新たな融合世界 (真宮寺さくら)
しおりを挟む

第0章  失った記憶を捜す為に
始まりの時


それは突然起きてしまった。

様々な世界の終わりが。

 

「全くまたあの彼らに世界を壊されたわ」

 

「そう怒るなトワよ」

 

「あの方も先ほど破壊された複数の世界の人間達を新たな世界の中心となる者の元に送るのだろう?」

 

「そうよレイ、ただ少し中心となる人物と出会う順番を変えてみたわ」

 

「そんな事していいのか?」

 

レイがトワに聞く。

 

「ええ、あの方も4人の主要人物の名前の変更しなければ多少の変更は許されているわ」

 

「そうなのか?まああの方もあの4人の流用が好きだよな」

 

「そこはまあいいんじゃない。結果的にこちらの都合上で世界を壊したのだから」

 

「正直あの方が世界をリセットしろという事を言ってきたには驚いたわね」

 

そしてレイとトワは新たな世界の創造を行った。

 

新世界では・・・

 

「ふう、今日もいい天気だね、響さんとのどかちゃん。僕が君達を見つけて1週間になるけど君達は家出とかしたの?」

 

「「いいえ私達は貴方の生活のサポートをするように言われてきた家政婦と思ってください」」

 

「家政婦ねえ・・・両親が不慮の事故にあってから天涯孤独の僕に君達を送りつける人はいないはずなんだけど?」

 

「あははそんな事気にしなくていいですよ。貴方は貴方のままでいてくれれば」

 

「そうなの?まあ、良いや今日は大帝国劇場の米田さんに呼ばれていたから僕は行くよ」

 

「「行ってらっしゃいませ」」

 

そう言ってこの家の主は大帝国劇場に向かった。

 

「響さん。あの人本当に紫藤直哉さん何ですか?」

 

「うんそれは間違いないよ。ただトワ達の記憶操作の影響が強く出てるけどね」

 

 

そう言って響はこの家にある新聞を開いて年号を見ると太正8年3月と書かれていた。

 

「響さん。私達はどうしたらいいんですか?」

 

のどかは今後に対して不安を持っていた。

 

「確かに、のどかちゃんの気持ちもわかるけど今直哉さんをサポートできるのは私達だけなんだから」

 

「でも・・・」

 

「それにね今の時間は物語の始まる前の時間みたいだしね」

 

「それにねトワとレイの二人も言ってたけど私達だけがここにいるわけじゃないしね」

 

「それはわかりますけど私達がなんでこんな初期からの出番なんですか?」

 

「ああそっちの不安なんだね」

 

 

「はい」

 

響がそう言って納得していた。

 

「まあもう少ししたらエステルさんや光ちゃんも合流するみたいだけどね」

 

「いつ頃です?」

 

その頃大帝国劇場に向かった彼は・・・

 

「ふう、あの二人響さんとのどかちゃんはなんで僕にあそこまでしてくれるのかな?」

 

「3年前に死んだ両親と僕の記憶にあの二人が関わっているのかな?まあ良いや記憶と両親の事は後にして今は大帝国劇場に向かおう」

 

 

そして彼は、大帝国劇場のオープンセレモニーに参加するのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

大帝国劇場のオープンセレモニーの前に

大帝国劇場支配人室・・・

 

 

「たく米田さん僕を開店セレモニーの一時間前にこいとかありえないでしょ」

 

「そう怒るなよ直哉君」

 

「ねえ米田さん僕を直哉と呼ぶのは何故?」

 

「ああお前三年前から記憶がないんだったな、すまん」

 

「別にいいけどなんか名前を呼ばれても違和感しかないかな今は、三年前に両親と自分は一度死んでいるそんな環境だから」

 

「そうか・・・そういえばお前の家一人暮らしだったよな」

 

「うん一人だったよ。1週間前までは」

 

「は、どういう事だ」

 

「今家政婦が二人いるよ。家に」

 

「何だと‼」

 

「なんで家政婦がいるんだ直哉」

 

「うーん家政婦が言うには母さんとの付き合いのある方の娘をこっちに来させたみたいだよ詳しくは知らないけど」

 

「そうか夜は一人なんだな」

 

「うんそうだよ」

 

 

「なら夜だけでもこの大帝国劇場ですごせないか?」

 

「どうして?米田さん」

 

 

「ああ元々大帝国劇場を建てる計画は俺ではなく直哉の両親の計画だったんだ。俺は外部協力者だったんだ」

 

「ああ帝国華撃団だっけ記憶を失って家に帰って自分の物を探しているときその名前を見た覚えがある」

 

「そうか12歳のお前には難しいかもしれんが帝国華撃団とは霊的災厄から都市を守る秘密警察みたいなものだ」

 

「そうなんだ。昨年の降魔戦争がきっかけかな。霊的災厄から都市を守る計画が動き出したのは?」

 

「ああ、本来なら降魔戦争前に立ち上げたかったがな」

 

「そうなると両親の手柄となるからそれを嫌う人がいたんでしょ」

 

 

「その通りだ。そして実際に降魔が現れて軍の連中が帝国華撃団をあわてて作ろうとしているのさ」

 

「それじゃ僕を大帝国劇場のオープンセレモニーによんだのは・・・」

 

「ああお前という存在を利用したい連中から守るためでもあるのさ」

 

「なるほど確かにこのままだと都合のいい操り人形に成る可能性が高いかもね」

 

 

「俺としてはそう言う事は避けたい」

 

 

「成る程僕としては日中は彼女達と一緒に生活したいと思ってたんだけど、彼女達に家政婦をやめてもらわないといけないから少し待って欲しい」

 

「別にお前の家政婦も込みでも良いぞ」

 

 

!!

 

「はあ、米田さんあんた何言っている。帝国華撃団は秘密警察なんでしょ一般人を入れるなんて」

 

「秘密警察だからだよ直哉」

 

「お前の家政婦がいればお前の護衛も削減できるからな」

 

「成る程彼女達の事も把握した上での言葉だったわけですか」

 

「当然だ直哉、お前は帝都を守ると同じ位の重要な人物なのだからな」

 

「はあ、そんな分けないでしょ米田さん」

 

「ふ、今は分からなくてもいい。いずれ分かる」

 

「そろそろ大帝国劇場のオープンセレモニーが始まるな行こうか直哉」

 

そう言って米田は直哉と呼びオープンセレモニー会場に向かうのだった。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

協力者との今後の話し合い

この家に住む主の少年が大帝国劇場のオープンセレモニーに行った後・・・

 

 

この家に家政婦として少年に近づいた異世界の協力者の立花響がこの世界の神の位置ににいるトワに連絡をしていた。

 

「トワさんやはり直哉さんの記憶は今のところ全くないですね。まあ私達が大帝国劇場のオープンしたばかりの時にいるからかも知れませんけど」

 

「そう、なら時が立てばある程度は記憶は戻る可能性はあるのかしら?」

 

 

「恐らく無理と思いますよ」

 

「あらどうして?」

 

「どうも直哉さんの家族には死んで貰いたい勢力の存在するみたいですねこちらでは」

 

「あら、まだその時点では私もレイのほうも不干渉のはずなんだけど」

 

「そうなんですね、そうなるとこの世界だけの事件なのかな?」

 

「うーん気になるわね、響取り敢えずその関連の調査に私の分身のミズキとナナとエステル・ブライトにそちらに行くように依頼するから」

 

「ありがとうございますトワさん」

 

「といってもそちらでは、一年か二年ごになるけどね」

 

「ええーー」

 

響はトワ言葉に驚いた。

 

「文句を言わないの、まだその世界の物語も始まってないのに協力者を送る事は出来ないのよね」

 

「そうなんですね」

 

「少なくとも直哉の記憶が大帝国劇場との関わって行くことがあれば最低限の記憶は戻ると思うけど」

 

 

「こちらとしては直哉が帝国華撃団との関わりが多くなったら赤坂の直哉の両親の墓に連れて来てね響」

 

「わかりました。トワさん、前の世界でエステルさんが直哉さんのお墓秘密通路を通りトワさんに会わせた事を今度は私がすればいいのですね?」

 

 

「そう言う事よ、ただ今回は物語が始まる前のタイミングでしないといけないかもね?」

 

「直哉の本来持っておかないといけない記憶も両親が死ぬイベントで消失したのはこちらとしても彼らに今後私達が与えるイベントに対応出来ないのはまずいからね」

 

「そうですよね?」

 

「それにね消えた残りの神達が何らかの動きもあるかも知れないし前の世界で動き出したデボネアも恐らくこちらにも姿を見せるかも知れないし」

 

「確かにそうですね、それとあの双子はこちらに来る予定ですか?」

 

「ええ、彼女達もね今は彼女達は地底世界に協力を要請してもらっているわ」

 

「成る程、前の世界で最初に直哉さんに会った彼女達は、どうしていますか?」

 

 

「それがね彼女達の世界は今回の融合世界との関わりは今の段階では関わりを持たないみたいなのよ」

 

「そうなんですね、それはまずいのでは?」

 

「それは問題ないわ。あの世界と一時的な繋がりが無くても」

 

「ただいま」

 

「おっとトワさん直哉さんが戻って来たので通信切りますね」

 

 

「はいはい」

 

 

そう言うと響はトワとの通信を切りのどかと共に彼を迎えた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

三人の話し合いと緊急旅行

「ただいま」

 

「「お帰りなさい」」

 

 

「どうでしたオープンセレモニーは?」

 

「うん少なくとも12歳の僕が参加してるのが場違いと思うくらい豪華なパーティーだったよ」

 

「いくら僕の両親が大帝国劇場を建てる計画をしていたからだらって僕の参加の意味はないと思うけど」

 

 

「そうですよね私でもドキドキしますしああいうパーティーは」

 

のどかが彼の言葉に続く。

 

 

「やっぱりそうだよね。そういえば米田さんに言われたんだけど大帝国劇場で生活しないか」

 

「「ええーーそれは何故急に」」

 

 

響とのどかは彼の言葉に驚いていた。

 

そして彼はその時の言葉を言う。

 

回想・・・

 

 

「そうか12歳のお前には難しいかもしれんが帝国華撃団とは霊的災厄から都市を守る秘密警察みたいなものだ」

 

 

 

「そうなんだ。昨年の降魔戦争がきっかけかな。霊的災厄から都市を守る計画が動き出したのは?」

 

 

 

「ああ、本来なら降魔戦争前に立ち上げたかったがな」

 

 

 

「そうなると両親の手柄となるからそれを嫌う人がいたんでしょ」

 

 

 

 

 

「その通りだ。そして実際に降魔が現れて軍の連中が帝国華撃団をあわてて作ろうとしているのさ」

 

 

 

「それじゃ僕を大帝国劇場のオープンセレモニーによんだのは・・・」

 

 

 

「ああお前という存在-利用したい連中から守るためでもあるのさ」

 

 

 

「なるほど確かにこのままだと都合のいい操り人形に成る可能性が高いかもね」

 

 

 

 

 

「俺としてはそう言う事は避けたい」

 

 回想終了

 

「成る程そう言う理由で大帝国劇場で暮らさないかと言われたんですね」

 

「そうなんだ響さん貴女の意見を教えてくれない?自分は12歳の子供だから上手い答えを出せないから」

 

「ふむ、直哉君は米田さんに何て言ったの?」

 

「うーんと1週間考える時間を下さいと言ったよ」

 

「成る程直哉君は大帝国劇場に住みたい?」

 

「うーん僕の両親が生きてたら大帝国劇場で暮らすのも悪くないんだけどね」

 

「そうなんだね、なら直哉君1週間私達と旅行に行こう」

 

「旅行か、旅行先で考えてもいいかもね」

 

「のどかトワさんに連絡して赤坂の地下にあるやつで旅行に行くと」

 

!‼

 

「響さん本気ですか?トワさんにも慎重にと言われたんじゃ」

 

のどかは響の発案に難色を示す。

 

「確かにのどかの懸念はわかるよだけど直哉君が狙われているのなら旅行として比較的安全なのどかの世界に行った方がいいと思うからね」

 

「それはそうですけど、響さんの世界でもいいんじゃ?」

 

 

「私の世界はダメだよノイズもいるしそれにね了子さんに直哉君が襲われるからね隔日に」 

 

「わかりましたトワさんに通達しておきます」

 

 

そう言ってのどかは部屋を出た。

 

 

そして翌日三人は赤坂に向かったのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

お墓の中でのやり取りと慌てる者達

響さん旅行に行くのに何で赤坂にある家のお墓にいるんですか?」

 

「見ててね」

 

響がそう言うとお墓の一部に触れるとお墓が綺麗に割れてそこから新たな扉が現れた。

 

!!

 

「なんなんですか?その仕掛けはどうして家のお墓にそんな機能があるんですか?」

 

「まあいいからなかに入って」

 

「あ、ちょっと響さん押さないで」

 

響に向かい彼がそう言うが響はお構い無しで彼を扉の中に入れた。

 

 

「流石響さんだな私には無理かなあの積極性を出すのは」

 

のどかがそう言いながら最後に扉の中に入ると扉は消えて割れていたお墓は元通りになって普通の状況に周囲はなった。

 

その時帝国陸軍と帝国海軍では・・・

 

 

「「大変です。監視対象の少年の熱源反応ロストしました」」

 

「「何だと‼」」

 

そして陸軍と海軍の捜索隊も組まれたが彼を見つけることは出来ずに一ヶ月が過ぎていた。

 

 

謎の扉の中では・・・

 

 

「まったく響貴女ねこの空間に彼を連れてくるなんて何を考えてるの?」

 

「すみませんトワさん」

 

「ねえのどかちゃん。響さんを怒ってるあの人は誰なの?」

 

「ふえ!!」

 

のどかは彼にトワの事を聞かれ動揺したのだった。

 

「あの人は私達の共通の知り合いの女性だよ」

 

 

「ふーんそうなんだ」

 

彼はのどかの答えを聞き悩むことなく納得していた。

 

「それで、彼をここに連れてきた理由は何?」

 

 

「それは・・・」

 

そして響が彼をここに連れてきた経緯をトワに話をした。

 

 

「成る程彼を巡って海軍と陸軍が監視している事が米田から彼に伝えられたのね」

 

「そうなんです。それでその夜調べたら屋敷の周りにいろんな仕掛けがあったのでそれは無効にしましたけどね」

 

「成る程、その事がばれると厄介だから彼を避難させるためにここに来たのね」

 

 

「そうなんです」

 

「それでどちらの世界に行くつもりなの?」

 

「取り敢えず私の世界よりのどかちゃんの世界の方が比較的安全だと思うので」

 

「確かにそうねシンフォギアだと彼がノイズに触れると死ぬわね、今の彼だったら」

 

「ええ、そうなんです。後フィーネさんがホ暴走する可能性もあるので」

 

 

「ああ彼女ねそういえば貴女とフィーネはまだ敵対しているのよね」

 

「はい、敵対していますがまだこちら側にいるので」

 

「成る程彼を研究材料にする可能性高いのね?」

 

「そう言うことです」

 

「そう言うことならまだのどか達の世界の方がいいかもね、メガヒョウゲーンとかが出てくるかもだけど」

 

 

「わかった響ヤマトの世界転移装置を使って良いわよ」

 

「本当ですかトワさんありがとうございます」

 

 

「ただし以前も言ったけど、今の状況では協力者を送り込む事は出来ないしのどか達の世界から帰って来るときこちらの世界の時間を原作開始直前にするからね」

 

「わかりましたトワさん」

 

 

そして響はトワとの話を負えた後三人はヤマトと呼ばれる物の内部に入りそこから花寺のどかの世界に転移をしたのだった。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

のどかな街へ1

ふあーーなんなんですか変な穴に入ったら帝都とは違った街並みが出てきたんですけど」

 

「ふふ、直哉君驚いた?CoCoが私の住む街のすこやか市だよ」

 

「へえ、やっぱり帝都とは違い平和な街ですね」

 

「ありがとう直哉君。」

 

「そうだ君のことこのまちにいる間だけ紫藤直哉君と呼んでいいかなあ?」

 

 

「ええ、構いませんよのどかちゃん」

 

「確かに偽名があった方がのどかちゃんや響さんに迷惑をかけないですみますからね?そういえば響さんはどこにいるのかな?」

 

 

「ああ響さんなら私達の後ろにちやんといるよ」

 

「ええ、いませんよ」

 

直哉は後ろを振り向くが響の姿を確認出来ずにいた。

 

「いませんよ響さん」

 

「ああ説明してなかったね。あの穴に入った人がその街に関係している人以外は透明になるからね」

 

「ええーー透明に何でまた?」

 

「余計な混乱をしないようにかな」

 

「成る程そう言う仕掛けがあるのかあの穴に?」

 

直哉はのどかの説明にある程度納得していたがある疑問が出てきた。

 

 

「ちょっと待ってくださいのどかちゃん。のどかちゃんの説明通りなら僕も透明にならないとおかしいんじゃ?」」

 

「ううん直哉君はこのまちに関係しているんだよよ

 

「ええーーそれってどういう意味ですか?」

 

「それは・・・」

 

直哉がのどかに聞こうとしたときのどかの家に着いたのでその話は中断した。

 

 

その直後玄関から一匹の犬が直哉めがけて突撃した。

 

「うわああなんだーー視界が何も見えない」

 

直哉に突撃した犬が直哉の顔をなめ回したせいで直哉の視界は犬がなめ終わるまでそのままだった。

 

その後

 

「あははラテの歓迎を受けたか直哉君」

 

「そのようねお風呂沸いてるから入ってきたら」

 

「ええーー人様の家のお風呂なんて悪いですよ」

 

「何他人行儀なんだい直哉君」 

 

のどかの父が直哉に聞く。

 

「直哉君3年前の事故で記憶喪失になったのお父さん」

 

!!

 

のどかの説明にのどかの両親が驚いていた。

 

「そう、桜花さんと透さんが死んだあの事故で直哉君は記憶喪失になってたのね」

 

「ええ、のどかさんの両親は僕の両親を知ってるんですか?」

 

「ええ私達の友人は桜花さんの方だけどね」

 

「直哉君のお母さんは私達の学校に一ヶ月の交換留学みたいな感じで私達の通っている学校に北野が初めての出逢いだったのよ」

 

そして直哉はのどかの両親との話を終えてのどかの部屋に案内をされた。

 

「へえここがのどかちゃんの部屋なんだ・・・うわああうさぎとペンギンと猫が浮いている」

 

 

直哉がのどかの部屋入った瞬間彼等ヒーリングアニマルを見て当然直哉は彼等の記憶がないので大騒ぎになってしまいのどかの両親が慌ててのどかの部屋に来てしまった。

 

 

そして直哉も落ち着き改めてヒーリングアニマル達と二度目の挨拶をするのだった。

 

その頃ビョウゲーンキングダムでは・・・

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

のどかな街へ2再び動き始めた者達

ビョウゲーンキングダムでは・・・

 

「ようやく来たなダルイゼン」

 

「遅いのよ貴方はキングビョウゲーン様が集合をかけたのよ速く来なさいよ」

 

「五月蝿いなシンドイーネは相変わらず」

 

「それだけキングビョウゲーン様にご執心なんだ大目に見てやれ」

 

「ま、関係ないね俺には」

 

「ふ、相変わらずだなダルイゼン」

 

「そう言うグワイアルもね」

 

「はは、違いない」

 

「来たかダルイゼン、シンドイーネ、グワイアル」

 

その時三人の前にナノビョウゲーンの集合体状態のキングビョウゲーンが現れた。

 

「時は来た我等が行動を起こす時が」

 

「しかし我等も含め活動は制限を受けていますが」

 

グワイアルがキングビョウゲーンに聞く。

 

「世界崩壊による我等の行動制限は今のところ我等しか解けてないようだ。カルマやデボネア達もな」

 

「そして新たな世界になって現れた彼等達もな」

 

「そうなんだなら僕達の行動制限は何故解けたのです?」

 

ダルイゼンがキングビョウゲーンに聞く。

 

「それは奴がこちらに来たからだ。プリキュアと共にな」

 

「何ですってあの男は世界崩壊に巻き込まれたのでは」

 

「ああ、あの男はある意味不死身だからな」

 

「「「は、それはどういう意味ですか?」」」

 

「奴は・・・紫藤直哉は神達の代行者だからな」 

 

「まあ紫藤直哉が我等の行動を緩和する存在に代わりはない」

 

「つまり彼を倒すか彼の力の源のプリキュアを倒せば僕達は、この融合世界の制限は解除され自由に活動出来ると言うこと?」

 

「ああそう言うことだダルイゼン」

 

 

「でもかなりきついですわよキングビョウゲーン様」

 

「案ずるなシンドイーネ、奴も世界崩壊の影響を受けている。奴は記憶と、力の大半を失っている」

 

「へえ面白い状況だね」

 

「あの男の力がない状況は見たことないからな」

 

「グワイアルは毎回負けてたわよね」

 

「ぐっ否定はせん。だが奴じしんがもつ力の霊力とやらにやられていたのは事実だからな。」

 

「私は奴の双子の娘に会いたいわね」

 

グワイアルと、シンドイーネはそれぞれが言う。

 

 

「さて、行動再開の狼煙は誰があげるんだい?」

 

「それはシンドイーネに任せる。後メガビョウゲーンを使う前にあることを確認してほしい」

 

 

「わかりましたキングビョウゲーン様が気になることを確認した後プリキュアを倒しますわ」

 

そう言ってシンドイーネは行動を開始した。

 

「ふむ我の予測通りならプリキュアと戦う必要性もないかもしれんがな」

 

 

「「それはどういう意味ですか?キングビョウゲーン様」」

 

「ふふその内にわかる楽しみにしておけ」

 

 

そう言ってキングビョウゲーンは闇の中に消えていった。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

その頃の帝都前編

彼と響とのどかが、行方不明になってから2ヶ月がたっているある日・・・

 

 

その日大帝国劇場で支配人をしている米田一基の元に帝都防衛構想に賛同した出資者の一人である花小路伯爵が大帝国劇場に来ていた。

 

「米田くん。まだ見つからないのかね?」桜花さんの息子さんは」

 

「ええ、陸軍と海軍が協力して現在も捜索中ですがまだ見つからない状態ですな」

 

「そうか、ならこちらの世界にはいないかも知れんな」

 

「はい、伯爵なんか言いました?」

 

「いや何でもない。それより米田くん帝国華撃団のメンバーの件はどうなっている?」

 

「初期のメンバーの6人中5人は現在あやめくんが交渉していますが、上手くすれば来月には5人は帝都に来ると思いますが、問題は真宮寺家の方です」

 

「ほう、真宮寺家が協力を拒んでいるのかね?」

 

「ええ、そうなんです紫藤家の当主以外の要請は受けないと言われたんです」

 

「はは、それは仕方ないよ。米田くん紫藤家と、真宮寺家の関係は君も知っているだろ?」

 

「ええ、知ってますけどこの太正のご時世に紫藤家の当主以外の要請を受けないのはやめてほしいですけどね」

 

 

「まあ仕方あるまい。今では軍が帝都防衛をしているがその前の時代では紫藤家の当主と、真宮寺家のが中心となってこの帝都を守っていたのだから」

 

「そう言うのもわかりますけど紫藤家の当主と言うことは直哉の要請しか応じないと言うことですよね」

 

「まあそうだろうね米田くん」

 

「帝国華撃団が完成するには直哉の存在が必要なのに直哉の奴どこに消えたのやら」

 

「まあ帝国華撃団の完成のために私の方でも真宮寺家の方にお願いをしておくよ米田くん」

 

本当ですか伯爵。ありがとうございます」

 

米田は花小路伯爵に頭を下げる。

 

 

「ここで確認しておくよ米田くん帝国華撃団が本格的に動き始めるのは来月からでいいのだね?」

 

 

「はいその予定です」

 

「わかった、元老院の方にもそのように伝えておこう」

 

「ありがとうございます」

 

「何それが私の仕事でもあるのだから君が気にする必要ないよ」

 

「それでは私はこれで失礼するよ。真宮寺家の件の交渉の準備をしないと行けないからね」

 

そう言いながら花小路伯爵は支配人室を出ていき大帝国劇場に止めている車の中である人物に連絡を取っていた。

 

 

「あら、あなたから連絡が来るなんて珍しいわね」

 

「すみません零さん帝国華撃団発足にすこし問題が発生して」

 

「ああ、真宮寺家の掟が引っ掛かったのかな」

 

「そうです。直哉君がいないので零さんの力が必要になったので」

 

「ふむ・・・」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

その頃の帝都後編

ふむ・・・貴方は何を勘違いしてるの?」

 

「は、それはどういう意味ですか?零さん」

 

「いい私は基本的にあの子達やこれからこちらの世界に来るだろうと、思われる人達の為に私がこの世界に待機をしてるのよ」

 

それはわかっていますが此度の事態は想定外なのでお願いをしているのです」

 

「想定外ね、真宮寺のような反応されるのがあなた達は想定外なのでというんだ。はは可笑しいな」

 

「何が可笑しいのです?零さん」

 

花小路伯爵はすこし零の言葉に苛立ちを感じていた。

 

「だってそうでしょ帝都防衛構想にしても帝国華撃団設立の為の私財を出したのは誰なの?」

 

「それはそうですなけど・・・」

 

「貴方達が今していることは事情を知らない人からすれば帝都を守るために動いている人達に見えるでしょうけど」

 

真宮寺のように事情を知るものにとっては貴方達元老院がしている事を見れば単なる火事場泥棒に近いと、思うのだけとね」

 

「何せ昨年の降魔戦争が元老院や軍が初めて降魔との戦いだったのだから慌てて紫藤桜花の帝都防衛構想を再開したのよね花小路さん」

 

「確かに零さんの言う通り私達は当初桜花君の提唱した帝都防衛構想を聞いたとき、莫大な予算に驚き元老院全体の答えとして桜花君の提唱した帝都防衛構想に協力しないと決まったのです」

 

「ええ、そうね元老院としては間違って無いのは、私もトワもわかっているわ。」

 

「ありがとうございます」

 

「ただその結果、真宮寺家の協力は得られないとその時に考えておくべきだったのではないの」

 

「確かにそうかもしれませんね」

 

「後花小路さん貴方は大帝国劇場のオープンセレモニーの前に米田さんが紫藤直哉に接触したこと知ってますか?」

 

!!

 

「なっそれは本当ですか零さん」

 

 

「ええ、事実よ」

 

 

そう言って零は花小路にその時の事を話し出した。

 

 

回想

 

それじゃ僕を大帝国劇場のオープンセレモニーによんだのは・・・」

 

「ああお前という存在-利用したい連中から守るためでもあるのさ」

 

「なるほど確かにこのままだと都合のいい操り人形に成る可能性が高いかもね」

 

 

「俺としてはそう言う事は避けたい」

 

 

「成る程僕としては日中は彼女達と一緒に生活したいと思ってたんだけど、彼女達に家政婦をやめてもらわないといけないから少し待って欲しい」

 

 

回想終了

 

「元老院として米田さんのこの行動を知らないのは不味いのでは?」

 

「まあ私は基本的に貴方達が帝国華撃団や、帝都防衛構想を引き継ぐのはいいだが12歳の子供を貴方達の都合の派遣争いに巻き込むなよ」

 

「しかし直哉君は我々の希望何です」

 

「まあ、元老院は彼を手放したくないだろうな。それに子供の内に彼を取り込むつもりなのだろう」

 

!!

 

零の言葉に驚きを隠せないでいた。花小路伯爵は。

 

「ちょっと待ってください私は直哉君を道具として扱ってませんよ」

 

「花小路さんはそうだとしても他の元老院はわからないのでは?」

 

「確かにそうかもしれません。だけど信じてください零さん」

 

・・・

 

「今の所は信じてあげてもいいわトワも貴方達と切るとはいってないし、その証拠に紫藤直哉がどこにいるのか映像で見せてあげる。」

 

 

そう言って零は花小路伯爵に直哉の映像を見せた。

 

 

「これは!!」

 

花小路伯爵が零の見せた映像に驚いていた。

 

その映像には直哉ともう一人の少女が入院している映像だったからだ。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

のどかな街へ3ヒーリングアニマルとの再会

花小路伯爵は零により現在の直哉の様子を見て驚いていた。

 

「いったい直哉君に何が起きたのか」

 

そして零により直哉が入院するまでのいきさつが映像として流れ始めた。

 

そして直哉はのどかの両親との話を終えてのどかの部屋に案内をされた。

 

「へえここがのどかちゃんの部屋なんだ・・・うわああうさぎとペンギンと猫が浮いている」

 

 

直哉がのどかの部屋入った瞬間彼等ヒーリングアニマルを見て当然直哉は彼等の記憶がないので大騒ぎになってしまいのどかの両親が慌ててのどかの部屋に来てしまった。

 

 

そして直哉も落ち着き改めてヒーリングアニマル達と二度目の挨拶をするのだった。

 

 

「よっ久しぶりだな直哉」

 

と猫のニャトランが言う。

 

「へ、猫が言葉を話したーー」

 

 

直哉は二度目の混乱に陥った。

 

「ニャトランのせいで直哉が混乱したラビ」

 

「おいらのせいかにゃ」

 

「どう見てもそうだペン」

 

「直哉には今までの記憶がないの聞いてなかった?ペン」

 

「ああ、そういえばそうだにゃん」

 

「うう、人の言葉を喋る猫ということはニャトランは猫又の妖怪何ですね」

 

「違うにゃんおいら達はヒーリングアニマルだって言ってるにゃん」

 

「でも、直哉君が言うようにニャトランは人の前で言葉を話したら猫又の子供と勘違いするかも」

 

「にゃ、のどかまでそんなことを言うのかにゃん」

 

「「確かにラビペン」」

 

「お前らもかよにゃん」

 

「俺の味方はいないのか・・はあ」

 

ニャトランは自分の仲間がいないことにショックを受けていた。

 

 

「ああ嘘だよニャトラン」

 

のどかは慌ててニャトランにそう言った。

 

 

その後記憶がない直哉の為にヒーリングアニマルが直哉に説明をした。

 

 

「成る程君達はヒーリングガーデンという所からこちらの世界に来たんだね?」

 

「そうだペン」

 

「そうだにゃ」

 

「でもラビリンは直哉達と一緒にこちらの世界に来たラビ」

 

「ええーー僕と緒にーー」

 

直哉はラビリンの言葉に驚きを隠せないでいた。」  

 

「それは本当だにゃ、確かトワと言う人が来てのどかとラビリンが記憶を無くす前の君に会いにいったんだにゃ」

 

「そうなんだゴメン僕そんな大事なことを覚えてなくて」

 

「ううん直哉は気にしないで響さんも私達もそんなことを気にしないから」

 

「そういえばチユたち遅いにゃ」

 

そういえばそうだペン」

 

「くちゅん」

 

その時ラテがくしゃみをした。

 

!!

 

それを見たのどかが慌ててラテに聴診器を当てるとラテの心の声が聞こえた。

 

「暖かいお水さんが苦しんでるラテ」

 

「暖かいお水さんということはペギタン一足に私達が現場に行くからちゆちゃんを呼んできて」

 

わかったペン」

 

そう言ってのどか達はそれぞれの行動を開始した。

 

 

「ほら直哉君も一緒に行くよ」

 

「ええーー僕戦い何て無理だよ」

 

 

そう思いながら直哉はのどか達と一緒に現場に行くのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

シンドイーネの襲来とグレースに起きた異変

ラテが、くしゃみをしたのを確認した直哉以外の全員が慌てて家飛び出そうとしたときのどかは直哉の事を話し出した。そして直哉は訳もわからず沢泉温泉のげんせんのある所に来た。

 

「ねえどうしてここに来たの?のどかちゃん」

 

直哉がのどかに聞く。

 

「ごめんね直哉君。直哉君は覚えて無いけど世界崩壊によって旧世界にいた私達や響さん達そして他の方達も制約を受けているの?」

 

「制約を?」

 

「そう、その制約を受けていないのは直哉君とごく僅かな仲間たちなの」

 

「それは間違いよ、キュアグレース」

 

「「「この声はシンドイーネ」」」

 

「まさかもう動ける何て想定外だよ」

 

透明になっている響が言う。

 

「シンドイーネメガビョウゲーンはどこに隠したの?」

 

「はあ、ワンちゃんの能力でここに来たのよね?」

 

「残念だけど今回は私だけよ」

 

「「何だってーーラビにゃん」」

 

ヒーリングアニマルの二人はシンドイーネの言葉に驚いていた。

 

「のどか変身ラビ」

 

 

「うん」

 

 

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

 

ヒーリングステッキとラビリンが一体となり、花のエレメントボトルをはめ込む

 

 

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

 

 

「「キュアタッチ」」

 

 

 

キュン」

 

 

 

 

「「重なる二つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース」

 

 

 

「ラビ」

 

「うわああのどかちゃんが変身したーー」

 

直哉はのどかの変身に驚いていた。

 

 

「あらあらせっかちねまだ戦う何て言ってないのに」

 

「そんなの信じられないにゃ」

 

「まあそうだろうねいいわよ直哉君に慰めてもらうから」

 

「「「「はあ」」」」」

 

四人はシンドイーネの言葉に驚いていた。

 

「ちょっと待ってください。貴方はキュアグレースさん達の敵ですよね」

 

「ええ、そうよだからすこし痛いけど我慢してね」

 

 

そう言ってシンドイーネは小さい魔力弾を直哉の腹部に当てた。

 

「え、うわああ」

 

「直哉君」

 

グレースが直哉を助けに行こうとしたときグレースにも異変が起きたのだった。

 

「がはっ何で急にお腹に痛みが・・・」

 

「ふーん成る程ならこれならどうかしら」

 

そう言ってシンドイーネは直哉をグレースから700メートル以上離すとグレースの変身が強制解除されたのだった。

 

 

「「ええーー何でラビ」」

 

突然起きた変身解除に驚く二人だった。

 

 

「これもキングビョウゲーン様が言ってた通りね、これがプリキュアと直哉君に対しての制約なのかしらね」

 

「そこまでよシンドイーネ」

 

「成る程、制約の対象はキュアグレースだけのようね」

 

「制約がなんなのか知らないけど再び活動するなら止めるだけよ」

 

「まあいいわ。キングビョウゲーン様の依頼はこなしたから。ナノビョウゲーン進化しなさい」

 

そう言ってシンドイーネはナノビョウゲーンをだし源泉の管理する機械にナノビョウゲーンが入りメガビョウゲーンとなった。

 

その後シンドイーネは撤退をした。

 

 

そしてキュアフオンティーヌとメガビョウゲーンの戦いは始まった直後のどかは気絶してしまった。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

病院にて

うーんここは・・・」

 

「あ、気が付いたねのどかちゃん」

 

「ええーー何でトワさんがここにいるんですか?」

 

「ありがとう何故ってここの病院の医院長だからよ」

 

「ええーー」

 

再びトワの言葉に驚くのどかだった。

 

「そういえば直哉君は」

 

「そんな大きな声を出さなくても隣にいるわよ直哉君は」

 

「よかった」

 

「さてとあまりにも時間が取れないからさっさと話すわよ響もいいかしら?」

 

「はい」

 

そう言って紫藤直哉の姿が立花響へと変化した。

 

「やっぱり直哉の意識がないときしか私はのどか達の世界では活動出来ないみたいですね」

 

「そうよ逆に言えば、シンフォギアの世界ではのどかちゃんが活動するにはこのタイミングでしか出来ないの?そう言う制約なのよ」

 

「は、制約で思い出したんですけど」

 

回想

 

「ちょっと待ってください。貴方はキュアグレースさん達の敵ですよね」

 

「ええ、そうよだからすこし痛いけど我慢してね」

 

 

そう言ってシンドイーネは小さい魔力弾を直哉の腹部に当てた。

 

「え、うわああ」

 

「直哉君」

 

グレースが直哉を助けに行こうとしたときグレースにも異変が起きたのだった。

 

「がはっ何で急にお腹に痛みが・・・」

 

「ふーん成る程ならこれならどうかしら」

 

そう言ってシンドイーネは直哉をグレースから700メートル以上離すとグレースの変身が強制解除されたのだった。

 

 

「「ええーー何でラビ」」

 

突然起きた変身解除に驚く二人だった。

 

回想終了・・・

 

「直哉君が攻撃を受けたら何故私にダメージが来たんですか?」

 

「それに直哉君から離れると変身が強制解除した理由を教えてください」

 

「あくまでこれは可能性の話になるけどいいかしら?」

 

「「構いません」」

 

のどかと響はそう了承した。

 

そしてトワは、話し出す。

 

「恐らくあの世界崩壊時に紫藤直哉の回りにいた5人に起きた制約かもね」

 

「「あの時直哉君の回りにいた5人ということは」」

 

「そう立花響、キュアグレースにエステル・ブライト、獅童光、そして天宮さくらの5人よ」

 

「そしてエステル・ブライトは異世界ゼムリア大陸の力で響やのどかや光にくらべて影響は少ないと思うわ。それは未来人の天宮さくらにも言えるわね」

 

 

「当然敵側にも制約は存在するわ。敵側は紫藤直哉とその世界の住人である人物が来ない限り活動出来ないと言う制約があるの」

 

「ただ、ビョウゲーンズは直哉の活動緩和によりこちらの世界と直哉の家がある。中心世界にもビョウゲーンズは移動可能となったわ」

 

「「そんな」」

 

「安心していいわよ。ビョウゲーンズは中心世界では、今の段階ではそんな脅威にならないわ」

 

「何故なら中心世界では記憶のない直哉でも霊力を使えるからね、ただ記憶のない今の段階では別の世界だと使えないのよ」

 

「「成る程そう言う理由なんですか?」」

 

「後グレースになっている時に直哉がダメージがグレース来たのはグレースと直哉がリンクしているの」

 

「「リンクですか?」」

 

「そうそれも制約の一部なのよね守護者サイドのね」

 

「その制約は私だけですか?」

 

のどかがトワに聞く。

 

「いえ、その制約を受けているのはのは立花響とキュアグレースと獅童光の3人よ」

 

「少なくともその3人はこれからの行動には注意した方がいいわね」

 

「後響は今から中心世界にいる零にこの世界の事を伝えて欲しい。まあ中継で見てるかも知れないけど」

 

「わかりました」

 

 

その後トワと響が病室を出ると人払いの結界が壊れのどかの両親とちゆちゃんが病室に入ってきた。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

3年後の仙台に向けて

直哉と響とのどかの世界の様子を見ていた花小路伯爵と零は・・・

 

「まさかこのような事態になるとは」

 

「これが私達と直哉が戦うべきの存在の一部よ」

 

「これで一部なのかね?零さん」

 

「ええ、当然こちらの降魔も私達と直哉が戦うべき相手なのは変わらないわ。花小路伯爵貴方にだけに忠告しておきます」

 

「今から10年以内に米田健二と名乗る男が現れたら警戒をしてください」

 

「何故かね?零さん」

 

「米田健二と言う男は私達の敵なのです」

 

「なんと」

 

零の言葉に驚く花小路伯爵だった。

 

「花小路伯爵これからの3年私達と直哉は連絡を取れない場所に行くのでその間の帝都の事を任せていいですか?」

 

「ふむ深くは聞かんが先程の映像に関係するのかね?」

 

「ええ、そうですわ。伯爵これからの貴方達の持っている書物の内容以外の事が必ず起きますから気をつけてください」

 

そう言って零は花小路伯爵と別れた。

 

その頃直哉の身体を抱いている響は・・・

 

「何とかここまで戻ってこられた」

 

そう言いながら響は直哉の顔を見る。

 

「ごめんね直哉君私があんなことを言わなければ・・・

 

回想

「そうなんだね、なら直哉君1週間私達と旅行に行こう」

 

 

 

「旅行か、旅行先で考えてもいいかもね」

 

 

 

「のどかトワさんに連絡して赤坂の地下にあるやつで旅行に行くと」

 

 

 

!!!

 

 

 

「響さん本気ですか?トワさんにも慎重にと言われたんじゃ」

 

 

 

のどかは響の発案に難色を示す。

 

回想終了・・・

 

「本当だよ。あの時のどかが難色見せたのに無理に行かせたからこんなことに」

 

「だが、そのかいもあり紫藤直哉の記憶はほんの少しだがもとに戻っているぞ」

 

「へ、レイいつの間に」

 

「今からお前たち二人を3年後の仙台に送るのが私の今の仕事だからな」

 

「ええーー今から?」

 

「そうだ本来なら3年後までは響とのどかでこなしてほしかったが…3年後の仙台にある3人を送るから気にするなよ」

 

「でも・・・」

 

「大丈夫だ制約にはかからない人物がいるからな」

 

「そして響紫藤直哉の記憶の中のサクラ大戦関連の記憶が戻ったらでいいからこう伝えろ。この世界に米田健二と行方不明になっている神達が存在するとな」

 

「ええーー彼らがいるんですか?」

 

 

「ああ神同士の存在に関してはな」

 

「米田健二のことだから少なくとも天宮さくら達の敵とも接触を果たすかも知れないともな」

 

「はいわかりました。レイ」

 

「後では二人を3年後の仙台に跳ばすが響は年齢は変わらないからな変わるのは必要な人間だけだからな」

 

「それと恐らくだが響と直哉は同じ3年後に目覚めるが時間帯が異なってしまうがな3年後の仙台に米田一基が、さくらをスカウトに来るためあえて時間帯を替えてあるからな」

 

「ええーーなんか複雑な気分です」

 

「わかりました」

 

 

そう響が呟くと同時にレイの時の魔術が発動し二人を3年後の仙台にある真宮寺家に跳ばすのだった。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第1章 第1部 帝国華撃団本格活動とそして現れる闇の者達
3年後の世界と検証報告


時は太正11年1月・・・真宮寺家にて

 

 

彼と響がレイの時の魔術によって3年後の世界にやって来たがそれ以外の人物たちには普通に3年と言う月日が流れていた。

 

今回の話は彼等が目覚める前の時間の所から始まる。

 

 

「お母様あのお二人まだ起きないの?」

 

「さくらまたあのお二人の寝室に行ったのね」

 

 

「だってさくらあの男の子に仕えるのよねお母様」

 

「ええ、そうよ仕えると言っても公の場ではそう言う関係を見せるだけよ。何もない時はお友達のような感覚でいいのよさくら」

 

「お友達かあならエステルお姉さんとヨシュアお兄さんと同じていいのかしら?」

 

「まあさくらさんたらあのエステルさんたちは貴女の遊び相手としてこちらにおるわけではありませんよ」

 

「わかってますよお母様」

 

「さくらちゃん剣の修行の時間よ」

 

「あ、はいすぐ行きますエステルさん」

 

そう言ってさくらは母との話を終えてエステル達の元に向かった。

 

「お待たせしましたエステルさんヨシュアさん」

 

その時さくらはヨシュアの隣にいる人物に気がつきエステルに聞いた。

 

「ああそうそうこちらの男性はレオンハルトさんで、これからのさくらさんの対戦相手として実戦のような修行をしてもらうの」

 

「流石に僕とエステルだとさくらさんのの使う得物が違うからね」

 

「確かにそうですねレオンハルトさんよろしくお願いいたします」

 

「ああこちらこそな」

 

「さてとヨシュア、さくらさんの修行の監督しててね。私は若菜さんと彼の様子を見てくるから」

 

「わかった了解」

 

 

そう言ってエステルは若菜のいる真宮寺家に向かった。

 

その頃のどか達の世界の方では・・・

 

シンドイーネがキングビョウゲーンの検証依頼を終えてビョウゲーンキングダムに戻ってきた。

 

 

「キングビョウゲーン様が予測した通りプリキュアどもにも制約がありましたわ」

 

「そうかやはりな」

 

そう言ってシンドイーネは隠れて録画をしていた映像を再生した。

 

「ちょっと待ってください。貴方はキュアグレースさん達の敵ですよね」

 

「ええ、そうよだからすこし痛いけど我慢してね」

 

 

そう言ってシンドイーネは小さい魔力弾を直哉の腹部に当てた。

 

「え、うわああ」

 

「直哉君」

 

グレースが直哉を助けに行こうとしたときグレースにも異変が起きたのだった。

 

「がはっ何で急にお腹に痛みが・・・」

 

「ふーん成る程ならこれならどうかしら」

 

そう言ってシンドイーネは直哉をグレースから700メートル以上離すとグレースの変身が強制解除されたのだった。

 

 

「「ええーー何でラビ」」

 

突然起きた変身解除に驚く二人だった。

 

 

「これもキングビョウゲーン様が言ってた通りね、これがプリキュアと直哉君に対しての制約なのかしらね」

 

「そこまでよシンドイーネ」

 

「成る程、制約の対象はキュアグレースだけのようね」

 

映像終了

 

「おおこれが事実ならキュアグレースは簡単に倒せるなよ

 

映像をみてグワイワルは楽観的な感想を言う。

 

「そんなに甘くないと思うよグワイワル」

 

「何だと‼ダルイゼン」

 

「少なくともプリキュアと直哉達の制約を知れたのはいいけど奴等も同時に知ったんだろ?シンドイーネ」

 

「恐らくね」

 

「だったら彼等も安易に来ないと思うけどね、そして僕達もこちらの世界なら使える力が紫藤直哉のいる世界では半減するの忘れてない」

 

「それがあったか」

 

「まあよかろう此度の調査で得た事は今後の作戦に利用すればよい。しばらくは様子を見るよいな」

 

 

そう言ってキングビョウゲーンは三人の前から消えたのだった。

 

その頃エステルと若菜は・・・



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響の目覚め

さくらの修行をレオンハルトとヨシュアに任せたエステルはさくらの母の若菜と話をしていた。

 

「若菜お久しぶりですね」

 

「ええ、エステルさんも元気そうね」

 

「はは、元気だけが取り柄ですから」

 

「相も変わらず紫藤直哉君と立花響ちゃんは目覚める気配はないのですか?」

 

「ええ、もうすぐレイさんの言う3年なんですけどな」

 

「そうですか、紫藤直哉君が目覚めるとやはりさくらさんは直哉君に仕えるのですか?」

 

「ええ、さくら自身がそう決めているようですし」

 

「でも・・・そうすると本来の歴史と異なってしまいますけど?」

 

「そうですねしかし、エステルさんや立花響さんそして獅童光さんたちに、私の夫を助けてくれましたよね」

 

「いやいやあれは偶然ですけどその自分達のせいでトワさんとレイさんの雷が落ちましたけど」

 

「あらあら大変でしたね、うちの主人は元気ですか?」

 

「ええ今は私の兄が所属している組織の中でリハビリをしています」

 

「すみません本来なら会いたいと思うと思いますけど・・・」

 

「ええ、わかってますうちの主人はあの降魔戦争で死んでいないと歴史が狂うですよね」

 

「はい、すみません」

 

「こちらの世界のバランスを保つにはこうしないといかなかったので」

 

「何も考えないで一馬さんを助けた弊害を避けるための処置です」

 

 

「奥様大変です響様がお目覚めになりました」

 

そう言いながら真宮寺家に住み込みで働く権爺がやって来た。

 

!!

 

「あんですって」

 

そう言いながらエステルや若菜は急ぎ響と直哉の肉体が置かれている地下空間に向かった。

 

 

「うーんここは無事に3年後なのかな?」

 

響はそう言いながら辺りを見回すとまだ眠っている直哉を見つけた。

 

「やはりレイの言う通りなんだ」

 

回想・・・

 

だが、そのかいもあり紫藤直哉の記憶はほんの少しだがもとに戻っているぞ」

 

「へ、レイいつの間に」

 

「今からお前たち二人を3年後の仙台に送るのが私の今の仕事だからな」

 

「ええーー今から?」

 

「そうだ本来なら3年後までは響とのどかでこなしてほしかったが…3年後の仙台にある3人を送るから気にするなよ」

 

「でも・・・」

 

「大丈夫だ制約にはかからない人物がいるからな」

 

「そして響紫藤直哉の記憶の中のサクラ大戦関連の記憶が戻ったらでいいからこう伝えろ。この世界に米田健二と行方不明になっている神達が存在するとな」

 

「ええーー彼らがいるんですか?」

 

 

「ああ神同士の存在に関してはな」

 

「米田健二のことだから少なくとも天宮さくら達の敵とも接触を果たすかも知れないともな」

 

「はいわかりました。レイ」

 

「後では二人を3年後の仙台に跳ばすが響は年齢は変わらないからな変わるのは必要な人間だけだからな」

 

「それと恐らくだが響と直哉は同じ3年後に目覚めるが時間帯が異なってしまうがな3年後の仙台に米田一基が、さくらをスカウトに来るためあえて時間帯を替えてあるからな」

 

「ええーーなんか複雑な気分です」

 

「わかりました」

 

回想終了

 

響が思いに耽っているとエステルや若菜や真宮寺家に関係する人間がやって来た。

 

「響目覚めたのね」

 

 

「ええーーあれ、驚いたのはいいけど名前を忘れてしまった」

 

「「「あらーー」」」

 

響の元に来た全員が、響の答えを聞いて見事にこけたのだった。

 

 

 

「あんですって響私の名前を忘れたの?響」

 

「はいすみませんヨシュアさん」

 

「響わざとでしょう誰がヨシュアよ」

 

「えーと胸がです」

 

「よーくわかったわ響もう一度眠れ」

 

「いやあーー」

 

 

そして響とエステルによる命をかけるコミュニケーションが始まった。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響の報告とこれからの事

響は目覚めた直後にコミュニケーションを予想外の人物とやった後真面目になり相手の名前を確認したのだった。

 

「え、貴女はもしかしてエステル・ブライトさんですか?」

 

「ええそうよ。前の世界では殆ど会えなかったけどね」

 

「そうでしたね、あはは」

 

響は少し苦笑いをする。

 

「もしかして私達の身体をここまで持ってきたのはエステルさんたちだったんですね」

 

「ええそうよ。レイが遊撃手協会に依頼を出してきたのは驚いたけどね」

 

 

「響教えて欲しいけど、どうして直哉君は起きないの?」

 

「ああそれは・・・」

 

そして響が直哉が起きない理由をエステル達に話した。

 

「成る程レイが意図的に起きるタイミングをずらしたわけね近い内に米田さんがここに来るからなのね」

 

「でもどうしてレイさんが米田さんと直哉君が会うの避けたいのかしら」

 

若菜が疑問を言う。

 

「それはですね、12歳の直哉君に大帝国劇場で無理矢理暮らさないかと言ったことが零さん達にとって米田さんの暴走と判断したんだと思います」

 

「「暴走?!!」」

 

響の言葉にどういう意味なのかわからないエステル達だった。

 

 

「まずここにいる人達はレイとトワさんの事は知ってますよねどういう人なのか」

 

「ええ長い付き合いだし」

 

その二人が米田さんの誘いの裏にある思いを知って考えて直哉君が暫く米田さんと会わないようにしたみたいですね」

 

「でもあの二人が干渉するのはこちらになってから珍しくない?そこまでの事のように見えたのかしら」

 

 

「それは真宮寺家の存在が直哉君の背後にあるからですね?」

 

「「え、どういう意味?」」

 

エステルと若菜は響の言葉に驚いていた。

 

「私達の転移魔術でここにきて寝てる間にその間に花小路伯爵と米田さんが話した記憶が見えたのでそれによると米田さんは帝国華撃団に真宮寺さくらをスカウトしたいと言っていましたね」

 

「まさか米田さんがそんなことを」

 

 

若菜は事実に驚いていた。

 

「成る程そう言う理由なのねレイが直哉君の目覚めるのを意図的にずらしたのは、真宮寺さくらさんを大帝国劇場に行かせる為なのね」

 

「ええ恐らくは少なくともこの世界の基本となる初期イベントは改変したくないみたいですね」

 

「まあさくらさんが帝国華撃団にいないと天宮さんたちにも影響が出るとまずいものね」

 

「そう言う考えもわからなくないわね」

 

「でも今のさくらは直哉君が起きないと帝国華撃団に行かないとも言いそうですけど」

 

「「あ、そう言う可能性があったか」」

 

エステルと響は若菜の言葉に納得していた。

 

 

「まあまだ時間はあるので何とかなるとは思いたいですね」

 

それから2ヵ月後・・・

 

太正11年3月ついにその日が来た。

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

スカウト大作戦

米田一基中将真宮寺家に到着する前・・・

 

「良いですかさくらさん。今回来られるお客様はさくらさんが相手するのです良いですね」

 

「ええ私がですか?お客様を相手している間に直哉君が起きたらどうするんですお母様」

 

「そうなれば権爺やエステルさんたちに助けてもらうので貴女はお客様の相手をしておきなさい。真宮寺家の当主として」

 

「わかりましたお母様」

 

「間もなくお客様の見える時間ですよ」

 

そして米田一基が真宮寺家に着いた。

 

「いらっしゃいませ」

 

「よう久しぶりだなさくら」

 

「ええ、米田のおじ様どうしてここに?・・・まさか私が当主として相手するのは米田のおじ様なの?」

 

「そう言うこったよろしくなさくら」

 

さくらは驚いていた。自分の相手が父親のような存在の人物だったことに。

 

 

「それでは米田さん今回当家に来られた理由を聞かせてください」

 

「ああ、破邪の血統である真宮寺家の力を帝都防衛の中核を担う帝国華撃団に貸して欲しい」

 

「しかし米田さんも知っているように我が一族は紫藤家の当主の許可がないと魔を刈る力を行使できないのは知っていますよね」

 

「ああ、知っているだからお前をスカウトする前に紫藤直哉にも協力を打診したんだが、直哉が3年も行方不明なんだよ」

 

「そうですか?それならばお帰りください米田一基中将閣下」

 

!!

 

その頃別室にいる人達は・・・

 

「あちゃやっぱり断るのかなさくらさん」

 

「いやいや諦めたら試合は終わりですよ」

 

「やはり父親の事がネックになったようですね」

 

 

「さくらには一馬さんの事は死んでいると伝えたのがまずかったかも」

 

「それがし紫藤家の当主に忠実になると言う方向に向いたのかもね」

 

「でもそれって直哉君としてはどうなんなんだろう?」

 

別室ではエステル、若菜、響がさくら達の部屋をモニターリンクをしていた。

 

「でもこんなモニターがエステルさん達の世界にあるなんて凄いですね」

 

「はは、若菜さん余り褒めないでください天才一家が調子に乗るのでこの世界のバランスをすぐ壊す可能性がありますから」

 

「あ、米田さんが正気に戻りましたよ」

 

 

「お引き取りとはどういう意味ですか?まだ答えを聞いてませんが」

 

「帝国華撃団に入団の件はお受けします」

 

!!

 

「本当ですか?本当なら嬉しいですが」

 

 

!!「「「まさか!!」」」

 

別室でモニターリンクをしていた若菜達もさくらの答えに驚いていた。

 

 

「だけど勘違いしないでくださいあくまで、私の答えは行方不明の紫藤家の当主の考えに沿っての意見なので私はお父様のようになりたくないだけです」

 

「さくら・・・」

 

 

そして米田一基による真宮寺さくらのスカウト作戦は成功した。

 

 

そして4月真宮寺さくらは立花響と共に帝都東京に降り立った。

 

 

ついでにエステルとヨシュアと目覚めたばかりの彼も密かに帝都に戻った。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帝都到着と元老院のメンバーの思惑

「ここが帝都東京そして響さん達が住んでいるんですね?」

 

「あはは、私達家はここから離れてるから一応帝都になるけどね住所的には」

 

「そうなんですね‼それに響さんには悪いことしましたね」

 

「何の事?」

 

「響さん本来は4人でこちらに帰る筈だったのに、私が我が儘言ったから」

 

「ああ、その事それは気にしないでよ。さくらさんの立場的に米田さんに余り頼りたくないんだよね?」

 

「ええあの後紫藤家の当主に正式な許可を出して貰えたけど、お父様が勝手に動いて結果的に死んだ場所ですし」

 

「うわあ。さくらさんはお父様の大好きな筈がここまで言い切るとは」

 

「お父様は好きですよ。ただ直哉君が当主になる前に軍人だからといって、降魔と戦い死ぬ何て、守り手ならいつか戦いで死ぬかも知れないのは覚悟していましたけど」

 

 

「さくらさん」

 

「よう久しぶりだな響ねえちゃん」

 

「あ、とらちゃん久しぶり」

 

「最近姿を見せなかったけどどうしたんだ?」

 

「ああ、ごめんね実はこの人を迎えに仙台に行ってたんだ」

 

「ふーんそうなんだうちの母ちゃんも響ねえちゃんの姿を見れなくて心配してたよ」

 

「そうなんだごめんねとらちゃん」

 

「なんなら今から行きましょう響さんその子の家に」

 

「ええーー駄目ですよ。これから大帝国劇場に向かうですよ」

 

「別に構いませんよ今日中に行けばいいので、それにここで暮らす人達の生活を見るのも勉強ですし」

 

「わかりましたよさくらさん」

 

そして響とさくらは行き先をかえて帝都の一角にある長屋に向かうのだった。

 

 

その頃大帝国劇場では・・・

 

 

「まだ真宮寺さくらは到着しないのかね?米田君」

 

「はっ申し訳ありません。こちらからの迎えも不要と言われたので・・・」

 

「どこまでも過去の亡霊にすがるが真宮寺家め」

 

「元々米田君が三年前に紫藤直哉を我等の傀儡にしていれば真宮寺家の連中につけ入れられる事はなかったのだよ」

 

「それは・・・確かに添うかも知れませんが、元老院のメンバーの貴方達も降魔戦争が起きるまで帝都の防衛構想など金だけがかかる無能な計画と言ってましたね」

 

「なんだと!!たかが軍人の癖に元老院のメンバーを愚弄するか?米田」

 

「まあまあ落ち着いてくださいお二方経緯どうであれ真宮寺家の者が大帝国劇場に入ったのだから今はそれでよしとしませんか?」」

 

「「・・・」」

 

「そうですな我等の目的は帝都の防衛ですからな」

 

 

「ふん気乗りはしないが今はそう言うことにしておいてやる」

 

一人目の通信はその後に切れる。

 

「それでは僕も失礼します米田さん」

 

「ああ、お前にはいつも助けてもらっているな」

 

「それが僕の仕事ですからね」

 

 

そう言って二人目との通信は切れたのだった。

 

「果たして俺はさくらを使いこなせるのか?結果的にさくらの父親の命を奪った俺に」

 

 

そう言って米田は自分の部屋に戻った。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

予期せぬ事態発生前編

米田は元老院のメンバーとの会合を終えた後部屋に戻ると一人の女性がいた。

 

「お疲れ様でした米田支配人」

 

「ああ、あやめ君か、そう言えば今日だったか花やしき支部での適性検査は?」

 

「はい」

 

「それじゃ結果だけを教えてくれやあやめ君」

 

「はい」

 

そして藤枝あやめは隊員達の適性検査の報告を開始した。

 

 

「ふむ、霊力の大きさだけならあやめ君が巴里で見つけてきたアイリスか、そして最下位が紅蘭か」

 

「ええ、紅蘭は技術屋の面もありますからね」

 

「ああ、わかっている。このメンバーにさくらが加わると正直この部隊の隊長は大変だぞ」

 

 

「確かに、霊力の強さを集める基準としてので個性的なメンバーになりましたね」

 

「全くだ」

 

「それで支配人さくらの件は元老院は何と言ってましたか?」

 

 

「ああ、それは真宮寺さくらの加入は喜ばれたよ。ただな、真宮寺家の後ろにいる紫藤家の当主も欲しいのにと言われたよ」

 

「やはりですか、こうなることを直哉君は知って行方不明になったのではないですか?」

 

「それこそあり得んよあやめ君直哉とあったのは、三年前になる。その時の直哉は12歳だぞそんな子供に元老院の思惑を知るとは思えんがな」

 

ピーーピーー

 

その時大帝国劇場に緊急発進を要請する警報がなり始め、米田とあやめは地下司令室に向かった。

 

 

大帝国劇場の地下司令室・・・

 

 

「何があった。かすみ」

 

 

「はい、司令たった今我々の危惧している敵と異なる怪物が現れました」

 

!!

 

「「何だと」ですって」

 

帝国華撃団風組に所属する藤井かすみの報告に驚く米田とあやめだった。

 

帝都に謎の敵が出る前紫藤直哉の自宅では・・・

 

 

 

「何で翼さんと奏さんがここに?」

 

エステルは突然の来客に驚いていた。

 

「すまないギャランホルンのが警報鳴ったときに出来た次元の裂け目に入ったらこちらの融合世界に繋がったみたいだな」

 

「なんですって、ということは融合世界に新たな世界が組み込まれるのかな?」

 

 

その時エステル達の部屋に直哉が入ってきた。

 

 

「あ、エステルさんお客様が来てたんですね」

 

「あ、私達は響の友人だ」

 

「あ、そうなんですねでも今は響さんは街の方に行ってますから僕が迎えに行きますよ」

 

「いやそれにはおよばない」

 

「そうですか・・・うわあなんだあれーー空が割れている」

 

 

!!

 

直哉の悲鳴に気づいた三人は空を見るとこの世界から見ると異形の者が現れて触れた人を炭へと変えていた。

 

 

「「ノイズ」」

 

「いくよ奏」

 

「おう」

 

そう言って奏と翼は現場に向かった。

 

 

その頃ノイズ出現に近い帝都の長屋では・・・

 

 

「うわあなんだあの怪物は降魔とは違う怪物だ」」

 

 

!!

 

「まさかそんなこの世界にノイズが現れる何て早すぎるよ」

 

「響さん私達で戦いましょう」

 

そう言ってさくらがノイズに向かおうとしたとき、響がさくらを止めた。

 

 

「さくらさんあの怪物は私が戦います」

 

「あれを見てください」

 

響が言う場所を見るとノイズが通った場所には大量の炭があった。

 

「響さんあの炭はまさか・・・」

 

「そうですあの炭はノイズに触れた人間です」

 

「何ですって、それじゃ私は戦ってはいけない」

 

そうさくらが言うと響は無言で首を縦にふりその直後響はこの世界に来てからシンフォギアを纏った。

 

「響さんその格好は」

 

「凄い」

 

さくらが響の変身の事を聞こうとした直後複数のノイズが消滅するのをさくらが目撃していた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

予期せぬ事態発生後編

凄い響さんここまで強いとは思っていなかったわ」

 

 

 

「「おお、あのお姉ちゃん怪物を倒しているぞ」」

 

 

 

謎の怪物をが数を減らしているのをさくら以外の街の人達が見つけて人々は響を応援する。

 

 

 

「頑張ってお姉ちゃん」

 

 

 

「とらちゃん皆ありがとう」

 

 

 

!!皆逃げてーー」

 

 

その時響が街の人々に大声を上げて逃げるように言うが街の人々には最初は意味がわからず数人の人がハイゴニぶつかった後になにも言わなくなった異変に気づいた人が背後を見るとノイズが存在していてその近くには新品の炭が3つ存在していた。

 

 

「「「「うわあーー逃げろーー」」」」

 

「うわあ」

 

大勢の人々が一斉に逃げたしたことによりとらきち少年は転んでしまった。

 

「大丈夫?とらきち君」

 

「さくらお姉ちゃん僕の事はもういいからお姉ちゃんだけでも逃げて」

 

「何いってんのとらきち君一緒に逃げるよ」

 

「でも・・・」

 

渋るとらきちをさくらが背中におぶって逃げようとした時声が聞こえた。

 

「天ノ逆鱗」

 

!!

その声が聞こえた時さくら達を襲うノイズ達は巨大な剣が大量に現れてノイズ達を倒していく。

 

!!

 

「この技はまさか・・・翼さんとの技」

 

響は事態に驚きながらもノイズと戦い続ける」

 

「立花」

 

「よう久しぶり響」

 

 

「ええーー翼さんと奏さんどうしてここに?」

 

「詳しい話は後だ行くぞ奏、立花」

 

「はい」

 

「任せろ翼」

 

 

そして三人の奏者は残っているノイズを倒していく。

 

「フフ、問題なくこの鬼門だったこの世界でもソロモンの笛の効果は使えますね」

 

「まあ誤算だったのは並行世界から来た。風鳴翼と天羽奏の二人がこの世界にやって来るとは思いませんでしたよ」

 

「まあ良いでしょう。今回のは実験に過ぎないので、今は元老院の立場を利用することにしましょう。僕が英雄になるために」

 

そう言いながら人影は消えた。

 

 

少し時を戻し・・・

 

「司令謎の怪物の数が少なくなりました」

 

「なんだと!!」

 

「今映像を回します」

 

「これは鎧かなのか鎧を着ればあの怪物が倒せるのか?」

 

 米田は回されて来た映像を見て、鎧に着目していたとき風組の高村椿からの報告に驚く。」

 

「大丈夫です司令先程謎の怪物を倒している人物と同じような鎧を来ている二人組が現れました。そして謎の怪物を倒しています」

 

 

「「何だと」ですって」

 

そして謎の怪物を倒しきった場面を見た米田は・・・

 

 

「馬鹿な三人であれだけの怪物を倒すとは」

 

「それに司令あの怪物は人に触れると炭に変えてましたけどあの鎧を着た三人が触れても炭になるところか怪物を消滅しています」

 

「そうだなあやめ君。由理あの鎧と怪物の調査を頼む」

 

「わかりました」

 

 

そう言って米田はあやめと共に地上に戻っていく。

 

それから一年後・・・

 

物語が動き出す。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新隊長赴任前日の出来事

太正12年3月31日・・・

 

昨年帝都を襲った謎の怪物(ノイズ)の襲撃は昨年の一度きりだった。

 

それ以降の帝都には穏やかな日々を送っていた。

 

そんなある日の昼下がり真宮寺さくらは大帝国劇場の支配人の米田支配人に支配人室に来るよう呼ばれていた。

 

 

「米田支配人真宮寺さくら入ります」

 

 

「おう、へえんなあいてるから」

 

部屋の主の許可を受けて支配人室と入ったさくらだった。

 

 

「米田さん私にお話とはなんでしょうか?」

 

「さくらすまん。明日付けで帝国華撃団に、新しい隊長が赴任してくるからそいつを迎えに行ってくれねえか?」

 

 

「成る程迎えに行くのは良いですけどどうして私が選ばれたんです?」

 

「ああすみれだとあの性格のせいで、隊長の資質を調べる事まで喋るかもしれんし、マリアだと軍人気質が強いから隊長が萎縮してすの自分を出せないかもしれんし、アイリスは子供だしな」

 

 

「成る程、わかりました。それで連れて来る人の写真か名前はありませんか?」

 

「こいつだ」

 

そう言って米田はさくらに写真を渡す。

 

 

「こいつの名前は大神一郎今年の春に帝国海軍の学校を首席で卒業したやつだ」

 

 

「わかりましたこれは預かりますね」

 

「ああ頼む」

 

 

「話は終わりですか?」

 

「ああ、そうだな」

 

「ああ、支配人今から私はちょっと出てきますね」

 

「ああ、わかっているさくらに関してある程度自由にさせろと真宮寺家に言われてるからな。なるべく他の隊員にた迷惑をかけない時間には帰ってくるようにな」

 

「わかりました」

 

そう言ってさくらは支配人室を出てその足で帝都の街の方に向かった。

 

その頃帝都の街の方に買い物に来ていた直哉と響は・・・

 

「さてと直哉君そろそろ帰ろうか?」

 

「ええ、必要なものを買えましたからね響さん」

 

「そう言えば直哉てさ、私達が直哉君と言っても嫌な顔をしなくなったよね?どうして」

 

「ああ、それは昨年ノイズが出たでしょ帝都に」

 

「うん」

 

「その影響のせいなのか他の原因なら記憶の継承がひとまず終わっただと思う。一年間で自分の名前と自分の娘の名前は思い出したので」

 

「ええーー飛鳥ちゃんと薫ちゃんの名前も」

 

「凄いよ直哉君」

 

「ちょっと落ち着いてくださいよ。響さん」

 

 

「でも自分に双子の娘が出来るとは思いませんよ。まあこの記憶は誰にも言えませんが」

 

 

「それでも凄い進歩だよ」

 

「あれさくらさん」

 

 

その時直哉はこちらに向かって来ているさくらを見つけた。

 

「あ、いたいた響さんに直哉君」

 

そしてさくらは響と直哉と合流した。

 

 

「ねえ二人とも明日暇?」

 

 

さくらが二人に聞く。

 

「明日ですか?どうだっけ直哉君」

 

 

「明日はエステルさんとヨシュアさんだけが仕事でこちらにはいませんね向こうで武道大会に出るはめになったそうですよ」

 

「あ、後響さん忘れていますけど明日は定期検診を受ける日ですよ。ちゃんと、受けてくださいね」

 

「あ、明日だっけそれ?」

 

 「ええ、せっかく並行世界とは言えシンフォギアのメンテナンスと響さんの定期検診をしてくれるんですから」

 

「はーい」

 

「忙しいのね響も」

 

さくらは響達の予定を聞きそんな感想をもった。

 

「それでさくらさん僕達の予定を聞いてどうしたの?」

 

 

直哉に聞かれさくらはその理由を響と直哉に話し出した。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新人隊長着任前編

ええ、実は・・・」

 

回想・・・

 

「成る程、わかりました。それで連れて来る人の写真か名前はありませんか?」

 

「こいつだ」

 

そう言って米田はさくらに写真を渡す。

 

 

「こいつの名前は大神一郎今年の春に帝国海軍の学校を首席で卒業したやつだ」

 

 

「わかりましたこれは預かりますね」

 

「ああ頼む」

 

 

「話は終わりですか?」

 

「ああ、そうだな」

 

「ああ、支配人今から私はちょっと出てきますね」

 

「ああ、わかっているさくらに関してある程度自由にさせろと真宮寺家に言われてるからな。なるべく他の隊員にた迷惑をかけない時間には帰ってくるようにな」

 

「わかりました」

 

回想終了

 

 

「成る程、その新人の隊長を明日迎えに行くんですね」

 

「そうなのよ、一人で行くのは怖いから一緒に来て」

 

「「ええーー一人で行きましょうよ子供じゃないんだから」」

 

直哉と響はさくらの打ち明けた内容に至極当然の答えを答えた。

 

「酷いよ、直哉君直哉君は私が傷物になって良いの?」

 

「傷物って新人隊長さんを迎えに行くだけでしょう上野公園へ」

 

「そうだけど怖いもん」

 

「ぶりっこしても駄目です。一人で行ってくださいねさくらさん」

 

「酷いよ直哉君」

 

そう言ってさくらは直哉達と泣きながら走っていった。

 

「うわあ。直哉君少し記憶が戻ってからさくらさんに厳しくなってない」

 

響が直哉に聞く。

 

 

「ええ、確かにさくらさんに限っては厳しくなっているでしょうね、それはこれからの戦いの為ですよ響さん」

 

「これからの戦いの為?」

 

「そうです。ノイズを見て記憶が少し戻ったといいましたよね」

 

「うん」

 

それとは別に、この世界で起きる戦いの事を思い出したので、あくまで太正12年から13年にかけて起きる戦いですね」

 

「そうなんだ」

 

「ただこれからの戦いは色んな要素でどういう結果になるのかわからないですよね」

 

「どういう意味なの?直哉君」

 

「響さんは前の世界でも良いので天海を知ってますか?」

 

「ええ、知ってるわ前の世界でね」

 

「僕の取り戻した記憶の中には天海さんの存在しないパターンの戦いもあったんです」

 

「ええーー」

 

響が直哉の言葉に驚いていた。

 

「どういう意味なの?直哉君」

 

 

「それがすぐにわかるなら悩みませんよ響さん」

 

「あはは、そりゃそうだよね」

 

そして直哉と響も自分達の家に帰った。

 

翌日・・・

 

「たくもう、最近の直哉くんは私に厳しくなって寂しいよ」

 

さくらは、気持ちの落ちた状態で帝国華撃団に着任をする新隊長の大神一郎の迎えのために上野公園へ向かった。

 

 

その頃上野公園では花見客の中に帝国海軍の軍服を着た青年がいた。

 

 

「さすが帝都の花見は綺麗だな。」

 

「そう言えば昨年謎の怪物を倒したのは三人の天使っていう話だけど天使何ていないよな」

 

 

「さてと馬鹿な事は考えずに合流地点に向かおう。」

 

そして大神は移動をしょうとしたとき不意に後ろから声をかけられた。

 

「あの―大神一郎少尉ですか?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新人隊長着任中編1

「あははすみません了子さん。私のシンフォギアと定期検診までしていただいて」

 

「いえいえ響ちゃんは気にしなくていいわよ。ただ貴女達の世界の事を少し教えてくれないかしら?もしかすると貴女達の世界と私達の世界が繋がったままなのかその辺がわかるかもだから」

 

「そうですね恐らくこちらの世界はギャランホルンが繋げたと思っているですよね」

 

「ええそうよ。響ちゃん」

 

「恐らくこちらの世界の神がギャランホルンを通して私のサポートとして繋げた可能性が高いです」

 

「成る程、そういう可能性もあるのね」

 

「そちらの了子さんはフィーネの意識はあるんですか?」

 

「ああ、一応あるが月を穿つ準備中にばれてな」

 

「そうなんですね、さしあたりそちらの問題は私ですかね?」

 

 

「ああ、こちらの君は一匹狼のようだよ」

 

「成る程・・・」

 

「私からも聞いていいか?」

 

「はい何を聞きたいのですか?」

 

「お前達の世界についてだ、融合世界なのだろう。なのにシンフォギア奏者がお前一人なのはどういうわけだ」

 

「ああ、それは融合世界の封印されているんですよ。その封印はある人物を私達の世界に連れていく事で封印は解けるんですけど」

 

「ああ、だからお前が言った言葉に繋がるのか」

 

回想

 

 

「うわあなんだあの怪物は降魔とは違う怪物だ」」

 

 

!!

 

「まさかそんなこの世界にノイズが現れる何て早すぎるよ」

 

「響さん私達で戦いましょう」

 

そう言ってさくらがノイズに向かおうとしたとき、響がさくらを止めた。

 

 

「さくらさんあの怪物は私が戦います」

 

「あれを見てください」

 

響が言う場所を見るとノイズが通った場所には大量の炭があった。

回想終了

 

「ああしてさくらさんを止めないとノイズに殺られる可能性があったので」

 

「とういうか、了子さん達にあのやり取りを見られてたんですね」

 

 

「モチのロンよ響ちゃん」

 

「というのは冗談で私達もギャランホルンが繋げた世界を調査をしてたのよ」

 

「成る程」

 

 

「しかし封印されている世界のノイズが現れる何て差異的なものを感じるわね」

 

「ええ、私達もそれはわかるんですけどまだ動けないので」

 

「あらそれも融合世界の事情なのか?」

 

 

「ええそうです」

 

「了子君響君の検診とシンフォギアのメンテナンスは終わったのか?」

 

「ええ終わったわよ」

 

「ならよかった響君また響君の世界にノイズが現れた」

 

!!

 

「なっ場所はどこです?」

 

「場所は上野公園という場所だな響君は翼と共に向かってくれ」

 

 

時を戻し・・・帝都の上野公園では・・・

 

 

「貴方が大神一郎さんですか?」

 

「はい自分が大神一郎です。失礼ですが貴女は」

 

「私の名前は真宮寺さくらです。米田中将から大神一郎少尉を大帝国劇場にご案内するよう伺ってここに来ました」

 

「そうなんですね、しかし驚きましたよ軍関連の組織のお迎えに女性が来るとは?」

 

 

「頼りになりませんか?」(別に私を頼ってくれるのは直哉君だけで良いのよ)

 

「いえいえそんなことないですよさくらさん」

 

そう言った大神の顔は少し赤くなっていた。

 

「そう言えばさくらさんは天使を見たことありますか?」

 

 

「はい、天使をですか?」

 

突然大神に聞かれ唖然としたさくらだったが大神の説明を聞いて響とシンフォギアの事だと気がついた。

 

 

その時さくらは気がついた。上野公園の異変に。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新人隊長着任中編2

その時上野公園の空気が代わった、

 

「大神さん急いで上野公園から出ますよ」

 

「さくらさんどうしたんですか?」

 

大神がさくらに聞く。

 

「大神さん回りを見てください」

 

「回りを?」

 

大神はさくらに言われた通り回りを見ると周辺に多くの炭があった。

 

「なんだ何で公園に多くの炭があるんだ?」

 

「大神がそう言った直後背後にあったさくらの木が炭へと変わっていくのを大神は見た。

 

 

「なんだあの巨大な怪物は」

 

 

二人の前に現れたのは巨大なノイズが一体だった。

 

 

「早く逃げますよ大神さん」

 

「嫌だあれが帝都に仇なす者なら俺が倒す」

 

「ああ、もうそしてさくらは大帝国劇場に緊急通信をした

 

「米田支配人大変です。上野公園に一年前に現れた怪物が現れました」

 

「何だと‼さくらそいつに触れるなよ炭になるぞ」

 

「わかってますしかし大神一郎さんが怪物を倒すと言って私とはぐれました」

 

「何だと‼さくらなんとしても大神を助けてくれ」

 

「はいなんとかできる範囲で動きます」

 

 

そしてさくらは大帝国劇場との通信を切った。

 

「ふう、一年前の悪夢の再来か、椿上野公園周辺に緊急避難警報を出せ。あの怪物には帝国華撃団でも役に立たないからな、悔しいがな」

 

その時帝国華撃団のレーダーに一年前に現れた天使と称された二人の影が写っていた。

 

その頃その二つの影は・・・

 

 

「何を焦っている立花」

 

「上野公園には、私の友人がいるかも知れないんです」

 

 

「何だと‼それは本当なのか?」

 

 

「そうですそして今日は、融合世界の中心世界で重要な事柄が上野公園で行っているんです」

 

「ならば急ごう立花」

 

「はいありがとうございます。翼さん」

 

「ぷくく」

 

「何がおかしいんですか?」

 

 

「ああ、すまない私の世界の響ならありがとうと言うのはほぼないから」

 

 

「ああグレ響さんですよね」

 

「グレ響か・・・良いかも知れない」

 

「翼さんあれを見てください」

 

「あれか、今回のは」

 

「大きいですね」

 

「立花行くぞ」

 

「はい」

 

「うわあ。やはり俺にはこの怪物には触れることすら出来ないのか」

 

大神はさくらと別れてノイズに攻撃をしたが、大神のもつ刀が炭になってしまい大神は愕然となってしまい巨大なノイズに追い詰められていた。

 

 

「天ノ逆鱗」

 

その言葉を聞いた大神は巨大なノイズに多数の剣が刺さっているのを目撃した。

 

「立花ノイズは私が引きつける立花は彼を頼む

 

「はい翼さん」

 

そして響が大神に声をかける。

 

 

「大丈夫です?そこにいる人」

 

「ああすまない、君達は一体何者なんだい?」

 

「ええ―と私達は・・・」

 

「ああーーやっと見つけましたよ大神さん」

 

響が大神の質問に困っているとさくらが来た。

 

 

「ほら大神一郎少尉早く大帝国劇場にいきますよ」

 

「あいたた、痛いよさくら君」

 

「後は任せてね響ちゃん」

 

「ありがとうさくらさん」

 

そしてさくらと大神は無事に大帝国劇場に着いた。

 

巨大なノイズ無事に倒すことができたのだが・・・

 

帝都某所

 

 

「一体あの怪物は何なのだ?」

 

「いかがいたしますか天海様」

 

「癪だが、叉丹お前が黒之巣会の先陣として帝都を攻撃しろ場所は上野公園でな」

 

「はっ了解しました」

 

 

帝都を狙う闇が動き出そうとしていた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新人隊長着任後編

大神一郎少尉が大帝国劇場に来た日の夕方・・・

 

 

大帝国劇場支配人室・・・

 

「いやはやさくら災難だったな。まさかノイズが一年ぶりに出てくるとはな」

 

「はっノイズですか?あの怪物の呼称が」

 

「ああ、元老院の連中がそう決めたようだ」

 

「俺にしては元老院の連中自身がノイズ、つまり雑音なんだが」

 

「支配人も大変ですね」

 

「まあな、時にさくらそろそろ教えてくれねえか?お前紫藤直哉の居場所を知ってるんだろ?」

 

「米田さん仮に私が紫藤直哉さんの居場所を知ってたとして彼に貴方は何をさせたいのですか?」

 

少し時を遡り直哉の自宅では・・・

 

「直哉君ごめんなさいシンフォギア奏者としての姿を大神さんに見られてしまいました」

 

 

「まあ仕方ないですよノイズが自然発生したのなら」

 

「「ええ、どういう意味」」

 

翼と響が直哉聞く。

 

「翼さんや響さんがこちらの世界に来る前の世界でもノイズは自然発生していたのでしょ」

 

 

「「ええ、まれにだけど」」

 

 

「そのまれがこちらでは100%ですよ。今までノイズが現れてない世界に、確かに融合世界の要素だからと考えられないこともありますがね」

 

「恐らく翼さんの世界とこちらの世界ではノイズの出現するのに決定的に違うものがあるはずなんですね」

 

「確かに1回目のノイズの出現は私達の世界が融合世界となったから自然発生したのかと思ってましたけど」

 

響がそう言う。

 

「だけど今日の巨大なノイズは明らかに大神一郎さんだけを狙っていたように見えた」

 

「ああ、それは私も感じたが標的が二人しかいなかったからだとおもっていたが」

 

「ええ、僕はその場に居なかったけど、恐らくそのノイズは遠隔操作されている可能性が高いと思う。」

 

!!

 

翼と響は直哉発言に驚いていた。

 

 

「そして最悪な想定としてノイズを遠隔操作出来る手段があった場合今回の事件をの犯人の目的が大神一郎の殺害することだとしたら?」

 

!!

 

「大神さんが死んだ場合中心世界の本来あるべき歴史が消滅しますからね」

 

 

「まさか直哉君は今回の事件の犯人の目的が大神さんを殺す事だと思っているの?」

 

響が直哉に聞く。

 

「ええ、僕はそう見ています。恐らくは元老院の中に犯人がいるかもしれませんね」

 

「えーー」

 

「なんと」

 

「そこで翼さんにお願いです。並行世界にノイズを遠隔操作が出来る手段として存在するのなら恐らくこの世界にもあるのでその物の調査をお願いしたい」

 

 

「ああ、了解した。こちらの世界では響しかノイズに対抗する手段がない以上。私達の力に頼ってくれるのは嬉しい」

 

 

そう言って翼は並行世界に戻っていった。

 

 

「さてと響さん僕たちも大帝国劇場に行きましょうか?」

 

「うんそうだね」

 

 

そして冒頭の時間に戻る。

 

「それは・・・」

 

「失礼します支配人。あ、さくら君もここにいたんだね」

 

 

「どうした?大神俺に用があるんだろ?」

 

「あ、そうでした。支配人と約束があると言ってお客さまがいるんですけどどうしましょうか?」

 

「俺に客だ?今日は来客の予定はなかったはずたが」

 

「大神そいつの名前は何て言ってた?」

 

「えーと紫藤直哉様でした支配人」

 

!!

 

大神の言葉に驚く米田とさくらだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ノイズと天使前編

大神そいつは確かに紫藤直哉と言ってたのか?」

 

「はい、確かに言ってました」

 

「大神紫藤直哉は劇場にいるのか?」

 

「あ、ちょっと紫藤さん勝手にこられては」

 

大神は無断で休演の日の劇場内に入る二人を止めていた。

 

「大神いい、二人を支配人実に入れろ」

 

「わかりました」

 

大神は米田に言われ紫藤直哉と立花響を支配人室に入れた。

 

「久し振りだな。直哉」

 

「なんだ、この二人米田支配人と知り合いなのか?」

 

 

「・・・」

 

「直哉君?」

 

「成る程大神お前は、部屋に戻ってろ」

 

「いい!!どうして俺だけが」

 

「正直俺達の話にはお前は理解出来ないからな」

 

「そんな・・・」

 

そして大神は、米田によって支配人室を追い出された。」

 

 

「これでいいだろ直哉」

 

「助かります米田さん」

 

「ふむ、直哉三年前と雰囲気変わったな。少しは記憶は戻ったのか?」

 

 

「ええ少しですけど」

 

「そうか、それでどうした?今日は」

 

「米田さん一年ぶりに現れたノイズの事についてですよ」

 

!!

 

「直哉どうしてお前がノイズのことを知っている?」

 

「それは僕が母さんの記憶を引き継いでいますからね」

 

「何だと‼」

 

「そして僕が記憶を失っていたのは、受け継いだ記憶の量が大きすぎて一時的に忘れていたということです」

 

「それでは今は全てを思い出したのか?」

 

「いえ、そうではありませんね今年と来年に起きることの限定的なところです」

 

「そうか、今日はどうした?俺の前に来て」

 

「いえ、米田さんに忠告を言いに来ました。米田さん大神さんの護衛をしっかりしておいた方がいいですよ」

 

「そして元老院にも気を付けた方がいいですよ」

 

「おいどういうこった」

 

「今回の上野公園でのノイズ襲撃は仕組まれた物かも知れないんですよ、米田さん」

 

 

「何だと‼」

 

「僕の方でも調べたらノイズの自然発生はほんの天文学的な確率何ですよね、そう考えると意図的に襲撃させたという可能性があるんです。昨年は真宮寺さくらが帝都に来た日となる」

 

「そして今日は、大神一郎という新人隊長の来た日となる。二つのノイズ襲撃の共通点は帝国華撃団に新人が来た日ですよね」

 

「「あ、そう言えば」」

 

さくらと米田は直哉の推測の話に驚いていた。

 

 

「そして、二つのノイズ襲撃の黒幕が帝国陸軍や帝国海軍の中にいるのなら今日のは証拠を隠せるがさくらさんの訪問の時は米田さんしか知らなかったはずですよね?」

 

「ああ、確かにそうだな」

 

「そうなると二つのノイズ襲撃は真宮寺さくらと大神一郎を狙った事件の可能性が高くなるんですよ」

 

 

「しかしそんなことが本当に出来るのか?」

 

「そちらは調査中なのではっきり言えませんが、そう言うものがあった場合僕の推測のようにやれるということですから」

 

 

「そうか、そう言うことならお前の言う通り元老院のメンバーが怪しいな」

 

元老院のメンバーは二人の来る時間も知っているからな」

 

 

「とにかくノイズが出たらこっちで対処するから米田さんは何もしなくていいですよ」

 

 

「はっどう言うことだよ直哉、ノイズは天使しか倒せないだぞ」

 

「へえ、天使ね・・・」

 

 

直哉はニヤニヤしながら響を見る」

 

「もう天使なんて恥ずかしいよ」

 

「そう言えばこの子を紹介してなかった。天使の立花響さんだ」

 

 

「何だと‼ーー」

 

 

米田は直哉の言葉に驚くのだった。

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ノイズと天使後編

「何だと‼そちらの子がわしらの中でのコードネーム天使の正体なのか?」

 

 

「ええ、一応そう言うことになってるみたいですね私的に天使なんて恥ずかしいですけど」

 

「そりゃすまなかったなお嬢さん。お嬢さんの名前は聞いていいのか?直哉?」

 

 

米田は直哉に確認する。

 

「ええ、構いませんよ。ただ彼女に関する情報はあくまで帝国華撃団内に留めておいてください」

 

「ああそうだな」

 

「もし直哉の言う通り元老院と賢人機関の中にノイズを使う奴がいるなら彼女に関する事は秘密にするべきだろうな」

 

そして響の自己紹介が行われた。

 

私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「おいおいそんな個人的な情報は別に言わなくていいぞ」

 

「あ、すいません」

 

「響さんらしいんですけどね」

 

響は恥ずかしいらしく顔を赤くしていた。

 

暫くして・・・

 

「さてと僕達はそろそろ帰りますね」

 

「もし帝国華撃団の活動中にノイズや見たことのない敵が現れたら、さくらさんを通してこちらに連絡してくださいね」

 

そう言って直哉は席を立とうとしたとき米田に止められた。

  

 

「ちょっと待て直哉ノイズ以外の見たことのない敵がもうひとつ現れるのか?」

 

「ええ、少なくとももうひとつの敵は帝国華撃団になら倒せると思いますけどそうなった場合この星に大変な事になるので専門の医者に僕達の方から連絡できるのでその場合もさくらさんを通してこちらに連絡してくださいね」

 

 「ああ、わかった」

 

 

そして直哉と響は大帝国劇場を後にした。

 

その夜の直哉の自宅では・・・

 

「ねえ直哉君どうしてあそこまでの情報を開示したの?」

 

「確かに響さんの心配はわかるけど帝国華撃団にそんなに暗躍しそうなひとは居なそうだったし」

 

「それに米田さんは母さん達が信頼してた人達だったしね」

 

「そっか、それで私達はこれからどうするの?」

 

「とりあえず暫くはノイズやメガビョウゲーン達の動向に注意しながら歴史が進むのを見ていよう」

 

 

「そうだね少なくともメガビョウゲーンはいつこちら側にちょっかいを出そうと思えば出来る組織だもんね」

 

「響さんエステルさんたちが戻ってきたら一度のどかちゃんの様子を見てきてもらえませんか?」

 

「うんわかった。メガビョウゲーンが動き出そうとしたらヒーリングアニマル達の力が必要だしね」

 

「もし響さんがきついのであればちゃんと言ってくださいね」

 

「ありがとう直哉君。響、平気へっちゃらです」

 

そう言って響は直哉に抱きつく。

 

「たくっそういう事は本来する人がいるのに、まあ響さんの世界に行けるようになるまで貴女のひだまりの役の代役を努めますよ響さんお休みなさい」

 

 

その頃大帝国劇場内の大神の部屋では・・・

 

 

「そう言えば夕方紫藤直哉さんの隣にいたこ、俺を助けてくれた天使に似てたな」

 

回想

 

うわあ。やはり俺にはこの怪物には触れることすら出来ないのか」

 

大神はさくらと別れてノイズに攻撃をしたが、大神のもつ刀が炭になってしまい大神は愕然となってしまい巨大なノイズに追い詰められていた。

 

 

「天ノ逆鱗」

 

その言葉を聞いた大神は巨大なノイズに多数の剣が刺さっているのを目撃した。

 

「立花ノイズは私が引きつける立花は彼を頼む

 

「はい翼さん」

 

そして響が大神に声をかける。

 

 

「大丈夫です?そこにいる人」

 

「ああすまない、君達は一体何者なんだい?」

 

「ええ―と私達は・・・」

 

「ああーーやっと見つけましたよ大神さん」

 

響が大神の質問に困っているとさくらが来た。

 

回想修了

 

 

「また会いたいなああの子に」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

米田からの大神への試練1

帝国海軍兵学校を首席で卒業をした大神一郎は帝国陸軍中将の手招きで、帝国陸軍の特殊部隊対降魔迎撃部隊帝国華撃団に配属された筈だった。

 

 

だが、彼がやって来た場所は可憐な乙女達が集う帝国歌劇団だった。

 

 

「どう考えてもおかしすぎる」

 

「着任時はノイズ騒動でよく考えられずにいたが「どうして帝国陸軍の秘密部隊がどうして劇場をしてるんだ?」

 

「この3日ここの仕事をしてみたがどう見ても普通の劇場じゃないか?よし米田中将に直訴するか」

 

そう言って大神は階段を使い一階に降りると劇場の入り口の付近に真宮寺さくらがいた。

 

「あ、大神さんおはようございます」

 

「おはようさくら君」

 

 

「大神さん今日からのモギリのお仕事頑張って下さいね」

 

「いい‼モギリだってーーどういう事だい?さくら君」

 

「あれ、大神さんは支配人から聞いてないんですか?今日から劇場を再開するのでと言ってましたけど?」

 

 

「何だと‼ーー」

 

大神はさくらの説明に驚いていた。

 

「すまないさくら君俺支配人に聞いてくる。

 

そう言って大神はさくらと別れて支配人室に向かった。

 

その頃支配人室では・・・

 

「どうだね米田君大神君は?」

 

「ええ少しトラブルがありましたが来ました。使えるかは様子を見ないとわかりませんね」

 

「そうか、そう言えば先のノイズを倒したのが直哉君の仲間なのは本当なのかね?」

 

「ええ、間違いないです。大神一郎が着任後の夕方に大帝国劇場に本人が来ましたから」

 

「そうか・・・」

 

「おっと、どうやら文句を言いに来たようです」

 

「米田君遊びすぎるなよ」

 

 

そう言って花小路伯爵は.米田との電話を終えた。

 

「お、米田支配人の電話がおわったようだ。失礼します米田支配人」

 

 

「おう、へえんな」

 

「失礼します」

 

「支配人ここは本当に帝国華撃団なのですか?ここで俺はなにをすればいいのですか?」

 

 

「おいおい大神なにか勘違いしてねえか?上の額縁を見てみろ」

 

!!

 

「そんな馬鹿な」

 

「俺は帝国華撃団に配属された筈です」

 

「いいや、ここは帝国歌劇団だぞ」

 

「そんな・・・失礼します」

 

そう言って大神は支配人室を出た。

 

少し時を遡り、さくらの自室では・・・

 

 

「ええーー本気なの?直哉君どうして私が大神さんを支えないといけないの?」

 

「さくらさん落ち着いて本来なら、米田さんは大神さんに着任後にやるはずの試験をノイズ騒動が落ち着いてからに変えたんだからね」

 

 

「そしてさくらさんが大神さんを支える役目なのは、大神さんにとってはさくらさんとの時間が長いのもあり大神さんも落ち着けるはずだから」

 

「でも私は・・・」

 

「さくらさんの気持ちもわかりますけどここで大神さんに大帝国劇場を去られるとこちらも困るのでお願いいたします」

 

 

「わかったわ直哉君」

 

 

そう言ってさくらは自室を出た。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

米田からの大神への試練2

「大神さん本当に大丈夫ですか?お部屋までご一緒します」

 

「ああ、ありがとうさくら君」

 

さくらは直哉との通信を終え一階に行くと支配人室から絶望に染まったような顔の大神がふらつきながら自室に戻ろうとしていたのでさくらは大神を送ることにした。

 

大神の部屋に到着後・・・

 

「さくら君ありがとう。ここまででいいよ」

 

「そうですか、それじゃ」

 

「あ、あのさ良ければ部屋によらないかい?」

 

「は、私まさか大神に誘われてるの」

 

 

「あ、違うよさくら君ちょっとあの人達の事を聞いてほしくてね」

 

「そんなに強く否定されると私傷つくんですけど、女性の魅力がないみたいで」

 

 

「ああ、すまないさくら君誤解させてしまって」

 

「ええ気にしないでいいですよ。それで天使についての話ですよね?」

 

「ああ」

そして二人は大神の部屋に入った。

 

「それくらいの事ならいいですよ。天使については恐らく一階にいた私でないと他の隊員すみれさんとかは何なんですの少尉私の前で他の女の話はしないでとか言いそうですから」

 

「ああさくら君それ俺もわかるよさくら君。4日しかまだいないけど隊員達の性格が何となくわかってきたからね」 

 

「例えばアイリスは子供として扱われるのが嫌いなようだし」

 

「と、脱線している場合ではなかった」

 

回想・・・

 

立花ノイズは私が引きつける立花は彼を頼む

 

「はい翼さん」

 

そして響が大神に声をかける。

 

 

「大丈夫です?そこにいる人」

 

「ああすまない、君達は一体何者なんだい?」

 

「ええ―と私達は・・・」

 

「ああーーやっと見つけましたよ大神さん」

 

響が大神の質問に困っているとさくらが来た。

 

回想修了

 

「俺は俺を助けてくれたオレンジの鎧をきた人に恋をしていると実感してしまったんださくら君」

 

「ええーーそれはまずいですよ」

 

「何がまずいんだい、個人の自由だろ?恋愛は」

 

「それはそうですけど」

 

(まずいわ直哉君からきいたけど、帝国華撃団にいる大神さんは一途な大神さんではダメと言われたのに)

 

「これは直哉君に連絡しないと」

 

「大神さん私用事を思い出したので失礼します」

 

「ああお休みさくら君」

 

そう言ってさくらは自室に戻り直哉に連絡を取ったが・・・。

 

「なんで出てくれないの直哉君」

 

直哉が出ないことにやきもきするさくらだが、その時直哉は響と共に夢の中にいた。

 

翌日

 

大神は起床後に今日は大帝国劇場は休みと思い出した。

 

 

「ああ、今日は休みだったな。よしみんなの所に行ってみるか」

 

そして大神は舞台裏に向かった。

 

 

舞台裏では・・・

 

 

さくらやすみれ、マリア、アイリスの4人が舞台稽古していたがその時事件が起きた。

 

見事さくらがすみれの着物を知らず間に踏んでしまいすみれはバランスを崩し、顔面から落ちてしまったのだった。

 

「あ、これは痛そうだ」

 

大神は気楽に状況を見守っていた。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

喧嘩と初陣

でっさくらさんこれはわざとかしら」

 

「あ、しまった」

 

すみれに言われさくらはあわてて自分が踏んでいたすみれの着物の裾から足をのける」

 

「ごめんなさいすみれさん」

 

その時すみれが余計な一言を言うのだった。

 

「たくっこれだから田舎娘はがさつでお下品で器用にコロコロとよく転べますわね」

 

「むーーふん」

 

すみれがそう言った直後さくらはおもいっきりすみれの着物の裾を踏んだ。その影響でふたたびすみれが顔面から着地した。

 

 

「で!!」

 

その一連の様子を見ていた大神は・・・

 

「まずいぞさくら君もすみれくんも爆発寸前だぞ、どうする大神彼女達を止めるか?」

 

「でも下手に手を出すと痛い目を見るかな?

 

そう考えて舞台裏にいた大神だったが・・・

 

「あ、お兄ちゃんすみれとさくらの喧嘩を止めて」

 

「あ、アイリス俺があの喧嘩をとめるのかい?」

 

隠れていた大神だったがアイリスに見つかりすみれとさくらの喧嘩を止めるように頼まれたのだった。

 

 

そして二人の喧嘩は互いの顔を叩くまで発展仕掛けたその時

 

「いかん二人共喧嘩をやめるんだーーあだーー」

 

その瞬間二人のてが大神の両頬にクリーンヒットしたのだった。

 

!!

 

大神の乱入に気がついた二人は驚いていた。

 

「「大神さん」少尉」

 

そして二人の喧嘩は止まるのだった。

 

 

「ねえ二人共聞いてくれ。俺は軍隊にいたから劇団の事はよくわからないけど劇団だってチームワークが大事だろ?喧嘩はやめようよ」

 

「少尉」

 

「お兄ちゃん」

 

「俺の言いたいことは、それだけだからじゃ俺は行くよ』

 

そう言った大神は舞台から去った。

 

大神が舞台から自室に戻るため階段を上がろうとしたときさくらが大神呼び止めた。

 

 

「待ってください大神さん。私の話を聞いてもらえますか?」

 

「さくら君。ああいいよ」

 

「大神さんは米田支配人が大神にしたのは、帝国華撃団花組は普通の軍人にはさせない。人の命を無下に扱う軍人にはさせないと言ってました。だから大神さん私達を愛してくださいそしてこの帝都を脅かす敵と戦って下さい」

 

 

「ちょっと待ってさくら君帝都を脅かす敵とはどういう事だい?」

 

 

「それは・・・」

 

 

ピーピーピーピー

 

 

その時大帝国劇場に緊急サイレンが鳴った。」

 

 

「これは一体」

 

 

「大神さん敵の襲来です」

 

地下司令室に行きますよ」

 

 

そして大神はさくらに案内され地下司令室にやって来た。

 

 

「ここは一体」

 

「ここはな、帝国華撃団の中枢である地下司令室だ。大神」

 

「あ、米田支配人帝国華撃団は本当にあったんですね」

 

「無論だ。大神帝国歌劇団は仮の姿に過ぎん。お前を騙すようなことしてすまなかったな。だがお前に隊員達を預けることが出来るか見たかったのだよ」

 

「米田司令」

 

そして米田は改めて帝国華撃団の隊員の紹介をした。

 

 

「さて今回現れた敵はノイズではなく魔装機兵を使う帝国華撃団の敵対組織黒之巣会と判明した」

 

「黒之巣会、それが俺達の敵なんですね」

 

 

「そうだ、黒之巣会の出現地点は5日前にノイズをコードネーム天使が倒した上野公園だ、大神出撃命令を出せ」

 

「了解です。帝国華撃団花組出撃せよ!!」

 

 

 

「「「「了解」」」」

 

 

そして大神率いる帝国華撃団は、上野公園に向けて出撃したのだった。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

初戦闘とエステルからの呼び出し

上野公園・・・

 

「恐怖、混乱、政府転覆、楽しいね」

 

「我等黒之巣の力を帝都の連中に見せましょうぞのう叉丹殿」

 

「・・・」

 

その時上野公園に彼等が到着した。

 

「そこまでよ」

 

「なに何奴?」

 

「「「「帝国華撃団参上!!」」」」

 

「帝国華撃団じゃと!!」

 

「成る程こやつらが、僕達の敵になるのか面白そうだな」

 

 

「まてまて兄者、ここは天海様の計画通り叉丹殿に任せようぞ」

 

「ちっ仕方ないな」

 

「それでは我等は行くぞ叉丹」

 

 

「・・・」

 

そして四人のうち三人は上野公園から消えたのだった。

 

 

そして帝国華撃団の初陣の戦いが始まった。

 

 

その頃直哉と響は、エステル達の招待で、リベールの王都グランせルに来ていた。

 

「なんで私達エステルさん達の世界にいるんだっけ直哉君?」

 

「ああエステルさんのお兄さんが僕に会いたいと言うことで僕は呼ばれたんですよ」

 

「ああ、来たわね直哉君と響」

 

「エステルさんどうしたんですか?僕達をゼムリア大陸に呼ぶなんて」

 

「ああ、ごめんねクローゼが君に話があると言うもんだから一応リベールの事だからこちらが君達を呼ぶのは制約には引っ掛からないよね」

 

「ええゼムリア大陸の方との接触制約は特に無いですね。ただなぜクローゼさんの名前で僕の方にしなかったんです?」

「ああごめんねうちのお兄ちゃんが紫藤直哉は俺の名前で出した方が来やすいだろうと言ってたから」

 

「成る程そういう理由でしたか」

 

「おっと話を戻しますね。リベール王国としては、ただ僕達も関わる事が許されない国がありますけど」

 

「それは、やっぱりあのエレポニア帝国なの?」

 

「ええ、恐らく最初に関わりを持った国がリベールだからだと思います」

 

「そっか、じゃあ二人共クローゼの所に案内するわ」

 

「「わかりました。」」

 

そして直哉と響はクローゼの待つ部屋に案内されたのだった。

 

その頃帝都では・・・

 

「フフ、成る程帝国華撃団此度はここまでだ」

 

「逃げるのか!!」

 

「そう思うならば思えばいい、所詮俺が戦いたかった帝国華撃団にすらなってない帝国華撃団等雑魚に過ぎぬからな」

 

 

「なんだと‼」

 

「今回はお前に勝ちを譲るぞ大神一郎」

 

そう言って叉丹は撤退をした。

 

 

「一体奴の言葉の意味がわからないな」

 

 

「大神さんはやく花組流のカーテンコールが残ってますよ」

 

「カーテンコール?」

 

「行きますよ。勝利のポーズ決め‼」

 

「いい‼なんなんだい」

 

そして大神達も上野公園から大帝国劇場に帰還をした。

 

帰還後の大神

 

 

「初陣お疲れさん大神」

 

「ありがとうございます米田支配人」

 

「そう言えば今日の敵にこう言われたんですけど」

 

 

フフ、成る程帝国華撃団此度はここまでだ」

 

「逃げるのか!!」

 

「そう思うならば思えばいい、所詮俺が戦いたかった帝国華撃団にすらなってない帝国華撃団等雑魚に過ぎぬからな」

 

 

「なんだと‼」

 

「今回はお前に勝ちを譲るぞ大神一郎」

 

「どういう意味ですかね?」

 

「まさかな奴が生きてるのか?」

 

「米田支配人?」

 

「ああ何でもない」

 

そして大神は米田支配人に報告し自室に戻るため支配人を出た。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

リベール王国からの緊急依頼

帝国華撃団が上野公園での戦いに勝利した頃紫藤直哉と立花響はエステルの友人のクローゼ姫殿下と対面していた。

 

「始めまして紫藤直哉さん。立花響さん。私の事はクローゼで構いません」

 

 

「でも姫殿下をそのような呼び方をするのは引けますよ。まして私達はこちらの世界の人間ではないのですし」

 

響の言葉に直哉は同意する。

 

 

「それで、姫殿下僕達をゼムリア大陸に呼んだのは何でですか?」

 

直哉がクローゼに聞く。

 

「ええ、実はかつて我が国とエレポニア帝国との戦争がありました。その戦争の直前に異常気象によって滅んだ村がありました」

 

「その滅んだ村がどうしたんですか?」

 

「最近になって異形の魔獣が出現をしたのです。人を炭に変える魔獣が」

 

 

 

「なんだと、ゼムリア大陸にもノイズが現れたのですか?」

 

 

「そうですかやはり、異世界の存在でしたか」

 

「それでノイズは今どうしているんですか?」

 

「詳しい事は、我々にはわからないのです。ましてその村は存在しない事になっていますので」

 

「成る程わかりました。リベールはエレポニア帝国が存在を認めていない村のもしくはその周辺を調査をするとエレポニア帝国を刺激する可能性があるから派手には動けないそしてノイズという者を知るものに退治を依頼するのが目的でしたか?」

 

 

「ええ、あなた方を利用する形になるのは不本意ですけど、私達もリベール国内で暗躍する結社に対応しなければなりませんし」

 

「成る程わかりました。なら存在しない事になっている村の事はエステル達には秘密なんですね?」

 

「ええ、存在しない事なのでなるべく伝えないで下さい」

 

「しかしそうなると僕達の案内役は誰が」

 

「俺だ」

 

直哉がそういうと同時にレオンハルトがやって来た。

 

「レオンハルトさんが案内役ですか?」

 

 

「ああ、今は結社の仕事中だからレーヴェで頼む」

 

「仕事で偽名でしてるんですか?」

 

響がレーヴェに聞く。

 

「そうだ、立場的にエステル達とは敵になってるがな」

 

 

「ええーー」

 

レーヴェの発言に驚く響だった。

 

「それではレーヴェ敵に頼むのはおかしいとおもいますが頼みましたよ」

 

「ああ福音計画を予定通り進めるためにもノイズが邪魔なのは、こちらとしても同じなのだからな」

 

そして直哉達はグランゼル城のクローゼの部屋からそのまま存在しない村の郊外の街道にいた。

 

 

「レーヴェさんここが存在しない村の近くですか?」

 

「遅かったなレーヴェその二人が盟主のいう切り札になる二人か?」

 

「ああ、そうだ、火炎魔神」

 

「ふん、成る程な確かに外の理で作られている武器をその女は持っているな」

 

「外の理の武器?」

 

「レーヴェさんあの火炎魔神という方もレーヴェさんの仲間ですか?」

 

響がレーヴェに聞く。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響の驚きと青年の思惑

存在しない村の周辺の街道にて・・・

 

「レーヴェさん、あの火焔魔神という人はレーヴェさんの仲間ですよね」

 

「ああ一応な」

 

「一応とはどういう意味ですか?」

 

響がレーヴェに聞く。

 

「奴は特殊でな仲間でも奴自身で認めないと響達のいう仲間にはなれないのさ」

 

「ええーーそれってもしかして戦闘狂のする思考を持った人なんですか?」

 

「否定はしない」

 

「おい、女この任務が終わったら俺様と戦えよ。お前の持っている力に興味があるからな」

 

「だそうだ響、よかったな。劫炎と戦うだけで響の好きな友達になれるぞ火炎魔神と戦った女の称号と共にな」

 

 

「ええーー」

 

「劫炎と戦ったら死ぬかも知れんがな」

 

「イヤー私はやっぱり呪われているよ直哉君」

 

 

「響さん御愁傷様です。死んだらちゃんと供養しますから」

 

「イヤー見捨てないで」

 

 

「クックッあの女は面白いな」

 

「マクバーン遊ぶのもほどほどにしておけよ」

 

「そのようだな連中に気づかれたみたいだな」

 

レーヴェと火炎魔神がそう言うと直哉達を囲むように大量のノイズが出現した。

 

「「わわ、ノイズが出たーー」」

 

響と直哉が戦闘体勢をとる前に二人が動いた。

 

「さてやるか」

 

「俺様を楽しませろよノイズ」

 

マクバーンとレーヴェはノイズと戦いという遊びを始めた。

 

そして戦いは二人の圧勝だった。

 

「「ええーー普通の斬撃でノイズを倒せるなんてあり得ないんですけど?」」

 

 

「ノイズには炭素化と位相差障壁があってその障壁を何とかしないといけないんですけど」

 

「ああ、そうだっだな。だが、俺の持ったケルンバイターと火炎魔神の炎にはそんなものは通用しない最初からな」

 

「あはは、そうなんですね。何この非常識の塊のような世界は、この二人と師匠会わせたら世界が壊れるまで戦うかもしれない」

 

「絶対会わせたら駄目だ」

 

響はそういって決意する。

 

「響さん気持ちは痛いほどわかるから今はゼムリア大陸はそんなものと思った方がいいよ」

 

「そうだね。私疲れたよ。エステルさんやヨシュアさんとは違う驚きで」

 

 

その頃存在しない村のなかでは・・・

 

 

「馬鹿な、ノイズの炭素化と位相差障壁が効かない人間がいるだとーー」

 

 

「しかも、奴ら今頃この村の異変の調査かよ。遅すぎだよな。あの戦争前に実験は終わっているが、この事を調べている連中がいると、錬金術側が知らせてくれたから出向いてきたが、あんな化け物と対峙したくねえよ」

 

 

「仕方ない、錬金術側から預かったあれを使うか、いでよネフィリム」

 

そう言って一人の青年がソロモンの杖からネフィリムという怪物を召喚し青年がいった。

 

「これが平行世界のあの方達から預かったネフィリムか」

 

「まあ僕の計画は中心世界の本物のネフィリムを手に入れる為だが今は中心世界の結界が強すぎるから手は出せないがまさか平行世界のネフィリムを貸してくれる錬金術の連中がいるとは思わなかったが、まさかな中心世界で僕の邪魔をしてくれた立花響がこちらの世界に来ているとはな」

 

「まあいい彼女に会うには早すぎるからな」

 

 

そう言って青年は存在しない村の中にネフィリムと複数の巨大ノイズと小型ノイズをおいて村の中から消えたのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

予想外の事態と新たな仲間

謎の青年が存在しない村の中に小型ノイズと、複数の巨大ノイズとネフィリムという自立型完全聖遺物を存在しない村の中に放置して消えてから数分後・・・

 

「おうなんだありゃ魔神なのか?」

 

「大きい」

 

!!

 

「まさかあれは、ネフィリム。あれまでゼムリア大陸に現れるなんて・・・」

 

「響さんあいつの事知ってるの?」

 

 

「ええ、これは直哉達に会う前の世界でフロンティア事変といわれる事件の元凶と言っていい自立型完全聖遺物なの」

 

かつての世界では、私の左腕を食べて爆発的に強くなりましたから」

 

「ええーー左腕を食べてですか・・・」

 

 

直哉はネフィリムが人間を食べることに恐怖した。

 

 

「よし、女今回も左腕をあいつに食べさせろ」

 

「イヤーですよあんな思いは二度としたくないですよ。」

 

「響さん。あんな魔神みたいな者が僕達の世界にもいるんですね?」

 

「私がいるから恐らくね」

 

そして主に劫炎とレーヴェが巨大ノイズと自立型完全聖遺物ネフィリムに戦い始めた。

 

響は直哉を守りながら小型ノイズを倒していた。

 

 

その時不思議な事が起こった。

 

 

 

「ねえ、直哉君私夢でも見てるのかな?」

 

「いえ、響さん夢と思いたいのはわかりますが現実ですよ」

 

「やっぱり、夢じゃないんだ火炎魔神さんにペコペコしてるのは、ネフィリムなんだ・・・ええーー火炎魔神さん。自立型完全聖遺物ネフィリムを部下にしたーあり得ないんですけどーーー」

 

バターン

 

そう叫びながら響は気絶した。

 

「響さんしっかりしてください」

 

「おい、女なに寝てやがる俺様と勝負しろ」

 

そう言って、背後にネフィリムを引き連れた火炎魔神ことマクバーンが気絶した響にいう。

 

 

そしてマクバーンとネフィリムと別れた三人はリベールに戻った。

 

 

その後の結社の基地では

 

「ギャアアアなんなのですかその怪物は」

 

「俺様専属の部下のネフィリムだ」」

 

 

「ギャアアア」

 

 

「その辺にしとけネフィリムそいつは食い門じゃねえしチビだから不味いぞ」

 

 

マクバーンに言われるデュバリィを食べる事をやめたネフィリムだった。

 

 

「どうだったよ、筆頭騎士様よ食べられる恐怖は新鮮だろう」

 

「・・・」

 

デュバリィは気絶をしていた。

 

 

リベール王国に戻った直哉と響はクローゼに一連の出来事を説明し自分達の家に戻るとそこには並行世界の翼が直哉の依頼の報告に来ていた。

 

 

「どうした二人共何かやつれているが何かあったのか?」

 

「「ええまあ」」

 

直哉と響は翼に今までの事を話した。

 

「・・・」

 

その話を聞いた、翼も無言に成った。

 

その頃帝国華撃団にも動きが起こった。

 

キーーーがしゃん

 

「うわああ事故だ」

 

「あかん、うちの蒸気バイクオシャカになってもうた」

 

その直後事故を目撃した大神が事故を起こした少女のもとにきた。

 

「大丈夫ですか?」

 

「大丈夫やあんさんは?」

 

「私はそこの大帝国劇場で働いている。大神一郎と言います」

 

「ほならあんさんが新しく入った隊長はんやね」

 

「は?・・・」

 

 

大神は、目の前の少女の言葉にショックを受けた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

米田と紅蘭

直哉と立花響がリベール王国から帝都に戻った頃大帝国劇場では・・・

 

 

「あんさんが新たな隊長はんやね?」

 

「は?・・・、はああーー君も帝国華撃団の関係者なのかい?」

 

「せや、うちの名前は李紅蘭です。本日付けで花やしき支部から銀座本部へ転属して来ました。もしよろしければ米田中将閣下へ挨拶をしたいので案内をお願いしてもいいですか?大神隊長?」

 

「ああ、それは構わないよ紅蘭」

 

そう言って大神は紅蘭を支配人室に案内をするのだった。

 

 

「ここが支配人室だよ。失礼します大神です」

 

「ああ、開いてるからいいぞ」

 

米田の返事を受けて大神と紅蘭は支配人室に入った。

 

「おお、紅蘭無事に着いたのか?」

 

「はい、途中で蒸気バイクが壊れてそこで隊長に助けられたんですわ」

 

「成る程な、しかし大神お前もなかなかてが早いな。さくらは飽きたのか?」

 

「支配人俺とさくらくんは元からそんな関係ではありませんよ」

 

「さくらはん?それは誰ですか?」

 

「そうだったな紅蘭。真宮寺さくらはお前が花やしきにいるときにきた新人だ」

 

!!

 

その時米田が真宮寺という言葉に紅蘭は反応した。

 

 

「ああ、大神お前は戻っていいぞ」

 

「え、しかし紅蘭は?」

 

「紅蘭には光武の件で話があるからな。紅蘭は花組光武の整備も担当してるからな」

 

「成る程わかりました」

 

そう言って大神は支配人室を出ていった。

 

「米田はん、さくらはんの真宮寺は、あの真宮寺ですか・・・?」

 

紅蘭が米田に聞く。

 

「ああ、その真宮寺だ」

 

 

 

「よく紫藤家の許可がおりましたね桜花さんの不在なのに」

 

「紅蘭は知らなかったのか?今の紫藤家の当主は桜花の息子がしてるからな」

 

「は、なんや手ーー」

 

「桜花はん息子がおったんかいな」

 

「ああ、だが約三年姿を消していたがなその息子もな」

 

「だが最近、ノイズ関連でこちらに来たがな」

 

回想

 

助かります米田さん」

 

「ふむ、直哉三年前と雰囲気変わったな。少しは記憶は戻ったのか?」

 

 

「ええ少しですけど」

 

「そうか、それでどうした?今日は」

 

「米田さん一年ぶりに現れたノイズの事についてですよ」

 

!!

 

「直哉どうしてお前がノイズのことを知っている?」

 

「それは僕が母さんの記憶を引き継いでいますからね」

 

「何だと‼」

 

「そして僕が記憶を失っていたのは、受け継いだ記憶の量が大きすぎて一時的に忘れていたということです」

 

「それでは今は全てを思い出したのか?」

 

「いえ、そうではありませんね今年と来年に起きることの限定的なところです」

 

「そうか、今日はどうした?俺の前に来て」

 

「いえ、米田さんに忠告を言いに来ました。米田さん大神さんの護衛をしっかりしておいた方がいいですよ」

 

「そして元老院にも気を付けた方がいいですよ」

 

「おいどういうこった」

 

「今回の上野公園でのノイズ襲撃は仕組まれた物かも知れないんですよ、米田さん」

 

 

「何だと‼」

 

「僕の方でも調べたらノイズの自然発生はほんの天文学的な確率何ですよね、そう考えると意図的に襲撃させたという可能性があるんです。昨年は真宮寺さくらが帝都に来た日となる」

 

「そして今日は、大神一郎という新人隊長の来た日となる。二つのノイズ襲撃の共通点は帝国華撃団に新人が来た日ですよね」

 

「「あ、そう言えば」」

 

さくらと米田は直哉の推測の話に驚いていた。

 

 

「そして、二つのノイズ襲撃の黒幕が帝国陸軍や帝国海軍の中にいるのなら今日のは証拠を隠せるがさくらさんの訪問の時は米田さんしか知らなかったはずですよね?」

 

「ああ、確かにそうだな」

 

「そうなると二つのノイズ襲撃は真宮寺さくらと大神一郎を狙った事件の可能性が高くなるんですよ」

 

 

回想終了

 

「そうやったんですか、当主交代という事は桜花はんは?」

 

 

「恐らくあの事故で死んだんだろう。紫藤家の当主交代はそう言う意味も含まれているからな」

 

「紅蘭は桜花とつきあいを持っていたからな」

 

 

暫くして紅蘭も支配人室を出ていった。

 

 

その頃帝都某所の地下空洞では・・・

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

二つの悪意

帝都某所の地下空洞では・・・

 

「叉丹異形の怪物を召喚していた例の人物と道具は見つけることができたか?」

 

「はい天海様、異形の怪物を召喚していた物のなはソロモンの笛と呼ばれるそうです。そしてソロモンの杖を持っている人物は、どうやら我等の敵対組織の支援組織に在籍しているようですね」

 

「ほう、帝国華撃団の支援組織にな」

 

「叉丹、お前から見てその者は使えるか?」

 

「はっきり言って無能ですね、ソロモンの杖を持っているのに関わらず自分の欲の為にしか使わないようですがこちらが奴の都合に良い条件を出せばこちらに付くと思われます」

 

「そうか」

 

「恐らくですがソロモンの杖を奴に与えた連中も奴の性格を知った上で与えた可能性がありますね」

 

「して奴の名前は?」

 

 

「紫藤隼人です」

 

「ほう、あの紫藤家の者が闇側に堕ちるとはな」

 

「天海様紫藤家と因縁があるんですか?」

 

 

叉丹が天海に聞く。

 

 

「ワシと奴等は江戸を造るときから対立していたな」

 

天海の回想

 

 

「天海そのようなやり方では闇がこの新しい街に蓄積することになるやめるんだ」

 

 

「うるさい、どんな物でも犠牲は出るだろう。光明」

 

「確かにそれは否定は出来ないが天海お前のやり方では未来に住む者に負担を強いられる事なるんだぞ」

 

「今を生きているものが優先だ未来のことなど知るものか」

 

「天海ーー」

 

天海の回想終了

 

「それ以降ワシは紫藤光明とは会わなかったがな」

 

 

「叉丹、お主は紫藤隼人と秘密裏に接触し可能ならこちら側に引き込め。その間の時間稼ぎは我自らが引き受ける」

 

「了解しました。天海様」

 

天海達の計画を遠い場所から見ていた少女の二人組は・・・

 

 

「キヒヒ予定通り紫藤隼人をじいさんさん達と接触するように出来たね」

 

「ガリィ隼人を捨てる気ですか?」

 

「ファラ、そんなつもりはないよ。隼人の纏っている力に私達引かれてこちらの世界に来たのだから」

 

「そうでしたね、それにこちらの世界にも私達がいるようですけど」

 

「キヒヒ、そうだねだがこちらの世界の封印を解くにしても隼人の纏っている力が必要になるだろうしな」

 

 

「ですが、立花響は邪魔になりませんか?」

 

「キヒヒこちらの世界にもそんなやついたな。今のところ立花響は自分達の存在に気づいてないしな」

 

「仮にゼムリア大陸でネフィリムを見ていたとしてよくてウィル博士達の仕業と思うだろう」

 

「そうだと良いですが」

 

「まあ私達が奴等と合間見えるのは三年位後なのだから」

 

「その前に奴等は異世界に跳ばされて死ぬかも知れないしな」

 

そして、二人組の少女はその場を離れた。

 

 

その頃直哉の自宅では・・・

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

謎の青年の正体前編

それは本当ですか翼さん」

 

「ああ、以前直哉さんに言われた結果がこの資料だ。

 

回想

 

「そこで翼さんにお願いです。並行世界にノイズを遠隔操作が出来る手段として存在するのなら恐らくこの世界にもあるのでその物の調査をお願いしたい」

 

 

 

 

 

「ああ、了解した。こちらの世界では響しかノイズに対抗する手段がない以上。私達の力に頼ってくれるのは嬉しい」

 

回想終了

 

 

「そして私達の世界の流れに改変されていた。小さな穴があったのだ」

 

「「小さな穴が」」

 

「そう、まるで人形なら通れるくらいのな」

 

「人形て、まさかキャロルちゃんが使っていた。あの人形ですか?」

 

「ああ、そうだと見て良いだろう。我々もキャロル率いる錬金術者達との戦いの時には既に改変の影響力の中にいたのだろうな」

 

「そんなもしそれが事実ならキャロルちゃんの人形がこちらの世界に来ているかも知れないということですか?よ

 

「ああ、後了子さんの推測では中心世界には、異世界に渡ることのできる何がある可能性も言っていたな」

 

「ええあるわよ。並行世界の風鳴翼」

 

!!

 

「誰だ出てこい」

 

「ひゃートワさんいつの間に」

 

突如響の隣に少女が現れた。

 

 

「なんだこいつは?」

 

並行世界の翼は、突如現れた少女に驚いていた。

 

 

 

「ああ翼さんこの人が一応融合世界の神様です」

 

 

「なんだと‼こんな子供が融合世界の神様だと‼」

 

「やっぱり驚きますよね」

 

「そう言えばトワさんレイさんは」

 

「ああ、消えた二人の神が、別宇宙で何か動きを見せていたから見に行ってるわ」

 

 

「ええーーヒミコとイヨが見つかったんですか?」

 

「いえ、恐らくだけど別宇宙で見つかったのは本体ではない思うけどね、仮に本物じゃなくても動きを見せている以上は無視出来ないから

 

 

「すまないが話を戻して良いか?」

 

 

「ああ、そうだったわね。並行世界の風鳴翼。この融合世界はまだ完成してないのよね」

 

「そして中心世界には異世界に行くための手段はあるわ」

 

!!

 

「やはりそうだったんですね」

 

「それを見せていただきたいのですが?」

 

 

「それは無理ね。私達は貴女の世界を信用してないわ。はっきり言って」

 

!!

 

「私が現れる前に話していた内容を私が知らないとでも思っているの?」

 

 

「それは・・・」

 

「確かに状況的にこちらの世界の物の影響で貴女の世界の敵がこちらの世界に来たという事実があってもそちらの世界ではシンフォギアの事を世界に教えたのかしら?」

 

「それは・・・」

 

翼はトワの質問に無言になった。

 

「まあいいわ。恐らく貴女の世界の改変をしたのはあいつしかいないだろうし」

 

「あいつですか?」

 

 

「そう、紫藤隼人だと思うわ」

 

「紫藤隼人ってトワさん。前の世界ではブルーとなのってた人ですか?」

 

「そうよ響」

 

トワと響は小声で話していた。

 

 

「響隼人の前世、については他言無用でよろしく」

 

 

「わかりました」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

謎の青年の正体後編

な、犯人が分かっているのなら何故捕まえないのですか?」

 

翼はトワに聞いた。

 

「それは彼もまた中心世界で紫藤直哉の敵として演じる舞台があるからね」

 

「「え」」

 

 

トワの発言に驚いていたのは直哉と響だった。

 

「トワさん僕が戦うのですか?」

 

「ええ、そうよ。といっても2回はこちらの世界で、そしてゼムリア大陸で戦っているじゃない直哉」

 

「え、まさかさくらさんが帝都に来た日と大神さんが来た日のノイズの襲来は、隼人って人が仕掛けた事だったんてますか?」

 

「ええ、そうよ隼人は直哉貴方の腹違いの兄弟みたいな者なのよ。直哉貴方が今15歳よね」

 

 

「はい」

 

「そして隼人は今25歳なのよ」

 

「そして隼人は今元老院のメンバーなのよね」

 

「「ええーー」」

 

「響と直哉君元老院てのはそんなに驚くものなのか?」

 

 

翼が二人に聞く。

 

 

「「ええ、帝都の軍事関連やその他の要請等を元老院が握っている場合彼等の許可がなければその組織を活動停止に追い込むくらいの力があるんですよ。」」

 

「な、それは厄介な所にいるな」

 

「まあそれは紫藤家の者だからね」

 

トワがそう言う。

 

「隼人も、直哉が生まれるまで正式な当主候補だったし」

 

「ええーーどういうことですか?」

 

「この際だから言うわよ。紫藤家の仕事は融合世界においての私達の仕事のサポートをすることなのよ」

 

「「「ええーー」」」

 

「本来私達は世界創造した場合した本人が管理調整等をするんだけど、融合世界の場合四人の神が創造にかかわりその上二人の神は行方不明だからこの融合世界の事は自分達が決めることが出来ないのよ」

 

「その為この世界の私達本来すべき仕事の部分を人間達に任せることにしたの」

 

「それが紫藤家の始まりですか?」

 

「そう言うことよ、ただ表ではなく裏の仕事の権利だけどね」

 

「成る程」

 

「そして隼人の事だけど隼人は紫藤家の分家に生まれた人で、直哉のお母さんの妹の息子になるのだけど、本来は本家の跡取りが私達が与えた権利を使うための修行をするんだけど」

 

 

「直哉が生まれるまで本家の跡取り候補がいなくて、分家の隼人に覚えさせてた時に直哉の母親に妊娠した事がわかり、その時から隼人は紫藤家の当主候補から消されたの」

 

 

 

「「「そんなことが」」」

 

「そして直哉が正式な当主となったことで記憶が無くなったでしょ一時的に」

 

 

「ええ、でもノイズ見たときに記憶が戻りましたけどどうしてですか?」

 

 

直哉がトワに聞く。

 

 

「ああ、それはね隼人が私達の力を悪用する目的で使ったら、直哉の記憶が少しずつ開放されるトラップを紫藤家の方々が仕掛けてたようね」

 

「成る程、なら僕の使命は隼人さんを止めることですか?」

 

「ええ、そうだけど今の直哉と響だけでは隼人を止めることは難しいわね」

 

「そんな!!どうすればいいですか?」

 

 

「今は、強くなることね直哉」

 

「強くですか?

 

「ええ、そうよ。これ以上私も言えないけど」

 

 

その頃隼人は・・・

 

 

「ちっトワめ、直哉と響の所に行きやがったな。まあいい、直哉は記憶が完全に戻っていないしな今は、残りの神達と米田健二を探す方が先決だからな」

 

「前世の野望をこの世界で達成してやるぜ」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ノイズに対する対策会議

李紅蘭が大帝国劇場にやって来た翌日大神達は米田によって地下司令室に集合していた。

 

「全く急に米田が呼び出すなんて何を考えてるのかしら?」

 

「さあ、恐らくあの二人が劇場に来てから司令は何やら悩んでいたみたいだからその関連の答えを聞かせてもらえるのかもね」

 

「司令はついにノイズの事を言うのね」

 

「おう、またさせたな皆ひとまずこの映像を見てくれや」

 

そして米田は映像を再生する。

 

映像再生

 

まさかそんなこの世界にノイズが現れる何て早すぎるよ」

 

「響さん私達で戦いましょう」

 

そう言ってさくらがノイズに向かおうとしたとき、響がさくらを止めた。

 

 

「さくらさんあの怪物は私が戦います」

 

「あれを見てください」

 

響が言う場所を見るとノイズが通った場所には大量の炭があった。

 

「響さんあの炭はまさか・・・」

 

「そうですあの炭はノイズに触れた人間です」

 

「何ですって、それじゃ私は戦ってはいけない」

 

そうさくらが言うと響は無言で首を縦にふりその直後響はこの世界に来てからシンフォギアを纏った。

 

 

再生停止

 

「「「「「これは?」」」」」

 

映像を見て大神とさくら以外が声をあげる。

 

「この怪物がノイズだ。」

 

「こんな怪物が出たなんて聞いてませんわ」

 

「すまねえなこの怪物ノイズに対して帝国華撃団は現状

無力なんだよ」

 

 

「それはどうしてですか?」

 

「ノイズには触れたものを炭に変える能力があるんだ」

 

「「「「「何ですって‼」」」」」

 

 

「それでは先程の映像にあった大量の炭は・・・」

 

「マリアお前の考えている通りあの炭はノイズに触れた人間だ。現に大神とさくらは直接見たよな?」

 

 

「「はい」」

 

そして大神は自身の体験を語り出す。

 

「うわあ。やはり俺にはこの怪物には触れることすら出来ないのか」

 

大神はさくらと別れてノイズに攻撃をしたが、大神のもつ刀が炭になってしまい大神は愕然となってしまい巨大なノイズに追い詰められていた。

 

 

「天ノ逆鱗」

 

その言葉を聞いた大神は巨大なノイズに多数の剣が刺さっているのを目撃した。

 

「立花ノイズは私が引きつける立花は彼を頼む

 

「はい翼さん」

 

そして響が大神に声をかける。

 

 

「大丈夫です?そこにいる人」

 

「ああすまない、君達は一体何者なんだい?」

 

「ええ―と私達は・・・」

 

「ああーーやっと見つけましたよ大神さん」

 

響が大神の質問に困っているとさくらが来た。

 

 

「ほら大神一郎少尉早く大帝国劇場にいきますよ」

 

「そして俺とさくら君は二人の天使に助けられたんだ」

 

「しかし、触れたものを炭に変えるなんて非常識ですわね」

 

「そうね、実際隊長が攻撃しても霊力ではノイズの障壁を破れなかったのは、事実である以上光武で霊力を増幅したとしても無理でしょうね」

 

マリアが冷静に分析した答えをいう。

 

 

「それではノイズとやらが出てきたら私達はなにも出来ないのと同じではありませんか?」

 

「あのーーすみれさんマリアさん天使と共闘できませんか?」

 

 

「「どういうこと」ですの」

 

 

「いやーー黒乃巣会もノイズも帝都を脅かす者なのだからノイズを倒せる天使と共闘できませんか?」

 

「確かにさくら君のいう通りかも知れない。俺はさくら君の意見に賛成するよ」

 

「大神さん」

 

「私は反対ですわ。得体の知れない人物と共闘なんてできませんかいつ裏切るかわかりませんし」

 

「そんな・・・」

 

「私もすみれの意見に賛成するわ、帝都をまもるのは、帝国華撃団でなければいけないと思うわ」

 

「紅蘭君の意見はどうだい?」

 

大神が紅蘭に聞く。

 

「ウチは直接ノイズも天使にも会ってないのでなんとも言えませんな。情報が少なすぎて」

 

 

「そうだよな天使もノイズもまだ2回しか帝都に現れてないしな」

 

「マリアにすみれ確認だが良いか、もしだが天使が帝国華撃団に入ったら共闘できるか?」

 

 

!!

 

大神達は米田の発言に驚いていた。

 

 

それから暫くして・・・

 

 

「いやすまねえな直哉お前の家におしかけて」

 

「いえ構いませんよ米田さん」

 

 

米田とさくらは直哉の家におじゃましていた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

共闘1

いやすまねえな直哉突然来てよ」

 

「いやいいですけど何で来たのか、大体わかりますから」

 

「大方天使に帝国華撃団に入ってほしいということですよね、今後のノイズ対策として」

 

「ああ、天使・・・いや立花響君に帝国華撃団に臨時隊員として大帝国劇場に来てもらいたい」

 

 

「ええーー」

 

響は突然の米田の誘いに困惑していた。

 

「どうして急に?私が帝国華撃団に入ったらまずいですよ」

 

「それは、未来が変わる可能性があるからです」

 

「未来が変わる?」

 

「ええ、米田さん。以前自分が今年と来年の未来がわかると言いましたよね覚えてます?」

 

 

「ああ、覚えている」

 

「僕の見た未来は降魔とノイズが同じ時期に出る未来でした。つまりノイズの出現が早まったわけです」

 

「何ですって、それは本当なの?直哉君」

 

「ええ、それは間違いないです。ノイズを召喚出来るアイテムが想定していた時期より速く人の手に渡り今の状況になったので、今さら響さんの帝国華撃団に入るのが速くなっても問題はないと思いますよ」

 

「でも帝国華撃団側は響さんの入隊については問題はないのですかね?」

 

「ああ、すみれとマリアが響君の入隊を嫌がっているな。帝都を守るのは帝国華撃団にしか出来ないと言ってな」

 

「まあその辺りの事は当たり前ですよ。僕はその二人を知りませんが、僕の立場が二人の立場だったら未知の力を使う人を簡単には信用しませんよ」

 

「響さんは一応紫藤家のメイドという立場なのですけど響さんが入隊したいのなら僕は反対しませんよ」

 

「直哉君」

 

「ただもうひとつのノイズが出てきたら今の響さんでも負けるので注意してくださいね響さん」

 

 

!!

 

「「どういう意味だ?直哉」君」

 

「さくらさんと米田さん落ち着いてください」

 

「先程の未来が早まっていると言いましたよね、その影響で、シンフォギアを破壊できるノイズが存在するんです」

 

「「なんだとーーですって」」、

 

「シンフォギアとは天使のような鎧の事ですよ」

 

 

「そんなノイズが存在するのか?直哉」

 

「ええ、存在します。そのノイズの名前がアルカ・ノイズと言います」

 

「「アルカ・ノイズ」」

 

「響さんは今のシンフォギアで、アルカ・ノイズに勝てますか?」

 

「ごめんね直哉君今のままだと確実に負けるよアルカ・ノイズには」

 

 

!!

 

「そこまで強いのか?アルカ・ノイズは?」

 

「いえ、個体敵にはノイズと変わらないのですが特殊なシンフォギアを纏わないと対抗出来ないんです」

 

響が米田の質問に答える。

 

 

「成る程な、今のお前達の元にその特殊な鎧かないわけか」

 

「そう言う事です」

 

「あと1つ響に質問だが、ノイズは放置しても問題はないのか?花組だけの時にノイズがでた場合は?」

 

 

「ええ、ノイズは出現した後に一定時間がたつとノイズは自滅しますから」

 

「そうなのか?」

 

「ええ、ただ新人隊長さんの性格の方には今の事を伝えてください」

 

「ああ、そうだな」

 

ピーピーピー

 

その時米田に緊急通信が来た。

 

「どうしたあやめくん」

 

「米田司令大変です。魔装機兵とノイズが同時に現れました」

 

「なんだと‼」

 

米田はあやめの報告に驚いていた。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

共闘2

何が起きたのか?あやめくん」

 

「大変です米田司令、芝公園に魔機兵とノイズが同時に現れました」

 

「なんだと‼ノイズと魔装機兵が同時に芝公園に現れただと‼」

 

!!

 

「響さん」

 

「うんわかってる直哉君」

 

そう言って響はシンフォギアを纏い芝公園に向かった。

 

「米田さんとさくらさんはこちらに」

 

「おい、直哉俺達をどこに連れて行くきだ」

 

 

「どこに連れていくなんて、大帝国劇場に決まってるでしょ」

 

「「何だってーー」」

 

 

さくらと米田は直哉の言葉に驚いていた。

 

「さあこの扉は一種の魔法の扉です。一瞬に大帝国劇場に戻れますが、この扉は向こうに行ったらこちらには戻れませんから」

 

「ああ、わかった」

 

「といっても今回は響さんが心配なので僕もついていきます」

 

「ああ、わかった。さくらお前が直哉と共に光武に乗って直哉を守りながら今回は戦うんだ。そして直哉お前達にノイズを任せる事になるが良いか?」

 

「「わかりました米田司令」」

 

 

「構いません。ある意味この共闘がいい未来に繋がることを願いますね」

 

「・・・そうだな」

 

そして3人は扉の先に出ていった。

 

 

その頃芝公園では・・・

 

「く、魔装機兵だけなら気にせず戦えるがノイズがいては満足に魔装機兵と戦えない」

 

大神がそう呟く。

 

 

「フフ、これは本当に凄いのうノイズとやらの力は、お主が共闘してくれて感謝するぞ紫藤隼人どの」

 

「天海じいさん戦場ではウィルと呼んでくれと言った筈だか」

 

「ああ、そうだったなすまん」

 

「じいさん名乗りはしなくていいのか?」

 

「ああまだいいウィルのライバルもいないことだしな」

 

「成る程」

 

「こりゃほんまにヤバイわノイズという存在は、天使がおらんと倒せんとは」

 

紅蘭がそう言う。

 

「私達が倒せない敵がいるなんて信じられない」

 

マリアがいう。

 

「ああ、まだまだですわ。そんな私の薙刀が炭に・・・」

 

その時すみれに異変が起きた。

 

「ああーーーー殺される嫌ですわーー」

 

 

「落ち着きなさいすみれ」

 

「あかん、大神はんすみれはんが混乱しとる」

 

「わかっているが、魔装機兵がすみれ君への道を塞いでいるもう暫く時間がかかる」

 

「フフ、帝国華撃団のメンバーが炭と変わるかそれもいっこうよ」

 

「嫌ですわ来ないでーー」

 

ノイズがすみれに触れる直前何者が二人の間に割り込んだ。

 

「だあああ」

 

「来たか、立花響そして直哉よ」

 

ウィルが呟く。

 

 

「大丈夫です?」

 

「ええ、ありがとうございますですわ」

 

 

「良かった。帝国華撃団の皆さん。ノイズは私がやるので皆さんは魔装機兵の方をお願いします」

 

「大神さん真宮寺さくら遅くなりましたが参上しました」

 

「さくら君成功したんだね勧誘が」

 

 

「ええとそれは・・・」

 

「正確には勧誘はまだ成功してませんよ、大神一郎さん」

 

 

!!

 

「君は誰なんだ?」

 

大神はさくらの光武からさくら以外の声が聞こえ驚いていた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

共闘3

お前は誰だ?なぜさくら君の光武に乗っている」

 

「いやだな大神さん忘れたのですか?米田さんと真宮寺さくらさんが誰の所に行くと言ってました?」

 

「それは・・・天使に帝国華撃団に入って貰うために交渉すると」

 

「ええ、そうですねだから・・・」

 

「さくらさん光武の搭乗口を開けてください」

 

「ええーー危ないよ直哉君」

 

「お願いします」

 

「・・・わかったわ」

 

!!

 

「貴方は紫藤直哉さん」

 

渋々さくらが光武の搭乗口を開けたとき、出てきた人物を見て驚いていた。

 

「どうして貴方がここに?」

 

「直哉君どうしてさくらさんと一緒にきたの?」

 

 

大神の質問に響の質問が割り込んだ。

 

 

「いえ、大神さん正確には違いますが臨時で彼女の上司の役割を僕がしてい・・いたーー何をするんですか?響さん」

 

響は大神に説明中の直哉の足を踏みつけた。

 

「直哉君が私を無視するからだよ。」

 

そう言って響は直哉を睨む。

 

 

その頃天海達は・・・

 

 

「くっ良いところで邪魔しおって」

 

「おっと忘れていた。オンキリキリバサラウンバッタ、オンキリキリバサラウンバッタ」

 

そう言って天海は、芝公園の地中に楔を打ち込む。

 

「よかろういでよ影よ」

 

 

その時芝公園の帝都タワー周辺に黒い影のような者が現れた。

 

「なんだあれは」

 

「大神はん。黒い影のような者の上に人がいるで」

 

 

「何それは本当か?紅蘭」

 

「間違いないで」

 

 

「きけい、帝都の哀れな愚民ども。我の名は天海。偉大なる黒乃巣会の首領にして帝都の最初で最後の支配者である。ヒャハハハ」

 

そう言って天海は影のような者から消えた。

 

 

「たくっ天海のじいさん張り切りやがって・・・」

 

「ウィルもしなくていいの?」

 

「ああ、ファラ今回は天海のじいさんの宣戦布告だからな」

 

「そう」

 

「そう言えばガリィに依頼した調査の結果はどうなっている?」

 

「ウィルの予測通りだって」

 

「そうか、やはり天海のじいさんにがんばって貰わないといけんな」

 

 

「後ガリィが言ってたけど宇宙から凄い量の闇の力がこの星に流れ込んでいるそうです」

 

「そうか・・・ヒミコの仕業だろうなやはり俺達と敵対するきか」

 

「まあいいこちらはこちらで動いて目的を達成させてもらうぞ」

 

 

「さて直哉よ。お前はいつまでこの世界に干渉したくないと言えるかな。まあ、その方が動きやすいがな、どのみち天海が六破星降魔陣を発動しない限り融合世界のそれぞれの世界の結界が強すぎてそれぞれの勢力が満足に他の世界にはな干渉出来ないのだからな」

 

「それまでには覚悟を決めろよ直哉」

 

 

 

 

そう言ってウィルはファラと共に芝公園から消えた。

 

 

「くっ固いコイツ」

 

「隊長このままでは帝都タワーが破壊されます。」

 

「さくらさん。桜花放神を影のような者の背後に撃ってみてください」

 

 

「ええーーどういう事直哉君?」

 

さくらが直哉に聞く。

 

「もし、影のような者の意味が何かの影と同じ原理なら僕たちは影には勝てないですよね」

 

「そうか、大神さん影の者の後ろに攻撃を」

 

「どういう意味だい?

 

「破邪剣征・桜花放神」

 

GAA

 

 

さくらの放った桜花放神により影の者の背後に隠れていた本体が姿を現れた。

 

「「「「これは」」」」

 

大神とマリアとすみれと紅蘭は驚いていた。

 

 

「そうか、影の者は文字通りの影だったんやな」

 

「そうか、なら今現れた本体が倒れたら影も消える」

 

「行くぞみんな」

 

「響さんも皆さんの協力をお願いします」

 

 

わかったわ直哉君」

 

 

そして芝公園での戦いは帝国華撃団と立花響の共闘でなんとか勝利した帝国華撃団だった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

協力要請の受託と世界についての説明前編

戦いが終わり直哉と響も一緒に大帝国劇場に帰還していた。

 

 

大帝国劇場地下司令室・・・

 

 

「みんなよくやったな、しかし天海か、厄介な奴が出てきたな」

 

「そんなに厄介ななやつなんですか」

 

「ああ、何せ江戸を作った奴だからな」

 

直哉この話をすると紫藤家の過去が少し知られるが良いか?」

 

 

「ええ、構いません。それに米田さんの要請の件ですが、お受けしますよ」

 

「本当か、しかしどうして」

 

「自分はなまじこれから起きる事を知っていたので、なるべくその通りになるように仕向けていました。しかし僕の想定していた以上の速さで僕の知らない流れになってきています」

 

「何者かの強引な介入もあるかと思いますが、世界全体がその変化に対応するようになってきています」

 

「「それってどういう意味だ?直哉」君」

 

大神と米田は直哉に聞く。

 

「つまりですね、天海とノイズを操る者が共闘したことによりこの世界では最初からノイズがいた世界に分岐したのです。僕の知っている世界の歴史と」

 

「「「「「何だってーー」」」」」

 

「それじゃ直哉お前が以前言っていたノイズ以外の謎の敵も来る可能性が高くなったのか?」

 

 

「ああ、メガビョウゲーンの事ですね」

 

「メガビョウゲーンとは一体?」

 

直哉の言ったメガビョウゲーンという言葉をわからない花組だった。

 

 

「そうですね大神さん貴方が風邪とかをひいたらどうしますか?」

 

「え、病院に行って、薬をもらってウィルスを退治するけど」

 

「そうですね、簡単に言えば、メガビョウゲーンとはウィルスなんです。星を病気にするための」

 

「「「「「何だってーー星を病気にーー」」」」」

 

「そんなやつらもいるのか?直哉」

 

米田が直哉に聞く。

 

 

「ええ、います。米田さん僕が米田さん達と3年間姿を見せない時期ありましたよね」

 

「ああ、あったな」

 

「あの時にメガビョウゲーンが存在する世界に行っていたので」

 

「成る程な、別世界に行ってたのかそりゃ見つからんな」

 

「別世界と言っても融合世界の中にある世界ですけど」

 

 

「あの直哉君融合世界とはなんだい?教えてくれないかい」

 

 

 

「そうですね、ここにいる人達に理解出来るように話すようにしますけどわからない時は言ってくださいね」

 

「僕達の住むこの世界が誕生する前世界を管理する4人の神様がいました。4人の神様にはそれぞれの担当する世界がありました」

 

「「「「「神様だってーー」」」」」

 

「そんなある日4人の神様の上司にこう言われてあることをしたそうです」

 

「あることだって」

 

「それが4つの世界の融合でした。神様達はそれぞれの担当世界の神様の仕事のパートナーに協力要請をしましたがそのうちの1つの世界のパートナーが異世界の敵に操られ、最初の融合世界を破壊する事がそのパートナーの野望となり、結局その世界は崩壊したのです」

 

「そんな世界を破壊できるなんて・・・」

 

「おい、直哉まさか世界を破壊できる奴は生きている可能性があるのか?」

 

 

米田が直哉に聞く。

 

 

「・・・」

 

米田の質問に直哉は無言で首を縦にふる。

 

!!

 

「あり得ないだろ世界の崩壊に巻き込まれて生きてるとは」

 

「その理由は僕達の存在自体がその男が生きている証なのです」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

協力の要請の受託と世界についての説明後編

どういう意味だ?直哉」

 

米田が直哉に聞く。

 

「それは僕自身がその男になり得る可能性を持っているからです。つまり奴は元々肉体を持たない存在だからです」

 

 

「「「「「肉体を持たないだってーー」」」」」

 

「そうですね、そして残りの3人の神様のパートナーの魂は世界を破壊した魂がリンクをしやすくするための処置がされています」

 

 

「つまりその魂の存在が直哉に入ったら紫藤直哉の存在が消えるということか?」

 

 

「ええ、その通りです米田さん」

 

「つまり立花響は、お前の存在を守るため者なのか?」

 

「そうですね、他にもシンフォギア世界の守り手でもありますけど」

 

「成る程な」

 

「直哉君質問良いかな」

 

「はい何ですか?大神さん」

 

「魂の存在の敵は人間になれるのかい」

 

 

「ええ、なれますよ。米田健二という名前の人間に」

 

「何だと‼よりによって俺と同じ名字かよ」

 

「それには理由があって、原初の世界で彼は米田一基の息子として生まれたからなんです。そして米田健二は真宮寺さくらと結婚式を挙げました」

 

 

「ええーー私がそんな男と結婚だなんて・・・」

 

さくらは直哉の言葉にショックを受けていた。

 

 

「そして、米田健二は原初の世界を自分の暴走で消滅させたことにより、引き継ぎをした神様が米田健二の記録をもとに、真宮寺直哉と紫藤直哉と佐谷直哉という人格に変化させそれぞれの世界で、神様達が観測していたときに米田健二が真宮寺直哉のもとに現れたのです。」

 

 

「その世界は米田健二の進入を許したせいで本来現れる事のなかった怪獣や怪人等が現れ始め、最後には、その世界の大陸が異世界に跳んでそのまま消滅したと聞いてます」

 

 

「「「「「あり得ないよそんな事で世界が・・・」」」」」

 

 

「事実らしいですね」

 

「後米田健二がさくらさんと結婚したことで後の世界でもさくらさんは主人公の姉及び幼馴染や理解者等を経験してますね。そして僕とさくらさんの家に関する関係もそこからの意味がつよく出ている影響です」

 

 

「そんな・・・」

 

「直哉今の情報は消えてなかったのか?」

 

 

「ええ、覚えてましたよ。あくまで自分が何者かという所でしたから」

 

「そうか、お前がここまで喋るのは、お前がいう歴史が変化したからか?」

 

「それもありますが、実は天海が登場したおかげで完全なオリジナルの展開にならずに済んでいますが天海が仕掛ける魔術によってこの世界のさまざまな世界を行き来するのを防いでいた結界が破壊されるでしょう」

 

「「「「「何だってーー」」」」」

 

「その結界は破壊されるのは問題はないのですが」

 

「直哉君どういう事なんだい?」

 

大神が直哉に聞く。

 

 

「先程も少し言いましたけど、天海との戦いまでは本来ノイズが現れる事はないはずでした!天海の魔術がきっかけだった筈のものが何者かによって速められた可能性が高いのです」

 

 

「成る程な、それで俺たちはどうすればいい」

 

「そうですね、ノイズを操る者にとっても各世界を行き来するためには結界を破壊したいからの天海と共闘をしている可能性があるので、それまでは大規模な活動は控えると思いますが・・・」

 

 

「後米田さんと大神さんは気をつけておいてください。この中心世界のキーとなる人物はお二人なので」

 

 

「「何だとーー」」

 

米田と大神は直哉の発言に驚いていた。

 

「特に大神さんは13人の乙女を堕とすのですから」

 

 

「「「「「何だってーー」」」」」

 

花組の女性陣が大神の未来について驚いていた。

 

 

「嘘だよね直哉君?」

 

 

「嘘ではありません。世界の改変がされても大神さんの女難はそのまま見たいですね」

 

「そんなーー」

 

「大神の女難はどうでもいいとして」

 

「米田支配人」

 

「直哉これからどうするのだ?」

 

「取り合えず僕が今行ける融合世界内部にある世界に行きます。その為にアイリスちゃんと大神さんを貸してもらえませんか」

 

「ふむ、大神達を一緒に連れていき帝国華撃団に入って貰うためにか?」

 

 

「それもありますが、メガビョウゲーンを直接見てもらえたらと思います。そしてアイリスちゃんとには異世界という所でいろんなものを見て貰いので」

 

「成る程な、大神アイリス明日から行ってこい」

 

 

「「ええーー」」

 

 

アイリスと大神は米田から行ってこいと言われ驚いていた。

 

 

そして翌日大神とアイリスは直哉の自宅前に来ていた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉の未来の娘達との合流

「おはようございます大神さん。アイリスちゃん」」

 

「おはようございます直哉さん響さん」

 

「おはよう直哉お兄さん響お姉ちゃん」

 

 

「さてそれじゃ赤坂にある内のお墓に行きますか」

 

 

「「お墓にーー」」

 

大神とアイリスは直哉の言葉に驚いていた。

 

 

紫藤家の墓の中・・・

 

「うわー何これーー」

 

「アイリスちゃん。詳しい事は僕達もわからないけどここを通ったら、融合世界の中にある違う世界に行けるんだよ」

 

「直哉さん。直哉さんがこの装置について知らないのは・・・」

 

「ええ、まだ記憶が戻ってないからでしょうね、恐らく」

 

「直哉さんはそれでいいんですか?」

 

「いいも悪いもこればかりはどうしょうもないですね」

 

 

そして直哉達はすこやか市に到着した。

 

 

「ここが異世界の街!!」

 

「うわー凄いよ。お兄ちゃん」

 

「ああ、そうだなアイリス」

 

「あれ、直哉お兄さん響お姉ちゃんは?」

 

「ああ、実はね響さんはこの世界では僕と同化しちゃうんだ」

 

「「ええーー同化をーー」」

 

 

「まあこの世界に余計な混乱を避けるためのルールですね」

 

「「成る程」」

 

 

「「パパ。待ってたよ」」

 

その時直哉達の前に二人の少女が現れ直哉に向かってパパと呼んだ。

 

「「パパだってーー」」

 

当然事情を知らない大神とアイリスは驚いていた。

 

「君達もしかして、紫藤飛鳥と真宮寺薫ちゃんかな?」

 

 

「「はい、私達は貴方の娘です。未来から来ました」」

 

「何だってーー未来からーー」

 

そして直哉達は公園で詳しい話をすることになった。

 

 

「成る程、神様の指示で僕達を待っていたんだね」

 

「ええそうです。大神さんとアイリスのサポートするために」

 

「ええ、俺達のサポートを」

 

「そうですこちらの世界の最低限のルールも大神さん達は知らないですよね。それにこちらの世界でもですけど刀等を差したまま歩くと捕まりますよ警察に」

 

 

「なんだってーー」

 

「アイリスちゃんはかわいいので少し位変な行動をしたとしても見逃してくれるかも知れませんけどね」

 

「えへへかわいいのは当たり前だよ薫」

 

「成る程、飛鳥は大神さんで薫がアイリスちゃんと行動をする感じかな?」

 

「「ええ、そう言うことになりそうです。後パパ中心世界の異変はかつて4つの世界の中で倒した敵も復活の気配があるそうです」」

 

「それは本当かい?君達は幼馴染世界の出身だよね」

 

「「はい」」

 

「確か、君達の時代では異世界との交流をしてたよね」

 

 

「「ええ、ミッドチルダですね」」

 

「今回はそちらの参戦はどうなの?」

 

 

「それは今のところわかりません」

 

「ただ、のどかさん達の地底には地底世界ラ・ギアスが存在をしている可能性があり、響さん達の世界のとなりに複数の世界が生まれそうらしいですね神様達が言ってました」

 

「成る程かつて別れていた時代の世界が融合世界に吸収して再生するかもしれないとういう事かな?」

 

「ええ、地底世界ラ・ギアスに関してはそうなる可能性が高いということですね」

 

 

「取り合えず今はのどかちゃん達の所に向かうことにしようか、大神さんアイリスちゃんごめんね待たせたね」

 

「いえ、直哉さん気にしないでください異世界の風景を楽しんで今したから」

 

「そうだよ直哉お兄さん」

 

そして直哉達5人は花寺家に向かうのだった。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

大神とアイリスの異世界道中記前編

ピンポーン

 

「はーいどなた?」

 

 

そう言いながら家主の奥さんが出てくる。

 

 

「あら、直哉くんに飛鳥と薫ちゃんまで来るなんて珍しいわね」

 

「直哉くんは、2週間前に来てたけど」

 

「ええ、2週間前ですか?1年とかではなく?」

 

大神は家主の奥さんの言葉に驚いていた。

 

「あら、貴方と貴女は初めて見るわね」

 

「私はアイリスですよろしくお願いします」

 

「あら、アイリスちゃんというのねよろしくね」

 

「うん」

「自分は大神一郎といいます今は大帝国劇場のモギリをしています」

 

「え、大帝国劇場ってあの?」

 

 

??

 

大神とアイリスは奥さんの言葉の意味がわからないでいた。

 

「ねえ直哉くん。もしかして帝国華撃団が活動を始めたの?」

 

「ええそうです」

 

「ああ、良かったわこれで桜花も安心するわね」

 

「え、まさか直哉君彼女は帝国華撃団の事を知っているのかい」

 

「ええ、こちらの家族全員帝国華撃団については知ってますよ。大神さん」

 

「なんだってーー」

 

「それで今日はどうしたの?直哉君」

 

「のどかさんに用事があったんですけどいないみたいですね」

 

「ああ、のどかは友達と一緒に隣街のショッピングモールに行ったのよ」

 

「わかりました。また来ますね」

 

そう言って直哉達は隣街のショッピングモールに向かった。

 

 

その頃隣街のショッピングにいるのどか達は・・・

 

「ねえ、のどか私は思うのだけどもう直哉君とは関わらない方がいいと思うの」

 

「「「「何で?ラビ」ペン」にゃん」

 

 

ちゆの発言に驚く

 

「ちゆちゃん何でそんな事言うの?」

 

「私達だって直哉くんに助けられたでしょ?」

 

「確かにそうだけどそのせいでのどかとラビリンは、変身するときもあの人がいないと出来なくなってるじゃない」

 

「確かにそうだけど、その原因は融合世界の誓約のせいだってトワさんからも話を聞いたよね。ちゆちゃんも」

 

「ええのどかが退院をした後にね」

 

「その説明を聞いてもちゆちゃんは直哉くんが悪いと言うの?」

 

「直哉君だってこんな誓約を受けたくて受けた訳じゃないかも知れないじゃない」

 

「それは・・・」

 

「「「きゃああああ怪物が出たーー」」」

 

 

「「「「「怪物」」」」」

 

「のどか」

 

「ちゆ」

 

 

「「ええ」行こうちゆちゃん」

 

 

そして二人とヒーリングアニマルの三人は悲鳴の聞こえた場所に向かった。

 

 

悲鳴の聞こえる前・・・

 

 

直哉達はのどか達がいるショッピングモールについていた。

 

「「なんだこんな大きな建物は」大きいねお兄ちゃん」

 

大神とアイリスは自分達の世界にあるお店とは違う雰囲気の建物に驚いていた。

 

「ああ、大神さん達はビルは見たことなかったですね」

 

「ビルだってーー見たこと無いよこんな建物は」

 

「これが、俺達が行くショッピングモールになるのかい?」

 

「いえ違いますよ」

 

「「「きゃあああああ怪物が出たーー」」」

 

「「「「「怪物」」」」」

 

「行こう直哉君」

 

「「ええーー待ってください大神さん」」

 

飛鳥と薫は直哉を抱き抱え現場に向かった大神とアイリスを追いかけるのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

大神とアイリスの異世界道中記中編

うわー,なんだあの怪物は」

 

「あれがこの世界と大神さん達の世界に侵攻する可能性のある。メガビョウゲーンという怪物です」

 

「あれがメガビョウゲーンなのか」

 

「おうひさしぶりにこちらの世界に来たのか、紫藤直哉と飛鳥」

 

「「グワイワル」」

 

 

「直哉くんに飛鳥ちゃんはアイツの事を知っているのかい」

 

 

「ええ、前の世界で少し恨まれてます」

 

「そうだよね。私もメガビョウゲーンと戦ったのに何故か奴らはパパと飛鳥ちゃんにしか興味ないみたいだし私は寂しいよ」

 

薫が拗ねる。

 

 

「はは、すまんなお前達が双子という事を忘れておったわ」

 

「いいだろう。プリキュアが来るまでだがお前達がメガビョウゲーンの相手をしてもらおうか、やれメガビョウゲーン」

 

そう言ってグワイワルはメガビョウゲーンに飛鳥と薫を攻撃するように命令した。

 

 

その頃のどか達は・・・

 

 

「メガビョウゲーンと誰かが戦ってるペン」

 

「「ええーー私達以外にメガビョウゲーンと戦ってる」」

 

「もしかして・・・ちゆちゃんここで変身していこう」

 

「でも、のどか貴女は・・・」

 

「でも何かできそうな気がするんだ」

 

そしてのどか達は変身を開始するのだった。

 

 

「のどか」

 

「行くラビ」

 

 

 

「ちゆ」

 

 

「わかったわ」

 

 

 

「「スタート」」

 

 

 

「「プリキュア‼オペレーション」」

 

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「重なる二つの花、キュアグレース」」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ペエ」

 

 

 

「「キュアタッチ」」

 

 

 

「「交わる二つの流れ!キュアフォンテーヌ」」

 

 「やった変身出来た。という事は直哉君がこちらの世界に来てるの?」

 

 

「「もしそうなら急ぐラビ」ペン」

 

そう言ってグレース達は急いで移動を開始した。

 

 

「「ぐうっまずいよ飛鳥ちゃんこのままじゃ」薫転移魔法を使ってひなたさんを安全な場所に連れて行きなさい」  

 

「でもそれじゃ、今の融合世界にミッドチルダは含まれてないのにそんな事したら」

 

「でもここでひなたさんを失う事は避けないといけないの」

 

「はは、興ざめだな。紫藤飛鳥と薫よ」

 

「そんな小娘と猫のヒーリングアニマルを守ったところでなんになる」

 

「やめろーー」

 

「む、貴様グワイワル様と戦うきか」

 

グワイワルは襲いかかった大神にいう」

 

「そうだ、食らえ狼虎滅却・快刀乱磨」

 

 

「何ーーこれは、貴様お前も霊力を持っているのか?ならば話は変わるぞ人間」

 

「「いたーー直哉君とひなたちゃんとニャトラン」」

 

グワイワルがお前もに攻撃をしようとしたとき二人のプリキュアが到着した。

 

「直哉君グレースは直哉に声をかけた。

 

「あ、グレースさんひさしぶりだね」

 

「ねえ直哉くんにこれはどういう事?どうしてひなたちゃんとニャトランが直哉くん達といるの?」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

大神とアイリスの異世界道中記後編

ええ、ひなたさんとはメガビョウゲーンの所に向かう途中で出会いニャトランにも同行してもらった直後ひなたさんが意識を失った直後に、大神さんがグワイワルと普通に戦えるようになっていたんです」

 

「最初は霊力のおかげと考えていたんですが、もしかしたらひなたさんは僕とグレースさんと同じような性質変化を受けた可能性が高いと思います」

 

「その為飛鳥と薫にひなたさんとニャトランを守るように立ち回りをしていました」

 

「「成る程」ラビ」

 

 

「それじゃ直哉君ここに入ってね」

 

 

「え、どういう事です」

 

 

直哉がそう聞くと、グレースはピンクの光の珠を出して光の珠は、直哉を入れて光の珠はヒーリングステッキの中に直哉を入れてしまった。

 

 

!!

 

「何なんですかこれはーー」

 

直哉は突然ヒーリングステッキの中に閉じ込められて困惑をしていた。

 

 

「ごめんね直哉君。これが私とラビリンが考えた今できる対策なの」

 

「対策ってもしかしてあの時のですか?」

 

回想

 

 

そう言ってシンドイーネは小さい魔力弾を直哉の腹部に当てた。

 

「え、うわああ」

 

「直哉君」

 

グレースが直哉を助けに行こうとしたときグレースにも異変が起きたのだった。

 

「がはっ何で急にお腹に痛みが・・・」

 

「ふーん成る程ならこれならどうかしら」

 

そう言ってシンドイーネは直哉をグレースから700メートル以上離すとグレースの変身が強制解除されたのだった。

 

 

「「ええーー何でラビ」」

 

突然起きた変身解除に驚く二人だった。

 

回想終了

 

「グレースさんラビリンごめんね」

 

「直哉が謝る必要はないラビ」

 

「私とラビリンは考えたの誓約の結果ああいう事が起きるならそれを防ぐにはどうしたらいいかを」

 

 

「その答えが今の僕の状況下ですか」

 

 

「そうだよ。レイさんとトワさんにも協力してもらっちゃった」

 

「あの二人安易に干渉して・・・、まあ僕もにたことしてますから何も言えないけど」

 

 

「それがひなたちゃんの意識不明と関係してるの?」

 

 

グレースが直哉に聞く。

 

「ええ、考えたくない可能性ですが、ニャトラン大神さんにヒーリングステッキを渡してみてください」

 

「わかったにゃん」

 

 

ニャトランは直哉のいうように大神に向けヒーリングステッキを投げて大神がそれを取る。

 

その時不思議な事が起きた。

 

「「「「「ええーーそんな馬鹿なーー大神さんが女の子に」」」」」

 

「「「「「それにあの女の子はひなたちゃん」」」」」

 

 

「今のうちにニャトラン」

 

「おう」

 

 

 スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

 

ヒーリングステッキとニャトランが一体となり、光のエレメントボトルをはめ込む

 

 

 

「エレメントレベル上昇ニャ」

 

 

 

「「キュアタッチ」」

 

 

 

「キュン」

 

 

 

 

 

「「溶け合う二つの光」」

 

 

 

「キュアスパークル」

 

 

 

「ニャ」

 

「ふう、助かったよニャトラン」

 

「おう、俺も心配したぜ」

 

「うわー君達達は誰なんだい」

 

その時大神の意識が目覚める。

 

 

「「あ、お邪魔してます」」

 

 

「うわーしゃべる猫に変な女の子だ」

 

大神の意識は混乱していた。

 

「変な女の子だなんて酷いよおじさん」

 

「おじさんだって俺はまだ19歳だよ」

 

「「ええーー19歳ーーその風格で?」」

 

ひなたとニャトランは、大神の年齢に驚いていた。

 

「ひなたちゃん早く手伝って」

 

グレースが叫ぶ。

 

 

はたして大神とひなたは協力してメガビョウゲーンに勝てるのか?

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

メガビョウゲーンとの戦いそして

ひなたちゃんと大神さんが合体したの?飛鳥ちゃん」

 

「いや、違うわ薫恐らくひなたちゃんは大神さんに憑依したんだと思う」

 

「憑依って事はひなたちゃんは死んだの?飛鳥ちゃん」

 

「死んだわけではなく、恐らくだけど大神さんとひなたちゃんは、グレースさんとパパがしたことを偶発的に成功させたんだと思う。恐らくこんな事態はレイさんとトワさんも想定外だと言ってるかもね」

 

「相変わらず大神さんは奇跡を作り出すの上手いなあ」

 

「フフ、そうだね薫」

 

「は、メガビョウゲーン攻撃を再開しろ」       

 

 

「メガ・・ビョウゲーン」

 

 

「フォンティーヌ行くよ。直哉君少し我慢してね」

 

 

「ええ、グレース」

 

 

そして二人のプリキュアが鏡の反射能力をもつメガビョウゲーンとの戦いを再開した。

 

その頃ひなたと大神は・・・

 

「早く俺達も戦いに参加するんだ」

 

「うるさいよおじさん私は戦いなんて初めてなのよ。少しくらいまってよ」

 

 

「戦いに待ってなんて無いぞ」 

 

「確かにひなた今のはおっちゃんのいう通りだぜ」

 

 

「おっちゃん・・・」

 

大神はニャトランの言葉により精神的にダメージを受けた。

 

「お、おっちゃんがおとなしくなったからか体が軽くなった。ニャトラン私達も行くよ」

 

「おう」

 

「漸く来たな。3人目のプリキュア。いや男女のプリキュア」

 

「私の名前は、キュアスパークルだ、男女のプリキュアじゃない」

 

「ならば、お前はグワイワル様が相手をしてやろう。かかってこい」

 

「行くよニャトラン」

 

「おう」

 

「あれ・・・体が動かない」

 

「にゃんだってーー」

 

「はは、やはりな」

 

キュアスパークルが動けない理由は

 

 

「俺は男だ女の子になるわけがないんだ。俺は男だ女の子になるわけがないんだ」

 

「キュアスパークルお前は体の持ち主の意思を無視してその体は使えないようだな」

 

「そんな」

 

「「きゃあああ」」

 

「「うわあああ」」

 

「うう、ラビリン直哉君は?」

 

「なんとか無事ラビ」

 

「このメガビョウゲーンは防御が固いわ」

 

「どうすればいいペン」

 

「もしかして、飛鳥と薫なら」

 

直哉の呟きにグレースが反応する。

 

 

「飛鳥ちゃん薫ちゃん」

 

グレースが二人を呼ぶ。

 

「「なんですかグレースさん」」

 

「二人の力であのバリアを破壊出来ない?」

 

「うーんできると言えば手段はありますけどこちらの世界で使って問題ないのかが心配ですけど」

 

その頃スパークルとグワイワルは

 

 

「きゃあああ」

 

「ふん、動けない者と戦うのはつまらんな次で最後にしてやる」

 

その時、キュアスパークルの姿が消え大神に戻った。

 

「はは、遂に変身も維持できなくなったか」

 

「グワイワル俺と勝負しろ」

 

「いいだろう。大神一郎勝負してやる。」

 

 

そして二人の戦いが始まった。

 

その頃大神の体から出た二人は自分の体に戻り再びキュアスパークルに変身してグレース達の元に向かった。

 

 

「仕方ないよ飛鳥ちゃん魔装機神を出そう。そうしないと現状あのバリアは破壊出来ないよ」

 

「でもエレメントさんまで倒すかもしれない」

 

「飛鳥君を信じるよ僕は」

 

「パパ」

 

そして飛鳥と薫は魔装機神サイバスターレプリカと魔装機神ザムジードのレプリカを召喚した。

 

 

「私から行くよレゾナスクエイク発動」

 

「メガガガガビョウゲーン」

 

メガビョウゲーンはレゾナスクエイクを受けて空中に飛ばされた」

 

「今だ、アカシックバスター」

 

空中に飛ばされたメガビョウゲーンにサイバスターがサイバードに変形しメガビョウゲーンに突撃しメガビョウゲーンのバリアーを叩き壊した。

 

 

「メガガガガビョウゲーン」

 

 

地上に落ちた同時に黄色い光がメガビョウゲーンに直撃した。

 

少し時を遡り・・・

 

「ひなた空からメガビョウゲーンが落ちてくるぞ」

 

「ええーー」

 

そしてキュアスパークルはメガビョウゲーンの浄化の準備を始めた。

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラッシュ」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「「お大事に」」

 

 

そして鏡のエレメントさんを助けることに成功したプリキュアだった。

 

 

その頃大神とグワイワルの戦いに乱入者達が現れた。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

予想外の来客

飛鳥と薫がプリキュアと協力してメガビョウゲーンを倒す直前の大神とグワイワルの中に割り込んだのは二人の少女だった。

 

 

「「おいあの子達いつからそこにいたか」いたの」

 

「あ、気にしないでください私達はとある人に会いに来ただけですから」

 

「そうだよ、おじさんたちには関係無いから」

 

「「おじさん・・・」」

 

「またおじさんと言われた。まあ今回はアイリスと同じくらいの少女だから気にしないけど」

 

だが、グワイワルは違った。

 

 

「誰がおじさんだとーー許さん」

 

 

そう言いながらグワイワルは水色髪の毛の少女に突撃する。

 

「いかん」

 

大神も水色の髪の毛の少女を庇うため動き出したが大神は唖然とした」

 

「ムッ邪魔するならいっちゃえーーーが~ちゃん」

 

少女がそう言うとグワイワルは吹き飛んだ。

 

 

「ぐわあああ。何ーーが起きた?」

 

メガガガガビョウゲーン」

 

「ちっメガビョウゲーンも倒されたか撤退する」

 

そう言うとグワイワルは撤退をした。

 

 

「あっ、あっちにいるみたいだね。行くよ」

 

 

「待ってください先輩先輩だけで説明は出来ないですよね」

 

 

「何だと‼水色の少女が、先輩だとーー」

 

 

大神は唖然とした後大神も直哉達と合流するため移動を開始した。

 

 

「ごめんね直哉君いきなりして」

 

のどかが直哉に謝る。

 

「まさかあの時の出来事の打開策が、まさか僕自信をヒーリングステッキに入れるようにするなんて思わなかったですよ」

 

「あはは、ごめんね。そのせいで私は直哉君と一緒にいないと変身ができなくなったけどね。」

 

 

「それはそうでしょうね。そんな無茶苦茶な改変するのはトワさんでしょう」

 

 

「流石直哉当たりラビ」

 

「たくっあの神様は何してんだと言いたい気分になりますよ」

 

「僕もある程度の介入はこの世界では仕方ないと思ってますけど、二人の神様はやり過ぎですよ」

 

 

「あはは」

 

「あれは、ミリアムちゃんとユウナさん」

 

その時飛鳥が二人の存在に気づく。

 

「あ、薫と飛鳥もいるよ。ユウナ」

 

「本当ね、これで直哉君に上手く説明できるかも」

 

「私とミリアム先輩がここに来た理由を」

 

「そして飛鳥と薫にも伝えないと彼女達の本来の世界が復活した可能性があることを」

 

「ヤッホー薫に飛鳥ひさしぶり」

 

 

「「ええーーミリアムちゃんにユウナさん。どうしてこの世界にーー」」

 

 

「あはは、ごめんね驚いた」

 

 

「飛鳥ちゃんと薫ちゃんこの二人と知り合いなの?」

 

直哉が飛鳥と薫に聞く。

 

 

「ええ、彼女達は中心世界とは繋がりのないゼムリア大陸に住んでいる人達となります」

 

「何だってーー」

 

 

「紫藤直哉さん私達は、飛鳥ちゃんと薫ちゃんの未来に繋がっている幼馴染世界と交流を持ったゼムリア大陸からやって来ました」

 

 

「エステルさんやヨシュアさんに代わって」

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新たな仲間と新たな問題と帰還

「「「「ええーーエステルさんたちの代わりに来たーー」」」」」

 

「どういう事ですかユウナさん」

 

 

飛鳥が代表してユウナに聞く。

 

「ええ、実は、私達の住むゼムリア大陸は飛鳥ちゃんと薫の本来の世界幼馴染世界を含む4つの世界がひとつになった後も存在してたのは飛鳥ちゃんと薫ちゃんならわかるわよね」

 

「ええ、4つの世界がひとつになった世界の影響で私達の住む時間の世界は旧世界になりミッドチルダとゼムリア大陸の2つの世界以外とは断絶したのですから」

 

「そうなのは間違いないのだけど、私達の住むゼムリア大陸と吸収された筈の幼馴染世界が復活し始めているの」

 

「「ええーーそれはいつ頃からですか?ユウナさん」

 

「えーと中心世界の暦で、約1ヶ月位前かな?それと同時に僕達の世界のゼムリア大陸に人を炭に変える怪物とミッドチルダで、僕達も戦った機械人形と、飛鳥やリィン、ロイド、エステル達の力を借りて倒した筈の黒の機神イシュメルガの意識が復活したんだ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「「おーいみんな」」

 

ミリアムが事情を説明していると大神とアイリスが直哉達と合流した。

 

 

「飛鳥ちゃんと薫ちゃんとりあえずこの場を離れない?人目につくとまずい話が続くみたいだからさ」

 

「あ、それもそうですね。ユウナさんもミリアムさんも場所を変えますけど良いです?」

 

「ええ、私は良いわよ」

 

「僕も僕も良いよ飛鳥」

 

そしてユウナとミリアムを含めた。全員ですこやか市中心世界を結ぶ空間に向かった。

 

 

「それでは私達も本来の世界に戻るべきですか幼馴染世界が復活したのなら?」

 

薫がユウナに聞く。

 

 

「それは無理ね薫ちゃん。何故なら私とミリアムさんは幼馴染世界に転移する魔術で、向かった筈が中心世界と関わりを持つこちらの世界に転移してきたのだから」

 

 

「そんな・・・」

 

「成る程、もしかしたら飛鳥ちゃんとと薫ちゃんの世界が復活しはじめたのは、もしかしたら僕が一部の記憶が戻ったからだと思います」

 

直哉がユウナ達にいう。

 

「それはどういう意味ですか」

 

「あ、1ヶ月前はさくら君が帝都に来たとき初めてノイズが・・・君達の言葉で、言うなら中心世界に現れた日になるのでは?」

 

 

大神がそう言う」

 

「成る程、確かに中心世界の紫藤直哉さんが幼馴染世界の紫藤直哉さんの生まれ変わりならそう言う事が起きたとしても不思議ではないのですが・・・」

 

「納得出来ないんだね」

 

 

「ええ、あまりに幼馴染世界だけが復活するのが異常なスピードなので、それと幼馴染世界以外は復活していないんですよ…それが気になりますけど」

 

「「それは確かに・・・」」

 

ユウナの疑問に飛鳥と薫は納得する。

 

暫くして・・・

 

「とりあえず中心世界に戻るのはユウナさんミリアムさん、大神さん、アイリスちゃん、そして僕と響さんとのどかさんで、トワさんとレイさんに幼馴染世界の事を伝えるのは飛鳥と薫ちゃんに任せて良い」

 

「「はい」」

 

「それでこちらに残るのはのどかさん以外のプリキュアの二人と言うことで良いですか?」

 

 

「「「「「「「はい」」」」」」」

 

そしてそれぞれの目的に向け行動を開始した。

 

 

中心世界の銀座大帝国劇場前・・・

 

 

「ふう漸く帰ってきたねお兄ちゃん。」

 

「ああ、でも良い思い出になったなアイリス」

 

そして大神とアイリスは大帝国劇場に入った。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

緊急出撃と未来から来た異世界の錬金術師

よう、大神とアイリス今帰ったのか」

 

「あ、米田支配人只今戻りました」

 

「米田のおじちゃん。ただいま」

 

「おうアイリス直哉達と楽しく遊んだか?」

 

「うん、喋る動物がいてね、後響お姉ちゃんのように変身する女の子がいたよ」

 

「おう、そうかい、ちょっと大神を貸してくれアイリス?」

 

 

「良いよ、米田のおじちゃんとお兄ちゃんまた後でね」

 

そう言ってアイリスは自分の部屋に戻っていった。

 

 

「大神今から築地に出撃しろ」

 

「何があったんですか?支配人」

 

「ああ、お前達が直哉達と異世界に行ってるときに黒之巣会の侵攻あったんだよ。その時にマリアの様子がおかしくてなそして今夜今さっきマリアが独断で、出撃したんだよ。大神お前以外は地下司令室に集まっている」

 

「わかりました。アイリスにこの事は?」

 

「ああ、俺がアイリスに伝えておく。アイリスにはこの時間に起こすのは成長に悪いからな。光武が有れば別だがな」

 

「そうですね」

 

そして大神は地下司令室に向かった。

 

 

その頃直哉達は・・・

 

 

「へへーーここが中心世界なんだねユウナ僕達ついてたね」

 

ミリアムがユウナに向けていう。

 

 

「ミリアムさん状況をちゃんと見てくださいよ」

 

「ユウナの意見もわかるよ。だけどこうなった以上慌てても仕方ないとと思うんだけど」

 

「それは・・・そうですけど」

 

そう言いながらユウナとミリアムが、直哉の用意した部屋に入ると・・・

 

「はーい久しぶりねユウナさんとミリアムさん」

 

「「ええーーどうしてマリアベルさんがこの家にいるんです」不法侵入だぞ」

 

「フフ、私も中心世界が気になってね」

 

「何ですって」

 

「どうしたんですかユウナさん。大声を出して」

 

「直哉さん入ってこないで」

 

だが、ユウナの気持ちとは反対に直哉は部屋に入ってしまった。

 

「あ、来客中でしたか?」

 

「あ、それと異世界からのマリアベルさん、少しお願いがあるんですけど良いですかね?」

 

 

「何かしら?」

 

「ちょっと直哉さんこの人は・・・」

 

「ええ、知ってますよマリアベル・クロイツさんですよね、恐らくその格好は結社に入られたからの服装ですよね」

 

 

「ええーー直哉さんどうしてそれを知っているんですか?」

 

 

ユウナは直哉の言葉に驚いていた。

 

「あのマリアベルさんこの写真を見てください」

 

そして、直哉は以前翼から見せてもらったゲートの侵入した傷跡の写真マリアベルに見せた。

 

 

「この写真は?」

 

「こちらの世界に初めてやって来た平行世界の人物が付けたゲートの傷なんですけど、貴女の人形達はこれくらいの傷跡で、破壊出来ますか?」

 

「やろうと思えば出来ますけど、結社の機械の自律式の機械だけでは無理ですわね。恐らく」

 

 

「ならオートマターのような人形なら行けますかね?」

 

「実際に見たことないからなんとも言えないのですけど可能だと思いますわ」

 

「ありがとうございますマリアベルさん」

 

 

そう言って直哉は部屋を出ていき響の部屋に向かった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

初遭遇帝国華撃団とメガビョウゲーン1

響さん失礼します。先程ユウナさんとミリアムさんの部屋にマリアベルさんがいたのであの件を聞いてみました」

 

「本当!!直哉君」

 

そう言いながら響は部屋の扉を開けるが・・・

 

「痛い、地味に痛いよ直哉君」

 

「自業自得ですよ。響さん足の指の確認しないと今みたいに足の小指を挟みますよ」

 

響さんものどかさんも嫁入り前の乙女なんですから気を付けてくださいよ」

 

「良いもん。私直哉君と結婚するから」

 

「一応言いますけど僕にも選ぶ権利はありますからね」

 

「ええーー」

 

 

 

「はいはい、じゃれあいはここまでで真面目に話しますよ」

 

「はーい」

 

 

そう言って直哉は響の部屋に入りマリアベルと話した内容を響に伝えた。

 

回想・・・

 

「ええ、知ってますよマリアベル・クロイツさんですよね、恐らくその格好は結社に入られたからの服装ですよね」

 

 

「ええーー直哉さんどうしてそれを知っているんですか?」

 

 

ユウナは直哉の言葉に驚いていた。

 

「あのマリアベルさんこの写真を見てください」

 

そして、直哉は以前翼から見せてもらったゲートの侵入した傷跡の写真マリアベルに見せた。

 

 

「この写真は?」

 

「こちらの世界に初めてやって来た平行世界の人物が付けたゲートの傷なんですけど、貴女の人形達はこれくらいの傷跡で、破壊出来ますか?」

 

「やろうと思えば出来ますけど、結社の機械の自律式の機械だけでは無理ですわね。恐らく」

 

 

「ならオートマターのような人形なら行けますかね?」

 

「実際に見たことないからなんとも言えないのですけど可能だと思いますわ」

 

「ありがとうございますマリアベルさん」

 

回想終了

 

 

「成る程やっぱりキャロルちゃんのオートスコアラーがあのゲートを傷つけて中心世界に来た可能性が高くなったかな?」

 

「ええ、マリアベルさんの人形達はある程度の自律行動は出来るみたいですけど響さんのしるオートスコアラー程のような活動は無理みたいですね」

 

「恐らくオートスコアラーを援助する人物がこちらの世界にいる可能性が高いですね」

 

「直哉大変ラビ!!メガビョウゲーンがこちらの世界に現れたラビ」

 

「「ええーー」」

 

直哉と響は突然部屋に入ってきたラビリンの言葉に驚いていた。

 

「「一体どうやってメガビョウゲーンがこちらの世界に来たの?」か」

 

「もしかしたらユウナさんとミリアムがのどかさんたちの世界に来たことで、キングビョウゲーンが何らかの方法を得てメガビョウゲーンだけをこちらの世界に送れるようになったのかも」

 

「直哉君考えるのは後だよ皆で、帝国華撃団の基地のある大帝国劇場に向かおう」

 

「そうですね響さん」

 

 

そして直哉達は事情を確認するため大帝国劇場に向かうのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

初遭遇帝国華撃団とメガビョウゲーン2

「「米田さん築地に魔装機兵とは違う敵が現れたのですか?」」

 

「ああ、響君に直哉、見ての通りだ。黒之巣会の幹部を追い詰めたらたまたまだと思いたいがお前達の情報と酷似した。植物のような姿をした怪物が突然現れた」

 

 

「わかりましたそれでは僕達も築地にいきます」

 

そう言って直哉と響とのどかが地下司令室を出ようとしたとき米田に止められた。

 

「待て、直哉お前達豪雷号に乗れ、今から足で行っても間に合わん」

 

「それもそうですね。米田さんお願いします」

 

「但し濠豪号は、本来光武の輸送を目的として作られている。人を運ぶ前提に作られていないからな」

 

 

「「「わかりました」」」

 

 

そう言って三人は濠雷号のおいてある場所に向かった。

 

 

豪雷号の中・・・

 

のどかさん、出発前に変身しておきましょう」

 

「そうだね直哉君、行くよラビリン」

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

 

ヒーリングステッキとラビリンが一体となり、花のエレメントボトルをはめ込む」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

 

 

「「キュアタッチ」」

 

 

 

「キュン」

 

 

 

「「重なる二つの花」」

 

 

「キュアグレース」

 

 

 

「ラビ」

 

 

そして直哉はキュアグレースのヒーリングステッキに吸い込まれた。

 

「うう、この吸い込まれる感覚慣れませんね」

 

「ほへーこれがのどかちゃん達の誓約の回避の仕方か、ねえ、直哉君私とも合体しようよ」

 

「はあ、響さん何言ってるんです?僕と合体する必要無いですよね、誓約がそれぞれ違うのですから」

 

「恐らく響さんの誓約は未来さんに会えない事と見ていますがね」

 

「直哉そんなことが誓約の対象になるラビ?」

 

 

「恐らく未来さんが響さんへの愛が重すぎますからね他人からみれば」

 

「「そんなに重いの?」ラビ」

 

 

「ええ、シンフォギア世界の封印が解けたら覚悟してくださいね」

 

 

そして豪雷号は築地に向けて出発した。

 

 

 

築地での戦いは・・・

 

少し時を戻し・・・

 

「くそ、まさかここまで大神一郎が現れるだけで帝国華撃団の動きが変わるとは」

 

「あたい達をなめるなよ。あんたが隊長だろ。あたいは霧島カンナだよろしくな」

 

「ああ、よろしくカンナ」

 

「よし全員で、蒼き刹那の乗る魔装機兵双角を倒すぞ」

 

「「「「「了解」」」」」

 

 そして花組は双角に攻撃を仕掛けたとき・・・

 

「メガ・・・ビョウゲーン」

 

という不気味な声が聞こえて大神とカンナ、マリア以外の光武は謎の蔦により捕縛されてしまった。

 

築地での戦いを上空で見ていた風組の三人と帝国華撃団副司令の藤枝あやめは突然捕縛された光武に驚いていた。

 

「一体何が起きたの?椿」

 

 

「正確な位置はわかりませんが巨大な蔦によって大声カンナマリアをのぞく光武が蔦によって捕縛されたようです」

 

 

「副司令大変です。この築地に豪雷号がまもなく到着します」

 

「何ですってーー至急司令に連絡を」

 

「「「はい」」」

 

「一体何が起きてるの?」

 

そう言うあやめだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

初遭遇帝国華撃団とメガビョウゲーン3

米田司令どうして豪雷号が出撃させたのですか?」

 

「ああ、あやめ君それは今花組がノイズと異なる敵と対峙しているからからだ」

 

「どういう意味ですか?」

 

「今回我々の前に現れた敵には、彼女達の力が必要になるからだ。だから彼女達を豪雷号に乗せて来たのだよ」

 

「うへー気持ち悪い」

 

「「「大丈夫ですか?響さん」」」ラビ」

 

「うう、なんとか大丈夫と言いたいけど・・・おえー」

 

その時響は豪雷号の振動および回転等で響は体内にあった物が逆流しその場に出してしまった。」

 

「「「ああ、これは無理だ」」ラビ」

 

「響さんはここで大人しくしていてくださいね」

 

「・・・うん、そうする」

 

そしてグレースはメガビョウゲーンがいると思われる地点に向かった。

 

 

「ああ、あやめ君豪雷号の近くにいる彼女の治療を頼む」

 

「わかりました司令」

 

そう言ってあやめは翔鯨丸から降りて響のもとに向かうのだった。

 

 

その頃花組は・・・

 

「「きゃあああ」」

 

「なんなんですのこの蔦は」

 

「動けない」

 

 

「無事かさくら君、すみれくん」

 

「少尉私達は無事ですわ」

 

「だけど光武がこの蔦に絡まれて操縦不能です」

 

 

「なんだなんだ、帝国華撃団やっぱり君達の負けのようだね」

 

「くっ刹那め」

 

蒼き刹那が乗る魔装機兵双角が再び大神を襲いかかる。

 

 

「死ね、大神一郎ーーがはーー」

 

刹那が大神に襲いかかる直後双角がさくらとすみれを拘束している蔦が双角の腹部に突き刺さった。

 

 

「ぐはーーなんだよこの蔦は僕の味方じゃないのか?」

 

 

「なんだ力が抜ける、嫌だ僕は死にたくない。死にたく・・・」

 

「見ろよ双角がみるみる溶けていくぞ」

 

「哀れね」

 

「二人ともさくら君達を助けなければ刹那と双角を溶かしたのがこの蔦ならば破壊しないと二人が刹那のようになるぞ」

 

!!

 

 

そして大神達はさくらとすみれを拘束している蔦を破壊した直後

 

「メガ・・ビョウゲーン」

 

 

その声と共にメガビョウゲーンが大神達の前に現れた。

 

「「「「「なんだあのてきは」」」」」

 

 

「メガビョウゲーン」

 

「くっいきなりかよ」

 

メガビョウゲーンは持っている蔦をムチのように使い帝国華撃団に攻撃を仕掛ける。

 

「皆避けろ。」

 

 

大神の指示により隊員達はメガビョウゲーンの攻撃をかわす。

 

「たく、何なんだよあたい達の敵は黒之巣会だけじゃねのか?」

 

「ああ、カンナ少なくとも帝国華撃団の敵は三種類存在する。1つめは人を炭にかえるノイズだ」

 

「ああ、それは知っているよ天使だけだろ倒せるのは?」

 

 

「そうだ、そして今俺達が今対峙しているメガビョウゲーンという敵だ」

 

「そのメガビョウゲーンて何なんだよ」

 

カンナが大神に聞く。

 

そして大神カンナに伝えた。

 

回想

 

 

それじゃ直哉お前が以前言っていたノイズ以外の謎の敵も来る可能性が高くなったのか?」

 

 

「ああ、メガビョウゲーンの事ですね」

 

「メガビョウゲーンとは一体?」

 

直哉の言ったメガビョウゲーンという言葉をわからない花組だった。

 

 

「そうですね大神さん貴方が風とかをひいたらどうしますか?」

 

「え、病院に行って、薬をもらってウィルスを退治するけど」

 

「そうですね、簡単に言えば、メガビョウゲーンとはウィルスなんです。星を病気にするための」

 

「「「「「何だってーー星を病気にーー」」」」」

 

 

回想終了

 

 

「何なんだよそれは・・・」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

到着するキュアグレース

「そんなに多くの敵に狙われているのか?」

 

 

「ああ、それにメガビョウゲーンが非常に厄介だ」

 

 

「どういう事だよ隊長」

 

大神とカンナはメガビョウゲーンの攻撃をかわしながらすこやか市での戦いを花組全員に話を始めた。

 

回想・・・

 

うわー,なんだあの怪物は」

 

「あれがこの世界と大神さん達の世界に侵攻する可能性のある。メガビョウゲーンという怪物です」

 

「あれがメガビョウゲーンなのか」

 

「おうひさしぶりにこちらの世界に来たのか、紫藤直哉と飛鳥」

 

「「グワイワル」」

 

 

「直哉くんに飛鳥ちゃんはアイツの事を知っているのかい」

 

 

「ええ、前の世界で少し恨まれてます」

 

「そうだよね。私もメガビョウゲーンと戦ったのに何故か奴らはパパと飛鳥ちゃんにしか興味ないみたいだし私は寂しいよ」

 

薫が拗ねる。

 

 

「はは、すまんなお前達が双子という事を忘れておったわ」

 

「いいだろう。プリキュアが来るまでだがお前達がメガビョウゲーンの相手をしてもらおうか、やれメガビョウゲーン」

 

そう言ってグワイワルはメガビョウゲーンに飛鳥と薫を攻撃するように命令した。

 

「そして俺は見た。メガビョウゲーンを倒すには彼女達の力がいることを」

 

その頃大神の体から出た二人は自分の体に戻り再びキュアスパークルに変身してグレース達の元に向かった。

 

 

「仕方ないよ飛鳥ちゃん魔装機神を出そう。そうしないと現状あのバリアは破壊出来ないよ」

 

「でもエレメントさんまで倒すかもしれない」

 

「飛鳥君を信じるよ僕は」

 

「パパ」

 

そして飛鳥と薫は魔装機神サイバスターレプリカと魔装機神ザムジードのレプリカを召喚した。

 

 

「私から行くよレゾナスクエイク発動」

 

「メガガガガビョウゲーン」

 

メガビョウゲーンはレゾナスクエイクを受けて空中に飛ばされた」

 

「今だ、アカシックバスター」

 

空中に飛ばされたメガビョウゲーンにサイバスターがサイバードに変形しメガビョウゲーンに突撃しメガビョウゲーンのバリアーを叩き壊した。

 

 

「メガガガガビョウゲーン」

 

 

地上に落ちた同時に黄色い光がメガビョウゲーンに直撃した。

 

少し時を遡り・・・

 

「ひなた空からメガビョウゲーンが落ちてくるぞ」

 

「ええーー」

 

そしてキュアスパークルはメガビョウゲーンの浄化の準備を始めた。

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラッシュ」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

 

「「お大事に」」

 

そして鏡のエレメントさんを助けることに成功したプリキュアだった。

 

回想終了・・・

 

 

「「「そんな馬鹿な」」」

 

「エレメントさんなんているわけないですわ」

 

 

「隊長、貴方はどこまで夢と現実の区別が出来ないんですか」

 

すみれとマリアは大神の話に否定的な意見を言った。

 

「せやけどすみれはん、マリアさん。大神はんの言葉が事実だった場合、メガビョウゲーンは異世界から来たのならこちらに存在しないエレメントさんがメガビョウゲーンの中にいたらどないします?」

 

「「それは・・・」」

 

「関係ないですわよ帝都を守れれば」

 

「本当にそれでいいんですかすみれさん。マリアさん。前回の戦いの時に助けてくれた天使、いや立花響さんも本当は、のすむ世界の人間てはないんですよ。厳密的には違うけど」

 

「「「何ですってーー」」」

 

 

さくらの発言に大神をのぞく三人が驚いていた。

 

「ねえ、異世界の敵だから何も考えずに倒すという安直な答えはやめませんか?」

 

 

「でもこのままだと被害が出るだけよ」

 

マリアがさくらに言う。

 

「見つけたメガビョウゲーン」

 

「後大神という男も見つけたラビ」

 

「ラビリンせめて大神さんをついでのように呼ぶのはやめてね」

 

 

その時キュアグレースが花組とメガビョウゲーンの間に割り込んだ。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

メガビョウゲーンの浄化と復活の刹那前編

「おいおい何なんだよ、築地に現れ双角を取り込んだ怪物は」

 

「メガビョウゲーンと言ってましたね隼人」

 

「ファラ、お前達の世界にメガビョウゲーンみたいな者が存在するのか?」

 

「いえ、私達とマスターが活動していたころはいなかった筈です」

 

「だとするとお前達の後に立花響達が、戦いをした者か、異世界からの敵なのか?」

 

 

「私は後者の確率が高いと思いますね」

 

「それとファラ、この融合世界に誕生したと思われる2つの世界と外部世界として現れた2つの世界の調査はどうなっている?」

 

「それについてもいままでの封印されている世界と同じよ、ただ隼人が天海さんに発動させようとしているあの術では封印は解けないようになってるみたいよ」

 

 

「成る程まだその時期ではないのだな。それとシュウ・シラカワの監視はどうなっている?」

 

「ガリィが監視してるわ」

 

その頃帝国華撃団と出会ったキュアグレースは・・・

 

 

「皆さん無事ですか?」

 

 

「君は、あの時の」

 

「あ、大神一郎さんお久しぶりです」

 

!!

 

その時グレースの言葉により大神は隊員達に質問攻めにされた。

 

「グレースさん今のうちにメガビョウゲーンを浄化しましょう」

 

「わかったよ直哉君」

 

「なんで直哉は、帝国華撃団と一緒に戦わないラビ?」

 

「何となく、帝国華撃団の方に信用されてない感じがしたからグレースとラビリンの戦いを見てもらう方が先かなと思って」

 

 

「そう言う事ならわかったラビ」

 

「グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラワー」

 

 

 

ピンク色の光線がエレメントと包み込むように助け、メガビョーゲンを見事に浄化させた。

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「えー僕も言うの?」

 

「当たり前ラビ」

 

ラビリンに言われ直哉もしぶしぶ次のセリフを言った。

 

「「「お大事に」」」

 

 

「「「「「「凄い」」」」」スゲエ」

 

「これが星のお医者の力」

 

さくらが呟く。

 

「凄いわねあの怪物を浄化するなんて」

 

あやめが感心していると椿が慌てて叫ぶ。

 

「待ってくださいメガビョウゲーンと言われるものが浄化された場所に、蒼き刹那の魔装機兵双角が健在です」

 

 

「なんですって、大神君聞こえる」

 

「はい、あやめさん聞こえます」

 

「大神君至急メガビョウゲーンが浄化された場所に向かって、あの地点に蒼き刹那の魔装機兵双角が健在なのよ」

 

「何ですって、馬鹿な奴はメガビョウゲーンに殺された筈です」

 

「大神さんどうしたんですか?」

 

さくらが大神に聞く。

 

「皆落ち着いて聞いてくれ、メガビョウゲーンが浄化された場所に再び蒼き刹那の乗る魔装機兵双角が現れた」

 

「「「「「「何ですってーー」」」」」」

 

 

隊員達は全員大神の言葉に驚いていた。

 

そして帝国華撃団は再び蒼き刹那と戦うのだった。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

メガビョウゲーンの浄化と復活の刹那後編

その頃ビョウゲーンキングダムでは・・・

 

「ダルイゼン実験用のメガビョウゲーンはどうだ」

 

「今しがたプリキュアに浄化された所です」

 

映像再生

 

グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラワー」

 

 

 

ピンク色の光線がエレメントと包み込むように助け、メガビョーゲンを見事に浄化させた。

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「えー僕も言うの?」

 

「当たり前ラビ」

 

ラビリンに言われ直哉もしぶしぶ次のセリフを言った。

 

「「「お大事に」」」

 

 

映像終了

 

「そして取り込んでいた機械の塊と同乗者は復活しました」

 

 

「そうか、実験は成功したな」

 

 

「成功ですか?」

 

ダルイゼンはキングビョウゲーンの言葉の意味が判らず聞いた。

 

「よいか、ダルイゼンお前は今中心世界でメガビョウゲーンによって復活した機械が倒された時に同乗者を気づかれずにこちらにつれてこい」

 

「何故ですかキングビョウゲーン様」

 

「何故ならその者はもはや人間ではなく我々と同じ種族となっているからな」

 

 

その頃、復活した刹那は混乱していた。

 

「確か、僕は・・・」

 

 

刹那の回想

 

 

なんだなんだ、帝国華撃団やっぱり君達の負けのようだね」

 

「くっ刹那め」

 

蒼き刹那が乗る魔装機兵双角が再び大神を襲いかかる。

 

 

「死ね、大神一郎ーーがはーー」

 

刹那が大神に襲いかかる直後双角がさくらとすみれを拘束している蔦が双角の腹部に突き刺さった。

 

 

「ぐはーーなんだよこの蔦は僕の味方じゃないのか?」

 

 

「なんだ力が抜ける、嫌だ僕は死にたくない。死にたく・・・」

 

刹那の回想終了

 

 

「そうだ、僕はあの怪物に囚われていたのか」

 

「うん、奴は一体何者なんだ?」

 

その時刹那はキュアグレースの存在に気がついた。

 

 

!!

 

「グレース逃げて」

 

「直哉君」

 

ヒーリングステッキから直哉の声に気づいたグレースが双角に捕まらないように移動をした。

 

 

「危なかったラビねえ」

 

「直哉君これは一体どうなってるの?」

 

「そこは僕にもわかりませんけど、もしかしたらダルイゼンやシンドイーネ達が中心世界で、実験をしているのかも」

 

「一体何の実験ラビ?」

 

 

「そこは僕にもわかりませんけど、可能性としてエレメント以外の者を取り込んでもメガビョウゲーンに異常がないかを調べているとか?」

 

 

「「成る程」ラビ」

 

「とりあえず僕達の仕事は、終わっているようなので後は帝国華撃団の方に任せて響さんの元に戻りましょう」

 

「そうだね直哉君」

 

 

そして三人が響のもとに戻ると、そこには帝国華撃団の副司令の藤枝あやめがいた。

 

「あの貴女は誰ですか?」

 

「私は帝国華撃団の副司令の藤枝あやめです」

 

「貴女達の協力で、再び蒼き刹那を倒す事が出来たわありがとう」

 

「ええーー私がここに戻るまでにあの機械を倒したのですか?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

衝撃!!告げられる事実

「ええ、メガビョーゲンとやらに大半の力を奪われていたみたいであれからすぐに刹那を倒す事が出来たわ」

 

「成る程、あのーここにいた人は?」

 

グレースがあやめに聞く。

 

「ああ、あの子なら心配はないわよ、米田司令の指示で翔鯨丸の医務室室で治療をしているから、できれば貴女にも私達に同行をお願いしたいのだけど」

 

(どうする?直哉君)

 

(米田さんが絡んでいるならある程度信用しても良いでしょうけどとりあえず変身は解かないでくださいね)

 

 

(わかった」

 

「それでどうかしら?同行をしてくれるかしら」

 

「わかりました。同行します」

 

「そう、ありがとう」

 

 

そしてグレースは翔鯨丸に乗り帝国華撃団と共に大帝国劇場に帰還をした。

 

 

「皆お疲れだった、大神あやめ君はどこにいる?」

 

「ああ、そうでした。あやめさんが俺と支配人に翔鯨丸の医務室に来てくださいと言ってました」

 

 

「おお、そうか大神行くか」

 

そして大神と米田は、翔鯨丸の医務室に向かった。

 

 

翔鯨丸の医務室では・・・

 

 

「来たぞあやめ君」

 

 

「はい開けます」

 

そして大神と米田が医務室に入った瞬間・・・

 

「私花寺のどかです。そして隣にいるのはパートナーのラビリンです」

 

「よろしくラビ」

 

「「はい・・・ウサギが喋ったーー」」

 

「はいはい米田さんも大神さんもこれくらいで固まらないでください」

 

「無理よ私でもまだ信じられないもの」

 

「あやめさん」

 

暫くして大神と米田が動き出した。

 

「「はっ俺たちは一体何を・・・」」

 

「やっと復活したのラビ」

 

 

「「うわあーー夢じゃなかったーー」」

 

 

「もういい加減にしてくれーー話が出来ないだろ」

 

そう言って直哉は大神と米田の頬にビンタをかました。

 

 

「「いてーーー」」

 

「どうですか落ち着きましたか」

 

「たく、老人にはもっと優しくしろよな直哉」

 

「大神には厳しくしていいぞ」

 

「そんなーー支配人」

 

「さて、ここに大神と米田さんとあやめさんに来てもらったのにはわけがあります」

 

 

「「「訳だって」」」

 

「ええ、そうです貴方達にメガビョーゲンを倒した人を紹介するためです」

 

「「「何だってーー」」」

 

「のどかさんラビリン準備はいいですか?」

 

「「うん」ラビ」

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

 

ヒーリングステッキとラビリンが一体となり、花のエレメントボトルをはめ込む」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

 

 

「「キュアタッチ」」

 

 

 

「キュン」

 

 

 

「「重なる二つの花」」

 

 

「キュアグレース」

 

 

 

「ラビ」

 

 

そして直哉はキュアグレースのヒーリングステッキに吸い込まれた。

 

「「「ええーーこんな子供がメガビョウゲーンを倒した戦士になっただとーー」」」

 

突然のことに大神とあやめと米田は唖然としていた。

 

「いいなあのどかちゃん私も直哉君と、合体したいよ」

 

 

響が隣の部屋で呟く。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

協力に対する条件は・・・

「本当に君はキュアグレースなのかい?」

 

「はい、そうです」

 

「「まさかお前さんのような子供がメガビョウゲーンを倒す戦士になるとはな、俺は響みたいな訓練を受けていると思っていたが」」

 

「米田さん響さんはシンフォギアを纏う前は民間人ですよ」

 

!!

 

「「「何だって」」何ですって」

 

「と言うか異世界では帝国華撃団のような組織は余りありませんね軍隊の一部の組織としては」

 

「そうだね響さんの組織は政府の組織として動くということだったらしいですし」」」

 

 

「「「何だって」」何ですって」シンフォギアという武器もありながら、そしてノイズの驚異も軍隊はないのか?」

」」

 

「いえ軍隊はありますけどノイズではあったとしても人的被害が多くなるだけですから」

 

そう言って響が隣の部屋から来る。そう言えば直哉さんから聞いたんですけど大神さんもプリキュアになったらしいですね」

 

「いい!!」

 

 

突然の響の質問に戸惑う大神。

 

「ほう、そうなのか?大神教えてくれねえか」

 

「いい!!米田支配人」

 

大神はあやめに目で助け求めるが・・・

 

 

「あら、私も興味かあるわね」

 

「・・・終わった。

 

そしてヒーリングステッキの中にいる直哉が話し出す

 

回想・・・

 

 

「早く俺達も戦いに参加するんだ」

 

「うるさいよおじさん私は戦いなんて初めてなのよ。少しくらいまってよ」

 

 

「戦いに待ってなんて無いぞ」 

 

「確かにひなた今のはおっちゃんのいう通りだぜ」

 

 

「おっちゃん・・・」

 

大神はニャトランの言葉により精神的にダメージを受けた。

 

「お、おっちゃんがおとなしくなったからか体が軽くなった。ニャトラン私達も行くよ」

 

「おう」

 

「漸く来たな。3人目のプリキュア。いや男女のプリキュア」

 

「私の名前は、キュアスパークルだ、男女のプリキュアじゃない」

 

「ならば、お前はグワイワル様が相手をしてやろう。かかってこい」

 

「行くよニャトラン」

 

「おう」

 

「あれ・・・体が動かない」

 

「にゃんだってーー」

 

「はは、やはりな」

 

キュアスパークルが動けない理由は

 

 

「俺は男だ女の子になるわけがないんだ。俺は男だ女の子になるわけがないんだ」

 

「キュアスパークルお前は体の持ち主の意思を無視してその体は使えないようだな」

 

「そんな」

 

 

回想終了

 

 

「おいおい何なんだよその展開は」

 

「あらあら大神君ちゃんと、責任を取らないといかないわよ。その子のためにも」

 

 

「可哀想にその子は14人目の被害者か」

 

「ちょっと支配人それは・・・」

 

「大神さんを弄るのはそこまでにしてくださいね米田さん」

 

直哉がそう言うとグレースが変身を解除した。

 

 

「ご覧の通り彼女達にはメガビョウゲーンを浄化する力はありますが一般人でもありますので帝国華撃団に入れようとしないでくださいね」

 

「何故ですか直哉さん。メガビョウゲーンも帝都を脅かす敵ですよなら帝国華撃団に入るべきですよね」

 

「協力するにしても?」

 

「大神それは違うぞ。メガビョウゲーンも帝都の驚異かも知れん」

 

「なら・・・」

 

「現れた場合な」

 

「それは・・・」

 

「それに大神君。メガビョウゲーンは元々彼女の世界を侵攻してるのよ。たった一度の侵攻で彼女を私達の世界に束縛してはいけないわ」

 

「そう彼女の世界はメガビョウゲーンの侵攻が格段に多いのだから」

 

「そう言う意味だと響君はどうなるんだい?」

 

 

「ああ、私の場合は私の世界封印されていて戻れないだけなのでのどかちゃん達とは状況が違うので私は大帝国劇場で暮らしても問題はないんですよ。大神さん」

 

「それにのどかさんは中学生なので義務教育も終わってないんですよ」

 

「そんな女の子を劇場で住み込みで働かせたらまずくないですか?大神さん」

 

「それは確かに」

 

 

「そう言う事で、彼女達にはメガビョウゲーンがこちらに現れたら来てもらうという形でいいですか」

 

「そう言う事なら仕方ないな」

 

そしてのどかと直哉は翔鯨丸から降りて直哉の自宅に戻るのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

旧世界の復活した理由を話し合う双子

時を少し戻して・・・

 

とりあえず中心世界に戻るのはユウナさんミリアムさん、大神さん、アイリスちゃん、そして僕と響さんとのどかさんで、トワさんとレイさんに幼馴染世界の事を伝えるのは飛鳥と薫ちゃんに任せて良い」

 

「「はい」」

 

「それでこちらに残るのはのどかさん以外のプリキュアの二人と言うことで良いですか?」

 

 

「「「「「「「はい」」」」」」」

 

そしてそれぞれの目的に向け行動を開始した。

 

その頃の双子は・・・

 

トワとレイの宮殿に来ていた。

 

「トワさんかレイさんいますか?」

 

「どうした二人ともそんなに慌てて」

 

「「あ、レイさん聞いてください」」

 

回想・・・

 

ええ、実は、私達の住むゼムリア大陸は飛鳥ちゃんと薫の本来の世界幼馴染世界を含む4つの世界がひとつになった後も存在してたのは飛鳥ちゃんと薫ちゃんならわかるわよね」

 

「ええ、4つの世界がひとつになった世界の影響で私達の住む時間の世界は旧世界になりミッドチルダとゼムリア大陸の2つの世界以外とは断絶したのですから」

 

「そうなのは間違いないのだけど、私達の住むゼムリア大陸と吸収された筈の幼馴染世界が復活し始めているの」

 

「「ええーーそれはいつ頃からですか?ユウナさん」

 

「えーと中心世界の暦で、約1ヶ月位前かな?それと同時に僕達の世界のゼムリア大陸に人を炭に変える怪物とミッドチルダで、僕達も戦った機械人形と、飛鳥やリィン、ロイド、エステル達の力を借りて倒した筈の黒の機神イシュメルガの意識が復活したんだ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「「おーいみんな」」

 

ミリアムが事情を説明していると大神とアイリスが直哉達と合流した。

 

 

「飛鳥ちゃんと薫ちゃんとりあえずこの場を離れない?人目につくとまずい話が続くみたいだからさ」

 

「あ、それもそうですね。ユウナさんもミリアムさんも場所を変えますけど良いです?」

 

「ええ、私は良いわよ」

 

「僕も僕も良いよ飛鳥」

 

そしてユウナとミリアムを含めた。全員ですこやか市中心世界を結ぶ空間に向かった。

 

 

回想終了

 

「何だと‼旧世界の幼馴染世界が復活しているだとーーあり得んぞ‥そんな事」

 

 

「一応トワに聞いてみるが、もしかするとトワが単独で何かをしている可能性もあるからな」

 

「「あ、はいわかりました」」

 

 

そしてレイは双子と別れた。

 

 

「ねえ、飛鳥ちゃんトワが勝手に世界を復活させてたらどうする?」

 

「うーん、幼馴染世界を復活させる理由がないんだよね。「あるとしたらミズキとナナのお母さんのメルクが何らかの理由で復活したから幼馴染世界が復活したのかもしれないね」

 

「飛鳥ちゃんそれどういう事」

 

「ああ、薫は知らなかったね薫が私達の世界の帝都に行ったとき米田のおじいちゃんが霊力を持たない薫にお前は行っても意味ないと」

 

「ああ、あったね飛鳥ちゃん」

 

「その時に私は幼馴染世界の作った神は、トワではなくメルクという人だと聞かされたんだ。パバにね幽霊のね」

 

「そうだったんだメルクはどうして居なくなったの?」

 

「過労で倒れて死んだんだって、米田健二や異世界の来たもの暴走じみた決めつけやメルクが考えたイベント等を突然の異世界からきた者達によって大きく書き換えられた物語の修正してた時に死んだんだって」

 

 

「うへーー可哀想に」

 

 

「それでミズキとナナはトワとして幼馴染世界を切り盛りしてたんだってよ

 

「だから飛鳥ちゃんは今回の幼馴染世界はメルクさんが、何らかの理由で復活したとしたら私や飛鳥ちゃんをメルクさんが知らないから入れないと考えてる?」

 

 

「うん、その可能性はあると思う」

 

その頃、融合世界との関係しているゼムリア大陸にも異変がおきはじめていた。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

中心世界に向かうゲート内で

この話はエステルとヨシュアが、参加していた。グランゼルで武術大会後の時間帯の話である。

 

 

 

「すみませんヨシュアさんとエステルさん指名の依頼が来てまして指定されているポイントに行ってくれますか」

 

「構いませんよ。ねえヨシュア?」

 

 

「ええ、いいですよ」

 

そして二人は、ヴァレリア湖に向かった。

 

ヴァレリア湖・・・

 

「待っていたぞエステルヨシュア」

 

「「レーヴェ」」

 

エステルとヨシュアは待ち合わせの場所にレーヴェがいることに驚いていた。

 

 

「レーヴェあんた私達を倒す気で呼んだの?」

 

「いや違う盟主からの直接な命令だが、今回はレオンハルトで頼む」

 

「とういうことは紫藤直哉さんの関連性の案件なの?レオンハルト」

 

ヨシュアがレオンハルトに確認をする。

 

 

「ああ、盟主が言うには紫藤直哉の世界にもう一つのゼムリア大陸が接触を持ったということだ」

 

「「はあーーもう一つのゼムリア大陸ーー」」

 

 

エステルとヨシュアはレオンハルトの言葉に驚いていた。

 

 

「ちょっとどういう事よそれ」

 

「それがわからないからお前達の協力が必要だ」

 

「中心世界に行くにはエステルの同行が必須だからね」

 

 

「仕方ないわね直哉君から預かっているゲートを開くわよ」

 

「「ああ」」

 

そして3人はゲートを通過した。

 

 

ゲート内では・・・

 

「そもそも何でもう一つのゼムリア大陸が接触したのがわかったの?」

 

「ああ、突然俺達の計画とは別の計画に関わる予定の仲間が行方不明なったからだ」

 

「何ですってーー」

 

エステルヨシュアはレオンハルトの言葉に驚いていた。

 

 

その時エステル達の前に黒色の靄が三人を包み込んだ。

 

 

「フフ、見つけたエステル・ブライト、ヨシュア・ブライトよ」

 

「ここでお前たちを殺せば二つのゼムリア大陸が我の物となる」

 

「何ですってーーお前は何者なの?」

 

「死に行くお前達が知る必要はない」

 

 

そして黒色の靄が人形のような者を大量に産み出した。

 

 

「うえ、気持ち悪いわねこいつら」

 

「エステル、君は早く直哉君のところに行くんだ」

 

「でもヨシュア・・・」

 

「いいかい、エステル黒色の靄は僕達を狙っている❗もしかすると前の世界に関する事かも知れない」

 

 

「・・・」

 

「そうだ、エステルお前は彼のところに向かえ」

 

「そうそうここに居られたら邪魔だよ。私とお兄さんのね」

 

 

「ナオヤ兄さんにシャーリィどうしてここに?」

 

 

「詳しい事は後だ。エステルヨシュアお前たちは中心世界に急げ」

 

「そうそうここは三人でいいからさ」

 

「シャーリィー兄さんになにかあったら許さないわよ」

 

「おお怖い」

 

そう言ってエステル達は中心世界に向かった。

 

「ふ、ナオヤ・ブライト、まさか赤い星座の娘と現れるとは感謝するぞ」

 

「何俺も黒のイシュメルガと話がしたかっただけだかな」

 

「貴様我の存在を知っているのか?」

 

 

「正確には、俺達のゼムリア大陸の黒のイシュメルガだかな。シャーリィ」

 

「うん任せてお兄ちゃん」

 

そしてレオンハルト達の戦いが始まった。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

次元の裂け目から出てきた者達

直哉達が翔鯨丸の中でプリキュアの事を打ち明けた後自宅に戻った。

 

 

「ふう、取り合えずこれで当面は帝国華撃団との協力体制はある程度クリア出来たかな?響さんはどう思いますか?」

 

「うん、私は融合世界の驚異に対しては、直哉君の取った方法でいいと思うよ。ただ天海との戦いが終わるまでは」

 

「ええ、そうですね自分でも融合世界の封印が解けるまでと思ってますこの方法が有効なのは」

 

「ただ気になるのが・・・」

 

 

 

どういう事ですかユウナさん」

 

 

飛鳥が代表してユウナに聞く。

 

「ええ、実は、私達の住むゼムリア大陸は飛鳥ちゃんと薫の本来の世界幼馴染世界を含む4つの世界がひとつになった後も存在してたのは飛鳥ちゃんと薫ちゃんならわかるわよね」

 

「ええ、4つの世界がひとつになった世界の影響で私達の住む時間の世界は旧世界になりミッドチルダとゼムリア大陸の2つの世界以外とは断絶したのですから」

 

「そうなのは間違いないのだけど、私達の住むゼムリア大陸と吸収された筈の幼馴染世界が復活し始めているの」

 

「「ええーーそれはいつ頃からですか?ユウナさん」

 

「えーと中心世界の暦で、約1ヶ月位前かな?それと同時に僕達の世界のゼムリア大陸に人を炭に変える怪物とミッドチルダで、僕達も戦った機械人形と、飛鳥やリィン、ロイド、エステル達の力を借りて倒した筈の黒の機神イシュメルガの意識が復活したんだ」

 

 

「あの幼馴染世界が、復活したというユウナさん達の言葉が気になって」

 

「響さんは幼馴染世界の事をある程度覚えてますか?」

 

「ええ、幼馴染世界は私達シンフォギアが大きく関わる前の頃に一度世界は分岐したの」

 

「分岐ですか?」

 

 

「そう、その分岐したのが、前の世界に当たるのよ」

 

「それでは純粋の幼馴染世界はまさか、米田健二に破壊されたのですか?」

 

「確かに米田健二は関わる事はあったけど幼馴染世界の崩壊したのは、幼馴染世界の大量の人が異世界に跳ばされた事による崩壊ね」

 

「成る程」

 

その時直哉の自宅の上空に次元の裂け目が出来て凄い音が鳴った。

 

 

ズドーン

 

 

「「「「なんだあの音は」」」」

 

 

そして直哉と響とユウナとミリアムが音の鳴った場所に行くとそこには・・・

 

「エステルさんとヨシュアさんとあの子誰ですか?」

 

 

「直哉君良かったこちらに来たのね私達」

 

「ああ、そうだねエステル!!エステル来るよ」

 

「もう来たのね兄さんにシャーリィ無精かな?」

 

そして黒色の靄が出てきてこう言った。

 

「お前達がつれているその娘をよこせ」

 

 

「嫌よ誰が渡すもんですかあんたとこの娘がどういう関係かわからないけど。私の勘であんたにこの娘を渡してはならないと確信してるのよ」

 

 

「ふんそうか、ならば覚悟するがいい剣聖カシウス・ブライトの娘のエステル・ブライトよ」

 

「こいつ私の事を知っているの」

 

 

 

「いでよ咒靈機ナグツァート」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

もう一つのサイバスター現れる

「「「「「なあっ巨大ロボットだーー」」」」」

 

「フフ、咒靈機ナグツァートの力を思いしれ人間」

 

「「ヨシュア行くわよ桜花無双撃」響さんシンフォギアであの巨大ロボットを殴って行動不能にしてください」

 

「ああ、エステル行くよファントムブレイド」 

 

 

「ええーー何で私がーー」

 

 

「それは現状あの巨大ロボットと戦えるのが響さんとエステルさんとヨシュアさんだけなんですよ」

 

「ええーー」

 

「頑張ってください」

 

そう言いながら直哉達は気絶している少女を安全な場所に連れていく。

 

「だあああ…もうやけくそだあああ」

 

「なっ馬鹿な人間の力でこの咒靈機ナグツァートにダメージを与えるだとーー」

 

 

咒靈機ナグツァートに乗る初代ワカメのような男と呼ばれていたルオゾールが驚いていた。

 

その頃大帝国劇場の地下司令室で帝都の上空に出来た次元の裂け目の調査結果が出た。

 

 

「由里、あの次元の裂け目はどこに繋がっているか答えが出たか?」

 

「はい、司令融合世界とは異なる世界に繋がっています」

 

「なんだと‼融合世界のどこかではないのか?」

 

「いえ,それはありません」

 

「かすみ、直哉からの連絡は?」

 

「はい今のところありません」

 

そうか、直哉は自分達だけでやれるからか、そう判断したのなりいいが・・・」

 

その時大神が慌てて地下司令室に来た。

 

「米田司令、花組に出撃命令を出してください」

 

 

「大神、それは出来ない」

 

!!

 

「どうしてですか」

 

「それは、今回の件は、紫藤家の担当する案件だからだ」

 

「え、紫藤家の案件ですか?」

 

「そうだ、大神次元の裂け目と呼ばれる物に近づけるのは紫藤家の者達のみなのだ」

 

「大神お前は直哉達と異世界に行ったよな。その時直哉や響達も色んな物を使って帰ってきたよな」

 

「はい」

 

「それらの道具を使えるのは紫藤家の当主と当主が許可した者だけなのだ。つまり直哉が次元の裂け目に吸い込まれても無事に帰ってこれる手段があるのだ」

 

!!!

 

「そんな俺達はかえってこれる手段がないから出撃不可と言うことですか?」

 

「そうだ」

 

その時次元の裂け目に変化が起きた。

 

「大変です米田司令次元の裂け目から新たなロボットが現れました」

 

「「何だと‼」」

 

大神と米田は高村椿の言葉に驚いていた。

 

 

その頃エステル達は・・・

 

 

「エステルさんとヨシュアさんと響さん気を付けてください。次元の裂け目から何かが出てきます」

 

!!

 

エステルとヨシュアと響とルオゾールは直哉の言葉に驚きながらも次元の裂け目の様子を見ていると一機のロボットが出てきた。

 

「あれは・・・サイバスターじゃないか?」

 

 

「見つけたぜルオゾール、お前プレシアを誘拐してどうするきだ?」

 

 

「男の声だ。飛鳥ちゃんじゃないのか?」

 

「これはこれは、マサキ・アンドーどのでは無いですか」

 

「マサキ・アンドーだって、飛鳥ちゃんが乗る同じ機体に乗る謎の人物か・・・」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新たな協力者

もう一機のサイバスターが出てきてから事態は急変していた。

 

 

「まさかこんなに早くサイバスターが来るのは想定外でしたな。マサキ殿方向音痴は克服したのですか?」

 

 

「「「「方向音痴」」」」

 

ルオゾールの言葉にその場にいた直哉達の全員が驚いていた。

 

 

「うるせールオゾール何で俺がお前にそんな事を心配されないと行けねえんだ?」

 

 

「おやおや、マサキ殿がラ・ギアスに来てからの付き合いですからね。それなりの付き合いですね」

 

 

「ねえ、ヨシュア私達戦いをしてたわよね?」

 

「うん、その筈だよエステル」

 

「フフ、名残惜しいですが彼女はいずれお迎えにあがります」

 

「誰がお前に渡すかよ」

 

そして咒靈機ナグツァートに乗るルオゾールは再び次元の裂け目に入り、こちらの世界から撤退した。

 

 

それと同時に帝都の上空に出来ていた次元の裂け目は消滅したのだった。

 

それから暫くして・・・

 

「直哉お前変わったなあの頃から」

 

「マサキさんは幼馴染世界の自分と会ったことあるんですか?」

 

「ああ、あのときは親子で召喚されていたな。フェイル殿下にな」

 

 

そしてマサキと直哉達は互いの情報を交換した。

 

「成る程融合世界か、ある意味幼馴染世界の頃の敵だった奴の願いが叶った世界のような感じだな」

 

「ええ、結果だけを見れば4つに別れていた頃を知っている人からしてみればそう思うと思いますよ」

 

「これで飛鳥ちゃん達の推測が正しいと言う答えが出ましたね」

 

 

「なんだその推測は」

 

マサキが直哉に聞く。

 

回想・・・

 

「ええ、そう言うことになりそうです。後パパ中心世界の異変はかつて4つの世界の中で倒した敵も復活の気配があるそうです」」

 

 

 

「それは本当かい?君達は幼馴染世界の出身だよね」

 

 

 

「「はい」」

 

 

 

「確か、君達の時代では異世界との交流をしてたよね」

 

 

 

 

 

「「ええ、ミッドチルダですね」」

 

 

 

「今回はそちらの参戦はどうなの?」

 

 

 

 

 

「それは今のところわかりません」

 

 

 

「ただ、のどかさん達の地底には地底世界ラ・ギアスが存在をしている可能性があり、響さん達の世界のとなりに複数の世界が生まれそうらしいですね神様達が言ってました」

 

 

 

「成る程かつて別れていた時代の世界が融合世界に吸収して再生するかもしれないとういう事かな?」

 

 

 

「ええ、地底世界ラ・ギアスに関してはそうなる可能性が高いということですね」

 

回想終了

 

「成る程な、トワも俺達の動きを見て飛鳥達に伝えていたのか」

 

 

「よし決めたぜ、暫くこちらの世界にいるぜ。どのみちルオゾールがこちらで動いていたみたいだからな」

 

「それはこちらとしてもありがたいですけどいいんです」

 

 

「ああ、構わねえよ」

 

「じゃ、来ていいぞシロクロ」

 

 

マサキに呼ばれ来たのは白猫と黒猫の2匹の猫だった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

謎の紅い植物

マサキ・アンドーとの話が終わった後・・・

 

 

「あのーエステルさんとヨシュアさんは今回はどうしてこちらに?」

 

「ああ、そうだった。ヨシュア直哉に説明をお願い」

 

「エステル、いつも難しい説明を自分で出来るようにしないと遊撃手としてどうなのさ?」

 

「別にいいでしょう、私とヨシュアが離れることはないんだから」

 

「はいはい、夫婦の会話はしないでくださいね」

 

「なっ私とヨシュアは夫婦じゃないわよ」

 

「どう見ても将来夫婦になるしかない二人と思うな」

 

それからヨシュアによる説明が直哉にされた。

 

 

「成る程、そう言うことでしたか、確かに僕はもう一つのゼムリア大陸の出身の人物と出会っています」

 

!!

 

「「やっぱり」」

 

「ですけど、もう一つのゼムリア大陸の人達はこちらと交流を持ったゼムリア大陸より未来の出来事が起きているゼムリア大陸のようですね」

 

「直哉君、その人達を私達に会わせてくれない?」

 

「え、普通会えると思います。ヨシュアさん」

 

「僕は会ったら非常にまずいとおもう」

 

「何でよヨシュア」

 

 

「ほら言った本人が事の重大性に気づいてないしね」

 

「エステルさんこれは例えの話ですけど、いきなりエステルさんが来年結婚しますと言われて信じますか?」

 

 

「う、それは・・・」

 

「エステルさんも信じれないですよね」

 

「それに未来を知るのはどんな人間でも本来は知ってはならないんです」

 

「知っているとその未来通りの流れにしないといけないと思うのですとそんな事を考えると人生はつまらないものになりますよね」

 

 

「「それは確かに」」

 

 

その時エステルが異変に気がついた。

 

 

「ねえヨシュアと直哉君あれを見て」

 

「なんだあの紅い植物は」

 

直哉とヨシュアが見た時浅草浅草寺周辺に紅い植物が大量に育っていた。

 

 

「直哉さん大変ですあの紅い植物を消滅させないと・・・あ」

 

「ねえ貴女あの紅い植物の事を知っているの?」

 

「はい・・・わあーー助けてーー」

 

エステルは入ってきた子を引き連れ紅い植物が生い茂る浅草浅草寺周辺に向かった。

 

「直哉さんあの子が未来を知っている子ですか?」

 

「ああ、後一人いるけどね、どうやらあの紅い植物はユウナさんの時代に関わる物がどうやらこちらに現れたと見るべきかな?」」

 

「そう言えば僕達もこちらに来る前に教われたんです」

 

「変なものに?」

 

回想・・・

 

その時エステル達の前に黒色の靄が三人を包み込んだ。

 

 

「フフ、見つけたエステル・ブライト、ヨシュア・ブライトよ」

 

「ここでお前たちを殺せば二つのゼムリア大陸が我の物となる」

 

「何ですってーーお前は何者なの?」

 

「死に行くお前達が知る必要はない」

 

 

そして黒色の靄が人形のような者を大量に産み出した。

 

 

「うえ、気持ち悪いわねこいつら」

 

「エステル、君は早く直哉君のところに行くんだ」

 

「でもヨシュア・・・」

 

「いいかい、エステル黒色の靄は僕達を狙っている❗もしかすると前の世界に関する事かも知れない」

 

 

「・・・」

 

「そうだ、エステルお前は彼のところに向かえ」

 

「そうそうここに居られたら邪魔だよ。私とお兄さんのね」

 

 

「ナオヤ兄さんにシャーリィどうしてここに?」

 

 

「詳しい事は後だ。エステルヨシュアお前たちは中心世界に急げ」

 

「そうそうここは三人でいいからさ」

 

「シャーリィー兄さんになにかあったら許さないわよ」

 

「おお怖い」

 

そう言ってエステル達は中心世界に向かった。

 

 

回想終了

 

 

「成る程,それは不気味ですね、取り合えず彼女のもう一人の仲間を連れてエステルさんと合流しましょうヨシュアさん」

 

そうだね直哉」

 

 

そして直哉達も浅草浅草寺周辺に向かった。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

出現!!幻獣ヒドラプラント&プラントアーム

エステル達が紅い植物を見つける前の浅草浅草寺周辺では・・・

 

「フフ、兄者の汚名返上をするために天海様に出撃許可をいただき感謝します。」

 

「さて、兄者が築地で入れられなかった楔も遠隔操作で入れるか」

 

「オンキリキリバサラウンバッタ、オンキリキリバサラウンバッタ」

 

そして羅刹は二つの楔をそれぞれの場所に埋め込んだ瞬間浅草全体に異変が起きた。

 

「なんだ、あの紅い植物は?うわああ」

 

なんと紅い植物は瞬く間に咲き乱れ羅刹を飲み込んだ。

 

 

その頃大帝国劇場では・・・

 

 

「米田司令たった今一瞬ですが、浅草方面に黒之巣会の反応がありました」

 

「何、よし大神達に出撃命令を出してくれあやめ君」

 

「わかりました」

 

そして帝国華撃団はこの戦いを機に改めて自分達が弱いことを知るのだった。

 

 

時は戻り・・・

 

 

「「エステル」さん」

 

「ヨシュアに直哉君それに・・・」

 

「僕の名前はミリアムだよ。エステル」

 

「ちょっ先輩いきなり砕けすぎですよ」

 

 

ユウナがミリアムに言う。

 

「あら、ユウナも名前で呼んでいいのよ」

 

 

「いえ私は、エステルさんで行かせて貰います」

 

「あーわかったユウナがエステルの事を敬語使うのはカシウス・ブライトに言われたことが原因だね」

 

「何、二人とも私の父さんを知ってるのあんな典型的なダメ親父を」

 

「「典型的なダメ親父・・・て、あのーヨシュアさんエステルさんは本気で言ってるんですか」

 

「ああ、君達が知る僕達はカシウス・ブライトの凄さを知ってるけどこちらのエステルはまだカシウス・ブライトの凄さを知らないからね」

 

「そうなんですね?」

 

 

その時紅い植物が淡い光を放ちその中心に大型植物魔獣ヒドラプラントとプラントアーム4体があり得ないことに体と浅草に出演したのだった。

 

「「大型魔獣」」

 

「エステル」

 

「うんヨシュア」

 

「待ってくださいヨシュアさんエステルさん。あの魔獣は通常の魔獣ではなく、幻獣と呼ばれるものです」

 

「「幻獣!!」

 

 

ユウナの言葉を聞いたエステルとヨシュアは警戒を強めながら幻獣ヒドラプラントに近づく。

 

 

そして帝国華撃団が到着した。

 

「「「「「「「帝国華撃団参上!!」」」」」」

 

「なんだあの巨大な植物は」

 

「あんな植物兵器も持っているのか黒之巣会のは」

 

「いえ違うようです。隊長」

 

マリアが大神に言ったとき、50を超える量産型魔操機兵が、プラントアームに攻撃を仕掛けていた。

 

 

「よし俺達も魔操機兵と巨大植物を倒すぞ」

 

「「「「「「「了解」」」」」」」

 

 

「こうなったら仕方ありません。エステルヨシュア、ユウナ、ミリアム帝国華撃団と協力し、幻獣を撃破してください。後恐らくノイズも現れる可能性がありますから注意してください」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

最悪の事態は・・・

黒之巣会本拠・・・

 

「なんじゃあの巨大な植物は羅刹を飲み込んだと思えばあんなものが、出てくるとは」

 

「ウィルノイズで羅刹を救えぬか?奴も暴れたりないと思うからのう」

 

「天海じいさん無理言うなよ。ノイズも万能では無いのだから」

 

(あれは関わってはいけないと俺の本能が言っている、ファラに現地に行ってもらうか?)

 

 

「ファラ、お前に任務を与える。小型ノイズを35体と巨大ノイズを15体を預けるから、白銀の羅刹を救出してきてくれ」

 

「わかりました。ただその作戦中に立花響および紫藤直哉の敵対行動があった場合は?」

 

 

「ああ、迎撃してもいいが羅刹救出が最優先だ」

 

 

「わかりました」

 

そしてファラは浅草に向かった。

 

その頃浅草では・・・

 

「「「「「うわああ」」」」」

 

「なんだ?光武がおかしい」

 

「わかったわ大神はん、うちらの光武がおかしくなったのは巨大植物が吐き出す樹液のようなもんのせいや。あれに触れると、光武の伝達回路が一時的に伝達が伝わらないようになるんや」

 

「そのせいで光武の行動が遅くなったり、霊力の伝達も出来なくなっているから脇侍を簡単に倒せなくなってるんや」

 

「そんなどうすればいいの紅蘭?」

 

 

マリアが紅蘭に聞く。

 

「今は、あの巨大植物の影響を受けていない。さくらはんと、アイリスに任せるしかないな。うちらの光武は最低限の行動しか出来へんのやから」

 

「くっ」

 

「エステルさん、ヨシュアさん、ミリアムさん、ユウナさん。無事です?」

 

「「ええなんとか」」

 

 

「ああ、こちらも大丈夫だよ」

 

「僕の方も大丈夫だよ直哉」

 

 

エステル達がそれぞれの答えを直哉に言う。

 

 

「すいません四人の中で大神さんたちに近い人は誰ですか?」

 

「「それは私達よ」私達です」

 

エステルとユウナが言う。

 

「すみません。お二人には幻獣の樹液を受けた。帝国華撃団の方のフォローに回ってくれますか?」

 

 

「「了解」」」」

 

「たくっ何で注意しないのかしら帝国華撃団は」

 

「仕方ないですよ、幻獣と戦う事なんて私達でもそんなに経験があるわけではないですし」

 

「それもそうね」

 

 

その頃大帝国劇場の地下司令室では・・・

 

「さくら機とアイリス機以外の光武は機体に異常が発生し通常の三割程度の出力と搭乗者の霊力の伝達も2割以下の伝達力となっています。」

 

「何だと‼それでは大神達は満足に動けねえじゃないか?」

 

「なんとかその現象を止める事は出来ないの?」

 

「無理ですあの巨大植物が出す樹液見たいのを止めない限り無理です。」

 

風組の三人が状況を米田とあやめに伝える。

 

 

「あ、紫藤直哉さんの仲間が動かない光武のフォローをしてくれ始めました」

 

「そうか、直哉に借りが出来たな」

 

「そうですね」

 

ピーピーピー

 

「何があった」

 

「大変です。小型ノイズ35体と巨大ノイズも15体が巨大植物いる場所に現れました」

 

「何だと‼」

 

「何てことなの」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

空と閃と歌の邂逅前編

その頃大神達は・・・

 

 

「くそーこの状況でノイズまで出てくるとは」

 

「あれがノイズかあ、あたい始めてみるけどノイズにとっても巨大植物は敵なのか?」

 

「恐らくな、カンナ」

 

「ちょっと直哉君ノイズまで出てきたわよどうするの?」

 

「エステルさんヨシュアさん貴女達のSクラフトなら小型ノイズは倒せるでしょう響さんが来るまで持たせてください」

 

「やるしかなさそうね。ヨシュア」

 

「行くよエステル」

 

「食らいなさい鳳凰烈波」

 

「ファントムブレイド」

 

そしてエステルとヨシュアのSクラフトが小型のノイズ15体を一掃した。

 

!!

 

「「「「「「「ええー天使以外の人間がノイズを倒したーー」」」」」」」

 

大神達は直哉によってシンフォギアでしか倒せない筈のノイズを倒した人間がいることに驚いていた。

 

 

「「「「「何だと‼ーーノイズが人間によって倒されただとー」」」」」

 

花組と同様米田達も驚いていた。

 

「どうして連絡が繋がらない響さんに・・・もしや」

 

そう言って直哉は時間を見ると、時計は午後13時を指していた。

 

「ああーしまった。まだ響さんのお昼寝タイムの時間だったーー」

 

「あんですってーー何より響肝心なときにこれないの?」

 

「小型ノイズはなんとか出来るけど幻獣もいる状況では厳しいよ」

 

「直哉さん私達もぞろぞろ限界です」

 

「仕方がないですねノイズは放置で・・・」

 

「その心配は無用」

 

「ノイズ達は私が殺す」

 

「え、翼さん・・・それに響さんですか?」

 

「ああ、この響はグレ響だかな」

 

「翼後で覚えていろ」

 

「おお、恐い恐い」

 

「所で翼さん最近連絡が取れなかったのも何か理由があったんですか?」

 

「ああ、後で話す。今はノイズとあの巨大植物を倒すのが先決だ」

 

そしてシンフォギア組は巨大ノイズを含めた全部のノイズと戦闘を開始した。

 

エステル達四人と帝国華撃団からさくらとアイリスが幻獣と戦いを始めた。

 

 

「くそー俺達も戦えたら戦いたい」

 

「そうか、なら我と契約すればその機体を動けるようにしてやるぞ」

 

「誰だ!!お前は」

 

「我の名は、黒のイシュメルガどうする我と契約するか?」

 

「イシュメルガだって、本当に契約者になればこの状況を打破出来るんだな」

 

「ああ出来るとも」

 

大神がイシュメルガとの契約をしようとしたとき次元の裂け目ができた。

 

!!

 

「ちっ奴め、ここまで来たか。だが、まだ奴等に見つかるわけにはいかん。我とデボネアの紫藤直哉と魔法騎士に復讐するまでは」

 

その直後灰の機神ヴァリマールとその担い手のリィン・シュバルツァーが出てきたことによりヒドラプラントとプラントアームは圧死し、浅草周辺に咲いていた紅い植物は全部消えた。

 

「ユウナリィンだよ」

 

「ウソリィン教官がどうしてここに」

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

空と閃と歌の邂逅中編

「これは少しまずいと判断し撤退します。ウィル」

 

「ああ了解した。あんなものまで出てくるとなると俺達の活動を控えるべきかな」

 

そう言ってファラは残っているノイズを回収し、撤退した。

 

「まさか平行世界のグレ響がでばって来るとは、天海のじいさん。羅刹は諦めてくれ」

 

 

 

「仕方がないのう。刹那に続き羅刹までもがこんな悪者らしくない終わりを迎えるとはのう」

 

「じいさんそれは何気に酷いと思う」

 

「か、か、かワシの目的は帝都の固い結界を破ることだからのう細かい犠牲は考えないのじゃ」

 

「ふ、いい性格じゃないかじいさん」

 

「褒めても褒美出さぬぞ」

 

「じいさん。結界を破ることの出来る術を発動するにはあと何ヵ所楔を打てばいい」

 

「うむ、後3ヶ所だな。」

 

「そうか・・・」

 

その頃紫藤直哉達は・・・

 

 

「リィン教官」

 

「リィン」

 

次元の裂け目より出てきた機体から降りてきた青年が突然声をかけられ驚いていた。

 

!!

 

「ユウナにミリアムがどうして未知のこの世界にいるんだ?」

 

「君達は復活したかもしれない幼馴染世界に向かった筈では、紫藤直哉君の安否を確認する為に」

 

「あはは、それがですね・・・」

 

そしてユウナがリィンに今までの敬意を話し出した。

 

 

あ、薫と飛鳥もいるよ。ユウナ」

 

「本当ね、これで直哉君に上手く説明できるかも」

 

「私とミリアム先輩がここに来た理由を」

 

「そして飛鳥と薫にも伝えないと彼女達の本来の世界が復活した可能性があることを」

 

「ヤッホー薫に飛鳥ひさしぶり」

 

 

「「ええーーミリアムちゃんにユウナさん。どうしてこの世界にーー」」

 

 

「あはは、ごめんね驚いた」

 

 

「飛鳥ちゃんと薫ちゃんこの二人と知り合いなの?」

 

直哉が飛鳥と薫に聞く。

 

 

「ええ、彼女達は中心世界とは繋がりのないゼムリア大陸に住んでいる人達となります」

 

「何だってーー」

 

 

「紫藤直哉さん私達は、飛鳥ちゃんと薫ちゃんの未来に繋がっている幼馴染世界と交流を持ったゼムリア大陸からやって来ました」

 

 

「エステルさんやヨシュアさんに代わって」

 

回想終了

 

 

「成る程幼馴染世界に行こうとしてゲートを通ったら未知の世界に繋がりのある世界についたのか?」

 

「はい」

 

 

「僕達も変だなと思ったけどあの時は飛鳥や薫がいたからそう思わなかったよ」

 

「そうか」

 

「あのーそろそろいいですか?」

 

 

「ああ、すみません!」

 

「貴方は紫藤直哉さんどうしてここに」

 

そう言いながら青年が直哉に近づこうとしたときエステルが二人の間に入った。

 

「そこまでよ私の名前は、エステル・ブライトよ。貴方の名前は」

 

「・・・灰色の騎士と呼んでくれ」

 

「灰の騎士ですって」

 

「ちょっユウナさんこれはどういう意味です。リィンさんが灰色の騎士と名乗るのは?」

 

 

「恐らく教官はエステルさんとヨシュアさんの格好をみて、自分の本名を名乗るのは得策ではないと判断したのでは」

 

 

「成る程」

 

「あのーエステルさんと騎士さんと翼さんは一緒に大帝国劇場に行きましょう」

 

「「「ええ、いいてすよ」」」

 

それぞれの代表者の同意が得られた直哉達は大帝国劇場に向かった。

 

 

「あ、すいません騎士さん光武を5機運んで頂けませんか?騎士さんの機体で」

 

「いいてすよ。直哉さん」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

空と閃と歌の邂逅後編

大帝国劇場地下司令室・・・

 

「いや本当にありがとう君のおかげでワシの娘や息子を失わずにいられたんだから」

 

「よしてくださいあの幻獣をあそこまで弱らせたのは俺ではないのですから」

 

 

「そうか、あの植物は幻獣と呼ばれるのか?」

 

「ええ、俺達の世界の希な魔獣と思ってください」

 

「そう言えばゼムリア大陸とはなんだ?」

 

 

そこでリィンはエステルを見る。それに従い米田もエステルを見る。

 

 

「ちょっとそこは君が聞かれたんだから答えなさいよ」

 

「あー米田さん。ゼムリア大陸は融合世界の一部のような世界ではなく本当の意味での異世界という認識でいいと思いますよ。リィンさんすいませんこの場では未来のとは着けません」

 

 

「気にしないでください」

 

「成る程、ならシンフォギア世界と同じでいいのか?」

 

「ええ、大まかにはそれでいいです」

 

「それで、灰色の騎士君。君がこちらの世界に来た理由を教えてほしい」

 

「それは・・・」

 

 

「俺はイシュメルガの魂を追ってこちらの世界に来たのです」

 

 

「「「「イシュメルガ」」」」

 

翼と米田とエステルとあやめが言葉を揃える。

 

「今のイシュメルガは悪霊みたいなものです」

 

「ちょっと待って悪霊みたいなの私達も見たわ」

 

「え、本当ですか?エステルさん」

 

そしてエステルはその時の事を話し出す。

 

 

回想・・・

 

その時エステル達の前に黒色の靄が三人を包み込んだ。

 

 

「フフ、見つけたエステル・ブライト、ヨシュア・ブライトよ」

 

「ここでお前たちを殺せば二つのゼムリア大陸が我の物となる」

 

「何ですってーーお前は何者なの?」

 

「死に行くお前達が知る必要はない」

 

 

そして黒色の靄が人形のような者を大量に産み出した。

 

 

「うえ、気持ち悪いわねこいつら」

 

「エステル、君は早く直哉君のところに行くんだ」

 

「でもヨシュア・・・」

 

「いいかい、エステル黒色の靄は僕達を狙っている❗もしかすると前の世界に関する事かも知れない」

 

 

「・・・」

 

「そうだ、エステルお前は彼のところに向かえ」

 

「そうそうここに居られたら邪魔だよ。私とお兄さんのね」

 

 

「ナオヤ兄さんにシャーリィどうしてここに?」

 

 

「詳しい事は後だ。エステルヨシュアお前たちは中心世界に急げ」

 

「そうそうここは三人でいいからさ」

 

「シャーリィー兄さんになにかあったら許さないわよ」

 

「おお怖い」

 

そう言ってエステル達は中心世界に向かった。

 

「ふ、ナオヤ・ブライト、まさか赤い星座の娘と現れるとは感謝するぞ」

 

「何俺も黒のイシュメルガと話がしたかっただけだかな」

 

「貴様我の存在を知っているのか?」

 

 

「正確には、俺達のゼムリア大陸の黒のイシュメルガだかな。シャーリィ」

 

「うん任せてお兄ちゃん」

 

そしてレオンハルト達の戦いが始まった。

 

回想終了

 

 

「という事があったのよ」

 

「やはりイシュメルガは、あの時にいたもの達を復讐のターゲットにしてるのか?」

 

 

「良くわからないがイシュメルガというものを放置は出来ぬな。紫藤直哉さん平行世界の私達の力も貸すので一緒に戦いませんか?」

 

「ちょっと翼さんそんなに慌てて答えを出さなくていいですよ」

 

「しかし」

 

「そうだな、少なくともイシュメルガに対抗出来るのは灰色の騎士のの機体だけのようだしな、現状帝国華撃団が早急に対応しなければならない相手はメガビョウゲーン、黒之巣会、ノイズの3つだからな」

 

「と言っても黒之巣会以外はほぼ直哉達に頼る形だかな」

 

「取り合えず灰色の騎士の機体は大帝国劇場の格納庫においてますから、灰色の騎士は大帝国劇場のスタッフとしてしばらく雇う形でいいかしら」

 

「え、それだと迷惑に・・・」

 

「いや好き勝手に動かれる方が何かと不味いんだよ軍が絡むとな」

 

 

そして話し合いは終わり直哉とエステルと翼は直哉の自宅に戻るのたった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

二人の響の出合い

大帝国劇場に向かうグループとは別に直哉の自宅に向かうグループでは

 

「平行世界の響はグレてるね?何で」

 

「ちょっミリアム先輩ストレートに聞きすぎですよ」

 

「何で?何でユウナもヨシュアも聞きたいでしょ?」

 

「それは・・・」

 

「何で僕も聞きたいという前提で言うんだろ?」

 

少し困惑気味のヨシュアだった。

 

 

「・・・そんなこと貴女達には関係ないでしょ?」

 

「確かにそうですね」

 

「そうだね。グレ響には触れられたくない部分が理由なのかな?」

 

「えーいいじゃんいいじゃん。教えてよ」

 

「・・・フン」

 

「ギャッ」

 

 

「これでで静かになったわね」

 

 

グレ響は手刀を使いミリアムの意識を刈り取った。

 

 

「ミリアム先輩!!」

 

「手際かいいね」

 

「生きていくためには必要だったから。あ、大丈夫よ数時間したら起きるから」

 

「響さんご免なさい。先輩が」

 

「いえ、こちらも悪いから、謝らなくていいわ」

 

「でも・・・」

 

「確かに、ミリアムさんも悪いし、グレ響さんも悪いしね、今のやり取りは」

 

ヨシュアがそう言う。

 

「グレ響さん。僕はエステル外と共に響さんの事情をある程度聞いてるから君の行動には何も言うつもりはないよ。」

 

「ああ、太陽バージョンの私のことか」

 

「そう言う事」

 

「え、太陽バージョンてあの響さんですよね」

 

 

ユウナがヨシュアに聞く。

 

「そうだよユウナ」

 

そして直哉の自宅に戻ると・・・

 

「「ただいま」」

 

ユウナとヨシュアが家に入り声を出すと、響がやって来た。

 

「あーやっと帰ってきたーうわわあっ」

 

響は勢いを殺すことが出来ずユウナとヨシュアに突撃をするが二人は響を避けるがその後ろにいた人物とぶつかってしまった。それも口同士のキスのおまけ付きで。

 

 

「あわわごめんなさい」

 

そう言って響はぶつかってしまった人から離れようとしたとき再びぶつかってしまった人が響を引き寄せ再びキスをした。

 

「あわわ大胆」

 

その光景をみたユウナは固まっていた。

 

しばらくして・・・

 

 

紫藤家の居間で・・・

 

「あはは、すまないな太陽。お前が大胆な事をするからお返しをしただけだぞ」

 

 

「うう、もうお嫁にいけないよ」

 

「別に問題ないだろ?太陽。お前には未来がいるだろ」

 

「それは・・・」

 

「お、その反応はまさか、太陽異性として見てる男がいるのか?」

 

「そそ、そんなことないよ私」

 

グレ響の質問に動揺する響だった。

 

「それでどうしてこちらの世界に?」

 

 

「ああ、それは久しぶりにギャランホルンが鳴ってなたまたま共闘していた翼に強制的に連れてこられた」

 

「へ、ノイズが出たのこの世界に」

 

 

「ああ」

 

そしてグレ響は響に説明を始めた。

 

回想・・・

 

「どうして連絡が繋がらない響さんに・・・もしや」

 

そう言って直哉は時間を見ると、時計は午後13時を指していた。

 

「ああーしまった。まだ響さんのお昼寝タイムの時間だったーー」

 

「あんですってーー何より響肝心なときにこれないの?」

 

「小型ノイズはなんとか出来るけど幻獣もいる状況では厳しいよ」

 

「直哉さん私達もぞろぞろ限界です」

 

「仕方がないですねノイズは放置で・・・」

 

「その心配は無用」

 

「ノイズ達は私が殺す」

 

「え、翼さん・・・それに響さんですか?」

 

「ああ、この響はグレ響だかな」

 

「翼後で覚えていろ」

 

「おお、恐い恐い」

 

回想終了

 

私が寝ているときにそんなことが起きていたなんて」

 

「私としてはそこまで寝られるお前が凄いがな」

 

「酷いよ私が私をいじるなんて」

 

「フン、自覚はあるようだな」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2つのゼムリア大陸出身者達の情報交換会前編

ねえユウナとミリアムと灰色の騎士だっけ、そろそろ教えてくれない。貴女達の事を」

 

「それは・・・」

 

「それに君たちの言う黒のイシュメルガだっけ奴も僕達の事を敵として襲っていた節があるしね、狙われるということは僕達と何らかの関係があるはずだよね」

 

その日の夜から始まった2つのゼムリア大陸の出身者達による情報交換会の筈が・・・

 

エステルとヨシュアの迫力にエステルとヨシュアが刑事の事情聴取をしているように直哉達は見えていた。

 

「ねえ直哉君あれは一応情報交換会だよね」

 

「ええ、その筈ですよ響さんあ、太陽の方の」

 

「しかしあれでは刑事ドラマでで来るあのシーンにしかみえないぞ」

 

「へえ翼さんが刑事ドラマを見るんですか?」

 

「ああ、今度な刑事ドラマのスペシャルにゲスト出演することになったのでな」

 

 

「「へえどんな役なんてすか」」

 

「それかな、刀を凶器として暴れる犯人役だ」

 

「「ええーー」」

 

「そこうるさいわよ」

 

「「ごめんなさい」」

 

響と直哉はエステルに怒られた。

 

 

「エステルさん貴女達のゼムリア大陸では今は何が起きていますか?」

 

 

「え、どうだったけ、ヨシュア?」

 

「先月リシャール大佐が黒幕の事件が解決して、今は結社を追いかけてる所だよ灰の騎士君」

 

「成る程わかりました。エステルさんヨシュアさん我々は三年後の別のゼムリア大陸から来ました」

 

「あんですって未来からですって〰」

 

「それも別のゼムリア大陸だって」

 

「ええ、我々は今後リベールで結社がやろうとしていることも知っています。結社の目的は・・・」

 

 

「おっとそこまでにしてあげてくださいね。灰色の騎士さん。貴方にしたら過去ですけどエステルさんたちにとっては未来なんですから」

 

「それもそうですね」

 

「ですがこちらのゼムリア大陸には大きな相違点がありますがね」

 

「どういう事ですか」

 

直哉の言葉に灰色の騎士が聞く。

 

「響さんあの映像の準備をお願いします」

 

そういわれ響は映写機を出してきた。

 

 

映像開始

 

 

「おい、女この任務が終わったら俺様と戦えよ。お前の持っている力に興味があるからな」

 

「だそうだ響、よかったな。劫炎と戦うだけで響の好きな友達になれるぞ火炎魔神と戦った女の称号と共にな」

 

 

「ええーー」

 

「劫炎と戦ったら死ぬかも知れんがな」

 

「イヤー私はやっぱり呪われているよ直哉君」

 

 

「響さん御愁傷様です。死んだらちゃんと供養しますから」

 

「イヤー見捨てないで」

 

 

「クックッあの女は面白いな」

 

「マクバーン遊ぶのもほどほどにしておけよ」

 

「そのようだな連中に気づかれたみたいだな」

 

レーヴェと劫炎がそう言うと直哉達を囲むように大量のノイズが出現した。

 

「「わわ、ノイズが出たーー」」

 

響と直哉が戦闘体勢をとる前に二人が動いた。

 

「さてやるか」

 

「俺様を楽しませろよノイズ」

 

マクバーンとレーヴェはノイズと戦いという遊びを始めた。

 

そして戦いは二人の圧勝だった。

 

「「ええーー普通の斬撃でノイズを倒せるなんてあり得ないんですけど?」」

 

 

「ノイズには炭素化と位相差障壁があってその障壁を何とかしないといけないんですけど」

 

「ああ、そうだっだな。だが、俺の持ったケルンバイターと火炎魔神の炎にはそんなものは通用しない最初からな」

 

「あはは、そうなんですね。何この非常識の塊のような世界は、この二人と師匠会わせたら世界が壊れるまで戦うかもしれない」

 

「絶対会わせたら駄目だ」

 

響はそういって決意する。

 

「響さん気持ちは痛いほどわかるから今はゼムリア大陸はそんなものと思った方がいいよ」

 

映像終了

 

「な、馬鹿なこちらではあの村の壊滅がノイズの襲撃によるものになっているのですか?

 

 

「そうです灰色の騎士これは貴方の知る歴史にありますか?」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2つのゼムリア大陸出身者達の情報交換会後編

それは・・・ありません。が直哉さんは結社と繋がっているんですか?」

 

「ええ映像の二人を伴って挨拶に来られた位の面識ですけど」

 

!!

 

未来組の三人は直哉の言葉に驚いていた。

 

「と言っても、あのときの姿は僕に合わせた姿なんてしょうけど」

 

「まあ僕達と彼等の関係はさほど関係ないでしょけど」

 

「いやいや直哉さん何爆弾発言をしれーとしてるんですか?」

 

ユウナが直哉に言う。

 

「取り合えず灰色の騎士さん。ユウナさんたちにこれからの事を伝えたらどうですか?」

 

そう言って直哉は響達の元に戻る。

 

そして灰色の騎士はユウナとミリアムに大帝国劇場で決まった事を伝え始めた。

 

 

回想・・・

 

 

「という事があったのよ」

 

「やはりイシュメルガは、あの時にいたもの達を復讐のターゲットにしてるのか?」

 

 

「良くわからないがイシュメルガというものを放置は出来ぬな。紫藤直哉さん平行世界の私達の力も貸すので一緒に戦いませんか?」

 

「ちょっと翼さんそんなに慌てて答えを出さなくていいですよ」

 

「しかし」

 

「そうだな、少なくともイシュメルガに対抗出来るのは灰色の騎士の機体だけのようだしな、現状帝国華撃団が早急に対応しなければならない相手はメガビョウゲーン、黒之巣会、ノイズの3つだからな」

 

「と言っても黒之巣会以外はほぼ直哉達に頼る形だかな」

 

「取り合えずリィン君の機体は大帝国劇場の格納庫においてますから、リィン君は大帝国劇場のスタッフとしてしばらく雇う形でいいかしら」

 

「え、それだと迷惑に・・・」

 

「いや好き勝手に動かれる方が何かと不味いんだよ軍が絡むとな」

 

 

そして話し合いは終わり直哉とエステルと翼は直哉の自宅に戻るのたった。

 

 

回想終了

 

「ええーー灰色の騎士だけで大帝国劇場で暮らすーー」

 

「だめかな?」

 

「だめです貴方は無自覚の女たらしなんですから」

 

「そこまで言うユウナ君」

 

「これでも抑えてます灰色の騎士さんの為に、何人被害にあったことか」

 

「ユウナ、酷いよ」

 

「「ああ、この人大神さんと同類なんだ」」

 

と思う直哉と響だった。

 

 

「まあまあ、ユウナこれ以上はやめてあげて」

 

「いえ、エステルさん聞いてください。この人自分の妹と一国のお姫様にも毒牙にかけたんですよ。」

 

「あんですって」

 

「それは凄いねある意味」

 

「そして自分の教え子にまで」

 

!!

 

ユウナの説明をうけたエステルとヨシュアは灰の騎士にお仕置きを始めた。

 

 

「ギャアアア俺が何をしたんですかーー」

 

灰色の騎士はそう叫ぶがこの場にいる全員がそれを自覚すらしてないのが、一番の罪だよと思うのだった。

 

 

そして結局灰色の騎士と共に、大帝国劇場に住むようになったのはミリアムだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

それぞれの夏の始まり

太正12年7月中旬・・・

 

灰の騎士事リィンシュバルツァーとそのリィンの監視役のミリアムが大帝国劇場に来て一週間が過ぎたある日のお昼

 

リィンと大神は支配人室に来るよう呼ばれていた。

 

「なあ、リィン。米田支配人は何で俺達を呼んだかわからないか?」

 

「そんなこと俺がわかるわけないですよ、さっさと支配人室に行きますよ」

 

「そうだなリィン」

 

そして二人は支配人室に向かった。

 

 

「おお、待っていたぞリィンに大神」

 

「「支配人お疲れ様です」」

 

「支配人我々を呼んだ理由はなんですか?

 

大神が支配人に聞く。

 

「ああ、実はな。来月にな特別公演をすることになった。その主役に、リィン・シュバルツァー君だ」

 

 

「ええーー俺が主役にですか?」

 

「ちょっと待ってください彼は俺と同じモギリですよ」

 

「ああ、俺もリィン君の動きが取れやすいように、舞台には上げるつもりはなかっただがな。これを見ろ。」

 

そう言ってよねだは白い紙の束を二人に見せる。

 

「「これは?」」

 

「これは大帝国劇場に来られたお客様の要望書だ。

 

 

その要望書の中身が・・・

 

 

きゃあ、なにあの美形のモギリは。私のタイプよ」

 

「あの美形のモギリを舞台でみたいわ」

 

「くそっもう一人のモギリに勝ったけどあいつに負けても悔いわないぜ」

 

「私あの人のお嫁に行きたいわ」

 

等とリィンに対するお客様の反応だった。

 

 

「こういう意見が多数寄せられているから特別公演をすることにした」

 

「「そんなーー」」

 

「二人とも頑張れよ、話は以上だ。部屋に戻っていいぞ」

 

そして二人は支配人室を出ていく。

 

その頃直哉の自宅では・・・

 

 

「あ、いらっしゃいのどかさんに、ちゆさんに、ひなたさん」

 

「「「お邪魔します。夏休みが始まったので遊びに来ました」」」

 

「遊び来るのは良いですけど、三人がこっちに来て大丈夫何てすか」

 

 

「それがよメガビョウゲーン達の動きが変なんだよ。すこやか市での活動があれいこうほぼないんだよにゃん」」

 

「なんだってーー」

 

ニャトランの説明に驚く直哉だった。

 

「そして、あの後ラビリンの報告を受けてメガビョウゲーンが中心世界に現れたと聞いて驚いたペン」

 

「そしてラビリン達は考えたラビ、キングビョウゲーンの目的はこちらの地球にターゲットを変えようとしてる可能性があるのではとラビ」

 

「成る程ね確かにあの時は何かを試しているような感じだったね、メガビョウゲーンの動き方がね」

 

「それとあの時はシンドイーネやダルイゼン等の幹部がいなかった事も気になるけど」

 

 

「なんか不気味よね」

 

「まあまあ、ちゆっち折角の夏休みなんだし、楽しもうよ」

 

「お気楽ねひなたは」

 

「そう言う事なので、直哉君よろしくね」

 

「「「「「よろしく」」ラビ」ペン」にゃん」

 

 

「なんだかにぎやかな夏になりそうだな」

 

 

直哉がそう呟く。

 

「あ、皆さんちゃんと夏休みの宿題も忘れずにしないと泊めませんからね」

 

 

「「「ええーー」」」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

朝のひとときと来客前編

プリキュアの三人娘が夏休みを利用して直哉の自宅に来たその日の夜。

 

「夜分にすまねえな。直哉お前の家にメガビョウゲーンと戦う少女達が来たのか?」

 

「ああのどかさん達が来ましたよ。夏休みと言うことで

 

「成る程夏休みなのか?異世界にも夏休みは、

あるんだな」

 

「それはあるでしょう。人間世界なんですから」

 

 

「そりゃそうか」

 

「所で米田さん本題はなんですか?のどかさん達に会いたいのですか?」

 

 

「ああ、正確には大神が迷惑をかけてしまったあの少女にだが」

 

 

「ひなたさんにですか?」

 

「俺としては彼女達の世界に行けるなら直接会って謝りたいと思っていたのだ」

 

「米田さん。彼女達は大神さんの件で怒ってませんよ。むしろ珍しい経験が出来て楽しいと言ってましたよ」

 

「しかし・・・それでは」

 

「まあ、明日の昼に大帝国劇場に案内するつもりでしたからその時にでも話したらいいと思いますよ。ただし僕達が行くまでにお酒は抜いてくださいね。彼女達の教育に悪いので」

 

 

「わかった・・・」

 

 

そして直哉は米田との電話を終えてそのまま自分の部屋に行く。

 

次の日の朝・・・

 

 

「「「おはようございます直哉さん」」」

 

「おはよう三人共ゆっくり眠れたかな?」

 

「「「はい」」」

 

「よろしいじゃあ、朝ごはんを食べたら今日の部分の夏休みの宿題を終わらせよう」

 

「「はい」」

 

「ええーー遊びたいよ」

 

「いいかい、ひなたさん何で君達が学校に行ったりする必要があると思う?」

 

 

「え、それは」

 

「それは勉強のためではないですか?」

 

「そうだね私も、そう思うよちゆちゃん」

 

「確かに勉強は大事だね。だけど三人共考えてみて、たとえば算数とか数学で習う難しい公式とかは、日常生活で使う事あるかな?」

 

「「「それは・・・」」」

 

 

「まあ僕の言葉はあくまで君達の世界の常識を理解しているから話してるんだけどね」

 

「だけど数学の公式とかはその道に行く為の場合の準備をしていると知れば必要と思わないかい?」

 

「「「確かに」」」

 

「学校に行く事は君達の未来が確定するまでの様々な事に挑戦するための期間なんだから」

 

 

「確かにそうですね。私達は結果的にラビリンやペギタンやニャトランと出会いプリキュアを始めましたけどこれもやり続けると決めたのは自分達ですし」

 

「「そうだね、ちゆちゃん」ちゆっち」

 

「あらあらかわいい子達がいますわね」

 

「お姉さん誰」

 

「あらあらごめんなさい私はマリアベル・クロイツと言いますわ直哉さんのお知り合いですわ」

 

「マリアベルさん今日はどうしました?」

 

 

「いえ、この間の写真の事を結社のネットワークで調べた結果中心世界の中にシンフォギア世界と言う世界ありますか?直哉さん」

 

 

「ええありますけど」

 

「その世界の来ていることが…わかりましたわ」

 

「なんですって」

 

直哉はマリアベルの言葉に驚いていた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

朝のひとときと来客後編

やはりそうでしたかマリアベルさん」

 

「あら、意外に驚きが少ないですわね」

 

「ええ、ある程度はこの状況のままでそれぞれの世界から人材を連れてくる手はあるにはあるんですよね」

 

「あら、そうなんですの」

 

「ええ、あまり使用をするのは世界に混乱を招く恐れのある術なので」

 

「「「「そんな術があるんですか?」」」ですの」

 

「ええ、紫藤家の当主しか使う事のできない術ですけど」

 

「それなら直哉さんにしかつかえないのでは?」

 

「それがね、例外に1人いるんだよね。紫藤隼人と言う人物はね例外なんだよね」

 

「「例外とはどういう意味ですか?」」

 

「うーんのどかさん達の常識では考えられないと思うけど、僕達がいるここでは個人より家の存続が優先されるんだどんなことよりもね」

 

「そう言う関連の例外ですか?紫藤隼人という存在は」

 

「その通りです。マリアベルさん。本来その術は紫藤家の本家の血筋ののみに伝えられる筈の術がある事情で、本家の血筋がと耐える可能性があったのを危惧した一族の長が、分家の男の子に継がせる決定をしたんです」

 

 

「成る程その分家の男の子が紫藤隼人なんですのね?」

 

 

「ええ、その通りです。それから10年後隼人は跡取り候補から外れることになります」

 

「それはどうして?」

 

ひなたが直哉に聞く。

 

 

「それは本家に僕が生まれたからだよひなたさん」

 

「「「あ、成る程」」」

 

「甘いと思うけどノイズが現れる度に僕は隼人さんの可能性を考えていたけど、親族だから信じたい気持ちもあったよ」

 

「直哉くん」

 

「ええ、甘いですわよ直哉さん」

 

「こちらに敵意を放つなら隼人さんは貴方の敵ですわ」

 

「そんなむちゃくちゃな、身内ならわかってもらえるかもしれないじゃん」

 

「確かにそう言う可能性もあるかも知れないけど」

 

「たぶんわかってもらえるのは難しいかもね」

 

「どうして?」

 

のどかがちゆに聞く。

 

「そう言う地位をてに入れる筈のない人がてに入れてしまったものを、手放すのは嫌なはずよ」

 

「でも直哉さんが生まれただけで・・・」

 

「確かにそうですわね、人間はある意味創作物の悪魔よりひどい面があるのはわかりますか?お嬢様達」

 

「直哉さんが言ってたように言えば、学校のテストにマルマルさんには勝ちたいとか良い点を取りたい等も人間の欲ですわよね」

 

 

「「「それは・・・」」」

 

「直哉さんの場合はそう言う感情を赤ん坊の頃に向けられたという事でしょう」

 

 

「まあ簡単に言えば、マリアベルさんの言うことが近いですね」

 

「さてさて、僕の家の事はこれくらいにして早く宿題を終わらせて帝都観光に行きますからね」

 

「「「ええ、帝都観光に」」」

 

「あら、良いですわね私も行って良いでしょうか」

 

「マリアベルさんも行きます?」

 

「良いのでしたら行きたいですわ」

 

そしてのどか達の宿題も終わり直哉達は7人で帝都観光に向かったのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

世界の事実と帝都観光で知る違い

エステルとヨシュアは灰の騎士とユウナ達との話が終わり一度自分達の世界に戻っていた。

 

 

王都グランセルの宿屋・・・

 

エステルさん貴女達のゼムリア大陸では今は何が起きていますか?」

 

 

「え、どうだったけ、ヨシュア?」

 

「先月リシャール大佐が黒幕の事件が解決して、今は結社を追いかけてる所だよ灰の騎士君」

 

「成る程わかりました。エステルさんヨシュアさん我々は三年後の別のゼムリア大陸から来ました」

 

「あんですって未来からですって〰」

 

「それも別のゼムリア大陸だって」

 

「ええ、我々は今後リベールで結社がやろうとしていることも知っています。結社の目的は・・・」

 

 

「「まさかもうひとつのゼムリア大陸の正体が未来のゼムリア大陸とはな」」

 

「ええそれには私もヨシュアも驚いたわ。それに私達をゲート内で襲ったのは黒のイシュメルガの魂らしいわ」

 

「ナオヤ・ブライトお前はこの情報を信用できるか?」」

 

「ああ、信用しても良いだろう」

 

「何故、そう言える?」

 

 

「エステル、ヨシュアお前達にリベールで起きるという出来事を伝えようとした男は灰の騎士で間違いないんだな」

 

 

「「ええ、そうよ」そうです」

 

「でも紫藤直哉さんに止められたけどね」

 

「エステル、ヨシュア、そしてシャーリィ、今から俺が話すことは他言無用で頼むぞ」

 

「「「はい」」」

 

そしてナオヤ・ブライトは話し出す。

 

「嘘、私達の世界が外史的なものだなんて」

 

「それは本当なのか?」

 

「ああ、俺もグノーシスの被験者として捕まった経緯のおかげでな、俺の場合は本来の流れと俺達の歴史の違う点を見ることは出来るだけなのさ」

 

「だからレオンハルトお前と劫炎が本来ノイズと戦う事はないはずだった。だが、ノイズが現れたことにより俺達のゼムリア大陸は本来の流れとは違う流れになってしまったのさ」

 

 

「でも、俺としてはこの四人で協力出来ることが俺は嬉しいがな」

 

「お兄ちゃん私は」

 

「ああ、5人だったなすまん」

 

「わかればよろしい」

 

「恐らく今後は中心世界に行くのは俺とシャーリィが受け持とう」

 

「ええ…なんで?」今のエステルとヨシュアでは圧倒的に経験が少なすぎる」

 

「責めてレーヴェ達の福音計画を止めるくらいまで鍛え上げないと死ぬぞ」

 

「「そこまで強いの」か」

 

 

その頃帝都観光をしているのどか達は・・・

 

 

 

「ふあーあれはなんですか?」

 

 

「あれは蒸気自動車と蒸気機関車だよ。

 

「三人の世界で言えば、自動車と電車になると思うよ」

 

 

「へえ、こちらでは蒸気機関関連が発達してるんですね」

 

「そうだね、後呪術的な物もあるけど」

 

「ねえねえ直哉さん今度はどこに行くの?」

 

ひなたが直哉に聞く。

 

 

「大帝国劇場という劇場に行くよ」

 

「「「大帝国劇場」」」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

偵察任務

のどか達が帝都観光に行く前の大帝国劇場地下司令室では・・・

 

「すまねえなリィン君君まで呼んだわけではないが」

 

「気にしないで下さい。俺としても短期間と思いますがこちらの世界の敵も少しは知っておきたいので」

 

 

「米田司令今回俺達を集めたのは黒之巣会に動きがあったんですか?」

 

「ああ、そうだ大神。あやめ君詳細情報を頼む」

 

「はい司令」

 

そしてあやめは話し出す。

 

「実はね、今回の黒之巣会の動きは、一般市民からの通報から得られた情報なのよ。それによると深川にある廃屋の周辺に夜な夜な黒之巣会の魔装機兵が出現しているらしいの」

 

「何ですって」

 

「最悪な事態にはなってないが怖いと言って私達の方に連絡をしたらしいの」

 

「それは当然ですわね。市民の方からしてみれば恐怖の対象でしょうし」

 

「そうねすみれ、今回の黒之巣会の動きは市民の協力があって判明したのは忘れてはならないわ」

 

「そうですわね」

 

「それでは司令今回の花組の任務はその廃屋の調査となるんですね?」

 

「ああ、そうだ。調査偵察は本来花組の任務ではないが、黒之巣会の目的を知る上で必要と俺が判断をした」

 

「わかりました。直哉さんにこちらから連絡しておきます」

 

「「「「「「隊長」」」」」」

 

花組隊員全員が大神の言葉に驚いていた。

 

その中でもすみれが強く反応をした。

 

「少尉、こんな偵察任務にあの人達の力が必要なのですか?」

 

 

「それはこれはあくまで一つの可能性に過ぎないが俺は黒之巣会とノイズを操る者は協力をしていると思っている」

 

 

!!

 

 

「大神その根拠はなんだ?

 

「それは先日の戦いの時に感じた違和感です」

 

回想・・・

 

「くそーこの状況でノイズまで出てくるとは」

 

「あれがノイズかあ、あたい始めてみるけどノイズにとっても巨大植物は敵なのか?」

 

「恐らくな、カンナ」

 

「ちょっと直哉君ノイズまで出てきたわよどうするの?」

 

「エステルさんヨシュアさん貴女達のSクラフトなら小型ノイズは倒せるでしょう響さんが来るまで持たせてください」

 

「やるしかなさそうね。ヨシュア」

 

「行くよエステル」

 

「食らいなさい鳳凰烈波」

 

「ファントムブレイド」

 

そしてエステルとヨシュアのSクラフトが小型のノイズ15体を一掃した。

 

!!

 

「「「「「「「ええー天使以外の人間がノイズを倒したーー」」」」」」」

 

回想終了

 

「俺たちはあの時エステルさん達がノイズを倒したことに驚いてノイズが魔装機兵と協力してあの植物を攻撃していたのを俺達は忘れていた」

 

「そう言えば魔装機兵がノイズと戦うのは見たことがないわね」

 

大神に続きマリアもそう言う。

 

「だから協力してもらうのさ」

 

「大神それは出来ない」

 

「何故ですか?」

 

「これ以上彼等に頼ると俺が上から帝国華撃団が不要と考えている連中が騒ぎ出すからな。俺としてもそこをおさえるにも帝国華撃団が単独で戦う実績が必要がある」

 

「わかりました。偵察のメンバーは誰が?」

 

「ああ、そうだったな。メンバーは大神、すみれ、カンナの三人に任せたい」

 

「ええーーカンナさんとなんて最悪ですわ」

 

そして話し合いが終わった後・・・

 

「さくらとアイリス少し良いか?昼頃直哉と異世界の女の子が劇場に来ることになっていてな二人にはその子達の相手をしてほしい」

 

「わかりました支配人」

 

「わーいひなた達がくるんだ楽しみだよ」

 

 

そして偵察に向かう大神達は大帝国劇場を出発した。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

大帝国劇場の危機1

「「「よろしくお願いいたします」」」

 

「こちらこそよろしくねひなた」

 

「アイリスちゃんも元気だった?」

 

「うん、元気だったよひなた」

 

「うふふアイリスたら、あんなに喜んじゃって」

 

「良いことなんですよね?」

 

「ええ、私は良いと思うわよ。異世界同士の交流はあ、私は、真宮寺さくらですよろしくね」

 

「「よろしくお願いしますさくらさん」」

 

「私は沢泉ちゆと言います」

 

「そして私は、マリアベル・クロイツですわ」 

 

「マリアベルさんの事は聞いてませんでしたのですみません」

 

「いえいえ構いませんわ。私は、直哉さんに頼まれた仕事の報告に行ったら帝都観光に行く前だったので着いてきただけですから気にしなくて良いですわ」

 

「はあ・・・そうですか」

 

「そう言えば直哉さん。マサキさん達は良いんですか?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「ああ、それはプレシアちゃんが僕達に怯えなくしないようにしないといけませんから。そう言う意味では響さんが適任と思いますからね」

 

「そうなんだね」

 

「それでは、米田さんに僕は挨拶してきます。さくらさんとアイリスさんのどかさん達をよろしくお願いします」

 

「ええ、わかったわ」

 

「任せて直哉お兄さん」

 

 そして直哉は、のどか達と別れた。

 

「さて、行きますかマリアベルさん」

 

「そうですね灰の騎士も同席してくれるみたいですね」

 

「恐らく米田さんが気を聞かせてくれたようですね」

 

「成る程、直哉さん良いんですの?私が一緒にいて?」

 

「確かにマリアベルさん達と灰の騎士・・・いや、リィン・シュバルツァー君は敵かも知れませんがこちらの世界にいる間はそんな関係はないようにしませんか?」

 

 

「私は、構いませんわ、ですが彼がどう出るかによって変わりますけど」

 

そして二人は支配人実に到着した。

 

 

「失礼します」

 

「おお、来たか空いてるから入って良いぞ」

 

!!

 

「どうして、マリアベル・クロイツがここに」

 

直哉達が支配人室に入るとリィン・シュバルツァーが驚いていた。

 

「あら、お久しぶりですわね、灰の機神の起動者さん」

 

「俺達のゼムリア大陸にいる筈の貴女がどうしてこちらの世界にいるんですか?結社が介入するのか?」

 

「あら、私達が何故介入すると決めつけで言うのかしら?確かに直哉さんの依頼で結社の装置は使いましたが結社は介入しませんわよ」

 

「その言葉を信じろと?」

 

「・・・」

 

「まあ二人とも落ち着こうや」

 

「しかし、結社は俺達の敵です」

 

「リィン、結社がお前さんの敵なのはわかるが自分の世界の事実をこちらの世界に押し付けるのはやめた方が良いぞ」

 

 

「現にマリアベルさんが、リィンと敵対視するならこの部屋に入ってすぐ俺や直哉を殺すくらいは簡単に出来るのだろう?」

 

「確かにそうですが・・・」

 

「そうですよリィンさんそれで米田さんひなたさんを口実に僕を呼んだのは、元老院の事ですかね?」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

大帝国劇場の危機2

「?他に理由があるのですか?」

 

 

「ああ、元老院は以前から帝国華撃団不要と考えている連中がいたんだが、最近はメガビョウゲーンやノイズは確実に帝都に被害を最小限に抑えてくれるから彼等を帝都防衛構造に加えたいと言い出したんだ」

 

「何ですって、そんなことしてはまずいでしょ」

 

「だが、そう言う動きがあるなのは事実だ」

 

「仮にそれが成功した場合帝国華撃団は・・・?」

 

 

「解散だろうな恐らく」

 

「やはりですか」

 

「ああ、連中にとって帝国華撃団がただのかねくいむしとなっている状況だ」

 

「確かにプリキュアにしても響さんが持っているシンフォギアにしても誰かに貸せる力ては無いですね」

 

「それにここ最近は、異常な出来事が頻繁に起きていましたし帝国華撃団が、不要と言われても仕方がない姿が目立ちましたし」

 

 

「無論そこはワシも認めるがな元老院のそのグループが異様に怪しいんだ」

 

「怪しいとは?」

 

「それ以上はわからんのだ。今のところは」

 

「まあ連中が動き出すのは黒之巣会に勝った後だろうし」

 

「それはそうでしょうね。黒之巣会の手下でなければ今動くのは早計ですし」

 

「それでな、直哉お前に暫く帝国華撃団を預かってほしい」

 

「・・・はあーーー正気ですか?米田さん」

 

「ああ、正気だ」

 

「要するにな立花響とプリキュアはお前の私兵みたいな形だろ?こちらの世界では」

 

「建前上はそうしないと、彼女達が危ないので」

 

「だろうな。そうじゃなきゃ彼女達の力を巡って内乱が起きてるだろうしな」

 

「軍の連中も紫藤家と事を構えたくないようだな」

 

「正直僕は軍と、喧嘩する気は無いですけど」

 

 

「現に融合世界の中の別の世界からの侵略が実際に起きて軍もお前達の行動は暗黙の了解となってるからな」

 

「どういう意味ですか?」

 

「ああ、これは桜花が言っていたんだよ。直哉が当主になった後帝都以外からの侵略が起きてしまうでしょう。てな」

 

「そうですか母さんが・・・」

 

「ああ、だから一時的で良いから花組を守ってほしい。俺が元老院の調査を終えるまで」

 

「はあ、帝国華撃団に米田さんが居なくてどうするんですか?確かに僕は軍や元老院からの壁役は出来ますけど花組のお父さんは出来ませんよ」

 

「そうですわよね。直哉さんの場合帝都以外の場所にもこれから行くことになるでしょうし」

 

「そうですよ米田さん。そこまで頼むのは米田さんの逃げですよ」

 

マリアベルとリィンがそれぞれを言う。

 

「僕が言うのはおかしいとは思いますが、母さんの意思を引き継いで帝国華撃団を立ち上げたのは米田さんの意思ですよね。米田さんが生きているのに貴方がしなくてどうするんですか?」

 

「貴方も僕と同じ人から託された同士なのですから頑張りましょうよお互いに」

 

「・・・直哉」

 

「まあ元老院が帝国華撃団が不要と言う動きに関しては紫藤家の方がそうするようにと仕向けたという風に言ってください」

 

「それだとお前が」

 

「言ったでしょ僕は壁役だと」

 

その頃のどか達は・・・

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

銀座周辺と深川での戦い前編

「ねえねえアイリスちゃん。すこやか市の時に会ったお兄さんはどこにいるのかな?」

 

ひなたがアイリスに大神の居場所を聞く。

 

「え、お兄ちゃんはね・・・」

 

アイリスはそう言いながらさくらをみる。

 

 

「えーと劇場のお買い物に行ってるの」

 

「そうなんだね。ありがとうアイリスちゃん」

 

「そう言えばさくらさん舞台の上にかなりの道具がありますけど何かの準備ですか?」

 

ちゆがさくらに聞く。

 

「ああ、もうすぐね夏の特別公演があるのよ。その日だけの特別公演ね」

 

「たった1日の公演なんですか?」

 

「ええ、米田支配人の意向でね」

 

「「そうなんですね」」

 

のどかとちゆはさくらの説明に納得する。

 

 

「しかし、こういったら悪いかもしれないですけど、古い感じがします」 

 

!!

 

「ひなたちゃん」

 

「駄目よひなた」

 

「フフ、古いかあ、そう言うものが必要な時もあるのよ。私達は事前に貴女達がこちらの時代について古臭いとか言われるかも知れないと、事前に米田支配人から聞かされていたのよ」

 

 

「「そうだったんですね」」

 

 

「ええ、こちらが古臭いとね、貴女達の世界に行ったアイリスや大神も言ってたからね」

 

「あーそれは秘密て言ったでしょ」

 

「フフ、ごめんなさいアイリス」

 

「「「あはは、」」」

 

のどか達はさくらとアイリスのやりとりを見ながら苦笑いをしていた。

 

その頃帝都銀座周辺では・・・

 

「ふーんここが中心世界の紫藤直哉のいる街か?」

 

帝都にビョウゲーンキングダムの幹部のダルイゼンが現れた。

 

「まさかキングビョウゲーン様が言った奴を助けただけでまさか中心世界に簡単に入れるとはね。奴も中心世界の住人なんだな?」

 

「さて試しにしてみるか、進化しろ‼ナノビョウーゲン」

 

ダルイゼンがそう言うとナノビョウーゲンは、近くにある信号機に感染し、メガビョウゲーンに進化をした。

 

「くちゅん」

 

「あらワンちゃん、寒いのかしら」

 

「違うよ恐らくメガビョウゲーンが出たんだよさくら」

 

「ええーーどうしたらいいの?今星のお医者さんがいないのに」

 

「とにかく私が米田支配人に連絡してくるわ」

 

そう言うとさくらはのどか達と別れた。

 

「さあ三人は早くメガビョウゲーンのもとに行って」

 

!!

 

のどか達はいきなりアイリスに言われ驚いていた。

 

「「「アイリスちゃん貴女は・・・私達が何者か知ってるの?」」」

 

 

「うん、ごめんね触れたら心の声が聞こえるから」

 

「「「そうだったんだ」」」

 

「怒らないの?大抵の人は怖がるんだけど」

 

「怒らないよ私達は、アイリスちゃんが私達の事を知ってくれて嬉しかったよ」

 

 

「え、嬉しいの?何で」

 

それは・・・」

 

ビービービー

 

その時大帝国劇場に緊急出撃の合図であるサイレンが鳴った。

 

 

「アイリスも行かなきゃ」

 

そう言ってアイリスものどか達と別れた。

 

その直後

 

「お待たせしました。行きましょう皆さん」

 

 

そう言って直哉がのどか達と合流した。

 

 

のどか、行くラビ」

 

 

スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

「「キュアタッチ」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

「「重なる2つの花」」

 

 

 

「キュアグレース」

 

 

 

「ラビ」

 

 

スタート」

 

「エレメントレベル上昇ペン」

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「キュアタッチ」」

 

 

「「交わる2つの流れ」」

 

 

「キュアフォンティーヌ」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

 「キュアタッチ」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光」」

 

 

 

「キュアスパークル」

 

 

 

「ニャン」

 

 

 

「「「「地球をお手当て」」」」

 

 

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア」」」」

 

 

「何で?僕はプリキュアじゃないのにここまでさせられているのかな?」

 

 

 

 グレース、フォンテーヌ、スパークルの三人はパートナーと共に決めポーズを取る。

 

その後直哉はグレースのヒーリングステッキに吸い込まれるのだった。

 

 

その頃大神達は黒之巣会の幹部の紅のミロクに追い詰められていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

銀座周辺と深川での戦い中編

「くっ囲まれた」

 

「もうダメなんですわこの状況では」

 

「光武があれば」

 

「二人とも、諦めなければこんな状況は平気へっちゃらさ」 

 

「ふんいきがりおって」

 

その時声が空からした。

 

「あーそのセリフ私のーー」

 

「なんだーー」

 

「ふん」

 

「ゲーー」

 

「こんなところでおばちゃん吐いたら、みっともないわよ」

 

その時紅のミロクにグレ響のミロクの腹部への一撃でミロクは膝をついた。

 

「おい、二人の響急いで銀座に戻るぞ」

 

「待ってくれ響君銀座で何が起きてるのかい?」

 

 

「大神さん。今銀座にメガビョウゲーンが出現しています。私達はこちらに到着する帝国華撃団が到着するまでの援護を直哉さんから依頼されたので来ました」

 

「「「何だってーーメガビョウゲーンが銀座に」」ですって」

 

「メガビョウゲーンの方は気にしないで今は、目の前にいる黒之巣会に集中してください大神さん」

 

「ああ、わかった響君」

 

「くっおのれーー」

 

「おや、年のわりには回復が早いねおばちゃん」

 

「誰がおばちゃんだー許さんぞ小娘共ーー」

 

「流石もう一人の私だ。人を怒らせるの上手いな」

 

「残念だが、私達の役目はここまでだおばちゃん」

 

「何だと!!」

 

グレ響の言葉に反応をしたミロクが空を見ると、そこには帝国華撃団が持つ飛行船の翔鯨丸が存在し帝国華撃団のそれぞれの光武が地上に降り立つのだった。

 

「「「「帝国華撃団参上!!」」」」

 

「おいおい皆と結構離れてるぜ」

 

「さくらさんもう少しなんとか出来なかったの」

 

「すみません。地形的にここしか降りられなかったんです」

 

「全く」

 

「仕方ない。別れてミロクを倒すぞ皆」

 

「「「「「「了解」」」」」」

 

 

「それでは大神さんこちらは帝国華撃団に任せますね」

 

「ああ、任せてくれ」

 

そう言って二人の響はサイバスターに飛び乗り銀座に向かうのだった。

 

 

その頃銀座周辺では・・・

 

 

「メガビョウゲーン」

 

「やっぱり来たね。プリキュア、ここはお前達の世界じゃないのに」

 

「「「ダルイゼン、どうして中心世界に来てるの?」」」

 

「簡単に教えるわけないだろプリキュア」

 

「やれメガビョウゲーン」

 

「メガ・・・ビョウゲーン」

 

ダルイゼンがメガビョウゲーンに言うと、メガビョウゲーンは信号それぞれから赤色の光を三人のプリキュアに浴びせるとプリキュアに異変が起きた。」

 

 

「「「動けない」」」

 

 

「これはどういう事ラビ?直哉」

 

ラビりんが直哉に聞く。

 

「恐らくだけどあのメガビョウゲーンは信号機と同じ意味合いを持ってると思う。つまり赤色の光を浴びたままだとグレース達は動けなくなり・・・」

 

「メガビョウゲーン」

 

メガビョウゲーンは両手を使い、プリキュア達に攻撃を与える。

 

「「「きゃああああ」」」。

 

体が動かせないプリキュア達は防御も取れなくなってメガビョウゲーンの攻撃をまともに受けてしまっていた。

 

「なんとか出来ないラビ?」

 

「うーん、全員が捕まっている状況だから厳しいけど諦めたら駄目だよラビリン」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

銀座周辺と深川での戦い後編

「諦めたら駄目なのはわかるラビ、だけどグレースもフォンティーヌもスパークルも動けないラビ」

 

「そうだねみんなの中で動けるのは自分だけだから・・・グレースさん。僕をヒーリングステッキから出してください」

 

 

!!

 

「危険だよ。直哉君」

 

「ですがこのままだとメガビョウゲーンは成長します。そうなったらもっと大変な事になりますよ」

 

「それでも直哉君に危険な事はさせたくないよ」

 

 

「ありがとうグレース僕を心配してくれて、でもね僕も男の子だからねやらなきゃいけないならやりたい。君達を助けるために」

 

「「直哉君」直哉ラビ」

 

「それは必要ないぜ直哉。頼んだぜクロ、シロ、ハイファミリア&二人の響」

 

「「ダアアア」」

 

「!!メガビョウゲーン」

 

メガビョウゲーンの上空にサイバスターと二人の響が現れその攻撃によりプリキュア達の拘束していた赤色の光が消えてプリキュア達の自由が元通りになった。

 

 

「マサキさんと、響さん達帝国華撃団の方は?」

 

「そちらは大丈夫だよ直哉君。本当ならもっと早くこちらに着いてたんだかな、マサキさんの方向音痴で地球30周してきちゃたよ」

 

 

「「「「「「はあーーー30周もーーー」」」」」」」

 

直哉とプリキュア達が響の言葉に驚いていた。

 

「ちっヤバイかもね。メガビョウゲーン分身しろ」

 

「「「メガビョウゲーン」」」

 

「嘘ーーーメガビョウゲーンが分身したよニャトラン」

 

「俺達が捕まっていたからその間に成長したのかよ」

 

「だったら個別に浄化をしましょう」

 

「「うんフォンティーヌ」」

 

グレースとスパークルはフォンティーヌの意見に同意する。

 

そして・・・

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン!キュン!キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア !ヒーリングストリーム」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラッシュ」

 

 

「グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラワー」

 

 

 

三色の光線がエレメントと包み込むように助け、メガビョーゲンを見事に浄化させた。

 

「「「ヒーリンググッパイ」」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

 

三体に分身したメガビョウゲーンをそれぞれの技で倒したのだった。

 

「ここまでやったからいいか」

 

 

そう言ってダルイゼンは撤退していく。それと同時に帝国華撃団が、大帝国劇場に帰還してくるのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紫藤直哉の体に起きた異変

それぞれの戦闘後・・・

 

「今回のメガビョウゲーンは面倒だったね」

 

ああ、俺達全員の動きを止めるとは思わなかったぜ」

 

ニャトランが言う。

 

そうね。それにメガビョウゲーンは私達の世界を足掛かりにした上で中心世界に侵攻するかも知れないわね」

 

「それはまずいペン。今は夏休みだからこちらに居られるけどペン」

 

「そうなったら問題なのはのどかと直哉君ね」

 

「誓約を回避するための策が裏目になるわね。そこのところどうするの?のどか?」

 

ちゆは付いてきている筈ののどかに聞くがのどかの姿はちゆ達の近くにはいなかった。

 

「あれ、のどか達は?」

 

「さあ、後からくるんじゃねえ?」

 

「そうだよちゆっち先に地下司令室付近で待ってるあやめさんと、会おうよ。

 

「そうね」

 

その頃のどかと直哉は・・・

 

「直哉君大丈夫?」

 

「ええ、大丈夫だよ。のどかさん。ただ僕がグレースの足枷になったね確実に」

 

「「どういう事?」ラビ」

 

そして直哉は自分のお腹辺りを二人に見せた。

 

「「これは」」

 

直哉お腹にまだ小さいが黒い蠍のような黒点が出ていた。

 

「恐らくだけど、僕はヒーリングステッキにいたとしてもグレースの受けたダメージが僕の体内に蓄積し今のような黒点ができたと僕は考えます」

 

「もしその蠍が心臓に行ったらどうなるの?」

 

「恐らくですけど、僕はこのままだとメガビョウゲーンの仲間入りをするかも知れません」

 

!!

 

のどかとラビリンは直哉の言葉にショックを受けていた。

 

「ラビリン」

 

「のどか」

 

そしてのどかはキュアグレースに変身した。

 

グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラワー」

 

 

「ビョウゲーンキングダムのの印消えてーー」

 

そう言ってグレースはプリキュアの力を直哉体内に書かれている蠍の印を浄化をしたのだが・・・

 

「うわあああ」

 

 

「もうやめるラビグレースこのままだと直哉の体がもたないラビ」

 

「待ってもう少しで消えるの直哉君我慢して」

 

「うがああああーー」

 

この時の体内には、自分の本来持つ霊力と外から浸入してきた。光と闇の力がそれぞれが暴走し、紫藤直哉は人でありながら人でない者になりかけていた。

 

どーん

 

「「きゃああああ」」

 

グレースとラビリンは爆発ににより医務室の橋まで吹き飛んだ。

 

 

そして煙が晴れると直哉の姿はキュアグレースと同じ格好に変わっていた。ただコスチュームの色が空色に変わっていた。

 

 

「なんですかーーこの格好はーー」

 

「「ええーー直哉君がプリキュアになったーー」」

 

その頃神の神殿にいる飛鳥と薫は・・・

 

「「ええーーパパがプリキュアになったーーあり得ないんですけど」」

 

「あら、あり得なくないわよ飛鳥に薫」

 

「「トワさんどういう意味ですか?」」

 

「恐らくだけどメガビョウゲーンの因子とプリキュアの力の因子が潰しあってた所に直哉の肉体を守るために霊力が暴走してきた起きたのなら直哉の霊力がその二つの因子を取り込んだとすれば不可能では無いわね、貴女達がサイバスターやザムジードに本来選ばれることの無い筈だったのに選ばれた事と理由は一緒だと思うけど」

 

「ただ違うのは、これは直哉の黒歴史になるかもね」」

 

「「確かに」」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

衝撃の発表と驚き前編

たくっ貴女達親子は非常識な事ばかりしてくれるわね」

 

「「すみませんトワさん」

 

飛鳥と薫はトワに謝る。

 

 

「まあ、私も予定調和の展開よりは面白いから放置してるけどね、ああそう言えば黒鬼会の頃に光と海と風がこちらに来るようにするからよろしくね二人とも」

 

「「ええーー」」

 

そう言ってトワは飛鳥と薫の元から消えた。

 

その頃大帝国劇場地下司令室・・・

 

 

「直哉が来ないが、帝国華撃団と異世界組の今後の協力体制での変更点を伝える。

 

 

「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

米田の突然の発表に地下司令室に集まった全員が驚いていた。

 

 

「落ち着け皆これから発表することは、直哉も了承済みだ」

 

「一体どういう事ですか?米田司令」

 

大神が米田に質問をする。

 

「帝国華撃団は一時的に帝国陸軍から離脱し特殊遊撃部隊として再編成する」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「特殊遊撃部隊として再編成される理由は、黒之巣会との戦い以降に帝国華撃団が強制解散される可能性があるからだ」

 

「何ですって‼」

 

「その暴走をされる前に帝国華撃団は、紫藤家の当主が持つ特殊遊撃部隊に配属することが決まった。その特殊遊撃部隊に配属されるのはわしと、あやめ君を除く全員が対象だ」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

再び、米田の発言に驚く全員だった。

 

「何故司令や副司令がついてこないんですか?」

 

 

「大神これは一時的にと言ったはずだ。わしとあやめが残るのは暴走を止めるためなのだよ。そしてわしとあやめ君が止める事が出来なければ、帝国華撃団を守れる事の出来るのは紫藤家の当主だけだ」

 

「何故なら、帝国華撃団を誕生させようとしたのは、前の紫藤家の当主による発案だったからだ」

 

 

「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

再び帝国華撃団の隊員達が驚きの声をあげていた。

 

「わしや、あやめ君、そしてさくらの父親の三人は、前当主に協力者として帝国華撃団結成を準備をしていたとき前当主が死んだことによりわし達がその意思を継ぎ、帝国華撃団を誕生させたのだ」

 

 

「なら今回の特殊遊撃部隊に配属という事は本来あるべき姿になるのですか?」

 

「わしとしてもそう願ったが、現在の当主は一時的に帝国華撃団を預かるしか応じないと言うことで当主の部隊に配属という形になった期間限定のな」

 

「そしてこれ以降の事は紫藤家の当主に聞いて貰いたい」

 

「しかし、米田司令俺達紫藤家の当主と面識がありませんけど?」

 

 

「それは問題ないと思うぞ大神」

 

「はあ・・・」

 

その頃直哉は・・・

 

「はあああ、なんなんですかこの格好は」

 

「恐らくだけどラビ、直哉の力がプリキュアとメガビョウゲーンの力を直哉の負担の無いようにするためにグレースの弟の立ち位置で、新たなプリキュアにしたんだラビ」

 

「ええーー僕がプリキュアだってーー困るよ」

 

 

「確かに直哉君的に困るけど私達には嬉しいけどね」

 

「それでラビリン変身解除の仕方は?」

 

「恐らく直哉の意思では解除は無理ラビ」

 

「なんだってーー」

 

直哉のプリキュアの力の源は恐らくのどかとラビリンラビ」

 

「元々二人で一人のプリキュアだったしその誓約が新たなプリキュアを作ったんだと思うラビ」

 

「つまりのどかさんがグレースになれば、僕も強制的に変身するのかーー嫌だーー」

 

「さあ直哉君そろそろ米田さんの所に行こう」

 

そう言ってグレースは直哉を引っ張り地下司令室に入ると・・・

 

「「「「「「・・・」」」」」」」

 

「お前直哉なのか?」

 

地下司令室に無言の空気を壊したのは米田の一言だった。

 

 

「ええ、僕は紫藤家の現当主の紫藤直哉と言います。これから暫くの間ですが帝国華撃団花組および風組の皆さんの臨時上司となりますのでよろしくね」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「「「嘘ーーー」」」

 

 

この日一番のどよめきが起こった。

 

 

それによりミロクの式神は偵察前に消滅していた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

衝撃の発表と驚き後編

「直哉さん改めて聞きますが貴方が本当に、一時的にとはいえ上司ととなる紫藤家の当主なのですか?」

 

大神が直哉に聞く。

 

 

「ええ、それは間違いありませんよ、大神さん」

 

「それにしても直哉その格好は似合うな大神がプリキュアになった映像を見たときより」

 

 

「「「「「嘘ーーー隊長がこの格好は流石に、直哉さんは隊長より子供体型ですからそこまで私達も違和感はありませんけど」」」」」

 

アイリス以外の隊員はありませんけど大神がプリキュアに一時的になったことに驚いていた。

 

「何だろう?この差は・・・

 

「大神はん。頑張ってや」

 

「紅蘭・・・」

 

「しかしその格好では皆が真面目に話を聞けないと思うからなんとか出来ないか?直哉」

 

「僕も解除したいんですけど。僕の意思では無理なので」

 

そう言ってグレースの方を直哉が見ると、突如直哉の体が光だし、その光が収まると直哉の格好は普通に戻るのだった。

 

 

その一覧の流れを見た「残りのプリキュアとヒーリングアニマルは・・・

 

 

「「「ええーーのどかが解除したら直哉君も元の姿に戻った」」」

 

 

「ええーー何々どういう事?ニャトラン」

 

 

「俺がわかるわけ無いだろ。」

 

「もしかして、直哉とのどかの誓約が何かの形に変わっていたとか?」

 

ペギタンがそう言う。

 

「あり得るわねのどかは誓約のために直哉君と共にいる時間が長くなってそのせいで、直哉君をプリキュアにしなければならない事態が起きたと考えたら、こんな事態になっても不思議じゃないわ。」

 

「だとすると響の誓約が進化すると直哉もシンフォギアを纏うのか?」

 

ニャトランがちゆに聞く。

 

「それは・・・」

 

「そこうるさいですよ」

 

「「「ごめんなさい」」」

 

「それで米田さん、特殊遊撃部隊の事についてはどこまで言ってくれました」

 

「ああ、帝国華撃団が一時的に軍から離れて特殊遊撃部隊に配属されるというところまでだ」

 

「なるほどわかりました。帝国華撃団の皆さん。これから暫くの間ですが貴方達には、帝都以外に現れる全ての脅威と戦うことが特殊遊撃としてのたった一つの任務となります。」

 

「ちょっと待ってください。全ての脅威とはどういう意味ですか」

 

「言葉通りですよ特殊遊撃部隊管轄は簡単に言えば、融合世界の全ての守り手なのですから」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「あ、それ以外に友好的な異世界とも交流等もしていますがね」

 

「まさか俺達にノイズやメガビョウゲーンと戦えということですか?」

 

「ええ、そうですよ、ただその二つが融合世界の脅威とは違いますけどね」

 

!!

 

「ノイズとメガビョウゲーンはあくまで融合世界内部に存在する敵に過ぎません。僕達の今の段階の脅威は融合世界の外からくるので」

 

 

!!

 

帝国華撃団の関係者は直哉の言葉に驚いていた。

 

 

ピーピーピー

 

 

その時大帝国劇場に紅のミロクの操縦する魔操機兵朱雀とミロクの部下のどか魔操機兵が大帝国劇場の地下から浸入してきたのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ルオゾールの再来

「何だ何だ?」

 

「大変です米田司令格納庫の地下から、紅のミロクが攻めて来ました」

 

「何だってーー」

 

 

「あのおばはんまだ生きておったんかい」

 

「アイリスしつこいおばさん嫌いだよ」

 

「直哉どうする?」

 

「まだ帝国華撃団の上司は米田さんなので大神さん達はそちらに聞いてください。僕達は仲間と合流後帝都周辺の監視をしておきます。この襲撃に合わせて少なくともノイズを操る者達が動くかもしれませんし」

 

「確かにその方がいいか」

 

「帝国華撃団と寝食を共にしているリィンさんは大神さん達の援護をヴァリマールは使わないでください。もし使ったら大帝国劇場は倒壊しますから」

 

「ああ、わかった。」

 

そして直哉たちと帝国華撃団はそれぞれの行動に出たのだった。

 

 

その頃二人の響とユウナとミリアムの四人が直哉の連絡を受けて日比谷公園に行くとそこには、葵叉丹とノイズを操る者ウィルこと紫藤隼人がいた。

 

 

 

「フフ、流石だなお前達は紫藤直哉に言われここに来たのか?」

 

叉丹が明るい響に聞く。

 

「そうだよここが六覇星降魔陣の最後のポイントですよね」

 

「フフ、そこまで知っているのか?ならば私を倒すか?」

 

「いえ、葵叉丹。私達が倒すのは貴方の隣にいるウィルと名乗る者です」

 

「何だと‼お前達は六覇星降魔陣の阻止では無いのか?」

 

「そんなもの止めるなら、楔を取り出せばいいだけだろ?お前達が術を発動させる前にな」

 

「こちらには埋め込む場所全て知ってるからな」

 

「何だと‼」

 

叉丹がグレ響の発言に驚くのだった。

 

 

「そこまでいっていいのもう一人の私?」

 

響がグレ響に聞く。

 

「そんなものもう知られた所で奴等の目的は達成されるから別にいいと思うがな?」

 

「それもそうか」

 

「響さんそんなあっさり納得するんですか?」

 

ユウナが突っ込む。

 

ゴゴゴゴーー

 

その時帝都全域に地震が起きた。

 

「「「きゃあああなんなんですか」」」

 

「叉丹もう六覇星降魔陣が発動したのか?」

 

ウィルが聞く。

 

「いやまだのはずだ」

 

「フフ、いやー助かりましたねこちらの世界にも地底世界ラ・ギアスがあって」

 

そう言って、咒霊機ナグツァートが姿を現した。

 

 

「あ、ワカメ男の機体だ。

 

 

「誰がワカメ男ですか?」

 

ルオゾールは、丁寧に響達の前に姿を出すと、一斉に響が言ったことに納得した。

 

「「「「「「本当に頭がワカメだ」」」」」」」

 

「まだワカメ男というのならいでよ、デモンゴーレムよ」

 

そう言ってルオゾールは岩のような亡霊を20体以上を召喚し、ルオゾールはそのままナグツァートでどこかにとんでいった。

 

その頃ミロクと戦っている帝国華撃団は・・・

 

 

「今度こそわらわが地獄に落としてやるぞ帝国華撃団」

 

「けっそう簡単に行くと思うなよおばさん」

 

「きーーー誰がおばさんだとーー許さん」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紅のミロクとの戦いの最中に現れる邪神

「「「「「なっ岩の化け物」」」」」」

 

「要するにこいつは、さっきのルオゾールの置き土産ということかよ」

 

「なあ、立花響岩の化け物を倒すまで共闘しねえか?」

 

「なっユウナは突然のウィルの提案に驚いていた。

 

 

その頃帝国華撃団の戦いは・・・

 

「くっやるな帝国華撃団」

 

「紅のミロク、お前とはここまでにしてやるぜ

 

「しゃらくさい、死ね帝国華撃団」

 

ゴゴゴゴーー

 

「「「「「「うわーー地震だーー」」」」」」」

 

「おい、椿一体何が起きてる?」

 

「帝都全域に謎の地震が起きています、地震の発生後に日比谷公園、築地、浅草、芝公園に岩の化け物が現れています」

 

「何だと‼」

 

「しかしこちらに現れた敵とは格段に劣る敵のようです。」

 

「ここにきて新たな敵かよ」

 

「あやめ君は直哉と連絡をしてくれ」

 

 

「はい」

 

「大神聞こえるか?」

 

「はい、米田司令今の地震で出てきた怪物は何なんですか?」

 

「はっきり言うがそこにいる怪物はわからんが、帝都各地に岩の化け物が出現した。なるべく早くミロクを倒せ」

 

!!

 

 

「地震で出てきた怪物はどうしたら・・・」

 

「そいつに関しては今は手を出すな」

 

 

「今あやめ君が直哉と連絡をしているその間はミロクを相手にしてくれ」

 

「わかりました」

 

その頃直哉達は・・・

 

 

「あやめさんどうしました?」

 

「直哉くんさっきの地震は何が起きたの?」

 

「ああ、それは地底世界で大規模なテロが発生したみたいです」

 

「地底世界とかあるの?直哉君?」

 

「ええ、有りますよ融合世界の内部にね、どうやらテロが行われた時に地底世界で邪神としての祭られていた邪神の一部がこちらに出てきたようですね」

 

「なんですって」

 

「恐らく紅のミロクに引かれてそちらに出たと思われます」

 

「ただ、その邪神に有効性のある戦力はすでにそちらに行きましたよ」

 

「え、」

 

「直哉くんいつまでも話さないで手伝って」

 

「はいはい、そう言うことなので切りますね」

 

「ふん、直哉久しぶりだな。敵の筈が共闘するはめになるとはな」

 

 

「やはりウィルの正体は貴方でしたか隼人叔父さん」

 

「ああ、ノイズを使って混乱を招いているのは俺だよ。可愛い甥っ子よ」

 

「今叔父さんの目的は聞きませんが、地底世界ラ・ギアスとの関係が強くなったようですねさっきの地震で」

 

「どうやらそのようだな、原因は恐らくプリキュア達の世界との境界線が弱まった事が原因だろうな」」

 

「ほら、そこ無駄口を叩かないさっさと敵を倒す」

 

「「はい、怖い」」

 

直哉と隼人は響の睨みに恐怖していた。

 

時を少し戻し・・・

 

 

「米田司令大変です。高速で花組の戦場にやって来る物がいます」

 

「何だと‼」

 

米田は、かすみの報告に驚いているとその機体がやって来た。

 

「なっ本当にヴォルクルスの上半身がこちらの世界に出てくるとはな‼ルオゾールがいる時点でこう言うことを考えておくべきだったぜ」

 

「・・・フフ、サイバスターか」

 

!!

「「「喋ったぞ」にゃん」」

 

「君は一体?」

 

「お前達は帝国華撃団だったかお前達はミロクと言う奴を倒せ、ヴォルクルスは俺が相手をする」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

邪神ヴォルクルスと対峙した者達のその後

「わかりました」

 

「させぬ」

 

「「「何ーー」」」

 

帝国華撃団とリィン、マサキ達はヴォルクルス上半身の行動に驚いていた。

 

「こやつは我をここに導いた存在だ。我の為に命を差し出す義務を果たせ」

 

「何を申すかわらわは貴様のような者とそのような契約などしていない。ぐわあああ。天海様申しわけ・・・」

 

そしてミロクの魔操機兵の上半身に取り付いたヴォルクルスによりミロクの魔操機兵は、邪神ヴォルクルスの新たな体となった。

 

「おいおいこれはどうなってるんだ」

 

「わかりません私たちにも」

 

急転直下の事態に追い付かない米田達だった。

 

 

「さて、新たな体を手に入れたからそこの人間よ我と遊べよ」

 

「最初の攻撃で死ぬなよ、メガグラビトロンプレッシャー」

 

「あぶねーよけろーー」

 

マサキがそう叫ぶが帝国華撃団は、対応できずにヴォルクルスの放ったメガグラビトロンプレッシャーをまともに受けてしまった。

 

 

「「「「「「うわーー」」」」」」」

 

 

「くっ何て攻撃なの」

 

「あかん光武がもう限界や」

 

「なんつう一撃だよ。あり得ねえ」

 

「流石邪神と名乗るだけはあるわね」

 

「マリアさん何を悠長なことを言ってるですか?」

 

 

「このままだとやられちゃうよ。お兄ちゃん」

 

「安心しろ小娘共貴様等は運かない、先程の攻撃で死んでおけばこれからの地獄を味あわなくてすんだのにな」

 

「何だと‼」

 

「貴様等は弱いのだよ。邪神の我に敵わない位にな」

 

「くっ」

 

ヴォルクルスにそう言われ大神は悔しいと言う表情をする。

 

「おや、そこの人間よお前は、こちらの世界になぜ来ている?イシュメルガは滅びたのか?

 

「久しぶりだなヴォルクルス、イシュメルガはこちらに逃げたから俺もここにいる」

 

「成る程な、お前達がいるのであれば我の復活は後でもよかったと言うことか、まあなんにしてもこの世界の危機はまだまだ続くぞ」

 

そう言い残しヴォルクルスは消えていった。

 

 

大帝国劇場からヴォルクルスが消えたことで帝都全域に出現したデモンゴーレムはその存在を維持することが出来ずに消滅したのだった。

 

その頃直哉達は・・・

 

「叔父さんに、葵叉丹まだ僕達と戦いますか?」

 

「「いや、やめておこう」」

 

「奴等の存在は天海様も知らない存在だ。安易に帝都の結界を壊すにしても奴等のような存在がいる以上我等としても不確定要素が入らないようにしたいのでな」

 

叉丹がそう言う。

 

「叔父さんの理由は?」

 

「俺としても正直ルオゾールは嫌いだからな。ヴォルクルスだけなら紫藤家の力でなんとかできるが、ルオゾールは直哉お前に任せた」

 

「はあーー叔父さんあんたも手伝いなさいよ。ノイズを操るためのソロモンの笛を持っているんでしょどうせ」

 

「あら、ばれてたか」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ヴォルクルスの出現した意味を知る直哉

「あら、ばれてたか」

 

「そりゃそうですよ。ノイズを操るためのソロモンの笛を調べたら2つ存在してましたし、今の融合世界の状況で、平行世界や融合世界の内部の世界に干渉出来るのは紫藤家の者となりますし」

 

 

「成る程な、直哉お前はいつ俺の干渉に気がついた?」

 

「大神さんがノイズに襲われた時からですね」

 

「そんなに早くかよ。驚いたな」

 

「後あのときは、ゼムリア大陸にいたでしょ。叔父さん」

 

 

回想・・・

 

その時不思議な事が起こった。

 

 

 

「ねえ、直哉君私夢でも見てるのかな?」

 

「いえ、響さん夢と思いたいのはわかりますが現実ですよ」

 

「やっぱり、夢じゃないんだ火炎魔神さんにペコペコしてるのは、ネフィリムなんだ・・・ええーー火炎魔神さん。自立型完全聖遺物ネフィリムを部下にしたーあり得ないんですけどーーー」

 

バターン

 

そう叫びながら響は気絶した。

 

「響さんしっかりしてください」

 

「おい、女なに寝てやがる俺様と勝負しろ」

 

そう言って、背後にネフィリムを引き連れた火炎魔神ことマクバーンが気絶した響にいう。

 

回想終了

 

 

「あのときは確かに消えたようにしてて実はあのばにいたんだよ。あんまりにも響ちゃんが面白い反応してたから」

 

「やっぱりですか、それで叔父さん今後も敵対行動するんですか?」

 

「ああ、するよ。これは僕がしなければいけないことだからね」

 

「それは叔父さんの前世の人物の影響ですか?」

 

「いやーそれは無いね。僕自身前世の人物は可愛そうな部分あるけど、10歳も離れてる子に当主の座を奪われて本気で殺す何て、自分には出来ないよ本音ではね」

 

「だから僕達と戦うときウィルとか偽名を使っていたのですね」

 

「ああ、ウィルはシンフォギア世界のあの青年のイメージでいるつもりだけどな」

 

「成る程、今後はどうするつもりですか?」

 

「それは宇宙からの侵略が起きそうだからそちらを監視するよ。米田健二達の一派が見えない部分で動いてるみたいだしね」

 

「本当ですか?それは」

 

「ああそれらしい動きは見せているけどダミーの可能性が高いけど」

 

 

「まあどのみち米田健二達と対峙する場合は君と今は姿を消している真宮寺直哉の役目なのは変わらないけどね」

 

「それはわかっています。ただ叔父さん僕に当主を譲ったのは女性アレルギーのせいですよね」

 

「それもあるけど、俺も今年で27だしよ流石にプリキュアとかシンフォギアを纏え何て無理だからな、俺分家だしそこまで直哉みたいには出来ないよ」

 

「なっ僕の黒歴史を・・・」

 

「ああ、しっかりみたし録画もしたぞ」

 

「おいーー録画は消してください。本当に」

 

「おいウィルまだ話すのか?」

 

「待ってくれ叉丹。直哉お前にこれだけはいっておく、これからの戦いは・・・暫く黒之巣会とノイズの俺達は基本的に静観するが、平行世界のノイズ共や別宇宙からの侵略が起きるかもしれない。今回のヴォルクルスの出現したことによりそう言う部分の結界が機能停止してるからな」

 

 

「成る程そう言うこともあるんですね」

 

 「直哉なるべく早く光武を直せそして黒之巣会に融合世界をたたき起こさせるんだ」

 

 

そう言ってウィルこと紫藤隼人は叉丹共に消えた。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

夏休みのどか達の帝都で過ごす最後の日1

太正12年8月31日早朝・・・

 

邪神ヴォルクルスがこちらの世界に姿を見せてから約3週間後・・・

 

「おはようございます直哉さん」

 

「ユウナさんおはようございます」

 

「今日までの予定なのですよね、のどかちゃん達の滞在は?」

 

「ええ、その予定ですよ。のどかさん達の世界では夏休みが今日までらしいので」

 

「でも、本当に直哉さんの叔父さんの言う通りここ3週間は平和でしたね」

 

「まあ遅めの夏休みを取っていると言ってましたけどね米田さんは」

 

「しかしこの3週間襲撃がなくてよかったですよ。「光武の修理はほぼ終わったと聞いていましたからね」

 

「ユウナさん今日までのどかさん達のお世話をありがとうございました。後今日はリィンさんが特別出演する演目を見に行くんですよね。はい、これを貰ってください」

 

そう言って直哉は特別公演のチケットを5枚ユウナに手渡した。

 

 

「ええーーこれ今日のチケットですよねそれも5枚も」

 

「気にしないでください。これは今までの報酬の一部として貰ってください。ミリアムさんとのどかさん達と一緒に行ってください」

 

 

「ありがとうございます直哉さん」

 

そして起きてきた皆と一緒に朝食を食べたのだった。

 

そしてユウナ、ミリアムのどか達の3人はこちらの世界で楽しむ最後の日を満喫するため直哉の家を出た。

 

 

「ふう、取り合えずのどかちゃん達が帰るまで何事もなければいいけど」

 

 

その日のお昼・・・

 

「ここまで平穏な時間は、久しぶりだな」

 

「そうですね」

 

「プレシアちゃん。どうしたの?」

 

「直哉さん。少し話し相手になってくれますか?」

 

「ああ、いいよ」

 

「直哉さんは、私達に会った時の記憶がないのは本当ですか?」

 

「ああ、本当だよ。プレシアちゃん」

 

「それって寂しいですね。飛鳥ちゃんや薫ちゃんもそうですけど私も寂しいです」

 

「そうか、君達はもう一人の僕と知り合いだったんだよね」

 

「ええ、直哉さんと飛鳥ちゃんと薫ちゃんがラ・ギアスに召喚されてからの付き合いですから」

 

 

「そうか、ごめんね。君にとっては僕が敢えて他人のふりをしているように思えたかな?」

 

 

「ええ、最初は私やお兄ちゃんの事を忘れている人と思ってました。ごめんなさい。でも、ここで過ごしてみて直哉さんは本当に私達の事を知らないんだと知ったとき、私はショックでした。」

 

「はは、それはそうだろうね。でもね、マサキさんやプレシアちゃんの世界の事は飛鳥や薫から聞いてたから」

 

回想・・・

 

「「ええ、そう言うことになりそうです。後パパ中心世界の異変はかつて4つの世界の中で倒した敵も復活の気配があるそうです」」

 

「それは本当かい?君達は幼馴染世界の出身だよね」

 

「「はい」」

 

「確か、君達の時代では異世界との交流をしてたよね」

 

 

「「ええ、ミッドチルダですね」」

 

「今回はそちらの参戦はどうなの?」

 

 

「それは今のところわかりません」

 

「ただ、のどかさん達の地底には地底世界ラ・ギアスが存在をしている可能性があり、響さん達の世界のとなりに複数の世界が生まれそうらしいですね神様達が言ってました」

 

「成る程かつて別れていた時代の世界が融合世界に吸収して再生するかもしれないとういう事かな?」

 

「ええ、地底世界ラ・ギアスに関してはそうなる可能性が高いということですね」

 

回想終了

 

 

「成る程そうだったんですね」

 

 

「だから君達が幼馴染世界との親好があるラ・ギアスから来たのは驚いたけどね」

 

「これから君達がラ・ギアスに戻るまでよろしくねプレシアちゃん」

 

「こちらこそよろしくお願いいたします」

 

 

時が進みその日の夜・・・

 

大帝国劇場では特別公演が始まっていた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

夏休みのどか達の帝都で過ごす最後の日2

時を少し遡り・・・

 

太正128月31日のお昼頃

 

「成る程ここが中心世界か?」

 

「お兄ちゃんこちらの世界に来たけどどうするの?」

 

「シャーリィー取り合えず灰の騎士がいると言う大帝国劇場に言ってみる」

 

「了解お兄ちゃん」

 

ナオヤ・ブライトとシャーリィー・オルランドは大帝国劇場に向かった。

 

 

その頃ユウナ達は・・・

 

「さて、大帝国劇場の特別公演は夕方に開演だから少し時間があるけどどうする?」

 

ユウナがのどか達に聞いた。

 

 

「はいはい大帝国劇場の近くにある喫茶店のカレーが食べたいです」

 

「ひなたたら、さっき屋台のお菓子を食べたばかりなのに太るわよ」

 

「だって美味しいから仕方ないじゃん。」

 

「そうだよね、私達の世界では当たり前のようにあるものがこちらではないんだもん。無いから色んな人に声をかけられたりすることが多かったよね」

 

 

「確かに直哉さんの家は郊外に近いのにご近所づきあいはちゃんととれてたわね」

 

「それにしても直哉さんは何者なのかな」 

 

 

「ひなたが呟く。

 

「そうね、中心世界が彼の世界なら。普通は私達の常識は知らない筈なのに・・・」

 

!!

 

その時ユウナが見つけた。こちらの世界にいない筈のシャーリー・オルランドを」

 

 

「嘘でしょ何で紅い星座と結社に入っている血染めのシャーリーがこちらの世界にいるのよ」

 

その頃シャーリィー達は・・・

 

「おい、シャーリィーさっきのピンクの女の子お前に対して驚いてたぞ?」

 

「ええーー私あの子と面識無いけどな」

 

「成る程こちらには面識はないが、向こうにはある。これがエステルとヨシュアが困惑した未来を知る者との出会いか」

 

「シャーリィー本当に手加減してやれよ」

 

「うん、わかってるよお兄ちゃん」

 

 

そしてユウナがシャーリィーに追いついた。

 

「ブラッディシャーリーどうしてここにいるのよ。結社が動いてるの?」

 

「結社ーなにそれ美味しいの?食べてみたいなあ。それは」

 

「どこまでおちょくる気よ」

 

「あはは、ごめんねさてやろうか、クロスベル出身のユウナ・クロフォードちゃん」

 

そう言ってシャーリーはテスタロッサを構える。

 

「くっやる気なのね」

 

「ふう、よかったよもう1つのゼムリア大陸の人にもお兄ちゃんの能力で名前がわかって」

 

 

内心少し安心したシャーリィーだった。

 

そして二人の戦いが始まった。

 

「あれユウナさんはどこに行ったのですか?」

 

ちゆがミリアムに聞く。

 

「ああ少し知った人を見つけたから、先に喫茶店で先に食べてと言ってたから先に言っておこう」

 

そう言ってミリアム達は大帝国劇場の近くにある喫茶店に向かった。

 

「はあ、はあ、」

 

「やるねユウナ。私とそれなりに戦ったのかな?

 

「それなりにはね」

 

「だけどまだまだたね」

 

「きゃああ」

 

ユウナはシャーリーィに後方に吹き飛ばされた。だがそんなユウナを救ったのは、彼女の元教官のリィン・シュバルツァーだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

中心世界での出会い

「どうして結社の一員のお前がこの世界にいるんだ?シャーリィー・オルランド」

 

「はあ、また結社なの?あんたも馬鹿なの?」

 

「俺は事実を言っているだけだ」

 

「それはそうだなリィン・シュバルツァーよ」

 

「誰だ?お前は」

 

リィンは突然現れた。車椅子の少年に警戒をする。

 

 

「お兄ちゃん。危ないよ出てきたら」

 

!!

 

「お兄ちゃんだと!!お前は誰だ?」

 

 

「俺の名前は、ナオヤ・ブライトだ、異世界のゼムリア大陸のリィン・シュバルツァーくん」

 

「馬鹿なエステルさんに実の兄妹がいるなんて聞いたことがないぞ」

 

「それはそうだろう。リィン君達が知る歴史は、本来俺達のゼムリア大陸の歴史なのだから。だがリィン君達が中心世界と交流を持った歴史を知ったときどう感じたかい」

 

「それは・・・あり得ないと思った。俺達の知るあの村の惨劇がノイズのせいとは・・・」

 

 

「ああハーメル村か、だがそれも俺達のゼムリア大陸にとっては事実であることに代わりはない。当然お前達が知るシャーリィー・オルランドは結社の使徒になってるのだろうがはっきり言うが、それはシャーリー自身が決めた事だろう?そして俺達はお前たちからすれば過去のシャーリーだったとしても結社の使徒にならない可能性を考えずに決めつけるのか?」

 

「リィン・シュバルツァーお前は俺達のゼムリア大陸の全てを否定すると言うのか?」

 

「俺としてもなぜエステルの双子の兄として産まれたのかも知らないのに、リィン・シュバルツァー先程のエステルの実の兄妹が存在するわけがないと言ったよなそれはエステルに実の兄や弟や妹がいたらいけないのか?」

 

 

!!

 

「俺はそんなつもりで言ったつもりは・・・」

 

だが、リィンはナオヤ・ブライトの言葉を完全に否定出来ずにいた。

 

「だが、リィン・シュバルツァー、お前は自分が見たもしくは経験した未来が変わったらどうする?」

 

「そんなことあるわけないだろ」

 

「何故そう言える?」

 

「俺は自分の記憶がはっきりしているからな」

 

「そうか、なら・・・」

 

「お前達が本来消滅した幼馴染世界の異変を調査することがお前達が本来すべきことではないのか?

 

 

「それはそうだが・・・行けないのにどうすればいいんだよ」

 

「はあ、お兄ちゃん。この人たちダメだね、せっかく異世界の私達のゼムリア大陸に接触出来たのに」

 

「どういう意味だよ」

 

「俺達のゼムリア大陸には異世界との通信技術を持っている。それを使って中心世界と交流しているからな」

 

!!

 

 

「何だってそんな技術があるなんて」

 

 

「そう言う技術があるからこういうことも出来る」

 

「あちゃやっぱり断るのかなさくらさん」

 

「いやいや諦めたら試合は終わりですよ」

 

「やはり父親の事がネックになったようですね」

 

 

「さくらには一馬さんの事は死んでいると伝えたのがまずかったかも」

 

「それがし紫藤家の当主に忠実になると言う方向に向いたのかもね」

 

「でもそれって直哉君としてはどうなんなんだろう?」

 

別室ではエステル、若菜、響がさくら達の部屋をモニターリンクをしていた。

 

「でもこんなモニターがエステルさん達の世界にあるなんて凄いですね」

 

「はは、若菜さん余り褒めないでください天才一家が調子に乗るのでこの世界のバランスをすぐ壊す可能性がありますから」

 

「何でここまで進化してるんだ、ここのゼムリア大陸の技術は?」

 

「それは、三大博士が中心世界との交流に協力的だからな」

 

「何だってーー」

 

 

「ついでにこちらのゼムリア大陸では結社も中心世界との交流を持っているからたまに紫藤直哉がゼムリアに来ることもあるがな」

 

「だから結社も中心世界にとっては悪というわけでもない」

 

「だから、お前達が紫藤直哉と会った時に驚いていたのだろ?」

 

中心世界と交流を続けるのならお前達の世界の常識を捨てろ」

 

「さて、シャーリィーいくか」

 

 

「もういいの?」

 

「ああ、もう今の段階では言いたいことは言えたしな、後はリィン達が決める事だからな」

 

「そう言ってシャーリィーとナオヤ・ブライトはユウナとリィンと別れた。

 

 

そしてその日の夜・・・

 

ユウナはのどか達と合流し大帝国劇場の特別公演を鑑賞したのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

六覇星降魔陣発生直後のもう1つの戦い前編

リィン達がナオヤ・ブライトとシャーリー・オルランドとの出会い後から4時間後・・・

 

「ファーこれが大帝国劇場の演劇かあー」

 

「正直ここまでの演劇とは思わなかったわ」

 

「そうだねのどかにちゆっち」

 

公演終了後・・・

 

のどかとはちゆとひなたは大帝国劇場の支配人室に案内されて米田と話していた。

 

 

「「「ありがとうございました今回のチケットを私達に届けてくれたと聞きました」」」

 

「いや、これは君達への感謝なのだから気にしなくていいぞ。それよか君達は夏休みの最後の日をこんな時間になるまで拘束してすまない」

 

 

「「「いえいえ気にしないでください。むしろ今回の特別公演をタダで見せてもらいましたしこちらこそありがとうございました」」」

 

その時大変な事が起きた

 

ドーンガラガラガシャーン

 

 

「「「きゃああ地震だ」」」

 

「いかん、君達は机の中に早く」

 

 

「「「はい、」」」

 

 

それから数分後・・・

 

 

「凄かったねさっきの地震」

 

「大丈夫ですか?のどかさん達」

 

「あ、直哉君迎えに来てくれたの?」

 

 

「ええ、それもありますが3人に伝えないといけないことが起きたので」

 

「「「それは?」」」

 

「先程の巨大地震のせいだと思うのですけど暫くの間ゲートが使えなくなりました」

 

「「「ええーー」」」

 

「それ本当なの?」

 

「残念ですけど本当ですよ。ひなたさん」

 

 

「「やったーー」ニャン」

 

直哉の説明を聞いたひなたとニャトランは喜んだ。

 

「「一体何でそんなことに」」

 

ちゆとのどかが直哉に理由を再度聞いた。

 

「そこは本当にわからないんです」

 

 そう言ってのどか達は急ぎ直哉の自宅に戻るのだった。

 

「ふん、これが六覇星降魔陣か」

 

「フェフェ、みたか六覇星魔陣の力を」

 

天海が高らかに笑う。

 

 

のどか達と直哉が合流する前帝国華撃団のメンバーにも、地震の影響を受ける隊員がいた。

 

 

「きゃああああ」

 

「「「「「さくら」」」」さん」

 

「さくら君大丈夫か?」

 

「いけないわ大神君急ぎさくらを医務室に連れてきて」

 

 

「はい、あやめさん」

 

 

そして大神は気絶をしたさくらを抱え医務室に向かった。

 

 

その頃・・・

 

「ふひーーさっきの地震凄かったね、お兄ちゃん。」

 

「ああ、そうだなシャーリィー」

 

「シャーリィー囲まれたなこりゃ」

 

「だね、お兄ちゃん。この感じだとゲートの中で戦った奴かな?」

 

「流石に気がつくか、ナオヤ・ブライト」

 

「やはりゲートの不調も貴様の仕業か?黒のイシュメルガ」

 

「フ、そう言う事だ、リィン・シュバルツァーよりお前達の世界のほうが脅威だからな」

 

「イシュメルガ貴様、リィンの中にお前の欠片が残っているのか?」

 

 

「さあg知らぬな。さあお前達は我の手駒になってもらうぞ」

 

そう言ってイシュメルガは紅いプロレマ草に以前喰われた白銀の羅刹を召喚しナオヤ・ブライト達に攻撃を指示をした。

 

「さあ、白銀の羅刹よあの二人をお前の仲間にくわえてやるのだ」

 

GAAOO

 

そしてその周囲に紅いプロレマ草が咲き始めた。

 

「さあ、我の仲間になるか?ナオヤ・ブライト」

 

「嫌だね、誰が一度リィン・シュバルツァーに倒された奴なんかに」

 

 

「おのれ許さんぞ羅刹二人を殺せ」

 

「GAAOO」

 

羅刹が二人に攻撃を仕掛けたときその攻撃は、1つの剣と2つの拳によって防がれた。

 

「大丈夫ですか?」

 

「ああ、助かった」

 

「何でい響じゃねえか、久しぶりだな」

 

「マクバーンどうしてここに」

 

「どうしてこちらにこれる?」

 

突然のマクバーン-の登場に驚くイシュメルガだった。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

六覇星降魔陣発生直後のもう1つの戦い後編

マクバーンどうしてここに」

 

「盟主に頼まれてな中心世界と情報交換中に通信が断絶したらしいからな」

 

 

「おい、響コイツを倒したら久しぶりに戦いをしようぜ」

 

「イヤー私死んじゃうよ」

 

「ああ、別にいいけど」

 

「おお、黒い方の響は素直だな。クックッ」

 

「ちっまさかここでもう一人のマクバーンに会うとは」

 

イシュメルガも想定外の援軍にショックを受けていた。

 

 

 

その頃六覇星降魔陣の影響を受けたさくらは・・・

 

「あら、ここはどこなのかしら?」

 

「破邪の血を受け継ぎし者よ。倒すべき闇は門の上にいます」

 

「え、それは一体?」

 

「いいですか、倒すべき闇は門の上にいますよ

 

「ああ・・・」

 

そしてさくらは目覚めた。

 

 

「ああ私夢を見てたのね。あの夢に出てたのは小さい頃の私だったのかしら」

 

そしてさくらは戦闘服に着替えて地下司令室に向かった。

 

 

その頃地下司令室では・・・

 

 

「くっ大神ここは退け、このままだと全滅だぞ」

 

「しかしここで叉丹を倒さないと天海の居場所がわからないままです」

 

「馬鹿野郎ここで命をかけるバカがあるか」

 

「しかし・・・」

 

「マリア、その馬鹿野郎を連れて撤退しろ」

 

「了解です」

 

そして帝国華撃団はリィンの力を借りて葵叉丹の包囲網を突破をして撤退をした。

 

 

「フフ、逃げたかまあいい、帝国華撃団が勝かそれとも天海が勝つのか、どちらが勝ってもいいが融合世界が賑やかになるのは不味いがな、ウィルその辺は頼むぞ」

 

「ああ、その辺は任せろヴォルクルスとイシュメルガ以外の干渉は防いでやるさ」

 

 

撤退した帝国華撃団は・・・

 

「「「「「さくらさん」君」

 

「皆さんごめんなさい真宮寺さくら目覚めました」

 

「いつも遅いのよ貴女は」

 

「すみませんすみれさん」

 

 

「それで司令天海がどこにいるのかがわかったのは、本当ですか?」

 

「ああ、その辺は真宮寺の血の力のおかげだかな、さくら大神達にも説明を頼む」

 

 

「はい、司令」

 

 

そしてさくらは大神達に説明をした。

 

「まさか、門の上にいるなんて」

 

「米田司令門とは何ですか?」

 

リィンが米田に聞く。

 

「ああ、約5年前と7年前になるが、かつて帝国華撃団の前の戦闘部隊に所属していた俺とあやめくんそれにさくらの父親である真宮寺一馬と、光武の設計者の山崎と、紫藤直哉の母親である紫藤桜花が所属していた」

 

「7年前は桜花の不思議な能力で帝都に与える被害は最小限に抑えられたが、それから2年後桜花は死んでしまった直後の戦争で今度は一馬が魔を封印するために己の命と引き換えた場所が門の事だろう」

 

「そうそれで直哉君は当主となって私が直哉の部下として動いていた時にこちらに来ることになりました」

 

「成る程君と直哉さんの関係はそう言うものだったのか?」

 

 

「そして門の場所はかつての降魔戦争の終結の地である日本橋だ」

 

その頃イシュメルガ達の戦いは・・・

 

「GAAOO」

 

「なんだこの程度の力しかないのか?なら燃えろ俺の焔でな」

 

「GAAOO」

 

そして白銀の羅刹は焼失したのだった。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

天海との決戦直前の想定外の乱入者

フェフェ、そうか帝国華撃団この場所の事を知ったか」

 

「ああ、そのようだ破邪の血をせいでな。どうするじいさん」

 

「ウィル今回は手助け一切無用じゃ、それに黒乃巣会の役目はすでに終わってるのじゃろ?」

 

 

「ああ、終わっているじいさんには悪いがな」

 

「そうか・・・」

 

「ウィル、これだけは伝えておくこの世界は巨大な闇に呑み込まれるだろう。早く彼の元に6人の乙女が集結出来ればいいがな」

 

そう言って天海は帝国華撃団を迎え撃つ準備を始めた。

 

 

「おいおいじいさんそれはどういう意味だよ。紫藤直哉の元に立花響、花寺のどか、エステル・ブライト、そして融合世界に来ていない獅童光と、雨宮さくらの5人以外の人物の力がいるのか?」

 

 

「もし6人目の力が必要なら一体誰が不足してるんだ?」

 

そう言って紫藤隼人は黒乃巣会の本拠から姿を消した。

 

 

その頃黒乃巣会の本拠の場所を見つけた帝国華撃団は・・・

 

「うひゃあ、たくさんいるわ。大神はんどうするんや」

 

「紅蘭が大神に聞く。

 

「ああ、とりあえず帝国華撃団を分散させる。先ず俺と一緒に天海と先行して追い詰めるのは、すみれ君、カンナ、紅蘭、そしてアイリスの4人だ」

 

「わかりましたわ」

 

「よっしゃ」

 

「はいな」

 

「わーいお兄ちゃんと一緒だーー」

 

大神に呼ばれた四人がそれぞれの言葉を言う。

 

「そして俺達の援護にさくら君とマリアだ。頼むぞ」

 

「はい、大神さん」

 

「・・・納得出来ません隊長、何故副隊長の私が援護なんですか?」

 

「マリア、こういう時援護が重要なのはわかってる筈だろ?」

 

「ええ、わかりますが隊長は私とさくらに死ねと言うのですね」

 

!!

 

「マリア俺はそんなこと考えていない」

 

「口ではなんとでも言えますよ」

 

「実際、さくらと私だけで後方を守れると思ってますか?」

 

「それは・・・」

 

その頃米田達は・・・

 

「何してやがる大神達は、早く突入しろよ。」

 

「司令帝都全域に魔装機兵が続々出現しています」

 

「大神早くしろ。時間が無いぞ」

 

「わかってます司令しかし・・・」

 

「おやおやこんなところで、遊んでいるのかな、帝国華撃団」

 

!!

 

 

その時蒼き刹那が再び帝国華撃団の前に現れた。

 

 

「「「「「「「お前は蒼き刹那」」」」」」」

 

「どうしてお前が生きている」

 

「フフ、どうしてだろうね。それ」

 

ゴゴゴーー

 

刹那が地割れを起こした。

 

 

「「「「「「「うわーー」」」」」」」

 

 

そして天海と戦う5人と後方のマリアとさくらに見事に分断された。

 

「マリア、さくら君」

 

 

「はは、大神お前はさっさと天海を殺せよ」

 

!!

 

「何だと‼」

 

「僕は二人と遊ぶからさっさと行けよ」

 

「さあやろう、進化しろナノビョウゲーン」

 

「ぐあああ」

 

刹那が放ったナノビョウゲーンはマリアの載る光武に感染し、マリアはメガビョウゲーンの体内に囚われてしまった。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

機体に感染するナノビョウゲーン進化の秘密前編

「くちゅん」

 

!!

 

「まさか、メガビョウゲーンなのか・・・イヤー」

 

直哉の心の叫びは叶う事はなかった。

 

「光武と言う機械さんが泣いてるラテ」

 

!!

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

ラテの心の言葉に驚く直哉達だった。

 

のどか、行くラビ」

 

 

スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

「「キュアタッチ」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

「「重なる2つの花」」

 

 

 

「キュアグレース」

 

 

 

「ラビ」

 

 

「スタート」

 

「エレメントレベル上昇ペン」

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「キュアタッチ」」

 

 

「「交わる2つの流れ」」

 

 

「キュアフォンテーヌ」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

 「キュアタッチ」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光」」

 

 

 

「キュアスパークル」

 

 

 

「ニャン」

 

 

そして直哉もキュアグレース達と同じコスチュームに変身した空色の。

 

 

「「「「地球をお手当て」」」」

 

 

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア」」」」

 

 

 

 グレース、フォンテーヌ、スパークルの三人はパートナーと共に決めポーズを取る。

 

その後直哉はグレースのヒーリングステッキに吸い込まれるのだった。

 

 

そしてグレース達はメガビョウゲーンが出た日本橋に向かった。

 

その頃日本橋では・・・

 

 

「「「「「「嘘マリアの光武がメガビョウゲーンになったー」」」」」」

 

 

「マリアしっかりしろーー」

 

「おわっ隊長あぶねーぞ」

 

地割れで分断された道を戻ろうとする大神をカンナが止めた。

 

「カンナ止めるな、マリアが・・・」

 

「隊長気持ちはわかるけどあたい達はメガビョウゲーンにはあまり役には立てないんだよ」

 

「それはわかってるが・・・それでも仲間を助けたいんだーー」

 

その時大神の光武に異変が起きた。

 

それと同時に彼女とヒーリングアニマルが大神の光武に乗り込んだ。

 

「わわ、何々ニャトランどういう事これ?」

 

 

「俺がわかる分けないにゃ」

 

「君達はプリキュアだよね、俺に力をかしてほしい」

 

「わわ、本当に光武がメガビョウゲーンになってるよニャトラン」

 

「ああ、驚いたなスパークル」

 

「おーい気がついてくれーー」

 

だが暫くの間二人は自分達が大神の光武に乗っていることに気がつかないのだった。

 

 

その頃グレースとフォンティーヌは消えたスパークルを心配しながらも目的の日本橋に着いた。

 

「見て直哉君あの人生きてたの」

 

そう言ってグレースは蒼き刹那を指す。

 

 

「馬鹿な蒼き刹那が生きていて、メガビョウゲーンを指揮をしているだと」

 

直哉も予想外の事態に困惑していた。

 

「どういうふうに動いたらいい?」

 

「そうですね、とりあえず二人はさくらさんの機体に向かってください。状況の確認をしないことにはメガビョウゲーンになっているマリアさんの状況を調べながら」

 

「「わかった」わ」

 

 

「「キュアスキャン」」

 

フォンティーヌがキュアスキャンを使い、その間にグレースがさくらと合流をしたのだった。 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

機体に感染するナノビョウゲーンの進化の秘密中編

!!

 

「「こんな事ってあり得ない」ぺん」

 

「「どうしたの?フォンティーヌ」ペキタン」

 

 

「「「光武にエレメントさんがいないの」ぺん」

 

 

「「「何だってーー」」ラビ」

 

「さくらさん。マリア機がメガビョウゲーンになる前にマリア機に何がが感染したのは間違いないですか?」

 

「ええ、それは間違いないわ、グレースさん早くマリアさんを助けて」

 

「君達がプリキュアだよね。成る程ね僕は元黒乃巣会の蒼き刹那だったんだけど、グレースは知ってるよな?」

 

 

「ええ、知ってるわ。貴方は私がそのような体になったのをを見てたから

 

「そして恐らく貴方はビョウゲーンキングダムの新たなメンバーなってしまった原因も私の原因なのでしょ?」

 

 

「良くわかってるね、そうさあの時から僕はあの時にキングビョウゲーンさまにより新たな力を得たのさ」

 

!!

 

「まさか刹那が僕と同じ境遇だったなんて」

 

「「「どういう事」」ぺん」

 

さくらとフォンティーヌとペキタンが直哉に聞くメガビョウゲーンと戦いながら」

 

「ええ、実は・・・

 

 

回想・・・

 

 

直哉お腹にまだ小さいが黒い蠍のような黒点が出ていた。

 

「恐らくだけど、僕はヒーリングステッキにいたとしてもグレースの受けたダメージが僕の体内に蓄積し今のような黒点ができたと僕は考えます」

 

「もしその蠍が心臓に行ったらどうなるの?」

 

「恐らくですけど、僕はこのままだとメガビョウゲーンの仲間入りをするかも知れません」

 

!!

 

のどかとラビリンは直哉の言葉にショックを受けていた。

 

「ラビリン」

 

「のどか」

 

そしてのどかはキュアグレースに変身した。

 

グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラワー」

 

 

「ビョウゲーンキングダムのの印消えてーー」

 

そう言ってグレースはプリキュアの力を直哉体内に書かれている蠍の印を浄化をしたのだが・・・

 

「うわあああ」

 

 

「もうやめるラビグレースこのままだと直哉の体がもたないラビ」

 

「待ってもう少しで消えるの直哉君我慢して」

 

「うがああああーー」

 

この時の体内には、自分の本来持つ霊力と外から浸入してきた。光と闇の力がそれぞれが暴走し、紫藤直哉は人でありながら人でない者になりかけていた。

 

 

回想終了

 

「もしあの時に僕がプリキュアの姿にならなければ僕は、キングビョウゲーンに狙われた可能性があったんですよ」

 

「「「そんな」」ぺん」

 

 

 

「うん、なんだいそのステッキの中に僕と同じ境遇の人間がいるのかい」

 

 

そう言って刹那がグレースに近づきグレースに攻撃を仕掛けるが、ラビリンが動いた。

 

 

「ぷにシールド」

 

「ちっこしゃくな真似を」

 

「やってしまいなメガビョウゲーン」

 

「メガ・・・メガビョウゲーン」

 

そしてメガ光武となったマリア機から漆黒の霊力から放たれた氷の弾丸がグレースとフォンティーヌと光武さくら機を遅い始める。

 

それを遠目から見るしかない大神達だった。

 

「「「きゃあああ」」」

 

メガ光武により放たれた氷の弾丸がグレースとフォンティーヌの足を凍漬けにしてしまった

 

「「動けない」」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

機体に感染するナノビョウゲーンの進化の秘密後編

あはは、どうだい?プリキュア僕の作ったメガビョウゲーンは?」

 

 

「くっエレメントさんがいないなんてあり得ないヘぺん」

 

 

「ならエレメントさんではない何かを媒体にしているとしか・・・」

 

「うおおマリアーー」

 

「あらら大神一郎が来ちゃったよ。まあいいか大神にはメガ光武に勝てないし、もしメガ光武を壊せばマリア・タチバナの命は消えちゃうけど」

 

!!

 

「何だと‼、マリアを解放しろ」

 

「嫌だね、そんなに助けたいのならプリキュアに頼むなよ。まあ助けれたらだけどさ、じゃあね大神一郎」

 

 

「逃げるな刹那」

 

そして刹那は撤退した。

 

 

「行くわよペキタンエレメントさんがいないけどメガビョウゲーンと同じなら浄化が出来る筈だわ」

 

「わかったぺん

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン!キュン!キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア !ヒーリングストリーム」

 

 フォンティーヌはメガ光武に向け水色のビームを放った

 

「行けーラビ」

 

だが、フォンティーヌが放ったヒーリングストリームはメガ光武に当たる前に消滅した。

 

 

!!

 

「「何で消えたの?」ぺん」

 

「もしや、グレースさんも一度技を使って見てください」

 

「わかった」

 

グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラワー」

 

 直哉にお願いされたグレースの技もメガ光武に当たる前に消滅した。

 

 

「「ああ、だめだわ」ぺん」

 

「やはり、そういうことですか、グレースもう一度お願いします」

 

グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、スカイヒーリングフラワー」

 

 

「「これは」ラビ」

 

「グレースさんとラビリンメガ光武にには恐らく霊力による障壁が見えないように存在しているから、恐らくプリキュアだけの力では届かないんです」

 

 

「「「成る程」」」

 

グレースと直哉の霊力を合わせたスカイヒーリングフラワーーはメガ光武に直撃した。

 

「メガメガビョウゲーン」

 

 

メガ光武もスカイヒーリングフラワーーを耐えたが、かなり霊力の消耗により障壁が小さくなった。

 

 

「あー惜しい」

 

「もう少しだったにゃ」

 

 

「はあはあ、すいません僕の霊力がもう少し持てば浄化が出来たのに」

 

「ううんそんなことないよ直哉君」

 

「そうラビ、直哉がメガ光武の秘密を気づかなければ、もっと大変だったラビ」

 

「恐らくですけど、メガ光武のエレメントさんの代わりはマリアさんと思います」

 

 

「「「「「「何だってーー」」」」」」」

 

直哉の発言にその場にいる全員が驚いていた。

 

「大神さんマリアさんを助けるにはスパークルと大神さんの力が必要です」

 

「何だって、しかし協力と言ってもどうすれば・・・」

 

「「大神さんスパークルのヒーリングステッキに触れてください」

 

「こうかい?」

 

大神は直哉に言われた通りにヒーリングステッキに触れると・・・

 

その時再び不思議な事が起きたのだった。

 

 

「うわーー俺が直哉君と同じになってるよ」

 

大神はヒーリングステッキの中に入っていた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

感情を爆発させる者達

時を少し遡り・・・

 

 

大神達が日本橋に出撃している頃リィンは・・・

 

「リィン大丈夫?」

 

「ミリアムか、どうした?」

 

「うん、何だか元気ないよリィン。」

 

「ああ、俺はイシュメルガを追いかけてここに来たからか、俺は自分の知ってる歴史が本当なのかと考えていたんだ」

 

「そんなの簡単だよ。リィンが知ってる歴史もこちら側のゼムリア大陸に生きているエステルの双子のお兄さんがいることも全部本当の事だよ」

 

「何も偽物無いんだよ。リィン」

 

「リィン・・・イシュメルガの気配を関知した」

 

!!

 

本当か?ヴァリマール」

 

「アア、リィン」

 

 

そしてリィンはヴァリマールに乗り込み日本橋に向かった。

 

その頃日本橋では・・・

 

「メガメガビョウゲーン

 

メガ光武がプリキュア!スカイヒーリングフラワーを受けた直後・・・

 

イシュメルガは強い負の力を感じ、日本橋に行くと強い負の力を纏うマリア・タチバナがいた。

 

「ほう、女なんと心地よい感情を纏っているな」

 

「誰よ今私はプリキュアと戦っているの邪魔をするな」

 

 

「ほう、なら貴様はメガビョウゲーンとやらを受け入れたのか?」

 

 

「ええ、貴方も受け入れるわよ。イシュメルガ」

 

「ほう、我を受け入れるか?面白い」

 

そう言ってイシュメルガはマリアと同化をした。

 

その頃大神はヒーリングステッキになっていた。

 

「行くよおじさん。ニャトラン」

 

「「おう」」

 

「俺はおじさんのままなのね」

 

 

 

エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 「プリキュア!ヒーリングタイガーフラッシュ」

 

スパークルと大神の霊力を融合させた技がメガ光武に迫るが・・・その時上空から灰の機神ヴァリマールがメガ光武を一刀両断してしまった。

 

「やったかヴァリマール」

 

「いやいやイシュメルガには逃げられたようだ」

 

 

「そうか、それでは撤退するか」

 

 

 

 

「うわーーマリアーーーー」

 

「嘘ですよねマリアさーん」

 

予想外の事態に帝国華撃団とプリキュア達は唖然としていた。

 

 

「何をあわててるんだあの人達は」

 

 

「ドウヤラ、リィンガタオシタテキニナカマガイタミタイダナ」

 

 

「何だってーー俺はその人間を殺してしまったのか?」

 

 

そう言ってリィンがヴァリマールから降りると・・・

 

 

「貴様ー」

 

 バキッ

 

「灰色の騎士、お前のせいでマリアがーー」

 

「ちょっと落ち着いてください大神さん」

 

直哉達と分断されていた仲間達が大神の体を押さえる。

 

 

そして直哉とプリキュアの三人は、リィンに話をする。

 

「リィンさんどうしてここに?」

 

「ヴァリマールがイシュメルガの存在を見つけたからです」

 

 

「それでイシュメルガはいたんですか?」

 

フォンティーヌがリィンに聞く。

 

「いや、逃げられたようだ」

 

「なら貴方は殺人を犯した人ですね」

 

「貴方は帝国華撃団のマリア・タチバナさんを殺したんだ」

 

!!

 

「どういう意味ですか?直哉さん」

 

「リインさん落ち着いて下さい。実はマリア・タヂバナさんが貴方が一刀両断した機体の中にいたんですよ」

 

!!

 

「なっあんな怪物に帝国華撃団の仲間が・・・」

 

「あれはメガビョウゲーンに侵された光武だったんです」

 

「私達は帝国華撃団の人達と協力して光武を元に戻そうとしたら貴方が破壊した」

 

フォンティーヌがそう言う。

 

「そんな・・・俺はただイシュメルガを追って来ただけで・・・」

 

「ええ、今回の出来事は全て僕のせいにしてください。リインさん貴方は悪くありません。実際イシュメルガの力はヴァリマールが現れる前まではマリアさんの体内にいるのを僕は感じてましたから」

 

 

「そんな」

 

直哉の言葉に驚くフォンティーヌ

 

「ごめんなさいリインさん私人殺しと言って」

 

「いや、気にしないでくれ直哉さんに言われて俺もイシュメルガがマリアさんに憑依してることを知って安心してしまったからね」

 

「ただこれから少し厄介な事になりますね」

 

そして全員が一度大帝国劇場にもどった。

 

 

その頃日本橋の地下では・・・

 

 

「遅いの帝国華撃団の連中は」

 

天海が律儀に帝国華撃団の到着を待っていたがその日帝国華撃団は現れなかった。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第1章  第2部  黒の野望編
通告


帝国華撃団達が日本橋地下にある黒乃巣会の本拠地攻略作戦を中止してから翌日・・・

 

 

「すまんな天海お主と帝国華撃団の決戦は改めてしてもらいたいと思ってるが暫くは無理だろうな。」

 

「気にしないでください。レイ様ワシもあのタイミングで邪魔が入るとは思わなかったですし、少なくとも刹那がプリキュアの敵にとして復活して邪魔をするにしても帝国華撃団の後方部隊に攻撃をしようとしていたみたいなので」

 

「そうかしかし・・・」

 

「我々としても天海お前に散る場所を用意するのは厳しいかもしれぬな」

 

「何せ帝国華撃団のメンバーの一人が生死すら確認すら出来ない上に行方不明なのだから」

 

「まあ今回のは不慮の事故として我々は処理しょうとおもうが直哉はどうするのか?」

 

 

その頃大帝国劇場支配人室内では・・・

 

 

「すみません米田さん。俺がマリアさんを・・・」

 

 

支配人室には灰色の騎士と米田支配人と紫藤直哉の三人が集まり今後の帝国華撃団の運営体制をどうするかを決めるために集まっていた。

 

「灰色の騎士も謝ってばかりいないで今後の事を話そうぜ」

 

「しかし・・・」

 

「たくよ灰色の騎士も大神と同じだな。仮にマリアを殺しやがってとか文句言えばお前の気は晴れるかもしれねがえけど、あくまでそれはマリアの死が確定してからでも遅くないだろう。な、直哉?」

 

 

「ええ、そうですねそれに灰色の騎士さん。現状マリアさんの死亡は確認出来ませんしね」

 

「直哉さん。米田さんありがとうございます」

 

「ですが、米田さん帝国華撃団のこちらの特殊遊撃部隊に配属させるのは避けた方が言いかも知れませんね」

 

 

「そうだな、幸いと言っていいのかわからんが昨日のメガビョウゲーンと魔装機兵の進撃のせいで元老院のほうも「確かに混乱してるみたいだからな」

 

「それでは黒乃巣会との決戦は、どうするんですか?」

 

灰色の騎士が米田に聞く。

 

 

「ああ、少なくとも2ヶ月は動けね-よ」

 

「光武の修理に、かなりの時間と金がかかるからな。最悪1機は完全に作り替えだからな」

 

「そうですか・・・」

 

「そう落ち込むな。俺と直哉は-お前を責める事はしないつもりだ」

 

「ただ昨日お前が戦いに乱入した場所にいた連中は灰色の騎士を良く思わない奴もいるからな」

 

「はいわかりました」

 

 

「それでは、米田さん灰色の騎士、を借りますね」

 

「ああ、いいぞ直哉」

 

 

そう言って直哉は灰色の騎士を連れて支配人室を出て大帝国劇場を出た。

 

 

「直哉さんどこに行くんですか?」

 

「そこのベンチですよ」

 

「リィンさん貴方は僕としても今回の出来事は仕方がないと言ってしまうにはあまりにも簡単に終わらせるにはきつい状況なのはわかります」

 

 

「ええ、わかります直哉さん」

 

「実際マリアさんが行方不明ですからね俺がもう少し遅く到着してれば少なくとも今回のような事態は避けれたかもしれませんね」

 

リインが直哉に言う。

 

「確かにリインさんの言う可能性もありますが、現場でも言いましたが、イシュメルガがマリアさんに憑依していた場合どう動いたとしてもこれはさけれない運命だったと思いますよ」

 

「リインさん貴方にお願いがあります)

 

「お願いがですか?」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

話し合いと襲撃

「それは、マリア・タチバナさんの行方をを貴方が探して下さい」

 

「それがお願いですか?」

 

「ええ、ただ気がかりなのが・・・」

 

 

「黒乃巣会によりこの融合世界の現状でのすべての世界の封印が解かれた状態なのです。そしてシンフォギア世界にはイシュメルガと同質なのかはわかりませんが呪いが存在しているのも事実です」

 

「なっこちらの世界には別の呪いが存在しているのですか?」

 

「ええ、正確にはシンフォギア世界にですけどね」

 

「ああ、すみません直哉さん」

 

「その呪いがイシュメルガの呪いと融合して今回の件を引き起こしたという可能性もあるので」

 

「成る程その呪いも含め調査をすればいいんですか?」

 

「いえ、リインさん貴方は消えたマリアさんを探して下さい。恐らく彼女は生きているので」

 

「何故そう言いきれるのですか?直哉さん」

 

リインが直哉に聞く。

 

 

「恐らくですけどこれはあくまでも僕の推測ですが、イシュメルガは大神一郎さんをてに入れる為に動いていると僕は考えています。リインさんがあの時来たのをイシュメルガは知りヴァリマールにやられるように見せて大神さんの心に入り込めやすくするためにマリアさんとリインさんを利用したとも考えられるんですよね」

 

「成る程、イシュメルガの目的が最初から大神さんの体だったら、イシュメルガとしては俺がマリアさんを殺したという既成事実があるだけで大神さんをコントロールしやすくなるという計画だったと」

 

「ええこれはあくまでも僕の推測ですけどね」

 

「そしてリインさん僕のお願いという依頼をしているときはあえて僕を嫌って下さいね」

 

「ええ、何故ですか?」

 

「イシュメルガがこういう手段を取ったのは恐らくリインさんを孤立させるためのものと僕は考えています。それで意図的に僕としてもイシュメルガの策略に乗る形にしてみようと思って」

 

「そうすることで、イシュメルガの警戒心を薄く出来れば調査もしやすくなりますし」

 

「成る程」

 

「それに、リイン君に酷い事を言ってしまったナオヤ・ブライトさんもイシュメルガに操られた可能性もあります。本来の彼はリインさんがあったときの言葉は余り見たことないので」

 

 

「直哉さんはナオヤ・ブライトに会った事があるんですか?」

 

「いえ直接はありませんけどね)

 

「フフ、見つけたエステル・ブライト、ヨシュア・ブライトよ」

 

「ここでお前たちを殺せば二つのゼムリア大陸が我の物となる」

 

「何ですってーーお前は何者なの?」

 

「死に行くお前達が知る必要はない」

 

 

そして黒色の靄が人形のような者を大量に産み出した。

 

 

「うえ、気持ち悪いわねこいつら」

 

「エステル、君は早く直哉君のところに行くんだ」

 

「でもヨシュア・・・」

 

「いいかい、エステル黒色の靄は僕達を狙っている❗もしかすると前の世界に関する事かも知れない」

 

 

「・・・」

 

「そうだ、エステルお前は彼のところに向かえ」

 

「そうそうここに居られたら邪魔だよ。私とお兄さんのね」

 

 

「ナオヤ兄さんにシャーリィどうしてここに?」

 

 

「詳しい事は後だ。エステルヨシュアお前たちは中心世界に急げ」

 

「以前エステルさんから聞いていた話ですこれが」

 

「なんて事だ、俺はあれは全てナオヤ・ブライトの本心と思っていましたよ」

 

「リインさんに会った時の彼は恐らくユウナさんやリインさんに会った瞬間にイシュメルガの都合にいいように喋るように操られた可能性もあります」

 

 

 

「まあ本心も多少はあるかもですけど、僕としてもナオヤ・ブライトを信じていたいという気持ちもありますからね」

 

「直哉さん」

 

そしてリィンと直哉は別れた

 

暫くして・・・

 

パーン

 

乾いた音がし、街の人が振り向くとそこにはそこにはうつ伏せになって倒れている紫藤直哉の姿があった。

 

そして直哉は帝都にある市民病院に搬送されていった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉の自宅で話し合う女子達

紫藤直哉が何者かに襲撃された直後紫藤家の中では・・・

 

「今日も直哉さんは大帝国劇場に行ってるんですか響さん?」

 

「ええ、帝国華撃団の特殊遊撃部隊に配属に関しての話し合いとリィン君や大神さん達の様子を見にね」

 

 

「何で、直哉さんがそこまでしてあげる必要があるんですか?、まあ大神さん達へのケアのためだけならまだしも・・・」

 

ちゆが、喋るのをやめたときユウナがリビングに来た。

 

「ごめんなさいリィン教官の事は許されない事なのはわかってますが、ごめんなさい」

 

 

「ユウナさんが謝る必要ないですよ。ね、ひなたちゃん」

 

「そうだよユウナさん」

 

「でも困ったわね今回のリィンが起こした事案が、融合世界の強制追放か、融合世界の住人になるかの選択を直哉くんがしないといかないレベルに発展しそうだね話だけを聞いてると」

 

「「「「え、それはいったい何ですか?」」」」

 

「ああ、そうだったわね。この世界では異世界から来る者達の監視をしているのこちらの時間で1ヶ月のね、こちらの世界が複数の世界が独立を保てるためにね」

 

「だから、私がのどかちゃん達の世界に行くとき姿を消すでしょ?」

 

 

「「「ああ、あれですか?」」」

 

「そう、あれは独立している世界のバランスを保つ為の処置なのよ。だけど知らない世界の人達が迷い込んできてしまう人もいるの、その人物がこちらの世界に適用出来るかを調べるのも直哉君がやる仕事なのよ」

 

「「「「へえーーそうだったんだ」」」」

 

のどか達は、響の説明にある程度納得していた。

 

「でも大丈夫と思いますよ、リインさんは直哉君がそんな決断はしないと思います規則ではしないといけない事柄かもしれないけどそれをするとなると私達も対象しないと不味くないかな?」

 

 

「だってそんな事になったのは私達が早くメガ光武となったマリアさんの機体を治療してれば少なくともマリアさんの機体が壊れる様なことはなかったと思うんだ」

 

「「「「成る程」」」」

 

「確かにそうかもねのどかちゃんの言う可能性もあるわね、そしてのどかちゃん達を追放したら中心世界に侵攻しているメガビョウゲーンに対抗する手段がなくなるわね」

 

 

バーンバーン

 

「響姉ちゃん大変だよーー」

 

「あら、とらちゃんの声だ」  

 

そう言って響は玄関の外にいるとらちゃんに会いに行った。

 

 

「どうしたのとらちゃん?」

 

「直哉兄ちゃんが街中で襲われて市民病院に搬送されたんだ。さっき」

 

!!

