、ましろが背後に居て…

 

「皓君、今からプールに行こうよ!」

 

「いきなり過ぎない?」

 

「そんな事ないですよ、みんなで今日行こうって話してました、倉田さんが驚かそうとして黙ってたんですよ」

 

とましろの隣で、そう言ってくる二葉さん。

 

「そういう事は、事前に言ってくれないとね…」

 

と呆れた目でましろの事を見る。

 

「皓君って…予定ないでしょ?バンドの練習って週に一回だったよね?」

 

「まぁ…あとは、バイトがあるくらいで、練習もバイトの日に入ってるわけだし」

 

「じゃ、いいよね?」

 

とましろは、僕に抱き着いてきて、上目遣いでそう言ってくる。

 

「倉田さんと皓さんって本当に仲がいいよね!」

 

と背後で二葉さんがこの状況を見て、そう言ってくる。

 

「プールに行く用意でもしてくるよ」

 

「じゃ…私も水着取って来ないと」

 

「じゃ、私はここで待ってるね」

 

「じゃ、お茶でも出すよ」

 

とましろが水着を取りにいっている間、二葉さんの相手を僕がする。

 

「ありがとう!」

 

「そう言えば…二葉さんってましろと一緒のバンドだったよね?」

 

「そうだよ!モニカって言うの!可愛いでしょ?」

 

バンドの事を聞いたら、二葉さんがとても楽しそうに話してくる。

 

「ましろがバンドの事に関しては話してくれないからなぁ~モニカね、うん、二葉さんが言う通り可愛い名前だよ」

 

「そうだったの?倉田さん、皓さんがバンドしてて音楽の事に関しては、皓さんから聞いてるって聞いたよ?」

 

普段…僕にましろに音楽の事…聞いてくることないんだけど…。

 

「ましろ…音楽の事で聞いてきた事ないよ?」

 

「そうだったの!?」

 

さっきから驚いてばっかりだね…。

そんな事を話していたら、

 

「準備できたよ、で、何の話してたの?」

 

「ましろがやってるバンドの事について聞いてた」

 

「私は、皓さんがましろに音楽の事聞いてないって言ってたのがびっくりしたよ」

 

「じゃ、準備してくるよ」

 

とましろの隣を通って、自分の部屋に向かうのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*****

 

準備をし終えて、

 

「それじゃ、行こっか」

 

「うん!」

 

とましろと二葉さんとともに家を出て、プールへと向かった。

 

 

 

 

 




いつかは、皓君のバンドを出したいですね。まだまだ先の話ですが…。

プール編は次回になります。


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10話

コロナ関係ないよ、その代わりにバイト料をあげようと言われました。
仕事量は減ってますが。


「プールだ!」

 

と二葉がそう言ってプールへと飛びこむ。

 

「つくしちゃん…」

 

そんな二葉さんを見て、隣にいるましろが呆れた目で二葉の方を見ていた。

つまりは、普段の二葉さんと違うって事だろうか?

 

「ましろ、二葉さんはいつもあんな感じじゃないの?」

 

「いつものつくしちゃんは、委員長だからあんな感じじゃないよ」

 

「あーなんとなく二葉の気持ちが分かったかもしれない」

 

「どういう事…?」

 

「まぁ…こっちの話だ」

 

偶には、羽目を外したくなるよな。

委員長とかそういうのをやってるとな…。

 

「おーい!皓さんとましろちゃん、早く!」

 

「呼ばれてるし、早く行くか」

 

「うん、そうだね」

 

とましろと僕は、二葉さんの元へと向かっていく。

そして、二葉さんの近くに行った途端

 

「うわっ!」

 

「皓君!」

 

突然、プールの水の中から手が現れてそのまま水の中に引きずられる。

ましろはこういう事はしない、二葉さんもまだ、彼女の事は知らないが…しない性格だと信じたい。そして、やってなかったとして誰がやったのか…

 

「しろちゃん~皓さんを奪ったよ~」

 

と僕の背後から落ち着かせてくれそうな声でましろに向かってだろう。

そういう。しかし、ましろは目の前に居て、二葉さんの姿もあるし、二葉さんも驚いている。

という事は…僕の後ろにいるのは…

 

「やめてよ。皓君は私の物なんだよ?」

 

とましろは、水の中に入って来て、僕の手を握って引っ張ろうとする。

しかし、背後にいる誰かが引っ張っているうえに、水という敵がましろの体力を奪っていく。

 

「はぁ…はぁ…」

 

そして、最終的にはばててしまったのだが…。それでいいのか…ボーカルだよなましろ…。

 

「さてと…僕の背後にいる君は誰かな?」

 

「ようやく聞いてくれましたね~」

 

と彼女は、僕から離れて

 

「私は、広町七深って言います~しろちゃんと一緒のバンドやってます~」

 

と彼女は、僕に自己紹介をしてくれた。

なるほど…ましろと一緒のバンドなら、僕の名前を知っててもおかしくはないはずだ…。

それにしても…彼女も胸が大きいような…。

 

「皓君…?」

 

と彼女の胸を見ていたら、背後からましろの視線が襲ってくる。

これはまずいな…。

 

「ましろ…これは違うんだ…」

 

「もっと胸の大きい人なら、私のバンドに居るよ」

 

「まじで!?あっ…」

 

「皓君…家に帰ったらたくさん話がしたいね」

 

「おーしろちゃんが珍しく怒ってる~」

 

後ろでは広町さんがなんか言ってるし…とにかく…目の前のましろが怖い…いろんな意味で

 

「でも…今は、せっかくのプールなんだし、楽しまないとね」

 

「そうだよな!楽しまないとな!」

 

若干食い気味ではあるが…ましろの機嫌を損ねないようにしないといけない。

 

「そうだよ!せっかく選んでもらったんでしょ!なら、その水着を見てもらわないと!」

 

二葉さんがましろにそういう。

よし、二葉さんよくやってくれた。

 

「そうかな?前にも見てもらったけど…似合ってるかな?」

 

「前よりも似合ってるよ」

 

「ふふ、やっぱり褒められると嬉しい」

 

とましろは、その場でニコット微笑んだ。

やっぱりましろは、笑顔じゃないとね。

 




次回も案の定、水着回後編です。

では、ここらへんで。

3日に1話更新頑張ります。


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11話

コロナにかかったかもしれないと思いつつ、バイト以外は外出してない今日、この頃です。


唐突に起こる出来事は、いつもましろが連れてくる。

 

「次はあれに行こっ!」

 

とましろが、僕の腕を掴んでウォータースライダーの方へと連れていく。

ちょっと待ってよ…それってかなり危ないやつなんじゃ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*****

 

「彼女さんが前で、彼氏さんが後ろに行ってね」

 

ましろに連れて行かれるまま、行ったら誰も居なくてそのまま乗ることになった。

少しでも反抗したかったんだけど…。

 

というか、彼氏って言われたよな?

 

「じゃ!行きますね!」

 

とましろが前に居て、そのましろを抱くようにしてその後ろに座る僕を、勢いよく押してきたお姉さん。

勢いよく押したためか、スピードがとてつなく早い

 

「ぎゃあああ!!!!!」

 

「早いよ~」

 

恐らく、ましろより声を出していたのは僕だと思う。

というか…ましろが純粋に楽しんでいたからな。

 

そのまま、僕達はそのスピードで水の中に飛び込んでいった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水の中から顔を出して、目を開けると顔を真っ赤にしたましろが目の前に立っていた。

 

「ましろ?顔を真っ赤にしてどうしたんだ?」

 

「私の胸に触ったでしょ?」

 

「そんな事ないはずだけど?」

 

「そんなわけないもん!皓君の手が私の胸をしっかりと触ってたもん!」

 

家の中なら気にしないのだが…ここはプール…。しかも、貸し切りとかでなく一般に開放している所。

まぁ…人が少ないとは言え…気にしてしまう。しかも…ましろのバンドの二葉さんや広町さんが居る訳だし。

なんて思っていたら…ましろが僕の手を掴んで、そのまま自分の胸の所へ…って

 

「さっきは、とっさで触ったんだよね?でも…こうすればしっかりと感触が楽しめるよね」

 

とましろは、自分の胸に押し付ける。

そのせいで、ましろの胸の感触が手からしっかりと来る。

 

「ましろ…この辺で止めた方がいいぞ…」

 

「皓君は…こうして欲しかったんでしょ?」

 

うっ…確かに…。普段は、胸触ってと自分から言ってきながらも逃げられるからこういうチャンスは嬉しい。んだけど…これは違う。だから、無理矢理だけど、ましろによって掴まれていた手を離す。

 

「こういう事は、まだ早いからね」

 

とましろに言って、プールの中から出ようとしたら、背後から水がかかった。

 

「ましろ…なんで水かけてきたんだ?」

 

「だって、水かけで遊んでみたかったし」

 

ましろ…。

 

「分かったよ。ましろの遊びに付き合ってあげる」

 

そして、ましろと水かけで対決することになって、引き分けになった。

気づいたら、二葉さんと広町さんが乱入してきて、とても楽しかった。

 

そして、今は、家に帰って、ましろはベッドの上に寝ている。

 

「二葉さん、ありがとうな。あんな楽しそうなましろ、久しぶりに見たよ」

 

「そんな事ないです!それと、二葉さんじゃなくてつくしって呼んで下さい」

 