 

「とらちゃん本当なの?」

 

「うんうちの父ちゃんが姉ちゃん達が来るの待ってるよ」

  

 

「ありがとうとらちゃん市民病院だね」

 

そう言って響はとらちゃんと別れた。そして自宅にイルミネーションメンバーの全員で直哉がいる帝都市民病院に向かった。

 

 

帝都市民病院病室前・・・

 

 

「とらちゃんのお父さん」

 

「おお、響ちゃん。とらから聞いてきたんだね」

 

「はい、直哉君の容体は?」

 

「あまり良くないらしい刀みたいな物と銃のようなもので背後からやられたらしいよ」

 

「そうですか?それで私達は病室に入っていいんですか?」

 

「ああ病室に直哉君の搬送されたときの事を知ってる先生がいるからな」

 

 

そして響達は病室に入った。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

イシュメルガの計略前編

市民病院病室内・・・

 

「あ、貴女達が紫藤直哉さんのご家族の方ですか?」

 

「ええ、そうですね。私が紫藤直哉さんの身の回りのお世話をしているメイドですけど」

 

「うわーーメイドさんなんて始めてみましたけど本当にいるんですね」

 

「ありがとうございます。それで私のご主人の容体はどうなんですか?」

 

 

「ええ、数日が山場ですかね?背後から銃らしき物と鋭利なは刃物のようなもので、襲われてたような形跡が体にありましたし、まるで白昼堂々と辻斬りをしたような」

 

「辻斬りですか・・・」

 

「ええ、辻斬りはあくまで傷口を見て私がそう思っただけなので」

 

「それでは私は失礼しますね」

 

 

そう言って先生が病室を出る。

 

「銃の後と刀みたいな物か・・・」

 

「ねえ、のどかちゃん達「本当にマリアさんはメガビョウゲーンだけに利用されたのかな?メガビョウゲーンに操られながらイシュメルガを受け入れる事が本当に出来ないのかな?」

 

 

「ええどういう事ですか?」

 

のどかが、響に聞く。

 

 

「うん、以前浅草でね直哉君がリィン君と会ったときの大神さんの様子がおかしかったと直哉君から聞いたんだけど、その頃から違和感があったとね」

 

「「「「違和感ですか・・・」」」」」

 

「うん、まるで憎悪だけが増幅されているみたいだって」

 

「それってまさかシンフォギア世界にあるもうひとつの呪いですか?」

 

「浅草の時は融合世界の封印はされてあったから深くは考えてなかったらしいの」

 

 

「そして封印が解かれた時メガビョウゲーンと大神さんはイシュメルガに利用されたのかなと私は考えているの」

 

 

「それじゃ大神さんは浅草の時にイシュメルガは乗っ取りがいつでも出来るようにしていたということですか?」

 

 

「ええ、あくまでも私の推測だけどね」

 

 

「で、あの状況を利用したのはイシュメルガにとって余りに都合がよすぎるからね」

 

 

回想・・・

 

イシュメルガは強い負の力を感じ、日本橋に行くと強い負の力を纏うマリア・タチバナがいた。

 

「ほう、女なんと心地よい感情を纏っているな」

 

「誰よ今私はプリキュアと戦っているの邪魔をするな」

 

 

「ほう、なら貴様はメガビョウゲーンとやらを受け入れたのか?」

 

 

「ええ、貴方も受け入れるわよ。イシュメルガ」

 

「ほう、我を受け入れるか?面白い」

 

そう言ってイシュメルガはマリアと同化をした。

 

その頃大神はヒーリングステッキになっていた。

 

「行くよおじさん。ニャトラン」

 

「「おう」」

 

「俺はおじさんのままなのね」

 

 

 

エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 「プリキュア!ヒーリングタイガーフラッシュ」

 

スパークルと大神の霊力を融合させた技がメガ光武に迫るが・・・その時上空から灰の機神ヴァリマールがメガ光武を一刀両断してしまった。

 

「やったかヴァリマール」

 

 

回想終了

 

「もしかして、リィンさんに大神さんの仲間を殺させるように仕向けたのは大神さんの体を手に入れるためなのかな?」

 

「それはわからない」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

イシュメルガの計略後編

それはわからない」

 

「けどイシュメルガは明らかにリィン君を追い詰めようとしているのは間違いはないと思うわ」

 

「「「確かにそれはあり得ますけど・・・」」」

 

「やっぱりちゆちゃんは、納得出来ない?」

 

「ええ」

 

 

「それでも・・・納得してください。ちゆさん」

 

 

!!

 

「「「「直哉君!!起きて大丈夫なの?」」」」

 

 

「正直に言うと、暫くは動けませんね。響さんやはりゲートは使えませんか?」

 

「うんイシュメルガの力によってこちらからのアクセスは出来ないよ」

 

「そうですか?それが可能ならすべての機神をこちらにこらせようと思ったのですけどね」

 

「そんな事をしなくてもいいわよ」

 

 

!!

 

「「「「「「トワさん」」」」」」」

 

「この状況でこちらに来れたんですね」

 

 「ええ、あんな引きこもりのイシュメルガの封印なんて瞬殺したわよ」

 

「それで、今の状況を打開する方法があるんですか。」

 

響がトワに聞く。

 

 

「それはね、リィンにイシュメルガの手駒となった二人を殺させるの」

 

!!

 

「どういう事ですか?トワさん」

 

「落ちつきなさいみんな。殺させるのは今の二人よ大神一郎とマリア・タチバナよ、あの二人は既に大神はリィンに対する憎悪を利用され、イシュメルガによって作り替えられてしまったの今の大神とマリアは生ける屍と言っていいわ」

 

 

「そしてリィンに二人を殺してもらった後に私が二人の魂を黒乃巣会との決戦の時間までに連れていく、そこから予定通りの大神達5人は天海との決戦をさせるの」

 

 

「「「「「「成る程」」」」」」

 

「要するに今の歴史をIFすると言うことか」

 

 

「そういうことよ直哉」

 

「確かに、IFを作る方がこちらの世界にとって余計な混乱を与えるよりは言いかも知れませんね、六覇星降魔陣が発動していてシンフォギア世界や初期に融合世界の一部となった世界は動き始める頃ですしね」

 

 

「ただし、直哉これを実行すると貴方と誓約する人物が数人増えるわよ」

 

「ええーー何ですか?」

 

「より困難な未来になるからよ、簡単に言えば世界をやり直しさせることと一緒だから」

 

「そして予定外の人物達も現れると思うし、貴方が飛鳥と薫の生まれた世界に行くこともあり得るからね」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

 

トワの発言に全員が病室と言うことを忘れて大声で叫んだら婦長さんに・・・

 

「お静かにと釘を刺された直哉達だった。

 

その頃イシュメルガは・・・

 

「フフ、いいぞマリアと大神を手駒に出来たのは大きいな。二人を使い紫藤直哉を葬る事は出来なかったが、奴は動けないからな」

 

 

「後はリィン・シュバルツァーを殺せばこちらの世界の紫藤直哉を操りゼムリア大陸に攻めこんでやる」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

神の依頼前編

響達が市民病院から自宅に帰る途中響とユウナはリィンと偶然に出会った。

 

「あ、リィン教官」

 

「あ、ユウナに響さんでしたっけ」

 

 

「うんそうだよリィン君」

 

「俺に何か用事ですか?」

 

「ううん私達は市民病院からの帰りなんだ」

 

「市民病院?誰か入院したんですか?」

 

「そうだよ・・・

 

「リィン教官実は直哉さんが襲撃されました。犯人は恐らくですけど、イシュメルガによって」

 

!!

 

「なんだといったいどういう事ですか響さん?」

 

リィンが響に聞く。

 

「リィン君落ち着いて、恐らくだけどリィン君も直哉君もイシュメルガの策略にやられたのよ。事の始まりは・・・

 

メガ光武がプリキュア!スカイヒーリングフラワーを受けた直後・・・

 

イシュメルガは強い負の力を感じ、日本橋に行くと強い負の力を纏うマリア・タチバナがいた。

 

「ほう、女なんと心地よい感情を纏っているな」

 

「誰よ今私はプリキュアと戦っているの邪魔をするな」

 

 

「ほう、なら貴様はメガビョウゲーンとやらを受け入れたのか?」

 

 

「ええ、貴方も受け入れるわよ。イシュメルガ」

 

「ほう、我を受け入れるか?面白い」

 

そう言ってイシュメルガはマリアと同化をした。

 

 

「恐らくだけどこの時まではマリアさんと同化をイシュメルガはしていてリィン君が現れる直前にマリアさんとの同化を解除し一時的にマリアさんを避難させてその後にリィン君メガ光武を機能停止をさせたときに恐らくだけど大神さんに憑依した可能性があるのよ」

 

「それではヴァリマールが探知したイシュメルガの反応はまさか、イシュメルガの策略だったのか?」

 

 

「恐らくねリィン君にマリアさんを倒させるところを大神さんに見せる事で大神一郎を手に入れる為の手段として使われた可能性かあるわ」

 

「じゃあ俺はイシュメルガにこの世界に来たこと自体こうなるように仕向けられたんですか?」

 

「そこはわからないけど、リィン君がここに来たことにより強行な手段に切り替えた可能性はあるかもね」

 

「じゃ俺はどうすれば・・・」

 

 

「灰色の騎士リィン・シュバルツァー貴方にこの世界の秩序を守る神の依頼を伝えます。灰色の騎士リィン・シュバルツァー今月中にイシュメルガに奪われた大神一郎とマリア・タチバナを殺しなさい」

 

 

「ちょっと待ってください響さん)

 

「俺はさっき直哉さんに頼まれたんですよ」

 

 

、リインさん貴方は消えたマリアさんを探して下さい。恐らく彼女は生きているので」

 

 

「響さん本気ですか?俺にその二人を殺せということですか?」

 

「そうですね。神はリィン・シュバルツァー今回の二人に関しては神の意向により貴方をこの世界から強制追放は行わないと言っています」

 

 

「リィン・シュバルツァー返答をお願いします」

 

「俺は・・・それを受ける資格はないと考えます。」

 

 

「と言ってますけどトワさんどうしますか?」だね

 

「何を言い出すんです?響さん」

 

突然なにもないところに向けて喋るのだった。

 

その響の行動に驚くリィンだった。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

神の依頼後編

そして彼女がやって来た。

 

「こちらの方では始めましてだねリィン君」

 

「貴女はトワさん」

 

「貴女が神ですか?幼馴染世界を捨てた貴女が」

 

「フフ、そうね、リィン君貴方から見ればそう見えなくも無いわね。灰色の騎士に大神一郎を殺させて世界の一部を新たに作るのだから」

 

「そうですトワさん。俺に大神一郎さんとマリア・タチバナを殺させるとはどういう事ですか?」

 

リィンがトワに聞く。

 

どういう事ですか?トワさん」

 

「落ちつきなさいみんな。殺させるのは今の二人よ大神一郎とマリア・タチバナよ、あの二人は既に大神はリィンに対する憎悪を利用され、イシュメルガによって作り替えられてしまったの今の大神とマリアは生ける屍と言っていいわ」

 

 

「そしてリィンに二人を殺してもらった後に私が二人の魂を黒乃巣会との決戦の時間までに連れていく、そこから予定通りの大神達5人は天海との決戦をさせるの」

 

 

「「「「「「成る程」」」」」」

 

「要するに今の歴史をIFすると言うことか」

 

 

「そういうことよ直哉」

 

「確かに、IFを作る方がこちらの世界にとって余計な混乱を与えるよりは言いかも知れませんね、六覇星降魔陣が発動していてシンフォギア世界や初期に融合世界の一部となった世界は動き始める頃ですしね」

 

 

「ただし、直哉これを実行すると貴方と誓約する人物が数人増えるわよ」

 

「ええーー何ですか?」

 

「より困難な未来になるからよ、簡単に言えば世界をやり直しさせることと一緒だから」

 

「そして予定外の人物達も現れると思うし、貴方が飛鳥と薫の生まれた世界に行くこともあり得るからね」

 

「という計画を私達は実行しようとしているの、その計画を実行するには二人の魂が必要なのよ」

 

「それを俺にしろと?」

 

「ええ、そうね。イシュメルガも貴方を狙っているんだし出来るでしょ」

 

「全く貴女はいつも無理難題を押し付けますよね」

 

「あら、今回は誰のせいでもしもの世界にしないといけなくなったか忘れたのかな?」、

 

「ぐっそれは・・・」

 

「今の世界がもしもの世界になった場合リィン貴方は十分に気を付ける事ね、直哉にも言ったけど貴方にも色んな試練が起きるはずよ。例えば私達が敵に回るかもという可能性もあるから」

 

「とりあえず貴方が大神一郎とマリア・タチバナの魂を肉体から解放してもらわないと始まらないから」

 

 

「わかりました、イシュメルガはどこにいますか?」

 

 

「それは私の管轄外よ、自分で探すことね、ユウナも響達も手伝ったら駄目よ。その為の期間が1ヶ月用意したのだから」

 

「そんな・・・」

 

 

リィンはトワの発言に肩を落とした。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

病室での会話と連絡1

響とユウナがリィンと偶然に出会った頃直哉とプリキュアの3人は・・・

 

「すみませんまさか、こんな事になるなんて」

 

「いえ私達は気にしてないですから」

 

直哉の言葉にちゆが答える。今の直哉は体を動かすことが一切出来ないのでちゆとひなたが上半身と下半身は看護師にしてもらって直哉の着替えを手伝っていた。

 

「はい着替え終わったよ直哉君。君はいいよな妹さん達が協力的で」

 

そう言う男性の看護師だった。

 

「いえ、私達は出来ることがあるなら手伝いたいだけですよ」

 

「いやいやそれでも君達は凄いと思うな最近の若者にくらべたら」

 

「おっと俺はもう行くね直哉君何かあったらコールを押してね」

 

「はい」

 

そう言って男性の看護師は直哉の病室を出た。

 

「それで私達はどうしたらいいですか?」

 

「そうですね、トワさんの話だと僕達は動かなくてもいい感じですけどちゆさん達は、動きたいみたいですね」

 

 

「ええ、なにもしないままもしもの世界になるのを待つのはどうも・・・」

 

 

「気持ちはわかりますけど、今ばは勉強か、僕の身の回りのお手伝いくらいしかありませんけどね」

 

 

そして直哉の病室にのどかと3匹のヒーリングアニマルが戻ってきた。

 

「ちゆちゃん、ひなたちゃん、おにぎり買って来たよ」

 

 

「ありがとうのどか」

 

「ありがとうのどかっち」

 

「おにぎり買うの少し戸惑ったけどね」

 

「ああ、コンビニがないからですね?のどかさん」

 

「そうなんだよ直哉君」

 

「ここまで時代のギャップを感じたよ。買い物で」

 

 

「そうよねここには携帯なんて無いのだから」

 

「それにしては私達の携帯は3人て言う限定だけど使えるのは何で?」

 

「「そう言えば」そうね」

 

「ああ、それはですね僕のお墓の中にある施設の装置の一部を使って貴女達の携帯が使えるようにサポートをしています。ゲートの技術の応用してねですのでゲートが使えない今の状況では3人だけの間は使えますけどね」

 

 

「「「ええーー」」」

 

 

「そんな重要なことを何で黙ってたんですか?」

 

ちゆが直哉に聞く。

 

 

「それは、あくまでも貴女達の勉強の一環で黙ってました。貴女達当たり前を無くすことでこちらの生活環境に慣れて貰うことを目的にしていました」

 

「「「そうだったんですね」」」

 

 

それからしばらくして・・・

 

 

直哉のもとに響からの連絡が来た。

 

「直哉さん無事にリィン君に会うことができました」

 

「そうですかリィンさんの様子はどうでした?」

 

回想・・・」

 

あ、リィン教官」

 

「あ、ユウナに響さんでしたっけ」

 

 

「うんそうだよリィン君」

 

「俺に何か用事ですか?」

 

「ううん私達は市民病院からの帰りなんだ」

 

「市民病院?誰か入院したんですか?」

 

「そうだよ・・・

 

「リィン教官実は直哉さんが襲撃されました。犯人は恐らくですけど、イシュメルガによって」

 

!!

 

「なんだといったいどういう事ですか響さん?」

 

リィンが響に聞く。

 

 

回想終了

 

「やはり驚いてました」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

病室での会話と連絡2

「やはり驚いてましたか?」

 

「ええ、ですが彼女が来てくれて説明をしてくれましたが」

 

響話の回想・・・

 

そして彼女がやって来た。

 

「こちらの方では始めましてだねリィン君」

 

「貴女はトワさん」

 

「貴女が神ですか?幼馴染世界を捨てた貴女が」

 

「フフ、そうね、リィン君貴方から見ればそう見えなくも無いわね。灰色の騎士に大神一郎を殺させて世界の一部を新たに作るのだから」

 

「そうですトワさん。俺に大神一郎さんとマリア・タチバナを殺させるとはどういう事ですか?」

 

リィンがトワに聞く。

 

 

響話の回想終了

 

「最初はトワさんに若干の敵意を出してたものの、最終的には協力してもらえるようになりました」

 

「そうですかそれはよかったです。でもトワさんの計画通り進んで二人を助け出したとしても違う形でイシュメルガと戦うことになりそうですけど」

 

「それに5人から数人誓約で繋がる人も増えるみたいですし僕も大変です」

 

「それで響さん達は家に帰りますか?」

 

「ええ帰りますけど直哉君どうしたの?」

 

「恐らくですけど今夜米田さんが家に来るかもしれません。僕が襲われた事を知って、今僕の家族以外と病院側が会わせないようにしてるみたいなので恐らくトワさんとレイさん達の意向でと思いますけど」

 

 

「成る程、帝国華撃団も直哉君を襲った犯人もある程度掴んでいるからその答え合わせをするために来るかも知れないんだね」

 

「ええ、その可能性があります。今家にのどかさん達とマサキさん達しかいないので冷静に話せるならいいですけど融合世界の封印の一部のシンフォギア世界やその他の世界も移動可能となった今バラルの影響を受けて話せる状態ではなくなるかも知れませんから」

 

 

 

「ああ、その可能性も考えないといけないのか」

 

「ええ、六覇星降魔陣の発動によりシンフォギア世界のバラルの影響を受けるかもしれないので」

 

「あの時のように・・・」

 

 

それでイシュメルガはいたんですか?」

 

フォンティーヌがリィンに聞く。

 

「いや、逃げられたようだ」

 

「なら貴方は殺人を犯した人ですね」

 

「貴方は帝国華撃団のマリア・タチバナさんを殺したんだ」

 

!!

 

「どういう意味ですか?直哉さん」

 

「ヴァリマールが来るまでマリアさんは貴方が一刀両断した機体の中にいたんですよ」

 

!!

 

「なっあんな怪物に帝国華撃団の仲間が・・・」

 

「あれはメガビョウゲーンに侵された光武だったんです」

 

「私達は帝国華撃団の人達と協力して光武を元に戻そうとしたら貴方が破壊した」

 

 

「あの時のフォンティーヌはいつもと違う感じがしました。なんか、憎しみだけが増幅されているような。まあ僕の勘違いならいいですけどね」

 

そして響は直哉との話を終えて。直哉の自宅に戻った。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響と米田の話し合いとこれからについて前編

その日の夜直哉の自宅では・・・

 

「夜分にすまねえな響」

 

「いえ、直哉君から恐らく米田さんの訪問があるだろうと言われてたので」

 

「そうか・・・響直哉に伝えてくれ。大神が姿を消したと」

 

「やはりですか」

 

「ああ、一昨日の戦いの後から大神が少し変だったんだ」

 

「変とは?」

 

 

「ああ、主に性格が変わったようにな。それに憎しみが表に出ている時間が長くなっているような気がするんだ」

 

「成る程、米田さんまだ確定てはないので、他言無用でお願いします」

 

 

「ああ、わかった」

 

 

「直哉君が襲われた事件を知ってますか?」

 

「ああ、大帝国劇場を出た後に襲われた事件だろ?元老院も騒ぎになったからな」

 

「そうですか。直哉君は背後から下半身に数発の銃弾を受けた傷跡と上半身に刀傷を受けていました」

 

 

「何だと‼、まさかマリアと大神が直哉を襲撃したのか?しかしなぜ」

 

 

「いえ、二人は自分の意思で直哉君を襲ってはいないと思います」

 

「はあ、響どういうこった?実際に直哉を襲ったのは大神とマリアなのだろう?」

 

「ええ、そうと見ています。ですがその二人が何者かに操られていたとしたら・・・」

 

 

「おいおいまさかマリアはメガビョウーゲンに操られていたと思っていたがその時に別の存在に操られていたと、響はそう考えているのか?」

 

 

「ええ、そんな事が出来るのは、黒のイシュメルガと思います」

 

「おいおいマジかよ、イシュメルガだとーー」

 

「ええ、これは直哉君が言っていた事ですが、イシュメルガは大神一郎の肉体を得ようとしていた可能性があると」

 

 

「何だと‼」

 

回想

「くそー俺達も戦えたら戦いたい」

 

「そうか、なら我と契約すればその機体を動けるようにしてやるぞ」

 

「誰だ!!お前は」

 

「我の名は、黒のイシュメルガどうする我と契約するか?」

 

「イシュメルガだって、本当に契約者になればこの状況を打破出来るんだな」

 

「ああ出来るとも」

 

大神がイシュメルガとの契約をしようとしたとき次元の裂け目ができた。

 

!!

 

「ちっ奴め、ここまで来たか。だが、まだ奴等に見つかるわけにはいかん。我とデボネアの紫藤直哉と魔法騎士に復讐するまでは」

 

回想終了

 

「この時の大神さんの機体から黒い靄が出ていたらしいと直哉君が言ってましたけどその時はヴァリマールという機神の事で頭がいっぱいだったと言ってました」

 

 

「ならイシュメルガの目的は大神だとしたらマリアは・・・」

 

「こういう言い方は悪いですけどマリアさんはたまたまメガビョウーゲンになったのをイシュメルガが大神さんの体をゲットするためにリィン君にマリアさんを殺す場面を作り出すために利用されたと思います」

 

 

「それでは直哉もお前達も大神とマリアは生きてると思ってるのか?」

 

 

「ええ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響と米田の話し合いとこれからについて後編

「ええ、それに私達の方では大神さんとマリアさんの救出プランをたてたんですけど聞きます?」

 

「ああ、聞かせてくれ」

 

「落ちつきなさいみんな。殺させるのは今の二人よ大神一郎とマリア・タチバナよ、あの二人は既に大神はリィンに対する憎悪を利用され、イシュメルガによって作り替えられてしまったの今の大神とマリアは生ける屍と言っていいわ」

 

 

「そしてリィンに二人を殺してもらった後に私が二人の魂を黒乃巣会との決戦の時間までに連れていく、そこから予定通りの大神達5人は天海との決戦をさせるの」

 

「とういう救出プランなんですよ」

 

「成る程、一度殺して魂を解放して、天海との戦いをさせてイシュメルガの影響を完全に無くすとはな、わしには理解が難しい部分があるが、この形での救出が良いのだろ?」

 

 

「ええ、完全に二人がイシュメルガの影響を受けてないようにしないと意味がないので、黒之巣会とは別の敵とも戦う運命ですしね」

 

「ちょっといいか?」

 

「何ですか米田さん?」

 

「ああ、お前達は大神達を助けるために大神達の運命を変えようとしてるだろ?それなのに大神達が黒之巣会以外の敵と戦う事は変更無いのか?」

 

 

「ああ、それはですね。大神さんとマリアさんの運命を変えるのはイシュメルガの影響を受ける前に天海の日本橋の地下空洞に侵入すればイシュメルガは帝国華撃団には手を出すことが出来ない筈なので」

 

 

「成る程な」

 

 

「それでその作戦は、いつやるんだ?」

 

 

「それはリィン君次第ですね」

 

 

「はあ、それはどういうこった?」

 

 

米田が響に聞く。

「とりあえず貴方が大神一郎とマリア・タチバナの魂を肉

体から解放してもらわないと始まらないから」

 

 

「わかりました、イシュメルガはどこにいますか?」

 

 

「それは私の管轄外よ、自分で探すことね、ユウナも響達も手伝ったら駄目よ。その為の期間が1ヶ月用意したのだから」

 

 

「成る程、この作戦を提案した奴の指示で1ヶ月大神とマリアを自分で探せと言われたのか」

 

 

「ええ、そうみたいですね」

 

「しかし響よ、お前達のプランはある意味賭けだよな」

 

「そうですかね?ちゃんと協力者も使っていいんですけどね」

 

「あくまで手伝ったらいけないのは私達やリィン君の世界の仲間だけなんですよ」

 

!!

 

 

「成る程、俺達帝国華撃団はそれに含まれないと」

 

「そう言う事です。リィン君は恐らく一人で探そうとしてる筈なので、米田さんリィン君のサポートをお願いします」

 

「ああ、任せてくれ」

 

「今回は私達や直哉君が動けないのには帝国華撃団とリィン君にイシュメルガとの因縁を断ち切らせる為だと思います」

 

「成る程な」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉の自宅からの帰宅した米田1

でもま灰色の騎士ほどイシュメルガと因縁があるわけではないが、ここまでこけにされてだまってるわけにはいかんしな」

 

 

「それで響お前さん達はどうするんだ?」

 

「私達は直哉君の怪我が治るまでは日常を過ごす形となると思います。直哉君の上司から手は出すなと言われてますし」

 

「そうだったな」

 

「さくらさん達の精神的なダメージはどうですか?」

 

「ああ、そちらはさくら以外は駄目だな。灰色の騎士は帝都を救った。だがメガビョウーゲンになった仲間を倒した悪魔なんて言ってるが・・・」

 

「確かに遠目から見るならそう見えても仕方ないですね」

 

「ああ、頭では灰色の騎士が意味もなくそんなことをすることはないと思っても心がそれを否定しているのだろう」

 

「逆にさくらは直哉が襲撃されたことにショックを受けていたが・・・」

 

 

「そうですか」

 

「ああ、さくらはお見舞いに行ったのだが面会謝絶で会えなかった事にショックを受けていたのだが直哉の容態はそんなに悪いのか?」

 

「それはですね、絶対安静なのは間違いないですけど、面会謝絶は直哉を納得させるためにしたことです」

 

 

「どういうこった?」

 

「直哉君の身の回りのお手伝いも私達の仕事なんですよ。それも入院中でも」

 

「ああ、そうだろうな直哉だけでは世間的にあの年齢での一人暮らしはきついだろうしな」

 

「今回の怪我で絶対安静を実現するには、直哉君の着替えも私達ですることとなりますよね」

 

 

「ああ、そうだな。そう言う事か仮にお見舞い来たときに着替え等を見られて直哉がアバレタラ困るための面会謝絶か」

 

 

「ええ、直哉君も男の子なので」

 

「はは、そう言う事だったんだな」

 

「市民病院の先生達が協力してくれたので」

 

「成る程なこの事さくらに言ってもいいか?」

 

「構いませんよ米田さん。病院の方には私が伝えておきますから」

 

「わかった」

 

 

その後米田と響を話し合いは終わり、米田は大帝国劇場に戻った。

 

 

大帝国劇場支配人室・・・

 

 

「今戻ったぞあやめくん」

 

「おかえりなさい支配人」

 

「どうでした直哉君の家では?」

 

「ああ、あやめくん。直哉を襲撃した犯人は大神とマリアと見ている」

 

!!

 

あやめは米田の言葉に驚いていた。

 

 

そして米田は響と話した内容をあやめに説明をした。

 

「まさか大神君と、マリアの異変にイシュメルガが絡んでいるなんて」

 

「わしもそれを聞かされて驚いたがな」

 

「しかし、痛手ですね直哉君の戦力が使えないのは」

 

「いや、わしはそう思わんよあやめくん。あえて直哉戦力抜きで戦えと言われたようにわしは感じるがな」

 

「え、それはどういう意味ですか?」

 

あやめは米田に聞く。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉の自宅から帰宅した米田2

「恐らくだがなあやめくん。わし達と灰色の騎士に対する試練だと思っている」

 

 

「試練ですか?」

 

「ああ、わし達はあの時彼を信頼してればな」

 

回想・・・

 

そうだな、少なくともイシュメルガに対抗出来るのは灰色の騎士のの機体だけのようだしな、現状帝国華撃団が早急に対応しなければならない相手はメガビョウゲーン、黒之巣会、ノイズの3つだからな」

 

「と言っても黒之巣会以外はほぼ直哉達に頼る形だかな」

 

「取り合えず灰色の騎士の機体は大帝国劇場の格納庫においてますから、灰色の騎士は大帝国劇場のスタッフとしてしばらく雇う形でいいかしら」

 

「え、それだと迷惑に・・・」

 

「いや好き勝手に動かれる方が何かと不味いんだよ軍が絡むとな」

 

回想終了

 

 

「今思えば彼ともう少しコミュニケーションをとっておけば、メガビョウーゲンになったマリアの事を彼に伝えおけば・・・」

 

「米田支配人」

 

「いつまでも過去の事を悔やんでも仕方ないと思います」

 

!!

 

支配人室に入ってきたさくらに驚く米田とあやめだった。

 

「「さくらどうしてここに?」」

 

「私もさっき直哉君の連絡でマリアさんと大神さんの異変は結果的にイシュメルガの狙い通りに事態が動いていたという連絡を受けました」

 

「そうか、ならさくらも今回の件には参加できないのだな?」

 

「はっ何を言ってるんです?支配人、私は紫藤家の部下として帝国華撃団に所属をしていませんよ?」

 

「さくらだが・・・」

 

 

ああ、破邪の血統である真宮寺家の力を帝都防衛の中核を担う帝国華撃団に貸して欲しい」

 

「しかし米田さんも知っているように我が一族は紫藤家の当主の許可がないと魔を刈る力を行使できないのは知っていますよね」

 

「ああ、知っているだからお前をスカウトする前に紫藤直哉にも協力を打診したんだが、直哉が3年も行方不明なんだよ」

 

「さくら、仙台にいたときはそういってたが」

 

 

「ああ、あれは建前ですよ支配人」

 

「本当に紫藤家の言う通りの活動だけが許されるのなら、私ではなくお父様が直哉君のサポートをしていますよ」

 

「「ああ、そう言えば確かに降魔戦争に一馬がいないのならさくらの言う通り、一馬が動くだろうな」

 

「それに私もお父様もそうですけど、基本的に軍に入る事を決めた時から紫藤家の部下的に動くことが出来ないので」

 

「そうなのか?」

 

「ええ、直哉君が私に伝えるべきと判断した案件は知ることと支配人と直哉君との連絡要員的な仕事しか無いので」

 

「ですので、帝国華撃団として私もイシュメルガからの二人を助ける任務には参加できます」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帝国華撃団と灰色の騎士それぞれの動き始める

今回の話の中にこの小説には関係していない作品のくだりがありますがそれらの作品はこれ以降出てくることはありません

ご了承ください


「それで支配人私達の今後はどう動けば良いですか」」

 

さくらとあやめが米田に聞く。

 

 

「ああ、明日さくらとあやめ君でここに行ってくれ。嘉納なら協力を取り付けて来てほしい」

 

「「これは?」」

 

「これはある人物の家の地図だ」

 

 

「「ある人物の家の地図」」

 

 

そして次の日・・・

 

さくらとあやめはあやめの運転で米田に言われた人物に会いに行くのだった。

 

 

その頃さくらとあやめが会う予定の人物の家では・・・

 

「おいおいマジかよウィル帝国華撃団と手を組むのか?」

 

 

「いや違うぞ、ガリィ正確にはトワ達の命令で動けなくなった直哉達の代わりに、紫藤家のの仕事をするだけだ」

 

 

 

「物は言いようですねウィル。貴方は紫藤家から追い出されたのに何故今回は何故受けたのですか?」

 

「ファラ、それはなイシュメルガのやり方が気に入らないからだ」

 

「成る程」

 

 

 

「それで私達の拠点の1つであるここの場所を帝国華撃団に教えたのですね?」

 

「ああ、構わんだろ別に、拠点の1つくらい」

 

 

「ガリィ」

 

「ああ」

 

 

「・・・何をする気ですか?ガリィさん。ギャアアア」

 

「これ以上電気アンマはやめてくれーー」

 

 

そしてウィルこと、紫藤隼人は30分以上の地獄を受けて解放された。

 

 

「はあはあ、ガリィマスターである俺に手加減無しでしやがって」

 

「ウィル何を勘違いしている俺の攻撃はまだ終わっていない」

 

「ヒョ?」

 

「魔法カードバーサーカーソウル発動!!」

 

「あ、終わったな俺の人生、ギャアアア」

 

 

 

ウィルの断末魔が家の外にまで聞こえた。

 

 

「ギャアアア。ギャアアア。ギャアアア」

 

 

「「!!何々この声は?」」

 

「わからないわこんな森の中に家があるのも知らなかったし」

 

 

その頃リィンは・・・

 

「トワさんにとんでもない条件を付けられたな本当に」

 

回想・・・

 

 

「という計画を私達は実行しようとしているの、その計画を実行するには二人の魂が必要なのよ」

 

「それを俺にしろと?」

 

「ええ、そうね。イシュメルガも貴方を狙っているんだし出来るでしょ」

 

「全く貴女はいつも無理難題を押し付けますよね」

 

「あら、今回は誰のせいでもしもの世界にしないといけなくなったか忘れたのかな?」、

 

「ぐっそれは・・・」

 

「今の世界がもしもの世界になった場合リィン貴方は十分に気を付ける事ね、直哉にも言ったけど貴方にも色んな試練が起きるはずよ。例えば私達が敵に回るかもという可能性もあるから」

 

「とりあえず貴方が大神一郎とマリア・タチバナの魂を肉体から解放してもらわないと始まらないから」

 

 

「わかりました、イシュメルガはどこにいますか?」

 

 

「それは私の管轄外よ、自分で探すことね、ユウナも響達も手伝ったら駄目よ。その為の期間が1ヶ月用意したのだから」

 

「そんな・・・」

 

回想終了

 

「しかし、イシュメルガを見つかるのに直哉さんの力を借りれないのは痛いな」

 

リィンはそう呟く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

精神世界での会話前編

リィンの心の中の精神世界・・・

 

「よう、久しぶりだなリィン・シュバルツァー」

 

!!

 

「貴様は米田健二どうしてこの世界に?」

 

「何を言ってやがる。俺様をここに連れてきたのはお前達だろうがリィンとイシュメルガの二人だろう?」

 

!!

 

「俺は貴方を連れてきた覚えはない」

 

「そうか・・・リィンお前は幼馴染世界とゼムリア大陸の平穏をかけた戦いの時お前はイシュメルガに侵食された時お前は俺も取り込んでいたのさ」

 

「そんな馬鹿な・・・」

 

「事実だ受け入れろ」

 

そしてリィンはナオヤ・ブライトとの出会いの時を思い出した・・・

 

 

「それになリィンお前はナオヤ・ブライトの存在を否定しかけてたよな」

 

「俺の名前は、ナオヤ・ブライトだ、異世界のゼムリア大陸のリィン・シュバルツァーくん」

 

「馬鹿なエステルさんに実の兄妹がいるなんて聞いたことがないぞ」

 

「それはそうだろう。リィン君達が知る歴史は、本来俺達のゼムリア大陸の歴史なのだから。だがリィン君達が中心世界と交流を持った歴史を知ったときどう感じたかい」

 

「それは・・・あり得ないと思った。俺達の知るあの村の惨劇がノイズのせいとは・・・」

 

 

「ああハーメル村か、だがそれも俺達のゼムリア大陸にとっては事実であることに代わりはない。当然お前達が知るシャーリィー・オルランドは結社の使徒になってるのだろうがはっきり言うが、それはシャーリー自身が決めた事だろう?そして俺達はお前たちからすれば過去のシャーリーだったとしても結社の使徒にならない可能性を考えずに決めつけるのか?」

 

「リィン・シュバルツァーお前は俺達のゼムリア大陸の全てを否定すると言うのか?」

 

「俺としてもなぜエステルの双子の兄として産まれたのかも知らないのに、リィン・シュバルツァー先程のエステルの実の兄妹が存在するわけがないと言ったよなそれはエステルに実の兄や弟や妹がいたらいけないのか?」

 

 

!!

 

「俺はそんなつもりで言ったつもりは・・・」

 

だが、リィンはナオヤ・ブライトの言葉を完全に否定出来ずにいた。

 

「だが、リィン・シュバルツァー、お前は自分が見たもしくは経験した未来が変わったらどうする?」

 

「そんなことあるわけないだろ」

 

「何故そう言える?」

 

「俺は自分の記憶がはっきりしているからな」

 

「お前はナオヤ・ブライトにそう言ってたな」

 

「ああそれが事実だろ?」

 

「それは違うぞ、本来は幼馴染世界が交流するのはナオヤ・ブライトのいる世界だったのさ当初はな」

 

「なんだと、俺の体験は一体?」

 

「それは・・・リィンお前は幼馴染世界の交流していたゼムリア大陸の住人ではないのだよ」

 

!!

 

リィンは米田健二の言葉に驚いていた。

 

「それじゃ俺は幼馴染世界と交流していた世界で自分の世界のように動いていた?」

 

「ああ、そのせいでその世界のリィンは子供のまま死んだがな。本来は助かる筈がお前がいたことで、ゼムリア大陸はお前に合わせた世界に変異をしたのだろうな」

 

「そんな・・・」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

精神世界での会話後編

この話は以前こちらの手違いで一投稿した物と同一の物なので見られた方もいると思いますのでそう言う方はスルーしていただいて構いません


「そんな俺は幼馴染世界と交流していたゼムリア大陸の人間では無いのか?」

 

「いや厳密に言えばお前は原作世界から放浪し、再び異世界のゼムリア大陸の住人になってしまった。人間だな。ある意味質の悪いな」

 

「・・・」

 

「まあ俺としては俺を幼馴染世界から出してくれた恩人だがな」

 

「リィンお前は原作世界でイシュメルガを体内に取り込んでいたんではないのか?」

 

「なっ、それは違うイシュメルガはちゃんと閉じ込めて倒した」

 

「それは紫藤飛鳥や真宮寺薫やゼムリア大陸の仲間の協力のお陰だろ?」

 

「ああ、そうだ」

 

「だがな、俺はリィンお前の体内に取り込まれてから1つの疑問が出来ていた」

 

「疑問だと‼」

 

「ああ、俺が疑問に思ったのは、何故お前は淡々と決断ができたのだ?帝国解放戦線のリーダーの正体を知ったときや、朱の機神テスタロッサにお前の仲間のクロウが殺されたときもリィンは淡々としてたな」

 

「普通なら他の仲間のように涙を見せるとか動揺していたとしてもおかしくないのにな」

 

「それは・・・」

 

「俺としてはリィンお前は一度イシュメルガを完全に倒せずに幼馴染世界に転移してきたと推測してるが、リィンが思い出すまで待つしかないか」

 

「それじゃあな、リィン。ああ、そうだこちらの世界にも俺がいるから気を付けろよ」

 

「はあ、どういう意味ですか?」

 

「ああ、こちらの融合世界の俺とイヨとヒミコは完全な敵側になっているようだな」

 

「え、それは俺といる貴方にも影響受けるのでは?」

 

「ああそこは、お前の中に居れば別の存在になるから機にするな」

 

「しかし貴方がこの融合世界に敵対することは本当にないのですか?」

 

 

「ああ、それは俺の役目ではないのだから」

 

 

「役目?」

 

「ああ、リィン。俺が原初の世界を崩壊させたのはお前は知ってる」

 

「ええ紫藤直哉さんと真宮寺直哉君からそれぞれから聞いてます。貴方達が空宙戦艦ヤマトを使い様々な世界に混乱をもたらした存在ということを」

 

「ああ、それは俺の役目と知ったからな。原初の世界でも他世界と交流していたこともあったが、その一つの世界でな俺は悪の立場にされてなその後俺はその世界で知ったのさ」

 

「何をですか?」

 

「ああ、悪になる必要性をな」

 

「悪になる必要性・・・」

 

 

「ああ、リィンお前にとってはイシュメルガは悪でいいのか?」

 

「ええ、そうですけど」

 

「だと言うならイシュメルガにとってはお前が悪と言うことになるなリィン」

 

!!

 

「なっ俺が悪なんてあり得ない」

 

「リィンお前は本当に悪でないと言えるのか?」

 

 

「絶対違うと言えます」

 

「そうか・・・どうやら話はここまでだな。リィンに会いに来た者がいるようだからな」

 

 

「え」

 

そしてリィンは現実に戻っていった。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

精神世界からの帰還後

「リィン教官」

 

「リィン」

 

「うーん?ユウナにミリアムどうしてここに?」

 

「リィン教官何を言ってるんですか?ここは幼馴染世界でも直哉さんに提供されたガレージと家じゃないですか」

 

「ああ、そうだったなユウナ」

 

「だが、俺は・・・紫藤直哉さんに甘えていいのだろうか?」

 

「さあ、リィン朝ごはんを食べてリィンに協力してくれる人の所に行くんだから」

 

「へっ俺に協力していい人達がいるのか?」

 

「ええ、紫藤直哉さん達は無理な状態なんですよ」

 

「ああ、それはトワさんから聞いた。イシュメルガに操られた二人にやられたと」

 

「そしてユウナとミリアムも俺には協力出来ない条件の俺に協力者なんていない・・・」

 

「リィンそれは違うよ。僕達は手伝いは出来ないけどリィンは一人じゃないよ」

 

!!

 

「ミリアム」

 

 

「例え別の世界から来た。人間でもね」

 

!!

 

「ミリアム俺の事を知っていたのか??」

 

「おじさんが君を不審に思っていたから」

 

「父さんが?」

 

「うんこれはレクターとおじさんと3人の時に言われたんだ」

 

 

「レクターとミリアムお前たち二人に特命を出す。リィン・シュバルツァーの身辺調査をしてもらう。ミリアムお前はトールズ士官学院に行って貰う。レクターは外部からリィン・シュバルツァーの調査をしてもらう」

 

「何であんたが1学生の調査をする必要がある?」

 

「それは奴が異世界からの来訪者の可能性があるからだ」

 

その時のおじさんの言葉の意味はわからなかったけど」

 

「そうか俺は怪しまれながらも放置されてたか」

 

「まあおじさんの真意はわからないけどね」

 

「それにリィン。聞きたいんだけど何であの時あーちゃんを助けなかったの?」

 

「そのせいで終末の剣になってあれが起きたのだけど」

 

「それは俺にもわからないんだ。ミリアム」

 

そうかありがとうリィン。答えてくれて」

 

その頃市民病院に入院中の直哉は・・・

 

 

「そうですか、米田さんさくらさんとあやめさんが叔父さんの所に行きましたか」

 

「ああお前に貰った手紙と一緒に入っていた地図を渡してな」

 

「しかし直哉失礼だがお前の叔父さんは信用できるのか?」

 

「ええ、それはある程度は信用してますよ。あの人は僕が生まれるまで紫藤家の当主になるための

訓練や試練を突破してきた方ですし」

 

 

「そうなのか、まあ直哉がそう言うのであれば、信じてみてみよう」

 

「ただ真面目にやればですけど」

 

「叔父さんの悪い癖は融合世界と関係ない世界に行っては勝手にその人を連れてきたりしますからね自分の楽しみのために」

 

「そうなのか、もしかして融合世界の行き来を封印という形でしてたのは直哉の叔父の行動を抑制するためなのか?」

 

「今から考えるとその意味合いが強いと思えますね」

 

 

その頃直哉の叔父の家に着いたさくらとあやめは・・・

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紫藤家の分家にて

「よくおいでくださいました。真宮寺さくら様と、藤枝あやめ様」

 

「「人形!!」」

 

 

「ええ、私は自動人形のファラと申します」

 

「今から主のところに案内しますので私についてきてください」

 

「「は、はい」」

 

さくらとあやめは自動人形のファラの後を追いかけるのだった。

 

「凄いですね、あやめさんあの人が人形だなんて信じられます?」

 

「ええ、凄いわね紫藤家の分家の血筋らしいけどまさか、自動人形を持っているなんて」

 

 

「明らかにあの人形は、こちらの技術でつくられたものでは無いわね」

 

 

「これは少し、警戒しておくべきかしらね」

 

そして自動人形のファラがとある部屋の前で止まった。

 

 

「すみません。こちらの部屋で少し待っててもらえますか?」

 

「「は、はい」」

 

そしてファラがさくらとあやめに案内した応接間でさくらとあやめはこの家の主を呼びに地下室に向かった。

 

 

 

その頃地下室では・・・

 

 

「ギャアアア。ギャアアア。ギャアアア、いい加減やめてくださいガリィさん」

 

「ギヒヒ嫌だね」

 

 

「ギャアアア。ギャアアア。ギャアアア」

 

未だにバーサーカーソウルの効果は切れていなかった。

 

 

「そこまでですよガリィ、ウィルのお客が到着されましたから」

 

「ちっつまらんな」

 

「ガリィさん舌打ちはやめて」

 

「それでファラお客はどこにいる?」

 

 

「いつもの来客用の応接間に待って貰ってます」

 

「そうか、ウィルとしてではなく紫藤隼人として、帝国華撃団と会うことになるとはな・・・」

 

ウィル感傷に浸るのはいいですがちゃんと服を着てきてくださいね」

 

「ああ、何で俺は裸なんだよ。上半身だけ」

 

その頃応接間にいるさくらとあやめは・・・

 

 

「さくらは分家の方とは交流はなかったの?」

 

「ええ、基本真宮寺家は本家の血筋としか交流は無かったので」

 

「そうなのね」

 

「実際私自身も紫藤家に分家が存在していることすらしらなかったので」

 

「成る程ね」

 

「しかしあやめさん。よく米田支配人が、紫藤家の分家の事を知ってましたね」

 

 

「ああそれには直哉君の情報提供があったのよ。さくら」

 

 

「ええーーそうなんですか?」

 

「ええ、直哉君のアドバイスで分家の方は本人がやる気になれば力強い協力者になるだろうてね」

 

「でもその人も紫藤家の人なのにわたしたちに協力して大丈夫なんですか?今紫藤家の上司の方が、直哉君達の行動を制限してるのに」

 

「ああ、それは本家と分家の立場的に違うから分家の方は今回の本家が動けないときでも、動けるそうよ」

 

「直哉君の言葉を米田支配人が私に教えてくれたので」

 

 

「なるほど」

 

 

その時応接間に一人の男が入ってきた。

 

 

「お待たせしました」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紫藤隼人との対面

「お待たせしました、帝国華撃団の皆さん」

 

「私がこの屋敷の主の紫藤隼人です」

 

 

「私は帝国華撃団副司令の藤枝あやめです」

 

「私は真宮寺さくらです」

 

 

「おお、貴女が私の甥っ子のサポートしてくれている真宮寺の方なんですね」

 

 

「えっ、私の事を知っているんですか?」

 

「ええ、分家とはいえ本家と真宮寺家の関係は知ってましたし」

 

 

「おっと、横道に話がそれていましたね、帝国華撃団のお二人さんはどうして私を訪ねたのです?」

 

「「それは・・・」」

 

そしてさくら達はここまでの経緯を話した。

 

 

 

どういう事ですか?トワさん」

 

「落ちつきなさいみんな。殺させるのは今の二人よ大神一郎とマリア・タチバナよ、あの二人は既に大神はリィンに対する憎悪を利用され、イシュメルガによって作り替えられてしまったの今の大神とマリアは生ける屍と言っていいわ」

 

 

「そしてリィンに二人を殺してもらった後に私が二人の魂を黒乃巣会との決戦の時間までに連れていく、そこから予定通りの大神達5人は天海との決戦をさせるの」

 

 

「「「「「「成る程」」」」」」

 

「要するに今の歴史をIFすると言うことか」

 

 

「そういうことよ直哉」

 

「確かに、IFを作る方がこちらの世界にとって余計な混乱を与えるよりは言いかも知れませんね、六覇星降魔陣が発動していてシンフォギア世界や初期に融合世界の一部となった世界は動き始める頃ですしね」

 

 

「ただし、直哉これを実行すると貴方と誓約する人物が数人増えるわよ」

 

「ええーー何ですか?」

 

「より困難な未来になるからよ、簡単に言えば世界をやり直しさせることと一緒だから」

 

「そして予定外の人物達も現れると思うし、貴方が飛鳥と薫の生まれた世界に行くこともあり得るからね」

 

「なるほどそういうことか、直哉が入院した理由はお前達の仲間が、敵の手に堕ちたことによる結果か」

 

「ええ、結果的にはそうなった事は否定できません」

 

 

「まあ、実際仲間が二人も敵の手に堕ちて直哉も動けないんじゃ、お前達帝国華撃団はおとなしくしていた方がいいんじゃないかな?」

 

 

「肉体を持たない相手と言うのは厄介だしな」

 

「俺としては関わるのはおすすめしないが、どうしても関わりたいのか?」

 

「はい)

 

 

 

隼人の質問にさくらが答える。

 

 

「まあ、いいだろう。実際直哉が動けない以上俺が世界の安定のために動かないといけないからな、ただし俺は直接戦場には行かないことが条件だ」

 

 

「それでも構いません協力してくれるのなら)

 

 

「そうか、ガリィすまんが彼女達についていってくれ)

 

「何で俺が・・・)

 

隼人がそう言うと彼の背後から一体の自動人形が現れた。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

隼人との対面後と病院での生活

「何で俺がお前たちと行かないと行けないんだ」

 

「ごめんねガリィちゃん。私達隼人さんとの協力が出来たという説明をするために貴女にいてもらいたいの」

 

 

「まあいいが、説明が終わったら好きにさせて貰うぜ)

「わかったわ)

 

 

そして3人は大帝国劇場に入った。

 

「おお、帰ってきたかさくらにあやめくん」

 

「「はい帰ってきました」」

 

 

「その子が紫藤家の答えなのか?」

 

 

米田があやめに聞く。

 

 

「ええ、彼女はガリィさんといって自動人形です」

 

!!

 

「なんだとこの子が自動人形だとーー」

 

「うるさいぞ、老人はわめくな」

 

「すまなかった。確かに狭い部屋で騒いでいたらうるせえよな」

 

「わかりゃいいんだよわかりゃな」

 

米田とガリィのやり取りを見ていたさくらがあやめと話す。

 

 

「あやめさん。ガリィちゃん本当に自動人形何ですかね?」

 

「奇遇ねさくら。私もその疑問にたどり着いたわ、でも本人が自動人形と言っている以上は間違いない事実と思うわ」

 

 

「紫藤隼人さんとガリィさんが。私達に嘘をつくメリットがないもの」

 

 

「確かにそうですね)

 

 

「おい、さくら紫藤家の分家の協力が彼女だけなのか?」

 

 

「ええ今のところはですけど)

 

「おいじいさん私だけの援軍に文句あるのか?)

 

ガリィが米田とさくらのやり取りに入る。

 

「いやいやそんなつもりはないだだ予想していたより少ない人数だったからな」

 

 

 

「ああ、そう言うことか、隼人の独立した戦力は私達だけだからな」

 

「なんだと!!)

 

「だあーうるさいじいさん」

 

「ああすまん」

 

 

その頃市民病院に入院している病室に直哉の叔父である紫藤隼人がやって来た。

 

 

「よう、甥っ子元気か?)

 

「叔父さんどうしたんですか?めったに会いに来たがらないのに」

 

「直哉お前だろ米田に俺の家の場所を教えたの」

 

「ええ、そうですよ。正直僕も迷いましたけど、イシュメルガかる大神さんとマリアさんを助けないことには、どうすることもできないでしょ)

 

「確かにな、で何でお前が戦線離脱してんだよ)

「ああ、嫌だ嫌だ何でお前の代わりをしなくちゃいかんのだ」

 

「それはトワさんとレイさんに聞いて下さいよ。貴方にも動いて貰うと最初に言ったのはレイさんですからね」

 

 

「げっ奴らがそう言ったのか?」

 

「ええ、そうですよ叔父さん)

 

 

「ねえ直哉君この人は誰なの)

 

のどかが直哉に聞く。

 

 

「この人は紫藤隼人さんと言って僕の叔父さんに当たる人ですよ)

 

「「「ええーー」」」

 

 

のどか達は直哉の言葉に驚いていた。

 

 

 

「ええ直哉っちの身内生きてたの?」

 

ひなたが直哉に聞く。

 

 

「それはそうですよ。本家と分家に別れてるから頻繁には会わないですけどね」

 

「「「そうなんだ」」」

 

 

「それでどうしたんですか?僕に会いに来るなんて)

 

「いやー甥っ子の羨ましい状況を見に来ただけといったら?」

 

「張り倒しますよ」

 

「おお、怖いな・・・というのは冗談で午前中に帝国華擊団の連中が来た」

 

隼人は直哉にそう伝えた。

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

甥と叔父病室で

「そうですか、で受けてくれたんですよね)

 

「ああとりあえずはな俺の元にいる自動人形を帝国華擊団の連中について行かせた)

 

「成る程自動人形を・・・叔父さん一つ確認したいのですけどいいです?」

 

「何だ?直哉」

 

直哉の昔の回想

 

 

あ、来客中でしたか?」

 

「あ、それと異世界からのマリアベルさん、少しお願いがあるんですけど良いですかね?」

 

 

「何かしら?」

 

「ちょっと直哉さんこの人は・・・」

 

「ええ、知ってますよマリアベル・クロイツさんですよね、恐らくその格好は結社に入られたからの服装ですよね」

 

 

「ええーー直哉さんどうしてそれを知っているんですか?」

 

 

ユウナは直哉の言葉に驚いていた。

 

「あのマリアベルさんこの写真を見てください」

 

そして、直哉は以前翼から見せてもらったゲートの侵入した傷跡の写真マリアベルに見せた。

 

 

「この写真は?」

 

「こちらの世界に初めてやって来た平行世界の人物が付けたゲートの傷なんですけど、貴女の人形達はこれくらいの傷跡で、破壊出来ますか?」

 

「やろうと思えば出来ますけど、結社の機械の自律式の機械だけでは無理ですわね。恐らく」

 

 

「ならオートマターのような人形なら行けますかね?」

 

「実際に見たことないからなんとも言えないのですけど可能だと思いますわ」

 

「ありがとうございますマリアベルさん」

 

 

直哉はその当時のことを隼人に伝えた。

 

 

「叔父さんですよね、ゲートに損傷を与えたのは)

 

「あ、やっぱり知ってたか直哉)

 

「何故そんな危険を犯して召喚をしたのですか?」

 

 

「直哉お前は、融合世界が誕生する前の世界の記憶は、あるのか?)

 

 

「ええ、断片的ですけど、ここにいるのどかさんと響さんとまだ融合世界になって会っていない獅童光さんと雨宮さくらさんとの記憶はありますね)

 

 

「そうか、直哉お前の誓約を交わす人間が増えるらしいぞ)

 

「ああそれ知ってますよ叔父さん」

 

 

!!

 

「何だと!?いつ知った直哉?

 

 

そして直哉は、隼人に伝えた。

 

 

回想・・・

 

 

どういう事ですか?トワさん」

 

「落ちつきなさいみんな。殺させるのは今の二人よ大神一郎とマリア・タチバナよ、あの二人は既に大神はリィンに対する憎悪を利用され、イシュメルガによって作り替えられてしまったの今の大神とマリアは生ける屍と言っていいわ」

 

 

「そしてリィンに二人を殺してもらった後に私が二人の魂を黒乃巣会との決戦の時間までに連れていく、そこから予定通りの大神達5人は天海との決戦をさせるの」

 

 

「「「「「「成る程」」」」」」

 

「要するに今の歴史をIFすると言うことか」

 

 

「そういうことよ直哉」

 

「確かに、IFを作る方がこちらの世界にとって余計な混乱を与えるよりは言いかも知れませんね、六覇星降魔陣が発動していてシンフォギア世界や初期に融合世界の一部となった世界は動き始める頃ですしね」

 

 

「ただし、直哉これを実行すると貴方と誓約する人物が数人増えるわよ」

 

 

回想終了

 

「成る程な、トワがそう言ったのか)

 

 

「ええそうです)

 

その後隼人は直哉の病室から出ていった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

二人の神と隼人

「トワにレイこれはどういうつもりだよ。直哉にガリィ達の存在を知らせたのは)

 

「ふんお前の前世が私とトワにとって不都合なことをしてたからな」

 

「そういうことね)

 

「貴方その感じだとブルーの時の記憶が戻ったのかしら?」

 

「ああとりあえずはな、紫藤直哉が闇墜ちしたというところまではな」

 

「成る程ね)

 

「レイにトワ、この融合世界をどうする気だ?」

 

「どうするとは?)

 

「お前達が再び4つの世界を作り、創造伸の望む世界を再構築するのが目的ではないのか?」

 

 

 

「それは違うわね、融合世界を作り上げたことで、私達は目的は果たした事になってるの)

 

「それじゃ、幼馴染世界が何故復活している?あの幼馴染世界が・・・」

 

 

「あの世界は俺が紫藤直哉からブルーになったことにより全ては消えた筈なのに」

 

 

 

「やはりあの世界は貴方が紫藤直哉だった頃の世界なのね」

 

「ああ、恐らくな飛鳥と薫が入れなかったんだろ?」

 

 

「ええそうよ)

 

「その理由は恐らく・・・」

 

まだあの世界の時間巴里華擊団の頃のの時代の筈だからな」

 

 

「成る程」

 

 

「「そういう繋がりになるのか」」

 

「確かにそういう流れになってもおかしくないわね)

 

 

「確かにな、この世界には紫藤直哉が二人いるのと変わらんからな)

 

「ええ、そして融合世界を作るきっかけとなったあの人の意向で、メルクが担当だった頃の幼馴染世界がここに来たのも必然になったのかもね」

 

 

「もしそうだったとしても俺は紫藤直哉としては、活動したくないぞ」

 

隼人がそう言う。

 

「まあ、メルクがどう動くかで決めたらいいと思うわよ」

 

「確かになメルクがお前を見つけきるかの問題だしな」

 

「メルクが融合世界の直哉の方に行くかも知れんしな?」

 

 

「もしそうなったら直哉に悪いがそのままメルクの相手をしてもらうか」

 

 

(しかしトワそうなったら厄介なことにならんのか?」

 

隼人がトワに聞く。

 

 

「そこは大丈夫よ。こういう展開になっても対処は出来るわ。ただ新たな敵として、メルクと戦う事になるだけだから」

 

 

「神の親子喧嘩かよ」

 

「まあそうなっても仕方あるまい。向こうはこちらの過去の人間だが、向こうはそう思わない可能性があるからな」

 

「でもこの事態の事を直哉に言うのか?」

 

 

「それはまだ後でいいわ。今はイシュメルガの件を片付けてから本来の流れに戻しつつ落ち着いた頃に隼人が伝えて」

 

 

「何で俺が?」

 

 

「それは貴方の関係している世界だからよ。それに私達は外部の侵略に備えて準備をしてるのよ」

 

 

「また世界を増やすのかよ?」

 

「ええそうよ、と言っても黒鬼会が動き出す頃にね」

 

 

その頃病室にいる直哉達は・・・

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

未来の娘達との合流前編

隼人と二人の神が別の場所で話してる頃病室に紫藤飛鳥と真宮寺薫がやって来た。

 

 

「「パパ怪我大丈夫?」」

 

と言いながら。

 

「「ええーーパパ」」

 

当然直哉と飛鳥と薫の関係性を具体的に知らないちゆとひなたが驚きの声をあげた。

 

 

「直哉さんどういう事ですか?)

 

 

「あれ、飛鳥ちゃんあの時すこやか市でちゆさんとひなたさんに話してないの?」

 

 

「ええあの時は・・・」

 

回想・・・

 

 

仕方ないよ飛鳥ちゃん魔装機神を出そう。そうしないと現状あのバリアは破壊出来ないよ」

 

「でもエレメントさんまで倒すかもしれない」

 

「飛鳥君を信じるよ僕は」

 

「パパ」

 

そして飛鳥と薫は魔装機神サイバスターレプリカと魔装機神ザムジードのレプリカを召喚した。

 

 

「私から行くよレゾナスクエイク発動」

 

「メガガガガビョウゲーン」

 

メガビョウゲーンはレゾナスクエイクを受けて空中に飛ばされた」

 

「今だ、アカシックバスター」

 

空中に飛ばされたメガビョウゲーンにサイバスターがサイバードに変形しメガビョウゲーンに突撃しメガビョウゲーンのバリアーを叩き壊した。

 

 

「メガガガガビョウゲーン」

 

 

地上に落ちた同時に黄色い光がメガビョウゲーンに直撃した。

 

少し時を遡り・・・

 

「ひなた空からメガビョウゲーンが落ちてくるぞ」

 

「ええーー」

 

そしてキュアスパークルはメガビョウゲーンの浄化の準備を始めた。

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラッシュ」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「「お大事に」」

 

回想終了

 

「あの後私達はトワさんの所に行きましたから」

 

 

「そう言えばそうだったね」

 

「それじゃ改めて私達の紹介をしますね」

 

「私は、紫藤飛鳥と言います。そして私の隣にいるのが双子の妹の真宮寺薫です」

 

 

「よろしくお願いいたします」

 

「「ええーー姉妹なのに名字が違う」」

 

ちゆとひなたは飛鳥と薫の名字が違うことに疑問を持った。

 

 

 

「ああ、それはですね薫が、真宮寺家の方に養子に出されたんですよ。真宮寺家の血筋を絶やすことのないように」

 

「そうなのね」

 

「のどかさん。ちゆさん、ひなたさんが生まれた時代と違いますからね」

 

「それでそろそろ飛鳥ちゃんと薫ちゃんがここに来た理由を教えてほしいなあ」

 

 

「ああ、そうですね。私達はトワさんの依頼でここに来ました」

 

「トワさんの依頼でだって?」

 

 

「はい、この融合世界にマサキ・アンドーが来ているのかを確認してこいと」

 

「そうなのかい?マサキさんなら家にいるけど」

 

「「ええーー本当ですかー」」

 

直哉の言葉に飛鳥と薫は驚いていた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

未来の娘達との合流後編

「「ええーーそうなのパパ」」

 

飛鳥と薫はが直哉に確認する。

 

 

 

「だけど今はいないけどね」

 

ヴォルクルスの分身の封印を解いたルオゾールを追いかけているから帰るのはかなり遅いよ」

 

 

「「ああマサキさんかなりの方向音痴だからね」」

 

飛鳥と薫はマサキの方向音痴を知っているので直哉の言葉に納得していた。

 

「ああ、あの人ね直哉君」

 

そう言ってのどかはあの時を思い出す。

 

回想・・・

 

 

 

それは必要ないぜ直哉。頼んだぜクロ、シロ、ハイファミリア&二人の響」

 

「「ダアアア」」

 

「!!メガビョウゲーン」

 

メガビョウゲーンの上空にサイバスターと二人の響が現れその攻撃によりプリキュア達の拘束していた赤色の光が消えてプリキュア達の自由が元通りになった。

 

 

「マサキさんと、響さん達帝国華撃団の方は?」

 

「そちらは大丈夫だよ直哉君。本当ならもっと早くこちらに着いてたんだかな、マサキさんの方向音痴で地球30周してきちゃたよ」

 

 

「「「「「「はあーーー30周もーーー」」」」」」」

 

直哉とプリキュア達が響の言葉に驚いていた。

 

 

回想終了

 

「「「マサキさん達があの時地球をさ30周したのは嘘だよね」」」

 

 

「いえ、サイバスターなら地球を30周するのにそんな時間はかかりませんよ」

 

「「「ええーー」」」

 

のどかとちゆとひなたは飛鳥の言葉に驚いていた。

 

「実際サイバスターは地上世界と地底世界ラ・ギアスを行き来できる魔装機神なので」

 

 

「「「ええーー世界を越える力を持ってるの」」」

 

「ええ、そうですよ。マサキさんは地上世界に逃げたある人物を追いかけて地底世界ラ・ギアスから地上世界に来たのが最初何ですよ)

 

 

「そんな事が起きていたなんて・・・私達は知らなかったわ」

 

ちゆがそう言う。

 

「それはそうですよ。ちゆさんや、のどかさんや、ひなたさんがパパ達と会う前の世界の頃の事ですし」

 

「「「そうなんだ」」」

 

 

 

「所でパパこの世界の流れが変化してるのは、やはりイシュメルガの策略の結果なの?」

 

「ああその通りだよ」

 

そして直哉はきっかけとなった事件を話し出す。

 

そう言ってイシュメルガはマリアと同化をした。

 

その頃大神はヒーリングステッキになっていた。

 

「行くよおじさん。ニャトラン」

 

「「おう」」

 

「俺はおじさんのままなのね」

 

 

 

エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 「プリキュア!ヒーリングタイガーフラッシュ」

 

スパークルと大神の霊力を融合させた技がメガ光武に迫るが・・・その時上空から灰の機神ヴァリマールがメガ光武を一刀両断してしまった。

 

「やったかヴァリマール」

 

「いやいやイシュメルガには逃げられたようだ」

 

 

「そうか、それでは撤退するか」

 

 

 

 

「うわーーマリアーーーー」

 

「嘘ですよねマリアさーん」

 

予想外の事態に帝国華撃団とプリキュア達は唖然としていた。

 

「そんな事が起きていたなんて」

 

「あり得ないでしょ、リイン君の使ってマリアさんを殺したように見せてその上で大神さんに憎悪植え付け大神さんの肉体を奪うなんて」

 

飛鳥と薫はイシュメルガのやり方に怒りを出していた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからについてを知る二人

「「それでこれからどうするんですか?」」

 

飛鳥と薫が直哉に聞く。

 

「・・・」

 

「飛鳥ちゃんパパ達がイシュメルガと戦う筈よ」

 

「いやごめんね薫ちゃん僕達イシュメルガと戦わないんだよ」

 

 

「「ええーーどういう事ですか?」」

 

「ああ実はね、僕が入院しているのはね・・・)

 

まあこれは極論ですけどね、リィンさん貴方の言うゼムリア大陸の歴史も幼馴染世界での紫藤直哉との記憶も、はっきりいって僕や交流しているゼムリア大陸の人には余計なお世話ですよ。確かに僕も与えられている記憶をなるべく再現しようとしても、予定外の事が起きすぎて対処出来なくなったんですよ」

 

「確かに起きた事を覚えておくことも必要ですけど、それを押し付けてしまうのは違うと思いますよ」

 

 

「直哉さん」

 

そしてリィンと直哉は別れた

 

暫くして・・・

 

パーン

 

乾いた音がし、街の人が振り向くとそこにはそこにはうつ伏せになって倒れている紫藤直哉の姿があった。

 

そして直哉は帝都にある市民病院に搬送されていった。

 

 

「そして僕はイシュメルガのによって操られた大神さんらしき人物とマリアさんらしき人物に襲撃されて入院してるからね」

 

「「そんな経緯は知らなかった」」

 

直哉の説明に飛鳥と薫は少し驚いていた。

 

 

「そしてこれはまだ確定じゃないけど、僕の外泊の許可された場合念のために飛鳥と薫ちゃんにもついてきて貰えるかな?」

 

「「何処にですか?」」

 

「ああ、融合世界と合流を持つゼムリア大陸にだよ」

 

 

「「「「「「どういう事ですか?」」」」」」ラビ」

 

 

「昨日の夜、響さんとのどかさん達が病院から帰った後、ゼムリア大陸にいるナオヤ・ブライトさんから連絡があってね」

 

 

「直哉すまないがシンフォギアを纏える者をこちらに連れてきて欲しいんだ)

 

「ええ、響さんを?どうしてまた」

 

 

「実はな、エステル達とワイスマンとの決戦が近くてな、ワイスマンは大型ノイズをコントロールしてリベル・アークに配置していることがわかり、一度リベル・アーク攻略戦は離脱して体勢を整える為撤退したのだ」

 

「成る程、確かに小型ならエステルさん達でも倒せると思いますけど大型ノイズは厳しいかもですね」

 

 

「だから念のためにシンフォギアを纏える者をこちらに連れてきて欲しい」

 

「そうしたいのはやまやま何ですけど、自分入院していて」

 

 

「入院だと!!どうしたのだ?」

 

 

そして直哉はナオヤ・ブライトに説明をした。

 

 

「そうか・・・イシュメルガに操られた仲間にやられたのか」

 

 

「ええ、数日後に一時帰宅が出来ればそちらに 行けると思いますけど」

 

 

「という事情でね、もし僕が行けないとかになるかも知れないけどね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

外泊許可を貰えた場合の話1

「そう言うわけで、外泊許可が出たら僕と一緒にゼムリア大陸に行って欲しい」

 

「「当然私達も行くわ」」

 

 

「は・・・何を言ってるんですかちゆさんにひなたさん」

 

 

直哉は飛鳥と薫が答える前にちゆとひなたが答えた事に驚いていた。

 

「のどかさん達は連れていけませんよ、貴女達は自分達の世界に戻れたら戻って欲しいので」

 

「ええーーそれは勿体無いよ私達も色んな世界を見たいよ」

 

「直哉さん私からもお願いします」

 

「ちゆさん貴女まで言うんですね」

 

「ええ、私もこちらに来てから色んな世界や色んな人に会ってみて色んな意味で勉強になってますから」

 

 

(しかし、貴女達は学生何ですよ?」

 

「それを言ったら飛鳥と薫ちゃんも私達より年下に見えますけど」

 

「「ああ、皆さん。私達は必要に応じて年齢と体型を変えれますからね」」

 

 

「「「ええーー」」」

 

 

「あれパパが年齢と体型を変えられるですけど知りません?」

 

「ええ、飛鳥ちゃんの言うとおり僕はプリキュアの世界では12歳という設定ですからね)

 

 

「「「何で12歳なの?」」」

 

プリキュアの3人から理由を聞かれた直哉だった。

 

「その理由は、12歳ならば僕が貴女達の学校に行かねばならないとき、学校の外で待っていたとしても最悪貴女達の中の弟と言えば怪しまれなくて貴女達と合流も出来ますからね」

 

 

「「「成る程」」」

 

「そして中心世界では真宮寺さくらさんとの関係を円滑にするために彼女と同じ年齢にしているために中心世界では、16歳にしてますがね」

 

 

「「「そうだったんだ」」」

 

 

「直哉っちも色々考えているんだね、偉いぞ」

 

 

そう言いながらひなたは直哉の頭を撫でるが・・・。

 

「ひなたさん今は頭を触らないでください。傷口が開くので」

 

「あ、ごめん」

 

直哉に言われひなたは直哉に謝った。

 

 

それから暫くして病室から出ていた隼人が戻ってきたがすぐ直哉の病室から出ていった。

 

「そして隼人と入れ代わりに響とエステルとヨシュアが直哉の病室にやって来た。

 

 

!!

 

 

「エステルさん。ヨシュアさんどうしてここに」

 

「あはは今日の朝ね、私とヨシュアで中心世界に行けと兄さんに言われてね」

 

「成る程」

 

「そして僕達は直哉が入院したのを聞いて、僕達はこちらの世界の病院は知らないから響さんに連れてきて貰ったと言うわけさ」

 

 

「そうです。直哉さん聞いてください。またエステルさんが私にゼムリア大陸に来てと言うんですよ)

 

「あ、響さんはゼムリア大陸に行くの嫌なんですね」

 

 

「何でなの?」

 

エステルが響に嫌がる理由を聞く。

 

「だって怪物じみた人達が多いからです」

 

「「ああ、成る程ね」」

 

エステルとヨシュアは響の答えに納得出来たのだった。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

外泊許可を貰えた場合の話2

「「成る程」」

 

「確かに私達の大陸に異常な強さを持つ人達が多いわね」

 

「ごめん響、レオンハルトが迷惑かけたね」

 

「いえ、レオンハルトさんはまだいいほうです)

 

そして響はその当時の事を思い出した。

 

その時不思議な事が起こった。

 

 

 

「ねえ、直哉君私夢でも見てるのかな?」

 

「いえ、響さん夢と思いたいのはわかりますが現実ですよ」

 

「やっぱり、夢じゃないんだ火炎魔神さんにペコペコしてるのは、ネフィリムなんだ・・・ええーー火炎魔神さん。自立型完全聖遺物ネフィリムを部下にしたーあり得ないんですけどーーー」

 

バターン

 

そう叫びながら響は気絶した。

 

 

「「「「「うわあなんか凄い経験しましたね響」」さん」」」

 

 

「こりゃ響がゼムリア大陸に行くの嫌がるのもわかる気がするわ」

 

そうだねエステル」

 

「なら私が行かなくても・・・」

 

「いえ、響さんにはゼムリア大陸に行ってもらいます。昨夜エステルさんのお兄さんから正式に要請がありましたから)

 

 

「ええ、兄さんが」

 

「ええ、そうですよエステルさん」

 

「白面のワイスマンでしたかねエステルさん達の敵の名は、その人が巨大ノイズをリベル・アークに設置したためにエステルさん達は一時撤退をしたのですよね」

 

 

!!

 

「直哉さん私達の行動の事をどうしてそこまで知ってるんですか?」

 

エステルが直哉に質問をする。

 

「ああ、それはですね。どうやらナオヤさんも福音計画を注視してるみたいですよ」

 

 

「ええーー兄さんが私達を見てるーー)

 

「よかったねエステル)

 

 

「ええ昨夜ですけど正式に要請がありましたので響さんをゼムリア大陸に派遣をして欲しいと」

 

 

直哉すまないがシンフォギアを纏える者をこちらに連れてきて欲しいんだ)

 

「ええ、響さんを?どうしてまた」

 

 

「実はな、エステル達とワイスマンとの決戦が近くてな、ワイスマンは大型ノイズをコントロールしてリベル・アークに配置していることがわかり、一度リベル・アーク攻略戦は離脱して体勢を整える為撤退したのだ」

 

「成る程、確かに小型ならエステルさん達でも倒せると思いますけど大型ノイズは厳しいかもですね」

 

 

「だから念のためにシンフォギアを纏える者をこちらに連れてきて欲しい」

 

という依頼があり、響さんよろしくお願いいたしますね)

 

「ええーー直哉君は来ないの?」

 

「僕の場合は外泊許可が取れれば行けますけどね」

 

「じゃあ外泊許可が取れなければその依頼はキャンセルなの?」

 

「いえ、キャンセルはありませんその場合は響さん一人で行ってきて下さい)

 

 

「そんな・・・)

 

 

「響頑張って)

 

「僕達も協力するからさ」

 

「・・・」

 

「あの響さん落ち込んでるとこすみませんが、貴女に護衛の依頼をしますね」

 

 

「・・・護衛の依頼をですか?」

 

 

「ええ、護衛の対象はここにいるちゆさんとひなたさんです)

 

 

!!

 

直哉の言葉にこの場にいる全員が驚いていた。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ナオヤ・ブライトの依頼と隠された意図前編

「ちょっと待って直哉さんその依頼は私達が受けるわ」

 

「エステル本気かい?」

 

ヨシュアがエステルに確認する。

 

 

 

「ええ、彼女達は直哉さんが連れていく事を許すなんて余りないですけど何か秘密があるんですね、その秘密がもしかしたらワイスマンに対抗できる何かかもしれないと考えます?」

 

「いえ響さんのテンション上げのためですね」

 

「ヘ、それはどういう・・・」

 

「のどかさん)

 

「わかった。ラビリン)

 

「OKラビ」

 

 

「「うわあウサギが喋ったーー 」」

 

エステルとヨシュアは突然喋ったラビリンに驚いていた。

 

 

のどか、行くラビ」

 

 

スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

「「キュアタッチ」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

「「重なる2つの花」」

 

 

 

「キュアグレース」

 

 

 

「ラビ」

 

 

スタート」

 

「エレメントレベル上昇ペン」

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「キュアタッチ」」

 

 

「「交わる2つの流れ」」

 

 

「キュアフォンテーヌ」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

 「キュアタッチ」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光」」

 

 

 

「キュアスパークル」

 

 

 

「ニャン」

 

 

 

「「「「地球をお手当て」」」」

 

 

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア」」」」

 

 

「ええーー3人が変身したーー」

 

エステルはのどか達の方に驚いていた。

 

だがヨシュアは響と同様に直哉の変化に驚いていた。

 

 

「直哉さん貴方も変身出来るんですね」

 

 

「直哉君いつ変身出来るようになったの?」

 

 

響が直哉に真剣な表情で詰め寄る。

 

「えっとこれは、誓約の副作用と思ってください」

 

 

そして直哉は響達に自分がプリキュアのように変身出来るようになった経緯を話す。

 

 

「はあああ、なんなんですかこの格好は」

 

「恐らくだけどラビ、直哉の力がプリキュアとメガビョウゲーンの力を直哉の負担の無いようにするためにグレースの弟の立ち位置で、新たなプリキュアにしたんだラビ」

 

「ええーー僕がプリキュアだってーー困るよ」

 

 

「確かに直哉君的に困るけど私達には嬉しいけどね」

 

「それでラビリン変身解除の仕方は?」

 

「恐らく直哉の意思では解除は無理ラビ」

 

「なんだってーー」

 

「という経緯で僕も変身出来るようになったわけで・・・」

 

「くっのどかちゃん私負けないからね」

 

響がのどかにそう言う。

 

 

「響さん僕のお願いを聞いてくれればゼムリア大陸から帰った後響さんの希望を2週間叶えますよ。当然常識の範囲でね)

 

「本当?直哉君?

 

 

「ええ本当ですよ」

 

「なんというか貴方も大変ね)

 

「あははそれが僕の仕事でもありますから、ちゆさんとひなたさん響さんのサポートをお願いいたしますね、恐らくワイスマンの目的は響さんをゼムリア大陸に行かせる事と考えています」

 

 

直哉の言葉に響以外の全員が反応する。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ナオヤ・ブライトの依頼と隠された意図後編

「恐らくですけど、ワイスマンは巨大ノイズを使って来たのは、響さんの纏うシンフォギアをみたいからじゃないかと思っています」

 

「成る程」

 

ヨシュアが直哉の意見に納得する。

 

「でも別に響をおびき寄せる為なら小型のノイズでもいいんじゃ?」

 

 

「エステル忘れたのかい?僕達がここでノイズと戦った時の事を?」

 

「それは・・・」

 

 

エステルさんヨシュアさん貴女達のSクラフトなら小型ノイズは倒せるでしょう響さんが来るまで持たせてください」

 

「やるしかなさそうね。ヨシュア」

 

「行くよエステル」

 

「食らいなさい鳳凰烈波」

 

「ファントムブレイド」

 

そしてエステルとヨシュアのSクラフトが小型のノイズ15体を一掃した。

 

!!

 

「「「「「「「ええー天使以外の人間がノイズを倒したーー」」」」」」」

 

大神達は直哉によってシンフォギアでしか倒せない筈のノイズを倒した人間がいることに驚いていた。

 

「恐らくワイスマンはこの時の事を知っているんだよエステル」

 

「まさか」

 

「結社の情報収集能力を甘く見ない方がいい、それにエステルには悪いけどナオヤさんも今は結社側だし、ワイスマンに伝えている可能性も高いと見た方がいい」

 

 

「・・・」

 

「ええ僕もそう思います。少なからずともワイスマンはエステルさんとヨシュアさんが小型ノイズを倒していることを知り巨大ノイズを配置した可能性が高いと思います」

 

「後ナオヤさんはワイスマンと繋がりは無いようですよ」

 

「何故そういえるのかな?」

 

ヨシュアが直哉に聞く。

 

「それは響さんがグレ響と一緒にナオヤさんを助けていたからですね」

 

「ああ、そうだった。私達は直哉君に言われてナオヤさんを追いかけていてね)

 

 

そして響はその時の事を話し出す。

 

「ふひーーさっきの地震凄かったね、お兄ちゃん。」

 

「ああ、そうだなシャーリィー」

 

「シャーリィー囲まれたなこりゃ」

 

「だね、お兄ちゃん。この感じだとゲートの中で戦った奴かな?」

 

「流石に気がつくか、ナオヤ・ブライト」

 

「やはりゲートの不調も貴様の仕業か?黒のイシュメルガ」

 

「フ、そう言う事だ、リィン・シュバルツァーよりお前達の世界のほうが脅威だからな」

 

「イシュメルガ貴様、リィンの中にお前の欠片が残っているのか?」

 

 

「さあg知らぬな。さあお前達は我の手駒になってもらうぞ」

 

そう言ってイシュメルガは紅いプロレマ草に以前喰われた白銀の羅刹を召喚しナオヤ・ブライト達に攻撃を指示をした。

 

「さあ、白銀の羅刹よあの二人をお前の仲間にくわえてやるのだ」

 

GAAOO

 

そしてその周囲に紅いプロレマ草が咲き始めた。

 

「さあ、我の仲間になるか?ナオヤ・ブライト」

 

「嫌だね、誰が一度リィン・シュバルツァーに倒された奴なんかに」

 

 

「おのれ許さんぞ羅刹二人を殺せ」

 

「GAAOO」

 

羅刹が二人に攻撃を仕掛けたときその攻撃は、1つの剣と2つの拳によって防がれた。

 

「大丈夫ですか?」

 

「ああ、助かった」

 

 

 

「そして私達は何とかイシュメルガを撃退したと思ったらまさか大神さん達があんなことに似るなんて思わなかったけど」

 

 

「成る程じゃあ兄さん達はまだこちらにいるのねシャーリィーと」

 

 

「恐らくいると思いますよ)

 

 

響がエステルに言う。

 

 

「わかったわ。響とちゆさんとひなたさんには悪いけど今からゼムリア大陸に戻りたいからこのまま行くことになるけどいい?

 

 

「「「構いません」」」

 

 

 

エステルの質問に答えた。3人は病院を出てゼムリア大陸に向かうのだった。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

再会する者達

響とちゆひなたとエステルとヨシュアがゼムリア大陸に向かって出発してから3日後・・・

 

ナオヤ・ブライトとシャーリィー・オルランドは帝都の郊外にあるガレージのある家に来た。

 

「ここにリイン達がいるのか?シャーリィー」

 

「うん街の人に聞いたらここですと言われたから」

 

「でもお兄ちゃん。何でまたリイン達に会うの?」

 

 

それは・・・あり得ないと思った。俺達の知るあの村の惨劇がノイズのせいとは・・・」

 

 

「ああハーメル村か、だがそれも俺達のゼムリア大陸にとっては事実であることに代わりはない。当然お前達が知るシャーリィー・オルランドは結社の使徒になってるのだろうがはっきり言うが、それはシャーリー自身が決めた事だろう?そして俺達はお前たちからすれば過去のシャーリーだったとしても結社の使徒にならない可能性を考えずに決めつけるのか?」

 

「リィン・シュバルツァーお前は俺達のゼムリア大陸の全てを否定すると言うのか?」

 

「俺としてもなぜエステルの双子の兄として産まれたのかも知らないのに、リィン・シュバルツァー先程のエステルの実の兄妹が存在するわけがないと言ったよなそれはエステルに実の兄や弟や妹がいたらいけないのか?」

 

「こないだそう言って解き放したのに」

 

 

シャーリィーがそう言う。

 

 

「まあな少し気になってることがあってなその確認の為に来たんだ」

 

 

そう言ってナオヤとシャーリィーはリイン達の家の前で呼び鈴を押した。

 

ピンポン

 

 

「はいどなたですか?」

 

「こんにちはシャーリィー・オルランドでーす」

 

!!

 

玄関前でシャーリィーが名前を言うと家の中でバタバタしはじめた。

 

 

その一連を見ていたナオヤが呟いた。

 

 

「奴等の世界のシャーリィーはどんなことしでかしたんだ?」

 

 

そしてしばらくしてナオヤとシャーリィーは家に上がり居間でユウナとミリアムとリインと話を始めた。

 

「ナオヤ・ブライト今日は何の用だ。俺を笑いに来たのか?」

 

「いや、違うぞ少し確認に来ただけだ」

 

「「「確認」」だと」

 

「ああ、ユウナさんリインが現れた次元の裂け目は浅草に現れたので間違いないんだな?」

 

「それは間違いないわその時私達は幻獣と戦ったんだから」

 

「何!!幻獣だと)

 

「どうしたそんなに驚いてナオヤのゼムリア大陸でも幻獣はいるだろ?」

 

リインがナオヤに聞く。

 

「ああ、だが気になるんだ。幻獣が現れた状況が」

 

 

そしてユウナが幻獣が現れた時の事を話始めた。

 

 

 

「ねえヨシュアと直哉君あれを見て」

 

「なんだあの紅い植物は」

 

直哉とヨシュアが見た時浅草浅草寺周辺に紅い植物が大量に育っていた。

 

 

「直哉さん大変ですあの紅い植物を消滅させないと・・・あ」

 

「ねえ貴女あの紅い植物の事を知っているの?」

 

「はい・・・わあーー助けてーー」

 

エステルは入ってきた子を引き連れ紅い植物が生い茂る浅草浅草寺周辺に向かった。

 

「これが幻獣が現れる前の時の話です」

 

 

「やはりおかしいな)

 

「何がおかしいのか?」

 

「リインはわからないのか?イシュメルガとお前が来る前に黒の紅い花が咲き始めたろ?そこが気になるんだ」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

浮かぶ疑問

「わからないかリイン。紅色プレロマ草はお前達の世界にもあり一時的にエレポニア帝国に併合されたクロスベルにも碧のプレロマ草が咲かずに紅色プレロマ草咲いたのだろう」

 

「「「そう言えばそうだった。」」」

 

「何故ナオヤお前がその事を知っている?この事はお前が知るのはまだ未来の筈?」

 

「ああ、それはな俺は百日戦役の時にDG教団に拉致されたのさ、俺達世界でも百日戦役は起きたのさ、まあその時はノイズの出現については知らない状態だったがな」

 

 

「それじゃ貴方はティオ先輩と同じ境遇なの?」

 

ユウナがナオヤに聞く。

 

「ああそうだな。ティオ・プラトーとは、教団施設出会った事しかないが」

 

「そうなの?」

 

「まあこちらのゼムリア大陸のだがな。話を戻すぞ」

 

 

そして教団の実験により俺は原作世界と俺達の世界の違いを認識することが出来るようになった。それにより俺は俺達の世界のゼムリア大陸で大きな事件にになる事柄の未来を知ることが出来るようになった」

 

 

「それにより俺は俺達の世界は、外史世界という事を知ったのだがな」

 

「「「外史世界?」」」

 

 

 

「リインには以前言ったよな覚えてないか?」

 

 

「俺の名前は、ナオヤ・ブライトだ、異世界のゼムリア大陸のリィン・シュバルツァーくん」

 

「馬鹿なエステルさんに実の兄妹がいるなんて聞いたことがないぞ」

 

「それはそうだろう。リィン君達が知る歴史は、本来俺達のゼムリア大陸の歴史なのだから。だがリィン君達が中心世界と交流を持った歴史を知ったときどう感じたかい」

 

「それは・・・あり得ないと思った。俺達の知るあの村の惨劇がノイズのせいとは・・・」

 

「あああの時の話か」

 

「そうだあの時リイン君は俺がエステルの兄と言ったとき驚いていたな」

 

「それは・・・」

 

 

「別にその件について文句を言うつもりはないさ。ただ俺達の世界が外史世界という事実を知ってからな。原作世界では俺と母さんレナ・ブライトは存在してないのだろ?)

 

「ちょっと待ってくれナオヤのゼムリア大陸ではエステルさんの母親も生きているのか?」

 

 

「何を言っている。生きているぞ?」

 

 

「そうか、百日戦役が違う形になったからロレントではそう言うことが起きなかったのか?」

 

 

「その代わりに先程も行ったがDG教団による誘拐事件が起きていたがな」

 

「まあ俺の過去の事より紅色のプレロマ草の事に話を戻すぞ、ユウナさんプレロマ草はリインやイシュメルガの魂が中心世界に来る前に咲いたのは間違いないか?」

 

 

「ええ、それは間違いないわ」

 

「となると疑問がわくな、リイン紅色プレロマ草はイシュメルガの呪いと考えていいんだよな」

 

 

「ああ、それで間違えない」

 

「イシュメルガはリインと同じタイミングで中心世界に来たとすれば幻獣と紅色プレロマ草が咲いていた事実はどう説明したらいい?」

 

「「「ああ、そう言われればそうだ」」」

 

「幻獣は紅色プレロマ草の力で出現したとしても、そして偶然イシュメルガが中心世界に来たとしても俺達やリインにやられた状態でプレロマ草をすぐ咲かせる事が出来るのか?)

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

話の後

それはわからない」

 

 

「そうかわからないか」

 

「俺が確認したいのは以上だ。後リイン・シュバイツァーすまなかった」

 

!!

 

リイン達は突然ナオヤ・ブライトが土下座をしたから驚いていた。

 

「一体どうしてこんなことを?」

 

「俺としてもなぜエステルの双子の兄として産まれたのかも知らないのに、リィン・シュバルツァー先程のエステルの実の兄妹が存在するわけがないと言ったよなそれはエステルに実の兄や弟や妹がいたらいけないのか?」

 

 

「俺は今さらだがリインと会うまでその時言ったことを言うつもりはなかった、信じてもらえるとは思ってないがな」

 

「いえ俺は今の貴方の言葉なら信じてみようと思います」

 

「リイン・・・」

 

「何故そこまで断言出来るんだ。俺は知らない内に君を追い込むように仕向けられたのすら気がつかない俺を」

 

「ええ、確かに俺も中心世界で様々なイシュメルガの策略の被害を俺の手で拡大させてしまい俺は落ち込んでいましたけどある人が教えてくれたんです」

 

 

「恐らくですけどこれはあくまでも僕の推測ですが、イシュメルガは大神一郎さんをてに入れる為に動いていると僕は考えています。リインさんがあの時来たのをイシュメルガは知りヴァリマールにやられるように見せて大神さんの心に入り込めやすくするためにマリアさんとリインさんを利用したとも考えられるんですよね」

 

「成る程、イシュメルガの目的が最初から大神さんの体だったら、イシュメルガとしては俺がマリアさんを殺したという既成事実があるだけで大神さんをコントロールしやすくなるという計画だったと」

 

「ええこれはあくまでも僕の推測ですけどね」

 

「そしてリインさん僕のお願いという依頼をしているときはあえて僕を嫌って下さいね」

 

「ええ、何故ですか?」

 

「イシュメルガがこういう手段を取ったのは恐らくリインさんを孤立させるためのものと僕は考えています。それで意図的に僕としてもイシュメルガの策略に乗る形にしてみようと思って」

 

「そうすることで、イシュメルガの警戒心を薄く出来れば調査もしやすくなりますし」

 

「成る程」

 

「その人は貴方の事も信頼していて貴方の俺への言動もイシュメルガにやられた結果かもしれないけど少しは本心かも知れないと教えてくれたんです」

 

 

「俺はその人に言われるまで気がつかない状況でしたしね」

 

「そうかその人はイシュメルガの目的を知りつつその時になるまでリインには教えてなかったのか?」

 

「ええ、仲間にも教えてなかったみたいですよ」

 

「何だと!!

 

リーンリーン

 

その時リイン達の家に電話がかかった



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

緊急連絡

リーンリーン

 

その時電話がなった。

 

「あ、私が出ますね)

 

 

そう言ってユウナは居間を出て電話の元に向かった。

 

 

「あ、直哉さんどうしたんですか?電話で連絡するなんて」

 

「ごめんなさいユウナさん今家にリインさんいますか?」

 

「ええ、いますよ、ナオヤ・ブライトさんと話をしているので」

 

「ナオヤさんもいるんですねちょうどよかったです。なら二人に伝えてください。急いで」

 

 

そして直哉はユウナに伝えた。それを聞いたユウナが・・・

 

 

「でえええええーー]

 

絶叫したのだった。

 

「その話は本当に?」

 

「ええ、先ほど先行してナオヤ・ブライトさん達のゼムリア大陸にいる響さんからの連絡で聞いたので間違いないです。これから僕ものどかさんと飛鳥ちゃん達を共にゼムリア大陸に行きますので)

 

 

そう言って直哉は電話を切った。

 

 

 

「嘘でしょ)

 

そう呟いたユウナはリイン達のいる居間に戻るのだった。

 

 

「お帰りユウナ、電話誰からだった?」

 

 

リインがユウナに聞く。

 

 

「はい、直哉さんからでした」

 

 

「それで何の連絡だったんだ?」

 

「ええ、ナオヤ・ブライトさんの依頼を受けた響さん達からの連絡でその中に・・・」

 

 

「ああ、俺が紫藤直哉に依頼したの受けてくれたんだな」

 

「うんどうしたユウナ?

 

 

「ナオヤ・ブライトの世界に大神一郎さんとマリア・タヂバナさんの姿を確認したそうです」

 

 

「「何だと!!」」

 

 

ユウナの言葉にリインとナオヤは驚いていた。

 

「うかつだった。まさかもう一つのゼムリア大陸にイシュメルガが移動しているとは・・・」

 

「それは俺も同じ気持ちだからな」

 

 

「ユウナ他には直哉さんは言っていなかったか?」

 

 

「後リイン教官にお願いという形でですが、リインさんは先にリベルアーク内で対決直前の劫炎のマクバーンと剣帝レーヴェを止めてほしいとの事です」」

 

 

「「何だと!!マクバーンとレーヴェをだとーー」」

 

「ええ、ナオヤ・ブライトさん達がいるなら彼の持つゲートを使って先にリベルアークに向かってくれた方がありがたいだそうです」

 

 

「しかし俺の持つゲートは使えないんだが」

 

 

「それは今は使えるみたいです。直哉さんが言うにはイシュメルガの意識が中心世界から逸れた可能性があり中心世界のゲート封鎖に綻びを見つけてゲート管理権を奪取したそうです」

 

 

「成る程イシュメルガの目的がリベルアークになったからか」

 

「紫藤直哉さんはそう見ているようです」

 

 

「リイン教官直哉さんの連絡は以上です」

 

 

「わかったユウナ、ミリアム、そしてナオヤ・ブライト俺に力を貸してほしい」

 

「はい」

 

「いいよリイン)

 

「ああ、シャーリィーゲートを開放してくれ」

 

 

「はいはい」

 

 

そしてリイン達はもう一つのゼムリア大陸に向かった。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

交流のあるゼムリア大陸へ1

今回の話はエステルとヨシュアが紫藤直哉の病室を訪れるまで遡る。

 

 

そして私達は何とかイシュメルガを撃退したと思ったらまさか大神さん達があんなことに似るなんて思わなかったけど」

 

 

「成る程じゃあ兄さん達はまだこちらにいるのねシャーリィーと」

 

 

「恐らくいると思いますよ)

 

 

響がエステルに言う。

 

 

「わかったわ。響とちゆさんとひなたさんには悪いけど今からゼムリア大陸に戻りたいからこのまま行くことになるけどいい?

 

 

「「「構いません」」」

 

 

 

エステルの質問に答えた。3人は病院を出てゼムリア大陸に向かうのだった。

 

「「ここがゼムリア大陸なの?」か)

 

 

 

ちゆとひなたがゼムリア大陸の風景を見てそう言っていた。

 

 

「なんか直哉の世界やちゆ達の世界とも違うペン」

 

「そうだな強いて言うなら自然が豊かな部分はヒーリングガーデンに近いかもニャン」

 

 

「「そうなの?」」

 

 

「ちゆさんひなたさん行くわよ」

 

「「はーいエステルさん」」

 

 

「あれ響さんとヨシュアさんは?」

 

ひなたが響とヨシュアがいない事に気がつく。

 

 

「ああ、二人はね紫藤直哉さんの事と私の兄さんが響と直哉さんに依頼していた事を王城の中にいる人に説明をしに行ったのよ」

 

「ええーー響さんお城に知っている人がいるんだ」

 

「凄いニャン」

 

ひなたとニャトランが言う。

 

 

「それでエステルさんこれからどうするんですか?」

 

「とりあえず今からちゆさんとひなたさんにはこちらの地理を覚えて貰うわ」

 

「ええ勉強ーー」

 

「ええ、ちゆさんとひなたさんには臨時の遊撃手見習いとしてここではそういう立場にしてるから」

 

「本来は16歳から何だけどね遊撃手になれるのはね」

 

「ええーーそうなんですか?」

 

 

「そうよこれでも私16歳なのよね」

 

「「「ええーー衝撃の事実発覚」」」

 

エステルの発言にちゆ以外の3人が驚く。

 

 

その頃お城に向かった響は・・・

 

「久しぶりですね響さん」

 

「はい姫王女様もおかわりなく」

 

「そんなにかしこまなくてもいいですよここは私の自室なのですから」

 

「いえ、そういうわけにもいきません」

 

 

「クローゼ様いよいよ結社のワイスマンとの決戦ですね」

 

「ええ、当初はそのつもりでしたがお互いに問題が起きてしまい誰もリベルアークに入れなくなってしまったのです」

 

「はい、結社の技術を使ってもですか」

 

 

「ええそうみたいですね」

 

「まさか帝都で天海が発動した六覇星降魔陣の影響かな?」

 

「響さんの言うそれがなんなのかはわかりませんけど、ラッセル博士達に調査依頼をしていますからその調査の結果が出るまでは、待機でお願いしますね」

 

 

クローゼが響にそう伝えた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

交流のあるゼムリア大陸へ2

「とりあえずクローゼ姫様私は今のゼムリア大陸の状況を直哉君に連絡をしてきます

 

「確かにその方が良いかも知れませんね、こちらの時間で1週間前くらいにあの空中都市リベルアークは現れて、それから3日前に再突入を試みたんですけどノイズ達の妨害ではない不思議な力によってリベルアークに入れなくなってしまったのです。それは結社のワイスマンも同様にです」

 

 

「これが結社の仕業ならワイスマン達が入れないと言うのが怪しいですしね」

 

 

そう言って響はお城から出ていこうとしたとき城の兵士があわてて響の元にやって来た。

 

「響様こちらにおりましたかルーアンに大量のノイズが現れたと報告がありました」

 

 

!!

 

「それは本当ですか」

 

「ええエステルさんからの連絡で響様に伝えてくださいと言われたので」

 

 

「わかりました」

 

そして響は急ぎルーアンに向かった。

 

 

その頃帝都の市民病院に入院していた直哉は週末の外泊許可がおりて一時的に自宅に戻っていた。

 

「ふうこちらの時間ではエステルさん達が向こうに行ってから1日が経ちましたね」

 

「そうだね直哉君」

 

「のどかさんも本当は3人で行きたかったんじゃないですか?」

 

「そんな事・・・無いとは言えないかな」

 

 

「そうですよね、全くトワさん達が厄介な世界を作るんもんだから」

 

「あら、それは正式な私達への文句かしら?」

 

「うわああトワさん)

 

「きゃあああ」

 

 

「いつから家にいたんですか?」

 

 

直哉がトワに聞く。

 

「あら、今まで気がつかなかったの?飛鳥と薫に用事があってね」

 

「「え、私達への用事ですか?」」

 

そう言って家の中にいた二人がトワの元に来る。

 

 

「そうなのよ、今から二人でマサキと本物のサイバスターを探してくれない」

 

「「え、マサキさんをですか?」」

 

 

「そうよ、サイバスターの力が必要なのよ」

 

「一体何があったんですか?」

 

「響はゼムリア大陸にいるのよね?ナオヤ・ブライトの依頼を受けて」

 

ええ、響さんを?どうしてまた」

 

 

「実はな、エステル達とワイスマンとの決戦が近くてな、ワイスマンは大型ノイズをコントロールしてリベル・アークに配置していることがわかり、一度リベル・アーク攻略戦は離脱して体勢を整える為撤退したのだ」

 

「成る程、確かに小型ならエステルさん達でも倒せると思いますけど大型ノイズは厳しいかもですね」

 

 

リーンリーン

 

 

その時エステルと共にルーアンに来ていたちゆが直哉の家に連絡をいれてきた。

 

 

「直哉さん、大変です。ゼムリア大陸に大量の小型ノイズがルーアン市に現れました」

 

「なんだってーー響さんはどうしていますか?」

 

 

「それがお城にいったまままだ戻ってきていないのです」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワ来る前編

「そうなんですね・・・ちょっとちゆさん聞いてますか?)

 

ツーツー

 

「駄目ですね通信が切れました」

 

「直哉君何があったの?ちゆちゃん達に?」

 

「えーとですね、ちゆさんとひなたさんはエステルさんとルーアンと言う街に行っていると連絡があったんですけどそのルーアンが・・・ノイズに襲われているそうです」

 

「「「ええーー」」」

 

のどかと飛鳥と薫は直哉の報告に驚いていた。

 

「何でノイズが・・・」

 

 

 

「まあノイズがゼムリア大陸に現れるのは驚きはないですけど、そう言うことがなければ今回の響さんへの依頼自体がない筈ですし」

 

 

「ねえ直哉、ナオヤ・ブライトの依頼の事をを私に教えてくれない」

 

「え、トワさん別にいいですけど」

 

 

そして直哉はトワに依頼の事を話し出した。

 

 

「実はな、エステル達とワイスマンとの決戦が近くてな、ワイスマンは大型ノイズをコントロールしてリベル・アークに配置していることがわかり、一度リベル・アーク攻略戦は離脱して体勢を整える為撤退したのだ」

 

 

「と言う依頼の内容ですけど?」

 

 

「成る程ね、ならルーアンで起きたノイズはワイスマンと言う人物が仕掛けたわけでは無さそうね話を聞く限り」

 

 

「「「「どう言うことですか?」」」」

 

四人がトワに聞く。

 

 

「ゲームとして例えるわね、エステルやヨシュアが主人公とするとワイスマンは恐らくラスボスね」

 

 

「ええ、そうですと思います」

 

「そして、リベルアークがラストダンジョンとすると既にラストダンジョンが出ていてラスボスもいる状態でリベルアーク周辺にいる巨大ノイズは、ワイスマンが何らかの手段で手に入れたノイズと思われるわね、ここまではいい?」

 

 

「「「「はい」」」」

 

 

「でも確かにそういうふうに考えると、最終決戦が始まる前に新規イベントが入るなんてめったにあり得ないですもんね」

 

「大抵のゲームはそれまで起きていたイベントを消化をしなければ消滅するか、最終決戦の後に発生するかのどちらかですもんね」

 

直哉がそう言う。

 

 

「そうなのよ、今のゼムリア大陸は表のラスボスを倒す前に裏ポスガ介入した形になったのかも知れないわね)

 

「リベルアークに入れなくなているのなら」

 

「一体誰がそんな事を?」

 

のどかが疑問を口にする。

 

「ノイズを使っているのなる隼人おじさんかも」

 

「それは無いわね今隼人の手元にソロモンの笛はないもの」

 

「はあ、それは一体どういう事ですか?」

 

「あの人ソロモンの笛を無くしたみたいでね今レイがお説教と無くしたソロモンの笛を捜索させているわ」

 

 

「「「「ええーー」」」」

 

「叔父さんなんてドジをしたんだよって言いたい」

 

 

「まあ気持ちはわかるけど、そうなると私達は考えていたけどね」

 

「どういう事ですか?」

 

「直哉貴方が入院した後から隼人の家に泥棒が入ったのよ。その泥棒の姿が今行方不明の二人の大神一郎とマリア・タヂバナだったのよ」

 

 

「「「「ええーー」」」」

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワ来る後編

「「「「ええーー」」」」

 

トワの発言に驚く直哉達だった。

 

 

「僕を襲撃した後に叔父さんの家に泥棒を大神さん達にさせてソロモンの笛を手に入れたと言うの?」

 

「あくまでも可能性が高いという事よ」

 

「でもどうして大神さんとマリアさんを綾っているイシュメルガがどうやって叔父さんの家の場所を知ったのか?」

 

「それは簡単よ」

 

 

お待たせしました、帝国華撃団の皆さん」

 

「私がこの屋敷の主の紫藤隼人です」

 

 

「私は帝国華撃団副司令の藤枝あやめです」

 

「私は真宮寺さくらです」

 

 

「おお、貴女が私の甥っ子のサポートしてくれている真宮寺の方なんですね」

 

 

「えっ、私の事を知っているんですか?」

 

「ええ、分家とはいえ本家と真宮寺家の関係は知ってましたし」

 

 

「おっと、横道に話がそれていましたね、帝国華撃団のお二人さんはどうして私を訪ねたのです?」

 

 

「おそらくイシュメルガは大神一郎とマリア・タヂバナの体を通して帝国華擊団の状況は筒抜けだったのかもね」

 

「成る程」

 

 

「確かにイシュメルガはそういう事もしていた気がします」

 

 

飛鳥がそう言う。

 

「と言う事はエステルさん達がリベルアークに入れなくなってしまったのはまさかイシュメルガのせいなの?」

 

いや、まだそうとは言えませんよ実際に大神さんとマリアさんをゼムリア大陸で見たとは連絡はないですし」

 

 

「そうね、でもイシュメルガは色んなゲートを通過出来るのでしょ?ならルーアンに現れたノイズはイシュメルガの可能性もある前提で考えておいた方がいいんじゃない?」

 

 

トワが直哉に言う。

 

「確かに理屈ではそうですけど、僕にはイシュメルガの目的がわからないかんですよね」

 

「目的が・・・」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「ええ、リインさん達にやられて中心世界に来たまでは、リインに勝つための新たな肉体を得る為に中心世界で動いていて結果的に大神さんとマリアさんを手に入れたイシュメルガが何故、イシュメルガにとっては過去のゼムリア大陸に何故行く必要があるのか」

 

 

「「確かに」ラビ」

 

「仮にリインさんを倒すなら中心世界で倒してもいいのに?」

 

「力がたりないのかラビ」

 

 

「もしかしたらルーアンのノイズはイシュメルガのご飯になったりしてね」

 

「こら、薫真面目に考えて」

 

「はーい」

 

薫は飛鳥に怒られた。

 

「「「ノイズがイシュメルガのご飯・・・気持ち悪い」」ラビ」

 

 

 

そしてのどかとラビリンと直哉は、イシュメルガがノイズを食べるところを想像し、気分を悪くしていた。

 

「あながち薫のイシュメルガのご飯と言う意味でノイズが使われてもおかしくはないわね」

 

「だって人間も生きるために動物を食べるでしょ?」

 

「それと同じにしたらおかしいかもしれないけど、理屈は同じと思うわよ」

 

 

暫くして・・・

 

 

直哉の家に新たな訪問者が来た。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

訪問者前編

「貴方が、この融合世界の中心世界に住む管理者の仕事をしている家の当主ですか?」

 

「私は、最近こちらに現れた幼馴染世界の神の業務をしているメルクと申します」

 

「宜しくお願いします。自分は獅童直哉と申します」

 

「あら、内の世界にも紫藤直哉がいるんですよ」

 

「そうなんですねメルクさん」

 

「それでメルクさん確認ですけどここに来た理由は何ですか?」

 

「ええ、実は私達の世界ももしよければ融合世界の一部に加えて頂けませんか?」

 

「は?はあーー」

 

直哉はメルクの発言に驚いていた。

 

 

「ちょっと待ってくださいメルクさん融合世界の一部になりたいとはどういう事ですか?」

 

「ええ、実は私達の世界では無断で私達の世界に入り込んで来る者達がいてその者達が介入するので私は一度死んでしまったんです。おかしいですよね」

 

 

「ちょっと待ってこれはもしかして・・・このメルクさんは過労死で死んだ直後のメルクさんなのか?」

 

「あら、どうしました直哉さん?」

 

 

「ああ、すみません。融合世界の担当の神は複数いるのでメルクさんの要望を伝えて来ますね」

 

 

「わかりました」

 

 

そして直哉は一度メルクのいる部屋から出て別室にいるトワに会いに行った。

 

「トワさんこういう事もあるんですか?今来ているメルクさんは過去から来たと言うことですか?」

 

 

「そうねメルクさんは過労死したのは間違いないのだから、その事がきっかけで飛鳥と薫を殺すつもりだったしね」

 

「「あああの時ね、覚えているよ」」

 

 

 

飛鳥と薫はそんな感じで昔を思い出していた。

 

「トワさんメルクさんが融合世界の一部になることを希望しているんですが、どうしたら良いですかね?」

 

 

「え、そんな事を希望してるの?メルクは?」

 

 

「そうですけどそれに・・・ええ、実は私達の世界では無断で私達の世界に入り込んで来る者達がいてその者達が介入するので私は一度死んでしまったんです。おかしいですよねと言う事も言い出してこれは僕だけの判断では厳しいと思って戻ってきたんですよ」

 

「それに、僕たちはゼムリア大陸に行かないといけなくなりそうですしトワさん後は任せて良いですかね?」

 

「ええ、仕方ないわねまさか過去からミズキとナナだった頃を知る人が来るなんてね」

 

 

「え、どういう事ですかトワさん」

 

 

トワの発言に疑問を持ったのどかがトワに聞く。

 

 

 

「ああ、私はミズキとナナが一つになっている状態でメルクは私達の実の母親なのよ」

 

 

「「ええーーそうなんですか」ラビ」

 

 

再びトワの発言に驚くのどかとラビリンだった。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

訪問者後編

紫藤直哉がトワ達と話をしている頃メルクは・・・

 

 

「やはり融合世界の中心世界は私達の幼馴染世界に近い感じはするわねそれは一体何故かしら?」

 

メルクは融合世界の中心世界が完全に別の世界とは思えないでいたため困惑していた。

 

 

暫くして・・・

 

メルクのいる部屋にトワが入って来た。

 

 

「お待たせしました」

 

「貴女がこちらの神の業務をしている方ですか?」

 

「はい私は融合世界の神の業務を受け持っている者達の内の一人でトワと言います」

 

!!

 

「ちょっと待ってください。普通は一つの世界に神は一人の筈ですよ、この融合世界には複数の神がいるんですか?」

 

「ええ、こちらの融合世界の想像を私達に命じたのは、メルクさんも神なら知っているあの方の直接の指示ですので」

 

 

!!

 

「何ですって!こちらの世界ではあの方も復活しているの?」

 

「ええ、そうです。後メルクさんも感じていると思いますから伝えますけど、この中心世界は貴女が過労死で死んだ幼馴染を新たな神が引き継ぎをした世界をベースに世界を再構築した世界なので」

 

「何ですって、それじゃこちらの世界は私の未来の可能性と言うことなの?」

 

「いえ、それは違いますよ。メルクさん貴女は過労死で死んで何らかの理屈で生き返った・・・神なので生き返ったと言う表現は適切ではないかもしれませんけどね」

 

 

「こちらの場合は過労死で死んだ後、分岐をしたのですよ。貴女生き返った世界のようにその分岐が世界の複数回の再生ですね」

 

「なっこちらでは世界再生が頻繁にしないといけなくなったの?」

 

 

「ええその影響を受けてあの方の指示で融合世界の担当の神は複数を置くことになったんですよ」

 

 

「成る程ね」

 

「私が死んでからそんな事が起きていたのねそちらの世界に」

 

 

「それでメルク貴女が融合世界の一部になりたいとはどういう意味で言ったの?」

 

「それは、何故か私が生き返った事による世界の変化を見るためかしら何せ私が目覚めたら隣に知らない世界があったからね。何で私的に紫藤直哉は私の前で獅童と名乗ったのかが貴女と話をして色んな混乱を避ける為だったのね」

 

「成る程ねその原因は!恐らくイシュメルガのせいかもね」

 

「イシュメルガ何それ」

 

「メルクの世界では異世界交流はあったのかしら?」

 

「ええ、それはゼムリア大陸と少しはあったわ。私が過労死知るまではロイド達と私達の世界の直哉が少しずつ交流をしてたと思うわ」

 

 

 

「成る程ねイシュメルガというのは貴女が死んでからその間に現れたゼムリア大陸の呪いといっていい存在ね」

 

そしてトワはイシュメルガに関する事をメルクに話し出した。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ルーアン市での出来事1

紫藤直哉の家でトワとメルクが話をしている頃ルーアン市では・・・

 

「一体どうしてノイズがルーアンに現れたのでしょう)

 

「わからないわ、ノイズが街に現れるのは稀だから」

 

「そうなんだ」

 

「とにかく変身しようぜひなたニャン」

 

「そうだねニャトラン」

 

「私達も行くわよペギタン」

 

「わかったペン)

 

スタート」

 

「エレメントレベル上昇ペン」

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「キュアタッチ」」

 

 

「「交わる2つの流れ」」

 

 

「キュアフォンテーヌ」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

 「キュアタッチ」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光」」

 

 

 

「キュアスパークル」

 

 

 

「ニャン」

 

 

 

「「「「地球をお手当て」」」」

 

 

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア」」」」

 

「何度見ても凄いわねその変身は」

 

エステルがそう言う。

 

そしてエステルとフォンティーヌ達はノイズ達が現れた」場所に向かった。

 

「エステルさん私が直哉さんに連絡をしてきます」

 

「わかったわ。今のうちに連絡をしていた方がいいわ。響もまだこれそうにないみたいだし、小型ノイズだからまだ何とか出来てるけど」

 

 

そしてフォンティーヌとペギタンは直哉の家に連絡をした。

 

リーンリーン

 

 

その時エステルと共にルーアンに来ていたちゆが直哉の家に連絡をいれてきた。

 

 

「直哉さん、大変です。ゼムリア大陸に大量の小型ノイズがルーアン市に現れました」

 

「なんだってーー響さんはどうしていますか?」

 

「それがお城にいったまままだ戻ってきていないのです」

そうなんですね・・・ちょっとちゆさん聞いてますか?)

 

ツーツー

 

「駄目ですね通信が切れました」

 

そして場面はルーアンにいるエステル達に戻る。

 

「直哉さん直哉さん、駄目ね通信が切れたわ」

 

 

「何で急に切れたペン?」

 

ペギタンがフォンティーヌに聞く。

 

「わからないわ・・・あ、充電が切れているわ」

 

「急いで持ってきたから間違って充電中の通信機を持ってきたペン)

 

 

「仕方ないわねペギタンエステルさんとスパークルの所に行くわよ」

 

「わかったペン」

 

そう言ってフォンティーヌとペギタンはエステル達と合流するために戻るのだった。

 

その頃エステルとスパークルは・・・

 

「へえプリキュアの力は凄いわね、私はSクラフトを使わないとノイズを完全に消滅させれないけど、スパークルは短時間ならノイズと格闘戦が出来るのね)

 

エステルがそう言うが、実はスパークルとニャトランも短時間であるがノイズに触れる事が出来ている事に驚いていた。

 

「ニャトラン私達ノイズに触れているよ)

 

「ああ、これには俺様も驚いたニャン」

 

 

「何で触れているのかはわからないけどこのままいけスパークル」

 

 

「うんニャトラン」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ルーアン市での出来事2

フォンティーヌとペギタンが合流する前にあらかたのノイズを倒す事に成功したエステルとスパークルは・・・

 

「ふう、何とか今現れていたノイズは何とかなったわね」

 

 

 

「ええそうですね」

 

「しかしおいらは直哉から聞いていたけど、エステルは本当にノイズを倒せるだな。響以外で」

 

 

「ああ、その事ねあれは私達も知らなかった事実よ」

 

そしてエステルは歩きながらそのときの事を話し出した。ちょっと直哉君ノイズまで出てきたわよどうするの?」

 

「エステルさんヨシュアさん貴女達のSクラフトなら小型ノイズは倒せるでしょう響さんが来るまで持たせてください」

 

「やるしかなさそうね。ヨシュア」

 

「行くよエステル」

 

「食らいなさい鳳凰烈波」

 

「ファントムブレイド」

 

そしてエステルとヨシュアのSクラフトが小型のノイズ15体を一掃した。

 

!!

 

「「「「「「「ええー天使以外の人間がノイズを倒したーー」」」」」」」

 

大神達は直哉によってシンフォギアでしか倒せない筈のノイズを倒した人間がいることに驚いていた。

 

 

「「「「「何だと‼ーーノイズが人間によって倒されただとー」」」」」

 

花組と同様米田達も驚いていた。

 

「どうして連絡が繋がらない響さんに・・・もしや」

 

そう言って直哉は時間を見ると、時計は午後13時を指していた。

 

「ああーしまった。まだ響さんのお昼寝タイムの時間だったーー」

 

「あんですってーー何より響肝心なときにこれないの?」

 

 

「ちょっ響さんがこれない理由がお昼寝タイムだからって・・・」

 

「考えにくいニャン普通は」

 

 

「そしてね響の代わりにグレ響とシンフォギアの翼ていう人が来てくれて何とか出来たのよ。あ、その時にリイン君も来てくれたっけ)

 

「そうなんですね・・・」

 

 

「おっと、リイン君の事は禁句だったわね。まあ無理もないわね実際は死んでなくてもマリアさんを頃しかけたのは事実みたいだし、ひなたちゃんやちゆちゃんは戦いとは無縁だった世界の出身だって直哉さんから聞いたけど)

 

エステルがそう考えているとふうとフォンティーヌとペギタンがエステル達と合流したのだった。

 

 

そして四人はルーアン市内にある遊撃手協会向かった。

 

 

「フフ、このソロモンの笛は予想外にも使えるではないか」

 

ひとがたの黒い靄がエステルとスパークルがノイズと戦いをしていた場所に現れてそう呟く。

 

「フフ、もう少し遊んでやるかあいつらを使ってな」

 

そう言ったひとがたの黒い靄は消えた。

 

 

その頃お城に行っていた響とヨシュアがノイズの現れたルーアンに着くとヨシュアとエステルと交流を持っていた孤児院の子供達と偶然に再会果たしていた。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

孤児院の子供達との再会

「あ、ヨシュアお兄さんお久しぶりです」

 

「あ、君達は・・・」

 

「あれエステルさんがいない?エステルさんはどうしたんですか?ヨシュアさん)

 

「エステルとは少し別れてここルーアン市で合流するよ」

 

「そうなんですね」

 

「きゃははお姉ちゃん面白い顔ーー」

 

「こらお姉さんの顔をおもちゃにしたら駄目よ)

 

「ごめんなさい子供達が」

 

「気にしないで下さい」

 

 

「私、子供好きなので」

 

 

それから暫くして・・・

 

響は子供達のおもちゃから解放されていた。

 

 

「ヨシュアさんお久しぶりね、エステルさんとは違うかたといるのは新鮮な気がしますね」

 

「テレサ院長やめて下さいそう言う風に言うのは」

 

フフ、ごめんなさい」

 

「あ、自己紹介してませんでしたね私の名前は、立花響と言います」

 

「立花響さんね、貴女はどこの出身何ですか?」

 

「えーと一応融合世界の出身です」

 

「まあ、それじゃ紫藤直哉さんと同じ世界の人なんですね」

 

 

「「ええーー何でテレサ院長が紫藤直哉さんの事を知っているんですか?」」

 

ヨシュアと響はテレサ院長に聞く。

 

「あれはエステルさんとヨシュアさんが劇をした後からですね、毎月決まった日に決まった金額の入った封筒が孤児院の方に届くようになって私は差出人が異世界の方と知りその情報をくれた人が、それは自分の甥っ子で名前は紫藤直哉と言うとその人が教えてくれたんですよ」

 

 

「「成る程そういう流れで紫藤直哉さんの事を知ったんですね」」

 

「ええそうですね」

 

 

「隼人さんが原因かあ」

 

 

「確かにあの人も色んな世界に行けるけどまさかテレサ院長や孤児院の子供達と関わりを持っているとは思わなかった」

 

その時帝都隼人の自宅で・・・

 

「ふぁくしょん。ふぁくしょん。ふぁくしょん」

 

 

 

「なんですか?マスターまだパンツしか履いてないじゃあないですか?風邪をひきますよ早くしないと」

 

 

「それをファラお前が言うの?私の服を隠した本人が」

 

 

「ええそうですね服を隠したのは私ですよ。ただ私はガリィの日課を代わりにこなしているだけですよ」

 

「ええーー俺をおもちゃにするのガリィの日課なのか?」

 

 

「今頃気がついたのですね」

 

 

そして場面は再びゼムリア大陸に戻る。

 

響とヨシュアはテレサ院長達と別れてエステル達と合流するためにルーアンの遊撃手協会に向かった。

 

ルーアン市の遊撃手協会では・・・

 

 

「お疲れ様響クローゼとの話はどうだった?」

 

 

エステルに聞かれた響は、クローゼとの話を話し出した。

 

回想・・・

 

 

クローゼ様いよいよ結社のワイスマンとの決戦ですね」

 

「ええ、当初はそのつもりでしたがお互いに問題が起きてしまい誰もリベルアークに入れなくなってしまったのです」

 

「はい、結社の技術を使ってもですか」

 

 

「ええそうみたいですね」

 

「まさか帝都で天海が発動した六覇星降魔陣の影響かな?」

 

「響さんの言うそれがなんなのかはわかりませんけど、ラッセル博士達に調査依頼をしていますからその調査の結果が出るまでは、待機でお願いしますね」

 

 

クローゼが響にそう伝えた。

 

回想終了

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

合流に向けて前編

「成る程、六覇星降魔陣の影響がリベルアークに何らかの影響を与えてしまい入れなくなってしまった可能性があるのね響?」

 

「ええ、でもこれはあくまで可能性は低いと思ってますけど」

 

 

「どういう事なの?」

 

エステルが響に聞く。

 

「確かに六覇星降魔陣の影響も凄いものでした」

 

そしてその時の事をエステル達に伝えた。

 

その時大変な事が起きた

 

ドーンガラガラガシャーン

 

 

「「「きゃああ地震だ」」」

 

「いかん、君達は机の中に早く」

 

 

「「「はい、」」」

 

 

それから数分後・・・

 

 

「凄かったねさっきの地震」

 

「大丈夫ですか?のどかさん達」

 

「あ、直哉君迎えに来てくれたの?」

 

 

「ええ、それもありますが3人に伝えないといけないことが起きたので」

 

「「「それは?」」」

 

「先程の巨大地震のせいだと思うのですけど暫くの間ゲートが使えなくなりました」

 

「「「ええーー」」」

 

「それ本当なの?」

 

「残念ですけど本当ですよ。ひなたさん」

 

 

「「ええーー六覇星降魔陣の発動の影響で融合世界の中を行き来するためのゲートが使用不能になったの?」」

 

エステルヨシュアが響に聞く。

 

 

「ええ、そうです今はゼムリア大陸とのゲートのみが正常に機能しているところです」

 

「それじゃあの時僕達に付いてきたちゆちゃんとひなたちゃんは、六覇星降魔陣の影響を受けて自分達の世界に戻れなくなったのか?」

 

「ええそうですね、彼女達も少なからずショックを受けてましたから」

 

「そうだったのねあの時直哉さんがあんな事を言うから驚いたわ」

 

 

 

「あの響さん落ち込んでるとこすみませんが、貴女に護衛の依頼をしますね」

 

 

「・・・護衛の依頼をですか?」

 

 

「ええ、護衛の対象はここにいるちゆさんとひなたさんです)

 

 

!!

 

「ちょっと待って直哉さんその依頼は私達が受けるわ」

 

「エステル本気かい?」

 

ヨシュアがエステルに確認する。

 

 

 

「ええ、彼女達は直哉さんが連れていく事を許すなんて余りないですけど何か秘密があるんですね、その秘密がもしかしたらワイスマンに対抗できる何かかもしれないと考えます?」

 

「いえ響さんのテンション上げのためですね」

 

「ヘ、それはどういう・・・」

 

「のどかさん)

 

「わかった。ラビリン)

 

「OKラビ」

 

 

「「うわあウサギが喋ったーー 」」

 

エステルとヨシュアは突然喋ったラビリンに驚いていた。

 

 

「あの時は直哉さんは響のテンション上げと言ったのは、ちゆちゃんとひなたちゃん達のために言ったのね)

 

 

「恐らくはそうだと思います」

 

 

暫くしてルーアンの街を見学していたちゆとひなたが遊撃手協会に戻ってきた。

 

 

その頃帝都紫藤直哉の自宅では・・・

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

合流に向けて中編

その頃紫藤直哉の自宅では・・・

 

「ねえ直哉君私達はどうするの?」

 

とりあえず平行世界の翼さんかグレ響さんのどちらかにこちらに来てもらえるように連絡をします。のどかさんと飛鳥ちゃんと薫ちゃんにはトワさんとメルクさんの話し合いが終わったら僕に教えて下さい」

 

 

 

 

「わかったよ直哉君)

 

そして直哉は平行世界の翼達に連絡をするために部屋を出ていく。

 

「そう言えば私飛鳥ちゃんと詳しい話をしたことないから今してみようかな」

 

 

そう言ってのどかもその部屋から出て飛鳥と薫がいる庭に向かった。

 

 

紫藤家の庭では・・・

 

「はああ」

 

「破邪顕征・桜花放神」

 

 

「うわあ何なの今の」

 

「あ、のどかさんとラビリンどうしたの?」

 

薫がのどかとラビリンに気がつき二人に声をかけた。

 

 

「うんあのね私薫ちゃんと飛鳥ちゃんに聞きたい事があってね」

 

「「私達に」」

 

「そうラビ、薫達の知る紫藤直哉を教えてほしいラビ」

 

 

「「パパの事を?」」

 

 

「うんそれと飛鳥ちゃんが今使った技の事も出来たら教えて」

 

 

「良いですよ。今の技は霊力を放出するための一つの技になります」

 

 

私達の世界でも融合世界の中心世界の帝国華擊団の人達は、皆霊力が高い人や魔を狩る血筋を引く人達が集まっています。私達の母親は、真宮寺さくらと言う人です」

 

 

「「ええーーあの真宮寺さくらさんがお母さんなのーー」」

 

飛鳥の言葉に驚くのどかとラビリンだった。

 

「でもねパパとママは私達が生まれてすぐに死んだからね」

 

薫の割り込み発言に唖然とした二人だった。

 

「死んだって何かの病気で、こんなこと聞くのは駄目なのはわかってるけど)

 

 

「パパとママは殺されたのもう一人の紫藤直哉に」

 

「「ええーーどういう事ですか」」

 

「こら、薫そこまで言わないの」

 

「大丈夫だよ。飛鳥ちゃん私達もある意味中心世界の住人だから」

 

 

「それはそうかも知れないけど、のどかさんとラビリンは今までの経緯を詳しく知らないのよ」

 

「あ、そうだっけごめん」

 

飛鳥に指摘された薫はのどかとラビリンに謝った。

 

 

そしてのどかとラビリンは飛鳥と薫の話を最後まで聞いたのだった。

 

 

その頃トワとメルクは・・・

 

 

「何よ、イシュメルガと言う者は好き勝手に世界をかきみだしているのよ」

 

「トワも何で動かないの?イシュメルガの件は私達が動いていいレベルよ」

 

 

「そこは考えているわ」

 

 

そしてトワは考えてある計画をメルクに映像で見てもらっていた。

 

「落ちつきなさいみんな。殺させるのは今の二人よ大神一郎とマリア・タチバナよ、あの二人は既に大神はリィンに対する憎悪を利用され、イシュメルガによって作り替えられてしまったの今の大神とマリアは生ける屍と言っていいわ」

 

 

「そしてリィンに二人を殺してもらった後に私が二人の魂を黒乃巣会との決戦の時間までに連れていく、そこから予定通りの大神達5人は天海との決戦をさせるの」

 

 

「「「「「「成る程」」」」」」

 

「要するに今の歴史をIFすると言うことか」

 

 

「そういうことよ直哉」

 

 

映像終了

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

合流に向けて後編1

「成る程そういう形をイシュメルガに適応させようとしてるのね」

 

「そうよイシュメルガが干渉され始めた世界をIFにした方が今後の融合世界の為にはいいと思ってね」

 

「成る程ね。そう言えばこちらの中心世界のサクラ大戦の話はどこまで進んでるの?」

 

「それはほとんど進んでないのよ、ようやく天海と戦う直前にイシュメルガの干渉によるある事件が起きたのよ」

 

 

「ある事件が?」

 

 

 

ほう、女なんと心地よい感情を纏っているな」

 

「誰よ今私はプリキュアと戦っているの邪魔をするな」

 

 

「ほう、なら貴様はメガビョウゲーンとやらを受け入れたのか?」

 

 

「ええ、貴方も受け入れるわよ。イシュメルガ」

 

「ほう、我を受け入れるか?面白い」

 

そう言ってイシュメルガはマリアと同化をした。

 

その頃大神はヒーリングステッキになっていた。

 

「行くよおじさん。ニャトラン」

 

「「おう」」

 

「俺はおじさんのままなのね」

 

 

 

エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 「プリキュア!ヒーリングタイガーフラッシュ」

 

スパークルと大神の霊力を融合させた技がメガ光武に迫るが・・・その時上空から灰の機神ヴァリマールがメガ光武を一刀両断してしまった。

 

「やったかヴァリマール」

 

「いやいやイシュメルガには逃げられたようだ」

 

 

「そうか、それでは撤退するか」

 

 

 

 

「うわーーマリアーーーー」

 

「嘘ですよねマリアさーん」

 

予想外の事態に帝国華撃団とプリキュア達は唖然としていた。

 

 

「何をあわててるんだあの人達は」

 

 

「ドウヤラ、リィンガタオシタテキニナカマガイタミタイダナ」

 

 

「何だってーー俺はその人間を殺してしまったのか?」

 

 

そう言ってリィンがヴァリマールから降りると・・・

 

 

「貴様ー」

 

 バキッ

 

「灰色の騎士、お前のせいでマリアがーー」

 

「ちょっと落ち着いてください大神さん」

 

直哉達と分断されていた仲間達が大神の体を押さえる。

 

 

そして直哉とプリキュアの三人は、リィンに話をする。

 

「リィンさんどうしてここに?」

 

「ヴァリマールがイシュメルガの存在を見つけたからです」

 

 

「それでイシュメルガはいたんですか?」

 

フォンティーヌがリィンに聞く。

 

「いや、逃げられたようだ」

 

 

「成る程ね、この事件がきっかけなのねイシュメルガによる改変が」

 

「まあ、イシュメルガにとっては改変をしていると言う自覚はなく、ただ自分の行動を拡大させようとして大神一郎の体を得るための行動なのよ」

 

 

「それであの計画を立てたのね」

 

「確かにこの状況ならトワ達の計画の方が世界に与えるダメージは少ないと思うわ。中心世界のサクラ大戦の物語が初期の段階のようだし」

 

「ただ問題なのがイシュメルガの行方が全くわからないのよね」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

合流に向けて後編2

「そうなのね」

 

「仮にイシュメルガがこちらの世界にいなくても慌てる必要はないのよね」

 

「どういう事よそれは」

 

その頃イシュメルガは・・・

 

 

 

「フフ、いいぞマリアと大神を手駒に出来たのは大きいな。二人を使い紫藤直哉を葬る事は出来なかったが、奴は動けないからな」

 

 

 

 

 

「後はリィン・シュバルツァーを殺せばこちらの世界の紫藤直哉を操りゼムリア大陸に攻めこんでやる」

 

「これが彼の現状での目的みたいだしね)

 

「ちょっとこれイシュメルガの声よねいつ録音したのよ。

 

 

「それは秘密よ」

 

 

その頃紫藤直哉は・・・

 

 

「成る程そういう事態ならば私達も協力できると思います」

 

「ありがとうございます翼さん」

 

「いえ。我々もそちらの響が向かったゼムリア大陸に向かった方がいいですか?」

 

 

「いえ。翼さん達はこちらがわに来て下さい。実はイシュメルガにこちらの世界のソロモンの笛が奪われたので安易にゼムリア大陸に行かれるとイシュメルガに上手く利用されるかも知れないので」

 

「確かにそうかもしれませんね、ソロモンの笛が敵側にある以上私達もゼムリアは行った場合、イシュメルガがあの時の事を思い出してしまうかもしれませんね」

 

回想・・・

 

その心配は無用」

 

「ノイズ達は私が殺す」

 

「え、翼さん・・・それに響さんですか?」

 

「ああ、この響はグレ響だかな」

 

「翼後で覚えていろ」

 

「おお、恐い恐い」

 

「所で翼さん最近連絡が取れなかったのも何か理由があったんですか?」

 

「ああ、後で話す。今はノイズとあの巨大植物を倒すのが先決だ」

 

そしてシンフォギア組は巨大ノイズを含めた全部のノイズと戦闘を開始した。

 

エステル達四人と帝国華撃団からさくらとアイリスが幻獣と戦いを始めた。

 

 

「くそー俺達も戦えたら戦いたい」

 

「そうか、なら我と契約すればその機体を動けるようにしてやるぞ」

 

「誰だ!!お前は」

 

「我の名は、黒のイシュメルガどうする我と契約するか?」

 

「イシュメルガだって、本当に契約者になればこの状況を打破出来るんだな」

 

「ああ出来るとも」

 

大神がイシュメルガとの契約をしようとしたとき次元の裂け目ができた。

 

!!

 

「ちっ奴め、ここまで来たか。だが、まだ奴等に見つかるわけにはいかん。我とデボネアの紫藤直哉と魔法騎士に復讐するまでは」

 

 

回想終了・・・

 

「確かにイシュメルガもあの場所にいたのなら私達の事も知ってノイズの存在も知った可能性があるので」

 

「成る程、だから直哉さんイシュメルガがソロモンの笛を秘かに探していたと考えているんですね」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ソロモンの笛とイシュメルガ

「そうですね、イシュメルガがソロモンの笛でノイズを操ったもしくは出現させたところを見た可能性もありますけどね」

 

「成る程浅草の時ですね」

 

 

 

「ええ、あまり信じたくないですけどイシュメルガは浅草の時に大神一郎を手に入れる為の行動とは思いませんでしたけど」

 

 

とにかく翼さん達がこちらにこれた場合家ではなく大帝国劇場に来て下さい。米田さんに伝えておきますので」

 

 

 

「わかりました」

 

 

そして直哉は翼との通信を終えた。

 

その直後米田に連絡をした。

 

「おう、直哉どうした?」

 

「米田さん帝国華擊団の様子はどうですか?」

 

 

「ああ、大神とマリアが同時に抜けたのがかなり痛いな。隊員達のモチベーションを維持するのも苦労している」

 

 

「そうですか、米田さんこちらの世界に翼さん達が来るときに大帝国劇場に来て下さいと言ってますので」

 

「何どういう事だ?直哉」

 

「ええ、実は・・・」

 

 

 

恐らくワイスマンはこの時の事を知っているんだよエステル」

 

「まさか」

 

「結社の情報収集能力を甘く見ない方がいい、それにエステルには悪いけどナオヤさんも今は結社側だし、ワイスマンに伝えている可能性も高いと見た方がいい」

 

 

「・・・」

 

「ええ僕もそう思います。少なからずともワイスマンはエステルさんとヨシュアさんが小型ノイズを倒していることを知り巨大ノイズを配置した可能性が高いと思います」

 

 

米田に直哉は病院で話した事を伝えた。

 

「成る程な響がゼムリア大陸に行ったから翼達にこちらの世界に派遣してもらえるように頼んだのだな。」

「ええ、そうです。イシュメルガはリインさん達の世界のエステルヨシュアさん等にも恨みがあるようなので、もしかしたら交流のあるゼムリアに攻撃をする可能性もあったのでこちらの響の派遣依頼があったんです」

 

 

「成る程な、響を派遣したと言うことはノイズもイシュメルガに奪われたのか?」

 

 

ええ昨夜ですけど正式に要請がありましたので響さんをゼムリア大陸に派遣をして欲しいと」

 

 

直哉すまないがシンフォギアを纏える者をこちらに連れてきて欲しいんだ)

 

「ええ、響さんを?どうしてまた」

 

 

「実はな、エステル達とワイスマンとの決戦が近くてな、ワイスマンは大型ノイズをコントロールしてリベル・アークに配置していることがわかり、一度リベル・アーク攻略戦は離脱して体勢を整える為撤退したのだ」

 

「成る程、確かに小型ならエステルさん達でも倒せると思いますけど大型ノイズは厳しいかもですね」

 

 

「だから念のためにシンフォギアを纏える者をこちらに連れてきて欲しい」

 

という依頼があり、響さんよろしくお願いいたしますね)

 

「ええーー直哉君は来ないの?」

 

「僕の場合は外泊許可が取れれば行けますけどね」

 

「じゃあ外泊許可が取れなければその依頼はキャンセルなの?」

 

「いえ、キャンセルはありませんその場合は響さん一人で行ってきて下さい)

 

 

「そんな・・・)

 

 

「いえ違いますね)

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

米田との通信とゼムリア大陸に現れた者

「違うのか?」

 

 

「ええ違います)

 

そして直哉は再び米田に話す。

 

 

 

「大抵のゲームはそれまで起きていたイベントを消化をしなければ消滅するか、最終決戦の後に発生するかのどちらかですもんね」

 

直哉がそう言う。

 

 

「そうなのよ、今のゼムリア大陸は表のラスボスを倒す前に裏ポスガ介入した形になったのかも知れないわね)

 

「リベルアークに入れなくなているのなら」

 

「一体誰がそんな事を?」

 

のどかが疑問を口にする。

 

「ノイズを使っているのなる隼人おじさんかも」

 

「それは無いわね今隼人の手元にソロモンの笛はないもの」

 

「はあ、それは一体どういう事ですか?」

 

「あの人ソロモンの笛を無くしたみたいでね今レイがお説教と無くしたソロモンの笛を捜索させているわ」

 

 

「「「「ええーー」」」」

 

「叔父さんなんてドジをしたんだよって言いたい」

 

 

「まあ気持ちはわかるけど、そうなると私達は考えていたけどね」

 

「どういう事ですか?」

 

「直哉貴方が入院した後から隼人の家に泥棒が入ったのよ。その泥棒の姿が今行方不明の二人の大神一郎とマリア・タヂバナだったのよ」

 

 

「「「「ええーー」」」」

 

「は、何だとーー大神とマリアがノイズの召喚アイテムを盗んだだとーー」

 

「ええそうです。イシュメルガによって操られた状態の二人ですが」

 

「そうか、それでリイン達の方だが、イシュメルガと二人は今のところ発見していないみたいだな」

 

「そうですか?イシュメルガも漸く手に入れた人材ですしそうそう簡単には、現れないと思ってますけどね」

 

その頃ゼムリア大陸では・・・

 

 

 

時が少し戻った頃・・・

 

「ええ、そうです今はゼムリア大陸とのゲートのみが正常に機能しているところです」

 

「それじゃあの時僕達に付いてきたちゆちゃんとひなたちゃんは、六覇星降魔陣の影響を受けて自分達の世界に戻れなくなったのか?」

 

「ええそうですね、彼女達も少なからずショックを受けてましたから」

 

「そうだったのねあの時直哉さんがあんな事を言うから驚いたわ」

 

 

あの時は直哉さんは響のテンション上げと言ったのは、ちゆちゃんとひなたちゃん達のために言ったのね)

 

 

「恐らくはそうだと思います」

 

 

暫くしてルーアンの街を見学していたちゆとひなたが遊撃手協会に戻ってきた。

 

 

「「ただいま」」

 

「あ、お帰り二人とも」

 

エステルがちゆとひなたに声をかける。

 

「いやーーエステルさん。ゼムリア大陸すごいですね中心世界とは違う驚きがあったんですけど」

 

ひなたがそう言う。

 

「へへ凄いでしょう」

 

 

「何で、エステルが自慢げに言うの?」

 

ヨシュアがエステルに突っ込みを入れる。

 

「別にいいでしょ」

 

 

「大変だ、見たことない魔獣が孤児院の子供達を襲っている」

 

「「「「「何だってーー」」」」」

 

 

エステル達は駆け込んで人から聞いた言葉に驚くのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

見たことない魔獣の正体

「「「「「何だってーー」」」」)

 

ルーアン市の遊撃手協会に駆け込んで来た人物の言葉に、遊撃手協会の中にいる全員が驚いていた。

 

 

 

「ちょっと落ち着いて、ルーアンに新種の魔獣が出たなんて報告聞いてないよ」

 

ルーアン市の遊撃手協会を仕切る若い男性が言う。

 

「そんな事はない俺はこの目と耳で見た見た事のない怪物の声を」

 

「あの失礼ですけど、その怪物はなんて言ってました」

 

「ああ、確か・・・メガビョウゲーンとしか言ってなかった気がする」

 

「だけどその魔獣はすぐにいなくなったけどね」

 

!!

 

「そうですかありがとうございます」

 

 

そう言ってちゆが駆け込んで来た人から離れエステル達の元に戻る。

 

「ちゆちゃんもしかして・・・さっきの人の言っていた怪物はメガビョウゲーンの事なの?」

 

「恐らくメガビョウゲーンでしょうね」

 

「ちょっと待ってちゆっち、メガビョウゲーンならすぐに消えるのはおかしくない?」

 

ひなたがそう言う。

 

「ちょっと待ってそのメガビョウゲーンて一体何?」

 

エステルがメガビョウゲーンについてちゆとひなたに聞く。

 

 

「そこまでよシンドイーネ」

 

「成る程、制約の対象はキュアグレースだけのようね」

 

「制約がなんなのか知らないけど再び活動するなら止めるだけよ」

 

「まあいいわ。キングビョウゲーン様の依頼はこなしたから。ナノビョウゲーン進化しなさい」

 

そう言ってシンドイーネはナノビョウゲーンをだし源泉の管理する機械にナノビョウゲーンが入りメガビョウゲーンとなった。

 

その後シンドイーネは撤退をした。

 

「メガビョウゲーンというのは先程見ていただいた映像であるように、私達の地球を病気して自分達の住みやすい環境にするのが目的の敵のナノビョウゲーンが進化した姿がメガビョウゲーンと言う姿になります」

 

「成る程ね」

 

「ちょっと今の説明でわかったのヨシュア」

 

「うん正確なところまではわからないけど、君達のあの姿になって対応するのがメガビョウゲーンというのはわかったよ」

 

 

「ええーーあの姿はメガビョウゲーンと戦うためなのーー」

 

エステルはそう言いながらその時を思い出していた。

 

 

 

「ヘ、それはどういう・・・」

 

「のどかさん)

 

「わかった。ラビリン)

 

「OKラビ」

 

 

「「うわあウサギが喋ったーー 」」

 

エステルとヨシュアは突然喋ったラビリンに驚いていた。

 

 

のどか、行くラビ」

 

 

スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

「「キュアタッチ」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

「「重なる2つの花」」

 

 

 

「キュアグレース」

 

 

 

「ラビ」

 

 

スタート」

 

「エレメントレベル上昇ペン」

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「キュアタッチ」」

 

 

「「交わる2つの流れ」」

 

 

「キュアフォンテーヌ」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

 「キュアタッチ」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光」」

 

 

 

「キュアスパークル」

 

 

 

「ニャン」

 

 

 

「「「「地球をお手当て」」」」

 

 

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア」」」」

 

 

「ええーー3人が変身したーー」

 

エステルはのどか達の方に驚いていた。

 

「あれはメガビョウゲーンと戦う為の変身だったのね」

 

「ええそうですね、少なくとも星のお医者さんと思って下さい」

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

消えたメガビョウゲーンと紫藤直哉の過去1

「「「「地球をお手当て」」」」

 

 

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア」」」」

 

 

「ええーー3人が変身したーー」

 

エステルはのどか達の方に驚いていた。

 

「あれはメガビョウゲーンと戦う為の変身だったのね」

 

「ええそうですね、少なくとも星のお医者さんと思って下さい」

 

「それじゃ消えたメガビョウゲーンを探すついでに孤児院の子供達の所に行ってみます?」

 

響がエステルに言う。

 

「そうね、少なくとも孤児院の子供も全員ではなくても見ているこがいるかもしれないわね」

 

「ああ、あんた達孤児院の子供は孤児院の方にはいないぞ孤児院の手前の村に避難してるよ」

 

 

「そうなのねありがとう」

 

 

そしてエステル達全員が遊撃手協会を出ていった。

 

 

その頃帝都にいるのどかは・・・

 

少し時を戻して

 

 

 

「「ええーーあの真宮寺さくらさんがお母さんなのーー」」

 

飛鳥の言葉に驚くのどかとラビリンだった。

 

「でもねパパとママは私達が生まれてすぐに死んだからね」

 

薫の割り込み発言に唖然とした二人だった。

 

「死んだって何かの病気で、こんなこと聞くのは駄目なのはわかってるけど)

 

 

「パパとママは殺されたのもう一人の紫藤直哉に」

 

「「ええーーどういう事ですか」」

 

「こら、薫そこまで言わないの」

 

「大丈夫だよ。飛鳥ちゃん私達もある意味中心世界の住人だから」

 

 

「それはそうかも知れないけど、のどかさんとラビリンは今までの経緯を詳しく知らないのよ」

 

「あ、そうだっけごめん」

 

飛鳥に指摘された薫はのどかとラビリンに謝った。

 

 

そしてのどかとラビリンは飛鳥と薫の話を最後まで聞いたのだった。

 

「でも私達は紫藤直哉君の過去を知らないといけない気がするんだ」

 

 

「そうですか、かなり長くなるけどいい?」

 

「「うん」ラビ」

 

「なら行きますよ、融合世界が誕生するかなり前原初の世界がこの宇宙に誕生しました。その世界はいわゆるIFの世界になるように意図的に作られた世界だったのです」

 

「「IFのための世界だったの」ラビ」

 

 

「ええそうですね、しかし原初の世界は崩壊を起こしたんです」

 

「世界が崩壊したの」

 

「原因は何でラビ?」

 

 

「世界の崩壊の原因は米田健二の暴走による世界の維持が出来なくなったからでした」

 

「あ、そこは直哉君からも聞いた事がある」

 

のどかがそう言う。

 

 

「そうですか、そして原初の世界の崩壊による余波により3つの世界が誕生したのです」

 

「一つ目は、真宮寺さくらの弟と言う形で生まれた米田健二の分身になる真宮寺直哉の世界俗に7人世界、そして二つ目が私達の世界でもある。幼馴染世界です」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

消えたメガビョウゲーンと紫藤直哉の過去2

今回の話には自分の完結している作品の話の一部を載せています


「そして3つめが名のなき世界です」

 

 

「3つめの世界は紫藤直哉と米田健二の二人しか知らない世界です」

 

「「それはどういう事なの」ラビ」

 

のどかとラビリンは飛鳥の言葉に疑問を持ったので飛鳥に聞いた。

 

「実は佐谷直哉と言う人物が3つめの世界の米田健二の分身が彼で、彼の人生は他の二人にくらべたら最悪だったの」

 

皆さん薫さんと直哉君を助けましょう」

 

「ええーーアイリスめんどくさいよ、それにもうすぐお兄ちゃんが復帰するんでしょ」

 

「そうですわね、別にあの二人が、いなくても良いわけですし」

 

「すみれさん、アイリスなんてこと言うんですか」

 

「長官も何とか言ってください。元はといえば、貴方が原因ですよ米田司令」

 

「貴方が二人をここに呼ばなかったら、こんな事にならなかったんですよ」

 

「それで、さくらお前はこの俺に何をやらせたいんだ?」

 

「俺にあの二人を救出させるための命令を言わせたいのか?」

 

「そうです、早く出してください」

 

 

「さくら、それは拒否させてもらうぞ」

 

!!

 

「何ですって!!」

 

「あの二人が捕まったのは、二人の責任だからな、わしには関係ない。わしは二人に関して守る気もない」

 

「無論お前達と帝都に住む人々は別だがな」

 

!!

 

「米田長官いい過ぎですよ、何で、薫さんや直哉君に対してそこまで言えるんですか?」

 

「なら何で、二人を呼んだんですか?」

 

「使えると思ったからだ」

 

「もういいです。何で直哉君や薫さんだって人間なんですよ、それを使えないからってすぐ捨てるですって、ふざけたこといわないで下さい」

 

 

 

「そうかなら、さくらお前だけで、二人を救出して見せろ」

 

「わかりました」

 

さくらは、地下司令室を出た。

 

 

「「なっこれは」」

 

「この映像は私達のパパ取りたいママが佐谷直哉さんの世界に行った時に持って帰った映像の一つです」

 

 

「ちょっと待ってあの米田さんがそんな事をするなんて信じられない」

 

自分の知る米田一基映像の米田一基の違いに驚いていた。

 

その頃エステル達は・・・

 

 

「あ、エステルお姉ちゃん。いらっしゃい」

 

 

「皆大丈夫だった?」

 

「うん見たことない魔獣だったけど皆無事だったよ」

 

 

「そうなのね、テレサ院長はいるかしら」

 

「うん隣の部屋にいるよ」

 

そしてエステル達はテレサ院長に会うため隣の部屋に行った。

 

 

「「「「こんにちは」」」」

 

「あら、エステルさんとヨシュアさんそれに・・・」

 

「エステルさんとヨシュアさん今日はどうしたんですか?」

 

テレサ院長がエステルに聞く。

 

 

「今回テレサ院長と孤児院の子供達が見たことない魔獣を見たと言う情報を聞いたのでその確認をしに来ました」

 

 

「ああその件ですか」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

消えたメガビョウゲーンと紫藤直哉の過去3

今回の話には自分の完結している作品の話の一部を載せています


「ああその件ですか」

 

テレサ院長がエステルに言う。

 

 

「あの件は子供達が夢ですよ、何も起きてませんよ」

 

 

「それでも構わないので教えて下さい。テレサ院長」

 

 

「わかりました。あれは数時間前子供達が孤児院の近くの森で遊んでいたら、数人の子供達が孤児院に戻ってきた時に森に見たことない魔獣がいたと言って子供達の言葉を信じて大人達が森に入ってみたけど見つからずに探索に参加した一人が念のために遊撃手協会に連陸をすると言ってルーアン市に行ったので」

 

 

「成る程そういう事だったんですね。一応私達がその森に行きます」

 

 

そう言ってエステル達は孤児院の近くにある森に向かった。

 

 

「うーんいないわね見たことない魔獣が」

 

 

「もう少し奥に行ってみようエステル」

 

 

「そうねヨシュア」

 

その頃森の探索の為に別れた響とひなたは・・・

 

 

「「あ、これは」」

 

響とひなたが向かう方向の森の色が赤黒く変色していた。

 

「やっぱりいたんだメガビョウゲーンは」

 

 

「だな。ひなたちゆに連絡をしてくれ」

 

「そうだねニャトラン」

 

そしてひなたはちゆに連絡を入れた。その後・・・

 

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

「「キュアタッチ」」

 

 

「「溶け合う2つの光」」

 

 

 

「キュアスパークル」

 

 

 

「ニャン」

 

ひなたはキュアスパークルに変身をした。

 

そして響とキュアスパークルは先行して赤黒く変色した森を進むのだった。

 

その頃のどかと飛鳥達は・・・

 

「そしてもう一つの映像を見て下さい」

 

飛鳥が再び新しい映像を再生した。

 

 

 

こ、これは、私の技だよ直哉君」

 

「どうして、あの機体が、さくらお姉さんの技を・・・」

 

この世界の帝国華撃団も動揺し、神桜武への攻撃が止まった。

 

 

「よしさくらちゃん通信を繋いで」

 

「わかったわ」

 

そして直哉は、相手と話が出来るのか?

 

「直哉君向こうの量子甲冑から通信が来てるよ?どうする」

 

「え、通信が?じゃあ・・・」

 

その時この世界の米田から通信が来た。

 

 

「直哉、通信は無視しろ、あれはお前達の敵だ破壊しろ。以上だ」

 

「さくらお姉さん通信繋げて」

 

「了解」

 

「お、繋がった、こちらはそちらと敵対する意思は無い.少し話がしたい」

 

「はいこちら帝国華撃団隊長代理の佐谷直哉です。貴方方は何者なのですか?」

 

「私の名前は、紫藤直哉私達は、ある実験をしていたら、気が付いたらこの場所に来ていた。私達のことを信じるか、信じないかは君に任せる」

 

 

映像停止・・・

 

 

「「この映像は」ラビ」

 

「この映像は私達のパパとママが3つめの世界に転移したときの記録です。ちょっと古い映像ですけど、佐谷直哉さんとの出会いの時のやり取りです」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

過去の紫藤直哉と佐谷直哉との出会いの記録前編

今回の話には自分の完結している作品の話の一部を載せています


映像再開・・・

 

 

改めて自己紹介をさせてもらうよ、僕達は、並行世界から来た人間だと考えておいてくれ」

 

「「「「「「「並行世界---」」」」」」」

 

「僕の名は、紫藤直哉、そして彼女は・・・」

 

「真宮寺さくらです.皆さんよろしくお願いしますね」

 

「「「「「「えええーーーさくらがーー増えたーーー」」」」」」

 

「私がもう一人いる」

 

「皆落ち着いてよ、並行世界から来たのなら、さくらお姉さんが、二人になってもおかしくは無いから」

 

「「「「そうなの?」」」」

 

「うん、だから落ち着いてね」

 

「「「「「「了解」」」」」」

 

 

「すいません直哉さん僕は隊長代理をしています。佐谷直哉と言います」

 

「よろしくお願いします」

 

そして直哉達は、お互いの事をゆっくり話し出したのだった。

 

「成る程直哉さんは別の世界に仲間達と跳ばされ、戻る時に、手違いで僕達の世界に来たのですか?」

 

「そういう事になるね」

 

「それじゃあ今は、自分の世界に戻れねえのか?」

 

カンナが直哉に聞く。

 

「ああ、そうですねちょっと今は、自分達の世界には戻れないですね」

 

「そうか・・・」

 

映像終了

 

「これが飛鳥ちゃん達のお父さんの時の直哉君なのね」

 

「確かにすこやか市に居るときの直哉より大人ラビ」

 

「この頃のパパはのどかさんとラビリンが知ってるパパとは違うからね」

 

「そうなの?」

 

のどかが飛鳥に聞く。

 

 

 

「うん、あの頃のパパは自分の体を任意で若返らせたり歳を増やしたり出来ないからね」

 

「「ええーートワ」さんにしてはサービス悪いラビ」

 

「それには理由があるの、その頃は担当の神がトワではなくてメルクさんだったからよ」

 

(ああ、過労死で死んだ神様だったラビか」

 

 

「うわああ、どうせ私は過労死で死んだ神ですよーーうわああ」

 

 

!!

 

「「「メルクさんどうしてここに」」」

 

「ああ、ごめんね飛鳥にのどかメルクがどうしても飛鳥と薫に会いたいと言うから連れて来たんだけど・・・タイミングが最悪だったわね」

 

 

「あはは」

 

 

のどかはトワの言葉に苦笑いをする。

 

 

「そう言えばのどかとラビリンはどうして飛鳥達といたの?」

 

「それは融合世界の前の世界の少ししか知らない私達だからその前の分裂していた時代の事を知りたくて」

 

 

「成る程ね飛鳥からどこまで聞いたの?」

 

 

「紫藤直哉さんが佐谷直哉君に出会った頃ですね」

 

 

そしてトワが語りだす。

 

 

なら私の実家に、来てくださいな」

 

「「ええーー良いんですか?僕達をこんなに簡単に信用して?」」

 

「良いんですよそれに、貴方達を帝劇に案内するより貴方達の安全が確保出来るので」

 

「「え、どういう事?」」

 

「「・・・実は」」

 

佐谷直哉ともう一人のさくらが直哉達に伝えた。

 

「直哉君向こうの量子甲冑から通信が来てるよ?どうする」

 

「え、通信が?じゃあ・・・」

 

その時この世界の米田から通信が来た。

 

 

「直哉、通信は無視しろ、あれはお前達の敵だ破壊しろ。以上だ」

 

「さくらお姉さん通信繋げて」

 

「了解」

 

「「えええーーあの時僕達の破壊命令が出ていたのか」」

 

思わず驚いた直哉とさくらだった。

 

「そして紫藤直哉と真宮寺さくらはしばらくの間佐谷直哉の世界に滞在することになったの」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

過去の紫藤直哉と佐谷直哉との出会いの記録中編

今回の話には自分の完結している作品の話の一部を載せています


佐谷直哉達が紫藤直哉と真宮寺さくらと別れた後・・・

 

帰還後・・・大帝国劇場地下司令室

 

 

バキ!!「直哉貴様何故俺の命令を無視しやがったええーーなんでだーーー」

 

「ぐっ!!僕は自分の思った事をしただけです」

 

「何だと!!お前」

 

「もうやめてください米田司令」

 

「邪魔をするなさくら。大体お前が直哉に甘いから、直哉が付け上がるんだぞ」

 

「そっそんな事ありませんよ」

 

「それにマリアお前も直哉に甘くなったな」

 

「私は彼を、信頼出来ると感じたからです」

 

「ならば、さくら、直哉、マリアに命令する。お前達は暫く地下牢に入れいいな」

 

「「「・・・了解」」」

 

 

「他の者は、あの謎の量子甲冑を探し出せいいな」

 

「「「「了解」」」」

 

地下牢・・・

 

「ごめんなさいさくらお姉さん。マリアさんも僕を庇ったばかりにこんな所に入れられてしまって」

 

「ううん直哉君は気にしないで、私は米田司令の言葉は、正しいとは思えなかったし、直哉君に対するあれも納得出来ないもの」

 

「私も、そう思うわ、仮に米田司令の言うとおり、あの紫藤直哉さんの量子甲冑に戦いを挑んだら、確実に敗北してたと思うわ」

 

「「えええーーそんなニーー」」

 

直哉とさくらは、マリアの発言に対し、驚いていた。

 

「それに紫藤直哉さん達は、全力を出してすらなかったわ、だからなおや貴方の判断は正しいの、皆の安全を考えればね」

 

「マリアさん・・・」

 

「直哉君私は、貴方がこの短期間で、隊長代理と役職についてここまで隊長らしくなって、驚いてるんだよ」

 

 

「「そんな結果的に戦いをしなくてすんだのに」」

 

 

のどかとラビリンが言う。

 

 

「どうやらあの世界の米田にとっては佐谷直哉と佐谷薫は守るにあたいしない人物と思い入れっているようね」

 

「そんな!!」

 

「私もあの当時の紫藤直哉と真宮寺さくらだけが異世界に跳ぶ何て思わずにいたからね」

 

「え、それはどういう意味ですか?」

 

 

「ああ、厳密に言えば異世界として言うならば佐谷直哉の世界が私達にとっては初めての経験なのよ、それまでは幼馴染世界にやってくる人達が多かったからね」

 

 

「「成る程」ラビ」

 

のどかとラビリンはメルクの説明に納得をしていた。

 

「そう言えばメルクさん。異世界に行くのは紫藤直哉さん達が行くのは初めてと言いましたけど、異世界に行く前にどこかに行ったんですか?」

 

「それは・・・未来よ」

 

「「ええーー未来」ラビ」

 

のどかとラビリンはメルクの言葉に驚いていた。

 

 

「メルクさん過去現在未来のあの未来ですか?」

 

「ええ、そうよ」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

過去の紫藤直哉と佐谷直哉との出会いの記録後編

今回の話には自分の完結している作品の話の一部を載せています


「ええ、そうよトワあの時にしかいないあの子達の事を言っていいかしら?」

 

「構わないわメルク」

 

「そうなのね、紫藤直哉と真宮寺さくらが異世界に行く前に行った未来とは今から約10年以上の先でその時のタイムスリップしたのは紫藤直哉と紫藤なのはと真宮寺さくらと真宮寺ファイトのの四人よ」

 

 

 

「・・・紫藤君と真宮寺ファイトてまさか」

 

「あら貴女あの二人に会ったことあるの?」

 

メルクがのどかに聞く。

 

 

「ええこの子達は融合世界の前の世界でね少しなのはとファイトと面識があるのよ」

 

 

「成る程ねトワが正式に私の代わりに神になった世界の事ね」

 

 

「ええ、その世界ではなのはとフェイトは直哉の身内ではなく漂流者として出てきたんだよね」

 

 

「成る程同じキャラを使う場合役割を変えたのね」

 

「そう言う場合もあるけど世界にフィットしないキャラ達を使い続けるのは違うと思うから、だから魔法関連は別の作品を使用していくために今回はなのは達の出番はないと思うわ」

 

 

「成る程ね、まあ幼馴染世界の歴史を語る時くらいの出番と言うわけね」

 

「私達としてはそう考えているわ」

 

 

「所でトワさん佐谷直哉さんの世界から紫藤直哉さんがどうやって戻ってきたです?」

 

 

「ああ、それは・・・」

 

 

 

これはどういうつもりですか?帝国華撃団の皆さん」

 

「僕達は貴方方とは、敵対するつもりはないんですがね」

 

「直哉は、騙せても俺は騙されんぞ宇宙人」

 

「成る程あの人が、原因ですね」

 

「さあやるんだやらないと直哉を傷つけるからな」

 

米田の言葉を聞いて、さくらが佐谷直哉を守る為、神桜武に攻撃を仕掛けた。

 

「さくらさん。直哉君は今何処にいるんですか?」

 

直哉は、さくらに佐谷直哉の居場所を聞いた。

 

「直哉さん直哉君を助けください」

 

「今直哉君は帝劇の地下牢にいるんです」

 

「「ええ、どうして?」」

 

「それは、直哉君が、米田司令に背いたせいです」

 

「「ええーーあれだけで」」

 

「そうです。あれだけで、でも私達が従えば直哉君には、被害を出さずにすみますから」

 

「さくらさんは如何したいんですか?」

 

「え、それは・・・」

 

「今あなた達も苦しんでいるのに、何故それを言わないんですか」

 

「僕達決めました。本来なら関わりたくなかったけど、この世界の帝劇を破壊します」

 

「「「「「ええーーー」」」」」」

 

直哉の言葉を聞いたこちらの世界の花組が驚いていた。

 

「直哉さん帝劇に攻撃を仕掛けるんですか?」

 

「ああ、必要と感じたらね、それに最低限に抑えるし、ただこちらの米田司令に関して.病院に入院するかも知れないけどね」

 

「「「「「「そう言うことですか」」」」」」

 

「そうだからね.行こうか神王」

 

「さくらちゃんもごめんね勝手に決めて」

 

「良いよ、私もここの米田司令我侭すぎると思うし」

 

「心得た、直哉、瞬間移動で行くぞ」

 

そして神桜武は消えた。

 

「あーーくそ逃げられた」

 

「落ち着いてください。司令」

 

「五月蝿いぞあやめ君。わしに命令するな」

 

「きゃあ、やめてください司令」

 

 

「これはまた、ずいぶんと、我侭のようですね、この世界の米田一基は?」

 

「誰だ!!お前は?」

 

「私は紫藤直哉と言います。佐谷直哉君が理不尽な待遇を受けているとの情報を受けて来たのですがね」

 

「・・・そんなのはない・・・早く帰りたまえ」

 

米田は冷静になり、直哉の質問に答えていた。

 

「そうですか?それでも私は先程の貴方達の行動や言動を見て信じられないので、調査をさせてもらいます」

 

「勝手に調査するな若造がーー」

 

米田は、直哉に襲い掛かったが、米田は、紫藤直哉の持つ麻酔銃で眠らされた。

 

 

「紫藤直哉と真宮寺さくらはこの後幼馴染世界に戻ってきたのよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

3つめの世界の最後とゼムリア大陸に出現する者

今回の話には自分の完結している作品の話の一部を載せています


「そんな事があって直哉さん達は戻ってきたんですね」

 

「ええ、そうよのどか」

 

「あのーー佐谷直哉君の世界はその後どうなったのですか?」

 

「それを知りたいのは単なる興味かしら?もしそうなら話す訳にはいかないわね」

 

「いえ、そう言う訳ではありません」

 

「以前直哉君が言っていた米田健二と言う人の事を知りたいのです」

 

 

ええ、なれますよ。米田健二という名前の人間に」

 

「何だと‼よりによって俺と同じ名字かよ」

 

「それには理由があって、原初の世界で彼は米田一基の息子として生まれたからなんです。そして米田健二は真宮寺さくらと結婚式を挙げました」

 

 

「ええーー私がそんな男と結婚だなんて・・・」

 

さくらは直哉の言葉にショックを受けていた。

 

 

「そして、米田健二は原初の世界を自分の暴走で消滅させたことにより、引き継ぎをした神様が米田健二の記録をもとに、真宮寺直哉と紫藤直哉と佐谷直哉という人格に変化させそれぞれの世界で、神様達が観測していたときに米田健二が真宮寺直哉のもとに現れたのです。」

 

 

「その世界は米田健二の進入を許したせいで本来現れる事のなかった怪獣や怪人等が現れ始め、最後には、その世界の大陸が異世界に跳んでそのまま消滅したと聞いてます」

 

 

「「「「「あり得ないよそんな事で世界が・・・」」」」」

 

 

「事実らしいですね」

 

「後米田健二がさくらさんと結婚したことで後の世界でもさくらさんは主人公の姉及び幼馴染や理解者等を経験してますね。そして僕とさくらさんの家に関する関係もそこからの意味がつよく出ている影響です」

 

「あらこの時貴女はいないのに直哉から聞いたの?」

 

 

「はい」

 

わかったわ佐谷直哉の世界の最後を話してあげるわ」

 

そしてトワは話し出した。

 

 

 

フフ、どうだ佐谷直哉俺と一心同体となってどうだ?お前が脅威と感じた裏直哉を動力源として捕獲したぞ」

 

 

「一時はどうなるかは不安でしたが、これで真宮寺薫の中にある。薫お姉ちゃんの魂を取り戻せるぞ」

 

「お前たちを捨てた奴はどうするんだ?」

 

 

「健二さん僕達の世界は、既にネウロによって滅ぼされてますから」

 

「ああ、そうだったな」

 

 

「でも一度は、戻ってみてもいいですね。どのみち4つの世界はいずれ一つになるのなら・・・」

 

「そうだな・・・裏直哉を回収できたからな、当面の目標は達成したし、紫藤直哉と飛鳥には、ナナとミズキに任せてるからな」

 

 

「そうですね、あえてこの地を離れると言うのもあ値と思いますよ」

 

 

仙台・・・

 

「あーあ、結局帝国華撃団の負けかよ。これじゃどうなるのかねえ」

 

「今のところ、やつらは帝都にしか、興味が無さそうだが、いつこちらに来るか、わからねえしな」

 

仙台に着いた直哉とさくらは、そんな街の声を聞き、我慢をしながら真宮寺家に向かった。

 

「くっ皆僕達の苦労を知らないくせに言いたい事ばかり言って」

 

「直哉君。抑えてね私達が敗北したのは、事実だしだから街の人達がそう感じるのは仕方が無いのよ」

 

「でもそれじゃあ!!」

 

その時直哉の目に、さくらの悔しさを堪え涙をうっすら浮かべていた.さくらの顔が見えた。

 

仙台・・真宮寺家・・・

 

直哉がさくらの実家に実を寄せてから、約1週間が過ぎた頃黒乃巣会に占拠された帝都で新たな動きがあった。それは・・・

 

黒乃巣会首領天海から、一つの要求があった。それは・・・

 

「哀れな帝都市民に告ぐ、今から3日の内に、元帝国華撃団隊長の佐谷直哉と、元帝国華撃団隊員の真宮寺さくらの身柄をよこせ」

 

という内容だった。

 

 

それから二日たったある日・・・

 

直哉とさくらの所に時の首相がやって来た。

 

「すまない二人とも私達も無茶な要望をしているのはわかっている。しかし、帝都市民を見殺しには出来ない。幸い君達2人が来れば、帝都破壊はしないと言ってきた」

 

「「・・・」」

 

「用は貴方は、私達を売ったんですね」

 

「ああ、そう思って構わない」

 

!!

 

「・・・」

 

米田健二の中にいる佐谷直哉は過去を思い出していた。

 

 

 

帝都東京

 

直哉とさくらは政府の重鎮達によって、大帝国劇場に連れてこられた。

 

「ご苦労首相、君達は戻りなさい」

 

「我々は約束を果たしたぞ、これ以上街を破壊するなよ」

 

「ああ、約束しよう。と言うよりもうこの世界に私の興味は無いがな」

 

そして叉丹は、二人を天海の所まで案内した。

 

 

「久しぶりじゃな二人とも」

 

「天海さん今回私達を呼んだのは、私と直哉君を処刑するためですか?」

 

さくらが天海に聞く。

 

「いや今回お前達を呼んだのは、ネウロを追いかけてほしいのじゃ」

 

「「ええーーどういう事ですか」」

 

「あやつは、魔装機兵黒龍を作り上げ、並行世界に行ったんじゃ、あやつはワシや、叉丹以上の悪魔じゃ、このままじゃと、あやつのせいで全ての世界が永遠の闇に包まれるじゃろう」

 

「それでやつが向かった世界は、お主達と会った事のある紫藤直哉の世界に向かった可能性があるのじゃ」

 

「「ええーーー紫藤直哉さんの世界にーー」」

 

 

「叉丹二人を並行世界紫藤直哉の世界へ送る準備は出来ておろうな」

 

「はっ天海様」

 

「よしそれならば、二人ともネウロのことを頼むぞ」

 

「ちょっと待って下さい天海さん何故僕達にこんな事をやらせるんですか?」

 

直哉は天海に聞く。

 

「これは不思議な事を聞くな、小僧お前達はわし達に負けたのじゃよ、敗者は勝者に従うこれは当たり前じゃと思うのじゃが」

 

「そ、それは・・・」

 

 

 

直哉とさくらは紫藤直哉の世界へ移動した。

 

 

その頃終焉弐式に吸収された裏直哉は・・・

 

 

「うっ何だこの映像は?これはもしかすると・・・」

 

 

「そうですよこれは僕の記憶ですよ、直哉さん」

 

 

!!

 

「何故お前が存在している?佐谷直哉、お前は兄さんに吸収された筈だ」

 

 

「あれ、聞いてないんですか?貴方は健二さんに捨てられたんですよ、姉弟揃ってね」

 

 

「何だと!!馬鹿な」

 

 

 

「嘘をつくなよ、佐谷直哉?」

 

 

「いえいえ嘘じゃないですよ、現にあなた達の現状を見てください」

 

 

そう言って、佐谷直哉は裏直哉に自分の状況を確認させた。

 

 

 

!!

 

 

「何なんだ?この姿はーーーー」

 

 

「俺とさくらの魂が何か機械的な物に作り替えられている」

 

「どういう事だ?佐谷直哉ーーー」

 

「ふふ、そんな大声を出さなくても聞こえますよ」

 

 

「これが終焉弐式の仕様ですよ」

 

「何だと!!」

 

 

「終焉弐式を起動させるには、強烈な闇の力を持つ魂を二つほど生贄にしないといけないんですよ」

 

!!

 

 

「つまり裏直哉さんが、地底王国であんな事をしなければ健二さんは終焉弐式を使う事をしなかったんですよ」

 

 

「何だと、それじゃあ兄さんは?・・・」

 

 

「・・・ええ、貴方の想像通り裏直哉お前が捨てた真宮寺直哉が受けた痛みすらを超える罰を受けるんですよ、今からね」

 

「そんな事で佐谷直哉さんの世界が闇に染まる何て」

 

「キングビョウゲーンより残酷ラビ」

 

時を戻して・・・

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

エステル達の初接触

時を少し戻して・・・

 

そう言ってエステル達は孤児院の近くにある森に向かった。

 

 

「うーんいないわね見たことない魔獣が」

 

 

「もう少し奥に行ってみようエステル」

 

 

「そうねヨシュア」

 

その頃森の探索の為に別れた響とひなたは・・・

 

 

「「あ、これは」」

 

響とひなたが向かう方向の森の色が赤黒く変色していた。

 

「やっぱりいたんだメガビョウゲーンは」

 

 

「だな。ひなたちゆに連絡をしてくれ」

 

「そうだねニャトラン」

 

そしてひなたはちゆに連絡を入れた。その後・・・

 

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

「「キュアタッチ」」

 

 

「「溶け合う2つの光」」

 

 

 

「キュアスパークル」

 

 

 

「ニャン」

 

ひなたはキュアスパークルに変身をした。

 

そして響とキュアスパークルは先行して赤黒く変色した森を進むのだった。

 

そしてエステル達とちゆも達もこの森の変色に気が付き、エステルと響達は森の最奥の地点にたどり着きそこでちゆは変身をした。

 

 

「スタート」

 

「エレメントレベル上昇ペン」

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「キュアタッチ」」

 

 

「「交わる2つの流れ」」

 

 

「キュアフォンティーヌ」

 

 

「ペエ!」

 

 

イ「ねえ、フォンティーヌどうして今変身したの?」

 

 

スパークルがフォンティーヌに聞く。

 

「少し事情があってね、エステルさんの様子を見て」

 

フォンティーヌに言われスパークルはエステルを見ると・・・」

 

 

「ええの変身はいいわね」

 

「わ、エステルさん何、おじさん見たいになってんの?エステルさんだからおばさんか」

 

「実はエステル帝都の病院で初めて君達の変身を見て変身に興味を持ってね自分も変身したいみたいで時々暴走するけど気にしないでね」

 

「「「「あはは」」」」

 

 

 

ヨシュアの説明に納得したプリキュア達だった。

 

 

「そんな事いってる場合じゃないニャン」

 

ニャトランに言われスパークルが気づく。

 

 

「は、そうだねニャトラン」

 

そして響エステルヨシュアスパークルフォンティーヌの5人と2匹のヒーリングアニマルは森の最奥でシンドイーネとメガビョウゲーンを見つけた。

 

「ああーーシンドイーネ」

 

 

 

「「これがメガビョウゲーンなのね」なのか」

 

 

エステルとヨシュアはメガビョウゲーンの大きさに驚いていた。

 

「あらプリキュア今頃来たのね」

 

 

「シンドイーネ、貴女がどうしてこちらの世界にいるの?」

 

「フォンティーヌがシンドイーネに聞く。

 

 

「あははそれを素直に応えると思ってんの?メガビョウゲーンやっちゃて」」

 

シンドイーネがそう言うと狼型のメガビョウゲーンがスピードを生かしてエステル達に襲いかかった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

VS狼型メガビョウゲーン

「「「「くっ早い」」」」

 

「良いわよメガビョウゲーンそのままスピードで翻弄しつつこの辺りを蝕みなさい」

 

 

「メガビョウゲーン」

 

 

シンドイーネの言葉に反応するかのようにメガビョウゲーンはエステル達を翻弄しつつ森を蝕み始めた。

 

「フォンティーヌ必殺技行くペンこのままだと森が持たないペン」

 

「ちょっとどういう事なのあの狼ののような怪物が動く度に森の赤黒のエリアが増えてるのはどういう事なの?」

 

エステルが響に聞く。

 

「それはあの狼型のメガビョウゲーンが森を蝕みを始めたからですよ」

 

「蝕み始めたってウイルスみたいじゃない」

 

 

「そうです。メガビョウゲーンは星に寄生するウイルスと考えていいですよ」

 

 

「と言うことはキュアスパークルとフォンティーヌは星の医者ということなのかい」

 

「はい、そう言う認識でいいですよヨシュアさん」

 

 

 

そしてキュアフォンティーヌは必殺技を放った。

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン!キュン!キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア !ヒーリングストリーム」

 

 

「メガガガガビョウゲーン、ヒーリンググッパ・・・」

 

その時もう一体の狼型のメガビョウゲーンが現れキュアフォンティーヌを攻撃をした。

 

 

「キャアアア」

 

「「「「もう一体のメガビョウゲーン」」」」

 

エステル達は予想外の事態に驚いていた。

 

 

「危ない!!」

 

そう言ってヨシュアがメガビョウゲーンの攻撃を受けて吹き飛ばされたキュアフォンティーヌを助けに入った。

 

「大丈夫かい?」

 

「あ、ありがとうございます。ヨシュアさん」

 

「何よ、私を無視して二人だけの世界を作るなやっちゃてメガビョウゲーン」

 

「うう、なんなのこの気持ち?ヨシュアはただキュアフォンティーヌを助けただけなのに?」

 

エステルは自分の気持ちにまだ気づかずにいた。

 

「スパークル今ニャ」

 

「うん」

 

 

(エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラッシュ」

 

「メガガガガビョウゲーン」

 

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「「お大事に」」

 

「何よ、私の見てない所で一体が浄化された」

 

シンドイーネがそう言った後スパークルが言った。

 

「フォンティーヌこれは普通のメガビョウゲーンだよ」

 

「わかったわ」

 

そう言ってフォンティーヌはヨシュアの助けを借りながら再びメガビョウゲーンと戦うのだった。

 

 

その頃ゼムリア大陸の別の場所では・・・

 

イシュメルガによって操り人形となった大神一郎とマリア・タチバナの姿をゼムリア大陸で確認していたのはエレポニア帝国の宰相ただ1人だった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

イシュメルガの意思と鉄血宰相

「お前は何者なのだ」

 

「久しいな鉄血宰相ギリアス・オズボーン・・・いやドライケルスと言った方がいいのかな?」

 

イシュメルガにそう言われた男ギリアス・オズボーンは驚いていた。

 

 

「何故お前がその事を知っている?まだ表面化していないことを」

 

鉄血宰相ギリアス・オズボーンは大神一郎の体に潜むイシュメルガに聞く。

 

「ふ、貴様はまだ知るまい相克そして黄昏が実際起きた世界からやって来たのさ我はな」

 

 

「何だと!!」

 

 

ギリアス・オズボーンは再び驚いていた。

 

 

「お前は相克に勝ったのか?」

 

「いや、灰の機神ヴァリマールに敗れた」

 

「ヴァリマールに敗れただと!!」

 

ギリアス・オズボーンの中にいるイシュメルガが驚いていた。

 

「おいヴァリマールの乗り手は一体何者なのだ?」

 

「リイン・シュバイツァー、かつてのドライケルスを手に入れるために奴の転生のギリアス・オズボーンを手に入れたときに奴の家族を殺したのだろう?」

 

「ああ、殺した確実にな」

 

「だが、リイン・シュバイツァーはいずれイシュメルガお前の前に現れるだろう」

 

「だがそれはあくまで本来の歴史通りならな」

 

「「どういう事だ?」」

 

大神一郎に寄生しているイシュメルガの言葉に疑問の声をあげる二人。

 

「よろしいならこの映像を見てみろ」

 

 

そう言ってイシュメルガがとある映像を再生した。

 

 

映像再生・・・

 

一体どうしてノイズがルーアンに現れたのでしょう)

 

「わからないわ、ノイズが街に現れるのは稀だから」

 

「そうなんだ」

 

「とにかく変身しようぜひなたニャン」

 

「そうだねニャトラン」

 

「私達も行くわよペギタン」

 

「わかったペン)

 

スタート」

 

「エレメントレベル上昇ペン」

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「キュアタッチ」」

 

 

「「交わる2つの流れ」」

 

 

「キュアフォンテーヌ」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

 「キュアタッチ」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光」」

 

 

 

「キュアスパークル」

 

 

 

「ニャン」

 

 

 

「「「「地球をお手当て」」」」

 

 

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア」」」」

 

「何度見ても凄いわねその変身は」

 

エステルがそう言う。

 

そしてエステルとフォンティーヌ達はノイズ達が現れた」場所に向かった。

 

「エステルさん私が直哉さんに連絡をしてきます」

 

「わかったわ。今のうちに連絡をしていた方がいいわ。響もまだこれそうにないみたいだし、小型ノイズだからまだ何とか出来てるけど」

 

再生終了

 

 

「「何なんだこいつらは?」

 

ギリアス・オズボーンとオズボーンの中のイシュメルガには衝撃だった。

 

 

「この映像は数時間前のリベール王国の映像になる」

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

鉄血宰相の驚愕する事態

「何だと!!この映像の言葉現実にリベール王国で起きたことなのか?」

 

 

 

「ああ、そうだ」

 

 

「だが何故リベール王国にあんな怪物や魔法少女みたいなのがいるのだ?」

 

 

「ああその理由はリベール王国が密かに融合世界と交流することに成功したからだ」

 

!!

 

「その融合世界とは何なんだ?」

 

「簡単に言えば異世界に存在する世界の事だ」

 

 

「なんとそんな世界があるのか?」

 

「ああ、我がその世界に行ったときの事を教えてやる」

 

そして大神に寄生しているイシュメルガが始めた融合世界と接触したときの事を話し出した。

 

 

どうして連絡が繋がらない響さんに・・・もしや」

 

そう言って直哉は時間を見ると、時計は午後13時を指していた。

 

「ああーしまった。まだ響さんのお昼寝タイムの時間だったーー」

 

「あんですってーー何より響肝心なときにこれないの?」

 

「小型ノイズはなんとか出来るけど幻獣もいる状況では厳しいよ」

 

「直哉さん私達もぞろぞろ限界です」

 

「仕方がないですねノイズは放置で・・・」

 

「その心配は無用」

 

「ノイズ達は私が殺す」

 

「え、翼さん・・・それに響さんですか?」

 

「ああ、この響はグレ響だかな」

 

「翼後で覚えていろ」

 

「おお、恐い恐い」

 

「所で翼さん最近連絡が取れなかったのも何か理由があったんですか?」

 

「ああ、後で話す。今はノイズとあの巨大植物を倒すのが先決だ」

 

そしてシンフォギア組は巨大ノイズを含めた全部のノイズと戦闘を開始した。

 

エステル達四人と帝国華撃団からさくらとアイリスが幻獣と戦いを始めた。

 

 

「くそー俺達も戦えたら戦いたい」

 

「そうか、なら我と契約すればその機体を動けるようにしてやるぞ」

 

「誰だ!!お前は」

 

「我の名は、黒のイシュメルガどうする我と契約するか?」

 

「イシュメルガだって、本当に契約者になればこの状況を打破出来るんだな」

 

「ああ出来るとも」

 

大神がイシュメルガとの契約をしようとしたとき次元の裂け目ができた。

 

!!

 

「ちっ奴め、ここまで来たか。だが、まだ奴等に見つかるわけにはいかん。我とデボネアの紫藤直哉と魔法騎士に復讐するまでは」

 

「これが我が融合世界との出会いだった」

 

 

「なんとこのような世界があるのか?様々な世界が独立しているが世界を行き来出来る人間達も居るようだな」

 

「ああその者の名は紫藤直哉と言う。奴の仲間がそれぞれの世界にいるようだな」

 

「そして紫藤直哉との親交がある国もこちらのゼムリア大陸にあるようだな」

 

 

「何だと!!」

 

ギリアス・オズボーンはイシュメルガの言葉に驚いていた。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

それぞれの動きとイシュメルガの提案1

「リベール王国が紫藤直哉と繋がっているだと、それは本当なのか?」

 

「ああそれは間違いはない。融合世界で紫藤直哉の高度履歴を見たら紫藤直哉自身も何回かこちらのゼムリア大陸に来ている事がわかった」

 

「それは本当なのか?」

 

「ああ、本当だ映像もあるがみたいか?」

 

「ああ」

 

 

その頃プリキュア達と狼型のメガビョウゲーンとの戦いは・・・

 

スパークル今ニャ」

 

「うん」

 

 

(エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラッシュ」

 

「メガガガガビョウゲーン」

 

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「「お大事に」」

 

「何よ、私の見てない所で一体が浄化された」

 

シンドイーネがそう言った後スパークルが言った。

 

「フォンティーヌこれは普通のメガビョウゲーンだよ」

 

「わかったわ」

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン!キュン!キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア !ヒーリングストリーム」

 

 

「メガガガガビョウゲーン」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「「お大事に」」

 

 

そしてキュアスパークルとキュアフォンティーヌはエステル達の協力もあり2匹の狼型のメガビョウゲーンを浄化に成功したのだった。

 

 

 

 

「嘘でしょあのメガビョウゲーンこちらの世界にあるものを混ぜて作ったのに、覚えておきなさい」

 

 

そう言ってシンドイーネは撤退したのだった。

 

その後赤黒い風景だった森が本来の色に戻った。

 

 

 

「見てヨシュア森が元に戻ったよ」

 

「そうだねエステル・・・これがメガビョウゲーンの力か」

 

「もしワイスマンがメガビョウゲーンの力に目をつけたらまずいな」

 

 

 

「ヨシュアなにしてんの?行くわよ」

 

「ああわかったエステル)

 

そしてエステル達はルーアン市の遊撃手協会に戻り報告したのだった。

 

遊撃手協会にて

 

「それじゃ私は直哉君と、のどかちゃんにゼムリア大陸にメガビョウゲーンとシンドイーネが現れた事を連絡してくるね」

 

「はい響さんお願いいたします」

 

 

 

そして響は紫藤直哉と連絡を取るために遊撃手協会を出ていく。

 

 

時を戻して・・・

 

紫藤直哉が自宅で

 

は、何だとーー大神とマリアがノイズの召喚アイテムを盗んだだとーー」

 

「ええそうです。イシュメルガによって操られた状態の二人ですが」

 

「そうか、それでリイン達の方だが、イシュメルガと二人は今のところ発見していないみたいだな」

 

「そうですか?イシュメルガも漸く手に入れた人材ですしそうそう簡単には、現れないと思ってますけどね」

 

「成る程なソロモンの笛を奪ったのはイシュメルガ自身の手駒にノイズを使うためか」

 

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

それぞれの動きとイシュメルガの提案2花組異世界に前編

「成る程な直哉これからどうするつもりだ?」

 

そうですね米田さん。花組の残っているメンバーを少し貸してもらえませんか?」

 

 

「一体どうするつもりだ?」

 

「ああ、それは以前説明したと思いますけど今の帝都に起きている事件は本来はない事件なんです」

 

 

 

「ああ、そうだったな。それがどうした?」

 

一連のイシュメルガの事件を解決したら恐らく降魔が復活すると思いますからそうなった場合帝国華撃団が機能しないとまずいでしょ?」

 

「直哉お前未来を見れるようにまたなったのか?以前のように)

 

そう言った米田がその当時の事を思い出していた。

 

 

ふむ、直哉三年前と雰囲気変わったな。少しは記憶は戻ったのか?」

 

 

「ええ少しですけど」

 

「そうか、それでどうした?今日は」

 

「米田さん一年ぶりに現れたノイズの事についてですよ」

 

!!

 

「直哉どうしてお前がノイズのことを知っている?」

 

「それは僕が母さんの記憶を引き継いでいますからね」

 

「何だと‼」

 

「そして僕が記憶を失っていたのは、受け継いだ記憶の量が大きすぎて一時的に忘れていたということです」

 

「それでは今は全てを思い出したのか?」

 

「いえ、そうではありませんね今年と来年に起きることの限定的なところです」

 

「そうか、今日はどうした?俺の前に来て」

 

「いえ、米田さんに忠告を言いに来ました。米田さん大神さんの護衛をしっかりしておいた方がいいですよ」

 

「そして元老院にも気を付けた方がいいですよ」

 

「おいどういうこった」

 

「今回の上野公園でのノイズ襲撃は仕組まれた物かも知れないんですよ、米田さん」

 

 

「何だと‼」

 

「僕の方でも調べたらノイズの自然発生はほんの天文学的な確率何ですよね、そう考えると意図的に襲撃させたという可能性があるんです。昨年は真宮寺さくらが帝都に来た日となる」

 

「そして今日は、大神一郎という新人隊長の来た日となる。二つのノイズ襲撃の共通点は帝国華撃団に新人が来た日ですよね」

 

「「あ、そう言えば」」

 

「まああの頃はここまで異世界の影響がここまで大きく反映されるとは思いませんでしたから」

 

 

「確かにな。直哉花組をどうするつもりだ」

 

米田が直哉に聞く。

 

「ええ花組の皆さんに異世界と言うものを直に見てもらおうと思いまして」

 

 

「何だと!!」

 

「本来なら天海を倒した後に招待をしたかったんですがねイシュメルガの乱入のおかげで予定が狂いましたけど」

 

 

「直哉その異世界とは大神とアイリスが以前行ったあの世界か?」

 

 

米田が直哉に聞く。

 

「いえのどかさん達の世界とは違う世界ですよ。米田さん」

 

米田の質問にそう言って答える直哉だった。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

それぞれの動きとイシュメルガの提案2花組異世界に後編

「今回は前回とは違う世界ですよ。確かに同じ世界でもいいと考えましたけど」

 

ピンポーン

 

「はーいどなた?」

 

 

そう言いながら家主の奥さんが出てくる。

 

 

「あら、直哉くんに飛鳥と薫ちゃんまで来るなんて珍しいわね」

 

「直哉くんは、2週間前に来てたけど」

 

「ええ、2週間前ですか?1年とかではなく?」

 

大神は家主の奥さんの言葉に驚いていた。

 

「あら、貴方と貴女は初めて見るわね」

 

「私はアイリスですよろしくお願いします」

 

「あら、アイリスちゃんというのねよろしくね」

 

「うん」

「自分は大神一郎といいます今は大帝国劇場のモギリをしています」

 

「え、大帝国劇場ってあの?」

 

 

??

 

大神とアイリスは奥さんの言葉の意味がわからないでいた。

 

「ねえ直哉くん。もしかして帝国華撃団が活動を始めたの?」

 

「ええそうです」

 

「ああ、良かったわこれで桜花も安心するわね」

 

「え、まさか直哉君彼女は帝国華撃団の事を知っているのかい」

 

「ええ、こちらの家族全員帝国華撃団については知ってますよ。大神さん」

 

「なんだってーー」

 

「それに今のどかさん達の世界に連れていくのは逆効果と判断しました」

 

「それはどういう事だ?」

 

「先ほどの大神さんとアイリスが行った時を少し話しましたけどのどかさんの世界はメガビョウゲーン以外の敵がいないからです」

 

「帝国華撃団の場合は違いますでしょう?」

「ああ、違うな天海の六覇覇星降魔陣によって帝都の結界が破られいつ降魔が現れてもおかしくない状況だからな」

 

「ええ、そうですねプリキュア達の戦いはキングビョウゲーンと言う奴を倒せば終りますが、帝国華撃団の戦いはそう言うわけにはいきませんし」

 

 

「その為争いがある程度続いている世界に連れていくと言う事を考えていました」

 

「成る程なそれがあの時の言葉なのか?」

 

なるほどわかりました。帝国華撃団の皆さん。これから暫くの間ですが貴方達には、帝都以外に現れる全ての脅威と戦うことが特殊遊撃としてのたった一つの任務となります。」

 

「ちょっと待ってください。全ての脅威とはどういう意味ですか」

 

「言葉通りですよ特殊遊撃部隊管轄は簡単に言えば、融合世界の全ての守り手なのですから」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「あ、それ以外に友好的な異世界とも交流等もしていますがね」

 

「まさか俺達にノイズやメガビョウゲーンと戦えということですか?」

 

「ええ、そうですよ、ただその二つが融合世界の脅威とは違いますけどね」

 

!!

 

「ノイズとメガビョウゲーンはあくまで融合世界内部に存在する敵に過ぎません。僕達の今の段階の脅威は融合世界の外からくるので」

 

 

!!

 

帝国華撃団の関係者は直哉の言葉に驚いていた。

 

 

「ええそのつもりでしたが・・・あ、米田さん少し待って下すイ響さんからの連絡なので)

 

「ああ、わかった)

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

それぞれの動きとイシュメルガの提案3

時を少し戻して・・・

 

何よ、私の見てない所で一体が浄化された」

 

シンドイーネがそう言った後スパークルが言った。

 

「フォンティーヌこれは普通のメガビョウゲーンだよ」

 

「わかったわ」

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン!キュン!キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア !ヒーリングストリーム」

 

 

「メガガガガビョウゲーン」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「「お大事に」」

 

 

そしてキュアスパークルとキュアフォンティーヌはエステル達の協力もあり2匹の狼型のメガビョウゲーンを浄化に成功したのだった。

 

 

 

 

「嘘でしょあのメガビョウゲーンこちらの世界にあるものを混ぜて作ったのに、覚えておきなさい」

 

 

そう言ってシンドイーネは撤退したのだった。

 

その後赤黒い風景だった森が本来の色に戻った。

 

 

 

「見てヨシュア森が元に戻ったよ」

 

「そうだねエステル・・・これがメガビョウゲーンの力か」

 

「もしワイスマンがメガビョウゲーンの力に目をつけたらまずいな」

 

 

 

「ヨシュアなにしてんの?行くわよ」

 

「ああわかったエステル)

 

そしてエステル達はルーアン市の遊撃手協会に戻り報告したのだった。

 

遊撃手協会にて

 

「それじゃ私は直哉君と、のどかちゃんにゼムリア大陸にメガビョウゲーンとシンドイーネが現れた事を連絡してくるね」

 

「はい響さんお願いいたします」

 

 

 

そして響は紫藤直哉と連絡を取るために遊撃手協会を出ていく。

 

 

「はい紫藤直哉です。響さんどうしたんですか?」

 

「直哉君実は、ゼムリア大陸にシンドイーネとメガビョウゲーンが現れたの」

 

 

「は、はいーーゼムリア大陸にイシュメルガではなくてシンドイーネとメガビョウゲーンが現れたのですか?」

 

「うんそうなの」

 

 

「それでシンドイーネとメガビョウゲーンは?」

 

「通常のメガビョウゲーンだったから浄化できたよちゆちゃんとひなたちゃんで」

 

「そうですか良かった」

 

「もしメガ光武のようなメガビョウゲーンなら厄介でしたし」

 

そう言って直哉はその時を思い出していた。

 

!!

 

「「こんな事ってあり得ない」ぺん」

 

「「どうしたの?フォンティーヌ」ペキタン」

 

 

「「「光武にエレメントさんがいないの」ぺん」

 

 

「「「何だってーー」」ラビ」

 

「さくらさん。マリア機がメガビョウゲーンになる前にマリア機に何がが感染したのは間違いないですか?」

 

「ええ、それは間違いないわ、グレースさん早くマリアさんを助けて」

 

「君達がプリキュアだよね。成る程ね僕は元黒乃巣会の蒼き刹那だったんだけど、グレースは知ってるよな?」

 

 

「ええ、知ってるわ。貴方は私がそのような体になったのをを見てたから

 

「そして恐らく貴方はビョウゲーンキングダムの新たなメンバーなってしまった原因も私の原因なのでしょ?」

 

 

「良くわかってるね、そうさあの時から僕はあの時にキングビョウゲーンさまにより新たな力を得たのさ」

 

 

「あの時のような事態になる前に動く必要あるかも知れないな)

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

それぞれの動きとイシュメルガの提案4

そして直哉はその時を思い出していた。

 

回想・・・

 

「のどか、行くラビ」

 

 

(スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

「「キュアタッチ」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

「「重なる2つの花」」

 

 

 

「キュアグレース」

 

 

 

「ラビ」

 

 

「スタート」

 

「エレメントレベル上昇ペン」

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「キュアタッチ」」

 

 

「「交わる2つの流れ」」

 

 

「キュアフォンテーヌ」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

 「キュアタッチ」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光」」

 

 

 

「キュアスパークル」

 

 

 

「ニャン」

 

 

そして直哉もキュアグレース達と同じコスチュームに変身した空色の。

 

 

「「「「地球をお手当て」」」」

 

 

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア」」」」

 

 

 

 グレース、フォンテーヌ、スパークルの三人はパートナーと共に決めポーズを取る。

 

その後直哉はグレースのヒーリングステッキに吸い込まれるのだった。

 

 

そしてグレース達はメガビョウゲーンが出た日本橋に向かった。

 

その頃日本橋では・・・

 

 

「「「「「「嘘マリアの光武がメガビョウゲーンになったー」」」」」」

 

 

「マリアしっかりしろーー」

 

「おわっ隊長あぶねーぞ」

 

地割れで分断された道を戻ろうとする大神をカンナが止めた。

 

「カンナ止めるな、マリアが・・・」

 

「隊長気持ちはわかるけどあたい達はメガビョウゲーンにはあまり役には立てないんだよ」

 

「それはわかってるが・・・それでも仲間を助けたいんだーー」

 

回想終了

 

あの時のようなメガビョウゲーンじゃあなくて良かったけどどうしてシンドイーネがゼムリア大陸に・・・)

 

(どうしたの?直哉君?」

 

通信中に黙る直哉を心配する響だった。

 

「ああすみませんどうしてもシンドイーネがゼムリア大陸に現れたのかがわからないので」

 

「そう言われたらそうね?ゼムリア大陸と関係している人物がメガビョウゲーンになっているわけではないのに」

 

「ええそうですねイシュメルガの動きの調査と平行した形となりますけどシンドイーネがゼムリア大陸に現れた秘密も調査をしてもらえますか?響さん」

 

 

「うんわかったよ。直哉君」

 

 

そして直哉は響との通信を終えてゼムリア大陸で起きたことをのどかとラビリンに伝えるために直哉は二人を探していた。

 

時を少し戻して・・・

 

 

「何なんだ?この姿はーーーー」

 

 

「俺とさくらの魂が何か機械的な物に作り替えられている」

 

「どういう事だ?佐谷直哉ーーー」

 

「ふふ、そんな大声を出さなくても聞こえますよ」

 

 

「これが終焉弐式の仕様ですよ」

 

「何だと!!」

 

 

「終焉弐式を起動させるには、強烈な闇の力を持つ魂を二つほど生贄にしないといけないんですよ」

 

!!

 

 

「つまり裏直哉さんが、地底王国であんな事をしなければ健二さんは終焉弐式を使う事をしなかったんですよ」

 

 

「何だと、それじゃあ兄さんは?・・・」

 

 

「・・・ええ、貴方の想像通り裏直哉お前が捨てた真宮寺直哉が受けた痛みすらを超える罰を受けるんですよ、今からね」

 

「そんな事で佐谷直哉さんの世界が闇に染まる何て」

 

「キングビョウゲーンより残酷ラビ」

 

 

「そして真宮寺直哉は一時的に米田健二の部下になったのよ)

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

のどかとラビリン二人が知るゼムリア大陸の実態前編

「「一時的に?」ラビ?」

 

 

「ええそうよ。、その原因は真宮寺直哉の世界と幼馴染世界がとある世界の力によってその世界の一部になったのよ」

 

 

「「「ええーー」」」

 

 

「なんでメルクさんまで驚いてるんですか?」

 

「だってその頃私は過労死してたから・・・」

 

 

「ああすみません、そうでしたね」

 

「それにしてもそんな理由で私達が紫藤直哉さんと出会うあの世界ができたんですね?」

 

「ええそうよ、あの世界では紫藤直哉は一般人と言う設定だったから基本的に帝国華撃団との関係性は皆無だったからね」

 

「トワあんたそんな世界も作ったの?」

 

「そうよ創造神様の依頼でね」

 

「何ですって、創造神様の依頼ですって?」

 

「あの方が動くなんて珍しいわね)

 

「それだけ4つの世界を消滅させないといけなくなった事に創造神様もショックだったのでしょう」

 

「まあ気持ちはわからなくないわね」

 

 

 

そしてトワ、メルクとのどかとラビリンと飛鳥と薫がいる紫藤家の庭に直哉が来た。

 

 

「ああ、のどかさんとラビリンここにいたんですね」

 

「直哉君どうしたの?」

 

「先程響さんからの連絡でゼムリア大陸にシンドイーネとメガビョウゲーンが現れると言う事態が起きたそうです」

 

 

「「ええーーゼムリア大陸にシンドイーネが」ラビ」

 

「そのようです。響さんがその時の戦闘を記録映像として送ってくれたのですが見ますか?」

 

 

「うん見たい」

 

「それじゃ皆で見ましょうか」

 

 

トワがそう言うと庭にいた全員が移動した。

 

 

 

そして記録映像を見れる部屋に着くと直哉が再生をした。

 

フォンティーヌ必殺技行くペンこのままだと森が持たないペン」

 

「ちょっとどういう事なのあの狼ののような怪物が動く度に森の赤黒のエリアが増えてるのはどういう事なの?」

 

エステルが響に聞く。

 

「それはあの狼型のメガビョウゲーンが森を蝕みを始めたからですよ」

 

「蝕み始めたってウイルスみたいじゃない」

 

 

「そうです。メガビョウゲーンは星に寄生するウイルスと考えていいですよ」

 

 

「と言うことはキュアスパークルとフォンティーヌは星の医者ということなのかい」

 

「はい、そう言う認識でいいですよヨシュアさん」

 

 

 

そしてキュアフォンティーヌは必殺技を放った。

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン!キュン!キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア !ヒーリングストリーム」

 

 

「メガガガガビョウゲーン、ヒーリンググッパ・・・」

 

その時もう一体の狼型のメガビョウゲーンが現れキュアフォンティーヌを攻撃をした。

 

 

「キャアアア」

 

「「「「もう一体のメガビョウゲーン」」」」

 

エステル達は予想外の事態に驚いていた。

 

 

「危ない!!」

 

そう言ってヨシュアがメガビョウゲーンの攻撃を受けて吹き飛ばされたキュアフォンティーヌを助けに入った。

 

「大丈夫かい?」

 

「あ、ありがとうございます。ヨシュアさん」

 

「何よ、私を無視して二人だけの世界を作るなやっちゃてメガビョウゲーン」

 

「うう、なんなのこの気持ち?ヨシュアはただキュアフォンティーヌを助けただけなのに?」

 

エステルは自分の気持ちにまだ気づかずにいた。

 

「スパークル今ニャ」

 

「うん」

 

 

(エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラッシュ」

 

「メガガガガビョウゲーン」

 

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「「お大事に」」

 

「何よ、私の見てない所で一体が浄化された」

 

シンドイーネがそう言った後スパークルが言った。

 

「フォンティーヌこれは普通のメガビョウゲーンだよ」

 

「わかったわ」

 

 

映像終了・・・

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

のどかとラビリン二人が知るゼムリア大陸の実態後編

「スパークル今ニャ」

 

「うん」

 

 

(エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラッシュ」

 

「メガガガガビョウゲーン」

 

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「「お大事に」」

 

「何よ、私の見てない所で一体が浄化された」

 

シンドイーネがそう言った後スパークルが言った。

 

「フォンティーヌこれは普通のメガビョウゲーンだよ」

 

「わかったわ」

 

 

映像終了・・・

 

「ええーー本当にシンドイーネがゼムリア大陸にいるーー」

 

「どういう事ラビ?」

 

「あららあの女がもしかしてシンドイーネと言う人なのかしら?」

 

メルクがのどかに聞く。

 

「ええ、そうですそして狼みたいなのがナノビョウゲーンが進化したメガビョウゲーンです」

 

「あら、変ねナノビョウゲーンは生物ではない物に感染させるんじゃなかったの?」

 

トワがのどかに聞く。

 

「そう言われたらそうだね。確かに帝都でもダルイセンが初めてナノビョウゲーンを進化させたときも無機物の信号機のような物だった」

 

 

のどかはその時の事を思い出していた。

 

 

メガビョウゲーン」

 

「やっぱり来たね。プリキュア、ここはお前達の世界じゃないのに」

 

「「「ダルイゼン、どうして中心世界に来てるの?」」」

 

「簡単に教えるわけないだろプリキュア」

 

「やれメガビョウゲーン」

 

「メガ・・・ビョウゲーン」

 

ダルイゼンがメガビョウゲーンに言うと、メガビョウゲーンは信号それぞれから赤色の光を三人のプリキュアに浴びせるとプリキュアに異変が起きた。」

 

 

「「「動けない」」」

 

 

「これはどういう事ラビ?直哉」

 

ラビりんが直哉に聞く。

 

「恐らくだけどあのメガビョウゲーンは信号機と同じ意味合いを持ってると思う。つまり赤色の光を浴びたままだとグレース達は動けなくなり・・・」

 

「メガビョウゲーン」

 

メガビョウゲーンは両手を使い、プリキュア達に攻撃を与える。

 

「「「きゃああああ」」」。

 

体が動かせないプリキュア達は防御も取れなくなってメガビョウゲーンの攻撃をまともに受けてしまっていた。

 

「あの時のメガビョウゲーンは生物には感染させることはなかったのに・・・」

 

「確かにねでも直哉とのどか良く考えて場所がゼムリア大陸なのよ。摩訶不思議な事態が起きるのは当たり前よエステルやヨシュアが普通にノイズと戦えるのよ。普通なら炭になる筈なのに」

 

 

「「「確かに」」」

 

 

トワの発言に納得する直哉とのどかとラビリンだった。

 

 

「しかしトワさん何故メガビョウゲーン達がゼムリア大陸に行けたのですか?」

 

 

飛鳥がトワに聞く。

 

 

「それはこれはあくまでも可能性の一つよ、イシュメルガがゼムリア大陸に向かった時にナノビョウゲーンの欠片みたいなのがシンドイーネ達をゼムリア大陸に呼び込んだと言うこともありそうね」

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帝国華撃団ゼムリア大陸に行くための準備を始める前に

「それはこれはあくまでも可能性の一つよ、イシュメルガがゼムリア大陸に向かった時にナノビョウゲーンの欠片みたいなのがシンドイーネ達をゼムリア大陸に呼び込んだと言うこともありそうね」

 

 

 

 

「それで直哉貴方とのどかはゼムリア大陸に行くの?」

 

トワが直哉に聞く。

 

「ええそうですね、後イシュメルガから大神さんとマリアさんを完全に取り戻すためには帝国華撃団の全員をゼムリア大陸に連れていき、異世界の敵やその世界を知るために必要と思いまして」

 

「成る程ね、確かにそれは必要ね。イシュメルガと言う乱入があったとしても帝国華撃団は融合世界に存在する世界の敵とも戦うこともあるかもしれないしね米田健二が動き出したらね」

 

「ええそうですね」

 

「ちょっと待ってよ米田健二て彼が存在するの?」

 

メルクがトワに聞く。

 

「ええ、米田健二の存在は今のところ確認出来てないけどね、米田健二の母親と妹はこの融合世界を構築するのを協力させたからね」

 

「ヒミコとイヨにも手伝わせるなんて凄いわね?」

 

「まあ創造神の依頼だったしね彼女達も無視は出来ないでしょうね」

 

「そうよあの二人もしぶしぶ手伝いその後は行方不明なんだけどね」

 

 

「そうなのね」

 

「それで直哉帝国華撃団のゼムリア大陸に行くための準備はどれくらいかかる予定なの?)

 

 

「とりあえず米田さんには僕の計画として伝えている途中で響さんからの連絡がありましたから)

 

 

「成る程ね」

 

 

 

ええ花組の皆さんに異世界と言うものを直に見てもらおうと思いまして」

 

 

「何だと!!」

 

「本来なら天海を倒した後に招待をしたかったんですがねイシュメルガの乱入のおかげで予定が狂いましたけど」

 

 

「直哉その異世界とは大神とアイリスが以前行ったあの世界か?」

 

 

米田が直哉に聞く。

 

「いえのどかさん達の世界とは違う世界ですよ。米田さん」

 

米田の質問にそう言って答える直哉だった。

 

 

「それに今のどかさん達の世界に連れていくのは逆効果と判断しました」

 

「それはどういう事だ?」

 

「先ほどの大神さんとアイリスが行った時を少し話しましたけどのどかさんの世界はメガビョウゲーン以外の敵がいないからです」

 

「帝国華撃団の場合は違いますでしょう?」

「ああ、違うな天海の六覇覇星降魔陣によって帝都の結界が破られいつ降魔が現れてもおかしくない状況だからな」

 

「ええ、そうですねプリキュア達の戦いはキングビョウゲーンと言う奴を倒せば終りますが、帝国華撃団の戦いはそう言うわけにはいきませんし」

 

 

「その為争いがある程度続いている世界に連れていくと言う事を考えていました」

 

 

 

「そこまで言えました

 

その頃ゼムリア大陸では・・・

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新たな脅威その名はメガビョウゲーン前編

狼型のメガビョウゲーンとの戦いの後響は紫藤直哉と連絡を取っている間のエステルとヨシュアとプリキュアの二人は

 

「たく、何なのよあのメガビョウゲーンは」

 

 

「ええ以前帝国華撃団の方に説明をした同じ内容になりますけどその説明でよければしますが?」

 

「正直私達も詳しい事はわからないけど」

 

 

「あら、そうなの?

 

エステルがひなたにそう聞く。

 

「ええ、私達の世界に侵攻していた頃はキングビョウゲーンの肉体の封印を解くために地球を蝕んでいましたけど今のシンドイーネやダルイゼンの動きの一貫性がないように思えますし」

 

「「そうなんだ」」

 

そしてちゆかメガビョウゲーンの事を以前直哉の説明の映像共にちゆが説明始めた。

 

 

「ああ、メガビョウゲーンの事ですね」

 

「メガビョウゲーンとは一体?」

 

直哉の言ったメガビョウゲーンという言葉をわからない花組だった。

 

 

「そうですね大神さん貴方が風とかをひいたらどうしますか?」

 

「え、病院に行って、薬をもらってウィルスを退治するけど」

 

「そうですね、簡単に言えば、メガビョウゲーンとはウィルスなんです。星を病気にするための」

 

「「「「「何だってーー星を病気にーー」」」」」

 

映像終了・・・

 

「ただ少し気になってる事があります」

 

「それは何?」

 

エステルがちゆに聞く。

 

「それは、ゼムリア大陸に現れたメガビョウゲーンは生物に寄生をしてました。そのケースは私達の世界や中心世界でも見られなかったケースです」

 

「え、生物には寄生したことないの?」

 

「それは本当かい?」

 

「「ええそれは間違いないです」」

 

 

エステルとヨシュアの質問にちゆとひなたが答える。

 

「でもヨシュアこれからどうすればいいのかな?」

 

「確かにそうだね。僕達はワイスマンの野望を止めないといけないけど、

リベルアークに入れなくなっていることもあるけどね」

 

「そのリベルアークがどんなものかわかりませんけど、響さんが言ってた可能性が高くないですかね?」

 

 

ちゆがそう言う。

 

 

成る程、六覇星降魔陣の影響がリベルアークに何らかの影響を与えてしまい入れなくなってしまった可能性があるのね響?」

 

「ええ、でもこれはあくまで可能性は低いと思ってますけど」

 

 

「どういう事なの?」

 

エステルが響に聞く。

 

「確かに六覇星降魔陣の影響も凄いものでした」

 

そしてその時の事をエステル達に伝えた。

「確かにリベルアークの件は中心世界とゼムリア大陸が何らかの干渉を起こした結果なのかも知れないね」

 

ヨシュアがそう言う。

 

「でもヨシュアそうするとメガビョウゲーンはどう説明するの?」

 

その時響がエステル達の元に戻って来た。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新たな脅威その名はメガビョウゲーン後編

「ただいま」

 

「響さんお帰りなさい。それでどうでした」

 

 

「ああ、それは・・・」

 

 

はい紫藤直哉です。響さんどうしたんですか?」

 

「直哉君実は、ゼムリア大陸にシンドイーネとメガビョウゲーンが現れたの」

 

 

「は、はいーーゼムリア大陸にイシュメルガではなくてシンドイーネとメガビョウゲーンが現れたのですか?」

 

「うんそうなの」

 

 

「それでシンドイーネとメガビョウゲーンは?」

 

「通常のメガビョウゲーンだったから浄化できたよちゆちゃんとひなたちゃんで」

 

「そうですか良かった」

 

あの時のようなメガビョウゲーンじゃあなくて良かったけどどうしてシンドイーネがゼムリア大陸に・・・)

 

(どうしたの?直哉君?」

 

通信中に黙る直哉を心配する響だった。

 

「ああすみませんどうしてもシンドイーネがゼムリア大陸に現れたのかがわからないので」

 

「そう言われたらそうね?ゼムリア大陸と関係している人物がメガビョウゲーンになっているわけではないのに」

 

「ええそうですねイシュメルガの動きの調査と平行した形となりますけどシンドイーネがゼムリア大陸に現れた秘密も調査をしてもらえますか?響さん」

 

 

「うんわかったよ。直哉君」

 

「と言うことになったわ」

 

 

「「「「成る程」」」」

 

響の言葉に納得する四人だった。

 

「そう言う事なら早く動きましょう」

 

「エステル待って、大神さん達の情報やメガビョウゲーンに対する情報もない状況でどこを探すんだい?」

 

「うう、それは・・・」

 

「ヨシュアさんその辺りに関しては私に一ヶ所ですが知ってます」

 

「それは本当なの?響」

 

エステルが響に聞く。

 

 

「ええ、その場所に行く前にグランゼル城に行かないと行けませんけど」

 

 

「ええクローゼの所にーー」

 

 

響の言葉にエステルが驚いていた。

 

「ええ、そうですその場所にいくにはそれくらいが必要なので」

 

 

 

そう言って響はエステル達と共にグランゼル城に向かうのだった。

 

グランゼル城にて・・・

 

「お久しぶりですね響さん。今日は直哉さんはいないんですね」

 

「お久しぶりです今回は直哉君とは別行動でして今回姫殿下名の無き村への調査許可をいただきたくここに来ました」

 

 

そしてエステルとヨシュアが事の説明をクローゼ姫殿下に説明をしたのだった。

 

 

「成る程ノイズに続きメガビョウゲーンを作る者達が異世界からこのゼムリア大陸に来たのですね」

 

 

「ええ、恐らくですけど彼らはクロスベルやエレポニア帝国には現れにくいと考えています」

 

 

「それはやはり誓約の関係ですか?響さん」

 

 

クローゼが響に聞く。

 

 

 

「ええそうですね。私はそう考えてます」

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

クローゼ姫に事情説明とエステル達に伝えられる事実

「成る程わかりました」

 

「響さん。遊撃手協会のほうには伝えておきますが今回はあくまでこの一連の調査事件解決まででいいのですか?」

 

 

「ええそれで構いません」

 

「わかりました。エステルさんヨシュアさん。今から貴女達は遊撃手協会協会の所属ではなく、紫藤直哉さんが率いる特殊遊撃部隊の一員として動いてください。それがエステルさんとヨシュアさんが同行の許可を出す条件です」

 

 

「ええーー何よ遊撃手をやめないと関わる事が出来ないわけ?」

 

「ええそうですね。これから貴女達がいこうとしている場所はリベール王国としては関わりを持つことを避けたい場所なので、遊撃手協会所属で行かれると困るんですよ」

 

響さん以前の事を話して下さい」

 

 

「いいのですか?」

 

「構いません」

 

 

「どういう事?響」

 

「エステルさん以前の事を覚えてますか?」

 

「私と直哉君がエステルさんに呼ばれて来たときの事を」

 

 

そして響が話を始めた。

 

「ええ、実はかつて我が国とエレポニア帝国との戦争がありました。その戦争の直前に異常気象によって滅んだ村がありました」

 

「その滅んだ村がどうしたんですか?」

 

「最近になって異形の魔獣が出現をしたのです。人を炭に変える魔獣が」

 

 

 

「なんだと、ゼムリア大陸にもノイズが現れたのですか?」

 

 

「そうですかやはり、異世界の存在でしたか」

 

「それでノイズは今どうしているんですか?」

 

「詳しい事は、我々にはわからないのです。ましてその村は存在しない事になっていますので」

 

「成る程わかりました。リベールはエレポニア帝国が存在を認めていない村のもしくはその周辺を調査をするとエレポニア帝国を刺激する可能性があるから派手には動けないそしてノイズという者を知るものに退治を依頼するのが目的でしたか?」

 

 

「ええ、あなた方を利用する形になるのは不本意ですけど、私達もリベール国内で暗躍する結社に対応しなければなりませんし」

 

「そう言う理由で私に直哉君と響を呼ばせたのね」

 

 

そうです。エステルさんには悪かったですけれど」

 

 

「いや気にしなくていいわよただその時になにがあったのか教えてくれるんだよね響」

 

 

「ええクローゼ姫からも許可を出ている事ですしね」

 

 

存在しない村の周辺の街道にて・・・

 

「レーヴェさん、あの火焔魔神という人はレーヴェさんの仲間ですよね」

 

「ああ一応な」

 

「一応とはどういう意味ですか?」

 

響がレーヴェに聞く。

 

「奴は特殊でな仲間でも奴自身で認めないと響達のいう仲間にはなれないのさ」

 

「ええーーそれってもしかして戦闘狂のする思考を持った人なんですか?」

 

「否定はしない」

 

「おい、女この任務が終わったら俺様と戦えよ。お前の持っている力に興味があるからな」

 

「だそうだ響、よかったな。劫炎と戦うだけで響の好きな友達になれるぞ火炎魔神と戦った女の称号と共にな」

 

 

「ええーー」

 

「劫炎と戦ったら死ぬかも知れんがな」

 

「イヤー私はやっぱり呪われているよ直哉君」

 

 

「響さん御愁傷様です。死んだらちゃんと供養しますから」

 

「イヤー見捨てないで」

 

 

「クックッあの女は面白いな」

 

「マクバーン遊ぶのもほどほどにしておけよ」

 

「そのようだな連中に気づかれたみたいだな」

 

レーヴェと火炎魔神がそう言うと直哉達を囲むように大量のノイズが出現した。

 

「「わわ、ノイズが出たーー」」

 

響と直哉が戦闘体勢をとる前に二人が動いた。

 

「さてやるか」

 

「俺様を楽しませろよノイズ」

 

マクバーンとレーヴェはノイズと戦いという遊びを始めた。

 

そして戦いは二人の圧勝だった。

 

「「ええーー普通の斬撃でノイズを倒せるなんてあり得ないんですけど?」」

 

 

「ノイズには炭素化と位相差障壁があってその障壁を何とかしないといけないんですけど」

 

「ああ、そうだっだな。だが、俺の持ったケルンバイターと火炎魔神の炎にはそんなものは通用しない最初からな」

 

「あはは、そうなんですね。何この非常識の塊のような世界は、この二人と師匠会わせたら世界が壊れるまで戦うかもしれない」

 

「絶対会わせたら駄目だ」

 

響はそういって決意する。

 

「響さん気持ちは痛いほどわかるから今はゼムリア大陸はそんなものと思った方がいいよ」

 

「そうだね。私疲れたよ。エステルさんやヨシュアさんとは違う驚きで」

 

 

そして響の話は終わった。

 

「何ですって響あんたレオンハルトとノイズの調査をしてたの?あの時に」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ノイズとゼムリア大陸

「ええその時は極秘依頼という事でエステルやヨシュアにも教えることは出来なかったの」

 

「それでも教えて欲しかったわ」

 

「それで響その後はどうなったの?」

 

 

ヨシュアが聞く。

 

そして響再び話し出した。

 

 

おうなんだありゃ魔神なのか?」

 

「大きい」

 

!!

 

「まさかあれは、ネフィリム。あれまでゼムリア大陸に現れるなんて・・・」

 

「響さんあいつの事知ってるの?」

 

 

「ええ、これは直哉達に会う前の世界でフロンティア事変といわれる事件の元凶と言っていい自立型完全聖遺物なの」

 

かつての世界では、私の左腕を食べて爆発的に強くなりましたから」

 

「ええーー左腕を食べてですか・・・」

 

 

直哉はネフィリムが人間を食べることに恐怖した。

 

 

「よし、女今回も左腕をあいつに食べさせろ」

 

「イヤーですよあんな思いは二度としたくないですよ。」

 

「響さん。あんな魔神みたいな者が僕達の世界にもいるんですね?」

 

「私がいるから恐らくね」

 

そして主に劫炎とレーヴェが巨大ノイズと自立型完全聖遺物ネフィリムに戦い始めた。

 

響は直哉を守りながら小型ノイズを倒していた。

 

 

その時不思議な事が起こった。

 

 

 

「ねえ、直哉君私夢でも見てるのかな?」

 

「いえ、響さん夢と思いたいのはわかりますが現実ですよ」

 

「やっぱり、夢じゃないんだ火炎魔神さんにペコペコしてるのは、ネフィリムなんだ・・・ええーー火炎魔神さん。自立型完全聖遺物ネフィリムを部下にしたーあり得ないんですけどーーー」

 

バターン

 

そう叫びながら響は気絶した。

 

 

「その時の私には、あまりにもショックだったから気絶したけど」

 

「それ以降の記憶ないので説明は出来ないけどレオンハルトさん達がグランゼル城に連れて行ってくれたみたいなの」

 

 

「そうなのね」

 

 

「うわあちゆっち綺麗な内装だよ。ここが異世界と再認識したよ」

 

「ちょっとひなた恥ずかしいからやめて」

 

 

「あちらの二人が今回ルーアンで起きた事件を解決した人達です?響さん」

 

 

「ええそうですね。ちゆちゃんとひなたちゃんちょっと来て)

 

「「はい」」

 

 

ちゆとひなたは響に呼ばれてクローゼの前に来た。

 

だがその時・・・

 

 

「あら、そちらの世界では猫ちゃんは空を飛べるのですね?」

 

「「「「へっ」」」」

 

そう呟く四人の後ろには平然としたニャトランがクローゼを見ていた。

 

 

「「「うわあああニャトラン隠れて」」」

 

急いでニャトランを隠そうとするちゆとひなたとペギタンだった。

 

 

「あら、今度はペンギンさんが空を・・・」

 

 

「しまったペン」

 

「ああもう)

 

「3人とも慌てなくていいよ。クローゼ姫はあえて言って楽しんでるだけだから」

 

「「「ええーー」」」

 

響の言葉に驚くちゆ達だった。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

クローゼとプリキュアとヒーリングアニマル

「ふふ、ごめんなさいね。実はヒーリングアニマルさん達の事は事前に知ってましたから」

 

「「「「ええーー」」」」

 

ちゆ達プリキュアチームはクローゼの言葉に驚きを隠せないでいた。

 

「クローゼ貴女いつプリキュアの事を知ったのよ?」

 

 

エステルがクローゼに聞く。

 

 

「実は皆さんがゼムリア大陸に来たとき響さんと別行動していたとき覚えてますか?」

 

「ああ、あの時にプリキュアとヒーリングアニマルの事を教えたのねクローゼに」

 

「ええそうですね。実際本当に知らないふりをするなんて思いませんでしたから」

 

「ごめんなさいしかし本当に融合世界には色んな人達がいるんですね?」

 

「それは、私達も具体的にはわからないんですよ」

 

 

「どういう事?」

 

 

エステルが響に聞く。

 

 

「融合世界は生きていますから)

 

「「「はいーー」」」

 

クローゼとエステルヨシュアの3人は響の答えに驚いていた。

 

「生きていると言うのは様々な世界からの来訪者がいると言うことですよ」

 

 

「中心世界でエステルとヨシュアさんが戦ったあの時も元々中心世界にはいなかった者達ですし」

 

「エステルさん、ヨシュアさん、ミリアムさん、ユウナさん。無事です?」

 

「「ええなんとか」」

 

 

「ああ、こちらも大丈夫だよ」

 

「僕の方も大丈夫だよ直哉」

 

 

エステル達がそれぞれの答えを直哉に言う。

 

 

「すいません四人の中で大神さんたちに近い人は誰ですか?」

 

「「それは私達よ」私達です」

 

エステルとユウナが言う。

 

「すみません。お二人には幻獣の樹液を受けた。帝国華撃団の方のフォローに回ってくれますか?」

 

 

「「了解」」」」

 

「たくっ何で注意しないのかしら帝国華撃団は」

 

「仕方ないですよ、幻獣と戦う事なんて私達でもそんなに経験があるわけではないですし」

 

「それもそうね」

 

「ノイズは私立花響の世界の災厄でしたし」

 

 

 

「そして今回ルーアンに現れたメガビョウゲーンとシンドイーネは元々ちゆさんとひなたさんの世界を襲撃していた勢力ですし」

 

 

 

「そう言われたらそうね」

 

エステルがそう言う。

 

 

「あのちゆさんとひなたとお願いがあるんですけど言っていいです?」

 

 

「ええ、構いませんよクローゼ姫殿下」

 

「では言いますね。お二人ともプリキュアに変身してもらっていいですか?」

 

「「ええーー」」

 

ちゆとひなたがクローゼのお願いに驚いていた。

 

 

そして・・・

 

 

スタート」

 

「エレメントレベル上昇ペン」

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「キュアタッチ」」

 

 

「「交わる2つの流れ」」

 

 

「キュアフォンテーヌ」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

 「キュアタッチ」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光」」

 

 

 

「キュアスパークル」

 

 

 

「ニャン」

 

 

 

 

「「「「地球をお手当て」」」」

 

 

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア」」」」

 

ちゆとひなたはクローゼのお願いの通りにプリキュアに変身したのだった。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

名も無き村の調査許可とリベルアークの異変

あのちゆさんとひなたとお願いがあるんですけど言っていいです?」

 

 

「ええ、構いませんよクローゼ姫殿下」

 

「では言いますね。お二人ともプリキュアに変身してもらっていいですか?」

 

「「ええーー」」

 

ちゆとひなたがクローゼのお願いに驚いていた。

 

 

そして・・・

 

 

スタート」

 

「エレメントレベル上昇ペン」

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「キュアタッチ」」

 

 

「「交わる2つの流れ」」

 

 

「キュアフォンテーヌ」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

 「キュアタッチ」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光」」

 

 

 

「キュアスパークル」

 

 

 

「ニャン」

 

 

 

 

「「「「地球をお手当て」」」」

 

 

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア」」」」

 

ちゆとひなたはクローゼのお願いの通りにプリキュアに変身したのだった。

 

「うわあこれが噂のプリキュアの姿なんですね。お二人ともかわいいですね」

 

「クローゼもそう思う。いいわよね私は無理だけど」

 

「だね、エステルは男の子の遊びに夢中だったし」

 

ヨシュアがそう言う。

 

 

「事実だけに反論できないけどなんか起こりたくなるわね」

 

 

「いいですよ響さん皆さんで名も無き村の調査に行っても」

 

 

「本当にいいのね?姫殿下?」

 

「ええ構いません。お婆様には前回の追加調査と言っておきますから」

 

 

「ありがとうございます姫殿下」

 

そしてエステルとヨシュアはそのまま響達の調査に同行することにしてリベール王国とエレポニア帝国の双方にまたがる形の名も無き村に向かった。

 

 

響達がグランゼル城を後にしてから数時間後・・・

 

 

事態が動き出した。

 

「大変です姫様」

 

「何事ですか?」

 

「リベルアークにワイスマン達以外の人物達が侵入したと言う事ですラッセル博士達がリベルアークの監視をしていたとき起こったそうです」

 

 

「何ですって、その侵入した人達は姿を見ましたか?」

 

「ええ、どうやら紫藤直哉さんが着てるような服の二人だそうです」

 

 

!!

 

「至急紫藤直哉に連絡をします」

 

 

「わかりました姫様」

 

 

そしてクローゼは急いで中心世界と連絡を取るために通信室に向かった。

 

その頃中心世界では・・・

 

グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラワー」

 

 

 

ピンク色の光線がエレメントと包み込むように助け、メガビョーゲンを見事に浄化させた。

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「「お大事に」」

 

 

だが新たなメガビョウゲーンがグレースと直哉の前に現れた。

 

 

「「ええーーどういう事」ラビ」

 

 

グレースとラビリンは浄化した筈のメガビョウゲーンが再びその場に現れて驚いていた。

 

「ウハハキュアグレース貴様はグワイアル作り上げたこのメガビョウゲーンには絶対に勝つことは出来ぬぞ」

 

 

時を少し戻して・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

それぞれの世界で動く闇の力1 刹那再び現れる前編

「それでは私と薫はトワとメルクを送りますね」

 

「ああお疲れ様二人共」

 

そしてトワ、メルク、飛鳥薫の四人は紫藤直哉の家を出て行った。

 

 

「ふう、ようやく帰っていったラビ」

 

「直哉これからどうするラビ?」

 

ラビリンが直哉に聞く。

 

「そうですね先程トワさんとメルクさんがいるときに言いましたが・・・」

「成る程な直哉これからどうするつもりだ?」

 

そうですね米田さん。花組の残っているメンバーを少し貸してもらえませんか?」

 

 

「一体どうするつもりだ?」

 

「ああ、それは以前説明したと思いますけど今の帝都に起きている事件は本来はない事件なんです」

 

 

 

「ああ、そうだったな。それがどうした?」

 

一連のイシュメルガの事件を解決したら恐らく降魔が復活すると思いますからそうなった場合帝国華撃団が機能しないとまずいでしょ?」

 

「直哉お前未来を見れるようにまたなったのか?以前のように)

 

「今から大帝国劇場に行きますよ」

 

そして直哉とのどかとラビリンは大帝国劇場に向かうのだった。

 

 

その頃大帝国劇場では米田が副司令の藤枝あやめと話していた。

 

「成る程紫藤直哉さんは帝国華撃団花組を異世界に連れていく計画を実行したいと言ってきたんですね」

 

 

「ああ黒乃巣会もほぼ動きもない状況だしな。後直哉も大神とマリアを本当の意味で帝国華撃団花組の力を必要とする可能性が高いとも言っていたからな)

 

 

「そうなんですね。まあ実際大神君とマリアを奪還するには花組の説得も必要でしょうね」

 

 

「ああその通りだ。その為直哉がこちらに来るそうだ。花組に同じ内容の話を自分の言葉で説明し、花組に大神とマリアを奪還するために異世界に行くかを聞くらしい」

 

 

ピーピーピー

 

「何事だあやめ君?」

 

その時大帝国劇場に緊急出撃の合図のサイレンが鳴り響いていた。

 

 

そして米田とあやめが地下司令室に入ると大神とマリアを除く花組隊員と風組の3人娘がいた。

 

 

「椿状況はどうなっている?」

 

「はい、芝公園内にある帝都タワーから、あり得ないのですけど天海が使っていた魔装機兵と酷似した霊力を感知したので緊急出撃のサイレンを鳴らしました」

 

 

「天海がまた動き出したのかい?」

 

カンナがかすみに聞く。

 

「いえ、あの戦いの後から今日まで黒乃巣会の動きは感知していません」

 

 

「じゃあ何ですの?黒乃巣会の偽物が芝公園にいるんですの?」

 

「いや違うなこれはあやめ君至急直哉に連絡を磯いてくれ)

 

「わかりました」

 

そしてあやめは紫藤直哉と連絡を取るために地下司令室を出て行った。

 

「米田司令どうして直哉君に連絡を?)

 

 

さくらが米田に聞く。

 

「恐らくこの一件は蒼き刹那が関わりを持っていると思われるからだ」



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

それぞれの世界で動く闇の力1 刹那再び現れる中編

「え、蒼き刹那が」

 

 

「そうだワシはそう考える」

 

「そして蒼き刹那の異変はあの時に始まったのだろうと考えている」

 

「「「「「あの時?」」」」」

 

何となく、帝国華撃団の方に信用されてない感じがしたからグレースとラビリンの戦いを見てもらう方が先かなと思って」

 

 

「そう言う事ならわかったラビ」

 

「グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラワー」

 

 

 

ピンク色の光線がエレメントと包み込むように助け、メガビョーゲンを見事に浄化させた。

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「えー僕も言うの?」

 

「当たり前ラビ」

 

ラビリンに言われ直哉もしぶしぶ次のセリフを言った。

 

「「「お大事に」」」

 

 

「「「「「「凄い」」」」」スゲエ」

 

「これが星のお医者の力」

 

さくらが呟く。

 

「凄いわねあの怪物を浄化するなんて」

 

あやめが感心していると椿が慌てて叫ぶ。

 

「待ってくださいメガビョウゲーンと言われるものが浄化された場所に、蒼き刹那の魔装機兵双角が健在です」

 

 

「なんですって、大神君聞こえる」

 

「はい、あやめさん聞こえます」

 

「大神君至急メガビョウゲーンが浄化された場所に向かって、あの地点に蒼き刹那の魔装機兵双角が健在なのよ」

 

「何ですって、馬鹿な奴はメガビョウゲーンに殺された筈です」

 

「大神さんどうしたんですか?」

 

さくらが大神に聞く。

 

「皆落ち着いて聞いてくれ、メガビョウゲーンが浄化された場所に再び蒼き刹那の乗る魔装機兵双角が現れた」

 

「「「「「「何ですってーー」」」」」」

 

 

「そうだ花組が初めてプリキュアと言う存在に出会った時だ。恐らくだが、黒乃巣会の蒼き刹那としての最後はあの時に現れたメガビョウゲーンに吸収されたときに死んでいたのだろうな」

 

「それでは長官は今回の魔装機兵ににた力の正体を蒼き刹那と考えているんですか?」

 

さくらが米田に聞く。

 

「ああ、断言はできないがな、とにかく芝公園に異変が起きたのはほんとのようだがな帝国華撃団花組出撃せよ!!目標地点芝公園」

 

 

「「「「「了解」」」」」

 

 

その頃紫藤直哉達は・・・

 

 

「クチュン)

 

「「「ラテ」」様

 

そしてのどかが人通りのない一角ににいきラテに聴診器を当てる。

 

そしてラテの心の声が聞こえて来た。

 

「公園の中にある塔さんが泣いているラテ」

 

「公園の中にある塔て何がある?直哉君」

 

「・・・恐らく芝公園の帝都タワーの事かも知れませんね」

 

 

そう直哉が伝えるとラビリンが言う。

 

「のどか変身ラビ」

 

「うん」

 

 

「あ、少し待って下さい。帝国華撃団からの連絡ですので」

 

そう言って直哉は帝国華撃団からの通信に出るのだった。

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

それぞれの世界で動く闇の力1 刹那再び現れる後編

「もしもし直哉君聞こえる?」

 

「ええ、聞こえますよあやめさん」

 

「良かったわ直哉君今何処にいるの?」

 

「ええ、僕達はメガビョウゲーンが出現したと思われる芝公園に向かう途中ですけど」

 

「何ですって、メガビョウゲーンも芝公園に現れたの?」

 

「あやめさん。その言い方はまさか、メガビョウゲーン以外に芝公園に現れたのですか?」

 

直哉があやめに確認をする。

 

「ええこれを見て」

 

そう言ってあやめは司令室の様子を直哉達に見せる。

 

椿状況はどうなっている?」

 

「はい、芝公園内にある帝都タワーから、あり得ないのですけど天海が使っていた魔装機兵と酷似した霊力を感知したので緊急出撃のサイレンを鳴らしました」

 

 

「天海がまた動き出したのかい?」

 

カンナがかすみに聞く。

 

「いえ、あの戦いの後から今日まで黒乃巣会の動きは感知していません」

 

 

「じゃあ何ですの?黒乃巣会の偽物が芝公園にいるんですの?」

 

「いや違うなこれはあやめ君至急直哉に連絡を磯いてくれ)

 

「わかりました」

 

そしてあやめは紫藤直哉と連絡を取るために地下司令室を出て行った。

 

「米田司令どうして直哉君に連絡を?)

 

 

さくらが米田に聞く。

 

「恐らくこの一件は蒼き刹那が関わりを持っていると思われるからだ」

 

「成る程米田司令は今回の背後にいるのが刹那と予測しているんですね」

 

 

「その予測は当たってるかもしれません。とにかく僕達も芝公園に向かうので一度通信を切りますね)

 

「わかったわ)

 

 

そして直哉はあやめとの通信を切った。

 

 

「お待たせしましたのどかさん」

 

「のどか、行くラビ」

 

 

スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

「「キュアタッチ」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

「「重なる2つの花」」

 

 

 

「キュアグレース」

 

 

 

「ラビ」

 

その後直哉はグレースのヒーリングステッキに吸い込まれるのだった。

 

だがその時再び直哉通信機がなり直哉が通信にでると今度の通信相手はリベール王国のクローゼ姫殿下だった。

 

 

「クローゼさんどうしました?響さん達に何かありましたか」

 

 

「ええ実は・・・」

 

 

響達がグランゼル城を後にしてから数時間後・・・

 

 

事態が動き出した。

 

「大変です姫様」

 

「何事ですか?」

 

「リベルアークにワイスマン達以外の人物達が侵入したと言う事ですラッセル博士達がリベルアークの監視をしていたとき起こったそうです」

 

 

「何ですって、その侵入した人達は姿を見ましたか?」

 

「ええ、どうやら紫藤直哉さんが着てるような服の二人だそうです」

 

 

!!

 

「至急紫藤直哉に連絡をします」

 

 

「わかりました姫様」

 

 

!!

 

「なっそれは本当ですか?クローゼ姫殿下?」

 

「ええ、事実です」

 

 

直哉はクローゼの言葉に衝撃を受けていた。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

それぞれの世界で動く闇の力2

「そんな馬鹿な、いくらイシュメルガの力が強大でも原因不明のバリアが張られたリベルアークに大神さんとマリアさんを侵入させるとは・・・」

 

 

 

「直哉さん出来るだけこちらに来て下さい」

 

「そうしたいのは山々なんですけどこちらもメガビョウゲーンの活動が活発になり始めているので早くにそちらに行くことは無理かもしれません」

 

 

「そうですか」

 

「ただイシュメルガに因縁を持つ彼等がいますから彼等に連絡をしますよ」

 

「本当ですか直哉さん」

 

 

「はいただ彼等にクローゼ姫殿下の連絡ではなく響さんからの連絡としますね」

 

 

「わかりました」

 

そして直哉はクローゼとの連絡を終えて、リィン・シュバイツァーのいる家に連絡している間グレースは芝公園に向かっていたが、彼女の行く手を阻むように別のメガビョウゲーンを率いるグワイアルがグレースの前に現れたのだった。

 

リーンリーン

 

その時電話がなった。

 

「あ、私が出ますね)

 

 

そう言ってユウナは居間を出て電話の元に向かった。

 

 

「あ、直哉さんどうしたんですか?電話で連絡するなんて」

 

「ごめんなさいユウナさん今家にリインさんいますか?」

 

「ええ、いますよ、ナオヤ・ブライトさんと話をしているので」

 

「ナオヤさんもいるんですねちょうどよかったです。なら二人に伝えてください。急いで」

 

 

そして直哉はユウナに伝えた。それを聞いたユウナが・・・

 

 

「でえええええーー]

 

絶叫したのだった。

 

「その話は本当に?」

 

「ええ、先ほど先行してナオヤ・ブライトさん達のゼムリア大陸にいる響さんからの連絡で聞いたので間違いないです。これから僕ものどかさんと飛鳥ちゃん達を共にゼムリア大陸に行きますので)

 

 

そう言って直哉は電話を切った。

 

そして直哉はグレースと自分の置かれている状況に驚いていた。

 

 

「はい、今回の襲撃は刹那ではなくて、グワイアルの作戦だったのですか?」

 

 

直哉が驚いていた間にグレースはメガビョウゲーンを浄化するために必殺技を放つ。

 

「グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラワー」

 

 

 

ピンク色の光線がエレメントと包み込むように助け、メガビョーゲンを見事に浄化させた。

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「「お大事に」」

 

 

だが新たなメガビョウゲーンがグレースと直哉の前に現れた。

 

 

「「ええーーどういう事」ラビ」

 

 

グレースとラビリンは浄化した筈のメガビョウゲーンが再びその場に現れて驚いていた。

 

「ウハハキュアグレース貴様はグワイアル作り上げたこのメガビョウゲーンには絶対に勝つことは出来ぬぞ」

 

「さあやれメガビョウゲーン」

 

「メガガビョウゲーン」

 

そしてメガビョウゲーンは口から糸のような物を吐き出しグレースの体とヒーリングステッキに糸が絡み付いた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

相性最悪のメガビョウゲーン

「「きゃああこれは」何なんだラビ」

 

メガビョウゲーンの吐き出した糸がグレースとヒーリングステッキになっているラビリンに絡み付いた。

 

だが、絡み付いた糸はグレースの行動を抑制するものではないとグレースとラビリン判断をした。

 

「グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラワー」

 

だがグレースの必殺技は発動はしなかった。

 

 

「「ええーーどういう事」ラビ」

 

グレースとラビリンは想定外の事態に冷静さを保つことが出来ずにいた。

 

「ウハハどうしたキュアグレース早くメガビョウゲーンを浄化して見せろ」

 

グワイアルがそう言う。

 

 

「直哉君どうしょう。どうしたら良いの?」

 

「落ち着いてグレース恐らくこのメガビョウゲーンの糸のような物はプリキュアの力を抑え込む力を持っている可能性があります」

 

「そんなラビ!!」

 

「それじゃこの糸をどうにかしないとあのメガビョウゲーンは浄化出来ないの?」

 

「いえ、その可能性はないと思います。ラビリン僕にメガビョウゲーンの説明してくれたときメガビョウゲーンはウイルスと説明してくれましたよね」

 

「そうだったラビ」

 

「グワイアルの表情を見ると絶対にグレースだけでは目の前にいメガビョウゲーンが浄化されるとは思ってないでしょうね」

 

「ウハハどうしたキュアグレース」

 

 

「さっきから同じ台詞しか言わずメガビョウゲーンにまともに指示を出していないから逆にチャンスですよ。二人とも」

 

 

 

「どういう事直哉君?」

 

 

「恐らくあのメガビョウゲーンはメガ光武の力をアレンジしたメガビョウゲーンだと思います。メガ光武は霊力でプリキュアの技を無効にしていましたが、目の前にいるメガビョウゲーンはプリキュアの技に対する抗体持つウイルスと考えれば」

 

 

「「そうか」ラビ)

 

そしてグレースとラビリンは何かに気がついた。

 

 

グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、スカイヒーリングフラワー」

 

「ふん、無駄なことをやれメガビョウゲーン奴等の攻撃を消滅させろ」

 

 

グワイアルはメガビョウゲーンに命令する。

 

「メガビョウゲーン」

 

 

そしてメガビョウゲーンもグワイアルの命令通りスカイフラワーを無効しようとしたが出来ずにメガビョウゲーンに当たりメガビョウゲーンは浄化された。

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

 

!!

 

「何故だ今回のメガビョウゲーンにはプリキュアの技に対する抗体を入れていたのに)

 

 

グワイアルはそう言いながら撤退をしたのだった。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

グワイアルのメガビョウゲーンとの戦いの後

「はあ、はあ、何とかメガビョウゲーンを倒すこと出来たね」

 

「そうラビねでも直哉今回のメガビョウゲーンはなんだラビ?」

 

 

「恐らく試験的に蒼き刹那が成功させたメガ光武を彼等が、再現させようとしたのではないかと思います。のどかさんは普通のウイルスが薬に対する耐性を手にすることを知ってますよね」

 

「うん」

 

「恐らく刹那がしたことをグワイアルやゼムリア大陸にいるシンドイーネが無機物以外の物にナノビョウゲーンに感染させてのではないかと考えています」

 

 

そう言った直哉はゼムリア大陸に現れたメガビョウゲーンの事を思い出す。

 

「キャアアア」

 

「「「「もう一体のメガビョウゲーン」」」」

 

エステル達は予想外の事態に驚いていた。

 

 

「危ない!!」

 

そう言ってヨシュアがメガビョウゲーンの攻撃を受けて吹き飛ばされたキュアフォンティーヌを助けに入った。

 

「大丈夫かい?」

 

「あ、ありがとうございます。ヨシュアさん」

 

「何よ、私を無視して二人だけの世界を作るなやっちゃてメガビョウゲーン」

 

「うう、なんなのこの気持ち?ヨシュアはただキュアフォンティーヌを助けただけなのに?」

 

エステルは自分の気持ちにまだ気づかずにいた。

 

「スパークル今ニャ」

 

「うん」

 

 

(エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラッシュ」

 

「メガガガガビョウゲーン」

 

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「「お大事に」」

 

「のどかさんラビリン。ゼムリア大陸に現れたメガビョウゲーンはゼムリア大陸の恐らく魔獣と言われる生物に感染させている事からすこやか市や、こちらの世界にも生物に感染するナノビョウゲーンが誕生するかも知れませんね」

 

 

「そんな!!」

 

 

のどかは直哉の言葉に驚いていた。

 

「さてグワイアルとの戦いにかなりの時間を費やしてしまいました。のどかさんラビリンきついかも知れませんが芝公園に急ぎましょう」

 

「うん」

 

「わかったラビ」

 

そして3人は再び芝公園に向かう為移動を開始した。

 

 

その頃芝公園では・・・

 

「クックッやはりこの程度か?帝国華撃団」

 

「大神一郎とマリア・タチバナがいない帝国華撃団にメガ脇侍を使うまでもなかったな」

 

「くっ好き勝手言いやがって」

 

「悔しいですけど刹那の言うとおり隊長とマリアさんがいないだけでこの体たらくなんですから」

 

「ふん、そうだな帝国華撃団腑抜けたお前たちよりキュアグレースの方が強敵だよ」

 

!!

 

「そうだキュアグレースだ彼女が来れば刹那お前の最後だ」

 

カンナが刹那にそう言う。

 

「フフ、こともあろうか帝国華撃団が他力本願か、まあいいよキュアグレースが五体満足では絶対に無いのだから」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

刹那の罠前編

!!

 

「それはどういう意味刹那?まさか・・・」

 

さくらが刹那に聞く。

 

「おっと口が滑っちゃったか、ダメだねそれじゃ)

 

 

 

刹那は口ではそう言いながら帝国華撃団に新たな絶望を与えるための準備をし、その準備を終えたのだっだ。

 

「何をしているの?」

 

さくらが刹那に聞く。

 

「何そこの大女が言った希望が今どうしてるのかを見せてやるよ」

 

!!

 

帝国華撃団の全員が刹那の言葉に驚いていた。

 

そして・・・

 

 

「グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、」

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラワー」

 

 

 

ピンク色の光線がエレメントと包み込むように助け、メガビョーゲンを見事に浄化させた。

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「「お大事に」」

 

 

映像一時停止

 

「やったぜ刹那お前の計画ももうすぐこうなるな」

 

「フフ、果たしてそうかな?

 

刹那がそう言いながら映像を再生した。

 

だが新たなメガビョウゲーンがグレースと直哉の前に現れた。

 

 

「「ええーーどういう事」ラビ」

 

 

グレースとラビリンは浄化した筈のメガビョウゲーンが再びその場に現れて驚いていた。

 

「ウハハキュアグレース貴様はグワイアル作り上げたこのメガビョウゲーンには絶対に勝つことは出来ぬぞ」

 

「さあやれメガビョウゲーン」

 

「メガガビョウゲーン」

 

そしてメガビョウゲーンは口から糸のような物を吐き出しグレースの体とヒーリングステッキに糸が絡み付いた。

 

「なっ何て事ですのこれではこちらに来れないじゃないですの」

 

「アカンな向こうも厄介な力を持っていそうやな」

 

キュアグレースの映像を見てカンナすみれ紅蘭が感想を言う。

 

映像が続く。

 

「「きゃああこれは」何なんだラビ」

 

メガビョウゲーンの吐き出した糸がグレースとヒーリングステッキになっているラビリンに絡み付いた。

 

だが、絡み付いた糸はグレースの行動を抑制するものではないとグレースとラビリン判断をした。

 

「グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラワー」

 

だがグレースの必殺技は発動はしなかった。

 

 

「「ええーーどういう事」ラビ」

 

グレースとラビリンは想定外の事態に冷静さを保つことが出来ずにいた。

 

「ウハハどうしたキュアグレース早くメガビョウゲーンを浄化して見せろ」

 

グワイアルがそう言う。

 

 

そして映像は突然終わる。

 

!!

 

映像を見てキュアグレースの苦戦する状況にショック受ける隊員もいた。

 

「おいおいどうするんだよ。グレースが協力してくれねえと俺達だけではきついぞ」

 

 

「あはは、他人の力を借りないと帝都を守れないのなら辞めれば?帝国華撃団を」

 

 

「何を言い出すの?」

 

刹那の言葉にさくらが反応した。

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

刹那の罠後編

「フフ、そうだよ君達は雑魚なんだから無理はしない方がいいよ。ただし真宮寺さくらお前だけは確実に殺してやるよ。これ以上紫藤直哉に邪魔をさせないために」

 

「出でよ魔装機兵双角」

 

そして刹那は双角に乗り込みさくらが乗る光武に攻撃を仕掛けた。

 

「何!!くっ」

 

「流石に真宮寺の者だな。弱者の集まりに混ざってお前はそれで良いのかな?」

 

「何を言い出すの刹那」

 

「あれれおかしいなさくらお姉さんは本当は帝国華撃団になんか来たくなかったンじゃないの?」

 

「何を言い出すの?」

 

「まあいいや、さくらお姉さんは無理だとしてもいい駒が手に入ったしね」

 

刹那がそう言うとすみれ機がさくら機を襲いかかる。

 

「フフ、やはり真宮寺さくらが目障りのようだね彼女にとっては)

 

 

「すみれさんやめて下さい。すみれさん」

 

「おいメガ脇侍僕嫌な感じがするからここを少し離れるぞ)

 

「メガメガ」

 

そう言って双角に乗ったままの刹那がどこかに転移をしたのだった。

 

時を少し戻して・・・

 

 

 

「のどかさんラビリン。ゼムリア大陸に現れたメガビョウゲーンはゼムリア大陸の恐らく魔獣と言われる生物に感染させている事からすこやか市や、こちらの世界にも生物に感染するナノビョウゲーンが誕生するかも知れませんね」

 

 

「そんな!!」

 

 

のどかは直哉の言葉に驚いていた。

 

「さてグワイアルとの戦いにかなりの時間を費やしてしまいました。のどかさんラビリンきついかも知れませんが芝公園に急ぎましょう」

 

「うん」

 

「わかったラビ」

 

そして3人は再び芝公園に向かう為移動を開始した。

 

 

!!

 

「グレースラビリンそこから離れてください」

 

「「え、」ラビ」

 

グレースは直哉の言葉に反応してその場から離れるとその直後直哉とグレースの周囲に巨大な穴が突然現れその穴の中から光武にた機体が現れた。

 

!!

 

その機体を見たグレースとラビリンは驚いていた。

 

「どうしてここに桜武がここに?」

 

どうしてなのかわからないラビが、天宮さくらたちの時代に悪影響が出始めたのかも知れないラビ」

 

 

「グレースとラビリンがそう話していると魔装機兵双角に乗った刹那が現れた。

 

 

「フフ、こいつが嫌な感じの原因か、動くことがないように壊しちゃうよ)

 

「ぎゃあああ」

 

刹那が謎の機体に攻撃をしょうとしたとき何と双角の両手両足が一瞬にして切断されていた。

 

 

「馬鹿なこの一瞬で双角が・・・まあ良いさ僕はここで撤退させてもらうよ。グレース」

 

 

「あはは急がないと帝国華撃団同士の戦いが終わるよ。」

 

 

!!

 

刹那の言葉に驚きを隠せないグレースとラビリンだった。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

謎の機体と操られた仲間

「グレース早く行くラビ」

 

「うん、でもあの機体も気になるよラビリン」

 

「確かに気になるけど帝国華撃団の方が大変ラビ」

 

 

「そうですよこちらは任せて下さいグレースさん」

 

「飛鳥ちゃん。どうしてこっちに?」

 

 

「あははトワさんがこの機体を未来から呼んだので回収しに来たんですよ」

 

 

「グレースさんとラビリンとパパはどうしてここに?」

 

 

そしてグレースが代表して飛鳥に説明をする。

 

 

 

「成る程、あやめさんからの連絡を受けて芝公園に行こうとしたらグワイアルが現れたのですね」

 

回想

 

 

 

「もしもし直哉君聞こえる?」

 

「ええ、聞こえますよあやめさん」

 

「良かったわ直哉君今何処にいるの?」

 

「ええ、僕達はメガビョウゲーンが出現したと思われる芝公園に向かう途中ですけど」

 

「何ですって、メガビョウゲーンも芝公園に現れたの?」

 

「あやめさん。その言い方はまさか、メガビョウゲーン以外に芝公園に現れたのですか?」

 

直哉があやめに確認をする。

 

「ええこれを見て」

 

そう言ってあやめは司令室の様子を直哉達に見せる。

 

椿状況はどうなっている?」

 

「はい、芝公園内にある帝都タワーから、あり得ないのですけど天海が使っていた魔装機兵と酷似した霊力を感知したので緊急出撃のサイレンを鳴らしました」

 

回想終了・・・

 

 

「そしてね飛鳥ちゃんグワイアル戦いとの後にねこの機体が自動的に動いてね」

 

「ええーー自動的に動いたーートワさんは無人の機体である桜武を選んだと行っていたのに」

 

 

そうなの?」

 

 

「ええ、トワさんは無人だから回収は簡単よと言ってたのですけどね」

 

 

そしてグレースは飛鳥が来る前の出来事の事も話を始めた。

 

 

!!

 

「グレースラビリンそこから離れてください」

 

「「え、」ラビ」

 

グレースは直哉の言葉に反応してその場から離れるとその直後直哉とグレースの周囲に巨大な穴が突然現れその穴の中から光武にた機体が現れた。

 

!!

 

その機体を見たグレースとラビリンは驚いていた。

 

「どうしてここに桜武がここに?」

 

どうしてなのかわからないラビが、天宮さくらたちの時代に悪影響が出始めたのかも知れないラビ」

 

 

「グレースとラビリンがそう話していると魔装機兵双角に乗った刹那が現れた。

 

 

「フフ、こいつが嫌な感じの原因か、動くことがないように壊しちゃうよ)

 

「ぎゃあああ」

 

刹那が謎の機体に攻撃をしょうとしたとき何と双角の両手両足が一瞬にして切断されていた。

 

 

「馬鹿なこの一瞬で双角が・・・まあ良いさ僕はここで撤退させてもらうよ。グレース」

 

 

「あはは急がないと帝国華撃団同士の戦いが終わるよ。」

 

「成る程そう言う事で芝公園に急いでいたのですね」

 

 

飛鳥はグレースの説明を聞き納得していた。

 

「それでは私も手伝いますよ)

 

 

 

そして飛鳥は未来の機体をとある道具を使い姿を見えなくしグレースに同行をしていくこてにした

 

その頃帝国華撃団同士の戦いは・・・

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

暴走のすみれ

「・・・」

 

 

「いい加減目をしましてください。刹那の術に負けないで下さい)

 

(神崎風陣流胡蝶の舞)

 

自分の意思で動いていないすみはさくらに対し自分の必殺技を放つ。

 

「きゃあああ」

 

さくらはすみれの必殺技に吹き飛ばされた。

 

「「「さくら」」はん」

 

複数のメガ脇侍に見張られているカンナとアイリスと紅蘭にはさくらを助ける事は無理に等しかった。

 

 

「くそ、出来ることならさくらを助けたいが・・・」

 

 

「無理はあかんでカンナはんすみれはんの事はさくらはんに任せるしかない今は、グレースさんが来たらうちたちのターンや」

 

 

「でもよグレースが来ない事もあり得るだろ?」

 

「確かにそうやけど)

 

 

「きゃあああ」

 

「「さくら」はん」

 

「大丈夫だよ来たよ紅蘭カンナ」

 

 

「「え、」」

 

 

エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、スカイヒーリングフラワー」

 

 

「ぎゃあああ」

 

「メガメガビョウゲーン」

 

さくら機に襲いかかるすみれ機とその2機を見張っていたメガ脇侍にグレースと直哉の合体技プリキュア、スカイヒーリングフラワーが直撃したのだった。

 

「皆さん大丈夫ですか?」

 

「ああ、何とかな」

 

 

 

「皆さんは刹那に操られているすみれさんを助けて下さい。メガ脇侍は私達で対処するので」

 

 

「でもグレースグワイアルや刹那を相手してたんだろ?体は大丈夫なのか?」

 

 

カンナがグレースに聞く。

 

「それなら大丈夫です実際刹那を相手していたのは私ではないので」

 

 

「「「へ、どういう事?」」」

 

 

グレースの言葉にカンナアイリス紅蘭の3人は疑問になった。

 

その頃さくらは・・・

 

早く手伝ってください。みんな)

 

 

と心で叫んでいた。

 

どうしてここに桜武がここに?」

 

どうしてなのかわからないラビが、天宮さくらたちの時代に悪影響が出始めたのかも知れないラビ」

 

 

「グレースとラビリンがそう話していると魔装機兵双角に乗った刹那が現れた。

 

 

「フフ、こいつが嫌な感じの原因か、動くことがないように壊しちゃうよ)

 

「ぎゃあああ」

 

刹那が謎の機体に攻撃をしょうとしたとき何と双角の両手両足が一瞬にして切断されていた。

 

 

「馬鹿なこの一瞬で双角が・・・まあ良いさ僕はここで撤退させてもらうよ。グレース」

 

 

 

「「「凄いそんな機体があるなんて」」」

 

グレースの説明を聞いた3人は驚いていた。

 

「それでその機体はどこにあるんだ?)

 

「あそこですよ」

 

 

そう言うグレース先にはさくら機とすみれ機の戦いに紫藤飛鳥が乗り込み乱入していた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

名の無き村再び前編

時を少し戻して・・・

 

名の無き村に向かう道中

 

「それで響貴女と直哉君が以前そこに向かった時の事を教えて」

 

エステルが響に言う。

 

 

「わかりました」

 

おうなんだありゃ魔神なのか?」

 

「大きい」

 

!!

 

「まさかあれは、ネフィリム。あれまでゼムリア大陸に現れるなんて・・・」

 

「響さんあいつの事知ってるの?」

 

 

「ええ、これは直哉達に会う前の世界でフロンティア事変といわれる事件の元凶と言っていい自立型完全聖遺物なの」

 

かつての世界では、私の左腕を食べて爆発的に強くなりましたから」

 

「ええーー左腕を食べてですか・・・」

 

 

直哉はネフィリムが人間を食べることに恐怖した。

 

 

「よし、女今回も左腕をあいつに食べさせろ」

 

「イヤーですよあんな思いは二度としたくないですよ。」

 

「響さん。あんな魔神みたいな者が僕達の世界にもいるんですね?」

 

「私がいるから恐らくね」

 

そして主に劫炎とレーヴェが巨大ノイズと自立型完全聖遺物ネフィリムに戦い始めた。

 

響は直哉を守りながら小型ノイズを倒していた。

 

 

その時不思議な事が起こった。

 

 

 

「ねえ、直哉君私夢でも見てるのかな?」

 

「いえ、響さん夢と思いたいのはわかりますが現実ですよ」

 

「やっぱり、夢じゃないんだ火炎魔神さんにペコペコしてるのは、ネフィリムなんだ・・・ええーー火炎魔神さん。自立型完全聖遺物ネフィリムを部下にしたーあり得ないんですけどーーー」

 

バターン

 

そう叫びながら響は気絶した。

 

「何?レオンバルトとマクバーンと言う人人外すぎるでしょ」

 

「私からしたらエステルとヨシュアも十分人外なんだけどね?普通ノイズを倒せるなんてあり得ないし」

 

「うん、なんか言った?響」

 

「ううん何でもないよ」

 

でもゼムリア大陸に本来いない筈のノイズはどうしてゼムリア大陸に現れるようになったのですか?響さん」

 

ちゆが響に聞く。

 

 

「ああそれはね直哉君の叔父さんのせいだったんだ」

 

「「「「はあーーー」」」」

 

響の言葉にエステル達は驚いていた。

 

 

「一体どういう事よ、直哉君の叔父さんがゼムリア大陸にノイズを読んだの?」

 

 

「ええ、先ほどの話に出てきたネフィリムも私達に見つかる事を恐れた隼人さんがソロモンの笛の実験として呼んだとこの試験の事をかなり後に教えてくれたので」

 

 

「一体名の無き村でどんな実験をしていたのよ直哉君の叔父さんは?」

 

 

「ええ異世界でソロモンの笛がちゃんと起動するのかを調べていたみたいですね」

 

「成る程そう言う事があったのね」

 

 

 

「ええ、でも今回は隼人さんは関わっていませんから」

 

 

「何故そう言いきれるんだい響さん」

 

ヨシュアが響に聞く。

 

 

「その理由はソロモンの笛を隼人さんから奪ったのがイシュメルガに操られている大神一郎とマリア・タチバナの二人なのですよ」

 

 

「「何だってーーー」なんですってーーー」

 

 

響の言葉にエステルとヨシュアが驚いていた。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

名の無き村再び中編

その頃シンドイーネは・・・

 

 

「どうしてキングビョウゲーン様はこの異世界についてご存じだったのかしら?」

 

「まあどうでもいいわ。キングビョウゲーン様のご希望を叶えるのはこの私なのだから」

 

そしてシンドイーネは名の無き村を探索してあるものを見つけた。

 

 

「あらこれは何かしら?」

 

そしてシンドイーネは自分の近くにある欠片を手にするとある映像がシンドイーネに見えた。

 

「ウフフ、これは使えそうね一つ実験しましょうか)

 

そう言ってシンドイーネは不敵な笑みを浮かべる。

 

 

 

その頃名の無き村に向かう響達は・・・

 

「ちょっとどういう事ゼムリア大陸にごく一部にまだノイズがいるの?」

 

「そんな馬鹿なここと村にあった次元を繋ぐ装置は破壊した筈」

 

そう言って響はあの頃を思い出す。

 

 

 

「おい、女この任務が終わったら俺様と戦えよ。お前の持っている力に興味があるからな」

 

「だそうだ響、よかったな。劫炎と戦うだけで響の好きな友達になれるぞ火炎魔神と戦った女の称号と共にな」

 

 

「ええーー」

 

「劫炎と戦ったら死ぬかも知れんがな」

 

「イヤー私はやっぱり呪われているよ直哉君」

 

 

「響さん御愁傷様です。死んだらちゃんと供養しますから」

 

「イヤー見捨てないで」

 

 

「クックッあの女は面白いな」

 

「マクバーン遊ぶのもほどほどにしておけよ」

 

「そのようだな連中に気づかれたみたいだな」

 

レーヴェと火炎魔神がそう言うと直哉達を囲むように大量のノイズが出現した。

 

「「わわ、ノイズが出たーー」」

 

響と直哉が戦闘体勢をとる前に二人が動いた。

 

「さてやるか」

 

「俺様を楽しませろよノイズ」

 

マクバーンとレーヴェはノイズと戦いという遊びを始めた。

 

そして戦いは二人の圧勝だった。

 

 

「でも実際私達ノイズに教われてるのよ」

 

エステルが響に言う。

 

そして響には、信じられない事が起きた。

 

「嘘でしょどうしてあの二人がノイズに混ざっているの?」

 

キュアフォンティーヌとキュアスパークルの二人が戦いをしているのは何とレオンバルトとマクバーンの二人だった。

 

「くっこのお兄さんめちゃめちゃ強いんだけど」

 

 

 

「くっ相性では、私とペギタンのの方が有利なのに」

 

「この人の焔が強すぎて相性何て無いに等しいペン)

 

 

キュアフォンティーヌは劫炎のマクバーンとそしてキュアスパークルは、剣帝レオンバルトと戦っていた。

 

その頃シンドイーネは

 

 

「何よこの欠片凄いわこの村で起きた戦いを再現するだけでなく私の思い通りに動かせる何て最高よ」

 

シンドイーネは喜んでいた。

 

 

そしてシンドイーネはあることを思い付いたのだった。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

名の無き村再び後編

その頃シンドイーネは

 

 

「何よこの欠片凄いわこの村で起きた戦いを再現するだけでなく私の思い通りに動かせる何て最高よ」

 

シンドイーネは喜んでいた。

 

 

そしてシンドイーネはあることを思い付いたのだった。

 

 

「この欠片に写っているネフィリムと言う物にナノビョウゲーンを入れたらどうなるかしら。面白そうだからやってみましょう)

 

「進化しなさいナノビョウゲーン」

 

そう言ったシンドイーネはネフィリムを欠片から取り出し自分の腕から出したナノビョウゲーンをネフィリムに感染させたのだった。

 

 

 

その頃シンドイーネによって欠片から出てきたノイズと劫炎のマクバーンと剣帝レオンハルトと戦っていたエステル達は・・・

 

 

 

「「「「「はあ、はあ、何とか倒せて良かった」」」」」

 

プリキュアの二人は自分が戦っていた相手がゼムリア大陸にとっての達人レベルと知り唖然としていた。

 

「「嘘でしょ、ゼムリア大陸にはあの二人より強い人がいるなんてーーー」」

 

 

「うんうんちゆちゃんひなたちゃんの気持ちはわかるよ」

 

響はしみじみちゆちゃんとひなたちゃんに同意をしていた。

 

「それにしてもここのゼムリア大陸は私達の世界や中心世界ともかなり違うから驚きだよ」

 

 

 

「そうね中心世界ではじめてその存在を知った時より衝撃だったわ」

 

「何よそれは」

 

「エステル落ち着いて」

 

「彼女達にしてみればゼムリア大陸と言う大陸自体信じられない世界なんだよ」

 

「ちゆっちやっぱりこの世界は・・・」

 

「ええ、異世界なんだけど意図的に作られた世界なのかもね?」

 

「直哉さんはこの事知ってるのかな?」

 

ひなたが言う

 

 

「それは知ってると思うわよあの人なら」

 

「ひなた仮にゼムリア大陸が私達の想像通りの世界だとしてもエステルさん達には言わない方がいいわよ」

 

 

「どうして?」

 

「それは・・・」

 

 

ドーン

 

その時名の無き村の中で大きな爆発が起きたのだった。

 

「「「「「なんだあの爆発は」」」」」

 

 

「ひなた嫌な予感がするわ変身してから行きましょう」

 

「了解」

 

 

「スタート」

 

「エレメントレベル上昇ペン」

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「キュアタッチ」」

 

 

「「交わる2つの流れ」」

 

 

「キュアフォンテーヌ」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

 「キュアタッチ」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光」」

 

 

 

「キュアスパークル」

 

 

 

「ニャン」

 

 

 

「「「「地球をお手当て」」」」

 

 

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア」」」」

 

 

 

そしてエステル達はプリキュア達の変身ガ終わってから名の無き村に突撃をした。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

リベルアークの内部にて1

エステルと響達が名の無き村郊外にてノイズと結社の使徒と戦っていた頃

 

ナオヤ・ブライトとリイン・シュパルツァー達は・・・

 

 

 

「まさか本当にリベルアークに入れるとはな」

 

 

ナオヤ・ブライトはその時の事を思い出していた。

 

「お帰りユウナ、電話誰からだった?」

 

 

リインがユウナに聞く。

 

 

「はい、直哉さんからでした」

 

 

「それで何の連絡だったんだ?」

 

「ええ、ナオヤ・ブライトさんの依頼を受けた響さん達からの連絡でその中に・・・」

 

 

「ああ、俺が紫藤直哉に依頼したの受けてくれたんだな」

 

「うんどうしたユウナ?

 

 

「ナオヤ・ブライトの世界に大神一郎さんとマリア・タヂバナさんの姿を確認したそうです」

 

 

「「何だと!!」」

 

 

ユウナの言葉にリインとナオヤは驚いていた。

 

「うかつだった。まさかもう一つのゼムリア大陸にイシュメルガが移動しているとは・・・」

 

「それは俺も同じ気持ちだからな」

 

 

「ユウナ他には直哉さんは言っていなかったか?」

 

 

「後リイン教官にお願いという形でですが、リインさんは先にリベルアーク内で対決直前の劫炎のマクバーンと剣帝レーヴェを止めてほしいとの事です」」

 

 

「「何だと!!マクバーンとレーヴェをだとーー」」

 

「ええ、ナオヤ・ブライトさん達がいるなら彼の持つゲートを使って先にリベルアークに向かってくれた方がありがたいだそうです」

 

 

「しかし俺の持つゲートは使えないんだが」

 

 

「それは今は使えるみたいです。直哉さんが言うにはイシュメルガの意識が中心世界から逸れた可能性があり中心世界のゲート封鎖に綻びを見つけてゲート管理権を奪取したそうです」

 

 

「成る程イシュメルガの目的がリベルアークになったからか」

 

「紫藤直哉さんはそう見ているようです」

 

 

「リイン教官直哉さんの連絡は以上です」

 

 

「シャーリィーすまんが周囲を探索して来てくれるか?」

 

「うん、いいよそれと、この子達が持つ通信機が使えるか調べたらいい?」

 

 

「ああ、頼む」

 

ナオヤがそう言った直後シャーリィーはミリアムの持つ通信機を取り出した。

 

 

「ちょっとそれ僕のだよ」

 

「ちょっと借りるよ」

 

 

そう言ってシャーリィーはリベルアークの中の探索に向かった。

 

「しかしここがリベール王国に出現したと言われるリベルアークとは」

 

リインがそう言った。

 

「そうかお前達はクロスベルと帝国で起きた事件の当事者だったな」

 

「ああ、蒼の大樹や帝国によるクロスベル併合のな」

 

「そうか・・・ならば黄昏後のゼムリア大陸については知らないんだなお前達は」

 

!!

 

「ナオヤ・ブライトお前は俺達の未来について知っているのか?」

 

 

「ああ多少はな、ある意味こちらのゼムリア大陸にお前達とイシュメルガが来たことによりお前達のゼムリア大陸に多少の弊害が起きるかもしれんが」

 

「そんな・・・」

 

「弊害と言っても順序が変わる程度かも知れないしな」

 

「仮にこちらの世界で力を取り戻したイシュメルガがお前達の世界で第二の黄昏を起こした場合リインやロイド・バニングスやエステル達の力を借りたとしても、イシュメルガに再び勝つのは厳しいだろうな」

 

 

!!

 

リインとユウナはナオヤ・ブライトの言葉に驚いていた。

 

「それはどうしてだ?」

 

 

「それは中心ねの大神一郎とマリア・タチバナの力を手に入れたからだ」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

リベルアークの内部にて2

それはどういう意味だ」

 

 

リインがナオヤに聞く。

 

「リインお前には酷かもしれんがあの時の行動がイシュメルガに新たな力を与える要因となったのさ」

 

メガ光武がプリキュア!スカイヒーリングフラワーを受けた直後・・・

 

イシュメルガは強い負の力を感じ、日本橋に行くと強い負の力を纏うマリア・タチバナがいた。

 

「ほう、女なんと心地よい感情を纏っているな」

 

「誰よ今私はプリキュアと戦っているの邪魔をするな」

 

 

「ほう、なら貴様はメガビョウゲーンとやらを受け入れたのか?」

 

 

「ええ、貴方も受け入れるわよ。イシュメルガ」

 

「ほう、我を受け入れるか?面白い」

 

そう言ってイシュメルガはマリアと同化をした。

 

その頃大神はヒーリングステッキになっていた。

 

「行くよおじさん。ニャトラン」

 

「「おう」」

 

「俺はおじさんのままなのね」

 

 

 

エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 「プリキュア!ヒーリングタイガーフラッシュ」

 

スパークルと大神の霊力を融合させた技がメガ光武に迫るが・・・その時上空から灰の機神ヴァリマールがメガ光武を一刀両断してしまった。

 

「やったかヴァリマール」

 

「いやいやイシュメルガには逃げられたようだ」

 

 

「そうか、それでは撤退するか」

 

 

 

 

「うわーーマリアーーーー」

 

「嘘ですよねマリアさーん」

 

予想外の事態に帝国華撃団とプリキュア達は唖然としていた。

 

 

「そうイシュメルガがマリア・タチバナと同化をしたことにより奴は中心世界でしかないとされる霊力と言う力をイシュメルガは手に入れたことになるのさ」

 

「「そんな・・・」」

 

 

ナオヤの言葉に驚くユウナとリインだった。

 

「それじゃイシュメルガはこの世界のどこかで倒さないといけないのでは?」

 

「まあ手にしたとしても今のイシュメルガは霊力と言う力に鳴れていないから紫藤直哉が俺達にこちらのゼムリア大陸に行ってくれと言ったのだろうしな」

 

その頃シャーリィーは・・・

 

 

「ふむふむリベルアークにもゴズベルと同じ効果を持ってるのかーお兄ちゃんと少し離れただけで、未来の動力装置をも使えなくするなんて凄いよ」

 

「さてもう少し先に行ってみようかなうん・・・」

 

 

「誰か大勢がこちらに来るな少し隠れよう」

 

 

そう言ってシャーリィーは隠れた。

 

 

 

そしてしばらくして大勢の足跡は分散したのだった。

 

 

 

「アガットさん本当に良かったんですか?お姉ちゃんとお兄ちゃんがいないのにリベルアーク突入作戦を実行して?」

 

 

「そんな事は俺は知らない。だがこの突入作戦をを決めたのは依頼者だぜ」

 

 

「それはそうですけど・・・)

 

 

「待てティータ・・・そこにいるのは誰だ?」

 

「ふぇ」

 

 

アガットと名乗る青年が叫ぶ。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

リベルアークと名の無き村の出来事

「その頃シャーリィーは・・・

 

 

「ふむふむリベルアークにもゴズベルと同じ効果を持ってるのかーお兄ちゃんと少し離れただけで、未来の動力装置をも使えなくするなんて凄いよ」

 

「さてもう少し先に行ってみようかなうん・・・」

 

 

「誰か大勢がこちらに来るな少し隠れよう」

 

 

そう言ってシャーリィーは隠れた。

 

 

 

そしてしばらくして大勢の足跡は分散したのだった。

 

 

 

「アガットさん本当に良かったんですか?お姉ちゃんとお兄ちゃんがいないのにリベルアーク突入作戦を実行して?」

 

 

「そんな事は俺は知らない。だがこの突入作戦をを決めたのは依頼者だぜ」

 

 

「それはそうですけど・・・)

 

 

「待てティータ・・・そこにいるのは誰だ?」

 

「ふぇ」

 

 

アガットと名乗る青年が叫ぶ。

 

「流石は遊撃手かなぁ。だけどその程度だよ。」

 

「がっお前、赤い星座の者かよリベールにはいない筈の赤い星座が・・・」

 

「おっとそこまでだよ。お兄さん」

 

 

「ガあああ」

 

「アガットさん。もうやめてお願いだから」

 

 

「フフ、大丈夫だよシャーリィーは調べる事があってそれをジャマされたくないから気絶させただけだし」

 

 

 

その頃名の無き村に入ったエステルと響達は・・・

 

 

 

「「「「ここが名も無き村なんだ」」」」

 

「ここが・・・始めてきた場所の筈なのに懐かしさを感じるのはどういう事なんだ?」

 

 

ヨシュアは一人そんな感覚に驚いていた。

 

 

「うんヨシュア大丈夫?」

 

「ああ大丈夫だよエステル)

 

 

そしてエステル達が名も無き村を探索を始めた直後、響にクローゼからの連絡があった。

 

 

「ああ、クローゼ姫今名の無き村に着いたのでメガビョウゲーンの捜索に着手します・・・ええーーその話は本当ですか?」

 

「ええ、響さんそれは本当です」

 

 

そしてクローゼはその時の事を響に説明をする。

 

 

クローゼさんどうしました?響さん達に何かありましたか」

 

 

「ええ実は・・・」

 

 

響達がグランゼル城を後にしてから数時間後・・・

 

 

事態が動き出した。

 

「大変です姫様」

 

「何事ですか?」

 

「リベルアークにワイスマン達以外の人物達が侵入したと言う事ですラッセル博士達がリベルアークの監視をしていたとき起こったそうです」

 

 

「何ですって、その侵入した人達は姿を見ましたか?」

 

「ええ、どうやら紫藤直哉さんが着てるような服の二人だそうです」

 

「こちらの件は私達と直哉さんが手配してくれた方と対処しますのでヨシュアさんとエステルさんには伝えないで下さいね」

 

 

「本当にそれでいいです?」

 

「ええ構いませんエステルさんは紫藤直哉さんの護衛の仕事を優先させて貰いたいので」

 

 

!!

 

「まさかクローゼ姫リベルアークに入れないと言う話は、嘘ですか?」

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新しいおもちゃ前編

響がクローゼと話をしている頃エステルとヨシュアそして二人のプリキュアは・・・

 

 

 

「フォンティーヌ響さんは何の話をしているのだろうね?」

 

「恐らくこの目的地に着いたことと私達の戦いになった場合の調整して貰わないといけないからそう言う話をしているんじゃないかしら」

 

 

「ああそう言えばそうだったこの村は存在をしない村だったね。確かノイズのせいで滅んだといってたような」

 

「そうよそれで直哉さんと響さんが一度調査に来たのよ」

 

「へえ、そうだったのね。だから直哉君のにおいが残ってるのね」

 

!!

 

「「シンドイーネ」」

 

 

「やはり貴女この村にいたのね」

 

フォンティーヌがシンドイーネに言う。

 

「ええ、キングビョウゲーン様のご希望でね。そう言う事だからもう少し邪魔はさせないわよ。ナノビョウゲーン頼むわよ」

 

そう言うシンドイーネは二体のナノビョウゲーンを出した。

 

 

そしてそれぞれのナノビョウゲーンはこの村にある廃屋と大木にそれぞれのナノビョウゲーンが感染し二体のメガビョウゲーンが出現した。

 

 

「行くわよスパークル」

 

「うんフォンティーヌ」

 

プリキュアの二人は出現した二体のメガビョウゲーンとの戦いを始めた。

 

 

その頃エステルとヨシュアは、二人のプリキュア達の反対側を調べていた・・・

 

「ねえ、ヨシュア本当に大丈夫なの?」

 

「何がだいエステル?」

 

 

「ヨシュアここに着いてから元気がないから」

 

「何か悩んでるならお姉さんの私しに相談しなさいよ」

 

 

「はは、ありがとうねエステル」

 

「わかればよろしい」

 

 

その直後響がエステル達に合流した。

 

「すみませんエステルさんにヨシュアさんクローゼ姫にここに着いたことを連絡してました」

 

「そうなの今のところシンドイーネは見つかって無いわこちら側ではね」

 

 

「そうですか」

 

「うんこれはなんだ?」

 

その時ヨシュアが何か小さい謎の物を見つけた。

 

 

「何何、ヨシュア何か見つけたの?」

 

 

そう言ってエステルがヨシュアに近づく。

 

「ああ、エステルこれを見つけたよ」

 

 

そう言ってヨシュアがエステルに見つけた物を見せる。

 

「何、その欠片は?」

 

 

その頃プリキュア達の戦いは・・・

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン!キュン!キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア !ヒーリングストリーム」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラッシュ」

 

フォンティーヌとスパークルの必殺技が二体のメガビョウゲーンを貫いた。

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

そして二体のメガビョウゲーンは爆発音共に元の姿に戻っていた。

 

 

「きーー悔しいあの欠片を無くさなければキングビョウゲーン様のご希望する実験が出来たのに」

 

 

「「「二人とも大丈夫?」」」

 

その時プリキュアの戦いに気がついた3人が合流した。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新しいおもちゃ後編

フォンティーヌとスパークルの必殺技が二体のメガビョウゲーンを貫いた。

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

そして二体のメガビョウゲーンは爆発音共に元の姿に戻っていた。

 

 

「きーー悔しいあの欠片を無くさなければキングビョウゲーン様のご希望する実験が出来たのに」

 

 

「「「二人とも大丈夫?」」」

 

その時プリキュアの戦いに気がついた3人が合流した。

 

「「エステルさん響さん」」

 

「「何とか大丈夫です」」

 

「ちっ立花響が来たか、なら奴の出番よね。来なさいネフィリム」

 

 

 

「GOOO」

 

 

「「「「何なんだこいつは」」」」

 

エステル達とプリキュア達は初めて見るネフィリムに驚いていた。

 

「なっ何故シンドイーネがネフィリムを操れるの」

 

 

 

 

「さて何故でしょうねネフィリムやっちゃて」

 

 

「GOOO 」

 

そしてシンドイーネの命令通りネフィリムが5人に襲いかかる。

 

「くっみんな気をつけて下さい。ネフィリムは完全聖遺物なので」

 

「何その完全聖遺物は?シンフォギアより強いの?」

 

エステルがネフィリムと戦いながら響に聞く。

 

「ええスペック的には完全聖遺物が上です」

 

「しかし、シンドイーネがどうやってネフィリムを手に入れたんだろう?」

 

響はそこが疑問になっていた。

 

「そう言えば響さん以前もここでネフィリムと対峙したんですよね、その時と同じ方法は使えないんですか?」

 

「キュアフォンティーヌが響に聞く。

 

「それは無理だよフォンティーヌ」

 

そして響が話し出す。

 

 

響さん。あんな魔神みたいな者が僕達の世界にもいるんですね?」

 

「私がいるから恐らくね」

 

そして主に劫炎とレーヴェが巨大ノイズと自立型完全聖遺物ネフィリムに戦い始めた。

 

響は直哉を守りながら小型ノイズを倒していた。

 

 

その時不思議な事が起こった。

 

 

 

「ねえ、直哉君私夢でも見てるのかな?」

 

「いえ、響さん夢と思いたいのはわかりますが現実ですよ」

 

「やっぱり、夢じゃないんだ火炎魔神さんにペコペコしてるのは、ネフィリムなんだ・・・ええーー火炎魔神さん。自立型完全聖遺物ネフィリムを部下にしたーあり得ないんですけどーーー」

 

バターン

 

そう叫びながら響は気絶した。

 

「響さんしっかりしてください」

 

「おい、女なに寝てやがる俺様と勝負しろ」

 

そう言って、背後にネフィリムを引き連れた火炎魔神ことマクバーンが気絶した響にいう。

 

 

そしてマクバーンとネフィリムと別れた三人はリベールに戻った。

 

「あの時はネフィリムとは、戦いらしい戦いにはならなかったから」

 

「そんなーー」

 

 

そして響達の戦いは続くのだった。

 

 

その頃帝都では刹那の催眠術により操られているすみれの機体がメガ光武に変化をし始めていた。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

すみれを救出作戦1

「あ、すみれの機体があの時のマリアの機体様に変化しているよ」

 

アイリスがすみれの機体を見てそう言った。

 

 

「「「「何だってーーー」」」」

 

カンナ達はアイリスの言葉に驚きつつもさくらに呼びかけた。

 

「さくらーー今すぐすみれの機体から離れろーー」

 

 

「ええ、了解」

 

 

カンナの呼びかけに応じたさくらがすみれの機体から離れるとすみれの機体がかつてマリアの機体に起きた姿に変形した。

 

そしてカンナ達はあの当時の事を思い出していた。

 

 

やはり、そういうことですか、グレースもう一度お願いします」

 

グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、スカイヒーリングフラワー」

 

 

「「これは」ラビ」

 

「グレースさんとラビリンメガ光武にには恐らく霊力による障壁が見えないように存在しているから、恐らくプリキュアだけの力では届かないんです」

 

 

「なああんたあんたの技でならすみれを助ける事は出来るだろうやってくれねえか?」

 

 

カンナがグレースに言う。

 

「ええ理論上は出来ると思いますが・・・」

 

 

「何か問題あるのか?」

 

 

カンナがグレースに理由を聞く。

 

 

「グレースさん僕なら大丈夫ですよ。早くすみれさんを助けましょう」

 

 

「でも直哉君の霊力こちらに来るまでに消耗してるけど大丈夫?」

 

グレースは直哉と話ながらその時を思い出していた。

 

どういう事直哉君?」

 

 

「恐らくあのメガビョウゲーンはメガ光武の力をアレンジしたメガビョウゲーンだと思います。メガ光武は霊力でプリキュアの技を無効にしていましたが、目の前にいるメガビョウゲーンはプリキュアの技に対する抗体持つウイルスと考えれば」

 

 

「「そうか」ラビ)

 

そしてグレースとラビリンは何かに気がついた。

 

 

グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、スカイヒーリングフラワー」

 

「ふん、無駄なことをやれメガビョウゲーン奴等の攻撃を消滅させろ」

 

 

グワイアルはメガビョウゲーンに命令する。

 

「メガビョウゲーン」

 

 

そしてメガビョウゲーンもグワイアルの命令通りスカイフラワーを無効しようとしたが出来ずにメガビョウゲーンに当たりメガビョウゲーンは浄化された。

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「大丈夫ですいざとなったら飛鳥の霊力を貰いますから」

 

 

「うんいいよパパ」

 

桜武と共に姿を消している飛鳥が答える。

 

 

そしてグレースは決意をした。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

すみれを救出作戦2

「おおやってくれるか」

 

「直哉本当に大丈夫ラビ」

 

本当に大丈夫だよラビリン心配しないで」

 

そしてグレースはすみれ機の浄化の準備に入った。

 

「グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、スカイヒーリングフラワー」

 

「「「いけーすみれを」」版元に戻ってや」

 

 

 

「何かわからないけどこのままではダメだわ。破邪剣征・桜花放神」

 

 

「「「ええ」」

 

さくらの放った破邪剣征・桜花放神とプリキュア、スカイヒーリングフラワーが一つに纏まりすみれ機に直撃した。

 

 

「メガメガメガーーー」

 

そう言いながらすみれ機は沈黙したのだった。

 

「はあ、はあ、何とかなりましたねグレース」

 

「そうだね直哉君」

 

 

 

「でも何でさくらがあんなことをしたんだラビ?」

 

「恐らくさくらさんは直感的に今のスカイヒーリングフラワーでは浄化が出来ないと感じたのではないかと思いますよ」

 

「ほらさくらさんは二度目ですから」

 

 

「「これは」ラビ」

 

「グレースさんとラビリンメガ光武にには恐らく霊力による障壁が見えないように存在しているから、恐らくプリキュアだけの力では届かないんです」

 

 

「「「成る程」」」

 

グレースと直哉の霊力を合わせたスカイヒーリングフラワーーはメガ光武に直撃した。

 

「メガメガビョウゲーン」

 

 

メガ光武もスカイヒーリングフラワーーを耐えたが、かなり霊力の消耗により障壁が小さくなった。

 

 

「あー惜しい」

 

「もう少しだったにゃ」

 

 

「はあはあ、すいません僕の霊力がもう少し持てば浄化が出来たのに」

 

「ううんそんなことないよ直哉君」

 

「そうラビ、直哉がメガ光武の秘密を気づかなければ、もっと大変だったラビ」

 

「恐らくですけど、メガ光武のエレメントさんの代わりはマリアさんと思います」

 

 

「「「「「「何だってーー」」」」」」」

 

「あの時はマリアさんをエレメントさんの代わりとして刹那が利用してたけど今回はすみれさんに直接ナノビョウゲーンが入ってるわけではなかったようですね」

 

「グレースさんラビリン少し僕は眠りますね後は飛鳥ちゃんと一緒に行動してください」

 

 

「「わかったよ」ラビ」

 

そして直哉は眠りについた。

 

 

その後グレースは隠れている飛鳥と共に大帝国劇場に行くのだった。

 

 

 

大帝国劇場では・・・

 

 

「ふう、何とかなりましたね米田司令」

 

「ああ、あやめくんしかし蒼き刹那がメガビョウゲーンの仲間になっているとは、マリアの時はこちらも完全に把握する前にあんな事になったからな」

 

 

「ええ、そうですね」

 

しばらくして翔鯨丸が戻ってきた。

 

そしてグレースを含む花組隊員達は一度地下司令室に向かった。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帰還後の話し合い

「皆お疲れさん」

 

「司令すみれさんは?」

 

「ああ今は医療ポットの中で治療をしている」

 

「そうですか」

 

さくらの言葉と同じタイミングで安徳するカンナ達だった。

 

「また君達に助けられたなキュアグレース。ありがとう」

 

「いえ私達はこちらの中心世界の皆さんに迷惑をかけてますし、そんなお礼なんて・・・」

 

「しかしよ何で今回は一人だったんだ?」

 

カンナがグレースに聞く。

 

「ええとそれは・・・」

 

 

「その質問には私がお答えしますよ」

 

 

そう言って飛鳥が帝国華撃団の前に現れた。

 

「おめえは一体?」

 

 

「私は紫藤直哉さんをサポートするために派遣された者です」

 

「何直哉をサポートするためにだと?」

 

「ええ、そうですよ米田一基さん」

 

 

「君とは初対面の筈だがどうしてワシの名前を知っている?」

 

「何故私が米田さんの名前を知っている理由は私達にとっては血の繋がりは無くても本当のお祖父さんのような人でしたから」

 

 

!!

 

ワシが君のお祖父さんだとーー」

 

 

米田は飛鳥の言葉に驚いていた。

 

「ええ、そうですよ特にお母さんがヨシュアにお世話になりましたから」

 

 

「私の名前は、紫藤飛鳥と言います。私の父は紫藤直哉で母は、真宮寺さくらですから」

 

 

 

「「「「「何だってーーー」」」」」」

 

 

花組隊員全員と米田と藤枝あやめも飛鳥の言葉に驚きを隠せないでいた。

 

「あ、と言ってもこちらの紫藤直哉さんと真宮寺さくらの娘ではないですけどね」

 

「しかしよさくらが結婚かああいつは大神の獲物になると思っていたがなー」

 

「米田支配人何か言いましたか?」

 

 

そう言ってさくらが米田を睨む。

 

「ああ、何でもない。飛鳥の母であるさくらは元気なのか?」

 

 

「いえ私達の両親は私達が生まれた直後に殺されました」

 

 

!!

 

 

「何だと!!」

 

「私が死んでいるなんて・・・」

「まあ私達の過去の話はここまでですよ。私がここに来たのは、グレースさんと紫藤直哉さんがゼムリア大陸に向かう為の戦力の交代要因としてこちらに来たのですから」

 

 

「「「「「何だってーーー」」」」」」

 

 

「ゼムリア大陸にもメガビョウゲーンが出現し初めてプリキュアが全員揃わないと少し押されていますから」

 

 

「そんなにゼムリア大陸にメガビョウゲーンが出現しているのか?」

 

 

米田は飛鳥に聞く。

 

 

そして飛鳥は映像で今のゼムリア大陸を見せた。

 

 

フォンティーヌとスパークルの必殺技が二体のメガビョウゲーンを貫いた。

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

そして二体のメガビョウゲーンは爆発音共に元の姿に戻っていた。

 

 

「きーー悔しいあの欠片を無くさなければキングビョウゲーン様のご希望する実験が出来たのに」

 

 

「「「二人とも大丈夫?」」」

 

その時プリキュアの戦いに気がついた3人が合流した。

 

「「エステルさん響さん」」

 

「「何とか大丈夫です」」

 

「ちっ立花響が来たか、なら奴の出番よね。来なさいネフィリム」

 

 

 

「GOOO」

 

 

「「「「何なんだこいつは」」」」

 

エステル達とプリキュア達は初めて見るネフィリムに驚いていた。

 

「なっ何故シンドイーネがネフィリムを操れるの」

 

 

 

 

「さて何故でしょうねネフィリムやっちゃて」

 

 

「GOOO 」

 

そしてシンドイーネの命令通りネフィリムが5人に襲いかかる。

 

「くっみんな気をつけて下さい。ネフィリムは完全聖遺物なので」

 

「何その完全聖遺物は?シンフォギアより強いの?」

 

エステルがネフィリムと戦いながら響に聞く。

 

「ええスペック的には完全聖遺物が上です」

 

「しかし、シンドイーネがどうやってネフィリムを手に入れたんだろう?」

 

響はそこが疑問になっていた。

 

「そう言えば響さん以前もここでネフィリムと対峙したんですよね、その時と同じ方法は使えないんですか?」

 

「キュアフォンティーヌが響に聞く。

 

「それは無理だよフォンティーヌ」

 

 

映像終了・・・

 

 

「ご覧のようにメガビョウゲーンを操る者達もいろんなメガビョウゲーンを産み出していますからね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

花組の申し出

「そう言うことですので花組の皆さんよろしくお願いいたします)

 

「さあグレースさんはゼムリア大陸に向かって下さい)

 

 

「待ってくれグレースお願いだあたい達もゼムリア大陸に連れていって欲しい)

 

「 はあ、花組の皆さんが帝都を離れれば帝都を誰が守るんですか?」

 

「米田支配人も言ってたよな」

 

そしてカンナがその時の事を話し出す。

 

 

直哉が来ないが、帝国華撃団と異世界組の今後の協力体制での変更点を伝える。

 

 

「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

米田の突然の発表に地下司令室に集まった全員が驚いていた。

 

 

「落ち着け皆これから発表することは、直哉も了承済みだ」

 

「一体どういう事ですか?米田司令」

 

大神が米田に質問をする。

 

「帝国華撃団は一時的に帝国陸軍から離脱し特殊遊撃部隊として再編成する」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「特殊遊撃部隊として再編成される理由は、黒之巣会との戦い以降に帝国華撃団が強制解散される可能性があるからだ」

 

「何ですって‼」

 

「その暴走をされる前に帝国華撃団は、紫藤家の当主が持つ特殊遊撃部隊に配属することが決まった。その特殊遊撃部隊に配属されるのはわしと、あやめ君を除く全員が対象だ」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

再び、米田の発言に驚く全員だった。

 

「何故司令や副司令がついてこないんですか?」

 

 

「大神これは一時的にと言ったはずだ。わしとあやめが残るのは暴走を止めるためなのだよ。そしてわしとあやめ君が止める事が出来なければ、帝国華撃団を守れる事の出来るのは紫藤家の当主だけだ」

 

「何故なら、帝国華撃団を誕生させようとしたのは、前の紫藤家の当主による発案だったからだ」

 

 

「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

 

「あの計画はどうなってるんだよ」

 

「それは・・・」

 

米田は口ごもる。

 

「ああその計画は継続するみたいですよ。ただ大神一郎さんとマリアさんが戻って来てからの話らしいですけど」

 

「出来ることなら大神一郎さんとマリアさんが戻るまでおとなしくしていて欲しいですけどね

 

「そこを頼む私達を連れていって欲しい」

 

 

カンナが飛鳥にお願いをする。

 

 

「飛鳥ちゃんどうするの?」

 

「・・・仕方ないですね。もしもしレイさんそちらの宮殿に今行っても構いませんか?」

 

「うんどうした飛鳥、お前帝都に向かった筈だろう。」

 

「ええ、そうですよ今大帝国劇場に来ていて無茶なお願いをされて自分の判断では決めれないので」

 

 

「直哉は今判断できない状態なのだな?」

 

「ええ、グレースさんの中で寝ています」

 

 

「成る程な、それで帝国華撃団に何をお願いされたのだ?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

レイの判断

「それが・・・」

 

そして飛鳥はレイに話し出す。

 

「成る程」

 

「直哉が計画していた計画には帝国華撃団を入れる計画だったがイシュメルガによって白紙にになったのではなかったか?期間限定で」

 

 

「ええ確かにその筈ですよね」

 

 

「だが大神一郎とマリア・タヂバナを完全に取り戻すための切欠として帝国華撃団の力が必要になるかも知れないがな」

 

「それは否定出来ませんけど」

 

 

「まあ俺としてはイシュメルガ関連に関してはトワ任せだからな俺としてはトワの計画は納得してるからな。」

 

 

どういう事ですか?トワさん」

 

 

 

「落ちつきなさいみんな。殺させるのは今の二人よ大神一郎とマリア・タチバナよ、あの二人は既に大神はリィンに対する憎悪を利用され、イシュメルガによって作り替えられてしまったの今の大神とマリアは生ける屍と言っていいわ」

 

 

 

 

 

「そしてリィンに二人を殺してもらった後に私が二人の魂を黒乃巣会との決戦の時間までに連れていく、そこから予定通りの大神達5人は天海との決戦をさせるの」

 

 

 

 

 

「「「「「「成る程」」」」」」

 

 

 

「要するに今の歴史をIFすると言うことか」

 

 

 

 

 

「そういうことよ直哉」

 

 

「俺としてはイシュメルガによって狂わせられた世界そのものを交換した方が早いと思うが今回の世界に関しては乱暴な解決策を使うわけにはいかないからな」

 

「ええ、そうなんですか?」

 

「ああその条件を無視するわけにはいかなくてな、そう言う訳だからトワはああいう形をとったのさ」

 

「そうだったんですね」

 

「ああ、まあ帝国華撃団がゼムリア大陸に行きたいのなら俺の命令で行かせるぞ飛鳥」

 

「ええーーいいんです?」

 

「構わんさ、元々大神とマリアの二人は最悪殺して助けると言う計画だろう」

 

「ええトワさんもそう言ってましたけど」

 

 

「そう言う事だから飛鳥お前の本来の任務は帝国華撃団のお願いを聞いた後で構わないぞ」

 

 

「わかりました」

 

「ああ、グレースと飛鳥と帝国華撃団は別別の方法出来ませんゼムリア大陸に向かえよ」

 

 

そして飛鳥はレイとの話し合いは終わり、話し合いの結果を帝国華撃団に伝えてそのままゼムリア大陸に向かった。

 

 

 

時を少し戻して・・・

 

ゼムリア大陸では・・・

 

フォンティーヌとスパークルの必殺技が二体のメガビョウゲーンを貫いた。

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

そして二体のメガビョウゲーンは爆発音共に元の姿に戻っていた。

 

 

「きーー悔しいあの欠片を無くさなければキングビョウゲーン様のご希望する実験が出来たのに」

 

 

「「「二人とも大丈夫?」」」

 

その時プリキュアの戦いに気がついた3人が合流した。

 

「「エステルさん響さん」」

 

「「何とか大丈夫です」」

 

「ちっ立花響が来たか、なら奴の出番よね。来なさいネフィリム」

 

 

 

「GOOO」

 

 

「「「「何なんだこいつは」」」」

 

エステル達とプリキュア達は初めて見るネフィリムに驚いていた。

 

「なっ何故シンドイーネがネフィリムを操れるの」

 

 

 

 

「さて何故でしょうねネフィリムやっちゃて」

 

 

「GOOO 」

 

そしてシンドイーネの命令通りネフィリムが5人に襲いかかる。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

VSネフィリム前編

「「二人とも大丈夫?」」」

 

その時プリキュアの戦いに気がついた3人が合流した。

 

「「エステルさん響さん」」

 

「「何とか大丈夫です」」

 

「ちっ立花響が来たか、なら奴の出番よね。来なさいネフィリム」

 

「GOOO

 

そしてネフィリムは響達に攻撃を開始した。

 

「「「きゃあああ」」」

 

「うわあああ」

 

 

 

「皆大丈夫?」

 

 

響以外は初めて見るネフィリムの攻撃に対応しきれずに吹き飛ばされていた。

 

 

「いつつ」

 

「いてて何今の攻撃は見えなかったですけど」

 

「フォンティーヌ大丈夫?ペン」

 

「ええ大丈夫よペギタン、しかし完全聖遺物ネフィリム凄い厄介な相手ね」

 

「まあそうだよな、すこやか市でメガビョウゲーンだけと戦いをしてた頃の方が楽だったニャ」

 

「確かにそれはあるかも」

 

 

「でも今はシンドイーネ達が融合世界の外にある世界を知った以上私達が動かないと」

 

「そうだペン」

 

「うふふ、完全聖遺物の力は伊達では無いわね。」

 

「シンドイーネーー」

 

 

叫びながら響がシンドイーネに攻撃を仕掛けるがかわされてしまう。

 

 

「危ないわね。立花響。私は立花響は嫌いなのよね。偽善者だから」

 

 

!!

 

「「「「偽善者だってーー」」」」

 

シンドイーネの言葉に響以外の人達は驚いていた。

 

 

「どうしてシンドイーネが私の過去を・・・」

 

 

響は動揺していた。

 

 

「あらー立花響は偽善者なのよ知らなかった」

 

「確かに私はマリアさん達にも同じ事を前の世界で言われた事があるけど、それをどうしてシンドイーネが」

 

 

「それはこの欠片のおかげよ立花響、この紫の欠片の情報を使いネフィリムと村の前でお前達を襲った者達を作り出したのよ」

 

 

 

そう言いながらシンドイーネが興奮する。

 

 

「その欠片に私の世界の過去が・・・」

 

「「ええーーどうしてゼムリア大陸に響さん達の世界の情報が」」

 

フォンティーヌとスパークルが驚いていた。

 

 

「そんな事私だって知らないわよ」

 

シンドイーネがそう言う。

 

 

「そんな事よりネフィリムさっさとプリキュアと立花響を倒しちゃって」

 

「GOOO」

 

 

「仕方ないわ。効かないかも知れないけどやるわよスパークル」

 

「わかった、フォンティーヌ」

 

 

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン!キュン!キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア !ヒーリングストリーム」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラッシュ」

 

そして二人のプリキュアは必殺技を放った。

 

 

その頃グレースは・・・

 

 

紫藤家のお墓の中にある装置を使いゼムリア大陸にたどり着くのだった。

 

「ラビリンペギタン達の居場所わかる?」

 

 

「あっちラビ」

 

そう言ってラビリンが指した方角はリベール王国とエレポニア帝国の境界線がある方角だった。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

VSネフィリム中編

グレース移動中・・・

 

「ラビリン方角はこっちでいいの?」

 

「そうラビ少し遠いけどこのまま行けばいいラビ」

 

「そう直哉君はまだ寝てる?」

 

「ぐっすりと寝てるラビ」

 

「やっぱりヒーリングスカイフラワーは何度も使えなさそうだね」

 

 

 

「そうラビね、ヒーリングスカイは直哉の霊力そのものを大量に放出するから1日一回がいいかも知れないラビ」

 

「肉体の疲れとかはプリキュアになればある程度は軽減出来るけど、グレースもそれはわかるラビ?」

 

「うん」

 

 

「でも、霊力までは無理ラビだから直哉が起きるの待つしかないラビ」

 

「そっかじゃ少しここに止まる?」

 

「それがいいかもラビ」

 

「うあああ、響さーん」

 

その時寝ている直哉が叫んだ。

 

 

!!

 

「「何」何んだラビ」

 

 

直哉は夢と言う形でみている響達の今

 

シンドイーネーー」

 

 

叫びながら響がシンドイーネに攻撃を仕掛けるがかわされてしまう。

 

 

「危ないわね。立花響。私は立花響は嫌いなのよね。偽善者だから」

 

 

!!

 

「「「「偽善者だってーー」」」」

 

シンドイーネの言葉に響以外の人達は驚いていた。

 

 

「どうしてシンドイーネが私の過去を・・・」

 

 

響は動揺していた。

 

 

「あらー立花響は偽善者なのよ知らなかった」

 

「確かに私はマリアさん達にも同じ事を前の世界で言われた事があるけど、それをどうしてシンドイーネが」

 

 

「それはこの欠片のおかげよ立花響、この紫の欠片の情報を使いネフィリムと村の前でお前達を襲った者達を作り出したのよ」

 

 

 

そう言いながらシンドイーネが興奮する。

 

 

「その欠片に私の世界の過去が・・・」

 

「「ええーーどうしてゼムリア大陸に響さん達の世界の情報が」」

 

フォンティーヌとスパークルが驚いていた。

 

 

「そんな事私だって知らないわよ」

 

シンドイーネがそう言う。

 

 

「そんな事よりネフィリムさっさとプリキュアと立花響を倒しちゃって」

 

「GOOO」

 

 

「仕方ないわ。効かないかも知れないけどやるわよスパークル」

 

「わかった、フォンティーヌ」

 

 

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン!キュン!キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア !ヒーリングストリーム」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラッシュ」

 

そして二人のプリキュアは必殺技を放った。

 

 

だがネフィリムはプリキュアの2つの必殺技の力を取り込みその勢いのまま響に突撃し、響の体ごと吹き飛ばした。

 

「うあああ」

 

 

ネフィリム突撃を受けた響のシンフォギアは粉々に砕けその欠片をネフィリムが食べた。

 

 

「GOOO」

 

そしてネフィリムは新たな進化をしてしまった。

 

 

ネフィリムの新たな進化進化とはメガビョウゲーンが持つ星を蝕む力をメガビョウゲーン以外が持ってしまった最悪の事態だった。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

VSネフィリム後編

「うあああ、響さーん」

 

「一体響さんに何が起きたの?」

 

「急いで行くラビ」

 

うんラビリン」

 

そしてグレースとラビリンは響達との合流を急ぐのだった。

 

時を少し戻して・・・

 

仕方ないわ。効かないかも知れないけどやるわよスパークル」

 

「わかった、フォンティーヌ」

 

 

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン!キュン!キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア !ヒーリングストリーム」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラッシュ」

 

そして二人のプリキュアは必殺技を放った。

 

 

だがネフィリムはプリキュアの2つの必殺技の力を取り込みその勢いのまま響に突撃し、響の体ごと吹き飛ばした。

 

「うあああ」

 

 

ネフィリム突撃を受けた響のシンフォギアは粉々に砕けその欠片をネフィリムが食べた。

 

 

「GOOO」

 

そしてネフィリムは新たな進化をしてしまった。

 

 

「「嘘でしょどうしてネフィリムがメガビョウゲーンと同じ能力を持つように進化したのよ」」

 

ネフィリムが進化したことにより急速に名の無い村を蝕む範囲が大きくなりその影響はリベール王国とエレポニア帝国全域に拡大してしまった。

 

 

「あらー完全聖遺物は凄いわね、聖遺物の欠片を食べてこんな進化果たすなんてねぇ」

 

その頃吹き飛ばされていた響をエステルとヨシュアが助けていた。

 

「うう」

 

「響大丈夫?」

 

 

エステルが響に呼びかけるが響はかすかに反応するだけだった。

 

「エステル余り響を動かしたらダメだ。響の内臓にダメージが残ってる可能性があるからね」

 

 

「わかったわアーツで響の応急処置をしましょう。)

 

「「なっこれは」どういう事ラビ」

 

 

エステルとヨシュアが響の応急処置をしようとした時キュアグレースとラビリンが名の無い村に着いた。

 

「漸く3人揃ったわねネフィリムグレースを倒しちゃって」

 

 

GOOO

 

ネフィリムはキュアグレースに突撃したが何とかグレースは回避に成功してそのままフォンティーヌとスパークルと合流した。

 

「フォンティーヌとスパークルこれはどういう事?ネフィリムはシンフォギア世界の完全聖遺物のはずが、メガビョウゲーンと同じように蝕む力があるの?」

 

「それが・・・」

 

フォンティーヌが今までの経緯をグレースに話した。

 

「成る程そう言う事でネフィリムが蝕む力を使うようになったラビか」

 

「そうだペン純粋なメガビョウゲーンなら簡単だったペン」

 

 

「そうだな四人の力を使えばネフィリムに大ダメージを与えれるかもしれないニャ」

 

 

その頃リヘルアークに突入したてのクローゼに伝えられた。

 

「姫様大変です。西ゼムリア大陸全域の大地が全て赤黒く変色し初めてしまいました」

 

「何ですって」

 

 

その頃イシュメルガもこの異変に驚いていた。

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

メガネフィリムに侵されるゼムリア大陸1

「うお、これは一体何が起きている?」

 

 

そう言ってイシュメルガはリヘルアークの最上階に行く前に大地が赤黒く変色している原因をみていた。

 

「大地が赤黒く変色している。それにこれは大地が病気になっているのか」

 

 

「これがメガビョウゲーンの力の一端なのか」

 

イシュメルガは大神の記憶をみてゼムリア大陸に起きている事について考えていた。

 

大神の記憶・・・

 

 

それじゃ直哉お前が以前言っていたノイズ以外の謎の敵も来る可能性が高くなったのか?」

 

 

「ああ、メガビョウゲーンの事ですね」

 

「メガビョウゲーンとは一体?」

 

直哉の言ったメガビョウゲーンという言葉をわからない花組だった。

 

 

「そうですね大神さん貴方が風とかをひいたらどうしますか?」

 

「え、病院に行って、薬をもらってウィルスを退治するけど」

 

「そうですね、簡単に言えば、メガビョウゲーンとはウィルスなんです。星を病気にするための」

 

「「「「「何だってーー星を病気にーー」」」」」

 

「そんなやつらもいるのか?直哉」

 

米田が直哉に聞く。

 

 

「ええ、います。米田さん僕が米田さん達と3年間姿を見せない時期ありましたよね」

 

「ああ、あったな」

 

「あの時にメガビョウゲーンが存在する世界に行っていたので」

 

「成る程な、別世界に行ってたのかそりゃ見つからんな」

 

「別世界と言っても融合世界の中にある世界ですけど」

 

「今回の件で、初めて大神の記憶にある紫藤直哉の説明に納得したわ。だがメガビョウゲーンの能力はかなり使えそうな力だな」

 

 

そしてイシュメルガは一つの結論をだし、マリア・タチバナを名も無き村に向かわせた。

 

 

その頃紫藤飛鳥と帝国華撃団の隊員達もゼムリア大陸にたどり着いた。

 

 

 

「「「「「ここが異世界なのか?」」」」」

 

 

「本当にひなたとちゆ達の世界とは全然違うよ)

 

「それは本当なのか?アイリス」

 

 

カンナがこのメンバーの中でのどか達の世界に行った事のあるアイリスに聞く。

 

 

「そうだよ」

 

そしてアイリスがその時の事を話し出す。

 

 

ここが異世界の街!!」

 

「うわー凄いよ。お兄ちゃん」

 

「ああ、そうだなアイリス」

 

「あれ、直哉お兄さん響お姉ちゃんは?」

 

「ああ、実はね響さんはこの世界では僕と同化しちゃうんだ」

 

「「ええーー同化をーー」」

 

 

「まあこの世界に余計な混乱を避けるためのルールですね」

 

「「成る程」」

 

「ここはあの時見た街とは全然違うよ」

 

 

「しかし街がえらい暗いし大地がふにゃふにゃだな、皆気をつけて行けよ」

 

 

カンナが皆に向け言う。

 

!!

 

「この状態は・・・まさか」

 

 

「以前パパがプリキュアになる直前プリキュアが動きを封じられた時と同じ状態だ」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

メガネフィリムに侵されるゼムリア大陸2

「これはあの時の帝都で起きた状態と同じだ」

 

 

そう言って飛鳥はあの時を思い出す。

 

 

メガビョウゲーン」

 

「やっぱり来たね。プリキュア、ここはお前達の世界じゃないのに」

 

「「「ダルイゼン、どうして中心世界に来てるの?」」」

 

「簡単に教えるわけないだろプリキュア」

 

「やれメガビョウゲーン」

 

「メガ・・・ビョウゲーン」

 

ダルイゼンがメガビョウゲーンに言うと、メガビョウゲーンは信号それぞれから赤色の光を三人のプリキュアに浴びせるとプリキュアに異変が起きた。」

 

 

「「「動けない」」」

 

 

「これはどういう事ラビ?直哉」

 

ラビりんが直哉に聞く。

 

「恐らくだけどあのメガビョウゲーンは信号機と同じ意味合いを持ってると思う。つまり赤色の光を浴びたままだとグレース達は動けなくなり・・・」

 

「メガビョウゲーン」

 

メガビョウゲーンは両手を使い、プリキュア達に攻撃を与える。

 

「「「きゃああああ」」」

 

体が動かせないプリキュア達は防御も取れなくなってメガビョウゲーンの攻撃をまともに受けてしまっていた。

 

「あの時のようにお手当てが出来ずにメガビョウゲーンを長く放置していたときより酷い状況だわ」

 

 

「おい、これからあたい達はどうするんだ?」

 

カンナが考えている飛鳥に聞く。

 

「・・・あ、そうですね私達もあの空中都市に行きますよ」

 

「「「「「何だってーーー」」」」」

 

「あの空中都市に大神一郎さんとマリア・タチバナさんとイシュメルガがいますからね」

 

 

「せやけど、空中に浮いているやでどうやって行くんや?」

 

紅蘭が飛鳥に聞く。

 

「それはもちろん・・・空を飛んでですよ」

 

 

「「「「「何だってーーー」」」」」

 

 

少し時を戻して、名の無き村では

 

「フォンティーヌとスパークルこれはどういう事?ネフィリムはシンフォギア世界の完全聖遺物のはずが、メガビョウゲーンと同じように蝕む力があるの?」

 

「それが・・・」

 

フォンティーヌが今までの経緯をグレースに話した。

 

「成る程そう言う事でネフィリムが蝕む力を使うようになったラビか」

 

「そうだペン純粋なメガビョウゲーンなら簡単だったペン」

 

 

「そうだな四人の力を使えばネフィリムに大ダメージを与えれるかもしれないニャ」

 

「それは無理なの直哉君は力を使いすぎて今寝てるの」

 

「「「「何だってーーー」」」」

 

スパークル達はグレースとラビリンの説明に驚いていた。

 

「「そんな私達がこちらに来ているときにグライワルとビョウゲーンキングダムの一員になった蒼き刹那が帝都で動いていたなんて」」

 

 

「帝都の方は何とかなったけどね、それでこちらに来れたんだけどね」

 

「あらーキュアグレースが来ちゃったのねうふふ、まあ良いわ。ゼムリア大陸もこれだけ蝕む事が出来たから私の目的としては成功よ」

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

メガネフィリムに侵されるゼムリア大陸3

その頃響は夢を見ていた。

 

 

「うあああ、私の腕がーーー」

 

 

「いやーーー」

 

現実・・・

 

 

「ちょっと落ち着きなさい響」

 

エステルが暴れる響を押さえるが響の力に負けそうになっていた。

 

「ヨシュア何で響は気絶しているのに何を怯えてるの」

 

「恐らくだけど響はネフィリムに対するトラウマが原因と思うよ」

 

 

「トラウマ?」

 

そしてエステルは響から聞いた話を思い出す。

おうなんだありゃ魔神なのか?」

 

「大きい」

 

!!

 

「まさかあれは、ネフィリム。あれまでゼムリア大陸に現れるなんて・・・」

 

「響さんあいつの事知ってるの?」

 

 

「ええ、これは直哉達に会う前の世界でフロンティア事変といわれる事件の元凶と言っていい自立型完全聖遺物なの」

 

かつての世界では、私の左腕を食べて爆発的に強くなりましたから」

 

「ええーー左腕を食べてですか・・・」

 

 

直哉はネフィリムが人間を食べることに恐怖した。

 

 

「よし、女今回も左腕をあいつに食べさせろ」

 

「イヤーですよあんな思いは二度としたくないですよ。」

 

「響さん。あんな魔神みたいな者が僕達の世界にもいるんですね?」

 

「あ、響はネフィリムに左腕を食べられた事によるトラウマでこういう状況になったの?」

 

 

「恐らくはそうだと思う。エステル急いで響の治療が終わったら僕達も戦いに参加するよ」

 

 

「了解」

 

 

 

「どうやってネフィリムを倒す?」

 

「ネフィリムがメガビョウゲーンが力を手にしたのなら私達の技が聞くかもしれない」

 

「「そうか」」

 

そして3人は行動を開始した。

 

 

エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン!キュン!キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア !ヒーリングストリーム」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラッシュ」

 

 

「グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラワー」

 

 

「GOOOO」

 

 

「さっきより苦しんでるわ」

 

 

「やっぱりメガビョウゲーンの力がネフィリムに悪影響を与えたのかな?」

 

 

GOOOo

 

 

だが3人の技はネフィリムによってかきけされた。

 

 

「「「そんな」」」

 

ネフィリムによってかきけされたプリキュア達の希望だがその時不思議な事が起こった。

 

今プリキュア達の達のいるゼムリア大陸に存在しない筈のエレメント達がゼムリア大陸に現れたのだった。

 

そしてプリキュア達は新たな力を授かった。

 

 

「トリプルハートチャージ」」

 

 

 

「「届け」」

 

 

 

「「癒やしの」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス」」」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

メガネフィリムに侵されるゼムリア大陸4

ネフィリムによってかきけされたプリキュア達の希望だがその時不思議な事が起こった。

 

今プリキュア達の達のいるゼムリア大陸に存在しない筈のエレメント達がゼムリア大陸に現れたのだった。

 

そしてプリキュア達は新たな力を授かった。

 

 

「トリプルハートチャージ」」

 

 

 

「「届け」」

 

 

 

「「癒やしの」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス」」」

 

ピンク色水色そして黄色の光の腕がメガネフィリムを貫通した。

 

「GOOO」

 

「ちょっとそんな事ありなの?」

 

シンドイーネはプリキュア達の協力技プリキュア!ヒーリング・オアシスを見て驚いていた。

 

 

そしてメガネフィリムは次第にメガビョウゲーンの力が浄化しつつあった。

 

「ふん、プリキュアどもこれ以上はネフィリムを好きにさせん」

 

 

「「「「「「きゃあああ」」」」うあああ」」

 

その時イシュメルガが操るマリア・タチバナがイシュメルガによって復元されたメガ光武に乗ってプリキュア達に攻撃を開始した。

 

 

 

「「こっちにイシュメルガがやって来た」」

 

「嘘でしょイシュメルガあんたの目的はリィン君に復讐する事のはず何でこちらに来たのよ」

 

「知れたことよ。エステル・ブライトリィンを確実に殺す為の手駒を手に入れるためにここに来た。

 

 

「何ですって」

 

!!

 

「リィン君を殺す為にメガネフィリムを手に入れるのか?イシュメルガ」

 

 

「ああ、そう言う事だ。ヨシュア・ブライト」

 

 

「何よ何よ、メガネフィリムは私達の物なんだから渡すわけ無いでしょ」

 

 

シンドイーネがイシュメルガに向かって言う。

 

 

「そうか仕方がないな。ビョウゲーンキングダムの連中を敵に回すつもりはなかったが、この地に眠りし暗黒の力よ姿を現せ」

 

イシュメルガがそう言うと、再びグレースとグレースのヒーリングステッキの中にいる直哉が驚いていた。

 

時を少し戻して・・・

 

「うああ」

 

 

「一体何が起きているの?」

 

 

突然の衝撃に直哉が目覚めた。

 

 

「あ、直哉が起きたラビ」

 

 

「本当だよかった直哉君落ち着いて聞いてね」

 

そしてグレースが直哉に説明を初めた。

 

 

回想・・・

 

あー惜しい」

 

「もう少しだったにゃ」

 

 

「はあはあ、すいません僕の霊力がもう少し持てば浄化が出来たのに」

 

「ううんそんなことないよ直哉君」

 

「そうラビ、直哉がメガ光武の秘密を気づかなければ、もっと大変だったラビ」

 

「恐らくですけど、メガ光武のエレメントさんの代わりはマリアさんと思います」

 

 

「「「「「「何だってーー」」」」」」」

 

「あの時はマリアさんをエレメントさんの代わりとして刹那が利用してたけど今回はすみれさんに直接ナノビョウゲーンが入ってるわけではなかったようですね」

 

「グレースさんラビリン少し僕は眠りますね後は飛鳥ちゃんと一緒に行動してください」

 

 

「「わかったよ」ラビ」

 

そして直哉は眠りについた。

 

 

回想終了

 

 

「成る程僕が寝ている間にゼムリア大陸に移動したらかなりカオスな状況になっていますね)

 

 

「まさか僕が目覚めた衝撃の正体がイシュメルガによる攻撃だとは」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

バラバラにされた者達前編

成る程僕が寝ている間にゼムリア大陸に移動したらかなりカオスな状況になっていますね)

 

 

「まさか僕が目覚めた衝撃の正体がイシュメルガによる攻撃だとは」

 

 

「イシュメルガもそうですが、、シンドイーネがネフィリムを復活させるとは」

 

「そうだね。直哉君でも今はネフィリムは完全聖遺物ののネフィリムというよりはメガビョウゲーンのような存在の方が強いかもしれない」

 

「それは本当に?」

 

 

「本当ラビ直哉が起きる直前に不思議な事が起こったラビ」

 

「不思議な事が・・・」

 

そしてラビリンは話を続ける。

 

今プリキュア達の達のいるゼムリア大陸に存在しない筈のエレメント達がゼムリア大陸に現れたのだった。

 

そしてプリキュア達は新たな力を授かった。

 

 

「トリプルハートチャージ」」

 

 

 

「「届け」」

 

 

 

「「癒やしの」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス」」」

 

ピンク色水色そして黄色の光の腕がメガネフィリムを貫通した。

 

「GOOO」

 

「ちょっとそんな事ありなの?」

 

シンドイーネはプリキュア達の協力技プリキュア!ヒーリング・オアシスを見て驚いていた。

 

「何ですってのどかさん達の地球のエレメントさん達が、ゼムリア大陸にまで力を貸してくれたんですか」

 

「そうラビ」

 

 

直哉はラビリンの説明に驚きを隠せないでいた。

 

その後はどうなったの?」

 

 

「それがイシュメルガが現れて・・・」

 

 

それからグレースが直哉に話す。

ふん、プリキュアどもこれ以上はネフィリムを好きにさせん」

 

 

「「「「「「きゃあああ」」」」うあああ」」

 

その時イシュメルガが操るマリア・タチバナがイシュメルガによって復元されたメガ光武に乗ってプリキュア達に攻撃を開始した。

 

 

 

「「こっちにイシュメルガがやって来た」」

 

「嘘でしょイシュメルガあんたの目的はリィン君に復讐する事のはず何でこちらに来たのよ」

 

「知れたことよ。エステル・ブライトリィンを確実に殺す為の手駒を手に入れるためにここに来た。

 

 

「何ですって」

 

!!

 

「リィン君を殺す為にメガネフィリムを手に入れるのか?イシュメルガ」

 

 

「ああ、そう言う事だ。ヨシュア・ブライト」

 

 

「何よ何よ、メガネフィリムは私達の物なんだから渡すわけ無いでしょ」

 

 

シンドイーネがイシュメルガに向かって言う。

 

 

「そうか仕方がないな。ビョウゲーンキングダムの連中を敵に回すつもりはなかったが、この地に眠りし暗黒の力よ姿を現せ」

 

「それで僕達は吹き飛ばされてバラバラになったのですね。とりあえずネフィリムを優先して倒しましょう。もしかしたら響さんもネフィリムを倒す為に動いてるかもなので」

 

 

 

「それはないよ直哉君響さんは私達が来る前に戦線離脱したみたいだから」

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

バラバラにされた者達中編

「ええーーそれはどういう事ですか?」

 

 

 

直哉がグレースの説明に驚いていた。

 

仕方ないわ。効かないかも知れないけどやるわよスパークル」

 

「わかった、フォンティーヌ」

 

 

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン!キュン!キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア !ヒーリングストリーム」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラッシュ」

 

そして二人のプリキュアは必殺技を放った。

 

 

だがネフィリムはプリキュアの2つの必殺技の力を取り込みその勢いのまま響に突撃し、響の体ごと吹き飛ばした。

 

「うあああ」

 

 

ネフィリム突撃を受けた響のシンフォギアは粉々に砕けその欠片をネフィリムが食べた。

 

 

「そんな事が起きてたなんて、最悪のタイミングでトラウマが甦ったのですね」

 

「恐らくはね」

 

「確かに響さんはネフィリムに自分の左腕を食べられた記憶が有るので、今回はシンフォギアの欠片を食べられたのを見てフラッシュバックを起こした可能性がありますね」

 

「どうすればいいの?」

 

「とりあえず皆と合流を急ぎましょう、そしてフラッシュバックを起こして動けない響さんを見つけましょう。今回はシンフォギアの欠片を食べてパワーアップしたネフィリムの自我が響さんを食事と認識しているかもしれないので」

 

 

「「ええーー」それは大変ラビ」

 

「まああくまでも仮説なので」

 

 

その頃ヨシュアとフォンティーヌは・・・」

 

「「ここは?」」」

 

「フフ、来ましたね特務支援課哀れですねキーア様を追ってここまで来るとは」

 

「当たり前だ俺たちとキーアは家族だ」

 

 

「そうだぜ俺達の娘を返しやがれ」

 

「家族だそんなものキーア様に必要ない。司祭ヨハヒムがそんなもの破壊してやる」

 

 

「「「「なっ」」」」

 

 

!!

 

「「これは人間が悪魔のように」」

 

 

「何だペンここはゼムリア大陸では無いのかペン」

 

 

「いやペギタンここはゼムリア大陸に間違いないよ。ただここは紫藤直哉さんが言う。本来の歴史なのかも知れないね」

 

 

「本来の歴史ペン」

 

 

そして特務支援課の四人は魔神ヨハヒムを追いつめたが、最後でヨハヒムの策略にあい特務支援課の四人は魔神ヨハヒムと共に死んでしまった。

 

 

 

「「そんな」ペン」

 

 

そしてエステルとスパークルと立花響は・・・

 

「「ここは」」

 

 

「私達ネフィリムとイシュメルガによって吹き飛ばされてここに来たの?」

 

「エステルさんここは私達の世界に似ている。そんな感じがする」

 

 

 

「「ええーーそれは本当に」

 

エステルはスパークルの言葉に驚いていた。

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

バラバラにされた者達後編

「それは本当に?」

 

 

エステルがスパークルに聞く。

 

「うん、正確には中心世界とは別の世界に行った事のあるグレースから聞いたんだけどそれでもいい」

 

 

 

「ええ構わないわ」

 

そしてスパークルがエステルに話し出した。

 

その頃グレースと直哉は消えた仲間を探していた。

 

「成る程ね私達はネフィリムとイシュメルガによって吹き飛ばされて融合世界やゼムリア大陸の関係している過去もしくは未來に飛ばされているのは間違いないんだね飛鳥ちゃん」

 

 

「ええ間違いないですパパ、フォンティーヌとヨシュアさんがこちらのゼムリア大陸では未來に当たるクロスベルで起きている事件の時間軸にいます。」

 

「そしてエステルさんとスパークルさんと響さんがシンフォギア世界にいます」

 

「成る程ね」

 

「飛鳥ちゃんはそのままフォンティーヌとヨシュアさんと合流して恐らくリヘルアークの内部に二人が戻るとしたらそこになる可能性が高いから」

 

「それに二人に巻き込まれて特務支援課の方々が来る可能性がもあるから」

 

 

「わかりました」

 

 

そして直哉は飛鳥との通信を切った。

 

「それじゃは僕達は一度中心世界に戻りましょう」

 

「わかったわ」

 

「了解ラビ」

 

 

その頃中心世界では・・・

 

 

大帝国劇場地下指令室では花組のゼムリア大陸に着いた時からの映像を見ていた。

 

おい、これからあたい達はどうするんだ?」

 

カンナが考えている飛鳥に聞く。

 

「・・・あ、そうですね私達もあの空中都市に行きますよ」

 

「「「「「何だってーーー」」」」」

 

「あの空中都市に大神一郎さんとマリア・タチバナさんとイシュメルガがいますからね」

 

 

「せやけど、空中に浮いているやでどうやって行くんや?」

 

紅蘭が飛鳥に聞く。

 

「それはもちろん・・・空を飛んでですよ」

 

 

「「「「「何だってーーー」」」」」

 

「「何だってーーー」」

 

 

映像をみていた米田とあやめも飛鳥の言葉に驚いていた。

 

「たくあの時飛鳥の事を聞いたときは驚いたがあの子は紛れもない直哉の娘と言っていいかもな」

 

 

「そうですね司令」

 

 

そう言いながら二人は思い出していた。

 

その質問には私がお答えしますよ」

 

 

そう言って飛鳥が帝国華撃団の前に現れた。

 

「おめえは一体?」

 

 

「私は紫藤直哉さんをサポートするために派遣された者です」

 

「何直哉をサポートするためにだと?」

 

「ええ、そうですよ米田一基さん」

 

 

「君とは初対面の筈だがどうしてワシの名前を知っている?」

 

「何故私が米田さんの名前を知っている理由は私達にとっては血の繋がりは無くても本当のお祖父さんのような人でしたから」

 

 

!!

 

ワシが君のお祖父さんだとーー」

 

 

米田は飛鳥の言葉に驚いていた。

 

「ええ、そうですよ特にお母さんがヨシュアにお世話になりましたから」

 

 

「私の名前は、紫藤飛鳥と言います。私の父は紫藤直哉で母は、真宮寺さくらですから」

 

 

 

「「「「「何だってーーー」」」」」」

 

 

花組隊員全員と米田と藤枝あやめも飛鳥の言葉に驚きを隠せないでいた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帝都にいる者達の話

米田とあやめが飛鳥との出会いを思い出しながらゼムリア大陸の状況を見ていると風組の3人が帝都に異変が起きたことを通達してきた。

 

 

「司令と副司令大変です。ゼムリア大陸に大きな力による異変が起きようとしています」

 

「「何だと!!」何ですって」

 

「最悪の場合中心世界にもかなりの影響が出ると予測されます」

 

「椿、映像を出せるか?」

 

「やってみます」

 

そして椿によって地下司令室の映像は、プリキュア達とエステル達の名の無き村に変わった。

 

 

!!

 

「「「「「これは」」」」」

 

 

米田達が名の無き村の映像に驚いていた。

 

 

ちょっとそんな事ありなの?」

 

シンドイーネはプリキュア達の協力技プリキュア!ヒーリング・オアシスを見て驚いていた。

 

 

そしてメガネフィリムは次第にメガビョウゲーンの力が浄化しつつあった。

 

「ふん、プリキュアどもこれ以上はネフィリムを好きにさせん」

 

 

「「「「「「きゃあああ」」」」うあああ」」

 

その時イシュメルガが操るマリア・タチバナがイシュメルガによって復元されたメガ光武に乗ってプリキュア達に攻撃を開始した。

 

 

 

「「こっちにイシュメルガがやって来た」」

 

「嘘でしょイシュメルガあんたの目的はリィン君に復讐する事のはず何でこちらに来たのよ」

 

「知れたことよ。エステル・ブライトリィンを確実に殺す為の手駒を手に入れるためにここに来た。

 

 

「何ですって」

 

!!

 

「リィン君を殺す為にメガネフィリムを手に入れるのか?イシュメルガ」

 

 

「ああ、そう言う事だ。ヨシュア・ブライト」

 

 

「何よ何よ、メガネフィリムは私達の物なんだから渡すわけ無いでしょ」

 

 

シンドイーネがイシュメルガに向かって言う。

 

 

「そうか仕方がないな。ビョウゲーンキングダムの連中を敵に回すつもりはなかったが、この地に眠りし暗黒の力よ姿を現せ」

 

「おいおい、イシュメルガといいネフィリムと言われたあの怪物といい、常識外れもいいとこだぜ」

 

「そうですね司令以前直哉君がここで説明をしてくれた時話をまともに理解しようとしなかった自分が恥ずかしいです」

 

「あやめ君気にするな、俺もあの時は大神達に説明をした部分しか理解はしてなかったしな」

 

 

回想

 

 

「なるほどわかりました。帝国華撃団の皆さん。これから暫くの間ですが貴方達には、帝都以外に現れる全ての脅威と戦うことが特殊遊撃としてのたった一つの任務となります。」

 

「ちょっと待ってください。全ての脅威とはどういう意味ですか」

 

「言葉通りですよ特殊遊撃部隊管轄は簡単に言えば、融合世界の全ての守り手なのですから」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「あ、それ以外に友好的な異世界とも交流等もしていますがね」

 

「まさか俺達にノイズやメガビョウゲーンと戦えということですか?」

 

「ええ、そうですよ、ただその二つが融合世界の脅威とは違いますけどね」

 

!!

 

「ノイズとメガビョウゲーンはあくまで融合世界内部に存在する敵に過ぎません。僕達の今の段階の脅威は融合世界の外からくるので」

 

 

回想終了

 

 

「今から思えばイシュメルガは融合世界の外から来た存在なのかもな?今さくら達が行っているゼムリア大陸にしてもな」

 

 

そう米田が呟く。

 

 

 

 

その頃紫藤直哉と花寺のどかとラビリンは・・・

 

 

無事に中心世界に一時帰還をしていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帰還そしてエステル達と合流するために1

「ふうなんとか戻ってこれましたね」

 

「そうだね直哉君」

 

「それですぐにシンフォギア世界に行くラビ?」

 

 

「それはすぐには行きませんよ。もう一人の響さんに協力してもらわないと恐らく響さんのトラウマは彼女を苦しめるので」

 

 

「仮にシンフォギア世界の話が進行していた場合もう一人の響さんに代役をお願いすることにもなりますし」

 

 

直哉がそう言うと直哉の自宅に3人は戻って行った。

 

直哉の自宅では・・・

 

「「直哉どうして戻って来たの」」

 

「ああ、マサキさん戻って来たんですね?」

 

「ああルオゾールは融合世界の中にいるのは間違いないが、奴は姿を消したままだ。恐らく以前大帝国劇場に現れたヴォルクルスの言葉が聞いていると思われるな」

 

 

マサキとリィンがヴォルクルスにあったときの事を思い出していた。

 

 

 

米田司令大変です。高速で花組の戦場にやって来る物がいます」

 

「何だと‼」

 

米田は、かすみの報告に驚いているとその機体がやって来た。

 

「なっ本当にヴォルクルスの上半身がこちらの世界に出てくるとはな‼ルオゾールがいる時点でこう言うことを考えておくべきだったぜ」

 

「・・・フフ、サイバスターか」

 

!!

「「「喋ったぞ」にゃん」」

 

「君は一体?」

 

「お前達は帝国華撃団だったかお前達はミロクと言う奴を倒せ、ヴォルクルスは俺が相手をする」

 

 

くっ何て攻撃なの」

 

「あかん光武がもう限界や」

 

「なんつう一撃だよ。あり得ねえ」

 

「流石邪神と名乗るだけはあるわね」

 

「マリアさん何を悠長なことを言ってるですか?」

 

 

「このままだとやられちゃうよ。お兄ちゃん」

 

「安心しろ小娘共貴様等は運かない、先程の攻撃で死んでおけばこれからの地獄を味あわなくてすんだのにな」

 

「何だと‼」

 

「貴様等は弱いのだよ。邪神の我に敵わない位にな」

 

「くっ」

 

ヴォルクルスにそう言われ大神は悔しいと言う表情をする。

 

「おや、そこの人間よお前は、こちらの世界になぜ来ている?イシュメルガは滅びたのか?

 

「久しぶりだなヴォルクルス、イシュメルガはこちらに逃げたから俺もここにいる」

 

「成る程な、お前達がいるのであれば我の復活は後でもよかったと言うことか、まあなんにしてもこの世界の危機はまだまだ続くぞ」

 

「あの時のヴォルクルスの反応を知ったルオゾールが姿を消したと俺は判断しルオゾールを追いかけていたのだが融合世界を43週した時お前の家に帰り着いたのさ」

 

 

「「「43週もしたんですか?」」したんラビ?」

 

「相変わらず方向音痴だよね。マサキは」

 

 

「うるせえ、グレ響お前も今まで何処にいたんだよ」

 

 

「私は翼に翼に捕まったんだよ。そしてこちらの響の状況を知って直哉達が戻って来るのを待ってたんだよ」

 

 

「へえ響に何があったのか?直哉」

 

 

「ええ、実は・・・」

 

 

そして直哉が代表してマサキに説明をする。

 

 

「成る程ね、響が前の世界で左腕を食べられた事によるトラウマが再発して響が戦えなくなってるのか?」

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帰還そしてエステル達と合流するために2

ええ、実は・・・」

 

 

そして直哉が代表してマサキに説明をする。

 

 

「成る程ね、響が前の世界で左腕を食べられた事によるトラウマが再発して響が戦えなくなってるのか?」

 

「ええ、そうです」

 

そして直哉がはゼムリア大陸での戦いのことを話し出した。

 

だがネフィリムはプリキュアの2つの必殺技の力を取り込みその勢いのまま響に突撃し、響の体ごと吹き飛ばした。

 

「うあああ」

 

 

ネフィリム突撃を受けた響のシンフォギアは粉々に砕けその欠片をネフィリムが食べた。

 

 

「そんな事が起きてたなんて、最悪のタイミングでトラウマが甦ったのですね」

 

「恐らくはね」

 

「確かに響さんはネフィリムに自分の左腕を食べられた記憶が有るので、今回はシンフォギアの欠片を食べられたのを見てフラッシュバックを起こした可能性がありますね」

 

「どうすればいいの?」

 

「とりあえず皆と合流を急ぎましょう、そしてフラッシュバックを起こして動けない響さんを見つけましょう。今回はシンフォギアの欠片を食べてパワーアップしたネフィリムの自我が響さんを食事と認識しているかもしれないので」

 

 

「おいおい大変じゃねえか、それで響やのどかの仲間達の行方はわかってるのか?」

 

「ええ、それはフォンティーヌとヨシュアさんがゼムリア大陸の未来世界にそして響さんとええさんとスパークルさん達が融合世界のシンフォギア世界の飛ばされたようです」

 

 

「成る程ねだから直哉とのどかは同じ役割を持つ響を優先したんだね」

 

「ええグレ響さんにその辺りの話をしましたっけ?」

 

 

「ああ、あの時だよリィンが初めて融合世界に来たときね」

 

「ああ、あの時ですか」

 

 

そう言いながら直哉がその時を思い出していた。

 

 

あのーそろそろいいですか?」

 

 

「ああ、すみません!」

 

「貴方は紫藤直哉さんどうしてここに」

 

そう言いながら青年が直哉に近づこうとしたときエステルが二人の間に入った。

 

「そこまでよ私の名前は、エステル・ブライトよ。貴方の名前は」

 

「・・・灰色の騎士と呼んでくれ」

 

「灰の騎士ですって」

 

「ちょっユウナさんこれはどういう意味です。リィンさんが灰色の騎士と名乗るのは?」

 

 

「恐らく教官はエステルさんとヨシュアさんの格好をみて、自分の本名を名乗るのは得策ではないと判断したのでは」

 

 

「成る程」

 

「あのーエステルさんと騎士さんと翼さんは一緒に大帝国劇場に行きましょう」

 

「「「ええ、いいてすよ」」」

 

それぞれの代表者の同意が得られた直哉達は大帝国劇場に向かった。

 

 

「あ、すいません騎士さん光武を5機運んで頂けませんか?騎士さんの機体で」

 

「いいてすよ。直哉さん」

 

「あの時は僕と翼さんとエステルさんと大帝国劇場に行った時に響さんからそんな話をしたんですね」

 

 

「そう言う事よ)

 

「それで直哉お前はグレ響と共にシンフォギア世界に向かうのか?」

 

「ええそのつもりです。ゼムリア大陸で現れたネフィリムがシンフォギア世界に行っている可能性がありますから」

 

 

「直哉はマサキにそう伝えた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

マサキの提案

「そうか、直哉俺も付いていっていいか?」

 

!!

 

「何言っているんですか?マサキさん」

 

あの時のヴォルクルスの反応を知ったルオゾールが姿を消したと俺は判断しルオゾールを追いかけていたのだが融合世界を43週した時お前の家に帰り着いたのさ」

 

 

「「「43週もしたんですか?」」したんラビ?」

 

「相変わらず方向音痴だよね。マサキは」

 

 

「うるせえ、グレ響お前も今まで何処にいたんだよ」

 

 

「私は翼に翼に捕まったんだよ。そしてこちらの響の状況を知って直哉達が戻って来るのを待ってたんだよ」

 

「さっき43周したといったよなその時にわかった事があってな。どうやらラ・ギアスへ行けるようになっていたようだぜ。直哉」

 

 

「成る程以前はのどかさん達の世界に繋がる可能性があったのは飛鳥から聞いてましたけど、マサキさんラ・ギアスに繋がりを持ったのは?」

 

 

「ああ、シンフォギア世界の方が先だったようだぜ」

 

 

「やはりそうですか」

 

 

「しかし、どうして私達の世界に繋がる筈のラ・ギアスがシンフォギア世界に繋がる事に?」

 

「それは恐らくビョウゲーンキングダムの彼等がシンフォギア世界に現れていないからだと思いますよのどかさん」

 

「マサキさんの話の中にもありましたが、ヴォルクルスは、イシュメルガにいい印象を持っていないみたいそう感じましたから」

 

「そんな軽い気持ちで決めていいラビ?」

 

 

「あくまでもヴォルクルスは邪神と言われる神なのでゼムリア大陸にあるエレポニア帝国に巣食う一種の呪いであるイシュメルガをくらべたりするのはおかしいかもしれませんが」

 

 

「ちょっと待て、イシュメルガて呪いなのかよ?直哉」

 

 

「ええそうですよ。マサキさん一応僕が調べた結果エレポニア帝国には7つの幾神伝説があるようですね」

 

7「つの機神伝説だと?魔装機神のようなものが7つもあるのか?」

 

「ええ、具体的にはまだ解明していない部分もあって調査をしていますが。リィンさんが現れた時の機体も帝国の伝説にある機体と思われます」

 

「何ですって」

 

 

グレが驚きながらあの時を思い出していた。

 

「その心配は無用」

 

「ノイズ達は私が殺す」

 

「え、翼さん・・・それに響さんですか?」

 

「ああ、この響はグレ響だかな」

 

「翼後で覚えていろ」

 

「おお、恐い恐い」

 

「所で翼さん最近連絡が取れなかったのも何か理由があったんですか?」

 

「ああ、後で話す。今はノイズとあの巨大植物を倒すのが先決だ」

 

そしてシンフォギア組は巨大ノイズを含めた全部のノイズと戦闘を開始した。

 

エステル達四人と帝国華撃団からさくらとアイリスが幻獣と戦いを始めた。

 

 

「くそー俺達も戦えたら戦いたい」

 

「そうか、なら我と契約すればその機体を動けるようにしてやるぞ」

 

「誰だ!!お前は」

 

「我の名は、黒のイシュメルガどうする我と契約するか?」

 

「イシュメルガだって、本当に契約者になればこの状況を打破出来るんだな」

 

「ああ出来るとも」

 

大神がイシュメルガとの契約をしようとしたとき次元の裂け目ができた。

 

!!

 

「ちっ奴め、ここまで来たか。だが、まだ奴等に見つかるわけにはいかん。我とデボネアの紫藤直哉と魔法騎士に復讐するまでは」

 

その直後灰の機神ヴァリマールとその担い手のリィン・シュバルツァーが出てきたことによりヒドラプラントとプラントアームは圧死し、浅草周辺に咲いていた紅い植物は全部消えた。

 

「確かにあの時の強さなら伝説の機体と言われても納得出来るわね。」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帝国華撃団ゼムリア大陸での戦い

その頃ゼムリア大陸に残っている紫藤飛鳥と帝国華撃団は・・・

 

 

おい、これからあたい達はどうするんだ?」

 

カンナが考えている飛鳥に聞く。

 

「・・・あ、そうですね私達もあの空中都市に行きますよ」

 

「「「「「何だってーーー」」」」」

 

「あの空中都市に大神一郎さんとマリア・タチバナさんとイシュメルガがいますからね」

 

 

「せやけど、空中に浮いているやでどうやって行くんや?」

 

紅蘭が飛鳥に聞く。

 

「それはもちろん・・・空を飛んでですよ」

 

 

「「「「「何だってーーー」」」」」

 

そして花組は飛鳥の飛行魔法と認識阻害魔法を使いリヘルアークに侵入したのだった。

 

 

「嘘でしょこんな所に大神さんとマリアさんがいるなんて」

 

「・・・信じられないぜこんな建物の中に幽霊が存在するとはな」

 

帝国華撃団はリヘルアークに突入した地点が上位三属性が働く地点らしくゼムリア大陸に現れた悪霊や悪魔と戦いを始めた。

 

 

その時一人の女の子が帝国華撃団の戦いに割り込んだ。

 

「何やこの子は?」

 

紅蘭の言葉が聞こえたのか、割り込んだ人物が喋りだした。

 

 

「私の名前はシャーリィーオルランドだよ。よろしくね帝国華撃団のみんな」

 

 

!!

 

シャーリィーオルランドが自分達の事を知っていることに驚いていた花組の全員」

 

そして戦いはシャーリィの参戦で比較的に早く終わっていた。

 

 

「それで何で、帝国華撃団がこっちのゼムリア大陸にいるの?」

 

「ええ、実は・・・」

 

さくらがシャーリィの質問に答えた。

 

 

・・・あ、そうですね私達もあの空中都市に行きますよ」

 

「「「「「何だってーーー」」」」」

 

「あの空中都市に大神一郎さんとマリア・タチバナさんとイシュメルガがいますからね」

 

 

「せやけど、空中に浮いているやでどうやって行くんや?」

 

紅蘭が飛鳥に聞く。

 

「それはもちろん・・・空を飛んでですよ」

 

 

「「「「「何だってーーー」」」」」

 

「成る程お姉さん達の大事な人達がこっちのゼムリア大陸に誘拐されたんだね」

 

 

「ええ、そう言う事よ」

 

 

「しかしお姉さん達の行動は無謀だよ。だってお姉さん達がこちらに来ている間に帝都が襲われたらどうするの?」

 

「襲われる前に二人を助けて戻ればいいだぜ」

 

 

「ふーんそれならシャーリィは行くよ」

 

 

「あ、そっちは行き止まりだから気をつけてね」

 

 

「おうありがとうな」

 

 

そう言ってシャーリィは帝国華撃団と別れた。

 

 

「お兄ちゃんリヘルアークに新たな来客があったよ」

 

 

帝国華撃団と別れたシャーリィはその後ナオヤ・ブライトに連絡をとっていた。

 

 

その頃ナオヤ・ブライト達の方では・・・

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ナオヤ・ブライト達の前に現れる者

時の少し戻して・・・

 

 

シャーリィーすまんが周囲を探索して来てくれるか?」

 

「うん、いいよそれと、この子達が持つ通信機が使えるか調べたらいい?」

 

 

「ああ、頼む」

 

ナオヤがそう言った直後シャーリィーはミリアムの持つ通信機を取り出した。

 

 

「ちょっとそれ僕のだよ」

 

「ちょっと借りるよ」

 

 

そう言ってシャーリィーはリベルアークの中の探索に向かった。

 

「しかしここがリベール王国に出現したと言われるリベルアークとは」

 

リインがそう言った。

 

「そうかお前達はクロスベルと帝国で起きた事件の当事者だったな」

 

「ああ、蒼の大樹や帝国によるクロスベル併合のな」

 

「そうか・・・ならば黄昏後のゼムリア大陸については知らないんだなお前達は」

 

!!

 

「ナオヤ・ブライトお前は俺達の未来について知っているのか?」

 

 

「ああ多少はな、ある意味こちらのゼムリア大陸にお前達とイシュメルガが来たことによりお前達のゼムリア大陸に多少の弊害が起きるかもしれんが」

 

「そんな・・・」

 

「弊害と言っても順序が変わる程度かも知れないしな」

 

「仮にこちらの世界で力を取り戻したイシュメルガがお前達の世界で第二の黄昏を起こした場合リインやロイド・バニングスやエステル達の力を借りたとしても、イシュメルガに再び勝つのは厳しいだろうな」

 

 

!!

 

リインとユウナはナオヤ・ブライトの言葉に驚いていた。

 

「それはどうしてだ?」

 

 

「それは中心ねの大神一郎とマリア・タチバナの力を手に入れたからだ」

 

 

「確かに、イシュメルガは大神さんとマリアさんの体を手に入れたかも知れないがそれで俺達やロイドやエステルが負けるとは思わないが」

 

 

「リィンお前はこの世界の暦を知らないのか?」

 

「え、」

 

こちらのゼムリア大陸の年は1203年だぞ、つまり特務支援課が存在しないしこちらのリィンはトールズ士官学院にすら入っていない時代なのだぞ」

 

 

「あ、そう言えばそうだった」

 

 

「実際リベール王国だけでイシュメルガに勝てると思うか?」

 

「それは確かに」

 

 

その時シャーリィからナオヤに連絡が入ってきた。

 

「お兄ちゃんリヘルアーク探索中に面白い人達と出会ったよ」

 

 

「面白い人達だと?」

 

 

そしてシャーリィはその時の事を話し出した。

 

やこの子は?」

 

紅蘭の言葉が聞こえたのか、割り込んだ人物が喋りだした。

 

 

「私の名前はシャーリィーオルランドだよ。よろしくね帝国華撃団のみんな」

 

 

!!

 

しかしお姉さん達の行動は無謀だよ。だってお姉さん達がこちらに来ている間に帝都が襲われたらどうするの?」

 

「襲われる前に二人を助けて戻ればいいだぜ」

 

 

「ふーんそれならシャーリィは行くよ」

 

 

「あ、そっちは行き止まりだから気をつけてね」

 

 

「おうありがとうな」

 

 

そう言ってシャーリィは帝国華撃団と別れた。

 

 

 

「成る程帝国華撃団がこちらに来てたか」

 

 

「おっとシャーリィすまんがこちらにも予想外というかここで出会うとは思わなかったぞ」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

予想外の再会

「まさかもうここで出会うとはな大神一郎」

 

 

 

「ナオヤ・ブライトとリィン・シュバイツァーだな。お前達を殺すイシュメルガ様の為に」

 

 

「はあ、何いってんだよ大神一郎正気に戻れよ」

 

 

浪虎滅却・疾風迅雷」

 

「うあああ。あぶねえリィンこいつ大神は既に堕ちているのか?」

 

「ああ、俺のせいでな」

 

 

「マジかよ。たまらねえぞ」

 

 

ナオヤは大神が既にイシュメルガの手駒として動いているのは聞いていたが実際にあったのは初めてで驚いていた。

 

「リィンお前な大神が大事にしてたのをヴァリマールで壊したのが原因なんだろう?」

 

 

「ああ、そうだ」

 

エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 「プリキュア!ヒーリングタイガーフラッシュ」

 

スパークルと大神の霊力を融合させた技がメガ光武に迫るが・・・その時上空から灰の機神ヴァリマールがメガ光武を一刀両断してしまった。

 

「やったかヴァリマール」

 

「いやいやイシュメルガには逃げられたようだ」

 

 

「そうか、それでは撤退するか」

 

 

 

 

「うわーーマリアーーーー」

 

「嘘ですよねマリアさーん」

 

予想外の事態に帝国華撃団とプリキュア達は唖然としていた。

 

 

「何をあわててるんだあの人達は」

 

 

「ドウヤラ、リィンガタオシタテキニナカマガイタミタイダナ」

 

 

「何だってーー俺はその人間を殺してしまったのか?」

 

 

そう言ってリィンがヴァリマールから降りると・・・

 

 

「貴様ー」

 

 バキッ

 

「灰色の騎士、お前のせいでマリアがーー」

 

「ちょっと落ち着いてください大神さん」

 

直哉達と分断されていた仲間達が大神の体を押さえる。

 

 

そして直哉とプリキュアの三人は、リィンに話をする。

 

「リィンさんどうしてここに?」

 

「ヴァリマールがイシュメルガの存在を見つけたからです」

 

 

「それでイシュメルガはいたんですか?」

 

フォンティーヌがリィンに聞く。

 

「いや、逃げられたようだ」

 

「なら貴方は殺人を犯した人ですね」

 

「貴方は帝国華撃団のマリア・タチバナさんを殺したんだ」

 

!!

 

「どういう意味ですか?直哉さん」

 

「リインさん落ち着いて下さい。実はマリア・タヂバナさんが貴方が一刀両断した機体の中にいたんですよ」

 

!!

 

「なっあんな怪物に帝国華撃団の仲間が・・・」

 

「あれはメガビョウゲーンに侵された光武だったんです」

 

「何をごちゃごちゃ言っている」

 

 

「それはな大神一郎お前の男がイシュメルガごときに取り込まれる原因となった話だよ」

 

!!

 

ナオヤ・ブライトの言葉に大神は一瞬止まった。

 

「今だ!!3人とも」

 

 

ナオヤの言葉に合わせてリィンとミリアム、ユウナが大神に攻撃をしつつ大神を気絶させたのだった。

 

 

 

その頃マリアにつまついているイシュメルガは・・・

 

 

「ここはセフィーロかまさかここに再び来ることになるととはなデボネアもう少し待っていろ」

 

 

 

 

そう言ったイシュメルガはセフィーロから出ていくのだった。

 

 

その頃紫藤飛鳥はゼムリア大陸の未來に飛ばされたキュアフォンティーヌとヨシュアの動向を自分の魔法を使い見ていた。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

未來に跳ばされた二人

その頃ヨシュアとフォンティーヌは・・・」

 

「「ここは?」」」

 

「フフ、来ましたね特務支援課哀れですねキーア様を追ってここまで来るとは」

 

「当たり前だ俺たちとキーアは家族だ」

 

 

「そうだぜ俺達の娘を返しやがれ」

 

「家族だそんなものキーア様に必要ない。司祭ヨハヒムがそんなもの破壊してやる」

 

 

「「「「なっ」」」」

 

 

!!

 

「「これは人間が悪魔のように」」

 

 

「何だペンここはゼムリア大陸では無いのかペン」

 

 

「いやペギタンここはゼムリア大陸に間違いないよ。ただここは紫藤直哉さんが言う。本来の歴史なのかも知れないね」

 

 

「本来の歴史ペン」

 

 

そして特務支援課の四人は魔神ヨハヒムを追いつめたが、最後でヨハヒムの策略にあい特務支援課の四人は魔神ヨハヒムと共に死んでしまった。

 

「イヤーロイド、ランディ、ティオ、エリィ」

 

 

泣き叫ぶ緑色の髪の少女が四人の亡骸に近づくとフォンティーヌが少女に近づこうとした時異変が起きた。

 

 

「きゃああ」

 

 

「なんだペン」

 

 

「これはまさか・・・」

 

 

そこでフォンティーヌとペギタンとヨシュアの意識が一時的に途切れた。

 

 

 

「「「うーんここは?」」」

 

 

「どうやら先ほどの場所と変わらないようだね。」

 

 

ヨシュアがそう言った直後特務支援課が現れた。

 

フフ、来ましたね特務支援課哀れですねキーア様を追ってここまで来るとは」

 

「当たり前だ俺たちとキーアは家族だ」

 

 

「そうだぜ俺達の娘を返しやがれ」

 

「家族だそんなものキーア様に必要ない。司祭ヨハヒムがそんなもの破壊してやる」

 

 

「そうよあんたには私達も聞きたい事もあるのよ」

 

「ヨハヒム司教おとなしく捕まってくれませんか?」

 

「「ええーー何でここにエステルとヨシュアが」さんが」

 

 

 

そして四人の特務支援課とエステルとヨシュアを含む6人対魔神ヨハヒムとの戦いになった。

 

 

「「何何?この戦い前に見た戦いと同じ結局になっていく」」

 

フォンティーヌとペギタンがそう言った時魔神ヨハヒムが己の体の崩壊直前に6人の動きを封じた。

 

 

「「ああ、このままじゃあ前と一緒だペン」」

 

 

「うふふ、見つけたわよ。パテムバテム行っちゃって」

 

 

「「レン」」

 

 

そしてレンの介入により特務支援課の四人とエステルとヨシュアは、無事に魔神ヨハヒムの崩壊による爆発に巻き込まれることなく無事に脱出することが出来たのだった。

 

 

その一部始終を見たフォンティーヌとペギタンとヨシュアは・・・

 

 

「歴史が変わったの?」

 

「これは歴史が変わったというよりはイベント自体が変わったように思えるペン」

 

 

 

「うん、ペギタン君の方が正解に近いかもね」

 

ヨシュアがそう言う。

 

 

「恐らく緑色の少女が四人の運命を変えたんだと思っていいと思うよ」

 

「それじゃあの子に頼めば大神さんとマリアさんも助かるんじゃない?」

 

 

フォンティーヌがそう言うとヨシュアが否定した。

 

 

「それはやめた方がいいよ。フォンティーヌ。僕達が見ているのはあくまで未来であり、現実のゼムリア大陸に戻っても彼らはまだ僕達とは会わないのだから」

 

 

そしてヨシュアとフォンティーヌとペギタンは未来今まで特務支援課達の時代から消えたのだった。

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

エステルスパークル響のいる場所は

その頃エステルとスパークルと響は・・・

 

 

「「ここは」」

 

 

「私達ネフィリムとイシュメルガによって吹き飛ばされてここに来たの?」

 

「エステルさんここは私達の世界に似ている。そんな感じがする」

 

 

 

「「ええーーそれは本当に」

 

エステルはスパークルの言葉に驚いていた。

 

 

「うんここは恐らく響の世界に違いはないと思う」

 

 

 

「確かにここはゼムリア大陸ではない世界で間違いないと思うけどさっきから賑やかな場所よね」

 

 

「確かに」

 

そう言ってスパークルは変身を解除してその会場付近を歩いてみた。

 

 

「ふーんツヴァイウィングと言うグループのコンサート会場かあ」

 

そう言いながらひなたはエステルと響の元に戻って行った。

 

 

その頃エステルと響は・・・

 

 

「うーんここは・・・」

 

「あ目覚めたのね響」

 

「エステルさん私は確かゼムリア大陸にいたのに」

 

 

そして響は思い出していた。

 

 

 

危ないわね。立花響。私は立花響は嫌いなのよね。偽善者だから」

 

 

!!

 

「「「「偽善者だってーー」」」」

 

シンドイーネの言葉に響以外の人達は驚いていた。

 

 

「どうしてシンドイーネが私の過去を・・・」

 

 

響は動揺していた。

 

 

「あらー立花響は偽善者なのよ知らなかった」

 

「確かに私はマリアさん達にも同じ事を前の世界で言われた事があるけど、それをどうしてシンドイーネが」

 

 

「それはこの欠片のおかげよ立花響、この紫の欠片の情報を使いネフィリムと村の前でお前達を襲った者達を作り出したのよ」

 

 

 

そう言いながらシンドイーネが興奮する。

 

 

「その欠片に私の世界の過去が・・・」

 

「「ええーーどうしてゼムリア大陸に響さん達の世界の情報が」」

 

フォンティーヌとスパークルが驚いていた。

 

 

「そんな事私だって知らないわよ」

 

シンドイーネがそう言う。

 

 

「そんな事よりネフィリムさっさとプリキュアと立花響を倒しちゃって」

 

「GOOO」

 

 

「仕方ないわ。効かないかも知れないけどやるわよスパークル」

 

「わかった、フォンティーヌ」

 

 

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン!キュン!キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア !ヒーリングストリーム」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラッシュ」

 

そして二人のプリキュアは必殺技を放った。

 

 

だがネフィリムはプリキュアの2つの必殺技の力を取り込みその勢いのまま響に突撃し、響の体ごと吹き飛ばした。

 

「うあああ」

 

 

ネフィリム突撃を受けた響のシンフォギアは粉々に砕けその欠片をネフィリムが食べた。

 

「私はあの時からずっと気絶してたんですね」

 

 

「ええ、そうよ。名の無き村でメガネフィリムと戦いをしていたらイシュメルガまでやって来てその戦いの最中に私達はこちらの世界に跳ばされたのよ」

 

 

「今ひなたがこの世界の建物の調査をしているのよ」

 

 

「どの建物の調査ですか?」

 

 

響はエステルに聞いた。

 

「あの建物よ」

 

 

「ええ、あれは・・・あのコンサート会場がなんで存在しているの?あそこはノイズによって破壊された筈なのに」

 

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

コンサート会場前編

響が自分のいる場所に驚いているとひなたがニャトランと戻って来た。

 

 

「あ、響さんもう起きて大丈夫ですか?」

 

「ひなたちゃんにも迷惑をかけたね」

 

 

「そんなこと無いですよ響さん。響さんツヴァイウィングと言うグループ知ってますか?」

 

!!