「うん、じゃ、つくしちゃんだね」

 

そういうと、つくしちゃんはニコっと笑いながらこちらを見た。

その時、ましろの顔が険しかったけど、何があったんだろうか。



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12話

もう5月ですね…。
皆さんは、いつものゴールデンウイークではありませんが、どうお過ごしでしょうか。

自分は、近所の公園で野球してます。


「皓君!花火大会行く?」

 

「花火大会って、明後日だっけ?」

 

「うん」

 

「ごめん…明後日、学校に行かないといけないんだ…花火大会までには終わるんだけど…間に合うか分からないんだ…」

 

「皓君、学校あるの…?」

 

「うん…」

 

みんなもあると思う。

夏休みなのに…一日だけ学校に行く日が…それが、何を思ったか、花火大会の日に入れやがったのだ。

 

「そっか…それなら仕方ないね…」

 

「ごめんな…花火大会の会場に行けそうだったら行くから」

 

「無理しなくてもいいよ。でも…来れそうだったら…来て欲しいかな?」

 

「そうするよ」

 

「うん、約束ね」

 

「うん、約束」

 

とましろと指切りをした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*****

 

明後日

 

「皓君…どこかに行くの…?」

 

「一昨日に学校があるって言ってなかったっけ…?」

 

いつも通りにベッドから出ようとしたら、ましろが隣で寝ていたため、ましろが寝ぼけてどこか行くの?って聞いてきたので、こうやって返した。

 

「そうだったっけ?花火大会…どうするの…?」

 

これ…一昨日の事…覚えてないパターンか…。

 

「学校が終わってから、そのまま会場に向かうつもりでいるけど…」

 

「それじゃダメ!」

 

「ましろ!?」

 

とましろは、僕にめがけてダイブしてきた。

いや…ましろに僕が押し倒される形になっている…。

 

「言ったよね!私とずっと一緒に居てくれるって!」

 

「言ったけど…学校の時は仕方ないって言ったよね?」

 

「そうだけど…花火大会は一緒に居たいの…」

 

「ましろの気持ちは分かるけど…今日は休むわけにはいかないんだよ…」

 

今日くらいサボっても成績に響かないならサボるんだけど…提出物の期限が今日までだから行かないと成績に響いてくるのだ…。

 

「む~確かに…皓君の成績が下がって…卒業出来なかったら嫌だね…」

 

とましろは、抱き着いていたの辞めて、僕から離れた。

 

「それじゃ、朝ごはん作るけど…今、食べる?」

 

「うん…」

 

「じゃ、着替えてね」

 

「覗いてもいいよ…?」

 

寝ぼけても誘う気持ちはあるのか…。

寝ぼけてるから襲っても気づかないだろうと思ったりはしたけど…しないからね

 

「覗かないから」

 

「乗ってくれてもいいのに…」

 

とましろは、ジト目で見てくる。

さっきまで、あんなやり取りをしていたから目が完全覚めてるな。

 

「乗らないし堕ちないから」

 

「ふ~ん…じゃ、着替えるから出ていって」

 

「はいはい」

 

と僕の部屋のはずなのに、ましろから追い出される。

 

「僕の部屋なんだけどね…」

 

とか思いつつも、朝ごはんを作るのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*****

 

「ましろ~それじゃ、学校に行ってくる」

 

「行ってらっしゃい。後、花火大会の約束忘れてないよね?」

 

「間に合いそうだったら急いで会場に行くって事でいいよね?」

 

「そうだよ。間に合わないと思ったら連絡してね?しなかったら、私、我慢できそうにないかも…」

 

「あはは…忘れないようにするよ…それじゃ行ってくる!」

 

そして、僕は、ましろを家に置いて、学校に向かって家を後にするのだった。

 

 

 

 

 




3日後に更新出来たらいいのですが…。


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13話

予言されていた地震、11日じゃなくて12日にきましたね。

予言外れてるけどw


「今日は、花火大会があるそうですが…だからといって早く終わる事はありません!リア充爆破しろ!こほんっ、では、授業を始める」

 

学校に着いて、朝学活の時担任の教師がこんな事を言ってた。

いや、リア充爆破とか言うな。

 

「先生!なんで、夏休み中に1日授業があるんですか!」

 

先生の理由に、納得行かないクラスの奴が先生にそう言う。

 

「そんなの決まってんだろ。みんなが恋人と花火大会に行かせない為だわ!」

 

うわぁ…。

担任…36だっけ…。結婚どころか…恋人すら居なかったとか…。

だからと言って…僕らに当たるなよ…。

 

「皓君、貴方は確か…ましろちゃんっていう子が居ましたよね?」

 

「確かに居ますけど…それが何か?」

 

「良かったですね。花火大会一緒に行けなくて」

 

クズすぎるぞ…この先生…。

というか…ましろには、行けなくなるかもしれないって伝えていたから大丈夫だと思うけど…。

 

「先生…花火大会の話はどうでもいいので…授業しましょうよ」

 

「そうですね。リア充爆破は…放課後にする事にします」

 

いや…放課後にするのかよ…。

 

「いや…助かったよ…遥希」

 

「いいって、それより…ましろちゃんと一緒に花火大会行けないけど…大丈夫なのか?」

 

「まぁ…大丈夫って事はないけど…一応、行けないかもしれないって言ってきたから大丈夫だと思いたい…」

 

「なんだよそれ」

 

と笑いながら言う春樹。

 

「そこ、話さないでください!」

 

「すいません…」

 

あの先生…怒らすと怖いから大人しく聞いておくことにしておく…。

怒らせたらさっきみたいに暴走するから…ややこしくなる…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*****

 

〜放課後〜

 

「お前は、ましろちゃんの為に帰るんだろ?」

 

終学活を終え、帰る準備をしていると春樹が声をかけてきた。

 

「そうだな。家に居るみたいだから早く帰ってあげないと可哀想だしな」

 

「花火大会には行かないのか?」

 

「今から、急いで帰っても間に合わないだろうし…家から見るよ」

 

「確かに、お前の家、マンションの8階で、周りに建物無いし、見えるから大丈夫か」

 

「まぁな、そのおかげで会場に行かなくても見えるっていう特典はあるけどな」

 

「会場に行かなくてもいいのに、わざわざ行くんだもんな。気持ちは分からない事はないけど」

 

「あはは…そうだ。春樹もうちに来て花火見ていくか?」

 

「お前とましろちゃんが大丈夫って言うなら、こっちは全然問題ないぜ!」

 

「分かった。ましろに連絡してみる」

 

そう言って、ましろにメッセージアプリを使って連絡を取る。

 

『春樹が家に来るって言ってるけど、大丈夫?』16:53

 

『春樹君、来るの!?全然問題ないよ!』16:55

 

『分かった、それじゃ春樹と一緒に帰るから、よろしくな』16:57

 

『分かったよ。準備して待ってるね〜』16:59

 

というやりとりをましろとやって、そのやりとりを春樹に見せる。

 

「行っていいのか!よし、それじゃいくぜ!」

 

「それじゃ、行くか」

 

そして、僕と春樹は一緒に教室を出てたのだが…。

 

 

 

 

 

 

「皓、春樹、俺もましろちゃんに会わせてくれ」

 

とバンドメンバーだった奴にそう声をかけられるのだった。

 

 




先生の話…実話です。

それはさておき、新キャラ出てきましたね。
春樹君、そして最後のキャラの詳細は、また次回以降に


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14話

なんやかんやで続いているこの作品…。


「皓君!お帰り!」

 

家に帰ると、ましろが僕に向かって抱きついてきた。

いつ見ても可愛い。

 

「早速、イチャイチャしてるな2人とも」

 

「春樹君!久しぶり。元気にしてたの?」

 

「おう!ましろちゃん久しぶり。この通り元気だぞ!」

 

「元気そうで良かった〜」

 

ましろは、春樹の元気そうな感じを見て、とっても嬉しそうにしている。

 

「そうそう、俺以外にも来てるぜ!」

 

「春樹君以外にも来てるの!?」

 

と春樹の後ろから、顔を出す。

 

「あっ…栄治君…」

 

「ましろちゃん久しぶり」

 

「うん…久しぶり…」

 

と言いながら、何故か僕の後ろに隠れる。

 

「ましろ…?」

 

「皓…俺さ…ましろちゃんに謝りたい事があって来たんだよ」

 

と栄治が突然そんな事を言いだした。

 

「そう言う事なら…僕達いない方が…」

 

と言ったら、ましろが僕の服を強く握ってくる。

 

「大丈夫だ。皓が居なくなったら謝る事が出来ないからな…」

 

「皓君…ここに居て…」

 

とましろは、不安そうに僕を見ながらそう言いながら訴えてくる。

 

「ましろと栄治がそう言うなら…僕はいいけど…」

 

「俺…居ていいのか?」

 

「春樹も居ていいから」

 

とりあえず、春樹と栄治を家の中に入れて、最近ましろのお母さんが買ってくれた4人用の机と椅子がある部屋に案内する。

 

「最初に…ましろちゃん!ましろちゃんの大事な物を奪ってごめん!」

 

「えっ?」

 

栄治から発しられた言葉に、僕を含めた3人がびっくりする。

 

「どういう事…?」

 

「ましろちゃんが俺らのバンドを好きなのは知ってるだろ?」

 