 

響はひなたのツヴァイウィングと言う言葉に驚いていた。

 

「ひなたちゃんツヴァイウィングの事をどこで知ったの?」

 

「え、そこのコンサート会場ですけど」

 

 

「「ええーーコンサート会場が存在するのーー」

 

 

「ええ確かにそう書いてましたよ」

 

「ちょっと待って響コンサート会場あるのはおかしいの」

 

「ええエステルさん恐らくここは私がシンフォギアを纏う前の時代だと思います」

 

「何ですって」

 

 

その頃直哉達は・・・

 

 

ちょっと待て、イシュメルガて呪いなのかよ?直哉」

 

 

「ええそうですよ。マサキさん一応僕が調べた結果エレポニア帝国には7つの幾神伝説があるようですね」

 

7「つの機神伝説だと?魔装機神のようなものが7つもあるのか?」

 

「ええ、具体的にはまだ解明していない部分もあって調査をしていますが。リィンさんが現れた時の機体も帝国の伝説にある機体と思われます」

 

 

そして直哉達はエステル達と合流する為に彼女達がいる可能性のある時代に向かった。

 

 

 

「ちょっと待ってどうして過去に来てるのよ。私達は?」

 

エステルが響に聞く。

 

「恐らくですけど私が気絶した後に何かがあってこの事態が起きたのでは?」

 

 

響がエステルに言う。

 

そしてエステルがその時を思い出していた。

 

 

ネフィリムによってかきけされたプリキュア達の希望だがその時不思議な事が起こった。

 

今プリキュア達の達のいるゼムリア大陸に存在しない筈のエレメント達がゼムリア大陸に現れたのだった。

 

そしてプリキュア達は新たな力を授かった。

 

 

「トリプルハートチャージ」」

 

 

 

「「届け」」

 

 

 

「「癒やしの」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス」」」

 

ピンク色水色そして黄色の光の腕がメガネフィリムを貫通した。

 

「GOOO」

 

「ちょっとそんな事ありなの?」

 

シンドイーネはプリキュア達の協力技プリキュア!ヒーリング・オアシスを見て驚いていた。

 

 

そしてメガネフィリムは次第にメガビョウゲーンの力が浄化しつつあった。

 

「ふん、プリキュアどもこれ以上はネフィリムを好きにさせん」

 

 

「「「「「「きゃあああ」」」」うあああ」」

 

その時イシュメルガが操るマリア・タチバナがイシュメルガによって復元されたメガ光武に乗ってプリキュア達に攻撃を開始した。

 

 

 

「成る程エステルさんと響さんとひなたさんが本当にいるとは」

 

 

「「「ええーー直哉君がどうしてここにーー」」」



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

コンサート会場後編

「「「ええーー直哉君がどうしてここにーー」」」

 

エステル響とひなたは突然の直哉の登場に驚いていた。

 

「もちろん私もいるよひなたちゃん」

 

「のどかっちどうしてここに?」

 

「ここは響さんいわく過去の世界なのに」

 

「ええ確かにここは響さんにとっては過去のように見えるけど実は現在なのです)

 

「「「ええーーどういうわけ」」」

 

 

「響さん思い出して下さい」

 

「このシンフォギア世界を封印していた物を」」」

 

 

「え、まさか天海によってシンフォギア世界の封印が解けたの?」

 

その時大変な事が起きた

 

ドーンガラガラガシャーン

 

 

「「「きゃああ地震だ」」」

 

「いかん、君達は机の中に早く」

 

 

「「「はい、」」」

 

 

それから数分後・・・

 

 

「凄かったねさっきの地震」

 

「大丈夫ですか?のどかさん達」

 

「あ、直哉君迎えに来てくれたの?」

 

 

「ええ、それもありますが3人に伝えないといけないことが起きたので」

 

「「「それは?」」」

 

「先程の巨大地震のせいだと思うのですけど暫くの間ゲートが使えなくなりました」

 

「「「ええーー」」」

 

「それ本当なの?」

 

「残念ですけど本当ですよ。ひなたさん」

 

 

「「やったーー」ニャン」

 

直哉の説明を聞いたひなたとニャトランは喜んだ。

 

「「一体何でそんなことに」」

 

ちゆとのどかが直哉に理由を再度聞いた。

 

「そこは本当にわからないんです」

 

 そう言ってのどか達は急ぎ直哉の自宅に戻るのだった。

 

「ふん、これが六覇星降魔陣か」

 

「フェフェ、みたか六覇星魔陣の力を」

 

天海が高らかに笑う。

 

 

「ええ恐らくその可能性が高いです」

 

 

「つまり私がもう一人出てくるのコンサート会場で?」

 

 

「いえ、それはまだないと思います、何故なら見てください」

 

この場にいる全員が直哉の言葉に合わせてその方向を見ると岩の怪物とそれを指揮しているルオゾールを見つけた。

 

「何で私達の世界にワカメ男が?」

 

響は予想外の事態に驚いていた。

 

「フフ、ここが私達のラ・ギアスに繋がっている世界ですか?デモンゴーレムを使いこちらの地上世界の軍事力を見てみますか」

 

 

 

そしてルオゾールはデモンゴーレムを100体召喚したのだった。

 

 

その頃コンサート会場の地下にある部屋では・・・

 

 

「大変です司令ノイズと異なる怪物と見られる者がコンサート会場付近に現れました」

 

 

「「「きゃあああ、怪物だあーーー」」」

 

 

「ノイズじゃないけど怖いよーー」

 

 

コンサート会場に来ていた客達が混乱しながら避難をしていた。

 

 

「「司令私達が出ます」」

 

「翼奏それは許可できん未知の敵だからな」

 

「シンフォギアを安易に見せる事にも繋がるからな」

 

「「しかし司令」」

 

 

その後高速でコンサート会場にやって来たのは、マサキの乗るサイバスターだった。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

サイバスターVSデモンゴーレム

「「「何なんだあれは」」」

 

コンサート会場の地下にある部屋で見ていた全員が突然現れたサイバスターに驚いていた。

 

その頃響は・・・

 

 

「ええーーサイバスターどうしてここに?」

 

「響さん実はですね)

 

 

そして直哉が響に説明をする。

 

 

 

 

「さっき43周したといったよなその時にわかった事があってな。どうやらラ・ギアスへ行けるようになっていたようだぜ。直哉」

 

 

「成る程以前はのどかさん達の世界に繋がる可能性があったのは飛鳥から聞いてましたけど、マサキさんラ・ギアスに繋がりを持ったのは?」

 

 

「ああ、シンフォギア世界の方が先だったようだぜ」

 

 

「やはりそうですか」

 

 

「しかし、どうして私達の世界に繋がる筈のラ・ギアスがシンフォギア世界に繋がる事に?」

 

「それは恐らくビョウゲーンキングダムの彼等がシンフォギア世界に現れていないからだと思いますよのどかさん」

 

「マサキさんの話の中にもありましたが、ヴォルクルスは、イシュメルガにいい印象を持っていないみたいそう感じましたから」

 

 

「ええーー地底世界ラ・ギアスがのどかちゃんの世界にではなくシンフォギア世界の中にあるんですとーー」

 

 

「ええですがマサキさんやプレシアちゃん達のラ・ギアスとは少し違うみたいですけどね」

 

 

「なっサイバスターまた私の邪魔をするのか?デモンゴーレムサイバスターを倒せ」

 

ルオゾールがそう言って100体のデモンゴーレムに命令するが・・・。

 

 

「ルオゾール忘れたのかサイバスターにはこれがあることをいくそクロシロ」

 

「「了解ニャ」」

 

「サイフラッシュ」

 

 

「「「何なんだこの光はーー」」」

 

「うおおこの光はまずいです撤退する」

 

 

ルオゾールはサイフラッシュの光に紛れ込み撤退をしたのだった。

 

 

時を少し戻して・・・

 

「ええサイバスターがここにいるなんてーー)

 

「ええ、マサキさんが僕達と一緒に来たんですよ。それとねでできていいですよ」

 

 

「よ、太陽久しぶりだな)

 

 

「うわあ、もう一人の私!!」

 

 

「どうしてここに?」

 

「寝坊の響の為に私が呼ばれたんだよこのまま物語が進んでもいいようにな」

 

「お前が起きなかった場合な」

 

「そうだったのごめんね」

 

 

「気にするな。私もお前の世界に少し興味があったから直哉についてきたんだからな」

 

 

「皆さんサイバスターが全てのデモンゴーレムを倒したようです。僕達も・・・いやまだのようですね」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

直哉がそう言うとコンサート会場を中心にノイズとそのノイズの中に紛れ込むようにメガビョウゲーンが存在していた。

 

「「「「「「あれはノイズとメガビョウゲーン」」」」」」

 

 

「「どうしてメガビョウゲーンだけがこちらのシンフォギア世界に現れたの?」」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ノイズ&メガビョウゲーン襲来前編

「「どうしてメガビョウゲーンがこちらの世界に」」

 

 

「シンドイーネもいないのに」

 

ひなたがそう言う。

 

「恐らくですけどノイズは予定通り物語が進んでいますがコンサート会場の地下にいる彼等にメガビョウゲーンを見せないで浄化してくださいもしここで知られると厄介な事にもなるかも知れないので僕達の存在は響が彼等に見つかるまで存在を知られないようにしたいので」

 

「わかったニャトラン」

 

「おうニャ」」

 

「わかったよ直哉君。ラビリン」

 

「行くラビ!!のどか、直哉」

 

 

 

スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

「「キュアタッチ」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

「「重なる2つの花」」

 

 

 

「キュアグレース」

 

 

 

「ラビ」

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

 「キュアタッチ」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光」」

 

 

 

「キュアスパークル」

 

 

 

「ニャン」

 

 

 

「「「「地球をお手当て」」」」

 

 

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア」」」」

 

そしてグレース達は大量のノイズに隠れているメガビョウゲーンを浄化するために行動を始めた。

 

 

その頃コンサート会場の地下にいる彼等は・・・

 

「「司令ノイズだからあたい達は行くよ」

「ああ、頼む翼、奏」

 

 

そして彼女達シンフォギアもノイズを倒すために出撃した。

 

 

その頃ノイズの襲来を演出したものは

 

 

「何だノイズ以外に数体だが見慣れない生物と言う物を見るが、これはこれで連中を混乱させるには都合がいいかもな」

 

 

その頃エステルと二人の響は・・・

 

「私もノイズと戦えるのに」

 

「エステルさんそれは駄目ですよ、ノイズと戦うのは」

 

響がエステルを説得する。

 

 

「そうだな。シンフォギアでしか倒せないノイズをエステルが倒したらシンフォギア世界の常識が崩壊するからそれはやめてやれ」

 

 

 

グレ響もエステルを説得する。

 

 

「むう、仕方ないわね。確かにそれをしたら目立ちすぎるわね」

 

 

そう言ってエステルは納得するのだった。

 

その頃グレースとスパークルは・・・

 

 

「「いたーーメガビョウゲーンラビ」ニャン」

 

 

「行くよスパークル」

 

 

「オッケーグレース」

 

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラッシュ」

 

 

「グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラワー」

 

 

 

二色の光線が二体のメガビョーゲンを見事に浄化させた。

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「お大事に」」」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ノイズ&メガビョウゲーン襲来後編

時を少し戻して・・・

 

「なんだあの光はノイズ以外の存在がいたのか?」

 

「わかりません司令未知のエネルギーを関知したものの詳細な情報はわかりません」

 

 

「司令何なんですか?あの光は?」

 

 

「わからんとりあえずノイズを倒すことに集中してくれ翼と奏君」

 

「「了解」」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラッシュ」

 

 

「グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラワー」

 

 

 

二色の光線が二体のメガビョーゲンを見事に浄化させた。

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「お大事に」」」

 

「さあ二人ともシンフォギア奏者達がノイズとまだ戦ってる間に皆さんと合流しましょう」

 

 

「「うん了解」」

 

 

そしてグレース達は急ぎエステル達のいる場所に向かった。

 

「一体あの光はなんなのだ?」

 

そしてグレース達が戦場から撤退した後シンフォギア奏者の二人は無事にコンサート会場付近に現れたノイズを撃退していた。

 

「お疲れ様二人とも」

 

 

「司令先ほどの岩の怪物に続きノイズと共に現れた異形の怪物の正体はわかりましたか?」

 

「すまない岩の怪物に続きあの怪物の情報すらまったくなかった」

 

 

「そうですか」

 

 

「嘘だろ!!本当に未知の怪物がノイズと一緒に現れたて事かよ」

 

 

「そう言う事になるな」

 

「それでは司令ノイズ共に現れた怪物を撃退したあの光は何かわかりましたか?」

 

 

すまないがそれは音声のみしか取れなかった」

 

 

そして司令と言われた男が音声を再生する。

 

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

 

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

 

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

 

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラッシュ」

 

 

 

 

 

「グレース」

 

 

 

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

 

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

 

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

 

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

 

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラワー」

 

 

 

 

 

 

 

二色の光線が二体のメガビョーゲンを見事に浄化させた。

 

 

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

 

「「「お大事に」」」

 

 

「お大事にだって?声の主は医者なのか?」

 

 

「安易に考えたら医者対ウイルスのように考えられるがあんな巨大なウイルスがいるなんて信じられないがな」

 

「確かにな」

 

 

その頃エステル達と合流した直哉達は・・・

 

 

「何とか謎のままメガビョウゲーンを浄化をすることが出来たのは良かったですね」

 

 

「しかし直哉君これからどうするの?このままこちらの世界に滞在するの?」

 

 

響が直哉に聞く。

 

「いえ一度ゼムリア大陸に戻りますよ。響さん」

 

「あちらに帝国華撃団と大神さんの体があるので」

 

 

「それに帝国華撃団とナオヤ・ブライトさん達が合流したそうですし」

 

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

 

響達は直哉の言葉に驚いていた。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

合流と消えたマリア

紫藤直哉達がシンフォギア世界にてエステル達と合流していた頃ゼムリア大陸でも帝国華撃団とナオヤ・ブライト達が合流していた。

 

 

 

「いやあんた達にはかりができたな」

 

「いや構わんさ俺達にも大神一郎を利用していたイシュメルガにようがあっただけだからな」

 

「それでもだよ。あんた達のおかげで隊長が戻って来たのだから」

 

 

「ああ、だが大神一郎とイシュメルガのリンクはまだ繋がっているから奴が起きたら敵に回る可能性があるがな」

 

 

「「「「「何だってーー」」」」」

 

花組はナオヤの言葉に驚いていた。

 

「なんだよそれは。ちくしょうせっかく隊長を助けれたと思ったのに」

 

 

「だがその辺は紫藤直哉が考えているのだろう?紫藤飛鳥よ」

 

「ええそれは、そうですけどまずはあなたの妹であるエステルさんと一緒に消えたマリアさんを見つけないと行けませんけど」

 

 

「確かになイシュメルガの媒体となっているのは大神だけではなかったな」

 

 

「飛鳥お前はエステル達の消えた様子を知ってるな教えてもらおうか?」

 

「いいですよナオヤ・ブライト」

 

そして飛鳥は話し出した。

 

 

 

ピンク色水色そして黄色の光の腕がメガネフィリムを貫通した。

 

「GOOO」

 

「ちょっとそんな事ありなの?」

 

シンドイーネはプリキュア達の協力技プリキュア!ヒーリング・オアシスを見て驚いていた。

 

 

そしてメガネフィリムは次第にメガビョウゲーンの力が浄化しつつあった。

 

「ふん、プリキュアどもこれ以上はネフィリムを好きにさせん」

 

 

「「「「「「きゃあああ」」」」うあああ」」

 

その時イシュメルガが操るマリア・タチバナがイシュメルガによって復元されたメガ光武に乗ってプリキュア達に攻撃を開始した。

 

 

 

「「こっちにイシュメルガがやって来た」」

 

「嘘でしょイシュメルガあんたの目的はリィン君に復讐する事のはず何でこちらに来たのよ」

 

「知れたことよ。エステル・ブライトリィンを確実に殺す為の手駒を手に入れるためにここに来た。

 

 

「何ですって」

 

!!

 

「リィン君を殺す為にメガネフィリムを手に入れるのか?イシュメルガ」

 

 

「ああ、そう言う事だ。ヨシュア・ブライト」

 

 

「何よ何よ、メガネフィリムは私達の物なんだから渡すわけ無いでしょ」

 

 

シンドイーネがイシュメルガに向かって言う。

 

 

「そうか仕方がないな。ビョウゲーンキングダムの連中を敵に回すつもりはなかったが、この地に眠りし暗黒の力よ姿を現せ」

 

 

「成る程なイシュメルガめ邪魔な連中を未來に跳ばそうとして自分も跳んだのか?」

 

「恐らくその可能性もありますが、イシュメルガは似た存在のいる世界に行ったのではないかと」

 

「成る程なデボネアか」

 

「ええセフィーロと呼ばれる世界に行っている可能性もあります」

 

「確かになイシュメルガならやりそうだな」

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

一つの可能性

「でもそうするとマリア・タチバナを取り戻す事が出来ないがいいのか?」

 

「それはイシュメルガがこちらが行ける範囲にいれば行きますけどね」

 

「そう言えばセフィーロにはまだ封印がされていたな」

 

「ええそれがある限りセフィーロ側からも融合世界からも接触は出来ないので」

 

 

 

「そう言えばそうだったな。まあ飛鳥よお前達の敵である奴が動けばイシュメルガ以上に動くだろうからな。その為の封印なのだろう?」

 

「ええ、セフィーロとはまだ繋がらないようになっているようですがね、あ、どうやらパパ達の映像が見れるようになりましたのでナオヤさん達も見ますか?」

 

 

「リィンどうする?」

 

 

「ああ、見れるならみたいが・・・」

 

 

 

そして飛鳥とリィンとナオヤ・ブライトは帝国華撃団とミリアム達と離れて映像を確認した。

 

 

わかったよ直哉君。ラビリン」

 

「行くラビ!!のどか、直哉」

 

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

「「キュアタッチ」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

「「重なる2つの花」」

 

 

 

「キュアグレース」

 

 

 

「ラビ」

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

 「キュアタッチ」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光」」

 

 

 

「キュアスパークル」

 

 

 

「ニャン」

 

 

 

「「「「地球をお手当て」」」」

 

 

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア」」」」

 

そしてグレース達は大量のノイズに隠れているメガビョウゲーンを浄化するために行動を始めた。

 

映像中断・・・

 

 

「ほうこれが噂のプリキュアとメガビョウゲーンと言う奴等か」

 

ナオヤさんは彼女達の戦いは初めてみますか?」

 

 

「ああ、ただ紫藤直哉もプリキュアになったと言う話は聞いたぞ」

 

「あはは、ゼムリア大陸にまでその話伝わっているんですね?」

 

「ああ、まあな。紫藤飛鳥よお前達はこれからどうする気だ?」

 

「結果的にとはいえ大神を確保したのは間違いないからな」

 

この後に関してはパパ達との合流後に相談をすると思いますが結果的にエステルさんとヨシュアさんが参加するこのリヘルアーク攻略のお手伝いをする可能性がありますね」

 

「そうかならば映像の続きを見ながら待つとしようか」

 

映像再開・・・

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

 

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

 

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

 

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラッシュ」

 

 

 

 

 

「グレース」

 

 

 

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

 

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

 

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

 

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

 

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラワー」

 

 

 

 

 

 

 

二色の光線が二体のメガビョーゲンを見事に浄化させた。

 

 

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

 

「「「お大事に」」」

 

 

「お大事にだって?声の主は医者なのか?」

 

 

「安易に考えたら医者対ウイルスのように考えられるがあんな巨大なウイルスがいるなんて信じられないがな」

 

「確かにな」

 

 

その頃エステル達と合流した直哉達は・・・

 

 

「何とか謎のままメガビョウゲーンを浄化をすることが出来たのは良かったですね」

 

 

「しかし直哉君これからどうするの?このままこちらの世界に滞在するの?」

 

 

響が直哉に聞く。

 

「いえ一度ゼムリア大陸に戻りますよ。響さん」

 

「あちらに帝国華撃団と大神さんの体があるので」

 

 

「それに帝国華撃団とナオヤ・ブライトさん達が合流したそうですし」

 

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

映像終了

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紫藤直哉とナオヤ・ブライト前編

シンフォギア世界からゼムリア大陸に戻って来た紫藤直哉達を待っていたのは飛鳥一人だった。

 

 

「お帰りなさい」

 

「「「「「「ただいま」」」」」」

 

「飛鳥ちゃんゼムリア大陸でばどうだった?」

 

 

「ええ、やはり大神さんはこちらにいました。たまたまバパがナオヤ・ブライトさん達をゼムリア大陸にいさせていたおかげで、大神一郎の肉体はおさえる事が出来ましたね」

 

 

「そうですか、大神一郎さんは確保出来たのは良かったですね」

 

「しかしパパマリアさんは?」

 

 

「マリアさんの方は当面はイシュメルガにいいように使われると覚悟しといたほうがいいですね」

 

 

「それはやはり今の段階では行けない場所にマリアさん・・・いえ、イシュメルガがいるからですか?」

 

 

「ええ、まあイシュメルガが逃げた場所は一度はいれば出ることは暫くは出来ないのでそう言う意味では必要な時間が出来たのは良いことかも知れないけどね」

 

 

「そうですか」

 

「それで飛鳥ちゃん。帝国華撃団とナオヤ・ブライトとの出会いの事を少し教えてくれない?」

 

 

そして飛鳥は話し出した。

 

 

「嘘でしょこんな所に大神さんとマリアさんがいるなんて」

 

「・・・信じられないぜこんな建物の中に幽霊が存在するとはな」

 

帝国華撃団はリヘルアークに突入した地点が上位三属性が働く地点らしくゼムリア大陸に現れた悪霊や悪魔と戦いを始めた。

 

 

その時一人の女の子が帝国華撃団の戦いに割り込んだ。

 

「何やこの子は?」

 

紅蘭の言葉が聞こえたのか、割り込んだ人物が喋りだした。

 

 

「私の名前はシャーリィーオルランドだよ。よろしくね帝国華撃団のみんな」

 

 

!!

 

シャーリィーオルランドが自分達の事を知っていることに驚いていた花組の全員」

 

そして戦いはシャーリィの参戦で比較的に早く終わっていた。

 

 

「それで何で、帝国華撃団がこっちのゼムリア大陸にいるの?」

 

「ええ、実は・・・」

 

さくらがシャーリィの質問に答えた。

 

 

成る程お姉さん達の大事な人達がこっちのゼムリア大陸に誘拐されたんだね」

 

 

「ええ、そう言う事よ」

 

 

「しかしお姉さん達の行動は無謀だよ。だってお姉さん達がこちらに来ている間に帝都が襲われたらどうするの?」

 

「襲われる前に二人を助けて戻ればいいだぜ」

 

 

「ふーんそれならシャーリィは行くよ」

 

 

「あ、そっちは行き止まりだから気をつけてね」

 

 

「おうありがとうな」

 

 

そう言ってシャーリィは帝国華撃団と別れた。

 

 

「成る程シャーリィ・オルランドにあってナオヤ・ブライト達から帝国華撃団に接触をしたのですね?」

 

 

「ええそうみたいです」

 

「それでパパ私達はこれからどうします?

 

 

飛鳥が直哉に聞く。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紫藤直哉とナオヤ・ブライト中編

「僕としては、このままリヘルアーク内の戦いを手伝う事は反対ですが大神さんを助けてくれた人達を助けたい帝国華撃団の気持ちもわかりますし」

 

 

「やはりそうですよね?」

 

そう言えば飛鳥ちゃん。帝国華撃団のゼムリア大陸へのペン派遣はレイの考えで間違いないないのよね?」

 

「ええ、それは間違いないです」

 

そして飛鳥は直哉に帝国華撃団がゼムリア大陸に行くことになった経緯を話し出した。

「俺としてはイシュメルガによって狂わせられた世界そのものを交換した方が早いと思うが今回の世界に関しては乱暴な解決策を使うわけにはいかないからな」

 

「ええ、そうなんですか?」

 

「ああその条件を無視するわけにはいかなくてな、そう言う訳だからトワはああいう形をとったのさ」

 

「そうだったんですね」

 

「ああ、まあ帝国華撃団がゼムリア大陸に行きたいのなら俺の命令で行かせるぞ飛鳥」

 

「ええーーいいんです?」

 

「構わんさ、元々大神とマリアの二人は最悪殺して助けると言う計画だろう」

 

「ええトワさんもそう言ってましたけど」

 

 

「そう言う事だから飛鳥お前の本来の任務は帝国華撃団のお願いを聞いた後で構わないぞ」

 

 

「わかりました」

 

「ああ、グレースと飛鳥と帝国華撃団は別別の方法出来ませんゼムリア大陸に向かえよ」

 

 

そして飛鳥はレイとの話し合いは終わり、話し合いの結果を帝国華撃団に伝えてそのままゼムリア大陸に向かった。

 

「成る程ね、あの時は僕寝てたしレイが帝国華撃団の遠征認めるとは思わなかったけど、今から考えるとリィン達が大神一郎を止めると確信していてその上でレイは帝国華撃団をゼムリア大陸に行くことを許可したのかもね)

 

「だだ一つ誤算はイシュメルガがマリアと大神を分散させてしまった事だね」

 

 

 

「ええ私もそう思います。恐らくレイやトワさんの考えではリヘルアークで二人の体と魂を確保するつもりだったひとつの筈ですし」

 

 

「どちらにしろリヘルアーク内の戦いは僕達がすんなり干渉していいのかと思いますしね、少なくともヨシュアがいない事に対するエステルさんのフォローはしますけどね」

 

「そのくらいならば大丈夫と思いますよパパ」

 

 

そして直哉は今後の事をナオヤ・ブライトに伝える為に彼の元に向かった。

 

その頃エステルとひなたとのどかは・・・

 

 

「「凄いこの建物どうやって建てられたの」」

 

「そんな事私に聞かれても知らないわかなり昔に建てられた物みたいだし」

 

エステルがのどか達に説明をする。

 

 

「そうだなこのリヘルアークが作られた本当の意味は誰にもわからないだろうな」

 

「あ、兄さん」

 

「エステル久しぶりだな」

 

「そして君達がプリキュアの二人でいいんだよね」

 

「「はい」」

 

ナオヤに聞かれのどかとひなたは素直に答えた。

 

 

「あなたがナオヤ・ブライトさんですね」

 

 

「おや、君とは面識があったかな?)

 

ナオヤはのどかに言われて考えていたその時

 

 

「それは、あの電話の時に彼女達も一緒に居たからですよ」

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紫藤直哉とナオヤ・ブライト後編

「成る程そう言う事か、紫藤直哉)

 

 

「ええそう言う事ですナオヤ・ブライトそういえば直接会うのは初めてですね?」

 

 

「そうだなあの時は通信だったからな」

 

 

 

直哉すまないがシンフォギアを纏える者をこちらに連れてきて欲しいんだ)

 

「ええ、響さんを?どうしてまた」

 

 

「実はな、エステル達とワイスマンとの決戦が近くてな、ワイスマンは大型ノイズをコントロールしてリベル・アークに配置していることがわかり、一度リベル・アーク攻略戦は離脱して体勢を整える為撤退したのだ」

 

「成る程、確かに小型ならエステルさん達でも倒せると思いますけど大型ノイズは厳しいかもですね」

 

 

「だから念のためにシンフォギアを纏える者をこちらに連れてきて欲しい」

 

 

「そう言えばそう言う連絡をしたな俺から」

 

 

「忘れてたんですか?ナオヤさん」

 

 

「まあな、それでお前達はこれからどうする気だ?」

 

「一応大神一郎を救出出来た事には間違いないが?」

 

「ええ、それは正直悩んでいます。以前トワさんがリィンさんに依頼した形でない形で救出出来た事に」

 

「トワの依頼した形だと?」

 

 

「という計画を私達は実行しようとしているの、その計画を実行するには二人の魂が必要なのよ」

 

 

 

「それを俺にしろと?」

 

 

 

「ええ、そうね。イシュメルガも貴方を狙っているんだし出来るでしょ」

 

 

 

「全く貴女はいつも無理難題を押し付けますよね」

 

 

 

「あら、今回は誰のせいでもしもの世界にしないといけなくなったか忘れたのかな?」、

 

 

 

「ぐっそれは・・・」

 

 

 

「今の世界がもしもの世界になった場合リィン貴方は十分に気を付ける事ね、直哉にも言ったけど貴方にも色んな試練が起きるはずよ。例えば私達が敵に回るかもという可能性もあるから」

 

 

 

「とりあえず貴方が大神一郎とマリア・タチバナの魂を肉体から解放してもらわないと始まらないから」

 

 

 

「成る程なこういう依頼ならば確かに微妙だな。大神一郎の体からイシュメルガの力が抜けたとは言い切れんのも事実だしな」

 

「そうなんですよね。とりあえずこのリヘルアークの戦いには直接的には関わらないようにしますが、帝国華撃団の実戦演習としてエステル達をサポートしながらワイスマンとの因縁の結果を見ますよ」

 

 

「そうか、それならばエステルと行動ではなく俺達と行動をすべきだな」

 

 

そして二人の直哉の話は終わりエステルとのどかは遊撃手協会の仲間と合流するまで行動をともにし、そしてエステルは遊撃手協会の仲間と合流した。

 

 

その頃ワイスマンは・・・

 

 

 

「一体何がリヘルアーク内で起きている?レーヴェお前のケルンバイターでこの結界を破壊しろ」

 

 

「わかった」

 

 

そしてレーヴェはケルンバイターで自分たちを封じていた結界を破壊した直後リヘルアーク内に侵入していた遊撃手協会のメンバー達と遭遇したのだった。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

未來のゼムリア大陸に跳ばされた3人

その頃未來に跳ばされたフォンティーヌとヨシュアとペギタンは・・・

 

「僕たちはいつになったら元の時代に戻れるペン」

 

「それはわからないわ」

 

 

そして3人は再びクロスペルの地に降り立った。

 

「「「これは」」」

 

3人が降り立ったクロスベルの地に大量の紅い植物が生えていた。

 

「何なんだペン。この紅い植物から出ているのはメガビョウゲーンが出すあれ以上の病気だペン」

 

 

 

 

「あの幻獣はその時ヨシュアが思い出していた。

 

 

「「ええーー紅い植物からモンスターが生まれたー」」

 

 

フォンティーヌとペギタンは予想外の事態に驚いていた。

 

 

「ヨシュアあのモンスターは一体何なんだペン?」

 

 

「あれは幻獣だよ二人とも」」

 

「「幻獣」」

 

 

そしてヨシュアは幻獣の事を話ながら幻獣と戦い始めた。

その時紅い植物が淡い光を放ちその中心に大型植物魔獣ヒドラプラントとプラントアーム4体があり得ないことに体と浅草に出演したのだった。

 

「「大型魔獣」」

 

「エステル」

 

「うんヨシュア」

 

「待ってくださいヨシュアさんエステルさん。あの魔獣は通常の魔獣ではなく、幻獣と呼ばれるものです」

 

「「幻獣!!」

 

 

ユウナの言葉を聞いたエステルとヨシュアは警戒を強めながら幻獣ヒドラプラントに近づく。

 

 

「「まさか中心世界に現れた幻獣がここに現れたのです?」

 

 

「いや正確には、ここで現れるのは普通なのかもね中心世界に幻獣が現れる事のが異常かもね」

 

 

「そうなんですか?ベギタン行くわよ」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン!キュン!キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア !ヒーリングストリーム」

 

 

フォンティーヌは幻獣ヒドラプラントとプラントアームに必殺技を放つがメガビョウゲーンかをしていない分効果は薄れていた。

 

 

「何だあの光は?」

 

ボート小屋の奥よ行きましょ皆」

 

 

「たくよ何が起きたんだよ」

 

「ランディさんうるさいです」

 

 

「フォンティーヌ君達は隠れて早く」

 

 

「「ええ」」

 

ヨシュアに言われてすぐに隠れた二人その直後に現れた特務支援課の四人は驚いていた。

 

 

「「「「ヨシュアがどうしてクロスベルに?」」」」

 

 

「ロイド達今はそんな事より幻獣を倒すことに集中してくれ」

「「「「そうだ」」」」

 

そう言って特務支援課の四人はヨシュアと協力して幻獣ヒドラプラントとヒドラアームと戦いを始めた。

 

 

その頃姿を隠したフォンティーヌとペギタンは突然現れたトワと話していた。

 

 

「迎えに来たわよ二人とも」

 

「「うわあ」」

 

「何よそんなに驚かなくてもいいでしょう」

 

 

「ごめんなさいトワさんが急に現れたから」

 

 

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

迎えに来たトワ

「ごめんなさいペン」

 

「まあいいけどあんた達何でここに隠れてるの?」

 

 

「あれを見て」

 

 

「何だあの光は?」

 

ボート小屋の奥よ行きましょ皆」

 

 

「たくよ何が起きたんだよ」

 

「ランディさんうるさいです」

 

 

「フォンティーヌ君達は隠れて早く」

 

 

「「ええ」」

 

ヨシュアに言われてすぐに隠れた二人その直後に現れた特務支援課の四人は驚いていた。

 

 

「「「「ヨシュアがどうしてクロスベルに?」」」」

 

 

「ロイド達今はそんな事より幻獣を倒すことに集中してくれ」

「「「「そうだ」」」」

 

そう言って特務支援課の四人はヨシュアと協力して幻獣ヒドラプラントとヒドラアームと戦いを始めた。

 

 

「成る程ヨシュアが機転をきかせて混乱を最小限に抑えたのね」

 

「トワさんはどうしてここに来たのペン」

 

 

「それはあなた達の迎えに来たのよ」

 

「直哉の依頼でね、早速直哉達の元に送るわねヨシュアのことは私がいるから先に二人は戻っていなさい)

 

 

トワがそう言うとフォンティーヌとペギタンは時空の風に乗り元の時代に戻っていくのだった。

 

 

 

その頃元の時代では・・・

 

少し時を戻して

 

 

成る程なこういう依頼ならば確かに微妙だな。大神一郎の体からイシュメルガの力が抜けたとは言い切れんのも事実だしな」

 

「そうなんですよね。とりあえずこのリヘルアークの戦いには直接的には関わらないようにしますが、帝国華撃団の実戦演習としてエステル達をサポートしながらワイスマンとの因縁の結果を見ますよ」

 

 

「そうか、それならばエステルと行動ではなく俺達と行動をすべきだな」

 

「しかしのどかとラビリン直哉と別れて変身出来るの?」

 

「「ええ大丈夫です」ラビ」

 

そして二人の直哉の話は終わりエステルとのどかは遊撃手協会の仲間と合流するまで行動をともにし、そしてエステルは遊撃手協会の仲間と合流した。

 

その頃ワイスマンは・・・

 

 

 

「一体何がリヘルアーク内で起きている?レーヴェお前のケルンバイターでこの結界を破壊しろ」

 

 

「わかった」

 

 

そしてレーヴェはケルンバイターで自分たちを封じていた結界を破壊した直後リヘルアーク内に侵入していた遊撃手協会のメンバー達と遭遇したのだった。

 

 

エステルの仲間達がワイスマンとレーヴェと遭遇している頃エステルとのどかの前に現れたのはトワによってこの時代に戻って来たフォンティーヌとペギタンだった。

 

 

「フォンティーヌペギタン!!

 

 

「あなた達無事だったのね」

 

 

「「のどかにエステルさんと言うことは戻って来たのね」ペン」

 

 

そしてお互いに情報交換をしながらエステル達はリヘルアークの一番奥の部屋を目指していた。

 

 

その頃ワイスマンは・・・

 

「があああ」

 

 

「ふんこの程度の力しかないのなら空の至宝の力を取り込まなくても良かったな」

 

 

「そんなことないわよ。進化しなさいメガビョウゲーン」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

最悪の進化1

その頃ワイスマンは・・・

 

「があああ」

 

 

「ふんこの程度の力しかないのなら空の至宝の力を取り込まなくても良かったな」

 

 

「そんなことないわよ。進化しなさいメガビョウゲーン」

 

 

シンドイーネがそう言うとナノビョウゲーンが至宝を取り込んだワイスマンに感染したのだった。

 

「何だ私の中にーーーーごぶぁーー」

 

次第にワイスマンが変異していく

 

 

「ウフフ、成る程ねこれが突然変異の進化なのね」

 

シンドイーネがそう言うとしばらくしたあとワイスマンの体内から進化した新たなビョウゲーンキングダムの幹部候補の人材が現れた。

 

 

 

「ウフフ、いいわ来なさい僕」

 

「・・・了解」

 

 

そう言ってシンドイーネはワイスマンの体内から進化した新たなビョウゲーン候補の人材と共に撤退をしたのだった。

 

 

その頃エステルとのどかの前にトワの力により元の時代に戻って来たフォンティーヌとペギタンが現れていた。

 

「「ペギタンラビ」フォンティーヌ」

 

「「ラビリン」のどかここはどこなの?」

 

「ここはリヘルアークと言う空中都市だよフォンティーヌとペギタン」

 

「「空中都市ですって」凄いペン」

 

 

「と言っても私も驚いてる途中だけどね」

 

 

「私も先ほど直哉君達とリヘルアークに来たからね」

 

 

「そう言えばフォンティーヌヨシュアはどこなの?一緒にいたよね」

 

「ええそれが・・・」

 

 

そしてフォンティーヌは今までの事を話し出した。

 

「ええーー紅い植物からモンスターが生まれたー」」

 

 

フォンティーヌとペギタンは予想外の事態に驚いていた。

 

 

「ヨシュアあのモンスターは一体何なんだペン?」

 

 

「あれは幻獣だよ二人とも」」

 

「「幻獣」」

 

 

そしてヨシュアは幻獣の事を話ながら幻獣と戦い始めた。

その時紅い植物が淡い光を放ちその中心に大型植物魔獣ヒドラプラントとプラントアーム4体があり得ないことに体と浅草に出演したのだった。

 

「「大型魔獣」」

 

「エステル」

 

「うんヨシュア」

 

「待ってくださいヨシュアさんエステルさん。あの魔獣は通常の魔獣ではなく、幻獣と呼ばれるものです」

 

「「幻獣!!」

 

 

ユウナの言葉を聞いたエステルとヨシュアは警戒を強めながら幻獣ヒドラプラントに近づく。

 

 

「「まさか中心世界に現れた幻獣がここに現れたのです?」

 

 

「いや正確には、ここで現れるのは普通なのかもね中心世界に幻獣が現れる事のが異常かもね」

 

 

「そうなんですか?ベギタン行くわよ」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン!キュン!キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア !ヒーリングストリーム」

 

 

フォンティーヌは幻獣ヒドラプラントとプラントアームに必殺技を放つがメガビョウゲーンかをしていない分効果は薄れていた。

 

 

「何だあの光は?」

 

ボート小屋の奥よ行きましょ皆」

 

 

「たくよ何が起きたんだよ」

 

「ランディさんうるさいです」

 

 

「フォンティーヌ君達は隠れて早く」

 

 

「「ええ」」

 

「そして私達はその後トワさんに出会いこちらに戻って来たの」

 

 

「それじゃヨシュアはまだ向こうにいるの?」

 

 

「ええ、そう言う事になります。けどトワさんがいるので大丈夫と思います」

 

 

 

その頃紫藤直哉達の方では・・・

 

 

「直哉とりあえずプリキュアとヒーリングアニマルはそっちに送ったわよ」

 

「ありがとうございますトワさん」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

最悪の進化2

「ありがとうございますトワさん、それでヨシュアはどうしていないんですか?」

 

「一応プリキュアとヒーリングアニマルはエステルとのどかの所に送ったわよ」

 

「わかりましたひなたちゃんにもそちらに合流させたほうがいいです?」

 

「ええそれがいいかもね、直哉これを見て」

 

そう言ってトワはある映像を直哉に見せた。

 

 

ふんこの程度の力しかないのなら空の至宝の力を取り込まなくても良かったな」

 

 

「そんなことないわよ。進化しなさいメガビョウゲーン」

 

 

シンドイーネがそう言うとナノビョウゲーンが至宝を取り込んだワイスマンに感染したのだった。

 

「何だ私の中にーーーーごぶぁーー」

 

次第にワイスマンが変異していく

 

 

「ウフフ、成る程ねこれが突然変異の進化なのね」

 

シンドイーネがそう言うとしばらくしたあとワイスマンの体内から進化した新たなビョウゲーンキングダムの幹部候補の人材が現れた。

 

 

 

「ウフフ、いいわ来なさい僕」

 

「・・・了解」

 

 

そう言ってシンドイーネはワイスマンの体内から進化した新たなビョウゲーン候補の人材と共に撤退をしたのだった。

 

!!

 

「何なんだワイスマンから現れたビョウゲーンキングダムの幹部が誕生したのか」

 

 

「ええ、そうみたいね私もフォンティーヌとペギタンを送る直前に少しみただけど、これは今後の戦いが厄介になるかもね」

 

 

「確かにそうかも知れませんね、トワさん一応ナオヤ・ブライトさん達が大神さんの肉体を取り戻す事に成功しましたけどまだマリアさんの肉体はイシュメルガの手元にあるみたいです」

 

 

そして直哉はトワにナオヤ・ブライトから聞いた話をトワにしたのだった。

 

 

その時シャーリィからナオヤに連絡が入ってきた。

 

「お兄ちゃんリヘルアーク探索中に面白い人達と出会ったよ」

 

 

「面白い人達だと?」

 

 

そしてシャーリィはその時の事を話し出した。

 

やこの子は?」

 

紅蘭の言葉が聞こえたのか、割り込んだ人物が喋りだした。

 

 

「私の名前はシャーリィーオルランドだよ。よろしくね帝国華撃団のみんな」

 

 

!!

 

しかしお姉さん達の行動は無謀だよ。だってお姉さん達がこちらに来ている間に帝都が襲われたらどうするの?」

 

「襲われる前に二人を助けて戻ればいいだぜ」

 

 

「ふーんそれならシャーリィは行くよ」

 

 

「あ、そっちは行き止まりだから気をつけてね」

 

 

「おうありがとうな」

 

 

そう言ってシャーリィは帝国華撃団と別れた。

 

 

 

「成る程帝国華撃団がこちらに来てたか」

 

 

「おっとシャーリィすまんがこちらにも予想外というかここで出会うとは思わなかったぞ」

 

 

まさかもうここで出会うとはな大神一郎」

 

 

 

「ナオヤ・ブライトとリィン・シュバイツァーだな。お前達を殺すイシュメルガ様の為に」

 

 

「はあ、何いってんだよ大神一郎正気に戻れよ」

 

 

浪虎滅却・疾風迅雷」

 

「うあああ。あぶねえリィンこいつ大神は既に堕ちているのか?」

 

「ああ、俺のせいでな」

 

 

「マジかよ。たまらねえぞ」

 

 

ナオヤは大神が既にイシュメルガの手駒として動いているのは聞いていたが実際にあったのは初めてで驚いていた。

 

「そして何とかして大神さんを気絶させたみたいですね」

 

 

「成る程ねわかったわ。直哉とりあえずリヘルアーク内での戦いが終わったら帝都に戻ってきなさい」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

最悪の進化3

「え、どういう事です?」

 

 

「何故帝都にですか?」

 

「なんか嫌な感じがするのリベルアークで起きる戦いが帝都に悪影響を与える可能性があるかもだから」

 

 

そしてトワの予感は現実のものとなった。

 

!!

 

「ひなたさん大変ですのどかさんとエステルさんが戦い始めたので行きますよ」

 

「ええーーだって今回は私達は派手に動かない筈じゃあ」

 

「そのつもりでしたけど本来エステルさん達がが倒す筈だったワイスマンにナノビョウゲーンが感染したようです」

 

 

「「何だってーー」」

 

 

「そして僕の格好を見て下さい。既にのどかさん達も戦っていますから行きましょひなたさん」

 

 

「わかった行こうニャトラン」

 

「おう」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

 「キュアタッチ」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光」」

 

 

 

「キュアスパークル」

 

 

 

「ニャン」

 

 

そしてひなたがキュアスパークルになった後直哉はニャトランのヒーリングステッキの中に入った。

 

 

そして3人はエステル達を追いかけた。

 

その頃エステル達は・・・

 

「何よこれ?」

 

「「どうしたんですか?エステルさん」」

 

「のどかここからはプリキュアになったほうがいいラビ」

 

「ラビリンどういう事?」

 

のどかはラビリンに理由を聞こうとしたがラビリンも予感しかなかったので具体的に答えられなかった。

 

 

 

「のどか変身ラビ」

 

 

「うん」

 

 

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

 

ヒーリングステッキとラビリンが一体となり、花のエレメントボトルをはめ込む

 

 

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

 

 

「「キュアタッチ」」

 

 

 

キュン」

 

 

 

 

「「重なる二つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース」

 

 

 

「ラビ」

 

 

そして3人は部屋の中に進んだ。

 

 

「漸く来たなエステル・ブライトと君達がプリキュアと言う存在かな?

 

「あんたがワイスマンだったわけ?アルバ教授」

 

 

「フフ、そう言うことだよ。だが私としては君やヨシュアを騙すつもりはなかったんだがね、結果的にそうなったったのことさ」

 

 

「それにエステル・ブライト君は何をしにここに来たのかな?」

 

 

「それは貴方を止めるためよ」

 

「フフ、無駄だな。今の私を止めることは出来ないだろうなお前達の力ごときでな」

 

 

「「「何ですって!!」」」

 

エステル達はワイスマンの言葉に驚いていた。

 

 

「良いだろうお前達に私の新たな力の一部を見せてやろう」

 

 

そう言ってワイスマンは言った。

 

「出でよメガビョウゲーン、ノイズ、降魔)

 

 

ワイスマンがそう言うと三種類の怪物がエステル達の前に現れた。

 

 

その直後にキュアスパークルと紫藤直哉がエステル達と合流した。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

VSメガビョウゲーン&降魔&ノイズ前編

「大丈夫ですか?」

 

「「ええーーこれはどういう事」」

 

「「直哉君、スパークル」」

 

「直哉、スパークル」

 

「エステルさんこれはどういう事ですか?何故ワイスマンとノイズやメガビョウゲーン、そして降魔がワイスマンが操っているんですか?」

 

「そんなこと私もわからないわ私達も来たばかりだから」

 

 

「そうですか、エステルさんはノイズを優先して撃破してください。運がいいのか小型ノイズなので」

 

 

スパークルとグレースとフォンティーヌの3人はメガビョウゲーンを浄化したらエステルさんサポートしてください。

 

「そして降魔に関しては現状降魔に有効な力を持つのは僕だけなので僕が降魔の相手をします」

 

 

 

その頃紫藤飛鳥は・・・

 

 

「何か嫌な感じがするな、それにこの力はまさか・・・」

 

「飛鳥聞こえる?」

 

「トワさんどうしたの?」

 

「今すぐ飛鳥ワイスマンの所に向かってくれる?」

 

 

「え、でもそれじゃ干渉になるんじゃ」

 

「そうも言ってられない事態になったのよ。ワイスマンがノイズとメガビョウゲーンそして降魔を使役してエステル達と戦いをしてるのよ」

 

 

「ええーー嘘ーー」

 

飛鳥はトワの言葉に驚いていた。

 

「今私もエステル達の状況を見てるけどこういう形を取るみたいね」

 

「そうですか、エステルさんはノイズを優先して撃破してください。運がいいのか小型ノイズなので」

 

 

スパークルとグレースとフォンティーヌの3人はメガビョウゲーンを浄化したらエステルさんサポートしてください。

 

「そして降魔に関しては現状降魔に有効な力を持つのは僕だけなので僕が降魔の相手をします」

 

 

「ええーー今のパパ戦えるんですか?」

 

「無理ね、前の世界と比べても身体能力はおとるかるね」

 

「降魔が複数出てきたらヤバイかもね」

 

 

「そんな)

 

「だから飛鳥直哉の援護に行ってほしいの?それにあのワイスマンはゼムリア大陸以外の力を持っているから気をつけて」

 

 

 

「わかりましたトワさん」

 

 

そう言って飛鳥は直哉達の元に向かうのだった。

 

 

 

その頃エステル達は・・・

 

 

 

「食らいなさい鳳凰烈波」

 

 

エステルの必殺技の鳳凰烈波が小型ノイズを粉砕すると

 

そして3人のブリキュアは・・・

 

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン!キュン!キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア !ヒーリングストリーム」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラッシュ」

 

 

「グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラワー」

 

 

 

三色の光線がエレメントと包み込むように助け、メガビョーゲンを見事に浄化させた。

 

「「「ヒーリンググッパイ」」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

VSメガビョウゲーン&降魔&ノイズ後編

そして3人のブリキュアは・・・

 

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン!キュン!キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア !ヒーリングストリーム」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラッシュ」

 

 

「グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラワー」

 

 

 

三色の光線がエレメントと包み込むように助け、メガビョーゲンを見事に浄化させた。

 

「「「ヒーリンググッパイ」」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

 

「ほうこれが星の医者の力か実にお目白いなその力は?」

 

 

「うえ、何々あの人気持ち悪いんだけど」

 

スパークルがワイスマンに言う。

 

「ふんだがお前達を率いる男は軟弱だな。これで終わりにしてやろう出でよ降魔よ」

 

 

そして再びワイスマンは降魔を召喚した。

 

 

「くっまだ降魔を召喚するきか僕がターゲットなのか」

 

 

「確かに僕の霊力はあるほうだけど直接戦闘するには心許ないのを気がつかれたかな?)

 

「破邪剣征・桜花放神」

 

 

その時召喚された降魔が一瞬で消滅した。

 

 

「「「「何が起きた」の?」」」

 

 

突然の事にその場にいる直哉以外が驚いていた。

 

「直哉さん大丈夫ですか?」

 

「「「飛鳥ちゃん」」」「飛鳥」

 

 

「「「「どうしてここに?」」」」

 

 

「フフ、ここで彼女の登場ですか?面白くなりましたね」

 

 

ワイスマンがそう言い不敵に笑う。

 

 

「ああ、助かったよ飛鳥ちゃん」

 

 

「間に合って良かったです。前の世界とは違うのだから無理は駄目ですよ」

 

「ごめん。まさか降魔までワイスマンが使役するなんて思わなかったから。現状の帝国華撃団のみんなでも降魔の相手は無理だから」

 

 

「だからといって直哉さんは長時間戦えないの自分でも知ってるでしょ。だから響さんやのどかさんとラビリンがいるのに」

 

「・・・ごめん」

 

 

「フフ、そろそろいいかな?戦いを再開しても」

 

 

そう言ってワイスマンは新たな手駒を召喚した。

 

 

「あれはまさか・・・」

 

ワイスマンが新たに召喚した物を見たグレースと飛鳥は驚いていた。

 

 

「何故ワイスマン貴方がそれを召喚出来るの?」

 

「それにワイスマン貴方は地底世界ラ・ギアスの事は知らない筈それなのに死霊機兵まで召喚するなんて」

 

 

「何々グレースあのお化けのようなモンスターの事をしってんの?」

 

 

「うん前の世界にいたときに少しだけ見たことがあるんだ」

 

「成る程ね前の世界でか」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

リベルアーク崩壊へ1

「ワイスマン貴方はそれらを召喚できるようになった?」

 

 

直哉がワイスマンに聞く。

 

 

「さあ私にもわからんが・・・原因があるとすればあの後からだろう」

 

 

「あの後?」

 

 

ふんこの程度の力しかないのなら空の至宝の力を取り込まなくても良かったな」

 

 

「そんなことないわよ。進化しなさいメガビョウゲーン」

 

 

シンドイーネがそう言うとナノビョウゲーンが至宝を取り込んだワイスマンに感染したのだった。

 

「何だ私の中にーーーーごぶぁーー」

 

次第にワイスマンが変異していく

 

 

「ウフフ、成る程ねこれが突然変異の進化なのね」

 

シンドイーネがそう言うとしばらくしたあとワイスマンの体内から進化した新たなビョウゲーンキングダムの幹部候補の人材が現れた。

 

 

 

「ウフフ、いいわ来なさい僕」

 

「・・・了解」

 

 

そう言ってシンドイーネはワイスマンの体内から進化した新たなビョウゲーン候補の人材と共に撤退をしたのだった。

 

「恐らくその事により私の中にある至宝に何らかの影響を与えたのだろう」

 

 

「まあ私としては何が原因がわからなくとも至宝の力をコントロール出来てしまう今になったのならどちらでも構わんさ」

 

 

「それは貴方が研究者としての考えですか?」

 

「ああ、そうだよ私が至宝に興味を持ったのはかつてこのゼムリア大陸に現れた女神と至宝の行方を見守る為の聖獣達に興味を持った私は、それらの調査をする過程で結社の存在と接触し私は使徒となり今回のリペール王国内でおける実験は終わりかけたときに君達の存在を見つけたのさ」

 

「成る程そう言う事ですかワイスマン貴方が僕達の存在に気づいた時はいつですか?」

 

 

「ああマクバーンとレーヴェが合同で出掛けたときだね」

 

 

おい、女この任務が終わったら俺様と戦えよ。お前の持っている力に興味があるからな」

 

「だそうだ響、よかったな。劫炎と戦うだけで響の好きな友達になれるぞ火炎魔神と戦った女の称号と共にな」

 

 

「ええーー」

 

「劫炎と戦ったら死ぬかも知れんがな」

 

「イヤー私はやっぱり呪われているよ直哉君」

 

 

「響さん御愁傷様です。死んだらちゃんと供養しますから」

 

「イヤー見捨てないで」

 

 

「クックッあの女は面白いな」

 

「マクバーン遊ぶのもほどほどにしておけよ」

 

「そのようだな連中に気づかれたみたいだな」

 

レーヴェと火炎魔神がそう言うと直哉達を囲むように大量のノイズが出現した。

 

「「わわ、ノイズが出たーー」」

 

響と直哉が戦闘体勢をとる前に二人が動いた。

 

「さてやるか」

 

「俺様を楽しませろよノイズ」

 

マクバーンとレーヴェはノイズと戦いという遊びを始めた。

 

そして戦いは二人の圧勝だった。

 

その後マクバーンがネフィリムと言う存在を連れてきた時に私は異世界と言う物を確信したのさ」

 

 

 

その頃ナオヤ・ブライトといる響は・・・

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

リベルアーク崩壊へ2

その頃ナオヤ・ブライトといる響は・・・

 

少し時を戻し

良いだろうお前達に私の新たな力の一部を見せてやろう」

 

 

そう言ってワイスマンは言った。

 

「出でよメガビョウゲーン、ノイズ、降魔)

 

 

ワイスマンがそう言うと三種類の怪物がエステル達の前に現れた。

 

その時同じく響達の前にもノイズとメガビョウゲーンと降魔が現れたのだった。

 

「何だと!!ノイズメガビョウゲーンがどうしてリベルアーク内部に」

 

ナオヤ・ブライトは驚いていた。

 

「それだけじゃない。まさか降魔まで現れたなんて」

 

「ナオヤさん貴方達なら小型ノイズなら倒す事ができる筈なので大型ノイズと降魔は私が帝国華撃団の人達と戦います」

 

「ああ、わかった。メガビョウゲーンはどうする?」

 

「現状メガビョウゲーンはブリキュアの力を使わないときついので最低限の迎撃でおさえて下さい」

 

 

「わかったリィンユウナミリアム頼んだ」

 

「「「了解」」」

 

 

そしてリィン達はそれぞれの敵に戦いを始めた。

 

 

その頃分断された響と帝国華撃団は・・・

 

 

「「「「うわあノイズとメガビョウゲーンと見たことがない怪物がいるぞ」」」」

 

「皆さん戦ってください死にたくなければ」

 

「わかりました響さん。破邪剣征・桜花放神」

 

響の言葉に一番早く反応したさくらが降魔に攻撃をした。

 

「グギャアアア」

 

 

「謎の怪物が苦しんでいる」

 

「もしかしたら謎の怪物が苦手な物は霊力なのかもな」

 

 

そして帝国華撃団は降魔をメインに倒し始めた。

 

 

その頃飛鳥とブリキュアとエステルは

 

 

「なかなかやるではないか?カシウス娘にしては」

 

 

「何でワイスマンあんたが父さんの事をしってんの?」

 

 

「何故だと私がカシウス・ブライトをリペールから追い出して帝国に行かせたのだからな」

 

「何ですって!!ならその後のクーデターを起こさせたのもあんたなの?ワイスマン」

 

 

「ああその通りだエステル・ブライト」

 

 

 

 

「いったいなんのためにそんな事をしたのよ」

 

 

「それは全てリベルアークの復活そして貴方が手に入れた空の至宝が目的では無いですか?」

 

 

「そうですよあなたの言うとおり私の結社での目的は達成しましたので後は後始末のみです」

 

パチン

 

 

ゴゴゴーー

 

ワイスマンがそう言い指先を鳴らすとリベルアークに大きな振動がなり始めた。

 

「ワイスマンあんた何をしたの?」

 

 

「何をだと、私は必要になくなった物を片付けているだけど、ああそうだ。君たちも死にたくなければ逃げるがいいよリベルアークは後5分で崩壊を始めるから」

 

 

「「「「「はあーーーー」」」」」

 

その場にいる全員がワイスマンの言葉に驚いていた。そしてワイスマンはその場から消えた。

 

 

そして直哉は響達と連絡をとり事情を説明をしそれぞれいる場所からリベルアークの外に脱出した。

 

そして5分後空中都市は崩壊を始めたのだった。

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

崩壊後そして舞台は帝都へ

「皆さん大丈夫ですか?」

 

 

「うーん飛鳥ちゃん私達は一体」

 

フォンティーヌが代表して聞く。

 

 

「ええ、リベルアークが崩壊を開始したので私の力でナオヤ・ブライトさんや遊撃手協会の方達を含めた全員をリベルアークから脱出させました」

 

 

「「ええーー貴女そんな事を出来るの?」ペン」

 

「ええ余り使ったらいけないんですけど緊急事態でしたし」

 

 

「ともかくありがとうね飛鳥ちゃん」

 

「この力は私より薫の方が得意ですからね」

 

「へえそうなんだ」

 

スパークルもフォンティーヌと飛鳥との会話に入る。

 

その頃直哉と響とのどかは・・・

 

「結果的に言えば、ゼムリア大陸での作戦行動は失敗でしたけど最悪な事態にまだなりきってないので多少は安心してもいいと思っていますが」

 

 

「だけど私達の世界直哉君と私が揃ったことでシンフォギア世界が動き出したけど大丈夫なの?」

 

 

「ええ、それはトワさんとレイさんにとっても予定調和だそうですのでいいのですが問題は本来リベルアークと共に退場する筈のワイスマンが生き残ったことに不安を感じているようです」

 

 

「デボネアが動き出した時に厄介な事にならなければいいですけどね」

 

 

「「確かに」」

 

 

「それで直哉君これからどうするの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

何とかして大神さんを気絶させたみたいですね」

 

 

「成る程ねわかったわ。直哉とりあえずリヘルアーク内での戦いが終わったら帝都に戻ってきなさい」

 

「え、どういう事です?」

 

 

「何故帝都にですか?」

 

「なんか嫌な感じがするのリベルアークで起きる戦いが帝都に悪影響を与える可能性があるかもだから」

 

「「ええーーそんな事を言われたの?」」

 

「ええ、トワさんはそう言い何かが帝都で起きるのを恐れているのかも知れません。以前飛鳥ちゃんが僕達の前に現れた時の事を覚えてますか?のどかさん」

 

 

「うん覚えてるよ」

 

グレースは直哉の言葉に反応してその場から離れるとその直後直哉とグレースの周囲に巨大な穴が突然現れその穴の中から光武にた機体が現れた。

 

!!

 

その機体を見たグレースとラビリンは驚いていた。

 

「どうしてここに桜武がここに?」

 

どうしてなのかわからないラビが、天宮さくらたちの時代に悪影響が出始めたのかも知れないラビ」

 

 

「グレースとラビリンがそう話していると魔装機兵双角に乗った刹那が現れた。

 

 

「フフ、こいつが嫌な感じの原因か、動くことがないように壊しちゃうよ)

 

「ぎゃあああ」

 

刹那が謎の機体に攻撃をしょうとしたとき何と双角の両手両足が一瞬にして切断されていた。

 

 

「馬鹿なこの一瞬で双角が・・・まあ良いさ僕はここで撤退させてもらうよ。グレース」

 

 

「あはは急がないと帝国華撃団同士の戦いが終わるよ。」

 

「成る程そう言う事で芝公園に急いでいたのですね」

 

 

飛鳥はグレースの説明を聞き納得していた。

 

「それでは私も手伝いますよ)

 

 

 

そして飛鳥は未来の機体をとある道具を使い姿を見えなくしグレースに同行をしていくこてにした

 

「あの時のどかさんとラビリンが言ってた雨宮さくらさんについてはまだ記憶が戻って無いので何とも言えないですがその関連か全く関係のない事象が帝都で起きる可能性があるから僕達に帰還をするように言っていたと思います」

 

それから数日後・・・

 

 

そして直哉達と帝国華撃団はゼムリア大陸とは別れを告げて帝都に戻って来たのだった。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帝都に戻って来た花組

太正12年11月中旬

 

帝国華撃団はゼムリア大陸から帰還をした。

 

「「「「「ここは帝都?」」」」」

 

「あたい達は戻って来たのか帝都に」

 

「しかし飛鳥ちゃんや響さんがいませんけど」

 

 

「ああ、劇場に戻りつつ飛鳥や響を探そうぜみんな」

 

 

「そうやな」

 

 

「そうだね」

 

 

そしてさくら達は大帝国劇場に向かった。

 

 

その頃紫藤直哉達は・・・

 

 

トワとレイが居住としている中心世界の外にある異空間にいた。

 

 

「とりあえずお疲れ様直哉」

 

 

「ですが結果的には失敗にかなり近いですけど」

 

「まあ当初よりは混沌としたけど大神の体は無事だからいいと思わないと」

 

 

「ですが大神さんの体内にいるイシュメルガは?」

 

 

「それは上手くナオヤ・ブライト達が倒したみたいだから」

 

 

「その辺は心配しなくて言いと思うわ。ただワイスマンが結果的に降魔を召還し、ワイスマン自身もビョウゲーンキングダムの存在となった事はワイスマンも今は知らないけどね」

 

「「「「「「ええーーワイスマンがビョウゲーンキングダムの一員にーー」」」」」」

 

3人のプリキュアと三匹のヒーリングアニマルはトワの言葉に驚いていた。

 

 

 

「それって蒼き刹那と同じようにと言うことですか?」

 

のどかがトワに聞く。

 

「刹那とは違うわね。刹那の場合は一度帝国華撃団に殺される前に植えつけられてビョウゲーンキングダムの一員になったけど飛鳥によって倒されたけどね」

 

 

「ただ今回は違うのよ」

 

そう言ってトワはブリキュアの3人にある映像を見せた。

 

 

 

があああ」

 

 

「ふんこの程度の力しかないのなら空の至宝の力を取り込まなくても良かったな」

 

 

「そんなことないわよ。進化しなさいメガビョウゲーン」

 

 

シンドイーネがそう言うとナノビョウゲーンが至宝を取り込んだワイスマンに感染したのだった。

 

「何だ私の中にーーーーごぶぁーー」

 

次第にワイスマンが変異していく

 

 

「ウフフ、成る程ねこれが突然変異の進化なのね」

 

シンドイーネがそう言うとしばらくしたあとワイスマンの体内から進化した新たなビョウゲーンキングダムの幹部候補の人材が現れた。

 

 

 

「ウフフ、いいわ来なさい僕」

 

「・・・了解」

 

 

「「「何よこれは」」」

 

 

「「「ワイスマンの体内からシンドイーネやグワイワルのような存在でて来たーーラビ」ペン」ニャ」

 

 

のどかちゆひなたそしてラビリンペギタンニャトランはそれぞれ映像を見て驚いていた。

 

 

「まさかこういう形でビョウゲーンキングダムの戦力が増加して、なおかつ宿主に新たな力も与えるなんて」

 

 

「恐らくこの方法はビョウゲーンキングダムの3人がウイルスと同じように進化するための実験なのかも知れないね」

 

 

「「「実験ですか?」」」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

シンドイーネ達の実験前編

「「「実験ですか?」」」

 

 

「恐らくナノビョウゲーンが結果的にとはいえ魔装機兵双角に感染したことによりこういう形での実験が始まった可能性があると思うの」

 

なんだなんだ、帝国華撃団やっぱり君達の負けのようだね」

 

「くっ刹那め」

 

蒼き刹那が乗る魔装機兵双角が再び大神を襲いかかる。

 

 

「死ね、大神一郎ーーがはーー」

 

刹那が大神に襲いかかる直後双角がさくらとすみれを拘束している蔦が双角の腹部に突き刺さった。

 

 

「ぐはーーなんだよこの蔦は僕の味方じゃないのか?」

 

 

「なんだ力が抜ける、嫌だ僕は死にたくない。死にたく・・・」

 

「見ろよ双角がみるみる溶けていくぞ」

 

「哀れね」

 

「二人ともさくら君達を助けなければ刹那と双角を溶かしたのがこの蔦ならば破壊しないと二人が刹那のようになるぞ」

 

!!

 

 

そして大神達はさくらとすみれを拘束している蔦を破壊した直後

 

「メガ・・ビョウゲーン」

 

 

その声と共にメガビョウゲーンが大神達の前に現れた。

 

「「「「「なんだあのてきは」」」」」

 

 

「メガビョウゲーン」

 

「くっいきなりかよ」

 

メガビョウゲーンは持っている蔦をムチのように使い帝国華撃団に攻撃を仕掛ける。

 

「皆避けろ。」

 

 

大神の指示により隊員達はメガビョウゲーンの攻撃をかわす。

 

 

「まさかあの時のメガビョウゲーンは人間がナノビョウゲーンもしくはビョウゲーンキングダムの力を入れた場合の臨床実験が蒼き刹那で試したから今度は違う世界の人間でしているの?」

 

 

「恐らくダルイゼンやシンドイーネ達が自分達で考えて融合世界を効率よく蝕む為に実験しているんじゃないかしら?」

 

「確かに融合世界全部を蝕むにはかなりの時間が必要になると思うわね」

 

 

「それにトワさんも直哉君も融合世界が大きくなっているので全部を把握しきれてないんですよね」

 

 

のどかがトワに聞く。

 

「ええ、そうね完全に知らないんじゃないけど順番は完全にランダムね」

 

 

「後ゼムリア大陸みたいに想定外の接触もあるから何とも言えないのよね?」

 

 

 

「「確かに私達はまさかゼムリア大陸の未来に跳ばされるなんて思うわなかったわ」ペン」

 

ちゆとペギタンはその時の事を思い出す。

「成る程ヨシュアが機転をきかせて混乱を最小限に抑えたのね」

 

「トワさんはどうしてここに来たのペン」

 

 

「それはあなた達の迎えに来たのよ」

 

「直哉の依頼でね、早速直哉達の元に送るわねヨシュアのことは私がいるから先に二人は戻っていなさい)

 

 

トワがそう言うとフォンティーヌとペギタンは時空の風に乗り元の時代に戻っていくのだった。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

シンドイーネ達の実験後編

「まさかあの時のメガビョウゲーンは人間がナノビョウゲーンもしくはビョウゲーンキングダムの力を入れた場合の臨床実験が蒼き刹那で試したから今度は違う世界の人間でしているの?」

 

 

「恐らくダルイゼンやシンドイーネ達が自分達で考えて融合世界を効率よく蝕む為に実験しているんじゃないかしら?」

 

「確かに融合世界全部を蝕むにはかなりの時間が必要になると思うわね」

 

 

「それにトワさんも直哉君も融合世界が大きくなっているので全部を把握しきれてないんですよね」

 

 

のどかがトワに聞く。

 

「ええ、そうね完全に知らないんじゃないけど順番は完全にランダムね」

 

 

「後ゼムリア大陸みたいに想定外の接触もあるから何とも言えないのよね?」

 

 

「それは未来のゼムリア大陸に行った二人ならわかるわよね」

 

「「ええ」ペン」

 

「恐らくこれからは帝国華撃団と葵叉丹との戦いが中心になるようにするけどこちらとしては、だけどそう上手くいかないかもしれないわ」

 

「それはダルイゼン達が動くからですね」

 

 

「いえダルイゼン達ビョウゲーンキングダムだけではなく先程も少し言ったけど融合世界に新たな世界も出来たりしているのでそちらとも対立するかも知れないからね、後融合世界の外にもいる敵対勢力もあるからね」

 

 

「「融合世界の外からの侵略」」

 

ちゆとひなたはトワの言葉に驚いていた。

 

 

「あらちゆとひなたは直哉から聞いて無いの?米田健二の事を」

 

 

トワが直哉に聞く。

 

「ええあの時は3人共僕達とは別行動でしたから

 

 

そして直哉はその時の話を思い出しながらのどか達に話す、

 

「「「「「肉体を持たないだってーー」」」」」

 

「そうですね、そして残りの3人の神様のパートナーの魂は世界を破壊した魂がリンクをしやすくするための処置がされています」

 

 

「つまりその魂の存在が直哉に入ったら紫藤直哉の存在が消えるということか?」

 

 

「ええ、その通りです米田さん」

 

「つまり立花響は、お前の存在を守るため者なのか?」

 

「そうですね、他にもシンフォギア世界の守り手でもありますけど」

 

「成る程な」

 

「直哉君質問良いかな」

 

「はい何ですか?大神さん」

 

「魂の存在の敵は人間になれるのかい」

 

 

「ええ、なれますよ。米田健二という名前の人間に」

 

「何だと‼よりによって俺と同じ名字かよ」

 

「それには理由があって、原初の世界で彼は米田一基の息子として生まれたからなんです。そして米田健二は真宮寺さくらと結婚式を挙げました」

 

 

「ええーー私がそんな男と結婚だなんて・・・」

 

さくらは直哉の言葉にショックを受けていた。

 

 

「「「「米田健二」」」」

 

 

「そいつが直哉の戦う相手ニャ?」

 

 

「そうよ。直哉と直哉を守護する者達の相手ね具体的に言うとね」

 

 

「そんな直哉君に戦う相手がいるなんて知らなかったわ」

 

「その辺は守護者の中で知られてたらいい部分だから直哉にも喋らないように言ってたからね」

 

 

 

「さて貴方達は一度家に戻りなさい」

 

 

そう言ってトワは直哉達全員を直哉の自宅に転送したのだった。

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉の自宅にての話し合い

トワの転送によって直哉の自宅に戻って来た直哉達だった。

 

「よう戻って来たな直哉」

 

 

「米田さんどうして家に?」

 

「3日前にさくら達が戻って来たからなそろそろお前達も戻って来ると思ってな」

 

 

「成る程」

 

「大神とマリアの事は一応さくらたちから聞いたが大変だったな。直哉」

 

「大神さんはイシュメルガからは開放されたと思いますが、マリアさんはまだイシュメルガに囚われています。米田さんすみません」

 

 

「直哉気にするな大神が戻って来ただけでも今は言いと思わないとな」

 

 

 

「ですが・・・」

 

 

「そうだよ余り考えないほうがいいよ直哉君」

 

「響さん」

 

「そうだな響君の言うとおりだぞ直哉」

 

「米田さん」

 

「まあいい直哉向こうで何があった?」

 

「そうですねお話します」

 

 

そして直哉は米田に大神を助けて貰った時の事を話した。

 

 

 

まさかもうここで出会うとはな大神一郎」

 

 

 

「ナオヤ・ブライトとリィン・シュバイツァーだな。お前達を殺すイシュメルガ様の為に」

 

 

「はあ、何いってんだよ大神一郎正気に戻れよ」

 

 

浪虎滅却・疾風迅雷」

 

「うあああ。あぶねえリィンこいつ大神は既に堕ちているのか?」

 

「ああ、俺のせいでな」

 

 

「マジかよ。たまらねえぞ」

 

 

ナオヤは大神が既にイシュメルガの手駒として動いているのは聞いていたが実際にあったのは初めてで驚いていた。

 

 

 

「何をごちゃごちゃ言っている」

 

 

「それはな大神一郎お前の男がイシュメルガごときに取り込まれる原因となった話だよ」

 

!!

 

ナオヤ・ブライトの言葉に大神は一瞬止まった。

 

「今だ!!3人とも」

 

 

ナオヤの言葉に合わせてリィンとミリアム、ユウナが大神に攻撃をしつつ大神を気絶させたのだった。

 

 

「成る程なナオヤ・ブライトさん達には感謝しないとな」

 

米田はここにはいないナオヤ・ブライト達に感謝をしていた。

 

「それで直哉お前達はこれからどうするのだ?」

 

 

「何とか年明けまでにマリアさん助けますよ。年明け後に帝国華撃団の新たな戦いが始まりますから」

 

「そうなのか?」

 

「ええ、その敵とは降魔です」

 

 

!!

 

「何だと!!降魔だってーー馬鹿な降魔は一馬の犠牲によって封印された筈・・・」

 

「まさかあの時の六覇星降魔陣は一馬の犠牲によって作られた封印を破壊するものだったのか?」

 

 

「ええ、その可能性が高いと思われます」

 

「なんて事だ、直哉降魔が動き出すのは年明けで間違いないのだな?」

 

「ええ、恐らく大きな改変がなければその筈です」

 

 

「大きな改変とはどういう事だ?」

 

「ええ実は米田さん僕達と花組の皆さんはゼムリア大陸にて降魔と交戦したんですよ」

 

!!

 

「何だと!!」

 

 

米田は直哉の言葉を聞いて驚いていた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

衝撃の米田

!!

 

「何だと、お前達降魔と戦ったのか?」

 

「ええその通りです」

 

大丈夫ですか?」

 

「「ええーーこれはどういう事」」

 

「「直哉君、スパークル」」

 

「直哉、スパークル」

 

「エステルさんこれはどういう事ですか?何故ワイスマンとノイズやメガビョウゲーン、そして降魔がワイスマンが操っているんですか?」

 

「そんなこと私もわからないわ私達も来たばかりだから」

 

 

「そうですか、エステルさんはノイズを優先して撃破してください。運がいいのか小型ノイズなので」

 

 

スパークルとグレースとフォンティーヌの3人はメガビョウゲーンを浄化したらエステルさんサポートしてください。

 

「そして降魔に関しては現状降魔に有効な力を持つのは僕だけなので僕が降魔の相手をします」

 

「なんてこった降魔が異世界の人物に使役されるとはな」

 

「事実です。ですがこちらに封印されている降魔とは微妙に違う部分もあったので恐らく厳密に言えば降間違いないのだではないかも知れませんがね」

 

 

 

「成る程な降魔と言えば降魔だがこちらの世界にはいない降魔の可能性があるのか?」

 

「ええ自分はそう考えています。平行世界の同一人物がいるように」

 

 

「成る程な」

 

それで直哉花組は戦えていたのか?」

 

 

「花組は響さんと協力して戦ったので」

 

 

そして直哉は響と花組が戦った映像を響が撮っていたので米田に見せた。

 

 

 

その時同じく響達の前にもノイズとメガビョウゲーンと降魔が現れたのだった。

 

「何だと!!ノイズメガビョウゲーンがどうしてリベルアーク内部に」

 

ナオヤ・ブライトは驚いていた。

 

「それだけじゃない。まさか降魔まで現れたなんて」

 

「ナオヤさん貴方達なら小型ノイズなら倒す事ができる筈なので大型ノイズと降魔は私が帝国華撃団の人達と戦います」

 

「ああ、わかった。メガビョウゲーンはどうする?」

 

「現状メガビョウゲーンはブリキュアの力を使わないときついので最低限の迎撃でおさえて下さい」

 

 

「わかったリィンユウナミリアム頼んだ」

 

「「「了解」」」

 

 

そしてリィン達はそれぞれの敵に戦いを始めた。

 

 

その頃分断された響と帝国華撃団は・・・

 

 

「「「「うわあノイズとメガビョウゲーンと見たことがない怪物がいるぞ」」」」

 

「皆さん戦ってください死にたくなければ」

 

「わかりました響さん。破邪剣征・桜花放神」

 

響の言葉に一番早く反応したさくらが降魔に攻撃をした。

 

「グギャアアア」

 

 

「謎の怪物が苦しんでいる」

 

「もしかしたら謎の怪物が苦手な物は霊力なのかもな」

 

 

そして帝国華撃団は降魔をメインに倒し始めた。

 

 

「ふむ、さくらやカンナはそれなりに戦えているが光武での戦いが仇になっていて俺達が戦いをしていた直接触れる戦いにはなれてねえなあ」

 

 

「まあそこは仕方がない部分ですよ米田さん」

 

 

「確かに技術が進歩したから光武が誕生したのは事実だしな」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

中心世界に侵攻する可能性の勢力についての話し合い1

「しかしよ異物の降魔の件はどうする気なのだ?」

 

 

「その件はしばらく放置するしかないかもですね」

「それはどういう事だ?」

 

「実は僕達はゼムリア大陸に行った後でイシュメルガによって融合世界に一度戻されたんですよ」

 

「何だと!!」

 

 

米田は直哉の言葉に驚いていた。

 

 

そして直哉はその時の事を話し出した。

 

「「「ええーー直哉君がどうしてここにーー」」」

 

エステル響とひなたは突然の直哉の登場に驚いていた。

 

「もちろん私もいるよひなたちゃん」

 

「のどかっちどうしてここに?」

 

「ここは響さんいわく過去の世界なのに」

 

「ええ確かにここは響さんにとっては過去のように見えるけど実は現在なのです)

 

「「「ええーーどういうわけ」」」

 

 

「響さん思い出して下さい」

 

「このシンフォギア世界を封印していた物を」」」

 

 

「え、まさか天海によってシンフォギア世界の封印が解けたの?」

 

 

「まさか天海が帝都に仕掛けた六覇星降魔陣によって融合世界の行き来できる道が開いたのか?」

 

「ええ、その可能性が高いと思われます。六覇星降魔陣は降魔を封印するだけの物ではなく今僕達のいるこの世界に余計な者達の干渉防ぐための物だったと推測されます。前当主の母さんがさくらさんのお父さんが帝都に結界を張るときにそう言う仕掛けがされていたのでしょうね」

 

「でもそうするとまずいな融合世界全部の敵が一斉に動くのだろう?」

 

「大丈夫ですよ。その心配はありませんよ。融合世界内部に存在する世界の敵が一斉に来ることはありませんから」

 

 

「何それはどうしてだ?」

 

「簡単に言えば融合世界の掟ですね掟を破ればその世界の大陸は別の大陸と交代するので」

 

 

「成る程その掟とはどんなものなんだ?」

 

 

「簡単ですよ中心世界を襲う事の出来るのは最大二種類の敵だけと制限をかけているんです。当然ノイズやメガビョウゲーンが途中で侵攻をやめたら新たな敵が出てきますけどね」

 

 

「成る程ノイズやメガビョウゲーンがこちらに敵対している間は道ができていても中心世界には入れないんだな」

 

 

「ええ、ただそれは大陸が融合世界にあることが条件なのでそれに適応しない勢力がいる場合は効きませんけどね」

 

「そう言う条件があるのか?」

 

「ええありますが米田さん達が深刻に考える部分は考えてもらいますが基本は僕達が動く問題ですし」

 

 

「まあそうだな。俺達は帝都で起きる事件に備えるべきだな」

 

「そうですね今後大神さんは帝都以外の場所にも行きますしね」

 

 

「何だと!!大神が帝国華撃団以外に行くこともあるのか?」

 

「ええあります。ただこれ以上は言えないので言いませんけど」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

中心世界に侵攻する可能性の勢力についての話し合い2

「そうですね今後大神さんは帝都以外の場所にも行きますしね」

 

 

「何だと!!大神が帝国華撃団以外に行くこともあるのか?」

 

「ええあります。ただこれ以上は言えないので言いませんけど」

 

 

「まじかもう少し大神未来について聞きたいがな」

 

「それは将来自分の娘のように接している花組の誰かと大神さんをくっつける為ですか?」」

 

「ああそれが出来たら俺が軍を離れてもちゃんとした後釜がいるからな」

 

 

「成る程米田さんそのプランはもう少し待って下さいね。先程も少し言いましたけど米田さんにお願いをする事態が起きる可能性があるので」

 

「それはノイズやメガビョウゲーン達の事を言ってるのか?」

 

「いえ米田健二達の事ですよ」

 

 

「米田健二か・・・俺の息子でありながら原初の世界を崩壊させた人物だったか?」

 

「ええそうです。そしてそれ以降の世界にも度々現れては世界を崩壊させようとしてるくらいですから」

 

「成る程な奴をワシ自身見たことないからなんとも言えんが厄介な相手かもというのはなんとなくわかった気がする」

 

 

「今のところは彼等の動きは無いみたいですがゼムリア大陸の出現のケースもありますから何とも言えないですが」

 

 

その後米田と直哉の話は終わり帝都に戻って来たメンバーはそれぞれの場所に遊びに行くのだった。

 

 

「さてとシンフォギア世界の状況を確認しよう」

 

そして直哉はあの時に密かに設置した装置でシンフォギア世界の状況を確認していた。

 

 

シンフォギア世界・・・

 

「叔父様来ました。」

 

「ああ、翼と奏すまんな呼び出して」

 

 

「いえ構いません。あの時コンサート会場に現れた者の正体はわかりました?」

 

回想・・・

 

大変です司令ノイズと異なる怪物と見られる者がコンサート会場付近に現れました」

 

 

「「「きゃあああ、怪物だあーーー」」」

 

 

「ノイズじゃないけど怖いよーー」

 

 

コンサート会場に来ていた客達が混乱しながら避難をしていた。

 

 

「「司令私達が出ます」」

 

「翼奏それは許可できん未知の敵だからな」

 

「シンフォギアを安易に見せる事にも繋がるからな」

 

「ああ、あの謎の怪物はまだわからないが、信じられないが未知のシンフォギア奏者があの時に存在したことが最近わかった」

 

「「はあーー未知のシンフォギア奏者だってーー」」

 

「そうだ未知のシンフォギアと言ってもガングニールだがな」

 

「それは奏以外のガングニール奏者がいると言うことですか?」

 

「俺達としても信じられんよお前達二人以外に適合者がいることに」

 

 

「それと信じられないが我々の世界と異世界を繋ぐ道が我々の基地内部に出来ているから気をつけておくように」

 

「「はあーー」」

 

翼と奏は再び驚いていた。

 

 

「成る程シンフォギア世界と中心世界を繋ぐ道をあちらは見つけましたか」

 

 

そして直哉はシンフォギア世界の映像を切った。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帰還後の休日前編

帝都に戻って来た響とのどかちゆひなたの四人は・・・

 

「そう言えば3人はすこやか市に戻る予定は?」

 

響がのどか達3人に聞く。

 

 

「私達も一度は帰りますよ。ただ六覇星降魔陣の影響がないとわかれぱですけど」

 

 

「あーその問題があったね」

 

「まあ帝都に戻って来たんだからその内戻れるよ」

 

「またひなたは楽観的ね学校の授業に遅れるわよ」

 

「あーちゆちゃその辺は心配しなくても大丈夫だよ。直哉君のルートを使えば好きな日に戻れるから」

 

 

「ええ、そうなの?のどか」

 

「うんそうでもしないと私は勉強にかなり遅れてるよ」

 

 

「言われたらそうね私とひなたよりのどかは帝都での生活が長かったわね」

 

「うんでもひなたちゃんこっちいるときも勉強はしようぬ」

 

「うげっマジですか?」

 

「マジだよ」

 

 

「「「フフ」」」

 

響達四人はそう言う話をしながるそれぞれ楽しんでいた。

 

 

その頃帝国華撃団は・・・

 

 

「皆さんこの度は申し訳ありませんでしたわ」

 

「おうすみれ回復したんだな良かったぜ」

 

「ええ皆さんの事は米田支配人から聞きました。異世界に行ったらしいじゃないですか」

 

「ああゼムリア大陸と言う所にな」

 

そしてカンナはすみれに簡単にゼムリア大陸で起きたことを話し出した。

 

おい、これからあたい達はどうするんだ?」

 

カンナが考えている飛鳥に聞く。

 

「・・・あ、そうですね私達もあの空中都市に行きますよ」

 

「「「「「何だってーーー」」」」」

 

「あの空中都市に大神一郎さんとマリア・タチバナさんとイシュメルガがいますからね」

 

 

「せやけど、空中に浮いているやでどうやって行くんや?」

 

紅蘭が飛鳥に聞く。

 

「それはもちろん・・・空を飛んでですよ」

 

 

「「「「「何だってーーー」」」」」

 

「そしてあたい達はリベルアークと言う所に向かったんだ」

 

 

嘘でしょこんな所に大神さんとマリアさんがいるなんて」

 

「・・・信じられないぜこんな建物の中に幽霊が存在するとはな」

 

帝国華撃団はリヘルアークに突入した地点が上位三属性が働く地点らしくゼムリア大陸に現れた悪霊や悪魔と戦いを始めた。

 

 

その時一人の女の子が帝国華撃団の戦いに割り込んだ。

 

「何やこの子は?」

 

紅蘭の言葉が聞こえたのか、割り込んだ人物が喋りだした。

 

 

「私の名前はシャーリィーオルランドだよ。よろしくね帝国華撃団のみんな」

 

 

!!

 

シャーリィーオルランドが自分達の事を知っていることに驚いていた花組の全員」

 

そして戦いはシャーリィの参戦で比較的に早く終わっていた。

 

 

「それで何で、帝国華撃団がこっちのゼムリア大陸にいるの?」

 

「ええ、実は・・・」

 

さくらがシャーリィの質問に答えた。

 

 

成る程お姉さん達の大事な人達がこっちのゼムリア大陸に誘拐されたんだね」

 

 

「ええ、そう言う事よ」

 

 

「しかしお姉さん達の行動は無謀だよ。だってお姉さん達がこちらに来ている間に帝都が襲われたらどうするの?」

 

「襲われる前に二人を助けて戻ればいいだぜ」

 

 

「ふーんそれならシャーリィは行くよ」

 

 

「あ、そっちは行き止まりだから気をつけてね」

 

 

「おうありがとうな」

 

 

そう言ってシャーリィは帝国華撃団と別れた。

 

 

「そしてそこではあたい達の中では考えられない事ばかりを目にしたよ。シャーリィ・オルランドと言う女の子がいなければあたい達は死んでたと思う」

 

 

 

「そこまで常識外れの世界でしたの?」

 

「ああ」

 

 

すみれの質問にカンナがしみじみそう答えた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帰還後の休日後編

「それで隊長は助けたんですわよね?」

 

「ああ、正確にはシャーリィ・オルランドの仲間が隊長の中にいたイシュメルガを倒したと言うか追い出したと言うのが正しいかもな」

 

「そうなんですの?」

 

「ああ、あたい達がたどり着いたときには隊長は既にイシュメルガからは開放されていたんだ」

 

 

いやあんた達にはかりができたな」

 

「いや構わんさ俺達にも大神一郎を利用していたイシュメルガにようがあっただけだからな」

 

「それでもだよ。あんた達のおかげで隊長が戻って来たのだから」

 

 

「ああ、だが大神一郎とイシュメルガのリンクはまだ繋がっているから奴が起きたら敵に回る可能性があるがな」

 

 

「「「「「何だってーー」」」」」

 

花組はナオヤの言葉に驚いていた。

 

「なんだよそれは。ちくしょうせっかく隊長を助けれたと思ったのに」

 

 

「だがその辺は紫藤直哉が考えているのだろう?紫藤飛鳥よ」

 

「あの直哉さんが考えていますかね?」

 

「どういう意味だよ。すみれ?」

 

 

「確かに直哉さんは色々力を貸して貰えてますが結局あの人は私達を巻き込んで私達を本来戦かうことのない相手と戦わされているだけじゃありませんこと?」

 

 

「そんな直哉君はそんな事を考えませんよ」

 

「さくらさんは直哉さんとの付き合いでそう言う事はわかっているからそう言えるのでしょ?」

 

「だけ私にしたら帝国華撃団を乗っ取りを実行しようとたくらんでいる男の人にしか見えなかったですわ」

 

 

「ああ、あの時ですか?」

 

 

「それで米田さん、特殊遊撃部隊の事についてはどこまで言ってくれました」

 

「ああ、帝国華撃団が一時的に軍から離れて特殊遊撃部隊に配属されるというところまでだ」

 

「なるほどわかりました。帝国華撃団の皆さん。これから暫くの間ですが貴方達には、帝都以外に現れる全ての脅威と戦うことが特殊遊撃としてのたった一つの任務となります。」

 

「ちょっと待ってください。全ての脅威とはどういう意味ですか」

 

「言葉通りですよ特殊遊撃部隊管轄は簡単に言えば、融合世界の全ての守り手なのですから」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「あ、それ以外に友好的な異世界とも交流等もしていますがね」

 

「まさか俺達にノイズやメガビョウゲーンと戦えということですか?」

 

「ええ、そうですよ、ただその二つが融合世界の脅威とは違いますけどね」

 

!!

 

 

「確かにあの時の話を聞いたときは今のすみれの言葉をあたいも感じたな」

 

 

!!

 

「カンナさん」

 

 

「だがなすみれお前はノイズやメガビョウゲーンは確かにあたい達の世界の敵とは違うという理由でいるなら帝国華撃団としてはあたい達は失格じゃないか?」

!!

 

「それは・・・」

 

「少なくとも帝都に現れる敵は帝国華撃団の敵と思うべきと思う。あたい達に対応出来るかは別としてな」

 

 

「確かにそうですわね」

 

その時すみれはあるときの事を思い出していた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

互いの小さな溝

こりゃほんまにヤバイわノイズという存在は、天使がおらんと倒せんとは」

 

紅蘭がそう言う。

 

「私達が倒せない敵がいるなんて信じられない」

 

マリアがいう。

 

「ああ、まだまだですわ。そんな私の薙刀が炭に・・・」

 

その時すみれに異変が起きた。

 

「ああーーーー殺される嫌ですわーー」

 

 

「落ち着きなさいすみれ」

 

「あかん、大神はんすみれはんが混乱しとる」

 

「わかっているが、魔装機兵がすみれ君への道を塞いでいるもう暫く時間がかかる」

 

「フフ、帝国華撃団のメンバーが炭と変わるかそれもいっこうよ」

 

「嫌ですわ来ないでーー」

 

ノイズがすみれに触れる直前何者が二人の間に割り込んだ。

 

「確かにあの時響さんの助けがなければ私は炭になってたと思いますわ」

 

 

「思えばこの頃から私には響さんや直哉さんに対して恐怖を感じていたのかもしれませんわね」

 

 

「すみれさん」

 

「すみれ」

 

 

「だってノイズやメガビョウゲーンは私達が倒したとしても問題が残りますから」

 

「メガビョウゲーンの場合は地球の病気を倒したとしても病気した箇所は治らないままになりますしノイズは触れれないですしね」

 

「まあ、そりゃそうだけどよ、それは今だけじゃねえかな?」

 

 

「どういう意味ですの?」

 

「今あたい達の中で本当に紫藤直哉を信頼してるのはさくらだけだろうぜ」

 

「それは紫藤直哉の事を知ってるからさくらも直哉の事を悪者のように言われるのは気分が悪くなるだろう?」

 

 

「ええそうですね」

 

 

「だけどあたい達は紫藤直哉の事を深く知ろうとしたか?自分の印象が悪くなったときでもイシュメルガから隊長を救う手伝いをして貰ったときもあたい達はそれが当たり前のようにしていた」

 

すみれが暴走した時も力を貸してくれたよなすみれが恐怖した力とは違うかも知れねえが直哉はすみれを助けてくれたよな」

 

 

「それは・・・」

 

「あたい達も直哉や響達の事を知ることも必要なのかもな」

 

 

「カンナさん」

 

 

「「「「こんにちは花組の皆さん」」」」

 

「あら響さんにのどかちゃん達どうしてここに」

 

 

「あ、さくらさん私達花やしきの遊園地に行くんですけど皆さんも休日なら一緒に行きませんか?」

 

「おう、花やしきかあ、さくらすみれ行こうぜ」

 

 

「はい」

 

 

「仕方がないですわね」

 

 

そして響達四人と花組の女性陣は一緒に花やしき遊園地に向かった。

 

 

「フフ、良かったですね支配人」

 

「ああ、あの子達が花組と信頼関係がほとんどなかったからな。このまま直哉達の部隊に行ったりしたらまずい事になる所だったからな」

 

 

「支配人先のゼムリア大陸に花組を行かせたことは花組に悪い面といいめんが見れたですね」

 

「ああ、そう言う意味では良かったな」

 

「だが嫌な予感がするぜ」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

突然の緊急事態

太正12年12月24日

 

 

「帝都某所にて・・・

 

「叉丹どうしたここに来るとは」

 

 

「天海お前が私から奪った記憶を返してもらうぞ」

 

!!

 

「なっギャアアア」

 

 

 

 

「久しぶりの登場なのに・・・」

 

 

そう言いながら天海は死んでしまった。

 

「おいおい叉丹マジで天海を殺したのかよ」

 

 

「久しいな隼人。お前今まで何処にいた?」

 

「ああ、少し世界の安定のために姿を消していたのさ。一時的とはいえ帝国華撃団が異世界に行ってしまったからな行ってなければ俺も一時的に消える必要はなかったけどな」

 

 

「そうなのか?それで帝国華撃団は奪われた仲間は取り戻したのか?」

 

 

「ああ何とか隊長は助けたようだ」

 

 

「ほうそうなのかならば俺達が名乗りをあげても構わんな?」

 

 

「それについては時期も同じ時期だから構わんが」

 

「ただ気をつけてくれ。この世界に予定外の力を持つ何かが現れるかも知れない」

 

 

「何!!それは紫藤直哉も知ってるのか?」

 

 

「それについては断言は出来ないが、この力が俺と直哉が危惧するあの男だったらこんなチャンスを使わないと思えんな」

 

 

「チャンスだとどういう事だ?」

 

「ああ、これはまだ確定してないが・・・」

 

 

その時隼人の持つ通信機がなった。

 

「どうした直哉?」

 

「隼人叔父さん。やはり今月から大帝国劇場からの連絡が無いのはどうやらあの男米田健二が、大帝国劇場に入り込んで花組達の記憶を操作しているみたいです」

 

「成る程なやはり奴の力だったか?直哉奴の目的は何だと思う?」

 

「恐らく初期の設定を使い帝国華撃団を手に入れるつもりでしょうね、少なくとも叉丹との戦いが終わるまでは大規模な行動をすることはないと見てますが」

 

 

「そうか、それならまだ時間があるな」

 

 

「ですがあの男が大神さんやマリアさんの実態を知るのは放置してていいです?」

 

「ああそれは構わん。こちらでその辺は調べてお前達に伝えるから。米田健二の記憶が初期の段階ならばこちら側にまだ近い可能性があるからな」

 

 

「成る程確かにその方が楽で良いですけどそちらが接触して大丈夫何ですか?」

 

「その辺は叉丹の仲間として会うよ。な、叉丹」

 

「隼人お前な勝手に私を巻き込むな」

 

 

「あはは、叉丹さんすみません叔父が勝手に」

 

 

 

「仕方がないな隼人くれぐれもノイズやお前の人形は出すなよ。あくまでも俺の部下の一人として動けよウィルとしてな」

 

 

「わかってるてば叉丹」

 

「ええい鬱陶しい離れろ隼人」

 

「というわけだから直哉お前達はシンフォギア世界かのどか達の世界に行っておいた良いかも知れんぞ」

 

 

「今のお前だと米田健二に取り込まれる可能性があるからな」

 

 

「そうですね考えておきます」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

隼人との通信後

「直哉君隼人さんは何だって?」

 

のどか達3人に聞かれた直哉だった。

 

 

「やはりのどかさん達が先月花やしき遊園地から帰ってきた時米田さんと一緒にいた男性は恐らく米田健二の可能性が高いと考えて動くそうです」

 

 

「「「それじゃ私達はすこやか市に戻るという事になるの?」」」「ええ、米田健二がこのタイミングで現れた以上中心世界の歴史が動き始めたこの時期に米田健二が

僕達の存在を知るのは得策ではないので」

 

 

「そうなの?」

 

 

「ええ、そうですねただ今の米田健二は前の世界とは異なりまだ悪人になってないようなので、米田健二の相手は隼人叔父さんがするとなりますね」

 

 

「「「ええーーそれじゃ直哉君は?」」」

 

「僕はシンフォギア世界かのどかさん達の世界に避難するように言われましたね」

 

 

 

「「「ええーー何で?」」」

 

「というわけだから直哉お前達はシンフォギア世界かのどか達の世界に行っておいた良いかも知れんぞ」

 

 

「今のお前だと米田健二に取り込まれる可能性があるからな」

 

 

「そうですね考えておきます」

 

 

「と言われたのです」

 

「はっきり邪魔と言われたので気持ち的にはショックな部分もありますが事実ですし」

 

 

「でも悔しいよね」

 

「ええですけど米田健二が悪人になった時の事を考えると仕方がないと言うのもわかりますし、中心世界を崩壊させる訳には行きませんからね」

 

「でも直哉君「何処に避難するの」

 

「それは・・・」

 

「それでは私達の時代に案内しますよ。4人纏めてね」

 

 

謎の声により直哉達はどこかに連れていかれたのだった。

 

それから6日後・・・

 

 

帝都は新たな年を迎えていた。

 

 

太正13年元日・・・

 

 

「皆明けましておめでとう」

 

「おめでとうございます健二さん」

 

「健二お兄ちゃんおめでとう」

 

「おめでとうさくらさん。アイリス」

 

 

「そう言えば大神さんは何処にいるか知ってますさくらさんとアイリス」

 

 

「ああ、大神さんはもう楽屋に来てますよ健二さん」

 

 

「そうなんですねそれじゃ二人とも楽屋に行きましょう」

 

 

その後楽屋で新年会を終えた花組は大神と健二の同伴で明治神宮への初詣に向かった。

 

 

明治神宮にて・・・

 

 

花組と大神達は明治神宮での初詣を終えた後おみくじや射的などを楽しんでいたその時新たな敵である葵叉丹が3人の部下を連れて花組の前に現れた。

 

 

「お、お前は黒乃巣会の葵叉丹、生きてたのか、生きてたのか?」

 

 

大神が叉丹に向けて言う。

 

「大神はん何で二度言っているんや?」

 

「だって大事な事は二回言えと教わったよ」

 

「あれ誰から聞いたのかわからないけど」

「は、黒乃巣会いつの事を言っている大神一郎よ。俺はもはや黒乃巣会の葵叉丹ではない」

 

「何だと!!」

 

「帝国華撃団貴様達はここで終わるのだからな」

 

「出でよ降魔」

 

「「「「「ああこいつは見たことあるどこで見たかは覚えてないが」」」」」

 

 

花組のメンバーは降魔を見てそんな反応する。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第2章  古の魔と進化した魔篇
新たな敵その名は降魔


「お、お前は黒乃巣会の葵叉丹、生きてたのか、生きてたのか?」

 

 

大神が叉丹に向けて言う。

 

「大神はん何で二度言っているんや?」

 

「だって大事な事は二回言えと教わったよ」

 

「あれ誰から聞いたのかわからないけど」

「は、黒乃巣会いつの事を言っている大神一郎よ。俺はもはや黒乃巣会の葵叉丹ではない」

 

「何だと!!」

 

「帝国華撃団貴様達はここで終わるのだからな」

 

「出でよ降魔」

 

「「「「「ああこいつは見たことあるどこで見たかは覚えてないが」」」」」

 

 

花組のメンバーは降魔を見てそんな反応する。

 

「ふ、やはり米田健二は大神と花組が初めて見る筈の降魔を見て困惑しているな」

 

 

 

「一体どういう事だ?ここは俺のいた世界の筈なのに俺はこの降魔法を見たことないぞ」

 

「それもそうだろうこの降魔はウィルがあの世界の降魔を再現したのだから」

 

 

「おいおい叉丹大丈夫かよ俺が直哉からきいた降魔を再現したとは言えもう使うのかよ」

 

 

「任せておけさて帰るぞお前達」

 

「「「御意」」」

 

 

そして葵叉丹率いる四人は自己紹介をせずそのまま撤退をしたのだった。そして帝国華撃団は叉丹の置き土産である降魔と戦いを始めた。

 

 

その頃6日前に帝都から姿を消した紫藤直哉とのどかとちゆとひなたは・・・

 

 

「「「「ここは・・・まさか大帝国劇場」」」」

 

「そうですわここは大帝国劇場ですわ紫藤直哉さんと3人のプリキュアと3匹のヒーリングアニマルさん達」

 

 

「その声は・・・神崎すみれさんですか?」

 

 

「「「ええーー」」」

 

直哉の言葉を聞いたのどかとちゆひなたは驚きの声をあげたのだった。

 

「恐らくですけどここは太正29年辺りですか?」

 

「ええそうです。流石ですね紫藤直哉さん」

 

 

「「「ええーー未来にタイムスリップしたのーー」」」

 

 

「簡単に言えばそうですね」

 

 

「でもどうして帝都の未来に」

 

 

「それは恐らくあの時の声が原因と思います」

 

 

!!

 

「「「あの声は幻聴じゃなかったの?」」」

 

 

そして四人と3匹のヒーリングアニマルは未来に跳ばされる前の事を思い出すのだった。

 

と言われたのです」

 

「はっきり邪魔と言われたので気持ち的にはショックな部分もありますが事実ですし」

 

 

「でも悔しいよね」

 

「ええですけど米田健二が悪人になった時の事を考えると仕方がないと言うのもわかりますし、中心世界を崩壊させる訳には行きませんからね」

 

「でも直哉君「何処に避難するの」

 

「それは・・・」

 

「それでは私達の時代に案内しますよ。4人纏めてね」

 

 

謎の声により直哉達はどこかに連れていかれたのだった。

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

現在の帝都と未来の帝都1

「「「まさかあの声によって私達はここに来たの?」」」

 

「あくまでも可能性であってあの声は僕達の知るトワやレイがこちらに送ったと言う可能性もありますが」

 

「「「成る程」」」

 

「どのみち暫くは戻れないと思いますから」

 

「すみれさんこの世界に桜武はありますか?」

 

直哉がすみれに聞く。

 

「直哉さん。どうして桜武の事を知ってるんですか?あれは私達の単独で作り上げた機体で行方不明なのですが」

 

 

その頃現在の帝都では・・・

 

 

「やはり健二がいても花組は降魔には勝てなかったか」

 

「仕方ありませんわ米田司令最悪な事態人的被害はなかったのを喜ばないと)

 

 

「そうだな、光武の全滅も痛いが経済的にな」

 

 

それから降魔に敗れた花組はメンバーそれぞれの考えによる行動を取ることになった。

 

その頃葵叉丹達は・・・

 

「何故叉丹様あいつらをあの場で倒さないのですか?」

 

「鹿落ち着きなさい叉丹様にも考えてのことですよ」

 

「しかしだが蝶お前は納得出来るのか?本来おそこでは我等3人の名乗りもする筈が出来なかったのだぞ」

 

 

「ああ、すまんな鹿あそこでお前達の名乗りをするとなウィルが困るからそこは省いたのだ。直哉をしたければ単独任務の時にしてくれ」

 

 

「わかりました。私もウィルの為とは知らず意見を言ってしまいました」

 

 

「意見を言うのは構わないそうしてくれた方が俺としても助かるからな」

 

 

「「「御意叉丹様」」」

 

 

「後猪よお前に約3週間後に銀座を襲撃しろ)

 

 

「何故3週間後なのですか?」

 

「帝国華撃団との戦いを楽しめるからだ」

 

叉丹はそう言い猪と鹿と蝶を納得させた。

 

 

再び未来の大帝国劇場では・・・

 

 

「どうして桜武の事を知ってるんですか?)

 

「実は・・・」

 

グレースラビリンそこから離れてください」

 

「「え、」ラビ」

 

グレースは直哉の言葉に反応してその場から離れるとその直後直哉とグレースの周囲に巨大な穴が突然現れその穴の中から光武にた機体が現れた。

 

!!

 

その機体を見たグレースとラビリンは驚いていた。

 

「どうしてここに桜武がここに?」

 

どうしてなのかわからないラビが、天宮さくらたちの時代に悪影響が出始めたのかも知れないラビ」

 

 

「グレースとラビリンがそう話していると魔装機兵双角に乗った刹那が現れた。

 

 

「フフ、こいつが嫌な感じの原因か、動くことがないように壊しちゃうよ)

 

「ぎゃあああ」

 

刹那が謎の機体に攻撃をしょうとしたとき何と双角の両手両足が一瞬にして切断されていた。

 

 

「何でそちらに桜武があるんですの」

 

「それは今のところわからないんですけど、僕達ががここに来た事により僕達が見た桜武はこの時代の物だとわかっただけでも何かしらの秘密がわかると思いますよ」

 

 

「「「「それは確かに」」」」

 

 

「そう言えばすみれさんが支配人をしてるんですか?」

 

 

「ええ、そうですね旧花組は事実上の解散ですからね」

 

 

「「「「ええーー」」」」

 

直哉達はすみれの言葉に驚いていた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

現在の帝都と未来の帝都2

「「「「どうして解散したんです」」」」

 

「それは太正16年に私達の代の最後の戦いを終えた3年後に突然降魔皇と言う者達が帝都に現れてその時に私は霊力を失ってしまい、私は降魔皇との戦いには参加しないことでこちらの世界に残る事となったんですわ」

 

 

「それじゃ帝国華撃団と巴里華撃団ともうひとつの華撃団は?」

 

 

「直哉さん3華撃団は降魔皇を封印するために幻都にいます」

 

 

「「「「幻都に」」」」

 

 

「幻都と言うのは何ですか?」

 

 

「幻都と言うのは降魔皇を封印しているもうひとつの帝都と思ってください」

 

 

「「「「成る程」」」」

 

 

「つまりすみれさん以外の3華撃団は幻都にいるわけですね」

 

「ええ、生きていればですけど」

 

「「「そんな生きていればって」」」

 

その時すみれに仕える一人の女性がやって来た。

 

 

 

「すみれ様。そろそろ約束の時間となりますがどういたしましょう?」

 

「もうそんな時間ですかカオルさんありがとう。直哉さんもうすぐここに新隊長がやって来るので少し席を外して貰えるかしら?」

 

 

「わかりましたのどかさんとちゆさんひなたさん。行きましょう」

 

 

「「「うん」」わかったわ」

 

そして直哉達は大帝国劇場を出ていく。

 

「しかしここは未来の帝都ですか?でもこちらの世界には、何か決定的に違うと感じますね」

 

 

「直哉君それはどういう事?」

 

 

のどかが直哉に聞く。

 

 

「この話をちゆさんとひなたさんにはするのは初めてと思いますが、のどかさんは前の世界の自分に教えられた話ですけど」

 

「恐らくですけどここは原作世界の未来になると思います」

 

「「原作世界ーー」」

 

 

「原作世界て何?直哉っち」

 

「原作世界とは僕達が住む融合世界の歴史を作り出す最初の世界と思ってください」

 

 

「え、どういう事?」

 

「成る程ねつまりこちらの世界には紫藤直哉及び飛鳥と薫と存在しない世界と思えばいいのね?」

 

「ええーー直哉っちが存在しないーー」

 

 

「ええそうですね僕達もしもの世界でしか生きてはいけない人間なので」

 

 

「それとのどかさんとひなたさんとちゆさんこちらの世界にいる間は変身しないで下さいね」

 

 

「「わかった」」え、どうして?」

 

「ここは先ほども言ったけど僕の保護が聞かない可能性があり、その他に僕達は異分子なので変身後の姿を見せるのは得策ではありませんしね」

 

 

「後こちらのすみれさんが僕達のことも知っているのも少し僕は警戒をすべきと思います」

 

「「「「「そう言えばそうだ」」」」」

 

 

「そう言えばのどかさん達とヒーリングアニマルの3人がこの時代に跳ばされたのなら響さんと飛鳥はこちらに来てないと思って良いのかな?」

 

その頃響と飛鳥は直哉とのどか達が消えた事をトワに報告していた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

消えた直哉達を探して

「何ですって紫藤直哉達が消えたですって」

 

「「そうなんです」」

 

「響と飛鳥は何してたのよ。4人が消えるまで」

 

 

「「実はトワさんに送って貰った後大帝国劇場に行ったら」米田健二が帝都にいました」

 

「はあ、何ですってーー」」

 

 

そして響と飛鳥はトワに説明をした。

 

 

 

どうした直哉?」

 

「隼人叔父さん。やはり今月から大帝国劇場からの連絡が無いのはどうやらあの男米田健二が、大帝国劇場に入り込んで花組達の記憶を操作しているみたいです」

 

「成る程なやはり奴の力だったか?直哉奴の目的は何だと思う?」

 

「恐らく初期の設定を使い帝国華撃団を手に入れるつもりでしょうね、少なくとも叉丹との戦いが終わるまでは大規模な行動をすることはないと見てますが」

 

 

「そうか、それならまだ時間があるな」

 

 

「ですがあの男が大神さんやマリアさんの実態を知るのは放置してていいです?」

 

「ああそれは構わん。こちらでその辺は調べてお前達に伝えるから。米田健二の記憶が初期の段階ならばこちら側にまだ近い可能性があるからな」

 

「成る程ね太正12年の年末から米田健二の工作により帝国華撃団と連絡が取れなくなってから13年に隼人から言われた直哉がその二つの世界の何処にもいないのね」

 

「そう言うことですトワさん」

 

 

「響直哉達が消える前の映像か記録ないかしら?」

 

 

 

「ええ、一応4人が消える前に話をしていた記録があります」

 

 

 

はっきり邪魔と言われたので気持ち的にはショックな部分もありますが事実ですし」

 

 

「でも悔しいよね」

 

「ええですけど米田健二が悪人になった時の事を考えると仕方がないと言うのもわかりますし、中心世界を崩壊させる訳には行きませんからね」

 

「でも直哉君「何処に避難するの」

 

「それは・・・」

 

「それでは私達の時代に案内しますよ。4人纏めてね」

 

 

謎の声により直哉達はどこかに連れていかれたのだった。

 

「成る程ね、響と飛鳥恐らくは直哉達が向かった先は太正29年に連れていかれたと思うわ」

 

「「ええーー太正29年にーー」」

 

 

「響と飛鳥覚えているかしら前の世界に起きた原作世界の異変と言うか新たね物語が始まった事を」

 

 

「「ああ、ありましたね。雨宮さくらさんと神山誠十郎さんがやって来た時ですね」

 

 

飛鳥がトワに言う。

 

「そうよ。恐らく直哉達がその時代に行ったのは米田健二の影響を受けないようにするために向こうの時代にいる何者かが直哉達の情報をすみれに与えたのじゃないかしらね」

 

 

「「成る程」」

 

 

「ただ問題なのは融合世界内部の敵が動く事が出来るのよね」

 

「「そう言えば米田健二に知られたらまずいですよ。ここは自分のいた世界と違うからを」」

 

「その辺は紫藤隼人に任せるしかないわね。響と飛鳥が動くよりはまだ安全だから」

 

「確かにそうかも知れませんね」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

現在の帝都と未来の帝都3

「確かにそうかも知れませんね。米田健二はまだ悪人になってないようなので仮に私や響さんを見ることによって、そう言う事を思い出すかもしれませんね)

 

「そう言う事よ。飛鳥貴女は薫とともに原作世界にいる直哉達と接触してきなさい」

 

「わかりましたそして飛鳥は薫と共に直哉達の元に向かった。

 

 

その頃現在の帝都では・・・

 

明治神宮に新たな敵が現れ帝国華撃団が出撃するも、光武破壊されたか?

 

 

「たくっ大神こんなみっともない記事を書かれやがって」

 

 

「すみません米田支配人」

 

そう言いながら大神が米田に頭を下げる。

 

 

「しかし光武が全滅とはな、大神光武の件は俺に任せろ。お前と健二には隊員達のケアをしてもらう」

 

「わかりました支配人」

 

 

「それとな隊員達のケアを終えた後帝国華撃団全員で降魔対策も考えておけ」

 

 

そして大神は支配人室を出ていく。

 

 

「はあ、あの方に光武の件を相談するか?あの方なら軍の連中が何かしたとしても文句は言われんだろう」

 

そう言って米田は元老院のメンバーの一人である紫藤隼人の家に車で向かった。

 

 

紫藤隼人の家の前では・・・

 

 

「ようこそおいでくださりました米田一基様」

 

「突然の来訪を許してほしいここの家主はいますか?」

 

 

「はいいますよ米田一基様」

 

 

「そうですか早速案内をよろしいかな?」

 

 

そして米田はファラと言うメイドの案内で紫藤隼人の家に入って行く。

 

 

その頃未来の帝都にいる直哉達は・・・

 

「しかし困ったわね。まさかこちらでも未来に跳ばされるなんて」

 

「これでちゆと僕は2回目だペン」

 

 

「でもよ今回のがやばくね?」

 

「「どういう事ラビ」ペン」

 

 

「ここでは直哉の力が使えないんだにゃん。と言うことは俺達の事がばれたら・・・」

 

 

「「「ぎゃあああいやラビーー」ペン)ニャン」

 

 

「一体何を想像してるんですか?」

 

 

「「「さあ?」」」

 

 

「とにかくこちらの帝都を少し散策をしましょう」

 

「「「そうだね」」」

 

 

そして直哉達は帝都を散策し始めた。

 

「しかし10年たったらこんなに変わるんだね直哉君」

 

「そうですね、僕達の帝都ではないので実感がわきにくいですがね」

 

GOOO

 

その時直哉達は帝都駅でこの時代の降雨魔を見たのだった。

 

「「「あれは降魔」」」

 

 

「直哉君どうするの?」

 

 

「ぎゃあああ怪物だあーー」

 

駅の中にいる人たちは突然の降魔の登場に混乱していた。そして駅に現れた降魔が小さな少女に狙いをつけて襲う直前一人の若者が少女を助けるために降魔と戦いを始めたのだった。

 

 

「これはまずいかもですね。のどかさんとちゆさんとひなたさんはここから離れて下さい」

 

 

「「「ええーー直哉君はどうするの?」」」

 

「僕はあの人を援護しに行きますよ」

 

 

「あの人あのままだと危ないので」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

現在の帝都と未来の帝都4

「そう言う事なら私達は残るよ」

 

「のどかさん本気ですか?」

 

「「「本気だよ直哉君」」」

 

「そうラビ結果的に直哉はラヒリンの二人目のパートナーなんだからラヒ」

 

 

「でも先ほども言いましたけどここではプリキュアの力は使うわけには行きませんよ。それでもいいんですね?」

 

「滝かにそれは不安だよね、ちゆっち」

 

「それはそうね」

 

「それに私達はチームだから一緒に行くよ」

 

 

「・・・わかりました一緒に行きましょう」

 

 

そして四人は青年を助けるために向かった。

 

 

 

「くっこのままだとまずい」

 

その時青年は見た。

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

GOOO

 

 

その時少女と青年の二人を襲う降魔に向けて桜色の渦が降魔の動きを封じた。

 

 

!!

 

「何だこれは!!

 

突然の出来事に戸惑う青年だった。

 

「今しかない」

 

 

そう思った青年は持っている刀で動きを封じてられている降魔を切り伏せた。

 

「ありがとうお兄ちゃん」

 

「どういたしましてもう少し危ないかもしれないから早く両親の所に行くんだよ」

 

 

「うん、わかった」

 

そして青年は少女と別れて目的地に向かい始めた。

 

 

 

「はあ、良かったね助かって」

 

「それにしても直哉あの技は真宮寺さくらさんの技だろ使って良かったのか?」

 

ニャトランが直哉に聞く。

 

 

「ああそれはね・・・これはまずい事をしたのかもしれませんね)

 

「「「「「「え、どういう事?」」」」」)

 

 

「今通った光武ににたものが駅に向かっていましたから本来はあの降魔はあの青年が倒すことなく光武ににたものが倒すようになっていたのかも知れませんね」

 

「どうするの直哉君」

 

「恐らく彼はこの時代の帝国華撃団に関係するといいですけど、今の僕達が前に出るのは控えながら状況によっては出ていくことも考えないといけないかもですけど」

 

 

その頃現在の米田は・・・

 

「ようこそおいでくださりました米田さん。今回の件は光武の修理費に関するご相談でいいですかね?」

 

「ええ。それで間違いないですか正確には新型機の予算をくれませんか?」

 

 

「米田さん。あなたは今回現れた敵には光武では勝てないと思ってるのですか?」

 

「ええ、確実に勝てないと思っています。」

 

 

「そんなにはっきり言われると元老院のメンバーとして色々問題が起きるので言いたくないんですけど、それは米田さんの今後に響きますよ?」

 

「覚悟の上です」

 

 

「そうですか米田さん貴方に覚悟がおわりのようなので私も元老院のメンバーとして帝国華撃団に最後のチャンスを与えるように交渉をしましょう」

 

 

「ありがとうございます。紫藤隼人さん」

 

 

「ただ新型を作る最中に敵の侵攻してきて場合も含めますからね)

 

 

そして米田は紫藤隼人の家を後にした。

 

 

それから数日後・・・

 

花組のメンバーはそれぞれの考えにより特訓をする者や自分で出来る限りの事をする者に別れて時間を過ごしていた。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

それぞれの一ヶ月

花組のメンバーがそれぞれの行動をして一ヶ月がたった頃

 

 

「お帰りなさい大神君」

 

「ただいま戻りましたあやめさん」

 

「他のみんなはどうしてます?」

 

 

「ええ、カンナと大神君そして健二さんは今日帰って来るのをわかってたから」

 

「つまり俺が特訓チームの最初に帰って来たと言うことですか?」

 

 

「そう言う事になるわね」

 

「あのさくらくんは?」

 

 

「ああさくらは米田支配人と出掛けていて帰るのは二日後の予定よ」

 

 

「そうなんですか?」

 

「他の隊員達は?」

 

 

「アイリスは、心と体の為のお昼寝をしているわ、紅蘭は部屋にいるわよ。すみれもサロンにいるんじゃないかしら」

 

 

「わかりましたあやめさん」

 

 

そして大神はあやめと別れた。

 

 

その頃米田と出掛けているさくらは・・・

 

 

「米田支配人ここは?」

 

 

「ああここは鶯谷にあるとある屋敷だ。さくら」

 

 

「どうして私をここに連れてきたんです?」

 

「あるお方がさくらに会いたいと言われてなその為に連れてきたのだ」

 

 

そう言って米田達は屋敷の中に入った。

 

 

「いらっしゃいました米田さん。家主の所に案内をします」

 

「頼みます」

 

!!

 

「人形人形が喋っている。米田支配人も驚いていてないし人形じゃあないのかしら」

 

そして米田達はこの屋敷家主の元にたどり着いた。

 

 

「やあ、米田さん。すみませんね今回こちらのお願いを聞いてもらって」

 

 

「いえいえ、貴方も真宮寺一馬と繋がりがありましたしね」

 

 

「ええーーこんな冴えない人がお父様とお知り合い何ですか?」

 

 

「はは、冴えない男ですか?」

 

 

「それは事実ですから」

 

そう言ってファラが米田達にお茶を出した。

 

 

「すみません。私失礼なことを言って)

 

 

「気にしないで下さい家主が冴えないのは事実ですから」

 

 

「ファラそれは普通自分で言う所と思うんだけど」

 

暫くして・・・

 

 

 

「さてさくらさんは大神さんと米田健二さんとどちらが好きですか?」

 

 

「ええーー何故その質問何ですか?」

 

「必要だから聞いているんです」

 

 

「ワシからもたのむ答えてくれさくら」

 

 

「わかりました。今私が好意を持ってるのは、大神さんです」

 

 

「本当にですか?本当は米田健二君とかではありませんか?」

 

 

「いえそれはありません。米田支配人には悪いですけど健二さんは私からしたら気味が悪いんですよ。どういう理由かわかりませんが」

 

 

「成る程わかりましたさくらさんありがとうございました」

 

 

その後さくらは蔑室に移動してファラの手作りお菓子を食べるのだった。

 

 

 

「今のところさくらさんは米田健二の手駒にはなってないようなので安心しましたね」

 

 

「しかし米田さんよくこの世界の異変に気がつきましたね」

 

「良く言う、先月の明治神宮での戦いの後光武の修理をするためにここにこいと紙を降魔を使い入れただろ?」

 

 

「あら、ばれましたか?」

 

「当然だ健二が来てから世界の変化にあわせてうろ覚えになっているがマリアがいないのにみんな何も言わないのか?」

 

 

「それは健二が来る前にイシュメルガによって拉致されていますからその影響と思います」

 

 

「マリアさん救出はこちらに任せて下さい。暫くはこちらの帝都防衛に関しては米田健二に任せますから」

 

 

 

「おいおいそれでいいのか?直哉達の敵の筈だろ?」

 

 

「今のところの彼は敵ではないですからね」

 

 

 

「そうなのか?」

 

 

 

そして米田達は紫藤隼人の屋敷から帰り大帝国劇場に戻ると同時に銀座に降魔が出現した。

 

 

そして帝国華撃団は光武に変わる神武での初陣の時を迎えた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

未来での合流前編

帝都駅での降魔出現騒動後・・・

 

「しかし本当に未来の帝都なのかな?」

 

 

「「どういう事ひなた」ちゃん」

 

 

「だってさ紫藤直哉君の記録や下手したら存在自体がない世界って私達からしたら信じられないよ」

 

「「確かにそうだね」」

 

「それにのどかの家族は直哉君の家族とも交流してたんでしょ」

 

 

「お母さんが直哉君のお母さんと友達だったらしいからね」

 

 

「だからさ一度直哉君の家か赤坂のお墓を見に行かない?」

 

「それはいいかもですけど、恐らくないと思いますよ?」

 

 

そして直哉達は赤坂の墓地に向かった。

 

 

 

「はあ、馬鹿なこの世界に紫藤家のお墓があるなんて」

 

 

「ここは僕達の世界の未来じゃないはずなのに」

 

 

「とりあえず中に入ってみようよ直哉君」

 

 

「そうですね本当に紫藤家のお墓なら仕掛けがあるので」

 

 

そして暫くして・・・

 

 

「「「あったよ直哉君」」」

 

 

直哉はショックを受けながらお墓の内部に入ると直哉はトワに出会った。

 

 

「あら遅かったわね」

 

 

「「「「ええーートワさん」」」」

 

 

「一体どういう事ですか?」

 

 

「ここにいる私は融合世界から紫藤家のお墓をあなた達に渡す為にここにいるのよ、貴方達の住まいとしてね」

 

 

「「「「ええーーお墓で寝るのーー」」」」

 

 

「ええ、そう言うことね、だってあなた達がいるここは、原作世界のサクラ大戦の世界なのよ」

 

 

「やはりそうでしたか」

 

 

「一時的にここの神崎すみれに直哉の事を知っているようにしたけどね。今の私にはこれくらいのことしか出来ないけど」

 

「成る程トワさんの仕業でしたか」

 

「ああ、後ねここに響と飛鳥と薫が来るからよろしくね)

 

「「「「はあーーーどういう事ですか?」」」」

 

「私は本物じゃないから録音した内容しか喋れないから聞いても無駄よ、どうしても知りたいのならそこのCDにその当時の話し合いが録画されてるから見てね」

 

 

そしてトワは消えた。トワが消えた後。CDを直哉が再生した。

 

 

「響直哉達が消える前の映像か記録ないかしら?」

 

 

 

「ええ、一応4人が消える前に話をしていた記録があります」

 

 

 

はっきり邪魔と言われたので気持ち的にはショックな部分もありますが事実ですし」

 

 

「でも悔しいよね」

 

「ええですけど米田健二が悪人になった時の事を考えると仕方がないと言うのもわかりますし、中心世界を崩壊させる訳には行きませんからね」

 

「でも直哉君「何処に避難するの」

 

「それは・・・」

 

「それでは私達の時代に案内しますよ。4人纏めてね」

 

 

謎の声により直哉達はどこかに連れていかれたのだった。

 

「成る程ね、響と飛鳥恐らくは直哉達が向かった先は太正29年に連れていかれたと思うわ」

 

「「ええーー太正29年にーー」」

 

 

「響と飛鳥覚えているかしら前の世界に起きた原作世界の異変と言うか新たね物語が始まった事を」

 

 

「「ああ、ありましたね。雨宮さくらさんと神山誠十郎さんがやって来た時ですね」

 

 

飛鳥がトワに言う。

 

「そうよ。恐らく直哉達がその時代に行ったのは米田健二の影響を受けないようにするために向こうの時代にいる何者かが直哉達の情報をすみれに与えたのじゃないかしらね」

 

 

「「成る程」」

 

 

「ただ問題なのは融合世界内部の敵が動く事が出来るのよね」

 

「「そう言えば米田健二に知られたらまずいですよ。ここは自分のいた世界と違うからを」」

 

「その辺は紫藤隼人に任せるしかないわね。響と飛鳥が動くよりはまだ安全だから」

 

映像終了

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

未来での合流後編

「「「「成る程そう言う事でか」」」」

 

直哉達がCDを見て納得していたときラビリン達がもうひとつのCDを見つけた。

 

 

「あ、もうひとつCDがあるラビ」

 

「何かの記録かもペン」

 

「見てみるかニャン?直哉」

 

「そうですね」

 

そしてニャトランから受け取ったCDを直哉が再生した。

 

 

、お前は黒乃巣会の葵叉丹、生きてたのか、生きてたのか?」

 

 

大神が叉丹に向けて言う。

 

「大神はん何で二度言っているんや?」

 

「だって大事な事は二回言えと教わったよ」

 

「あれ誰から聞いたのかわからないけど」

「は、黒乃巣会いつの事を言っている大神一郎よ。俺はもはや黒乃巣会の葵叉丹ではない」

 

「何だと!!」

 

「帝国華撃団貴様達はここで終わるのだからな」

 

「出でよ降魔」

 

「「「「「ああこいつは見たことあるどこで見たかは覚えてないが」」」」」

 

 

花組のメンバーは降魔を見てそんな反応する。

 

「ふ、やはり米田健二は大神と花組が初めて見る筈の降魔を見て困惑しているな」

 

 

 

「一体どういう事だ?ここは俺のいた世界の筈なのに俺はこの降魔法を見たことないぞ」

 

「それもそうだろうこの降魔はウィルがあの世界の降魔を再現したのだから」

 

 

「おいおい叉丹大丈夫かよ俺が直哉からきいた降魔を再現したとは言えもう使うのかよ」

 

 

「任せておけさて帰るぞお前達」

 

「「「御意」」」

 

 

そして葵叉丹率いる四人は自己紹介をせずそのまま撤退をしたのだった。そして帝国華撃団は叉丹の置き土産である降魔と戦いを始めた。

 

映像終了

 

 

「成る程これは僕達が消えた後融合世界の中心世界で起きたことを記録にしてくれたんですね」

 

 

「のどかさんちゆさんとひなたさん。ここでのベース基地はここでいいです?」

 

 

「「「うんいいよ私達は」」」

 

 

「私ね前の世界でこのお墓と言うか宇宙船について聞いたことを思い出したよ」

 

「「「ええーー宇宙船ーー」」」

 

のどかの言葉に直哉とちゆとひなたは驚いていた。

 

 

 

その頃帝都駅で降魔襲撃に遭遇した青年は・・・

 

 

「あれあの子達何か困ったのかな?」

 

 

そう言って青年は困っている子達に近づく。

 

 

「たく響さん落ち着いて下さいよ」

 

 

「落ち着けないよ飛鳥ちゃんと薫ちゃん」

 

 

「飛鳥ちゃん。まずいよあの人こっちに来るよ」

 

 

「え、何で神山誠十郎さんがこの時間大帝国劇場にいる頃なのに」

 

 

「君達大丈夫かい?」

 

 

「道に迷ったのならわかる範囲なら教えるよ」

 

「ありがとうございます。でも大丈夫です」

 

「「「失礼します」」」

 

 

GOOO

 

その時再び降魔が現れ3人の少女を襲う。

 

「危ない」

 

青年は3人の少女を守る為に動こうとした時目の前で起きた事に驚いていた。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

自己紹介と着任

「危ない」

 

「仕方ない行くよ薫」

 

「はあ、仕方がないか」

 

「「破邪剣征・桜花爛漫」」

 

!!

 

「その技は」

 

飛鳥と薫は破邪剣征・桜花爛漫を使い降魔を撃破した。

 

「お疲れ様飛鳥ちゃんと薫ちゃん」

 

「私は霊力よりもうひとつの力が得意なのに」

 

 

「仕方ないよ薫。もうひとつの方は世界が見つかるまで見せちゃダメだよ」

 

「わかってるよ飛鳥ちゃん」

 

 

「おーい待ってくれ君達がさっき俺を助けてくれたのか?」

 

 

「「「へっどういう事ですか?」」」

 

 

「違うのかい?俺はさっき駅で君達が使った技に助けられたんだ)

 

 

そして青年はその時の事を話し出す。

 

 

「くっこのままだとまずい」

 

その時青年は見た。

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

GOOO

 

 

その時少女と青年の二人を襲う降魔に向けて桜色の渦が降魔の動きを封じた。

 

 

!!

 

「何だこれは!!

 

突然の出来事に戸惑う青年だった。

 

「今しかない」

 

 

そう思った青年は持っている刀で動きを封じてられている降魔を切り伏せた。

 

「ありがとうお兄ちゃん」

 

「どういたしましてもう少し危ないかもしれないから早く両親の所に行くんだよ」

 

 

「うん、わかった」

 

そして青年は少女と別れて目的地に向かい始めた。

 

 

「と言うことなんだ」

 

「成る程。理由がわかりませんが、駅での技は私達ではありません」

 

 

「そんな」

 

「ただこの技は私達の家族は誰でも使えるので」

 

 

「そうなのかい?良ければ君達の親に会わせてくれないかい?」

 

「どうするの飛鳥ちゃん?」

 

 

薫が飛鳥に聞く。

 

「任せて薫。お兄さん。私達の親に会いたいのなら先に用事を終えてからのがいいですよ」

 

 

「え)

 

「やっと見つけましたわ。神山誠十郎さんいつまで着任をしないつもりですか?」

 

 

「あ、しまった忘れていた」

 

 

そして神山誠十郎と呼ばれた青年は迎えに来た神崎すみれによって大丈夫劇場に向かった。

 

 

「飛鳥ちゃんすみれさんが来たの知ってたの?」

 

響と薫が飛鳥に聞く。

 

 

「うんまあね、さてとトワさんが紫藤家のお墓をこちらに移動させたみたいだから赤坂に行こうか」

 

 

「あ、ちょっと待って飛鳥ちゃん)

 

 

「うん誰だろ私を呼ぶのは?)

 

 

そして一人の少女が飛鳥と薫と響の前に現れた。

 

 

「久しぶりだね飛鳥ちゃん。前の世界では負けちゃったけど」

 

 

「ええ、ここは原作世界なのに私を覚えているんですか?雨宮さくらさん」

 

 

「うん覚えてるよどうやら私が直哉さんの守護者としての役割があるみたいだからね」

 

 

「ああ、そう言えばトワさんがそんな事も言ってたような・・・」

 

 

「それでね私はすみれさんと来てたんでけど気がつかなかった?」

 

「「「全然気がつかなかった」」」

 

「あらーーそうなの?ショック、私が直哉さんとのどかちゃん達を転移させたのも気がつかなかった?」

 

 

「それはトワさんが気がつきましたね」

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

雨宮さくらと紫藤飛鳥

「ああ、そう言えばトワさんがそんな事も言ってたような・・・」

 

 

「それでね私はすみれさんと来てたんでけど気がつかなかった?」

 

「「「全然気がつかなかった」」」

 

「あらーーそうなの?ショック、私が直哉さんとのどかちゃん達を転移させたのも気がつかなかった?」

 

 

「それはトワさんが気がつきましたね」

 

「ああ、トワさんならわかると思いましたから」

 

「じゃあ、パパ達ををここに連れてきたのはさくらさんなの?」

 

 

「ええそうですよ薫ちゃん」

 

 

「でもどうしてそんな事を?」

 

 

「それはゼムリア大陸での戦いの影響で一時的に融合世界の結界が緩んだ隙をつき彼が侵入したからです」

 

 

「「「ええーーさくらさんは米田健二が融合世界に侵入したのをみたんですか?」」」

 

 

「いえ正確には融合世界とリンクしていたゼムリア大陸にこちらの降魔が現れたことにより直哉さんを呼ぶことが出来たの」

 

 

「成る程あの時のワイスマンとの時の出来事が原因でですか」

 

 

そう言って飛鳥は思い出す。

 

「ほうこれが星の医者の力か実にお目白いなその力は?」

 

 

「うえ、何々あの人気持ち悪いんだけど」

 

スパークルがワイスマンに言う。

 

「ふんだがお前達を率いる男は軟弱だな。これで終わりにしてやろう出でよ降魔よ」

 

 

そして再びワイスマンは降魔を召喚した。

 

 

「くっまだ降魔を召喚するきか僕がターゲットなのか」

 

 

「確かに僕の霊力はあるほうだけど直接戦闘するには心許ないのを気がつかれたかな?)

 

「破邪剣征・桜花放神」

 

 

その時召喚された降魔が一瞬で消滅した。

 

 

「「「「何が起きた」の?」」」

 

 

突然の事にその場にいる直哉以外が驚いていた。

 

「直哉さん大丈夫ですか?」

 

「「「飛鳥ちゃん」」」「飛鳥」

 

 

「「「「どうしてここに?」」」」

 

 

「フフ、ここで彼女の登場ですか?面白くなりましたね」

 

 

ワイスマンがそう言い不敵に笑う。

 

 

「ああ、助かったよ飛鳥ちゃん」

 

 

「間に合って良かったです。前の世界とは違うのだから無理は駄目ですよ」

 

「やはりワイズマンがあの時使役していた降魔は雨宮さくらさん達が戦った降魔達でしたか」

 

 

「そうなのそれで原作世界なのに微妙に違うのよね」

 

「それがね先ほど誠兄さんが飛鳥ちゃんと薫の技を見て言った駅での降魔襲来何だけど」

 

 

「あの事件は上海華撃団が倒したのですよね?ここでも?」

 

 

 

飛鳥が雨宮さくらに聞く。

 

「それがね・・・」

 

 

 

「くっこのままだとまずい」

 

その時青年は見た。

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

GOOO

 

 

その時少女と青年の二人を襲う降魔に向けて桜色の渦が降魔の動きを封じた。

 

 

!!

 

「何だこれは!!

 

突然の出来事に戸惑う青年だった。

 

「今しかない」

 

 

そう思った青年は持っている刀で動きを封じてられている降魔を切り伏せた。

 

「ありがとうお兄ちゃん」

 

「どういたしましてもう少し危ないかもしれないから早く両親の所に行くんだよ」

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

少しの違和感

「「「ええーーパパの助力で神山誠十郎が降魔を撃破したーーー」」」

 

 

「そうなの、でも原作世界のバランスは崩れてないのよね」

 

 

「歴史的にも変な違和感はなかったのよね」

 

 

「あ、そうするとここは私の世界と一緒なのかも」

 

 

「どういう事ですか?響さん」

 

雨宮さくらが響に聞く。

 

 

「私の世界も融合世界の中で封印されていて最近動き始めたの」

 

そして響はその時の事を話し出す。

 

 

「「ええーー直哉君がどうしてここにーー」」」

 

エステル響とひなたは突然の直哉の登場に驚いていた。

 

「もちろん私もいるよひなたちゃん」

 

「のどかっちどうしてここに?」

 

「ここは響さんいわく過去の世界なのに」

 

「ええ確かにここは響さんにとっては過去のように見えるけど実は現在なのです)

 

「「「ええーーどういうわけ」」」

 

 

「響さん思い出して下さい」

 

「このシンフォギア世界を封印していた物を」」」

 

 

「え、まさか天海によってシンフォギア世界の封印が解けたの?」

 

 

 

「シンフォギア世界は天海の六覇星降魔陣と直哉君の来訪で本格的に動き始めたの」

 

 

「つまり響さんは私達の時代が動き始めたのは、ゼムリア大陸での出来事と直哉さんの来訪が原因と言う事ですか」

 

 

「そう考えた方が何となくしっくり来るの上海華撃団が全く動かなかったのは原作世界でも融合世界の封印が部分的にかかっていた、その時にさくらさんがのをちゃん達と直哉君の連れてきたことによって主要キャラに直哉君と合わせる為にした可能性があるかもね?」

 

 

「確かにここは原作世界の流れを持っているのですみれさんが直哉君との記憶はないはずだから上海華撃団は動かなかったじゃなく封印されてるからですか?」

 

 

「恐らく上海華撃団を封印したり、パパの記憶を一時的にこの世界の人達に与えたのはトワさんだと思います」

 

 

「ええ、トワさんが」

 

 

 

雨宮さくらは響と飛鳥の説明に驚いていた。

 

「さくらさんも赤坂に行きます?」

 

 

「恐らくパパ達なら赤坂にある紫藤家のお墓の中にいると思うので」

 

 

「ええーーあのお墓をこちらに持ってきたの?」

 

 

「ええ、あれはお墓に似せた宇宙船ですから、と言ってもあれを移動させたのはトワさんですが」

 

そして響達と直哉に会いに行く事にしたさくらだった。

 

 

その頃現在帝都では・・・

 

 

 

「馬鹿なこの猪様が負けるとは」

 

 

「これで終わりだ降魔猪ーーー」

 

 

「ぐわあ、叉丹様お許しをーーー」

 

そして降魔猪が乗る火炎不動は爆発をおこし跡形もなく消えた。

 

 

そして帝国華撃団は新型霊子甲冑神武の力によって降魔との戦いに勝利したのだった。

 

 

 

「何かがおかしい」

一人の男が違和感を感じている事を帝国華撃団は知らずにいた。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

叉丹とウィル

「どうやら猪は帝国華撃団に負けたようだな」

 

「ふんそれはお前としても予定通りだろう?」

「まあな、だが俺も正直奴とは関わりたくないがな」

 

「そんなに米田健二は脅威なのか?」

 

(今のところ奴は全ての記憶が無いみたいだからまだ優位なのはこちらにあるがな」

 

 

「成る程な記憶を取り戻したら厄介な奴なんだな」

 

 

「ああ、そう言う事だ、次の藤枝あやめの体内にいる降魔を呼び起こす時気をつけておけよ)

 

 

 

「フッ了解だ」

 

 

「そう言えばお前の甥っ子はどうしたのだ?」

 

 

 

「ああそれは、米田健二とは会わないようにしている」

 

「ふむそうか、ウィルの予測通り紫藤直哉と米田健二が出会った場合の事を考えないといけないかもと思っていたがそこは大丈夫なのか?」

 

「ああ、そこは気にしないでお前の計画を進めろ叉丹」

 

 

 

「フッ、お前もお前の甥っ子も変わってるな」

 

 

「何がだ?」

 

「今だから聞くが、ウィル俺の正体を知ってるだろ?」

 

 

「ああ、知っているだが俺はお前の事も含めて間違っているとは思えない」

 

 

「何?どういう意味だ」

 

 

「何、簡単さ叉丹お前が見てきた人間は確かに自分が助かる為なら相手を平気で裏切ったりしてたろ?」

 

 

「ああ、そう言う人間の部分を見てこの世界には人間は不要と考えたのだ」

 

「俺と直哉はこの世界では甥っ子と言う立場になってるけどな、俺と直哉は元々二人は紫藤直哉と言う人間だったのさ」

 

 

「何!!どういう意味だ」

 

「叉丹お前はパラレルワールドを知ってるか?」

 

「俺はパラレルワールドにいた紫藤直哉なのさ」

 

 

「俺のもといた世界では、あることがきっかけで、とある国同士が戦争をしてその結果その世界は滅んだのさ」

 

 

「何だと!!」

 

「その世界の滅んだきっかけで殺された人物がこの俺と俺の妻の真宮寺さくらだったのさ」

 

 

 

「そして死んだ筈の俺が別世界に移動した時その世界の俺は幸せそうに双子の子供を手に入れていた。それを見たとき俺はさくらと自分を殺していたのさ」

 

 

 

「そして世界が再び滅んだがな」

 

 

 

 

「ウィルお前は凄い運命の元に生まれたなあ」

 

 

「だが過去に持っていた力の大半は今は使えないからなあ」

 

「そうなのか?」

 

 

「ああ、今の紫藤直哉助けると言う名目では使えるがな」

 

 

「成る程な、そう言う制約があるんだな」

 

「当然だろ、自分を殺す奴なんだから」

 

 

「そして俺はこの世界で紫藤隼人として直哉の甥として生きてるのさ時に彼等の壁として戦うこともあるがな」

 

 

「成る程な、それで天海や俺に協力的なんだな」

 

「ああ、米田健二がいなければ俺も戦力的に協力出来たんだがな」

 

「神達はまだ健二には融合世界の事を知られるには早いとして俺に制約をかけている」

 

 

 

その頃直哉達は・・・



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

集結未来の世界にいる者達

「直哉君そろそろ外に出てみない」

 

 

「そうねここはいくら快適でもお墓の中になるのだから」

 

「ええーーもう少しここにいた方がいいよ」

 

 

「見事意見が別れてますね、ですがひなたさんの言うとおり少しここで待って下さいもう少ししたら彼女達が来ますから」

 

 

「「「彼女達?」」」

 

 

のどかとちゆとひなたは直哉の言葉の意味をわからないでいた。

 

 

「これを見て下さい」

 

 

そう言って直哉はのどか達にある映像を見せた。

 

 

やはりワイズマンがあの時使役していた降魔は雨宮さくらさん達が戦った降魔達でしたか」

 

 

「そうなのそれで原作世界なのに微妙に違うのよね」

 

「それがね先ほど誠兄さんが飛鳥ちゃんと薫の技を見て言った駅での降魔襲来何だけど」

 

 

「あの事件は上海華撃団が倒したのですよね?ここでも?」

 

 

 

飛鳥が雨宮さくらに聞く。

 

「それがね・・・」

 

 

 

「くっこのままだとまずい」

 

その時青年は見た。

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

GOOO

 

 

その時少女と青年の二人を襲う降魔に向けて桜色の渦が降魔の動きを封じた。

 

 

!!

 

「何だこれは!!

 

突然の出来事に戸惑う青年だった。

 

「今しかない」

 

 

そう思った青年は持っている刀で動きを封じてられている降魔を切り伏せた。

 

「ありがとうお兄ちゃん」

 

「どういたしましてもう少し危ないかもしれないから早く両親の所に行くんだよ」

 

そして映像は少し進んだ所になった。

つまり響さんは私達の時代が動き始めたのは、ゼムリア大陸での出来事と直哉さんの来訪が原因と言う事ですか」

 

 

「そう考えた方が何となくしっくり来るの上海華撃団が全く動かなかったのは原作世界でも融合世界の封印が部分的にかかっていた、その時にさくらさんがのをちゃん達と直哉君の連れてきたことによって主要キャラに直哉君と合わせる為にした可能性があるかもね?」

 

 

「確かにここは原作世界の流れを持っているのですみれさんが直哉君との記憶はないはずだから上海華撃団は動かなかったじゃなく封印されてるからですか?」

 

 

「恐らく上海華撃団を封印したり、パパの記憶を一時的にこの世界の人達に与えたのはトワさんだと思います」

 

 

「ええ、トワさんが」

 

 

 

雨宮さくらは響と飛鳥の説明に驚いていた。

 

「さくらさんも赤坂に行きます?」

 

 

「恐らくパパ達なら赤坂にある紫藤家のお墓の中にいると思うので」

 

 

「ええーーあのお墓をこちらに持ってきたの?」

 

 

「ええ、あれはお墓に似せた宇宙船ですから、と言ってもあれを移動させたのはトワさんですが」

 

そして響達と直哉に会いに行く事にしたさくらだった。

 

 

そして映像は終わった。

 

 

「「「ええーー嘘ーー響さんや飛鳥ちゃん達までここに来るなんて」」」

 

 

「恐らく僕達達がここに来たことによって飛鳥ちゃん達がトワさんとレイさんに僕達の捜索を頼んだのでしょう。後響さんと飛鳥でと薫ちゃんも、米田健二に友人不要な接触を避けるためにトワさんとレイさんがこちらに行くようにしたんだと思います」

「「「成る程」」」

 

 

そして直哉達と響達は紫藤家のお墓の中で合流を果たした。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紫藤家のお墓の中で

紫藤家のお墓の中にて・・・

 

「良かった直哉君とのどかちゃんちゆちゃん。ひなたちゃんも無事で」

 

「響さんどうしてこちらに?」

 

ちゆが響に聞く。

 

「ああそれはレイさんとトワさんが一時的に融合世界から消えた方がいいと考えられその一環で私達がこちらに来たの」

 

「レイとトワさんはあえて融合世界を米田健二の世界にするために極力融合世界を閉じたからね」

 

 

「成る程そう言う行動で融合世界で動いていた。メガビョウゲーンやラ・ギアス関連の敵を封じたと言う事ですか?」

 

 

「まあ封じたと思うけど、シンドイーネ達はこちらにちょっかいを出してくる可能性もあるけど」

 

「直哉君と私達を倒すために?」

 

「それもあるけどプリキュアの世界で動いている可能性もあるけどね」

 

 

 

響がその可能性を言う。

 

 

「ああ、安心して下さい皆さんその可能性0ですから」

 

 

そう薫が言う。

 

「それはどういう事薫ちゃん」

 

 

「ええ、実はパパの来訪で動き出したメガビョウゲーン達は、もう一度パパがすこやか市に行かない限り元の世界で活動は出来ないと言う制約があるんですよ」

 

 

「「「そうなの?」」」

 

薫の言葉に驚くのどか達と響だった。

 

 

「ええ、そうですよ詳しい事はレイさんが来たので説明を聞いてくださいね」

 

 

そう言って薫は響達と離れた直後レイがこちらの世界にやって来た。

 

 

「レイさん薫ちゃんが言ったことは本当ですか?」

 

 

「うお、響どうしたのだ?この世界に来てお前のドアップはやめてほしいんだけど」

 

「ガーン酷いです。レイさん」

 

 

「なあプリキュアの3人娘よ響は一体どうしたのだ?」

 

 

「「「ええ、実は・・・」」」

 

 

そしてのどか達がレイに説明をした。

 

 

「成る程それは薫の言うとおりだ。たとえダルイゼンやシンドイーネがお前達の世界に戻るためには一度お前達と戦いそしてその場にいないと元の世界には単独では帰れないのは事実だ。仮に戦いをしなくてもいいが、お前達の関係上戦うだろ?」

 

 

「「「それは確かに」」」

 

「まあプリキュアの3人は直哉と共になら帰れるが、そうすると我とトワが米田健二用の仕掛けが切れるからしないでほしいが、その間は融合世界の全ての世界は封印状態だから敵の侵攻はないから安心してほしい」

 

 

「ええーーそんな時聞いた事無いですよ」

 

 

「ああ、すまん響お前には難しいと思っていたから黙っていたのだ」

 

 

「何気に酷いレイさん」

 

「それでのどか達は一度自分の世界に戻りたいのか?」

 

 

 

「それは出来ることなら一度戻りたいです」

 

のどかが代表して言う。

 

「そうか、ただこの世界でプリキュアの力を使って貰う事になりそうだが構わないか?」

 

 

「「「ええーーどういう事ですか?」」」」

 

 

「先ほども言ったが融合世界をある仕掛けによって別世界に変化しているその仕掛けが壊れないようにするにはお前達の力が必要になるのさ主にヒーリングアニマル達が地球に来たときのあれがな」

 

 

「成る程確かにあれならヒーリングガーデンとのどか達の地球に繋げることも可能ラビ」

 

「だが危険じゃないか?ここは俺達のヒーリングガーデンのない地球だぞニャン」

 

「そうペン中心世界なら直哉の力を借りればヒーリングガーデンに行く事は出来るだろうけどペン」

 

「まあ、我としたらもう少しここにとどまることをおすすめするがな」

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新たなビョウゲーンズが生まれる可能性

「「「それはどういう意味ラビ」ペン」ニャン」

 

「お前達は気づいてないか?中心世界やゼムリア大陸で本来ビョウゲーンキングダムに所属した者達を」

 

 

「「「「「あ、そう言えば中心世界では蒼き刹那がビョウゲーンキングダムに入った、そしてゼムリア大陸では、シンドイーネによってワイスマンがビョウゲーン達の力を使っていた」」」」」」

 

 

「レイさんもしかしてこちらの世界にビョウゲーンキングダムの誰かが来ているんですか?」

 

 

のどかがレイに聞く。

 

 

「いやそれはまだわからんが二度あることは三度あると言う言葉もあるからな」

 

 

「確かにそれはありますけど」

 

 

「でものどかっち中心世界ではダルイゼンそしてゼムリア大陸ではシンドイーネがいたし」

 

 

「確かに彼等は何らかの実験をしているような感じだったわ。私達の地球じゃないから実験的な行動をしてたのかしら?」

 

「後すまんが直哉を連れてきてほしい、次の話題は直哉も聞いて貰わないと意味がないからな」

 

 

レイがそう言うとのどかが直哉を呼びに言った、

 

そして暫くして・・・

 

 

のどかが直哉を連れてきた。

 

 

「なんですか?レイさん」

 

 

「ああ、お前達がここに来ている間に、藤枝あやめが降魔に戻ったぞ」

 

「そうですか?叔父さんがちゃんと進行してくれているようですね」

 

 

「「「ええーー」」」

 

 

レイの言葉を聞いて驚いていたのどか達だった。

 

「嘘ーー米田のおじいちゃんの隣にいつもいるお姉さんが何で降魔なんかに?」

 

 

「そうニャン米田のおじいちゃんが降魔になれば良かったニャン」

 

「ひなたちゃんそれは流石に・・・」

 

「そうよ直哉君もその件について何も言わないのは中心世界の正しい流れなのよ」

 

「でもそれでも」

 

 

「納得行かないニャン」

 

「ねえラビリン、ひなたさんとニャトランはあやめさんと交流してたの?」

 

 

直哉がラビリンに聞く。

 

「そんな事はないと思いたいラビでも劇場でも常に一緒と言うわけでもなかったラビ」

 

 

「成る程ひなたさん達があやめさんと個人的に付き合いがあった可能性も否定は出来ないか」

 

 

「ひなたにニャトラン話を続けていいか?」

 

 

「「はい」」

 

 

「叉丹はあやめを手にいれたことにより魔神器を手にした。その代償として叉丹側も猪鹿蝶の3人の降魔を帝国華撃団によって倒されたがな」

 

 

「成る程もうすぐ聖魔城が復活するところですか?」

 

 

「そう言うことだ」

 

 

「「「聖魔城ってなんなの?」」」

 

 

「簡単に言えば、東京湾に沈んでいる降魔のお城ですよ」

 

 

「「「ええーー降魔のお城」」」

 

 

「そんな物が中心世界に存在するなんて」

 

「信じられないペン」

 

 

 

「どちらにしても僕たちはこちらの世界にいますから見守る事しかできそうにないですけど」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

少しずつの改変前編

「それがなそう言うわけにはいかなくなりつつある」

 

 

「え、どういう意味ですか?レイさん」

 

「実はなこちらの世界にビョウゲーンキングダムの影が入り込んだ可能性があるのだ」

 

「どういう事ですか?レイさん」

 

「落ち着けあくまでもまだ可能性の段階だ、だが雨宮さくらは一度大帝国劇場に戻れ早くしなければ劇場が魔空空間が発生する時間だぞ」

 

 

 

「ええーーもうそんな時間ですか?それでは皆さん失礼します」

 

 

そう言うと雨宮さくらは大帝国劇場に戻って言った。

 

 

「あのレイさん魔空空間とは何ですか?」

 

ちゆがレイに聞く。

 

「ああ、この時代の上級降魔が作り出す特殊な空間だな」

 

 

「その空間から脱出するには魔空空間の媒体となる敵を倒すしかないよいだな」

 

 

「その空間についてはレイさんやトワさんもよく知らないんですか?」

 

 

 

「ああそう言うことだ。何しろ我とトワそしてイヨやヒミコでさえも、太正17年以降の話の原作世界が誕生するとは思わなかったからな」

 

 

「ふあ、凄い事が起きたんですね」

 

 

「それを言うならプリキュアシリーズもかなりあるからね」

 

 

「そうらしいですね。私達は先輩達とはほとんどあったことないので何とも言えないですけど」

 

 

「そうね、先輩達の世界が融合世界の中に入るような事態が起きない限りこちらでは接触しないと思います」

 

 

「そんな事態が起きたらこちらも大変なのは控えてもらいたいな。米田健二や今後現れるだろう外からの侵略だけでいいです」

 

 

「レイさんはあまり仕事したくないんですか?」

 

 

「ああ、可能なら仕事はしたくないな。我が作った世界は崩壊したからな。あれを見たくないなら仕事しない方がいいと考えるようになったからな」

 

 

「おっと無駄話が過ぎたな。直哉そう言うことだからメガビョウゲーンが出てきた時頼むぞ」

 

 

そう言ってレイは消えた。

 

 

 

「直哉君どうするの?」

 

「ちゆさんとヒミコさんと薫と飛鳥でこの時代の調査をお願いします。そして僕とのどかさんと響さんで大帝国劇場に行って見ます」

 

 

 

「「「「「「了解」」」」」」

 

 

「そして皆さんに言います最悪の場合変身してもいいですから」

 

「飛鳥ちゃんと薫ちゃんそちらは任せたよ」

 

「「はい」」

 

 

そして全員で紫藤家のお墓から出ていく。

 

 

 

「ねえ直哉君何で私達が大帝国劇場に行くの?」

 

 

響が直哉に聞く。

 

 

「それはですね。最悪の場合響さんに魔空空間を破壊して貰わないといけないかも知れないんですよ」

 

 

「ええーーそれはどういう事?」

 

 

「響さんもさくらさんから聞いたと思いますけど、神山誠十郎さんを僕達が助けましたよね、本来は上海華撃団が助ける所を」

 

 

「「うん」」

 

「その後大帝国劇場に魔空空間が発生し帝国華撃団は苦戦しますが上海華撃団の乱入でその時の苦戦は免れるのです」

 

 

「「あ、それはまずいね。結果的に私達が神山さんを助けたから魔空空間でのピンチに上海華撃団は来ない可能性があるのね?」」

 

 

「そう言う事です」

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

少しずつの改変後編

「そう言う事ですだから急ぎますよ」

 

 

その頃大帝国劇場では・・・

 

 

「お帰りなさいさくらさんお使いお疲れ様でしたね」

 

「なっ君はさくらじゃないか?」

 

「そうですよ誠兄さん」

 

「まさかさくらが本当に帝国華撃団にいるとは」

 

「あらあら、それではお邪魔虫は消えますわね。さくらさん後の案内は任せますわ」

 

 

そう言ってすみれは支配人室に戻るのだった。

 

 

それから誠十郎とさくらは他の隊員達と話をしながら帝国華撃団の新隊長である神山誠十郎の事を紹介していた。

 

 

 

その頃現在の帝都では・・・

 

「ウフフ、流石ね帝国華撃団蝶を倒すとはね」

 

「あやめさんいい加減元に戻って俺達と帰りましょう」

 

 

「いや、降魔殺女はここで殺す事が最善だ」

 

!!

 

米田健二の言葉を聞いて驚愕した花組だった。

 

 

「しかし健二さんあの人は俺達の仲間の藤枝あやめさんです。俺には彼女を殺す事は出来ません」」

 

 

「・・・そうか、ならば俺が殺してやるよ」

 

 

「出来るかしら君達に私を殺すことを」

 

 

「ぬかせ)

 

 

そう言いながら健二は殺女に襲いかかる。

 

暫くして・・・

 

「何だかおかしい、確実に死んでもおかしくないくらいのダメージを与えているのにこいつは動ける?」

 

 

「あはは君の攻撃はそんな程度なの?攻撃はこうするのよ」

 

 

「ぐはっ」

 

殺女が放った一撃は健二の腹部に直撃し、健二の内臓と一部の記憶に障害与えた。

 

 

「「「「「健二さん」」」」健二お兄ちゃん」

 

 

「あはは、早くその男助けたければ撤退することね」

 

 

そう言いながら殺女は撤退した。

 

その頃叉丹は大帝国劇場から奪った魔神器を使い東京湾に封印されている降魔の城である聖魔城の封印を解くのだった。

 

 

「隊長急ごうこのままだと健二があぶねえ」

 

 

「そうだな」

 

 

だがその時米田司令からの通信が来た。

 

「大神大変だ、至急帝国華撃団はそちらに翔鯨丸を送ったそれで東京湾にに急げ」

 

 

「しかし健二さんがあやめさんにやられて重症です」

 

 

「なんだとわかった健二の方ワシに任せろ。大神達は翔鯨丸で東京湾に現れた物を調査をしてほしい」

 

 

「わかりました」

 

 

「最悪の場合あれも使わないといけんかもな」

 

 

そして大神達は翔鯨丸で東京湾に向かった。

 

 

 

聖魔城内では・・・

 

 

 

「おう、これが聖魔城の内部かあ」

 

 

「ウィルお前は聖魔城に来たことないのか?」

 

 

「ああ、俺が帝国華撃団として動くことは余りなかったからな。決戦時はだいたい裏方だったからな」

 

 

「そうなのか?後殺女が米田健二に重症を与えたのは本当にいいのか?あれなら殺女に罰を与えるが?」

 

 

「それはかまわないむしろ感謝したいくらいさ」

 

 

「これで少なくとも決戦時に米田健二の横槍を全面的に考えなくてすむからな」

 

 

「そうか、それならば俺は黄昏の三騎士の復活のために行くがいいか?」

 

 

「ああ、俺としてもここでの仕事は無いに等しいからな」

 

 

「ふ、そうか」

 

 

そう言いながら叉丹は隼人と別れた。

 

 

「さてと状況によっては直哉達を呼び戻す準備をしておくか」

 

 

 

そう言いながら隼人は聖魔城から出ていく。

 

 

 

その頃紫藤飛鳥達は・・・

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ビョウゲーンキングダムの影

その頃直哉達と別れた飛鳥達は・・・

 

「本当にグワイワル達がここにいるの?」

 

「それを調べるのよひなた」

 

 

「今までの事を考えるとその可能性はあると考えた方がいいかも知れませんね」

 

 

「帝都ではダルイゼンとの戦いでパパがプリキュアになるきっかけとなった戦いもありましたし」

 

「「「「あああったね」あったわね」あったペン」あったニャン」

 

飛鳥の言葉を聞いて四人はその時を思い出していた。

 

 

回想・・・

 

 

「マサキさんと、響さん達帝国華撃団の方は?」

 

「そちらは大丈夫だよ直哉君。本当ならもっと早くこちらに着いてたんだかな、マサキさんの方向音痴で地球30周してきちゃたよ」

 

 

「「「「「「はあーーー30周もーーー」」」」」」」

 

直哉とプリキュア達が響の言葉に驚いていた。

 

「ちっヤバイかもね。メガビョウゲーン分身しろ」

 

「「「メガビョウゲーン」」」

 

「嘘ーーーメガビョウゲーンが分身したよニャトラン」

 

「俺達が捕まっていたからその間に成長したのかよ」

 

「だったら個別に浄化をしましょう」

 

「「うんフォンティーヌ」」

 

グレースとスパークルはフォンティーヌの意見に同意する。

 

そして・・・

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン!キュン!キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア !ヒーリングストリーム」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラッシュ」

 

 

「グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラワー」

 

 

 

三色の光線がエレメントと包み込むように助け、メガビョーゲンを見事に浄化させた。

 

「「「ヒーリンググッパイ」」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

回想終了

 

「そしてゼムリア大陸でのシンドイーネによるワイスマンの強化」

 

 

「「「「確かに」」」」

 

「すこやか市や帝都を攻撃してたときよりシンドイーネは現地の物を使って色々してたペン」

 

 

「ああ、そうだなゼムリア大陸の魔獣にナノビョウゲーンを入れたりなニャン」

 

 

「そういわれたら帝都では無機物をメガビョウゲーンにしてたのに」

 

「くちゅん!!)

 

 

その時ラテがくしゃみをした。

 

 

「「「「ラテ」」ラテ様」」

 

 

「「一体どうしたんですか?ワンちゃんがとっても苦しそうですけど」」

 

「ああ、ラテはメガビョウゲーンが現れた時それそれを関知する能力があるのよ」

 

「「へえ、そうなんですね」」

 

 

そしてひなたがラテに聴診器を当ててラテの声を聞いた。

 

 

「変な空間に閉じ込められている大帝国劇場が泣いてるラテ」

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

少し時を戻して・・・

 

 

 

「魔空空間発動)

 

 

一人の上級降魔がそう呟くと、大帝国劇場を中心とした一定の空間になっていた。

 

 

「すみれ様この辺一帯魔空空間が発生しました」

 

 

「わかりました。それでは神山隊長出撃命令をお願いしますわ」

 

 

「わかりました帝国華撃団出撃せよ!!」

 

そして神山以外の帝国華撃団隊員の3人は魔空空間の中に出撃した。

 

だが、魔空空間の中には彼等が退治するべき降魔以外の勢力がいることを知らない帝国華撃団だった。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

三つ巴の戦い1

「「何あの変な空間は?」」

 

 

「どうやらあの空間が魔空空間のようですね、大帝国劇場を中心にその空間を形成してるようですし」

 

 

「僕達も危険をともあいますが魔空空間に入りますよ」

 

「「了解」」」

 

 

そして響とのどかとラビリンと直哉は魔空空間の中に入った。

 

その頃帝国華撃団は・・・

 

 

「やべえ無限がこの空間に入った途端動かなくなっちまった」

 

 

「大丈夫か?初穂」

 

「同じく私の無限も同じ状態です」

 

 

「了解した。クラリス、さくらはどうだ?」

 

 

「私は、問題なく動けますので、探索を続けます」

 

「ああ、無理はするなよさくら)

 

「了解」

 

 

その時3人の周りに大量の小型怪蒸気が現れ隊員達も含め司令室も慌てていた。

 

 

「さくら逃げろお前だけでどうにか出来る数じゃねえ」

 

 

「さくらさん逃げて下さい」

 

 

「大丈夫だよ私を信じて」

 

 

さくらはそう言いながら光武三式で小型怪蒸気を倒し始めた。

 

 

「凄いが無茶をしすぎだぞさくら」

 

 

帝国華撃団の周りに出た小型の怪蒸気はさくらが一人で倒したのだった。

 

 

「そんな事はありませんよ神山隊長。現状で戦えるのは私だけなんですから」

 

 

「だがしかし」

 

 

「私は進みます。ここで上海華撃団を待つのは私はガンガンませんから」

 

 

「そうねわかったわ。雨宮さん貴女は進みなさい貴女の言うとおり待つだけでこの状態が好転するとは思いませんからね」

 

 

「わかりましたすみれさん」

 

 

そしてさくらは先に進んだ。

 

 

その頃魔空空間の別の場所にて・・・

 

「うんここは何処だ?俺は紫藤直哉とキュアグレースを追いかけていたはずだが、シンドイーネには少し先を越されたが、ここではそうはいかんぞ」

 

 

「「グワイワル」本当にいたらラビ」

 

 

「おおプリキュア、俺様に会いに来たのか?」

 

「そんな事あるわけないラビ」

 

「まあいい進化しろナノビョウゲーン」

 

「ナノビョウゲーン」

 

そう言いながらグワイワルから作られたナノビョウゲーンは近くにいた。複数の飛行型降魔に感染し少し大きめのメガビョウゲーンが誕生した。

 

 

「のどか直哉行くラビ」

 

 

「「うん」」

 

 

「ちょっと私もいるんですけど」

 

 

そう言いながら響はシンフォギアを纏った。

 

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

 

ヒーリングステッキとラビリンが一体となり、花のエレメントボトルをはめ込む」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

 

 

「「キュアタッチ」」

 

 

 

「キュン」

 

 

 

「「重なる二つの花」」

 

 

「キュアグレース」

 

 

 

「ラビ」

 

 

そして直哉もキュアグレースと同じ服装に変わった全身空色の

 

「僕と響さんで他の降魔を相手するのでラビリンとグレースはグワイワルが作り出したメガビョウゲーンを相手してください」

 

 

「「わかった」ラビ」

 

 

「響さん僕達も行きましょう」

 

 

「うん」

 

 

 

そして戦いは始まった。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

三つ巴の戦い2

その頃帝国華撃団は・・・

 

「きゃあああ」

 

 

「さくら大丈夫か?」

 

「うう、強い」

 

雨宮さくらは魔空空間を解除知るために魔空空間に潜むボスを探索を続けていたとき門番らしき敵が現れ戦闘を開始したのだが・・・

 

 

「私がやらなきゃいけないから絶対に勝たなきゃいけないの」

 

 

だがさくらの前に立ちはだかる怪蒸気はいとも簡単にさくらの攻撃を受け止める。

 

 

「し、しまった。きゃあああ」

 

 

そして雨宮さくらの乗る三式光武は動きをとめた後から怪蒸気による攻撃によりボロボロの状態にまでなっていた。

 

「司令俺の機体はまだ届かないのですか?

 

 

「家、来ましたわ神山君出撃準備をして」

 

 

すみれがそう言うと翔鯨丸が魔空空間を突撃で破り神山の無限を神山が受け取りそのまま神山は帝国華撃団の隊長としての実線に出撃をした。

 

 

その頃グワイワルと直哉達の戦いを一人の上級降魔が見ていた。

 

 

「・・・奴等はまさかここに紛れているとは、帝国華撃団の前に奴等と遊ぶのも面白いわね、紫藤直哉貴方は私を覚えているのかしら?」

 

 

そう言いながら上級降魔は直哉達とグワイワルが戦いをしている場所へ向かった。

 

「くっ強い」

 

「元々降魔だったのがメガビョウゲーンになったんだから強いのは当たり前ラビ」

 

「そうなんだけどフォンテーヌとスパークルがいればヒーリングオアシスで浄化を出来るのに」

 

「でも降魔にヒーリングオアシスが聞くのが不安ラビ、まだヒーリングスカイフラワーのがいいラビよ」

 

「確かに降魔にはそっちの方がいいかな?」

 

 

「おらおら何をちんたらしているメガビョウゲーン」

 

 

グワイワルはなかなかメガビョウゲーンが有利にならないことに苛つき始めた。

 

 

 

その頃直哉と響は・・・

 

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

 

GOOO

 

ふう、これで終わりですかね?」

 

「響さん?」

 

「ううんまだだよ直哉君強い力を持つ者が近づいてる。それにこの力はさくらさんに似てる」

 

「ええーー」

 

直哉は降魔をある程度一掃した後に新たな敵が帝国華撃団の方に行かずにこちらに来ていることとその者が真宮寺さくらに似てると言う響の言葉に驚くのだった。

 

「フフどうやら記憶がないようね」

 

「破邪剣征・桜花放神」

 

 

上級降魔は直哉に向けて一つの攻撃をした。

 

「なっその技は・・・うわああ」

 

 

直哉は上級降魔の攻撃をまともに受けてしまった。

 

 

「直哉君ーー。夜叉よくも」

 

 

「お前は私の事を覚えているのか立花響?」

 

 

「まあいい今は貴女とじゃれている時間はないのでこの魔空空間の最深部にたどり着いた時に会いましょう。ただ紫藤直哉はアウトかも知れませんがね)

 

「あはは)

 

 

その頃グレースは・・・

 

「これでとどめラビ」

 

「うん」

 

「がっ何これ?まさか」

 

 

メガビョウゲーンを浄化しようとしたグレースだったが突然彼女の体に激痛が走った。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

神山誠十郎の合流

時を少し戻して・・・

 

「大丈夫かさくら」

 

「ここからは俺も戦う一掃に戦おう」

 

 

「はい、神山隊長」

 

そして神山と雨宮は協力しあい門番的な怪蒸気を倒すことに成功した。

 

 

「「やった」」

 

「誠十郎さんやりましたよ」

 

 

「ああ、このまま行くぞさくら」

 

 

「はい」

 

 

そして二人は先に進むとある風景が見えた。

 

 

「これは酷いな、何か巨大な物が暴れているような状況じゃないか?」

 

 

 

「この特殊な空間でまさか降魔以外の者がいると言うことですか?神山隊長」

 

 

「いや、そう言うことでは無いが、さくら念のためこの一帯に生存者がいるか調べておきたい」

 

 

「わかりました。神山隊長」

 

 

そしてさくらはこの一帯に生存者がいるかを調べた。

 

 

「あの残骸は恐らく直哉さんや響さんが降魔と戦っていた跡だと思うと言う事はこの辺りに二人がいるのかしら?」

 

その時雨宮さくらの機体に生命反応を関知した。

 

 

!!

 

「神山隊長この付近に生命反応があります」

 

 

「何?本当に生存者がいるのか?恐らく魔空空間に閉じ込められている人たちだろう」

 

 

「行くぞさくら」

 

 

「はい、誠兄さん」

 

 

そして二人は生存者のいる場所へ向かった。

 

 

「うう、響さん大丈夫ですか?」

 

 

「うん大丈夫だよあの上級降魔は、直哉君を倒したと思って撤退したみたいだから」

 

 

「そうですか、なら響さん今すぐのどかさんの救援に向かって下さい」

 

 

「ええーー直哉君の治療が残ってるよ」

 

 

「僕のことは後で構いません。早くのどかさんの所に向かって下さいこのままだとあの時の繰り返しですから」

 

 

 

そして直哉は響に説明をしながらあの時を思い出していた。

 

 

 

「あらあらせっかちねまだ戦う何て言ってないのに」

 

 

 

「そんなの信じられないにゃ」

 

 

 

「まあそうだろうねいいわよ直哉君に慰めてもらうから」

 

 

 

「「「「はあ」」」」」

 

 

 

四人はシンドイーネの言葉に驚いていた。

 

 

 

「ちょっと待ってください。貴方はキュアグレースさん達の敵ですよね」

 

 

 

「ええ、そうよだからすこし痛いけど我慢してね」

 

 

 

 

 

そう言ってシンドイーネは小さい魔力弾を直哉の腹部に当てた。

 

 

 

「え、うわああ」

 

 

 

「直哉君」

 

 

 

グレースが直哉を助けに行こうとしたときグレースにも異変が起きたのだった。

 

 

 

「がはっ何で急にお腹に痛みが・・・」

 

「あの時のようにのどかさんにも僕の受けたダメージが反映されている可能性が高いので行って下さい」

 

 

(わかったよ確かに魔空空間の外にいるちゆちゃんやひなたちゃん達が来るのには時間が足りないね」

 

(だけど直哉君もほっとけないよ)

 

(大丈夫です。僕は、さくらさん達に救助されますから)

直哉の言葉を聞いて響は雨宮さくら達がこちらに向かっているのを見て響は、先にキュアグレースの元に向かった。

 

 

響が直哉の元を離れて数分後・・・

 

 

(君大丈夫かい?)

 

 

(ええ、大丈夫とは言えない格好ですけど大丈夫です)

 

 

(君男の子なのかい?そのような格好だから女の子と思ったよ」

 

 

神山誠十郎が直哉を見てそう言う。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

仲間との合流前

(あはは、やはりそうですよね?この格好は女の子ですよね」

 

「ええーーかわいいよその格好」

 

雨宮さくらがプリキュアの格好した直哉に言う。

 

 

「もういいです。ぐああ」

 

「「どうしたの?急に」どうした大丈夫か」

 

「ええ、気にしないでいいですよ」

 

「だが君凄い汗だぞ」

 

 

「もしかして直哉さんは誓約の影響で汗が出ているのなら、神山隊長このままこの人を連れて奥に進みませんか?このまま時間が過ぎる一方ですし」

 

 

「・・・そうだな、貴方には悪いが俺達と一緒に来て下さい」

 

 

「わかりました。それでは僕は光武の方に乗ればいいです?」

 

「いや、貴方は俺の機体の方が」

 

 

「いやいや彼女の機体の方が、これ以上彼女が無茶ををさせない為には僕が乗る事で、抑えられると思いますが」

 

 

「確かにそれはありますけど貴方にそんな危険に晒すわけには・・・」

 

それかは暫く神山は思考の海の中に潜った。

 

 

その間の雨宮さくらと直哉は・・・

 

 

「直哉さん先程の腹痛はもしかして誓約の関係ですか?」

 

「そうですね、さくらさんと響さんとのどかさんと他にも誓約で繋がりを持った人達がいますがその中でものどかさんとの繋がりが強く出ています。僕のこの格好もその影響でです」

 

 

 

「そうなんですね、それではこの魔空空間には降魔とは違う勢力がいることと言うことですか?」

 

 

「そうですね、おっと隊長さんが思考の海から出たようなので裏の話はここまでという事で」

 

 

「わかりました直哉さん」

 

そしてさくら達は誠十郎の所に戻った。

 

 

「はっ俺は一体何をしていた?」

 

 

「それで僕は貴方達に付いていっていいんですか?」

 

 

「はっそうだった?君どうしても俺達に付いていって何をするんだい?」

 

「それは仲間達が僕達の敵と戦っているからです」

 

!!

 

 

「何だってーー君も帝国華撃団の関係者なのかい?」

 

 

「いえ正確的に言えば違いますけど、認識は協力者で構いません」

 

 

「君の言葉が正しいのならこの空間に降魔以外の敵がいると言うことかい?」

 

 

「ええ、恐らく三つ巴の戦いになると思います」

 

 

「そんな私達は一刻も早く大帝国劇場をこの魔空空間から助けないといけないのに」

 

「ああ、そのはずがまさか魔空空間に俺達の知らない勢力同士が戦いをしている所に魔空空間が出来るとは」

 

 

「恐らくですがこの魔空空間ですか?この空間を作った者は僕達の存在を知っていて帝国華撃団と共に倒そうとしたからこの状態になったとも考えられませんか?」

 

 

「成る程、降魔は異世界からの侵略者を倒すことと帝都を破壊する事が目的ならこの状態にあえてしたとも考えられますね」

 

 

 

「なら神山隊長この子も異世界の仲間と合流を目的としているんですから一緒に行くべきと思います」

 

 

「成る程」

 

 

そして直哉は神山達と一緒に響達と合流するために移動を開始した。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

三つ巴の戦い3

直哉と神山達が合流する前までに時を少し戻して・・・

 

 

 

「これでとどめラビ」

 

「うん」

 

「がっ何これ?まさか」

 

 

メガビョウゲーンを浄化しようとしたグレースだったが突然彼女の体に激痛が走った。

 

「これはまさか直哉君がダメージを受けたの?」

 

「グレース大丈夫ラビ?

 

 

「少しまずいかも知れないけど何とかするよラビリン」

 

 

「おやどうした?プリキュアメガビョウゲーン奴の動きがおかしい今のうちに叩き潰せ、進化しろナノビョウゲーン」

 

 

そしてグワイワルは再び周囲を飛んでいる降魔にナノビョウゲーンを感染させ新たに二体のメガビョウゲーンを誕生させた。

 

 

「このタイミングで3体もちょっときついかな」

 

「ははは、やってしまえ3体のメガビョウゲーン」

 

 

「ブニシールド」

 

「諦めちゃダメラビ、グレース」

 

 

「そうだねラビリン」

 

その時上空から声が聞こえてきた。

 

 

「だあああ」

 

 

!!

 

「「「メガガガビョウゲーン」」」

 

「なっメガビョウゲーン大丈夫か?」

 

上空から声が聞こえてきた瞬間グレースを包囲していた3体のメガビョウゲーン全てが吹き飛ばされた。

 

「「「何だ?」」ラビ」

 

大丈夫?グレース」

 

!!

「響さんどうしてここに?」

 

「直哉君の指示でこちらに来たの」

 

「ええ、直哉君の指示でってどういう事です」

 

 

グレースが響に理由を聞く。

 

そして響は話し出す。

 

 

 

「あの時のようにのどかさんにも僕の受けたダメージが反映されている可能性が高いので行って下さい」

 

 

(わかったよ確かに魔空空間の外にいるちゆちゃんやひなたちゃん達が来るのには時間が足りないね」

 

(だけど直哉君もほっとけないよ)

 

(大丈夫です。僕は、さくらさん達に救助されますから)

直哉の言葉を聞いて響は雨宮さくら達がこちらに向かっているのを見て響は、先にキュアグレースの元に向かった。

 

「と言うわけで私が一緒に戦うよ」

 

「はい」

 

そして響とグレースは3体のメガビョウゲーンと周囲にいる降魔との戦いを始めた。

 

 

その頃飛鳥と薫とちゆとひなたは・・・

 

 

「うわああ。何々銀座が変な空間に覆われてる」

 

「嘘どうすればいいの?あの中にメガビョウゲーンがいるのに?」

 

銀座周辺の状況を見て焦る二人だった。

 

 

「二人とも大丈夫ですよ。通れないのなら作った本人を倒せばいいのですからね、いつまで隠れているつもりですか?破邪剣征・桜花放神」

 

 

そして飛鳥が動き出すと彼女達の背後から大量の小型怪蒸気が四人を襲う。

 

「どうやらこいつらを全部倒したら中に入れて貰えるようですね」

 

 

「皆さん行きますよ」

 

 

「「「「「おう」」」」」

 

 

 

その頃神山とさくらは・・・

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

最深部に行くまでの道中

「はあ、はあ大丈夫かい?さくら」

 

「はい、でも彼と合流してから何故か降魔の数が多くなりましたね」

 

 

「そうだなまあ彼も帝国華撃団の関係者らしいから命令を出している者が彼を敵として見ているからだと思うが」

 

 

誠十郎はそう答えさくらに言う。

 

「成る程」

 

 

「流石誠兄さんね何も直哉さん関連の説明を受けてない誠兄さんある意味正解を導き出すなんて凄い」

 

 

「お兄さんは本当に帝国華撃団の隊長何ですか?」

 

「ああ、そうだよと言っても帝国華撃団の隊長になりたてだけどね」

 

「なりたてて着任したばかり何ですか?」

 

 

「そうだよ」

 

 

「しかし着任したてなのにこんなことに巻き込まれるなんて運命は変わらないみたいですね」

 

 

「は、君その言葉はどういう意味なのかい?」

 

 

誠十郎が直哉に聞く。

 

 

「ああ、僕はこう見えて旧帝国華撃団と多少の繋がりがあるので旧隊長とも知り合いなんですよ」

 

 

「なんだってーー」

 

 

誠十郎は直哉の説明に驚いていた。

 

 

「君の年齢はいくつ何だい?」

 

 

「えっと確か16ですね、まあ僕の年齢は場所によって変わりますから」

 

 

「普通そんなことにはならないよ」

 

 

暫くして・・・神山誠十郎と雨宮さくらはとある戦いを見つける。

 

 

 

だあああ」

 

 

!!

 

「「「メガガガビョウゲーン」」」

 

「なっメガビョウゲーン大丈夫か?」

 

上空から声が聞こえてきた瞬間グレースを包囲していた3体のメガビョウゲーン全てが吹き飛ばされた。

 

「「「何だ?」」ラビ」

 

大丈夫?グレース」

 

!!

「響さんどうしてここに?」

 

「直哉君の指示でこちらに来たの」

 

「ええ、直哉君の指示でってどういう事です」

 

 

 

「「何なんだあの3体の怪物は」」

 

 

「あれが僕達の敵のメガビョウゲーンになってしまった降魔です」

 

「何だって!!あれが降魔だって、それにしてもあの怪物と戦っているのが君の仲間なのかい?」

 

「ええ、そうです。ですから僕はここで貴方達と別れますね。貴方には最深部にいる敵を倒さないと僕達も出れなさそうですから」

 

「いやそれは危険だ。第一君の治療もしている途中なのだから」

 

「でもそれだとこの状態が続いてしまうんですよ?」

 

 

「ああ、それはわかっているがここであの女の子達を見てみぬぶりは俺には出来ない」

 

 

「そう言うわけだけだからさくらすまない」

 

 

「はあ、誠兄さんそう言うところは変わらないですね」

 

 

「仕方がないですね私達もあの女の子達を助けましょう」

 

 

そして誠十郎達は響とグレースを助ける為に行動を開始した。

 

「はあ、はあ」

 

「グレース大丈夫ラビ?」

 

 

「うん、響さんが来てくれたから状況はさっきよりいいけど、降魔型のメガビョウゲーンは私やラビリンだけじゃ厳しいね」

 

 

「そうラビね、飛鳥や直哉や霊力を使える人がいないと・・・グレースこっちに何かが来るラビ」

 

 

「「ええーー」」

 

 

響とグレースはラビリンの言葉に驚くのだった。

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

三つ巴の戦い4

「おう何だあのポンコツ機械はプリキュアの仲間なのか?」

 

 

響とグレースがラビリンの言葉によってこちらに来る影をグワイワルも見つけていた。

 

「まあいいメガビョウゲーン奴等も敵だやってしまえ」

 

グワイワルの命令に3体の内の2体が神山と雨宮さくらの乗る三式光武と無限に襲いかかる。

 

「来ました神山隊長」

 

「少し揺れるけどごめんね」

 

 

「行くぞ無限縦横無尽嵐!!」

 

 

初手から神山は無限の必殺技を放つ。

 

「「「凄い」」ラビ」

 

 

GOOOGOOO

 

と2体のメガビョウゲーンが奇声をあげる。

 

「やったか?」

 

 

「いえ隊長まだです。きゃあああ」

 

 

「うわああ」

 

 

無限と三式光武は無限にダメージを与えられながらも2機を響達の方に吹き飛ばした。

 

「「大丈夫ですか?」」

 

 

響とグレースはそれぞれの搭乗者の元に行こうとした時機体から落ちる影を見つけた。

 

 

「うわああ」

 

そして直哉は無限から落ちるさいに本来ならこの空間内にいないはずの夜叉を見つけた。

 

 

「うわああ落ちるーー」

 

その時キュアグレースとラビリンが直哉を助けた。

 

 

「「大丈夫直哉君?」ラビか?」

 

 

「ええ、助かりました2人とも」

 

「直哉君の力を貸してあのメガビョウゲーン降魔の力で私や響さんの攻撃が効果が薄いから」

 

 

「わかりました」

 

 

直哉はそう言うとグレースのヒーリングステッキの中に入った。

 

「グレースさん早くメガビョウゲーンを浄化しないと・・・」

 

ゴーーーゴーーーー

 

 

その時地震ガ起こった。

 

 

 

「「「「「きゃあああ何なの?」」」」」

 

「地震だ」

 

「いやこれは地震ではないです何者かが地中を移動していんです」

 

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「来るぞ」

 

 

そして地中から出てきたのは巨大降魔獣凶骨が現れた。

 

 

 

 

「「「「「なっでかい」」」」」

 

 

「直哉君どうしたらいい?」

 

響が聞く。

 

 

響さんは今の帝国華撃団達と協力して巨大降魔獣を相手してくださいその間に僕達がメガビョウゲーンになってしまった降魔を浄化しますから」

 

 

「わかったよ」

 

 

「確かに巨大降魔獣とメガビョウゲーンとグワイワルを同時に相手するのはきついかもね」

 

 

「後響さんあんな巨大降魔獣が出てきたのは恐らく僕を襲った奴の仕業の可能性があるので注意してください」

 

 

「了解」

 

 

 

そして響は帝国華撃団と協力するために彼らの元に向かった。

 

 

「さてグレースさんとラビリン行きますか?」

 

 

「うん」

 

「ラビ!!」

 

 

「「私達も行くわグレースと直哉君」忘れちゃ困るよ」

 

 

「「「ええーーフォンティーヌにスパークルどうしてここに」」ラビ」

 

 

「それは飛鳥と薫のおかげペン」そうだニャン」

 

 

「おおープリキュアが全員集合している。やれーメガビョウゲーン」

 

 

「これなら一斉に浄化出来るかもペギタンニャトラン今から僕の力を君達に流すからその力をそれぞれの必殺技に乗せてほしい」

 

 

「わかったペン」

 

 

「わかったニャン」

 

 

そして直哉は自分の霊力の一部をペギタンとニャトランに渡した。

そして・・・

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン!キュン!キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア!スカイヒーリングストリーム」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、スカイヒーリングフラッシュ」

 

 

「グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア、スカイヒーリングフラワー」

 

 3人の必殺技に直哉の霊力を乗せた3つの技が3体メガ降魔に直撃した。

 

「「「ヒーリンググッパイ」」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

対決巨大降魔獣前編

「何だと!!馬鹿なあの3体のメガビョウゲーンが浄化されるだと」

 

グワイワルにとって想定外の事態が起こり驚いていた。

 

「はあ、はあ久しぶりに霊力をギリギリまで使う事になるとは?、そう言えばフォンテーヌさん飛鳥と薫はどこにいますか?」

 

 

「それがね飛鳥と薫はこの空間に入ってからすぐに別行動したのよ」

 

 

直哉はフォンテーヌから理由を聞いた。

 

 

「プリキュアめ覚えてろよ」

 

グワイワルはそう言うと撤退をした。

 

時を少し戻して、その頃飛鳥と薫は・・・

 

 

「ねえ飛鳥ちゃんどうしてこの空間に入って別行動をしたの?」

 

 

薫が飛鳥に着く。

 

 

「薫この反応どう思う?」

 

飛鳥はそう言いながらある機械を薫に見せる。

 

「飛鳥ちゃんその機械はガジェットに反応するというやつじゃん二人のおばさんに持たされた奴の」

 

 

「そうよこの空間に入ったときにこの機械が反応したのよ」

 

「ええーーまさかそんな事が起きるなんて」

 

 

「でも以前ユウナさんとミリアムさん達と出会った時に言われたことが事実だったとしたら?」

 

そして飛鳥と薫はその当時の話を思い出していた。

 

 

「「「ええーーエステルさんたちの代わりに来たーー」」」」」

 

「どういう事ですかユウナさん」

 

 

飛鳥が代表してユウナに聞く。

 

「ええ、実は、私達の住むゼムリア大陸は飛鳥ちゃんと薫の本来の世界幼馴染世界を含む4つの世界がひとつになった後も存在してたのは飛鳥ちゃんと薫ちゃんならわかるわよね」

 

「ええ、4つの世界がひとつになった世界の影響で私達の住む時間の世界は旧世界になりミッドチルダとゼムリア大陸の2つの世界以外とは断絶したのですから」

 

「そうなのは間違いないのだけど、私達の住むゼムリア大陸と吸収された筈の幼馴染世界が復活し始めているの」

 

 

「飛鳥ちゃんもしガジェットがここにいたらパパ達に戦いをしてもらうの?」

 

 

「それはまだわからないよ」

 

 

「本当にガジェットがここにいるのかもわからないし、ガジェットを使って犯罪を起こしてた人はこっちにいないないのは確認したからね」

 

 

「じゃあ誰がガジェットを使っているの?」

 

 

その頃巨大降魔獣凶骨と戦っている立花響と帝国華撃団の二人は・・・

 

 

「この降魔大きすぎてダメージが確認出来ないぞ」

 

 

GOOOGOOO

 

その時凶骨から目からビームと腰回りについてる所からミサイルを放った。

 

「うわああ」

 

 

「きゃあああ」

 

神山の乗る無限と雨宮の乗る三式光武は凶骨の攻撃を上手く回避出来ずにダメージを受けてしまった。

 

 

その頃大帝国劇場の地下司令室では・・・

 

 

「カオルさん巨大降魔の解析を早く二人に伝えて」

 

 

「わかりましたすみれ様、しかし雨宮さん達と巨大降魔と戦っているあの人物は一体?」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

対決巨大降魔獣後編

「そんなことより二人の通信はまだ繋がらないんですの?」

 

「ちょっと待ってやすみれさん」

 

「早くお願いしますねこまちさん。映像をただ見ているしかないのは心苦しいので」

 

 

「しかし降魔が別の存在に変身させたものといいその降魔を倒した3人の正体不明の3人からは降魔を倒す事出来る霊力反応はなかったのにどうして降魔を倒せたのかしら?」

 

 

すみれは状況を見ながらそう呟く。

 

 

 

そして場面は3人のプリキュアが3体の降魔型メガビョウゲーンを倒した直後に戻る。

 

 

「はあ、はあ久しぶりに霊力をギリギリまで使う事になるとは?、そう言えばフォンテーヌさん飛鳥と薫はどこにいますか?」

 

 

「それがね飛鳥と薫はこの空間に入ってからすぐに別行動したのよ」

 

 

直哉はフォンテーヌから理由を聞いた。

 

 

「プリキュアめ覚えてろよ」

 

グワイワルはそう言うと撤退をした。

 

 

「成る程、飛鳥ちゃんと薫ちゃんにも何か想定外の事態が起きたのかも知れませんね」

 

「想定外の事態が?」

 

「ええ、僕はそれを見てないのでわかりませんけど、今はこの空間から出るためにこの時代の帝国華撃団と協力して巨大降魔獣を倒しましょう」

 

「ええ、そうね)

 

「今はそれしかないもんね)

 

「でも直哉君大丈夫なの?」

 

グレースが直哉に聞く。

 

「ええ、霊力に関しての心配はしなくて大丈夫ですよ。皆さんに事前に分けていたのが良かったのか、余り負担にはなっていないので」

 

 

 

「本当に無理してない?」

 

「してませんよ、早く響さん達に合流しましょう」

 

 

「「「「「「了解」」」」」」

 

少し時を戻して

 

その頃響達は・・・

 

 

 

「この降魔大きすぎてダメージが確認出来ないぞ」

 

 

GOOOGOOO

 

その時凶骨から目からビームと腰回りについてる所からミサイルを放った。

 

「うわああ」

 

 

「きゃあああ」

 

神山の乗る無限と雨宮の乗る三式光武は凶骨の攻撃を上手く回避出来ずにダメージを受けてしまった。

 

「大丈夫ですか?」

 

響が二人に言う。

 

 

「何とか大丈夫です」

 

「こっちも操縦は可能だ。響さんは危険ですので避難してください」

 

 

神山がそう言うが響は断った。

 

 

「いえ、私も霊力はないですけどこの力があるのでだです」

 

 

そして響は改めて神山の前でシンフォギアを纏った。

 

 

「なっ響さんその姿は一体?」

 

 

「見てて下さい。神山さん」

 

 

そして響は、巨大降魔獣凶骨の頭上に跳躍し、そして凶骨の頭を殴った。

 

 

「だああありゃーー」

 

 

 

GOOOGOOO

 

 

そして凶骨についてる機械的なパーツを全て響の攻撃で破壊をしたのだった。

 

 

「ふう、これでビームもミサイルも撃てなくなったので後は任せますね帝国華撃団の皆さん」

 

 

 

 

そして響は帝国華撃団の二人の戦いを見守っていた。

 

 

 

そして戦いは新生帝国華撃団の勝利となった。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

戦いの後の話し合い前編

新生帝国華撃団が巨大降魔獣凶骨を倒した後に直哉が響と合流をしたのだが、何故か響と直哉は神山達と大帝国劇場に向かう羽目となっていた。

 

 

「うう、ごめんね直哉君」

 

「仕方がないですね。確かにあの降魔のミサイル等の攻撃を止める為にガングニール纏ったんでしょ」

 

「うん」

 

 

「纏った事は気にしなくても良いですけど何で彼等の前で纏ったンですか?」

 

 

「えっと、さくらさんがいるから大丈夫と思って・・・」

 

「その結果僕達は大帝国劇場に連行されているんですけど」

 

「うう、ごめんね直哉君」

 

 

 

「彼女達は先に例のあそこに戻ってますから良いですけど、これからどうしょう」

 

直哉が悩んでいると神崎すみれが来た。

 

 

「初めまして私は神崎すみれと言います。この度私の部下を助けていただきありがとうございます」

 

「して貴女の名前を聞いていいかしら?」

 

 

「私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

 

 

「あらあらそんな個人的な情報はいいんですのよ言わなくても」

 

 

「あちゃーまた失敗したよ」

 

 

「ふふ、響さんらしいですけど」

 

 

「何かデジャブを感じるよ」

 

 

「それで貴方の名前は聞いていいかしら?」

 

 

「ええーー」

 

 

「あらどうしました?響さん」

 

「ああすいませんすみれさん少し彼と話をしていいです」

 

 

「ええ、構いませんよ」

 

 

そして響は直哉に聞いた。

 

 

「ねえ直哉君すみれさんは直哉君の事知ってるんじゃ?」

 

 

「ああ、あれはトワさんの仕業でしたよ」

 

 

そして響に直哉は伝える。

 

 

そう考えた方が何となくしっくり来るの上海華撃団が全く動かなかったのは原作世界でも融合世界の封印が部分的にかかっていた、その時にさくらさんがのをちゃん達と直哉君の連れてきたことによって主要キャラに直哉君と合わせる為にした可能性があるかもね?」

 

 

「確かにここは原作世界の流れを持っているのですみれさんが直哉君との記憶はないはずだから上海華撃団は動かなかったじゃなく封印されてるからですか?」

 

 

「恐らく上海華撃団を封印したり、パパの記憶を一時的にこの世界の人達に与えたのはトワさんだと思います」

 

 

「ええ、トワさんが」

 

 

「ああ、そうだったーー」

 

 

響は今まで忘れていた。

 

 

「大丈夫ですの響さん大声出して」

 

「あ、すみません」

 

 

 

「あの自分自己紹介していいですかね?」

 

「ごめんなさいお願いしますわ)

 

「自分の名前は紫藤直哉と言います。10年ぶりに帝都に戻ってきたんですよ」

 

 

「あらそうなんですの?それじゃどこにいたんですの?」

 

 

「え、何でそこまですみれさんが気になるんです。僕は帝都に戻って来たと理由を言いましたよね?それ以上聞くと言う権利が貴女達に仮にあったとしても僕は黙秘権を使いますよ」

 

 

「なっそれじゃ貴方達を連れてきた意味が・・・」

 

 

「カオルさん」

 

「そうね貴方の言うとおり私達が知ろうとしている事は貴方達の重要な事なのはわかりますけど、私達を信じて教えてくれないかしら」

 

「それは出来ません」

 

 

すみれの質問に直哉が答えた。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

戦いの後の話し合い後編

「それは出来ません」

 

「何故ですの?」

 

「僕達の力は安易に使うことが出来ないからです」

 

「何故なら響の力は己の寿命と引き換えに力を行使していますからね」

 

 

 

 

「「「「ええーー」」」」

 

「ちょっといいの?直哉君そんな嘘を言って」

 

「僕は、嘘は言ってませんよ響さん。こちらではまだ起きてませんけどフロンティア事変の時の事を言っているので、大丈夫ですよ」

 

 

 

「ああ、あの時は確かに・・・」

 

 

 

「それでもいいのですか?神崎すみれさん貴女が僕達に協力を要請するのなら立花響さんの死を受け入れる事が出来ますか?」

 

 

「そんな言い方は横暴です。そんな風に言わないでください」

 

 

「最初から僕達をあわよくば利用しようとしていた人がよく言えますね」

 

 

「それは・・・」

 

 

「それは流石に言い過ぎだよ、直哉君」

 

 

響が直哉を止める。

 

 

「確かに私達は貴方達の力の協力があれば帝都を守る事が出来ると思って貴方達に接触したのも事実ですわ」

 

 

「接触した理由は華撃団大戦に出場と優勝をして事実上の帝国華撃団の名声を取り戻す為ですか?」

 

 

!!

 

 

「何故直哉さんがその事を?」

 

「ああ、それは街の人達が僕達がまだ帝都にいた頃は帝国華撃団一色だったのに戻って来たら上海華撃団が帝都を守っているのをみて驚いてしまいましたけど、後作業の言葉に対してすみませんでした」

 

 

「いえこちらも貴方達の事情を知らずに協力要請をしたことは謝りますわ」

 

 

 

そして響と直哉は大帝国劇場を後にした。

 

 

 

 

「さてとこれからここにいれば旧帝国華撃団の話ではなく、新生帝国華撃団の原作に巻き込まれるなあ」

 

 

仕方ないな、響さん前の世界で神山さんと雨宮さくらさんと僕がどういう関わりかたをしてました?」

 

 

「え、それは神山さんは転移の影響で暫く入院をしていましたね、そしてさくらさんは良く飛鳥ちゃんと修行をしてました」

 

 

 

「え、何で飛鳥とさくらさんが?」

 

 

「あ、そう言う記憶は戻ってないんですね」

 

 

「え、それはどういう事です?」

 

「雨宮さくらさんは真宮寺さくらさんを目標にしてるのは覚えてますか?」

 

 

「ええ、覚えてますよ」

 

 

そして飛鳥ちゃんと薫ちゃんの母親は真宮寺さくらさんなんですよ」

 

「ええーーまさか薫ちゃんと飛鳥ちゃんは僕の事をパパとも言いますね・・・まさか二人の世界では僕のの奥さんが真宮寺さくらさんなんですか?」

 

 

「「その通りだよパパ」」

 

 

その時飛鳥と薫が直哉と響と合流をしたのたった。

 

 

「「やっとパパが私達のママの事を思い出した」」

 

 

 

「いやいや、あり得ないでしょ僕が真宮寺さくらさんと結婚するなんて)

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

娘達の世界の結婚相手の事を知る

「いやいやあり得ないでしょ僕が真宮寺さくらさんと結婚するなんて)

 

 

「それがねパパママとパパは幼馴染だったからね」

 

 

 

「何だってーー幼馴染ーー」

 

直哉は薫の言葉に驚いていた。

 

「はあ、幼馴染だとーー僕が真宮寺さくらさんの幼馴染」

 

「そうだよで、家同士の約束で将来の結婚相手と決まってたんだよ」

 

 

「はあなんちゅう無茶苦茶な世界ですか」

 

 

「まあ私達の世界は色々あって管理者が変わったりしたので」

 

 

「ああメルクさんの死によってですね」

 

 

 

「「ええ、直哉さんメルクさんの事を知ってるんですか?」」

 

 

「ええ、実は・・・」

 

 

 

そして直哉はその時の事を二人に話をした。

 

「私は、最近こちらに現れた幼馴染世界の神の業務をしているメルクと申します」

 

「宜しくお願いします。自分は獅童直哉と申します」

 

「あら、内の世界にも紫藤直哉がいるんですよ」

 

「そうなんですねメルクさん」

 

「それでメルクさん確認ですけどここに来た理由は何ですか?」

 

「ええ、実は私達の世界ももしよければ融合世界の一部に加えて頂けませんか?」

 

「これがメルクさんと会ったときのやり取りだよ」

 

 

「やっぱり変な感じですね」

 

 

「へっどういう事だい?」

 

 

直哉が飛鳥に聞く。

 

 

「私達が生まれたときには既にメルクさんはいなくてその為私はトワになる前のメルクさんの子供のミズキとナナに恨まれていましたから」

 

 

「そうなんだね、僕はトワさんとしての記憶しかないから実感がわかないけど」

 

 

「そうなんですね。自分達の世界はある世界と友好だったんですけどそれは思い出しました?」

 

 

「「え、ゼムリア大陸以外で友好的な世界があったの」」

 

 

飛鳥の質問に直哉と響がそう答える。

 

「記憶にはまだミッドチルダに燗する事はないみたいですね」

 

「じゃあ、飛鳥ちゃんあの反応は間違いなのかな?」

 

「うん、何かあったの?そう言えばちゆさんが言ってたけど君達どこに言ってたの?」

 

 

そして直哉はその時の事を思い出していた。

 

 

 

「はあ、はあ久しぶりに霊力をギリギリまで使う事になるとは?、そう言えばフォンテーヌさん飛鳥と薫はどこにいますか?」

 

 

「それがね飛鳥と薫はこの空間に入ってからすぐに別行動したのよ」

 

 

直哉はフォンテーヌから理由を聞いた

 

「君達はちゆさんとひなたさんを魔空空間に入れた後どうして別行動をとったの?」

 

 

「「それは・・・」」

 

飛鳥と薫は直哉の質問に答えるか悩んでいた。

 

 

「何で答えられないの?まさかここの世界に僕達とグワイワルが入ったことで凄い変化をしてるのを見つけたの」

 

 

 

「「いえそう言うわけではありません、強いて言うなら私達の世界の過去の物がこの原作世界に反応があったので見に行ったんです」」

 

 

「「どういう事?」」

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

娘達の世界からの来訪物

「「どういう事?」」

 

 

「実は、フォンテーヌさんとスパークルさんを魔空空間内に送った直後に私達の世界であるものを見つける為の装置が突然起動したんです」

 

 

「何だってーー」

 

 

「その装置は私達の世界の帝都と交流をしていたミッドチルダという世界で使われていた装置です」

 

 

そして飛鳥はその装置が起動した場所での説明を始めた。

 

薫この反応どう思う?」

 

飛鳥はそう言いながらある機械を薫に見せる。

 

「飛鳥ちゃんその機械はガジェットに反応するというやつじゃん二人のおばさんに持たされた奴の」

 

 

「そうよこの空間に入ったときにこの機械が反応したのよ」

 

「ええーーまさかそんな事が起きるなんて」

 

 

「でも以前ユウナさんとミリアムさん達と出会った時に言われたことが事実だったとしたら?」

 

そして飛鳥と薫はその当時の話を思い出していた。

 

 

「「「ええーーエステルさんたちの代わりに来たーー」」」」」

 

「どういう事ですかユウナさん」

 

 

飛鳥が代表してユウナに聞く。

 

「ええ、実は、私達の住むゼムリア大陸は飛鳥ちゃんと薫の本来の世界幼馴染世界を含む4つの世界がひとつになった後も存在してたのは飛鳥ちゃんと薫ちゃんならわかるわよね」

 

「ええ、4つの世界がひとつになった世界の影響で私達の住む時間の世界は旧世界になりミッドチルダとゼムリア大陸の2つの世界以外とは断絶したのですから」

 

 

「飛鳥ちゃんもしかして君達はあの時ユウナさんとミリアムがすこやか市に来たタイミングでこちらの世界に君達の世界で使われていた機械が流れて来たと思ってるの?」

 

 

直哉が飛鳥に確認をする。

 

 

 

「ええ、そう考えるのが自然何ですけど、私達の世界の歴史は新生帝国華撃団が存在しないのでガジェットが流れ着くこと自体不自然なんですよね」

 

 

「ふむ、そうすると何者かが飛鳥達の世界とここの世界に続く道を作ったという事が可能性として一番高いとなるけど」

 

 

「そうなんですよね、でも私達の世界で異世界の道を作れるとしたらあの人しかいないですけど」

 

 

その時直哉にのどか達からの連絡が来た。

 

「直哉君急いでお墓に戻ってきてーー大人の紫藤直哉さんからの連絡が来てるから」

 

 

「何ですってーー」

 

 

「「直哉さんどうしたんですか?」」

 

「ええ、今僕達の拠点にある人から連絡が来てるそうです」

 

 

「その人の名前は紫藤直哉という人らしいです」

 

「「ええーーパパが、でも死んでるのに」いやパパなら通信位やれるからね死んでても」

 

「そうなの?飛鳥ちゃん」

 

「うん、直哉さんパパからの通信からなら私達も行きます」

 

「頼むよ君達のお父さんの姿がこちらから見えないかも知れないから、僕個人の霊力はそれほど高いわけではないからね」

 

 

 

そう言って直哉と響と薫と飛鳥は直哉達の家兼お墓に向かった。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

死者の自分からの通信前編

時を少し戻して・・・

 

プリキュアの3人と3匹のヒーリングアニマルは

 

グワイワルと巨大降魔獣凶骨との戦いの後に直哉から先に家兼お墓に戻るように言われて戻っていた。

 

 

「ねえのどかっち何で私達だけがここに直行でお留守番なの?」

 

 

「仕方ないよひなたちゃん。ここを恐らく帝国華撃団の人達が監視をしていると飛鳥ちゃん達が言ってたからね」

 

 

「そうねそれにこの時代の服装を持っていない私達は注目をしてしまうわそれは避けないと」

 

「でも直哉君は響さんのせいで大帝国劇場に連れてかれちゃったよ」

 

 

「まあそうねでも響さんの性格なら仕方ないわね。それに私達の正体はペギタン達からもばれないようにて言われてるでしょ」

 

 

「それはそうだけど、何か仲間外れのようで寂しいじゃん」

 

 

「そうだなそれにしても直哉は何でラビリンとパートナーになれたんだ?ペギタンや俺にも力を与えられるのに?」

 

ニャトランが疑問を言う。

 

 

「それは恐らく制約のせいだと思うペン」

 

 

「しかしその制約は何で出来たんだ?」

 

 

「恐らくだけどニャトラン。私とラビリンは、融合世界になる前の世界にいたからだと思う」

 

「「「「何ですってーー」」」」

 

「のどかっちそれ本当なの?」

 

「本当ラビ、その時ラビリン達は変な穴に落ちたと思ったら外国にいたラビ、確か巴里という所だったラビ」

 

 

「「ええーー巴里ーーてことはフランスーー」」

 

 

「うんそこで大人の直哉君に助けられてそこから一緒に交流したりしてその中には雨宮さくらさんもいたね」

 

「そうだったラビ」

 

 

「その時に私達が今の直哉君の守護者として選ばれたんだと思うんだ」

 

 

「成る程ね」

 

ピーピー

 

その時お墓の中にある通信機が鳴り出した。

 

「おー繋がった飛鳥薫いるかーー」

 

 

「「「いやーー声は聞こえるのに映像には映ってないよー」」」

 

「のどか落ち着いて」

 

「ギョエー怖いよーー)

 

 

「ああ。すまん。僕の娘が出たと思っていたが違う人が通信機の前にいたか」

 

 

「はい、飛鳥ちゃんと薫ちゃんは今はここにいません」

 

 

 

「そうか、すまないけど君達の知る僕に連絡をしてくれないかな?」

 

 

「わかりました」

 

 

そしてのどかは別の通信機を使い直哉に連絡を取った。

 

 

直哉君急いでお墓に戻ってきてーー大人の紫藤直哉さんからの連絡が来てるから」

 

 

「何ですってーー」

 

 

「「直哉さんどうしたんですか?」」

 

「ええ、今僕達の拠点にある人から連絡が来てるそうです」

 

 

「その人の名前は紫藤直哉という人らしいです」

 

「「ええーーパパが、でも死んでるのに」いやパパなら通信位やれるからね死んでても」

 

「そうなの?飛鳥ちゃん」

 

「うん、直哉さんパパからの通信からなら私達も行きます」

 

「頼むよ君達のお父さんの姿がこちらから見えないかも知れないから、僕個人の霊力はそれほど高いわけではないからね」

 

 

 

そう言って直哉と響と薫と飛鳥は直哉達の家兼お墓に向かった。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

死者の自分からの通信後編

「「のどかさんパパからの通信って本当ですか?」」

 

飛鳥と薫がのどかに聞く。

 

「うんそうだよ」

 

「よ、飛鳥に薫今お前達のいる世界にガジェット反応が出てると思うが、あれはミッドチルダのガジェットではないから気を付けろ」

 

「「ええ、どういう事?」」

 

「ミッドチルダでは、魔導師殺しの機械だったが、お前達の世界にあるガジェットはミッドチルダに存在していたガジェットとは別の形としてそちらの世界に誕生している可能性があるから」

 

 

「「そんなそれじゃこちらの世界も改変されたということなの?」」

 

「いや正確には違うよ。飛鳥と薫その改変を止めているのは融合世界から来た自分がいるからね」

 

「「ええーーパパどういう意味なの?」」

 

 

「融合世界の自分がいるからと言うことは前の世界の事を思い出してごらん」

 

「「ええ」」

 

「飛鳥ならわかると思うけど前の世界に新生帝国華撃団のメンバーが前の自分に会わなかった?」

 

 

「ああ、そう言えば原作世界から来た人がいた」

 

「恐らくだけどトワさんはそう言う世界の記憶も密かに入れていたのかもね」

 

 

「成る程、それで先に直哉さんがのどかさん達とすみれさんに会ったときすみれさんが、直哉さん達を知っていたのはそう言う理由だったんだ」

 

 

「まあ自分が出る幕はないと思ってたけど少なくともガジェット関連は伝えないとまずいと思ったからね、後飛鳥自分に変わってくれる」

 

「はい、直哉さんパパが変わってというので」

 

 

「はい代わりました。直哉さんと言っても姿が見えないので」

 

 

「そうか、君は霊力そんなに高くないんだな」

 

 

「ええ、トワさんが貴方は直接戦う事は少ないと言われたので初期設定が弱めに設定されているもので」

 

「成る程ね、直哉君君の融合世界では無事に葵叉丹と帝国華撃団との戦いは終わったみたいだよ」

 

 

「そうですか」

 

 

「ただ葵叉丹は悪魔王サタンにならずに姿を消したけどね」

 

 

「ええーーそれってまずくないですか」

 

「ああ、恐らく君達が不在だから融合世界を管理者のトワとレイがそう言う形にしたんだと思うよ」

 

 

「だからとりあえず聖魔城で帝国華撃団は勝ったけどストーリー的にはまだ1のラスボスが出てこない状態だから気にしなくていいみたいだよ」

 

 

「それに自分が融合世界のトワに聞いたからね今の話は」

 

 

「そうなんですね、直哉さんトワさんに聞きました。僕達が融合世界に戻れない理由を」

 

 

「ああ、聞いている。米田健二がそちらの帝国華撃団と接触したからと、そして君が米田に取り込まれないようにするためともね」

 

 

「しかし米田健二が融合世界を自分の世界と勘違いしているとは・・・

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

米田健二と二人の紫藤直哉

「あの紫藤直哉さん貴方の知る米田健二の事を教えてくれませんか?」

 

「何故知りたいんだい?」

 

 

「僕達が本当に米田健二と戦いをするときに彼の事を少しでも知っておくべきと思うので」

 

 

「そうか、君の回りにいる仲間は米田健二と対峙をしたことがないのか?つまりなのはやフェイト達のミッドチルダが融合世界には存在しないのか」

 

 

「あのーー誰ですか?なのはさんとフェイトさんて?」

 

 

「ああそれは自分が幼馴染世界で保護した異世界の住人だった人物で、彼女の世界で事故にあって幼馴染世界に来てしまった。少女だよ」

 

 

「そして飛鳥と薫の叔母になったけどね」

 

 

「まあなのはとフェイトの二人の事に関してはこの辺で言いかな?」

 

 

「わかりました」

 

 

「後米田健二に関しては、トワから聞いたけど今の所記憶を失っていることから直哉君君に自分と健二の関係を今の段階で教える事はないよ。残念だけど」

 

 

!!

 

「どうしてです?」

 

 

「それは融合世界の米田健二は記憶を失っていることから全てをそのまま同じ繰り返しをする可能性は低いと今の段階ではそう考えている事が原因だよ」

 

 

「それはあくまでも、これから米田健二の元にある女性が近づく事がなかった場合ね」

 

 

「それは一体誰なんですか?」

 

 

「その事を自分が言うことは出来ない」

 

「どうしてです?」

 

「それは君と自分がこれ以上話してはいけないからね?どうしてもその女性の事を知りたいのならトワとレイに聞いて欲しい」

 

 

そして通信は切れた。

 

 

「直哉君どうだった?話は」

 

 

のどかが直哉に聞く。

 

 

「うん正直あの声は僕に似てると思ったけど何か実感がわかないかな」

 

 

「それでも飛鳥ちゃんと薫ちゃんのお父さんだって事はわかったよ」

 

 

「少し羨ましいかな、飛鳥ちゃんと薫ちゃんが死んでるのにお父さんやお母さんに会えるのは」

 

 

「直哉君、お父さんやお母さんに会いたい?」

 

「ええ、会いたいというのは嘘ではないですけど」

 

 

ウーウー

 

その為赤坂に大量の降魔が現れた。

 

 

「「「嘘降魔が大量にいきなりでできたーー」」」

 

 

「落ち着いてください恐らく野良降魔だけです。前回のような空間は出来てないので上級降魔はいないと思いますから」

 

 

「それでも街の人が危ないよ。私達も行くよ」

 

 

「しかし・・・」

 

「直哉君ここはのどかちゃん達にも出てもらおう。正直あの数の降魔を二人の力で対処するには時間がかかるから」

 

 

「でもプリキュアの力はメガビョウゲーンを浄化以外で使うのは・・・ 」

 

「何いってんのそんな事言ってる場合じゃないでしょ」

 

 

「そうね私達の敵はメガビョウゲーンだけじゃないのもうわかってるわ」

 

 

「「だから直哉君も遠慮しないで言って」ラビ」

 

 

「みんな・・・」

 

 

「これても決めれないかな?直哉君」

 

 

響が直哉に聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

赤坂での戦い前編

今年も宜しくお願いします


「これても決めれないかな?直哉君」

 

「・・・わかりましたですが今回の戦いで貴女達の秘密が知られても知りませんよ」

 

 

「「「うん」」」

 

「のどか、行くラビ」

 

 

スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

「「キュアタッチ」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

「「重なる2つの花」」

 

 

 

「キュアグレース」

 

 

 

「ラビ」

 

 

スタート」

 

「エレメントレベル上昇ペン」

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「キュアタッチ」」

 

 

「「交わる2つの流れ」」

 

 

「キュアフォンテーヌ」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

 「キュアタッチ」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光」」

 

 

 

「キュアスパークル」

 

 

 

「ニャン」

 

そして直哉の姿はキュアグレースと同じ格好に変わって直哉もプリキュアになっていた。

 

 

それを見ていた響が・・・

 

「何度みてものどかちゃんが羨ましいーー」

 

響は大声で叫ぶのだった。

 

「「あはは、まあその気持ちはわかりますけど」」

 

 

飛鳥と薫は響の叫びを聞いて多少響に同情していた。

 

 

「わかる飛鳥ちゃんと薫ちゃん」

 

「「ええ、わかるのは響が俄然不利だと言うことですけど」

 

 

「そんなーー」

 

 

 

「はいはいそんな事してる前に降魔を撃退しますよ」

 

 

「「「「「「はい」」」」」」

 

 

GOOO

 

GOOO

 

 

GUOO

 

「「「「「「うわあ、いっぱいいるーー」」」」」」

 

「複数の種類に少なくとも50匹はいるわね」

 

 

「うげっそんなにいるの?フォンテーヌ」

 

「ええ少なくとも援軍も何回かあるでしょうから実際は100以上は出てくるかもね」

 

 

「直哉君そんなに相手して大丈夫?」

 

「何とかしますよ。それに今回は霊力を使えるのは僕だけではないですし」

 

直哉はそう言いながら飛鳥と薫を見る。

 

 

「正確には私が得意なのは魔法だけど」

 

 

薫は小さな声でそう呟く。

 

 

 

「それでも負担になる前に言ってね」

 

 

「わかりました」

 

 

そして紫藤直哉達は赤坂に突如出現した降魔の軍勢と戦い始めた。

 

 

少し時を戻して・・・

 

 

帝国華撃団の隊長としての初陣を終えた神山誠十郎は赤坂のほうに足を伸ばしていた。

 

 

「ふー今日は赤坂まで来たけど、本当に紫藤直哉さんのお宅はこの辺りなのか?墓地のような感じなのだが」

 

 

「しかし司令も諦めが悪いというか断られたたんだから諦めたらいいのに」

 

 

誠十郎は神崎すみれから聞いた話を思い出していた。

 

 

 

「あの自分自己紹介していいですかね?」

 

「ごめんなさいお願いしますわ)

 

「自分の名前は紫藤直哉と言います。10年ぶりに帝都に戻ってきたんですよ」

 

 

「あらそうなんですの?それじゃどこにいたんですの?」

 

 

「え、何でそこまですみれさんが気になるんです。僕は帝都に戻って来たと理由を言いましたよね?それ以上聞くと言う権利が貴女達に仮にあったとしても僕は黙秘権を使いますよ」

 

 

「なっそれじゃ貴方達を連れてきた意味が・・・」

 

 

「カオルさん」

 

「そうね貴方の言うとおり私達が知ろうとしている事は貴方達の重要な事なのはわかりますけど、私達を信じて教えてくれないかしら」

 

「それは出来ません」

 

 

「直哉さんが協力要請を断わったからと言って彼達の家を探すなんてやり過ぎじゃないか?」

 

 

誠十郎が考えている時に奴等が現れた。

 

 

GOOO

 

GOOO

 

 

GUOO

 

 

 

「なっ降魔だと!!

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

赤坂での戦い中編

「なっ降魔だと!!凄い数だ50は軽くいるんじゃ?」

 

「そんな事より劇場に連絡しなければ被害が大きくなるぞ」

 

そして誠十郎が連絡をした直後緑色オレンジの機体が通りすぎた。

 

それを見た誠十郎は数日前にすみれから聞いた事を思い出していた。

 

 

「成る程あれが上海華撃団か」

 

上海華撃団サイドでは・・・

 

急ぐぞユイ赤坂に50以上の降魔が出るのはある意味異常だからな」

 

「うん、シャオああーー赤坂の降魔の反応200に増大」

 

「なっ何だと!!」

 

 

その頃戦闘地点では・・・

 

 

 

「「破邪剣征桜花爛漫!!」」

 

「だああありゃああーー」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン!キュン!キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア!スカイヒーリングストリーム」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、スカイヒーリングフラッシュ」

 

 

「グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア、スカイヒーリングフラワー」

 

 

「「「GOOO」」」

 

それぞれの技が大量の降魔に直撃するも、次々に新たな降魔が出現するので一向に降魔の数は減らないという状況になっていた。

 

「直哉君どうするこのままじゃあ降魔が増える一方だよ」

 

グレースが直哉に聞く。

 

 

「仕方がないですね。普通の降魔に効くかわかりませんけど、ヒーリングオアシスを撃って見ましょう。ラビリン達には僕の霊力がまだ残っている筈ですから」

 

 

「「「うん了解」」」

 

 

「「「あ、待って下さい上海華撃団が来ました」」」

 

 

その時響と薫と飛鳥が援軍の上海華撃団の到着を直哉に伝えた。

 

 

 

「ありゃ一体何なんだ?」

 

「ピカピカの女の子が降魔と戦いをしてるよ。シャオ」

 

「ああ、とりあえず降魔の殲滅が最優先だ」

 

「うん了解)

 

「どうやら僕達を気にしているようだけど降魔を倒す事を優先させたようですね」

 

 

「飛鳥ちゃんと薫ちゃんは上海華撃団の事は知ってるの?」

 

 

直哉が飛鳥と薫に聞く。

 

「いえ、私達の世界には上海華撃団は存在していないので、というか私達の世界には異世界の技術も入ってきたこともあり純粋な蒸気機関の技術での発展はなかったです」

 

 

 

「成る程わかりました。とりあえず増援として出てきた。降魔を恐らくですが今回上海華撃団が来たことにより帝国華撃団も出てくると思うので彼等が来るまで上海華撃団をサポートしながら降魔を倒しますよ」

 

 

「「「「「「了解」」」」」」

 

そして響達も動き出した。

 

「へえ奴等も結構やるな、どこぞの華撃団より強いじゃねえか」

 

 

「シャオそんな事より手を動かすね」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

赤坂での戦い後編

「成る程わかりました。とりあえず増援として出てきた。降魔を恐らくですが今回上海華撃団が来たことにより帝国華撃団も出てくると思うので彼等が来るまで上海華撃団をサポートしながら降魔を倒しますよ」

 

 

「「「「「「了解」」」」」」

 

そして響達も動き出した。

 

「へえ奴等も結構やるな、どこぞの華撃団より強いじゃねえか」

 

 

「シャオそんな事より手を動かすね」

 

 

「おう任せろ」

 

 

そして響達と上海華撃団の共闘戦線が始まった。

 

 

その頃神山は・・・

 

「まだなのか無限は早くしなければ赤坂と上海華撃団に被害が出るぞ?

 

 

神山がそう考えていると神山の無限と雨宮さくらの乗る三式光武が到着した。

 

「お待たせしました。誠兄さん」

 

 

 

「さくら、今回の出撃は俺達の他には?」

 

「すみません。司令が今回出せる機体を私達のだけと言ったので」

 

 

神山はさくらのの言葉を聞いてあの時の事を思い出していた。

 

やべえ無限がこの空間に入った途端動かなくなっちまった」

 

 

「大丈夫か?初穂」

 

「同じく私の無限も同じ状態です」

 

 

「了解した。クラリス、さくらはどうだ?」

 

 

「私は、問題なく動けますので、探索を続けます」

 

「ああ、無理はするなよさくら)

 

「了解」

 

 

その時3人の周りに大量の小型怪蒸気が現れ隊員達も含め司令室も慌てていた。

 

 

「さくら逃げろお前だけでどうにか出来る数じゃねえ」

 

 

「さくらさん逃げて下さい」

 

 

「大丈夫だよ私を信じて」

 

 

さくらはそう言いながら光武三式で小型怪蒸気を倒し始めた。

 

 

「凄いが無茶をしすぎだぞさくら」

 

 

帝国華撃団の周りに出た小型の怪蒸気はさくらが一人で倒したのだった。

 

 

「そんな事はありませんよ神山隊長。現状で戦えるのは私だけなんですから」

 

 

「だがしかし」

 

 

「私は進みます。ここで上海華撃団を待つのは私はガンガンませんから」

 

 

「そうねわかったわ。雨宮さん貴女は進みなさい貴女の言うとおり待つだけでこの状態が好転するとは思いませんからね」

 

 

「わかりましたすみれさん」

 

 

「そうか、あの時の修理がなかなか完了しないんだな。財政難で」

 

 

「それじゃ行くぞさくら」

 

 

 

「帝国華撃団!!出撃せよ)

 

「了解」

 

 

そして神山の無限と雨宮さくらの三式光武は戦闘地域に向け移動を開始した。

 

 

その頃戦闘地域では・・・

 

 

「おりゃ食らいやがれ降魔ども」

 

 

「直哉君ちょっといい?」

 

「なんですか?響さん?」

 

「あのさ、あの二人は強いと思うだから、私達の敵の事も少しは話しても言いと思うんだけど?」

 

 

「成る程わかりました。けどまずは降魔の撃退が優先です」

 

「了解」

 

 

「くちゅん」

 

「「「ラテ」」」

 

響と直哉が話している時にラテがメガビョウゲーンの出現を感知した。

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

見えないメガビョウゲーン1

「「「ラテ」」」

 

「まさかこのタイミングでメガビョウゲーンが現れたの?」

 

 

キュアスパークルがそう言うとグワイワルが現れた。

 

「あははプリキュア数日ぶりだな」

 

 

「「「「「「グワイワル」」」」」」

 

 

「なんだあの男は?どこから来やがった」

 

「シャオあの時キラキラちゃん達と話しているよ」

 

「いけねえ降魔を先に倒すぞ」

 

 

「了解」

 

 

その後に神山達が現場にやって来た。

 

 

「こ、これは」

 

 

「ずいぶん遅い到着だな帝国華撃団」

 

「お前達が上海華撃団の関係者か?」

 

 

「そうだ、詳しい話は後だお前達も降魔を倒すのを手伝え」

 

 

そして帝国華撃団と上海華撃団の共闘を始めた。その頃グワイワルと対峙しているプリキュア達は・・・

 

「グワイワル、あんたのメガビョウゲーンはどこにいるの?」

 

 

スパークルが聞く。

 

「果たしてどこにいるか探して見たらどうだ?」

 

 

「何よ!!脳筋のグワイワルが頭を使って来るなんて」

 

 

「誰が脳筋だこら!!」

 

「だってグワイワルあんたのメガビョウゲーンが力だけが強いと言うイメージだもん」

 

「確かに力は必要だからな」

 

 

スパークルとグワイワルのやり取りを見ていた直哉達は

 

「なんだかんだといいながらスパークルとグワイワルの相性は悪くないと思うのは僕だけですか?」

 

 

「確かにね)

 

「あはは」

 

 

フォンテーヌとグレースは微妙な反応とある意味の納得をしていた。

「しかしラテちゃんが反応したと言うことは確実にメガビョウゲーンがいるのでは?」

 

飛鳥がグレースのヒーリングステッキの中にいる直哉に向け言う。

 

 

「それもそうですね、飛鳥ちゃんと薫ちゃんで二つの華撃団を見ながら探索出来ますか?」

 

「「それはきついですけどそうするしかないのならやります」」

 

 

飛鳥と薫はそう直哉に答えた。

 

 

そして直哉達もグワイワルを牽制しながらメガビョウゲーンを探し始めた。

 

 

その頃帝国華撃団と上海華撃団の共闘は無事に終わったのだった。

 

 

「シャオどうする私達もピカピカの女の子に合流するの?」

 

 

「ああその問題もあったな」

 

 

「なんだいそのピカピカの女の子というのは」

 

 

神山が上海華撃に聞く。

 

そしてユイが帝国華撃団が来る前の事を話し出す。

 

 

「「「あ、待って下さい上海華撃団が来ました」」」

 

 

その時響と薫と飛鳥が援軍の上海華撃団の到着を直哉に伝えた。

 

 

 

「ありゃ一体何なんだ?」

 

「ピカピカの女の子が降魔と戦いをしてるよ。シャオ」

 

「ああ、とりあえず降魔の殲滅が最優先だ」

 

「うん了解)

 

 

「そう言う人が私達が来る前に降魔と戦いをしていたのよ」

 

「ちょっとそれって直哉さん達と飛鳥ちゃん達じゃ」

 

 

「へえそんな人がいたんですか?」

 

 

「そうなのよ」

 

神山はユイの説明にさくらみたいにピンとは来ていなかった。

 

「もう誠兄さんしっかりしてください」

 

 

さくらは心の中でそう叫んだ。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

見えないメガビョウゲーン2

「そう言うわけだからお前達がいても邪魔になるかも知れんがついて来るか?」

 

 

「ああそうさせてもらうよ」

 

「フフそうはさせないわよ、プリキュア達に合流させるわけにはいかないから」

 

 

 

「「誰だ?」」

 

「私の事はどうでもいいのよ貴方達はここで死ぬのだから出でよメガ降魔」

 

 

謎の女がメガ降魔を召喚したのを見た神山は

 

 

「あれは魔空空間で見た異様な降魔だ」

 

 

「おう何だあのポンコツ機械はプリキュアの仲間なのか?」

 

 

響とグレースがラビリンの言葉によってこちらに来る影をグワイワルも見つけていた。

 

「まあいいメガビョウゲーン奴等も敵だやってしまえ」

 

グワイワルの命令に3体の内の2体が神山と雨宮さくらの乗る三式光武と無限に襲いかかる。

 

「来ました神山隊長」

 

「少し揺れるけどごめんね」

 

 

「行くぞ無限縦横無尽嵐!!」

 

 

初手から神山は無限の必殺技を放つ。

 

「「「凄い」」ラビ」

 

 

GOOOGOOO

 

と2体のメガビョウゲーンが奇声をあげる。

 

「やったか?」

 

 

「いえ隊長まだです。きゃあああ」

 

 

「うわああ」

 

 

無限と三式光武は無限にダメージを与えられながらも2機を響達の方に吹き飛ばした。

 

「「大丈夫ですか?」」

 

 

響とグレースはそれぞれの搭乗者の元に行こうとした時機体から落ちる影を見つけた。

 

 

「うわああ」

 

「おい神山それはいつの話だよ」

 

「ああそれは先日な銀座周辺に変な空間が発生してな」

 

「ユイそれは本当なのか?」

 

 

「私達の方ではそんな状況を銀座周辺で起きたなんて記録にないよ。シャオ」

 

 

「「何だってーー」何ですって」

 

上海華撃団隊長の質問にユイが答えが神山と雨宮さくらは驚きを隠せないで。

 

 

「あらあらそんなところで喋っている暇はあるのかしら?メガ降魔彼等を倒しなさい」

 

 

謎の女がそう言うとメガ降魔が上海華撃団と帝国華撃団に攻撃を開始した。

 

 

その頃直哉達は・・・

 

「おかしいですねグワイワルもいつの間にか消えていますし」

 

「でもラテが反応したんだからどこかにいる筈だよ」

 

 

「くちゅんくちゅん」

 

再びラテがくしゃみをした。

 

 

「「「何々ラテがトータル三回した」」」

 

 

 

「まさかメガビョウゲーンが3体同時に現れた」

 

 

そう言いながらグレースがラテに聴診器を当てた。

 

 

「見えないメガビョウゲーンと降魔に感染したメガ降魔が帝国華撃団と戦ってるラテ」

 

 

「ええーーみんな帝国華撃団と所に行くよ」

 

 

「グレースさんどうしたんです)

 

薫がグレースに聞く。

 

メガビョウゲーンは3体のうち2体は帝国華撃団と戦ってるの)

 

 

 

「「「「「ええーー」」」」」」

 

グレースの言葉に薫達は驚いていた。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

メガ降魔VS帝国上海華撃団とプリキュア達1

「「「「何なんだこいつ」」」」

 

「「「「普通の降魔より強い」」」」

 

 

 

「「うわあ、」」

 

「ユイ」

 

 

「さくら」

 

 

「「地面がゆるゆるで動きずらい」」

 

「「何だってーー」」

 

 

「「良いわよメガ降魔いい感じに蝕むじゃない」

 

 

 

「たくグワイワルも面白い物を発見したのに黙ってるとはね」

 

 

「まあここは融合世界ではないけど蝕むわよメガ降魔)

 

「「「「「そんな事させない」」」」」」

 

 

「見つけたラビメガ降魔とシンドイーネラビ)

 

「ええーーグワイワルじゃないの?」

 

 

「まさかグワイワルに続きシンドイーネもこちらに来たの?」

 

 

「フォンテーヌそれは後で考えるペン今は」

 

 

「直哉君もう少しだけ力を貸して、飛鳥ちゃんと薫ちゃんも」

 

 

「「「当然です。私達もこの世界を好きになるために」」」

 

 

そして・・・

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン!キュン!キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア!スカイヒーリングストリーム」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、スカイヒーリングフラッシュ」

 

 

「グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア、スカイヒーリングフラワー」

 

 3人の必殺技に直哉と飛鳥と薫の霊力を乗せた3つの技が2体の内の1体のメガ降魔に直撃した。

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「ああ、プリキュアやっと来たのね1体のメガ降魔を浄化した程度で調子に乗らないでよね」

 

そう言いながらシンドイーネは撤退した。

 

「さて次は僕達の番かな?」

 

 

!!

 

「その声はダルイゼン」

 

 

「当たりでもね・・・」

 

 

「実は私もいるんですよ」

 

 

!!

 

「まさかゼムリア大陸から貴方までこちらに来ていたのか?アルバ教授いやワイスマン」

 

「ええあの時私はシンドイーネさんから新たな力を受け取ったのですから」

 

 

そう言いながらワイスマンは思い出していた。

 

 

 

があああ」

 

 

「ふんこの程度の力しかないのなら空の至宝の力を取り込まなくても良かったな」

 

 

「そんなことないわよ。進化しなさいメガビョウゲーン」

 

 

シンドイーネがそう言うとナノビョウゲーンが至宝を取り込んだワイスマンに感染したのだった。

 

「何だ私の中にーーーーごぶぁーー」

 

次第にワイスマンが変異していく

 

 

「ウフフ、成る程ねこれが突然変異の進化なのね」

 

シンドイーネがそう言うとしばらくしたあとワイスマンの体内から進化した新たなビョウゲーンキングダムの幹部候補の人材が現れた。

 

 

 

「ウフフ、いいわ来なさい僕」

 

「・・・了解」

 

 

そう言ってシンドイーネはワイスマンの体内から進化した新たなビョウゲーン候補の人材と共に撤退をしたのだった。

 

 

 

「その時の影響で子供体型になってしまったがな」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

メガ降魔VS帝国上海華撃団とプリキュア達2

「さて次は僕達の番かな?」

 

 

!!

 

「その声はダルイゼン」

 

 

「当たりでもね・・・」

 

 

「実は私もいるんですよ」

 

 

!!

 

「まさかゼムリア大陸から貴方までこちらに来ていたのか?アルバ教授いやワイスマン」

 

「ええあの時私はシンドイーネさんから新たな力を受け取ったのですから」

 

 

「成る程今回の見えないメガビョウゲーンは貴方が関係してたんですか?」

 

「正解だよ。紫藤直哉君そしてメガ降魔と言う面白い研究を提供してくれたグワイワル君にも感謝せねばな」

 

 

「ワイスマン貴方の目的は?」

 

「フフ、それは変わらぬよ。私は研究をしているだけさ、といってもこちらの世界はゼムリア大陸からすれば理の外の世界だからね十分研究のしがいがあるよ」

 

 

 

「博士もういいかな?仕事を始めたいのだけど?」

 

 

「ああ、すまないねダルイゼン君もう少しだけ話をさせて欲しい」

 

「わかった」

 

 

そう言うとダルイゼンは自分の世界に入り再びワイスマンが話はする。

 

 

「さて、私の研究の対象には君とキュアグレースと言ったかね彼女も研究の対象としているよ」

 

!!

 

 

「「何故僕達を」私達を」

 

「何故だと思うかね、それは紫藤直哉君の場合は察し月いてるのではないかね?」

 

 

「自分の中にビョウゲーンキングダムにいる者が持っている可能性があるものが君の体に出たのだろ?」

 

 

!!

 

 

ワイスマンの言葉を聞いた直哉がその時の事を思い出した。

 

「ええ、大丈夫だよ。のどかさん。ただ僕がグレースの足枷になったね確実に」

 

 

 

「「どういう事?」ラビ」

 

 

 

そして直哉は自分のお腹辺りを二人に見せた。

 

 

 

「「これは」」

 

 

 

直哉お腹にまだ小さいが黒い蠍のような黒点が出ていた。

 

 

 

「恐らくだけど、僕はヒーリングステッキにいたとしてもグレースの受けたダメージが僕の体内に蓄積し今のような黒点ができたと僕は考えます」

 

 

 

「もしその蠍が心臓に行ったらどうなるの?」

 

 

 

「恐らくですけど、僕はこのままだとメガビョウゲーンの仲間入りをするかも知れません」

 

 

「おやおや何か思い当たることがあるのかね?」

 

 

「ちょっと何であの時いなかったワイスマンが直哉君の事をしってんの?」

 

 

「おいスパークルそれを言うなって」

 

「あ、しまった」

 

 

「あはは、ありがとうお嬢さん。君の答えで私がした推測は全て紫藤直哉に起きたと確信が持てたよ。そうするとこちらの世界で地獄を見るのかも知れないね」

 

「「うわあ、「「きゃああ」」」」

 

「は、いけない皆さん帝国華撃団と上海華撃団の援護に行きます」

 

「「「「「了解」」」」」」

 

そして直哉達は帝国華撃団と上海華撃団とと合流するため移動を開始した。

 

 

「あーあ逃がして良かったの博士?」

 

 

「構いませんよ。紫藤直哉のプリキュアになった経緯が私の予想通りの答えでしたので」

 

 

「ダルイゼン君は見えないメガビョウゲーンを作って仕事をしてくださいね」

 

「わかったよ博士が作り出した初のメガビョウゲーンだしね」

 

 

そう言いながらワイスマンとダルイゼンは不適に笑うのだった。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

メガ降魔VS帝国上海華撃団とプリキュア達3

GUOO

 

「「ぐうっなんて強い」」一撃だ」」

 

 

 

「シャオ大丈夫?」

 

「神山さん大丈夫ですか?」

 

「「ああ大丈夫だ」」

 

「しかし帝国華撃団よく前回この降魔を倒せたな」

 

GUOO

 

「おっとあぶねえ、この降魔は異常だぜ」

 

 

 

「ああ実は・・・」

 

そして神山は銀座周辺が魔空空間に覆われた時の事を説明を始めた。

 

 

「まあいいメガビョウゲーン奴等も敵だやってしまえ」

 

グワイワルの命令に3体の内の2体が神山と雨宮さくらの乗る三式光武と無限に襲いかかる。

 

「来ました神山隊長」

 

「少し揺れるけどごめんね」

 

 

「行くぞ無限縦横無尽嵐!!」

 

 

初手から神山は無限の必殺技を放つ。

 

「「「凄い」」ラビ」

 

 

GOOOGOOO

 

と2体のメガビョウゲーンが奇声をあげる。

 

「やったか?」

 

 

「いえ隊長まだです。きゃあああ」

 

 

「うわああ」

 

 

無限と三式光武は無限にダメージを与えられながらも2機を響達の方に吹き飛ばした。

 

 

「と言う事があった後俺達は魔空空間の元凶の巨大降魔獣と戦いをしたから正確には俺達はこの降魔とはまともに戦いをした訳じゃないが」

 

 

「何だよこの降魔を倒したのはお前達じゃないのかよ?」

 

「ああ倒してくれたのは彼女達だ」

 

「何だと!!」

 

 

神山がそう言うと直哉達が到着した。

 

「「破邪剣征桜花爛漫!!」」

 

「だああありゃああーー」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン!キュン!キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア!スカイヒーリングストリーム」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、スカイヒーリングフラッシュ」

 

 

「グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア、スカイヒーリングフラワー」

 

全ての技が帝国華撃団と上海華撃団と戦ってるメガ降魔を狙って進むのを見て上海華撃団は驚いていた。

 

 

「おいおい過剰過ぎねえかあの力は?」

 

 

「でもあのキラキラちゃん達の力なのあれは」

 

 

そして全ての技がメガ降魔に直撃した。

 

GUOO

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

 

「「「「「「お大事に」」」」」」」

 

 

「スゲー何なんだあの子達は?」

 

 

「ああ俺も詳しく知らないが、敵ではないようだよ」

 

 

プリキュア達が最後のメガ降魔を浄化したその時帝都全体から金色の蒸気とメガビョウゲーンが大地を蝕む時に出る力が一つとなり、ある人影となった。

 

 

「「「「何だよ何が起きたんだ」」」」

 

 

上海と帝国の四人はメガ降魔が倒され安堵した所に新たな人影が現れた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

目覚めた者

「誰だ再び私を起こした者は?」

 

 

 

「「うわあ、誰だこいつ」」

 

「私は大久保長安」

 

 

「「「「大久保長安?」」」」

 

その頃大帝国劇場地下司令室では・・・

 

「なっ大久保長安ですってーー」

 

「「すみれさま大久保長安とは」すみれさん誰なんや?」

 

すみれの執事であり現在の風組のカオルと小町が聞く。

 

「大久保長安は今から13年前に帝都に現れた怨霊と言うべき存在でかつての帝国華撃団と巴里華撃団と協力し、大久保長安を静めたのです」

 

「それが何故今になって出てきたのですか?」

 

 

その時小町がワイスマンの姿を見つけた。

 

 

「なんやあのけったいな仮面の男は」

 

 

そして場面は変わる。

 

 

「漸く目覚めようですね。大久保長安」

 

 

「お前は何者だ我を甦らせたのはお前なのか?」

 

 

「ええそうですね。と言って悪霊にかなりの量のナノビョウゲーンを使いましたからね、さしずめ今の貴方はテラ悪霊とでも言いましょう」

 

 

「何だと!!我を貴様の道具にするつもりか?」

 

 

「いえいえ私は自分の研究がキングビョウゲーン様に見てもらうために貴方をこの時代に甦らせたのですから」

 

 

「この時代だと。我が静められた時は13人の乙女と一人の男と約束したはずその者達は一体どうした?」

 

 

「それを聞きたいのですか?」

 

 

「ああ頼む」

 

 

「貴方を静めた者達は一人の乙女を除いてこの世界から消失しましたよ」

 

「くくっ哀れですね大久保長安貴方が託した者達は帝都を守りきれずに己の命を落としたのだから」

 

 

 

ワイスマンと大久保長安の話を聞いていたすみれは・・・

 

 

「何ですって、あのけったいな仮面の男が男は長安を復活させたですって、あり得ませんわ」

 

 

そしてすみれは神山に通信を送った。

 

 

 

「神山君突如現れたあの男を攻撃しなさい。その男が大久保長安を復活させたと本人か言ったのだから」

 

 

「しかし神崎司令ワイスマンと名乗る者が言ったことは本当なのですか?」

 

 

「ええ本当よその詳しい話はその男と大久保長安を倒してからよ」

 

 

「了解」

 

 

そして神山はすみれの指示の通り無限を動かそうとしたがなんと上海華撃団の機体と帝国華撃団の機体全てが暴走状態となってコントロールが聞かなくなったのだった。

 

 

「「「「どういう事だ機体がコントロール出来ない」」」」

 

 

「しまったですわ金色の蒸気のせいですわ」

 

「皆さん機体を放棄しなさい。暴走による爆発が起きますわ。かつての蒸気機械暴走事件が多発したときも金色の蒸気が原因でしたの」

 

 

「「「「何だってーー」」」」

 

 

 

 

その頃紫藤直哉達はメガ降魔を浄化した後帝国華撃団と合流をしょうとした時に金色の蒸気と共に現れた大久保長安とは別の存在と再会を果たしていた。

 

 

「久しぶりだな紫藤直哉」

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

再会する者達

「久しぶりだな紫藤直哉」

 

「君は一体何者何だ、雰囲気的に僕と同じような存在なのか?」

 

 

「俺の名前は真宮寺直哉と言う。俺の素性を知りたけばそこにいる飛鳥と薫に聞け。どうせお前達は暫くこちらの世界で暮らすのだから」

 

「何故君がそこまでこちらの事情に詳しいんだ?」

 

 

「それは俺はイヨとの協力体制になっているからな」

 

 

「イヨだってーー何者何だ」

 

「はあ、そんな事も忘れてるのか?なあ飛鳥ちゃんと教えてないのかよ」

 

「まあいい、今はお前達と戦う時期ではないからな」

 

 

「どういう事だ?」

 

 

「今のお前が気にするのは、俺の事ではなくゼムリア大陸から来た者がかつての帝国華撃団と巴里華撃団が倒した大久保長安を復活させたぞ」

 

 

 

!!

 

「ほら見てみろ大久保長安が復活したことにより金色の蒸気が帝都に舞だしたぞ」

 

 

「せいぜい頑張って止めることだな」

 

 

 

そして真宮寺直哉はどこかへ消えたのだった。

 

「飛鳥ちゃんと薫ちゃん彼が言ったことは本当か見せてくれない」

 

 

 

「「わかりました」」

 

 

 

そう言うと二人は魔法の一種を使い帝国華撃団と上海華撃団のの様子を見始めた。

 

 

 

漸く目覚めようですね。大久保長安」

 

 

「お前は何者だ我を甦らせたのはお前なのか?」

 

 

「ええそうですね。と言って悪霊にかなりの量のナノビョウゲーンを使いましたからね、さしずめ今の貴方はテラ悪霊とでも言いましょう」

 

 

「何だと!!我を貴様の道具にするつもりか?」

 

 

「いえいえ私は自分の研究がキングビョウゲーン様に見てもらうために貴方をこの時代に甦らせたのですから」

 

 

「この時代だと。我が静められた時は13人の乙女と一人の男と約束したはずその者達は一体どうした?」

 

 

「それを聞きたいのですか?」

 

 

「ああ頼む」

 

 

「貴方を静めた者達は一人の乙女を除いてこの世界から消失しましたよ」

 

「くくっ哀れですね大久保長安貴方が託した者達は帝都を守りきれずに己の命を落としたのだから」

 

 

「「これは!!」」

 

 

「直哉さん真宮寺直哉の言っている事は間違いないようです」

 

「どうしますか?このまま助けに入りますか?」

 

 

飛鳥が直哉に聞く。

 

 

「成る程これが見えないメガビョウゲーンの正体ですか?確かに悪霊でも普通の霊にナノビョウゲーンが感染するなんて思いませんからね」

 

「「「うんうん」」」

 

 

「そして見えないナノビョウゲーンを開発したのがワイスマンですか、そしてこの世界がサクラ大戦の歴史を受け継ぐ世界ならば大久保長安の存在があってもおかしくないですね」

 

 

「まさかこんなかたちでビョウゲーンキングダムの人材補給をしているとは・・・」

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

彼にとっての想定外の事態

「一体これはどういう事だ」

 

「すみませんプレジゼントG謎の金色の蒸気のせいで世界各国の華撃団の機体が暴走状態となりこのままだと華撃団大戦は開催不能となりました。

 

 

 

「なんて事だ・・・ならば君は今回決定を関係各所に通達を頼む」

 

「わかりました」

 

 

そして部下の一人が部屋を出ていくと彼の部屋にワイスマンが現れた。

 

 

「貴方は一体何をしたのだ?この帝都に?」

 

「フフ、慌てるなプレジゼント今回の件はちょっとした副作用さ、あの金色の蒸気を使うために彼を復活させたのだから?」

 

「貴方が復活させた者を私に紹介していただけませんか?」あなたが復活させた者の影響で華撃団大戦は中止をすることになったので」

 

 

「おや、君はいつからそんな人間臭い事をするのかね?」

 

 

 

「華撃団は君にとって敵ではなかったのかね?」

 

 

ワイスマンがプレジゼントに聞く。

 

 

「それとこれとは別です。これ以上我等の計画を邪魔をするのなら敵とみなしますよ」

 

 

「おお、怖い怖い」

 

「だが安心しろこれ以上金色の蒸気の件で混乱は世界各地の華撃団をターゲットにするから安心しろ」

 

 

 

「本当だろうな?」

 

 

「ああ、それとなこの装置をお前の部下の降魔の夜叉に渡せ」

 

 

「これは何だ?」

 

 

「ああ倒してくれたのは気まぐれで降魔を人間する装置を作ってみた」

 

 

!!

 

「何だと」

 

この装置を起動させている間は姿もそうだが降魔の気配すら人間と変わらないようになる」

 

 

「何故そんなものを私に?」

 

 

「何、今の帝国華撃団の司令が夜叉の元となった彼女と関わりがあるのならその辺を攻めるべきと思うが?」

 

「確かにな、しかし本物の真宮寺さくらは降魔皇様と封印されているが、それはどうする?」

 

「そこは君が考えろ。私はそこまで関与しないよ」

 

 

そう言ったワイスマンはプレジゼントの部屋を出ていく。

 

 

 

その頃世界各地の華撃団に世界華撃団大戦の中止を通達をした。

 

 

「「「「なっ華撃団大戦が中止ーー」」」」」

 

 

「ええ先ほど通達がありました」

 

 

「何で中止何だよ」

 

 

「それは先日の金色の蒸気の件ですね」

 

 

「ええ、そうよ帝都に金色の蒸気のせいによる暴走事故や事件による帝都の治安低下がその理由とされています。一般的には」

 

 

 

「「「「「そんな」」」」」

 

「それじゃ私達はどうなるんですか?華撃団大戦を優勝するためにいたのに」

 

 

「最悪ですわね。このままだと帝国華撃団は資金難で自然消滅もあり得ますわね」

 

 

 

 

「マジかすみれさん」

 

 

 

ピーピー

 

 

その時緊急出撃要請が帝国華撃に届いた。

 

 

 

「何事ですの?

 

 

「大変です金色の蒸気を放出する怪蒸気が花やしき遊園地に現れたようです」

 

 

「わかりました。神山隊長出撃命令をお願いしますわ」

 

 

 

「はい」

 

 

 

その頃紫藤直哉達は・・・

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

金色の蒸気再び前編

「直哉君私達はこれからどうするの?」

 

 

「僕としては正直こちらの世界の関わってしまうのは得策とは思いませんが、グワイワル達がいる以上関わらないわけにはいきませんからね」

 

「そうね、それにワイスマンが新たにテラビョウゲーンにした人物と言うか霊の人はどうする?」

 

 

「その霊の事ですけど皆さん聞いて下さい」

 

そう言って飛鳥が大久保長安の事について話し出す。

 

 

「まずワイスマンが復活させた霊の名前は、大久保長安といい、旧帝国華撃団と巴里華撃団が協力して戦いをした敵であり、旧帝国華撃団としての最後の敵でした。

 

 

「え、でも降魔皇が最後の敵じゃないの?」

 

スパークルが飛鳥に聞く。

 

 

「正確には降魔皇と言う存在は新サクラ大戦と言う基本が出来たときに作られた敵であり実際の所未だに降魔皇についてはわからない部分がありますからね」

 

 

「成る程、飛鳥ちゃん達にとっては大久保長安と言う敵がラスボスなのね?」

 

 

「ええ、私達の世界ではそうなっていました」

 

 

「ふむ、でも僕達も降魔皇と戦うまでこちらにいるともかぎらないのでそこまで考えなくてもいいと思いますよスパークルさん」

 

 

「もしだけどこちらの原作世界の敵とダルイゼン達が繋がっていたらどうするの?」

 

 

「ええ、それは僕も気になっていました。真宮寺直哉君の言葉からしてワイスマンはこの世界の降魔死者を使って研究をしているような口ぶりでしたから」

 

「「直哉君私を使って帝国華撃団と協力体制を整えよう」」

 

 

「ええ、本気ですか?二人共」

 

 

「「本気だよ私達は」」

 

 

「確かに飛鳥ちゃんと薫ちゃんのサイバスターとザムジードを帝国華撃団に見せるよりは響さんやグレースさんに大帝国劇場に入り込んでもらった方が雨宮さくらさんをいざと言う時に手伝えますね」

 

 

 

「しかしちゆさんとひなたさんも一緒出ないとお二人の意見には賛成出来ません。今回の件は僕が影となることであくまでもこちらの世界のバランスをこれ以上おかしくしないようにしなければ行けないと思うので」

 

 

「それと別にちゆさんとひなたさんにこの時代と融合世界の中心世界の帝都との違いも少しは勉強をしてもらいたいと思うので」

 

 

「うええ、勉強をーー」

 

「成る程私達の学生と言うのをうまく利用して実習生みたいな立場で行って実際に勉強にもなると言うことね」

 

 

「ええ、はっきり言って中心世界の時代より進んでますからあまり意味はないかもしれませんけど」

 

 

「そう言う理由でのどかさんとひなたさんにちゆの響さんにこの時代の大帝国劇場に侵入してもらいますねいいですか?」

 

 

 

「「「「はい」」」」

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

金色の蒸気再び後編

直哉達が今後の事を話している頃帝国華撃団では・・・

 

 

「すみれさまやはり今回の金色の蒸気の成分は過去に同様の現象の原因は金粉でした。

 

 

「やはりそうでしたかありがとう。カオルさん」

 

 

「しかしこれでは資金難である我々にとっても最悪の事態です」

 

 

「ええ、そうねでも彼等がいる以上まだ希望を捨ててはいけないわよカオルさん」

 

 

「すみれさま」

 

 

「それにねカオルさん。私にはあの不思議な子達が助けてくれそうな気がするの」

 

 

すみれはそう言いながら赤坂での戦いの時帝国華撃団が到着する前の時を思い出していた。

 

 

「「破邪剣征桜花爛漫!!」」

 

「だああありゃああーー」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン!キュン!キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア!スカイヒーリングストリーム」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、スカイヒーリングフラッシュ」

 

 

「グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア、スカイヒーリングフラワー」

 

 

「「「GOOO」」」

 

それぞれの技が大量の降魔に直撃するも、次々に新たな降魔が出現するので一向に降魔の数は減らないという状況になっていた。

 

 

 

「あの時の子達は降魔を相手にまともに戦いをしていたのは事実」

 

 

「ですがすみれさま素性の知らない子達を探して帝国華撃団に入れるつもりですか?」

 

 

「ええ可能ならね」

 

 

「カオルさんも見たわよね?降魔以外の未知の敵を」

 

 

「ええ見ましたけどあれはあの時だけではないのですか?」

 

 

「私の予感ですが、恐らく未知の敵は再び現れる可能性が高いわね」

 

 

「そんな」

 

 

その時劇場の売り子をしているような小町がすみれに連絡を入れてきた。

 

「すみれさんすみません今女の子4人が大帝国劇場でアルバイトをしたいと言ってるんですけどどうしますか?」

 

 

 

「はあ、アルバイトなんて募集してませんわよ」

 

 

「さっさとお帰りになってもらいなさい小町さん」

 

 

「本当にいいんですね?」

 

そう言って小町はアルバイト希望の女の子の顔を地下室にいるすみれとカオルに見せた。

 

!!

 

 

「何でここにあの鎧を着ていたあの子が?」

 

 

すみれは小町の映像を見て立花響の顔を覚えていた。

 

 

「待って小町さん。アルバイトの件は私が直接聞いて判断をします。4人の代表者を支配人室に案内をしてくれますか?」

 

 

「わかりました。良かったなー支配人がアルバイトを雇うかを決める為に君達の代表者と話がしたいそうや」

 

 

 

 

「「「「ええーーありがとうございます」」」」

 

 

 

「やったね響さん。何とか予定通りの展開になって」

 

 

 

「後は響さんがすみれさんと話をすればいいんですよね?」

 

 

「そうねのどか」

 

その後小町の案内で代表者の立花響は大帝国劇場の支配人室に向かうのだった。

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

協力体制の為の情報提供1

「貴女がアルバイトを希望する代表ですか?」

 

 

「はいそうです」

 

「そうですか、再度確認ですがアルバイト希望の女の子の名前は、花寺のどかさんと平光ひなたさんと沢泉ちゆさんと立花響さんで間違いないですか?」

 

 

 

「はい間違いないです」

 

 

「そうですか?何故大帝国劇場の売り子をしたいと来たのですか?」

 

 

「ええ、私達は米田一基さんが支配人をしていた頃少しお世話になったことがありその時の繋がりで海外行って最近帝都に戻って来たんですよ」

 

 

「そうだったんですのね」

 

「そして戻って来たら旧帝国華撃団関係者がほとんどいなくて驚きましたけど」

 

 

「響さん米田さんは貴女達に表と裏を聞いてますか?」

 

「ああ帝国華撃団の裏をを具体的に聞かされているのは私だけですが、一応残りのメンバーも帝国華撃団の存在も存在意義知ってます」

 

 

「そして私達は米田さんからのお願いされた事を行う為にここに来たのですから」

 

「米田さんのお願いとは?」

 

 

「ええ、それは異世界からの侵略に対する戦力としての協力してくれと言う要請に答えたのです」

 

 

「異世界の侵略者に対するですってーー」

 

 

「そうです。すみれさんも見たですよね変な空間に閉じ込められた時沸いていた降魔が異形の形に変化したのを?」

 

 

「グワイワル」本当にいたらラビ」

 

 

「おおプリキュア、俺様に会いに来たのか?」

 

「そんな事あるわけないラビ」

 

「まあいい進化しろナノビョウゲーン」

 

「ナノビョウゲーン」

 

そう言いながらグワイワルから作られたナノビョウゲーンは近くにいた。複数の飛行型降魔に感染し少し大きめのメガビョウゲーンが誕生した。

 

 

「ええ、映像で見てましたけどあれは一体何なの?」

 

 

「あの者達が異世界の侵略者です」

 

 

「何ですって!!」

 

すみれは響の言葉に驚いていた。

 

「あの者達は私達が相手しますから基本的に、すみれさん達は降魔に専念してください」

 

 

「でも帝都を守る者として悪いですわ」

 

「気持ちはわかりますが、今ここに来ている異世界の敵は霊力があまり効かないタイプの敵なので」

 

「一緒に戦う事は出来ないと思いますけど」

 

 

「そんな貴女達に全部任せるなんて出来ませんわ」

 

 

「でもそれが一番の戦術です。恐らくです私達の敵と今帝都を襲う降を操る者は手を結んでいる可能性があるので」

 

 

「何ですって!!」

 

「それは本当なのですか?」

 

響の説明にすみれとカオルが驚く。

 

「今の段階ではその可能性が高いとだけしかいいようがありませんね。これから降魔を倒す時に私達の敵が出てきたりするかもしれないですしその逆もあり得ますからね」

 

 

「だだ一つお願いがありますが私達と私達の敵については帝国華撃団の中でしか情報を公開しないようにお願いします」

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

協力体制の為の情報提供2

「だだ一つお願いがありますが私達と私達の敵については帝国華撃団の中でしか情報を公開しないようにお願いします」

 

 

 

「それはどうしてですの?」

 

「私達の力は本来すみれさん達の世界とは異なる世界の力となります。当然私達と敵対する奴等の力も同じです」

 

「成る程確かにそんな力があるとしたら最悪あの男が引き起こした事件の再来ですわね」

 

「あの男が引き起こした事件ですか?」

 

 

その頃響とすみれとの話が終わるのを待っているのどかとちゆとひなたは・・・

 

 

「10年以上通りたっているだよねこの建物は」

 

 

「そうね私達の知る世界じゃないけど」

 

「もうちゆっちものどかっちも明るくいようよ」

 

「そうだニャン」

 

「そうだけど米田さん達の頃を知ってる者としてはこの劇場のお客様の入りの少なさは・・・」

 

 

そしてのどか達は初めて大帝国劇場で演劇を見たときの事を思い出していた。

 

ファーこれが大帝国劇場の演劇かあー」

 

「正直ここまでの演劇とは思わなかったわ」

 

「そうだねのどかにちゆっち」

 

公演終了後・・・

 

のどかとはちゆとひなたは大帝国劇場の支配人室に案内されて米田と話していた。

 

 

「「「ありがとうございました今回のチケットを私達に届けてくれたと聞きました」」」

 

「いや、これは君達への感謝なのだから気にしなくていいぞ。それよか君達は夏休みの最後の日をこんな時間になるまで拘束してすまない」

 

 

「「「いえいえ気にしないでください。むしろ今回の特別公演をタダで見せてもらいましたしこちらこそありがとうございました」」」

 

 

 

「そしてあの後は・・・」

 

 

ドーンガラガラガシャーン

 

 

「「「きゃああああ」」」

 

 

「まさかまた地震なの?」

 

「違うわ。大規模な交通事故よ。蒸気列車と蒸気車の正面衝突による」

 

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

 

 

その頃紫藤直哉と飛鳥達は・・・

 

 

「飛鳥ちゃんと薫ちゃんどうだった?」

 

 

「ええ次第に金色蒸気の影響による蒸気機械が暴走をするケースの事故が多くなっていますね」

 

 

「でも魔空空間だっけ金色の蒸気の事故が増えてからその空間の出現も少なくなってるんだよね」

 

 

「やはりワイスマンによるこの世界の降魔の統括者が手を組んだと見るべきかな?」

 

 

「ええ、そう考えておくことが必要と思いますよ」

 

 

「仮に協力をしていたら私たちもこの世界の帝国華撃団と共闘するの?」

 

 

薫が直哉に聞く。

 

 

「本来はあまり干渉したくないけどもうそんなレベルを越えそうだからね今の段階で打てる手は打ったけどね」

 

 

「ああ、それが大帝国劇場へのアルバイト作戦なの?」

 

 

「そう言うことだよ二人とも」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

銀座周辺で起きた暴走事件

ドーンガラガラガシャーン

 

 

!!

 

「なんだこの凄い音は?」

 

「カオルさん一体何があったんです?」

 

「はい、すみれ様銀座周辺で大規模な交通事故が起きた模様です蒸気列車と蒸気車のその原因は金色の蒸気による暴走した車のせいのようです」

 

「何ですって暴走事故だけですの?怪蒸気や降魔の出現は?」

 

「いえ、それらの反応はありません。すみれさま」

 

 

銀座周辺事故現場では・・・

 

 

 

「おうおうおわつらいむきに面白い素体があるじゃないか?進化しろ!!ナノビョウゲーン」

 

 

そう言ってグワイワルから出てきた2体のナノビョウゲーンはそれぞれ事故にあった列車と車に感染し2体のメガビョウゲーンが現れた。

 

 

 

「くちゅん、くちゅん」

 

 

!!

 

ラテが2回くしゃみをした。

 

 

「「「これはビョウゲーンズが現れた」」」

 

 

「それも2体同時にラビ」

 

 

「ここは私とひなたが行くわのどかとラビリンは直哉君と合流してから来て」

 

 

「うん」

 

 

「スタート」

 

「エレメントレベル上昇ペン」

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「キュアタッチ」」

 

 

「「交わる2つの流れ」」

 

 

「キュアフォンテーヌ」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

 「キュアタッチ」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光」」

 

 

 

「キュアスパークル」

 

 

 

「ニャン」

 

 

そしてプリキュアに変身した2人は2体のメガビョウゲーンが現れた地点に向かった。

 

 

そしてのどかは・・・

 

「直哉君今から銀座周辺に来て2体のメガビョウゲーンが現れたの」

 

 

「ええ、どういう事ですか?今のどかさんが言った地点に2体のメガビョウゲーンはイいません」

 

 

「ええーー」

 

 

「直哉今さっきそこで金色の蒸気による暴走事故が発生したラビ、恐らく今回のメガビョウゲーンはその事故を起こした列車と車がメガビョウゲーンになったとしたら?」

 

 

「成る程それなら街の異変をリアルタイムに送る事の出来る時代ではないここでは彼等を見つける事が厳しいですね」

 

 

「所でのどかさんは僕がいないから大帝国劇場にいるんですよね?」

 

「うん」

 

 

「なら響さんに伝えてください今の現状を、帝国華撃団の方に聞かれても構わないので」

 

 

 

「いいのメガビョウゲーンの事を教えても?」

 

 

「本来はいけないですが、金色の蒸気による暴走事故後に現れた怪物としてこの世界の軍関連者達にメガビョウゲーンの存在も知られた今となってはプリキュアの3人の安全を確保するために知らせると言うことです」

 

「その辺りの事は僕の守護者の皆さん全員に言える事ですけどね

 

 

「とにかくのどかさんは響さんと急いで合流して下さい僕も飛鳥ちゃんと薫ちゃんと共に大帝国劇場に行きますから」

 

 

「わかったよ直哉君」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

急変する事態前編

「とにかくのどかさんは響さんと急いで合流してください」

 

「わかったよ直哉君」

 

そしてのどかは直哉との通信を切った。

 

その後のどかは響と合流するために支配人室に向かった。

 

その頃響は・・・

 

「大変やすみれさん金色の蒸気による暴走事故を起こした列車と車が巨大な怪物になったよ」

 

 

「何ですって!!小町さん本当ですの?」

 

 

「本当や司令室に早く来てやすみれさん」」

 

 

「わかりましたちゃんカオルさん行きますわよ」

 

 

「はいすみれさま」

 

「響さん話の途中ですみませんけど私達は行きますわ」

 

 

「はいわかりました」

 

 

すみれとカオルは響にそう言って支配人室を出ようとした時のどかが支配人に入ってきた。

 

 

響さん大変です。暴走事故起こした蒸気機械達がメガビョウゲーンにさせられました」

 

!!

 

「ちょっとお待ちになって貴女が言ったメガビョウゲーンとは何なのですか?」

 

 

「ええとメガビョウゲーンは私達や響さん達の敵です」

 

 

「ちょっのどかいいのここで大々的に言って?」

 

 

「構わないですよ響さん。許可は出ているので」

 

 

「ああそう言うことなのね」

 

 

 

そしてのどかはすみれ達にメガビョウゲーンに関する映像を見せた。

 

 

 

 

「良いわよメガビョウゲーンそのままスピードで翻弄しつつこの辺りを蝕みなさい」

 

 

「メガビョウゲーン」

 

 

シンドイーネの言葉に反応するかのようにメガビョウゲーンはエステル達を翻弄しつつ森を蝕み始めた。

 

「フォンティーヌ必殺技行くペンこのままだと森が持たないペン」

 

「ちょっとどういう事なのあの狼ののような怪物が動く度に森の赤黒のエリアが増えてるのはどういう事なの?」

 

エステルが響に聞く。

 

「それはあの狼型のメガビョウゲーンが森を蝕みを始めたからですよ」

 

「蝕み始めたってウイルスみたいじゃない」

 

 

「そうです。メガビョウゲーンは星に寄生するウイルスと考えていいですよ」

 

 

「と言うことはキュアスパークルとフォンティーヌは星の医者ということなのかい」

 

「はい、そう言う認識でいいですよヨシュアさん」

 

 

映像終了

 

 

 

「これが私達の敵と言うメガビョウゲーンです」

 

「「なっこれがメガビョウゲーン。この敵には大地を蝕む力があるとしたら恐ろしい敵ですわね」ですね」

 

その時小町からまたも連絡来た。

 

 

「何をしてるんですか?すみれさん。今度は不思議な子達が現れて蒸気機械が怪物になったその怪物と戦い始めたです」

 

 

「何ですって」

 

 

どうやら私達の仲間がメガビョウゲーンと戦い始めたみたいですね」

 

 

響がそう言う。

 

「それではすみれさん私達は仲間のところに合流しますね」

 

 

そう言って響はのどかを連れて大帝国劇場を出ていくのだった。

 

 

 

「それでのどかちゃん直哉君は来るんだよね?」

 

「ええ飛鳥ちゃんと薫を連れて来ます」

 

 

「なら私は先にフォンティーヌとスパークルと合流するね」

 

 

「わかりました」

 

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

急変する事態中編

のどかとラビリンが響と別れた少し後

 

 

 

「お待たせしましたのどかさん」

 

直哉と飛鳥と薫がのどか達と合流した。

 

「のどか、直哉行くラビ!!」

 

「うん」

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

 

ヒーリングステッキとラビリンが一体となり、花のエレメントボトルをはめ込む」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

 

 

「「キュアタッチ」」

 

 

 

「キュン」

 

 

 

「「重なる二つの花」」

 

 

「キュアグレース」

 

 

 

「ラビ」

 

 

 

「うわあ、パパがプリキュアになるのはやっぱりなれないね飛鳥ちゃん」

 

「うん、私達もプリキュアになるときが来るかもね」

 

 

「ええーー」

 

 

 

その頃フォンテイーヌとスパークルは・・・

 

「「メガビョウゲーン」」

 

 

「「ぷにシールド

 

 

2体のメガビョウゲーンによる突撃攻撃を何とかぷにシールドで止めたプリキュア達だった。

 

 

「なんてパワーなの」

 

「仕方ないペンまさかメガビョウゲーンに進化する前の状態を維持したまま蒸気機械メガビョウゲーンになってるからペン」

 

 

「ああ、そのせいか知らない知らないが奴等の暴走状態による地球への蝕むスピードが早いニャン」

 

 

 

「ええーーそれヤバいじゃん」

 

 

「ええ、グレース達が来る前に1体は浄化するわよ」

 

「うん」

 

 

 

その頃すみれ達は・・・

 

 

「これがメガビョウゲーンですか?」

 

 

「この姿は先ほど暴走した列車と車の姿をしていますね」

 

「そうですわねカオルさん」

 

「そんな事よりすみれさん。神山隊長達を召集しなくていいんですか?」

 

 

「ええ小町さん。今は帝国華撃団は出撃はしたくても出来ませんわ。今回の敵に新たな力を与える事になりますからね」

 

 

「どういう事ですか?」

 

 

「いいですか小町さん今帝都に現れて暴れている敵はメガビョウゲーンと言う異世界の敵です」

 

 

「は、はいーー異世界の敵やてそんなアホな・・・」

 

 

「て、マジなん?」

 

「マジです」

 

 

「そして花組を出撃不可にした理由はメガビョウゲーンになってからも金色の蒸気を常に出ていますから、そんな状態中で花組を出したらどうなりますか?」

 

 

「そりゃ暴走するか機能停止になるな」

 

 

「それだけならまだいいですけど、メガビョウゲーンの元として花組を利用されるのを防ぐしかありません。そうしなければ彼女達に余計な負担をかける事になりますから」

 

 

「そうですねすみれ様」

 

 

その時地下司令室に花組全員が集合した。

 

 

 

「司令今帝都に何が起きているんですか?」

 

 

「そうだぜ地面が赤黒く変色してるしよ」

 

「まさか降魔の新種の攻撃ですか?」

 

 

誠十郎とクラリスと初穂がそれぞれが言う。

 

 

「いえ、違いますわ。あれは異世界の敵が帝都に現れたのです」

 

 

「「「異世界の敵が」」」

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

急変する事態後編

「「「異世界の敵」」」

 

 

「ならばなおのこと俺達が出撃しなくていいんですか?」

 

 

「ええ、貴方達が出撃したところであの異世界の敵が出す金色の蒸気に対する対策も無しに出撃すると、カオルさんあの映像を出して下さい」

 

 

「わかりましたすみれ様」

 

 

「皆さんこちらの映像を見て下さい」

 

 

銀座周辺事故現場では・・・

 

 

 

「おうおうおわつらいむきに面白い素体があるじゃないか?進化しろ!!ナノビョウゲーン」

 

 

「「「「「なんだ暴走事故を起こした蒸気機械が怪物になったーー」」」」」

 

 

「これが直哉さんが言っていたのどかちゃん達の敵のメガビョウゲーンなの」

 

 

雨宮さくらは心の中でそう呟いた。

 

「それでも俺達は帝国華撃団です。無限が使えなくとも俺達に出撃許可を出して下さい」

 

 

「・・・いいでしょ神山君出撃を許可をします」

 

「「「「「よっしゃーー」」」」」

 

 

「ただし出撃許可を出すのは神山君と雨宮さんの二人までとしますわ」

 

 

「なんだよそれは」

「それと神山君貴方の指揮は今回戦う事を禁じます」

 

 

「今回の戦いに関しては全て彼女達の協力に徹しなさい」

 

「「「「「彼女達」」」」」

 

「司令彼女達とは?」

 

 

「カオルさんあの映像を出して下さい」

 

 

 

「わかりましたすみれ様」

 

そしてカオルが映像を出した。

 

「「メガビョウゲーン」」

 

 

「「ぷにシールド

 

 

2体のメガビョウゲーンによる突撃攻撃を何とかぷにシールドで止めたプリキュア達だった。

 

 

「なんてパワーなの」

 

「仕方ないペンまさかメガビョウゲーンに進化する前の状態を維持したまま蒸気機械メガビョウゲーンになってるからペン」

 

 

「ああ、そのせいか知らない知らないが奴等の暴走状態による地球への蝕むスピードが早いニャン」

 

 

 

「ええーーそれヤバいじゃん」

 

 

「ええ、グレース達が来る前に1体は浄化するわよ」

 

「うん」

 

 

映像終了

 

 

 

「誰なんですか?あれは」

 

「あの怪物に人の身で戦うのかよ?あたしたちと同じ霊力とかないのに」

 

!!

 

「あの子たち出来る」

 

 

「あの子達は一体?」

 

 

「あの子達は・・・伝説の地球のお医者さんですよ」

 

 

「成る程地球のお医者さんですか?雨宮さんは彼女達と面識があるのかしら?」

 

 

その頃フォンテイーヌ達は

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン!キュン!キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア !ヒーリングストリーム」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラッシュ」

 

 

二人はそれぞれの技を放つが2体のメガビョウゲーンには効果が薄かった。

 

 

「「くっやはり霊力の力がない私達の技では・・・」」

 

 

その時響が二人の援護に到着したのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

VS列車型&車型メガビョウゲーン1

「フォンテイーヌスパークル大丈夫?」

 

「「グレース。あ違った響さんだった」」

 

「「まあ仕方ないじゃあねえの響の声はのどかに似てるしな」そうだペン」

 

ニャトランとペギタンはフォンテイーヌとスパークの間違いはしかたないと励ましていた。

 

 

 

「ごめんねグレースと直哉君は少し遅れるみたいだから先行してきたよ」

 

 

「「ありがとうございます響さん」」

 

「と言っても私が出来ることはメガビョウゲーンを弱らせるしかできないけど」

 

 

「ちっプリキュア達がもう来たのか、メガビョウゲーンやってしまえ」

 

 

「「メガビョウゲーンメガビョウゲーン」」

 

 

グワイワルの言葉を聞いた2体のメガビョウゲーンは本格的にプリキュアと響に襲いかかるのだった。

 

 

 

 

その頃グレースと飛鳥と薫は・・・

 

 

「グレースさん待ってください。どうやら私達の別のお客さんです」」

 

 

「え、」

 

グレースは飛鳥に言われて止まった時一つの攻撃がグレースの前を横切った。

 

 

「「これは破邪剣征・桜花放神」」

 

グレースとグレースのヒーリングステッキの中にいる直哉は突然の攻撃に驚いていた。

 

 

「ちっまた君が邪魔をするのか?紫藤飛鳥」

 

 

「そう言う貴女こそ前の世界みたいに負けますよ夜叉さん。ここで負けたらゲンアン様に嫌われますよ」

 

 

「五月蝿い勝てば文句ないわ。ここで今代紫藤直哉より厄介なお前たち姉妹を確実に殺してやる」

 

 

そして夜叉は飛鳥と薫に襲いかかる。

 

 

そしてその夜叉の妖力反応を帝国華撃団が見つけた。

 

 

「すみれ様異世界の敵とは反対方向で何者かと上級降魔と戦っているみたいです」

 

 

「「「「「何だってーー」」」」」」

 

 

「司令あたい達は上級降魔の方に行く。問題はないよな」

 

 

「待て初穂上級降魔が出たのなら俺達全員で行くべきだ」

 

 

「隊長あんた異世界の彼女達と接触してろ)

 

 

「そうですわね。神山隊長と雨宮さんは当初の予定通り異世界の彼女達と合流して下さい」

 

 

「上級降魔の方には恐らく彼等を狙っているんでしょうから彼等と面識のない初穂さんとクラリスさんとあざみさんに彼等と合流してください」

 

 

「彼等?司令彼等とはどういう人です?」

 

 

 

「それは今回の件が終わったら伝えます。神山君出撃命令をお願いしますわ」

 

 

「了解です。帝国華撃団出撃せよ!!」

 

 

「「「「「了解」」」」」」

 

 

そして帝国華撃団はそれぞれの場所に出撃をした。

 

 

 

その頃響達は・・・

 

 

 

「響さんグレースは魔だ来ないんですか?このメガビョウゲーンを浄化するにはヒーリングオアシスじゃないと」

 

 

 

フォンテイーヌが響に聞く。

 

 

「おかしいもう来てもいい頃なのに」

 

 

「フフ、グレースなら来れないよ」

 

 

その時響達の前にダルイゼンが現れた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

VS列車型&車型メガビョウゲーン2

「それはどういう事なの?」

 

フォンテイーヌがダルイゼンに聞く。

 

「そんな事簡単には教えることはないだろ。それに知りたければ俺とグワイワルに勝てたらいいけど?」

 

 

 

 

「待て待て上海華撃団参上!!

 

「貴様達が降魔を異形の姿に変えた奴等か」

 

「異形の姿・・・ああ、メガビョウゲーンの事か、そうだよ俺達がしたのさこんな風にね」

 

「進化しろナノビョウゲーン」

 

 

「きゃあああ」

 

 

「ユイ大丈夫か?」

 

 

ダルイゼンの産み出したナノビョウゲーンが上海華撃団のユイの乗る機体に感染し3体目のメガビョウゲーンとなってしまった。

 

「ちょっここに来てもう一体メガビョウゲーンが増えるなんて」

 

 

 

「おいユイの機体はどうなったんだ?」

 

「落ち着いて下さい。彼女の機体はナノビョウゲーンと言う者に感染しメガビョウゲーンの進化メガ光武に変化したんです」

 

 

「なんだと早くユイを助けることはできねえのか」

 

 

響の説明を落ち着いて聞けていないシャオが響に強い口調で言う。

 

 

「だから落ち着いて下さい」

 

 

「おうおうダルイゼンお前もこちらに来たのか?お前の事だからグレースの方に行ったと思ったんだがな」

 

 

 

「ああ、あっちには降魔っけあいつらが行ったから」

 

 

「成る程なプリキュアどもを見事分散させることに成功したと思えばいいな」

 

 

 

「そう言う事、これで奴等はヒーリングオアシスが打てないのだから」

 

 

「成る程考えたなダルイゼン」

 

「考えたのは俺じゃないけどね」

 

 

「まあいいじゃねえかこうしてプリキュアを追い詰めてるんだしよ」

 

 

「フォンテイーヌどうするペン?」このままだとじり貧ペン」

 

 

「うかつだったわ。まさかこんな形でヒーリングオアシスを封じられるとは」

 

「それに直哉君もいないからメガ光武になった人も助けれないよニャトランどうしょ?」

 

 

「落ち着くニャンスパークルそして思い出すニャンあの時を」

 

「あの時?」

 

 

「大神さんマリアさんを助けるにはスパークルと大神さんの力が必要です」

 

「何だって、しかし協力と言ってもどうすれば・・・」

 

「「大神さんスパークルのヒーリングステッキに触れてください」

 

「こうかい?」

 

大神は直哉に言われた通りにヒーリングステッキに触れると・・・

 

その時再び不思議な事が起きたのだった。

 

 

「うわーー俺が直哉君と同じになってるよ」

 

大神はヒーリングステッキの中に入っていた。

 

「確かにあの時はおじさんの力を借りたけど、今霊力を持つ人もいないじゃん」

 

スパークルがそう言った時彼等がやって来た。

 

 

「「帝国華撃団参上!!」」

 

 

「君達大丈夫かい」

 

 

「ええ大丈夫です援護ありがとうございます」

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

VS列車型&車型メガビョウゲーン3

「俺達に何か手伝えることないか?」

 

「あるわけないだろお前たち人間に」

 

 

 

「ありがとうございますなら僕たちに霊力を渡してくれますか?

 

 

「霊力を・・・てペンギンが喋っている」

 

神山は自分と話をしている相手がペンギンとわかり驚いていた。

 

 

「お久しぶりだねスパークルとニャトランも」

 

 

「「おおーーさくらさん」じゃん久しぶり」

 

 

「しっ隊長が私達の事を知らないからあくまで知らない人のようにしてね」

 

「わかりました」

 

「それで何でこんなに苦戦してるの?」

 

 

「ああこのメガビョウゲーン達は霊力で浄化する力を相殺してるんだ、だから俺達に霊力を渡す直哉がいないからあのメガビョウゲーン達を浄化出来ないんだ」

 

 

「わかったわそう言う事なら私が直哉さんの代わりに力を貸すよ」

 

 

「本当か、助かるぜさくら」

 

 

そしてさくらは自分の霊力の一部をニャトランに渡した。

 

 

 

「よっしゃこれでいける行くぞスパークル)

 

 

「いいよニャトラン」

 

 

 

そう言いながらスパークルは車型メガビョウゲーンの前にたった、

 

 

「プリキュアチェリーヒーリングフラッシュ」

 

 

「メガガガガSビョウゲーン」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

 

スパークルの放った技はまるで桜吹雪の様にメガビョウゲーンを取り囲んで視界を奪いその直後に一本の矢のように車型メガビョウゲーンを貫き浄化する事に成功した。

 

 

「「何だと」馬鹿な奴等は紫藤直哉がいないのに霊力バリアを貫通しただと」

 

 

「へえ、帝国華撃団だっけ少しは面白い事になりそうだねプリキュアを止めるには紫藤直哉以外もしなきゃいけないようだね」

 

 

「それじゃグワイワル俺は帰るから」

 

 

そう言いながらダルイゼンは撤退した。

 

 

「ああ、ダルイゼンずるいぞ、車型メガビョウゲーンはやられたがまだ列車型メガビョウゲーンとメガ光武もいるぞ、貴様達に勝ち目はないぞ」

 

 

「本当にそうかな」

 

 

「何!!」

 

 

「フォンテイーヌさん俺の霊力を受け取ってくれ」

 

 

!!

 

「なんだと貴様も霊力を持つものだと」

 

「メガビョウゲーンスピード最大で奴等を撹乱をしろ」

 

「メガメガビョウゲーン」

 

 

グワイワルの指示通り動くメガビョウゲーンだったが・・・

 

 

「そうはさせないわよ。氷のエレメント)

 

フォンテイーヌは氷のエレメントの力を使い列車型メガビョウゲーンをスリップさせた。

 

 

「メガメガメガビョウゲーン」

 

「ああくそ」

 

「今だわプリキュアストームヒーリングストリーム」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

 

誠十郎とフォンテイーヌは何とか列車型メガビョウゲーンを浄化することに成功したのだった。」

 

 

 

その頃グレースと飛鳥達は・・・



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

上級降魔夜叉の襲来前編

時を少し遡り

 

 

「グレースさん待ってください。どうやら私達の別のお客さんです」」

 

 

「え、」

 

グレースは飛鳥に言われて止まった時一つの攻撃がグレースの前を横切った。

 

 

「「これは破邪剣征・桜花放神」」

 

グレースとグレースのヒーリングステッキの中にいる直哉は突然の攻撃に驚いていた。

 

 

「ちっまた君が邪魔をするのか?紫藤飛鳥」

 

 

「そう言う貴女こそ前の世界みたいに負けますよ夜叉さん。ここで負けたらゲンアン様に嫌われますよ」

 

 

「五月蝿い勝てば文句ないわ。ここで今代紫藤直哉より厄介なお前たち姉妹を確実に殺してやる」

 

 

そして夜叉は飛鳥と薫に襲いかかる。

 

「「破邪剣征・桜花放神」」

 

 

飛鳥と夜叉の二人が放った桜花放神が戦いの開幕を知らせるベルとなった。

 

 

「飛鳥ちゃんと薫ちゃん」

 

 

グレースが二人に声をかける。

 

「グレースさんとパパ私と薫が夜叉を抑えるので、二人はメガ降魔を浄化してください」

 

 

「させないわ魔空空間」

 

 

夜叉がそう呟くとグレース達がいる場所中心に魔空空間と言う異空間が作られ夜叉の誘導により飛鳥と薫は魔空空間の外のエリアにつれだされた

 

「しまった!!」

 

 

急ぎ飛鳥と薫はグレースの所に戻ろうとしたが、魔空空間によりグレースと合流は出来なかった。

 

 

魔空に取り残される形になったグレースと直哉とラビリンは・・・

 

「ああまた異空間に閉じ込められたよ」

 

「落ち着くラビグレースとりあえず夜叉が召喚した降魔を浄化するラビ」

 

「でも降魔だよ。ラビリン」

 

 

「グレースこれはラビリン達も驚く事だけどこの降魔達は体内ナノビョウゲーンが侵入したタイプのメガ降魔ではなく人為的に作られたタイプのメガ降魔ラビ」

 

 

「ええーー人為的に作られたメガ降魔ーー」

 

 

グレースはラビリンの言葉に驚いていた。

 

 

「成る程、人為的に作られたメガ降魔を上級降魔の夜叉がテストをしている。これは本当にこの世界の降魔を率いている者が、ダルイゼンやグワイワルと手を結んだ可能性が高くなりましたね」

 

「ええそれは無理ラビよグワイワルは頭を使うタイプのビョウゲーンズだし、ダルイゼンは面倒な事はしたくないタイプのビョウゲーンズだし」

 

 

ラビリンが直哉に言う。

 

 

「ええそれは僕でもわかりますよ。ただ頭の切れる人物がシンドイーネによって作られたビョウゲーンズですよ思い出して下さい」

 

 

回想・・・

 

 

ふんこの程度の力しかないのなら空の至宝の力を取り込まなくても良かったな」

 

 

「そんなことないわよ。進化しなさいメガビョウゲーン」

 

 

シンドイーネがそう言うとナノビョウゲーンが至宝を取り込んだワイスマンに感染したのだった。

 

「何だ私の中にーーーーごぶぁーー」

 

次第にワイスマンが変異していく

 

 

「ウフフ、成る程ねこれが突然変異の進化なのね」

 

シンドイーネがそう言うとしばらくしたあとワイスマンの体内から進化した新たなビョウゲーンキングダムの幹部候補の人材が現れた。

 

 

 

「ウフフ、いいわ来なさい僕」

 

「・・・了解」

 

 

そう言ってシンドイーネはワイスマンの体内から進化した新たなビョウゲーン候補の人材と共に撤退をしたのだった。

 

回想終了

 

 

「「ああワイスマン」」

 

 

「そう彼ならそう言う事をしそうですね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

上級降魔夜叉の襲来後編

時を少し戻し・・・

 

 

魔空空間が発生する前に戦闘地点にたどり着いた初穂とクラリスとあざみの3人は

 

「しかし初穂さんとあざみさん私達が接触しようとしてるのはあの子達ですよね?」

 

クラリスはそう言ってあの映像を思い出す。

 

「グレースさん待ってください。どうやら私達の別のお客さんです」」

 

 

「え、」

 

グレースは飛鳥に言われて止まった時一つの攻撃がグレースの前を横切った。

 

 

「「これは破邪剣征・桜花放神」」

 

グレースとグレースのヒーリングステッキの中にいる直哉は突然の攻撃に驚いていた。

 

 

「ちっまた君が邪魔をするのか?紫藤飛鳥」

 

 

「そう言う貴女こそ前の世界みたいに負けますよ夜叉さん。ここで負けたらゲンアン様に嫌われますよ」

 

 

「五月蝿い勝てば文句ないわ。ここで今代紫藤直哉より厄介なお前たち姉妹を確実に殺してやる」

 

 

そして夜叉は飛鳥と薫に襲いかかる。

 

「ああ確かになあずみと同じくらいの年齢の子供があれだけの力を使いこなしていることに驚いたよ」

 

 

「あざみ持つものだと驚いたけど戦いは何が起こるかわからない」

 

 

その時3人が魔空空間の発生を見る。

 

 

「「これはあの時の」」

 

 

「あの時?」

 

 

あざみが首をかしげる。

 

 

「あの時この空間に入った時私達の無限が動かなくなっちまったんだ」

 

 

「そんな事が」

 

 

「だが今回は私達は動ける。クラリスあざみ早くあの子達と合流するぞ」

 

 

「はい」

 

「了解」

 

 

その頃グレースと直哉は・・・

 

 

 

 

「直哉本当に大丈夫ラビ」

 

本当に大丈夫だよラビリン心配しないで」

 

 

「グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、スカイヒーリングフラワー」

 

 

GOOO

 

GOOO

 

「「はあはあ、これで軽く5体は浄化したのに」」

 

 

「全然数が減らないラビ!!」

 

 

「このままじゃあ直哉君にまた負担がラビリンどうしょ」

 

「落ち着くラビ!!グレース多分メガ降魔が無限に増えるのは恐らくこの空間のせいと考えるラビ」

 

 

「この空間の?」

 

 

「成る程ラビリンその推測はあってるかも知れません」

 

 

「飛鳥ちゃんと薫ちゃんが夜叉を相手してくれている間に僕達でこの空間の力の源を探しましょう」

 

 

 

「でも場所はどうやって特定するの?」

 

「それは僕の力を囮に使えば今回の夜叉の目標の一人が僕なら僕を狙ってこの空間の主がこちらに来るかも知れませんし」

 

 

「やっと追い付いたぜ」

 

その時グレースと直哉の話の途中に入ってきた声の方向を向くと3人の少女がグレースの前に現れた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

キュアグレースと新生帝国華撃団

「やっと追い付いたぜ」

 

!!

 

「貴女達はは誰?」

 

「私達は帝国華撃団です。貴女達を助けに来ました」

 

先ほどとは違う金髪の少女がグレースに言う。

 

「どうして私達を助けるんですか?」

 

「知らねえよ。私はだけど私はあんた達に借りを返せるんならそれでいい」

 

「それになあんた達の連れの方にも私達の仲間が助けに行っているから安心しろよ」

 

 

「成る程そう言うことですか」

 

 

グレースのヒーリングステッキの中にいる直哉がグレースとラビリンにしか聞こえないように話し出す。

 

 

「これはトワとレイさんの仕組んだ事です。そして一時的にすみれさんの記憶に僕達を仲間にしてると考えられます」

 

「「ええーー」」

 

 

「うわあ何だよ急に大声出すなよ」

 

 

「あ、ごめんなさい。私はキュアグレースと言います」

 

 

「私はキュアグレースのパートナーのラビリンラビ」

 

 

「「「「ええーーウサギが喋ったーー」」」

 

「ラビリンはウサギじゃあないラビよ」

 

 

「あはは嘘言うなよその格好はウサギだろ?」

 

 

「悪いですよ初穂さん」

 

「そう言うクラリスも顔がおかしいぞ」

 

 

「ラビリンもそう怒らないでね」

 

「わかったラビ」

 

 

「それで帝国華撃団の皆さんは私達の援護に来たのなら協力お願いします」

 

 

「ウフフ、そう簡単には行かないわよプリキュア」

!!

 

「「その声はシンドイーネ」」

 

「何?あのおばさんは」

 

 

「誰がおばさんですって私はおばさんじゃないわよ」

 

 

「そうカリカリすんなよあざみの年齢からしたらみんながおじさんかおばさんにになるんだからよ」

 

 

「気色の悪い色のおばさん。戦うのならこの初穂様が相手をしてやる」

 

 

「あらごめんなさい私は猪のように猪突猛進の女は嫌いなのよね」

 

 

「なんだと!!」

 

 

初穂とシンドイーネがいいあいをしている頃グレースと直哉は・・・

「今フォンテイーヌさんさんの見た映像には彼等が動いてました」

 

 

そして直哉はフォンテイーヌを通して見た映像をグレースとラビリンに見せていた。

 

 

「貴様達が降魔を異形の姿に変えた奴等か」

 

「異形の姿・・・ああ、メガビョウゲーンの事か、そうだよ俺達がしたのさこんな風にね」

 

「進化しろナノビョウゲーン」

 

 

「きゃあああ」

 

 

「ユイ大丈夫か?」

 

 

ダルイゼンの産み出したナノビョウゲーンが上海華撃団のユイの乗る機体に感染し3体目のメガビョウゲーンとなってしまった。

 

「ちょっここに来てもう一体メガビョウゲーンが増えるなんて」

 

 

 

「おいユイの機体はどうなったんだ?」

 

「落ち着いて下さい。彼女の機体はナノビョウゲーンと言う者に感染しメガビョウゲーンの進化メガ光武に変化したんです」

 

 

「なんだと早くユイを助けることはできねえのか」

 

 

響の説明を落ち着いて聞けていないシャオが響に強い口調で言う。

 

 

「だから落ち着いて下さい」

 

 

「おうおうダルイゼンお前もこちらに来たのか?お前の事だからグレースの方に行ったと思ったんだがな」

 

 

 

「ああ、あっちには降魔っけあいつらが行ったから」

 

 

「成る程なプリキュアどもを見事分散させることに成功したと思えばいいな」

 

 

 

「そう言う事、これで奴等はヒーリングオアシスが打てないのだから」

 

 

「成る程考えたなダルイゼン」

 

「考えたのは俺じゃないけどね」

 

 

「まあいいじゃねえかこうしてプリキュアを追い詰めてるんだしよ」

 

映像終了・・・

 

 

「「これは間違いなくシンドイーネも来るパターンだ」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新生帝国華撃団メガビョウゲーンと遭遇する前編

直哉の見せた映像に納得したグレースとラビリンだった。

 

「「確かにグワイワルとダルイゼンが動いててシンドイーネだけが仕事をしてないのは立場的にまずいかも」ラビ」

 

 

「しかしどうしてシンドイーネがこちらに?」

 

 

「それはねグレースに個人的な恨みがあるからよ」

 

 

「「「「「恨みだって」」」」」

 

 

「そうよせっかく直哉君にメガ因子を植え付けてたのにグレースそれをあんたは直哉君をプリキュアに変身させる因子に変えてずるいんだから」

 

 

 

シンドイーネに言われてグレースとラビリンは思い出す。

 

「もしその蠍が心臓に行ったらどうなるの?」

 

「恐らくですけど、僕はこのままだとメガビョウゲーンの仲間入りをするかも知れません」

 

!!

 

のどかとラビリンは直哉の言葉にショックを受けていた。

 

「ラビリン」

 

「のどか」

 

そしてのどかはキュアグレースに変身した。

 

グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラワー」

 

 

「ビョウゲーンキングダムのの印消えてーー」

 

そう言ってグレースはプリキュアの力を直哉体内に書かれている蠍の印を浄化をしたのだが・・・

 

「うわあああ」

 

 

「もうやめるラビグレースこのままだと直哉の体がもたないラビ」

 

「待ってもう少しで消えるの直哉君我慢して」

 

「うがああああーー」

 

この時の体内には、自分の本来持つ霊力と外から浸入してきた。光と闇の力がそれぞれが暴走し、紫藤直哉は人でありながら人でない者になりかけていた。

 

どーん

 

「「きゃああああ」」

 

グレースとラビリンは爆発ににより医務室の橋まで吹き飛んだ。

 

 

そして煙が晴れると直哉の姿はキュアグレースと同じ格好に変わっていた。ただコスチュームの色が空色に変わっていた。

 

 

「「まさかあれはシンドイーネが仕組んだの?」ラビ」

 

 

「ええ、そうよ私は直哉君との初めての時にね」

 

 

ちょっと待ってください。貴方はキュアグレースさん達の敵ですよね」

 

「ええ、そうよだからすこし痛いけど我慢してね」

 

 

そう言ってシンドイーネは小さい魔力弾を直哉の腹部に当てた。

 

「え、うわああ」

 

「直哉君」

 

グレースが直哉を助けに行こうとしたときグレースにも異変が起きたのだった。

 

「がはっ何で急にお腹に痛みが・・・」

 

 

「そうよあの時のタイミングで直哉君にメガ因子を植え付けてたのよ」

 

「そして貴女は幾度となく私達の作り出したメガビョウゲーンを倒すことで直哉君に付いているメガ因子を育ててたのにキー許さないわよキュアグレース今日私が勝ったら直哉君を貰うわよ」

 

「そんな事はさせない直哉君は私達が守る」

 

 

「進化しなさいナノビョウゲーン」

 

 

 

そう言ってシンドイーネは一度に5体のナノビョウゲーンを出現させてそれぞれのナノビョウゲーンは魔空空間の中にある採掘場の蒸気機械と鉱石に感染しそれぞれがメガビョウゲーンに進化したのだった。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新生帝国華撃団メガビョウゲーンと遭遇する中編

「「「何だあの怪物は?」」」

 

 

 

初穂とあざみとクラリスはシンドイーネが進化させたメガビョウゲーンをしてないのは見て驚いていた。

 

 

「グレースこれは通常のメガビョウゲーンラビ行くラビ」

 

 

「うん」

 

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラワー」

 

 

 

キュアグレースの放った光線が5体いるうちの3体に当たり浄化されたメガビョーゲンを見事に浄化させた。

 

「「「ヒーリンググッパイ」」」

 

「「お大事に」」

 

「すげえ3体をあっけなく倒しやがった」

 

「あんなの魔術にもありませんよ」

 

 

「少し興味がわいた」

 

 

そして新生帝国華撃団の3人はグレースと協力をすることを選んで。残りのメガビョウゲーンと戦い始めた。

 

 

滝を少し戻して・・・

 

 

「ああ、ダルイゼンずるいぞ、車型メガビョウゲーンはやられたがまだ列車型メガビョウゲーンとメガ光武もいるぞ、貴様達に勝ち目はないぞ」

 

 

「本当にそうかな」

 

 

「何!!」

 

 

「フォンテイーヌさん俺の霊力を受け取ってくれ」

 

 

!!

 

「なんだと貴様も霊力を持つものだと」

 

「メガビョウゲーンスピード最大で奴等を撹乱をしろ」

 

「メガメガビョウゲーン」

 

 

グワイワルの指示通り動くメガビョウゲーンだったが・・・

 

 

「そうはさせないわよ。氷のエレメント)

 

フォンテイーヌは氷のエレメントの力を使い列車型メガビョウゲーンをスリップさせた。

 

 

「メガメガメガビョウゲーン」

 

「ああくそ」

 

「今だわプリキュアストームヒーリングストリーム」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

 

誠十郎とフォンテイーヌは何とか列車型メガビョウゲーンを浄化することに成功したのだった。

 

 

「ええいここは一時撤退だメガ光武ついてこい」

 

「メガビョウゲーン」

 

グワイワルがそう言うとメガ光武は上海華撃団の隊員を乗せたまま退却をしたのだった。

 

 

「こらーユイを返せ」

 

 

 

「「ふう、何とかこっちはな終わったわね、捕まった彼女を助けないといけないけど」

 

 

「その件についてだが俺達も協力させてくれないか」

 

 

誠十郎が二人にに言う。

 

 

「どうする?フォンテイーヌ?」

 

 

「ひとまずその話は保留とさせて下さい。仲間と合流をしなければならないので」

 

 

「わかった俺達の仲間も君達の仲間と合流している筈だから俺達も一緒に行くのは構わないかい?」

 

 

 

「わかりました。一緒に行きましょう」

 

 

そしてプリキュアの二人と誠十郎とさくらはグレースと帝国華撃団の他のメンバーと合流する為に移動を開始した。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新生帝国華撃団メガビョウゲーンと遭遇する後編

その頃飛鳥&薫と夜叉は・・・

 

 

「ちっ紫藤直哉の方に分散させた仲間が合流し始めたか」

 

 

「飛鳥ちゃんこれは」

 

 

「フォンテイーヌさん達がメガビョウゲーンを浄化したからだと思う」

 

 

「なら私達もグレースさん達と合流するために早く夜叉を倒さないと」

 

 

「おっとそれはやめて頂きたいな」

 

 

!!

 

「「お前はワイスマンどうしてここに」」

 

 

「何お前達の対戦相手を回収に来ただけだ。夜叉の上司となるものの依頼によってな」

 

 

「なんだと」

 

 

夜叉は驚いていた。まさか自分の回収に協力者のワイスマンが出てくるとは思わなかったからだ。

 

 

「さて夜叉帰るぞ」

 

 

「待てこの双子はここで殺してやる」

 

 

「ふ、心配するなこの双子もそうだが紫藤直哉達ももうすぐここの事柄には干渉出来なくなるからな」

 

「お前は気づいてるだろう紫藤飛鳥よ」

 

 

 

「ええーーどういう事よ飛鳥ちゃん」

 

 

「薫私達とパパ達がここの世界に来た事を覚えている?」

 

 

「ええ、それは今のパパと米田健二の接触を避ける為に・・・まさか米田健二の方に何かあったの?」

 

「その通り米田健二と言う存在は君達の世界から姿を消したそうだよ」

「なっ何でワイスマンがその事をしってんの?」

 

 

「さあ何故だろうね?ともかく彼が生きてるのか?それとも死んでるのかわからないが彼がいなくなったことは事実さ」

 

 

「確かにワイスマン貴方の言葉を信じるとすれば私達も今後の事を考えなければなりませんが、こちらの降魔陣営に貴方達のビョウゲーンキングダムに所属する貴方達の企みを止めてからですけどね」

 

 

 

「成る程な確かにビョウゲーンキングダムに所属しているダルイゼンやシンドイーネとグワイワルを私の駒としてこちらの世界に連れてきたことが君達に干渉させる原因となったのか」

 

 

「そうです。ワイスマン貴方は米田健二以上に危険と私達姉妹が感じていますから」

 

 

「フフ、成る程ならば当面の私の敵となるのかね?」

 

 

「それは貴方の行動次第ですよワイスマン」

 

「ならば私の目的が君達の世界幼馴染世界の復活となれば君達は私の仲間になるのかね?」

 

 

「ええーー」

 

薫はワイスマンの言葉にはいた。

 

 

その頃グレース達は・・・

 

「ちょっとどういう事よグワイワルもダルイゼンも足止めに失敗したの?」

 

 

シンドイーネはプリキュアと新生帝国華撃団のメンバーが終結したの見てそう呟くとあるものを取り出した。

 

 

 

「うんもう仕方がないわね、ソロモンの笛を使えばいいと言われけど何も起きないじゃない」

 

 

その時巨大ノイズがシンドイーネの持つソロモンの笛から出てきた。

 

 

「「「「「なっノイズだー」」」」」」

 

 

「響これはどういう事ペン」

 

 

「わかんないよ早く巨大ノイズを倒さないと)

 

 

「あら本当に逃げられそうよ。そう言えばワイスマン害ってた実験もしないと)

 

 

そして撤退前にシンドイーネが行動を起こした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

シンドイーネの行動結果

「進化しなさいナノビョウゲーン」

 

シンドイーネが巨大ノイズにナノビョウゲーンを感染させた時巨大ノイズが残っているメガビョウゲーン達を・・・食べ物のだった。

 

 

「「メガビョウゲーンメガビョウゲーン」」

 

 

「うわあ、エグいしキモいよ」

 

 

「直哉君は見ないで」

 

「そんな事無理ですよグレースさんしっかり見えましたよ」

 

 

「なんて事なの?」

 

「そうペンあり得ないペンノイズには触れる物を炭に変える力があるのに何故炭にならないペン」

 

「それは恐らくシンドイーネの持つソロモンの笛が僕の叔父さんである隼人の改良型で炭に変える能力をできるだけ奪った状態で呼び寄せる事が出来ると聞いた事がありますね」

 

「その時は僕がこちらの仕事をする前の時でしたから」

 

 

そして2体のメガビョウゲーンを食べたメガノイズは食べた数だけ自分を増やした。それを見たプリキュア達と新生帝国華撃団は・・・

 

 

「「「「「「「「「増殖したー」」」」」」」」」」

 

 

その場にいる全員が予想外の事態に驚いていた。

 

 

時を少し戻して・・・

 

 

「確かにワイスマン貴方の言葉を信じるとすれば私達も今後の事を考えなければなりませんが、こちらの降魔陣営に貴方達のビョウゲーンキングダムに所属する貴方達の企みを止めてからですけどね」

 

 

 

「成る程な確かにビョウゲーンキングダムに所属しているダルイゼンやシンドイーネとグワイワルを私の駒としてこちらの世界に連れてきたことが君達に干渉させる原因となったのか」

 

 

「そうです。ワイスマン貴方は米田健二以上に危険と私達姉妹が感じていますから」

 

 

「フフ、成る程ならば当面の私の敵となるのかね?」

 

 

「それは貴方の行動次第ですよワイスマン」

 

「ならば私の目的が君達の世界幼馴染世界の復活となれば君達は私の仲間になるのかね?」

 

 

「ええーー」

 

薫はワイスマンの言葉に驚いていた

 

 

 

「それは受ける気はありません」

 

 

「ほうそれは何故かね?」

 

 

「仮に貴方に協力して自分達の世界が戻ったとしてももはやそこは違う世界なんですよワイスマン」

 

 

 

「ほうならば君達にとって偽りの紫藤直哉と共に融合世界で暮らすと言う道を選ぶのか?」

 

 

「ええそれでもいいと考えてますよ」

 

 

「そうか・・・ならば君達の勧誘はここまでにしよう。どうやらシンドイーネが私の渡した切り札を使って鍛えるようだからな」

 

 

「「ええ」」飛鳥とちゃんはワイスの言葉を聞いて驚いているところに大きな音がした時一体の巨大ノイズの姿があった。

 

 

「「ええーー巨大ノイズどうしてここにノイズが?」」

 

 

飛鳥と薫は突然現れた巨大ノイズに驚いていた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新たな脅威の誕生

「フフ、どうやら実験は成功のようですね紫藤隼人からソロモンの笛を奪ったかいがありましたね」

 

 

「何ですって」

 

 

「ソロモンの笛は自由にノイズを出し入れ出来ますからね手に入れて置きたかったんでね」

 

 

「まさかワイスマンがソロモンの笛を盗むとは」

 

「まあそのおかげでこの実験ができるのだから」

 

 

「見てみたまえ」

 

 

ワイスマンがそう言った後その場に巨大ノイズが現れた。

 

「進化しなさいナノビョウゲーン」

 

シンドイーネが巨大ノイズにナノビョウゲーンを感染させた時巨大ノイズが残っているメガビョウゲーン達を・・・食べたのだった。

 

 

「「メガビョウゲーンメガビョウゲーン」」

 

 

「うわあ、エグいしキモいよ」

 

 

「直哉君は見ないで」

 

「そんな事無理ですよグレースさんしっかり見えましたよ」

 

 

「なんて事なの?」

 

「そうペンあり得ないペンノイズには触れる物を炭に変える力があるのに何故炭にならないペン」

 

「それは恐らくシンドイーネの持つソロモンの笛が僕の叔父さんである隼人の改良型で炭に変える能力をできるだけ奪った状態で呼び寄せる事が出来ると聞いた事がありますね」

 

「その時は僕がこちらの仕事をする前の時でしたから」

 

 

そして2体のメガビョウゲーンを食べたメガノイズは食べた数だけ自分を増やした。それを見たプリキュア達と新生帝国華撃団は・・・

 

 

「「「「「「「「「増殖したー」」」」」」」」」」

 

 

その場にいる全員が予想外の事態に驚いていた。

 

 

「「なっメガノイズがメガビョウゲーンを食べて増殖した」」

 

 

 

 

「素晴らしいぞメガノイズ自己増殖機能までついてくるとは思わぬいい機能ではないか」

 

「フフ私はこれで帰らせて貰うよ。さあ行くぞ夜叉」

 

ワイスマンはそう言うと夜叉を連れて撤退をした。

 

 

 

「薫私達もグレースさん達と合流するよ」

 

 

「わかったよ飛鳥ちゃん」

 

 

 

その頃メガノイズと交戦を始めたグレース達と帝国華撃団は・・・

 

 

 

「うわあ、あんなのは無限がないと無理ですよ」

 

 

「クラリスそんなのやってみないとわからないよ」

 

「天剣・桜吹雪」

 

 

雨宮さくらが必殺技を出したとき歌が聞こえた。

 

 

「「「「これは歌?」」」」

 

 

そして歌が雨宮さくらの技を強化しメガノイズに直撃しメガノイズにかなりのダメージを与えた。

 

「よしこの歌が俺達を後押ししてくれるようだ皆行くぞ」

 

 

「「「「「おう」」」」」

 

そして帝国華撃団はさくらの技によりダメージを与えたメガノイズに向かった。

 

 

「なんだよあいつらメガノイズに攻撃が通ったのは響の歌のおかげなのによ」

 

 

ニャトランがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新たなノイズ

「それは違うと思いますよニャトラン」

 

 

「どういう事ペン?」

 

ペギタンが直哉に聞く。

 

「あのソロモンの笛は響さんの世界のオリジナルのソロモンの笛ではなく隼人叔父さんが改良したソロモンの笛のようですからね」

 

 

「少なくともノイズの特性を封印したりしている筈ですよ。響さんは覚えてますか初めてゼムリア大陸でノイズがでた地域の事を」

 

 

「うん覚えてるよあんなことがあったからね」

 

 

そして響はその時の事を思い出す。

 

 

まさかあれは、ネフィリム。あれまでゼムリア大陸に現れるなんて・・・」

 

「響さんあいつの事知ってるの?」

 

 

「ええ、これは直哉達に会う前の世界でフロンティア事変といわれる事件の元凶と言っていい自立型完全聖遺物なの」

 

かつての世界では、私の左腕を食べて爆発的に強くなりましたから」

 

「ええーー左腕を食べてですか・・・」

 

 

直哉はネフィリムが人間を食べることに恐怖した。

 

 

「よし、女今回も左腕をあいつに食べさせろ」

 

「イヤーですよあんな思いは二度としたくないですよ。」

 

「響さん。あんな魔神みたいな者が僕達の世界にもいるんですね?」

 

「私がいるから恐らくね」

 

そして主に劫炎とレーヴェが巨大ノイズと自立型完全聖遺物ネフィリムに戦い始めた。

 

響は直哉を守りながら小型ノイズを倒していた。

 

 

その時不思議な事が起こった。

 

 

 

「ねえ、直哉君私夢でも見てるのかな?」

 

「いえ、響さん夢と思いたいのはわかりますが現実ですよ」

 

「やっぱり、夢じゃないんだ火炎魔神さんにペコペコしてるのは、ネフィリムなんだ・・・ええーー火炎魔神さん。自立型完全聖遺物ネフィリムを部下にしたーあり得ないんですけどーーー」

 

バターン

 

そう叫びながら響は気絶した。

 

「響さんしっかりしてください」

 

「おい、女なに寝てやがる俺様と勝負しろ」

 

そう言って、背後にネフィリムを引き連れた火炎魔神ことマクバーンが気絶した響にいう。

 

 

そしてマクバーンとネフィリムと別れた三人はリベールに戻った。

 

 

「響さんあのネフィリムはと言うか、あの時に出たノイズ達は、隼人叔父さんが出現させていた可能性があるので」

 

「成る程だから違和感を感じたんだ。まあ、マクバーンさんとレオンハルトさんがオリジナルノイズとも倒すかも知れないけど」

 

 

「とりあえず響さんはシンフォギアを纏って帝国華撃団をサポートしてあげて下さい」

 

 

 

「了解」

 

「そしてグレースさんとフォンテイーヌさんとスパークルさん帝国華撃団が相手をしていないメガノイズにヒーリングオアシスを撃ってくれませんか?」

 

 

「「「ヒーリングオアシスを?」」」

 

 

「ええ場合によっては、ヒーリングオアシスによってナノビョウゲーンが浄化出来れば通常のノイズに戻るかも知れませんから」

 

 

「「「成る程」」」

 

 

「わかったよ直哉君」

 

 

 

「トリプルハートチャージ」」

 

 

 

「「届け」」

 

 

 

「「癒やしの」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス」」」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

メガノイズとの戦いの後

「トリプルハートチャージ」」

 

 

 

「「届け」」

 

 

 

「「癒やしの」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス」」」

 

ピンク色水色そして黄色の光の腕がメガノイズを貫通した。

 

「GOOO」

 

「「「やった」」」

 

「やりましたねやはりナノビョウゲーンを浄化出来れば普通のノイズに戻せるんですね、でもこのやり方だとシンフォギアを纏う人がいなければ成功しない方法ですけどね」

 

 

 

「嘘!!メガノイズが2体も浄化されて普通のノイズになったわ。せめて1体だけでも連れて帰らないとまずいわ」

 

 

そう言ったシンドイーネは帝国華撃団が戦いをしているメガノイズを撤退させてしまった。

 

 

 

そして戦いが終わった頃飛鳥と薫もグレース達と合流したのだった。

 

 

 

それから数時間後・・・

 

 

「貴女達がその・・・キラキラ戦隊ですね私達と協力戦線ありがとうございましたわ」

 

「あのーーそのキラキラ戦隊というのは何ですか?」

 

フォンテイーヌがすみれに聞く。

 

「それは貴女達の事を私達が決めたコードネームですわ」

 

 

「ええーーもっと真面目なコードネームは無いんですか?」

 

スパークルがすみれに言う。

 

 

「ああそのコードネームの由来は赤坂でのある言葉から取ったのですわ

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン!キュン!キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア!スカイヒーリングストリーム」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、スカイヒーリングフラッシュ」

 

 

「グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア、スカイヒーリングフラワー」

 

全ての技が帝国華撃団と上海華撃団と戦ってるメガ降魔を狙って進むのを見て上海華撃団は驚いていた。

 

 

「おいおい過剰過ぎねえかあの力は?」

 

 

「でもあのキラキラちゃん達の力なのあれは」

 

「そう言う事で、キラキラちゃん達よりはキラキラ戦隊の方がいいと思いましてね」

 

 

「「「あははそうですね」」」

 

「それで今回も含めて私達は貴女達の助力を受けて降魔や異世界の敵と戦えました。これからも響さん同様私達と協力してこの帝都を守りませんか?」

 

 

「どうする?」

 

 

「ええすみれさんのお誘いは魅力的ですが私達はこちらの世界にとどまる事は出来ません。私達の敵は私達がここにいるからこの帝都を襲うと私達は考えているので早急に私達の世界に戻ることを考えているので」

 

 

「そこを何とか出来ませんの?」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

神崎すみれからの勧誘

「そこを何とかお願いしますわ」

 

 

 

「それは出来ません。私達には貴女の目論みがわかるので」

 

!!

 

「失礼ですけどこちらの世界の歴史を拝見させていただきました。すみれさんの希望としているような事は私達には出来ません。それは響さんの力も同じ結果となりますね」

 

 

「そんな事ありませんわあれほどの力を持ちながら幻都に侵入するくらい出来るでしょう」

 

 

「いえ出来ません。幻都はもうひとつの帝都と教えてくれたのはすみれさんですし」

 

 

そしてグレースはかつてすみれと直哉と響が話していた時の内容を話し出した。

 

 

 

「それは太正16年に私達の代の最後の戦いを終えた3年後に突然降魔皇と言う者達が帝都に現れてその時に私は霊力を失ってしまい、私は降魔皇との戦いには参加しないことでこちらの世界に残る事となったんですわ」

 

 

「それじゃ帝国華撃団と巴里華撃団ともうひとつの華撃団は?」

 

 

「直哉さん3華撃団は降魔皇を封印するために幻都にいます」

 

 

「「「「幻都に」」」」

 

 

「幻都と言うのは何ですか?」

 

 

「幻都と言うのは降魔皇を封印しているもうひとつの帝都と思ってください」

 

 

「「「「成る程」」」」

 

 

「つまりすみれさん以外の3華撃団は幻都にいるわけですね」

 

「そんな私がその事を貴女達に伝えた覚えがないですわ」

 

「やはりですか、私達の敵に記憶操作を得意な人物がいてその者がこの世界に手を出したことによりその者にとっての敵である私達に関する記憶を消されたのかも知れませんね」

 

 

「そんな貴女達の敵は何が目的なのですか?」

 

「私達の敵の目的は本来の世界でなければ達成出来ないので強いて言うならば実験ですかね」

 

 

「実験ですか?」

 

 

 

「帝国華撃団の方も見たと思いますが赤坂や銀座周辺で見た異形の降魔の姿を」

 

 

「ええ見ました。あれはなんなのですの?」

 

 

「直哉君すみれ三人ナノビョウゲーンの事を言っていいかな?」メガビョウゲーンやビョウゲーンズに関する事は僕よりラビリン達の許可があった方がいいのでは?」

 

 

「確かにそうだね。ラビリン喋ったいいかな?」

 

 

「あまりいいとは言えないけど仕方ないラビ」

 

そしてグレースはビョウゲーンの事を簡潔に伝えた。

 

 

「すみません金色の蒸気が発生をした直後蒸気機械が暴走した直後の映像はありますか?」

 

 

「もしかしたらビョウゲーンズの一人が映っているかもしれません。すみれさん達には言葉より映像が信頼出来ると思うので」

 

 

「カオルさん。その時の生きている映像があれば探して下さい」

 

 

「わかりましたすみれ様」

 

 

そう言いながらカオルは支配人室を出ていった。

 

 

その頃飛鳥と薫は・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

双子と雨宮さくら前編

「どうかな?飛鳥ちゃんと薫ちゃん」

 

 

「「どうかなと言われても私達の幼馴染世界の帝都の方が蒸気技術のみの10年後の未来より発展してますよ」」

 

 

「あはは、そりゃそうか、飛鳥ちゃんと薫ちゃんの世界は魔法技術もあったんだよね」

 

 

「「ええそうですね」」

 

 

グレース達とすみれ達が話し合っている頃紫藤飛鳥と真宮寺薫は雨宮さくらと共にいた。

 

「しかし私は驚いたなあまさか表の世界で新たな物語が始まるとは」

 

 

「表の世界?なにそれは飛鳥ちゃん」

 

「ああそれは原作世界の事ですよ。私達は基本原作世界とは言わないで表の世界はと言う感じで呼んでいます」

 

「成る程ね、飛鳥ちゃん達の世界はこちらの世界の可能性の世界だからかな?」

 

 

 

「簡単に言えばそう言うことですね」

 

 

「そう言えば直哉さんがこちらに戻ってきてもいないんだけどどこにいるの?」

 

「すみれさんとも話していないけど?」

 

 

「「ああ、すみれさんと話は聞いてると思いますよ」」」

 

 

「どういう事」

 

 

「さくらさんは一応パパの守護者の一人ですよね?」

 

 

「ええ、トワさんとレイさんからそう伝えられたわ」

 

「実は今パパはグレースの中にいるんですよ」

 

 

「ええーーどういう事よそれは?」

 

 

 

そして飛鳥がさくらに説明をする。

 

 

 

 

「はあああ、なんなんですかこの格好は」

 

「恐らくだけどラビ、直哉の力がプリキュアとメガビョウゲーンの力を直哉の負担の無いようにするためにグレースの弟の立ち位置で、新たなプリキュアにしたんだラビ」

 

「ええーー僕がプリキュアだってーー困るよ」

 

 

「確かに直哉君的に困るけど私達には嬉しいけどね」

 

「それでラビリン変身解除の仕方は?」

 

「恐らく直哉の意思では解除は無理ラビ」

 

「なんだってーー」

 

直哉のプリキュアの力の源は恐らくのどかとラビリンラビ」

 

「元々二人で一人のプリキュアだったしその誓約が新たなプリキュアを作ったんだと思うラビ」

 

「つまりのどかさんがグレースになれば、僕も強制的に変身するのかーー嫌だーー」

 

「さあ直哉君そろそろ米田さんの所に行こう」

 

 

「これが事の始まりでね・・・」

 

 

「嘘ーー直哉さんがプリキュアにーーかわいい」

 

「飛鳥ちゃんプリキュア姿の直哉さんの写真ない?私欲しいんだけど」

 

 

「一応ありますけど」

 

 

「ええーーあるのーー」

 

 

「飛鳥ちゃんさくらさんが壊れていくよ」

 

 

「大丈夫よ一時的な物と想うし」

 

 

「一時的なものじゃなかったらどうするの?」

 

 

「そこはパパに任せるしかないと思うよ薫」

 

 

「まあさくらさんがこうなったのはパパがプリキュアになるからだしね」

 

 

「そう言う事だよ薫」

 

 

 

そして雨宮さくらがもとに戻った後直哉のプリキュアになった後の話はまだまだ終わらないのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

双子と雨宮さくら後編

「それでその後直哉さんとプリキュア達と関係はどうなったの?」

 

 

「誓約を結んでいるプリキュアの一人がパパがいないと変身不能と言う状態になりましたね」

 

「うええ、それはある意味羨ましいような最悪な誓約だね」

 

「そう言えば光ちゃん達はまだ直哉さんとは合流してないんでね」

 

 

「ええ、誓約の関連の仲間は当初のどかさんと響さんと光さんとエステルさんと雨宮さくらさんの5人の筈がある事件により守護者の人数が増えることになりましたからね」

 

 

「ええーーそんな話は聞いてないよ」

 

要するに今の歴史をIFすると言うことか」

 

 

「そういうことよ直哉」

 

「確かに、IFを作る方がこちらの世界にとって余計な混乱を与えるよりは言いかも知れませんね、六覇星降魔陣が発動していてシンフォギア世界や初期に融合世界の一部となった世界は動き始める頃ですしね」

 

 

「ただし、直哉これを実行すると貴方と誓約する人物が数人増えるわよ」

 

「ええーー何ですか?」

 

「より困難な未来になるからよ、簡単に言えば世界をやり直しさせることと一緒だから」

 

「そして予定外の人物達も現れると思うし、貴方が飛鳥と薫の生まれた世界に行くこともあり得るからね」

 

「という計画を私達は実行しようとしているの、その計画を実行するには二人の魂が必要なのよ」

 

 

「成る程ねそう言う事があって本来の融合世界の歴史が調整されて守護者の人数にも変化をきたしたのね」

 

 

「まあそれと同じタイミングで幼馴染世界の一部が復活したのもあると思いますが」

 

 

「ええーー幼馴染世界の復活ーー」

 

 

「それも私達は入ることのできない何かの仕掛けがあるみたいで・・・」

 

 

「なんなのそれは」

 

 

 

「それは私達でもまだわからないので」

 

 

 

「成る程、しばらくはこちらにいるのよね?」

 

 

「いえそう言う訳には行かないかも知れないです」

 

そして飛鳥は話し出す。

 

 

飛鳥ちゃんこれは」

 

 

「フォンテイーヌさん達がメガビョウゲーンを浄化したからだと思う」

 

 

「なら私達もグレースさん達と合流するために早く夜叉を倒さないと」

 

 

「おっとそれはやめて頂きたいな」

 

 

!!

 

「「お前はワイスマンどうしてここに」」

 

 

「何お前達の対戦相手を回収に来ただけだ。夜叉の上司となるものの依頼によってな」

 

 

「なんだと」

 

 

夜叉は驚いていた。まさか自分の回収に協力者のワイスマンが出てくるとは思わなかったからだ。

 

 

「さて夜叉帰るぞ」

 

 

「待てこの双子はここで殺してやる」

 

 

「ふ、心配するなこの双子もそうだが紫藤直哉達ももうすぐここの事柄には干渉出来なくなるからな」

 

「お前は気づいてるだろう紫藤飛鳥よ」

 

 

 

「ええーーどういう事よ飛鳥ちゃん」

 

 

「薫私達とパパ達がここの世界に来た事を覚えている?」

 

 

「ええ、それは今のパパと米田健二の接触を避ける為に・・・まさか米田健二の方に何かあったの?」

 

「その通り米田健二と言う存在は君達の世界から姿を消したそうだよ」

「なっ何でワイスマンがその事をしってんの?」

 

 

「さあ何故だろうね?ともかく彼が生きてるのか?それとも死んでるのかわからないが彼がいなくなったことは事実さ」

 

 

「そんな米田健二の姿が消えたですって」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帰還するまでに

「成る程ねそう言う事を貴女達の敵に言われたのね」

 

 

「ええ、少なくとも彼等がいつ米田健二の存在を知ったのかも気になりますが、このままこちらに居れば私達とパパも米田健二と同じ存在になりつつありますしね」

 

 

「そんな!!」

 

 

「その原因となる事象がもう起きてますし」

 

 

「まさか、それは・・・大久保長安とあのメガノイズと言う存在のせい?」

 

 

「そう考えて構わないと思います。実際にあり得ないよ大久保長安の復活は?」

 

 

私達の世界の場合はママ達が大久保長安を成仏させてから復活はなかったので」

 

 

「少なくとも私達やビョウゲーンズの存在によってこちらの世界に悪影響を出し始めているのは事実ですし融合世界の方に戻ることがこちらの世界にとつては良いことの筈ですしね」

 

 

 

「飛鳥ちゃん」

 

 

「薫ちゃんは良いの?」

 

 

「私?私も融合世界の方に戻ること事が出来るのならその方がいいかな、私達は裏の世界の住人だしね」

 

 

 

「さくらさん私達は裏の世界の住人でいいんです。私達の知識や存在は表に出るだけでその世界に悪影響を与える存在なのですから」

 

 

「そんな言い方をしなくても・・・」

 

 

「今のパパには米田健二に対抗出来ないので恐らくトワとレイが雨宮さくらがいる時代の原作世界に跳ばしたと思っていますが」

 

 

 

「ですがそのせいで原作世界を崩壊をさせるわけにはいかないですし」

 

 

 

その頃グレース達とすみれの話し合いは・・・

 

 

帝国華撃団の方も見たと思いますが赤坂や銀座周辺で見た異形の降魔の姿を」

 

 

「ええ見ました。あれはなんなのですの?」

 

 

「直哉君すみれ三人ナノビョウゲーンの事を言っていいかな?」メガビョウゲーンやビョウゲーンズに関する事は僕よりラビリン達の許可があった方がいいのでは?」

 

 

「確かにそうだね。ラビリン喋ったいいかな?」

 

 

「あまりいいとは言えないけど仕方ないラビ」

 

そしてグレースはビョウゲーンの事を簡潔に伝えた。

 

 

「すみません金色の蒸気が発生をした直後蒸気機械が暴走した直後の映像はありますか?」

 

 

「もしかしたらビョウゲーンズの一人が映っているかもしれません。すみれさん達には言葉より映像が信頼出来ると思うので」

 

 

「カオルさん。その時の生きている映像があれば探して下さい」

 

 

「わかりましたすみれ様」

 

 

そう言いながらカオルは支配人室を出ていった。

 

 

 

そしてしばらくして・・・

 

 

「お待たせしました。すみれ様。何とかビョウゲーンズと言う人物が映っている映像が見つけました」

 

 

そう言ってカオルが支配人室に戻って来た。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ビョウゲーンキングダムと言う組織

「よく見つけましたカオルさん」

 

おうおうおわつらいむきに面白い素体があるじゃないか?進化しろ!!ナノビョウゲーン」

 

「ちっプリキュア達がもう来たのか、メガビョウゲーンやってしまえ」

 

 

「「メガビョウゲーンメガビョウゲーン」」

 

 

グワイワルの言葉を聞いた2体のメガビョウゲーンは本格的にプリキュアと響に襲いかかるのだった。

 

「ここまでしかありませんでした」

 

「しかしあのがっちりした男が出したあれが暴走機械をあのメガビョウゲーンと言う者に変化させるとは」

 

「私も驚きました。まさかあんな小さなものだとは」

 

「プリキュアの皆さんこの映像を花組にも見せて構いませんか?」

 

 

 

すみれがプリキュアの3人に聞く。

 

 

「「「ええ構いません。帝国華撃団の皆さんは当事者なので知る権利がありますから」」」

 

 

「ただ私達はこれ以上こちらの世界の降魔関連の事には関わりませんから」

 

 

「何故ですの?」

 

 

「私達は近いうちにこちらの世界を去るので」

 

「何でですの?」

 

 

「私達は本来こちらの世界にいてはいけない人間なので」

 

「グレースがそう言う。

 

「それにこのままこちらに居れば私達の存在が降魔以上の混乱を招く要因となる可能性がありますから」もしグワイワルとの戦いの映像がなければ、私達はその可能性を考える事は後になったと思いますが」

 

 

フォンテイーヌがそう言う。

 

 

「でも私達も帰還準備が終わるまでは、こちらの方で起きるビョウゲーンズ達との戦いには協力しますから」

 

 

スパークルがすみれに言う。

 

 

「仕方がないですわね。そう言う事なら諦めますわ貴女達の事は」

 

 

 

「「「すみません」」」

 

 

そしてプリキュアの3人は支配人室を出て大帝国劇場を出ていく。そして人通りの少ない公園で3人は変身を解除した。

 

 

「ふう。直哉君すみれさんに対しての答えはあれで良かった?」

 

 

のどかが直哉に聞く。

 

 

「ええそうですね。実際こちらの世界にこれ以上負担をかけるのは得策ではないですし」

 

 

「そうね飛鳥ちゃんも言ってたけど米田健二の姿が消えたのなら一度融合世界の方に戻るのもいいと思うわ」

 

ちゆが直哉の意見に同意する。

 

 

「それで飛鳥ちゃんと薫ちゃんはどこにいるの?」

 

 

「ああ、ひなたさんそれはあの二人ならまだ雨宮さくらさんといますよ」

 

 

「ええーー私達置いてきたの二人を?」

 

 

「いえいえ違いますよ。飛鳥ちゃんと薫ちゃんにとってはこの時代の人間と親しくなることは良いことの筈ですしね」

 

 

「「「あ、そう言えば飛鳥ちゃんと薫は世界は違えど未来人で今私達のいる時代から来てた」」」

 

 

「それに僕達と行動するよりは、別々に動く方が僕達はビョウゲーンズとワイスマンが狙っていますし、飛鳥ちゃん達の方は夜叉が狙っていますからね」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

この世界から離れるまでにすべき事1

「確かにそうね」

 

「それにこれは僕の勘ですけどこちらにいる敵の一部が融合世界の方に来そうな感じますから」

 

 

 

「「「ああ、夜叉とかワイスマンが復活させた大久保長安とかの事?」」」

 

 

 

 

 

「ええ、そうですね」

 

 

「それにもう一つの闇の米田健二が消えたことも気になりますし」

 

「確かにそうね」

 

 

「僕場合はその辺の記憶がほとんど失われていて、米田健二の怖さがいまだにわからないのですけど」

 

 

「飛鳥や薫が敵対心を強く持っている事と叔父さんの言葉を信用していますね」

 

 

「現にワイスマンも興味を持っている見たいですしね」

 

 

 

お前は気づいてるだろう紫藤飛鳥よ」

 

 

 

「ええーーどういう事よ飛鳥ちゃん」

 

 

「薫私達とパパ達がここの世界に来た事を覚えている?」

 

 

「ええ、それは今のパパと米田健二の接触を避ける為に・・・まさか米田健二の方に何かあったの?」

 

「その通り米田健二と言う存在は君達の世界から姿を消したそうだよ」

「なっ何でワイスマンがその事をしってんの?」

 

 

「さあ何故だろうね?ともかく彼が生きてるのか?それとも死んでるのかわからないが彼がいなくなったことは事実さ」

 

 

「確かにワイスマン貴方の言葉を信じるとすれば私達も今後の事を考えなければなりませんが、こちらの降魔陣営に貴方達のビョウゲーンキングダムに所属する貴方達の企みを止めてからですけどね」

 

 

「彼女達からワイスマンと夜叉の繋がりを持っている事を

聞いた時は驚きましたけど、グワイワルやダルイゼンの動きを見て少なくとも彼等の考えではないとしたけど確認するまでは言えなかったですね」

 

 

「そうだったの?」

 

 

 

「何せ、飛鳥ちゃん達がワイスマンと夜叉と遭遇している頃僕とのどかさんはシンドイーネと戦いをしている頃ですよ」

 

 

「そう言えばそうだった」

 

 

「でもあのメガノイズはもう相手をしたくないかも」

 

 

「奇遇ね私もよ」

 

 

「もしメガノイズが出てきたらシンフォギアを来た響をプリキュアになって貰わないと」

 

 

「無理でしょうね」

 

 

「やっぱりかなぁ」

 

 

「ああ、直哉君ちゆちゃんとひなたちゃんにシンドイーネ害ってた事を伝えていい?」

 

 

「構いませんよのどかさん」

そしてのどかはちゆとひなたに話し出した。

 

 

しかしどうしてシンドイーネがこちらに?」

 

 

「それはねグレースに個人的な恨みがあるからよ」

 

 

「「「「「恨みだって」」」」」

 

 

「そうよせっかく直哉君にメガ因子を植え付けてたのにグレースそれをあんたは直哉君をプリキュアに変身させる因子に変えてずるいんだから」

 

 

 

シンドイーネに言われてグレースとラビリンは思い出す。

一旦のどか話終了・・・

 

 

 

「「「「ええーー」」」」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

この世界から離れるまでにすべき事2

「「「「ええ直哉君にメガ因子を埋め込んだのシンドイーネだってーー」」」」

 

「うんそうなの」

 

 

そしてのどかは話を続ける。

 

もしその蠍が心臓に行ったらどうなるの?」

 

「恐らくですけど、僕はこのままだとメガビョウゲーンの仲間入りをするかも知れません」

 

!!

 

のどかとラビリンは直哉の言葉にショックを受けていた。

 

「ラビリン」

 

「のどか」

 

そしてのどかはキュアグレースに変身した。

 

グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラワー」

 

 

「ビョウゲーンキングダムのの印消えてーー」

 

そう言ってグレースはプリキュアの力を直哉体内に書かれている蠍の印を浄化をしたのだが・・・

 

「うわあああ」

 

 

「もうやめるラビグレースこのままだと直哉の体がもたないラビ」

 

「待ってもう少しで消えるの直哉君我慢して」

 

「うがああああーー」

 

 

「そしてあの大帝国劇場での発表に繋がるのね」

 

「そう言う事だよちゆちゃん」

 

「でもでもシンドイーネはいつ直哉君にメガ因子を埋め込んだの?」

 

 

「そうだぜ、いつ埋め込んだんだ?」

 

 

ひなたとニャトランがのどかに聞くが、答えたのは直哉だった。

 

 

「それは恐らく僕の記憶がないときにシンドイーネと接触した事があるんですよ」

 

「にゃんだとーー)

 

「ええーーいつの時?」

 

 

「「あああの時ね」ペン」

 

 

「ちゆさんとペギタンは思い出しましたね?」

 

「「ええ」ペン」

 

 

「僕自身がメガ因子を埋め込まれたと考えられるのはあの時以外には思い付かないので」

 

 

「成る程ね、それでこれから私達と響さんはどう動くの?」

 

「すみれさんに言ったように僕達は融合世界の方に帰還をすることが大前提としますが、飛鳥ちゃんと薫ちゃんの父親である自分、そして真宮寺直哉とのこちらでの再会、そして消えた米田健二何か嫌な感じがするんですよね」

 

 

「「「どういう事?」」」

 

 

 

「皆さんはトワさんやレイさんから聞いていると思いますが、飛鳥ちゃんの父親をしている自分紫藤直哉と真宮寺直哉は元々米田健二が生み出した存在なのは?」

 

「それは聞いてるよ」

 

 

「そしてその二人が米田健二が融合世界の方に来た直後僕達をこちらの世界に跳ばしたのなら僕はまだ米田健二に会ってはいけないのです」

 

 

「普通にそう言う形で来たろそうでしょうね」

 

「まさか・・・直哉君融合世界から消えた米田健二さんがここに来ていると思っているの?」

 

 

「はい、僕はそうにらんでます。飛鳥ちゃんと薫ちゃんの紫藤直哉も一時期米田健二の手駒になりかけた事例もあるようなので、勿論飛鳥ちゃんと薫ちゃんがで助けたみたいですけどその時は」



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

この世界から離れるまでにすべき事3

「もし本当に米田健二がこちらの世界に来ていたら3人は逃げて下さいね)

 

!!

 

「「「何でそんな事言うの?」」」

 

「それは貴女達が地球のお医者さんですから」僕個人より貴女達の世界の地球を優先してくださいと言ってるんです」

 

 

「案外僕が米田健二と一緒になれば誓約も消えてのどかさんは僕がいなくても変身出来るかもしれませんね」

 

 

「直哉君私達はそんな事望んでもないしそんな事言わないでよ」

 

「そうだぜ」

 

「そうラビよ」

 

「そうねもう貴方は私達のチームの一員なのだから」

 

「ちゆの言うとおりペン」

 

 

「フフ、そう言う答えなのね?プリキュアの答えは」

 

 

「「「貴女誰なの?」」」

 

 

「私はイヨだよ。ついでに融合世界から消えた米田健二の妹でもあるんだけどね」

 

 

「まさか融合世界にプリキュアがいるなんてね驚いちゃったよ」

 

「「「「「「貴女がイヨなの?」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

「あははかわいいじゃない。貴女達がヒーリングアニマルか私も欲しいなあ」

 

 

「「「何で俺達の」僕達の」私達の事を知ってる?」

 

 

 

 

「フフ、私達の知らないことはないんだよ。ただ融合世界に行くことが私と母さんは行けないからね」

 

「ただお兄ちゃんは別なんだよね」

 

 

「イヨさん私達に接触したのはどうしてですか?」

 

 

「のどかがイヨに聞く。

 

 

「フフ、安心していいよ。今接触したのはプリキュアと言う存在に興味があったからね」

 

「ねえ君達に相談なんだけど、君達3人トワとレイサイドからこちらに移籍しない?」

 

 

!!

 

「「「何だってーーラビ」ペン」ニャン」

 

イヨの言葉に3匹のヒーリングアニマルは驚いた。

 

「何で私達に移籍の話を持ちかけてきたの?」

 

 

 

「そりゃ勿論君達3人と3匹を殺すのは惜しいからね」

 

「私達の知らない力を知らずに終わらせるにはね」

 

 

「そう言う事なら私達の答えはイヨさん貴女の所には行きません」

 

のどかがイヨに向けて言う。

 

 

「そんなに急いで答えなくていいのに私達が動くのはまだまだ先だしね、だからその頃に君達が存在していればまた会いに来るよ」

 

 

「それじゃまたねプリキュア。出でよ魔装機兵天照」

 

 

そう言って天照を召喚したイヨは何処かに転移をしたのだった。

 

 

その頃大帝国劇場では・・・

 

 

「それで今回も含めて私達は貴女達の助力を受けて降魔や異世界の敵と戦えました。これからも響さん同様私達と協力してこの帝都を守りませんか?」

 

 

「どうする?」

 

 

「ええすみれさんのお誘いは魅力的ですが私達はこちらの世界にとどまる事は出来ません。私達の敵は私達がここにいるからこの帝都を襲うと私達は考えているので早急に私達の世界に戻ることを考えているので」

 

 

「そこを何とか出来ませんの?」

 

回想終了・・・

 

「はあ、何で私あの3人の気持ちを考える事が出来なかったの」

 

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

過去から蘇りし者再び前編

すみれは支配人室で先ほどまで話をしていた3人の少女達の事を考えていた。

 

 

「流石に急ぎすぎましたわね、彼女達がこちらに来たのは彼女達の敵がこちらに来たからですわね」

 

 

「本当にその認識でいいのかね?神崎司令」

 

 

!!

 

 

「プレジゼントG貴方がどうしてこちらに?」

 

「いやいや帝国華撃団の司令が違反の自覚もないとは・・・」

 

 

「違反ですってーー」

 

 

「ええ、そうですよ。華撃団連盟に所属している華撃団はこの世界の脅威と戦う事が明記されているのはご存知ですよね」

 

「ええ当然ですわ」

 

 

「しかし上海華撃団と帝国華撃団には、こちらの世界に存在しない者達との戦いを行った疑いが連盟に報告がありましてね」

 

 

「・・・それで確認のためにここに来たのですか?」

 

「そう言う事ですよ。すみれさん」

 

「ですが帝国華撃団と上海華撃団には連盟における規約違反をしているので帝国華撃団と上海華撃団には華撃団活動を停止してもらいます」

 

 

「なっ横暴ですわそれは」

 

 

すみれがそう言った直後通信が入った。

 

 

「すみれ様大変ですまた過去の亡霊が出ました」

 

 

「なんですって」

 

 

「落ち着きたまえ」

 

「プレジゼントG何故ですの?」

そしてプレジゼントGはある映像をすみれに見せた。

 

「「何だってーーラビ」ペン」ニャン」

 

イヨの言葉に3匹のヒーリングアニマルは驚いた。

 

「何で私達に移籍の話を持ちかけてきたの?」

 

 

 

「そりゃ勿論君達3人と3匹を殺すのは惜しいからね」

 

「私達の知らない力を知らずに終わらせるにはね」

 

 

「そう言う事なら私達の答えはイヨさん貴女の所には行きません」

 

のどかがイヨに向けて言う。

 

 

「そんなに急いで答えなくていいのに私達が動くのはまだまだ先だしね、だからその頃に君達が存在していればまた会いに来るよ」

 

 

「それじゃまたねプリキュア。出でよ魔装機兵天照」

 

 

そう言って天照を召喚したイヨは何処かに転移をしたのだった。

 

「どうだねこの映像を見ても君達が出撃する必要あるかな?」

 

 

「君達の過去の敵としても、彼等異世界の戦いに我々が関与すべきと思うかね?」

 

 

その頃花組隊員達は・・・

 

 

「おいおい司令はまだなのかよカオルさん。早く出撃しねえと大変な事になるぜ」

 

 

「先ほどからすみれ様に連続をしているんですが、反応がないんです」

 

 

「「「「何だってーー」」」」

 

 

「まさかこれは直哉君達の敵ですみれさんの動きを止めた者がいたとしたら・・・」

 

 

「カオルさん今すみれさんに来客はいますか?」

 

「ええ今はこの事態が起きる前まで華撃団連盟の方が来ていますがこの騒ぎで帰ったと思いますけど」

 

 

「私少し劇場の方を見てきます」

 

 

さくらはそう言って司令室を出ていった。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

過去から蘇りし者再び中編

地下司令室を出ていったさくらは飛鳥と薫と合流していた頃直哉達は

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

「「キュアタッチ」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

「「重なる2つの花」」

 

 

 

「キュアグレース」

 

 

 

「ラビ」

 

 

スタート」

 

「エレメントレベル上昇ペン」

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「キュアタッチ」」

 

 

「「交わる2つの流れ」」

 

 

「キュアフォンテーヌ」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

 「キュアタッチ」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光」」

 

 

 

「キュアスパークル」

 

 

 

「ニャン」

 

 

3人はプリキュアに変身して、魔装機兵天照と戦いを始めた。

 

 

「「「くうっやっぱりメガビョウゲーンとは違うから上手くダメージを与えられない」

 

「これは少し決着を早めに決めた方が良いかも知れませんね。ラビリン、ペギタン、ニャトラン今僕の霊力を預けます」

 

 

「わかったラビ」

 

「了解ペン」

 

「任せろニャン」

 

 

そして直哉はラビリン、ペギタン、ニャトランに自身の霊力を預けた。

 

「「「行くラビ!!グレース)フォンテイーヌ今だよ」

スパークルぶちかますニャン」

 

「「「わかった」」わかったわ」」

 

そして・・・

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン!キュン!キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア!スカイヒーリングストリーム」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、スカイヒーリングフラッシュ」

 

 

「グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア、スカイヒーリングフラワー」

 

 

3人のプリキュアの技に直哉の霊力をたしたそれぞれの攻撃が天照を捉えた・・・だが天照にはあまりダメージは通らなかった。

 

 

!!

 

 

その頃飛鳥と薫と合流したさくらは

 

 

 

「見つけた薫ちゃん飛鳥ちゃん」

 

 

「「どうしたんですか?さくらさん」」

 

 

そしてさくらは飛鳥と薫に地下司令室でのやり取りを伝えた。

 

 

そう言う事なら私達の答えはイヨさん貴女の所には行きません」

 

のどかがイヨに向けて言う。

 

 

「そんなに急いで答えなくていいのに私達が動くのはまだまだ先だしね、だからその頃に君達が存在していればまた会いに来るよ」

 

 

「それじゃまたねプリキュア。出でよ魔装機兵天照」

 

「「ええーーこちらの世界にイヨが来てるーー」」

 

 

「ええ、恐らくそうに違いないわ。そして私達の出撃を阻止してる何者かがいるわ」

 

 

「ええーーどうしてそんな事を?」

 

 

「成る程やっぱりパパの予測はある意味当たっていたんですね」

 

 

「どういう事飛鳥ちゃん?」

 

 

「さくらさんは早く劇場の方に戻って下さい。天照の方は私達とパパ達で何とかするので、帝国華撃を守って下さい。この件を使って帝国華撃団を潰すことが敵の狙いですから)

 

 

 

「何ですってーー」

 

 

飛鳥はさくらにそう伝えると薫と共に直哉とプリキュアの元に向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

過去から蘇りし者再び後編

「やっぱり純粋の魔装機兵には、中途半端の霊力攻撃は効かないみたいですね」

 

 

「じゃあ私達の攻撃がほとんど効かないの?」

 

 

「ええ、そう言う事ですね」

 

 

「じゃあ、どうするの?」

 

 

「直接な攻撃が効かないのなら足止めね、氷のエレメント」

 

フォンテイーヌが氷のエレメントの力を使い天照の足元を氷漬けにした。

 

その頃すみれは・・・

 

 

「しかし上海華撃団と帝国華撃団には、こちらの世界に存在しない者達との戦いを行った疑いが連盟に報告がありましてね」

 

 

「・・・それで確認のためにここに来たのですか?」

 

「そう言う事ですよ。すみれさん」

 

「ですが帝国華撃団と上海華撃団には連盟における規約違反をしているので帝国華撃団と上海華撃団には華撃団活動を停止してもらいます」

 

 

「なっ横暴ですわそれは」

 

「まあこちらとしてはかつての英雄が所属した帝国華撃団を活動停止にしたくはありませんがね」

 

 

「くっ」

 

 

「おうおう帝国華撃団活動停止命令とはずいぶん懐かしい話じゃないか?」

 

「誰ですか?お前は」

 

 

「名乗るほども無いが、プレジゼントGだっけ俺はお前の協力者と何かと因縁があるんだが、ここでパラしてもいいんだぜ。どうする?プレジゼントGよ」

 

 

「ちっ仕方がないここは引きますよ。まさか奴の分身体の貴様が邪魔するとはな」

 

 

「おっと勘違いするなよプレジゼントG俺はあの魔装機兵天照を召喚した奴を追いかけていただけだ。そして、懐かしい大帝国劇場に来たら。嫌らしい言葉を聞いたのでね」

 

 

「少し寄っただけだぜ、なにもプレジゼントGのあれを邪魔するつもりはないが・・・おっとすまんプレジゼントG」

 

「貴様ーーよくも」

 

 

「さてプレジゼントGさん先ほどの少年の言葉は事実ですか?」

 

「・・・はい」

 

「ギャアアア。お許しをすみれ様ーー」

 

 

その頃飛鳥薫は直哉達と合流をしていた。

 

 

「「お待たせしました。パパとプリキュアの皆さん」」

 

 

「「「「「「飛鳥ちゃんに薫ちゃん」」」」」」

 

 

「よしこれなら天照を倒せるぜ」

 

「待って相手はロボットで飛鳥と薫は機体に乗ってないのよ。無理よ」

 

 

ニャトランがそう言うがフォンテイーヌがニャトランの言葉を否定する。

 

 

 

「「大丈夫ですよフォンテイーヌさん。私達にはこれがありますから」」」

 

 

そう言って二人は手に持つアクセサリーをかざすと光の中から光武改が出てきた。

 

 

 

「「「「「なっ靈子甲冑」」」」」

 

 

新生帝国華撃はモニターに突然現れた光武改に驚くのだった。

 

 

「「「ええーーサイバスターとザムジードじゃないどういう事ーー」」」

 

プリキュア達も飛鳥と薫が呼びたした機体が違うことに驚きを隠せないでいた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

懐かしい機体

「そんなまさかあの機体は光武改ですわ」

 

 

その後すみれは光武改の出現後慌てて地下司令室に向かった。

 

その頃地下司令室では・・・

 

 

「「「「「なっ何だあの機体」」」」」

 

「何なんだあの機体どこから出てきた?」

 

「しかしあの機体かなり古い機体のようですね」

 

 

「ああ、まるで司令が隊員として戦っていた頃の機体だ」

 

 

「流石神山隊長ですわね。あの機体は光武改と言う機体ですわ。旧帝国華撃団の主力機体でしたわ」

 

「「「「司令」」」」

 

 

「すみれ様」

 

 

「神崎司令俺達にも出撃許可を」

 

 

「・・・いえその必要はないでしょう。敵の魔装機兵も1体のようですしね」

 

 

「しかし」

 

 

「それにあの光武改に乗っている方は、恐らく今の貴方達より強いので貴方達が行くことであの光武改の足を引っ張る可能性が高いですわ」

 

 

「「「「・・・」」」」

 

「そんな事やってみなけりゃわからないですよ。すみれさん」

 

 

「皆さんいい機会なのでこの光武の動きをしっかり見ておくように、まさか今日懐かしい人を思い出せるとは思いませんでした」

 

 

すみれがそう言った直後2機の光武から同時にとある技が出た。

 

 

「「破邪剣征・桜花爛漫」」

 

 

!!

 

「この技はさくらさんの?あり得ませんわさくらさんは幻都にいるはずなのに」

 

 

 

その頃見地にいるプリキュア達と雨宮さくらは・・・

 

 

 

「スゲー飛鳥と薫の霊力はこんなに凄いのかよ」

 

 

「本当だね。ニャトラン」

 

 

「二人が戦う所は初めて見るけどこの二人の霊力を増幅しているのが光武改なのね」

 

「本当に凄いペン」

 

 

「ふうなんとかなったね薫」

 

「そうだね。私なんて光武改に乗るの久しぶり過ぎてヤバいと思ったけど」

 

「あはは、本当上手く倒せて良かった」

 

 

そう言って飛鳥と薫は光武改から降りてプリキュア達と雨宮さくらのもとに向かった。

 

「あはは、本当にあの双子が紫藤直哉の方にいるなんてね本当の父親を捨てる覚悟があるみたいだね」

 

 

 

そう言ってイヨは直哉達に見つからないように撤退したのだった。

 

 

「お疲れ様二人共流石真宮寺さくらさんの娘ですね」

 

 

「へっなんかパパがおかしいよ。飛鳥ちゃん」

 

 

「なんか他人行儀だし」

 

「直哉さん。幼馴染世界のパパの言葉を気にしてるんですか?」

 

 

「・・・」

 

 

 

米田健二と戦いをするときに彼の事を少しでも知っておくべきと思うので」

 

 

「そうか、君の回りにいる仲間は米田健二と対峙をしたことがないのか?つまりなのはやフェイト達のミッドチルダが融合世界には存在しないのか」

 

 

「あのーー誰ですか?なのはさんとフェイトさんて?」

 

 

「ああそれは自分が幼馴染世界で保護した異世界の住人だった人物で、彼女の世界で事故にあって幼馴染世界に来てしまった。少女だよ」

 

 

「そして飛鳥と薫の叔母になったけどね」

 

 

「まあなのはとフェイトの二人の事に関してはこの辺で言いかな?」

 

 

「わかりました」

 

 

「後米田健二に関しては、トワから聞いたけど今の所記憶を失っていることから直哉君君に自分と健二の関係を今の段階で教える事はないよ。残念だけど」

 

 

!!

 

「どうしてです?」

 

 

「それは融合世界の米田健二は記憶を失っていることから全てをそのまま同じ繰り返しをする可能性は低いと今の段階ではそう考えている事が原因だよ」

 

 

「それはあくまでも、これから米田健二の元にある女性が近づく事がなかった場合ね」

 

 

「それは一体誰なんですか?」

 

 

「その事を自分が言うことは出来ない」

 

「どうしてです?」

 

「それは君と自分がこれ以上話してはいけないからね?どうしてもその女性の事を知りたいのならトワとレイに聞いて欲しい」

 

「ええ、ふと思い出してしまいまして」

 

 

「うう、パパその他人行儀みたいなしゃべり方やめてよ」

 

そして直哉達は一度自分達の基地に戻って行った。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

魔装機兵天照戦のその後1

天照戦後から数日後新生帝国華撃団に世界華撃団連盟から活動停止命令が届いたのだった。

 

 

 

「なっ私達は出撃しなかったのにどういう事ですの?」

 

「すみれ様大変もうしにくいのですけど恐らく原因はすみれ様の行動が原因かと」

 

 

そしてカオルはその時の行動を記録している映像を再生した。

 

 

「おっと勘違いするなよプレジゼントG俺はあの魔装機兵天照を召喚した奴を追いかけていただけだ。そして、懐かしい大帝国劇場に来たら。嫌らしい言葉を聞いたのでね」

 

 

「少し寄っただけだぜ、なにもプレジゼントGのあれを邪魔するつもりはないが・・・おっとすまんプレジゼントG」

 

「貴様ーーよくも」

 

 

「さてプレジゼントGさん先ほどの少年の言葉は事実ですか?」

 

「・・・はい」

 

「ギャアアア。お許しをすみれ様ーー」

 

 

「いかなる理由があるといっても相手は連盟の長を殴るとは」

 

 

「仕方がないでしょう。あんな話を聞いた後では?」

 

 

「すみれ様の気持ちもわかりますがこれにより帝都における防衛戦力は0となりました」

 

 

「はっ?上海華撃団がいますわよね?カオルさん」

 

 

「上海華撃団については隊長の機体が以前の戦いで大破に近い状態で出撃不能で行方不明の隊員も入ることと言うことで実質うちと同じ状態ですね」

 

 

 

「・・・何ですってーー」

 

 

 

その頃紫藤直哉達と一緒にいる雨宮さくらの元に誠十郎から連絡が来ていた。

 

 

 

「ええーーどうしてそんな事に」

 

 

「ああ司令が言うには帝国華撃団は華撃団連盟の規約違反と言う事で華撃団活動停止命令が出された。理不尽と思うが理解してくれさくら」

 

 

「誠兄さんは本当にそれでいいと思います?」

 

 

「俺は個人的な意見で言えぱ異世界の敵も俺達が戦うべきと思うが、華撃団連盟の意見もわかるんだ。降魔や霊的災厄に対抗出来るのは華撃団なのだから」

 

「さくらとりあえず戻って来て欲しい今後についてすみれさんが伝えると言っていたから」

 

 

「わかりました」

 

 

そしてさくらは誠十郎との通信を切った。

 

 

 

「成る程こういう形で帝国華撃団を封じ込めるのは流石ですね」

 

「直哉さん何か知ってるんですか?」

 

「僕が知ってると言うわけではなく飛鳥ちゃんと薫ちゃんのお父さんの世界の頃に互いに知り合った世界の方で陸軍の要請で帝国華撃団が活動停止にまで追い込まれていたそうですよ」

 

「ええーー私達と同じような事が別の世界で、起きてたなんて」

 

 

 

「まあ自分もさくらさんに説明してますけどその頃の事は飛鳥ちゃんや薫ちゃんに聞いたんですがね」

 

 

「とにかくさくらさんは大帝国劇場に戻って下さい。恐らく僕達をこちらの世界にいたせたい人物のせいで帝国華撃団を活動停止に追い込んだ者が動くかも知れないので」

 

 

「ええーー」

 

 

 

その後雨宮さくらは大帝国劇場に戻って行った。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

魔装機兵天照戦のその後2

「ねえ直哉君さっきさくらさんに言ったこと本当にそう思ってる?」

 

 

「ええ、響さん僕は意図的にそうなるように仕向けられたと思ってます」

 

「それはどうして?」

 

「それは彼女の出現によって原作世界に悪影響を与えられたからですね。まあ彼女にとって僕はとるに取らない程度の存在のようですけどね」

 

 

「ああ、イヨの事ね。確かにこのタイミングでの遭遇は普通ならしないね。だって私達は融合世界に戻る準備をしているんだからちょっかいを出すなら。融合世界でした方がいい筈だよね」

 

 

 

「ええ、その筈です。でもそれをせずにこちらで動いたのは、何かしら意味を持つと思うので」

 

 

「単純に融合世界に戻る事を阻止したかったんじゃ?」

 

 

「ええ、そうも考えましたが自分イヨとか米田健二に関する記憶が無いので、何の為に僕に接触するのかがわからないのですよ」

 

「そっか直哉訓は世界が変わるとき記憶も最低限記憶しか継承されないんだっけ」

 

 

「ええ、そうみたいですね。だから今回から守護者をつけたんじゃないかなと僕はそう思いますね」

 

 

「成る程ね確かに世界が変わる度に記憶がなくなるならそれをサポートする人が必要だね。前の背かにある程度詳しい人が」

 

 

「ええ、そう言う意味で今回の初期の守護者は響さん、エステルさん、まだ会ったことない獅童光さん達と、雨宮さくらさんの四人が決まって、そして五人目は恐らく前の僕と最後まで一緒にいたらしいのどかさんとラビリンになったんじゃないですかね?」

 

 

「ああだから・・・」

 

そして響は思い出す。

 

 

「ふう、今日もいい天気だね、響さんとのどかちゃん。僕が君達を見つけて1週間になるけど君達は家出とかしたの?」

 

「「いいえ私達は貴方の生活のサポートをするように言われてきた家政婦と思ってください」」

 

「家政婦ねえ・・・両親が不慮の事故にあってから天涯孤独の僕に君達を送りつける人はいないはずなんだけど?」

 

「あははそんな事気にしなくていいですよ。貴方は貴方のままでいてくれれば」

 

「そうなの?まあ、良いや今日は大帝国劇場の米田さんに呼ばれていたから僕は行くよ」

 

「「行ってらっしゃいませ」」

 

そう言ってこの家の主は大帝国劇場に向かった。

 

 

「私とのどかちゃんが最初から出番があったんですね」

 

 

「ええ、今だからわかることですけど、響さんとのどかさんは変身しているのがバレなければ一般人として行けるとトワ達も考えたのでは無いですかね」

 

 

「成る程ね、でも直哉君私達はこれからどうするの?」このまま融合世界に戻る?」

 

 

響が直哉に聞く。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

魔装機兵天照戦のその後3

「とりあえず上海華撃団のメンバーがメガ光武に取り込まれているのでその人を助けるまではこちらにいますけど」

 

 

「ああそうだったねイヨや天照の登場で忘れてたけど、確かにあの件は私達の領分だね」

 

待て待て上海華撃団参上!!

 

「貴様達が降魔を異形の姿に変えた奴等か」

 

「異形の姿・・・ああ、メガビョウゲーンの事か、そうだよ俺達がしたのさこんな風にね」

 

「進化しろナノビョウゲーン」

 

 

「きゃあああ」

 

 

「ユイ大丈夫か?」

 

 

ダルイゼンの産み出したナノビョウゲーンが上海華撃団のユイの乗る機体に感染し3体目のメガビョウゲーンとなってしまった。

 

「ちょっここに来てもう一体メガビョウゲーンが増えるなんて」

 

 

 

「おいユイの機体はどうなったんだ?」

 

「落ち着いて下さい。彼女の機体はナノビョウゲーンと言う者に感染しメガビョウゲーンの進化メガ光武に変化したんです」

 

 

「なんだと早くユイを助けることはできねえのか」

 

「ええ、あの時はまさか分断をさせられるとは思ってなかったからですね、上海華撃団のメンバーが気がかりです」

 

 

「でも直哉君その事ばかりを考えるのはよくないよ」

 

 

「ええ、わかってるんですが」

 

 

 

「そう言えばこちらの帝国華撃団は活動停止なのは本当なの?」

 

 

「ええ、華撃団連盟からそう言う通達がきたみたいですね」

 

 

「華撃団連盟というのがあるのね」

 

 

「ええ、一応調べたら僕達の世界の帝国華撃団は軍の管轄でしたけど、どうやらこちらの方は連盟がそう言う部分を統括しているみたいですね」

 

 

 

「成る程ね」

 

「ならさ、直哉君あの時の事をこちらの帝国華撃団でしたら?」

 

 

「あの時?」

 

 

そして響が直哉に説明をする。

 

 

「なるほどわかりました。帝国華撃団の皆さん。これから暫くの間ですが貴方達には、帝都以外に現れる全ての脅威と戦うことが特殊遊撃としてのたった一つの任務となります。」

 

「ちょっと待ってください。全ての脅威とはどういう意味ですか」

 

「言葉通りですよ特殊遊撃部隊管轄は簡単に言えば、融合世界の全ての守り手なのですから」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「あ、それ以外に友好的な異世界とも交流等もしていますがね」

 

「まさか俺達にノイズやメガビョウゲーンと戦えということですか?」

 

「ええ、そうですよ、ただその二つが融合世界の脅威とは違いますけどね」

 

!!

 

「ノイズとメガビョウゲーンはあくまで融合世界内部に存在する敵に過ぎません。僕達の今の段階の脅威は融合世界の外からくるので」

 

 

!!

 

帝国華撃団の関係者は直哉の言葉に驚いていた。

 

「ちょっと待ってください響さん。あれは融合世界の帝国華撃団ですから出来た事で、こちらの世界の帝国華撃団では絶対できないと思いますよ」

 

「それでもやってみようよ直哉君」

 

 

「ええーー無理ですよ絶対」

 

 

響の提案に否定的な直哉だった。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

活動停止の処分を受けた帝国華撃団のその後

雨宮さくらは誠十郎の通達を聞いて急いで大帝国劇場に戻ってきた。

 

 

「ただいま戻って来ました。誠十郎さん」

 

 

「ああお帰りさくらもうすぐすみれさんから説明があるから地下司令室に向かおう」

「はい」

 

その頃地下司令室では・・・

 

「どういう事だよ。すみれさん帝国華撃団が活動停止とは」

 

 

「・・・」

 

すみれは初穂の質問をスルーした。

 

 

「何で答えてくれないすみれさん」

 

 

「まあ初穂さんさくらさんも隊長も来てませんし待ちましょう」

 

 

クラリスが初穂に言う。

 

 

「ちっわかったよ」

 

 

 

「来ましたね」

 

 

「「遅くなりました」」

 

 

「薫さんあの映像を再生してください」

 

 

「わかりましたすみれ様」

 

 

「まず皆さんこの時を覚えてますか?」

 

 

映像開始

 

俺達に何か手伝えることないか?」

 

「あるわけないだろお前たち人間に」

 

 

 

「ありがとうございますなら僕たちに霊力を渡してくれますか?

 

 

「霊力を・・・てペンギンが喋っている」

 

神山は自分と話をしている相手がペンギンとわかり驚いていた。

 

 

「お久しぶりだねスパークルとニャトランも」

 

 

「「おおーーさくらさん」じゃん久しぶり」

 

 

「しっ隊長が私達の事を知らないからあくまで知らない人のようにしてね」

 

「わかりました」

 

「それで何でこんなに苦戦してるの?」

 

 

「ああこのメガビョウゲーン達は霊力で浄化する力を相殺してるんだ、だから俺達に霊力を渡す直哉がいないからあのメガビョウゲーン達を浄化出来ないんだ」

 

 

「わかったわそう言う事なら私が直哉さんの代わりに力を貸すよ」

 

 

「本当か、助かるぜさくら」

 

 

そしてさくらは自分の霊力の一部をニャトランに渡した。

 

 

 

「よっしゃこれでいける行くぞスパークル)

 

 

「いいよニャトラン」

 

 

 

そう言いながらスパークルは車型メガビョウゲーンの前にたった、

 

 

「プリキュアチェリーヒーリングフラッシュ」

 

 

「メガガガガSビョウゲーン」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

 

スパークルの放った技はまるで桜吹雪の様にメガビョウゲーンを取り囲んで視界を奪いその直後に一本の矢のように車型メガビョウゲーンを貫き浄化する事に成功した。

 

 

「「何だと」馬鹿な奴等は紫藤直哉がいないのに霊力バリアを貫通しただと」

 

映像終了

 

「この時の事が華撃団連盟に知られこの戦闘に関与した私達帝国華撃団と上海華撃団にそれぞれ連盟の規約違反をしていると通達されました」

 

 

 

「「「「「規約違反?」」」」」」

 

 

「そうらしいですね。私もその規約があることを知らなかったですけど」

 

「なんか臭うな、私達を嵌める為の作戦じゃないか?」

 

「それでも納得いかない敵を倒して怒られるなんて」

 

「初穂さん私達は最弱な華撃団なのに誰が嵌めると言うのですか?」

 

 

隊員達がそれぞれ意見を言う。

 

「うっそれは・・・」

 

 

「神崎司令その通達は正式な物ですか?」

 

「ええ、悔しいけど正式な物ですよ雨宮さん」

 

 

「しかし異世界の敵と戦って規約違反と言われ、その上活動停止ですか」

 

 

 

「何か初穂が言ったように何かこの決定には裏がありそうな気がします」

 

 

「神山隊長もそう感じますか」

 

 

「それで私達はどうすればいいんだ?」

 

 

「とりあえず帝国華撃団は表向きには連盟の指示に従います。

 

「「「何で」」」

 

初穂とクラリスとあざみはすみれの言葉に疑問を持つ。

 

 

「待て3人共神崎司令表向きにはと言いましたねどういう事ですか?」

 

 

「ええ、正直この決定は不当と思いましたが、それはこの世界を守る戦力を失う訳にはいかないと連盟が考えるのは当たり前だと思いませんか?」

 

 

「「「「「それは確かに・・・」」」」」」

 

すみれの説明に納得していた隊員達だった。

 

「でもよ連盟の活動停止期間は私蔦は何をすればいいんだ」

 

 

「そうですね。華撃団活動が出来ないのなら演劇の部分も出来ないと思うので大帝国劇場は休館でしょうね」

 

 

「なんだよそれは」

 

 

クラリスの言葉に初穂が反応する。

 

 

「大丈夫ですよ皆さんには、休館の間に彼女達を探して下さいね」

 

 

「「「「「ええーーそんな無茶苦茶な」」」」」」

 

「あら私にはそんなに難しいとは思いませんよ、ねえ雨宮さん」

 

 

!!

 

「すみれさん、私の事を知ってるの?」

「さあ何の事だかわからないなあ」

 

「まあいいですわ。皆さんそう言うことでいいですわね?」

 

 

「「「「「了解です」」」」」

 

 

 

そして緊急の話し合いは終わった。

 

 

その頃直哉達の方でも話し合いをしていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紫藤家のお墓にて2今後の事について

「ちょっと待ってください響さん。あれは融合世界の帝国華撃団ですから出来た事で、こちらの世界の帝国華撃団では絶対できないと思いますよ」

 

「それでもやってみようよ直哉君」

 

 

「ええーー無理ですよ絶対」

 

 

響の提案に否定的な直哉だった。

 

 

 

「しかし異世界の僕達と協力出来る状態ではないですよ。響さん先ほどのさくらさんの報告では」

 

 

「うーんそこは直哉君の腕次第だよ」

 

 

「はー結局そう言う事になるんですか・・・」

 

その時別室にいたのどかとひなたが直哉達の部屋にきた。

 

 

「「大変だよさくらさんが・・・帝国華撃団の皆さんを連れてここに来てるよ」」

 

 

「「ええーーどうしてここに帝国華撃団の皆さんと来てるなんて」」

 

直哉と響はどうしてこうなったのかがわからずにいた。

 

 

「直哉さんすみませんこの家に入っていいですわ?」

 

 

その時雨宮さくらの声が直哉達の所に聞こえる。

 

その頃地上では

 

「直哉さんすみませんこの家に入っていいですわ?」

 

 

「おいさくらなにしてんだ?そこお墓だぞ」

 

 

初穂がさくらの奇妙なんで行動に声をあげる。

そして直哉は、これ以上隠し通しても意味がないだろうと思い、新生帝国華撃にをお墓の中に案内を始めた。

 

 

 

 

「「うおっ墓が勝手に動き始めた」」

 

誠十郎と初穂が同時に声をあげる。

 

 

「さあ皆さん、許可をを取れたので会いに行きますよ。何をビクビクしてるんです?」

 

 

「「「「「ええーーまさかお墓が家なの?ーー」」」」」

 

さくらを除く全員が本当にこのまま進んでいいのか不安でいっぱいだった。だがそれは杞憂に終わった。

 

 

その頃直哉達の方では・・・

 

 

「とりあえず響さん。貴女が年長者なので帝国華撃団の方の相手をお願いしますね」

 

 

「ええーー直哉君がしないの?」

 

 

「僕は今のどかさん達の世界での12歳なので僕がしきるとおかしな事になり得るので響さんにお願いしてるんです」

 

 

「うんそれがいいよ恐らくね」

 

 

ひなたが響に言う。

 

そして響が帝国華撃団と話をすることになった。

 

 

 

「あ、君はいつかの・・・」

 

「お久しぶりですね神山さん」

 

 

「隊長こいつの事しってんのか?」

 

 

 

「ああ」

 

 

そして神山は話し出す。

 

「大丈夫ですか?」

 

響が二人に言う。

 

 

「何とか大丈夫です」

 

「こっちも操縦は可能だ。響さんは危険ですので避難してください」

 

 

神山がそう言うが響は断った。

 

 

「いえ、私も霊力はないですけどこの力があるのでだです」

 

 

そして響は改めて神山の前でシンフォギアを纏った。

 

 

「なっ響さんその姿は一体?」

 

 

「見てて下さい。神山さん」

 

 

そして響は、巨大降魔獣凶骨の頭上に跳躍し、そして凶骨の頭を殴った。

 

 

「だああありゃーー」

 

 

 

GOOOGOOO

 

 

そして凶骨についてる機械的なパーツを全て響の攻撃で破壊をしたのだった。

 

 

「ふう、これでビームもミサイルも撃てなくなったので後は任せますね帝国華撃団の皆さん」

 

 

 

「君が使った不思議な力で凶骨の武装を破壊してくれて助かったよ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紫藤家のお墓にて3帝国華撃団の来訪前編

「いえいえ、大した事はしでませんよ私は」

 

「いえ貴女が協力をしてくれたので凶骨は倒せたんだと思ってます」

 

「ありがとうございました」

 

 

 

「あれは私達が勝手に帝国華撃団さんの戦いに介入しただけですし」

 

 

「それにしてもよく私達がいる場所を見つけましたね」

 

 

響はそう言いながらさくらを見る。

 

 

「あはは、それは・・・」

 

「響さん彼女責めないで下さい。彼女はここについては一言も喋ってないのですから」

 

 

「そうなですか?」

 

 

響が誠十郎に聞く。

 

 

「ええ、俺達の方で赤坂での戦いが終わった時にですね)

 

 

「赤坂の戦い・・・あああの戦いですね」

 

 

 

「そう言って響は思い出す。

 

「なっ降魔だと!!凄い数だ50は軽くいるんじゃ?」

 

「そんな事より劇場に連絡しなければ被害が大きくなるぞ」

 

そして誠十郎が連絡をした直後緑色オレンジの機体が通りすぎた。

 

それを見た誠十郎は数日前にすみれから聞いた事を思い出していた。

 

 

「成る程あれが上海華撃団か」

 

上海華撃団サイドでは・・・

 

急ぐぞユイ赤坂に50以上の降魔が出るのはある意味異常だからな」

 

「うん、シャオああーー赤坂の降魔の反応200に増大」

 

「なっ何だと!!」

 

 

その頃戦闘地点では・・・

 

 

 

「「破邪剣征桜花爛漫!!」」

 

「だああありゃああーー」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン!キュン!キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア!スカイヒーリングストリーム」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、スカイヒーリングフラッシュ」

 

 

「グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア、スカイヒーリングフラワー」

 

 

「「「GOOO」」」

 

 

 

「あの時に何かを仕掛けたんですか?」

 

「ええ、司令が言うには赤坂周辺が怪しいと言う一言で決まったそうです」

 

 

「ふむ、そうなんですか?それで帝国華撃団の皆さんは、どうして私達に接触をしようとしたのですか?」

 

「それは・・・」

 

 

「もしかして活動停止問題が起きたからですか?」

 

 

!!

 

「何でお前がその事を知ってるんだよ」

 

 

初穂が喧嘩腰で響に聞く。

 

 

「落ち着け初穂」

 

 

「でもよ隊長こいつの事信用出来ないぜ私は」

 

誠十郎が初穂を静める。

 

 

「すみません響さん」

 

 

「いえ気にしてませんよ神山さん。私達はこちらの世界では異邦人なので、こちらの世界の情報を得るために本来はしてはいけない方法で情報を得てるのでお互い様ですね」

 

 

「・・・そうなんですね」

 

 

誠十郎は響の言葉に驚きを隠せないでいた。

 

 

「さてこんな所で立ち話もあれなので「奥の部屋で話しましょうか」

 

 

 

そして響の案内で帝国華撃団のメンバー全員が奥の部屋に向かうのだった。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紫藤家のお墓にて3帝国華撃団の来訪後編

響の案内で帝国華撃団のメンバーは紫藤家のお墓の異常さについて話をしながら移動をしていた。

 

「なんだよここ私達の技術をはるかに超えてるぜ」

 

 

「ああ、彼女達に取っては普通なのかも知れないが、歩きながら電話をしたり、蒸気アンテナも無いのにテレビやラジオを見たり聴いていたな」

 

「しかも私達よりしたの子達が多いですね」

 

 

「ああ、あずみと同じか少し上の子達しかいないな」

 

 

「そりゃそうですよ誠兄さん。貴方は覚えて無いかも知れないけど直哉さんは、自分の年齢をその世界毎に変わるんですから」

 

 

さくらは心の中で呟く。

 

そして目的の奥の部屋に着いた。

 

 

「それで帝国華撃団の方から私達に接触した理由を聞かせてもらえますね?」

 

「あのその前にここには大人はいないんですか?」

 

 

 

誠十郎が響に聞く。

 

 

「ええ、ここには大人はいませんよ。貴女達も見たですよね?ここに来るまでに」

 

 

「それは・・・」

 

 

「お前達はこんな奇妙な墓の中で暮らしておかしいだろう?」

 

 

「東雲初穂さん。その気持ちは貴女個人の意見ですか?それとも帝国華撃団の総意ですか?」

 

「何だよそれは?」

 

「この部屋に入っての全ての発言は自動的に記録されるので発言には十分気をつけて下さいね」

 

 

「きたねえぞお前」

 

「汚いもありませんよ。そうやって私達異世界に信頼出来る人がいるのか調べているんですから」

 

 

「誠兄さん初穂を止めてください。このままでは話が進みませんよ」

 

 

「ああ、そうだな」

 

 

暫くして・・・

 

 

 

「成る程帝国華撃団として活躍停止になったから降魔やメガビョウゲーンを倒せる私達の仲間に貴女達を組み込んで欲しいとはずいぶん勝手ですね」

 

 

「そちらの司令官は本当にそう指示をしたんですね?」

 

 

「ええそうです」

 

 

「・・・わかりましたそちらの提案を受けましょう」

 

「本当ですかありがとうございます」

 

「やったなみんなこれで帝都を守れるぜ」

 

 

 

「ああそれは出来ませんよ。私達後一時間後にこの世界を離れますので」

 

 

!!

 

「何だよそれは」

 

 

「私達もずっとこちらの世界にいられないんですよ。ここにいる子供達の為に定期的にそれぞれの世界に行くことで衣食の元を購入したり子供達の家族にも合わせたりしないのはまずいですからね」

 

 

「そうですかそう言う理由では俺達も無理に反対出来ませんね」

 

 

「隊長いいのかよ。私達が帝都を離れても」

 

「帝都を離れるのは俺とさくらの二人だ初穂とクラリスとあざみは帝都に残って欲しい」

 

 

!!

 

「「「隊長本気か?」」」

 

「ああ、俺は本気だ」

 

「響さんもそれで構いませんか?」

 

 

「私達は提案に乗った以上帝国華撃団の何人が私達と行動を共にするかはこちらに決定権があるわけではないので構いませんよ」

 

 

「ただ先ほども言いましたが、一時間後にこの世界を離れるのでついてくる方は準備をお願いしますね」

 

 

 

 

「「わかりました」」

 

 

そして帝国華撃団は一時大帝国劇場に戻って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帝国華撃団の帰宅後

「ふう、疲れた。慣れない事をするんじゃないよ」

 

 

「お疲れ様響さん」

 

 

「直哉君本当に一時間後に融合世界に戻るの?」

 

 

「いえ戻りませんよ。上海の彼女を助けてから戻りますよ」

 

 

「ええーー」

 

 

「響さん。僕は一言もこの世界での一時間後に移動するとは言ってませんよ」

 

 

「・・・ああ、そう言えばそうだ」

 

「僕はあくまでも融合世界での時間の一時間後に移動すると言ったんですよ」

 

 

「響さんは悪くないですよ。それにこういう情報を流せば食い付く彼等が動くと思うので」

 

 

「成る程ね」

 

「はっきり言って無理矢理かんがあるのは拭えませんけどね」

 

 

 

その頃ワイズマン達は・・・

 

 

紫藤直哉達の動向見ていた。

 

そちらの司令官は本当にそう指示をしたんですね?」

 

 

「ええそうです」

 

 

「・・・わかりましたそちらの提案を受けましょう」

 

「本当ですかありがとうございます」

 

「やったなみんなこれで帝都を守れるぜ」

 

 

 

「ああそれは出来ませんよ。私達後一時間後にこの世界を離れますので」

 

 

!!

 

「何だよそれは」

 

 

「私達もずっとこちらの世界にいられないんですよ。ここにいる子供達の為に定期的にそれぞれの世界に行くことで衣食の元を購入したり子供達の家族にも合わせたりしないのはまずいですからね」

 

 

「そうですかそう言う理由では俺達も無理に反対出来ませんね」

 

 

「隊長いいのかよ。私達が帝都を離れても」

 

「帝都を離れるのは俺とさくらの二人だ初穂とクラリスとあざみは帝都に残って欲しい」

 

 

!!

 

「「「隊長本気か?」」」

 

「ああ、俺は本気だ」

 

「響さんもそれで構いませんか?」

 

 

「私達は提案に乗った以上帝国華撃団の何人が私達と行動を共にするかはこちらに決定権があるわけではないので構いませんよ」

 

 

「ただ先ほども言いましたが、一時間後にこの世界を離れるのでついてくる方は準備をお願いしますね」

 

 

 

 

「「わかりました」」

 

 

そして帝国華撃団は一時大帝国劇場に戻って行った。

 

 

 

「おい、このままでは奴等が居なくなる。ワイズマン私にメガ光武をかせ」

 

 

「メガ光武を使ってどうする気ですか?」

 

 

「決まっている。メガ光武を使ってあの双子と紫藤直哉を殺してやる。見ていろワイズマン」

 

 

そう言って夜叉はワイズマンと別れた。

 

 

 

「まあ、良いだろうあえて紫藤直哉の思惑に乗ってやろうではないか」

 

 

そしてワイズマンは命令をする。メガ光武メガビョウゲーンそれぞれ銀座にある大帝国劇場を襲え」

 

 

「GUOO」

 

「メガビョウゲーン」

 

 

「さてダルイゼンすまないが君に出撃依頼をするよ。)

 

 

「俺に?あの2体は夜叉が指揮するのではないの?」

 

 

「ああ、基本はそうだが、夜叉は感情的になりやすいようだからね」

 

 

「ああ成る程ね」

 

「そしてメガ光武と共に出したメガビョウゲーンには仕掛けがあってね」

 

 

「しかけ?」

 

 

そう言ってワイズマンは不敵な笑みを浮かべる。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

報告と襲撃1

「それで交渉は上手く行ったんですの?」

 

 

すみれが誠十郎に聞く。

 

 

「ええ何とか協力はしてもらえそうですが・・・」

 

「どうしたんですの?」

 

「ええ、実は」

 

そして誠十郎は話し出す。

 

 

 

暫くして・・・

 

 

 

「成る程帝国華撃団として活躍停止になったから降魔やメガビョウゲーンを倒せる私達の仲間に貴女達を組み込んで欲しいとはずいぶん勝手ですね」

 

 

「そちらの司令官は本当にそう指示をしたんですね?」

 

 

「ええそうです」

 

 

「・・・わかりましたそちらの提案を受けましょう」

 

「本当ですかありがとうございます」

 

「やったなみんなこれで帝都を守れるぜ」

 

 

ここで誠十郎は一旦話を止める。

 

「ふむそれで相手の答えはどうでしたの?」

 

ああそれは出来ませんよ。私達後一時間後にこの世界を離れますので」

 

 

!!

 

「何だよそれは」

 

 

「私達もずっとこちらの世界にいられないんですよ。ここにいる子供達の為に定期的にそれぞれの世界に行くことで衣食の元を購入したり子供達の家族にも合わせたりしないのはまずいですからね」

 

 

「そうですかそう言う理由では俺達も無理に反対出来ませんね」

 

 

「隊長いいのかよ。私達が帝都を離れても」

 

「帝都を離れるのは俺とさくらの二人だ初穂とクラリスとあざみは帝都に残って欲しい」

 

 

!!

 

「「「隊長本気か?」」」

 

「ああ、俺は本気だ」

 

「響さんもそれで構いませんか?」

 

 

「私達は提案に乗った以上帝国華撃団の何人が私達と行動を共にするかはこちらに決定権があるわけではないので構いませんよ」

 

 

「ただ先ほども言いましたが、一時間後にこの世界を離れるのでついてくる方は準備をお願いしますね」

 

 

 

 

「「わかりました」」

 

 

「これが相手側の答えです」

 

 

「そんな協力を受けてくれるのにこちらの世界を去るなんて」

 

「なんて無責任人何ですの?」

 

 

「確かにすみれさん。彼女達はこちらの世界の考えで言うのなら無責任かも知れません。だが自分は彼女達がこちらの世界に戦乱を振り撒いたわけでもないんですよ」

 

 

「そんな彼女達を無責任と言うこちらが無責任なのではないですかね」

 

 

 

「確かにかにそうかも知れませんね」

 

「私達があの時の選択を間違えなければ・・・今の状態にはならなかったでしょうね」

 

 

 

「あの時?とは何時の事だ」

 

 

ビービービービー

 

 

その時大帝国劇場に緊急サイレンが鳴り響いた。

 

 

「なんだ敵の襲撃か?

 

 

「小町さん一体何が起きたんですの?」

 

 

すみれが小町に聞く。

 

 

「ああ、すみれさん。突如メガビョウゲーンと上級降魔と敵にメガ光武に変化させられた機体が大帝国劇場前に現れたんや」

 

 

「何ですって」

 

 

 

その頃直哉達は・・・

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

報告と襲撃2

「どうやら動き出したみたいですね夜叉が」

 

 

「直哉君行くんだね?」

 

「ええ、響さんは帝国華撃団との調整役に徹して下さい」

 

 

「わかったよ」

 

 

「それじゃ行きますよ。響さん」

 

 

「行ってらっしゃい」

 

 

そして直哉と飛鳥と薫とプリキュアの3人は大帝国劇場に向かうのだった。

 

 

 

大帝国劇場周辺・・・

 

 

「さあのどか達変身ラビ」

 

 

「「「うん」」ええ」

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

「「キュアタッチ」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

「「重なる2つの花」」

 

 

 

「キュアグレース」

 

 

 

「ラビ」

 

 

スタート」

 

「エレメントレベル上昇ペン」

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「キュアタッチ」」

 

 

「「交わる2つの流れ」」

 

 

「キュアフォンテイーヌ」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

 「キュアタッチ」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光」」

 

 

 

「キュアスパークル」

 

 

 

「ニャン」

 

 

そして直哉もキュアグレース達と同じコスチュームに変身した空色の。

 

 

「「「「地球をお手当て」」」」

 

 

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア」」」」

 

 

 

 グレース、フォンテーヌ、スパークルの三人はパートナーと共に決めポーズを取る。

 

その後直哉はグレースのヒーリングステッキに吸い込まれるのだった。

 

 

「「「「「うわっメガ光武とメガビョウゲーンが大帝国劇場を襲撃してるーー」」」」」」

 

「皆急ごう」

 

 

 

「ふ、来たね紫藤飛鳥とプリキュア達」

 

 

「ちょっと私もいるんですけど」

 

 

「オマケはメガ光武と遊んでな」

 

そう言って夜叉は薫にメガ光武をけしかける。

 

 

「ちょっとオマケなの?私は」

 

 

そして飛鳥と夜叉は戦い出した。

 

 

「どうして私を殺したいの?」

 

「前の世界で私にボロボロにされたからなの?」

 

 

「そうだ。そして私は以前跳ばされた世界での屈辱は決して忘れぬ」

 

 

!!

 

 

「何故だ何故剣を鞘納める。何故私と決着をつけない?」

 

 

「夜叉今のあなだでは私と戦っても負けるのは貴女だよ」

 

 

「ふざけた事を抜かすな。破邪剣征・桜花放神」

 

 

「ママとお爺ちゃん力を貸して・・・」

 

 

そう言って飛鳥は霊剣荒鷹を抜いた。

 

 

「破邪剣征・桜花放神」

 

 

 

「飛鳥も夜叉が放った同じ技を使った。

 

 

 

「「うおおおお」」

 

 

 

そして互いにぶつかり吹き飛ばされたのは、夜叉の方だった。

 

 

「何故だ何故私は飛鳥と真宮寺さくらに勝てぬのだーー」

 

 

「夜叉貴女は、もしかして・・・」

 

「フフそんなにその子供に勝ちたいのならば夜叉貴女に新たな力をも授けましょう。この黒の機体をね)

 

 

そう言ってワイズマンが現れた。

 

 

「フフ、どうしますか?夜叉乗りますか?」

 

 

「ええ乗るわ。勝てるのでしょう?」

 

 

 

そして夜叉はワイズマンの思惑通りに黒い機体に乗った。

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

報告と襲撃3

その頃メガ光武とメガビョウゲーンと戦いは?

 

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン!キュン!キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア!スカイヒーリングストリーム」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、スカイヒーリングフラッシュ」

 

 

「グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア、スカイヒーリングフラワー」

 

 

3人の浄化の光がメガ光武に直撃する。

 

「GUOO」

 

 

だがメガ光武は3人の攻撃に耐えた。

 

 

「嘘何でメガ光武が元に戻らないの?」

 

 

スパークルが言う。

 

 

「ラビリンキュアスキャンしてみて」

 

「わかったラビ直哉」

 

 

「「キュアスキャン」」

 

「「ええあの女性がいないよ直哉君」」

 

「やはりそう言う事ですか」

 

「今まで僕達はメガ光武の場合触媒となる人間が乗っていないと維持出来ないと思ってましたけど」

 

 

「それじゃその人はどこに行ったの?」

 

 

 

「それはまだわかりませんからとりあえずメガビョウゲーンから浄化をしましょう」

 

「「「了解」」」

 

 

 

そしてプリキュア達はメガビョウゲーンを浄化した。

 

 

 

そして浄化出来なかったメガ光武と改めて対峙した時救援が来た。

 

 

「待たせたね皆さん。神山誠十郎と雨宮さくら君達の仲間としてこの戦いに参戦するぞ」

 

 

「「「ええーーどうして」」」

 

 

事情の知らないプリキュア3人とヒーリングアニマル達は驚いていた。

 

 

「グレースさん。驚いていなくてあの二人に指示を出して下さい。この場のリーダーは貴女なんですから」

 

 

「ええーー」

 

 

そして驚いていたグレースは落ち着きを取り戻し、さくらと誠十郎の二人に指示をした時夜叉と飛鳥の戦いに異変を感じたのだった。

 

 

時を少し戻して・・・

 

 

 

 

「ふざけた事を抜かすな。破邪剣征・桜花放神」

 

 

「ママとお爺ちゃん力を貸して・・・」

 

 

そう言って飛鳥は霊剣荒鷹を抜いた。

 

 

「破邪剣征・桜花放神」

 

 

 

「飛鳥も夜叉が放った同じ技を使った。

 

 

 

「「うおおおお」」

 

 

 

そして互いにぶつかり吹き飛ばされたのは、夜叉の方だった。

 

 

「何故だ何故私は飛鳥と真宮寺さくらに勝てぬのだーー」

 

 

「夜叉貴女は、もしかして・・・」

 

「フフそんなにその子供に勝ちたいのならば夜叉貴女に新たな力をも授けましょう。この黒の機体をね)

 

 

そう言ってワイズマンが現れた。

 

 

「フフ、どうしますか?夜叉乗りますか?」

 

 

「ええ乗るわ。勝てるのでしょう?」

 

 

 

そして夜叉はワイズマンの思惑通りに黒い機体に乗った。

 

 

「ちょっとあれリインさんが乗っていたロボットじゃない?」

 

 

「そう言われたらそうニャン」

 

 

 

「でもあんな黒一色ではなかった筈よ」

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

黒いヴァリマール現れる

「でもあんな黒一色ではなかった筈よ」

 

「そうペンリインさんが乗っていたロボットの色は灰色だった筈ペン」

 

 

「フフ、驚いたかね。紫藤飛鳥と3人のプリキュア諸君。この黒いヴァリマールは、君達の世界に現れたヴァリマールのもうひとつの可能性にすぎない」

 

 

 

「「「「「「もう一つの可能性だってーー」」」」」」」

 

 

「そして君達は灰色騎士にいい感情を持っていないことを私は知っている」

 

 

!!

 

「何故貴方がその事を知ってるの?」

 

 

「さあ何故だろうね」

 

 

そして3人のプリキュアはワイズマンの誘導でその時を思い出す。

 

ほう、女なんと心地よい感情を纏っているな」

 

「誰よ今私はプリキュアと戦っているの邪魔をするな」

 

 

「ほう、なら貴様はメガビョウゲーンとやらを受け入れたのか?」

 

 

「ええ、貴方も受け入れるわよ。イシュメルガ」

 

「ほう、我を受け入れるか?面白い」

 

そう言ってイシュメルガはマリアと同化をした。

 

その頃大神はヒーリングステッキになっていた。

 

「行くよおじさん。ニャトラン」

 

「「おう」」

 

「俺はおじさんのままなのね」

 

 

 

エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 「プリキュア!ヒーリングタイガーフラッシュ」

 

スパークルと大神の霊力を融合させた技がメガ光武に迫るが・・・その時上空から灰の機神ヴァリマールがメガ光武を一刀両断してしまった。

 

「やったかヴァリマール」

 

「いやいやイシュメルガには逃げられたようだ」

 

 

「そうか、それでは撤退するか」

 

 

 

 

「うわーーマリアーーーー」

 

「嘘ですよねマリアさーん」

 

予想外の事態に帝国華撃団とプリキュア達は唖然としていた。

 

 

「何をあわててるんだあの人達は」

 

 

「ドウヤラ、リィンガタオシタテキニナカマガイタミタイダナ」

 

 

「何だってーー俺はその人間を殺してしまったのか?」

 

 

そう言ってリィンがヴァリマールから降りると・・・

 

 

「貴様ー」

 

 バキッ

 

「灰色の騎士、お前のせいでマリアがーー」

 

「ちょっと落ち着いてください大神さん」

 

直哉達と分断されていた仲間達が大神の体を押さえる。

 

 

そして直哉とプリキュアの三人は、リィンに話をする。

 

「リィンさんどうしてここに?」

 

「ヴァリマールがイシュメルガの存在を見つけたからです」

 

 

「それでイシュメルガはいたんですか?」

 

フォンティーヌがリィンに聞く。

 

「いや、逃げられたようだ」

 

「なら貴方は殺人を犯した人ですね」

 

「貴方は帝国華撃団のマリア・タチバナさんを殺したんだ」

 

!!

 

「どういう意味ですか?直哉さん」

 

「リインさん落ち着いて下さい。実はマリア・タヂバナさんが貴方が一刀両断した機体の中にいたんですよ」

 

!!

 

「なっあんな怪物に帝国華撃団の仲間が・・・」

 

「あれはメガビョウゲーンに侵された光武だったんです」

 

「私達は帝国華撃団の人達と協力して光武を元に戻そうとしたら貴方が破壊した」

 

フォンティーヌがそう言う。

 

「そんな・・・俺はただイシュメルガを追って来ただけで・・・」

 

「ええ、今回の出来事は全て僕のせいにしてください。リインさん貴方は悪くありません。実際イシュメルガの力はヴァリマールが現れる前まではマリアさんの体内にいるのを僕は感じてましたから」

 

 

「そんな」

 

 

その時事によって君達は灰色の騎士に対していい感情を持ってはいないだろ?」

 

 

!!

 

「確かにそうね。彼によって助けられる筈の命を助けれなかったのは、事実ですし」

 

 

「「フォンテーヌ」」

 

グレースとスパークルが驚く。

 

 

 

「ほうまさかその感想を聞けるとは思わなかったよ。素直に言うとは」

 

「事実を素直に認めただけよワイズマン」

 

 

「ほうならば君達に教えよう。君達の目の前にいるメガ光武にはある仕掛けがあってねそれを解除しなければ、メガ光武を止める事は出来ないからな。せいぜい頑張ってくれたまえプリキュアの諸君」

 

 

そう言ってワイズマンは消えた。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

VSメガ光武&黒いヴァリマール1

「直哉君どうしょう?」

 

 

「とりあえずメガ光武の仕掛けがわかるまでは、黒いヴァリマールを優先してください」

 

「「「「「「了解」」」」」」

 

「ただ黒いヴァリマールは恐らくプリキュアの力は効かない可能性があるので飛鳥と薫ちゃんのサポートをする形になります」

 

 

「うんわかったよ」

 

 

「わかったわ」

 

 

「それしか無いよね」

 

 

グレースとフォンテイーヌとスパークルが直哉の指示に納得する。

 

 

 

「薫ちゃん最悪の場合あの機体に乗ってね」

 

 

「ええーーいいの?パパ」

 

 

「うん黒いヴァリマールの力が未知数だしね」

 

「了解、飛鳥ちゃんにも伝えるね」

 

 

そう言って薫は飛鳥と合流するために向かった。

 

 

「俺達も君達の戦いに参加したいどうすればいい?」

 

 

誠十郎がグレースに聞く。

 

「どうしょう直哉君」

 

グレースが困って直哉に聞く。

 

 

 

「とりあえず僕達の事情を知るさくらさんを飛鳥ちゃん達の援護に向かわせて下さい」

 

 

 

「帝国華撃団の隊長と組むのはフォンテイーヌさんにお願いしましょう」

 

 

 

「ああ、ダルイゼンずるいぞ、車型メガビョウゲーンはやられたがまだ列車型メガビョウゲーンとメガ光武もいるぞ、貴様達に勝ち目はないぞ」

 

 

「本当にそうかな」

 

 

「何!!」

 

 

「フォンテイーヌさん俺の霊力を受け取ってくれ」

 

 

!!

 

「なんだと貴様も霊力を持つものだと」

 

「メガビョウゲーンスピード最大で奴等を撹乱をしろ」

 

「メガメガビョウゲーン」

 

 

グワイワルの指示通り動くメガビョウゲーンだったが・・・

 

 

「そうはさせないわよ。氷のエレメント)

 

フォンテイーヌは氷のエレメントの力を使い列車型メガビョウゲーンをスリップさせた。

 

 

「メガメガメガビョウゲーン」

 

「ああくそ」

 

「今だわプリキュアストームヒーリングストリーム」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

 

誠十郎とフォンテイーヌは何とか列車型メガビョウゲーンを浄化することに成功したのだった。

 

 

「あの戦いを見て、二人の相性的にいいコンビになるんじゃないかと密かに思ってました」

 

 

「それにあの二人は現場でのリーダーになれますよ。帝国華撃団の隊長はそれも求められている筈ですし」

 

「「成る程」ラビ」

 

 

「それに嫌な事もありますが、ダルイゼンは覚えて無いみたいだからまだいいですが」

 

 

 

そしてグレースは直哉の指示の通りにさくらと誠十郎に指示をした。

 

 

 

「お待たせ飛鳥ちゃんと薫ちゃん」

 

 

「「さくらさんどうしてここに?帝国華撃団は活躍停止の筈ですよ」」

 

 

「えへへ、実は私と誠兄さんは・・・うわっと危ない」

 

 

黒いヴァリマールは合流した雨宮さくらに向け攻撃をした。

 

 

 

「飛鳥ちゃんパパが魔装機神を使っていいって」

 

「ええ、魔装機神何々それ?薫ちゃん」

 

 

「仕方ないか黒いヴァリマールを止めるには今のところこれしかないと思ったけど、来てサイバスター」

 

 

飛鳥がそう言うと飛鳥の持つオレンジ色の宝石が光を放ち出した。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

VSメガ光武&黒いヴァリマール2

「「「「キャアア、何々あの光」」」うわああ何なんだあの光は?」

 

 

3人のプリキュアと誠十郎は何が起きたのかその時は別れらなかった。

 

そして光がおさまった時に現れた機体を見た誠十郎とプリキュア達は・・・

 

 

「なんだあの白銀のロボットは?」

 

 

「「「あああれはサイバスター」」」

 

 

プリキュアの3人は初めてサイバスターを見たときを思い出していた。

 

 

 

「仕方ないよ飛鳥ちゃん魔装機神を出そう。そうしないと現状あのバリアは破壊出来ないよ」

 

「でもエレメントさんまで倒すかもしれない」

 

「飛鳥君を信じるよ僕は」

 

「パパ」

 

そして飛鳥と薫は魔装機神サイバスターレプリカと魔装機神ザムジードのレプリカを召喚した。

 

 

「私から行くよレゾナスクエイク発動」

 

「メガガガガビョウゲーン」

 

メガビョウゲーンはレゾナスクエイクを受けて空中に飛ばされた」

 

「今だ、アカシックバスター」

 

空中に飛ばされたメガビョウゲーンにサイバスターがサイバードに変形しメガビョウゲーンに突撃しメガビョウゲーンのバリアーを叩き壊した。

 

 

「メガガガガビョウゲーン」

 

 

地上に落ちた同時に黄色い光がメガビョウゲーンに直撃した。

 

 

「まさか、飛鳥ちゃんがサイバスターを出すまでしないと黒いヴァリマールをを抑えるのは無理なの?直哉君」

 

 

「ええ、恐らく魔装機神単体だと厳しいでしょうね」

 

 

「「そんなに!!」ラビ」

 

 

グレースとラビリンは直哉の発言に驚いていた。

 

 

 

「ええ、恐らくですがリインさんが乗っているヴァリマールを思い出して下さい。あの機体はメガ光武になったマリアさんの機体を一刀両断したんですよ」

 

 

行くよおじさん。ニャトラン」

 

「「おう」」

 

「俺はおじさんのままなのね」

 

 

 

エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 「プリキュア!ヒーリングタイガーフラッシュ」

 

スパークルと大神の霊力を融合させた技がメガ光武に迫るが・・・その時上空から灰の機神ヴァリマールがメガ光武を一刀両断してしまった。

 

 

「「あ、そう言えばそうだった」ラビ」

 

 

「少なくとも僕達が知っているヴァリマールとは違うかも知れませんが用心していたほうがいいと思いませんか?」

 

 

「それじゃ私達も行こう。ラビリン」

 

「わかったラビグレースそしてグレース達も飛鳥達の所に向かった。

 

 

「フフ、プリキュア達はワイズマンの作戦通りに動いたな。俺も予定通りに動くか」

 

 

「やれメガ光武大帝国劇場の中にある者を連れてこい」

 

 

「GUOO」

 

 

グワイワルがメガ光武を使って誰かを誘拐しようとしていた。

 

 

 

その頃響は・・・

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

エレポニア帝国にある伝説

時を少し戻して・・・

 

「ふいー何とか直哉君の代理として帝国華撃団との調整役をこなせたよ」

 

 

「さて直哉君とのどかちゃん達の活躍を見ようかな?」

 

 

ふざけた事を抜かすな。破邪剣征・桜花放神」

 

 

「ママとお爺ちゃん力を貸して・・・」

 

 

そう言って飛鳥は霊剣荒鷹を抜いた。

 

 

「破邪剣征・桜花放神」

 

 

 

「飛鳥も夜叉が放った同じ技を使った。

 

 

 

「「うおおおお」」

 

 

 

そして互いにぶつかり吹き飛ばされたのは、夜叉の方だった。

 

 

「何故だ何故私は飛鳥と真宮寺さくらに勝てぬのだーー」

 

 

「夜叉貴女は、もしかして・・・」

 

「フフそんなにその子供に勝ちたいのならば夜叉貴女に新たな力をも授けましょう。この黒の機体をね)

 

 

そう言ってワイズマンが現れた。

 

 

「フフ、どうしますか?夜叉乗りますか?」

 

 

「ええ乗るわ。勝てるのでしょう?」

 

 

 

そして夜叉はワイズマンの思惑通りに黒い機体に乗った。

「ええーーちょっと待ってあのヴァリマールは・・・直哉君からリインさんの事を聞いたとき出てきたあれじゃん」

 

響は直哉とのゼムリア大陸のエレポニア帝国についての話をしていた。

 

「響さん実はゼムリア大陸のエレポニア帝国には巨大ロボットが存在する伝説があるようです」

 

 

「ええーー巨大ロボットーー」

 

 

 

「ええ、それを知ったときリインさんが乗っていたヴァリマールもその内の1体だと知りました」

 

「ちょっと待って直哉君。ヴァリマールがその内の1体ってまさか・・・他にもそのロボットが存在するの?」

 

 

「ええ、後6体ほど存在します」

 

 

「ええーーヴァリマールを入れて7体存在するの?」

 

 

「そのようですね」

 

 

「一体何のために?そんなに存在するの?」

 

 

「実は、その伝説はエレポニア帝国のみに伝わる伝説でして、響さんと行ったリベール王国にはロボットに関する伝説的な記録はなかったでしょ」

 

 

 

「うんそうだね。かわりにリベルアークに繋がる記録はあったけどね」

 

 

「そうですね。もしかしたらゼムリア大陸には各地方にそんな伝説等の関連で存在する世界なのかも知れませんね」

 

「と直哉君が言ってたけどあの黒いヴァリマールは恐らくリイン君がイシュメルガに乗っ取られたような感じで怖いな」

 

 

「さてと大帝国劇場の方を見てみよう」

 

 

そう言って響は映像を大帝国劇場方面に向けた。

 

 

 

 

 

「フフ、プリキュア達はワイズマンの作戦通りに動いたな。俺も予定通りに動くか」

 

 

「やれメガ光武大帝国劇場の中にある者を連れてこい」

 

 

「GUOO」

 

 

グワイワルがメガ光武を使って誰かを誘拐しようとしていた。

 

 

 

「うーんグワイワルが動いてるな。直哉君の判断を仰ぎたいけど、私がグワイワルを抑えるのがいいよなきがする。このタイミングで彼等が単独で動くのは誰かの入知恵と思うからね」

 

 

 

そう言って響は急いで大帝国劇場に向かった。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

黒いヴァリマールの力

「飛鳥ちゃん大丈夫?」

 

 

「あ、グレースさん。ええ、何とか今のところは」

 

 

魔装機神サイバスターに乗る飛鳥がグレースに言う。

 

「飛鳥ちゃんあの黒いヴァリマールに乗っているのは、誰なの?」

 

 

「それは夜叉です。皆さん」

 

 

「「「「「「「何だってーー夜叉」」」」」」」

 

 

直哉とプリキュア達は飛鳥の言葉に驚いていた。

 

そして飛鳥はその時の事を話ながら黒いヴァリマールと再び戦い始めた。

 

だ何故私は飛鳥と真宮寺さくらに勝てぬのだーー」

 

 

「夜叉貴女は、もしかして・・・」

 

「フフそんなにその子供に勝ちたいのならば夜叉貴女に新たな力をも授けましょう。この黒の機体をね)

 

 

そう言ってワイズマンが現れた。

 

 

「フフ、どうしますか?夜叉乗りますか?」

 

 

「ええ乗るわ。勝てるのでしょう?」

 

 

 

そして夜叉はワイズマンの思惑通りに黒い機体に乗った。

 

 

「何ですってワイズマンの入知恵なの?黒いヴァリマールが」

 

 

「あ、フォンテイーヌ大丈夫?」」

 

「ええ、何とか飛鳥ちゃんのサポートに専念してるわ」

 

 

飛鳥とグレースが戦いながら話していると、キュアフォンテイーヌが飛鳥と合流した。

 

 

「あははそうよ。私が乗っているのこの機体にね」

 

その時黒いヴァリマールの中から夜叉の声が聞こえてきた。

 

 

「この機体に乗って正解だわ。この機体が私に力をくれるもの、これなら貴女にも負けないわ。食らいなさい紫藤飛鳥と紫藤直哉」

 

 

「破邪剣征・桜花放神」

 

 

そして黒いヴァリマールから夜叉の桜花・放神が放たれた。

 

 

「これはまずい仕方ないアかシックバスターで相殺するしかない」

 

 

そう言って飛鳥はアカシックバスターを使い、桜花・放神を相殺するかけに出た。

 

 

「いけーアカシックバスター」

 

 

「フフ、今さらその程度の技でこの桜花・放神を止められると思うなーー」

 

 

そしてアカシックバスターと桜花・放神がぶつかりあった。

 

 

「ぐうっ圧されるまずい」

 

「あはは、死ね死ね紫藤飛鳥と直哉ーーーー」

 

 

「「「「「「「「キャアア」」」」」」」」」

 

 

夜叉の乗る黒いヴァリマールの力と夜叉の復讐心が飛鳥とサイバスターの力を上まわり黒いヴァリマールによってサイバスターとプリキュア達の姿は消えていた。

 

 

 

「あはは、姿形も残さず消えて死んだか」

 

「さあ帰るわよ」

 

 

「そうはいかない・・・お前は既に我の物だからな」

 

 

「キャアアアア何よこれはーーワイズマン騙したなーー)

 

 

そして夜叉が座っていた席は空席となった。

 

 

 

「フフ、別に騙してないよ。夜叉そのヴァリマールは黒に取り込まれたと言っても最強の機体なのだから。まあ別次元からイシュメルガに取り込まれた機体を探すのは苦労したが、夜叉君の念願がかなってよかったよ」

 

 

「さて後は・・・グワイワルがちゃんと彼女を連れてくればいいがな?」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

悲劇は続く

「「「嫌隊長さくら」」さん」

 

「なんて事なの」

 

「「・・・」」

 

神山誠十郎と雨宮さくら以外の帝国華撃団の隊員と仲間達は信じられずにいた。

 

 

「これはまずい仕方ないアかシックバスターで相殺するしかない」

 

 

そう言って飛鳥はアカシックバスターを使い、桜花・放神を相殺するかけに出た。

 

 

「いけーアカシックバスター」

 

 

「フフ、今さらその程度の技でこの桜花・放神を止められると思うなーー」

 

 

そしてアカシックバスターと桜花・放神がぶつかりあった。

 

 

「ぐうっ圧されるまずい」

 

「あはは、死ね死ね紫藤飛鳥と直哉ーーーー」

 

 

「「「「「「「「キャアア」」」」」」」」」

 

 

夜叉の乗る黒いヴァリマールの力と夜叉の復讐心が飛鳥とサイバスターの力を上まわり黒いヴァリマールによってサイバスターとプリキュア達の姿は消えていた。

 

「カオルさん神山隊長と雨宮さんの生命反応は?」

 

 

「・・・もうしわけありません。すみれ様戦闘地域全体を調べましたが、お二人と異世界から来たもの達の全ての生命反応はありません」

 

 

!!

 

「そんな!!」

 

「くそーさくらに隊長がこんなにあっさり逝くなんて許さねえぞさくら」

 

 

「隊長とさくら死んじゃったの?」

 

 

あざみがすみれに言う。

 

「いえ、あの二人と異世界のあの子達が簡単に死ぬわけありませんわ。小町さんもう一度戦闘地域の生命反応を良く調べて下さい」

 

 

「了解やすみれさん」

 

「フフ、そんな事をしても無駄だな。お前達の仲間はプリキュア達と共にこの世から消滅したのだから」

 

 

!!

 

「貴方は何のためにここに来たのですか?」

 

「おお、忘れていたぜ、ここにクラリスと言う奴がいるだろ?俺様はそいつをむかえに来ただけだがな」

 

 

 

「ここにはクラリスと言う者は居ませんわ」

 

 

「そうかクラリスと言う者がいないのならこの劇場を破壊していいと命令を受けてるだが、本当にクラリスと言う奴がいないんだな?」

 

 

グワイワルがそう言いながらすみれを見る。

 

 

「本気何ですの?」

 

 

「ああ、俺様は本気だ出てこいメガ光武」

 

 

「GUOO」

 

 

ドスーンドスーンガラガラ

 

 

「「「うわあーー本当に大帝国劇場を壊す気か」」」

 

 

「わかりました。本当にクラリスと言う人物がいたら劇場を壊すのはやめますか?」

 

 

「ああ、いたらな」

 

 

「ちょっと待ったーーグワイワル覚悟ーー」

 

 

!!

 

「なっ立花響ぐはっ」

 

 

グワイワルは響によって鳩尾に強烈な一撃を喰らった。

 

 

「皆さんは今の内に体制を整えて下さい」

 

「そんな事言ってもようさくら隊長は殺されたんだぞ奴等にあたい達が勝てる道理が無いんだ」

 

「それにあんたの仲間も・・・」

 

 

「それなら大丈夫グレース達は生きていると信じているからね」

 

 

!!

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

信じる事

!!

 

帝国華撃団の隊員である初穂とクラリスとあざみは響の答えに驚いていた。

 

「どうしてそう考えられる。あんたは隊長とさくらがやられた所を見てないから言えるだろ?」

 

 

「いや私はリアルタイムで見てたよ」

 

そう言って響は腕につけている物にあの映像が流れているのを見せた。

 

 

 

フフ、今さらその程度の技でこの桜花・放神を止められると思うなーー」

 

 

そしてアカシックバスターと桜花・放神がぶつかりあった。

 

 

「ぐうっ圧されるまずい」

 

「あはは、死ね死ね紫藤飛鳥と直哉ーーーー」

 

 

「「「「「「「「キャアア」」」」」」」」」

 

 

夜叉の乗る黒いヴァリマールの力と夜叉の復讐心が飛鳥とサイバスターの力を上まわり黒いヴァリマールによってサイバスターとプリキュア達の姿は消えていた。

 

 

 

「あはは、姿形も残さず消えて死んだか」

 

「さあ帰るわよ」

 

 

「そうはいかない・・・お前は既に我の物だからな」

 

「ひでえ勝った夜叉が消えた。何でここまで出来るんだよ奴等は?」

 

 

「奴等はううん夜叉と神山君と雨宮さくらさんは私達が住む世界の前の世界にやって来たことがあるの」

 

 

「「「何だってーー」」」

 

 

「やはり雨宮さんにそんな経緯があってなんて」

 

 

「貴様等グワイワル様を無視するなーー」

 

 

「あ、グワイワルまだいたんだてっきりメガ光武は撤退してるから逃げたのかと思ったよ」

 

 

「何だとーー!!メガ光武戻ったらお仕置きだー」

 

 

 

「それでグワイワルは撤退するの?」

 

響がグワイワルに聞く。

 

 

「ちっ立花響がこちらに残っているとは想定外だったからな」

 

 

「今回は撤退させてもらうぞ。もうこの世界にプリキュアがいないのだから次はこの世界の地球を蝕む事をしてやる」

 

 

そう言ってグワイワルは撤退した。

 

「さてグワイワルは撤退したからさっきの話の続きしますね。雨宮さくらさんと神山さんは私達前の世界で交流があり、二人の元々にいた世界でも降魔応と言う者の封印が解かれる前に夜叉との最終決戦をしたけど夜叉によってさくらさんと神山さん以外は殺されたと聞いたの」

 

 

 

「そんな」

 

 

「あたい達が死んだ」

 

 

「・・・」

 

 

「実際はその二人しか知らないよ私もね)

 

 

「そして二人で戦っていたらいつの間にか二人は私達の世界に来ていて、私達が保護したの」

 

 

「成る程そうでしたの、そう言うことなら雨宮さんの挙動不審な態度も納得ですわ」

 

 

「ええすみれさん。そんな事まで知ってたのか?」

 

「当然ですわと言いたい所ですが違いますわ。響さん一つの聞いていいかしら?」

 

 

「何をです?すみれさん」

 

「雨宮さんと神山君の記憶についてですわ」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

二人の記憶の違い

「ああそれは、私達の前の世界の戦いに介入した量によって違うと思います。さくらさんと神山さんが転移してきたときに神山さんは重症の大怪我をしていたんです」

 

 

「その為に神山さんは私達と接する機会が少なく逆にさくらさんは私達と接する機会が多くこちらに戻っても私達との記憶は消えなくしていたんです」

 

 

「成る程そうでしたの。まあ今回はそれで私達が助かったのはありますけど何故最初からそう伝えてくれなかったですの?」

 

 

 

 

「それは、私達が前に出ることでこの世界の本来あるべきの出来事を起きなくさせないためにしていたんです」

 

 

「ああつまりどういうこった?」

 

 

「つまりこういう事ですよ初穂さん。響さんがこういう風に動くことで本来降魔を倒す筈の人が倒さなかったらどうなります?」

 

 

「そりゃ歴史が変わるな」

 

 

!!

 

「おいおい響お前私達の歴史を知ってるのかよ?」

 

 

「ええ、そう言うことになります」

 

 

「ですが、それは二人の記憶ですので詳細には知りませんよ。例えば神山さんが誰を副隊長に選んだとかは聞いていないので」

 

 

「それで響さんはこれからどうする気ですか?」

 

 

「私はこのまま消えた仲間達を追いかけて捜索するつもりですので皆さんとはここでお別れです」

 

 

 

「あの響さん良ければ初穂さん達を連れていってくれませんか?」

 

 

「しかし神崎さん。そうしたら帝国華撃団の戦力が無くなりますよ?」

 

 

「別に構いませんわ。帝国華撃団は活躍停止になっていますので」

 

 

「・・・成る程そう言う風に利用するんですね。そして私達の敵と戦って花組に不足している戦闘経験を積ませるのですね」

 

 

「簡単に言えばそう言う事ですわ」

 

 

!!

 

「すみれさん正気か?」

 

「無茶苦茶ですよ。私達に異世界に行け何て」

 

「ここまで残っても仕事無いですわよ二人共」

 

 

「「う、それは・・・」」

 

 

「こちらは神崎さんの要望を断ると言う前提もあるんですがそれは無視ですか?」

 

「「は、そう言えばそうだ」」

 

 

初穂とクラリスは響の答えに気が付いた。

 

 

「そんなものは私の前では無効ですわ」

 

「あはは、それでこそすみれさんらしいです」

 

「あら響さん私の過去を知ってるのですすか?」

 

 

「知ってるもなにも、一緒に戦っている。仲間でしたからね」

 

 

「へえそうなのか?」

 

「ええ、私達の世界ではまだまだ若いすみれさんなので」

 

 

「はいはいそこまでです。響さん移動はどこでするつもりです?

 

 

 

「ああ、赤坂の墓地に行きますよそこに私達の艦があるので」

 

 

「やはり赤坂ですか」

 

 

その時響の言葉に渋い顔をするすみれだった。

 

 

 

そして響と共に初穂とクラリスとあざみは赤坂の墓地向かうのだった。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第3章 異世界冒険編
気が付いたその場所は1


「・・・うーんここはどこ?」

 

 

「ラビリン、直哉君いるーー」

 

 

「ラビ直哉君は気絶してるけど大丈夫ラビ」

 

「よかった」

 

「私達は一体」

 

グレースは覚えてないラビ?」

 

 

そしてラビリンは話し出す。

 

そして黒いヴァリマールから夜叉の桜花放神が放たれた。

 

 

「これはまずい仕方ないアかシックバスターで相殺するしかない」

 

 

そう言って飛鳥はアカシックバスターを使い、桜花放神を相殺するかけに出た。

 

 

「いけーアカシックバスター」

 

 

「フフ、今さらその程度の技でこの桜花・放神を止められると思うなーー」

 

 

そしてアカシックバスターと桜花放神がぶつかりあった。

 

 

「ぐうっ圧されるまずい」

 

「あはは、死ね死ね紫藤飛鳥と直哉ーーーー」

 

 

「「「「「「「「キャアア」」」」」」」」」

 

 

「そうか私達はあの時にここに跳ばされたんだ」

 

 

「跳ばされたというよりは飛鳥とサイバスターが逃がしてくれた感じラビ」

 

 

「それじゃ飛鳥ちゃんと薫ちゃんとちゆちゃん達は?」

 

 

「わからないラビ、サイバスターがそれぞれの場所に跳ばしたみたいだから」

 

 

「そうかでも生きているならまた会えるし、今は自分達がいる世界を調べよう」

 

「そうラビね」

 

そしてラビリンとキュアグレースは動き出した。

 

「一体ここはどういう世界なんだろ?」

 

「もしかして融合世界の新たな世界なのかもラビ」

 

「確かにその可能性もあるかもしれないけど、そうするとレイさんやトワさんと連絡が取れるじゃないかな?」

 

 

 

「確かにそうラビね。二人からの連絡もないラビ」

 

 

その時グレースとラビリンの前に突然メガビョウゲーンが現れた。

 

 

「メガビョウゲーン」

 

 

!!

 

 

「「メガビョウゲーン」ラビ」

 

「ここを調べる前にメガビョウゲーンを浄化するラビ」

 

「うん」

 

 

「グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラワー」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

 

「「どうしてここにメガビョウゲーンが?」」

 

「わからないラビ慎重に調べるラビ」

 

 

その頃キュアフォンテイーヌとスパークと飛鳥と薫の四人は・・・

 

「「うーんここは」」

 

 

「あ、気が付いたわね。体の方は大丈夫?」

 

 

「ええ助けていただきありがとうございます」

 

「ああ、それは気にしないで、貴女達を守っていたのはサイバスターだから」

 

「あ、サイバスターと言ってもわからないか?」

 

 

「でもどうしてサイバスターがここにマサキはプレシアと行方不明なのに?」

 

 

!!

 

「フォンテイーヌもしかしてここは・・・」

 

 

 

「ええ、信じられないけどここは地底世界ラ・ギアスなのかも」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

気が付いたその場所は2

「どうするフォンテイーヌ」

 

 

「とりあえずこの世界に私達以外できてるのは飛鳥と薫のようね」

 

 

「あのここはどこですか?」

 

 

「ああごめんね。ここは地底世界ラ・ギアスの王都ラングランと言う所にある市民病院だよ。恐らく君達四人は何らかの形で、ラ・ギアスに来たんだと私は思ってるよ」

 

「所でお姉さんの名前は何て言うの?」

 

スパークルが女性に聞く。

 

「私はリューネだよ。私も元々地上の人間である事件によってこの世界に関わったんだ。さて君達が起きたことを先生に伝えて来るよ」

 

 

そう言ってリューネは病院を出た。

 

 

「やはりここはマサキさんとプレシアちゃんのラ・ギアスで間違い無いわね」

 

「と言う事は私達にとっては異世界なんだよね?」

 

 

「ええ、リューネさんの反応を見るとかなり色んな事が起きた後のようね」

 

 

「後ちゆこの世界にいる間はプリキュアのままのほうが何かと都合がいいとニャトランとも話したペン」

 

「そうねこちらのラ・ギアスがどんな状態なのかわからないしね」

 

「それにな俺はいいとしてもペギタンが喋るペンギンとして目立つのを避けるてめでもあるんだが」

 

 

「「確かにこのままの方が良いわ」いいね」

 

 

 

「それで納得されるのは複雑ペン」

 

 

「そう言えば飛鳥と薫は?」

 

 

スパークルがニャトランに聞く。

 

「ああ、あの二人はサイバスター強奪犯として別の所に移送されたニャン」

 

 

 

「「ええーー」」

 

「どうして」

 

 

「二人共落ち着くペン。ここが僕達の知るマサキさんの世界だからこういう事態が起きたペン」

 

 

「どういう事」

 

 

「つまりなこちらのサイバスターは現在行方不明扱いで、レプリカと言っても本物と変わらないサイバスターが現れてその中にマサキさん以外が乗っていたらこの世界の人々はどう考える」

 

 

!!

 

 

「まさか」

 

「恐らくちゆの想像通り飛鳥と薫がサイバスターをマサキさんから奪ってサイバスターの転移によって連れてこられたと考えられるペン」

 

 

「そんな!!あのサイバスターは飛鳥ちゃんのなのに」

 

「だけどその事実を証明する物がないから飛鳥ちゃんと薫ちゃんは捕まったのね」

 

「恐らくそうペン」

 

「でもグレースと直哉君とさくらさん達がいないの?」

 

 

「恐らく俺達とは違う場所に跳ばされたんだだと思うニャン」

 

じゃあ急いで合流しないと」

 

「待ってスパークル私達は先に飛鳥ちゃんと薫ちゃんと合流するわよ」

 

 

「確かにここがラ・ギアスならあワカメおじさんが動くかもしれないね」

 

 

 

その頃グレース達は・・・

 

 

「大丈夫ですか?さくらさんと神山さん」

 

 

「しかし何で二人はメガビョウゲーンの中にいたラビ」

 

「それは俺達にもわからないんだ」

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

キュアグレース帝国組と合流する

「それが俺達にもわからないんだ」

 

ーアカシックバスター」

 

 

「フフ、今さらその程度の技でこの桜花・放神を止められると思うなーー」

 

 

そしてアカシックバスターと桜花放神がぶつかりあった。

 

 

「ぐうっ圧されるまずい」

 

「あはは、死ね死ね紫藤飛鳥と直哉ーーーー」

 

 

「「「「「「「「キャアア」」」」」」」」」

 

 

夜叉の乗る黒いヴァリマールの力と夜叉の復讐心が飛鳥とサイバスターの力を上まわり黒いヴァリマールによってサイバスターとプリキュア達の姿は消えていた。

 

「俺達はあの時死んだと思っていたんだ。そして君達に助けて貰うまでの記憶がないんだ」

 

 

「そんな!!ラビリン今まででそんな事例はあるの?」

 

 

「そんな事例は今まで聞いたことないラビ、その上メガビョウゲーンにになっている人間がいるなんて」

 

!!

 

もしかして、あの神山さん失礼ですけど上半身を見せて下さい」

 

「いい!!どうして」

 

「とても大事な事なんですお願いします」

 

 

そしてグレースが神山の体の見ると蠍の黒い点が神山の心臓に到達していた。

 

 

!!

 

「やっぱりあったよラビリン」

 

「直哉君がシンドイーネに付けられた蠍型の黒い点が」

 

「そうすると直哉の予測は当たっていたラビね」

 

「うんそうするとメガビョウゲーンとの戦いに神山さん達を参加させるわけにはいかないね」

 

 

「でもワイズマンが違う方法で人間を使ったメガビョウゲーン以上の存在を作るかもラビ」

 

 

GOOOGOOO

 

その時グレース達の前にデモンゴーレムの野生版が現れた。

 

 

「うわあ岩の怪物だーー」

 

 

「落ち着いて下さい誠兄さん」

 

 

「「あれはデモンゴーレム」ラビ」

 

 

グレースとラビリンはその時の事を思い出していた。

 

なっサイバスターまた私の邪魔をするのか?デモンゴーレムサイバスターを倒せ」

 

ルオゾールがそう言って100体のデモンゴーレムに命令するが・・・。

 

 

「ルオゾール忘れたのかサイバスターにはこれがあることをいくそクロシロ」

 

「「了解ニャ」」

 

「サイフラッシュ」

 

 

「「「何なんだこの光はーー」」」

 

「うおおこの光はまずいです撤退する」

 

 

ルオゾールはサイフラッシュの光に紛れ込み撤退をしたのだった。

 

「ラビリンどうしょうここでデモンゴーレムを倒せる人いないよ」

 

「グレース落ち着いてラビ」

 

「誠兄さん行きましょ私達はグレースさんに助けて貰ったんですから」

 

「そうだな。さくら行くか」

 

 

「待って私達も行きます」

 

 

グレースが二人に言う。

 

 

「ううん大丈夫私も誠兄さんも貴女達と行動するんだから異世界敵ともなれないと」

 

「そうですよグレースさん」

 

 

「それに貴女の武器の中にいる直哉君の状態を見るとあまり良くないみたいだしね」

 

 

そう言って雨宮さくらと神山誠十郎はデモンゴーレムと戦い始めた。

 

 

その頃別の場所では・・・

 

 

「ほう、マサキが消えたと思って周囲を調べたら中々面白い人物達を見つけましたね」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

意外な人物との接触前編

雨宮さくらと神山誠十郎がデモンゴーレムと戦い初めて少し時間がたった頃

 

「ほう、マサキが消えたと思ってこの周囲を調べたら面白い人物を見つけましたね」

 

「ご主人様助けるつもりですか?あんな得体の知らない者達を?」

 

「チカ、少なく共あの者達は得体の知らない者ではありませんよ」

 

 

「それでは行きますよチカ」

 

そして青年はデモンゴーレムと戦いをしている誠十郎達の元にやって来てデモンゴーレムを破壊した。

 

 

デモンゴーレムとの戦闘後・・・

 

 

「所で貴女達はどうしてここにいるんですか?ここはこの世界に存在する魔装機神が行方不明になった場所です」

 

「そんな場所で何をしていましたか?」

 

「「魔装機神」」

 

 

「待って下さい。貴方の名前を先に教えて下さい」

 

 

「ああそうでしたね。私の名前はシュウ・シラカワと言います」

 

「私はキュアグレースです)

 

「ラビリンはヒーリングアニマルラビ」

 

 

「ほう、これは珍しい生き物ですね、ヒーリングアニマルと言う種族は見たことありませんよ」

 

 

「そして私達が雨宮さくらと誠兄さんです」

 

「おいおいさくら俺の紹介雑じゃないか?」

 

 

「いいんです時間が惜しいので」

 

 

「そんなーー」

 

「シュウさん貴方の探している魔装機神はサイバスターと言う名前じゃあないですか?」

 

 

「そうですよグレースさんどうして貴女がサイバスターを知っているです?」

 

 

「それは私達が住む融合世界と言う世界に現れたのです」

 

 

そしてグレースはシュウに直哉からきいたその時のことを話し出した。

 

 

 

 

「ああ、エステル行くよファントムブレイド」 

 

 

「ええーー何で私がーー」

 

 

「それは現状あの巨大ロボットと戦えるのが響さんとエステルさんとヨシュアさんだけなんですよ」

 

「ええーー」

 

「頑張ってください」

 

そう言いながら直哉達は気絶している少女を安全な場所に連れていく。

 

「だあああ…もうやけくそだあああ」

 

「なっ馬鹿な人間の力でこの咒靈機ナグツァートにダメージを与えるだとーー」

 

 

咒靈機ナグツァートに乗る初代ワカメのような男と呼ばれていたルオゾールが驚いていた。

 

 

話は一時中断・・・

 

 

「成る程マサキと共に消えたルオゾールがそちらにいるとは」

 

 

「あのーーシュウさんどうしました?」

 

 

「ああ、気にしないで話を続けて下さい」

 

 

「そうですかわかりました」

 

 

そしてグレースは再び話し出した。

 

 

あれは・・・サイバスターじゃないか?」

 

 

「見つけたぜルオゾール、お前プレシアを誘拐してどうするきだ?」

 

 

「男の声だ。飛鳥ちゃんじゃないのか?」

 

「これはこれは、マサキ・アンドーどのでは無いですか」

 

 

「これが私達がマサキさん達との初めての接触でした」

 

 

「成る程と言う事は君達の世界にマサキとサイバスターがいるのですね?」

 

 

「ええ、恐らくは」

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

意外な人物との接触後編

「恐らくとはどういう事ですか?」

 

 

シュウがグレースに聞く。

 

「私達がここに来たのは自分達の意思では無いんです」

 

そしてグレースはシュウに今までの経緯を話し出した。

 

 

あ、フォンテイーヌ大丈夫?」」

 

「ええ、何とか飛鳥ちゃんのサポートに専念してるわ」

 

 

飛鳥とグレースが戦いながら話していると、キュアフォンテイーヌが飛鳥と合流した。

 

 

「あははそうよ。私が乗っているのこの機体にね」

 

その時黒いヴァリマールの中から夜叉の声が聞こえてきた。

 

 

「この機体に乗って正解だわ。この機体が私に力をくれるもの、これなら貴女にも負けないわ。食らいなさい紫藤飛鳥と紫藤直哉」

 

 

「破邪剣征桜花・放神」

 

 

そして黒いヴァリマールから夜叉の桜花・放神が放たれた。

 

 

「これはまずい仕方ないアかシックバスターで相殺するしかない」

 

 

そう言って飛鳥はアカシックバスターを使い、桜花・放神を相殺するかけに出た。

 

 

「いけーアカシックバスター」

 

 

「フフ、今さらその程度の技でこの桜花・放神を止められると思うなーー」

 

 

そしてアカシックバスターと桜花・放神がぶつかりあった。

 

 

「ぐうっ圧されるまずい」

 

「あはは、死ね死ね紫藤飛鳥と直哉ーーーー」

 

 

「「「「「「「「キャアア」」」」」」」」」

 

「成る程君達はその巨人・・・いやロボットとの戦いの最中にこちらに来たと言う事でいいですか?」

 

 

「ええ、それであってます」

 

 

「そして君達の残りの仲間が行方不明なのですね」

 

 

「わかりました。グレースさん達私と来ませんか?」

 

 

「ええいいんですか?シュウさん」

 

 

「ええ、こんな形で出会って別れるのはこちらとしても勿体ないので」

 

 

 

そしてグレース達はシュウのロボットの上に乗って彼の拠点に向かった。

 

「しかしシュウ様良く彼女達を連れて行くことにしましたね」

 

「ええ、彼女達から消えたルオゾールの話も聞けましたし、それに彼女達の世界融合世界に興味が出ましてね」

 

 

「それでご主人今後はどう動くのですが?」

 

 

「そうですね、彼女達の仲間を探して見ますよ。と言っても居場所はわかってますがね」

 

 

「ええーー」

 

チカうるさいですよ。これを見てみなさい」

 

 

「これは・・・」

 

「この映像は私がグレースさん達と出会う直前の映像ですよ」

 

 

「ええーーこれはサイバスター?」

 

「ええ、そうです。ただこちらのサイバスターは彼女達の世界のサイバスターと言うことですよ」

 

 

「ええ、つまりグレースさん達の仲間のサイバスターの装者がラングランにいるという事ですか?」

 

「恐らくそうだと思いますが、チカサフィーネに連絡して王都ラングランの動きを見てもらって下さい」

 

 

「わかりましたご主人」

 

そう言ってチカはシュウの元を離れた。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

融合世界への一時的帰還

黒いヴァリマールの力によって跳ばされた仲間達を探すために響達はまず融合世界に帰還していた。

 

 

「うおお、ここが異世界か」

 

 

「初穂さん落ち着いて下さい」

 

「初穂子供みたいで恥ずかしい」

 

「あはは、仕方ないですね。皆さん今から鶯谷に行きますよ。そこに私達の家があるので」

 

「わかりました。響さん」

 

響の言葉にクラリスが答えその足で鶯谷の家に向かった。

 

 

家に到着後・・・

 

「お帰り遅かったわね。響」

 

 

「うおおなんだこいつは」

 

 

「成る程響この3人は新生帝国華撃団ねそれも原作世界の」

 

「その通りですトワさん」

 

トワは初穂とあざみとクラリスの顔を見てそう言う。

 

 

 

そして家の中で響はトワに今までの経緯を話し出した。

 

「成る程ね私達が貴女達を一時避難をさせた時にその世界で黒いヴァリマールが出てくるなんてね」

 

「良くもまあ、ワイズマンが見つけてくるわね」

 

 

「トワさん。あの黒いヴァリマールはなんなんですか?」

 

 

「あの黒いヴァリマールはイシュメルガにヴァリマールの起動者のリィンが取り込まれたと言う証明するための姿ね」

 

 

「そんな事が起きたんですか?」

 

 

「ええあくまで響達が接触したリィンはイシュメルガを完全に倒したリィン達だからその辺は気にしなくて良いわ」

 

 

「そうなんですね」

 

 

 

「おいおいさっきから何でこんな子供に下手に出てるんだ?響さんよ」

 

 

初穂が響に聞く。

 

 

「あはは、この人こう見えて融合世界の神様だよ。そして私達の上司になるんだけどね)

 

「「「ええーー」」こいつが上司」

 

 

 

響の言葉にクラリスとあざみと初穂が驚いていた。

 

「ちょっと響あんた達の上司は直哉の筈よ」

 

 

「しーー今は、私の話に合わせて下さい。お願いしますトワさん」

 

「わかったわよ。だけどこの代金は高いわよ」

 

 

「そんなに私が貴女達の上司だったらおかしいのかしら?響。貴女もっと使える人を連れてきなさいよ」

 

 

 

「ああ、なんか言ったか子供体質のおばさん」

 

 

「そう言う事言うのね、良いわよそう言う態度を取るのなら神山誠十郎と雨宮さくらの居場所を教えないから」

 

 

!!

 

「「さくらが生きてるのか?」それ以前に居場所もわかってるんですか?」

 

 

 

「ええ、知ってるわよ。だけど貴女には教えないからね初穂ちゃん」

 

 

「何だと!!ババア教えろ」

 

 

ギャン

 

 

「あーあ初穂何で余計なことを言うのかな?」

 

 

「あははわかりません」

 

 

そしてトワが響とあざみとクラリスに雨宮さくらと神山誠十郎がいる世界を教えた。

 

 

「「地底世界ラ・ギアス」」

 

 

「成る程マサキさんとプレシアちゃんの世界にいるんですね」

 

 

「そのようね、雨宮さくらと神山誠十郎は、キュアグレースと共にいて、キュアフォンテイーヌとスパークルが飛鳥と薫の近くにいるわね」

 

 

 

「わかりましたトワさんそれでは異世界のラ・ギアスに行くのにマサキさんとプレシアちゃんを同行させていいですか?」

 

 

「構わないわよ」

 

 

そしてトワの許可を得た響はマサキとプレシアを連れてクラリスとあざみを共にマサキ達の世界に向かった。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

地底世界の病院にて

「フォンテイーヌこれから飛鳥ちゃんと薫ちゃんを助ける?」

 

 

「それなんだけど今は、飛鳥ちゃんと薫ちゃんを助けるのはもう少し後よ」

 

 

「ええーーどうして?」

 

「ここが本当に地底世界ラ・ギアスの確認が取れていないわ。そしてグレースと直哉君の存在も確認出来ていないでしょ」

 

「確かに、直哉君がいたら飛鳥ちゃんと薫ちゃんを助ける為のアイデア言ってくれそうだしね」

 

「まあそれこそグレースと直哉君がこちらに来ていない可能性も考えられるけどね」

 

 

「確かにそうだな俺達はこの世界の事を具体的に知らないからな」

 

「そうペン。のどかとラビリンは前の世界で異世界に行ったりしてたペン」

 

「そう言う事なら、ここを出て3人を探す?」

 

 

「いやそれはしないわ。恐らく私達を病院に連れてきたのは監視をしやすい為だと思うわ」

 

 

「監視て私達を?」

 

 

スパークルの言葉にフォンテイーヌが頷く。

 

「つまり俺達も飛鳥と薫の仲間か、それとも無関係なのかを調べていると言うことかニャン」

 

「ええ、少なくとも私はそう考えているわ」

 

「確かにここがラ・ギアスだったとしても僕達の事を知る人はマサキさんとプレシアちゃんしかいないペン」

 

 

「だから飛鳥と薫は魔装機神の強奪犯人に思われて連れていかれたペン」

 

「くっそーならマサキとプレシアちゃんを連れてこないと飛鳥と薫は犯人のままかニャン?」

 

 

「その可能性が高いわね。こうなったらグレースと直哉君が別行動でよかったかもね」

 

 

その頃グレースと誠十郎達は・・・

 

 

「改めてシュウさんありがとうございます」

 

 

「いえいえ気にしなくていいですよ。たまたまあの場所にいただけなので」

 

 

「それにキュアグレースさん貴女の世界について私も少し興味を持ってしまったので教えて貰えますか?」

 

「それは今は出来ません。別にシュウさんが信頼出来ないと言う訳ではありませんが、こちらの世界に新たな混乱を起こす事になり得ますから」

 

 

「成る程グレースさん達は自分達に対する自覚と自分達がその世界に与える影響を自覚しているんですね」

 

 

 

「確かに貴女が言うようにな行動は必要ですが、少し急いだ方がいいかも知れませんね」

 

 

「え、どういう事ですか?」

 

 

「実はですね、私の知り合いに異世界のサイバスターを探して貰ったんですが王都ラングランで見つけましたのですが、そのパイロットは魔装機神強奪の犯人として捕まっていました」

 

 

「ええーー」

 

「こちらのサイバスターは行方不明なのでそこは仕方ない部分がありますが、貴女達の世界のサイバスターが調べられると不味いのでは?」

 

 

シュウがグレースに伝える。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

シュウの提案

「ええーー」

 

「こちらのサイバスターは行方不明なのでそこは仕方ない部分がありますが、貴女達の世界のサイバスターが調べられると不味いのでは?」

 

「それは・・・」

 

「少なくとも貴女達の世界には、魔装機神をコピーする事の出来ると言う技術があると知られる方が貴女達にはまずくないですか?」

 

 

「それは・・・そうですがどうして私達を助けてくれるんです?」

 

「それは先ほども言いましたが」

 

 

 

「それにキュアグレースさん貴女の世界について私も少し興味を持ってしまったので教えて貰えますか?」

 

「それは今は出来ません。別にシュウさんが信頼出来ないと言う訳ではありませんが、こちらの世界に新たな混乱を起こす事になり得ますから」

 

「私自身も研究者なので知らない力や機能に興味を持っていますからね」

 

 

「わかりました。仲間に相談をして良ければ、シュウさんに情報として提供します」

 

 

「そうですか、ありがとうございますグレースさん」

 

 

「あまり期待しないでくださいね」

 

 

そしてグレースはシュウと別れ雨宮さくらと神山誠十郎のいる場所に移動を開始した。

 

 

「ねえ、ラビリンシュウさんが言ってたことは本当かな?」

 

 

「それは本当だと思うラビ、あの映像にスパークルとフォンテイーヌが少し写っていたラビ」

 

 

「ええーーそうなの?」

 

 

「そうラビ、正直シュウさんは少し怪しいけど今のラビリン達にはあの人の情報は必要ラビ」

 

 

「それに地底世界に来てからプリキュアの変身が解除出来ないから気をつけてラビ」

 

 

「そうなの?また誓約関連で」

 

 

「いや今回は3人全員見たいラビ」

 

「うんわかった。でも直哉君は大丈夫なの?」

 

 

「それなら大丈夫ラビ、ゆっくり寝てるラビ」

 

 

そしてグレースはさくら達のいる部屋に着いた。

 

 

「お待たせしました。神山さんとさくらさん」

 

 

「「どうなった?」あの人との協力をしてくれるのかは」

 

 

「ええ、協力要請をする前に、私達の仲間の居場所を教えてくれましたよ」

 

 

「「何だってーー」」

 

「グレースさんの仲間がこちらの世界にそれは本当に?」

 

 

「ええ、私達も映像を見ましたから間違いないです」

 

「「そんな」」

 

「それじゃ俺達の当面の目的はグレースさんの仲間の奪還ですか?」

 

 

「そう上手くいかないようですけどね、もしかしたらシュウさんはかつて私達の世界にやって来た者の仲間かも知れませんから」

 

 

「ええーー」」

 

 

そしてグレースはさくら達に話し出した。

 

 

 

「フフ、いやー助かりましたねこちらの世界にも地底世界ラ・ギアスがあって」

 

そう言って、咒霊機ナグツァートが姿を現した。

 

 

「あ、ワカメ男の機体だ。

 

 

「誰がワカメ男ですか?」

 

ルオゾールは、丁寧に響達の前に姿を出すと、一斉に響が言ったことに納得した。

 

「「「「「「本当に頭がワカメだ」」」」」」」

 

「まだワカメ男というのならいでよ、デモンゴーレムよ」

 

そう言ってルオゾールは岩のような亡霊を20体以上を召喚し、ルオゾールはそのままナグツァートでどこかにとんでいった。

 

話中断・・・

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

一つの疑問

「ちょっと待ってくれグレースさん。君達の世界にここと同じ世界があるならここはその世界ではないのか?」

 

「確かに神山さんの疑問はわかりますが、ここは私達の世界にあるラ・ギアスではありません。なぜなら私達の知るラ・ギアスは魔装機神のコピーがあることを許してくれてますから」

 

「まあ前の世界での事を覚えていたらですけどね」

 

 

「「あ、そうか」」

 

「でもこちらの世界の人達はサイバスターを強奪した犯人として飛鳥ちゃんと薫ちゃんを捕らえているみたいなので」

 

「今後俺達はどう動くつもりなんだい?」

 

 

「ええ、今の所はシュウさんに協力してもらいながら別れている仲間と合流を目指して行きます」

 

 

「それに神山さん達の世界にいる響さんも私達を探してくれていると思うので」

 

 

「わかりました。俺はこういう時に慣れてないのでグレースさんの判断に従いますよ」

 

 

「ありがとうございます。さくらさんはどうですか?」

 

 

「私もいいよ。グレースさんの判断は間違っていないと思うからね」

 

 

「でもグレースさんは凄いですね。こんな異世界に跳ばされたりしたのに冷静で」

 

「そりゃそうですよ誠兄さんグレースさん達はいくつもの異世界に行ってるんですよ」

 

「それにしてもグレースさん達の世界はどんな世界なのか気になるな」

 

「私達の世界は蒸気技術ではなく違う技術で発展をしましたね。そして融合世界の中心世界と言う所は神山さん達と同じように蒸気技術が発展をしました」

 

 

 

「中心世界?どういう事ですか?」

 

 

「ああ、私達の世界の中心となる世界の事ですよ私達の世界を纏める言い方は融合世界と言うんですよ」

 

 

「融合世界ですか?」

 

 

「ええ、そして複数の世界を守る組織の仲間の一部が中心世界に集まり異世界や自分達の世界の敵と戦ってますね」

 

 

「成る程、と言う事は俺達の世界で出てきた。ノイズとかメガビョウゲーンがグレースさん達の敵と言うことですか?」

 

 

「ええ、メガビョウゲーンは私達の敵です。そしてノイズは響さん達の敵です」

 

 

「そうなんですね。一つ聞いていいです?メガビョウゲーンを操る連中は一体何が目的何ですか?」

 

 

「それは・・・地球を病気にして、ビョウゲーンキングダムのすみよい世界に変えることです」

 

 

「そんな彼等のすみよい世界とは?」

 

 

「それは地球のすべての生物が死にゆく世界ラビ」

 

「うおお、ステッキがしゃべった」

 

 

「私はラビリンラビ、グレースのパートナーのヒーリングアニマルラビ」

 

 

「ヒーリングアニマル?」

 

 

「ヒーリングアニマルは地球の為のお医者さんと考えて欲しいラビ」

 

 

「地球のお医者さんだってーーさくらも知ってたのか?」

 

 

「私は具体的には知らないけどラビリンちゃんとかニャトランちゃん達の事は知ってましたよ誠兄さん」

 

 

「何だってーー知っているなら教えてほしかったぞ」

 

 

その頃フォンテイーヌとスパークルの二人は病院の検査を受けて異常が無いことにより退院する事になった。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

退院後そして現れる者前編

「さて退院の準備は出来たかい?」

 

 

「「はい」」

 

「しかしリューネさん。私達を保護してくれるのは何故ですか?」

 

「うんそれは君達二人がサイバスター強奪犯人とは面識がない事がわかったからね」

 

 

「ええーー」

 

「何をそんなに驚いてるの?」

 

「フォンテイーヌどういう事あの二人が私達と関係ないはずないのに」

 

 

「恐らく私達が動けるように飛鳥と薫がそう言う風にしてくれてのだと思うわ」

 

 

「二人ともどうしたの?」

 

 

「あ、気にしないで下さいリューネさん」

 

 

「ふーんまあいいけど」

 

 

そしてリューネ達は王都ラングランを歩き出した。

 

 

 

「しかしここが地球の内部に存在する世界とは思えませんよ」

 

 

フォンテイーヌがリューネに言う。

 

 

「私もそうだったよ最初は、地球内部にこんな異世界みたいな世界があるなんてね」

 

「そんなリューネさんが何でここに来たの?」

 

 

 

「それは、私達地上人はラ・ギアス人より高いプラーナと言う力があって、この世界のロボットを動かすためにラ・ギアスに召喚されたんだ」

 

「「召喚!!」」

 

 

「つまりロボットを使った戦争をするために呼ばれたと言うことなの?」

 

スパークルがリューネに確認をする。

 

 

「ああ、その考えで間違い無いよ。実際にラングランは東の大国のシュテドニアスと戦争をしていたからね」

 

「戦争人間同士がどうして」

 

「いわゆる侵略戦争ねラングランと言う土地がシュテドニアスにとっては欲しい物だったからね」

 

 

「しかし戦争で土地を奪う何て本来ならそう簡単には出来ない筈よ」

 

 

「それがねシュウ・シラカワと言う人物がテロリストを使って王都ラングランの防衛力を落としていたからその隙をシュテドニアスが利用したの」

 

 

 

「なんて事」

 

 

「そのシュウは、ヴォルクルス教団をも利用してたみたいだけどね」

 

「「ヴォルクルス!!」」

 

 

「フォンテイーヌヴォルクルスてあれだよね」

 

なっ本当にヴォルクルスの上半身がこちらの世界に出てくるとはな‼ルオゾールがいる時点でこう言うことを考えておくべきだったぜ」

 

「・・・フフ、サイバスターか」

 

!!

「「「喋ったぞ」にゃん」」

 

「あの時私達はその場にはいなかったけど」

 

 

「ええどうやらそのようね」

 

 

「あの時現れたヴォルクルスの上半身はこちらの世界から来たみたいね。

 

 

ピーピー

 

「はいリューネ。何だってーーそれは本当なの?突然ヴォルクルスの上半身地上に出てきたの?」

 

 

「ええ、そのヴォルクルスには異形の下半身が着いてるの」

 

 

!!

 

「フォンテイーヌこれってまさか・・・」

 

 

「どうやら紅のミロクを取り込んだヴォルクルスがこちらの世界に戻って来たようね」

 

 

その頃グレース達は・・・

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

退院後そして現れる者後編

「雨宮さくらと神山誠十郎との話し合いが終わった頃シュウは異常な数値を見せる地点に向かっていた。

 

 

「一体何が起きようとしてるんですか?」

 

!!

 

「なっヴォルクルスの上半身が異世界から帰って来たのですか?」

 

「GUOO、やっと我の世界にたどり着く事が出来たな」

 

 

「なっこの声ヴォルクルス?まさか自我を持ったと言うのですか?」

 

「うん、そこにいるのはグランゾンか、シュウ・シラカワ久しぶりだな」

 

 

「ええ、久しぶりですねヴォルクルス貴方が自我をもって喋るとは思いませんでしたよ」

 

 

「ふん、我を憎んでいるのにそんな言葉をまだ言うか、まあ我もこんな進化をするとは思わなかったがな」

 

 

「おっとお前と話す前に来客が来たようだな。出でよ、我が新たな僕脇侍どもよ」

 

 

そしてヴォルクルスは大量の脇侍を召喚した。

 

 

「なんなんですかあのヴォルクルスが召喚したものは?」

 

 

その頃リューネ達はヴォルクルスが地上に出てきたのを確認するために現地に向かっていたがリューネ達の仲間は大量に出てきた。脇侍に倒されていく。

 

 

 

「何あれ、見たことない者が、魔装機を攻撃してる」

 

「「あれは、脇侍何でここに」」

 

 

「貴女達あれの正体知ってるの?」

 

 

「あれは私達の世界の敵の一つの敵が使っていた物で脇侍と言う物です」

 

「どうすれば倒せるの?」

 

 

「霊力を込めた攻撃しか脇侍は倒せません」

 

「霊力?」プラーナとは誓うの?」

 

 

「それは違います」

 

 

リューネがフォンテイーヌと話している間も魔装機は脇侍に有効的なダメージを与える事は出来ずにいた。

 

 

 

 

その頃サイバスター強奪犯人として捕まってしまった飛鳥と薫は・・・

 

「飛鳥ちゃん大丈夫?」

 

「うん何とかね。しかしサイバスター強奪犯人にされるとは思わなかったよ」

 

 

「どうしてこんなことに」

 

 

「恐らく薫ここがマサキさんとプレシアちゃんのラ・ギアスだからと思うよ」

 

「ええーー融合世界にあるラ・ギアスじゃないの?」

 

 

「いえ違うと思う」

 

 

「融合世界のラ・ギアスなら少なくともこういう事態にはなってないと思うし、原作世界のラ・ギアスなのかもね」

 

 

 

「しかし私達が捕まってていいのかな?」

 

 

 

「うん今はいいよ。何か起きたみたいだから頃合いを見てここから逃げるよ薫」

 

 

「うんわかった。飛鳥ちゃん」

 

その頃直哉は目覚めた。

 

 

「うーんここはどこですか?」

 

 

「ここは地底世界ラ・ギアスラビ」

 

 

「ええーーラ・ギアスーー確か僕達は黒いヴァリマールによって跳ばされたんでしたよね。それがラ・ギアスですか?ここのラ・ギアスは融合世界の?」

 

「ううん違いますみたい直哉君聞いて、飛鳥ちゃんと薫ちゃんがここで犯人として捕まってしまったの」

 

 

「それも魔装機神強奪の犯人としてラビ」

 

 

「ええーー僕が寝てる間に事態がかなり動いたんですね」

 

「グレースさんとラビリン確認ですが神山さんと雨宮さくらさんはこちらにいますか?いるんでしたら。この世界に脇侍が現れたようです」

 

 

「「ええーー」」

 

グレースとラビリンは直哉の言葉に驚いていた。

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

融合世界の管理する者達の仕込み

「うわあ、ヴォルクルスまで帰還したよ。しかもあのヴォルクルスはこちらに来た個体じゃん」

 

 

「おいトワ来たぞ」

 

「あ、レイ頼んだあれはしてくれた?」

 

 

ああ、対象は大神一郎と真宮寺さくらの二人てよかったのか?」

 

「ええ、あまり大勢を異世界のラ・ギアスに送ると彼女達がちょっかいを出して来るかも知れないでしょ」

 

「確かにな、まさかイヨが先に宣戦布告染みた事をするとはな」

 

「まあ正確には引き抜きだけどね」

 

 

そういったレイとトワはその時の事を思い出していた。

 

私はイヨだよ。ついでに融合世界から消えた米田健二の妹でもあるんだけどね」

 

 

「まさか融合世界にプリキュアがいるなんてね驚いちゃったよ」

 

「「「「「「貴女がイヨなの?」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

「あははかわいいじゃない。貴女達がヒーリングアニマルか私も欲しいなあ」

 

 

「「「何で俺達の」僕達の」私達の事を知ってる?」

 

 

 

 

「フフ、私達の知らないことはないんだよ。ただ融合世界に行くことが私と母さんは行けないからね」

 

「ただお兄ちゃんは別なんだよね」

 

 

「イヨさん私達に接触したのはどうしてですか?」

 

 

「のどかがイヨに聞く。

 

 

「フフ、安心していいよ。今接触したのはプリキュアと言う存在に興味があったからね」

 

「ねえ君達に相談なんだけど、君達3人トワとレイサイドからこちらに移籍しない?」

 

 

!!

 

「「「何だってーーラビ」ペン」ニャン」

 

イヨの言葉に3匹のヒーリングアニマルは驚いた。

 

「何で私達に移籍の話を持ちかけてきたの?」

 

 

 

「そりゃ勿論君達3人と3匹を殺すのは惜しいからね」

 

「私達の知らない力を知らずに終わらせるにはね」

 

 

「そう言う事なら私達の答えはイヨさん貴女の所には行きません」

 

のどかがイヨに向けて言う。

 

 

「そんなに急いで答えなくていいのに私達が動くのはまだまだ先だしね、だからその頃に君達が存在していればまた会いに来るよ」

 

 

「それじゃまたねプリキュア。出でよ魔装機兵天照」

 

 

そう言って天照を召喚したイヨは何処かに転移をしたのだった。

 

 

 

「それでトワ大神と真宮寺さくらはいつ頃紫藤直哉達と合流させる?」

 

 

「そうねヴォルクルスが脇侍を手駒として使うとは思ってたけど、こんなに早く使うとは」

 

 

「あいつは紅のミロクの機体を吸収した奴だな」

 

 

「ええ、だからレイに旧帝国華撃団の一時的な封印を解いて貰ったのよ。ヴォルクルスが使っている脇侍は大神達の時代の敵だしね」

 

 

 

「それならば二人を転移させる準備をするぞ」

 

 

「わかったわレイよろしくね」

 

「おっと直哉達がヴォルクルスのいる所に着いたみたいね」

 

 

場所が変わりラ・ギアスでは・・・

 

 

 

「これがヴォルクルスですか?しかし取り巻きが怪蒸気みたいな者は何ですか?グレースさん」

 

 

誠十郎がグレースに聞く。

 

 

「あれは脇侍と言う物で、旧帝国華撃団が主に戦った怪蒸気と思って下さい」

 

「「成る程あれが、約10年前に活動していた魔装機兵ですか?」」

 

 

その頃フォンテイーヌとスパークルの二人は・・・

 

「ごめんね二人とも貴女達もここに連れてきて」

 

 

「「リューネさん気にしないで下さい」」

 

 

「どうペギタン。グレースとラビリンはいる?」

 

 

「うんここから離れているけど二人と直哉の姿は見えるペン」

 

 

「やったねニャトラン」

 

「おうよ、だがどうするあの脇侍の大群は?」

 

 

「向こうには直哉がいるからいいけどよこちらには霊力を操る人いないぞ」

 

 

「その心配はいらないよニャトラン」

 

 

「ニャ?」

 

 

その時巨大なお墓がラ・ギアスの空に現れた。

 

 

「なっあれはお墓?」

 

 

「「あれは、響さんが来てくれた」」

 

 

 

そして空飛ぶお墓から3体の無限が地上に降りてきた。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

合流そして帰還前編

「その心配はいらないよニャトラン」

 

 

「ニャ?」

 

 

その時巨大なお墓がラ・ギアスの空に現れた。

 

 

「なっあれはお墓?」

 

 

「「あれは、響さんが来てくれた」」

 

 

 

そして空飛ぶお墓から3体の無限が地上に降りてきた。

 

「「あれは無限と言うことはクラリスとあざみ達が来てくれたんだ」」

 

 

誠十郎とさくらは仲間達の登場に驚いていた。

 

 

「どうやら響さん達が来てくれたようですね」

 

 

「直哉君私達はこのままフォンテイーヌ達と合流する?」

 

「いえこちらはシュウさんのフォローをしながら行動をしましょう。都合よく向こうには響さん達が来てくれたおかげで体勢を整えるまが出来たようですし」

 

「グレースさん俺達はどうしますか?」

 

「グレースさん貴女誰と話してるんですか?」

 

 

誠十郎はグレースに聞いても反応が無かったので気になり声をかけると声が聞こえた。

 

 

「ああ神山誠十郎さんごめんなさい。今グレースさんの意識は僕とリンクしていて僕が貴方と話している間はグレースさんに聞こえませんよ。ただ僕を通してなら聞こえますよ」

 

 

そう言う直哉がヒーリングステッキから出てきた。

 

 

「あ、君はあの時の」

 

 

そう言って誠十郎はその時を思い出していた。

 

 

あはは、やはりそうですよね?この格好は女の子ですよね」

 

「ええーーかわいいよその格好」

 

雨宮さくらがプリキュアの格好した直哉に言う。

 

 

「もういいです。ぐああ」

 

「「どうしたの?急に」どうした大丈夫か」

 

「ええ、気にしないでいいですよ」

 

「だが君凄い汗だぞ」

 

 

「何故君がグレースさんのの中から出てきたんだ?」

 

「僕とグレースさんは一つの身体を共有しないと戦えないんですよ」

 

「ねえ、ラビリン?」

 

「そうなんラビよ」

 

「そうなのか?」

 

 

「神山さん僕の事はいいですから貴方は帝国華撃団の隊長として響さんと一緒に来た二人と合流して下さい」

 

「しかしこちらはどうするんですか?」

 

「こちらは雨宮さんと僕達で対応します。それに救援も来るので大丈夫です」

 

 

「わかった君の言葉を信じる」

 

 

 

そう言って誠十郎はクラリスとあざみのいる方に合流しようと移動をした。

 

「ほう、あれはいつぞやの帝国華撃団とやらに似ているな。まあいい、我にとってはガラクタだからな、メガグラビトロンウェーブ発射」

 

 

そしてヴォルクルスはこの辺り一帯に超重力衝撃砲を新生帝国華撃団の方に向け放った。

 

それを見た響が確認した。

 

「マサキさん行けますか?」

 

「ああ、行けるぜ響、ヴォルクルスの攻撃をサイフラッシュで防いでその後二人のプリキュアを直哉達の所に連れていけばいいんだな?」

 

 

「はいよろしくお願いいたします」

 

 

そしてマサキがサイバスターで出撃した。

 

時を少し戻して・・・

 

 

ヴォルクルスが放ったメガグラビトロンウェーブがリューネ達に襲いかかるその時リューネ達を守るものが発動した。

 

 

「これはサイフラッシュの光」

 

 

その時リューネはマサキが戻って来たことを確信したのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

合流そして帰還後編

「なんだあの光は?」

 

ヴォルクルスは自身の放ったメガグラビトロンウェーブが相殺した光に唖然とした。

 

その時ヴォルクルスの周囲を高速で通り抜けた機体をヴォルクルスが見た。

 

 

!!

 

「奴まで戻って来ていたか、サイバスターめ」

 

 

「へっヴォルクルスお前の相手は後でしてやる」

 

マサキがそう言うとサイバスターはヴォルクルスから離れキュアグレースの所に着陸してフォンテイーヌとスパークルをおろした。

 

「「グレース。直哉君」」

「みんなよかった」

 

 

その頃空を飛ぶお墓から出てきたサイバスターを見てラングラン軍は驚いていた。

 

 

「「「どうしてお墓からもう一体のサイバスターが?」」」

 

 

「それにあの声はマサキ殿に間違いない」

 

 

 

「それならば強奪犯人が乗っていたサイバスターは一体?」

 

「それは後で考えろ。今はヴォルクルスが放った謎のロボットを倒すんだ。サイバスターや空を飛ぶお墓から出てきた物が俺達の援護してくれると言っても向こうの数が多いのだぞ」

 

 

 

「「「了解」」」

 

 

 

そしてラングラン軍は体勢を建て直し再び脇侍に戦いを挑むのだった。

 

 

「フォンテイーヌとスパークルはラングランの人達に助けられてたんだよね」

 

 

「ええ、そうよグレース貴女は知らない筈なのにどうして知ってるの?」

 

 

「え、シュウさんがフォンテイーヌとスパークルの状況を教えてくれてね」

 

「シュウ・シラカワ?」

 

 

「そうだよ」

 

「グレースその人は悪人だよ」

 

 

「ええーー」

 

 

スパークルの言葉に驚くグレースだった。

 

 

「どういう事?スパークルシュウさんが悪人だなんて)

 

 

「スパークルの言葉は本当よ私達を助けてくれた人が教えてくれたの」

 

 

しかし戦争で土地を奪う何て本来ならそう簡単には出来ない筈よ」

 

 

「それがねシュウ・シラカワと言う人物がテロリストを使って王都ラングランの防衛力を落としていたからその隙をシュテドニアスが利用したの」

 

 

 

「なんて事」

 

 

「そのシュウは、ヴォルクルス教団をも利用してたみたいだけどね」

 

「「ヴォルクルス!!」」

 

「そんなシュウさんが・・・」

 

「とりあえずグレースさんフォンテイーヌさんとスパークルさん今はシュウさんの話をしている暇はありませんよ」

 

 

「「「は、そうだった。とりあえずシュウさんも助けないとスパークルの言葉の真意を聞かないと」そうね、私達もリューネさんの立場の話を聞いただけだしね」

 

 

そうだねシュウさんがヴォルクルスに操られていると言う事だってあるしねテロリストを使ってラングランを混乱させたのは自分の意思じゃないかもだしね」

 

 

 

「3人とも話が纏まりました?」

 

 

「「「うん」」」

 

 

「それじゃ僕達も行きますよ」

 

 

 

「でもあれだけの脇侍の直哉君と雨宮さくらさんに対処出来るの?」

 

「大丈夫ですよ。もうすぐレイさんが援軍を送ってくれますから」

 

 

「「「援軍?」」」

 

3人のプリキュアは直哉の言葉の意味を理解出来ずにいた。

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

夢の出逢い1

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン!キュン!キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア!スカイヒーリングストリーム」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、スカイヒーリングフラッシュ」

 

 

「グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア、スカイヒーリングフラワー」

 

「天剣・桜吹雪」

 

 

3人のプリキュアと雨宮さくらはシュウ・シラカワの乗るロボットを助けるために行動を開始していた。

 

「やっぱり脇侍の数が多すぎる。せめて飛鳥ちゃんと薫ちゃんがいてくれれば」

 

 

 

「そうねでも向こうの脇侍の数も少しずつ減ってる何とかなるわ。スパークル」

 

 

「果たしてどうかな?出でよ降魔」

 

 

ヴォルクルスがそう言うと大量の降魔が出現した。

 

「「「「「「ええーー降魔ーー」」」」」」

 

 

3人のプリキュアと誠十郎達は降魔の出現に驚いていた。

 

「フフ、我は融合世界に現れてからこちらに戻るまでに、脇侍と降魔を取り込み自身の力として使えるようになったのだ」

 

 

「「「何だってーー」」」

 

「さて我は高見の見物の前に裏切り者の始末をするか」

 

 

「覚悟はいいかシュウ・シラカワ?」

 

 

「くっこれはまずいですね。異世界の戦力を取り込んだヴォルクルスの存在は想定外です」

 

 

「グレース急いでシュウさんの元に行って」

 

「でもあれだけの脇侍と降魔がいたら間に合うかわからないよ」

 

 

「それでも行くのよ。グレース貴女はシュウさんの事を信じてるんでしょう」

 

 

「フォンテイーヌ・・・」

 

「わかった」

 

 

「ですが、どうやら間に合ったようですよグレースさん」

 

「ええーー」

 

 

「死ね裏切り者」

 

ヴォルクルスはグランゾンに最後の攻撃をしたその時・・・

 

!!

 

ヴォルクルスの攻撃が当たる前に2体の霊子甲冑がグランゾンを守るように現れた。

 

 

「なっ貴様達はあの時の帝国華撃団か?)

 

 

 

「なっ嘘だろあの人達は」

 

 

「嘘!!まさか旧帝国華撃団の人達なの」

 

「直哉君お待たせ真空寺さくらと大神一郎紫藤家の当主の要請によりただいま参上しました」

 

 

「久しぶりだね直哉君」

 

 

「ええ、そうですねお二方聞いて下さい。今この場に出ている。脇侍と降魔はそこにいる方ヴォルクルスと言う邪神の仕業でそいつは以前紅のミロクを取り込んだやつです」

 

「「何だってーー」」

 

大神と真宮寺さくらは直哉の言葉に驚いていた。

 

「左様我はそこにいる。女の中にいる者の言うとおり我は一度お前達と対峙したことがあるぞ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

夢の出逢い2

「「何だってーー」何ですって」

 

 

大神と真宮寺さくらはヴォルクルスの言葉に驚いていた。

 

「ええーー何でここに真宮寺さくらさんがーー」

 

 

雨宮さくらも別の意味で驚いていた。

 

 

「直哉君もしかして大神一郎さんと真宮寺さくらさんが私達の救援なの?」

 

グレースが直哉に聞く。

 

「ええ、そうですねお二方も最近米田健二が融合世界から消えて元に戻ったのでレイとトワに頼んで来てもらうようにお願いしてたんですよ」

 

「「いつの間に」ラビ」

 

 

「それはこちらに来てグレースさん達の変身が解除出来ないので寝たふりをしながらトワに連絡をしたのが最初で、トワ達も変身が解除出来ない理由を調べてもらってますが今のところわからないようですね」

 

 

 

「きゃああさくらさんだーーまた会えるなんて夢のようですーー」

 

 

「「落ち着いて下さい」落ち着いてよさくらさん」

 

 

フォンテイーヌとスパークルは興奮している雨宮さくらを落ち着かせようとしていた。

 

 

 

 

「フフ、しかしお前達に異世界に来れる技術があるとはな。我も少し驚いたぞ」

 

「ヴォルクルス俺達はお前から紅のミロクを取り戻す。覚悟しろ」

 

 

「ふん、成る程な、だからお前達はここに来たのか?帝国華撃団として」

 

 

「そうだ」

 

「無駄な事をわざわざ死に来るとはな。まあいい、今回は裏切り者を処分するために出向いて来たが帝国華撃団とそこにいる小僧との戦いをメインディッシュとして次我が出てきた時が決戦の時だ」

 

そう言うとヴォルクルスはこの場から消えたが脇侍と降魔は消えず残っていた。

 

 

 

「行くぞさくらくん」

 

「はい大神さん」

 

 

「「瞳に映る星は、明日導く光今その光を大いなる力に変え、破邪剣征・桜花乱舞---」」

 

 

その時大神一郎と真宮寺さくらの合体必殺技破邪剣征・桜花乱舞が放たれて残っていた全ての脇侍と降魔を撃退したのだった。

 

 

「凄い流石さくらさん」

 

 

 

「凄いです」

 

「凄い」

 

 

「ふう、とりあえずヴォルクルス以外は倒せたみたいだなさくらくん」

 

 

「ええ、今のうちに直哉君と合流しましょう大神さん」

 

 

「そうだな。俺達以外の人達の事を伝えないとな」

 

 

そして大神とさくらは直哉と合流した。

 

 

「成る程、トワとレイは融合世界の歴史を進めるために戻って来てと言う伝言ですか」

 

 

「ええ、レイさんが太正15年まで進めたいと言ってました」

 

 

「ですがそうも簡単には帰れそうにないですけどね」

 

 

 

「ねえ直哉君何でプリキュアの姿のままなの?)

 

 

真宮寺さくらが直哉に聞く。

「ええ、実はここに来てから僕を含むプリキュア3人の変身が解除出来ないんですよね何故か」

 

「それは大丈夫なのかい?」

 

「ええ、今のところはグレースさんにも体の変調はないみたいなので」

 

 

「とりあえず詳しい話は家のお墓でしましょうか」

 

 

そして直哉達は響達と合流するために紫藤家のお墓である。宇宙戦艦に移動を開始した。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

二人の隊長と二つの帝国華撃団の遭遇前編

紫藤家のお墓兼宇宙戦艦の中では・・・

 

 

「よかったよみんな皆が異世界に行ったときは驚いたよ」

 

 

「「「「ごめんなさい響さん」」」」

 

グレース達は響に謝った。

 

「嫌別に起こってる訳じゃないんだけどね、ねえ直哉君。私大神さんとさくらさんの事を聞いてないんだけど」

 

「ああそれは」

 

「それにキュアグレースさん貴女の世界について私も少し興味を持ってしまったので教えて貰えますか?」

 

「それは今は出来ません。別にシュウさんが信頼出来ないと言う訳ではありませんが、こちらの世界に新たな混乱を起こす事になり得ますから」

 

 

「成る程グレースさん達は自分達に対する自覚と自分達がその世界に与える影響を自覚しているんですね」

 

 

 

「確かに貴女が言うようにな行動は必要ですが、少し急いだ方がいいかも知れませんね」

 

 

「え、どういう事ですか?」

 

 

「実はですね、私の知り合いに異世界のサイバスターを探して貰ったんですが王都ラングランで見つけましたのですが、そのパイロットは魔装機神強奪の犯人として捕まっていました」

 

 

「ええーー」

 

「そう言う話を寝ながら聞いたので至急大神さんとさくらさんを連れてきてほしいと頼んだんですよ」

 

 

「ええどうして、そんな事を?」

 

「実は・・・」

 

そしてフォンテイーヌが響に説明をした。

 

 

 

「ええーー飛鳥ちゃんと薫ちゃんがこの世界の軍に拘束されたーー何で?」

 

 

次にスパークルが響に説明をする。

 

 

「成る程飛鳥ちゃんの機体を見て魔装機神の強奪犯人になってるのね」

 

 

「そう言う事ですよ響さん」

 

 

「確かに、大変な状態ね、それで直哉君飛鳥ちゃんと薫ちゃんの救出作戦みたいなのないの?」

 

 

「現状はありません。こちらに来てまだ二人にたいしての情報が少ないので」

 

 

「具体的に動くかは決めれないですね。僕達が動く事でマサキさん達が本物なのに偽者として見られるかも知れないので」

 

 

 

「確かにマサキさんとの繋がりを強く持つ人から見ればわかるかも知れぬいけどそうじゃない人から見れば俺達の知る人物じゃないとも言うかも知れないね」

 

 

「ええ、そうですね。それに僕達も一度ラ・ギアスから消えた方がいいかもですね」

 

「ええ、でも飛鳥ちゃんと薫ちゃんはどうするの?」」

 

 

「ええ確かに、二人の救出は必要なことですが、響さんこれを見てそう思えます?」

 

 

 

そして直哉が別室の部屋のモニターをつけた。

 

 

 

「きゃああああさくらさんだーー本物の」

 

 

「私の名前は雨宮さくらといい、ます宜しくお願いいたします。真宮寺さくらさん」

 

 

貴女が「さくらさんの憧れの真宮寺さくらなのですか」

 

 

「はい、私が真宮寺さくらですけど、貴女達は一体?」

 

 

「私とそこにいるあざみさんとさくらさんは、最弱の帝国華撃団の一員です」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

二人の隊長と二つの帝国華撃団の遭遇後編

「ええーー最弱の帝国華撃団ーー」

 

 

真宮寺さくらはクラリスの言葉に驚いていた。

 

 

その頃神山誠十郎と大神一郎は・・・

 

 

「貴方があの大神一郎さんですか」

 

「ああそうだけど、俺はまだ海軍士官学校を卒業したての若造だよ。そんなにたいした男ではないよ」

 

 

「いえ俺にとっては尊敬出来る先輩です」

 

 

「ありがとう誠十郎君」

 

「しかしさくらさんと大神一郎さん息があってましたね最後の攻撃のあれは」

 

「あざみもそう思う」

 

 

「やっぱりさくらさんは大神一郎は結婚相手として付き合ってます?」

 

 

雨宮さくらが真宮寺さくらに聞く。

 

 

「え、私と大神さんは帝国華撃団の隊長と隊員としての付き合いしかありませんよ、それに私には将来の相手は別にいますから」

 

 

「「「ええーー」」」

 

雨宮さくらとクラリスとあざみは真宮寺さくらの言葉に驚いていた。

 

その頃別室の直哉達は・・・

 

 

「ありゃこれ以上話をさせるとまずいのでは」

 

「ふーむ歴史的に会うことのない二組の帝国華撃団ですからね」

 

 

「片方は正史のそして片方はIFの世界の帝国華撃団ですからね」

 

 

「その好意僕に向けられている事を雨宮さくらさん達が知ったらまずいけど、真宮寺さくらさんが喋りそうですね」

 

 

「それってやばくない?さくらさんを止めなくていいの」

 

 

スパークルが直哉に聞く。

 

 

「恐らく大丈夫ですよ。2つの世界の歴史は降魔皇と言う存在が出たことにより雨宮さくら達の世界と僕達の世界とは表裏一体には変わりないと思いますが、降魔皇より厄介な敵も出てくると思うので」

 

 

「確かにそうね。キングビョウゲーンやシンフォギア関連の敵もいるわね」

 

「後まだ僕達と合流していない複数の守護者達もいますからね」

 

 

「そう言われたらトワさんが言ってたね」

 

 

そして響はその時の事を思い出していた。

 

 

要するに今の歴史をIFすると言うことか」

 

 

 

 

 

「そういうことよ直哉」

 

 

 

「確かに、IFを作る方がこちらの世界にとって余計な混乱を与えるよりは言いかも知れませんね、六覇星降魔陣が発動していてシンフォギア世界や初期に融合世界の一部となった世界は動き始める頃ですしね」

 

 

 

 

 

「ただし、直哉これを実行すると貴方と誓約する人物が数人増えるわよ」

 

 

 

「ええーー何ですか?」

 

 

 

「より困難な未来になるからよ、簡単に言えば世界をやり直しさせることと一緒だから」

 

 

 

「そして予定外の人物達も現れると思うし、貴方が飛鳥と薫の生まれた世界に行くこともあり得るからね」

 

 

「確かトワさんはIFの世界にしたことによって新たな世界が融合世界の中に出来るかもって言ってたね」

 

 

「ええ、ですので僕達の世界が雨宮さくらさん達の世界と同じ歴史を歩む可能性は低いと思いますよ」

 

その頃2つの帝国華撃団の部屋では・・・

 

 

「ええ意外です。私の知る世界では大神さんと一緒になったさくらさんが・・・」

 

 

「まあ私達の世界は紫藤直哉さんとのあれでね」

 

 

「成る程そうなんですね。実は私も直哉さんの守護者の役割をしていますよ」

 

 

「ええーーいいなあさくらちゃん」

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの事を選択する者達

「ええーーいいなあさくらちゃん。私なんて守護者になれなかったのに」

 

「え、嘘さくらさんが守護者じゃないんですか?」

 

 

「ううん違うよ」

 

 

真宮寺さくらが雨宮さくらにそう言った後大神達のいる別室に直哉と響が入ってきた。

 

 

「皆さん失礼しますよ。これからの事で貴方達に伝えたいことがあるので、まず1つ目がこの世界の軍に捕まっている仲間を助け出す事、2つ目が神山誠十郎さん達の降魔と戦う事、3つ目が僕達の世界での優先的な仕事を皆さんでして貰います。ただそうなった場合雨宮さくらさん達の帝国華撃団の皆さんは一時的に帝国華撃団の所蔵から別の名称になりますけどご理解下さいね」

 

 

 

「確かに帝国華撃団が二つあったら不味いものね」

 

 

「そうだな。直哉さん。俺達が融合世界に行っても問題は無いんですか?」

 

神山が紫藤直哉に聞く。

 

 

「ええ、それは問題が起きないように手を打ちますので気にしなくて構いません」

 

「でも捕まっている仲間も心配ですよ」

 

 

「あざみも気になる」

 

 

「大神さんと真宮寺さくらさんはどうですか?」

 

 

「俺達は別に神山誠十郎君達の世界に興味があるかな」

 

 

「私も未来のすみれさんを見てみたい」

 

 

「ありゃ見事に別れたね、直哉君」

 

「わかりましたひとまず地底世界ラ・ギアスからは離れます」

 

 

「「ええーー仲間はいいんです?」薄情者)

 

直哉の言葉にクラリスとあざみが反応する。

 

 

 

「とりあえずこのままこちらにいると僕達がラ・ギアスの人達にとっての脅威になりかねませんからね」

 

 

 

「それはどういう意味ですか?」

 

 

「いいんですか?神山さん達はヴォルクルスの新たな手駒である脇侍と降魔を倒しましたね、ラ・ギアスの軍が束になっても勝てない脇侍に」

 

 

「それがなにか?」

 

 

「はっそうかこのまま俺たちがここに居続けることでラ・ギアスの住人に不安を与える事になりますね」

 

 

 

「その通りです。そしてヴォルクルスはその不安や負の感情を糧に力をためる事が出来るみたいなんですよ」

 

 

 

!!

 

 

直哉の言葉に響以外の全員が驚いていた。

 

 

「そう言う意味でもラ・ギアスから離れるべきと自分は思いますが、皆さんの意見も聞いて最終的に決めたいと思います」

 

「そう言う事なら、一度融合世界に戻って体勢を建て直したほうがいいと思うな」

 

 

「成る程大神さんはそう考えているんですね」

 

 

「ちょっと待ってください大神さん。捕まっているのは10歳の子供達ですよ」

 

 

神山が大神に言う。

 

 

「確かに神山君の意見は普通の子供ならそうするべきかも知れない。だが神山君は直接見たのだろう?捕まっている二人の実力を」

 

 

 

「ええ、見ましたけど普通の双子の女の子でしょう?」

 

 

「あれ直哉君二人の両親の事神山君に言ってないのかい?」

 

 

「確か言った筈ですけど?」

 

 

「まあいいです。神山さん飛鳥ちゃんと薫ちゃんの母親はそこにいる真宮寺さくらさんなんですよ」

 

 

「ええーー本当に」

 

 

「そしてあの二人の世界には融合世界にない力をあの二人は持っていますから慌てて助けようとしなくても今は大丈夫ですよ」

 

 

「まさか飛鳥ちゃんと薫ちゃんの母親が真宮寺さくらさんとは思いませんでしたよ。ちなみに父親は誰何ですか?」

 

 

「僕と同じ名前の紫藤直哉だそうですよ」

 

 

「「「ええーー嘘!!」」」

 

 

直哉の言葉に誠十郎とクラリスとあざみが驚いていた。

 

「慌てないでください僕と彼女達の父親は別人で彼女達の父親と母親は産んでから殺されたそうですから」

 

 

 

「「「「ええーー」」」」

 

 

直哉の言葉に今度は新生帝国華撃団のメンバー全員が驚いていた。

 

 

その後話し合いの結局、ひとまず融合世界の中心世界ではない世界に行くことに決まった。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第3章  第2部 融合世界内での戦い編
久しぶりのすこやか市にて1


「「「「「「うわあここが融合世界なの」」」か」かー」

 

「なんかここ俺達の世界とは全然違うな。」

 

 

誠十郎がそう言う。

 

 

「なんか懐かしいなここにまた来ることになるとは」

 

 

「「え、大神さんはここに来たことあるんですか?」」

 

雨宮さくらと神山誠十郎が大神に聞く。

 

「ああ、あの時は俺とアイリスが代表してここすこやか市に来たんだよ」

 

 

「しかしよここに蒸気機械がないぜ何でこんなに明るいんだ?」

 

初穂が神山達に合流してすぐ大神に聞く。

 

 

「ああ、ここは融合世界の中で主流な電気と言うものでこの明るさを作っていると直哉君が言ってたよ」

 

 

「それで大神さんとさくらさん私達は何処に行ってるんです?」

 

 

「ああそれはすこやか中学と言う所ですよ。そこで直哉君達と合流するので」

 

 

「「「「「すこやか中学?」」」」」

 

真宮寺さくらの言葉に新生帝国華撃団のメンバーは驚いていた。

 

しばらくして大神達はすこやか中学の校門前にやって来た。

 

 

「あ、大神さんこちらですよ」

 

 

やあ花寺のどかちゃんと沢泉ちゆちゃんと平光ひなたちゃん直哉君はどこかな?」

 

 

「直哉君なら大神さん達の事を伝えに私の両親に説明をしに行ってます」

 

「「「「あの大神さんこの子達は一体どなたですか?」」」」

 

「ああ君たちはプリキュアの姿しか見たことないんだったね、ちゆさんとひなたちゃん。すまないけどあれいいかな?」

 

 

「「仕方ないですね」わかりました」

 

 

そして大神達はのどかの家に向かう前に人通りの少ない公園に向かった。

 

「ここならいいかな?さくら君どう思う」

 

 

「いいと思いますよ大神さん」

 

 

「ああ、それじゃ四人ともお願いね

 

 

「「「「わかりました」」」」

 

その直後ペギタンとニャトランが神山達の前に現れた。

 

 

「「「「うわあペンギンとネコが浮いてる」」」」

 

 

「初めまして僕ペギタン」

 

「おいらニャトランよろしくな」

 

 

「「じゃあやりますね」

 

ちゆが大神に言う。

 

 

「ああ」

 

 

「スタート」

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ペン」

 

「キュアタッチ」」

 

 

「「交わる2つの流れ」」

 

 

「キュアフォンテイーヌ」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

「キュアタッチ」」

 

 

「「溶け合う2つの光」」

 

 

 

「キュアスパークル」

 

 

 

「ニャン」

 

 

「「「「ええーー君達がキラキラ戦隊の正体なのか」」」」

 

 

「てっことは私達年下の女の子に助けられていたと言うことですか?」

 

 

「あののどかちゃん神山さん達が言ってたキラキラ戦隊て何?」

 

 

 

真宮寺さくらがのどかに聞く。

 

 

「あはは、実はですね」

 

そしてのどかは真宮寺さくらに説明した。

 

 

貴女達がその・・・キラキラ戦隊ですね私達と協力戦線ありがとうございましたわ」

 

「あのーーそのキラキラ戦隊というのは何ですか?」

 

フォンテイーヌがすみれに聞く。

 

「それは貴女達の事を私達が決めたコードネームですわ」

 

 

「ええーーもっと真面目なコードネームは無いんですか?」

 

スパークルがすみれに言う。

 

「成る程」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

久しぶりのすこやか市にて2

「成る程ねのどかちゃん達プリキュアの名称なのねすみれさんらしい名前ね」

 

 

真宮寺さくらはのどかの説明に納得した。

 

 

「「「「驚きましたよ大神さんキラキラ戦隊の正体が中学生の少女とは」」」」

 

 

 

「どうだった君達が一緒に戦っていた者の本来の姿を見て」

 

「あの今回二人が変身してくれましたが俺とさくらと共にいてくれた人はいないんですか?」

 

 

「ああ、その子なら君達の前にいるよ」

 

 

「え、まさか君のどかちゃんがキュアグレースなのかい?」

 

 

誠十郎が大神の言葉を聞いてのどかに聞く。

 

 

「ええそうですよ。私のパートナーのラビリンは直哉君の補佐をしているので、今は私は変身出来ないので」

 

 

「そうなのか?君達のパートナーは凄いんだな」

 

「そんな事ないペン」

 

 

「そんな風に言われると照れるニャン」

 

「よかったねニャトラン」

 

 

そしてフォンテイーヌとスパークルは変身を解除した。

 

 

そして改めてのどかの家に向かった。

 

 

時を少し戻して・・・

 

 

直哉とラビリンは・・・

 

 

 

「ふう、なんかすこやか市に来るの久しぶりだね。ラビリン」

 

 

「そうラビね」

 

「あ、この公園は、のどかが初めてプリキュアになった時に戦った場所ラビ」

 

 

「へえ、そうなんだ。ラビリンは僕の前の紫藤直哉さんと会ったことあるんだよね?」

 

 

「急にどうしたラビ直哉」

 

 

「なんとなくねのどかさん達には秘密にしてね。僕前の世界の自分に嫉妬してるかも」

 

「へ、・・・」

 

 

「どういう事ラビ」

 

 

「君達は前の自分を知ってるよね、でも自分はその時の記憶は無いからね」

 

 

「それは仕方ないラビよ」

 

 

「うん記憶がないのはそっちの方がいいとトワとレイさんにそう判断されているのは納得してるんだけどね」

 

 

「少し寂しいんだ」

 

 

「直哉」

 

 

 

そして直哉とラビリンはのどかの家に戻るとのどかの両親に出迎えられた。

 

 

「お帰りなさい直哉君」

 

「ただいま帰りました。すいませんおばさん。のどかちゃんを夏休み終了前にに帰らせなくて」

 

 

「大丈夫よ2日しかたってないし直哉君の上司のトワさんが私達に説明しに来たし」

 

 

「ええーー」

 

 

「トワさんが最悪のどか達が戻ったら夏休みが終わるように調整してたみたいよ」

 

「マジですか?」

 

 

「「マジだよ」」

 

 

「だから直哉君とのどか達がいつでも戻ってもいいようにしてたよ」

 

 

「あはは、のどかちゃんのお父さんとお母さん。もうすぐこちらに以前会った大神さん達がここに来るんですけど構いません?」

 

 

「まあ、大神さんが?」

 

 

「よし今回も大神君と飲むぞ」

 

「ほどほどにね大神さんお酒なれてないのだから」

 

 

「ああ、わかってるよ」

 

 

そしてその後のどか達が戻って来た。

 

 

その頃ビョーゲーンキングダムでは・・・

 

「戻って来たか、ダルイゼン、シンドイーネ、グワイアル」

 

 

「「「はっキングビョウゲーン様」」」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ビョーゲーンキングダム所属した者

「戻って来たか、ダルイゼン、シンドイーネ、グワイアル」

 

「「「は、キングビョウゲーン様」」」

 

 

「お前達が異世界に行っている間にこちらで新たなメガビョウゲーンの進化により新たな一員が誕生した。入れパテデモーダ」

 

 

「「「なっ」」」

 

キングビョウゲーンの言葉にダルイゼン達は驚いていた。

 

 

「ちーす、キングビョウゲーン様呼ばれて来ました」

 

 

「来たかパテデモーダ」

 

「「「誰だ。こいつは」」」

 

 

「ちーすダルイゼンの兄貴」

 

「兄貴?」

 

「シンドイーネの姉御よろしく」

 

 

「私はあんたの姉御じゃない」

 

 

「グワイアルの兄貴の筋肉凄いですね」

 

「あはは、そうだろ」

 

 

「これから四人と外部協力者と共に我の体の封印とプリキュアと共にいる紫藤直哉を今後動き出すであろう者達より奴を倒せいいな!!」

 

 

「「「「了解しました。」」」」

 

 

「手始めにパテデモーダお前の出撃を許す」

 

 

「わかりました。パテデモーダ行きまーす」

 

 

その頃直哉達は・・・

 

 

「成る程ちゆさんとひなたさんは神山さん達に正体をを教えたのですね」

 

 

「うんそうなんだ。で私は直哉君とラビリンがいなかったから神山さん達には見せてないけどね」

 

 

直哉とプリキュア3人はのどかの部屋で直哉にのどかの家に来る前の出来事を話していた。

 

「それで直哉君私達はこれからどうするの?」

 

 

ちゆが直哉に聞く。

 

「ええ、これからは大神さんと真宮寺さくらさんと新生帝国華撃団の方々は、融合世界を見学としてシンフォギア世界に明日行って貰う予定です」

 

 

「ええーー飛鳥ちゃんと薫を助けないの?」

 

 

「ええ、助けたいですけど、僕とプリキュアの皆にトワさんがある仕事を受けて欲しいと皆さんが戻って来る前に連絡があってしばらくは僕達はすこやか市に滞在するようにと言われました」

 

 

「そうラビ、トワさんが言うには、異世界にいるダルイゼンシンドイーネ、グワイアルの3人がすこやか市の郊外に現れたそうラビ、それもラビリン達が戻るよりも早くに」

 

!!

 

「何ですって」

 

 

「それは本当かよラビリン?」

 

「それが本当なら、大変ベン」

 

「そうだねペギタン。ダルイゼン達はゼムリア大陸でも、そして雨宮さくらさん達の世界でも何らかの実験をしていたみたいだしね」

 

「恐らくその実験はワイズマンが主導でしていたと僕は考えてますが、ダルイゼン達を帰還させたのは、キングビョウゲーンではないかと考えています」

 

 

!!

 

「「「キングビョウゲーンが」」」

 

 

のどかとちゆとひなたは直哉の言葉に驚いていた。

 

 

「あくまでもワイズマンは外部協力者としてビョウゲーンキングダムとは協力すると思います」

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

四人目との対峙前編

「ええ、これはあくまで僕ととラビリンがトワさんの情報を聞いた上での纏めた答えなので、全部がその通りになるとは思えませんけどね」

 

 

「それでも注意はしといた方が良いわね。もしもの為に」

 

 

「所で、キングビョウゲーンが密かに動いてた可能性があると言うことはキングビョウゲーンは復活したと言うことなの?」

 

「いえ、キングビョウゲーンは復活したわけではないようですよひなたさん。トワさんはあくまで融合世界の監視者としてまだ本格的に介入するほどでもないと考えて僕達が戻るタイミングに合わせたと言ってました」

 

 

「つまりキングビョウゲーンが小さな動きをしていたのは知ってるけど私達が戻ってから伝える事でいいと判断したのねトワさんが」

 

 

「そう言う事ですよのどかさん」

 

 

そしてその日は過ぎて翌日・・・

 

 

「それじゃ直哉君とのどかちゃん俺達は融合世界の他の世界に行ってくるよ」

 

誠十郎が代表して直哉とのどかに言う。

 

「「行ってらっしゃい誠十郎さん」」

 

 

そして大神と真宮寺さくらと神山誠十郎率いる新生帝国華撃団は、シンフォギア世界にに向け出撃したのだった。

 

彼等の同伴者は、二人の立花響だった。

 

 

「でも直哉君よくグレ響さんが同伴者になってくれたね」

 

 

「僕も太陽の響さんだけだったら行かせたくないですよ。神山さん達は一応協力者なのですから、特にシンフォギア世界はある意味地獄ですからね、さてのどかさん達はこれからチームワークの特訓をするんでしたよね」

 

 

「うんそうだよ。私特訓なんて初めてだから楽しみだよ」

 

 

「あはは、特訓が楽しいなんて言えるののどかさん位ですよ」

 

 

「ああ、そうだ。のどかさんこの空色の宝玉を渡しておきますね」

 

「これは何?」

 

「簡単にいえば、特訓中の僕の力を行使するときに使ってくださいね」

 

 

「今回は僕トワさんとレイさんに報告したりしないといけないので」

 

「あ、うんわかったよ」

 

そして直哉はのどかの家を出た。

 

 

人気のない路地裏・・・

 

 

「さっさと出てきたらどうだ。ビョウゲーンキングダムの四人目の幹部さんよ」

 

 

 

「ちーすお言葉に甘えて登場しますよ。ビョウゲーンズ新人のバテデモーダッスよろしく」

 

 

「バテデモーダお前が純粋の四人目の幹部か」

 

 

「ああ、そう言うことにになるんすかね?外部協力者もいますけどね」

 

 

「外部協力者・・・ワイズマンの事か?」

 

 

「そうでやんすよ流石ですね。紫藤直哉君は」

 

 

「それで何でお前が僕に接触した?」

 

 

「そりゃキングビョウゲーン様の命令でですよ」

 

「これから四人と外部協力者と共に我の体の封印とプリキュアと共にいる紫藤直哉を今後動き出すであろう者達より奴を倒せいいな!!」

 

 

「「「「了解しました。」」」」

 

 

「手始めにバテデモーダお前の出撃を許す」

 

 

「わかりました。パテデモーダ行きまーす」

 

 

 

「何故僕にその事を話した?がっ」

 

 

「何故って君に協力して貰うためッス」

 

 

そしてバテデモーダは直哉を気絶させてどこかに連れて行った。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

四人目との対峙後編

紫藤直哉が四人目のパテデモーダと話している頃のどか達は何故か工事現場の採石場にいた。

 

 

「うわあここで特訓するの?」

 

 

「そうラビ」

 

「特訓と言えば滝に打たれるのではないの?」

 

「後階段でウサギ飛びとか?」

 

「高い所での綱渡りとかじゃあないの」

 

 

「違うラビそんなことしてもチームワークは向上しないラビよ」

 

 

「確かに今ひなた達が言ってた内容は個人での特訓には効果はあるかもニャン」

 

 

「そうラビ以心伝心ラビ)

 

「「「以心伝心?」」」

 

 

「以心伝心で判れば互いに連携を取りやすくなるペン」

 

 

「それに俺達の敵はメガビョウゲーンだけじゃなくなってるからな、直哉がいないのもそう言う状況に慣れる為でもあるんだしな」

 

 

「成る程ね、確かに私達は直哉君が基本的に指示をしてくれるのが当たり前になってたわね」

 

 

「でもそれって誓約の影響でのどかっちが直哉君といないと変身出来ないからでしょ?」

 

 

「それは大丈夫ラビ、のどかこちらに来る前に直哉からもらった宝玉を出して欲しいラビ」

 

 

そしてのどかはラビリンに言われ直哉からもらった宝玉を出した。

 

「きれいね空色の宝玉ね」

 

「うわあ珍しい色の宝玉だね」

 

ちゆとひなたはそれぞれが空色の宝玉の感想を言う。

 

「これからどうするのラビリン?」

 

「くちゅん」

 

 

その時ラテがメガビョーゲーンの出撃を関知した。

 

「「「ラテ」」」

 

「「「ラテ様」」」

 

 

「すぐ近くの採掘場の鉱石さんが泣いてるラテ」

 

 

「行こうみんな」

 

「ええ」

 

「わかった」

 

 

 

 

そしてのどか達とヒーリングアニマル達はメガビョーゲーンの出現地点に向かった。

 

 

「いいよメガビョーゲーン色々蝕ばんじゃって」

 

 

「うん来たようだな準備をしますか」

 

 

パテデモーダは不敵にそう言った。

 

 

「いたメガビョーゲーン」

 

 

「みんな行くラビ」

 

 

「「「うん」」」

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

「「キュアタッチ」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

「「重なる2つの花」」

 

 

 

「キュアグレース」

 

 

 

「ラビ」

 

 

スタート」

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ペン」

 

 

 

「「キュアタッチ」」

 

 

「「交わる2つの流れ」」

 

 

「キュアフォンテイーヌ」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

 

「「キュアタッチ」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光」」

 

 

 

「キュアスパークル」

 

 

 

「ニャン」

 

 

 

「「「地球をお手当て」」」

 

 

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア」」」

 

 

「「「「ええーー私直哉君がいないのに変身出来た」どうい事なの?」」

 

グレース自身も変身が出来た事に驚いていた。

 

 

「ふふん、これはグレースが貰った宝玉の力ラビ」

 

「「「宝玉の?」」」

 

 

 

「そうラビ、直哉は融合世界での仕事の報告するとグレースに言った筈ラビね?」

 

 

「うんそう言ったよ、直哉君が」

 

 

 

その頃パテデモーダは・・・

 

 

「おいおい3人変身したぞ話が違うじゃないか、まあいい、メガビョーゲーン奴等を倒せ」

 

 

「メガビョーゲーン」

 

 

「「「うわあ」」」

 

 

プリキュア達はメガビョーゲーンの攻撃を受けた。

 

 

「みんな今はメガビョーゲーンの浄化に専念するラビ」

 

「「「ええ」」」

 

 

そして3人はメガビョーゲーンに攻撃を仕掛けたその時パテデモーダに邪魔をされた。

 

 

「「「きゃああ」」」

 

 

「一体何が起きたの?」

 

「ちーすおいらビョウゲーンズの新人のパテデモーダでーす好きな事は戦う事ッスよろしくプリキュア」

 

 

「「「パテデモーダだってーーラビリン達も知らないビョウゲーンズラビ」ペン」「ニャン」

 

 

「そりゃこのパテデモーダを作り出したのは、紫藤直哉とそこにいるキュアグレースなのですからね」

 

 

!!

 

「だからこういう事も出来ますよ。破邪剣征・桜花爛漫」

 

 

パテデモーダが漆黒の破邪剣征・桜花爛を放った

 

「「「その技は、直哉君のきゃあああ」」」

 

 

3人は桜花爛漫によって吹き飛ばされた。

 

 

「ふむ、力のコントロールが上手くいかないようだ」

 

「まあいいや後はメガビョウゲーンに任せるか」

 

 

「うう、何でバテデモーダが直哉君の技を使えるの?」

 

 

「グレース今はメガビョウゲーンの浄化に専念するラビ」

 

 

「そうだな。バテデモーダの奴は別の事を考えてるみたいだからな」

 

「今しかないペン」

 

 

「「「トリプルハートチャージ」」」

 

 

 

「「届け」」

 

 

 

「「癒やしの」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス」」」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「「「「お大事に」」」

 

バテデモーダの作り出したメガビョーゲーンはヒーリングオアシスによって浄化されたのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

バテデモーダの使った技の謎

「ありゃメガビョーゲーン浄化されたの」

 

「まあいいやおいらはここでおさらばしまっす」

 

「待ちなさい。どうしてあなたがあの技を・・・と言うかあなたから霊力を持っているの?」

 

「「ええーーバテデモーダが霊力を持ってるの?」」

 

 

グレースの言葉にフォンテイーヌとスパークルが驚いていた。

 

「確かにあの桜花爛漫は、真宮寺さくらさんから教えて貰ったと言ってたわね直哉君がスパークルと私が霊力と言う物を知らなかった時に」

 

「そうだよ。それに霊力はここまで使えるようになる人は少ないとも言ってたし」

 

「バテデモーダあんた私達仲間に何かしたの?」

 

「・・・バテデモーダ貴方はまさか」

「お、キュアグレースは気がついたようすね」

 

「バテデモーダ貴方はまさか、私達の仲間の体を浸食していたサソリ型濃く黒点が貴方になったの?」

 

 

そしてグレースはその時を思い出した。

 

 

「「これは」」

 

直哉お腹にまだ小さいが黒い蠍のような黒点が出ていた。

 

「恐らくだけど、僕はヒーリングステッキにいたとしてもグレースの受けたダメージが僕の体内に蓄積し今のような黒点ができたと僕は考えます」

 

「もしその蠍が心臓に行ったらどうなるの?」

 

「恐らくですけど、僕はこのままだとメガビョーゲーンの仲間入りをするかも知れません」

 

!!

 

のどかとラビリンは直哉の言葉にショックを受けていた。

 

「ラビリン」

 

「のどか」

 

そしてのどかはキュアグレースに変身した。

 

グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラワー」

 

 

「ビョウゲーンキングダムのの印消えてーー」

 

そう言ってグレースはプリキュアの力を直哉体内に書かれている蠍の印を浄化をしたのだが・・・

 

「うわあああ」

 

 

「もうやめるラビグレースこのままだと直哉の体がもたないラビ」

 

「待ってもう少しで消えるの直哉君我慢して」

 

「うがああああーー」

 

この時の体内には、自分の本来持つ霊力と外から浸入してきた。光と闇の力がそれぞれが暴走し、紫藤直哉は人でありながら人でない者になりかけていた。

 

どーん

 

「「きゃああああ」」

 

グレースとラビリンは爆発ににより医務室の橋まで吹き飛んだ。

 

 

「そうすっよおいらは紫藤直哉の体内に寄生していた蠍型の残骸から生まれたんすよ」

 

 

!!

 

「「嘘」」

 

「「やっぱり」ラビ」

 

「流石キュアグレースでやんすね、守護者の一人」

 

!!

 

「バテデモーダ貴方紫藤直哉君と記憶を共有しているの?」

 

「まあ一応は、こちらもキュアグレースに聞きたいんすけどいいすっか?」

 

「貴女は紫藤直哉の守護者として誓約を受けてますよね?それなのに何故貴女はその格好になれてんすか?」

 

 

バテデモーダは自身の疑問をグレースにぶつけた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

パテデモーダの疑問とその後

「流石キュアグレースでやんすね、守護者の一人」

 

!!

 

「パテデモーダ貴方紫藤直哉君と記憶を共有しているの?」

 

「まあ一応は、こちらもキュアグレースに聞きたいんすけどいいすっか?」

 

「貴女は紫藤直哉の守護者として誓約を受けてますよね?それなのに何故貴女はその格好になれてんすか?」

 

 

パテデモーダは自身の疑問をグレースにぶつけた。

 

 

「それは貴方に関係ないでしょ」

 

「それがそうでもないんすよ。グレース貴女が教えてくれたら。紫藤直哉の体に聞かなくてすむっすからね」

 

「一応おいらを産み出してくれた母体ですからね」

 

 

!!

 

「「「パテデモーダ貴方直哉君に何かしたの?」」」

 

 

「一応動かれたら面倒なので監禁してますよプリキュアの皆さん」

 

 

!!

 

「つまり私達が言わなければ直哉君の体に聞くつもりなのね」

 

 

「頭のいい人ですね、そう言う事ッスよ」

 

 

「そして紫藤直哉の身柄はパテデモーダの所にいるのね」

 

 

「最低な奴じゃん。早く直哉君を返しなさいよ」

 

 

「帰してもいいですけど先にこちらの質問に答えて貰いたいすね」

 

 

「・・・わかったラビ」

 

 

「グレースは今とあるアイテムの力で変身してるラビ」

 

「ラビリン良いの言っても?」

 

 

グレースがラビリンに聞く。」

 

 

「ほう、アイテムですか?恐らく紫藤直哉はそのアイテムに自身の力を入れてプリキュアの皆さんに迷惑をかけないようにしていたと言う事すね、ちっおいらに捕まる前提で準備をしていたという事すっかイライラさせてくれますね」

 

 

「さあ、こちらは話したわ早く直哉君の居場所を教えて」

 

 

「教えてもいいですが、もう間に合わないかもすっね」

 

 

「おいらが紫藤直哉を隠していた場所を自分を除く3人が紫藤直哉を探していますから今頃は3人の内の誰かに連れていかれているかもすっね」

 

 

そしてパテデモーダは地図を残して撤退した。

 

そしてスパークルがパテデモーダの落とした地図を見ると一ヶ所にだけ印がついていた。

 

 

「見てグレース、フォンテイーヌ」

 

 

「「「ここは」」」

 

 

「埠頭だわ。すこやか埠頭の倉庫エリアよ」

 

 

「そこに直哉君がいるのね」

 

 

「グレース行こう」

 

 

そして3人のプリキュアよ直哉がいると思われている埠頭の倉庫エリアに急いで移動を開始した。

 

 

その頃直哉は・・・

 

 

「うう、ここは?」

 

「どうやら僕を監禁したようですねパテデモーダが」

 

 

「そして今僕がいる場所はどこかの埠頭にある倉庫の中のようですね、最悪な事に霊力でこの倉庫の入口を封印してるようですね」

 

 

「これでは僕の影響を受けているのどかさんしかここには来れそうに無いですね」

 

 

「悔しい事に、僕の霊力は捕まった時に封印されている見たいですから」

 

 

「おっ起きましたね宿主さん」

 

 

 

その時パテデモーダが直哉の元に現れた。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉とバテデモーダ

「おっ起きましたね宿主さん。二度目のご対面ですよ」

 

 

「バテデモーダお前と僕はそう言う繋がりなんだな。僕は夢としてお前がグレースさん達に攻撃を仕掛けた事を見せたな」

 

 

「あはは、それは心外ですっよおいらはキングビョウゲーン様の命令を遂行しただけすっよ」

 

 

「それより宿主さん。貴方に確認したいんすけどいいすっか?」

 

 

「何だ?」

 

「外部協力者のワイズマンは危険すっか?」

 

 

「ああ、危険だな。バテデモーダお前を助けるつもりはないが、お前霊力はワイズマンには見せるな。見せたら実験動物の扱いを受けるぞ」

 

 

「少なくともビョーゲーンキングダムの中でパテデモーダお前は異質な存在なのだから」

 

 

「ご忠告ありがとうございます宿主さん。その代わりとして貴方を開放しますよ」

 

 

「何だと!!どういうつもりだ開放するとは」

 

 

「ああ、これは一種のゲームすよ。宿主さんがお宝で3人のプリキュアがお宝である貴方を見つければプリキュアの勝ちで宿主さんは開放されますが、プリキュアが邪魔者に全滅されればお宝である貴方をビョーゲーンズが手に入れると言うゲームですっよ」

 

 

「邪魔者役はバテデモーダ以外のビョーゲーンズと言うわけか」

 

 

「そう言う事すよ。宿主さん」

 

 

「お互いに貴方の居場所をしるした地図を残していますからね、そしてこの倉庫に入るには霊力を持つ者が触れないと開かないようにしてるっす」

 

 

「おいおいそう言う形なら邪魔者役が不利だろ?」

 

 

「その辺は大丈夫っすダルイゼンの兄貴においらの力の欠片を渡してますから、宿主と同じ事をしましたから」

 

 

「成る程僕がキュアグレースさんにしたことを真似したのか?つまりグレースさんが先に来るかダルイゼンが先にここに来るかのゲームと言うことか?」

 

 

「バテデモーダお前遊び過ぎだろ」

 

 

「おいらはこのゲームを企画しただけでっす」

 

 

そう言ったバテデモーダは直哉の元から消えた。

 

 

その頃プリキュア達は・・・

 

 

「着いたわ。この倉庫エリアのどこかに直哉君が居る筈よ。グレースとスパークル」

 

 

「くちゅんくちゅん」

 

 

!!

 

「「「まさかメガビョーゲーンが出たの?」」」

 

 

そしてグレースがラテに聴診器を当てる。

 

 

「2体のメガビョウゲーンが何かを探してるようラテ風のエレメントさんと雷のエレメントさんが苦しんでいるラテ」

 

 

「ビョウゲーンズがメガビョウゲーンを使って探してる物とはまさか・・・直哉君を探しているの?」

 

 

「まさか、バテデモーダもビョウゲーンズの一員だよ。そんなことしても意味無いと思うんだけど」

 

 

「とりあえず私とスパークルがメガビョウゲーンを浄化に行くわ。グレースとラビリンは直哉君の捜索を続けて」

 

 

「でも、フォンテイーヌ」

 

「これは私とペギタンの考えなんだけど恐らく直哉君の所に行けるのはグレースとラビリン抱けと思うの」

 

「そうペン守護者としての繋がりがあれば見つけられるペン」

 

そしてグレース以外のスパークルとフォンテイーヌはそれぞれメガビョウゲーンが現れた場所に向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

お宝探しゲーム前編

時を少し戻して・・・

 

 

「本当にパテデモーダが言うお宝というのはあるのか?」

 

 

「さあね俺達とプリキュア達にお宝の情報を通達したみたいだけど」

 

 

「何ですってーーなら早く見つけないと進化しなさいナノビョーゲーン」

 

 

シンドイーネは扇風機型のメガビョーゲーンを作り出した。

 

「おいおいここでメガビョーゲーンを出してどうする?

 

グワイアルがシンドイーネに聞く。

 

「グワイアルあんた馬鹿?メガビョーゲーンを出していたらプリキュアがこっちに集まるでしょその間にダルイゼンがお宝をゲットするのよ」

 

「成る程なそう言う事なら俺様も力を貸してやろう。進化しろナノビョーゲーン」

 

 

 

そしてグワイアルが放ったナノビョーゲーンはドローンに感染した。

 

 

時を進めて・・・

 

 

そしてグレースがラテに聴診器を当てる。

 

 

「「2体のメガビョウゲーンが何かを探してるようラテ風のエレメントさんと雷のエレメントさんが苦しんでいるラテ」

 

 

「ビョゲーンズがメガビョゲーンを使って探してる物とはまさか・・・直哉君を探しているの?」

 

 

「まさか、パテデモーダもビョーゲンズの一員だよ。そんなことしても意味無いと思うんだけど」

 

 

「とりあえず私とスパークルがメガビョーゲーンを浄化に行くわ。グレースとラビリンは直哉君の捜索を続けて」

 

 

「でも、フォンテイーヌ」」

 

「これは私とペギタンの考えなんだけど恐らく直哉君の所に行けるのはグレースとラビリン抱けと思うの」

 

「そうペン守護者としての繋がりがあれば見つけられるペン」

 

そしてグレース以外のスパークルとフォンテイーヌはそれぞれメガビョーゲーンが現れた場所に向かった。

 

 

 

「「やっと見つけた」」

 

「「あら遅かったじゃないプリキュア」あははお宝探しで遅くなったのか?プリキュア」

 

「グワイアル余計な事は言うな」

 

 

「お宝探し・・・つまりシンドイーネとグワイアルの目的は」

 

「それはともかくプリキュア人数が少ないようだけどどうしたのかしら」

 

「え、それは・・・グレースがお宝の所に行ってるなんて言えないし」

 

 

「グレースがいないのは貴方達のダルイゼンがここにいない理由と一緒よ」

 

 

「ええーー言ったけど良いのフォンテイーヌ」

 

 

「構わないわお宝の中身のことを黙って置けば」

 

 

「成る程ね、プリキュア貴女達も仲間一人にお宝を探させてるのね、メガビョゲーンプリキュア達を倒しなさい」

 

 

 

「「メガビョゲーンメガビョゲーン」」

 

 

シンドイーネの命令に扇風機型のメガビョーゲーンとドローン型のメガビョーゲーンがプリキュアに向けて攻撃を開始した。

 

 

「一気にに行くわよスパークル」

 

「オッケーフォンテイーヌ」

 

 

その頃直哉は・・・

 

 

「始まりましたか、パテデモーダの言うお宝探しゲームが」

 

 

「しかし僕のメガ因子がパテデモーダになったのなら僕はのどかさんと同じ立場になったと言うことですね。まだ当人達が知るまでは言うつもりは無いですけど」

 

その時二つの足音が同時に直哉の居る倉庫に入って来た

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

お宝探しゲーム後編

「今回は一気に行くわよ」

 

「オッケーフォンテイーヌ」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン!キュン!キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア !ヒーリングストリーム」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラッシュ」

 

二色の色の光線がエレメントと包み込むように助け、メガビョーゲンを見事に浄化させた。

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

 

「キーもう浄化されるなんてーー」

 

 

シンドイーネがそう言った直後ダルイゼンからの連絡が来た。

 

 

「シンドイーネお宝を見つけたよ」

 

 

「やったわダルイゼン」

 

 

「「そんなグレースが間に合わなかったの」」

 

 

フォンテイーヌとスパークルがシンドイーネの言葉を聞きそう言った。

 

 

「それでお宝何だったの?ダルイゼン」

 

 

「それがキュアグレースがいて見れないだな」

 

 

「はあーー何ですってキュアグレースが何でそこに居るのよ」

 

 

「俺とキュアグレースが同時にお宝の部屋に入ったからな」

 

 

「報告は終わり」

 

 

そう言ってダルイゼンからの連絡は切れた。

 

「って事はグレースもお宝の所に居るんだね」

 

 

「ええ、そのようね」

 

 

その頃グレースとダルイゼンは・・・

 

 

 

「成る程パテデモーダの言うお宝はお前だったのか、紫藤直哉」

 

 

「すみませんねお宝が僕で」

 

 

「いや、シンドイーネにとってはお前はお宝だろうよ」

 

 

「よかったよ間に合って」

 

 

グレースさん何ほっとしてるんですか?」

 

 

「だってーーパテデモーダがあんなことを言うから」

 

 

「「あんなこと?」」

 

 

直哉とダルイゼンはグレースの言葉に疑問を浮かべた。

 

そしてグレースが話し出す。

 

 

「さあ、こちらは話したわ早く直哉君の居場所を教えて」

 

 

「教えてもいいですが、もう間に合わないかもすっね」

 

 

「おいらが紫藤直哉を隠していた場所を自分を除く3人が紫藤直哉を探していますから今頃は3人の内の誰かに連れていかれているかもすっね」

 

「「成る程」」

 

 

「そう言う風に言えばお互いに本気になりますね」

 

「確かになシンドイーネがやたらはりきってたのは、パテデモーダが少しお宝について聞いてたのか?」

 

 

「恐らくそうだと思いますシンドイーネの僕に対する執念は僕も怖く感じますから」

 

 

「お前もシンドイーネに興味持たれて大変だな」

 

 

「ダルイゼンこのゲームの勝敗はどうします?同時にゴールしたんですけど」

 

 

「ああ、それはプリキュアの勝ちでいい」

 

 

そう言ってダルイゼンはその場から消えた。

 

 

その頃シンフォギア世界に向かったメンバーは・・・

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

シンフォギア世界に向かった者達1

時期を少し遡り・・・

 

 

 

そしてその日は過ぎて翌日・・・

 

 

「それじゃ直哉君とのどかちゃん俺達は融合世界の他の世界に行ってくるよ」

 

誠十郎が代表して直哉とのどかに言う。

 

「「行ってらっしゃい誠十郎さん」」

 

 

そして大神と真宮寺さくらと神山誠十郎率いる新生帝国華撃団は、シンフォギア世界にに向け出撃したのだった。

 

彼等の同伴者は、二人の立花響だった。

 

 

「でも直哉君よくグレ響さんが同伴者になってくれたね」

 

 

「「「うわあここがシンフォギア世界と言われる所なのか」」凄いわねだけど何か自然が街の中に少ないわね」

 

 

 

大神一郎と神山誠十郎と真宮寺さくらの3人がシンフォギア世界の風景を見て言う。

 

 

「ええ、そこは仕方ありません。私達の世界はそう言う方法を取ってますからね」

 

 

「それでは着陸しますね」

 

 

そして響はお墓型宇宙戦艦を着陸させた。

 

 

「でもいいです?宇宙戦艦を空にして」

 

 

「ああ大丈夫ですよ。あの戦艦には光学迷彩で存在を隠してますから」こちらの機械でも見つけられないですから」

 

 

響がそう説明しながらシンフォギア世界の観光兼色々時間系列を調べていた。

 

 

「うーん、どうやら今の時間はあのコンサート事件からさほど時間は過ぎてないようですね」

 

 

「「「「「コンサート事件?」」」」」

 

 

「そうなると太陽私達がギアを纏うのを見られたら不味くないか?」

 

 

「そうだね。どうやら奏さんも生きて居るみたいだしね」

 

 

 

「そうか、立花響がコンサートに行かなかった事による弊害か?」

 

「うん恐らくはね」

 

 

 

「あーすまないけど響さん。君達の言う。コンサート事件の事を教えて欲しいんだけど」

 

 

「ああ、すみません。コンサート事件と言うのは私があるコンサートに行ってその時にノイズの襲撃にあい、その会場で大勢の観客が死んでしまい、私自身がシンフォギアと言う聖遺物を取り込んだ事件が起きたんですけど、その時にコンサートを行ったアイドルの一人が死ぬんですけどこちらではまだ生きているようですね」

 

 

「「どうしてそうなったんです?」」

 

 

大神と神山が明るい響に聞く。

 

 

そして響が話し出す。

 

 

あ、響さんもう起きて大丈夫ですか?」

 

「ひなたちゃんにも迷惑をかけたね」

 

 

「そんなこと無いですよ響さん。響さんツヴァイウィングと言うグループ知ってますか?」

 

!!

 

響はひなたのツヴァイウィングと言う言葉に驚いていた。

 

「ひなたちゃんツヴァイウィングの事をどこで知ったの?」

 

「え、そこのコンサート会場ですけど」

 

 

「「ええーーコンサート会場が存在するのーー」

 

 

「ええ確かにそう書いてましたよ」

 

「ちょっと待って響コンサート会場あるのはおかしいの」

 

「ええエステルさん恐らくここは私がシンフォギアを纏う前の時代だと思います」

 

「何ですって」

 

「実は一度私達はシンフォギア世界に戻って来ていたんですよ」

 

 

「まあその時も大変でしたけど」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

シンフォギア世界に向かった者達2

「どう大変だったんです?」

 

雨宮さくらが響に聞く。

 

その頃エステルと二人の響は・・・

 

「私もノイズと戦えるのに」

 

「エステルさんそれは駄目ですよ、ノイズと戦うのは」

 

響がエステルを説得する。

 

 

「そうだな。シンフォギアでしか倒せないノイズをエステルが倒したらシンフォギア世界の常識が崩壊するからそれはやめてやれ」

 

 

 

グレ響もエステルを説得する。

 

 

「むう、仕方ないわね。確かにそれをしたら目立ちすぎるわね」

 

 

そう言ってエステルは納得するのだった。

 

 

「あの時はノイズとメガビョウゲーンが同時にコンサート会場に現れてちょうど直哉君とグレースが来てくれたおかげでこちらの世界の人にメガビョウゲーンを知られる前に浄化出来たからよかったよ」

 

「それは大変でしたね響さん」

 

 

 

 

「あの時の事があってからしばらくこちらに来てなかったけど、私達が知る歴史とは違っているね」

 

 

「それは響ちゃんが居なかったから?」

 

 

真宮寺さくらが響に聞く。

 

 

「それもあるかもですけど、奏さんが生きている方が歴史としては大きな分岐点でしょうね」

 

 

「成る程ね」

 

 

「あたいがどうしたって?」

 

 

!!

 

その時響達の前に天羽奏がいた。

 

 

「ようやく見つけたよ。あんたがあの時ノイズとは別の怪物と戦っていた仲間何だろ?」

 

 

「どうする太陽」

 

 

「ここは私が相手するよグレ響さん。だから顔はかくして」

 

 

「わかった」

 

 

「はい、何か勘違いしてませんか?お姉さん私達は田舎から出てきたので、お姉さんの言う事はわかりませんけど」

 

 

「そんな事はない。あんたはあの時にコンサート会場付近にいたはずだ」

 

 

「そこまで見られてたの?ある意味ストーカーより怖いよ」

 

 

「仮に聞きますけど、私が貴女の言う人物だとして私に何をしろと言うのです?」

 

 

 

「ああ、旦那に会って貰いたいだ」

 

 

「貴女のご主人にですか?」

 

 

「ああ、違う違う。私はまだ独身だよ」

 

 

 

「弦十郎の旦那にな」

 

 

「私達がその方と会ってどうするんです」

 

「そりゃあの時の怪物の事と怪物を倒した力の正体を知りたいんだ」

 

 

 

「すまない岩の怪物に続きあの怪物の情報すらまったくなかった」

 

 

「そうですか」

 

 

「嘘だろ!!本当に未知の怪物がノイズと一緒に現れたて事かよ」

 

 

「そう言う事になるな」

 

「それでは司令ノイズ共に現れた怪物を撃退したあの光は何かわかりましたか?」

 

 

すまないがそれは音声のみしか取れなかった」

 

 

そして司令と言われた男が音声を再生する。

 

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

 

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

 

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

 

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラッシュ」

 

 

 

 

 

「グレース」

 

 

 

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

 

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

 

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

 

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

 

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラワー」

 

 

 

 

 

 

 

二色の光線が二体のメガビョーゲンを見事に浄化させた。

 

 

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

 

「「「お大事に」」」

 

 

「お大事にだって?声の主は医者なのか?」

 

 

「安易に考えたら医者対ウイルスのように考えられるがあんな巨大なウイルスがいるなんて信じられないがな」

 

「確かにな」

 

「私はあの時助けられたからお礼をしたいんだ頼む」

 

 

「それって私達にはメリットがありませんが、弦十郎さんと言う人に情報提供したとしても」

 

 

「う、確かに」

 

 

「メリットならあるぞ君達の行動は俺達が保証する。これでどうかな?」

 

 

その時風鳴弦十郎が響達の前に現れた。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

天羽奏と風鳴弦十郎との遭遇

「うーん確かに行動の自由を保証はメリットとしてはいいですね」

 

 

「そうか、ならさっそく」

 

 

「ですが私達はもうすぐ去るのでお構い無く」

 

 

「と言うことで私達は失礼しますねお二人共」

 

「「ああ」」

 

 

そして響達は紫藤家のお墓に向かった。

 

 

紫藤家のお墓の内部では・・・

 

「響君あの二人に対する態度はあれでいいのかい?」

 

大神が響に聞く。

 

 

「ええ、今はあれでいいです」

 

 

「今はとは?)

 

 

神山誠十郎が響に聞く。

 

 

「ええ、本来はコンサート事件で巻き込まれる形となる私の歴史では先ほど会った方の組織に協力する形となるんですけど」

 

「その後にコンサート事件の背後に先ほどの二人が所属する組織の実験でコンサート事件が起きたんです」

 

 

「「何だってーーじゃああの二人は君達の敵だったのか?」」

 

 

響の言葉に驚いていた大神と神山だった。

 

 

「ああ、それは違いますよ。あの二人は信頼出来る二人ですけど、二人の居る組織の中に私の敵になる人物がいるんですよ」

 

 

 

「成る程だからあの二人にあの態度を取ったんだね」

 

 

「ええ、歴史を知る身としては不要な接触をしてメガビョウゲーンや降魔等の情報を与えたくないので」

 

 

 

「確かにこちらのシンフォギア世界の物語がある程度進んでいて中心世界の降魔やのどかさん達のメガビョウゲーンが本格的にシンフォギア世界に侵攻していないこのタイミングは響さんや直哉君に取ってはまずいと判断したんだね?」

 

 

「そうです。とりあえずこちらのシンフォギア世界の確認は出来たので私達は中心世界の方に行きたいと思いますけどそうなれば大神さんは南米演習に行ってくださいね」

 

 

「ああそうだったね、忘れてたよ」

 

 

「南米演習ですか?大神一郎さん」

 

「ああ、そうだよ誠十郎。俺は一度帝国華擊団から帝国海軍の方に戻ってるんだ」

 

 

「今回はトワさんの力を借りてこちらに同行したんだ」

 

 

「そうだったんですね」

 

 

「そういえば直哉君達はどうしてるのかしら」

 

 

「さくらさん気になります?」

 

「ええ、とっても」

 

 

「早いし素直ですねさくらさん」

 

 

そう言う神山だった。

 

 

そして響はさくらの希望通りすこやか市の映像を全ての乗組員に見せる準備を終えた。

 

 

 

中継開始・・・

 

 

くちゅん」

 

 

その時ラテがメガビョウゲーンの出撃を関知した。

 

「「「ラテ」」」

 

「「「ラテ様」」」

 

 

「すぐ近くの採掘場の鉱石さんが泣いてるラテ」

 

 

「行こうみんな」

 

「ええ」

 

「わかった」

 

 

 

 

そしてのどか達とヒーリングアニマル達はメガビョーゲンの出現地点に向かった。

 

 

「いいよメガビョーゲン色々蝕ばんじゃって」

 

 

「うん来たようだな準備をしますか」

 

 

パテデモーダは不敵にそう言った。

 

 

「いたメガビョーゲン」

 

 

「みんな行くラビ」

 

 

「「「うん」」」

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

「「キュアタッチ」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

「「重なる2つの花」」

 

 

 

「キュアグレース」

 

 

 

「ラビ」

 

 

スタート」

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

「エレメントレベル上昇ペン」

 

「キュアタッチ」」

 

 

「「交わる2つの流れ」」

 

 

「キュアフォンテイーヌ」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

 「キュアタッチ」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光」」

 

 

 

「キュアスパークル」

 

 

 

「ニャン」

 

 

 

「「「地球をお手当て」」」

 

 

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア」」」

 

 

「「「「ええーー私直哉君がいないのに変身出来た」どういう事なの?」」

 

グレース自身も変身が出来た事に驚いていた。

 

 

「ふふん、これはグレースが貰った宝玉の力ラビ」

 

「「「宝玉の?」」」

 

 

 

「そうラビ、直哉は融合世界での仕事の報告するとグレースに言った筈ラビね?」

 

 

「うんそう言ったよ、直哉君が」

 

 

 

その頃パテデモーダは・・・

 

 

「おいおい、3人変身したぞ話が違うじゃないか、まあいい、メガビョーゲン奴等を倒せ」

 

 

「メガビョーゲーン」

 

 

「「「うわあ」」」

 

 

プリキュア達はメガビョーゲンの攻撃を受けた。

 

 

「みんな今はメガビョーゲンの浄化に専念するラビ」

 

「「「ええ」」」

 

 

そして3人はメガビョウゲーンに攻撃を仕掛けたその時パテデモーダに邪魔をされた。

 

 

「「「きゃああ」」」

 

 

「一体何が起きたの?」

 

「ちーすおいらビョウゲーンズの新人のパテデモーダでーす好きな事は戦う事ッスよろしくプリキュア」

 

 

「「「パテデモーダだってーーラビリン達も知らないビョウゲーンズラビ」ペン」「ニャン」

 

 

「そりゃこのパテデモーダを作り出したのは、紫藤直哉とそこにいるキュアグレースなのですからね」

 

 

!!

 

「だからこういう事も出来ますよ。破邪剣征・桜花爛漫」

 

 

パテデモーダが漆黒の破邪剣征・桜花爛を放った

 

「「「その技は、直哉君のきゃあああ」」」

 

 

3人は桜花爛漫によって吹き飛ばされた。

 

 

「ふむ、力のコントロールが上手くいかないようだ」

 

「まあいいや後はメガビョウゲーンに任せるか」

 

 

「うう、何でパテデモーダが直哉君の技を使えるの?」

 

 

 

中継終了・・・

 

 

 

「ええーーパテデモーダと言う奴何で私の技を使えるのよ」

 

予想外の事態に真宮寺さくらは驚いていた。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

すこやか市の状況を見て

「ええーーバテデモーダと言う奴何で私の技を使えるのよ」

 

「恐らくはあのバテテモーダと言う敵は直哉君を媒体として誕生したビョウゲーンズなのではないですかね?」

 

 

「大神さんとさくらさんはその時の事を覚えてませんか?」

 

 

「「え、それって私達と俺達が直哉君が率いる部隊に入ると言う話をしていた時の事?」」

 

 

 

「ええ、そうです」

 

 

そして大神と真宮寺さくらはその時の事を思い出していた。

 

「直哉さん改めて聞きますが貴方が本当に、一時的にとはいえ上司ととなる紫藤家の当主なのですか?」

 

大神が直哉に聞く。

 

 

「ええ、それは間違いありませんよ、大神さん」

 

「それにしても直哉その格好は似合うな大神がプリキュアになった映像を見たときより」

 

 

「「「「「嘘ーーー隊長がこの格好は流石に、直哉さんは隊長より子供体型ですからそこまで私達も違和感はありませんけど」」」」」

 

アイリス以外の隊員はありませんけど大神がプリキュアに一時的になったことに驚いていた。

 

「何だろう?この差は・・・

 

「大神はん。頑張ってや」

 

「紅蘭・・・」

 

「しかしその格好では皆が真面目に話を聞けないと思うからなんとか出来ないか?直哉」

 

「僕も解除したいんですけど。僕の意思では無理なので」

 

そう言ってグレースの方を直哉が見ると、突如直哉の体が光だし、その光が収まると直哉の格好は普通に戻るのだった。

 

「響君思い出したけどあの件とパテデモーダと言う人物がどう繋がりを持つんだい?」

 

「ええ、それはあの時に直哉君がプリキュアの姿にならなければ、ビョウゲーンキングダムの一員になっていたそうです」

 

 

!!

 

「その時のやり取りの記録を見せますね」

 

そして響は映像を再生した。

 

「ええ、大丈夫だよ。のどかさん。ただ僕がグレースの足枷になったね確実に」

 

「「どういう事?」ラビ」

 

そして直哉は自分のお腹辺りを二人に見せた。

 

「「これは」」

 

直哉お腹にまだ小さいが黒い蠍のような黒点が出ていた。

 

「恐らくだけど、僕はヒーリングステッキにいたとしてもグレースの受けたダメージが僕の体内に蓄積し今のような黒点ができたと僕は考えます」

 

「もしその蠍が心臓に行ったらどうなるの?」

 

「恐らくですけど、僕はこのままだとメガビョーゲーンの仲間入りをするかも知れません」

 

!!

 

のどかとラビリンは直哉の言葉にショックを受けていた。

 

「ラビリン」

 

「のどか」

 

そしてのどかはキュアグレースに変身した。

 

グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン、」

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラワー」

 

 

「ビョーゲーンキングダムのの印消えてーー」

 

そう言ってグレースはプリキュアの力を直哉体内に書かれている蠍の印を浄化をしたのだが・・・

 

「うわあああ」

 

 

「もうやめるラビグレースこのままだと直哉の体がもたないラビ」

 

「待ってもう少しで消えるの直哉君我慢して」

 

「うがああああーー」

 

この時の体内には、自分の本来持つ霊力と外から浸入してきた。光と闇の力がそれぞれが暴走し、紫藤直哉は人でありながら人でない者になりかけていた。

 

どーん

 

「「きゃああああ」」

 

グレースとラビリンは爆発により医務室の橋まで吹き飛んだ。

 

 

そして煙が晴れると直哉の姿はキュアグレースと同じ格好に変わっていた。ただコスチュームの色が空色に変わっていた。

 

 

「なんですかーーこの格好はーー」

 

「「ええーー直哉君がプリキュアになったーー」」

 

映像終了・・・

 

「「「成る程こういう経緯で直哉君はプリキュアになったのか」」のね」

 

 

「とするとバテデモーダはまさか・・・」

 

そうさくらが口にする

 

「ええ、そうです。直哉君の心臓周辺にあった蠍型の黒点バテテモーダに進化したものと考えられます

 

 

「そしてバテデモーダが霊力を持つ明確な事実になると思います」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉とバテデモーダの関係を知った別動隊

「確かにこの映像を見た後にパテデモーダが霊力を使ったのを見るとそう言う考えが出来ますね」

 

 

神山がそう言う。

 

「そうだな。パテデモーダは直哉君が作った共思えるな。この事実を知ったらな」

 

 

「でも大神さん。それは直哉君が裏切ったと言ってるんですか?」

 

 

「そうはいってないよさくら君。あくまでも人間は二面性を持つ生き物というはなしだよ」

 

 

「確かに大神さんの言うとおりかも知れないですね。これは私の場合ですけど、私がコンサート事件で生き残った人間と知った人は私個人ではなく私の家族まで人殺しと言う烙印を押されて私の家族は壊れてしまいましたし」

 

 

「酷いなそれは」

 

 

「響ちゃんはたまたま生き残ったのにその響ちゃんが大勢の人を殺した事に何でなるの?」

 

 

 

「まあその時はノイズの事を私が知らない 時でしたし詳しくは」

 

 

「そうか、もしかしたら降魔もそう言う部分では人が作り出しているのかも知れないな」

 

 

「「ええーー」」

 

真宮寺さくらと神山は大神の言葉に驚いていた。

 

 

「降魔もノイズも本質は同じと言う大神さんの考えには驚きましたよ」

 

 

「え、そうかい」

 

「ええ、メガビョウゲーンは全ての生命を病気にして死に行く世界にすることが目的とヒーリングアニマル達に聞きましたし、ノイズに至ってはノイズを作ったのが人間だったんですよ」

 

 

「「何だってーー」」「何ですって」

 

 

「それじゃノイズが人間しか襲わないのは」

 

 

「そうです。ノイズは人間に作られた人間を殺す為の兵器なんです」

 

 

「馬鹿な。ノイズが人間が人間を殺す為の兵器とは・・・」

 

 

響の言葉に驚く3人だった。

 

 

 

 

そして紫藤家のお墓型宇宙戦艦は中心世界へと向かった。

 

 

 

その頃地底世界ラ・ギアスに居る飛鳥と薫はラングラン軍の拘束を解かれていた。

 

 

「ありがとうございますマサキさん」

 

 

「気にすんな飛鳥俺は飛鳥のサイバスターが俺のとは違うと説明しただけだぜ」

 

 

「俺とプレシアもこんな形でラングランに戻れるとは思わなかったがな」

 

 

「でも戻れてよかったねマサキさん」

 

「ありがとうよ薫」

 

「それでお前達はどうするんだ?」

 

 

「ええ、一度ゼムリア大陸に行ってそちらから融合世界の中心世界へと向かいます」

 

 

「そうか、もしかしたらお前達を助ける為にくるんじゃないのか直哉達が?」

 

 

「いえそれはありません。今パパは融合世界のプリキュアの世界にいますから」

 

「何!!お前達をおいて逃げたのか?」

 

 

 

「違いますよ。トワさんからの依頼こなすためですよ。そして中心世界の時代を動かす為にだそうです」

 

「成る程なヴォルクルスやイシュメルガがいない間に帝国華擊団を強化するつもりか?」

 

 

「恐らくはそうでしょうね。少なくともパパ達の敵であるイヨや米田健二が融合世界と原作世界に現れたのは事実ですし」

 

 

「それにゼムリア大陸に行くのは地底世界ラ・ギアスにワイズマンがいない事に不思議に思いましてね」

 

 

「ああ、お前達をこちらに跳ばした黒いヴァリマールの力か」

 

 

「ええ、ワイズマンもあの力の影響を受けてここに来ていたとしても不思議じゃないんです」

 

 

 

「もしかしたら別の世界に転移したんじゃないワイズマンは?」

 

「それならそれでいいけどそれでデボネアが目覚めたら?」

 

「うわあ、それはそれで面倒じゃん。今回はイシュメルガと行動しそうだよね。デボネアはは」

 

 

「嫌な組み合わせだけど」

 

 

そして飛鳥と薫は帰還準備の為にリベール王国に居るエステルと連絡を取ろうとしていた。

 

 

その頃のどか達と直哉は・・・

 

 

「紫藤直哉と言います。皆さん宜しくお願いします」

 

 

直哉がすこやか中学に転校生としてやって来ていた。

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紫藤直哉のすこやか市での生活始まる

「「皆おはよう」

 

 

「「「おはようございます」」」

 

「まだ夏休みが終わったばかりだが転校生を紹介するぞ。入って来て」

 

 

「はい」

 

そして直哉が教室に入る。

 

 

「「「ええーーどうしてーー」」」

 

 

「うん、どうした?花寺、沢泉、平光」

 

「そうか、紫藤君自己紹介お願い出来るかな」

 

「はいわかりました」

 

「自分の名前と紫藤直哉と言います。今自分は、このクラスに居る花寺さんのお宅に一緒に住んでいます」

 

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

 

「花寺さんの家に住んでるの?」

 

 

「ええ、住んでいますね、ああ皆さんが変な誤解する前に説明しますね」

 

 

「いいのかい紫藤君その辺はご家庭の事情だろ?」

 

 

「そうですけどこのままだと花寺さんに迷惑をかけると思うので」

 

 

「確かに・・・君が問題ないと思う所までにしておきなさい。そして話をして辛かったら私が説明するから」

 

 

 

そして直哉がクラスメイトに説明を始めた。

 

 

直哉の説明後クラスメイトは落ち着いていた。

 

 

 

昼食中・・・

 

「ねえ直哉君どうしてすこやか中学に転校生として来たの?」

 

「そうよ貴方が学校に通ってる時間は無いのに」

 

「直哉君も勉強好きなの?」

 

 

「いえ、当初通うつもりはありませんでしたが、パテデモーダの一件を報告後レイさんがすこやか市に居る間学校に行けば今回のようなことは防げるのではと言われてね」

 

 

「「「成る程確かに」」」

 

 

「「「ビョーゲンキングダムの目的に直哉の身柄も入ってるならプリキュアが通う学校にいた方が良いラビ」ペン」ニャン」

 

「その案面白そうね。と言って僕もこの学校に期間限定で通う事になったのです」

 

 

 

「それじゃ中心世界の時間進行はどうするの?」

 

「それは僕がいたほうが良い時にトワさんから連絡をくれる事になっているのでその連絡がない間はこちらでもうひとつの依頼をこなす事になりますね」

「そういえばそのもうひとつの依頼て何なの?」

 

 

ひなたが直哉に聞く。

 

 

「ああ、それはですね。今後のどかさん達のように蒸気を使わない世界が融合世界と接近しても困らないように僕に覚えておいてと言われてね」

 

 

「「ああ、獅童光ちゃん達の為にかあ」ラビね」

 

 

「ええ、そう言う事です」

 

 

「ねえ私とひなたはわからないんでけど獅童光ちゃんて誰なの?」

 

 

 

ちゆがのどかに聞く。

 

「獅童光ちゃん。龍咲海ちゃん。鳳凰寺風ちゃん。の3人は前の世界で私とラビリンはあった事があってその世界では獅童光ちゃんは直哉さんの妹だったんだよ」

 

 

「へえそうなの?でもそれと直哉君がこちらで生活してまで覚えておく必要無いんじゃ?」

 

 

 

「もしかしたらその3人の住んでいる世界は私達と同じような世界なの?」

 

 

「ええ、そうです。少なくともスマホがある時代ではないらしいですけど、科学技術の発展した世界らしいのでもし彼女達がいつきたとしてもすぐサポート出来るようにしておきたいとトワさんの依頼男ですよ」

 

 

「でもさ、科学技術ならシンフォギア世界の方でも良くない?」

 

 

「シンフォギア世界の方はノイズが出るので彼女達の世界はノイズは存在しないので」

 

 

「成る程ね、確かに融合世界で動ける範囲ならこちらの世界の方が彼女達が安心するかもね」

 

 

「それに彼女達嶽が中心世界かすこやか市に現れてしまう可能性もあると言ってたトワさんが」

 

 

ピピ

 

 

その時直哉持つ通信機がなった。

 

 

「ごめんね直哉今からキュアグレースと共に中心世界へと向かってくれない?」

 

 

「どうしたのです?」

 

 

「ちょっと想定外の事態が起きたの」

 

 

「管理者の神殿で待ってるわ」

 

 

そしてトワとの通信が切れた。

 

「直哉君どうしたの?」

 

「のどかさんトワさんが管理者の神殿に来て欲しいとの事ですのでついてきて下さい」

 

「「「ええーー」」」

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

融合世界管理者の神殿にて

「トワこれはどういう事だ融合世界を作る為に4つの世界が何故復活したのか?」

 

 

「これは復活ではないわ。恐らくはヒミコイヨが自分達が知る世界の敵を復活させた結果じゃないかしら」

 

 

「どうするんだこのままヒミコ達と戦わせるのか直哉と守護者達を?」

 

 

「それはまだできないわね。せめて融合世界の大神一郎が巴里に行くまでは、恐らく巴里華擊団の力もいるだろうしそれに守護者も足りないし」

 

 

「とにかく今こちらに来れる守護者と直哉を呼んだわ」

 

 

 

しばらくして・・・

 

二人の立花響が到着した。

 

 

「あら、響雨宮さくらはどうしたの?守護者を呼んだのに?」

 

 

「あはは、実は雨宮さくらさんは熱を出してしまって寝込んでいるんですよ」

 

 

「はっ何で熱を出したの?」

 

「中心世界の大帝国劇場に連れて行ったのがそもそも間違いなんだよ。太陽」

 

 

「でもそれは仕方ないじゃんグレ響」

 

 

 

「ああ、なんとなくわかったわ。仕方ないわね本当はエステル以外の現状の守護者全員に見てほしかったんだけどね」

 

 

「何があったんです?」

 

 

ヒミコとイヨがしたことと思うわ。原初の世界7人世界と融合世界前の世界を再生したみたいなのよ」

 

「「遅くなりましたトワさん」

 

響に説明をトワがしているとのどかと直哉がやって来た。

 

 

 

「あ、来たわね直哉とのどか、この映像を見て」

 

「「これは」」

 

 

「この4つの大陸は原初の世界7人世界幼馴染世界そして融合世界になる前の世界よ」

 

 

「ああ、私達が初めて紫藤直哉さんとあった世界ですね」

 

 

「でもあの世界は崩壊した筈ですよね何で幼馴染世界以外が存在してるんですか?」

 

 

「それは恐らくヒミコとイヨが復活復活させた可能性が高いわ」

 

「響達には先に説明したけどね」

 

「それで私達はどうするの?トワさん」

 

のどかが代表してトワに聞く。

 

 

「とりあえずこの事態を守護者と直哉に共有して欲しいから連絡をしたの」

 

 

 

 

「成る程昔の世界が出てきたからヒミコとイヨもしくは米田健二が動き出したかわからないからとりあえず僕達に知らせとこうと言う事ですね」

 

 

「ええ、そうよ響ちゃんと雨宮さくらも伝えてよ」

 

 

トワがそう言うとのどかと直哉が雨宮さくらがいないことに気がついて響に聞く。

 

 

「「ええーー興奮しすぎて熱を出したーー」」

 

 

「まあさくらさんは旧帝国華擊団時代の真宮寺さくらさんを憧れてましたしね」

 

 

「あ、トワさん丁度いいから聞きますね」

 

 

「何かしら?」

 

「獅童光ちゃん達はいつ頃来るんです?」

 

 

「ああその件はもう少し先に鳴りそうね。と言っても3人いっぺんに来ることはないわ」

 

 

「現状の守護者と違う後過去の世界がこういう形で出てきた以上その世界からも数人守護者候補を選ぶ必要があるわ。少なくともヒミコとイヨの手駒にされる前にね」

 

 

「確かにそうですね世界が復活したのならかつての憑依獣や厄介な敵が出てきそうですね」

 

 

「とりあえず獅童光が来るタイミングは中心世界の暦で太正14年の1月を予定しているわ」

 

 

「「「「わかりました」」」」

 

「後直哉のどか達の世界で使えそうな機械や技術を報告していてくれたら中心世界の貴方の家のリフォームしておくわね」

 

「ありがとうございます」

 

 

「それと中学生活楽しんで」

 

 

「トワさん直哉が中学生活を送ってるんです?」

 

「そうよ私の依頼でね」

 

「うう、のどかちゃんが羨ましい」

 

 

「あはは、ごめん響さん」

 

 

「何響嫉妬はみっともないわよ。ビョーゲンキングダムが動いてるんだから仕方ないでしょ」

 

 

「でも羨ましい・・・」

 

 

「直哉君にもらった宝玉の事は言わない方が良いかな?」

 

のどかな心の中で呟いた。

 

 

「とりあえず今報告出来るのは以上よ」

 

「あの復活した世界についてはわかり次第連陸をするわね」

 

 

そして二人の立花響は中心世界へと戻りのどかと直哉はすこやか市に戻っていた。

 

「トワ何故直哉を中心世界から遠ざける?」

 

レイがトワに聞く。

 

 

「ちょっとした親心よ。中心世界だけしか知らないよりは守護者と言う形でのどかや響そしてエステル等と知り合い彼女達を通して色んな事を知ることが出来てるから良いじゃない」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新生帝国華劇団メンバーと米田一基

「成る程お前が直哉と響害っていた神山誠十郎か?」

 

「はいそうです」

 

 

「まさか直哉達と響が俺達の未来と言って良い未来に行ってたとはな」

 

 

「あはは、そうですね、しかし我々も響さんや直哉さんに助けられたことも事実ですし」

 

「しかしよまさかすみれが司令をするとはな、俺の知るすみれの未来とは思えんな。勘違いすんなよお前さん達の時代を俺は悪く言ってる訳じゃねえから」

 

 

「ええわかってます。俺達もこちらのすみれさんには驚いていますから」

 

 

「そうか。後お前さん達の機体は基本的に紅蘭にだけに調整させるがそれで良いか?」

 

「ええ、それで構いません。出来れば俺達にこの時代の機体を準備してくれませんか」

 

 

「何だって、どういう事だ?」

 

 

「俺達もこちらの世界に居る間は協力をしたいんです同じ帝国華撃団として」

 

 

「気持ちとしては嬉しいが、ワシの一存では決められない。すまんな神山君」

 

 

「何故ですか?」

 

 

「お前達は元の時代からこちらに来る前に立花響と話したそうだな」

 

 

「ええ、そうですが何か?」

 

 

 

「それは帝国華撃団として立花響はお前達を招いたわけではなく、こちらの世界に存在する紫藤直哉の特殊部隊に入れると言う事なんだ」

 

 

「ええーーでも俺達に・・・あ、」

 

 

誠十郎は言葉の途中で思い出した。

 

 

「成る程帝国華撃団として活躍停止になったから降魔やメガビョーゲンを倒せる私達の仲間に貴女達を組み込んで欲しいとはずいぶん勝手ですね」

 

 

「そちらの司令官は本当にそう指示をしたんですね?」

 

 

「ええそうです」

 

 

「・・・わかりましたそちらの提案を受けましょう」

 

「本当ですかありがとうございます」

 

「やったなみんなこれで帝都を守れるぜ」

 

 

 

「ああそれは出来ませんよ。私達後一時間後にこの世界を離れますので」

 

 

 

「どうやら思い当たる節があるようだな」

 

 

「ええ、でもそれなら俺達の待機場所を大帝国劇場に響さんが選んだのかわからないですけどね」

 

 

「神山、その響と直哉のここを選んだ理由がわからないのか?」

 

 

「ええ」

 

 

「少なくとも環境の変化の少ない場所を選んでいるのとお前さん達が何かトラブルを起こしたとしても後ろ盾として動ける場所としてここに決まったの知らないのか?」

 

「ええーーそうだったんですか」

 

 

「そういう理由でと俺は直哉からと響からきいたぞ」

 

 

「そうだったんですか、米田支配人これから宜しくお願いします」

 

 

「おうよ大神の代わりのモギリを確保出来て嬉しいぜ」

 

 

「ええーーここでも俺はモギリですか?」

 

 

そして新生帝国華撃団とこちらの大神を除く、帝国華撃団の交流が行われた。

 

 

その頃二人の響が大帝国劇場に戻って来た。

 

「ただいまあ、誠十郎さん雨宮さくらさんの容体はどう?」

 

 

「響さんお帰りなさい。ええ落ち着いてますから大丈夫ですよ」

 

「ありがとう誠十郎さん」

 

 

そして二人の立花響は雨宮さくらに管理者の神殿で話した事を伝える為に雨宮さくらの居る部屋に向かった。

 

 

 

その頃のどかと直哉は・・・

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

すこやか市に戻ってきた二人

「ねえ直哉君トワさん達との話をちゆちゃんやひなたちゃんにして良い?」

 

 

「ええ構いませんよ」

 

 

「え!!良いの?」

 

 

のどかは直哉からそんな答えが聞けるとは思っていなくて驚いていた。

 

 

「だって僕達チーム何でしょ?」

 

 

「あ、そうだよ」

 

「ちゆさんがそんな事を言ってくれていたので、共有できる範囲で話す分には問題ないですよ」

 

 

「まあ守護者が増えれば僕はそちらのフォローをするのでのどかさんとは一緒いられなくなるので、その為のあの宝玉なんですよ?」

 

 

「「うう、何か素直に喜べない」ラビ」

 

 

 

「まあ守護者がかなり一度に増えない限りはトワさんとレイさんに言われてますからのどかさん達との時間に使って良いと」

 

「そうなの?よかった」

 

 

「それにここだと僕が子供として生活出来ますし」

 

「「直哉君」直哉」

 

そして二人とラビリンは午後の授業のある学校に向かった。

 

 

「「遅くなりました先生」」

 

 

「ああ、構わんよ。紫藤君が時々家業の仕事で抜けるのは学校も納得しているからな。しかし花寺が紫藤君の家業の仕事手伝って居るとは知らなかったぞ」

 

 

「え、私は直哉君が大変だと思ってちゃんと両親の理解もしてもらって手伝っています」

 

 

「そうか、ご両親が許可したのなら花寺紫藤君の家業の手伝いも頑張りなさい」

 

 

「はい先生」

 

 

その時のどかと直哉は気がつくことはなかった二人を尾行する影に。

 

 

「怪しいですねあの二人にはスクープの予感がしますよ。特に今日転校してきた紫藤直哉君には」

 

 

そして授業が終わり・・・

 

 

「「直哉君帰ろ」」

 

 

「あ、はい今いきますね」

 

 

 

「そう言えばちゆさんは部活ですか?」

 

 

「「そうだよ」」

 

 

 

そしてのどかとひなたと直哉は学校を出た時直哉は誰かの視線に気がついた。

 

 

「この気配はまあ良いか、悪意的な感じじゃないし」

 

 

そう言った直哉は初日の学校生活を終えた。

 

 

「紫藤直哉やりますね。益子道男の追跡を知りつつ私をスルーするとは」

 

 

その花寺家では・・・

 

 

「あ。ラビリン少し良いかな?」

 

「なんだラビ?」

 

 

「うん実はね僕かのどかさんなのかはまだわからないけどね誰かに狙われているかもしれないから明日は用心のために僕がのどかさんより少し学校に行く時間を変えるね」

 

「ええーーそんなんラビ」

 

 

「恐らくターゲットは転校してきた僕が可能性が高いと思うけど念のためのどかさんがターゲットならちゆさんとひなたさんに協力してもらって」

 

 

「わかったラビ」

 

「直哉君お風呂あいたよ」

 

 

「わかりました。のどかさん」

 

 

 

そして直哉はラビリンと別れお風呂に入るのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紫藤直哉に接近する者前編

「お父さんお母さんおはよう」

 

 

「「おはようのどか」」

 

「ねえお母さんお父さん直哉君が居ないんだけど」

 

「ああ直哉くんね何かトワさんの緊急連絡が来てね呼びだせれてねのどかが起きる前に出かけたわ」

 

「えー」そんな」

 

「しかし直哉君も大変だな。世界の安定を影から支える仕事をいろんな世界でしてるんだから」

 

 

「そうね、直哉君が久しぶりに来たとき覚えてる?貴方」

 

 

「ああ、覚えてるよ。いきなり私達との関係を断とうとしてたっけ」

 

「えー何でーーお母さんお父さん」

 

 

のどかは両親の言葉に驚いていた。

 

 

「僕とこれ以上関わると貴方達の平穏な生活は崩れるので僕は記憶には無いですけど母の友達を危険な事に巻き込む訳には行かないんです」

 

 

「でも、君はある意味のどかの恩人だよ。そんな恩人にそう言われても納得しないよ」

 

 

「そうよ直哉君」

 

「それに君の事も桜花から頼まれてるんだから」

 

 

「え、私直哉君に病気を治して貰ったの?」

 

のどかが両親に聞く。

 

「いや正確には直哉に紹介してもらって病院でだけと」

 

 

「そうなんだ」

 

 

「話を続けるわね」

 

 

「え、母さんから?」

 

 

「そうよそれに桜花から直哉と貴女の娘に過酷な運命が待っている事も、聞いているから貴方が私達と別れる事はしなくて良いの」

 

 

「と言う話をしたことがあったのよ。だから私達はのどかが直哉君の手伝いしたいと言った時に反対しなかったでしょそれが理由よ」

 

 

「そうだったんだお父さんとお母さんにとっても直哉君のお母さんは大事な友達だったんだね」

 

 

「もちろんよ」

 

「お父さんにしたら母さんほど親交があったわけじゃなかったよ」

 

「そうなの?」

 

 

 

そしてのどかは朝食を食べて学校に向かった。

 

 

その頃直哉は・・・

 

 

「やはり誰かに狙われているのは僕のほうか、仕方ないないな。僕に取材をしたいのですよね。益子道男君」

 

 

!!

 

「姿を出して良いですよ」

 

 

そして益子道男は直哉の前に現れた。

 

「何故私の完璧な追跡を貴方がわ切ったのですか?」

 

「完璧な追跡をってあんなに周囲にわかりやすい尾行をされたら誰でもわかりますよ」

 

 

!!

 

「それで益子君取材なら受けますけど」

 

 

 

「では早速取材いいです?」

 

 

 

「では君は何者ですか?」

 

「ずいぶんストレートに聞いて来ますね」

 

「僕は暫くこの街を離れていましたから、この街の人達は覚えて無いかも知れませんけどね」

 

「久しぶりにこの街に住むようになったので昨日転校してきたんです」

「では何故花寺の家に住んでいるんですか?」

 

 

 

「それは・・・僕の両親の遺書に書かれていたのが花寺さんのお宅に行くように書かれていたので」

 

 

「あ、すみませんここは聞かなかった事にしますね」

 

 

「ありがとうございます益子さん」

 

 

「え、君は同級生ですよね。紫藤君?」

 

 

「実は僕は12歳なんですよ益子先輩」

 

 

 

「なんですとーー12歳の君が中学に何故?」

 

「飛び級ですね」

 

 

「ですので先輩がのどかさん達と居るときに僕をターゲットにしていたら教えようと思いましてね」

 

 

「その事実を知っているのは?」

 

「家族として暮らしているのどかさんを除けば学校の関係の人しか知りませんね」

 

 

「その事を私に教えてもよかったのですか?」

 

 

「ええ、益子さんなら信頼出来ると思ったので、まあ雑な追跡はやめた方が良いと思いますよ」

 

 

「失敬ですね君は」

 

「あははごめんなさい、さて学校に・・・誰だそこに居るのは?」

 

 

「紫藤君どうしたのですか?」

 

 

「益子先輩はすぐにここから離れて下さい。急いで巻き込まれる前に」

 

 

「はいわかりました」

 

 

「あーあ獲物が減ったわね。まあいいや前の世界で殺せなかった紫藤直哉をここで殺せたら獅童光は私と居てくれるから」

 

 

「君は何者なんだ?」

 

「私はノヴァよ。そしてそこに隠れているのはオカマの蝶よ」

 

「誰がオカマよ」

 

 

「蝶だって馬鹿なお前は帝国華擊団に中心世界で死んだはず」

 

 

その頃のどか達は・・・

 

 

「のどかおはよう」

 

 

「のどかっちおはよう」

 

 

「おはようちゆちゃん。ひなたちゃん」

 

 

「「あれ直哉君は?」」」

 

 

「うん何か仕事があってトワさんに呼ばれたから朝から家にいないんだ」

 

 

「そうなのね。まあまさか過去の消えた筈の世界から敵が来るかもとしたら色んな面で大変だと思うわ」

 

 

「・・・」

 

 

「およ、ラビリンどうした元気がないな」

 

 

「あののどか・・・」

 

「うんどうしたの?ラビリン」

 

ラビリンがのどかに伝えようとしたその時

 

「大変です花寺さんす紫藤君が襲われてます若い女の子とオカマにーー」

 

 

「「「ええーー」」」

 

 

「それ本当なの新聞部?

 

「すこ中ジャーナルです。平光さん」

 

 

「それより直哉君が教われてるのは本当?」

 

 

「ええ、すこやか市に出る怪物ではなく別の怪物を召喚してました

 

「新聞部何で一緒に逃げてこなかったの?」

 

「逃げるように言いましたけど紫藤君が私を逃がすように突き飛ばしたのでそれ以降はメガネを拾うために紫藤君から離れたので」

 

 

「ビョーゲンキングダム以外の敵が直哉君を狙って居るのね、のどかとりあえず先に直哉君と合流して、私達も益子君を落ち着かせるから守護者の仕事を頑張って」

 

 

「ありがとうちゆちゃん。ひなたちゃん)

 

そしてのどかとラビリンは直哉のもとに向かった。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紫藤直哉に接近する者後編

「あはは、子供になってもそこそこやるね。紫藤直哉」

 

「まだまだ降魔程度なら余裕ですよ)

 

 

「ふーんなら私の相手をしてよ」

 

そう言ってノヴァは直哉に襲いかかる。

 

 

「くっノヴァと言ったな。お前の目的はなんだ?」

 

 

「そんなのはわかりきっているでしょ紫藤直哉なら」

 

 

「炎の矢ーー」

 

!!

 

「その技はうわああ」

 

 

ノヴァと言う少女から炎の魔法が放たれ直哉に直撃した。

 

 

「オホホ大した事なかったわね今回の紫藤直哉は」

 

 

「オカマにはそう見えるんだ。もう一度死ねば」

 

「なんですって」

 

「紫藤直哉は死んでないよ⁉️炎の矢が直撃する直前バリアみたいなものを張られてたから」

 

「まあいいや今回の戦いもそれなりに楽しめそうだから」

 

 

そして二人どこかに消えた。

 

 

「うう」

 

「直哉君大丈夫?」

 

 

「は、ここは?あ、グレースさん僕はノヴァと言う少女にやられそうに鳴ってそれから・・・」

 

 

「よかったよ間に合って」

 

「ラビリンよく僕が危ない状況ってわかったね」

 

 

「実は・・・」

 

 

そしてラビリンが直哉に説明をする。

 

 

「大変です花寺さんす紫藤君が襲われてます若い女の子とオカマにーー」

 

 

「「「ええーー」」」

 

 

「それ本当なの新聞部?

 

「すこ中ジャーナルです。平光さん」

 

 

「それより直哉君が教われてるのは本当?」

 

 

「ええ、すこやか市に出る怪物ではなく別の怪物を召喚してました

 

「新聞部何で一緒に逃げてこなかったの?」

 

「逃げるように言いましたけど紫藤君が私を逃がすように突き飛ばしたのでそれ以降はメガネを拾うために紫藤君から離れたので」

 

 

「ビョーゲンキングダム以外の敵が直哉君を狙って居るのね、のどかとりあえず先に直哉君と合流して、私達も益子君を落ち着かせるから守護者の仕事を頑張って」

 

 

「ありがとうちゆちゃん。ひなたちゃん)

 

そしてのどかとラビリンは直哉のもとに向かった。

 

 

「成る程益子道男さんは無事逃げられたんですね。すみません少し寝ますね」

 

 

直哉はそう言った後気を失った。

 

 

 

その頃管理者の神殿では・・・

 

 

「あららノヴァと黄昏の蝶が出てきたわねまあ、ノヴァの方は光達が来るタイミングで一緒に付いてくると思ったけど案外早かったわね」

 

 

「おいおい気楽で良いのか?」

 

「あら、そう言うレイも隼人に依頼してたじゃない。まさか黄昏の三騎士を復活させるなんてね」

 

 

「ああそれは否定しない。紫藤直哉と響矢のどか達はその当時米田健二の乱入で体験してないからな」

 

 

「成る程ね、サタンは時代を進めて行けば最初に戦うからそれで体験させるのね」

 

 

「そう言う事だ。黄昏の三騎士はこのタイミングでなければ出しにくくなるからな」

 

 

「しかしノヴァとはなデボネアの差し金か?」

 

 

「それはわからないけど、ノヴァには記憶があるっぽいから前の世界のノヴァかもね」

 

 

 

「まあ今は放置で様子を見ましょう」

 

 

 

その頃グレースとラビリンは直哉を治療するため学校の保健室に向かった。

 

 

その後グレースは変身を解除してちゆとひなたを呼んだ。

 

 

 

「これはひどい火傷の後もあるわね」

 

 

「うんノヴァと言う子が恐らく魔法を使って直哉君に攻撃してたけど」

 

 

「ぷにシールドが少し間に合わなかったからラビ」

 

 

「魔法ってまた異世界からの敵なの?」

 

 

ひなたがのどかに聞く。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ノヴァと言う少女

「こら、ノヴァ何で紫藤直哉にあそこまでのダメージを与えた?」

 

「別に良いでしょ紫藤直哉は私の敵なんだから」

 

「まあ確かに、そこはノヴァの意見に賛成だな」

 

「鹿それではノヴァを許すのか?」

 

「そう慌てるな猪よここは俺に任せてもらうぞ」

 

「わかった・・しかしノヴァお前は暫く謹慎だどうせ紫藤直哉は戦える状態ではないのだから」

 

「わかったわよ」

 

その頃のどか達は・・・

 

これはひどい火傷の後もあるわね」

 

 

「うんノヴァと言う子が恐らく魔法を使って直哉君に攻撃してたけど」

 

 

「ぷにシールドが少し間に合わなかったからラビ」

 

 

「魔法ってまた異世界からの敵なの?」

 

 

ひなたがのどかに聞く。

 

 

「異世界の敵なんだろうけど何か前の世界の記憶を持ってそうなの、あくまで私とラビリンがそう感じたの」

 

 

「「「「何だってーー」」」」

 

「それじゃそのノヴァと言う子が何らかな事情で融合世界の中のすこやか市に来たという事で良いのかなベン?」

 

 

「恐らくそう考えて良いでしょうねそしてノヴァと言う子が認識してる紫藤直哉は大人何でしょうね」

 

 

「のどかとラビリンが前の世界のあった紫藤直哉は大人だった?」

 

 

「うんそうだよ。私達との年齢より7つくらい上だった感じがしたよ」

 

「そうなのねつまりノヴァと言う子が目的にしている紫藤直哉はあくまで大人と認識していてこっちに来てみたらターゲットが子供だったからあるいは直哉君は助かったのかも」

 

 

「ちょっと待って直哉君に前の世界の記憶はないんだよねのどかっち」

 

 

「うん基本はね。必要な記憶は直哉君が自分で思い出すけど前の世界での関係とかは守護者が必要と思った時に直哉君に伝えると言う形なの」

 

「成る程ね)

 

 

「そう言う事ならノヴァと関わって居る守護者が居ないと直哉君はノヴァとの記憶は戻らないの?」

 

 

 

「多分そうだと思うよ。ちゆちゃん」

 

「それだと厄介ね。下手すると今そのノヴァって子にとっても直哉君を簡単に消せると言うことじゃないかしら?」

 

「ああ、自分の事を忘れているならどういう対策をするべきなのかを覚えてないから」

 

 

「確かにそうかも」

 

「少なくともノヴァとの関連の守護者が出てくるまではノヴァと言う子に警戒した方が良いわね」

 

 

「それに新聞部が言ってた新しい怪物を操るオカマにも気をつけないと」

 

 

「そちらは大丈夫だよひなたちゃん。彼が言ってた新しい怪物は降魔の事を言ってるから」

 

 

「「ええーー降魔ーー」ですってーー」

 

「うん直哉君を助けるときにまだ消えてない降魔の死体があってね」

 

 

「のどかよく降魔の死体を見る余裕あったわね」

 

 

「そんなことないよ。でも直哉君の手伝いをしててなれてる部分はあるかも」

 

「まあそうね。私とひなたも夏休みに直哉君の手伝いをしていていろんな世界に跳ばされて見て私達の世界の敵がビョーゲンキングダムで良かったと思えるもの」

 

「そんなこと思ってはいけないけどね」

 

 

「ちゆの気持ちわかるペン」

 

 

「確かにな。俺達がメガビョーゲンではなくノイズと戦う事になったら俺は、嫌ニャン」

 

 

「でもラビリン達より直哉はそう言う者から融合世界のバランスを保つために動いてたラビ」

 

 

「そうねその結果いろんな敵に狙われている訳ね」

 

 

「とりあえずのどかは直哉君が倒れたからと言う理由で直哉を連れて帰った方が良いと思うわ」

 

 

「そうだねちゆちゃん」

 

 

そしてのどかと直哉は学校を早退した。

 

 

「ただいまお母さん」

 

「お帰りなさいのどか早く直哉を私に渡して」

 

 

「うん」

 

 

「あら、想像以上に酷い怪我ね」

 

 

「お母さん直哉君を病院に連れていかないの?」

 

 

 

「直哉を病院に連れて行ったらそれはそれで大変なののどかも知ってるでしょ」

 

 

「あ・・・」

 

 

「だからねこれを使うの」

 

 

そう言ってのどかの母親が小さな薬を直哉に飲ませた。

 

 

 

「お母さんその薬は?」

 

「直哉君のお母さんから預かってるの直哉君専用の薬をね」

 

 

のどかの母親がそう言うと直哉の火傷の傷が消えていく。

 

「これでよしっと、のどか私買い物いってくるわね。直哉君が起きてすぐ食べれる物を買ってくるから」

 

 

「うんわかった」

 

そう言ってのどかの母親は買い物に出掛けた。

 

 

その頃中心世界に居る響達にも直哉の事をレイから聞いていた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響達に伝えられる直哉の状況

「ええーーレイさんそれは本当ですか直哉君がノヴァに襲われているのは」

 

 

「ああ本当だ今からその時の映像を見せる」そう言ってレイは映像を再生した。

 

「あはは、子供になってもそこそこやるね。紫藤直哉」

 

「まだまだ降魔程度なら余裕ですよ)

 

 

「ふーんなら私の相手をしてよ」

 

そう言ってノヴァは直哉に襲いかかる。

 

 

「くっノヴァと言ったな。お前の目的はなんだ?」

 

 

「そんなのはわかりきっているでしょ紫藤直哉なら」

 

 

「炎の矢ーー」

 

!!

 

「その技はうわああ」

 

 

ノヴァと言う少女から炎の魔法が放たれ直哉に直撃した。

 

 

「オホホ大した事なかったわね今回の紫藤直哉は」

 

 

「オカマにはそう見えるんだ。もう一度死ねば」

 

「なんですって」

 

映像停止

 

 

「ちょっと何でオカマの蝶さんが生きてるんですか?」

 

響がレイに聞く。

 

 

「ああ、それはなお前達は米田健二の乱入で黄昏の三騎士と戦って無いだろ?それでな隼人に頼んで復活させた」

 

 

「はあー確かに直哉君達は黄昏の三騎士とは戦って無いですけど隼人さんに頼んで復活までさせるなんて」

 

 

「まさか悪魔王サタンも復活させたの?」

 

「いや黄昏の三騎士だけだ。どのみち中心世界の時間が進めばいずれサタンと戦う事になるからな」

 

 

 

「ふうそうなんですね。それでノヴァについてですけどあのノヴァは前の世界で現れたノヴァと思って良いんですか?」

 

 

 

「ああ、それは間違いないだろうな」

 

 

 

「そうですか」

 

 

「それでは黄昏の三騎士ように霊力を使える者を送りましょう」

 

 

「いやそれはいい、あくまで黄昏の三騎士は直哉とプリキュアの3人に倒させる」

 

 

!!

 

「そんな無茶な」

 

「お前の方が無茶な事をよくしていたのに」

 

 

「ぐっそれはそうですけど」

 

 

「なんにせよそちらも気を付けろ前の世界のノヴァの影響でこちらのノヴァもしくはデボネアに影響与えるかもしれないからな」

 

 

 

「そこには注意しますがやっぱり新旧帝国華擊団の対立的な事は起きますね」

 

「一応理由を聞いておくが原因は何だ?」

 

 

 

「以前この話を米田さん達の帝国華擊団をしましたね」

 

 

 

「落ち着け皆これから発表することは、直哉も了承済みだ」

 

「一体どういう事ですか?米田司令」

 

大神が米田に質問をする。

 

「帝国華撃団は一時的に帝国陸軍から離脱し特殊遊撃部隊として再編成する」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

 

 

「ああ、結局正式には決まってないがそれがどうした?」

 

 

「その話が原因で雨宮さくらさん達との帝国華擊団とは特殊遊撃部隊に入れた事を喋ったら・・・」

 

 

「ああ響が独断で決めた奴のせいで新旧の帝国華擊団が衝突してるのか」

 

 

「まあそうですけどね独断は酷いですよ。レイさん」

 

 

「まあ頑張ってな響」

 

 

 

そう言ってレイは響との通信を切った。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

花寺のどかから出てきた疑問

のどかの母親が買い物に出掛けた直後・・・

 

のどかがラビリンに聞いた。

 

 

「ねえ、ラビリン聞いていい?」

 

 

「何だラビのどか?」

 

 

「ラビリンとペギタン、ニャトランもそうなんだけど何で直哉君に最初から慣れてたの?ペギタンは人が苦手だったのに直哉君にはそう言う部分は感じなかったから」

 

 

「ああ、その辺り説明してなかったラビね」

 

 

「実はラビリン達はのどか達の世界ではなくヒーリングガーデンで直哉とあったことあるんラビ」

 

 

「ええーーどういう事ーー」

 

 

「直哉君のお母さんがヒーリングガーデンに自力で来れる人間だったのでラテ様の母親が、先代のプリキュアとビョーゲンキングダムとの戦いの時地上でのサポートをしてくれたんだラビ」

 

 

「成る程直哉君とラビリンはそんな前から知ってたの?」

 

 

「直哉のお母さんがヒーリングガーデンに来てたのは直哉がお母さんの中にいた頃ラビ」

 

 

「だからラビリン達がこちらに来る前に女王様に直哉の事を聞いていたラビ」

 

「まさかラビリンのパートナーに直哉までなるとは思ってなかったラビ」

 

 

「そうなんだね。私とラビリンは直哉君に対する不思議な繋がりがあるのかな?」

 

 

「私もお母さん達に聞かされて驚いたけどね」

 

 

直哉君も大変だな。世界の安定を影から支える仕事をいろんな世界でしてるんだから」

 

 

「そうね、直哉君が久しぶりに来たとき覚えてる?貴方」

 

 

「ああ、覚えてるよ。いきなり私達との関係を断とうとしてたっけ」

 

「えー何でーーお母さんお父さん」

 

 

のどかは両親の言葉に驚いていた。

 

 

「僕とこれ以上関わると貴方達の平穏な生活は崩れるので僕は記憶には無いですけど母の友達を危険な事に巻き込む訳には行かないんです」

 

 

「でも、君はある意味のどかの恩人だよ。そんな恩人にそう言われても納得しないよ」

 

 

「そうよ直哉君」

 

「それに君の事も桜花から頼まれてるんだから」

 

 

「え、私直哉君に病気を治して貰ったの?」

 

のどかが両親に聞く。

 

「いや正確には直哉に紹介してもらって病院でだけと」

 

 

「そんな事を直哉がのどかにしてたラビ?」

 

 

「そうみたい。直哉君は世界によって年齢は変わるけどねお母さんを亡くした後に私を病院に入院させてくれてその後にお父さんとお母さんにあの話をしたみたいだね」

 

 

「それでも結局はのどかさんの病気の解明までは出来なかったですけどね」

 

 

!!

 

「「直哉)直哉君気がついたの?」

 

「ええ僕のお母さんがこちらに薬を置いてくれてたおかげで」

 

「しかし僕のお母さんがヒーリングガーデンとの繋がりを持っていたとは驚きですけど」

 

 

「自分のお母さんですが、時々人間じゃないのではと思いますね」

 

 

「普通ヒーリングガーデンは秘密の世界に何も使わず行けるってありますか?僕達には宇宙戦艦のゲートがありますからヒーリングガーデンに行こうと思えば行けるかもですけど僕が生まれる前はそんな技術ないと思いますし」

 

 

 

「「確かに」ラビ」

 

「とりあえずのどかさんあの宝玉を出して下さい」

 

 

「宝玉を?」

 

そしてのどかは宝玉を直哉に渡した。

 

 

そして直哉は自分の霊力を宝玉の中に補充した。

 

「これでよしこれで後5回は僕がいなくてもグレースになれると思うので」

 

直哉はそう言うと宝玉をのどかに返した。

 

「それじゃ僕は改めてトワさんの所に行きますね」

 

 

「そんなもう少し安静しないとまた倒れるよ」

 

「そうラビもう少し自分の体を大事にするラビ」

 

 

「そんな悠長な事を言える状況じゃない事は2人にはわかっているでしょ」

 

 

「「それは・・・」」

 

「まして蝶と一緒に来たノヴァと言う子の情報がない状況なんですよ。だからトワさんに聞かないと」

 

 

「それでも私とラビリンは直哉君に無理してほしくないよ」

 

「そうラビよ直哉」

 

 

「あらら、弟がお姉さんを泣かすなんて最低ね。直哉君」

 

 

!!

 

「「「トワさん」」ラビ」

 

のどか達の家に突然トワが現れたのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワの突然の訪問前編

「まして蝶と一緒に来たノヴァと言う子の情報がない状況なんですよだからトワさんに聞かないと」

 

 

「それでも私とラビリンは直哉君に無理してほしくないよ」

 

「そうラビよ直哉」

 

 

「あらら、弟がお姉さんを泣かすなんて最低ね。直哉君」

 

 

!!

 

「「「トワさん」」ラビ」

 

のどか達の家に突然トワが現れたのだった。

 

 

「トワさんどうしてここに?ちょうどいいですあのノヴァと言う子の情報を教えてください」

 

直哉がトワにそう言う。

 

「嫌よ今の貴方には教えない」

 

 

!!

 

 

「はあ、何でですか?ノヴァと言う子に僕が殺されて良いんですか?」

 

 

「別にいいわよ。今の紫藤直哉ならノヴァに焼き殺されなさい」

 

!!

 

じゃあ何しに来たんですか?」

 

「あら、さっき言ったわよ。弟に泣かされているお姉さんを助ける為よ」

 

 

「「「「はあーー」」」

 

 

「何言ってるですか?僕とのどかさんは姉弟の関係じゃないですよ」

 

 

「「そうだよ」そうラビ」

 

直哉の言葉に同意をするのはとラビリンだった。

 

そしてトワが直哉の体に触れると直哉の意識が途切れた。

 

 

「ああ・・・お姉ちゃん」」

 

 

「トワさん直哉君に何をしたのです?」

 

「大丈夫よ少し精神年齢を下げてのどかの事をお姉さんと思わせるようにしただけだから」

 

 

「なんでそんな事をしたラビ」

 

 

「こうでもしないと私が直哉をここに留まらせた意味が無くなるから」

 

「どういう事です?」

 

 

「私が直哉にすこやか市に留まらせたのはあの子に子供らしい生活を体験してほしいからなのに」

 

 

「そうか、ノヴァと言う子が来たことでトワさんの目的とは違う方向に直哉君が向くことにより中心世界の他の世界同様世界安定に向けての仕事をするからですか?」

 

 

 

「ええそうよ。のどか達には悪いけどここは直哉の精神を休ませる世界に私はしたいのよ」

 

 

「「成る程」」

 

 

「今まで飛鳥と薫の父親の頃から融合世界になるまでの間紫藤直哉と言う魂を休ませれる世界はなかったの、だけど前の世界で花寺のどかとラビリンと言うヒーリングアニマルと接していた紫藤直哉を見ると彼の魂の負担が軽減してたの」

 

 

「「ええーーそうなんですか」ラビーー」

 

「それにこれは貴女達の秘密にしててね、直哉は人間なのだけど基本はねでも貴女達の言葉で言えばエレメントさんと言っていいのよ」

 

 

「「ええーー直哉君がエレメントさん」ラビーー」

 

 

「ええそうよ。紫藤直哉のオリジナルは米田健二が作り出したわ。真宮寺直哉と共にね」

 

 

「だけどのどかとラビリンが知る二人の紫藤直哉は私とレイがその世界の一部の力を使って作り出したわ」

 

 

「世界の安定のためにですか?」

 

 

「ええそうよ。だから直哉の体内にメガ因子が入っても困らないように人間として作り出したわ」

 

 

「じゃあ直哉君の両親の事も作り話ですか?」」

 

 

「いえそれは違うわ。米田桜花本人に協力してもらって紫藤直哉を産んで貰ったの」

 

 

「「米田桜花?」」

 

 

「米田桜花は紫藤直哉の父親紫藤卓と結婚する前の名前よ」

 

 

「「まさか・・・紫藤直哉君のお母さんは米田健二と関係者なの?」ラビ」

 

 

「その通りよ米田桜花の父親は米田健二で母親は真宮寺さくらよ」

 

 

「「ええーー」」



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワの突然の訪問後編

「「ええーー」」

 

のどかとラビリンはトワの説明に驚いていた。

 

「じゃあトワさんとレイさんが直哉君と言う大元を作って、それに桜花さんの体内を借りて直哉君が生まれたのですか?」

 

「簡単に言えばその通りよ。だけど今回もこのままだと失敗になるわね」

 

 

「「え、失敗」」

 

「まさか直哉君を殺すのですか?」

 

「そんなことしないわよ。ただ直哉はこのままだとヒミコヤイヨに奪われるかもね」

 

 

「私が来る前の直哉は自分の身がどうなってもいいよみたいな感じだったわよね。それって守護者側を信頼してないと思わない。貴女達だってプリキュアに変身するには信頼関係があって成り立つものでしょ」

 

 

「それは確かにあるラビ」

 

 

「でもさっきの直哉はノヴァの事しか頭になかったからね。一人で戦いをしようと見えたからねここに来たのよこういう直哉を止めるのは私の仕事と言うか役目だから」

 

 

「何だかんだと言いながらトワさん直哉君の事心配なんですね」

 

「まあね。そう言うのどかこそ直哉と結婚したいならしていいわよ。直哉は人間なのだから」

 

「ふぇ・・・私は」

 

「のどか顔が赤いラビよ」

 

「ラビリン気にしないでいいから」

 

 

「トワさんいい加減な事を言わないで下さいよ」

 

 

「あらそれは悪かったわね。でも私は直哉とのどか達がそんな話をして遊んで勉強もして、自分の好きな事や好き事をして暮らす時間と言うのを作って貰いたいの」

 

 

「確かに、今の融合世界の状況じゃあ難しいのはわかってるわだからこそすこやか市に居る間はそう言う経験もさせたいの」

 

「トワさん」

 

 

 

「さてと私は帰るわね。ノヴァについてだけどしばらくは彼女は動かないから安心してね」ただ黄昏の三騎士はすこやか市を攻撃するけどね」

 

 

「「ええーー」」

 

「どうして敵が動くのに止めないのですか?」

 

 

「それは黄昏の三騎士は私とレイが貴女達に与える試練の一部だからよ」

 

 

「「ええーー」」

 

 

「本来は黄昏の三騎士をすこやか市に移動させる予定はなかったわ」

 

 

「じゃあどうして・・・まさか米田健二さんが現れたせいでですか?」

 

「その通りよ。あの弟が現れたおかげで直哉と貴女達守護者は本来戦う予定だった黄昏の三騎士と戦うことが出来なかったからね

 

「成る程」

 

 

「ただ黄昏の三騎士は私とレイの意思とは離れてるから気にしないで戦ってね」

 

 

 

そう言うとトワが消えた。

 

 

「・・・はっ僕は一体何を何か大事な事を忘れてるような」

 

 

「直哉君さんぼにいく準備してお昼」

 

のどかが直哉に言う。

 

 

「あ、そうでしたね行きましょう。お姉ちゃん」

 

 

「ふぇ、どうしたの直哉君」

 

「え、僕達は家族ですよね、すこやか市に居る間は?」

 

「そうだよけどいきなり過ぎてびっくりしちゃった」

 

その後のどかの母親が帰って来て3人でお昼を食べ出した。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワの来訪後の花寺家

「「おじゃまします」」

 

「いらっしゃいちゆちゃん。ひなたちゃん」

 

「のどか直哉君の様子はどう」

 

 

実はトワさんが来て直哉君を私の弟にして帰ったの?」

 

 

「「はあ、それどういう事ーー?」

 

そしてのどかはトワとのやり取りを話した。

 

あらら、弟がお姉さんを泣かすなんて最低ね。直哉君」

 

 

!!

 

「「「トワさん」」ラビ」

 

のどか達の家に突然トワが現れたのだった。

 

 

「トワさんどうしてここに?ちょうどいいですあのノヴァと言う子の情報を教えてください」

 

直哉がトワにそう言う。

 

「嫌よ今の貴方には教えない」

 

 

!!

 

 

「はあ、何でですか?ノヴァと言う子に僕が殺されて良いんですか?」

 

 

「別にいいわよ。今の紫藤直哉ならノヴァに焼き殺されなさい」

 

!!

 

じゃあ何しに来たんですか?」

 

「あら、さっき言ったわよ。弟に泣かされているお姉さんを助ける為よ」

 

 

「「「「はあーー」」」

 

 

「何言ってるですか?僕とのどかさんは姉弟の関係じゃないですよ」

 

 

「「そうだよ」そうラビ」

 

直哉の言葉に同意をするのはとラビリンだった。

 

そしてトワが直哉の体に触れると直哉の意識が途切れた。

 

 

「ああ・・・お姉ちゃん」」

 

 

「トワさん直哉君に何をしたのです?」

 

「大丈夫よ少し精神年齢を下げてのどかの事をお姉さんと思わせるようにしただけだから」

 

 

「なんでそんな事をしたラビ」

 

 

「こうでもしないと私が直哉をここに留まらせた意味が無くなるから」

 

「こういう話をした後にトワさんが教えてくれたよ。

 

 

私が直哉にすこやか市に留まらせたのはあの子に子供らしい生活を体験してほしいからなのに」

 

 

「そうか、ノヴァと言う子が来たことでトワさんの目的とは違う方向に直哉君が向くことにより中心世界の他の世界同様世界安定に向けての仕事をするからですか?」

 

 

 

「ええそうよ。のどか達には悪いけどここは直哉の精神を休ませる世界に私はしたいのよ」

 

「成る程ね、直哉君にとっての安息の地としてすこやか市が融合世界に入るようになった理由なのね」

 

 

「確かに最近の直哉君は働き過ぎだよね。まあ異世界に行ったりしてとせいもあるけど」

 

 

「何となくトワさんが管理者の仕事ばかりに夢中になるのだけは避けたかったんでしょうね」

 

 

「私もそう思ったよ。もしかしたら私が守護者に選ばれた理由は戦いじゃない部分の方が大きいのかなて」

 

「そうかものどかっちは優しいし、このままのどかっちと直哉君結婚したりしてね」

 

「ふぇ、ひなたちゃん結婚なんて早いよーー」

 

「でもさ直哉君は本来年齢だったら私達より上じゃん良いと思うけど」

 

 

「まあ結婚はともかくこの年齢の時は私達がお姉さんなんだからしっかりしないとねのどか」

 

「そうだね」

 

 

「それでのどか直哉君の精神はいつもとに戻るの?」

 

「「あ、・・・トワさんに聞くの忘れたーー」ラビ」

 

 

「「「「ええーー」」」」

 

 

「それってやばくない?」いつ敵が現れるかわからないのに」

 

「のどかお姉ちゃんそろそろ勉強を始めようよ」

 

「あ、ちゆお姉ちゃんとひなたお姉ちゃんも一緒に勉強しようよ」

 

 

「「わかったよ直哉君」」

 

 

「ええーー勉強ーー」

 

「ここは観念して勉強した方がいいぞひなた」

 

「そんなニャトラン裏切るの?」

 

 

「だってよ直哉は子供になってるんだぞあんな目で見られたら・・・」

 

 

「ひなたの為に直哉君はこのままの方がいいかもね」

 

 

「そんなーー」

 

「あはは、何も言えない」

 

 

そして四人は勉強を始めた。

 

 

その頃トワは・・・

 

 

「あ、のどか達に直哉がいつ元に戻るか伝え忘れたけどまあいいや」

 

 

その頃中心世界のの方では・・・

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

二人の響と神山1

「うーんまさかノヴァが前の世界の記憶を持っていたとは」

 

 

「うん、どうした太陽そんなに悩んで」

 

 

「あ、グレ響実はね・・・」

 

 

そして響はレイからの報告をグレ響に伝えた。

 

 

「ちょっと何でオカマの蝶さんが生きてるんですか?」

 

響がレイに聞く。

 

 

「ああ、それはなお前達は米田健二の乱入で黄昏の三騎士と戦って無いだろ?それでな隼人に頼んで復活させた」

 

 

「はあー確かに直哉君達は黄昏の三騎士とは戦って無いですけど隼人さんに頼んで復活までさせるなんて」

 

 

「まさか悪魔王サタンも復活させたの?」

 

「いや黄昏の三騎士だけだ。どのみち中心世界の時間が進めばいずれサタンと戦う事になるからな」

 

 

 

「ふうそうなんですね。それでノヴァについてですけどあのノヴァは前の世界で現れたノヴァと思って良いんですか?」

 

 

 

「ああ、それは間違いないだろうな」

 

 

 

「そうですか」

 

 

「成る程ね、前の世界での記憶を持つ敵がいるが紫藤直哉はそれに対抗出来ずに居るんだな」

 

「そうみたい。ねえ私達だけですこやか市に行かない?」

 

「それは無理だろ太陽お前の立場は直哉代理でここにいるんだからな」

 

「それはそうだけど・・・」

 

「それに太陽お前花寺のどかに嫉妬してるのやめたらどうなんだ?」

 

 

 

「う、それは自覚してるよ。だけどのどかちゃんが羨ましいから仕方無いじゃん」

 

「太陽私が思うに太陽のそう言う部分がトワやレイに長期間直哉と行動をさせにくくしてるんじゃないか?」

 

「そんな!!」

 

 

「少し考えてみろ今守護者としている中で直哉といたいと言うのを言ってるやついた?」

 

「確かに私だけかも」

 

 

「だろう。もし太陽がそう言う部分を改善できたらのどかと直哉の時間や二人の負担が少なくなるんじゃないか?」

 

 

「確かにそうかも」

 

 

「そういえばグレ響の世界との通信はどうだった?」

 

「唐突だな。私の世界とは通信は出来ないままだ。米田健二と言う人物が来てから通信不能状態だな。いまだに」

 

 

「そうなんだね」

 

 

「まああの世界に未練はないがな。陽だまりはいないしな」

 

「グレ響」

 

「今は元の世界と連絡が取れないからこそお前達に気楽に協力出来るからな」

 

「もし連中に今の状態を知られたら自分達にも協力しろと言われそうだからな」

 

「あはは、そんなに奏さんや翼さんが嫌い?」

 

「ああ、嫌いさ」

 

「まだ連中より直哉や太陽達の方に私は協力したいと思えるからな」

 

「ありがとうグレ響ちゃん」

 

「ええい鬱陶しいやめろ抱きつくのは」

 

 

「あのーー響さん少しいいですか?」

 

 

「ほら神山が来たぞ」

 

 

「はい、どうしました誠十郎さん」

 

 

「俺達がこちらの世界で出撃するときに使う機体の事ですが本当に無限のままで良いんですか?」

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

二人の響と神山2

「ああ、その件なら紫藤直哉君の上司の許可が降りてますから気にしないでいいのに」

 

「そうなんですねしかしこちらの世界では無限は未来の機体ですよ」

 

 

「それを住民が見るかも知れないのに?」

 

「普通ならそうですがここは融合世界ですから」

 

 

「そうだな響お前なんて、帝国華擊団から天使と呼ばれていたらしいな」

 

「天使ですか?」

 

 

「ちょっと待って何でグレ響がその事をしってんの?」

 

 

「当然直哉から聞いたからな」

 

 

「ええーー」

 

 

そしてグレ響がその話を神山に話し出した。

 

 

「何だと‼そちらの子がわしらの中でのコードネーム天使の正体なのか?」

 

 

「ええ、一応そう言うことになってるみたいですね私的に天使なんて恥ずかしいですけど」

 

「そりゃすまなかったなお嬢さん。お嬢さんの名前は聞いていいのか?直哉?」

 

 

米田は直哉に確認する。

 

「ええ、構いませんよ。ただ彼女に関する情報はあくまで帝国華撃団内に留めておいてください」

 

「ああそうだな」

 

「もし直哉の言う通り元老院と賢人機関の中にノイズを使う奴がいるなら彼女に関する事は秘密にするべきだろうな」

 

そして響の自己紹介が行われた。

 

私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「おいおいそんな個人的な情報は別に言わなくていいぞ」

 

 

「ええーー初対面で身長や個人情報をさらけ出すなんて」

 

「アホだろ太陽は?」

 

 

「酷いよグレ響勝手に話すなんて」

 

 

「響さん一つ聞いていいです?」

 

 

「何故貴女はそこまで紫藤直哉さんに従うのです?俺としても彼が貴女の弱味を握っているとは思いたくないが、彼は12歳位で貴女の方が年上の筈ですよね」

 

 

「いえ直哉君の方が年上なんですよ神山さん」

 

 

「ええーー嘘じゃないんですか?」

 

 

「嘘じゃないんですよ。直哉君は融合世界のそれぞれの世界に適した年齢になるんですよ。神山さんが接したときの直哉はすこやか市で暮らすための年齢になっていたのです」

 

「神山さんも知ってると思いますけど、すこやか市はプリキュアになる子達の街ですから」

 

 

「ええ、しかしまさかプリキュアが、普通の少女だとは・・・」

 

そして神山はその時を思い出していた。

 

「「仕方ないですね」わかりました」

 

 

そして大神達はのどかの家に向かう前に人通りの少ない公園に向かった。

 

「ここならいいかな?さくら君どう思う」

 

 

「いいと思いますよ大神さん」

 

 

「ああ、それじゃ四人ともお願いね

 

 

「「「「わかりました」」」」

 

その直後ペギタンとニャトランが神山達の前に現れた。

 

 

「「「「うわあペンギンとネコが浮いてる」」」」

 

 

「初めまして僕ペギタン」

 

「おいらニャトランよろしくな」

 

 

「「じゃあやりますね」

 

ちゆが大神に言う。

 

 

「ああ」

 

 

「スタート」

 

「エレメントレベル上昇ペン」

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「キュアタッチ」」

 

 

「「交わる2つの流れ」」

 

 

「キュアフォンテイーヌ」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

 「キュアタッチ」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光」」

 

 

 

「キュアスパークル」

 

 

 

「ニャン」

 

 

「「「「ええーー君達がキラキラ戦隊の正体なのか」」」」

 

 

「正直驚きましたよまさか一般の少女達が戦う世界があるとは」

 

 

「そうなんですね。でも私達も元は一般人なのですけどね」

 

 

「ああ、そう言ってましたね。でもこう考えると軍人が戦う世界が少ないですよね」

 

 

 

「いやいやそれはないですよたまたま融合世界にある世界が民間人が巻き込まれるパターンが多いだけですよ」

 

「そうだとしても凄い事ですよ」

 

「確かにな太陽お前が紫藤直哉と出会った時は魔法を使う奴等がいたよな」

 

 

「うんいたけど名前は忘れたけどね」

 

 

「魔法ですか?クラリスの魔術みたいなものですか?」

 

「それは違いましたね・・・少し待ってください神山さん」

 

その時響に連絡をいれたのは米田だった。

 

 

「どうしたんです米田さん。すまねえ響ノイズが出やがった」

 

 

「何ですってどこに出たんですか?」

 

「かつて天海が六覇星降魔陣の起点となった場所から出てきやがるそしてこのノイズ達は何かを探している様子だ」

 

 

「わかりました米田さん私が行きます」

 

 

そう言って響は通信を切った。

 

 

「無茶だ響さん六ヶ所を一人でいくなんて」

 

 

「大丈夫です宇宙戦艦で六ヶ所回りますから」

 

 

「それでも危険ですせめて俺が一緒に行きますよ」

 

 

「ありがとうございます神山さん。でも必要ありません」

 

 

そう言って響は宇宙戦艦のある場所に向かった。

 

 

その頃すこやか市では・・・

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

降魔鹿強襲前編

紫藤直哉の精神がトワによって幼くなった次の日・・・

 

 

紫藤直哉は学校にいる間は通常状態になっていたのてのどかとちゆとひなたは驚いていた。

 

 

「はいよくわかったな紫藤君。君は本来なら小学校に行く年齢何だが?」

 

 

「いえ、僕にはお姉さん達が教えてくれるので助かってますよ花寺さんと沢泉さんと平光さんが教えてくれるので」

 

「平光紫藤君に悪影響を与えるなよ」

 

 

「ええーー何で私にだけ言うんです?」

 

「それはここでは言えないが平光紫藤君に負けてるから頑張りなさい」

 

 

そしてその日の授業は終わった。

 

 

「終わったねちゆちゃんひなたちゃん。ちゆちゃんこの後部活?」

 

「今日は休みよのどか」

 

そうなんだ。じゃあ四人で帰ろう」

 

「のどかお姉ちゃん。すりすり」

 

「のどかっち直哉君の態度の変化についていけないんだけど

 

「あはは、実は私もだよひなたちゃん」

 

 

「本当にトワさんて凄い人なのね。ここまで直哉君の生活に支障が出るところでは今までの直哉君に戻ってるようにしていてそれ以外の所では甘える弟状態に出来るなんて」

 

「でもこの状態の直哉君を見られたら響さんに何て言われるか?」

 

 

「あ、それは大丈夫よひなた」

 

「うぇっ直哉君からトワさんの声が」

 

「今直哉は私の術で精神年齢を下げているから私が伝えるわね。この状態の直哉は貴女達プリキュアにしか見せないように設定しているわ。そしてこの状態の解除するには、のどかとラビリンには、悪いけどビョーゲンキングダムとの戦い以外には参加しないこと」

 

 

「「「ええーー」」」

 

「その状態が4日以上続けば解除されるわ。もし術をかけたのが昨日だから後3日貴女達がビョーゲンキングダム以外と戦う事がなければ解けるわ」

 

「その解除の理由はちゆとひなたものどかから聞いてるわね?」

 

「あのトワさん。もしビョーゲンズ以外の敵の狙いが直哉君だったらのどか達も参加していいです?」

 

「のどか直哉が貴女に渡した宝玉の力は何回分て言ってた」

 

「確か5回と言ってたような気がする」

 

「そう、ならのどかは4回までならいいわよ。ただし宝玉の変身でならね」

 

「本当ですか?」

 

「ええ、ビョーゲンズはその回数には入れないから安心して、それじゃあね」

 

 

「あれお姉ちゃん達僕は一体何を?」

 

「直哉君気にしないでいいよ。少し疲れたみたいだから」

 

「そう?」

 

「そうね、貴方は慣れないの中学生の中で疲れたのよ」

 

 

「そうだよ直哉君」

 

「うんお姉ちゃん達が言うなら信じるよ。あ、ひなたお姉ちゃん」

 

 

「何何直哉君」

 

「今からひなたさんの家で勉強しようよ。僕が教えるから」

 

 

「ええーーそれだけは勘弁してー」

 

 

「駄目だよ。ひなたお姉ちゃん」

 

 

直哉がそう言ったとき、直哉とのどか達の回りに一人の男が現れた。

 

 

「見つけたぞ紫藤直哉。俺の名は降魔鹿だ。覚えておけ」

 

 

!!

 

のどか達は鹿の言葉に驚きつつもいつでも動ける状態になっていた。

 

 

「ねえおじさんそんな格好で恥ずかしくないの?」

 

「なっ何を言っている紫藤直哉」

 

「俺はお前を殺しに来たのだぞ」

 

「おろしに?僕を何からおろしに来たの?」

 

 

「ぷぷ殺しにをおろしと間違えるなんて直哉君」

 

「ええい話にならん。出でよ降魔紫藤直哉を殺せ」

 

そして降魔鹿は5体の降魔を召喚した。

 

 

 

その頃ビョーゲンキングダムでは・・・

 

 

「キングビョーゲン様紫藤直哉を襲う勢力が動き出しました」

 

「いかがしますか?」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

降魔鹿強襲後編

「ふむバテテモーダよ。グワイアルと共に紫藤直哉を襲う勢力と紫藤直哉を守るプリキュアを倒せ」

 

「了解です」

 

「わかりましたバテテモーダ行くぞ」

 

了解っすグワイアル先輩」

 

 

「ふうこれでいいっすね、恐らくこの手は使えないっすね、感謝して下さいよキュアグレース」

 

 

バテテモーダはそう言うとグワイアルと共に出撃した。

 

その頃のどか達は・・・

 

 

「どうするのどかっちとちゆっち」

 

「ええ、ここで変身しても直哉君があの状態なら不利ね。そして直哉君の霊力操作も不安定だろうしね」

 

 

「うんそうだと思うけど私達が逃げて降魔達が暴れないとも限らないよちゆちゃん」

 

 

「ああもう、こういう時グワイアルが来れば私達の悩みが解消するのに」

 

「あはは、呼んだかプリキュア」

 

 

「「「ええーー本当にグワイアルがきたー」」」

 

「ちーすプリキュアバテテモーダもいるっすよ」

 

「さあ変身して戦いましょうや」

 

「「ええ」」

 

「行こうみんな。直哉君は私から離れないでね」

 

「うんわかったよ」

 

 

「進化しろナノビョーゲン」

 

「進化ベイべーナノビョーゲン」

 

 

グワイアルとバテテモーダから出たナノビョウゲーンは降魔に感染してメガ降魔に進化をした。

 

 

「何ーー俺様の降魔を醜い姿にしやがって」

 

 

「許さん」

 

 

そう言って降魔鹿はグワイアルとメガ降魔と戦い始めた。

 

のどか、行くラビ」

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

「「キュアタッチ」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

「「重なる2つの花」」

 

 

 

「キュアグレース」

 

 

 

「ラビ」

 

 

「スタート」

 

「エレメントレベル上昇ペン」

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「キュアタッチ」」

 

 

「「交わる2つの流れ」」

 

 

「キュアフォンテーヌ」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

 「キュアタッチ」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光」」

 

 

 

「キュアスパークル」

 

 

 

「ニャン」

 

 

 

「「「「地球をお手当て」」」」

 

 

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア」」」」

 

 

グレース、フォンティーヌ、スパークルの三人はパートナーと共に決めポーズを取る。

 

その後直哉はグレースのヒーリングステッキに吸い込まれるのだった。

 

 

「うわあ、ここどこですか?それにこの格好は」

 

「そこに少しいてね、ラビリンどういう事?私宝玉で変身した筈なのに直哉君と変身した事になってるよ」

 

 

「それはラビリンもわからないラビ」

 

 

「漸く変身完了しましたねやれメガ降魔」

 

GUOOGUOO

 

 

バテテモーダの命令を受けて、メガ降魔はフォンティーヌとスパークルの二人を襲う。」

 

「フォンティーヌ、スパークル」

 

 

「キュアグレース貴女の相手は俺っちですよ)

 

「くっバテテモーダ貴方は一体何を考えてるの?」

 

 

「グワイアルと一緒に降魔を攻撃するなんて」

 

「ふ。それすらわからないのですかグレース?今回自分とグワイアル先輩が来なければプリキュアと紫藤直哉は死んでたでしょ」

 

 

「そしてキュアグレース、ビョーゲンズ以外との戦いを制限されてますよね」

 

!!

 

「だから自分達が来たんすっよプリキュアを助ける形になりますけど」

 

 

「バテテモーダまさか貴方私達の上司との話を聞いてたの?」

 

「そう言う事すっよ」

 

 

「さて戦いましょう」

 

 

その頃フォンティーヌとスパークルの二人は・・・

 

「一気に行くわよスパークル」

 

「オッケーフォンティーヌ」

 

 

エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン!キュン!キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア!スカイヒーリングストリーム」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、スカイヒーリングフラッシュ」

 

そして二人の技がメガ降魔を浄化する。

 

 

GUOOGUOO

 

「「お大事に」」

 

 

 

「「ええーー何で私達霊力付きの技を出せたの?」」

 

フォンティーヌとスパークルは驚いていた。

 

 

(恐らく直哉や大神さんや神山さん達と協力した事によりフォンティーヌとスパークルに霊力が付いたかもペン」

 

「成る程な、なんて言ってる場合じゃあねぇ急いでグレースと合流するぞ」

 

「うん」

 

「ええ」

 

 

その頃グワイアルと降魔鹿は・・・

 

 

「ええい、お前と戦うのは飽きた」

 

 

「そう言うなよ俺は楽しいぞ」

 

 

「グワイアルと言ったな。今回はお前の勝ちとしてやる。この次に会う時を楽しみしていろ」

 

 

そう言って降魔鹿は撤退した。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

キュアグレースとバテテモーダ

「あははやっぱりいいすっね高いは」

 

「バテテモーダ貴方は何を考えてるの?今回の事にしても、貴方は私達を助ける為に来たような事を言ってたけど」

 

「そうすっよ今回の目的は邪魔な、勢力を排除してプリキュアを倒す事が目的なのですからね)

 

「くっ最終的には私達の敵なのね」

 

 

「グレースあまり感情的になったらいけないラビ」

 

 

「そうすっよ俺っちはグレースの戦い方を知ってるんで、何せ宿主の紫藤直哉の中で見てたからすっね」

 

!!

 

「ならここで貴方を浄化する」

 

 

「グレース落ち着くラビ」

 

 

「はあああ」

 

 

「グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン、」

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア、スカイヒーリングフラワー」

 

「おお、だけどそれは俺には通じないっすよ破邪剣征・桜花爛漫」

 

 

そして二人の技がぶつかりあう。

 

 

「きゃあああ」

 

グレースは技のぶつかりあいによって吹き飛ばされ壁にぶつかった。

 

「あぐっラビリン直哉君は無事?」

 

 

「大丈夫ラビ」

 

「ふむふむ大分馴染んで来たみたいすっね」

 

 

「まずいラビ、このままバテテモーダが霊力を使いこなし始めたラビ」

 

 

その時フォンティーヌとスパークルがグレースと合流した。

 

 

「「グレース大丈夫」」

 

「スパークルフォンテーヌ」

 

 

「おやおやもうメガ降魔を浄化したんすね、プリキュアも成長してるすっね、成長してないのは宿主だけすっね」

 

!!

 

「バテテモーダ貴方に直哉君の何がわかるの?」

 

「まあ今のところあの話をする気はないんで心配しなくていいですよグレースさん」

 

 

バテテモーダがそう言うとグワイアルがプリキュア達の元に戻って来た。

 

「バテテモーダ戻ったぞ。あの鹿と言う奴も強いな、今度は最後までやりたいぞ」

 

「ならグワイアル先輩今からプリキュアを倒して地球を蝕むすっか?」

 

「いややめとこう。今のプリキュアを倒した所で俺のこの優越感が薄れるだけだからな。プリキュアを倒すのはシンドイーネに任せる」

 

 

「そうすっかならばそう言う事なのでおいらたちは撤退しますねプリキュア」

 

 

そうバテテモーダとグワイアルは撤退した。

 

 

 

その頃中心世界では・・・

 

 

「「だあああ。これで5つ目」」

 

 

二人の立花響が帝都6ヶ所から涌き出るノイズの穴を5ヶ所の穴を塞ぐ事に成功した。

 

 

 

「よし後1つと日本橋に行けば終わりだね」

 

 

「ああ、そうだな」

 

「そう言えばグレ響の所は私と同じで奏さんがいないんだよね」

 

「ああそうだがそれがどうした?」

 

 

「じゃああの人は誰なの?」

 

 

そしてグレ響が響の方に向くと、そこにはもう一人のガングニールの奏者が気絶しているのが見えた。

 

 

「あれは天羽奏に間違いないがどこの天羽奏何だ?」

 

「それがわからないけど、奏さんだよね」

 

 

「ああそれは間違いない」

 

「とりあえず最後のポイントに向かう間にトワと直哉君に連絡をするよ。その間奏さんの事をお願い」

 

「ああわかった」

 

 

そして二人の立花響は気絶している天羽奏でらしき人物を宇宙戦艦にのせた。

 

 

 

その頃監視者の神殿では・・・

 

 

「何これは直哉の方が区切り付いたと思ったらこの天羽奏はグレ響の世界から来てるとはまだ言えないわね」

 

 

その直後響からトワに連絡が来た。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響からトワへの通信

「トワさん聞こえますか?」

 

 

「聞こえてるわよ響どうしたの?」

 

 

「実はですね」

 

 

「どうしたんです米田さん。すまねえ響ノイズが出やがった」

 

 

「何ですってどこに出たんですか?」

 

「かつて天海が六覇星降魔陣の起点となった場所から出てきやがるそしてこのノイズ達は何かを探している様子だ」

 

 

「わかりました米田さん私が行きます」

 

 

そう言って響は通信を切った。

 

 

「その米田さんの依頼で出てきた穴とノイズを倒していたら・・・」

 

 

よし後1つと日本橋に行けば終わりだね」

 

 

「ああ、そうだな」

 

「そう言えばグレ響の所は私と同じで奏さんがいないんだよね」

 

「ああそうだがそれがどうした?」

 

 

「じゃああの人は誰なの?」

 

 

そしてグレ響が響の方に向くと、そこにはもう一人のガングニールの奏者が気絶しているのが見えた。

 

 

「あれは天羽奏に間違いないがどこの天羽奏何だ?」

 

「それがわからないけど、奏さんだよね」

 

 

「ああそれは間違いない」

 

「とりあえず最後のポイントに向かう間にトワと直哉君に連絡をするよ。その間奏さんの事をお願い」

 

「ああわかった」

 

 

そして二人の立花響は気絶している天羽奏でらしき人物を宇宙戦艦にのせた。

 

「と言う事で、何処かの世界の天羽奏さんを見つけたんですけどどうしたらいいです?」

 

「成る程ね、確かにほっとけないわよね。こちらの響の性格では?」

 

 

「ええ、出来れば直哉君かトワさんにこちらに来て貰えませんかね?説明と聞き取りの為に」

 

「そうねその天羽奏に貴女達が説明するわけにはいけないわね。その子が余計に混乱すると思うわ」

 

「そうですよね」

 

「わかったわ私と直哉がそこに行くまでなるべく動けないで」

 

 

「わかりました」

 

 

そしてトワが響との通信を切った。

 

「さてと直哉を普通に戻しておかないと」

 

 

そしてトワは直哉の精神を元に戻した。

 

その頃の花寺家では・・・

 

「しかし驚いたよ直哉の精神が幼くなった時は」

 

「そうね私もよ。でものどかからその状態になった話を聞いたら納得出来たけど」

 

「ああ、トワさんが直哉君を休ませる為にした事に変わりがないが直哉君がのどかをお姉ちゃんと呼ぶとはな」

 

「あら、いいじゃない、もう直哉君私達の家族なんだし」

 

「それはそうだけど融合世界にとってはこの状態は良いのか?」

 

 

「直哉君が動けない状態はまずいのでは?

 

「それは心配要らないわよ。二人共」

 

 

「「トワさんどうしてこんな夜更けに」」

 

 

のどかの両親はトワの来訪に驚いていた。

 

「ああ、ごめんなさい。直哉を中心世界に連れて行く用件が出来たので直哉だけを連れて行くよ」

 

「ええ、構いませんけど直哉君幼児化してますけど?」

 

 

「それは問題ないわ。解除したから)

 

「うわあああああどうして僕がのどかさんと同じ部屋にーー」

 

 

「どうやら起きたようね)

 

「あ、そうか幼児の時はのどかと寝てたから驚いたのね。直哉君」

 

直哉が起きた直後ののどか部屋では・・・

 

 

「直哉君どうしたの?」

 

「のどかさんごめんなさい僕のどかさんの部屋で寝て」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

緊急要請

「ふぇ、直哉君元に戻ったの?」

 

 

「本当にごめんなさいのどかさん」

 

「どうやら本当に通常の直哉のようラビ)

 

「あののどかさんとラビリン自分がおかしい事になってました?ここ数日の記憶が無いんですけど」

 

「「ううんそんな事ないよ、ねラビリン?」そうラビよ」

 

「「あの直哉君もかわいいかったねラビリン」

 

「そうラビねのどか」

 

「直哉君の状態が元に戻ったのはまさか・・・」

 

 

「そうよのどか緊急要請があったの響からね)

 

「「「ええーー」」」

 

 

のどかとラビリンと直哉はトワがやって来たことに驚いていた。

 

 

「トワさん響さんの方で何があったのですか?」

 

 

「それは向こうに向かいながら話すわ。直哉中心世界の年齢に戻りなさい」

 

 

「わかりました」

 

 

そして直哉は16歳の紫藤直哉になった。」

 

それじゃあのどかとラビリン少し直哉を借りるわね」

 

 

「あのトワさん私達も行っては行けませんか?」

 

 

「うーんでもねシンフォギア関連だしそう言う意味では守護者的には響もいるし、直哉どうする?のどかも連れていく?」

 

 

 

「ええ、何で僕に聞くんです?」

 

 

「そりゃ貴方の部隊の人員なんだし貴方が決めるのは普通と思うわよ」

 

「もしのどかさんを連れていく事になったらこちらの世界は封印ですか?」

 

 

「ええそのつもりよ。ただバテテモーダは封印出来ないからね」

 

「やはりですか、僕の力を受け継いでいるからですね」

 

 

「そうよ」

 

 

そう言う事なら3人のプリキュア全員に来てもらいましょう念のために」

 

 

「わかったわそう手配しておくから3人の準備が出来たら声をかけてね」

 

 

「「わかりました」」

 

暫くして・・・

 

「来たわね全員」

 

 

「「「「「「はい」」」」」」」

 

 

「それじゃあまず監視者の神殿に行くわ」

 

 

そして直哉とプリキュア達は監視者の神殿に移動した。

 

 

監視者の神殿では

 

 

「まずこれを聞いて」

 

 

 

そしてトワは直哉達に響との通信記録を聞かせた。

 

 

トワさん聞こえますか?」

 

 

「聞こえてるわよ響どうしたの?」

 

 

「実はですね」

 

 

「どうしたんです米田さん。すまねえ響ノイズが出やがった」

 

 

「何ですってどこに出たんですか?」

 

「かつて天海が六覇星降魔陣の起点となった場所から出てきやがるそしてこのノイズ達は何かを探している様子だ」

 

 

「わかりました米田さん私が行きます」

 

 

そう言って響は通信を切った。

 

 

「その米田さんの依頼で出てきた穴とノイズを倒していたら・・・」

 

 

よし後1つと日本橋に行けば終わりだね」

 

 

「ああ、そうだな」

 

「そう言えばグレ響の所は私と同じで奏さんがいないんだよね」

 

「ああそうだがそれがどうした?」

 

 

「じゃああの人は誰なの?」

 

 

そしてグレ響が響の方に向くと、そこにはもう一人のガングニールの奏者が気絶しているのが見えた。

 

 

「あれは天羽奏に間違いないがどこの天羽奏何だ?」

 

「それがわからないけど、奏さんだよね」

 

 

「ああそれは間違いない」

 

「とりあえず最後のポイントに向かう間にトワと直哉君に連絡をするよ。その間奏さんの事をお願い」

 

「ああわかった」

 

 

そして二人の立花響は気絶している天羽奏でらしき人物を宇宙戦艦にのせた。

 

「と言う事で、何処かの世界の天羽奏さんを見つけたんですけどどうしたらいいです?」

 

「成る程ね、確かにほっとけないわよね。こちらの響の性格では?」

 

 

「ええ、出来れば直哉君かトワさんにこちらに来て貰えませんかね?説明と聞き取りの為に」

 

「そうねその天羽奏に貴女達が説明するわけにはいけないわね。その子が余計に混乱すると思うわ」

 

「そうですよね」

 

「わかったわ私と直哉がそこに行くまでなるべく動けないで」

 

 

「わかりました」

 

 

そしてトワが響との通信を切った。

 

「と言う事で直哉貴方を呼びに来たの」

 

 

「成る程そう言う事でしたか」

 

「私としては今響達といる天羽奏はグレ響の世界の奏と思ってるわ」

 

 

「何故そう思うのですか?」

 

「それは・・・」

 

 

その頃二人の立花響は・・・

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ノイズの出現する穴を閉じろ1

大帝国地下司令室・・・

 

「状況はどうだ?かすみ、由利、唾」

 

「現在響さんは深川地域に発生した穴とノイズを撃破したところです」

 

「これで芝公園築地浅草深川に続き上野公園を開放した事になります」

 

「残るは日比谷公園と日本橋旧黒之巣会の本拠となります」

 

「そうか響だけにしてもらうのは悪いが相手がノイズだけに俺達はどうする事も出来ねえしな」

 

「米田は風組の3人の報告を聞きながらそう呟く。

 

「「「米田司令」」」

 

「大丈夫ですよ響さんなら。あの人体力は多いですから」

 

 

「そうね響さんと一緒に売店の売り子をしていた椿が言うからには」

 

 

「えへへ」

 

 

その頃二人の立花響は・・・

 

 

「どうだった太陽トワとの連絡は取れたか?」

 

 

「うん取れたよ」

 

そして響はグレ響にトワと話した事も伝えた。

 

 

 

と言う事で、何処かの世界の天羽奏さんを見つけたんですけどどうしたらいいです?」

 

「成る程ね、確かにほっとけないわよね。こちらの響の性格では?」

 

 

「ええ、出来れば直哉君かトワさんにこちらに来て貰えませんかね?説明と聞き取りの為に」

 

「そうねその天羽奏に貴女達が説明するわけにはいけないわね。その子が余計に混乱すると思うわ」

 

「そうですよね」

 

「わかったわ私と直哉がそこに行くまでなるべく動けないで

 

 

「わかりました」

 

 

そしてトワが響との通信を切った。

 

 

 

「成る程な、トワにこの場に留まれと言われたか」

 

 

「うんそれに直哉君達の方でも騒動が起きているみたいだから来るとしたらトワさんだけじゃないかな」

 

 

「そうか響それは残念だな。もしのどかとの時間が増えれば守護者としての信頼度が響よりのどかの方が上になるだろうし」

 

「嫌ーそれはーー」

 

「まああながち現実になるかもな」

 

「現に誓約がのどかの場合変化したのだろう。響お前はしたか?」

 

 

「ううんしてない」

 

「だろう直哉としての立場上誓約が変化したことによりのどかといる時間を増やさないといけなくなったんだからそこは仕方ないじゃないのか?」

 

 

「でも・・・」

 

「あらら響のどかに嫉妬してるの?」

 

 

その時トワが現れた。

 

 

「「トワさん来てくれたんですね」」

 

 

「私だけじゃないわよ」

 

 

「「ええ」」

 

「ただいま」」

 

!!

 

「直哉君」

 

そして響が直哉に驚きつつも軽く抱きつく。

 

 

「直哉君どうして戻って来れたの?」

 

「はい響さんが困っていると聞いて僕を含めて四人で戻って来ました」

 

「うん、四人?まさか・・・」

 

「ええ、この状態で出ないと行けないの?直哉君の馬鹿」

 

「仕方ないわのどか頑張って」

 

「のどかっちファイト」

 

 

「あーープリキュア3人娘ーー」

 

「「「響さんお久しぶりです」」」

 

 

 

 

「ええーー何でのどか達が来てるのーー」

 

 

響は想定外のプリキュア3人娘の登場に驚いていた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ノイズの出現する穴を閉じろ2

「何でのどか達が来てるの?」

 

 

 

「実は、私達の世界に新たなビョウゲーンズが出現しました。その敵はバテテモーダと言ってその敵がこちらに来る可能性があるんです」

 

 

「ええ、でも貴女達が来た時点で封印されるよね?そのバテテモーダも封印せれるのでは?」

 

響が疑問を口にする。

 

「それが無理なのよね、バテテモーダは直哉の力を持っているからね」

 

 

「ええーー霊力だけじゃないんですか?」

 

「響は知らないと言う前提でこれからの事をのどかに説明をさせるわね」

 

 

「わかりました」

 

「響さん覚えてますか?」私が変身するのに直哉君が必要になった頃を」

 

 

「うん覚えてるよ、あの時の衝撃は凄く残ってるよ、それがどうしたの?」

 

 

「それから私と直哉君はメガビョーゲンとの戦いを帝都や異世界で繰り返してその結果直哉君の体に蠍型の黒点が直哉君に出来たことがあり。それは何とか浄化したと思ってましたあの時までは」

 

ちーすおいらビョーゲンズの新人のパテデモーダでーす好きな事は戦う事ッスよろしくプリキュア」

 

 

「「「パテデモーダだってーーラビリン達も知らないビョーゲンズラビ」ペン」「ニャン」

 

 

「そりゃこのパテデモーダを作り出したのは、紫藤直哉とそこにいるキュアグレースなのですからね」

 

 

!!

 

「だからこういう事も出来ますよ。破邪剣征・桜花爛漫」

 

 

パテデモーダが漆黒の破邪剣征・桜花爛を放った

 

「「「その技は、直哉君のきゃあああ」」」

 

 

3人は桜花爛漫によって吹き飛ばされた。

 

 

「成る程、あの時の桜花爛漫で吹き飛ばされる前にそう言うやり取りがあったのね」

 

 

「はい」

 

「成る程な、確かにそのバテテモーダと言う奴が動けないわけないな直哉の中で育ったのなら」

 

 

「ええそうですそしてバテテモーダは直哉君と記憶も共有しているみたいなので」

 

「「はあーー記憶の共有ーー」」

 

 

「じゃあバテテモーダにはこちらの動きなんて丸わかりじゃあない」

 

 

「ええそうです」

 

 

「そしてバテテモーダは守護者の存在も知ってるんだよねのどかっち」

 

 

「そうです。少なくともビョーゲンズの中で一番やりにくい相手なのは間違いないです」

 

 

「そんな相手が来るかも知れないの?」

 

「私達が戦った感じでは、直哉君の影響もあるのか敵なんだけど私達を助ける事もありましたし」

 

 

「ええーー」

 

「それじゃあそろそろ響さん達が助けた人の所に行きますか?トワさん」

 

 

「そうね、直哉行きましょう、響案内お願い出来るかしら」

 

 

「はい」

 

 

そしてトワと直哉は守護者の一人の響の案内で天羽奏の治療をしている部屋に向かった。

 

 

 

治療室の隣の部屋では・・・

 

 

「どうですか?やはり異世界の奏さんですか?」

 

 

「やはり異世界なのは間違いないけど、響驚かないでよ。あの天羽奏は、グレ響の世界で死んだ筈の天羽奏である可能性が高いわ」

 

 

「ええーーそれはあり得なくないですか?トワさん」

 

 

「いえむしろこういう事が起きやすいのよ中心世界では」

 

 

そしてトワはその可能性が高い事柄を響達に思い出させるように話した。

 

 

 

「「これは」」

 

 

「この4つの大陸は原初の世界7人世界幼馴染世界そして融合世界になる前の世界よ」

 

 

「ああ、私達が初めて紫藤直哉さんとあった世界ですね」

 

 

「でもあの世界は崩壊した筈ですよね何で幼馴染世界以外が存在してるんですか?」

 

 

「それは恐らくヒミコとイヨが復活復活させた可能性が高いわ」

 

 

 

「「「まさか過去の世界が復活した弊害がこの天羽奏さんですか?」」」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

もう一人の天羽奏

「ええーーそれはあり得なくないですか?トワさん」

 

 

「いえむしろこういう事が起きやすいのよ中心世界では」

 

 

そしてトワはその可能性が高い事柄を響達に思い出させるように話した。

 

 

 

「「これは」」

 

「この4つの大陸は原初の世界7人世界幼馴染世界そして融合世界になる前の世界よ」

 

 

「ああ、私達が初めて紫藤直哉さんとあった世界ですね」

 

 

「でもあの世界は崩壊した筈ですよね何で幼馴染世界以外が存在してるんですか?」

 

 

「それは恐らくヒミコとイヨが復活復活させた可能性が高いわ」

 

 

 

「「「まさか過去の世界が復活した弊害がこの天羽奏さんですか?」」」

 

 

「ええ。私はそう考えているわ。どうやら時間を操る何かを手にした可能性があるわね。この騒動を起こした者達が」

 

「とにかく二人の立花響は米田一基に頼まれた依頼をこなしてきなさい」

 

 

「わかりました」

 

 

そう言って響はグレ響と共に最後のノイズが出現しているポイントに向かった。

 

 

「ううん、ここは私はコンサート会場で翼やあの少女を助ける為にあれを使って死んだ筈なのに」

 

「どうやら目が覚めたのね、天羽奏ちゃん」

 

!!

 

「誰だどうして私の名前を知ってるんだ?」

 

 

「私ははトワよ、そして私の隣にいるのが」

 

「僕の名前は紫藤直哉と言います。よろしくお願いいたします」

 

 

「おうよろしくな。それで私は死んだ筈なんだがどうして生きているか知ってるか?」

 

「恐らく貴女は貴女が死んだと思った時にこちらの融合世界に転移をしてきたのでしょうねあの存在と共に」

 

直哉にそう言われ奏は窓を見るとそこにはノイズの集団がいた。

 

!!

 

 

「ノイズだとこの世界にノイズがいるのか?」

 

 

「いえこちらの中心世界にはいませんが、融合世界としてはノイズが存在する世界はありますが.今回のノイズは天羽奏さんと共に転移してきたのでしょうね」

 

 

「それじゃあなおのこと私が戦わないと」

 

 

「その心配はありませんよ」

 

 

!!

 

「シンフォギアを纏う者が二人もいるのか?」

 

「ええ.そうです中心世界には融合世界を守る為の組織の本部が売るのでノイズだろうがそれぞれの敵だろうが対応は出来ますから」

 

 

「そうなのか)

 

「ええそうです。貴女自分の助かった命を大切にしてくださいね」

 

 

「・・・わかったよ」

 

 

そしてトワと直哉は治療室を出た。

 

「「「「お帰りなさいトワさんと直哉君」」」

 

 

のどかとちゆとひなたが出迎えた。

 

 

 

「正直トワ天羽奏さんをどうしたらいいです?」

 

 

直哉がトワに聞く。

 

 

「そうね、こういうケースは考えて無かったわ正直に言うとでも実際に起きたから仕方ないけど直哉天羽奏を貴方の部隊に入れるように話しなさい」

 

 

 

「ええーーいいですかそれで?」

 

 

「ええ構わないわ。そうしておかないとヒミコやイヨに取られるわよ」

 

「敵になられるよりそっちのがいいと思うわ。それにシンフォギア奏者の人数不足を解消するためにも」

 

 

「それは確かにそうですけど」

 

「直哉君話だけどもしたら」

 

 

「そうね、こちらの協力者としていてもらった方がいいわよ」

 

 

「それに決めるのはあちらさんな訳だしね」

 

「そうですね」

 

 

そして再び直哉は天羽奏の所に向かった。

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

勧誘と日本橋の地下の調査前編

「しかしあれが中心世界での姿なんだ。私初めて見たよ」

 

 

「そうね私もよ弟のような12歳の直哉君とはイメージが違うわね」

 

 

「のどかもそう思う?」

 

「私達の場合は久しぶりに16歳の直哉君を見たなーて感じかな?私の弟のような直哉君も捨てがたいけど」

 

 

「だよね。のどかっち」

 

 

その頃直哉は・・・

 

「天羽奏さん少しお話いいですか?」

 

 

「ああ、構わないよ。あんたは紫藤直哉だっけ」

 

 

「ええ、そうです」

 

 

「それで私に話とはなんだい?」

 

 

「天羽奏さん。僕達の協力者として融合世界を守りませんか?」

 

「何故私にそう言う話をするんだい?」

 

 

「その理由は先程も言いましたけど」

 

直哉にそう言われ奏は窓を見るとそこにはノイズの集団がいた。

 

!!

 

 

「ノイズだとこの世界にノイズがいるのか?」

 

 

「いえこちらの中心世界にはいませんが、融合世界としてはノイズが存在する世界はありますが.今回のノイズは天羽奏さんと共に転移してきたのでしょうね」

 

 

「それじゃあなおのこと私が戦わないと」

 

 

「その心配はありませんよ」

 

 

!!

 

「シンフォギアを纏う者が二人もいるのか?」

 

「ええ.そうです中心世界には融合世界を守る為の組織の本部が売るのでノイズだろうがそれぞれの敵だろうが対応は出来ますから」

 

「正直あのくらいの数のノイズなら二人でもいいのですがここは融合世界なのでノイズと同時に複数の敵が現れる事もありますからその時に天羽奏さんがいてくれると助かるなと思いまして」

 

 

「成る程ね、しかし私はリンカーが無いとシンフォギアは短時間しか纏えないけどそれでもいいのかい?」

 

 

「ええそこは気にしなくてもいいですよ」

 

 

「わかった。少し考える時間をくれ」

 

 

「わかりました」

 

 

そして直哉は天羽奏と別れた。

 

 

直哉がのどか達がいる部屋に行くと。二人の立花響がノイズとゲートを破壊し終わったので戻って来ていた。

 

 

「お帰り直哉君奏さんとの交渉はどうだった」

 

 

「ええとりあえずこちらの考えを伝えて、それを聞いた奏さんが考える時間が欲しいとのことで戻って来ましたよ響さん」

 

 

 

(響さん達こそ上手く行ったみたいですね米田さんの依頼を」

 

 

「うん後は以前黒之巣会の本拠地となった日本橋の地下にあるゲートを破壊したら今回の依頼は。終わりだよ」

 

 

「日本橋の地下ですか、もしかすると中心世界でのこの騒動は隼人叔父さんが仕組んでいるのかと考えてみましたけど隼人叔父さんが持つソロモンの笛はワイズマンに奪われてますし」

 

「トワさん交渉が終わるまでこちらにいた方がいいですか?」

 

直哉がトワに聞いた。

 

 

「うんそうね交渉を直哉に任せている以上はそれがいいわね、そして直哉の事だからこのまま日本橋の地下に行きたいんでしょ?」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

勧誘と日本橋の地下の調査中編

「ええそうです。いけないでしょうか?

 

「別ににいいわよ。ただこの戦艦に貴方の乗れる機体はないからプリキュアになっての調査になるわよ」

 

 

「ええーー何でですか?トワさん」

 

直哉がトワに言おうとしたことを響が代わりに言った。

 

「最近直哉はプリキュアの指揮もしてた時間も長かったしその方がいいと思って3人にも来て貰ったのよ」

 

 

「のどか達もそれで良いかしら?恐らくバテデモーダもしくはワイズマンのどちらかが動くかもしれないけど」

 

 

「「「わかりました」」」

 

 

「トワさん。ワイズマンが動くかもと言う事は、降魔も使うかもしれないのでここは帝国華撃団にも、協力してもらった方がいいのでは」

 

 

「そうね中心世界の出来事だし、その方が神山達の帝国華撃団の戦場を提供出来るわね、響米田と神山君に協力要請をしてきてくれる」

 

 

「わかりました」

 

 

そして響は大帝国劇場に向かった。

 

 

その頃大帝国劇場では・・・

 

 

「米田司令帝都の街に 出ていたゲートが消えました」

 

「そうか響がやってくれたか」

 

 

「しかし、日本橋の地下のゲートは健在です」

 

 

「そうかでも街に出ていたゲートとノイズは倒せたみたいだからよしとしよう」

 

 

「米田司令響さんが徒歩で戻って来ました」

 

 

「はあ、宇宙戦艦はどうした椿?」

 

 

「戦艦は5つめの地点にあります」

 

 

「わかった響に会おう」

 

 

そして米田は支配人室に向かった。

 

 

「よう響お疲れさん」

 

 

「とりあえず街に出ていたゲートとノイズは片付けましたけど一つ問題がありまして」

 

 

「問題だって」

 

 

 

「ええ、日本橋のゲートですけど黒之巣会の本拠のあった場所にゲートがあって脇侍がかなり動いていましたので帝国華撃団に手伝いをして欲しいので協力して貰えますか?米田さん」

 

 

「成る程な」

 

回想・・・

 

 

その頃米田達は・・・

 

「何してやがる大神達は、早く突入しろよ。」

 

「司令帝都全域に魔装機兵が続々出現しています」

 

「大神早くしろ。時間が無いぞ」

 

「わかってます司令しかし・・・」

 

「おやおやこんなところで、遊んでいるのかな、帝国華撃団」

 

!!

 

 

その時蒼き刹那が再び帝国華撃団の前に現れた。

 

 

「「「「「「「お前は蒼き刹那」」」」」」」

 

「どうしてお前が生きている」

 

「フフ、どうしてだろうね。それ」

 

ゴゴゴーー

 

刹那が地割れを起こした。

 

 

「「「「「「「うわーー」」」」」」」

 

 

そして天海と戦う5人と後方のマリアとさくらに見事に分断された。

 

「マリア、さくら君」

 

 

「はは、大神お前はさっさと天海を殺せよ」

 

!!

 

「ああいう事があって黒之巣会の本拠地に行くことが出来なかったからな」

 

 

「わかった響俺達の帝国華撃団を連れていって良いぜ」

 

回想終了

 

「ありがとうございます米田さん」

 

 

 

そして響は直哉達に帝国華撃団との協力を得ることに成功したと連絡をした。

 

 

 

「トワさん響さんの連絡で、帝国華撃団との協力を得られたとの事なので戦艦を大帝国劇場に移動させますね」

 

 

「わかったわ直哉後は任せて言い?私少し気になる事があるから監視者の神殿に行くわね」

 

 

「わかりました」

 

 

「その後お墓型宇宙戦艦は大帝国劇場に行き、大神とマリア・タチバナを除く帝国華撃団のメンバーと神山誠十郎と雨宮さくら達の新生帝国華撃団も参加していた。

 

 

「皆さんこれからこの戦艦で日本橋の地下に突入します」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

勧誘と日本橋の地下の調査後編

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

 

「直哉君どういう事この戦艦で日本橋の地下に行くの?」

 

「ええそうですよ真宮寺さくらさん。僕達のの目標は日本橋の地下にあるノイズの出現する為のゲートを破壊することです。しかしそこに行くには黒之巣会の本拠地を通らないと行けないのです」

 

 

「雨宮さくらさん達は知らないでしょうが、実は融合世界の黒之巣会は実質的な活動をしていないだけで天海も生きている可能性があるんですよ」

 

 

「「「「「「ええーーーどういう事です」」」」」」

 

 

 

「「「「「ああ、そう言えば」」」」」

 

 

ええ、貴方も受け入れるわよ。イシュメルガ」

 

「ほう、我を受け入れるか?面白い」

 

そう言ってイシュメルガはマリアと同化をした。

 

その頃大神はヒーリングステッキになっていた。

 

「行くよおじさん。ニャトラン」

 

「「おう」」

 

「俺はおじさんのままなのね」

 

 

 

エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 「プリキュア!ヒーリングタイガーフラッシュ」

 

スパークルと大神の霊力を融合させた技がメガ光武に迫るが・・・その時上空から灰の機神ヴァリマールがメガ光武を一刀両断してしまった。

 

 

「あの出来事により黒之巣会の本拠地の攻略は中止なったの」

 

 

真宮寺さくら達が雨宮さくら達に説明をした。

 

「「「「「「ええーーそれでは俺達が呼ばれた理由はまさか・・・」」」」」」

 

 

「そうです神山さん貴方に2つの帝国華撃団率いて黒之巣会の本拠地を攻略して欲しいのですよ」

 

 

「無理ですよ。俺が偉大な先輩達を指揮するなんて」

 

「神山さん最初は誰にでもあるんですよ。だから失敗を恐れるのはわかりますが、米田さんが大神さんを隊長にした理由を知ってます?」

 

 

「いえ、霊力が高かったからでは?」

 

「違います。帝国華撃団を軍の一部として見ない隊長と確信したからですよ。つまり帝国華撃団を自分の家族として見れるからだそうですよ」

 

 

「家族としてですか?」

 

 

「そうです。貴方が一番最初に配属された部隊でもその気持ちがありましたよね。結果的にはああいう事になりましたけど、恐らくですが貴方を選んだすみれさんは懐かしいかったと思います」

 

 

「まあここまで言って悪いですけど全て僕の考えなので気にしなくていいですよ」

 

「わかりました、直哉さん俺やってみます」

 

 

「そうですか宜しくお願いします。神山隊長」

 

 

そして神山は2つの帝国華撃団と共に黒之巣会の本拠地に突入した、

 

 

「くっやはり魔装幾兵数が多い」

 

「仕方ないわ。私達が黒之巣会の本拠地を攻略断念した後半年の時間がたってますからね」

 

 

「そうですかさくらさん。天海は俺達の世界で記録に載ってる人物と考えて良いですか?」

 

 

 

「言え、貴方達の世界の天海とは違うと思います」

 

 

「フフ、さよう漸くここに来たか帝国華撃団若干人数が増えた所でワシに勝てると思うなよ」

 

 

「行け脇侍共よ」

 

「直哉君帝国華撃団が天海と天海の乗る魔装幾兵天照と交戦開始したよ」

 

「わかりました二人の立花響さんこちらも準備をします」

 

 

「「「「「了解」」」」」

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

侵入日本橋の地下へ

「のどか、行くラビ」

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

「「キュアタッチ」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

「「重なる2つの花」」

 

 

 

「キュアグレース」

 

 

 

「ラビ」

 

 

「スタート」

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

エレメントレベル上昇ペン」

 

 

「キュアタッチ」」

 

 

「「交わる2つの流れ」」

 

 

「キュアフォンテーヌ」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

 「キュアタッチ」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光」」

 

 

 

「キュアスパークル」

 

 

 

「ニャン」

 

 

 

「「「「地球をお手当て」」」」

 

 

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア」」」」

 

 

グレース、フォンティーヌ、スパークルの三人はパートナーと共に決めポーズを取る。

 

その後直哉はグレースのヒーリングステッキに吸い込まれるのだった。

 

 

「うう、羨ましい」

 

 

「ほら太陽私達も行くぞ」

 

そして二人のシンフォギア奏者と3人のプリキュアの準備が終わった時声をかけられた。

 

 

「待ってくれ私も連れていってくれ」

 

 

 

「奏さんまだ無理はしない方が・・・」

 

 

フォンテイーヌに変身したちゆが奏に近づく。

 

 

「頼むよ私も連れていってくれ」

 

 

「直哉君どうしたらいい?」

 

グレースが直哉に聞く。

 

 

「わかりました。奏さんこちらも時間が無いので貴女はフォンテーヌさんとチームを組んで下さい。そしてプリキュアと奏者が一人ずついるようにチームを組んで下さい」

 

 

そしてチームの組み合わせはこうなった。

 

 

キュアフォンテーヌペギタン&天羽奏。キュアスパークルニャトラン&立花響。キュアグレースラビリン&グレ響の組み合わせに決まりシンフォギア&プリキュアも行動を開始した。

 

 

 

その頃帝国華撃団対黒之巣会首領天海の戦いは・・・

 

 

 

「くっなんだよこいつの強さは無限と対等なんて信じられねえ」

 

「確かに10年前の敵にしては私達の動きに対する癖を知っているなんて」

 

 

初穂とクラリスが呟く。

 

「さくらさんこれは一体?」

 

「恐らく天海にはウィルと言う人物が神山さん達の世界の状況を見せたのでしょうね。近い内にこの者達と戦うと」

 

 

「左様そしてここでお前達を待っていたのだ未来の帝国華撃団と戦えるこの時をな。個人的には紫藤直哉が指揮する帝国華撃団とも

戦いかったがな。今回は2つの帝国華撃団で我慢してやろう」

 

 

「出でよ降魔よ」

 

 

そして降魔まで召喚した天海が本格的に帝国華撃団に攻撃を開始した。

 

「させませんわ神崎風陣流胡蝶の舞」

 

「チビロボット言ってや」

 

 

(破邪剣征・桜花放神」

 

「さくらさん私も行きます。天剣・桜吹雪」

 

 

「ぬおその程度の技で我は倒れぬぞ」

 

 

「食らうがいい我の必殺技を 六星剛撃陣!!」

 

 

「「「「「きゃあああ」」」」」」

 

「うわああ」

 

 

「何なんだよあいつあれだけの技を受けて無傷に近いんだよ」

 

「わかりました隊長天海の乗る天照はゲートを介して超回復をしているようです」

 

 

「何だってーーつまり紫藤直哉さん達がゲートを破壊しない限り天海は倒せないのか」

 

 

「そう言う事です」

 

「なんて事直哉君早くゲートをお願い」

 

 

真宮寺さくらはそう呟く。

 

 

その頃3人のプリキュアと3人のシンフォギア奏者は・・・

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ゲートの守護者

「直哉君どうして、私達をチーム分けしたの?」

 

「ええそれは嫌な予感がしたからですよ」

 

 

「嫌な予感だと?」

 

直哉とグレースと話をしているとグレ響が聞いて来た。

 

 

「そうです、今回のノイズとゲートの守護者が天海だけとは限らないですので」

 

「「どういう事?」」

 

「恐らくですが天海がゲートの力を使い 一種の無敵状態になっている筈なので早くゲートを破壊しなければ帝国華撃団は負けると思います」

 

 

「「ええーー」」

 

 

「直哉お前そこまで予測しながら帝国華撃団に言わなくてよかったのか?」

 

グレ響が直哉に聞く。

 

 

「仮に言ったとしてもどのみちゲートを破壊しなかったら一緒ですから」

 

 

「確かにそうだが・・・」

 

 

 

「それでこれを見てください二人とも」

 

くっなんだよこいつの強さは無限と対等なんて信じられねえ」

 

「確かに10年前の敵にしては私達の動きに対する癖を知っているなんて」

 

 

初穂とクラリスが呟く。

 

「さくらさんこれは一体?」

 

「恐らく天海にはウィルと言う人物が神山さん達の世界の状況を見せたのでしょうね。近い内にこの者達と戦うと」

 

 

「左様そしてここでお前達を待っていたのだ未来の帝国華撃団と戦えるこの時をな。個人的には紫藤直哉が指揮する帝国華撃団とも

戦いかったがな。今回は2つの帝国華撃団で我慢してやろう」

 

 

「出でよ降魔よ」

 

 

そして降魔まで召喚した天海が本格的に帝国華撃団に攻撃を開始した。

 

「させませんわ神崎風陣流胡蝶の舞」

 

「チビロボット言ってや」

 

 

(破邪剣征・桜花放神」

 

「さくらさん私も行きます。天剣・桜吹雪」

 

 

「ぬおその程度の技で我は倒れぬぞ」

 

 

「食らうがいい我の必殺技を 六星剛撃陣!!」

 

 

「「「「「きゃあああ」」」」」」

 

「うわああ」

 

 

「これが現在の帝国華撃団の様子です」

 

 

その時大量の芋虫ノイズがグレースとグレ響を襲う」

 

 

「きゃあああ。芋虫がいっぱい気持ち悪いよ」

 

 

「グレース下がれ。はあああ」

 

 

突如現れた芋虫ノイズはグレ響によって全て倒された。

 

 

その頃キュアスパークルと立花響の方にも大量の芋虫ノイズが現れていた。

 

「うわあああんな大量の芋虫は嫌だー」

 

 

「俺も見たくない)

 

スパークルとニャトランはそう言って逃げる。

 

 

「はあやあああ」

 

 

「スパークルとニャトランもう終わったよ>

 

 

「響さんあれだけのノイズを簡単に倒すなんて」

 

 

「やっぱりノイズには、シンフォギアが聞くんだな」

 

 

「そうだねニャトラン」

 

 

「さあ先に行こう」

 

 

そしてスパークルと響は先に進む。

 

 

その頃フォンテーヌと天羽奏の二人の方では・・・

 

 

「すまないね私が無理を言ってしまったからチームを分けたんだろ?」

 

「いえ、こちらもチーム分けをする事は決まってたので侵入する箇所が3つあったのでチーム分けをしていたんです」

 

 

「そうペンむしろ奏が来てくれて助かったペンこうして全てのルートを行けるからペン」

 

 

「あははありがとうよ。しかしヒーリングアニマルだっけ人の言葉を喋る動物は初めて見たよ」

 

 

 

そしてフォンテーヌと天羽奏達は最奥にあるゲートにたどり着いた。

 

「「ここが最奥ね」どうやらそうみたいだな」

 

 

「それにここは嫌な感じがするぜ」

 

ゴゴゴーー

 

 

その時ゲートが起動した。

 

「「ええーーゲートが起動したーー」」

 

 

そしてゲートのから出て来たの3体の、狼型のメガビョウゲーンだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ゲートの守護者2

「「あれはあの時の」」

 

 

フォンテーヌとペギタンは思い出していた。

 

「おいおいあれは一体何なんだ。

 

奏がフォンテイーヌに聞く。

 

エステルとヨシュアはメガビョウゲーンの大きさに驚いていた。

 

「あらプリキュア今頃来たのね」

 

 

「シンドイーネ、貴女がどうしてこちらの世界にいるの?」

 

「フォンテーヌがシンドイーネに聞く。

 

 

「あははそれを素直に応えると思ってんの?メガビョーゲンやっちゃて」」

 

シンドイーネがそう言うと狼型のメガビョーゲンがスピードを生かしてエステル達に襲いかかった。

 

 

 

「あれは私達の敵であるビョーゲンズと言う連中が生み出すナノビョーゲンと言う者に感染した狼達です」

 

 

「要するに厄介な敵と言う事だな?」

 

「ええそうです。奏さん3体の内2体は私が相手をするので1体は相手をしてくれますか?少しの間」

 

 

「おう、わかったメガビョーゲンは浄化をしないと倒した事にならないんだろ?」

 

 

「ええそうです」

 

 

そしてフォンテイーヌと天羽奏は狼型のメガビョウゲーンとと戦い始めた。

 

 

 

「「「メガビョーゲン、メガビョーゲン」」」

 

 

狼型のメガビョウゲーンは牙と爪を使い二人に攻撃を仕掛けるがフォンテイーヌと天羽奏の即席コンビの動きについて行くのに精一杯だった。

 

 

「フォンテーヌ今だペン」

 

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン!キュン!キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア !ヒーリングストリーム」

 

 

「メガガガガビョーゲン、ヒーリンググッパ・・・」

 

キュアフォンテーヌが2体の狼型のメガビョーゲンを浄化している最中に再び、ゲートが起動した。

 

 

!!

 

「嘘あれはネフィリム何でゲートから出て来たの?」

 

 

 

「おいおいありゃ何なんだ?」

 

「奏さん落ち着いて下さい。あれは完全聖遺物ネフィリムと言う者です」

 

「完全聖遺物と言う事はこいつはシンフォギアなのか?」

 

「そうです。ペギタン至急ラビリンとニャトランに連絡してこれは全員で相手しないとまずいわ」

 

 

わかったペン」

 

 

「さしずめこいつがゲートの守護者てか」

 

 

「恐らくそうでしょうね」

 

 

「その頃グレースとラビリンとグレ響達は・・・

 

 

 

 

「ふう、何とかグレ響さんのおかげで、芋虫のノイズの集団から脱出出来ました。ありがとうございます」

 

 

「ノイズと戦いは私の使命と言うか日常だから気にしなくてもいいよグレース」

 

「でも・・・」

 

「グレースが言いたいならそれでいいよ私は」

 

 

その時ペギタンの連絡が来た。

 

 

「ラビリン、ニャトラン至急こちらに来て、ゲートからネフィリムが出て来たから早く二人の響を連れてきて」

 

 

「「何だってラビ」ニャン」

 

 

「直哉大変ラビ、ゲートから完全聖遺物のネフィリムが出て来たラビーー」

 

 

 

「「ええーーグレースさん」うんわかったよ直哉君」

 

「グレ響さんも急いで行きますよ」

 

 

「ああ、わかった」

 

 

そしてグレース達は急ぎゲートの存在する場所に向かった。

 

 

「うわあ本当にネフィリムがいたーーひいー怖い」

 

「ちょっと響さんトラウマを出さないで」

 

 

「スパークル響さん」

 

「おいおい大丈夫なのかあの子?」

 

 

グレース達より先にスパークルと立花響がフォンテイーヌ達と合流したのだが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

復活のネフィリム

「嫌ーーネフィリム怖いーー」

 

 

「響さん落ち着いてくださいまだ敵もいるし」

 

「おいおい大丈夫なのかフォンテーヌ」

 

「響さんは仕方ないペン響さんあのネフィリムに体の一部を食べられたらしいペン」

 

 

「うへえ体の一部を、完全聖遺物に食われたのかよ。私だったらもうシンフォギアを纏えなくなってるよそんな事になっていたら」

 

「遅くなってごめんフォンテーヌ」

 

そしてプリキュアとシンフォギア奏者が全員集合したのだった。

 

 

「直哉君どうする?」

 

「そうですね。スパークルと太陽の響さんは残っている狼型のメガビョーゲンを浄化してください。あれをネフィリムに食べられてまたメガネフィリムに進化されたら面倒な事になりますから」

 

「「了解」」

 

「他のメンバーで響さんとスパークルさんがメガビョーゲンを浄化するまでネフィリムの足止めをしてください」

 

 

「「「「「了解」」」」」

 

そしてプリキュアとシンフォギア奏者は行動を開始した。

 

 

「ダアアアア」

 

 

「メガ・・・ビョーゲン」

 

 

狼型のメガビョーゲンは響の怒涛の連続攻撃に体力を奪われていた。

 

「今だよ、スパークル」

 

「たまに響さんの声がグレースに聞こえるけどわかった」

 

 

「行くよニャトラン」

 

「おう」

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラッシュ」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「よしメガビョーゲンは浄化できたよ。みんな」

 

ゴゴゴーー

 

スパークルが狼型のメガビョーゲンを浄化した直後再びゲートが起動した。

 

 

「ええーーゲートが動き出した。どうするの?」

 

「少し待ってください。このゲートを起動している原因を調べますから」

 

 

そして直哉は、帝国華撃団側の状況を霊力を使ってみた。

 

 

「左様そしてここでお前達を待っていたのだ未来の帝国華撃団と戦えるこの時をな。個人的には紫藤直哉が指揮する帝国華撃団とも

戦いかったがな。今回は2つの帝国華撃団で我慢してやろう」

 

 

「出でよ降魔よ」

 

 

そして降魔まで召喚した天海が本格的に帝国華撃団に攻撃を開始した。

 

「させませんわ神崎風陣流胡蝶の舞」

 

「チビロボット言ってや」

 

 

(破邪剣征・桜花放神」

 

「さくらさん私も行きます。天剣・桜吹雪」

 

 

「ぬおその程度の技で我は倒れぬぞ」

 

 

「食らうがいい我の必殺技を 六星剛撃陣!!」

 

 

「「「「「きゃあああ」」」」」」

 

「うわああ」

 

 

「何なんだよあいつあれだけの技を受けて無傷に近いんだよ」

 

「わかりました隊長天海の乗る天照はゲートを介して超回復をしているようです」

 

 

「成る程皆さんゲートの起動はゲートとリンクしている天海によるものです」

 

「慌てないでネフィリムをいえゲートの守護者を倒すことだけを考えてください」

 

 

「「「「「「「了解」」」」」」」

 

 

 

「グレースさん。フォンテイーヌさんスパークルさん。今回はメガネフィリムではないので3人のシンフォギア奏者のサポートに徹して下さいね」

 

「「「わかったよ」わかった」わかったわ」

 

 

そしてプリキュア達は行動を開始した。

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン!キュン!キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア !ヒーリングストリーム」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラッシュ」

 

 

「グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラワー」

 

 

「GOOOO」

 

 

「二人の響さんと天羽奏さん。ネフィリムが動きを止めている間にネフィリムをお願いします」

 

 

「「「わかった」」わかったぜ」

 

そしてプリキュア達の攻撃に動きを封じられているネフィリムに3人のシンフォギア奏者が同時に攻撃を仕掛けた。

 

 

「GOOOGOOO

 

3人のシンフォギア奏者の同時攻撃を受けたネフィリムは機能を停止した。

 

 

「今です。フォンテイーヌさんスパークルさん、グレースさん。今こそゲートを浄化してください」

 

「「「ええーーどういう事直哉君」」」

 

「私達がやるより響さん達の方がいいんじゃないの?」

 

 

「いえ、僕も今気づいたんですけど、日本橋の地下のゲートはどうやらメガビョーゲンのようなんです」」」

 

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

 

直哉の発言にその場にいる全員が驚いていた。

 

「フフ、流石だな紫藤直哉、ゲートの素材を一つ変えておいたのを気づくとはな」

 

 

「その声はワイズマンお前だったのか?」

 

そして、その場にワイズマンが現れた。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ネフィリム撃退後

「フフ、久しぶりだな。紫藤直哉とシンフォギア奏者の諸君とプリキュア達よ」

 

 

「ワイズマン貴様どうしてここに?」

 

「私はお前達を黒いヴァリマールを使いお前達を異世界に飛ばした後私が天海と協力して今回の事を仕組んだのさ」

 

!!

 

「成る程貴方なら天海に降舞やノイズそして今回僕達側にしか出てきてないメガビョウゲーンを作り出せましたね」

 

 

「ああその通りさ紫藤直哉まあ天海の協力もあって出来た事でもあるがな。そしてこの力をくれたシンドイーネには感謝しかないな」

 

「良かった。直哉君の叔父さんが仕組んで無くて」

 

そしてワイズマンはその時を思い出していた。

「があああ」

 

 

「ふんこの程度の力しかないのなら空の至宝の力を取り込まなくても良かったな」

 

 

「そんなことないわよ。進化しなさいメガビョーゲン」

 

 

シンドイーネがそう言うとナノビョウゲーンが至宝を取り込んだワイスマンに感染したのだった。

 

「何だ私の中にーーーーごぶぁーー」

 

次第にワイスマンが変異していく

 

 

「ウフフ、成る程ねこれが突然変異の進化なのね」

 

シンドイーネがそう言うとしばらくしたあとワイスマンの体内から進化した新たなビョーゲンキングダムの幹部候補の人材が現れた。

 

 

 

「ウフフ、いいわ来なさい僕」

 

「・・・了解」

 

 

そう言ってシンドイーネはワイスマンの体内から進化した新たなビョーゲン候補の人材と共に撤退をしたのだった。

 

「だがあの時の者は失敗したようだな。私がビョウゲーンキングダムに協力してから一度も見てないからな」

 

 

 

「ワイズマン。お前は僕達と戦うために来たのか?」

 

直哉がワイズマンに聞く。

 

「何故私が君達の相手をせねばならんのだ?君達の力など七の宝玉の内の一つを手に入れた私が君達に負けるわけないだろう」

 

 

「それでは私はこれにてお邪魔するよ」

 

 

そう言ってワイズマンは消えた。

 

 

「さてグレースさん、フォンテーヌさん、スパークルさん。改めてお願いしますね」

 

 

「「「了解」」」

 

 

「「「トリプルハートチャージ」」」

 

 

 

「「届け」」

 

 

 

「「癒やしの」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス」」」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「おいおいゲートがヒーリンググッパイって言ったぞ」

 

 

奏が驚いていた。

 

その頃帝国華撃団は・・・

 

 

「グガ、ゲートの力が消えた。馬鹿なそんな事あってたまるか」

 

 

ゲートの力を失った天海の乗る天照は弱体化したのだった。

 

「みんな今がチャンスよ」

 

 

真宮寺さくらがそう言うと再び全員による最後の攻撃が始まった。

 

 

「行くぞ無限縦横無尽嵐!!」

 

「させませんわ神崎風陣流胡蝶の舞」

 

「チビロボット言ってや」

 

 

(破邪剣征・桜花放神」

 

「さくらさん私も行きます。天剣・桜吹雪」

 

 

 

「グギャアア。まさか我が負けると言うのか・・・」

 

 

「フフ、我もあ奴の道具に過ぎなかったか、まあ良いじゃろう地獄で待っているぞ帝国華撃団」

 

 

そう言うと天海の乗る天照は爆発を起こした。

 

 

「いかんみんな地上に出るんだ」

 

 

「「「「「「「「「「了解」」」」」」」」」」」」

 

 

天照の爆発により日本橋の地下の黒之巣会の本拠地は崩落してしまい、本拠地の姿は消えていた。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

一つの終わりと新たな問題前編

「そうか、天海を倒せたか、ご苦労だったなさくら」

 

 

「いえ、紫藤家の協力があってこその勝利です。私達だけだったら天海の勝利だったと思います」

 

 

「確かに、天海の無敵状態をまさかゲートを使っているとは思わないものな」

 

「ええそうです。直哉君がゲート出現と天海の動きに何かあると言って動いていましたからね」

 

「そうか大神がいないタイミングでの天海の行動だったが何とかなったな」

 

 

「ええそうですね」

 

 

「それで直哉達はどうしている?」

 

 

「数日間はこちらにいると言う事ですよ」

 

 

「そうか、ならワシも紫藤家に行ってみるか」

 

米田がそう言ってさくらと一緒に支配人室を出て行くのだった。

 

その頃紫藤家に戻っていた直哉達は・・・

 

 

「うーん中心世界の家も久しぶりですね。のどかさんと響さん」

 

 

「「そうだね直哉君」」

 

 

「それでは二人に久しぶりの家政婦の仕事をしてくださいね」

 

「「わかったよ」」

 

そして響とのどかは直哉と別れた。

 

 

 

「さてと、グレ響さんの世界に通信を送って見ますか」

 

 

直哉がグレ響の二課に通信を送った。

 

 

・・・

 

 

「・・・うーん反応無しか、グレ響さんの世界に何か起きたのか?それとも・・・融合世界に起きた事象で通信が出来ずになっているのかわからないけどしばらくはこちらで行動をして方が良いかも知れないな。もうすぐこちらは太正14年だから」

 

 

その時のどかが直哉の元に来た。

 

「直哉君米田さんと真宮寺さくらさんが来てるよ」

 

 

「あ、のどかさんわかりました。すぐに行きます」

 

 

そして直哉は米田達が居る客間に向かった。

 

 

 

「お疲れ様です米田支配人」

 

「おう直哉もお疲れさん先の天海との戦いは手伝ってもらって悪かった」

 

 

「いえいえ先の天海の戦いは本来ならあの時につけるべきの事でしたから。僕達もああいう形で関わってましたからね」

 

 

「そうか、あれからゼムリア大陸との通信は出来ないのかやはり」

 

「ええそうですね。外部で協力してもらっていた世界は音信不通ですね」

 

 

「その原因はやはり俺の義理の息子のせいか?」

 

 

「それは今のところわかりませんけど恐らく違うと思いますね」

 

 

「何故そう言える?」

 

「うーん米田健二達は現状の外部協力をこちらの戦力を入れても圧倒的に向こうが有利何ですよね、こちらは僕の記憶が不完全なので」

 

 

「そうかそれなのに外部協力する組織を邪魔をするということは、奴等の仕業ではない確率が高いな」

 

「そう言う事もあり、後1ヶ月後に僕達の戦力が少し増える予定なので?あくまで中心世界での時間でです」

 

「成る程な、その仲間が来るまではこちらに居ると思っていいのだな」

 

 

「ええ構いませんただ、以前も言いましたけど、米田健二達の一派が以前より動きを見せて居るので注意はしておいてくださいね」

 

 

「ああ、わかった。後は何かあるか?」

 

「そうですね場合によってはこちらの世界で死んだ黄昏の三騎士が現れるかも知れません」

 

 

「何だとーー」

 

「あはは、すいません。僕の上司が叔父さんを使って黄昏の三騎士を復活させたと連絡を受けましたので聖魔城がまた現れるかも知れません」

 

 

「なんてこった大神を呼び戻さなければ」

 

 

「ああそこまでしなくていいですよ。この件は僕達の試練となってるので」

 

 

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

一つの終わりと新たな問題後編

「それはどういう事だ直哉」

 

 

「復活した黄昏の三騎士を帝国華撃団の力を使わずに倒せと言う目的をこなせと言われていて」

 

 

「成る程な。そう言う理由で黄昏の三騎士を復活させたのか?」

 

「確かにこれから直哉達の部隊に人が集まるのならこういう事も必要だろうな。その世界の敵以外と戦うためには」

 

「そう言う意味で本来なら中心世界以外で行う予定でしたが、響さんの連絡を受けてこちらに戻って来たのですよ」

 

「それで直哉君は数日間こちらにいてどうするの?「ええ、もうすぐこちらに新たな守護者を転移させるという上司から連絡を受けてまして、その人物と合流するつもりですね」

 

「その人物は女の子なの?」

 

 

「ええ、そうですよ。最終的に女の子3人が合流するそうですね。上司が言うには」

 

 

「また女の子なの?」

 

「あはは頑張れやさくら」

 

 

「ああ、米田さんとさくらさんこれは僕達の上司が言ったことなのですけど二人には覚えておいて下さいね」

 

 

「「遅くなりましたトワさん」

 

響に説明をトワがしているとのどかと直哉がやって来た。

 

 

 

「あ、来たわね直哉とのどか、この映像を見て」

 

「「これは」」

 

 

「この4つの大陸は原初の世界7人世界幼馴染世界そして融合世界になる前の世界よ」

 

 

「ああ、私達が初めて紫藤直哉さんとあった世界ですね」

 

 

「でもあの世界は崩壊した筈ですよね何で幼馴染世界以外が存在してるんですか?」

 

 

「それは恐らくヒミコとイヨが復活復活させた可能性が高いわ」

 

「響達には先に説明したけどね」

 

「それで私達はどうするの?トワさん」

 

のどかが代表してトワに聞く。

 

 

「とりあえずこの自体を守護者と直哉に共有して欲しいから連絡をしたの」

 

 

 

「まじかよそれは」

 

「ええ、そうです。今融合世界の外には融合世界の前の世界達が復活しているそうですもしかしたら、米田健二達の攻撃前にその世界の悪意を持つ者達が干渉してくるかも知れません」

 

「じゃあ私達の敵が増えるかも知れないのね」

 

 

「ええ、あくまでも可能性があるだけですけどね」

 

 

「今の所は融合世界の内部の敵が動いていますけどね」

 

 

「しかし響から聞いたが、直哉お前健二の妹と名乗る者とあったんだろ?」

 

「ああ、イヨと言った娘ですか?確かに会いましたね」

 

「「何だってーーラビ」ペン」ニャン」

 

イヨの言葉に3匹のヒーリングアニマルは驚いた。

 

「何で私達に移籍の話を持ちかけてきたの?」

 

 

 

「そりゃ勿論君達3人と3匹を殺すのは惜しいからね」

 

「私達の知らない力を知らずに終わらせるにはね」

 

 

「そう言う事なら私達の答えはイヨさん貴女の所には行きません」

 

のどかがイヨに向けて言う。

 

 

「そんなに急いで答えなくていいのに私達が動くのはまだまだ先だしね、だからその頃に君達が存在していればまた会いに来るよ」

 

 

「それじゃまたねプリキュア。出でよ魔装機兵天照」

 

 

そう言って天照を召喚したイヨは何処かに転移をしたのだった。

 

「恐らくですけど彼女も言ったことなのですけど、イヨと母親であるヒミコはこちらの世界に直接来ることは出来そうに無いようですので、それにイヨの兄である健二は干渉できるそうですが、彼は今行方不明らしいので」

 

「ふむ、そう言う事ならそれに期待したいな。直哉」

 

 

「そうですね米田さん」

 

 

そして米田とさくらは大帝国劇場に戻った。

 

 

「さてと明日はのどかさんと響さん達の世界であるクリスマスイヴというイベントの日でしたね」

 

 

そして直哉は買い物に出かけた。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉の買い物

「うーん、とりあえずこちらに来てくれてる響さんとのどかさんにあげるプレゼントを買いに街に来たけど中心世界より発展してる世界に住んでいる二人に喜ばれる物は何かな?」

 

 

「それは直哉の選んだ物なら二人は喜ぶラビよ」

 

「そうペン」

 

「そうだニャン」

 

「うわあ、ラビリンにペギタンニャトラン。どうしてここに?」

 

「確か3人はちゆさんとひなたさんの用事を手伝って居るんじゃ」

 

「ワンワン・・・」

 

「わっラテ様まで来たの?」

 

「本当ならラビリンだけで来る予定だったんだけどラビ」

 

「だってよ。俺達こちらの世界なら普通に喋っても驚かれないしな」

 

「そうペン」

 

 

「そんな理由で着いてきたラビ?」

 

 

「そうだぜラビリンはいいよな直哉がこっちに居るから、ここに来れるのは」

 

 

「それはラビリンのパートナーがのどかと直哉なんだからラビよ」

 

「直哉ひなたとちゆも直哉の守護者に入れれないかニャン」

 

 

「ちょっと待って、ニャトランとペギタン守護者の意味間違えてるよ」

 

「どういう事ペン」

 

「どういう事ニャン」

 

「まずのどかさんとラビリンは僕との誓約が結ばれたことでのどかさんとラビリンは僕と一緒じゃないと変身出来なくなったから今の形になってるのはわかるよね」

 

「「うんペン」ああわかるニャン」

 

「そして、グレースとフォンテイーヌスパークル達はヒーリングオアシスを覚えてからは、3人で僕の守護者として登録してますよ既に」

 

 

「「ええーーペン」何だってーーニャン」

 

「だからちゆさんもひなたさんも守護者の仕事はしてるんだよ。ただのどかさんとラビリンに世界の行き来は代表としてしてもらう感じだね。今みたいにニャトランとペギタンにラテだけでも来れるのはラビリンがいたからだよ」

 

「守護者の代表は変更できないけどね」

 

「「そうだったんだペン」ニャン」

 

 

「それにラテ何でこっちに来たの?」

 

 

直哉は聴診器を耳に当ててラテの言葉を聞く。

 

 

「ラテものどかと直哉と一緒にいたいラテ」

 

「ラテありがとうね、だけどこっちにいたら色んな意味で大変だよ」

 

 

「まあいいやとりあえず響さんとのどかさんにプレゼントするのを買わないと」

 

 

そして直哉はラテとヒーリングアニマルを引き連れて買い物に向かった。

 

 

そして買い物が終わり家に帰ると・・・

 

「ええーーラテにペギタンにニャトランどうしたの?ちゆちゃんとひなたちゃんは?」

 

 

のどかは直哉一人で出かけたのを知っていたが、まさかラテとラビリン以外のヒーリングアニマルが来ることは想定していなかった。

 

「のどかさんとりあえずちゆさんとひなたさんが捜索しているかも知れませんので連絡を二人にしてくれますか?」

 

 

 

「わかったよ直哉君」

 

 

 

その頃神達の世界では・・・

 

「飛鳥と薫自力で戻って来れたわね」

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

双子とトワとレイ

「ええマサキの協力もあって、戻って来れたんですよ」

 

「「成る程」」

 

「「それで私達はその足でパパの居るはずのすこやか市に行って見たらレイさんとトワさんによる封印がされていたのでこちらに来たんです」」

 

「そうだったわね。貴女達が自力でこちらに戻って来ることを想定していなかった私達のミスだわ)

 

 

「そうだなトワ」

 

 

「二人ともこの映像を見てくれ」

 

「「はいレイさん」」

 

 

そして飛鳥と薫はレイが再生した映像を見た。

 

 

「「これは馬鹿な」」

 

「トワこれはどういう事だ融合世界を作る為に4つの世界が何故復活したのか?」

 

 

「これは復活ではないわ。恐らくはヒミコイヨが自分達が知る世界の敵を復活させた結果じゃないかしら」

 

 

「どうするんだこのままヒミコ達と戦わせるのか直哉と守護者達を?」

 

 

「それはまだできないわね。せめて融合世界の大神一郎が巴里に行くまでは、恐らく巴里華擊団の力もいるだろうしそれに守護者も足りないし」

 

 

「とにかく今こちらに来れる守護者と直哉を呼んだわ」

 

「「まさかイヨ達が過去の世界を再生したんですか?」」

 

「ええ、ヒミコ達が自力の戦力補強の為の再生と私達は睨んでいるわ」

 

「まさかカルマや私達世界のブルーとか闇の書の復活とかですか?」

 

薫がレイに聞く。

 

 

「ああ、そう言う事だ。だが再生された世界に未知の戦力があるかも知れんな」

 

 

「我々の知らない勢力がな」

 

 

「「そんな」」

 

 

飛鳥と薫はショックを受けた。

 

「それでパパはどこに居るんですか?」

 

「中心世界に居るわ。今は響の連絡によってね」

 

 

 

「「中心世界に?」」

 

「飛鳥と薫は中心世界の天海が倒されていないのは知ってる?」

 

 

「「ええ、響さんからどうしてそうなったのかは聞いています」」

 

 

「じゃあこの映像を見て」

 

 

 

「フフ、久しぶりだな。紫藤直哉とシンフォギア奏者の諸君とプリキュア達よ」

 

 

「ワイズマン貴様どうしてここに?」

 

「私はお前達を黒いヴァリマールを使いお前達を異世界に飛ばした後私が天海と協力して今回の事を仕組んだのさ」

 

!!

 

「成る程貴方なら天海に降舞やノイズそして今回僕達側にしか出てきてないメガビョウゲーンを作り出せましたね」

 

 

「ああその通りさ紫藤直哉まあ天海の協力もあって出来た事でもあるがな。そしてこの力をくれたシンドイーネには感謝しかないな」

 

「良かった。直哉君の叔父さんが仕組んで無くて」

 

 

「「ええーーワイズマンが天海を利用してそんな事をしてたんですか?」」

 

「ええ、そうみたいねワイズマンの目的としては研究なのだろうけど、少し厄介な事になりそうだしな」

 

 

「それで飛鳥と薫はすぐに中心世界に行くの?」

 

「「ええ、そのつもりです」」

 

 

「なら今直哉達に私達からの試練の一環で黄昏の三騎士を復活させて直哉達を襲うようにしてるから」

 

 

「何故ですか?」

 

「サタンが出て来た頃直哉達は雨宮さくら達の世界に言ってたからね」

 

 

「「ああそう言えばそうでしたね」」

 

 

「それでこのタイミングでの補完ですか?」

 

 

「そう言う事よ」

 

 

 

そして飛鳥と薫は中心世界に向かった。

 

 

 

その頃中心世界では・・・

 

「響さんとのどかさん少しいいですか?」

 

「「何直哉君」」

 

 

「「今日はこちらでは、12月24日なので二人の世界にあるクリスマスプレゼントを買ったので受け取って下さい」」

 

 

「「ありがとう直哉君」」

 

「プレゼントは二人のイメージカラーの手袋とマフラーですけど」

 

 

「後今夜は大帝国劇場に行くので準備をしておいてくださいね」

 

「「わかったよ直哉君」」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

大帝国劇場に呼ばれた直哉達

太正13年12月24日お昼頃・・・

 

 

「「私達もいいの直哉君」」

 

ペギタンとニャトランを迎えに来たちゆとひなたに直哉は今日の夜に大帝国劇場に呼ばれた事を伝えて一緒に行かないかを聞いた。

 

 

「私達も参加して良いの」

 

「ええ、恐らく大丈夫と思うので行きませんか?」

 

「うん私は行きたいーー」

 

「ひなた、わかってる今回の招待は守護者の人達だけよ」

 

 

「「フフ、甘いペン」これを見るニャン」

 

 

「だってよ。俺達こちらの世界なら普通に喋っても驚かれないしな」

 

「そうペン」

 

 

「そんな理由で着いてきたラビ?」

 

 

「そうだぜラビリンはいいよな直哉がこっちに居るから、ここに来れるのは」

 

 

「それはラビリンのパートナーがのどかと直哉なんだからラビよ」

 

「直哉ひなたとちゆも直哉の守護者に入れれないかニャン」

 

 

「ちょっと待って、ニャトランとペギタン守護者の意味間違えてるよ」

 

「どういう事ペン」

 

「どういう事ニャン」

 

「まずのどかさんとラビリンは僕との誓約が結ばれたことでのどかさんとラビリンは僕と一緒じゃないと変身出来なくなったから今の形になってるのはわかるよね」

 

「「うんペン」ああわかるニャン」

 

「そして、グレースとフォンテイーヌスパークル達はヒーリングオアシスを覚えてからは、3人で僕の守護者として登録してますよ既に」

 

 

「「ええーーペン」何だってーーニャン」

 

「だからちゆさんもひなたさんも守護者の仕事はしてるんだよ。ただのどかさんとラビリンに世界の行き来は代表としてしてもらう感じだね。今みたいにニャトランとペギタンにラテだけでも来れるのはラビリンがいたからだよ」

 

「守護者の代表は変更できないけどね」

 

「「そうだったんだペン」ニャン」

 

 

「「ええーー私達も守護者になってるの?いつの間に」「やったー私達も行けるじゃん」

 

 

「良かったねひなたちゃん」

 

 

「うんありがとうのどかっち」

 

そしてその夜中心世界に居るメンバー全員で大帝国劇場に行くことになった。

 

 

「よく来たな直哉達」

 

 

「すみません。人数が増えてしまって」

 

「構わねえよ。今回の特別公演も異世界のあの子達に見せたかったからな」

 

 

「ああ、夏休み終了前の特別公演は大神さんが考えていた内容でしたね」

 

 

「今回の特別公演は神山達に任せて見たんだよ」

 

 

「成る程新生帝国華撃団のメンバーにですか?」

 

 

「ああ、彼女達も今の時代の舞台に立ちたいと言ってたからな」

 

 

「そしてこの特別公演ですか」

 

「ああ、それにのどか達と響はかなり前回の公演を楽しんだようだったからな」

 

「そうでしたか米田さんありがとうございました」

 

「何気にすんな直哉俺達の帝国華撃団の遊撃部隊の参加時期については来年になってからで良いのか?」

 

「ええ構いませんよ。それでやはり大神さんがいないタイミングでするよりいたときの方が米田さんもやりやすいと思うので」

 

 

「確かにな」

 

そして特別公演は終わり直哉と米田の話し合いも終わったのだった。

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

中心世界の新年1

太正14年元日・・・

 

「響さん。のどかさん。ラビリン。明けましておめでとうございます」

 

 

「「おめでとう直哉君」」

 

「おめでとうラビ」

 

「いよいよ14年です。トワさんの予定では新たな守護者が来ることとにになってますが、今年もよろしくお願いいたしますね」

 

 

「「「はーい」」ラビ」

 

 

「しかしクリスマスの時まさかラテちゃんが来るとは驚いていたよ私」

 

 

響がそう言う。

 

「あはは、私もですよ。響さんそう言えば、もう一人の響さんは来てないんですか?」

 

「ああ、グレ響なら初穂さんとカンナさんと組み手をするからと言って大帝国劇場に行ったよ」

 

 

「ええーーお正月からですか?」

 

 

「そ、グレ響はあの二人に好かれてるみたい高い壁としてね」

 

 

「成る程カンナさんと初穂さんらしいですね」

 

 

「グレ響さんもかなり強いですから今後の敵との戦いの為の準備ですか」

 

 

「直哉君黄昏の三騎士の相手は本当にプリキュア達でやるの?」

 

 

「それはそう言う内容ですし、それに響さん。これは僕の霊力を強化するための試練と僕は考えています」

 

「成る程ね、確かに直哉君は現場で戦うより司令官としてというのが今までだったからね」

 

 

「ええ、のどかさんとの誓約の変化のために僕は戦いの場所に出ることが多くなりましたけどね」

 

 

「ごめんね直哉君」

 

「のどかさんは気にしないで下さい。守護者との信頼どが上がった証拠と思うので」

 

 

「ねえ直哉君誓約の変化のために何が必要なのかな?」

 

 

響が直哉に聞く。

 

「そこは、僕にはわかりませんけど、恐らくのどかさん達はダルイゼンや、グワイワル等が動いていましたからその差だと思いますね」

 

「なる程、キャロルちゃんやフィーネさんが出てきたら誓約が変わるかもということね?」

 

「確かに私の誓約が変わるきっかけとなったのはシンドイーネと記憶を無くしてた直哉君があったときだったような」

 

 

あらあらせっかちねまだ戦う何て言ってないのに」

 

「そんなの信じられないにゃ」

 

「まあそうだろうねいいわよ直哉君に慰めてもらうから」

 

「「「「はあ」」」」」

 

四人はシンドイーネの言葉に驚いていた。

 

「ちょっと待ってください。貴方はキュアグレースさん達の敵ですよね」

 

「ええ、そうよだからすこし痛いけど我慢してね」

 

 

そう言ってシンドイーネは小さい魔力弾を直哉の腹部に当てた。

 

「え、うわああ」

 

「直哉君」

 

グレースが直哉を助けに行こうとしたときグレースにも異変が起きたのだった。

 

「がはっ何で急にお腹に痛みが・・・」

 

「ふーん成る程ならこれならどうかしら」

 

そう言ってシンドイーネは直哉をグレースから700メートル以上離すとグレースの変身が強制解除されたのだった。

 

 

「「ええーー何でラビ」」

 

突然起きた変身解除に驚く二人だった。

 

 

「これもキングビョーゲン様が言ってた通りね、これがプリキュアと直哉君に対しての制約なのかしらね」

 

「恐らくそうでしょうね、だから響さんも慌てないで良いと思いますよ。誓約が変化しないからとしても」

 

 

「あはは、ごめんね直哉君

 

 

「さてこれから初詣に明治神宮に行きますよ)

 

 

「「「はーい」」ラビ」

 

 

そして直哉達は明治神宮に向かった。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

中心世界の新年2

「「「うわあ人が多いよ直哉君」」ラビ」

 

 

「「それに昔はこんな屋台とかもあったんだね」」

 

 

響とのどかが言う。

 

「そうでしたねお二人はこの太正のお正月は初体験でしたね」

 

 

「うん私とラビリンはね」

 

「と言うことは響さんは前の世界で経験済みなんですね」、

 

「うんまあこういう平和なお正月はね」

 

「そうなんですねそれでは楽しみましょうかみんなで」

 

 

 

 

「「「うん」」ラビ」

 

 

そして直哉達は明治神宮内に行くとそこには・・・「痛い痛いよ初穂」

 

「だらしないぞ隊長」

 

「あれは神山さんと初穂さん」

 

「どうやらあの人達も初詣に来たようですね」

 

 

「おや、あちらにいるのは雨宮さくらさん達ですよね」

 

「「「本当だ」」ラビ」

 

直哉と響とのどかとラビリンは神山と初穂の後を追いかける雨宮さくらとあざみとクラリスを見つけた。

 

「直哉君雨宮さくらさん達何してるのかな?」

 

「恐らく、先ほどの神山さんと初穂さんを追いかけているのでしょうね」

 

「成程」

 

 

「まあ僕も最近似た経験をしましたし」

 

「え、どういう事直哉君」

 

響が直哉に聞く。

 

そして直哉が話し出す。

 

「やはり誰かに狙われているのは僕のほうか、仕方ないないな。僕に取材をしたいのですよね。益子道男君」

 

 

!!

 

「姿を出して良いですよ」

 

 

そして益子道男は直哉の前に現れた。

 

「何故私の完璧な追跡を貴方がわ切ったのですか?」

 

「完璧な追跡をってあんなに周囲にわかりやすい尾行をされたら誰でもわかりますよ」

 

 

!!

 

「それで益子君取材なら受けますけど」

 

 

 

「では早速取材いいです?」

 

 

 

「では君は何者ですか?」

 

「ずいぶんストレートに聞いて来ますね」

 

「僕は暫くこの街を離れていましたから、この街の人達は覚えて無いかも知れませんけどね」

 

「久しぶりにこの街に住むようになったので昨日転校してきたんです」

「では何故花寺の家に住んでいるんですか?」

 

 

 

「それは・・・僕の両親の遺書に書かれていたのが花寺さんのお宅に行くように書かれていたので」

 

 

「あ、すみませんここは聞かなかった事にしますね」

 

 

「ありがとうございます益子さん」

 

 

「え、君は同級生ですよね。紫藤君?」

 

 

「実は僕は12歳なんですよ益子先輩」

 

 

 

「なんですとーー12歳の君が中学に何故?」

 

「飛び級ですね」

 

 

「ですので先輩がのどかさん達と居るときに僕をターゲットにしていたら教えようと思いましてね」

 

 

「その事実を知っているのは?」

 

「家族として暮らしているのどかさんを除けば学校の関係の人しか知りませんね」

 

 

「その事を私に教えてもよかったのですか?」

 

 

「ええ、益子さんなら信頼出来ると思ったので、まあ雑な追跡はやめた方が良いと思いますよ」

 

 

「失敬ですね君は」

 

「あははごめんなさい、さて学校に・・・誰だそこに居るのは?」

 

 

「紫藤君どうしたのですか?」

 

 

「益子先輩はすぐにここから離れて下さい。急いで巻き込まれる前に」

 

 

「はいわかりました」

 

 

「そういう事があったんですよ響さん」

 

「ええーーそれ一歩間違ってたらストーカーだよ」

 

 

 

「ええ、そうですね。それじゅあ帰りますか?」

 

 

「ええーーさくらさん達を追いかけないの?」

 

「追いかけてどうするんです?盗み見るのは感心しないですよ」

 

 

「「きゃあああ化け物よーーー」」

 

 

!!

 

その時雨宮さくら達の向かった方向に化け物を見た人たちが逃げてきていた。

 

 

「響さん。のどかさん。ラビリン行きますよ」

 

 

「「「わかった」」ラビ」

 

 

そして直哉達は化け物が出たという場所に向かった。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新生帝国華撃団と降魔猪

「きゃあああ化け物よーー」

 

!!

 

「初穂急ぐぞ」

 

「おう任せておけ」

 

 

そして神山と初穂は急いで化け物のいる場所に移動した。

 

その頃初穂と神山を追いかけていたさくら達は・・・

 

「さくらさん私達も行きましょう」

 

 

「さくら行こう」

 

 

「そうだね、クラリスあざみ、行こう隊長達の元に」

 

 

そしてさくら達は神山達の後を追いかけた。

 

 

「グフフ、復活してから再びここに来るとはな」

 

 

「一年前を思い出すわ」

 

そう言いながら猪は思い出す。

 

 

 

「何故叉丹様あいつらをあの場で倒さないのですか?」

 

 

 

「鹿落ち着きなさい叉丹様にも考えてのことですよ」

 

 

 

「しかしだが蝶お前は納得出来るのか?本来おそこでは我等3人の名乗りもする筈が出来なかったのだぞ」

 

 

 

 

 

「ああ、すまんな鹿あそこでお前達の名乗りをするとなウィルが困るからそこは省いたのだ。直哉をしたければ単独任務の時にしてくれ」

 

 

 

 

 

「わかりました。私もウィルの為とは知らず意見を言ってしまいました」

 

 

 

 

 

「意見を言うのは構わないそうしてくれた方が俺としても助かるからな」

 

 

 

 

 

「「「御意叉丹様」」」

 

 

 

 

 

「後猪よお前に約3週間後に銀座を襲撃しろ)

 

 

 

 

 

「何故3週間後なのですか?」

 

 

 

「帝国華撃団との戦いを楽しめるからだ」

 

 

 

叉丹はそう言い猪と鹿と蝶を納得させた。

 

 

「馬鹿なこの猪様が負けるとは」

 

 

「これで終わりだ降魔猪ーーー」

 

 

「ぐわあ、叉丹様お許しをーーー」

 

そして降魔猪が乗る火炎不動は爆発をおこし跡形もなく消えた。

 

 

「その結果俺様は死んだがな」

 

「うん、どうやら指導直哉とプリキュア達と戦う前の前座が来たようだな」

 

 

猪がそう言うと神山と初穂が到着した。

 

 

「お前ががこの騒動の元凶だな?」

 

「むっ貴様らはあの時の者達ではないが、貴様らは帝国華撃団だな?」

 

 

「おうさ、私達はお前の言う帝国華撃団さ」

 

「隊長先手必勝だぜ」

 

 

そう言って初穂は猪に攻撃を仕掛ける。

 

 

「待て初穂早まるな」

 

「おりゃあ、食らいやがれ私の力をーー」

 

ガキーン

 

「ふ、その程度なのか?その大きな金槌は飾りか?」

 

「なっ私の一撃を受け止めやがった。しかも一本の指だけで」

 

「さて、そこの男よ、この女を返すぞ」

 

そして、猪は金槌をはじき初穂の体ごと神山に向けて飛ばした。

 

 

「初穂ーーー」

 

 

そう言いながら神山は初穂を受け止めた。

 

 

「すまねえ隊長・・・」

 

 

そう言って初穂はきぜつした。

 

 

「「「隊長ーーー」」」

 

 

!!

 

「さくらにあざみ、クラリス」

 

「貴方は降魔猪、貴方は真宮寺さくらさんや大神一郎さんに倒された筈なのに」

 

「ほう、小娘詳しいな、お前は紫藤直哉の守護者の一人か?」

 

 

「そうよ」

 

 

「そうか・・・そういう事ならば、小娘俺は紫藤直哉とプリキュアの小娘が来るまでのあそんでやろう」

 

!!

 

 

「何ですって貴方の目的は紫藤直哉さんとその守護者なの?

 

 

「そういう事だ、小娘」

 

 

「先に小娘貴様を殺してやろう。出でよ降魔」

 

 

!!

 

「降魔共小娘以外はお前たちの餌だ食らうがいい」

 

 

そう言って猪は15体の降魔に命令した。

 

 

「この状態ではまずい、さくらは猪を倒せ」

 

 

「でも・・・」

 

 

 

その時彼女達が来た。

 

グレース」

 

 

 

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

 

 

 

 

「キュン、キュン、キュン、」

 

 

 

 

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

 

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

 

 

 

 

「プリキュア 、スカイヒーリングフラワー」

 

 

 

「だああああ」

 

!!

 

「来たかプリキュア」

 

 

そして猪がだした、降魔の数は5体にまで減っていた。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

降魔猪vs守護者

「グレース」

 

 

 

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

 

 

 

 

「キュン、キュン、キュン、」

 

 

 

 

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

 

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

 

 

 

 

「プリキュア 、スカイヒーリングフラワー」

 

 

 

「だああああ」

 

!!

 

「来たかプリキュア」

 

 

そして猪がだした、降魔の数は5体にまで減っていた。

 

 

「待っていたぞ、紫藤直哉。そして守護者の立花響、キュアグレース」

 

「黄昏の三騎士の一人降魔猪何故お前が蘇った?」

 

 

「知れたことよ、俺達はこの世界の声によりウィル様のの反魂の術により蘇ったのよ」

 

 

「何だと、世界の声とウィルという奴がボスなのか?」

 

 

神山が猪に聞く。

 

 

神山と猪が話している間に響とグレースが話していた。

 

 

「恐らく世界の声がレイだよね」

 

「ええ、そうですね。ウィルが隼人さんの事ですよね」

 

 

「恐らくね」

 

「それでは、僕達4人と戦いますか?猪」

 

直哉がグレースのヒーリングステッキの中から聞いた。

 

 

 

「当たり前だ、だが少し安心したぞ紫藤直哉お前が正常でな」

 

 

!!

 

 

猪が言った言葉の何を指しているのかを知るグレースと直哉は思い出していた。

「見つけたぞ紫藤直哉。俺の名は降魔鹿だ。覚えておけ」

 

 

!!

 

のどか達は鹿の言葉に驚きつつもいつでも動ける状態になっていた。

 

 

「ねえおじさんそんな格好で恥ずかしくないの?」

 

「なっ何を言っている紫藤直哉」

 

「俺はお前を殺しに来たのだぞ」

 

「おろしに?僕を何からおろしに来たの?」

 

 

「ぷぷ殺しにをおろしと間違えるなんて直哉君」

 

「ええい話にならん。出でよ降魔紫藤直哉を殺せ」

 

そして降魔鹿は5体の降魔を召喚した。

 

 

「そうだそして鹿はお前を殺す事が出来なかったのだからな」

 

「しかしよく考えたな紫藤直哉、鹿の時は敢えて記憶を無くしたふりをしていたとはな」

 

 

「「え、直哉君は本当そんなことしてないのに」僕はトワさんに子供に戻らされただけなのに」

 

 

「まあ確かに相手としては猪が言った事の方が事実の方がいいよね?」

 

「そうラビね」

 

 

「まあいい出でよ火炎不動」

 

 

そう言って降魔猪は自分の乗機である火炎不動に乗り込んだ」

 

 

「あ、ずるい自分だけ魔装機兵に乗った。

 

そうあざみが言った。

 

 

「何とでも言うがいい勝つ為なら手段は択ばん」

 

あざみに言われて律義に答える猪だった。

 

 

 

そして戦いが始まった。

 

 

 

「なかなかやるな、立花響」

 

 

「そりゃどーも」

 

「ならば、立花響とキュアグレースを分断させるか」

 

 

「どうやって分断させる気なの」

 

「それはもちろんこいつを使うのよ。出でよ巨大ノイズ100体よ」

 

 

「ゲッ巨大ノイズそれも100体も・・・」

 

「ウフフ、ウィル様の反魂の術で蘇ったワシ達にはノイズ召喚能力を得たのだ」

 

 

「響さん貴女はノイズを対処してください」

 

「でもそれじゃあグレース」

 

 

 

「大丈夫です。私達を信じてください」

 

 

「・・・わかった無理はしないでよ。」

 

「えーーそういう意味の無茶するのは響さんが多いですけど」

 

 

「確かにそうだけどさ・・・」

 

そう言いながら響は巨大ノイズの方に向かった。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

キュアグレースVS火炎不動

「さて、巨大ノイズの方は響さんに任せて僕達は猪を倒しましょう」

 

「「うん」ラビ」

 

 

「待ってください直哉さん。私も戦います」

 

雨宮さくらが、グレースのステッキの中にいる直哉に言う。

 

 

その頃大帝国劇場では・・・

 

 

「米田司令明治神宮周辺に巨大ノイズ100体と昨年太神さんが倒した筈の火炎不動が現れました」

 

 

「由利花組に出撃を出せあくまでノイズの出現により逃げ遅れた市民の救助を優先出だ」

 

 

「え、降魔の撃退では無くですか?」 

 

「そうだ椿、かすみそう花組に通達しろ」

 

 

 

「「「わかりました」」」

 

 

「本当に直哉の言うように黄昏の三騎士が復活しやがったのかよ」

 

そして米田はその時を思い出していた。

「ええ構いませんただ、以前も言いましたけど、米田健二達の一派が以前より動きを見せて居るので注意はしておいてくださいね」

 

 

「ああ、わかった。後は何かあるか?」

 

「そうですね場合によってはこちらの世界で死んだ黄昏の三騎士が現れるかも知れません」

 

 

「何だとーー」

 

「あはは、すいません。僕の上司が叔父さんを使って黄昏の三騎士を復活させたと連絡を受けましたので聖魔城がまた現れるかも知れません」

 

 

「なんてこった大神を呼び戻さなければ」

 

 

「ああそこまでしなくていいですよ。この件は僕達の試練となってるので」

 

「それはどういう事だ直哉」

 

 

「復活した黄昏の三騎士を帝国華撃団の力を使わずに倒せと言う目的をこなせと言われていて」

 

 

「成る程な。そう言う理由で黄昏の三騎士を復活させたのか?」

 

「確かにこれから直哉達の部隊に人が集まるのならこういう事も必要だろうな。その世界の敵以外と戦うためには」

 

「そう言う意味で本来なら中心世界以外で行う予定でしたが、響さんの連絡を受けてこちらに戻って来たのですよ」

 

「しかし霊力を持たないキュアグレースと響達だけで本当に火炎不動を倒せるのか?直哉よ」

 

 

 

その頃直哉達は・・・

 

「グレース、直哉一気に決めるラビ」

 

「「わかった」」

 

「グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン、」

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア、スカイヒーリングフラワー」

 

 

 

「その程度の技が通じぬわ」

 

 

「その程度の技俺の奥義で粉砕してくれる萩烈砲陣!!」

 

 

そして二つの技がぶつかり合う。

 

「きゃあああ」

 

その結果キュアグレースが力負けをして吹き飛ばされた。

 

 

 

その様子をトワ達と見ていた飛鳥と薫は・・・

 

 

 

「あれパパって霊力こんなに少なかった?飛鳥ちゃん?」

 

 

 

「トワさんこれはどういう事ですか?パパの力に制限をかけてその上でしたレイさんが強化依頼した黄昏の三騎士に勝てなんて無理ですよ」

 

 

「だって前の世界の時は対応出来たのよ?」

 

 

「あんたは馬鹿ですか?融合世界を作る時パパの能力ほぼ何も付けて無いですか?」

 

 

「あ、そう言えば成長させる能力全くつけてないかも」

 

 

「トワの失態なので私達が関与しますよ良いですね」

 

 

「はいすみませんでした」

 

 

 

 

「やはりお前の力はその程度か?」火炎不動に乗る猪が言う。

 

「ならばお前と守護者のキュアグレースと共に死ぬがいい」

 

「「「「そうはさせない」」」」

 

 

「ぐおおお」

 

火炎不動は、直哉達を助けに来た飛鳥と薫トフォンティーヌとスパークルの攻撃によりグレース達のいる場所から離れた。

 

 

「貴様は紫藤飛鳥に薫、ちっ貴様達が干渉してくるとは撤退する」

 

 

そう言って降魔猪は撤退をした。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

のどかに告げられた事実

キュアグレースと紫藤直哉が、黄昏の三騎士の一人の降魔猪に敗れて数時間後・・・

 

 

花寺のどかは紫藤家のお墓の中の医務室で目覚めた。

 

 

「ここは?」

 

「あ、目覚めたわねのどかさん」

 

 

「飛鳥ちゃん」

 

「どうしてここにいるの?ラ・ギアスにいるんじゃ・・・」

 

 

「あはは、その件についても後で説明しますけど、のどかさんトワさんからこの世界のパパの秘密を聞いてると聞きました」

 

「この世界のパパが何故よわいままなのかの秘密がわかると思うので」

 

 

「それはいいけど直哉君は無事なの?」

 

「ええ、肉体的には無事ですが精神的に言えば死んでますね魂が無いので」

 

 

「ええーーそれって死んでる事じゃ?」

 

 

「ええ普通の人間ならば死んでますがパパの肉体は何らかの力によって維持されているんですよ」

 

 

!!

 

「それってもしかして」

 

「のどかさんなにか知ってるんですね?教えてください。もしかしたらパパを強く出来るかも知れないので」

 

 

そしてのどかは飛鳥に伝えた。

 

 

 

 

「それにこれは貴女達の秘密にしててね、直哉は人間なのだけど基本はねでも貴女達の言葉で言えばエレメントさんと言っていいのよ」

 

 

「「ええーー直哉君がエレメントさん」ラビーー」

 

 

「ええそうよ。紫藤直哉のオリジナルは米田健二が作り出したわ。真宮寺直哉と共にね」

 

 

「だけどのどかとラビリンが知る二人の紫藤直哉は私とレイがその世界の一部の力を使って作り出したわ」

 

 

「世界の安定のためにですか?」

 

 

「ええそうよ。だから直哉の体内にメガ因子が入っても困らないように人間として作り出したわ」

 

 

「じゃあ直哉君の両親の事も作り話ですか?」」

 

 

「いえそれは違うわ。米田桜花本人に協力してもらって紫藤直哉を産んで貰ったの」

 

 

「成程、そういう仕組みなら行けるかも知れない」

 

「それはどういう事?」

 

「つまりですねパパの魂はのどかと同化しています」

 

 

「ええーー」

 

 

「何で直哉君の魂が私としてるの?」

 

 

「それは先程のどかさんが説明されたパパの魂も少しエレメントですかねその力によってのどかさんの体内に入ったようですね」

 

 

「猪に負けた直後に」

 

 

「そんな飛鳥ちゃん早く元に戻してよ直哉君の魂を」

 

 

 

「それは今は出来ません。もししたらパパは確実に消滅します」

 

 

「そんな・・・」

 

 

「今早くパパの魂には休息と修行が必要なんですよのどかさん」

 

 

「え、修行?」

 

 

「そうです。のどかさんはパパと一緒に戦って何か違和感はありませんでしたか?」

 

「自分が感じた違和感ていいですよ」

 

 

 

そしてのどかは思い出す。

 

 

グレースは技のぶつかりあいによって吹き飛ばされ壁にぶつかった。

 

「あぐっラビリン直哉君は無事?」

 

 

「大丈夫ラビ」

 

「ふむふむ大分馴染んで来たみたいすっね」

 

 

「まずいラビ、このままバテテモーダが霊力を使いこなし始めたラビ」

 

 

その時フォンティーヌとスパークルがグレースと合流した。

 

 

「「グレース大丈夫」」

 

「スパークルフォンティーヌ」

 

 

「おやおやもうメガ降魔を浄化したんすね、プリキュアも成長してるすっね、成長してないのは宿主だけすっね」

 

!!

 

「バテテモーダ貴方に直哉君の何がわかるの?」

 

「まあ今のところあの話をする気はないんで心配しなくていいですよグレースさん」

 

 

やはりお前の力はその程度か?」火炎不動に乗る猪が言う。

 

「ならばお前と守護者のキュアグレースと共に死ぬがいい」

 

 

 

「そう言えば敵が言ってた直哉君の成長しないから私達が負けるみたいな事を直哉君は気にしてたよ」

 

 

「やはりですかのどかさん実はパパが成長しないのはトワさんがこちらの紫藤直哉に必要な経験を得て成長するという能力を与えてないらしいのです」

 

「ええーーそれってつまり直哉くんはゲームで言えばレベルアップが出来ないの」

 

 

「そういう事です。トワさんいわく守護者が強くなれば良いと思ってその成長のシステムを入れてないらしいのです」

 

 

「ですが今はのどかさんとパパの魂は同化していますからパパもレベルアップ出来るかもしれないということです」

 

「飛鳥ちゃんもし同化した私に何かあったらどうなるの?」

 

「そうなった場合のパパの状態によるらしいですけど、パパの魂の意思が復活していれば他の守護者の人に同化します」

 

 

「なるほどね、つまり直哉君は魂状態でなければレベルアップが出来ないんだね」

 

 

「そして、私と直哉君の同化を解除するには直哉君の霊力やエレメントさんの力のレベルアップが必要なんだね」

 

 

「ええ、そういう事です。今はパパの魂は休眠状態なのでのどかさんも休んでいてくださいね」

 

「わかったよ飛鳥ちゃん」

 

 

そしてのどかは再び眠りについた。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

間章1 守護者と共に強くなる為の旅編
到着した世界


この章では、以前こちらでも投稿していた作品サクラ大戦来訪者は私の幼馴染の中で登場していた人物達がその作品の設定で出てきますが、あくまでゲストキャラとして見てください




「のどかさん着きましたよ」

 

「飛鳥ちゃんおはよう」

 

「のどかさん準備してくださいね」

 

 

そしてのどかはお墓型宇宙船を出た。

 

 

「そう言えば飛鳥ちゃん。こちらに来てるのは私達だけなの?」

 

 

「いえ、ほかの守護者とプリキュアのふたりもいますよ」

 

「え、そうなの?それにしては姿が見えないけど」

 

 

 

「それは私の叔母さんに当たる人が教えてくれた認識阻害魔法を・・・」

 

ポカ・・・

 

「こら飛鳥、だれが叔母さんだってーー私はまだ19なんだよ」

 

 

「だってなのはおばさんは紫藤直哉の義理の妹でしょ」

 

「それはそうだけど、飛鳥はフェイトちゃんの事はフェイトさんと言うのに」

 

 

「飛鳥ちゃんて身内に厳しんだね」

 

「ええ、パパからなのはには厳しくしろっと言われているからですね

 

 

 

「飛鳥の意地悪・・・それに君が花寺のどかちゃんでいいの?」

 

 

「はい、花寺のどかです。よろしくお願いいたします。なのはさん」

 

 

「私は、こちらでは高町なのはと言ってね魔導士という仕事をしています」

 

 

「魔導士ですか?」

 

 

 

「そっ簡単に言えば魔法少女かな」

 

「えーーー19歳で魔法少女はないでしょうなのは叔母さん」

 

「一言多いよ飛鳥」

 

「あの―ここは何処なんですか?」

 

 

「ああ、ここは、認識阻害魔法をかけられてる子たちも聞いてね」

 

「ここはミッドチルダと言う魔法世界だよ。そして私の義理の兄が住んでいる幼馴染世界とも非常にいい関係の世界です」

 

 

「「「「「「えーーーー」」」」」」

 

高町なのはの説明を聞いた全員が驚いていた。

 

 

 

「そっかーのどかちゃん達は知らないよね幼馴染世界と言っても」

 

 

「いえ幼馴染世界と7人世界はトワさんとレイさんから過去の歴史としては聞いてます」

 

「ぐはっ過去の歴史かあ」

 

のどかの説目を聞いたなのははショックを受けた。

 

 

 

「ねえ飛鳥ちゃん私達タイムスリップしたの?」

 

 

「ええ、そうですよ。正確的にはIFの私達が生まれる前の世界ですけど」

 

 

「え、じゃあなんでなのはさんが飛鳥ちゃんの事知ってるの?」

 

 

 

「それは、トワさんの罰として連絡をさせましたので」

 

 

「さてとみんなを、機動六課に案内するから着いて来てね」

 

 

「「はーい」」

 

 

 

そしてのどか達は、機動六課の隊舎に案内され、その後認識阻害魔法を解除すると、響と雨宮さくらそしてちうとひなたと薫が姿を現した。

 

 

 

 

「みんな無事だったんだね」

 

 

「のどかちゃん飛鳥ちゃんから聞いたよ。猪に負けた後直哉君の魂が異世界に跳んだって」

 

「ええ、私もそう聞いて、それでここでレベルアップをして捜しに行くと」

 

 

響とさくらがそう伝える。

 

 

「飛鳥ちゃん直哉君の魂のいる場所あの二人に伝えてないの?」

 

 

「伝えてませんよ。伝えるとパパの秘密も言わないといけなくなるので」

 

 

「やあお待たせしてしまいすいませんなうちが機動六課の部隊長の八神はやてです」

 

 

のどかと飛鳥が話していると、機動六課の部隊長八神はやてが登場した。

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

過去の魔法世界で1

私達がミッドチルダと言う世界に来て機動六課の臨時部隊員になってから二日後・・・

 

 

私とちゆちゃんとひなたちゃんは何故か部隊長に呼ばれ部隊長室に来ています。

 

 

「よく来てくれたな三人共早速本題に入るけど君達は何者なん?」

 

「飛鳥ちゃんと薫ちゃんが連れてきた、人やから信頼は出来るけど念の為直哉お兄さんに確認したら響さんと雨宮さくらさんについては、お兄さんの方で確認したけど君ら三人については知らないと言ってたんや」

 

 

「そうですか・・・はやてさん。あなたが知る異世界はいくつありますか?」

 

「異世界、それは原初の世界や7人世界や幼馴染世界の三つやな」

 

 

「それがどないしたん?」

 

 

 

「はやてさんこれから話すことは、幼馴染世界と7人世界にと関わってる貴女にとっては未来に関わる事も含みますが、それでも聞きますか?」

 

 

 

 

「なんやてーー君たち未来人なんかーー」

 

 

「それやったらこの時代に君達の情報がはないんは納得したで」

 

 

「ね、ちゆっちはやてさんが納得してるけどいいのかな?」

 

 

「今はそれで納得してもらえるならその方がいいわよ」

 

 

「はやてさん話は終わりですか?」

 

 

「ああ、もう一つあるんやけど喋るウサギとペンギンとネコが食糧庫に侵入したと報告があってな、きみら該当する人形を持ってたよね」

 

 

「「「ぎくっ」」」

 

「次は、その辺りの事を聞かせて欲しいんやけど」

 

 

 

 

その頃立花響と雨宮さくらは・・・

 

 

「「なのはさんおはようございます」」

 

 

「おはよう響さんさん。雨宮さん」

 

 

「あ、そうだ響さんと、雨宮さん。少しお願いがあるんだけどいいかな?」

 

 

「「お願いですか」」

 

 

そしてなのはが二人に説明をした。

 

 

「成程機動六課のFW陣の4人に魔法を使わない仮想敵役を私達が担当すればいいのですね」

 

 

「そうなんだけど、お願いできるかな?」

 

 

「スバルとティアナとエリオとキャロはミッドチルダの中でしか生活していないから早めに外の事を教えないといけないから」

 

 

「「それはいいですけどまさか、なのはさん達にとっても異世界に当たる帝国華撃団をモチーフに機動六課を新設するなんて驚きましたよ」

 

 

雨宮さくらがなのはに言う。

 

 

 

「君達にはわからないと思うけど、私達三人は幼馴染世界に跳ばされた経緯は違うけど、そこで帝国華撃団と出会ってそこで部隊を動かす仕方や部隊長がどうあるべきかとか、そういうものの大切さを教えてくれたからね」

 

 

 

 

その頃融合世界では・・・

 

「うん、おかしいすね、紫藤直哉と守護者達の姿がない、奴らがいない事で融合世界そのものの時が止まっている」

 

 

「成程今融合世界では、このバテテモーダの自由という事すっね」

 

 

「それでは、融合世界から消えた。紫藤直哉とプリキュアと他の守護者を追いかけるす」

 

 

そしてバテテモーダは行動を開始した。

 

 

 

その頃はやてにヒーリングアニマルの存在を知られたのどか達は・・・

 

 

 

「のどかごめんなさいラビ」

 

 

のどか達ははやてから解放され誰もいない所でラビリントペギタンとニャトランに事情を聴事情を聞いた。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

過去の魔法世界で2

「どうして食材を勝手に取ったのラビリンペギタンニャトラン」

 

 

「「「それは・・・」」」

 

「直哉のためラビ」

 

「「「え、直哉君の為?」」」

 

「そうペン人間は何日も何も食べなかったら死んじゃうペン」

 

 

「そうならないために俺達が作らないといけないニャン」

 

 

「そっかー―ラビリンもペギタンもニャトランも直哉君の体の事を考えての事なんだね」

 

「でも食材を勝手に持ち出すのはだめよ」

 

 

ピカ――

 

 

その時のどかの体から空色の光がでてきた。

 

 

「「「「「「「えー――どういう事」」」」」」」

 

 

 

 

「何でのどかっちの体から光が?」

 

 

「まさか誓約関連でのどかの体に変化が?」

 

 

「それは違いますよちゆさん」

 

「のどかさんの変化の原因はパパの魂が守護者の戦いに反応しレベルが上がったというお知らせですよ」

 

 

「「「飛鳥ちゃんどういう事?」」」

 

「今響さんとさくらさんが模擬戦をしているんですよ。その結果パパの霊力関連の力が一定に溜まったからですよ」

 

 

「そうなんだ」

 

 

「もっと分かりやすい方法としてのどかさんとラビリンキュアグレースに変身してみてください」

 

 

「「わかった」ラビ」

 

「のどか変身ラビ」

 

 

「うん」

 

 

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

 

ヒーリングステッキとラビリンが一体となり、花のエレメントボトルをはめ込む

 

 

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

 

 

「「キュアタッチ」」

 

 

 

キュン」

 

 

 

 

「「重なる二つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース」

 

 

「ラビ」

 

 

 

「あれれグレースの服に空色が混じってないちゆっち」

 

 

「言われたらそうね、直哉君の魂の影響かしら」

 

 

「その空色の模様は本来融合世界で手に入れる筈の力の一部です」

 

 

「「「「「「どういうこと飛鳥ちゃん?」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

「パパの魂が本来の機能を取り戻しつつあるんですよ」

 

「本来原初の世界の崩壊から4つの世界が誕生しました。そして4人の神達が自分の担当する世界の代行者をその世界に住む者に代行者に任命したんです」

 

 

「それが、真宮寺直哉君と紫藤直哉さんね」

 

 

「そうですですが、原初の世界崩壊後死んだと思われていた米田健二が一人の代行者を自分に取り込んでしまったんです」

 

 

 

「何ですって、何でそんなことを」

 

 

「ちゆちゃん落ち着いて」

 

 

「その理由は私が知ってるから言うね、米田健二さんがその人を取り込んだのは自分の力を取り戻す為なの」

 

 

「まさか!!オリジナルの紫藤直哉さんも真宮寺直哉君もその米田健二の分身体なの?」

 

 

「そういう事です、そして米田健二の暴走によって7人世界や私達の世界も崩壊したのです」

 

  

「そしてその後に作られた世界で偶然召喚されたのがのどかさんとラビリンだったとトワさんが言ってましたね」

 

 

「試験的に作られた世界で偶然米田健二一派の知らない力を持つ者の力が癒しの力だったので融合世界のパパに入れたらしいですね」

 

 

「ああ、だから直哉君のお母さんが単独でヒーリングガーデンに行ってたの」

 

 

「「えーーー」」

 

 

ちゆとひなたはグレースの言葉に驚いた。

 

 

 

 

「ああ、その辺り説明してなかったラビね」

 

 

「実はラビリン達はのどか達の世界ではなくヒーリングガーデンで直哉とあったことあるんラビ」

 

 

「ええーーどういう事ーー」

 

 

「直哉君のお母さんがヒーリングガーデンに自力で来れる人間だったのでラテ様の母親が先代のプリキュアとビョウゲーンキングダムとの戦いの時地上でのサポートをしてくれたんだラビ」

 

 

「成る程直哉君とラビリンはそんな前から知ってたの?」

 

 

「直哉のお母さんがヒーリングガーデンに来てたのは直哉がお母さんの中にいた頃ラビ」

 

 

「だからラビリン達がこちらに来る前に女王様に直哉の事を聞いていたラビ」

 

 

「そうそしてそう仕向けたのはトワさんなのですよ。深い因縁を断ち切る為にね」

 

 

「嘘そんな大役私達には無理だよ飛鳥ちゃん」

 

 

 

「慌てないで下さいひなたさん。今の段階では誰も勝てませんよ。パパが本当の意味で覚醒しない限り、恐らく融合世界のパパが米田健二を救う希望になれる光だと私もレイとトワさんは思っています」

 

 

「そしてそんなパパとと歩けるのは貴女達4人と思っています。他の守護者の方達は少なくとも米田健二の影響を受けている可能性がありますから」

 

 

 

「それに今後新たな守護者も出てくる可能性もありますが、今の段階ではパパを本当の意味で助けられるのはプリキュアとヒーリングアニマルの皆さんだけなんです」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

飛鳥から聞かされるもう一つの事実

「「「ええーーどういう事飛鳥ちゃん」」」

 

「私達直哉君入れてプリキュア4人じゃないの?」

 

「違いますよひなたさん。パパのプリキュアはトワさんとレイさんが仕組んだ融合世界のみのプリキュアなのでカウントにはなりませんょ」

 

 

あ、グレースさん変身解いて良いですよ」

 

 

「あ、うんわかった」

 

 

そしてグレースは変身を解いた。

 

 

「貴女達のプリキュアは本来すこやか市に現れるメガビョーゲンを浄化するのが本来の役目ですよね」

 

 

「「「「「「うん」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

「ですがバテテモーダの登場後にラテがピンチになった時新たなプリキュアが誕生したのです。それが貴女達のプリキュア世界の本来の歴史なのですが、融合世界に入った事で今後4人目のプリキュアがいつ来るのかわからなくなりましたけど」

 

 

「その4人目がいないと私達はキングビョーゲンには勝てないの?」

 

 

「ええ、そうですね。あくまで融合世界のキングビョーゲンとは違うので、何とも言えませんが」

 

「そうなんだね」

 

 

「ええ、後のどかさんのプリキュアの服の変化は通常のビョーゲン幹部には見えませんが、バテデモーダには見えるので注意してください」

 

 

「「「あ、直哉君から生まれたから?」」」

 

 

「その通りです。後服の模様はパパの復活を知らせる意味もありますので」

 

 

「どういうことなの飛鳥ちゃん」

 

 

「つまりですね、今のどかさんとパパは守護者の進化の最中なんですよ。プリキュアの服の変化はのどかさんにパパの霊力が溜まっている途中なんです。それが全部溜まればパパの魂が目覚めて二人は新たな力に目覚めるといいなあと思いますね」

 

 

「ええ――そこは確定じゃないの飛鳥ちゃん」

 

 

「知りませんよ。私はトワさんが与えなかったパパの能力を取得出来るように過去の幼馴染世界で整えただけですから」

 

 

「後パパの復活はかなり時間がかかる場合一度融合世界に戻ることもありますので」

 

 

「「「わかった」」わ」

 

 

 

「それでは私は行きますね」

 

そう言って飛鳥はのどか達と別れた。

 

 

「トワさん本当にあそこまで伝えて良かったんですか?」

 

 

 

「ええ構わないわ。あのプリキュアの服の変化は実際に直哉の意識が目覚める印には間違い無いのだから」

 

「そこは気にしてないですよ。ただ彼女達のプリキュア世界の本来の歴史を言って良かったんですか?」

 

 

「それも問題無いわよ。起きるタイミングが異なるだけだから」

 

 

「そうなんですねわかりました。後彼女達に伝えておく事はあります?」

 

 

「そうねバテデモーダが貴女達を追いかけて融合世界から消えたわよ。飛鳥」

 

 

「はあ、やはり行動しましたか。バテデモーダは」

 

「それで響と雨宮さくらはどうしてるの?」

 

 

「ええ、そちらは機動六課対魔力使用不可用の模擬想定敵役としてしていますよ。そのおかげでパパの霊力レベルがほんの少し上がりましたから」

 

 

 

 

「そうなのね」

 

 

「しかしいいんですか早急にパパのメインの守護者をあの3人決めて」

 

 

「一応当初の予定の全員が来てからの方がいいのでは?」

 

 

「それは・・・今回私のミスでいらない手間をあの子達にやらせることになったからね特に花寺のどかちゃんにはね」

 

 

「だからキュアグレースに有利にするためにパパをのどかさんの弟にしたんですか?

 

 

「まあそれもあるけど、でも守護者が足りなくなってるし、飛鳥守護者候補をミッドチルダで見つけてきて」

 

 

「はあーー何で私が――」

 

「別にいいじゃない外部協力者として登録するから」

 

 

「本当に知りませんよゲストとしてしか考えて無かったのに引き抜きですか巫山戯ないで下さい貴女の失敗を埋める為に来てることを忘れてるのですか」

 

「う、わかったわよ諦めるわよ」

 

 

 

その頃響と雨宮さくらは・・・

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

模擬戦後

「お疲れ様でした。立花さんと雨宮さん」

 

なのはが響とさくらに声をかける。

 

 

「「お疲れ様でしたなのはさん」」

 

「本当にあそこまでして良かったんですか?新人の子達に」

 

 

雨宮さくらがなのはに聞く。

 

「気にしないで下さいさくらさん。私達の部隊はミッドチルダの中の敵対組織だけでなく降魔や魔装機兵等を使う敵対組織も対象なので」

 

 

「そうなんですね」

 

 

「それに私とフェイトちゃんは帝都で帝国華撃団の一員でしたし」

 

そしてなのははその時の事を話し出す。

 

 

 

「フォフォ、久しぶりじゃの帝国華撃団、どうじゃ自分たちが帝劇を攻める気分は?」

 

「木喰」

 

「それにしても、この帝劇防御壁は、たいした物よのう」

 

「たった1機で、この帝劇防御壁と、わし特製の攻撃装置を使ったこの布陣を突破し、わしの所までこれるかの?」

 

 

木喰は、余裕の笑みを浮べる。

 

「私達を甘く見ていると、痛い目を見ることになりますよ木喰さん」

 

 

「抜かしよるな、小娘が」

 

 

 

そして木喰との戦いが始まった。

 

「皆加山さんが、攻撃装置を無効化するまで、攻撃装置の射程に気をつけて」

 

「「「了解」」」

 

そして攻撃装置は無力化された。

 

「今だよ二人共」

 

「行くよ、フェイトちゃん」

 

「うん、なのは」

 

「ディバインバスターー」

 

「サンダーレイジ」

 

二人の魔法が帝劇防御壁を貫通し桜天武が木喰の魔装機兵智拳に、近づいた。

 

 

「何故じゃあ、わしの計算では、お前たちはここまでこれないはずなのに?」

 

「帝国華撃団め、何時もわしの計算の上をいくなあ」

 

「これが私達の絆の力です」

 

「「破邪剣征・桜花天舞」」

 

 

「うおおおお。ま、まさかわしが負けるのか、たった4人に、この敗北は計算外じゃああああ」

 

 

 

「「うわあ子供なのにえぐい攻撃ですね」」

 

 

「あはは、あの時は必死だったから直哉お兄ちゃんとさくらさんの邪魔にならないように」

 

 

「それだけなのはさんやフェイトさんやはやてさんの生き方に影響を与えたんですね?紫藤直哉さんは」

 

 

「うんそれは間違いないね、帝都での経験がなければ新部隊作っても上手く出来なかったと思うよ」

 

「さてそろそろお昼だから私達も行こうか」

 

 

「わーいご飯だご飯」

 

「響さん・・・」

 

 

そして三人は食堂に向かった。

 

その頃のどか達はFW陣の4人と出会っていた。

 

 

 

「おーエリオ君とキャロちゃん午前の教導は終わったの?」

 

「「終わりましたひなたさん」」

 

 

「今日の午前中は響さんとさくらさんが相手でした」

 

 

「でも私達人数では多いのに、響さん達に勝てなかったんです」

 

「成程、まああの二人は強いから仕方ないよ。エリオもキャロちゃんそんなに慌てなくてもいいよ」

 

 

「そんな無責任なこと言わないでください。あなた達に何が分かるんですか?」

 

「うん、そうだねティアナさんがそんなに慌ててるのは私達は知らないよ。だけどねティアナさんはエリオ君スバルさんキャロちゃんをうまくコントロールする立場じゃないの?

 

 

!!

 

「戦いを知らない人に言われたくないです」

 

 

「わかるよ、私達だってその戦いで大事な人を失ったんだから」

 

!!

 

 

のどかの告白に驚くFW陣の4人だった。

 

 

「ちゆさん。のどかさんの言葉は」

 

「ええ、事実よスバルさん。私達でいうスバルがのどかで、エリオ君が私で、キャロちゃんがひなたで、ティアナさんが彼の役割だったわ」

 

 

 

「彼は私達や周りの人を優先して、自分の事は後回しにして戦いに関してもそういう状況が続いたのそんな時に彼の精神を乱される事件が起きてその結果彼は私達を守って死んだのよ」

 

「「「そんな」」」

 

「のどかっち大丈夫?」

 

 

「大丈夫だよ。ひなたちゃん。彼の事を思い出しただけだから」

 

 

「無理しない方がいいよのどかっちの家族だったんだから彼は」

 

 

!!

 

ひなたの言葉にショックを受けるティアナだった。

 

 

「嘘この子も私と同じなんて」

 

 

「その・・・のどかごめん私のせいで嫌な記憶を思い出させて」

 

 

「ティアナさん」

 

 

そしてのどか達はFW陣の4人と別れた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

機動六課メガ降魔を目撃する前編

花寺のどか達守護者達は紫藤飛鳥とトワの導きにより過去の幼馴染世界と親交のある魔法世界ミッドチルダにやって来て1週間が過ぎていた。

 

 

 

「うーんこのままでいいのかな?」

 

 

「どうしたの?のどか」

 

「あ、ちゆちゃん。あのね私達ミッドチルダに来て1週間だよね」

 

「そうね、機動六課の仕事にも慣れて来たわね」

 

 

「流石ちゆちゃん」

 

 

「それでどうしたののどか?」

 

「ここに来て戦い関連は響さんとさくらさんが交代でしてるけど、私達も出なくていいのかな?」

 

 

「あれから直哉君のレベルアップ一度もしてないし」

 

 

「のどか・・・気持ちは分かるけど抱え込まないで今直哉君が復活したら直哉君のどかに頼れなくなるわよ」

 

 

「え」

 

「だって直哉君はのどかの中にいてのどかが来るしでいると知ったらどうすると思う?」

 

 

 

「それは・・・おそらく直哉君は私達から距離を置くと思う」

 

 

「そうね、私もその可能性が高いと思うわ」

 

 

「それに直哉君ものどかも人の為に動きすぎよ偶には自分の為に動いてもいいんじゃないの?」

 

 

 

「でも私はみんなの為にいろんな事したいの」

 

 

 

「私はそれ以上言えないけどのどかがしたいのなら止めないわ止めても無理そうだしねなら行けるところまで行けばいいわ悩むくらいならね」

 

 

「ちゆちゃん。ありがとう」

 

 

 

「まあ、のどかを止めれるのは恐らく直哉君だけでしょうし」

 

 

「ちゆちゃん」

 

 

のどかとちゆが話をしていると、ひなたとニャトランが慌てて来た。

 

「ちゆっちとのどかっち大変だよ」

 

 

「どうしたの?ひなたちゃん」

 

 

「今さくらさんから連絡があって機動六課部隊の人達が通常の降魔と交戦しているだってメガ降魔を相手させる前に手伝ってだって」

 

 

「「ええーー」」

 

 

「つまりメガ降魔だけでなく通常の降魔もいるのね?」

 

 

 

「そうみたい」

 

「通常の降魔に関しては、ミッドチルダでも幼馴染世界と繋がっている事により稀に出てくるみたい」

 

 

「とりあえず私達はメガ降魔をやればいいのね?」

 

 

「と言うことはバテデモーダがこちらに来てるのよね?」

 

「恐らくはそうと思う。直哉君の力を持つバテデモーダだしね」

 

 

そしてのどか達はこの世界の人に見られないように外に出て変身をした。

 

 

「みんな行くラビ」

 

 

「「「うん」」」

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

「「キュアタッチ」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

「「重なる2つの花」」

 

 

 

「キュアグレース」

 

 

 

「ラビ」

 

 

「スタート」

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ペン」

 

 

 

「「キュアタッチ」」

 

 

「「交わる2つの流れ」」

 

 

「キュアフォンテーヌ」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

「「キュアタッチ」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光」」

 

 

 

「キュアスパークル」

 

 

 

「ニャン」

 

 

 

「「「地球をお手当て」」」

 

 

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア」」」

 

そしてプリキュア達は雨宮さくらに教えられた場所に向かった。

 

 

 

その頃機動六課のメンバーと雨宮さくらは・・・

 

 

「何こいつ普通の降魔じゃないの?」

 

「なのは一旦下がって」

 

「でも隊長の私達が、未知の降魔を相手しないと被害が大きくなるよ。フェイトちゃん」

 

 

「それはわかってるだけど。未知の降魔が動く度に周辺が赤黒くなってるからはやてが攻撃をやめるように言ってきたの」

 

 

「わかったよフェイトちゃん」

 

 

 

その頃はやては・・・

 

 

「みんな突如現れた未知の降魔について何かわかったかな?」

 

 

「それが通常の降魔に何かウイルス感染した形跡は分かるんですけど、ウイルス自体を検出出来ないんですはやてちゃん」

 

 

「ウイルス感染やて降魔が?リィンお兄さんに連絡して降魔がウイルス感染した事あるか聞いて見て」

 

 

「わかりました。はやてちゃん」

 

 

 そう言ってリィンという少女は部屋を出て行く。

 

 

「FW陣全員に通達してや。あの未知の降魔に無闇に攻撃するのは禁止と」

 

 

「わかりました」

 

 

 

「なんか嫌な予感がするわ。あの未知の降魔を見てたら」

 

 

!!

 

「はやて部隊長大変です。謎の3つの光が現れそして未知の降魔と交戦しています」

 

 

 

「何やて!!」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

機動六課メガ降魔を目撃する後編

「みんな突如現れた未知の降魔について何かわかったかな?」

 

 

「それが通常の降魔に何かウイルス感染した形跡は分かるんですけど、ウイルス自体を検出出来ないんですはやてちゃん」

 

 

「ウイルス感染やて降魔が?リィンお兄さんに連絡して降魔がウイルス感染した事あるか聞いて見て」

 

 

「わかりました。はやてちゃん」

 

 

 そう言ってリィンという少女は部屋を出て行く。

 

 

「FW陣全員に通達してや。あの未知の降魔に無闇に攻撃するのは禁止と」

 

 

「わかりました」

 

 

 

「なんか嫌な予感がするわ。あの未知の降魔を見てたら」

 

 

!!

 

「はやて部隊長大変です。謎の3つの光が現れそして未知の降魔と交戦しています」

 

 

 

「何やて!!」

 

 

「いたメガ降魔ラビ」

 

「急いで浄化すわよ。私達の世界の敵の情報が伝わる前に」

 

 

 

「了解ペン」

 

「でも、本当に私達だけでメガ降魔を浄化できるの?直哉君のサポートなしで」

 

「それでもやるしかない。スパークル」

 

 

「ううん違うよ、スパークル、ニャトランも直哉君は居なくなってないよ。私達と一緒にいるよ。だから。大丈夫ちゃんと出せるよ霊力こみの浄化技が」

 

「グレース」

 

 

「お願い直哉君私達に力を貸して」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

 

 

 

 

『キュン!キュン!キュン」

 

 

 

 

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

 

 

 

 

「プリキュア!スカイヒーリングストリーム」

 

 

 

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

 

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

 

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

 

 

 

 

「プリキュア 、スカイヒーリングフラッシュ」

 

 

 

 

 

「グレース」

 

 

 

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

 

 

 

 

「キュン、キュン、キュン、」

 

 

 

 

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

 

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

 

 

 

 

「プリキュア、スカイヒーリングフラワー」

 

 

 

 

 

「GOOO」

 

 

そして三人の技メガ降魔に当たりメガ降魔を浄化することに成功した。

 

 

 

「やったよグレースメガ降魔を浄化出来たよ」

 

「・・・うんやったねスパークルフォンティーヌ少し疲れたから寝るね」

 

 

そしてグレースは眠ってしまった。

 

「ちょっとグレース」

 

「仕方ないわスパークル今までスカイ系の制御は直哉君がしてたからとりあえずここを離れるわよ。ラビリンもグレースの変身は解かないでね」

 

 

 

 

「わかったラビ」

 

 

そして三人は現場から去った。

 

 

その頃はやてたちは・・・

 

「はやて部隊長未知の降魔は謎の人物の技により消滅しました。それにより赤黒に変色していた大地が元に戻りました」

 

 

「なんやて、つまり大地の変色はあの未知の降魔の仕業なのかいな?」

 

 

「みんなすまへんけど私整理してくるわ」

 

 

「わかりました」

 

 

 

そう言ってはやてが部隊長室に入ると・・・

 

 

「お疲れ様です。はやてさん」

 

 

「ああ、飛鳥ちゃんかいな」

 

 

 

「はやてさん先ほどの降魔について教えましょうか?」

 

 

!!

 

「飛鳥ちゃんあれの事知ってるん?」

 

「ええ、知ってますよ。あれはメガ降魔と言うものです」

 

 

「メガ降魔やって」

 

 

「ええ、そうですよ。メガ降魔は幼馴染と7人世界が崩壊した後に誕生した世界の降魔が変異したものです」

 

 

 

「なんやて!!幼馴染世界と7人世界が崩壊まさかそれをしたんは・・・?」

 

 

「そうですよ。米田健二がそれをしました。こちらの世界で言えばあと2年後に幼馴染世界と7人世界は大規模な戦争が行われる世界に世界ごと送られますその世界を裏から操る者が米田健二です」

 

 

「そんな直哉お兄さんも真宮寺直哉君も米田健二には勝てんのか?」

 

 

「ええ、勝てません。ただしそれははやてさんの知る紫藤直哉さんならという事になりますが」

 

 

!!

 

「米田健二に勝てる奴がいるん?」

 

「現状では勝てませんが可能性がある者はいますけど会いますか?」

 

 

「ただその者に合う条件として、はやてさん貴女は未来を知った者としてミッドチルダ及び幼馴染世界と7人世界との関係を断ってもらわないといけませんがどうしますか?」

 

 

「私は・・・」

 

 

その頃三人のプリキュアは自分達のお墓型宇宙戦艦に戻ってグレースを医務室に寝かせた。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

治療中と選択

「大丈夫かな?のどかっち」

 

「大丈夫よひなた直哉君もスカイ系の技使った時と同じだし」

 

「でも・・・ここまで霊力を消耗するだけで倒れるなんて」

 

 

「そうね直哉君はかなりの負担だったでしょうね。今考えると」

 

 

「「ただいま」」

 

 

「響さんにさくらさんお帰りなさい」

 

 

「そういえばのどかちゃん大丈夫?まさかあのタイミングでメガ降魔が出てくるなんて思わなかったよ」

 

 

「ええ、念の為医療ポットを使ってるわ

 

 

「そうなんですね」

 

「でもまさかここにまで融合世界の敵が出てくるなんて」

 

 

「直哉君不在でメガ降魔とやりあうのは危険だね。単体で霊力操作の出来るようになったのどかちゃんが倒れたし」

 

 

「そうですね。通常の降魔なら私でもやれますけど、メガ降魔となると直哉さんとのどかちゃん達に任せないと周囲に二次災害を起こしますし」

 

 

「その土地を汚しますし

 

 

「私飛鳥ちゃんにいつまでここにいるのか聞いてくるよ。私達の中では消滅した世界だけど私達の世界の敵がいる以上無視できないよ」

 

 

 

その頃のどかは夢を見ていた。

 

 

「のどかさんのどかさん」

 

 

 

「ううん、え直哉君ここは?」

 

 

 

「ここは、のどかさんの夢の中ですよ。のどかさん僕の復活の為にのどかさんが苦しむのなら僕は死んだままにしてください」

 

 

 

「駄目だよそんなの私は、ちゆちゃんとひなたちゃんと直哉君の4人でプリキュアなんだから。何でそんなこと言うの?」

 

 

「のどかさんは飛鳥から聞きましたよね。のどかさん達の本来の歴史を」

 

 

「「「ええーーどういう事飛鳥ちゃん」」」

 

「私達直哉君入れてプリキュア4人じゃないの?」

 

「違いますよひなたさん。パパのプリキュアはトワさんとレイさんが仕組んだ融合世界のみのプリキュアなのでカウントにはなりませんょ」

 

 

あ、グレースさん変身解いて良いですよ」

 

 

「あ、うんわかった」

 

 

そしてグレースは変身を解いた。

 

 

「貴女達のプリキュアは本来すこやか市に現れるメガビョーゲンを浄化するのが本来の役目ですよね」

 

 

「「「「「「うん」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

「ですがバテテモーダの登場後にラテがピンチになった時新たなプリキュアが誕生したのです。それが貴女達のプリキュア世界の本来の歴史なのですが、融合世界に入った事で今後4人目のプリキュアがいつ来るのかわからなくなりましたけど」

 

 

「その4人目がいないと私達はキングビョーゲンには勝てないの?」

 

 

「ええ、そうですね。あくまで融合世界のキングビョーゲンとは違うので、何とも言えませんが」

 

「そうなんだね」

 

 

 

「うん聞いたよ。それがどうしたの?」

 

 

「もしのどかさん達が望むのなら、原作世界の世界に戻せますがどうしますか?」

 

 

「まあそうしたら僕との記憶は消えますが」

 

 

「直哉君私の・・・いや私達の答えは君から絶対に離れないよ」

 

 

 

「それで本当にいいんですね?今融合世界ともう一つのすこやか市との融合を止める手段がのどかさん達の帰還なんですけど」

 

 

「ええーーーもう一つのすこやか市ーーー」

 

 

「恐らくワイズマンが何かをした結果こういう事態になったのかもしれませんね」

 

 

「ワイズマンはぜムリア大陸の至宝を持つので封印が効かなかったんでしょうね」

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

夢の中で

「何でワイズマンがもう一つのすこやか市を」

 

 

「その辺はワイズマンに聞くしかないですけど、可能性として純粋にプリキュアの力が知りたかったんではないですかね?」

 

「ええーープリキュアの力を」

 

 

「ええ、こちらのプリキュアの力には僕と言う異分子が混ざっていますし、あそれは僕が自分で言ってるんではなくあくまでも研究者としての目線の言葉ですから」

 

 

 

「それならいいけど直哉君。自分が必要ないなんて言わないでね」

 

 

 

「それで話を戻しますけど場合によっては自分達と融合世界で会うかもしれないです。それとキングビョーゲンが二人に増えますけどいいですか?」

 

 

「あ、そっかもう一人の私達の世界が来ると言うことはビョーゲンズも来るのね」

 

 

「そういう事になります。後これは可能性ですけど、僕の完全な覚醒にはもう一組のプリキュアの力が必要かもしれません」

 

 

「ええーーそれって守護者達の力がたりないから?」

 

 

 

「いえ、そういう事ではなく。想定外の事件が起きているでしょ最近。滅んだはずの世界が復活したり僕達を滅んだ世界に修行の旅に行かせたり。まあ後者はトワさんの失敗の尻ぬぐいで行くことになりましたけど」

 

 

「それはそうだね」

 

 

 

 

「少なくともその影響が今後大きくなってしまうかもしれません。既に原作世界から融合世界に来ている実例がありますから」

 

「もしワイズマンがそういう事をしていなくてもそういう事が起きるかも知れません」

 

「新生帝国華撃団の方たちね」

 

 

「そうです。融合世界も生きた世界なので自分が消滅しないようにした行動がもう一つのすこやか市の融合も必要だからした可能性もありますけど」

 

 

「成る程」

 

 

「どの道今の僕達に止める術はのどかさん達に否定されたのでもうできませんけど」

 

 

 

「だって直哉君と別れるなんてちゆちゃんとひなたちゃんも反対するよ」

 

 

 

「あ。そろそろ、時間のようですから最後にのどかさんごめんなさいね」

 

 

「え、直哉君ごめんてどういう事?」

 

 

そしてのどかは目覚めた、

 

「私本当に直哉君の魂と同化してるんだ」

 

 

その頃飛鳥とはやては・・・

 

 

「米田健二に勝てる奴がいるん?」

 

「現状では勝てませんが可能性がある者はいますけど会いますか?」

 

 

「ただその者に合う条件として、はやてさん貴女は未来を知った者としてミッドチルダ及び幼馴染世界と7人世界との関係を断ってもらわないといけませんがどうしますか?」

 

 

「私は・・・」

 

 

「今いる世界を捨ててもかまへん。一緒に行きたい」

 

 

「はやてさん。その選択はあなたの友達及び家族を捨てることなりますが、構いませんね」

 

 

「かまへん」

 

「私達の戦いは米田健二一派との戦いだけでは無いので」

 

 

 

「どういうことや?」

 

 

「それを説明するにはある場所で説明しますので着いて来てください」

 

 

「わかったで」

 

 

 

そして飛鳥とはやては機動六課の隊舎から出ていきお墓型宇宙戦艦に戻るのだった。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

八神はやて融合世界を知る前編

「ただいま戻りました皆さん」

 

「「「「飛鳥ちゃんお帰り・・・えーーはやてさん」」」」

 

 

「「「「どうしてはやてちゃんがここに――」」」」

 

 

のどか以外のメンバー全員がここにはやてがいる事に驚いていた。

 

 

そして飛鳥ははやてを連れてくる理由を話し出した。

 

 

 

 

「一応当初の予定の全員が来てからの方がいいのでは?」

 

 

「それは・・・今回私のミスでいらない手間をあの子達にやらせることになったからね特に花寺のどかちゃんにはね」

 

 

「だからキュアグレースに有利にするためにパパをのどかさんの弟にしたんですか?

 

 

「まあそれもあるけど、でも守護者が足りなくなってるし、飛鳥守護者候補をミッドチルダで見つけてきて」

 

 

「はあーー何で私が――」

 

「別にいいじゃない外部協力者として登録するから」

 

 

「本当に知りませんよゲストとしてしか考えて無かったのに引き抜きですか巫山戯ないで下さい貴女の失敗を埋める為に来てることを忘れてるのですか」

 

 

 

「そういう事でトワの無茶ぶりでこちらのはやてさんに私達の事を伝えなくてはいけなくなりました」

 

 

「「「「おのれーートワ許さん」」」」

 

 

「なになにこの殺気は?」

 

 

 

そしてはやてに融合世界についての説明会が始まった。

 

 

!!

 

「それはほんまかいな?」

 

「君達の世界に複数の神様がいて君達が神様の依頼によってここに来たんやな」

 

 

「ええ簡単に言えばそういう事です」

 

ちゆがはやてに説明する。

 

 

「その神の依頼内容教えてくれへん?」

 

 

「それは無理ですよはやてさんは喋りすぎますし、現に今も機動六課の方に情報流してるでしょう」

 

!!

 

「何故ばれたんや」

 

 

「私は元々幼馴染世界の出身でミッドチルダに住んでましたし」

 

 

「ついでに言うと、ここに入ってから一切通信は遮断してますし」

 

 

「なんやて!!飛鳥ちゃん私達を裏切るんかいな?」

 

 

「裏切るも何も無いですよ私と薫は最善と思うことをするだけです」

 

 

「確かに私達は幼馴染世界の紫藤直哉と真宮寺さくらの間に生まれたのは事実ですが」

 

「その事実だけで、勝手に決めつけないでくださいね」

 

「「うわあ飛鳥ちゃん。そこまで言わなくても・・・」」

 

 

話を聞いていた。響とさくらが言う。

 

 

「いえ、いいんですよこのおばさん達に気兼ねなく言っても。どのみち米田健二一派に負けるのですし」

 

「そうや飛鳥ちゃん幼馴染世界を助けれない?」

 

 

「それは無理ですよはやてさん仮に私達の介入して助かったとしても大きな矛盾や歪が発生し、その結果米田健二やヒミコやイヨに無駄に力を与える事になるだけですよ」

 

 

「そっか融合世界に米田健二達がいるなら避けた方がええな」

 

 

「それがいいと思いますはやてさん」

 

 

「私はそう思わないかな飛鳥ちゃん」

 

 

 

!!

 

「「「「「のどか」ちゃん」」」さん」

 

「確かに私達はある目的でここに来てるけど神様の依頼をこなすのが優先だけで、その世界の未来を変える事はするなとは言われてないよね」

 

!!