「まぁ…ましろが僕の事を好きだから…それ繋がりでな」

 

「だから…俺らのバンドが解散して…ましろちゃんから場所を取ってしまったように思って…」

 

そう話す栄治の気迫に、僕と春樹が何も言えない中、口を開いたのは、ましろだった。

 

「大丈夫だよ…」

 

「ましろちゃん…?」

 

「確かにね…皓君のバンドが解散するって聞いた時は悲しかったけど…今は、こんな感じに皓君と一緒に居られる時間が増えたから大丈夫だよ」

 

「やっぱり…カップルだったか…」

 

ましろがいい事を言った後、春樹が僕たち2人を恨むような目で見ながらそう言ってきた。

 

「そうか…ましろちゃんが悲しんで居なくてよかったよ…」

 

「ましろは、最近、バンド始めてたりするから、それもあるだろうし」

 

「ましろちゃんがバンド!?」

 

「いや…春樹には言ってだろ…」

 

「そうか…皓の代わりにバンドをやり始めたの?」

 

「ううん…皓君の代わりじゃなくて…私がやりたいと思ったからやり始めたの」

 

「ほえ〜ましろちゃん、いつの間にか凄い子になってんなぁ〜」

 

と栄治は、その場を立って、ましろの目の前で座る。

なんか嫌な予感がする

 

「ましろちゃん」

 

「何…?栄治君…」

 

と栄治は、ましろの手を握って、ましろを見る。

栄治の目は、何かしらの覚悟を決めた目だった。

 

「ましろちゃんが皓の事が好きなのは知ってる。けど…俺もましろちゃんが皓の事を好きなくらいに好きなんだ!だから、付き合ってください!」

 

そう栄治が言った途端、その場はシーンと鎮まりかえるのだった。




最近r17.9が仕事してないよな。

次回は、スペシャル回にしますかね。


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15話

ましろちゃんのマウスポインター作ったんですよ。

可愛すぎませんか。


栄治がましろに告白した。

 

「栄治君…なんで私の事が好きなの…?」

 

「練習が終わるたびに迎えに来ていたましろちゃんを見ていて、気づいたら好きになってたんだ」

 

「栄治君ごめんなさい…私は…皓君一筋だから」

 

栄治から隠れるようにして僕の背後で抱きついてくるましろ。

 

「そうだよな…振られる覚悟で来たし、この気持ちを言いたかっただけだから。それと解散した事について謝りたかったから…それじゃ、帰るわ」

 

「花火見ていかないのか?」

 

「生憎…バイトなんだよ。花火見るならお金を稼ぐ方が、俺にとっては大事だからな」

 

と栄治は、そう言ってエレベーターの方へと歩いていく。

 

「栄治…大丈夫か?」

 

「顔には出してなくても…内心は…」

 

と春樹と僕で、栄治の事を心配していると、

 

「私…いけない事しっちゃったの…?」

 

「いや…ましろは、自分の気持ちを大事にしたんだし、栄治も変に気を遣ってもらうよりは、ましろの気持ちを知れたんだから良かったじゃないのかな」

 

と言うと、ましろは顔を斜めに傾け、不思議そうにこちらを見てくるが。

今は、そのままでいい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*****

 

「見てみて!花火打ちがってるよ!」

 

花火が始まるまで、時間があったから夜ご飯の片付けをしているとましろがそう言いながら駆け寄ってきた。

 

「もうそんな時間か」

 

「皓君と春樹君も早く!」

 

とキッチンで皿を拭いていたらましろが手を握ってきてベランダーの方へと春樹と一緒に連れていかれた。

 

「ほら!」

 

と花火が打ちがってる空を指差しながらそう言ってくる。

 

「本当だ」

 

「皓とましろちゃん2人きりで見ればいいのに…」

 

ベランダで、ましろと僕が並んでいるのを見た春樹がそんな事を言ってきた。

 

「そうなんだけどね…せっかく来たんだし…ね?」

 

「まぁ…そうか。せっかく来たんだし見ていくか」

 

と春樹は、ましろに押されるようにしてベランダーに出てくる。

 

「というか、ましろは、バンドのみんなと見なくて良かったのか?」

 

「大丈夫だよ、皓君と見たら?って言ってもらったもん、つくしちゃんから」

 

二葉さん、そんな事を言ったんだ。

いや、二葉さんは、僕とましろが付き合ってると疑ってる感じがあるから、分かるかもしれない。

というか…ましろが花火を僕と一緒に見るって言ってたとしたら、疑われるのが確信になるんじゃ…。

 

「ニ葉さん…そんな事言ってるのか…」

 

「ニ葉さんって誰?」

 

「ましろが組んでるバンドのメンバーだな」

 

「そう言えば、ましろちゃんのバンドの名前聞いてなかったわ」

 

「Morfonica、略してモニカだっけ?ましろ」

 

「合ってるよ。そのモニカのボーカルやってる」

 

「皓といいましろちゃんといい、2人ともボーカルとはねぇ〜」

 

とニヤニヤしながら言う春樹。

 

「なんだよ」

 

「いや、なんでもないぜ」

 

と言いながらもニヤニヤしているので、鉄拳を加えたのだった。

 

 




次は、何にしよう…。


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16話

やっほ!どうも物書き系教師の桜紅月音です。

遂になんとですよ!学校が始まりました!!!
4ヶ月も学校行ってなかったので、とてつもなく久しぶりでした!

ニートとか言った奴、後で拷問部屋な?



気づけば、夏休みも終わりに差し掛かっていた。

 

今年は、特にましろと出かける事が多かった。

という訳で…

 

「皓君…宿題手伝って…」

 

宿題を全然やってなかったましろがこうやって助けを求めてくるのである。

 

「ましろ…僕はやってると思ってたから…何も言わなかったけど…」

 

「うぅ…そんな事言わないで…手伝ってくれてもいいじゃん…」

 

と目に涙を浮かべながら、そう言っている。

が…知った事ではない。

 

「宿題は、一人でやってこそ成果が出ると思うんだ」

 

「そんな事を言ってるけど…中学の時…私のお母さんに聞いてたよね?」

 

「あれは…分からない問題があって…聞いただけ…」

 

「それなら…私が分からない問題があったら…聞いてもいいって事だよね?」

 

「まぁ…そうだけど…」

 

ましろに図星を突かれ、小さくそう呟いた。

すると、僕の目の前に、紙を出してきた。

 

「ここの問題が分からないんだけど…」

 

問題を指さしながら、そう言ってくる。

 

「問題を聞くのはいいけど…どうして…胸を押し付けてきてるの?」

 

「えっ…?問題を聞くんだから…触れてしまうのは仕方ないんじゃない?」

 

「そういう問題じゃないだろ…」

 

ましろが近くにいるおかげで、ましろの髪から漂ってくる香りや胸の感触が柔らかくて襲ってくる。

 

「とりあえず…ここの問題を教えて欲しいんだろ?」

 

「そうだけど…私に乗ってくれてもいいじゃん…」

 

「分からない問題は教えてあげるけど…そっち系はやらないから」

 

とましろにはっきりと言うと、

 

「釣れないなぁ~」

 

とましろは言ってるけど、気にせずに問題を教えてあげるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*****

 

ましろが宿題をやってなかった事件があったりとかしたけど、なんとか始業式までには間に合った。

そして、家のチャイムが鳴った。

 

「皓さん!ましろちゃん居ますか!」

 

「二葉さんおはよう、ましろはまだ寝てる」

 

「ましろちゃんまで寝てるんですか!?」

 

むしろ…二葉さんが早いだけのような…。

 

「ましろが起きてくるまで時間かかるだろうし…家にあがって」

 

「はいはい~!」

 

と二葉さんを家の中にあげる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして…現在に至るのである。

 

「どうして!つくしちゃんが居るの!?」

 

起きてきたましろが二葉さんの姿を見るや否か、そんな感じで驚いていた。

 

「せっかくだし、ましろちゃんと一緒に行きたいって思ったんだ!」

 

「ましろ…そういう事なんだし、一緒に行けばいいんじゃない?」

 

「む~私は、皓君と一緒に行きたかったのに…」

 

「それなら一緒に途中まで行けばいいんじゃない?」

 

「確かに…途中までなら一緒に行けなくはないけど…」

 

「そういえば…皓さんって制服登校じゃないんですか?」

 

「いや、制服登校だよ?始業式が明日だから、今日はお休みなの」

 

「だから、さっきみたいな事を言ったんですね!」

 

「うん、そういう事」

 

「それでも~一緒に行きたいよ~」

 

とましろが誘ってきたが、二葉さんと行かせる事にしたのだった。




今回も見ていただきありがとうございます。


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17話

やっほ!どうも物書き系教師の桜紅月音です。

最寄り駅の一つ手前で降りて、歩いて学校に行ってるんですよ。
帰りは、最寄り駅から帰るんですけど…。

それと…バイクの免許取ろうかと…。
まぁ…がんばります…。


「皓君~」

 

始業式を終えて、帰ってきたましろ。

いや…帰ってくる場所がおかしいというのは、今更過ぎる問題だから突っ込まないで。

 

「どうした…?」

 

「皓君…疲れたから…マッサージしてくれないかな…?」

 

「マッサージ…?それくらいならいいけど…」

 