 

「それは・・・そうですが」

 

 

「どのみち私達の敵であるメガ降魔と機動六課の方々が接触した時点でこちらの世界は消滅した、幼馴染世界や7人世界とは分岐してないかな?」

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

八神はやて融合世界を知る後編

「確かにのどかさんの言う可能性もありますが」

 

 

「とりあえずミッドチルダにメガ降魔が現れた以上このミッドチルダに隣接する幼馴染世界にも行ってみる必要は私はあると思うよ。はやてさんを仲間にすると話すより」

 

「「「「確かに」」」」

 

 

「飛鳥ちゃんとりあえずメガ降魔がどういう形で生まれるかはやてさんに教えてあげて」

 

「わかりました」

 

 

そして飛鳥はある映像をはやてに見せた。

 

 

ああもう、こういう時グワイアルが来れば私達の悩みが解消するのに」

 

「あはは、呼んだかプリキュア」

 

 

「「「ええーー本当にグワイアルがきたー」」」

 

「ちーすプリキュアバテテモーダもいるっすよ」

 

「さあ変身して戦いましょうや」

 

「「ええ」」

 

「行こうみんな。直哉君は私から離れないでね」

 

「うんわかったよ」

 

 

「進化しろナノビョーゲン」

 

「進化ベイべーナノビョーゲン」

 

 

グワイアルとバテテモーダから出たナノビョウゲーンは降魔に感染してメガ降魔に進化をした。

 

 

「何ーー俺様の降魔を醜い姿にしやがって」

 

「これがメガ降魔が生まれる原因の一つナノビョーゲンという者ですよ。あれを者と言う分類に入るのか疑問ですけどね」

 

 

「嘘やろ!!あんな小さなウイルスみたいなのが原因で降魔をあそこまでパワーアップさせるなんて」

 

 

「まあ、パワーアップだけではなく、厄介な力を得るんですよ」

 

 

「厄介な力とはまさか赤黒く染めたあれかいな?」

 

 

「そうです。あれはメガ降魔だけでなくナノビョーゲンに感染した物が得るちからです」

 

 

「なんやて」

 

 

 

「そしてナノビョーゲンに感染してしまった物を救うのが彼女達です」

 

 

そして飛鳥は、新たな映像を再生した。

 

 

「みんな行くラビ」

 

 

「「「うん」」」

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

「「キュアタッチ」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

「「重なる2つの花」」

 

 

 

「キュアグレース」

 

 

 

「ラビ」

 

 

「スタート」

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ペン」

 

 

 

「「キュアタッチ」」

 

 

「「交わる2つの流れ」」

 

 

「キュアフォンテイーヌ」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

「「キュアタッチ」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光」」

 

 

 

「キュアスパークル」

 

 

 

「ニャン」

 

 

 

「「「地球をお手当て」」」

 

 

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア」」」

 

そしてプリキュア達は雨宮さくらに教えられた場所に向かった。

 

 

「プリキュアてきいたことないわってのどかちゃん達がプリキュアなのかいな」

 

 

 

「「「そういうことです」」」

 

 

「要するにメガ降魔は、君達の世界の融合世界から来た可能性があるからプリキュアとしてうちらの前に出てきたんやね」

 

 

「ええ、そうですね。メガ降魔が現れなければ、私達3人は動くつもりはありませんでしたし」

 

 

「私達は融合世界で生活してますから」

 

 

「成る程確かに米田健二一派もプリキュアの力がどんなものか知らないなら行けるかもしれんな」

 

 

「所がそういう事ではないんですよ」

 

 

「どういうことや」

 

 

「そう言う事なら私達の答えはイヨさん貴女の所には行きません」

 

 

 

のどかがイヨに向けて言う。

 

 

 

 

 

「そんなに急いで答えなくていいのに私達が動くのはまだまだ先だしね、だからその頃に君達が存在していればまた会いに来るよ」

 

 

 

 

 

「それじゃまたねプリキュア。出でよ魔装機兵天照」

 

 

 

 

 

そう言って天照を召喚したイヨは何処かに転移をしたのだった。

 

 

 

「御覧の通り私達はイヨと接触してるんです」

 

 

「なんやてーーー」

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

過去の幼馴染世界からの救援要請1

その頃機動六課では・・・

 

 

「なのは、フェイト済まないけどすぐに僕達の世界に来てくれ」

 

 

「どうしたのお兄ちゃん?」

 

「ああ、昼間そっちに未知の降魔が出たんだろ。こっちにも3体出てきて僕達と大神さん達と戦っているんだけど全く効果がないんだ」

 

 

 

「ええーー」

 

 

「お兄ちゃんごめん。未知の降魔には私達の魔法も効かないんだ」

 

 

「そんな、なのは達の魔法も無効化だなんて・・・」

 

 

「どうすればいいんだ?」

 

 

 

その頃のどか達は・・・

 

 

 

「なんやてーーイヨたちと会ってるのかい」

 

 

「クオーンクオーン」

 

 

その時ラテがのどか達の部屋に来た。

 

 

「どうしたのラテ?」

 

 

「何かおかしいわ聴診器で聞いてみて」

 

 

「うん」

 

 

そしてのどかは、ラテに聴診器を当てラテの心の声を聞いた。

 

 

「ここと仲のいい世界が泣いてるラテ1体のメガ降魔と信号機と車が」

 

 

「「「ええーーー」」」

 

 

「どないしたん?そんな慌てて」

 

 

「はやてさん今から幼馴染世界に跳びます。幼馴染世界にメガ降魔とメガビョーゲンが現れたので」「

 

 

「なんやてーー」

 

 

そしてのどか達は幼馴染世界に向けて出発した。

 

 

その頃帝都東京では・・・

 

 

「よし全員で必殺攻撃だ」

 

「了解」

 

 

「神崎風塵流・不死鳥の舞」

 

「シェルクーンチク」

 

「聖獣ロボ・改」

 

「三十六掌」

 

 

「ヴィアッジョ・ローズ」

 

「ジークフリード」

 

「狼虎滅却・天狼転化」

 

 

突如帝都に現れたメガビョーゲン2体とメガ降魔にそれぞれの技を放つが・・・

 

 

「GUOO」

 

「「メガビョーゲン。メガビョーゲン」」

 

 

「何だよこいつは、あたい達攻撃が効かねえぞ」

 

 

「メガッ」

 

その時信号型メガビョーゲンから赤い光線が放たれ、紫藤直哉と真宮寺さくらの乗る桜天武以外の天武は信号型のメガビョーゲンのストップ光線を浴びてしまい身動きが取れなくなってしまった。

 

 

 

「「「「「機体が動かない」」」」」」

 

 

「直哉君どうする?大神さん達が動けなくなったよ」

 

 

「さくらちゃん落ち着いて、しかし3体の敵が動くたびに赤黒大地が変色するのは一体何故だ」

 

 

「それはな、直哉お兄さんその敵はこの子達の敵だからや」

 

 

「「え、はやてちゃんの声」」

 

 

直哉達は、突然聞こえたはやての声に驚いていた。

 

 

「ほな、後は任せたよ。のどかちゃん達お兄さん達を助けてや」

 

 

 

「「「はいはやてさん」」」

 

「みんな行くラビ」

 

 

「「「うん」」」

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

「「キュアタッチ」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

「「重なる2つの花」」

 

 

 

「キュアグレース」

 

 

 

「ラビ」

 

 

「スタート」

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ペン」

 

 

 

「「キュアタッチ」」

 

 

「「交わる2つの流れ」」

 

 

「キュアフォンテーヌ」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

「「キュアタッチ」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光」」

 

 

 

「キュアスパークル」

 

 

 

「ニャン」

 

 

 

「「「地球をお手当て」」」

 

 

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア」」」

 

 

 

そして3人は、ひとまず帝国華撃団を助ける為2体のメガビョーゲンを先に浄化する為に行動を開始した。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

過去の幼馴染世界からの救援要請2

「何だあの子達は」

 

 

「私にもわからない直哉君」

 

 

桜天武に乗るさくらがそう答える。

 

!!

 

「彼女達は貴方達帝国華撃団を救うために来たのです。遥か未来から」

 

「未来からだって」

 

 

桜天武に乗る紫藤直哉は3人のプリキュアの姿を見た直後、キュアグレースの中で魂だけの紫藤直哉が話しかける。

 

「そうです僕達は未来から来ました。紫藤直哉さん少しの間貴方の体を自分に貸してくれませんか?」

 

「・・・君に体を貸せばこの状況を突破できるのかい?」

 

 

「ええ、これだけの霊力があれば・・・」

 

 

「行くよフォンティーヌスパークル」

 

「「ええ」」

 

「「「トリプルハートチャージ」」」

 

 

 

「「届け」」

 

 

 

「「癒やしの」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「お大事に」」」

 

2体のメガビョーゲンは、ヒーリングオアシスによって浄化されたのだった。

 

「「「「凄い」」」

 

そして信号機型メガビョーゲンが浄化されたことにより帝国華撃団を救出したのだが・・・

 

 

 

「「「ええーーヒーリングオアシスが変化した――」」」

 

2体のメガビョーゲーンを浄化した後消える筈のヒーリングオアシスが変化を起こしメガ降魔を狙うだがメガ降魔も浄化されまいと踏ん張る。

 

 

「これはまさか・・・直哉君なの?」

 

 

「そうですよ。グレースさん。今こちらの世界の紫藤直哉さんの体を借りてヒーリングオアシスに僕達の霊力を入れたので、このままメガ降魔を浄化してください」

 

「わかった」

 

「フォンテーヌ、スパークル」

 

 

「ええ、聞こえたわグレース」

 

 

「直哉君の力を無駄に出来ないもんね」

 

 

「GUOOO」

 

「「「貫けーー」」」

 

 

「GUOOO」

 

そして、霊力を受けて変化したヒーリングオアシスがメガ降魔を浄化したのだった。

 

 

その後メガビョーゲンとメガ降魔により蝕まれた大地は元に戻った。

 

 

「二人とも少し待ってて」

 

 

「「わかった」」

 

 

「そしてグレースが桜天武に乗る直哉に言う。

 

 

「紫藤直哉さん私達の直哉君の為に体と霊力を貸してくださり、ありがとうございました」

 

そういってグレースはその場をを離れた。

 

 

「直哉君またいたこさんしたの?」

 

 

「まあそんなとこだよ。さくらちゃん」

 

 

「さあ先輩達と僕たちの家に帰ろう」

 

 

「そうね」

 

 

「しかし、遥か未来の敵メガ降魔とメガビョーゲンか」

 

 

「いったいどうなるんだこの世界は」

 

 

 

その頃、戦いのあった場所に一つの影が現れた。

 

 

「ふむふむ。この世界は融合世界が生まれる前の世界のようですね。しかも私が放った、メガ降魔とメガビョーゲンによりその輪廻から離れたようですね」

 

 

 

「まあいいでしょう。キュアグレースそして紫藤直哉よ、こちらにいる間は私が勤めてあげましょう。このワイズマンが」

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

過去の帝都での戦いの後

「いやーー凄いでのどかちゃん達、まさか3体同時に浄化するとは私ついてきてて良かったわ)

 

はやてがお墓型の宇宙戦艦の中でのどかたち全員と話す。

 

 

「「流石のどかちゃん達だね。また守護者としてのレベルアップしたんじゃ」」

 

響と雨宮さくらが言う。

 

 

「そんなこと無いですよ。ただ最後は紫藤直哉さんの霊力を感じたので私達だけでは無いですよ」

 

 

「そっかお兄さんも手伝ってあれだけの力が出たんやな。納得や」

 

 

 

「のどかさん少しいいですですか?」

 

 

 

「うん良いよ飛鳥ちゃん」

 

 

 

そしてのどかと飛鳥は隣の部屋に向かった。

 

そしてのどかが飛鳥に説明をするためその時の事を話しだした。

 

「「「トリプルハートチャージ」」」

 

 

 

「「届け」」

 

 

 

「「癒やしの」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」

 

2体のメガビョーゲーンはヒーリングオアシスによって浄化されたのだった。

 

「「「「凄い」」」

 

そして信号機型メガビョーゲーンが浄化されたことにより帝国華撃団を救出したのだが・・・

 

 

 

「「「ええーーヒーリングオアシスが変化した――」」」

 

2体のメガビョーゲーンを浄化した後消える筈のヒーリングオアシスが変化を起こしメガ降魔を狙うだがメガ降魔も浄化されまいと踏ん張る。

 

 

「これはまさか・・・直哉君なの?」

 

 

「そうですよ。グレースさん今こちらの世界の紫藤直哉さんの体を借りてヒーリングオアシスに僕達の霊力を入れたのでこのままメガ降魔を浄化してください」

 

「わかった」

 

「フォンティーヌ、スパークル」

 

 

「ええ、聞こえたわグレース」

 

 

「直哉君の力を無駄に出来ないもんね」

 

 

「GUOOO」

 

「「「貫けーー」」」

 

「成程、パパの魂がこの時代のパパに体を借りてヒーリングオアシスを変化させたんですね」

 

 

「現状ヒーリングオアシスを変化させるのはパパの魂では不可能なのにそれが出来たので不思議と思い聞いたんですよ」

 

 

「そうなんだ」

 

 

でも直哉君も無理するよね直哉さんの体を借りてヒーリングオアシスを変化させるなんて」

 

 

「もしかしてのどかさん気がついてません?パパはのどかさんが霊力をコントロール出来ずに倒れたのを気にしてましたよ」

 

 

 

「あ、それは聞いてるよ。飛鳥ちゃん」

 

「私夢として直哉君に言われたから」

 

「そうなんですねわかりました」

 

「ただ私気になるんだけど良いかな?」

 

 

「何ですかのどかさん」

 

 

直哉君と過去の直哉さんは互いを消したりしない?さっきはメガ降魔を倒すという事で協力したけど」

 

「成程、のどかさんの懸念は過去の紫藤直哉にのどかさんが好きなパパを消されないかが心配何ですね?」

 

 

「好きとかじゃなくて仲間としてだよ。飛鳥ちゃん」

 

 

「そんなに照れなくても良いですよ。現状の守護者でのどかさんがパパの事を好きなんだろうなと言うのは響さん以外知ってますし」

 

 

「えーーみんな知ってるの?」

 

 

「ええ知ってます」

 

 

「あ、そうだパパと夢で話をしたと言う内容覚えてますか?」

 

 

「うん覚えてるよ」

 

 

そしてのどかが飛鳥に話しだした。

 

 

「何でワイズマンがもう一つのすこやか市を」

 

 

「その辺はワイズマンに聞くしかないですけど、可能性として純粋にプリキュアの力が知りたかったんではないですかね?」

 

「ええーープリキュアの力を」

 

 

「ええ、こちらのプリキュアの力には僕と言う異分子が混ざっていますし、あそれは僕が自分で言ってるんではなくあくまでも研究者としての目線の言葉ですから」

 

 

 

「それならいいけど直哉君。自分が必要ないなんて言わないでね」

 

 

 

「それで話を戻しますけど場合によっては自分達と融合世界で会うかもしれないです。それとキングビョウーゲンが二人に増えますけどいいですか?」

 

 

「あ、そっかもう一人の私達の世界が来ると言うことはビョーゲンズも来るのね」

 

 

「そういう事になります。後これは可能性ですけど、僕の完全な覚醒にはもう一組のプリキュアの力が必要かもしれません」

 

 

「ええーーそれって守護者達の力がたりないから?」

 

 

 

「いえ、そういう事ではなく。想定外の事件が起きているでしょ最近。滅んだはずの世界が復活したり僕達を滅んだ世界に修行の旅に行かせたり。まあ後者はトワさんの失敗の尻ぬぐいで行くことになりましたけど」

 

 

「それはそうだね」

 

 

 

 

「少なくともその影響が今後大きくなってしまうかもしれません。既に原作世界から融合世界に来ている実例がありますから」

 

「もしワイズマンがそういう事をしていなくてもそういう事が起きるかも知れません」

 

「新生帝国華撃団の方たちね」

 

「ふむふむ、成程魂だけの存在でも融合世界に今後起きるだろうとしている事が見えてるみたいですねパパには」

 

「やっぱり飛鳥ちゃんや薫ちゃんにはこれから起きる事が見えるの?」

 

「いえ、私達は確実に見る事は出来ませんよ。パパの場合はヒーリングアニマルとかエレメントの力が何かに作用して見えるんだと思います」

 

 

「成程ね」

 

「そう言えば飛鳥ちゃん私達はこれからどうするの」

 

 

「とりあえずはやて部隊長を機動六課に返してから2つの世界にメガ降魔とメガビョーゲンが現れたのかを調べますよ」

 

 

「了解」

 

 

そしてお墓型の宇宙戦艦はミッドチルダに戻ってきた。

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ミッドチルダと帝都を見た守護者達

お墓型の宇宙戦艦ははやてをミッドチルダに降ろして再び帝都に来ていた。

 

 

「「うわあ、なんか懐かしいなこの感じは」」

 

 

そう呟く響と雨宮さくらだった。

 

 

「「「私達は、帝都は同じでも何か嫌だな」」」

 

 

「へ、のどかちゃん達こちらの帝都嫌いなの?」

 

響がひなたに聞く。

 

 

「そういう事では無いんですけどね」

 

 

「それはこの世界が米田健二によって誕生させられた世界だからと思いますよ。響さん」

 

 

「成程そういう事ね飛鳥ちゃん」

 

 

「そういう事ですからさっさと仕事をして下さい」

 

 

「「「「「了解」」」」」」

 

 

 

「成程ね、私達が米田健二に侵されて無いからこの過去の幼馴染世界が異常に感じるのね」

 

 

「それってやっぱり私達が米田健二にとっての直哉君の切り札的存在なのかな?」

 

 

「そこまではわからないけど、そうであったら嬉しいな。私達の戦い方で米田健二さんの悪意を浄化を出来れば」

 

 

「そうね。まず直哉君の復活を成功させないと」

 

 

 

 

そしてのどか達は飛鳥に頼まれた仕事を始めた。

 

 

「この感覚はまさか・・・さくらちゃんちょっと出かけてくるよ」

 

「あ、直哉君ちょっと、お正月用の準備が終わってないのよ」

 

 

「すぐに戻るから」

 

 

 

そう言ってこの世界の紫藤直哉は大帝国劇場を出て行った。

 

 

 

その頃響たちは・・・

 

 

「ねえ飛鳥ちゃんどうしてこの帝都に採掘場があるの?」

 

「採掘所響さんどう言う所なんです?」

 

 

「やっぱり」

 

「ごめん響さん響さんの質問にはあとで答えるからのどかさん達にも見せることが先だから」

 

 

 

「わかりました」

 

 

そして飛鳥はのどか達を迎えに行った。

 

 

 

その頃のどか達は・・・

 

 

「ちゆちゃん、ひなたちゃんごめんね。私が体力無くて」

 

 

「いいのよのどか飛鳥ちゃんものどかのペースで来ていいと言ってたしね」

 

 

「そうそう、のどかっちは気にしないでね」

 

「おーいそこの人待ってくれ、君達に聞きたいことがあるんだ」

 

 

「「「あれはこちらの紫藤直哉さん」」」

 

「どうするちゆっち?のどかっちに無理させて逃げる?」

 

 

「いやそれはやめおきましょう」

 

 

そして紫藤直哉がのどか達に追いついた。

 

 

「すまないそこの赤い髪の女の子確認したいことがあるんで胸を見せてほしい」

 

 

「「「ええーーー」」」

 

「お兄さんそれはしたらだめだよ」

 

 

 

ひなたが直哉に向けて言う。

 

 

「え、ああごめん。赤い髪の女の子の体に異質な霊力があるからね。よければ取ってあげようと思ったんだ」

 

 

「のどかの体の異質な霊力は直哉君の魂ね恐らく」

 

「それってまずいんじゃ」

 

 

「どうかな?僕なら取り出せて君を開放出来るけど?」

 

「・・・すみませんが、私に宿るこの霊力は大事な物なので手放す事はしません」

 

 

「おお、のどかっち言い切った」

 

 

「どうして断るんだい?このまま放置してたら、君の体に害を及ぼすかもしれないんだよ」

 

!!

 

 

「そんなこと絶対ありません。もう付いて来ないでください」

 

 

そう言ってのどかは紫藤直哉から逃げ出した。

 

 

「あ、ぼくは・・・」

 

 

その一部始終を見たひなたとちゆは紫藤直哉に一礼をしてのどかを追いかけた。

 

 

 

「はあ、はあ」

 

 

「のどか落ち着くラビ」

 

「でもラビリン。私の中にある直哉君の魂が、私に害を与えるなんて言われたんだよ。悔しいよ」

 

 

「確かにラビリンも悔しいラビ」

 

 

「だけどこちらの世界の紫藤直哉さんからしてみればのどかの状況は異常なんだラビ」

 

「そうかもしれないけど、私の体を通して私達の世界の直哉君が聞いてたら怒るよ絶対」

 

「今の直哉君は何もできないけど感情はあるんだから」

 

 

「のどか・・・」

 

 

「成る程ね、直哉君の為に怒ったのね」

 

 

「ちゆちゃん」

 

 

「ひなたちゃんもごめんね」

 

 

「いいってのどかっち気にしないで」

 

 

「のどかさん見つけましたよ」

 

「例の採掘所を」

 

 

「「「やっぱりあったの」」」

 

そう言いながら飛鳥がのどか達と合流した。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ワイズマンの誘い

「ええ、何者かによって融合世界からコピーしたんだとおもいます。恐らく初期の実験段階と思います」

 

 

「その理由はやはり・・・」

 

「何でワイズマンがもう一つのすこやか市を」

 

 

「その辺はワイズマンに聞くしかないですけど、可能性として純粋にプリキュアの力が知りたかったんではないですかね?」

 

「ええーープリキュアの力を」

 

 

「ええ、こちらのプリキュアの力には僕と言う異分子が混ざっていますし、あそれは僕が自分で言ってるんではなくあくまでも研究者としての目線の言葉ですから」

 

 

 

「それならいいけど直哉君。自分が必要ないなんて言わないでね」

 

 

 

「それで話を戻しますけど場合によっては自分達と融合世界で会うかもしれないです。それとキングビョーゲンが二人に増えますけどいいですか?」

 

 

「あ、そっかもう一人の私達の世界が来ると言うことはビョーゲンズも来るのね」

 

 

「そういう事になります。後これは可能性ですけど、僕の完全な覚醒にはもう一組のプリキュアの力が必要かもしれません」

 

「ええ今のパパの魂がのどかさんに伝えたようにワイズマンが今いる世界でもう一つのすこやか市を召喚する連取をしているみたいですね」

 

 

その頃過去の紫藤直哉は

 

 

 

「僕の言葉はあの子には届かないのか?」

 

 

 

「え、ああごめん。赤い髪の女の子の体に異質な霊力があるからね。よければ取ってあげようと思ったんだ」

 

 

「のどかの体の異質な霊力は直哉君の魂ね恐らく」

 

「それってまずいんじゃ」

 

 

「どうかな?僕なら取り出せて君を開放出来るけど?」

 

「・・・すみませんが、私に宿るこの霊力は大事な物なので手放す事はしません」

 

 

「おお、のどかっち言い切った」

 

 

「どうして断るんだい?このまま放置してたら君の体に害を及ぼすかもしれないんだよ」

 

!!

 

 

「そんなこと絶対ありません。もう付いて来ないでください」

 

 

そう言ってのどかは紫藤直哉から逃げ出した。

 

 

「あ、ぼくは・・・」

 

「僕は、間違っていたのかな」

 

 

「いや君は何も間違ってないよ。紫藤直哉」

 

 

 

!!

 

「誰だ」

 

「私は君を助けに来たのさ」

 

 

「何だと」

 

 

「紫藤直哉君に言い事おしえてやろう」

 

「あの子に憑いている異質な霊力の正体は遥か未来から来た君自身なのだよ」

 

 

「嘘だ!!」

 

「嘘ではない。もうすぐ君と真宮寺直哉は米田健二によって4つの世界が消滅しその後の世界再生により君たちの魂は君の世界の神であるトワと君の娘である飛鳥によって捨てられるのさ」

 

 

「そんな馬鹿な僕達の世界の神はメルクだぞ」

 

「その者も間もなく過労で死ぬ」

 

 

 

「そして、紫藤直哉君はあの子達とは仲良くは出来ないだろう」

 

 

「そんな。謝っても駄目なのか?」

 

 

「ああ、ただ私の言う通りにすればあの子達は君を見てくれるだろうな」

 

 

 

「本当なのか」

 

 

「間違いなくな」

 

 

「わかった僕は貴方と行こう」

 

 

 

「交渉成立だな。ならばこの機体を君に預けよう」

 

 

!!

 

 

「この機体は桜天武だ。どうして」

 

 

「この機体は君が乗る桜天武とは若干違うが基本操作は変わらんよ」

 

 

 

「ただ機体軌道を感知して時間が経てば、期待に仕込んであるナノビョーゲンに感染するようにしてるがな」

 

 

 

そしてワイズマンと紫藤直哉は採石場に向かった。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

採石場での再会

「響さくらお待たせ」

 

「飛鳥ちゃんお帰り」

 

 

「それでのどかさん達ここなんだけど覚えてる」

 

 

「「「「「「ここはあの時の場所だ――」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

のどか達と3匹のヒーリングアニマルがいう。

 

 

「うわあここで特訓するの?」

 

 

「そうラビ」

 

「特訓と言えば滝に打たれるのではないの?」

 

「後階段でウサギ飛びとか?」

 

「高い所での綱渡りとかじゃあないの」

 

 

「違うラビそんなことしてもチームワークは向上しないラビよ」

 

 

「確かに今ひなた達が言ってた内容は個人での特訓には効果はあるかもニャン」

 

 

「そうラビ以心伝心ラビ)

 

「「「以心伝心?」」」

 

 

「以心伝心で判れば互いに連携を取りやすくなるペン」

 

 

「それに俺達の敵はメガビョウゲーンだけじゃなくなってるからな、直哉がいないのもそう言う状況に慣れる為でもあるんだしな」

 

 

「成る程ね、確かに私達は直哉君が基本的に指示をしてくれるのが当たり前になってたわね」

 

 

「でもそれって誓約の影響でのどかっちが直哉君といないと変身出来ないからでしょ?」

 

 

「それは大丈夫ラビ、のどかこちらに来る前に直哉からもらった宝玉を出して欲しいラビ」

 

「そして僕達がバテテモーダと初めて会った所ペン」

 

 

「「えーーそうなの?」」

 

 

響とさくらはぺギタンの説明に驚く。

 

 

「しかし何でのどかちゃん達の世界の物が帝都に存在するの?」

 

 

「その理由は・・・そこにいますよねワイズマン」

 

 

 

「ええーーワイズマン」

 

「ふふ、流石だな花寺のどか守護者としての進化が、君をそこまで強くしたのかな?」

 

 

そしてワイズマンが姿を現した。

 

 

「その理由を貴方に言う必要あるとは思いませんよ」

 

 

「そうだろうな。花寺のどか君が私の計画を知るように、私も君達が子にいる理由を知ってるがな」

 

 

「「えー―のどかちゃんワイズマンの計画を」」

 

響とさくらがワイズマンの説明に驚いていた。

 

 

「それで私達の前に現れた理由は何ですか?」

 

 

「何私も君達に協力してやろうと思ってね」

 

 

「貴方が私達に協力なんて・・・まさかここに来る前に会った紫藤直哉さんに何かしたんですか?」

 

 

「後は自分の目で見るんだな。これはもう一つの試作段階の機体だがな」

 

 

「いでよノイズ霊子甲冑メガ桜天武」

 

 

!!

 

ワイズマンの言葉が響いた時響達の前にメガ桜天武が現れた。

 

 

 

「気を付けたまえよメガ桜天武の中には彼が乗っていてなおかつこの機体は試作機と言うことで、この機体にはノイズと同じ機能がついている」

 

 

!!

 

 

「それってもしかして時間経過によるノイズ自身の自動炭化機能?」

 

 

「そういう事だよ。立花響」

 

 

「ちなみにメガ桜天武起動後15分後に自動炭化機能が作動を始める」

 

 

 

「つまり私達が15分以内にノイズ霊子甲冑メガ桜天武を浄化すればいいですね」

 

 

「ラビリン」

 

「ラビ」

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

「「キュアタッチ」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

「「重なる2つの花」」

 

 

 

「キュアグレース」

 

 

 

「ラビ」

 

 

「スタート」

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ペン」

 

 

 

「「キュアタッチ」」

 

 

「「交わる2つの流れ」」

 

 

「キュアフォンテイーヌ」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

「「キュアタッチ」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光」」

 

 

 

「キュアスパークル」

 

 

 

「ニャン」

 

 

 

「「「地球をお手当て」」」

 

 

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア」」」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ノイズ霊子甲冑メガ桜天武を浄化せよ前編

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

「「キュアタッチ」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

「「重なる2つの花」」

 

 

 

「キュアグレース」

 

 

 

「ラビ」

 

 

「スタート」

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ペン」

 

 

 

「「キュアタッチ」」

 

 

「「交わる2つの流れ」」

 

 

「キュアフォンテーヌ」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

「「キュアタッチ」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光」」

 

 

 

「キュアスパークル」

 

 

 

「ニャン」

 

 

 

「「「地球をお手当て」」」

 

 

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア」」」

 

 

「ほう、花寺のどか、いやキュアグレースお前は助けるのか?お前たち守護者の大切な者の命を奪おうとした者を」

 

 

 

「ワイズマン。貴方はわたしとこちらの紫藤直哉さんの関係を見てこういう作戦にしたんだよね。そうかつてヨシュアさんを使ってエステルさんを苦しめたように」

 

 

「ほう守護者達は私の過去も知ってるんだな」

 

 

「当たり前だよエステルさんも守護者だもん」

 

「ほう、あの娘も守護者の一人か」

 

 

 

「あれまさか、私まずいこと言った?」

 

 

「感謝するぞ立花響、代わりにいい事を教えてやろう」

 

 

「彼女達は貴方達帝国華撃団を救うために来たのです。遥か未来から」

 

「未来からだって」

 

 

桜天武に乗る紫藤直哉は3人のプリキュアの姿を見た直後、キュアグレースの中で魂だけの紫藤直哉が話しかける。

 

「そうです僕達は未来から来ました。紫藤直哉さん少しの間貴方の体を自分に貸してくれませんか?」

 

「・・・君に体を貸せばこの状況を突破できるのかい?」

 

 

「ええ、これだけの霊力があれば・・・」

 

 

「行くよフォンティーヌスパークル」

 

「「ええ」」

 

「「「トリプルハートチャージ」」」

 

 

 

「「届け」」

 

 

 

「「癒やしの」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」

 

2体のメガビョーゲーンはヒーリングオアシスによって浄化されたのだった。

 

「「「「凄い」」」

 

そして信号機型メガビョーゲンが浄化されたことにより帝国華撃団を救出したのだが・・・

 

 

 

「「「ええーーヒーリングオアシスが変化した――」」」

 

2体のメガビョーゲーンを浄化した後消える筈のヒーリングオアシスが変化を起こしメガ降魔を狙うだがメガ降魔も浄化されまいと踏ん張る。

 

「お前たちが依然起こしたあれをすると今回は憑依した者がただではすまんぞ」

 

 

「えーー何でワイズマンがその事を知ってんの?」

 

 

「スパークル聞いて恐らくミッドチルダでもこちらの帝都でもすべてのメガビョーゲンとメガ降魔を出してたのはワイズマンよ」

 

 

「ええーバテテモーダじゃないの?」

 

 

「バテテモーダはこちらでは見てないでしょ」

 

 

「ふふ、これは面白いまあ頑張り給え諸君」

 

 

 

そう言ってワイズマンはきえた。ワイズマンが消えた直後メガ桜天武が守護者達に襲い掛かる。

 

 

 

 

「みんな行くよ」

 

 

 

「「「「「ええ」」」」」

 

 

「天剣・桜吹雪」

 

 

「破邪剣征・桜花天翔」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

 

 

 

 

『キュン!キュン!キュン」

 

 

 

 

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

 

 

 

 

「プリキュア!スカイヒーリングストリーム」

 

 

 

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

 

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

 

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

 

 

 

 

「プリキュア 、スカイヒーリングフラッシュ」

 

 

 

 

 

「グレース」

 

 

 

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

 

 

 

 

「キュン、キュン、キュン、」

 

 

 

 

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

 

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

 

 

 

 

「プリキュア、スカイヒーリングフラワー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ノイズ霊子甲冑メガ桜天武を浄化せよ後編

守護者それぞれが技を繰り出しメガ桜天武を攻撃した。

 

 

その頃ワイズマンは・・・

 

 

「ご苦労だったな。ワイズマン我の無茶な依頼を受けさせて」

 

「いいえ私は研究者として可能性を探るのが、好きなので構いませんよキングビョーゲン」

 

 

 

「そうか、して首尾はどうだ?」

 

 

 

「キングビョーゲン貴方が求めるもう一つのビョーゲーンキングダムとすこやか市を融合世界に引きずり込むのはあと少しの時間と検証が必要となりますが、一つ教えてください」

 

「何だ?」

 

「キングビョーゲーン貴方はそんなにもう一つの・・・原作世界に興味を持つのですか」

 

「進化の為だ」

 

「進化ですか」

 

 

「しかしそうすると邪魔なプリキュアが8人になりますが?」

 

 

「そこは問題ない。むしろプリキュアとてすぐには連携は出来まい」

 

 

「成る程その原因は、こちら側のプリキュアの紫藤直哉という風に仕向けるんですね」

 

 

「そういう事だ。すまんが話はここまでだ融合世界に封印がかかっているからな」

 

 

その頃守護者達は・・・

 

 

 

「「「「「「きゃあああ」」」」」」

 

 

 

「何こいつ、私達の同時攻撃に耐えるの?」

 

 

スパークルがそう言う。

 

 

「それは違うわ皆あれを見て」

 

 

フォンテーヌがそう言うと守護者達達は驚いていた。

 

 

「「「「「なっ」」」」」

 

 

何とメガ桜天武は、自らがノイズと降魔とメガビョーゲンを作り出し自らの盾としていた。

 

 

「「「「「「馬鹿なメガ桜天武は自らノイズやメガビョーゲンと降魔を作れるの」」」」」」

 

「厄介ですね。響さん」

 

 

「うん、ただでさえ制限時間があるのに」

 

 

「飛鳥ちゃん残り時間は?」

 

 

「後10分弱です響さん」

 

「10分か・・・グレースあの時のヒーリングオアシスは出来ないの?」

 

「あ、パワーアップしたヒーリングオアシスなら行けるかも」

 

 

響と雨宮さくらが言う。

 

 

 

「それは出来ません。絶対にしたくないんです」

 

 

「「どうして?」」

 

「それは・・・」

 

 

「それはパワーアップさせるには、パパの魂がメガ桜天武に乗る紫藤直哉に憑依しなければならないんですよ。響さんと雨宮さくらさん」

 

 

「「ええーーー直哉君の魂を」」

 

 

「ちょっと待って、飛鳥ちゃん直哉君の魂は異世界に跳んだのでは?」

 

 

「いえ、響さんパパの魂は最初からグレースさんといますよ」

 

「ええーーー」

 

 

「そんなそれじゃあ、直哉君が邪悪な桜天武に入ったらどうなるの?」

 

 

「確証はありませんが、過去の紫藤直哉に取り込まれるでしょうね」

 

「少なくとも彼の霊力は限界ギリギリまでメガ桜天武に使われてますし」

 

 

「いずれにしても、過去の紫藤直哉を救うには後3分以内にメガ桜天武にダメージを与える与えて搭乗口から過去の紫藤直哉を助けるしかありません」

 

 

「そんなその工程を、3分以内にするんて無理だよ」

 

 

「無理でもやらなきゃ。紫藤直哉さんにこんなさせてしまった原因は私にあるんだから」

 

「「グレース」」

 

 

「そういう事ならうちたちも協力するで守護者達の皆」

 

 

「「「「「「え」」」」」」」

 

そして機動六課のメンバーが現れた。

 

「なのはちゃん。FW陣の4人と一緒に守護者達の皆と協力してお兄さんの救出をお願い」

 

 

「わかったはやてちゃん」

 

 

「ほないくで。響け終焉の笛。ラグナロク・ブレイカー」

 

 

「雷光一閃。プラズマザンバー・ブレイカー」

 

 

「GUOO」

 

 

メガ桜天武ははててとフェイトが放った二つの特大魔法を受けて一時的に行動を止めた。

 

それを見た飛鳥は・・・

 

 

「響さんさくらさん」

 

 

「「うん」」

 

 

「天剣・桜吹雪」

 

 

「破邪剣征・桜花天翔」

 

 

「響さん今のうちにメガ桜天武の搭乗口を破壊してください」

 

「了解飛鳥ちゃん」

 

 

「どうりゃあーー」

 

 

「紫藤直哉さんへの道が出来ました。なのはおばちゃん今です」

 

 

「飛鳥ここに来ておばちゃんはやめて――」

 

 

「そんな事を気にしてる場合ですか、早くしてください」

 

 

そしてメガ桜天武に乗っていた紫藤直哉はなのはたちによって救出された。

 

 

「最後グレースさん達」

 

 

 

「「「直哉君私達に力を貸して」」」

 

「わかりました皆さん。皆さんはヒーリングオアシスを使ってください」

 

 

「「「え、そんなことしたら直哉君に負担が」」」

 

 

「大丈夫です僕もここに来て霊力はレベルアップしてますし、でも体に戻るにはもう一つの過去の世界に行かないと無理かも知れませんが」

 

「分かったよ直哉君4人でメガ桜天武を浄化しよう」

 

 

「はい」

 

「「ええ」」

 

「「「トリプルハートチャージ」」」

 

 

 

「「届け」」

 

 

 

「「癒やしの」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス」」」

 

「「ええーーそれはできなんじゃ」」

 

 

そしてプリキュアの放ったヒーリングオアシス直哉の霊力を受けてメガ桜天武に突き刺さりメガ桜天武は爆散した。

 

 

「ええ――どういう事グレース」

 

「実は直哉君が一時的に力を貸してくれたんですよ響さん」

 

 

「そうなんだ」

 

 

「それに多分パパもメガ桜天武はヒーリングオアシスを霊力で強化しないと倒すことは無理と判断したんだと思いますよ」

 

 

「「「「成る程ね」」」」

 

 

 

「後グレースさんパパの魂は何て言ってました?」

 

 

「えーと僕の魂が体に戻る為にはもう一つの過去の世界にいく必要があると言ってたよ」

 

 

「成る程なら行きましょうか」

 

「7人世界に」

 

 

 

そう飛鳥が言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

次なる過去の世界7人世界へ

今回からこちらでも掲載してたサクラ大戦7人目の隊員のキャラがその時の設定で出てきますので宜しくお願い致します

後7人世界に紫藤直哉直哉達の帝国華撃団も出ますが今まで出ていた時間とは異なります


7人世界の時間では

 

 

太正15年11月・・・

 

 

帝国軍部では・・・

 

「ほうほうこれはいい機体だ、何より維持コストが格段に安い」

 

「ありがとうございます。これを機会に、わが社ダグラス社をよろしくお願いします」

 

「ああこちらこそだ」

 

こうして、帝国陸軍とダグラス社の軍事協力が、決定した。

 

だがこれは、後にヤフキエル事変と言われる、大戦なのだが、この闘いすら、これから起こる大戦の序章に過ぎない。

 

太正15年12月・・・

 

 

大帝国劇場では・・・

 

二人の司令が、支配人室で話をしていた。

 

「今年も、色々あったな直哉」

 

「ええ、そうですねそうだ、支配人に言っておきますね、年明け位に、紫藤直哉さん達を呼びたいんですけど、いいですか?」

 

 

 

お墓型宇宙戦艦に乗っている飛鳥達は7人世界についた時に真宮寺直哉と米田一基の話を映像で見ていた。

 

 

「成る程7人世界はヤフキエル事変のタイミングですか」

 

「「「「「飛鳥ちゃんヤフキエル事変て何」」」」」

 

 

5人の守護者が聞く。

 

 

「簡単に言えば巴里から大神さんが帝都東京に戻っている間に帝都ではこういう事が起こってたんですよと活動写真風に紹介された事件なんですよ」

 

 

「つまり私達の世界での言葉で言えば、原作には登場しないおオリジナルストーリーと言うことね」

 

ちゆがそう言う。

 

 

「その認識でいいですよ」

 

 

 

「所でこちらの直哉君が言ってた紫藤直哉さんってまさか・・・」

 

 

「ええ、そうですよひなたさん。こちらにも紫藤直哉さんの帝国華撃団は来ますよ」

 

 

 

「「「「「えーーー」」」」」

 

 

「私紫藤直哉さん苦手だよ」

 

 

 

「うんうん分かるよのどかっち」

 

「「のどかちゃん何されたの?」」

 

 

響と雨宮さくらが聞く。

 

 

そしてひなたがのどかの代わりに語りだす。

 

「すまないそこの赤い髪の女の子確認したいことがあるんで胸を見せてほしい」

 

 

「「「ええーーー」」」

 

「お兄さんそれはしたらだめだよ」

 

 

 

ひなたが直哉に向けて言う。

 

 

「え、ああごめん。赤い髪の女の子の体に異質な霊力があるからね。よければ取ってあげようと思ったんだ」

 

 

「のどかの体の異質な霊力は直哉君の魂ね恐らく」

 

「それってまずいんじゃ」

 

 

「どうかな?僕なら取り出せて君を開放出来るけど?」

 

「・・・すみませんが、私に宿るこの霊力は大事な物なので手放す事はしません」

 

 

「おお、のどかっち言い切った」

 

 

「どうして断るんだい?このまま放置してたら君の体に害を及ぼすかもしれないんだよ」

 

!!

 

 

「そんなこと絶対ありません。もう付いて来ないでください」

 

 

「と言うことがあったんだよ」

 

 

「うう、のどかちゃんにまた差を広げられたーー」

 

 

「「響さんしっかりして――」」

 

「たくっ仕方ないですね」

 

落ち込んだ響をひなたとさくらが相手をしていた。

 

 

「それで飛鳥ちゃんこの世界でのどかと直哉君は何をすればいいの?」

 

 

ちゆが飛鳥に聞く。

 

 

「とりあえず今は何もしなくていいですよ」

 

 

「どういうこと?」

 

 

「少なくとも私達の敵も居ないようなので、それにヤフキエル事変もまだ動きもないので」

 

「分かったわ」

 

 

そして時が進み・・・

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

二つの帝国華撃団の想定外な敵

7人世界の大帝国劇場では・・・

 

 

 

「皆さん改めてよく来てくださり、ありがとうございます。ささやかですが歓迎会を準備してるので、千明さんと、楽屋の方に行ってください」

 

 

「わーい歓迎会だ」

 

隊員達は喜んでいた。

 

 

「じゃあ直哉君。皆を楽屋に案内するよ」

 

「はい、千明お姉ちゃんお願いします。あ、直哉さんと、さくらさんは、残ってくださいもう少し、お話があるので」

 

「「はい」」

 

そしてさくらと、紫藤直哉以外のメンバーは、千明と共に楽屋に向かった。

 

 

「それで直哉君僕達二人に話があるのは、もしかしてこの世界の帝都に軍人が多く街にいた事と、なんか関係してるのかな?」

 

「ええ、流石ですね直哉さん、そこまでわかるなんて」

 

「そりゃあね、さくらちゃんが僕の名前を呼ぶたびに、軍人たちが反応するからね」

 

「ええ、そこで二人に、ご相談があります。二人もご覧の通りこちらの帝都は再び、陸軍のクーデターが発生するかもしれません。現に、僕たちの帝国華撃団は、陸軍上層部の横槍で、余り派手に動けない状態なんです」

 

「成る程、簡単に言えば、君達の動けない部分を僕達に動いてもらいたいと言う事かな?」

 

「はい、有り体に言えばそうですね、現に大神さんを呼び戻しているので、その間だけ僕達に、力を貸してください」

 

 

その頃バテデモーダは

 

 

 

「ふいーー漸く着いたすっねやっぱり慣れない世界に行くための移動はきついな」

 

 

「さて守護者達を捜すか?」

 

 

「いや待てよ守護者達たちとやる前にこの世界の守護者と少し遊んで蝕むか」

 

 

「さて蝕みタイムスタート進化ベイベーナノビョーゲン」

 

 

そしてバテデモーダが2体のナノビョーゲンを出現させ浅草に提灯型と屋台型のメガビョーゲンが出現した。

 

 

その頃大帝国劇場に浅草に謎の敵が出現したとの連絡を受けた」

 

 

「直哉さん」

 

 

「ああ僕達も行くよ」

 

 

「ありがとうございます」

 

 

そして2つの帝国華撃団は緊急出撃で浅草に向かった。

 

 

 

その頃守護者達は・・・

 

 

「くちゅんくちゅん」

 

 

「「「まさかメガビョーゲンが出たの?」」」

 

 

「どうやらそのようですね皆さんこれを見てください」

 

そう言って飛鳥が浅草の状況を守護者達全員に見せる。

 

 

「「「「「提灯と屋台型のメガビョーゲンが2つの帝国華撃団と戦ってる」」」」」

 

「ええ、そうなんですよ。ですので今回はのどかさん達と私が浅草に行きますね」

 

 

「私とさくらさんは?どうしたらいい」

 

 

「今回はバテデモーダも今いる世界がどういう事なのかを調べてると思うのでもしかしたらこの世界にいる間彼の協力を受ける可能性がありますよねのどかさん」

 

 

「「「「ええ、どういう事のどかちゃん」」」」

 

「うん実は、私達がこの世界に来た頃から直哉の反応が無いの」

 

 

「「「「ええーーー反応が無い」」」」

 

「うんプリキュアになる時は反応があるんだけどそれ以外は反応無いの」

 

 

「まさか直哉君前の世界の紫藤直哉さんに言った言葉を自分の事とも思ってのどかっちとの繋がりを遮断してるのかも?

 

 

「まさかひなたそんな事無いわよ」

 

 

「いえ、案外ひなたさんの推測はあっているかも知れないですよ」

 

 

「「「ええーどういう事ですかさくらさん」

 

 

「これはあくまで前の世界の事ですけどのどかちゃんが来る前に直哉さんの妹達と直哉さんが珍しく喧嘩をしてたんですよ」

 

「そして妹達に嫌いと言われてかなりの時間へこんでいましたから」

 

 

「「「ええーーー」」」

 

「今の直哉君は前の自分の性格に近いのであれば落ち込んでいると思いますよ」

 

 

「直哉君あれは君に言ったんじゃないよ」

 

「のどかさん。それはわかっていますが、自分のどかさんの体内いるのと変わりないじゃないですか。だから僕は決めたんです」

 

「「「決めたって何を」」」

 

 

「僕は自分の体に戻れる日までのどかさんの体の一部として生きると、ですので守護者達との通信はこれで最後とします」

 

 

「「「「「ええーー」」」」のどかちゃんが直哉君を独り占めしたーー」

 

 

「一人だけ何かずれてるけどまあいいかな。のどかさんたち準備してくださいね」

 

 

その頃2つの帝国華撃団は・・・

 

 

「何なんだこの敵は?」

 

 

「直哉君見て浅草の周辺が赤黒く変色してるわ」

 

 

「恐らく提灯型の怪物と屋台型の怪物が変色させてる可能性が高いと思うさくらお姉ちゃん」

 

 

「直哉君僕達の帝国華撃団は屋台型の怪物と戦うよ」

 

 

「ありがとうございます紫藤直哉さん」

 

 

 

「さてメガビョーゲン帝国華撃団を倒しちゃって」

 

 

そして2つの帝国華撃団と2体のメガビョーゲンとの戦い型の始まった。

 

 

その頃別の勢力サイドでは・・・

 

「何なんだあの怪物は、あんな怪物が存在するとは聞いてないぞ」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

二つの帝国華撃団にとっての想定外な敵2

7人世界世界で紫藤直哉と真宮寺さくらが乗る霊子甲冑桜武は新サクラ大戦で出てくる桜武とは別物ですのでご了承ください



「「神崎風塵流・不死鳥の舞」」

 

「「シェルクーンチク」」

 

「「聖獣ロボ・改」」

 

「「三十六掌」」

 

 

「「ヴィアッジョ・ローズ」」

 

「「ジークフリード」」

 

 

「「破邪剣征・桜花爛漫」」

 

「「メガビョーゲンメガビョーゲン」」

 

 

二つの帝国華撃団と二体のメガビョーゲンの戦いは次第に帝国華撃団が圧され始めていた。

 

 

真双焔武に乗る真宮寺直哉と二人乗り霊子甲冑桜武に乗る紫藤直哉つぶやいた。

 

 

「「何だ僕達の攻撃が効いてないのか」」

 

 

「「どうするの直哉君」」

 

 

二人の乗さくらが二人に聞いたその時バテデモーダが二つの帝国華撃団の前に現れた。

 

 

「やあはじめまして、二組の帝国華撃団の皆さん。自分は遥か未来から来ましたバテデモーダと言います。よろしく」

 

 

「「「「「「「「バテデモーダ」」」」」」」」」

 

 

二組の帝国華撃団は突然現れたバテデモーダに驚いていた。

 

「お前の目的は何なんだ?」

 

 

「それは地球を蝕むことっすよ」

 

 

「「「「「「「「地球を蝕むだってーー」」」」」」」」

 

 

「そうっすよやれメガビョーゲン」

 

 

「「メガビョーゲンメガビョーゲン」」

 

 

バテテモーダの言葉を理解している二体のメガビョーゲンがそれぞれの体内から赤黒の光線を出してその周囲の大地を赤黒く変色した。

 

 

「「うわあ大地が変な事になってるぜ」」

 

 

二人のカンナが同時に言う。

 

 

「バテデモーダこんなことして何になるんだ?」

 

真宮寺直哉がバテデモーダに聞く。

 

 

「確かにこちらの世界の地球を蝕む必要はないっすけど」

 

「おっと来たみたいすね」

 

 

「「なに?」」

 

 

「「「トリプルハートチャージ」」」

 

 

 

「「届け」」

 

 

 

「「癒やしの」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス」」」

 

 

「「メガビョーゲンメガビョーゲン」」

 

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

提灯型と屋台型のメガビョーゲーンは浄化され大地も元に戻った。

 

 

「今日はここまですっね」

 

 

そう言ってバテデモーダは撤退した。

 

 

 

「「いったい何だったんだ」」

 

 

 

二人の直哉がそう言うと、二つの帝国華撃団は大帝国劇場に帰還した。

 

その頃飛鳥達は・・・

 

 

「ふえー試しに撃ったヒーリングオアシスが上手く二体のメガビョーゲンを浄化出来て、よかったねニャトラン」

 

 

「ああ、賭けだったからな。グレースの状態的にこれ以上近づくのは」

 

 

「ごめんね皆私の為に」

 

 

「気にしなくていいわ。ヒーリングオアシスの射程を見るためと思えばいいから」

 

 

「そうペン。グレースが落ち込んでると直哉も困るペン」

 

 

「そうラビよ、グレースが落ち込んでると直哉が自分を責めるラビよ」

 

 

 

「さあ一度戻りましょう皆さん」

 

 

「「「うん飛鳥ちゃん」」」

 

 

「しかし、のどかさんとパパの状況が悪いのが幸いしたかもですね。ダグラス社関連の人達が見学してたとは」

 

 

 

ダグラス社日本支部・・・

 

 

「それで先ほどの怪物の正体と、どこに消えたかわかったか?」

 

 

「いえ、それが全く分かりません」

 

 

「もういい、彼らに追跡させろ」

 

 

「分かりました」

 

 

 

その頃大帝国劇場では・・・

 

 

「いったいあの怪物とバテデモーダは何者なんだろうね」

 

「そうですね直哉さん。それにあの謎の光もですけど」

 

 

「ああ、あの光が怪物を倒したら大地が元に戻ってたね」

 

 

「そうですね」

 

「しかし、このタイミングで謎の敵がでてくるなんて」

 

「改めて先ほどの話の続きですけど協力してくれますか?」

 

協力要請時の回想・・・

 

 

 

「それで直哉君僕達二人に話があるのは、もしかしてこの世界の帝都に軍人が多く街にいた事と、なんか関係してるのかな?」

 

「ええ、流石ですね直哉さん、そこまでわかるなんて」

 

「そりゃあね、さくらちゃんが僕の名前を呼ぶたびに、軍人たちが反応するからね」

 

「ええ、そこで二人に、ご相談があります。二人もご覧の通りこちらの帝都は再び、陸軍のクーデターが発生するかもしれません。現に、僕たちの帝国華撃団は、陸軍上層部の横槍で、余り派手に動けない状態なんです」

 

「成る程、簡単に言えば、君達の動けない部分を僕達に動いてもらいたいと言う事かな?」

 

「はい、有り体に言えばそうですね、現に大神さんを呼び戻しているので、その間だけ僕達に、力を貸してください」

 

回想終了

 

「直哉司令貴方の協力要請を受けますよ」

 

「いいよねさくらちゃん?」

 

「私はいいよ。ただ個人的にバテデモーダとは関わらいようにして」

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ヤフキエル事変前編

守護者達が7人世界に来て数日が経過した。

 

「ねえ飛鳥ちゃん私達はまだ動かないの?」

 

 

響が飛鳥に聞く。

 

「そんな事無いですよ響さん。この映像を見てください」

 

そして飛鳥は響にある映像を見せた。

 

 

 

「さくらには、司令のご友人に説明をお願いするからよ、頼むわねさくら」

 

「はい、かえでさん」

 

そして、さくらは、紫藤直哉たちのもう一つの花組に説明する為に、楽屋に戻って行った。

 

 

「それでは、帝国華撃団出撃してください」

 

「「了解」」

 

 

そして、帝国華撃団は出撃した。

 

帝都各所・・・・

 

「直哉司令。大変です、今まで銀座と、帝劇周辺に出ていた謎の敵の反応が突然、帝都各所に現れました」

 

 

「何だって!!」

 

「まるで、魔術のように突然出現しました。そして、その敵の中心に織姫さんの機体の反応があります」

 

「レニと、ラチェット聞こえましたね。現状二人では、厳しいと思いますが、何とか織姫さんを、救出してください。これはあくまで予想ですが、織姫さんは敵に操られている可能性があります」

 

「了解」

 

 

 

映像中断

 

 

「この映像は?」

 

 

「この映像は7人世界に数時間後に起きる出来事ですよ。響さん」

 

「ええーーそんなことが起きるの?飛鳥ちゃん」

 

 

「ええ、しかしこの映像は、私達やバテデモーダの存在がない場合ですけど」

 

 

「つまりバテデモーダが二つの帝国華撃団と接触したから歴史が変わるの?」

 

 

「そんなに大きくは変わらないと思いますけど、実は先日のバテデモーダが二つの帝国華撃団が接触した時ダグラス社が奇妙な動きをしてたので」

 

「ダグラス社がバテデモーダとメガビョーゲンに関心を持つようになった可能性があります」

 

 

「ええーーそれってまずくない?」

 

 

「ええ、非常にまずいですね。

 

「バテデモーダは原作世界の方であれば多少のごまかせるんですけど」

 

「あ、そうか直哉君の霊力を持ってるからそこからダグラス社に融合世界の知られるからか」

 

 

 

「そうですね。あくまでダグラス社は7人世界の存在した敵なので、勿論融合世界の方にも存在するかもしれないけど、融合世界の世界にあるサクラ大戦世界つまり中心世界の時代が進んでないので」

 

 

「仕方ないね、イシュメルガの介入やトワさんの失態やで異世界に跳んだりしてたし」

 

 

「そうですね。しかしバテデモーダの動きのせいでこちらが動きずらいのはありますけどね」

 

 

「そういえばさくらさんとのどかちゃん達は?」

 

 

「ああ、その4人ならのどかさんの気晴らしに帝都に行きましたよ」

 

 

「えーー何で私は」

 

 

「響さんが行くとのどかさんの気晴らしが出来ないからですよ。響さんパパの事言うでしょう。のどかさんが羨ましいと」

 

「う、・・・」

 

「今ののどかさんにはパパの事も一時的にでも忘れた方がいいんですよ」

 

 

「直哉君あれは君に言ったんじゃないよ」

 

「のどかさん。それはわかっていますが、自分のどかさんの体内いるのと変わりないじゃないですか。だから僕は決めたんです」

 

「「「決めたって何を」」」

 

 

「僕は自分の体に戻れる日までのどかさんの体の一部として生きると、ですので守護者達との通信はこれで最後とします」

 

 

「「「「「ええーー」」」」のどかちゃんが直哉君を独り占めしたーー」

 

 

「だからパパもそういう風に言ったんですよ」

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ヤフキエル事変中編

「それってなんだか悲しいね」

 

 

その頃雨宮さくらとのどか達は・・・

 

 

 

「さくらさん今度は何処に行くんですか?」

 

 

「うん楽しい所よ。私達の時代ではあまり人気はないけど」

 

 

そしてさくら達は花やしき遊園地についた。

 

「おおーこれはレトロな遊園地だね。のどかっち」

 

「そうだねひなたちゃん」

 

「でも逆に凄いわねこの時代に遊園地がある事に」

 

 

「「「そういえばそうだ」」」

 

 

「て何でさくらさんまで納得してるんですか?」

 

「あははごめんね、実際にそう思ったし」

 

 

「さて最初は何にのる?」

 

 

そして4人は花やしき遊園地を楽しんでいた。

 

 

 

それから2時間後・・・

 

 

帝都全域に緊急避難発令が出された。

 

 

「「「何が起きたんですかさくらさん」」」

 

 

「のどかちゃん達ヤフキエル事変が起きたみたいよ」

 

「「「ヤフキエル事変って以前飛鳥ちゃんから聞いたあれですか?」」」

 

 

「「「「「飛鳥ちゃんヤフキエル事変て何」」」」」

 

 

5人の守護者が聞く。

 

 

「簡単に言えば巴里から大神さんが帝都東京に戻っている間に帝都ではこういう事が起こってたんですよと活動写真風に紹介された事件なんですよ」

 

 

「つまり私達の世界での言葉で言えば原作には登場しないおオリジナルストーリーと言うことね」

 

ちゆがそう言う。

 

「そうみたいね」

 

 

「とりあえず一般人に紛れて戻るよ」

 

 

「「「はい」」」

 

 

そして4人は花やしき遊園地を出て行った。

 

 

 

その頃大帝国劇場では・・・

 

「直哉司令一体何があったんですか?」

 

マリアが、直哉に質問をする。

 

「かえでさん。みんなに状況を説明をお願いします」

 

「わかったわ」

 

「今銀座周辺から、ここ帝劇に向け、謎の量子甲冑の軍勢が、侵攻中なの、さくらを除く隊員は出撃しこれに対処して」

 

「あの副司令、さくらさんは何故出撃しないんですか?」

 

ラチェットは、かえでに質問をした。

 

「さくらには、司令のご友人に説明をお願いするからよ、頼むわねさくら」

 

「はい、かえでさん」

 

そして、さくらは、紫藤直哉たちのもう一つの花組に説明する為に、楽屋に戻って行った。

 

 

「それでは、帝国華撃団出撃してください」

 

「「了解」」

 

 

そして、帝国華撃団は出撃した。

 

帝都各所・・・・

 

「直哉司令。大変です、今まで銀座と、帝劇周辺に出ていた謎の敵の反応が突然、帝都各所に現れました」

 

 

「何だって!!」

 

「まるで、魔術のように突然出現しました。そして、その敵の中心に織姫さんの機体の反応があります」

 

「レニと、ラチェット聞こえましたね。現状二人では、厳しいと思いますが、何とか織姫さんを、救出してください。これはあくまで予想ですが、織姫さんは敵に操られている可能性があります」

 

「了解」

 

 

7人世界の真宮寺さくらは

 

「直哉さん。皆さん、すいません謎の敵がこの帝劇に向かってます。場合によっては出撃要請するかもしれないので、地下司令室に来てください」

 

「わかりました、皆準備いいですか?」

 

「「「「「「はい」」」」」」

 

「帝国華撃団出撃せよ」

 

「「「「「「了解」」」」」」

 

紫藤直哉たちは、7人世界のさくらに連れられ地下司令室に向かった。

 

 

 

 

その頃宇宙戦艦に戻る途中ののどか達はバテデモーダを見つけた。

 

 

「「「「あれはバテデモーダ?」」」」

 

「おっプリキュア助けてくださいおいら変な奴に追いかけられてるす」

 

 

 

「「「変な奴?」」」

 

 

 

 

「漸く追いついたよパトリック様の命令で君を捕獲する」

 

 

「嫌――のどかさん助けてください」

 

 

バテデモーダがのどかにお願いをする。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ヤフキエル事変後編1

「いいよ、バテデモーダが捕まるのは私達も困るから」

 

 

「そうね、それには賛成よのどか」

 

「まさかバテデモーダをを助ける事になるなんて」

 

 

「仕方ないラビ」

 

「そうペン。バテデモーダが捕まるのは避けたいペン」

 

「そうだニャン。バテデモーダ俺たちはお前を助けるんじゃない直哉の秘密を守るためにバテデモーダお前を助けてやる」

 

「ありがとうすっよプリキュア」

 

 

「さくらさんもいいですか?」

 

 

「私もいいよ、それででも早く変身をした方がいよバテデモーダを追いかける奴そこまで来てるよ」

 

「「「はい」」」

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

「「キュアタッチ」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

「「重なる2つの花」」

 

 

 

「キュアグレース」

 

 

 

「ラビ」

 

 

「スタート」

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ペン」

 

 

 

「「キュアタッチ」」

 

 

「「交わる2つの流れ」」

 

 

「キュアフォンテイーヌ」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

「「キュアタッチ」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光」」

 

 

 

「キュアスパークル」

 

 

 

「ニャン」

 

 

 

「「「地球をお手当て」」」

 

 

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア」」」

 

 

 

「おやお姉さんたちも、そこの動物顔の奴と同類なのかな?ピンクのお姉さん」

 

 

 

「「「「早い」」」」

 

 

「僕はパトリック様の僕の黙示録の三騎士の一人の白騎士だよよろしくねお姉さん」

 

 

「白騎士貴方の目的は何なの?」

 

「パトリック様が、動物顔の出したあれに興味を持ったからね捕獲するのさ」

 

「邪魔をするなら4人共殺すよ」

 

 

 

「「「そうはさせないよ。白騎士そこにいるバテデモーダを捕まえさせない」」」

 

 

 

「そうなんだ。お姉さん氏を選ぶんだね。嬉しいな僕人間を殺すのが好きなんだ」

 

 

 

「うええ、そういう趣味はやめた方がいいよ」

 

 

スパークルが白騎士に言う。

 

 

 

「うるさいな黄色のお姉さんから殺そうと」

 

 

「来るぞスパークル」

 

 

そして3人のプリキュアと雨宮さくらVS黙示録の三騎士の一人の白騎士と戦い始めた。

 

 

その頃飛鳥と響は・・・

 

大帝国劇場前・・・

 

「早く出て来い、真宮寺姉弟」

 

「慌てるなよパトリック・ハミルトン」

 

「「お姉ちゃん行こう、ええ、直哉君、二人は・・・さくらいろ」」

 

!!

 

二人の全体必殺技が3人を襲う。

 

 

「帝国華撃団参上!!」

 

「馬鹿な!!我等の主ブレント様の策で分断されたはず何故全員揃っているんですか?」

 

「さあな、何故だろうな、だがこれで、前力でお前にやられた借りを返せるよ」

 

「行くわよ直哉君」

 

「うんお姉ちゃん覚悟しろ、パトリック、そして黙示録の三騎士」

 

「「「舐めるな、小僧がああ」」」

 

そして、戦いが始まった。

 

 

 

「どうやらヤフキエル事変が始まったようですね」

 

 

「しかしダグラス社の人が黒幕なんて思えないよ飛鳥ちゃん」

 

 

「そうですねでもここに白騎士がいないので、多少の変化が起きたようですね」

 

 

「ええーー」

 

 

その時グレースの体の一部になりきっている直哉が飛鳥に連絡をした。

 

 

「飛鳥ちゃん今白騎士は僕達と戦っているよ、後僕の霊力レベルがバテデモーダといるので自然と吸収してるみたい」

 

 

「成る程パパ分かりました。すぐ合流しますね体を持って」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ヤフキエル事変後編2

「エレメントチャージ」

 

 

 

 

 

 

 

『キュン!キュン!キュン」

 

 

 

 

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

 

 

 

 

「プリキュア!スカイヒーリングストリーム」

 

 

 

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

 

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

 

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

 

 

 

 

「プリキュア 、スカイヒーリングフラッシュ」

 

 

 

 

 

「グレース」

 

 

 

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

 

 

 

 

「キュン、キュン、キュン、」

 

 

 

 

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

 

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

 

 

 

 

「プリキュア、スカイヒーリングフラワー」

 

「あはは、お姉さんたちの技面白いね。一見僕に聞かないように見えてちゃんとダメージを入れるなんて・・・だけど」

 

 

「「「きゃあああ」」」

 

 

「その程度の力じゃ僕は殺せない」

 

 

白騎士の反撃を受けてしまったプリキュア達だった。

 

その頃二つの帝国華撃団と7人世界の米田一基は・・・

 

「まさか、貴方が今回の黒幕とはな、ダグラス社社長のブレント・ファーロング」

 

「フフ、その通りです。今回の騒乱は、私が、陸軍を動かしましたよ。米田一基」

 

「お前さんの目的は何だ?」

 

「只私は、嫌いなのだよ、帝都を偽善のまま守る彼女達帝国華撃団がね」

 

「何だと!!」

 

「まあ帝国華撃団が大事なお二人さんに良いもの見せましょう」

 

ブレント・ファーロングがそう言うと、巨大なスクリーンが現れ、帝都各地で戦う花組とヤフキエルとの戦いが写った。

 

 

「「こ、これは」」

 

「そうです今帝と各地では、ヤフキエルの戦闘デモンストレーションを行っています」

 

「相手は、帝国華撃団にして貰ってますが、おかしいですね、帝国華撃団最強の機体真双焔武が見えないですね」

 

ブレント・ファーロングは、そう言うが、米田は動揺は無かった。

 

 

「お前さんの目は節穴か、真双焔武なら、お前さんの配下である黙示録の三騎士と戦っているぞ」

 

「馬鹿な!!私の陽動に乗らなかっただと」

 

「だが、1対4で勝てるかな?」

 

「ついでに言うが7対3だぞブレント・ファーロング」

 

 

「なっ馬鹿な、帝国華撃団は陽動で、各地で戦っているはずだ」

 

「ああ、お前の策は成功したよ、だがなそれは、あくまでこちらの世界のだがな」

 

「どういう意味だ米田」

 

「お前さんは、俺と直哉の罠に嵌まったのさ」

 

「・・・」

 

「今真双焔武と、戦っている帝国華撃団はな、お前さんの計画を潰す為の俺たちの切り札なのさ、ブレント・ファーロング覚悟するんだな」

 

 

「おのれえええ許さんぞ、米田一基」

 

 

「へえー貴方がパトリックさんですか?貴女の守護者である2人は真双焔武に夢中のようですから、貴方の動きを、封じますね」

 

「な、何をする気ですか?」

 

「さくらちゃんお願い」

 

「うん」

 

桜武の一振りが、パトリックの両足の骨を砕いた。

 

「ぎゃあああああ。痛い、痛い痛い」

 

!!

 

「パトリック様」

 

パトリックの悲鳴を聞きつけ、赤騎士が、桜武と対峙した。

 

「貴様許さんぞ!!よくもパトリック様を」

 

「今ですマリアさん」

 

「了解」

 

マリアの神武からはなたれた銃弾がパトリックの心臓を貫いた。

 

「あ・・・が、私がこん・・・な・・所で・・・」

 

パトリックの絶命と同時に巨大ヤフキエルが現れ、三騎士の内の2人は何処へ消えていた。

 

「直哉君あれは?」

 

「あれが今回の大ボスです」

 

「直哉さん皆さんもう少し力を貸してください」

 

 

 

「「「「「「「了解」」」」」」

 

 

 

その頃守護者と白騎士は・・・

 

 

 

「「「はあ、はあ」」」

 

 

 

「ふふ、そろそろお姉さん達限界かな?」

 

 

「認めたくないけどこれ以上は・・・」

 

 

フォンティーヌがそう言う。

 

 

だがその時白騎士に連絡が来た。

 

「何赤騎士もうすぐパトリック様の欲しい物を持って帰るよ」

 

 

 

「すまん白騎士パトリック様は帝国華撃団に殺された」

 

 

「はあ――どういう事だよ」

 

 

「我らは帝都から離れるお前も我らと合流しろ。さもなくば」

 

 

「「うわああ。何よあの怪物は?」大きいのにも大きいすぎだろーー」

 

 

 

その時スパークルとニャトランが巨大ヤフキエルを見つけた。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

巨大ヤフキエルと二組の帝国華撃団の戦い

「ちっそういう事かよわかった。お姉さん達次に会ったら殺してあげるから」

 

 

そう言って白騎士は撤退した。

 

 

 

「ふうよかったすじゃあおいらもおさらばするっす」

 

 

「あ、バテデモーダが行っちゃったラビ」

 

「ラビリン今はあの大きい魔装機兵を何とかしなくちゃ」

 

その時グレースの変身が解けた。

 

「「え、変身がなんで?」」

 

 

「これはもしかしてラビ」

 

え、うわああ」

 

「直哉君」

 

グレースが直哉を助けに行こうとしたときグレースにも異変が起きたのだった。

 

「がはっ何で急にお腹に痛みが・・・」

 

「ふーん成る程ならこれならどうかしら」

 

そう言ってシンドイーネは直哉をグレースから700メートル以上離すとグレースの変身が強制解除されたのだった。

 

 

「「ええーー何でラビ」」

 

突然起きた変身解除に驚く二人だった。

 

 

「ちょっと待ってよラビリン。肉体の時ならまだしも直哉君は魂状態で私と同化してるんだよ」

 

その時お墓型宇宙戦艦が現れて飛鳥の声が聞こえた。

 

 

 

「皆さん無事にパパのレベルアップが終了しパパの魂は肉体に戻りましたよ」

 

 

 

「「「「えーーー」」」」

 

 

「皆さんも一度戻ってください。このまま巨大ヤフキエルのいる場所に向かうので」

 

 

その頃巨大ヤフキエルのいる周辺では・・・

 

 

「何故こんなに早く来れる?真宮寺姉弟」

 

「お前、米田長官から聞いたんだろ?」

 

「何?あの話は本当なのか?」

 

「ああ、そうだ俺たちは、並行世界からお前のくだらない野望を砕く為に、来てもらった」

 

「初めまして、ブレント・ファーロング、私は並行世界から来た、紫藤直哉と言います」

 

「何!!紫藤だと、卓と桜花の関係者なのか?」

 

「何故、お前が父さんと母さんの事を知っている?」

 

「ははは、これは傑作だ、あの二人が並行世界の住人とはな、そうだ良い事を、教えてやろう、お前の両親を殺したのは、この私だ」

 

!!

 

「なっ何だと」

 

「お前の両親は、我々の実験中に現れ、最初は、協力的だったが、二人は、我々を裏切った、その為殺したのだが、翌日には、二人に関連する物は全てこの世界から消えていた」

 

「そうかあの二人は、平行世界で死体で発見されたか、私も見たかったぞあの二人の死体をな」

 

「ブレント・ファーロング貴方が僕の両親を殺したのなら、何を使い殺しました?」

 

「それは勿論拳銃だ!!

「成る程・・・直哉君こいつに聞く事は無くなりました」

 

「ブレント・ファーロングお前は、僕の両親を殺したと錯覚させられている」

 

「何だと!!」

 

「ついでにお前は、生きてはいけない人だ」

 

 

「何を言う、小僧が」

 

そして、戦いが始まった。

 

 

その頃お墓型宇宙戦艦に戻った守護者は肉体に戻った直哉と話をしていた。

 

 

 

「皆さんこの度は僕のせいで過去の世界に介入させてすみませんでした」

 

 

「「「「「ううん直哉君は被害者だしきにしないで」」」」」

 

 

 

「元はと言えばトワさんのせいだし」

 

 

「で、これから俺達はどうするニャン?」

 

 

「目的の直哉の復活したんだし、融合世界の方に帰るしかないペン」

 

 

「その事ですけど恐らく巨大ヤフキエルとの戦いが終わる前にワイズマンがまた出てくるかもしれないので、もう少しこちらにいますね」

 

 

そして直哉達は、巨大ヤフキエル対帝国華撃団の戦いを見ていた。

 

 

「グッやる」

 

「さくらちゃん大丈夫?」

 

「ええ、何とか」

 

「直哉君そっちはどう」

 

直哉は真双焔武に通信を送るが、答えが返ってこなかった。

 

「まさか・・・」

 

真双焔武の二人は気絶していた。そして、巨大ヤフキエルは、真双焔武を鷲掴みし握り潰そうとした。

 

「拙い、さくらちゃん二人を助けるよ」

 

「うん」

 

「「破邪剣征・桜花放神」」

 

桜花放神を放つが、桜武に乗る二人も消耗しすぎて、本来より弱い威力になり、ヤフキエルには効かなかった。

 

 

そして、誰もが諦めかけた時、あの男が、光武F2に乗って、帝都に帰ってきた。

 

「うおおおーーここで大神さんの登場かあ」

 

 

「響さんかっこいいですね」

 

「うんアニメの主人公みたいだね」

 

「そう言えばパパワイズマンが本当に現れてくると思いますか?」

 

 

「うん来るとしたらと言う前提で言うけどいいかな?」

 

 

「うん」

 

「恐らく僕達も含めてヤフキエルを使うのか正確には分からないけど真宮寺直哉直哉君と紫藤直哉さんの帝国華撃団を使って僕達に仕掛けるかもしれないし黒いヴァリマールを使ってもう一つのすこやか市に転移をさせるかもしれない」

 

 

 

「成る程確かに・・・」

 

 

「それとラビリンとのどかさん」

 

「「何?直哉君」何ラビ」

 

 

「僕の霊力による体調変化は無いですか?僕がのどかさんの体内に入った事により誓約が進んでしまい、僕とのどかさんとラビリンの間に僕の霊力を共有出来るようになったので」

 

 

「ええーー」ラビ」

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

野望の終焉

「すみませんのどかさん僕が魂状態の時に説明してれば」

 

 

「「いけーーー大神さん」」

 

直哉とのどかとラビリンが話していると響と雨宮さくらが帝国華撃団の戦いを見ながら応援していた。

 

 

「直哉君、さくら君今助けるぞ」

 

光武F2は巨大ヤフキエルに、囚われている真双焔武を助ける為に行動を開始した。

 

「大神さん僕達も手伝います」

 

「君達は?」

 

「僕達の事は、千明さんや前鬼君から聞いてませんか?」

 

「ああ、思い出した、君達が並行世界のもう一つの帝国華撃団の方達ですね」

 

「「そうですわ少尉」」

 

「うわあすみれ君」

 

「「お兄ちゃんアイリスもいるよ」」

 

「アイリス」

 

「「うちもおるで」」

 

「紅蘭」

 

「「隊長」」

 

「「マリア」」

 

「「隊長行こうぜ」」

 

「カンナ」

 

「大神さん。私達の指揮をお願いします」

 

「さくら君」

 

「ああ、わかった二つの帝国華撃団の指揮は、俺に任せろ」

 

ついに後にヤフキエル事変と言われるようになる事件の最終決戦が始まった。

 

 

「グルウオオ」

 

もはや巨大ヤフキエルに取り込まれたブレントには、自我は殆ど残っていなかった。

 

「「やったーー大神さん」」

 

「直哉君見た?大神さん真宮寺直哉君とさくらさんを助けたよ」

 

 

「ええ凄いと思いますよ。僕自身霊力を持っていても光武を動かせなかったので」

 

「直哉っちは直哉っちのやり方がるし、霊力があるから光武に乗る必要性は無いよ」

 

 

「そうね融合世界の帝国華撃団と協力することになっても直哉君は前線に出る必要はないと思うわ」

 

 

ひなたとちゆが言う。

 

 

「そうだよ直哉君には響さんと雨宮さくらさんとエステルさんそして私達がいるからね」

 

 

「のどかさん・・・現状ではそうですねでも。僕のどかさんの言葉に負けましたけど・・・まさかのどかさんに攻撃をされるとは思いませんでした」

 

 

 

「あれは直哉君に言ったんじゃないの本当だよ」

 

「ええ、分かってますけどいまはでも、ダメージを受けたのも事実です。頭ではわかってても、これが本音だったらと思うと」

 

 

「だから僕は逃げたんですよのどかさんの体の一部になることで」

 

 

「そうだったんだ。ならひなたちゃんが言った事が当たってたんだね」

 

「ええ、そうですねあ、決着がつきそうですね」

 

「さくら君、直哉君無事か?」

 

「「あ、大神さん」」

 

「二人共無事かい?」

 

「「大丈夫です」」

 

「なら俺たちで、決めるぞ!!」

 

「「はい」」

 

「狼虎滅却・古今無双」

 

「「破邪剣征・桜花爛漫」」

 

「グルギャアア」

 

 

大神と、真宮寺姉弟の必殺技をうけ、巨大ヤフキエルは、消滅した。

 

 

 

「「「「「「おおーーやったー」」」」」

 

 

「どうやらワイズマンは、介入する気はなさそうですね。皆さん融合世界に戻りましょうか」

 

 

「あら、そんなに早く帰らなくていいじゃない、これから過去の私が出るのに」

 

 

!!

 

そう声が聞こえた後のどか達の前にイヨが現れた。

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

過去のイヨたちの事を知る守護者達

「どういう事だイヨ?」

 

 

「あら言葉通りよヤフキエル事変後に私達は7人世界の帝国華撃団と、幼馴染世界の帝国華撃団に戦いをするのよ」

 

 

「「「「「「何だって――」」」」」」

 

 

直哉と守護者達はイヨの言葉に驚いていた。

 

「まあ私としては貴方達が過去の世界に来るなんて思わなかったけどどうしたの?」

 

「まあ身内の失敗の穴埋めですよ」

 

 

「成程ね、その失敗は貴方の霊力に関する事かしら?」

 

 

「何でわかったの!!」

 

 

「ひなた」

 

「あ、ごめん」

 

「そんなに気にしないで良いわよ。直哉を見れば分かることだし」

 

 

「所でイヨはどうして過去の世界に来たんだ。何かまずい改変でも起きたのか?」

 

 

「私はただ貴方達の後を追いかけて来たのよ」

 

 

「何の為にですか?」

 

 

「貴方達があの城を見て余計なことをしないようにね」

 

 

イヨがそう言った直後帝都全域に大きな地震が起きた。

 

 

 

「「「「「きゃあああ」」」」」

 

 

地震がおさまった時帝都に大きな城が出てきた。

 

 

!!

 

 

その頃2つの帝国華撃団は・・・

 

 

かつてこの世界に2度現れた魔城江戸城が3度上野寛永寺跡地に現れたのだった。

 

2組の帝国華撃団は、協力し魔城江戸城攻略する事にしたのだが、なんと今回は翔鯨丸で一気に天守閣には行けなかった。

 

 

「仕方がないです、大神さん地上から行きましょう」

 

「それしかないか」

 

 

 

「「「「「「何だあの城は?」」」」」」

 

 

「あれこそ天海の正体の一つの可能性よ」

 

 

「「「「「「なんだってー」」」」」

 

 

「ちょっと待ってください。私と融合世界の帝国華撃団と戦ったおじいさんが天海じゃないの?」

 

 

「それも天海です間違いないのよ雨宮さくらちゃん」

 

 

「もしかしてイヨこのお城も天海そのもので良いのなら、サクラ大戦世界には2つの原作が存在するのか?」

 

 

「そうよ。このお城の天海はゲームでは無くテレビ版と言う物に出てきたのよ」

 

 

「「「「「「まさか原作が混ざっていたなんて」」」」」」

 

 

「あの当時はそれが当たり前だったのよ。7人世界を維持するためには、当時同じタイミングで出来た幼馴染世界と協力体制をとってそれぞれの帝国華撃団に試練として敵になったりしてたわ。それは貴方達達との関係と一緒ね」

 

 

「でも今は明らかに私達を引き抜いたり、敵として動いてませんか?」

 

 

ちゆがイヨに聞く。

 

 

「それはそうよ。以前も言ったけど、貴女達の力は7人世界時代には無い力だから興味を持つ事は自然じゃないかしら?」

 

 

「これでも私とヒミコは私が7人世界の看視者でヒミコが原初の世界のラスボス兼看視者だったのよ」

 

 

「「「「「「えーー」」」」」」

 

 

 

「まあ、原初の世界はお兄ちゃんのやりすぎで崩壊したけど」

 

 

「ほらほら二つの帝国華撃団が江戸城に突入したわよ」

 

 

 

3階・・・

 

 

「ようきたの、帝国華撃団、大神一郎」

 

お前は天海!!」

 

「余は貴様と戦いを待っていたぞ、さあ闘おうぞ」

 

 

天海がそう言うと、密閉空間に変わり始めた。

 

 

 

 

密閉空間が出来る直前・・・

 

 

「「直哉君、直哉お兄ちゃん。お兄ちゃんの事は、私と紅蘭でサポートするから先に行って」」

 

「「アイリス」」

 

 

そして、密閉空間が出来上がった。

 

天守閣・・・

 

仲間達に助けられ、天守閣に、辿り着いた二人の直哉と、二人のさくらだったが、天守閣にいる二人の人物を見た時、真宮寺姉弟の表情が変わっていった。

 

「何故貴方がここに・・・」

 

「まさかこんな事が・・・」

 

「久しぶりだな、直哉」

 

「お久しぶりです。さくらさん」

 

「何故貴方達がここにいる!!答えろ米田健二、真宮寺桜花」

 

 

「「「「「「「これが米田健二それに後の紫藤桜花さん」」」」」」

 

 

「「「若い」」」

 

 

「そう言えば僕ものどかさん達と一緒で米田健二見るのは初めてですね」

 

 

そして守護者達は映像を見る。

 

 

「チッこのままじゃ、さくらちゃん」

 

「うん、直哉君」

 

桜武は、双武弐式と真双焔武の間に入った。

 

「二人をやらせるわけには、行きません」

 

「誰だお前たちは?桜花やりなさい」

 

「はいお父さん。破邪剣征・桜花爛漫」

 

「「うわあああ。」」「「きゃあああ。」」

 

 

双武弐式が放った必殺技を受けた桜武と、真双焔武は、互いに近くで倒れていた。

 

「大丈夫?さくらちゃん」

 

「うん、直哉君」

 

桜武は、立ち上がったが、真双焔武はまったく動かなかった。

 

 

「「「「「ああ、負けちゃんの健二に」」」」」」

 

 

「お前邪魔だ、消えろ」

 

「「破邪剣征.桜花天昇」」

 

「うわああ」

 

「きゃあああ」

 

「直哉さん、さくらさん」

 

桜武は吹き飛ばされた。

 

「さあ、直哉最後の時だ、死ね」

 

 

「いえ、死ぬのは貴方ですよ米田健二」

 

 

双武二式が真双焔武にとどめを刺そうとした時どこからか声が聞こえた。

 

 

「誰だ貴様は?」

 

 

「私の名はワイズマン」

 

 

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ワイズマン7人世界に現る

「「「「「「ええ―――ここでワイズマンがーー」」」」」」

 

「飛鳥ちゃん急いで江戸城の上空に向かって」

 

「分かりましたパパ」

 

そして守護者達が乗るお墓型宇宙戦艦は光学迷彩を使い誰にも発見されないようにして魔城江戸城に向けて発進した。

 

 

「皆今回もワイズマンだから前の世界同様同じような事をするかもしれないので注意してください」

 

「「「「「はい」」」」」

 

「今回の前線は響さんと飛鳥ちゃん。いいですか?」

 

 

「はい」

 

「え、私が・・・」

 

飛鳥が直哉の言葉に驚いていた。

 

 

「ええ、そうですよ。現状の守護者達の中で米田健二の事に詳しいのは飛鳥ちゃんだけだしね」

 

 

「それに響さんだけだと高い確率でワイズマンには勝てないだろうし」

 

 

!!

 

「直哉君酷いよそれ」

 

「じゃあ響さん考えながら攻撃をできます?」

 

 

「うーん無理だよ」

 

 

「と言うことですので、飛鳥ちゃん響さんをよろしく」

 

 

 

「わかりました」

 

その頃江戸城の天守閣では・・・」

 

 

 

「ワイズマンと言ったなお前の目的は何だ?」

 

「何、君の邪魔をする気はないよ。米田健二」

 

 

「こいつ俺の事を知っているのか?」

 

 

「私がここに来たのは、米田健二そして真宮寺直哉とついでにそこにいる紫藤直哉と共闘で私の準備した降魔と戦って貰いたいのだよ」

 

 

「何だと!!」

 

 

「何故俺達がそんなことをしなければならないんだ?」

 

 

「ふむ理由がいるのか」

 

「米田健二今のお前の力ではお前の目的は絶対にかなう事はない」

 

 

「だが私の実験に付き合えばお前に新たな力の切っ掛けを与えてやるがどうする?」

 

 

「お父さんこの男は危険です」

 

 

「・・・」

 

「決め切らないようだな。ならば私が君に見せようではないか、出でよ巨大ノイズ達」

 

ワイズマンがそういい、ソロモンの笛を使うと巨大ノイズが、15体出てきた。

 

 

!!

 

ワイズマンが自分の知らない存在を召喚したことに驚く健二だった。

 

 

「さて、巨大ノイズよそこにいる者達を炭に変えろ」

 

 

「いけない響さん僕達の存在をワイズマンはすでに知ってるようです」

 

 

「わかったよ」

 

そして響は出撃した。

 

 

「だああああ」

 

 

 

「やはり貴様達もいたか、守護者ども」

 

 

「立花響、また邪魔をするか」

 

「するよ何度だって、貴方がノイズを悪用する限りね」

 

 

「それにしても、まさか貴様が立花響の相棒役をするか?この戦いの」

 

 

「米田健二お前にいい事を、教えてやろう。私の前に現れた二人の内の一人はお前の娘の息子の娘つまりそこにいる紫藤直哉と真宮寺さくらの娘なのだよ」

 

 

「何だと!!」

 

 

「「なんだってーーー」」

 

 

紫藤直哉と真宮寺さくらもワイズマンの言葉に驚いていた。

 

 

 

「あの子が私と直哉君の娘・・・」

 

 

「さくらちゃん…僕達の桜武は動けるからあの巨大な者を倒そう」

 

 

「それはやめた方がいいですよ。ノイズには人間が触れると人間は炭になるので」

 

 

!!

 

 

「「「炭に変えるだって―――」」」

 

「くく、まあいいだろう。どうする米田健二私の実験に手伝うか?」

 

 

「手伝えばこのノイズをコントロール出来るソロモンの笛をお前にやろう」」

 

 

「いいだろう。ワイズマン貴様の実験とやらに付きやってやる」

 

 

「そうか感謝するぞ出でよ降魔」

 

 

 

!!

 

 

米田健二達はワイズマンが降魔を召喚した事に驚いていた。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ワイズマンの実験

「「「「なっ貴様が降魔を」」」

 

 

「この降魔は特殊でな、いけ降魔よ米田健二達の機体双武二式と融合しろ」

 

 

!!

 

「何だとワイズマン俺を即裏切るのか?」

 

 

「何を言ってる。米田健二お前は私の実験に付き合うのだろう?」

 

 

「何だと」

 

「私の実験はこの特殊降魔と霊子甲冑の融合生物を作る事なのだよ」

 

 

「うおおおお」

 

 

そして米田健二と、真宮寺桜花が乗る双武二式は、特殊降魔に取り込まれた。

 

 

そして降魔甲冑が誕生した。

 

 

「「「「「なっ」」」」」

 

 

「なんて禍々しい力なの?」

 

 

「ふむ、やはり降魔の力と人間の霊力との相性がいいな。やはり同じ世界に存在するものがいいのか?」

 

「まあいい、私の知りたい過程は知れた後の処理は頼むぞ守護者達と紫藤直哉と真宮寺さくらよ」

 

 

そう言ってワイズマンは消えた。

 

 

 

 

その頃のどか達といるイヨは・・・

 

 

「ちょっとあいつ何者よ。あいつお兄ちゃん以上に危険じゃん」

 

 

「あいつはワイズマンと言って今は融合世界にある僕達の敵の外部協力者なんですよ」

 

 

「成る程ね外部協力者だから融合世界の封印対象からは外れるのね」

 

 

「そういう事ですイヨ」

 

 

「しかしこの事態はどうするの?」

 

「しかた無いです。雨宮さんも出撃してください。三式光武で」

 

 

「了解です」

 

 

「あら、プリキュアは出ないの?」

 

「ええ、プリキュアが出るとワイズマンが、言った条件を満たせないので」

 

 

「ちなみに前の世界ではこんな条件でしたね」

 

 

 

「いでよノイズ霊子甲冑メガ桜天武」

 

 

!!

 

ワイズマンの言葉が響いた時響達の前にメガ桜天武が現れた。

 

 

 

「気を付けたまえよメガ桜天武の中には彼が乗っていてなおかつこの機体は試作機と言うことで、この機体にはノイズと同じ機能がついている」

 

 

!!

 

 

「それってもしかして時間経過によるノイズ自身の自動炭化機能?」

 

 

「そういう事だよ。立花響」

 

 

「ちなみにメガ桜天武起動後15分後に自動炭化機能が作動を始める」

 

 

 

「つまり私達が15分以内にノイズ霊子甲冑メガ桜天武を浄化すればいいですね」

 

 

 

「成る程ね、ワイズマンの言った条件を守らないとその世界にとっての最悪な事態になるのね」

 

「恐らくは、今回は米田健二と真宮寺桜花が消失する可能性がありますね」

 

 

「確かに融合世界の貴方は影響は小さいかもねでも、融合世界の誕生のベースになっている7人世界と幼馴染世界に影響を及ぼす二人が消えるのはまずいわね。私達にとっても守護者達にとってもね」

 

 

「そういう事です」

 

 

その頃降魔甲冑双武二式と戦っている桜武と守護者は・・・

 

 

「ウオオオオオ」

 

 

雄たけびをあげながら降魔甲冑は桜武に襲い掛かる。

 

 

 

「さくらちゃん」

 

「ええ、任せて直哉君」

 

「「破邪剣征・桜花放神」」

 

 

桜武が破邪剣征・桜花放神を放つが・・・

 

 

「破邪凶征・蛇王放神」

 

 

「「なっ意思があるの?」」

 

 

降魔甲冑から破邪剣征・桜花放神に似た技が桜武を襲う。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

分散した仲間を合流させ降魔甲冑双武二式を倒せ前編

「さくらちゃん」

 

「ええ、任せて直哉君」

 

「「破邪剣征・桜花放神」」

 

 

桜武が破邪剣征・桜花放神を放つが・・・

 

 

「破邪凶征・蛇王放神」

 

 

「「なっ意思があるの?」」

 

 

降魔甲冑から破邪剣征・桜花放神に似た技が桜武を襲う。

 

 

「させません。天剣・桜吹雪」

 

「「誰?」」

 

降魔甲冑双武二式が放った。蛇王放神を雨宮さくらが乗る三式光武が相殺した。

 

 

その頃響は・・・」

 

 

「直哉君巨大ノイズは全部倒したよ」

 

 

「お疲れ様です.響さんすみませんがワイズマンの残していった降魔甲冑双武二式を紫藤直哉と真宮寺さくらさんと他の守護者と共に協力してください」

 

 

「了解」

 

そして響は雨宮さくら達に合流する為移動を開始した。

 

 

「ねえ直哉君私達は何も出来ないの?」

 

「のどかさん」

 

 

「今は我慢して下さい。僕もこの状況を解決する方法が思いつかないので」

 

 

「そう言えば直哉君ここは過去の世界なんだよね」

 

「そうですよひなたさん」

 

 

「ならさイヨさんに教えてもらおう。本来どうやって二人の直哉さんが米田健二を倒したか?」

 

 

 

「「「あっそれは考えてなかった」」」

 

 

「イヨさん教えてください」

 

 

「・・・わかったわ」

 

 

そしてイヨは語りだす。

 

 

 

真双焔武は攻撃に耐えられず吹き飛ばされた。

 

「どうした?この程度の実力で、俺と桜花を倒すだと、よく言えたものだな」

 

「ぐわあ」

 

双武弐式は、直哉の乗っている箇所だけを狙い、打撃攻撃を加える。

 

 

「ぎゃあああ」

 

次々と、打撃攻撃を受け、ついに直哉は、両手両足を動かせなくなっていた。

 

 

「さあこれで、最後だ。心静かに死ね、真宮寺姉弟よ」

 

 

双武弐式の刃が、動けない真双焔武に、襲い掛かる。

 

「だめえーーーーー」

 

さくらの叫びが奇跡を起こした。

 

 

各階に残った、二つの帝国華撃団全員が天守閣に集結したのだった。

 

「なっばかな!!こんな事起こせるはずない」

 

「一体何をした?真宮寺さくらーーーーーーーー」

 

「俺たちが連れて来たのさ、護法リングの力でな」

 

「何者だ?」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

「何だと!!鬼神なんてこの世界にいるはずが・・・」

 

「お前には関係ねえ、くらえヴァジュラー」

 

「ぐわあああ。おのれーー」

 

「いまだ全員の最強技で倒せーーーー直哉さくら」

 

 

「「「「「「「了解」」」」」」」

 

 

「馬鹿な、こんな事があってたまるか」

 

「貴方達の時間は、終わったんです。ゆっくり寝てください」

 

「「「成る程」」」

 

 

今の状況との差異は、真宮寺姉弟が目覚めてないそして米田健二達がワイズマンによって操られてるくらいですね」

 

 

「ええ、そうね」

 

「そう言えば、直哉君私達で分散した帝国華撃団を助けない?」

 

 

「ふむ、のどかさんの言う案も必要かもしれませんね」

 

 

「なら・・・」

 

 

「待ってのどか、確かにそれもいいかも知れないけどリスクが高いわよ。恐らく閉鎖空間で戦っている帝国華撃団をどうやって助けるつもり?」

 

 

「それは霊力で行けるよちゆちゃん」

 

 

「のどか私達の霊力の元は?」

 

 

「それは直哉君・・・あ、」

 

「そう言えば直哉君が力を使うことが出来ないんだ」

 

 

「いえちゆさん行けますよ恐らく」

 

「「「え、どういう事直哉君」」」

 

 

 

「思い出して下さいワイズマンは米田健二と戦う人物をしていただけで、他の江戸城内部の戦いに僕の霊力《ちから》を使うなとは言われてませんからね」

 

 

「「「そう言えばそうだった」」」

 

 

「行こう皆」

 

「「ええ」」

 

 

「はい」

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

「「キュアタッチ」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

「「重なる2つの花」」

 

 

 

「キュアグレース」

 

 

 

「ラビ」

 

 

「スタート」

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ペン」

 

 

 

「「キュアタッチ」」

 

 

「「交わる2つの流れ」」

 

 

「キュアフォンテーヌ」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

「「キュアタッチ」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光」」

 

 

 

「キュアスパークル」

 

 

 

「ニャン」

 

 

 

「「「地球をお手当て」」」

 

 

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア」」」」

 

 

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

 

「何かこの感覚も久しぶりですね」

 

 

「そうだね」

 

 

そして直哉と3人のプリキュアは江戸城の中に入った。

 

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

分散した仲間を合流させ降魔甲冑双武二式を倒せ後編

直哉と3人のプリキュアが江戸城に入る前・・・

 

 

「皆さん僕達が助け出す二つの帝国華撃団隊員達は1階から3階にかけての閉鎖空間に閉じ込められています。そして現状では、このままでは歴史が変わる可能性があります」

 

「そこで、僕達も分散してそれぞれの階の閉鎖空間に突入して隊員達を助けます」

 

 

「「「わかった」」」

 

「まず、1階はフォンテーヌさんとぺギタンお願いします」

 

 

「わかったわ」「わかったペン」

 

 

「そして2階をぼくとグレースさんとラビリンが行きます。二人共いいですか?」

 

「「わかった」わかったラビ」

 

 

「最後の3階は、大神さんと相性のいいスパークルとニャトランお願いします」

 

 

「「了解」おうニャン」

 

 

そして直哉と3人のプリキュアは行動を開始した。

 

 

2階閉鎖空間前・・・

 

 

「ここラビね」

 

「うんンラビリン、直哉君いい?」

 

「はい、行きますよグレースさんラビリン」

 

 

「グレース」

 

 

 

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

 

 

 

 

「キュン、キュン、キュン、」

 

 

 

 

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

 

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

 

 

 

 

「プリキュア、スカイヒーリングフラワー」

 

 

 

パリーン

 

そしてスカイヒーリングフラワーにより閉鎖空間を強制的に破壊することに成功した。

 

「「何!」」

 

 

「「なんだ」」

 

 

「「何が起きたんですの」」

 

 

「まずい光が俺を溶かす」

 

「嫌じゃ、あわらわは溶けたくない」

 

 

そう言いながら。叉丹と紅のミロクは溶けて消失した。

 

 

「直哉君これはどういう事?」

 

 

「恐らくですけど、閉鎖空間を作り出した者達は光が弱点なあのではないですかねだから閉鎖空間を作り自分の消失を防いでいたのを閉鎖空間を破壊した事により二人は消失したのでは?」

 

 

「「成る程な」ありがとよ」

 

「「それで貴女は誰ですの」」

 

「私は・・・

 

 

その頃フォンテーヌとぺギタンは・・・

 

1階の閉鎖空間前に着いた。

 

 

「ぺギタン行くわよ」

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

 

 

 

 

『キュン!キュン!キュン」

 

 

 

 

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

 

 

 

 

「プリキュア!スカイヒーリングストリーム」

 

 

 

 

パリーン

 

 

そして1階の閉鎖空間を破壊したフォンテーヌだった。

 

 

「「何が起きたの」」

 

 

「「ぎゃああああ。光が僕を溶かすーーー」」

 

 

 

そして二人の刹那は光を浴びて溶けていった。

 

 

その頃3階のスパークルとニャトランも閉鎖空間前に着いた。

 

 

 

「行くよニャトラン」

 

 

「おうニャン」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

 

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

 

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

 

 

 

 

「プリキュア 、スカイヒーリングフラッシュ」

 

 

パリーン

 

 

そしてスパークルとニャトランが閉鎖空間を破壊すると同時に光が天海を溶かし始めた。

 

 

 

「ぎゃああああ」

 

 

 

そして各階の帝国華撃団の隊員達に3人のプリキュアによって事情を聞き全員で天守閣に向かった。

 

 

 

その頃直哉とグレースとラビリンは・・・

 

 

 

「これで私達の出来る事は終わったね」

 

 

「ですねとりあえず江戸城から出ましょう」

 

 

「「うん」ラビ」

 

 

 

そして3人のプリキュアが江戸城から外に出ると、江戸城の崩壊が始まり7人世界平和が戻ったのだった。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第4章 君、死にたもうことなかれ前日譚 復活の黄昏の三騎士編
帰還そして・・・


太正14年2月・・・

 

直哉達と守護者達が融合世界に戻ってきたのを知り融合世界の封印を解除して一月が経った頃中心世界で暮らす直哉達に一通の手紙が来た。

 

 

「ふむふむ。新生帝国華撃団がこちらに来た事により向こうは少し厄介なことになりつつありますね」

 

 

「あのーー直哉さん少しいいですか?誠兄さんが今後についての事を聞きたいと言うことなんですけど」

 

 

「わかりました。さくらさん僕の方でも新生帝国華撃団と旧帝国華撃団の方に伝えないといけないことがあるので、さくらさん誠十郎さん達は大帝国劇場ですか?

 

「そうですけど何か?」

 

 

「いえいえ、こちらも新生帝国華撃団と現帝国華撃団の方に伝える事があるので」

 

 

「そうなんですね」

 

 

「それでは、大帝国劇場までですけど、二人で行きましょうか」

 

 

「ええーーのどかちゃんや響さんはいないんですか?」

 

「ええ、いませんよ今僕の周りにいる守護者は雨宮さくらさん貴女だけです」

 

 

そして直哉は鶯谷にある自宅から大帝国劇場に向かった。

 

 

その頃大帝国劇場では・・・

 

 

「どうだ神山こちらの世界での環境に慣れたか?」

 

「はい、最近まで封印されてましたけど」

 

 

「はは、そいつは仕方ねえな。直哉達が離れると封印されるからな融合世界自体に」

 

 

米田と神山は支配人室で話をしていると高村椿が支配人室にやって来た。

 

 

「失礼します支配人紫藤直哉さんを連れて雨宮さんが戻ってきました。」

 

 

「そうか、椿すまんが二人を地下司令室に連れてきてもらえるか?」

 

 

「わかりました」

 

 

 

そう言って椿は支配人室を出て行った。

 

 

 

「すまんが神山お前にも参加してもらうがこの話に関する事は俺達4人と直哉の守護者達以外には他言無用だぞ。今の段階ではな」

 

 

「はいわかりました」

 

 

 

そして二人は地下司令室に向かった。

 

 

 

地下司令室では・・・

 

 

「直哉さん本当に陸軍の誘いを受けた事を言うんですか?」

 

 

「ああ、さくらさん確かに帝国陸軍から特殊遊撃部隊に接触があった事を伝えるだけですよ。帝国陸軍京極圭吾氏がそんなことをすればどうなるかぐらいは知っている筈ですよ」

 

 

「そうなんですね私、完全に陸軍側に付くと思ってましたよ」

 

 

「個人的に京極氏の噂を聞いてたので余り信用してませんが」

 

 

その時米田と神山が地下司令室に来た。

 

「遅くなった。直哉それで俺達に話とは?」

 

 

「ええ、はなしは2つあります。1つはこちらの世界の帝国華撃団に関係する事です。もう一つは神山さん達新生帝国華撃団の関連の話となります」

 

 

「どちらを先に話しましょうか」

 

 

「なら神山達の方を先に頼む。直哉」

 

「わかりました」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

未来のすみれからの手紙と不穏な陸軍の動き

「わかりました米田さん」

 

そう言って直哉は一通の手紙を神山に渡す。

 

 

「これは神崎司令から直哉さんに宛てた手紙を俺が読んでもいいんですか?」

 

 

 

「ええ、構いません。手紙の内容は僕に送った手紙とは到底思えないので」

 

 

そして神山は読み始めた。

 

 

「・・・」

 

 

!!

 

「直哉さん、俺達が戦っていた降魔達が姿を消したと言うのは本当ですか?」

 

 

「僕もこの手紙を見て神山さん達の世界に偵察衛星を飛ばして見た所手紙の通りでしたよ」

 

 

「おいおい直哉お前たちの技術凄いな異世界に偵察衛星を送るとは」

 

 

米田が直哉に言う。

 

 

 

「ですが、消えた降魔達は、融合世界に来ているかもしれませんよ」

 

 

「ええーー」

 

「何だと」

 

神山さん達の世界にもワイズマンが動いてましたから」

 

 

「それほど危険な奴なのか?」

 

 

「ええ、危険です。お二人ともこの映像を見てください」

 

 

 

そして直哉が映像を再生した。

 

 

「いでよノイズ霊子甲冑メガ桜天武」

 

 

!!

 

ワイズマンの言葉が響いた時響達の前にメガ桜天武が現れた。

 

 

 

「気を付けたまえよメガ桜天武の中には彼が乗っていてなおかつこの機体は試作機と言うことで、この機体にはノイズと同じ機能がついている」

 

 

!!

 

 

「それってもしかして時間経過によるノイズ自身の自動炭化機能?」

 

 

「そういう事だよ。立花響」

 

 

「ちなみにメガ桜天武起動後15分後に自動炭化機能が作動を始める」

 

 

 

「つまり私達が15分以内にノイズ霊子甲冑メガ桜天武を浄化すればいいですね」

 

 

 

映像終了・・・

 

 

「なんて奴だ」

 

「自分の研究の為だけにこんな事をするなんて」

 

 

「そのワイズマンが、未来の降魔を引き連れてこちらの世界来たので、向こうでは消えたのではという考えてるみたいですね向こうのすみれさんは」

 

 

 

「成程な厄介だなワイズマンと言うやつは」

 

「次に、現帝国華撃団関連ですけど、帝国陸軍が僕達の特殊遊撃部隊に接触してきました」

 

「何だと!!陸軍側がお前達に」

 

 

 

「ええ、共に帝都を守ろうと」

 

 

「成る程な、だが直哉達は融合世界を守る部隊なのだろう?」

 

「ええ、米田さんや神山さんには悪いですが、融合世界の一部に帝都があるので守護する対象になっているに過ぎないんです」

 

 

「そうだろうな。はっきり言ってノイズやメガビョーゲン等と戦って行けるとは到底思えんな。俺達の技術では」

 

 

「まあそうですね。技術提供はしたとしても、正確に使えるかは疑問ですけど」

 

 

 

「陸軍の接触した事によりお前の身の回りの仲間は帝都にいないのか?」

 

 

「ええ彼女達を利用して、脅迫じみたことをさせない為にそれぞれの世界で待機してもらってます」

 

 

「そうか、まあその方が安全だわな」

 

「それでは直哉の護衛はいるのか?」

 

 

「いますよ。雨宮さくらさんだけですけど」

 

 

「なんだってーさくらだけでは不安ですので俺も手伝いますよ」

 

 

「誠兄さん。それはどういう意味ですか?」

 

「私だけでは、いけないのですか?」

 

 

「いけないわけではないが直哉さんの立場を考えるとね」

 

 

「ありがとうございます。神山さんこれは守護者達と僕が考えてこういう形にしているので心配はありませんよ。ただ僕達が融合世界に帰還したことにより黄昏の三騎士に動きがあるかも知れませんが」

 

 

「ああ、お前たちの試練の黄昏の三騎士か」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

黄昏の三騎士動き出す

紫藤直哉と米田一基と話してる頃帝都地下深くでは・・・

 

 

「今回はどうする?融合世界の封印が解かれたということは我等も行動を再開する事が出来るが猪今回はどうする」

 

 

「今回はノヴァと鹿お前に任せる。今は紫藤直哉は中心世界の方にいるみたいだな」

 

 

 

「成程ななら俺はノヴァと行ってくるぜ猪」

 

「ああ期待しているぞ鹿よ」

 

 

そして鹿はノヴァを連れて中心世界の帝都に向かった。

 

 

その頃直哉達は・・・

 

 

「しかし陸軍動きも気になるが、直哉お前の上司が復活させた黄昏の三騎士も俺は気になるしよ。なあ特殊遊撃部隊の一員として現帝国華撃団をテストしてくれねえか?」

 

 

「しかし、現帝国華撃団には触媒となる男性がいませんが」

 

 

「触媒ならお前がやればいいだろ?」

 

 

「ああ、それは無理です米田さん。僕の霊力では光武改は起動しないので」

 

 

「何だと!!お前の霊力の強さかなり上がってるじゃあないのか?」

 

「霊力は強くはなりましたけど、それはあくまで補助的な事に使う部分ですね」

 

 

「光武に乗って直接戦う事は出来ませんね、しいて言えば安全な場所にいて、そこで指揮を執ることしかできませんよ」

 

 

「米田さんの言う触媒は大神さんや神山さん達の方がいいと思いますね」

 

 

「それに今まで響さんやのどかさん達のサポートしながら戦って来たので、急に戦い方を変えるのは無理ですね」

 

 

「ええ凄いと思いますよ。僕自身霊力を持っていても光武を動かせなかったので」

 

「直哉っちは直哉っちのやり方がるし、霊力があるから光武に乗る必要性は無いよ」

 

 

「そうね融合世界の帝国華撃団と協力することになっても直哉君は前線に出る必要はないと思うわ」

 

 

ひなたとちゆが言う。

 

 

「そうだよ直哉君には響さんと雨宮さくらさんとエステルさんそして私達がいるからね」

 

「実際彼女達にも言われてますし」

 

 

「女の子を戦場に出すのは心苦しいですけど、米田さんと同じで」

 

 

「そうか・・・」

 

 

「とりあえず米田さんの提案を僕の上司に聞いてみますね」

 

「ああ、それが通ればお前も少しは楽になると思うぞ」

 

 

「そうなればいいですけどね」

 

「それでは僕はここで失礼しますね」

 

「ああ、気をつけてな」

 

 

そして直哉は雨宮さくらと共に管理者の城に向かった。

 

 

 

「あら、どうしたのここに来るなんて」

 

 

「ああトワさん米田さんの提案きいてました?」

 

 

「ええ、聞いてたわよ。まあ良いわよ特殊遊撃部隊を試験という意味ではね」

 

 

「やりましたね直哉さん」

 

「トワ貴女がそう言う態度の時は、何かが動いてますね。例えばあなた達が復活させた黄昏の三騎士が」

 

 

「ええーーーそうなんですか?トワさん」

 

 

雨宮さくらがトワに聞く。

 

「ええ、そうよ。今回は鹿とノヴァが動いてるわよ」

 

 

「まだ帝都に向かってるみたいよ。喧嘩しながらみたいだけど」

 

 

「はあ、喧嘩しながらですか?」

 

 

「そうみたい。それでかなり時間がかかってるわね」

 

 

それでも明日には直哉貴方の元に現れると思うわ」

 

 

「そうなんですね、それでは僕達はこれで失礼しますねトワさん」

 

 

「あ、待ちなさい直哉今からすこやか市に跳んで」

 

 

「え、どういう事です?」

 

 

「実は融合世界に人為的な力によってね原作世界がやって来そうなのよ」

 

 

 

「「ええそれはまさか・・・」」

 

 

「ワイズマンの実験が成功したんですか?」

 

 

 

「直哉どういう事?」

 

 

「実はですね・・・」

 

 

 

「ふむ、ワイズマンがもう一つのすこやか市を過去の幼馴染世界に部分的な召喚しようとしてたのね」

 

 

「とりあえず直哉キュアグレースが困らないように宝玉に霊力を補充させてほしいのよ」

 

 

 

「そういう事ならわかりました。確かに離れるので暫くは」

 

 

 

「そうね京極に狙われないようにした対策ですものね」

 

 

「それが裏目にならないようにケアもしないとね」

 

 

「そうですね」

 

 

 

そして直哉と雨宮さくらはすこやか市に跳んだ。

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワの指示と花寺家からのお願い

すこやか市の花寺家では・・・

 

 

「お父さんお母さん。お願い飛鳥ちゃんと薫ちゃんと二人の立花響さんを家に泊めてくれる?」

 

 

「「のどかどういう事?」」

 

 

「実は・・・」

 

 

「成る程ね直哉君のお願いか」

 

「のどか達に危険が来ないように直哉君が先手を打ったのか?」

 

「うん、薫ちゃんや、飛鳥ちゃんや響さんだけなら直哉君はこんなことをしなかった筈だし」

 

 

「そうねのどか達は不思議な力で直哉君の手伝いをしてても中学生だからね」

 

「それはちゆちゃんもひなたちゃんも一緒よ」

 

「うん」

 

「それで響さん直哉君は大丈夫なんですか?」

 

 

のどかの父親が明るい響に聞く。

 

 

「ええ今は何も起きてないので、大丈夫ですよ。でも帝都では大きな戦いが必ず起きますけど」

 

 

「「そんな」」

 

 

「なら響さんも直哉君の近くにいなくてもいいのですか?守護者として」

 

 

「ですが、直哉君はのどかちゃん達に戦争から離したいというので」

 

 

「「戦争」」

 

 

「直哉君は戦争に参加するんですか?」

 

 

「ええ、融合世界のバランスを保つために戦争に巻き込まれるでしょう」

 

 

「「そんな」」

 

 

「でもこれは紫藤家に生まれた宿命なので、直哉君も納得していますし」

 

 

「それでも直哉君が可哀想よ」

 

 

 

「そうです。だからこそ今度の戦争にはのどかちゃん達には参加させたくないんですよ」

 

 

!!

 

 

「「「「直哉君」」」」

 

 

「「と雨宮さくらさん」」

 

 

「「直哉君その姿は」」

 

 

「ああ、この姿で会うのは初めてでしたねこれが僕の実年齢の18歳モードです」

 

 

「「ええーー」」

 

 

のどかの両親は直哉の言葉に驚いていた。

 

 

「のどかさん宝玉持っていますか?」

 

 

「うん」

 

 

そしてのどかが宝玉を出すと直哉が霊力を宝玉に流しこんだ。

 

 

 

「さて、帰りましょうかさくらさん」

 

 

 

「待って直哉君私も連れていって」

 

 

「直哉さん」

 

 

「のどかさん今回は駄目です。本当の戦争に貴女を巻き込むわけにはいかないんですよ」

 

 

「でも私は行きたい。行って直哉君を助けたい。だってあの時私を助けたのは直哉君なんだから」

 

 

「あれは僕の紹介した病院のおかげであって僕がお礼や感謝されることはないんですよ」

 

 

「ねえ直哉君のどか達を連れて行ってあげてくれない?」

 

「のどかさんのお母さん正気ですか?」

 

 

「これから起きる事はすこやか市で起きている怪物騒動ではなく人間対人間の戦争になるんですよ」

 

 

「でもねこうなったのどかは頑固よ」

 

 

「そうだなのどか達の為に君の守護者達の皆さんを分散させるのはまずいだろうし」

 

 

「お父さん、お母さんありがとう」

 

 

「・・・」

 

「僕個人ではのどかさんのご両親が許しても連れて行く気はありませんでしたが、花寺のどかさんこれがご両親との最後の時間になるかも知れませんが、覚悟はありますか?」

 

 

「うん」

 

「わかりました。ただしちゆさんとひなたさんは連れていきませんよ」

 

 

「あくまで今回はご両親の許可の出たのどかさんとパートナー限定ですよ」

 

 

 

「うん」

 

 

そしてのどかは準備のために部屋に戻った。

 

 

 

「そう言えばさくらと直哉はそうしてここに来た?」

 

 

グレ響が直哉に聞く。

 

 

「それは、トワの指示ですよ。のどかさんの宝玉に霊力を入れて来いというね」

 

 

「成る程な」

 

 

「ねえ、パパじゃあ今の体制を維持するの?」

 

「それはとりあえず薫ちゃんと飛鳥ちゃんはこのままここにいてエステルさんと連絡取れたら連れてきて」

 

 

「響さんが我慢出来そうになったら教えて」

 

「「わかりました」」

 

 

「後ね、先ほど一つの原作世界が融合世界に接触するらしいからまだ時間はあるみたいだけど」

 

 

「「ええーーー」」

 

 

飛鳥と薫は直哉から聞かされた内容に驚いていた。

 

 

 

「最悪僕と三人が原作世界に跳んで事の元凶を叩くかもしれないしそれはまだわからないけど」

 

 

「融合世界のイベントもあるからね」

 

 

 

そして直哉と飛鳥と薫と話していると、のどかが準備を終えて直哉と雨宮さくらの所に来た。

 

 

「準備いい?のどかちゃん」

 

 

「はいさくらさん」

 

 

 

そして三人は中心世界に跳んだ。

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊としての初陣1

すこやか市から戻って来た4人は・・・

 

 

「さあ着いたよのどかちゃんとラビリン」

 

「はい、さくらさん」

 

 

「それじゃあ私と直哉さんは一度米田さんの所に行くから留守番お願いね」

 

 

そして直哉と雨宮さくらは大帝国劇場に向かった。

 

 

「ねえ、ラビリン私わがまま言ったのかな?」

 

 

「そうラビね、でもラビリンはのどかと直哉の気持ちわかるからどちらがいいとか、いけないとか言えないラビ」

 

 

「それに多分直哉はのどかの病気の原因を知っているのかもラビ」

 

 

「ええ――」

 

「知っているならどうして教えてくれないの?」

 

「それはラビリンもわからないラビ」

 

 

「けど恐らくそれはのどか自身が自分で知るべき事だからじゃないラビ?」

 

 

 

 

「私が知るべきことだから?」

 

 

「そうラビ、いずれのどかが知るタイミングを知ってるから不用意に言わないんじゃないラビ」

 

 

 

「そうなのかな、ならいいけど嫌われてないかな」

 

 

「それはないラビよ。本当に嫌いだったらここにのどかとラビリンはここにいないラビよ」

 

 

 

その頃大帝国劇場に向かっている直哉と雨宮さくらは・・・

 

 

「直哉さんやはり、のどかちゃんの事を心配ですか?」

 

 

「ええ心配ですよ。のどかちゃんがこのまま潰れるんじゃないかとね」

 

 

「ええ――どういう事ですか?」

 

 

「雨宮さくらさんは僕がバテデモーダを生んだことは知ってますよね」

 

 

「ええ、知ってます」

 

 

「実は原作世界ののどかさんとこちらの世界ののどかさんはたった一つ共通点がありまして」

 

 

「実は、ビョーゲンズのダルイゼンを育てたのが花寺のどかなんですよ」

 

 

「ええ――本当なんですか?」

 

 

「ええ、そのメガビョーゲンのかけらによってのどかさんの自由が奪われてしまったのを知り僕が裏の病院長をしている病院を紹介したんですよ」

 

 

「それじゃあのどかちゃんが言った事は本当の事なんですか?」

 

 

 

「のどかさん今回は駄目です。本当の戦争に貴女を巻き込むわけにはいかないんですよ」

 

 

「でも私は行きたい。行って直哉君を助けたい。だってあの時私を助けたのは直哉君なんだから」

 

 

「あれは僕の紹介した病院のおかげであって僕がお礼や感謝されることはないんですよ」

 

 

「それはのどかさんには、伝えてませんがのどかさんの主治医も僕がしてました」

 

 

「そして、キングビョーゲンの命令によりダルイゼンが、抜け出たことによりのどかさんの体が回復したんです」

 

 

 

「まさか、のどかちゃんがそんな運命を辿ってたんて」

 

「直哉さんはその件どうするんです?」

 

 

「僕としては、のどかちゃんとダルイゼンも助けたいと思います」

 

 

「ええ――ダルイゼンもですか」

 

 

「ええ、ですがもう一つのすこやか市が融合世界に融合する可能性がありますからそうなると、原作世界の話が改めて融合世界で起きると僕がのどかさんに言うと、かなり無茶をすると思うのでね」

 

 

 

「ああ、原作改変てやつですか」

 

 

「ええ、そうです。雨宮さくらさんの世界でも僕達は最低限の介入しかしませんでしたよね」

 

 

「そう言われたらそうですね」

 

 

 

「狂骨の時はあれも原作改変をしないために私と誠十郎さんに倒させたんですか?」

 

 

「そうですね」

 

 

そして直哉と雨宮さくらは大帝国劇場に着いた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊としての初陣2

「「お邪魔します」」

 

「あら、直哉さんまたいらしたんですか」

 

 

「ええ米田さんの提案の結果を伝えにですね」

 

 

「わかりました支配人をお呼びするので少し待ってて下さい」

 

 

 

「わかりました」

 

 

暫くして・・・

 

 

「おうすまなかったな。4月から配属となる隊員の事の書類仕事をしてたから遅くなった」

 

 

「新隊員て、ソレッタ織姫さんですか?」

 

 

「おうそうだぜ、雨宮まあお前さんにしてみれば過去だがな」

 

 

 

「米田さん米田さんの提案ですが・・・」

 

 

「あら、どうしたのここに来るなんて」

 

 

「ああトワさん米田さんの提案きいてました?」

 

 

「ええ、聞いてたわよ。まあ良いわよ特殊遊撃部隊を試験という意味ではね」

 

 

「やりましたね直哉さん」

 

「トワ貴女がそう言う態度の時は、何かが動いてますね。例えばあなた達が復活させた黄昏の三騎士が」

 

 

「ええーーーそうなんですか?トワさん」

 

 

雨宮さくらがトワに聞く。

 

「ええ、そうよ。今回は鹿とノヴァが動いてるわよ」

 

 

「まだ帝都に向かってるみたいよ。喧嘩しながらみたいだけど」

 

 

「はあ、喧嘩しながらですか?」

 

 

「そうみたい。それでかなり時間がかかってるわね」

 

 

それでも明日には直哉貴方の元に現れると思うわ」

 

 

「そうなんですね、それでは僕達はこれで失礼しますねトワさん」

 

 

「と言う事で特殊遊撃部隊試験運用の許可が出ました。明日降魔鹿を倒せば試験運用を続けられます」

 

 

「成る程なって鹿が動いてるのかよ」

 

 

「鹿戦の時僕が現場の指揮はしますが大多数の指揮はした事ないので助けてくださいね米田さん」

 

 

「ああ、それは構わんが何故お前が前線行く必要がある?」

 

「守護者も帝国華撃団限定のはずだろう?」

 

「ええ、その筈でしたが上司に騙されて帝国華撃団以外の守護者を連れてくることになりまして」

 

 

成る程な、その子のフォローをする為に前線に行くことになるかもしれんのだな」

 

「そういう事です」

 

 

「ちなみに連れてきたのは誰なんだ?」

 

 

「花寺のどかさんです」

 

 

 

「花寺のどか・・・」

 

 

 

米田は思い出していた。

 

 

「私花寺のどかです。そして隣にいるのはパートナーのラビリンです」

 

「よろしくラビ」

 

「「はい・・・ウサギが喋ったーー」」

 

「はいはい米田さんも大神さんもこれくらいで固まらないでください」

 

「無理よ私でもまだ信じられないもの」

 

「あやめさん」

 

暫くして大神と米田が動き出した。

 

「「はっ俺たちは一体何を・・・」」

 

「やっと復活したのラビ」

 

 

「「うわあーー夢じゃなかったーー」」

 

 

「もういい加減にしてくれーー話が出来ないだろ」

 

そう言って直哉は大神と米田の頬にビンタをかました。

 

 

「「いてーーー」」

 

 

「ああ、あの子か思い出した」

 

 

「わかった」

 

 

「助かります米田さん」

 

 

「それでは僕は帰りますね」

 

 

ピーピーピー

 

その時警報が大帝国劇場に鳴り響いた。

 

 

そして高村椿が米田と直哉の元に来た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊としての初陣3

「何が起きた?椿」

 

 

「大変です米田支配人謎の人物が降魔を率いて深川周辺を襲撃しています」

 

「椿謎の人物だけが降魔を率いているんだな?」

 

 

「はい間違いないです」

 

 

「直哉お前はどう見る?」

 

 

「恐らく喧嘩をしていた内の一人の独断でしょうね。米田さん現帝国華撃団に出撃命令をお願いします」

 

 

「直哉さん私達は?」

 

 

「雨宮さん新生帝国華撃団には、ノヴァと異なる地点にノヴァの独断の行動に合わせて動くと思いますからそちらはお任せしますね」

 

 

「それに鹿を確実に倒すのなら新生帝国華撃団の方が鹿も混乱すると思いますし」

 

 

「成る程な」

 

「それにノヴァが来ているなら光武や神武で戦うのは厳しいと思うので、僕とキュアグレースでノヴァを相手します」

 

 

そう言って直哉は大帝国劇場を出ていく。

 

 

 

その頃のどかとラビリンは・・・

 

 

「ラビリンなんか嫌な予感がするよ」

 

 

 

「のどか大丈夫ラビ?」

 

 

「何なんだろこの感覚は?」

 

 

「恐らくのどかに直哉の霊力が危険を教えてるんじゃないラビ}

 

 

「ええ――」

 

 

 

「のどかさん出撃しますよ。深川に降魔とノヴァが出現したので、僕達の相手はノヴァとなります」

 

 

そう言いながら直哉が戻って来た。

 

 

「「ええーー降魔はいいの」ラビ」

 

 

「ええ、そちらは現帝国華撃団の方達に任せます。通常の降魔なので」

 

 

「「わかった」ラビ」

 

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

「「キュアタッチ」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

「「重なる2つの花」」

 

 

 

「キュアグレース」

 

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

 

 

そしてキュアグレースは深川に向かった。

 

 

その頃大帝国劇場の地下司令室では・・・」

 

 

「すまんなさくら、アイリス、紅蘭、すみれにカンナ今からお前たちに深川向かってくれ、深川に降魔が出現した」

 

 

「「「「「えーーー」」」」」

 

 

「本当ですか米田司令」

 

 

真宮寺さくらが米田司令に聞く。

 

 

「ああ、今回の降魔の指揮しているのは、紫藤家の当主が戦う敵の一人だ」

 

 

!!

 

 

「「「「「と言う事は、まさか」」」」」

 

 

「そうだ。今回の出撃は特殊遊撃部隊としての初陣となる。帝国華撃団出撃せよ。目標地点深川」

 

 

「「「「「了解」」」」」

 

 

そして新生帝国華撃団のメンバー以外の帝国華撃団は深川に出撃した。

 

 

その頃深川では・・・

 

 

 

「漸く遊べるけど光もいないし、紫藤直哉もいないんじゃ抜け駆けした意味ないかな?」

 

 

「まあいいや。帝国華撃団とかいう奴らが来たら殺しちゃおう」

 

 

 

「そんなことさせないよ。ノヴァ」

 

「うん、あんた何で私の名前を知ってんの?」

 

 

その時グレースが深川に着いた。

 

 

 

「私も守護者の一人だよ」

 

 

「成る程守護者と言う事はあの時のか」

 

そういうノヴァは思い出す。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ノヴァとキュアグレース

「ふーんなら私の相手をしてよ」

 

そう言ってノヴァは直哉に襲いかかる。

 

 

「くっノヴァと言ったな。お前の目的はなんだ?」

 

 

「そんなのはわかりきっているでしょ紫藤直哉なら」

 

 

「炎の矢ーー」

 

!!

 

「その技はうわああ」

 

 

ノヴァと言う少女から炎の魔法が放たれ直哉に直撃した。

 

 

「オホホ大した事なかったわね今回の紫藤直哉は」

 

 

「オカマにはそう見えるんだ。もう一度死ねば」

 

「なんですって」

 

「紫藤直哉は死んでないよ⁉️炎の矢が直撃する直前バリアみたいなものを張られてたから」

 

「まあいいや今回の戦いもそれなりに楽しめそうだから」

 

 

そして二人どこかに消えた。

 

 

「成る程ね、お前があの時紫藤直哉を殺すのを邪魔した奴か」

 

 

 

「いいよ貴女はわたしが殺してあげる。行くよ炎の矢ーー」

 

 

「くっかわしても、付いてくる」

 

 

そしてノヴァとグレースが戦い始めた頃・・・

 

帝国華撃団の機体の5色の神武が深川に到着した。

 

 

 

「「「「「帝国華撃団参上!!」」」」」

 

 

「フーンあれが帝国華撃団かいいよ殺し甲斐が増えたね。でもまずお前から殺すけどね」

 

 

そう言ってノヴァはグレースを見る。

 

 

「さくらあたい達は降魔を優先的に叩けばいいんだな?」

 

 

「はい、お願いしまカンナさん」

 

 

「しかし、あの子が今回の降魔を復活させたとは思えんへんな」

 

 

「そうですわね、とりあえず降魔をどうにかしない事にはいけませんわね」

 

 

「せやな。今のうちに降魔だけでも倒そう。すみれはん」

 

 

 

そして帝国華撃団は、ノヴァといる降魔との戦いを始めた。

 

 

 

その頃大帝国劇場の地下司令室では・・・

 

 

 

 

「米田司令5機の神武が深川に到着し、降魔と交戦状態に入りました」

 

 

「そうか・・・由利直哉とキュアグレースの状況はどうだ?」

 

 

「花組が到着する直前に戦闘が始まりましたが、お互い様子見見たいです」

 

 

その時新生帝国華撃団のメンバーが地下司令室にやって来た。

 

「おいおい米田のおっさん降魔が出てきているのに私らには出撃はなしなのか?」

 

 

「おい初穂司令にそんな言い方は無いだろ」

 

 

誠十郎が初穂に言う。

 

 

 

「ああ、お前たちの相手がもうすぐ出てくるから心配すんな新生帝国華撃団よ」

 

 

「「「「ええーー」」」」

 

その時椿が米田司令に報告してきた。

 

 

「司令銀座に降魔と降魔鹿が現れました」

 

「やはり来たな。予測通りかなり怒ってるなやっこさん」

 

「米田さんそれはまさか貴方はこの襲撃を、予測していたんですか?」

 

 

「そうだ、神山今回の出撃は新生帝国華撃団の特殊遊撃部隊としての初陣だから頑張れよ」

 

 

「はい」

 

 

「神山出撃命令を出せ」

 

 

「はい、帝国華撃団出撃せよ!!目標地点銀座」

 

 

「「「「了解」」」」

 

 

 

 

そして新生帝国華撃団は銀座に出撃した。

 

 

 

その頃深川では・・・

 

 

「あはは、いいじゃない光の次に楽しいよ」

 

 

「貴女も戦いが好きなの?」」

 

 

「私は・・・人を殺すのが好きなの」

 

 

!!

 

 

「だからね、前の世界で私の光を奪った紫藤直哉を殺したいのよ」

 

 

「やっぱり前の世界からの来訪者でしたか」

 

 

「グレース僕を出してください」

 

 

 

!!

 

 

「「危ないよ」ラビ」

 

 

「大丈夫です。時が来ましたので」

 

 

その時深川地区に紅い光のシャワーが降り出した。

 

 

 

「グレース僕を光のシャワーが起きている中心に連れて行ってください。そこに新たな守護者の獅童光さんが、やって来ますので」

 

 

 

「分かったよ直哉君」

 

 

そしてグレースは光の中心に向かった。

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

神殿での話と新旧帝国華撃団の戦い

管理者の神殿では・・・

 

 

「おいこの現象は何なんだ?」

 

 

「慌てないのレイただの新たな守護者の為の演出よ」

 

「演出でもやりすぎだろう」

 

 

「そんな事ないわよ。初登場はインパクトが必要よ」

 

 

「インパクトねえいらないと思うが、これで直哉はノヴァの事を思い出すのか?」

 

 

「いえそれは無いわ3人揃わないとね」

 

 

「そうなのか」

 

「そうよ。あくまで前の世界のノヴァだしね彼女はせいぜい予行練習の相手として頑張っもらうわ。でもいま気がかりなのは、もう一つのすこやか市が融合した場合のどか達の話が最初からになる事ね」

 

 

「最初からだと?どういう意味だ」

 

「つまりね原作世界の戦いが初期化されるのキングビョーゲンを倒した事がね」

 

「つまり融合世界でいちから物語を始める形にしないといけないのか?」

 

「そうね、そう言う風にしないといけなくされたのよワイズマンにね」

 

 

「少なくとものどかと直哉の関係に少し亀裂が入りかけたのもワイズマンのせいだしね」

 

 

「成程なトワお前はのどかから獅童光に変えるつもりなのか?」

 

「いえ、直哉のメインの守護者はキュアグレースなのには変更は無いわ」

 

 

「そうか」

 

 

「それにのどか達も言ってたけど、健二を力で倒すと言うのは恐らく無理よ悪意を浄化出来れば良いのだけれど」

 

 

「と言っても健二やヒミコから出てこなければ意味が無いな。トワ」

 

 

「そうなのよね。まあその辺は慌ててないけど、まさかイヨが直哉達を追いかけて行くとは思わなかったけど」

 

「まあそうだなだが、イヨのお陰で助かった部分もあるんじゃないのか」

 

 

「まあそうね、あ鹿が新生帝国華撃団に倒されたわ」

 

 

 

銀座周辺では・・・

 

 

 

「天剣・桜吹雪」

 

 

 

「行くぞ無限縦横無尽嵐!!」

 

「がああああ。馬鹿な俺様と氷刃不動が知らない奴等にこうもあっさりやられるとはな・・・」

 

 

 

鹿がそう呟くと、鹿が乗る氷刃不動は爆発を起こした。

 

 

 

「ふう、何とか倒したか」

 

 

「けっこの時代の降魔も大したことねえな」

 

 

初穂がそう言う。

 

「ならば私と戦いましょう帝国華撃団」

 

 

「「「「「なっお前は」」」」」

 

 

その時深川では・・・

 

 

「あっこの感じは、私なの?」

 

 

真宮寺さくらは不思議な感覚に戸惑っていた。

 

 

「さくらどうしたの?」

 

 

アイリスが錯乱に聞く。

 

 

「さくらさん降魔を全滅させましたわ。これから直哉さん達の援護に向かいますわ」

 

 

「わかりましたすみれさん無理はしないでくださいね。異世界の敵なので」

 

 

「わかってますわ」

 

 

 

「はあ、はあ」

 

 

「そろそろ限界のようだね。殺してあげるよ紫藤直哉諸共ね」

 

 

「くっ」

 

ノヴァがキュアグレースに向けて最後の攻撃をしようとした時猪から通信が来た。

 

 

「待てノヴァ、鹿が倒され、銀座に謎の降魔が現れた。紫藤直哉の仲間を殺すのは待ていいな」

 

 

「チェ、楽しかったのに仕方ないな」

 

 

「改めてお前達は私が殺すからね」

 

 

 

そう言ってノヴァは撤退した。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

想定外の敵前編

「はあ、はあ」

 

 

「グレースさん大丈夫ですか」

 

「うん、体力的にはきついけどダメージは余り無いよ。直哉君」

 

 

 

「それなら早く新たな守護者の所に行きましょう」

 

「分かったよ直哉君」

 

 

そしてグレースは目的地に着くとそこで変身が強制解除され三人は奥に進むとそこには、眠っている獅童光がいた。

 

 

「光ちゃん」

 

 

のどかは光に駆け寄るがある一定の所でのどかは進めなくなる」

 

 

「ええ――どういう事?」

 

 

 

「どうやらそこからは僕しか進めないようですね」

 

 

 

そして直哉が光の前に行くと、直哉の頭に前の世界の記憶が流れ込む。

 

 

その頃さくら達は・・・

 

 

「大変ですわさくらさん。直哉さんとグレースさんが光のシャワーに入ったと思ったら消えましたわ」

 

 

「ああ、大丈夫ですよすみれさん。恐らく二人は新たな守護者を迎えに行ったので」

 

「そうなんですの?」

 

 

「ええ、私もそういう儀式がありそれをしなければ新たな守護者になる人物は目覚めないらしいですね」

 

その時米田司令からさくらに通信が来た。

 

 

「さくら直哉達はまだ戻ってくることができないか?」

 

「ええ、少し難しいですね」

 

 

そしてさくらは事の出来事を米田に話し出した。

 

 

 

 

「グレース僕を光のシャワーが起きている中心に連れて行ってください。そこに新たな守護者の獅童光さんが、やって来ますので」

 

 

 

「分かったよ直哉君」

 

 

そしてグレースは光の中心に向かった。

 

「成る程な、先補から続いている現象は直哉の仲間になる人物がこちらに来たことの合図か」

 

 

「ええ、そうみたいです。最も私も初めて見るんですが」

 

 

「米田司令何かあったんですか?」

 

 

 

「ああ、降魔鹿を倒した後に、謎の降魔が現れ新生帝国華撃団のメンバーが追い詰められてるんだ。それにな謎の降魔の使う技がさくらお前と同じなんだよ」

 

 

 

「ええ―どういう事ですか?」

 

 

 

「俺にもわからん。直哉達が駄目ならば、同じ技を使えるさくらだけでも新生帝国華撃団のメンバーを助けやってくれ」

 

 

「わかりました」

 

 

そしてさくらは米田司令との通信を切り、すみれ達に事情を説明し先に、大帝国劇場に帰還した。

 

 

 

時を少し戻して・・・

 

 

「天剣・桜吹雪」

 

 

 

「行くぞ無限縦横無尽嵐!!」

 

「がああああ。馬鹿な俺様と氷刃不動が知らない奴等にこうもあっさりやられるとはな・・・」

 

 

 

鹿がそう呟くと、鹿が乗る氷刃不動は爆発を起こした。

 

 

 

「ふう、何とか倒したか」

 

 

「けっこの時代の降魔も大したことねえな」

 

 

初穂がそう言う。

 

「ならば私と戦いましょう帝国華撃団」

 

 

「「「「「なっお前は」」」」」

 

「どうしてあなたここにいるの?夜叉」

 

 

「貴女はワイズマンによって殺されたんじゃ」

 

「久しぶりね雨宮さくら」

 

 

「そうね私はあの時消滅したはずだった」

 

 

そして夜叉はその時を思い出す。

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

想定外の敵後編

回想・・・

 

 

 

「この機体に乗って正解だわ。この機体が私に力をくれるもの、これなら貴女にも負けないわ。食らいなさい紫藤飛鳥と紫藤直哉」

 

 

「破邪剣征・桜花放神」

 

 

そして黒いヴァリマールから夜叉の桜花・放神が放たれた。

 

 

「これはまずい仕方ないアかシックバスターで相殺するしかない」

 

 

そう言って飛鳥はアカシックバスターを使い、桜花・放神を相殺するかけに出た。

 

 

「いけーアカシックバスター」

 

 

「フフ、今さらその程度の技でこの、桜花放神を止められると思うなーー」

 

 

そして、アカシックバスターと桜花放神がぶつかりあった。

 

 

「ぐうっ圧されるまずい」

 

「あはは、死ね死ね紫藤飛鳥と直哉ーーーー」

 

 

「「「「「「「「キャアア」」」」」」」」」

 

 

夜叉の乗る黒いヴァリマールの力と夜叉の復讐心が飛鳥とサイバスターの力を上まわり黒いヴァリマールによってサイバスターとプリキュア達の姿は消えていた。

 

 

 

「あはは、姿形も残さず消えて死んだか」

 

「さあ帰るわよ」

 

 

「そうはいかない・・・お前は既に我の物だからな」

 

 

「キャアアアア何よこれはーーワイズマン騙したなーー)

 

 

 

回想終了

 

 

 

「私自身もあの状態からどうして復活したのか分からいが、復活した以上お前達帝国華撃団を倒す、破邪剣征・桜花放神ーーー」

 

 

 

「「「「「うわああ」」」」」

 

そして夜叉の破邪剣征・桜花放神により新生帝国華撃団のメンバーの機体無限がダメージを受けた。

 

大帝国劇場地下司令室では・・・

 

 

!!

 

「何だと!!降魔が何故サクラの技を使えるのだ?」

 

 

 

「わかりません」

 

 

「司令こういう時は直哉さんに聞いてみましょう」

 

 

「そうだなかすみ。とりあえずさくらに繋げてくれ」

 

 

「わかりました」

 

 

 

 

「さくら直哉達はまだ戻ってくることができないか?」

 

「ええ、少し難しいですね」

 

 

そしてさくらは事の出来事を米田に話し出した。

 

 

「成る程な、先補から続いている現象は直哉の仲間になる人物がこちらに来たことの合図か」

 

 

「ええ、そうみたいです。最も私も初めて見るんですが」

 

 

「米田司令何かあったんですか?」

 

 

 

「ああ、降魔鹿を倒した後に、謎の降魔が現れ新生帝国華撃団のメンバーが追い詰められてるんだ。それにな謎の降魔の使う技がさくらお前と同じなんだよ」

 

 

 

「ええ―どういう事ですか?」

 

 

 

「俺にもわからん。直哉達が駄目ならば、同じ技を使えるさくらだけでも新生帝国華撃団のメンバーを助けやってくれ」

 

 

「わかりました」

 

 

そしてさくらは米田司令との通信を切り、すみれ達に事情を説明し先に、大帝国劇場に帰還した。

 

 

そして時は現在・・・

 

 

 

 

「アハハ、時を遡って自分達の優位が絶対的な状況で威張る今年化できないのかしらね」

 

 

「何だと!!」

 

 

初穂が夜叉の言葉に反応する。

 

 

「だってそうでしょう。貴女と、貴女と貴女はいても居なくてもどうでもいい存在だし」

 

!!

 

 

「だって、そうでしょう。貴女達は仲間を助けようとしたのかしら?」

 

「紫藤飛鳥や紫藤直哉達に任せてたよね。自分達の世界なのに」

 

 

「「「それは・・・」」」

 

 

初穂とあざみと、クラリスが反応する。

 

 

 

「そんな弱者はこの世にいらないのよ。消えなさい破邪剣征・桜花放神」

 

 

夜叉の放った。破邪剣征・桜花放神が三人の無限に迫る。

 

 

「「皆」」

 

神山とさくらの機体が三人の機体に追いつく前に夜叉の破邪剣征・桜花放神が放たれた。

 

 

 

「「「うわああ」」」

 

 

 

だがその時・・・

 

 

 

もう一つの破邪剣征・桜花放神が3人無限を守るように夜叉の破邪剣征・桜花放神を相殺した。

 

 

 

「「「「「「なっ」」」」」」

 

 

「まにあったか」

 

 

地下司令室にいる米田が呟く。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

その頃の花寺家

時を遡り・・・

 

 

 

「ねえ直哉君のどか達を連れて行ってあげてくれない?」

 

「のどかさんのお母さん正気ですか?」

 

 

「これから起きる事はすこやか市で起きている怪物騒動ではなく人間対人間の戦争になるんですよ」

 

 

「でもねこうなったのどかは頑固よ」

 

 

「そうだなのどか達の為に君の守護者達の皆さんを分散させるのはまずいだろうし」

 

 

「お父さん、お母さんありがとう」

 

 

「・・・」

 

「僕個人ではのどかさんのご両親が許しても連れて行く気はありませんでしたが、花寺のどかさんこれがご両親との最後の時間になるかも知れませんが、覚悟はありますか?」

 

 

「うん」

 

「わかりました。ただしちゆさんとひなたさんは連れていきませんよ」

 

 

「あくまで今回はご両親の許可の出たのどかさんとパートナー限定ですよ」

 

 

 

「うん」

 

 

そしてのどかは準備のために部屋に戻った。

 

 

 

「そう言えばさくらと直哉はそうしてここに来た?」

 

 

グレ響が直哉に聞く。

 

 

「それは、トワの指示ですよ。のどかさんの宝玉に霊力を入れて来いというね」

 

 

「成る程な」

 

 

「ねえ、パパじゃあ今の体制を維持するの?」

 

「それはとりあえず薫ちゃんと飛鳥ちゃんはこのままここにいてエステルさんと連絡取れたら連れてきて」

 

 

「響さんが我慢出来そうになったら教えて」

 

「「わかりました」」

 

 

「後ね、先ほど一つの原作世界が融合世界に接触するらしいからまだ時間はあるみたいだけど」

 

 

「「ええーーー」」

 

 

飛鳥と薫は直哉から聞かされた内容に驚いていた。

 

 

 

「最悪僕と三人が原作世界に跳んで事の元凶を叩くかもしれないしそれはまだわからないけど」

 

 

「融合世界のイベントもあるからね」

 

 

 

そして直哉と飛鳥と薫と話していると、のどかが準備を終えて直哉と雨宮さくらの所に来た。

 

 

「準備いい?のどかちゃん」

 

 

「はいさくらさん」

 

 

 

そして三人は中心世界に跳んだ。

 

時は戻り現在・・・

 

 

「しかし飛鳥ちゃんと薫ちゃんが、あの桜花の孫だなんて驚きよ」

 

 

 

のどかの母親が言う。

 

 

「「ええ、私達もこちらの世界のお祖母ちゃんのお友達と会えるなんて」」

 

「そう言えば、貴女達の両親は?」

 

 

「「私達の両親は私達が生まれた後に二人とも殺されました」」

 

 

 

!!

 

 

「そうだったの、ごめんね嫌な事を思い出させて」

 

 

「「いえ、気にしないでください」」

 

 

 

「その後私達はトワさんのお願いで融合世界に来たんです」

 

 

「成る程ねトワさんと知り合いなんだ」

 

 

「「知り合いと言うか最初は敵でしたけど」」

 

 

「「はっ」」

 

 

 

飛鳥と薫の言葉に、のどかの両親が驚く。

 

 

 

「飛鳥ちゃん。貴女達最初はトワさんの敵だったの?」

 

 

 

「そうですね。後色々あって今のように協力者としていますが」

 

 

「そうなんだね、後色々と言う部分は僕達は聞かない方がいいかな?」

 

 

「いえ、今のパパは花寺家の方々を本当の家族と思っているようなのではなしますよ。今後パパといる事でのどかさんにも関わる事なので」

 

 

 

「「そんな直哉君か、融合世界の平和を手にしたら死ぬなんて」」

 

 

「落ち着いてくださいまだ死ぬとは決まってないんです。あくまでもトワさん代理でパパがしているので、世界の平和を手にした時トワさんの考えによっては死ぬと言う事ですから」

 

 

 

「それでも直哉君は知ってるの」

 

 

「知ってますよ。だから花寺家と決別しようとしたのでしょうね」

 

 

「「あっ」」

 

「しかし直哉君も大変だな。世界の安定を影から支える仕事をいろんな世界でしてるんだから」

 

 

「そうね、直哉君が久しぶりに来たとき覚えてる?貴方」

 

 

「ああ、覚えてるよ。いきなり私達との関係を断とうとしてたっけ」

 

「えー何でーーお母さんお父さん」

 

 

のどかは両親の言葉に驚いていた。

 

 

「僕とこれ以上関わると貴方達の平穏な生活は崩れるので僕は記憶には無いですけど母の友達を危険な事に巻き込む訳には行かないんです」

 

 

「でも、君はある意味のどかの恩人だよ。そんな恩人にそう言われても納得しないよ」

 

 

「そうよ直哉君」

 

「それに君の事も桜花から頼まれてるんだから」

 

 

「え、私直哉君に病気を治して貰ったの?」

 

のどかが両親に聞く。

 

「いや正確には直哉に紹介してもらって病院でだけと」

 

 

「そうなんだ」

 

 

「そしてパパはあなた達の説得により花寺家との繋がりを断つ事が出来なかった」

 

 

 

「そんな私達がした事により直哉君を苦しめてたの?」

 

 

「いえ、花寺家の皆さんのした事は、紫藤直哉と言う子供の事を考えての事ですから間違いとは言えませんよ」

 

 

「でも私達が余計な事をしなければのどかが直哉君の未来を知ったらどうなるか」

 

 

 

「「花寺家にとって既に私達のパパは家族なんですね」」

 

 

 

「そうよ」

 

「そうだよ。飛鳥ちゃんや薫ちゃんもね」

 

 

その頃別室にいる二人の響は・・・

 

 

「おい、太陽お前が何故泣く?」

 

 

「だって――直哉君が世界の平和を手にしたら死ぬなんて知らなかったし」

 

 

 

「あれは飛鳥と薫の嘘だぞ。あくまでも本当に起こるかもしれないけどくらいのな」

 

 

「ええーー嘘なのーー」

 

 

「だがこれからの戦いによっては嘘が現実になるかもしれないがな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

守護者が目覚める前に頼まれた依頼前編

「直哉君獅童光ちゃんめざめた?」

 

 

「ええ、封印は溶けましたけど、のどかさんとラビリン助けてください」

 

 

「ええーーこれはどういう状況」

 

「ラビーー」

 

のどかとラビリンが直哉の助けてという言葉を聞き行くと直哉が守護者の人に抱き枕状態になっていた。

 

 

「苦しい――のどかちゃん助けて―――」

 

 

 

「うん少し待ってね直哉君」

 

 

暫くして・・・

 

 

「はあ、はあ、助かった」

 

 

「それでも直哉君どうしてあんな格好になったの?」

 

 

「それは・・封印儀式が終わり目覚める筈がなかなか起きてこないので、台座まで言ったら、僕を抱き枕にしてしまったんですよ。獅童光ちゃんは」

 

 

「それで光ちゃんは起きた?」

 

 

「それがあれだけ騒いで助けてもらったんですけど、一向に起きる気配がないんです」

 

 

「「ええーー」ラビ」

 

 

「こちらで行う儀式は間違いなく正常に作動をしたので獅童光ちゃんの覚醒を邪魔する力がどこかにあるのでしょうね」

 

 

「ならここを出て現況を捜さないと」

 

 

「それは出来ません。のどかさんこの部屋で儀式をした以上僕達全員獅童光ちゃんが目覚めない限り僕達はこの部屋から出る事は出来ないので」

 

 

 

「「ええーーー」」

 

 

「それ聞いてないよ」

 

 

「僕もこの事態は初めてですよ。自分が守護者を起こすと言う事は」

 

 

「「はっそう言えば」」

 

 

「恐らくですけど守護者を起こすという設定にしたのは、トワさんだと思いますよ」

 

 

「そうよ、直哉でもこれは守護者の安全を考慮してなのよ」

 

 

その時トワの声が室内に流れてきた。

 

 

「トワさんそれはどういうことですか?」

 

 

のどかがトワに聞く。

 

 

「最近の融合世界はいろんな意味で不安定なのよ」

 

 

「それでこれからも様々な守護者を連れてこないとまずい状況になるかもしれないでしょう」

 

 

「確かにそう言う事態が起きるかもですね」

 

 

「これはそう言う時の守護者を守る装置なのよ」

 

 

「「成る程」ラビ」

 

 

「それでトワ獅童光ちゃんが起きない理由は何だと思います」

 

 

「それは恐らくこれのせいと思うわ」

 

 

 

そう言って直哉達にトワは映像を見せる。

 

「アハハ、時を遡って自分達の優位が絶対的な状況で威張る今年化できないのかしらね」

 

 

「何だと!!」

 

 

初穂が夜叉の言葉に反応する。

 

 

「だってそうでしょう。貴女と、貴女と貴女はいても居なくてもどうでもいい存在だし」

 

!!

 

 

「だって、そうでしょう。貴女達は仲間を助けようとしたのかしら?」

 

「紫藤飛鳥や紫藤直哉達に任せてたよね。自分達の世界なのに」

 

 

「「「それは・・・」」」

 

 

初穂とあざみと、クラリスが反応する。

 

 

 

「そんな弱者はこの世にいらないのよ。消えなさい破邪剣征・桜花放神」

 

 

夜叉の放った。破邪剣征・桜花放神が三人の無限に迫る。

 

 

「「皆」」

 

神山とさくらの機体が三人の機体に追いつく前に夜叉の破邪剣征・桜花放神が放たれた。

 

 

 

「「「うわああ」」」

 

 

「「「ええーー夜叉がこちらの世界にーー」」」

 

 

「恐らく夜叉と光が何らかの原因でリンクしていて夜叉とのリンクを切らないとダメなんじゃないかしらね」

 

 

「そんなーー」

 

 

「とにかく夜叉の件は二つの帝国華撃団任せるしかないわ」

 

 

「それと貴女達に光が目覚める前に行って貰いたい所があるの」

 

 

「「「ええーーー」」」

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

守護者が目覚める前に頼まれた依頼中編

「トワどういう事ですか?僕達に行って貰いとは」

 

 

「その世界にワイズマンが侵入した形跡があるのを見つけたの」

 

 

「本来なら光が目覚めてから貴女達3人だけで行って貰う予定だったの」

 

「「その世界ってまさか・・・」」

 

 

 

「そうよ。もう一つのすこやか市よ」

 

 

「成る程、確かにワイズマンが融合世界に呼んだ世界の中で自分の力が使えるのかを確かめるかもしれないと言う事ですか?トワ」

 

 

「そういう事よ直哉」

 

 

「直哉君どういう事」

 

 

「つまりですね。のどかさんとラビリンが初めてプリキュアになった時の事覚えてますか?」

 

 

 

「覚えてるよ」

 

 

「あの時はダルイゼンがメガビョーゲンを作り出してラビリンとのどかがキュアグレースになって浄化したラビ」

 

 

「どうやらワイズマンはその時間に行っているみたいですね。融合世界に融合される前に」

 

 

「そしてもしワイズマンの力でメガビョーゲンが召喚された場合あちらのキュアグレースは2体のメガビョーゲンを相手することになります」

 

 

 

「そんな一度に2体なんてまずいよ」

 

 

「だからトワさんは、光ちゃんが目覚めるまでの間にワイズマンの実験を止めて欲しいと言ってるんですよね」

 

 

「そうよ、それに残念だけどもう一つのすこやか市との融合は止める事は出来ないからせめてね」

 

 

「わかりましたトワさん私達行きます。ラビリン」

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

「「キュアタッチ」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

「「重なる2つの花」」

 

 

 

「キュアグレース」

 

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

 

 

「それじゃ貴女達を送る前に3つ約束して。あちらにはまだ融合世界との影響はまだ出てないけど、ワイズマンの行動次第では加速する可能性があるわ。もし加速を早めるような事が起きればどんなことをしてもいいからメガビョーゲンを止めてねその意影響下にある」

 

 

「「「わかりました」」」

 

 

「次にのどかとラビリン事だけど、恐らくのどかとラビリン達が出会う頃に私が飛ばすんだけど、貴女達はなるべく向こうの自分に会わないようにしてね」

 

 

「「はい」」

 

 

 

「そして直哉貴方は可能な限り喋ることを禁止するわ」

 

 

「ええ」

 

 

「貴方は原作世界で喋ったら、原作世界がやばいことになるからね」

 

 

 

 

そう言ったトワは特殊なゲートを作りグレース達をもう一つのすこやか市に送った。

 

 

 

その頃もう一つのすこやか市では・・・

 

 

 

「ふふ、ここがもう一つのすこやか市か・・・」

 

 

「ふむまだこちらの世界のビョーゲンズは動いてないようだな。それはそれで構わんがな。

 

 

 

ワイズマンが不敵に笑う。

 

 

 

 

その頃すこやか市にある公園では・・・

 

 

 

「生きてるて感じだねでも、俺達ビョーゲンズが地球を蝕むんだけどね」

 

 

 

「進化しろ!!ナノビョーゲン」

 

 

 

そしてダルイゼンが放ったナノビョーゲンは公園の花達に感染しメガビョーゲンに変化をした。

 

 

 

「何あの怪物は」

 

 

そしてこちらの花寺のどかは突然の怪物騒動で逃げ出す老人を助けた後ある言葉を聞いた。

 

 

「早く逃げるよユウ君」

 

「嫌だよまだわんちゃんがいたもん。怪物に食べられちゃうよ」

 

 

「何言ってんのユウ君が逃げるのが先よ」

 

 

 

「わんちゃん・・・大丈夫私は走れる。

 

 

そしてのどかはワンちゃんを捜し始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

守護者が目覚める前に頼まれた依頼後編

その頃ヒーリングアニマル達は・・・

 

 

「見習いのお前たちが俺達に叶うわけないだろ」

 

 

「ダルイゼン。やってみなくちゃわからないラビ」

 

 

そしてラビリンが、メガビョーゲンに向かうが・・・

 

 

「きゃん」

 

ラビリンはメガビョーゲンに軽くはじかれた。

 

 

 

 

「おい生きてるか」

 

「やっぱり人間のパートナーがいないと無理ペン」

 

 

 

「だからってこのままじゃ地球が・・・」

 

 

 

そのヒーリングアニマル達のやり取りを見ていた融合世界ののどかとラビリンが言った。

 

 

 

「へえ、私がラビリン達に会う前にこういう事があったんだ」

 

「恥ずかしいラビ」

 

「・・・」

 

 

「ああ、直哉君ごめんね、こちらでは喋れなかったね」

 

 

直哉がのどかに教えたのは・・・」

 

 

「見つけたワンちゃん」

 

 

原作世界ののどかとヒーリングアニマル達の出会いを見たのどかと直哉とラビリンはその場を離れ、原作世界のキュアグレースメガビョーゲンを浄化する直前まで見ていたその時異変が起きた。

 

 

「グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン、」

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラワー」

 

 

 

ピンク色の光線がエレメントと包み込むように助け、メガビョーゲンを見事に浄化を始めた時異変がメガビョーゲンに起きた。

 

「ヒーリンググッ・・」

 

 

 

「メガビョーゲン」

 

 

その時、どこからか新たなメガビョーゲンが現れキュアグレースに浄化されかけていたメガビョーゲンを新たに現れたメガビョーゲンが吸収したのだった。

 

 

 

「なんだあのメガビョーゲンは?」

 

 

原作世界のダルイゼンもキュアグレースもヒーリングアニマル達も驚いていた。

 

 

!!

 

 

「ラビリンこれはもしかして」

 

「ワイズマンが作り出したメガビョーゲンの可能性が高いラビ、それも質が悪いタイミングラビ」

 

 

そして融合世界から来たのどか達はこの戦いに介入をする事にした。

 

 

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

「「キュアタッチ」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

「「重なる2つの花」」

 

 

 

「キュアグレース」

 

 

 

「ラビ」

 

「はあああ」

 

「メガ・・ビョーゲン」

 

 

 

「「「「「何が起きた」の」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

突然新たに現れたメガビョーゲンが吹き飛びその場にいる全員が驚いていた。

 

 

 

「よしこれで皆に知られずに浄化すれば終わりだね」

 

 

 

「そう上手くいくとは行くとは思わない方がいいぞ」

 

 

「「その声はワイズマン」」

 

 

その時ワイズマンが融合世界のキュアグレース達の前に現れた。

 

 

 

「まさかお前たちがここに来るとはな、夜叉を一時的にヴァリマールから解放したのだが、成程相手をせずに私の実験を阻止に来たか」

 

 

!!

 

「帝都での夜叉の復活は貴方のせいなの?」

 

 

 

「そう言う事だ。だが貴様達がここに来た以上夜叉にはまた眠って貰うとしよう」

 

 

その時融合世界の帝都では・・・

 

 

 

「グカアア」

 

 

 

「「「「「「何が起きた」」」」」の」」

 

 

突如夜叉の体が溶け始め戦った真宮寺さくらを始めとする新生帝国華撃団と米田達に驚きを与えた。

 

 

再び原作世界のすこやか市の公園では・・・

 

「グレースまずいラビこちらのグレース達が来るラビ」

 

「一度隠れるラビ」

 

「うん」

そして融合世界のグレース達は隠れた。

 

「グレース見つけたラビあそこにあのメガビョーゲンがいるラビ」

 

 

「おやおやもう一人の貴女が来ましたねキュアグレースとヒーリングアニマルのラビリン」

 

!!

 

「貴方は一体何が目的なの?」

 

「私の名はワイズマンと言いますお見知りおきを」

 

 

「「ワイズマン」」

 

「ワイズマン貴方もメガビョーゲンを出せるの?」

 

 

「ええ出せますよ。ただ私のは特殊でしてね、こちらの貴女達には浄化出来ませんよ」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2人のキュアグレース

「やってみなきゃわからないラビ。グレース」

 

「うん」

 

「「キュアスキャン」」

 

「ラビリンあれは?」

 

「あれはエレメントさんと言ってメガビョーゲンが地球から奪った力ラビ」

 

 

「ほう、ああやってエレメントと言う存在を見つけるのか」

 

「これはまさしく星のお医者さんと言って良いだろう」

 

 

 

 

「グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン、」

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラワー」

 

だが、ヒーリングフラワーはメガビョーゲンに届く前に消滅した。

 

 

「「ええーー」何でラビ」

 

 

「言った通りだろう?私の作ったメガビョーゲンは特殊だと、私的にこの世界を蝕む義理はないが、やれメガビョーゲン」

 

 

「メガビョーゲン」

 

 

そしてワイズマンの命令聞いたメガビョーゲンは地球を蝕みだした。

 

 

 

「いったいどうなってるんだ、あのメガビョーゲンは?」

 

 

原作世界のダルイゼンも驚いていた。

 

 

「もう少し状況を見て報告に戻るか、なんか面白い事が起きそうだし」

 

 

その頃姿を隠している融合世界のキュアグレースとラビリンは・・・

 

 

「ラビリンどうしょう?あのメガビョーゲン霊力バリアを持ってるよ」

 

 

「そうラビどうしたらいいのかわからないラビ」

 

 

「そうだねスカイヒーリングフラワーを使っても姿を見られるし」

 

「それに姿を見られたらトワさんとの約束がラビ」

 

「それじゃ貴女達を送る前に3つ約束して。あちらにはまだ融合世界との影響はまだ出てないけど、ワイズマンの行動次第では加速する可能性があるわ。もし加速を早めるような事が起きればどんなことをしてもいいからメガビョーゲンを止めてねその意影響下にある」

 

 

「「「わかりました」」」

 

 

「次にのどかとラビリン事だけど、恐らくのどかとラビリン達が出会う頃に私が飛ばすんだけど、貴女達はなるべく向こうの自分に会わないようにしてね」

 

 

「「はい」」

 

 

「確かに約束を守る事も大事だけど、この状況は恐らく加速させると思うよ」

 

 

「確かにその可能性が高いラビね」

 

 

 

「グレース準備はいいラビ?」

 

 

「うん」

 

 

 

その頃ワイズマン達は・・・

 

 

「ふふ、これが本来のプリキュアそしてヒーリングアニマル、ビョーゲンズそして

 

キングビョーゲンの力の集合体か」

 

 

!!

 

 

 

「成る程な、私に協力を要請しもう一つのすこやか市に来させた理由がわかった」

 

 

「「何を言ってるの?」ラビ」

 

 

 

「ああ、すまない私はこちらの世界ではない世界から来たのだよ。別の世界にいるキングビョーゲンの依頼でね」

 

 

「「ええーー」ラビ―」

 

 

「「「何だと」ペン」ニャン」

 

 

「そう驚くこともないだろう。俗に言う並行世界だ」

 

 

「なあ、そうだろうそこに隠れている。もう一人のキュアグレースよ」

 

 

 

「え」

 

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

「キュン!キュン!キュン」

 

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

 

 

 

 

「プリキュア!スカイヒーリングフラワー」

 

 

そして融合世界のキュアグレースが現れた。

 

 

 

「「「「ええーーー私がもう一人」グレースがもう一人現れた」」」

 

 

原作世界のグレースとヒーリングアニマル達が驚いていた。

 

 

「メガガガガビョーゲン」

 

 

「見ろあのメガビョーゲン苦しんでいるぞ」

 

 

「「「ええーー」ラビ」ペン」

 

予想外の事態に驚く原作世界のキュアグレースとヒーリングアニマル達だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

暫しの別れと合流1

「エレメントチャージ」

 

 

「キュン!キュン!キュン」

 

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

 

 

 

 

「プリキュア!スカイヒーリングフラワー

 

 

そして融合世界のキュアグレースが現れた。

 

 

 

「「「「ええーーー私がもう一人」グレースがもう一人現れた」」」

 

 

原作世界のグレースとヒーリングアニマル達が驚いていた。

 

 

「メガガガガビョーゲン」

 

 

「見ろあのメガビョーゲン苦しんでいるぞ」

 

 

「「「ええーー」ラビ」ペン」

 

予想外の事態に驚く原作世界のキュアグレースとヒーリングアニマル達だった。

 

 

 

 

「ほう、霊力バリアを霊力で相殺させたか、キュアグレースよ」

 

 

 

「ワイズマン。これで貴方のメガビョーゲンは通常のメガビョーゲンだよ。まだ何かするの?」

 

 

「いや今回の実験はすでに終わっているので、これで失礼するよ。だがこの世界は私達の事を認識してしまったからこれからが楽しみだなキュアグレースよ」

 

 

「そう言ってワイズマンは消えた。

 

 

「相変わらず逃げ足は速いラビ」

 

 

「そうだね。ワイズマンもこの世界から消えたみたいだし、私達も元の世界に戻ろうか」

 

 

「わかったラビ」

 

 

「ちょっと待って貴女は私なの?」

 

 

「そうだよ。私はワイズマンが言ったように並行世界世界から来たんだよワイズマンを追ってね」

 

 

「「「並行世界だって――ラビ」ペン」「ニャン」

 

 

「それに、グレースの服が違うペン」

 

 

「本当だなラビリンなら同じはずなのにニャン」

 

 

「それよりメガビョーゲンの浄化するラビよ」

 

 

融合世界のラビリンが原作世界のキュアグレースに言う。

 

 

「え、貴女が浄化したんじゃ・・・」

 

 

「あの技はワイズマンが作ったメガビョーゲンの能力を無力化しただけラビ」

 

 

 

「「「「ええーー」」」」

 

 

 

「早くメガビョーゲンを浄化するラビ」

 

 

「あのまた会えますか」

 

 

「近いうちに会えるかもね」

 

 

そう言って融合世界のキュアグレースは融合世界の獅童光が眠る場所に戻った。

 

 

 

「お帰りなさい3人共」

 

「「トワさんどうしてここに」ラビ」

 

 

 

「ああ、実はね」

 

 

 

「グカアア」

 

 

 

「「「「「「何が起きた」」」」」の」」

 

 

突如夜叉の体が溶け始め戦った真宮寺さくらを始めとする新生帝国華撃団と米田達に驚きを与えた。

 

「真宮寺さくらが戦っていた夜叉が急に死んだから獅童光が起きるかもと思ってたから神殿の仕事をレイに押し付けてきたのよ」

 

 

 

「そうだったんですね」

 

「それでそっちはどうだったの?」

 

 

「実は・・・」

 

 

「こちらで夜叉のsんだ理由もわかっていますので伝えますね」

 

 

そして変身を解除したのどかが話し出す。

 

「そう上手くいくとは行くとは思わない方がいいぞ」

 

 

「「その声はワイズマン」」

 

 

その時ワイズマンが融合世界のキュアグレース達の前に現れた。

 

 

 

「まさかお前たちがここに来るとはな、夜叉を一時的にヴァリマールから解放したのだが、成程相手をせずに私の実験を阻止に来たか」

 

 

!!

 

「帝都での夜叉の復活は貴方のせいなの?」

 

 

 

「そう言う事だ。だが貴様達がここに来た以上夜叉にはまた眠って貰うとしよう」

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

暫しの別れと合流2

「成る程ね、あの夜叉は、ワイズマンがした事なのね」

 

「そうみたいです。あくまで守護者全員が夜叉の所へ行けばワイズマンとしては都合が良かったようですね」

 

 

 

「ふむそれでワイズマンは何をしに向こうに行ってたの?」

 

 

「それは・・・」

 

そしてグレースが話し出す。

 

 

「ふふ、これが本来のプリキュアそしてヒーリングアニマル、ビョーゲンズそして

 

キングビョーゲンの力の集合体か」

 

 

!!

 

 

 

「成る程な、私に協力を要請しもう一つのすこやか市に来させた理由がわかった」

 

 

「「何を言ってるの?」ラビ」

 

 

 

「ああ、すまない私はこちらの世界ではない世界から来たのだよ。別の世界にいるキングビョーゲンの依頼でね」

 

 

「「ええーー」ラビ―」

 

 

「「「何だと」ペン」ニャン」

 

 

「そう驚くこともないだろう。俗に言う並行世界だ」

 

 

「これがワイズマンが、原作世界の方に介入した理由みたいです」

 

 

「そうなのね。こちらの世界のキングビョーゲンの依頼でワイズマンは、原作世界の調査と融合世界での自分の力が使えるかを調べてたのね」

 

 

「そうみたいですね」

 

 

「その調査結果が、貴女達が原作世界のキュアグレース達と話してしまった事に繋がるのね」

 

 

 

「すみません」

 

 

「気にしなくていいわ。正直に言うとのどかとラビリン関連の事で、隠せるとは思わなかったしね」

 

 

「ワイズマンが喋ると想定してたから。ただ直哉の存在がばれなかっただけでも良しとするわ」

 

 

 

 

「そう言えば、光は起きたラビ?」

 

 

 

「ああ、起きたのは起きたのだけど光は、記憶が無いの前の世界で魔法騎士として戦った記憶が」

 

 

「「「ええーー」」」

 

 

 

「記憶が無いって事は僕と同じですか?」

 

 

 

直哉がトワに聞く。

 

 

「それは違うわね。直接見てもらった方がいいわね」

 

 

そう言ったトワは3人を光のいる場所に移動した。

 

 

 

!!

 

 

「「「これが光ちゃん」」ラビ」

 

 

「光ちゃん生きてるんですか?」

 

 

「ええ、生きてるわよ。ただ人として必要な記憶と感情を失ってるけどね」

 

 

「何でこんな事に?」

 

 

「それは今の所原因はわからないわね、融合世界に転移した事による副作用かはたまたデボネアの呪いなのか」

 

 

「ともかく光がなんでこういう状態になったのかが判るまで、守護者は現状のままの体制でしてね」

 

 

「「「わかりました」」ラビ」

 

 

 

「それじゃ私は光を連れて管理者の神殿に戻るわね」

 

 

トワが光を連れて行くと、直哉達も深川にいた。

 

 

 

その頃大帝国劇場では・・・

 

 

 

「米田司令直哉さんとキュアグレースさんが戻ってきました」

 

 

「そうかすみれ、お前達も帰還してくれ」

 

 

「了解しましたわ」

 

 

 

「さくら直哉達がこちらに帰還したぞ」

 

 

「そうですか良かった」

 

 

 

「とりあえず今回の件については直哉達が帰ってきてからだな」

 

 

 

「そうですね支配人」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

夜叉と言う存在について

直哉達と新旧帝国華撃団がノヴァと降魔鹿との戦いの翌日・・・

 

 

直哉は一人大帝国劇場の支配人室にに着いた。既に神山誠十郎と雨宮さくらがいた。

 

 

「来たか直哉、早速だが夜叉という奴は何故真宮寺さくらの技を使えるんだ」

 

 

 

「え、それを僕に聞かなくてもそこの二人から聞けば住むのでは?」

 

 

「「あははそれが、私達夜叉と戦った事無くて」」

 

 

「俺達の世界の降魔と言うくらいしかわからないんだ」

 

 

 

「そうですか、夜叉の事を米田さんに具体的に伝えると未来に何が起きると言う事を教える事になりますけど?」

 

 

 

「その辺は、大丈夫だよトワさんとレイさんに許可を貰ってるから」

 

 

 

「そうですかわかりました」

 

 

 

 

 

「恐らく夜叉は真宮寺さくらの何かを使い人造的に作られた降魔と自分は考えています」

 

!!

 

 

「何だと!!」

 

 

 

「米田さんこれからいう内容は、僕達が神山さん達の世界のすみれさんから聞いた話です」

 

 

 

そして直哉は話し出した。

 

 

「「「どうして解散したんです」」」」

 

「それは太正16年に私達の代の最後の戦いを終えた3年後に突然降魔皇と言う者達が帝都に現れてその時に私は霊力を失ってしまい、私は降魔皇との戦いには参加しないことでこちらの世界に残る事となったんですわ」

 

 

「それじゃ帝国華撃団と巴里華撃団ともうひとつの華撃団は?」

 

 

「直哉さん3華撃団は降魔皇を封印するために幻都にいます」

 

 

「「「「幻都に」」」」

 

 

「幻都と言うのは何ですか?」

 

 

「幻都と言うのは降魔皇を封印しているもうひとつの帝都と思ってください」

 

 

「「「「成る程」」」」

 

 

「つまりすみれさん以外の3華撃団は幻都にいるわけですね」

 

「ええ、生きていればですけど」

 

「「「そんな生きていればって」」」

 

その時すみれに仕える一人の女性がやって来た。

 

「これが、神山さん達の世界の未来の状況となります」

 

 

「なんてこった、降魔応という奴を封印する為にさくらや大神がいない世界が存在するとは」

 

 

「恐らく夜叉が真宮寺さくらさんのコピー降魔として作られた存在と考える理由です」

 

 

「成る程な、俺達の未来が神山達の未来になる可能性はあるか?」

 

 

 

米田が直哉に聞く。

 

 

 

「まったくならないとは言えませんが、かなり低いと思いますよ。その代わり降魔応を復活させたい勢力が新生帝国華撃団を狙って、融合世界に来る可能性が高いですね」

 

 

「「ええーー」」

 

 

誠十郎とさくらは直哉の言葉に驚いていた。

 

 

 

「そうか・・・まあ帝国華撃団としては、今は陸軍の動きを見ておかないとな」

 

 

「そう言えば、大神さんに転属命令を通達したんですか?」

 

「ああ、来月に日本に戻るらしいからな」

 

 

「そうなんですね」

 

 

 

「ああ、直哉カンナからの希望でな近いうちに響にリベンジさせて欲しいとさ」

 

 

「え、先月もそういうやり取りしませんでしたっけ?」

 

 

「まあいいですけど、それでは自分は帰りますね」

 

 

 

「ああ、気を付けてな」

 

 

 

そう言って直哉は大帝国劇場を出て、鶯谷にある自宅に戻った。

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

大帝国劇場からの帰宅後予想外の来客

「ただいま」

 

 

 

「お帰り直哉君」

 

「あれ、響さんすこやか市で何かありました?」

 

「うん早く来て」

 

 

 

直哉が響に言われ居間に行くとそこにはエステルとクローゼがいた。

 

 

!!

 

「エステルさんにクローゼさんどうしてここに?」

 

 

「久しぶりね直哉、私達はワイズマンを捕まえるために来たのリベルアークで逃げられたね」

 

 

「でも何でこちらに来れたんです?ゲートが使えないのに」

 

 

 

「ああ、そこはトワから聞いたわこれからの状況によっては守護者を増やすこともあるってね、それに響がワイズマンに余計な事を言った事もね」

 

 

「あう・・・・ごめんなさい」

 

「ああ成る程」

 

 

そして直哉はその時を思い出した。

 

 

 

「ほう、花寺のどか、いやキュアグレースお前は助けるのか?お前たち守護者の大切な者の命を奪おうとした者を」

 

 

 

「ワイズマン。貴方はわたしとこちらの紫藤直哉さんの関係を見てこういう作戦にしたんだよね。そうかつてヨシュアさんを使ってエステルさんを苦しめたように」

 

 

「ほう守護者達は私の過去も知ってるんだな」

 

 

「当たり前だよエステルさんも守護者だもん」

 

「ほう、あの娘も守護者の一人か」

 

 

 

「あれまさか、私まずいこと言った?」

 

「そのこと聞いたリベールとしては直哉さん達に協力をしたいとトワさんに伝えたんです」

 

「へ、リベールとしてですか?」

 

 

「ええ、私を融合世界での活動の一環で、守護者見習いにしてくださいと」

 

 

 

「えええーー」

 

「クローゼさんを守護者の見習いにーー」

 

 

「それでトワさんの答えはどうでした?」

 

 

「そこは直哉とのどかに聞いてだって」

 

 

「なっ僕達が決めろって言われたの?」

 

「簡単に言えばそうね」

 

 

「それで直哉さんどうでしょうか?」

 

 

「しかし・・・未来の女王の後継者が異世界で暮らすなんて、よく許可が出ましたね」

 

「・・・」

 

 

「まさか、無許可ですか?」

 

 

直哉の答えにクローゼが頭を縦に振る。

 

 

 

「ああ、そこまで外堀を埋めてこちらに来たんですね」

 

「はい」

 

 

「この様子だとのどかさんは許可を出したようですね」

 

 

「そうよのどかは慌てて買い物に言ったけど」

 

 

「そりゃそうですね。クローゼさんに余り物を出すわけにはいかないですからね」

 

 

 

「エステルさんそれでのどかさんとラビリンが買い物に行くと言ったんですか?」

 

 

「そうよクローゼ、貴女とそこにいる大食いの響と違ってちゃんとした物を準備するんだから」

 

 

「エステルさん酷い」

 

「響あんたゼムリア大陸にいる時野草も食べてたわよね?」

 

 

「う、それはお腹がすいたからで・・・」

 

 

「そう言って、最終的に私達が助けたわよね」

 

 

 

「だって美味しそうだったから」

 

 

「美味しそうだからって何でも食べるな」

 

 

「エステルさんが苛めるよ直哉君」

 

 

「いや、流石に響さんが悪いですよ。それに関して」

 

 

そして暫くして・・・

 

 

のどかとラビリンが買い物から帰って来た。

 

 

 

その夜・・・

 

 

「それで直哉君クローゼさんの件だけど」

 

 

「のどかさんその件ですけどすこやか市でやりません」

 

 

「すこやか市で?」

 

 

「ええあちらの方がいろんな意味でクローゼさんに刺激になると思いますから」

 

 

「わかったよ、お母さん達には私が連絡するよ」

 

 

「ありがとうございますのどかさん」

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

エステルとクローゼすこやか市へ前編

そして翌日・・・

 

 

「皆さん準備はいいですか?」

 

「「「「「はーい」」」」ラビ」

 

 

そして直哉達はすこやか市に向かった。

 

 

その頃すこやか市では・・・

 

 

「「ええーーー」」

 

 

「エステルさんとクローゼさんがすこやか市にーー」

 

 

「そうよ二人共今日の朝にのどかから連絡があったのよ」

 

 

「「いったい何故そんな事に?」」

 

 

「それは私が説明しよう」

 

 

「「「レイさん」」」

 

 

ちゆと飛鳥と薫はレイの登場に驚く。

 

 

「獅童光の合流が現時点で不可能となったからだ」

 

 

「「「ええーーー」」」

 

「どういう事ですかそれは?」

 

 

 

飛鳥がレイに理由を聞く。

 

 

 

 

「獅童光の感情と、記憶を喪失した状態でこちらの世界にやって来たのだ」

 

 

 

「「「ええーーー」」」

 

 

「この映像を見てみろ」

 

「そう言えば、光は起きたラビ?」

 

 

 

「ああ、起きたのは起きたのだけど光は、記憶が無いの前の世界で魔法騎士として戦った記憶が」

 

 

「「「ええーー」」」

 

 

 

「記憶が無いって事は僕と同じですか?」

 

 

 

直哉がトワに聞く。

 

 

「それは違うわね。直接見てもらった方がいいわね」

 

 

そう言ったトワは3人を光のいる場所に移動した。

 

 

 

!!

 

 

「「「これが光ちゃん」」ラビ」

 

 

「光ちゃん生きてるんですか?」

 

 

「ええ、生きてるわよ。ただ人として必要な記憶と感情を失ってるけどね」

 

 

「何でこんな事に?」

 

 

「それは今の所原因はわからないわね、融合世界に転移した事による副作用かはたまたデボネアの呪いなのか」

 

 

 

「「うわあ、あれが光さんなの?」」

 

 

「とても信じられない、あの光さんが・・・」

 

 

薫がそう言う。

 

 

 

「成る程そういう事ですか、光さんの代わりにエステルさんを呼んだらクローゼさんが守護者の見習いとして来たという感じですか?」

 

 

「大体はあってるが、クローゼはワイズマン関連を気にして守護者の見習いとして、エステルと来た」

 

 

「さて私は戻って光や守護者の増員候補を選ばないといけないからな」

 

 

そう言ってレイは飛鳥達と別れた。

 

 

「飛鳥ちゃんこれからどうする?」

 

 

「とりあえずひなたさんにパパたちの事を伝えよう」

 

 

 

「わかった」

 

 

 

その頃直哉達は・・・

 

 

 

「ここが融合世界の中にある世界のすこやか市ですか?」

 

 

「正確にはすこやか市の隣町ですけど」

 

 

 

「直哉どうしてこのデパートに来たの?」

 

 

「ああ、エステルさんクローゼさんがこちらの世界にある機械とかの使い方を覚えて貰う為ですよ」

 

 

「エステルさんやヨシュアさんやレオンハルトさんは仙台でしてもらいましたよね、その世界の物に触れ使い方を覚えて貰う事を」

 

 

「成る程ね」

 

 

「まあ、クローゼさんに覚えて貰う機械の種類はエステルさん達が覚えた蒸気機械ではないですけどね」

 

 

 

「あんですってーー」

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

エステルとクローゼすこやか市へ後編

エステルとクローゼにのどか達の世界にある機械などの使い方の勉強が終わった後・・・

 

 

 

「やはりここは異世界なんだと思いましたよ。ね、エステルさん?」

 

 

 

「そうねクローゼ私的には、帝都で使われている蒸気機械も衝撃だったけどね」

 

 

「そうなんですね、私もその蒸気機械を見たいですね」

 

 

「いやいや、蒸気機械よりこちらの機械のが凄いわよ。こんなに軽いのに部屋の掃除ができるのよ」

 

そう言ってエステルは買った掃除機を出す。

 

 

 

その頃直哉とのどかは・・・

 

 

「ねえ直哉君、クローゼさんとエステルさんは私達の家で暫く暮らすならあの買い物は必要だったの?」

 

 

「ええ、クローゼさんの性格からして恐らくしてもらうだけでは納得しないと思うので」

 

 

 

「でもかなりの金額だよね、大丈夫なの?」

 

 

 

 

「ええ、そこは大丈夫ですよ、こう見えてすこやか市で事業をしているので」

 

 

「ええ――会社を持ってるのーー」

 

 

「と言っても直接的には出来ないので、両親の信頼のある方に任せていますけど」

 

 

 

「今回の訪れたお店は両親の信頼出来る方が社長をしてるので」

 

 

「そうなんだ」

 

「ええ、ですのでこれくらいの出費は大丈夫ですので」

 

 

 

「でも会社を持つなんて凄いよ」

 

 

「両親の会社を引き継いだだけですよ。のどかさん」

 

 

「これでのどかが一緒になっても大丈夫ラビね」

 

「ラビリン」

 

 

 

のどかはラビリンの言葉に慌てていた。

 

 

 

「ラビリンの言ってる意味がどんな意味なのかは敢えて聞かないけど、のどかさんの相手は僕以外の人の方がいいよ」

 

 

 

「僕と一緒になったら相当苦労するからね。僕はそこまでのどかさんを初め守護者の皆を束縛したいわけじゃないし、みんなそれぞれの人生を歩んで欲しいし」

 

 

 

 

「直哉君」

 

 

「今は未来も大事ですけど、平和にしないとね」

 

 

「そうだね」

 

 

 

そして直哉達はすこやか市に向かった。

 

 

 

花寺家・・・

 

 

「ただいまお母さんお父さん」

 

 

「「お帰りのどかに直哉君」」

 

 

「そして二人の隣にいるのが、エステルさんとクローゼさんでいいのよね?」

 

 

「はいそうです。すみませんが二人をよろしくお願いしますね」

 

 

 

「わかったわ直哉君」

 

 

「それでは響さん行きましょうか?」

 

 

「え、どこに」

 

「シンフォギア世界にですよ」

 

 

「え、聞いてないよ直哉君」

 

 

「今伝えたのが初めてですし」

 

 

 

「何しに行くの?」

 

 

 

 

「いえ、そう言えば僕もあちらに挨拶をしてなかったですし」

 

「そろそろ向こうにも、彼が現れるかもですし」

 

 

!!

 

「ワイズマンの事?」

 

 

 

「そうですよ。それでは失礼しますね」

 

そして直哉と響は花寺家を出ていく。

 

 

「直哉君二人で行くの?」

 

 

「いえ、こちらにいる飛鳥ちゃんと薫ちゃんを連れていきますよ」

 

 

その時レイから響へ連絡がきた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

レイからの連絡と動き出した者

「そろそろ向こうにも、彼が現れるかもですし」

 

 

!!

 

「ワイズマンの事?」

 

 

 

「そうですよ。それでは失礼しますね」

 

そして直哉と響は花寺家を出ていく。

 

 

「直哉君二人で行くの?」

 

 

「いえ、こちらにいる飛鳥ちゃんと薫ちゃんを連れていきますよ」

 

 

その時レイから響へ連絡がきた。

 

 

「すまん響お前達の世界に蝶と、イヨが動き出した」

 

 

「ええ――超とワイズマンではなくイヨがーーー」

 

 

 

「直哉君聞いて、今レイさんの連絡で私達の世界に黄昏の三騎士の蝶と、イヨが現れたって」

 

 

 

「は、蝶とイヨがですか――ワイズマンではなく?」

 

 

 

「直哉もそちらにいたか」

 

 

「レイさん蝶とイヨで間違いないんですか?」

 

 

「ああ、それは間違いない。どういう経緯で一緒にいるのか分らないがな」

 

 

「わかりました。響さんと飛鳥ちゃんと薫ちゃんを連れてシンフォギア世界に行きます」

 

 

「頼むぞ」

 

 

そして直哉と響は飛鳥と薫と合流して、シンフォギア世界に向かった。

 

 

 

その頃シンフォギア世界では・・・

 

「司令大変です。街に一年前と同じく謎の怪物が突然現れました」

 

「何だと!!あおい君至急翼と奏君にも連絡入れておいてくれ」

 

 

「わかりました」

 

「今回の謎の怪物は認識出来るな。まるで悪魔みたいだがな」

 

 

その時弦十郎は、一年前の事を思い出していた。

 

すまない岩の怪物に続きあの怪物の情報すらまったくなかった」

 

 

「そうですか」

 

 

「嘘だろ!!本当に未知の怪物がノイズと一緒に現れたて事かよ」

 

 

「そう言う事になるな」

 

「それでは司令ノイズ共に現れた怪物を撃退したあの光は何かわかりましたか?」

 

 

すまないがそれは音声のみしか取れなかった」

 

 

そして司令と言われた男が音声を再生する。

 

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

 

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

 

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

 

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラッシュ」

 

 

 

 

 

「グレース」

 

 

 

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

 

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

 

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

 

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

 

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラワー」

 

 

 

 

 

 

 

二色の光線が二体のメガビョーゲンを見事に浄化させた。

 

 

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

 

「「「お大事に」」」

 

 

「お大事にだって?声の主は医者なのか?」

 

「あの時の敵よりは情報が手に入るか?微妙だがな」

 

 

 

 

「おほほ、やりなさい降魔ども守護者と紫藤直哉が来る前にこの街を破壊しなさい」

 

 

「「「GOOO」」」

 

 

降魔蝶の命令を受けた降魔達が街を破壊し始めた。

 

 

 

「あらら、ここは融合世界のどこかの世界かしらね。まあいいや私も便乗しよう」

 

 

 

「出でよ降魔よ」

 

 

!!

 

 

「司令大変です。少数ですが同じい怪物が別の場所にあらわれました」

 

 

「何だと!!」

 

 

!!

 

「司令日本政府から援軍要請です。謎の怪物には通常兵器が効かないのでシンフォギアを使い倒せとのことです」

 

 

 

「しかし・・・シンフォギアが効かない可能性もあるが、あおい君二人を出撃させてくれ」

 

「了解です」

 

 

 

そしてシンフォギア奏者の二人は出撃した。

 

 

 

 

その頃シンフォギア世界に着いた直哉達は・・・

 

 

 

 

「「「「うわああ、本当にイヨがいる―――」」」」

 

 

「あ、直哉達じゃん。遅かったわね」

 

 

「イヨ今回の事はお前の仕組んだことか?」

 

「簡単に言うと思う?」

 

 

「おっと待ちなお前達」

 

そう言って直哉達とイヨの前に、シンフォギアを纏った天羽奏が現れた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

シンフォギア奏者VS降魔蝶

「待てお前たちは一体何者だ」

 

「嫌ね、何者かと聞かれてすぐ答えると思う?」

 

 

「なら、無理やりでも聞いてやる」

 

 

「残念だけど、私時間が無いのよね。私は過去の世界からこちらの世界に跳ばされたんだから」

 

「何言ってやがる」

 

 

!!

 

 

「お前それは本当なのか?」

 

 

「ええ、そうよ直哉。私はあそこから帰って来たばかりよ。ついでに言うと、貴女達の相手はもう一つの戦場よ」

 

 

「ここにいるよりそちらに行きなさいよ」

 

 

「わかった、お前とする前に蝶を止めないとな」

 

そう言って直哉達は降魔蝶のいる場所に向かった。

 

暫くして・・・

 

「さてそろそろね、天羽奏ちゃん限界時間じゃないのかしら」

 

 

 

「こいつリンカーの効き目が切れる事を知ってやがる」

 

 

「司令奏さんの活動時間あと一分です」

 

「奏もう時間がない撤退しろ」

 

 

「だが、旦那」

 

「あら、私は撤退してもいいのよ。貴女がいなくなるなら」

 

 

「誰がそんな言葉を信じるか」

 

 

「なら仕方ないわね。相棒の状態を見れば撤退するかしら?」

 

 

イヨは奏と弦十郎達に見せた。

 

 

 

「ぐわああああああ」

 

 

「おほほいい声で鳴く人形だ事」

 

 

「馬鹿な!!聖遺物の力が効かないだと、そしてシンフォギアの装甲が経った一撃で・・・ぐわあああ」

 

 

「「翼!!」」

 

 

「ほら早く行かないと死ぬわよ彼女」

 

 

「ちっ確かに翼を助けねえと」

 

 

その頃直哉達は・・・

 

 

「ぐわああああああ」

 

 

「いけない飛鳥ちゃん。僕と合わせて」

 

 

「はいパパ」

 

 

 

「うう、私はここまでなのか?」

 

「ノイズでもない敵にあっさり殺されるほど弱かったのか?」

 

 

「生きるのを諦めないでください翼さん」

 

 

「・・・誰の声だ」

 

 

「「破邪剣征・桜花爛漫」」

 

 

直哉と飛鳥の放つ破邪剣征・桜花爛漫が降魔達を貫いた。

 

 

 

それをイヨの映した映像を見て驚く弦十郎と奏だった。

 

 

!!

 

「まさかあの子は」

 

弦十郎は映像に映った響を見て思い出す。

 

 

うーん確かに行動の自由を保証はメリットとしてはいいですね」

 

 

「そうか、ならさっそく」

 

 

「ですが私達はもうすぐ去るのでお構い無く」

 

 

「と言うことで私達は失礼しますねお二人共」

 

「「ああ」」

 

 

「しかし何故あの子が翼の事を知っている?」

 

 

 

「あの時は俺と奏としか会ってないのだが」

 

 

 

「ちっ守護者と紫藤直哉めこうも早くこちらに来るとは・・・だが猪に勝てないのだから慌てる必要ないわね」

 

 

「紫藤直哉ここは貴方に勝ちを譲るわ。だけど覚えておきなさい貴方を殺すのはこの蝶と言う事を」

 

 

そう言って蝶は撤退した。

 

 

 

「ふう、響さん今の内にあの人の応急処置をお願いしますね」

 

 

「わかったよ直哉君」

 

 

 

「さて俺は翼を迎えに行く」

 

 

 

「わかりました司令」

 

 

そう言って弦十郎は基地から出て行った。

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紫藤直哉と風鳴弦十郎との出会い

降魔蝶の襲撃後・・・

 

 

「直哉君翼さんの応急処置終わったよ。これからどうする?」

 

 

「それでは彼女を迎えに来ている忍者さんに渡してくださいね」

 

 

「え、猪川さんが来てるの?」

 

 

「ええ、来てますね応急処置を全部見てますしね」

 

 

その時、猪川が現れ直哉に苦無を出して直哉に威嚇した。

 

 

!!

 

「直哉君今行くよ」

 

「貴方達は一体何者ですか?」

 

 

「慌てないで下さいよ猪川さんでしたか?貴方にはあの女性が、余程大切な人なんですね」

 

「そうだぞ猪川、彼等は翼の応急処置をしてくれたんだぞ」

 

 

「司令しかし・・・彼等が敵だったら」

 

 

「彼等が敵だったら翼の応急処置はないと思うが、猪川は翼を連れていけ」

 

 

「わかりました」

 

 

そして猪川は、翼と名乗る女性を連れて消えていった。

 

 

 

「流石忍者ですね。それと風鳴弦十郎さん初めまして。自分は紫藤直哉と言います」

 

 

!!

 

 

「何故初対面の筈の俺の名を君は知っているんだ」

 

 

 

 

「それは貴方達の世界が僕が代理で、世界の安定を目的とする融合世界の一部ですから」

 

 

!!

 

 

「融合世界だとーー」

 

 

「そうです。貴方がいるこの世界の事を僕達はシンフォギア世界と呼んでいます」

 

 

 

「弦十郎さん。貴方は見ている筈ですよね、ノイズ以外の謎の怪物が昨年から続いていることに」

 

 

!!

 

「何故君がそれを知っている?」

 

 

「それは・・・僕が運営している部隊特殊遊撃部隊の敵だからですよ」

 

 

「昨年こちらに出たデモンゴーレムとメガビョーゲンそして、今回現れた降魔はね」

 

 

「ちょっと待ってくれデモンゴーレムとは何だ?」

 

 

「岩の怪物みたいな者ですよ」

 

 

 

「それじゃあメガビョーゲンとは何だ」

 

 

「恐らくそちらに記録されてるはずですよ」

 

 

「何」

 

直哉に言われ弦十郎は思い出していた。

 

 

 

すまないがそれは音声のみしか取れなかった」

 

 

そして司令と言われた男が音声を再生する。

 

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

 

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

 

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

 

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラッシュ」

 

 

 

 

 

「グレース」

 

 

 

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

 

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

 

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

 

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

 

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラワー」

 

 

 

 

 

 

 

三色の光線が二体のメガビョーゲンを見事に浄化させた。

 

 

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

 

「「「お大事に」」」

 

 

「お大事にだって?声の主は医者なのか?」

 

 

「安易に考えたら医者対ウイルスのように考えられるがあんな巨大なウイルスがいるなんて信じられないがな」

 

「確かにな」

 

 

 

「まさかあの声の主も君の仲間なのか?」

 

 

 

「ええ、そうですよ。そして今回の降魔には、自分の霊力《ちから》が有効なので来たんですよ」

 

 

「そして、シンフォギア世界以外にも、ノイズが出ていますから」

 

 

「何だと!!」

 

 

「そのノイズに対抗するのは彼女ですよ」

 

 

「いいの直哉君?」

 

 

「構いませんよ響さん」

 

 

その頃弦十郎が指令をしている施設では・・・

 

 

 

「まさか、アウフヴァッヘン波形!?」

 

 

 

オペレーターが急ぎ弦十郎に連絡をした。

 

 

 

「司令大変です新たなアウフヴァッヘン波形が、司令の近くで確認されました。種類は、ガングニールです」

 

 

「ああ、こちらでも確認した」

 

 

そして響は、シンフォギアガングニールを纏うのを完了した。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

もう一つのガングニール1

「まさか紫藤直哉君君の仲間にシンフォギア奏者がいるとは、それも奏と同じガングニールとは」

 

「紫藤直哉君君は何歳なのだね?」

 

 

「15歳ですね」

 

「15だと!!いつからこういう事をしていたんだ?」

 

「約10年前ですね。両親の死後からですね」

 

 

「直哉君ここでは15で行くの?」

 

響が直哉に聞く。

 

「ええ、その方がいいと思うので」

 

 

「まさかそんな小さい頃からこんな場所に身を置いてたのか?」

 

「いえいえ、そういう事はしませんよ。流石に」

 

 

「今回の来訪では僕の守護者一人と、サポート二人の4人で来たのです」

 

 

「守護者だと!!」

 

 

「それじゃお願いしますね守護者さん」

 

 

私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

 

「立花響君か・・・君はそのガングニールをどうして纏っている?」

 

 

「それは・・・」

 

 

その時響が直哉を見る。

 

 

そして直哉が首を縦に振る。

 

 

 

「それは・・・私の纏うガングニールは、天羽奏さんの形見です」

 

!!

 

「何だと奏の形見とは、どういう事だ?」

 

 

「私の世界では、こちらの世界で起きたコンサート事件に私は巻き込まれ運がいいのか悪いのか、奏さんの纏っていたガングニールの欠片が心臓に刺さりガングニールと融合しているんです。私の心臓は」

 

 

 

 

!!

 

 

 

「そして私は、生存者狩りにあい、父親が蒸発して家族がバラバラになったんです」

 

 

 

「その原因は俺達が原因なのか?」

 

 

「ええ、別にこちらの風鳴弦十郎さん達を責めるわけでは無いですがシンフォギアの秘密を守る余りそういう事には助けてくれなかったんです。原因はシンフォギア起動実験でノイズが現れ、その混乱による人達の死が大半なのに、生存者が殺したという風潮になりました」

 

 

 

「私はその時に紫藤直哉さんに出会い助かりましたけど」

 

 

 

「そうか・・・君の世界の俺に代わり、俺が君にん謝罪をしょう。すまなかった」

 

 

「やめてください。私はそういうつもりで話した訳ではないので」

 

 

「それでもだ、君はある種の呪いを俺達がかけてしまったな」

 

 

「そろそろいいですかねお二人共」

 

 

「うん」

 

 

「ああ」

 

 

 

「風鳴弦十郎さん僕達は、こちらの世界に来ている降魔蝶と言うものを倒せば、こちらの世界から去りますので、そちらの日本政府に通達してくれませんか?」

 

 

「後弦十郎さんの身内にもですね」

 

 

!!

 

 

「直哉君君は、どこまで俺達の事を知ってるんだ」

 

 

「ほぼ全部ですね。僕達は最低限の接触で終わらせよとしているのは、自分たちの力や干渉次第でシンフォギア世界そのものを歪めない為です」

 

 

 

「世界を歪めない為だと」

 

 

 

「ええ、そうですよ。先も言いましたがデモンゴーレムやメガビョーゲンがもし制御する術がありそれを手に入れる事が出来るとしたら」

 

 

 

「確かにその術があるとしたら欲しがるだろうな」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

もう一つのガングニール2

「確かにそういう術と物があるとしたら人間は欲しがりだろうな。どんなにリスクがあるとしてもな」

 

 

「ええ、弦十郎さんの考えはある意味間違いは無いですね。そういう人間と言う種の自己防衛的な反応だと思いますし」

 

 

「ですが、人は強大な力を手に入れると後先を考えずに、手に入れた力に溺れる人が多いですからね」

 

 

 

「確かになそれが人間の本質かもな」

 

 

「私は嫌だなそういうの」

 

 

「響さん」

 

「響君」

 

「たとえ人間誰もが持ってるかもしれないけど、私は人間の可能性を信じたいかな」

 

 

「そう言えば、君達は降魔とやらが出てくるまでどうするんだ」

 

「それは心配しないでもいいですけど、そちらにしたらなるべく監視下に置きたいんですよね弦十郎さんの身内が僕達を狙う前に」

 

 

 

「ああ、そういう事だ、申し訳ないが同行お願いできるか?」

 

 

 

「ええ、構いませんけど、そちらにいるある人物と僕達4人が合わないようにしてくれますか」

 

 

「その人と僕達が出会うだけで、シンフォギア世界に大きな歪みが出来る可能性が高いので」

 

 

「わかった」

 

 

そして直哉達は、弦十郎と共に弦十郎が司令をする組織の基地に向かった。

 

「あ、司令お帰りなさい。翼さんはどうでしたか」

 

「ああ、翼はこちらにいる紫藤直哉君達によって適切な応急処置を受けていた為そこまで酷い重症ではないが、シンフォギアへのダメージがかなり酷いな」

 

 

「初めまして自分は紫藤直哉と言います。よろしくお願いします」

 

 

「はい私は友里あおいですよろしくね直哉君」

 

 

「それで司令は何故紫藤直哉君をここに連れて来たんですか?」

 

 

「ああ、それはな・・・」

 

 

「あああ―――ここに連れて来たのね弦十郎君」

 

 

弦十郎が直哉の事を話そうとした時、白衣を着た女性が部屋に入って来た。

 

 

 

その時念の為に姿を認識させない装置を使っている響と飛鳥と薫は・・・

 

 

「うわあ最悪かも。ここで了子さんと出会うか」

 

 

「響さん。了子さんは最終的に、響さん達の敵になるんですよね?」

 

 

薫が響に聞く。

 

 

 

「うん、そうだよ薫ちゃん。今だから言うけどもしかしたらあのコンサート事件の全ての出来事は、フィーネの計算通りなのかもね」

 

 

「響さんが経験した世界ではですね」

 

 

「うん、ここは奏さんも生きてるしもしかすると翼さんが亡くなるかも」

 

 

「成る程そのパターンの世界は出来てもおかしくないですね。降魔蝶が風鳴翼さんを餌に守護者を倒そうとしてもおかしくないので」

 

 

 

その頃直哉は白衣の女性に質問をされていた。

 

 

「ねえ、君君はどうして謎の怪物を倒せたの?」

 

 

「私達のシンフォギアでも倒せなかったのに?」

 

 

 

 

「シンフォギアで勝てないはあたりまえですよ。あの怪物はこの世界のノイズと同じと考えないでください。あの敵は降魔と言う異世界の敵ですから」

 

 

「「ええーーー」」

 

 

直哉の言葉を聞いてあおいさんと白衣の女性は驚いていた。

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

陽だまりと欠片と蝶と雑音前編

「「ええーーー異世界の敵」」

 

「と言う事は君も異世界人」

 

 

「ええ、そうですね」

 

 

「きゃああ。貴重なサンプルがーーー君の体を見せて」

 

 

「無理ですね、僕はモルモットになるつもりはないんで」

 

 

「うう、いけずー―」

 

 

そう言いながら白衣の女性は落胆したのだった。

 

 

 

「さてそろそろ失礼しますね弦十郎さん」

 

 

「ああ、そうだなノイズ以外が出たら君に連絡するよ」

 

 

「よろしくお願いします」

 

 

そう言って直哉は弦十郎が司令をしている組織から外に出た。

 

 

 

「ふう、ここは本当に音楽学院の地下にあるんだな」

 

 

「どう直哉君?」

 

 

「あ、響さん。装置の電源切りましたね」

 

「だって窮屈だったから」

 

 

「しかし・・・あの女性がフィーネという人物の転生後の器の人ですか」

 

 

「そうだね」

 

 

「あの人を見ると自分と似てると思いましたよ。ある意味ね」

 

 

「そんな直哉君とフィーネさんの転生は違うよ」

 

 

 

「え、響なの・・・」

 

 

「え、未来。どうして私の事を覚えてるの?」

 

 

その時未来と言う少女が響に声をかけ、響も未来を見て驚いていた。

 

 

「響今までどこに行ってたの?心配したんだよ」

 

 

「えーとそれは・・・どういう事ここは私の世界だけど今までの私の周りの人は私の存在すら知らなかったのに何で未来だけが」

 

 

「「パパ響さんに何も言わずに来たけどいいの?」」

 

 

「いいよ、飛鳥ちゃんと薫ちゃん。偶には陽だまりで休息も必要ですし」

 

 

 

「それに、今からすこやか市に連絡をしないとまずいようですから」

 

 

「「ええーーどういう事?」」

 

 

 

「以前僕達がこちらに来た際に浄化したはずのメガビョーゲンの欠片が何故かあの組織にあったから」

 

 

「「ええーー何でメガビョーゲンの欠片がここに」」

 

「恐らくフィーネという人が密かに回収して研究しているのかもね」

 

 

「だからナノビョーゲンの複製を作られる前に浄化したいからのどかさん達を連れてきて」

 

「「わかりました」」

 

 

「でも飛鳥ちゃんは蝶が、動くかもしれないからこちらにいて、自分の霊力が上がっても、まだ不安だから」

 

その頃すこやか市では・・・

 

 

 

「そう言えば直哉君と私達が離れるのは久しぶりじゃない?」

 

 

「そう言われたらそうかもねひなた。直哉君は今響さんの世界にいるんだっけのどか」

 

 

「そうだよちゆちゃん」

 

「レイさんから連絡があってね」

 

 

そしてのどかが話し出す。

 

 

 

「直哉君聞いて、今レイさんの連絡で私達の世界に黄昏の三騎士の蝶と、イヨが現れたって」

 

 

 

「は、蝶とイヨがですか――ワイズマンではなく?」

 

 

 

「直哉もそちらにいたか」

 

 

「レイさん蝶とイヨで間違いないんですか?」

 

 

「ああ、それは間違いない。どういう経緯で一緒にいるのか分らないがな」

 

 

「わかりました。響さんと飛鳥ちゃんと薫ちゃんを連れてシンフォギア世界に行きます」

 

 

「頼むぞ」

 

 

そして直哉と響は飛鳥と薫と合流して、シンフォギア世界に向かった。

 

「と言う流れでね」

 

 

「「成る程」」

 

 

「本当にイヨって子はわからないねその時で敵になったり味方になったり」

 

 

 

「そうね、でも私はイヨを悪者と見れないわ」

 

 

「どういう事ちゆっち」

 

 

 

「イヨ自身は、楽しむ為に私達や直哉君にちょっかいを出してるようにも見える時があるのよ」

 

 

 

「のどかさん、ちゆさん、ひなたさんここにいたんですね」

 

 

!!

 

 

「「「薫ちゃんどうしてここに」」」

 

のどか達三人は突然現れた、薫に驚いていた。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

陽だまりと欠片と蝶と雑音中編

その頃響は・・・

 

 

 

「響今までどこにいたの?」

 

「未来私は、未来の知る立花響じゃないから」

 

 

 

!!

 

 

「そう響をそういう風にしたのはさっきまで一緒にいた男の子なんだね」

 

 

「違うよ。あの子は私の命の恩人だよ」

 

 

 

「どういう事響?」

 

 

 

「未来落ち着いて聞いてね」

 

 

「うん」

 

 

「今私達のいる世界は、恐らく未来と私の存在しない世界の可能性が高いんだ」

 

 

 

!!

 

 

「私の世界では、こちらの世界で起きたコンサート事件に私は巻き込まれ運がいいのか悪いのか、奏さんの纏っていたガングニールの欠片が心臓に刺さりガングニールと融合しているんです。私の心臓は」

 

 

 

 

!!

 

 

 

「そして私は、生存者狩りにあい、父親が蒸発して家族がバラバラになったんです」

 

 

 

「その原因は俺達が原因なのか?」

 

 

「ええ、別にこちらの風鳴弦十郎さん達を責めるわけでは無いですがシンフォギアの秘密を守る余りそういう事には助けてくれなかったんです。原因はシンフォギア起動実験でノイズが現れ、その混乱による人達の死が大半なのに、生存者が殺したという風潮になりました」

 

 

 

「私はその時に紫藤直哉さんに出会い助かりましたけど」

 

そして響は弦十郎にした説明をした後に未来の前でシンフォギアを纏った。

 

 

 

 

!!

 

「そんな響」

 

 

「見つけたわよ立花響」

 

 

「お前はオカマの蝶」

 

 

 

「誰がオカマですって」

 

「ねえ響あの人女の人みたいに見えるけど男なの?」

 

 

「そうだよ未来」

 

 

「そして私達の敵だよ」

 

 

 

 

その頃すこやか市では・・・

 

 

 

 

「のどかさん、ちゆさん、ひなたさん。至急私と共にパパのいるシンフォギア世界に来てください」

 

 

 

 

「「「ええーーー」」」

 

 

「「「どういう事――」」」

 

 

そして薫がのどか達に伝える。

 

 

 

「それに、今からすこやか市に連絡をしないとまずいようですから」

 

 

「「ええーーどういう事?」」

 

 

 

「以前僕達がこちらに来た際に浄化したはずのメガビョーゲンの欠片が何故かあの組織にあったから」

 

 

「「ええーー何でメガビョーゲンの欠片がここに」」

 

「恐らくフィーネという人が密かに回収して研究しているのかもね」

 

 

「だからナノビョーゲンの複製を作られる前に浄化したいからのどかさん達を連れてきて」

 

「「わかりました」」

 

 

 

「「「ええーーメガビョーゲンの欠片がシンフォギア世界にあるのーーー」」」

 

 

「ええ、パパが言うには何らかの研究に使われている可能性が高いそうです」

 

 

「その上今シンフォギア世界に降魔の蝶が侵略しているので、メガ降魔に進化される可能性もあるので、そうさせない為にパパと飛鳥ちゃんが残って動きが起きるのを見張っています」

 

 

「行こうラビリンちゆちゃん。ぺギタン。ひなたちゃん。ニャトランシンフォギア世界に」

 

 

「「「「「ええ」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

 

 

 

その頃飛鳥と直哉は・・・

 

 

!!

 

 

「パパこの妖気は」

 

 

「うん、恐らく蝶が響さん達の所に現れたようだね」

 

 

「恐らく弦十郎さん達も気づいてる筈だよ」

 

 

「ふうんあれが降魔と言う奴か、試験段階のあれを使ってみるか」

 

 

「一年前に現れた。あれの欠片を私がアレンジさせた強化薬をな」

 

 

 

「あおい至急直哉君に連絡を」

 

 

「はい」

 

 

その頃響達は・・・

 

 

 

「さあ、立花響その子と仲良く死になさいな。出でよ降魔」

 

 

 

そう言って蝶が大量に降魔を召喚した時サイレンが鳴った。

 

 

ウーーーウーー

 

 

「「何、まさかノイズまで現れたの」」

 

 

 

!!

 

 

「司令大変ですこの基地の真上にノイズ反応が多数出現しました」

 

 

「何だと!!あおい君ノイズの数はどれくらいだ?」

 

 

 

「軽く50は超えてます」

 

 

 

「むう、50かそれだけいると奏だけでは厳しいだろうな」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

陽だまりと欠片と蝶と雑音後編

「何だと!!あおい君ノイズの数はどれくらいだ?」

 

 

 

「軽く50は超えてます」

 

 

 

「むう、50かそれだけいると奏だけでは厳しいだろうな」

 

 

その時奏が、弦十郎の元に来た。

 

 

「旦那ノイズが出たんだろ。私行ってくる」

 

 

 

「待て、奏制限時間付きで50を超えるノイズを一人でやる気か?」

 

 

 

「やってみなきゃわからねえだろ」

 

 

「だが、翼がいない状況なんだぞ残る君を失ったら俺達人間の希望が消えるんだぞ」

 

 

!!

 

その時弦十郎達は再び見た。

 

 

「司令大変です新たなアウフヴァッヘン波形が、この真上近くで確認されました。種類は、ガングニールです」

 

 

「何でガングニールは私のギアなのに別の所から反応があるんだ?」

 

 

「まさか響君か」

 

 

 

 

その頃響から言われ避難している未来は、紫藤直哉達と出会っていた。

 

 

 

「あ、貴女は確か響さんの友人の未来さんですよね」

 

 

「そうですけど貴方が響を本当に助けくれたんですか?」

 

 

「ええ、それは間違いないですよ。肉体と心の一部はですけどね」

 

 

「え、それはどういう意味ですか?」

 

 

「それはですね・・・」

 

 

「直哉さんそれは後でいいですよね」

 

 

「おっとそうだね、飛鳥ちゃん地上にはノイズが出ているから未来さんを空中から逃げさせて、サイバスターを使っていいから」

 

 

「わかりました、未来さん行きますよ」

 

 

「ええーーなにこれー」

 

 

未来は飛鳥が出したサイバスターに驚いていた。

 

 

 

 

その頃すこやか市から来た4人は・・・

 

 

「うええ、降魔にノイズもいるよ」

 

 

「そうねでもまだメガノイズやメガ降魔になっていないとこを見るとダルイゼン達はいなそうね」

 

 

「なら早く直哉君と合流しよう」

 

「「ええ」」

 

 

「薫ちゃん直哉君の居場所わかる?私まだ慣れてないから」

 

 

 

「わかりました」

 

 

そして薫は、直哉の霊力を捜して、直哉の居場所を見つけた。

 

 

 

「見つけましたパパは降魔蝶を引き連れこちらに来ています。どうやらパパは私達の到着を知ったようです」

 

 

薫がそう言うと直哉が、現れその直後に蝶が直哉を追いかける。

 

 

「のどかさん。ちゆさん。ひなたさん行きますよ」

 

 

「「「うん」」」

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

「「キュアタッチ」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

「「重なる2つの花」」

 

 

 

「キュアグレース」

 

 

 

「ラビ」

 

 

「スタート」

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ペン」

 

 

 

「「キュアタッチ」」

 

 

「「交わる2つの流れ」」

 

 

「キュアフォンテーヌ」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

「「キュアタッチ」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光」」

 

 

 

「キュアスパークル」

 

 

 

「ニャン」

 

 

 

「「「地球をお手当て」」」

 

 

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア」」」」

 

 

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

 

 

「ちっしまった。まさかプリキュアの小娘をこちらに呼んでいたなんて、ありえないわ」

 

 

 

「まあ良いわ。来なさい紫電不動。プリキュアなんてこの間の猪の時のようにしてやるんだから」

 

 

その頃響の方では・・・

 

 

「私も手伝うぜ同じガングニールの使い手としてな立花響。それにありがとうな」

 

 

「奏さんどうして私の事を」

 

 

「ああ、旦那が教えてくれたのさ。響の事そして今この世界で起きている事もな」

 

 

「そうなんですね。それでは奏さんまずはノイズを一掃して、私達の仲間と合流します」

 

 

「わかったぜ響」

 

 

そして2人のガングニール奏者は共闘してノイズを倒していくのだった。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

降魔蝶の最後

「キー小賢しい小娘だわね」

 

「こざかしい?どういう意味?」

 

「生意気と言う意味よ。スパークル」

 

 

「失礼じゃん」

 

「グレースさん試したい事があるので浄化技を使ってくれますか?」

 

「わかった」

 

 

 

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

 

 

 

 

『キュン!キュン!キュン」

 

 

 

 

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

 

 

 

 

「プリキュア!スカイヒーリングストリーム」

 

 

 

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

 

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

 

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

 

 

 

 

「プリキュア 、スカイヒーリングフラッシュ」

 

 

 

 

 

「グレース」

 

 

 

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

 

 

 

 

「キュン、キュン、キュン、」

 

 

 

 

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

 

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

 

 

 

 

「プリキュア、スカイヒーリングフラワー」

 

 

 

そして3人はそれぞれの浄化技を降魔蝶に放った。

 

 

 

「グワアア。何故お前たちの中途半端な霊力攻撃に私の紫電不動に傷をつけれるのよ」

 

 

「それは僕の霊力のレベルアップが成功したからさ。降魔蝶、鹿の時は僕がいない状態だったから僕の霊力の餌食にしてあげるよ」

 

「ひいいい助けてーーー」

 

 

降魔蝶が3人のプリキュアから逃げようとした時、紫電不動の背後からこの世界に無い筈のナノビョーゲンが紫電不動に感染した。

 

 

「ナノビョーゲン」

 

 

「ああイヤ私が私で無くなるーー」

 

そして蝶は、紫電不動と共に疑似ナノビョーゲンに感染し全くの別の存在へと変わってしまった。

 

 

 

「「「「「「「ええーー」」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

!!

 

 

「グレースさん気を付けてください。変異した紫電不動にはノイズの特性も持っているようです」

 

 

「ノイズの特性を?」

 

 

「そして巨大化したことで防御や攻撃力や機体の能力が強化されています」

 

「ただ、救いなのは疑似ナノビョーゲンなので、蝕む事は無いようですが」

 

 

 

「とういう事はどういう事?」

 

 

「つまり降魔蝶は新たな生物と言うか機械生物へと進化したという認識でいてください」

 

 

 

「ほう、これは意外な結果になったな。一年前に偶然手に入れた欠片にノイズを入れて研究培養を試しにしてみたが、なかなか面白い結果になったな」

 

「む、天羽奏に誰だ?」

 

その時立花響と天羽奏が3人のプリキュアと薫と合流した。

 

 

 

 

「おいおいありゃあ何だ。大きすぎるだろ」

 

 

 

「薫ちゃんあれは何なの?」

 

 

「響さんよく聞いてください。あれは元々降魔蝶と、蝶の紫電不動が、疑似ナノビョーゲンに感染し新たな生命体に進化したようです」

 

 

「「ええーー」」

 

 

「ちょっと待って疑似ナノビョーゲンて何?」

 

 

「それは私が説明しますよ。響さん」

 

 

「あ、グレースにフォンテーヌにスパークルどうしてここに?

 

 

 

「それは私達が原因でこの世界で誕生したナノビョーゲンですよ

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

最悪の進化3 新たな生命体に進化した者達1

「え、それってもしかして・・・」

 

そして響が思い出す。

 

 

 

「私もノイズと戦えるのに」

 

「エステルさんそれは駄目ですよ、ノイズと戦うのは」

 

響がエステルを説得する。

 

 

「そうだな。シンフォギアでしか倒せないノイズをエステルが倒したらシンフォギア世界の常識が崩壊するからそれはやめてやれ」

 

 

 

グレ響もエステルを説得する。

 

 

「むう、仕方ないわね。確かにそれをしたら目立ちすぎるわね」

 

 

そう言ってエステルは納得するのだった。

 

その頃グレースとスパークルは・・・

 

 

「「いたーーメガビョウゲーンラビ」ニャン」

 

 

「行くよスパークル」

 

 

「オッケーグレース」

 

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラッシュ」

 

 

「グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン、」

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラワー」

 

 

 

二色の光線が二体のメガビョーゲンを見事に浄化させた。

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「お大事に」」」

 

「まさか、あの時のメガビョーゲンと関係があるの?」

 

「ええ、直哉君が私達を呼んだ理由として」

 

 

「それに、今からすこやか市に連絡をしないとまずいようですから」

 

 

「「ええーーどういう事?」」

 

 

 

「以前僕達がこちらに来た際に浄化したはずのメガビョーゲンの欠片が何故かあの組織にあったから」

 

 

「「ええーー何でメガビョーゲンの欠片がここに」」

 

「恐らくフィーネという人が密かに回収して研究しているのかもね」

 

 

「だからナノビョーゲンの複製を作られる前に浄化したいからのどかさん達を連れてきて」

 

「「わかりました」」

 

 

「そう言って直哉君は、私達をここに呼んだのですが、何者かによって疑似ナノビョーゲンが使われて最悪の事態になってしまって」

 

 

 

「「最悪な事態」」

 

「ええ、疑似ナノビョーゲンにはノイズと同じ能力を持っているので、シンフォギアでノイズの特性を無効化しなければ。あの疑似ナノビョーゲンを浄化が出来ないんです」

 

 

「「成る程」わかったぜ」

 

 

 

そして響と奏は薫達と協力して、新たな進化をした蝶に戦いを挑むのだった。

 

 

 

その頃飛鳥と未来は・・・

 

 

 

「ねえ、貴女お願い私を響の所に連れて行って」

 

 

「駄目ですよ。今戦況はかなり不利な状況なので、今貴女が響さんの所に行けば、響さんは死ぬかもしれませんよ。貴女に何かがあれば」

 

 

 

「う、でも・・・」

 

 

「響さん。紫藤直哉さんにも言ってたみたいですよ。響さんにとって貴女は自分が帰るべきは貴方の所だと」

 

!!

 

 

「響がそんな事を・・・」

 

 

「ええ、だから貴女は貴女らしくしてください。恐らく貴女は響さんと同じく紫藤直哉さんの所で所で暮らす事になると思いますから」

 

 

「ええーー」

 

 

 

「でもあの怪物を、倒さないと無理ですが」

 

 

「響頑張って」

 

 

その頃中心世界にいる猪は・・・

 

 

 

「いかんあの進化はまずいが、俺もシンフォギア世界に行ってあの生物に俺自身を供物にするか」

 

 

 

そう言って猪はシンフォギア世界に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

最悪の進化3 新たな生命体に進化した者達2

その頃弦十郎達は・・・

 

 

「どうだねあおい君奏と紫藤直哉君達は?」

 

 

 

「はい一時は、紫藤直哉君の仲間が現れ優勢でしたが、降魔蝶が変異を起こした後蝶の周りにノイズと同じ特性を持っているようです」

 

 

「何だと!!と言う事は、シンフォギアでしかダメージを与えられないのか」

 

 

「ええ、ですが障壁にはシンフォギアシステムは有効ですが・・・」

 

 

「つまり奴の本体には効果が薄いのか?」

 

「そういう事になります司令」

 

 

 

「直哉君どうしよう。私達の力だけだと、強化された障壁を突破できないよ」

 

 

 

「グレースさん少しプリキュアの力を使わせてください」

 

 

「え。きゃあ」

 

その直後キュアグレースの変身が一時的に解除された。

 

 

 

「直哉君どうして変身が・・・」

 

 

 

「すみませんこの作業をするのに変身してると時間が無いので」

 

 

 

「直哉何をしてるラビ?」

 

「ラビリン恐らく元蝶には、ノイズの障壁と蝶の持っている妖力と疑似ナノビョーゲンの3つの力が一つになっているのはわかりますか?」

 

 

「それはわかるラビ」

 

 

「今回の敵には今までのやり方では倒せない可能性が高いです。仮にグレ響さんを呼んでも一緒です。ですので僕達も同じ事をするんです」

 

 

 

「今新たな宝玉を、作っているんです今回限りの」

 

 

「「ええーー宝玉を――」」

 

 

 

「そうです。響さんのガングニールのシンフォギアシステムに僕の霊力とプリキュアの力を持たせる為の宝玉です」

 

 

 

「直哉君。本当に出来るの?」

 

 

「それはわかりません。僕もこういう事例で急遽宝玉を、作るのは初めてですし」

 

 

「のどかさんに渡した宝玉は、僕との誓約関連でしたから。ある程度作りやすい状況でしたから」

 

 

 

「・・・よし宝玉を作成は、終わりましたが、正直不安ですこれが上手くいかず逆に響さんを危険にさらすことになったらと考えると」

 

 

 

「大丈夫だよ。その宝玉はこの世界を救う切り札だよ」

 

 

 

「ラビリン直哉君行こう」

 

「ラビ」

 

「はい」

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

「「キュアタッチ」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

「「重なる2つの花」」

 

 

 

「キュアグレース」

 

 

 

「ラビ」

 

 

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

 

 

「ギュギャアア」

 

 

「くそっ奴の障壁を中和してもいいダメージが与えられねえ」

 

 

「それは恐らく奴が持つ特性に有効な攻撃をしなければならないと思います」

 

 

「どういう事薫ちゃん?」

 

 

響が薫に聞く。

 

 

「つまりですね。響さんや奏さん。そしてプリキュアさんの力そして私や飛鳥ちゃんの霊力を同時に奴にぶつけるんですよ」

 

 

「はあ――そんなこと無理だろ、同時に攻撃と言っても、タイムラグがあるだろ」

 

 

「そうだよ薫ちゃん」

 

 

「いえ、グレースさん達はやるみたいですよ」

 

 

 

「「ええーー変身を解除した――」」

 

 

「馬鹿なそれは自殺行為だろ?いくら仲間が近くにいるとしてもよ」

 

 

「薫ちゃん確認だけどまさかあれは・・・」

 

 

「ええ、恐らく響さんに使ってもらう為の宝玉で、さっき言った3つの力を備えた宝玉でしょうね」

 

 

 

「直哉さんもその可能性にかけたのでしょうね、響さんを信じて」

 

 

「私を信じて・・・

 

だがその時響達の前に猪が現れた。

 

 

「グフフいい時に着いたな俺は」

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

最悪の進化3 新たな生命体に進化した者達3

「今なら変身を解除したキュアグレース共々紫藤直哉を殺してやるぜ」

 

 

 

「「「させない」」ぜ」

 

 

 

「グヘーー」

 

 

「何をする?お前たちは立花響と真宮寺薫、何故お前達がここにいる」

 

 

「何故ってここは私と関係ある世界だからね」

 

 

「何だと! !ならばここはかつて嗟叉丹様とウィルが話していた世界か」

 

「所で、立花響あの怪物は何だ?お前達の世界の怪物か?」

 

 

「違うよ、あれは貴方の仲間の蝶だよ」

 

「何だと!!あれが蝶だと」

 

 

「所で猪貴女何しに来たの?」

 

 

薫が猪に聞く。

 

 

 

「それはな・・・」

 

 

「危ない響それと薫」

 

 

!!

 

 

二人は奏の呼びかけで蝶の攻撃をかわすが、猪は奇麗に切断され蝶により食べられた。

 

 

 

「「うええ気持ち悪い」」

 

 

 

 

 

時を少し戻し・・・

 

 

「・・・よし宝玉を作成は、終わりましたが、正直不安ですこれが上手くいかず逆に響さんを危険にさらすことになったらと考えると」

 

 

 

「大丈夫だよ。その宝玉はこの世界を救う切り札だよ」

 

 

 

「ラビリン直哉君行こう」

 

「ラビ」

 

「はい」

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

「「キュアタッチ」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

「「重なる2つの花」」

 

 

 

「キュアグレース」

 

 

 

「ラビ」

 

 

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

 

再度変身したグレースは完成した宝玉を響に届けようとした時グレース達は見てしまった。

 

 

「直哉君あれは・・・」

 

 

「あれは猪、猪が蝶に食べられた――」

 

「うっ」

 

「ラビ」

 

 

「グレースさん、ラビリン気持ち悪い所すみません。蝶が猪を食べた事によるパワーアップする前にこの宝玉を響さんに届けたいので」

 

 

 

そしてグレースは再び響達に合流する為に移動を始めた。

 

 

 

時を少し戻して飛鳥と未来は・・・

 

 

 

「ねえ、貴女お願い私を響の所に連れて行って」

 

 

「駄目ですよ。今戦況はかなり不利な状況なので、今貴女が響さんの所に行けば、響さんは死ぬかもしれませんよ。貴女に何かがあれば」

 

 

 

「う、でも・・・」

 

 

「響さん。紫藤直哉さんにも言ってたみたいですよ。響さんにとって貴女は自分が帰るべきは貴方の所だと」

 

!!

 

 

「響がそんな事を・・・」

 

 

「ええ、だから貴女は貴女らしくしてください。恐らく貴女は響さんと同じく紫藤直哉さんの所で所で暮らす事になると思いますから」

 

 

「ええーー」

 

 

 

「でもあの怪物を、倒さないと無理ですが」

 

 

「響頑張って」

 

 

 

 

「これはまずいかもしれませんね」

 

「え、響に何かあったの?」

 

 

「いえ違いますよ。あの怪物になった者の仲間の一人を食べたのでパワーアップをするとヤバイ事になるかも知れないですね」

 

 

「ええーー」

 

 

 

「仕方ないですね。未来さんサイバスターに乗ってください」

 

 

 

「え、いいの?」

 

 

「構いません。こういう事になったら響さん達の近くが安全なんです」

 

 

「だから急いでください」

 

 

「わかった」

 

 

 

そして飛鳥は、未来をサイバスターに乗せ響達の元に向かった。

 

 

 

 

「響さんこれを受け取ってください」

 

 

「グレースこの宝玉は?」

 

 

響がグレースに聞く。

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響に渡される宝玉

「それは、直哉君からですよ響さん」

 

 

!!

 

「本当」

 

 

そしてグレースは話し出す。

 

 

「そうです。響さんのガングニールのシンフォギアシステムに僕の霊力とプリキュアの力を持たせる為の宝玉です」

 

 

 

「直哉君。本当に出来るの?」

 

 

「それはわかりません。僕もこういう事例で急遽宝玉を、作るのは初めてですし」

 

 

「のどかさんに渡した宝玉は、僕との誓約関連でしたから。ある程度作りやすい状況でしたから」

 

 

 

「・・・よし宝玉を作成は、終わりましたが、正直不安ですこれが上手くいかず逆に響さんを危険にさらすことになったらと考えると」

 

 

 

「大丈夫だよ。その宝玉はこの世界を救う切り札だよ」

 

「ええーーこれが私の宝玉ーー」

 

 

「それでこの宝玉の力を使うにはどうするの?」

 

 

 

「一度シンフォギアを解除して、再び纏ってください」

 

 

「わかった」

 

 

そして響はシンフォギアを一度解除し再び纏った。

 

 

 

「ぐうっなにこれ体が重いし、痛いんだけど」

 

 

「やはり響さんのガングニールと宝玉の中にある力がぶつかり合ってますね」

 

 

「響さんこのままだと貴女の体がもちません。シンフォギアを解除してください」

 

 

「・・・嫌だ。私はこの力であいつを倒すんだ。それになんとなくわかるんだ」

 

 

「この力しかあいつには効かないのが」

 

 

「わかりました。響さん直哉君が言ってました。同時に全種類の力を使うのは2回までにしてください。そうしなければ宝玉も響さんの体も持たないかも知れないと言う事です」

 

 

「わかったよグレース」

 

そう言って響はグレースから離れた。

 

 

 

「直哉君本当に良かったの?」

 

 

「仕方が無いです。正直に言えば響さんが一回であの蝶を倒せればいいのですが?もしも駄目だった場合、ラビリンとグレースを危険な状況に追い込むかも知れません」

 

「「それは気にしないで」ラビ」

 

「僕が作った宝玉の暴走によって最悪の場合僕達は死ぬかもしれないですけど」

 

 

「うん、それは何となくわかるよ」

 

 

「そうラビね、響に渡した宝玉は切り札になるか、自滅になるかのどちらかになるラビ、あまりに宝玉の力が強すぎて」

 

 

 

「グレースさんラビリン響さんが1回目を使ったら僕達も動きますよ」

 

 

「「うん」ラビ」

 

 

 

その頃弦十郎達は・・・

 

 

「司令大変です謎の怪物が何かを食べた後急激にパワーアップし始めています。その影響で奏さんの纏うガングニールの出力を超える障壁を作り出してこちらの攻撃を全く受けなくなりました」

 

 

「何だと!!それで奏の制限時間は?」

 

 

「後2分です」

 

 

 

「まずいな」

 

 

!!

 

 

「ギャアアグアアアア」

 

 

 

「司令大変ですもう一つのガングニール奏者のガングニールの出力が異常な数値を示しています」

 

 

「何だと!!あれが、直哉君の・・・いや異世界のシンフォギアの力なのか?」

 

 

 

 

「はあ、はあ、まだシンフォギアの力と霊力を使っただけなのに反動がここまで強いなんて」

 

 

「宝玉の力凄すぎ」

 

 

 

「フォンテーヌ響さんのガングニールに変化が起きてるよ」

 

 

「そうね、恐らくさっき直哉君が作った宝玉の力でしょうね」

 

 

「でもあの力は危険ペン」

 

 

「そうだなぺギタン。だがその危険な力を使わないと奴は倒せないんだニャン」

 

 

 

「スパークル私達も響さんと合流するわよ」

 

 

「わかった」

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

諸刃の剣となるかそれとも・・・

「うおおおおお」

 

 

ギャアアアアグワアア」

 

 

「すげえ、あいつここまでの出力で戦って大丈夫なのよ」

 

 

奏が呟く。

 

 

「奏大丈夫か?」

 

「ああ、私は大丈夫だが響という奴大丈夫なのか?

 

 

「ああ、響君の出力は、シンフォギアの力だけでは、無理な出力だそれに奏者が恐らく耐えられん。まさしく諸刃の剣だ」

 

 

!!

 

 

「だったら止めねえと」

 

「やめろ奏そんなことしたらこの世界が大変な被害を生まれるぞ」

 

 

「もはや、響君にこの世界の命運を委ねるしかない」

 

 

 

「まじか」

 

 

「うおおおこれで終わりだ――蝶」

 

 

 

 

 

 

そして響は3つの力を同時に使った。

 

 

 

!!

 

 

「ギャアアア」

 

 

響の攻撃が蝶に直撃した。

 

 

「「「「「やったか」」」」」

 

 

!!

 

「グレースさん急いでください」

 

 

「わかった」

 

 

「はあ、はあ、えしまった」

 

 

響の攻撃による煙が晴れた時響にわずかなスキが出来ていたのを蝶は見逃さなかった。

 

 

「グルギャア」

 

 

そして蝶は響を捕まえ、ジャイアントスイングをして響をなげた、

 

 

「うわあああああ」

 

 

「「「ぷにシールド」」」

 

 

 

蝶に投げられた響を3人のプリキュアと3匹のヒーリングアニマル達が響を助け、その間に響の宝玉の調整と響の治療を直哉が実行した。

 

 

「ギャアラガアア」

 

 

「「「うわあああ。ぷにシールドが持たないラビ」ペン」ニャン」

 

 

「「「直哉君まだなの?」」」

 

 

「あともう少しですもう少しで・・・がはっ」

 

 

「「「直哉君」」」

 

その時直哉の背後から杖が出てきた。

 

 

 

 

「ぐっここで貴方が乱入しますか、フィーネ」

 

 

「ほう、私の事を知っているのか?」

 

 

「ええ、それなりにはね、それにこのタイミングで姿を見せる目的は、彼女の回収ですよね」

 

 

「ああそうだ」

 

 

そう言ったフィーネは響に近寄る。

 

 

「その女はいい研究材料になる。貰っていくぞ」

 

だが直哉がフィーネと響の間に割り込んだ。

 

 

「・・・簡単に連れて行かせると行かせると思いますか?」

 

 

「無理をするなお前のケガではその女は守れんよ」

 

 

「やってみないとわからないですよ」

 

 

 

「そうか・・・ならば死ね」

 

 

!!

 

「グレース早く直哉君の所に行って」

 

 

「でもフォンテーヌここを離れたら蝶に響さんがやられるよ」

 

 

「それでも行きなさいグレース」

 

!!

 

 

 

「それでは、死ね少年」

 

 

 

フィーネが直哉に攻撃を仕掛けた時どこからか2発のミサイルが放たれそれぞれが蝶とフィーネに当たった。

 

 

!!

 

「グルギャアア」

 

 

 

 

「何だまだ仲間がいたのか」

 

「「「「あれはサイバスター」」」」

 

「ちっここは撤退だな」

 

 

そう言ってフィーネは撤退した。その直後グレースが直哉をヒーリングステッキの中に入れた。

 

 

「ラビリンお母さんから少し預かった薬を直哉君にあげて」

 

 

「わかったラビ」

 

 

 

「ふう、どうやら間に合ったようですね」

 

 

「響しっかりして―――響」

 

 

 

 

「・・・」

 

 

 

その時不思議な事が起こった。

 

 

 

意識不明の重体の筈の響が動き出し、蝶と戦い始めた。

 

 

 

 

「「「ええーーあのケガで動けない筈なのに」」」

 

 

響の状態を見た3人のプリキュアが驚いていた。

 

 

 

 

「グガアアア」

 

 

 

その戦いは余りにも、一方的な戦いだった。

 

 

 

進化した蝶が重症の響に一撃も与えられずに消滅したからだ。

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第5章 君、死にたもうことなかれ
それぞれ動き出す者と帰還する者


太正14年3月31日早朝

 

紫藤家では・・・

 

 

シンフォギア世界での戦いの後、エステルとクローゼを除く守護者達は中心世界の紫藤家の家で生活をしていた。

 

「あの――のどかさんどうして僕は12歳バージョンなのでしょうか?中心世界なのに」

 

 

「ああ、数日前にトワさんが来て今日の深夜に動きがあるって言ってね映像を見せて貰ったの」

 

 

太正14年3月31日深夜・・・

 

1年前東京湾に出現した、降魔の城と言うべき聖魔城今ここに、鬼の面を被った男の反魂の術により、あの男が蘇ると、聖魔城は、静かに、沈むのだった。

 

「成る程今日がその日なんですね」

 

 

「その時にトワさんが12歳に固定したの」

 

 

 

「また、僕に対する罰ですか?」

 

「うんそうみたい。後気になる事を言ってたよ。過去の世界と交流を持った世界と同じ世界が融合世界と接触かもだって」

 

 

「何ですって、つまり新たな世界が接触するですって」

 

「うん、とりあえずは私達のあの世界が一番早いらしいけど」

 

 

 

 

その頃帝国華撃団でも動きがあった。

 

 

 

 

「誠兄さん早くしてくださいよ。米田さんが行きますよ」

 

 

「ああ、待ってくれ」

 

 

 

 

その後、米田と神山と雨宮さくらは大神と合流する為にその地点に向かった。

 

 

 

 

大神との合流地点にて・・・

 

 

 

 

「よう、大神久しぶりだな」

 

「ええ、支配人も元気そうで、安心しました」

 

「おう俺は、元気だぞ、しかし大神よ、南米での演習はどうだった?」

 

「ええ、自分が教官でどこまでやれるか、不安でしたが、何とか無事に終えることができ、ほっとしてます」

 

 

「結構、治にいて乱を忘れず花組の隊長はそれぐらいじゃなきゃ勤まらねえからな」

 

 

「海軍少尉大神一郎貴殿に、帝国華撃団花組への転属を伝える」

 

「は、粉骨砕身で頑張ります」

 

「して、大神よ花組隊員の中で心に残る隊員は、いるか?」

 

「ええいます。帝国華撃団の中では真宮寺さくら君です」

 

「特殊遊撃部隊としては、立花響君ですね」

 

 

「ほう、さくらに響か。まあさくらの方は何とかなるんじゃないか?なあ、雨宮さくら」

 

 

「ええ、そうですね。米田さん」

 

 

「ええーー雨宮さくらさんどうしてここに?」

 

 

「あはは、お久しぶりですね大神さん」

 

 

「大神今回のお前の迎えにさくら違いだが彼女と神山に来て貰っている」

 

 

「どうして彼らが・・・彼らは紫藤直哉さんの部隊の方ですよね」

 

 

「実はな、大神二つの帝国華撃団は特殊遊撃部隊の所属となっている。勿論まだ正式には公表されてないが」

 

 

 

「どうしてそうなったんですか?」

 

そして米田がその時のこと話し出す。

 

 

 

「米田さん米田さんの提案ですが・・・」

 

 

「あら、どうしたのここに来るなんて」

 

 

「ああトワさん米田さんの提案きいてました?」

 

 

「ええ、聞いてたわよ。まあ良いわよ特殊遊撃部隊を試験という意味ではね」

 

 

「やりましたね直哉さん」

 

「トワ貴女がそう言う態度の時は、何かが動いてますね。例えばあなた達が復活させた黄昏の三騎士が」

 

 

「ええーーーそうなんですか?トワさん」

 

 

雨宮さくらがトワに聞く。

 

「ええ、そうよ。今回は鹿とノヴァが動いてるわよ」

 

 

「まだ帝都に向かってるみたいよ。喧嘩しながらみたいだけど」

 

 

「はあ、喧嘩しながらですか?」

 

 

「そうみたい。それでかなり時間がかかってるわね」

 

 

それでも明日には直哉貴方の元に現れると思うわ」

 

 

「そうなんですね、それでは僕達はこれで失礼しますねトワさん」

 

 

「と言う事で特殊遊撃部隊試験運用の許可が出ました。明日降魔鹿を倒せば試験運用を続けられます」

 

 

「成る程なって鹿が動いてるのかよ」

 

「そしてな、直哉の上司の許可が貰えてな」

 

「今年から二つの帝国華撃団は、特殊遊撃部隊の一部として動く事になった」

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

大神一郎の帰還

「成る程そんな事があったんですね」

 

「ああ、所属が正式変わるのがもう少し後になるが、基本的には変わらないように直哉達の上司と協議中だ」

 

 

「と言いますと」

 

 

「ああ、特殊遊撃部隊になったとしても二つの帝国華撃団のメンバーは大帝国劇場で生活出来るようにして欲しいとかの要望が通るように協議をしていてな」

 

 

 

 

 

「そうなんですか」

 

 

 

 

「そう言えば、マリアの行方はみつかりました?」

 

 

「ああ、それはまだ見つかっていない。イシュメルガもあれ以降確認できてない」

 

 

「そうですか」

 

 

「さて大神、お前は神山と大帝国劇場に行ってくれ」

 

 

「え、支配人は」

 

 

「俺は雨宮さくらと直哉の自宅に行くから」

 

 

 

「わかりました。先ほどの要望の事でですね」

 

 

「そういう事だ」

 

 

 

そして神山と大神は大帝国劇場に向かった。

 

 

 

その頃直哉の自宅では・・・

 

 

 

 

「のどかさん今日確か、大神さんが帝都に戻ってくるんでしたよね」

 

 

 

「あ、そうだよ後で米田さんと雨宮さんが来るらしいよ」

 

 

「え、ああ特殊遊撃部隊関連の事でしたね」

 

 

「でも僕こんな状態ですけどいいんですか?」

 

「それは大丈夫だよ。雨宮さんが伝えてくれてる筈だから」

 

 

 

 

「しかし響さん本当に大丈夫ですかねこちらの医療機関に入院させてるけど」

 

 

「響さんの方にはちゆちゃんとひなたちゃんもいるし、薫ちゃんもいるから大丈夫と思うよ」

 

「でも直哉君もあんな無茶はやめてね」

 

 

「家族としても心配だから」

 

 

「う、でもあれは僕も被害者ですよのどかさん」

 

 

 

「そう言えば光ちゃんの件に関してトワかレイさんから連絡ありました?」

 

 

「そちらに関しては連絡は無いよ。直哉君」

 

 

「そうなんですね、それでは現在動ける守護者はエステルさんと、雨宮さくらさん、そしてのどかさんと言う事ですね」

 

 

「うん、そうだけど私は、直哉君の身の回りのことをするから、調査とか出来ないよ。体力もあまり無いし」

 

 

「まあ大丈夫でしょうその辺りは。ただ大神さんが帰って来たという意味をのどかさん覚えていますか?」

 

「うん、戦争が起きるんだよね」

 

 

「そうです以前響さんから聞いたと思いますが」

 

 

「ええ今は何も起きてないので、大丈夫ですよ。でも帝都では大きな戦いが必ず起きますけど」

 

 

「「そんな」」

 

 

「なら響さんも直哉君の近くにいなくてもいいのですか?守護者として」

 

 

「ですが、直哉君はのどかちゃん達に戦争から離したいというので」

 

 

「「戦争」」

 

 

「直哉君は戦争に参加するんですか?」

 

 

「ええ、融合世界のバランスを保つために戦争に巻き込まれるでしょう」

 

 

「「そんな」」

 

 

「でもこれは紫藤家に生まれた宿命なので、直哉君も納得していますし」

 

 

「それでも直哉君が可哀想よ」

 

 

 

「そうです。だからこそ今度の戦争にはのどかちゃん達には参加させたくないんですよ」

 

 

 

「のどかさん改めて言いますが、この戦争で帝国華撃団の敵は降魔や闇の者でもありません。それでも帝都に残りますか?」

 

 

「うん私は残るよ。勿論ちゆちゃんもひなたちゃんもそう言うよ」

 

 

「だって私達は4人でチームなんだから」

 

 

 

「ほう、立派な決意表明だなのどか」

 

 

「「あ、米田さん」」

 

 

 

その時米田と雨宮さくらが直哉の自宅に着いていた。

 

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊についての話し合い

「うん私は残るよ。勿論ちゆちゃんもひなたちゃんもそう言うよ」

 

 

「だって私達は4人でチームなんだから」

 

 

 

「ほう、立派な決意表明だなのどか」

 

 

「「あ、米田さん」」

 

 

「恥ずかしいです」

 

 

のどかは直哉以外に聞かれて顔を赤くしていた。

 

「直哉おめえさんの心配もわかるが彼女達の意見を尊重したらどうだ?」

 

「ええ、彼女の頑固さには、最近知りましたし」

 

「そうかそうか、いつの時代も女性は強してっか」

 

まあのどかさんの場合は姉としての部分があるでしょうけど」

 

 

「そう言えば直哉のどか達の世界ではのどかの弟だったな。雨宮さくらからお前が12歳の状態だと聞かされた時に聞いたが、本当だったんだな」

 

 

 

「僕の体質的な物と考えていいです。その方がわかりやすいので」

 

 

「それでは本題に入りましょうか?」

 

「そうだな時間もないしな」

 

 

「米田さん僕の上司の要望が米田さん達が出来るのなら2つの帝国華撃団の特殊遊撃部隊に正式に所属したとしてもこちらの大帝国劇場を今まで通りでいいとの事です」

 

 

!!

 

「本当か?ありがてえ。それで直哉の上司の要望とは何だ?」

 

 

 

「それは2人のさくらさんの事ですよ」

 

 

「私達の事」

 

 

「そうですね。雨宮さんは守護者として動けるようにある程度自由を与える事が出来るようにする事と、真宮寺さくらさんに関しては紫藤家と真宮家の関係の事もあり2人に帝国華撃団として以外の仕事をさせることに帝都がどういう状態でもこちらの仕事を優先させる事だそうです」

 

 

「なっ無茶だろ帝都に危機が迫っているのに、2人を出すなと言う事も言うぞって言ってるのと同じだろ」

 

 

「恐らくそう言う意味でしょうね」

 

 

「でもな確かに、優先度は俺達の敵よりお前達が戦っている相手のがかなりやばいのはわかるがな」

 

 

「まあ上司の要望はあくまで要望に過ぎませんし、その要請に関しては現場の僕が、判断する事になりそうなのでそこまで心配はしなくていいと思いますよ」

 

 

 

「そうなのか」

 

 

 

「僕の上司は部下に仕事を任せたら任せきりなので」

 

 

「ぐっ何故か頭が」

 

 

「どうしたんですか?米田さん」

 

 

「心配しなくて良いよのどかちゃん。米田さんも誠兄さんに任せきりの時があったからね」

 

「いつの時代でも部下が出来る人だと上司は怠けるんですね」

 

 

「ちょっ俺は怠けてねえぞ」

 

 

「何が怠けてないですか?昼間からお酒飲んでるでしょう。さくらさん達からさんざん言われてるのに」

 

 

「バーロー俺にとっちゃ酒は命の水なんだよ。やめてたまるかよ」

 

 

 

「なっ直哉もそう思うだろ」

 

 

「確かに人間は一つぐらい好きな事は持っているべきと思いますが、米田さんは飲みすぎですね」

 

 

「よって、二つの帝国華撃団が正式に特殊遊撃部隊の配属になれば、米田さんの隠し持っているお酒はこちらで管理させてもらいますね」

 

 

「なっ横暴だ直哉」

 

 

 

 

その頃大神と神山は

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

二人の隊長大帝国劇場に着くまで

「いやーまた大神さんと一緒に仕事が出来るのがうれしいです」

 

 

「いや俺を米田支配人が呼び戻すくらいなのだからそれだけこれから起きる事は大変だと言う事も考えられるよ」

 

 

 

「成る程」

 

 

「まあ俺達の戦いを歴史と言う形で知る神山君にはこの時も過去なのだろうけど」

 

 

「いえ、そんなことは、ただ・・・正史世界から来た俺達が融合世界の戦いに堂々と介入していいのか悩んでいて」

 

 

「成る程ね、神山君君はこの世界をどう見てる?」

 

 

「この世界とは?融合世界の事でしょうか」

 

 

「ああ」

 

 

 

「気持ち悪い世界ですね。降魔やノイズメガビョーゲン等の敵が複数存在しながら共存してるみたいで」

 

 

 

「神山君その感想が言える君は、正史世界の人間と判断できるよ。逆に言えば俺からしたら人間の脅威が降魔だけの世界は信じられないんだよ」

 

 

 

「そうなんですか?」

 

 

 

「ああ、以前俺達は直哉君から融合世界について教えられたことがあってね」

 

「なるほどわかりました。帝国華撃団の皆さん。これから暫くの間ですが貴方達には、帝都以外に現れる全ての脅威と戦うことが特殊遊撃としてのたった一つの任務となります。」

 

 

 

「ちょっと待ってください。全ての脅威とはどういう意味ですか」

 

 

 

「言葉通りですよ特殊遊撃部隊管轄は簡単に言えば、融合世界の全ての守り手なのですから」

 

 

 

「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

 

 

「あ、それ以外に友好的な異世界とも交流等もしていますがね」

 

 

 

「まさか俺達にノイズやメガビョーゲンと戦えということですか?」

 

 

 

「ええ、そうですよ、ただその二つが融合世界の脅威とは違いますけどね」

 

 

 

!!

 

 

 

「ノイズとメガビョーゲンはあくまで融合世界内部に存在する敵に過ぎません。僕達の今の段階の脅威は融合世界の外からくるので」

 

 

 

 

 

!!

 

「その時俺達は外の世界から敵が来ると言う実感がなかったんだ。だが、地底世界で君達と出会って、それから融合世界を回った時、融合世界で住んでいる俺達と違う感覚を持っているなと感じた時、神山君は外の世界の人間何だと実感したのさ」

 

 

「だが俺とマリアはイシュメルガと言うゼムリア大陸と言う外の世界の敵に操られてしまった事があり、俺は直哉君達に助けられたが、マリアはイシュメルガと共に行方不明なのさ」

 

 

「そんな事があったんですか?」

 

 

「ああ、神山君君達が、融合世界に来たのは何かの運命かも知れないけど、俺達と直哉君達は君達が元の世界に戻れるのなら協力はするよ」

 

 

 

「大神さん」

 

 

大神と神山が話していると、二人は大帝国劇場に着いていた。

 

 

大帝国劇場前・・・

 

「うわあ懐かしいな、本当自分の家に、帰ってきたみたいだ。

 

「それにしても、あれからまだ1年しかたってないんだ」

 

 

 

「なら男同士でですけど、正面ロビーから入りますか」

 

 

 

「ああ、そうしよう。神山君」

 

 

 

 

 

そして二人大帝国劇場に入ると由利に見つかり二人には、変な噂が暫く流れたのだった。

 

その日の夕方紫藤家では・・・

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響の容体と新たな世界

米田と雨宮さくらの帰宅後の紫藤家では・・・

 

 

「「ただいま戻りました。パパ」」

 

 

「お帰りなさい飛鳥ちゃんと薫ちゃん。響さんの容体とガングニールの状態はどうだった?」

 

 

直哉が飛鳥と薫に聞いた。

 

 

 

そして飛鳥が答えた。

 

 

 

「響しっかりして―――響」

 

 

 

 

「・・・」

 

 

 

その時不思議な事が起こった。

 

 

 

意識不明の重体の筈の響が動き出し、蝶と戦い始めた。

 

 

 

 

「「「ええーーあのケガで動けない筈なのに」」」

 

 

響の状態を見た3人のプリキュアが驚いていた。

 

 

 

 

「グガアアア」

 

 

 

その戦いは余りにも、一方的な戦いだった。

 

 

 

進化した蝶が重症の響に一撃も与えられずに消滅したからだ。

 

 

 

「響さんの容体は、恐らく蝶との一方的な戦いをした事で一時的なリミッターが外れた事による反動と宝玉の力を制御できずに理性を失ったからだと思います」

 

 

 

「響さんはどうなるの?」

 

 

その時居間に来たのどかが聞く。

 

 

 

「命が危ないとかありませんけど、今年の夏ぐらいまでは入院と言う形の休養が必要でしょうね」

 

 

「パパも感じてると思いますけど、響さんは戦う事が出来なくなっている可能性があります」

 

 

「やはりそうなっている可能性がたかいかな?」

 

 

「でもそれは・・・あくまでも可能性があるだけでしょ」

 

 

のどかが飛鳥に聞く。

 

 

 

「落ち着いてのどかさん。飛鳥ちゃんが言ったのは最悪の事態の場合だから。今響さんに付いてるのは未来さんだからね」

 

 

 

「それともう一つ懸念と言うか可能性の事らしいですけど」

 

 

「融合世界に新たな世界が誕生したそうです」

 

 

「「ええーー」」

 

 

 

「どういう世界が誕生したの?」

 

 

「正確にはまだ正式に誕生してないらしいですけど、その中心となる街の名前が海鳴市と言うらしいです」

 

 

!!

 

 

「ちょっと待ってそこは飛鳥ちゃんの叔母さんの街じゃないの」

 

 

「ええ、そうですよ。のどかさん以前のどかさんが言った事が近い事象が起きつつあるのかも知れません」

 

 

「え」

 

 

「私はそう思わないかな飛鳥ちゃん」

 

 

 

!!

 

「「「「「のどか」ちゃん」」」さん」

 

「確かに私達はある目的でここに来てるけど神様の依頼をこなすのが優先だけで、その世界の未来を変える事はするなとは言われてないよね」

 

!!

 

「それは・・・そうですが」

 

 

「どのみち私達の敵であるメガ降魔と機動六課の方々が接触した時点でこちらの世界は消滅した、幼馴染世界や7人世界とは分岐してないかな?」

 

 

 

「そうこのやり取りで言った事が原因でなったのかはわかりませんが」

 

 

 

「成る程、僕を復活させる時に行った世界そのものが転移して来た可能性があるのか?」

 

 

「いえそれは、かなり低いでしょう。その理由は、パパに影響が出てないからです」

 

 

「「あ、確かに」」

 

 

「過去の紫藤直哉と関りがある世界もしくは人が来たらパパの記憶に変化が起きると思うので」

 

 

 

「今の所は12歳に年齢が固定されているだけだね」

 

 

 

「なら、今の段階では気にしなくていいんだね」

 

 

「ええ、トワモレイさんも気にしなくていいと言ってました」

 

 

 

「なら僕達が気にすべき事は、もう一つのすこやか市の件と京極圭吾氏のクーデターかな?」

 

 

「ええ、中心世界で注意すべきは当面はそれだと思います」

 

 

「そう言えば飛鳥ちゃん。ちゆちゃんとひなたちゃんは?」

 

 

 

「ああ、二人にはエステルさんとクローゼさんを連れて来て貰うように頼みました」

 

 

 

「そうなんだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

花萌える帝都前編

帝国海軍少尉大神一郎が帝国華撃団花組隊長に復帰した翌日・・・

 

「昨日の俺とソレッタ・織姫君の歓迎会はある意味凄かったな」

 

 

そして大神が思い出す。

 

楽屋・・・

 

そして大神の歓迎会が始まり、一人ずつ大神に言葉をかけていた。

 

 

「おっといけねえ、酔いつぶれる前に紹介しないとな、おーい入ってこい」

 

米田がそう言うと、楽屋に一人の女性がが、入って来た。

 

「初めまして、私はソレッタ織姫といいます。皆さん宜しくお願いします」

 

「大神から順番に挨拶しろ」

 

「はい、俺は帝国海軍少尉大神一郎宜しく」

 

「少尉さん私、日本の男嫌いです」

 

 

「私は、真宮寺さくらです。よろしくお願いします」

 

「やっほー私はアイリス、この子は、クマのジャンポールだよ宜しくね」

 

 

その後、歓迎会は順調に進んでいたが、大神の一言を聞いて、織姫が怒り、歓迎会は中断したのだった。

 

「あーあ、織姫怒っちゃったよ、どうするのお兄ちゃん?」

 

アイリスが、大神に言う。

 

「謝りに行くよ、それじゃあ皆また後で」

 

そう言って大神は、楽屋を出て行った。

 

 

 

「まあ昨日の歓迎会では神山君達は、気を聞かせてくれてある意味助かったな」

 

 

「あの場面を見られたら新生帝国華撃団の皆にも、何やら冷たい目で見られる所だったよ」

 

 

 

「まあ夜は、さくら君のお陰で織姫君と話せたからな」

 

 

その夜・・・

 

さくらは大神の部屋に向かった。

 

「大神さんいますか?さくらですけど」

 

 

「今開けるよ、さくら君」

 

「どうしたんだい、こんな時間に?」

 

「支配人からの依頼で、大神さんに夜の見回りお願いできますか?」

 

「ああ、いいよ、さくら君も行くんだろ?」

 

「・・・今日だけですよ」

 

「本当かい?さくら君」

 

「ええ、但し織姫さんを誘う事が、条件です」

 

「う、せっかくさくら君と二人きりになれると思ったのに」

 

そして大神とさくらは、織姫の部屋に行き、夜の見回りに誘った。

 

「いいですよ少尉さん」

 

 

 

そして大神は三人で、劇場の夜の見回りを開始した。

 

 

 

「さてそろそろ行くかな、いつまでも昨日の事を思い出すわけにはいかないしな」

 

 

 

そう言って大神は自室を出ると、そこには織姫に捕まっていた神山がいた。

 

 

 

「あ、少尉さん。不法侵入者を捕まえました」

 

 

「ああ、織姫君その彼は不法侵入者じゃなく、この大帝国劇場に事務職できて貰ってる人だよ」

 

 

「ええ――そうだったんですか、すみません神山さん」

 

 

「私は、ソレッタ織姫です。これからは気を付けますので許してください」

 

 

 

「え、ああいいですよ。織姫さんの事情は先輩たちに聞いてたのに、忘れてた俺が悪いのですから」

 

 

「それでは失礼します」

 

 

 

そう言って織姫は大神と神山と別れた。

 

 

 

「なんだか織姫君。神山君にはソフトな感じだったな。

 

 

「それは先ほど大神さんが、神山さんの事を一般職員と言ったからじゃないですか?」

 

 

「ああ、さくら君おはよう」

 

 

「おはようございますさくらさん」

 

 

「成る程ね、織姫君も考えていると言う事かな?」

 

 

「ええそうだといいですね。私達は織姫さんと過ごした時間は少ないですし」

 

 

 

「まずは相手を知る事かな?」

 

「そうだなそれが、帝国華撃団隊長に突き付けられた課題だな」

 

 

「「米田支配人」」

 

 

「米田さんおはようございます」

 

 

 

「ああ、三人共おはよう。三人共すまないが朝食後地下司令室に来てくれ」

 

 

 

「「「どういう事ですか?」」」

 

 

 

「地下司令室で話す。それまで待ってくれ」

 

 

そう言って米田は大神達と別れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

花萌える帝都中編1 大神帝国華撃団復帰前の出来事を知る

大帝国劇場地下司令室・・・

 

 

「来たか大神、さくら、神山」

 

 

「「「はい」」」

 

 

「まずは大神お前にこの映像を見て貰う」

 

「かすみ頼む」

 

 

「はい司令」

 

 

 

「天剣・桜吹雪」

 

 

 

「行くぞ無限縦横無尽嵐!!」

 

「がああああ。馬鹿な俺様と氷刃不動が知らない奴等にこうもあっさりやられるとはな・・・」

 

 

 

鹿がそう呟くと、鹿が乗る氷刃不動は爆発を起こした。

 

 

 

「ふう、何とか倒したか」

 

 

「けっこの時代の降魔も大したことねえな」

 

 

初穂がそう言う。

 

「ならば私と戦いましょう帝国華撃団」

 

 

「「「「「なっお前は」」」」」

 

映像中断・・・

 

 

 

「なっ何故鹿が生き返っているんですか米田司令?」

 

 

「一か月前突然黄昏の三騎士全員が生き返ったのだ。原因は不明だがな」

 

 

 

「ちょっと待ってください。猪と蝶は誰が倒したんですか?」

 

 

「それも後で説明をする。かすみ頼む」

 

 

 

そしてかすみは映像を再生した。

 

 

「ならば私と戦いましょう帝国華撃団」

 

 

「「「「「なっお前は」」」」」

 

「どうしてあなたここにいるの?夜叉」

 

 

「貴女はワイズマンによって殺されたんじゃ」

 

「久しぶりね雨宮さくら」

 

 

「そうね私はあの時消滅したはずだった」

 

 

「私自身もあの状態からどうして復活したのかわからないが、復活した以上お前達帝国華撃団を倒す、破邪剣征・桜花放神ーーー」

 

 

 

「「「「「うわああ」」」」」

 

そして夜叉の破邪剣征・桜花放神により新生帝国華撃団のメンバーの機体無限がダメージを受けた。

 

大帝国劇場地下司令室では・・・

 

 

!!

 

「何だと!!降魔が何故さくらの技を使えるのだ?」

 

 

 

「わかりません」

 

 

「司令こういう時は直哉さんに聞いてみましょう」

 

 

「そうだなかすみ。とりあえずさくらに繋げてくれ」

 

 

「わかりました」

 

 

 

 

「さくら直哉達はまだ戻ってくることができないか?」

 

「ええ、少し難しいですね」

 

 

そしてさくらは事の出来事を米田に話し出した。

 

 

「成る程な、先補から続いている現象は直哉の仲間になる人物がこちらに来たことの合図か」

 

 

「ええ、そうみたいです。最も私も初めて見るんですが」

 

 

「米田司令何かあったんですか?」

 

 

 

「ああ、降魔鹿を倒した後に、謎の降魔が現れ新生帝国華撃団のメンバーが追い詰められてるんだ。それにな謎の降魔の使う技がさくらお前と同じなんだよ」

 

 

 

「ええ―どういう事ですか?」

 

 

 

「俺にもわからん。直哉達が駄目ならば、同じ技を使えるさくらだけでも新生帝国華撃団のメンバーを助けやってくれ」

 

 

「わかりました」

 

 

そしてさくらは米田司令との通信を切り、すみれ達に事情を説明し先に、大帝国劇場に帰還した。

 

映像終了

 

 

 

「その後私は新生帝国華撃団を助ける為に銀座に戻り、夜叉と言う者と戦いましたが、まるで自分と戦っている感覚でした」

 

 

「そんな強敵と戦っていたのか君は」

 

 

「いえ違うんです。大神さん夜叉は俺達の世界の降魔なんです」

 

 

!!

 

 

「そうだ、大神夜叉が未来の降魔と言う事を覚えておけ。お前達もまた戦うかも知れんからな」

 

 

 

「「「どういう事ですか?米田司令」」さん

 

 

 

 

「かすみ頼む」

 

 

「はい司令」

 

 

 

この映像は特別に直哉から借りた映像だ」

 

 

 

 

 

「そう上手くいくとは行くとは思わない方がいいぞ」

 

 

「「その声はワイズマン」」

 

 

その時ワイズマンが融合世界のキュアグレース達の前に現れた。

 

 

 

「まさかお前たちがここに来るとはな、夜叉を一時的にヴァリマールから解放したのだが、成程相手をせずに私の実験を阻止に来たか」

 

 

!!

 

「帝都での夜叉の復活は貴方のせいなの?」

 

 

 

「そう言う事だ。だが貴様達がここに来た以上夜叉にはまた眠って貰うとしよう」

 

 

 

映像終了

 

 

 

「「「ええーーー」」」

 

 

 

「つまり夜叉の死はワイズマンの気まぐれだったとそういう事ですか?」

 

 

 

さくらが米田司令に聞く。

 

 

「ああ、そういう事だな。それにワイズマンの言葉が正しいのであれば、奴は夜叉をいつでも復活も殺す事も出来るみたいだな」

 

 

 

「「「そんな事が出来るとは」」」

 

 

「そして先ほど大神が聞いた猪と蝶に関してだが」

 

 

そして3人はそれぞれの浄化技を降魔蝶に放った。

 

 

 

「グワアア。何故お前たちの中途半端な霊力攻撃に私の紫電不動に傷をつけれるのよ」

 

 

「それは僕の霊力のレベルアップが成功したからさ。降魔蝶、鹿の時は僕がいない状態だったから僕の霊力の餌食にしてあげるよ」

 

「ひいいい助けてーーー」

 

 

降魔蝶が3人のプリキュアから逃げようとした時、紫電不動の背後からこの世界に無い筈のナノビョーゲンが紫電不動に感染した。

 

 

「ナノビョーゲン」

 

 

「ああイヤ私が私で無くなるーー」

 

そして蝶は、紫電不動と共に疑似ナノビョーゲンに感染し全くの別の存在へと変わってしまった。

 

 

 

「「「「「「「ええーー」」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

!!

 

 

「グレースさん気を付けてください。変異した紫電不動にはノイズの特性も持っているようです」

 

 

「ノイズの特性を?」

 

 

 

「「ええーーー」」」

 

 

「ご覧の通り降魔蝶は、ナノビョーゲンにより別の存在となり直哉と守護者の手に寄り倒された」

 

 

 

「そしてこれが猪の映像だ」

 

 

 

「何故ってここは私と関係ある世界だからね」

 

 

「何だと! !ならばここはかつて嗟叉丹様とウィルが話していた世界か」

 

「所で、立花響あの怪物は何だ?お前達の世界の怪物か?」

 

 

「違うよ、あれは貴方の仲間の蝶だよ」

 

「何だと!!あれが蝶だと」

 

 

「所で猪貴女何しに来たの?」

 

 

薫が猪に聞く。

 

 

 

「それはな・・・」

 

 

「危ない響それと薫」

 

 

!!

 

 

二人は奏の呼びかけで蝶の攻撃をかわすが、猪は奇麗に切断され蝶により食べられた。

 

 

 

「「うええ気持ち悪い」」

 

 

映像終了

 

 

 

「ひっ蝶が猪を食べたんですか?」

 

さくらが恐る恐る米田に聞く。

 

 

「ああその通りだ」

 

 

「以上で大神が復帰前に起きた黄昏の三騎士との戦いの記録だ」

 

 

 

「そして神山これが遊撃部隊が戦う敵と戦う敵の一部だ」

 

 

「これで一部なんですか?」

 

 

「ああそうだ。これも直哉から聞いたが、近いうちに神山達と同じ境遇の者達が来るそうだ」

 

 

「と言う事は司令、俺達がその世界の敵とも戦うんですね」

 

 

「今の所はそれに対するのは直哉達が対応するが、さくらお前は帝都の戦いより場合によっては真宮寺家の当主のもう一つの使命を優先してくれだそうだ」

 

 

!!

 

 

「米田司令本当に紫藤家の当主が、そう言ったんですね」

 

 

 

「ああ、俺と雨宮さくらが証人だ。さて伝える事は以上だ三人共解散して構わねえよ」

 

 

 

そして三人は、地下司令室を出て行った。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

花萌える帝都中編2 戸惑う真宮寺さくら

「そろそろ行きますよ飛鳥ちゃん。薫ちゃん」

 

 

 

「「はーいパパ」」

 

 

そして直哉達は大帝国劇場に向かった。

 

 

「そう言えば、パパママに米田さんから伝えて貰ったの?例の件は」

 

 

 

「ええ、伝えたと殺気米田さんから連絡を受けたので、大帝国劇場に行くんですよ」

 

 

「成る程」

 

 

「パパもう一つの使命って何なの?」

 

 

薫が直哉に聞く。

 

 

「ああ、それは、こちらの世界での守護者に徹しなさいという事ですよ。つまり帝国華撃団をやめてね」

 

 

「「ええーー」」

 

 

 

直哉の言葉に驚く飛鳥と薫だった。

 

 

 

「「どうしてそれをママに伝えようとしたの?」」

 

「何故って多分真宮寺さくらさんを響さんみたいになってほしくないからかな、と言っても響さんをあんな目にさせた本人が言うなだと言われそうだけど」

 

 

 

「「パパ」」

 

 

 

その頃響が入院している病院に向かうのどかとラビリンは・・・

 

 

 

「響さん大丈夫なのかな?」

 

 

「心配ラビねまさか宝玉の力があれほどとは思わなかったラビ」

 

 

「そうだね」

 

 

のどかとラビリンは思い出していた。

 

 

「直哉君。本当に出来るの?」

 

 

「それはわかりません。僕もこういう事例で急遽宝玉を、作るのは初めてですし」

 

 

「のどかさんに渡した宝玉は、僕との誓約関連でしたから。ある程度作りやすい状況でしたから」

 

 

 

「・・・よし宝玉を作成は、終わりましたが、正直不安ですこれが上手くいかず逆に響さんを危険にさらすことになったらと考えると」

 

 

 

「大丈夫だよ。その宝玉はこの世界を救う切り札だよ」

 

 

 

「でも私にも責任あるよね。直哉君が使うの躊躇っていたのに」

 

「のどかそれは・・・違うラビよ」

 

 

「ラビリン・・・あれもしかしてさくらさん」

 

 

「本当あれは、さくらラビ」

 

 

 

「・・・」

 

 

「さくらさんーー」

 

 

「あら、のどかちゃんにラビリンだっけヒーリングアニマルの」

 

 

「そうラビさくらこそ何してるラビ?」

 

 

「うん・・・私は響ちゃんのお見舞いよ」

 

 

「私と大神さんと神山さんはのどかちゃん達が黄昏の三騎士と戦っていた記録を見て知ったの」

 

 

 

「そうなんですね、それにしては暗いですね何かあったんですか」

 

 

「・・・実は」

 

 

 

そしてさくらはのどかに話し出す。

 

 

ああその通りだ」

 

 

「以上で大神が復帰前に起きた黄昏の三騎士との戦いの記録だ」

 

 

 

「そして神山これが遊撃部隊が戦う敵と戦う敵の一部だ」

 

 

「これで一部なんですか?」

 

 

「ああそうだ。これも直哉から聞いたが、近いうちに神山達とお味境遇の者達が来るそうだ」

 

 

「と言う事は司令、俺達がその世界の敵とも戦うんですね」

 

 

「今の所はそれに対するのは直哉達が対応するが、さくらお前は帝都の戦いより場合によっては真宮寺家の当主のもう一つの使命を優先してくれだそうだ」

 

 

!!

 

 

「米田司令本当に紫藤家の当主が、そう言ったんですね」

 

 

 

「ああ、俺と雨宮さくらが証人だ。さて伝える事は以上だ三人共解散して構わねえよ」

 

 

 

「成る程さくらさんも直哉君から、私と同じような事を言われたんですね」

 

 

 

「え、のどかちゃんも」

 

 

「ええ私の場合ははっきり言われましたよ」

 

 

 

「さて、帰りましょうかさくらさん」

 

 

 

「待って直哉君私も連れていって」

 

 

「直哉さん」

 

 

「のどかさん今回は駄目です。本当の戦争に貴女を巻き込むわけにはいかないんですよ」

 

 

「でも私は行きたい。行って直哉君を助けたい。だってあの時私を助けたのは直哉君なんだから」

 

 

「あれは僕の紹介した病院のおかげであって僕がお礼や感謝されることはないんですよ」

 

 

「ねえ直哉君のどか達を連れて行ってあげてくれない?」

 

「のどかさんのお母さん正気ですか?」

 

 

「これから起きる事はすこやか市で起きている怪物騒動ではなく人間対人間の戦争になるんですよ」

 

 

 

そして私の場合はお母さんたちの説得もありこちらにいられるんですけどね」

 

 

「そうなんだ」

 

 

「だからさくらさんも。今本当にしたい事を直哉君に伝える事が直哉君を助ける事になると思います」

 

 

「え、どういう事?」

 

 

 

それからしばらくして・・・

 

 

のどかとさくらは響の入院している病院から大帝国劇場に戻ってきた。

 

 

 

 

 




 


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

花萌える帝都後編 復活の男と新たな敵

「あ、のどかさんとさくらんさん二人一緒だったんですね」

 

 

「うん、響さんの病院前で一緒になってね」

 

「直哉君こそ一人でどうしたの?」

 

 

「ああ、実はさくらさんが戻る前に神山さんと話していたんですがね、どうも限界が来たみたいです」

 

「「限界が」」

 

 

 

「ええ、のどかさん神山さん達は、僕達が神山さん達の世界に行ってから知り合いましたよね」

 

 

 

うんそうだよ。そして色々あって向こうのすみれさんの希望もあって特殊遊撃部隊に響さんが直哉君の代わりに編入したよね」

 

 

 

「へえ、新生帝国華撃団はそういう経緯で直哉君達と一緒だったのね」

 

 

 

「そうですよさくらさん。そしてさくらさん米田さんからある世界が融合世界に吸収されるような話を神山さんにしましたか?」

 

 

 

「ええ、したわ朝食後に3人で呼ばれて」

 

 

 

「ああその通りだ」

 

 

「以上で大神が復帰前に起きた黄昏の三騎士との戦いの記録だ」

 

 

 

「そして神山これが遊撃部隊が戦う敵と戦う敵の一部だ」

 

 

「これで一部なんですか?」

 

 

「ああそうだ。これも直哉から聞いたが、近いうちに神山達と同じ境遇の者達が来るそうだ」

 

 

「と言う事は司令、俺達がその世界の敵とも戦うんですね」

 

 

「今の所はそれに対するのは直哉達が対応するが、さくらお前は帝都の戦いより場合によっては真宮寺家の当主のもう一つの使命を優先してくれだそうだ」

 

 

!!

 

 

「米田司令本当に紫藤家の当主が、そう言ったんですね」

 

 

 

「ああ、俺と雨宮さくらが承認だ。さて伝える事は以上だ三人共解散して構わねえよ」

 

 

「成る程そういう事で神山さんは、僕に行ったんですね」

 

 

「何を言われたの?」

 

 

 

「俺達の世界も同じ事をするのかと」

 

 

「同じことを?」

 

 

「さくらさんは、詳しく知らないようなので説明しますね、今融合世界に融合世界融合しようとしてるのはもう一つのすこやか市なんですよ」

 

 

「ええーーもう一つのすこやか市ってどういう事?」

 

 

「つまり本来のどかさんが歩んだ記録がある世界がそのもう一つのすこやか市で、そのすこやか市を融合世界に融合させようとしているのは、ワイズマンなんですよ」

 

 

 

「何てことなの」

 

 

 

 

「ですけどその事実は見せたくなかったので、編集したのを米田さんに渡したんですよ」

 

 

「「それじゃあ神山さんの不満の限界の矛先をあえて自分に向けさせたの」」

 

 

「まあそうですね、神山さん達が融合世界に悪い印象を持ってほしくないので、僕個人になら別に構いませんし」

 

 

 

「それにさくらさんは帝国華撃団の一員として戦う事を続けたいのですよね?別にいいですよ続けても」

 

 

「え、でも・・・米田さんが言ったよ」

 

「ああ、米田さんはさくらお前は帝都の戦いより場合によっては真宮寺家の当主のもう一つの使命を優先してくれだそうだ」

 

 

「と言いませんでした?あの場合によってとは、今すぐ帝国華撃団を離れろという意味では無いですよ。神山さん達がいないタイミングで帝国華撃団から貴重な人材を引き抜けるほど自分ができると思います?」

 

 

「「ええーー」」

 

 

その後直哉の説明をを聞いたさくらは安心して劇場に戻って行った。

 

 

 

 

その夜・・・

 

 

帝劇に緊急サイレンがなったさくらは織姫に説明し、地下司令室に向かうと、既に、全員が集結していた。

 

「司令敵は何者ですか?」

 

 

『判らんだが、強い妖力を持つ何者かが、この銀座に、現れたのは確かだ。」

 

 

「大神出撃命令を出せ「

 

「はい、帝国華撃団出撃せよ!!目標地点銀座」

 

「「「了解」」」

 

銀座に着いた。帝国華撃団は襲撃してきた者を見て驚愕した。

 

「お、お前は葵叉丹」

 

「フ、葵叉丹は偽りの生、偽りの名」

 

 

「葵叉丹誰ですか?」

 

 

そしてさくらは、織姫にわかりやすく説明をした。

 

叉丹は、魔装機兵、闇神威を召還した。

 

 

そして、戦いは、帝国華撃団の勝利が確定した瞬間。叉丹は背後から、何者かに斬られたのだった。

 

「がふ!!貴様」

 

 

「山崎」

 

「久しいな、米田よ・・・」

 

 

「長官奴は?」

 

「奴は・・・山崎真之介という。元帝国陸軍対降魔部隊の隊員さ」

 

「お前とはこういう形での、再会はしたくなかったがな」

 

「山崎」

 

そして、山崎真之介は息絶えた。

 

 

「お前は何者だ?叉丹はお前たちの仲間のはずだろう。何故殺した」

 

「我が名は、鬼王」

 

「奴は、私達の仲間ではない。奴は、人形だ。使えぬ人形を、処分して何が悪い」

 

「何だと!!」

 

大神は、鬼王の言葉を聞いて怒りを顕にする。

 

「何れまた会おう。帝国華撃団」

 

 

鬼王は、叉丹の剣を持ち、何処かへ転移をした。

 

 

こうして帝国華撃団の新たな戦いが始まった。

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新たな敵の出現と3人の選択

直哉とのどかとラビリンがさくらと別れた直後に時を少し戻して・・・

 

 

 

「のどかさんラビリン少しいいですか?」

 

「何?直哉君」

 

 

「新生帝国華撃団のメンバー長期離脱により僕達サイドの戦力不足が起きました」

 

 

「飛鳥ちゃんと薫ちゃんがトワさんの指示で、新生帝国華撃団について行きましたので本来ならしたくなかったんですがすこやか市にいる4人をこちらに連れて来てください」

 

 

 

「ちゆちゃん達とエステルさんとクローゼさんを?」

 

 

「ええ、そうです」

 

 

「これから起きる事はのどかさんとラビリンが関わる以上ちゆさんとひなたさんにも知ってもらわないといけませんから」

 

 

「それは戦争についてなの?」

 

 

「いえ、特にヒーリングアニマルにとってはかなりきついかもですね」

 

 

 

そしてのどかとラビリンはちゆとひなたと、エステルとクローゼを迎えに行った。

 

 

 

そして時は戻り・・・

 

 

地下司令に全員が集結していた。

 

「司令敵は何者ですか?」

 

 

『判らんだが、強い妖力を持つ何者かが、この銀座に、現れたのは確かだ。」

 

 

「大神出撃命令を出せ「

 

「はい、帝国華撃団出撃せよ!!目標地点銀座」

 

「「「了解」」」

 

銀座に着いた。帝国華撃団は襲撃してきた者を見て驚愕した。

 

「お、お前は葵叉丹」

 

「フ、葵叉丹は偽りの生、偽りの名」

 

 

「葵叉丹誰ですか?」

 

 

そしてさくらは、織姫にわかりやすく説明をした。

 

叉丹は、魔装機兵、闇神威を召還した。

 

 

そして、戦いは、帝国華撃団の勝利が確定した瞬間。叉丹は背後から、何者かに斬られたのだった。

 

「がふ!!貴様」

 

 

「山崎」

 

「久しいな、米田よ・・・」

 

 

「長官奴は?」

 

「奴は・・・山崎真之介という。元帝国陸軍対降魔部隊の隊員さ」

 

「お前とはこういう形での、再会はしたくなかったがな」

 

「山崎」

 

そして、山崎真之介は息絶えた。

 

 

「お前は何者だ?叉丹はお前たちの仲間のはずだろう。何故殺した」

 

「我が名は、鬼王」

 

「奴は、私達の仲間ではない。奴は、人形だ。使えぬ人形を、処分して何が悪い」

 

「何だと!!」

 

大神は、鬼王の言葉を聞いて怒りを顕にする。

 

「何れまた会おう。帝国華撃団」

 

 

鬼王は、叉丹の剣を持ち、何処かへ転移をした。

 

 

 

「「「「「「きゃああああ」」」」」まじか――鬼面の奴仲間を殺しやがったニャン」

 

 

 

3人のプリキュアと,3匹のヒーリングアニマルは銀座で行われていた戦闘を直哉の自宅で見ていた。

 

 

「嘘あの面の人躊躇なく人を殺したよ」

 

 

「まあよくあるやつね悪者が取る手段として」

 

 

 

「ええ、そうですねエステルさん」

 

 

「それでも失敗したから殺すのは気分が悪いわね」

 

 

「そこは奴も言ったように連中には山崎さんの命はただの駒なんでしょうね」

 

 

エステルがちゆに言う。

 

 

「こんなことを,平気でするなんて、直哉君こういう事が続くの?」

 

 

「ええ、続きますよ。敵も味方も関係なくね、こういう事を知られたくはなかったんですよ。特にラビリン。ぺギタン。ニャトランにはね」

 

 

「「「どういう事」」」

 

 

「成る程ね直哉私が,言っていい?」

 

「お願いしますエステルさん」

 

 

 

「わかったわ。つまりね直哉はプリキュアとして必要なのどかだったらラビリンとの信頼関係を壊す可能性があると判断したのよ」

 

 

 

!!

 

 

「仲間だった人に殺されてしまった。シーンが原因でとか色んな事が起きるのにそれらが原因でプリキュアになれなくなるのを直哉は恐れたのよ」

 

 

 

「そういう理由だったの直哉君?」

 

 

「ええ、後のどかさん達の年齢で人間の闇の部分を知りすぎるのはまずいとも思ったので」

 

 

 

「確かにあれは、ちゆ達にも悪いペン」

 

「だな、下手したら直哉の悪い予想が当たってたかもな」

 

 

 

「直哉ラビリン達の事を考えてのどか達にこっちで起きる事件に関わらないようにしてたラビね」

 

 

「うん事前に言うと2人共頑固だからね」

 

 

僕から離れたく無いと言うと思ってたから」

 

 

「「う、」」

 

 

「確かにのどかっち達は直哉君の事になるとそう言う部分はあるかも」

 

「ええーーひなたちゃん」

 

 

「あらのどか貴女自覚がないの?」

 

「ええーーちゆちゃんまで」

 

「「ラビリンも同じだよな」そうペン」

 

「それで,プリキュアの3人に改めて聞きますが、このまま貴女達は中心世界の帝都にいますか?それともすこやか市でこの事件が解決するまで避難しますか?」

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

三人の答えと融合世界に加わる世界について前編

「直哉ラビリン達の事を考えてのどか達にこっちで起きる事件に関わらないようにしてたラビね」

 

 

「うん事前に言うと2人共頑固だからね」

 

 

僕から離れたく無いと言うと思ってたから」

 

 

「「う、」」

 

 

「確かにのどかっち達は直哉君の事になるとそう言う部分はあるかも」

 

「ええーーひなたちゃん」

 

 

「あらのどか貴女自覚がないの?」

 

「ええーーちゆちゃんまで」

 

「「ラビリンも同じだよな」そうペン」

 

「それでプリキュアの3人に改めて聞きますが、このまま貴女達は中心世界の帝都にいますか?それともすこやか市でこの事件が解決するまで避難しますか?」

 

 

「私としては、直哉君が私達の為に極力戦争に関わらいようにしてくれたのは嬉しいけど、もう少し仲間として信頼してほしかった」

 

 

「そして私は今回の事件には正直関わるべきではないと思うわ」

 

 

「そんなちゆちゃん」

 

 

「直哉君もし私達が中心世界のこの事件に関わらないのならどうするの?」

 

 

ちゆが直哉に聞く。

 

 

 

「それは僕とエステルさんとクローゼさんの3人で対応しますが、その間にプリキュアの3人には別の案件の対応をお願いすることになると思います」

 

 

 

「「別の案件」」

 

 

「そうですもう一つのすこやか市の件です」

 

 

 

 

「「ええーーもう一つのすこやか市」」

 

 

ひなたとちゆは直哉の言葉に驚き、そして直哉が説明を始めた。

 

 

 

 

「その世界にワイズマンが侵入した形跡があるのを見つけたの」

 

 

「本来なら光が目覚めてから貴女達3人だけで行って貰う予定だったの」

 

「「その世界ってまさか・・・」」

 

 

 

「そうよ。もう一つのすこやか市よ」

 

 

「成る程、確かにワイズマンが融合世界に呼んだ世界の中で自分の力が使えるのかを確かめるかもしれないと言う事ですか?トワ」

 

 

「そういう事よ直哉」

 

 

「直哉君どういう事」

 

 

「つまりですね。のどかさんとラビリンが初めてプリキュアになった時の事覚えてますか?」

 

 

 

「覚えてるよ」

 

 

「あの時はダルイゼンがメガビョーゲンを作り出してラビリンとのどかがキュアグレースになって浄化したラビ」

 

 

「どうやらワイズマンはその時間に行っているみたいですね。融合世界に融合される前に」

 

 

「そしてもしワイズマンの力でメガビョーゲンが召喚された場合あちらのキュアグレースは2体のメガビョーゲンを相手することになります」

 

 

 

「そんな一度に2体なんてまずいよ」

 

 

「だからトワさんは、光ちゃんが目覚めるまでの間にワイズマンの実験を止めて欲しいと言ってるんですよね」

 

 

「そうよ、それに残念だけどもう一つのすこやか市との融合は止める事は出来ないからせめてね」

 

「そういう経緯で僕とのどかさんはもう一つのすこやか市に行ったんです」

 

 

ラビリンこれはもしかして」

 

「ワイズマンが作り出したメガビョーゲンの可能性が高いラビ、それも質が悪いタイミングラビ」

 

 

そして融合世界から来たのどか達はこの戦いに介入をする事にした。

 

 

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

「「キュアタッチ」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

「「重なる2つの花」」

 

 

 

「キュアグレース」

 

 

 

「ラビ」

 

「はあああ」

 

「メガ・・ビョーゲン」

 

 

 

「「「「「何が起きた」の」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

突然新たに現れたメガビョーゲンが吹き飛びその場にいる全員が驚いていた。

 

 

 

「よしこれで皆に知られずに浄化すれば終わりだね」

 

 

 

「そう上手くいくとは行くとは思わない方がいいぞ」

 

 

「「その声はワイズマン」」

 

 

その時ワイズマンが融合世界のキュアグレース達の前に現れた。

 

 

 

「まさかお前たちがここに来るとはな、夜叉を一時的にヴァリマールから解放したのだが、成程相手をせずに私の実験を阻止に来たか」

 

 

 

「そして僕達はその世界で彼女達に出会うのです」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

三人の答えと融合世界に加わる世界について後編

「ちょっと待って、その時に出会うのってまさか・・・」

 

 

「ええ、ちゆさんの考えている通りの人物ですよ」

 

 

直哉がそう言う。

 

 

 

そして直哉が話を続ける。

 

 

 

ふふ、これが本来のプリキュアそしてヒーリングアニマル、ビョーゲンズそして

 

キングビョーゲンの力の集合体か」

 

 

!!

 

 

 

「成る程な、私に協力を要請しもう一つのすこやか市に来させた理由がわかった」

 

 

「「何を言ってるの?」ラビ」

 

 

 

「ああ、すまない私はこちらの世界ではない世界から来たのだよ。別の世界にいるキングビョーゲンの依頼でね」

 

 

「「ええーー」ラビ―」

 

 

「「「何だと」ペン」ニャン」

 

 

「そう驚くこともないだろう。俗に言う並行世界だ」

 

 

「なあ、そうだろうそこに隠れている。もう一人のキュアグレースよ」

 

 

 

「え」

 

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

「キュン!キュン!キュン」

 

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

 

 

 

 

「プリキュア!スカイヒーリングフラワー」

 

 

そして融合世界のキュアグレースが現れた。

 

 

 

「「「「ええーーー私がもう一人」グレースがもう一人現れた」」」

 

 

原作世界のグレースとヒーリングアニマル達が驚いていた。

 

 

「メガガガガビョーゲン」

 

 

「見ろあのメガビョーゲン苦しんでいるぞ」

 

 

「「「ええーー」ラビ」ペン」

 

話中断・・・

 

 

「うええ、のどかっちが二人―ーー」

 

ひなたは直哉の説明を聞いて驚いていた。

 

 

 

「やはり私達の本来の世界が融合世界と融合するのね」

 

 

「ええ、その原因を作ったのは融合世界のキングビョーゲンらしいですけど」

 

 

「何ですって」

 

 

 

そして直哉が話を再開する。

 

 

 

「ご苦労だったな。ワイズマン我の無茶な依頼を受けさせて」

 

「いいえ私は研究者として可能性を探るのが、好きなので構いませんよキングビョーゲン」

 

 

 

「そうか、して首尾はどうだ?」

 

 

 

「キングビョーゲン貴方が求めるもう一つのビョーゲンキングダムとすこやか市を融合世界に引きずり込むのはあと少しの時間と検証が必要となりますが、一つ教えてください」

 

「何だ?」

 

「キングビョーゲン貴方はそんなにもう一つの・・・原作世界に興味を持つのですか」

 

「進化の為だ」

 

「進化ですか」

 

 

「しかしそうすると邪魔なプリキュアが8人になりますが?」

 

 

「そこは問題ない。むしろプリキュアとてすぐには連携は出来まい」

 

 

「成る程その原因は、こちら側のプリキュアの紫藤直哉という風に仕向けるんですね」

 

 

「そういう事だ。すまんが話はここまでだ融合世界に封印がかかっているからな」

 

 

 

 

「以上です。この時は僕は魂状態だったから聞く事が出来たと思いますね」

 

 

 

「「「ええーー」」」

 

 

「成る程要するに,のどかさん達の敵のキングビョーゲンという者は原作世界と言うもう一つの世界がある事を既に知っていたからワイズマンに、探させていたと言う事ですか?」

 

 

「ええ、恐らくその通りなのでしょうね、クローゼさん」

 

 

 

「確かに、ワイズマンは,色々人外になってるしそう言う事はしそうね」

 

 

 

「さて3人共決めてくださいね。中心世界に残って戦争を経験するか、それともワイズマンを追いかけるか」

 

 

「「「ここに残ることにしたよ」わ」した」

 

 

「理由を聞いていいですか」

 

「「「恐らく私達だけでは、ワイズマンを倒すのは無理」それに見つけられない可能性があるわ」、それに融合世界に融合するんだし今更あの世界には来ないと思う」

 

ひなたとちゆとのどかがそれぞれの理由を言う。

 

 

 

 

「成る程、エステルさんとクローゼさん3人の答えを聞いてどう思います?」

 

 

 

直哉が、エステルさんとクローゼに聞く。

 

 

 

「うーんいいじゃない?ワイズマンももう一つのすこやか市に現れるのは低いと思うし」

 

 

「そうですね。それに勝てないとわかってる相手を無理に追いかけて死ぬよりは強くなれる環境に身を置くべきと思います」

 

 

 

 

エステルとクローゼがそれぞれ理由を言う。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

プリキュア組の残留と新隊員と新たな敵組織の名は・・・

「わかりました。のどかさんたちの帝都に残る事を許します。ですがこちらで貴女達にトラウマになりそうな事が起きても助ける事は難しいと思います。必要なイベントなので」

 

 

「「「うん」」」

 

 

そして銀座での戦いとプリキュア組との話し合いから3週間後・・・

 

 

大帝国劇場地下司令室

 

 

「長官あの鬼王と名乗った男は何者なのでしょうか?」

 

「俺にも、わからんが、あの葵叉丹・・・いや山崎を復活させたのは鬼王と言う奴だろう」

 

「大神、気をつけろよ。今回の事件長引きそうだぞ」

 

「はい」

 

 

「おっとそうだった、大神。今日新たに新隊員来るから宜しくな」

 

 

「えーーー」

 

大神は米田の言葉を聞いて、慌てて花組隊員総出で、新隊員を迎える準備を開始した。

 

 

新隊員が、帝劇に到着した時事件が起きた。

新隊員の迎えるため会談を滑り台のように下りるアイリスだったが、そこで起きてしまった。

 

 

アイリスが、バランスを崩し、階段から飛んだ時新隊員のレニによって助けられた。

 

 

 

そして、新隊員と影山サキの歓迎会が、楽屋で始まった。

 

 

そしてそれぞれが自己紹介をし、新隊員のレニに言うが、レニは、無口な隊員だった。

 

歓迎会の途中で、緊急出撃を知らせるサイレンが、劇場内に響いていた。

 

そして隊員達は、地下司令室に集まった。

 

「長官敵は、どこに現れたんですか?」

 

「ああ、敵は鶯谷に現れたようだぞ大神」

 

「鶯谷ですか」

 

!!

 

 

「鶯谷ーーまずいですよ。そこには紫藤直哉さんの自宅の近くですよ」

 

さくらが大声で言う。

 

!!

 

 

「まさか奴らの狙いは直哉のいや直哉達の捕獲か」

 

 

「もしそうならまずいですよ長官」

 

 

「あのーー長官さん。先ほどから言っている紫藤直哉さんて誰なんですか?」

 

 

織姫が米田に聞く。

 

 

「ああ、それはな」

 

「織姫昨年の春以降帝都に現れたノイズとメガビョーゲンの2種の敵を倒した戦力の持ち主と噂されている人物が紫藤直哉さんだよ」

 

 

 

「流石レニ直哉の事もある程度知ってるのか?俺達が秘密にしているメガビョーゲンの事まで知ってるとはな」

 

 

「そんな凄い人なら助けなくても大丈夫なのでは?」

 

「それは無理だよ織姫あくまで紫藤直哉は帝国華撃団の神崎重工と並ぶ最大のスポンサーもしているから彼を失う事は、資金難になるからね」

 

 

!!

 

「そういう事なら助けに行きましょう」

 

 

「ならば、大神出撃命令を出せ」

 

「はい。帝国華撃団出撃せよ!!目標地点鶯谷!!」

 

「「「「「了解」」」」」

 

 

そして花組は、鶯谷に急行した。

 

 

その頃鶯谷では・・・

 

 

「「「直哉君私達であの魔装機兵を倒す?」」」

 

 

のどか達が直哉に聞く。

 

 

「いえ、それはやめておきましょう。今動いたら陸軍の介入をまた受ける事になりますし、皆さんに先に伝えておきますね。今回の帝国華撃団の相手は黒鬼会と言う組織で密かに帝国陸軍と繋がっているんです」

 

 

 

!!

 

エステルとクローゼ以外は直哉の言葉に驚く。

 

 

暫くして・・・

 

「帝国華撃団参上!!」

 

 

そして花組は作戦を開始した。資材の中には、脇侍が隠されていたりして、多少のピンチもあったが、大神達の作戦は、成功した。

 

 

 

その直後何者かが花組の前に現れた。

 

 

 

「お前は何者だ?」

 

 

「俺か?俺は黒鬼会五行衆筆頭の金剛だ。

 

 

「さあ戦おうぜ、帝国華撃団」

 

 

そして、金剛は、自分の魔装機兵大日剣を召喚した。

 

「さーて行くぜ」

 

 

「さくら君。君は直哉さん達の安否を確認してくれ。もしこの周囲にいたら巻き込む可能性があるからな」

 

 

「わかりました。大神さん」

 

 

「あんどうした?あの機体逃がさねぞ」

 

 

大日剣に乗る金剛は戦場から逃げるさくらの光武改に襲い掛かろうとした時、大神が金剛に言った。

 

「お前の相手は俺達だ」

 

 

「いいぜ、望み通り相手をしてやるぜ帝国華撃団」

 

 

 

そして帝国華撃団対大日剣との戦いが始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

動き出した敵の名は黒鬼会

「楽しく戦おうぜ帝国華撃団まず俺様から行くぜ」

 

 

「おらあ食らいやがれ」

 

 

!!

 

 

そして大日剣の攻撃は、左右に回避した4人に直撃した。

 

 

「うおおお」

 

「キャアアア」

 

「・・・ッ」

 

「まさか曲がるなんて、聞いてないです」

 

 

 

その頃戦場から300メートル離れている紫藤家に向かうさくらは・・・

 

 

 

紫藤直哉の家にたどり着くと・・・

 

 

「ええーーー直哉君達なんで逃げないの?」

 

 

さくらは驚いていた。避難もせずに昼食を食べていた直哉とのどか達に。

 

 

 

「てっエステルさん達もいるしどういう事?」

 

 

「あ、さくら久しぶりね。さくらもどうお昼食べない?」

 

 

「じゃあいただきます・・・じゃないですよ。皆さんこの近辺で帝国華撃団の戦いが起きてるんですよ。早く逃げてください」

 

 

「そうなの?なら帝国華撃団の一員の貴女がどうして来てるの」

 

 

 

「それは・・・」

 

 

 

「はいはい、そこまでですよエステルさん。さくらさんで遊ぶのは」

 

 

「あはは、ごめんねさくら」

 

 

「どういう事直哉君?」

 

 

「実は、さくらさんがここに来た理由はすでに知ってるんですよ」

 

 

「ええーーー」

 

 

そして直哉が映像を再生した。

 

 

「帝国華撃団参上!!」

 

 

そして花組は作戦を開始した。資材の中には、脇侍が隠されていたりして、多少のピンチもあったが、大神達の作戦は、成功した。

 

 

 

その直後何者かが花組の前に現れた。

 

 

 

「お前は何者だ?」

 

 

「俺か?俺は黒鬼会五行衆筆頭の金剛だ。

 

 

「さあ戦おうぜ、帝国華撃団」

 

 

そして、金剛は、自分の魔装機兵大日剣を召喚した。

 

「さーて行くぜ」

 

 

「さくら君。君は直哉さん達の安否を確認してくれ。もしこの周囲にいたら巻き込む可能性があるからな」

 

 

「わかりました。大神さん」

 

 

「あんどうした?あの機体逃がさねぞ」

 

 

大日剣に乗る金剛は戦場から逃げるさくらの光武改に襲い掛かろうとした時、大神が金剛に言った。

 

「お前の相手は俺達だ」

 

 

「いいぜ、望み通り相手をしてやるぜ帝国華撃団」

 

 

 

そして帝国華撃団対大日剣との戦いが始まった。

 

 

 

映像終了・・・

 

 

 

「つまり直哉君達は敵の行動開始から知ってたの?」

 

 

「そうですね、鶯谷には多数のカメラが設置してるので」

 

 

「カメラって活動写真を見るのに使う奴?」

 

 

 

「ええ、あれとは違いますねさくらさんとりあえず僕達の事は大丈夫なので帝国華撃団に合流してください」

 

 

「わかったわ」

 

 

そしてさくらは大神達と合流する為移動を開始した。

 

 

その頃大神達は・・・

 

 

 

「うおおお。食らえ!!狼虎滅却・天地一矢」

 

「今だ、食らえ金剛大地斬」

 

 

そして二人の技がぶつかり合い二つの技が相殺されその衝撃で大神の光武改と金剛の大日剣は吹き飛んだ。

 

 

「うわあああ」

 

 

「ぬわあああ」

 

 

そして同時に二機は起き上がり金剛が話し出した。

 

 

「いいねえ、帝国華撃団楽しいぜ。特に白い機体の奴名前を教えろ」

 

 

「おれは、帝国華撃団花組隊長の大神一郎だ」

 

 

「へっ大神一郎か・・・」

 

 

 

「次に会った時を楽しみにしてるぜ。帝国華撃団」

 

 

そう言い残し金剛は撤退した。

 

 

 

金剛の撤退と入れ替わる形でさくらが、帝国華撃団と合流した。

 

 

「さくら君紫藤直哉さんは無事だったかい」

 

 

「はい、のんびり自宅で昼食を食べてました。避難せずに」

 

 

「「「「ええーー」」」」

 

 

「さくら君本当に非難を、しないで昼食を食べてたのかい?」

 

 

「ええ、そうですよ大神さんそれより、いつものやつやりましょうよ」

 

「ああ、そうだないくぞ」

 

 

「「「「「勝利のポーズ・決め!!」」」」」

 

 

 

 

そして、帝国華撃団は大帝国劇場に帰還した。

 

 

 

 

「さてそろそろ、米田さんが狙撃される事件が起きそうですね」

 

 

「そうなのね、直哉米田さんが撃たれたら私がある程度追いかけて犯人に私の存在を教えたらいいのね」

 

 

「そうですねエステルさんは陸軍に知られていない守護者なので」

 

 

 

「成る程ね」

 

 

「それでは僕達は、もう一つのすこやか市に行きますね」

 

 

 

そう言って直哉はエステルと別れた。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

再び訪れるもう一つのすこやか市

「「うわあ本当にすこやか市だーー」」

 

 

鶯谷での帝国華撃団と黒鬼会の戦いの後直哉とのどかはトワに呼ばれ管理者の神殿に行くと・・・

 

 

「直哉とのどか今からプリキュア全員でもう一つのすこやか市に行って」

 

 

 

「「ええーーー」」

 

 

 

「ちゆちゃんひなたちゃんここでは、本当に気を付けてね」

 

 

 

「「わかったわ」わかってるってのどかっち」

 

 

「それでは皆さん念の為に変身してくださいね」

 

 

「「「了解」」」

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

「「キュアタッチ」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

「「重なる2つの花」」

 

 

 

「キュアグレース」

 

 

 

「ラビ」

 

 

「スタート」

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ペン」

 

 

 

「「キュアタッチ」」

 

 

「「交わる2つの流れ」」

 

 

「キュアフォンテーヌ」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

「「キュアタッチ」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光」」

 

 

 

「キュアスパークル」

 

 

 

「ニャン」

 

 

 

「「「地球をお手当て」」」

 

 

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア」」」

 

 

 

 

「それではこれを持ってて下さい」

 

 

 

「「「これは何?直哉君」」」

 

 

「これはこちらのプリキュアの力を原作世界のビョーゲンズやキングビョーゲンにこちらを感知させないための装置ですよ」

 

 

 

「ここではのどかさんしかプリキュアになってませんからね」

 

 

 

「「「成る程」」」

 

 

「と言う事は私がもうすぐのどかの秘密を知るのね」

 

 

「ええ、そうですよ。それでは僕はのどかさんに会いに行きますね。トワの無茶な指示の為に」

 

 

「「「あはは・・・」」」

 

 

 

その頃原作世界ののどかの家では・・・

 

 

 

「あーあラビリン達もラテように動物のふりしたら一緒に食べられるのに」

 

 

「それは嫌ペン」

 

 

「ラビリン達が目立つと面倒になるってわかったラビ」

 

 

 

「それにラテ様さえ大事にしてもらえたらいいしな」

 

 

「何でラテは特別なの?」

 

 

「それはラテ様がヒーリングガーデンの王女様だからペン」

 

 

 

「それじゃああのメガビョーゲンは、どこから来るの?」

 

 

「ビョーゲンキングダム。そこにはビョーゲンズと言う種族がいて、奴らが地球を丸ごと病気にする為にメガビョーゲンをつかうんだ」

 

「ええーー地球を丸ごと病気にーー何でそんな事を」

 

 

「それは、ビョーゲンズが住みよい世界にすることのようですよ」

 

 

 

!!

 

 

「「「「貴方は誰?」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

 

「初めまして花寺のどかさん。そしてヒーリングガーデンから人間界に来たヒーリングアニマルのラビリン、ぺギタン、ニャトラン。そしてラテ様」

 

「僕は並行世界から来たものです」

 

 

 

 

「「「「並行世界ーー」」」」

 

 

 

そして原作世界ののどかとヒーリングアニマルが思い出していた。

 

 

 

「ワイズマン。これで貴方のメガビョーゲンは通常のメガビョーゲンだよ。まだ何かするの?」

 

 

「いや今回の実験はすでに終わっているので、これで失礼するよ。だがこの世界は私達の事を認識してしまったからこれからが楽しみだなキュアグレースよ」

 

 

「そう言ってワイズマンは消えた。

 

 

「相変わらず逃げ足は速いラビ」

 

 

「そうだね。ワイズマンもこの世界から消えたみたいだし、私達も元の世界に戻ろうか」

 

 

「わかったラビ」

 

 

「ちょっと待って貴女は私なの?」

 

 

「そうだよ。私はワイズマンが言ったように並行世界世界から来たんだよワイズマンを追ってね」

 

 

「「「並行世界だって――ラビ」ペン」「ニャン」

 

 

「それに、グレースの服が違うペン」

 

 

「本当だなラビリンなら同じはずなのにニャン」

 

 

「それよりメガビョーゲンの浄化するラビよ」

 

 

融合世界のラビリンが原作世界のキュアグレースに言う。

 

 

「え、貴女が浄化したんじゃ・・・」

 

 

「あの技はワイズマンが作ったメガビョーゲンの能力を無力化しただけラビ」

 

 

 

「「「「ええーー」」」」

 

 

 

「早くメガビョーゲンを浄化するラビ」

 

 

「あのまた会えますか」

 

 

「近いうちに会えるかもね」

 

 

「まさか貴方も、もう一人の私と関りがあるんですか?」

 

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

花寺のどかの部屋での話し合い1

「ええ、関係者ですよ」

 

 

「花寺のどかさん。もう一人の自分に会いたいですか?」

 

 

「うん、私は会ってお礼を言いたい。だってあの時私とラビリンはもう一人の私に助けられたのは事実だし」

 

 

そうですか、しかしそちらのヒーリングアニマルさん達はどうやら僕の事を怪しんでいますけどね」

 

 

 

 

「当たり前ラビ、そもそも何で普通の人間がヒーリングガーデンやビョーゲンズの事を知ってるラビ?」

 

 

 

「それは、僕の世界にもヒーリングガーデンとビョーゲンズがいるからだよラビリン」

 

 

「「「「ええーー」」」」

 

 

「そしてこの間君達が見たワイズマンは、僕達の世界のキングビョーゲンの協力者で、僕達の世界のキングビョーゲンは、もう一つのすこやか市に狙いを定めたみたいなんだ」

 

 

「「「「ええーー」」」」

 

 

「僕はそのため君達に、コンタクトを取る為にこちらに来たんだよ」

 

 

 

「もし二組のビョーゲンズとやりあうのは、僕達の世界でも厳しいから」

 

 

「そんな!!そんなに強いの?そちらのビョーゲンズは?」

 

 

「ええあのワイズマンは外部協力者ですし、ワイズマンは別の世界の人間で、僕達が相手しているビョーゲンズは異世界でも活動しています」

 

 

「これがその時の映像です」

 

「フフ、無駄だな。今の私を止めることは出来ないだろうなお前達の力ごときでな」

 

 

「「「何ですって!!」」」

 

エステル達はワイスマンの言葉に驚いていた。

 

 

「良いだろうお前達に私の新たな力の一部を見せてやろう」

 

 

そう言ってワイスマンは言った。

 

「出でよメガビョーゲン、ノイズ、降魔)

 

 

ワイスマンがそう言うと三種類の怪物がエステル達の前に現れた。

 

 

その直後にキュアスパークルと紫藤直哉がエステル達と合流した。

 

 

「「「「ええーー」」」」

 

「メガビョーゲン以外の怪物ラビ――」

 

 

 

「嘘だろワイズマンこんな怪物も出せるのかよニャン」

 

 

 

 

「もしこれが事実ならどうしてワイズマンはそれをしなかったペン」

 

 

 

「それはこちらの世界のプリキュアやビョーゲンズの事を知る為ですよ」

 

 

「ワイズマンも言ってたでしょ」

 

 

 

 

「ほう、霊力バリアを霊力で相殺させたか、キュアグレースよ」

 

 

 

「ワイズマン。これで貴方のメガビョーゲンは通常のメガビョーゲンだよ。まだ何かするの?」

 

 

「いや今回の実験はすでに終わっているので、これで失礼するよ。だがこの世界は私達の事を認識してしまったからこれからが楽しみだなキュアグレースよ」

 

 

「そう言ってワイズマンは消えた。

 

 

「相変わらず逃げ足は速いラビ」

 

 

 

「そうこの出会いこそが僕達の世界のキングビョーゲンの策略だったんだと僕達も考えた結果僕達は、再びこちらの世界に来たんですよ」

 

 

 

「つまりどういうこと?」

 

 

つまりですね。外部協力者のワイズマンに貴女達の世界を探させてそしてワイズマンを追いかけ僕達の世界のキュアグレースと戦わせる事で、こちらの世界でも特殊なメガビョーゲンを作れるのかを確認したんだと思います」

 

 

 

「成る程ペン」

 

 

「それじゃあ君は、あのメガビョーゲンがこちらの攻撃を無効かした理由を知ってるペン」

 

「ええ、知ってますよ」

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

花寺のどかの部屋での話し合い2

「本当ペン」

 

 

 

「ええいいですよまず普通のウイルスと言う形で言いますね」

 

 

「まずウイルスは人間や動物の体内に入ると増殖し、その状態が人間や動物にとっての感染ですよね」

 

 

「「「「うん」」」」

 

 

「その増殖する為の経緯が偶に失敗してしまい、その結果とて変異ウイルスとなるんですよ」

 

 

!!

 

「成る程、こちらのメガビョーゲンが従来のウイルスと考えるならワイズマンのメガビョーゲンは変異ウイルスとい事かペン?」

 

 

「そうですね」

 

 

「だからラビリン達の攻撃が効かなかったのかニャン」

 

 

 

「とすると貴方の世界では変異型メガビョーゲンしかいないの?」

 

 

 

「ええ、そうですね。のどかさん」

 

 

「その原因は僕達が住む融合世界が原因ですね」

 

 

 

「融合世界?」

 

「ええ、それが僕達が住む世界の名前です。そしてもう一つこの映像を見てください」

 

映像開始・・・

 

「ご苦労だったな。ワイズマン我の無茶な依頼を受けさせて」

 

「いいえ私は研究者として可能性を探るのが、好きなので構いませんよキングビョーゲン」

 

 

 

「そうか、して首尾はどうだ?」

 

 

 

「キングビョーゲン貴方が求めるもう一つのビョーゲーンキングダムとすこやか市を融合世界に引きずり込むのはあと少しの時間と検証が必要となりますが、一つ教えてください」

 

「何だ?」

 

「キングビョーゲーン貴方はそんなにもう一つの・・・原作世界に興味を持つのですか」

 

「進化の為だ」

 

「進化ですか」

 

 

「しかしそうすると邪魔なプリキュアが8人になりますが?」

 

 

「そこは問題ない。むしろプリキュアとてすぐには連携は出来まい」

 

 

「成る程その原因は、こちら側のプリキュアの紫藤直哉という風に仕向けるんですね」

 

 

「そういう事だ。すまんが話はここまでだ融合世界に封印がかかっているからな」

 

 

その頃守護者達は・・・

 

 

 

「「「「「「きゃあああ」」」」」」

 

 

 

「何こいつ、私達の同時攻撃に耐えるの?」

 

 

スパークルがそう言う。

 

 

「それは違うわ皆あれを見て」

 

 

フォンテーヌがそう言うと守護者達達は驚いていた。

 

 

「「「「「なっ」」」」」

 

 

何とメガ桜天武は、自らがノイズと降魔とメガビョーゲンを作り出し自らの盾としていた。

 

 

「「「「「「馬鹿なメガ桜天武は自らノイズやメガビョーゲーンと降魔を作れるの」」」」」」

 

 

映像終了

 

 

「「「本当にキングビョーゲンがいるラビ」ペン」ニャン」

 

 

「そして映像の最後に出てきたのは、その世界の住人がワイズマンの実験に利用されてしまったのを僕達の仲間で助けた時ですね」

 

 

 

「それにしても本当に、並行世界のキングビョーゲンがこの世界を狙っているなんて驚きペン」

 

「だな」

 

 

「とりあえず僕がここに来たのは、貴女達の世界は二組のビョーゲンキングダムにいるビョーゲンズに狙われると言う事です」

 

 

 

「そんな・・・」

 

 

「大丈夫のどかさんには、のどかさんを含めて4人の仲間がいますからね」

 

 

「少なくともその内の二人は・・・」

 

 

 

「くちゅんくちゅん」

 

 

!!

 

 

その時ラテがメガビョーゲンの存在を感知した。

 

 

「これはのどか、聴診器をラテ様に当てて心の声を聞いてみるラビ」

 

 

「うん」

 

 

その時直哉に連絡が来た。

 

 

「直哉っち大変だよ。こちらの世界にダルイゼンが来てメガ降魔を作ってダルイゼンは帰ったけど」

 

 

「それも2体も」

 

 

「わかりました。3人はなるべく街に被害が出ないように戦ってください」

 

 

「僕も行きますのでグレースさんには宝玉の方でしてくださいと伝えてください」

 

「「わかった」わ」

 

そして通信が切れた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

もう一つのすこやか市にメガ降魔現れる前編

「さっき見た怪物が暴れてるラテ」

 

 

「さっき見た怪物」

 

 

のどかは思い出していた。

 

「フフ、無駄だな。今の私を止めることは出来ないだろうなお前達の力ごときでな」

 

 

「「「何ですって!!」」」

 

エステル達はワイスマンの言葉に驚いていた。

 

 

「良いだろうお前達に私の新たな力の一部を見せてやろう」

 

 

そう言ってワイスマンは言った。

 

「出でよメガビョーゲン、ノイズ、降魔」

 

 

 

「まさかノイズや降魔が現れたの?ラテ」

 

 

弱弱しく答えるラテが首を縦に振る」

 

 

「でも、おかしくないか、異世界の怪物に何でラテ様が反応するんだニャン?」

 

 

「「それはわからないラビ」ペン」

 

 

ラビリンとぺギタンがニャトランの疑問に対して言う。

 

 

 

「それは、ラテ様が感知したのは融合世界にいる降魔にナノビョーゲンが感染したメガ降魔が、僕達の世界のビョーゲンズによってこちらの世界に出現させたようですね」

 

 

「「「「ええーー」」」」

 

 

 

「この戦いに関しては全て僕達が、対処するので」

 

 

「君も行くの?」

 

 

「ええ、行きますよ。僕こう見えて4人目のプリキュアですから」

 

 

 

「「「「ええーー」」」」

 

 

 

「君がプリキュアなの?」

 

 

「ええ、僕としてはのどかさんとラビリンに相当負担をかけてますが」

 

 

 

「とりあえず僕は行きますね」

 

 

 

「・・・待って私達も連れて行って」

 

 

 

「・・・はあ、並行世界世界ののどかさんも一度決めたら頑固そうですからいいですよ。一緒に行きましょう。ですけど変身してください」

 

 

「わかったよ」

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

「「キュアタッチ」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

「「重なる2つの花」」

 

 

 

「キュアグレース」

 

 

 

「ラビ」

 

「それでは行きましょう」

 

 

そして直哉がゲートを起動した。

 

 

 

 

それを見たのどかとヒーリングアニマル達は驚いていた。

 

 

 

「「「「ええーー」」」」

 

 

そして直哉直哉達はゲートを通り現場に向かった。

 

 

 

その頃融合世界のキュアグレース達は・・・

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

 

 

 

 

『キュン!キュン!キュン」

 

 

 

 

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

 

 

 

 

「プリキュア!スカイヒーリングストリーム」

 

 

 

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

 

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

 

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

 

 

 

 

「プリキュア 、スカイヒーリングフラッシュ」

 

 

 

 

 

「グレース」

 

 

 

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

 

 

 

 

「キュン、キュン、キュン、」

 

 

 

 

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

 

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

 

 

 

 

「プリキュア、スカイヒーリングフラワー」

 

 

 

 

 

「GOOO」

 

 

「「「何とか1体は浄化したね」」」

 

 

「あれ、プリキュアが3人に増えてる」

 

 

「「「ダルイゼン」」」

 

 

「ああお前達は、以前ワイズマンという奴を追いかけていた並行世界のプリキュアか」

 

 

「そして今お前達が戦っている怪物はお前たちの世界のメガビョーゲンと言う事だろう?ついでに俺とも戦ってよ。並行世界のプリキュア」

 

 

 

「進化しろ!!ナノビョーゲン」

 

 

 

そして原作世界のダルイゼンがナノビョーゲンをその周囲にある木に感染させてメガビョーゲンを作り出したのだった。

 

 

「どうするグレースこのまま戦う」

 

 

スパークルがグレースに聞く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

もう一つのすこやか市にメガ降魔現れる後編

「・・・いや私達はメガ降魔を優先して戦おう」

 

 

「本当にそれでいいの?」

 

 

「うんさっきフォンテーヌとスパークルが直哉君に連絡してくれたよね」

 

 

ええしたわ」

 

回想・・・

 

 

「直哉っち大変だよ。こちらの世界にダルイゼンが来てメガ降魔を作ってダルイゼンは帰ったけど」

 

 

「それも2体も」

 

 

「わかりました。3人はなるべく街に被害が出ないように戦ってください」

 

 

「僕も行きますのでグレースさんには宝玉の方でしてくださいと伝えてください」

 

「「わかった」わ」

 

回想終了・・・

 

 

 

「その時直哉君は一人だった?」

 

「いえ話し声が聞こえたわ」

 

 

「だったらここのメガビョーゲンの相手するのは、直哉君達が来るまでいいよ。恐らく私達が来るから」

 

 

「「了解」」

 

 

「グレースとラビリンは、一度変身を解除して直哉君を待っていた方がいいわ」

 

 

 

「その間私とスパークルでメガ降魔とメガビョーゲンを抑えるから」

 

 

「わかったフォンテーヌ」

 

 

 

そう言ってのどかは変身を解除した。

 

 

 

「うん、何で一人だけ変身を解除したんだ?」

 

 

ダルイゼンが融合世界のキュアグレース野行動を不思議がっていると直哉達が現れた。

 

 

 

「お待たせしましたのどかさんとラビリン」

 

「直哉君早く変身したいのいいかな?」

 

 

「わかりました。どうやら原作世界のダルイゼンが乱入してきたようですね」

 

「原作世界のキュアグレースさんとラビリンは、メガビョーゲンを相手してくれますか?」

 

 

「わかったよラビリン行こう」

 

「ラビ」

 

 

そして原作世界のキュアグレースは、メガビョーゲンを浄化する為に行動を開始した。

 

 

 

「それでは僕達も行きましょう」

 

「うん」

 

 

「ラビ」

 

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

 

 

「みんなお待たせ」

 

 

「「グレースその恰好は直哉君と合流したのね」んだ」

 

 

「うん、メガビョーゲンはもう一人の私に任せて4人でメガ降魔を浄化しよう」

 

 

「「了解」」

 

「はい」

 

 

 

その頃原作世界のキュアグレースとラビリンは・・・

 

 

 

「「ええーーあの子本当にプリキュアになったよ」ありえないラビ」

 

「成る程ニャンあっちのキュアグレースの服の色が違うのは、あの子のせいか」

 

 

 

「成る程ペン」

 

 

 

「感心してないでメガビョーゲンを浄化するラビグレース」

 

 

 

「うん」

 

 

「グレース!」

 

 

「エレメントチャージ!」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン、」

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

 

 

「プリキュア !ヒーリングフラワー!」

 

 

 

ピンクの光線がエレメントと包み込むように助け、メガビョーゲンを見事に浄化させた。

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

「ちっここまでか」

 

 

そう言ってダルイゼンは撤退した。

 

 

 

「おっとあちらも浄化するみたいだニャン」

 

「そうみたいペン。でもあんな怪物は本当に浄化できるペン?」

 

 

「わからないラビ」

 

 

「・・・頑張って」

 

 

 

「そう言えば直哉君。メガ降魔を浄化はオアシスでいいの?」

 

 

「いいですよ。フォンテーヌさん」

 

 

「「ええーーいいの見られてるのに?」」

 

 

「「ええ構いません。現状フォンテーヌさんとスパークルさんが向こうのグレースさん達と接触しなければ今はいいので」

 

 

「「「成る程」」」

 

 

「それじゃあ行きますよ」

 

 

 

「「「「「「うん」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

 

「「届け!」」

 

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア! ヒーリング・オアシス!」」」

 

 

「GUOOO」

 

「「「貫けーー」」」

 

 

「GUOOO」

 

そして霊力を受けて変化したヒーリングオアシスがメガ降魔を浄化したのだった。

 

 

その後メガビョーゲンとメガ降魔により蝕まれた大地は元に戻った。

 

 

「二人とも少し待ってて」

 

 

 

そう言ってグレースは、二人から離れもう一人の自分の所に向かった。

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

再会と協力要請

直哉とのどかはメガ降魔を浄化をした後原作世界のキュアグレースの所に向かった。

 

 

 

「君本当にプリキュアなんだね」

 

 

「そちらのラビリンに聞くペン君のパートナーはのどかじゃないペン?」

 

 

 

「ラビリンのパートナーはのどかと直哉の二人ラビ」

 

「「「ええーーー」」」

 

「何だと――」

 

 

「パートナーが二人なんて聞いたことないペン」

 

 

 

「それに君直哉君て言うんだね」

 

 

「あれ、直哉君もう一人の私に名前を教えてなかったの?」

 

 

「ええ、まだ正式に協力出来るか分からなかったんで」

 

「成る程ね」

 

 

直哉の答えに融合世界ののどかは納得した。

 

 

 

「改めて話しますね。僕達は貴女達と協力体制を取る為にこちらの世界に来たのです」

 

 

「「「「ええーー」」」」

 

 

「その理由は先ほどの通りです」

 

 

 

回想・・・

 

 

 

 

「「「本当にキングビョーゲンがいるラビ」ペン」ニャン」

 

 

「そして映像の最後に出てきたのは、その世界の住人がワイズマンの実験に利用されてしまったのを僕達の仲間で助けた時ですね」

 

 

 

「それにしても本当に、並行世界のキングビョーゲンがこの世界を狙っているなんて驚きペン」

 

「だな」

 

 

「とりあえず僕がここに来たのは、貴女達の世界は二組のビョーゲンキングダムにいるビョーゲンズに狙われると言う事です」

 

 

回想終了・・・

 

 

 

「うん、貴女達が見た敵は、メガ降魔と私達は呼んでるの」

 

 

 

「「「「メガ降魔」」」」

 

「うん、降魔は、簡単に言えば怨霊なの、それがナノビョーゲンが感染してしまう事で生まれるの」

 

 

 

「「「「ええーー怨霊なのあれ?」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

 

「ええ、それも融合世界だからですね。魑魅魍魎が出る世界もあれば、科学技術ではない技術が発展している世界もあれば、グレースさん達の世界のように科学技術が発展している世界もありますしね」

 

 

「さてと話は終わりましたから行きましょうかのどかお姉ちゃん」

 

 

!!

 

 

 

「「「「ええーー」」」」

 

 

「ちょっと待つニャン。そっちののどかには弟がいるのニャン?」

 

 

「ああ、それは・・・」

 

 

「同じ名前ですので、区別する為に使っただけですが、事実花寺家の皆さんには両親のいない僕を家族のように接してくれてありがたいですね」

 

 

「もし何かあれば僕がここに来るために使ったゲートを通信機として使えるので、連絡してくださいね」

 

 

「うんわかったよ直哉君。それとも一人の私もありがとう」

 

 

そして直哉とのどかは合流地点でちゆとひなたの二人と合流し融合世界に戻るのだった。

 

 

その頃融合世界の帝都では・・・

 

 

金剛撃退後の翌日・・・

 

 

「あっ支配人とサキ君、支配人どこかにお出かけですか?」

 

「おう大神、お前早いなあ、俺は今から軍の会合に行ってくる。おっと」

 

 

その時、米田の左足の靴紐が切れた。

 

「嫌だわ、縁起が悪いわ」

 

 

米田とサキは帝劇から出て行った。

 

この直後、帝劇に出撃を知らせるサイレンがなった。

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帝国華撃団を襲う一発の凶弾

この話は直哉達がもう一つのすこやか市に行っている頃の話である。

 

 

 

「レニ敵は、どこに現れた?」

 

「隊長敵は、渋谷に集結している」

 

 

「わかった、帝国華撃団出撃せよ!!目標地点渋谷」

 

「「「「「了解」」」」」

 

 

そして、帝国華撃団花組は、出撃した。

 

 

そのころ米田司令は・・・

 

 

「まあ何とかなるだろう、それに、俺らも、この時の為の策を用意したしな」

 

米田は会合中に、黒鬼会の出現を、知るが、会合を抜ける事は無かった。

 

その時一発の銃弾が、米田中将を貫いた。

 

 

「・・・うっああっ」

 

そして米田中将は倒れた。倒れた米田を見つけた人が、救急車を呼び米田は、陸軍病院へ搬送されたのだった。

 

 

そのころ帝国華撃団花組は・・・

 

 

渋谷に現れた、黒鬼会の第一波を倒し、黒鬼会五行衆の一人木喰と対峙していた。

 

 

「フォフォ初めましてじゃ

 

「!!お前は誰だ?」

 

「わしは、黒鬼会五行衆の一人木喰じゃ」

 

「さて少し、お主らのデーターを収穫させて貰うとしようかの、出でよ魔装機兵智拳」

 

木喰は、自分の魔装機兵と、脇侍改を呼び出し、帝国華撃団との第2ラウンドが、始まった。

 

 

 

その頃紫藤家では・・・

 

「成る程ねこの一件が、のどか達にトラウマになるかも知れなかったイベントね」

 

 

 

「ええ、私達でもこの事件は衝撃ですね」

 

 

「暗殺なんて、そうそう起きないしゼムリア大陸でも」

 

 

「そうですね、ただイシュメルガにコントロールされていたエレポニア帝国は別でしたが」

 

 

「ああそうね、しかしマリアさんと共に消えたイシュメルガは何処にいるのかしらね」

 

 

 

「そうですね」

 

 

 

そしてエステルとクローゼは米田司令狙撃事件を見た後花組の戦いを見始めた。

 

「くおお、やりおるな帝国華撃団」

 

「よし皆行くぞ!!狼虎滅却天地一矢」

 

「ぐおおお、だかこれで勝ったと思わないことじゃな、帝国華撃団」

 

 

 

大神の必殺技が決まり、木喰の魔装機兵智拳は、機能停止し、木喰とともに消えた。

 

黒鬼会の撤退後、花組は、勝利のポーズ決めた直後に、米田司令も銃撃された事を知る。

 

急ぎ米田が、搬送された陸軍病院に急ぐ、大神達であった。

 

「ねえお兄ちゃん、米田のおじちゃん大丈夫だよね?」

 

不安そうにアイリスは大神に、聞く。

 

「・・・ああ、大丈夫さアイリス。米田司令が死ぬ事なんて無いよ」

 

「うんそうだよね」

 

だがアイリス以外の隊員には、大神の言葉は、苦しんで出た言葉とわかっていたために、誰も言わなかった。

 

 

 

 

そして病院に着き、花組全員が米田の状態を見るなり、泣き出すアイリスや、唖然とし何も考えられない状態の大神を他所に米田の手術をした担当医が病室に入ってさくら達に説明をした。

 

「そういうわけですので、最悪意識が二度と戻らない可能性もあります。覚悟しておいてください」

 

担当医から告げられた言葉は、今の花組には、かなりキツイ言葉だった。

 

 

 

映像停止

 

 

 

 

「これはかなり重い展開ね」

 

 

 

「エステルさん私達はこれからどうします?」

 

 

 

「そうね、響のいる病院に米田さんがいるみたいだから響のお見舞いがてら様子を見ましょうか」

 

 

そしてエステルとクローゼは、響と米田のいる病院に向かった。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響の病室前編

「・・・うーんここは私確か」

 

 

 

「うおおおこれで終わりだ――蝶」

 

 

 

 

 

 

そして響は3つの力を同時に使った。

 

 

 

!!

 

 

「ギャアアア」

 

 

響の攻撃が蝶に直撃した。

 

 

「「「「「やったか」」」」」

 

 

!!

 

「グレースさん急いでください」

 

 

「わかった」

 

 

「はあ、はあ、えしまった」

 

 

響の攻撃による煙が晴れた時響にわずかなスキが出来ていたのを蝶は見逃さなかった。

 

 

「グルギャア」

 

 

そして蝶は響を捕まえ、ジャイアントスイングをして響をなげた、

 

 

「うわあああああ」

 

 

「「「ぷにシールド」」」

 

 

 

蝶に投げられた響を3人のプリキュアと3匹のヒーリングアニマル達が響を助け、その間に響の宝玉の調整と響の治療を直哉が実行した。

 

 

 

「私は直哉君から渡されて、蝶に放った後蝶を倒せずに攻撃を受けてその後どうしたっけ」

 

 

「その後はね、響貴女が宝玉の力を暴走させて、蝶を倒したと直哉が言ってたわよ」

 

 

「へっ・・・エステルさん。それにクローゼさんどうしてここに?」

 

 

 

「響さん大丈夫ですか?」

 

「あ、はい大丈夫です」

 

 

「よかったお見舞いのフルーツ食べます?私が向きますね。守護者見習いとして」

 

 

「は・・・クローゼさんが守護者見習い――」

 

 

 

「そりゃ驚くわねとりあえず落ち着きなさい。教えるから」

 

 

「はい」

 

 

そしてエステルとクローゼは響に話し出した。

 

 

「エステルさんにクローゼさんどうしてここに?」

 

 

「久しぶりね直哉、私達はワイズマンを捕まえるために来たのリベルアークで逃げられたね」

 

 

「でも何でこちらに来れたんです?ゲートが使えないのに」

 

 

 

「ああ、そこはトワから聞いたわこれからの状況によっては守護者を増やすこともあるってね、それに響がワイズマンに余計な事を言った事もね」

 

 

「あう・・・・ごめんなさい」

 

「ああ成る程」

 

「私達は響と一緒に来たのも忘れてるようね」

 

 

「ごめんなさい」

 

 

「まあ良いわまず響が倒れてから守護者再度では・・・」

 

 

 

 

 

「うん、響さんの病院前で一緒になってね」

 

「直哉君こそ一人でどうしたの?」

 

 

「ああ、実はさくらさんが戻る前に神山さんと話していたんですがね、どうも限界が来たみたいです」

 

「「限界が」」

 

 

 

「ええ、のどかさん神山さん達は、僕達が神山さん達の世界に行ってから知り合いましたよね」

 

 

 

うんそうだよ。そして色々あって向こうのすみれさんの希望もあって特殊遊撃部隊に響さんが直哉君の代わりに編入したよね」

 

 

 

「へえ、新生帝国華撃団はそういう経緯で直哉君達と一緒だったのね」

 

 

 

「そうですよさくらさん。そしてさくらさん米田さんからある世界が融合世界に吸収されるような話を神山さんにしましたか?」

 

「そして新生帝国華撃団のメンバーが抜けたの守護者から一時的に」

 

 

「そんな事が・・・米田さんが余計な事をしなければよかったのに」

 

 

「それは直哉さんが意図的にした事みたいですよ」

 

 

「え」

 

 

 

「そしてクローゼが続きを話す。

 

 

「成る程そういう事で神山さんは、僕に行ったんですね」

 

 

「何を言われたの?」

 

 

 

「俺達の世界も同じ事をするのかと」

 

 

「同じことを?」

 

 

「さくらさんは、詳しく知らないようなので説明しますね、今融合世界に融合世界融合しようとしてるのはもう一つのすこやか市なんですよ」

 

 

「ええーーもう一つのすこやか市ってどういう事?」

 

 

「つまり本来のどかさんが歩んだ記録がある世界がそのもう一つのすこやか市で、そのすこやか市を融合世界に融合させようとしているのは、ワイズマンなんですよ」

 

 

 

「何てことなの」

 

 

 

 

「ですけどその事実は見せたくなかったので、編集したのを米田さんに渡したんですよ」

 

 

「「それじゃあ神山さんの不満の限界の矛先をあえて自分に向けさせたの」」

 

 

「まあそうですね、神山さん達が融合世界に悪い印象を持ってほしくないので、僕個人になら別に構いませんし」

 

「成る程そうなんですね。それで直哉君はどうしているんですか?」

 

 

「ああ、融合世界の敵がもう一つのすこやか市に出たから倒してついでに協力体制を取れるようにして来ると言ってのどか達と行ったわよ」

 

 

 

「そうなんですね」

 

 

「次に帝国華撃団関連を言うわね」

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響の病室後編

「はい」

 

 

「まず大神一郎さんが南米演習から帝都に戻って来たわ」

 

 

「大神さんが」

 

 

そしてエステルが話し出す。

 

 

「よう、大神久しぶりだな」

 

「ええ、支配人も元気そうで、安心しました」

 

「おう俺は、元気だぞ、しかし大神よ、南米での演習はどうだった?」

 

「ええ、自分が教官でどこまでやれるか、不安でしたが、何とか無事に終えることができ、ほっとしてます」

 

 

「結構、治にいて乱を忘れず花組の隊長はそれぐらいじゃなきゃ勤まらねえからな」

 

 

「海軍少尉大神一郎貴殿に、帝国華撃団花組への転属を伝える」

 

「は、粉骨砕身で頑張ります」

 

「して、大神よ花組隊員の中で心に残る隊員は、いるか?」

 

「ええいます。帝国華撃団の中では真宮寺さくら君です」

 

「特殊遊撃部隊としては、立花響君ですね」

 

 

 

「ええーー本当に大神さんが私の事を」

 

 

「ええ、そうみたいよ。よかったわね響」

 

 

「でも私には・・・未来がいるから」

 

 

「あ、そう言えば未来は?」

 

 

「大丈夫ですよ、未来さんはとりあえずすこやか市に避難と言う形で行ってますから」

 

 

「そうですか・・・うん避難?」

 

 

 

「ああ、これは私達からではなく。直哉から聞いた方がいいわ」

 

 

「わかりました」

 

 

「それじゃあ続けるわね。実は米田さんもこの病院に緊急搬送されてるのよ」

 

 

 

「はい、まさか私が起きるまでに、そこまで行ってるんですか?」

 

 

 

 

「ええ」

 

「まあ何とかなるだろう、それに、俺らも、この時の為の策を用意したしな」

 

米田は会合中に、黒鬼会の出現を、知るが、会合を抜ける事は無かった。

 

その時一発の銃弾が、米田中将を貫いた。

 

 

「・・・うっああっ」

 

そして米田中将は倒れた。倒れた米田を見つけた人が、救急車を呼び米田は、陸軍病院へ搬送されたのだった。

 

 

「それじゃあ今米田さんは?」

 

 

「意識不明だそうよ。帝国華撃団も今さっき到着して、米田さんの状態を担当医から聞いたみたいよ」

 

 

「うーー私も米田さんの状態を知りたいけど無理か」

 

 

「いえ見れるわよ響見る?」

 

 

「ええーー」

映像開始

 

 

 

「ねえお兄ちゃん、米田のおじちゃん大丈夫だよね?」

 

不安そうにアイリスは大神に、聞く。

 

「・・・ああ、大丈夫さアイリス。米田司令が死ぬ事なんて無いよ」

 

「うんそうだよね」

 

だがアイリス以外の隊員には、大神の言葉は、苦しんで出た言葉とわかっていたために、誰も言わなかった。

 

 

 

 

そして病院に着き、花組全員が米田の状態を見るなり、泣き出すアイリスや、唖然とし何も考えられない状態の大神を他所に米田の手術をした担当医が病室に入ってさくら達に説明をした。

 

「そういうわけですので、最悪意識が二度と戻らない可能性もあります。覚悟しておいてください」

 

担当医から告げられた言葉は、今の花組には、かなりキツイ言葉だった。

 

 

「ええーー何でここそう言うのが見れるの?」

 

「ここは直哉の両親が建てた病院らしいわよ。だから響が入院出来るのよ。そう直哉も聞いたらしいわのどかからね」

 

 

 

「へえそうなんですね・・・て直哉君病院を経営してるんですか?」

 

「ええそうみたいだわ。まあすこやか市と同じね」

 

 

「そうですねエステルさん」

 

 

 

「へ、すこやか市と同じ?どういう事」

 

 

 

クローゼが響に話す。

 

 

 

 

「でもかなりの金額だよね、大丈夫なの?」

 

 

 

 

「ええ、そこは大丈夫ですよ、こう見えてすこやか市で事業をしているので」

 

 

「ええ――会社を持ってるのーー」

 

 

「と言っても直接的には出来ないので、両親の信頼のある方に任せていますけど」

 

 

 

「今回の訪れたお店は両親の信頼出来る方が社長をしてるので」

 

 

「そうなんだ」

 

「ええ、ですのでこれくらいの出費は大丈夫ですので」

 

 

 

「でも会社を持つなんて凄いよ」

 

 

「両親の会社を引き継いだだけですよ。のどかさん」

 

 

「これでのどかが一緒になっても大丈夫ラビね」

 

「ラビリン」

 

「と、そういう話を聞きましたから」

 

 

「ええーー」

 

 

「それ知ってたら色々買ってもらうのにーー」

 

 

「響あんた・・・何となく響がいないタイミングで、私達の買い物に行ったか直哉の気持ちがわかった気がするわ」

 

 

「ええ、私もです」

 

 

「へ・・・」

 

 

 

暫くして・・・

 

 

「それじゃあそろそろ失礼するわ。行きましょうクローゼ」

 

 

「はい」

 

 

 

「またね二人共ーー」

 

 

そしてエステルとクローゼは響のお見舞い終えて病院を出た。

 

 

 

その頃直哉達はもう一つのすこやか市から管理者の神殿に報告する為に立ち寄っていた。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

管理者の神殿での報告

「「「「トワさん今戻りました」」」」

 

 

「お疲れ様4人共もう一つのすこやか市はどうだった?」

 

 

「「「「ええ、少しずつ物語が進んでいますが」」」」

 

 

「成る程ねレイが言ってるように融合世界のビョーゲンズ達の影響を受けつつあるようね」

 

 

「ええ、そうみたいですね」

 

 

「後先程エステルから連絡があって米田が予定通り狙撃されたと連絡があったわ」

 

 

「「「ええーー米田さんがーー」」」

 

 

 

プリキュアの3人はトワの言葉を聞いて驚いていた。

 

 

 

「そうなんですね。なら今度は帝国華撃団の後盾の人物が狙われますね。これで暫く米田さんの動きは封じられましたね」

 

 

「そうね、それで米田さんが撃たれた時の映像あるんのだけど見るかしら?」

 

 

「「「いえ結構です」」」

 

 

トワの質問に即座に断る3人だった。

 

 

 

「そう、仕方がないわね、キュアグレース貴女が代表で見てね」

 

 

「ええーー」

 

 

「守護者として、見ておいて欲しいからね」

 

 

 

「「そんなーー」ラビ――」」

 

 

「「グレースごめん」ごめんなさい」

 

 

フォンテーヌとスパークルが謝った。

 

 

 

「それとこれもエステルからの報告だけど、響が意識を取りもどしたそうよ」

 

 

「「「本当ですか?」」」

 

 

「ええ、間違いないわよ」

 

「ただ、直哉には地獄かもね響があれを知ったから」

 

 

 

「え、まさか・・・僕が帝都でも会社を経営していることですか」

 

 

「へえそうなんですね・・・て直哉君病院を経営してるんですか?」

 

「ええそうみたいだわ。まあすこやか市と同じね」

 

 

「そうですねエステルさん」

 

 

 

「へ、すこやか市と同じ?どういう事」

 

 

 

クローゼが響に話す。

 

 

 

 

「でもかなりの金額だよね、大丈夫なの?」

 

 

 

 

「ええ、そこは大丈夫ですよ、こう見えてすこやか市で事業をしているので」

 

 

「ええ――会社を持ってるのーー」

 

 

「と言っても直接的には出来ないので、両親の信頼のある方に任せていますけど」

 

 

 

「今回の訪れたお店は両親の信頼出来る方が社長をしてるので」

 

 

「そうなんだ」

 

「ええ、ですのでこれくらいの出費は大丈夫ですので」

 

 

 

「でも会社を持つなんて凄いよ」

 

 

「両親の会社を引き継いだだけですよ。のどかさん」

 

 

「これでのどかが一緒になっても大丈夫ラビね」

 

「ラビリン」

 

「と、そういう話を聞きましたから」

 

 

「ええーー」

 

 

「それ知ってたら色々買ってもらうのにーー」

 

 

「そうよエステルとクローゼがばらしてたわ」

 

「あーーもう、いくら使われるのやら頭が痛いなあ」

 

 

直哉がそう言う。

 

 

 

「ああ、そう言えば響の友人の小日向未来は、どうする気なの直哉?」

 

 

トワが直哉に聞く。

 

 

「未来さんは、将来的に響のサポートをしてもらうつもりですよ。ただこちらからシンフォギアを提供させるつもりはありませんけど」

 

 

 

「ふむ、フロンティア事変通りにするつもりなのね」

 

 

「ええ、ですけどシンフォギア世界の場合奏さんも生きてますし若干どころか大幅に変更もしないといけないかもですけど」

 

 

「そうね、隼人からの連絡も最近無いし」

 

 

 

「え、おじさん行方不明なんですか?」

 

 

「行方不明というより何処かに跳ばされたと思ってるわ」

 

 

「あいつも米田健二の分身体の一人だしね」

 

 

「そう言えばそうでしたね。確か僕達が過去の幼馴染世界出会った紫藤直哉のもう一つの可能性でしたね」

 

 

「そうよ。巴里で愛する者を殺された紫藤直哉の方ね」

 

 

 

「とりあえず貴方達は帝都で起きている事件を中心に対応してね」

 

 

「「「「わかりました」」」」

 

 

 

そして直哉達は中心世界の帝都に戻った。

 

 

 

 

「たくっ新たな世界も増えてるわね。接触する可能性の可能性があるのはすこやか市を除くとあと二つもあるし、それにセフィーロもゼムリア大陸と同じような感じになるだろうし」

 

 

 

「せめてもう少しは中心世界の時間は進めたいわね」

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ゼムリア大陸からの通信

管理者の神殿から戻って来た直哉達は鶯谷の自宅で数日の休暇を取っていた。

 

のどかとラビリンはトワに言われた通りあの事件の映像をエステル監視の元見ていた。

 

 

 

「あっ支配人とサキ君、支配人どこかにお出かけですか?」

 

「おう大神、お前早いなあ、俺は今から軍の会合に行ってくる。おっと」

 

 

その時、米田の左足の靴紐が切れた。

 

「嫌だわ、演技が悪いわ」

 

 

米田とサキは帝劇から出て行った。

 

 

 

「「うわあ、米田さんの靴紐が・・・」不吉ラビ」

 

 

「なんだかこの二人のリアクションが楽しみだわ」

 

 

エステルが小さな声で言う。

 

 

 

その頃別室にいるちゆとひなたは・・・

 

 

「のどかっち大丈夫かな」

 

 

「大丈夫よのどかなら」

 

 

その頃のどかとラビリンは・・・

 

 

 

 

「まあ何とかなるだろう、それに、俺らも、この時の為の策を用意したしな」

 

米田は会合中に、黒鬼会の出現を、知るが、会合を抜ける事は無かった。

 

その時一発の銃弾が、米田中将を貫いた。

 

 

「・・・うっああっ」

 

そして米田中将は倒れた。倒れた米田を見つけた人が、救急車を呼び米田は、陸軍病院へ搬送されたのだった。

 

 

 

「「嫌ああああ米田さん」ラビ――――」

 

 

「うわあ、のどかっちの声がここまで聞こえるよ」

 

 

「どうやら米田さんが撃たれた場面を見たようね」

 

「今回はひなたが守護者の代表じゃなくてよかったニャン」

 

 

「私もだよニャトラン。のどかっちには悪いけど」

 

 

「僕もペン」

 

 

「私もよのどかごめんなさい」

 

 

 

その頃直哉の部屋にクローゼが来た。

 

 

 

 

「直哉さん少しいいです」

 

 

「クローゼさんどうしました?」

 

 

「あのですね今通信室にある通信装置が通信を受けてます」

 

 

 

「ええーー本当ですか」

 

 

 

「そして直哉とクローゼは通信室に向かった。

 

 

 

「お久しぶりです姫様」

 

 

「ユリアさんどうしたんですか?」

 

「ああ、直哉も久しぶりだな」

 

 

「はい」

 

 

「実は姫様とエステルさんにリベールへ帰還をお願いたく連絡をした所存です」

 

 

「「ええーーー」」

 

 

 

ユリアの言葉に驚く二人だった。

 

 

「どういう事ですかユリアさん?」

 

 

「実は共和国と帝国のクロスベル自治州に関する動きがありまして、どうやらエレポニア帝国は、猟兵団赤い星座を雇ったようです」

 

 

「なっ赤い星座を帝国が」

 

 

「ええ、赤い星座の一部は既にクロスベル自治州に入って特務支援課と接触したようです」

 

 

 

「成る程、クロスベル自治州になにかが起きれば周辺諸国が不安を抱くことになるから私に戻ってほしいのですね」

 

 

「はい」

 

 

「ですがユリアごめんなさい。今私達もここを離れるわけにはいかないので、もう暫く彼等に秘密裏に協力してあげて、特務支援課に」

 

 

 

「わかりました。姫様」

 

「直哉も姫様の事を頼むぞ」

 

 

「はい」

 

 

そしてゼムリア大陸との通信は終わった。

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

旧星組紫藤直哉の家に行く

ゼムリア大陸との通信後・・・

 

 

「でも本当に戻らなくていいんですか?クローゼさん」

 

「いいんですよ。直哉さんクロスベル自治州については心配ですけど、クロスベル自治州については、我々リベールはクロスベルを一つの国として見てますから」

 

 

「成る程あまり大胆に動くとエレポニア帝国やカルバート共和国のクロスベルに対する行動を早める結果になると考えているんですね」

 

 

 

「それもありますけど、今は姫でなく一個人でのクローゼとしての時間に使いたいんです」

 

 

「そうなんですね、でもゼムリア大陸の情勢が悪くなりそうなら行ってくださいね」

 

 

「わかりましたわ」

 

 

その頃大帝国劇場では・・・

 

 

桐島カンナが大帝国劇場に戻ってきた。

 

 

「よう皆、ただいま、おう二人新入りか、宜しくなあたいが桐島カンナだ」

 

「うええーんカンナ」

 

「おいおいどうしたんだよ、アイリス?」

 

カンナは突然泣き出した、アイリスを見て驚いていた。

 

「カンナさん・・・実は、支配人が撃たれました・・・」

 

さくらは、苦しみながらカンナに今起こっている事を、伝えた。

 

「何だと!!それで、支配人は生きてるのか、死んだのか?」

 

カンナは慌てて、さくらに聞いた。

 

「ええ、何とか生きてますが、意識不明の重体です」

 

「ふーい、意識不明でも生きてるなら、まだ希望はあるさ」

 

大神はカンナの言葉を聞いて、自分たちが希望を捨てようとしてたのを恥ずかしいと思ったのだった。

 

「おっとそう言えば初穂達はどうしていないんだ」

 

 

「初穂誰ですか?それ」

 

 

織姫がカンナに聞く。

 

 

 

「ああ、初穂さん達なら、特殊遊撃部隊としての仕事をしているので、ここにはいませんよ」

 

 

「成る程な」

 

 

 

さくらが慌ててカンナに説明をする。

 

 

 

「なら、今から紫藤直哉さんの所に行くか?」

 

 

「うわあ、行こう行こうカンナ」

 

「なら私も行きます。男ですけど多少興味があります」

 

 

 

「・・・僕も行く」

 

 

 

「ええーー直哉さんの迷惑にならないかな?」

 

 

「大丈夫だ。初穂達のお土産渡すでけだしな」

 

 

「そうです。後少しお話するだけですし」

 

 

「大丈夫かな?」

 

 

 

そして、さくら、アイリス、カンナ、織姫、レニの5人はアポなしで紫藤直哉の自宅に向かった。

 

 

 

その頃直哉の自宅では・・・

 

 

「直哉君米田さんが撃たれた処から血がいっぱい出て怖かったよ」

 

「ラビ――」

 

 

 

「やはり守護者としてあのシーンを見せたのは失敗だったかな?ある程度修正をしたけど」

 

 

のどかとラビリンは映像見た後から直哉から離れなくなっていた。

 

 

「あはは、仕方ないじゃない?今回の指示は、トワが見せろと言ったんだし」

 

 

エステルが直哉に言う。

 

「まあそうなんですけど、見せたらこうなる事はわかるでしょうに」

 

 

「まあ、トワの場合それもこみでそれをしてると思うけど」

 

「たくっあの神は何してるだよ」

 

 

ピンポーン

 

 

その時紫藤家に来客を知らせるチャイムが鳴った。

 

 

「はーい」

 

 

「いいわ私が出るわ。直哉は二人が落ち着くまで一緒にいなさい」

 

 

 

そう言ってエステルは玄関に行ったのだった。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紫藤家に着いたさくら達

「「「「へ――ここが紫藤直哉さんのお宅ですか」何気にあたいも来るのは初めてだな」アイリスも」・・・」

 

 

「チェリーさん何してるんです?」

 

「ああ、今から直哉さんに扉を開けて開けてもらう為にここを押すんですよ」

 

そしてさくらがボタンを押すと・・・

 

 

ピンポーンと鳴り、玄関の扉が自動に動いて開いた。

 

 

 

「「「「ええーー」」」」

 

 

「嘘だろーー」

 

 

「わあ面白い」

 

「イギリスにもこんな仕掛け扉はないです」

 

 

「・・・凄い」

 

 

「あんたたち扉を開けて入ってこないの?」

 

 

「あ、エステルさん。直哉さんはいますか?」

 

 

 

「いるわよ少し手が離せないことをしてるから、私が出迎えたのよ」

 

 

 

「そうなんですね」

 

 

 

そしてさくら達はエステルの案内で紫藤家の居間に案内されるとそこには昼食を食べていた。のどかとちゆとひなたがいた。

 

 

「あ――のどかお姉ちゃんとちゆお姉ちゃん、ひなたお姉ちゃん久しぶり」

 

 

「「「アイリスちゃん久しぶりだね――」」」

 

「アイリスこの3人はアイリスのお友達ですか?」

 

 

織姫がアイリスに聞く。

 

 

「うんそうだよ。織姫」

 

 

 

「おやおや、だれが来たかと思えば、さくらさんにカンナさんにアイリスですか?」

 

「それにそちらのお二人は、もしかして帝国華撃団の新メンバーさんですか?」

 

「・・・」

 

 

「そうです。私がソレッタ織姫でーす。そして隣がレ二です」

 

 

「初めまして自分がこの家の主の紫藤直哉と言います」

 

 

「よければ、皆さんもお昼ご飯一緒にどうですか?」

 

「おお、いいのか直哉」

 

「ええ、構いませんよ。食事は大勢で食べると美味しいですし」

 

 

そして全員でお昼ご飯を食べた。

 

 

昼食後・・・

 

「そう言えばさくらさん達はどうして家に?」

 

 

「ああ、そうそう。あたいが今日大帝国劇場に戻って来たんだ。それでな初穂達にお土産を届けにきたんだ」

 

 

 

「ああ、そうでしたか初穂さん達には、届けますから」

 

 

「おう頼んだぜ直哉」

 

 

「私達は貴方と話がしたくて来ました」

 

 

 

「・・・コク」

 

 

「僕とですか?」

 

 

「はい、ノイズとメガビョーゲンを倒せる戦力を見せてください」

 

 

!!

 

 

「何故それを見たいんですか?織姫さん」

 

 

直哉達は織姫の言葉に驚きつつも直哉が聞いた。

 

 

 

「あのーー長官さん。先ほどから言っている紫藤直哉さんて誰なんですか?」

 

 

織姫が米田に聞く。

 

 

「ああ、それはな」

 

「織姫昨年の春以降帝都に現れたノイズとメガビョーゲンの2種の敵を倒した戦力の持ち主と噂されている人物が紫藤直哉さんだよ」

 

 

 

「流石レニ直哉の事もある程度知ってるのか?俺達が秘密にしているメガビョーゲンの事まで知ってるとはな」

 

 

「そんな凄い人なら助けなくても大丈夫なのでは?」

 

「それは無理だよ織姫あくまで紫藤直哉は帝国華撃団の神崎重工と並ぶ最大のスポンサーもしているから彼を失う事は、資金難になるからね」

 

 

!!

 

「そういう事なら助けに行きましょう」

 

 

「ならば、大神出撃命令を出せ」

 

「はい。帝国華撃団出撃せよ!!目標地点鶯谷!!」

 

「「「「「了解」」」」」

 

 

「私はこの時の話が本当なのか知りたいんです」

 

 

「成る程・・・ですがノイズを倒せる人は今こちらにいませんので、メガビョーゲンを浄化する人はいますのでそちらだけでもいいですか?」

 

 

!!

 

 

「本当に要るんですか?そんな人が」

 

 

「ええ、いますよ。よく見てくださいね」

 

 

 

直哉がそう言うとのどかとちゆとひなた立ち上がった。

 

 

そして・・

 

 

「みんな行くラビ」

 

 

「「「うん」」」

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

 

「ニャン!」

 

 

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

 

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

 

そしてのどか達は織姫達の前でプリキュアに変身をしたのだった。

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

事実を知った二人

「ええーーー貴女達が謎の敵メガビョーゲンを浄化する戦力なんですか――」

 

 

「確かにその恰好は資料と一致する」

 

 

「何だと――のどか達がプリキュアだって――」

 

 

「あれ、カンナ知らなかったのプリキュアの3人の正体」

 

 

 

「おいおい待てよ、アイリスとさくらはプリキュアの3人の正体知ってたのか?」

 

「うん」

 

「だって以前見せてくれたし」

 

「私は直哉さんと、仕事をする時に必然的に知りましたね」

 

 

 

「そうなのか」

 

 

「駄目だ思い出せね」

 

「さて3人共変身を解除していいですよ」

 

 

「「「はーい」」」

 

 

そして3人は変身を解除した。

 

 

 

「改めましてキュアグレースこと花寺のどかです。そして」

 

「のどかのパートナーのヒーリングアニマルのラビリンラビ」

 

「「よろしくお願いします」」

 

 

「次は私達ね、私はキュアフォンテーヌこと沢泉ちゆです」

 

 

「僕がちゆのパートナーのヒーリングアニマルのペギタンペン」

 

 

「「よろしくお願いいたします」」

 

 

「私達だよ。私はキュアスパークルこと、平光ひなたです」

 

 

「そしておいらがひなたのパートナーのヒーリングアニマルのニャトランニャン」

 

 

 

「「よろしくお願いします」」

 

 

 

「嘘でーすウサギとペンギンとネコが人の言葉を喋るなんて」

 

 

「・・・非科学的だ」

 

「ニャトランまた遊ぼう」

 

 

「おう良いぜアイリス」

 

 

「これでメガビョーゲンを浄化する戦力の紹介を終えるけどいいかな?」

 

 

「あ、はいでーす」

 

 

そして暫くして・・・

 

 

 

夕方になり、さくら達は大帝国劇場に帰って行った。

 

 

 

「もう直哉君なんで宝玉で私だけで変身させたの?」

 

 

「そうラビ、プリキュアになるなら直哉もなるべきラビ」

 

 

「まあまあ、のどかっちもラビリンも、落ち着いてよ」

 

 

「だってひなたちゃん。私達4人でプリキュアなんだよ」

 

 

「のどかの気持ちもわかるけど、直哉君にも立場もあるのよ。だから18歳に戻って対応してたんだから、流石に無理でしょ」

 

「流石に18で男が、プリキュアになったら過去の世界で飛鳥ちゃんが言ったように言われるわよ」

 

回想・・・

 

「飛鳥の意地悪・・・それに君が花寺のどかちゃんでいいの?」

 

 

 

 

 

「はい、花寺のどかです。よろしくお願いいたします。なのはさん」

 

 

 

 

 

「私は、こちらでは高町なのはと言ってね魔導士という仕事をしています」

 

 

 

 

 

「魔導士ですか?」

 

 

 

 

「そっ簡単に言えば魔法少女かな」

 

 

 

「えーーー19歳で魔法少女はないでしょうなのは叔母さん」

 

回想終了・・・

 

 

「「確かに」ラビ」

 

 

ちゆの説明に納得した。のどかとラビリンだった。

 

 

 

 

その夜大帝国劇場では・・・

 

 

 

 

 

大神は自室で、ゆっくりしていると、大神の携帯キネマトロンが鳴り出し、大神が慌てて通信に出ると、相手は、現在実家に帰省中のすみれだった。

 

 

「やあすみれくん実家は、どうだい?」

 

「ええ、それなりに楽しいですわよ、それにしてもそちらは、大丈夫ですの?」

 

「米田さんが、撃たれたと、聞きましたけど」

 

「すみれ君君も、知っているのか?」

 

「当然ですわ、帝劇の情報は、いつでも得れますから、少尉余り気にし過ぎないように」

 

「ありがとうすみれ君」

 

その後、すみれと大神は、他愛の無い会話十分に、楽しんで通信を終えた大神だったが、すみれの様子が、おかしい事に気づきながらも、その時は、何も言わなかった。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

神崎邸でのお見合い結婚騒動前編

帝都某所の地下深く・・・

 

 

「土蜘蛛よあの方の命令を伝える」

 

「おお、ついに私の番かい?鬼王」

 

 

「そうだ、米田の動きを封じた今、厄介なのは帝国華撃団の補給路だ」

 

 

「つまり、私に神崎重工を襲えという事かい?」

 

 

「嫌神崎邸を潰せだという命令だ」

 

 

「成る程頭を潰していくんだね」

 

 

「そういうことだ」

 

「帝国華撃団の連中より厄介な特殊遊撃部隊の連中がきたらどうしたらいい?一応あの方もあの戦力と事を戦う気がないみたいだしね、今の所は」

 

 

「特殊遊撃部隊に関しては基本こちらから手を出さなければ戦う可能性が低いだが、彼等の敵対する者がいれば、共闘をしろだそうだ」

 

 

 

「成る程ね帝国華撃団は潰すのは問題はないが、異世界の敵に対抗できる特殊遊撃部隊にいてもらった方が都合がいいんだね」

 

 

「そういうことだ」

 

 

「それじゃあ私は出撃するよ」

 

 

 

翌日の朝・・・

 

 

「くそ昨日すみれ君の様子がおかしいと、感じたのは、これが原因だったか

 

「隊長昨日すみれと話したのか?」

 

「ああ、昨日の夜にな」

 

「それで、どうするんだ、隊長?」

 

「ああ、俺たち帝国華撃団は、これよりすみれ君の実家に向かうぞ」

 

 

こうして帝国華撃団は、横浜にある神埼邸に向かったのだった。

 

そして神埼邸に、着いた。

 

「へへ案の定鍵がかけられているぜどうするよ隊長?」

 

笑顔で大神に聞いてくるカンナだった。

 

「仕方が無い時間が無いし、気が引けるが、カンナ・・・頼むよ」

 

「ちょっと待った大神」

 

「何だこの声は?」

 

 

そして現れたのは、大神の同期の加山雄一だった。

 

大神たちが神埼邸に着く前・・・

 

 

「すみれお嬢様、お見合い相手の方が到着しました。忠義様がお呼びです」

 

「わかりました。すぐに参りますとお爺様に伝えて」

 

 

すみれがそう言うと、老執事はすみれの部屋を出て、主人の元に向かった。

 

 

すみれは老執事がいなくなるのを見て、小さな声で、呟いた。

 

 

「少尉さん」

 

そう言ってすみれは、お見合い相手の待つ部屋に向かった。

 

その頃紫藤家では

 

 

「直哉今回は介入することはしないのね?」

 

 

「ええ、そのつもりですけど、来月のが問題なんですよね、来月は紅蘭さんとマリアさんが帝国華撃団に帰還するんですけど」

 

「ああ、イシュメルガに捕まってるからね」

 

 

「ええ、最悪エステルさんとクローゼさんに帝国華撃団のフォローをお願いするかも知れません」

 

 

「わかったわ。来月こちらに来れるか、レオンハルトか遊撃手協会の仲間に声をかけてみるわ」

 

 

「ありがとうございます。正直レオンハルトさんが来てくれたら十分すぎる戦力ですけど、ゼムリア大陸以外の場所の戦いは」

 

「それは確かに言えるわね」

 

 

「直哉っちお風呂入れるよ――」

 

 

「あ、はーいわかりました・・・てっ何してるんです?ひなたさん」

 

 

「いやーーニャトランが直哉君とはいるというからさ」

 

 

「ああ、成程そういう事ならぺギタンとニャトランはいいですよ」

 

 

「でもラビリンは女の子だと思うので駄目ですよ」

 

 

「ええーーラビ」

 

 

 

そして直哉は、ぺギタンとニャトランと一緒にお風呂に入って行った。

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

神崎邸でのお見合い結婚騒動後編

そして時は戻り、現在・・・

 

「お、お前は、加山どうしてここにいる?」

 

「大神海はいいなあ、もうすぐ海開きだがな、大神ここは俺に任せろ」

 

加山がそう言うと、神埼邸の扉が開いた。

 

「大神行け、そして自分の目的を果たせ」

 

「ああ、ありがとう加山」

 

 

そして大神達は神埼邸に突入したが、大量のSPが大神達を囲むが、隊員たちの必死の抵抗で、一角が崩れた。

 

「大神さん、カンナさんここは私達が食い止めます。だから早くすみれさんの元へ行ってください」

 

「さくら君しかし」

 

「お兄ちゃん。ここは私達が頑張るから大丈夫だよね、織姫、レニ」

 

「そうです」

 

「ああ」

 

「わかった後は任せるぞ、行くぞカンナ」

 

「おうよ」

 

 

そして大神とカンナは、すみれのいるお見合い場所に向かった。

 

そのころお見合い会場では、すみれの祖父が、仕切って、お見合いを進行していた。

 

 

「すみれなんか言わんか、せっかく日野君が来てくれてるのに」

 

「お父様」

 

「まあまあ、貴方落ち着いて、すみれさんも、お話してみないことには、何もわかりませんわよ」

 

「お母様」

 

そして、お見合いが終盤に差し掛かった時、大神とカンナがお見合い会場に、乱入したのだった。

 

「「ちょっとそのお見合い待ったー」」

 

「誰だね?君達は」

 

「俺は、帝国華撃団花組隊長の大神一郎です」

 

「同じく、桐島カンナだ」

 

 

私の事を知っていて、長年帝国華撃団を、援助してきたこの神埼忠義の顔に泥を塗る、無粋なマネを君達はするんだね」

 

 

「ええ、長年帝劇を援助してい頂いたのは感謝してますけど、今回のは言わせていただきます」

 

「すみれ君の意に沿わぬ、結婚を押し付けるのは、納得できません」

 

「そうだぜ爺さん」

 

「ふむそれで大神君、君に質問じゃが、君はこのお見合いを壊してすみれをどうするのじゃ?」

 

「すみれ君は・・・連れて帰ります」

 

「少尉・・・」

 

「大神君それでいいんだな、それが帝国華撃団の総意となるのじゃよ」

 

「ええ、構いませんわ」

 

その時藤枝かえでが、現れた。

 

「貴女は?」

 

「私は藤枝かえで、帝国華撃団副司令をしています」

 

ドーーーン

 

その時、爆発音が聞こえた。

 

 

 

「何だこの音は?」

 

 

「大神君敵の襲撃よ今すぐ出撃して」

 

 

「しかし光武改がありません」

 

 

「大丈夫玄関に行きなさい」

 

 

「そう言われ大神とカンナとすみれが玄関から外に出ると3人の機体がどこからからか出てきた。

 

 

そして乗り込み黒鬼会と対峙した。

 

 

 

「フフ、漸く出て来たな帝国華撃団」

 

「お前は何者だ?」

 

 

「私は黒鬼会五行衆の一人の土蜘蛛だ。覚えておきな」

 

 

「土蜘蛛だと?」

 

 

「さあ、私と戦って貰うよ出でよ、魔装機兵八葉」

 

 

 

 

その頃かえで達は・・・

 

 

「おおあれが、家と同じく帝国華撃団を援助している紫藤家の転移装置じゃな」

 

「ええ、そうです。今回は紫藤家の関わりのある方が直接来られて時が来たと思えば使ってくださいと言われて」

 

 

「成る程のう。紫藤家の当主らしいのう」

 

 

「忠義様は、紫藤家の当主と会った事あるんですか?」

 

 

「ああ、あると言っても、前当主紫藤桜花のころに数回会ったくらいじゃな」

 

 

!!

 

 

「まさかその名前が出るなんて」

 

 

 

「そう言えば、帝国華撃団の前身の対降魔迎撃部隊の頃は紫藤家の当主は、紫藤桜花じゃったな」

 

 

「ええ」

 

 

その頃戦いは

 

 

すみれとカンナコンビプレーが決まり土蜘蛛を撃退する事に成功し、無事にすみれは帝劇に戻る事が出来たのだった。

 

「それでは行きますよ、勝利の・ポーズ」

 

「「「「「「「「決め!!」」」」」」」」

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

もう一人の花寺のどかとの再会1

帝国華撃団が神崎すみれの実家で戦っている頃直哉と3人のプリキュアは再びもう一つのすこやか市にやって来た。

 

 

「直哉君神崎すみれさんの実家の戦いを最後まで見なくて良かったの」

 

「ええ、グレースさん今回は融合世界のシンドイーネがもう1つのすこやか市に侵入したとレイさんから連絡が来たので恐らく融合世界のキングビョーゲンが試験的に送り込んでいると考えていいと思います」

 

「前回はダルイゼンがメガ降魔を出してすぐ撤退したんですよね?」

 

 

「うんそうだよ。直哉君」

 

 

「恐らくフォンテーヌさん」

 

「何?」

 

「フォンテーヌさんとぺギタンが初めてメガビョーゲンを浄化した時シンドイ―ネが出撃してました?」

 

 

「「ええ、そうだったわ」確かにそうペン」

 

 

「ふむそういう事なら、恐らく融合世界のビョーゲンズは、原作世界のプリキュアガ4人になるまでは原作世界の流れを壊す気はないとみていいですね」

 

 

 

「何でそう言えるの?」

 

 

「考えてみてください」

 

 

「ご苦労だったな。ワイズマン我の無茶な依頼を受けさせて」

 

「いいえ私は研究者として可能性を探るのが、好きなので構いませんよキングビョーゲン」

 

 

 

「そうか、して首尾はどうだ?」

 

 

 

「キングビョーゲン貴方が求めるもう一つのビョーゲーンキングダムとすこやか市を融合世界に引きずり込むのはあと少しの時間と検証が必要となりますが、一つ教えてください」

 

「何だ?」

 

「キングビョーゲーン貴方はそんなにもう一つの・・・原作世界に興味を持つのですか」

 

「進化の為だ」

 

「進化ですか」

 

 

「しかしそうすると邪魔なプリキュアが8人になりますが?」

 

 

「そこは問題ない」

 

 

「進化ためと言いました。キングビョーゲンは、融合世界にない進化の仕方が原作世界にあると信じているような感じでしたから」

 

 

 

「「「「「「確かに」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

 

「ですのでそこまで強くは介入させないと思います。しいて言うなら後グワイワルを介入させるぐらいでしょうね」

 

 

「それでは僕は、もう一人ののどかさんに会いに行きますね」

 

 

その頃もう一人ののどかは・・・

 

「ねえラビリン。またあの子に会えるかな?」

 

 

「それはわからないラビよ」

 

「そっかあえたらいいなあ」

 

 

「花寺さんここにいたのね」

 

 

!!

 

 

「沢泉さんどうしてここに」

 

「実はこの子が校内に入ろうとしたのを見つけてね」

 

そう言って沢泉ちゆはラテを花寺のどかに見せる」

 

 

「ラテ!!」

 

 

「ワン」

 

 

「私の後をついて来たの?」

 

 

「ワン」

 

「よく、ラテが家の犬ってわかったね、沢泉さん?」

 

 

「それはこないだ見たから」

 

 

「そうなんだ・・・えっ」

 

「花寺さん木の怪物と空を飛んでいた怪物は何なの?それに喋るペンギンやウサギは何なの?」

 

「見られてたラビ――」

 

 

「えーとそれは・・・」

 

 

「その動物は僕がのどかお姉ちゃんにお世話してもらっているんですよ。沢泉ちゆさん」

 

 

!!