とましろは、いつも寝ているベッの上…つまりは、僕が寝ているベッドの上だけど…

に横になる。

スカートが捲れていて、パンツが見えてしまっているがましろは気にしているような表情はしていない。

 

「皓君?どうしたの?」

 

「ましろ…スカート捲れて…パンツ見えてしまってるぞ」

 

「それぐらい別にいいよ…皓君に見られるなら気にしないから」

 

そこは気にしてほしい所なんだけど…。

ましろに言っても、無理な話か…。

 

「それはいいとして…どこをマッサージしてほしいの?」

 

とましろにそう聞いたら、

お尻を強調するかのように、お尻を高く上げて

 

「えっ?」

 

「分からないの…?太もものマッサージをしてほしいの…」

 

「あぁ…太ももね…」

 

いきなりお尻をあげてくるから、お尻のマッサージでもしろと言ってくるのかと思っていたから…太ももって聞いて…なんか安心した…。

 

「その反応だと…お尻触りたかったの…?」

 

「そんな事はないから」

 

「私は、お尻より胸を触って欲しいんだけどなぁ…」

 

とさらっと言ったが…それはそれで問題がある気がする。

というか…どっちもアウトだわ。

 

「それじゃ…太ももをマッサージすればいいんだよね?」

 

「うん…」

 

とましろの綺麗な太ももに手を触れる。

その視線をましろの顔の方に向けると、パンツが見えるけど…。なんとかしてみないようにしてましろの太ももを揉む。

その時に、ましろが

 

「んっ…」

 

と喘ぎ声を上げる。

その声を聞いたら…こっちもなんかおかしくなってしまいそうだ…。

 

「皓君…もっと…強く…して…いいよ」

 

「これでも結構…強いと思うんだけど…」

 

「だって…気持ちんだもん…」

 

「ましろがもっとやれって言うならやるけど…本当にいいの…?」

 

「うん…//」

 

今までも結構な力を入れてやっていたけど、ましろがもっと強い力でやれと言うから、さっきまでより強い力を入れて、太ももを揉む。

そして、ましろがまた

 

「んっ…あぁ…」

 

という喘ぎ声を上げるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

******

 

「皓君…ありがとう…疲れが取れたよ」

 

「それは良かったな」

 

となんとか理性が吹っ飛びそうになりながらも、地獄…いや、天国?のマッサージをなんとか終えて、目の前にいるましろは完全に帰って来た時とは全く違う表情のましろになっていた。

 

途中…ましろがあんまりにも喘ぎ声を上げるものだから…注意しようとしたら、なぜかお尻が目の前にあったりとか、ましろの下着が一瞬だけ見えてしまったりとかの事件が起きたのだが…。

 

「それじゃ、私。帰るね!」

 

「気を付けて帰るんだぞ」

 

「うん!」

 

とましろは、玄関を出てエレベーターの方へと走っていく。

僕もエレベーターの前まで行って、お見送りをした。

 

そして、家の中に入るとそのままさっきまでましろが横になっていたベッドの上でぐっすりと寝てしまうのだった。




圧倒的えろげー感が強い件。


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18話

やっほ!物書き系教師の桜月です。

最近、思った事あるんですよ…。
もうすぐで誕生日くるわと…。
そして、梅雨の時期が来たわと。

新しくお気に入り登録&評価してくださった方ありがとうございます。



ましろに頼まれたマッサージ…いや、ただ…太ももを揉んでいただけかもしれないが…。

 

「まだ…あの感触が手から離れないんだよなぁ…」

 

あの事をふと思うだけで…ましろの太ももの感触が思い出す。

 

…これ以上…考えるのは辞めるか…。

太ももフェチとかになったら…ましろにもっと責められる未来が見えるし…。

 

はぁ…学校行きますか…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*****

 

〜放課後〜

 

前にも話したと思うが…僕の担任のせいで居残りさせられた。

そのおかげで帰る時間が遅くなってしまった。

 

「皓君」

 

改札を出ると、聞き覚えのある声が聞こえてきた。

 

「ましろ、今まで待ってたの?」

 

「家に帰って、服を着替えてから迎えに来たんだ」

 

と傘を広げながらそう言ってくる。

 

「というか…なんで傘一つだけしか持ってきてないの?」

 

家に帰ってたなら、傘を2本持ってこれたと思う。

更に言えば、僕の家に入れるんだから…尚更だ。

 

「皓君と相合傘したいなぁ〜って」

 

「無理に相合傘しなくてもいいんだぞ?」

 

とましろに言うけど、簡単に断られてしまった。

 

「皓君は…私と相合傘するのが…嫌なの…?」

 

と抱きつかれ上目遣いをされる。

こうなったら、諦めるしかない…。

 

「そんな事はないぞ。ましろと相合傘するのは嬉しいからな」

 

「そうだよね」

 

とましろは、僕の腕を抱きしめる。

その為、僕の腕がましろの胸の谷間の中へと隠れる。

 

「こうすれば、濡れないよね」

 

「そうだな〜濡れなかったらなんでもいいわ…もう」

 

普段なら拒否する所だけど…外だし、雨降ってて濡れるのが嫌だし。

それに加えて、ましろに抱きつかれるのも嫌ではないし。

 

「抵抗しないの?」

 

「抵抗しても…必ず拒否するか…更にレベルがアップした事をやってくるでしょ…?」

 

ましろに半分呆れながらそう聞く。

 

「それは…つくしちゃんとかに渡したくないからなぁ…」

 

なんでそこで…ニ葉さんが出てくるのか…。

いや…案外、ましろの言っている事は正しいのかもしれない。

二葉さんは、最初ましろに用があって来ていたのに、僕目当てで来る回数も増えてきているからだ。

 

「ましろは、この後、僕の家に来るんだよね?」

 

「うん!昨日の()()()()()の続きをして欲しいし」

 

昨日のマッサージは、いろんな意味でやばかった。

だって、まだ、ましろの太ももの感触が抜けていない。

そう思っていたら、無意識のうちにましろの太ももを見ていた。

 

「どうしたの?私の足を見て?」

 

「なんでもない…」

 

おっと…危ない…危うくましろに気づかれる所だった。

いや、普段から()()()()()()()()をやっているから、今更過ぎるか…

 

「もしかして…私のパンツが見たいの…?」

 

だからといって…どうやったらそんな判断になるのか…。

 

「今は、スカートだから…見させてあげようと思えば…見せてあげる事はできるけど…外では、我慢してね…?」

 

「誰もパンツ見せてなんて言ってないけど…?」

 

「今、パンツ見せてって言ったよ!」

 

あっ…。

 

「それじゃ、早く皓君の家に行って、エッチな事をたくさんしようね!」

 

とましろに連行されるのであった。




梅雨の時期ではよくする相合傘。(リア充共め)
風物詩のセリフですよね←しゅき

そういえば、ランキングにまた乗ってましたね。

失礼ながら藤川球児選手みたいですね。
1回全盛期が来てもう1回全盛期がきたって言いたいだけ。

つくしちゃんも書くか…r17.9で。
六花ちゃんも書くとかなんとか。←案は何パターンかあるらしい。


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19話

やっほ~!作者の桜月だよぉ~

今回は、次回に向けての分岐ルート回です。




















最初のセリフ気持ち悪すぎだろ…。


プルプル~♪

 

「…誰…?」

 

気持ちよく寝ていたら、隣に置いてあるスマホが鳴り響く。

その為、スマホの音で目が覚めてしまった。

そして、寝ぼけた状態のまま、そのスマホを取って、電話に出る。

 

「皓さん!おはようございます!」

 

寝ぼけていても分かる。

この声は、ましろと一緒のバンドのリーダーの二葉だ。

 

「二葉…なんでこんな朝早くから電話かけてきてるの…?」

 

「朝早い…?8時って朝早いですか…?」

 

と二葉に言われ…時計を見るために体を起こそうとすると…なぜか動かない…。

そして、何かに引っ張られている感じがする。

 

「皓君…このままで…いて…」

 

案の…ましろが僕に抱き着いてきていて…離さないという感じだった。

というか…逃げられない…逃がさないという意思があるようにも見える。

 

「ましろ…二葉から電話かかってきたから相手したいから…離れてほしいんだけど…」

 

とましろに言うのだが…。

 

「つくしちゃんと話したらだめ…」

 

とさっきよりも強くギュっと抱きしめてくる。

多分…起きてるんだろうけど…このまま、ましろの反応も見てみたいからこのままにしておこう。

 

「二葉…ましろに抱き着かれて…時間確認できないんだけど…」

 

「ましろちゃん…皓さんの家に居たんですか…今から、そちらに行っていいですか?」

 

二葉の反応を見る限り…ましろと何か用事でもあったのだろうか。

 

「うん…来てもらえるとありがたいかな…」

 

と言ったら、ましろがとっさに起き上がって、僕のスマホを強引に奪って、

 

「ちょっ!」

 

「皓さん!?何かあっ」

 

二葉との電話を強制的に切って、スマホを軽くどこかに投げて、再び、二葉からだと思うが電話がかかってきたが…ましろに乗られている以上…動けないので、電話にも出れない。

 

「皓君…つくしちゃんじゃなくて…私に構ってよ…」

 

とましろは、そう言って、僕の口を強引に奪ってくる。

 

そして、それを何回か繰り返したのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*****

 

「それをやってたから…私の電話にも出なくて…チャイム鳴らしても出てこなかったと言うんですか…?」

 

あの後…二葉さんが僕の家にやってきて、鍵が開いていて、中へと入ってきたかと思えば…いきなり説教である。

 

「皓さんは…ましろちゃんに甘すぎます!もうちょっと、厳しくしてもいいと思います!」

 

うん…ごもっともな意見です。こればっかりは仕方ない。

 

「ましろちゃんも皓さんばっかりに頼らない事!」

 

「つくしちゃん…私は、皓君が居ないと…」

 

二葉さんの言った事に対して、ましろが反論しようとするけど…

 

「だから、皓さんが居なくなった時にどうするの?」

 

「皓君は、私の元から居なくならないもん!」

 

二葉さんの言っていることも分かるし…ましろの言っていることも分かる。

ましろの前から離れる事はないと思うけど…絶対に居なくならないっていう保証もないからな…。

 

「これじゃ…埒が明かないわね…」

 

と二葉が、ましろと言いあうのを辞めて、そう言った。

 

「どうやら…皓さんを変えないとダメみたいですね…」

 

と二葉さんは、僕の方を見て…

えっ…?何が始めるの…。

 

 




私の作品ってこんな、昼のドラマみたいや奴だったっけ…。

それと、ここからましろちゃんとつくしちゃんに分かれていきます。
ましろちゃんは、この小説で。つくしちゃんは、別の小説で書きます。
タイトル的に。一緒にするのはまずい気がするので…。


Twitter
@sakuratuki_dan?s=09


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20話

お久しぶりです!

体調不良により投稿が出来なかった時期がありましたが、体調が回復しておりますので、投稿させていただきました!それでは、どうぞ!

毎週投稿はやりませんよ。


「どうやら…皓さんを変えないとダメみたいですね…」

 

二葉さんは、そう言ってきて僕を捕まえてそう言う。

 

「つくしちゃん…皓君をどうする気?」

 

二葉さんの行動にびっくりしたましろが慌てるようにして、二葉さんにそう言う。

 

「皓さんを私の家に連れて行って、()()する!」

 

「はぁ!?」

 

二葉さんから発せられた言葉に、思わず声をあげてしまう僕。

というか…そんな物騒な言葉が、最も簡単に出てきてしまうのか…。

 

「つくしちゃんに皓君は渡さない!」

 

とましろは、ギュッと僕の腕に抱きついてくる。

二葉さんに、何がなんでも渡さないという姿勢を見せる。

 

「ましろちゃんが、皓さんを渡さないって言うのは分かってるんだよ?」

 

悪役がするような不気味な笑みを浮かべながらそう言ってくる二葉さん。

嫌な予感がするのは確かだが、それ以上に何がある気がする。

 

そんな彼女をみて思わず、喉をゴクンと鳴らす。

 

「つくしちゃん…?どうしたの?」

 

流石のましろもこの様子の二葉さんが気になったみたいで、心配そうに声をかける。それでも、彼女のもとには行かずに、相変わらず僕に抱きついているのだが…。まぁ…今の二葉さんは、不気味すぎて近づくのも中々勇気がいるか…。

 

「ましろちゃん!」

 

すると二葉さんが大声でそう叫んだ。

その様子を見た僕とましろは、思わずビクッとしてしまう。

 

「つくしちゃん?」

 

「ましろちゃんは、皓さんと近すぎだよ!ちょっとくらい私と皓さんを一緒にさせてくれてもいいのに!」

 

あ…二葉さん…今までの気持ちが完全に出てしまってるなぁ…これ。

 

「…それでも…皓君は、誰にもあげない、渡さないよ!」

 

ましろはましろで、なんか抵抗してるし…。

というか…2人とも一緒のバンドをしてるんだよね?

モニカの関係者ですか?と聞かれたら『はいそうです』と言えなくて、じゃ関係者ではありませんよね?と聞かれたら『はいそうです』とは言えない自分を争うのは辞めて!

 

とそんな事を言った所で…話を聞いてくれなさそうだから…結局は意味が無い。ましろと二葉さんは、睨み合ってる…。

 

「皓さんは、私とましろちゃんだったら、どっちがいいんですか!」

 

「そうだよ!皓君に決めてもらうのは1番!皓君は、私を選ぶに決まってるけど!」

 

さっきまでの怒りの矛先がなんで、僕に向いてるの。

そして、ましろ…二葉さんを煽らなくていいんだけど…。

それに…究極の2択を持ってくるのは辞めて…。

 

「まぁ…二葉さんも選び難いんだけど…その2択になると…ましろになるかな…」

 

と言うと、ましろはパァ〜と笑顔を浮かべた一方で、二葉さんの表情が…

 

「知ってた…んだけど…いざ…こんな気持ちになると…悲しいんだね…」

 

と目の下に涙を浮かべながらそう言ってきた。

 

「とりあえず…今日は帰るね…」

 

と二葉さんは、玄関のドアを勢いよく開けて出て行ってしまった。

 

「つくしちゃん大丈夫かな…でも、皓君が奪われてなくて良かったよ…」

 

と安堵した様子のましろとは一方で、罪悪感がやばい僕がただ立っているのだった。




つくしちゃん推しの方はこちらを見てもらった方がいいかと
https://syosetu.org/novel/231359/

それでは、次回でまたお会いしましょう。


*500人の方々、お気に入り登録していただきありがとうございます。
更に高みを目指して頑張ります。


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21話

流石に、プールとか海とかは何回もやったら飽きるので、書けというならば書きますがね(笑)


「皓君…しよっ?」

 

いつものように僕の家…ではなく、ましろの家。

更に、ましろの部屋の中に2人きりで居ると、ましろがそう言ってきた。

なんで、ましろの家に居るのかはさておき、女の子が自分の家でこう言ってきたら分かるよね?

 

「うん。いいよ」

 

と僕は、ましろの言葉に頷いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*****

 

「いやぁ〜花火貰ったけど、マンションだから出来ないって困ってたけど、ましろが居てくれて良かったよ」

 

と大量の花火の袋の中から、1本ずつ花火を取り出しながらましろにそう言う。

 

「皓君も、こんなに花火貰って、私が居なかったらどうするつもりだったの?」

 

「ましろが居なかったら…二葉さんあたりに声かけてたかも…」

 

そう言った途端、身体に痛みが走る。

 

「つくしちゃんはダメだよっ!」

 

ましろが、僕の身体を目掛けて突撃してきたのである。

普段は、仲が良いのだが、僕の事になると、二葉さんとましろは、バチバチの関係になる。

 

「ちょっ!?」

 

いつもなら、ましろに突撃されても立ち止まることが出来るのだが、いきなりこられたから、そのまま後ろに倒れることになる。

しかも、ましろも同じように倒れてくる。

 

そして、お互いが地面に倒れることになる。

ましろは、僕の上に乗ってきた。痛みがやっでくるとの同時に、顔に柔らかい感触も襲ってきた。

 

「皓君…大丈夫…?」

 

最初に、声をあげたのはましろだった。

僕も大丈夫って返事を返そうとしたのだが…

 

「ちょっとくすぐったいよ…」

 

口を動かしたタイミングとましろがそう言ったタイミングが偶然にも重なった。ここまで来たら…もう分かるよね。

 

「皓君…私の胸の中で口動かさないでぇ〜」

 

さっき倒れた時に、ましろも倒れてきたのだが、ましろの胸の場所と僕の顔の位置が偶然にも同じ所だった。気づけば、ましろの胸…谷間の中に埋もれる形だったのだ。

 

「ましろ…離してくれ…」

 

ましろがちょっとだけ動いた際に、隙間ができてそう言うのだが…

 

「せっかく…皓君を押し倒してるから…このまま私が飽きるまで堪能させてもらうね」

 

と再び、ましろは胸を押し付けてきた。

先程みたいに偶々、当たった感じとかではなく、今回は、ぎゅっとしっかり抱きしめられている。おかげで、さっきよりも感触がやばい。

 

そんな時間が数十分過ぎて、ようやく解放された。

 

「皓君…このままジッとしててね…」

 

とましろは、この一言だけ言ってきて、僕の顔を両手でしっかりと掴んできて、僕の顔をじっくりと見てくる。

 

薄っすらとましろの頬には、赤色に染まっている。

そんな状態のまま、ましろは、キスをしてきた。

唇を重ねるだけのキスだったけど、それでも数分はその状態

 

そして、ましろから唇を離すと

 

「花火もいいけど…私は、皓君と一緒に居れると嬉しいよ」

 

とましろは、ニッコリと笑ってそう言ってくれるのだった。

 




r17.9要素あったか今回…。

それは、ともかくTwitterのバンドリ用のアカウントにて、アンケートをやってます。Twitterは、作者のプロヒィールから飛べますので、時間がある人はよろしくお願いします。

では、次回で


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22話

完結までかなり近づいてきた。ネタが無くなってきたというだけの話…。


今日は、ましろに呼ばれて、月ノ森学園の校門で現在待機中だ。

そのおかげで、校舎から出てくる女の子達から視線をたくさん感じる。

この感じ…やっぱり慣れない…。

 

「皓さん!」

 

そんな時、僕の名前を呼ぶ声が

 

「二葉さん?」

 

「そうです!皓さんはどうしたんですか?私達の学校まで来て」

 

「ましろに呼ばれてきたんだけど…ましろは一緒じゃないの?」

 

確か…ましろと二葉さんは一緒のクラスだったはず。

一緒に出てきて普通だと思うんだが…。

 

「ましろちゃんは、もうちょっとで出てくるはず」

 

「そうなんだ。どうするかな…」

 

「皓さん、今って暇なんですか?」

 

「まぁ…ましろが出てくるまでは暇だけど…」

 

「なら!ましろちゃんが出てくるまで、私と話でもしましょ!」

 

二葉さんとの会話に集中していて、忘れていたけど…外野が居る事を忘れていた。

そして、二葉さんの噂されてるよ。僕は気にしないけど…二葉さん大丈夫なのか?