 

 

「「ええーーラビ―」直哉君」

 

 

「直哉君どうしてここに?」

 

 

「のどかさんここは話を合わせてくださいね」

 

「うん」

 

 

「君がラテの飼い主なの?」

 

「そうです。暫く海外に両親と行って今朝こちらに帰ってきてのどかお姉さんの家にラテを迎えに行ってみたら、ラテがのどかお姉さんを追いかけたと聞いたので、迎えに来たんです。無断で学校に入ってごめんなさい」

 

 

 

そしてラテは直哉に渡された。その後ラテを探していたぺギタンがラビリンと合流し、ラビリンに事情を聞いた。

 

 

そして翌日花寺のどかは

 

 

旅館沢泉に、ラテとラビリンとぺギタンと来ていた。

 

 

その頃直哉達は・・・

 

 

 

「ふう、昨日はまずいことになりそうでしたよ」

 

 

 

「まあ、あの場面のどかの珍しいペンギンやウサギを飼ってるのだけで納得出来ないわよね」

 

「ちゆちゃん酷いよ。一生懸命答えたのに」

 

 

 

「おっともう一人ののどかさんがラテを診察してますよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

もう一人の花寺のどかとの再会2

花寺のどかが、ラテを診察する前・・・

 

 

「フフ、ここは何か面白そうね」

 

「進化しなさいナノビョーゲン」

 

 

「ナノ――」

 

 

そして、シンドイ―ネから生まれたナノビョーゲンは温泉の源泉に感染しメガビョーゲンになった。

 

「メガビョーゲン」

 

 

そして現在・・・

 

 

「のどか診察ラビ」

 

「うん」

 

 

のどかが、ラテに聴診器を当てた。

 

 

「暖かいお水が泣いてるラテ」

 

 

「暖かいお水」

 

 

 

旅館でも温泉の異変に気付いて源泉の調査にちゆが同行することとなった。

 

 

 

その頃直哉達は・・・

 

「直哉君私達は、どうしたらいい?」

 

 

「そうですね。当初の予定通り。みんなでメガビョーゲンの発生した場所に行って、まだプリキュアになっていないちゆさんを僕が助ける為に霊力を使うので融合世界のシンドイ―ネなら絶対食いつくでしょう」

 

 

 

そしてのどか達は思い出す。

 

 

 

「あらあらせっかちねまだ戦う何て言ってないのに」

 

「そんなの信じられないにゃ」

 

「まあそうだろうねいいわよ直哉君に慰めてもらうから」

 

「「「「はあ」」」」」

 

四人はシンドイーネの言葉に驚いていた。

 

「ちょっと待ってください。貴方はキュアグレースさん達の敵ですよね」

 

「ええ、そうよだからすこし痛いけど我慢してね」

 

 

そう言ってシンドイーネは小さい魔力弾を直哉の腹部に当てた。

 

「え、うわああ」

 

 

 

「「「確かにシンドイ―ネは、直哉君をお気に入りにしてる節があるけど」あるわね」あるね」

 

 

「でも危ないよ。私達の世界のシンドイ―ネをおびき出すためとはいえ、私達は直哉君を守るのも役目なんだよ」

 

 

「そうラビよ」

 

 

「僕は守られるだけの存在だけにはなりたくないんですよ」

 

 

「まあ僕の事よりもこちらの世界でする事をしましょう」

 

 

「「「了解」」」

 

 

 

そして直哉達も温泉の源泉のある場所に向かった。

 

 

 

 

温泉の源泉のある場所では・・・

 

 

 

「いいわよメガビョーゲンもっと蝕みなさい」

 

「メガビョーゲン」

 

 

 

「「なっ源泉が」酷いというかまたあの怪物」

 

 

 

「ああ、お嬢さんが学校で見たという奴か」

 

 

「メガビョーゲン」

 

 

その時メガビョーゲンの攻撃は2人にむけ放たれた。

 

 

「うわあああ」

 

 

ちゆと共に来た男性にメガビョーゲンの攻撃が当たり男性は吹き飛んだ。

 

 

 

その直後

 

 

「いたメガビョーゲン」

 

「のどか大丈夫ラビ?」

 

 

「うん」

 

 

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

 

 

!!

 

「花寺さんが・・・凄い、まさか学校に出た怪物も花寺さんが」

 

 

!!

 

 

その時メガビョーゲンの攻撃がキュアグレースによけられた事によって幹の一部が沢泉ちゆに迫る。

 

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

 

!!

 

 

「「「え、何が起きたの?」」」

 

突然ちゆに迫る木の幹が消えた事にグレースもシンドイ―ネもちゆも驚いていた。

 

「ふう間に合いましたね沢泉ちゆさん」

 

 

「貴方は花寺さんの知り合いの子どうしてここに」

 

 

「沢泉ちゆさん貴女も花寺のどかさんの秘密を知ったのですよね」

 

「ええ」

 

 

「なら、ラテの隣にいるペンギンさんと話してみてください」

 

 

「わかったわ」

 

 

そしてちゆはぺギタンと話すために向かった。

 

 

 

「果たしてうまくプリキュアになってくれるかな」

 

 

「そう上手くいかないわよ直哉君」

 

 

!!

 

 

その時、原作世界のラテとぺギタンの背後から融合世界のシンドイ―ネが現れた。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

シンドイ―ネと紫藤直哉

「果たしてうまくプリキュアになってくれるかな」

 

 

「そう上手くいかないわよ直哉君」

 

 

!!

 

 

その時、原作世界のラテとぺギタンの背後から融合世界のシンドイ―ネが現れた。

 

「このタイミングで来たかシンドイ―ネ」

 

 

直哉は原作世界のぺギタンと助ける為に行動を起こそうとした時、シンドイ―ネが、原作世界の沢泉ちゆを見つけた。

 

 

 

「直哉君変な動きをすると、あの子を攻撃するわよ」

 

 

「くっ」

 

 

「後貴方の仲間が来ても同じよ」

 

 

「どうするのこのままじゃ直哉君とちゆっちたちヤバイよ」

 

 

「どうするって、シンドイ―ネは、私達の存在を知っていて言ってるんだから」

 

 

 

 

「シンドイ―ネ貴女の目的は何ですか?」

 

 

「目的?そんなの紫藤直哉を手に入れて貴方を私だけの存在とするのよ。人間という存在を捨てさせてね」

 

 

「・・・そうですかわかりました。その前にそのヒーリングアニマル達を開放してください」

 

「嫌よ、貴女が先に来るのよ」

 

 

「そんなに怖いんですか?シンドイ―ネ」

 

 

「うるさい早く来なさい紫藤直哉」

 

 

「はいはい、わかりましたよ」

 

「グレースさん聞こえますか?」

 

「聞こえてるよ。直哉君」

 

 

「僕がギリギリまでシンドイ―ネを惹きつけますからその間にそこからもう一人のキュアグレースを援護してください」

 

 

「わかった」

 

 

そして直哉が、シンドイ―ネの所に行こうとすると沢泉ちゆが直哉を止めた。

 

 

「駄目よ貴方、あんな人の所に行っては」

 

 

「むっ何よ、私は人ではないけどそんな事を言われたら傷つくわよ」

 

 

 

「どいてくださいちゆさん。僕が行かないとラテやペンギンさんを助けれないじゃないですか」

 

 

「嫌行かせない。貴方が行っても開放される保証はないわ」

 

 

「仕方ないですね。沢泉ちゆさんのおかげで、隙が出来ましたから」

 

 

「え」

 

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

 

!!

 

 

「しまった―――」

 

 

そして融合世界のシンドイ―ネは、桜花爛漫により吹き飛ばされた。

 

 

そして・・・

 

 

 

「スタート」

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ペン」

 

 

 

「「キュアタッチ」」

 

 

「「交わる2つの流れ」」

 

 

「キュアフォンテーヌ」

 

原作世界の沢泉ちゆはキュアフォンテーヌに変身することができ、原作世界のキュアグレースと協力してメガビョーゲンと戦いだした。

 

 

「今だよフォンテーヌ」

 

 

「メガビョーゲンを浄化するぺエ」

 

 

「エレメントチャージ!」

 

 

 

『キュンキュン、キュン!」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

 

 

 

「プリキュア !ヒーリングストリーム!」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

 

「「お大事に」」

 

 

 

そしてメガビョーゲンが浄化されて温泉の源泉は元に戻った。

 

 

 

沢泉ちゆはその後ぺギタンのパートナーになった。

 

 

それを見た融合世界から来た4人の元に連絡が来た。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

緊急連絡そして管理者の神殿で知る出来事

「直哉そちらはどう?」

 

「ええ、何とか原作世界の沢泉ちゆさんが、キュアフォンテーヌになりましたよ」

 

 

そう言って直哉がトワに映像を見せる。

 

 

「どいてくださいちゆさん。僕が行かないとラテやペンギンさんを助けれないじゃないですか」

 

 

「嫌行かせない。貴方が行っても開放される保証はないわ」

 

 

「仕方ないですね。沢泉ちゆさんのおかげで、隙が出来ましたから」

 

 

「え」

 

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

 

!!

 

 

「しまった―――」

 

 

そして融合世界のシンドイ―ネは、桜花爛漫により吹き飛ばされた。

 

 

そして・・・

 

 

 

「スタート」

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ペン」

 

 

 

「「キュアタッチ」」

 

 

「「交わる2つの流れ」」

 

 

「キュアフォンテーヌ」

 

原作世界の沢泉ちゆはキュアフォンテーヌに変身することができ、原作世界のキュアグレースと協力してメガビョーゲンと戦いだした。

 

 

「今だよフォンテーヌ」

 

 

「メガビョーゲンを浄化するぺエ」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

 

 

 

 

『キュン!キュン!キュン」

 

 

 

 

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

 

 

 

 

「プリキュア !ヒーリングストリーム」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

 

「「お大事に」」

 

 

 

「成る程ね、こちら帝都でも少し動きがあってねその為の話し合いを管理者の神殿で行いたいの皆を連れて来て」

 

 

「既に帝都に残っていたメンバーはこちらに来ているから」

 

「わかりました」

 

 

そして直哉達は管理者の神殿に向かった。

 

 

 

「トワさん何が起きたんですか?」

 

 

「来たわねのどか達とりあえずこれを見て」

 

 

 

映像開始

 

 

 

黒鬼会では・・・

 

 

「頼むぞ!!火車」

 

「お任せを。見事山口を捕まえます」

 

そう言って火車は何処かへ転移したのだった。

 

映像中断

 

 

「これから流れる映像は、貴女達がもう一つのすこやか市に行っている間に私とレイが少し進めた時に見つけたの」

 

 

 

そして戦いは、脇侍を全滅させた帝国華撃団だったが、火車は不敵に笑うのだった。

 

 

「はっはっは」

 

「何が可笑しい火車?」

 

大神が火車に問いかける。

 

「いやあなた方が待ちの住民を避難指せた、あの場所には、予め爆弾がセットされていましてね、この起爆装置を作動させればどうなるか?わかりますよね」

 

「クッ卑怯だぞ」

 

「なんちゅう奴や」

 

大神と紅蘭が、それぞれ火車に向かって言う。

 

火車は勝利の余韻に浸り、油断していた。だがその時一発の銃弾が、火車の持つ起爆装置を貫き、起爆装置は爆発した。

 

 

「「「「「「「「なっ何でマリアさんが融合世界に戻っているんですか」」」」」」」」

 

 

映像を見た全員がそう言った。

 

 

 

「それがわからないのよ。私達は貴女達の負担を軽くするために進めたら普通にマリア・タチバナが出てきてこの瞬間に中心世界を一時封印したの」

 

 

「確かにあのマリアさんが融合世界のマリアさんなのか、それともイヨとかが過去の世界から連れて来たのかはたまた別のサクラ世界のマリアさんが来たのかその辺が判らないのは、痛いですね」

 

 

ちゆが言う。

 

 

 

「直哉はどう思う?」

 

 

「正直あのマリアさんが何者であれ、これで形式的には帝国華撃団のメンバーがそろうのだからそれを利用した方がいいと思いますよ」

 

 

「成る程」

 

 

 

「僕の意見としてはもしかすると、雨宮さくらさんの世界のマリアさんのコピー人間かもですね」

 

 

!!

 

 

「現に真宮寺さくらをモチーフにした降魔が実践で、使われてますし」

 

 

「それじゃあ直哉君は、あのマリアさんは敵と思ってるの?」

 

 

「響が直哉に聞く。

 

 

「いえ、そういう可能性があるという風に頭に入れておくだけでもいいですよ」

 

 

「もちろん本物のマリアさんと言う可能性もありますが、そうするとイシュメルガがマリアさんを手放したかが、不思議ですけどね」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

もう一つのすこやか市に来た事情説明前編

「確かに直哉の言う通り結果的にとはいえ、帝国華撃団隊員が、揃ったんだからそれはそれで利用しましょう」

 

 

「とりあえずあの続きを見せるわ」

 

 

「「「「「「「「はい」」」」」」」」

 

「狼虎滅却・天地一矢」

 

「破邪剣征・百花繚乱」

 

 

二人の必殺技が火車の魔装機兵五胡を貫いた。

 

 

「馬鹿なこの私が、負けるとは、許さんぞ貴様等」

 

そう言って、火車が、撤退すると同時に、マリアが姿を現わした。

 

 

そして花組全員での勝利の・ポーズを決めて帝劇に戻った。

 

 

翌日、帝国華撃団花組は、山口の正体を知り、皆大慌てだった。

映像終了・・・

 

 

「以上よ。それでこれからの事なんだけど、直哉守護者全員と見習いのクローゼを連れてキュアスパークルが誕生する時間に行って」

 

 

 

「ええ――全員でですか?帝国華撃団の熱海旅行に関してはスルーですか?」

 

 

 

「完全スルーはしないわ。ただ黒鬼会が動く時間までレイと私で勧めるからその間にもう一つのすこやか市に居る3人のプリキュアと正式な協力体制を取ってきて欲しいのよ。もう一つのすこやか市に4人目のプリキュアとバテデモーダが誕生する前にね」

 

 

 

「成る程、ばバテデモーダや4人目のプリキュアが出てくるタイミングで話すと纏まりそうにないですね。主に僕とバテデモーダの関係で」

 

 

 

「そうね、それにこういう事は、早めに言っておいた方が楽よ」

 

 

 

「わかりました」

 

 

 

そして直哉達は全員でもう一つのすこやか市に向かった。

 

 

 

 

 

その頃もう一つのすこやか市にいる2人のプリキュアは・・・

 

 

 

「それじゃのどかあの直哉君について教えて」

 

 

「うんいいよちゆちゃん」

 

 

そしてのどかは直哉について話し出した。

 

「ええ、関係者ですよ」

 

 

「花寺のどかさん。もう一人の自分に会いたいですか?」

 

 

「うん、私は会ってお礼を言いたい。だってあの時私とラビリンはもう一人の私に助けられたのは事実だし」

 

 

そうですか、しかしそちらのヒーリングアニマルさん達はどうやら僕の事を怪しんでいますけどね」

 

 

 

 

「当たり前ラビ、そもそも何で普通の人間がヒーリングガーデンやビョーゲンズの事を知ってるラビ?」

 

 

 

「それは、僕の世界にもヒーリングガーデンとビョーゲンズがいるからだよラビリン」

 

 

「「「「ええーー」」」」

 

 

「そしてこの間君達が見たワイズマンは、僕達の世界のキングビョーゲンの協力者で、僕達の世界のキングビョーゲンは、もう一つのすこやか市に狙いを定めたみたいなんだ」

 

 

「「「「ええーー」」」」

 

 

「僕はそのため君達に、コンタクトを取る為にこちらに来たんだよ」

 

 

 

「もし二組のビョーゲンズとやりあうのは、僕達の世界でも厳しいから」

 

 

「そんな!!そんなに強いの?そちらのビョーゲンズは?」

 

 

 

「何ですって――直哉君は並行世界の人間で、その並行世界にもビョーゲンズがいるの?」

 

「そうみたい。直哉君の世界のメガビョーゲンは私たちの技が効かないの」

 

 

「何ですって」

 

 

「確か不思議な膜があってそれをもう一人の私が除去したら私達でも浄化出来たんだ」

 

 

 

「そうなの?並行世界のメガビョーゲンの事を聞いたの?のどか」

 

 

「うん聞いたよ」

 

 

 

「ええいいですよまず普通のウイルスと言う形で言いますね」

 

 

「まずウイルスは人間や動物の体内に入ると増殖し、その状態が人間や動物にとっての感染ですよね」

 

 

「「「「うん」」」」

 

 

「その増殖する為の経緯が偶に失敗してしまい、その結果とて変異ウイルスとなるんですよ」

 

 

!!

 

「成る程、こちらのメガビョーゲンが従来のウイルスと考えるならワイズマンのメガビョーゲンは変異ウイルスとい事かペン?」

 

 

「そうですね」

 

 

「だからラビリン達の攻撃が効かなかったのかニャン」

 

 

 

「とすると貴方の世界では変異型メガビョーゲンしかいないの?」

 

 

 

「ええ、そうですね。のどかさん」

 

 

「その原因は僕達が住む融合世界が原因ですね」

 

 

 

「融合世界?」

 

「成る程メガビョーゲンの変異がいる世界が融合世界で、直哉君の世界ね」

 

 

「ええ、その認識でいいですよ沢泉ちゆさん」

 

 

!!

 

 

「「直哉君どうしてここに」」

 

 

 

「いやだな。あのどかさん忘れたんですか」

 

「え」

 

 

「もし何かあれば僕がここに来るために使ったゲートを通信機として使えるので、連絡してくださいね」

 

 

「そう言ったんですけど忘れてましたね、当然僕達の世界から来る場合のゲートでも使えますけどね」

 

 

「あーーー忘れてた」

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

もう一つのすこやか市に来た事情説明後編

「ええ、僕達はゲートを通ってこちらに来ました」

 

 

「「ええーーー」」

 

 

「ちょっと待って直哉君僕達って事は、もう一人の私もいるの?」

 

 

「ええ、いますよ。のどかさん。そして今回は融合世界の沢泉ちゆさんにも来てもらってます」

 

 

 

「「ええーーー」」

 

「私もーー」

 

 

 

「そうです融合世界のプリキュアは、僕が4人目のプリキュアである点を除けばこちらのプリキュアと変更点はありませんから」

 

 

 

「と言う事は君はプリキュアが誰なのか知っているのね?」

 

 

「知ってますけど、教えませんよ。代わりに僕達の世界の融合世界の事を教えますよ」

 

 

「あれ、のどかお姉ちゃん?ちゆさん」

 

 

「「出ていくの恥ずかしい」」

 

 

「早く来てください。大まかな説明は僕がしますけど、個人レベルの説明はしてもらいますよ」

 

 

「「ええーーー」」

 

 

そして、本人同士の自己紹介が始まった。

 

 

「私は融合世界の花寺のどかです。なんか自分に自己紹介をするなんて変な感じだよ」

 

 

「わかるよもう一人の私」

 

 

原作世界ののどかが、融合世界ののどかに言う。

 

 

 

「次は私ね」

 

 

そして融合世界の沢泉ちゆは自己紹介をした。

 

 

 

暫くして・・・

 

 

 

「さてそれぞれの自己紹介を終えたようですねそれではこちらのプリキュアの方に今融合世界の中と異世界で確認したメガビョーゲンの異例の進化した映像を見て貰います」

 

映像開始

 

その頃日本橋では・・・

 

 

「「「「「「嘘マリアの光武がメガビョーゲンになったー」」」」」」

 

 

「マリアしっかりしろーー」

 

「おわっ隊長あぶねーぞ」

 

地割れで分断された道を戻ろうとする大神をカンナが止めた。

 

「カンナ止めるな、マリアが・・・」

 

「隊長気持ちはわかるけどあたい達はメガビョーゲンにはあまり役には立てないんだよ」

 

「それはわかってるが・・・それでも仲間を助けたいんだーー」

 

その時大神の光武に異変が起きた。

 

それと同時に彼女とヒーリングアニマルが大神の光武に乗り込んだ。

 

「わわ、何々ニャトランどういう事これ?」

 

 

「俺がわかる分けないにゃ」

 

「君達はプリキュアだよね、俺に力をかしてほしい」

 

「わわ、本当に光武がメガビョーゲンになってるよニャトラン」

 

映像中断

 

「この映像は僕達の世界融合世界で初めて変異メガビョーゲンの生まれた瞬間です」

 

 

この変異メガビョーゲンの名前は安易ですけど、光武という機体に感染したことからメガ光武と言うようにしました」

 

 

「「メガ光武」」

 

 

通常のメガビョーゲンは、エレメントさんがナノビョーゲンに感染することによってメガビョーゲンになりますよね」

 

 

「そうラビ」

 

 

原作世界のラビリンが答える。

 

 

「ですが、僕達の世界でメガ光武が誕生したことによってエレメントさんが必要としないメガビョーゲンが生まれたのです」

 

 

 

「「「「ええーー」」ラビ―」ペン」

 

映像再開・・・

 

 

「「こんな事ってあり得ない」ぺん」

 

「「どうしたの?フォンティーヌ」ペキタン」

 

 

「「「光武にエレメントさんがいないの」ぺん」

 

 

「「「何だってーー」」ラビ」

 

 

「行くわよペキタンエレメントさんがいないけどメガビョーゲンと同じなら浄化が出来る筈だわ」

 

「わかったペン」

 

「エレメントチャージ!」

 

 

 

『キュン!キュン!キュン!」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

 

 

「プリキュア!ヒーリングストリーム!」

 

フォンティーヌはメガ光武に向け水色のビームを放った

 

「行けーラビ」

 

だが、フォンティーヌが放ったヒーリングストリームはメガ光武に当たる前に消滅した。

 

 

!!

 

「「何で消えたの?」ペン」

 

映像終了

 

 

「あ、これは私が、ワイズマンが使っていたメガビョーゲンの能力を持ってるの?」

 

 

「ええ、このメガ光武の能力が融合世界のメガビョーゲンの能力が標準とされたんです」

 

「「そんなこんな能力があって浄化できるの?」」

 

 

 

原作世界の花寺のどかと沢泉ちゆが直哉に聞く。

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

融合世界のプリキュアとメガビョーゲンの進化について

「ええ、対抗する手段はありますよ。この映像を見てください」

 

映像開始

 

 

「ラビリンどうしょう?あのメガビョーゲン霊力バリアを持ってるよ」

 

 

「そうラビどうしたらいいのかわからないラビ」

 

 

「そうだねスカイヒーリングフラワーを使っても姿を見られるし」

 

「エレメントチャージ!」

 

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

 

 

「プリキュア!スカイヒーリングフラワー!」

 

 

そして融合世界のキュアグレースが現れた。

 

映像終了

 

 

 

「この映像で分かるようにこちらの、キュアグレースさんと融合世界のキュアグレースさんの違いわかりますか?沢泉ちゆさん」

 

 

「え、それはグレースの衣装が微妙に違うわね。どうしてなの?」

 

 

「それはこちらの映像を見てください」

 

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

 

「みんなお待たせ」

 

 

「「グレースその恰好は直哉君と合流したのね」んだ」

 

 

「うん、メガビョーゲンはもう一人の私に任せて4人でメガ降魔を浄化しよう」

 

 

「「了解」」

 

「はい」

 

 

 

「ええーー直哉君貴方もプリキュアなの」

 

「ええ、そうです。そして僕がいる事で、変異型メガビョーゲンの能力である霊力バリアを僕の霊力で相殺することで浄化をしているんです」

 

 

「「「「「成る程」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

 

「つまり直哉君のプリキュアとなったのは、融合世界にとっては必然だったの?」

 

 

「ええ、そうかもしれませんね、僕としては恥ずかしいですけど」

 

 

「とりあえずメガビョーゲンの能力とメガビョーゲンの違いは判りました?」

 

「うん」

 

「ええ」

 

「次にメガ降魔についてですが、メガ降魔に関してはのどかさん達とヒーリングアニマルの3匹には前に話した事がありますけど、聞いてくださいね」

 

 

「うん、貴女達が見た敵は、メガ降魔と私達は呼んでるの」

 

 

 

「「「「メガ降魔」」」」

 

「うん、降魔は、簡単に言えば怨霊なの、それがナノビョーゲンが感染してしまう事で生まれるの」

 

 

 

「「「「ええーー怨霊なのあれ?」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

 

「ええ、それも融合世界だからですね。魑魅魍魎が出る世界もあれば、科学技術ではない技術が発展している世界もあれば、グレースさん達の世界のように科学技術が発展している世界もありますしね」

 

 

「さてと話は終わりましたから行きましょうかのどかお姉ちゃん」

 

 

!!

 

 

 

「「「「ええーー」」」」

 

 

「ちょっと待つニャン。そっちののどかには弟がいるのニャン?」

 

 

「ああ、それは・・・」

 

 

「同じ名前ですので、区別する為に使っただけですが、事実花寺家の皆さんには両親のいない僕を家族のように接してくれてありがたいですね」

 

 

 

「あれが元怨霊」

 

 

「そうですよ。ちゆさん元々降魔は融合世界の中心世界にしか存在しない怨霊でした」

 

 

「「中心世界?」」

 

 

「ええ、中心世界はこちらで言う。科学技術が発展している世界とは異なり、蒸気機械によって技術が発展していますね。名前が異なりますがのどかさん達の生活で使われるものもありますね」

 

 

 

「へえーそうなんだ」

 

 

「それは凄いわね」

 

 

原作世界ののどかとちゆが言う。

 

 

「そう言えばもう一人の私貴女謎の病気になってたの?」

 

 

「うんなってたよ」

 

 

「そうなんだ、やはり原因はわからないままなの?」

 

 

「うんそうだよ・・・と言っても何となくわかった気がするけどね」

 

 

「え、何」

 

 

「ううん何でもないよ」

 

 

 

「本当はもう一種類のメガビョーゲンの変異体がいますが今は2種類の敵を覚えておいてくださいね」

 

 

「「「「はい」」ラビ」ペン」

 

 

「そう言えばニャトランがいませんけど」

 

 

「ニャトランはパートナー探しをしてるラビ」

 

 

「成る程そうなんですね。さてとそろそろ帰りましょうか。のどかお姉ちゃんとちゆお姉ちゃん」

 

 

「うんそうだね」

 

 

「そうね」

 

 

 

「クウーンクウーン

 

 

その時ラテの体調に変化が起きた。

 

 

 

「「ラテ」」

 

 

「どうしょうちゆちゃん?」

 

「とりあえず動物病院に行きましょう」

 

 

そして原作世界ののどかとちゆは動物病院病院に向かった。

 

 

 

「それでは僕達はひなたさんが、変身する場所にいる響さんとエステルさんと合流しましょう」

 

 

「「了解」」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響とエステルのお買い物タイム

時を少し戻して・・・

 

原作世界ののどかとちゆが動物病院に行く少し前

 

 

響とエステルはすこやか市の隣町にある大型ショッピングモールに来ていた。

 

 

「フフフ、私はついに来た――――大型ショッピングモールに」

 

「煩いわよ響」

 

 

「あたっ怪我人には、優しくしてください。エステルさん」

 

 

「そうなら、怪我人らしくおとなしくしなさいよ」

 

 

「うっでも、直哉君が好きな物をエステルさんと合わせて10万円までなら使っていいて言われたんですよ」

 

 

「そうね・・・私は恐らく響の5万円分は食べ物に消えると聞いてるけど、直哉から」

 

 

 

「何か言いました?エステルさん」

 

 

「響あんた私達がこのショッピングモールに来ている意味覚えてる?」

 

「へっ・・・買い物じゃないんです?」

 

「違うわよ。原作世界のプリキュアが来る前にメガビョーゲンが来たら場合足止めするのよ」

 

 

 

「えーーそうだったんですか?」

 

 

「はーもういいわ」

 

 

 

そして響とエステルの買い物タイムが始まった。

 

 

 

その頃原作世界ののどか達は・・・

 

 

動物病院に行った二人は、そこで平光ひなたと出会う。喋る猫ニャトランと共に。

 

 

そしてのどか達と談笑していると、平光ひなたは、友達との約束を思い出してのどか達と共に隣町にある大型ショッピングモールに向かうのだった。

 

 

 

「やばっまたやっちゃった」

 

 

「またって?」

 

 

「私ね一つの事に集中すると他の事をすぐに忘れるの」

 

 

「安心しろってひなたが、俺の為に遅れたこちを俺が説明してやる」

 

 

「優しいねニャトラン」

 

 

「「そんなことしたら友達にもばれるラビ」ばれちゃうペン」

 

 

 

その頃直哉達は・・・

 

 

「これから私達はどうするの?」

 

 

「そうですねとりあえず響さんとエステルさんにはお客として、原作世界のプリキュアのサポートをしてもらうとして、僕達とひなたさんとクローゼさんで融合世界から来ると思われるグワイワルに備えましょう」

 

 

 

「「了解」」

 

 

「エステルと響は・・・

 

 

 

「お、美味しい――」

 

 

「これもあれも全部美味しいーーーーもっと食べたーい」

 

 

 

「そこまでよ響あんた一人で10万円分食べ物に全部使いきっているんだけど?」

 

 

「ええーーもう予算無いんですか」

 

「無いわよ」

 

 

 

「そんな――物を買いたかったのに」

 

 

!!

 

その時ショッピングモールの一角で爆発が起きた。

 

 

「エステルさん」

 

 

「ええ、行くわよ響」

 

 

 

そして響達が爆発地点に行く途中で、メガビョーゲンを見つけた。

 

 

 

「エステルさんどうします?まだ原作世界ののどかちゃん達が来てないようですけど?」

 

 

「響、原作世界のグワイワルは近くにいる?」

 

 

「ええ、いますね」

 

 

「ならそこで待機しましょう」

 

 

 

その頃原作世界ののどか達は・・・

 

 

「クチュン」

 

 

「のどかこれは?」

 

「ビョーゲンズと思う」

 

 

「よし俺が、ひなたを遠ざける」

 

 

 

そしてのどかとちゆは、だれもいない場所でラテの診察をした。

 

 

 

「キラキラ鏡さんが泣いてるラテ、凄い近いラテ」

 

 

 

 

そしてのどか達がメガビョーゲンのいる場所に向かった。

 

 

 

現場に着いたのどか達は変身を始めた。

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート」

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「ほうお前達が、プリキュアか」

 

 

「あれはビョーゲンズのグワイワルラビ」

 

 

「さあお前達の力を見せろプリキュア」

 

「やれ、メガビョーゲン」

 

 

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

そして2人のプリキュアと光のエレメントを取り込んだメガビョーゲンの戦いが始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

3人目のプリキュア登場

「どうやら原作世界のグワイワルと原作世界のキュアグレース達と始めたようですね」

 

 

直哉がそう言うと直哉達の前に、グワイワルとバテデモーダが現れた。

 

 

「チースプリキュア」

 

 

「ふん貴様達もこちら側にいたか、では俺はキングビョーゲン様の命令を遂行しに行くぞ」

 

 

「頑張ってくださいグワイワル先輩」

 

そう言って融合世界から来たグワイワルは、もう一人のグワイワルの元に向かった。

 

 

!!

 

「いけないスパークルさん貴女はグワイワルをおいかけてこちらのキュアグレースさん達を助けてください。響さんとエステルさんいるとはいえ、効果的に霊力バリア―相殺出来るのは融合世界から来たプリキュアだけですから」

 

 

「でも、バテデモーダがいるじゃん」

 

 

「「大丈夫スパークル私達と、直哉君とクローゼさんを信じて」

 

 

「・・・わかった」

 

 

そう言ってスパークルは、グワイワルを追いかけた。

 

 

「さて、宿主さんとプリキュアのお二人さんやりましょか。進化ベイベーナノビョーゲン」

 

 

そしてバテデモーダが召喚したナノビョーゲンは、誰かが落としたお札に感染した。

 

 

 

その頃原作世界のキュアグレース達は・・・

 

 

「うわあああ本当に怪物じゃん」

 

 

ひなたはメガビョーゲンの姿を見て言った。

 

 

!!

 

「ひなたちゃん」

 

「貴女避難したはずじゃ」

 

 

「どうしょう見られてたペン」

 

 

「もうニャトランは何してるラビ」

 

 

「さあ、ひなたはどうでるニャン」

 

 

「きゃあああ。可愛い何このデザインほしい」

 

 

 

「「「「「「「だああああ」」」」」」

 

 

遠くで見ていたエステルと響も倒れていた。

 

 

「ひなたちゃん。状況をわかってないの?」

 

 

「成る程、原作世界のひなたは少し天然があるのね」

 

 

 

「あれを天然と言っていいのか迷いますけど」

 

 

「あ、グレース達が捕まりましたよ。エステルさん助けに行きます?」

 

 

「いえ、その必要は無いわ」

 

 

 

エステルがそう言うと、光の柱が昇っていく。

 

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

 

「ニャン!」

 

 

「きゃあああ。これも可愛いーー」

 

 

「いかん。プリキュアが3人に増えた――」

 

 

「行くぜ俺のパートナー」

 

 

「オッケーニャトラン」

 

 

「やれメガビョーゲン」

 

「メガビョーゲン」

 

 

だが、メガビョーゲンの攻撃をかわしながらスパークルは捕まっているグレースとフォンテーヌを助けた。

 

 

「大丈夫?」

 

 

「うん」

 

「ありがとう」

 

 

「それじゃあメガビョーゲンを浄化するぞ」

 

「うん」

 

「エレメントチャージ!」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン!」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

 

 

「プリキュア !ヒーリングフラッシュ!」

 

「ヒーリンググ・・・」

 

 

「ヒーリンググッパイはさせんぞ、プリキュア」

 

 

「「「ええーーーグワイワルが2人いる――」」」

 

 

「進化しろ!!ナノビョーゲン」

 

 

融合世界から来たグワイワルによって浄化されかけたメガビョーゲンが強化したのたった。それにより、ヒーリングフラシュはかき消されたのだった。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

融合世界のビョーゲンズの手助け

「ええーーー何で浄化してたメガビョーゲンが復活するの?ニャトラン」

 

 

スパークルはニャトランに聞く。

 

 

「それはもう一人のグワイワルのナノビョーゲン能力でその特殊能力を使かえないようにしないと俺達では浄化は出来ないニャン」

 

 

 

「そんな」

 

 

 

「これでいい、頑張れよ」

 

 

 

「お前は一体誰だ?」

 

 

 

「俺様はもう一人の俺だ。グワイワル」

 

 

 

!!

 

 

「何だと」

 

 

「俺様のナノビョーゲンによってグワイワルのメガビョーゲンはパワーアップさせた」

 

 

「何故それをした?」

 

 

「お前達もう一つのビョーゲンズを助ける事が、今の俺達のキングビョーゲンの命令だからな」

 

 

!!

 

 

「こちらのキュアグレースならば俺の言葉の意味を理解できるだろう?お前はワイズマンのメガビョーゲンと交戦しているのだからな」

 

 

 

融合世界のグワイワルの言葉によってグレースとラビリン達は思い出す。

 

 

 

 

 

「ほう、霊力バリアを霊力で相殺させたか、キュアグレースよ」

 

 

 

「ワイズマン。これで貴方のメガビョーゲンは通常のメガビョーゲンだよ。まだ何かするの?」

 

 

「いや今回の実験はすでに終わっているので、これで失礼するよ。だがこの世界は私達の事を認識してしまったからこれからが楽しみだなキュアグレースよ」

 

 

「そう言ってワイズマンは消えた。

 

 

「相変わらず逃げ足は速いラビ」

 

 

「そうだね。ワイズマンもこの世界から消えたみたいだし、私達も元の世界に戻ろうか」

 

 

「わかったラビ」

 

 

「ちょっと待って貴女は私なの?」

 

 

「そうだよ。私はワイズマンが言ったように並行世界世界から来たんだよワイズマンを追ってね」

 

「そう、ワイズマンは、俺達がこちらの世界に干渉できるようにしたのさ」

 

 

「いったい何のために?」

 

「そんなこと俺様知るわけないだろ。キングビョーゲンの考えなど分かるのはワイズマンくらいだろうな」

 

 

「追いついたよ。グワイワル」

 

 

「ほう、お前が一人で来るとは、キュアスパークル。紫藤直哉と他のプリキュアを見捨てて来たのか?」

 

 

「ええーーー何で私が―もう一人いるのーー」

 

「「やっぱり直哉君の世界の3人目のプリキュアはひなたなのね」ひなたちゃんなんだ」

 

 

原作世界のキュアグレースと、キュアフォンテーヌが言う。

 

 

 

「私は直哉君もグレースやフォンテーヌを見捨ててないし、グワイワルの作った霊力バリアを無力化して、仲間の元に行くんだから」

 

 

 

「果たしてそれができるかな?」

 

「まあいいワイズマンから預かった。ソロモンの笛を使うとしよう」

 

 

「え、それはやばいニャン」

 

 

そして融合世界のグワイワルはソロモンの笛を使いノイズを10体召喚した。

 

 

 

「それではもう一人の俺よ頑張れよ」

 

そう言って融合世界のグワイワルは消えた。

 

「「「ええーーーあれは何―――」」」

 

 

「あれはノイズと言って、人が触れると炭に変えられるから注意して」

 

 

 

「「「ええーーーじゃあどう戦えば?」」」

 

 

「ノイズは私達の仲間が対応するから、3人はメガビョーゲンに集中して、行くよニャトラン」

 

 

「おういつでもいいぜ、スパークル」

 

 

 

「エレメントチャージ!」

 

 

「キュン、キュン、キュン!」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

 

 

 

「プリキュア!スカイヒーリングフラッシュ!」

 

 

 

「メガガガガビョーゲン」

 

 

 

「今だよもう一人の私霊力バリアを効果を無効にしたからいけるよ」

 

 

 

「それじゃあメガビョーゲンを浄化するぞ」

 

「うん」

 

「エレメントチャージ!」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン!」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

 

 

「プリキュア!ヒーリングフラッシュ!」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

 

 

「ちっ次でお前達を倒す」

 

 

そう言って原作世界のグワイワル撤退した時、残っているノイズが爆発した。

 

 

 

「「「何が起きたの?」」」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

もう一つのすこやか市から融合世界のすこやか市への招待1

「今だよもう一人の私霊力バリアを効果を無効にしたからいけるよ」

 

 

 

「それじゃあメガビョーゲンを浄化するぞ」

 

「うん」

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラッシュ」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

 

 

「ちっ次でお前達を倒す」

 

 

そう言って原作世界のグワイワル撤退した時、残っているノイズが爆発した。

 

 

 

「「「何が起きたの?」」」

 

 

原作世界のプリキュア達がそう言う。

 

 

そして煙が晴れるとノイズのいた場所に響とエステルがいた。

 

 

「二人共お疲れ様です」

 

 

「スパークルあんたは早く行きなさい。グレース達の元に」

 

 

「そうですよ。あいつも来てるんですよね?」

 

 

響とエステルが、スパークルに言う。

 

 

「初めまして私は、エステル・ブライトよ」

 

 

「私は立花響です」

 

 

「私は融合世界の住人でないけどね、私はゼムリア大陸という世界から来て融合世界の直哉が私達の世界の担当しててねその縁で協力してるの」

 

 

 

「「「成る程、それでは融合世界のグワイワルが召喚したノイズはエステルさん達の世界の敵ですか?」」」

 

 

「それは響達の世界の災害よ」

 

 

「「「ええーーーあれが災害なんですか?」」」

 

 

「うん、私達の世界では、ノイズは一般人の人には災害と説明してるけど、貴女達も見たソロモンの笛を使えばノイズは召喚出来るの」

 

 

「「「ええーーーまさかノイズもナノビョーゲンによって姿を変えますか?」」そんな事あるの――」

 

 

グレースとフォンテーヌが響に聞く。

 

 

 

「うんあるよ。だけど私達でもメガノイズとはあまりないけどね」

 

 

「「メガノイズ、これが直哉君があの時喋らなかったメガビョーゲンの変異の一つなのね」なんだね」

 

 

「え、何」

 

 

「ううん何でもないよ」

 

 

 

「本当はもう一種類のメガビョーゲンの変異体がいますが今は2種類の敵を覚えておいてくださいね」

 

 

 

「貴女達メガノイズを知りたいのなら教えようか?」

 

 

「「はいぜひ」」

 

 

「ちょっと待ちなさい。貴女達が融合世界の敵を見たから直哉は教えたのよ」

 

 

「でも今回は普通のノイズよ、まだ遭遇してないのに教える事は無理よ」

 

 

貴女達の世界の事を考えるのならね」

 

 

 

「確かにそうですね、エステルさん」

 

 

 

 

「とりあえず3人は一度融合世界の直哉達の上司達に会ってもらうわ」

 

 

「「「ええーーーどうしてですか?」」」

 

 

「いい、本来なら並行世界の行き来はしてはいけない物よ。まあ今回の件はゼムリア大陸から来たワイズマンのせいでこういう事態になってるけどね」

 

 

「確かに、普通に考えればもう一人の自分に直接会うなんて、あったらまずいですね」

 

「色々大変だよね」

 

 

「そうかな?私は楽しいと思うけど?」

 

 

3人は、それぞれの意見を言う。

 

 

「そうね、正直に言うと貴女達の世界のバランスが不安定になりつつあるの」

 

 

「「「ええーーー」」」

 

 

3人はエステルの言葉に驚いていた。

 

 

 

「「「どうすればいいんですか?」」」

 

 

「その方法を貴女達に伝えるために、融合世界の方に来て欲しいのよ」

 

 

 

「「「成る程」」」

 

 

「所でエステルさん達は直哉君の助けに行かなくていいんですか?」

 

 

 

「ああ、大丈夫よほら」

 

 

 

エステルがそう言うと、直哉と融合世界の3人のプリキュアがやって来た。

 

 

 

「エステルさんと響さん。ノイズの撃退お疲れさまでした」

 

 

「ええ、直哉達もお疲れ様」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

もう一つのすこやか市から融合世界のすこやか市への招待2

「それでエステルさん彼女達にこれからの事伝えてくれました」

 

 

「ええ、伝えたわ」

 

 

「それなら行きましょうか、こちらのプリキュアさん達にとってはもう一つのすこやか市に」

 

「「「ええーーー今から――」」」

 

 

「そうですよ皆さん。余り時間無いので」

 

 

 

そう言って直哉はゲートを開き、融合世界のすこやか市にその場にいる全員を転移させた。

 

 

融合世界のすこやか市に着いた直哉達は・・・

 

 

 

「「「うわあ、ここがもう一つのすこやか市ーー」」」

 

 

「あはは、ちゆっち向こうの私達も同じ事を言ってるよ」

 

「そうね」

 

 

「それで直哉君。私達を待っている人は何処にいるの?」

 

 

原作世界のちゆが、直哉に聞く。

 

 

 

「ああ、それは融合世界ののどかさんの家ですよ」

 

 

 

「「「ええーーー」」」

 

 

「のどかの家ですってーープリキュアの話もするかもしれないのに大丈夫?」

 

 

「ああ、それは・・・」

 

 

「ただいまお父さんお母さん」

 

 

「「お邪魔します」」

 

 

「いらっしゃいちゆちゃん、ひなたちゃん」

 

「「そしてお帰りなさいでいいのかしら?お帰りのどか達」」

 

 

「ただいまです。おじさんおばさん」

 

 

「「お帰り直哉君」」

 

 

「ねえ直哉君聞いていい?もう一人ののどかも不思議な力ラビリンちゃん達と一緒なの?」

 

 

のどかの母親が原作世界の3人に聞こえるように直哉に聞く。

 

 

「「「え、」」」

 

 

「ええ、いますよ」

 

 

「「「ええーーー何で教えるの?直哉君」」」

 

 

「融合世界ののどかさんの両親は、僕の母親の影響でヒーリングアニマルの事を知っているんですよ」

 

 

「「「ええーーー」」」

 

 

直哉の言葉を聞き驚く、原作世界の3人だった。

 

 

 

「まさかの衝撃的な展開ラビ」

 

 

「僕達の世界では考えられないペン」

 

「いいなお前らニャン」

 

 

「いいだろ、これも直哉のお母さんのおかげなんだぜ」

 

 

「どういう事ペン?」

 

 

「とりあえずみんな玄関で話さないでね」

 

 

「あ、直哉君トワさんとレイさん少し遅れてくるって連絡があったわよ」

 

 

「あ、分かりました」

 

 

 

そして直哉達は来客用の部屋に入った。

 

 

「それでそちらの俺が言った事はどういうことかニャン」

 

「「「「「うんうん」」」ラビ」ペン」

 

 

 

「もう、ニャトランのせいラビよ」

 

「まあまあ、いいよラビリン。僕の事はのどかさん達に知られてもいいように話すから」

 

 

「まず僕の両親の事を話しますね。僕の母親は僕達の世界とヒーリングガーデンとの繋がりを持つ人間でした」

 

 

「「「ええーーー」」」

 

「貴女達の世界ではわかりませんけど、こちらの世界にはのどかさん達の前のプリキュアガ存在し、僕の母親が前任のプリキュアをサポートしていたらしく、その関連でヒーリングガーデンに行けるようになっていた人間らしいです」

 

 

 

「「「「「「ええーーー」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

 

「直哉の存在も僕達の世界では規格外なのにお母さんも規格外ペン」

 

 

「「「うんうん」」」

 

 

「え、確かにお母さんは、規格外とは思いますけど僕も規格外なの?」

 

 

「直哉も自覚なしかよニャン」

 

 

「まあ、まあそこは世界が違うし仕方ないよ。ニャトラン」

 

 

原作世界ののどかがニャトランに言う。

 

 

「あらあら盛り上がっている所ゴメンねお邪魔していいかしら?」

 

 

そう言いながらトワとレイがやって来た。

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2つの世界の状況についての説明

「そちらののどか達は初めてね。私の名前はトワよ。融合世界の観察と有事に対する管理権を持つ一人よ簡単に言えば神様ね」

 

 

「我の名はレイ。役割はトワと同じだから省くぞ」

 

 

「「「ええーーー神様ーーー」」」

 

 

「直哉彼女達をここに連れて来てくれてありがとう」

 

 

「いえ、自分は貴方の依頼を受けて、3人揃った時に融合世界に連れて来ただけですよ」

 

 

 

「ええーー直哉君の上司って神様だったの?」

 

 

「そうですよ。のどかさん」

 

 

「それでトワさんとレイさん私達呼んだのは何故ですか?」

 

 

原作世界ののどかがトワとレイに聞く。

 

 

 

「お前達の世界を融合世界のキングビョーゲンが狙っているのは、直哉から聞いたか?」

 

レイが原作世界の3人に聞く。

 

「「はい」」

 

「ええ――そうだったの?」

 

 

 

「うん?1人は知らなかったのか?」

 

 

「ええ、先ほどプリキュアになったので」

 

 

「成る程な」

 

 

「トワどうする?」

 

 

「貴女達に聞くけど。もし融合世界のビョーゲンズが貴女達の世界に侵攻を本格的にした場合戦える?」

 

 

「「「それは・・・」」」

 

 

 

3人はそれぞれが思い出していた。

 

「ほう、ああやってエレメントと言う存在を見つけるのか」

 

「これはまさしく星のお医者さんと言って良いだろう」

 

 

 

 

「グレース」

 

 

「エレメントチャージ!」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン!」

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

 

 

「プリキュア !ヒーリングフラワー!」

 

だが、ヒーリングフラワーはメガビョーゲンに届く前に消滅した。

 

 

「「ええーー」何でラビ」

 

 

「言った通りだろう?私の作ったメガビョーゲンは特殊だと、私的にこの世界を蝕む義理はないが、やれメガビョーゲン」

 

 

 

「恐らく私達では融合世界のビョーゲンズには勝てません」

 

 

「そう、認めるのね他の2人はどう?」

 

 

「「私達ものどとのどかっちの言う通りです」」

 

 

 

「そう、ならどうするの?このまま融合世界ののどか達の力を借り続ける?」

 

 

 

「「「それはしたくありません」」」

 

「それは自分の世界は自分手で守りたいのかしら?」

 

 

「ええ、それができれば良いですけど、状況的に無理と思うので、トワさんお願いです私に一時的に霊力を使えるようにしてください」

 

 

!!

 

「「のどか本気?」のどかっち」

 

「ちゆちゃん、ひなたちゃん。私は本気だよ。いつまでも融合世界私達に頼れないし」

 

 

「ふむ、まさかそう言うお願いが出てくるとはね」

 

 

「花寺のどかさん。貴女が霊力を持つ事の意味考えたことある?」

 

 

「え、それはどういうことですか?」

 

 

「世界というのは不思議でね。貴女達の世界が表だったら。この融合世界が裏なのよ」

 

 

「ほとんどの場合本来持つべきではない力を得た場合いかに表の住人が得た場合裏の世界の住人になるのよ」

 

 

「花寺のどかさん貴女は直哉から聞いたはずよ。プリキュアがキングビョーゲンを倒すのに必要な人数を」

 

 

!!

 

 

「しかしそうすると邪魔なプリキュアが8人になりますが?」

 

 

「そこは問題ない。むしろプリキュアとてすぐには連携は出来まい」

 

 

「成る程その原因は、こちら側のプリキュアの紫藤直哉という風に仕向けるんですね」

 

「そうだった。直哉君が教えてくれた人数は8人のプリキュアだった。つまり後1人いないとキングビョーゲンには勝てない」

 

 

「貴女は表の世界を捨ててまで霊力が欲しいの?」

 

 

「・・・」

 

「できる事なら捨てたくありませんけど、捨てないと勝てないなら捨てます」

 

 

 

「そう・・・なら直哉彼女達に例の物を渡して」

 

「はい、わかりました」

 

 

 

そして直哉は原作世界の3人に3色の宝玉を渡した。

 

 

 

「「「これは、何ですか?」」」

 

「これは直哉の力を封じ込めた宝玉よ。ピンクはのどかで、ブルーは沢泉ちゆ、イエローが平光ひなた専用の宝玉よ」

 

 

 

「「「えー―貰っていいんですか?」」」

 

 

 

「ええ、いいわよ。貴女達の覚悟を聞かせてくれたお礼よ」

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

宝玉と夏休み前編

「それに融合世界のキングビョーゲン達に対抗できないと困るでしょうからね」

 

 

「「「ありがとうございます」」」

 

 

「その代わりと言ってしまうけど、貴女達には霊力という物について融合世界で実際見て貰うわ。中心世界の暦で約3ヶ月ね」

 

 

「「「ええーーー」」」

 

 

「えー―と言ってますけど貴女達はチュートリアルや説明書等を見ないでゲームや玩具を使いますか?」

 

 

「これが玩具とかならいきなり遊んでもいいですが、渡した宝玉はちゃんと使いこなさないと意味が無いのでね」

 

 

「その為霊力を使い世界を守っている者達の世界で霊力をコントロールする手段ぐらいは知っておいた方がよくない?」

 

 

 

「それは確かにそうですけど、裏の住人になるのは嫌です」

 

 

トワに原作世界の沢泉ちゆが言う。

 

 

 

 

「ああ、成程ちなみに宝玉を使って、霊力を使う場合裏の住人になる事は無いわよ」

 

 

 

「「「ええーーー」」」

 

 

 

「だってその宝玉にある霊力は裏の住人の直哉の霊力だし」

 

 

「たくっトワいい加減彼女達で遊ぶのやめなさい」

 

 

「「「ええーーーどういう事ですか?」」」

 

 

原作世界の3人が直哉に聞く。

 

 

 

「ごめんねトワがのどかさんに聞いた頃からの後の言葉は嘘だから」

 

 

 

「「「ええーーー嘘なの?---」」」

 

そして原作世界の3人は思い出す。

 

 

「ふむ、まさかそう言うお願いが出てくるとはね」

 

 

「花寺のどかさん。貴女が霊力を持つ事の意味考えたことある?」

 

 

「え、それはどういうことですか?」

 

 

「世界というのは不思議でね。貴女達の世界が表だったら。この融合世界が裏なのよ」

 

 

「ほとんどの場合本来持つべきではない力を得た場合いかに表の住人が得た場合裏の世界の住人になるのよ」

 

 

「花寺のどかさん貴女は直哉から聞いたはずよ。プリキュアがキングビョーゲンを倒すのに必要な人数を」

 

 

!!

 

 

「しかしそうすると邪魔なプリキュアが8人になりますが?」

 

 

「そこは問題ない。むしろプリキュアとてすぐには連携は出来まい」

 

 

「成る程その原因は、こちら側のプリキュアの紫藤直哉という風に仕向けるんですね」

 

「そうだった。直哉君が教えてくれた人数は8人のプリキュアだった。つまり後1人いないとキングビョーゲンには勝てない」

 

 

「貴女は表の世界を捨ててまで霊力が欲しいの?」

 

 

「・・・」

 

「できる事なら捨てたくありませんけど、捨てないと勝てないなら捨てます」

 

 

 

「そう・・・なら直哉彼女達に例の物を渡して」

 

「はい、わかりました」

 

「はい、嘘ですよ。ただこの神はのどかさん達で遊んでたんですよ」

 

 

「ただ3人に普通に宝玉を渡すのが面白くないからと言って」

 

 

「「ええーーー」」」

 

 

 

「「「ごめんねもう一人の私達」」」

 

 

「「「私も嘘って知ってたの?」」」

 

 

「「「トワさんいたずら好きだからね」」」

 

 

「トワそう言うのやめろと言ってるだろ」

 

 

「別にいいじゃない。事務的に渡すより面白いし」

 

 

「「「「僕的には事務的でいいのに」私達もそれがいいよ」」」

 

 

「うん?直哉とのどか達何か言いたいの?」

 

 

「「「「何でもないです」」」」

 

 

「そうそれならいいけど」

 

 

「まあ、トワの遊びではないがお前達3人は少なくとも宝玉を使いこなしてもらわない事には、融合世界のビョーゲンズがそちらに現れた場合大変なのは事実だからな」

 

 

「直哉、今から響と二組のプリキュアを連れて中心世界の熱海に行ってこい」

 

 

 

「熱海ですか?と言う事は帝国華撃団の夏休みが始まるんですね」

 

 

「そういう事だ、花組自体は昨日熱海に出発したがな、ゲートを使えば間に合うだろう」

 

 

「わかりました」

 

 

そして直哉と響と二組のプリキュアはゲートを使い熱海に向かった。

 

 

 

時を少し戻して・・・

 

 

熱海旅行前日、大帝国劇場では・・・

 

黒鬼会の高級料亭襲撃事件から数日後、帝劇に、米田支配人が戻って来た。

 

 

「お帰りなさい支配人」

 

「おう出迎え、ご苦労さん大神」

 

 

そして、米田は劇場に入ると、花組全員で、米田を出迎えた。

 

 

そして米田が、花組全員に夏休みとして、熱海に旅行のプレゼントが発表された。

 

花組隊員は喜んでいた。余り部隊の性質上、帝都を離れる事が、難しい花組にはこれとないプレゼントだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

宝玉と夏休み中編

熱海旅行当日・・・

 

 

花組隊員達は、米田が手配をした貸切蒸気バスに乗り、熱海に向かい出発したのだった。

 

 

熱海に着いた花組は、旅館に荷物を置き、海に全員で行き楽しんでいた。

 

 

 

その頃すこやか市から来た直哉達は・・・

 

 

 

「「「「「「「海だ―――」」」」」」」

 

 

直哉以外の全員のテンションが上がっていた。

 

 

 

「ねえ直哉君海行っていい?」

 

 

「行ってもいいですけdp、恐らく帝国華撃団の皆さんと遭遇する可能性があるのでどちらかののどかさん達は旅館に残ってもらえますか?」

 

 

「そうすれば海で会っても旅館で会ってもそれなりにごまかしがきくので」

 

 

 

「「「「「「「成る程」」」」」」」

 

 

「一応、プリキュアが全員がこちらにいる事を知らせない為の処置なので」

 

 

「そういう事なら私達が残ります」

 

 

 

原作世界のちゆが言う。

 

 

 

「え、いいの?」

 

 

「いいですよ。ちょうど直哉君に宝玉についてもう少し聞きたいことあるので」

 

 

「そうなんだわかったよ」

 

 

 

そして響と融合世界ののどか達は海に向かった。

 

 

 

「それでは僕達も旅館に向かいましょうか」

 

 

 

「「「うん」」

 

「ええ」

 

 

そしてその日は何もなく過ぎて行った。

 

 

次の日早朝大神の部屋では・・・

 

 

帝国華撃団の副隊長のマリアは、隊長の大神の部屋に、やって来た。

 

 

「隊長失礼します」

 

「マリア、どうした?朝早くから」

 

 

「隊長実は、我々が、熱海に来てからですが、何者かに監視をされている可能性があります」

 

「何だって!!、それは本当かい?」

 

「ええ、私は常に、何者かの、視線を感じてますから」

 

 

「とりあえず俺たちだけで対応する事にしよう」

 

「了解です」

 

 

そして大神とマリアの捜索が始まった。

 

 

「あ、お兄ちゃんにマリアおはよう」

 

「「おはようアイリス」」

 

「アイリス皆で、海に、行くから今から楽しみなんだ、お兄ちゃんマリアまた後でね」

 

アイリスはそう言って、大神達と別れた。

 

 

「アイリスは、この旅行楽しんでるな」

 

「ええ、そうですね、皆の為にも、早く犯人を見つけないと、ですね隊長」

 

「ああ、そうだな」

 

 

 

その頃大神達と一緒の旅館に泊まっている直哉達は・・・

 

 

「どうやら黒鬼会の襲撃が起きそうですね。のどかさん」

 

「ごめんねのどかお姉ちゃんとラビリン。こんな早い時間に」

 

 

「別にいいけど、どうして私とラビリンだけなの?」

 

 

 

「派手に動くと黒鬼会が僕達を警戒するからね」

 

 

「成る程ね、それで私達は何をするの?」

 

 

「基本的には大神さんとマリアさんの動きに合わせて動くんですけど、帝国華撃団の持つキネマトロン以外の電波が感知するんです。その通信装置を事前に見つけておきたいので今から行きましょ」

 

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

 

そしてキュアグレースは大神達より先に謎の通信機の元に着いた。

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

宝玉と夏休み後編

「直哉君会ったよ通信機が」

 

 

「やっぱりありましたか、無ければどれだけよかったか」

 

 

「どういう事ラビ?」

 

 

「グレースさんラビリン思い出してください米田中将狙撃事件から今回の旅行先での襲撃までの事件の共通点を」

 

 

「「・・・まさか」ラビ」

 

 

「直哉君は帝国華撃団の中に黒鬼会のスパイがいると確信したの?」

 

 

「ええ、この通信機を見て確信に変わりました」

 

 

「今回の旅行先での襲撃を確実に成功させるには、帝国華撃団の内情を知る者が黒鬼会に連絡をしなければ不可能と思うので」

 

 

「「確かに」ラビ」

 

 

「いったい誰がスパイなのか分かってるの?」

 

 

「ええ、恐らくレ二さんと一緒に大帝国劇場に来た人だと思います」

 

 

「それって影山サキさん?」

 

 

「ええ、グレースさん思い出してください米田中将狙撃事件を」

 

 

そのころ米田司令は・・・

 

 

「まあ何とかなるだろう、それに、俺らも、この時の為の策を用意したしな」

 

米田は会合中に、黒鬼会の出現を、知るが、会合を抜ける事は無かった。

 

その時一発の銃弾が、米田中将を貫いた。

 

 

「・・・うっああっ」

 

そして米田中将は倒れた。倒れた米田を見つけた人が、救急車を呼び米田は、陸軍病院へ搬送されたのだった。

 

 

「あの事件も影山サキが来た後に起きていますし、神崎邸の襲撃も何故大神さん達帝国華撃団のメンバーがいる時に都合よく黒鬼会の土蜘蛛が襲撃出来たのかを考えると不思議じゃないです?」

 

 

「確かにラビ、帝国華撃団の後ろ盾を壊すだけなら花組のいないタイミングで奇襲すればいいラビ」

 

 

「確かに、それをせずに帝国華撃団のいるタイミングでしてるって事は土蜘蛛も大神さん達がいる事を知ってたの?」

 

 

 

「ええ、スパイ役の影山サキが情報を流していたとすれば辻褄があいますし」

 

 

 

「それじゃあこの通信機は」

 

 

「恐らく影山サキが黒鬼会との通信で使っていたものと思います」

 

 

 

「さて、帝国華撃団の中にいる影山サキが黒鬼会の一員といて動く前に僕達は戻りますよ」

 

 

「そうだね私達がここに来てるのは海班のアイリスちゃんやすみれさんから聞いてるかもしれないね」

 

 

 

「そういう事なら急ぐラビ」

 

 

 

そしてグレース達は通信機のある場所から離れた。

 

 

暫くして・・・

 

 

 

大神とマリアの2人も影山サキの通信機を使い大帝国劇場へ通信を送った。

 

 

「支配人、大変です黒鬼会の襲撃があることを掴みました。至急光武をお願いします」

 

「了解した。今から翔鯨丸を発進させる」

 

そして大神は通信を終えたが、通信中に,洞窟に海の水が入り込んでいた。

 

大神とマリアは、泳いで洞窟を抜け出したが、マリアは意識を失ってしまった。

 

 

暫くするとマリアは目覚め、大神とマリアは、急いで花組の元に向かった。

 

その道中マリアは、隊長の意気地なし等と呟いていたらしい。

 

そして、花組と合流した大神は、最後の五行衆水弧と対峙した。

 

「初めまして、帝国華撃団の隊長さん、私が黒鬼会最後の五行衆で、貴方達の米田を狙撃したのは、この私よ」

 

「「「「なっ」」」」

 

水弧の発言に驚く大神達。

 

 

「何で司令を撃った?」

 

 

 

「それは・・・」

 

 

「それは、米田さんが運よく死んだら帝国華撃団を接収する為と、僕への脅迫もかねてですよね」

 

 

 

!!

 

 

「直哉さんどうして熱海に?」

 

 

「紫藤直哉どうしてここにいるの?

 

 

「おやお二人さんは知らなかったんですか?昨日アイリスちゃん達とすみれさんに会ったんですけど?」

 

 

「「何だと!!」」

 

 

大神と水弧が直哉の言葉に驚いていた。

 

 

「後水弧さんに言いますけど、スパイをするならもう少し丁寧にした方がいいですよ。色仕掛けとか、あまり効く人いませんよ」

 

 

「だって自分の周りは水弧さんが一番年上ですから」

 

「「「「それは確かにそうだ」」」」

 

「直哉の近くにいた響やのどか達も同意し、帝国華撃団の女性陣のさくらや織姫は納得していた。

 

 

「何ですってーーー」

 

 そして直哉の言葉により水弧は冷静さを失った。

 

 

「後は帝国華撃団花組の皆さんにお任せしますね」

 

 

「ああ、任せてくれ直哉君」

 

 

そして帝国華撃団と黒鬼会五行衆最後の一人の水弧との戦いが始まった。

 

 

 

 

「「「これが霊力を使った戦い」」」

 

 

「ええ、そうですよ。のどかさん達に渡した宝玉は光武改に使われている物より数段堕ちる僕の霊力ですけどね」

 

 

「実際見てどうですか?」

 

 

「「「凄いの一言しかいえない」」」

 

 

「まさか自分の霊力を使って光武改を動かして霊力を増幅してその力で敵と戦うなんて」

 

「まあこの戦いが出来るのは今の所帝国華撃団だけですね」

 

 

そして直哉達が話をしていると水弧が撤退をし帝国華撃団の勝利となった。

 

 

 

その後直哉達はゲートを使い帝都に戻った。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

熱海から帝都に戻って大帝国劇場で前編

太正14年8月某日・・・

 

 

直哉と響と二組のプリキュアが熱海から帝都に戻って数日後・・・

 

 

直哉達は米田に呼ばれ大帝国劇場に来ていた。

 

 

支配人室

 

 

 

「いやー助かったぞ直哉俺の狙撃後」

 

 

そして米田が思い出す。

 

 

 

 

「まあ何とかなるだろう、それに、俺らも、この時の為の策を用意したしな」

 

米田は会合中に、黒鬼会の出現を、知るが、会合を抜ける事は無かった。

 

その時一発の銃弾が、米田中将を貫いた。

 

 

「・・・うっああっ」

 

そして米田中将は倒れた。倒れた米田を見つけた人が、救急車を呼び米田は、陸軍病院へ搬送されたのだった。

 

 

 

「意識を取り戻した後に聞いたんだが、俺が担ぎ込まれた病院は紫藤家の運営する病院と聞いて驚いたぞ」

 

 

「ああ、それは父さんと母さん時代からやってることなので」

 

「自分はそれを引き継いでしてるんですよ」

 

 

「融合世界の中で、それぞれの世界で事業をしているので」

 

 

「中心世界では病院の運営以外にも帝国華撃団の資金的スポンサーもしてますけど」

 

 

!!

 

「何だと!!個人で俺達を支援していてくれた謎の人物とはお前の事だったのか、直哉」

 

 

「ええ、そうですよ。米田さん」

 

 

その頃響と二組のプリキュアは・・・

 

 

 

「わああ。のどかお姉ちゃんたちが2人いる――」

 

 

「まあ、本当ですわ。そうするとこちらののどかさん達も変身するんですね」

 

 

「変身かいなうち直に見た事無いわちょっと見せてくれん」

 

 

原作世界の3人が、紅蘭の言葉に驚く。

 

 

そして融合世界のちゆが言う。

 

 

「紅蘭さん。私達でよければ変身しますよ」

 

 

「ほんまありがとう」

 

そして・・・

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

「「キュアタッチ」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

「「重なる2つの花」」

 

 

 

「キュアグレース」

 

 

 

「ラビ」

 

 

「スタート」

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ペン」

 

 

 

「「キュアタッチ」」

 

 

「「交わる2つの流れ」」

 

 

「キュアフォンテーヌ」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

「「キュアタッチ」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光」」

 

 

 

「キュアスパークル」

 

 

 

「ニャン」

 

 

 

「「「地球をお手当て」」」

 

 

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア」」」

 

 

 

「「「うわあ、融合世界の私達堂々と変身したよ」」」

 

 

原作世界の3人がそう言う。

 

 

「きゃあ。やっぱり可愛い」

 

「ええ、何度見ても飽きませんわ」

 

「ですね、でも大神さんのプリキュアはお腹いっぱいですけど」

 

 

「ちょっさくら君思い出さないで」

 

 

「へえ、直に見るのは初めてやな落ちついてみるのは、以前は違うこと事で頭が対応しきれずにいたしな」

 

 

 

再び支配人室・・・

 

 

「そう言えば直哉あの2人ののどかはどういうことだ?」

 

「彼女達の事については話せない部分もありますが、それでよければ話せますが」

 

 

 

「ああ、それで構わん」

 

 

 

 

そして直哉は米田に話した。

 

 

「何だと!!まさかそういう状況になりつつあるのか」

 

 

 

「ええ、2人ののどかさん達の一例はそれの始まりかも知れません」

 

「そうか、俺達には何か手伝えることはあるか?」

 

 

「いえ今は米田さん達は、帝国陸軍の動きに気を付けて下さい」

 

 

 

「どういう事だ?直哉」

 

 

米田が直哉に聞く。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

熱海から帝都に戻って大帝国劇場で後編

「どういう事だ直哉?陸軍に気をつけろとは」

 

 

「ええ。これはあくまで僕の妄想かと思ってましたけど、熱海で影山サキが黒鬼会の一員と分かりましたよね?」

 

 

「ああ、そうだな・・・おいおいまさか」

 

 

 

「そうです。米田さん貴方はレ二さんが帝国華撃団の一員となる時に影山サキも陸軍から派遣されたのですよね?」

 

 

 

「ああ、おいおい陸軍が黒鬼会と繋がっているというのか?

 

「流石に帝国陸軍全てが、黒鬼会と繋がっているとは思いたくないですよ。自分でも」

 

 

「ですが、帝国陸軍が推薦した女性の正体が黒鬼会のメンバーだったと言う事実がある以上陸軍と黒鬼会は何かしら繋がっていると考えて、米田さんも動いた方がいいのでは」

 

 

 

「確かにな、俺の狙撃後黒鬼会のターゲットとなったのは神崎重工と帝国海軍の山口一豊、その二つは帝国華撃団のサポートをしてくれている人達だ」

 

 

 

「まるで兵糧攻めで帝国華撃団を殺すような感じだな」

 

 

 

「そうですね、それと帝国華撃団の創設に帝国海軍が比較的協力していたのも原因としてあるのかもしれませんね元々陸軍と海軍は縄張り意識での衝突があったようですね」

 

 

 

「ああ、確かに過去には帝国華撃団を立ち上げる為に俺の古巣である陸軍に持ち掛けたが、その当時今ほど降魔や、霊的災厄が少ないい状況だったからそんな現実的でない部隊に協力できないと言われたよ」

 

 

「その当時のワシもその答えは妥当と思ったよ。海軍で協力してもらえるまではな」

 

 

「そして実際に霊的災厄が起きた事で、黒之巣会そして聖魔城の浮上を解決した帝国華撃団により海軍は陸軍よりも力を得たと陸軍側が考えてもおかしくないと思いますよ」

 

 

「成る程な、陸軍の中に黒鬼会と繋がる奴がいるとすれば帝国華撃団を使えない存在とする事で、海軍の影響力を削ぐ事が目的か?」

 

 

「恐らく、帝国華撃団VS黒鬼会は見方を変えたら、海軍VS陸軍の構図にも見えますし」

 

 

「確かにな、軍同士の覇権を代理でしているような感じだな」

 

 

 

「まだそうと決まったわけでは無く黒鬼会が、軍とは別の指揮系統の組織とも考えられますし」

 

 

「そうだな、まあこれだけ言えるな黒鬼会が俺達の世界の敵であることは」

 

 

「それはそうですね。今の所メガビョーゲンやノイズやイシュメルガのような異世界の存在は動きは無い様なので帝国華撃団への協力は出来そうですね」

 

 

 

「おう、そいつは助かるな」

 

「米田さん。もう一組ののどかさん達に霊力やこの世界の歴史を教えてくれませんか」

 

「どういう事だ直哉?」

 

 

「彼女達は霊力の操作なんて必要ないだろう?」

 

 

「それがそう言うわけにもいかなくなったんですよ」

 

 

そして直哉は理由を話し出す。

 

 

 

「成る程なこちらの世界の敵が彼女達を襲うようになったのか」

 

 

 

「ええ、それで、駄目で元々のつもりで霊力の操作と霊力その物の事を教える事が出来ればと思いまして」

 

 

「そういう事なら花組全員で教えた方がいいな。花組も霊力という物を改めて考えるいい機会だろうし、それに人に教える難しさも知るにはいい頃だろう」

 

 

 

「ありがとうございます米田さん」

 

 

 

そして霊力に関する緊急勉強会が始まった。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

勉強会後

大帝国劇場での勉強会の後直哉と響と2人ののどかさん達は鶯谷の直哉の自宅に戻っていた。

 

 

 

「「ふいーーまさか急に霊力に関する勉強会が始まるなんて――」」

 

 

2人のひなたがそう言う。

 

 

「でも勉強になったはずよ、もう一人の私達にとっては」

 

 

 

「うん、実際コントロール出来るかわからないけど、私達の知らない事を知れて嬉しかったな」

 

 

 

「そういう風に思ってくれるならよかったですよ」

 

 

「まあ、2人のひなたには地獄だったかもだけど」

 

 

響がそう言う。

 

 

 

「「確かに地獄だったよ」」

 

 

 

「「「「「「あはは」」」」」」

 

 

「そう言えば、直哉君飛鳥ちゃんと薫ちゃん達と連絡取れてる?」

 

 

「それは。取れませんね。一時期のグレ響さん達の世界とゼムリア大陸への通信が出来なかった頃の状態ですね」

 

 

 

「そうなの?まずくないそれって?」

 

 

融合世界のひなたが直哉に聞く。

 

 

 

 

「ああ、今回のは恐らく、融合世界の変化による一時的なものと考えていますから」

 

「そうなの?それならいいけど、またワイズマンが別の世界を連れてこようとしてるかと思ったよ」

 

 

 

「ああ、その可能性なら十分ありますよ。どうやらのどかさん達以外にプリキュアという存在は少なくとも14組は存在している世界もあるようなので」

 

 

「「「「「「ええーーー」」」」」」

 

 

直哉の言葉にのどか達が驚く。

 

 

 

「「「「「「14組のプリキュアガ存在する世界」」」」」

 

 

 

「ええ、その世界の14組の内の何組と原作世界ののどかさん達が共闘するかもしれない可能性がありますが」

 

 

「「「ええーーー」」」

 

 

「あくまでこの情報は原作世界ののどかさん達の未来を見た時にその映像が見えたので」

 

 

 

「そうなんだ」

 

 

「少なくとも融合世界のビョーゲンズが活動する前の情報なので」

 

 

「仮に別のプリキュアと共闘するような事態になったとしたら安心してください僕達も巻き込まれるので」

 

 

「「ええーーー」」

 

「嘘でしょう」

 

 

『嘘では無いですよひなたお姉ちゃん。何故なら原作世界ののどかさん達世界は、ゼムリア大陸と同じ立場になったので」

 

 

「「「ええーーー」」」

 

 

「「「どういう事」」」

 

 

「つまりですねのどかさん達はもう裏の住人になる事無く霊力を使えますよと言う事です」

 

 

「「「ええーーー」」」

 

 

 

「実はですね。のどかさん達が勉強会に参加している間に、原作世界が融合世界に接触し、融合世界と友好的な世界としての許可が下りたので」

 

 

「ええ、それができれば良いですけど、状況的に無理と思うので、トワさんお願いです私に一時的に霊力を使えるようにしてください」

 

 

!!

 

「「のどか本気?」のどかっち」

 

「ちゆちゃん、ひなたちゃん。私は本気だよ。いつまでも融合世界私達に頼れないし」

 

 

「ふむ、まさかそう言うお願いが出てくるとはね」

 

 

「花寺のどかさん。貴女が霊力を持つ事の意味考えたことある?」

 

 

「え、それはどういうことですか?」

 

 

「世界というのは不思議でね。貴女達の世界が表だったら。この融合世界が裏なのよ」

 

 

「ほとんどの場合本来持つべきではない力を得た場合いかに表の住人が得た場合裏の世界の住人になるのよ」

 

 

 

「実はトワが言っていた裏の住人になる条件として融合世界と友好ではない世界の人が使えばそうなるんですよ」

 

 

 

「「「ええーーーそうだったの」」」

 

 

 

「実はそうなんですよ」

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

レ二の変化と直哉の責任

「そういう事ですので皆さんよろしくお願いいたします」

 

 

「「「「「「ええーーー」」」」」」

 

 

 

直哉の発表から2週間後・・・

 

 

 

太正14年9月大帝国劇場では・・・

 

 

9月に入り帝都東京も、少しずつ秋の足跡が近づいているとわかるこの頃帝劇で、珍しい事が起きていた。

 

その出来事とは、最近レニが、少しずつだが感情を出すようになったが、その変化に自分自身が追いつけずに、舞台等での失敗が多くなっていた。

「僕一体どうしたんだろう、こんな事初めてだ」

 

「あ、レニーーー」

 

アイリスがレニに声をかけた。

 

「あ、アイリス」

 

「レニどうしたの?元気がないけど」

 

「・・・アイリス」

 

「あ、もしかして、今日の舞台稽古の時の失敗を気にしてるの?」

 

「・・・うん」

 

「レニ余り考えすぎない方がいい時もあるよ」

 

「確かに、そうだねアイリス」

 

 

「そうだよ、今はそんなに考えてたら、本番が悪い結果になるよ」

 

「そうだ一緒に中庭に行こうレニ」

 

 

「ちょっアイリス危ないから」

 

レニとアイリスは、中庭に向かった。

 

 

「ふふ、レニ待ってなさい、貴女を迎えに行くわね、そして大神一郎貴方は必ず五行衆の水弧が殺してあげる」

 

 

 

その頃直哉と守護者達は・・・

 

「「「うわあ、ここ本当に時代が違うんですね」」」

 

 

 

「原作世界ののどかちゃん達今頃気が付いたの?」

 

 

響が原作世界の3人に聞く。

 

 

 

「だって私達の世界からゲートを使い来て大帝国劇場と言う所に直行で言って直哉さんの自宅でしたし」

 

 

「原作世界ののどかが言う。

 

 

 

「そう言えばそうだったね。まあ、今日は帝都観光を楽しんでよ」

 

 

「「「はーい」」」

 

 

「後ヒーリングアニマルの3匹もここでは普通に喋っていいよ」

 

 

「「「ええーーーラビ」ペン」ニャン」

 

 

 

「ここの住人は融合世界のヒーリングアニマルとして見るからね」

 

 

「そう言えばそう言ってましたね」

 

 

 

「ねえ直哉君聞いていい?もう一人ののどかも不思議な力ラビリンちゃん達と一緒なの?」

 

 

のどかの母親が原作世界の3人に聞こえるように直哉に聞く。

 

 

「「「え、」」」

 

 

「ええ、いますよ」

 

 

「「「ええーーー何で教えるの?直哉君」」」

 

 

「融合世界ののどかさんの両親は、僕の母親の影響でヒーリングアニマルの事を知っているんですよ」

 

 

「「「ええーーー」」」

 

 

直哉の言葉を聞き驚く、原作世界の3人だった。

 

 

 

「まさかの衝撃的な展開ラビ」

 

 

「僕達の世界では考えられないペン」

 

「いいなお前らニャン」

 

 

「いいだろ、これも直哉のお母さんのおかげなんだぜ」

 

 

「そう言えば、直哉君ともう一人の私達は何処にいるんです?」

 

 

 

「ああ、融合世界の貴女達の両親に正式に協力することになった事の報告と貴方達を自分の家に住めるようにお願いしに行ってるよ」

 

 

 

「「「「「「ええーーー」」」」」」

 

 

 

「どうして?」

 

 

「実は3人は、直哉君の家で暮らしてるからすこやか市の各家は3人の部屋は使われてないから、原作世界の3人が使えるなら使ってほしんだ」

 

 

 

「これが私達が今出来る貴女達への償いと思って」

 

 

「そんな償いだなんて」

 

 

「そうですよ。響さんや直哉君のせいではないのは分かってますから」

 

 

「でも、そういう訳にはいかないの特に直哉君の立場では」

 

 

「どんな形でも融合世界の敵が迷惑をかけた場合直哉君の責任となるの」

 

 

「「「そんな」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

忍び寄る魔手

「「「そんな」」」

 

 

「結果的には融合世界のビョーゲンズが貴女達の世界に侵入した時に直哉君は罰を受けるなんだけど、今回は貴女達の世界も守る事をトワさん達に約束して、それから貴女達のサポートする為にもう一つのすこやか市に行ったりしてたの」

 

 

 

「まあ、これは直哉君とレイさんとトワさんの決め事だから私達には通常は知らせないけど今回は特例処置として情報を共有する事になったの」

 

 

 

 

「そうだったの・・・まさか私達のせいで直哉君の立場が危なくなってるなんて」

 

 

 

 

「直哉君は意外に楽しんでるけどね貴女達のサポートは」

 

 

 

「「「そうなんですか?」」」

 

 

「うん、そうだよ。さて夕方になるから帰ろうか」

 

 

「「「はい」」」

 

 

 

そして響達は直哉の自宅に戻った。

 

 

その夜

 

 

大帝国劇場では・・・

 

 

 

「可愛いレニ」

 

「だれだ」

 

「私は貴女を迎えに来たのよ」

 

「サキさん」

 

「さあ、レニ私と行きましょう?」

 

「貴女は、ここにいても、何も変えられないわ」

 

「そんなことはない」

 

本当に、そうなのかしらね」

 

「どういう意味だ?」

 

レニがサキに聞く。

 

「だって貴女は、ずっと一人なのだから、今のこの瞬間さえもね」

 

!!

 

「だけど、私は貴女の渇きを満たす事ができる、だから私と行きましょう。レニ」

 

 

そしてついにレニの精神は、影山サキのマインドコントロールの影響下に入ってしまった。

 

そして水弧のマインドコントロールを受けているレ二は欧州星組時代の機体に乗り深夜の品川に向けて出撃した。

 

 

 

「ごめんね皆、私の家族に説明するのに時間がかかって」

 

 

ひなたが直哉達に謝る。

 

 

「いいよ気にしなくて、桜花さんと面識なければ簡単にもう一人の私達の事なんて信じられないもん」

 

 

「その為に夕方に帰る予定がこんな時間になって」

 

 

「いや、そうとも限りませんよひなたさん」

 

 

「え、どういう事?」

 

「ラビリン達もあそこ見てください」

 

 

「「「「「あれは、確かレ二さんの霊子甲冑と確かスパイさんの機体」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

「いったいどうして、こんな時間の品川に?」

 

 

「でもどうして、2人が一緒にいるの?」

 

 

ちゆとひなたがそれぞれ疑問を言う。

 

 

 

「もしかして直哉君レ二さんは、スパイさんに操られてるの?」

 

 

「ええその可能性が高いと思いますが、イシュメルガに操られていた大神さんよりは拘束力は無いように思えます」

 

 

「私達が行って助ける?」

 

 

「いえ、やめておきましょう。これは帝国華撃団と黒鬼会の戦いですし、恐らく帝国華撃団も来ますよ」

 

 

その頃大帝国劇場の地下司令室では・・・

 

 

「一体何が起きたのですか?かえでさん」

 

「大神君、皆も落ち着いて聞いてね、レニが、影山サキによって誘拐されたわ」

 

「何ですって!!何故サキ君がそんなことを?」

 

「それは・・・影山サキの正体が、黒鬼会の水弧だからよ」

 

「何ですって!!」

 

 

「大神君出撃命令を出して」

 

「はい、かえでさん。帝国華撃団出撃せよ!!」

 

 

そして、花組は品川に出撃した。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

レ二救出作戦前編

品川・・・

 

「帝国華撃団参上!!」

 

 

「フフ、来たわね帝国華撃団」

 

「水弧お前は、影山サキなのか?そして米田司令を狙撃した犯人なのか?」

 

「フフ、そうよ大正解よ大神一郎、だけど一つだけ訂正させてもらうわ」

 

「私達黒鬼会にとって、米田は最大の標的ではないわね」

 

「何だと!!」

 

「我々の真の目標は、特殊遊撃部隊部隊だったのだけど、彼らの本拠地を探したのだけど見たのだけど見つからず、仕方なく私は帝国華撃団に潜入したのよ」

 

 

 

 

少し離れた場所にて・・・

 

 

 

「「「「ええーー」」」」

 

 

「スパイさんの本当の潜入先は、私達の所だったの」

 

 

 

「のどかが、水弧の言葉を聞きそう言う。

 

「水弧さんの言葉には、僕も驚きました。まさかうちの方に潜入しようとしてたとは」

 

 

「でも、敵がそう考えるのは自然じゃない?」

 

 

 

「ええ、そうね黒鬼会にとって、全面的に特殊遊撃部隊とは戦いたくないからスパイを送ろうとしていたのかも」

 

 

 

「成る程」

 

 

「ほら、まだ話が続いてるよ」

 

 

 

「どうして特殊遊撃部隊にスパイを送ろうとした?」

 

 

 

「そんなの当り前じゃない。彼らは私達の脅威だからよ」

 

 

「特殊遊撃部隊が脅威だと!!」

 

 

 

「ええ、そうよ特殊遊撃部隊のメンバーに、米田狙撃後の私を見られたのよ」

 

 

!!

 

 

「「「「「「「えーーー」」」」」」」」

 

 

「それなのに私はここにいるのよ。私がこの作戦をするのがわかっていたからのように、何もしなかったのよ不気味でしょ?」

 

 

「「「「「「それは確かに」」」」」」

 

 

大神達も水弧の意見に同意をする。

 

 

 

「え、紫藤直哉さんはある程度、近い将来に起きる事を見ることが出来ますよ」

 

 

「「「「「「ええーーー」」」」」」

 

 

「何ですってーー」

 

 

 

さくらの発言にその場にいる全員が驚く。

 

 

「さてそろそろ始めましょうか」

 

水弧がそう言うと大量の脇侍とマインドコントロールを受けているレニが現れた。

 

「ぐわああ、やめろ、やめるんだレニ」

 

「敵発見排除する」

 

「レニやめてよ、どうしてこんなことするの?」

 

アイリスが叫ぶが、レニは大神への攻撃は止まる事はなかった。

 

はっはっは、いい様ねえ、大神一郎。どうかしら仲間によって殺されるかも知れない恐怖の味は?」

 

 

「ぐわあ、レニやめるんだ」

 

「敵は排除する」

 

 

 

「フーンこの時間に楽しいことしてるわね。帝国華撃団私がもっと面白くしてあげるわ」

 

 

!!

 

「お前はプリキュアの敵の」

 

 

「あら、貴方私達の事を知ってるの?」

 

 

 

「まあいいわ進化しなさい。ナノビョーゲン」

 

 

「ナノ」

 

 

 

シンドイ―ネ出したナノビョーゲンはレ二の乗る機体に感染し、レ二の機体がメガb光武に進化した。

 

 

 

「「「直哉君」」」

 

 

「わかりました皆さん行きましょう」

 

 

「「「うん」」」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

 

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」

 

 

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

そして4人のプリキュアは帝国華撃団と水弧の戦いに介入した。

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

レ二救出作戦後編

!!

 

 

「誰よ私の邪魔するな」

 

「別にいいでしょう。手伝ってるだし」

 

 

「うわあああレ二までうわあああああ」

 

 

「少尉さんどうしたんですか?落ち着いてください」

 

 

「うわあああ」

 

 

「いけないカンナさん大神さんを一時退却させてください」

 

 

「おう、わかったぜさくら」

 

「チェリーさん。少尉さんに何が起きたんです?」

 

 

「恐らく大神さんのトラウマであるメガ光武がレ二の機体によって生まれた事によってトラウマがフラッシュバックをしたんだと思います」

 

 

「さくらさんどうしますの?魔装機兵と水弧そしてメガ光武がいますけど」

 

 

「アイリス響さんに連絡して」

 

「わかった」

 

 

紅蘭とマリアさんは私とすみれさんの援護をお願い」

 

「「了解」」

 

 

「すみれさん行きますよ可能な限り魔装機兵と水弧を攻撃します」

 

 

「わかってますわ」

 

 

そしてシンドイ―ネとメガ光武を無視して帝国華撃団と水弧との戦いを始めた。

 

 

「ちょっと私達は無視なの?」

 

 

「いえ、無視なんてしませんよ。シンドイ―ネ」

 

 

 

「その声は・・・」

 

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

 

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」

 

 

「シンドイ―ネ、貴女の相手は私達だよ」

 

「そしてレニさんを解放させてもらうわ」

 

 

「プリキュア今日こそ直哉君を貰うわよ」

 

 

「シンドイ―ネなんかに直哉君をあげるわけないでしょ」

 

 

シンドイ―ネとスパークルが言い争う。

 

 

 

「・・・僕って物なんですか?」

 

 

「「アハハ」」

 

 

 

「直哉ドンマイラビ」

 

 

 

そしてプリキュアとビョーゲンズとの戦いが始まった。

 

 

その頃帝国華撃団のアイリスとカンナと大神は・・・

 

 

「え、まだ、響ちゃんに連絡してないよなのにどうして?」

 

「大方あの、ワンコの力でわかったんじゃね?」

 

 

 

 

「ああ、ラテちゃんなら納得できるね」

 

 

「だろ」

 

 

その頃直哉の自宅にいるラテは・・・

 

 

「クチュン」

 

 

「「「ラテ」」」

 

 

「まさかビョーゲンズ?」

 

 

原作世界の3人が融合世界のラテを診察する。

 

 

「光武と形の違うロボットが泣いてるラテ」

 

 

「光武と形の違うロボット?」

 

「「どういう事?」

 

 

「待ってのどかにひなた確か、熱海での戦いで光武改と形が違う2機があったわ」

 

 

「「それだーー」」

 

 

 

「何?どうしたのこんな夜中に」

 

 

 

「「「響さん大変ですメガ光武が現れたんです」」」

 

「そうなんだ」

 

 

「もう一人の私達が帰って来てないので私達が行かなくていいですか?」

 

 

原作世界ののどかが、響に聞く。

 

 

「うーんそうだね。少し待って」

 

 

その時響の持つ通信機に直哉から連絡が来た。

 

 

 

「響さん。すみません今中心世界の帝都に着いて品川で融合世界のシンドイ―ネと黒鬼会が活動していますので少し遅れそうです。帰るのが」

 

 

「そうなんだ。直哉君援軍いる?」

 

 

「ええ、こんな時間なんで本来はいらないと言いたいんですけど、ゲートを使い至急来てくれませんか?全員で」

 

 

「わかったよ」

 

 

そして直哉との通信は切れた。

 

 

 

その頃直哉達は・・・

 

 

「直哉っち連絡終わった?」

 

 

「ええ、終わりましたよ」

 

 

「なら、急いでレ二さんの機体に憑いてるナノビョーゲンを浄化しよう」

 

 

「「ええ」」

 

「はい」

 

 

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

「「届け!」」

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

そしてヒーリングオアシスはメガ光武になっていたレ二の機体が元に戻った。

 

 

「帝国華撃団の皆さんレ二さんはこちらで救出しましたが、まだ黒鬼会の影響下にあるかもしれないです」

 

 

 

「ちょっとあんたたち私を無視するの?」

 

「あ、シンドイ―ネまだいたんだ」

 

 

 

「きー覚えておきなさい」

 

 

 

そしてシンドイ―ネが撤退した後、それがやって来た。

 

 

 

そのやって来たのはノイズ30体通常のメガビョーゲン50体の計80体の集団だった。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

8対80の戦いと水弧の最後前編

時を少し戻して・・・

 

 

「フフ、なかなかやるわね。帝国華撃団仲間と体長が離脱してるのに」

 

 

「伊達に私達も特殊遊撃部隊といろんな経験をしてますからね」

 

 

「そうですわ。特殊遊撃部隊の方達が相手する脅威の方が黒鬼会の何倍も脅威ですわ」

 

 

「それは私もそう思うわ。だけど私も負けられないのよ」

 

 

!!

 

 

そして水弧の乗る機体は10体以上分身を作った。

 

 

 

「さて、帝国華撃団本物を見つけられるかしら」

 

 

「くっ」

 

 

「分身なんて全てに当てれば終わりですわ」

 

 

「神崎風塵流・胡蝶の舞」

 

 

すみれの必殺技で水弧の機体の分身を全てにダメージを与えそして分身体は、すべて消えた。

 

 

 

 

「フフ、残念ながら私はここよ」

 

 

「面倒な能力ですわね」

 

その直後・・・

 

 

ええ、終わりましたよ」

 

 

「なら、急いでレ二さんの機体に憑いてるナノビョーゲンを浄化しよう」

 

 

「「ええ」」

 

「はい」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

 

「「届け!」」

 

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

そしてヒーリングオアシスはメガ光武になっていたレ二の機体が元に戻った。

 

 

「帝国華撃団の皆さんレ二さんはこちらで救出しましたが、まだ黒鬼会の影響下にあるかもしれないです」

 

 

 

「ちょっとあんたたち私を無視するの?」

 

「あ、シンドイ―ネまだいたんだ」

 

 

 

「きー覚えておきなさい」

 

 

 

そしてシンドイ―ネが撤退した後、それがやって来た。

 

 

 

そのやって来たのはノイズ30体通常のメガビョーゲン50体の計80体の集団だった。

 

 

 

 

「「「「「「「えーーー」」」」」」」」

 

 

「「「「「数多すぎーーー」」」」」

 

 

ノイズとメガビョーゲンの数を見て直哉と帝国華撃団と水弧だった。

 

 

「帝国華撃団の人達は早めに決着をつけて逃げてください」

 

 

直哉が、さくらの光武改に通信を入れる。

 

 

 

「え、直哉君達はどうするの?」

 

 

「僕達は・・・」

 

 

「「「「ええーーノイズとメガビョーゲンがいっぱいだ―――」」」」」

 

 

その時ゲートを使い品川にやって来た響と原作世界ののどかとちゆとひなただった。

 

 

 

 

「響さん貴方は今現れたノイズ30体を一人で相手して下さい」

 

 

「ええーーー一人で」

 

「そうです。今からグレ響さんを呼んでも間に合わないので」

 

「何とかしてみるよ」

 

 

「お願いします」

 

 

そして響はノイズ撃退の為に向かった。

 

 

「直哉君私達は?」

 

 

「とりあえずプリキュアに変身してください」

 

「「「了解」」」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

 

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」

 

そして原作世界ののどか達はプリキュアに変身した。

 

 

 

「皆さん聞いてくださいこの50体のメガビョーゲンの内1体にはエレメントさん反応が微弱ですがありました」

 

 

「「「「「「ええーーー」」」」」」

 

 

「「「「メガビョーゲン。メガビョーゲン」」」」

 

 

そして数体のメガビョーゲンが動き出した。

 

 

「とりあえず皆メガビョーゲンを確実に浄化しよう」

 

融合世界のキュアグレースが言う。

 

 

 

「「「「「了解」」」」」

 

「「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン!キュン!キュン!」

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

 

「「プリキュア!ヒーリングストリーム!」」

 

 

「「エレメントチャージ!」」

 

 

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

 

 

「「プリキュア!ヒーリングフラッシュ!」」

 

 

「「グレース」」

 

 

「「エレメントチャージ!」」

 

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

 

 

「「プリキュア!ヒーリングフラワー!」」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

8対80の戦いと水弧の最後後編

「「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン!キュン!キュン!」

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

 

「「プリキュア!ヒーリングストリーム!」」

 

 

「「エレメントチャージ!」」

 

 

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

 

 

「「プリキュア!ヒーリングフラッシュ!」」

 

 

「「グレース」」

 

 

「「エレメントチャージ!」」

 

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

 

 

「「プリキュア!ヒーリングフラワー!」」

 

 

6人のプリキュアがそれぞれの技を使い、迫ってくるメガビョーゲンに攻撃をするが、すべての技が当たる直前に、メガビョーゲンは消えて攻撃をよけた、

 

 

そして消えた筈のメガビョーゲンが姿を現した。

 

 

「「「「「「ええーーー」」」」」」

 

 

!!

 

 

「これはもしかして50体のメガビョーゲンがいると見せかけて、実体のあるメガビョーゲンは一体なのでは?」

 

「「「「「「ええーーー」」」」」」

 

「つまり、本体は1体で後49体は幻とか幻影て事?」

 

 

融合世界のキュアグレースが直哉に聞く。

 

 

「ええ、そういう事だと思います。そして本体にはエレメントさんがいる筈です」

 

 

「でもどうしたらいいの?幻影に当てずに本体に当てるには」

 

 

 

「確かに・・・」

 

直哉は思い出していた。

 

 

「それは私もそう思うわ。だけど私も負けられないのよ」

 

 

!!

 

 

そして水弧の乗る機体は10体以上分身を作った。

 

 

 

「さて、帝国華撃団本物を見つけられるかしら」

 

 

「くっ」

 

 

「分身なんて全てに当てれば終わりですわ」

 

 

「神崎風塵流・胡蝶の舞」

 

 

すみれの必殺技で水弧の機体の分身を全てにダメージを与えそして分身体は、すべて消えた。

 

 

「もしかしたら、この方法なら行けるかも」

 

 

「グレースさん」

 

「何?」

 

 

 

「僕を、ステッキの外に出してください。僕の霊力攻撃なら大多数の敵に一度にダメージを与えられるので、本体を見つけやすくなりますから」

 

 

「でも直哉君レ二さんを救出するとき無理してたよね」

 

 

「それはそうですけど、今回のメガビョーゲンにはその方法しか有効的な手がないんですよ」

 

 

「そういう事ならば俺達に任せてくれ直哉君」

 

 

「「ええーーー大神さんに花組の皆さんどうして黒鬼会との戦いは?」」

 

「水弧との戦いなら君達がレ二をメガ光武から解放されて全員が揃えば勝てるさ」

 

 

「そうですわ。今度は私達が直哉さん達を助けますわ」

 

 

「要はあの幻影達を同時に消せばいいんだろ」

 

 

「借りは返すよ」

 

 

「直哉君どうする?」

 

「どうするラビ」

 

グレースとラビリンが直哉に聞く。

 

 

「わかりました。帝国華撃団の皆さん力を貸してください」

 

 

「ああ、了解した。直哉君」

 

「よし全員で必殺攻撃だ」

 

「了解」

 

 

「神崎風塵流・不死鳥の舞」

 

 

「球電ロボ」

 

「シェルクーンチク」

 

「鷺牌五段」

 

「イル・フラウト・マジーコ」

 

「ディ・ワリキューレ」

 

「狼虎滅却・三刃成虎」

 

 

「破邪剣征・桜花天舞」

 

 

「プリキュアの皆さん帝国華撃団の皆さんがの技が幻影を消すタイミングと同時に自分の技を出してください」

 

 

「「「「「「了解」」」」」」

 

 

 

 

 「「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン!キュン!キュン!」

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

 

「「プリキュア!ヒーリングストリーム!」」

 

 

「「エレメントチャージ!」」

 

 

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

 

 

「「プリキュア!ヒーリングフラッシュ!」」

 

 

「「グレース」」

 

 

「「エレメントチャージ!」」

 

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

 

 

「「プリキュア!ヒーリングフラワー!」」

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

 

そして、帝国華撃団の攻撃と同時に出した浄化技は幻影を作り出していた本体に直撃した。

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

 

そしてメガビョーゲンが浄化された事により捕まっていたエレメントさんが解放された。

 

 

それと同時に響が30体目のノイズを倒したのだった。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

三人の疑問に対する話し合い

品川での戦いから3日後のお昼・・・

 

 

鶯谷にある直哉の自宅に米田一基と藤枝かえでがやって来た。

 

 

「急に押しかけてすまんな。直哉レ二を助けてくれてありがとう」

 

 

「いえこちらもあの後帝国華撃団に助けられたんですからお互い様にしましょう」

 

 

「それで今日お二人が内密にここに来たのはマリアさんについてですね」

 

 

「ああかえでくん頼む」

 

 

「はい司令。直哉さんレ二がメガ光武に取り込まれた時大神君は取り乱したんですか?」

 

 

「ええ、その時の記録もあるので、見ますか?」

 

 

「ああ、頼む」

 

 

そして直哉は映像を再生した。

 

 

「うわあああレ二までうわあああああ」

 

 

「少尉さんどうしたんですか?落ち着いてください」

 

 

「うわあああ」

 

 

「いけないカンナさん大神さんを一時退却させてください」

 

 

「おう、わかったぜさくら」

 

「チェリーさん。少尉さんに何が起きたんです?」

 

 

「恐らく大神さんのトラウマであるメガ光武がレ二の機体によって生まれた事によってトラウマがフラッシュバックをしたんだと思います」

 

 

映像停止・・・

 

 

「フラッシュバックか・・・原因は前回の大戦の時にマリアがメガ光武に取り込まれた事か」

 

 

「恐らくそうでしょう」

 

 

 

 

「ですが、マリアさんには大神さんのような兆候が一切なかったんです」

 

 

 

「何だと!!」

 

 

「私も当時の記録を見たけどあれだけの経験をしながら、一切動揺をしなかったの、マリアは?」

 

 

「その事に疑問に思った僕は、今考えられる3つの可能性を考えました」

 

 

「「3つの可能性」」

 

 

「ええ、まず一つ目がイシュメルガによる記憶封じによるもしくは今のマリアさんはイシュメルガにコントロールされている可能性」

 

 

「そして二つ目が何らかの理由でイシュメルガに操られていたマリアさんが自力でイシュメルガから自我を取り戻し逃げて来た可能性」

 

 

「そして最後の可能性が、雨宮さくらさん達の世界のマリアさんの可能性」

 

 

 

「ふむ、確かにその3つの可能性はどれもありそうだな」

 

 

「ええ、そうですね。夜叉と言う真宮寺さくらのコピー降魔を作れるなら幻都にいるマリア・タチバナをこちらに送り込むくらいは出来そうですし」

 

 

「しかし直哉君貴方は幻都の事を知ってるの?」

 

 

かえでが直哉に聞く。

 

 

「ああ、それは・・・未来の総司令官に直接聞いたんですよ」

 

 

 

「はっ?」

 

「「「「どうして解散したんです」」」」

 

 

 

「それは太正16年に私達の代の最後の戦いを終えた3年後に突然降魔皇と言う者達が帝都に現れてその時に私は霊力を失ってしまい、私は降魔皇との戦いには参加しないことでこちらの世界に残る事となったんですわ」

 

 

 

 

 

「それじゃ帝国華撃団と巴里華撃団ともうひとつの華撃団は?」

 

 

 

 

 

「直哉さん3華撃団は降魔皇を封印するために幻都にいます」

 

 

 

 

 

「「「「幻都に」」」」

 

 

 

 

 

「幻都と言うのは何ですか?」

 

 

 

 

 

「幻都と言うのは降魔皇を封印しているもうひとつの帝都と思ってください」

 

 

 

 

 

「「「「成る程」」」」

 

 

 

 

 

「つまりすみれさん以外の3華撃団は幻都にいるわけですね」

 

 

 

「ええ、生きていればですけど」

 

 

 

「「「そんな生きていればって」」」

 

 

 

 

「あの時代で僕は向こうの世界のその後を知り驚きましたよ、まさか米田さんが作り上げた帝国華撃団が、解散していたとは」

 

 

 

 

「そんなことがあったなんて」

 

 

「要は向こうの大神達は生きていて、封印しているが幻都にいる以上敵に利用される可能性があるんだな」

 

 

 

「ええ、ですから僕達は特殊遊撃部隊として・・・」

 

 

 

「正直あのマリアさんが何者であれ、これで形式的には帝国華撃団のメンバーがそろうのだからそれを利用した方がいいと思いますよ」

 

 

「成る程」

 

 

 

「僕の意見としてはもしかすると、雨宮さくらさんの世界のマリアさんのコピー人間かもですね」

 

 

!!

 

 

「現に真宮寺さくらをモチーフにした降魔が実践で、使われてますし」

 

 

「それじゃあ直哉君は、あのマリアさんは敵と思ってるの?」

 

 

「響が直哉に聞く。

 

 

「いえ、そういう可能性があるという風に頭に入れておくだけでもいいですよ」

 

 

「もちろん本物のマリアさんと言う可能性もありますが、そうするとイシュメルガがマリアさんを手放したかが、不思議ですけどね」

 

 

 

「確かに直哉の言う通り結果的にとはいえ、帝国華撃団隊員が、揃ったんだからそれはそれで利用しましょう」

 

 

「という答えになりました」

 

 

「成る程な」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帝国華撃団すこやか市へ旅行1

「成る程な」

 

 

「かえで君俺達もマリアの件は、特殊遊撃部隊と合わせよう」

 

 

「そうですね。司令」

 

 

「そう言えば、直哉守護者達はどうした?」

 

 

「彼女達は数日間の予定ですこやか市で休暇してますね。と言っても今日の午前中に行ったんですけどね」

 

 

「そうか、直哉すまんが帝国華撃団を少しすこやか市で預かってくれないか?」

 

 

「霊子甲冑をオーバーホールしたいんですね。レ二の機体の」

 

 

 

「ああそうだ」

 

 

「わかりました本来は2泊3日の予定でしたけど滞在期間を延ばしますよ」

 

 

「ありがとう」

 

「少し僕の方でも調整するので、米田さん達は花組の皆さんに夕方家に来るよう通達してください」

 

 

「わかった」

 

 

そして米田とかえでは、大帝国劇場に戻った。

 

 

 

「さてと、のどかさんのお母さんに連絡をして沢泉に部屋の予約をして貰わないと」

 

 

そして直哉はのどかのお母さんに連絡をした。

 

 

 

「あら、直哉君どうしたの?のどか達と一緒に戻ってくるんじゃなかったの?」

 

 

 

「それが、帝都で人と会う予定が出来まして、先にのどかさん達を戻したんです」

 

 

「そうだったの、それが終わったから私に連絡を?」

 

 

「ええ、それもありますが、お母さんにお願いがありまして」

 

 

「お願い?」

 

 

 

「ええ、今から沢泉に帝国歌劇団一行様の名前で予約してもらえますか?」

 

「勿論お金は僕が、彼女達を連れて来たら払うので」

 

 

「わかったわ。何人で予約したらいいの?」

 

「9人でお願いします」

 

 

「9人ね」

 

 

そして直哉はのどかのお母さんとの通信を切った。

 

 

 

「お母さん今の電話直哉君から?」

 

 

「ええ、大神さん達が9人で帝都からすこやか市に数日間滞在するから沢泉に予約してって言われたわ」

 

 

「ええーーー大神さん達がすこやか市にーー」

 

 

 

「そうみたいよ旅館に泊まるから旅行として来るんでしょうね」

 

 

 

「そう言えばのどか達は、7人で明日水族館に行くのよね」

 

「うん、でも大神さん達が来るんじゃ直哉君は行けないかな?」

 

 

 

「それはないと思うわよ。ただ12歳ではないかもだけど、直哉君の事だから大丈夫よ」

 

 

「そうかな?」

 

 

「のどか、貴女直哉君のお手伝いやめたいの?」

 

 

「それは無いけど、お母さん私直哉君の家族として何か出来ないかな?」

 

 

 

「それは難しいわね。直哉君が本当の意味で心や悩みを言える両親はいないから」

 

 

「そうだよね。でも私は直哉君を助けたい」

 

 

 

「なら、のどかが響さんの陽だまりが未来さんのように直哉君の陽だまりになるのはどう?」

 

「ええーーー私が――」

 

 

 

「そうよ。まあのどかはのどからしくいなさい」

 

 

「私らしく・・・そう言えばもう一人の響さんと未来さんは?」

 

 

「ああ、2人ならすこやか市の探検に行ってるわよ。ついでにエステルさんとクローゼさんは隣町にある大型ショッピングモールに行ってるわよ」

 

 

「そうなんだ。クローゼさんこちらの機械に興味持ってるからなあ」

 

 

「そうね」

 

 

 

その頃帝都では・・・

 

 

夕方直哉の自宅にて・・・

 

 

 

「さて皆さん準備はいいですか?」

 

 

「「「「「「「「はい」」」」」」」」

 

「それではこちらのゲートを通ってすこやか市の方に行きたいと思います」

 

 

「ただこちらでは秋ですが、すこやか市はまだ春なので驚かないでくださいね」

 

 

「「「「「「「「はい」」」」」」」」

 

 

「それでは秋の旅行に行きましょう」

 

 

そして、帝国華撃団と直哉はゲートを通ってすこやか市に移動をした。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帝国華撃団すこやか市へ旅行2

帝国華撃団と直哉はゲートを通って旅館沢泉に到着した。

 

 

「うわあ、熱海の温泉旅館みたいに歓迎帝国歌劇団て書いてる」

 

 

アイリスが、それを見つけると、花組の皆のテンションが上がった。

 

 

そして旅館に入ると・・・

 

 

「ようこそ沢泉へ」

 

 

「「「「「「「「よろしくお願いします」」」」」」」」

 

 

そしてちゆが帝国歌劇団の皆を客室に案内を始めると、直哉がちゆの母親に話し出した。

 

 

「すみません。女将さん急に予約入れてしまって、こちらでは、何日か前に予約が普通なのに」

 

 

「気にしなくていいわよ直哉君。こちらはお客に来てもらう為の商売ですもの」

 

 

「おかみさん。宿泊代は、彼等が帰ってから払いますね」

 

 

 

「あら、宿泊代なら花寺さんが払ったわよ」

 

 

「ええ――」

 

 

「子供に払わせるわけにはと言ってね」

 

 

「そうなんですね」

 

 

「しかし、ちゆから聞いたけど、年齢が変えられるなんて」

 

「不気味ですか?」

 

「うん、何も知らなかったらね。でも私は羨ましいわね青春時代を何度でも出来て」

 

 

「ああ成る程、そう言う考え方もありますね」

 

 

「でしょう」

 

 

「さて、一度花寺家に戻ります。彼等はこちらの時代の変化についていけなくて何かと迷惑をかけるかも知れませんけど」

 

 

「大丈夫よ。彼等の事はちゆに聞いてるから」

 

 

そして直哉は旅館沢泉を出ると、12歳モードになり花寺家に戻った。

 

 

 

花寺家・・・

 

 

「ただいま」

 

 

 

「「「お帰り直哉君」」ラビ」

 

 

 

「あれ、12歳モードなの?」

 

 

2人ののどかとラビリンが直哉を出迎える。

 

 

「ええ、沢泉に行くまでは16歳で、旅館では18歳で行かないと警察に補導されたら面倒だったんで」

 

 

「「成る程ね」」

 

 

「そしてご近所には、僕はのどかさんの弟という認識ですから12歳モードじゃないといけないでしょう」

 

 

「直哉君も大変なんだね」

 

原作世界ののどかが、直哉に言う。

 

 

 

「そんなに大変じゃないですよ。むしろ原作世界の3人の内のちゆさんとひなたさんのすれ違いがまさか融合世界の方で起きるとは」

 

 

「もう一人の私達もあったの?」

 

「うんあったよ。だけどね今回みたいに直哉君が動いてくれなかったんだよ」

 

 

「ええーー」

 

 

「それはお姉ちゃん達の場合、僕が動かなくてもお姉ちゃんのお母さんがしたからで、原作世界の3人の場合は、ただのどかさんのお母さんがする筈だった事をしただけですよ」

 

 

「あのーーそろそろ家にあがっていい?」

 

「「ああ、ごめんいいよ」」

 

 

そしてその日の夜のどかの部屋で・・・

 

 

 

「ねえ、直哉君明日本当に、私達と水族館に行けるの?」

 

「いけますよお姉ちゃん。というか、僕が一緒に行かなくてもいいんですか?」

 

「ううん、絶対付いて来て」

 

 

「でも帝国華撃団の人達といなくていいの?」

 

 

原作世界ののどかが直哉に聞く。

 

 

「ああ、それならいいんですよ。ちょうどいいので2人に教えますね」

 

 

そして、直哉は話し出す。

 

 

「そう言えば、直哉守護者達はどうした?」

 

 

「彼女達は数日間の予定ですこやか市で休暇してますね。と言っても今日の午前中に行ったんですけどね」

 

 

「そうか、直哉すまんが帝国華撃団を少しすこやか市で預かってくれないか?」

 

 

「霊子甲冑をオーバーホールしたいんですね。レ二の機体の」

 

 

 

「ああそうだ」

 

 

「わかりました本来は2泊3日の予定でしたけど滞在期間を延ばしますよ」

 

 

「ありがとう」

 

「少し僕の方でも調整するので、米田さん達は花組の皆さんに夕方家に来るよう通達してください」

 

 

「わかった」

 

「そういう事なので僕達のすこやか市での滞在も少し長くなります」

 

 

「「成る程そう言う理由で帝国華撃団の人達が来たんだ」」

 

 

 

「ええ、ですからすこやか市にいる間は基本帝国華撃団のメンバーとは会う予定は無いですよ」

 

「もし、沢泉のおかみさん達が対応できない事態になれば、融合世界のちゆさんから連絡が来る手筈になっているので」

 

 

「「流石直哉君」」

 

「「用意がいいラビ」」

 

 

「ただ、水族館に帝国華撃団のメンバーの中で付いてくるかもしれないですけどね」

 

 

そして翌日・・・

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帝国華撃団すこやか市へ旅行3 水族館に行こう

帝国華撃団がすこやか市に来て2日目の朝・・・

 

 

「大神さんおはようございます」

 

 

「さくら君おはよう」

 

 

「皆は起きてるかな」

 

 

「ええ、大広間に私達の朝食が準備されているそうですよ」

 

 

「そうなのかい?それでは行こう。さくら君」

 

 

「はい」

 

 

そしてさくらと大神が大広間に行くと、そこには和食と洋食の朝食が各自の席に準備されていた。

 

 

「「これは」」

 

「あ、大神さんにさくらさん。お二人も席に着いてください」

 

「あ、ちゆさん。この朝食全員が同じものではないのはどうしてですか?」

 

 

「それはですね、私達の時代では皆さんの故郷の食べ物を使い和食と洋食に変化させているんですよ。まあこれは直哉君が事前に用意をした食材で作っているので」

 

 

 

「「「「「「「「ええ――」」」」」」」」

 

 

 

「直哉君がどうして?」

 

「詳しい理由は私も知りませんけど、ただ美味しく食べてもらう為と思いますよ」

 

 

 

 

「後、アイリスちゃんと大神さんは、分かると思いますけど、いい意味でも悪い意味でもこちらの時代と太正での常識が違いますから」

 

 

「ああ、そうだね、こちらの時代ではテレビとかネットと言う奴で世界と繋がってるんだろ。それも民間レベルで」

 

 

「ええ、まあそうですね」

 

 

「俺達の時代じゃまだラジオくらいだしな」

 

 

「そうなんですね」

 

 

「しかし正確には違うけど、俺達が死んだ後もこうやって人間の生活スタイルがこうも変わるとは」

 

 

「ですよね大神さん。もし天海がここに来たらショック死するかもですね。

 

 

「ああ、そうだな。さくら君」

 

 

「ねえちゆお姉ちゃん今日ぺギタンと遊びたいんだけどいい?」

 

「ああ、ごめんなさい今日はお出かけするんだけど、アイリスちゃんも一緒に行く?」

 

 

「うん行く」

 

 

「ずるいですアイリスだけなんて」

 

「あはは、すみません今日は、子供だけのお出かけですから」

 

 

「ああ、アイリスは確かに子供ですね」

 

「むーー、ちゆお姉ちゃんほかに誰が行くの?」

 

 

「後はのどかとひなたと、直哉君よ、だから・・・」

 

 

「「「「「「「直哉さんが――」」」」」」

 

 

 

「直哉さんが行くなら私も行きたいです」

 

 

「・・・僕も行きたいちゃんとお礼言ってないから」

 

 

「でも、変ですね。紫藤直哉さんは少尉さんより若くても大人でしたよ?」

 

 

「何故そうなのに、子供のお出かけに行くんですか?」

 

 

「そんなの当り前だよ、ねえさくら」

 

「ええ、アイリス直哉君のあれを私に言えって事?」

 

 

「ソウダヨイヒヒ」

 

 

 

「はあ、いいのかしら、ぺギタン通信機で直哉君に聞いて」

 

 

「わかったペン」

 

 

花寺家・・・

 

 

「うん、何だろもしもし」

 

 

「大変ペン直哉」

 

 

「そしてぺギタンが直哉に言う。

 

 

「成る程アイリスちゃんとさくらさんには僕の年齢を変える事を伝えてたからね」

 

 

「話してもいいペン?」

 

「うーん本当ならもう少し後でならよかったけどね、後そういう事になると言う事は、帝国華撃団のメンバー全員が水族館に来るね」

 

 

「ぺギタンちゆさんに伝えて、遅れてもいいから確実に皆を連れて来てと」

 

 

「わかったペン」

 

 

 

そして直哉はぺギタンとの通信を切った。

 

 

「はあ、水族館の入場券9枚追加か・・・今回の件の支出予定より高くなるな」

 

 

「直哉君そろそろ行くよ」

 

 

「はーい」

 

 

そして直哉達は水族館に向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帝国華撃団すこやか市へ旅行4 水族館に向かう前の出来事

「お待たせしましたお姉ちゃん達」

 

「どうしたの直哉君?」

 

 

「ええ、先ほどペギタンから連絡があって」

 

 

「「「「ペギタンから」」ラビ」」

 

 

「ええ、そうですその連絡で、僕の財布がピンチ確定になりました」

 

 

 

「「「「ええーー」」ラビ」」

 

 

 

「「どういう事直哉君」」

 

 

 

2人ののどかが直哉に聞く。

 

 

 

「ええ、どうやら帝国華撃団のメンバー全員が水族館に来るそうです」

 

 

 

「「「「ええーー」」ラビ」」

 

 

「それで、9人分の入場券が必要になりました」

 

 

 

「その上、帝国華撃団の皆さんは、こちらの時代で使えるお金が無いので」

 

 

 

「大変直哉君。一旦家に戻ろう。お母さんとお父さんに言って、お金を払ってもらおうよ」

 

 

!!

 

「それはいけません。のどかお姉ちゃんただでさえ、帝国華撃団の宿泊代を出して貰っているのにこれ以上出して貰う訳には・・・」

 

 

「確かそうかも知れないけど、お父さんもお母さんもきっと協力してくれるよ」

 

 

「・・・わかりました」

 

 

そして直哉達は一度花寺家に戻った。

 

 

 

花寺家・・・

 

 

 

「お母さん大変なの」

 

 

「あらのどか達と、直哉君。水族館に行ったはずじゃないの」

 

 

「うんその筈だったんだけど、緊急事態が起きて」

 

 

「緊急事態?」

 

 

そして直哉がのどかの母親に説明を始めた。

 

 

「成る程、そう言う事ならお金出すわよ直哉君」

 

「でも、花寺家のお金を、母さんの友人だからと言って使う訳には・・・」

 

 

「大丈夫よこのお金は直哉君の会社のお給料だし」

 

 

「ええーーーお母さんどういう事?」

 

融合世界ののどかが母親に聞く。

 

 

「のどか以前仕事が決まったて言ったわよね」

 

 

「うん、聞いたよ。運送ドライバーだよね」

 

 

「そうよ、直哉君は知ってるわよねすこやか運送」

 

 

 

「ええ、そこは父親が援助していた会社ですよ。父親が死んでから援助計画が切れて、疎遠なりましたよ。そこの社長さんと」

 

 

 

「それで採用面接で、私が桜花さんの友人と社長さんが知ってちょっとした騒ぎになってね」

 

 

「あはは、すみません」

 

 

「そういう事もあって採用してもらえたの」

 

 

「でもそれだと、僕の会社になりませんよ」

 

 

 

「それがね私の入社が切欠で一度切れていた関係が元に戻ったらしいわ」

 

 

 

「「「ええーー」」」

 

 

「「そんな事があるなんて信じられない」」

 

「つまり僕の父親がすこやか運送にしていた援助が復活したからこのお金は僕が使っていいと言う事ですか?」

 

「そうよ」

 

 

「無理やり過ぎません?その理屈」

 

 

 

「そうね、でも直哉君は私達に遠慮しすぎよ。実年齢が18でもまだ学生なのよ少しくらい、大人に甘えなさい」

 

 

「そうですね、それではこのお金は借りておきますね」

 

 

「素直でよろしい」

 

 

 

そして直哉達は再び水族館へ向けて出発した。

 

 

 

水族館入り口ゲート付近では・・・

 

 

「それではのどかさん達僕は先に帝国華撃団の皆さんの入場券を買ってきますね」

 

「「うんわかったよ」」

 

 

 

そして直哉は帝国華撃団8人分の入場券を買いに行き、その直後2人のひなたと2人のちゆによって案内サレテキタ帝国華撃団が来た。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帝国華撃団すこやか市へ旅行5前編

直哉が帝国華撃団全員分の水族館の入場券を買っている頃・・・

 

 

「「うええ、ちゆっちこれはどういう事ー―」」

 

 

2人のひなたが2人のちゆに聞く。

 

ねえちゆお姉ちゃん今日ぺギタンと遊びたいんだけどいい?」

 

「ああ、ごめんなさい今日はお出かけするんだけど、アイリスちゃんも一緒に行く?」

 

 

「うん行く」

 

 

「ずるいですアイリスだけなんて」

 

「あはは、すみません今日は、子供だけのお出かけですから」

 

 

「ああ、アイリスは確かに子供ですね」

 

「むーー、ちゆお姉ちゃんほかに誰が行くの?」

 

 

「後はのどかとひなたと、直哉君よ、だから・・・」

 

 

「「「「「「「直哉さんが――」」」」」」

 

 

 

「直哉さんが行くなら私も行きたいです」

 

 

「・・・僕も行きたいちゃんとお礼言ってないから」

 

 

「でも、変ですね。紫藤直哉さんは少尉さんより若くても大人でしたよ?」

 

 

「何故そうなのに、子供のお出かけに行くんですか?」

 

 

「そんなの当り前だよ、ねえさくら」

 

「ええ、アイリス直哉君のあれを私に言えって事?」

 

 

「ソウダヨイヒヒ」

 

 

「「そういう事でみんなついて来たの」」

 

「それってさくらさんが喋ったて事」

 

 

「ごめんなさい」

 

 

「で、直哉さんの子供姿はどれですか?」

 

織姫はあたりを見回した。

 

 

 

「まあ私も不用意に、予定を言わなければよかった筈なので、さくらさんのせいだけでは無いですよ」

 

「ありがとうちゆさん。シクシク」

 

「「さくらさんそんな事で泣かなくても」」

 

 

2人のちゆはさくらを落ち着かせていた。

 

 

「ある意味カオスだね」

 

 

「うん、私もそう思う。

 

 

 

そして入場券を買っていた直哉と2人ののどかが戻って来た。

 

 

「皆さんお待たせしました・・・て何してるんですか、他のお客の邪魔になってますよ」

 

 

「はい、大神さんこれがここの入場券です。帝国華撃団全員分あるので、渡しておきますね」

 

「ああ、ありがとう直哉君」

 

「それでは行きましょうかのどかさん。ちゆさん。ひなたさん」

 

 

「「「「「「うん」」」」」」

 

 

 

「あ、待ってくれ一緒に・・・」

 

 

「一緒には行きませんよ。大神さん」

 

 

「何でだい?」

 

「何故って、僕達帝国華撃団花組では無いので」

 

 

「まあ、米田さんからのお願いで、こちらの時代で困らないようにしますけどね」

 

 

「それに僕はこの世界では12歳モードなのさくらさんとアイリスちゃんから聞いてそれで水族館に来てるでしょうけど、あレ二さんは救出作戦の時のお礼を兼ねて来たのですよね」

 

 

「「「「「「「「う、全部知られてる」」」」」」」」

 

 

 

「「凄ーい直哉っち当たってるよ」」

 

 

 

2人のひなたが感心する。

 

 

「ぺギタンが教えてくれたんですよ」

 

 

「ええーーぺギタンの裏切り者ーー」

 

 

直哉の言葉を聞き、アイリスがぺギタンに言う。

 

 

「僕は裏切ってないペン誰も直哉に言うなとは言われてないペン」

 

 

「確かに誰も言ってなかったな」

 

 

ぺギタンの言い分にカンナが同意する。

 

 

 

そして結局直哉達と帝国華撃団は、別行動で水族館にはいるのだった。

 

 

 

「ほう、まさかこちらの世界に帝国華撃団が来てるとはな」

 

 

「少し、帝国華撃団と遊んでみよう」

 

 

そう言うワイズマンだった。

 

 

 

「あら、ワイズマンじゃない久しぶりね」

 

 

「シンドイ―ネか」

 

 

「ワイズマンあんた何してんの?」

 

「ああ、ちょうどいいシンドイ―ネ、あの水族館に紫藤直哉がいるぞ」

 

「え、直哉君が」

 

「そうだ、私は帝国華撃団と遊ぶからシンドイ―ネは、プリキュアと紫藤直哉の相手を頼む」

 

 

「わかったわ」

 

 

そしてワイズマンとシンドイ―ネは行動を開始した。

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帝国華撃団すこやか市へ旅行5中編

水族館内にてイルカショーの開園前・・・

 

 

「「ねえ直哉君本当に帝国華撃団の人達と別々でいいの?」」

 

 

2人ののどかが、直哉に聞く。

 

 

「ええ、今は別行動の方がいいです。2人ののどかさんには先に伝えておきますね。先ほどワイズマンの気配を感じたので」

 

 

「「ええーー」」ラビ」」

 

「「ラビリン声」」

 

「「ごめんラビ」」

 

 

「それにこの水族館に来た目的は原作世界のちゆさんと、ひなたさんの互いのすれ違いを解消する為ですし」

 

 

「「ああ、忘れてたーー」」

 

「何なんですか?二人共目的を忘れるなんて」

 

「「だって色々ありすぎて」」

 

 

 

「まあ、いいですけど、そんな訳でワイズマンのターゲットがどちらかなのか、わからないので今は僕達の目的を達成するようにしましょう」

 

 

「「うん」」

 

 

 

そして、イルカショーははじまった。

 

 

 

「イルカショー終了後・・・

 

 

「あ―楽しかった私イルカ見たかったんだよね」

 

「あ、そうなのなら、言ってくれればよかったのに」

 

「あ、そうなんだけどさ」

 

 

「ひなたも気を遣うのね」

 

 

 

クラゲ展示室・・・

 

 

「あ、ここはちゆっちが笑いのツボにはまったところだ」

 

 

「もう言わないでよひなた」

 

 

融合世界ののどかとちゆとひなたと直哉は、展示室の暗いのを利用して、原作世界の3人と少し離れた場所にいた。

 

 

「さてそろそろかな」

 

 

「「「「「あ――ぺギタンがいない」」」」」

 

 

「どうやら無事に起きたようですね」

 

 

「そうだね」

 

「そうね」

 

「漸くここまで来た」

 

 

「それではひなたさんとちゆさんとのどかさんは、それぞれの自分の追ってください。じぶんは帝国華撃団の人達がいるのでシンドイ―ネ以外の敵がいるかもしれないのでそれに備えておきますね」

 

 

 

「「了解」」

 

 

 

そう言ってちゆとひなたは自分達の後を追いかけた。

 

 

 

「・・・のどかお姉ちゃん本当にいいの?多分ワイズマンのターゲットは帝国華撃団だよ」

 

「うん。ワイズマンの怖さはわかってる」

 

「だからこそ私が行かないと帝国華撃団の人達が死んじゃうかもしれないでしょう」

 

 

「うん、まあ帝国華撃団の人達がターゲットなら、恐らく霊力攻撃に対する対策はしてるだろうね」

 

「だったらなおの事急いで合流しないと」

 

 

その時騒動が起きた。

 

 

「水槽から怪物が出た――」

 

 

!!

 

「どうやらシンドイ―ネが先に動いたようですね。のどかさんどうしますか?」

 

 

 

「直哉君ラビリン先にメガビョーゲンの所に行くよ」

 

 

その頃帝国華撃団は

 

 

「「「うわあああ怪物だ――別の怪物が水族館の外にいるーーー」」」

 

 

「何だと!!せっかく皆さんを避難させるために来たのに別の怪物の正体がまさか降魔だと!!

 

 

「大神さんどうしますか?」

 

 

とりあえず降魔の迎撃をしつつお客さんの避難経路を確保するんだ」

 

 

「「「「「「「了解」」」」」」」

 

 

 

時を少し戻して

 

 

 

「「「「いたーーメガビョーゲンとぺギタン」

 

「こら―ぺギタンを人質にするなんて卑怯だよ」

 

 

「失礼ね保護したのよ」

 

「キュー――」

 

 

そして遅れて来た原作世界ののどかの頭に放り投げられた、ぺギタンが当たり結果的にペギタンはちゆに助けられた。

 

 

 

 

「皆お手当てするわよ」

 

 

「「はい」」

 

 

 

「私って怖いのね融合世界のちゆが呟く。

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

「「キュアタッチ」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

「「重なる2つの花」」

 

 

 

「キュアグレース」

 

 

 

「ラビ」

 

 

「スタート」

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ペン」

 

 

 

「「キュアタッチ」」

 

 

「「交わる2つの流れ」」

 

 

「キュアフォンテーヌ」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

「「キュアタッチ」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光」」

 

 

 

「キュアスパークル」

 

 

 

「ニャン」

 

 

 

「「「地球をお手当て」」」

 

 

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア」」」

 

 

そして原作世界のプリキュアとメガビョーゲン戦いが始まった。

 

 

 

「「「凄い直哉君借りたアイテムの効果で私達の攻撃でも変異型メガビョーゲンにも効果が効いてる」

 

 

 

「メガガビョーゲン」

 

 

 

「ちゆっちこのまま行けるんじゃない?」

 

 

「そうだといいけど」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帝国華撃団すこやか市へ旅行5後編

「皆お手当てするわよ」

 

 

「「はい」」

 

 

 

「私って怖いのね融合世界のちゆが呟く。

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

「「キュアタッチ」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

「「重なる2つの花」」

 

 

 

「キュアグレース」

 

 

 

「ラビ」

 

 

「スタート」

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ペン」

 

 

 

「「キュアタッチ」」

 

 

「「交わる2つの流れ」」

 

 

「キュアフォンテーヌ」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

「「キュアタッチ」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光」」

 

 

 

「キュアスパークル」

 

 

 

「ニャン」

 

 

 

「「「地球をお手当て」」」

 

 

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア」」」」

 

 

そして原作世界のプリキュアとメガビョーゲン戦いが始まった。

 

 

 

「「「凄い直哉君借りたアイテムの効果で私達の攻撃でも変異型メガビョーゲンにも効果が効いてる」

 

 

 

「メガガビョーゲン」

 

 

 

「ちゆっちこのまま行けるんじゃない?」

 

 

「そうだといいけど」

 

その時直哉とのどかがちゆとひなたと合流した。

 

「「2人とも状況はどう?」どうですか」

 

 

「御覧の通りもう一人の私達は、うまく宝玉の力を使えてるわ」

 

 

「それなら、シンドイ―ネとメガビョーゲンは彼女達に任せて僕達は入り口ゲートに向かいますよ」

 

 

「「どうしたの?」」

 

合流前・・・

 

「うわあああ。助けてくれーーー」

 

 

「どうしたんですか?出口は向こうですよ」

 

 

「あんたたちも可哀想にもう俺達はこの水族館で死ぬんだ」

 

「出口に水族館の中にいる怪物とは別の怪物が現れたんだ」

 

!!

 

 

「「まさか・・・」

 

 

「その怪物はまさしく悪魔のようなかんじですか?」

 

 

「ああ、そして空も飛んで気持ち悪かったよ。そして俺達を避難誘導をしてくれた彼等がその怪物と戦ってるんだ」

 

 

「わかりました、貴方はどこかに隠れていてください」

 

 

「ああ、そうさせてもらうよ」

 

 

そして直哉とのどかは話をした。青年と別れた。

 

 

「直哉君どうする?」

 

 

「とりあえずちゆさん達と合流しましょう。その前にエステルさんとクローゼさんに連絡しましょう」

 

 

「そうだね、ワイズマンが動いているならね」

 

 

そして直哉は、エステルとクローゼに連絡した。

 

 

「ここに来るまでそういう事があり、原作世界の3人に対する助けがいると思うならここにいてください」

 

 

「そうね、もう少し見守った方が言いと思うわ」

 

 

「わかりましたなら、僕とのどかさんとラビリンで先行していきます」

 

「2人ともいいですか?」

 

 

「「うん」ラビ」

 

 

「それではちゆさん。ひなたさんそちらの戦いが終わり次第こちらに合流してください」

 

 

「「了解」」

 

 

そして直哉達は帝国華撃団がいる水族館の外に向かっていく。

 

 

 

その頃帝国華撃団は・・・

 

 

「何だ?体が急に動かないぞ」

 

「大神さん私達も動けません」

 

 

「少尉これはいったい?」

 

 

「すみれ君俺にもわからない」

 

「ふふ、帝国華撃団どれほど強いのか楽しみにしていたが、この程度か」

 

 

 

「何だと!!」

 

 

「いや、金髪の少女と銀髪の子は危険回避能力は私の予測より高いようだな」

 

 

「貴様は一体何者だ?」

 

 

「私と君達帝国華撃団は初対面ではないのだがな」

 

 

!!

 

「私の名はワイズマン。かつて君達がゼムリア大陸に来た時に紫藤飛鳥達から聞いていないか?」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

水族館の外での戦い 拘束された花組を救出せよ前編

「ふふ、帝国華撃団どれほど強いのか楽しみにしていたが、この程度か」

 

 

 

「何だと!!」

 

 

「いや、金髪の少女と銀髪の子は危険回避能力は私の予測より高いようだな」

 

 

「貴様は一体何者だ?」

 

 

「私と君達帝国華撃団は初対面ではないのだがな」

 

 

!!

 

「私の名はワイズマン。かつて君達がゼムリア大陸に来た時に紫藤飛鳥達から聞いていないか?」

 

ワイズマンの言葉を聞いた大神とマリアとれにと織姫以外の隊員はその時を思い出す。

 

 

おい、これからあたい達はどうするんだ?」

 

カンナが考えている飛鳥に聞く。

 

「・・・あ、そうですね私達もあの空中都市に行きますよ」

 

「「「「「何だってーーー」」」」」

 

「あの空中都市に大神一郎さんとマリア・タチバナさんとイシュメルガがいますからね」

 

 

「せやけど、空中に浮いているやでどうやって行くんや?」

 

紅蘭が飛鳥に聞く。

 

「それはもちろん・・・空を飛んでですよ」

 

 

「「「「「何だってーーー」」」」」

 

そして花組は飛鳥の飛行魔法と認識阻害魔法を使いリヘルアークに侵入したのだった。

 

 

「嘘でしょこんな所に大神さんとマリアさんがいるなんて」

 

「・・・信じられないぜこんな建物の中に幽霊が存在するとはな」

 

帝国華撃団はリヘルアークに突入した地点が上位三属性が働く地点らしくゼムリア大陸に現れた悪霊や悪魔と戦いを始めた。

 

 

その時一人の女の子が帝国華撃団の戦いに割り込んだ。

 

「何やこの子は?」

 

紅蘭の言葉が聞こえたのか、割り込んだ人物が喋りだした。

 

 

「私の名前はシャーリィーオルランドだよ。よろしくね帝国華撃団のみんな」

 

 

!!

 

シャーリィーオルランドが自分達の事を知っていることに驚いていた花組の全員」

 

そして戦いはシャーリィの参戦で比較的に早く終わっていた。

 

 

「どういう意味だ?ワイズマン」

 

「フフ、そう言えば大神一郎とマリア・タチバナは、イシュメルガに操られていたな」

 

 

 

「なっお前もイシュメルガを知っているのか?」

 

 

「ああ、イシュメルガはエレポニア帝国に潜む呪いだからな」

 

 

「話は終わりにしよう。帝国華撃団」

 

 

そしてワイズマンは再び降魔を拘束している隊員の数と同じ降魔を出現させた。

 

 

 

「何だこの降魔は」

 

 

 

「フフ、この降魔達は私が今研究している降魔人間を作り出すための試験体さ」

 

 

「降魔人間だと、馬鹿なそんなの出来るわけがないだろ」

 

 

「出来ないと決め付けるのは早いぞ。なあそうだろう。真宮寺さくらよ」

 

 

!!

 

 

 

時を少し戻して・・・

 

 

直哉とのどかは帝国華撃団が拘束された頃から見ていた。

 

「これは少しまずいかもしれませんね、レ二とアイリス以外が謎の拘束具によって塚間あっていますね」

 

 

「あ、直哉君あの降魔達7人世界でワイズマンが降ま甲冑を作り出した時の降魔に似てない?」

 

 

「そう言われたらそうですね」

 

 

 

直哉はその時を思い出す。

 

 

 

「この降魔は特殊でな、いけ降魔よ米田健二達の機体双武二式と融合しろ」

 

 

!!

 

「何だとワイズマン俺を即裏切るのか?」

 

 

「何を言ってる。米田健二お前は私の実験に付き合うのだろう?」

 

 

「何だと」

 

「私の実験はこの特殊降魔と霊子甲冑の融合生物を作る事なのだよ」

 

 

「うおおおお」

 

 

そして米田健二と、真宮寺桜花が乗る双武二式は、特殊降魔に取り込まれた。

 

 

そして降魔甲冑が誕生した。

 

その時エステルからの通信が来た。

 

「直哉聞こえる。私とクローゼ水族館について帝国華撃団が拘束されてるのがみえるわ」

 

「あ、わかりました。エステルさんとクローゼさんは頃合いを見て拘束された人達を助けてください」

 

 

「わかったわ」

 

 

「それでは僕達も行きましょう」

 

「うん」

 

 

「ラビ」

 

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

そして変身終了後に直哉とグレースとラビリンは知ることなる。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

水族館の外での戦い 拘束された花組を救出せよ後編

「それでは僕達も行きましょう」

 

「うん」

 

 

「ラビ」

 

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

「「キュアタッチ」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

「「重なる2つの花」」

 

 

 

「キュアグレース」

 

 

 

「ラビ」

 

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

「グレースさん突入するのは待ってください。ワイズマンがあの降魔について言ってるんで」

 

 

「わかったよ」

 

 

「話は終わりにしよう。帝国華撃団」

 

 

そしてワイズマンは再び降魔を拘束している隊員の数と同じ降魔を出現させた。

 

 

 

「何だこの降魔は」

 

 

 

「フフ、この降魔達は私が今研究している降魔人間を作り出すための試験体さ」

 

 

「降魔人間だと、馬鹿なそんなの出来るわけがないだろ」

 

 

「出来ないと決め付けるのは早いぞ。なあそうだろう。真宮寺さくらよ」

 

 

!!

 

「何せ、未来でで作られた降魔人間と、真宮寺さくらお前は戦っているからな」

 

 

「夜叉の事ね」

 

「何だと!!馬鹿な、夜叉は降魔人間では無い筈だ」

 

 

「ほう、南米演習に行っていた。君がそれを知っているとは、米田一基から聞いたのかね?」

 

「そうか、ならば出てこい夜叉」

 

 

ワイズマンがそう言うとワイズマンの体内から夜叉が出てきた。

 

 

!!

 

 

「「「「「「「「「「なっ」」」」」」」」」

 

 

「およびですかわが主ワイズマン」

 

「夜叉よお前に命令する。拘束を逃れているあの2人を帝国華撃団の前で殺せ」

 

「了解しました」

 

 

 

「グレースさんラビリン。レ二さんとアイリスちゃんを助けます」

 

 

「「了解」ラビ」

 

 

その頃水族館の中での戦いは・・・

 

 

 

 

「きーー本当にこざかしいわね」

 

 

そう言って、シンドイ―ネは撤退した。

 

 

「泡のエレメントさん大丈夫ですか?」

 

 

 

「ええ、私はもう大丈夫ですよ。ありがとうもう一つの世界から来たプリキュアさんとヒーリングアニマルさん」

 

 

「「「「「「ええーー」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

「何で、エレメントさんがそのことを知ってるの?」

 

「それはですね・・・」

 

 

 

「恐らく直哉っちから聞いたんだよね」

 

 

「そうです。直哉さんから聞きましたよ。恐らくこちらの世界にいるエレメントは全員貴女達の事を知ってますよ」

 

 

 

「「「ええーーー」」」

 

 

「それよりこちらの世界のプリキュアさん。急いで直哉さん達の元に行ってください」

 

 

!!

 

 

そして泡のエレメントさんから事情を聞いた5人は急いでグレースと合流する為に向かった。

 

 

 

 

「ぷにシールド」

 

 

「2人は殺させないよ。夜叉」

 

 

「ほう、やはりこちらに来ていたか、紫藤直哉と守護者のキュアグレースよ」

 

 

「「ワイズマン」」

 

 

「行け、降魔共拘束している帝国華撃団と同化しろ」

 

 

そしてワイズマンの命令を受けた特殊降魔達が動き出す。

 

 

 

「フフ、これで帝国華撃団は我が主の手駒よ」

 

 

夜叉がグレースに言う。

 

「そう上手く行くかしら」

 

 

「食らいなさい鳳凰烈波」

 

 

!!

 

エステルの鳳凰烈波により複数の特殊降魔は消滅した。

 

 

 

「ほう、エステル・ブライトとクローゼ姫もこちらに来ていたか」

 

 

「漸く会えたわね。ワイズマン」

 

 

「フフ、私的には別に会えなくてもよかったんだが、エステル・ブライトお前がこちらにいるのならば、少し計画を修正するか」

 

 

「何ですって」

 

 

「夜叉今回はもういい、撤収をするぞ」

 

「わかりました。我が主」

 

 

そしてワイズマンと、夜叉と、特殊降魔は撤退をした。その直後5人のプリキュア達も合流し、拘束されていた大神達を救出したのだった。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

大神からの呼び出し

水族館から帰って来た日の夜・・・

 

 

直哉は正式な守護者のエステルとのどかの2人はすこやか市から呼び、響を帝都から呼び4人で帝国華撃団が宿泊している旅館沢泉に来るようにと大神に呼ばれていた。

 

 

 

「「「「失礼します」」」」

 

 

 

「大神さん、お話があると言われて来たんですけど何でしょうか?」

 

 

 

「直哉さん。お願いします俺が・・・俺とマリアがイシュメルガに操られていた時、俺はゼムリア大陸で、何をしていたのかを教えてください」

 

「何故、今その話を聞きたいんですか?」

 

 

 

「ええ、実は・・・」

 

 

 

 

「貴様は一体何者だ?」

 

 

「私と君達帝国華撃団は初対面ではないのだがな」

 

 

!!

 

「私の名はワイズマン。かつて君達がゼムリア大陸に来た時に紫藤飛鳥達から聞いていないか?」

 

ワイズマンの言葉を聞いた大神とマリアとれにと織姫以外の隊員はその時を思い出す。

 

「と言われてさくら君やアイリスすみれくんは知っているみたいなんですけど俺は覚えて人です。ですから教えてください」

 

「成る程、そちらに関する呼び出しだったんですね」

 

 

「へっ俺の呼び出しを何だと思ったんですか?」

 

 

「ああ、もう異世界の敵と戦いたくないと言われるだろうと思ってましたから」

 

 

「あはは、直哉さんがそう思っても仕方ないですね。実際そう思いましたし」

 

!!

 

大神の発言に驚く花組だった。

 

 

 

「ですけど融合世界の中の世界同士なので、仕方がないかなと考えました」

 

 

「成る程」

 

「響さんエステルさんどうしますか?その当時ゼムリア大陸に後から行ったのでその辺の出来事は詳しく知らないので」

 

 

 

「そうですね、私も飛鳥ちゃん達から聞いたくらいしか言えませんけどいいですか?」

 

 

「ああ、それでも構わない」

 

 

「まさかもうここで出会うとはな大神一郎」

 

 

 

「ナオヤ・ブライトとリィン・シュバイツァーだな。お前達を殺すイシュメルガ様の為に」

 

 

「はあ、何いってんだよ大神一郎正気に戻れよ」

 

 

浪虎滅却・疾風迅雷」

 

「うあああ。あぶねえリィンこいつ大神は既に堕ちているのか?」

 

「ああ、俺のせいでな」

 

 

「マジかよ。たまらねえぞ」

 

「何をごちゃごちゃ言っている」

 

 

「それはな大神一郎お前の男がイシュメルガごときに取り込まれる原因となった話だよ」

 

!!

 

ナオヤ・ブライトの言葉に大神は一瞬止まった。

 

「今だ!!3人とも」

 

 

ナオヤの言葉に合わせてリィンとミリアム、ユウナが大神に攻撃をしつつ大神を気絶させたのだった。

 

 

「そして大神さんはイシュメルガに操られていたのから解放されたと聞いています」

 

 

「そうだったのか」

 

 

「大神さん話は以上です」

 

 

 

「ありがとう、響さん話を聞かせてくれて」

 

 

「いえ、あの時に帝国華撃団の皆さんと私達の誰かと居ればもう少し具体的に説明出来たんですが」

 

 

 

「そう言えばリイン君やユウナさんはどうしてますか?」

 

 

「ああ、あの人達は・・・」

 

 

「恐らく自分達の世界に戻ったと覆いますよ大神さん」

 

 

 

「僕達もあの事件以降リインさんやミリアムさんそして、ユウナさん達とは会ってないですけど、交流のあるゼムリア大陸に行けば会えますけどね」

 

 

「ええーーそうなのかい?」

 

 

「うん、まあそうね、ただ向こうにいる彼等は私や、私のお兄ちゃん共まだ会った事無いけどね」

 

 

「まあいずれ会うからいいけどね」

 

 

「大神さんはまたリインさん達に会いたいですか?」

 

 

 

「ああ、会いたいあの時の彼等では無くてもね」

 

 

「そうですか、エステルさん今後帝国華撃団の皆さんをゼムリア大陸に再度連れて行く事は出来ますか?」

 

 

 

「今は無理ね、ゼムリア大陸にも新たな問題が起きる可能性があるの」

 

「まあ、帝国華撃団の皆さんも黒鬼会との戦いが終わらないと帝都を離れられないでしょう」

 

 

「確かにそうですね。直哉君」

 

「とりあえずこの話は中心世界の帝国華撃団の皆さんと黒鬼会との戦いが終わったら続けませんか?」

 

 

 

そしてその後直哉達は旅館沢泉を出て、花寺家に戻った。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

エステルとクローゼ大帝国劇場へ

大神達との話し合いの次の日・・・

 

 

直哉はエステルとクローゼを連れて大帝国劇場に向かっていた。

 

 

「ねえ、直哉どうして中心世界の方に戻ったの?まだ帝国華撃団の臨時休暇があるのに」

 

 

「直哉さんのこの行動本当に帝国華撃団を再びゼムリア大陸に連れて行く為の下準備ですか?」

 

クローゼが直哉に聞く。

 

 

 

「ええ、そう取られてもいいですよ、クローゼさん」

 

 

「ですけど、今回は米田さんの要望ですね」

 

 

「「米田さんの?」ですか?」

 

 

 

「ええ米田さんにとっては、帝国華撃団の隊員や隊長達は自分の娘や息子のようなのでね」

 

 

「成る程要は、子離れ出来ない親の状態なのね」

 

 

 

「エステルさん。それ本人の前では駄目ですよ」

 

 

「わかってるわよ。クローゼ」

 

 

 

そして3人は大帝国劇場に着いた。

 

 

 

「「「お邪魔します」」」

 

 

「あ、直哉さんいらっしゃいませ」

 

「椿さんと、新人の子かな?」

 

 

「はい、野々村つぼみです。よろしくお願いします大富豪のスポンサーさん」

 

 

「は、僕が大富豪のスポンサーなの?」

 

 

「はい、私の3人の先輩が教えてくれたので」

 

「へえーなんて言ってたの?」

 

 

「時と場合によってはスポンサーさんのいう事を聞きなさいと」

 

「変ですよね、私達の直接の上司は支配人なのに」

 

 

「うんそうだよ、君はただしいよただ、3人の先輩が変なだけだから」

 

 

「ええーー私は変じゃないですよー直哉さん」

 

「うん、変ですね僕は一言も椿さんとは言ってませんけど」

 

 

「うーー直哉さんのいじわる」

 

 

「所で支配人はいるかな?花組の定期報告しに来たんだけど」

 

 

 

「あ、そうなんですね支配人は、かえでさんと地下にいますよ」

 

 

 

「地下だね、ありがとう」

 

 

 

そして直哉とエステルとクローゼは椿達と別れ地下司令室に向かった。

 

 

 

その頃地下司令室では・・・

 

 

 

 

「かえで君。やはり以前直哉が行っていた可能性がましたか」

 

米田はその時を思い出していた。

 

 

「次に現帝国華撃団関連ですけど帝国陸軍が僕達の特殊遊撃部隊に接触してきました」

 

「何だと!!陸軍側がお前達に」

 

 

 

「ええ、共に帝都を守ろうと」

 

 

「成る程な、だが直哉達は融合世界を守る部隊なのだろう?」

 

「ええ、米田さんや神山さんには悪いですが、融合世界の一部に帝都があるので守護する対象になっているに過ぎないんです」

 

 

「そうだろうな。はっきり言ってノイズやメガビョーゲン等と戦って行けるとは到底思えんな。俺達の技術では」

 

 

「まあそうですね。技術提供はしたとしても、正確に使えるかは疑問ですけど」

 

 

 

「陸軍の接触した事によりお前の身の回りの仲間は帝都にいないのか?」

 

 

「ええ彼女達を利用して、脅迫じみたことをさせない為にそれぞれの世界で待機してもらってます」

 

 

「はい、後直哉さんの言っていた黒鬼会と陸軍の繋がりの可能性ですが、月組の調査でも黒鬼会は、陸軍の傭兵的な部隊のような存在ではないかと言う現時点での推測ですけど」

 

 

「やはりか、俺の狙撃から始まり熱海までの襲撃を考えると、黒鬼会のスパイがあの影山サキと断定してもいいだろう」

 

 

「ええ、そうですね」

 

 

「ただ、腑に落ちんのは何故黒鬼会が、何故仲間である影山サキを捨てたのかがわからんが」

 

「その質問に対しての僕の推測でよければ言いましょうか?」

 

 

 

「おお、直哉頼む」

 

 

「恐らく影山サキこと五行衆水弧は、黒鬼会を作り上げた者の意向により殺された可能性が出てきました。僕は以前黒鬼会陸軍の傭兵と言いましたが、傭兵でなく私兵の可能性が出てきました」

 

 

 

!!

 

 

直哉の発言にショックを受ける米田とかえでだった。

 

 

 

「ねえ、直哉早く報告して戻りましょう」

 

 

「ああ、そうですねそろそろ皆起きる頃ですね」

 

 

「報告だと」

 

 

ええ、そうです」

 

 

 

「そうですね、私も飛鳥ちゃん達から聞いたくらいしか言えませんけどいいですか?」

 

 

「ああ、それでも構わない」

 

 

「まさかもうここで出会うとはな大神一郎」

 

 

 

「ナオヤ・ブライトとリィン・シュバイツァーだな。お前達を殺すイシュメルガ様の為に」

 

 

「はあ、何いってんだよ大神一郎正気に戻れよ」

 

 

浪虎滅却・疾風迅雷」

 

「うあああ。あぶねえリィンこいつ大神は既に堕ちているのか?」

 

「ああ、俺のせいでな」

 

 

「マジかよ。たまらねえぞ」

 

「おいおい、大神がイシュメルガに操られていた時の事を聞いて来たのか」

 

 

 

「ええ、そしてこうも言ってました」

 

 

 

「うん、まあそうね、ただ向こうにいる彼等は私や、私のお兄ちゃん共まだ会った事無いけどね」

 

 

「まあいずれ会うからいいけどね」

 

 

「大神さんはまたリインさん達に会いたいですか?」

 

 

 

「ああ、会いたいあの時の彼等では無くてもね」

 

 

「そうですか、エステルさん今後帝国華撃団の皆さんをゼムリア大陸に再度連れて行く事は出来ますか?」

 

 

 

「今は無理ね、ゼムリア大陸にも新たな問題が起きる可能性があるの」

 

「まあ、帝国華撃団の皆さんも黒鬼会との戦いが終わらないと帝都を離れられないでしょう」

 

「何と、大神がそう言ってたのか?」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帝国華撃団総司令官に報告

「ええ、大神さん自身考えとしては、そう考えているようですね」

 

「ふむ、成程な大神が今回の戦いが終わったら、もう一度ゼムリア大陸に行きたいとはな」

 

 

「ええ、大神さんの発言に僕達も驚きましたよ」

 

 

「とりあえず大神さんがそう言ってたのが緊急要件の1つできました」

 

 

 

「そうか、ならば黒鬼会との戦いが終われば大神の希望を叶えてくれないか」

 

 

「それは出来ません。恐らく来年の年明けに、米田さんに帝国海軍から大神さん関連の連絡が来るので」

 

 

!!

 

「何だと!!」

 

「直哉どういうことだよそれ?」

 

 

「米田さんやかえでさんは、知ってると思いますけど、昨年から起きている帝都の霊的災厄が続いてますよね」

 

 

「まあメガビョーゲンやノイズもそう言う分類にされてますが」

 

「メガビョーゲンやノイズの件を抜きにしても、世界各国は帝都で起きている事態が自国で起きるかも知れないと言う事で、華撃団構想による2つ目の華撃団に呼ばれるので」

 

 

「まじか大神が海外に引き抜かれるのかよ」

 

 

「ええ、そうですね。今の状況でも僕が見える範囲でもそこは変わってませんから」

 

 

「そうなのか?」

 

「ただ、これは、過程の話として話しますけど、ノイズや異世界の侵略者が帝都以外の都市に現れたりすると僕が見た未来と異なるのでどうなるかはわかりませんね」

 

 

「僕個人では僕が見た未来が起きればいいですけど、融合世界に何が起きると確定できませんから」

 

 

「そうだな、神山達の件もと津瀬だったな。まさか未来から来て突然特殊遊撃部隊を抜けたいと言ったんだろ」

 

「そうですけど、ワイズマンが、もう一つのすこやか市を融合世界に持ってきた事例を隠すために編集したのを米田さんに頼んでしてもらった事による結果ですし」

 

 

「でもな、俺としては彼に見せてその結果が特殊遊撃部隊の、戦力ダウンになった事にショックがあるんだが」

 

 

「まあ、神山さん達には飛鳥ちゃん達を付けてますし大丈夫ですよ」

 

 

「そうなのか」

 

 

「ええ、もし新生帝国華撃団に何かあれば連絡が来ますから」

 

 

 

「後、米田さん新型霊子甲冑の件ですけど予算が取れましたよ」

 

 

「おお、本当か」

 

 

「ええですが、僕が直接渡すと面倒になるので何回かに分けて分割して大帝国劇場に送金しますね」

 

 

 

「そういう形でもありがたいよ直哉」

 

 

「しかし、直哉君そう言う形で送っても陸軍に文句言われない?」

 

 

 

「その辺は大丈夫ですよ。陸軍関係者との付き合い方わかりましたしね」

 

 

「はは、そうか、まあ直哉なら陸軍も平気で利用してそうだな」

 

 

 

「まあ必要に応じて必要ならエステルさんやクローゼさんに手伝ってもらいますよ。裏の仕事を」

 

 

「おいおい、直哉一国のお姫様にそんな仕事をさせるのかよ」

 

 

 

「いえ、米田さん政にも時には、したくない役目もしないといけない時がありますよ」

 

 

「それはそうですが、クローゼさんの正体を知る者としてはね」

 

 

 

「そんなのは捨ててください。ここでもただのクローゼなのですから」

 

 

「さて、直哉さん伝える事は終わったようですし、戻りませんか?」

 

 

「そうですね。米田さんすこやか市の時間で約3日帝国華撃団預かりますね」

 

 

「おう、頼むぜ直哉」

 

 

 

そして直哉達は大帝国劇場を出て、鶯谷の自宅からすこやか市に戻った。

 

 

その頃帝国陸軍では・・・

 

「天笠ついに我々が、起つ時が来たぞ」

 

「本当なのですね?京極様ついに我々が、この薄汚れた帝都東京を、浄化する時が」

 

「天笠決行は、11月9日だ、同志達に伝えておけ、そして天笠、お前には大帝国劇場の攻略を任せる」

 

「は、了解しました、必ず京極様のご期待に応える様に頑張ります」

 

 

 

この日約2ヶ月後の11月9日に帝国陸軍の作戦決行が決まった。

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

花寺のどかとトワ

帝国華撃団のすこやか市滞在3日目のお昼・・・

 

 

のどかとラビリンは自宅の部屋で話をしていた。

 

 

「ねえラビリン。もう一人の私達なんで帰っちゃったんだろう」

 

 

「それは仕方いラビ向こうにもキングビョーゲン達がいるしラビ」

 

 

 

「まあそれは、わかるけど」

 

 

「また会いに行けばいいラビよ。こちらのキングビョーゲンが向こうの世界を狙ってるんだしラビ」

 

 

 

「そうよのどか」

 

 

!!

 

「うわあ、トワさん」

 

「いつの間にラビ」

 

 

「ああ、ごめんね貴女達に伝える事が急に出来たから」

 

「あら、直哉は?」

 

 

「ああ、直哉君は、今大帝国劇場にいますよ」

 

 

「大帝国劇場に何でまた?」

 

「実はですね」

 

 

のどかがトワに説明をする。

 

 

「そう言えば、直哉守護者達はどうした?」

 

 

「彼女達は数日間の予定ですこやか市で休暇してますね。と言っても今日の午前中に行ったんですけどね」

 

 

「そうか、直哉すまんが帝国華撃団を少しすこやか市で預かってくれないか?」

 

 

「霊子甲冑をオーバーホールしたいんですね。レ二の機体の」

 

 

 

「ああそうだ」

 

 

「わかりました本来は2泊3日の予定でしたけど滞在期間を延ばしますよ」

 

 

「ありがとう」

 

「少し僕の方でも調整するので、米田さん達は花組の皆さんに夕方家に来るよう通達してください」

 

 

「わかった」

 

「そういう事で直哉君が、帝国華撃団を預かっているんです」

 

 

「成る程ね、花寺のどか急にだけどプリキュアになってもらえる?」

 

 

「え、はいラビリン」

 

 

「ラビ」

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

「「キュアタッチ」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

「「重なる2つの花」」

 

 

 

「キュアグレース」

 

「ラビ!」

 

「トワさんこれでいいですか?」

 

「ええ、ありがとうね・・・ふむ、問題なさそうね」

 

 

「え、問題って?」

 

 

「ああ、そんなに深刻にならなくていいわ。基本ね融合世界に近づいてきた世界は、私やレイが事前チェックして直哉に行って貰ってそれで問題なければ貴女達を同行させるんだけど、もう一つのすこやか市の場合緊急要件だったからね」

 

 

 

「比較的長い時間接触していた2人ののどかそしてキュアグレースに変化は無いかをね見たかったの」

 

 

「そうなんですねもう一人の私のチャックは、だれがしてるんですか?」

 

 

「それは勿論レイよ」

 

 

「トワさん。飛鳥ちゃん達から連絡が無いんですけど大丈夫ですかね」

 

 

「ああ、あの子達なら大丈夫よ。今の直哉にくらべてもあの2人の方が場慣れしている分強いわよ」

 

 

「そう言えばトワさんは、直哉君に用事がったんですか?」

 

 

「ああ、魔法騎士に関する事で、少しわかったから伝えに来たの」

 

 

「光ちゃん達の事でですか?」

 

 

 

「ええそうよ。獅童光以外の魔法騎士の2人も光と同じ状況だったわ」

 

 

「「ええーーー」ラビ――」

 

 

「じゃあ、、誰かが意図して魔法騎士の3人を守護者として使えない状態にしたんですか?」

 

「3人の状態を見る限りその可能性も否定は出来ないわね。もしかするとヒミコが動いていたかもしれないし、その他にもデボネアの可能性もあるし」

 

 

 

「そんな・・・」

 

 

「まあ、魔法騎士の3人の事はこちらに任せて何とかするから」

 

 

 

そう言ってトワは花寺家から出て行った。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帝国華撃団花組の大型ショッピングモールに行く前に

帝国華撃団のすこやか市滞在4日目・・・

 

 

 

「さて皆さん準備はいいですか?」

 

「「「「「「「「はい」」」」」」」」

 

 

「のどかさん守護者の人達も全員揃ってますか」

 

 

「うん揃ってるよ」

 

 

それではすこやか市の隣にある街の大型ショッピングモールに向けて駅に行きますよ」

 

すこやか駅にて・・・

 

 

「「「「「「「「きゃあきゃあこれ何?」なんですの?」なんだあ進めねぞ」面白い機械や」私としたことが・・・」少尉さん助けてください」・・・」

 

 

「「「「「「直哉君これは・・・」」」」」」

 

 

「ええ、少しどころかかなり目立ちますね」

 

「だよね、ほら逆に珍しいから写真撮られてるよさくらさん達」

 

 

 

「もう、さくら達なにしてんの?ほらさっき買った切符を入れてよ」

 

「「「「「「「こう」」」」」」」

 

 

そして、大神とアイリス以外のメンバーは漸く改札を抜ける事が出来た。

 

 

「「「「流石アイリスちゃん」」」」

 

「子供は覚えるの早いからね」

 

 

「そうですね。エステルさん」

 

 

そして皆で電車に乗った。

 

 

 

電車内にて・・・」

 

 

 

「「「「「「「うわあ―――早い」」」」」」」

 

 

「これが電車かいな。よっしゃうちが電車を超える移動手段を作ったる」

 

 

 

「紅蘭さんこの電車が、最速と思ってるよ」

 

「特急とか言わない方がいいかもね」

 

 

「お兄ちゃんさくら達子供みたいだね」

 

「仕方ないよアイリス。さくら君達は初めてだし」

 

 

「「ガーンアイリスに子供って言われた」くっなにも言えませんわ」

 

 

さくらとすみれはアイリスの言葉に、ショックを受けていた。

 

 

 

「まあ、太正の人間だし仕方ないですよね?響さん」

 

 

「うんそれはね・・・でも花組の皆さん楽しそうですね」

 

 

 

 

大型ショッピングモール到着後・・・

 

 

 

「「「「「「「何なのこの大きな建物は」家のより大きいですわ」この大きい所にお店があるのね」こちらの時代には、度肝を抜かれすぎや」でかいな」この中にたくさんのお店があるなんて信じられないでーす」僕もそう思う」

 

 

「あ、ここお兄ちゃんがプリキュアになった所だ」

 

 

「「「「「「「えーーー」」」」」」」」

 

 

「さて、ひなたさん。ニャトランいいですか?」

 

 

「「うん、準備良いよ」ニャン」

 

 

「帝国華撃団の皆さんショッピングモールに入る前に少しこちらに来てください。大神さんこの球を持っててくださいね」

 

 

「ああ」

 

 

 

そして直哉達は人通りが少ない場所に向かった。

 

 

「皆さん全員いますか?」

 

 

「はーい」

 

 

「それではここでプリキュアチームVS帝国華撃団で模擬戦をします。この模擬戦に勝った方には僕がおひる代と好きな物をプレゼントしますよ」

 

 

!!

 

 

「「「「「「「「「本当」」」」」」」」

 

 

「ただプリキュアチームは僕の代わりに代役の人が出ますけどいいですか?」

 

 

「「「「「「「いいです」」」」」」」」

 

 

 

それではのどかさん達お願いします」

 

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

「「キュアタッチ」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

「「重なる2つの花」」

 

 

 

「キュアグレース」

 

 

 

「ラビ」

 

 

「スタート」

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ペン」

 

 

 

「「キュアタッチ」」

 

 

「「交わる2つの流れ」」

 

 

「キュアフォンテーヌ」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

「「キュアタッチ」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光」」

 

 

 

「キュアスパークル」

 

 

 

「ニャン」

 

 

 

「「「地球をお手当て」」」

 

 

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア」」」

 

!!

 

 

「うわあああ何だこれはーーー」

 

 

のどか達がプリキュアになった時大神がキュアスパークルと同じような格好に変身したのだった。

 

 

 

「ここで模擬戦のルールを言いますね」

 

 

「響さんお願いします」

 

 

「うん、まず帝国華撃団の皆さん勝利条件は、制限時間内に、プリキュアになった大神さんに一撃を与える事、そしてプリキュアチームは制限時間内にプリキュアになった大神さんを守る事」

 

 

「攻撃の有効と無効はの判定はエステルさんとクローゼさんが判定します」

 

 

「制限時間は10分それでは始め」

 

 

そしてプリキュアチームと帝国華撃団の模擬戦が始まった。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

模擬戦プリキュアVS帝国華撃団

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

 

「ニャン!」

 

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

 

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

!!

 

 

「うわあああ何だこれはーーー」

 

 

のどか達がプリキュアになった時大神がキュアスパークルと同じような格好に変身したのだった。

 

 

 

「ここで模擬戦のルールを言いますね」

 

 

「響さんお願いします」

 

 

「うん、まず帝国華撃団の皆さん勝利条件は、制限時間内に、プリキュアになった大神さんに一撃を与える事、そしてプリキュアチームは制限時間内にプリキュアになった大神さんを守る事」

 

 

「攻撃の有効と無効はの判定はエステルさんとクローゼさんが判定します」

 

 

「制限時間は10分それでは始め」

 

 

そしてプリキュアチームと帝国華撃団の模擬戦が始まった。

 

 

「よーし皆、隊長に一撃入れて直哉に昼飯とプレゼントを貰うぞ」

 

「「「「「「「おーー」」」」」」」

 

 

「皆、大神さんを守って勝つよ」

 

 

「のどかちゃん達そこまで俺の心配を・・・」

 

 

「そうだね大神さんを守らないと、直哉っちの財布がピンチになるもんね」

 

 

「あらーーそっちの心配が優先か・・・まあ、彼女達がそう言うのもわかるな。直哉さんは俺達のすこやか市に滞在するのにかなりの金額を使っている筈だからな」

 

 

 

「俺も今回は直哉さんの財布を守るぞ」

 

 

模擬戦開始3分経過・・・

 

 

「ねえ直哉君今回の模擬戦する意味あるの?」

 

「ええ、ありますよ。プリキュアとヒーリングアニマルにとっては生きた霊力攻撃を受けるチャンスですし、帝国華撃団にとってはある種のトラウマがありますからね、プリキュアも帝国華撃団にとっては異世界の力ですし」

 

 

「ああ、帝国華撃団のトラウマは私達が助けた時の事?」

 

 

「そうですよエステルさん」

 

 

エステルがその時の事を思い出していた。

 

 

「「「「「うわああ」」」」」

 

「なんだ?光武がおかしい」

 

「わかったわ大神はん、うちらの光武がおかしくなったのは巨大植物が吐き出す樹液のようなもんのせいや。あれに触れると、光武の伝達回路が一時的に伝達が伝わらないようになるんや」

 

「そのせいで光武の行動が遅くなったり、霊力の伝達も出来なくなっているから脇侍を簡単に倒せなくなってるんや」

 

「そんなどうすればいいの紅蘭?」

 

 

マリアが紅蘭に聞く。

 

「今は、あの巨大植物の影響を受けていない。さくらはんと、アイリスに任せるしかないな。うちらの光武は最低限の行動しか出来へんのやから」

 

「くっ」

 

「エステルさん、ヨシュアさん、ミリアムさん、ユウナさん。無事です?」

 

「「ええなんとか」」

 

 

 

「確かにあれはトラウマになってもおかしくないわね」

 

 

「成る程それで直哉君はこういう形の模擬戦を企画したんだ」

 

 

「ええ、そうですね。お互いただの模擬戦だと本気になれないと思って、商品を付けましたけど」

 

 

「それで直哉どちらが勝つと思う?」

 

 

「そうですね。短期で決まるなら、チームワークのプリキュアチームで、長期戦になるなら場慣れの多い帝国華撃団ですね」

 

 

「でも直哉君プリキュアチームの勝利条件は、制限時間時間まで大神さんを守るんだから、帝国華撃団が有利なのでは?」

 

「普通に考えたらそうですが、見てください響さん。帝国華撃団有利になるとしたら光武改等の霊子甲冑があればと思いませんか?」

 

 

「あ、そう言えば」

 

 

「それに、この模擬戦には僕と響さんが出す昼食代が決まりますからね」

 

 

「え、直哉君が出すんじゃ?」

 

 

「ええ、出しますよですが、もし帝国華撃団が勝てばですけど、一応僕は勝者に奢る事になってますから」

 

 

「うんそうだね」

 

 

「仮にプリキュアチームが勝った場合負けた方は自腹ですが、帝国華撃団がこちらのお金を持っていません」

 

「ふんふん」

 

 

「僕以外でこちらのお金を持っているのは・・・」

 

 

 

「・・・私が払うの――」

 

 

 

「ええ、そうですね。帝国華撃団が負ければですよ。人数が多いですし帝国華撃団が勝ちますよ」

 

 

そして模擬戦は終了した。

 

 

 

「うう、勝者プリキュアチーム」

 

 

響にとって悲しい結果となった。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

模擬戦後のお買い物開始

「うう、勝者プリキュアチーム」

 

 

「おいおい響お前何泣いてるんだ?」

 

 

カンナが響に聞く。

 

 

 

「カンナさん気にしないでください」

 

 

「直哉君響さんどうしたの?」

 

 

 

「ああ、模擬戦中にある事を伝えたんですよ」

 

 

「ある事を」

 

 

「ええ、この模擬戦は、それではここでプリキュアチームVS帝国華撃団で模擬戦をします。この模擬戦に勝った方には僕がおひる代と好きな物をプレゼントしますよと言うルールでしたよね」

 

「うん」

 

「だけど、負けた方は自腹なんですよ。のどかさん」

 

 

「あ、もしかして私達が勝ったから帝国華撃団の皆さんの昼食代を響さんが出すことになったの?」

 

 

「そういう事ですよ。のどかさん」

 

 

「しかし、よく倍の人数がいる帝国華撃団に勝てたねのどかお姉ちゃん」

 

「うん、直哉君の財布を守ろうとして頑張ったよ」

 

 

「ありがとうのどかお姉ちゃん。ちゆお姉ちゃん。ひなたお姉ちゃん」

 

 

そしてお買い物をする為直哉達は、大型ショッピングモールの中に入った。

 

 

昼食後・・・

 

 

響の事情を聞いた大神が響に謝っていた。

 

 

「響君すまない。まさか君がさくら君達の昼食代を払ってくれていたとは」

 

 

「いいんですよ。大神さん貴方がきにしなくても。はは・・・」

 

 

「これも、模擬戦の結果ですし」

 

 

「だが悪いよ」

 

 

「なら、大神さん今度帝都で私に奢ってください」

 

 

「ああ、それならいいよ約束するよ。響君」

 

 

 

「やった――」

 

 

「あ、これは大神さん墓穴を掘ったわね」

 

 

「ええ、そうですね。エステルさん」

 

 

「これは、今度帝都に行くとき未来さんも同行頼むべきかな?」

 

 

「それがいいわ直哉君」

 

ちゆも直哉の案に同意する。

 

 

 

「さて、のどかさん達何か欲しい物を買いに行きましょうか」

 

 

 

「「うん」」

 

「ええ」

 

 

そして直哉はのどか達の欲しい物を買いに行った。

 

 

 

 

「え、3人共このお菓子でいいの?」

 

 

「「「うん」」」

 

 

買い物が終わった後・・・

 

 

 

「いやあ、結局なんだかんだ言いながら楽しめたなすみれ」

 

 

「そうですわね。活動写真に色が付くとは思わなかったですけどね」

 

「ねえ、ちゆっちすみれさんの言った活動写真は、映画の事だよね」

 

 

「ええ、そうよ昔は映画とは言わなかったみたいよ」

 

 

「そうなんだ」

 

 

 

「さて、みんな明日は帝都に帰るから早めに寝るぞ」

 

 

「「「「「「「「はーい」」」」」」」」

 

 

そして直哉達と帝国華撃団はすこやか市に戻ってきた。

 

 

 

「あ、直哉君昨日ね、トワさんが来て魔法騎士の3人の事を教えてくれたよ」

 

 

「あ、そうなんですねちゆさん。ひなたさんもその話聞いてくれます?」

 

「「いいよ」」

 

 

そして直哉達はのどかの家で話し出した。

 

 

 

「ああ、魔法騎士に関する事で、少しわかったから伝えに来たの」

 

 

「光ちゃん達の事でですか?」

 

 

 

「ええそうよ。獅童光以外の魔法騎士の2人も光と同じ状況だったわ」

 

 

「「ええーーー」ラビ――」

 

 

「じゃあ、、誰かが意図して魔法騎士の3人を守護者として使えない状態にしたんですか?」

 

「3人の状態を見る限りその可能性も否定は出来ないわね。もしかするとヒミコが動いていたかもしれないし、その他にもデボネアの可能性もあるし」

 

 

 

「そんな・・・」

 

 

「まあ、魔法騎士の3人の事はこちらに任せて何とかするから」

 

 

「成る程、まさかそう言う可能性が出てくるとは・・・」

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

聞かされた事実と出てきた疑問

「まさか、魔法騎士全員が同じ状況になっているとは」

 

 

「考えたら不思議よね」

 

「だよね、魔法騎士の3人はまだこっちに来てないのに」

 

 

「違うよひなたちゃん。獅童光ちゃんは既に融合世界に来てるよ」

 

 

「「ええーーー」本当なの?のどか」

 

「うん」

 

のどかの言葉に驚くひなたとちゆだった。

 

 

そしてのどかが、2人に説明をする。

 

 

 

 

 

「そうよ、直哉でもこれは守護者の安全を考慮してなのよ」

 

 

その時トワの声が室内に流れてきた。

 

 

「トワさんそれはどういうことですか?」

 

 

のどかがトワに聞く。

 

 

「最近の融合世界はいろんな意味で不安定なのよ」

 

 

「それでこれからも様々な守護者を連れてこないとまずい状況になるかもしれないでしょう」

 

 

「確かにそう言う事態が起きるかもですね」

 

 

「これはそう言う時の守護者を守る装置なのよ」

 

 

「「成る程」ラビ」

 

 

「それでトワ獅童光ちゃんが起きない理由は何だと思います」

 

 

「それは恐らくこれのせいと思うわ」

 

 

 

そう言って直哉達にトワは映像を見せる。

 

「アハハ、時を遡って自分達の優位が絶対的な状況で威張る今年化できないのかしらね」

 

 

「何だと!!」

 

 

初穂が夜叉の言葉に反応する。

 

 

「だってそうでしょう。貴女と、貴女と貴女はいても居なくてもどうでもいい存在だし」

 

!!

 

 

「だって、そうでしょう。貴女達は仲間を助けようとしたのかしら?」

 

「紫藤飛鳥や紫藤直哉達に任せてたよね。自分達の世界なのに」

 

 

「「「それは・・・」」」

 

 

初穂とあざみと、クラリスが反応する。

 

 

 

「そんな弱者はこの世にいらないのよ。消えなさい破邪剣征・桜花放神」

 

 

夜叉の放った。破邪剣征・桜花放神が三人の無限に迫る。

 

 

「「皆」」

 

神山とさくらの機体が三人の機体に追いつく前に夜叉の破邪剣征・桜花放神が放たれた。

 

 

 

「「「うわああ」」」

 

 

「「「ええーー夜叉がこちらの世界にーー」」」

 

 

「恐らく夜叉と光が何らかの原因でリンクしていて夜叉とのリンクを切らないとダメなんじゃないかしらね」

 

 

「そんなーー」

 

「実はね、光ちゃんはその時に融合世界に来て、それからレイさんやトワさんに任せていたの」

 

 

「成る程その時にレイさん達の調査の結果がさっきの結果に繋がるのね」

 

 

「うん」

 

「直哉っちどう思う?」

 

 

 

「どう思うと聞かれても完全な推測の答えしか言えませんけど?」

 

 

「それでもいいから聞かせて直哉っち」

 

 

「わかりました。まず、のどかさん、ちゆさん、ひなたさん、僕達特殊遊撃部隊として俗に言う米田健二一派の中に入る人物は誰ですか?」

 

 

「「「それはイヨだよ」」だわ」

 

 

「そうですね」

 

 

「そこでのどかさん。融合世界の前の世界の記憶はありますか?」

 

 

「少しだけなら・・・」

 

 

「その記憶の中で一度でもイヨやヒミコに会いました?」

 

 

「いえ、会ってないわ」

 

 

「そうですね、そうでないと彼女が言わないでしょうし」

 

「「何だってーーラビ」ペン」ニャン」

 

イヨの言葉に3匹のヒーリングアニマルは驚いた。

 

「何で私達に移籍の話を持ちかけてきたの?」

 

 

 

「そりゃ勿論君達3人と3匹を殺すのは惜しいからね」

 

「私達の知らない力を知らずに終わらせるにはね」

 

 

「そう言う事なら私達の答えはイヨさん貴女の所には行きません」

 

のどかがイヨに向けて言う。

 

 

「そんなに急いで答えなくていいのに私達が動くのはまだまだ先だしね、だからその頃に君達が存在していればまた会いに来るよ」

 

「「「確かに」」」

 

 

「そんな彼女達が、面識のない魔法騎士の3人を襲うメリットがないと思いますよ」

 

 

「「「言われたらそうかも?」」」

 

 

「それに、魔法騎士の3人の因縁の敵のように動いているノヴァの仕業と考えたらしっくりきません?」

 

 

「「「確かに」」」

 

 

 

「今言ったノヴァ説もあくまでも、推測の1つなので期待はしないでくださいね」

 

 

 

「でも直哉君その可能性あると思うよ」

 

 

「だといいですけど、魔法騎士の3人の件はトワ達に任せましょう」

 

 

「「「そうだね」」そうね」

 

 

 

そして翌日・・・

 

 

帝国華撃団はすこやか市に別れを告げ、帝都に戻って行った。

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

キングビョーゲンの思惑と狙われた祭り会場前編

融合世界のビョーゲンキングダムでは・・・

 

「「「「お呼びでしょうかキングビョーゲン様」」」」

 

 

「此度の作戦は、バテデモーダとダルイゼンに任せる」

 

「何で、バテデモーダとダルイゼンなんですか?キングビョーゲン様」

 

 

シンドイ―ネはキングビョーゲンに聞く。

 

 

「此度の作戦は実験だ」

 

 

「「「「実験ですか」」」」

 

 

「そうだ。バテデモーダお前は、中心世界の暦で11月9日に人間共が大きな動きをする。その中でお前には黒鬼会と言う組織に潜入しろ」

 

 

 

「ええーーーおいらが人間共の組織に」

 

 

「その黒鬼会と組織は、帝国華撃団と戦っている。つまりバテデモーダお前の力も奴等と戦えるだろう」

 

 

「まあそうですね。それが今回の実験にどう繋がるんで?キングビョーゲン様」

 

 

 

「我等の目的は融合世界を蝕む事だが、邪魔な紫藤直哉とプリキュアだけでなく、帝国華撃団も奴等と共闘して、邪魔をしていたな」

 

 

「だが、我等には帝国華撃団と対抗する手駒が少ない」

 

 

 

「「「「確かに」」」」

 

 

「その戦力補給するのがバテデモーダお前の目的だ。ダルイゼンお前は今中心世界で黒鬼会が行動起こす時にメガビョーゲンを使い、黒鬼会を助けてやれいいな」

 

「「了解」了解す」

 

 

そしてバテデモーダとダルイゼンは、中心世界の帝都に向かった。

 

 

 

その頃帝国華撃団は、すこやか市から戻って2週間がら経っていた。

 

 

太正14年10月某日・・・

 

その日大神は一人で、帝都近郊である秋祭りの会場に来ていた。

 

 

 

「やあ、織姫君じゃないか」

 

「あ、少尉さん、こんな所で会うなんて、奇遇ですね、どうしたんですか?」

 

「ああ、一人で秋祭りの見学さ他の皆を誘ったんだけど、皆それぞれ用事があるらしく断られたのさ」

 

 

「成る程そうですか、なら少尉さん。私に付き合ってください」

 

「え、織姫君いいのかい?」

 

「今日だけ、特別ですよ」

 

こうして、大神は織姫と、祭りを見て回っていた。

 

暫くすると、織姫が一人の絵描きの男性と口論を始めてしまった。

 

 

「どうしたんだ急に織姫君落ち着いて」

 

「もうこんな所に、居たくありません。帰ります」

 

「あ、待つんだ、織姫君」

 

「私の事は、いいですから、あの子を追いかけてください」

 

 

大神は、絵描きの男性に言われ織姫を追いかけた。

 

 

時を少し戻して・・・

 

「皆さん今日は帝都近郊でお祭りがあるので、全員分の浴衣を準備したので、皆さんで行って来て下さい」

 

 

「「「「「「ええーーいいの?」」」」」」

 

 

「ええ、いいですよ。ただ僕はこれから来客があるので一緒に行けませんけど」

 

 

「そうなんだ誰か残ろうか?」

 

 

「いえ、大丈夫ですよのどかさん」

 

 

そして守護者は、大神と織姫がいる秋祭り会場に向かった。

 

 

響が、大神と織姫を見つけた時トラブルがすでに起きていた。

 

 

 

その頃直哉の自宅では・・・

 

 

「そろそろ出てきていいですよ。鬼王さん」

 

 

「・・・」

 

 

「いつから気付いていた?」

 

 

そう言って鬼王が直哉の前に現れた。

 

 

 

「そんな小さな事を気にするとは、思いませんでしたよ鬼王さん」

 

 

「ふっ確かにな」

 

 

「今日はどうしたんですか?貴方達の目的八鬼門封魔陣の存在を知る僕を殺しに来たのですか?」

 

「違う。あのお方がお前を殺す事は認めていないからな」

 

「そうなんですね」

 

 

「それじゃあ何をしにここへ?」

 

 

「お前達の敵である。メガビョーゲンを操る者が黒鬼会に入ってきている。その者は霊力を持っている」

 

 

!!

 

「成る程、バテデモーダが」

 

 

「どう対処したらいい?」

 

 

「そうですね鬼王さん今度帝都を襲う時もしかしたら黒鬼会の動きに合わせてメガビョーゲンが現れた場合、恐らく黒鬼会の助けになるように動くかもしれません」

 

 

!!

 

 

「そうかメガビョーゲンを操る者も、帝国華撃団を邪魔者として考えるようになったと言う事か」

 

 

 

「恐らくそうなんでしょう」

 

 

「ですから、今は知らないふりをしていた方がいいと思いますよ。」

 

 

「成る程な」

 

 

そう言って鬼王は消えた。

 

そのころ大神は・・・

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

キングビョーゲンの思惑と狙われた祭り会場後編

「よしもう一度織姫君と話そう」

 

そう決めた大神だが、一人の来客によって、予定を変更した。

 

「すいません誰かいますか?」

 

大神は、ロビーに行くと、昨日の絵描きの男性がいた。

 

「あ、貴方は、昨日の」

 

「貴方は昨日の青年、成る程同じ職場だったんですね」

 

「すいません俺は、大神といいます。失礼ですが、お名前を聞いていいですか?」

 

「ああ、すいません。私は、緒方といいます」

 

「緒方さんですね、では緒方さん貴方と織姫君との関係を教えてください。俺は同じ劇場で、働く仲間として、何とかしてあげたいんです」

 

 

「それに、彼女が日本の男性を、嫌う理由を教えてください。緒方さん」

 

 

「ええ、まず私と、織姫の関係は、私が織姫の父親です。そして織姫が日本の男性を嫌う理由は、私が原因なんです」

 

 

「ええーーそれは本当ですか?緒方さん」

 

大神は、緒方の告白に、驚いていた。

 

 

食堂で、大神が緒方と話していると、織姫がやって来た。

 

 

「なっ何で、貴方がここにいるの?出て行きなさいすぐに」

 

「織姫君、お父さんになんて事を言うんだ」

 

「うるさいでーす少尉さんも、そこの男も、日本の大人の男は、嫌いでーす」

 

織姫はそう言うと、自分の部屋に戻った。

 

 

そして緒方も、帝劇を後にした。

 

 

そのころ黒鬼会では・・・

 

「では、お前に、任せたぞ火車、水弧の様な事に、なるなよ」

 

「私にお任せあれ」

 

そう言って火車は、転移をした。

 

 

 

直哉の自宅では・・・

 

 

「へえ、そんな出し物があったんですね」

 

 

「そうだよ直哉っちも行けばよかったのに」

 

 

「すみませんひなたさん」

 

 

「まあいいんじゃん。明日まで祭りはあるんだしよ」

 

 

「ニャトランまだ祭りに行く気ラビ」

 

 

「・・・そうですね明日もお祭り会場に全員で行きますか」

 

 

 

「恐らくメガビョーゲンが出てくると思うので」

 

 

「「「「「「「「「えーー」」」」」」」ラビ―」ペン」ニャン」

 

 

「実は来客は黒鬼会の人物でした。

 

 

そして直哉は、その時の事を話し出す。

 

 

 

「それじゃあ何をしにここへ?」

 

 

「お前達の敵である。メガビョーゲンを操る者が黒鬼会に入ってきている。その者は霊力を持っている」

 

 

!!

 

「成る程、バテデモーダが」

 

 

「どう対処したらいい?」

 

 

「そうですね鬼王さん今度帝都を襲う時もしかしたら黒鬼会の動きに合わせてメガビョーゲンが現れた場合、恐らく黒鬼会の助けになるように動くかもしれません」

 

 

!!

 

 

「そうかメガビョーゲンを操る者も、帝国華撃団を邪魔者として考えるようになったと言う事か」

 

 

 

「恐らくそうなんでしょう」

 

 

「ですから、今は知らないふりをしていた方がいいと思いますよ。」

 

 

「成る程な」

 

 

そう言って鬼王は消えた。

 

 

「「「「ええーービョーゲンズが黒鬼会の中に侵入したのーー」」」」

 

 

直哉の言葉に3人のプリキュアと、響がショックを受けていた。

 

 

「成る程ね、黒鬼会の方もビョーゲンズが入り込んだ事に直哉に相談したのね」

 

「ええ、恐らくそしてビョーゲンズがこういう作戦に出たのは、キングビョーゲンが、帝国華撃団を邪魔だと思い出したからだと思いますよ」

 

 

「キングビョーゲンにとっては新旧帝国華撃団は関係ない筈ですし」

 

 

「確かに、ビョーゲンズが帝都を蝕む時私達と共闘したりしてたね帝国華撃団とは」

 

 

響がそう言う。

 

 

 

「そんなそしたら、キングビョーゲンは、まず帝国華撃団を潰す気なの?」

 

 

「ええ、でもこれはまだ僕の推測なので、恐らく黒鬼会の方は動くはずです」

 

 

そして翌日・・・

 

 

結局大神は、織姫親子の仲を解消する為、朝早くから織姫を緒方のいる祭り会場に行き、嫌がる織姫と緒方に話をさせる事が出来た。だがその直後黒鬼会飛車の襲撃に遭い、、緒方は織姫を守る為、怪我を負った。

 

 

「織姫君、緒方さん大丈夫ですか?」

 

「おやおやまだゴミが居ましたか」

 

「少尉さんは戻って光武を」

 

「しかし!!」

 

「早く行ってください時間がないんですよ」

 

 

「わ、わかった」

 

 

「ゴミが燃える前に戻って来れますかね?」

 

「待っていろ火車、お前は必ず俺たちが倒す」

 

そう言って大神は、一度帝劇に戻った。

 

「さて、行くか、進化しろナノビョーゲン」

 

 

そしてナノビョーゲンは火車の用意した爆弾の予備に感染しメガビョーゲンとなった。

 

 

『嘘でーすここに来てメガビョーゲンと黒鬼会の二つが共闘するなんて」

 

 

「おやおや、君が我々の協力者ですね」

 

 

「そういう事になるかな?あんたのあれの予備をメガビョーゲンとして使ったけどいいかな?」

 

「別に構いませんよ」

 

 

 

その頃祭り会場周辺で隠れている直哉とのどか達は・・・

 

 

 

『嘘――本当にダルイゼンが来たよ直哉っち」

 

 

「直哉君行く?」

 

 

「変身しておきましょう」

 

 

「「「了解」」」

 

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

 

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」

 

 

 

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

 

そしてのどか達がプリキュアになった時、彼等も来た。

 

「帝国華撃団参上!!」

 

 

「ふっふっふ、来ましたね帝国華撃団」

 

 

!!

 

「大神さん見てください。火車の後ろにメガビョーゲンと少年がいます」

 

「何だと!!」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

黒鬼会とビョーゲンズの共闘

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

 

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」

 

 

 

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

 

そしてのどか達がプリキュアになった時、彼等も来た。

 

「帝国華撃団参上!!」

 

 

「ふっふっふ、来ましたね帝国華撃団」

 

 

!!

 

「大神さん見てください。火車の後ろにメガビョーゲンと少年がいます」

 

「何だと!!」

 

大神はさくらの言葉を聞いて驚いていた。

 

 

「火車何故お前の後ろにメガビョーゲンがいるんだ」

 

 

「さて、何故でしょうね」

 

 

「直哉君私達も行く?」

 

 

グレースが直哉に聞く。

 

 

「いえ、先に帝国華撃団が来る前に、火車が人質を集めた場所を調べて見ましょう。何か嫌な感じがするので」

 

 

「「「了解」」」

 

「ラビリン、ぺギタン、ニャトランごめんね」

 

 

「ラビ?」「ペン?」「ニャン?」

 

 

「僕の決定によって、メガビョーゲンが成長してしまうかも知れないから」

 

 

「そんな事無いラビ、確かにメガビョーゲンを浄化は大事ラビ、だけど人質いるなら人命優先ラビよ」

 

 

「ラビリン」

 

 

「そうだよ直哉っち」

 

「そうだぜニャン」

 

「そうよ、確かに難しい選択だわ。だけど直哉君の選んだ選択なんだから信じて」

 

 

「そうペン」

 

「それに直哉君の選択が間違ってたら私達が全員で頑張ればいいんだよ。それがチームでしょう」

 

 

「スパークル、フォンテーヌ、グレースありがとう」

 

そして、直哉とプリキュア達は火車とダルイゼンに気付かれずに人質がいる避難場所に着いた。

 

 

 

!!

 

「フォンテーヌさん今すぐ氷のエレメントをこの施設に使って下さい」

 

 

「どうしたの直哉君?」

 

「この施設中心に、無数の爆弾が設置されてます」

 

!!

 

 

「「「「「「なんだってーー」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

「恐らくこの爆弾は火車の仕掛けた物と思います」

 

 

「フォンテーヌさん可能な限り爆弾を凍らせて下さい」

 

「了解」

 

 

「グレースさんとスパークルさんは、凍った爆弾を早く外してください」

 

 

「「うん」」

 

その頃帝国華撃団は・・・

 

 

 

「火車囚われた人々はどこだ?」

 

「あの小屋の中ですよ」

 

火車が差す小屋を見ると、脇侍が小屋に隣接すると、脇侍が爆発した。

 

 

「さてさて帝国華撃団の諸君、君達は小屋が、爆発する前に、爆弾を解除で来ますかな?」

 

 

そして火車は、見学する為、安全地帯に、移動した。

 

 

 

!!

 

 

「まさか脇侍自身が起爆装置代わりなのか」

 

 

「うん、プリキュア見つけた」

 

 

そう言ってダルイゼンとメガビョーゲンがグレース達に接近する。

 

 

「メガビョーゲン」

 

 

「皆ダルイゼンに見つかりました。なるべくここから離れて向かい打ちましょう」

 

 

「「「了解」」」

 

 

 

「プリキュア今日は俺達を無視して、何をしてたのかな?やれメガビョーゲン」

 

 

 

「メガビョーゲン」

 

プリキュアがメガビョーゲンと戦い始めた頃帝国華撃団は起爆装置付きの脇侍を全て倒し、火車を戦場に引きずり出した。

 

そしてその結果に、不満だった火車が、襲い掛かってきたが、織姫と大神の合体攻撃の直撃を受け、火車と、火車の魔装機兵は、爆発を起こし消滅した。

そして

 

「どうやら帝国華撃団は火車を倒したようです。こちらも決着をつけましょう」

 

 

「それじゃあ行きますよ」

 

 

 

「「「「「「うん」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

 

「「届け!」」

 

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

そしてメガビョーゲンは浄化された。

 

 

「まあ、いいや仕事したし」

 

 

そう言ってダルイゼンは撤退した。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

陸軍大臣の訪問

太正14年11月2日鶯谷紫藤家の家にて・・・

 

 

「まさか貴方が家に来られるとは思いませんでしたよ。現職の陸軍大臣の京極圭吾大臣」

 

 

「何、君には直接伝えた方がいいと思ってね」

 

 

「伝える事ですか?」

 

「ああ、最近陸軍将校達の中に黒鬼会となる者に我々の情報が流されていたんだ」

 

「成る程」

 

「そこで情報を流していた将校から得た情報で黒鬼会は、1週間後の11月9日に帝都を巻き込んだ大規模クーデターをするつもりらしい」

 

 

!!

 

「何ですって」

 

 

「京極陸軍大臣その情報を海軍には伝えたのですか?」

 

「いやまだだな。私の方でも数10分前に得た情報で、我々は君個人が運営している特殊遊撃部隊に伝える事を優先したのだよ」

 

 

「そうなんですね。ありがとうございました」

 

 

 

「確認ですが11月9日に起きるんですね」

 

 

「ああ、そういう事になるらしい」

 

 

「わかりました。その前日から僕達は帝都から離れておきます」

 

 

「ああ、そのほうがいい」

 

 

 

そして京極は直哉の自宅を出て止めている車に乗って陸ぐ総司令部に戻っていった。

 

 

京極の車の中で・・・

 

 

「これで特殊遊撃部隊とは前面衝突は、避けられたか」

 

「さて・・・」

 

 

「聞いていたな、鬼王、黒鬼会にも出てもらうぞ、八鬼門封魔陣完成の為の太正維新なのだからな、鬼王わかっているだろうが、帝国華撃団が動いた場合、お前に任せるぞ」

 

「ハッ了解しました」

 

 

鬼王はそう言うと、消えて行った。

 

 

 

その頃直哉の自宅では・・・

 

 

 

「何よあの人急に押しかけてきて」

 

 

「まあまあひなたちゃん落ち着いて」

 

 

 

「あれが陸軍大臣の京極圭吾か・・・どことなくリシャールさんに似てるけどどことなく京極圭吾の方が危ない気がする」

 

 

 

「そうですねエステルさん。リシャールさんの中にはリベールをどんな事をしても守ると言う信念はありました」

 

 

「それで直哉君どうするの?」

 

 

響が直哉に聞く。

 

 

「僕達は、基本この軍事クーデターが終わるまで動きませんよ」

 

 

「「「「ええーーいいの?それで」」」」

 

 

 

「成る程、直哉もやるわね。相手の忠告を受け入れつつ軍事クーデター関連以外の事には介入する気でしょ」

 

 

 

「ええ、そうですよ。だって鬼王さんが言ってたでしょ」

 

 

 

「それじゃあ何をしにここへ?」

 

 

「お前達の敵である。メガビョーゲンを操る者が黒鬼会に入ってきている。その者は霊力を持っている」

 

 

!!

 

「成る程、バテデモーダが」

 

 

「どう対処したらいい?」

 

「とね」

 

 

「「「「確かに」」」」

 

 

「恐らく京極圭吾がここに来たのは、僕達に帝国華撃団と黒鬼会の戦いに介入する事を防ぎたかったのでしょうね」

 

 

「成る程ね、だから私達に情報を渡して形だけでも、避難をするように言う為にここに来たと言う事ね」

 

 

「後、京極圭吾自身は、僕達とは戦いたくない事を知らせる為に来たとも考えられますね」

 

 

「「「「「「成る程」」」」」」

 

 

「京極が来ても来なくても、特殊遊撃部隊としては介入する気は無いので」

 

 

 

「どうして?直哉っち」

 

 

「この軍事クーデターは必要なイベントですから。帝国華撃団にとっても黒鬼会にとってもね」

 

 

 

そして1週間が過ぎた・・・

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帝都の運命の一日1 大帝国劇場からの脱出

太正14年11月9日未明・・・

 

 

その日帝都全域に戒厳令が発令され、帝都に、大勢の陸軍の軍人達が、帝都防衛の要となる場所を襲撃し、なおかつ自分達の邪魔となる者達を一斉に、摘発しその身柄を拘束されていた。

 

 

 

パーーーン。

 

パーーーン。

 

 

 

「うーん何の音だ?」

 

パーーーン。

 

パーーーン。

 

 

!!「これは銃声だ。取り合えず支配人たちと、合流を優先しょう」

 

「大神さん無事ですね、よかった」

 

 

 

「きゃあ」

 

 

「うおこれは銃弾だ」

 

「居たぞターゲットだ撃ち方始め」

 

 

無数の銃弾が大神達を襲う。

 

 

 

大神とさくらとはひとまず、あの無数の銃弾から、逃れる事が出来た今息を潜めていた

 

 

 

「さくら君これからどうする気なんだい?」

 

大神が、さくらに聞いた。

 

「大神さん私達は、今から支配人に会いに行くので、付いて来てください」

 

「ああ、わかったよ。さくら君」

 

 

そしてさくら達は、米田支配人に会うため、1階へ下りていくとすぐに米田支配人と合流できた。

 

 

その頃紫藤直哉達は、お墓型宇宙戦艦の中で、戒厳令が発令している帝都の様子を見ていた。

 

 

「「「うわあこれが、本物の軍事クーデターなの?」」」

 

 

「ええ、そうですよ。そしてこれが3人と3匹のヒーリングアニマルに見て欲しくなかった出来事です」

 

 

 

「「「ああ、大神さんとさくらさんが狙われているーーー」」」

 

 

「どうやら陸軍の大帝国劇場襲撃の目的は、真宮寺さくらさんの捕獲のようですね」

 

「「「「「「ええーー」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

「そう言えば、直哉君さくらさんには、破邪の血が流れていたね」

 

 

「「「破邪の血?」」」

 

 

 

「その通りですよ響さん」

 

 

「真宮寺家に流れる破邪の血を使えば、いかなる強大な魔でも滅する事が出来ます」

 

 

 

「凄いさくらさんも規格外だね、ニャトラン」

 

「そうだニャン。ひなた」

 

 

「だったら何でさくらはその力を使わないんだペン」

 

 

 

「使いたくても使えない理由があるのね」

 

 

「ええ、破邪の血を使って魔を滅した術者は力の代償として、己の命を落とすのです」

 

 

!!

 

 

「やっぱりそうい事になるのね」

 

 

「強い力を求めすぎると自滅するパターンに似てますねエステルさん」

 

 

 

「そうね」

 

 

「「そんなの可哀想だよ」」

 

 

直哉の説明にひなたとのどかが言う。

 

 

 

「確かにのどかさん達の世界の感覚では、さくらさんは可哀想かもしれませんが、事実を知ったさくらさんは、帝国華撃団としても人としても強くなるんです」

 

「人としての成長」

 

 

「のどかさん、ちゆさんひなたさん。僕は以前3人に選択させていましたが、後悔しかしたか?」

 

 

「「「・・・」」」

 

 

「確かに、のどかさん達の考え方も時代が違うから通じない部分はありますがね」

 

 

 

「僕としてはのどかさん達の考え方を否定はしませんけど、帝国華撃団という物が必要な世界には難しいと思います」

 

 

「そうね、こういう戦争時は、善も悪も無く戦わないと自分が殺されるんだから、何もしなければ」

 

 

 

「「「エステルさん」」」

 

 

「そうだよ。まあ私達の場合はノイズだから逃げないと炭になるけどね」

 

 

「「「響さん」」」

 

 

そして大神達のうつる映像をのどか達は見る。

 

 

「おお、お前達無事だったか、よかったぜ。」

 

「支配人こそ無事でよかったです。支配人この事態は、一体?」

 

「大神、さくら、よく聞け、これは帝国陸軍による軍事クーデターだ」

 

 

「ク-デターですって、まさかそんな事」

 

「実際に起きたんだ。現実を見ろ。大神お前に特別任務を与える。さくらと、直哉を連れて、お前はこの帝劇から脱出しろ」

 

 

「そんな事出来ません。支配人達を、置いて逃げることなんて」

 

 

「馬鹿やろう。敵の帝劇襲撃の目的は、さくらの身柄確保なんだぞ」

 

 

「何ですって!!」

 

「わかったならさっさと行け、轟雷号で行け。花やしき支部に行け、そこで、大神お前を、待つ者がいる。そいつと協力して大帝国劇場奪還の準備を整えろ」

 

 

「はい、わかりました」

 

 

「了解しました。行こうさくら君は、必ず守ってみせる」

 

 

 

「はい、大神さん」

 

 

そして三人は、轟雷号の有る地下に向かうと、既に帝国陸軍の軍人が入り込んでいた。

 

その軍人たちと相対しているのは、帝国華撃団薔薇組の3人だった。

 

 

「それに薔薇組の皆さんどうして?」

 

あらーイチローちゃん、さくらちゃんに、ここは私達に任せて、轟雷号に乗って、例の場所に急ぐのよ、それとこれもね」

 

 

薔薇組の一人が大神に珠を投げて渡した。

 

 

しかし君達だけでは?」

 

「イチローちゃん。貴方馬鹿でしょ、貴方には、守らなきゃいけない人が居るでしょうが」

 

「・・・わかりました。薔薇組の皆さん、ここの防衛お願いします」

 

 

「「「了解」」」

 

 

そして、大神達は轟雷号に乗り込んで、帝劇を脱出する事に成功した。

 

 

「「「よかったーー大神さんとさくらさん逃げることが出来て」」」

 

 

映像を見ていたのどかとちゆとひなたは、安心していた。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帝都の運命の一日 2 新たな力

「それで直哉君大神さんとさくらさんどうなったの?」

 

 

のどかが直哉に聞く。

 

 

「そうですねそろそろ、轟雷号も目的地に着いた頃だと思うので見ますか?」

 

 

 

「「「「「うん」」」」」」

 

そして直哉は画面のスイッチを付けた。

 

 

「よう、大神待っていたぞ」

 

「なっどうして加山がここに?」

 

 

花やしき支部地下司令室では・・・

 

 

「大神現時点での状況を説明する」

 

 

「ああ、頼む加山」

 

 

「ああ、現状では、お前とさくらさんの光武も使えない」

 

「何だと!!」

 

「今帝劇は、太正維新軍に占拠されている状態だ」

 

「何だと、それじゃあ俺たちは、霊子甲冑無しで、帝劇を奪還しなければならないのか?」

 

 

「うええ、霊子甲冑無しで奪還作戦するの?」

 

「いくら何でも無茶だわ霊子甲冑無しなんて」

 

 

「そうだよ。直哉君何とかならないの?」

 

 

「大丈夫だよ。3人共こういう展開の時は必ず新たな力が手に入るから」

 

 

 

「「「新たな力」」」

 

 

響に言われのどか達は、再び映像を見だした。

 

 

 

「新たな力ね、響は大神さんをヒーローとして見てるのかしらね」

 

 

「その可能性はあると思いますよ。エステルさん」

 

 

「以前も似たような事あったので」

 

 

そして直哉は、エステル達にその時の事を簡単に説明した。

 

 

そして、誰もが諦めかけた時、あの男が、光武F2に乗って、帝都に帰ってきた。

 

「うおおおーーここで大神さんの登場かあ」

 

 

「響さんかっこいいですね」

 

「うんアニメの主人公みたいだね」

 

 

 

 

 

「ああ、わかった二つの帝国華撃団の指揮は、俺に任せろ」

 

ついに後にヤフキエル事変と言われるようになる事件の最終決戦が始まった。

 

 

「グルウオオ」

 

もはや巨大ヤフキエルに取り込まれたブレントには、自我は殆ど残っていなかった。

 

「「やったーー大神さん」」

 

「直哉君見た?大神さん真宮寺直哉君とさくらさんを助けたよ」

 

 

 

「成る程ね、そうやって響と雨宮さくらが大神さんをヒーローとして見てるのね」

 

 

「ええ、そのようですよ」

 

「誰にも一度は自分の中でヒーローに憧れません?」

 

 

「そんなものなの?ちなみに直哉は誰に憧れてるの?」

 

 

「うーんそうですね、基本ゼムリア大陸関連の方達に憧れてましたねレオンハルトさんとか女性ではエステルさんですね」

 

 

「ふえっ私」

 

 

「ええ、エステルさんは響さんとは違う太陽の明るさがありますから」

 

 

 

「あ、直哉さんわかりますよ。その気持ち」

 

 

「ちょっ二人ともやめてよ。恥ずかしい」

 

 

 

「「「ええーーあの加山さんが帝国華撃団月組の隊長ーーー」」」

 

その時映像を見ていた。のどかと地位とひなたの驚きの声が響いた。

 

 

 

 

「お、どうやら加山さんが、大神さん達に正体を明かしたようですね」

 

 

「「「ええーー新しい霊子甲冑がある――」」」

 

 

「何でわかったの?響さん」

 

ひなたが響に聞く。

 

 

 

 

「え、それは・・・大神さんがヒーローだから?」

 

 

「響、何でもかんでもヒーローて言う答えは無理があるわよ」

 

 

「う、エステルさんごめんなさい」

 

 

そして大神とさくらは、新型霊子甲冑天武に乗り込み大帝国劇場奪還作戦を開始した。

 

 

「さて、僕達のそろそろ動くかな」

 

 

直哉がそう呟く。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帝都の運命の一日 3 大帝国劇場奪還作戦前編

大神、さくらは、帝劇を太正維新軍から開放する為、大神は新型量子甲冑天武に乗り、さくらも天武に乗って目的地である大帝国劇場を目指していた。

 

 

「よく聞け今俺は、米田司令の命令で、大帝国劇場に潜入している」

 

「そして、今帝劇を守っているのは、黒鬼会の木喰だ」

 

「何だと!!このクーデターに黒鬼会が絡んでいるのか?」

 

大神は、驚いていた。単純なクーデターと思っていた大神にとっては、加山から知らされた情報によって。

 

 

 

「「「ええーー黒鬼会が動いてるのーーー」」」

 

 

加山の情報に大神と同様にのどかとちゆとひなたの3人も驚いていた。

 

 

 

「さて、のどかさんとちゆさんとひなたさんそろそろ行きますよ」

 

 

「「「え、どこに?」」」

 

 

「大帝国劇場ですよ」

 

 

「「「ええーーこの軍事クーデターに干渉しないんじゃあないの?」」」

 

 

 

「ええ、帝国華撃団と黒鬼会の戦いには関わりませんよ。ただ前回火車の魔装機兵の残骸の一部が戦いの後に無くなっていることがわかったので、もしかすると黒鬼会に入り込んでいるバテデモーダが動くじゃないかと思いまして」

 

 

 

「「「成る程」」」

 

「皆行くラビ」

 

「「「うん」」」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

そして3人のプリキュアと直哉は大帝国劇場に向かった。

 

 

大帝国劇場前・・・

 

「フォフォ、久しぶりじゃの帝国華撃団、どうじゃ自分たちが帝劇を攻める気分は?」

 

「木喰・・貴様」

 

「それにしても、この帝劇防御壁は、たいした物よのう」

 

「たった2機で、この帝劇防御壁と、わし特製の攻撃装置を使ったこの布陣を突破しわ死の所までこれるかの?」

 

 

木喰は、余裕の笑みを浮べる。

 

「甘く見るなよ木喰、たとえこの場にいなくても俺たちは全員でお前と戦ってるんだ、こんな布陣すぐに突破して、お前の元に、行ってやる」

 

 

「抜かしよるな、若造が」

 

「行くぞ、さくら君ここで、木喰を倒して皆と合流するぞ」

 

「「はい、大神さん」」

 

そして木食との前哨戦が、始まった。

 

 

 

「くっ流石にキツイ、さくら君大丈夫か?」

 

「大神さんこちらは何とか、大丈夫です」

 

「そうか、もうすぐ加山が、帝劇防御壁を無力化してくれるはずだ、それまでにこの攻撃装置と、脇侍を一掃するんだ」

 

「はい大神さん」

 

「さて、頃合いのようじゃな、出でよ火車よ」

 

 

!!

 

 

「「なっ馬鹿なあれは火車の魔装機兵どうしてここにでてくる?」出てくるの」

 

 

 

「フォフォどうじゃ?帝国華撃団」

 

 

「フフ、バテデモーダの奴めいいタイミングで動きよったな」

 

 

「どうだい爺さん助かっただろう?」

 

 

「バテデモーダが火車の魔装機兵を復元しろと言うからしてみたが、メガビョーゲンを隠す器に魔装機兵を使うとはのう」

 

 

 

「大神さんどうしますか?」

 

 

「くっとりあえず脇侍と火車の魔装機兵を相手にするぞさくら君」

 

 

「はい」

 

 

 

その頃直哉とプリキュア達3人が大帝国劇場に到着したのだった。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帝都の運命の一日 3 大帝国劇場奪還作戦後編

「大帝国劇場に着いたけどどうしたらいい?」

 

「3人に聞きますが、復元された火車の魔装機兵をラテが見ても反応ないですか?」

 

 

「「「うん無いよ。直哉君」」」

 

 

「成る程、あくまでも木喰が、火車の魔装機兵を復活させたと言う事にしたいみたいですね」

 

「「「どういう事?」」」

 

 

「さっきここに来る前に話した事を思い出してください」

 

 

そして3人は直哉に言われ、その時を思い出す。

 

 

「ええ、帝国華撃団と黒鬼会の戦いには関わりませんよ。ただ前回火車の魔装機兵の残骸の一部が戦いの後に無くなっていることがわかったので、もしかすると黒鬼会に入り込んでいるバテデモーダが動くじゃないかと思いまして」

 

 

「まさかあの火車の魔装機兵がキングビョーゲンの戦略の駒だと言うの?」

 

 

フォンテーヌが直哉に聞く。

 

 

「ええ、僕の推測では、あれは魔装機兵ではなくメガビョーゲンと考えています」

 

 

 

「「「ええーー」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

「待てよ直哉あれがメガビョーゲンなら何でラテ様がわからないんニャン」

 

 

ニャトランが直哉に聞く。

 

 

 

 

「それは、恐らくバテデモーダが生み出したナノビョーゲンが変異を起こしたと僕は推測しています」

 

 

!!

 

「「「確かに、バテデモーダは直哉君の力を引き継いでいるのなら、直哉君の中にあるエレメントさんの力を利用したの?」」」

 

 

「恐らくそうでしょうね」

 

 

「ただ、エレメントさんの力でごまかせるのは、メガビョーゲンになる前のナノビョーゲン状態だと思います」

 

 

「ぺギタン」

 

 

「ペン」

 

「「キュアスキャン」」

 

 

ペギタンとフォンテーヌが火車の魔装機兵をキュアスキャンをした。

 

 

!!

 

 

「「直哉君の言う通りナノビョーゲン状態だわ」ペン」

 

 

 

「成る程、それでラテの感知能力が感知しないんだね」

 

「でもどうするの?」

 

「帝国華撃団の2人も火車の魔装機兵を気にしつつも、2人は木喰を倒せば火車の魔装機兵は消えると思っているのでそれを利用します」

 

 

「「「了解」」」

 

その頃大神とさくらは・・・

 

 

 

「大神さんあの火車の魔装機兵はどうしますか?」

 

「ああ、さっき何回か打ち込んだがまるでダメージが無いから、あれは木喰の術による幻影の可能性があるから、先に木喰を倒そうさくら君」

 

 

「了解」

 

 

そして大神とさくらは木喰を倒すために動き出した。

 

その時、加山の細工が作動し、帝劇防御壁が開いた。

 

「よし、いまだ行くぞさくら君」

 

「「はい、大神さん」」

 

 

「何故じゃあ、わしの計算では、お前たちはここまでこれないはずなのに?」

 

「帝国華撃団め、何時もわしの計算の上をいくなあ」

 

「観念しろ目喰、行くぞこれが俺たちの新しい力だあああ」

 

「狼虎滅却・三刃成虎」

 

 

「破邪剣征・桜花天舞」

 

 

「うおおおお。ま、まさかわしが負けるのかたった2人に、この敗北は計算外じゃああああ」

 

 

そして、木喰は木喰の魔装機兵智拳と共に爆発した。

 

それと同時にプリキュア達がバテデモーダのナノビョーゲンが操る火車の魔装機兵を浄化した。

 

 

 

木喰を倒した大神達は帝劇内部に潜入するが、誰もいなかった。

 

大神とさくらが、地下司令室に行くと、立てこもっていた支配人や隊員たちとの再会もすぐに、このクーデターの首謀者が、鬼王を連れて、帝国華撃団の前に、現れたのだった。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帝都の運命の一日4 黒鬼会の首領の正体

大帝国劇場地下司令室・・・

 

「久しぶりだな、大神一郎よ」

 

「あ、貴方は、京極圭吾陸軍大臣どうして帝劇に、来てるんですか?」

 

「それはな・・・」

 

「お前達帝国華撃団に、宣戦布告する為だ」

 

「何だって!!」

 

京極の言葉を聞き、驚く現職の陸軍大臣が、軍事クーデターの主犯そして、黒鬼会の首領とは思っていなかった。

 

「何で、現職の大臣の貴方が何故このようなことを?」

 

 

「何故だと?私はかつて、自分が自分でない者に支配されたかすかな記憶が残っている。実に気持ちが良かったが、お前達によって、その者は倒されたが、その時私は、実感した。この世を支配するには、絶対的な力が必要だとな」

 

「それは断じて違う、そんなのはまやかしだ」

 

「何だと!!ならば試してみるがいい、私の言葉が正しいか、大神貴様が正しいかをな」

 

「ふ、せいぜい頑張る事だな、行くぞ鬼王」

 

 

「ハッ帝国華撃団よ、我等の本拠赤坂へ来い、そこで我らとの決着を付けようぞ」

 

そう言って、京極と鬼王は、消えていった。

 

 

 

「「「「「「なっ京極さんもノヴァと同じ前の世界から来た人間なの?」」」」」」

 

 

帝国華撃団と京極のやり取りをそれぞれの場所で見ていた守護者全員が驚いていた。

 

「それは違うと思いますよ皆さん。少なくとも彼は融合世界の人間ですよ」

 

 

「「「「「「ええーーー」」」」」」

 

 

「恐らく彼の場合記憶が混ざっている状態のようですね。彼は原初の世界から7人世界、幼馴染世界、前の世界、そしてこの融合世界の記憶がね」

 

 

「成る程ね、直哉と似た境遇なのね。京極の記憶が直哉の場合はある程度整理されてから記憶を思い出すけど、京極の場合はもしかすると整理されずにいるのかもね」

 

 

エステルが言う。

 

「そのせいで融合世界の京極なのに、言動に違和感を私達は感じたのかな?」

 

「そうかもしれないですね。グレースさん」

 

 

「恐らくグレースさんとフォンテーヌさんとスパークルさんは、本格的に僕と関わるのは融合世界で初めてですから京極本人も認識しない言動の違和感に気付いたんだと思います」

 

 

「「「成る程」」

 

 

 

「さて、僕達もそろそろ撤退しますよ」

 

 

「黒鬼会の首領の京極圭吾から挑戦を受けた帝国華撃団と会うのは避けたいので」

 

 

「「「了解」」」

 

 

 

そして直哉とプリキュア達は大帝国劇場から撤退した。

 

京極達がいなくなった後の、地下司令室では・・・

 

 

「まさか京極陸軍大臣が、今回の軍事クーデターの首謀者で、鬼王たちの首領だったとは」

 

大神はまだ信じられないと言う様子だった。

 

「京極の野郎、ついに黒鬼会の首領としての姿を見せたな」

 

 

「大神、やつらは、この戦いで、俺達を潰す気と思うので、注意しろよ」

 

 

「はい、任せてください。米田司令」

 

「大神、出撃命令を出せ」

 

「帝国華撃団花組出撃せよ!!目標地点赤坂黒鬼会本拠だ!!」

 

「「「「「「「「「了解」」」」」」」」」

 

そして帝国華撃団は翔鯨丸で出撃した。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帝都の運命の一日5 京極の記憶について

今回の話は過去の世界の中で出た紫藤直哉と真宮寺直哉が初めて出会った時の話が入ってます。

ご了承ください。


「「「「ただいま」」」」

 

 

「「「「お帰り」」」

 

 

「あれ、グレ響さんいつこちらに」

 

 

「ああ、レイがな直哉にメッセージ伝えてくれと言ってなこちらに来た。エステルやクローゼを呼ぶなら私も呼べばいいのに」

 

 

「すみませんグレ響さん。貴女がいると響さんが仕事をしなくなるので」

 

 

「ああ、呼びたくても呼べない事情があったのか」

 

 

 

「ええ、響さんの為にね」

 

 

 

「ちょっ直哉君酷いよ」

 

 

「それで、グレ響さんレイのメッセージは何ですか?」

 

 

融合世界の京極圭吾は、7人世界及び幼馴染世界の京極圭吾の記憶が、混在している可能性が高いそうだ」

 

 

「なぜそこまで絞れるのですか?グレ響さん」

 

 

「ああ、ここからはレイの言葉言うよ」

 

 

「直哉と守護者よ、何故我がそう言う事を言ったのかを答える前にグレ響に渡した映像を見て欲しい」

 

 

そして直哉達は、グレ響の持って来た映像を再生した。

 

 

映像は上野公園から始まる。

 

 

上野公園・・・

 

「ねえ直哉君どうして、上野公園に来たの?」

 

「それはね、この手紙の差出人に会う為さ、さくらちゃん」

 

「そろそろ出てきて良いよ、ご希望の人を連れて来たから」

 

「さくらお姉ちゃん探したよ」

 

少年がいきなりさくらに抱きついた。

 

「きゃあ何この子!!直哉君見てないで助けて」

 

「落ち着いて、僕名前は、なんて言うの?」

 

「ごめんなさい僕の名前は、真宮寺直哉18才です。巴里から日本に戻る途中に、僕の持つこのリングが光りだして気がついたらここに来てたんです」

 

「なるほどね、君は並行世界から来たと認識して良いのかな?」

 

「はいその認識で良いと思います。それで貴方の名前はなんでしょう」

 

「僕は紫藤直哉、この世界で、帝国華撃団の総司令をしてるよ」

 

「ええーー米田さんいないんですか?」

 

「いるのはいるけど、帝劇にいないんだ」

 

「そうなんですか?」

 

「ところで直哉君、君帝劇に来ないか?君のお姉さんも探してあげるよ」

 

「え、でも・・・」

 

「直哉君だっけ一緒に行こうよ、君のお姉さんが見つかるまで、私が一緒にいてあげるから」

 

「わかりました・・・」

 

「「「「「「ええーーー紫藤直哉さんに真宮寺直哉君がヤフキエル事変前に出会っていたの」」」」」」

 

 

「「「まさかの事実ラビ」ペン」ニャン」

 

 

 

「ああ、この時の出会いが最初らしいレイによると」

 

映像を進めると・・・

 

芝公園に向かう車中・・・

 

「直哉さん、お姉ちゃんを襲う敵とは何ですか?」

 

「ああ、憑依獣と言う者らしい、今お姉さんを襲っている敵はね」

 

!!

 

「直哉君その様子だと君は、憑依獣について何かを知ってるみたいだね」

 

「・・・直哉さん、お姉さん・・・」

 

「良いさ、直哉君今は、もう一人のさくらさんを全力で助けよう」

 

「はい直哉さん」

 

 

 

芝公園・・・

 

 

「ついたか」

 

「あ、お姉ちゃん」

 

!!

 

「直哉君来ちゃだめ、そいつのターゲットは私たちなのよ」

 

「見つけたぞ真宮寺直哉!!」

 

「お前は京極なのか?」

 

悪霊憑依獣となった、京極が真宮寺直哉を襲う。

 

 

「アイリス」

 

「うんわかった直哉お兄ちゃん」

 

「悪い奴はどっか行っちゃえーーー」

 

「うおおおおお。」

 

アイリスの超能力で、京極を吹き飛ばした。

 

こうして、離れ離れだった姉弟は再会を果たした。

 

 

映像中断

 

 

「まさか、この悪霊憑依獣が7人世界の京極圭吾なの?」

 

 

「ああ、そうらしいぞのどか」

 

 

 

「まさか悪霊になってまで自分を倒した相手を殺そうとするなんて」

 

 

映像を見ていた直哉もそう呟く。

 

 

「グレ響さんそれで悪霊になった京極はどうなったんです?」

 

 

直哉の言葉を、聞きグレ響が映像を、少し早送りにし再生した。

 

 

その時緊急サイレンがなりモニター見ると、なんと悪霊憑依獣が黒乃巣会の脇時を操り帝都を破壊し始めていた。

 

「何が起きたんですか司令?」

 

「大神さん謎の敵が、脇時を使い帝都全域を破壊しています至急脇時を撃破してください。自分とさくらさんと直哉君で謎の敵に対処しますので」

 

「了解です。帝国華撃団出撃します」

 

そして今回の元凶である悪霊憑依獣の元に二人の直哉と、二人のさくらとそれぞれの量子甲冑、光武と真双焔武に乗り、前鬼の5人で向かった。

 

そのころ先に出撃した大神達は、大神を入れた隊員は二人一組でそれぞれの場所で脇侍と対峙していた。

 

「何なんですの?何時もの脇時じゃないみたいですわ」

 

「すみれ気をつけろ来るぞ」

 

「マリアどうするの?」

 

「とりあえずこれ以上被害が出ないように戦いましょう、隊長の連絡では、直哉司令とさくらが、並行世界の人たちと一緒に、この元凶を、叩く為出撃したらしいから」

 

「直哉お兄ちゃん、さくら気をつけて」

 

「行ったで、大神はん」

 

「おう、狼虎滅却・快刀乱麻」

 

「やったな大神はん」

 

「ああ、だが紅蘭。まだ終わりそうに無いな」

 

「直哉司令、さくら君頼んだぞ」

 

それぞれの隊員達は、紫藤直哉と真宮寺さくらを、信頼していた。

 

 

「来たか、真宮寺姉弟、とこの世界の帝国華撃団」

 

「さあ覚悟は出来たな、殺してやるぞ

 

「行くわよ前鬼」

 

 

「おう」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

 

「うわあ前鬼君が大きくなったよ、直哉君」

 

「落ち着いてね。さくらちゃん」

 

「「超鬼神力、ヴァジュラマハル、サムスカーラ」」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

 

「きゃあああ。前鬼君が、変身来たーこれで勝ったわ」

 

(なんか今回さくらちゃんが崩壊してる気がする)

 

そして、ついに悪霊憑依獣との最終決戦が始まろうとしていた。

 

「ああ、いい所で終わった。グレ響この続きは?」

 

 

「無い諦めろ太陽」

 

「ええーーー」

 

 

 

「成る程そういう事が、過去の幼馴染世界で起きたのならあの時の言葉もわかる気がしますね」

 

 

 

「何故だと?私はかつて、自分が自分でない者に支配されたかすかな記憶が残っている。実に気持ちが良かったが、お前達によって、その者は倒されたが、その時私は、実感した。この世を支配するには、絶対的な力が必要だとな」

 

 

 

「「「うんそうだね」」」

 

 

グレ響の持って来た映像を見て直哉と守護者は、レイの言った答えに納得したのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帝都の運命の一日6 五行衆との戦い前編

「成る程、過去の映像を見て少し思ったんですけど過去の7人世界では僕も復活して二人を見たけどまさか逆パターンが存在するとは」

 

 

 

「そうだね響さんは、幼馴染世界世界の直哉さんの頃からの知り合いですよね?」

 

 

のどかが響に聞く。

 

 

 

「うんそうだけど、私は異世界で直哉さんと出会いその間に7人世界と幼馴染世界が消滅したから」

 

 

「私も、実際に幼馴染世界に行ったのは初めてだけどね」

 

 

 

「「「「「「そうなんだ」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

 

「はいはい、そろそろ帝国華撃団の状況を見ましょう」

 

 

「そうですね。エステルさん」

 

 

そして直哉達は帝国華撃団の映像を再び見始めた。

 

 

裏口から進入した帝国華撃団大神隊を待ち受けていたのは・・・

 

「待っていたよ、帝国華撃団、ふふ金剛より私を選ぶとは、大神一郎に惚れそうだよ」

 

「やはりお前だったな土蜘蛛」

 

「何だと」

 

「行くぞ皆、攻撃目標五行衆土蜘蛛の魔装機兵八様だ」

 

「「「「「「「「了解」」」」」」」」」」」」」

 

「何だこいつ!!今までの大神一郎じゃない、これはやばいかもね」

 

 

「おおーーなんか大神さんがいつもと違う気がする」

 

 

 

響がそう言う。

 

 

 

「確かに少しかっこいい」

 

 

「だよねひなたちゃん」

 

 

「そうね、いつも花組の皆さんにおされて大変なイメージが強いけど、流石大神さん。隊長としての一面は初めて見るかも」

 

 

「そうだね、ちゆちゃん」

 

「前の戦いの時は私達は雨宮さくらさんの世界にいたからね」

 

「ええ、そうね」

 

 

 

「ぐおっやるね.帝国華撃団、だがまだ終わらないよ」

 

「いやお前は、終わりだ土蜘蛛!!」

 

「何!!」

 

「ぐわああ」

 

「狼虎滅却・三刃成虎」

 

「馬鹿なこの私が・・・」

 

土蜘蛛の乗る八様は、大神達のコンビプレイに、翻弄され、大神の必殺技に敗れた。

 

「やった――土蜘蛛を倒した」

 

 

「へえ、なかなかやるわね」

 

 

「しかしこういうのを見ると、ゼムリア大陸でも融合世界でも人間の強さを見る事ができますね」

 

 

「そうね、クローゼ人間という者は、少なくとも脅威がある方が一丸となって動く事が出来るようになるわね」

 

 

「ええ、そうですねゼムリア大陸にノイズやメガビョーゲンが出て来た時は結社とも協力しましたし」

 

 

 

「ああ、ありましたね」

 

 

そう言いながら、響が思い出す。

 

 

「おうなんだありゃ魔神なのか?」

 

 

 

「大きい」

 

 

 

!!

 

 

 

「まさかあれは、ネフィリム。あれまでゼムリア大陸に現れるなんて・・・」

 

 

 

「響さんあいつの事知ってるの?」

 

 

 

 

 

「ええ、これは直哉達に会う前の世界でフロンティア事変といわれる事件の元凶と言っていい自立型完全聖遺物なの」

 

 

 

かつての世界では、私の左腕を食べて爆発的に強くなりましたから」

 

 

 

「ええーー左腕を食べてですか・・・」

 

 

 

 

 

直哉はネフィリムが人間を食べることに恐怖した。

 

 

 

 

 

「よし、女今回も左腕をあいつに食べさせろ」

 

 

 

「イヤーですよあんな思いは二度としたくないですよ。」

 

 

 

「響さん。あんな魔神みたいな者が僕達の世界にもいるんですね?」

 

 

 

「私がいるから恐らくね」

 

 

 

そして主に劫炎とレーヴェが巨大ノイズと自立型完全聖遺物ネフィリムに戦い始めた。

 

 

 

響は直哉を守りながら小型ノイズを倒していた。

 

 

 

 

 

その時不思議な事が起こった。

 

 

 

「ねえ、直哉君私夢でも見てるのかな?」

 

 

 

「いえ、響さん夢と思いたいのはわかりますが現実ですよ」

 

 

 

「やっぱり、夢じゃないんだ火炎魔神さんにペコペコしてるのは、ネフィリムなんだ・・・ええーー火炎魔神さん。自立型完全聖遺物ネフィリムを部下にしたーあり得ないんですけどーーー」

 

 

 

「まあ、私達が言うのもあれだけど、ゼムリア大陸には規格外の人間が多いからね」

 

 

 

「そうですね。エステルさん」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帝都の運命の一日6 五行衆との戦い後編

「ふむ、ゼムリア大陸には、規格外が多いのか?ならエステルの父親と勝負したいな」

 

 

「だめよ、グレ響父さんなんて弱いから勝負なんてならないわよ」

 

 

「「「「「「「はっ?」」」」」」

 

 

「ねえ、クローゼさんまだエステルさん父親の凄さ信じてないんですか?」

 

 

直哉が、クローゼに聞く。

 

 

 

「ええ、まだ気づいて無いです。残念ながら」

 

 

「そうなんですね」

 

 

「さて、帝国華撃団の戦いを見ましょう」

 

 

そして直哉達は帝国華撃団の戦いを見始めた。

 

 

 

最深部に着き鬼王と対峙していた。

 

「行くぞ鬼王!!」

 

「来い!!帝国華撃団、私は京極様のためにお前達を倒す」

 

こうして、帝国華撃団VS鬼王の対決が始まった。

 

「グ、流石に強い!!」

 

「隊長どうするよ」

 

カンナが、大神に聞く。

 

 

「よし全員で必殺攻撃だ」

 

「了解」

 

 

「神崎風塵流・不死鳥の舞」

 

 

「球電ロボ」

 

「シェルクーンチク」

 

「鷺牌五段」

 

「イル・フラウト・マジーコ」

 

「ディ・ワリキューレ」

 

「狼虎滅却・三刃成虎」

 

アイリス以外の隊員全員が必殺技を放つが鬼王には通じなかった。

 

「ぐううう、はあああ、ならばこちらの番だな、破邪剣征・桜花放神」

 

 

「馬鹿な!!その技はさくら君の技どうしてお前が使える?鬼王」

 

 

「あれ、さくらさんがいない」

 

 

 

響が鬼王と戦っていない事に気が付く。

 

 

 

!!

 

 

「本当ですねさくらさんがいませんね」

 

一体どうしたのかしら?」

 

 

響に続き、クローゼとエステルがさくらがいない事に気付く。

 

 

「直哉君どういう事?あれ直哉君」

 

 

 

 

その頃直哉とのどか達とグレ響は・・・

 

 

 

「のどかさん達とグレ響さん。今から黒鬼会の本拠に行きますよ」

 

 

「「「「ええ」」」」

 

 

「今の内にのどかさん達は変身してください」

 

 

「「「了解」」」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

「しかし、土蜘蛛を倒した直後ではなく、最深部に向かう途中でさくらとさくらの天武がバテデモーダに誘拐されるなんてな」

 

 

「ええ、グレ響さん。どうやらバテデモーダの姿を認識したのは僕達だけのようです」

 

 

 

そして直哉と3人のプリキュアとグレ響はゲートを通り黒鬼会の本拠に向かった。

 

 

その頃さくらは・・・

 

 

 

「え、ここは何処?私達は鬼王の所に向かってたのに」

 

 

「ちーす、真宮寺さくらさんはじめましてーービョーゲンズの若手のバテデモーダでーす」

 

 

!!

 

「バテデモーダどうしてここに」

 

 

 

「それは、さくらさん貴女を殺す為ですよ」

 

 

「何ですって、ビョーゲンズは地球を蝕む事が目的の筈」

 

 

「そうっすよただ、帝国華撃団の存在がうざいので、帝国華撃団を倒す事になりました。そういう事で死んでくださいね」

 

 

 

そう言ってバテデモーダがさくらの天武を襲う。

 

 

「「「させない」」」

 

「「「ぷにシールド」」」

 

 

 

「「なっプリキュアどうしてここに?」」

 

 

「グレ響さん。僕がさくらさんをゲートで、送りますからその間プリキュアとバテデモーダの足止めをお願いします」

 

 

「「「「了解」」」」

 

 

 

「さあ、さくらさんはこちらに来て下さい」

 

 

「わかったわ」

 

 

 

そして直哉がさくらを花組の元に転移をさせた。

 

 

 

「あーあ、失敗したっす今回は撤収するっす」

 

 

そう言ってバテデモーダは逃げた。

 

 

 

その頃花組と鬼王は・・・

 

 

「むっ来たか」

 

 

 

「漸く来たな、真宮寺の者よ」

 

「鬼王さん。勝負です」

 

 

「良かろう」

 

そして2機の戦いが始まった。

 

「くっ」

 

「ぐっやるな」

 

「今です、破邪剣征・桜花放神」

 

「なめるな、破邪剣征・桜花放神」

 

二人の必殺技がぶつかり合いだが、徐々にさくらが押し負け始めた。

 

「ここまでのようだな、娘」

 

「いやまだだ、鬼王さくら君自分の力を信じるんだ

 

 

「はい。大神さん」

 

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

「何だと!!」

 

鬼王はさくらの新たに放った技の直撃を受けた。

 

「大神さん、今です」

 

「よし行くぞ鬼王」

 

「ぬう!!」

 

狼虎滅却・三刃成虎」

 

「グオオ。まさか.この私を倒すとは・・・見事だ、帝国華撃団」

 

そして、鬼王の闇神威は、沈黙した。その同時刻地上では、太正維新軍も、海軍により鎮圧され、帝国陸軍大臣京極圭吾も、自害をし、クーデター騒動は幕を閉じた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

訪れた平穏

帝国陸軍主導の軍事クーデターが帝国海軍に鎮圧されて2週間が経っていた。

 

 

その裏で帝国華撃団と黒鬼会戦いも一つの終わりを迎えていた。

 

 

「なあ、直哉本当に黒鬼会との戦いは終わったと思うか?」

 

 

「米田さん。まさかその話をする為に僕を呼んだんですか?」

 

 

 

 

「ああ、こういう事は、直哉に話した方がいいだろうと思ってな」

 

 

「じゃあ、自分の考えでは表の帝国海軍と帝国陸軍の覇権争いは太正維新軍が崩壊し京極も自害したので落ち着くと思いますけどね」

 

 

「一方裏の方では、軍事クーデター中に死亡が確認されたのは、五行衆の木喰のみです」

 

 

「そうだな」

 

 

 

「鬼王、土蜘蛛、金剛の死亡が確認されていないので黒鬼会との戦いは本当の意味では終わってないのかも知れませんが」

 

 

「そうだな。だが、黒鬼会の首領だった京極が死んだ以上、3人が生きていたとしても、まともに活動するのは無理と思うがな」

 

 

「ええ、それは普通にそう思いますが・・・」

 

 

「何だ?直哉気になる事があるのか」

 

「いえんそこまで気になる事でもないんですけど、何故京極が軍事クーデターを起こす必要があったのかという点ですね」

 

 

「・・・確かにな京極は軍事クーデターと言う手を起こさずとも自分の持つ力を使えば楽だった筈だ」

 

 

「ええ、陸軍大臣の力をね」

 

 

 

「確かにそう考えると不自然だな・・・待てよもしかしておいおい京極にとって軍事クーデターが成功しても、失敗してもどちらでもいいと言う事かよ」

 

 

 

「つまり京極にとって、太正維新軍はただ帝都を混乱させる為の道具だったのかよ」

 

 

「確定とは言えませんけどね、もう京極は死んでるので」

 

 

「そうだな」

 

 

 

「さて、米田さん僕はこれで失礼しますね、帝都で事業展開もしているので、それらの状況を確認しないといけないんで、京極のせいで」

 

 

 

「そうか、すまなかったな。忙しい時に呼び出して」

 

 

「いいえ、いいですよ元々銀座方面に行く予定でしたし」

 

 

 

そして直哉は、大帝国劇場から出て行った。

 

 

「それでは管理者の神殿に行くとしますか」

 

 

管理者の神殿にて・・・

 

「来ましたよトワ」

 

 

「ああ、直哉ごめんね軍事クーデターが終わったばかりなのに、もう一つのすこやか市に行ってくれない?」

 

 

「え、どうしてですか?また融合世界のビョーゲンズが動いたんですか?」

 

 

「いえ、そういう事ではなく、もう一人ののどか達の希望なのよ」

 

 

 

「はっどういう事ですか?」

 

 

「どうやらもう一人ののどか達に私達が渡した宝玉の力が切れかかってるみたいなの」

 

 

 

 

 

そして直哉はのどかと共にもう一つのすこやか市に向かった。

 

 

 

「ねえ、直哉君今回は私達だけでいいの?」

 

 

 

「ええ、トワの要請で僕の力の補充と、僕の力の使い方をよく知る人が、3人に教えて欲しいと言う事なので」

 

 

 

「「成る程」ラビ」

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

宝玉についてとラテの逃走前編

原作世界のすこやか中学・・・

 

 

 

「あ、ちゆちゃん、ひなたちゃん。今日の朝直哉君達の世界の神様のトワさんから連絡があって、今日の学校が終わったくらいに直哉君と宝玉の使い方を教えてくれる人が来るそうだよ」

 

 

 

「そうなの?よかったわこちらの方では、宝玉の使う事は無いだろうけどね」

 

「そうだね、そう言えばのどかっちのお母さん運送ドライバーを始めたんだって」

 

「うん、前も運送ドライバーしてたんだけど、私が病気になって辞めたんだ」

 

 

「あ、ごめん」

 

 

その頃融合世界から来た3人は・・・

 

 

「そう言えば直哉宝玉の使い方をどうやって教えるラビ?向こうの3人は守護者じゃないラビよ」

 

 

「そう言えばそうだよどうするの?」

 

 

 

「ああ、そこはトワが3人にあげた、宝玉の自動学習機能でサポートをするので実際はのどかさんは3人に霊力入りの浄化技を、もう一組のプリキュア達に見せるだけでいいんですよ」

 

 

 

「「成る程」ラビ」

 

 

 

「今回の仕事は融合世界のビョーゲンズ及びワイズマンが僕達が、来れないタイミングでこちらの世界に攻撃をした時の為の対抗策の仕事ですよ」

 

 

「わんわん」

 

 

「「うんあれはラテ?」」

 

 

「あ、本当ラビもしかしてラテ様はのどかのお母さんの所に行こうとしてるんじゃラビ」

 

 

そして原作世界のラテは直哉達をスルーして走って行った。

 

 

「「ああ、成程」」

 

 

「こっちのお母さんも働きだしたんだ。それでラテは、お母さんを探しているんだね」

 

 

「そうですね」

 

 

「あ、直哉と融合世界ののどかとラビリンペン」

 

 

「何ーーおーい直哉」

 

 

「あ、もう一人のぺギタンとニャトラン久しぶり」

 

 

 

「「久しぶりペン」ニャン」

 

 

 

「2人ともどうしたの?そんなに慌てて」

 

 

「そうペン3人はラテ様を見なかったペン?」

 

 

「「ラテなら向こうに行ったよ」」

 

 

「おう、そうなのか?ありがとうニャン」

 

 

そう言ってぺギタンとニャトランは直哉達と別れた。

 

 

 

「さて、僕達もすこやか運送に行きますか」

 

 

 

「そうだね」

 

 

「後ラビリンお願いがあります」

 

 

「何ラビ?」

 

「もしぺギタンとニャトランが原作世界ののどかさん達に僕達の事を言ってなければ、ラビリンが謝るタイミングで出て行って驚かせて下さい」

 

 

 

「面白そうラビ」

 

 

「たくっ2人ともどうなっても知らないよ」

 

 

そして直哉達は簡易ゲートを使いすこやか運送の少し離れた場所に出た。

 

 

すこやか運送前・・・

 

 

「ラテ」

 

「クウーン」

 

 

「そっかラテはお母さんに会いたくてここに来たんだね」

 

 

「ワン」

 

「それにしてもここまで来るなんて凄いニャン」

 

 

そしてちゆがすこやか運送の事務所にのどかの母親のいる場所聞いた。

 

 

 

そして聴診器でラテの声を聞きラビリンが謝ろうとした時・・・

 

 

「「ラテ様ごめんなさいラビ」」

 

 

「「「ええーーラビリンが2人いる――まさか・・・」」」

 

 

「お久しぶりですね、のどかさん、ちゆさん、ひなたさん」

 

 

「「「直哉君どうしてここに」」」

 

 

「あれ、トワさんから聞いてませんか?」

 

 

「ああ、学校でのどかの言ってた件の事ね」

 

 

「ええ、そうですよちゃんと先生もいますよ」

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

宝玉についてとラテの逃走後編

「「「え、先生」」」

 

 

「そうですよ。花寺のどかのどか先生よろしくお願いいたします」

 

 

「久しぶりもう一人の私」

 

 

「ええーーのどかちゃんどうしてこっちに」

 

 

「私は、トワさんが3人に渡した宝玉とは別の宝玉を持って実際に使っているからね」

 

 

そう言って、融合世界ののどかは原作世界の3人に空色の宝玉を見せる。

 

 

「あ、私達のと少し違う」

 

「そうね空色とは珍しいわね」

 

「融合世界の私達も宝玉を持ってるの?」

 

 

ひなたが質問する。

 

 

「いえ、融合世界のちゆさん、ひなたさんは持ってませんよ」

 

 

 

「「「どういう事?」」」

 

 

融合世界ののどかさんの持つ宝玉には通行許可証の意味合いがあるので」

 

 

「「「通行許可証」」」

 

 

「ええ、以前3人にはトワさんが行ったと思いますけど、同じ人間が一緒に居たら世界のバランスを壊す可能性があるから見たいな話しをしたのを覚えてますか?」

 

 

「「「うん」」」

 

「この宝玉は、融合世界ののどかさんの通行許可証と身分証明書の意味合いもあるんです」

 

 

 

「「「「「「成る程」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

 

「それでは行きましょうか皆さん」

 

 

「「「え」」」」

 

 

そう言って直哉そう言うと、簡易ゲートを使い原作世界ののどか達をイチゴ農園近くにある公園に転移させた。

 

 

「「「ここは?」」」

 

 

さて、3人共今からプリキュアになってください」

 

 

「「「「「ええ――」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

 

「宝玉の使い方や力を覚えるには、実戦がいいですからね」

 

 

「でも、相手いないよ」

 

 

「相手ならいますよ。3人の前に」

 

 

「「「まさか」」」

 

 

「のどかお姉ちゃん。ラビリン準備いい?」

 

「「いつでもいいよ。いいラビよ」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

 

「うええ、なんかのどかっちと違うよあっちのグレース」

 

 

ひなたがそう言う。

 

 

「ああ、それは僕の力も入っているので微妙に違うのですよ。ひなたさん」

 

 

「そうなんだ。私達の相手直哉君入りのグレースなの?」

 

 

「ええ、ですけど僕自身は霊力は使いませんからね」

 

 

「皆行くラビ」

 

「うんそうだね」

 

「ええ」

 

「もうどうにでもなれ」

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

 

「ニャン!」

 

 

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

 

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

 

そして原作世界のプリキュアと融合世界のキュアグレースとの模擬戦が始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

模擬戦のちメガビョーゲン現る

模擬戦後・・・

 

 

 

「「「はあ、はあ」」」

 

 

原作世界の3人はプリキュアの変身を解除した。

 

 

「皆お疲れ様」

 

「おつかれ」

 

「お疲れラビ」

 

 

「何で、融合世界ののどかっちは疲れてないの?」

 

 

「さては、直哉が疲れない術を使ったんだろ?」

 

 

ニャトランが直哉に聞く。

 

 

「うん、してないよ。僕寝てたし」

 

 

「「「ええーー」」」

 

 

「僕起きてたら、無意識にグレースとラビリンに霊力を送るからね」

 

 

「寝ないと霊力供給を遮断出来ないペン?」

 

 

「うんそうだよ、今回は模擬戦でこちらに制限を付けて3人に宝玉の使い方を教える事が出来るか、融合世界のグレースとラビリンにしてもらったんだ」

 

 

 

「成る程、その為に直哉は寝てたんだペン」

 

 

「まあ、原作世界の3人は宝玉の使い戦う事は余り無いと思うけどね」

 

 

「でも、助かったラビいつ融合世界の変異メガビョーゲンが来るかわからないラビ」

 

 

「そうだねラビリン」

 

 

「そうね宝玉の使い方を知ってるのと、知らないのじゃかなり違うわ」

 

「でももう一人ののどかっちは、何で人数的に不利な戦いであんなに余裕なの?」

 

 

「それはね融合世界の中での戦いは、ほとんど敵の方が数を多く出すからね」

 

 

「こちらで融合世界のグワイワルが使ったソロモンの笛は扉を閉めないとノイズが無限に出てくるし」

 

 

「「「「「「ええーーー無限に――」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

「うん、それに降魔も使役する人間の力が大きくなれば、召喚できる数も増えるしね」

 

 

 

「そんなに数で来る相手を、相手にしてたら最低限の行動で戦う術を見つけるニャン」

 

 

 

「ええ、そうね私は融合世界の品川での戦いは忘れないわ」

 

 

「「ああ、響さんがノイズ30体を一人で倒した時ね」」

 

 

 

「これはもしかして50体のメガビョーゲンがいると見せかけて、実体のあるメガビョーゲンは一体なのでは?」

 

「「「「「「ええーーー」」」」」」

 

「つまり、本体は1体で後49体は幻とか幻影て事?」

 

 

融合世界のキュアグレースが直哉に聞く。

 

 

「ええ、そういう事だと思います。そして本体にはエレメントさんがいる筈です」

 

 

「でもどうしたらいいの?幻影に当てずに本体に当てるには」

 

 

「あの時はかなりきつかったね、私達は幻影を作るメガビョーゲンと戦った事はないし」

 

「「「それは私達もだよ」」ラビ」

 

 

「クチュン、クチュン」

 

 

「「「ラテ」」」

 

 

その時ラテがメガビョーゲンの出現を感知した。

 

 

そして原作世界ののどかがラテに聴診器を当てて声を聞く。

 

 

「すぐ近くのイチゴさんが泣いてるラテ」

 

 

!!

 

「イチゴてことは・・・」

 

 

「お母さんのいる場所」

 

 

そして原作世界の3人はイチゴ農園に向かった。

 

 

 

「直哉君私達はどうする?」

 

 

 

「さっき、ラテが2回くしゃみしたので、もしかすると敵は2体いるかも知れません。念の為僕達も行きます」

 

 

「「わかった」ラビ」

 

 

 

そして直哉達もイチゴ農園に向かった。

 

 

イチゴ農園では・・・

 

 

「お母さん。許せない」

 

 

「皆行くラビ」

 

「「「うん」」」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

「ニャン!」

 

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

「プリキュア、また来たんだ」

 

 

「来るよ何度だって」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

イチゴ農園での戦い

「皆行くラビ」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

「プリキュア、また来たんだ」

 

 

「来るよ何度だって」

 

そしてプリキュアVSメガビョーゲンの戦いが始まった。

 

 

 

暫くして・・・

 

 

「試すだけ試してみるか」

 

 

そう言ってダルイゼンは、1つのボールを投げた。

 

 

 

そしてボール出て来たのは・・・信号機型のメガビョーゲンだった。

 

 

「「「新たなメガビョーゲン」」」

 

 

 

「それにしては古い信号機型だね」

 

スパークルが言う。

 

 

「「メガビョーゲン」」

 

 

「どんな形でもメガビョーゲンなら浄化するわよペギタン」

 

 

「了解ペン」

 

「エレメントチャージ!」

 

『キュン!キュン!キュン!」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

 

「プリキュア!ヒーリングストリーム!」

 

 フォンティーヌはメガビョーゲンに向け水色のビームを放った

 

「行けーラビ」

 

だが、フォンティーヌが放ったヒーリングストリームはメガビョーゲンに当たる前に消滅した。

 

 

「「「しまった信号機型は変異メガビョーゲンだーー」」」

 

 

そして3人のプリキュアは慌てて宝玉をセットするが

 

 

「やれメガビョーゲン」

 

 

ダルイゼンの命令を受けた信号機型メガビョーゲンがストップ光線をプリキュア達に浴びせた。

 

 

「「「きゃあああ。動けない」」」

 

「あれは直哉君」

 

 

「どうやらこちらのグレースさん達は融合世界の信号機型メガビョーゲンによって動きを封じられているようですね」

 

 

「それでは僕達も行きましょう」

 

「うん」

 

 

「ラビ」

 

 

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

 

「ラビリン念の為に2体のメガビョーゲンをキュアスキャンしてください」

 

 

「わかったラビ」

 

 

「「キュアスキャン」」

 

 

 

「信号機型のメガビョーゲンには、エレメントさんはいないラビ、イチゴ頭のメガビョーゲンには、右肩に実りのエレメントさんがいるラビ」

 

 

わかりました。グレースさん。信号機型のメガビョーゲンには純粋の霊力攻撃をするので協力してください」

 

「わかった」

 

 

「行きます」

 

 

「「破邪剣征・桜花爛漫」」

 

 

!!

 

「「「なにあれ?」」」

 

 

原作世界の3人は、融合世界のキュアグレースが使った技に驚いていた。

 

 

 

「メガガビョーゲン」

 

 

そして桜花爛漫は信号機型のメガビョーゲンに当たり信号機型のメガビョーゲンのストップ光線が、原作世界の3人からずれた。

 

 

「今だよ皆。実りのエレメントさんは、右肩だよ」

 

 

「「「了解」」」

 

「こちらも決めましょう」

 

 

「うん」

 

 

「グレース」

 

 

「エレメントチャージ!」

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

 

 

「プリキュア !ヒーリングフラワー!」

 

 

 

ピンクの光線がエレメントと包み込むように助け、メガビョーゲンを見事に浄化させた。

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「「お大事に」」

 

 

「エレメントチャージ!」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン、」

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

 

 

「プリキュア!スカイヒーリングフラワー!」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

 

そしてイチゴ型と信号機型のメガビョーゲンは浄化されたのだった。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

お手当て後・・・3人のプリキュアの疑問

イチゴ農園での戦いの後・・・

 

 

「ありがとう直哉君、もう一人の私」

 

 

「そうね信号機型のメガビョーゲンの攻撃を受けて動けなくなった時どうしょうと思ったわ」

 

 

「本当だよ。まさか3人纏めて動きを止められるなんて」

 

 

「まあ、私達も動きを止められたけどね」

 

融合世界ののどかが言う。

 

 

「「「ええ、そうなの?」」」

 

 

「うん、直哉君もう一人の私達に言って良い?」

 

 

「うーん本当は、あまり好ましくは無いですが、既に3人は変異メガビョーゲンの事を知ってるのでいいですよ」

 

 

「本当」

 

 

 

そしてのどかは、その時の事を話し出した。

 

 

 

「メガビョーゲン」

 

「やっぱり来たね。プリキュア、ここはお前達の世界じゃないのに」

 

「「「ダルイゼン、どうして中心世界に来てるの?」」」

 

「簡単に教えるわけないだろプリキュア」

 

「やれメガビョーゲン」

 

「メガ・・・ビョーゲン」

 

ダルイゼンがメガビョーゲンに言うと、メガビョーゲンは信号それぞれから赤色の光を三人のプリキュアに浴びせるとプリキュアに異変が起きた。」

 

 

「「「動けない」」」

 

 

「これはどういう事ラビ?直哉」

 

ラビリンが直哉に聞く。

 

「恐らくだけどあのメガビョーゲンは信号機と同じ意味合いを持ってると思う。つまり赤色の光を浴びたままだとグレース達は動けなくなり・・・」

 

「メガビョーゲン」

 

メガビョーゲンは両手を使い、プリキュア達に攻撃を与える。

 

「「「きゃああああ」」」。

 

体が動かせないプリキュア達は防御も取れなくなってメガビョーゲンの攻撃をまともに受けてしまっていた。

 

「なんとか出来ないラビ?」

 

「うーん、全員が捕まっている状況だから厳しいけど諦めたら駄目だよラビリン」

 

 

 

「と言う事があったんだ」

 

 

「「「ええーーそれでどうやって脱出したの?」」」

 

 

「それは響さんが、信号機型のメガビョーゲンの光を逸らしてくれて自由になって浄化したんだよ」

 

 

 

「「「成る程じゃあ、私達を救う為に使った技は何?」」」

 

 

「それは・・・」

 

 

「あれは、純粋の霊力攻撃ですよ」

 

 

「皆さんに以前僕が融合世界の4人目のプリキュアと言いましたよね」

 

 

「「「うん」」」

 

 

 

「ですが最近僕はイレギュラーな5番目のプリキュアと考えています」

 

 

「「「「ええーー何でーーー」」」」

 

 

「それはそちらのヒーリングアニマル達が言った言葉ですよ」

 

 

「ラビリンのパートナーはのどかと直哉の二人ラビ」

 

「「「ええーーー」」」

 

「何だと――」

 

 

「パートナーが二人なんて聞いたことないペン」

 

 

 

「「「「あ、」」」」

 

 

「その言葉が気になり、調べたら確かに僕が4人目のプリキュアとなるのならパートナーは、ラテになるはずですよね?ヒーリングアニマルの中でパートナーがいないのは」

 

 

 

「「「「「「「「確かに」」」」」」」」

 

「なので最初は驚きましたけど、想定外の事が良く起きる世界なのでもう気にして無いですけどね。少なくとも僕自身がプリキュアの力を持っている事は事実ですから」

 

 

「そうかー、直哉君達はこれから融合世界の方に帰るの?」

 

 

「ええ、そうですよのどかさん。融合世界の中心世界の方ではもうすぐクリスマスの時期ですよ」

 

 

「クリスマスーー行きたい直哉っち私達を連れていって」

 

!!

 

 

「ちょっひなた急に行けるわけが・・・」

 

 

「そうだよひなたちゃん」

 

「それではひなたさんだけ行くんですね?」

 

!!

 

「「ええ――行って良いの」」

 

 

「いいですよ」

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

師走の融合世界の中心世界へ

「いいですよ」

 

「三人共行きますか?」

 

 

「「「いけるなら行きたい」」」

 

 

 

「わかりました」

 

「それでは行きましょう」

 

 

そしてこの場にいる全員が簡易ゲートを通り中心世界に転移した。

 

 

 

融合世界の中心世界の帝都東京・・・

 

 

「「「うわあ、何度来ても驚きがあるよ」」」

 

 

「それでは、少し寄り道をしましょうか?」

 

「「ええいいの?直哉君」ラビ」

 

「いいですよ、トワも米田さんも少しぐらい待たせても」

 

 

 

「特にトワなんて、異変が起きてるから行って来てですよ。せめて目的地の世界ぐらい教えろと言いたいですよ」

 

 

「確かに、レイさんより説明が簡潔すぎる時が多いね」

 

 

「確かにラビ」

 

「直哉君もストレス溜まってるんだね」

 

 

「後、米田さんは新型霊子甲冑の件で予定金額を超える出費あったので僕が、建て替えたんですけど、まだ返して貰えないですし、その件を伝えて以降米田さんとは会えないままですし」

 

 

「あはは、私は何も言えない」

 

「駄目な大人のようだラビ」

 

 

「「くしゅん、誰か私の噂してるのかしら?」誰か俺の話をしてるのか?」

 

 

 

その時トワと米田が同時にくしゃみをしたのだった。

 

 

 

「でも、直哉君この後大帝国劇場に呼ばされてなかった?」

 

 

「ええ、大神さんに呼ばれてますよ。どうやらクリスマス公演に関しての相談らしいですね」

 

 

「そうなんだ」

 

 

 

そして、原作世界の3人も大帝国劇場に行くと言うので、直哉達は少し帝都を散策して、大帝国劇場に向かった。

 

 

 

 

大帝国劇場1階ロビーにて・・・

 

 

 

「あ、直哉さんとのどかさんとラビリン待ってたよ」

 

 

「大神さん僕に、クリスマス公演関連の相談があるとの事らしいとのことですが、どう言った相談ですか?」

 

 

「実はですね、クリスマス公演で、劇場で働いていた人物を舞台にあげるアンケートをお客様にしたら響さんがトップでした」

 

 

「はあーー響さん実際は余り働いてないのにトップ何ですか?」

 

 

「ええ俺も驚いたんです。その結果を花組にしたら」

 

 

「ならのどかお姉ちゃんやちゆお姉さん達も上げようとなりまして・・・」

 

 

「成る程、それで僕に相談したいと言う事ですか」

 

 

「ええ、そうです。幸いクリスマス公演まで約2週間以上あるので駄目なら新たに考えます」

 

 

 

「そうですね。響さんはいいですよ。お客さんの希望を無下には出来ませんから。ただ融合世界ののどかさん達を参加させると特殊遊撃部隊が人材不足になるので、代わりと言ってはなんですが、もう一人ののどかさん達を使ってもいいですよ。本人が許可を出せば」

 

 

「「ええ――」」

 

「何々舞台に出れるの?出たいーー」

 

「面白そうだなひなた」

 

 

「だねニャトラン」

 

そして、具体的な問題として、ラビリンぺギタンとニャトランの扱いをどういう役にするかを考えていた。

 

 

 

「やはりラビリン君達は普通に雪の精とかにすべきですかね」

 

 

「まあそうですね。ただ劇中でプリキュアさせる場合のどかさんさんとちゆさん、ひなたさんはヒーリングアニマルと合流しやすくした方がいいですよ」

 

 

「成る程、変身を演出として使うんですね」

 

 

「クリスマス公演なので、殺陣があるとは思えませんけど」

 

 

「ありがとうございました直哉さん」

 

 

そして直哉達は大帝国劇場を出て、紫藤家の自宅に戻った。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

クリスマス公演への出演依頼

その日の夜紫藤家では・・・

 

 

「ええーー私とのどかちゃん達に大帝国劇場のクリスマス公演の出演依頼が来てるの?」

 

「ええ、そうですよ響さん」

 

 

そして直哉は響に、事の経緯をを話した。

 

 

実はですね、クリスマス公演で、劇場で働いていた人物を舞台にあげるアンケートをお客様にしたら響さんがトップでした」

 

 

「はあーー響さん実際は余り働いてないのにトップ何ですか?」

 

 

「ええ俺も驚いたんです。その結果を花組にしたら」

 

 

「ならのどかお姉ちゃんやちゆお姉さん達も上げようとなりまして・・・」

 

 

「成る程、それで僕に相談したいと言う事ですか」

 

 

「ええ、そうです。幸いクリスマス公演まで約2週間以上あるので駄目なら新たに考えます」

 

 

 

「そうですね。響さんはいいですよ。お客さんの希望を無下には出来ませんから。

ただ融合世界ののどかさん達を参加させると特殊遊撃部隊が人材不足になるので、代わりと言ってはなんですが、もう一人ののどかさん達を使ってもいいですよ。本人が許可を出せば」

 

 

「そういう事になり、響さんは出演決定ですけど、嫌ならグレ響さんにお願いしますけど」

 

 

「ええ――私がトップなのお客さんの中で」

 

 

「そうですよ。響さん」

 

「そういう事なら私が出るよその方が原作世界の3人の為になるでしょ?原作世界の3人はグレ響に会うの今回が初めてだし」

 

 

 

「それでは響さん。原作世界の3人の事をクリスマス公演までよろしくね」

 

 

「うんそれはいいけど、その間直哉君達はどうするの?」

 

 

「とりあえず中心世界での懸念している隼人叔父さんの捜索をしてみますよ。駄目下で」

 

 

「ああ、叔父さん消えてかなり立つもんね時間が」

 

 

「ええ、こうなると叔父さんは、自分の意志で消えた可能性が可能性もあります」

 

 

「もしかして、過去の世界のように私達の敵になるの?」

 

 

「いえ、そこまではわかりませんけど、紫藤隼人の魂は僕と少し違うらしいので」

 

 

「それはつまり、米田健二の分身の紫藤直哉の魂を利用してると言う事?」

 

 

「ええ、そうみたいですね。それも不遇な死に方をしたらしいです」

 

 

!!

 

 

「それって飛鳥ちゃんと薫ちゃんの両親を殺した奴の魂てこと?」

 

 

「うん響さんどうしました?」

 

 

 

「あ、何でもないよ。直哉君」

 

 

「それならいいですけど、くれぐれもクリスマス公演の部隊練習には遅れないでくださいね」

 

「了解」

 

 

 

そして翌日・・・

 

 

「うわああああ。遅刻だああ」

 

 

響は慌てて、大帝国劇場に向かった。

 

 

 

その頃直哉とグレ響は、紫藤隼人の屋敷に向かっていた。

 

 

 

「直哉何故私だけを同行させた?」

 

 

 

「それは、何となくあそこに連れて行くには響さんとのどかさん達だと対処が出来ない可能性がありますから」

 

 

「成る程直哉は紫藤隼人が、米田健二一派に入っていると考えているのか?」

 

 

 

「ええ、もしかすると紫藤隼人という人格が消滅している可能性も考えています」

 

 

「そうか、しかし紫藤隼人にはガリィと、ファラと言うオートマタ―がいるんだろ?」

 

「ええ、いますが彼女達も本来のマスターの命令で、叔父さんについてると聞いたことがあるので」

 

 

「成る程な、本来のマスターが奴等に帰還命令を出した可能性があるか」

 

「ええ、あくまでも最悪を想定した答えです」」

 

 

「成る程な」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

潜入!!紫藤隼人邸

「直哉何故私だけを同行させた?」

 

 

 

「それは、何となくあそこに連れて行くには響さんとのどかさん達だと対処が出来ない可能性がありますから」

 

 

「成る程直哉は紫藤隼人が、米田健二一派に入っていると考えているのか?」

 

 

 

「ええ、もしかすると紫藤隼人という人格が消滅している可能性も考えています」

 

 

「そうか、しかし紫藤隼人にはガリィと、ファラと言うオートマタ―がいるんだろ?」

 

「ええ、いますが彼女達も本来のマスターの命令で、叔父さんについてると聞いたことがあるので」

 

 

「成る程な、本来のマスターが奴等に帰還命令を出した可能性があるか」

 

「あくまでも最悪の事を想定を考慮した答えです」

 

 

「そう考えると。隼人邸に行くのはまずいのではないのか?」

 

 

「時期的には今しかないんですよね」

 

 

「どういう事だ?」

 

「実は、来月以降にすると黒鬼会との戦いが再開するんですよ」

 

 

!!

 

「何だと」

 

 

「黒鬼会との戦いは終わってないのか?」

 

 

「ええ、ですからこの時がいいんですよ。米田健二一派の関連を調べるには」

 

 

 

「成る程」

 

 

そして、直哉とグレ響は隼人の家に着いた。

 

 

 

隼人の家の内部にて・・・

 

「なっ馬鹿な、確かにここは叔父さんの家の筈」

 

 

「本当にここだったのか?直哉ここはどう見ても30年以上手つかずの廃屋にしか見えないが」

 

 

「でも昨年真宮寺さくらさんが来たときは・・・」

 

 

「お待たせしました、帝国華撃団の皆さん」

 

 

 

「私がこの屋敷の主の紫藤隼人です」

 

 

 

 

 

「私は帝国華撃団副司令の藤枝あやめです」

 

 

 

「私は真宮寺さくらです」

 

 

 

 

 

「おお、貴女が私の甥っ子のサポートしてくれている真宮寺の方なんですね」

 

 

 

 

 

「えっ、私の事を知っているんですか?」

 

 

 

「ええ、分家とはいえ本家と真宮寺家の関係は知ってましたし」

 

 

 

 

 

「おっと、横道に話がそれていましたね、帝国華撃団のお二人さんはどうして私を訪ねたのです?」

 

 

 

「「それは・・・」」

 

 

 

そしてさくら達はここまでの経緯を話した。

 

 

 

「成る程、確かに今私達のいる場所だな。直哉が見せてくれた映像の様子は」

 

 

「それが一時的に封印されていた時期があったとしても一年で廃屋みたいになるとは思えません」

 

 

「直哉こういう可能性は無いか?お前達が雨宮さくらの世界に行った理由は、お前と米田健二との接触を避ける為だったんだろう?」

 

 

「ええ、そのように聞きました」

 

 

「仮にだけど、その間に紫藤隼人と米田健二が接触し隼人が、健二に取り込まれたとしたら隼人の力で維持されていた廃屋が元に戻ったとも考えられないか?」

 

 

 

「・・・その可能性もありますけど、その時レイやトワに聞いたら記憶と力の大半が失っているんです」

 

 

「そんな状態で襲いますか?」

 

 

「確かに、逆にやられる可能性が高いな」

 

 

「記憶が無いのなら不用意に接触もするとは思えないなあ」

 

 

 

「そうですよね」

 

「とりあえずこの廃屋の部屋を見て回ろう」

 

 

「わかりました」

 

 

そして直哉とグレ響は全ての部屋を調べた。

 

 

 

「やはりどの部屋も人が住んでいたような生活感がなかったな」

 

 

「ええ、そうですね信じられないですけど」

 

「直哉これからどうする?」

 

 

「ひとまず家に帰りましょう」

 

 

そして直哉とグレ響は直哉の自宅に戻った。

 

 

 

 

「ほう、あの子が隼人の甥っ子か」

 

 

「はいマスター」

 

 

「またいずれ会う事になるだろう?ファラ」

 

 

「恐らくは」

 

 

「その時を頼しみにしておこう」

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帰宅後・・・レイの訪問

紫藤直哉の自宅・・・

 

 

 

「「ただいま」」

 

 

「あ、直哉君とグレ響さんお帰りなさい」

 

そう言いながらのどかが、2人を出迎える。

 

 

「のどかさん何か変わったことありました?」

 

 

「守護者的には無いけど、レイさんが直哉君に会う為に来てるよ」

 

 

「え。レイさんが?何だろう」

 

 

そして直哉はレイの待つ部屋に向かうのだった。

 

 

 

「帰って来たか、直哉どうだったかな?実際に元隼人の家を見て」

 

!!

 

「レイさん貴方おじさんの家家がこうなった理由を知っているんですか」

 

 

 

「ああ、その原因は直哉お前に成長させる事を忘れていたトワのせいだ」

 

どういう事ですか?」

 

 

「お前達が行った過去の幼馴染世界は、どうやら紫藤隼人の魂になる筈だった紫藤直哉の世界だったようだ」

 

 

!!

 

 

 

「そんな・・・それじゃあ僕達のせいで叔父さんは存在しなくなったんですか?」

 

 

「ああ、ワイズマンに利用されたことによってな」

 

 

そして例が切欠となった時の事を話す。

 

 

 

「どうりゃあーー」

 

 

「紫藤直哉さんへの道が出来ました。なのはおばちゃん今です」

 

 

「飛鳥ここに来ておばちゃんはやめて――」

 

 

「そんな事を気にしてる場合ですか、早くしてください」

 

 

そしてメガ桜天武に乗っていた紫藤直哉はなのはたちによって救出された。

 

 

「最後グレースさん達」

 

 

 

「「「直哉君私達に力を貸して」」」

 

「わかりました皆さん。皆さんはヒーリングオアシスを使ってください」

 

 

「「「え、そんなことしたら直哉君に負担が」」」

 

 

「大丈夫です僕もここに来て霊力はレベルアップしてますし、でも体に戻るにはもう一つの過去の世界に行かないと無理かも知れませんが」

 

「分かったよ直哉君4人でメガ桜天武を浄化しよう」

 

 

「はい」

 

「「ええ」」

 

「「「トリプルハートチャージ」」」

 

 

 

「「届け」」

 

 

 

「「癒やしの」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス」」」

 

「「ええーーそれはできなんじゃ」」

 

 

そしてプリキュアの放ったヒーリングオアシス直哉の霊力を受けてメガ桜天武に突き刺さりメガ桜天武は爆散した。

 

「この戦いの影響で、本来巴里で死ぬはずだった紫藤直哉は、ミッドチルダで治療されたが、死んだようだ」

 

 

「それじゃあ飛鳥ちゃん達の世界も歴史が変わるんですか?」

 

 

「それは安心しろ。その辺は大丈夫だ」

 

 

「あの2人は、既に我とトワと同じ存在だからな」

 

 

 

「ええ――」

 

 

 

「ただ気をつけろ、紫藤隼人が消えた事で新たな敵が守護者達の前に現れるだろう。隼人と言う封印が解けた以上な」

 

 

「そんな・・・」

 

 

 

「今すぐ動き出すことはないが、今後も融合世界と接触する世界もあるからその時にお前達と接触すると思えばいい」

 

 

「海鳴市と接触する時とかな」

 

 

「成る程、新たな世界に行く時にですね」

 

 

「そうだ、後原作世界ののどか達の事だが、八鬼門封魔陣が発動した後彼女達の世界とは行き来出来なくなるからな」

 

 

 

「わかりました。六覇星降魔陣と同じ状況になるんですね」

 

 

「そういう事だ、エステル達も同じだぞ」

 

 

「ああ、エステルさん達は一時リベールに戻ってますから」

 

 

 

「そうなのか?それでは我は帰る」

 

 

そう言ってレイは直哉の家を出て行った。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

今後に起こりえる事態についての話し合い1

レイが、直哉の家に来てから1週間後・・・

 

 

「ねえ、直哉君もう一人の私達の舞台まで後1週間後だよね」

 

「そうですよ。のどかさん」

 

「それって私達も見に行っていいの?」

 

 

「いいですよ。ただゲートを通りそのまま大帝国劇場に行く形になりますけどね。ひなたさん」

 

 

「成る程ね。一応私達は演者として出るのに、一般のお客様とはいるのはおかしいからね」

 

「その通りです」

 

「クリスマス公演が終わるまでは、のどかさん達は原作世界ののどかさん達として動いてくださいね」

 

 

「「「了解」」」

 

 

「まあ、大きな戦いが起きるとは思いませんけどね」

 

 

「そうね、私達の世界では、まだ春なのにこちらではもうすぐお正月なのよね」

 

 

「そうだちゆさんとひなたさんに伝えてなかったので、今言いますね」

 

 

「何々」

 

「何かしら?」

 

 

「実は融合世界のすこやか市の季節は初夏なんですよ」

 

「「ええ――」」

 

 

ちゆとひなたは直哉の言葉に驚く。

 

 

「実は二つのすこやか市の時間が原作世界のイベントに合わせて融合世界のすこやか市の季節は原作世界の季節と共通になっています」

 

 

「そうしないと、今後原作世界のバテデモーダや、4人目のプリキュアの登場にも問題になるので、ちなみに融合世界の場合は、僕が4人目なので、5人目になりますが、正確的に言えば、4人目のプリキュアのパートナーは2組とも共通でラテとなります」

 

 

「「成る程」」

 

「そういう事なので原作世界のバテデモーダが出たら双方のすこやか市のィ弁が共通になるかもしれませんし、原作世界に存在しないイベントが発生するかも知れません」

 

 

「そういう事なのね」

 

 

まあ原作世界に無いイベントも今後増えると思ってください」

 

 

「しかし直哉っち的にはいいの?」

 

 

「何がですか?ひなたさん」

 

プリキュアが増える事について」

 

 

「ええ、いいですよ。原作世界の歴史の流れを見たら4人目がいないときついのがわかりましたし」

 

 

「ただ、問題なのが融合世界のバテデモーダが浄化される場合僕とのリンクが切れていたらいいですが、切れないままバテデモーダが4人目のプリキュアに浄化された場合僕の体にも何らかの影響が出るかもしれませんが」

 

 

「「「そんな」」」

 

 

「あくまでも原作世界の未来の流れをベースにした上での話なので、気にしないでください。もしかすると4人目のプリキュアの力では浄化出来ない可能性もありますし」

 

 

「「「そうか、霊力攻撃でしか効かない場合もあるんだ」」」

 

 

「ええ、バテデモーダが僕から生まれた以上ね」

 

 

「それなら安心ね、直哉君の存在を考慮してビョーゲンズとは最後に回さないといけないかと思ったわ」

 

 

「本当だよ直哉君」

 

 

「でも、私達の場合本当に5人目が本当に出てくるのかな?」

 

 

 

「恐らく出ると思いますよ。原作世界のイベントが2つのすこやか市で起きてますし、本来なら水族館のあれも原作世界の方で起きる予定が、融合世界で起きたので」

 

 

 

「「「そう言えばそうだ」」」

 

 

「と言う事はまた、のどかっちが新聞部に追いかけられるの?」

 

 

「まさかそれは無いわよ。一回融合世界では起きてるし」

 

 

ちゆがそう言う。

 

 

 

「いえ、そうとも限りませんよちゆさん」

 

 

直哉がそう言う。

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

今後に起こりえる事態についての話し合い2

「どういう事直哉君」

 

ちゆが直哉に聞く。

 

 

「確かに融合世界だけの益子さんとのイベントは終わりましたけど、今回は原作世界の益子さんの事ですから恐らく」

 

 

「僕達がメガ降魔を浄化した事をのどかさんに聞くかも知れませんよ」

 

 

そして直哉に言われ、3人は思い出す。

 

 

 

「おっとあちらも浄化するみたいだニャン」

 

「そうみたいペン。でもあんな怪物は本当に浄化できるペン?」

 

 

「わからないラビ」

 

 

「・・・頑張って」

 

 

 

「そう言えば直哉君。メガ降魔を浄化はオアシスでいいの?」

 

 

「いいですよ。フォンテーヌさん」

 

 

「「ええーーいいの見られてるのに?」」

 

 

「「ええ構いません。現状フォンテーヌさんとスパークルさんが向こうのグレースさん達と接触しなければ今はいいので」

 

 

「「「成る程」」」

 

 

「それじゃあ行きますよ」

 

 

 

「「「「「「うん」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

 

「「「トリプルハートチャージ」」」

 

 

 

「「届け」」

 

 

 

「「癒やしの」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス」」」

 

 

「GUOOO」

 

「「「貫けーー」」」

 

 

「GUOOO」

 

そして霊力を受けて変化したヒーリングオアシスがメガ降魔を浄化したのだった。

 

 

その後メガビョーゲンとメガ降魔により蝕まれた大地は元に戻った。

 

「「「ああーー」」」

 

 

「どうしょう直哉君」

 

 

「どうするも、あの時は介入するしかなかったですよね、メガ降魔も居ましたし」

 

 

「ですから、原作世界の益子さんの取材対象に僕達も入っているかもしれませんよ」

 

 

「「「ああーー」」」

 

「直哉君益子君を止めて」

 

 

「無理ですよ今回は原作世界の益子さんのイベントですし」

 

 

「関わるのは原作世界の3人でないとよくないですよ」

 

 

 

「「「う、それはそうだけど」」」

 

 

「もう先に言っておきますけど、中心世界の暦が太正15年になったら黒鬼会との戦いが再開され、八鬼門封魔陣が発動して戦いが終わるまで、世界間での移動が出来なくなるのですこやか市に行くのなら早めに行ってくださいね」

 

 

 

「「「ええーーそれって前の六覇星降魔陣みたいになるの?」」」

 

 

「ええ、お約束のイベントですね」

 

「てっいうか黒鬼会との戦い終わってないの?」

 

 

「ええ、終わってませんよ。むしろこれから京極の野望の始まりですよ」

 

 

「「「「「「ええーー京極さん死んだんじゃ?」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

「先月自害した、京極は影武者ですよ」

 

 

 

 

「うええ、影武者ーー」

 

「そうですよひなたさん・・・おっとのどかさんのお母さんからの電話ですね」

 

「はい、直哉です」

 

 

「あ、直哉君今からのどか達を連れてすこやか市に来れる?」

 

 

「え、今からですか?、まあ行けますけどどうしたんですか?」

 

 

「えっと桜花の息子に会いたいと言って、後ラビリンちゃん達にも会いたいと言ってね」

 

 

「わかりました」

 

 

「じゃあ、もう少しここで待ってもらうわね」

 

 

そして直哉は通信を切った。

 

 

 

「皆急遽すこやか市に行きますよ」

 

 

 

「「「「「「ええーーー」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

「のどかさんの家にヒーリングガーデン関連のお客様が来ているそうで、その人が僕とラビリン達に会いたいそうです」

 

「「「「「「ええーーー」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

そして直哉とのどか達は急いですこやか市に向かった。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

予想外の出会い

のどかのお母さんの連絡を受けた直哉達はすこやか市に行き、とりあえずそれぞれの家に向かった。

 

 

 

のどかの家にて・・・

 

「ただいまお母さん」

 

「お帰りなさいのどかさん、そしてお待ちしておりました桜花さんの息子の直哉さん」

 

 

「「貴女は一体誰ですか?」」

 

 

直哉とのどかは出迎えた少女に聞く。

 

 

「申し遅れました。私は、風鈴アスミと言います」

 

 

!!

 

「馬鹿な、貴女はまだ誕生して無い筈それがどうして?」

 

 

「直哉君どうしたの?」

 

 

 

「とりあえずのどかお姉ちゃんの部屋に行きましょう。アスミさんもいいですか?」

 

 

「はい」

 

そして直哉達はのどかの部屋に入った。

 

 

 

のどかの部屋・・・

 

 

「それで直哉君、アスミさん見て何で驚いたの?」

 

 

「のどかお姉ちゃん。以前プリキュアの事を言いましたよね覚えてます?」

 

 

 

「うん」

 

 

「「「「あ、」」」」

 

 

「その言葉が気になり、調べたら確かに僕が4人目のプリキュアとなるのならパートナーは、ラテになるはずですよね?ヒーリングアニマルの中でパートナーがいないのは」

 

 

 

「「「「「「「「確かに」」」」」」」」

 

「のどかお姉ちゃんこの風鈴アスミさんは4人目のプリキュアでラテのパートナーなんですよ」

 

 

「「ええーー」ラビ―」

 

 

「でもでも、直哉君まだ生まれてないって言ったよね」

 

 

「ええ、僕も原作世界のすこやか市と接触した事により全てがリセットされたと思ってましたよ」

 

「だから生まれてもないと考えていましたが・・・アスミさんどうしてこのタイミングで来たのですか?」

 

 

「それは、ラテのお母さんが直哉さんに迫る危機から守ってほしいと頼まれたんです」

 

 

「「ええーー」」

 

 

「僕に迫る危機ですか?」

 

「はい、ビョーゲンズやノイズ達とは異なる脅威からです」

 

「つまりアスミさんは直哉君とラテを守る為にヒーリングガーデンから来たんですか?」

 

「ええ、そうです。それにこちらの融合世界の状況もラテのお母さんから聞いてるので迷惑をかける事はしませんよ」

 

 

「ふむ、もしかするとこのアスミさんは・・・」

 

 

「アスミさん僕達の世界の常識を知ってます?」

 

 

「はい、桜花さんに教えられてますから」

 

 

「「ええーーと言う事はアスミさんは先代のプリキュア本人ですか?」」

 

 

「正確的には、違いますけどほぼ同じと思ってください。違う点は今の私のパートナーはラテくらいです」

 

 

 

「まさかうちの母親と関わるだけで、4人目のプリキュアの設定が変わるとは」

 

 

 

「本当だね、こちらの常識を知らないと思ってたから、最悪お父さんとお母さんに協力して貰おうと考えてたけど、心配はないかな?直哉君のお母さんのおかげで」

 

 

 

「そうだといいですけど、困りましたね」

 

 

「直哉君どうしたの?」

 

 

「いえ、まさかこういう事で、融合世界の4人目のプリキュアと合流するとは思ってなかったんで、原作世界の3人に聞かれたらどう答えるか悩んでます」

 

 

「あ、そうか」

 

「それなら安心してください。原作世界の3人のプリキュア限定のステルス機能があるので」

 

 

「「「何そのご都合的な機能は?」」ラビ」

 

 

「その機能は桜花さんが付けてくれました」

 

 

「あはは、そうなんだ」

 

「僕の母さん本当は生きてると思うくらい都合がいいと思う」

 

 

「本当ラビ、死んでる人なのにラビ」

 

 

 

その後、直哉とのどかはアスミを連れて帝都に戻る為にちゆとひなたを迎えに行き、帝都に着くまでちゆとひなたはアスミの事に驚いていた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

風鈴アスミ帝都に到着

「ここが帝都、そして桜花さんが生まれた世界ですか、感動します」

 

 

「さてのどかお姉ちゃん、ちゆお姉ちゃんひなたお姉ちゃん。僕は大帝国劇場に行って響さんにだけにアスミさんの事を伝えるからアスミさんの事お願いね」

 

 

「「「わかったよ直哉君」」」

 

 

 

そして直哉は大帝国劇場に向かった。

 

 

その頃大帝国劇場では・・・

 

 

「ふいーーまさか舞台の練習がこんなにきついなんて思わなかったよ」

 

 

本当だねひなたちゃん」

 

 

「まあ、大神さんがのどかの体の事を考慮して、私達のパートは比較的簡単な動作にしてくれてるみたいだしね」

 

「あだーー」

 

「ほらしっかりしなさい響さん。貴女が今回のクリスマス公演の二人の内の主演の1人なんですから」

 

「ええーー」

 

 

「大神さんどういう事です?」

 

 

「ああ、今回はお客様アンケートで1位の人と花組の中で選ばれた2人でダブル主演にしようと思ったんだ。響君」

 

 

「へえーーそうだったんですね、面白い配役の決め方ですね。大神さん」

 

 

 

「「「「あ、直哉君」」」」

 

 

「皆さんお疲れ様です」

 

 

「大神さん、響さんを少し借りていいですか?」

 

 

「ああ、いいよ」

 

 

 

「ありがとうございます」

 

 

 

「それでは行きましょう。響さん」

 

 

「うん」

 

 

 

そして直哉と響は大帝国劇場の食堂に向かった。

 

 

 

「それで直哉君どうしたの?こんな時間に出歩くなんて」

 

 

「少し緊急事態がおきてしまって」

 

 

「緊急事態?」

 

 

「ええそうです」

 

 

そして直哉は話し出す。

 

 

 

「それで直哉君、アスミさん見て何で驚いたの?」

 

 

「のどかお姉ちゃん。以前プリキュアの事を言いましたよね覚えてます?」

 

 

 

「うん」

 

 

「「「「あ、」」」」

 

 

「その言葉が気になり、調べたら確かに僕が4人目のプリキュアとなるのならパートナーは、ラテになるはずですよね?ヒーリングアニマルの中でパートナーがいないのは」

 

 

 

「「「「「「「「確かに」」」」」」」」

 

「のどかお姉ちゃんこの風鈴アスミさんは4人目のプリキュアでラテのパートナーなんですよ」

 

 

「「ええーー」ラビ―」

 

 

「でもでも、直哉君まだ生まれてないって言ったよね」

 

 

「ええ、僕も原作世界のすこやか市と接触した事により全てがリセットされたと思ってましたよ」

 

「だから生まれてもないと考えていましたが・・・アスミさんどうしてこのタイミングで来たのですか?」

 

 

「それは、ラテのお母さんが直哉さんに迫る危機から守ってほしいと頼まれたんです」

 

 

「そういう事とで融合世界の4人目のプリキュアが家にいるので、帰って来た時に驚かないで下さいね」

 

 

 

「ええーーーそれって大丈夫なの?」

 

 

「ええ、僕の母さんのせいで融合世界の4人目のプリキュアは原作世界の4人目のプリキュアの登場の仕方が違うだけですから大丈夫と思いますよ」

 

 

「違うよ、原作世界の3人と会わせていいの?」

 

 

「ああ、それは・・・」

 

 

 

「それなら安心してください。原作世界の3人のプリキュア限定のステルス機能があるので」

 

 

「「「何そのご都合的な機能は?」」ラビ」

 

 

 

「ええーーー直哉君とのどかちゃんじゃないけど、何その限定ステルス機能はーーー」

 

「僕の母さんがそのステルス機能を付けたらしいです」

 

 

 

「そうなんだ」

 

 

「だから、原作世界の3人に見えないので響さんもアスミさんと話す時は気をつけて下さいね」

 

 

「わかったよ」

 

 

「それじゃあ僕は先に帰りますね」

 

 

そう言って直哉は大帝国劇場を出て行った。

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

クリスマス公演当日とレ二の誕生日前編

太正14年12月24日・・・

 

 

「「「おはよう直哉君」」」

 

「おはようございます。原作世界ののどかさん。ちゆさん。ひなたさん」

 

「今日はクリスマス公演の当日ですね」

 

 

「「「うん、緊張するよ」」」

 

 

 

「大丈夫ですよ、練習してるんですし」

 

 

「練習通りやればいいので」

 

 

「「「それでも心配だよ」」心配よ日頃してない事の本番は」

 

 

「でものどかさん達はまだいいですよ。響さんはダブル主演の1人ですよ」

 

 

「「「確かに」」」

 

 

「直哉君響さんは?

 

 

「ああ、響さんはまだ爆睡中です」

 

 

「「「ええ、そうなの?」」」

 

 

「はい」

 

 

「起こさなくていいの?」

 

 

「あの状態の響さんは自分で起きない限り起きませんから」

 

 

「「「ええーー」」」

 

 

 

「正直、クリスマス公演の前までに起きるか微妙ですね」

 

 

「まあ、3人は響さんを心配するより、自分の役と自分の事に集中してくださいね」

 

 

「「「うん」」

 

 

そして、原作世界の3人は、朝食後大帝国劇場に向かった。

 

 

 

「さて、2人の響さんにプリキュアの4人準備はいいですか?」

 

 

「「「「「「はい」」」」」」

 

 

「レ二さんの誕生日のケーキを作りますよ。その後はクリスマス公演打ち上げ用のお菓子も作りますよ」

 

 

「「「「「「おーー」」」」」」

 

「ただし響さんは3人が怪しむ前に、大帝国劇場に行ってくださいね」

 

 

「わかってる」

 

 

「後未来さん。今日のお手伝いありがとうございます」

 

「気にしないでください。私こういう事好きなので。それに、私と響がまた暮らせれるのは直哉さんのおかげですし」

 

 

「でもいいんですか?僕のおかげで今は暮らせても響さんはノイズ関連の戦いに参加させていますが」

 

 

 

「正直響には、戦ってほしくないけど、響の持つ力・・・シンフォギアシステムでしたっけ?それを持っている以上人助けが、趣味なひびきですから」

 

 

「成る程流石は、響さんの陽だまりの未来さんですね」

 

 

 

そして直哉達はケーキ作りを続けた。

 

 

 

そして夕方・・・

 

 

「それでは僕が大帝国劇場に行って米田さんに話しますからそれが終わったら簡易ゲートを使い完成したケーキを厨房の冷蔵庫に入れてくださいね大帝国劇場のね」

 

 

 

「「「「「了解」」」」」」

 

 

「それではのどかさんとラビリンとアスミさんとラテ、行きましょうか」

 

「「「「うん」ラビ」はい」ワン」

 

 

そして3人と2匹のヒーリングアニマルは大帝国劇場に向かった。

 

 

「ねえ、ちゆっちなんで直哉っちは、アスミを連れて行ったのかな?」

 

 

「恐らくプリキュアの新メンバー紹介と、アスミに帝国華撃団の事を教える為じゃないかしら?」

 

 

「帝国華撃団創設時に、米田さん桜花さんと知り合いみたいって聞いたから」

 

 

「成る程ね、桜花さんと言う共通の知り合いがあるからか」

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

クリスマス公演当日とレ二の誕生日後編

太正14年12月24日夕方・・・

 

 

大帝国劇場支配人室にて

 

 

「おう、のどかと直哉どうした?隣の女性は?」

 

「初めまして、私は風鈴アスミと申します」

 

 

「わしは、大帝国劇場の支配人をしている米田一基と申します」

 

 

「・・・やはり桜花さんの言う通り、お酒が好きなんですね。ここにかなりのお酒が隠されていますし」

 

 

!!

 

「ギクッどうして」

 

 

「米田さん・・・お酒はもう隠さないと言いましたよね」

 

 

「ひいっのどか様許してください」

 

 

「許しません。ラビリン」

 

「ラビ――」」

 

 

「ギャアアアア」

 

 

 

「あらら、ラビリンとのどかは米田さんと仲良しなんですね」

 

 

 

「まあいいか、そう言う風にしておこう」

 

 

暫くして・・・

 

 

 

 

「成る程な、お前達がクリスマス公演の打ち上げ用のお菓子を作っているのか?」

 

「ええ、こちらの方の仲間たちにも貴重な経験をさせていただいたお礼と、レ二さんの誕生日会もあわせてますけど」

 

 

「レ二の事だから花組にも伝えてないだろうな、誕生日は」

 

 

「まあ、レ二さんの場合は仕方ないですよ。米田さん完全なロボット兵士を人間を使い作ろうとしていたので」

 

 

「まあそうだな。レ二自身も花組として生活している中で、少しずつだが感情を取り戻しつつあるからな」

 

 

「ええ、そうですね」

 

 

「そこで家で作ったケーキやお菓子の保存のために劇場の冷蔵庫に入れさせて貰えますか」

 

「ああ、それくらいならいいぞ」

 

 

「「「ありがとうございます」」」

 

 

そして3人とラビリンとラテは支配に室を出て、劇場の食堂の冷蔵庫の前に来た。

 

 

 

「直哉君今持ってるのはアイスだよね」

 

 

「ええ、ですから冷凍庫の方にあれば入れておいてください」

 

 

「無理なら、ギリギリまでゲートを使い家の冷蔵庫に入れておきますから」

 

 

 

「わかった」

 

 

「やはり、直哉の家が異常なんですね、こちらの世界にない機械がありますし」

 

 

「そこは仕方ないラビ、直哉の家は色んな世界の守護者が住んだりするからその世界の機械があるからラビ」

 

 

「そうなんですね。初めて知りました」

 

 

そして大帝国劇場ではクリスマス公演の開場時間となり多くのお客が大帝国劇場に来た事に、アスミが驚いていた。

 

 

「まさかこれほどの人間が来るなんて」

 

 

 

「そうだよ。今日はクリスマス公演って言って、今日しかしない特別な公演だよ。アスミちゃん」

 

 

 

「そうなのですね。のどかはよく知ってますね」

 

 

「お客さんがきだしたし、今の内に直哉君の家にいる皆を迎えに行こう」

 

 

「そうですねのどか」

 

 

 

そして、クリスマス公演は開演した。

 

 

 

 

「ふう、とりあえず落ち着けるかな」

 

 

「直哉お疲れ様ラビ」

 

「ああ、原作世界のラビリンどうしたの?」

 

「直哉に聞きたいことがあるラビ、さっき融合世界ののどかといた女性は誰ラビ?」

 

 

「ああ、ヒーリングアニマルには、見えたんだね」

 

 

「あの人は融合世界の4人目のプリキュアだよ」

 

 

 

!!

 

 

「僕も驚いてるよ。このタイミングで合流するとは思わなかったよ」

 

 

 

「そうなんだラビ」

 

 

「原作世界の4人目のプリキュアはこういう形での合流は無いからね」

 

 

「わかったラビ」

 

 

 

「ラビリン、クリスマス公演を見に行く?」

 

 

「行くラビ」

 

 

 

そして直哉と原作世界のラビリンはクリスマス公演をみにいった。

 

 

 

 

クリスマス公演終了後楽屋にて・・・

 

 

「「「「「「「「「「「「うわあーーーケーキ屋お菓子だあーーー」」」」」」」」」」」」

 

 

「いったいこれは」

 

 

「ああ、これはせっかくのクリスマスなので、特殊遊撃部隊の全員から帝国華撃団の皆さんにクリスマスプレゼントです。それとそちらのケーキはレ二さんの誕生日ケーキとなります」

 

 

「「「うわあレ二今日が誕生日なの?」うん」水臭いなあ黙ってるなんてや」

 

 

 

そしてクリスマス公演の打ち上げとレ二さんの誕生日会は始まった。

 

 

 

大帝国劇場の外・・・

 

 

 

「ふう、疲れたなあ」

 

「あれ直哉君どうしたの?」

 

 

 

「ああ、のどかさんいえ、外の空気を吸いにね」

 

 

「そうなんだ。悩みがあるなら、遠慮なく言ってね」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

後悔と進化

大帝国劇場の外・・・

 

 

 

「ふう、疲れたなあ」

 

「あれ直哉君どうしたの?」

 

 

 

「ああ、のどかさんいえ、外の空気を吸いにね」

 

 

「そうなんだ。悩みがあるなら、遠慮なく言ってね」

 

「悩みと言うか後悔ですね」

 

 

「え」

 

 

「のどかさんこれから言う事はなるべく貴女だけが知っていて下さい」

 

 

「直哉君・・・」

 

 

 

「のどかさん僕達が初めて会った時の事、覚えてますか?」

 

 

「あの頃の僕は、記憶が無くて大変でしたでしょ」

 

 

「ふう、今日もいい天気だね、響さんとのどかちゃん。僕が君達を見つけて1週間になるけど君達は家出とかしたの?」

 

 

 

「「いいえ私達は貴方の生活のサポートをするように言われてきた家政婦と思ってください」」

 

 

 

「家政婦ねえ・・・両親が不慮の事故にあってから天涯孤独の僕に君達を送りつける人はいないはずなんだけど?」

 

 

 

「あははそんな事気にしなくていいですよ。貴方は貴方のままでいてくれれば」

 

 

 

「そうなの?まあ、良いや今日は大帝国劇場の米田さんに呼ばれていたから僕は行くよ」

 

 

 

「「行ってらっしゃいませ」」

 

「ううんそんな事無いよあの時は、本当に直哉君の記憶が無かったんだから」

 

 

「そして僕は次第に記憶を取り戻し、融合世界の過去を知り、融合世界の前の世界にも行くことになって僕はショックを受けましたよ。正直に言うと」

 

 

 

「直哉君」

 

 

「結局融合世界の誕生は、米田健二と言う悪と戦う為に作られた世界で、結局シンフォギア世界も、すこやか市も、ゼムリア大陸もこれから接触する世界達も、最終的に米田健二を倒す為の力として、僕が使う事になるんですよ」

 

 

 

「馬鹿馬鹿しいじゃないですか?そんな事の為に僕も融合世界も生まれたくて生まれたんじゃないのに」

 

 

「ねえ、直哉君」

 

「私はこの融合世界で君に会えたのがうれしかったよ。確かに直哉君の言う通り融合世界が生まれた理由はそうかもしれないけど、トワさんが言ってよすこやか市を融合世界に入れた理由を」

 

 

「え」

 

「なんでそんな事をしたラビ」

 

 

「こうでもしないと私が直哉をここに留まらせた意味が無くなるから」

 

「どういう事です?」

 

 

「私が直哉にすこやか市に留まらせたのはあの子に子供らしい生活を体験してほしいからなのに」

 

 

「そうか、ノヴァと言う子が来たことでトワさんの目的とは違う方向に直哉君が向くことにより中心世界の他の世界同様世界安定に向けての仕事をするからですか?」

 

 

 

「ええそうよ。のどか達には悪いけどここは直哉の精神を休ませる世界に私はしたいのよ」

 

 

「「成る程」」

 

 

「今まで飛鳥と薫の父親の頃から融合世界になるまでの間紫藤直哉と言う魂を休ませれる世界はなかったの、だけど前の世界で花寺のどかとラビリンと言うヒーリングアニマルと接していた紫藤直哉を見ると彼の魂の負担が軽減してたの」

 

 

「「ええーーそうなんですか」ラビーー」

 

!!

 

 

「そんなすこやか市が融合世界に入ったのは戦いの為でなく僕の事を考えてだなんて」

 

 

 

「でもね、私は直哉君が感じている気持ちは当然だよ。私だっていきなり前世の記憶を見せられたら混乱するよ」

 

 

「確かに、私とラビリンは前の世界の紫藤直哉さんの記憶はあるけど、私は融合世界の直哉君との記憶以上に思い出せないもん」

 

 

「それに直哉君だって人間なんだから少しくらい自分を優先してもいいんだよ」

 

 

!!

 

 

その時のどかと直哉の体がヒーリングステッキと共鳴し強制的にキュアグレースへと変身を開始した。

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア ・オペレーション」

 

 

「「キュアタッチ」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

「「重なる2つの花」」

 

 

 

「キュアグレース」

 

 

 

「ラビ」

 

 

 

そして直哉はいつも通りにヒーリングステッキに吸い込まれずにキュアグレースの体内に吸い込まれた。

 

 

 

「「「ええーーどういう事」」ラビ―」

 

 

「直哉君がキュアグレースの体内に・・・」

 

 

「直哉君これは、どういう事か?わかる」

 

「わかりません。僕もこの事態は初めての経験です」

 

 

 

突然の事態に驚く二人と1匹。

 

 

 

「へえそこまで到達したのね。直哉とのどかは」

 

 

「「「あ、トワさん」」ラビ」

 

 

「今のキュアグレースの状態は直哉がネガティブの心理状態の時はキュアグレースの体内に吸い込まれるの、以前の魂状態ね」

 

 

「「「成る程」」ラビ」

 

 

「つまりこれからは直哉君がどちらかに吸い込まれるかによって直哉君の状況がわかるんですね」

 

 

「そういう事よ。ただし体内にいる場合は霊力装置の役割しか出来なくなるわ。つまりその時はラビリンとキュアグレースが直哉の仕事をしてね」

 

 

「「「ええーー」」ラビ」

 

 

 

トワが説明を終えると、キュアグレースの変身が解除された。

 

 

「トワこれは一体?」

 

 

「守護者本人の進化よ」

 

 

「と言っても直哉自身の進化でもあるわよ」

 

 

「いったいどういう意味ですか?」

 

 

 

「それに関してはまだ教えられないわ」

 

 

「それじゃ私は戻るわね」

 

 

 

そう言ってトワは転移をした。

 

 

 

それから1週間後・・・直哉の自宅に真宮寺さくらがやって来た。

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

さくらの相談

「ねえ、私って好きな人と一緒になっていいのかな?」

 

「「え、何言ってるんです?さくらさん」」

 

 

響と直哉が掃除の途中さくらが家に来たので、掃除を中断してさくらの話を聞いていた。

 

 

「あ、もしかしてさくらさんあの時の軍事クーデターが切欠で大神さんを意識するようになったんですか?」

 

 

響がさくらに聞く。

 

 

「うん」

 

 

「それでは、相談と言うのはこのまま好きになった場合その先まで行って良いのかと言う事ですか」

 

 

「うん」

 

 

 

「そこらへんは個人の自由でいいと思いますが、ただそうなった場合大神さんが、真宮寺家に婿に入る形になると思います」

 

 

「真宮寺家の意味を考えると、さくらさんが嫁に行くと、真宮寺家は継ぐ人がいなくなりますからね」

 

 

 

 

「ああ、そうかこの時代だと後継ぎはいないとお家騒動になる時代だったね」

 

 

 

「ええ、でも近代化でそれなりに変わりつつあるけど真宮寺家は、日本を守る為に命を懸けで守護してきた人達ですからね」

 

「そうなると、簡単にお嫁にいけないよね」

 

 

 

「後、これはさくらさんが結婚後直面する可能性がある問題を言いますね」

 

 

 

「それは・・・」

 

 

「「それは」」

 

 

「子供問題ですよ」

 

 

「あ、そっちの問題か」

 

 

「ええ、さくらさんが結婚後高い確率で、後継ぎを早くとか言われるかもですからね」

 

 

「ふむふむ」

 

 

「僕が言った事は未来の事ですので、今は気にしなくていいと思いますよ」

 

 

 

「直哉君私、明日から仙台に帰京するの」

 

 

「そうなんですね」

 

 

「大神さんを、誘ってみるわ」

 

「おおーーさくらさんが積極的だ――」

 

そう言ってさくらは紫藤家の家を出て行った。

 

 

さくらの帰宅後・・・

 

 

 

「しかしさくらさんが、大神さんを意識するようになるなんて」

 

 

「そうですねあのさくらさんもレ二のように帝国華撃団と言う中で、成長してるんでしょうね」

 

 

「成長か、私もしたいな」

 

 

「響さんの成長は強制的おきますよ」

 

 

「へ、どういう事直哉君」

 

 

「シンフォギア世界の風鳴弦十郎さんからの依頼として響さんと未来さんを風鳴弦十郎達が運営している学校に通わせてほしいとね」

 

 

「それってまさか・・・私立リディアン音楽院高等科?」

 

 

 

「確かそのような名前でしたよ。響さん」

 

 

「まあ、現状シンフォギア世界だけにノイズが出ている以上その要請は受けれませんけど」

 

 

「シンフォギア世界のフィーネが動き出したら響さんには行って貰おうと思いますけどね」

 

 

「そうなんだ」

 

 

「ええ、それまではワイズマンが持つソロモンの笛を追いかけておきたいので」

 

 

「確かにそうだねソロモンの笛をグワイワルに貸してたみたいだし」

 

 

 

そう言って響は思い出す。

 

 

 

「ほう、お前が一人で来るとは、キュアスパークル。紫藤直哉と他のプリキュアを見捨てて来たのか?」

 

 

「ええーーー何で私が―もう一人いるのーー」

 

「「やっぱり直哉君の世界の3人目のプリキュアはひなたなのね」ひなたちゃんなんだ」

 

 

原作世界のキュアグレースと、キュアフォンテーヌが言う。

 

 

 

「私は直哉君もグレースやフォンテーヌを見捨ててないし、グワイワルの作った霊力バリアを無力化して、仲間の元に行くんだから」

 

 

 

「果たしてそれができるかな?」

 

「まあいいワイズマンから預かった。ソロモンの笛を使うとしよう」

 

 

「え、それはやばいニャン」

 

 

そして融合世界のグワイワルはソロモンの笛を使いノイズを10体召喚した。

 

 

 

「ええ、ワイズマンが叔父さんから奪ったソロモンの笛でのノイズ出現するのは、叔父さんがウィルとして動いていたころより多いですから」

 

 

 

「確かにそうだね」

 

 

 

「まあ今は新年を迎える前に掃除をしましょうか」

 

 

 

「そうだね直哉君」

 

 

そして帝都は新年を迎えた。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

それぞれの新年1

太正15年正月・・・

 

 

「皆さん。明けましておめでとうございます」

 

 

「「「「「「「「あけましておめでとうございます」」」」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

「今年もよろしくお願いしますね」

 

 

「「「「「「はーい」」」」」」

 

 

「これがお正月に食べるおせち料理ですか」

 

 

「アスミは初めてよね?おせち料理は」

 

 

「はい、情報としては桜花さんから聞きましたけど」

 

 

「そううなんだパク?あれこれお母さんの味と同じだよ」

 

 

「あ、ひなたさん気が付いてくれました?ちゆさん。ひなたさん。そしてのどかさんのおかずはそれぞれの家庭の味を僕が聞いておかずを作りました。2人の響さんは未来さんに聞いて作りました」

 

 

「「「「「「えー―これ直哉君の手作り」」」」」」

 

 

「そうですよ」

 

 

「しかも、一人一人が食べなれている味付けにするなんて凄いわ」

 

 

 

「そんな事無いですよちゆさん。これから原作世界ののどかさん達、そして未来さん達と会えない時間が出来るのでせめてね」

 

 

「「ああ、黒鬼会が復活するんだっけ」」

 

「ええ、その通りですよ響さんとのどかさん」

 

 

「そして黒鬼会が使う術が、八鬼門封魔陣でいいんだよな」

 

 

「そうですよ。グレ響さん」

 

 

「その八鬼門封魔陣と言うのは私達が経験したあれとは違うの?」

 

「違いますよちゆさん」

 

 

 

「以前ちゆさん達が経験したのは、六覇星降魔陣と言って天海が、帝都の魔を召喚しやすくする為に帝都の結界を破壊したんですけど」

 

 

「「「「「「そうなんだ」」」」」」

 

 

 

「ちなみに天海が破壊した結界の作ったのは、真宮寺さくらさんのお父さんが破邪の力を用いて作り出したんですよ」

 

 

「「「「「「「「「ええーー」」」」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

 

「まさか、六覇星降魔陣で破壊した結界がさくらさんのお父さんの命だなんて」

 

 

「その事をさくらさんは知ってるの?」

 

 

ちゆが直哉に聞く。

 

 

 

「さくらさんは知りませんよ。それはなんせ今ののどかさん達より小さい子供ですから」

 

 

「「「そんな事実を知らないなんて」」」

 

 

「全てを公表しない事も必要ですよ。例えば原作世界ののどかさん達はプリキュアの事やヒーリングアニマルの存在を隠しているのは何故だかわかりますか?」

 

 

 

「「「それは・・・」」」

 

「少なくとも人間界での活動するにはヒーリングアニマルの活動が目立つと、地球のお手当てに支障が出るから原作世界ののどかさん達には伝えていたんでしょうね。その後に融合世界との違いに驚いていたんだと思いますよ」

 

 

 

「確かにそうかもペン。僕達がすこやか市に行く時直哉に会いなさいと言ってくれたけど、向こうの僕達は自力でパートナーを探してんだペン」

 

 

 

「そうだな俺達の場合ある程度、直哉が手伝ってくれたもんなパートナー探し」

 

「僕としてはその時の記憶が、まだないからよくわからないけどね」

 

 

 

「でも、子供だから知らないままなんて可哀想」

 

 

 

「「「のどか」」のどかっち」

 

 

「のどかさん大丈夫ですよさくらさんは今仙台でお父さんの死の事も大神さんと共に聞いている筈ですから」

 

 

 

「ええーーそうなの?」

 

 

「はい、だから気にしないでおせち料理を食べてください」

 

 

そして直哉達はおせち料理を食べた後、明治神宮にお参りに行き、全員でお正月を楽しんだ。

 

 

そして翌日・・・

 

 

直哉は一人で、紫藤家のお墓のある。赤坂に来ていた。

 

 

 

「・・・」

 

 

お墓参りをしている直哉を見つめる4つの人影があった。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

それぞれの新年2

そして翌日・・・

 

 

直哉は一人で、紫藤家のお墓のある。赤坂に来ていた。

 

 

 

「・・・」

 

 

お墓参りをしている直哉を見つめる4つの人影があった。

 

 

「何だ直哉っちは、お墓参りしてるだけじゃん。心配しなくても大丈夫だよ。のどかっち」

 

 

「うんだけど、なら何で誰にも言わないでここに来たの?」

 

「誰にでも一人で考えたり外に出たい時もあるわよ」

 

 

「あ、直哉さんがどこかに行きますよ」

 

 

紫藤家のお墓から少し離れた林の中では・・・

 

 

「おーいバテデモーダ約束通り来たぞ」

 

 

「宿主さん待ってたすよ、例の物を早く下さい」

 

 

 

「わかった。わかった少し待ってろビョーゲンズのくせに何でこんな物を欲しがるんだよ」

 

 

その頃直哉の後を追いかけている4人は・・・

 

 

 

 

「あ、いた直哉君。え、バテデモーダが何で・・・」

 

 

「あれが、直哉さんが作り出したビョーゲンズですか?」

 

 

 

「ええ、そうよアスミ」

 

 

「皆早く、直哉君を助けよう」

 

 

 

「ちょっと待ってのどか、直哉君がバテデモーダに何かを渡したわ」

 

 

 

「「ええーー」」

 

 

「ありがとうございます宿主さんこれがお年玉ですか?」

 

 

 

「ああ、そうだぞ。たくっバテデモーダから連絡が来たときは驚いたぞ」

 

 

 

「まさか、お年玉が欲しいからここに来て欲しいと言われるとは」

 

「立場的には俺達は敵なんだけど?」

 

 

 

 

「まあまあ、いいじゃないですかせっかくのお正月なんですし」

 

 

「それで要件はおわりか?」

 

 

「そうっすよ」

 

 

 

「ならば早く行け、お正月だから見逃してやる」

 

 

 

「明日、気をつけておいてくださいね。宿主さんそれじゃあまたお会いましょう」

 

 

 

「あ、バテデモーダがいなくなったわ」

 

 

「「直哉君大丈夫」ラビ」

 

 

「なんかのどかとラビリン直哉に対するあれ酷くなってニャいか」

 

 

 

「そうねクリスマスの後から変わったように思うわね」

 

「守護者だからと言っても、常にいるのはおかしいと言わないけど少しやりすぎ化もペン」

 

 

「そうかも、あれじゃあ直哉君の判断でのどかっちを外して仕事に行く場合無理やり付いていくかも」

 

 

「まあ、そんな事になってしまったら私達で、止めるしかないわね」

 

 

「のどかさんとラビリンまたついて来たんですね」

 

 

「何でバテデモーダが一緒にいたの?」

 

 

「ああ、彼からお年玉が欲しいと連絡があったので」

 

 

 

「へっお年玉」

 

「ええ、どうも雑誌でお年玉という物を見たらしくて」

 

 

 

「一応僕が宿主で、親のようなものなんでお年玉をあげたんですけど」

 

 

 

「また、2人して勘違いで僕がバテデモーダと戦うとでも思ったのでしょう」

 

 

「「う、」」

 

「そして2人に言いますけど、確かにクリスマスの時に言いましたけど、結局融合世界の誕生は、米田健二と言う悪と戦う為に作られた世界で、結局シンフォギア世界も、すこやか市も、ゼムリア大陸もこれから接触する世界達も、最終的に米田健二を倒す為の力として、僕が使う事になるんですよ」

 

 

 

「馬鹿馬鹿しいじゃないですか?そんな事の為に僕も融合世界も生まれたくて生まれたんじゃないのに」

 

「勿論その時はのどかさんになら言えると思って言ったんですよ。付き合いの時間的に、他の守護者達と比べてね」

 

 

 

 

「ただそれなのに、のどかさんとラビリンは少し勘違いしていますよね、この僕の気持ちを伝えられたから守護者達の中での扱いは変わりませんよ」

 

 

「「ええーー」そんなラビ――」

 

 

「ですのでのどかさんとラビリンも普通にしてくださいね」

 

 

そう言って直哉はのどかとラビリンと別れた。

 

 

「のどかっちとラビリンこれで元に戻るかな?」

 

 

「ええ、そうだといいけど」

 

 

その後ちゆ達は落ち込んでいる二人を慰めたのだった。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

八鬼門封魔陣前編

新年を迎えた時の帝国華撃団のメンバーの行動は・・・

 

太正15年1月3日・・・

 

帝都でも新年を向かえ、街の人々は浮かれていた。

 

それは、帝国華撃団の隊員達も、例外ではなかった。

 

アイリスはフランスから、来日した両親と楽しい時間を過ごしていた。

 

織姫は今まで、仲違いしていた父親と、一緒に出かけていた。

 

その他の仲間も、楽しい新年をすごしていたが、彼女らが平和を謳歌する時間を引き裂く者達が帝都に現れたのだった

 

時は遡り仙台にいる大神とさくらは・・・

 

太正15年1月2日朝・・・

 

大神は、朝食を作る音が聞こえ自然と目が覚めた。

 

「大神さん朝食の用意が出来ましたので、準備が出来次第こちらに来てください」

 

「あ、はいわかりました」

 

そして大神は、準備を整え、朝食の置いてある部屋に向かうと、そこには若菜しかいなかった。

 

「あの若菜さん。さくらさんはどこにいるんですか?」

 

「ああ、さくらならもうすぐ帰ってきますけど、その前に大神さん貴方に伝える事があります」

 

 

「大神さん貴方にとって、結婚とはなんですか?」

 

「それは、好きになった者同士が、楽しく明るい家庭を作るのでは?」

 

「確かに、それも一つの形ですね、ですが真宮寺家を絶やさない事なのです。現後継者は、さくらですしたがって婿を取らないといけません」

 

「もし、大神さん貴方がさくらとの結婚を考えているのならその辺りも考えていてくださいね」

 

 

「はい」

 

 

「まあ、中心世界で真の意味で真宮寺家の存在を、無くすように動いてる紫藤家の当主には感謝しないといけませんが」

 

 

「ええ、それって紫藤直哉さんが真宮寺家を潰すと言う意味ですか?」

 

 

「ああ、違いますよ。そう言えば大神さんも紫藤家の当主と交流があるんでしたね」

 

 

「ええ、助けて貰ってばかりですけど」

 

 

 

「お母様ただいま」

 

その時、さくらががお墓参りから帰ってきた。

 

「お帰りなさいさくらさん」

 

 

そしてさくらが家に帰ってきてその日は平和に過ごした。

 

 

翌日

 

 

「さくら、大神大変だ、黒鬼会の連中が生きてやがった。お前達以外の隊員は、先に現地に向かった。お前達の輸送の為翔鯨丸を仙台に行かせた、お前達は、翔鯨丸で王子に向かってくれ」

 

 

「「了解」」

 

 

米田の緊急通信を受け、慌しく準備をする2人だった。そして準備を終えた2人に若菜が、声をかけ、2人は翔鯨丸に乗り込み王子に向かったのだった。

 

 

 

王子では・・・

 

 

「久しぶりだな小娘共」

 

「貴方は、金剛、生きていたの?」

 

「ああ、何とかな、だが今回はお前達が、俺たちの役に立ってもらうぞやれ」

 

 

「「「「「「キャアアアア」」」」」」

 

王子に、先行して到着した帝国華撃団は、敵の罠に嵌まり囚われてしまった。

 

 

「「「「「「ああーー帝国華撃団の皆が磔にされてるーーー」」」」」」

 

 

特殊遊撃部隊のメンバーは王子での帝国華撃団と、黒鬼会の戦いを見ていた。

 

 

 

「直哉っち、私達で帝国華撃団を助けなくていいの?」

 

 

ひなたの言葉に同意するのどか達。

 

 

「ええ、僕達は動く必要ないですよね?響さん」

 

 

「うん、こういう時は帝国華撃団花組のヒーロ―がすべきだよ」

 

 

「「「帝国華撃団のヒーロー・・・あ、大神さん」」」

 

 

 

「そう、その通り私達が大神さんの活躍の場を奪っちゃダメと思うんだ」

 

 

「「「「成る程」」」」

 

 

「そうですね。それに直哉が動かないのならこの事態は予定通りなのでしょうし」

 

 

!!

 

「嘘、アスミが直哉っちを呼び捨て」

 

 

「ああ、それは僕より年上ですし、精霊ですけど」

 

 

 

「まあ言われたらそうね」

 

 

「うう、いいなあアスミちゃん」

 

 

「なあ、太陽呼び方なんて好きに呼べばいいと思うのだが?」

 

 

「あはは、そうなんだけどあの3人には、直哉と呼ぶことも出来ないからね」

 

 

「直哉君的にはのどかちゃん達が、名前を呼び捨てするのはいいみたいだけどね」

 

 

「成る程な」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

八鬼門封魔陣後編

「なあ、太陽呼び方なんて好きに呼べばいいと思うのだが?」

 

 

「あはは、そうなんだけどあの3人には、直哉と呼ぶことも出来ないからね」

 

 

「直哉君的にはのどかちゃん達が、名前を呼び捨てするのはいいみたいだけどね」

 

 

「成る程な」

 

 

「ほらほら3人共ちゃんと見てくださいね」

 

「「「はーい」」」

 

 

「太陽これはもしかして・・・」

 

 

「うん、直哉君は親として接してるね」

 

 

「いいのかそれで?」

 

 

「のどかちゃん達がいいんだよ。多分」

 

 

「ある意味直哉も大変だな?」

 

 

「うんだけど今は、融合世界ののどかちゃん達だけだからね」

 

 

「ああ、そういう意味でと言う事か?」

 

 

「うん、ほら私達も見よう」

 

 

 

そして2人の響も画面を見始めた。

 

「「帝国華撃団参上!!」」

 

「ああ、あれを見てください、大神さん」

 

「何てことだ、みんなが氷の十字架に磔にされている」

 

「くそ皆今助けるぞ」

 

「駄目で・・ス・・・隊長これは罠です逃げて・・・」

 

マリアがかすかに意識を取り戻し、大神に逃げるように伝えた。

 

「だが俺は、君達を見捨てる事など出来るわけない」

 

「フン相変わらず甘いな、大神一郎よ」

 

「何!!お前は、京極圭吾、生きていたのか?」

 

 

 

「お前達帝国華撃団では、私の計画を止める事は、絶対に不可能だ」

 

「何だと!!貴様一人で何が出来る京極」

 

「フン誰が一人と言った、出でよわが僕達よ」

 

京極がそう言うと、土蜘蛛、金剛、鬼王の順にさくら達の前に現れた。

 

「久しぶりだね、大神一郎次に会った時お前を殺してやるよ」

 

「なっ土蜘蛛だと!!」

 

「よッさくら、また会えたな」

 

「貴方は、金剛生きてたの」

 

「・・・」

 

「さて私は、やらねばならぬことがある。ここは鬼王貴様に任せる」

 

「御意に」

 

「行くぞ、土蜘蛛、金剛よ」

 

「「ハッ」」

 

 

 

「「「「「「ああーー本当に黒鬼会と京極さんが生きてる――」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

「あれが、今帝国華撃団の敵の首領の京極圭吾ですか」

 

 

 

のどかとちゆとひなたと3匹のヒーリングアニマル達は京極達の登場に驚いていた。

 

 

アスミは冷静に画面を見ていた。

 

 

 

そう言った直後、京極と土蜘蛛と、金剛は何処かへ転移した。

 

 

「さてこちらも始めるとするか、帝国華撃団、出でよ降魔兵器よ」

 

「「降魔兵器だと」ですって」

 

「フフ、この降魔兵器は、木喰が、研究開発していたが、奴の死でいくらかの時間を要したがな」

 

「まあお前達で最終テストとしょう」

 

 

そして鬼王は、10機以上の降魔兵器を呼び出し、大神達にぶつけた。

 

「戦いは圧倒的に帝国華撃団が、不利だったが、大神さくら直哉の3人は降魔兵器と戦いながら、仲間を救出しながら戦っていた。

 

「うええ、見慣れたとはいえ降魔は気持ち悪いよ」

 

 

「成る程、あれが降魔ですか、桜花が戦っていた中心世界の魔物ですか」

 

 

 

「ええ、正確には、魔物ではなく怨霊と言った方が近いかも知れません」

 

 

「そうなんですね」

 

 

「でも流石帝国華撃団だね。数的不利でも救出しながら戦ってるから」

 

 

「ですね響さん」

 

 

「これからどうなるのかしら」

 

 

「・・・」

 

 

そして、何とか全員を救出することが出来て、降魔兵器を全滅させたのも束の間、京極がついに、八鬼門封魔陣を発動させ、帝都の地下深くに封印されていた空中要塞武蔵の封印を解除してしまった。

 

 

「鬼王ご苦労もはや、そんなごみにかまわんでいい」

 

「御意に」

 

 

京極に言われ鬼王は撤退した。

 

大神達も状況を整理する為、帝劇に帰還した。

 

 

 

「ふいーー何とか今回は何とかなったけど、これからが私達の番だね直哉君」

 

 

そう言って響が直哉に聞く。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

乙女達の挽歌1 史上最大の作戦決行

「ええ、そうです。特殊遊撃部隊の響さん。そして花寺のどかさん平光ひなたさんの3人は、空中要塞から出てくるであろう。降魔兵器を撃退してください。勿論グレ響さんもお願いします」

 

 

「「「「了解」」」」

 

 

「そしてちゆさんとアスミさんはこの帝都の混乱に乗じて動きを見せるかもしれませんからほかの勢力が、その為待機しててください」

 

「「了解」」

 

 

そして4人は帝都各地に出撃した。

 

帝劇地下司令室・・・

 

 

「米田司令あれは何なんですか?」

 

「大神よく聞けあれは、帝都に封じ込められていた怨霊と言うべき物、空中要塞武蔵と言われる物だ」

 

「大神、武蔵は2年前に現れた聖魔城を遥かに超える妖力を放っている。大神お前が京極の野望を潰せ、それが出来なければ、この帝都は人が住めなくなるだろうよ」

 

「うんアイリスもあれを見てると、気持ち悪くなるもん」

 

「せやね、あれは地上には出してはいけないきがするわ」

 

「そうならさっさと壊すですよ」

 

「いやそう簡単には、行かないよ織姫」

 

「そうだなあれを落すとなると、海上で落すしかねえな」

 

「ええ、そうですわねそれに、あれほどの物体をどうやって破壊するかも考えないと」

 

「大変です司令」

 

「どうしたかえで君」

 

「空中要塞武蔵からかなりの数の降魔兵器が地上に飛来してます」

 

 

「何だと!!京極の野郎武蔵の完全復活の為に人間を利用する気か」

 

 

「何ですって、司令花組出撃します」

 

 

 

「いやその必要はないだろ椿?」

 

 

「はい、飛来した降魔兵器は、コードネーム天使と、プリキュア達により撃退されています」

 

 

!!

 

 

「何で、このタイミングで特殊遊撃部隊の皆が・・・」

 

「恐らくだが、彼らはこの時を待っていたのだろう。京極が空中要塞武蔵を復活させた直後なら、彼等が京極と敵対する意思を示す場としてな」

 

 

「どういう事ですか?」

 

「それについては後で教えますよ。ゼムリア大陸に行く途中にでもね大神さん」

 

 

「「直哉」直哉君」

 

 

「米田さんと、花組の皆さん貴方達は空中要塞に行って京極を倒して真宮寺一馬さんを解放させて下さい京極の手から」

 

 

 

!!

 

「直哉君どういう事?鬼王がお父様だなんて」

 

 

「さくらさん。ごめんね僕は最初から知っていたんです。黒鬼会の首領の正体も、鬼王の正体も」

 

 

「そうか・・・直哉これが世界のバランスを保つ為なのか?」

 

 

「ええ、そうです」

 

 

「なら鬼王の正体を言ったのは?」

 

 

「それは、恐らく鬼王が帝国華撃団に敗れた瞬間京極がバテデモーダを使い殺す算段のようですから」

 

「「「何だと」」なんですって」

 

 

「あくまでも、そうなる可能性があったので先に伝えました」

 

 

「そして、もし鬼王との戦いが終わってもし起きたらさくらさんの好きにしてください。仮にその結果で鬼王が生き残ったとしてもです」

 

 

!!

 

 

「「「いいのかい」いいのかよ」いいの?」

 

 

 

「ええ、構いません。米田さんも戦友を2回も死ぬところ何て見たくないでしょう」

 

 

「そりゃそうだな」

 

 

「そろそろ切りますね皆さんも気をつけて」

 

 

そして直哉は通信を切った。

 

 

「しかし特殊遊撃部隊の皆が地上を抑えてくれてるが、俺達んはどうすれば・・・」

 

 

 

「それなら心配いらないぜ、大神空中要塞に突入させるぞ花組をな」

 

「ええーーどうやってですか?敵は、我々のはるか上空にいるんですよ」

 

「おいおい、大神忘れたのか?あの存在を」

 

「それで米田長官武蔵に行く為の手段とは一体何なんですか?」

 

 

「ミカサだよ、大神」

 

「ええーミカサですか?でも前大戦で沈んだのでは?」

 

「ああ、艦首部分は、記念公園のオブジェになってるが、本体は密かに回収され、新たなミカサとして復活してるんだ」

 

「よし花組隊員は30分後ミカサに搭乗後、空中要塞武蔵に突入後京極の野望を打ち砕くのだ直哉達の為にもな」

 

「「「「「了解」」」」」

 

 

そして、隊員達はそれぞれの場所で、各々の時間を過ごしていた。

 

 

そして30分後・・・

 

空宙戦艦ミカサは、空中要塞武蔵を目指し出撃した。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

乙女達の挽歌2 空宙戦艦ミカサを守れ前編

「ふわあ、大きいよ直哉くあれは何?」

 

 

グレースが直哉に聞く。

 

「あれは、帝国華撃団の空宙戦艦ミカサですよ」

 

「すいません。米田さん達との通信でおそくなりました」

 

 

「ううんいいよ、気にしないでラビリン」

 

 

「ラビ」

 

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

 

 

そして直哉はいつも通りにヒーリングステッキに吸い込まれずにキュアグレースの体内に吸い込まれた。

 

 

「今回は、降魔兵器がどれくらい出るかわからないので、霊力タンクモードで行きますね」

 

 

「「了解」ラビ」

 

 

そして、キュアグレースはスパークルと合流した。

 

 

その頃帝国華撃団は・・・

 

 

空宙戦艦ミカサは飛び立ち最終目的地の空中要塞武蔵に向かい、順調に飛行していた。

 

「ふう何とか飛び立つ事が出来たな」

 

「ええ、特殊遊撃部隊の皆が俺達の出撃まで敵の戦力を抑えてくれたおかげですね」

 

「そうだな」

 

「大神、ここはもういいから、お前も出て行け」

 

「しかし、司令」

 

「いいか大神これがお前の、最後の自由行動と思って行動しろよ」

 

「わかりました司令」

 

そして、大神は艦橋を出て、花組隊員たちのいる部屋に向かう途中、大神はアイリスと織姫に出会った。

 

「アイリスに織姫くんどうしたんだい?こんな所で」

 

「あ、お兄ちゃん」

 

「あ、少尉さん」

 

「私は音楽室に行く途中で、アイリスに出会ったんですよ」

 

「それでは少尉さんまた後で会いましょう」

 

 

「ああ、またね織姫君」

 

織姫は、大神とアイリスと別れた。

 

 

「それでアイリスは、ここで何してたんだい?」

 

「うんアイリスは、お空を見てたの」

 

「え、空をかい?」

 

「ねえ、お兄ちゃんアイリスね、空の上には、天国があるって思ってたのでも、今空を見ても、天国がないのお兄ちゃん本当に、天国はあるのかな?」

 

「アイリス」

 

「アイリス、天国はあると思うけど、本当に行っていいのかい?」

 

「え、」

 

「もし、今天国に行ったら、帝国華撃団の皆だけでなく、ぺギタンやラビリンやのどかちゃん達にも会えなくなるけどいいのかい?」

 

 

「え、それは嫌だよお兄ちゃんまだまだぺギタンやニャトランと遊びたい」

 

「なら生きないとね」

 

 

「ありがとうね、お兄ちゃん、それじゃあまた後でねお兄ちゃん」

 

そう言って、アイリスは、大神と別れた。

 

そして大神はそれぞれの隊員達と話をした後さくらと出会っていた。

 

 

「さくら君ここにいたのかい?」

 

 

「あ、大神さん」

 

 

「やっぱり直哉さんの言葉が気になるかい?」

 

 

「ええ気にならないと言ったら嘘になります」

 

 

そしてさくらが思い出す。

 

 

「米田さんと、花組の皆さん貴方達は空中要塞に行って京極を倒して真宮寺一馬さんを解放させて下さい京極の手から」

 

 

 

!!

 

「直哉君どういう事?鬼王がお父様だなんて」

 

 

「さくらさん。ごめんね僕は最初から知っていたんです。黒鬼会の首領の正体も、鬼王の正体も」

 

「ええ、まさかと思いましたが、赤坂での戦いの時に鬼王が、破邪剣征・桜花放神を使った時に信じたくなかったんです」

 

 

「あああの時か、さくらくん君はうすうす気づいていたんだね」

 

 

「恐らく直哉君は私の状態を見て真実を伝えた方がいいと判断したんだと思います」

 

 

成る程」

 

 

ビービービー

 

 

その時ミカサの警報が鳴り大神とさくらは、急いで艦橋に向かった。

 

 

皆出撃するぞ、帝国華撃団出撃せよ!!」

 

「「「「「「「「了解」」」」」」」」

 

大神と花組は出撃した。

 

「フフ、漸く大神も成長できたな、さてわしらも頑張るか」

 

「いいか、敵の狙いは、このミカサを堕とす事だろう、降魔に堕とされるなよ」

 

「「「了解」」」

 

米田の言葉に、風組の3人が答える。

 

 

「対空放射で、ある程度の降魔を落とせ、大神や直哉達の負担を減らせるようにな」

 

「「「了解」」」

 

そして高高度でのミカサ防衛線が始まった。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

乙女達の挽歌2 空宙戦艦ミカサを守れ中編

「「「「ああ、ミカサが」」ラビ」ニャン」

 

 

「大丈夫です。グレースさんあれを見てください」

 

!!

 

「スパークルあれを見て」

 

 

「あ、帝国華撃団がミカサを守る為に戦ってる」

 

 

「直哉君アスミちゃんとちゆちゃんに出て貰う?」

 

 

「いえ、まだ戦力は抑えておきたいですね、もし今出ている4人が交代したいと言う事があるのならそう言う風にしますけど?」

 

 

「ううんいいよ、私もアスミちゃんの存在を見せたらいけない気がするし」

 

「「グレースこちら側の降魔の撃退終わったよ」終わったぞ」

 

 

「お疲れ様です響さん達」

 

 

「流石にあのミカサが出て来たらほとんど地上には来なくなったね降魔」

 

 

「そうだニャン。しかし油断は出来ないニャン」

 

 

「そうラビ、いつワイズマンやダルイゼン達が来るかわからないラビよ」

 

 

「そうだねラビリン。もしかすると新しい敵が来るかもだし」

 

 

「うええ、それは嫌だよ」

 

 

「あくまでも可能性の話だよスパークル」

 

 

 

「それじゃあ私達は一度撤退をしよう」

 

 

「「「「「「了解」」」」」」

 

そしてグレース達は一度撤退をした。

 

 

 

時を少し戻して・・・

 

「フフ、漸く大神も成長できたな、さてわしらも頑張るか」

 

「いいか、敵の狙いは、このミカサを堕とす事だろう、降魔に堕とされるなよ」

 

「「「了解」」」

 

米田の言葉に、風組の3人が答える。

 

 

「対空放射で、ある程度の降間を落とせ、大神や直哉達の負担を減らせるようにな」

 

「「「了解」」」

 

 

甲板にて・・・

 

何とか降魔兵器の第一波を撃破した花組だが・・・

 

「皆大丈夫か?」

 

「おうあたいは、大丈夫だぜ」

 

「少尉さん私も大丈夫です」

 

「・・・僕も」

 

その後も大神と連絡を取る隊員が増え後は、紅蘭とさくら

のみとなった。

 

(何何や、この天武の異常な数値は、気になるな)

 

 

その時アイリスが気づく。

 

 

「ほら第二陣が来たよ」

 

アイリスがそう言うと、再びミカサ周辺に新たな降魔兵器の群れが現れた。

 

「くそ俺達に休息を与えず波状攻撃を仕掛ける気か」

 

「皆もう少しで武蔵に到着する、もう少し頑張れ」

 

艦橋では・・・

 

「まだ奴ら出てくるのか?」

 

「何としても降魔の数を可能な限り減らすんだ」

 

 

「「「はい長官」」」

 

風組の3人がそう言う。」

 

 

「かえで君念の為に特殊遊撃部隊に救援要請をしておいてくれ」

 

 

!!

 

 

「長官それでは・・・」

 

「ああ、俺だって嫌だぜ。あれだけして協力貰っておきながら救援要請出すなんてよ」

 

 

「だが今は、その事に躊躇している場合ではない。ミカサが堕ちた場合帝都にどれくらい被害を与えるかわからんからな」

 

 

「わかりました。ですが特殊遊撃部隊に連絡するかの判断は私に任せて貰えますか?」

 

「構わんよ。かえで君」

 

 

その頃、花組は第二陣を何とか撃退をしていた。

 

 

 

その時彼等に絶望を与える為に現れた、降魔兵器の第三陣が現れた。

 

 

!!

 

 

「大変です司令、前方に第3派の降魔の群れが出現しました」

 

「何だと!!このままでは、物量作戦を展開されたら、こちらが負ける」

 

「ああ、このまま私達は終わるのね」

 

 

 

「由里、そんな事言わないの」

 

 

「そうだ、かすみ降魔が、活動限界を迎えるまで高度を上げろ」

 

「ええーーそんなことしたら・・・」

 

「いいんだよ、どうせこのままだと武蔵に辿り着けないしな、やるんだ」

 

 

「わかりました」

 

米田の策は成功し、降魔兵器は撤退したのも束の間次に、帝国華撃団の前に現れたのは、五行衆の土蜘蛛と、魔装機兵八様だった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

乙女達の挽歌2 空宙戦艦ミカサを守れ後編

地上に飛来する降魔を倒した特殊遊撃部隊は一度直哉の自宅に戻って、帝国華撃団の戦いを見ていた。

 

 

「「「「ああ、ミカサがボロボロだ」」」」

 

 

!!

 

帝国華撃団の様子を見て、アスミはラテを連れて来て行動をした。

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

 

 

「ワン!」

 

 

「「「「「「ええーーー」」」」」」

 

 

「さあ、皆さんも帝国華撃団の皆さんを助けに行きましょう」

 

「ちょっと待ってアース、まだ私達はいけないわよ」

 

 

 

「どうしてです?」

 

「それは、今起きている戦いの経験が帝国華撃団の皆さんに必要だからですよ。アース」

 

「直哉」

 

 

「もちろん。米田さんもかえでさんも必要と感じたら連絡をくれるでしょう」

 

 

「ですが、間に合わないかも知れませんよ」

 

「他の皆さんはどう思います?」

 

「救援要請がないのに動くのは?」

 

 

 

「アースもう少し待って私達だって、帝国華撃団の皆さんを助けたいのは一緒だし、せめてこの土蜘蛛と言う人との戦いの後で動いてもいいんじゃないかな?」

 

 

「確かにこの戦いの邪魔をするのは駄目ですね。桜花さんにも言われたの思い出しました」

 

 

そう言ってアースは変身を解除した。

 

 

 

そして直哉達は、帝国華撃団と土蜘蛛の戦いを見ていた。

 

 

「久しぶりだね、帝国華撃団今度は私が、貴様らの相手をしてやる」

 

「出でよ降魔共、さあ、降魔よ、ミカサの機関部を破壊しろ」

 

土蜘蛛が召喚した降魔兵器数十体にミカサの機関部破壊を指示した。

 

 

「いかんあの降魔達を機関部に行かせるな」

 

大神が花組に指示をするが、土蜘蛛に邪魔をされた。

 

「フフあんた達の相手は私だ帝国華撃団」

 

「出でよ降魔」

 

土蜘蛛は再度降魔兵器を召喚した。

 

 

そして、ついに五行衆土蜘蛛との最終決戦が始まった。

 

 

土蜘蛛の特殊能力によって苦戦を強いられていた。土蜘蛛の能力は、いわゆる壁抜けである。

 

「はっはっはどうだい帝国華撃団、この能力がある限り、私の目的は果たせるのさ」

 

「何だと!!お前の目的とは.何なんだ?」

 

大神が、土蜘蛛に聞く。

 

「私の目的は、どんなことをしてでも、貴様等帝国華撃団の母艦を潰す事さ」

 

何だと!!」

 

 

その時紅蘭が、天武の異変の気がついた。

 

「何なんや、この異常な力の上がり方は?」

 

 

「そんな事、させないぞ土蜘蛛、食らえ、狼虎滅却・快刀乱麻」

 

「ふ、そんな技が聞くものか」

 

「何!!俺の攻撃が聞かないだと!!」

 

土蜘蛛の魔装機兵の八葉の特殊能力で、ダメージを与える度、機体が回復したり、壁抜けしたりと、花組は苦戦していたが、法則性を見つけ土蜘蛛が空中戦艦ミカサに、特攻する前に、何とか土蜘蛛を倒す事ができたが、天武は使用禁止となった。

 

「さて、皆さんそろそろ行きましょうか」

 

 

 

「皆行くラビ」

 

「「「うん」」」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

 

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

 

 

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

 

 

2人の響もシンフォギアを纏った。

 

 

その後直哉達はゲートを使いミカサの中に潜入をした。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

乙女達の挽歌3 天武の機能停止の理由

ゲートを使い空宙戦艦ミカサに潜入した特殊遊撃部隊は・・・

 

 

「おい直哉これからどうするんだ?」

 

 

グレ響が直哉に聞く。

 

 

「僕達の目的は土蜘蛛が残したお土産の処理です」

 

 

「「「「「「「「「お土産?」」」」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「ええ、そうです皆さん。戦いの前の帝国華撃団と土蜘蛛のやり取りを思い出してください」

 

 

そして響達が思い出す。

 

 

 

「久しぶりだね、帝国華撃団今度は私が、貴様らの相手をしてやる」

 

「出でよ降魔共、さあ、降魔よ、ミカサの機関部を破壊しろ」

 

土蜘蛛が召喚した降魔兵器数十体にミカサの機関部破壊を指示した。

 

 

「いかんあの降魔達を機関部に行かせるな」

 

大神が花組に指示をするが、土蜘蛛に邪魔をされた。

 

「フフあんた達の相手は私だ帝国華撃団」

 

「出でよ降魔」

 

土蜘蛛は再度降魔兵器を召喚した。

 

 

そして、ついに五行衆土蜘蛛との最終決戦が始まった。

 

「「「「「「「「「あ」」」」」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

 

「「「「「ミカサの機関部にまだ降魔兵器がいるーーー」」」」」」

 

 

「そう言う事ですよ皆さん」

 

 

そして響達はミカサの機関部に向かった。

 

 

 

ミカサの機関部周辺・・・

 

 

「直哉君私達はどっちに行けばいい?」

 

グレースが直哉に聞く。

 

 

 

「少し待ってください。とりあえず左の機関部に行きましょう全員で」

 

 

「「「「「「了解」」」」」」

 

時を少し戻して・・・

 

 

「馬鹿なこの私が、貴様等ごときに、やられる訳にはいかない、私は、貴様等に殺される前に、私は自殺してやる」

 

土蜘蛛はそう言って、ミカサから飛び降りたのだった。

 

「隊長急ごうぜ機関部に」

 

「ああそうだな、カンナ」

 

その時全員の天武が起動不能となった。

 

「何が起きたんだ?紅蘭、天武に?」

 

 

「大神はん詳しい事は、格納庫で話しますさかい」

 

 

「ああ、全員帰還せよ」

 

「でも機関部に行った降魔どうするんですか?」

 

さくらが大神に聞く。

 

 

「それは・・・」

 

 

「その件は心配するな皆至急艦橋に上がってこい」

 

 

 

そして花組はミカサの艦橋に上がった。

 

艦橋にて・・・

 

!!

 

 

「「「「「「「「「どうして君達がミカサにいるんだ?」いるの」」」」」」」

 

 

 

「あはは、すみません。地上の降魔兵器を倒した後、家で皆さんの戦いを見ていたら機関部に、降魔兵器を侵入させていたので、特殊遊撃部隊の独断で、すべての機関部を攻撃した降魔兵器を倒しました」

 

 

 

「いやーー正直お前達がゲートを使い来てくれて助かったぞ」

 

 

「いえ、こちらもそろそろ天武が使用不可になると思って来たのもありますけど」

 

 

「あ、そうだ」

 

「紅蘭教えてくれ、何故天武が起動停止になったんだい?」

 

「それは天武に付いている安全装置作動したからや」

 

「安全装置?」

 

「そうや、大神はんは、天武があれほどのパワーを出せるのかが、わかりますか?」

 

 

「うーん・・・判らないな」

 

「天武は地脈の力を吸い上げて力に変えてるんです」

 

「地脈の?」

 

「大神、龍脈は知ってるな?」

 

「はい」

 

「紅蘭が言った地脈も龍脈も、簡単に言えば都市エネルギーと言うことになるんだ」

 

「都市エネルギーですか?」

 

 

「それじゃあ。直哉説明頼むわ」

 

 

「はあ――一僕部外者ですよ」

 

 

「別にいいだろ細かいこと気にするなよ」

 

 

「そうですか、それなら新年と言う事で、大量のお酒を僕の名前で買った料金を今すぐ払ってもらいますよ、いいんですね」

 

 

!!

 

「ひでえ、脅すのかよ」

 

 

「いえ、米田さんがちゃんと仕事をしないからです」

 

 

「「「よねださん・・・」」」

 

 

「ひっわかったから勘弁してくれ――」

 

 

そして米田がその後の説明をしたのだった。

 

 

「しかし武蔵の影響で天武が、使えなくなるのは痛いな」

 

 

「そうですね。大神さん」

 

 

「ねえ、前に使ってた機体使えないの直哉っち」

 

 

!!

 

スパークルの直哉への、質問を聞いた花組が何かに気がついた。

 

 

「そうだ、俺達にはまだ光武改がある」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

乙女達の挽歌4 天武から再び光武改へと指揮の一時的交代

「しかし武蔵の影響で天武が、使えなくなるのは痛いな」

 

 

「そうですね。大神さん」

 

 

「ねえ、前に使ってた機体使えないの直哉っち」

 

 

!!

 

スパークルの直哉への、質問を聞いた花組が何かに気がついた。

 

 

「そうだ、俺達にはまだ光武改がある」

 

「米田司令、光武改はありますか?」

 

「ああ、あるにはあるが、念の為に持って来ただけだったから最終調整段階だ」

 

 

 

「いえ、光武改があるだけで俺達は戦えるんです。ありがとうございます」

 

 

「ああ、そうだ織姫とレ二の光武改も持ってきてるからな」

 

 

!!

 

 

「本当ですか?」

 

 

「これで、本当の意味で花組になれる」

 

 

「さて、響さん達とプリキュアの皆さん戻りましょうか」

 

 

「「「「「「そうだね直哉君」」」」」そうですね直哉」

 

 

そして直哉達は、ゲートがあるミカサの部屋に行こうとした時呼び止められた。

 

 

 

「待って直哉君」

 

 

「何でしょうか?かえでさん」

 

 

「今から帝国華撃団全ての部隊を特殊遊撃部隊として運用してくれないかしら」

 

 

「・・・はあっ何を言ってるんですか。かえでさん?」

 

 

 

「そうですよ。作戦行動中の部隊の権限を放棄するんですか?」

 

 

響がかえでに聞く。

 

 

「へえ、何やら面白そうな展開じゃない。ねえ直哉」

 

 

 

「あ、トワいつの間に」

 

 

「あら、貴女は誰なの?」

 

 

 

「やばいよ、トワさんが来たよ。のどかっち」

 

 

 

「うんヤバイね。トワさんの事だからかえでさんの提案を受ける流れになりそう」

 

 

「ちゆあれが、直哉の上司のトワですか?」

 

 

「そうよ、アスミ」

 

 

プリキュア組はそれぞれが、小声で話す。

 

 

 

「私は直哉の運営している特殊遊撃部隊のそこのおじさんと同じと思って」

 

 

「つまり米田司令と同じで、部下に仕事を任せてばっかりの上司なのね」

 

 

「ぐはっかえで君までワシの事を・・・」

 

 

「失礼ね、私はそこののおじさんよりは、仕事はしてるわよ、ねのどか」

 

 

「ええ」

 

 

急にトワに振られて困惑気味ののどかだった。

 

 

「それで貴女の提案なんだけど本気なのね?」

 

 

トワがかえでに確認する。

 

 

 

「ええ、本気よ。米田司令が倒れたし」

 

「それはかえでさんが・・・ひっ」

 

 

「何か言った?大神君」

 

 

「何でもないです。かえでさん」

 

 

 

「わかったわ。直哉この空中要塞武蔵攻略を貴方が指揮をしなさい。あくまでも指揮だけよ」

 

 

「わかりましたよ。トワ確認ですが、僕が使える戦力は帝国華撃団関連のみですか?」

 

 

「ええ、そうよ。花組が武蔵内部に入ってなおかつおじさんが起きたら、おじさんに役目を渡していいから」

 

 

「かえでもそれでいい?」

 

 

「構わないわトワ」

 

 

「「「いつの間に友達感覚みたいに話をしてるし」」」

 

 

「あはは、トワさんらしいね、グレ響」

 

 

「だな太陽」

 

 

「それじゃあ私は行くわ。頑張りなさいよ」

 

 

そう言ってトワは転移をした。

 

 

 

「はあ、仕方ないですね。花組の皆さんは光武改の調整が終わるまで各自の部屋で休息を取ってくださいね」

 

 

 

「「「「「「「「了解です」」」」」」」」

 

 

 

「後かえでさんと大神さんは、このまま艦橋にいて貰えますか?」

 

 

「「ええ」わかった直哉さん」

 

 

 

そしてそれぞれが動き出す。

 

 

「それではひとまずこの映像を見てください」

 

 

ついにミカサは、前方に武蔵を、確認できる位置に到着した。

 

「司令いつでも主砲を撃てます」

 

「ありがとうかえで君。よし花組に通達しろ。主砲発射後に花組の為の道を作るため、突撃を敢行すると」

 

「「「了解」」」

 

「「こ、これは」」

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

乙女達の挽歌5 武蔵内部での五行衆最後の1人との戦い前編

そしてそれぞれが動き出す。

 

 

「それではひとまずこの映像を見てください」

 

 

ついにミカサは、前方に武蔵を、確認できる位置に到着した。

 

「司令いつでも主砲を撃てます」

 

「ありがとうかえで君。よし花組に通達しろ。主砲発射後に花組の為の道を作るため、突撃を敢行すると」

 

「「「了解」」」

 

「「こ、これは」」

 

 

「この映像は本来のこれから起きる出来事の一部です」

 

「「本来のこれから起きる事だって」ですって」

 

 

「ええ、これは今から約20分後の未来と思ってください」

 

「そんなに早くに」

 

 

「はい、大神さん花組の隊長にはある程度先を見せる事ができますけど、どうしますか?」

 

 

「いえ、見なくていいです」

 

 

「そうですか、わかりました後かえでさん。僕達がミカサに乗り込んだ部屋を使わせて貰っていいです?彼女達に」

 

 

「ええ、構わないわよ」

 

 

「わかりました。それでは響さん達先に戻っておいてください」

 

 

「わかったよ直哉君」

 

 

そして響達は艦橋を出ていく。

 

 

その頃花組突入前の武蔵内部・・・

 

 

「金剛」

 

「あんどうしたよ鬼王?」

 

「京極様からの情報だ、土蜘蛛が空宙戦艦ミカサの破壊に失敗したようだ」

 

!!

 

「・・・そうか五行衆も、俺だけになったんだな」

 

「ああ、そうだな」

 

「しかし帝国華撃団もやるな、本気の土蜘蛛に勝つとはな、鬼王本音で聞くぞ、俺と帝国華撃団が戦えば、どちらが勝つと思う?」

 

 

「・・・帝国華撃団だろう」

 

「ふ、やはりな」

 

「今奴等は、土蜘蛛を倒し、勢いがあるからな」

 

「今の奴等と戦えば、私とて厳しい状況に追い詰められるだろう」

 

「何だと!!鬼王でもなのか」

 

「ああ、そして奴らの力を引き出しているのは、帝国華撃団隊長の大神一郎だ」

 

「大神一郎か奴も成長しているか・・・」

 

 

「ああ、そう言う事だろう」

 

「成る程な、だから京極様は鬼王と俺を武蔵内部に残らせたんだな」

 

「ここでなら俺と鬼王が、本気出しても問題ないからな」

 

 

「だが、鬼王本当に特殊遊撃部隊の連中は、俺達が武蔵を復活させてもおもだった行動をしないんだ?」

 

 

「恐らく彼等にとって我々も守るべき存在んなのだろう。京極様除いてな」

 

 

「はあ、どういうこったよそれは」

 

 

「金剛、お前が帝国華撃団に負けた場合これを使え」

 

 

「何だよこれは?」

 

 

「これは紫藤直哉が我々に送った物だ」

 

 

「何で俺達に送って来た?」

 

 

「恐らく特殊遊撃部隊の中では我々に死んでほしくな良いのだろう」

 

 

「本来は3つ送られていたがな」

 

 

「成る程、土蜘蛛の分か」

 

 

「鬼王これの発動条件は帝国華撃団との戦いが終われば起動するんだな」

 

 

「ああ、どんな結果でもな」

 

 

「それを聞いて、安心したぜ」

 

 

そう言って金剛は、帝国華撃団を迎える準備を開始した。

 

 

同時刻ミカサでは・・・

 

各隊員がそれぞれの量子甲冑に乗り、その時を待っていた。

 

「主砲発射ーーー」

 

そしてその時が来た、帝国華撃団花組は、空中要塞武蔵に移動する事に成功した。

 

 

「何だここは?」

 

花組全員武蔵内部が、まるで生物のような鼓動に似たような感があり、気持ち悪がっていた。

 

 

だが、花組は武蔵最深部に向かう為移動を、開始すると、暫くすると、黒鬼会五行衆筆頭の金剛と、出会ってしまった。

 

「よう、会いたかったぜ、大神よ今から俺と、帝国華撃団の最後の勝負といこうや」

 

金剛は、そう言うと金色の脇時を6体召喚した。そして自身の魔装機兵大日剣を召喚した。

 

「さあ俺と、遊ぼうぜ帝国華撃団」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

乙女達の挽歌5 武蔵内部での五行衆最後の1人との戦い後編

「ふう、とりあえず花組の皆さんを武蔵に突入させる事に成功しましたね」

 

 

「そうね後は花組次第ね」

 

 

「そうですねかえでさん。それでは一度僕は彼女達の所に行きますね」

 

 

そう言って直哉は艦橋をでて、響達の元に向かった。

 

 

 

「あ、直哉君こっちに来て良いの?」

 

「ええ、かえでさんには、許可取って来てますし」

 

 

「そうなのね」

 

「響さん鬼王さんは金剛さんに例の物渡してます?」

 

 

「うん、金剛さんの機体に反応があるからあるよ」

 

 

「直哉っち今帝国華撃団を相手してる金剛と言う人凄いねえ」

 

 

「皆さんに行っておきますね。帝国華撃団対金剛の戦いが終わったら金剛さんがここに転送されますので」

 

 

「「「えー―」」」

 

 

「直哉君どういう事?」

 

「正直金剛をここで死なれるより、僕達の特殊遊撃部隊に協力をして貰いたいと思ったので」

 

 

「その理由は、未成年者が多い特殊遊撃部隊なのでここで大人の人を仲間にしたいんですよ」

 

 

「えーでも直哉っち金剛さんおじさんだよ」

 

 

「実は、金剛さんの年齢は大神一郎さんと同じくらいなんですよ」

 

 

「「「「「えー―」」」」

 

 

「何だと」

 

 

 

直哉の発言に、アスミ以外の全員が驚いていた。

 

 

 

その頃金剛は・・・

 

 

 

「はっくしょん。はっくしょん」

 

 

 

金剛はくしゃみをしていた。

 

 

「大丈夫か?金剛」

 

 

「ああ、改めて行くぜ」

 

 

「さあ俺と、遊ぼうぜ帝国華撃団」

 

 

「今回は、最初から全力だぜ、オラオラ行くぜーー」

 

「何なんだ金剛の気合で光武が、可笑しいまさかこれも、さっきの金剛の気合のせいなのか?」

 

大神は光武の異変を気にしつつも、花組に指示を出した。

 

「皆脇時から、確実に倒すんだ」

 

 

「了解」

 

さくらが、大神の指令通りに脇侍に攻撃しようとした時、突然さくら達の前に、金剛が現れ、脇時を庇った。そう、大神が花組の隊員を庇うように。

 

 

「させるかよ」

 

「きゃああ」

 

 

さくらの光武改は、脇時を庇った金剛によって弾き飛ばされたのだった。

 

「な、さくら君大丈夫か?」

 

大神がさくらの光武改にかけよる。

 

 

「今だ、食らえ金剛大地斬」

 

「「うわあああ。きゃああああ」」

金剛の必殺技金剛大地斬が、2人をを襲う。

 

その2人の状態を見た、アイリスが、自身の必殺技であるイリス グラン・ジャンポールを使うが、回復できたのは、さくらの光武改のみだった。

 

大神の光武は、イリス グラン・ジャンポールの射程外だったからだ。

 

「オラオラどうした、帝国華撃団花組隊長大神一郎よ、俺を倒せないならお前達の大事な帝都の運命もここまでだぜ」

 

「ふざけるな、金剛俺達は、必ず帝都を守ってみせる」

 

「そうかいならば、見せてみろ。大神一郎よお前の力を!!」

 

「行くぞ、金剛!!」

 

「来い、大神一郎」

 

そしてついに、戦いは最終局面を迎えようとしていた。

 

「行くぜこれが金剛様の最後の一撃だぜ、金剛大地斬」

 

 

「こちらも行くぞ!!狼虎滅却・天狼転化」

 

 

「「うおおおお。金剛と大神一郎の最後の勝負萌えるね。グレ響」ああだな太陽」

 

「大神さんと金剛さん本当にライバル関係みたいね」

 

 

「そうですね、これこそ真剣勝負ですね」

 

「直哉君帝国華撃団の皆さん勝てるよね」

 

 

「・・・勝負がついたみたいですよ」

 

大神と金剛の必殺技がぶつかり合い、そして勝ったのは大神だった。

 

 

「グフッ見事だぜ、大神一郎よ俺様を倒すとはな、だが、俺が死んでも、お前たちは鬼王には絶対勝てねえぞ」

 

「何だと!!鬼王はそんなに強いのか?」

 

「ああ、大神先に、地獄で待ってるぜ、お前たちとの、戦い楽しかったぜ」

 

その直後金剛は、機体の爆発前に特殊遊撃部隊のメンバーの所に転移された。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

乙女達の挽歌6 父と娘前編

「響さんとのどかさんとちゆさんとひなたさんは中心世界の僕の家にある医療ポットに金剛さんを入れてください」

 

 

「「「「うん」」」」

 

 

「グレ響さんとアスミさんは僕達の動きをまだ帝国華撃団の皆さんに知られないようにして下さい」

 

 

 

「はい」

 

「わかった」

 

 

そして特殊遊撃部隊による金剛輸送が始まった。

 

 

 

その頃帝国華撃団花組は・・・

 

 

金剛を倒した帝国華撃団は、最深部に向かう途中とある部屋の中に入るとその部屋には、鬼王と、魔装機兵闇神威がいた。

 

「よく金剛を倒し、よくここまで来たな。帝国華撃団。だが貴様等は、京極様の所にはいかせん」

 

 

そう言って鬼王の闇神威は、水弧の能力を使い、分身したのだった。

 

 

「何故鬼王が、水弧の能力を使えるんだ?」

 

 

大神は驚いていた。目の前の光景に。

 

「何を驚く事がある?五行衆の能力は全て私が教えたのだ、私が使えて当然だろう?」

 

「ではいくぞ帝国華撃団」

 

!!

 

「皆避けてください」

 

「破邪剣征・桜花放神」

 

さくらが、いち早く気がつき、皆に伝えた直後さくらが放つ桜花放神より、倍以上の大きさの桜花放心が、帝国華撃団を襲う。

 

「流石だな、帝国華撃団私の技をかわすとはな」

 

そしてこれが、花組と鬼王の最後の戦いの始まりだった。

 

戦いは、今までより過酷な戦いだった。

 

鬼王が巧みに五行衆の能力と己の剣術を使い、徐々に、帝国華撃団を追い込んでいくのだった。

 

だが大神も、負けじと、狼虎滅却・天狼転化等を打ち込むが、鬼王にはあまりこうかてきなダメージを与える事が出来ずにいた。

 

「クッ本当に強い何でこんな男が京極の元にいるんだ」

 

その頃響とのどか達は・・・

 

 

「ちゆっちこの医療ポットの開閉ボタンどれだっけ?」

 

「ちょっと待ってひなた。金剛さんを入れる前に、治療の薬をポットに入れるから」

 

「わかった」

 

 

「響さん。私達が金剛さんを助けていいんですか?」

 

「のどかちゃんは反対?」

 

 

「いえ、そういうわけでは無いですけど・・・神山さん達がいなくなって男の人は直哉君だけでしたから」

 

「急に男の人が増えたので」

 

「そうだね、新生帝国華撃団が私達から離れた事が一番の要因だと思うよ。金剛さんを助けたのは、でも直哉君は苦労してやりくりをしたけどやはり、男手が少ないのは、部隊としても大変だし」

 

 

「それに未成年の女の子ばかりと言うのも、直哉君を男性を補充させたんだと思うよ」

 

「成る程、今特殊遊撃部隊の中で男性は、直哉君だけですね」

 

 

「それに過去の世界でもトワさんが飛鳥ちゃんに勧誘させようとしたみたいだし」

 

「ああ、そうでしたね」

 

「とにかく今は金剛さんを助けよう」

 

「はい」

 

 

その頃帝国華撃団は・・・

 

 

「隊長どうするよ」

 

カンナが、大神に聞く。

 

 

「よし全員で必殺攻撃だ」

 

「了解」

 

 

「神崎風塵流・不死鳥の舞」

 

「シェルクーンチク」

 

「聖獣ロボ・改」

 

「三十六掌」

 

 

「ヴィアッジョ・ローズ」

 

「ジークフリード」

 

「狼虎滅却・天狼転化」

 

 

アイリスとさくら以外の隊員達がそれぞれの必殺技を鬼王の乗る闇神威に繰り出す。

 

果たして、これで鬼王を倒せるのか?

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

乙女達の挽歌6 父と娘後編

その頃帝国華撃団は・・・

 

 

「隊長どうするよ」

 

カンナが、大神に聞く。

 

 

「よし全員で必殺攻撃だ」

 

「了解」

 

 

「神崎風塵流・不死鳥の舞」

 

「シェルクーンチク」

 

「聖獣ロボ・改」

 

「三十六掌」

 

 

「ヴィアッジョ・ローズ」

 

「ジークフリード」

 

「狼虎滅却・天狼転化」

 

 

アイリスとさくら以外の隊員達がそれぞれの必殺技を鬼王の乗る闇神威に繰り出す。

 

「なめるな!!帝国華撃団」

 

「破邪剣征・桜花放神!!」

 

「「「「「「「うわあああああ」」」」」」」

 

 

さくらとアイリス以外の隊員は、鬼王の迎撃によってそれぞれの必殺攻撃はかき消された」

 

「どうした?真宮寺家の当主よ何故お前は戦わん?」

 

 

!!

 

 

「さしずめ、紫藤家の当主から私の事を聞いたか?まあいい、帝国華撃団を始末したら紫藤家の当主も殺してやろう」

 

 

!!

 

「・・・させないそんな事は」

 

 

「ならば小娘。お前の力を見せて見ろ」

 

「鬼王。勝負です」

 

 

「良かろう」

 

そして2機の戦いが始まった。

 

「くっ」

 

「ぐっやるな」

 

「今です、破邪剣征・桜花放神」

 

「なめるな、破邪剣征・桜花放神」

 

二人の必殺技がぶつかり合いだが、徐々にさくらが押し負け始めた。

 

「うう、私達は・・・絶対負けない!!」

 

 

「ぬう!!」

 

2人の技の優位がさくらに変わったその時。

 

 

 

「大神さん皆行きますよ」

 

「神崎風塵流・不死鳥の舞」

 

「シェルクーンチク」

 

「聖獣ロボ・改」

 

「三十六掌」

 

 

「ヴィアッジョ・ローズ」

 

「ジークフリード」

 

「狼虎滅却・天狼転化」

 

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

 

ついにアイリス以外の全員の必殺技を受けた闇神威は、機能停止になった。

 

 

「うおおおおお。面が、面がーーー」

 

ついに鬼王は膝をついた。そして鬼の面が砕けた。

 

その時、別の声が帝国華撃団全員に聞こえた。

 

「あらら、鬼王本当に負けたんすね」

 

 

「誰だお前は」

 

「おいらはビョーゲンズのバテデモーダと言います。縁があって今京極圭吾に協力しています」

 

 

「何だと!!」

 

 

「さて、鬼王おいらがここに来た理由はわかるすっね?」

 

 

「ああ、私を処分しに来たのだろう?」

 

 

 

「正解すっよ。じゃあ死んでくださいね」

 

 

そしてバテデモーダが鬼王を攻撃した。

 

 

「グフッどうして一撃で殺さない?」

 

 

「京極さんに言われているんですよね、貴方が負けた時の場合簡単に殺すなとね」

 

 

「何だと」

 

 

そして、バテデモーダは、鬼王の懐から何かを取り出した。

 

 

「貴様何故それの存在を・・・」

 

「あら、鬼王さんおいらと紫藤直哉が記憶を共有している事を知らなかったようですっね」

 

 

 

!!

 

 

「危ない危ない。それを持たれていたら転移の条件を満たすところだった」

 

そしてバテデモーダはそれを破壊し再び鬼王を攻撃したその時・・・

 

「お父様は殺させない」

 

 

そう言ってさくらが、バテデモーダの攻撃を受け止めた。

 

 

「さくら君」

 

 

大神がさくらに声をかける。

 

 

その時帝国華撃団の前に彼が現れた。

 

「そこまでだ鬼王」

 

「下らぬ親子の再会もそこまでだ」

 

!!

 

「お、お前は、京極」

 

「鬼王、お前の使い道は、ここまでのようだな」

 

「京極貴様、死者を蘇らせたのか?」

 

「左様、山崎も、真宮寺も私が蘇らせたのだ、こいつらは、いわば道具だ」

 

「京極許さんぞ」

 

大神が京極に、対し怒りを顕にする。

 

「さて、破邪の血統には死んでもらおう」

 

京極がそう言うと、さくら一馬の2人に法術を放つ。

 

 

だが一馬が、さくらの前に出てさくらを法術から守りそしてさくらに伝えた」

 

いいか、さくら武蔵の行動を完全に止めるには、御柱の間で、二剣二刀の儀を行い御柱を斬れ、さすれば、武蔵への魔力供給は止まり、武蔵の行動にも制限がつくだろう。があああ」

 

 

「お父様」

 

 

 

 

「いいなさくら、後は任せたぞ・・・最後に父親として、さくらと話せてよかっ・・・た」

 

 

「お父様」

 

「ぬう!!まさか、ここまで法力を使う羽目になるとはな」

 

「法力が尽きた以上、撤退せねばならん。帝国華撃団次に会う時が、貴様らの最後の時だ」

 

そう言って、京極は消えた。

 

 

「ああ、京極さん結局自分で鬼王殺したよ。まあいいやおいらもビョーゲンキングダムに戻るすっよ」

 

そう言ってバテデモーダは撤退した。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

乙女達の挽歌7 悲しみを超えて

その頃直哉とグレ響とアスミは・・・

 

 

 

「いいなさくら、後は任せたぞ・・・最後に父親として、さくらと話せてよかっ・・・た」

 

 

「お父様」

 

「ぬう!!まさか、ここまで法力を使う羽目になるとはな」

 

「法力が尽きた以上、撤退せねばならん。帝国華撃団次に会う時が、貴様らの最後の時だ」

 

そう言って、京極は消えた。

 

 

「ああ、京極さん結局自分で鬼王殺したよ。まあいいやおいらもビョーゲンキングダムに戻るすっよ」

 

そう言ってバテデモーダは撤退した。

 

この一連の流れを映像として見ていた。

 

 

 

「やはり、運命は変わりませんでしたか」

 

 

「直哉お前は、鬼王を助ける気はなかったのか?」

 

 

 

「いえ、こちらとしては助ける準備はしてましたけどバテデモーダと記憶を、共有している事により、鬼王を助ける手段を潰されたので」

 

 

「成る程な」

 

 

「バテデモーダのおかげで、大きな歪みを私達が作らないですんだのは、よかったな」

 

 

「米田さんやさくらさんには、嘘を言った事になるかもですけど」

 

 

「それは、直哉が気にすることはありませんよ」

 

 

「アスミさん・・・」

 

 

「直哉は鬼王さんの未来を知っていたのでしょ?本来の未来を」

 

 

「それは知ってました」

 

 

「ならば、多少バテデモーダの介入があったですけど、歴史が本来の流れになっただけですし」

 

 

「でも・・・」

 

 

「確かに肉親の死は、悲しいですけど、直哉貴方は米田健二と同じ事をする気ですか?」

 

 

!!

 

 

「米田健二も歴史介入をして、世界を崩壊させたんですよね?」

 

 

「それは・・・」

 

 

「私も、のどか達もそして響達も歴史を大きく変えるような事はしてほしくないです」

 

 

「それに直哉が言ってたじゃないですか?」

 

 

「さあ、皆さんも帝国華撃団の皆さんを助けに行きましょう」

 

「ちょっと待ってアース、まだ私達はいけないわよ」

 

 

 

「どうしてです?」

 

「それは、今起きている戦いの経験が帝国華撃団の皆さんに必要だからですよ。アース」

 

「直哉」

 

 

 

!!