 

「それはいいけど…あの子たちに噂されてるけど…いいのか?」

 

と目でそっちのその子の方を向く。

それに釣られて、二葉さんもあちらに向くのだが、

 

「七深ちゃん達の事を噂してると思う」

 

「七深ちゃん?」

 

「あっ!バンドの一人なんですよ。でも、皓さんには興味はないですよ?彼氏さんいるから」

 

とドヤっとした顔で言ってくる。

彼氏が居なかったとしても、僕にはましろがいるから何も思わないのだが…。

すると、その七深ちゃんらしき人物が出てきて、隣にいるのが彼氏なんだろうな

 

「叶夢君!私とエッチしようよ~」

 

「馬鹿!こんなところで言うな!」

 

なんか…七深ちゃんのような人…身近にいるような気がする…。

 

 

 

 

「クシュン!風邪引いたのかな…でも、早く終わらせないと…皓君がつくしちゃんに盗られちゃうよぉ~」

 

 

「でも…ましろちゃんもあんな感じだったような…」

 

「まぁ…ましろはこんな場所で言わないだけ…ましだと思う…」

 

こんな事で対象にされてしまう七深ちゃんごめんな…。

 

「皓さんとましろちゃんが二人きりの時に、言ってるみたいに聞こえてくるんだけど…」

 

僕が言った事に、二葉さんが困惑の表情を浮かべながらそう言ってくる。

 

「間違ってはないけど…」

 

「ましろちゃん…いいなぁ…私も皓さんとやりたいのに…」

 

ちょっと…二葉さん何言ってるの?

 

「二葉さん…大丈夫…?」

 

と二葉さんを心配していると

 

「皓君、待った?」

 

と学校の中から出てきたましろが僕の肩に手を置いてきてそう話しかけてきた。

 

「待ってはないよ?二葉さんのおかげで暇つぶしにはなったし」

 

「つくしちゃん…皓君には手を出さないって言ってたのに…」

 

「ましろ…?」

 

「何もないよ、家に早く帰ろ?」

 

「うん」

 

ましろがなんか言ってた気がするけど…怖そうなことだから気にしないでおくか…。

後、二葉さんほっていっていいのか。

 

 

 

 



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SP〜ハロウィン〜

久しぶりの更新


「皓君…」

 

目が覚めると、僕の彼女であるましろの顔が近い所にあった。

それに加えて、ましろの顔から視線を逸らすと、普段来ている服では無く、魔女のような服を着ていた。

 

「ましろ?その服どうしたの?」

 

「皓君!今日はハロウィンだよ?コスプレしてるんだよ?」

 

今日って…ハロウィンだったか。

 

「ハロウィンだから仮装してるの?」

 

「うん!何にするか迷ったけど、魔女にしてみたんだ〜似合ってるかな?」

 

それで、魔女の仮装をしてるのか。魔女にした理由は分からないけど。

 

「普段のましろとは違って、ギャップがあって似合ってるし可愛いと思うよ」

 

とましろに言う。

 

「皓君に可愛いって言われちゃった//」

 

とましろは両手を頬に当てて照れ始める。

それによって動きまくるため、さっきまで隠れていた谷間の部分とスカートが舞っている為、ちらっとパンツも見えている。

 

「皓君?さっきからどこ見てるの?」

 

「えっ?いや、どこも見てないよ?」

 

ましろが僕の視線を感じたのか、僕の方に顔を向けてそう聞いてくる。

 

「ふふふ、皓君…隠しても無駄だよ?ここ見てたでしょ?」

 

とましろは、谷間を指で刺しながら言ってくる。

バレてたのか…。

 

そして、ましろは続けて言ってくる。

 

「そんなに胸見たいの?」

 

「さっきのは偶々見えてしまっただけだから!見たいわけじゃないから!」

 

ましろに図星の質問にびっくりしてしまった自分は、慌てるようにしてそう答える。もちろん嘘なのだが。

 

「嘘をつく皓君には、イタズラしちゃおうかな?」

 

「えっ?嘘なんてついてないよ?」

 

「胸を見たいんでしょ?」

 

「いやいや…」

 

「大事だよ、イタズラしてあげるからっ!」

 

とましろは、僕を押し倒してくる。

そして、僕はましろの下に居て、ましろによって動けなくなってしまった。

 

「まずは、どんなイタズラしちゃおうかな〜」

 

と舌をペロリとしながら言ってくる。

可愛いけど、悪魔にも見えてくる。

 

「ましろ…落ち着けって」

 

と僕は、思わず手を出した。

そして、突然手が出てきた事にびっくりしたのかましろは、僕の上でバタバタと慌てている。そして…

 

「むぐぅぅ!!!!!」

 

ましろのお尻が上から降ってきて、そのままましろのお尻の下に埋まってしまった。更に加えて、かなり埋まってしまっているためか、空気が全然無い。

だから、ましろに伝わるようにとなんとか声を上げる。

 

「…皓君…いきなり手を出してこないでよ…」

 

一瞬気づいてくれたかとおもいきや、全然気づいてもらってなかった。

 

「皓君?なんで?お尻に埋まってるの?」

 

とましろからの質問に答えようとするのだが。

 

「むぐうぅぅ!!!!」

 

やっぱり、声にならない。

 

「皓君?嬉しそう〜なら、このままにしておこうかな〜?」

 

とましろは、そう言ってくる。

というか、なんでこの状態のままにするの!!

ちょっとお尻を退けてくれるだけでいいんだよ?

 

「皓君、私のお尻を堪能してね?」

 

とお尻の感触を感じてもらえるようとか更に顔に乗せてくる。

そして、解放される事無く、僕は気絶してしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*****

 

「皓君、私のお尻で気絶してしまったんだね….でも、私のお尻の感触はどうだったかな?」

 

と気を失っている皓君に言うけれど、彼は聞いていない。

でも、これでいいんだよね。

 

これが、私と彼とのハロウィンの思い出




次は、クリスマス回かな。


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sp クリスマスの日こそイチャイチャしたい

今年もまたやってきたこの日が


 

「皓君…似合ってるかな?」

 

いきなり目の前に現れたサンタ…もといサンタましろ

ただでさえ、可愛いのに上目遣いでそう言ってくるから…当然こんな反応になってしまう…

 

「ぐはっ!」

 

「皓君!?」

 

鼻血を大量に出しながら倒れた僕にびっくりして、揺らしてくるましろ…

それによって、ましろの胸が揺れるのが見える…

それも加わって…僕は気を失ってしまい…目が覚めると…

 

「皓君?起きた?」

 

気を失う前と同じ…いや…露出の部分が増えたサンタの服を着たましろが目に映った。

完全に僕を堕としにかかってきてる。

 

「ところで何してるの?」

 

「皓君がいきなり倒れたから、膝枕してあげてるの」

 

「頭に柔らかな感触があると思ったらそういう事か」

 

ましろの膝の柔らかさは僕の知る限り一番だと思う。

そんなましろの膝に簡単に触れてしまっていいのか…何か怖い事が起きそうで怖い…

 

「柔らかな感触って…皓君は私の胸の方が好きなんじゃないの?」

 

と言いながら自分の胸の下に手をやって、持ち上げる。

そんな光景を間近で見る僕…

本当にここは天国なのか…?

 

「そうだけど…今は、今のましろが見たいなぁ…」

 

「そんな事言っても、夜するんでしょ?」

 

「クリスマスだから、モニカのみんなとパーティーするって言ってなかった?」

 

僕の記憶が正しければ、モニカのみんなとクリスマスパーティーをするって言ってた。そして、モニカのメンバーじゃない僕も混ざっていいと言われたから、言葉に甘えて参加するけど

 

「パーティーする前に、私は皓君としたいんだけどなぁ…」

 

「したいから、さっきまで来てたサンタ服じゃなくて、露出が増えたサンタ服に着替えたとかじゃないよね?」

 

大事な所は隠れているから大丈夫だと思うけど…

お腹とか太ももは出ているけど

 

「もしするなら…すぐに脱げる服の方がいいかなと思って…」

 

「みんなが来るから、さっきの服の方がいいんじゃないかな?つくしちゃんとかが煩く言いそうだし…」

 

「むぅ~私はこっちの方がいいんだけどなぁ…」

 

頬をぷくっと膨らませてながら言ってくる。

 

「いや…でもなぁ…」

 

せっかくのパーティーなんだし…楽しみたいじゃん

 

「そう言えば…さっきの服に細工がしてあったんだった!」

 

とましろはそう言って、さっきまでの不満な顔はどこへと突っ込みをいれたいくらいに、表情がコロッと変わっていた。

 

 

そして、ましろはすぐに戻ってきたのだが…

 

 

「皓君?」

 

「ましろ…!?」

 

ましろが僕の名前を呼んできたから、ましろの方を向くと、そこには確かにサンタの服を着たましろが立っていたのだが…

 

「このサンタ服、胸元開けれるの忘れてたよ」

 

なんと胸元ががら空きのサンタ服を着たましろが…

見えてはいけない所は隠されているのだが…ましろの普通よりは大きい生の胸が見えていた。

 

「皓君?みんなが来るまで、イチャイチャしよ?」

 

 

そして、ましろから抱き着かれ、胸へと突っ込むことになった…。

でも…クリスマスだから許せ。

 

モニカのみんなにもこの光景を見られて、つくしちゃんに滅茶苦茶言われるのだった。

 

 

 




あなたは胸派ですか?足派ですか?


そして…評価バーがバクってるんですが…


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23話 

あけましておめでとうございます!
今年も宜しくお願いします。


今日は、12月31日

俗にいう大晦日である。

 

そして、僕はというと、ましろの家に行ってましろの家の大掃除を手伝っているのである。

 

「皓君?家の掃除手伝ってくれてありがとう」

 

「毎年やってる事だから気にすんな」

 

とお茶を飲みながらましろにそう言う。

 

「それじゃ…お礼したいからお風呂に行こ?」

 

「お礼…?」

 

ましろの言葉に疑問を持ちつつもお風呂にましろと一緒に向かうのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*********

 

「ましろ、それでお礼って?」

 

「皓君が私の家に掃除手伝ってくれたから、皓君の事綺麗にしてあげようかなって」

 

とましろは服を脱いでいく。

これに関しては、もう何回も見慣れた光景だから、もう何も思わない。

 

服を完全に脱ぐ際に、服が胸に当たって、胸が縦に揺れる光景は未だになれないが…下着姿に関しては大丈夫だ

 

「皓君…今の私を見ても…何も思わなくなちゃったの?」

 

「うん…今のましろの状態でよく抱き連れたりとかしたからね」

 

と頬を掻きながら言う。

 

「むぅ〜私の下着姿を見て顔を真っ赤にする皓君を楽しみにしてたのに〜」

 

「残念だったな。慣れたらなんとも思わなくなったわ」

 

とドヤ顔でましろにそう言う。

そんな僕の顔を見たましろは、不満な表情を出していた。

 

「ふ〜ん…皓君、先に風呂入っていいよ。私、後から入るから」

 

「そうなの?それなら、先に入るけど」

 

「うん。着替えの服忘れてたから取りに行かないと」

 

「そういう事ね」

 

と言うと、ましろは服を取りに自分の部屋に行ったのだろう。

まぁ、先に風呂に入るとするか。

 

そして、風呂に入ってしばらくゆっくりとしていると

 

「皓君?入るね」

 

とましろの声が聞こえてきて、風呂場のドアが開いたかと思いきや、視界が真っ暗になって、僕の顔に柔らかい感触がやってきた。

 

「むがっ!?」

 

「皓君?私が何もせずに入ると思った?」

 

ましろの表情は見えないが、ましろの声からしてやったり感が伝わってくる。

 

「皓君?離して欲しい?」

 

とましろからそう聞かれ、顔を縦に動かす。

すると、視界が真っ暗から解放されて、最初に写った視界にましろの胸が入ってきた。

 

「びっくりした?」

 

「いきなり視界が真っ暗になったらびっくりした」

 

「びっくりしたとか言いながら、私の胸の感触を楽しんでたんでしょ?」

 

「うん。あんなにぴったりとくっつかれたらね」

 

「もっとくっ付かれたい?」

 

ましろは着ている水着をちょっとずらして、誘惑してくる。

 

「どうせなら、ましろと〇〇クスしたいんだけど?」

 

「もうっ!それは、お風呂上がってからね?」

 

この後、背中を洗ってもらう時に、ましろが自分の胸にシャープをかけて、そのまま背中を洗ってくれたりとかしてくれた。

そして、感触がやばかった。

 

 



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24話

更新がまた開いた~また開いた~


いきなりましろが、僕を押し倒してきた。

 

「皓君…もう我慢できなくなっちゃった…」

 

「ましろ…?」

 

押し倒されてましろが上に座っているため、動けない僕の上で服を脱いでいくましろ。

そして、制服を脱いで、その際に触れたましろの胸が上下に揺れる。

そして、目の前に現れた青色のブラをきた立派に育ったましろの胸。

 

「この胸はね…皓君の物だよ?」

 

ましろのセリフにのどを鳴らす…

 

「ましろ…流石にその恰好は辞めない?」

 

「嫌っ!皓君に私の姿をしっかりと見てもらいたいもん!」

 

変なところで変な事を突き通そうとしないで欲しい…

 

「そう言われても…」

 

「なら、もっと近くで見せてあげる」

 

とましろは、胸を僕の顔を近くまで近づけてきた。

いつもやってるように、胸を押し付けてはこないで、その寸前で止める。

その為、僕の視界にはましろの胸とその胸を支える青色のブラしか見えない。

 

「皓君、私の姿を見てね」

 

ここまで来たら、もうましろの胸に顔を押し付けているのではないかと思ってくる。

その為、ましろのいい匂いが漂ってくる。

 

「姿と言っても…ブラしか見えないんだけど…」

 

「むぅ~そんな事言ったら胸押し付けるよ?」

 

「それって褒美にならない?」

 

「そうだね…それなら皓君に罰ゲームにならないし…」

 

ましろは今の体制を維持したまま、考えている。

 

「ましろ…この体制きつくないの…?」

 

「皓君…私がこの体制を辞めたら皓君の顔にダイブすることになるけどいいの?」

 

「それはまずいな…」

 

ましろが今の体制を崩せば、僕の顔にましろの胸がダイブしてくる。

かと言って、ましろに言っても、ましろからダイブしてくるので、完全に積んでしまった…。

 

「だから、皓君は私のブラでも見てて!」

 

そんな事を言ってくる女の子はましろくらいなんじゃないのかな…。

ブラを見せてなんて、普通の女の子は言わないはずだ…

 

「そんな事言ってて恥ずかしくないのかよ」

 

「今更だし…皓君だからもう気にしてない」

 

気にしてないのは嬉しい事なのだが…それはそれで問題な気が…

 

「あっ…」

 

そんな事を考えていたら、ましろが大勢を崩して、

 

「へっ?」

 

さっきまで寸前で止まっていた青色のブラが僕の顔に触れて、その直後に柔らかな感触がすぐさまにやってくる。

 

「皓君…ごめんね…耐えられなかった…」

 

とその後に、ましろのてへへという声が言ってないけど…聞こえてきた気がした。

 

「ついでにブラ取っちゃおうかな…」

 

とましろは、僕の顔と自分の胸に挟まれているブラを取ると言ってきた。

そして、一瞬だけ身体を起こして、ブラを取ると、そのまま胸を顔に押し付けてきた。

 

「生のおっぱいの感触はどうかな?」

 

とましろは感想を求めてくるけど、それどころの話ではなかった。

 

 

 




次回は夏になるまでに更新したい…


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番外編 

前の更新っていつだっけ。



誰ですかあの作者、ヤンデレですかそうですか…
銃声バーン

『うっ…』


いつぞやの話から、何年も先の話

「…すぅ…」

 

「…なんで、ましろちゃんがベッドの中に居るんだ…」

 

いつのように夜這いで入ってきたのか…昨日からいたのか記憶が思い出せない…。でも、夜這いなら気付く筈なんだが…となると…昨日からなのか…

 

「…皓君?ギュッてして?」

 

ましろちゃんが起きたと思ったら、布団から出てきて、両手を僕に向けてそう言ってくる。

そんなましろちゃんの服は、キャミソールなんだが、それが逆にエロく感じてしまう。また、高校生の時より、彼女も育っているため、高校生の時でもかなり大きかった胸が、更に大きくなっていて、もはや、暴力だろというくらいである。

 

「はいはい」

 

あの頃は、抵抗していた僕も今では、彼女の言いなりである。

つまり、

 

「はいはい」

 

彼女をギュッと抱きしめるのである。

 

「皓君!引っかかったね!」

 

ましろは、どこでそんな事を覚えたのかと、僕をベッドに押しつけて、僕の上に乗っかってくる。

 

「…また、引っかかってしまった…」

 

実はというと、これは何回もやられている。最初の頃は数えていたのだが、同居してからは、ほぼやられている。

 

「それじゃ、いつものだね」

 

とましろは、僕が動けないように、手を頭の上に固定して、両足は、ましろのお尻によって動けないようにされる。

 

「皓君、準備は大丈夫?」

 

「捕まった時点で出来てるよ」

 

「ふふふ、そうだね」

 

目の前には、ましろのおっぱいしか見えない。

しかも、今から、あれに顔を突っ込むのだ。

 

「それじゃやるよ〜」

 

むぎゅっ

 

「そうだなぁ〜今日は、ましろ好きだぞを500回言ってくれたら、解放してあげる。途中で気絶したら、数え直しだからね?」

 

と彼女は、さらっと怖い事を言ってくる。

しかし、彼女のおっぱいは柔らかい。

 

「ましろ好きだぞ!」

 

「むぅ〜もっと、気持ちこめて言って!」

 

ましろ好きだぞ

 

と叫ぶ度に、彼女のおっぱいに埋もれていく。

すると、どれだけ声が聞こえにくくなる。

 

「えっ?なんて言ったの?」

 

という返事が返ってくる。

 

ましろ好きだぞ!