 

「成る程アスミは、この鬼王の件は帝国華撃団を強くする為に必要だから歴史は変わらなかったと言いたいんだな?」

 

 

「はいそうです。響」

 

 

「確かにそうですね僕が間違っていたようですね」

 

 

「僕はなまじ未来が見えるから、米田さんとさくらさんを悲しませないようにするにはと考えたのが、あの方法でした」

 

 

「成る程ななら、鬼王はどうして助けられなかったのは、直哉は何だと思う?」

 

 

「それは、金剛は生者で鬼王は既に死者だからだと思っています」

 

 

「成る程なあのバテデモーダの行動は直哉を止める為と言う意味があったのか」

 

 

「ええ、恐らくですけど」

 

 

その頃帝国華撃団は・・・

 

 

 

「・・・さくら君」

 

「大神さん・・・私生きます。お父様と、お母様から貰った命を大事にして、これからも生きていきます」

 

「そうか・・・やはり君は強いな・・・」

 

「大神さん急いで、御柱の間に行きましょう。お父様が言ってたんです。空中要塞武蔵の魔力供給を止めるには御柱を斬れと」

 

「なんだってそれは本当かい?さくら君」

 

「はいそう言ってました」

 

 

 

そのころミカサの方でも、降魔兵器が断続的に襲撃を繰り返していた。

 

「皆頑張ってくれよ」

 

「「「はい司令」」」

 

米田の言葉に風組の3人が答える。

 

そして帝国華撃団は空中要塞武蔵の魔力供給を止めるべく御柱の間に向かった。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

乙女達の挽歌8 二剣二刀の儀と御柱

「そう言えば直哉達はどうした?かえで君」

 

 

「ああ、彼ならゲートを置いている部屋にいますけど」

 

 

「そうか」

 

 

 

「さて、今回の戦いの範囲での僕達の仕事は終わったので戻りましょう。グレ響さんとアスミさん」

 

 

「ああ」

 

 

「そうですね」

 

 

そして、3人はゲートを使って直哉の自宅に戻った。

 

 

 

その頃直哉の自宅では・・・

 

 

「ふう、のどかちゃん達お疲れ様」

 

 

 

「「「お疲れ様です響さん」」」

 

 

「「「皆お疲れ様ラビ」ペン」ニャン」

 

「しかしよ今回改めて、思ったんでけどニャン。やっぱり男が少ないのもまずくないかニャン」

 

 

 

「確かにあの金剛さんを医療ポットの装置に入れるのにも苦労してたペン」

 

 

その時直哉達が戻って来た。

 

 

 

「今戻りました」

 

 

 

「あ、直哉君お帰り、ミカサに居なくてよかったの?」

 

 

のどかが直哉に聞く。

 

 

「ええ、花組の皆さんを出して一度皆さんの所に行った後に米田さんが起きてたので、そのままこっちに戻りました」

 

 

「そうなんだ」

 

 

 

「まあ、僕達の助けも必要のない所まで進み、結局は鬼王は本来の流れ通り京極に殺されましたよ」」

 

 

「「「「そうなんだ」」」」

 

 

「さて、まだ帝国華撃団の戦いは終わってないので見ませんか?」

 

 

「「「「うん」」」」

 

 

そして直哉が画面のスイッチを入れると、そこには御柱の魔に到着した直後だった。

 

 

帝国華撃団は、土蜘蛛、金剛、鬼王を倒しついに、空中要塞武蔵の魔力供給装置でもある。御柱の間に、たどり着いた。

 

 

「ここが、御柱の間なのか?」

 

「左様ここが、御柱の間だ、帝国華撃団。そしてここが、貴様らの墓場となるのだ」

 

 

「京極!!」

 

「出でよ、降魔共」

 

京極が、大量の降魔を召還した。

 

 

「ではさらばだ、帝国華撃団」

 

京極は、降魔を召還し終えると、消えていった。

 

「皆とりあえず、降魔兵器を倒すぞ」

 

「「「「「「「「了解」」」」」」」」

 

 

御柱の間での戦いが始まった。

 

 

「しかし不思議ですね、レニ」

 

「何が?織姫」

 

「皆で、協力するとここまで戦いの幅が変わるなんてね」

 

「うんそうだね、今までいた所より効率は下がるけど、安心感があるね」

 

「それはね、レニ誰かを、信頼してる証拠だよ」

 

「信頼ですかいい言葉ですね、アイリス」

 

 

「へ、やるじゃねえか、すみれ」

 

「当然ですわ。私は神崎すみれですわよ」

 

 

「いつも思うがすみれ凄い自信だな」

 

 

「紅蘭大丈夫?」

 

「この位、平気やさくらはん」

 

 

 

そして、帝国華撃団は、御柱の間に召還された降魔兵器を全滅させ、大神とさくらは、二剣二刀の儀をする為準備をし実行した。

 

「行くぞ、さくら君」

 

「はい、大神さん

 

 

「「はあああ」やああああ」

 

 

大神と、さくらの2人による二剣二刀の儀によって、御柱は壊れ、次第に武蔵内部からその影響は、外で活動していた、降魔兵器にも影響を与え始めていた。

 

 

その様子を映像で見ていた直哉達は・・・

 

 

「うおおおお、大神さんとさくらさんが成功させたよ二剣二刀の儀を」

 

 

 

「なあ、直哉あの二剣二刀の儀は、失敗すると大変なんじゃないか?」

 

 

 

「ええ、最悪の場合二剣二刀の儀を行う。2人は死んでいたでしょうね」

 

 

「「「「ええーーー」」」」

 

 

 

「そもそも、僕達は直接見てないですけど、聖魔城にしても今回の武蔵でもそうですけど、封印をされていたのは存在するだけで帝都に悪影響を与えてますよね」

 

 

「「「「確かに」」」」

 

 

「それに聖魔城も降魔の城と言われてましたけど、人工物なんですよ」

 

 

!!

 

「そうかだから鬼王は武蔵の魔力供給を断つように言ったのは御柱が魔力供給と武蔵の機能を維持する為の役割を持つ物だったんだな」

 

 

「ええ、武蔵が起動後強制的に、止める為のね」

 

 

「でも、御柱が壊れたから安心じゃないの?直哉っち」

 

 

ひなたが直哉に聞く。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

乙女達の挽歌9 武蔵の守護者を倒せ

「いえ、そうとも限りませんよひなたさん」

 

「「「どういう事直哉君?」」」

 

のどかとちゆとひなたが直哉に聞く。

 

 

「つまり、京極には御柱が壊されても、帝国華撃団の戦いには負けない何かがあると言う事ですか?」

 

 

 

「ええ、そしてこれからの未来は見れませんでした」

 

「「「「「えー―」」」」」

 

 

「そんな帝国華撃団が負けるかもと言う事もあるの?」

 

 

「ええ、そうですね、あくまでも可能性があると言う事ですよ。のどかさん」

 

 

「大丈夫だよのどかちゃん。今までだって帝国華撃団は追い詰められても勝っていたから大丈夫だよ。正義は絶対負けないから」

 

 

「太陽そこまで言い切れる奴はお前だけだぞ」

 

 

「へっ何で?」

 

 

「考えても見ろ。満身創痍だぞ花組は、今までの戦いでそんな状態で黒幕は切り札を使うだぞ?」

 

 

「・・・確かに」

 

 

「もしこれが空想のような物のの中なら奇跡が、起きて有利になるかもしれないがな」

 

 

「確かにそうですね。グレ響さんの言うように現実では奇跡は起きないかも知れませんが、帝国華撃団は前の大戦も勝ち抜いていますから。奇跡なんていらないと思いますよ」

 

「そうだよグレ響直哉君の言う通り、帝国華撃団の皆がいれば、勝てるよ」

 

 

 

「そうだといいがな」

 

 

 

そして直哉達は再び帝国華撃団の戦いを見始めた。

 

 

そのころ帝国華撃団花組は、武蔵最深部にいると思われる、京極を追いかけて最深部にある部屋に到着した。

 

ここが最後の部屋だ、皆準備はいいか?行くぞ」

 

大神が部屋の扉をを開けると、そこには京極がいた。

 

「フフ、ようこそ武蔵の最深部へ、そしてここが帝国華撃団の墓場となるのだ」

 

「京極貴様の、降魔兵器は使えないぞ。それでも俺たちと、戦うつもりか?」

 

「フ、たがが魔力補給装置を、潰しただけで、もう勝ったつもりか?帝国華撃団」

 

 

「見よこれが、武蔵の御蔵を守護する超魔装機兵神王だ」

 

京極がそう言うと、通常の倍以上の大きさの魔装機兵が姿を現わした。そして京極は、神王に乗り込み戦闘準備を整えた。

 

「さあ!来るがいい帝国華撃団」

 

「この戦いに、終止符を打つぞ京極圭吾」

 

「何をほざく大神一郎ーー勝つのは、私だーー」

 

「「「「「「「「うわあ――大きい」」」」」ラビ――」ペン」デカ過ぎだろニャン」

 

 

「成る程、これが京極の自信に繋がる超魔装機兵神王ですか」

 

 

「「「あれが脇侍と同じ魔装機兵ーーー」」」

 

「ありえねえ大きさだぞニャン」

 

 

「直哉君帝国華撃団は勝てるの?」

 

 

「のどかさんここで帝国華撃団が勝てなければ帝都は、魔都になるだけです」

 

 

「そんな・・・」

 

 

こうして、帝国華撃団vs超魔装機兵神王(京極)との最後の戦いが始まった。

 

戦いが始まり、花組は神王のパワーに圧倒されていた。

 

「ぐわあああ」

 

「お兄ちゃん」

 

「少尉」

 

「隊長」

 

 

「大神はん」

 

「ぐっ大丈夫だ皆、このくらい」

 

「フフ、どうした帝国華撃団。貴様達の力はその程度か?」

 

 

「クッ京極、貴様」

 

 

「「「「「「「「「ああ、やっぱり大きさが違うから勝てないよ」」」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

 

「いえ、待ってください皆さん。帝国華撃団はまだ諦めていませんよ」

 

アスミが言う。

 

 

その直後帝国華撃団は最後の攻撃を仕掛けた。

 

 

「行くぞ京極圭吾これで貴様を倒す!!」

 

「ぬう!!来るか、帝国華撃団」

 

「「大神さん皆行きますよ」」

 

「帝都に我等のいるかぎり」

 

「悪の栄えることはなし」

 

「たとえどんなに苦しい戦いでも」

 

「自分自身の力と」

 

「愛する力で戦う」

 

「そして勝利を掴むまで」

 

「僕たちは、決して負けない」

 

「それが帝国華撃団だぜ」

 

 

「俺たちは正義だ!!

 

「悪を蹴散らし、正義を示せ!!」

 

 

「絶」

 

「対」

 

「正」

 

「儀」

 

「帝」

 

「国」

 

「華」

 

「撃」

 

「団」

 

 

「ぐおおおお。この私が、負けるだとーー」

 

神王は、花組全員による一斉攻撃により、沈黙した。

 

「フフ、流石だ、帝国華撃団、だが私を倒した所で、何も代わらんぞ、何故なら何れまた、帝都に悪意を持つ者が現れるだろう」

 

「せいぜい、その時まで、この薄汚れた帝都での平和を楽しむがいい」

 

京極がそう言った直後、神王は爆発をし始めた。

 

京極は爆発の中で自分の身が燃えてるにも、関わらず、不敵な笑みを最後まで浮べていた。

 

 

そして空中要塞武蔵も、神王の爆発で崩壊を始めていた。

 

 

急いで撤退準備を、始める花組だったが、誰もが間に合わない事を知りつつも、撤退を始める花組。

 

そんな時、花組の前にお迎えが来た。ミカサと言うお迎えが。

 

 

ミカサ内部にて・・・

 

「あ、そう言えば今回は逃げる事で、例のアレしてないですよね」

 

「ああ、あれやな」

 

「それじゃあ皆さん行きますよ」

 

「勝利の・ポーズ決め」

 

 

こうして戦いは、終わりを告げた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

間章2 束の間の自由と新たな問題編
約束の時


帝国華撃団が、空中要塞武蔵のを崩壊させてから2週間が過ぎた頃大神は直哉とのどかと共にゼムリア大陸大陸の王都グランセルに来ていた。

 

 

「うわあ、ここがゼムリア大陸なのかい?直哉君」

 

「ええ、そうですよここは王都グランゼルと言う所ですよ。大神さん」

 

 

「まあ、今は大きな事件は解決したので平和ですよ」

 

 

「そうなんだ。直哉君これから俺達は何処に行くんだい?」

 

 

「まずは、エステルさん達と合流するので、遊撃手協会に行きますよ。大神さんとのどかさん」

 

「ああ」

 

「はーい」

 

 

「遊撃手協会グランぜル支部・・・

 

 

「あ、来たわね直哉に大神・・・あらのどかも来たのね」

 

「エステル彼は?」

 

「ああ、ヨシュア覚えてない?大神さんよ」

 

 

「ああ、名前は聞いた事があるけど僕は直接話すのは初めてと思う」

 

 

「大神さん僕は。ヨシュア・ブライトと言います」

 

 

「ああよろしくヨシュア君。俺は大神一郎だよ」

 

 

 

「さて、エステルさんとヨシュアさん暫く大神一郎が御二人の仕事に同行をさせて貰いますね」

 

 

「ええ、約束だったからね」

 

「うん僕も、エステルから事の成り行きを聞いてるから」

 

 

「それじゃあ大神さんを、お願いします僕は少し帝都に戻りますので」

 

 

「うん」

 

「わかったわ」

 

 

「帝都に何かあったのかい?」

 

 

「ええ、少し大神さんを、海軍に戻せと煩い人達がいましてね。米田さんが今は帝国華撃団は特殊遊撃部隊に一部だと言ってその人達と話し合うので」

 

 

「成る程」

 

 

「まあ、大神さんは帝国華撃団を率いて2度の霊的災厄を防いだ人ですしね」

 

 

「せめて大神さんがゼムリア大陸での滞在期間中は、面倒な事は気にせず楽しんでください」

 

 

 

「ああ、そうするよ直哉君」

 

 

「あ、エステルさん場合によっては、帝国華撃団のメンバーがこちらに来たいと言うかも知れませんけど、そうなっても大丈夫ですか?」

 

 

「大丈夫よ基本リベールを中心に依頼を受けるし、それにレンとお兄ちゃんが後で合流するから、お兄ちゃんが財布代わりね」

 

 

「あはは、ナオヤ・ブライトさんを財布代わりにするのはエステルとレンくらいだよ」

 

 

「そう、そんな事無いわよ」

 

 

 

「それでは大神さん。エステルさん。ヨシュアさん僕達は一度帝都に戻りますね」

 

 

「「「了解」」」

 

 

そして直哉達は、ゼムリア大陸から帝都に戻った。そのまま直哉とのどかは、大帝国劇場に向かった。

 

 

 

大帝国劇場支配人室・・・

 

 

「いやあ、直哉すまん。こちらの予想を超えるスピードで大神の引き抜きをしたい連中が動いてな。せめて大神が言ってた希望をかなえてからと思って、帝国華撃団のメンバーは特殊遊撃部隊に配属したと言ってしまった」

 

 

 

「成る程、それでこちらに来るんですね巴里華撃団に大神さんを引き抜きたい方が」

 

「そう言う事だ」

 

 

「わかりました。米田さん」

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

遊撃手協会にて・・・あの模擬戦の意味

「さてエステル君これからどうするんだい?」

 

 

大神がエステルに聞く。

 

 

 

 

「そうね、具体的には決めてないわね」

 

 

「え、そうなのかい?」

 

 

「まず大神さんがどういう事をしたいか教えてくれないかしら?」

 

 

「俺としてはもっと自分の肉体を強化したい。霊力関連以外のね」

 

 

「そう思ったのは、何故かしら?」

 

 

 

「それは・・・あの模擬戦が切欠だよ」

 

 

「あの模擬戦?」

 

 

ヨシュアはどういう事かわからないでいた。

 

 

 

そして大神が説明する。

 

 

「ここで模擬戦のルールを言いますね」

 

 

「響さんお願いします」

 

 

「うん、まず帝国華撃団の皆さん勝利条件は、制限時間内に、プリキュアになった大神さんに一撃を与える事、そしてプリキュアチームは制限時間内にプリキュアになった大神さんを守る事」

 

 

「攻撃の有効と無効はの判定はエステルさんとクローゼさんが判定します」

 

 

「制限時間は10分それでは始め」

 

 

そしてプリキュアチームと帝国華撃団の模擬戦が始まった。

 

 

「よーし皆、隊長に一撃入れて直哉に昼飯とプレゼントを貰うぞ」

 

「「「「「「「おーー」」」」」」」

 

 

「皆、大神さんを守って勝つよ」

 

 

「のどかちゃん達そこまで俺の心配を・・・」

 

 

「そうだね大神さんを守らないと、直哉っちの財布がピンチになるもんね」

 

 

「あらーーそっちの心配が優先か・・・まあ、彼女達がそう言うのもわかるな。直哉さんは俺達のすこやか市に滞在するのにかなりの金額を使っている筈だからな」

 

 

 

「俺も今回は直哉さんの財布を守るぞ」

 

 

「成る程、すこやか市で帝国華撃団対プリキュア組の模擬戦で大神さんさんはプリキュア組として参加したんですね」

 

 

「ああ、そして結果が人数が少ないプリキュア組が勝ったのを見て俺は驚いたんだ」

 

 

「・・・もしかしたらその模擬戦は、元々プリキュア組が勝つルールだったのかも知れませんね」

 

 

!!

 

 

「何だってーー」

 

 

 

「ヨシュア君それはどういう事だい?」

 

 

大神がヨシュアに聞く。

 

 

「大神さんあの時の事を覚えてますか?」

 

 

 

「え」

 

 

「「「「「うわああ」」」」」

 

「なんだ?光武がおかしい」

 

「わかったわ大神はん、うちらの光武がおかしくなったのは巨大植物が吐き出す樹液のようなもんのせいや。あれに触れると、光武の伝達回路が一時的に伝達が伝わらないようになるんや」

 

「そのせいで光武の行動が遅くなったり、霊力の伝達も出来なくなっているから脇侍を簡単に倒せなくなってるんや」

 

「そんなどうすればいいの紅蘭?」

 

 

マリアが紅蘭に聞く。

 

「今は、あの巨大植物の影響を受けていない。さくらはんと、アイリスに任せるしかないな。うちらの光武は最低限の行動しか出来へんのやから」

 

「くっ」

 

「エステルさん、ヨシュアさん、ミリアムさん、ユウナさん。無事です?」

 

「「ええなんとか」」

 

「あ、あの時か」

 

 

「ええ、恐らく帝国華撃団の皆さんはあの時のトラウマが、自分達の気がつかない所があり、そのせいで模擬戦では負けたのかも知れません」

 

 

「成る程、あの模擬戦は、帝国華撃団が融合世界のメガビョーゲンやノイズと戦うことが出来るのかを見る為の物だったのか」

 

 

 

「恐らくそう推測しますよ。エステル間違ってる?」

 

 

 

「いえほぼ間違ってないわヨシュア」

 

 

そしてエステルが話す。

 

 

 

「ねえ直哉君今回の模擬戦する意味あるの?」

 

「ええ、ありますよ。プリキュアとヒーリングアニマルにとっては生きた霊力攻撃を受けるチャンスですし、帝国華撃団にとってはある種のトラウマがありますからね、プリキュアも帝国華撃団にとっては異世界の力ですし」

 

 

「直哉はこう言っていたわ」

 

 

 

「成る程、あの模擬戦にはそう言う目的があったのか」

 

 

「確かにそう言う目的ならば模擬戦はよかったかもね」

 

 

ヨシュアが言う。

 

 

その頃帝都では・・・

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

巴里からの要請

大帝国劇場劇場食堂内・・・

 

 

「迫水さん初めまして、自分が特殊遊撃部隊の運営をしている。紫藤直哉と言います」

 

 

!!

 

 

「君が、あの紫藤家の現当主なのかい?」

 

 

 

「はい、そうです」

 

 

「巴里にいる筈の迫水さんが帝都に戻っている理由は、巴里華撃団の隊長に大神一郎さんにして貰いたいと思っているんですか?」

 

 

「ああ、私としては巴里華撃団の隊長は彼しかいないと思っているさ」

 

 

 

「そうですか、ですが今彼の所属は帝国華撃団ですが、その帝国華撃団は太正15年3月から特殊遊撃部隊の一部となったので、残念ですけど帝国海軍等を使わないで直接こちらに連絡してくださいね。迫水さん」

 

 

 

「そんな馬鹿な、いくら何でも軍の部隊を吸収したと言うのか?君は」

 

 

 

 

「正確には僕は、紫藤桜花の指示通り、今月から帝国華撃団を特殊遊撃部隊の一部として運用するんですよ」

 

 

 

!!

 

「成る程君は桜花さんの後継者なのかい?」

 

「ええ、後継者と言うより自分としては、引き継いでいると言う感じですね」

 

 

 

「成る程なら、特殊遊撃部隊総責任者の紫藤直哉殿、大神一郎君を巴里華撃団に、移籍させてくれないか?」

 

 

 

「迫水さん。今月は無理です。大神さんには特殊な任務を実行してもらっているので予定では4月には終わる予定なので4月になり任務が終わった後なら構いませんよ」

 

 

「大神一郎さんの巴里華撃団隊長としての着任を」

 

 

 

本当かい?しかし君達は大神君に何をさせているんだい?」

 

 

「ああ、これは大神一郎さんの希望なんですよ。今彼が行っている事は」

 

 

「大神君が希望していた事だって」

 

 

「ええ詳しい内容は,個人のプライベートな部分のお願いなので言えませんが」

 

 

「ああ、そこまでは聞かないよ。安心してくれたまえ」

 

 

「そう言えば迫水さん。大神さんの資料は巴里の方にあるんですか?」

 

 

「それが向こうには何故か大神君の資料がないんだよ」

 

 

「今回はその件もあってこっちに来たのさ」

 

 

 

 

「そう言う事でしたらすみません。基本的には、特殊遊撃部隊に所属する者の情報は開示はされないので」

 

 

「成る程、そう言う事だったのか」

 

 

「はい、そして特殊遊撃部隊の情報を開示しない理由は・・・」

 

 

ビービービービー

 

 

 

その時大帝国劇場に緊急警報が鳴りだした。

 

 

!!

 

「何だ警報だってーー馬鹿な戦いは終わった筈だ」

 

 

「ええ、帝国華撃団を中心とした戦いはひとまず終わりましたが、あれを見てください迫水さん」

 

 

!!

 

「なんだあの巨大な本の怪物は・・・」

 

 

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

「直哉君あれは一体?」

 

 

「あれは僕達の戦う敵ですよ」

 

 

 

そして迫水と直哉が話していると、彼女達が来た。

 

 

「皆行くラビ」

 

「「「うん」」」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

 

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」

 

 

「彼女達は何者なんだ」

 

 

「彼女達は特殊遊撃部隊に所属している者ですよ」

 

 

「アース今回は、アースが直哉君との同調してないから浄化は私達がやるわ」

 

 

「わかりましたフォンテーヌ」

 

 

「グレース行くラビ」

 

 

「うん」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

 

「「届け!」」

 

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

 

 

そして本型メガビョーゲンは浄化されたのだった。

 

 

その頃ゼムリア大陸にいる大神は・・・

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

大神とナオヤ・ブライトとの再会

遊撃手協会グランゼル支部・・・

 

 

「遅いわねお兄ちゃんとレン」

 

「まあ、お兄さんとレンは結社側で動いている合間に来るんだから仕方ないよエステル」

 

 

「それはそうなんだけどね」

 

 

「結社とは何なんだい?エステルさん」

 

 

大神がエステルに聞く。

 

 

 

「ああ、結社は。一言で言えば謎の組織ね。ワイズマンやレーヴェみたいに自分の目的によっては結社の階級によっては自由が手に入るからね」

 

 

「え、組織なのに自由に動いていいのかい?」

 

 

「ええ、場合によっては作戦参加を要請されるみたいですけど、エステルのお兄さんはほぼ自由行動をしてますし」

 

 

 

「そうなのかい?そう言う事ならエステル君はお兄さんと敵対してるのかい?」

 

 

「は、何でそうなるの?」

 

 

「はは、確かに普通なら大神さんの言う流れなんですけど、結社はそう言う所も自由なんですよ」

 

 

「ええーそれは組織的にいいのかい?ある意味結社を裏切っても良いのかい」

 

 

「ええ、個人の目的が優先されるのでその経緯によって、結社を裏切る結果になってもお咎めは無いらしいです」

 

 

「なんかすごい個人の行動が優先される組織なんだね」

 

 

大神がそう言うと、遊撃手協会に2人の人物が入って来た。

 

 

「ヤッホーエステル、ヨシュア」

 

 

「わりいエステル消えたワイズマンを調査していた」

 

 

「ワイズマンならゼムリア大陸ににはいないわよお兄ちゃん」

 

 

「何だと!!というか何で大神がここにいるんだ?まさか・・・またあの時のように」

 

 

「まさかもうここで出会うとはな大神一郎」

 

 

 

 

 

 

 

「ナオヤ・ブライトとリィン・シュバイツァーだな。お前達を殺すイシュメルガ様の為に」

 

 

 

 

 

「はあ、何いってんだよ大神一郎正気に戻れよ」

 

 

 

 

 

浪虎滅却・疾風迅雷」

 

 

 

「うあああ。あぶねえリィンこいつ大神は既に堕ちているのか?」

 

 

 

「ああ、俺のせいでな」

 

 

 

 

 

「マジかよ。たまらねえぞ」

 

 

 

 

 

ナオヤは大神が既にイシュメルガの手駒として動いているのは聞いていたが実際にあったのは初めてで驚いていた。

 

 

 

「リィンお前な大神が大事にしてたのをヴァリマールで壊したのが原因なんだろう?」

 

 

 

 

 

「ああ、そうだ」

 

 

 

「あはは、すみませんでした。今回は大丈夫です自分の意志で来てますから」

 

 

「そうなのか?それならいいが」

 

 

「それでエステル今回俺達を、呼んだのはワイズマン関連か?」

 

 

 

「ええ、それもあるけどお兄ちゃん、結社としても聞いて欲しいの」

 

 

「わかった」

 

 

 

その頃帝都では・・・

 

時を少し戻して・・・

 

 

「彼女達は何者なんだ」

 

 

「彼女達は特殊遊撃部隊に所属している者ですよ」

 

 

「アース今回は、アースが直哉君との同調してないから浄化は私達がやるわ」

 

 

「わかりましたフォンテーヌ」

 

 

「グレース行くラビ」

 

 

「うん」

 

「「「トリプルハートチャージ」」」

 

 

 

「「届け」」

 

 

 

「「癒やしの」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス」」」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

 

 

そして本型メガビョーゲンは浄化されたのだった。

 

「直哉君あれも、霊的災厄なのかい?怪物が消えたら、赤黒い現象も、元に戻ったが」

 

 

 

「いえ、厳密に言えばあの怪物は霊的災厄ではありません。別の世界の敵です」

 

 

「別の世界の敵だって――」

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

それぞれで知る事実

「エステルお前は今ワイズマンがどこにいるのか知ってるのか?」

 

「ええ、ワイズマンは今融合世界にいるわ」

 

 

「何だと!!別の世界にいるのか?」

 

 

 

「そしてエステルは話し出す。

 

 

「ぷにシールド」

 

 

「2人は殺させないよ。夜叉」

 

 

「ほう、やはりこちらに来ていたか、紫藤直哉と守護者のキュアグレースよ」

 

 

「「ワイズマン」」

 

 

「行け、降魔共拘束している帝国華撃団と同化しろ」

 

 

そしてワイズマンの命令を受けた特殊降魔達が動き出す。

 

 

 

「フフ、これで帝国華撃団は我が主の手駒よ」

 

 

夜叉がグレースに言う。

 

「そう上手く行くかしら」

 

 

「食らいなさい鳳凰烈波」

 

 

!!

 

エステルの鳳凰烈波により複数の特殊降魔は消滅した。

 

 

 

「ほう、エステル・ブライトとクローゼ姫もこちらに来ていたか」

 

 

「漸く会えたわね。ワイズマン」

 

 

「フフ、私的には別に会えなくてもよかったんだが、エステル・ブライトお前がこちらにいるのならば、少し計画を修正するか」

 

 

「何ですって」

 

 

「夜叉今回はもういい、撤収をするぞ」

 

「わかりました。我が主」

 

 

「成る程な、怪物がもっと怪物になったわけだな」

 

 

「そうです。俺も融合世界に住んでいるので、いずれワイズマンと戦うかも知れなおですし」

 

 

「ああ、確か大神は帝国華撃団に所属していたな。それでゼムリア大陸に来て修行しに来たのか?」

 

 

「ええ、そうです」

 

「ふむ、しかし大神はいいのか?こっちで修行しても」

 

 

「ええ、構いません」

 

 

「エステル、大神の修行プランはあるのか?」

 

「今の所は、私達の依頼に同行してもらうつもりよ」

 

 

「成る程な、民間人としてのやり方を教えるのか?」

 

「そうよ、軍人がいない世界でも、大神さんは行くかもしれないし」

 

 

「フーン、それがエステルが行ってたすこやか市みたいな所?」

 

 

 

「そうよレン」

 

 

 

それからレン、ナオヤ、エステル、ヨシュアと大神は遊撃手協会にある依頼賞の依頼を数件受けて、遊撃手協会を出た。

 

 

 

その頃帝都では・・・

 

 

 

「「「直哉君終わったよ」」」

 

「直哉終わりましたよ」

 

 

「4人共お疲れ様です」

 

「直哉君この少女達は」

 

 

「この少女達は、先ほどの怪物を浄化出来る力を持つ者達です」

 

 

 

「こんな子供が、戦うなんて信じられない」

 

「まあ、迫水さんの気持ちもわかりますが、別世界ではちゃんとした軍隊を持っていないんですよ。そのケースがあり・・・」

 

 

「ねえ、直哉っちまだ話を続けるの?」

 

 

「こらスパークル。直哉君が説明してるでしょう」

 

 

 

「そうだな、必要な話は終わっているし直哉君。ここで失礼するよ」

 

 

「わかりました。迫水さん」

 

 

そして直哉は迫水と別れた。

 

 

 

その後直哉は、4人と一緒に直哉の自宅に戻るとそこには損傷しているサイバスター(本物)が存在していた。

 

 

「「「「ええーーー何でサイバスター(本物が)家に」」」」

 

 

そう言って直哉達は慌てて家に入った。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

再会と想定外の双子の帰還

「おおーー直哉久しぶりだな」

 

 

「お邪魔してるぜいやあーー合鍵貰っていて助かったぜ」

 

 

 

「「「「ええーーマサキさんどうしてここに」」」」

 

「ああ、実はな直哉達全員ついて来てくれ」

 

 

「「「「はい」」」」

 

 

そして直哉達は、マサキについて行き寝室に入ると、そこにはぐったりしている飛鳥と薫がいた。

 

 

「「「「飛鳥ちゃん。薫ちゃん」」」」

 

 

「あれが、桜花の言っていた直哉の娘達ですか」

 

 

「あんた達声が大きいよ」

 

 

「「「「ごめんなさい」」」」

 

 

「うんこの声リューネさん?」」

 

 

「そうだよ。久しぶりフォンテーヌとスパークル」

 

「「ええーーリューネさんがどうしてここに」」

 

 

 

「実はバゴニアと言う国が不穏な動きをしていると言う情報を得た私とマサキが調査をする為に向かったら2人の魔装機神が捕獲されてて私達が助けたんだけど」

 

 

「その時から2人がこの状態だったんですね」

 

 

「ああ、そうなんだ」

 

「直哉私が、2人を見ていいですか?」

 

 

「うんアースお願いできるかな?」

 

「はい」

 

 

「これは・・・2人の活動意欲のエネルギーがほとんどありません」

 

 

「活動意欲エネルギーって何?」

 

 

「つまり飛鳥ちゃんと薫ちゃんは、やる気を何者かに奪われたのよ」

 

 

「うええ、やる気を――」

 

 

「恐らくプリキュアの敵なんでしょうけど、グレースさん達はあの話を覚えてますか?」

 

「ああ、その可能性なら十分ありますよ。どうやらのどかさん達以外にプリキュアという存在は少なくとも14組は存在している世界もあるようなので」

 

 

「「「「「「ええーーー」」」」」」

 

 

直哉の言葉にのどか達が驚く。

 

 

 

「「「「「「14組のプリキュアガ存在する世界」」」」」

 

 

 

「ええ、その世界の14組の内の何組と原作世界ののどかさん達が共闘するかもしれない可能性がありますが」

 

 

「「「ええーーー」」」

 

 

「「「ああ、もしかして14組の内のプリキュアの敵が融合世界に来たとか?」」」

 

 

「いえ、過去のプリキュアの敵が人間を襲う事はいくつかありましたけど、すべて今回の状況とは異なります」

 

 

「「「ええーーそれってつまり」」」

 

 

「ええ、この状態を引き起こした者達がもしかしたら僕達の知らない16番目のプリキュアの敵かも知れません」

 

 

 

「「「ええーーそれじゃ飛鳥ちゃんと薫ちゃんはその敵を何とかしないとこのままなの」」」

 

 

「恐らくそうだと思います」

 

 

 

「それじゃあその世界に行こう」

 

 

「それは今は無理なんですよ皆さん。16番目のプリキュアの世界を探すのにトワとレイの協力して貰ってそれでもかなりの時間が必要なんですよ」

 

 

「「「そうなの」」」

 

 

「そうですよ。それに16番目のプリキュアの世界は融合世界に接触してない世界と言う分類になるので、原作世界に行かないといけないので、飛鳥ちゃんと薫ちゃんを助けるだけで済めばいいですが」

 

 

「そうね確かに、私たちにとって未知の敵なら新しいプリキュアがいてもおかしくないわね」

 

 

 

「そうだね、フォンテーヌそれに今私達が動くとここにいない他の守護者も困るだろうし」

 

 

「そうね本当に16番目のプリキュアの存在があるのかもわからない状態だしね」

 

「でも飛鳥ちゃんと薫ちゃんこのままで大丈夫なのかな?」

 

 

「それは大丈夫と思います。やる気が無いだけので」

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

大神の遊撃手の仕事を体験してのその後

大神がゼムリア大陸に来てから3日目の夕方・・・

 

 

「はあ、はあ」

 

「お兄さん大丈夫?」

 

 

「ああ、大丈夫だよレン君ありがとう」

 

 

「どういたしまして、私はエステルより気が回る女の子ですから」

 

「何よレンその言い方?

 

 

「事実を言っただけよエステル」

 

 

「確かにエステルここに大神さんがいる事忘れてない?」

 

 

「え、だって大神さん直哉と同じ世界の人でしょだから。直哉と同じでいいと思ってた」

 

 

 

「大神すまん下限の知らない妹で」

 

 

「むーーお兄ちゃんまでーーー」

 

 

 

「はは、気にしないで下さい。俺はこれも肉体を鍛える訓練と思ってますから」

 

 

 

「そうか、それならいいが修行で来てるのに潰したとなったらいろいろ面倒だしな」

 

「でもこの3日は俺にとっては発見の連続でしたよ」

 

 

「そうか・・・ちなみにどういう所が?」

 

 

「ゼムリア大陸にそれぞれの国に軍人がいる事ですね。まずは」

 

 

 

「そう言えばエステルから聞いたが、融合世界にはちゃんとした軍があるのは、中心世界だけらしいな」

 

 

「ええ、今の所はですけど、直哉君が言うには、ワイズマンが融合世界からある世界をに渡りその結果交わらない筈の世界と触れ合ってしまったらしいので、今後もそう言う事態もと言ってましたから」

 

 

「成る程な」

 

 

「それに、俺は今まで誰かを助けるには軍人がやるべき事と言う考えがありました」

 

 

「そこは仕方ないだろう。大神お前の世界には降魔と言う存在があるからその対抗策として、帝国華撃団が存在するのだろう?」

 

 

「それはそうなんですけど、2度も帝都を救えたのは光武改と言う機体があったからだと思えてならないんです」

 

「お兄ちゃん大神さんがこう思うには理由があるの」

 

 

「理由があるのか?エステル」

 

 

そして、エステルがナオヤに言う。

 

 

 

 

「何だ?体が急に動かないぞ」

 

「大神さん私達も動けません」

 

 

「少尉これはいったい?」

 

 

「すみれ君俺にもわからない」

 

「ふふ、帝国華撃団どれほど強いのか楽しみにしていたが、この程度か」

 

 

 

「何だと!!」

 

 

「いや、金髪の少女と銀髪の子は危険回避能力は私の予測より高いようだな」

 

 

「貴様は一体何者だ?」

 

 

「私と君達帝国華撃団は初対面ではないのだがな」

 

「うう、勝者プリキュアチーム」

 

 

「おいおい響お前何泣いてるんだ?」

 

 

カンナが響に聞く。

 

 

 

「カンナさん気にしないでください」

 

 

 

「成る程、光武改を使えない状態でワイズマンと、模擬戦とはいえ帝国華撃団が、人数が、帝国華撃団より少ないプリキュアに勝てなかったのか」

 

 

「それは気にするなと言われても気になるわよね」

 

 

レンがそう言う。

 

 

「生身の修行をするなら融合世界の中では厳しいだろうな」

 

 

 

「ですから俺は、直哉君に頼んでゼムリア大陸に来させて貰いました」

 

 

「そう言えばお兄さんがこっちに居られる期間はどれくらい?」

 

 

「ああ、最大で3週間だよ」

 

 

 

「3週間か、なあエステル大神を2週間ぐらいシャーリィーに預けたらどうだ?」

 

 

「ええ、あの子にやりすぎないかしら?大神さんが変にならなきゃいいけど」

 

 

「一応俺達も参加すれば、シャーリィーのやりすぎも止めれるだろう」

 

 

「・・・そうね」

 

 

 

そしてエステル達と大神は、2週間と言う期間限定で紅い星座に入るのだった。

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紅い星座の体験入隊を終えて

エステル達と大神の2週間と言う期間限定の体験入隊を終えて・・・

 

 

「あーあ大神のお兄さん勿体ないな。もう少し時間があればもっと強い猟兵になれたのに」

 

 

「本当だぜ、大神お前のような根性がランディにもあればな」

 

 

「あはは、大丈夫ですよきっと甥っ子さんにも伝わりますよ」

 

「そうだといいがな」

 

 

 

「それとナオヤ俺達は、エレポニア帝国と契約したからな」

 

 

「そうですかついにエレポニア帝国とカルバート共和国がクロスベルを標的にして動きますか」

 

 

「ああ、帝国はそのようだ」

 

 

「結社はまだ動かないようですね」

 

 

「そうか、お前を通して、結社の動向が知れるのはいいが、問題はランディだな」

 

 

 

「大丈夫ですよランディは、今後紅い星座の前に現れますよ」

 

 

 

「そうか、シャーリィーお前は大神について行け、そして異世界で戦ってこい」

 

 

「いいの?」

 

 

「ああ」

 

 

「やった――」

 

 

「エステル良いの?」

 

 

ヨシュアがエステルに聞く。

 

 

「いいわ。ここで疲れたくないし、帝都で直哉に説明をしたらいいし」

 

 

「わかったよエステル」

 

 

そしてシャーリィーを入れたエステル達と大神はリベールに戻るのだった。

 

 

 

その頃帝都では・・・

 

 

「そろそろ大神さんが、ゼムリア大陸から戻ってくる頃よね直哉君?」

 

 

 

「・・・あ、そうですねちゆさん」

 

ふらっガターン

 

 

「ああ直哉君大丈夫?あっ凄い熱だわ」

 

 

「はあ、はあ」

 

 

「ちゆちゃんどうしたの凄い音がしたけど?」

 

「のどか、直哉君が熱を出して倒れたの」

 

 

!!

 

「わかったよちゆちゃん。直哉君の薬を持ってくるから一緒にいて」

 

 

 

「わかったわ」

 

 

「はあ、はあ早く見つけないと・・・」

 

 

「直哉君」

 

 

「どうやら寝言のようペン」

 

 

「やっぱり直哉君は、飛鳥ちゃんと薫ちゃんの事で無理をしてたのね」

 

 

 

「それは仕方いペン今回の2人に起きた事は、僕達にも想定外の事だしそれに飛鳥と薫をこの状態になった原因が、本当に僕達の知らないプリキュアの敵の仕業と言える情報を手に入れてないし」

 

 

「そうね少なくとも飛鳥ちゃんと薫ちゃんと新生帝国華撃団の皆さんの行動履歴がわかればいいのだけど」

 

 

「それも今は難しいペン。今は新生帝国華撃団も居ないし、新生帝国華撃団が別の世界にいるとしたら、飛鳥と薫がこの状態になる原因となった世界の可能性が高いペン」

 

 

「お待たせちゆちゃん」

 

のどかが直哉の薬をちゆに渡し、ちゆが直哉に飲ませた。

 

 

「すーすー」

 

 

「薬が効いたのね、呼吸が安定したわ」

 

 

「ふう、よかったこっちにも同じ薬があって」

 

「ねえ、のどか私達は直哉君に頼ってて良いのかしら?」

 

 

「うん、ちゆちゃんの言いたい事もわかるよ、だけど私達には、直哉君の協力が必要なのは、ちゆちゃんもわかるでしょ?」

 

 

「それは・・・わかるわけど」

 

 

 

「直哉君に無理はしてほしくないのよ」

 

 

「ちゆちゃん・・・それは皆がそう思ってるよ。だけどそれが直哉君の一番したい事なら応援しようよ。大神さんがゼムリア大陸に行きたいと言った時直哉君嬉しそうだったよ」

 

 

「そうなの?」

 

 

「うん、多分直哉君は響さんと同じと思うよ」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響と直哉

「響さんと直哉君が一緒?」

 

 

 

「うん、響さんは趣味が人助けと言うよね?」

 

「ええ、そうねのどか」

 

 

「そして直哉君は世界の安定と言って色んな世界で、結果的になるけど人助けをしてるように見えない?ちゆちゃん」

 

 

「確かに・・・そう見えなくも無いわね」

 

 

「もし直哉君が響さんなら、私やラビリンちゆちゃんや、ぺギタンやひなたちゃんニャトランが、直哉君の陽だまりつまり未来さんみたいになればいいと思うよ」

 

 

「トワさんも以前言ってたよね」

 

 

「そんなことしないわよ。ただ直哉はこのままだとヒミコヤイヨに奪われるかもね」

 

 

 

「私が来る前の直哉は自分の身がどうなってもいいよみたいな感じだったわよね。それって守護者側を信頼してないと思わない。貴女達だってプリキュアに変身するには信頼関係があって成り立つものでしょ」

 

 

 

「それは確かにあるラビ」

 

 

 

「でもさっきの直哉はノヴァの事しか頭になかったからね。一人で戦いをしようと見えたからねここに来たのよこういう直哉を止めるのは私の仕事と言うか役目だから」

 

 

「何だかんだと言いながらトワさん直哉君の事心配なんですね」

 

 

 

「まあね。そう言うのどかこそ直哉と結婚したいならしていいわよ。直哉は人間なのだから」

 

 

 

「ふぇ・・・私は」

 

 

 

「のどか顔が赤いラビよ」

 

 

 

「ラビリン気にしないでいいから」

 

 

 

「トワさんいい加減な事を言わないで下さいよ」

 

 

 

「あらそれは悪かったわね。でも私は直哉とのどか達がそんな話をして遊んで勉強もして、自分の好きな事や好き事をして暮らす時間と言うのを作って貰いたいの」

 

 

 

「確かにそう言う想いで、トワさんはすこやか市を組み込んだと言ってたわね融合世界に」

 

 

「だから、私達は直哉君が無茶をしなくても良いように支えようよ」

 

 

 

「直哉君が私達を支えてくれるように」

 

 

 

「・・・そうね、でも今回はかなり無理してるわよ」

 

 

「うん、仕方ないよ。ちゆちゃん」

 

 

「確かに今の直哉君にしてみれば、飛鳥ちゃんと薫ちゃんは他人と言えば他人だよね」

 

 

「そうね、飛鳥ちゃんと薫ちゃんの両親は死んでるんだし」

 

 

「そうそれも、直哉君の隼人さんの前世の人が飛鳥ちゃんと薫ちゃんの両親を殺した事を知っている可能性があるの」

 

 

「それって罪の意識が直哉君にあるの?」

 

 

「それを本人は自覚してないかも、しれないけどね」

 

 

 

「勿論そんなのなくて、ただ助けたいだけかもだけどね」

 

 

「どのみち直哉君は、飛鳥ちゃんと薫ちゃんを助ける為に、もっと無茶をするかもしれない。このままの状態が続けば」

 

 

「ええ、それは何となくわかるわ。今回の事件は下手をしたら融合世界に新たな敵を連れてくる事態になるかも知れないわね」

 

 

「そうだね今だからよかったかもだけどね」

 

 

「帝都の一連の騒動も終わって、ビョーゲンズもおとなしいから」

 

 

「そうね」

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

報告前編

直哉の看病をのどかとちゆがしているとひなたとアスミが買い物から帰って来た。

 

 

「ただいま」

 

「今戻りました」

 

 

「ああーー直哉っちがこんなところで寝てる?どうしたの」

 

 

「ひなた実はね」

 

 

ちゆがひなたに説明をする。

 

 

「「成る程直哉っちにはショックで色々頑張って倒れたんだね」そこまで直哉が責任を感じる必要はないと思いますが、確かに2人があんな事に巻き込まれたのは事実ですけど」

 

 

 

「確かにアスミちゃんの言う通り、飛鳥ちゃんと薫ちゃんがどういう経緯でこんな事態になったのかそれは私達も、直哉君もわからないよ」

 

 

 

「その辺については直哉君もわかっている筈だしね」

 

 

「それでは、直哉が倒れるまでするのは、飛鳥と薫が自分の娘だからですか?」

 

 

 

「確かにそれはあるかもしれない。けど直哉君は今回の事で未知の敵とも少なくとも1回は、戦わないといけないよね。飛鳥と薫のやる気を取り戻す為には」

 

 

「ええ、そうですね」

 

「その世界を探すのが難航、してるからね」

 

 

「でも、のどかっちそれはトワさんとレイさんもしてるよね?」

 

 

「うん、3人でしてるけどまだ、トワさんもレイさんも見つけたと言う連絡が無いから」

 

 

 

「そうなんだ。でも本当に16番目のプリキュアているのかな?もう一人の私達にも聞いてみる?」

 

 

「ひなたちゃんそれはやめておいた方がいいよ」

 

 

「そうね原作世界の3人には言わない方がいいわね。3人にとっての未来を言う事になるわ」

 

 

「そうか、16番目と言う事は私達の後輩になるのか」

 

 

「うん、まあ、私達と16番目のプリキュアと共闘は無いと思うけど、原作世界の3人はわからないしね」

 

 

「成る程ね」

 

 

「直哉っちが以前言った事の事が16番目のプリキュアにも関わるかもって事ね」

 

 

「のどか直哉が以前言った事とは?」

 

 

「それはねアスミちゃん」

 

 

 

そしてのどかがアスミに説明をした。

 

 

「ああ、その可能性なら十分ありますよ。どうやらのどかさん達以外にプリキュアという存在は少なくとも14組は存在している世界もあるようなので」

 

 

「「「「「「ええーーー」」」」」」

 

 

直哉の言葉にのどか達が驚く。

 

 

 

「「「「「「14組のプリキュアガ存在する世界」」」」」

 

 

 

「ええ、その世界の14組の内の何組と原作世界ののどかさん達が共闘するかもしれない可能性がありますが」

 

 

「「「ええーーー」」」

 

 

「あくまでこの情報は原作世界ののどかさん達の未来を見た時にその映像が見えたので」

 

 

 

「そうなんだ」

 

 

「少なくとも融合世界のビョーゲンズが活動する前の情報なので」

 

 

「仮に別のプリキュアと共闘するような事態になったとしたら安心してください僕達も巻き込まれるので」

 

 

「「ええーーー」」

 

「嘘でしょう」

 

「成る程、直哉が以前そう言ったんですね」

 

 

「そうだよ。アスミちゃん」

 

 

「そうだとするとこの事態は意図的に直哉に、私達以外のプリキュアとの接触させようとしてるのでは?」

 

 

「「「ええーー」」」

 

 

「どうやらアスミの言う事があってるかもね?のどか16番目のプリキュアの世界を見つけたわ」

 

 

「「「トワさん本当ですか?」」」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

報告後編

「成る程、直哉が以前そう言ったんですね」

 

 

「そうだよ。アスミちゃん」

 

 

「そうだとするとこの事態は意図的に直哉に、私達以外のプリキュアとの接触させようとしてるのでは?」

 

 

「「「ええーー」」」

 

その時トワからの連絡が来た。

 

「どうやらアスミの言う事があってるかもね?のどか16番目のプリキュアの世界を見つけたわ」

 

 

「「「トワさん本当ですか?」」」

 

「ええ、別口で調べたら漸く見つけたわ」

 

 

「別口とは?」

 

「紫藤隼人の痕跡を改めて調べたら飛鳥と薫と交っていた未知の世界があったのよ」

 

 

 

「「「ええーー」」」

 

「「「隼人さんが16番目のプリキュアの世界にーーー」」」

 

 

「確かにあの人も世界を移動出来るけど、どうしてその世界に?」

 

 

 

「どうやら隼人はその世界で敵の幹部してるみたいね、その頃に新生帝国華撃団と飛鳥達がその世界に漂着したみたいね」

 

 

 

「そこまでがわかった所よ」

 

 

「それじゃあ。私達は隼人さんと戦うんですか?直哉君の叔父さんなのに」

 

 

「のどか待ってもしかしたら隼人さんの力を敵が利用していると言う可能性もあるわ」

 

 

「そうだよのどかっち」

 

 

 

「ええ、確かにちゆの言った可能性が無くなったわけでは無いわ。どのみち現地に行って新生帝国華撃団を助けないといけないだろうし」

 

 

 

「そうですね確かに」

 

 

「もし未知の敵が洗脳とかしている場合、新生帝国華撃団が敵に回ってる可能性があるわね」

 

 

!!

 

 

「あくまでもこれは可能性の話よ」

 

 

「「「「はい」」」」

 

「もしあちらのプリキュアに負け続けていた時に融合世界から来た人物の力に興味がある場合どうする?」

 

 

「捕獲します」

 

 

「それじゃあ捕獲するにはどうする?」

 

 

「「「動けないように・・・まさか飛鳥ちゃんと薫ちゃんは捕獲される為にやる気を奪われた?」」」

 

「そう言う風にも取れるわよのどか達」

 

 

 

「「「「確かに」」」」

 

 

「まあ、私が行ったのは可能性の話だから。そもそも敵の目的は人間のやる気を奪う事かも知れないしね。単純に」

 

 

「どちらにしても直哉が熱を出している以上救出作戦は延期だけどね」

 

 

「そうですね。トワさん」

 

 

「後のどか達に言うけど、新生帝国華撃団救出作戦は直哉と貴女達4人で行って貰うわ。同じプリキュアだから、響やエステルが行くより世界のバランスは安定すると思うから」

 

 

「「「「わかりました」」」」

 

 

「飛鳥と薫もね」

 

 

「ああ、そうですねやる気を取り戻した時持ち主がその世界にいないとですね」

 

 

「そう言う事よ、それじゃ、のどかまた連絡するわね」

 

 

そしてトワとの通信は切れた。

 

その直後エステルがヨシュアと大神とシャーリィーと共に戻って来た。

 

 

「ただいま・・・なんで直哉がここで寝てるのよ?」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

説明を受けるエステル達

「それで直哉がここで寝てる理由を聞きたいんだけど?」

 

 

「「「実は・・・エステルさん」」」

 

 

そしてのどか達はエステル達がいない時の事を話し出す。

 

 

おおーー直哉久しぶりだな」

 

 

「お邪魔してるぜいやあーー合鍵貰っていて助かったぜ」

 

 

 

「「「「ええーーマサキさんどうしてここに」」」」

 

「ああ、実はな直哉達全員ついて来てくれ」

 

 

「「「「はい」」」」

 

 

そして直哉達は、マサキについて行き寝室に入ると、そこにはぐったりしている飛鳥と薫がいた。

 

 

「「「「飛鳥ちゃん。薫ちゃん」」」」

 

 

「あれが、桜花の言っていた直哉の娘達ですか」

 

 

「あんた達声が大きいよ」

 

 

「「「「ごめんなさい」」」」

 

 

「うんこの声リューネさん?」」

 

 

「そうだよ。久しぶりフォンテーヌとスパークル」

 

「「ええーーリューネさんがどうしてここに」」

 

 

 

「実はバゴニアと言う国が不穏な動きをしていると言う情報を得た私とマサキが調査をする為に向かったら2人の魔装機神が捕獲されてて私達が助けたんだけど」

 

 

「その時から2人がこの状態だったんですね」

 

 

「ああ、そうなんだ」

 

「直哉私が、2人を見ていいですか?」

 

 

「うんアースお願いできるかな?」

 

「はい」

 

 

「これは・・・2人の活動意欲のエネルギーがほとんどありません」

 

 

「活動意欲エネルギーって何?」

 

 

「つまり飛鳥ちゃんと薫ちゃんは、やる気を何者かに奪われたのよ」

 

 

「うええ、やる気を――」

 

 

「「「そう言う事で、直哉君はここで安静にしてるんです」

 

 

「そうなのね、私達がゼムリア大陸に戻っている間に飛鳥と薫が帰還するなんてそんな状態でとは」

 

 

「「「エステルさん人が1人多いようですけどその人は?」」」

 

「私はシャーリィーだよ。よろしくね」

 

 

「少し私達と行動をする事になったのよ」

 

 

 

「「「よろしくねシャーリィーさん」」」

 

 

「うーんやっぱりここ変わってるね」

 

 

 

「どういう事ですシャーリィーさん」

 

 

 

そしてシャーリィーが話し出す。

 

 

 

その時ユウナが見つけた。こちらの世界にいない筈のシャーリー・オルランドを」

 

 

 

 

 

「嘘でしょ何で紅い星座と結社に入っている血染めのシャーリーがこちらの世界にいるのよ」

 

 

 

その頃シャーリィー達は・・・

 

 

 

「おい、シャーリィーさっきのピンクの女の子お前に対して驚いてたぞ?」

 

 

 

「ええーー私あの子と面識無いけどな」

 

 

 

「成る程こちらには面識はないが、向こうにはある。これがエステルとヨシュアが困惑した未来を知る者との出会いか」

 

 

 

「シャーリィー本当に手加減してやれよ」

 

 

 

「うん、わかってるよお兄ちゃん」

 

 

 

 

 

そしてユウナがシャーリィーに追いついた。

 

 

 

「ブラッディシャーリーどうしてここにいるのよ。結社が動いてるの?」

 

 

 

「結社ーなにそれ美味しいの?食べてみたいなあ。それは」

 

 

 

「どこまでおちょくる気よ」

 

 

 

「あはは、ごめんねさてやろうか、クロスベル出身のユウナ・クロフォードちゃん」

 

 

 

そう言ってシャーリーはテスタロッサを構える。

 

 

 

「くっやる気なのね」

 

 

 

「ふう、よかったよもう1つのゼムリア大陸の人にもお兄ちゃんの能力で名前がわかって」

 

 

 

 

 

内心少し安心したシャーリィーだった。

 

 

 

そして二人の戦いが始まった。

 

「そう言う事で一度だけこちらの世界に来た事あるんだ」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの動きについて1

「「「成る程そうなんですね」」」

 

 

のどか達は、シャーリィーの説明に納得した。

 

 

「所でのどかちゃん直哉君がこんな状態の時に聞くのはどうかと思うのだけど、俺の今後はやはり、海軍に戻るの?」

 

 

「ああ、大神さんは4月に入ったら、帝国華撃団の隊長は一時的に休止して、大神さんには、日本から巴里に特別留学生として巴里に行って貰うと言う事です」

 

 

「ええーー俺が特別留学生として巴里に行くのかい」

 

 

のどかの発表に驚く大神だった。

 

 

「しかし巴里とは驚いたな。出発に関しては、米田司令に聞いたらいいんだね?」

 

「ええ、直哉君がこの状態ですので、米田さんに聞いてくださいね」

 

 

 

「わかったよのどかちゃん」

 

 

「それでのどか飛鳥と薫が巻き込まれた件ははどうするつもり?」

 

 

 

エステルがのどかに聞く。

 

 

「それは、直哉君の回復を待ってから現地に行きますよ。どうやらその世界に、新生帝国華撃団がいる可能性があるので」

 

 

 

 

「何だって――」

 

 

大神はのどかの発言に驚いていた。

 

成る程ね、飛鳥と薫は、新生帝国華撃団と一緒に融合世界を離れてたものねその道中で何かが起きて、未知の世界に行き飛鳥と薫が、やられてそして2人は地底世界ラ・ギアスに跳ばされてマサキさんに助けられたのね」

 

 

 

「そうですよエステルさん」

 

 

「しかし未知の世界に、のどか達4人と直哉で行くなんて大丈夫なの}

 

「エステルさんそれは、トワが決めたので」

 

 

そしてのどかがその時の事を話し出す。

 

 

 

 

「後のどか達に言うけど、新生帝国華撃団救出作戦は直哉と貴女達4人で行って貰うわ。同じプリキュアだから、響やエステルが行くより世界のバランスは安定すると思うから」

 

 

「「「「わかりました」」」」

 

 

「飛鳥と薫もね」

 

 

「ああ、そうですねやる気を取り戻した時持ち主がその世界にいないとですね」

 

 

「そう言う事よ、それじゃ、のどかまた連絡するわね」

 

 

そしてトワとの通信は切れた。

 

 

「成る程、未知の世界とは、16番目のプリキュアの世界なのね」

 

 

「そうなんです。エステルさん」

 

 

 

「16番目のプリキュアの世界ねえ、つまりのどか達の後輩に当たるの?」

 

 

「厳密に言えば私達のすこやか市とは、関係は無いみたいですがもう一つのすこやか市と関りを持つかもと言われてます」

 

 

「ふむ、そうなったら関係のない世界が融合世界と接触するかも知れないのね?確かもう一つのすこやか市はゼムリア大陸と同じ扱いでしょう?」

 

 

「ええ、そうです。だから早めに新生帝国華撃団を助けて融合世界の情報を得られる前に動こうと思っています」

 

 

「それって手遅れなんじゃないかい?」

 

 

「少なくとも飛鳥と薫がどのタイミングでやられたのにもよるけど恐らく情報はかなり流れてると思わないと」

 

 

「確かに大神さんの言う通り、少なくとも16番目のプリキュアの世界には異世界が存在すると言うのは、知られていると思いますが、新生帝国華撃団を助けないといけないですし」

 

 

 

「それは確かにそうだね」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの動きについて2

「でも、危険ね16番目のプリキュアの敵が人間のやる気を奪いその上でメガビョーゲンをビョーゲンズが使ったら」

 

 

「「「「「あ、確かに」」」」」

 

「私達のやる気を、16番目のプリキュアの敵が奪った後にビョーゲンズが来たら融合世界はキングビョーゲンの物に簡単になるよ。のどかっち」

 

 

「そう言われたらそうね、私達の力はラビリン達のヒーリングアニマルの力と直哉君の力の一部よね」

 

 

「うんそうだよ。ちゆちゃん」

 

 

「もしかすると、16番目のプリキュアの世界では、その2つの力が効かない可能性がないかしら?」

 

 

 

「そうね、現時点では直哉より強い霊力を持っている飛鳥が、やられてる事は、事実よね、私はのどか達が、16番目のプリキュアの世界に行くのは反対ね」

 

 

!!

 

「考えても見て2つのビョーゲンズがいるのにのどか達を16番目のプリキュアの世界に行かせるのは、リスクが高いと思わない?ヨシュア」

 

 

「確かに、どちらかのビョーゲンズが倒れているのならそう言う事をしてもいいと思うけどね」

 

 

「現状で君達に何かがあったら喜ぶのは、シンドイ―ネ達じゃない?」

 

 

「「「それは・・・」」」

 

 

 

「確かにそうですね」

 

 

「まあ、その辺をちゃんとトワが考えている上で、この命令をのどか達に出しているならいいんだけどね」

 

 

「「「ああ、怪しいですね。16番目のプリキュアの世界だから行くのはプリキュアでいいやとかで、決めてそうです」」」

 

 

 

「トワならありえそうね」

 

「ありそうで怖いです」

 

 

「確か直哉と、私達守護者が行けるようになった世界には現時点で活動している敵も移動出来る筈じゃ無かった?」

 

 

 

「「「あ、そう言えばそうだ」」」

 

 

「のどかっちどうしょう?」

 

「ちゆちゃんどうしょう?」

 

 

「2人とも落ち着いて、確かにシンドイ―ネ達が、私達の行動に気がつく場合は危険かも知れないけど敢えて静観するかもしれないし」

 

 

「確かにキングビョーゲンは、帝国華撃団を邪魔な相手とみてバテデモーダを黒鬼会に送り込んでいたねちゆちゃん」

 

 

「何だってーーじゃああの時バテデモーダが現れたのは偶然ではなかったのか?」

 

 

「ええ、そうですよ。大神さん」

「此度の作戦は、バテデモーダとダルイゼンに任せる」

 

「何で、バテデモーダとダルイゼンなんですか?キングビョーゲン様」

 

 

シンドイ―ネはキングビョーゲンに聞く。

 

 

「此度の作戦は実験だ」

 

 

「「「「実験ですか」」」」

 

 

「そうだ。バテデモーダお前は、中心世界の暦で11月9日に人間共が大きな動きをする。その中でお前には黒鬼会と言う組織に潜入しろ」

 

 

 

「ええーーーおいらが人間共の組織に」

 

 

「その黒鬼会と組織は、帝国華撃団と戦っている。つまりバテデモーダお前の力も奴等と戦えるだろう」

 

 

「まあそうですね。それが今回の実験にどう繋がるんで?キングビョーゲン様」

 

 

 

「我等の目的は融合世界を蝕む事だが、邪魔な紫藤直哉とプリキュアだけでなく、帝国華撃団も奴等と共闘して、邪魔をしていたな」

 

 

「だが、我等には帝国華撃団と対抗する手駒が少ない」

 

 

 

「「「「確かに」」」」

 

 

「その戦力補給するのがバテデモーダお前の目的だ。ダルイゼンお前は今中心世界で黒鬼会が行動起こす時にメガビョーゲンを使い、黒鬼会を助けてやれいいな」

 

「「了解」了解す」

 

 

「成る程そう言う事だから直哉君が決戦前にさくら君に伝えていたのか」

 

 

大神はのどかが大神に、見せた映像を見てそう言った。

 

 

 

「とりあえず話し合いはここまでにしましょう」

 

 

 

「「「そうですね。エステルさん」」」

 

 

 

そしてその日は何事もなく過ぎて行った。

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

複雑な気持ちのまま

「すーすー」

 

「うーん僕は一体?」

 

 

「あ、起きたのね直哉」

 

「ええ、エステルさんどうして」

 

 

「直哉私達は直哉が倒れた日、つまり3日前にゼムリア大陸から戻って来たのよ」

 

 

「え、3日前・・・僕丸3日寝てたんですか?」

 

 

 

「そう言う事よ」

 

 

「まあ仕方ないわね、私と大神がゼムリア大陸に行っている間に、新生帝国華撃団について行った筈の飛鳥と薫がマサキ達に保護されて戻って来たんだから」

 

 

!!

 

 

「飛鳥ちゃんと薫ちゃんは?」

 

 

「今も変化なしよ。回復の目処もたっていないわ」

 

 

「そうですかなら・・・くっ」

 

 

「待ちなさい直哉。貴方にはトワから新しい命令書が来てるわ」

 

 

「その命令とは、飛鳥ちゃんと薫ちゃんを助けるより優先度が高いんですか?」

 

 

 

「そうよ、何せ直哉の叔父さんの隼人がその世界で、破壊活動をしてるからね」

 

 

「隼人叔父さんが、見つかったんですね」

 

 

 

「ええ、詳しい情報はトワから聞きなさい」

 

 

 

「はい」

 

そして直哉は、1人で管理者の神殿に向かった。

 

 

 

「流石ですねエステルさん」

 

 

「何が?のどか」

 

 

「直哉君に疑問を言わせないでスムーズにトワさんの所に行かせたから」

 

 

「ああ、そう言う事別に大したことないわよ。ただ直哉の中での優先度の高いと思う人の話をしただけよ」

 

 

「そうなんですね」

 

 

「そうよ。直哉の中ではまだ、隼人の方が大事みたいね。勿論飛鳥ちゃんと薫ちゃんも大事だろうけど、飛鳥ちゃんと薫ちゃんは過去の紫藤直哉の娘と言う気持ちがあるんじゃないかしら」

 

 

「確か直哉は、過去の紫藤直哉と話をしてるんでしょう?」

 

 

「ええ、してますね」

 

「よ、飛鳥に薫今お前達のいる世界にガジェット反応が出てると思うが、あれはミッドチルダのガジェットではないから気を付けろ」

 

 

 

「「ええ、どういう事?」」

 

 

 

「ミッドチルダでは、魔導師殺しの機械だったが、お前達の世界にあるガジェットはミッドチルダに存在していたガジェットとは別の形としてそちらの世界に誕生している可能性があるから」

 

 

 

 

 

「「そんなそれじゃこちらの世界も改変されたということなの?」」

 

 

 

「いや正確には違うよ。飛鳥と薫その改変を止めているのは融合世界から来た自分がいるからね」

 

 

 

「「ええーーパパどういう意味なの?」」

 

 

 

 

 

「融合世界の自分がいるからと言うことは前の世界の事を思い出してごらん」

 

 

 

「「ええ」」

 

 

 

「飛鳥ならわかると思うけど前の世界に新生帝国華撃団のメンバーが前の自分に会わなかった?」

 

「その前に飛鳥ちゃんと薫ちゃんがお父さんと話を聞いていましたね。あの時」

 

 

「成る程その時に直哉は本当の父親にはなれないと思ったのかも知れないわね」

 

 

 

「え、どういう事です」

 

 

「のどかもし貴女の両親が別れて、のどかに新しいお母さんやお父さんが出来たら、素直にお父さんとか、岡さんと呼べる?」

 

 

「それは、すぐには無理ですね」

 

 

「まあ、直哉の場合は未来の娘だけどね」

 

 

「そんな中で頑張った自分に対して娘たちの父親から連絡来て自分には見せない笑顔とかされたらどう思う」

 

 

「それは・・・でも昔ですよ」

 

 

「恐らく直哉自身も気づいてないと思うけど、飛鳥ちゃんと薫ちゃんに対してはそれを引きずっているように私には見えるのよ。まるで過去の紫藤直哉を怒られないように動いてる気がするの」

 

 

 

 

暫くして・・・

 

 

直哉が管理者の神殿から戻って来た。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

未知の世界に出撃決定

「エステルさんとのどかさんトワに聞きました」

 

 

「やはり未知の世界に行って、紫藤隼人を止めてこいと言う事です

 

「そう、それで行くメンバーは?」

 

「それは3日前に伝えた通りよと言われました」

 

 

「そうなら、直哉これを見なさい」

 

 

 

「どうやらアスミの言う事があってるかもね?のどか16番目のプリキュアの世界を見つけたわ」

 

 

「「「トワさん本当ですか?」」」

 

「ええ、別口で調べたら漸く見つけたわ」

 

 

「別口とは?」

 

「紫藤隼人の痕跡を改めて調べたら飛鳥と薫と交っていた未知の世界があったのよ」

 

 

 

「「「ええーー」」」

 

「「「隼人さんが16番目のプリキュアの世界にーーー」」」

 

 

「確かにあの人も世界を移動出来るけど、どうしてその世界に?」

 

 

 

「どうやら隼人はその世界で敵の幹部してるみたいね、その頃に新生帝国華撃団と飛鳥達がその世界に漂着したみたいね」

 

 

 

「そこまでがわかった所よ」

 

 

!!

 

「何なんですかこれは?未知の世界に・・・16番目のプリキュアの世界に叔父さんと、新生帝国華撃団と、飛鳥ちゃんと薫ちゃんが漂着していて、隼人叔父さんはプリキュアの世界で、16番目のプリキュアの敵をしているなんて」

 

 

「トワ僕にはそんなこと言いませんでしたよ」

 

 

「直哉君もいきなりで驚いてるよね。だけど事実らしいの。現に直哉君も飛鳥ちゃんと薫ちゃんの状態を見たよね」

 

 

「それは見ましたけど、あの状態にするには簡単に出来るとは思えませんが?」

 

「いくら叔父さんが力を使っても」

 

 

「うん、そうだね。でもプリキュアの世界ならメガビョーゲンみたいなのを使って、目的を果たそうとすれば飛鳥ちゃんと薫ちゃんの2人には新しいタイプの敵だよね」

 

 

「ふむ成る程敵に、そのスキを突かれたと言う流れで2人があの状態になったと言う事ですか?」

 

「そうよ私達はそう考えているわ」

 

 

「だけど直哉正直今回新生帝国華撃団や隼人関係でも行くのは反対よ」

 

 

「何故ですか?エステルさん」

 

そしてエステルは映像を再び再生した。

 

 

 

「もしかすると、16番目のプリキュアの世界では、その2つの力が効かない可能性がないかしら?」

 

 

 

「そうね、現時点では直哉より強い霊力を持っている飛鳥が、やられてる事は、事実よね、私はのどか達が、16番目のプリキュアの世界に行くのは反対ね」

 

 

!!

 

「考えても見て2つのビョーゲンズがいるのにのどか達を16番目のプリキュアの世界に行かせるのは、リスクが高いと思わない?ヨシュア」

 

 

「確かに、どちらかのビョーゲンズが倒れているのならそう言う事をしてもいいと思うけどね」

 

 

「現状で君達に何かがあったら喜ぶのは、シンドイ―ネ達じゃない?」

 

 

「「「それは・・・」」」

 

 

 

「確かにそうですね」

 

 

「まあ、その辺をちゃんとトワが考えている上で、この命令をのどか達に出しているならいいんだけどね」

 

 

「「「ああ、怪しいですね。16番目のプリキュアの世界だから行くのはプリキュアでいいやとかで、決めてそうです」」」

 

 

 

「トワならありえそうね」

 

「ありそうで怖いです」

 

 

「確か直哉と、私達守護者が行けるようになった世界には現時点で活動している敵も移動出来る筈じゃ無かった?」

 

 

 

映像停止・・・

 

 

 

「ああ、確かに手を組まれると厄介ですね」

 

 

 

「でしょだったら・・・」

 

 

「すみませんエステルさん実は・・・この家ごと16番目のプリキュアの世界に転移を始めたんで」

 

 

「何ですってーーー」

 

 

「グダグダいうエステルは連れて行けと言うので、トワが」

 

 

「そうなの直哉君?」

 

 

「ええ、エステルさん以外は3日前のメンバーで移動中です」

 

 

「この家は小型の転移装置が付いてますから」

 

 

その頃新生帝国華撃団が漂着した世界では・・・

 

 

「うーんここは?」

 

 

「あ、気づきました?お姉さん」

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第6章 第1部 新たなプリキュアの世界編
雨宮さくらと夏海まなつ前編


その頃新生帝国華撃団が漂着した世界では・・・

 

 

「うーんここは?」

 

 

「あ、気づきました?お姉さん」

 

「あ、貴女が私を助けてくれたの?」

 

 

「はいですけどお姉さんの隣にいた2人の女の子たちがヤラネー・・・怪物にやられた後消えたんです」

 

 

「・・・成る程飛鳥ちゃんと薫ちゃんは転移したようね」

 

 

「消えた女の子達大丈夫かな」

 

 

「大丈夫だよきっと、私は雨宮さくらていうの貴女の名前は?」

 

「あ、私は夏海まなつです」

 

 

「そして私がローラよ」

 

 

!!

 

「人魚ここには人魚がいるのね」

 

 

「ローラまた出てきてさくらさんが驚くから」

 

 

「まなつさくらって人驚いてないわよ」

 

 

 

「ええーーさくらさんローラ見て驚いてないんですか?」

 

 

「ううん、ちゃんと驚いてるよまなつちゃん」

 

 

「聞いてみるかな?ねえまなつちゃんてプリキュア?」

 

 

!!

 

「「どうしてプリキュアの事を知ってるの?」」

 

 

「うわあこの反応恐らくここは、プリキュアの世界のようね。今はまなつちゃんだけのようねプリキュアになれるのは」

 

 

「とにかく誠兄さんや初穂達達を探さないと、そして私達をこの世界に連れて来た奴も探さないと」

 

 

「ねえ、さくら聞いてるの?」

 

 

「うわあローラちゃん急に声をかけないでよ」

 

 

「さくらが私の質問を無視するからよ」

 

 

「質問?」

 

 

「どうして貴女がプリキュアの事を知ってるのよ」

 

 

「ああ、ごめんごめん私が知っているプリキュアはこちらの世界ではないプリキュアを知ってるのよ」

 

 

 

「「ええーー別の世界のプリキュアーー」」

 

「うんそして私は、こことは違う世界から来た人間なの」

 

 

「「ええーー異世界ーー」」

 

 

「じゃあどうしてここに来たの?」

 

 

「うーん強制的に連れて来られたと言うのが正しいと思う」

 

「いったい誰に呼ばれたのよ?」

 

 

「それは今の段階ではわからないかな?ローラ」

 

 

「そうなの?」

 

 

「まなつちゃん。まなつちゃんが私達3人を見つけた時、3人だけだった?」

 

 

「うんそうだよ。さくらさん」

 

 

「なら私の仲間を見つけて元の世界に戻らないと・・・」

 

 

「きゃあああ。怪物よ―――」

 

 

!!

 

 

「ローラ」

 

「ええ行きましょう。まなつ」

 

 

そう言って二人は家を出る。

 

 

さくらも二人を追いかける。

 

 

 

「プリキュア、トロピカルチェンジ」

 

 

「レッツメイク!」

 

 

 

「キャッチ」

 

 

「チーク」

 

 

「アイズ」

 

 

「ヘアー」

 

 

 

「リップ」

 

 

「ドレス」

 

 

「ときめく常夏キュアサマー」

 

そしてまなつはプリキュア変身し怪物のいる場所に着いた。

 

 

 

「「ええーー何あの怪物ヤラネーダじゃないし怖いよ見た目が」落ち着きなさい」

 

 

その時雨宮さくらが到着しさくらは現れた怪物を見て驚いた。

 

 

「嘘、どうして降魔がここに?考えている暇は無いわ。プリキュアとローラよけてね」

 

「天剣・桜吹雪」

 

 

「「うわあ何々」」

 

 

そしてさくらの天剣・桜吹雪によって、この世界に現れた降魔は倒された。

 

 

 

 

「ふ、見つけたぞ雨宮さくら。せいぜい奴等が来るまでの間お前で、新たなブルーとして遊んでやるぜ」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

雨宮さくらと夏海まなつ後編

降魔撃退後の公園にて・・・

 

「ちょっとちょっとさくら何なのアの怪物は?」

 

 

ローラが興奮状態でさくらに聞く。

 

 

「ああ、あれは降魔だよ」

 

 

「降魔だよって軽く言わないでよ。あれは本当の怪物じゃない」

 

 

「まなつもそう思うでしょう」

 

 

 

「うん、だけど怖いよりかっこよかったの方が強かったかな」

 

「ありがとうまなつちゃん」

 

 

「それにしてもさくらの世界は、物騒ね降魔だっけ、あれにくらべたら魔女の使うヤラネーダの方がましよね」

 

 

「魔女?ヤラネーダ?」

 

 

「あとまわしの魔女が人間のやる気を回収する為に使うのが、ヤラネーダよ」

 

 

 

「・・・つまりまなつちゃん。ヤラネーダにやる気を奪われた場合まなつちゃんの持つプリキュア力で、ヤラネーダを浄化しなければいけないと思っていい?」

 

 

「はいそう言う考えでいいと思います。最も私もプリキュアになりたてですけど」

 

 

「ふふ、そうなんだ。ならやっぱり、この世界に現れるヤラネーダは、メガビョーゲンと似てるのかな?」

 

 

 

「何よさくらそのメガビョーゲンと言う言葉は?」

 

 

「え、私声に出てた?」

 

「ええ、まなつには聞こえてないけど、私には聞こえたわよ」

 

 

 

「恐るべし人魚」

 

 

 

そしてさくらとまなつはまなつの家に向かった。

 

 

 

まなつの家にて・・・

 

 

「さあ教えないさくら」

 

 

 

「はいはい」

 

そして記録媒体をセットし映像をスタートさせた。

 

 

 

 

「メガビョーゲン」

 

「やっぱり来たね。プリキュア、ここはお前達の世界じゃないのに」

 

「「「ダルイゼン、どうして中心世界に来てるの?」」」

 

「簡単に教えるわけないだろプリキュア」

 

「やれメガビョーゲン」

 

「メガ・・・ビョーゲン」

 

「何よこれ大地が赤黒く変色してるんじゃない」

 

 

「これはメガビョーゲンが、地球を蝕んでる証拠なの」

 

 

 

「地球を蝕むって地球を病気にしてるって事ですか?」

 

 

「そうだよまなつちゃん。このメガビョーゲンを使う敵の目的は、地球を自分達の住みよい世界に変える為なんだ」

 

 

「嘘でしょうこんな世界、他の生物は生きていけないわよ」

 

 

 

「そう、敵にとって、住みよい世界とは他の生き物は全て、死にゆく世界なんだ」

 

 

「そんな、そのおメガビョーゲンを倒せる人達は?」

 

 

「いるよ、今もメガビョーゲンと戦ってると思うよ」

 

 

「成る程ね、さくらがプリキュアの事を知ってるのは、異世界のプリキュアのいる世界からこちらの世界に来たのね」

 

 

「そう言う事だよローラ」

 

 

 

「まあ、融合世界と言っても、わからないだろうし良いかな」

 

 

「それに、これ以上の情報を言うには、直哉君がいないと無理だし」

 

 

「それでさくらはこれからどうするの?」

 

 

「え、仲間を見つけて元の世界にもどるけど?」

 

 

「ちょうどいいわ、私とプリキュアを探しなさい。さくら」

 

 

「「ええーー」」

 

 

まなつとさくらは、ローラの発言に驚いていた。

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

プリキュア探しとさくらの仲間探し1

「「ええーー」」

 

 

「ローラちゃん私自分の仲間を探さないといけないんだけど?」

 

「そうだよローラ」

 

 

「だからいいんじゃない、さくらはこの街を知らないし、私達はヤラネーダ以外の怪物には対抗策がないし」

 

 

 

「「それはそうだけど・・・」」

 

「でもわかったよ。ローラちゃん一緒に行動をしよう」

 

 

「いいんですか?さくらさん」

 

 

まなつがさくらに聞く。

 

 

「うん良いよまなつちゃん。ローラちゃんの提案自体は間違ってないし、降魔出現もあれで終わりとも思えないし」

 

 

「でもプリキュアになれる人がすぐに見つかるとは思えませんよ」

 

 

 

「そうとも限らないわよ。意外にまなつちゃんの身近にプリキュアになれる人いるかもよ」

 

 

「ええーー」

 

 

「何でさくらそんな事わかるのよ」

 

 

「それはさっきの映像に出てた3人も身近な所でプリキュアになってたから」

 

 

「そうなんですね。よーしプリキュア探しと学校頑張るぞ」

 

 

そしてまなつとローラは、学校に向かった。

 

「さて私もこの街を見て回ろうかな」

 

 

そう言ってさくらも街に出かけた。

 

 

街中・・・

 

「うん、ここの街はすこやか市と違うな。ここはすこやか市にくらべたら都会のように見えるなあ」

 

 

 

「個人的に私は、すこやか市の方が落ち着くな」

 

 

「のどかちゃん達どうしてるかな?」

 

 

 

「誠兄さんのあの時の、判断が原因とは言えないけど、あのまま直哉君達と行動を一緒にしてたら今の状況には、ならなかったんじゃないかな?」

 

 

「それでも、特殊遊撃部隊の皆も私達の希望だからと言って、私達を止めなかったし」

 

 

「でも結局は飛鳥ちゃんと薫ちゃんを犠牲にしただけで・・・」

 

 

「そんな事無いですよ。さくらさん」

 

「あれ?おかしいなここすこやか市じゃないのに、のどかちゃんの声が聞こえるよ」

 

 

「うわあああ。のどかちゃんいつの間にーーと言うかどうしてこの世界にいるの?」

 

 

「そんなに驚かれると傷つきますよさくらさん」

 

 

「ごめんのどかちゃん」

 

 

「所でのどかちゃんが来てるなら直哉君もいるの」

 

 

「いますよさくらさん」

 

そしてのどかは、雨宮さくらにこの世界に来た経緯を話し出した。

 

「まあ、私が行ったのは可能性の話だから。そもそも敵の目的は人間のやる気を奪う事かも知れないしね。単純に」

 

 

「どちらにしても直哉が熱を出している以上救出作戦は延期だけどね」

 

 

「そうですね。トワさん」

 

 

「後のどか達に言うけど、新生帝国華撃団救出作戦は直哉と貴女達4人で行って貰うわ。同じプリキュアだから、響やエステルが行くより世界のバランスは安定すると思うから」

 

 

「「「「わかりました」」」」

 

 

「飛鳥と薫もね」

 

 

「ああ、そうですねやる気を取り戻した時持ち主がその世界にいないとですね」

 

 

「そう言う事よ、それじゃ、のどかまた連絡するわね」

 

「私達はトワの依頼でここに来ました」

 

「そうなんだ。のどかちゃん飛鳥ちゃんと薫ちゃんをあんな目にあわせてごめんね

 

 

 

「さくらさん。大丈夫ですよ2人もこちらに来てますし後は2人のやる気を取り戻すだけですし」

 

 

「のどかちゃん」

 

 

「さくらさん時間がないんで言いますね。直哉君からの指示を」

 

「うん」

 

「さくらさんは暫く、この世界のプリキュアと共に行動をしてください。そうする事で、新生帝国華撃団の情報を得られるからだそうです」

 

 

「わかったよ。のどかちゃん・・・あれのどかちゃん」

 

 

さくらがそう言うとのどかは消えていた。

 

 

 

「「「ギャアアア怪物だ―――」」」

 

 

!!

 

 

「また降魔なの?」

 

 

さくらは怪物が出たと言う所に行くとそこにはこの世界のプリキュアの2人が降魔都2体のヤラネーダと交戦していた。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

プリキュア探しとさくらの仲間探し2

!!

 

「降魔にヤラネーダ2体か、サマーとローラ手伝うよ」

 

「さくらさん降魔の方をお願いします」

 

「いい所に来たわねさくら」

 

 

「ええーーあの人何サマー危ないよ」

 

「大丈夫信じて」

 

「ローラ」

 

 

 

「オーライ」

 

 

 

「マーメイドアクアポットサーチ」

 

 

 

「黄色と緑」

 

 

「やる気パワーカムバック」

 

そして2体のヤラネーダからやる気パワーを奪い返した」

 

 

「行くよコーラル」

 

「うんサマー」

 

「ハートルージュロッド」

 

 

 

「プリキュアおてんとサマーストライク」

 

 

「ビクトリー」

 

 

「ちっやるなプリキュアだが、チョンギーレ様のヤラネーダは、もう一体いるぜ」

 

 

「ハートルージュロッド」

 

 

「プリキュアもこもこコーラルディフュージョン」

 

 

「ビクトリー」

 

 

 

「チッ」

 

 

「おいカニお前は撤退しろ魔女がお呼びだぞ」

 

 

その直後謎の人物がさくら達の前に現れた。

 

 

「貴方は誰?」

 

 

サマーが現れた人物に聞く。

 

 

「ふ、俺には正式な名前は無い。しいて言うのならブルーとでも呼ぶがいい」

 

「「「ブルー」」」

 

 

!!

 

 

「ブル-ですってまさか融合世界の関係者?」

 

 

雨宮さくらは降魔と戦いながらそう考える。

 

 

「さて、雨宮さくらどうだ、異世界で降魔と戦えて嬉しいか?」

 

 

!!

 

「どうして貴方が降魔と私の事をを知ってるの?」

 

 

「ふ、俺がお前達新生帝国華撃団をこの世界に連れて来たからだよ」

 

「何ですってーー」

 

 

「雨宮さくら以外の新生帝国華撃団のメンバーは既に俺の所にいるがな」

 

 

「仲間を助けたければ、俺と遊んでもらおう」

 

 

「どういう事よ?」

 

 

「簡単なゲームさこれからあとまわしの魔女の部下がこの街を襲う時俺の方からも雨宮さくらに向けて刺客を出す。刺客の数は新生帝国華撃団のメンバーの数と言う事だ」

 

 

「成る程今までの降魔では対象外ね」

 

 

「ああ、どちらかと言えば、これから出すのも対象外だがな」

 

 

「どういう事?」

 

 

「・・・出てこいナノビョーゲン」

 

 

!!

 

そしてブルーはナノビョーゲンを生み出し街中にある街路樹に感染し、植物型メガビョーゲンに進化をしたのだった。

 

 

「メガビョーゲン。メガビョーゲン」

 

「ええ――サマーこれは何?あの怪物が動くたびに赤黒くなってるんだけど」

 

「コーラル落ち着いてこれは、メガビョーゲンと言って異世界の敵だよ」

 

 

「ええーー異世界の敵ーーー」

 

 

「そうよ、赤黒いのは地球を病気にしてるの」

 

 

「地球を病気にーーー」

 

 

 

「さあ、どうする雨宮さくら、俺はここで帰らせて貰うぞ」

 

 

そう言ってブルーは撤退をした。

 

 

その頃直哉達は・・・

 

 

 

「「「ええーー」」」

 

 

「噓でしょ。あの謎の人降魔以外にナノビョーゲンを使えるなんて」

 

「それにあの人、新生帝国華撃団を16番目のプリキュアの世界に連れて来たようね」

 

 

「直哉君良いよね?」

 

 

「仕方ありません。メガビョーゲンを速やかに浄化しましょう。アスミさんとラテはエステルさんと、待機しててください」

 

 

「わかりました」

 

 

「皆行くラビ」

 

「「「うん」」」

 

「スタート」

 

 

「プリキュア・オペレーション」

 

 

「「キュアタッチ」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

「「重なる2つの花」」

 

 

 

「キュアグレース」

 

 

 

「ラビ」

 

 

「スタート」

 

「プリキュア・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ペン」

 

 

 

「「キュアタッチ」」

 

 

「「交わる2つの流れ」」

 

 

「キュアフォンテーヌ」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

「「キュアタッチ」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光」」

 

 

 

「キュアスパークル」

 

 

 

「ニャン」

 

 

そして直哉はいつも通りにヒーリングステッキに吸い込まれずにキュアグレースの体内に吸い込まれた。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2つのプリキュアの遭遇メガビョーゲンを倒せ

「仕方ありません。メガビョーゲンを速やかに浄化しましょう。アスミさんとラテはエステルさんと、待機しててください」

 

 

「わかりました」

 

 

「皆行くラビ」

 

「「「うん」」」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

 

「ニャン!」

 

 

そして直哉はいつも通りにヒーリングステッキに吸い込まれずにキュアグレースの体内に吸い込まれた。

 

 

「今回は僕まで喋ると、面倒なので、戦いが終わったらさくらさんに聞いてください。この世界のプリキュアにどこまで伝えてるのかを」

 

「「「了解」」」

 

その頃さくら達は・・・

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

 

「「「うわあ危ないよ」本当にヤラネーダ以上に迷惑ね」地球を病気にってこういう事だったんだ」

 

「でもサマーどうするの?さくらさんもメガビョーゲン相手だと厳しいみたいだよ」

 

 

「あ、そうだメガビョーゲンがいるんだからメガビョーゲンを浄化出来るプリキュアが来てたりして」

 

 

「サマーそれは簡単にいかないよ」

 

 

「そうね、そんな事・・・」

 

 

その時人魚のローラは見てしまった。

 

 

「ニャトラン」

 

「おうよ。キュアスキャン」

 

 

「見つけたぜ、木のエレメントさんが右腕にいる。だがここからだと届かないニャン」

 

「どうするラビ?グレース」

 

「仕方ない接触はしないようにしたかったけど行こう皆」

 

「うん」

 

「ええ」

 

 

「何よ喋る猫が近づいてくる?」

 

 

「えー―喋る猫みたいよ」

 

「猫が喋るなんて」

 

 

「喋る猫?もしかしてニャトラン?だとしたら・・・サマーローラ来たわよメガビョーゲンを浄化するプリキュア達が」

 

 

「「「ええーー」」」

 

そして彼女達が到着した。

 

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

 

 

「うわあーー」

 

「ほんとに来たわ」

 

 

「あれがさくらさんの知ってるプリキュアなんだ」

 

サマー達はグレースを見ながらそう呟く。

 

 

「行くよ皆」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

 

「「届け!」」

 

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

 

「メガガビョーゲン」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

 

「「「おお――やった――」」」

 

そして、メガビョーゲンを浄化した事で街を蝕んでいた赤黒い物が消えて、街は元に戻った。

 

 

「さくらさん大丈夫?」

 

 

「ああ、スパークルごめんね結局君達に、出て来て貰う事になって」

 

 

「気にしないでくださいさくらさん。メガビョーゲンを浄化するのは私達の役目ですし」

 

「ありがとうフォンテーヌ」

 

「あ、あの貴女達がさくらさんのお知り合いのプリキュアさんですか?」

 

 

「そうだよ」

 

「あの、私もっと知りたいんです」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

雨宮さくら達と合流後

「知りたい?何を」

 

 

「はい、それはあのメガビョーゲンとさくらさんの世界についてです」

 

「どうするラビリン?」

 

「本当は言わない方がいいラビけど・・・そこのプリキュア2人と人魚は、メガビョーゲンを見ている以上ある程度の情報を言うのは仕方ないラビ」

 

 

「だよね・・・わかったよ。ここでは話せないから私達について来て、そっちの2人もいいかな?」

 

 

「「はい」」

 

 

 

そしてグレース達はサマー達を連れて、直哉の自宅に向かうのだった。

 

 

 

暫くして・・・

 

直哉の家の居間にて・・・

 

 

「改めて私は夏海まなつです」

 

「涼村さんごです」

 

 

「そして、私がローラよ」

 

「それじゃあ次は、私達だね。私は花寺のどかです」

 

「私は、沢泉ちゆよ」

 

「私は、平光ひなただよ。3人共よろしくね」

 

 

「のどかさん達凄いなあ。ローラに驚かないで普通に喋れるなんて」

 

 

「え、人魚には驚いてるよ私達」

 

 

「「ええーーそうは見えませんよ」」

 

 

まなつとさんごがそう言う。

 

 

 

「まあ、私達の世界が色々あるから驚いてるけど人から見れば、驚いて無いように見えるのかな?」

 

 

のどかがそう言う。

 

 

「のどかさん達はどうして、この世界に来たんですか?」

 

 

「それは私達の仲間でもある雨宮さくら達を迎えに来たんだけど、どうやら私達の仲間はこの世界で動いてるまなつちゃん達の敵と協力しているみたいだね」

 

 

「あ、そう言えば」

 

 

そしてまなつが思い出す。

 

 

「さて、雨宮さくらどうだ、異世界で降魔と戦えて嬉しいか?」

 

 

!!

 

「どうして貴方が降魔と私の事をを知ってるの?」

 

 

「ふ、俺がお前達新生帝国華撃団をこの世界に連れて来たからだよ」

 

「何ですってーー」

 

 

「雨宮さくら以外の新生帝国華撃団のメンバーは既に俺の所にいるがな」

 

 

「仲間を助けたければ、俺と遊んでもらおう」

 

 

「どういう事よ?」

 

 

「簡単なゲームさこれからあとまわしの魔女の部下がこの街を襲う時俺の方からも雨宮さくらに向けて刺客を出す。刺客の数は新生帝国華撃団のメンバーの数と言う事だ」

 

 

「成る程今までの降魔では対象外ね」

 

 

「ああ、どちらかと言えば、これから出すのも対象外だがな」

 

 

「どういう事?」

 

 

「・・・出てこいナノビョーゲン」

 

 

「成る程ね、そう言うやり取りがメガビョーゲンが出る前にあったんだね?」

 

 

「そうです。あのブルーと言う人物は、恐らく私達と戦う事になると思うので、メガビョーゲンの事を教えてください」

 

「いいよ、だけどメガビョーゲンの事は彼女達に聞いてね」

 

 

「「「え、彼女達?」」」

 

 

「ラビリン、ぺギタン、ニャトラン」

 

 

「はーいラビ」

 

「よろしくペン」

 

「おうよニャン」

 

 

「「「ええーーウサギとペンギンとネコが喋ってる――」」」

 

 

「おいおい、そっちは人魚がいるじゃねえか?」

 

「そうラビよ」

 

 

そうペン」

 

 

「私はいいのよ人魚だし」

 

 

「「どういう理屈ラビ」ペン」

 

 

「「「「「あはは」」」」」

 

「収まらないひなたちゃん。直哉君に救援要請お願い」

 

「了解」

 

 

そう言ってひなたは直哉のを呼びに行った。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

別室では・・・

その頃別室にいる雨宮さくらと紫藤直哉は・・・

 

 

 

「さて、雨宮さくらどうだ、異世界で降魔と戦えて嬉しいか?」

 

 

!!

 

「どうして貴方が降魔と私の事をを知ってるの?」

 

 

「ふ、俺がお前達新生帝国華撃団をこの世界に連れて来たからだよ」

 

「何ですってーー」

 

 

「雨宮さくら以外の新生帝国華撃団のメンバーは既に俺の所にいるがな」

 

 

「仲間を助けたければ、俺と遊んでもらおう」

 

 

「どういう事よ?」

 

 

「簡単なゲームさこれからあとまわしの魔女の部下がこの街を襲う時俺の方からも雨宮さくらに向けて刺客を出す。刺客の数は新生帝国華撃団のメンバーの数と言う事だ」

 

「成る程、ブルーと名乗った者がそう言ったんですね?」

 

「ええ、直哉君私はどうしたらいい?」

 

 

「新生帝国華撃団の人達を助けるにはブルーが言うゲームをしなければいけないんだったらそれは、受けるしかないと思いますよ」

 

 

「でもそれじゃあこの世界も、融合世界に融合されるよ」

 

 

「ああ、それはありませんよさくらさん。融合世界に入れれる世界にも基準があって、その基準に満たされないと入れれないんですよ」

 

 

「へっどういう事」

 

 

「つまりですね、雨宮さくらさんと神山さんは融合世界になる前に紫藤直哉と会いましたよね、そして花寺のどかさん達もさくらさんと会いましたよね」

 

「うん」

 

「この融合世界は、7人世界、幼馴染世界そして前の世界で出会った世界がランダムで融合世界に誕生すると言うシステムです」

 

 

「へっつまり・・・まなつちゃんの世界は大丈夫なの?」

 

 

「ええ、世界的には大丈夫ですけど、この世界の主要キャラ達敵も味方もブルーや僕達プリキュアの影響を受けて、融合世界に転移する可能性がありますね。高い確率で」

 

 

 

「本来は出会う事のない出会いですし、融合世界のキュアグレース達にとってね」

 

 

「成る程」

 

 

「それに、飛鳥ちゃんと薫ちゃんを治すにはまなつちゃん達の協力が必須ですし」

 

 

「もし、16番目のプリキュアの世界の彼女達が融合世界に来たら保護もしますし心配しないでください。さくらさん」

 

 

「うん、そこは心配してないよ。直哉君・・・直哉君ごめんね誠兄さんが、特殊遊撃部隊を抜けると言ったから、こんな事になって」

 

 

「いえ、神山さんにそういう行動を取らせた僕の責任ですよ」

 

 

 

「僕が、ちゃんともう一つのすこやか市の来た経緯を隠さず見せたらよかっただけですし」

 

 

「それは・・・」

 

 

「それで僕が新生帝国華撃団の帰還をさせる気が無く、自分達の時代も、もう一つのすこやか市みたいになると思われても仕方がないと思いますし」

 

 

「直哉君・・・」

 

 

その時ひなたが直哉と雨宮さくらのいる部屋に来た。

 

 

「直哉っち助けてーー」

 

「ニャトラン達と人魚さんが喧嘩を始めちゃって」

 

「「はあーーラビリンと」ちゃんとローラが喧嘩?」

 

 

「「いったいどういう流れでそうなったの?」」

 

 

「実は・・・

 

 

そしてひなたが話し出す。

 

 

 

「いいよ、だけどメガビョーゲンの事は彼女達に聞いてね」

 

 

「「「え、彼女達?」」」

 

 

「ラビリン、ぺギタン、ニャトラン」

 

 

「はーいラビ」

 

「よろしくペン」

 

「おうよニャン」

 

 

「「「ええーーウサギとペンギンとネコが喋ってる――」」」

 

 

「おいおい、そっちは人魚がいるじゃねえか?」

 

「そうラビよ」

 

 

そうペン」

 

 

「私はいいのよ人魚だし」

 

 

「「どういう理屈ラビ」ペン」

 

 

「「「「「あはは」」」」」

 

「こういう流れで言い争いが起きたの」

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ヒーリングアニマルと人魚

「成る程、そう言う事で言い争いになったんですね」

 

 

「うん」

 

「それでは一応実年齢の18歳になりますね。あの3人には初対面でこの家の家主と言う事を伝える為に」

 

 

 

「その方が良いわね。まなつちゃん達の年齢だとローラが調子乗るかもだし」

 

 

「おおーー直哉っち18歳バージョン久しぶりだ」

 

 

「まあ18歳は、基本必要な時にしかなりませんからね」

 

 

そして直哉の準備が終わり、3人はプリキュア達のいる部屋に向かった。

 

 

その頃ラビリン達とローラは・・・

 

 

「何てわがままな人魚ラビ」

 

「何よ、私は女王候補の人魚よ早く教えないよ」

 

「怖いペン」

 

「それが相手に頼む態度かよニャン」

 

 

「うるさいわね」

 

 

「「すみませんローラが」」

 

 

まなつとさんごは、のどかとちゆに謝っていた。

 

「いいよ、まなつちゃんもさんごちゃんも謝らなくても」

 

 

「「でも・・・」」

 

 

「そうね、そろそろ来るだろうし」

 

 

「失礼しますよ」

 

「やばっ」

 

ローラは直哉の声を聞き、慌ててアクアポットの中に隠れる。

 

 

「おやおや賑やかでしたね。少しジュースと海水を持って来たので休憩したらどうですか?」

 

 

「「ありがとうございますって・・・海水」」

 

「ええ、のどかさん達から聞いて、君達二人と人魚が来てると言う事をね」

 

 

「「「ええーー」」」

 

「何で教えるのよのどか?」

 

「あはは、ごめんねこのお兄さんが、さくらさんや私達が所属する所の一番偉い人だからね」

 

 

「「ええーー」」」

 

 

「初めまして自分は紫藤直哉と言います。よろしくね。夏海まなつちゃん。涼村さんごちゃん」

 

「「凄い、名前言ってないのに」」

 

「そして、ローラ・アポロドロース・ヒュギーヌス・ラメールさん」

 

 

!!

 

「何で私のフルネームを」

 

「すみませんね、僕の仕事で主要人物の身辺調査をしているので」

 

 

「「成る程、そう言う事ですか」

 

 

「そうです。お二人には申し訳ないですけど、雨宮さくらさんが助けてもらった人物の事も調べていくとこちらにもプリキュア伝説があると知ってね」

 

 

「まなつちゃんありがとう助けてくれて」

 

 

「いえ、私達もさくらさんに助けて貰いましたし」

 

 

 

「それで先ほどからにぎやかだった理由は何でしょうか?」

 

 

 

「あ、メガビョーゲンの事教えなさいよウサギ」

 

 

「嫌ラビ、他の2人に言うなら別だけどラビ」

 

 

「何ですってーー」

 

 

「「あはは、すみません皆さん」」

 

 

「成る程、そう言う事ですか、ローラさんどうしてメガビョーゲンの事知りたいんですか?」

 

「それはこの世界に出て来たからよ。メガビョーゲンが」

 

 

 

「成る程と言う事は、こういう言い方は悪いと思いますが、ローラさん貴女にとってまなつさんとさんごさんは何なんですか?」

 

 

「何よ急にメガビョーゲンの事とまなつ達の事関係ないでしょ」

 

 

 

 

「ええ、関係ないですよ。極端に言えばですが、人魚の世界ではそんなわがままを言っていて未来の女王になれるんですかね?」

 

 

!!

 

 

「そしてまなつさんとさんごさんは、貴女の部下なんですか?」

 

 

 

「まあ僕もこちらの世界をあまり知らないけど、ただ今の貴女が女王になったら行きたくない国ですね」

 

「あんたそこまで言う?」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

それぞれの立場

「あんたそこまで言う?」

 

 

「ええ、言いますよ。このままだとまなつさんとさんごさんは、可哀想ですから」

 

 

!!

 

「どういう事よ?」

 

 

「貴女は将来女王になる為にまなつさんとさんごさんのいる陸に来たのですよね?」

 

「直哉っちかなり怒ってるね」

 

「ええ、仕方ないわね。恐らく人魚の考え方が上から命令をしているのと、自分は悪いと思ってないと言うのが態度で出てるし」

 

 

「だから直哉君も人魚と言う部分も考慮してまだ穏便な言葉を使ってるけど・・・」

 

「そうよ、それが悪いわけ?そしてまなつやさんごもプリキュアになったんだから私に協力するのが、当たり前でしょ」

 

 

!!

 

 

「ラビリンローラのような人は絶対女王になってほしくないラビ」

 

「国の人が可哀想ペン」

 

「だなおいらも、そんな楽しくない国は嫌だニャン」

 

 

「・・・何よ、あんた達には関係ないじゃない」

 

 

「関係なくないよ。ローラ」

 

 

「ヒーリングアニマルさん達は、教えてくれてるだよ。ローラが変わらないとそう言う女王になるって何でわからないの?」

 

 

「まなつ・・・」

 

 

「確かに私も、自分の事を優先したりするけど、自分の事ばっかり言い過ぎるとみんなが、ローラから離れちゃうよ。それって私は寂しいよ」

 

 

「まなつ・・・じゃあどうしたらいいのよ?」

 

 

「ローラローラが、こっちにいる間は人間として生活してると思ってしてみたら」

 

 

「なっそんな事出来るわけないでしょ」

 

「どうして?した事もないのに何で言えるの?」

 

 

「それは・・・」

 

 

「そこだよなローラが悪いのは、変にプライドを持ってるからか?」

 

 

「そうラビね全然ラビリン達より人間に近いんだから、のどか達みたいな生活が出来て羨ましいのにラビ」

 

 

 

「あんた達羨ましいの?」

 

 

「そりゃそうペン。僕とラビリンは絶対に人前では喋れないと言うか、ウサギやペンギンを飼ってる人いないし」

 

 

 

「「あ――そうか逆に目立つねそれは」」

 

 

ぺギタンの言葉に納得するまなつとさんごだった。

 

 

 

「だからよローラお前が、まなつとさんごと同じ人間だったらお前も気分悪いだろ?」

 

う、それは・・・そうねプリキュアにしてやった気になったり、私の為に動けなんて、何こいつワガママ言ってるんだと思ったわ」

 

 

「ほれ見ろおいら達だって、パートナー探し大変だったしよ。それにおいら達の使命に付き合って貰ってるひなた達には感謝してるんだぜ」

 

 

「恥ずかしいよニャトラン」

 

 

 

「まあ、そこは、変身の仕方が違うから仕方ないでしょうね」

 

 

「まなつさんとさんごさんは、そのコンパクトで変身するんでしょ」

 

 

「「はい、のどかさん達は違うんですか?」」

 

 

「直哉さんみせてもいい?」

 

 

「いいですよのどかさん」

 

 

 

その頃エステルとアスミは・・・

 

「何とか、喧嘩は収まったわね」

 

 

「ええ、そうですね。よかったですプリキュア同士での喧嘩は見たくないですし」

 

 

「まあ、そうね、けどアスミは行かなくていいの?」

 

 

「はい、直哉があちらのプリキュアに会うのは今は控えるようにした方が良いと言ってましたから」

 

 

「そうなのね」

 

そしてのどか達は・・・

 

「皆行くラビ」

 

「「「うん」」」

 

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

「ニャン!」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について3

「皆行くラビ」

 

「「「うん」」」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

 

「ニャン!」

 

 

「「「ええーー」」」

 

「「「ウサギとペンギンとネコがステッキになった――」」」

 

 

「驚く所そこラビーー」

 

 

「まあまあ、ラビリン落ち着いて」

 

キュアグレースがラビリンを宥める。

 

 

そして3人は変身を解除し、ラビリン達がメガビョーゲンの事をまなつ達に話した。

 

 

「そんな目的の為に地球を病気にするなんて」

 

さんごはラビリン達の説明を受けてそう言う。

 

暫くして・・・

 

 

「それで、直哉さん達はどうするんですか?」

 

 

「僕達の目的は2つあります。1つはさくらさんの仲間の救出で、もう1つはヤラネーダと言う怪物に奪われた仲間のやる気を取り戻す事です」

 

 

!!

 

「直哉さんあの子達を知ってるんですか?」

 

 

「知ってるも何もあの子達は自分の子供ですからね」

 

 

!!

 

 

「ええーーーあの子達が直哉さんの子供―――」

 

 

直哉の言葉にまなつが驚いていた。

 

 

「直哉あんた歳いくつよ?あんたの歳で10歳前後の子供の親ってありえないでしょうが」

 

ローラがそう言う。

 

 

「まあ、簡単に言えば未来から来た子達なんだよね」

 

「「「ええーー未来からーー」」」

 

 

 

「そんなありえないでしょ。未来から来るなんてタイムマシンがあるわけでも無いのに」

 

「あれ?ローラがタイムマシン知ってるの人魚なのに」

 

 

「本当だねまなつちゃん」

 

 

「だーーーそこは今関係ないわよ」

 

 

「えー―知りたいよローラ」

 

 

「五月蠅いわよまなつ」

 

 

「ぶーローラの意地悪」

 

 

「あはは、そろそろ良いかな?話を戻しても」

 

 

「「あ、はいすみません」」

 

 

「それで、僕達の方も早く2人を助けたいから君達に協力して貰いたいんだ」

 

 

「「ええーー協力ですか」」

 

「そうさ、今回こちらのプリキュアが君達がヤラネーダだったかなそれを浄化する前にやる気を取り返したよね、これは僕の予想だけど、いずれ君達の前に2人のやる気を奪ったヤラネーダが出てくるかもしれないからその時はよろしくお願いします」

 

「「わわっ頭をあげてください。直哉さん」」

 

 

「わかりました。そう言う事なら協力します。いいよねローラ」

 

 

「ふん、条件があるわ。雨宮さくらを貸しなさい」

 

「いいよ」

 

「じゃあ決定ね」

 

 

「ちょっ直哉さん私を捨てるの早くないですか?」

 

 

「まあ頑張ってくださいね。さくらさん少なくともブルーという奴のターゲットは、この世界のプリキュアとさくらさんのようですし」

 

 

「成る程」

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について4

「ちょっ直哉さん私を捨てるの早くないですか?」

 

 

「まあ頑張ってくださいね。さくらさん少なくともブルーという奴のターゲットは、この世界のプリキュアとさくらさんのようですし」

 

 

「成る程」

 

「そして、ローラさんが持っているプリキュアの変身道具は使われてないのがあと2つあったので、恐らく現時点では4人となると思うので」

 

 

「さくらさんには、プリキュアが4人となるまで、彼女達と動いてください」

 

 

「言い方は悪いですけど囮役として動いて下さい」

 

 

「その間に僕達の方でブルーの正体を調べておきますから」

 

 

「わかりました」

 

 

そして、雨宮さくらは夏海まなつ達と合流する為直哉の家を出た。

 

 

「ねえ、直哉君ブルーはやっぱり・・・」

 

 

「ええ、恐らく隼人叔父さんでしょうね」

 

「アスミさんとエステルさんをこっちに来て貰いましょう」

 

 

「わかった」

 

 

 

暫くして・・・

 

 

「成る程ね直哉は、ブルーは隼人だと思うのね」

 

 

「そうです」

 

 

「しかし直哉はブルーは隼人と確信してるんですか?やはりトワの言葉をながら聞いていたんです?」

 

 

アスミがその時を思い出す。

 

 

「ええ、別口で調べたら漸く見つけたわ」

 

 

「別口とは?」

 

「紫藤隼人の痕跡を改めて調べたら飛鳥と薫と交っていた未知の世界があったのよ」

 

 

 

「「「ええーー」」」

 

「「「隼人さんが16番目のプリキュアの世界にーーー」」」

 

 

「確かにあの人も世界を移動出来るけど、どうしてその世界に?」

 

 

 

「どうやら隼人はその世界で敵の幹部してるみたいね、その頃に新生帝国華撃団と飛鳥達がその世界に漂着したみたいね」

 

「そうではなくアスミさん隼人叔父さんの魂は旧世界の紫藤直哉の魂を利用しているとトワやレイから聞いたんです」

 

 

「どういう事よ?それは」

 

エステルが直哉に聞く。

 

 

「旧世界の4人の内の直哉の魂が、今の直哉を作ったんじゃないの?」

 

「それは・・・」

 

 

そして直哉は話し出す。

 

 

 

 

「それにこれは貴女達の秘密にしててね、直哉は人間なのだけど基本はねでも貴女達の言葉で言えばエレメントさんと言っていいのよ」

 

 

 

 

 

「「ええーー直哉君がエレメントさん」ラビーー」

 

 

 

 

 

「ええそうよ。紫藤直哉のオリジナルは米田健二が作り出したわ。真宮寺直哉と共にね」

 

 

 

 

 

「だけどのどかとラビリンが知る二人の紫藤直哉は私とレイがその世界の一部の力を使って作り出したわ」

 

 

 

 

 

「世界の安定のためにですか?」

 

 

 

 

 

「ええそうよ。だから直哉の体内にメガ因子が入っても困らないように人間として作り出したわ」

 

 

 

 

 

「じゃあ直哉君の両親の事も作り話ですか?」」

 

 

 

 

 

「いえそれは違うわ。米田桜花本人に協力してもらって紫藤直哉を産んで貰ったの」

 

 

 

 

 

「「米田桜花?」」

 

 

 

 

 

「米田桜花は紫藤直哉の父親紫藤卓と結婚する前の名前よ」

 

 

 

「そして、僕は生まれたので、真の意味での旧世界の紫藤直哉の生まれ変わりは、隼人叔父さんになるらしいです。トワの説明では」

 

 

「「成る程」」

 

 

「確かに守護者の中では、直哉の生まれの事は、のどかが知ってればいいわね。エレメント関連もあるし」

 

 

「そうですね。エステルさん」

 

 

 

 

それから直哉達の話も終わった。

 

 

それから数日後・・・

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

街の散策と図書館と博物館での出会い前編

紫藤直哉の自宅にて・・・

 

 

「暇だね、ニャトラン」

 

「そうだニャン」

 

「仕方ないよ。ひなたちゃん」

 

 

「そうよ、ひなた今の内に勉強するわよ」

 

 

「えー―勉強より外に行きたーい」

 

 

「それじゃ行きましょうかのどかさん。ひなたさんのご希望通りに」

 

 

「「ええーー良いの?」」

 

「やったありがとう直哉っち」

 

そして直哉達が向かった場所は、この街にある図書館だった。

 

 

「うええ、ここ図書館じゃん」

 

「でもひなたさんの言う通り外ですよ」

 

 

「そりゃそうだけど」

 

 

「成る程確かに外ね」

 

「・・・直哉君どうしてここに来たの?」

 

「ああ、さくらさんからの連絡で、3人目の候補が図書館によく来てるそうなので」

 

「成る程」

 

 

 

そして直哉達が図書館に入ると中には・・・

 

 

「ねえ、みのりん先輩私達とプリキュアしませんか?」

 

「はっプリキュア」

 

 

まなつが同じ学校の先輩らしき女子生徒を勧誘していた。

 

 

 

まなつ達より少し離れた所に雨宮さくらはいた。

 

 

「ねえ、直哉君あの人が候補の人かな?」

 

「恐らくそうなんでしょうね、まなつさん達に見つからないように行きましょう。今日の目標は勉強会なので」

 

 

「うんそうだね」

 

暫くして・・・

 

 

まなつ達に勧誘されていた女子生徒が数冊の本を借りて自分のバックに入れて図書館を出て行った。

 

 

その直後・・・

 

「ああーー直哉さんにのどかさん達どうしてここに?」

 

 

まなつが、直哉とのどか達を見つけた。

 

 

「やあ、まなつちゃん僕は、のどかちゃん達の勉強の付き添いで図書館に来てたんだけど、まなつちゃん達はどうしてここに来たの?」

 

 

「はい、私達はプリキュアになってほしい人が図書館にいたので話していたんですけど」

 

「その様子を見ると失敗したのかな?」

 

 

「はい」

 

 

「そうか、それじゃあまなつちゃんはその人を誘うのはやめるのかい?」

 

 

「いえやめません」

 

 

「まなつちゃん頑張って」

 

「はい、直哉さん」

 

そう言ってまなつはさんごと一緒に図書館を出ていく。

 

 

「それでどうでした?直哉君」

 

「ああ、さくらさんが言ってた候補の子で間違いないと思いますよ。少しプリキュアになってる未来が見えたので」

 

 

「そうですか」

 

 

「恐らく今度ヤラネーダもしくは、降魔が出るとしたらまなつちゃんが言っていたみのりん先輩と言う彼女が巻き込まれる可能性があると思います」

 

 

「やっぱりですか」

 

 

 

「ええ、でも原作世界のキュアグレース達の世界ほど正確にはわからないですね、やはりここは融合世界とは離れているので」

 

 

「そうなのね」

 

 

「はい、16番目のプリキュアの世界は、融合世界が誕生した後の世界ですし」

 

 

「そのせいもあり、僕の未来を見る力も弱くなってるので」

 

 

「成る程」

 

「それじゃあ私はまなつちゃん達に合流しますね」

 

 

「はいさくらさん。よろしくお願いいたします」

 

 

そう言ってさくらは直哉達と別れた。

 

 

その後直哉達も図書館から出て、直哉の自宅に戻るのだった。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

街の散策と図書館と博物館での出会い後編

まなつ達と図書館で出会った次の日・・・

 

 

「直哉君今日はどうするの?」

 

 

「まなつちゃん達の後を追う感じ?」

 

 

「いえ、今日はこちらのレジャーを主に楽しむ予定でまなつちゃん達の関連は最後に行く感じで、前回と違い僕達は戦う事は無いと思いますよ」

 

 

「出来たら、それは無い方が良いよね」

 

 

「そうですね融合世界とのどかさん達の原作世界とは違うのですしね、でもそう上手くいかないような気がしますけど・・・」

 

「確かに・・・」

 

 

「今日はこちらにいるアスミさんとエステルさんにも、ついて来て貰う予定です」

 

 

「ええーー良いの?」

 

 

「前回ブルーはメガビョーゲンと降魔を出したのなら次はノイズを出してくると思いませんか?」

 

「確かに・・・ブルーが隼人さんなら、ありそうだね」

 

「現状響さん達がいない状況でノイズを出されたら?」

 

 

「そうなると、小型ならエステルさんしかいないね」

 

 

そして直哉達はこの世界のレジャー施設に行くのだった。

 

 

 

「うわあ。ここの水族館すこやか市のより大きくない?」

 

「「そう言われたらそうかも」」

 

「そう言えば、水族館では驚いたなさくらさん達の行動に」

 

 

そう言ってひなたは思い出す。

 

「「うええ、ちゆっちこれはどういう事ー―」」

 

 

2人のひなたが2人のちゆに聞く。

 

ねえちゆお姉ちゃん今日ぺギタンと遊びたいんだけどいい?」

 

「ああ、ごめんなさい今日はお出かけするんだけど、アイリスちゃんも一緒に行く?」

 

 

「うん行く」

 

 

「ずるいですアイリスだけなんて」

 

「あはは、すみません今日は、子供だけのお出かけですから」

 

 

「ああ、アイリスは確かに子供ですね」

 

「むーー、ちゆお姉ちゃんほかに誰が行くの?」

 

 

「後はのどかとひなたと、直哉君よ、だから・・・」

 

 

「「「「「「「直哉さんが――」」」」」」

 

 

 

「直哉さんが行くなら私も行きたいです」

 

 

「・・・僕も行きたいちゃんとお礼言ってないから」

 

 

「でも、変ですね。紫藤直哉さんは少尉さんより若くても大人でしたよ?」

 

 

「何故そうなのに、子供のお出かけに行くんですか?」

 

 

「そんなの当り前だよ、ねえさくら」

 

「ええ、アイリス直哉君のあれを私に言えって事?」

 

 

「ソウダヨイヒヒ」

 

 

「「そういう事でみんなついて来たの」」

 

「それってさくらさんが喋ったて事」

 

 

「ごめんなさい」

 

 

「で、直哉さんの子供姿はどれですか?」

 

織姫はあたりを見回した。

 

 

 

「まあ私も不用意に、予定を言わなければよかった筈なので、さくらさんのせいだけでは無いですよ」

 

「ありがとうちゆさん。シクシク」

 

「「さくらさんそんな事で泣かなくても」」

 

 

2人のちゆはさくらを落ち着かせていた。

 

 

「ある意味カオスだね」

 

 

「うん、私もそう思う」

 

 

「あれは本当に直哉君には悪いことをしたわ。あの後のどかと直哉君はお金がたりない事に気付いて取りに戻ったんでしょう」

 

 

「うんだけど楽しかったよね水族館」

 

「ええ」

 

「うん」

 

 

そしてのどか達はお昼ご飯を食べた後、雨宮さくらから連絡を受けて念の為にヤラネーダが出た博物館に向かった。

 

 

その頃まなつ達は・・・

 

 

「「ヤラネーダ」」

 

「行くよさんご」

 

「うんまなつちゃん」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

 

「レッツメイク!」

 

 

「キャッチ!」

 

「チーク!」

 

 

「アイズ!」

 

 

「ヘアー!」 

 

 

「リップ!」

 

 

「ドレス!」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

 

「レッツメイク!」

 

 

「キャッチ!」

 

 

「リップ!」

 

 

「アイズ!」

 

 

「ヘアー!」

 

 

「チーク!」

 

 

「ドレス!」

 

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

そして2人はプリキュアに変身をした。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

博物館前での戦いとブルーの想定外の動き

「貴女は誰なの?いつものカニじゃないけど」

 

「「サマーいくら何でもカニは酷いよ」」

 

「えー―だって名前覚えてないもん」

 

 

「あはは、面白いわね貴女」

 

 

 

「私はヌメリー」

 

「さあやっちゃって、ヤラネーダ」

 

「ヤラネーダ」

 

そしてヤラネーダはプリキュアに攻撃を仕掛ける。

 

 

「コーラルとさくらさん。私達も行くよ」

 

「「うん」ええ」

 

 

「今回はブルーはいないみたいね」

 

 

その頃博物館に向かう途中ののどか達は・・・

 

 

「よう。直哉久しぶりだな」

 

 

!!

 

 

「その声はやはり隼人叔父さんなんですね」

 

 

「ああ、俺もな前世の記憶を取り戻したんよ」

 

「と言う事は叔父さんは自分の意志でここに来たんですか?」

 

 

「ああ、お前達をこの世界のプリキュアと協力されたら面倒になるからな」

 

 

「叔父さんこちらには、戻らないんですか?」

 

 

「ああ」

 

「そう言う事だからよ。勝負しようぜ直哉」

 

 

「出でよ無限クラリス機と出てこいナノビョーゲン」

 

 

「「「「「「ああ、あれはクラリスさん」」」」」」

 

 

「あれが、雨宮さくらさんの仲間の人ですか?」

 

 

「そうだよアスミちゃん」

 

 

 

そしてナノビョーゲンはクラリスの無限に感染しメガ無限へと進化した。

 

 

「そうだ、お前達にも参加してもうぞ直哉あの遊びにな」

 

「遊びだと」

 

 

そしてブルーこと隼人は言った。

 

 

 

「どうして貴方が降魔と私の事をを知ってるの?」

 

 

「ふ、俺がお前達新生帝国華撃団をこの世界に連れて来たからだよ」

 

「何ですってーー」

 

 

「雨宮さくら以外の新生帝国華撃団のメンバーは既に俺の所にいるがな」

 

 

「仲間を助けたければ、俺と遊んでもらおう」

 

 

「どういう事よ?」

 

 

「簡単なゲームさこれからあとまわしの魔女の部下がこの街を襲う時俺の方からも雨宮さくらに向けて刺客を出す。刺客の数は新生帝国華撃団のメンバーの数と言う事だ」

 

 

「成る程その対象に僕達を入れたんですね。あの植物型メガビョーゲンを使って来てるのかを確認した上で」

 

 

「そう言う事だ」

 

 

「仕方ないですね」

 

 

「皆行くラビ」

 

「「「うん」」」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

 

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

 

 

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

 

 

そして、キュアグレース達によるクラリス救出作戦が始まった。

 

 

その頃サマー達は・・・

 

 

「「ぐうっこのヤラネーダ強い」」

 

「まずいわねやはり、手札がたりない。せめてもう1人プリキュアがいれば」

 

 

その時新たなプリキュアガ誕生した。

 

 

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

 

「レッツメイク!」

 

 

「キャッチ!」

 

 

「チーク!」

 

 

「リップ!」

 

 

「ヘアー!」

 

 

「アイズ!」

 

 

「ドレス!」

 

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

 

そして状況は一変した。

 

「オーライ」

 

  

 

「マーメイドアクアポット」

 

「白よ」

 

「やる気パワーカムバック」

 

「ハートルージュロッド!」

 

 

「プリキュア !ぱんぱかパパイアショット!」

 

 

 

「ビクトリー!」

 

 

そして博物館を襲うヤラネーダは浄化したのだが・・・

 

 

「お疲れ様ですパパイヤ」

 

「うんお疲れ様サマー」

 

!!

 

「サマーまだ終わってないよ」

 

!!

 

 

コーラルの声で気が付いたサマーが、見る先にある大地が赤黒く変色していた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

クラリス救出作戦前編

!!

 

「あれは」

 

「しまった別行動してたの?」

 

「サマー」

 

「はいさくらさん」

 

そしてサマー達はメガ無限が出現している街に向かった。

 

 

「サマー私達の敵は一つじゃないの?」

 

「うん、パパイヤ今、さくらさん達の世界の敵もいるんだ」

 

!!

 

「ちょっと待ってそれって空想や物語でよくある。異世界人」

 

 

「多分そうなのかな?」

 

 

「さくらさんそう見えないもんね」

 

「あんた達早く行くわよ。私には見えるの今回暴れてる機械には金髪の女性がいるわ」

 

 

!!

 

 

「まさか、クラリス」

 

 

そしてサマー達は到着するとさくらが叫んだ。

 

 

「あれはクラリスの無限だーー」

 

 

「「え、さくらさんの仲間ですか」」

 

サマーとコーラルが聞く。

 

 

「そうだよ。私達の仲間の1人だよ」

 

 

「それで、あの機体と戦っている人達は?」

 

 

パパイヤが聞く。

 

 

「ああ、あの人達はさくらさんと同じ世界から来たプリキュアだよ」

 

 

「異世界のプリキュア」

 

 

「何でサマー貴女が得意げに言うのよ」

 

 

「ええーいいじゃん」

 

 

「それよりいかなくていいの?」

 

 

「「「はっそうだった」」」

 

 

そしてサマー達はグレース達を助けに入った。

 

 

時を少し遡り・・・

 

 

 

「仕方ないですね」

 

 

「皆行くラビ」

 

「「「うん」」」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

 

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

 

 

そして、キュアグレース達によるクラリス救出作戦が始まった。

 

 

「隼人叔父さん貴方は一体何がしたいんですか?新生帝国華撃団の人をこんなことに使うなんて」

 

「何お前の為だよ。直哉」

 

 

!!

 

「直哉君動揺しないで」

 

「そうラビ、霊力の質が落ちてるラビ」

 

 

「成る程ね、キュアグレース達がメガ無限にどうやってダメージを与えている霊力の供給源はお前か直哉」

 

 

「俺は姿をくらましていた時もお前を見ていたさ」

 

 

「お前はただトワ達が直哉お前を逃がした世界の住人だった彼等が偶然見た守護者とお前の力を手に入れる為に動いた連中だっただろう」

 

「それは・・・」

 

「「直哉君これ以上あの人の話を聞いたら駄目だよ」そうラビ」

 

「邪魔をするなキュアグレース」

 

そして、新生帝国華撃団は、特殊遊撃部隊入りわがままを言ってたな。この世界の人魚のようにな」

 

「ぐうっ駄目だよ。直哉君そっちに行っては」

 

「皆ブルーの口を塞いでラビ!!早くしないと、直哉が隼人みたいになるラビ」

 

!!

 

「「「はあああああ」」」

 

フォンテーヌとスパークルとアースがブルーに攻撃しブルーの直哉への精神攻撃を止めた。

 

 

「ふ、まあいいだろうもう俺がいなくても貴様等には止められんさメガ無限はな」

 

 

そう言ってブルーはメガ無限を残して撤退した。

 

「はあ、はあ、良かった直哉君が堕ちなくて」

 

 

「ごめんね・・・みんな」

 

 

「確かに隼人叔父さんさんの言う通り僕にもそう言う気持ちはあったんだ」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

クラリス救出作戦後編

「仕方ないわ、直哉君だってそれが人間だから」

 

「そうペン直哉の苦しみが無くなるように助けるのが僕達特殊遊撃部隊の皆のしたい事ペン」

 

 

「そうだよ直哉っち。直哉っちも迷惑かけてくれないと・・・私の立場が」

 

「それはスパークル自身が悪いのでは?」

 

「うっそうなんだけど」

 

「とにかくどうやってあのメガ無限を浄化するの?」

 

 

「エステルさんそれに皆さん。あのメガ無限は恐らく悔しいですが僕達の現状の戦力では浄化は無理です」

 

 

「「「「「ええ――どういう事直哉」」直哉君」」」

 

 

「あのメガ無限には無限そして、ナノビョーゲンとヤラネーダの3つの力を融合して活動をしているんです」

 

 

「「「「「ええ――」」」」」

 

 

「僕が隼人叔父さんの言葉を聞いていると、もう考えるのを面倒となって、叔父さんと同じでいいやと思っていたらグレースが僕を止めてくれたので」

 

 

「「「「成る程」」」」

 

「そう言う事だったのね」

 

 

「つまり今のメガ無限を止めることが出来るのは・・・あの子達とさくら達と言う事で良いのね?」

 

「はい」

 

 

「ラビリン。ぺギタン。ニャトラン。これから3人が来たらラビリンはサマ-にぺギタンはコーラルに、ニャトランは新しい人に力を与えて」

 

 

「何で、直哉があげたらいいラビなのに?」

 

 

「駄目なんだ、今自分でも霊力のコントロールが出来てないんだよね」

 

 

「それに16番目のプリキュア達との信頼関係が出来てないからね、さくらさんほどにはね」

 

 

「「「わかったラビ」ペン」ニャン」

 

 

「ありがとう」

 

 

「それじゃあ私達はメガ無限の足止めかな?」

 

 

「「ええ、そうね」」

 

 

「頑張りましょう」

 

 

暫くして・・・

 

 

「大丈夫グレース」

 

 

「あ、さくらさんこちらに来たと言う事は、あの子達もいますか?」

 

「来ているけどどうしたの?あれメガビョーゲンの一種よね?何で浄化しないの?」

 

そしてサマー達はグレース達と合流した。

 

「さくらさん落ち着いてください。あれはメガビョーゲンの力を持つヤラネーダなんです。ヤラネーダの力を前面に出ているので、直哉君がやる気を奪われて」

 

「そんな!!」

 

 

「ですのでヤラネーダ要素が出ている以上私達はうかつに手が出せないんです」

 

 

「でも霊力バリアもあるんでしょ?それはグレース達じゃないと」

 

 

「わかりましたグレースさん私達に任せてください」

 

 

「「「ちょっとサマー」」」

 

 

「あなた状況をわかってんの?」

 

 

「わかってるよ、あいつを浄化しない限り皆のやる気と地球が病気になるし、そしてさくらさんの仲間も助けられない。私はどれも嫌だよ」

 

 

「でも、どうするの?さくらさんが言った特殊なバリアがあるんでしょ?」

 

 

「それは・・・」

 

 

「そこは大丈夫ラビ。サマーラビリンのステッキを持つラビ」

 

 

「え」

 

「コーラルは僕を持つペン」

 

「新しい奴はおいらを持つニャン」

 

 

「「「何この力は?」」」

 

「この力とさくらと一緒に戦えばきっとあいつを浄化出来るラビよ」

 

 

「「「うんわかったよ」」」

 

「さくらさん行こう」

 

「ええ」

 

 

そしてさくら達がメインで戦い始めた。

 

 

「直哉本当にこれでよかったラビ?」

 

 

「うん良いよ。ラビリンもぺギタンもニャトランもお疲れ様」

 

 

「なんだか不思議だね。融合世界にはプリキュアは、私達だけだったのに」

 

 

「そうね、でもこういう経験も悪くないわね」

 

 

「そうだね。でもあの子達も融合世界に来るかもしれないでしょう」

 

 

「ほぼ確定したかも知れません。隼人叔父さんはこの世界のプリキュアを全員融合世界に連れて行く事が目的なのかも?」

 

 

「そうすると融合世界に新たな勢力を作って混乱させる気なの?」

 

 

「そう考えられますが、米田健二一派に対する力かも知れませんし」

 

 

「「「「「「成る程確かに」」」」」

 

 

「とにかく今は隼人叔父さんから残りの新生帝国華撃団のメンバーを助けましょう」

 

「そうだね、直哉君」

 

 

「あっここのプリキュアとさくらがメガ無限を浄化したわ」

 

 

 

そして今回の戦いは終わった。

 

 

 

それから2日後・・・

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

雨宮さくらクラリスとの合流のその後

クラリス救出作戦から2日後の紫藤直哉の自宅では・・・

 

「皆さんこの度は助けていただきありがとうございました」

 

「いえいえ、最終的にクラリスさんを助けたのは、さくらさんとそちらの3人のプリキュアの方々ですし」

 

 

「いいえ、私達が神山隊長を止めてさえおけば、皆さんにこんなに迷惑をかける事は、無かった筈ですから」

 

 

「直哉さん私にできる事ありませんか?」

 

 

「そうですね・・・ならさくらさんと一緒にそちらにいる夏海まなつさん達のお手伝いをしてくれますか?」

 

「「「ええ――直哉さん良いんですか?クラリスさんまで」」」

 

 

まなつとさんごとみのりは、直哉の言葉に驚いていた。

 

 

「いいですよ。クラリスさんもその方が良いでしょうし」

 

 

「じゃあ、直哉さくらとクラリスは私が預かるわ」

 

 

「そう言ってローラが出て来た。

 

!!

 

 

「人魚」

 

クラリスはローラにも驚いていた。

 

 

 

そして雨宮さくら達は直哉の家を出ていく。

 

 

「くっまだ回復しきれてないな。すぐに12歳モードになるなあ」

 

 

「まあ、ラビリン達を通してまなつちゃん達に、ブルーの刺客に対する対抗策を預けれたからいいか」

 

 

「あの力は僕達がこちらにいる間は、持続するからなあ」

 

 

「本当に、こちらに来てから弱体化してるな僕は」

 

「そこは気にしてもしょうがないわよ。直哉貴方の力は基本的に融合世界とその周辺の世界のバランスを保つ物なんだし」

 

 

「エステルさん」

 

「まあ、融合世界から離れるとこうなるんだと、簡単に考えれば?」

 

 

「あはは、そうですね」

 

「そう言う風に考えたら楽ですね」

 

 

「でしょう」

 

 

「・・・エステルさん。やはりこの世界に来た事怒ってますか?」

 

 

「直哉と他の守護者達には怒りなんてないわよ。むしろ体調を崩してる間に新しい仕事を入れたトワには怒りはあるわよ」

 

 

「そうなんですね」

 

 

「でも直哉あんた一度融合世界に帰る事を進めるわよ。このままだと死ぬわよ」

 

 

「ええ、それはわかってます。恐らくこの僕の衰弱状態はこの世界にいる間は、治る事もないでしょう。のどかさん達達にも変身させる事も時期に出来なくなるでしょうね」

 

 

「直哉そこまでわかっていて残るのね?」

 

 

 

「ええ、それに力を使わなければ問題ないですし」

 

 

「ああ、だからあの時ああ言ったのね」

 

 

 

「ラビリン。ぺギタン。ニャトラン。これから3人が来たらラビリンはサマ-にぺギタンはコーラルに、ニャトランは新しい人に力を与えて」

 

 

「何で、直哉があげたらいいラビなのに?」

 

 

「駄目なんだ、今自分でも霊力のコントロールが出来てないんだよね」

 

 

「それに16番目のプリキュア達との信頼関係が出来てないからね、さくらさんほどにはね」

 

 

「「「わかったラビ」ペン」ニャン」

 

 

「ありがとう」

 

「ええ、ラビリン達そしてグレースさんに提供する霊力はのどかさんとラビリンそして僕へと循環されている霊力なので僕自身の霊力とは違うので」

 

「成る程そういうやり方なら直哉が、悪化しないのね?」

 

 

「はい」

 

 

「わかったわ。素直に言ったからもう暫くのどか達には黙っててあげるわ」

 

 

「ありがとうございますエステルさん」

 

 

そしてエステルと直哉の秘密の話し合いが終わった。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2組のプリキュアの違いと直哉の秘密1

直哉とエステルとの秘密の話し合いの翌日・・・

 

 

「そう言えばさくらさん。グレースさん達は地球のお医者さんという風に考えていいんですか?」

 

 

「うんそう言う認識でいいけど、まなつちゃんどうしたの?

 

 

「ええ、こないだの戦いの時に力を渡してくれた時私達の持つ力異なると感じて」

 

「「私も知りたい」です」

 

「うん、まあ良いかな言っても?クラリスはどう思う?」

 

 

 

「あくまでも予想ですけど、直哉さんはある程度情報を流すことも、想定してると思うのでいいと思いますよ。さくらさん」

 

「ならいいよまなつちゃん達どういう事を聞きたいの?」

 

 

「はいはい、まずステッキに変身する動物の事を知りたいです」

 

 

「ああ、ラビリン達の事ね、あの動物はヒーリングアニマルと言って彼女達が地球のお医者さん達なの本来は」

 

 

 

「本来と言う事は、今のどかさん達が、プリキュアとなっているのは、それ自体が異常なんですね」

 

 

「そうだよみのりちゃん。ヒーリングアニマルが人間に力を借りてプリキュアになると言う事は、単独で地球のお手当てが出来る者がいないと言う事だから」

 

 

「「「そう言う事か」」」

 

 

同時刻直哉の家では・・・

 

 

のどかとちゆとひなたがこの世界のプリキュアについて話していた。

 

「本当に16番目のプリキュアが存在するだね、ちゆちゃんひなたちゃん」

 

 

「そうねのどか」

 

 

「でもさあの子達に直哉っが取られたらどうする?」

 

 

「それは無いラビよ」」

 

 

「「「どうして?ラビリン」」」

 

 

「それは、あの子達がパートナー無しで変身出来るからラビ」

 

 

「そうだなコンパクトみたいのがあったなニャン」

 

 

「「「成る程」」」

 

「でもわからないペンあの子達の誰かが、のどかと同じ立場になってコンパクトだけで変身できなくなったら・・・そしてのどかは宝玉があるから」

 

 

 

「「嫌あああ」ラビ」

 

「そう言う事もあるかもペン」

 

 

「響さんやエステルさんなら仕方ないと思うけどなんか嫌だな」

 

 

その頃さくら達は・・・

 

 

次はどういう事が聞きたい?」

 

「あのさくらさん」

 

「何さんごちゃん」

 

「紫藤直哉さんて何者なんでしょうか?」

 

 

「へっ紫藤直哉さんは人間だよ。分類は、確かにローラは私達もイメージとは離れてるけど」

 

 

「クラリスさんごちゃんの質問どう見る?」

 

「そうですねラビリン達を介してさんごちゃん達に渡した力は直哉さんのですよね」

 

「恐らくね」

 

「それ直哉さんに対する、さんごちゃん達の認識は普通のお兄さんと言う感じですよね」

 

「ただのどかちゃん達がプリキュアと打ち明けている」

 

 

「多分ね」

 

「それにこの世界に来て直哉さんの力が弱体化してるように見えますあくまで私の感覚でですけど」

 

 

「まさか・・・そんな事あるわけないじゃんクラリス」

 

「そうだといいですけど」

 

 

「気になるから聞いてくる」

 

 

そう言って、さくらは直哉の家に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2組のプリキュアの違いと直哉の秘密2

雨宮さくらが、直哉の家に向かう前・・・

 

 

 

「でもさあの子達に直哉っが取られたらどうする?」

 

 

「それは無いラビよ」

 

 

「「「どうして?ラビリン」」」

 

 

「それは、あの子達がパートナー無しで変身出来るからラビ」

 

 

「そうだなコンパクトみたいのがあったなニャン」

 

 

「「「成る程」」」

 

「でもわからないペンあの子達の誰かが、のどかと同じ立場になってコンパクトだけで変身できなくなったら・・・そしてのどかは宝玉があるから」

 

 

 

「「嫌あああ」ラビ」

 

「そう言う事もあるかもペン」

 

 

「響さんやエステルさんなら仕方ないと思うけどなんか嫌だな」

 

 

「少なくとも、今まで私達だけだったからプリキュアはね」

 

 

「でも直哉っち、こちらの世界に来てからなんか変じゃない?あまり干渉したくないみたいに動いてるし」

 

 

「「それはここが融合世界に関係ない世界だからだよ」そうラビよ」

 

 

のどかとラビリンがそう反論する。

 

 

「確かにひなたの言う事ものどか達の答えも間違っていないと思う。だけど2人とも思い出して、直哉君の力はどこの世界の為に使われていた?」

 

 

「「それは融合世界と関係を持った世界」」

 

 

「そうペン。だけどここはその条件に当てはまらない世界だから直哉に、僕達のわからない負担があるのかもペン」

 

 

「そんな」

 

その時雨宮さくらが直哉の家に来た。

 

「あ、のどかちゃん達いた」

 

 

「「「さくらさんどうしたんですか?」」」

 

 

「クラリスと話しててね、直哉さんの話になってね確認したくて来たの」

 

 

そしてさくらはその時の事を話し出す。

 

「それにこの世界に来て直哉さんの力が弱体化してるように見えますあくまで私の感覚でですけど」

 

 

「まさか・・・そんな事あるわけないじゃんクラリス」

 

「そうだといいですけど」

 

 

「気になるから聞いてくる」

 

 

そう言って、さくらは直哉の家に向かった。

 

「「「「「「成る程それを確認する為に来たんですね」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

「そうなんだよ、それで直哉さんは?」

 

「今直哉君は、エステルさんの要請で寝れる時は寝なさいと言って寝てますけど」

 

 

「ええ――聞けないじゃんそれじゃあ」

 

 

「何よ、五月蠅いわねさくら何をしてるの?まなつちゃん達を放置して」

 

 

「エステルさん、本当に直哉さんの力が弱体化してるんですか?」

 

 

「・・・ええ、してるわよ。それも本来なら今すぐにでも融合世界に戻らないといけないレベルなのよ」

 

 

!!

 

 

「そんなどうして、そんな事に?」

 

 

「まあ、のどか達はその理由はわかるわね?」

 

「ええ、それはこちらの世界に来て、私達にプリキュアにしてしまった事ですよね?エステルさん」

 

 

「へっどうしてそれだけで」

 

 

「ちゆの答えは半分正解よ。正確には花寺のどかを変身する時に直哉の中にある力を消費するの。その上1回はあの技まで使ったわよね」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

 

「「届け!」」

 

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

 

「あの技も霊力を消費するのよ」

 

 

「でも、今まで霊力が無くなりかける事は無かったのに」

 

 

「それは、さくら今までの戦いは、少なくとも融合世界に関係する世界での戦いだからよ」

 

 

「あ、そうか」

 

「直哉は融合世界に関係する世界では、どれだけ守護者達達に力を貸しても枯渇しないわ。何故なら融合世界にいるエレメントさん達が世界を超えて中心世界にいる直哉に霊力として補給されてるのよ」

 

 

「直哉もある意味エレメントさんらしいからね。そうでしょのどか?」

 

 

「そうです。以前トワさんから私は聞きました」

 

 

 

「そんな」

 

 

「まあエレメントさんの加護があるのは私も知らかったけどね」

 

 

「エステルさんどうしてそれに、気がついたんですか?」

 

「それはね、直哉の霊力の回復のスピードが異常に遅く感じたから直哉に聞いたの、直哉の口からエレメントさんの加護と言う言葉は聞かなかったけどね」

 

 

「必然的にこちらになく融合世界にある物を考えたらね」

 

 

「成る程」

 

 

「後直哉はこうも言ってたわ」

 

 

「あはは、そうですね」

 

「そう言う風に考えたら楽ですね」

 

 

「でしょう」

 

 

「・・・エステルさん。やはりこの世界に来た事怒ってますか?」

 

 

「直哉と他の守護者達には怒りなんてないわよ。むしろ体調を崩してる間に新しい仕事を入れたトワには怒りはあるわよ」

 

 

「そうなんですね」

 

 

「でも直哉あんた一度融合世界に帰る事を進めるわよ。このままだと死ぬわよ」

 

 

「ええ、それはわかってます。恐らくこの僕の衰弱状態はこの世界にいる間は、治る事もないでしょう。のどかさん達を変身させる事も時期に出来なくなるでしょうね」

 

 

!!

 

 

「「「「「そんな」」」」」

 

 

エステルの言葉にのどか達と雨宮さくらは驚いていた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊活動停止?

「・・・エステルさん。やはりこの世界に来た事怒ってますか?」

 

 

「直哉と他の守護者達には怒りなんてないわよ。むしろ体調を崩してる間に新しい仕事を入れたトワには怒りはあるわよ」

 

 

「そうなんですね」

 

 

「でも直哉あんた一度融合世界に帰る事を進めるわよ。このままだと死ぬわよ」

 

 

「ええ、それはわかってます。恐らくこの僕の衰弱状態はこの世界にいる間は、治る事もないでしょう。のどかさん達を変身させる事も時期に出来なくなるでしょうね」

 

 

!!

 

 

「「「「「そんな」」」」」

 

 

エステルの言葉にのどか達と雨宮さくらは驚いていた。

 

「それじゃあ事実上の特殊遊撃部隊は、活動停止じゃないですか?」

 

「ええそうね雨宮さくらとクラリスを除くとだけど」

 

 

「そう言う事だからちゆ、ひなた、アスミ良いわね?」

 

「わかりました」

 

「了解」

 

「はい」

 

「のどかもいい?」

 

「・・・」

 

 

「さくら良いわねこれからは暫く貴女達に任せるからね」

 

 

「えー―」

 

 

「それじゃあブルーがメガビョーゲンを使った場合はどうすれば?」

 

 

 

「その事なら対処済みよさくら、あの時の事を思い出しなさい」

 

 

「え」

 

 

そしてさくらは思い出す。

 

 

 

 

「そこは大丈夫ラビ。サマーラビリンのステッキを持つラビ」

 

 

「え」

 

「コーラルは僕を持つペン」

 

「新しい奴はおいらを持つニャン」

 

 

「「「何この力は?」」」

 

「この力とさくらと一緒に戦えばきっとあいつを浄化出来るラビよ」

 

 

「まさか・・・あの時ラビリンとぺギタンニャトランがサマー達に流したあの力の正体は・・・」

 

 

 

「そうよ、直哉の霊力よ」

 

「そんな直哉さん、貴重な力を与えたんですか?」

 

 

「ああ、それは大丈夫よ。直哉が言うには」

 

 

「ええ、ラビリン達そしてグレースさんに提供する霊力はのどかさんとラビリンそして僕へと循環されている霊力なので僕自身の霊力とは違うので」

 

「成る程そういうやり方なら直哉が、悪化しないのね?」

 

 

「はい」

 

「そう言う事だから気にしなくて良いわよ。さくら」

 

 

 

「そうなんですか、良かった。直哉さんの事を考えると良かったとか言えませんが」

 

 

「そうね、しかしここで直哉の為に融合世界に戻る事は、飛鳥や薫を見捨てる事になるわ」

 

「どういう事ですか?エステルさん」

 

 

「さくら、ブルーの正体は紫藤隼人なのよ。直哉の叔父にあたる人なの」

 

「えー―直哉さんの叔父さんなんですか?」

 

 

「そうなの、紫藤隼人は単独で色んな世界に行くことも出来て、世界を行き来を出来なくする事も可能なのよやろうと思えば」

 

「えー―」

 

 

「だからここで私達が融合世界に帰ったら、恐らく再び来ることが出来てもブルーの目的は達成してると思うの」

 

 

 

「そもそもブルーの目的は何なんです?」

 

 

「それは、新生帝国華撃団が直哉にした仕打ちの復讐らしいわね」

 

「ええ――誠兄さんの行動が原因で直哉さんの叔父さんを悪人にしてしまったんですか?」

 

 

「まあ、隼人が敵になった理由は別に、理由があると思うけど」

 

 

「現状は新生帝国華撃団のせいと本人も言ってたし、ねえちゆ?」

 

 

「ええ、私達も聞きました本人から」

 

 

「そうなんですねわかりました。この事をクラリスにも伝えますね」

 

 

 

「そうしてくれると助かるわ。後残りの隊員達を救出したらそのまままなつちゃんだっけか野所達に協力して貰うように言って」

 

 

「わかりました」

 

 

 

そう言ってさくらはクラリスと合流した。

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

4人目のプリキュア探しと予想外な援軍前編

エステルから聞いたさくらはクラリスに話した。

 

 

「成る程、直哉さんの力が弱体化してる理由についてはそう言う事だったんですね」

 

「うん、私も聞いた時驚いたよ」

 

「でもよかったよこの話をする時にまなつちゃん達が・・・いや、ローラがいなくて」

 

 

「どういう事です?さくらさん」

 

 

そしてさくらはブルーの正体正体について話し出した。

 

 

 

「さくら、ブルーの正体は紫藤隼人なのよ。直哉の叔父にあたる人なの」

 

「えー―直哉さんの叔父さんなんですか?」

 

 

「そうなの、紫藤隼人は単独で色んな世界に行くことも出来て、世界を行き来を出来なくする事も可能なのよやろうと思えば」

 

「えー―」

 

 

「だからここで私達が融合世界に帰ったら、恐らく再び来ることが出来てもブルーの目的は達成してると思うの」

 

 

 

「そもそもブルーの目的は何なんです?」

 

 

「それは、新生帝国華撃団が直哉にした仕打ちの復讐らしいわね」

 

「ええ――誠兄さんの行動が原因で直哉さんの叔父さんを悪人にしてしまったんですか?」

 

!!

 

「その話は本当なんですか?さくらさん」

 

 

「ええ間違いないわ」

 

 

「私かなりショックです」

 

「だよね和他紙もだよ。そう言えばまなつちゃん達は?」

 

 

「ああ、4人目を探しと学校に行きましたよ」

 

 

「そうなんだ」

 

 

その頃まなつ達は・・・

 

 

「部室は見つかったけどここ物置みたいだ」

 

「しかたないよ。しばらく使われてないし」

 

 

ローラの無いのなら部活を作ればと言う言葉を聞きまなつは新しい部活を作る事にしたその最初にした行動が部室の掃除だった。

 

 

「ありがとうございます。あすか先輩部室の掃除を手伝ってもらって」

 

 

「ああ、構わないよこれくらいなら」

 

 

そしてまなつとさんごとみのりはあすかと別れてリサイクル工場に向かった。

 

 

 

その頃雨宮さくらの帰った直後の直哉の家では・・・

 

 

 

「・・・」

 

「のどかっちあれから動かないけど大丈夫かな?」

 

 

「そうね、のどかにとってエステルさんの言葉が衝撃だった筈よ」

 

 

「のどか直哉君が、起きてるかもだから様子見て来てくれるかしら?」

 

 

「うんわかったよちゆちゃん」

 

 

そしてのどかは直哉の所に行く。

 

 

のどかが部屋に入るとそこには・・・

 

 

「チースプリキュア」

 

 

!!

 

 

「何でここにバテデモーダがいるの――――」

 

 

のどかの叫びで直哉の自宅にいる全員がその場に集まった。

 

 

 

その頃さくら達は・・・

 

 

「あら、さくらさん何か光ってますけどあそこだけ」

 

「あれはヤラネーダが出現した場所だよ」

 

「あれがヤラネーダしかし、メガビョーゲンの方が私は、怖いです」

 

 

「そうだねメガビョーゲンの場合は地球を病気にするからね、そう言う意味では、メガビョーゲンの方が怖いよね」

 

 

「はい、ですがいいんですか?まなつちゃん達と合流しなくて?」

 

 

「いいよクラリス通常のヤラネーダだけだし」

 

 

「そうなんですか?」

 

 

その頃サマー達は・・・

 

「ハートルージュロッド!」

 

 

「プリキュア!ぶっとびフラミンゴスマッシュ!

 

「ビクトリー!」

 

 

「お疲れ様フラミンゴ」

 

 

「ああ、しかしヤラネーダか、あれが私達の敵か?」

 

「うん、そうだけどそれだけじゃないんだ」

 

「どういう事だ」

 

 

「それは、こういう事だよ。出でよ降魔」

 

 

そしてサマー達を囲むように複数の降魔が現れた。

 

 

!!

 

 

「何だこいつは」

 

 

「私も初めて見る」

 

 

「降魔と言う事は、ブルー何処かにいるなら出てきなさい」

 

 

「いいだろう人魚」

 

 

 

そしてサマー達の前にブルーが現れた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

4人目のプリキュア探しと予想外な援軍後編

時を少し戻して・・・

 

 

 

「・・・」

 

「のどかっちあれから動かないけど大丈夫かな?」

 

 

「そうね、のどかにとってエステルさんの言葉が衝撃だった筈よ」

 

 

「のどか直哉君が、起きてるかもだから様子見て来てくれるかしら?」

 

 

「うんわかったよちゆちゃん」

 

 

そしてのどかは直哉の所に行く。

 

 

のどかが部屋に入るとそこには・・・

 

 

「チースプリキュア」

 

 

!!

 

 

「何でここにバテデモーダがいるの――――」

 

 

のどかの叫びで直哉の自宅にいる全員がその場に集まった。

 

 

「バテデモーダ直哉君に変な事してないよね?」

 

 

「しませんよ宿主さんですし、それに宿主に最悪な事があればおいらも大変な事になりますし」

 

 

「大変な事?」

 

ちゆが、バテデモーダに聞く。

 

「皆さんはおいらと宿主の関係は知ってますよね?」

 

 

「おいらと宿主さんの場合不完全な状態で、本来なら完全分裂する筈だったんですけどそれがまだできてないんすよね」

 

「確認だけどいい?」

 

「いいすっよエステルの姉さん」

 

 

「今貴方を浄化したら直哉も死ぬの?」

 

 

「ええと、それは高いと思いますよ。ただでさえ宿主は死にかけですし」

 

 

「じゃあ。直哉が回復した状態では?」

 

 

「それでも影響はあると思うっす。グワイワルやシンドイ―ネは浄化しても問題はないっすよ何故なら宿主さんから独立してますし」

 

 

「成る程、ならバテデモーダとダルイゼンは、浄化するとまずいのね宿主さん的に」

 

 

「そう言う事っすよ。ただおいらも定期的に宿主を助けないといけないんすけど」

 

 

「え、じゃあここにバテデモーダが来たのは?」

 

 

「おいらの霊力を少し与えに来たっすよ宿主さんにね」

 

 

 

「「「「「ええ――」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

 

「それに急いだ方が良いっすよ、ブルーがこの世界のプリキュアに攻撃をしてるみたいですし」

 

 

「「「「ええ――」」」」

 

「エステルさん」

 

「たくっさくらとクラリスは?」

 

「部屋で寝てまっすよ。エステルの姐さん」

 

 

「何ですってーーなら仕方い。のどかは宝玉で変身して」

 

 

「はい」

 

 

その頃サマー達は・・・

 

 

「ほう、この世界のプリキュアが、その力をどうやって手に入れたか知らんが、こうも早くに降魔を倒すとはな」

 

「へへ、凄いでしょう」

 

 

「ああ、素直に褒めてやる。だがしかし、これならどうかな?出でよ降魔&ナノビョーゲン」

 

「そして進化し姿を現せメガ降魔よ」

 

 

 

 

「「「「ええ――降魔がメガビョーゲンのようになった――」」」」

 

 

「おい、人魚こんな敵の事聞いて無いぞ」

 

 

「それだけでは、無いぞ出でよメガ無限あざみ機よ」

 

 

「「「「ええ――メガ無限まで出て来た――」」」」

 

 

「さて、今回俺はここで撤退させて貰うぞ。雨宮さくらがいないようだからな」

 

「あ、逃げるな」

 

 

ローラが、そう言うがブルーは撤退した。

 

 

「パパイヤ急いで、さくらさんに連絡とって」

 

「わかった」

 

 

「その間に私達であの2体を相手をするよ」

 

 

「うん」

 

「了解」

 

「貴女達は、メガ無限に集中して」

 

 

「「「メガ降魔の相手は私達がするから」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

「「「その声は異世界のプリキュアさん」」」

 

「皆行くラビ」

 

「「「うん」」」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

 

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2つのプリキュアVSメガ降魔&メガ無限

「皆行くラビ」

 

「「「うん」」」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

 

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

 

「おいおい、何なんだよこの展開は」

 

 

キュアフラミンゴは、1人啞然としていた。その時フォンテーヌとぺギタンがフラミンゴに声をかける。

 

 

「君が、この世界の4人目のプリキュアペン?」

 

 

「ああ、そう言う事になるかな?おいおい、この世界と言うのは、どういう事だ?」

 

「フフ、私達は別の世界のプリキュアなの、ぺギタン出来た?」

 

「終わったペン。フォンテーヌ」

 

 

その時フラミンゴは気づく。

 

 

「何だこの力は?」

 

 

「この力があればメガ無限にも対等に戦えるペン」

 

 

「そうなのかありがとうペンギン」

 

 

そう言って、フラミンゴはサマー達と合流し、メガ無限と戦いだした。

 

 

 

「私達もグレース達と合流するわよ」

 

 

「了解ペン」

 

 

GAGAーーー

 

 

「これがメガ降魔初めて対峙します」

 

 

「アース気を付けてこいつパワーはかなりあるから」

 

「わかりましたスパークル」

 

 

「ラビリン霊力はどう?」

 

「前回より全力で撃っても問題ないラビ」

 

 

その頃サマー達は・・・

 

 

 

「行くよコーラル」

 

「うんサマー」

 

「ハートルージュロッド!」

 

「プリキュア!おてんとサマーストライク!」

 

「ハートルージュロッド!」

 

 

「プリキュア!もこもこコーラルディフュージョン!」

 

 

サマーとコーラルの技を受けてメガ無限は機動力を低下した。

 

 

「今だよパパイヤ、フラメンゴ」

 

「ハートルージュロッド!」

 

 

「プリキュア !ぱんぱかパパイアショット!」

 

「ハートルージュロッド!」

 

 

「プリキュア!ぶっとびフラミンゴスマッシュ!

 

 

4人のプリキュアの技を受けたメガ無限は、機能停止寸前にまで追い詰められていた。

 

 

その頃グレース達は・・・

 

 

「行きます」

 

「行っちゃえ―アース」

 

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

無数の白い羽根を纏った紫の竜巻を放ち、メガ降魔を浄化した。

 

「おおーーアースが1人でメガ降魔を浄化したーー」

 

 

「凄いニャン」

 

 

「私達も行くよ」

 

 

「ええ」

 

「行こうグレース」

 

 

「行くよ皆」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

 

「「届け!」」

 

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

 

 

そしてメガ無限は浄化され見事新生帝国華撃団のメンバーの救出に成功したのだった。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

あざみの救出後

「皆お疲れ様」

 

 

「お疲れ様ですグレースさん」

 

「「「お疲れ様サマー、コーラル、パパイヤ」」」

 

 

「「「ありがとうございます異世界のプリキュアさん達」」」

 

「そう言えばグレースさんそちらの方は?」

 

コーラルがグレースに聞く。

 

「そうだね、お互い新メンバー紹介しようか」

 

 

「私はキュアアースと言います。よろしくお願いしますね」

 

「私はキュアフラミンゴ宜しく」

 

 

「へえ、グレースさん達も4人のプリキュアなんですね?私達と一緒ですね」

 

 

「いえ、私達は5人ですよプリキュアの人数は」

 

 

「「「「「へっ」」」」」」

 

 

「どう見ても4人じゃない」

 

「ローラが言う。

 

 

「あはは、ごめんね5人目はちょっと私達の世界にいるから」

 

 

「ああ、こちらには4人で来たのね」

 

 

「そう言う事だよ」

 

 

「あーあー5人目の人見たかったな」

 

サマーがそう言う。

 

 

「「「5人目まなつちゃん達は見てるよーー」」」

 

グレースとフォンテーヌとスパークルは心の中で叫ぶ。

 

 

 

「サマー今回助けた人どうする?」

 

「そうだね、パパイヤどう知ったらいいと思う?」

 

 

「今回はフラミンゴの紹介も兼ねて、一度紫藤直哉さんさんと相談した方が良いと思う」

 

「そっか、グレースさん。私達紫藤直哉さんの家にお邪魔していいです?」

 

 

「多分大丈夫と思うけど少し待ってね」

 

 

そしてグレースは直哉の家に連絡した。

 

 

 

「あ、のどかさん心配をおかけしました」

 

 

「え、直哉君起きて大丈夫なの?」

 

 

「ええ、バテデモーダがかなり頑張ってくれたんで8割は回復してますから」

 

 

「そうなんだ」

 

のどかは直哉に事情説明をし、全員で直哉の家に行くことになった。

 

 

 

「直哉の家にて・・・

 

 

 

「成る程今回さくらさんに連絡がつかず、困っていたらのどかさん達が来たと言う事で間違いないですか?」

 

 

「はいそうなんです。直哉さん。でも今日の戦闘皆さんよく頑張りましたね。徐々に皆さん。僕の霊力をよく使いこなせるようになりましたね」

 

 

「「「「ええ――あの力直哉さんのなんですか」」」」ありえない」

 

 

「ええ、そうですよ。降魔やメガ降魔は霊力と言う力でダメージが与えられるんですよ」

 

 

 

「そうだったのですね。じゃあ私達の近くにさくらさんとクラリスさんがいるのは・・・」

 

 

みのりが直哉に聞く。

 

 

「ええ、ブルーはこの世界のあとまわしの魔女と共闘関係みたいでしたから」

 

 

「成る程、ブルーという奴の戦力と戦うには霊力という物がいるのはわかったが、私達に、黙って与えるな良いな」

 

 

「あすか先輩そんな言い方」

 

 

「いえ、緊急とはいえ黙って貴女達に力を与えたのは、あやまります。ごめんなさい」

 

 

直哉はまなつ達に頭を下げた。

 

 

「直哉さん。気にしないでください。実際霊力を貰ってブルーの戦力と戦えてるんですから」

 

「そうだ、この力はいつ消える?」

 

 

「それは、必要がなくなると自然に消えるよ」

 

 

「ただあすかさん。僕は君より年齢は18で年上なんですけど」

 

「はあ――どう見ても私が上だろその恰好は――」

 

 

「まじで18なのこいつ・・・」

 

 

そしてあすか以外の全員がうなずく。

 

 

その直後・・・

 

 

「すみませんでした」

 

 

あすかは直哉に謝った。

 

 

「「「私達はここに来る前に直哉さんの事は聞いてましたからのどかさん達に、ねえさんご、みのりん先輩」

 

 

「うん」

 

「ええ」

 

 

「なんだよそれ」

 

「だってあすか先輩どんな反応するか見て見たかったし」

 

「しかし霊的体質とはいえ以前あった時より子供なんですね?」

 

 

みのりが直哉に聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について5 ブルー編前編

その直後・・・

 

 

「すみませんでした」

 

 

あすかは直哉に謝った。

 

 

「「「私達はここに来る前に直哉さんの事は聞いてましたからのどかさん達に、ねえさんご、みのりん先輩」

 

 

「うん」

 

「ええ」

 

 

「なんだよそれ」

 

「だってあすか先輩どんな反応するか見て見たかったし」

 

「しかし霊的体質とはいえ依然あった時より子供なんですね?」

 

 

みのりが直哉に聞く。

 

 

「ああ、以前君達と会ったのが僕の本来の姿で18歳モードとしてて、今は霊力を安定させるために強制的に12歳モードなんだよね」

 

「えー―12歳なんですかなら私達と変わりませんね」

 

「あ、そうだ直哉さん私達の学校に行きませんか?」

 

 

「「「「「はーーまなつ何言ってんの」まなつちゃん本気」無茶言うな」

 

 

「ちゃんと考えてるよ。直哉さんが近くにいてくれたら助かるよね」

 

 

「「「それは・・・」」」

 

 

「まなつちゃんそれは出来ないよ。僕が君達と直接的に関わる事はね」

 

 

「そうなんですか」

 

 

「うん、今まで通り相談は出来るけどね」

 

「その理由は僕達は、君達の世界にとっては異邦人だからね」

 

 

「それは・・・そうですがブルーの事もありますしどうにか出来ませんか?」

 

「確かにブルー関連の問題は僕達の世界の事だから動けると言えば動けるけど、大規模には動けないんだよね」

 

 

「動けない理由は、この世界に悪影響を及ぼすからですか?」

 

 

「うん、そうだよ。みのりさん。君達は僕達の世界にしかいない降魔やメガビョーゲンを見ているよね?」

 

 

「ええ、そうです」

 

 

「本来は、こちらの世界の事を考えると、秘密裏に僕達だけでブルーやさくらさん達の仲間の問題を解決しなければならない筈だったんだ。僕達の不手際で君達4人と1匹の人魚も巻き込んでごめんね」

 

 

 

「いや、そこは貴方が謝る事じゃないだろう?」

 

「そうですよ直哉さん」

 

 

あすかとさんごが直哉に言う。

 

 

「だけどブルーも僕達の世界人間である以上僕に責任になるんだ。僕は元々世界のバランスを保つために複数の世界を見守る仕事をしていて、君達の世界は僕達の世界から見て未知の世界だったんだ」

 

 

「「「「「未知の世界?」」」」」

 

「そうつまり僕達もこの世界に行って良いのかわからない状態で、調べていたら、僕達と交流しているさくらさん達の存在を知り、助けようと動き出した時にブルーが、君達の敵である者達と行動をしてたからこの世界にプリキュア伝説がある事を知ったんだ」

 

 

 

「成る程ね、それで貴方は知ったのね」

 

 

「そういう事だよ。ローラさん」

 

 

「だったら最初に言ってくれれば」

 

 

「「あはは、ごめんねあの時に喋ったら僕は元の世界に戻ったら死ぬまで牢屋暮らしだったからね」

 

 

「「「「ええ――」」」まじか」

 

 

「うん、あの時は明確にブルーがどこまで干渉しているのかが、わからなかったしね」

 

 

「成る程、直哉さん達が本当に私達の世界で行動をして良いのかが、わからなかったんですね」

 

「そう言う事だよ」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について5 ブルー編中編

「それじゃあこの世界の方に干渉する決め手になったのは?」

 

 

「それはブルーがこの世界でさくらさんの仲間と君達が戦った事かな?」

 

 

直哉がそう答えまなつとさんごとみのりはその時を思い出していた。

 

 

「さくらさん落ち着いてください。あれはメガビョーゲンの力を持つヤラネーダなんです。ヤラネーダの力を前面に出ているので、直哉君がやる気を奪われて」

 

「そんな!!」

 

 

「ですのでヤラネーダ要素が出ている以上私達はうかつに手が出せないんです」

 

 

「でも霊力バリアもあるんでしょ?それはグレース達じゃないと」

 

 

「わかりましたグレースさん私達に任せてください」

 

 

「「「ちょっとサマー」」」

 

 

「あなた状況をわかってんの?」

 

 

「わかってるよ、あいつを浄化しない限り皆のやる気と地球が病気になるし、そしてさくらさんの仲間も助けられない。私はどれも嫌だよ」

 

 

「でも、どうするの?さくらさんが言った特殊なバリアがあるんでしょ?」

 

 

「それは・・・」

 

 

「そこは大丈夫ラビ。サマーラビリンのステッキを持つラビ」

 

 

「え」

 

「コーラルは僕を持つペン」

 

「新しい奴はおいらを持つニャン」

 

 

「「「何この力は?」」」

 

「この力とさくらと一緒に戦えばきっとあいつを浄化出来るラビよ」

 

 

「「「うんわかったよ」」」

 

「さくらさん行こう」

 

「ええ」

 

 

そしてさくら達がメインで戦い始めた。

 

「「「ああ、あの時かあ」」」

 

 

「そうだよ。それでヒーリングアニマル達を通じて君達に僕の力の一部を貸したんだ」

 

 

「「「「成る程」」」」

 

「それで、これから今回救出出来たあざみちゃんについてだけど、出来れば君達の所に預かってくれるかな?」

 

 

「ええ――またですか?直哉さん達は助けにここまで来たのに」

 

 

まなつが直哉に聞く。

 

 

 

「はは、恥ずかしいんだけど、さくらさん達が消える前にさくらさん達の部隊の隊長とちょっとした喧嘩別れをしててね、隊長が見つかるまではさくらさん達は、僕達と行動したりすると、また喧嘩になりそうだから」

 

 

「ああ、成程直哉さんはそうみられるのを避けたいのか」

 

 

「どういう事?」

 

 

「自分より他の人を優先して助けたと思われるですよね?」

 

「普通はそう考えない人でも、喧嘩相手だと素直になれない事もあるからね」

 

 

「君達を利用する形になるけど」

 

 

「えー―でもそれってブルーがそう言う順番で戦わせた結果じゃん。べつに直哉さんが決めて助けてないじゃん」

 

 

「事実では、そうでも人はそう考えても納得できないのよ」

 

 

「面倒ね。人間て」

 

 

「まあそう言わないでローラ」

 

 

「まあ、その辺はまなつちゃん達は気にしなくていいからね」

 

 

「でも・・・」

 

「なら君達に僕の家族を助けて欲しい」

 

 

「「「「え」」」」

 

そして直哉は、まなつ達に飛鳥と薫の今の状態を写真で見せた。

 

 

「「「これは」」」

 

 

「この2人は、僕の子供なんだ」

 

 

「ああーーこの子達ヤラネーダにやる気を奪われた子達だよ」

 

 

「「「本当まなつ」ちゃん」」

 

 

「うん、間違いないよさくらさんを見つけた時に消えた2人だよ」

 

 

「僕達がここに来たのは2人のやる気を取り戻す事も目的なんだ」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について5 ブルー編後編

「わかりました直哉さん。2人のやる気は必ず取り戻しますねえ、みんな」

 

「うん」

 

「ええ」

 

「ああ」

 

 

「ありがとう皆。お礼と言うわけじゃないけど。まなつちゃんあざみちゃんを助けた後アースさんが言ってた事覚えてる?」

 

 

「えーーと」

 

 

直哉に言われ、まなつは思い出す。

 

 

「そう言えばグレースさんそちらの方は?」

 

コーラルがグレースに聞く。

 

「そうだね、お互い新メンバー紹介しようか」

 

 

「私はキュアアースと言います。よろしくお願いしますね」

 

「私はキュアフラミンゴ宜しく」

 

 

「へえ、グレースさん達も4人のプリキュアなんですね?私達と一緒ですね」

 

 

「いえ、私達は5人ですよプリキュアの人数は」

 

 

「「「「「へっ」」」」」」

 

 

「どう見ても4人じゃない」

 

「ローラが言う。

 

 

「ああーーアースさんが5人目がいると言ったあれですか?」

 

「そうです。本来は僕自身の秘密は見せる物じゃないですけど、この世界のプリキュアさん達になら見せて良いと判断したので見せますね」

 

 

「のどかさんとラビリン来てください」

 

 

そしてのどかとラビリンが部屋に入って来た。

 

 

「・・・本当にいいんだね、直哉君」

 

「はい」

 

 

「のどかさんと直哉さん一体何を・・・」

 

 

まなつがそう言うとのどかが動いた。

 

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

 

 

「「「「「・・・ええ――直哉さんがプリキュアの武器の中に――入った―――」」」」というか男なのにプリキュアに変身したですってーー」

 

 

「これがアースさんが言った5人目の正体です」

 

 

「「「「ちょっとどういう事ですか?詳しく教えてください」」」」

 

 

「ええ――見せたら満足しないの?」

 

 

「「「「「出来るわけ無いですよ」」」」出来るわけないわよ」

 

 

「ほら、直哉君見せない方が良かったよ」

 

 

「そうラビ」

 

 

「ごめんなさい」

 

 

そしてグレースは変身を解除して、花寺のどかに戻り直哉の隣に座った。

 

 

「それで、僕がプリキュアになる理由は、メガ降魔が僕達の世界に誕生した事が原因だね君達も降魔については、さくらさんから聞いてる?」

 

「「「はい」」」

 

 

まなつとさんごとみのりは直哉に答える。

 

 

「うん、知らない人もいるみたいだから説明をするね」

 

 

「まず降魔についてだけど、降魔を倒すには霊力と言う力が必要なんだ」

 

 

「「「「霊力」」」」

 

「そう降魔には、霊力を纏った攻撃しか受けないんだ」

 

「「「「「成る程」」」」」

 

「そしてメガビョーゲンの場合は、のどかさんが変身するプリキュアの攻撃しか有効手段がない。それはのどかさん達の攻撃が、ヤラネーダに効かないのと同じなんだ」

 

「それは当然ね。プリキュアの力1つで全部の敵に効いたら怖いわ」

 

「そしてメガビョーゲンの元となるナノビョーゲンが偶然に降魔に感染してしまい、メガ降魔が誕生し、その時に僕とラビリンがパートナーとなって2人目のねこうしてグレースとフォンテーヌとスパークルそしてアースは、僕の霊力を使えるようになってメガ降魔を、浄化することが鳴ったんだよ」

 

 

 

「そうなのね、そこそこ面白かったわよ」

 

そう言ってローラはアクアポットの中に入る。

 

 

「あ、ローラまた勝手に」

 

「まあ話は終わってるからいいよ。まなつちゃん」

 

 

「でも・・・」

 

 

「いいよ、気にしないでまなつちゃん達にはブルー関連で迷惑をかけるけどごめんね」

 

「いえ大丈夫です」

 

「お互い様ですよ。直哉さん」

 

「あざみさん達の事は任せてください」

 

 

「ああ安心していいからな」

 

 

その後まなつ達は直哉の家を出て、あざみを連れてさくら達の所に向かった。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

寝ていた2人

スースー

 

 

「「はっいつの間に私達ねてたの」恥ずかしいです」

 

 

そして少しして・・・

 

 

「「「「ただいま」」」」

 

 

「「お帰りまなつちゃん」」

 

 

「「あれ貴女は?」

 

 

さくらとクラリスが知らないメンバーのあすかに聞く。

 

 

「私は滝沢あすかでまなつ達の4人目のプリキュアキュアフラミンゴです」

 

 

「「ええーー4人目のプリキュアが見つかったのまなつちゃん?」」

 

 

「ふっふそれだけではありませんよさくらさんとクラリスさん」

 

まなつが、そう言うと、みのりがあざみを連れてくる。

 

 

「「ええーーあざみちゃんどうして?」」

 

 

「ええ、さくらさん達が寝ている間に、メガ無限とブル―とメガ降魔が現れて大変でしたよ」

 

 

「「ええーー」」

 

 

「あざみがここにいると言う事は勝ったんだよね」

 

 

「はい」

 

「しかし、どうやって?」

 

 

「まさか・・・」

 

「そうですよさくらさん」

 

 

まなつがその時の事をさくらとクラリスに話す。

 

 

 

「行くよコーラル」

 

「うんサマー」

 

「ハートルージュロッド!」

 

「プリキュア!おてんとサマーストライク!」

 

「ハートルージュロッド!」

 

 

「プリキュア!もこもこコーラルディフュージョン!」

 

 

サマーとコーラルの技を受けてメガ無限は機動力を低下した。

 

 

「今だよパパイヤ、フラメンゴ」

 

「ハートルージュロッド!」

 

 

「プリキュア !ぱんぱかパパイアショット!」

 

「ハートルージュロッド!」

 

 

「プリキュア!ぶっとびフラミンゴスマッシュ!

 

 

4人のプリキュアの技を受けたメガ無限は、機能停止寸前にまで追い詰められていた。

 

 

その頃グレース達は・・・

 

 

「行きます」

 

「行っちゃえ―アース」

 

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風‼プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

無数の白い羽根を纏った紫の竜巻を放ち、メガ降魔を浄化した。

 

「おおーーアースが1人でメガ降魔を浄化したーー」

 

 

「凄いニャン」

 

 

「私達も行くよ」

 

 

「ええ」

 

「行こうグレース」

 

 

「行くよ皆」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

 

「「届け!」」

 

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

 

「そして、私達はグレースさん達と共にあざみちゃんを助けたんですよ」

 

 

「そうだったの?うん、所で話に出てたキュアアースって誰?」

 

 

「私も気になります」

 

 

さくらとクラリスがまなつに聞く。

 

「え、さくらさん達知らないんですか?グレースさん達の4人目のプリキュアですよ」

 

 

「「ええーーのどかちゃん達の4人目のプリキュアは、直哉さん達じゃないの?」」

 

 

まなつの説明をうけて、さくらとクラリスが驚いていた。

 

「ええ、直哉さんが直接教えてくれました」

 

さんごが言う。

 

 

「え、さんごちゃん達直哉さんの家に行ったの?」

 

 

「ええ、あざみちゃんの事もどうしたらいいのかを、聞いたんです」

 

 

「それにこれは私達が言える立場じゃないけど、さくらさん達の上司と直哉さんを仲直りさせるようにしたのか?」

 

「それは・・・

 

「そこまで直哉さんが勝手に喋ったの?」

 

 

クラリスがまなつ達に聞く。

 

「いえ、私達が多少無理やり聞いた感じもありますが、どういう経緯でも直哉さん達が来てくれて助けて貰っているんですし少しは仲直りに協力してあげたらどうなんですか?」

 

 

「そうだね、まなつちゃん。私達は何もしてなかったよ。直哉さんと私達の上司が喧嘩してもね、上司に嫌われたくないと言う気持ちが強くてね」

 

 

「じゃあまなつちゃん達に教えてあげる私達と直哉さん達の出会いを」

 

 

そしてさくらが話し出す。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

出会いの時

「私達の世界と直哉さんの世界は厳密に言えば違う世界なの」

 

 

「それは私達の世界と同じですか?」

 

 

さんごがさくらに聞く。

 

 

「そこはわからないだよね。異世界かもしれないし、そうじゃないかも知れない。そんな私達の世界に紫藤直哉さんと3人のプリキュアと直哉さんの仲間が数人来たの」

 

 

「直哉さん達の目的はこちらと一緒ですか?」

 

みのりがさくらに聞く。

 

 

「いえ、違うわその時の直哉さん達は事故に巻き込まれて来たの」

 

 

「その時に、偶然降魔が街を襲い直哉さん達は降魔を撃退してくれたことにより、私達の世界の軍は直哉さん達の存在を手に入れる為に動いてた時に直哉さん達は帝国華撃団に接触してきたの」

 

 

「帝国華撃団・・・それがさくらさん達の部隊か」

 

 

「その通りです。あすかさん」

 

 

「そして、帝国華撃団司令が、直哉さんを取り込んで戦力としようとしたわ」

 

 

 

「直哉さん達にしたら、あくまで自分達の状況を確認する為に、帝国華撃団に来ただけだったの」

 

 

「それと、最低限の自分達の情報を与えて余計な騒動にならないようにしてたみたい」

 

「だけど事態は、直哉さん達の力を借りないといけなくなったの」

 

 

 

「「「「まさかそれは、メガ降魔の出現で」」」」

 

「ええ、通常の降魔より霊力をつかう攻撃が効かなくてね、困った時助けてくれて、その後司令は帝国華撃団を直哉さんの戦力として使ってもらう為にお願いしたの」

 

 

「はあ、あきらめの悪い司令だな」

 

「あはは、そうだね私も思うよ。そして・・・」

 

 

「成る程帝国華撃団として活躍停止になったから降魔やメガビョーゲンを倒せる私達の仲間に貴女達を組み込んで欲しいとはずいぶん勝手ですね」

 

 

「そちらの司令官は本当にそう指示をしたんですね?」

 

 

「ええそうです」

 

 

「・・・わかりましたそちらの提案を受けましょう」

 

「本当ですか?ありがとうございます」

 

「やったなみんなこれで帝都を守れるぜ」

 

 

 

「ああそれは出来ませんよ。私達後一時間後にこの世界を離れますので」

 

 

!!

 

「何だよそれは」

 

 

「私達もずっとこちらの世界にいられないんですよ。ここにいる子供達の為に定期的にそれぞれの世界に行くことで衣食の元を購入したり子供達の家族にも合わせたりしないのはまずいですからね」

 

 

「帝国華撃団の人って自分勝手な人が多いの?」

 

 

「「う、」」

 

 

まなつの言葉にさくらとクラリスが動揺する。

 

 

「そうね、事故で帰れないのでその間に来た世界で自分達を仲間にしてッて言っておいて、直哉さん達が元の世界に戻る事になったら、約束が違うとか言うとは、大人としてどうなんですか?」

 

 

 

「「面目ありません」」

 

 

「ああ、この話が事実なら、直哉さんや異世界のプリキュア達が、自分達の世界を離れて来たのは、2人の子供の為と言うのが1番だろうな。そしてブル―を倒す事だろうな」

 

 

「そして、直哉さんも言ってたんですけど」

 

 

 

「はは、恥ずかしいんだけど、さくらさん達が消える前にさくらさん達の部隊の隊長とちょっとした喧嘩別れをしててね、隊長が見つかるまではさくらさん達は、僕達と行動したりすると、また喧嘩になりそうだから」

 

 

「ああ、成程直哉さんはそうみられるのを避けたいのか」

 

 

「どういう事?」

 

 

「自分より他の人を優先して助けたと思われるですよね?」

 

「普通はそう考えない人でも、喧嘩相手だと素直になれない事もあるからね」

 

 

「君達を利用する形になるけど」

 

 

「えー―でもそれってブルーがそう言う順番で戦わせた結果じゃん。べつに直哉さんが決めて助けてないじゃん」

 

 

「事実では、そうでも人はそう考えても納得できないのよ」

 

 

「面倒ね。人間て」

 

 

「まあそう言わないでローラ」

 

 

「まあ、その辺はまなつちゃん達は気にしなくていいからね」

 

「喧嘩した相手に気にかけていましたよ」

 

 

 

「うん、それに私達を利用している事も言ってくれたし」

 

 

「そもそも何が原因でけんかをしたんだ?」

 

 

「「それは・・・」」

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

別れた理由

「「それは・・・」」

 

 

「「「「それは」」」」

 

 

「ある種の隊長のわがままかな」

 

「ええ、そのような感じですね」

 

 

「「「「「ええーー」」」」その理由私より酷くない」

 

 

「ローラ自覚はあるんだ」

 

 

「五月蠅いまなつ」

 

 

「私達は紫藤直哉さんの戦力として、色んな世界で戦いを見て、私達の隊長が救出に行きたいと言っても、部隊を動かさなかったりして、隊長的に不満があったみたいでね」

 

「それが爆発した感じかな」

 

「そうですね」

 

 

「それで、その救出を、拒否したのかを直哉さんに聞いたら」

 

「その子は本来助ける人がいるから自分達の行動で、その世界の歴史を極力変えない為だとね」

 

「直哉さんは、自分達の世界移動だけでも慎重にしてた理由を始めて聞いて驚いたよ」

 

 

「こういっちゃなんだが、さくらさん達の隊長は、目の前の事しか見えてないのか?自分が異世界で活躍するリスクなど考えないのか」

 

 

「そのリスクが高いと判断した直哉さんに不満を持つなんて、扱いにくい部下ですね」

 

「あ、部下ではなく出向者ですね」

 

 

「そして爆発した隊長と私達は、隊長がいない所で、直哉さんの許可を貰って部隊から離れて行動していたらいつの間にかまなつちゃん達の世界に来てたんだ」

 

 

「そうだったんですね。さくらさんクラリスさん。ちゃんと謝りましょうよ」

 

 

!!

 

 

「でも、私達が謝ったとしても意味が無いよ」

 

 

「果たしてそうでしょうか?ねえエステルさん」

 

 

「そうねアスミ」

 

 

「「ええーーエステルさんどうしてここに?それにあなたは」」

 

 

「私は風鈴アスミと言います」

 

 

「さくらとクラリス新生帝国華撃団のメンバーのした行為は、直哉にとっては当たり前だと言って貴女達を許すも許さないも何も言ってないわよ」

 

 

「「ええーー普通怒りません?隊長とあんな騒動を起こしたんですよ」」

 

「そうね、貴女達が消えて直哉は女の中に男1人の生活で色んな意味で大変だったわね」

 

 

「「ああ、そう言う意味でですか」」

 

 

「うわあ、直哉さん羨ましいと言われる状態だったんだ」

 

 

「男の子は羨ましいかもだけど大変だよ」

 

「そうね年頃の女の子が多いと特に」

 

 

「ああ、男性にたのみづらい事もあるしな」

 

 

「まあ直哉が出来ない事は、響とか私でしてたけど」

 

 

「「すみません」」

 

 

「確かに、そういう生活をしてたら、喧嘩相手に使う余力はないだろうな」

 

 

『でも、良かったですね。直哉さんが怒ってない事がわかって」

 

 

「まなつちゃんありがとう」

 

 

「ああ、言い忘れたけど、さくらとクラリスあざみ救出不参加の件は、直哉が怒ってたわよ」

 

 

「「ええ――そんなーーー」」

 

 

「さくらさんとクラリスさんこの件に関して、私達も弁護できません」

 

 

「まなつちゃん助けて――」

 

 

「「「「無理です」」」」

 

 

「どう考えても無理ね」

 

 

 

その頃直哉とのどか達は・・・

 

 

 

「アスミン大丈夫かな?」

 

 

「大丈夫よひなたエステルさんもいるんだし」

 

 

「そうだよひなたちゃん。・・・直哉君どうしたの?」

 

 

「ああ、すみませんブルー・・・いえ隼人叔父さんの事を考えてました」

 

 

「「「隼人さんの事?」」」

 

「ええ、3人は覚えてますか?トワの話を」

 

「紫藤隼人の痕跡を改めて調べたら飛鳥と薫と交っていた未知の世界があったのよ」

 

 

 

「「「ええーー」」」

 

「「「隼人さんが16番目のプリキュアの世界にーーー」」」

 

 

「確かにあの人も世界を移動出来るけど、どうしてその世界に?」

 

 

 

「どうやら隼人はその世界で敵の幹部してるみたいね、その頃に新生帝国華撃団と飛鳥達がその世界に漂着したみたいね」

 

 

 

「そこまでがわかった所よ」

 

 

「そう言われて来ましたね僕達は」

 

 

「「「ええ」」うん」

 

「だけど実際は、共闘関係は少なめですよね、多少の協力は会っても」

 

 

「「「確かに」」」

 

 

「あえて隼人叔父さんが、そう言う部分を見せてないと言う事も考えられますけどね」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ブル―としての行動の意味を探れ

「そう言われて来ましたね僕達は」

 

 

「「「ええ」」うん」

 

「だけど実際は、共闘関係は少なめですよね、多少の協力は会っても」

 

 

「「「確かに」」」

 

 

「あえて隼人叔父さんが、そう言う部分を見せてないと言う事も考えられますけどね」

 

「ただ、そうする理由がわからないんですよね。僕達にはブルーの正体も知っているのに、どうしてブル―と名乗るのか?」

 

 

「あ、もしかして隼人さんの前世の記憶に操られていたりして」

 

 

「でも記憶に操られたのなら、あの時の言葉はおかしくない?」

 

 

ちゆが言う。

 

「隼人叔父さん貴方は一体何がしたいんですか?新生帝国華撃団の人をこんなことに使うなんて」

 

「何お前の為だよ。直哉」

 

 

!!

 

「直哉君動揺しないで」

 

「そうラビ、霊力の質が落ちてるラビ」

 

 

「成る程ね、キュアグレース達がメガ無限にどうやってダメージを与えている霊力の供給源はお前か直哉」

 

 

「俺は姿をくらましていた時もお前を見ていたさ」

 

 

「お前はただトワ達が直哉お前を逃がした世界の住人だった彼等が偶然見た守護者とお前の力を手に入れる為に動いた連中だっただろう」

 

「それは・・・」

 

「「直哉君これ以上あの人の話を聞いたら駄目だよ」そうラビ」

 

「邪魔をするなキュアグレース」

 

そして、新生帝国華撃団は、特殊遊撃部隊入りわがままを言ってたな。この世界の人魚のようにな」

 

「ぐうっ駄目だよ。直哉君そっちに行っては」

 

 

「もし隼人さんが、前世の記憶に操られていたら、あの話をして直哉君を追い詰めない筈よ」

 

 

「「確かに」」

 

 

「そうですね、だとしたら隼人叔父さんは、何か思惑があってブル―として動いていると思っていいのでしょうか?」

 

 

「そこは断定するには難しいわね」

 

 

「あ、もしかしたら・・・」

 

 

「どうしたんですか?のどかさん」

 

「私達が過去の世界に行ったことによって、7人世界や幼馴染世界の真宮寺直哉直哉君や、紫藤直哉さんに影響を与える事になったからじゃないかな?」

 

 

「でも、のどかさん。僕の復活の為に行った幼馴染世界が、確実にブル―となる世界の紫藤直哉さんとは限りませんよ」

 

「あ、そうか私達が会った紫藤直哉さんは、まだ巴里に行く前だったかも」

 

 

「でも、のどかさんの言う可能性も否定できない無いんですよね。ここは融合世界から離れている世界なので」

 

 

「「「そう言えばそうだ」」」

 

「もしかすると、旧世界の誰かがこの世界にいるのかも知れませんね、7人世界の真宮寺直哉君や幼馴染世界の紫藤直哉さんがいて、隼人叔父さんはブル―として活動するしかいないのでは?」

 

 

「「「まさかと言いたいけど、ありえそうだね」」」」

 

 

「まあ、隼人叔父さんの真意は新生帝国華撃団のメンバーを助けて行けばわかると思いたいですね」

 

 

「そうね、まず私達が出来る事は新生帝国華撃団の救出だわね」

 

 

「だね、ちゆちゃん後は、初穂さんと神山隊長だよね」

 

 

「そうなんだけど、すんなり助けられるかな?」

 

 

「確かに、隼人叔父さんが新生帝国華撃団のメンバーを使うとは限ませんし」

 

 

「「「そう言われたらそうだね」」」

 

その頃ブル―は・・・

 

 

「よっ久しぶりだなブルー」

 

 

「何故お前がここにいる?」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ブル―と過去からの復活者前編

「何故お前がここにいる?」

 

「そんな事はどうでもいいだろう?ブル―お前も幼馴染世界が復活したからこそいるんだろ」

 

「・・・ああ」

 

「成る程こいつは、融合世界に近い所で何故か復活した世界の者か」

 

「それでお前は表なのか?裏なのか?」

 

「ああ、今は裏だな。裏直哉だ」

 

 

「真宮寺直哉お前はヒミコについているのか?」

 

「米田健二と違いヒミコとつるむ気はないが、どうなるかわからんが、俺は新生帝国華撃団のメンバーを追いかけてここに来たんだよ」

 

 

「そうなのか?」

 

 

「ああ、俺達の世界が復活した時に、新生帝国華撃団のメンバーを見つけて暫く見ていたら、新生帝国華撃団のメンバーが全員消えていたからな」

 

 

「成る程な、なら裏直哉よ俺の手伝いをしないか?」

 

 

「何お前の手伝いをか?」

 

 

「ああ、今俺は新生帝国華撃団のメンバーとあるゲームをしててな」

 

 

「ゲームだと!!」

 

 

「ああ」

 

 

そしてブル-は話し出す。

 

 

「さて、雨宮さくらどうだ、異世界で降魔と戦えて嬉しいか?」

 

 

!!

 

「どうして貴方が降魔と私の事をを知ってるの?」

 

 

「ふ、俺がお前達新生帝国華撃団をこの世界に連れて来たからだよ」

 

「何ですってーー」

 

 

「雨宮さくら以外の新生帝国華撃団のメンバーは既に俺の所にいるがな」

 

 

「仲間を助けたければ、俺と遊んでもらおう」

 

 

「どういう事よ?」

 

 

「簡単なゲームさこれからあとまわしの魔女の部下がこの街を襲う時俺の方からも雨宮さくらに向けて刺客を出す。刺客の数は新生帝国華撃団のメンバーの数と言う事だ」

 

 

「成る程な、新生帝国華撃団のメンバーをかけて雨宮さくらと遊んでいるのか?」

 

 

「ああ」

 

 

 

「面白そうだな、だが俺ほ今霊子甲冑が無いんだが?」

 

 

「大丈夫だ、新生帝国華撃団のメンバーも霊子甲冑無しだからな」

 

 

「そうなのか、それならばいけるか」

 

 

「そうか、やってみるかならばこれを受け取れ」

 

「?何だこの紫の球は」

 

「裏直哉お前が行動起こした時に適当な物にそれを当てろそうすれば、新生帝国華撃団のメンバーは必ず現れるだろう」

 

 

「そうなのかありがとうなブルー」

 

 

そう言って裏直哉は消えた。

 

 

「ふっ、この遭遇はトワとレイにも連絡はするか、今後の為に」

 

「まったくとんでもない乱入者が来たな。もうすぐこの世界から撤収したいんだがまあいいか新生帝国華撃団のメンバーに興味を持つとは」

 

「裏直哉が来た事でブルーとしての行動にも注意が必要だな」

 

 

あざみ救出から数日後・・・

 

まなつ達とさくら達はあざみにこの世界の事を教える為に街に来たのだが・・・

 

 

まなつ達の前にあとまわしの魔女3人目の部下が現れていた。

 

 

「貴女は誰なの?」

 

 

「私はエルダちゃんよ。お前達の所にいるクラリスお姉さまを返して貰うわよ。出てきてヤラネーダ」

 

 

そう言ってエルダはハンバーガーを媒体にしたヤラネーダを作りヤラネーダによってクラリスはハンバーガーの中に閉じ込められた。

 

「きゃあああ。何なんですかこれはーー」

 

 

「皆行こう」

 

 

「「「うん」」ああ」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

 

「ハンバーガー食べたい!」

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア !」」」」

 

 

「クラリス待っててね必ず助けるから」

 

「はい」

 

 

プリキュア達達の戦いを離れている場所で見ている裏直哉は・・・

 

 

「フーンこの球そう使うんだ面白そうだな」

 

 

そう呟く裏直哉だった。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ブル―と過去からの復活者後編

その頃直哉の家では・・・

 

キュアサマー達とさくら達の戦いを見ようとつけたら即クラリスがハンバーガー型のヤラネーダに捕獲されていた。映像では・・・

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

 

「ハンバーガー食べたい!」

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア !」」」」

 

 

「クラリス待っててね必ず助けるから」

 

「はい」

 

と言うサマー達の声が流れていた。

 

 

 

「うーーハンバーガー食べたくなったよ」

 

「私もよのどか」

 

 

「皆で後で作ろうよハンバーガー」

 

 

「「賛成」」

 

 

「私は、ハンバーガーに食べられたクラリスさんに聞いてみたいですね。ハンバーガーに食べられた気持ちを」

 

 

 

「「「アスミン、アスミ、アスミちゃん現実に引き戻さないで」」」

 

 

「食べ物に食べられるなんて、クラリスさん立ち直れるかな?」

 

「暫く難しいと思うわ」

 

「はーい皆さん少し早いけどお昼ご飯のハンバーガーが出来ましたけど、手が塞がってて開けれないんで開けて貰えますか?」

 

 

「ええーーこのタイミングでお昼もハンバーガー」

 

「どうしょう?ちゆちゃん」

 

 

「仕方ないわアスミ、映像を切って、クラリスさんの名誉の為にも」

 

 

「はい」

 

 

「お待たせ直哉っち」

 

 

「はいありがとうございます」

 

 

暫くして・・・

 

 

「静かだと思ったら電源を切ってるんですね」

 

そして直哉が、電源を付けると・・・

 

 

 

「ハートルージュロッド!」

 

 

「プリキュア!おてんとサマーストライク!」

 

 

「ビクトリー!」

 

 

直哉が電源を付けた時ハンバーガー型のヤラネーダは浄化されたのだが、クラリスの惨状は、直哉の目に入り直哉はお昼のハンバーガーを無言のまま片付けようとした。

 

 

「「「ああーー直哉君食べるから」」」

 

「無理しなくていいですよ。新しいお昼ごはん作りますし」

 

「あ、見てください直哉」

 

 

直哉達はアスミの言葉に、合わせて画面を見るとそこには新たなヤラネーダが現れていた。

 

 

「「「「ええ――まさかこんな事があるの――」」」」

 

 

のどか達が驚いている理由がかつて帝都を破壊をしようとしていた者達の魔装機兵の形をしているヤラネーダが現れていた。

 

 

「「「「何なのこれは」」」」

 

 

「皆、こいつらもヤラネーダよ」

 

「そしてこいつらには特殊なやる気を持ってるわ」

 

 

!!

 

 

「「「「特別なやる気」」」」

 

 

「それじゃこれがサマーが見たヤラネーダ」

 

 

「ううん違う、もっと大きいヤラネーダだったよ」

 

「でも特別なやる気を持っているのなら」

 

 

「浄化して取り戻すそれだけだ」

 

 

 

その頃裏直哉は・・・

 

 

「へえ、あの球俺が思い出しながら投げると記憶の中にある物を実体化するのか?」

 

 

「あの球ブルー専用だったのかもな。まあいいや闇神威黒バージョン型のヤラネーダいけ」

 

「えー―とりあえず突然現れたヤラネーダプリキュア達を倒しちゃって」

 

 

エルダも状況を把握出来ないまま、戦いを継続するのだった。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

闇神威型ヤラネーダ襲来

あとまわしの魔女の居城・・・

 

「ブルー様あのヤラネーダは一体?」

 

「ああ、バトラーか何お前から数個貸してもらった球を俺達の持つ記憶にある奴を、現実に実体化出来るか?あの者に渡して試したんだ。勿論エルダちゃんが使うやり方でも使う事は出来るがな」

 

 

「成る程記憶の物を具現化ですか、そうなれば実際に戦った者にしか倒せませんな」

 

「嫌それはわからん。あの少年に貸したのはあくまで試験的に作り上げた物であり、別の因子もいれているからな」

 

 

「別の因子ですか? 」

 

「ああ」

 

 

「そうだ、それにより、ヤラネーダ要素が強く出るのか、はたまた別の因子が強く出るのかはわからんがな」

 

 

「今の所ヤラネーダが出ていますね」

 

 

「ああ、別の因子が活動するには一定の時間が必要だからな」

 

 

 

その頃サマー達は・・・

 

 

「「「「何なのこれは」」」」

 

 

「皆、こいつらもヤラネーダよ」

 

「そしてこいつらには特殊なやる気を持ってるわ」

 

!!

 

「「「「特別なやる気」」」」

 

 

「それじゃこれがサマーが見たヤラネーダ」

 

 

「ううん違う、もっと大きいヤラネーダだったよ」

 

「でも特別なやる気を持っているのなら」

 

 

「浄化して取り戻すそれだけだ」

 

 

「それじゃあ、ヤラネーダの親玉を先に浄化をしょう」

 

 

「うん」

 

「ええ」

 

「ああ」

 

「ハートルージュロッド!」

 

「プリキュア!おてんとサマーストライク!」

 

「ハートルージュロッド!」

 

 

「プリキュア!もこもこコーラルディフュージョン!」

 

 

「ハートルージュロッド!」

 

 

「プリキュア !ぱんぱかパパイアショット!」

 

「ハートルージュロッド!」

 

 

「プリキュア!ぶっとびフラミンゴスマッシュ!

 

4人のプリキュアの浄化技が、闇神威型ヤラネーダの方に向かう。だがその時闇神威型ヤラネーダの背後から出て来た脇侍型ヤラネーダに邪魔をされた」

 

 

「「「「ええ――嘘―――」」」」

 

 

予想外の事態に驚くサマー達だった。

 

 

「何!!奴は子分型ヤラネーダを盾にしたぞ」

 

 

「サマー達は離れて」

 

 

「天剣・桜吹雪ーー」

 

「アルビトル・ダンフェール」

 

そしてクラリスの叫びと共に、魔法陣から無数の魔導弾が発射された。

 

 

「おおーークラリスさんの技かっこいい」

 

 

サマーがそう言う。

 

 

ヤラネーダヤラネーダ

 

 

 

だが、闇神威型ヤラネーダはその2人の技も跳ね返す。

 

 

「「そんな私たちの技まで」」

 

「いいぞヤラネーダ」

 

「エルダは喜んで闇神威型ヤラネーダに命令をした。

 

 

「ヤラネーダその2人のやる気を奪って私に頂戴」

 

「ヤラネーダ」

 

 

そして・・・

 

 

「「きゃあああ」」

 

 

さくらとクラリスは闇神威型ヤラネーダにやる気を奪われ、2人のやる気はエルダに渡された。

 

 

「「「「ああーー」」」」

 

 

「ありがとうねヤラネーダ」

 

 

そして、エルダは撤退した。

 

 

その頃ブルーは・・・

 

 

「おやおや、面白い事になりましたね」

 

 

「そうだな。まさか新生帝国華撃団のメンバーのやる気をも奪うとはな」

 

「バトラーすまんがあのヤラネーダを回収してきてくれないか」

 

 

「わかりました」

 

「メガガビョーゲン因子が出る前に予想外な事になったな。まあいい直哉達なら闇神威型ヤラネーダに仕込んでいる物に気付くだろう。問題はエルダに奪われたやる気の方だな」

 

 

「皆ここは退きなさいこのままだとさくらとクラリスは助けれなくなるわよ」

 

!!

 

ローラが叫ぶと同時に闇神威型ヤラネーダは消えた。

 

「「「「「消えた」」」」」

 

 

 

「面白い物だな。ヤラネーダは、もっとブルーに貰うか」

 

 

そう言って裏直哉は消えた。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

信じたくない状況前編

「え、嘘・・・」

 

 

「まさか・・・さくらさんとクラリスさんが」

 

 

「やる気を奪われるなんて」

 

 

「これは隼人叔父さんにしてやられましたね」

 

「「「ええ、どういう事直哉君?」」」

 

 

のどっか達が直哉に聞く。

 

 

「以前話しましたよね」

 

 

「でも、のどかさんの言う可能性も否定できない無いんですよね。ここは融合世界から離れている世界なので」

 

 

「「「そう言えばそうだ」」」

 

「もしかすると、旧世界の誰かがこの世界にいるのかも知れませんね、7人世界の真宮寺直哉君や幼馴染世界の紫藤直哉さんがいて、隼人叔父さんはブル―として活動するしかいないのでは?」

 

 

「「「まさかと言いたいけど、ありえそうだね」」」」

 

「「「うん覚えてるよ」」」

 

「そして、ハンバーガー型のヤラネーダの後に出たヤラネーダは、決して16番目のプリキュアの世界では作れないのです。闇神威型ヤラネーダは、隼人叔父さんの記憶やもしくは真宮寺直哉君の記憶から作られた可能性があります」

 

 

「「「ええ――記憶から」」」

 

 

「ヤラネーダは記憶からでも作れるの?」

 

 

「いえ、それは無い筈でした。恐らく隼人叔父さんが改良をした可能性があります」

 

 

「そしてここを見てください」

 

 

「面白い物だな。ヤラネーダは、もっとブルーに貰うか」

 

 

そう言って裏直哉は消えた。

 

「「「あ、この子は」」」

 

 

「瞬間的にしか映ってませんけど、この人は恐らく7人世界の真宮寺直哉の可能性が高いと思います」

 

 

そしてのどか達は思い出す。

 

 

 

二人の司令が、支配人室で話をしていた。

 

「今年も、色々あったな直哉」

 

「ええ、そうですねそうだ、支配人に言っておきますね、年明け位に、紫藤直哉さん達を呼びたいんですけど、いいですか?」

 

 

「「「ああーーーあの子に似てるかも」」」

 

 

「やっぱりですか、少なくともこの少年には今の所ただ楽しんでいるようにしか見えないので、これからさくらさんとクラリスさんと飛鳥ちゃんと薫ちゃんのやる気を取り戻す時には気をつけてください」

 

 

「「「了解」」」

 

 

「それで直哉君。私達はこれからどうしたらいい?」

 

 

「そうですね、さくらさんとクラリスさんが、動けなくなった以上まなつちゃん達のプリキュアの行動をする時は家に来て貰い、特殊遊撃部隊の仕事として、動いて貰った方が良いと考えてます」

 

 

「「「成る程」」」

 

 

「その最初の段階として、エステルさんとアスミさんに彼女達を迎えに行って貰ってます」

 

 

その頃まなつ達は・・・

 

 

「私達のせいだよね?さくらさんとクラリスさんがやる気を奪われたのは?」

 

 

「うん私達がもっと慎重に動くことが出来れば・・・」

 

 

「でも2体目のヤラネーダは、異常だったわ」

 

 

「ああ、実体があるにも関わらず、攻撃したら手応えが全くなかったしな」

 

 

「そうね、でもあんた達はよくやったわよ」

 

「そうですね」

 

「あ、アスミさんにエステルさんどうしてここに?」

 

 

「それは、さくらとクラリスの体を取りに来たのよ」

 

 

!!

 

 

「っごめんなさい。エステルさん私達が未熟だったからさくらさんとクラリスさんが・・・」

 

 

「まなつの言う事も一理あるわよ。だけどさくらとクラリスがああなったのは、さくらとクラリスが油断したからでしょう」

 

 

「「「「それは・・・」」」」

 

「エステルさん今は、そこまでにしませんか?」

 

 

「そうね、まなつ達も準備してねこの家はもう使わないから」

 

 

「「ええ――どういう事ですか?」」

 

 

まなつとさんごがエステルに聞く。

 

 

「それは、貴女達4人と人魚が、特殊遊撃部隊の臨時隊員になったからよ」

 

 

「「「「ええ――」」」」

 

「何ですって―――」

 

 

エステルの答えを聞いて驚くまなつ達とローラだった

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

信じたくない状況後編

「そうね、まなつ達も準備してねこの家はもう使わないから」

 

 

「「ええ――どういう事ですか?」」

 

 

まなつとさんごがエステルに聞く。

 

 

「それは、貴女達4人と人魚が、特殊遊撃部隊の臨時隊員になったからよ」

 

 

「「「「ええ――」」」」

 

「何ですって―――」

 

 

エステルの答えを聞いて驚くまなつ達とローラだった

 

そしてエステルとアスミによってまなつ達も紫藤直哉の家に向かった。

 

 

直哉の家にて・・・

 

 

「「「「「・・・」」」」」

 

 

「皆さんお待たせしました」

 

そう言って直哉が、まなつ達のいる部屋に来た。

 

 

「直哉さんあの・・・」

 

 

まなつが直哉に声をかけようとした時ローラが喋りだした。

 

 

「ちょっと直哉どういう事よ。私達が特殊遊撃部隊の臨時隊員と言うのは?」

 

 

「言葉通りですよローラさん。これからまなつちゃん達はプリキュアとして戦う時は特殊遊撃部隊の一員として動いて貰うと言う事です」

 

「だから何でよ」

 

 

「落ち着いてローラ」

 

「みのり」

 

 

「直哉さん私達が特殊遊撃部隊の一員として動かないといけないのは、さくらさんとクラリスさんの件が原因ですか」

 

 

「そうですね、ただハンバーガー型ヤラネーダの後に出た闇神威型ヤラネーダには現段階では誰にも浄化出来ないと思います」

 

 

 

「「「「ええ――どういう事ですか?直哉さん」」」」

 

「恐らく闇神威型ヤラネーダは実態を持っていないヤラネーダなのでしょうね」

 

 

 

「「「「ええ――実体が無い――」」」」

 

 

「皆さんにとっては、実体の無いものというイメージは何がありますか?」

 

「「それは勿論幽霊です」」

 

 

「うんだね後夢に出てくるものかな?」

 

「後は嫌な事のあった記憶か?」

 

 

「「「確かにそれもあるかも」」」

 

 

「あすかさん正解です。僕達の仮説として闇神威型ヤラネーダは人の記憶から生み出されたヤラネーダの可能性が高いのです」

 

 

「「「「ええ――」」」」

 

 

「何ですって――」

 

 

「元々貴女達が見た闇神威とは、こちらの世界で言えばロボットのような物なのです」

 

 

「こちらの映像を見てください」

 

 

「この映像は僕らの世界の以前の世界の映像ですけど」

 

 

大神たちが、聖魔城内部に侵入した直後、帝国華撃団を迎えるパーティの準備は済んでいた。

 

 

過去に倒した、猪、鹿、牒の三人が、黄昏の三騎士として、蘇っていた。

 

まずカンナが三騎士足止めをするために残った。そして次にすみれが残り鹿と、相討ちになった。

 

そして・・・次に大神達の前に現れたのは、もう一人の叉丹と魔装機兵闇神威だった。

 

「「「「ああ――これだ――」」」」

 

 

「やはりですか、これは魔装機兵闇神威と呼ばれるものです。僕達の世界にはこの黒バージョンの闇神威の記録は無かったので」

 

 

その頃エステルとのどか達は・・・

 

 

「そりゃあそうでしょうね。融合世界の直哉はその当時帝国華撃団と関わってないからね。レイもトワも黒バージョンの記録は必要ないと思ってたはずだし」

 

 

「確かにあの頃はノイズやメガビョーゲンとの戦いに帝国華撃団が関われば共闘する感じでしたね」

 

 

「それを壊したのがイシュメルガね」

 

「そうですね」

 

 

再びまなつ達の方では・・・

 

 

「それじゃあ私達は、この闇神威型ヤラネーダは浄化出来ないんですか?」

 

 

「いや本来の浄化とは違うけど、記憶を媒体にしているなら、出した本人を探して例えばね、一時的に気絶させて、闇神威型ヤラネーダを維持させないようにすればいいと思うよ」

 

 

「「「「成る程」」」」

 

 

「成る程ね人間から媒体になった。記憶を忘れさせたらいいて事ね」

 

 

「でもこれは、あくまでも可能性があり得ると言うだけどね」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊の臨時隊員について

「成る程ねヤラネーダについてはわかったわ。直哉でも、私達が何で特殊遊撃部隊と言う臨時隊員なわけ?」

 

 

ローラが、直哉に聞く。

 

「ああ、それはさくらさんとクラリスさんがああいう事になったのでブルー関連の敵と戦う場合僕達の世界のプリキュアとエステルさんしかいないので」

 

「貴女達が倒すべき相手あとまわしの魔女の部下との戦いには介入しませんけど、臨時隊員にすれば、このアイテムを貸すことが出来るので」

 

 

そして直哉はまなつ達にそれぞれ宝玉を渡した。

 

 

「直哉さんこれは何ですか?」

 

 

まなつが直哉に聞く。

 

「この宝玉の中には、僕の霊力が入ってます。もしあとまわしの魔女の部下との直後にブルー関連の勢力が出てきた場合宝玉を持って念じてください。そうすれば、ヒーリングアニマルから貰ったあの力を纏う事が出来ます」

 

 

「そんな便利な物があるなら最初から使わせてもよかったんじゃないのか?」

 

 

「先ほども言ったけど宝玉を使わせる場合は、最低特殊遊撃部隊に入ってもらう事が条件なんだ。この宝玉は、まなつちゃん達しか使えないようになってるから」

 

!!

 

 

「じゃあ直哉さんが、私達を臨時隊員にしたのはこの宝玉を作る為ですか?」

 

 

みのりが直哉に聞く。

 

 

「うん、そうだよさくらさんとクラリスさんが健在だったら彼女達とあざみちゃんに任せたらよかったんだけどね」

 

 

「でも、ブルー関連の敵も増えているかもしれないから、一応君達を臨時隊員にしたのさ」

 

 

 

「成る程、そうだったのね」

 

 

「臨時隊員だから最低限の機能しかないけどね」

 

 

「これ奇麗ですね」

 

「とりあえず君達のプリキュアのコスチュームと同じ色の1色を宝玉に使わせて貰ったよ」

 

 

「成る程だからさんごが紫で、みのりん先輩が黄色で、あすか先輩が赤なんですね」

 

「そう言う事だよ」

 

「まなつちゃんの場合は白にしたよ」

 

「ありがとうございます直哉さん」

 

 

「さて、今日エステエルさんとアスミさんに迎えに行って貰った僕からの用件は終わったんだけど、4人何か聞きたいことあるかな?」

 

 

 

「はいはい、直哉さん達の世界の事を知りたいです」

 

「うん私も」

 

「興味ある」

 

 

「特殊遊撃部隊臨時隊員になったんだから聞く権利はあるよな」

 

「あはは、いいけどひとまずお昼ご飯を食べてからね」

 

 

「「「「わーい」」」」

 

 

そしてまなつ達は直哉の家で、お昼ご飯を食べてゆっくりしていた。

 

 

その頃直哉達は・・・

 

 

「本当にまなつちゃん達に教えるの融合世界の事を?」

 

 

「ええ、どうも事態が悪化しそうですからね」

 

「「「「ええ――」」」」

 

 

のどか達は直哉の言葉に驚いていた。

 

 

「直哉もそう感じてるのね?」

 

「ええその原因は、真宮寺直哉君のこの世界に対する動きです」

 

 

「「「どういう事?」」」

 

 

「のどかさん達思い出してください。隼人叔父さんが今まで融合世界の敵をこの世界に召喚したメガビョーゲンや降魔やメガ無限等は、新生帝国華撃団のメンバーの誰もが知ってるものですよね?」

 

 

「うん、そうだねメガ無限は私達で言えば、メガ光武みたいな感じだし」

 

 

「それは隼人叔父さんが意図的にこちらの世界に来ているメンバーの状況に合わせて敵を選んでいて、最終的に新生帝国華撃団のメンバー全員を解放してこの世界を去る予定だったとしたら・・・」

 

 

「まあこれはそう言う過程の話だとして考えて下さい」

 

 

「成る程、真宮寺直哉君が、ブルーを見て悪人だから近づいた頃から、隼人さんの思惑とは、別の意思が働いてさくらさんとクラリスさんがやる気を奪われる事により私達の滞在及び介入をしなければならないようになった可能性があるのね」

 

 

「ええ、自分はその意志は米田健二達の誰かのものと考えています」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

融合世界についてまなつ達が知る前の直哉達の話

「何故僕がそう考えているのかと言うのは、この世界が16番目のプリキュアの世界である事と、別に米田健二達の介入が出来ると言う世界だからです」

 

 

 

!!

 

「「「そうか、今まで融合世界周辺での事柄にしか関わってないから忘れてたけど、この16番目のプリキュアの世界なら、米田健二達も動けるんだった」」」

 

 

「実際この世界に米田健二一派に入っているかも知れない真宮寺直哉君が来てるかも知れないのは事実ですし」

 

「何故直哉君は、真宮寺直哉君が、この世界に来てると思うの?」

 

 

ちゆが直哉に聞く。

 

 

「その理由はまなつさん達に言いましたけど、闇神威が出て来たからです」

 

 

「あの闇神威は、降魔猪、鹿、蝶の頃に出て来た魔装機兵なので、そして僕達の見た闇神威は、京極圭吾によって復活させた奴しか見てないですから」

 

 

「「「確かに」」」

 

 

 

「でもあの闇神威型ヤラネーダは霊力による攻撃を完璧に対応してましたからね」

 

 

「天剣・桜吹雪ーー」

 

「アルビトル・ダンフェール」

 

そしてクラリスの叫びと共に、魔法陣から無数の魔導弾が発射された。

 

 

「おおーークラリスさんの技かっこいい」

 

 

サマーがそう言う。

 

 

ヤラネーダヤラネーダ

 

 

 

だが、闇神威型ヤラネーダはその2人の技も跳ね返す」

 

 

「「そんな私たちの技まで」」

 

「いいぞヤラネーダ」

 

「エルダは喜んで闇神威型ヤラネーダに命令をした。

 

 

「ヤラネーダその2人のやる気を奪って私に頂戴」

 

「ヤラネーダ」

 

 

そして・・・

 

 

「「きゃあああ」」

 

 

さくらとクラリスは闇神威型ヤラネーダにやる気を奪われ、2人のやる気はエルダに渡された。

 

 

「恐らくあのヤラネーダは、攻撃をする時にだけ実体化している可能性も高いですが、確実にそうだと言えませんけど、3人に聞きます。のどかさんちゆさん、ひなたさん、ラビリン、ぺギタンニャトラン、下手したら僕達もやる気を奪われる可能性がありますけど、協力してくれますか?」

 

 

「「うん」」

 

「ええ」

 

「「「ラビ」ペン」ニャン」

 

 

「要は私達が、囮になって闇神威型ヤラネーダを実体化させてその間にサマー達に浄化させるんだね」

 

ひなたが言う。

 

 

「ええ。そう言う事ですけど本当に、闇神威型ヤラネーダの攻撃中に実体化すると言う保証も無いですけどね」

 

 

「少なくとも、この推測が外れたらサマー達を精神的に追い込んでしまうかも知れない可能性が、ありますけど」

 

 

 

「直哉君そこまでは心配いらないと思うよ」

 

「え、どうしてですか?」

 

 

「だって、世界は違うけどまなつちゃん達もプリキュアだから?」

 

 

「あはは、のどかさん何でそこは、疑問形なんですか?」

 

 

「だってわからないんだもん」

 

 

「そうですね。それは僕にもわからないですけどね」

 

 

「さて、そろそろまなつちゃん達に融合世界について話に行きましょう」

 

 

「「うん」」

 

 

「ええ」

 

 

そして直哉とのどか達は、まなつ達のいる部屋に向かった。

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

融合世界の事を知るまなつ達1

「うーー直哉さん達まだかな?」

 

 

「まなつちゃん落ち着いて」

 

 

「まあ、まなつの気持ちもわかる。私も異世界には興味あるし」

 

 

「ですよねみのりん先輩」

 

 

「だが、はしゃぎすぎるのは、やめた方が良いここにはさくらさんとクラリスさんがいるしな」

 

 

「あ・・・」

 

 

その直後直哉とのどか達が部屋に来た。

 

 

「皆さんお待たせしました」

 

「おおーー待ってました」

 

 

「さて、僕達の世界について貴女達が疑問に思っている事に答えると言う形でいいですか?」

 

 

「「「「はい」」」」

 

 

「それでは最初の質問をどうぞ」

 

 

「はい」

 

「さんごさんどうぞ」

 

 

「おおーーさんごから行くんだ」

 

 

「直哉さんと、のどかさん達の世界は、同じ世界いなのですか?」

 

 

「うーん厳密に言えば、別の世界になるんだけど、僕達の世界は融合世界だからね」

 

「はいはい、融合世界とは何ですか?」

 

 

「融合世界とは、皆は神様とか信じてる?」

 

「「「「神様ですか?」」」」

 

 

「うん、融合世界には複数の神様がいて、融合世界を作る時に話し合いをしてそれぞれの世界を選んで融合世界として作ったんだよ。勿論のどかさん達達の世界もその時に選ばれたからね」

 

 

「「「「成る程」」」」

 

 

「だから厳密的と言ったんですね」

 

 

「そうだよ。みのりちゃん融合世界同士の行き来はゲートを使うから殆ど同じ世界のような感じですね」

 

「そうなんですか?」

 

「例えば、学校の校外学習でタイムスリップをする為にゲートを使ったりしてますし」

 

「「「「ええ――タイムスリップ」」」」

 

 

「そうだよ。中心世界と言って融合世界にある特殊遊撃部隊の家がそこにあるんだけど、中心世界は太正だから」

 

 

 

「「「「ええ――太正ーー」」」」

 

 

「そりゃまた古い時代だな」

 

 

「そうね、だけど昔の事を知るにはいい機会と思うわ」

 

 

「確かに写真ではなく実際に行けるのはいいね」

 

 

「でしょう。食べ物も昔のが美味しい物もあるしね」

 

 

 

「うーー私も融合世界に行きたいーー」

 

「おいおい、そりゃ無理だろ」

 

 

「そうだよまなつちゃん」

 

 

「そうですか?それはよかった夏海まなつさん。この一件が片付いたら新生帝国華撃団のメンバーのさくらさんをどういう時にどういう形で見つけた経緯を融合世界にいる僕達の上司に報告してくださいね」

 

「「「ええ――まなつちゃんで大丈夫かな」ああ、しかしその場にまなつとローラだけだったんだろ?」ローラを連れて行くと・・・」

 

 

「わーい融合世界に行ける――」

 

 

「当の本人は何で行けるのか、本当にわかってるのか?」

 

 

「あはは、心配になって来た」

 

「同じく・・・」

 

「さて、少し話がそれましたが、融合世界に関して他に質問ありませんか?」

 

 

「はい、融合世界にある世界は中心世界世界とのどかさん達以外の世界もあるんですか?」

 

「その通りですよ。あすかさん現状僕達の権限で行ける世界は数個に限定されてますけどね」

 

 

「何で限定されてるんですか?」

 

 

みのりが直哉に聞く。

 

「それは、融合世界は生きている世界だからです」

 

 

「「「「ええ――生きている世界ーーー」」」」

 

「いったいどういう事よ?それは」

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

融合世界の事を知るまなつ達2

「その通りですよ。あすかさん現状僕達の権限で行ける世界は数個に限定されてますけどね」

 

 

「何で限定されてるんですか?」

 

 

みのりが直哉に聞く。

 

「それは、融合世界は生きている世界だからです」

 

 

「「「「ええ――生きている世界ーーー」」」」

 

「いったいどういう事よ?それは」

 

「言葉通りですよ、まなつちゃん達と同じように生きているんですよ。融合世界は」

 

 

「「「「「ええ――」」」」」

 

 

「ですので僕達が、こちらの世界に来て融合世界に戻ったら新たな世界が誕生しているかもしれないと言う可能性もあるんですよ」

 

 

「まじですか」

 

「生きてる世界としてはね、たまに新しい世界と接触しては僕達が現地調査をするよ」

 

 

 

「「「「現地調査」」」」

 

 

「うん、君達との場合は新生帝国華撃団のメンバーの雨宮さくらさんがしたような事だよ」

 

「「「「ああ、成る程」」」」

 

 

「基本僕達は融合世界周辺の世界と融合世界内部にある世界の平和や安定を目的として作られた部隊だからね、今回は僕の娘や新生帝国華撃団のメンバーが、関わった案件だから来れたんだ」

 

 

「色んなルールがあるんですね。特殊遊撃部隊にも」

 

 

「そうだよ。まなつちゃん特殊遊撃部隊の仲間の持つ力もそうだけどブルー関連のメガビョーゲンや降魔などの力を異世界で使われた君達もわかるだろう」

 

「「「「「確かに」」」」」

 

「さくらさんや異世界のプリキュアさんがいなければ、勝てたかわかりませんでした」

 

 

「そう、僕達と僕達の敵の力を異世界で使うと、その世界のバランスが崩れるから、現地調査で最初はしっかり調べないと大変なんだよ」

 

 

「大変な事って?」

 

「そうだね例えばまなつちゃんとローラが、僕と出会って僕がこの世界のプリキュアになったとするよ」

 

 

「「嫌―――」ラビ」

 

「はい、のどかさん達静かにしてくださいね」

 

 

「「「「直哉さんが怖い」」」」

 

「なかなかの迫力ね直哉」

 

 

「世界のバランスはそんな些細な変化でも大きくなるんだよ」

 

 

「確かに私達は、まなつだったから部活にしろ。プリキュアにしても今までやってこれたもんな」

 

「そうだね」

 

「だね」

 

「みんな・・・」

 

 

「そう言う事を避ける為に現地調査をしっかりするんだ」

 

 

「直哉、私からの質問よ融合世界の平和と安定が実現したら貴方はどうなるの?」

 

 

「それは恐らく僕は死ぬでしょうね。その時が来たら」

 

 

!!

 

 

「「そんな」」

 

「あんたは本当にそれでいいの?」

 

「いいも悪いもそう言う条件の下で生まれた身ですし、場合によっては上司の気まぐれで、それを迎えても死ぬことは無いかもですけど」

 

 

「おいおいちょっと待て」

 

「特殊遊撃部隊の上司はまさか・・・」

 

 

「ええ、そうですよ。融合世界の神様です」

 

 

「「「「「ええ――神様ーー」」」」」

 

まなつ達とローラは直哉の言葉に驚いていた。

 

 

「あはは、やっぱりまなつちゃん達驚いてるね直哉っち」

 

 

「そうですね。暫くは話をするのは無理ですね」

 

 

「直哉君ローラさんの質問の答えは本当なの?」

 

「いえ、あくまで可能性が高いのを言っただけですよ。のどかさん」

 

 

「そうなんだ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

夢で見た未来に備える為の手段前編

まなつ達が融合世界の事を知った数日後の深夜・・・

 

 

直哉は夢を見ていた

 

あとまわしの魔女の執事であるバトラーがヌメリーとエルダとカニを呼び新型ヤラネーダを生み出す球を3人に渡した。

 

「「「何だこれは」何何」何よこれ」

 

 

「これはゼンゼンヤラネーダを生み出す球です」

 

「「「ゼンゼンヤラネーダ?」」」

 

 

 

「そうです。最近は我々の協力者であるブルー様を追いかけて来た異世界のプリキュアが来てますし」

 

 

「何――奴等異世界のプリキュアなのかよ」

 

カニが思い出す。

 

 

「簡単なゲームさこれからあとまわしの魔女の部下がこの街を襲う時俺の方からも雨宮さくらに向けて刺客を出す。刺客の数は新生帝国華撃団のメンバーの数と言う事だ」

 

 

「成る程その対象に僕達を入れたんですね。あの植物型メガビョーゲンを使って来てるのかを確認した上で」

 

 

「そう言う事だ」

 

 

「仕方ないですね」

 

 

「皆行くラビ」

 

「「「うん」」」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

 

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

 

「へえ、異世界のプリキュアがいるのね見てみたいわね」

 

「エルダちゃんも見たい」

 

「ならば暫くお二人には、ブルーさんの元で異世界のプリキュアの相手をしてくださいね」

 

「わかったわ」

 

「了解」

 

 

「うーんこれは夢なのか?未来予知なのかわからないけどまだ続きがあるみたいだな」

 

 

そして直哉は見始めた映像は・・・

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア !ミックストロピカル!」」」」

 

 

「「「「ビクトリー!」」」」

 

 

「おっとこれはまなつちゃん達の新しい浄化技なのかな?」

 

 

「もしこれが未来を見る力なら、どうやらあとまわしの魔女の執事が僕達の存在を脅威に感じていてまなつちゃん達の対策に新たなヤラネーダを生み出す球を渡して、こちらとの共闘をさせないつもりか」

 

 

「まあ、今は夢と言う形で見てるしどうしょうも無いけど相手が僕達を各個撃破を狙うのなら、そうさせない為に、まなつちゃんが言っていたあの手段を使うかな」

 

 

 

「のどかさん。ちゆさん。ひなたさん。おはようございます」

 

「「「おはよう直哉君」」」

 

 

「実は、昨日ですね夢として、この世界の今後の敵の動きがわかったので伝えますね」

 

 

そして直哉はのどか達3人に伝えた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

夢で見た未来に備える為の手段後編

「「「ええ――直哉君それ本気ーーー」」」

 

「ええ、ああいう夢を見たので」

 

 

あとまわしの魔女の執事であるバトラーがヌメリーとエルダとカニを呼び新型ヤラネーダを生み出す球を3人に渡した。

 

「「「何だこれは」何何」何よこれ」

 

 

「これはゼンゼンヤラネーダを生み出す球です」

 

「「「ゼンゼンヤラネーダ?」」」

 

 

 

「そうです。最近は我々の協力者であるブルー様を追いかけて来た異世界のプリキュアが来てますし」

 

 

「何――奴等異世界のプリキュアなのかよ」

 

カニが思い出す。

 

「ええ、こちらの世界のあとまわしの魔女の配下との戦いは極力避けた事により僕達とブルーが、敵対している事が知られ、あとまわしの魔女の配下たちに僕達もターゲットにされてしまったようです」

 

 

「成る程ねだから直哉とのどか達が、まなつ達の学校に転校するのね」

 

 

「その方がいつ夢の事態が起きても敵を集める事が出来ますし、エステルさん」

 

 

「確かにね、でも危険な手でもあるわね」

 

 

「それを実行すると言う事は、この総力戦の途中で私達も含めて戦いに参加した者は、この世界から融合世界の方に転移する可能性があるのね」

 

 

「「「ええ――」」」

 

 

のどかとちゆとひなたはエステルの言葉に驚く。

 

 

「ええ、真宮寺直哉君が恐らく自分達の世界に連れて行こうとしてもおかしくないですし、基本プリキュア関連の力は魅力的な戦力に見えてる筈ですし、前回の闇神威型ヤラネーダの件で使えると判断していた場合ですけど」

 

 

 

「確かにこの世界から7人世界に連れて行くにはゲートを使わないといけないし、そんなゲートを持っていない場合、私達とブルーが戦いの途中で割り込んで、両者の力でゲートを開ける為に出てくるかも知れないのね?」

 

 

「実際に7人世界が幼馴染世界のように復活したとしても、融合世界には入れなかった可能性が高かったから、自分と同じ仲間を探していただけかもですけど」

 

 

「まあ、復活した2つの世界には逆に僕達が行けませんけどね、その周囲に結界がありますし」

 

 

「直哉その7人世界と幼馴染世界の事はいいから話を進めて」

 

 

「そうですね、エステルさん」

 

 

「それで、直哉君私達と直哉君がまなつちゃん達の学校に転校するのはいいけど、学年は?」

 

 

のどかが直哉に聞く。

 

「のどかさん達は、2年生として転校してください。僕はまなつちゃん達のクラスに転校しますよ」

 

 

「「「それは駄目だよ」」駄目よ」

 

 

「ええ――どうしてですか?僕12歳モードで行けばばれませんけど」

 

「そう言う事じゃないラビ、のどかと直哉は一緒じゃないとまずいラビ」

 

「ラビリン・・・」

 

直哉は、突然のラビリンの乱入に驚いていた。

 

 

「確かに、ラビリンの言う事もわかりますね」

 

「ですけどアスミさん。臨時隊員になったまなつちゃん達のサポートする事も僕の仕事なんですけど」

 

 

「わかったわまなつちゃん達のサポートは私がするわ。直哉はのどか達と2年生として行きなさい」

 

 

「そうしないとのどか達嫉妬で、プリキュアになれなくなるわよ」

 

「でも・・・え、嫉妬?」

 

「まさか・・・3人は、僕がまなつちゃん達に変えると思ったの?」

 

 

「安心してください。確かにまなつちゃん達は、後々融合世界には来るかもしれないけど、僕は響さんやのどかさん達の方が大事ですよ。特にのどかさんには僕のせいで厳しい状況にしていますし」

 

「だけど今はまなつちゃん達をサポートするのが最優先ですけどね」

 

 

「それじゃあ確認するわよ。まなつちゃん達達の学校に転校するのは、のどかと、ちゆと、ひなたと直哉で4人は2年生として転校するこれで良いわね?」

 

 

「「「「はい」」」」

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

転校生

直哉の計画発表から2日・・・

 

無事に直哉と、のどかとちゆと、ひなたのまなつ達の学校に転校することが出来た。

 

 

「うーー緊張だよ転校は」

 

 

「「そう言えば、のどかは、のどかっちはあの時も緊張してた」してたわね」

 

 

「あれは久しぶりの学校だったし」

 

 

「今回は特殊遊撃部隊の仕事の部分があるんだから」

 

 

「そうだったわね」

 

「そうだった」

 

「まあ、仕事は忘れないようにして下さいね。でも学生と言う事も忘れないでくださいね」

 

「「「はーい」」」

 

 

そして直哉達は学校の職員室に行き担任の先生共に教室に向かう。

 

 

 

教室に着くと、直哉達は担任の先生に待ってねと言われ、その後教室に入った。

 

 

!!

 

みのりが気がつき驚いていた。

 

 

「花寺のどかです。よろしくお願いいたします」

 

沢泉ちゆです」

 

「平光ひなただよ。よろしくね」

 

「紫藤直哉です。皆さんよろしくお願いいたします」

 

 

4人の自己紹介が終わり授業が始まった。

 

 

 

そして放課後・・・

 

 

みのりがのどかに聞く。

 

「何で、皆さんが転校生としてこの学校に?」

 

「うん私達も学生だからね」

 

「そうですか」

 

 

「それにこれはまなつちゃんの希望だったしね」

 

 

「あ・・・」

 

 

みのりがその時を思い出す。

 

「なんだよそれ」

 

「だってあすか先輩どんな反応するか見て見たかったし」

 

「しかし霊的体質とはいえ依然あった時より子供なんですね?」

 

 

みのりが直哉に聞く。

 

 

「ああ、以前君達と会ったのが僕の本来の姿で18歳モードとしてて、今は霊力を安定させるために強制的に12歳モードなんだよね」

 

「えー―12歳なんですかなら私達と変わりませんね」

 

「あ、そうだ直哉さん私達の学校に行きませんか?」

 

 

「「「「「はーーまなつ何言ってんの」まなつちゃん本気」無茶言うな」

 

 

「ちゃんと考えてるよ。直哉さんが近くにいてくれたら助かるよね」

 

「確かにまなつちゃんが言ってましたけど」

 

 

「ただみのりちゃん私達の転校に関してはもう暫くまなつちゃん達には黙ってもらえるかな?」

 

 

「何故ですか?」

 

「私達が転校してきた理由の一つとして特殊遊撃部隊の任務として来た理由があるから。その任務について知ってる人は少ない方が良いから」

 

 

「そうなんですか」

 

「まなつちゃんのような性格だと、隠し事はきついと思うしね」

 

「それは確かに」

 

「それに今日は学校もある程度知っておきたいしね」

 

 

「わかりました」

 

 

そしてのどか達は教室を出て家に帰ると・・・

 

 

 

「ふう、無事に帰れたね直哉君」

 

 

「ええ、少し気になりますけど何で学校に比較的に大きさの水辺みたいな物があるのでしょうか?」

 

 

「確かにねやっぱり16番目のプリキュアの世界だからじゃない?」

 

 

「後、ローラさんが学校に来やすくする為とか」

 

 

「成る程こちらのプリキュアは人魚の世界と人の世界を守る伝説でしたね」

 

 

「しかしあとまわしの魔女の配下達は、人間達のやる気を何かに変える為に集めてるんでしょうけど、まだキングビョーゲン達の行動の方がわかりやすいですね」

 

 

「言われたらそうかも」

 

 

「それに、あとまわしの魔女はキングビョーゲンみたいに復活とかの為の行動はしなくていいのならさっさと動いた方が良いと思いません?」

 

 

「確かに・・・ただ自分の行動もあとまわしにしてたりして、あとまわしの魔女だけに」

 

 

「ありそうで怖いですね」

 

そして翌日・・・

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

聞かされた転校してきた理由

直哉とのどかとちゆとひなたが転校した翌日・・・

 

 

午前中の授業は普通に終わりひなたが、若干苦労していたが何とか乗り越えた。

 

 

そして直哉達にとっては衝撃のお昼休みが始まる。

 

 

 

「うん、直哉っちのお弁当は美味しいよ」

 

「そうね」

 

「ありがとうございます」

 

「「ああ――やっぱり直哉さん達だーー」本当だ――」

 

 

「げっもうばれた」

 

 

「何ですか?直哉さんそのげっは」

 

 

「私達が知ると嫌なんですか?」

 

 

「いや―そう言うわけじゃないんだけどね、あはは」

 

 

「じゃあ、説明してください何で転校してきたのかを?」

 

 

「あはは、だからね・・・」

 

 

キーンコーンカーンコーン

 

 

その時昼食の時間が終わるチャイムが鳴り、まなつとさんごは自分達の教室に戻った。

 

 

「何でこんなに早くばれたのかな?」

 

 

「「「きゃああ。あの子よ可愛い」」」

 

 

「「「うおっあの子達あの子のお姉さんなんだろ」」」

 

 

「ああ、何となくわかったけど、僕達いつの間に姉弟と言う設定に」

 

 

「まあまあ、直哉っちいつもの事じゃん。気にしても仕方ないよ」

 

 

「ほらひなた先生が来たわよ」

 

 

そして午後の授業が始まった。

 

 

 

放課後・・・

 

 

 

「今日もあとまわしの魔女たちも真宮寺直哉君達の動きもありませんでしたね」

 

 

「そうね」

あとまわしの魔女の執事であるバトラーがヌメリーとエルダとカニを呼び新型ヤラネーダを生み出す球を3人に渡した。

 

「「「何だこれは」何何」何よこれ」

 

 

「これはゼンゼンヤラネーダを生み出す球です」

 

「「「ゼンゼンヤラネーダ?」」」

 

 

 

「そうです。最近は我々の協力者であるブルー様を追いかけて来た異世界のプリキュアが来てますし」

 

 

「何――奴等異世界のプリキュアなのかよ」

 

 

「「そうだね」」

 

 

「じゃああの夢は、単なる夢だったのか?」

 

「そんな事無いと思うよ直哉君。ここは融合世界じゃないし多少はずれると思わないと」

 

 

「ああ――見つけた皆さん何で帰るんですか?部室に来て下さいよ」

 

 

「「「「はい僕達は、私達はこちらで部活する気ないよ」」」」

 

 

「えー部活しましょうよ」

 

 

「ほらまなつちゃん行くよ」

 

「「漸く追いついた」」

 

「すみません直哉さんまなつが・・・」

 

「いいですよ。こちらもみのりさんにしか伝えてなかったのでもう隠せる状況じゃないので言いますね。この世界のプリキュアさん。もうすぐ貴女達には試練が様ッています。僕達は皆さんが試練に対応している間に学校周辺で起きるだろうと思われる出来事に対する抑止力として、転校してきたわけです」

 

 

「それが、特殊遊撃部隊の任務と言う事ですか?」

 

 

「そうですよ。みのりさん」

 

 

「恐らくその出来事は、貴女達をも巻き込むかも知れません」

 

 

「「「「ええ――」」」」

 

「何ですって――」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

予想外の協力者現る1

「それが、特殊遊撃部隊の任務と言う事ですか?」

 

 

「そうですよ。みのりさん」

 

 

「恐らくその出来事は、貴女達をも巻き込むかも知れません」

 

 

「「「「ええ――」」」」

 

「何ですって――」

 

「その任務の進行次第では、貴女達とあとまわしの魔女の配下達が巻き込まれてそれにより、貴女達にとっての異世界に跳ばされる可能性があるので」

 

 

「その可能性を僕達が無くすようにするための戦略の一環で君達の学校に転校したのですよまなつちゃん。ですから部活をしている時間は無いのですだからごめんなさい」

 

 

 

「そんな」

 

「そう言う理由で転校してきたのなら部活とかやってると本来の目的が出来なくなるな」

 

 

「それにまなつちゃん。直哉さんとのどかさん達は、異世界のプリキュアなんだから学校に転校するのに無理してると思うよ」

 

 

「それにまなつちゃん。今の話は特殊遊撃部隊の任務に関する事だから本当なら私達に伝える必要もないらしいの、それを教えてくれたんだよ」

 

 

「・・・わかりました部活に誘うのは諦めます」

 

「漸く見つけたわよ。直哉君と融合世界のプリキュア」

 

 

!!

 

その時直哉とのどか達前にシンドイ―ネが現れた。

 

 

「「「シンドイ―ネ貴女どうしてこちらの世界に」」」

 

のどかと、ちゆと、ひなたが驚く。

 

 

「何々このおばさん、のどかさん達知り合いですか?」

 

「誰がおばさんですってーー」

 

 

「直哉君この失礼な子達だれ?」

 

 

「シンドイ―ネ僕に聞かなくても知ってるんですよね?バテデモーダから聞いてるでしょう」

 

 

「流石直哉君ビョーゲンズの事も知ってるのね」

 

 

「「「「ええ――まさかこのおばさんメガビョーゲンを作って地球を病気にしてる人ですか」」」」なの?」

 

 

「そうよ、と言うか私達の事も知ってるのね?こんな異世界でも」

 

「それは私達もメガビョーゲンと戦いましたし」

 

 

「ああ、ブルーがここにいるんだったわね。ワイズマンにメガビョーゲンを作る力を一時的に使えるように何度か会ってたわね」

 

 

!!

 

 

「それは本当ですかシンドイ―ネ?」

 

「ええ、ワイズマンが何体かナノビョーゲンを渡したから」

 

 

 

「成る程ブルーがメガビョーゲンを使えるのにはそう言う理由があったんですね」

 

 

「それで、シンドイ―ネはどうしてここに来たの?」

 

 

ちゆがシンドイ―ネに聞く。

 

 

 

「私だけじゃないけど、これ以上融合世界以外の者達がいる所では喋るなと双方の上司から言われてるのよね」

 

 

「成る程わかりました。そう言う理由なのでまなつちゃん達ごめんね」

 

 

「「「「わかりました」」」」

 

 

そして直哉達は、まなつ達とと別れて、シンドイ―ネを連れて直哉の家に着くとそこには・・・ダルイゼンがいた。

 

 

「「「ええ――ダルイゼンもいるーー」」」

 

 

「ああ、シンドイ―ネ紫藤直哉とキュアグレース達と合流したんだ」

 

 

「ええ、直哉君シンドイ―ネとダルイゼンは、一時的に紫藤直哉をキングビョーゲン様のように仕えます」

 

 

 

「「「ええ――どういう事」」」

 

 

のどか達はシンドイ―ネの言葉に驚いていた。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

予想外の協力者現る2

直哉の自宅にて・・・

 

 

「ちょっとダルイゼンとシンドイ―ネが、直哉君に仕えると言うのはどういう事?」

 

 

ひなたがシンドイ―ネに聞く。

 

 

「実はね、キングビョーゲン様と貴女達の長であるレイとトワとの話し合いが行われたの貴女達が、この世界に来た頃に」

 

 

「「「ええ――」」」

 

のどか達はシンドイ―ネの言葉に驚いていた。

 

 

「成る程キングビョーゲンとこちらの2人が話し合った結果シンドイ―ネとダルイゼンがこちらに協力する事になったんですね」

 

 

「そうよ、キングビョーゲン様としては融合世界周辺の世界に力を行使してもいいと考えてるけど、今回は看過出来ないようなのね」

 

 

「成る程自分の復活に必要な融合世界の周辺ならいいが、関係ない世界でのメガビョーゲンを使われるのが嫌なんですね」

 

 

「何か意外、キングビョーゲンは全部侵略したいと思ってたよ」

 

 

「そんな事しても無駄じゃん。世界なんて1つでいいよ」

 

 

「俺はそう思うけど」

 

 

「ダルイゼン」

 

「それで直哉ブルーは何体ナノビョーゲンを使った?」

 

 

「僕達が把握してるのは4体ですね」

 

 

「そうかなら後6体はメガビョーゲン系を出してくるかもな」

 

「ワイズマンは少なくとも10体のナノビョーゲンをブルーに渡している筈だからな」

 

 

「そうですかありがとう。ダルイゼン」

 

 

「・・・ふん」

 

その頃ブルーは・・・

 

 

「ほうこれは意外だな連中が直哉に力を貸すとは」

 

 

「「来たわよ」来たよブルーちゃん」

 

 

「ヌメリーにエルダ本当にいいのか?俺と行動しても」

 

「ええ異世界のプリキュアが気になるし」

 

 

「異世界のプリキュアと遊びたいし」

 

 

「そうかエルダお前が取ったクラリス達のやる気を少し貸してくれないか。少し面白い事を思いついたからな」

 

 

「うん良いよ」

 

 

「ありがとうな。エルダ、そう言えばヌメリーとエルダもバトラーからゼンゼンヤラネーダの球を貰ったか?」

 

 

「ええ」

 

「うん」

 

 

「そうか、なら二人の内一人で構わないからこいつと一緒に行ってくれないか」

 

ブルーがそう言うと、真宮寺直哉の裏人格の裏直哉が現れた。

 

 

「ブルーこの2人があとまわしの魔女の配下達か?」

 

 

「ああ、そうだ裏直哉お前には二人の内1人を選びこの世界のプリキュアを無力化しろ」

 

「わかったよそう言う約束だしな」

 

 

そして裏直哉が選んだパートナーはヌメリーだった。

 

 

 

直哉達と別れて少し経った頃まなつ達は・・・

 

 

「どうして直哉さんは、私達を仲間外れにするんだろ?」

 

「え、まなつちゃん。直哉さん達が本当に私達を仲間外れにしてると思ってるの?」

 

「してるじゃん。私達も特殊遊撃部隊の一員じゃん臨時隊員だけど」

 

 

「まなつ直哉さんは、臨時隊員だからこそ伝える事が出来なかったんじゃないか?」

 

「え」

 

 

「臨時隊員は、恐らくもうすぐ終わるんだろうな」

 

「そんな・・・」

 

「まなつちゃん直哉さんの言葉を思い出して」

 

 

みのりがまなつに言う。

 

 

 

「その任務の進行次第では、貴女達とあとまわしの魔女の配下達が巻き込まれてそれにより、貴女達にとっての異世界に跳ばされる可能性があるので」

 

 

「その可能性を僕達が無くすようにするための戦略の一環で君達の学校に転校したのですよまなつちゃん。ですから部活をしている時間は無いのですだからごめんなさい」

 

 

 

「そんな」

 

「そう言う理由で転校してきたのなら部活とかやってると本来の目的が出来なくなるな」

 

 

「それにまなつちゃん。直哉さんとのどかさん達は、異世界のプリキュアなんだから学校に転校するのに無理してると思うよ」

 

 

「それにまなつちゃん。今の話は特殊遊撃部隊の任務に関する事だから本当なら私達に伝える必要もないらしいの、それを教えてくれたんだよ」

 

 

「それでも私は・・・直哉さんの役に立ちたい」

 

「そうか、俺の役に立ちたいか?夏海まなつ・・・いやキュアサマーと言うべきか?」

 

 

「「「「誰?」」」」

 

「俺の名は真宮寺直哉と言う一応ブルーお協力者だ」

 

 

!!

 

 

「「「「ブル――だって」」」みのり、のどかさん達に連絡だ」

 

 

「うん」

 

 

「おいおいそれはするなよ、ヌメリー始めるぞ」

 

 

「はいはい、ゼンゼンヤラネーダ出てきなさい」

 

そしてヌメリーが投げた球は、周囲の物に媒体にせず出て来た物はクラリスの無限だった。

 

 

「「「「ええ――」」」」

 

「何でクラリスさんの体は別の所にあるのに?」

 

 

「まなつちゃん変身だよ」

 

 

「うん」

 

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

 

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

 

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

 

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

 

「クラリスさんを助けるぞ!」

 

 

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ヌメリー&真宮寺直哉襲来

「うん、何だあの変な空間みたいなのは?」

 

「「「「ええ――」」」」

 

 

ダルイゼンが言った方向をのどか達が見ると、街の一角を移動しているクラリスの無限の姿を見た。

 

 

「直哉君これはどういう事?クラリスさんの無限が何で」

 

 

「少し待ってください。今あの周囲の中継を繋げていますから・・・行きます」

 

そしてヌメリーが投げた球は、周囲の物に媒体にせず出て来た物はクラリスの無限だった。

 

 

「「「「ええ――」」」」

 

「何でクラリスさんの体は別の所にあるのに?」

 

 

「まなつちゃん変身だよ」

 

 

「うん」

 

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

 

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

 

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

 

「クラリスさんを助けるぞ!」

 

 

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア !」」」」

 

 

「あはは、まさかお前達がプリキュアだったとはな」

 

 

「何がおかしいの?」

 

 

「くく、これを笑えるだろ。だってよ俺が以前作り出した闇神威型ヤラネーダに負けた奴等だぜ、俺の今日のターゲットが」

 

!!

 

 

真宮寺直哉の言葉にサマー達は思い出していた。

 

 

 

 

「「そんな私たちの技まで」」

 

「いいぞヤラネーダ」

 

「エルダは喜んで闇神威型ヤラネーダに命令をした。

 

 

「ヤラネーダその2人のやる気を奪って私に頂戴」

 

「ヤラネーダ」

 

 

そして・・・

 

 

「「きゃあああ」」

 

 

さくらとクラリスは闇神威型ヤラネーダにやる気を奪われ、2人のやる気はエルダに渡された。

 

 

「「「「ああーー」」」」

 

 

「ありがとうねヤラネーダ」

 

 

そして、エルダは撤退した。

 

 

「貴方があのヤラネーダを生み出したの?」

 

「ああ、そうだぜ、今回はその時に捕獲した新生帝国華撃団のメンバーやる気を使ってこれを作ったんだぜ」

 

「ちょっとそこまでなんで言うのよ」

 

 

「別にいいだろ。やれゼンゼンヤラネーダ」

 

 

「皆行くよ」

 

「「「うん」」ああ」

 

 

 

「行くよコーラル」

 

「うんサマー」

 

「ハートルージュロッド!」

 

「プリキュア!おてんとサマーストライク!」

 

「ハートルージュロッド!」

 

 

「プリキュア!もこもこコーラルディフュージョン!」

 

ハートルージュロッド!」

 

 

「プリキュア !ぱんぱかパパイアショット!」

 

「ハートルージュロッド!」

 

 

「プリキュア!ぶっとびフラミンゴスマッシュ!

 

 

「「「「ビクトリー!」」」」

 

「おいおいお前達よく見ろよ」

 

「「「「「えー―ヤラネーダが浄化してない」」」」

 

「あはは、ならばこちらだな。アルビトル・ダンフェール」

 

真宮寺直哉の言葉を受けて無限型ゼンゼンヤラネーダが魔法陣から無数の魔導弾が発射された。

 

 

 

!!

 

「「「「それはクラリスさんのきゃあああ」」」」

 

 

無限型ゼンゼンヤラネーダの攻撃によりサマー達は変身が解けてしまった。

 

 

「「「「うう」」」」

 

「よしゼンゼンヤラネーダ夏海まなつのやる気を奪え」

 

ヤラネーダヤラネーダ」

 

 

そして全然ヤラネーダはまなつのやる気虹色を奪った。

 

まなつのやる気は、ゼンゼンヤラネーダ体内に取り込まれた。

 

「「「ああ、まなつちゃんのやる気が」」まなつの」

 

 

「さてブルーの指示はプリキュアの無力化だからなのこりの3人のやる気も貰うとするか」

 

「やれゼンゼンヤラネーダ」

 

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

 

 

ヤラネーダが3人のやる気を奪おうとした時・・・

 

 

「ヤラ・・・ネーダ」

 

「何!!」

 

「何が起きたの」

 

突然ゼンゼンヤラネーダが倒れたことに、ヌメリーと真宮寺直哉と3人のプリキュアとローラが驚く。

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新しい力と総力戦1

時を少し遡り直哉の家ではこの世界のプリキュアVSゼンゼンヤラネーダの戦いを見ていた。

 

「おいおいお前達よく見ろよ」

 

「「「「「えー―ヤラネーダが浄化してない」」」」

 

「あはは、ならばこちらだな。アルビトル・ダンフェール」

 

真宮寺直哉の言葉を受けて無限型ゼンゼンヤラネーダが魔法陣から無数の魔導弾が発射された。

 

 

 

!!

 

「「「「それはクラリスさんのきゃあああ」」」」

 

 

無限型ゼンゼンヤラネーダの攻撃によりサマー達は変身が解けてしまった。

 

 

「「「「うう」」」」

 

「よしゼンゼンヤラネーダ夏海まなつのやる気を奪え」

 

ヤラネーダヤラネーダ」

 

 

そして全然ヤラネーダはまなつのやる気虹色を奪った。

 

まなつのやる気は、ゼンゼンヤラネーダ体内に取り込まれた。

 

「「「ああ、まなつちゃんのやる気が」」まなつの」

 

「「「ああ、やる気が奪われた――」」」

 

 

「あらら、これでここのプリキュアも終わりかしらね」

 

 

「そうだろうね」

 

 

「直哉君私達も行こう」

 

「・・・」

 

 

「何言ってるのよ。直哉君が行く必要ないわよ」

 

 

「でもこのままじゃまなつちゃん達が」

 

 

「確かにシンドイ―ネが言うように本来は、介入すべきではない案件ですね」

 

「そんな」

 

「ほら見なさい」

 

「ですがシンドイ―ネとダルイゼン僕達が介入すべきタイミングまでこの世界のプリキュアを助けてください」

 

「えー―本気なの直哉君」

 

「はい、恐らくブルーの方もこの状況になっているのを見て戦場に出てくる可能性があります。もしここでこの世界のプリキュアが全滅は避けなければいずれ融合世界の方にも来るかもしれないので」

 

 

「「成る程」」

 

「そうなったらまずいわね」

 

 

そして直哉はシンドイ―ネとダルイゼンにそれぞれ紐と蛇口を渡し、それぞれがメガビョーゲンになり、戦いの場所に向かった。

 

 

 

そして、時は戻り・・・

 

 

 

 

「さてブルーの指示はプリキュアの無力化だからなのこりの3人のやる気も貰うとするか」

 

「やれゼンゼンヤラネーダ」

 

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

 

 

ヤラネーダが3人のやる気を奪おうとした時・・・

 

 

「ヤラ・・・ネーダ」

 

「何!!」

 

「何が起きたの」

 

突然ゼンゼンヤラネーダが倒れたことに、ヌメリーと真宮寺直哉と3人のプリキュアとローラが驚く。

 

「ほら人魚ぼーとしないさっさと取り返しなさいよ」

 

「やれ!!メガビョーゲン」

 

 

ダルイゼンの言葉に蛇口型メガビョーゲンがゼンゼンヤラネーダを水圧で吹き飛ばす。

 

 

メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

「お前達なにもんだ、ゼンゼンヤラネーダに似てるが」

 

「さあね」

 

「あんたに教える必要ないわよ」

 

「ほら人魚とプリキュア。さっさと動きなさい」

 

 

「「「「はい」」」わかってるわ」

 

「ローラ」

 

 

「オーライ」

 

 

 

「マーメイドアクアポットサーチ」

 

 

「金色と虹色」

 

 

「やる気パワーカムバック」

 

「やった――クラリスさんとまなつちゃんのやる気を取りもどした」

 

 

「やったねコーラル」

 

「うんサマー―ってええ――サマーやる気を取られたのに動けるの」

 

「ああ、そう言えばそうだ」

 

 

「なんて奴だよやる気を奪っても奪っても意味がないのかよ」

 

 

その頃ブルーは・・・

 

 

「ほう、キュアサマーはやる気を奪われても自然に回復するのか面白いな」

 

 

「でもブルーどうする?このままじゃヌメリーが危ないよ」

 

 

「そうだなそろそろ行くぞエルダ」

 

「はーい」

 

 

その頃ヌメリーは・・・

 

「あ、なんか嫌な予感」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新しい力と総力戦2

「あ、これはまずい展開だわ」

 

ヌメリーがそう言うと復活したサマーと同時にプリキュア達は直哉から受けとった宝玉の力も新たな浄化技に入れた。

 

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア !ミックストロピカル!」」」」

 

 

「「「「ビクトリー!」」」」

 

そしてサマー達はメガ無限型ゼンゼンヤラネーダを浄化することに成功した。

 

 

その頃直哉の家では、やる気を失ったクラリスが元に戻っていた。

 

 

「直哉っちクラリスさんが元に戻ったよ」

 

「成る程後は、神山さんと初穂さんとさくらさんですね。のどかさん。ちゆさん。ひなたさん。アスミさん。そろそろ行きますよ」

 

 

「「「「了解」」」」

 

 

「エステルさんは、さくらさんが回復したらこの家のゲートを使って僕達の所に来て下さい。場合によって異世界のトンネルが開くかもしれないんで」

 

「わかったわ」

 

「それでは、皆さん変身をお願いします」

 

 

「「「「うん」」」はい」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

 

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

そして直哉は、キュアグレースの体内に入った。

 

 

そしてキュアグレース達は出撃した。

 

 

その頃サマー達は・・・

 

 

 

「ああ――馬鹿なゼンゼンヤラネーダが浄化されるだと――」

 

 

「醜い男ね」

 

「お前も浄化されたらよかったじゃん」

 

 

シンドイ―ネとダルイゼンが真宮寺直哉に向け言う。

 

 

「五月蠅い黙れ」

 

 

「きゃはは。無様ねブルーの戦力を無駄にするなんて」

 

「何だと!!」

 

「そう言いながらエルダが現れた。

 

「エルダちゃん・・・」

 

 

「仕方ないなブルーが、助けろっていうから助けてあげる。出てきて無限神山機と初穂機そして、メガビョーゲン」

 

!!

 

「2体のメガ無限地球を蝕んじゃえーー」

 

メガビョーゲンメガビョーゲン

 

 

ここにいるプリキュアちゃん早くあのメガ無限を止めなくて良いの?新しい浄化技が聞けばいいね。きゃはは」

 

「「「「くっ」」」」」

 

「皆駄目元でも戦ってグレースさん達が来るまで頑張ろう」

 

 

「うん」

 

「だね」

 

「ああ」

 

 

そして、サマー達は2体のメガ無限と戦いだした。

 

その直後・・・

 

「ほう、エルダに作り出させたメガビョーゲン要素の強いメガ無限に戦うとは」

 

 

そう言いながらブルーが現れた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新しい力と総力戦3

あ、ブルー来たんだエルダちゃんに任せても良いのに」

 

 

「ああ、総力戦になりそうだし念の為にな」

 

 

「それにいい具合に贄が出来上がってるからな、ヌメリーこれを受け取れ」

 

そして、ブルーがヌメリーに一つの球を与えた。

 

 

「これは、何?」

 

雨宮さくらのやる気を入れたゼンゼンヤラネーダの球だ」

 

 

「でもそれだとプリキュア達に浄化されるわよ?」

 

ヌメリーが思い出す。

 

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア !ミックストロピカル!」」」」

 

 

「「「「ビクトリー!」」」」

 

そしてサマー達はメガ無限型ゼンゼンヤラネーダを浄化することに成功した。

 

「ああ、それは浄化される前提だから構わん」

 

 

「どういう事?」

 

 

その頃グレース達は・・・

 

 

「クチュンクチュン」

 

 

!!

 

「「「「ラテ」」」」

 

 

「ラテ様が反応していると言う事は・・・フォンテーヌ聴診器でラテ様の声を聞いてみるペン」

 

「わかったわ」

 

 

そしてフォンテーヌが、ラテに聴診器を当てる。

 

 

「2体の光武さんに似たロボットが泣いてるラテ」

 

 

「光武に似ているロボット?」

 

「あ、神山さん達の無限の事じゃないかな?」

 

 

「きっとそれですよ。グレース」

 

「成る程ね、ゼンゼンヤラネーダが浄化されたから、純粋のメガ無限に切り替えたと言う事ね」

 

 

「でもでも、向こうにはシンドイ―ネとダルイゼンがいるんだしメガ無限のコントロール奪えるんじゃないの?」

 

 

「皆ここで話しても意味ないよ」

 

 

そしてグレース達は移動を再開した。

 

 

メガビョーゲンメガビョーゲン

 

 

「うわあ、剣と金槌当たったら痛そう」

 

 

「サマーそんな事言ってる場合じゃないよ」

 

 

「ああ、何とかしないと」

 

「地球の病気が進行するよ」

 

 

「ダルイゼンメガビョーゲンのコントロール無理なの?」

 

 

「無理だねグレース達に浄化してもらわないと」

 

「仕方ない皆協力浄化攻撃行くよ少しでもメガ無限を抑える為に」

 

「うん

 

「わかった」

 

「ああ」

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア !ミックストロピカル!」」」」

 

「おっスパークル皆あれを見て見ろ」

 

「「「「ああ、あれはサマー達の技でメガ無限が動きを止めてる」」」」

 

 

「グレースいく?」

 

「アースは行ける?」

 

 

「少し厳しいかもです直哉に負担をかけるかもしれませんし」

 

「わかった、フォンテーヌスパークル行こう」

 

 

「ええ」

 

「うん」

 

「直哉君神山さんと初穂さん2人だからちょっと負担になるかもだけどいい?」

 

 

「いいですよ。グレースさん」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

「「パワー!」」

 

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

そして、ヒーリング・オアシスはそのまま、動きを止めているメガ無限2体に突き刺さった。

 

その光景を見たサマー達は・・・

 

 

「「「「ええ――あんな遠くから2体も同時に浄化するなんて」」」」

 

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

そして、神山と初穂の乗る無限は元に戻り地球の蝕みも止まり元に戻った。

 

 

「きー悔しい」

 

 

「気にするなエルダ、もうすぐ完成するから待っていろ」

 

「ブル―あいつを贄にして本当にいいの」

 

 

「ああ構わん。奴は死なんからな」

 

 

「もうすぐ誕生だな。邪神ヴォルクルス型のメガヤラネーダが、まさか薫と飛鳥のやる気を奪うのに使った邪神ヴォルクルスメガヤラネーダのプロトタイプをキュアサマーに見られるとはな」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

誠十郎&初穂の復活

「あれ、グレースさん達なんでこっちに来ないのかな?」

 

 

「サマー忘れてる?今回の2人の内1人は男性だよ」

 

「あ、そう言えばそうだ」

 

そしてサマーは思い出す。

 

 

「はは、恥ずかしいんだけど、さくらさん達が消える前にさくらさん達の部隊の隊長とちょっとした喧嘩別れをしててね、隊長が見つかるまではさくらさん達は、僕達と行動したりすると、また喧嘩になりそうだから」

 

 

「ああ、成程直哉さんはそうみられるのを避けたいのか」

 

 

「どういう事?」

 

 

「自分より他の人を優先して助けたと思われるですよね?」

 

「普通はそう考えない人でも、喧嘩相手だと素直になれない事もあるからね」

 

 

「君達を利用する形になるけど」

 

 

「えー―でもそれってブルーがそう言う順番で戦わせた結果じゃん。べつに直哉さんが決めて助けてないじゃん」

 

 

「事実では、そうでも人はそう考えても納得できないのよ」

 

「ああ、この人が直哉さんの喧嘩相手か」

 

「サマー今の内に2人を安全な場所に連れて行こう」

 

うんわかった」

 

 

そしてサマー達は、誠十郎達を移動させた。

 

 

その頃直哉達は・・・

 

 

「直哉っちエステルさんに連絡したよ」

 

 

「ありがとうございます。ひなたさん」

 

「これでクラリスさんとあざみちゃんは神山さん達と合流出来ますね」

 

 

「直哉君私達はまなつちゃん達と合流しなくて良いの?」

 

「ちゆさん。今は合流しても、悪影響を与えるだけだと思うので、神山さん達に」

 

「でもさ、直哉っちこのままだと仲直りが出来ないよ?」

 

 

「そうだよ直哉君。やっぱりまなつちゃん達と合流しよう」

 

「そうしたいのはやまやまですけど、どうやら隼人叔父さんは最悪の型のヤラネーダの中に飛鳥ちゃんと薫ちゃんのやる気を使ってるようですね」

 

 

「「「ええ――あれってまさか・・・」」」

 

その時直哉達の方からブルーが作り出そうとしている物の姿を見て驚いていた。

 

 

「「「あれは・・・ヴォルクルス」」」

 

 

その頃サマー達は・・・

 

 

「サンキューな私と隊長を助けてくれて」

 

「本当にありがとう。融合世界のプリキュアより君達の方が役に立つよ。君達がクラリスとあざみも助けてくれたんだろ?」

 

 

「そうよ、ありがたく思いなさい。誠十郎」

 

 

「パパイヤ隊長さん達に本当の事言ったらダメ?」

 

「駄目よ、隊長さんの言葉を聞いたでしょう」

 

「今は嘘でもいいからそのままの方が良いわ」

 

 

「確かにな、今私達が直哉さんと知り合いと知られるのはまずいな」

 

 

「それで誠十郎貴方達はどうしてここに来たの?」

 

 

「ああ、俺達は融合世界と言うこことは違う世界から来たんだ」

 

「そうだぜ、凄いだろう」

 

 

「ああ、簡単に融合世界や異世界の人て言ったよ」

 

 

「この人自分が信用出来ると考えたら全てを話すタイプみたいだね」

 

 

「人を疑わないんだろうな。まあ太正時代の人達だし」

 

 

「それでも初対面で話す?」

 

 

「へえ、融合世界ね、そこはどんな世界なの?」

 

 

「くだらないね。私達はそこで、特殊遊撃部隊の一員で仕事をしてたんだがねそこの上司が駄目でさ」

 

 

「「「「うわあこの2人簡単に所属まで言ったよ」」」」

 

 

「これは流石に駄目でしょう」

 

 

「聞いてるローラまで機嫌が悪くなってる」

 

 

「まあ、そうだな聞いてない事まで言ってるしな」

 

 

「あ、皆クラリスさんとあざみちゃんが来たよ」

 

 

「あ、本当だ。直哉さんが連絡したのかな?」

 

 

「初穂さーん隊長」

 

「初穂、それに隊長」

 

「「クラリスあざみ」」

 

 

「「2人とも今までどこにいたんだ?」」

 

「はい、それは紫藤直哉さんの・・・」

 

 

「見つけたわよプリキュア」

 

 

「「「「ヌメリー」」」」

 

クラリスの言葉はヌメリーの登場で、2人には聞こえなかった。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

VS三式光武型ヤラネーダ前編

「見つけたわよプリキュア」

 

 

「「「「ヌメリー」」」」

 

クラリスの言葉はヌメリーの登場で、2人には聞こえなかった。

 

 

「ヌメリーナイスタイミングだよ」

 

「あらそうなの」

 

 

「何だこのおばさんは?」

 

「お前はこの世界のプリキュアの敵か?」

 

 

「そうよ一応名前だけ教えてあげる。ヌメリーよさあ行くわよゼンゼンヤラネーダ出てきなさい」

 

 

「「「「ええ――」」」」

 

「「何だと――さくらの三式光武がどうして」」

 

 

「違います隊長、初穂さんあれはこの世界の敵のヤラネーダです」

 

「「ヤラネーダ?」」

 

 

「何だよそれは」

 

 

「皆ゼンゼンヤラネーダを浄化しよう」

 

「「「うん」」ああ」

 

 

そしてサマー達はゼンゼンヤラネーダに攻撃するが、ゼンゼンヤラネーダは回避して誠十郎と初穂に攻撃をする。

 

 

「「「「「えっどういう事?これ」」」」」」

 

この時サマー達とヌメリーは見事にはもった。

 

 

ヤラネーダヤラネーダ」

 

 

「「うわあーー何でこいつ俺達だけを狙うんだ」私を狙う?」

ヤラネ―ヤラネ吹雪

 

《天剣桜》

 

 

 

「「うわあああ」」

 

「これはさくらの技」

 

「さくらそこにいるのなら俺が、助けてやる」

 

 

「ヌメリーあれはさくらさんのやる気を使ったゼンゼンヤラネーダよね」

 

 

「ええ、そうよ敵である貴女達に言うのはどうかと思うけど」

 

 

「なら、この奇妙な現象は、さくらさんのやる気がゼンゼンヤラネーダをコントロールしてるんじゃないかしら?」

 

 

「「「「ええ――」」」」

 

 

サマー達はパパイヤの答えに驚く。

 

 

時を少し遡りグレース達は・・・

 

 

「そうしたいのはやまやまですけど、どうやら隼人叔父さんは最悪の型のヤラネーダの中に飛鳥ちゃんと薫ちゃんのやる気を使ってるようですね」

 

 

「「「ええ――あれってまさか・・・」」」

 

その時直哉達の方からブルーが作り出そうとしている物の姿を見て驚いていた。

 

 

「「「あれは・・・ヴォルクルス」」」

 

「あの皆さんヴォルクルスと言うのは何ですか?」

 

「ああ、アスミは知らなかったのね」

 

そしてちゆが話し出す。

 

 

「アスミヴォルクルスは、地底世界ラ・ギアスに存在する邪神よ。そして、ヴォルクルスを含む邪神や、災厄から守る戦力として魔装機神や魔装機というロボットがあるのよ」

 

 

「ロボットですか?それは光武みたいなものですか」

 

 

「正確には、違うけどそう言う風に考えて良いかな?直哉君」

 

 

「ええ、そう言う考えでいいですよのどかさん」

 

 

その頃サマー達は・・・

 

 

「皆行くよ」

 

 

「「うん」」

 

「ああ」

 

 

 

「オーライ」

 

 

「マーメイドアクアポットサーチ」

 

「桜色」

 

「やる気パワーカムバック」

 

 

「ええ、嘘やる気が戻らないわ」

 

 

「「「「嘘ーー」」」」

 

「仕方ない浄化技をしてみよう」

 

「ええ―大丈夫?」

 

「仕方ないか」

 

「やってみるか」

 

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア !ミックストロピカル!」」」」

 

サマー達は三式光武型ヤラネーダに浄化技を放った。

 

 

「「よしこれでさくらは助かる」」

 

 

誰もがそう思った時新たな絶望の始まりだった。三式光武型ヤラネーダが姿を変えた。

 

 

メガビョーゲンメガビョーゲン

 

 

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

プリキュア!ミックストロピカルは三式光武の形態変化により完全に無効化され、メガビョーゲンになぅた事により大地が、赤黒く変色していく。

 

「「「「ええ――ヤラネーダがメガビョーゲンになったーー」」」」

 

 

「ああ、成程これがあの時の答えなのね」

 

 

「ブルー様あのヤラネーダは一体?」

 

「ああ、バトラーか何お前から数個貸してもらった球を俺達の持つ記憶にある奴を、現実に実体化出来るか?あの者に渡して試したんだ。勿論エルダちゃんが使うやり方でも使う事は出来るがな」

 

 

「成る程記憶の物を具現化ですか、そうなれば実際に戦った者にしか倒せませんな」

 

「嫌それはわからん。あの少年に貸したのはあくまで試験的に作り上げた物であり、別の因子もいれているからな」

 

 

「別の因子ですか? 」

 

「あの時は何の事かわからなかったけどね」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

VS三式光武型ヤラネーダ後編

その頃直哉達は・・・

 

 

 

「アスミヴォルクルスは、地底世界ラ・ギアスに存在する邪神よ。そして、ヴォルクルスを含む邪神や、災厄から守る戦力として魔装機神や魔装機というロボットがあるのよ」

 

 

「ロボットですか?それは光武みたいなものですか」

 

 

「正確には、違うけどそう言う風に考えて良いかな?直哉君」

 

 

「ええ、そう言う考えでいいですよのどかさん」

 

「さて、ヴォルクルス型が完全に起動する前に行きますか」

 

「「「「うん」」」はい」

 

「クチュン」

 

!!

 

慌てて直哉が、聴診器をラテに当てる。

 

 

「光武が泣いてるラテ、ここのプリキュアさんも困っているラテ」

 

 

「直哉君どうしたの?」

 

 

「緊急事態です。キュアサマーの所に出ていたヤラネーダがメガビョーゲンに変わっているみたいです」

 

 

「「「ええ―」」」

 

 

「皆行くラビ」

 

「「「うん」」」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

 

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

 

そして直哉はキュアグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

 

「直哉君ステッキで良いの?色々聞こえるけど」

 

「無理したら駄目ラビよ。少ししか休めてないラビ」

 

 

「2人ともありがとうございます。フォンテーヌさんとぺギタン先にエステルさんに連絡してください。もうすぐこの世界での最後の戦いに発展すると」

 

「わかったわ」

 

そしてグレース達はキュアサマー達と合流する為に移動を開始した。

 

 

ブルーサイドでは・・・

 

「ほう、最後の新生帝国華撃団のメンバーの機体型ヤラネーダがメガビョーゲンに進化したか、しかし雨宮さくら奴は凄いな。ヤラネーダの間だけだが、ヤラネーダをコントロールしていたのは事実だからな」

 

 

「それに伴い直哉とキュアグレース達も先に雨宮さくらを助ける事を優先するようだな」

 

 

その頃サマー達は・・・

 

「くそっどうして三式光武がメガビョーゲンになったんだよ。ヤラネーダのままだったらもう助かった筈なのに」

 

初穂がそういう。

 

 

「何で隊長も初穂さんも紫藤直哉さんにそう言う事を言うんですか?」

 

 

「何でってあいつが私達に異世界で目立つなと言ったからだろ?せっかく隊長が助けるのを止めていたじゃねーか」

 

「それは・・・世界のバランスの為に」

 

「けっ何が世界のバランスの為だよ。現に紫藤直哉と特殊遊撃部隊の連中は来てねえじゃねえか」

 

 

パシーン

 

「何しやがる!!人魚」

 

 

「何が特殊遊撃部隊の連中は来てないよ、あんた達新生帝国華撃団のメンバー助けたのは、異世界のプリキュアと紫藤直哉なのに何でそんなこと言うのよ」

 

 

!!

 

「「「「ローラ」」」」

 

「ローラさん」

 

メガビョーゲンになった三式光武も話を聞き動きを止めた。

 

 

「クラリス人魚の言葉はほんとうなのか?」

 

 

神山がクラリスに聞く。

 

 

「ええ、事実です。直接の時もあれば間接的の時もありますが、さくらさん以外は全員特殊遊撃部隊によって救出されています」

 

 

「「そんな」」

 

「なら何でここにいないんだよ。紫藤直哉達は」

 

 

その時・・・

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

「「届け!」」

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

 

そう言う声が聞こえ、三式光武型メガビョーゲンは浄化され雨宮さくらを救出した。

 

 

「サマー達大丈夫?」

 

「大丈夫ですグレースさん達さくらさんも気絶してますけど大丈夫です」

 

 

「「「よかったーー」」」

 

 

そして二つのプリキュアが合流した。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

雨宮さくら救出後

「君達のおかげでさくらは助かったありがとう」

 

「・・・パシーン」

 

グレースが、謝る神山の頬を叩く。

 

 

「てめえ、いきなり何をするんだよ」

 

「やめろ初穂」

 

 

「でもよ隊長」

 

 

「すまないプリキュアの皆、直哉さんの体調は大丈夫?」

 

 

!!

 

 

「隊長あいつが体調が悪いの何でわかるんだよ」

 

「それは・・・彼女達が纏っている霊力が融合世界の時とは小さいからな」

 

 

「そう言う所はすぐ気づくのに何で突っ走るのかしらね」

 

 

「エステルさん貴女までこちらに」

 

 

 

「そうよ、誠十郎今の内にこの家に入りなさい。もうすぐこの世界での私達にとっての最後の戦いが起きるわ」

 

「「何だって――」」

 

 

エステルの言葉に驚く誠十郎と初穂だった。

 

 

 

そしてその場にいる全員が直哉の自宅に入った。

 

 

直哉の自宅にて・・・

 

 

「皆まずこの映像を見て」

 

 

エステルはそう言って映像を再生した。

 

 

「きー悔しい」

 

 

「気にするなエルダ、もうすぐ完成するから待っていろ」

 

「ブル―あいつを贄にして本当にいいの」

 

 

「ああ構わん。奴は死なんからな」

 

 

「もうすぐ誕生だな。邪神ヴォルクルス型のメガヤラネーダが、まさか薫と飛鳥のやる気を奪うのに使った邪神ヴォルクルスメガヤラネーダのプロトタイプをキュアサマーに見られるとはな」

 

 

「邪神ヴォルクルスとは何ですか?」

 

 

サマーが聞く。

 

 

「邪神ヴォルクルスは、融合世界とは異なる世界の邪神の事よ」

 

「続いてこれを見て」

 

 

 

「「「「「「うわーー地震だーー」」」」」」」

 

「おい、椿一体何が起きてる?」

 

「帝都全域に謎の地震が起きています、地震の発生後に日比谷公園、築地、浅草、芝公園に岩の化け物が現れています」

 

「何だと‼」

 

「しかしこちらに現れた敵とは格段に劣る敵のようです。」

 

「ここにきて新たな敵かよ」

 

「あやめ君は直哉と連絡をしてくれ」

 

 

「はい」

 

「大神聞こえるか?」

 

「はい、米田司令今の地震で出てきた怪物は何なんですか?」

 

「はっきり言うがそこにいる怪物はわからんが、帝都各地に岩の化け物が出現した。なるべく早くミロクを倒せ」

 

!!

 

 

「地震で出てきた怪物はどうしたら・・・」

 

「そいつに関しては今は手を出すな」

 

 

「今あやめ君が直哉と連絡をしているその間はミロクを相手にしてくれ」

 

「わかりました」

 

その頃直哉達は・・・

 

 

「あやめさんどうしました?」

 

「直哉くんさっきの地震は何が起きたの?」

 

「ああ、それは地底世界で大規模なテロが発生したみたいです」

 

「地底世界とかあるの?直哉君?」

 

「ええ、有りますよ融合世界の内部にね、どうやらテロが行われた時に地底世界で邪神としての祭られていた邪神の一部がこちらに出てきたようですね」

 

「なんですって」

 

「これが邪神ヴォルクルスよ。そしてこれが融合世界出た時の映像よ」

 

 

「なんて怪物だよ」

 

 

「「「「これをブルーが作ろうとしているの」」」」

 

サマー達が呟く。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

邪神ヴォルクルスの事について

「エステルさん質問良いですか?」

 

「ええ、良いわよパパイヤ」

 

 

「どうして、異世界の邪神の存在をブルーが知ってるんです?」

 

「恐らくそれは俺達新生帝国華撃団とここにいるキュアグレース達は実際に地底世界に行ったことがあるからね」

 

 

「「「「何だって――」」」」

 

誠十郎の言葉に驚くサマー達達だった。

 

 

そして誠十郎が話し出す。

 

 

 

「果たしてどうかな?出でよ降魔」

 

 

ヴォルクルスがそう言うと大量の降魔が出現した。

 

「「「「「「ええーー降魔ーー」」」」」」

 

 

3人のプリキュアと誠十郎達は降魔の出現に驚いていた。

 

「フフ、我は融合世界に現れてからこちらに戻るまでに、脇侍と降魔を取り込み自身の力として使えるようになったのだ」

 

 

「「「何だってーー」」」

 

「さて我は高見の見物の前に裏切り者の始末をするか」

 

 

「覚悟はいいかシュウ・シラカワ?」

 

 

「くっこれはまずいですね。異世界の戦力を取り込んだヴォルクルスの存在は想定外です」

 

 

「グレース急いでシュウさんの元に行って」

 

「でもあれだけの脇侍と降魔がいたら間に合うかわからないよ」

 

 

「それでも行くのよ。グレース貴女はシュウさんの事を信じてるんでしょう」

 

 

「フォンテイーヌ・・・」

 

「わかった」

 

 

「ですが、どうやら間に合ったようですよグレースさん」

 

「ええーー」

 

 

「死ね裏切り者」

 

ヴォルクルスはグランゾンに最後の攻撃をしたその時・・・

 

!!

 

ヴォルクルスの攻撃が当たる前に2体の霊子甲冑がグランゾンを守るように現れた。

 

 

「なっ貴様達はあの時の帝国華撃団か?)

 

 

 

「なっ嘘だろあの人達は」

 

 

「多分ブルーがヴォルクルスの姿を使ったのは、俺達の記憶を利用している可能性がある」

 

「えー―そうだったんだ――」

 

 

誠十郎の答えにサマーが答える。

 

 

「そうね、ブルーが融合世界に通じる記憶を持っていなければね。誠十郎達の記憶を使ってヴォルクルスを復活させたと言う答えは満点何だけどね」

 

 

「「「「「「「「え」」」」」」」」

 

「ブルーは融合世界の誕生前の世界の出身者で紫藤飛鳥と真宮寺薫の両親を殺したのがブルーよ」

 

 

「「「「「「「「えーーー」」」」」」」」

 

「その世界にも地底世界は存在しているから別にブルーは自分の記憶を使えば問題ないわね」

 

「そんなーー俺の説明は無駄だった?」

 

「そんな事無いわね。私は補足しただけだし」

 

 

「エステルさん」

 

 

「だがその補足のおかげで、ブルーが大昔の人間と言うのがわかったな」

 

 

「そうだね」

 

 

その頃別室にいるのどか達は・・・

 

「そう言えばクラリスさんとあざみちゃんは、話しなくていいんです?」

 

 

「ちゆが2人に聞く。

 

 

「うん、今はさくらを優先する。

 

 

「そうです。さくらさんが回復するまでは私達が、看病しますよ皆さんは飛鳥ちゃんと薫ちゃんのやる気を取り返すと言う作戦がありますから」

 

 

「でもいいの直哉がエステルさんの代わりをしなくても?」

 

 

「あざみちゃん休息も大事だからね、もし慌ててブルーと戦うのは危ないからね」

 

 

「そうですね、たとえ相手が準備の為の時間だとわかっても、こちらには合流したばかりのメンバーに説明する時間も欲しいですし、その短い時間でも直哉さんの霊力回復する時間にあてたいですよね」

 

 

 

「正直に言えばそうね」

 

 

「直哉さんの状態はどうなんですか?」

 

 

クラリスがのどかに聞く。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

可能性がある乱入者について

「出来る事なら直哉君抜きでせめて飛鳥ちゃんと薫ちゃんを助けたいです」

 

「え、それって邪神ヴォルクルスを倒した後に何かが起きると思っているんですか?のどかさん達は」

 

 

「「「うん」」ええ」

 

 

「クラリスさんとあざみちゃんは覚えてる?あの時の事を」

 

「この機体に乗って正解だわ。この機体が私に力をくれるもの、これなら貴女にも負けないわ。食らいなさい紫藤飛鳥と紫藤直哉」

 

 

「破邪剣征・桜花放神」

 

 

そして黒いヴァリマールから夜叉の桜花・放神が放たれた。

 

 

「これはまずい仕方ないアかシックバスターで相殺するしかない」

 

 

そう言って飛鳥はアカシックバスターを使い、桜花・放神を相殺するかけに出た。

 

 

「いけーアカシックバスター」

 

 

「フフ、今さらその程度の技でこの桜花・放神を止められると思うなーー」

 

 

そしてアカシックバスターと桜花・放神がぶつかりあった。

 

 

「ぐうっ圧されるまずい」

 

「あはは、死ね死ね紫藤飛鳥と直哉ーーーー」

 

 

「「「「「「「「キャアア」」」」」」」」」

 

 

夜叉の乗る黒いヴァリマールの力と夜叉の復讐心が飛鳥とサイバスターの力を上まわり黒いヴァリマールによってサイバスターとプリキュア達の姿は消えていた。

 

 

「私達やエステルさんは、そう言う事も考えてるの。16番目のプリキュアの世界はどの勢力も介入可能だからね」

 

 

「現に真宮寺直哉君はこの世界で介入した事によりさくらさんやクラリスさんもやられた事もありましたし」

 

 

「確かに・・・ブルーがヴォルクルスを作るだけで満足するとは思えませんね」

 

 

「そう考えると」

 

 

「そう、ヴォルクルス関連の乱入者があるとすれば、この人物が高いと思ってる」

 

いやまだのはずだ」

 

「フフ、いやー助かりましたねこちらの世界にも地底世界ラ・ギアスがあって」

 

そう言って、咒霊機ナグツァートが姿を現した。

 

 

「あ、ワカメ男の機体だ。

 

 

「誰がワカメ男ですか?」

 

ルオゾールは、丁寧に響達の前に姿を出すと、一斉に響が言ったことに納得した。

 

「「「「「「本当に頭がワカメだ」」」」」」」

 

「まだワカメ男というのならいでよ、デモンゴーレムよ」

 

そう言ってルオゾールは岩のような亡霊を20体以上を召喚し、ルオゾールはそのままナグツァートでどこかにとんでいった。

 

 

「「本当に頭がワカメに似ている色も」」

 

 

「あはは、そうだねこの人物はルオゾールと言って、地底世界にあるヴォルクルスを神として崇めているヴォルクルス教団の幹部らしいよ。直哉さんの情報では」

 

 

 

「成る程、確かにありそうですね。この人物の乱入は最もこちらの世界に来ていればですけど」

 

その頃16番目のプリキュアの世界の某所では・・・

 

 

「うおおお。何とか消滅は避けれましたか?うんどうしてこんな異世界にヴォルクルス様の反応が・・・少し調べて見ましょう」

 

 

こうしてルオゾールが、16番目のプリキュアの世界にやって来てしまった。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ルオゾールと邪神ヴォルクルス

深夜・・・

 

「ふむふむ、成程この世界にヴォルクルス様の力を感じるのは、あの巨大な繭の中ですか」

 

 

そう言って、呪霊機ナグツァートは繭のの中に入った。

 

 

繭の中・・・

 

 

「おおおお、ヴォルクルス様多少は違う所がありますが、ヴォルクルス様に間違いありませんね」

 

「うん、ヴォルクルス様の中に異物がありますね3つほど・・・いや2つだけ邪魔ですから排除しましょう」

 

そう言ってルオゾールは、ヴォルクルスの中にある飛鳥と薫のやる気をヴォルクルスの中から排除した。

 

それに伴い飛鳥と薫は、直哉達とブルーが想定外の仕方で復活するのだった。

 

 

「さて、ヴォルクルス様の復活の邪魔となる因子は取り除きましたが、1つの闇の力はそこそこ使えるかもしれませんね」

 

 

ですが、今のヴォルクルス様には不要ですね」

 

 

そう言ってルオゾールがヴォルクルスから真宮寺直哉だった闇の力を取ると異変が起きた。

 

 

「・・・誰だ?我を目覚めさせたのは」

 

 

「おおおお、ヴォルクルス様目覚めたのですね。私ですルオゾールでございます」

 

 

「ルオゾール・・・か確か我を神と崇めていた教団の中にいたような気もするが思い出せんな」

 

 

「ヴォルクルス様が何かを言っておられる」

 

 

「本当に、ルオゾールの髪はワカメに似てるな」

 

 

「おお、私にヴォルクルス様の威光をこの世界の者たちに示せと言うのですね。わかりました」

 

 

そう言ってルオゾールは繭の中から出ていく。

 

 

「我は、そんな事言ってないが、まあいいどうやらこの世界に紫藤飛鳥と紫藤直哉と真宮寺薫がいるみたいだな」

 

 

「まあ我を利用しようと連中を利用するか、時が来るまではそして紫藤直哉達を元の世界に戻すか」

 

 

その頃ルオゾールは・・・

 

 

「さて、ヴォルクルス様の為に混乱をと絶望を準備しますか・出でよ死霊機兵。デモンゴーレムよ」

 

 

そして、ルオゾールの召喚術により地底世界ラ・ギアスから死霊機兵とデモンゴーレムが現れた。

 

 

「「ぎゃあああ悪霊だーー」」

 

 

「いやああ。こっちには岩の怪物よ――」

 

 

死霊機兵とデモンゴーレム16番目のプリキュアの世界に大量に現れた。

 

そして深夜の街を破壊し始める。

 

時を少し遡りエステル達は・・・

 

「そうね、ブルーが融合世界に通じる記憶を持っていなければね。誠十郎達の記憶を使ってヴォルクルスを復活させたと言う答えは満点何だけどね」

 

 

「「「「「「「「え」」」」」」」」

 

「ブルーは融合世界の誕生前の世界の出身者で紫藤飛鳥と真宮寺薫の両親を殺したのがブルーよ」

 

 

「「「「「「「「えーーー」」」」」」」」

 

「その世界にも地底世界は存在しているから別にブルーは自分の記憶を使えば問題ないわね」

 

「そんなーー俺の説明は無駄だった?」

 

「そんな事無いわね。私は補足しただけだし」

 

「だがその補足のおかげで、ブルーが大昔の人間と言うのがわかったな」

 

 

「そうだね」

 

ピーピーピーピー

 

!!

 

「「「「何この音は」」」」

 

サマー達が言う。

 

 

「落ち着きなさい。今映像に出すから」

 

 

そしてエステルは街の様子を映像に出した

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

地底世界の戦力現るそして目覚める双子

エステルが映像をつけると・・・

 

 

!!

 

「さて、ヴォルクルス様の為に混乱をと絶望を準備しますか・出でよ死霊機兵。デモンゴーレムよ」

 

 

そして、ルオゾールの召喚術により地底世界ラ・ギアスから死霊機兵とデモンゴーレムが現れた。

 

 

「「ぎゃあああ悪霊だーー」」

 

 

「いやああ。こっちには岩の怪物よ――」

 

 

死霊機兵とデモンゴーレム16番目のプリキュアの世界に大量に現れた。

 

そして深夜の街を破壊し始める。

 

「「「「「「何なんだあれは?」」」」」」

 

 

「あいつはルオゾールの呪霊機ナグツァートよ」

 

「ルオゾールの召喚術で召喚されたデモンゴーレムと死霊機兵よ」

 

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

 

「馬鹿な俺達が地底世界に行った時こんなものを見た事無いぞ」

 

 

「神山今すぐ無限で死霊機兵とデモンゴーレムを倒してきなさい」

 

「あれはロボットでなければ倒せないから」

 

 

「了解」

 

そして、さくら以外の新生帝国華撃団は出撃した。

 

 

その頃ブルー達もデモンゴーレムや死霊機兵を見て驚いていた。

 

 

「「ブル―あいつら何?」」

 

「説明するから待て、バトラー、エルダ、ヌメリー」

 

 

「あれは岩の怪物の名が、デモンゴーレム、そして悪魔みたいのが、死霊機兵と呼ばれるロボットだ」

 

 

「「「ええ――あれが、ロボット――」ですと」ですって――」

 

 

「ああ、その2つは術者がいないと基本異世界には出てこないんだがな。バトラー念の為ヴォルクルス型メガヤラネーダに異常がないか見てくれないか」

 

 

「わかりました」

 

 

「ヌメリーとエルダ、あとカニも誘ってゼンゼンヤラネーダを使って逃げ惑う人間を狙え」

 

 

「「面白そう」」

 

そう言って、ヌメリーとエルダはカニと共に街に向かった。

 

 

 

新生帝国華撃団が出撃した後の紫藤家でも想定外の事態が起きていた。

 

 

 

「「おはようございますのどかさんと、ダルイゼンさん」」

 

「ああ」

 

「ええ――何で飛鳥ちゃんと薫ちゃんが起きてるの?」

 

 

のどかは直哉を起こす為に、ダルイゼンと共にこの部屋に来たら飛鳥と薫が起きていたので驚いて大声を出していた。

 

そしてのどかの大声で、この家にいる全員が集まった。

 

 

そしてエステルが飛鳥と薫に聞く。

 

 

「貴女達どうやって復帰したの?」

 

 

「「実は・・・・」」

 

「おおおお、ヴォルクルス様多少は違う所がありますが、ヴォルクルス様に間違いありませんね」

 

「うん、ヴォルクルス様の中に異物がありますね3つほど・・・いや2つだけ邪魔ですから排除しましょう」

 

そう言ってルオゾールは、ヴォルクルスの中にある飛鳥と薫のやる気をヴォルクルスの中から排除した。

 

それに伴い飛鳥と薫は、直哉達とブルーが想定外の仕方で復活するのだった。

 

「成る程ねそう言う復活も、あるのね。丁度いいわ2人とも魔装機神で、戦える?」

 

 

「「はい」」

 

「あのーーエステルさん魔装機神てっなんです?」

 

 

サマーがエステルに聞く。

 

 

「ちょうどいいわ、飛鳥と薫2人の魔装機神で、こちらのプリキュアを運んでくれないかしら?」

 

 

「「いいですよ。エステルさん」」

 

 

そしてエステルと飛鳥と薫とサマー達は玄関に向かった。

 

玄関では・・・

 

 

「出てきてサイバスター」

 

出てきてザムジード」

 

 

!!

 

「「「「「これが魔装機神」」」」」

 

 

飛鳥と薫そう言うと、彼女達が持つ球が反応し魔装機神を出現させた。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新生帝国華撃団&プリキュアVS地底戦力&あとまわしの魔女の配下前編

玄関では・・・

 

 

「出てきてサイバスター」

 

「出てきてザムジード」

 

 

!!

 

「「「「「これが魔装機神」」」」」

 

 

飛鳥と薫そう言うと、彼女達が持つ珠が反応し魔装機神を出現させた。

 

「きれいですね」

 

サマーが言う。

 

 

「さあ、急いで飛鳥と薫」

 

「「はい」」

 

 

「プリキュアの4人も、サイバスターとザムジードの手のひらに2人で乗って」

 

 

 

「「「「はい」」」」

 

 

そしてサマーとパパイヤがサイバスターにコーラルとフラミンゴがザムジードの手のひらに乗って出撃した。

 

 

その頃のどか達は・・・

 

「うおお、なんだデモンゴーレムには私達の攻撃は通じるのに、何で死霊機兵には効かないんだ?」

 

 

「ちゆちゃんこれって?」

 

「ええ、恐らく死霊機兵には特別な攻撃しか効かないんじゃない?」

 

 

「それって私達と直哉っちの力が、ヤラネーダに効かないのと同じなのかな?」

 

 

「ええ多分ね」

 

 

「そうだとすれば、地底世界ラ・ギアスの技術が搭載されているサイバスターやザムジードので相手しないと倒せないのですね」

 

 

アスミがちゆに聞く。

 

 

「あくまで死霊機兵と言う限定かも知れないけどね」

 

「ラ・ギアスに関してはマサキさんに戻って報告しないとね」

 

「うん、まさかヴォルクルスの上半身がこちらにきているなんてね」

 

 

「そうねこちらのヴォルクルスの上半身は別の個体みたいだけど、飛鳥と薫ちゃんの話では、話してたみたいね」

 

 

「あ、サイバスターとザムジードが到着したよ」

 

 

 

「ぬうっここに来てサイバスターとザムジードの登場ですかヤバイですね」

 

 

「薫行くよ」

 

「うん飛鳥ちゃん」

 

 

「レゾナスクエイク」

 

「切り裂けパニティリッパー」

 

 

「「「「何だあの機体は?どうしてあの機体の攻撃が死霊機兵に効くんだ」」」

 

 

「おおーー凄いあんな広範囲の敵まで届くなんて」

 

「そうだね」

 

「恐らくサイバスターが高速型で、ザムジードの方がパワー重視なのかも」

 

 

「成る程なザムジードの攻撃で広範囲に攻撃し体制を崩した所をサイバスターで倒すわけか」

 

 

「見つけたぜプリキュア」

 

「あ、カニだ」

 

「俺をカニと呼ぶんじゃね――出てこいゼンゼンヤラネーダ」

 

 

そしてチョンギーレが投げたゼンゼンヤラネーダの球が人が落とした教科書を媒体にしたゼンゼンヤラネーダになった。

 

 

「行けゼンゼンヤラネーダ」

 

 

「皆行くよ」

 

 

「「「うん」」ああ」

 

 

そしてサマー達もゼンゼンヤラネーダを浄化する為に動きだす。

 

「皆一気に行くよ」

 

 

「「「了解」」」

 

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア !ミックストロピカル!」」」」

 

 

「「「「ビクトリー!」」」」

 

「何だよゼンゼンヤラネーダがやられたぞ」

 

 

「やっぱりカニだわね」

 

「そうだよねヌメリーゼンゼンヤラネーダの球の使い方を教える?」

 

 

「そうね」

 

「出てきなさいゼンゼンヤラネーダ」

 

「出ておいでゼンゼンヤラネーダ」

 

 

ヌメリーとエルダの投げたゼンゼンヤラネーダの球がそれぞれデモンゴーレムと死霊機兵を媒体としたゼンゼンヤラネーダを誕生させたのだった。

 

 

 

その頃直哉の家では・・・

 

 

「「「ああーー」」」

 

「これはまずいわね」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新生帝国華撃団&プリキュアVS地底戦力&あとまわしの魔女の配下後編

直哉の家では・・・

 

「「「ああーー」」」

 

 

「これはまずいかもですね」

 

「どういう事アスミン?」

 

ひなたがアスミに聞くがその間に答えが映し出された。

 

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

 

だがプリキュアの技を死霊機兵ヤラネーダがデモンゴーレム型に代わりに受けるとプリキュアの技を無効にしてしまった。

 

「「「「「ええ――」」」」」

 

サマー達もこの状況に驚いていた。

 

「「「ええ――どういう事」」」

 

「要は私達がヤラネーダを浄化出来ないのと一緒ですよ。のどか」

 

 

「あ、それって・・・」

 

つまり、あの死霊機兵型には死霊機兵の特性があるからあの技が効かないのね」

 

 

 

「成る程あ、もう一回撃ったよ」

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

だが結果は先ほどと変わらなかった。

 

 

「どうして浄化出来ないの?ゼンゼンヤラネーダの筈なのに?」

 

 

「皆思い出して、今の私達はもしかして死霊機兵に攻撃が当たらない時の帝国華撃団じゃないかしら?」

 

 

 

!!

 

 

「「そう言えば」」

 

「そして魔装機神の攻撃でならダメージを受けたな死霊機兵は」

 

 

「じゃあ、サイバスターとザムジードに攻撃の後に攻撃するの?」

 

 

サマーがパパイヤに聞く。

 

「ううんそれでは駄目と思う。私達の攻撃に魔装機神の力があればいいのだけど」

 

「それは無理だろう以前とは全然違うだろう」

 

それはそうだけど、このままだと死霊機兵型ヤラネーダを浄化出来ないよ」

 

 

「「「それは・・・」」」

 

 

その頃のどか達は・・・

 

 

「どう新生帝国華撃団とここのプリキュアの様子は?」

 

 

「「「あ、エステルさん」」」

 

 

「大半のデモンゴーレムと死霊機兵は、飛鳥ちゃんと薫ちゃんの到着後に倒しましたけど」

 

 

「成る程あとまわしの魔女の配下達が、デモンゴーレムと死霊機兵を媒体にして、ゼンゼンヤラネーダを出したのね」

 

「直哉貴方ならこの状況を打開する?」

 

「そうですね、まず16番目のプリキュアに渡した宝玉の制限を解除してサイバスターにアカシックバスターを撃って貰い、宝玉に魔装機神の力の一部を入れれば行けると思いますけど」

 

 

「「「「え」」」」

 

「直哉君起きて良いの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

 

「ええ、ダルイゼンとシンドイ―ネが霊力回復w手伝ってくれたので比較的に早く起きれましたね」

 

 

「そう、それじゃ行けるのね?」

 

「ええ、行けますけど少し待ってください」

 

 

そう言って直哉は、飛鳥に通信を入れた。

 

 

「飛鳥ちゃん聞こえる?」

 

「あ、パパどうしたの?」

 

「飛鳥ちゃん。今からゲートを使ってそちらに行くから、飛鳥ちゃん僕達が合図したらサイフラッシュとアカシックバスターを撃って貰える?」

 

 

「よくわからないけど、そうすればこの状況をどうにか出来るの?」

 

「それはこの世界のプリキュアを信じるしかないかな}

 

 

「わかったよパパ」

 

 

そして直哉は飛鳥との通信を切った。

 

「さて、準備h整いました。皆さん行きましょう」

 

 

「「「うん」」」

 

「はい」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

死霊機兵型ヤラネーダを倒せ

「皆行くラビ」

 

「「「うん」」」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

 

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

そして直哉はキュアグレースの体内に吸い込まれた。

 

「じゃあ皆行くわよ」

 

 

エステルとキュアグレース達は、ゲートを使い戦いの起きている場所に移動をしたのだった。

 

「皆大丈夫?」

 

 

「あ、グレースさん。皆さん」

 

 

「サマー貴女達の宝玉を少し貸して」

 

「「「「はい」」」」

 

 

そしてグレースがサマー達の宝玉はグレースの体内に吸い込まれた。

 

 

 

「「「「「ええ――」」」」」

 

「嘘でしょう」

 

 

サマー達とローラが目の前で起きた事に驚いていた。

 

 

そして数十秒後・・・サマー達の宝玉が出てきて、宝玉はそれぞれの持ち主に戻って行った。

 

 

 

「あれ、宝玉が少し変わってる?」

 

「さあ皆宝玉をそれぞれの武器に付けて」

 

 

「「「「はい」」」」

 

 

「飛鳥ッち魔装機神の力を使って」

 

 

「スパークルさん行きます。行け――サイフラッシュ」

 

「そして、アカシックバスター」

 

 

サイバスターが放った技がヤラネーダ化していないデモンゴーレムと死霊機兵を粉砕したその直後、プリキュアの持つ宝玉が音声を出した。

 

 

「デモンゴーレム型ヤラネーダと死霊機兵型のヤラネーダを浄化する為の技が完成しました」

 

 

「「「「ええ――」」」」

 

 

「皆やってみよう」

 

「「「うん」」ああ」

 

 

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア!アカシック!トロピカル!」」」」

 

 

「「「「ビクトリー!」」」」

 

 

今回の技の違いはサイバスターの技の1つであるアカシックバスターを宝玉が再現したからだ。

 

 

 

「やった――浄化出来た」

 

「「やったねサマー」」

 

 

「しかし何でいきなり浄化出来たんだ?」

 

 

「詳しくはわからないけど、グレースさんの体内に入った宝玉の変化のせいと思う」

 

 

その頃ルオゾールは・・・

 

 

「いけませんねもう少しヴォルクルス様にエネルギーとなる負の感情を貯めたかったですが・・・魔装機神ザムジードとサイバスターが出てきた以上しかたがありません」

 

 

ゴゴーーーー

 

 

ルオゾールの言葉の後にその周囲に、大規模な地震が起きた。

 

 

その頃ブルーとバトラーは

 

 

 

「ブルー様大変です何者かにヴォルクルスを奪われていて、その上2つのやる気も無くなっています」

 

 

「成る程なあの機体には、飛鳥と薫が乗っているか?」

 

 

そう言いながらブルーはサイバスターとザムジードを見る。

 

 

「バトラーお前は、魔女の居城に戻れ。カニと共にな」

 

「ブルー様は?」

 

「俺は、エルダとヌメリーを助けに行く。だがヴォルクルスが奪われた以上どこにいても危ないがな」

 

 

 

「「「「うわああ」」」」

 

 

「何だこの地震は」

 

 

「「「隊長どうします?」」」

 

 

「とりあえず飛鳥ちゃんと薫ちゃんと合流するぞ。嫌な感じがする」

 

 

「「「了解」」」

 

 

そして新生帝国華撃団も行動を開始した。

 

 

「直哉君この地震は?」

 

「恐らくルオゾールによる。ヴォルクルスを強制復活させた為に起きた地震と思います」

 

「「そんな」ラビ」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

邪神ヴォルクルスの復活と強制帰還

「「そんな」ラビ」

 

 

「とりあえずヴォルクルスが地上に出てくるまでに皆と合流して下さい」

 

「「わかった」ラビ」

 

 

「現状でヴォルクルスに有効なのは魔装機神なので、ヴォルクルスが出て来たら皆さんに伝えてください」

 

 

そしてついにその時が来た。

 

 

「グガアアア」

 

「メガグラビトンウェーブ」

 

 

「グガアアア」

 

 

ヴォルクルスが地上に出てすぐ紫色のリング状の衝撃波を乱発した。

 

 

 

「「「「「「「うわああ」」」」」」」

 

「何だ奴は?」

 

 

「とんでもねえ破壊力だぜ」

 

 

初穂がそう言い、周りを見るとその周囲は更地になっていた。

 

 

「皆さん大丈夫ですか?」

 

 

「ああ、何とか大丈夫だサマー達」

 

 

サマー達は新生帝国華撃団と合流した。」

 

 

「隊長どうする?相手の大きさが違い過ぎるけど」

 

 

あざみが誠十郎に聞く。

 

 

「正直俺達だけでは勝てないだろう。だから特殊遊撃部隊に合流するぞ」

 

 

!!

 

 

「何だよ隊長結局奴等に頼るのかよ」

 

 

「初穂いい加減にしろ。このままだと彼女達の世界が大変な事になるんだぞ」

 

 

「だけどよ・・・」

 

 

 

その頃スパークルと飛鳥達は・・・

 

 

「何々あんなに大きいの今回のヴォルクルスは?」

 

 

「ああ、スパークルさん達と私達とパパは、ラ・ギアスに行きましたね」

 

 

「うんあの時も大変だったけど今回の方がやばいよ」

 

 

「そうなのですか?」

 

 

「ええ、間違いないわアース」

 

 

「飛鳥ちゃんどうする?」

 

 

「とりあえずヴォルクルスに効果的な攻撃は、サイバスターとザムジードだけだから行くよ薫」

 

 

「了解」飛鳥ちゃん」

 

「「ハイ・ファミリア行って」」

 

 

飛鳥と薫がそう言うと、サイバスターとザムジードから遠隔自動攻撃装置それぞれから数機ずつ出てヴォルクルスに攻撃する。

 

 

「グオオオ」

 

 

「やったダメージを与えてる」

 

 

「皆」

 

「「「グレース直哉君は」」」

 

「死霊機兵型ヤラネーダを倒す為に霊力タンクモードになってサマー達の宝玉の機能を解放したよ」

 

 

「それでグレース直哉は今後の戦いについて何と言ってました?」

 

 

「うん、直哉君は・・・」

 

 

「現状でヴォルクルスに有効なのは魔装機神なので、ヴォルクルスが出て来たら皆さんに伝えてください」

 

 

「成る程わかりました私達は、サイバスターとザムジードを援護しながら戦えばいいんですね」

 

 

「ちょっと待ってくれその役目俺達にも手伝わせてくれないか?」

 

「神山さん・・・いいんですか?」

 

「ああ、勿論だよキュアグレース」

 

 

「はいはい、私達も手伝いますよグレースさん」

 

 

「ありがとうねサマー」

 

 

「それでは皆さん行きましょう。邪神ヴォルクルスを倒す為に」

 

 

「「「「「「「「「おーー」」」」」」」」」

 

 

そして2組のプリキュアと新生帝国華撃団はサイバスターとザムジードを援護する為に向かった。

 

 

「グオオオ」

 

ヴォルクルスがサイバスターに近接攻撃を仕掛ける。

 

 

「くっ早い回避が出来そうにない。こうなったらディスカッター」

 

 

サイバスターは、ヴォルクルスの近接攻撃を受けた。

 

 

「グオオオ」

 

 

「ぐうっ負けるか、カロリックミサイル」

 

「ガアアア」

 

 

ヴォルクルスがサイバスターのミサイル攻撃に怯んだ隙をザムジードの超振動拳が追い打ちをかける。

 

 

だがしかし、ヴォルクルスに対して決定的なダメージを与えられずにいた。

 

 

「飛鳥ちゃんどうする?」

 

「・・・薫コスモノヴァを使うから時間を稼いで」

 

「ええ――飛鳥ちゃんその技は使えないんじゃ」

 

 

「フッフッフなかなか面白いぞ。サイバスターとザムジード」

 

 

!!

 

「「この声はまさかヴォルクルス?」」

 

「その通りだ紫藤飛鳥と真宮寺薫」

 

 

!!

 

「「ヴォルクルスが私達の名前を」」

 

その時2組のプリキュアと新生帝国華撃団が、飛鳥達に合流した。

 

 

「飛鳥ちゃん薫ちゃん大丈夫?」

 

 

「ほう、キュアグレースと紫藤直哉もこの世界に来ていたのだったな。ならばこの場にいる全ての者よきえうせろ。この技は私の技ではないが食らうがいい。ブラックホールクラスター」

 

 

「「ええ――それはグランゾンの」」

 

「だから言っただろうブラックホールに飲み込まれるがいい」

 

 

「直哉君どういたらいいの?」

 

「この状況に打開策があるとすれば、ブラックホールクラスターと同等もしくはそれを超える技で消滅させるしかありません」

 

「そんな」

 

 

そしてヴォルクルスがブラックホールクラスターを地上に向けてはなった。

 

 

「薫・・・私やるよ」

 

 

「飛鳥ちゃん」

 

「サイバスター私に力をかして・・・行くぞ!!ヴォルクルスコスモノヴァ発射」

 

 

「うおおお。コスモノヴァだと、紫藤飛鳥め小癪な真似を・・・だがこの2つの技により次元に穴が開くだろう」

 

 

ヴォルクルスがそう言った直後次元の穴が開き、その場にいるもの全てが次元の穴にに吸い込まれた。

 

 

「「「「「「うわあああ」」」」」」」

 

 

そして次元の穴を通って出た場所はまさかの融合世界の管理をする管理者の神殿の中だった。

 

 

 

だが後になってわかるのだが、紫藤直哉とキュアグレース達がこの場にいない事が判明するのだった。

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第6章 第2部 別世界の荒野のサムライガール編
気がつけばそこは神殿と違う場所に跳んだ直哉達


「「ううん・・・ここは?」」

 

 

「「ああ、飛鳥ちゃん薫ちゃん気がついた?」」

 

「「あれ響さんに未来さんここは?」」

 

 

「ここは管理者の神殿だよ。飛鳥ちゃん達と知らない子達と新生帝国華撃団とエステルさん達が突然出来た穴から出て来た時はびっくりしたよ」

 

未来が飛鳥と薫に言う。

 

「あとダルイゼンとシンドイ―ネもいたけど、ビョーゲンキングダムに戻ったけどね」

 

「「そうですか」」

 

 

「一体何あったの?16番目のプリキュアの世界で」

 

響が飛鳥に聞く。

 

 

そしてまず飛鳥は神殿に来る切欠になった話を話し出す。

 

 

 

「薫・・・私やるよ」

 

 

「飛鳥ちゃん」

 

「サイバスター私に力をかして・・・行くぞ!!ヴォルクルスコスモノヴァ発射」

 

 

「うおおお。コスモノヴァだと、紫藤飛鳥め小癪な真似を・・・だがこの2つの技により次元に穴が開くだろう」

 

 

ヴォルクルスがそう言った直後次元の穴が開き、その場にいるもの全てが次元の穴にに吸い込まれた。

 

 

「「「「「「うわあああ」」」」」」」

 

 

そして次元の穴を通って出た場所はまさかの融合世界の管理をする管理者の神殿の中だった。

 

 

「成る程ねまさかヴォルクルスの別個体が16番目のプリキュアの世界に存在してたなんてね」

 

 

「ええ、私達も驚いたんですよ。響さんそう言えばパパとグレースさん達はトワ達と話しあいですか?」

 

 

「飛鳥ちゃん薫ちゃん今、直哉さんとグレースさん達後ヒーリングアニマル達はここにはいないよ」

 

 

「「ええ――」」

 

飛鳥と薫は響の言葉に驚いていた。

 

 

「「どういう事ですか?」」

 

 

「レイさんとトワさんが言うには、直哉君達は中心世界の周辺にいるかもしれない・・・ねえ、16番目のプリキュアの世界に真宮寺直哉君が来たんだよね?」

 

 

「「ええ」」

 

「その影響かわからないけど、私達が過去の7人世界で戦った白騎士がいる時代に行っている可能性が高いと思ってるみたい」

 

 

「「それじゃあパパとグレースさん達はジェミニさん達と一緒で紐育に向かっている可能性が高いんですか?」」

 

 

「レイさんとトワさんはそう考えているみたい、少なくとも直哉君とグレース達の反応は、融合世界の周辺にあるみたいだからね」

 

「「成る程」」

 

 

「どのみち直哉君とグレース達達が戻るまでは皆管理者の神殿で待機だよ。直哉君達が戻ってきたら私と未来はリディアンに行くけどね」

 

「シンフォギア世界が動き出すんですか?」

 

「本格的に動く前の準備だけどね」

 

その頃直哉達は・・・

 

 

「のどかさん、ちゆさん、ひなたさん、アスミさん起きてください」

 

 

「「「ううん直哉君どうしたの?」」」

 

のどか達が直哉に気がつくと直哉が女性にお礼を言った。

 

 

「カウガールさん僕達を助けてくれてありがとうございました」

 

 

「いやあ。僕はたまたま空に穴が開いたから見に行ったら君達がそこにいたからびっくりしたよ」

 

 

「そうなんですね、ありがとうございますお姉さん名前はなんですか?」

 

ちゆが少女に聞く。

 

「僕の名前は、ジェミニ・サンライズだよ」

 

 

!!

 

 

直哉はジェミニの名前を聞き驚いていた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ジェミニとの出会い

「僕の名前は、ジェミニ・サンライズだよ」

 

 

!!

 

 

直哉はジェミニの名前を聞き驚いていた。

 

その直哉の様子を、見ていたのどかが直哉に聞く。

 

 

「どうしたの?直哉君」

 

 

「いえ何でもないですよ。のどかさん、ジェミニさん今何年ですか?」

 

 

「え、今年は1927年だよ。それがどうしたの君?」

 

 

ジェミニが直哉に聞く。

 

 

「ふむ、ジェミニさん信じられないかもですけど、僕達は約93年後の未来から来た可能性があります」

 

「ええ――未来からーー」

 

 

「はい、そうです」

 

 

 

そう言って直哉は、ポケットから携帯を出してジェミニ見せる。

 

 

 

「うわあ、何それ見た事無いよ」

 

 

「ええ――携帯見た事無いの?」

 

 

ひなたがジェミニ言って自分のを取り出す。

 

「あれそれ形が違うね」

 

 

暫くして・・・

 

「うん、君達が未来から来たのは信じるよ。でも何でこの時代に来たの?」

 

 

「「「それは・・・」」」

 

 

「簡単に言えば未来で事故が起きて、事故に巻き込まれて気がついたらここにいたんですよ」

 

 

「成る程ね」

 

「じゃあ元の時代に戻るのは?」

 

「今の所戻る手段は無いですね」

 

 

「そうなんだ、良ければだけど僕の目的地まで一緒に行かない?」

 

 

「「「「「え」」」」」

 

「いいの?」

 

 

ひなたがジェミニに聞く。

 

 

「うん、僕もラリーと一緒に旅してるんだけど、やっぱり話せる人がいた方が楽しいからね」

 

 

「「「直哉君。直哉っちどうするの?」」」

 

「わかりました。ジェミニさんの頼みなら喜んで受けますよ」

 

 

「アスミさんもラテも良いですか?」

 

「「はい」ワン」

 

 

「ありがとう。あ、ワンちゃんだ可愛い」

 

そう言いながらジェミニはラテの頭をなでた。

 

 

「それではジェミニさんと旅をすることになったので、僕達の自己紹介をしますね」

 

「僕は紫藤直哉と言います。よろしくお願いいたします」

 

 

「私は花寺のどかです」

 

「私は、沢泉ちゆです」

 

「私は、平光ひなただよよろしく」

 

 

「私は、風鈴アスミと言います」

 

「わかったよ、直哉にのどかに、ちゆとひなたにアスミだね」

 

 

そして自己紹介終わった。

 

「それでジェミニさんはどこまで旅をするんですか?」

 

のどかがジェミニに質問する。

 

 

「ああ、僕の師匠の遺言で、自分がいなくなったら紐育に行けって書いてあったからね」

 

「「「ええ――ニューヨークーー」」」

 

 

ジェミニの答えに、驚くのどか達だった。

 

 

「直哉ここから紐育に行くのにそんなに大変なんですか?」

 

「うん、この時代の紐育に行くにはかなり時間がかかると思うよ。すこやか市や響さんの世界と違って、その手の技術が発展途上の頃だし」

 

 

「そうなのですね。ならプリキュアの事も、ジェミニには秘密ですか?」

 

 

「うん、まだ僕達が跳ばされた事で来たここが融合世界の1927年なのかそれとも融合世界より前の世界の1927年なのかその確証がまだわからないから」

 

 

「成る程のどか達から聞いてます。直哉を復活させるために過去の世界行った事を」

 

 

「うん、そこで僕達と接触した敵がいてね」

 

そして直哉がその時の事を話し出す。

 

 

「おやお姉さんたちも、そこの動物顔の奴と同類なのかな?ピンクのお姉さん」

 

 

 

「「「「早い」」」」

 

 

「僕はパトリック様の僕の黙示録の三騎士の一人の白騎士だよよろしくねお姉さん」

 

 

「白騎士貴方の目的は何なの?」

 

「パトリック様が、動物顔の出したあれに興味を持ったからね捕獲するのさ」

 

「邪魔をするなら4人共殺すよ」

 

 

 

「「「そうはさせないよ。白騎士そこにいるバテデモーダを捕まえさせない」」」

 

 

 

「そうなんだ。お姉さん氏を選ぶんだね。嬉しいな僕人間を殺すのが好きなんだ」

 

 

 

「うええ、そういう趣味はやめた方がいいよ」

 

 

スパークルが白騎士に言う。

 

 

 

「うるさいな。黄色のお姉さんから殺そうと」

 

 

「来るぞスパークル」

 

 

そして3人のプリキュアと雨宮さくらVS黙示録の三騎士の一人の白騎士と戦い始めた。

 

「そう言う事が、あったんですね」

 

 

「ええ、そうですね」

 

 

「おーい、直哉にアスミそろそろ夕食にするよ」

 

 

「「わかりました」」

 

 

そして直哉とアスミは、話を中断し夕食を食べ始めた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

その日の夜の話し合い1

夕食後・・・

 

 

直哉とのどか達はジェミニと離れて話をしていた。

 

 

「それで直哉君ここは融合世界のどこかなの?」

 

「ええ、それは間違いないですよのどかさん」

 

 

僕達はヴォルクルスとサイバスターによって跳ばされたのは間違い無いです」

 

薫・・・私やるよ」

 

 

「飛鳥ちゃん」

 

「サイバスター私に力をかして・・・行くぞ!!ヴォルクルスコスモノヴァ発射」

 

 

「うおおお。コスモノヴァだと、紫藤飛鳥め小癪な真似を・・・だがこの2つの技により次元に穴が開くだろう」

 

 

ヴォルクルスがそう言った直後次元の穴が開き、その場にいるもの全てが次元の穴にに吸い込まれた。

 

 

「それにより僕達はここに跳ばされた。そして僕達以外にあの場にいた人達は僕達とは別の場所に跳ばされている可能性が高いです」

 

 

「つまりここにいるメンバーで帰還する方法を見つけないといけません」

 

 

「「「そんな」」」

 

 

「それに、今いる時代が1927年と言う事は、少なくとも巴里や帝都での戦いが終わっていなければいけないとおかしいんですよ」

 

 

「あ、そっかもしここが融合世界の中心世界なら、私達が戻って来たとしても、未来の話を先に経験をさせるのはおかしいね」

 

「そうです、それに1927年と言う事でヤフキエル事変が終わった後だと考えられませんか?」

 

 

「「「あ」」」

 

「ヤフキエル事変とは何です?のどか」

 

のどかがアスミに説明をする。

 

 

 

大帝国劇場前・・・

 

「早く出て来い、真宮寺姉弟」

 

「慌てるなよパトリック・ハミルトン」

 

「「お姉ちゃん行こう、ええ、直哉君、二人は・・・さくらいろ」」

 

!!

 

二人の全体必殺技が3人を襲う。

 

 

「帝国華撃団参上!!」

 

「馬鹿な!!我等の主ブレント様の策で分断されたはず何故全員揃っているんですか?」

 

「さあな、何故だろうな、だがこれで、前力でお前にやられた借りを返せるよ」

 

「行くわよ直哉君」

 

「うんお姉ちゃん覚悟しろ、パトリック、そして黙示録の三騎士」

 

 

「成る程過去の世界でダグラス社と言う会社が帝都で事件を起こしたんですね」

 

 

 

「うん」

 

「ですが、直哉ヤフキエル事変と私達がいる時代と関係があるんですか?」

 

 

「ええ先ほど夕食前にジェミニさんにこの時代ついて聞いたら。この国の霊子機械の有名な会社が倒産したらしいのです。その結果野良蒸気としてこの国の各地に出現するようになったみたいですね」

 

 

「「「その会社ってまさかダグラス社?」」」

 

 

「恐らくはそうでしょうね」

 

「そう言う事ならここは、7人世界の1927年なの?」

 

 

ちゆが直哉に聞く。

 

 

「いえ、そうとも限りませんよ。以前確認の為に、幼馴染世界でも僕達のように1927年に来て、ジェミニさんと紐育に行くと行くと言う記録が存在してたみたいですね」

 

融合世界の記録には無かったんですが、飛鳥ちゃんと薫ちゃんが覚えていたので」

 

 

「「「ええ――」」」

 

 

直哉の言葉に驚くのどか達だった。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

その日の夜の話し合い2

「「「ええ――」」」

 

 

「じゃあ、ここは融合世界の周辺に出来た幼馴染世界か7人世界かも知れないの?」

 

 

「ええ、でも7人世界の場合僕達が体験しているイベントはやらなかったと聞いてますから、復活した事でやられてないイベントをして差別化をつけているかもしれませんし」

 

 

「「「成る程、それで直哉君。ここがどこの世界なのか判別するの?」」」

 

 

「ああ、それは簡単ですよ。ジェミニさんと紐育に行く途中で、7人世界の場合白騎士と名乗った少年がのどかさん達の事覚えてるだろうと飛鳥ちゃんと薫ちゃんが言ってましたし」

 

 

「「「「成る程」」」」

 

「そして、幼馴染世界の場合も飛鳥ちゃんと薫ちゃんが教えてくれましたよ」

 

 

「幼馴染世界の場合、紫藤直哉と真宮寺さくら、紫藤なのはと真宮寺フェイトが来たら幼馴染世界の1927年らしいですね」

 

 

「「「「そうなんだ」」」」

 

 

「ラビリンどうする?本当になのはさんとフェイトさんが来たら?」

 

「それは、どうしょうもないラビよのどか」

 

 

「そうだよね、ラビリン」

 

 

「皆さん聞いてください。もしここが飛鳥ちゃんと薫ちゃんの未来に繋がる幼馴染世界の場合は2人の名前は出さないで下さいね」

 

「あっそっか向こうの紫藤直哉さん達が、どのタイミングで飛鳥ちゃんと薫ちゃんに会うのかわからないもんね」

 

「そう言えばそうね」

 

「それもだけど、のどかっち他の紫藤直哉さんに会うの大丈夫?」

 

 

「あ、たぶん大丈夫・・・だと思う」

 

 

「ひなた、のどかに何かあったんですか?」

 

 

「うん少しね」

 

 

ひなたがアスミに説明をする。

 

 

「おーいそこの人待ってくれ、君達に聞きたいことがあるんだ」

 

 

「「「あれはこちらの紫藤直哉さん」」」

 

「どうするちゆっち?のどかっちに無理させて逃げる?」

 

 

「いやそれはやめおきましょう」

 

 

そして紫藤直哉がのどか達に追いついた。

 

 

「すまないそこの赤い髪の女の子確認したいことがあるんで胸を見せてほしい」

 

 

「「「ええーーー」」」

 

「お兄さんそれはしたらだめだよ」

 

 

 

ひなたが直哉に向けて言う。

 

 

「え、ああごめん。赤い髪の女の子の体に異質な霊力があるからね。よければ取ってあげようと思ったんだ」

 

 

「のどかの体の異質な霊力は直哉君の魂ね恐らく」

 

「それってまずいんじゃ」

 

 

「どうかな?僕なら取り出せて君を開放出来るけど?」

 

「・・・すみませんが、私に宿るこの霊力は大事な物なので手放す事はしません」

 

 

「おお、のどかっち言い切った」

 

 

「どうして断るんだい?このまま放置してたら、君の体に害を及ぼすかもしれないんだよ」

 

!!

 

 

「そんなこと絶対ありません。もう付いて来ないでください」

 

「成る程そんな事があったんですね」

 

 

「その後ね直哉っちも可愛い一面あったんだよ」

 

「聞きたいですそれも」

 

「ええ凄いと思いますよ。僕自身霊力を持っていても光武を動かせなかったので」

 

「直哉っちは直哉っちのやり方がるし、霊力があるから光武に乗る必要性は無いよ」

 

 

「そうね融合世界の帝国華撃団と協力することになっても直哉君は前線に出る必要はないと思うわ」

 

 

ひなたとちゆが言う。

 

 

「そうだよ直哉君には響さんと雨宮さくらさんとエステルさんそして私達がいるからね」

 

 

「のどかさん・・・現状ではそうですねでも。僕のどかさんの言葉に負けましたけど・・・まさかのどかさんに攻撃をされるとは思いませんでした」

 

 

 

「あれは直哉君に言ったんじゃないの本当だよ」

 

「ええ、分かってますけどいまはでも、ダメージを受けたのも事実です。頭ではわかってても、これが本音だったらと思うと」

 

 

「だから僕は逃げたんですよのどかさんの体の一部になることで」

 

 

「そうだったんだ。ならひなたちゃんが言った事が当たってたんだね」

 

「ひなたちゃん恥ずかしいからやめて」

 

 

「そうですよひなたさん」

 

 

その後直哉達は最低限の事を決めてそのまま明日に備える為に寝たのだった。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワと夏海まなつ

直哉達と花寺のどか達がジェミニと紐育に行くことを決めた頃管理者の神殿では・・・

 

 

「成る程、貴女が夏海まなつなのね」

 

「はいそうです」

 

 

「私の事は直哉達から聞いてるわね」

 

 

「はい、トワさんは融合世界の神様の1人で直哉さん達の特殊遊撃部隊の上司ですよね」

 

 

「ええそうよ。夏海まなつありがとうね」

 

「え、何のことですか?」

 

「新生帝国華撃団を助けてくれて」

 

 

「あ、その事ですか」

 

 

「いえ、結局私達も助けられましたし皆さんに」

 

 

「そう、夏海まなつこれから私の言う事は事実よ」

 

 

「貴女達と邪神ヴォルクルスの戦いで出来た次元の穴の影響でと思うけど、貴女達の世界へ繋げるゲートが作動しないのよ」

 

 

「え、それって・・・」

 

 

 

 

「そうよ暫くゲートが使えない・・・貴女達は戻れないのよ自分達の世界に」

 

 

「そんな・・・やった――」

 

「はっ貴女自分達の世界に戻れないのよそれがうれしいの?」

 

 

「はいっ私個人的に暫く融合世界で生活してみたかったので」

 

 

 

「・・・プッアハハ面白いわよまなつ」

 

「まあまさか、帰れなくなった事をここまで喜ぶとは思わなかったわね」

 

 

「だって異世界ですよ。行きたいと思いません?」

 

 

「ふむ、まなつは不安より楽しみの方が強いのね」

 

 

「はい」

 

 

「前向きなのはいいけどまなつ以外の人と人魚はどうかしら?」

 

 

「私も直哉達と人魚のやり取りを見たけど」

 

「おやおや賑やかでしたね。少しジュースと海水を持って来たので休憩したらどうですか?」

 

 

「「ありがとうございますって・・・海水」」

 

「ええ、のどかさん達から聞いて、君達二人と人魚が来てると言う事をね」

 

 

「「「ええーー」」」

 

「何で教えるのよのどか?」

 

「あはは、ごめんねこのお兄さんが、さくらさんや私達が所属する所の一番偉い人だからね」

 

 

「「ええーー」」」

 

 

「初めまして自分は紫藤直哉と言います。よろしくね。夏海まなつちゃん。涼村さんごちゃん」

 

「「凄い、名前言ってないのに」」

 

「そして、ローラ・アポロドロース・ヒュギーヌス・ラメールさん」

 

 

!!

 

「何で私のフルネームを」

 

「すみませんね、僕の仕事で主要人物の身辺調査をしているので」

 

 

「「成る程、そう言う事ですか」

 

 

「そうです。お二人には申し訳ないですけど、雨宮さくらさんが助けてもらった人物の事も調べていくとこちらにもプリキュア伝説があると知ってね」

 

 

「まなつちゃんありがとう助けてくれて」

 

 

「いえ、私達もさくらさんに助けて貰いましたし」

 

 

 

「それで先ほどからにぎやかだった理由は何でしょうか?」

 

 

 

「あ、メガビョーゲンの事教えなさいよウサギ」

 

 

「嫌ラビ、他の2人に言うなら別だけどラビ」

 

 

「何ですってーー」

 

 

「「あはは、すみません皆さん」」

 

 

「成る程、そう言う事ですか、ローラさんどうしてメガビョーゲンの事知りたいんですか?」

 

「それはこの世界に出て来たからよ。メガビョーゲンが」

 

 

 

「成る程と言う事は、こういう言い方は悪いと思いますが、ローラさん貴女にとってまなつさんとさんごさんは何なんですか?」

 

 

「何よ急にメガビョーゲンの事とまなつ達の事関係ないでしょ」

 

 

「正直あの人魚はこういう異世界から、早く戻って目的を果たしたいんじゃないの?」

 

 

「確かにローラはそうかもしれません。女王になるのが夢だと言ってましたし、でもローラにとっても融合世界での生活も無駄にならないと思います」

 

 

「信頼してるのね、まなつは人魚を」

 

 

「はい、だってローラは私の大切な友達だから」

 

 

「・・・いつまで盗み聞きしてるのかしら?人魚さん」

 

 

「え」

 

まなつはトワの言葉に驚く。

 

 

その直後ローラが部屋に入って来る。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワとローラ

「え、ローラ駄目だよ盗み聞きなんて」

 

 

「私はこの神殿を探検してたらまなつ達の声が聞こえたから聞いただけよ」

 

 

「まあ良いわ人魚にも説明をしてあげるわ」

 

 

そしてトワは、まなつにした同じ話をローラにした。

 

 

 

 

「そう、人魚これから私の言う事は事実よ」

 

 

「貴女達と邪神ヴォルクルスの戦いで出来た次元の穴の影響でと思うけど、貴女達の世界へ繋げるゲートが作動しないのよ」

 

 

「え、それって・・・」

 

 

 

 

「そうよ暫くゲートが使えない・・・貴女達は戻れないのよ自分達の世界に」

 

「・・・なんですってーーあんた神様なんでしょ、早く元の世界に戻しなさいよ」

 

 

「まなつ・・・」

 

トワは、まなつに視線を合わせるとまなつはトワに速攻謝っていた。

 

「トワさんごめんなさい」

 

「トワ丁度いいわあんた。融合世界が平和になったら直哉を殺すの?」

 

!!

 

「ええ、そうよ。直哉はその為だけに生まれた存在なのよ。当り前じゃない」

 

 

「その辺は直哉も、納得しているわよ。それを私に聞くと言う事は直哉が貴女達に喋ったのね」

 

 

「はい直哉さんが教えてくれました」

 

「みんな・・・」

 

 

「そう言う事を避ける為に現地調査をしっかりするんだ」

 

 

「直哉、私からの質問よ融合世界の平和と安定が実現したら貴方はどうなるの?」

 

 

「それは恐らく僕は死ぬでしょうね。その時が来たら」

 

 

!!

 

 

「「そんな」」

 

「あんたは本当にそれでいいの?」

 

「いいも悪いもそう言う条件の下で生まれた身ですし、場合によっては上司の気まぐれで、それを迎えても死ぬことは無いかもですけど」

 

 

「おいおいちょっと待て」

 

「特殊遊撃部隊の上司はまさか・・・」

 

 

「ええ、そうですよ。融合世界の神様です」

 

 

「「「「「ええ――神様ーー」」」」」

 

まなつ達とローラは直哉の言葉に驚いていた。

 

「貴女達も暫く融合世界で暮らすとしても、直哉と私達の決めた事に異議を唱えるのなら罰をあたえるわよ。貴女達は今特殊遊撃部隊の臨時隊員なのでしょう」

 

 

「「ひっ」」

 

「謝るから許してーー」

 

 

「駄目だ許さん。これを食らいなさい」

 

そう言ってトワから放たれた。紫色のビームがローラに直撃した。

 

 

「きゃあああ」

 

 

「ローラ」

 

 

そして、煙が晴れるとローラの人魚の部分が無くなり、代わりに人の足になっていた。

 

 

「「ええ―ローラの足が」私の足が人間の足になってる」

 

「ええ、これが人魚の罰よ、融合世界関連の異世界に行く時人魚のままだと行動しにくいでしょう?」

 

 

「ちなみにこの効果は融合世界と関係しない世界つまり貴女達の世界に戻ると元に戻るわよ」

 

 

「「ええ―つまり融合世界にいる限りローラは人間なんだ」私が人間?」

 

 

「融合世界でも人魚はいないからね。まあ昔の世界では鬼がいたけど」

 

 

「「鬼?」」

 

 

「ええ、いたわよ。興味があるならその時の記録を見る?」

 

 

「いいわ別に興味ないし」

 

 

「ええ――見ようよ」

 

 

「所でトワ、あんた直哉達ともう一組のプリキュアの捜索しなくて良いの?」

 

 

「あ――そうですよトワさん」

 

 

「直哉達の捜索はしないわ・・・何故なら居場所はわかってるからね」

 

 

「「ええ――」」

 

 

その頃直哉達は・・・

 

 

「さあ今日も紐育に行く為に頑張ろう!」

 

 

「「「元気だねジェミニさん」」」

 

 

「そうですね」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

逃げてきた少女と時代を超えて来た4人前編

今回の話から以前こちらでも投稿していた作品サクラ大戦来訪者は私の幼馴染の中で登場していた人物達が再びその作品の設定で出てきますが、プリキュア達と融合世界の主人公と幼馴染世界の主人公に協力的には見えないかも知れませんが、ご了承ください。

後突然僕が帝国華撃団の隊長代理になりましたに出ている話も出てきます



その頃直哉達は・・・

 

 

「さあ今日も紐育に行く為に頑張ろう!」

 

 

「「「元気だねジェミニさん」」」

 

 

「そうですね」

 

「・・・」

 

 

「直哉君どうしたの?」

 

 

「のどかさん、僕は最悪の場合姿を認識させないようにする装置を使います」

 

 

「どういう事直哉君」

 

 

「ええ、どうやらここはもう1人の紫藤直哉さんの世界のようですね」

 

 

「「「ええ――」」」

 

 

別の場所では・・・

 

 

「う、さくらちゃん大丈夫?」

 

 

「大丈夫だよ直哉君」

 

 

「「重いよお兄ちゃん」姉さんどいて」

 

 

「「わわ、ごめんなのは」ごめんねフェイト」

 

 

「しかし直哉君ここは何処なの?私達佐谷直哉君の世界から帰ってきたはずなのに」

 

 

さくらがその時を思い出す。

 

 

「これはどういうつもりですか?帝国華撃団の皆さん」

 

 

 

「僕達は貴方方とは、敵対するつもりはないんですがね」

 

 

 

「直哉は、騙せても俺は騙されんぞ宇宙人」

 

 

 

「成る程あの人が、原因ですね」

 

 

 

「さあやるんだやらないと直哉を傷つけるからな」

 

 

 

米田の言葉を聞いて、さくらが佐谷直哉を守る為、神桜武に攻撃を仕掛けた。

 

 

 

「さくらさん。直哉君は今何処にいるんですか?」

 

 

 

直哉は、さくらに佐谷直哉の居場所を聞いた。

 

 

 

「直哉さん直哉君を助けください」

 

 

 

「今直哉君は帝劇の地下牢にいるんです」

 

 

 

「「ええ、どうして?」」

 

 

 

「それは、直哉君が、米田司令に背いたせいです」

 

 

 

「「ええーーあれだけで」」

 

 

 

「そうです。あれだけで、でも私達が従えば直哉君には、被害を出さずにすみますから」

 

 

 

「さくらさんは如何したいんですか?」

 

 

 

「え、それは・・・」

 

 

 

「今あなた達も苦しんでいるのに、何故それを言わないんですか」

 

 

 

「僕達決めました。本来なら関わりたくなかったけど、この世界の帝劇を破壊します」

 

 

「あの世界の出来事もいい思い出ではなかったけど」

 

 

 

「あっあそこ女の子たちが盗賊に襲われているよお兄ちゃん」

 

 

「あれは、ジェミニかそう言う事なら紐育華撃団が発足する前か」

 

 

その頃ジェミニ達は・・・」

 

「フワニータちゃん危ない」

 

 

「ぐっかはっ」

 

 

「のどか大丈夫?」

 

 

「うん、大丈夫だよ」

 

「でもこのままだとじり貧ね」

 

 

「実際戦えるのはアスミンとジェミニさんだけだし」

 

「そうねこちらの直哉君がほぼ姿を出せないし」

 

「出たら出たで面倒な事になるよ、ひなたちゃん」

 

 

「とりあえず今出来る範囲でやろう」

 

 

「のどか、ひなたも、ちゆも何で私を守ってくれるの?ジェミニと同じで」

 

 

「フワニータちゃん、確かに私達は出会ったばかりだからフワニータちゃんも私達を信用できないのは仕方ないと思うよ」

 

 

「だけど、私達もジェミニさんもフワニータちゃんを助けたいと思ってるからね」

 

「のどか」

 

!!

 

 

「のどか、フワニータ危ない」

 

その時敵の攻撃がのどかとフワニータに敵の攻撃が2人を襲う。

 

 

「フワニータちゃん」

 

 

のどかがフワニータを庇う。

 

「破邪剣征・桜花放神」

 

「貴女達大丈夫?」

 

 

その時のどか達は、もう1人の紫藤直哉達と出会った。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

逃げてきた少女と時代を超えて来た4人後編

「のどか、フワニータ危ない」

 

その時敵の攻撃がのどかとフワニータに敵の攻撃が2人を襲う。

 

 

「フワニータちゃん」

 

 

のどかがフワニータを庇う。

 

「破邪剣征・桜花放神」

 

「貴女達大丈夫?」

 

 

その時のどか達は、もう1人の紫藤直哉達と出会った。

 

「貴女達大丈夫?」

 

 

「「はい」」

 

 

そしてさくらはのどか達から離れた。

 

 

暫くして・・・

 

 

「終わったねアスミさん」

 

 

「そうですね、ジェミニ。あの2人がいなければ危ない所でしたね」

 

「そうだね」

 

 

 

そして紫藤直哉と真宮寺さくらがジェミニの所に来た。

 

 

「助けてくれてありがとうございました。僕はジェミニ・サンライズと言います」

 

 

「僕は、紫藤直哉だよよろしく」

 

 

「私は真宮寺さくらよ。よろしくね」

 

 

「あれが過去の直哉ですか?」

 

 

「そうだよアスミちゃん」

 

「もう1人の紫藤直哉さんは、帝国華撃団の総司令だった筈だよ」

 

 

「へえ、そうなんですね。それだとお酒の好きなおじいさんさんはいないのですか?」

 

 

「お酒の好きなおじいさん・・・ああ、米田さんの事?」

 

 

 

「そうです」

 

 

「ごめんアスミちゃん。私も向こうの事は詳しく知らないんだ」

 

 

のどかはアスミに向けそう言う。

 

 

「しかしのどか、やりにくくなりましたね」

 

 

「うん、こちらの直哉君は認識阻害装置と念のためにジェミニさんの記憶から直哉君の存在を忘れさせてるし大丈夫と思うよ」

 

 

「でもプリキュアになれないのはまずくないですか?」

 

 

「確かにアスミちゃんの言いたい事もわかるよ。だけど、ここは過去の幼馴染世界だってわかったから。直哉君も今のようにしてるからね」

 

 

「仮にここがイヨ達によって復活させられた幼馴染世界と言う可能性もあるけどね」

 

 

「どのみち私達の力は、幼馴染世界の紫藤直哉さん達には見せられないよ」

 

 

「世界のバランスの為ですね」

 

 

「そうだよアスミちゃん」

 

 

のどかとアスミが話しているとジェミニと紫藤直哉と紫藤なのはと真宮寺さくらと真宮寺フェイトの4人がやって来た。

 

 

そして互いの自己紹介をしている時事件が起きた。

 

 

「あ、君達3人どこかで会ってない?」

 

 

「「どうやら復活した世界の幼馴染世界ではなさそうね」そうだねちゆちゃん」

 

 

「あ――思い出したお兄さんのどかっちに恥ずかしい事言ったお兄さん」

 

 

!!

 

「直哉君どういう事?」

 

「お兄ちゃん嘘言わないでね」

 

 

ひなたの一言でさくらとなのはが直哉を追いつめる。

 

 

「わかったよ話すよ」

 

 

そして直哉は話し出す。

 

 

そして紫藤直哉がのどか達に追いついた。

 

 

「すまないそこの赤い髪の女の子確認したいことがあるんで胸を見せてほしい」

 

 

「「「ええーーー」」」

 

「お兄さんそれはしたらだめだよ」

 

 

 

ひなたが直哉に向けて言う。

 

 

「え、ああごめん。赤い髪の女の子の体に異質な霊力があるからね。よければ取ってあげようと思ったんだ」

 

 

「のどかの体の異質な霊力は直哉君の魂ね恐らく」

 

「それってまずいんじゃ」

 

 

「どうかな?僕なら取り出せて君を開放出来るけど?」

 

「・・・すみませんが、私に宿るこの霊力は大事な物なので手放す事はしません」

 

 

「おお、のどかっち言い切った」

 

 

「どうして断るんだい?このまま放置してたら、君の体に害を及ぼすかもしれないんだよ」

 

!!

 

 

「そんなこと絶対ありません。もう付いて来ないでください」

 

 

そう言ってのどかは紫藤直哉から逃げ出した。

 

 

 

「「・・・なのはちゃん許可するわ」はいさくらさん」

 

「お兄ちゃん女の子に何言ってんの?ディバインバスター――」

 

 

「ギャアアア」

 

 

そして話を終えた直哉は、義理の妹のなのはによって制裁を受けたのだった。

 

 

「ごめんねお兄ちゃんが無神経な事言って」

 

 

「ううん気にしないで、それよりなのはちゃんとフェイトちゃんはいくつなの?」

 

 

「私とフェイトちゃんは9歳ですけど」

 

「「「ええ――9歳ーー」」」

 

 

 

のどか達はなのはの答えに驚いていた。

 

 

 

その頃ジェミニ達が襲われた場所から離れた所で一人の少年が見ていた。

 

 

「ふん見つけたよ奇跡の少女、ひとまず赤騎士達に報告だな」

 

 

 

そう言って少年は消えた。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

それぞれの夜の話し合い

ジェミニ達たちが、フワニータを助けて3日目の夜・・・

 

「何とか今日も何事もなく終わったわね直哉君」

 

「そうだねさくらちゃん」

 

 

「どうしたの?直哉君」

 

 

「うんやっぱりあの子達が気になるんだ」

 

「フワニータちゃんの事?」

 

「いや気になるのはのどかちゃん達さ」

 

 

「さくらちゃんから見てあの4人はどう思う?」

 

「どうって普通の子よ」

 

 

「そうだね僕からもそう見えるよ。だからこそ異質でもあるんだよ」

 

「どういう事?」

 

 

「以前は帝都で会ったから違和感がなかったけど、ここは日本じゃないんだよ。それに4人は軽装過ぎるだよ」

 

「そう言われたらそうね」

 

その頃のどか達は・・・

 

 

「ねえ直哉君私達はこのままでいいの?」

 

「ええ、そのままでいいですよ」

 

 

「でもでも直哉っちが隠れなきゃいけないじゃんずっと」

 

 

「その方が楽ですし、それに同じ名前の人物が2人いたら混乱しますからね」

 

 

「それは確かにね」

 

 

「でも本当にこのままでいいペン?」

 

「そうラビよプリキュアの事は秘密でも直哉の存在まで隠す必要あるラビ?」

 

 

「確かにそうだな、偽名でいいんじゃニャン?」

 

 

 

「いえ、このままでいます。僕が警戒してるのは指導なのはちゃんと真宮寺フェイトちゃんの2人なんで」

 

「皆さん思い出してくださいあの時を」

 

「飛鳥の意地悪・・・それに君が花寺のどかちゃんでいいの?」

 

 

「はい、花寺のどかです。よろしくお願いいたします。なのはさん」

 

 

「私は、こちらでは高町なのはと言ってね魔導士という仕事をしています」

 

 

「魔導士ですか?」

 

 

 

「そっ簡単に言えば魔法少女かな」

 

「えーーー19歳で魔法少女はないでしょうなのは叔母さん」

 

「一言多いよ飛鳥」

 

「あの―ここは何処なんですか?」

 

 

「ああ、ここは、認識阻害魔法をかけられてる子たちも聞いてね」

 

「ここはミッドチルダと言う魔法世界だよ。そして私の義理の兄が住んでいる幼馴染世界とも非常にいい関係の世界です」

 

 

「「「「「「えーーーー」」」」」」

 

「あの時のなのはさんは19で、今回の登場では9歳ですよね?」

 

 

「そう言われたらそうだね」

 

 

「しかしもう1人の紫藤直哉は、のどかさん達との記憶を持ってました」

 

 

「「「うんだね」」」

 

 

「そう言う事は紫藤直哉と真宮寺さくらと指導なのはと真宮寺フェイトは別の時間からここに跳ばされたと言う可能性が高いと思われます」

 

 

その頃もう1人の直哉とさくらは・・・

 

 

「それで直哉君。これからあの4人の所に行くの?」

 

 

「そうだよさくらちゃん」

 

 

そう言ってもう1人の紫藤直哉はのどか達の所に向かった。

 

 

再びのどか達は・・・

 

 

「「「ええ――そんな事あるのーー」」」

 

「いやいや実際に3人は成長しているなのはさんと共闘しましたよね」

 

 

 

「わかったはやてちゃん」

 

 

「ほないくで。響け終焉の笛。ラグナロク・ブレイカー」

 

 

「雷光一閃。プラズマザンバー・ブレイカー」

 

 

「GUOO」

 

 

メガ桜天武ははててとフェイトが放った二つの特大魔法を受けて一時的に行動を止めた。

 

それを見た飛鳥は・・・

 

 

「響さんさくらさん」

 

 

「「うん」」

 

 

「天剣・桜吹雪」

 

 

「破邪剣征・桜花天翔」

 

 

「響さん今のうちにメガ桜天武の搭乗口を破壊してください」

 

「了解飛鳥ちゃん」

 

 

「どうりゃあーー」

 

 

「紫藤直哉さんへの道が出来ました。なのはおばちゃん今です」

 

 

「飛鳥ここに来ておばちゃんはやめて――」

 

 

「そんな事を気にしてる場合ですか、早くしてください」

 

 

そしてメガ桜天武に乗っていた紫藤直哉はなのはたちによって救出された。

 

 

「「「確かに」」」

 

 

「おっと、もう1人の紫藤直哉さんが来たので切りますね」

 

 

「「「「うん」」ええ」はい」

 

 

そして、のどか達の元にもう1人の紫藤直哉がやって来た。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

メルクとの再会前編

「君達少しいいかな?」

 

 

「「「「はい」」」」

 

 

「単刀直入に聞くけど君達は一体何者なんだ?」

 

 

「それは未来が見える直哉さんが、何故私達に聞くんですか?」

 

 

 

!!

 

「何故君達が僕の能力の事を・・・知っている?」

 

 

「未来が見える事は、ほとんど知られて無いのに」

 

 

「その能力を使って私達の事を知れないと言う現実を見てください。紫藤直哉さん」

 

「私達は、真宮寺直哉君の7人世界と貴方の世界幼馴染世界が滅んだ後に出来た世界の住人だからですよ」

 

「なっ馬鹿な僕達の世界と7人世界が滅ぶありえない」

 

 

「残念だけどその子達の言葉は事実よ直哉」

 

 

「その声はメルク」

 

 

紫藤直哉がそう言うと、メルクが現れた。

 

 

「あ、メルクさん」

 

「久しぶりね花寺のどかとラビリンそして融合世界の紫藤直哉君」

 

 

!!

 

「メルクさんまさか記憶があるんですか?」

 

「ええ、あるわよと言うより貴女達の世界の彼女から連絡があってここに来たのよ」

 

 

「ええ――じゃあ彼女は知ってるんですね?」

 

 

「ええ管轄外だから動いてないだけよ。それにしても紫藤直哉君出て来てよ」

 

 

「はいわかりました。メルクさん」

 

 

 

そう言って、融合世界の紫藤直哉12歳が何もない所から現れる。

 

!!

 

 

「僕より小さいけど、僕に似ている」

 

 

「お久しぶりですねメルクさん僕はあちらの幼馴染世界かと思ってましたけど違いましたね?」

 

 

「実はね今君達がいる時代は、私が少し手を加えたの」

 

「「え、どういう事ですか?」」

 

 

直哉とのどかがメルクに聞く。

 

 

「そして、メルクが話す。

 

 

「ええ――それはグランゾンの」」

 

「だから言っただろうブラックホールに飲み込まれるがいい」

 

 

「直哉君どういたらいいの?」

 

「この状況に打開策があるとすれば、ブラックホールクラスターと同等もしくはそれを超える技で消滅させるしかありません」

 

「そんな」

 

 

そしてヴォルクルスがブラックホールクラスターを地上に向けてはなった。

 

 

「薫・・・私やるよ」

 

 

「飛鳥ちゃん」

 

「サイバスター私に力をかして・・・行くぞ!!ヴォルクルスコスモノヴァ発射」

 

 

「うおおお。コスモノヴァだと、紫藤飛鳥め小癪な真似を・・・だがこの2つの技により次元に穴が開くだろう」

 

 

ヴォルクルスがそう言った直後次元の穴が開き、その場にいるもの全てが次元の穴にに吸い込まれた。

 

 

「「「「「「うわあああ」」」」」」」

 

「そう言う形で君達が、過去の幼馴染世界か、融合世界側の幼馴染世界かどちらかに転移するとあの子が連絡してきたからとりあえず準備はしてたのよ」

 

「「「「「成る程」」」」」

 

 

「まさか君達が本当にこちら側の幼馴染世界に来るとはね」

 

「多分その理由はこれだと思いますよ」

 

 

そう言って融合世界の直哉は映像を出す。

 

 

 

「彼女達は貴方達帝国華撃団を救うために来たのです。遥か未来から」

 

「未来からだって」

 

 

桜天武に乗る紫藤直哉は3人のプリキュアの姿を見た直後、キュアグレースの中で魂だけの紫藤直哉が話しかける。

 

「そうです僕達は未来から来ました。紫藤直哉さん少しの間貴方の体を自分に貸してくれませんか?」

 

「・・・君に体を貸せばこの状況を突破できるのかい?」

 

 

「ええ、これだけの霊力があれば・・・」

 

 

「成る程そう言う事があって貴女達からしたら過去の幼馴染世界に来た可能性があるのね」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

メルクとの再会後編

「ええ、もしくは・・・」

 

「すまないそこの赤い髪の女の子確認したいことがあるんで胸を見せてほしい」

 

 

「「「ええーーー」」」

 

「お兄さんそれはしたらだめだよ」

 

 

 

ひなたが直哉に向けて言う。

 

 

「え、ああごめん。赤い髪の女の子の体に異質な霊力があるからね。よければ取ってあげようと思ったんだ」

 

 

「のどかの体の異質な霊力は直哉君の魂ね恐らく」

 

「それってまずいんじゃ」

 

 

「どうかな?僕なら取り出せて君を開放出来るけど?」

 

「・・・すみませんが、私に宿るこの霊力は大事な物なので手放す事はしません」

 

 

「おお、のどかっち言い切った」

 

 

「どうして断るんだい?このまま放置してたら、君の体に害を及ぼすかもしれないんだよ」

 

!!

 

 

「そんなこと絶対ありません。もう付いて来ないでください」

 

 

そう言ってのどかは紫藤直哉から逃げ出した。

 

「そちらの直哉さんが、のどかさんに会いたいと強く思ってたのかも知れませんし」

 

 

「成る程、ごめんねのどかさんうちの息子が無神経な事を言って」

 

 

「いつ貴女の息子に僕がなったんですか?」

 

「直哉の失態を代わりに謝って言るんだから桜花が死んでからずっと私が直哉の親なのよ」

 

!!

 

「何だと!!そんな話聞いて無いぞ」

 

 

「そりゃそうよ。こんな事無ければ伝えなかったし」

 

 

「酷いそんな仕打ちされるなんて」

 

 

 

「「「流石トワさんのお母さん」」」

 

 

のどかとちゆとひなたは、メルクともう1人の紫藤直哉のやり取りを見てトワを思い出す。

 

その頃管理者の神殿にいるトワは・・・

 

 

「クチュンクチュン」

 

「風邪かしら?」

 

「あのメルクさん親子喧嘩と言うか、僕達はどうすればここから帰れるのですか?」

 

 

融合世界の直哉がメルクに聞く。

 

「ああ、そうだったわね貴女達が、元の世界に戻るにはフワニータを黙示録の三騎士とパトリックから守りなさい。融合世界の彼女達は黙示録の三騎士と戦う場合のみ本来の力を使って良いわ」

 

 

「「「「ええ――」」」」

 

のどか達はメルクの言葉に驚く。

 

「彼女達の本来の力とはいったい?」

 

「時が来ればわかるわ息子」

 

「でもいいんですかメルクさん?」

 

 

「いいわよこれは私からの特別イベントと思って、黙示録の三騎士にはあれをと一緒に媒体となるアイテムを持たせてるから」

 

 

「「「「ええ――」」」」

 

 

「それ危ないですよメルクさん」

 

「大丈夫よ黙示録の三騎士が貴女達を見たらすぐ使うように改変しているし使って戦いが終わればそれらの記憶は消えるから」

 

 

「仮にそうだったとしても危険ですよ」

 

 

「それでも私は見たいのよ。メガビョーゲンを倒す貴女達をね」

 

 

「それじゃあ私は会えるね」

 

 

そう言って、メルクは消えた。

 

 

「ちゆどことなくメルクはあの人に似てますね?」

 

 

「そうね・・・のどかアスミにトワとメルクの関係教えてないの」

 

「うん私も直哉君もサマー達の件で忘れてて」

 

 

「そうなのね」

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

通達を受けてその後の二人

今回の話には、自身の完結済みの突然僕が帝国華撃団の隊長代理になりましたで出ていた話も出てきます。



「成る程ねつまりトワも私達がヴォルクルスとサイバスターによってどこに跳ばされるかある程度予測していたと言う事ね」

 

 

「恐らくそうだと思う。そしてこちらのメルクさんは融合世界の私達の力を見たいために」

 

「ナノビョーゲンをトワさんから譲って貰ったてこと?」

 

「恐らくねひなたちゃん」

 

「でもそれだと歴史が変わるのでは?」

 

「恐らくアスミそれは無いわね。少なくとも管理者の意向により私達が関わった部分だけが修正せれるだけと思うわ」

 

 

「成る程」

 

「直哉君はどうするんだろう?」

 

「そうね、本当にメガビョーゲンが出てくるかわからないけど」

 

 

「直哉君今もう1人の紫藤直哉さんと2人で良いのかな?」

 

 

 

その頃直哉達は・・・

 

 

「さて改めて話そうか」

 

 

「はい」

 

「君は俺達がこちらに来る前にいた世界がどうなったのか知ってるのか」

 

「ええ、知ってますよ」

 

「あくまで僕達は過去の記録としてですけど」

 

「フフ、どうだ佐谷直哉俺と一心同体となってどうだ?お前が脅威と感じた裏直哉を動力源として捕獲したぞ」

 

 

「一時はどうなるかは不安でしたが、これで真宮寺薫の中にある。薫お姉ちゃんの魂を取り戻せるぞ」

 

「お前たちを捨てた奴はどうするんだ?」

 

 

「健二さん僕達の世界は、既にネウロによって滅ぼされてますから」

 

「ああ、そうだったな」

 

 

「でも一度は、戻ってみてもいいですね。どのみち4つの世界はいずれ一つになるのなら・・・」

 

「そうだな・・・裏直哉を回収できたからな、当面の目標は達成したし、紫藤直哉と飛鳥には、ナナとミズキに任せてるからな」

 

「なっ佐谷直哉君の世界が米田健二に、支配されたのか」

 

「いえ、世界は消滅したようですね」

 

 

「そして直哉さんと真宮寺直哉君の世界は近いうちに、大規模な戦いに巻き込まれるでしょう」

 

「何だって――」

 

 

「この事件の結末の事は、言いませんよ。僕にとっては過去の記録ですけど、紫藤直哉さんにとっては今後の未来となるので」

 

 

「ああ、わかった。つまり直哉君は僕と真宮寺直哉君が、米田健二に負けた事によって誕生した世界から来たのか?」

 

 

 

「簡単に言えばそうですね」

 

 

「なら君は俺の生まれ変わりなのか?」

 

「いえ、違いますよ。ただ名前は同じ名前ですけど」

 

 

「そうなのか、君の最終的目的も米田健二を倒す事なのか?」

 

 

「いえ、僕達の目的は自分達の世界のバランスを保つ事なので」

 

 

!!

 

 

「君の世界には米田健二はいないのか?」

 

 

「米田健二一派はまれに遭遇しますけど全部自分達の世界の外でですね」

 

 

 

「そうなのかい」

 

 

「そうですね」

 

 

その時ひなたが融合世界の直哉を呼びに来た。

 

 

「直哉っちそろそろ寝るよ」

 

「わかりましたひなたさん」

 

 

「それじゃあお互いもう寝よう」

 

 

「そうですね直哉さん」

 

 

そして二人はそれぞれの場所に戻った。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

フワニータを狙う者そして現れるメガビョーゲン前編

2人の直哉の話し合いの翌日・・・

 

 

「ごめんねジェミニ」

 

 

「うん何が?フワニータ」

 

 

「ジェミニ達にも目的地があるのに遠回りさせて」

 

「気にしなくていいよフワニータ」

 

 

「でも・・・」

 

 

「そう言えば直哉さん達は、昨日僕達が元の世界に戻る為に倒さないといけない黙示録の三騎士について知ってるんですか?」

 

ちゆが直哉に聞く。

 

「ああ、今いる4人の中では、僕とさくらちゃんは一応黙示録の三騎士とは面識があるよ、ねさくらちゃん」

 

 

「そうね」

 

 

「一応面識があるとはどういうことですか?」

 

 

アスミが理由を聞く。

 

 

「あ、それはね・・・」

 

「皆いいかい?」

 

「うちもいいで、神武準備完了や」

 

「私もいいですわ」

 

「ヘッ並行世界での初陣か」

 

「アイリスも頑張るよ」

 

「ええ」

 

「さくらちゃんもいい?」

 

「うんいいよ直哉君」

 

「そう言う事ですので、真宮寺直哉総司令出撃命令をお願いします」

 

 

「皆さん協力ありがとう。帝国華撃団花組出撃せよ!!」

 

「「「「「「「了解」」」」」」」

 

 

大帝国劇場前・・・

 

「早く出て来い、真宮寺姉弟」

 

「慌てるなよパトリック・ハミルトン」

 

「「お姉ちゃん行こう、ええ、直哉君、二人は・・・さくらいろ」」

 

!!

 

二人の全体必殺技が4人を襲う。

 

「惜しかったね、僕たちの虚を突いたつもりだろうけど、僕達にそう言うのは聞かないよ」

 

白騎士がそう言うが、白騎士たちは視界が晴れた時その事実に驚愕したのだった。

 

「帝国華撃団参上!!」

 

「馬鹿な!!我等の主ブレント様の策で分断されたはず何故全員揃っているんですか?」

 

「さあな、何故だろうな、だがこれで、前力でお前にやられた借りを返せるよ」

 

「行くわよ直哉君」

 

「うんお姉ちゃん覚悟しろ、パトリック、そして黙示録の三騎士」

 

 

「正確にはぼくとさくらちゃんは、真宮寺直哉君の世界で黙示録の三騎士と戦ってるんだ」

 

 

「成る程」

 

 

「ねえ、フェイトちゃんアスミさん。なんか変な感じがするね?」

 

「そうだね、人間じゃないみたいな感じがする」

 

 

 

「ええ、私は人ではありませんよ」

 

 

「「「「はっ?」」」」

 

 

アスミの言葉に唖然とするなのは達だった。

 

 

「見つけたよ奇跡の少女とプリキュア達」

 

 

!!

 

「「「「「プリキュア?」」」」」

 

「お前達には関係ないんだからそこの5人を渡せ」

 

 

「嫌だ、フワニータものどか達もお前には渡さない」

 

 

「ならいいよ、お前達を殺して5人を連れて行く。出てこい量産型ヤフキエル。魔道兵器よ、そして僕の2本の弓よ進化しろ―」

 

 

「「「「ヤフキエルに魔道兵器だってーーー」」」」

 

 

「「「「それになんだ。あの2体の怪物は」」」」

 

 

紫藤直哉となのは達は驚いていた。

 

 

「姉さんあれを見て」

 

 

!!

 

「大地が赤黒く変色してるわ」

 

 

「とりあえず、なのはとフェイトは魔道兵器を抑えて、僕とさくらちゃんとジェミニで、量産型ヤフキエルを抑えるから」

 

「「「「了解」」」」

 

「でもあの2体はどうするの?」

 

 

「それは・・」

 

 

「それは私達に任せてください」

 

「え、のどかちゃん本気かい?」

 

「はい」

 

 

そしてのどか達は行動を開始した。

 

「皆行くラビ」

 

「「「うん」」」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

 

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

 

そして直哉は、キュアグレースのステッキ中に吸い込まれた。

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

フワニータを狙う者そして現れるメガビョーゲン後編

「皆行くラビ」

 

「「「うん」」」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

 

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

 

そして直哉は、キュアグレースのヒーリングステッキ中に吸い込まれた。

 

 

「「「「ええ――どういう事ーーー」」」」

 

 

「あはは知らなかったら驚くよね」

 

 

「これが感じてた力の正体」

 

「うわあ、かわいいなあ」

 

「皆さん詳しいことは後で伝えるので、今はそれぞれの敵を倒しましょう」

 

「ああ、そうだね」

 

 

そしてそれぞれの敵と対峙した。

 

「「メガビョーゲンメガビョーゲン」」

 

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

 

そしてキュアアースは2体の内の1体の弓型メガビョーゲンを浄化した。

 

 

「私達も行くよ」

 

 

「ええ」

 

「行こうグレース」

 

 

「行くよ皆」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

 

「「届け!」」

 

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

 

そしてフワニータを狙う者が作り出した2体目のメガビョーゲンは、キュアグレース達によって浄化され、ほぼ同じタイミングで魔道兵器と呼ばれる機械兵器もそして量産型ヤフキエルも破壊された。

 

 

 

「さあ、お前の出した戦力は全部倒したぞ」

 

 

「ちっやるね、まあいいやプリキュアの力を見るのも目的でもあるし」

 

「今回はここまでしておいてやるよ、次はそうはいかないからな」

 

 

 

そう言って襲撃者は撤退した。

 

 

 

某所にて・・・

 

 

どうだった?白騎士帝国華撃団と未知の力を持つプリキュア達は」

 

 

「帝国華撃団の紫藤直哉達は、どう言うわけか知らないけど僕達の存在を知っている感じだったよ」

 

 

「そして、プリキュア達は利用価値はあると思うよ。赤騎士」

 

 

「そうか、白騎士お前は報告ついでに戻れ」

 

「赤騎士は?」

 

「私は私を追いかける男を利用して奇跡の少女を捕獲出来るように動く」

 

 

「了解」

 

 

そして2人はその場を離れた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

説明と再会前編

襲撃後のその日の夕方・・・

 

 

「「さあ、あの力について教えてください。もう1人の直哉さん」」

 

なのはとフェイトが融合世界の直哉に迫る。

 

 

 

「えっとどうしても言わないとダメ?」

 

 

「「「「「当たり前ですよ」」」」」

 

「うーん秘密でも私はいいと思うけど」

 

 

プリキュア達以外の6人の中でフワニータは知らなくていいと言った。

 

「ありがとうフワニータだけど話すよ。条件付きでですけど」

 

 

「その条件は何だい?」

 

「こちらの世界では僕達が異邦人なので最低限しか動かないのでそれでもいいのなら力については教えますよ」

 

 

「ああ、わかったよ」

 

「「ええ、お兄ちゃんそれでいいの?」兄さん」

 

 

「なのはフェイト彼の言う通りここは僕達の世界である事に間違いない。ただ少し未来の時間軸だけどね」

 

 

「そして僕とさくらちゃんの娘達の時代でも。メガビョーゲンや彼女達のような存在は存在しなかったと言っていたからね」

 

 

!!

 

 

「「「成る程飛鳥ちゃんと薫ちゃんは過去の幼馴染世界に来ている頃なんだ」」」

 

「うん、どうしたんだい3人共?」

 

「「「何でもありません」」」

 

 

「さて、プリキュアの力については、彼女達に話して貰いますね」

 

 

「「「「「「え、彼女達?」」」」」」

 

 

「準備はいい?ラビリン?ペギタン?ニャトラン?」

 

 

「「「いいラビ」いいペン」おうよニャン」

 

 

そしてヒーリングアニマルの3匹が説明を始めると混乱が起きた。

 

 

 

「「「「「「ええーーウサギとペンギンとネコが人間の言葉を喋ってるーー」」」」」」

 

 

 

「ありえないわ・・・バターン」

 

 

「ああ、さくらちゃん」

 

 

真宮寺さくらはショックのあまり気絶をした。

 

 

そしてフワニータとなのはとフェイトは、ヒーリングアニマルに興味を持ったのだった。

 

 

「成る程、君達ヒーリングアニマルは君達の世界の地球を治療する為の存在なんだね」

 

「そうラビ」

 

 

「じゃあ、大地を赤黒くしてたのは何なの?」

 

フェイトがラビリンに聞く。

 

 

「あれは、メガビョーゲンラビ」

 

「「「「「メガビョーゲン?」」」」」

 

 

「あいつらは星を病気にしてしまうんだニャン」

 

「「「「「星を病気にだって――」」」」」

 

 

「そうラビ、ラビリン達は人間のパートナーと共に地球のお手当てをしてるラビ」

 

 

「「「「「成る程そう言う事なんだ」」」」」

 

 

その頃管理者の神殿では・・・

 

 

「飛鳥と薫いいかしら?」

 

 

「「どうしたのトワさん」」

 

キュアグレース達を迎えに行ってくれない?」

 

!!

 

 

「「見つかったんですか?グレースさん達」」

 

 

「ええ、見つかったわ、まあ見つかったのは少し前なんだけど、過去の幼馴染世界にいるの」

 

「飛鳥と薫と私がミズキとナナとして生まれるパターンの幼馴染世界に」

 

 

「「ええ――どういう事」」

 

 

「詳しい原因はわからないけど恐らく、直哉を復活させるために向かった世界がどうやら私達の未来と繋がってるみたい」

 

 

「これを見て」

 

 

そしてトワは映像を再生した。

 

「こちらの世界では僕達が異邦人なので最低限しか動かないのでそれでもいいのなら力については教えますよ」

 

 

「ああ、わかったよ」

 

「「ええ、お兄ちゃんそれでいいの?」兄さん」

 

 

「なのはフェイト彼の言う通りここは僕達の世界である事に間違いない。ただ少し未来の時間軸だけどね」

 

 

「そして僕とさくらちゃんの娘達の時代でも。メガビョーゲンや彼女達のような存在は存在しなかったと言っていたからね」

 

 

!!