 

これぐらい声を出さないといけない。

 

「よしよし〜よく出来ました〜じゃ、500回頑張ってね!」

 

と胸を更に押しつけて、さっきまで少し隙間があって、すぐからず入ってきていた空気が入ってこなくなる。

そのため、酸素が無くなり、気絶ということになるのだが…さっきの話を思い出して欲しい。『途中で気絶したら、数え直しだからね?』という言葉を…

 

どれだけ頑張っても、気絶してしまえば0回になってしまう。

じゃ、頑張らなければいいのではとなるが、それだとましろから

 

『皓君には、たっぷりお仕置きしないとね?」

 

と彼女の血が入った料理をたらふく食わされ、ベッドの横になって、『ましろ可愛い、ずっと愛してる』の録音を流され続けられるというとんでもないことになる。

 

だから、頑張って500回を目指すしかない。

 

「皓君が500回言うまで私は、胸をずっと押しつけてあげる」

 

そして、耳元で

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皓君、ずっと愛してるよ。離したりなんてさせないからね

 

 




ヤンデレ混ぜんな。

前書きの作者はなんかありましたが、後書きの作者が今後頑張っていきますゆ。

大統領ソングもとい浮気ソングおすすめだぞ


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25話 あの頃の僕達

また失踪しますと宣言しとけばなんとかなると思っている温かいアイスクリームです。


あけましておめでとうございます。←遅い
クリスマスとか正月とか更新できなくてすみません。
というかここでもツイッターでも音沙汰なくて、真面目に失踪しただろと言われてましたね。ツイッターで


ここだけの話。
ホロライブとバンドリの小説読み漁ってました。
最近、面白い作品増えましたね。



あれは、自分がまだ、小学生だった頃の話。

 

 

「倉田ましろ…です…えっと…」

 

自分の目の前に現れたのは、同じ年くらいの女の子だった。

 

こっちの方を警戒しているのか、お母さんの後ろに隠れながら、自己紹介をしてくれた。

 

「ごめんね…ましろ、人前で話すのが苦手みたいで」

 

「そんな事ないわよ」

 

と自分のお母さんが、倉田さんのお母さんにそう返す。

この会話は、たくさんと聞いてきたので呆れてくる。

 

「皓も挨拶しなさい!」

 

そして、自分の方に挨拶をしろと来るのは分かっていたので、倉田さんの前に立って

 

「こんにちは、皓って言います。よろしくね」

 

と倉田さんに笑顔でそう言う。

倉田さんは、そんな僕を見て、怖くなったのかお母さんの背後に完全に隠れてしまった。

 

 

「あらら…」

 

「そのうち、慣れてくると思いますよ」

 

と互いのお母さんが言って笑いあう。

実際、後に自分が襲られる立場になって、この時とは逆になるのだが…

 

ましろと初めて会った時は、そんな感じだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、時は過ぎて、中学時代に入った。

女の子というのは、この辺りから成長してくるもので、ましろも大人へと成長していた。

 

「皓君!今度、私と一緒にデートしようよ」

 

「いいけど、先輩から告白されてたよね?いいの?」

 

「あの先輩、私の胸ばっかり見ていて、気持ち悪かったから断ったよ」

 

「あーそういう事か」

 

こんな事を言うのは気が引けるが、あの時、ましろが一番胸が大きかった気がする。

今でこそ、ましろより大きい子と出会って、ましろに怒られているけど

 

「でも、皓君がそういう目で見てもいいよ?」

 

「そういうのは言わない方がいいぞ。誰に聞かれてるか分からないしな」

 

「おい、ましろにストーカーしている奴ってお前の事だったんか」

 

ほら、こういう奴が沸くから言わないで欲しかったんだけどな

 

「あっ…」

 

ましろの表情を見る限り、告白してきた先輩なのだろう。

まぁ…同学年か。

 

「って、皓じゃねえかよ」

 

「なんだ…知ってたのかよ」

 

「まさか、お前がストーカーやってたとはな」

 

なんか誤解されてるけど、ストーカーしてるのはお前の間違いだろと言いたいけど、喧嘩に発展しそうだから、口のは出さないが

 

「違うよ、皓君は私の彼女だよ」

 

何言ってくれてるの!?

 

「ねぇねぇ、こんなやつが彼女で良いの?ましろちゃん」

 

と言いながら明らかにましろの胸を見ている。

ましろが気持ち悪いと言ってたのはこれが原因か。

 

「先輩には申し訳ないですけど…私の事を諦めてもらえませんか?正直、先輩と付き合いなくないです…」

 

「そういう事か、ふ~ん」

 

何を考えてるんだこいつ…

 

と思っていたら自分の胸元を掴んできた。

 

「皓を殴って、こいつが弱いって事と、俺が強いって事を知れば、ましろちゃんは考えなおしてくれるだろ」

 

流石にそんな事はない。

ましろ、自分以外の男には懐いた所を見た事が無い。

ましろと自分のお父さんは別だけど。というより常にべったりと付いて、自分がましろ以外の女の子と離さないようと監視している方が強い。

 

「そう簡単には行かないんだよな…」

 

と言って、先輩を放り投げる。

ここは廊下だけど、手加減したから大丈夫なはずだ

 

「諦めろ、ましろが嫌がってるところを見て、何も思わないのか?自分の事を鍛えて、アタックするならまだしも、何もせずに思い通りにいくなんて思うなよ」

 

と言うと、奴はどっかに走り去っていった。

そんな事なら、最初からするなって話なんだが

 

「皓君、強かったんだね」

 

とましろは、僕の腕に抱き着いてきて

 

「ましろの身体は、全部…皓君の物だからね?」

 

という発言を、騒ぎを聞きつけてきた先生に聞かれ、2人揃って反省文を書かされ、学校では離される結果となった。なお、家では絞りに絞られることになったんだけど

 




ましろちゃんの反省文に『皓君と結婚したい』が20行くらい書かれていて、先生が注意したらましろちゃんの圧に負けたという話があるらしい。


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26話 アイドルに嫉妬する純白ましろ

1年ぶりに帰ってきました。
野球でいう手術して復帰したパターンの奴です。
今回は、youtubeを見ていると見た方は居るのではないでしょうか?

うちのましろちゃん、すーちゃんにしか見えない



 

「このって子可愛いなぁ〜」

 

どうも皓です。

現在、友達から勧められたアイドルvtuberのライブを見ている所であります。他のメンバーも切り抜きで見たのだが、1番合ってるのがこの子だった。雰囲気といいコメント欄が荒れないのでとても静かに見れる

 

「あーやっちゃった」

 

ブロックの世界でモンスターを倒したり、建築したりできるゲームを彼女はしているのだが、ブロックを間違えて置いて、そう呟く。

コメント欄は、草やWが溢れ返っている。

 

「皓君…また見てる…」

 

画面に気を取られ、背後にましろがいた事に気づかなかったが、背後から抱きつかれてましろがスマホの画面を見ながら言ってくる。

 

「面白いんだからいいでしょ?ましろも見てみなよ」

 

とましろにも魅力を知ってもらいたくて画面を更に見やすくするが

 

「皓君って?こんな感じの子がタイプなの?」

 

「う〜ん、そうだな。こういう感じの子がタイプだね。ましろもだけどね」

 

と言うと、ましろは照れながらも

 

「だったら、私に構ってくれてもいいじゃん」

 

と抱きつく力を強めて、胸を強く押し付けてくる。

確かに、このvtuberの子とましろの大きさは同じくらいだと思うけどそういう事では無いだろう。

 

「だからって胸押し付けてくる?」

 

「触れない胸より、触れる胸の方が良くない?」

 

と谷間を出しながら誘惑するように言ってくる。

何年も付き合ってるから分かるけど、とことん自分の弱いところを突いてくる。だが、それは彼女の双丘が立派に成長したからだろう。

でなければ、違う形で誘惑してきたと思う。

 

「そうやって誘惑してくるのはだめって言ってるでしょ!」

 

いつもこんな事を、隙あらばしてくるので油断も隙もない。

 

「そう言いながら、見てるのはどうしてかな?」

 

と口元を緩めながら言ってくる。

確かに、魅力的な事ではある。

この画面にいるこの胸は触れることはできないが、正面で谷間を曝け出しているましろの胸は、手を伸ばせば届くし、触れることは出来るだろう。

 

「それは、魅力的だからかな?」

 

この言葉に嘘のかけらもない。

 

「本当?」

 

疑うようにして聞いてくるましろ

 

「本当だよ!」

 

と言うと、僕の手を取って、そのまま自身の胸に持っていく。

 

「分かる?」

 

「うん、凄く柔らかい感触がする」

 

「そういう事じゃないよ…凄く、心臓がドクドクとしてるのが」

 

と言ってくるが、ましろの柔らかい感触がして、こっちの心臓がどきどきしてましろの心臓の音が聞こえてこない。

 

「なんか、襲いたくなっちゃった…」

 

「ええ!?」

 

「ふふふ…覚悟してね?」

 

そこからの記憶は、ましろの下着姿だけだ。

 




モデルは、某大手vtuberです。
ヒントは、じゃ敵だねですね。




Twitter
@sakura_yomu
@Mashiro_yomu


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