 

 

「嘘直哉さんとのどかさん達がいる世界に私達がいるの?」

 

 

飛鳥がそう言う。

 

 

「まあ直接会う可能性は無いと思うけど、念の為に迎えに行ってくれない?」

 

 

「「わかりました」」

 

 

「ついでに言っておくね、向こうの黙示録の三騎士はナノビョーゲンを持ってるから」

 

 

「「ええ――」」

 

「向こうの要望で6匹キングビョーゲンに貰ってメルクが黙示録の三騎士にあげたから」

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

説明と再会後編

「じゃあ、大地を赤黒くしてたのは何なの?」

 

フェイトがラビリンに聞く。

 

 

「あれは、メガビョーゲンラビ」

 

「「「「「メガビョーゲン?」」」」」

 

 

「あいつらは星を病気にしてしまうんだニャン」

 

「「「「「星を病気にだって――」」」」」

 

 

「そうラビ、ラビリン達は人間のパートナーと共に地球のお手当てをしてるラビ」

 

 

「「「「「成る程そう言う事なんだ」」」」」

 

 

「ラビリン達のパートナーがのどかさん達なんだね」

 

 

「そう言う事ラビ」

 

 

「あれ、だとするとのどかさん達がプリキュアになってる時そちらの直哉さんがいませんでいたけどん?」

 

 

「なのはがそう言う。

 

「「「「そう言えば」」」」

 

 

「直哉、のどかもう一度変身ラビ」

 

 

「ええ――いやだな」

 

 

「仕方ないよ直哉君やろう」

 

 

「わかりました」

 

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

 

「「「「ええ――」」」」

 

「直哉さんがプリキュアの武器の中に入った――」

 

 

「それよりなのは、直哉さん男の筈なのにプリキュアに変身したよ」

 

「うわあ、変身かあ僕もしたいな」

 

 

ジェミニがそう言う。

 

 

「あ―そう言えば、こういう変身ものは条件がある筈、実はそちらの直哉さんは実は女性とか?」

 

 

「それは絶対ないからね、なのはちゃん」

 

「ちっ惜しいの」

 

「少し落ち着いてなのは」

 

「でも、直哉君君から、それなりに強い霊力感じるんだけどどういう事だい」

 

 

 

「ああ、それは僕達の世界にも降魔が存在しますからね」

 

 

「何だって――じゃあ君も帝国華撃団なのかい?」

 

 

「いえ、確かに帝国華撃団とは交流はありますが、僕の霊力では光武は起動しませんでしたし」

 

 

「何だって――それだけの霊力があるのに」

 

 

「どうやら僕の霊力は、光武とは、相性が悪いようでしたね」

 

 

「それにまあ僕達の世界が少し複雑ですから、ね二人とも」

 

 

「え」

 

融合世界の直哉がそう言うと、もう1人の直哉が驚いていた。

 

 

「何でここに飛鳥と薫が」

 

「迎えに来ましたよのどかさん達と直哉さん」

 

 

「「パパお久しぶりとママは気絶してるね・・・プリキュア関連で気絶したのかな?」

 

薫がそう言う。

 

 

「ちょっと待ってくれ何で飛鳥と薫が、のどかちゃん達の事を知ってるんだい?」

 

 

「「パパ私達は、貴方が知る飛鳥と薫ではありません」

 

「どういう事だい?」

 

 

「私達も7人世界とパパの世界が滅んだ時私達はこちらの直哉さんの世界の神様に助けられたの当然私達の両親は滅んだ世界の二人なのは、変わらないよ」

 

 

「そうだったのか」

 

 

「飛鳥ちゃん薫ちゃん僕達を迎えに来たとはどういう事?よくここに来れたね」

 

「あ、それはですね」

 

 

そして飛鳥が話し出す。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

伝えられた事実と目的

「嘘直哉さんとのどかさん達がいる世界に私達がいるの?」

 

 

飛鳥がそう言う。

 

 

「まあ直接会う可能性は無いと思うけど、念の為に迎えに行ってくれない?」

 

 

「「わかりました」」

 

 

「ついでに言っておくね、向こうの黙示録の三騎士はナノビョーゲンを持ってるから」

 

 

「「ええ――」」

 

「向こうの要望で6匹キングビョーゲンに貰ってメルクが黙示録の三騎士にあげたから」

 

「成る程そう言う流れになっていた訳だだからメルクさんがああ言ったんだね」

 

 

「あのメルクさん親子喧嘩と言うか、僕達はどうすればここから帰れるのですか?」

 

 

融合世界の直哉がメルクに聞く。

 

「ああ、そうだったわね貴女達が、元の世界に戻るにはフワニータを黙示録の三騎士とパトリックから守りなさい。融合世界の彼女達は黙示録の三騎士と戦う場合のみ本来の力を使って良いわ」

 

 

「「「「ええ――」」」」

 

のどか達はメルクの言葉に驚く。

 

「彼女達の本来の力とはいったい?」

 

「時が来ればわかるわ息子」

 

「でもいいんですかメルクさん?」

 

 

「いいわよこれは私からの特別イベントと思って、黙示録の三騎士にはあれをと一緒に媒体となるアイテムを持たせてるから」

 

 

「「「「ええ――」」」」

 

 

「要は僕達がここにいるのをあの仕事しない神が知っていてメルクさんの要望に答える形で僕達の世界の敵つまりナノビョーゲンをメルクさんに渡したと言う事で良いのかな?」

 

 

「ええ、そうい事です。それで直哉さん。メガビョーゲンは何体浄化しました?」

 

 

「白騎士が2体使っていたから2体だよ」

 

 

「じゃあ、後4体浄化すれば私達が元の世界に連れて行きますね」

 

 

「「「本当飛鳥ちゃん?」」」

 

「ええ、メガビョーゲンを浄化出来れば連れて帰ってと言われたので」

 

 

「それと、向こうで動きもあるようなので、本来ならここの最終ボス戦までおらせる予定みたいだったようですけど、メガビョーゲンを浄化するまでに変更したようです」

 

 

「そう言う事なら、飛鳥ちゃん達は僕達と同じように最低限の干渉しかしないんだね」

 

 

「ええ、そうです。もう私達は直哉さんやのどかさん達の世界で暮らすしかないので」

 

 

「あ、そうかここの世界には、もう1人の飛鳥ちゃん達がいるから」

 

 

「そう言う事です。のどかさん」

 

 

「そろそろ夕食が出来るよ皆準備して」

 

 

ジェミニがそう言うと、賑やかな夕食が始まった。

 

次の日・・・

 

フワニータを狙う黙示録の三騎士の情報を探しているジェミニの元に1人の男性が因縁をつけて来た。

 

 

「お前が俺の部隊を壊滅させた赤騎士か?」

 

 

 

「え、僕知らないよ」

 

「嘘をつくな、女性で剣を持っているのはお前だけだろう。後は男だけだろ」

 

 

「何ですってーー」

 

青年の言葉を聞いたさくらが青年に文句を言うとした時直哉が止めた。

 

 

「さくらちゃん駄目だよあれはそう言うイベントなんだから」

 

 

「でも私・・・許せないよ」

 

「君の名前は?」

 

 

「敵に簡単に言うと思うか?赤騎士」

 

!!

 

「僕は赤騎士じゃない。ジェミニ・サンライズだよ」

 

 

「・・・本当に別人なんだな?」

 

 

「うん」

 

まあいいだろ。俺はブレッドだ」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

魔道兵器による襲撃

「君の名前は?」

 

 

「敵に簡単に言うと思うか?赤騎士」

 

!!

 

「僕は赤騎士じゃない。ジェミニ・サンライズだよ」

 

 

「・・・本当に別人なんだな?」

 

 

「うん」

 

まあいいだろ。俺はブレッドだ」

 

「それで僕への攻撃をやめたの?」

 

「ああ、それはよく考えたら俺の部隊の仲間がお子ちゃまに全滅させられるわけないもんな」

 

 

「うーお子ちゃまじゃないよ。私は16なんだけど」

 

「「「ええ――16歳なのジェミニ」」」

 

のどか達はジェミニの言葉に驚いていた。

 

「僕何歳と思ってたの?」

 

 

「私と同じくらいかなあと」

 

「ちなみに私達は14歳で直哉っちは12歳だよ」

 

 

!!

 

 

「「「「「「「「何だって――」」」」」」」」

 

 

「私とそんなに変わらないのに…負けた気がする」

 

「なのは私もだよ」

 

「世の中には上がいるのね」

 

なのはとフェイトとフワニータが言う。

 

 

「直哉君君は恥ずかしくないのかい?」

 

 

「ああ、僕の女装の件ですか?」

 

 

「「何だと!!君は男なのかい?」

 

 

「ええ、そうですけど・・・」

 

 

「男なのにこの中で一番女性らしく見えるよ」

 

 

「ありがとうございます。ブレッドさん」

 

 

「絶対ひなたさんですよね。直哉さんの女装慣れは・・・」

 

 

薫が言う。

 

 

「あはは。ごめん直哉っちの素材がいいからさ」

 

 

「仕方ないニャン。直哉も開き直って楽しむようになったし」

 

 

 

「でも起きる前に女装させるのはやりすぎよひなた」

 

 

「直哉は、男でも女でもこれがかわいいと言う子ですね」

 

 

「そうだよ。アスミン」

 

 

「絶対違うペン」

 

 

「あはは・・・」

 

 

「直哉さんとジェミニさんこれからどうします?」

 

 

「ああ、そうだね。ブレッドさんには悪いけど僕達は罠にかかったようだね」

 

 

「「「罠に」」

 

 

ブレッドとジェミニが言う。

 

 

その時ジェミニ達を取り囲むように現れた魔道兵器と野良蒸気がジェミニ達を襲いだした。

 

 

「危ないフワニータ」

 

「きゃああ」

 

「のどかちゃん達フワニータをお願い」

 

 

「わかりました」

 

 

そしてのどか達はフワニータを安全に守れる位置まで連れて行き融合世界の直哉が、飛鳥と薫に聞いた。

 

 

「飛鳥ちゃん薫ちゃんこの場合はどうしたらいい?」

 

 

「ここは私と薫で対応しますよ。直哉さん」

 

 

「そうだね相手が、魔道兵器なら関りがあるし」

 

そして飛鳥と薫がフワニータを守るように動き出す。

 

 

暫くして・・・

 

 

魔道兵器の襲撃によりこの世界の紫藤直哉達は、とある場所に誘導されていたことを知る。

 

 

「・・・おいおい、ありえないだろ」

 

 

「どうしたのブレッド?」

 

 

「どうして、赤騎士によって部隊が壊滅した場所なのになぜ部隊が健在なんだよ」

 

「おう、ブレッド偵察お疲れさん」

 

 

「おう、偵察だって」

 

 

「ああ、忘れたのかよ。ブレッドほら隊長に帰還の報告をして来いよ」

 

 

「ああ、そうするわ」

 

 

ブレッド達の仲間の違和感に気づいたのは融合世界の直哉達だった。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

幻術に堕ちた者達1

「「「直哉君これはどういう事?」」」

 

 

 

「「「なんでみんな何もない所で寛いでいるの」」」

 

 

 

「のどか、ちゆ、ひなたこれは幻術です」

 

 

「「「幻術?」」」

 

 

「恐らく先程の魔道兵器を倒したら。倒した相手に幻術を見せる仕掛けになっていたのでしょうね」

 

 

 

 

 

「じゃあ私達が幻術を見ないのは?」

 

 

 

「あの時に魔道兵器を倒していないからだと思います」

 

 

 

 

 

「つまりあの魔道兵器は最初からこうなるように仕向けれた罠と言う事?」

 

 

 

 

 

「ええ、その可能性が高い、そう言う事ですよね?直哉」

 

 

 

 

 

「ですが、これを仕掛けた相手のターゲットが誰なのかわからないですけど」

 

 

 

 

 

「ひとまずこちらも様子を見ましょう」

 

 

 

 

 

「「「うん」」」

 

 

 

「はい」

 

 

 

 

 

 

 

幻術を受けてる人達は・・・

 

 

 

 

 

「おう、ブレット隊長に報告したか?」

 

 

 

 

 

「ああ、怒られたがな」

 

 

 

 

 

 

 

「そりゃ仕方ねえな帰還が数日間とはいえ、遅れたんだし」

 

 

 

「事実だし否定は出来んな」

 

 

 

 

 

「あ、待ってよ直哉君」

 

 

「さくらちゃん急いであの女の子を助けないと」

 

 

 

 

 

そして直哉が少女に近づくと・・・

 

「嫌---来ないでスターライト・ブレイカー」

 

 

 

「うわああああ」

 

 

 

 

 

直哉は、少女にトラウマを植え付けられた」

 

 

「直哉君大丈夫」

 

 

 

 

 

「貴女いきなり何するの?」

 

 

 

そしてフェイトの幻覚では・・・

 

 

 

「フェイトちゃん」

 

 

 

「貴女は、誰?どうして、私の名前を知ってるの?」

 

 

 

「フェイトちゃん」

 

 

 

「私は、お母様の命令で貴女を殺しに来たの、貴女が死ねばこの世界は、お母様の物になるの」

 

 

 

!!

 

 

 

「プレシアさんが生きてるの?」

 

 

 

!!

 

 

 

 

 

「何で貴女お母様の名前を知ってるの?」

 

 

 

(もしかしてこのフェイトちゃん、PT事件前のフェイトちゃんみたい)

 

 

 

 

 

「カンナさんここは、私に任せてください」

 

 

 

「いけるんだな、なのは?」

 

 

 

「はいカンナさん」

 

 

 

「行くよフェイトちゃん、ディバインバスター」

 

 

 

「フォトンランサーファイアー」

 

 

 

二人の魔法がぶつかり激しい音と光が、幻想的に見えた。

 

 

 

「すげえ」

 

 

 

 

 

カンナは素直な感想を言った。

 

 

「成る程、わかりましたよ直哉」

 

 

「本当ですか?アスミさん」

 

 

 

「ええ、幻術らしきものに取りつかれている者達は、自分の嫌な思い出の時間に囚われています」

 

 

 

 

 

「成る程ブレッドさんは赤騎士に部隊を壊滅される前に幻術によって戻っているわけですね」

 

 

 

「そのようですね。しかもこの幻術は何度も繰り返し見る事で対象者の命を奪う仕様みたいですね」

 

 

 

 

 

「「「ええ――」」」

 

 

 

 

 

のどか達はアスミの言葉に驚いていた。

 

 

 

 

 

「直哉君とアスミちゃん。直哉さん達を助けるにはどうしたらいいの?」

 

 

 

「単純に考えるなら幻術をかけてる者を探して止めるですけど」

 

 

 

 

 

「そう簡単にはいかないですね」

 

 

 

「僕達がが幻術にかかっていない事は、相手も知っている筈。つまりここで黙示録の三騎士の誰かが動いたら僕達が止めるでしょ」

 

 

「「「うん」」当り前だよ」

 

「だからこれは、あくまで僕の予測ですけど、黙示録の三騎士は、僕達を試している可能性があります」

 

 

 

「あくまで奇跡の少女を守るのか、それともジェミニ達を優先するのかを」

 

 

 

 

 

「そこまで予測していたか、融合世界の紫藤直哉」

 

 

!!

 

 

「お前は赤騎士どうして僕達の世界の名前を」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

幻術に堕ちた者達2

「フフ、どうしてだと思う?」

 

「正解はこれだ」

 

 

そう言って赤騎士はナノビョーゲンを直哉達に見せる」

 

 

「「「ああーー」」」

 

 

「成る程、ナノビョーゲンから僕達の知識を得たのですね」

 

 

「そう言う事だ」

 

「しかし何故こんな手段を選んだのですか?」

 

 

「それはお前達と戦う為だ。さあお前達も変身しろ」

 

そう言って、赤騎士は1つの香炉を取り出した。」

 

 

「「「「あれは」」」」

 

 

「これは幻魔の香炉と言ってなこれを破壊しなければ紫藤直哉達は死ぬぞ」

 

「行ってこいナノビョーゲン」

 

 

「ナノーー」

 

そして香炉型メガビョーゲンが現れた。

 

 

 

「皆行くラビ」

 

「「「うん」」」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

 

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

 

「皆さん香炉型のメガビョーゲンの浄化を慌てないで確実にしましょう」

 

 

「「「「うん」」」はい」

 

 

「ほうこれがプリキュアの力ね」

 

「面白いわねこのナノビョーゲンとやらも」

 

 

「さて、頃合いね」

 

「黒騎士今の内に奇跡の少女を」

 

「おう任せておけ」

 

 

「おかしいですこのメガビョーゲン明らかにグレース達と戦う意思がないようです」

 

!!

 

「グレース、フォンテーヌ、スパークル急いでフワニータを守りに行ってください」

 

「しまったそれが狙いか」

 

「でも、私達があれを浄化したらジェミニ達が、復活するんじゃ?」

 

「スパークルあの香炉が本物でもすぐ、皆が動けるわけでは無いわ」

 

 

「あ、そうか」

 

 

「それにな、あの香炉が偽物と言う可能性もあるぞ」

 

 

「直哉君どうする?」

 

 

「ここはアースの意見で行きます。3人共いいですか?」

 

 

「「「うん」」ええ」

 

 

そしてグレース、フォンテーヌスパークルは、急ぎフワニータの元に向かう。

 

 

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

 

グレース達の動きを見たメガビョーゲンが、グレース達を追いかけはじめ、アースに背後を見せていた。

 

 

「今です」

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

 

そして香炉型メガビョーゲンを浄化に成功したキュアアースは急ぎグレース達の後を追っていた。

 

 

 

その頃グレース達は・・・

 

 

「やっぱり僕達全員赤騎士にしてやられましたね」

 

「うん、悔しいけど」

 

「そうね・・・」

 

 

「フワニータちゃんどこにいるんだろ?」

 

 

「あ、直哉とグレース見るラビジェミニ達が起き始めたラビ」

 

 

「どうやら香炉は本物だったようですね」

 

 

そして融合世界の紫藤直哉と4人のプリキュア達は今までの事を幻術にかかっていた人たちに話した。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

フワニータ救出する為の話し合い前編

「そんなフワニータが黙示録の三騎士に攫われたなんて」

 

「なんてこった俺達全員が、赤騎士の掌の中だったって事かよ」

 

 

ジェミニとブレッドがそう言う。

 

 

「お兄ちゃんどうやってフワニータをを探すの?」

 

 

なのはがこの世界の紫藤直哉に聞く。

 

 

「うーん、ジェミニこれから言う事を信じるかは君に任せるよ」

 

 

「はいわかりました」

 

 

「僕の勘でだけど、フワニータはグランドキャニオン方面にいるような気がするよ」

 

!!

 

 

「グランドキャニオンだと、馬鹿なグランドキャニオンはここから4日はかかる距離だぞ」

 

 

「そんな魔法のような移動手段があるわけないだろ」

 

 

ブレッドがそう言う。

 

 

「「魔法はありますよブレッドさん。魔道兵器は魔法が動力源なので」」

 

 

なのはとフェイトがブレッドに魔法について越明する。

 

 

 

「まだ信じられないぜ魔法が実在するなんてよ」

 

 

「飛鳥と薫はどう思う?」

 

 

直哉が飛鳥と薫に聞く。

 

 

「「パパ私達はその質問には答えられないよ」」

 

「どうして?」

 

 

「「何故なら私達は、攫われたフワニータの場所を知っているから」」

 

 

「「「「「「ええーー」」」」」何だと―」

 

 

 

ジェミニ達は、飛鳥と薫の答えに驚いていた。

 

 

「フワニータの居場所知っているんなら教えろよ」

 

 

「駄目です。ブレッドさん」

 

 

「パパ私達が答えられない理由はわかるよね?」

 

 

「ああ、飛鳥と薫が気にしている理由はわかるけど、方向くらいいいんじゃないかい?これから起こる事がちゃんと起きればいい筈だしね」

 

 

「・・・わかりましたパパ。フワニータさんははパパの言う通りグランドキャニオン方面にいますよ」

 

 

「まじかよ」

 

「じゃ皆で、グランドキャニオンを目指そう」

 

「「「「「おーー」」」」」

 

 

「あ、すみません。盛り上がっている所、私と薫とのどかさん達はここから別行動をとらせてもらいます」

 

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

 

「どうして一緒い行こうよ飛鳥ちゃん」

 

 

ジェミニが飛鳥に言う。

 

 

「皆さんもう1人の直哉さんから聞きませんでした?」

 

 

「ありがとうフワニータだけど話すよ。条件付きでですけど」

 

 

「その条件は何だい?」

 

「こちらの世界では僕達が異邦人なので最低限しか動かないのでそれでもいいのなら力については教えますよ」

 

 

「ああ、わかったよ」

 

「「ええ、お兄ちゃんそれでいいの?」兄さん」

 

 

「なのはフェイト彼の言う通りここは僕達の世界である事に間違いない。ただ少し未来の時間軸だけどね」

 

 

「そして僕とさくらちゃんの娘達の時代でも。メガビョーゲンや彼女達のような存在は存在しなかったと言っていたからね」

 

 

「グランドキャニオン周辺での戦いは異邦人のどかさん達を始め私と薫も参加できないんですよ」

 

 

「参加するとこの世界の歴史が変わるから?」

 

「はい」

 

 

「でも飛鳥ちゃんと薫ちゃんは私達の娘よ・・・あれ」

 

「どうやらママに記憶の上書きが始まりましたね」

 

 

「そのようだね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

フワニータ救出する為の話し合い後編

「グランドキャニオン周辺での戦いは異邦人のどかさん達を始め私と薫も参加できないんですよ」

 

 

「参加するとこの世界の歴史が大きく変わるから?」

 

「はい」

 

 

「でも飛鳥ちゃんと薫ちゃんは私達の娘よ・・・あれ」

 

「どうやらママに記憶の上書きが始まりましたね」

 

 

「そのようだね」

 

「でもパパは時が来るまで私達の事は忘れませんよ」

 

 

「え、どういう事」

 

「パパともう1人の紫藤直哉さんは記憶の部分は共通なので」

 

 

「つまり今回の出会いによって僕と直哉さんにありえない繋がりが出来たかも知れないの?」

 

「それは、あるかもしれないけど違うよパパ。直哉さんの世界の帝都はパパ達の世界をアレンジしていると言う事だよ」

 

 

「あくまでも帝都はね」

 

「成る程ね、僕と直哉君にはそう言う部分での繋がちはあるんだね」

 

「ただパパみたいにあちらの直哉さんは米田健二達との繋がりは無いから」

 

 

「成る程僕や真宮寺直哉君みたいに使命かされてないんだね」

 

 

「そういう事だよ」

 

 

「しかし、さっきまで僕達の娘だったのにごめんね飛鳥ちゃんと薫ちゃん」

 

 

「いえ、気にしないで下さい。紫藤直哉さんこれで私達も決断出来ましたから」

 

 

「あ、2人とも・・・」

 

 

その頃融合世界の直哉達は・・・

 

 

「飛鳥ちゃんと薫ちゃん決断したね。直哉君」

 

 

「ええ。苦しい決断と思いますよ。今まで家族だった人同士が、直哉さんの一言により分岐した事により飛鳥ちゃんと薫ちゃんの立場に新たな飛鳥ちゃんと薫ちゃんが登場したので」

 

「でも直哉っちこのまま直哉さん達と別行動をとるの?」

 

 

「そうですよひなたさん」

 

 

「それで大丈夫なの?」

 

 

ちゆが直哉に聞く。

 

 

「ああ、本当の意味で別行動すと言う意味ではありませんよ。つまり姿を消す装置を使って、直哉さん達を追いかけながら残りのメガビョーゲンを浄化するんですよ」

 

 

「成る程、つまり飛鳥と薫にああ言ってもらう事によって黙示録の三騎士に、こちらの直哉達に対して残りのメガビョーゲンを使わせる作戦なんですね」

 

 

「「「ええ――そうだったのーー」」」

 

「ええ、白騎士が襲ってきてからすぐにブレッドさんが来ましたよね?あの時ブレッドさんは、無意識に操られていた可能性が高いと僕は考えていましたから」

 

 

「確かにタイミング的に敵として現れるにしても明らかにすぐ戦う事をやめたわね」

 

 

「ええ、明らかにジェミニの性格ならここまでで止めたら仲間に入れて貰えると確証を持っていたように見えましたし」

 

「用心した方が良いと思っていたら魔道兵器がそれも無人で襲って来たので」

 

 

「「「成る程」」」

 

 

「それで直哉君はブレッドさんが来てから私達とブレッドさんとの接触はさせないようにしてたんだね」

 

 

 

「念の為の処置がかなり効きましたね」

 

 

「もしこれでブレッドさんがいる前で飛鳥ちゃんと薫ちゃんが別行動を取ると言ったら、ブレッドさんが操られているのならジェミニ達を確実に倒せる戦力があるなら使う可能性があると思いませんか?」

 

 

 

その時飛鳥と薫がのどか達の所にやって来た。

 

 

「直哉さん。ブレッドさんの前で話す情報はあれで良いですか?」

 

「うんありがとう。タイミング的にメルクさんがさくらさんの記憶を操作したから飛鳥ちゃんの話は事実と思ってくれたと思うよ」

 

 

「そうだといいですけど」

 

 

「後はブレッドさんが操られているのなら早くて今夜か、グランドキャニオン周辺につく前に仕掛けると思うよ」

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

管理者の神殿での準備へ

その頃トワは、管理者の神殿で、融合世界のキュアグレース達の戦いの映像を見ていた。

 

「へえ、黙示録の三騎士白も赤もナノビョーゲンを面白い使い方をするわね」

 

トワは香炉型メガビョーゲンとの戦いの映像を見る。

 

 

「皆さん香炉型のメガビョーゲンの浄化を慌てないで確実にしましょう」

 

 

「「「「うん」」」はい」

 

 

「ほうこれがプリキュアの力ね」

 

「面白いわねこのナノビョーゲンとやらも」

 

 

「さて、頃合いね」

 

「黒騎士今の内に奇跡の少女を」

 

「おう任せておけ」

 

 

「おかしいですこのメガビョーゲン明らかにグレース達と戦う意思がないようです」

 

!!

 

「グレース、フォンテーヌ、スパークル急いでフワニータを守りに行ってください」

 

「しまったそれが狙いか」

 

「でも、私達があれを浄化したらジェミニ達が、復活するんじゃ?」

 

「スパークルあの香炉が本物でもすぐ、皆が動けるわけでは無いわ」

 

 

「あ、そうか」

 

 

「それにな、あの香炉が偽物と言う可能性もあるぞ」

 

 

「直哉君どうする?」

 

 

「ここはアースの意見で行きます。3人共いいですか?」

 

 

「「「うん」」ええ」

 

 

そしてグレース、フォンテーヌスパークルは、急ぎフワニータの元に向かう。

 

 

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

 

グレース達の動きを見たメガビョーゲンが、グレース達を追いかけはじめ、アースに背後を見せていた。

 

 

「今です」

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

 

そして香炉型メガビョーゲンを浄化に成功したキュアアースは急ぎグレース達の後を追っていた。

 

 

映像終了・・・

 

 

「さて直哉とグレース達ももうすぐ帰れそうだし次の仕事はやっぱり獅童光関連の仕事かしらね」

 

 

「トワいるか?」

 

 

「いるわよレイ」

 

 

トワがそう言うとレイがトワの部屋に入った。

 

 

「トワ獅童光達が目覚めないのは、彼女達の魂が彼女達の魔神と共に封印された結果だったぞ」

 

「成る程、龍咲海や鳳凰寺風もそれぞれの魔神と共に封印されているのね?」

 

「海と件に関したら魔神の封印が解ければこちら側に転移されるだろう」

 

 

「それで魔神の封印されている場所は?」

 

 

 

「それがなセフィーロなのだよトワ」

 

 

「・・・はっセフィーロですって、ちょっと待って私はセフィーロでの全ての戦いを終えた獅童光を融合世界の方に守護者として呼んだのよ。それがどうして」

 

「それは恐らくイシュメルガのせいだろうな」

 

 

「トワこれを見て見ろ」

 

 

「恐らくその可能性もありますが、イシュメルガは似た存在のいる世界に行ったのではないかと」

 

「成る程なデボネアか」

 

「ええセフィーロと呼ばれる世界に行っている可能性もあります」

 

「これは以前の記録の中で見つけたんだが、イシュメルガのセフィーロ来訪により

デボネアの消滅が免れていて消滅したと思った魔法騎士の三人を今の状態にデボネアがしたんじゃないか?」

 

「可能性としては十分あり得るわね」

 

 

「ただな、魔法騎士の開放は1人ずつしか出来そうにないがな」

 

 

「成る程ゲームとかでよくあるパターンね。まあこれ以降は直哉達が戻ってから進めるしかないわね」

 

「そうだな」

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

黙示録の三騎士との決戦1 白騎士戦

フワニータを攫われて4日目・・・

 

 

ジェミニ達が目的地周辺に着いた時彼女達の前に1人の少年が現れた。

 

 

「フフ、来たなカウガールとゆかいな仲間たち」

 

 

「「はあ、誰がゆかいな仲間だ」そうなのなのはと言う名前があるよ」

 

 

「ナノは落ち着いて」

 

白騎士の言葉にブレッドとなのはは強く反応した。

 

 

「フワニータを返せ」

 

 

「それは無理だよカウガール奇跡の少女には、大事な役目があるのだから」

 

「大事な役目だって」

 

 

「そうさ、それに情報通りプリキュアは不在のようだね」

 

 

!!

 

「何故黙示録の三騎士は僕達がプリキュア達と別行動をしているのを知ってるんだ」

 

「あ、すみません。盛り上がっている所、私と薫とのどかさん達はここから別行動をとらせてもらいます」

 

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

 

「どうして一緒い行こうよ飛鳥ちゃん」

 

 

ジェミニが飛鳥に言う。

 

 

「皆さんもう1人の直哉さんから聞きませんでした?」

 

 

「ありがとうフワニータだけど話すよ。条件付きでですけど」

 

 

「その条件は何だい?」

 

「こちらの世界では僕達が異邦人なので最低限しか動かないのでそれでもいいのなら力については教えますよ」

 

 

「ああ、わかったよ」

 

「「ええ、お兄ちゃんそれでいいの?」兄さん」

 

 

「なのはフェイト彼の言う通りここは僕達の世界である事に間違いない。ただ少し未来の時間軸だけどね」

 

 

「そして僕とさくらちゃんの娘達の時代でも。メガビョーゲンや彼女達のような存在は存在しなかったと言っていたからね」

 

「あの話をした時周りに敵はいなかった筈なんだけど・・・まさか」

 

 

「まさか僕達の中に内通者がいるのか?だとしたら一体誰なんだ」

 

 

 

「さて、カウガールとゆかいな仲間たち覚悟はいいかな?」

 

「何の覚悟だ?」

 

「そりゃ当然死ぬ覚悟さ、出でよ量産型ヤフキエル、そして降魔よ」

 

 

そして白騎士は総勢50体を超える量産型ヤフキエルと降魔を呼び出していた。

 

 

!!

 

「「「「何故この地に、降魔が」」」」

 

 

「さあ、どうしてだろうね。さあ、いけ量産型ヤフキエルと降魔よゆかいな仲間たちを殺せ」

 

 

そしてジェミニ達と白騎士の最後の戦いが始まった。

 

 

その頃姿を認識させない装置を使っているのどか達は・・・

 

 

「直哉君私達も動く?」

 

 

「いえ、白騎士の相手はこちらの直哉さん達とジェミニさん達に任せましょう」

 

 

「せっかく白騎士が、ああ言ったので」

 

「それは無理だよカウガール奇跡の少女には、大事な役目があるのだから」

 

「大事な役目だって」

 

 

「そうさ、それに情報通りプリキュアは不在のようだね」

 

「あの情報が内通者(ブレッド)か確認する為に飛鳥ちゃんと薫ちゃんの協力で黙示録の三騎士に与えた情報ですからもう少し様子を見ておきましょう」

 

 

 

「そうね、メガビョーゲンも出てないし」

 

 

「そうですね、それにこちらの直哉も内通者の存在に気づいたみたいですし」

 

 

「飛鳥ッちと薫ッちありがとう」

 

 

「「いえいえ大した事してませんよ」」

 

飛鳥と薫がそう言う。

 

 

「あ、戦いが終わったようですね」

 

 

「馬鹿なこの僕がカウガールとゆかいな仲間たちにやられるなんて・・・」

 

 

そして白騎士が操る蒸気機械は白騎士と共に爆散したのだった。

 

 

それに伴い白騎士が使役していた降魔と量産型ヤフキエルは自爆をするのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

黙示録の三騎士との決戦2 赤騎士&黒騎士編前編

「第一関門突破ですね直哉さん」

 

 

「ああ、そうだねジェミニ」

 

「さあ、皆進もう」

 

 

 

「「「「「おおーー」」」」」

 

 

そして白騎士を倒したジェミニ達が先に進むとその先には巨大な墓地が現れた。

 

 

「「「「「「何なんだこの巨大な墓地は」」」」」」

 

 

「うふふ、いいだろこの墓地は?」

 

 

「赤騎士出やがったな」

 

 

「ああ、ブレット久しぶりだな。まだ私を殺したいか?」

 

「当たり前だ。俺はお前を殺す為に、生きてきたのだから」

 

 

「そうか、いいだろうパトリック様と奇跡の少女が一つになるまでこの赤騎士が相手してやるぞ」

 

 

 

!!

 

「ジェミニ君は先に行くんだ」

 

「でも・・・」

 

「ジェミニフワニータを助けられるのは君だけだよ」

 

「直哉さんここは任せて良いですか?」

 

 

「ああ、いいよねさくらちゃん。なのは、フェイトちゃん?」

 

 

「「「ええ」うん」」

 

 

「皆ありがとう」

 

 

そう言いながら、ジェミニは先に進む。

 

 

「ふん、まあいいカウガール1人行かせても問題ないな。何せ黒騎士がいるのだからな」

 

「さて、異国の剣士たち存分に楽しもうではないか」

 

 

その頃先に進んだジェミニは・・・

 

 

「何だここは?まるで闘技場みたいだ」

 

 

 

「よくここまで来たなカウガールよ」

 

 

「誰だ!!」

 

「俺は黙示録の三騎士の最後の一人黒騎士だ」

 

「カウガールよ、奇跡の少女を助けたくばそこの階段から行くことだな」

 

 

「何を言ってるの?わざわざ僕を行かせるの」

 

 

 

「ああ、俺はカウガールお前と戦う気はない」

 

「何だって――」

 

 

「俺が興味を持つ者は、カウガールお前の背後にいる者達だ」

 

 

「え、誰もいないけど?」

 

 

ジェミニがそう言うと黒騎士が笑い出した。

 

 

「くくっそうだったな奴等を引きずりだすのならこれを使うんだったな。そして黒騎士は4本の斧を取り出した。

 

 

「行ってこい3体のナノビョーゲン」

 

!!

 

 

そして3体のナノビョーゲンは3本の斧に感染して斧型メガビョーゲンに進化したのだった。

 

 

その頃赤騎士と戦っているブレッド達は・・・

 

 

「何だこの赤黒い物は?」

 

「お兄ちゃんこれはまさか・・・」

 

 

「間違いないねなのは、恐らくメガビョーゲンを黒騎士が作り出したのだろう」

 

 

 

「「「ええ――まずいよお兄ちゃん」直哉君どうするの?」こんな時のどかさん達がいれば」

 

 

「はは、黒騎士即ケリをつける気か」

 

 

「おい、何なんだよメガビョーゲンという物は?」

 

 

 

ブレッドが直哉に聞く。

 

 

そして直哉が話し出す。

 

「「「「ええ――どういう事ーーー」」」」

 

 

「あはは知らなかったら驚くよね」

 

 

「これが感じてた力の正体」

 

「うわあ、かわいいなあ」

 

「皆さん詳しいことは後で伝えるので、今はそれぞれの敵を倒しましょう」

 

「ああ、そうだね」

 

 

そしてそれぞれの敵と対峙した。

 

「「メガビョーゲンメガビョーゲン」」

 

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

 

そしてキュアアースは2体の内の1体の弓型メガビョーゲンを浄化した。

 

 

「私達も行くよ」

 

 

「ええ」

 

「行こうグレース」

 

 

「行くよ皆」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

 

「「届け!」」

 

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

 

そしてフワニータを狙う者が作り出した2体目のメガビョーゲンは、キュアグレース達によって浄化され、ほぼ同じタイミングで魔道兵器と呼ばれる機械兵器もそして量産型ヤフキエルも破壊された。

 

「ブレッドさん貴方と合流前にそう言う事があったんですよ」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

黙示録の三騎士との決戦2 赤騎士&黒騎士編後編

「おいどういうこった赤騎士俺は聞いて・・・がっ」

 

「この馬鹿が、まあいい人形との関係がばれたとしても勝つのは我らの王パトリック様だ。覚悟するがいい、あの時我らの真のパトリック様を殺したきっかけを作った貴様達は許さんぞ」

 

 

!!

 

「赤騎士お前はまさか・・・7人世界の赤騎士なのか・・・」

 

 

「そうだ」

 

「へえー貴方がパトリックさんですか?貴女の守護者である2人は真双焔武に夢中のようですから、貴方の動きを、封じますね」

 

「な、何をする気ですか?」

 

「さくらちゃんお願い」

 

「うん」

 

桜武の一振りが、パトリックの両足の骨を砕いた。

 

「ぎゃあああああ。痛い、痛い痛い」

 

!!

 

「パトリック様」

 

パトリックの悲鳴を聞きつけ、赤騎士が、桜武と対峙した。

 

「貴様許さんぞ!!よくもパトリック様を」

 

「今ですマリアさん」

 

「了解」

 

マリアの神武からはなたれた銃弾がパトリックの心臓を貫いた。

 

「あ・・・が、私がこん・・・な・・所で・・・」

 

 

 

「私は、お前達にパトリック様を殺されその憎しみによってなのかわからんが、気がついたらこちら側に来ていた。

 

 

「それは赤騎士だけか?」

 

「ああ、白騎士と黒騎士は、最初からこちら側の人物だ。さて、紫藤直哉と真宮寺さくらよ、私の復讐劇を始めるぞ」

 

 

「「くっどうしてもやるのか?」やるの」

 

 

「行くぞ―――」

 

 

その頃黒騎士の方では・・・

 

 

 

「このタイミングでメガビョーゲンを躊躇なく使うなんて」

 

 

「「「直哉君良いよね?」」」

 

「仕方ありません。飛鳥ちゃんと薫ちゃんはそのまま黒騎士を抑えてください」

 

 

「「了解」」

 

 

そして直哉がスイッチを切ると・・・

 

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

 

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

 

「ええ――プリキュアと飛鳥ちゃん達ーー」

 

「ジェミニさんここは私達が受け持つから貴方は早く行って」

 

「わかった」

 

そしてジェミニが最深部に向かった。

 

「やはり来てくれたなプリキュアと紫藤直哉」

 

 

「貴方は一体誰なの?この世界の人は私達の事は知らない筈」

 

「ならこの姿ならどうだ?」

 

黒騎士がそう言うと、次第に黒騎士の姿が変化し始め、白騎士の少年の姿に戻って行く。

 

 

「「「ああーー」」」

 

「貴方は白騎士」

 

 

「何で何で、ジェミニ達にやられた筈なのに」

 

 

「成る程、白騎士貴方は赤騎士と同じようにどういう経緯で来たのか知らないですけど、7人世界の白騎士ですね」

 

「正解だよ紫藤直哉」

 

 

 

「「「ええ――」」」

 

直哉の言葉に驚きながらグレース達は思い出す。

 

「あはは、お姉さんたちの技面白いね。一見僕に聞かないように見えてちゃんとダメージを入れるなんて・・・だけど」

 

 

「「「きゃあああ」」」

 

 

「その程度の力じゃ僕は殺せない」

 

 

白騎士の反撃を受けてしまったプリキュア達だった。

 

 

「「「はあ、はあ」」」

 

 

 

「ふふ、そろそろお姉さん達限界かな?」

 

 

「認めたくないけどこれ以上は・・・」

 

 

フォンテーヌがそう言う。

 

 

そうそして僕は言ったよね次はお姉さん達を必ず殺すとね」

 

そして白騎士はグレース達に襲い掛かるが・・・

 

 

「「させない」グレースさん達はメガビョーゲンを浄化してください」

 

「ありがとう飛鳥ちゃん薫ちゃん」

 

 

「邪魔をするな小娘が」

 

 

「何言ってんのあんたも変わらない子供でしょう」

 

 

薫がそう言う。

 

 

「五月蠅い!!黙れよ小娘」

 

 

 

「皆今の内にメガビョーゲンを浄化するよ」

 

「うん」

 

「ええ」

 

「はい」

 

 

そしてグレース達は3体のメガビョーゲンを浄化する準備に入った。

 

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

 

そしてキュアアースは3体の内の1体の斧型メガビョーゲンを浄化した。

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

 

「「届け!」」

 

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

そしてキュアグレース達が3体の斧型メガビョーゲンを浄化すると、白騎士と赤騎士がメガビョーゲンと同じように消滅しかけていた。

 

 

 

「うわあああ。僕の体が消えていくどういう事なんだ――」

 

その頃赤騎士は・・・

 

 

「うわあ私の体が何故急に消えるのだ―――私はまだーーー」

 

 

そう言って赤騎士は消滅した。

 

 

「直哉君これはどういう事?」

 

 

「わからないなのは、さくらちゃん、フェイトちゃんジェミニを追いかけよう」

 

 

「「うん」」ええ」



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

役割を終えて

「「「「直哉君これは一体どういう事」」」」

 

「何でメガビョーゲンを浄化すると白騎士が消えたの?」

 

 

「・・・成る程これがメルクさんの言葉の真実ですか」

 

「皆さんメルクさんの言葉を思い出してください」

 

 

直哉の言葉を聞いてグレース達がメルクの言葉を思い出す。

 

 

「あのメルクさん親子喧嘩と言うか、僕達はどうすればここから帰れるのですか?」

 

 

融合世界の直哉がメルクに聞く。

 

「ああ、そうだったわね貴女達が、元の世界に戻るにはフワニータを黙示録の三騎士とパトリックから守りなさい。融合世界の彼女達は黙示録の三騎士と戦う場合のみ本来の力を使って良いわ」

 

 

「「「「ええ――」」」」

 

 

「「「あ、まさか・・・」

 

「この世界の黙示録の三騎士の本体は最後の3体のナノビョーゲンだったの?」

 

 

「恐らくそうなのでしょうね、トワとメルクさんによって今自分達が、存在してても違和感の無いようにしたんでしょうね」

 

「「「「成る程」」」」

 

 

「それと、白騎士と赤騎士を7人世界の使った理由は、僕達は白騎士とこちらの直哉さんは赤騎士と繋がりがそれなりにあったからだと思いますよ」

 

 

「「「「「「「「成る程」」」」成る程ね」」」」」」

 

「君達が、ここで3体のメガビョーゲンを浄化したから赤騎士も消えたんだね」

 

「「「あ、直哉さん」」」

 

「「パパ」」

 

「飛鳥と薫向こうに行っても元気でね」

 

「「うん」」

 

「直哉君この子達誰?そんな事よりジェミニと合流しよ」

 

「わかったよさくらちゃん」

 

 

その時融合世界から来た全員が光に包まれた。

 

 

 

・・・

 

 

「うっここは」

 

「直哉君起きたんだね」

 

 

「あ、響さんここは?」

 

「ここは管理者の神殿の医務室だよ」

 

 

「つまり僕達は、融合世界に戻って来たんですね」

 

 

「そう言う事だよ」

 

 

「お帰り直哉、どうだった私と向こうのメルクが考えたプリキュア達との旅行は?」

 

 

「トワ貴女飛鳥と薫に謝ったんですか?」

 

 

「ああ、一応謝ったわよ」

 

「一応ですか?」

 

「そうよ、あれしたのメルクだし」

 

「それでも責任取ってください」

 

 

「薫はのどかの妹にしたから」

 

「そして飛鳥は直哉の妹にしたわよ」

 

 

「はあ―――またのどかさんの家族に押し付けたんですか?」

 

「違うわよあの2人から家族を取り上げたのは事実だしのどかも喜んでたわよ妹が出来たってね」

 

 

「直哉少し真面目な話するわよ。獅童光の件なんだけど」

 

「光ちゃん関連で何かわかったんですか?」

 

「ええ。獅童光の魂が魔神レイアースと共に融合世界のどこかに封印されている可能性が高いと私とレイは考えたの」

 

 

 

「成る程、光ちゃん達の魂が魔神と共に封印されてるとは思いませんもんね」

 

 

「それじゃあ次に仕事は光ちゃんの解放ですか?」

 

 

いえ、光の解放は少し待って少なくとももう一組のプリキュア達に融合世界の世界や、融合世界と付き合いをしている世界について知る機会を先に作ってあげて」

 

 

「確かにそうですね。わかりました」

 

 

それから数日後・・・

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第7章 季節外れの夏休み編
まなつ達の帝都観光ツアー1


直哉達が管理者の神殿に帰還して数日後・・・

 

直哉はまなつ達と一緒に帝都に来ていた。

 

 

「うわあ。本当にタイムスリップした感じですね」

 

さんごが言う。

 

「だよねーー」

 

「みんなここが以前話をした。融合世界の中心世界だよ。まあまなつちゃん達にとっては不便な世界かもだけどね」

 

「どういう事ですか?」

 

あすかが直哉に聞く。

 

 

「周りを見てごらん。この世界にも車とかバスはあるけど、あれらは蒸気機械なんだよ」

 

「「「「蒸気機械」」」」

 

「つまり電気の無い世界なんですか?」

 

「そう言う事、ここでは君達やのどかさん達の世界みたいに電気の代わりに発展したのが蒸気機械なんだよ」

 

 

「てっことは充電ができないって事ーーー」

 

 

まなつが大きな声で言う。

 

 

「「「それは困る」私も」」

 

まなつの言葉を聞き慌てて電源を切るさんご達だった。

 

 

 

「大丈夫だよまなつちゃん達。そんなに慌てなくても僕の家には電気があるから充電出来るよ」

 

 

本当ですか?直哉さん」

 

 

「本当だよ。この世界でのどかさん達も生活してるんだから」

 

 

「あ、そう言えば、そう言ってましたね」

 

 

「でも、他の人達見かけませんね」

 

 

「ああ、それはね自分達の世界に戻ったり友好がある世界に行ってる人もいるからね」

 

 

「「「「成る程」」」」

 

「そう言うわけだから気にしないで良いよ。君達の立場は今異世界からのお客さんだから」

 

「ええ――どういう事ですか?特殊遊撃部隊の臨時隊員じゃないんじゃ?」

 

 

「ああ、それは君達が融合世界に来た時に臨時隊員から外れてるよ」

 

 

「ええ―そうなんですか?」

 

「そうだよ。だけど君達に持って貰ってる宝玉は持っててね」

 

 

「「「「え、いいんですか?」」」」

 

 

「うんあれは元々君達のプリキュアの力で倒せない者達を倒す為の物だからね」

 

その頃響と未来は・・・

 

 

「ねえ、響ここに戻ってきてよかったの?」

 

 

「何が?未来」

 

「シンフォギア世界に戻ってきたことだよ」

 

 

「ああ、その事今回は、前準備だけだよ。シンフォギア世界で起きる事件は私達が、リディアンに入学しないとおきないからね」

 

「え、そうなの?」

 

 

「そうだよ未来」

 

「だから入学手続きをして、私達の存在を教えておくんだよ」

 

「成る程ね、でも私的には直哉さん達と一緒が良いかな?こちらの組織的に信用できないから」

 

 

「未来の言い分もわかるけど、形的にあちらの組織の一員になるだけだよ私がね」

 

「そうだったの?私達トワさんに捨てられたのかと思ったよ」

 

「違うよトワさんは、面白いいたずらはするけど基本優しい神様だよ」

 

 

「そうだったあの人神様だったね」

 

 

「未来まさか・・・トワさんになんかした?」

 

 

「・・・少し着せ替え人形をして貰ったよエヘッ」

 

 

「未来―――」

 

そして響と未来は、管理者の神殿に行き、トワに入学手続きが終わったことを伝えたのだった。

 

 

その頃直哉とまなつ達は・・・

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

まなつ達の帝都観光ツアー2

「しかし帝都と言う所は、電気と言う動力が無いのに明るいな」

 

 

「そうだねもう夕方なのに」

 

「あはは、確かに電気で生活している君達にしたら暗いかも知れないけどね」

 

「確かに少し暗いかもだけど夜は星が、きれいに見えるかも」

 

 

「そうだね」

 

「あれ、みのりん先輩どうしたの?

 

 

「ああ、ごめん本当に異世界て存在するんだなーて思って」

 

「そうだよね。私達にとっては帝都は異世界だけど、帝都で暮らしてる人達は当たり前の光景なんだよね」

 

 

「そうだな。どんな世界にでも当たり前の生活が出来る事が良いよな」

 

「だけど帝都には降魔がいて当たり前の生活を壊そうとするから帝国華撃団みたいのが存在するんですね」

 

 

「うん、そうだよまなつちゃん。君達にもいずれ学ぶと思うけど君達4人は経緯はどうあれプリキュアの力を授かった以上力を行使する君達に責任生まれてくるからね」

 

 

「「「「はい」」」」

 

「後ローラさんも責任もあるからね」

 

 

「君達の場合プリキュアになれるかは、コンパクトが使えるかだそうだけど、そもそもローラさんと会わないとプリキュアと言う存在を知らなかったでしょ」

 

 

「「「「確かに」」」」

 

 

「さてそろそろ移動しようか」

 

 

「「「「はい」」」」

 

 

そして直哉とまなつ達は移動を開始した。

 

 

「直哉さんこれからどこに行くんですか?」

 

 

まなつが直哉に聞く。

 

 

 

「うん大帝国劇場と言う所だよ」

 

 

「「「「ええ――劇場ーー」」」」

 

 

「そうだよ、その劇場が中心世界での君達のホテルも兼ねてるからね」

 

 

「「「「ええ――」」」」

 

 

まなつ達は直哉の言葉に、驚きを隠せないでいた。

 

 

 

その頃花寺家では・・・

 

「これからもよろしくお願いします。おじさんおばさん」

 

 

「「よろしくね薫ちゃん」事情はトワさんから聞いてるからこれからよろしくね」

 

 

「はい」

 

「薫ちゃんと飛鳥ちゃんは基本どういう形で直哉君のお仕事手伝うの?」

 

 

「ああ、それは融合世界内部と周辺で起きた時に召集がかかる感じですね」

 

 

「招集が来なければ私達と一緒にいても良いのね」

 

 

「はい、2人が同時に行く場合は厄介な事が起きてると思ってください」

 

 

「「成る程」成る程ね」

 

 

「でも急に、娘が増えて問題ないですか?」

 

 

「問題ないわよね貴方」

 

 

「そうだよ家は家族全員が直哉君にお世話になってるし、少しはお返ししたかったからね」

 

 

「成る程そうなんですね」

 

「そう言えば飛鳥ちゃんと薫ちゃんは10歳で良いのよね?」

 

「はいそうですよ」

 

 

「なら学校は行ったことある?」

 

 

「うーん無いですね。太正生まれなので」

 

 

「「成る程」」

 

 

その頃のどか達は・・・

 

 

「うーん直哉君1人で大丈夫かな?」

 

「のどかそこまで心配しなくても大丈夫よ直哉君は」

 

「そうだよ直哉っちは元気だよ」

 

 

「・・・まなつちゃん達と一緒だから余計心配だよ」

 

 

「「ああ、そっちの意味の心配」心配ね」

 

「それより薫ちゃんは来たの?のどか」

 

 

「あ、うんもう家に来てる時間だよちゆちゃん」

 

 

「そう、のどかもいきなり妹できたわね」

 

 

「うん戸籍ではね」

 

 

「やっぱり飛鳥ちゃんと薫ちゃんは戸惑ってるよ」

 

 

「でもトワさんは何で飛鳥ちゃんと薫ちゃんを離したんだろ?」

 

「その辺は直哉君にも伝えてないみたい」

 

 

「そうなのね」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

大帝国劇場に到着後そして・・・

「「「「うわあここが、大帝国劇場大きい」」」」

 

 

「想像してたのよりしっかり作られてる」

 

 

太正だからもっと脆いのかと思った」

 

 

「うんなわけあるかよ」

 

 

 

「「「「おじいさん誰」ですか」」」

 

「俺は、大帝国劇場の支配人の米田一基だが」

 

 

!!

 

 

「「「「すみません脆そうとか言って」」」」

 

 

「ああ、構わんよ。実際お前さん達の時代の建物にくらべたら脆いだろうしな」

 

 

「よう直哉、今回はゆっくりだったな」

 

 

「ええ、帝都観光ツアーも兼ねてましたから」

 

 

「そう言えば、この子達は融合世界に来ること自体がが初めてだったな」

 

 

「ええ、そうです米田さん。2週間彼女達の事お願いしますね」

 

 

「ああ任せろ」

 

 

「ああ、そうだ明後日なんだが、大神が巴里に行く日が近くなったからよ。花組のメンバーがのどか達もいれて送別会をするそうだぞ」

 

 

「成る程わかりました。この後別件ですこやか市に行くので伝えておきますね」

 

 

「そうかそれなら頼むわ」

 

 

「はい、それではまなつさん。さんごさん。みのりさん。あすかさん融合世界の生活を楽しんでいってくださいね」

 

 

「あれ直哉さん帰るんですか?」

 

「そうなんだよ。別の仕事があってね」

 

 

直哉はそう言ってまなつ達と別れ、そのまますこやか市に向かった。

 

 

その頃のどか達は・・・

 

 

「そう言えばちゆちゃんもうすぐ陸上大会だね春の」

 

 

「ええ、頑張るけどのどかどうするの?もう一つのすこやか市からの要請は」

 

 

「あ、そうだよ。まさか、のどかっちとちゆっちに救援要請が来るなんて、それにちゆっちは要請受けたら春の陸上大会2回出る事になるね」

 

 

 

「ええ、直哉君が了承したらだけどね」

 

 

「そうだよね。歴史を変える事にもなるかもしれないよね」

 

 

「その2つの要請受けて構いませんよ」

 

「「「え、直哉君いつの間に来たの?」」」

 

 

「ええ、まなつさん達を大帝国劇場に連れて行ったので、薫ちゃんの件の為に来たんですけど」

 

「「「そうなんだ」」」

 

 

「よかったよ」

 

 

「え、何がですのどかお姉ちゃん」

 

「直哉君が私達や響さん達から離れていくような感じがして」

 

 

「のどかお姉ちゃんごめんね他の守護者の皆にも不安にさせて」

 

 

「それにまなつさん達は、臨時隊員から外れましたから」

 

 

「「「ええ――そうなの」」」

 

「そうですね。融合世界で少し生活したいとまなつさんが言うので大帝国劇場にお願いをしたんですよ」

 

 

「「「成る程」」」

 

 

「それで、のどかお姉ちゃんとちゆお姉ちゃんその要請はいつ来たの?」

 

 

「「気がついたのはさっきだよ」」

 

 

「わかった少し調整してみるね。まなつちゃん達が大帝国劇場にいる間に2つの要請がこなせるように」

 

 

「「本当にいいの?」」

 

 

「いいですよ。ただアスミさんは連れて行くと向こうのラビリンやぺギタンニャトランとラテがやりにくくなると思うので」

 

 

「「「あ、そっか向こうはアスミちゃんがいないんだったね」」」」

 

 

そして直哉とのどか達は話を終えて、薫のいる花寺家に向かった。

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新しい家族を迎えて

「お母さんお父さんただいま」

 

 

「「お邪魔します」

 

 

「「のどかおかえり。ちゆちゃん、ひなたちゃんいらっしゃい」」

 

 

「お母さん薫ちゃん来てる?」

 

 

「ええ、来てるわよ」

 

「ただ、緊張してるみたいでアスミちゃんとラテが、一緒にいるわ」

 

 

「そうなんだ」

 

 

「すみませんお二人にトワがおしつけてしまって」

 

「いいのよ、直哉君気にしなくて」

 

「そうだよ僕達は飛鳥ちゃんと薫ちゃんの事情をトワさんから聞いてあの2人は僕達やのどかやちゆちゃんやひなちゃんが送っている平和な日常を出来ない環境だった事に驚いたけど」

 

 

「そうだったんですね、僕もあの2人に関してはパパと言われる事に抵抗がありましたから。確かに僕は飛鳥ちゃんと薫ちゃんの父親と同じようにトワ達がしたかも知れないけど、今の僕に子供がいるのは無理があるでしょう」

 

 

「「「「「確かに」」」」」

 

 

直哉の言葉にのどか達とのどかの両親が、納得する。

 

 

「18歳でも娘は厳しいわね」

 

 

「そうよね8歳での子供になるわね」

 

 

「そうなんですよね。それでトワはそのてんを考量して2人に薫ちゃんをお願いしたんだと思います」

 

 

「家としては、飛鳥ちゃんも一緒でも良いのにと思ったよ」

 

 

「恐らく2人だと、今までの環境が変わらないと判断したんだと思います」

 

 

 

「成る程ね」

 

「そして飛鳥ちゃんは、直哉君の妹として薫ちゃんはのどかの妹したのね」

 

 

「それで、今飛鳥ちゃんは?」

 

「トワの手伝いをしてますよ」

 

 

「直哉君は薫ちゃんには会わないの?」

 

 

「ええ、実は立て込んでいて・・・そうだのどかさんのお父さんとお母さん2日後のどかさんをお借りしていいですか?」

 

 

「どういう事?」

 

 

そして直哉が全員に説明する。

 

 

「ああ、そうだ明後日なんだが、大神が巴里に行く日が近くなったからよ。花組のメンバーがのどか達もいれて送別会をするそうだぞ」

 

 

「成る程わかりました。この後別件ですこやか市に行くので伝えておきますね」

 

 

「そうかそれなら頼むわ」

 

「そう言う要請が米田さんからありまして」

 

 

 

「「「ええ――大神さんもう巴里に行くんだ」」」

 

「そうですね、巴里まで船旅と、列車で約1か月かかりますし」

 

 

「「「ええ――行くだけで1か月ーーー」」」

 

 

「10時間とかじゃないの?」

 

 

「ああ、確かにこちらではそのくらいで着くかもしれないですね」

 

 

「時代が違うだけでこんなに違うのね」

 

「でも移動だけで1か月は私達の時代では驚くわね」

 

 

「うんそうだね。僕もそう思うよ」

 

 

「それではそろそろ僕は、行きますね。少しトワから呼ばれてるので」

 

 

「あらそうなのなら、のどかも?」

 

 

「恐らく呼んだつもりでいると思うので、のどかさんも連れて行きたいんですけどいいですか?」

 

 

「わかったわ。直哉君」

 

 

「直哉君準備してくるね」

 

「わかりました。のどかさん」

 

 

暫くして・・・

 

 

そして直哉とのどかはゲートを使い管理者の神殿にやって来た。

 

 

「来たわね直哉とのどかほかの守護者も来てるわよ」

 

「「遅くなりましたトワ」」

 

 

「別にいいわ。さあ行くわよ」

 

 

「「はい」」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワの通達前編

管理者の神殿の一室・・・

 

「皆、よく来てくれたわね。今回いくつか守護者の体制に変更する事とこれからの行動について候補があるからそれを直哉に決めて貰うわ」

 

「ええ――そんなこと聞いてませんよ」

 

 

「そりゃそうよ今はじめて言ったんだもの」

 

 

「さて、進めるわね。雨宮さくら。本日をもって、守護者の地位から降りて貰うわ」

 

 

「・・・はい」

 

 

「理由を聞きたいかしら?」

 

 

「はいはい聞きたいですトワ」

 

 

「そうね、響には詳しい説明して無かったわね」

 

 

 

「響直哉達が、16番目のプリキュアの世界に行ったのは、覚えてるわね?」

 

 

 

「はい」

 

 

「そして本来直哉の力は融合世界もしくはその周辺にある友好的な世界の中でしか使えないようになっているの」

 

 

「そうでしたっけ抑覚えてません。ごめんなさい」

 

 

「だけど、16番目のプリキュアの世界は、対象外の世界だったの本来はね」

 

 

そしてトワはある二つの映像を再生した。

 

 

 

「何よ喋る猫が近づいてくる?」

 

 

「えー―喋る猫みたいよ」

 

「猫が喋るなんて」

 

 

「喋る猫?もしかしてニャトラン?だとしたら・・・サマーローラ来たわよメガビョーゲンを浄化するプリキュア達が」

 

 

「「「ええーー」」」

 

そして彼女達が到着した。

 

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

 

 

「うわあーー」

 

「ほんとに来たわ」

 

 

「あれがさくらさんの知ってるプリキュアなんだ」

 

サマー達はグレースを見ながらそう呟く。

 

 

「行くよ皆」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

 

「「届け!」」

 

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

 

「メガガビョーゲン」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

 

「「「おお――やった――」」」

 

そして、メガビョーゲンを浄化した事で街を蝕んでいた赤黒い物が消えて、街は元に戻った。

 

 

そして次の映像に切り替わった。

 

 

「今直哉君は、エステルさんの要請で寝れる時は寝なさいと言って寝てますけど」

 

 

「ええ――聞けないじゃんそれじゃあ」

 

 

「何よ、五月蠅いわねさくら何をしてるの?まなつちゃん達を放置して」

 

 

「エステルさん、本当に直哉さんの力が弱体化してるんですか?」

 

 

「・・・ええ、してるわよ。それも本来なら今すぐにでも融合世界に戻らないといけないレベルなのよ」

 

 

!!

 

 

「そんなどうして、そんな事に?」

 

 

「まあ、のどか達はその理由はわかるわね?」

 

「ええ、それはこちらの世界に来て、私達にプリキュアにしてしまった事ですよね?エステルさん」

 

 

「へっどうしてそれだけで」

 

 

「ちゆの答えは半分正解よ。正確には花寺のどかを変身する時に直哉の中にある力を消費するの。その上1回はあの技まで使ったわよね」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

 

「「届け!」」

 

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

 

「あの技も霊力を消費するのよ」

 

 

「でも、今まで霊力が無くなりかける事は無かったのに」

 

 

「それは、さくら今までの戦いは、少なくとも融合世界に関係する世界での戦いだからよ」

 

 

「あ、そうか」

 

「直哉は融合世界に関係する世界では、どれだけ守護者達達に力を貸しても枯渇しないわ。何故なら融合世界にいるエレメントさん達が世界を超えて中心世界にいる直哉に霊力として補給されてるのよ」

 

 

「直哉もある意味エレメントさんらしいからね。そうでしょのどか?」

 

 

「そうです。以前トワさんから私は聞きました」

 

 

「ええ――16番目のプリキュアの世界で直哉君死にかけたんですか?」

 

 

響が二つの映像を見てトワに聞く。

 

 

「ええ、そうよ私もね直哉と神山が喧嘩をして新生帝国華撃団が、特殊遊撃部隊から離れるのは構わないわよ。勝手について来たんだし、響が悪いわけでも無いからね」

 

 

「ただ問題なのが、新生帝国華撃団の行動により守護者の力を本来なら出会ってはいけない子達と裏の世界に当たる融合世界ののどか達に会わせた事が問題なのよ」

 

 

 

「あ、確か16番目のプリキュアの世界は、融合世界より後に出来た世界で良いんですよね?」

 

 

「そうよ。私やレイも存在を知らなかったくらいだしね」

 

 

「ええ――そうだったんですか?」

 

 

「そうよ」

 

 

「結果的に融合世界の敵がいたから守護者降格にしたわ良いわねさくら?」

 

 

「はい」

 

「当分の間さくらは、すこやか市にいる薫の護衛をしなさい」

 

 

「わかりました」

 

 

「それでトワどうするの?さくらの代わりは?」

 

「エステル、とりあえず臨時で飛鳥にさせるわ。ちょうど直哉の妹にしたしね」

 

 

「成る程ね」

 

 

「最悪新しい世界でスカウトしてもいいしね」

 

 

「さて、1つ目の議題は、ここまでね」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワの通達後編

「それで2つ目の議題なんだけど直哉これから3つの候補を、言うから今後の融合世界での基本方針を決めて」

 

 

「ええ、今からですか?」

 

 

「そうよ、それにより守護者の夏休み期間が変動するから」

 

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

 

「「「「夏休みですか」」」」

 

 

「ええ、そうよ特にのどか達は動き過ぎだからね、原因は新生帝国華撃団だけどね」

 

 

「う、ごめんねのどかちゃん」

 

 

「いえ、気にしないで下さいさくらさん」

 

「候補を言うわね」

 

 

「「「「「はい」」」」」

 

1つ目は、シンフォギア世界での話を進める」

 

 

2つ目が、クロスベルと言う所で遊撃手協会の一員で活動する」

 

 

3つ目が、融合世界を回りながら獅童光を救出する旅に出る」

 

 

さあ、直哉どれにする?」

 

 

「「「ちょっと待ってくださいトワさん。光ちゃんを救出出来るようになるんですか?」」」

 

 

「ええそうよ」

 

「直哉どうするの?」

 

 

「僕は、獅童光を救出を今後のベースとしたいと思います」

 

 

「そうならこれを見て皆」

 

 

「トワ獅童光達が目覚めないのは、彼女達の魂が彼女達の魔神と共に封印された結果だったぞ」

 

「成る程、龍咲海や鳳凰寺風もそれぞれの魔神と共に封印されているのね?」

 

「海と件に関したら魔神の封印が解ければこちら側に転移されるだろう」

 

 

「それで魔神の封印されている場所は?」

 

 

 

「それがなセフィーロなのだよトワ」

 

 

「・・・はっセフィーロですって、ちょっと待って私はセフィーロでの全ての戦いを終えた獅童光を融合世界の方に守護者として呼んだのよ。それがどうして」

 

「それは恐らくイシュメルガのせいだろうな」

 

 

「トワこれを見て見ろ」

 

 

「恐らくその可能性もありますが、イシュメルガは似た存在のいる世界に行ったのではないかと」

 

「成る程なデボネアか」

 

「ええセフィーロと呼ばれる世界に行っている可能性もあります」

 

「これは以前の記録の中で見つけたんだが、イシュメルガのセフィーロ来訪により

デボネアの消滅が免れていて消滅したと思った魔法騎士の三人を今の状態にデボネアがしたんじゃないか?」

 

「可能性としては十分あり得るわね」

 

 

「ただな、魔法騎士の開放は1人ずつしか出来そうにないがな」

 

 

「成る程ゲームとかでよくあるパターンね。まあこれ以降は直哉達が戻ってから進めるしかないわね」

 

「そして、獅童光と彼女の魔神は、融合世界にいるらしいのよ」

 

「セフィーロにいる魔神の復活は当分出来ないけどね」

 

 

「「「「成る程」」」」

 

「何故直哉君光ちゃんを優先したの?」

 

 

 

「それは響さん。ひとまず守護者を全員を集合させたいからね。雨宮さくらさんのように予想外な事になって守護者を一時的とはいえ離れるのは痛いからね。これ以上減るのは」

 

 

「あ、言い忘れたけど、さくらはずっと守護者から離れるから。つまり守護者を新たに決める事になるから」

 

 

「「「ええ――」」」」

 

「それではさくらさん達は、私達と別れるんですか?」

 

 

「いえ、薫と行動をして貰うわ、ただ新生帝国華撃団は特殊遊撃部隊から期間付きで離すわ、こういう形にしておかないと示しがつかないからね」

 

 

「まあそうね、まなつ達が融合世界の事を知ってしまい、あとまわしの魔女達も隼人を通じて融合世界の存在を知ったと言う事実は変えられないし仕方ないわね」

 

 

 

「とりあえず、直哉が獅童光救出をベースにすると言ったので約2ヶ月は休暇を与えるわね」

 

 

「その2ヶ月の間は融合世界内部と周辺の世界に大規模な事件は起きないようにしてあげるから。大神の送別会や、のどか達の原作世界である陸上大会等は起きるようにしとくから」

 

 

「後直哉夏休み期間はまなつ達も、融合世界内部の各世界に連れて行きなさい」

 

 

「わかりました」

 

 

そして管理者の神殿で行われた、話し合いが終わった。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

夏休みの行動計画

「「直哉君困ったね」」

 

「そうですね、響さんとのどかさん」

 

「まさかトワが、まなつちゃん達の同行を強制するとは」

 

 

「しかもシンフォギア世界とすこやか市に行かせろですし」

 

 

「でもトワさんが融合世界内部の世界に行かせるなんて珍しいね」

 

 

「まあシンフォギア世界はまだいいけど、すこやか市は大丈夫なの?」

 

 

響がのどかに聞く。

 

 

「ええ、もう一つのすこやか市から要請があるけど、あくまでトワさんは融合世界内部のすこやか市なので時期をずらす形にすると思います」

 

「そっかー直哉君行動計画は考えてる?」

 

「ええ、とりあえずまなつちゃん達がいる大帝国劇場で送別会から、その後にシンフォギア世界に行きその後にすこやか市にしようかと思ってます」

 

「「成る程」」

 

 

「確かにすこやか市は最後がいいかもね、滞在期間も少なめの方が」

 

「ですよね同じようなプリキュアの世界は短い方が」

 

 

「でもこれは、あくまで行動計画なのでどうなるか・・・」

 

 

「そうだよね」

 

「そんなにまなつちゃんは行動的なの?」

 

響が直哉に聞く。

 

 

 

「どちらかと言えばそうですね」

 

 

「そうなんだ」

 

 

「まあ響さんも会ってみたらわかりますよ」

 

 

「なら今から行ってみます?響さん」

 

 

「うん」

 

そして直哉とのどかと響は管理者の神殿から中心世界の大帝国劇場に移動した。

 

 

その頃エステルとトワは・・・

 

 

「トワ今回の新生帝国華撃団関連以外の決め事は直哉と事前に決めてたでしょう」

 

「ええ、そうよ」

 

「直哉も獅童光が守護者として目覚めないとまずいと言ってたからねセフィーロにイシュメルガの影があるならと」

 

 

「確かにイシュメルガの介入で3人の魔法騎士が、封印されているなら、セフィーロの軍勢が本格的に動く前に何とかしておきたいわね」

 

「運よく獅童光の魔神レイアースが融合世界のどこかにあるまではわかってるけどね、せめて夏休み中にもう少し絞りたいわね」

 

 

「成る程守護者に夏休みとしたのは、そう言う意味もあったのね」

 

「まあ直哉達に休暇を与えると言う意味もあるけど」

 

 

「エステルあの子達をお願いね」

 

「何よいきなり」

 

「直哉とのどかと響に試練が起きるからね」

 

 

 

「響とのどかは原作と同じなの?」

 

 

「基本的にはね多少変化はあるでしょうけどね」

 

「そして直哉の場合。最悪の場合一度死ぬかも知れないからこのままだとね」

 

 

「どういう事よ」

 

 

「私も具体的な内容が見えたわけでは無いけどそんな予感がするのよイヨとかヒミコが動いて来そうなね」

 

 

「成る程ね、要はこれからの戦いにその3人がターゲットになる可能性があるのね」

 

 

「ええ、後、雨宮さくらの代わりとは別に新しい守護者を考えてるから」

 

 

「その話は私とエステルの秘密ね」

 

 

「わかったわ」

 

 

「それじゃあ私も行くわ」

 

 

「ええ、面倒な役だけどごめんねエステル」

 

 

「別にいいわよ。私もワイズマン件で迷惑かけてるしね」

 

 

「ありがとうね」

 

 

「じゃあ行くわ」

 

 

そしてエステルも管理者の神殿を出て、ゼムリア大陸に一度戻ったのだった。

 

 

その頃直哉達は・・・

 

 

直哉の自宅にて

 

「あ、お帰りなさいパ・・・直哉お兄さん」

 

「ただいま飛鳥ちゃん」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

模擬戦双子&響VSプリキュア

「「ただいま飛鳥ちゃん」」

 

「・・・」

 

 

「やっぱり飛鳥ちゃん元気がないね」

 

「・・・」

 

「そうだ、飛鳥ちゃん。すこやか市から薫ちゃん達呼んで私達と摸擬戦をしない?」

 

 

「「ええ――」」

 

のどかの言葉に驚く飛鳥と響だった。

 

 

「確かに余計な事を考えないするにはいいかもですね」

 

「でしょう」

 

 

そして、直哉の呼びかけですこやか市にいる3人のプリキュアと薫は帝都に来た。

 

 

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

 

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」

 

「ここでルール言いますね制限時間は20分で各チームのリーダーである飛鳥ちゃんとウレースさんは、リーダーしか攻撃してはいけません。人数の関係上響さんは相手のリーダー以外を攻撃するのは構いません」

 

 

「「「「「「了解」」」」」」」

 

「それでは、模擬戦を始めてください」

 

 

そして模擬戦が始まった。

 

 

 

「さて、僕は模擬戦後の準備をしておこうかな」

 

 

そして直哉が、模擬戦後の準備をしていると、家のチャイムが鳴った。

 

 

ピンポーン

 

「はーい」

 

そして直哉が玄関を開けると、そこには大神とまなつ達4人とローラがいた。

 

「こんばんは直哉さん」

 

 

「「「「「こんばんは私達来ちゃいました」」」」」

 

「大神さんにまなつちゃん達どうしたの?もう夜なのに」

 

 

「米田さんから聞いているとは思いますけど、帝国華撃団と特殊遊撃部隊を離れ巴里に行くことになりまして」

 

「ああ、その報告に来てくれたんですか?」

 

「ええそうです」

 

「私達は直哉さんの家を見に来ました。と言う事でお邪魔しまーす」

 

 

「「「まなつ駄目だろう勝手に」まなつちゃん」」

 

そして直哉の家に入ったまなつ達は飛鳥達の模擬戦を見つけた。

 

「よし私も・・・」

 

 

 

「「「はっまなつ待て」まなつちゃん待って」」

 

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

 

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

 

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

 

「模擬戦に参加するぞ!」

 

 

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア !」」」」

 

「「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

 

突然の乱入に驚く飛鳥や響達とグレース達だった。

 

 

そして乱入があった模擬戦は、制限時間が来たので終了したのだった。

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

模擬戦後の夕食の時間

模擬戦後・・・

 

 

「「「「ごめんなさい」」」」

 

 

「まさか特殊遊撃部隊の隊員達の模擬戦と知らずに乱入して」

 

 

「まあ、いいよ私はね」

 

 

響がまなつに言う。

 

 

「ありがとうございます。お姉さんは誰ですか?」

 

 

「ああ、直接会うのは初めてだったね」

 

 

私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「よろしくね」

 

 

「「「「よろしくお願いします」」」」

 

 

響とまなつ達が話していると、直哉とのどか達が夕食を持って来た。

 

 

「ああ、すいません。直哉さん。俺までおよばれして」

 

 

「いえいえ、気にしないで下さい。むしろあの2人にとっては大勢でいた方が良いと思うので」

 

 

「それならいいですけど」

 

 

「あれ直哉さん。雨宮さくらさんは?」

 

 

「ああ、新生帝国華撃団の皆さんは、僕達の上司から活動停止を言われてここにはいないよ」

 

 

 

「「「「ああーやっぱりそうなんですね」」」」

 

 

「あれ、皆予想してたの?」

 

 

「「「「はい」」」」

 

「簡単にわかるわよ。それは」

 

 

「はは・・・そうなんだ」

 

 

そして直哉達は夕食を食べ始めた。

 

 

夕食後・・・

 

 

「「「「「ごちそうさまでした」」」」

 

 

「美味しかったですよ直哉さん」

 

 

「ありがとうねまなつちゃん」

 

 

「さて、まなつちゃん達大帝国劇場に戻るよ」

 

 

「「「「はーい」」」わかったわ」

 

 

「えー今日泊まろうよ」

 

「駄目よほらまなつ行くわよ」

 

 

「ローラ引っ張らないでーー」

 

 

そして大神とまなつ達は大帝国劇場に戻って行った。

 

 

 

「あはは、まなつちゃんて本当に積極的だったね」

 

「そしてのどかちゃんが、色んな意味で心配してる理由がね」

 

 

!!

 

 

「でもね、のどかちゃんまなつちゃんのあれは、のどかちゃんが心配しているあれとは違うよ」

 

 

「簡単に言えば憧れかもね」

 

「憧れ?」

 

「多分まなつちゃん一人っ子かもね」

 

 

「「成る程」ね」

 

響の言葉にちゆとひなたが納得する。

 

 

 

「そして大勢で食べる事もあまりなかったんじゃないかな?」

 

 

「16番目のプリキュアの世界に直哉君とのどかちゃん達の関係を見て羨ましかったんじゃないかな?」

 

 

「そうですね僕もそう思いますよ」

 

「直哉君」

 

 

「僕も、そんなに心配しなくていいと思いますよ。ただ5人は不安もあると思いますよ。自分達の世界に戻れないと言う事実があるので」

 

 

「「「あ・・・」」」

 

 

「以前僕が言いましたけどまさかトワが、まなつちゃん達の同行を強制するとは」

 

 

「しかもシンフォギア世界とすこやか市に行かせろですし」

 

 

「でもトワさんが融合世界内部の世界に行かせるなんて珍しいね」

 

 

「まあシンフォギア世界はまだいいけど、すこやか市は大丈夫なの?」

 

 

「あの時のトワの指示は、まなつちゃん達の状態を見ての指示だったのかも知れませんね」

 

 

「「「「確かに」」」」

 

 

「そう言われたらそうかも」

 

 

ピピ――

 

 

その時直哉の家にある通信室から通信が来たことを知らせる音が鳴りだした。

 

 

「あっ別の世界からの通信のようなので行きますね」

 

 

「「「「うん、わかったよ」」」」

 

 

そして直哉は通信室に向かった。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

緊急要請のどかの秘密を守れ前編

通信室・・・

 

 

「あ、繋がった。直哉君お願い融合世界ののどかと一緒に来て」

 

 

「え、ちゆさんどういうことですか?」

 

「えっと実はね・・・」

 

 

そして原作世界のちゆが今起きている事を直哉に説明をした。

 

 

「成る程そう言う事態が起きているんですね、でもいいんですか?僕達が行くと・・・」

 

「そこは大丈夫、それにイチゴ農園のような事もありそうだから」

 

 

「成る程」

 

そう言いながら直哉は思い出していた。

 

「どんな形でもメガビョーゲンなら浄化するわよペギタン」

 

 

「了解ペン」

 

「エレメントチャージ!」

 

『キュン!キュン!キュン!」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

 

「プリキュア!ヒーリングストリーム!」

 

 フォンティーヌはメガビョーゲンに向け水色のビームを放った

 

「行けーラビ」

 

だが、フォンティーヌが放ったヒーリングストリームはメガビョーゲンに当たる前に消滅した。

 

 

「「「しまった信号機型は変異メガビョーゲンだーー」」」

 

 

そして3人のプリキュアは慌てて宝玉をセットするが

 

 

「やれメガビョーゲン」

 

 

ダルイゼンの命令を受けた信号機型メガビョーゲンがストップ光線をプリキュア達に浴びせた。

 

 

「「「きゃあああ。動けない」」」

 

「原作世界のちゆさんは、またそう言う事が起こるかもと考えているのですね」

 

 

「ええ、でも3人の意見でもあるの」

 

 

「わかりましたこちらも準備をしますので、通信を切りますね」

 

「わかったわ」

 

 

そして直哉は原作世界のちゆとの通信を切り、のどか達のいる場所に戻った。

 

 

「あ、お帰り直哉っち」

 

 

「ただいまですひなたお姉ちゃん」

 

「それで通信相手は、誰だったの?」

 

「それは、原作世界のちゆさんだったよ。のどかお姉ちゃん」

 

「あ、もしかして新聞部の益子道夫君の件で?」

 

「ええ、そうみたいです。のどかお姉ちゃんが、のどかさんの影武者的な事をすればいいと思ってますけど」

 

 

「のどかお姉ちゃんどうする?疲れてるなら明日にするけど」

 

 

「ううん良いよ直哉君今から行こう」

 

 

「ラビリンも良いよね?」

 

「ラビ」

 

「わかりました。恐らく融合世界に戻ったらそのまま大神さんの送別会に参加の可能性が高いですよ」

 

「「わかった」ラビ」

 

「響さんとちゆさんとひなたさんも、僕達が向こうに行っている間にエステルさんや、レイさんやトワさんから何か連絡が来れば連絡下さいね」

 

「「「わかった」」」

 

 

そして直哉とのどかとラビリンはもう一つのすこやか市に向かった。

 

 

時を少し戻したもう一つのすこやか市では・・・

 

「ばれたのなら仕方ありませんね。私はすこ中ジャーナルの敏腕編集長兼記者の益子道夫です」

 

「?すこ中ジャ・・・ーナル?」

 

「簡単に言えば新聞部よ、のどか」

 

「ああ、新聞部なんだ」

 

 

「違いますよ。すこ中ジャーナルですよ」

 

 

「部員もいなくて1人でしてるしね」

 

「ええ――1人でーー」

 

ひなたの言葉に驚くのどかだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

緊急要請のどかの秘密を守れ中編

時を少し戻したもう一つのすこやか市では・・・

 

「ばれたのなら仕方ありませんね。私はすこ中ジャーナルの敏腕編集長兼記者の益子道夫です」

 

「?すこ中ジャ・・・ーナル?」

 

「簡単に言えば新聞部よ、のどか」

 

「ああ、新聞部なんだ」

 

 

「違いますよ。すこ中ジャーナルですよ」

 

 

「部員もいなくて1人でしてるしね」

 

「ええ――1人でーー」

 

ひなたの言葉に驚くのどかだった。

 

 

「寂しくありませんよ。ただ優秀な人材がいないだけだけですし」

 

 

「それでそのすこ中ジャーナルが私達に何の用なのよ」

 

「・・・それは花寺のどかさん。貴女には秘密の匂いがします」

 

「え、私・・・」

 

 

「花寺のどかさん貴女もご存じでしょう最近すこやか市に出てくる2種類の怪物を」

 

「うん」

 

「その内の1種類は花寺のどかさんがすこやか市に来た日から出現しているのですよ」

 

「私は関係ないよ」

 

 

「花寺のどかさん貴女は謎の怪物と繋がってませんか?」

 

 

「「「ええ――」」」

 

「何でそうなるのよ」

 

「激しく動揺しましたね。いずれもう1種類の怪物との関係を突き止めますからね」

 

 

そして益子道夫による花寺のどかへの取材が始まった。

 

 

そして現在・・・直哉と融合世界ののどかは原作世界ののどかの部屋にあるゲートを通りやって来ていた。

 

 

「成る程、こちらの益子道夫さんにあの戦いでのメガ降魔を見られてたと言事ですね?」

 

 

そう言って直哉は思い出す。

 

 

 

「それじゃあ行きますよ」

 

 

 

「「「「「「うん」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

 

「「届け!」」

 

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア! ヒーリング・オアシス!」」」

 

 

「GUOOO」

 

「「「貫けーー」」」

 

 

「GUOOO」

 

そして霊力を受けて変化したヒーリングオアシスがメガ降魔を浄化したのだった。

 

 

その後メガビョーゲンとメガ降魔により蝕まれた大地は元に戻った。

 

 

「どうやらそうみたいよ」

 

 

「直哉君にもう1人の私急に呼んでごめんね」

 

 

「気にしないでもう1人の私」

 

 

「直哉君、この件は益子君に、もう1人の私がいない所でメガビョーゲンやメガ降魔を見せるしかないかも」

 

 

「ええ、そうですね確かに手段としてはいいですね」

 

 

「「「ええ――本気でそれするの――」」」

 

原作世界の3人が、直哉と融合世界ののどかの言葉に驚く。

 

 

 

「いえ、それが出来ればと言う意味ですよ。少なくともこちらのビョーゲンズが都合よく出るかもわからないですし、とりあえずのどかお姉ちゃんは暫くのどかさんと交代して様子を見てください」

 

 

「うんそれが状況を知るにはいいね。益子君がどういう感じで動いてるのかを見てみないとわからないし」

 

 

「でもでも、もう1人の私が益子君に付かれている時にビョーゲンズに出会ったらどうするの?」

 

「その時はのどかお姉ちゃんが、変身しなければいいんですよ」

 

 

「「「「「「あっそっか」」」」」」

 

 

「確かに益子君は私とビョーゲンズの関係を疑っているんだから」

 

 

「そう言う事です。つまりビョーゲンズが出ている時に花寺のどかと言う存在が、益子さんの近くにいればいいのではないでしょうか?」

 

 

「あくまでも1つの案ですけど」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

緊急要請のどかの秘密を守れ後編1

「でもでも、もう1人の私が益子君に付かれている時にビョーゲンズに出会ったらどうするの?」

 

「その時はのどかお姉ちゃんが、変身しなければいいんですよ」

 

 

「「「「「「あっそっか」」」」」」

 

 

「確かに益子君は私とビョーゲンズの関係を疑っているんだから」

 

 

「そう言う事です。つまりビョーゲンズが出ている時に花寺のどかと言う存在が、益子さんの近くにいればいいのではないでしょうか?」

 

 

「あくまでも1つの案ですけど」

 

「確かにここには禁じ手に近い、花寺のどかが2人いるのだからそう言う手もありなのかしら?」

 

 

「やってみる価値はあるペン」

 

 

「そうだな、それに何もしなければずっと取材されるニャン」

 

 

「それはそれで嫌だよ」

 

「そうラビね」

 

 

「とりあえず益子さんの取材によってプリキュアになれないとかにならないようにこちらも手伝うので心配しないで下さいね」

 

 

「「「ありがとう」」」

 

 

「それでは、のどかお姉ちゃん行こうか?」

 

 

「うん、わかった」

 

 

そして融合世界ののどかと直哉はゲートを使いもう一つのすこやか市の市内に行った。

 

 

すこやか市の市内では・・・

 

「やっと見つけました僕からは逃げられませんよ」

 

 

「直哉君益子君が、私を見つけたよ」

 

 

「わかりました。暫く適当に歩いてください」

 

 

「わかったよ」

 

 

暫くして・・・

 

 

「直哉君益子君の尾行が終わったよ急に」

 

 

「えっそうなんですかなら、のどかお姉ちゃんも一度合流して下さい」

 

 

「わかった」

 

「今回は少し時間がかかりそうですね」

 

それからというもの、益子道夫による花寺のどか取材と言う名の尾行作戦は次第に激しくなっていた。沢泉ちゆと平光ひなたと融合世界ののどかがいろんな事をしても時に影武者をしたりしていたが、なかなか益子が取材をやめる事をしなかった。

 

 

 

「意外に益子さん手強いですね」

 

 

「「「「そうだね」」」」

 

 

「そして、記者として必要なスキルもありますね」

 

 

「記者としてのスキル?」

 

 

「ええ、まずしつこさですね。でも今の益子さんのようなしつこさではなく対象者に、嫌われないしつこさですよ。テレビとか新聞のね」

 

 

「「「ああ、成程」」」

 

 

「そしてもう一つは本物を見極める目ですね」

 

 

「そうだね。私を見つけてもいつの間にか消えてるし、原作世界の私と私だと違うのかな?」

 

 

融合世界ののどかが言う。

 

 

「そんな事無いよ」

 

 

「そうね、話してても違和感ないわね」

 

 

「うんうん自信もってのどかっち」

 

 

「クチュン」

 

!!

 

「ラテ」

 

そして原作世界ののどかが聴診器を当てる。

 

 

「雨さんが泣いてるラテ」

 

 

「「「行きましょう」」」

 

「皆行くラビ」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

 

そして原作世界のキュアグレース達はメガビョーゲンの出現場所に向かった。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

緊急要請のどかの秘密を守れ後編2

「皆行くラビ」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

 

そして原作世界のキュアグレース達はメガビョーゲンの出現場所に向かった。

 

 

「直哉君私達は?」

 

「少し気になるので行きます。ラビリンぺギタンとニャトランに念の為連絡してください」

 

 

「「ええ――どういう事?」どういう事ラビ」

 

 

時を少し遡り・・・

 

 

「雨の雫か・・・とりあえず進化しろナノビョーゲン!」

 

そしてグワイワルの生み出したナノビョーゲンが、雨の雫に感染した。

 

その結果雨の雫は傘型のメガビョーゲンに進化をした。

 

 

「うわあ。怪物」

 

たまたまグワイワルが、メガビョーゲンを生み出した場所にいた。益子君がメガビョーゲンへの独占インタビューを実行したのだが・・・

 

 

「うわあ、メガネが――」

 

 

益子君はメガビョーゲンの動きにより眼鏡とカメラを飛ばされて、メガネとカメラを探すその間に原作世界のグレース達が、傘型メガビョーゲンを浄化した。

 

 

「くそっ奥の手を使うか」

 

「「「奥の手」」」

 

 

「そうだ、良いだろワイズマン?」

 

 

「「ワイズマン」ラビ」

 

「フフ、久しぶりだな、原作世界のキュアグレースとヒーリングアニマル達よ」

 

 

そう言ってワイズマンがキュアグレース達の元に現れた。

 

その頃直哉達は・・・

 

 

「お待たせ直哉君」

 

「お待たせ直哉っち」

 

 

「どうやら動き出したようですね、彼も」

 

 

「「「動き出した誰が?」」」

 

「ワイズマンですよ」

 

 

「「「ええ――ワイズマンーー」」」

 

 

のどか達は直哉の言葉に驚いた。

 

 

 

「ええ、こちらのグワイワルが動いてる時から薄々感じたので、少なくともヒーリング・オアシスを使えるようにしたかったんです」

 

「「「「「「成る程」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

「それでは僕達も行きましょう」

 

 

「「「うん」」」

 

 

「皆行くラビ」

 

 

 

「スタート

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

 

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ペン!

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

 

「ペエ!」

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

 

「ニャン!」

 

 

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

 

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

 

そして直哉はグレースの体内に吸い込まれた。

 

 

 

融合世界の3人も急ぎ原作世界のキュアグレース達の元に向かった。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ワイズマン再びもう一つのすこやか市に現れる

「ワイズマンどうしてここに来たの?」

 

 

「何融合世界のキュアグレース達と遊ぶためだが?」

 

 

「「あれがワイズマン」」

 

「直哉君達の敵でありながらビョーゲンズの協力者なのね」

 

 

「ああ、そう言えばこちらのフォンテーヌとスパークルは初めましてですね」

 

 

「おい、ワイズマン挨拶はいいだろ、俺様あれを試したいのだがいいか?」

 

「いえ駄目です。まだその時では無いので」

 

 

「ちっわかった。俺様は帰るぞ」

 

「構いませんよ。さてそこにいる少年の為に出でよメガ降魔」

 

 

!!

 

 

「うわああああ。悪魔だーーー」

 

 

「「「しまった見られた――」」」

 

 

その後グワイワルは撤退しワイズマンが2体のメガ降魔を召喚し、益子道夫恐怖を与えた。

 

 

「さて、プリキュアの諸君その少年を守りながら、メガ降魔を浄化出来るかな?」

 

「うわああ」

 

「ちょっと落ち着いてよもう」

 

「それは無理と思うニャン。俺達だってメガ降魔は、ビビるニャン」

 

 

「フフ、やはりその少年を守る事手一杯のようですね」

 

 

「事実だけに言い返せないニャン」

 

「皆もう少し頑張って、木っと来てくれるから」

 

「「わかった」」

 

 

その時・・・

 

 

「行くよ皆」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

 

「「届け!」」

 

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

 

「フフ、まさか融合世界のキュアグレース達が本当にこちらに来てくれるとはね」

 

「「「ワイズマンここから私達が相手よ」」」

 

 

「フフ、良くあの世界から帰還できたものだな。キュアグレース」

 

 

「正直危なかったけどね、ワイズマン貴方でしょ。ブルーにあの世界の事を教えたのは?」

 

 

「正解だ。キュアグレースよ、そしてお前達と新生帝国華撃団の状況を見て、ブルーに気づかれないように奴等をあの世界に転移させたのさ。その時に紫藤飛鳥と、真宮寺薫がついて来たのはいい意味での誤算だったがな」

 

「やっぱりあのタイミングで新生帝国華撃団の居場所がわかったのは意図的だったのね」

 

 

「そう言う事だよキュアフォンテーヌ」

 

 

「相変わらず陰険手を使ってくるんだから」

 

「すまんな、キュアスパークルその時の研究題材が、どうすれば紫藤直哉を簡単に殺せるかと言う研究だったからな」

 

 

 

!!

 

 

「「「「「「「「何だって――」」」」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

ワイズマンの言葉ここにいる全員が驚いていた。

 

 

 

「しかし私は、キュアグレース達を過小評価していたようだ。まさか君達を葬るために仕掛けを突破するとはな」

 

 

「エッヘン、私達と直哉君の絆を甘く見るからだよ」

 

「そうだニャン」

 

 

「確かにそれもあるだろうが、私にはまさかあの世界に16番目のプリキュアがいるとは思わなかったぞ」

 

 

!!

 

 

「「「「「「16番目のプリキュア」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

原作世界のキュアグレース達はワイズマンの言葉に再び驚いていた。

 

 

「さて、私も戻るとしようでは、さらばだ諸君」

 

 

そう言って、ワイズマンは転移したのだった。

 

その後益子道夫は直哉によってメガ降魔に対する記憶を消去された。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

16番目のプリキュアについて聞かれる直哉達

グワイワルとワイズマンが撤退した後2人のどか達と共に原作世界ののどかの部屋に集まっていた。

 

 

「それじゃあ直哉君教えてくれる?」

 

正直に言えば、教えると面倒な事に巻き込まれる可能性がありますけどいいですか?3人共」

 

 

「「「うん、いいよ」」ええ」

 

「のどかお姉ちゃん一応トワに言ってくれる?」

 

「わかったよ直哉君」

 

 

そして融合世界ののどかがトワに連絡をして話していいかの確認を取った。

 

 

暫くして・・・

 

 

「はあ・・・わかりましたトワさん」

 

 

「それでは、許可が出たので僕達が何故16番目のプリキュア世界に行く事になった事件の事から言うね」

 

そして直哉は話し出す。

 

 

「「「「飛鳥ちゃん。薫ちゃん」」」」

 

 

「あれが、桜花の言っていた直哉の娘達ですか」

 

 

「あんた達声が大きいよ」

 

 

「「「「ごめんなさい」」」」

 

 

「うんこの声リューネさん?」」

 

 

「そうだよ。久しぶりフォンテーヌとスパークル」

 

「「ええーーリューネさんがどうしてここに」」

 

 

 

「実はバゴニアと言う国が不穏な動きをしていると言う情報を得た私とマサキが調査をする為に向かったら2人の魔装機神が捕獲されてて私達が助けたんだけど」

 

 

「その時から2人がこの状態だったんですね」

 

 

「ああ、そうなんだ」

 

「直哉私が、2人を見ていいですか?」

 

 

「うんアースお願いできるかな?」

 

「はい」

 

 

「これは・・・2人の活動意欲のエネルギーがほとんどありません」

 

 

「活動意欲エネルギーって何?」

 

 

「つまり飛鳥ちゃんと薫ちゃんは、やる気を何者かに奪われたのよ」

 

 

「うええ、やる気を――」

 

 

「そして僕達は2人を助ける為に16番目のプリキュア世界に行く事になったんだ」

 

 

 

「まさか人間のやる気を奪う敵がいるなんて」

 

 

「びっくりだよ本当に」

 

「それで、その後はどうなったの?」

 

 

「色んな事がありましたけど、現地のプリキュアや新生帝国華撃団の協力で・・・」

 

 

「ちょっと待ってくれその役目俺達にも手伝わせてくれないか?」

 

「神山さん・・・いいんですか?」

 

「ああ、勿論だよキュアグレース」

 

 

「はいはい、私達も手伝いますよグレースさん」

 

 

「ありがとうねサマー」

 

 

「それでは皆さん行きましょう。邪神ヴォルクルスを倒す為に」

 

 

「「「「「「「「「おーー」」」」」」」」」

 

 

そして2組のプリキュアと新生帝国華撃団はサイバスターとザムジードを援護する為に向かった。

 

 

「飛鳥ちゃんどうする?」

 

「・・・薫コスモノヴァを使うから時間を稼いで」

 

「ええ――飛鳥ちゃんその技は使えないんじゃ」

 

 

「フッフッフなかなか面白いぞ。サイバスターとザムジード」

 

 

!!

 

「「この声はまさかヴォルクルス?」」

 

「その通りだ紫藤飛鳥と真宮寺薫」

 

 

!!

 

「「ヴォルクルスが私達の名前を」」

 

その時2組のプリキュアと新生帝国華撃団が、飛鳥達に合流した。

 

 

「飛鳥ちゃん薫ちゃん大丈夫?」

 

 

「ほう、キュアグレースと紫藤直哉もこの世界に来ていたのだったな。ならばこの場にいる全ての者よきえうせろ。この技は私の技ではないが食らうがいい。ブラックホールクラスター」

 

 

「「ええ――それはグランゾンの」」

 

「だから言っただろうブラックホールに飲み込まれるがいい」

 

 

「直哉君どういたらいいの?」

 

「この状況に打開策があるとすれば、ブラックホールクラスターと同等もしくはそれを超える技で消滅させるしかありません」

 

「そんな」

 

 

そしてヴォルクルスがブラックホールクラスターを地上に向けてはなった。

 

 

「薫・・・私やるよ」

 

 

「飛鳥ちゃん」

 

「サイバスター私に力をかして・・・行くぞ!!ヴォルクルスコスモノヴァ発射」

 

 

「うおおお。コスモノヴァだと、紫藤飛鳥め小癪な真似を・・・だがこの2つの技により次元に穴が開くだろう」

 

 

ヴォルクルスがそう言った直後次元の穴が開き、その場にいるもの全てが次元の穴にに吸い込まれた。

 

 

「「「「「「うわあああ」」」」」」」

 

「16番目のプリキュア世界での戦いの途中で出来た穴によって戻って来たんだ」

 

 

「うええ、凄いね」

 

「そうだニャン」

 

「よく無事だったわね」

 

「本当ペン」

 

 

「でも16番目のプリキュアか・・・」

 

 

「気になるラビ」

 

 

「あはは、それは残念だった・・・ーーー何でここにいるのーー」

 

直哉が視線を感じ振り向くと、そこには夏海まなつがいたのだった。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワの悪戯

「直哉さん来ましたよ」

 

 

「ええ――何で君がここにいるのーー?」

 

 

「何故ってのどかさんがしましたよね。トワさんに連絡を?」

 

「ああ、それで君はトワにお願いされて僕達の所に来たんだね」

 

 

「はいそう言う事です」

 

「あのーー直哉君今ゲートから来た子も特殊遊撃部隊の人?」

 

原作世界ののどかが代表して直哉に聞く。

 

「ああ、この子は・・・」

 

 

「何言ってるんですか、私を呼んだののどかさんなのに」

 

 

「へっ・・・」

 

 

「夏海まなつちゃん」

 

「あれおかしいなあ、後ろからものどかさんの声が聞こえる」

 

!!

 

 

 

「どういう事ですかのどかさん達が2人いるーーー」

 

「「「「「「あ、気がついて無かったんだ」」」」」」

 

 

暫くして・・・

 

 

「ここが君達と本来の関係性を持つかも知れない。プリキュアの世界さ」

 

 

「そうなんですね。感激です」

 

「さて自己紹介をお願い」

 

「私は夏海まなつです。よろしくお願いします」

 

 

「「「私達のはまなつちゃんが知ってるからいいかな?」

 

「はい、構いませんよのどかさん」

 

 

そして暫くのどか達が一般的な話をしている頃・・・

 

 

「ワイズマンの言っていた僕を簡単に殺す実験は、ワイズマンが率先してやる必要性を感じない。以前のワイズマンの言葉を信用すると」

 

 

「ワイズマンの言葉だからこそ深く考えてしまってるな」

 

 

「直哉君大丈夫?」

 

その時融合世界ののどかが直哉の所に来た。

 

「あ、のどかお姉ちゃん。今ワイズマンの言葉について考えてました」

 

「「「ワイズマンここから私達が相手よ」」」

 

 

「フフ、良くあの世界から帰還できたものだな。キュアグレース」

 

 

「正直危なかったけどね、ワイズマン貴方でしょ。ブルーにあの世界の事を教えたのは?」

 

 

「正解だ。キュアグレースよ、そしてお前達と新生帝国華撃団の状況を見て、ブルーに気づかれないように奴等をあの世界に転移させたのさ。その時に紫藤飛鳥と、真宮寺薫がついて来たのはいい意味での誤算だったがな」

 

「やっぱりあのタイミングで新生帝国華撃団の居場所がわかったのは意図的だったのね」

 

 

「そう言う事だよキュアフォンテーヌ」

 

 

「相変わらず陰険手を使ってくるんだから」

 

「すまんな、キュアスパークルその時の研究題材が、どうすれば紫藤直哉を簡単に殺せるかと言う研究だったからな」

 

 

「僕はその時のワイズマンの言葉に違和感を感じたんです」

 

「え、違和感を?」

 

 

「はい、もしかしたらワイズマンを使って僕を殺そうとする勢力が出来たのかも知れません」

 

 

「「ええ――」ラビ」

 

「まあ僕の事を狙う人はそうそういないと思いますけど、強いて言うなら2人のキングビョーゲンくらいじゃないですかね」

 

 

「確かにそうかも、後は明確に敵対と言う感じじゃないね」

 

 

「ええ、後は結果的にと言う形での敵対でしたし」

 

 

 

「そうですね、イヨとかの行動を見ると本当に今の僕にとっての敵なのか疑いたくなりますが」

 

 

「あと、のどかお姉ちゃん覚えてますか?」

 

「のどかお姉ちゃんこの風鈴アスミさんは4人目のプリキュアでラテのパートナーなんですよ」

 

 

「「ええーー」ラビ―」

 

 

「でもでも、直哉君まだ生まれてないって言ったよね」

 

 

「ええ、僕も原作世界のすこやか市と接触した事により全てがリセットされたと思ってましたよ」

 

「だから生まれてもないと考えていましたが・・・アスミさんどうしてこのタイミングで来たのですか?」

 

 

「それは、ラテのお母さんが直哉さんに迫る危機から守ってほしいと頼まれたんです」

 

 

「「ええーー」」

 

 

「僕に迫る危機ですか?」

 

「はい、ビョーゲンズやノイズ達とは異なる脅威からです」

 

「つまりアスミさんは直哉君とラテを守る為にヒーリングガーデンから来たんですか?」

 

 

 

「「ああ、覚えてるよ」ラビ」

 

 

「もしかしたらそう言う者がワイズマンを利用しているとも考えられるけど、今それを考えても仕方ないですけど」

 

 

「そうだね」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

大神一郎の新たな旅立ち

原作世界ののどか達の救援要請を終えて戻って来た直哉達はそのまま大帝国劇場に向かった。

 

 

その頃大帝国劇場では・・・

 

 

帝劇では、大神の昇進を祝うパーティが行われていた。

 

 

大神はその席で、アイリスたち全員に、帝劇を離れる事になったことを、伝えた。

 

 

「何でまたお兄ちゃんいなくなるの?」

 

「そうですそんな命令無視すべきです」

 

「「「「遅くなりました皆さん」」」」

 

 

「ああ、直哉さんにのどかちゃん達いらっしゃい」

 

「大神さん巴里でも、頑張ってくださいね」

 

「向こうに行っても女難には気をつけて」

 

「いい!!」

 

「本当に行くんですね・・・大神さん」

 

「ひなたちゃん」

 

 

「やった――これで大神さんに会うと言う理由で海外旅行に行けるーー」

 

!!

 

その時、ひなたの言葉に対し花組は衝撃を受けた。

 

 

そして数か月後に計画が実行されるのだった。

 

「大神さん何かあれば連絡くださいね」

 

「ああ、ありがとう直哉さん。のどかちゃん」

 

 

そして、パーティも終わり、翌日大神が帝都を離れる日になった。

 

大神は横浜港から、巴里に向かう船に乗船し前日アイリスから貰った手紙を読もうとした時、大きな垂れ幕と帝劇の皆が、敬礼してるのみつけ、大神も皆の姿が見えなくなるまで敬礼をしていた。

 

 

その頃直哉の自宅では・・・

 

「直哉君私達はこれからシンフォギア世界に行く予定で良いの」

 

 

 

「ええ、そうですね。ですがあと数日は帝都にいますけど」

 

「それって響さん達の準備が終わらないから?」

 

 

「そうですよ。ひなたさん一応響さんも高校生になれるかの瀬戸際ですから」

 

 

「「「成る程それがもうすぐなんだ」」なのね」

 

 

「そう言う事ですよ」

 

 

「そう言えば直哉っち原作世界ののどかっち達とまなつちゃん会った件は大丈夫なの?」

 

 

「ああ、それは過去のプリキュア達も何組か会ってるみたいなので、トワはそれと同じ事をしたみたいですね」

 

「「「なら安心かな」」」

 

「ただ、過去のプリキュア達は僕達で言えば、ビョーゲンズとの戦いの終わった後に会ってるんですけどね」

 

 

「「「ええ――」」」

 

「それって大丈夫なの?」

 

「それはトワ自身のせいですし、僕達が心配しなくていいですよ」

 

 

「直哉の薄情者ーーー」

 

「何ですか?トワいきなり来て」

 

 

「まなつと原作世界ののどか達の記憶の一部を消すの手伝って」

 

 

「嫌です。自分がした事ならともかく、トワの後始末を手伝わないといけないんですか?」

 

 

「う、だって―――面白い事になると思って」

 

 

「よかったですね・・・」

 

 

「ねえ、直哉君元に戻すの手伝おうよ」

 

 

「のどかーーーありがとう」

 

 

トワはのどかに抱きつく。

 

 

その光景を見てのどか以外全員が呆れていた。

 

 

そして結局直哉は、トワの尻拭いをしたのだった。

 

 

 

「ふう、これで良いですねトワ?」

 

「うんありがとう」

 

 

「そろそろ、本題に入ったらどうですか?」

 

「そうね、今回私が来たのは・・・」「「飛鳥達と私達の時代について聞言え貰う為よ」」

 

 

「「「「「「ええーートワさんが2人になった―――」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

のどか達とラビリン達は起きた事に驚いていた。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

飛鳥達とミズキ&ナナの時代について1

今回の話で少し融合世界の前にあった幼馴染世界の過去話の中で、以前こちらでも投稿していた作品サクラ大戦来訪者は私の幼馴染の中で登場していた人物達が出てきますご了承下さい。



「「「ええーートワさんが分裂したーーー」」」

 

 

「違うよ――ナナとミズキが合体してトワになるんだよ」

 

「「「「「「ええーートワさんて元々存在しないのーー」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「そう言う事になるわ。私がミズキで、私がナナだよよろしくね」

 

「トワがミズキとナナに戻るなんて今回の話は真面目なんですね」

 

 

 

「そうよ、直哉とのどか達は偶然とはいえ飛鳥や薫そして私達の未来に繋がる幼馴染世界に関わったから」

 

 

「そうだぞ、特別だぞ」

 

 

「成る程」

 

 

「それにブルー誕生にも私達の時代が少し関わってるから」

 

 

「「「それは本当ですか?ミズキさん」」」

 

 

「ええ」

 

「ミズキちゃんはこういう話の時は嘘つかないのだ」

 

「それじゃあまず、私達の世界分岐の切欠となったブルー誕生となった事件を言うわね」

 

 

「「「ええーー」」」

 

 

「飛鳥ちゃんと薫ちゃんの世界はブルーがいたから分岐したの?」

 

のどかがミズキに聞く。

 

 

「そうよ、と言っても私達の世界の資料は無いけどね」

 

「だから分岐前まで話してあげる」

 

 

「もう帰るのか直哉」

 

「ええ、いつまでも帝劇を夏季休暇にするわけにも、行きませんし、それになのはたちも向こうの仕事があるみたいですからね」

 

 

「なるほどな、なのはちゃん達もありがとう」

 

「いえいえ、そんなこと無いですよ、大神さんもお兄ちゃんみたいに早く結婚したほうがいいですよ」

 

「いい!!」

 

「「「「「ええーーー直哉さん結婚してたんですかーーー」」」」」

 

予想外の事に驚く巴里花組だった。

 

「あれ皆さんに言ってませんでしたかね?」

 

「「「「「聞いてませんよ」」」」」

 

「改めて紹介しますね、僕の妻である人を」

 

「私が直哉君の妻の、真宮寺さくらです。よろしくね皆」

 

 

「「「「「ええーーーさくらさんなのーーー」」」」」

 

再び驚く巴里花組だった。

 

 

「まさか、あんた達がシャノワールに来た時迫水が、直哉に対して変だったのはこう言う事だったんだね」

 

「グラン・マすいませんあの時僕達の素性を言うと、大神さんに知られるのを避けたかったんで」

 

 

そしてミズキは話を止める。

 

 

「ミズキちゃんこの後にこの直哉さんがブルーになるんだね」

 

「そうよ、この後紫藤直哉及び真宮寺さくらと仲間達全員が、この後銃殺されるの巴里でね」

 

「「「ええーー銃殺」」」

 

 

「ええ、恐らく黒幕はイヨの母親のヒミコと思っているわ。あの頃のヒミコは全ての世界を手に入れる事が目的だったんでしょうね」

 

 

「だけど、世界の抑止力のおかげで、新たな可能性として私やナナ、そして飛鳥や薫が生まれる世界が誕生したの」

 

 

「だけどね、ヒミコが紫藤直哉をブルーにした事でー誕生した世界も手に入れようとして、ブルーに飛鳥と薫の両親を殺す事を命令するの」

 

 

「そうそして、飛鳥と薫が生まれて数日の内に、帝都の自宅で死体となって2人が発見されたの」

 

 

「「「ええーー」」」

 

のどか達はミズキとナナの話に驚きを隠せないでいた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

飛鳥達とミズキ&ナナの時代について2

今回の話で少し融合世界の前にあった幼馴染世界の過去話の中で、以前こちらでも投稿していた作品サクラ大戦来訪者は私の幼馴染の中で登場していた人物達が出てきますご了承下さい。



「だけど、世界の抑止力のおかげで、新たな可能性として私やナナ、そして飛鳥や薫が生まれる世界が誕生したの」

 

 

「だけどね、ヒミコが紫藤直哉をブルーにした事でー誕生した世界も手に入れようとして、ブルーに飛鳥と薫の両親を殺す事を命令するの」

 

 

「そうそして、飛鳥と薫が生まれて数日の内に、帝都の自宅で死体となって2人が発見されたの」

 

 

「「「ええーー」」」

 

のどか達はミズキとナナの話に驚きを隠せないでいた。

 

「その時飛鳥ちゃんと薫ちゃんは?」

 

 

のどかがミズキに聞く。

 

 

「ああ、それは大丈夫ですよ。彼女達は機動六課に預かってるので」

 

 

「機動六課?」

 

 

のどかはその名前を聞いて思い出していた。

 

「そういう事ならうちたちも協力するで守護者達の皆」

 

 

「「「「「「え」」」」」」」

 

そして機動六課のメンバーが現れた。

 

「なのはちゃん。FW陣の4人と一緒に守護者達の皆と協力してお兄さんの救出をお願い」

 

 

「わかったはやてちゃん」

 

 

「ほないくで。響け終焉の笛。ラグナロク・ブレイカー」

 

 

「雷光一閃。プラズマザンバー・ブレイカー」

 

 

「GUOO」

 

 

メガ桜天武ははててとフェイトが放った二つの特大魔法を受けて一時的に行動を止めた。

 

それを見た飛鳥は・・・

 

 

「響さんさくらさん」

 

 

「「うん」」

 

 

「天剣・桜吹雪」

 

 

「破邪剣征・桜花天翔」

 

 

「響さん今のうちにメガ桜天武の搭乗口を破壊してください」

 

「了解飛鳥ちゃん」

 

 

「どうりゃあーー」

 

 

「紫藤直哉さんへの道が出来ました。なのはおばちゃん今です」

 

 

「飛鳥ここに来ておばちゃんはやめて――」

 

 

「そんな事を気にしてる場合ですか、早くしてください」

 

 

そしてメガ桜天武に乗っていた紫藤直哉はなのはたちによって救出された。

 

「ああ――思い出した。なのはさんやはやてさんの部隊がたしか機動六課と言う名前だった」

 

 

「「ああーーそう言えば」」

 

 

「そうよ、そして10年がたったある日私と飛鳥が出会い、飛鳥は自分達の世界が過去の世界の改変により消滅するのを防ぐ為に過去に跳んだんだけど、結局消滅は防げたんだけど世界としては死んだも当然の被害が出たわ」

 

 

「「「そんな」」」

 

 

「それ以降は貴女達も知る流れになって行くの」

 

 

そしてミズキとナナは再びトワになった。

 

 

 

「「「「成る程」」」」

 

「そう言う流れで、僕と融合世界の誕生になったわけですね」

 

「そうよ、だから直哉の誕生にはエレメントの加護を授けて貰いたくてね、桜花に私が、ヒーリングガーデンに行けるようにしたの」

 

「それが直哉のお母さんがヒーリングガーデンに行ける理由だったラビね」

 

 

「まあその頃は、私の無茶に付き合ってくれたヒーリングガーデンに桜花のおかげだけどね」

 

「それで任務の話だけど獅童光を救出作戦実行は延期するわ」

 

 

「「「「ええ――どういう事ですか?」」」」

 

 

「それは、魔神レイアースが封印されている場所への道が消滅したからなの」

 

「私とレイで原因と復旧作業に予想以上の時間がかかりそうなのよ」

 

 

「成る程、それをした相手としては守護者を増やされると困る連中なのですか?」

 

 

「もしかするとイシュメルガやデボネアが私達の動きを見て先手を打ったのかも知れないわね」

 

 

「「「「成る程」」」」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

方針転換と夏休み終了時期の通達

「それじゃあこの夏休みは中止ですか?」

 

「いえ、夏休みは続けるわ。それに融合世界でちゆが参加する春の陸上大会もあるしね」

 

「あ、そうでしたね」

 

「まあ融合世界の場合アスミが出てきて季節がごちゃ混ぜだからね」

 

 

「そうですね」

 

 

「とりあえず貴女達の夏休み終了は融合世界のすこやか市で行われる春の陸上大会終了後にするわね」

 

 

「「「「わかりました」」」」

 

 

「それでは、シンフォギア世界にまなつちゃん達を明日あたりに連れて行ってね」

 

 

「ええ―でも響さん受験なんじゃ」

 

「ああ、響と未来が行く学校は響と未来は絶対入れるわよ。だってシンフォギア奏者なのだから」

 

 

「「「あ、そっか」」」

 

 

「だから、戦力としても研究題材としても響の存在は貴重よ」

 

 

「貴重って響さんは物じゃないですよ」

 

 

「ええ、わかってるわよちゆ。だけど以前蝶がシンフォギア世界で暴れたのを思い出して」

 

 

「うわあああああ」

 

 

「「「ぷにシールド」」」

 

 

 

蝶に投げられた響を3人のプリキュアと3匹のヒーリングアニマル達が響を助け、その間に響の宝玉の調整と響の治療を直哉が実行した。

 

 

「ギャアラガアア」

 

 

「「「うわあああ。ぷにシールドが持たないラビ」ペン」ニャン」

 

 

「「「直哉君まだなの?」」」

 

 

「あともう少しですもう少しで・・・がはっ」

 

 

「「「直哉君」」」

 

その時直哉の背後から杖が出てきた。

 

 

 

 

「ぐっここで貴方が乱入しますか、フィーネ」

 

 

「ほう、私の事を知っているのか?」

 

 

「ええ、それなりにはね、それにこのタイミングで姿を見せる目的は、彼女の回収ですよね」

 

 

「ああそうだ」

 

 

そう言ったフィーネは響に近寄る。

 

 

「その女はいい研究材料になる。貰っていくぞ」

 

だが直哉がフィーネと響の間に割り込んだ。

 

 

「・・・簡単に連れて行かせると行かせると思いますか?」

 

 

「無理をするなお前のケガではその女は守れんよ」

 

 

「やってみないとわからないですよ」

 

 

 

「そうか・・・ならば死ね」

 

 

「あの時も、響を狙って動いていたおばさんもいたでしょう?」

 

「「「確かに」」」

 

 

「ああいう人は、興味を持つとしつこいから気をつけてねシンフォギア世界では特にね」

 

 

「「「はーい」」」

 

 

「響と未来には私から言ってあげるから直哉達はまなつ達に連絡しなさい」

 

 

「わかりました」

 

そしてトワは響と未来の所に跳んだ。

 

 

そして直哉はひなたとのどかとちゆを連れて大帝国劇場に向かった。

 

 

その頃大帝国劇場では・・・

 

 

「米田さんこれはどこに置けばいいですか?」

 

「ああ、それは劇の道具だから大道具部屋だな」

 

 

「わかりました」

 

 

「「米田さん舞台の掃除終わりました」」

 

 

「お疲れさんさんごちゃんにあすかちゃん」

 

 

「米田さん書類整理終わりました」

 

「いやあー助かった大神がいなくて溜まってる仕事が多くてな」

 

 

「いえ私達も泊めて貰ってますし」

 

 

「そうです」

 

「それに昔の道具も新鮮ですし使うと」

 

 

「それに米田さんも無理したら危ないですし」

 

 

「くうー君達はいい子だな・・・のどかは酒をやめろと煩いしよ」

 

「「「「あっ米田さん死んだかも」」」」

 

 

「へえ、米田さん・・・私をそう言う風に思ってたんですね」

 

「へっぎゃあああ。のどか様ーーー」

 

 

そして米田はのどかの説教により沈黙した。

 

 

その頃シンフォギア世界にいる響と未来は・・・

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

リディアンに入学前の2人に会いに来たトワ

ホテルの部屋にて・・・

 

「ふ――これで終わったね未来」

 

 

「そうだね響、明日には中心世界に戻るの?」

 

「そうだよ予定が変わらないならね」

 

「ああ、ごめんね響と未来予定が変更になったわ」

 

 

「「ええーートワさんどうしてここに」」

 

「貴女達に予定が変わっている事を伝えにね」

 

 

「「ええーー」」

 

 

そしてトワが話し出す。

 

 

「それで任務の話だけど獅童光を救出作戦実行は延期するわ」

 

 

「「「「ええ――どういう事ですか?」」」」

 

 

「それは、魔神レイアースが封印されている場所への道が消滅したからなの」

 

「私とレイで原因と復旧作業に予想以上の時間がかかりそうなのよ」

 

 

「成る程、それをした相手としては守護者を増やされると困る連中なのですか?」

 

 

「もしかするとイシュメルガやデボネアが私達の動きを見て先手を打ったのかも知れないわね」

 

 

 

「いえ、夏休みは続けるわ。それに融合世界でちゆが参加する春の陸上大会もあるしね」

 

「あ、そうでしたね」

 

「まあ融合世界の場合アスミが出てきて季節がごちゃ混ぜだからね」

 

 

「そうですね」

 

 

「とりあえず貴女達の夏休み終了は融合世界のすこやか市で行われる春の陸上大会終了後にするわね」

 

 

「「「「わかりました」」」」

 

 

「それでは、シンフォギア世界にまなつちゃん達を明日あたりに連れて行ってね」

 

 

「ええ―でも響さん受験なんじゃ」

 

「ああ、響と未来が行く学校は響と未来は絶対入れるわよ。だってシンフォギア奏者なのだから」

 

 

「「「あ、そっか」」」

 

「と言う事態が起きたからこちらの時間では約6時間後に直哉達とのどか達とまなつ達が来るわ。よろしくね」

 

 

「「ええーー嘘――」」

 

「本当よだから夏休みが終わったらそのまま直哉がシンフォギア世界を選択すれば、獅童光救出より先に物語を進めるかもしれないし、その前に別の事件が起きてしまうかも知れないけど」

 

「それじゃあ私達は直哉君達が来て、帰る時に一緒で帰還すればいいです?」

 

 

「そうね、それでいいわよ。場合によってはここにとんぼ返りだけどね」

 

 

「「あはは」」

 

 

「それじゃあ私、向こうに戻るわね」

 

「「はい」」

 

そしてトワは転移をしたのだった。

 

 

その頃二課では・・・

 

 

「司令本当にあの2人を監視するんですか?」

 

「俺とてしたくないさ。だが、あの子がした事は、俺達の世界を救いながら、全世界に恐怖を与えたのは事実だしな」

 

「あ、司令カメラが」

 

 

「やはり知っていたか・・・」

 

 

「どうしたの響それ?」

 

 

「ああ、これはカメラだよ未来」

 

 

「え、まさか私達監視されてるの?」

 

 

「いや、対象は未来じゃなく私だよ恐らくね」

 

 

「まあ、あれだけ暴れれば監視は付くよ」

 

 

「響」

 

「それに直哉君達はともかくまなつちゃん達の情報は見せたくないしね」

 

「ああ、そうだね」

 

 

そして6時間後・・・

 

 

直哉達がゲートを使い響達のいるホテルに来た。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

シンフォギア世界再び前編

「「「「うわあ。ここが帝都とは別の世界」」」」

 

「「いらっしゃいまなつちゃん達」」

 

 

響と未来が、ホテルの部屋でまなつ達を出迎える。

 

 

「あ、皆こちらは電気あるよ」

 

 

「「「本当」」」

 

そしてまなつ達はそれぞれ充電を始めていた。

 

 

「それにしてもここは私達の世界に近いわね、直哉」

 

「そうですね。ただ違うのは・・・

 

 

 

ウーーウ――

 

 

その時警報が鳴った。

 

 

「「「「何だ?何何この警報は」」」」

 

 

「どうやらノイズが出たようですね」

 

 

「「「「「ノイズ」」」」ノイズですって」

 

「ええ、この世界における災害で良いんですよね?響さん」

 

 

「そうだよ。ノイズに出会ったら人間は逃げるしかないよ」

 

 

「「「「どうしてですか?」」」」

 

 

まなつ達が響に質問をする。

 

「それは直接見て」

 

 

そしてまなつ達が外を見るとそこには逃げ遅れた人とノイズがいた。

 

 

 

「ぎゃああ。ノイズだ――」

 

 

そう言って人は逃げようとするが、腰が抜けて動けずにいた。

 

 

そしてノイズがその人に触れた瞬間・・・

 

 

「あああ・・・」

 

 

「「「「うわああ、人が炭になったーーー」」」」

 

 

「そう、これが理由だよ。だけど例外もあるけどね」

 

 

「「「「「例外」」」」例外ですって?」

 

 

「そうそれが・・・」

 

その時2つの歌声が聞こえ始めた。

 

 

「「「「「こ、これは」」」」」

 

「翼行くぞ」

 

 

「わかった奏」

 

そして2人の少女によって今回現れたノイズは倒された。

 

「「「「おおーー凄い」」」」

 

 

「あ、あの人復帰できたようですね」

 

 

直哉が、翼を見て呟く。

 

「直哉君どうしたの?」

 

「ああ、のどかさん。あの人前回ここに来た時に飛鳥ちゃんと来た時に助けた事があってですね」

 

「成る程ね」

 

 

!!

 

「あいつは響だ、あいつ戻って来たのか、旦那に報告だな」

 

 

「どうしたの?奏」

 

「何でもねえよ。翼さあ戻ろうぜ」

 

 

「うん、でも私はまだまだな。私が戦い死にかけたのに」

 

 

「ぐわああああああ」

 

 

「おほほいい声で鳴く人形だ事」

 

 

「馬鹿な!!聖遺物の力が効かないだと、そしてシンフォギアの装甲が経った一撃で・・・ぐわあああ」

 

 

「「翼!!」」

 

 

「ほら早く行かないと死ぬわよ彼女」

 

 

「ちっ確かに翼を助けねえと」

 

 

その頃直哉達は・・・

 

 

「ぐわああああああ」

 

 

「いけない飛鳥ちゃん。僕と合わせて」

 

 

「はいパパ」

 

 

 

「うう、私はここまでなのか?」

 

「ノイズでもない敵にあっさり殺されるほど弱かったのか?」

 

 

「生きるのを諦めないでください翼さん」

 

 

「・・・誰の声だ」

 

 

「「破邪剣征・桜花爛漫」」

 

 

直哉と飛鳥の放つ破邪剣征・桜花爛漫が降魔達を貫いた。

 

 

 

それをイヨの映した映像を見て驚く弦十郎と奏だった。

 

 

!!

 

「まさかあの子は」

 

弦十郎は映像に映った響を見て思い出す。

 

 

「そして私を助けてくれて、その上謎の敵も奏が倒したんだから」

 

そう言いながら翼は微笑む。

 

そして2人は基地に帰還した。

 

「響さんあの人達ノイズを倒せてましたけどあれは一体?」

 

「あれが、直哉君達が言っている。シンフォギアと言う装備だよ」

 

 

「「「「あれが、シンフォギア」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

シンフォギア世界再び中編

その頃二課に帰還した奏は弦十郎と話していた。

 

「旦那今回ノイズが出た市街地のホテルに立花響がいた」

 

 

「そうか、響君が迎撃に出てたか?」

 

 

「いや、ホテルの中にいたよ。迎撃にすら出ていない状態だったよ」

 

「そうか、響君はリディアンに入学するみたいだからまだ本格的な接触するなよ」

 

 

!!

 

「それってマジなのかよ?」

 

 

「ああ、あのホテルに滞在してるのもそれが理由さ」

 

 

「それでこちらに引き込めると?」

 

 

「嫌それは厳しいと言うか無理だろう。彼女のギアは、もはやシンフォギアと呼べないだろう」

 

「その理由は奏はわかるだろう?」

 

 

「ああ」

 

「うおおおおお」

 

 

ギャアアアアグワアア」

 

 

「すげえ、あいつここまでの出力で戦って大丈夫なのよ」

 

 

奏が呟く。

 

 

「奏大丈夫か?」

 

「ああ、私は大丈夫だが響という奴大丈夫なのか?

 

 

「ああ、響君の出力は、シンフォギアの力だけでは、無理な出力だそれに奏者が恐らく耐えられん。まさしく諸刃の剣だ」

 

 

!!

 

 

「だったら止めねえと」

 

「やめろ奏そんなことしたらこの世界が大変な被害を生まれるぞ」

 

 

「もはや、響君にこの世界の命運を委ねるしかない」

 

 

 

「まじか」

 

「あの時私は、シンフォギア奏者になって恐怖を感じたよ」

 

 

「別の世界では、あんな力を使わないと勝てない怪物が存在するんだと・・・」

 

「ああ、そうだなあれとくらべても俺達の世界なんてノイズだけだしな」

 

 

「あの戦いの後からだが、シンフォギアに対する事で上層部が響君を引き入れろと言ってるが、運よく響君の顔は知られてないからな」

 

 

「成る程、二課に入れるとそっちの面で面倒になるのか」

 

「ああ、どのみち彼女は、あの少年の元を離れる事は無いだろうし」

 

 

 

「ああ、翼を助けてくれた子か?」

 

 

「そうだ、どのみちどこかで俺個人となら会えるだろう」

 

 

「どうもあの少年は、了子君を警戒してるようだからな」

 

 

「了子さんを?何でまた」

 

「「ええーーー異世界の敵」」

 

「と言う事は君も異世界人」

 

 

「ええ、そうですね」

 

 

「きゃああ。貴重なサンプルがーーー君の体を見せて」

 

 

「無理ですね、僕はモルモットになるつもりはないんで」

 

 

「うう、いけずー―」

 

 

そう言いながら白衣の女性は落胆したのだった。

 

 

 

「さてそろそろ失礼しますね弦十郎さん」

 

 

「ああ、そうだなノイズ以外が出たら君に連絡するよ」

 

 

「よろしくお願いします」

 

 

「そりゃあモルモットか初対面で言われたら警戒するだろ普通じゃないか?」

 

「まあ、そうだな」

 

 

「とりあえず響君達の件は、俺に任せてくれ」

 

 

「ああ、わかったよ旦那」

 

 

時を少し戻して・・・

 

 

「響さんあの人達ノイズを倒せてましたけどあれは一体?」

 

「あれが、直哉君達が言っている。シンフォギアと言う装備だよ」

 

 

「「「「あれが、シンフォギア」」」」

 

 

 

まなつ達は響の言葉に興味を持ちながら聞いていた。

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

シンフォギア世界再び後編

「シンフォギアかあ、かっこいいなあ」

 

「そうだね、男の子なら憧れるかも」

 

「みのりん先輩はどうです?」

 

「うん、シンフォギア世界はどちらかと言うと、私達の世界に近いねと思った」

 

 

「そうだな、帝都より私達の世界に近いかもな」

 

 

「そう言われてみれば、電気もあるしアイスもあるし」

 

「そうだね後お金も使えそうだしね」

 

「そうだ、直哉さん観光していいですか?」

 

 

「あ、うん良いよ。未来さんとのどかさん達は先に行って貰えますか?」

 

「「「「わかりました」」」」

 

 

「のどかさん恐らくシンフォギア関連の組織が見張る可能性があるので気をつけていてくださいね」

 

「わかったよ直哉君」

 

 

そして未来とまなつ達とのどか達は観光に向かった。

 

 

「さて、響さん新しいギアを渡しておきますね」

 

「ええーーどういう事?」

 

「以前蝶と戦ってギアを纏うのやめていた時に僕が少し改造して、蝶を倒した時みたいな反動を出ないように改良したのが、このガングニール・シャドーです」

 

「ガングニール・シャドー」

 

「ええ、一応奏さんのガングニールの影みたいな感じなので」

 

「成る程ね」

 

「シャドーには以前の宝玉に入れていた力を入れてますから」

 

「ええーー」

 

「直哉君また無茶をしたんじゃないの?」

 

 

「そこは大丈夫ですよ。シンフォギアに関して勉強をしたぐらいなので」

 

 

「それならいいけど」

 

「「・・・来たみたいですね」だね」

 

 

「失礼するよ」

 

 

「お久しぶりですね。風鳴弦十郎さん」

 

 

「久しぶりだな紫藤直哉君、そして立花響君」

 

 

「単刀直入に聞くが、立花響君君はリディアンに入学する気なのか?」

 

 

「ええ、そうですよ。信じられないのならそちらに奏者としていきましょうか?そちらが困っているみたいですしね」

 

!!

 

「君達は政府の思惑を知りながら、我々の組織に入ると言うのか?」

 

「ああ、表向きですよ。私の上司は直哉君なのでそこは間違わないで下さいね」

 

 

「ああ」

 

「私は風鳴弦十郎さん達が私を手に入れたと言う形で、動いても良いですよ」

 

 

 

「むうっわかった・・・」

 

その時風鳴弦十郎に緊急通信が来た。

 

 

「どうしたあおい君?」

 

 

「司令大変です。突如ノイズと降魔らしき怪物が現れ大地を赤黒くそめています」

 

 

「何だと!!降魔はともかく、何故ノイズは予見出来なかった?」

 

 

『それが・・・全て同時に現れて」

 

「響さんは彼女達の救援を優先してください」

 

「わかったよ直哉君飛ばすよ」

 

 

「はい、弦十郎さん降魔と怪物は僕達の敵ですからノイズの方をお願いします」

 

「ああ、わかった」

 

 

直哉がそう言うと響はスピードを上げてのどか達と合流する為に向かった。

 

 

その頃のどか達は・・・

 

「漸く見つけたぞプリキュア」

 

 

「「「「「「グワイアル」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「さあ久しぶりに俺様と戦え進化しろナノビョーゲン」

 

そしてナノビョーゲンは、降魔2体に感染しメガ降魔に進化した。

 

 

「のどかさん私達も」

 

「ううん、ここは私達で行くよ。未来さん。まなつちゃん達をお願いします」

 

「うん、わかったよ。頑張ってねのどかちゃん」

 

 

「はい」

 

 

「皆行くラビ」

 

 

「「「「うん」」」はい」

 

そしてのどか達は変身を始めたのだった。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

グワイワル襲来!!前編

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

 

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

 

そしてグレース達は2体のメガ降魔と戦い始めた。

 

 

その頃二課に戻った弦十郎は・・・

 

「状況はどうだあおい?」

 

 

「ノイズの方はほぼ人的被害はありませんが、大地への浸食が止まりません」

 

 

「やはり降魔らしき怪物を何とかしないと、あの浸食は止まらんか」

 

 

時を同じ頃・・・

 

 

「ねえ、直哉君このタイミングでのビョーゲンズの侵攻どう考える?」

 

 

「そうですね、何者かと言うか恐らくグワイワルをここに誘導したのはワイズマンと思います」

 

 

「やっぱりそう思う?」

 

「ええ、そしてフィーネと何らかの繋がりを持っているのかも知れません」

 

「あ、そっかその可能性もあるね」

 

 

「ただワイズマンが、このシンフォギア世界に直接来ることはしないと思いますけど」

 

「お互い暗躍系なので協力するのか、わかりませんが」

 

 

「ふふ、確かに」

 

蝶に投げられた響を3人のプリキュアと3匹のヒーリングアニマル達が響を助け、その間に響の宝玉の調整と響の治療を直哉が実行した。

 

 

「ギャアラガアア」

 

 

「「「うわあああ。ぷにシールドが持たないラビ」ペン」ニャン」

 

 

「「「直哉君まだなの?」」」

 

 

「あともう少しですもう少しで・・・がはっ」

 

 

「「「直哉君」」」

 

その時直哉の背後から杖が出てきた。

 

 

 

 

「ぐっここで貴方が乱入しますか、フィーネ」

 

 

「ほう、私の事を知っているのか?」

 

 

「ええ、それなりにはね、それにこのタイミングで姿を見せる目的は、彼女の回収ですよね」

 

 

「ああそうだ」

 

 

そう言ったフィーネは響に近寄る。

 

 

「その女はいい研究材料になる。貰っていくぞ」

 

だが直哉がフィーネと響の間に割り込んだ。

 

 

「・・・簡単に連れて行かせると行かせると思いますか?」

 

 

「無理をするなお前のケガではその女は守れんよ」

 

 

「やってみないとわからないですよ」

 

 

 

「そうか・・・ならば死ね」

 

 

!!

 

「あの時宝玉の力をコントロール出来なかった私をフィーネいや了子さんから守ってくれたのは直哉君だよ」

 

「ありがとう」

 

「いえ、直接戦えない僕が出来る事をしただけですよ」

 

 

そして響と直哉は未来たちと合流した。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

グワイワル襲来!!後編

「あはは、どうしたプリキュア?いつも通りメガ降魔を浄化していいぞ」

 

 

融合世界のグワイワルがそう言ってグレース達を挑発する。

 

 

「五月蠅いなすぐに浄化するから」

 

「そうか、俺様は帰らせて貰うぞ」

 

 

グワイワルがそう言うと2体のメガ降魔を置いて帰って行った。

 

 

「でもどうするグレース?直哉君の補助がない状態だと2体浄化は厳しいと思う」

 

 

「なら1体ずつ確実にしていこう」

 

「「了解」」

 

「はい」

 

「行くよ皆」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

 

「「届け!」」

 

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

 

「「「お大事に」」」

 

「やはり1体しか浄化出来なかった」

 

 

「私達見えない部分で、直哉っちに助けられてたんだ」

 

 

その頃響達は・・・

 

 

「あっ響と直哉さん」

 

「未来とまなつちゃん達よかった」

 

 

「さて、響さんここからグレースさん達の所まで遠くなさそうなので一人で行きますね」

 

 

「わかったよ気をつけて」

 

 

「はい」

 

 

「未来とまなつちゃん達も行くよ」

 

 

「・・・直哉さん私達も行きたいです」

 

「まなつちゃん危険だよ。いくらプリキュアでも」

 

 

未来が言う。

 

「それでも行きたいんです。お願いします直哉さん」

 

 

「・・・この世界に関する決定権を持つ響さんどうしますか?」

 

 

「「「「え、どういう事ですか?」」」」

 

 

「ここは融合世界ですよね」

 

 

「そうですよ。ですが今の響さんは別の仕事の途中で、自分の担当世界に対する介入を許可するかの決定権を今僕ではなく、彼女が持っているんですよ」

 

 

「あ、そう言えばそうだった。響どうする?」

 

 

「・・・まなつちゃん達は、この世界でのプリキュアに変身を禁止します」

 

 

「「「「ええ――」」」」

 

「ですが、それを守れるのなら、皆でグレース達の所に行こう」

 

 

「「「「はい」」」」

 

 

「ごめんね未来」

 

 

「ううん響が考えて決めた事だから否定はしないよ」

 

 

「未来ありがとう」

 

 

「ふむふむこれが百合なのですか?」

 

「あまり知りたくない世界だな」

 

 

「あの――響さん。未来さんいつまで自分達の世界に行ってるんですか?」

 

「「はっ直哉君ごめん」」

 

「あまり彼女達のいる前では、控えてくださいね」

 

 

「「はいすみませんでした」」

 

 

「わかってくれればいいですよ・・・危ない響さん」

 

 

「え、」

 

「ぐっこの杖は・・・フィーネですか」

 

直哉が響に当たる直前響に体当たりをし、直哉が響を庇い、直哉の脇腹を杖が貫通したのだった。

 

 

「うがああああ」

 

!!

 

「直哉君しっかりしてーー」

 

「がはっ大丈夫ですよ皆さん。何とか今の状態にしましたから」

 

「ふん、よく私の邪魔をしてくれたな。小僧」

 

そう言いながらフィーネが、直哉達の前に現れた。

 

「せっかくグワイワルという奴をこの世界に呼んで、立花響を一人にする計画が、無駄になったぞ」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

フィーネ現る

直哉が重症になった時プリキュア達は・・・

 

 

「きゃああああ。脇腹が痛いよ――」

 

 

!!

 

「「どうしたのグレース」」

 

 

フォンテーヌスパークルがグレースに近づく。それを見てアースが動く。

 

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

 

「グレース大丈夫ですか?一体グレースに何が?」

 

「ごめんねアースこれは直哉君の痛みだから、私の直接的な痛みじゃないよ」

 

 

「ですが無理をしては」

 

「ありがとう。でも私が痛みを感じると言う事は、直哉君の状態が、悪いかもしれない」

 

「「それじゃあ急がないと」

 

「わかりました」

 

 

そしてアースが風の力を使い直哉達の所に繋がるゲートを作った。

 

 

その頃直哉達は・・・

 

「フィーネ貴女の目的は?」

 

「グワイアルを使ってまで、そこまで響さんを使って人体実験をしたいのですか?」

 

「そうだ、私の見解では、そこの立花響は融合症例とみている」

 

「それゆえ立花響を手に入れるのだよ。この私がな」

 

 

「・・・そんなことさせないよ。おばさん」

 

「何」

 

「まなつちゃん駄目だよ」

 

「ごめんなさい響さん。私達は直哉さんも響さんも未来さんも友達なんです」

 

「「「「だから戦います。友達を守る為に」」」」

 

 

「戦うだと?お前達のような子供に何ができる」

 

「皆行こう」

 

 

「「「うん」」ああ」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

 

「皆を助けるぞ!」

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア !」」」」

 

 

「ハートルージュロッド!」

 

「プリキュア!おてんとサマーストライク!」

 

「ハートルージュロッド!」

 

 

「プリキュア!もこもこコーラルディフュージョン!」

 

 

「今だよパパイヤ、フラメンゴ」

 

「ハートルージュロッド!」

 

 

「プリキュア !ぱんぱかパパイアショット!」

 

「ハートルージュロッド!」

 

 

「プリキュア!ぶっとびフラミンゴスマッシュ!」

 

 

 

「何!!貴様らもなのか――うわあああ」

 

 

そして、フィーネはサマー達の4人の技を受けて吹き飛んだ。

 

「響さんごめんなさい」

 

 

「たくっまなつちゃん達無茶をして」

 

「さっきのおばさんは以前グレースと直哉君達に嫌な記憶があるから、プリキュアになるの止めたのに」

 

「「「「そう言う理由なんですね」」」」

 

「はっ直哉さんは?」

 

「大丈夫向こうで未来とグレース達が、見てるから」

 

「「「「そうなんですか」」」」

 

 

「さて、観光どころじゃないから、一度ホテルに戻るよ」

 

 

「「「「はい」」」」

 

そしてその場にいる全員がホテルに戻ったころ二課の方では・・・

 

「旦那終わったぞ」

 

「司令ノイズの撃退終わりました」

 

 

「翼、奏ご苦労こちらに帰還してくれ」

 

 

「「了解」」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

グワイワルとフィーネ襲来後

ホテルにて・・・

 

 

「ちゆちゃん、のどかちゃんと直哉君の容体は?」

 

 

「ええ、とりあえずのどかの方は直哉君のダメージによる反動だから問題ないけど・・・」

 

 

「問題があるのは、直哉君?」

 

 

「そこまで深刻ではないんですけど、数日間眠りにつくそうです」

 

 

「そっか、休息を取らないといけない程のダメージだったんだね」

 

 

「でも、ちゆちゃんやひなたちゃんはどうして落ち着いてるの直哉君やのどかちゃんが動けないのに?」

 

 

『それは間違いなくあれをけいけんしてますから」

 

 

「あれ?」

 

 

そしてちゆが話す。

 

 

 

「でも直哉あんた一度融合世界に帰る事を進めるわよ。このままだと死ぬわよ」

 

 

「ええ、それはわかってます。恐らくこの僕の衰弱状態はこの世界にいる間は、治る事もないでしょう。のどかさん達を変身させる事も時期に出来なくなるでしょうね」

 

 

!!

 

 

「「「「「そんな」」」」」

 

 

エステルの言葉にのどか達と雨宮さくらは驚いていた。

 

「それじゃあ事実上の特殊遊撃部隊は、活動停止じゃないですか?」

 

「ええそうね雨宮さくらとクラリスを除くとだけど」

 

 

「そう言う事だからちゆ、ひなた、アスミ良いわね?」

 

「わかりました」

 

「了解」

 

「はい」

 

「のどかもいい?」

 

「・・・」

 

「ええ――直哉君本当に、まなつちゃん達の世界で死にかけたの?」

 

「ええ」

 

「何でまたそんな事に」

 

 

「それは・・・」

 

 

 

「どういう事よ?それは」

 

エステルが直哉に聞く。

 

 

「旧世界の4人の内の直哉の魂が、今の直哉を作ったんじゃないの?」

 

「それは・・・」

 

 

そして直哉は話し出す。

 

 

 

 

「それにこれは貴女達の秘密にしててね、直哉は人間なのだけど基本はねでも貴女達の言葉で言えばエレメントさんと言っていいのよ」

 

 

 

 

 

「「ええーー直哉君がエレメントさん」ラビーー」

 

 

 

 

 

「ええそうよ。紫藤直哉のオリジナルは米田健二が作り出したわ。真宮寺直哉と共にね」

 

 

 

 

 

「だけどのどかとラビリンが知る二人の紫藤直哉は私とレイがその世界の一部の力を使って作り出したわ」

 

 

 

 

 

「世界の安定のためにですか?」

 

 

 

 

 

「ええそうよ。だから直哉の体内にメガ因子が入っても困らないように人間として作り出したわ」

 

 

 

 

 

「じゃあ直哉君の両親の事も作り話ですか?」」

 

 

 

「いえそれは違うわ。米田桜花本人に協力してもらって紫藤直哉を産んで貰ったの」

 

 

「「米田桜花?」」

 

 

 

「米田桜花は紫藤直哉の父親紫藤卓と結婚する前の名前よ」

 

 

 

「そして、僕は生まれたので、真の意味での旧世界の紫藤直哉の生まれ変わりは、隼人叔父さんになるらしいです。トワの説明では」

 

 

「「成る程」」

 

 

「確かに守護者の中では、直哉の生まれの事は、のどかが知ってればいいわね。エレメント関連もあるし」

 

「ええ――直哉君の体内にエレメントさんがいるの?」

 

 

「正確にはエレメントさんが、直哉君の肉体や霊力の回復を、手伝ってくれているらしいです」

 

 

「成る程、まなつちゃん達の世界は融合世界では無いから回復するのに時間が必要だったんだ」

 

「そう言う事です。響さんこれからどうしますか?」

 

「そうだね予定通りあと数日はここに居よう」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

二課として・・・1

「わかりました。全員に伝えますね」

 

 

「後こちらの組織とはどういう関係で行くの?響さん」

 

「それは弦十郎さんの答え次第だよ。ちゆちゃん」

 

 

そして響が曽於時の事を説明する。

 

「失礼するよ」

 

 

「お久しぶりですね。風鳴弦十郎さん」

 

 

「久しぶりだな紫藤直哉君、そして立花響君」

 

 

「単刀直入に聞くが、立花響君君はリディアンに入学する気なのか?」

 

 

「ええ、そうですよ。信じられないのならそちらに奏者としていきましょうか?そちらが困っているみたいですしね」

 

!!

 

「君達は政府の思惑を知りながら、我々の組織に入ると言うのか?」

 

「ああ、表向きですよ。私の上司は直哉君なのでそこは間違わないで下さいね」

 

 

「ああ」

 

「私は風鳴弦十郎さん達が私を手に入れたと言う形で、動いても良いですよ」

 

 

 

「むうっわかった・・・」

 

 

「成る程」

 

 

その頃二課では・・・

 

 

 

「うん、今日は了子君は居ないのか?あおい君」

 

 

「あ、司令了子さんは、今朝盛大に階段から落ちたらしくて一週間休むと連絡がありました」

 

 

「そうか、あおい君昨日の彼女達の戦いの記録だせるか?」

 

 

「あ、はい」

 

 

そしてあおいは再生した。

 

「あはは、どうしたプリキュア?いつも通りメガ降魔を浄化していいぞ」

 

 

融合世界のグワイワルがそう言ってグレース達を挑発する。

 

 

「五月蠅いなすぐに浄化するから」

 

「そうか、俺様は帰らせて貰うぞ」

 

 

グワイワルがそう言うと2体のメガ降魔を置いて帰って行った。

 

 

「でもどうするグレース?直哉君の補助がない状態だと2体浄化は厳しいと思う」

 

 

「なら1体ずつ確実にしていこう」

 

「「了解」」

 

「はい」

 

「行くよ皆」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

 

「「届け!」」

 

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

 

「「「お大事に」」」

 

「やはり1体しか浄化出来なかった」

 

 

「私達見えない部分で、直哉っちに助けられてたんだ」

 

映像終了・・・

 

 

「司令、結局あの子達とあの怪物は一体?なんなんでしょうそして今回は明確に映像が残っているのは?」

 

『それは、恐らく紫藤直哉君の仕業だろう」

 

 

「え、あの子のですか?」

 

「そうだ」

 

 

あ、司令お帰りなさい。翼さんはどうでしたか」

 

「ああ、翼はこちらにいる紫藤直哉君達によって適切な応急処置を受けていた為そこまで酷い重症ではないが、シンフォギアへのダメージがかなり酷いな」

 

 

「初めまして自分は紫藤直哉と言います。よろしくお願いします」

 

 

「はい私は友里あおいですよろしくね直哉君」

 

 

「それで司令は何故紫藤直哉君をここに連れて来たんですか?」

 

 

「ああ、それはな・・・」

 

 

「あああ―――ここに連れて来たのね弦十郎君」

 

 

弦十郎が直哉の事を話そうとした時、白衣を着た女性が部屋に入って来た。

 

 

 

その時念の為に姿を認識させない装置を使っている響と飛鳥と薫は・・・

 

 

「うわあ最悪かも。ここで了子さんと出会うか」

 

 

「響さん。了子さんは最終的に、響さん達の敵になるんですよね?」

 

 

薫が響に聞く。

 

 

 

「うん、そうだよ薫ちゃん。今だから言うけどもしかしたらあのコンサート事件の全ての出来事は、フィーネの計算通りなのかもね」

 

 

「響さんが経験した世界ではですね」

 

 

「うん、ここは奏さんも生きてるしもしかすると翼さんが亡くなるかも」

 

 

「成る程そのパターンの世界は出来てもおかしくないですね。降魔蝶が風鳴翼さんを餌に守護者を倒そうとしてもおかしくないので」

 

 

 

その頃直哉は白衣の女性に質問をされていた。

 

 

「ねえ、君君はどうして謎の怪物を倒せたの?」

 

 

「私達のシンフォギアでも倒せなかったのに?」

 

 

 

 

「シンフォギアで勝てないはあたりまえですよ。あの怪物はこの世界のノイズと同じと考えないでください。あの敵は降魔と言う異世界の敵ですから」

 

 

「今回出たあれも異世界の敵の一種なのだろう」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

二課として・・・2

「それでは、我々もあの怪物と戦う事になるんですか?」

 

 

「いや絶対戦わないとは言い切れんが、少なくとも紫藤直哉君と関わるとなれば戦う事になるだろう」

 

 

「そんな」

 

「今の所紫藤直哉君や立花響君やあの謎の少女達を狙っている以上、彼女達の敵だろう」

 

 

「我々も覚悟を決めておく必要がありそうだな」

 

「恐らく響君が、リディアンに入学する頃に我々が戦う必要が出てくるかもしれんな」

 

「・・・」

 

 

その頃響達は・・・

 

 

「大変だったわね響」

 

「トワさん。連絡が来るとは思いませんでした」

 

「私も貴女達だけなら連絡しないわよ。今回フィーネにまなつ達が力を見せたのは本当なの?」

 

 

「ええ、事実です」

 

 

「そうだ、私の見解では、そこの立花響は融合症例とみている」

 

「それゆえ立花響を手に入れるのだよ。この私がな」

 

 

「・・・そんなことさせないよ。おばさん」

 

「何」

 

「まなつちゃん駄目だよ」

 

「ごめんなさい響さん。私達は直哉さんも響さんも未来さんも友達なんです」

 

「「「「だから戦います。友達を守る為に」

 

 

「戦うだと?お前達のような子供に何ができる」

 

「皆行こう」

 

 

「「「うん」」ああ」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

 

「皆を助けるぞ!」

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア !」」」」

 

 

「ハートルージュロッド!」

 

「プリキュア!おてんとサマーストライク!」

 

「ハートルージュロッド!」

 

 

「プリキュア!もこもこコーラルディフュージョン!」

 

 

「今だよパパイヤ、フラメンゴ」

 

「ハートルージュロッド!」

 

 

「プリキュア !ぱんぱかパパイアショット!」

 

「ハートルージュロッド!」

 

 

「プリキュア!ぶっとびフラミンゴスマッシュ!

 

 

 

「何!!貴様らもなのか――うわあああ」

 

 

そして、フィーネはサマー達の4人の技を受けて吹き飛んだ。

 

「成る程こういう事態になっての力の行使なのね」

 

 

「はい・・・」

 

 

「なら、まあ良いわ、個人的にフィーネのばあさん嫌いだし、まなつ達が決め事を破ってまで友達を助けたいと言う気持ちは、大切な物だしね」

 

「それではお咎め無しですか?」

 

 

「いえ、とりあえずまなつ達は管理者の神殿に帰還させてそして直哉とのどか達と響達はそのままシンフォギア世界にいて、こちらの方で入学するまで進めるわ」

 

 

「え、でも確か・・・」

 

もしかするとイシュメルガやデボネアが私達の動きを見て先手を打ったのかも知れないわね」

 

 

 

「いえ、夏休みは続けるわ。それに融合世界でちゆが参加する春の陸上大会もあるしね」

 

「あ、そうでしたね」

 

「まあ融合世界の場合アスミが出てきて季節がごちゃ混ぜだからね」

 

 

「そうですね」

 

 

「とりあえず貴女達の夏休み終了は融合世界のすこやか市で行われる春の陸上大会終了後にするわね」

 

 

「あの夏休み終了前のイベントはどうするんですか?」

 

響がトワに聞く。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

物語が動き出す2日前

「ああ、それは却下よ響」

 

「それじゃあ時間を早めるわね」

 

 

そう言ってトワがシンフォギア世界の時間を進めた。

 

「ふう、とにかくこれでルナ・アタックだっけあの事件が起きるのでしょう?」

 

「でも、こんな形で物語成立しますか?」

 

「そこは大丈夫よ。響達がコントロール出来るでしょ」

 

「ええ――」

 

「そこは丸投げですか」

 

「そうよそれが面白いから」

 

「ああ、トワさんてこういう性格だった」

 

 

「それに今私ギア無いんですけど?」

 

「あら直哉から貰ってない?」

 

 

「ええ――あれ使っていいんですか?」

 

 

そして響がその時を思い出す」

 

 

 

「さて、響さん新しいギアを渡しておきますね」

 

「ええーーどういう事?」

 

「以前蝶と戦ってギアを纏うのやめていた時に僕が少し改造して、蝶を倒した時みたいな反動を出ないように改良したのが、このガングニール・シャドーです」

 

「ガングニール・シャドー」

 

「ええ、一応奏さんのガングニールの影みたいな感じなので」

 

「成る程ね」

 

「シャドーには以前の宝玉に入れていた力を入れてますから」

 

「ええーー」

 

「直哉君また無茶をしたんじゃないの?」

 

 

「そこは大丈夫ですよ。シンフォギアに関して勉強をしたぐらいなので」

 

 

「それならいいけど」

 

「あれ、まさかトワさんの、指示で直哉君が制作したんですか?」

 

「ええ、そうよグレ響の世界の了子にも協力して貰ったけどね」

 

「成る程、でも奏さんがいるのでそちらは大丈夫なの?」

 

 

「ああ、それはここの奏はシンフォギアを纏えなくなってるから大丈夫よ、あくまでシンフォギアを無理やり纏っていた影響みたいよ」

 

 

「成る程、トワが時間を進めた間に、奏さんにそう言う事が起きたんですね」

 

 

「言っとくけど、私は何もしてないわよ」

 

「あはは、わかってますよ」

 

 

「さて、私はまなつ達を連れて行くわね」

 

 

「あ、はい」

 

 

そしてトワは、まなつ達4人共に管理者の神殿に転移したのだった。

 

その直後未来が慌てて響の所に来た。

 

「響まなつちゃん達が消えたんだけど急に」

 

 

「ああ、それはトワさんが連れて行ったからね」

 

「どうして?」

 

 

「ハートルージュロッド!」

 

「プリキュア!おてんとサマーストライク!」

 

「ハートルージュロッド!」

 

 

「プリキュア!もこもこコーラルディフュージョン!」

 

 

「今だよパパイヤ、フラメンゴ」

 

「ハートルージュロッド!」

 

 

「プリキュア !ぱんぱかパパイアショット!」

 

「ハートルージュロッド!」

 

 

「プリキュア!ぶっとびフラミンゴスマッシュ!

 

 

 

「何!!貴様らもなのか――うわあああ」

 

 

そして、フィーネはサマー達の4人の技を受けて吹き飛んだ。

 

 

「一応あの時の約束を破った罰みたいだよ」

 

「ああ、成程ね」

 

「それと4人の安全も考えての処置みたいだよ」

 

 

「後未来後2日でリディアンに入学だから」

 

 

「ええ――」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第8章 ルナ・アタック編
響と二課の本格的な接触前編


響と未来がリディアンに入学してから数日後・・・

 

 

「あれここは、僕フィーネにダメージ与えられ気絶してそれから・・・」

 

「「「あ、直哉君起きた」」」

 

 

「のどかさん。ちゆさん。ひなたさん僕何日気絶してました?」

 

 

「約1週間だよ。直哉君そしてシンフォギアの物語が始まったよ」

 

 

「そんなにですか・・・はっシンフォギア始まったんですか?」

 

 

「うんそうだよ」

 

 

「どうしてまた?」

 

 

「直哉君が気絶してる時に響さんとトワさんが話している記録見る?」

 

「はい」

「ああ、それは却下よ響」

 

「それじゃあ時間を早めるわね」

 

 

そう言ってトワがシンフォギア世界の時間を進めた。

 

「ふう、とにかくこれでルナ・アタックだっけあの事件が起きるのでしょう?」

 

「でも、こんな形で物語成立しますか?」

 

「そこは大丈夫よ。響達がコントロール出来るでしょ」

 

「ええ――」

 

「そこは丸投げですか」

 

「そうよそれが面白いから」

 

「ああ、トワさんてこういう性格だった」

 

 

「それに今私ギア無いんですけど?」

 

「あら直哉から貰ってない?」

 

 

「ええ――あれ使っていいんですか?」

 

「成る程、でも奏さんがいるのでそちらは大丈夫なの?」

 

 

「ああ、それはここの奏はシンフォギアを纏えなくなってるから大丈夫よ、あくまでシンフォギアを無理やり纏っていた影響みたいよ」

 

 

「成る程、トワが時間を進めた間に、奏さんにそう言う事が起きたんですね」

 

 

「言っとくけど、私は何もしてないわよ」

 

「あはは、わかってますよ」

 

 

「さて、私はまなつ達を連れて行くわね」

 

 

「あ、はい」

 

 

そしてトワは、まなつ達4人共に管理者の神殿に転移したのだった。

 

記録終了・・・

 

 

「成る程、そう言う事があったんですね」

 

「それで響さんと未来さんは、リディアンに入学したんですね」

 

 

その頃響達は・・・

 

 

「未来今日奏さん達のCD出る日だから買って帰るね」

 

 

「え、今日だっけCD出るの?」

 

「そうだよ。未来忘れたの?まあしかたないなあ」

 

 

「そう言うわけだからなんかあれば、例の所に行ってね」

 

 

「うん了解」

 

 

そして響は未来と別れて、CD屋にむかった。

 

 

その頃二課では・・・

 

 

「司令立花響ちゃん本当にリディアンに入学してきましたね」

 

 

「そうだな、あおい君」

 

「司令はどうするんです?恐らく翼さんと一悶着起こすと思いますよ」

 

 

「そうだな、翼は響君と会ってないからな。そして、響君のシンフォギアがガングニールだからな」

 

 

「ビービー」

 

 

「あおいどうした?」

 

 

「立花響ちゃん達を追いかけるように多数のノイズが出現しました」

 

 

「何だと!!至急翼に出撃させろ」

 

 

「はい」

 

 

その頃響と少女は・・・

 

 

「お姉ちゃん私達死んじゃうの?」

 

 

「大丈夫だよ。諦めないでね」

 

「うん」

 

「仕方ないかな、シャドーを纏う時二課の人にすぐ気づかれないようにしてるらしいけど仕方ないね」

 

 

響はそう言って、ガングニール・シャドーを纏った。少女を守る為に。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響と二課の本格的な接触後編

「うわあお姉ちゃんきれい」

 

「ありがとう」

 

 

「私が、絶対守るから信じてね」

 

「うん、お姉ちゃん」

 

そして響は少女守りながらノイズとの戦いを始めた。

 

 

「とりあえずシンフォギアだけの力である程度出力を抑えてと・・・」

 

 

 

バーンバーン・・・

 

 

「へっ・・・軽く当てただけなのに大連鎖で私達を囲んでいたノイズが消滅した――」

 

「うわあ、お姉ちゃん強い――」

 

 

「あはは、ありがとう」

 

 

「直哉君シャドー強すぎるよ、このままだと二課のシンフォギア奏者の出番が無いよ」

 

 

響が心の中で叫ぶ。

 

 

その頃二課では・・・

 

 

「司令大変です。立花響ちゃんが異質なギアを纏ってます」

 

「何だあのギアは?」

 

 

「形状はガングニールね、けど中身は化け物級のギアね」

 

 

「了子にそこまで言わせるシンフォギアなのか?」

 

 

「ええ、少なくても響ちゃんは力をほとんど使ってなくてこの威力よ」

 

 

!!

 

 

「「「何だって――」」」

 

 

「了子さんそれは本当なのか?」

 

司令室にいる奏が、了子に聞く。

 

 

「ええ、紫藤直哉君の組織の力は私達より上だわね確実に」

 

「研究者としては、響ちゃんの纏うガングニールで良いのかしらね?あれは調べて見たいわね」

 

「了子さんそれは無理だろ?響の組織には、シンフォギア奏者が1人しかいなそうだぜ」

 

 

「あらそうなの?」

 

 

「いい事を聞いたわ・・・」

 

 

「奏立花響君は恐らく二課に来てくれるだろう」

 

「どいう事だよ旦那?」

 

 

「実はな・・・」

 

 

「失礼するよ」

 

 

「お久しぶりですね。風鳴弦十郎さん」

 

 

「久しぶりだな紫藤直哉君、そして立花響君」

 

 

「単刀直入に聞くが、立花響君君はリディアンに入学する気なのか?」

 

 

「ええ、そうですよ。信じられないのならそちらに奏者としていきましょうか?そちらが困っているみたいですしね」

 

!!

 

「君達は政府の思惑を知りながら、我々の組織に入ると言うのか?」

 

「ああ、表向きですよ。私の上司は直哉君なのでそこは間違わないで下さいね」

 

 

「ああ」

 

「私は風鳴弦十郎さん達が私を手に入れたと言う形で、動いても良いですよ」

 

 

 

「むうっわかった・・・」

 

 

「こういう話しあいがあってな」

 

 

「まじかよ助かるじゃねえか」

 

 

「だがな、問題があるんだよ。俺達全員立花響君の事情を知っているが、翼が知らないのさ」

 

「ああ、そう言う事か、ガングニールを纏っているからな響が」

 

「そう言う事だ」

 

 

「司令今猪川さんからの連絡で立花響ちゃんが、二課への同行を承諾してくれたそうです」

 

「そうか、ならこちらの方も歓迎をしてあげないとな」

 

 

その頃響は・・・

 

 

リディアンにの地下に通じるエレベーターに乗っていた。

 

 

「やっぱりあれが完成はしてないね。私達の介入により完成が早くなるかと思ってたけど」

 

 

「何この子、奏と同じガングニールを纏って初めての戦闘だった筈なのに・・・」

 

 

翼は響に対し疑問を持っていた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響二課へ行く1

地下エレベーター内・・・

 

 

「一体この子は何なの?奏と同じガングニールを纏ってノイズを倒すなんて」

 

「あはは、翼さんに疑惑の視線を送られて痛いな」

 

「すみません響さん」

 

 

小声で猪川が、響に言う。

 

「仕方ないですよ猪川さん。こちらでは奏さんは生きてますし、それで同じガングニールを纏って違う人がいたら警戒しますよ」

 

「そう理解していただけるとありがたいですね」

 

「さて、もうすぐ着きますよ」

 

 

 

そして響が、二課の本部に入ると・・・

 

そこには響を歓迎する横断幕が吊るされていた。

 

 

「あはは、こちらでもこの歓迎ですか」

 

 

「ようこそ立花響君。私がここの司令をしている風鳴弦十郎と言うよろしくな」

 

 

「はい私は、立花響15歳今年からここの上にあるリディアンに入学しています。よろしくお願いします。皆さん」

 

 

「おう、よろしくな私は、天羽奏だよろしくな響」

 

 

「よろしくお願いします奏さん」

 

 

「・・・」

 

「翼お前も自己紹介しようぜ。同じシンフォギア奏者で私達の後輩なのだから」

 

 

「ちょっ奏やめてよ。私はまだ認めてないんだから」

 

「ああ、成程こちらの風鳴翼さんには、私の説明がされてないんですね」

 

 

「ああ、すまない響君翼は、君達が私達の世界を救ってくれた後に目覚めて、まだ紫藤直哉君や、響君について話せていないんだ」

 

 

「わかりました。風鳴翼さん私は、この世界の人間ではありません。簡単に言えば、並行世界の人間です」

 

 

!!

 

「私の世界では、2年前にコンサート事件により天羽奏さんのギアの欠片が心臓に刺さり、私はガングニールを纏う事になりました。ですが、私は生存者狩りにあい、そこで、弦十郎さんも言っていた。紫藤直哉さんに会い、私は死ぬ事をやめる事になりました」

 

 

「本来なら生存者を助けるように動いてもいい筈の貴女達は全く動いてくれませんでしたが」

 

 

!!

 

「そんな叔父様が」

 

「元の世界の事なんで気にしないで下さいね翼さん」

 

 

「そして、私は紫藤直哉さんの仲間達の協力により心臓に刺さったガングニールの欠片を改良してくれたのがこのガングニール・シャドーと言う事になります」

 

そう言って響は、ガングニール・シャドーを纏う。

 

 

「だが、以前響が纏ってたのは普通のガングニールだった筈だろう」

 

奏がそう言う。

 

 

「ああ、それは・・・」

 

「うおおおおお」

 

 

ギャアアアアグワアア」

 

 

「すげえ、あいつここまでの出力で戦って大丈夫なのよ」

 

 

奏が呟く。

 

 

「奏大丈夫か?」

 

「ああ、私は大丈夫だが響という奴大丈夫なのか?

 

 

「ああ、響君の出力は、シンフォギアの力だけでは、無理な出力だそれに奏者が恐らく耐えられん。まさしく諸刃の剣だ」

 

 

!!

 

 

「だったら止めねえと」

 

「やめろ奏そんなことしたらこの世界が大変な被害を生まれるぞ」

 

 

「もはや、響君にこの世界の命運を委ねるしかない」

 

 

 

「まじか」

 

 

「うおおおこれで終わりだ――蝶」

 

 

 

 

 

 

そして響は3つの力を同時に使った。

 

 

 

!!

 

 

「ギャアアア」

 

 

響の攻撃が蝶に直撃した。

 

 

「「「「「やったか」」」」」

 

 

「あの戦いが原因でシンフォギアを纏うことが出来なかったので」

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響二課へ行く2

「ああ、確かにあの戦いを見たら響相当無理してたんだな」

 

 

「え、えどういう事?あの謎の怪物この子が倒したの?奏じゃなく」

 

「ああ、ついでに翼お前が降魔蝶と戦い殺されかけた時、お前を助けたのは響の仲間の紫藤直哉なんだぜ」

 

 

「ええ――」

 

 

「叔父様奏の話は本当なのですか?」

 

「ああ、本当だ響君と直哉君達の協力が無ければこの世界は滅んでいただろう」

 

 

!!

 

「そこまで熾烈だったんですか」

 

「ああ」

 

 

「話を戻しましょうか、弦十郎さん」

 

 

「ああ、そうだな」

 

 

「響君君が、我々の誘いによってここに来てくれたと言う事は、一時的に二課に協力してくれると思っていいのか?」

 

 

!!

 

「叔父様正気ですか?異世界人のこの子を二課に所属させるなど」

 

「翼俺は、響君を二課に所属させるとは言ってないぞ」

 

「俺は、響君に二課との協力してくれるのかを聞いただけだ」

 

「弦十郎さん、私もリディアンに入学している為全く協力しないとは言いませんよ。ただ、ノイズ以外の敵が出たら、私は本来の任務に戻りますよ?」

 

 

「こちらの要望が受け居られるのであれば、二課との協力体制を取る準備があるとの事です。私の上司の紫藤直哉がそう言ってました」

 

 

「そうかありがとう響君」

 

 

 

「いえいえ、気にしないで下さい。こちらのシンフォギア世界も私達が守る世界の1つにすぎませんから」

 

 

「「何だって――」」

 

響の言葉に驚く翼と奏だった。

 

 

「奏さんは降魔蝶を見てますよね、この世界では蝶は、私達が倒すべき敵なのですよ。特殊遊撃部隊のね」

 

 

「特殊遊撃部隊、それが響君達の部隊名なのか?」

 

 

「はい、そうですよ弦十郎さん。後了子さん私に関してですけど検査とかガングニール・シャドーに関する情報を渡すことは拒否しますから」

 

 

「ええ――響ちゃんお願いよーー」

 

 

「駄目ですよ。あと貴女の真の姿の事も知ってますけど、バラしますよ?」

 

!!

 

了子は、響の小声で言った言葉に驚く。

 

「何故私の事を知っている小娘」

 

 

「私は、これからこの世界で起こる事を既に知ってますので」

 

 

「何だと!!貴様は未来を知ってるのか?」

 

「知ってますよ。私達の部隊の目的がその世界のあるべき流れを守るのが仕事なんですから」

 

「ですから、私はフィーネとしてあった時二貴女を倒す事が出来ましたが、それは本来の流れではないんで」

 

 

「そうか・・・ならお前達は私の計画を潰す気はないんだな?」

 

 

「特殊遊撃部隊としては無いですよ。ただこの世界に立花響と言う存在がいないとそれはそれで困るんですよ」

 

 

「成る程お前は代役と言う事か?」

 

 

「そう言う事です。弦十郎さん、そろそろ帰っていいですか?正式に二課との協力体制になった事を伝えに行きたいので」

 

 

「ああ、それは構わないよ。響君」

 

 

「それじゃあ皆さん・・・」

 

「待て、立花私と勝負しろ」

 

「いいですけど翼さん。日を改めてして貰えます?」

 

「何故だ?」

 

 

「今の私のギアの最低出力でも、ここ一体を更地にしてしまうので」

 

「「何だと!!」」

 

 

響の発言に翼と弦十郎が大きく声をあげていた。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

二課との接触後の特殊遊撃部隊では・・・

ホテルにて・・・

 

「駄目じゃない響翼さんと戦うなんて」

 

「ああ、それは大丈夫ですよ未来さん。本来の流れでも翼さんと響さんは決闘してますし」

 

 

「え。そうなの?」

 

 

「そうですよ未来さん。ただ普通に決闘すると、恐らく最悪の場合翼さんは再起不能になるかも知れませんが」

 

 

「そうなんだよね、そして翼さんの性格ならやるまで私を認めないだろうし」

 

 

「翼さんて最初頑固なんだ」

 

「まあ幾分かは奏さんが生きてる分まだいい方だよ未来」

 

 

「そうなんだ」

 

「わかりました、響さんシャドーを起動前にシャドー前のギアを使う機能が一応あるので教えますね」

 

 

暫くして・・・

 

 

 

「ふむふむ成る程ね」

 

 

「シャドーを起動前に自動選択モードを起動させれば、勝手にシャドーか、通常ガングニールのどちらかを纏うんだね」

 

 

「ええ、そうです。一応響さんがこの世界の主役をしている間は必要な機能ですし」

 

 

「「成る程」」

 

 

「あくまでもこれは別の立花響が出ない場合を想定しているので」

 

 

「別のわたし?」

 

 

「そうです。響さんは未来さんにコンサートに誘われてシンフォギアと関わりましたよね」

 

「うんそうだよ」

 

「ですが僕達が初めてこちらに来た時から違和感が、あったんです」

 

 

「「違和感?」」

 

「違和感とは、立花響と小日向未来本来ならいる筈の2人が、融合世界の内部の世界でもあるここに、トワが重要な人間を配置し忘れると思いますか?」

 

「確かに」

 

「「もう1人の私達も出会ってても良い筈なのに」」

 

 

「そうなんですよね、ここでは響さんと未来さんには陰ながら二課をサポートしてもらうつもりでしたが、実際は主人公が不在と言う形になっていて、これはあくまで推測の域での考えなのですけど、この世界の響さんと未来さんは既に何者かの手に落ちているのかも知れません」

 

 

「「そんな」」

 

 

「そして、この世界の物語が響さんや僕達の知らない展開になる事も考えておくべきと考えていますが」

 

 

「最初の物語が終われば、僕達はのどかちゃん達も含めた全員で、中心世界に戻りますけど」

 

 

「とりあえず未来さんと響さんは最初の物語が無事終わるまでは注意して下さいね」

 

「「はい」」

 

 

「直哉君響さん未来さん話し合いは終わった?終わったのなら夕食食べに行こう」

 

 

「わかりました。のどかさん」

 

 

そして直哉達は全員で、ホテルでの夕食を食べた。

 

 

その頃二課では・・・

 

翼が、降魔蝶と響の戦いの映像を見ていた。

 

「うおおおおお」

 

 

ギャアアアアグワアア」

 

 

「すげえ、あいつここまでの出力で戦って大丈夫なのよ」

 

 

奏が呟く。

 

 

「奏大丈夫か?」

 

「ああ、私は大丈夫だが響という奴大丈夫なのか?

 

 

「ああ、響君の出力は、シンフォギアの力だけでは、無理な出力だそれに奏者が恐らく耐えられん。まさしく諸刃の剣だ」

 

 

!!

 

 

「だったら止めねえと」

 

「やめろ奏そんなことしたらこの世界が大変な被害を生まれるぞ」

 

 

「もはや、響君にこの世界の命運を委ねるしかない」

 

 

 

「まじか」

 

 

「うおおおこれで終わりだ――蝶」

 

 

 

 

 

 

そして響は3つの力を同時に使った。

 

 

 

!!

 

 

「ギャアアア」

 

 

響の攻撃が蝶に直撃した。

 

 

「「「「「やったか」」」」」

 

 

!!

 

「グレースさん急いでください」

 

 

「わかった」

 

 

「はあ、はあ、えしまった」

 

 

響の攻撃による煙が晴れた時響にわずかなスキが出来ていたのを蝶は見逃さなかった。

 

 

「グルギャア」

 

 

そして蝶は響を捕まえ、ジャイアントスイングをして響をなげた、

 

 

「うわあああああ」

 

「響しっかりして―――響」

 

 

 

 

「・・・」

 

 

 

その時不思議な事が起こった。

 

 

 

意識不明の重体の筈の響が動き出し、蝶と戦い始めた。

 

 

 

 

「「「ええーーあのケガで動けない筈なのに」」」

 

 

響の状態を見た3人のプリキュアが驚いていた。

 

 

 

 

「グガアアア」

 

 

 

その戦いは余りにも、一方的な戦いだった。

 

 

 

進化した蝶が重症の響に一撃も与えられずに消滅したからだ。

 

 

 

「何なの子、こんな戦いをしていたの」

 

 

翼は、映像を見て驚いていた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

弦十郎と翼

「どうだ翼これが響君の戦いの映像だ」

 

 

「叔父様あの子が戦って勝った蝶は、私が一撃で倒された相手ですか?」

 

「ああ、そうだ」

 

「くっ私は防人にはなれないのか?」

 

 

「翼お前は響君に勝負を挑んだが、今のお前では勝てないだろう。それどころかお前が大怪我をしないように、手加減をされるだろう」

 

 

!!

 

「私が手加減をされるのですか?防人の私が」

 

 

「そうだ、響君は優しい性格のようだからな」

 

 

「だからこそ翼の性格では、戦わないと納得できない事を知っているからこそ、翼の挑戦を受けたのだろう」

 

「叔父様、叔父様でもあの子に勝てませんか?」

 

 

「厳しいだろうな、響君はあの年齢では考えられない修羅場を経験しているのだろう」

 

 

「翼お前は、響君が、話ををしている時感じなかったのか?」

 

 

「何をですか?」

 

「いや感じなかったのなら別にいい」

 

「恐らく大人組にのみ感じさせていたのだろう。あれ程の敵意をな」

 

「あれは、響君からの警告だろうな。政府と俺達に対するな」

 

 

「叔父様、あの子が言っていた。紫藤直哉と言う人物は、叔父様も会ったことあるんですか?」

 

「ああ」

 

弦十郎はその時の事を話し出す。

 

 

「貴方達は一体何者ですか?」

 

 

「慌てないで下さいよ猪川さんでしたか?貴方にはあの女性が、余程大切な人なんですね」

 

「そうだぞ猪川、彼等は翼の応急処置をしてくれたんだぞ」

 

 

「司令しかし・・・彼等が敵だったら」

 

 

「彼等が敵だったら翼の応急処置はないと思うが、猪川は翼を連れていけ」

 

 

「わかりました」

 

 

そして猪川は、翼と名乗る女性を連れて消えていった。

 

 

 

「流石忍者ですね。それと風鳴弦十郎さん初めまして。自分は紫藤直哉と言います」

 

 

!!

 

 

「何故初対面の筈の俺の名を君は知っているんだ」

 

 

 

 

「それは貴方達の世界が僕が代理で、世界の安定を目的とする融合世界の一部ですから」

 

 

!!

 

 

「融合世界だとーー」

 

 

「そうです。貴方がいるこの世界の事を僕達はシンフォギア世界と呼んでいます」

 

 

 

「弦十郎さん。貴方は見ている筈ですよね、ノイズ以外の謎の怪物が昨年から続いていることに」

 

 

!!

 

「何故君がそれを知っている?」

 

 

「それは・・・僕が運営している部隊特殊遊撃部隊の敵だからですよ」

 

『それが俺が、紫藤直哉君との出会いだった」

 

 

「叔父様立花響と決闘前に、私に紫藤直哉に会わせて貰えないでしょうか?」

 

 

「何!!」

 

 

「私は、叔父様にそこまで言わせる。立花響の所属する特殊遊撃部隊の運用している人物に会いたいのです」

 

 

「へえ、翼がそう言うなんて、珍しいな」

 

その直後天羽奏がやって来た。

 

 

「旦那私も、その男紫藤直哉に会いたいんだけど」

 

 

「すまない翼、奏俺は紫藤直哉君に直接連絡する手段は持っていないんだ」

 

 

「そんな」

 

弦十郎の言葉にショックを受ける翼だった。

 

 

「旦那紫藤直哉のいるホテルは知ってたよな?」

 

「ああ」

 

 

そして翌日の朝・・・

 

 

直哉達のいるホテルに弦十郎と、翼と奏がやって来た。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ホテルに来た3人

ホテル内・・・

 

「ねえ、直哉っちなんで私達一旦中心世界にに戻るの?」

 

「ああ、それは今からここに来るお客が望めばですけど」

 

 

「「「「どういう事?」」」」」

 

 

「実はですね皆さんが寝た後に響さんから連絡があってですね」

 

 

昨日の深夜・・・

 

「どうしたんですか?響さん」

 

「ごめんね直哉君私が二課から帰った後にね念の為に二課に仕掛けたカメラを見たらこの映像があったの」

 

「叔父様立花響と決闘前に、私に紫藤直哉に会わせて貰えないでしょうか?」

 

 

「何!!」

 

 

「私は、叔父様にそこまで言わせる。立花響の所属する特殊遊撃部隊の運用している人物に会いたいのです」

 

 

「へえ、翼がそう言うなんて、珍しいな」

 

その直後天羽奏がやって来た。

 

 

「旦那私も、その男紫藤直哉に会いたいんだけど」

 

 

「すまない翼、奏俺は紫藤直哉君に直接連絡する手段は持っていないんだ」

 

 

「そんな」

 

弦十郎の言葉にショックを受ける翼だった。

 

 

「旦那紫藤直哉のいるホテルは知ってたよな?」

 

「ああ」

 

「成る程そう言う理由で来るのなら会いますよ」

 

 

「いいの?面倒な事になるよ」

 

 

「いいですよ。面倒な事に対処するのが僕の仕事ですし」

 

 

「そうやり取りがあったんですよ」

 

 

「「「「成る程」」」」

 

ピンポーン

 

 

その時直哉達の部屋に弦十郎達が来た。

 

 

「朝早くからすまん紫藤直哉君」

 

「「こいつが紫藤直哉」この人が立花の上司」

 

「いえいえ、気にしないで下さい。弦十郎さん」

 

「そちらの2人が僕に会いたいのは、まず奏さんは翼さんの珍しい一面を引き出した紫藤直哉と言う人物を見たい」

 

「う、当たってる」

 

「そして、翼さん。貴女迷ってますよね、この世界を守る防人として、恐らく原因は、貴女が降魔蝶に敗北した時からですね」

 

 

「・・・」

 

 

「風鳴翼さん。貴女は一度の敗北で死ぬつもりですか?貴女のパートナー奏さんもどん底から這い上がってきてシンフォギアを纏う事が出来たのでしょう?それを、翼さんは見ているのに何故這い上がってこれないんですか?」

 

「今の貴女は既に折れている剣と同じですね」

 

 

「こんな事では響さんにもこれからこの世界で起きる事にも負けますよ」

 

 

「私は既に折れた剣なら修繕しても無駄と言う事か」

 

 

「「翼」」

 

弦十郎と奏は、翼を心配する。

 

 

「はあーー仕方ありません。弦十郎さんと奏さん今日の予定はありますか?」

 

 

「「いや特にないが」予定はないな」

 

 

「そうですかなら、少し異世界について来て下さい」

 

 

「「はあ――異世界」」

 

 

「そうですよ」

 

そして、直哉はこの場にいる全員をゲートを使い、全員を過去の中心世界に連れて行くのだった。

 

 

過去の中心世界・・・

 

「「「ここは一体」」」

 

 

「ここは、過去の時間の中心世界僕達の特殊遊撃部隊の本部が置かれている世界と思ってください」

 

 

「しかし古いたてもんだな」

 

「そりゃそうですよここは、太正時代ですから」

 

 

「「「なった太正時代だとーー」」」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ゲートを抜けるとそこは異世界

「ええ、そうですよ。といってもここは過去の世界なので僕達は、傍観者として見るしかないですけど」

 

「おっと動きがありましたね」

 

 

「「「え」」」

 

 

その頃ノイズ出現に近い帝都の長屋では・・・

 

 

「うわあなんだあの怪物は降魔とは違う怪物だ」」

 

 

!!

 

「まさかそんなこの世界にノイズが現れる何て早すぎるよ」

 

「響さん私達で戦いましょう」

 

そう言ってさくらがノイズに向かおうとしたとき、響がさくらを止めた。

 

 

「さくらさんあの怪物は私が戦います」

 

「あれを見てください」

 

響が言う場所を見るとノイズが通った場所には大量の炭があった。

 

「響さんあの炭はまさか・・・」

 

「そうですあの炭はノイズに触れた人間です」

 

そしてこの世界の時間が進み・・・

 

 

その時響が街の人々に大声を上げて逃げるように言うが街の人々には最初は意味がわからず数人の人がハイゴニぶつかった後になにも言わなくなった異変に気づいた人が背後を見るとノイズが存在していてその近くには新品の炭が3つ存在していた。

 

 

「「「「うわあーー逃げろーー」」」」

 

「うわあ」

 

大勢の人々が一斉に逃げたしたことによりとらきち少年は転んでしまった。

 

「大丈夫?とらきち君」

 

「さくらお姉ちゃん僕の事はもういいからお姉ちゃんだけでも逃げて」

 

「何いってんのとらきち君一緒に逃げるよ」

 

「でも・・・」

 

渋るとらきちをさくらが背中におぶって逃げようとした時声が聞こえた。

 

「天ノ逆鱗」

 

!!

その声が聞こえた時さくら達を襲うノイズ達は巨大な剣が大量に現れてノイズ達を倒していく。

 

!!

 

「この技はまさか・・・翼さんとの技」

 

響は事態に驚きながらもノイズと戦い続ける」

 

「立花」

 

「よう久しぶり響」

 

 

「ええーー翼さんと奏さんどうしてここに?」

 

「詳しい話は後だ行くぞ奏、立花」

 

「はい」

 

「任せろ翼」

 

 

そして三人の奏者は残っているノイズを倒していく。

 

「「なっ私と翼がいる」」

 

 

「いったいどういう事なんだ直哉君」

 

「ああ、それは並行世界の翼さんと奏さんですよ」

 

 

「「「並行世界の」」」だと」

 

「ええ、弦十郎さんには以前言いましたけど、響さんは生存者狩りによって地獄を見ているんです」

 

「その当時僕は響さんを助けた時にガングニールの破片が響さんの体内にある事がわかり、僕は響さんの世界ではなく別の世界の貴女達に助けてもらう事にしたんですよ」

 

 

「成る程それが彼女達か?」

 

 

「そうです。そして響さんはその世界で、シンフォギアの最低限の使い方を覚え孤軍奮闘で」

 

そして直哉達は、中心世界の別の時間軸に移動する。

 

 

 

そのやって来たのはノイズ30体通常のメガビョーゲン50体の計80体の集団だった。

 

 

 

 

「「「「「「「えーーー」」」」」」」」

 

 

「「「「「数多すぎーーー」」」」」

 

 

ノイズとメガビョーゲンの数を見て直哉と帝国華撃団と水弧だった。

 

 

「帝国華撃団の人達は早めに決着をつけて逃げてください」

 

 

直哉が、さくらの光武改に通信を入れる。

 

 

 

「え、直哉君達はどうするの?」

 

 

「僕達は・・・」

 

 

「「「「ええーーノイズとメガビョーゲンがいっぱいだ―――」」」」」

 

 

その時ゲートを使い品川にやって来た響と原作世界ののどかとちゆとひなただった。

 

 

 

 

「響さん貴方は今現れたノイズ30体を一人で相手して下さい」

 

 

「ええーーー一人で」

 

「そうです。今からグレ響さんを呼んでも間に合わないので」

 

「何とかしてみるよ」

 

 

「お願いします」

 

 

そして響はノイズ撃退の為に向かった。

 

 

「「「何だって――1人で30体を相手にするだと――」」」

 

「ええ、その時はシンフォギア奏者は響さん1人しかいませんでしたから」

 

直哉は、そう言うと再びゲートを使い、再びシンフォギア世界に戻って来た。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

中心世界からの帰還後の3人

「どうでしたか?今回は基本ノイズと戦う響さんを見て貰いましたが、ノイズ以外の敵とも戦ってますよ響さんは」

 

 

「どうってお前も鬼だよな」

 

「1人で全てのノイズを倒させるなんてな」

 

「ちょっと直哉っちが・・・」

 

「待ってひなたちゃん」

 

 

「何で止めるののどかっち」

 

「いいから直哉君に任せよう」

 

「わかった」

 

 

「ええ、人から見れば鬼かも知れませんが奏さんは、響さんを呪って死んだんですよ」

 

「自分の欲望を、立花響と言う女の子の普通の生活そして家族を」

 

「「「それは・・・」」」

 

 

「まあ、直接貴女達が原因ではなくとも、貴女達はノイズから人を守ると言う気持ちが、あるのなら翼さんは自分の意思を示さないんですか?」

 

「風鳴家の人形のままであなたはいいんですか?奏さんも、ノイズに家族を殺されて復讐の為だけに生きて人生を終える気ですか?」

 

 

「「それは・・・」」

 

 

「そう言う意味では、響さんは理不尽な形で力を与えられて、人生が狂いながらも懸命に生きようと頑張って来た響さんの方が強いと思いませんか?」

 

 

「確かにな、俺達より響君の方が最悪だな。まだ奏の方は俺達が保護したから復讐と言う言葉を生きがいに生きてたしな」

 

 

「確かにそれは否定しねえけど・・・結果的に紫藤直哉が助けたんだからそれでよくねえの?」

 

「誰が助けたとか、関係ないだろうな奏お前が響君の世界の自分だったら呪いをかけるか?彼女が死にかけで」

 

『それはしねえよ。生きていて欲しいと思う」

 

「だな、俺もそう思うが、響君の世界では聖遺物の紛失を隠す事に俺達が手いっぱいで生存者に対するフォローをしてなかったんだろうな」

 

 

「ええ、響さんは自分の世界によって殺されかけたんですよ」

 

「別に翼さんと響さんが戦うのは僕達としては問題ありませんが、そうしないと翼さんの中で納得できないと思いますし」

 

 

「ただ僕や、響さん達が協力するのは国ではなく、二課と言う貴女達なんですよ」

 

「貴女達は国から立花響とその技術を手に入れろとでも言われていますよね?弦十郎さん」

 

 

「・・・ああ君の言う通りそれに近い事を言われている」

 

「そしてここでの会話も聞かれていると思うので言いますね。変な動きをしようとするすべての国に通達します。立花響に関する全ての情報及び身柄確保を目論む国は、滅ぼしますよ。特に二課のある政府さんは身をもって知ってますよね・・・以上」

 

 

「・・・アハハ、お前凄いなあ全ての国に対して宣戦布告みたいな事しやがってよ」

 

 

「いやー実際に戦争はしませんよ。本当に愚かな選択をしようとしてる国以外はね」

 

 

「成る程君は、あの国にも釘を刺したのか」

 

 

「弦十郎さんが言っている国は、僕は知りませんよ。僕は響さんがお世話になる方達にほんの少し力を貸しただけですよ」

 

 

「成る程な」

 

「あ、あれでも響さんが狙われているのなら響さんを取るとこうなるよと蝶と響さんの映像を送りつけてくださいね」

 

 

「それなら効果ありそうだな。国を焼かれるリスクがあると思えるからな」

 

 

それから暫くして・・・

 

弦十郎達は、直哉達のいるホテルから二課の基地に戻ると政府との話し合いが起きたのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

3人の帰宅後に動きを見せる者

弦十郎達3人がホテルに訪問した日の夜・・・

 

「直哉君弦十郎さん達を脅した?」

 

「いえ弦十郎さん達は脅して無いですよ。ただこの世界の全ての国にちょっとした脅しはしましたけど」

 

 

「あ――やっぱり直哉君のせいなんだね」

 

 

「それをしなければ、響さん未来さんとの学園での生活送れませんでしたよ」

 

 

「どういう事?」

 

「いいですか今この世界は、シンフォギア奏者立花響を手に入れたら世界の覇権が取れるみたいですよ」

 

 

 

「ええ――何でそんな事に?」

 

「そりゃ黄昏の三騎士の蝶をシンフォギア世界で倒したからですよ」

 

 

「それで――私ははどうなるの?」

 

「何も変わりませんよ響さん」

 

 

「ただ僕や、響さん達が協力するのは国ではなく、二課と言う貴女達なんですよ」

 

「貴女達は国から立花響とその技術を手に入れろとでも言われていますよね?弦十郎さん」

 

 

「・・・ああ君の言う通りそれに近い事を言われている」

 

「そしてここでの会話も聞かれていると思うので言いますね。変な動きをしようとするすべての国に通達します。立花響に関する全ての情報及び身柄確保を目論む国は、滅ぼしますよ。特に二課のある政府さんは身をもって知ってますよね・・・以上」

 

 

「・・・アハハ、お前凄いなあ全ての国に対して宣戦布告みたいな事しやがってよ」

 

 

「いやー実際に戦争はしませんよ。本当に愚かな選択をしようとしてる国以外はね」

 

 

「成る程君は、あの国にも釘を刺したのか」

 

 

「弦十郎さんが言っている国は、僕は知りませんよ。僕は響さんがお世話になる方達にほんの少し力を貸しただけですよ」

 

 

「成る程な」

 

「あ、あれでも響さんが狙われているのなら響さんを取るとこうなるよと蝶と響さんの映像を送りつけてくださいね」

 

「ただ響さん達を守る為にこう言いました」

 

 

!!

 

「直哉君なんでそんな言い方するの?二課の人に怖がれるよ」

 

 

「大丈夫ですよきっと」

 

「クチュン」

 

 

その時ラテがくしゃみをした。

 

 

「「「「ラテ」」」」ラテちゃん」

 

そして直哉がラテに聴診器を当てる。

 

 

「人がいっぱい乗っている乗り物が泣いてるラテ」

 

 

「はい響です」

 

 

「すまん響君高速バスが怪物になり大地を、赤黒く変色し始めている」

 

 

「わかりました。私達で対処します。直哉君」

 

「行きますよ皆さん」

 

 

「「「「「了解」」」」」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

 

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

 

そして直哉は、グレースの体内に入った。

 

 

そしてプリキュア達と響は弦十郎達のサポートを受けながらバス型メガビョーゲンとグワイアルに追いついたのだった。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

メガビョーゲン化したバスから乗客を救え

「行きますよ皆さん」

 

 

「「「「「了解」」」」」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

 

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

 

そして直哉は、グレースの体内に入った。

 

 

そしてプリキュア達と響は弦十郎達のサポートを受けながらバス型メガビョーゲンとグワイアルに追いついたのだった。

 

その頃二課では・・・

 

「何なんだあの怪物は、シンフォギアで早くあの怪物を処理しろ。乗っている乗客には犠牲になってもらうがな」

 

「大臣貴方は乗客もろとも怪物を倒すつもりですか?」

 

 

「そうだが、それしか、方法しかあるまい。あんなガキの宣言なんて気にせず動け良いな」

 

そして通信がきれた。

 

 

「やれやれ・・・」

 

「お疲れ様弦十郎君」

 

そう言って了子がコーヒーを弦十郎に渡す。

 

 

「ありがとう了子」

 

「やっぱり政府は響ちゃんを?」

 

「ああ、彼の言葉を殆ど嘘だと思ってるな」

 

 

「そう・・・」

 

「馬鹿者が奴はこの世界の技術ではないシンフォギアを作れる者達が背後にいるんだぞ、そんな奴に挑むなんて馬鹿がする事だぞ」

 

「うん、どうした了子?」

 

「なんでもないわ」

 

 

その頃響達は・・・

 

 

「フォンテーヌ、ぺギタン」

 

「わかったわ」

 

「キュアスキャン!」

 

「見つけたペン。バスの下の方に雷のエレメントさんがいるペン」

 

「でも、どうするの?乗客がいるから私達やアースの技だと乗客に恐怖を与えない?」

 

 

「そうね、まずメガビョーゲンの動きを止めないと」

 

 

「そんな事はさせんぞプリキュア」

 

 

そう言いながらグワイワルが、グレース達を襲う。

 

 

「「「くっ」」」

 

「直哉君どうすればいい?」

 

 

「グレースさん。バス型メガビョーゲンを浄化するなら零距離からの一撃です」

 

「そうか、響さんに浄化をして貰うんだね」

 

「ええ、その方が乗っている乗客の事を考えると、その方が安全だと思うので」

 

「正直こういう形でのメガビョーゲンを浄化は、初めてなので」

 

 

「うん、わかるよ」

 

そしてグレース達は動き出した。

 

 

「アース、響さんメガビョーゲンを浄化するのは任せるね」

 

「ええ――私浄化出来ないよ。出来ますよシャドーにはプリキュアの力があるので」

 

 

「あ、そっかそれでアースさんにメガビョーゲンを浄化するサポートを頼のんだんだ」

 

 

「響さんが慣れない間ですけどね」

 

そして響とアースがメガビョーゲンを浄化することに成功した。

 

 

「なっまあいい今回は帰るぞ」

 

 

そう言ってグワイワルは撤退した。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

二課からの呼び出し

メガビョーゲンとの戦いの翌日・・・

 

「響さんお待たせしました」

 

「ごめんね直哉君」

 

 

「いえ、いいんですけど響さん学校は?」

 

「ノイズ以外の怪物が出た地域も含めて全校休校だから、弦十郎さん達が、私と直哉君に呼び出しがあったんだよ」

 

 

「成る程、そう言う事ならこの国の政府の人間が来るかもしれませんね」

 

「そうかもね」

 

 

「そして、政府の大臣が響さんに特殊遊撃部隊をやめてこちらにつけとか言いそうですね」

 

「あはは、漫画じゃ無いんだから無いと思うよ」

 

 

そして、響と直哉が話していた天海が二課の中で行われるとは知らない二人だった。

 

 

二課司令室・・・

 

「よく来てくれ・・・」

 

 

「おお、君が立花響君か・・・合格だ。今すぐ私の部隊に・・・ぐっはーーー」

 

 

「私は、そう言う事をされるために呼ばれたんですか?弦十郎さん」

 

「ああ、違うんだ大臣が勝手に言いだしたんだ」

 

 

「しかし、防衛大臣きれいに気絶してるぜ」

 

「ああ、きれいな一撃だった。見習わなければ」

 

「ちなみに何を見習うんだ?」

 

 

「権力に負けない力持つ事だな」

 

 

「成る程な」

 

 

 

「来てすぐこんな事に付き合わされるなんて、私は直哉君から離れるなんて絶対しないのに」

 

 

「それはともかく弦十郎さん。僕達を呼んだ理由は何ですか?」

 

 

 

「ああ、それは昨日の怪物が行動するたびに発生していた現象は何なんだ」

 

「ああ、それは地球を蝕んでるんですよ」

 

 

「「「「地球を蝕む?」」」」

 

「あの怪物は星を病気にするウイルスなんですよ」

 

 

「「「「はあーーー」」」」

 

「ええ、皆さんの反応はよくわかりますが、事実ですから」

 

 

「じゃあ、昨日響のほかにいた4人の女の子らしい者がお医者さんと言う事か?」

 

 

「ええ、そう言う認識で良いですよ。奏さん」

 

 

「まあ、こちらの人類は、もしかしたら自分達の手で星すら破壊するかもしれませんが」

 

「それは否定できんな。今までは政府が機密にしていたシンフォギアについてについてもとある国からの、横やりがひどくなったから今回政府を代表して来た大臣を、響君が気絶させるとはな」

 

 

「あっすみません」

 

 

「何気にするな非はこちらにあるからな。それに輸送が決定してないからな」

 

 

「あはは、すみません」

 

 

「あ、そうだ翼さん戦いますか?」

 

 

「へっ今からか」

 

「ええ、翼さんが私が、手伝う事に納得していないようですし」

 

 

「いや、正直立花とは戦いたくない・・・」

 

 

「え、どういう事です?」

 

「実はな響と蝶の記録を翼が見て、響恐怖症を発症しててな」

 

 

そう奏が言う。

 

「ああ、あの時は私自身もあの力の制御が出来ずに、一時的に暴走状態になってましたし」

 

「「「「あれが暴走状態だと」」」」

 

 

「ですけどその問題は既に解決しました」

 

 

「それが昨日貴女が纏っていたガングニールの色違い?」

 

「そうですよ。了子さん・・・もしくはフィーネさんですか?」

 

「成る程ね、今は了子よ」

 

「わかりました了子さん」

 

 

「他に質問が無ければ僕は少し、用事があるので失礼しますね」

 

 

「ああ」

 

 

そして直哉は二課から出て行った。

 

 

その日の夜・・・

 

ウ――ウ――

 

 

「この周辺にノイズが大量発生しました。近くのシェルターに市民の方は向かって・・・」

 

その直後防災無線が切れた。

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

深夜のノイズの襲来前編

「「「直哉君この警報は」」」

 

 

深夜に警報が鳴りのどかとちゆとひなたが起きて直哉のいる部屋に来た。

 

 

「これは想定以上の数のノイズがソロモンの笛から出されてますね」

 

 

「「「ソロモンの笛」」」

 

「と言う事は、ワイズマンの仕業?」

 

 

「違いますよ。ちゆさん恐らくフィーネ側にいる人物のせいですね」

 

 

「恐らくこの騒動の本命は響さんの捕獲でしょう」

 

 

「「「ええーー」」」

 

 

のどか達は直哉の言葉に驚いていた。

 

 

「「「そんな」」」

 

「このイベントは僕と響さんの知ってるイベントですし、そこまで気にしなくても」

 

「そうかもしれないけど、ノイズが直哉君想定より多いて言ったよね」

 

 

「ええ、言いましたけど・・・」

 

 

「まさかのどかさん。イベントに寒けない所でのノイズを僕達で倒すつもりですか?」

 

「うん駄目?」

 

「駄目ではないですけど、プリキュアでノイズを倒す所を見られるのは正直に言えば、避けたいんですよね」

 

「確かにこの状況は直哉君がまなつちゃん達に話した状況かもね」

 

 

「そう言えばそうかも」

 

「それで、これから今回救出出来たあざみちゃんについてだけど、出来れば君達の所に預かってくれるかな?」

 

 

「ええ――またですか?直哉さん達は助けにここまで来たのに」

 

 

まなつが直哉に聞く。

 

 

 

「はは、恥ずかしいんだけど、さくらさん達が消える前にさくらさん達の部隊の隊長とちょっとした喧嘩別れをしててね、隊長が見つかるまではさくらさん達は、僕達と行動したりすると、また喧嘩になりそうだから」

 

 

「ああ、成程直哉さんはそうみられるのを避けたいのか」

 

 

「どういう事?」

 

 

「自分より他の人を優先して助けたと思われるですよね?」

 

「普通はそう考えない人でも、喧嘩相手だと素直になれない事もあるからね」

 

 

「君達を利用する形になるけど」

 

 

「えー―でもそれってブルーがそう言う順番で戦わせた結果じゃん。べつに直哉さんが決めて助けてないじゃん」

 

 

「事実では、そうでも人はそう考えても納得できないのよ」

 

 

「面倒ね。人間て」

 

 

「まあそう言わないでローラ」

 

 

「まあ、その辺はまなつちゃん達は気にしなくていいからね」

 

 

「ここはシンフォギア世界で今は本格的に、他の敵が介入していないから直哉君も判断が難しいのね」

 

「ええ、先ほどちゆさんが例に挙げた神山さんが助けようとした子に関しては助かるのがわかってたんで、止めたんですけど今回の街に出るイベントは本来は無いんですよね」

 

「「「え、どういう事?」」」

 

 

「本来響さん捕獲作戦はこんな広範囲ではしないんですよね」

 

「ですが僕達の響さんが、捕獲対象ですので、広範囲にノイズを出して響さんを孤立させるつもりだと思います」

 

 

その頃響は・・・

 

 

「よう、初めましてだな融合症例、悪いがお前を捕獲させて貰うぜ」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

深夜のノイズの襲来後編

その頃響は・・・

 

 

「よう、初めましてだな融合症例、悪いがお前を捕獲させて貰うぜ」

 

「何で私を狙うの?」

 

「お前の体とギア話欲しがる奴がいるんだよ覚悟しろよ」

 

 

「いやだよ、私のギアと体は誰にも渡さないよ」

 

 

「だったら仕方ねえ実力行使だ。お前の仲間は暫く来ないぞ」

 

 

そう言って謎の少女が響に攻撃をする。

 

「え・・・」

 

「フン」

 

「がああああ。何が起きた?フィーネの情報だと、戦いは素人の筈だ」

 

謎の少女は響の攻撃を受け、吹き飛ばされた。

 

「くそ、フィーネの野郎何が簡単な仕事だよ行けノイズども奴を取り押さえろ」

 

謎の少女がノイズに命令するが・・・

 

「フン」

 

響が、1体のノイズを撃破すると他のノイズもすべてがノイズがほぼ同時に撃破された。

 

 

「なっ馬鹿な奴は1体にしか攻撃してないのに全てのノイズがやられたんだ」

 

謎の少女にとっては信じられない事態を響が、起こしていた。

 

「何なんだよ本当にこいつは、バケモンかよ」

 

 

「初対面なのにバケモンは酷くない?」

 

「私の名前は、立花響だよ、これからは名前で呼んで欲しいな、融合症例とかでも、バケモノでもなくね」

 

「ああ・・・わかったよ立花響。これでいいんだろ?」

 

 

「うん、ありがとう」

 

「本当こいつは何なんだよ。バケモンみたいな力を持ちながら、子供のような笑顔を見せて、無邪気に喜んでいやがるし」

 

 

「フィーネ私には、立花響を捕獲できそうにない」

 

 

「立花無事だな?」

 

 

「あ、翼さん」

 

!!

 

「お前その鎧をどうして持っている?」

 

「へえ、融合症例の仲間はこの鎧の事を知っているのか?」

 

 

「ああ、私の嫌な記憶でもあるからな」

 

 

「あ、ならここは翼さんに任せていいです?」

 

 

「「はあ」」

 

 

「いやいやここはお前とこいつで私と戦う所だろ?」

 

「そうだぞ立花お前も二課の隊員だしな」

 

!!

 

「あの翼さん私いつ二課の隊員になると言いましたね?」

 

「「ひっ怖い」」

 

「私は二課の協力者ですよね・・・翼さん」

 

「・・・はいそうです」

 

 

「なら帰っていいですよね?」

 

「・・・ああ」

 

「じゃあ失礼しますね」

 

 

そう言って響は、リディアンに帰還した。

 

 

「「・・・怖いあの女ーー」」

 

 

「どうする戦うか?」

 

 

「いや、すまねえがあの女に、お前との戦いをやる気力さえ奪われた」

 

 

「奇遇だな私もだ」

 

 

「そうか、だが次会ったら戦おうぜ」

 

「ああ」

 

 

 

その頃フィーネは・・・

 

 

「今回の失敗は、クリスに最新の立花響の情報を伝えなかった私のせいね」

 

 

「と言ってもあの立花響を捕獲は無理でしょうね」

 

 

「クリスとの戦いと言うか、手加減していたけどノイズには本気で、潰してたわね」

 

「もしかしたら立花響ならあれの覚醒も簡単にしてしまいそうね」

 

 

そう呟くフィーネだった。

 

 

「ともかくクリスには、輸送任務中にもう一度襲撃させましょう」

 

 

「まあその輸送任務がいつ行うかすらわからないんだけど」

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

奏の願い

謎の少女の襲来から3日後・・・

 

 

「ねえ、響今日の夜流星群が見れるらしいよ」

 

「へえ、そうなんだ奇麗に見れると嬉しいね」

 

「だから今日の夜こっちに来ている特殊遊撃部隊の皆と見ない?」

 

「わあ、良いねそれ」

 

「あ、でもこの時私が知る流れでは、ノイズ達が出てきて一緒に見れないんだよ未来」

 

「ええ――そうなの?でも響が所属してるのは、特殊遊撃部隊の方だし、二課の方は拒否しやすくないの?」

 

「うーんどうなんだろ?基本的に直哉君からも好きにしていいと言われてるけど」

 

「だったら響が好きにしたら?こう言ったらあれだけどさ、二課と争ってる人達にとっては、響は重要なんでしょ?」

 

「うんそうだと思うよ」

 

「だったら襲撃されるんだよね?どこにいても」

 

 

「あ、そう言われたらそうだよ」

 

「でも、相手のターゲットが、二課の方だったら呼ばれるけど」

 

「うーんそうなったら嫌だな」

 

「まあ、直哉君とのどかちゃん達には、私から連絡するから」

 

「うんありがとう未来」

 

「それじゃあ、早く朝ご飯を食べて学校に行こう」

 

 

「そうだね未来」

 

そして未来と響は、朝食を食べて学校に向かった。

 

 

その頃天羽奏は、直哉達のホテルの部屋にやって来ていた。

 

「なあ、紫藤直哉私の願いを聞いてくれ」

 

 

「はっ奏さん朝から来て、いきなり願い事ですか?」

 

 

「ああ、そうだ」

 

わかりましたよ。のどかさん達4人は、先にレストランに行ってください」

 

 

「「「「わかったよ直哉君」」」わかりました直哉」

 

 

そう言ってのどか達4人はホテルのレストランに向かった。

 

 

「それで奏さん。僕に願い事とは?」

 

「ああ、私に新しいタイプのシンフォギアをくれ」

 

「・・・一応理由を教えてください」

 

 

「ああ、今の私はシンフォギアを纏うことが出来なくなっている。そんな私をずっと待っている翼がいるだけでよかった」

 

 

「だが、ここ最近聖遺物の関連でキナ臭くなりつつあるしな」

 

「ええ、それは否定はしませんけど、まさかと思いますけど奏さん響さんと同じシンフォギアが欲しいと言うつもりですか?」

 

「ああ、そうだ」

 

「残念ですが、それは無理です」

 

 

!!

 

 

「何でだよ、翼を助けたいと言うのは駄目な理由なのか?」

 

「いえ、仲間を助けたいと言う奏さんの気持ちはわかりますが、恐らくギア自身が奏さんを奏者に選ばないと思います」

 

 

「何だと!!ギア自身が奏者を選ぶのかよ?」

 

「ええ、奏さんもご存じのように、僕達特殊遊撃部隊の敵はノイズだけでなく降魔や、メガビョーゲン等です。他にも敵対組織はありますが、主に融合世界での戦いのメインはその3種類ですね今の所」

 

 

「ですので響さんのガングニール・シャドーには3つの異なる力を使えるように作ったんです。響さんが3つの力を使えるまでガングニール・シャドーは響さんが纏いたくても纏えなかったので」

 

 

 

「まじかよあの響でも、認められなかったのかよ」

 

 

「そうですね。だから今の奏さんには僕達の持つシンフォギアを纏う事は無理と思います」

 

 

「そうか、そう言う理由なら諦めもつくな、1つ聞いていいか何故ギアに意思を持たせたんだ?」

 

 

「それは、ガングニール・シャドー見たのならわかりますけど、悪用させない為ですよ」

 

「成る程な、すまねえな朝からおしかけて」

 

 

「いえ、奏さんの気持ちもわからないわけでも無いので」

 

 

「そうか、じゃあな」

 

 

そう言って奏は、ホテルから去った。そして直哉はそのままのどか達のいるレストランに向かった。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について6 レストラン編

直哉は奏と別れレストランにやって来た。

 

 

「あ、直哉君ここだよ」

 

 

「お待たせしました皆さん」

 

直哉を見つけたのどかが、直哉を呼び、直哉がのどかに気づき直哉はのどか達と合流した。

 

 

「暫くして・・・

 

 

「「「「「ごちそうさまでした」」」」」

 

 

「それで、直哉君基本的にどうするの?」

 

 

ちゆが直哉に聞く。

 

「そうですね、もうすぐ二課の地下に保管されている聖遺物デュランダル輸送任務がある筈なんですよね」

 

 

「ある筈とは、どういう事ですか?直哉」

 

 

「僕の知る流れだと、あの少女が、出た頃から二課にあるデュランダルが狙われると察知したこの国の政府が、輸送任務計画が立てられ実行前に大臣が殺されたりするんですけど、それでも実行されるですけど最終的に輸送任務は失敗するんですよね」

 

 

「「「どうして?」」」

 

 

「それは・・・響さんがデュランダルの力に負けて暴走したからです」

 

 

「「「ええーー」」」

 

「暴走とは以前直哉が、ブルーにされた精神を揺さぶったあれみたいな感じですか?」

 

 

アスミがそう言いその時を思い出す。

 

「俺は姿をくらましていた時もお前を見ていたさ」

 

 

「お前はただトワ達が直哉お前を逃がした世界の住人だった彼等が偶然見た守護者とお前の力を手に入れる為に動いた連中だっただろう」

 

「それは・・・」

 

「「直哉君これ以上あの人の話を聞いたら駄目だよ」そうラビ」

 

「邪魔をするなキュアグレース」

 

そして、新生帝国華撃団は、特殊遊撃部隊入りわがままを言ってたな。この世界の人魚のようにな」

 

「ぐうっ駄目だよ。直哉君そっちに行っては」

 

「皆ブルーの口を塞いでラビ!!早くしないと、直哉が隼人みたいになるラビ」

 

!!

 

「「「はあああああ」」」

 

フォンテーヌとスパークルとアースがブルーに攻撃しブルーの直哉への精神攻撃を止めた。

 

 

「いえ、あれより悪意が強く、響さんは人ではなく獣になりかけてましたから」

 

 

「つまり理性を失いかけたって事?」

 

「そう言う事です。基本的にシンフォギア世界は立花響には厳しい世界ですからね」

 

 

「所でさ直哉っち輸送任務があるかわからないのはどうして?」

 

ひなたが直哉に聞く。

 

 

「ああ、それはグワイワルnバス型メガビョーゲンの出現によりシンフォギア世界は悪夢の再現となってしまいましたから」

 

 

「「「ああ、成程」」」

 

「シンフォギア世界にとっては降魔やメガビョーゲンは対応自体が厳しいので」

 

 

輸送任務中にメガビョーゲンの襲撃に会ってデュランダルに悪影響を及ぼす可能性もありますし、でも政府としては輸送任務はしたいと考えてると思いますね」

 

 

 

「「「「成る程」」」」

 

 

「後可能なら個人的に金剛さんやシャーリィーさん達の状況も確認したいですね」

 

「「「あ、金剛さんどうしてるんだろう?」」」

 

直哉の言葉にのどか達も金剛やシャーリイーの事を思い出していた。

 

 

 

その後直哉達はレストランでの話を終えて、ホテルから出て少し観光を始めた。

 

 

その頃二課では・・・

 

「何だと!!政府の大臣たちは何考えている?この状況で、1週間後に輸送任務をするだと」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊と流星群前編

直哉達がシンフォギア世界を観光して数時間後・・・

 

 

「あ、直哉君今良いかな?」

 

 

「未来さんどうしました?」

 

「あのね今日の夜特殊遊撃部隊の皆と一緒に、流星群を見に行かない?」

 

 

「流星群ですか?」

 

「うんそう」

 

「いいですね行きますか皆で」

 

「本当にいいの?」

 

「ええ、良いですよ」

 

 

「ただ、こう言う時邪魔する人が出てくると思っててくださいね」

 

「はは、直哉君響と同じ事言ってるよ」

 

「大丈夫だよいざとなったら私も纏うよグレ響さんの世界で私に託されたギアを」

 

「え、あれは絶対駄目ですよ。一応宝玉を使って強化はしてますけど」

 

 

「わかってるよ、本当なら私がシンフォギアを纏うことが出来るのはここだとまだ後なんでしょ」

 

「そうですよとわが、響さんのガングニール・シャドーの許可を出すから大変なんですけど」

 

 

「所で未来さん。リディアンでお友達出来ました?」

 

 

「うんアニメオタクの女の子と他に2人友達なったよ」

 

「それで、アニメオタクの女の子が直哉君を見たいって言ってたよ」

 

 

「えっどういう事ですか?」

 

 

「その子が言うには響が異性の話をしないタイプに見えたらしくてね」

 

 

「ああ、成程だから僕が、その女生徒からビッキーを女の子にした男とか言われてるんですね」

 

 

「そうだよ。それに直哉君の秘密がばれたら歓喜するかもね」

 

「・・・怖い事言わないで」

 

 

「あはは、それじゃ直哉君もうすぐ午後の授業があるから切るね」

 

 

「あ、はいわかりました」

 

 

「あ、直哉君電話誰からだったの?」

 

「のどかさん未来さんですよ。どうやら今夜流星群が見れるらしいので、特殊遊撃部隊の皆で、観賞しないと言われたんですよ」

 

 

「ええ――流星群が見れるの」

 

 

「そうです。当然皆で行くようにしてますよ」

 

「本当ありがとう直哉君」

 

 

そう言ってのどかはちゆ達の元に向かう。

 

 

「はい、もしもし」

 

「ああ直哉君か。すまないが今から二課の方に君と相談したい事があるんだが、今から来てくれないか」

 

「大方デュランダル輸送任務が正式に決まりましたか?弦十郎さん」

 

!!

 

 

「やはり君達は、デュランダルの存在を知っていたのか」

 

 

「ええ、デュランダルが完全聖遺物と言う事も知ってますよ」

 

 

「やはりか・・・君はもう我々に対して隠さないのか?」

 

 

「今の所は、隠す必要も無いですね」

 

 

「ただそれぞれの政府や国が僕達の仕事の邪魔をすればどうなっても知りませんよ。あっ弦十郎さん例え僕達がデュランダル輸送を手伝ったとしても、その後に襲撃があっても僕達は動かない時もあるのでご了承くださいね」

 

 

「なっそれは・・・」

 

その後直哉は電話を切りのどか達に説明し、そのまま響達の学校に向かった。

 

 

 

校門前・・・

 

「さて、これからどうしょうかな?他の生徒もまだ学校にいるからな」

 

 

「あれ、直哉君どうしたの?」

 

その時響と未来と他の女生徒3人が直哉の前に現れた。

 

「もう響ダメじゃん。僕と買い物に行くって言ったのに忘れてるの?」

 

「え、買い物?」

 

「そうだよ。弦十郎さんからの連絡ありませんか?」

 

 

「え、あそうだったごめん。今思い出したよ」

 

 

「ちょっと待ってください貴方はまさか・・・伝説のアニメ声優の紫藤桜花さんに似てますけど、身内の方ですか?」

 

 

「「「へっ」」」

 

直哉と響と未来は、1人の女生徒の質問に固まった。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊と流星群中編

「えっと響の友達でしょうか?」

 

「はい、私板場 弓美と言います」

 

「私は安藤 創世です」

 

「私は寺島 詩織ですわ」

 

 

「それで板場さんの質問の答えですけど、確かに僕は紫藤桜花の息子ですけど・・・」

 

「きゃあああ。やっぱりーー」

 

 

「と言うか、僕のお母さんがアニメの声優してたの僕が生まれる前の2年くらいしかしてないって僕は聞いたけど?」

 

「て事は17年前ーー」

 

 

響が驚く。

 

 

「板場さんよく生まれる前なのに知ってますね」

 

「私そのアニメを見てアニメが大好きになったので」

 

「ああ、つまり僕のお母さんのせいで、アニメオタクになったんですね」

 

 

「いえ息子さん謝らないで下さい。私は紫藤桜花と言う神に会えただけでも嬉しいので」

 

「はあ・・・あの子妄想してるけど未来さん僕と響、買い物言って良いかな?」

 

 

「うん良いよ、私達にまかせて」

 

 

そして直哉と響は未来たちと別れ、気づかれないように、二課の司令室に向かった。

 

 

二課司令室・・・

 

 

「よく来てくれた2人共」

 

 

「弦十郎さんどうして直哉君まで呼んだんですか?」

 

 

「ああ、それは・・・デュランダル輸送任務が1週間後に正式に決まったから護衛の協力を君達に要請する為に来て貰ったんだ」

 

 

 

「デュランダル?そんな重要な聖遺物の輸送任務に、はっきり言えば余所者の私達が参加していいんですか?」

 

 

「直哉君が脅しているのに、各国の政府を?」

 

 

「確かに響君の言う通りだ、だが我々も使える者は使わないとやっていけんのだ」

 

 

「直哉君どうする?」

 

 

響が直哉に聞く。

 

 

「弦十郎さん電話での話覚えてます?」

 

 

「ああ」

 

 

「はい、もしもし」

 

「ああ直哉君か。すまないが今から二課の方に君と相談したい事があるんだが、今から来てくれないか」

 

「大方デュランダル輸送任務が正式に決まりましたか?弦十郎さん」

 

!!

 

 

「やはり君達は、デュランダルの存在を知っていたのか」

 

 

「ええ、デュランダルが完全聖遺物と言う事も知ってますよ」

 

 

「やはりか・・・君はもう我々に対して隠さないのか?」

 

 

「今の所は、隠す必要も無いですね」

 

 

「ただそれぞれの政府や国が僕達の仕事の邪魔をすればどうなっても知りませんよ。あっ弦十郎さん例え僕達がデュランダル輸送を手伝ったとしても、その後に襲撃があっても僕達は動かない時もあるのでご了承くださいね」

 

 

「なっそれは・・・」

 

「弦十郎さん僕達特殊遊撃部隊として、デュランダル輸送任務には協力出来ません」

 

「何故だ?君達の特殊遊撃部隊もこの世界を守る事なら・・・」

 

 

「弦十郎さん、僕達はこの世界の流れを守る事なんですよ。世界の流れを変えるような存在と戦う事が仕事なんです。基本僕達は正しい流れの事柄には参加出来ないんですよ」

 

「何だと!!つまりこの任務では、響君や直哉君の協力がえられないのか?」

 

 

「ええ、基本的にはですが、今回は特例処置として響さんだけなら参加可能ですよ」

 

どうしますか?弦十郎さん」

 

「特例処置とはどういう事かい?」

 

 

「それはこの世界にもう1人の立花響がいないので、こちらの立花響が代役を務めているからですよ弦十郎さん」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊と流星群後編

「弦十郎さん、僕達はこの世界の流れを守る事なんですよ。世界の流れを変えるような存在と戦う事が仕事なんです。基本僕達は正しい流れの事柄には参加出来ないんですよ」

 

「何だと!!つまりこの任務では、響君や直哉君の協力がえられないのか?」

 

 

「ええ、基本的にはですが、今回は特例処置として響さんだけなら参加可能ですよ」

 

どうしますか?弦十郎さん」

 

「特例処置とはどういう事かい?」

 

 

「それはこの世界にもう1人の立花響がいないので、こちらの立花響が代役を務めているからですよ弦十郎さん」

 

「それはつまり、この世界にいる筈の立花響君が見つかるまで君達の立花響君が、代役を務めるからその間の特例処置と言う事か?」

 

 

「ええ、この世界に立花響と言う存在がいないのは色々僕達にとっても、問題ですからと言ってももう1人の立花響を探すのは、僕達の仕事ですし」

 

 

 

「しかし、我々も手伝うべきでは?」

 

「それには及びませんよ、弦十郎さん。特殊遊撃部隊の本来の任務なのですから」

 

「デュランダル輸送の具体的な予定に関しては響さんの方で通達してください」

 

 

「今回の特例処置で、動けるのは響さんだけなので」

 

 

「ああ、わかった」

 

 

「それで僕達に伝える事は終わりですか?」

 

「ああ」

 

 

「弦十郎さん。貴方達にはきつい状況かも知れませんが、特例処置として響さんのギアには制限をかけますので」

 

 

「それも君達の守るものの為の手段か?」

 

 

「はい」

 

 

その後直哉と響は弦十郎との話を終えて、そのまま流星群が見れる場所に向かった。

 

 

 

その夜・・・

 

「「「「うわあ、夜空を見ながらのバーベキューなんて贅沢」」」」

 

「そう?このバーベキューは響の夜食用なんだけど、皆も食べる?」

 

「「「え、これ響さんの夜食用なんですか――」」」

 

 

のどかとちゆとひなたは、未来の言葉に驚く。

 

「うんそうだよ、のどかちゃん達からしたらありえない量と思うよね」

 

 

「「「はい」」」

 

「むしろあれだけ食べて、あの体系を維持できるなんてありえないよ」

 

 

「まさかシンフォギアを纏えば太らないのかな?」

 

 

「それは私にも、わからないけど、身近に響と言う常識を覆す人がいたらそう思うよね」

 

 

「「「はい」」」

 

 

「そう言えば、私疑問あ何ですけど、どうしてシンフォギアを纏えるのは女性だけなのでしょう?」

 

 

「「「あ、そう言えばそうだ」」」

 

 

「うーんそこまで考えた事無いけど、恐らくシンフォギアは女性の為に作られた物かも知れないね」

 

 

「私も、本当は知らないけど誰かを好きになったりすると女の子はどんなに障害があっても頑張ろうとするじゃないドラマで」

 

 

「ああ、ありますね」

 

 

「テレビドラマと現実を、一緒にしたらいけないけど、シンフォギアは、女の子の為に作られたのかもね」

 

 

「流石だね未来」

 

「あ、響に直哉君間に合ったね」

 

 

そして特殊遊撃部隊のシンフォギア世界にいる全員が揃い流星群が見れる時間まで野外パーティーを楽しむのだった。

 

 

 

その頃管理者の神殿では・・・

 

 

「トワ良いか?シンフォギア世界の立花響と小日向未来未来の不在の件についてだが」

 

「何か二人の不在についての事で、わかった事は?」

 

 

トワがレイに聞く。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2人の不在の理由について

管理者の神殿では・・・

 

「ああ、可能性として3つの仮説を立てて見た」

 

1つ目は・・・立花響と小日向未来が融合している場合」

 

2つ目は・・・融合世界で誰かに殺されている場合」

 

3つ目は・・・シンフォギア世界の敵対組織に既に捕獲されている場合」

 

「成程、3つ目が可能性が高いわね。だとすれば・・・」

 

 

「ほう、あの子が隼人の甥っ子か」

 

 

「はいマスター」

 

 

「またいずれ会う事になるだろう?ファラ」

 

 

「恐らくは」

 

 

「その時を頼しみにしておこう」

 

「あのマスターと呼ばれた人物じゃないかしら」

 

 

「確かにその可能性はあるかもな」

 

「奴なら、隼人の繋がりでシンフォギア世界の歴史を知っていてもおかしく無いな」

 

「ええ、それに融合世界の響と直哉と遊ぶ事に楽しみがあるみたいだし」

 

 

「確かにな、奴が楽しむのなら融合世界の中にあるシンフォギア世界の立花響と小日向未来が存在すると、戦えないからか?」

 

 

「あくまでも奴が戦いたいのは、特殊遊撃部隊の立花響と言う事か」

 

 

「その可能性が高いでしょう。シンフォギア世界の主役と言っていい2人を手中にしているんだろうし」

 

 

「まあそうだな。あの2人がいないと物語が動かんからな」

 

 

「この俺達の推測だが、直哉達に伝えるのか?」

 

 

「いえ、まだ伝えないわ。まだ不確定要素もあるし」

 

 

「不確定要素だと」

 

 

「ええ」

 

「いわゆるヒミコやメルク関連の可能性も無いとは言えないし」

 

 

「ああ、でもそう言う意味ではイヨしか動いてないか?」

 

「確かにそうなんだよね。でもヒミコも16番目のプリキュア世界に行っている時融合世界の直哉の存在を見た可能性があると思うのよ」

 

 

「それは確かに否定は出来ないな」

 

 

「だがヒミコやイヨそして米田健二が、融合世界の直哉を敵視するならいい加減動かないか?」

 

 

「いくらプリキュア達の力がヒミコ達にとっても未知の力でも?」

 

 

「確かにイヨと直哉達が接触したのはこれが今の所最後だわね」

 

 

「まあ私としては貴方達が過去の世界に来るなんて思わなかったけどどうしたの?」

 

「まあ身内の失敗の穴埋めですよ」

 

 

「成程ね、その失敗は貴方の霊力に関する事かしら?」

 

 

「何でわかったの!!」

 

 

「ひなた」

 

「あ、ごめん」

 

「そんなに気にしないで良いわよ。直哉を見れば分かることだし」

 

 

「所でイヨはどうして過去の世界に来たんだ。何かまずい改変でも起きたのか?」

 

 

「私はただ貴方達の後を追いかけて来たのよ」

 

 

「何の為にですか?」

 

 

「貴方達があの城を見て余計なことをしないようにね」

 

 

イヨがそう言った直後帝都全域に大きな地震が起きた。

 

 

 

「「「「「きゃあああ」」」」」

 

 

地震がおさまった時帝都に大きな城が出てきた。

 

 

「そうだろ?少なくともイヨとヒミコは活動出来ないと見ていいんじゃないか?」

 

「そうだといいのだけど、もしかしたらのどか達と響だけではまずいことにならなきゃいいけど」

 

 

「そう言えば響達はどうしてるんだ?」

 

 

「デュランダル輸送を前日に控えて、響は今二課の方にいるみたいね」

 

 

「そうなのか?今シンフォギア世界の方にいるのは、グワイワルだけなのか?」

 

「ええ、そうみたいね」

 

 

その頃直哉達は・・・

 

 

 

「ねえ、直哉君明日はどう動くの?私達は」

 

 

のどかが直哉に聞く。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

輸送任務の前日から当日の任務開始直前の異変

「ああ、今回は僕達も動きますよ二課とは別に」

 

 

「そうなの?それはグワイワルがいるから」

 

 

「ええ、それもありますが嫌な予感がするんですよね」

 

 

「嫌な予感?」

 

 

「そうです。16番目のプリキュア世界にいる時に感じたのに似ているので、もしかしたらヌメリーとエルダのどちらかが、この世界に来たかも知れません」

 

 

「ええ――」

 

のどかは直哉の言葉を聞き驚いていた。

 

 

「もし彼女達が来たら」

 

 

「「「「何なのれは」」」」

 

 

「皆、こいつらもヤラネーダよ」

 

「そしてこいつらには特殊なやる気を持ってるわ」

 

!!

 

「「「「特別なやる気」」」」

 

 

「それじゃこれがサマーが見たヤラネーダ」

 

 

「ううん違う、もっと大きいヤラネーダだったよ」

 

「でも特別なやる気を持っているのなら」

 

 

「浄化して取り戻すそれだけだ」

 

 

「それじゃあ、ヤラネーダの親玉を先に浄化をしょう」

 

「まなつちゃん達を呼ばないと対応できないよ」

 

 

「もしそれが現実に起きればそうなんですけど、まだこの予感がヌメリーとエルダとは断定出来ないんですよね。もしかしたら過去の幼馴染世界や7人世界にしかいない敵勢勢力かも知れないですし」

 

 

「もしかしたら融合世界の立花響が遅れて出てくる予兆かも知れませんし」

 

 

「確かにいろんな可能性が考えられるね」

 

 

「もし、そう言う想定外が起きる可能性が高そうなので、動きます」

 

 

「わかったよ直哉君」

 

 

「後グワイワルはフィーネの転移で連れて来られたようですけど、別に手を組むと言う事は無さそうですね」

 

 

「そうなんだ」

 

 

「フィーネ貴女の目的は?」

 

「グワイアルを使ってまで、そこまで響さんを使って人体実験をしたいのですか?」

 

「そうだ、私の見解では、そこの立花響は融合症例とみている」

 

「それゆえ立花響を手に入れるのだよ。この私がな」

 

 

「・・・そんなことさせないよ。おばさん」

 

「何」

 

「まなつちゃん駄目だよ」

 

「ごめんなさい響さん。私達は直哉さんも響さんも未来さんも友達なんです」

 

「「「「だから戦います。友達を守る為に」

 

 

「戦うだと?お前達のような子供に何ができる」

 

 

「そう言う事があり、、まなつちゃん達もフィーネの目に留まってしまいましたし、のどかさんには激痛を感じさせてしまってごめんなさい」

 

「気にしないで、直哉君私やちゆちゃんやひなたちゃんもこういう事は覚悟してたよあの時から別行動してたし、絶対直哉君も無茶するから」

 

 

「あはは、じゃああの痛みも想定内でしたか」

 

「うんそうだよ」

 

 

「さて、今日はもう寝ましょうか」

 

「そうだね」

 

 

翌日・・・

 

 

「ふう、ついにこの日が来たな」

 

 

「そうですね司令」

 

 

「翼、準備はいいか?」

 

「はい」

 

 

「響君と了子もいいか?」

 

 

「はい」

 

 

「いつでもいいわよ弦十郎君」

 

 

「それでは、作戦・・・」

 

 

ビービービービー

 

その時作戦前の響達の前に大量のノイズと降魔と数体のメガビョーゲンが現れた。

 

 

!!

 

 

「これは、了子さん仕掛けました?」

 

「いや、まだだ信じてくれ」

 

 

「ええ、信じますよ。それにこの組み合わせで、襲うのはあの男しかいませんから」

 

 

「あの男だと?」

 

「そうですよ、もう1つのソロモンの笛を持つ者ですよ」

 

 

「「「「なんだってーー」」」」

 

響の言葉に驚く二課の職員と隊員達だった。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響達の前に現れたワイズマン1

「フフ、立花響お前が私を覚えていてくれるとは、お前とは直接会う事は少ない筈だが?」

 

 

「まあ、グレース達や直哉君から色々聞いてるからね」

 

「成る程そう言う事か」

 

 

 

「フフ、まさか融合世界のキュアグレース達が本当にこちらに来てくれるとはね」

 

「「「ワイズマンここから私達が相手よ」」」

 

 

「フフ、良くあの世界から帰還できたものだな。キュアグレース」

 

 

「正直危なかったけどね、ワイズマン貴方でしょ。ブルーにあの世界の事を教えたのは?」

 

 

「正解だ。キュアグレースよ、そしてお前達と新生帝国華撃団の状況を見て、ブルーに気づかれないように奴等をあの世界に転移させたのさ。その時に紫藤飛鳥と、真宮寺薫がついて来たのはいい意味での誤算だったがな」

 

「やっぱりあのタイミングで新生帝国華撃団の居場所がわかったのは意図的だったのね」

 

 

「そう言う事だよキュアフォンテーヌ」

 

 

「相変わらず陰険手を使ってくるんだから」

 

「すまんな、キュアスパークルその時の研究題材が、どうすれば紫藤直哉を簡単に殺せるかと言う研究だったからな」

 

 

 

!!

 

 

「「「「「「「「何だって――」」」」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

ワイズマンの言葉ここにいる全員が驚いていた。

 

 

「とかを聞かされて、私も怒ってるからね」

 

 

「そうなのか許せとは言わんさ。だがそこの女に攫われたグワイワルを連れて帰る間こいつらと戦え立花響」

 

 

その頃直哉達は・・・

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

 

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

「まさかワイズマンがグワイワルを迎えに来るとは可能性として低いと考えてました」

 

「こういう事もあるよ。直哉君」

 

 

「すみませんが向こうに着いたら皆さんは降魔とメガビョーゲンを基本的に相手して下さい。その方が効率的にいいので」

 

 

「「「「了解」」」」

 

「でも直哉っち、相手ワイズマンだし私達が動くのわかってるんじゃ」

 

 

「ええ、だからゲートを抜けたら即浄化技を使います」

 

 

「「「ええーー」」」

 

 

 

そしてプリキュア達はゲートを使い、響達の元に向かった。

 

 

その頃響達は・・・

 

 

「くっやはりシンフォギアでは、ノイズしか倒せないのか?立花と違い」

 

 

「ほうっ立花響お前のギアは、降魔やメガビョーゲンを浄化することが出来るのか?」

 

 

「そうだよ。ワイズマンお前に隠していても知られるし教えるよ」

 

 

「ならば追加だ。出でよ、降魔兵器そしてメガ降魔」

 

 

 

そしてワイズマンが新たな戦力を召喚した直後・・・

 

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

 

「「届け!」」

 

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

そしてワイズマンが出した増援の降魔とメガ降魔はプリキュア達の技により全てが浄化されたのだった。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響達の前に現れたワイズマン2

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

 

「「届け!」」

 

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

そしてワイズマンが出した増援の降魔とメガ降魔はプリキュア達の技により全てが浄化されたのだった。

 

「あ、皆来てくれたんだ」

 

 

「響さん二課の人達の任務を続けてください」

 

「わかったよグレース。了子さん翼さん行きましょう」

 

「いいのね響ちゃん?」

 

「ええ、構いませんよ了子さん」

 

響がそう言うと、了子が車を出す。

 

 

「ちょっ立花良いのか?あの子達はお前の仲間なのだろう?」

 

翼の乗る車も響と了子の車と同様に動き出す。

 

 

「旦那ここは私が残る。旦那は輸送任務の方を頼む」

 

 

「しかし奏」

 

 

「私には響や紫藤直哉の言う世界の流れを守ると言う意味がよくわからない事もあったが、今回流れを変えようとする者が言ったあの女と言う言葉を聞いて私達の行動の結果次第で、私達も彼女達の敵になるかもしれないと言うのがわかったよ」

 

 

 

「・・・そうだな」

 

「だけど、私達の行動が決められた事だけを、紫藤直哉は求めているわけでなく。響のギアにしろ異世界の件にしろ本当なら教える必要が無い筈だ」

 

 

「確かにな」

 

 

「だが私達3人には、教えてくれた。だから私は語られる事の出来ない戦いだから見ておきたいんだ」

 

 

「そうか・・・」

 

 

 

「やれやれ私は、グワイワルを連れて帰りたいだけなんだかな」

 

「仕方ない出てこい夜叉」

 

 

!!

 

 

「お呼びでしょうかマスター」

 

 

ワイズマンの体内から夜叉が出て来た。

 

 

「げ、何なんだあいつは」

 

 

「まあワイズマンもグレースと同じ事が出来たんですね」

 

 

「「ちょっアースあれは違うからね」そうですよ。僕とグレースさんはあんな主従関係じゃないですよ」

 

 

「フフ、わかってますよ」

 

 

「すまないが、夜叉プリキュア達の相手を頼むぞ」

 

 

「はっお任せくださいマスター」

 

 

そしてワイズマンはその場から消えた。

 

 

 

「久しぶりねキュアグレース。あの時以来ね」

 

 

「夜叉」

 

「そうか、ならば出てこい夜叉」

 

 

ワイズマンがそう言うとワイズマンの体内から夜叉が出てきた。

 

 

!!

 

 

「「「「「「「「「「なっ」」」」」」」」」

 

 

「およびですかわが主ワイズマン」

 

「夜叉よお前に命令する。拘束を逃れているあの2人を帝国華撃団の前で殺せ」

 

「了解しました」

 

 

 

「グレースさんラビリン。レ二さんとアイリスちゃんを助けます」

 

 

「「了解」ラビ」

 

 

「ぷにシールド」

 

 

「2人は殺させないよ。夜叉」

 

 

「ほう、やはりこちらに来ていたか、紫藤直哉と守護者のキュアグレースよ」

 

 

「「ワイズマン」」

 

「今度こそお前達を殺してやる」

 

「私達は死なない。フォンテーヌ、スパークル、アース夜叉は任せて、3人は残りの敵をお願い」

 

「「「了解」」了解しました」

 

 

「行くぞ、キュアグレース」

 

 

「破邪剣征・桜花放神」

 

「直哉君行くよ」

 

「はい」

 

「「破邪剣征・桜花放神」」

 

「そうだったな。お前も霊力を持っていたな。キュアグレース」

 

そして2つの破邪剣征・桜花放神のぶつかりによって爆発が起こった。

 

「うおおお」

 

「きゃあああ」

 

その時、響達の所でも爆発が起こり、デュランダル輸送任務自体が中止になった。

 

そして謎の少女も、フィーネ側から追放されたのだった。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

デュランダル輸送任務中止後

「うーんここは」

 

「あ、グレース起きたのねよかった」

 

 

「あ、ちゆちゃんここは?」

 

「ここはホテルの中よグレース」

 

「どうして私プリキュアのままなの?」

 

 

「グレース覚えてる?貴女が夜叉との戦いを?」

 

 

「うん」

 

 

「今度こそお前達を殺してやる」

 

「私達は死なない。フォンテーヌ、スパークル、アース夜叉は任せて、3人は残りの敵をお願い」

 

「「「了解」」了解しました」

 

 

「行くぞ、キュアグレース」

 

 

「破邪剣征・桜花放神」

 

「直哉君行くよ」

 

「はい」

 

「「破邪剣征・桜花放神」」

 

「そうだったなお前も霊力を持っていたな。キュアグレース」

 

そして2つの破邪剣征・桜花放神のぶつかりによって爆発が起こった。

 

「うおおお」

 

「きゃあああ」

 

「その後の事は覚えてないんだけど」

 

 

「あのねグレースあなたが、プリキュアのままなのは直哉君が治療中なのよ貴女の体内でね」

 

 

「え、直哉君が」

 

 

「そう、ほぼ同時に起きた2つの事が原因でね」

 

「1つは夜叉との戦いの爆発と、もう1つは響さんの暴走による直哉君の肉体への反動のダメージによってね」

 

 

「そんな直哉君は大丈夫なの?」

 

 

グレースがちゆに聞く。

 

「それは安心して直哉君のダメージはグレースの体内で順調に回復してるから。ただ2人分のダメージを軽減出来なかったからね」

 

「そうなんだ。それより響さんの暴走ってだいじょうぶなの?」

 

「それは響さんの意図的によって起きた事だから」

 

 

「ああ、そうしないといけない流れでしたんだ」

 

「そういう事よ」

 

「じゃあ、響さんと未来さんは?」

 

 

「喧嘩別れ中よ」

 

 

「え、まさかそこまでしてるの」

 

 

「喧嘩しないとクリスさんと未来さんが会わないとまずいみたいよ」

 

「成る程」

 

その頃二課では・・・

 

 

「まさかこんな事になるとはな。響君が暴走したとはいえデュランダルが覚醒しかけるとは」

 

「司令立花は大丈夫なんですか?」

 

「ああ、彼女は気がついてここを出たのだ」

 

!!

 

「あれだけのケガをしているのにここを出たのですか?」

 

 

「そうだ、翼響君が持つガングニール・シャドーには、響君の肉体を治療する機能も付いていたんだ」

 

 

「何ですって」

 

 

「そう言えば、翼奏はどうした?」

 

 

「あ、奏は消えた立花を追いかけています」

 

 

「そうか俺達もガングニール・シャドーにあんな機能があるとは思わなかったが」

 

 

その頃響は・・・

 

 

「さてと予定通りに未来と喧嘩したし、後は未来がクリスちゃんを見つけてフラワーに行ってればいいけど・・・その前に奏さんをどうにかしないと」

 

 

「やっと見つけたぞ響。まだ傷が完治してないんだから出歩くなよ」

 

 

「ああ、言ってませんでしたね、私のギアガングニール・シャドーには奏者が受けたダメージをも自動的に治療してくれるので、二課での治療は不要ですよ」

 

「何だと!!ギア自身が治療してくれるのか?」

 

「そうですよ以前直哉君から聞いてると思いますけど、ガングニール・シャドーは奏者を自分で決めると」

 

 

「ああ」

 

ギアが選んだ奏者にはギア自身も最大限協力してくれるんですよ。奏者が動けない状況にならないようにね」

 

 

「だからもう私の体は、完治してるんですよ」

 

 

響と奏が話している頃未来は・・・

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

未来と迷子前編

「確かこの辺に・・・いた」

 

 

輸送任務の翌日未来は学校を休む事となった。その理由はフィーネが捨てた少女を助けたからだ。

 

 

「よかったよ、同じ場所にいてくれて」

 

 

そう言って未来は少女をフラワーの2階に運ぶ。

 

 

「おばさんすみません急に2階の部屋を借りて」

 

「良いわよ気にしないで、未来ちゃん。未来ちゃんの連れて来た子もわけありでしょ?」

 

「はい」

 

 

「しかしこのご時世に道端で倒れるなんてね」

 

そしてフラワーの店長は未来に2階を自由に使っていいと言って、お店の開店準備の為に1階に降りていく。

 

 

その頃グレース達は・・・

 

 

「それでちゆちゃん。これから私達はどうするの?」

 

 

「とりあえず直哉君の治療がある程度すまないと、どうしょうも出来ないわね、トワさんやレイさんも通信を繋げない位だから」

 

 

「ええ――」

 

「恐らくトワさんはシンフォギア世界に、関わりたくないみたいだし」

 

 

「そうなんだ」

 

 

「ええ、直哉君の治療が終わるまでは、未来さんと響さんに動いて貰うしかないわね」

 

その時ひなたとアスミが部屋に来た。

 

「ああ、グレース起きたんだね。よかったよ」

 

 

「そうですね、今、直哉の治療を早める為にプリキュアのままなんですよね」

 

 

「そうみたいだけど、恥ずかしいな」

 

「そんな事無いですよ、のどかも響も、雨宮さくらさんも守護者としてやってますよ」

 

 

「アスミちゃん」

 

「私も色々娯楽と言う物を桜花さんに教えて貰いましたね」

 

「へえ、そうなの」

 

 

「ちなみに、教えて貰ったのは?」

 

 

ひなたがアスミに聞く。

 

「そうですね、サッカーとか、釣りですね」

 

「「「え、釣り」」」

 

「確かに釣りも娯楽と言えばそうだけど・・・直哉っちのお母さんしぶ過ぎる選択が」

 

「でもアスミの事を考えれば釣りと言うのも悪くないわよ」

 

 

「確かに、人に見られる可能性が低いもんね精霊と言う部分は」

 

 

グレース達が話している頃未来は・・・

 

 

「うーんここは?」

 

 

「あ、起きたよかった」

 

 

「お前は融合症例の友人の・・・どうして私を助けた?」

 

 

「それは、あんな所で倒れている貴女がいたからかな」

 

 

「そうか、なら私はもうすぐ剣のシンフォギアのいる所の連中が来るな」

 

 

「ああ、それってもしかして、響が協力してる人達の事?」

 

 

「ああ、そうだ」

 

 

「その人達なら来ないよ」

 

 

「はあ、どういう事だよそれ」

 

「実はね、私と響は貴女が戦っていた組織とは別の組織に所属してるの?」

 

「その組織の目的は貴女が持つ物を奪う為に向こうと協力してるわけじゃないよ」

 

 

「その出来事が起きないと困るからね」

 

 

「何なんだよそれ?」

 

「じゃあ、あの立花響はその出来事を起こす為に奴等に協力してるのか?」

 

「そうだよ」

 

 

「凄いなそこまで自分の意思を貫くとは」

 

 

「まあ、響だしね」

 

 

「それって褒めてるか」

 

「うんそうだよ」

 

ウ――ウ――

 

その時警報が鳴った。

 

 

「何だこの音は?」

 

「?知らないのこれはノイズ発生警報だよ」

 

!!

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

未来と迷子後編

「ノイズだと!!まさかフィーネが私を始末する為に、ノイズを送り込んだのか?」

 

「お前は逃げろ、ノイズの目的は私だ」

 

 

「まだ駄目だよ、貴女の名前を教えて?私は小日向未来だよ」

 

「う、私は雪音クリスダ文句ねえよな?」

 

「うん気をつけてねクリスちゃん」

 

「たくっお前と立花響と言い、変な奴だな?」

 

 

「変じゃないよ。私と響はクリスちゃんを敵なんて思ってないよ。だってクリスちゃんは、優しい人だから」

 

「なっ恥ずかしい事言うんじゃねえよ」

 

 

「そんな事言っている暇があるんなら避難しろよ」

 

 

「はいはい、クリスも気をつけてね」

 

 

「ああ」

 

 

そして未来とクリスは、別れた。

 

 

 

その頃二課では・・・

 

「司令大変です。突如市街地に大量のノイズとフライト型ノイズが出現しました」

 

 

「何だと、翼出撃だ」

 

 

「はい叔父様」

 

 

「奏にもこちらに戻るよう指示を送れ」

 

 

「はい」

 

 

「しかし何でこのタイミングでノイズが出てくる?」

 

「こんな市街地に、何があると言うのか?仮にノイズを操れる手段があるとしても」

 

 

時を少し戻して、響と奏は・・・

 

 

「ああ、言ってませんでしたね、私のギアガングニール・シャドーには奏者が受けたダメージをも自動的に治療してくれるので、二課での治療は不要ですよ」

 

「何だと!!ギア自身が治療してくれるのか?」

 

「そうですよ以前直哉君から聞いてると思いますけど、ガングニール・シャドーは奏者を自分で決めると」

 

 

「ああ」

 

ギアが選んだ奏者にはギア自身も最大限協力してくれるんですよ。奏者が動けない状況にならないようにね」

 

 

「だからもう私の体は、完治してるんですよ」

 

「だからと言って消えるんじゃねえよ。心配するだろ?」

 

 

「ああ、そちらの機密情報は取ってないですから安心してください」

 

 

「そういう事を心配してねえよ。私は響の事が・・・」

 

 

!!

 

「すいません奏さんにはそれ以上言ってほしくないんで、本来の世界の事を思い出すので」

 

 

「ああ・・・わかった。と言うかなんて殺気を飛ばすんだよ響の奴」

 

 

「なあ、響お前は私達を恨んでるのか?」

 

 

「ええ、恨んでますよ」

 

!!

 

「まあ、コンサート会場で偶然シンフォギアの欠片を入れられた事ではなく、生存者狩りを無視した事にですけど」

 

 

「たまたま貴女達のコンサートに行った人達を聖遺物の起動実験に使い結局大半の人が死んだのは逃げる際の混乱で死んだ人が多いのに、それを公表すると聖遺物の事まで世間にばれるのを避ける為に二課のお得意の情報操作されて私の家族はバラバラになっているんですから」

 

 

「響・・・」

 

「そして呪いの言葉によって私は死ねなかったですよ。私は翼さんと奏さんのユニットの歌は好きでもない時でしたから」

 

 

 

「成る程な響にしてみれば当たり前か、私達によって普通の生活を奪われたようなものだよな」

 

 

ウ――ウ――

 

 

!!

 

「ノイズが出るのか?」

 

 

その時二課から奏に連絡が来た。

 

 

「奏さん市街地にノイズが現れたので、至急こちらに戻ってください」

 

 

「ああ、わかったよあおいさん」

 

 

そう言って奏は二課に戻った。

 

 

「さてと、私はクリスちゃんの所に行こう」

 

 

響もそう言って行動を開始した。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

雪音クリスと紫藤直哉1

市街地で3人のシンフォギア奏者が偶然に共闘している頃・・・

 

プリキュア達がいるホテルでは紫藤直哉の治療が終わっていた。

 

 

「あの皆さん僕がいない間どこまで進みました?」

 

 

そしてちゆが直哉に説明した。

 

 

「成る程クリスさんが、フィーネ側から抜けたんですね」

 

 

「そうみたいよ直哉君」

 

暫くして・・・

 

 

「ただいま直哉君」

 

直哉達のいるホテルに響が来た。

 

 

「あれ、響さんどうしてこちらに?」

 

 

「直哉君ごめん。クリスちゃんに、異世界の人間て事がばれちゃった」

 

 

「成る程そうなんですね。まあ問題は無いですよ響さん」

 

 

「それでクリスさんが僕に会ってみたいと言ってるんですね」

 

 

「うん、最初は私もクリスちゃんを二課に託して帰ろうとしたら・・・」

 

 

クリスちゃんが響がここに所属してるなら手伝うと言って」

 

 

「成る程、クリスさんは響さんの強さに興味と言うか憧れた可能性がありますね」

 

「ええ――」

 

 

「それってやっぱり」

 

「よう、初めましてだな融合症例、悪いがお前を捕獲させて貰うぜ」

 

「何で私を狙うの?」

 

「お前の体とギア話欲しがる奴がいるんだよ覚悟しろよ」

 

 

「いやだよ、私のギアと体は誰にも渡さないよ」

 

 

「だったら仕方ねえ実力行使だ。お前の仲間は暫く来ないぞ」

 

 

そう言って謎の少女が響に攻撃をする。

 

「え・・・」

 

「フン」

 

「がああああ。何が起きた?フィーネの情報だと、戦いは素人の筈だ」

 

謎の少女は響の攻撃を受け、吹き飛ばされた。

 

「くそ、フィーネの野郎何が簡単な仕事だよ行けノイズども奴を取り押さえろ」

 

謎の少女がノイズに命令するが・・・

 

「フン」

 

響が、1体のノイズを撃破すると他のノイズもすべてがノイズがほぼ同時に撃破された。

 

 

「なっ馬鹿な奴は1体にしか攻撃してないのに全てのノイズがやられたんだ」

 

謎の少女にとっては信じられない事態を響が、起こしていた。

 

「これが原因?」

 

「でしょうね」

 

 

「やっぱり――」

 

 

「響さん落ち着いて、ガングニール・シャドーの許可を出したトワにクリスさんの件の責任は、あるので気にしないで」

 

 

「本当?」

 

「ええ」

 

 

「ああ、良かった。クリスちゃんを連れて来る羽目になったけど許して」

 

「「「ええーー」」」

 

 

のどか達は響の言葉に驚く。

 

 

「はあ、仕方ありませんね響さん。弦十郎さんにいいように使われてますね。弦十郎さん貴方も大人なんですから、いくらクリスさんの情報を得るためとはいえ、こういう事はやめてくださいね」

 

 

二課では・・・

 

 

「ぐっばれていたのか」

 

 

!!

 

 

「司令大変です。立花響ちゃん達ホテルにいる筈のメンバー全員の反応が消えました」

 

 

「そうか・・・政府が彼等の情報を得ようとした事を直哉君は知っていてうごいたか」

 

 

「この件に関しては世界各国が動き過ぎたな」

 

 

「やはりあの時の事が原因でですか?」

「ちょっ立花良いのか?あの子達はお前の仲間なのだろう?」

 

翼の乗る車も響と了子の車と同様に動き出す。

 

 

「旦那ここは私が残る。旦那は輸送任務の方を頼む」

 

 

「しかし奏」

 

 

「私には響や紫藤直哉の言う世界の流れを守ると言う意味がよくわからない事もあったが、今回流れを変えようとする者が言ったあの女と言う言葉を聞いて私達の行動の結果次第で、私達も彼女達の敵になるかもしれないと言うのがわかったよ」

 

 

 

「・・・そうだな」

 

「だけど、私達の行動が決められた事だけを、紫藤直哉は求めているわけでなく。響のギアにしろ異世界の件にしろ本当なら教える必要が無い筈だ」

 

 

「確かにな」

 

 

「だが私達3人には、教えてくれた。だから私は語られる事の出来ない戦いだから見ておきたいんだ」

 

 

「そうか・・・」

 

 

 

「やれやれ私は、グワイワルを連れて帰りたいだけなんだかな」

 

 

「ああ、あれにより世界各国が異世界の敵対組織同士の戦いを実際に見たからな」

 

 

「そして彼等もその事を知りこちらで話すより彼等の世界で話した方が良いと言う判断をしたのだろう」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

雪音クリスと紫藤直哉2

すこやか市の森林公園・・・

 

 

「さてここなら話せますね貴女が、雪音クリスさんですね」

 

「ああ、そうだ一体ここはどこなんだ?」

 

 

「ここは僕達の仲間の世界の1つです。雪音クリスさんにとっては異世界となりますね」

 

!!

 

「異世界だとーー」

 

「そうです。貴女の世界シンフォギア世界でこれから話す事は少し危険なのでこちらに移動しました」

 

「成る程、私がフィーネ側にいた事を知られるのを避ける為か?」

 

「いえ、違いますよクリスさん」

 

 

「何?」

 

 

「別に僕達はクリスさんやフィーネ側との関係がばれても問題は無いんですよ」

 

「じゃあ何で私もここに連れて来た?」

 

 

「それは、未来さんがこう言ったからですね」

 

 

「お前は融合症例の友人の・・・どうして私を助けた?」

 

 

「それは、あんな所で倒れている貴女がいたからかな」

 

 

「そうか、なら私はもうすぐ剣のシンフォギアのいる所の連中が来るな」

 

 

「ああ、それってもしかして、響が協力してる人達の事?」

 

 

「ああ、そうだ」

 

 

「その人達なら来ないよ」

 

 

「はあ、どういう事だよそれ」

 

「実はね、私と響は貴女が戦っていた組織とは別の組織に所属してるの?」

 

「その組織の目的は貴女が持つ物を奪う為に向こうと協力してるわけじゃないよ」

 

 

「その出来事が起きないと困るからね」

 

 

「何なんだよそれ?」

 

「じゃあ、あの立花響はその出来事を起こす為に奴等に協力してるのか?」

 

「そうだよ」

 

「こういう形で、僕達の事を知る人はいますのでそれについては問題ないのですけど、シンフォギア世界の国の政府が良からぬ事をする可能性があったのでこちらで話しますね」

 

 

「良からぬ事だとそれはどういう意味なんだ?」

 

「あのままシンフォギア世界でこれから話す事を云った場合クリスさんは、全世界の国から捕まえるように指示を出されるように、なっていた可能性があるんです」

 

 

「クリスさんのして来た事も、全て僕達特殊遊撃部隊のせいに事実を曲げられて、シンフォギア世界で起きるノイズの被害も全て異世界からの侵略と公表されるのを避ける為です」

 

 

「馬鹿なまがりなりにも、響達が侵略をするなら既に侵略されるだろ?私達の世界は?」

 

 

「ええ、現時点では1つの国を堕とすのにさほど時間はいらないですね。武力では」

 

「ですが、デュランダル輸送任務の時のように僕達の敵対する者達がはっきり貴女達の前に出たらどう思いますか?」

 

 

「あ、確かにそうだなお前達を知る者たちはこの世界を守る為と理解するだろうが、それを知らなければ両社とも侵略者と考えられるかも知れないな」

 

 

「それに、シンフォギア世界に現れた僕達の敵が出たので、仕方が無い部分もありますが、シンフォギア世界には衝撃だった筈ですよね」

 

 

「確かに、響のシンフォギアもああいう怪物が相手なら納得したよ」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊が消えたシンフォギア世界では・・・

フィーネの館では・・・

 

「フフ、クリスは紫藤直哉の部隊と共に世界を超えたか、ならば塔を完成させる前に、害虫を駆除するか」

 

「立花響とついでに二課の奏者と戦う前にな」

 

「うん、その前にこの館に来た連中を歓迎しなければな」

 

そしてフィーネは動き出す。

 

 

 

その頃二課では・・・

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

 

「「届け!」」

 

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

そしてワイズマンが出した増援の降魔とメガ降魔はプリキュア達の技により全てが浄化されたのだった。

 

二課のメンバーはワイズマンとプリキュア達の映像を見ていた。

 

「「相変わらずすげえよな」ええ、そうね私達より年下なのに、チームワークは良いわね」

 

 

「そうだな」

 

「だが、あの男ワイズマンと言ったか?奏」

 

「ああ、あいつはひとめで見て、怪物だとわかったよ。ノイズや降魔やメガビョーゲンだっけ、そいつを一度に出現させたんだからな旦那」

 

 

「ああ、それは俺達も直接見たからな。正直響君のガングニール・シャドーは過剰戦力と思っていたが、敵が複数の戦力を同時に使役するとはな」

 

 

「本当ですね、それに私はあれが気持ち悪かったですよ」

 

そう言ってあおいが映像を流す。

 

 

「やれやれ私は、グワイワルを連れて帰りたいだけなんだかな」

 

「仕方ない出てこい夜叉」

 

 

!!

 

 

「お呼びでしょうかマスター」

 

 

ワイズマンの体内から夜叉が出て来た。

 

 

「げ、何なんだあいつは」

 

 

「まあワイズマンもグレースと同じ事が出来たんですね」

 

 

「「ちょっアースあれは違うからね」そうですよ。僕とグレースさんはあんな主従関係じゃないですよ」

 

 

「フフ、わかってますよ」

 

 

「すまないが、夜叉プリキュア達の相手を頼むぞ」

 

 

「はっお任せくださいマスター」

 

 

そしてワイズマンはその場から消えた。

 

 

「「「確かに気持ち悪いな」」」

 

 

「しかしよ、旦那これでこの世界の連中は異世界の多安宅威を認知したんだろ」

 

 

「ああ、そうだだが、俺達のように彼等の事情を知らない連中は、異世界の戦争に巻き込んだ国が一番わるい、そんな国は滅べなんて言われてるがな」

 

「まあ、シンフォギアに関しては秘密に出来てるがな、彼等の存在が世界の目を逸らしてくれる形となっているな」

 

 

「何なんだよ、それ響や直哉達が悪者じゃねえか」

 

 

「そうです。伯父様彼等は私達の代わりに世界の為に戦ってくれた恩人ですよ」

 

「それはわかっているが、政府からの通達でな彼等が再び来たら捕獲しろダそうだ」

 

!!

 

 

「まじかよ」

 

「ああ、防衛大臣からの通達だ」

 

「取り消しは出来ねえのか?」

 

「無理だ某絵大臣や政府が変わらなければ」

 

 

「そんな」

 

その頃すこやか市にいる直哉達は・・・

 

 

 

「成る程ね、そんな事が起きてしまったのね」

 

 

のどかと直哉は、のどかの部屋でトワとレイに連絡を取っていた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2人の神と緊急の話し合い

「成る程ねシンフォギア世界でワイズマンがね」

 

「ええ本人はグワイワルを連れて帰ると言って夜叉を置いて行きましたけど」

 

 

 

「すまないが、夜叉プリキュア達の相手を頼むぞ」

 

 

「はっお任せくださいマスター」

 

 

そしてワイズマンはその場から消えた。

 

 

 

「久しぶりねキュアグレース。あの時以来ね」

 

 

「夜叉」

 

「今度こそお前達を殺してやる」

 

「私達は死なない。フォンテーヌ、スパークル、アース夜叉は任せて、3人は残りの敵をお願い」

 

「「「了解」」了解しました」

 

 

「行くぞ、キュアグレース」

 

 

「破邪剣征・桜花放神」

 

「直哉君行くよ」

 

「はい」

 

「「破邪剣征・桜花放神」」

 

「そうだったな。お前も霊力を持っていたな。キュアグレース」

 

そして2つの破邪剣征・桜花放神のぶつかりによって爆発が起こった。

 

「うおおお」

 

「きゃあああ」

 

その時、響達の所でも爆発が起こり、デュランダル輸送任務自体が中止になった。

 

「成る程な、それでこの戦いが原因でシンフォギア世界での活動に支障が出ると思って戻って来たんだなのどかと直哉」

 

「「はいそうです。レイさん」」

 

「トワどうするんだ?このままだとルナ・アタックまで進めんぞ」

 

 

「そうね、直哉響はどうしてるの?」

 

「響さんはクリスさんと共にすこやか市内を見てますね」

 

 

「そうなのね」

 

「ならシンフォギア世界行くのやめなさいな」

 

 

「「「ええーー」」」

 

 

「何言ってるんですかトワ、そんな事出来るわけないでしょう」

 

 

直哉がトワに言う。

 

「ならこれを見なさい直哉」

 

 

そう言って、トワがシンフォギア世界の映像を見せる。

 

 

 

「しかしよ、旦那これでこの世界の連中は異世界の多安宅威を認知したんだろ」

 

 

「ああ、そうだだが、俺達のように彼等の事情を知らない連中は、異世界の戦争に巻き込んだ国が一番わるい、そんな国は滅べなんて言われてるがな」

 

「まあ、シンフォギアに関しては秘密に出来てるがな、彼等の存在が世界の目を逸らしてくれる形となっているな」

 

 

「何なんだよ、それ響や直哉達が悪者じゃねえか」

 

 

「そうです。伯父様彼等は私達の代わりに世界の為に戦ってくれた恩人ですよ」

 

「それはわかっているが、政府からの通達でな彼等が再び来たら捕獲しろダそうだ」

 

!!

 

 

「まじかよ」

 

「ああ、防衛大臣からの通達だ」

 

「取り消しは出来ねえのか?」

 

「無理だ某絵大臣や政府が変わらなければ」

 

 

!!

 

「「そんな馬鹿な」」

 

 

「この状況で特殊遊撃部隊として、行けると思う?」

 

 

「・・・それは」

 

 

「とりあえず向こうが特殊遊撃部隊を敵としてもしくはただの戦力として見ている以上私とレイはシンフォギア世界の方に行かせるなんて事はしないから」

 

 

「でも物語が変になりませんか?」

 

「その辺はフィーネ側に動きがあるから大丈夫よ」

 

「「ええ――」」

 

「とにかく特殊遊撃部隊はすこやか市で待機よ」

 

 

「「わかりました」」

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

立花響と雪音クリス前編

直哉とのどかが2人の神と話している頃響とクリスは・・・

 

 

「まじかよ美味すぎるだろこのお菓子みたいな物」

 

 

「うんこのすこやか饅頭は私も初めて食べた時衝撃を受けたからね」

 

「だよな、私達の世界じゃ饅頭と言えば、年配の人が好きなイメージだが、これならどの年代でも行ける気がするぜ」

 

 

「そうだよね。すこやか饅頭は美味しいよね」

 

 

「あれ響さん」

 

「あ、ひなたちゃん」

 

「響さん達は、すこやか市を観光中ですなの?」

 

「そうだよ。ひなたちゃん」

 

 

「響この子は?」

 

「ああ、クリスちゃん。ひなたちゃん自己紹介良いかな?」

 

 

「はい、私は平光ひなたです。よろしくですクリスさん」

 

 

「ああ、私は雪音クリスだよろしくな」

 

 

「響ひなたも特殊遊撃部隊の関係者なのか?」

 

 

「うんそうだよ、と言ってもクリスちゃんが初めてすこやか市に来たからそのサポートに来て貰ったんだよ」

 

 

「そうですよ。面白い所を知ってるんで」

 

「成る程現地のガイドを手伝っているのか?偉いな」

 

 

「ありがとうございます」

 

 

「でも確かにこういうサポートは嬉しいな」

 

 

そして響とクリスとひなたは、すこやか市内を見て回り始めた。

 

 

 

「なあ響良いか?」

 

「何ニャトラン?」

 

直哉達とトワとレイの話し合いが終わったぞ」

 

「そう・・・なんて言ってた」

!!

 

「「そんな馬鹿な」」

 

 

「この状況で特殊遊撃部隊として、行けると思う?」

 

 

「・・・それは」

 

 

「とりあえず向こうが特殊遊撃部隊を敵としてもしくはただの戦力として見ている以上私とレイはシンフォギア世界の方に行かせるなんて事はしないから」

 

 

「でも物語が変になりませんか?」

 

「その辺はフィーネ側に動きがあるから大丈夫よ」

 

「「ええ――」」

 

「とにかく特殊遊撃部隊はすこやか市で待機よ」

 

 

「「わかりました」」

 

 

「ニャトランそれ本当なの?」

 

 

「シンフォギア世界の政府達が、特殊遊撃部隊を侵略者として見てるの?」

 

 

「どうやらそのようだワイズマンが来たせいで、こちらも余裕がなかったからな」

 

 

「その辺は直哉も仕方ないと思ってたらシンフォギア世界の方で、俺達とワイズマンとグワイワルが、侵略者として各国が世間に言ったみたいだぞ」

 

 

「成る程、確かにこのままだと、シンフォギア世界での流れが悪い方向に行きそうだね」

 

「だからフィーネが、防衛大臣を殺すまでこちらで待機なんだね」

 

 

「そうみたいニャン」

 

「わかったよニャトラン」

 

 

「おーい響なにやってんだよおいて行くぞ」

 

「あ――待ってよクリスちゃん」

 

 

響とクリスは、観光を続けるのだった。

 

 

その頃シンフォギア世界では・・・

 

 

「何だと!!防衛大臣が、殺されただと?本当かあおい」

 

「はい、昨日の夕方に何者かに殺されたみたいです」

 

 

「報道関連はどうなっている?」

 

 

「政府がストップをかけています。まだ、異世界関連で盛り上がっていますからね」

 

 

「まさかと思うが、政府はこの件も彼等にするつもりか?」

 

 

「そうね、政府にとって防衛大臣が死んだのは、彼等のせいにした方が都合がいいからね」

 

「「了子」了子さん」

 

「大丈夫なのか?」

 

 

「ええ、この通りと言いたいけど響ちゃんのガングニール・シャドーでなければ私は死んでたでしょうね」

 

 

「そうかそう言う意味では、俺達は響君達に恩を仇で返す形となったな」

 

 

「そうね、残念ながらね」

 

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

立花響と雪音クリス後編

花寺家・・・

 

「直哉私達はこれからどうするんですか?」

 

 

アスミが直哉に聞く。

 

 

「この状況で特殊遊撃部隊として、行けると思う?」

 

 

「・・・それは」

 

 

「とりあえず向こうが特殊遊撃部隊を敵としてもしくはただの戦力として見ている以上私とレイはシンフォギア世界の方に行かせるなんて事はしないから」

 

 

「でも物語が変になりませんか?」

 

「その辺はフィーネ側に動きがあるから大丈夫よ」

 

「「ええ――」」

 

「とにかく特殊遊撃部隊はすこやか市で待機よ」

 

 

「「わかりました」」

 

「とりあえずトワとレイさんが、シンフォギア世界とは暫く離れた方が良いと言うので、すこやか市でゆっくりしますよ」

 

 

「そうなのですね」

 

 

「ええ、ですからこの際春の陸用大会までやるそうですよ」

 

「トワの計画では」

 

「「成る程」」

 

 

「確かに、私達の夏休みで行う筈だった春の陸上大会をやる前にシンフォギア世界に行ったしね」

 

 

「ええ、だからちょうどいいやて言ってました。けど今回は融合世界のみの方だけをするみたいです」

 

 

「もう一つのすこやか市では、少し後にするみたいですね春の陸上大会を」

 

 

「確かにその方が落ち着いてやれるね、でも、シンフォギア世界に再び行けたとしてどうするの?」

 

 

「そこは響さんとクリスさん次第ですね」

 

 

その頃響とクリスとひなたは・・・

 

 

「うん、やはりここは異世界とは思えねえな。違う点はシンフォギアが無い事とノイズがいない事だな」

 

 

「うんそうだけどね・・・」

 

「うんどうした響?」

 

「クリスちゃんあれを見て」

 

 

!!

 

 

「何でこっちにもノイズがいるんだよーー」

 

 

「あはは、詳しい説明は後でするから」

 

 

「おう、そうだな」

 

 

そして響とクリスは、シンフォギアを纏いすこやか市に現れた2体の通常型のノイズを撃破した。

 

 

「お疲れ様響さんとクリスさん」

 

 

「ありがとうひなたちゃん」

 

 

「おいおい、ひなたノイズは怖くないのかよ?」

 

 

「ううん、本当に怖いのは別にいるからね」

 

 

「ひなたお前根性あるな」

 

「さてと、クリスちゃんとひなたちゃん紫藤直哉さんの所に行くよ。ノイズが出た事を伝えに」

 

 

「おう」

 

「はい」

 

そして3人はのどかの家に向かった。

 

 

 

「おいこれはどういう事だよ?紫藤直哉何でこちらにもノイズがいるんだよ」

 

 

「ああ、そう言えばクリスさんに説明をしてませんでしたね」

 

「僕達の住む世界は複数の世界が集まり、1つの世界として誕生したのが、この融合世界です」

 

「融合世界だと・・・」

 

 

「そうです。現状特殊遊撃部隊が移動出来る範囲は融合世界内部だと中心世界とプリキュア世界とシンフォギア世界の3つですけど、友好的な世界も含めると5つは行けますね」

 

 

「現状はと言ったな今後も行ける所が増えるのか?」

 

「はい、どのタイミングで増えるかはわかりませんけど」

 

 

「そうなのか?」

 

 

「はい」

 

「なあ、私がお前達の部隊に入る事は出来るのか?」

 

クリスが直哉に聞く。

 

 

「え、クリスさん特殊遊撃部隊に入りたいんですか?」

 

のどかがクリスに聞く。

 

 

「ああ、私がシンフォギア世界に戻るまでの間だけだけどな」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

クリスの提案とトワのからの連絡

「現状はと言ったな今後も行ける所が増えるのか?」

 

「はい、どのタイミングで増えるかはわかりませんけど」

 

 

「そうなのか?」

 

 

「はい」

 

「なあ、私がお前達の部隊に入る事は出来るのか?」

 

クリスが直哉に聞く。

 

 

「え、クリスさん特殊遊撃部隊に入りたいんですか?」

 

のどかがクリスに聞く。

 

 

「ああ、私がシンフォギア世界に戻るまでの間だけだけどな」

 

「クリスさんの特殊遊撃部隊に入る事は、僕の許可があれば出来ますけど」

 

 

「響さんとクリスさんがこちらに来る前にトワから連絡がありフィーネが最終決戦の準備を整えたとの事です」

 

「ええ――もう動いたのかよ」

 

「まあ多少シンフォギア世界にとって誤算だったのがフィーネがこちらの立花響とガングニール・シャドーに対して興味を持っていた事ですね」

 

「成る程な、フィーネにしてみれば、あの戦いの後に起きた事が許せなかったようですね」

 

「響さんとクリスさんトワが送ってくれた映像があるんですけど見ますか?」

 

「うん」

 

「ああ」

 

 

そして直哉は映像を再生した。

 

 

 

「しかしよ、旦那これでこの世界の連中は異世界の戦いを認知したんだろ」

 

 

「ああ、そうだだが、俺達のように彼等の事情を知らない連中は、異世界の戦争に巻き込んだ国が一番わるい、そんな国は滅べなんて言われてるがな」

 

「まあ、シンフォギアに関しては秘密に出来てるがな、彼等の存在が世界の目を逸らしてくれる形となっているな」

 

 

「何なんだよ、それ響や直哉達が悪者じゃねえか」

 

 

「そうです。伯父様彼等は私達の代わりに世界の為に戦ってくれた恩人ですよ」

 

「それはわかっているが、政府からの通達でな彼等が再び来たら捕獲しろダそうだ」

 

!!

 

 

「まじかよ」

 

「ああ、防衛大臣からの通達だ」

 

「取り消しは出来ねえのか?」

 

「無理だ某絵大臣や政府が変わらなければ」

 

 

映像終了・・・

 

 

「「・・・」」

 

「まあ、仕方ねえよな。あんな戦いを見て、どちらとも自分達の脅威になるかわからねえからな」

 

 

「うん、各国の政府としたら両方が自分達の敵と言う形の方がいろんな意味でコントロール出来るしね」

 

 

「だな。だがそれをフィーネが嫌ったんだな」

 

 

「そういう事になります。そしてこれがフィーネが行動を起こした後の二課の様子となります」

 

 

「何だと!!防衛大臣が、殺されただと?本当かあおい」

 

「はい、昨日の夕方に何者かに殺されたみたいです」

 

 

「報道関連はどうなっている?」

 

 

「政府がストップをかけています。まだ、異世界関連で盛り上がっていますからね」

 

 

「まさかと思うが、政府はこの件も彼等にするつもりか?」

 

 

「そうね、政府にとって防衛大臣が死んだのは、彼等のせいにした方が都合がいいからね」

 

「「了子」了子さん」

 

「大丈夫なのか?」

 

 

「ええ、この通りと言いたいけど響ちゃんのガングニール・シャドーでなければ私は死んでたでしょうね」

 

 

「そうかそう言う意味では、俺達は響君達に恩を仇で返す形となったな」

 

 

「そうね、残念ながらね」

 

 

「響さんどうしますか?」

 

 

「私は・・・」

 

「難しいよな、お前達の目的の為にはシンフォギア世界に行かないといけないが、行ったら行ったで、侵略者として言われるしな」

 

「クリスちゃん」

 

「だが、響のしたいようにすればいいと思うぜ」

 

!!

 

 

「それでは改めて聞きます。立花響さん特殊遊撃部隊のこれからの行動はどう動きますか?」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響の答え

「特殊遊撃部隊のこれからの行動は・・・すこやか市にこのまま残り残っているイベントを消化してからフィーネとの決戦に行きます」

 

 

「おいおいそんな悠長な事で良いのか?」

 

「ええ、そこは響さんの答えとしてトワとフィーネに中継してましたから」

 

「「了解よ響」承知したぞ融合症例の立花響お前とクリスが来るまで計画は中断する」

 

 

「ありえねえだろフィーネとお前達が繋がっているなんて」

 

 

「違うわよクリス。立花響達は最初からこういうスタンスだ」

 

 

 

「奏さんは降魔蝶を見てますよね、この世界では蝶は、私達が倒すべき敵なのですよ。特殊遊撃部隊のね」

 

 

「特殊遊撃部隊、それが響君達の部隊名なのか?」

 

 

「はい、そうですよ弦十郎さん。後了子さん私に関してですけど検査とかガングニール・シャドーに関する情報を渡すことは拒否しますから」

 

 

「ええ――響ちゃんお願いよーー」

 

 

「駄目ですよ。あと貴女の真の姿の事も知ってますけど、バラしますよ?」

 

!!

 

了子は、響の小声で言った言葉に驚く。

 

「何故私の事を知っている小娘」

 

 

「私は、これからこの世界で起こる事を既に知ってますので」

 

 

「何だと!!貴様は未来を知ってるのか?」

 

「知ってますよ。私達の部隊の目的がその世界のあるべき流れを守るのが仕事なんですから」

 

「ですから、私はフィーネとしてあった時二貴女を倒す事が出来ましたが、それは本来の流れではないんで」

 

 

「そうか・・・ならお前達は私の計画を潰す気はないんだな?」

 

 

「特殊遊撃部隊としては無いですよ。ただこの世界に立花響と言う存在がいないとそれはそれで困るんですよ」

 

 

「成る程お前は代役と言う事か?」

 

 

「そう言う事です。弦十郎さん、そろそろ帰っていいですか?正式に二課との協力体制になった事を伝えに行きたいので」

 

 

「何だよそれは、特殊遊撃部隊の連中は、最初から私やフィーネの行動を知りながら動いてたのかよ」

 

 

「そういう事よクリス」

 

「彼等の誤算だったのはデュランダル輸送任務の時ね」

 

「そうですね。フィーネ僕達も世界全体で僕達特殊遊撃部隊ヲ捕獲する動きになるとは思いませんでしたよ」

 

 

「まあ、その辺は対処済みだから気にするな」

 

 

「はいありがとうございます。フィーネ」

 

 

「お礼を言われても困るんだが・・・」

 

 

「あはは、別にいいじゃないフィーネ」

 

「黙れトワ!!」

 

 

「おお、怖いそれじゃあ私とフィーネは中継を切るわね」

 

 

そしてトワとフィーネとの中継は切れた。

 

 

「本当にいいの?響さん」

 

 

のどかが響に聞く。

 

 

「いいよのどかちゃん。急遽私達の件でちゆちゃんの止まっている陸上大会をやってほしいからね」

 

「のどかさんここは響さんの言葉に従いましょう」

 

 

「うん」

 

 

「それじゃあ響このじゃんけんに負けた方がすこやか饅頭を奢るてのはどうだ?」

 

「いいよクリスちゃん」

 

 

「2人ともいい意味ですこやか饅頭の虜ですね」

 

 

「そうだね」

 

「さて、のどかお姉ちゃん早く行かないと学校に遅れるよ」

 

 

「あ、そうだけど直哉君もだよ」

 

 

「僕は、欠席届を既に出しているので」

 

 

「ええ――聞いて無いよ」

 

そしてのどかは慌てて学校に向かった。

 

 

「さてと、響さんが作ってくれた時間で、まずは薫ちゃんから行くかな」

 

 

そう言って直哉は薫の部屋に向かった。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

薫と直哉1

今回の話には以前こちらでも投稿していた作品サクラ大戦来訪者は私の幼馴染の中で登場していたクロスオーバー作品の1つである魔法少女リリカルなのはの世界についての話が出ます。

ご了承下さい。


コンコン

 

「はい誰ですか?」

 

「直哉だけどいいかな?薫ちゃん」

 

 

「はい良いですよパ・・・直哉さん」

 

薫にそう言われ、直哉が薫の部屋に入る。

 

 

「薫ちゃんその様子だと、まだ慣れないのかな?」

 

「ごめんなさい」

 

 

「いや、謝らなくていいよ薫ちゃん」

 

「ただ、少し教えてくれないかな?」

 

「何をですか?」

 

 

「君達が生まれた世界と友好的だった世界確かミッドチルダだったかな?」

 

 

「どうしてミッドチルダについて知りたいんですか?」

 

「それは・・・僕もちゃんと飛鳥ちゃんや薫ちゃん達の世界を知る必要が出来たからね、確かに今までは僕は君達にパパと言われても他人と思っていたんだ。ごめんね」

 

 

「いえ、仕方ないですよ。私も飛鳥ちゃんも、まさかパパの生まれ変わりが、紫藤直哉ではないとは思いませんでしたし」

 

 

「直哉さんが私達やミッドチルダについて知ろうとしたのはあれが原因ですか?」

 

薫が直哉に聞く。

 

 

「うんそうだよ」

 

「どうやらママに記憶の上書きが始まりましたね」

 

 

「そのようだね」

 

「でもパパは時が来るまで私達の事は忘れませんよ」

 

 

「え、どういう事」

 

「パパともう1人の紫藤直哉さんは記憶の部分は共通なので」

 

 

「つまり今回の出会いによって僕と直哉さんにありえない繋がりが出来たかも知れないの?」

 

「それは、あるかもしれないけど違うよパパ。直哉さんの世界の帝都はパパ達の世界をアレンジしていると言う事だよ」

 

 

「あくまでも帝都はね」

 

「成る程ね、僕と直哉君にはそう言う部分での繋がちはあるんだね」

 

「ただパパみたいにあちらの直哉さんは米田健二達との繋がりは無いから」

 

 

「成る程僕や真宮寺直哉君みたいに使命かされてないんだね」

 

 

「そういう事だよ」

 

 

「しかし、さっきまで僕達の娘だったのにごめんね飛鳥ちゃんと薫ちゃん」

 

 

「いえ、気にしないで下さい。紫藤直哉さんこれで私達も決断出来ましたから」

 

 

「あ、2人とも・・・」

 

「僕は、あの時まで飛鳥ちゃんと薫ちゃんが家族だった者達から忘れられていく2人を見てねせめて融合世界の中でも君達の知る世界の話をしても良いように、知りたいんだ」

 

 

「薫ちゃん、良いかな?まずミッドチルダについて教えて欲しい」

 

「・・・わかりました。私達の世界については一部ジェミニさんの時代で直哉さんとプリキュアの皆さんが見たと思いますが」

 

「あ、待ってよ直哉君」

 

 

「さくらちゃん急いであの女の子を助けないと」

 

 

そして直哉が少女に近づくと・・・

 

 

「嫌---来ないでスターライト・ブレイカー」

 

 

「うわああああ」

 

 

直哉は、少女にトラウマを植え付けられた」

 

 

「直哉君大丈夫」

 

 

「貴女いきなり何するの?」

 

 

 

そしてフェイトの幻覚では・・・

 

「フェイトちゃん」

 

「貴女は、誰?どうして、私の名前を知ってるの?」

 

「フェイトちゃん」

 

「私は、お母様の命令で貴女を殺しに来たの、貴女が死ねばこの世界は、お母様の物になるの」

 

!!

 

「プレシアさんが生きてるの?」

 

!!

 

 

「何で貴女お母様の名前を知ってるの?」

 

(もしかしてこのフェイトちゃん、PT事件前のフェイトちゃんみたい)

 

 

「カンナさんここは、私に任せてください」

 

「いけるんだな、なのは?」

 

「はいカンナさん」

 

「行くよフェイトちゃん、ディバインバスター」

 

「フォトンランサーファイアー」

 

二人の魔法がぶつかり激しい音と光が、幻想的に見えた。

 

「すげえ」

 

 

「ああ、もしかして幻術にかかった時の事?」

 

 

「そうです。そしてジェミニさんの世界で紫藤なのはと真宮寺フェイトの本名は、高町なのはとフェイト・テスタロッサといい、その2人が本来ならミッドチルダと関りを持つはずだったんですが、ミッドチルダが存在する世界にはロストロギアが存在します」

 

 

「ロストロギア?」

 

「はい、ロストロギアにも様々な能力があるんですよ」

 

 

「例えばどんな能力があるんだい?」

 

 

「そうですね例えば、タイムスリップしたり別の並行世界に移動出来たり、それとは逆に別世界から呼び寄せたりするアイテムがありますね」

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

薫と直哉2

今回の話には以前こちらでも投稿していた作品サクラ大戦来訪者は私の幼馴染の中で登場していたクロスオーバー作品の1つである魔法少女リリカルなのはの世界についての話が出ます。

ご了承下さい。


「成程、ロストロギアかそんな危険な物がある世界と君達のお父さんの世界が関りを持ったのは、偶然だったんだね」

 

 

「ええ、ですがミッドチルダに存在する時空管理局と言う組織にとっては高町なのはが、私達のお父さんの世界に干渉した事が許されない行為だったようですね」

 

 

それは何故?」

 

「それは・・・」

 

薫が話し出す。

 

 

 

「ごめんください」

 

 

「こちらに高町なのはさんはいますか?」

 

「はい、すいませんけど高町なのははいませんが」

 

売り子である高村椿が、応対している。

 

 

「変ですね」

 

「母さん違うよ、すみません。高町ではなく紫藤なのははこの劇場にいますか?」

 

「ああ、支配人の妹さんの事ね、いるわよ」

 

 

「あ、丁度来たみたいだね」

 

「やっぱり、リンディさんと、クロノくんかあ」

 

 

「なのはさん!!」

 

「なのは」

 

「良かったわ、なのはさんが見つかって、さあ帰りましょう」

 

「なのは?」

 

「・・・嫌、私帰らない。この世界にずっといたい」

 

「!!なに言い出すんだ、なのは?なのはの帰りを待つ、家族がいるのに?」

 

「もう私は、高町なのはじゃない、紫藤直哉の妹紫藤なのはだからーーー」

 

そう言って、なのはは2階に上がった。

 

「リンディさんでしたね、支配人室で、話をしませんか?」

 

「ええ、そうですね、なのはさんがお世話になった、あなた達には伝えないと、いけませんからね」

 

4人は、支配人室に向かった。

 

支配人室・・・

 

 

「改めて紹介しますね、僕は紫藤直哉。この劇場の支配人をしています」

 

「そして彼女が、真宮寺さくらです」

 

「私はリンディ・ハラウオンです」

 

「そして、息子のクロノ・ハラウオンです」

 

「どうも」

 

4人は、それぞれ自己紹介をした。

 

「それで、貴女達は、なのはとどういう関係なんでしょうか?」

 

 

「私達は、なのはさんと同じ職場で働いてる者です」

 

「ええーーなのはちゃん。まだ14才ですよ、そんな歳で働かせるなんて」

 

「別に、僕達の世界では当たり前だが」

 

さくらが強い口調で言うと、クロノが反論した。

 

「さくらちゃん、落ち着いて」

 

「でも、直哉君」

 

「いいから任せて」

 

 

「クロノもですよ」

 

「母さん」

 

「それで、なのはを無理やり連れて行くんですか?」

 

「当たり前だ、そうしないと、僕と母さんが、こんな所にまで来た意味がない」

 

クロノはそう言い切った。

 

「成る程、それでも言う事を聞かないのなら、魔法で強制連行を考えてるね、クロノ君

 

 

!!

 

!!

 

リンディとクロノは直哉の言葉に驚きを隠せないでいた。

 

「それともう一つ確認しますが、貴方たちは、もしかして時空管理局と言う組織の一員じゃないですか?」

 

「確かに、私達は、時空管理局に所属しています。でも何故、直哉さんがその事を知ってるんですか?」

 

「なのはから聞きました。貴女方が来る前に」

 

「成る程」

 

「僕達の意見としては、なのは本人が帰りたいというのなら、問題はないんですが、本人の意思を無視するのなら、僕達は家族を守ります」

 

「そうですか、わかりました」

 

クロノ今日は帰りましょう」

 

「しかし母さん」

 

「この一件で、迎えに来たクロノという少年はお父さんとお母さんや帝国華撃団に襲い掛かる事もありましたね、黒鬼会と手を組んだりしていたみたいです」

 

 

「勿論その当時の記録は、ミッドチルダには残されていませんでした」

 

 

「それは何故?」

 

「時空管理局にとって都合の悪い記録だからですよ」

 

 

そして薫が話を続ける。

 

「何故君達は僕達の邪魔をする?僕達は犯罪者を連行したいだけなのだが」

 

「君は直哉達が犯罪者とでも言うのか?」

 

「ああ、そうだ、彼らはことごとく、僕達の邪魔をしたからな、逮捕して、我等の手駒として死ぬまで、使うのさ。そこにいる哀れな人形フェイトのようにな」

 

「クロノ君貴方どうして、そんなことが出来るの?」

 

なのはがクロノに問いかける。

 

「高町なのは、僕は君を絶対許さない、そして君が、この世界で大切にしている者を僕は、壊す事に決めたのだから」

 

 

!!

 

「そ、そんな」

 

(それじゃあお兄ちゃんやさくらさんがこんな事になったのは私のせい)

 

 

「それは絶対に違うでなのはちゃん」

 

その時上空からやって来たのは、八神はやてと、守護騎士の4人だった。

 

「はやてちゃん」

 

「はやて何故勝手に出てくるんだ」

 

「嘘、はやてちゃんまさか・・・」

 

「ごめんななのはちゃん、うちはまだ管理局の一員なんよ」

 

「まあいい出てきた以上、仕事をしてもらうぞはやて」

 

「わかっとる、ヴィータなのはちゃんに攻撃するんや」

 

「あいよはやて、覚悟はいいか紫藤なのは、兄妹仲良く管理局のペットになれよ」

 

「いやそれだけは絶対に嫌、フェイトちゃんも、お兄ちゃんもお姉ちゃんは私が守るもん」

 

!!

 

 

「ヴィータ今や」

 

「おう」

 

「スターライト・・・ブレイカーーーーー」

 

ヴィータは上手くなのはの背後を取り、スターライトブレイカーの射線上にクロノを入れた。

 

 

「なッしまったーーーーー己はやてまでもが裏切るとは覚えておけよ」

 

そう言いながらクロノタチ管理局全員撤退した。

 

「なっクロノと言う少年が、人を操り君達の両親を襲ったのか?」

 

「ええ、時空管理局にとって最大の汚点となったんですよ。クロノと言う存在を消したいからですね」

 

 

「成程ね、時空管理局にとってはクロノと言う少年は存在してほしくない人物になっていたんだ」

 

 

「そして私達が生まれた直後私達は、時空管理局が再編されたミッドチルダに住むことになったのです。復讐者に堕ちた紫藤直哉によって私達の両親が殺されたからです」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

薫と直哉3

今回の話には以前こちらでも投稿していた作品サクラ大戦来訪者は私の幼馴染の中で登場していたクロスオーバー作品の1つである魔法少女リリカルなのはの世界についての話が出ます。

ご了承下さい。




「時空管理局の最大の汚点と言う事件から君達が生まれるまでに君達の両親は色んな尽力をしてたんだね」

 

 

「ええ、私も飛鳥ちゃんも今やっと両親のした事の凄さを知ったので」

 

「その辺は仕方ないよ、2人共生まれてなかったんだから」

 

「それはそうなんですけどね」

 

「そして私達は、ミッドチルダで生まれ、私は飛鳥ちゃんと一緒に高町なのはの家族として生活をしていました」

 

「そうなんだ、君達がミッドチルダで生まれた理由は、ブルーが君達の両親を殺そうとしているのがわかってたの?」

 

「どうやらそのようですね。そして1週間後私達はミッドチルダで両親は帝都で暮らす事となり、両親はそれからすぐに殺されたそうです」

 

 

「そうだったのか」

 

「それじゃあ君達は実の両親と暮らした記憶も無いんだね」

 

「ええ、ありません」

 

 

「私達の中にある古い記憶は、私達の世界を守る為に過去の世界の両親を守る為に、タイムスリップした事ですね」

 

 

「君達もかなり苦労してるんだね」

 

「ありがとう薫ちゃん。色々教えてくれて、それに過去の紫藤直哉がどういう事を体験したのかもわかったからね」

 

 

「いえ、私の方もすみません。直哉さんには直哉さんの生活があるのに、私達が無理やり父親にしてしまって」

 

 

「あ、うん僕個人的には真宮寺さくらさんには恋愛感情は無いから」

 

「あ、そうだったんですね」

 

 

「うん、自分生きられるなら、帝都じゃなくすこやか市で残りの人生を暮らせたらいいなと思ってるよ。1人でね」

 

「薫ちゃんや飛鳥ちゃんを否定するつもりじゃないけど僕は融合世界の為存在と考えてるから誰かと結婚や、自分の子供を作ると、面倒な事を子供に押し付ける事になると考えたら僕は1人の方が良いと思わない?」

 

 

「・・・まあ、世界に余計な混乱を与えないと言う事を中心に考えると直哉さんの言ってるのは正しいと思いますけど、人としては最低ですね」

 

 

「なっ!!」

 

「直哉さん今までの事件や事故を全てを直哉さん1人の力で解決しました?」

 

 

「それは・・・」

 

「誰かの力を借りて解決したのなら、関わった人達は少なくとも直哉さんを一人にはしないと思いますよ」

 

 

「それに私と飛鳥ちゃんは、のどかお姉ちゃんから、16番目のプリキュア世界での時の事を聞いてますよ」

 

 

「あの時の私達と直哉さんは、他人だったのに体調を壊すほど私達を助けようとしてくれたんでしょう?」

 

「それは・・・」

 

 

「でも結果的には君達2人を助けたのは、ルオゾールだよ」

 

 

「おおおお、ヴォルクルス様多少は違う所がありますが、ヴォルクルス様に間違いありませんね」

 

「うん、ヴォルクルス様の中に異物がありますね3つほど・・・いや2つだけ邪魔ですから排除しましょう」

 

そう言ってルオゾールは、ヴォルクルスの中にある飛鳥と薫のやる気をヴォルクルスの中から排除した。

 

それに伴い飛鳥と薫は、直哉達とブルーが想定外の仕方で復活するのだった。

 

 

「確かに結果だけを見れば直哉さんの言う通りルオゾールですけど」

 

 

「特殊遊撃部隊の皆が、16番目のプリキュア世界に来てなかったら直哉さんの叔父さんによってあの世界はもっと酷い事になっていたと思いますよ」

 

 

「確かにそれは否定出来ないけど」

 

 

「だから直哉さんが私達の為に来てくれたと言う事だけで嬉しかったですよ」

 

 

「薫ちゃん」

 

 

その頃のどか達は・・・

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

学校での3人

すこやか中学のお昼休み中・・・

 

「ねえ、のどか本当に良いの?春の陸上大会までいても?」

 

「うん良いよちゆちゃん。トワさんもフィーネさんも納得してるし」

 

 

「でも大会まで1週間以上あるわよ」

 

「うん、だからだと思うよちゆちゃんが万全の状態で大会に臨めるようにそして、クリスさんの為にこちらでの時間を長くしたんじゃないかな?」

 

 

「「成程」」

 

「でも、やっぱりあれは納得できないよ」

 

「ひなたちゃん」

 

 

そして3人は思い出す。

 

 

「ああ、そうだだが、俺達のように彼等の事情を知らない連中は、異世界の戦争に巻き込んだ国が一番わるい、そんな国は滅べなんて言われてるがな」

 

「まあ、シンフォギアに関しては秘密に出来てるがな、彼等の存在が世界の目を逸らしてくれる形となっているな」

 

 

「何なんだよ、それ響や直哉達が悪者じゃねえか」

 

 

「そうです。伯父様彼等は私達の代わりに世界の為に戦ってくれた恩人ですよ」

 

「それはわかっているが、政府からの通達でな彼等が再び来たら捕獲しろダそうだ」

 

!!

 

 

「まじかよ」

 

「ああ、防衛大臣からの通達だ」

 

「取り消しは出来ねえのか?」

 

「無理だ某絵大臣や政府が変わらなければ」

 

 

「まさか、ワイズマンや夜叉から守ったのに侵略者として扱われるなんて」

 

「だがひなた俺達は、シンフォギア世界からしては異世界人だぜニャン」

 

 

「そうだとしても納得できなーい」

 

 

「そうね、ひなたの気持ちもわからなくは無いわね」

 

「ちゆっち」

 

「私だって、あんな風に言われて怒らないのは何も知らない人達に言われるよりきついわ」

 

「きついのはわかるけど、僕達よりきついのは直哉じゃないペン?」

 

 

「「あ」そうね」

 

「ぺギタンの言う通りね、直哉君の方が私達よりショックを受けているかもね」

 

 

「どのみち、シンフォギア世界の途中の話は最後まで関わるのでしょう?のどか」

 

 

「うんそれはね、まさかこんな形で中断するとは思ってなかったけど」

 

 

「でも、ちゆちゃんとひなたちゃん。私達がシンフォギア世界の人達だったら、今私達が言っているのは、信じられるかな?」

 

 

「それは・・・難しいわね恐らく一般人には、そう言う情報はある程度操作されているだろうし」

 

「そっか、それで直哉っちはすこやか市に戻って来たんだ」

 

 

 

「恐らくね、あのままシンフォギア世界にいたら、戦争に近い事がシンフォギア世界と特殊遊撃部隊との間で起きる可能性もあったしね」

 

 

「確かに二課にも私達や響さんを捕まえるように言ってたわね」

 

 

「流石にそんな邪魔はされたくないよね」

 

 

「「確かに」」

 

「「だから直哉とトワさんとレイさんはすこやか市で残っているイベントを優先させたラビね?」

 

 

「恐らく後薫ちゃんの件もあるからだと思うよ」

 

「「成程」」

 

 

その頃すこやか饅頭を買いに街に向かった響とクリスは・・・

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

すこやか市を散策しながらクリスは見る前編

すこやか市内に出かけた響とクリスは・・・

 

「本当にこの世界は平和だな」

 

 

「まあね、ノイズはたまに出るけどシンフォギア世界より低い確率だしね」

 

「やっぱり二課の連中といるより響達について来たのは正解だったな」

 

 

「どうして?」

 

 

「私は、フィーネに助けられたお礼にフィーネの計画を手伝っていたにすぎないんだが、そんな時響が私のターゲットとなった。だが私はあれを見て後悔をしたんだ」

 

 

クリスはその時を思い出す。

 

 

 

「よう、初めましてだな融合症例、悪いがお前を捕獲させて貰うぜ」

 

「何で私を狙うの?」

 

「お前の体とギア話欲しがる奴がいるんだよ覚悟しろよ」

 

 

「いやだよ、私のギアと体は誰にも渡さないよ」

 

 

「だったら仕方ねえ実力行使だ。お前の仲間は暫く来ないぞ」

 

 

そう言って謎の少女が響に攻撃をする。

 

「え・・・」

 

「フン」

 

「がああああ。何が起きた?フィーネの情報だと、戦いは素人の筈だ」

 

謎の少女は響の攻撃を受け、吹き飛ばされた。

 

「くそ、フィーネの野郎何が簡単な仕事だよ行けノイズども奴を取り押さえろ」

 

謎の少女がノイズに命令するが・・・

 

「フン」

 

響が、1体のノイズを撃破すると他のノイズもすべてがノイズがほぼ同時に撃破された。

 

 

「なっ馬鹿な奴は1体にしか攻撃してないのに全てのノイズがやられたんだ」

 

謎の少女にとっては信じられない事態を響が、起こしていた。

 

「何なんだよ本当にこいつは、バケモンかよ」

 

 

「あはは、ごめんねクリスちゃん。あれでも手加減したんだよ」

 

 

「あれで手加減レベルかよ、まあワイズマンとかふざけたレベルの相手をしてりゃ強くなるか」

 

「あはは」

 

「しかしお前のギアガングニール・シャドーはすげえな。ノイズだけじゃなくワイズマンが召喚した。謎の怪物にも効いてたしな」

 

 

「ああ、降魔とメガビョーゲンの事?」

 

 

「ああ、そうだ」

 

 

「クリスちゃん今いるこの世界の敵が、メガビョーゲンだよ」

 

 

「何――この世界にあの怪物達の1つがこの世界にいるのかよ?」

 

 

「そうだよクリスちゃん。正確にはビョーゲンキングダムと言う所から地球を病気にする為にメガビョーゲンを使ってるんだよビョーゲンズがね」

 

「はあーーー地球を病気にするだと――」

 

「一体地球を病気にして何の意味があるんだよ?」

 

 

「それは、ビョーゲンズが、人が風邪をひく時と同じようなウイルスという立場になるんだよ」

 

「何だと!!それでは、ビョーゲンズが星を病気にする何らかの要因を作り出すのかよ?」

 

 

「クリスちゃん正解だよ。でもこれ以上は専門家に聞いた方が良いよ」

 

 

「専門家だと」

 

「そうだ。それじゃ行くよクリスちゃん」

 

 

「おい待てよ響」

 

 

そして、響とクリスはすこやか中学に向かう。

 

 

その頃のどか達は・・・

 

 

「次ちゆちゃん飛ぶよひなたちゃん」

 

 

「そうだねのどかっち」

 

のどかとひなたはちゆのハイジャンプの練習を見学していた。

 

「あ、響達ラビ」

 

その時ラビリンが響とクリスを見つけた」

 

「え、あ本当に響さんだ」

 

 

そう言ってのどかとラビリンは響とクリスの元に向かった。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

すこやか市を散策しながらクリスは見る中編

のどかと響達が合流する前・・・

 

「おいおいいいのかよ、ここ学校だぞ?」

 

「うん良いよ。今の時間ならメガビョーゲンに詳しい人達はこの学校にいるから」

 

「そういう事じゃねえよ私達が無断で入っていいのかよ?」

 

 

「ああ、そっちの心配ね大丈夫だよ。クリスちゃんここの学校の先生達は特殊遊撃部隊の事を知ってるから」

 

「はあーーー」

 

 

「流石クリスちゃんの声でのどかちゃんが気づいてくれたよ」

 

 

「響さんとクリスさんどうして私達の学校に来たんですか?」

 

 

「あのね、のどかちゃんクリスちゃんもシンフォギア世界でメガビョーゲンを見てるからメガビョーゲンについて、少し説明してくれるかな?主にプリキュアの方の説明を」

 

 

「ええ――でもとりあえず直哉君に連絡を取って良いですか?説明をするにしてもちゆちゃんは部活ですし、アスミちゃんは直哉君と居ますし」

 

 

「確かにプリキュア4人が集まれる時の方が良いね」

 

 

時を少し戻して・・・

 

 

「それに私と飛鳥ちゃんは、のどかお姉ちゃんから、16番目のプリキュア世界での時の事を聞いてますよ」

 

 

「あの時の私達と直哉さんは、他人だったのに体調を壊すほど私達を助けようとしてくれたんでしょう?」

 

「それは・・・」

 

 

「でも結果的には君達2人を助けたのは、ルオゾールだよ」

 

 

「おおおお、ヴォルクルス様多少は違う所がありますが、ヴォルクルス様に間違いありませんね」

 

「うん、ヴォルクルス様の中に異物がありますね3つほど・・・いや2つだけ邪魔ですから排除しましょう」

 

そう言ってルオゾールは、ヴォルクルスの中にある飛鳥と薫のやる気をヴォルクルスの中から排除した。

 

それに伴い飛鳥と薫は、直哉達とブルーが想定外の仕方で復活するのだった。

 

 

「確かに結果だけを見れば直哉さんの言う通りルオゾールですけど」

 

 

「特殊遊撃部隊の皆が、16番目のプリキュア世界に来てなかったら直哉さんの叔父さんによってあの世界はもっと酷い事になっていたと思いますよ」

 

 

「確かにそれは否定出来ないけど」

 

 

「だから直哉さんが私達の為に来てくれたと言う事だけで嬉しかったですよ」

 

 

「薫ちゃん」

 

ピピ

 

その時直哉の携帯が鳴った。

 

 

「はい直哉です。どうしたんですか?のどかお姉ちゃん」

 

そして直哉はのどかから話を聞いた。

 

「成程、わかりましたそう言う事なら僕が、アスミさんを連れてそちらに行けばいいですね?」

 

「うんお願い、直哉君」

 

そして直哉は携帯の通話を切った。

 

 

「どうしたの?直哉さん」

 

 

薫が直哉に聞く。

 

 

「え、ああ響さんが、のどかさん達に・・・」

 

響さんとクリスさんどうして私達の学校に来たんですか?」

 

 

「あのね、のどかちゃんクリスちゃんもシンフォギア世界でメガビョーゲンを見てるからメガビョーゲンについて、少し説明してくれるかな?主にプリキュアの方の説明を」

 

「そんなお願いをのどかお姉ちゃんにしたみたいですね」

 

「成程、あそうだすこやか中学に行くのなら私と雨宮さくらさんも行って良いですか」

 

「え、良いけどどうしたの」

 

「さくらさんが守護者から外れてから落ち込んでいるので、気分転換して貰おうと思って」

 

「成程ね、でも僕達と行ったら気分転換にならなくない?」

 

 

「その辺は大丈夫です」

 

 

その後直哉はアスミを連れてすこやか中学に行くのだった。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

すこやか市を散策しながらクリスは見る後編

「「お待たせしました皆さん」」

 

「あ、来た来た直哉君とアスミちゃんこっちだよ」

 

 

のどかが、2人の姿を見つけ手招きをする。

 

「おい、響何でメガビョーゲンやビョーゲンズやプリキュアの事を聞くだけなのに何でここまで大ごとになるんだよ?」

 

 

「いいからクリスちゃん見てて」

 

「ああ」

 

 

「皆行くラビ」

 

「「「うん」」」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

 

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」

 

「はっちょっと待て―――響これはどういう事だよ」

 

「クリスちゃん。どうどう落ち着いて」

 

「私は馬じゃねえ――」

 

「「「あはは」」」

 

「これはどういうことでしょうか?私達は響達に呼ばれてきたのですけど」

 

 

「ああ、ごめんねキュアアース。クリスちゃん改めて紹介するね。キュアグレースと、キュアフォンテーヌとキュアスパークルの三人はすこやか中学の学生で、キュアアースに関しては、精霊なんだよ」

 

 

「はあーー精霊だと――少し整理する時間をくれ」

 

「いいよ」

 

 

暫くして・・・

 

 

「つまりこの4人がさっき響が言っていた、ビョーゲンズ達から地球を守る為の存在と言う事でいいのか?」

 

 

「はいそう言う事で良いですよ。クリスさん」

 

「しかしなあキュアグレースだっけお前?」

 

 

「はい」

 

 

「グレースの声響に似てるよな」

 

 

「あ、それ私もわかりますよ。グレースがいない時響さんが来て間違えたことありますから」

 

スパークルがそう言うとクリスがこう言った。

 

「すまねえなうちの響が迷惑をかけて」

 

 

!!

 

「ちょっ何言いだすのクリスちゃん?」

 

 

響が慌ててクリスを止める」

 

「紫藤直哉暫く響の面倒は私が見てやる」

 

 

「え、それって・・・つまり」

 

 

「ああ、フィーネの件が片付いたら、私を特殊遊撃部隊の一員としてくれ」

 

「確かに、響さんの暴走止めれるのならクリスさんは最適でしょうね」

 

 

「なら・・・」

 

「ですけど、この件に関しては僕個人での決定するには、無理なんですよ」

 

「どうしてなんだ?」

 

「それはクリスさんが、あのシンフォギア世界の住人だからですよ」

 

「「「「あ、成程」」」」

 

「いいですかクリスさん僕達のいる融合世界は裏の世界と言われています」

 

「裏の世界とは、どういう事だ?」

 

「原作世界が表の世界と言われています」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

世界と特殊遊撃部隊の事を知るクリス

「ですけど、この件に関しては僕個人での決定するには、無理なんですよ」

 

「どうしてなんだ?」

 

「それはクリスさんが、あのシンフォギア世界の住人だからですよ」

 

「「「「あ、成程」」」」

 

「いいですかクリスさん僕達のいる融合世界は裏の世界と言われています」

 

「裏の世界とは、どういう事だ?」

 

「原作世界が表の世界と言われています」

 

「それがどうしたのか?」

 

 

「そうですねここにいるクリスさんは表の世界のクリスさんの鏡に映る存在と考えますね」

 

 

「ああ」

 

「現状のクリスさんの状態は表の世界のクリスさんからしたら鏡を見ても貴女がいない状態なんですよ」

 

 

「ああ、そうだな私は今、お前達の言うシンフォギア世界にいないからか」

 

「そうですね」

 

「そしてここにいる。グレースさん達にも表の世界がありますが、彼女達の表の世界はある事故により融合世界に隣接する世界となりました現状では」

 

「そんな事があったのか?」

 

 

「ええ、ありましたねですがクリスさんの場合はそう言う特例では無いので、シンフォギア世界内での協力者と言う感じが僕の現状出来る最大の譲歩ですね」

 

 

「そうかわかった」

 

 

「期待に沿えなくてすいません。クリスさん」

 

「いやそう言う事情があるのなら仕方ねえよ。確かに響も積極的に二課の連中と行動をしてなかったのも紫藤直哉の説明と関係するんだろ?」

 

 

「ええ、特殊遊撃部隊の響さんと未来さんはクリスさんとは違う並行世界の2人なんですよ」

 

「そういう事かつまりこいつは代役と言う事なのか?」

 

 

「そうですよ。シンフォギア世界の世界には、立花響と小日向未来の2人がいないのはまずいですので」

 

 

「成程、響お前と戦えるのは私達の世界の立花響が見つかるまでか?」

 

 

「ううん、違うよクリスちゃん。クリスちゃんちゃんも見たよねワイズマンを」

 

 

「ああ」

 

 

「私達の仕事は融合世界の内部の敵がその世界のバランスを崩したりする時に介入したり、外の世界からの侵略に対する対応とかね」

 

「おいおい外からの侵略なんてあるのかよ?」

 

 

「ええありますよ今後増えると思いますよ。確実に」

 

「まじかよ・・・」

 

 

「それってやっぱりあれかな?」

 

 

「ええ、多分ね」

 

 

「うん、ブルーとの繋がりもあったし」

 

 

「16番目のプリキュア世界の敵の事ですね」

 

直哉とクリスの話を聞いていた、プリキュアの4人がそう話す。

 

 

「直哉っちの叔父さんもう戻らないのかな?」

 

 

「正直難しいと思うわ。まなつちゃん達の世界でも自分の意思を持って、敵対してたから」

 

 

「ですが今は、目の前の問題を解決するべきと思いますよ」

 

 

「「「そうだね」」そうね」

 

 

その頃シンフォギア世界では・・・

 

 

「旦那、私達はこれからどうしたらいいんだ?」

 

 

「すまん奏政府の方からは、待機せよの一点張りでな」

 

「何だと!!防衛大臣が、殺されただと?本当かあおい」

 

「はい、昨日の夕方に何者かに殺されたみたいです」

 

 

「報道関連はどうなっている?」

 

 

「政府がストップをかけています。まだ、異世界関連で盛り上がっていますからね」

 

 

「まさかと思うが、政府はこの件も彼等にするつもりか?」

 

 

「まあ、仕方ねえよ防衛大臣が死んでから紫藤直哉達の事に触れると死人が出るようになったからな、それも世界各国の政治家がターゲットのように」

 

 

「そうだな」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

二課とフィーネ

「ミスフィーネ我々にデュランダル輸送任務の時に出た怪物達のデータを渡して貰おうか?」

 

「フフ、お前達に渡した所でお前達には理解できぬよ」

 

「それは、貴女が決める事ではない。データーを渡したまえ」

 

 

「そうか・・・ならば死ね」

 

 

「え、ギャアアア」

 

「ふう、厄介な事を受けたな私は」

 

そう言ってフィーネは、その時の事を思い出す。

 

「特殊遊撃部隊のこれからの行動は・・・すこやか市にこのまま残り残っているイベントを消化してからフィーネとの決戦に行きます」

 

 

「おいおいそんな悠長な事で良いのか?」

 

「ええ、そこは響さんの答えとしてトワとフィーネに中継してましたから」

 

「「了解よ響」承知したぞ融合症例の立花響お前とクリスが来るまで計画は中断する」

 

 

「ありえねえだろフィーネとお前達が繋がっているなんて」

 

 

「違うわよクリス。立花響達は最初からこういうスタンスだ」

 

「あの時はああ言ったが彼女達の言ったイベントがいつ終わるかわからない状態だからな」

 

「まあ、仕方あるまい約束したからな。さて二課にも顔を出さなければ」

 

 

その頃二課では・・・

 

政府の決定事項が二課にも通達があった。

 

奏と弦十郎が話していると一枚の紙が二課に届いた。

 

 

「うん何だその紙?」

 

 

「ああ、政府からの通達だ」

 

「なっ!!親父の奴政府を利用して、ガングニール・シャドーと響君を手に入れる気か」

 

 

「旦那見せてくれ」

 

 

 

「ああ」

 

 

そして弦十郎は奏に通達の紙を見せた。

 

 

!!

 

「何だよこれは、これじゃ特殊遊撃部隊の連中にしたら響を捕まえようとしてる連中と変わらないぜ」

 

「確かにそうだな。だが世界各国は特殊遊撃部隊を敵と見ているようだ残念ながらな」

 

「彼等にしてみれば、俺達の方が悪になるかもしれんな」

 

 

「旦那」

 

 

「あらーー2人でなにしけた顔をしてるのよ」

 

 

「了子」

 

「了子さん」

 

 

「政府の決定に不満がありそうな顔ね」

 

「仕方ないわよ。響ちゃんのガングニール・シャドーだけでも、世界各国が驚愕したのにそのガングニール・シャドーを使っても簡単に倒せない敵が存在すると知ったんだし」

 

 

「それに先手であの話を世界各国に言ったんだから敵と見られても仕方ないわよ」

 

 

「確かにな」

 

 

弦十郎はその時を思い出していた。

 

 

「貴女達は国から立花響とその技術を手に入れろとでも言われていますよね?弦十郎さん」

 

 

「・・・ああ君の言う通りそれに近い事を言われている」

 

「そしてここでの会話も聞かれていると思うので言いますね。変な動きをしようとするすべての国に通達します。立花響に関する全ての情報及び身柄確保を目論む国は、滅ぼしますよ。特に二課のある政府さんは身をもって知ってますよね・・・以上」

 

 

「もしかすると直哉君達は、この世界の悪を暴く為にそういう事していると考えられんか?」

 

「いやそれは無理があるわ。弦十郎君いくら特殊遊撃部隊の任務の為にわざわざ敵になるリスクを選ばないと思うけど・・・まあ、連中もここまでの反応するとは想定外だったようだがな」

 

 

「そうだぜ旦那」

 

 

「どのみち、紫藤直哉達が来ないと話にならねえよ」

 

 

「まあそうなんだが」

 

ビービービービー

 

 

その時リディアン周辺に大量のノイズが現れた。

 

 

「「なっなんて数だ」」

 

「あおい至急翼に連絡を」

 

 

「はい」

 

 

その頃すこやか市にいる直哉達は・・・

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワからの連絡で知った事態

時を少し戻して・・・

 

「ううん、違うよクリスちゃん。クリスちゃんちゃんも見たよねワイズマンを」

 

 

「ああ」

 

 

「私達の仕事は融合世界の内部の敵がその世界のバランスを崩したりする時に介入したり、外の世界からの侵略に対する対応とかね」

 

「おいおい外からの侵略なんてあるのかよ?」

 

 

「ええありますよ今後増えると思いますよ。確実に」

 

「まじかよ・・・」

 

その時トワから直哉に緊急連絡が来た。

 

 

「直哉すまないけど今から、シンフォギア世界に行ってくれない?フィーネの依頼で」

 

!!

 

どういう事ですか?トワ」

 

「ええ、シンフォギア世界に正体不明のノイズがリディアンに出て来たらしいの」

 

 

 

「ええーーそれってカルマノイズじゃないですか?」

 

 

「いえ、カルマノイズでは無いわ」

 

 

「そのノイズが人間から何かを奪うみたいなのよ。炭化はしないみたいだけど」

 

 

「ちょっそれってヤラネーダじゃないですかトワ?」

 

 

「何よヤラネーダって」

 

「トワ貴女16番目のプリキュア世界についての報告書見てないんですか?」

 

「ああ・・・ごめん見てないわ」

 

 

「みてください今すぐに」

 

 

「わかったわよ」

 

そしてトワは映像付きの報告書を見始めた。

 

 

「貴女は誰なの?」

 

 

「私はエルダちゃんよ。お前達の所にいるクラリスお姉さまを返して貰うわよ。出てきてヤラネーダ」

 

 

そう言ってエルダはハンバーガーを媒体にしたヤラネーダを作りヤラネーダによってクラリスはハンバーガーの中に閉じ込められた。

 

「きゃあああ。何なんですかこれはーー」

 

 

「皆行こう」

 

 

「「「うん」」ああ」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

 

「ハンバーガー食べたい!」

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア !」」」」

 

 

「クラリス待っててね必ず助けるから」

 

「はい」

 

 

「成程ねヤラネーダはまなつ達の敵なのね」

 

 

「なら正体不明のノイズはさしずめノイズヤラネーダと言うべきかしら」

 

 

「ノイズヤラネーダですか、安直な名前ですがそれが良いと思いますよトワ」

 

 

ありがとう直哉。とりあえずまなつ達をのどかの家に飛鳥と一緒に送るから直哉はのどかの家にいるメンバーと貴方のそばにいるメンバー全員でもう一度シンフォギア世界に向かって」

 

 

「わかりました」

 

 

そしてトワとの通信は切れた。そして直哉はその場にいるメンバーに伝える。そして一度のどかの家に行きそこでまなつ達と合流したのだった。

 

 

「直哉さん。トワさんから聞きました」

 

 

「シンフォギア世界にヤラネーダが出たんですよね?」

 

「ああ、そうだけど、君達の世界のヤラネーダとは少し違うから気をつけてね」

 

 

「「「「はい」」」」

 

 

「「直哉君準備出来たよ」」

 

 

「ありがとう。のどかさん響さん」

 

 

そして、直哉達はゲートを使い再び、シンフォギア世界に向かった。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新種のノイズ現れる?前編

特殊遊撃部隊が、まなつ達を連れてシンフォギア世界に戻る前のリディアン周辺では・・・

 

 

「うわああ。ノイズだああ皆俺は炭になるんだ―――」

 

「やる気カイシュウ」

 

「うわあ。・・・もう何もしたくない」

 

!!

 

「何だと!!ノイズが人に触れても炭化が起きないだと」

 

 

二課司令室では、ノイズヤラネーダが通常のノイズと違う事に驚きを隠せないでいた。

 

「了子人を炭化にしないノイズの進化は存在するのか?」

 

「いえ・・・私の知る限りそんな事例は無いわね。ただ」

 

 

「ただ、何だ?」

 

「メガビョーゲン等の私達の世界の外から持って来られた技術で、仮に通常のノイズ自体を改造されたのであれば、炭化させないノイズがいても不思議じゃないわね」

 

 

「成程な、ならばシンフォギアでは倒せないと思うべきなのか?」

 

 

「それはわからないわ。ベースは通常のノイズと色が違うだけだから倒せない事は無いと思うけど、注意が必要ね」

 

 

「注意だと」

 

 

「ええ、先程ノイズが人間から奪った何かを取り返すならそのノイズを倒すのは後の方が良いと思うわよ」

 

「あおい翼に連絡をしておいてくれ」

 

 

「はい」

 

「今回の特殊なノイズは人から何かを奪うだけか、メガビョーゲンよりは被害は限定的だな」

 

「ええ、だけど嫌な感じがするのよね」

 

 

「嫌な感じとはどういう事だ了子」

 

 

「それは・・・」

 

 

その頃シンフォギア世界に向かう途中の直哉達は・・・

 

 

「皆さん聞いてください今回シンフォギア世界に現れた新型ノイズはノイズの能力人間を炭化させるの力が無く、ヤラネーダの持つ力があります」

 

 

「「何だって―――」」

 

「「「「「「「「ええーー」」」」」」」」

 

「つまりノイズだけど、シンフォギア単独では倒せないかもなの?」

 

 

響が直哉に聞く。

 

 

「いえ、ベースはノイズのようですからシンフォギアが通じないわけでは無いですが、ただヤラネーダの能力を使われた場合が厄介なんですよね」

 

 

「「ヤラネーダの能力」だと」

 

クリスと響が首をかしげる。

 

 

「この映像を見てください」

 

「天剣・桜吹雪ーー」

 

「アルビトル・ダンフェール」

 

そしてクラリスの叫びと共に、魔法陣から無数の魔導弾が発射された。

 

 

「おおーークラリスさんの技かっこいい」

 

 

サマーがそう言う。

 

 

ヤラネーダヤラネーダ

 

 

 

だが、闇神威型ヤラネーダはその2人の技も跳ね返す。

 

 

「「そんな私たちの技まで」」

 

「いいぞヤラネーダ」

 

「エルダは喜んで闇神威型ヤラネーダに命令をした。

 

 

「ヤラネーダその2人のやる気を奪って私に頂戴」

 

「ヤラネーダ」

 

 

そして・・・

 

 

「「きゃあああ」」

 

 

さくらとクラリスは闇神威型ヤラネーダにやる気を奪われ、2人のやる気はエルダに渡された。

 

 

「「「「ああーー」」」」

 

 

「ありがとうねヤラネーダ」

 

 

そして、エルダは撤退した。

 

「「これは!!」」

 

 

「おいおいまさかヤラネーダの能力は、人間のやる気を奪うのか?」

 

 

「この症状飛鳥ちゃんと薫ちゃんの時に似ている」

 

 

「続いてこれを見てください」

 

 

「さくらさん降魔の方をお願いします」

 

「いい所に来たわねさくら」

 

 

「ええーーあの人何サマー危ないよ」

 

「大丈夫信じて」

 

「ローラ」

 

 

 

「オーライ」

 

 

 

「マーメイドアクアポットサーチ」

 

 

 

「黄色と緑」

 

 

「やる気パワーカムバック」

 

そして2体のヤラネーダからやる気パワーを奪い返した」

 

 

「行くよコーラル」

 

「うんサマー」

 

「ハートルージュロッド」

 

 

 

「プリキュアおてんとサマーストライク」

 

 

「ビクトリー」

 

 

「ちっやるなプリキュアだが、チョンギーレ様のヤラネーダは、もう一体いるぜ」

 

 

「ハートルージュロッド」

 

 

「プリキュアもこもこコーラルディフュージョン」

 

 

「ビクトリー」

 

 

 

「チッ」

 

 

「こういう形で、ヤラネーダから奪われたやる気を取り返す事が出来なければ」

 

「「どうなるの?」どうなるんだよ?」

 

 

「それは二度と奪われた人間は無気力になると思うわよ」

 

「「え、人魚」」

 

 

「そうよ響私は、人魚よ」

 

 

「ええ――」

 

 

「ならやっぱり、今回はローラさんとまなつちゃん達と響さんとクリスさんが、ノイズヤラネーダを浄化するもしくは撃破の戦力となりそうですね」

 

「まなつちゃん達そしてローラさん今回は僕達に力を貸してください」

 

 

「「「「わかりました」」」」

 

 

「良いわよ直哉」

 

「ありがとうございます皆さん」

 

 

「直哉もうすぐシンフォギア世界に着くラビ」

 

「ラビリンありがとう」

 

 

「皆さん着く前に変身してください」

 

 

「「「「了解」」」」

 

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

 

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

 

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

 

「今日も元気だ!」

 

 

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア !」」」」

 

 

「はあ、まなつ達ものどか達のように変身しやがった」

 

 

「へえ、これがまなつちゃん達の変身かあ初めて見た」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新種のノイズ現れる?後編

「皆さん着く前に変身してください」

 

 

「「「「了解」」」」

 

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

 

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

 

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

 

「今日も元気だ!」

 

 

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

「直哉君ゲートを開くよ」

 

 

「了解のどかさん。響さんクリスさんそしてトロピカル〜ジュ!プリキュアの皆さん出撃して下さい」

 

 

「「「「「「了解」」」」」」

 

 

その頃二課では・・・

 

 

!!

 

「司令大変です。未知のゲートがここリディアン周辺に開きます」

 

「何だと!!一体何が来るんだ」

 

「ゲート開きました」

 

 

「今日も元気だ!」

 

 

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

 

「「「はっ」」」

 

 

弦十郎と奏と了子は、唖然とした。

 

ゲート開通後に、そう言いながら現れる少女達を見て。

 

 

「ローラお願い」

 

 

「任せなさい全部取り返してあげるわ」

 

「オーライ」

 

 

 

「マーメイドアクアポットサーチ」

 

 

 

「全部青」

 

 

「やる気パワーカムバック」

 

そして人間のやる気を奪っている全てのノイズヤラネーダローラがからやる気パワーを奪い返した」

 

 

「今よ、響クリス、サマー」

 

「「了解」」

 

 

「行くよコーラル」

 

「うんサマー」

 

「ハートルージュロッド!」

 

「プリキュア!おてんとサマーストライク!」

 

「ハートルージュロッド!」

 

 

「プリキュア!もこもこコーラルディフュージョン!」

 

 

「今だよパパイヤ、フラメンゴ」

 

「ハートルージュロッド!」

 

 

「プリキュア !ぱんぱかパパイアショット!」

 

「ハートルージュロッド!」

 

 

「プリキュア!ぶっとびフラミンゴスマッシュ!」

 

「今だよクリスちゃん合わせて」

 

「おう」

 

プリキュアの浄化技に合わせるように響とクリスがノイズヤラネーダにシンフォギアの力を同時に当て、ノイズヤラネーダを浄化していく。

 

 

「「「「やった、直哉さんの言う通り左側にヤラネーダの力の源があった――」」」」

 

「おいおいまじで私のシンフォギアの力で倒せたぞ。ノイズヤラネーダを」

 

「正確には、ノイズヤラネーダのノイズの力を使われないように同時に攻撃しただけどね」

 

「身も蓋もない言い方はやめろよ響」

 

 

「あはは、ごめんクリスちゃん」

 

「おい、あそこに剣のシンフォギアの使い手がいるぜどうするんだ?」

 

 

「立花」

 

「風鳴翼さん」

 

「またお前達に、助けられたな」

 

「いえ、別に二課に所属する貴女達を助ける為に来たわけでは無いので」

 

「今回こちらに現れたそちらの言い方で言う新型ノイズは、私達特殊遊撃部隊の対象となる敵だっただけですよ」

 

 

「そうか・・・」

 

「さて、翼さん。出会った以上は私達戦いましょうか?」

 

!!

 

「待て立花私は、戦う気はない」

 

 

「何言ってるんですか?私達をシンフォギア世界の世界各国は侵略者と考えているんですよね?」

 

 

!!

 

「だから翼さんは、シンフォギア世界を守る為私と戦わないといけないんじゃないですか?」

 

 

「それは・・・」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ノイズヤラネーダを浄化後の出来事

「そんなに響とやりたくないのなら私とやるかい?」

 

!!

 

「貴様どうして立花達といる?」

 

「成り行きってやつさ。少なくともフィーネに捨てられた私にとっては命の恩人だからな」

 

「クリスちゃん」

 

 

その頃直哉達は・・・

 

 

「サマーとローラさん達お疲れ様です」

 

 

「「「「お疲れ様です直哉さん」」」」

 

「ねえ、直哉ノイズヤラネーダを浄化した後に来た女性は誰なの?」

 

ローラが直哉に聞く。

 

 

「ああ、あの人は風鳴翼さんと言ってねシンフォギア世界では重要な人だよ」

 

 

「「「「「へえーーそうなんだ」」」そうなんですね」」

 

 

「じゃあ何で仲間と戦おうとしてるのよ?」

 

 

「それは、シンフォギア世界の国達が特殊遊撃部隊を侵略者として見てるからだよ」

 

「「「「「ええーー」」」」なんですって――」

 

 

「あ、直哉っち響さんとクリスさんが移動始めたよ」

 

「どうやら二課に呼ばれたようだニャン」

 

「報告ありがとうひなたさんとニャトラン」

 

「それじゃあ、2人が出て来るまで待機で」

 

「「「「「「「「了解」」」わかりました」ラビ」ペン」ニャン」ワン」

 

 

その頃二課に向かった響達は・・・

 

「響君久しぶりだな」

 

「ええ、そうですね弦十郎さん」

 

 

「それに君が雪音クリス君だな。すまなかった」

 

「おっさん一体何謝ってるんだよ}

 

「何!!君は紛争地からこっちに帰国してから何者かに誘拐されたんだぞ我々のミスでだが?」

 

「ああ、あったなそんな事が」

 

その時クリスが一瞬響を見る。

 

 

そして響が首を小さく盾に振る。

 

 

「そんな事だと!!」

 

「ああ、そうだだけど、そのおかげで私はフィーネに出会い彼女からこのシンフォギアを貰えたからな」

 

 

そう言ってクリスがシンフォギアを纏う。

 

「フィーネだと!!その人物がクリス君を使い我々に挑発をしていたのか?」

 

「ああ、そうだ最初の内はそこにいるアーティストの2人に興味を持っていたが」

 

 

「立花響tの登場によってフィーネにとっても興味は立花響になって行ったがな」

 

「くっ敵も私より立花を選ぶのか・・・」

 

「まあ、その気持ちは分かるぜ、立花響は本当に人間なのか疑うレベルだしな」

 

 

「ちょっクリスちゃん」

 

「事実だろ?大体降魔やメガビョーゲンそしてノイズと、誰が3種類の怪物を1つのギアガングニール・シャドーだけで対応してる響に否定は出来ないだろ?」

 

「う、それは・・・」

 

何故かその部屋にいる全員がクリスの言葉に頷く。

 

「それはそうだけど、そんないい方しなくても・・・」

 

「うるせえ、私は裏ましいんだよ」

 

「ああ、成程クリスちゃんこれはあくまでも可能性だけどね」

 

「ガングニール・シャドーと同じ技術を用いた新型ギアに、クリスちゃんが選ばれる可能性があるって言ってたよ直哉君が」

 

 

!!

 

「それは本当か?響」

 

「うん、あくまでも可能性があるだけだから」

 

 

「いやそれでもいい」

 

「くっ」

 

「何で私じゃなく別のクリスなんだよ」

 

暫くして・・・

 

「弦十郎さん改めて聞きますが何故私達を呼んだのですか?ここに」

 

「一応シンフォギア世界の人達にとっては、私達は侵略者の筈ですけど」

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響二課へ行く3

「ああ、話を戻そうか響君。もう一度我々に協力してほしい」

 

「はあ、おっさん何言ってんだお前達は政府の組織だろ?」

 

 

「ああ、だが恥を忍んで頼む響君」

 

そう言って弦十郎は頭を下げる。

 

 

「・・・弦十郎さん。忘れてませんか?直哉君の言葉を」

 

 

「何?」

 

 

「ただ僕や、響さん達が協力するのは国ではなく、二課と言う貴女達なんですよ」

 

「貴女達は国から立花響とその技術を手に入れろとでも言われていますよね?弦十郎さん」

 

 

「・・・ああ君の言う通りそれに近い事を言われている」

 

「そしてここでの会話も聞かれていると思うので言いますね。変な動きをしようとするすべての国に通達します。立花響に関する全ての情報及び身柄確保を目論む国は、滅ぼしますよ。特に二課のある政府さんは身をもって知ってますよね・・・以上」

 

「そう直哉君は言ったはずですよ、弦十郎さん」

 

 

「確かにそう言ってたが・・・結局政府が君達の事を敵と認定しただろう」

 

「それはあくまで、シンフォギア世界の世界各国の政府ですよね決めたのは?」

 

「ああ」

 

「なら、何も変わりませんよ。二課の立場ではこの国の政府に文句を言うには、勇気がいると思うので」

 

「特殊遊撃部隊として協力しているのは、あくまでも二課なのですから」

 

「そうか・・・ならいいんだ」

 

 

「はあーー驚かすなよ響」

 

奏が響に言う。

 

 

「あはは、すみません皆さん。本当にシンフォギア世界の世界各国と決別するのなら、新型ノイズと戦わず静観してますよ」

 

 

「その方が確実に世界は滅びますから人間から活動意欲を奪うノイズによってね」

 

「「「活動意欲だってーー」」」

 

「ええ、そうですよ皆さんは世界が滅びる条件は、人間がいなくなることが、滅びと思ってますか?」

 

 

「「ああ」そうじゃないのか?」

 

 

翼と奏がそう言う。

 

「違いますよ。翼さんと奏さん。人間がいても世界は滅びますよ。この世界の人間から活動意欲・・・つまりやる気を奪われて全てのひとが、怠け者になってしまうんですよ」

 

 

!!

 

 

「そうか、そうなれば人間社会自体が成り立たなくなる」

 

「そういう事ですよ弦十郎さん」

 

 

「成程な皆が怠けたら確かに、特殊遊撃部隊の目的にも支障が出るから私達をシンフォギア世界に戻したのか」

 

「そういう事だよ。クリスちゃん」

 

「そういう事なので私達は、シンフォギア世界も部隊としてたまに来ることがあると思うので、ちゃんと言っておいてくださいね」

 

 

「ああ、わかった」

 

 

「後雪音クリス君の事だが響君。二課で預からせてくれないか?」

 

「雪音クリスさんをですか?」

 

「ああ」

 

 

「まあ、元々雪音クリスさんはこちらの世界の人なので、特殊遊撃部隊としては、雪音クリスさんの意思を尊重します」

 

「そうか・・・どうだろう雪音クリス君」

 

 

「私は、暫く特殊遊撃部隊と共にいたい」

 

「そうか・・・」

 

「いいよな、響?」

 

 

「それが、今のクリスちゃんの答え何だね?」

 

「ああ」

 

 

「わかったよクリスちゃん」

 

その頃直哉達は・・・

 

 

「成程クリスさんはこう言う答えを出したんですね」

 

「でも直哉君。クリスさんはシンフォギア世界の住人よね、特殊遊撃部隊に入れても大丈夫なの?」

 

ちゆが直哉に聞く。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ラテが直哉に伝えた事

その頃直哉達は・・・

 

 

「成程クリスさんはこう言う答えを出したんですね」

 

「でも直哉君。クリスさんはシンフォギア世界の住人よね、特殊遊撃部隊に入れても大丈夫なの?」

 

ちゆが直哉に聞く。

 

 

「ああ、そこはトワに動いて貰っているので、そこは気にしなくて良いと思いますよちゆさん達は」

 

「そうなの?」

 

「僕達が一度すこやか市に戻ってからクリスさんの扱いをどうするか考えてくれていますから」

 

 

その時アスミがラテを連れて直哉のいる所に来た。

 

 

「直哉良いですか?今」

 

「はい、アスミさん何ですか?」

 

「ラテが直哉に言いたいそうで」

 

 

「何かな?ラテ」

 

そう言って直哉が、ラテに聴診器を当てる。

 

 

「直哉大変ラテ、ラテにもよくわからないけど、ゼンゼンヤラネーダがこの世界に現れたラテ浮き輪みたいな形の」

 

 

「「「ええーー何でラテがヤラネーダの存在を感知するの?」」」

 

 

「こんな事ありえません」

 

「浮き輪と言ってたので恐らく、港周辺にゼンゼンヤラネーダがいるかもしれないので、ちゆさんとぺギタンはまなつちゃん達の方に連絡いてください」

 

「「わかったわ」了解ペン」

 

 

「そしてアスミさん。今テレポートは出来ますか?」

 

 

「それは出来ますよ。まなつちゃん達を送ればいいんですよね」

 

 

「ええ、そうですねただ、何故ラテがメガビョーゲンではなくヤラネーダの存在を感知したのかが、気になりますけど」

 

 

「確かにですね」

 

 

「直哉君。アスミちゃんやっぱりラテの言う通りヤラネーダの存在している所が変な空間が出来ているよ」

 

「わかりましたのどかさん」

 

そしてアスミは、風のエレメントの力でまなつ達をゼンゼンヤラネーダのいる所に飛ばしたのだった。

 

 

「うわあ。異世界なのに純粋のゼンゼンヤラネーダだよまなつちゃん」

 

「そうだねさんご」

 

「いったい誰が、ゼンゼンヤラネーダを」

 

「それはわからない」

 

「とにかく変身よ皆」

 

「「「「了解」」」」

 

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」 

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

 

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

 

「今日も元気だ!」

 

 

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア !」」」」

 

そしてサマー達は浮き輪型のゼンゼンヤラネーダと戦い始めた。

 

 

その頃のどか達は・・・

 

 

「「「ええーー私達も変身するの?」」」

 

「はい、ゼンゼンヤラネーダが出て来たあの空間の穴が気になるんですよ。もしかしたら何者かが仕掛けた召喚ゲートかも知れません」

 

 

「ですので、いつも通りのやり方だと全てを浄化するまでに新たなメガビョーゲンやゼンゼンヤラネーダが出てくるかもしれませんから」

 

「「「「成程」」」」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

 

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

突然現れたヤラネーダ&メガビョーゲン前編

 

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

 

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

 

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

 

 

「ワン!」

 

 

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

「クチュン」

 

「「「「ラテ」」」」

 

 

「タコさんさんが泣いてるラテ」

 

 

「「「「タコさん?」」」」

 

「恐らく、ヤラネーダが出た召喚ゲートは、定期的にシンフォギア世界に存在しない者を召喚するんだと思います。皆さんには、召喚されたメガビョーゲンを浄化しつつ、召喚ゲートを破壊してください」

 

 

「「「「了解」」」わかりました」

 

 

そしてグレース達は出撃した。

 

 

少し時を少し戻した二課では・・・

 

 

「雪音クリスさんをですか?」

 

「ああ」

 

 

「まあ、元々雪音クリスさんはこちらの世界の人なので、特殊遊撃部隊としては、雪音クリスさんの意思を尊重します」

 

「そうか・・・どうだろう雪音クリス君」

 

 

「私は、暫く特殊遊撃部隊と共にいたい」

 

「そうか・・・」

 

「いいよな、響?」

 

 

「それが、今のクリスちゃんの答え何だね?」

 

「ああ」

 

 

「わかったよクリスちゃん」

 

 

ビービービービー

 

「どうしたあおい」

 

「大変です司令港周辺の海から、恐らくメガビョーゲンとみられる怪物と港にメガビョーゲンとは異なる怪物が現れました」

 

 

「何だと!!」

 

 

「司令、私出撃します」

 

「待て、翼我々の力では対抗出来んぞ」

 

「それはわかってますが、これ以上立花達の仲間だけに頼りたくないんです」

 

「翼」

 

「翼さん貴女の気持ちは分かりました。けどここは本職の彼女達に任せませんか?」

 

「「「彼女達?」」」

 

「そうですよ星のお医者さん達と、人々の元気を守る彼女達を」

 

その頃サマー達は・・・

 

 

「皆一気に行くよ」

 

「「「「うん」」ああ」」

 

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

「「「「ビクトリー!」」」」

 

 

そして浮き輪型ヤラネーダが浄化された筈だった。だが・・・」

 

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

「「「「「ええーー嘘――浄化した筈なのに」」」」」

 

サマー達の背後に再び浮き輪型ヤラネーダが現れた。

 

その頃タコ型メガビョーゲンと戦ってるグレース達は・・・

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

突然現れたヤラネーダ&メガビョーゲン後編

そして浮き輪型ヤラネーダが浄化された筈だった。だが・・・」

 

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

「「「「「ええーー嘘――浄化した筈なのに」」」」」

 

サマー達の背後に再び浮き輪型ヤラネーダが現れた。

 

その頃タコ型メガビョーゲンと戦ってるグレース達は・・・

 

「直哉君これは?」

 

 

「やはりこのタコ型メガビョーゲンも単純に浄化しても恐らくすぐに、新しいメガビョーゲンを召喚されるでしょうね」

 

「だとすれば今出ているメガビョーゲンの本体は。まさか・・・召喚ゲート自体と言う事?」

 

 

「恐らくは、あの時に似ていますね。日本橋の地下の時と」

 

「そう言われたらそうだ」

 

そしてグレースがその時を思い出す。

 

3人のシンフォギア奏者の同時攻撃を受けたネフィリムは機能を停止した。

 

 

「今です。フォンテイーヌさんスパークルさん、グレースさん。今こそゲートを浄化してください」

 

「「「ええーーどういう事直哉君」」」

 

「私達がやるより響さん達の方がいいんじゃないの?」

 

 

「いえ、僕も今気づいたんですけど、日本橋の地下のゲートはどうやらメガビョーゲンのようなんです」

 

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

 

直哉の発言にその場にいる全員が驚いていた。

 

 

「まさか、今回も召喚ゲートがメガビョーゲンやヤラネーダの本体なの?」

 

 

「いえ、確証があるわけではありませんけど」

 

「でも、その可能性が高いんだよね?」

 

「ええ、それはそうだと思いますけど、今回は地形とうまくカモフラージュされているので、時間が必要です」

 

 

「そんな」

 

「ラビ、どうにか出来ないラビ?」

 

時を少し戻して・・・

 

その頃の二課では・・・

 

プリキュアとゼンゼンヤラネーダの戦いを見ていた。

 

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

「「「「ビクトリー!」」」」

 

 

そして浮き輪型ヤラネーダが浄化された筈だった。だが・・・」

 

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

「「「「「ええーー嘘――浄化した筈なのに」」」」」

 

サマー達の背後に再び浮き輪型ヤラネーダが現れた。

 

「「「「何だと」何だって」」」

 

弦十郎達は、再び出て来た浮き輪型ゼンゼンヤラネーダに驚いていた。

 

「一体どういう事だよ?私にはあの怪物は確かに倒されたように見えたぞ」

 

 

「私にも見えたよ奏」

 

「うん、これはもしかして・・・あおいさんすみません蘇った怪物の下を見せてください」

 

「え、わかったわ」

 

 

!!

 

「やっぱりそうか・・・直哉君聞こえる」

 

 

「え、響さんどうしたのですか?」

 

「直哉君今いるメガビョーゲンやゼンゼンヤラネーダを召喚しているゲートは最初に現れた地点の海の中にあるよ」

 

「ええーーそうなんですか」

 

「うん二課の人に手伝って貰ったから間違いないよ」

 

「わかりました」

 

 

そして響からの情報を直哉がサマー達に伝えグレース達とサマー達はもう一度メガビョーゲンとゼンゼンヤラネーダを浄化し召喚ゲートの場所を把握して三度召喚ゲートを巻き込む形で浄化技を撃った。

 

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

「「「「ビクトリー!」」」」

 

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

 

「「届け!」」

 

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

 

そして2組のプリキュアの浄化技によって召喚ゲートを含めて浄化することが出来たのだった。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

中心世界への帰還

「「「「お疲れ様です直哉さん」」」」

 

「まなつちゃん達お疲れ様」

 

 

「直哉とのどか達とまなつ達は一度シンフォギア世界から中心世界の紫藤直哉の自宅に戻っていた。

 

「一体あのメガビョーゲンとゼンゼンヤラネーダは一体何だったんだろ?」

 

「飛鳥ちゃん。君の知る世界の中でこういう形の再利用はあった?」

 

 

「いえ、敵を再利用する場合、反魂の術やマジックアイテムを使う場合ですね。しいて言うなら今回のは、ルオゾールがデモンゴーレムや死霊機兵を召喚するパターンに似てると思いました」

 

 

「成程ね」

 

「「「「死霊機兵もう相手したくない」」よ」だな」

 

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

だが結果は先ほどと変わらなかった。

 

 

「どうして浄化出来ないの?ゼンゼンヤラネーダの筈なのに?」

 

 

「成程ね、まなつちゃん達は、死霊機兵にトラウマを持ったかな?」

 

 

「まあ、仕方ないと思いますよ直哉兄さん。死霊機兵を動かすのは一種のお化けな物ですし」

 

 

「ええーー死霊機兵てお化けなの―――バターン」

 

そしてまなつは気を失った。

 

 

「もしかしてまなつちゃんお化け駄目なのかな?」

 

「どうやら、そうみたいだな」

 

 

「名前からして絶対そう言う系統でしょう」

 

「まあそうだな」

 

 

「直哉さん私達が先にシンフォギア世界から中心世界に戻っていいんですか?響さんと未来さんは?」

 

 

「ああ、それは心配ないですよみのりさん」

 

 

「え、どういう意味です?」

 

 

「それは・・・」

 

「「ただいま直哉君」」

 

「「「「ええーー響さん未来さんどうして――ここに帰ってるんですか」」」どうしているのよ」

 

「あはは、それはトワさんがメガビョーゲンとヤラネーダがシンフォギア世界に召喚する人物がいなくて出た時の修正をした時にルナ・アタックが終わってるようにしててね」

 

 

「「「「ええーーそれでいいの――」」」」

 

 

「まあトワさんだし、これくらいやるから平気で」

 

 

「トワならやるでしょうね。それでは流れ的にフロンティア事変が起きるようになったんですね?」

 

 

「うん、とりあえずはただフィーネが未来に一時的に憑依してるけど」

 

「はあ、やっぱりですか、未来さんの気配が違いましたからいつもとね」

 

 

「よくわかったな紫藤直哉。気配は完全に消したのだがな?」

 

 

未来の中にいるフィーネが直哉に言う。

 

 

「まあ、僕にも霊力がありますから、そう言う系の察知は敏感ですよ」

 

 

「フィーネさん未来さんの体に無理をさせるのはまだやめてくださいね」

 

「ああ、響からシンフォギア世界で次に何が起きるかは聞いているからそれまでは無理はさせんよ」

 

 

「そうですか。それならいいですけど」

 

「それで直哉君一応、ルナ・アタックは終わったけどこれからどうするの?」

 

 

「無理やり終わらせた感がありますけど、そうえすねトワの方からすこやか市でのイベントの準備が終わったとも聞かないので、そちらは時間を止めているみたいですね」

 

「そうなんだ」

 

「そう言うわけなので、暫くは中心世界での生活になると思います」

 

そして直哉達が中心世界に戻って数時間後・・・

 

直哉と響が大帝国劇場に米田支配人に呼ばれて来ていた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第9章 第1部 大神一郎行方不明事件発生編
米田の要請とこれから起きるかも知れない可能性の話1


大帝国劇場支配人室・・・

 

 

「久しぶりだな直哉と響」

 

「「お久しぶりです米田さん」」

 

「今回は、どうしたんですか?」

 

「ああ、実はな入院する事になってな」

 

 

「ええ――入院ですかーー何でまた?」

 

「どうせお酒の飲みすぎでしょ?」

 

「ああ、成程」

 

響は直哉の言葉に納得した。

 

「ああ、そうだよかえで君が、黙って予約した病院での検査で引っかかってな」

 

 

「「まあそれはそうでしょうよ」」

 

「「あれだけ飲んでいたら」飲んでいたらね」

 

 

直哉と響は心の中でそう言う。

 

「そこでな、わしのいない間に帝国華撃団に何かあれば代わりに動いてくれんか?」

 

 

「ええ、それはいいですけど、僕の記憶だとこの時期に帝都では事件らしきものは無かった筈ですよ」

 

「ああ、わしもそう思っていた。だがなかつて俺の息子としてここにやって来ていた男が帝都に戻って来ていると言う噂もあるんだ」

 

!!

 

 

「「本当ですか?」」

 

「ああ、あくまでも噂レベルだがな、本人かも知れんが影武者かも知れんし」

 

 

「簡単には、月組を動かすわけにもいかないしな」

 

「そうですね。帝国華撃団の動きによっては老人達も止めて来るでしょうしね」

 

 

「そうなんだよな、老人共は何故か特殊遊撃部隊関連には文句を言わないからな」

 

 

「成程、それで今回の件に僕達も関わらせる形にしたんですね」

 

「ああ、それとな大神が行方不明になった」

 

「「ええーー」」

 

「正確には、大神の乗っている船が消息不明という状況だがな、奇しくもその2つがほぼ同じタイミングで情報が出て来た」

 

 

「・・・何かありそうですねその2つの事件の繋がりが」

 

「直哉もそう思うか?」

 

「ええ」

 

「俺としたら、老人達が何考えてるかわからんが、直哉と響頼む消えた船を見つけてくれ」

 

「大神さんが巴里に行かないと巴里も困るのでその要請は受けますけど、米田さん検査入院するのでしょう?」

 

「ああ」

 

 

「帝国華撃団を守れるのですか?」

 

「ああ、それは直哉お前に臨時支配人に指名をする事とした」

 

 

「はあーーー」

 

 

「これは、大帝国劇場全スタッフの意見でもある」

 

 

「はあ、仕方ないですね。米田さんの検査入院してる間だけですよ」

 

 

「ああ、それで構わんこれで2つの懸念が起きても入院出来るぜ」

 

 

「まあ、僕としては老人達とか米田健二が本当にいたとしても、せめて消息不明の船を見つけるまでは動いて欲しく無いですけど」

 

「「そうだな」そうだね直哉君」

 

 

直哉の言葉に響と米田が納得する。

 

 

「しかし、最悪なパターンとして、消息不明になった船に大神さんを乗せたのは、老人達の仕業だった場合ですね」

 

 

!!

 

「おいおいまさか、そんな事をする必要があるか?老人達に」

 

「まったくないとは思いませんよ。恐らく老人達にとっては帝国華撃団は、一応2度の霊的災厄を止めたと言う実績があるにしても、帝国華撃団を維持コストが高すぎると判断した場合と言う前提ですけど」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

米田の要請とこれから起きるかも知れない可能性の話2

帝国軍部では・・・

 

「ほうほうこれはいい機体だ、何より維持コストが格段に安い」

 

「ありがとうございます。これを機会に、わが社ダグラス社をよろしくお願いします」

 

「ああこちらこそだ」

 

こうして、帝国陸軍とダグラス社の軍事協力が、決定した。

 

「おいおいこの音声データはどこで手に入れた?」

 

「安心して下さい米田さん。この音声データは融合世界の物ではありませんよ」

 

 

「これは帝国華撃団及び、巴里華撃団が存在する並行世界の音声データとなります」

 

「融合世界の時間軸としたら、少し未来の出来事となりますね」

 

「そうか・・・よかったぜ、老人達にそう言う繋がりがあるかとひやひやしたぜ」

 

「まあ、こちらでも起きないとは限らないんですよね」

 

「そうなのか?」

 

「ええ」

 

「それに、直哉君帝国華撃団がある並行世界に行った時に過去の記録を見たけど、大神さんが巴里に着く前に行方不明になる事は記録になかったよね?」

 

「そうですね、響さん」

 

 

「何だと!!融合世界で初めてなのか?大神の行方不明事件は」

 

 

「「はい」」

 

「ですので、身内関連の場合は、先ほど言った老人達の関与がある可能性ですけど、僕は可能性が低い考えています」

 

「それは何故だ?」

 

「普通に考えて老人達の仕業なら国内ですると思いますよ。まだ自分達の力が及ぶね」

 

 

「まあ確かにな」

 

 

「後大神さんの行方不明事件が、公になれば国際問題に発展する可能性がありますよね?」

 

「ああ、そうだな少なくとも、巴里と帝都で戦争までとは言わんが、いろんな問題が発生するだろうな」

 

 

「そう言う面倒な事を米田さんから見て、老人達がすると思います?」

 

 

 

「確かに老人達がしても得は無いだろうな」

 

「ええ、ですから可能性が低いと思っています」

 

 

「なら・・・大神を行方不明にした連中は誰なんだ?」

 

 

「それは、調査をしてみないとわからないですけど、少なくとも僕達の特殊遊撃部隊が戦う相手の仕業とも考えて置く必要もあるかもしれませんね」

 

 

「成程」

 

「それで米田さん検査入院はいつからですか?」

 

 

「ああ、それは明後日からの2週間の予定だ」

 

「そうなのですね」

 

 

「それなら、明後日から2週間僕が通えばいいんですね」

 

「ああ、仕事の中身に関しては、かえで君に聞いてくれ」

 

「わかりました」

 

 

「それでは米田さん僕達は、これで失礼します」

 

「ああ、暫くの間劇場を頼む」

 

「はい、響さん行きましょう」

 

 

「うん」

 

そして直哉と響は、大帝国劇場を後にした。

 

帝都市内にて・・・

 

 

「直哉君大神さんの件トワさんとレイさんに手伝って貰う?」

 

「ええ、響さんはこのまま、管理者の神殿に直接言ってトワとレイに、報告してください」

 

「・・・直哉君良いの?私達見られてるけど」

 

 

「大丈夫ですよ」

 

 

そして直哉は響と別れ直哉は自宅に帰った。

 

 

管理者の神殿にて・・・

 

 

「「はあ――大神が行方不明ですって」だとーー」

 

「ええ、米田さんが言ってました」

 

 

「わかったわ響こちらでも調査するわ」

 

「ありがとうございますトワさん」

 

 

「響貴女は直哉に報告してね」

 

「はい」

 

響は中心世界に戻って行った。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

大帝国劇場から戻って

その日の夜・・・

 

 

「「「ええーー直哉君が大帝国劇場の臨時支配人ーー」」」

 

のどかとちゆとひなたが直哉の言葉に驚いていた。

 

「はい、そうですよ」

 

そして直哉はその時の話をのどか達に話す。

 

 

「ああ、実はな入院する事になってな」

 

 

「ええ――入院ですかーー何でまた?」

 

「どうせお酒の飲みすぎでしょ?」

 

「ああ、成程」

 

響は直哉の言葉に納得した。

 

「ああ、そうだよかえで君が、黙って予約した病院での検査で引っかかってな」

 

 

「「まあそれはそうでしょうよ」」

 

「「あれだけ飲んでいたら」飲んでいたらね」

 

 

直哉と響は心の中でそう言う。

 

「そこでな、わしのいない間に帝国華撃団に何かあれば代わりに動いてくれんか?」

 

「「「成程検査入院で直哉君に頼んだだね」」」

 

 

「ええ、そういう事らしいですね、後米田さんから不穏な事も聞かされましたけど」

 

 

 

「ああ、わしもそう思っていた。だがなかつて俺の息子としてここにやって来ていた男が帝都に戻って来ていると言う噂もあるんだ」

 

!!

 

 

「「本当ですか?」」

 

「ああ、あくまでも噂レベルだがな、本人かも知れんが影武者かも知れんし」

 

 

「簡単には、月組を動かすわけにもいかないしな」

 

「そうですね。帝国華撃団の動きによっては老人達も止めて来るでしょうしね」

 

 

「そうなんだよな、老人共は何故か特殊遊撃部隊関連には文句を言わないからな」

 

 

「成程、それで今回の件に僕達も関わらせる形にしたんですね」

 

「ああ、それとな大神が行方不明になった」

 

「「ええーー」」

 

「正確には、大神の乗っている船が消息不明という状況だがな、奇しくもその2つがほぼ同じタイミングで情報が出て来た」

 

 

「・・・何かありそうですねその2つの事件の繋がりが」

 

 

「「「ええーー米田健二が帝都にいるかも知れないの――」」」

 

「「「それに大神さんが巴里に行く途中に行方不明になってるの」」」

 

「どうやらそうみたいですね、そう言えばまなつちゃん達とアスミさんは?」

 

 

「ああ、アスミちゃんは飛鳥ちゃんの修行に付き合ってるよ」

 

「まなつちゃん達は直哉君の部屋で4人共寝てるよ」

 

「え、僕の部屋でですか?何でまた」

 

「何かまなつちゃんが探検しようて言いだして、防犯用の睡眠スプレーを直哉君の部屋で間違って噴射して全員が寝ちゃったんだよ」

 

「何と言うかまなつちゃんらしいですね」

 

 

「そういう事で直哉っち今日は4人で寝るよ」

 

「・・・何となくそう言われるような気はしてましたけど本当に言うとはさすがですね、ひなたさん」

 

「いやー照れる」

 

「ただいま直哉君」

 

「「「「お帰りなさい響さん」

 

その直後響が戻って来た。

 

 

「それでトワとレイは何て言ってました?響さん」

 

 

管理者の神殿にて・・・

 

 

「「はあ――大神が行方不明ですって」だとーー」

 

「ええ、米田さんが言ってました」

 

 

「わかったわ響こちらでも調査するわ」

 

「ありがとうございますトワさん」

 

 

「響貴女は直哉に報告してね」

 

「はい」

 

 

「うん、2人共大神さんの行方不明には、驚いてよ」

 

 

「そうですか、ならこの事態は2人が僕達に黙って起こした事態ではなく、本当に米田健二一派の誰かの仕業かイシュメルガの仕業の可能性がありますね」

 

 

「「「「確かにゼムリア大陸で、エステルさんのお兄さん達に助けられて元に戻ったしね」」」」」

 

 

「そうですねとりあえず現状では推測するしかないので、今夜はここまでにしておきましょう」

 

「「「「そうだね」」」」

 

 

そして2日後・・・

 

 

直哉の臨時支配人の仕事が始まろうとしていた。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

臨時支配人初日前編

大帝国劇場にて・・・

 

「花組の皆さんんおはようございます」

 

 

「「「「「「「「ええーー」」」」」」」」

 

「どうして直哉さんがここにいるんですか?」

 

「織姫が、直哉に聞く。

 

 

「実は米田さんがお酒の飲みすぎで2週間ほど検査入院する事になって、急遽臨時支配人の仕事をする事となちまして」

 

 

「「「「「「「「成程」」」」」」」」」

 

「確かに支配人のお酒の飲み過ぎは気になりますね」

 

 

「そうですわね。年齢的にも控えた方が良いですわね」

 

「でも米田のおじちゃんhお酒はワシの命の水だとか言うよ」

 

 

「まあな、アイリスの言うように支配人は言いそうだな」

 

 

「そういう事ですので短い間ですがよろしくお願いします」

 

 

そう言って直哉は、花組と別れた。

 

 

「さてとかえでさんの部屋に行くかな」

 

 

かえでの部屋・・・

 

 

こんこん

 

「かえでさん失礼します」

 

「はーい開いてるわよ」

 

「あら、直哉さん本当に来たのね」

 

 

「え、来なくてもよかったんですか?」

 

「自分、米田さんにこう言われて臨時支配人として来たんですけど」

 

「今回は、どうしたんですか?」

 

「ああ、実はな入院する事になってな」

 

 

「ええ――入院ですかーー何でまた?」

 

「どうせお酒の飲みすぎでしょ?」

 

「ああ、成程」

 

響は直哉の言葉に納得した。

 

「ああ、そうだよかえで君が、黙って予約した病院での検査で引っかかってな」

 

 

「「まあそれはそうでしょうよ」」

 

 

「成程、それで今回の件に僕達も関わらせる形にしたんですね」

 

「ああ、それとな大神が行方不明になった」

 

「「ええーー」」

 

「正確には、大神の乗っている船が消息不明という状況だがな、奇しくもその2つがほぼ同じタイミングで情報が出て来た」

 

 

「・・・何かありそうですねその2つの事件の繋がりが」

 

「直哉もそう思うか?」

 

「ええ」

 

「俺としたら、老人達が何考えてるかわからんが、直哉と響頼む消えた船を見つけてくれ」

 

「大神さんが巴里に行かないと巴里も困るのでその要請は受けますけど、米田さん検査入院するのでしょう?」

 

「ああ」

 

 

「帝国華撃団を守れるのですか?」

 

「ああ、それは直哉お前に臨時支配人に指名をする事とした」

 

 

「はあーーー」

 

 

「これは、大帝国劇場全スタッフの意見でもある」

 

 

「はあ、仕方ないですね。米田さんの検査入院してる間だけですよ」

 

 

「ああ、それで構わんこれで2つの懸念が起きても入院出来るぜ」

 

 

「まあ、僕としては老人達とか米田健二が本当にいたとしても、せめて消息不明の船を見つけるまでは動いて欲しく無いですけど」

 

「「そうだな」そうだね直哉君」

 

「本当に、自分の臨時支配人は、大帝国劇場のスタッフ全員の意見なんですか?」

 

 

「いえ違うわ、全員の意見なら花組の皆があそこまで驚く事は無いわよ」

 

「確かにそうですね」

 

「それでは米田健二関連で、自分を臨時支配人にしたんでしょうか?」

 

 

「そこは私にもわからないわね」

 

「私も米田健二には会った事無いから」

 

「そうなんですね」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

臨時支配人初日後編

かえでの部屋・・・

 

 

「米田健二件はともかくこちらに来た以上は仕事はしようと思うのですけど」

 

「そうね、なら支配人のお酒をすべて処分してもらえるかしら?」

 

「わかりましたかえでさん」

 

 

そして直哉はかえでの部屋を出て、支配人のお酒を処分する為支配人室に向かった。

 

 

暫くして・・・

 

 

「おわっなんだこのごみ袋の山は?」

 

カンナが支配人室の外に並べられているごみ袋の数に驚いていた。

 

「ああ、カンナさんすみませんこれは、米田さんが支配人室に隠していたお酒ですよ」

 

「嘘だろ!!こんな量を支配人室に置いてたのかよ?支配人は」

 

「どうやらそのようですね、巧妙に隠されていた高級なお酒もいくつかありましたし」

 

「あ、カンナさんすみません僕一人だと、かなりの時間をかけそうなので、いくつかごみ袋を持ってごみ収集している所まで一緒に行ってくれませんか?」

 

 

「ああ、良いぜ」

 

「ありがとうございます。カンナさん」

 

 

そしてカンナと直哉は、お酒を処分する為出かけた。

 

 

お酒処分後・・・

 

「なあ、直哉1つ聞いていいか?」

 

「はい良いですよ」

 

 

「本当に隊長が行方不明になったのか?」

 

「カンナさんどうしてその事を?」

 

「他の人は、知ってるんですか?」

 

「いやあたいだけだ、あたいも支配人の話が外に漏れてたから聞こえたんだけどな」

 

そうですか・・・カンナさん大神さんが行方不明になったと言うのは、本当です。正確には、大神さんが巴里に行く為に乗った船の乗客が消息不明と言う事です」

 

 

!!

 

「まじかよ消息不明と言う事は一種の神隠しにあったのか?」

 

「・・・少し最悪の推測で言いますけど別の世界に船が、跳ばされた可能性も無いとは言えませんが」

 

「そうか、そう言う可能性もあるな」

 

この件は特殊遊撃部隊でも調査をしているので、本当に大神さんが乗っている船がすこやか市や、ゼムリア大陸に現れている場合情報が入るので」

 

 

「そうか・・・それなら少しは安心だな」

 

「でも融合世界とは関係が無い世界に行っている可能性もあるので、仮にそうだったとしたら、見つけるのに時間がかかりますね」

 

 

「成程な」

 

「調査を始めたばかりですからもう少し時間が必要ですね」

 

 

「そう言えば、大神さんの件はカンナさんだけですか?花組の仲間では」

 

「そうだぜ」

 

「他のメンバーは知らないぜ、まあすみれは別ルートで知ってるかもな」

 

 

「神崎重工ルートですね」

 

 

「ああ」

 

 

「他のアイリスちゃんや紅蘭さんには知られてないですか?」

 

「ああ、それは間違いないな」

 

 

「そうなんですね。大神さんの件については黙っててくださいね、下手に動揺を与えるのは得策では無いので」

 

 

「ああ、そうだな」

 

そして直哉とカンナは大帝国劇場に戻った。

 

 

「あ、直哉さん聞きましたよ。大帝国劇場で臨時支配人してるって」

 

「あ、まなつちゃん達どうしたの?」

 

「おっすまなつ達」

 

「「「「あ、カンナさんこんにちは」」」」

 

 

「うん、米田さんから頼まれてね」

 

 

「「「「私達も手伝います」」」」

 

「まさか、これも君達の部活の一環でかな?」

 

 

「「「「はい」」」」

 

「・・・ならかえでさんに聞いて、かえでさんの許可がおりたらいいよ」

 

 

「「「「わかりました」」」」

 

そしてまなつ達はかえでさんの許可を貰いにかえでに会いに行った。

 

 

その後まなつ達はかえでの許可を貰い、直哉の手伝いを始めた。

 

それから数日経った早朝・・・

 

「直哉君今日から暫く大帝国劇場の方には来ないでね」

 

 

「え、どういうことですか?」

 

「昨日の夜突然彼が来たのよ。米田健二が」

 

!!

 

「何ですって――」

 

直哉は早朝のかえでからの電話でその事を知り驚いていた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

融合世界に再び現れた米田健二

「直哉君今日から暫く大帝国劇場の方には来ないでね」

 

 

「え、どういうことですか?」

 

「昨日の夜突然彼が来たのよ。米田健二が」

 

!!

 

「何ですって――」

 

直哉は早朝のかえでからの電話でその事を知り驚いていた。

 

「昨日ね直哉君とまなつちゃん達が定時に帰った後に、支配人から連絡があって昨日の昼過ぎに彼が、支配人が検査入院する病院に現れたの」

 

「そして、大帝国劇場にも夜に来て、私とレ二と織姫はまだ彼と会ってないから影響は受けてないわ」

 

 

「そうなんですね、そうすると米田さんや花組の初期の6人は何らかの影響が出てるんですか?」

 

 

「いえ、ただ支配人が言うには、いつの間にか花組や、大神君の状況を喋っていたそうよ」

 

 

「そうなんですね・・・わかりました」

 

「その情報をトワに連絡して米田健二がこちらに来ている理由を聞いてみますね」

 

 

「お願いね直哉君」

 

「あ、かえでさん後確認ですけど米田さんと初期6人は、米田健二に何かさえているような事はありませんか?」

 

 

「ええ、花組の6人も支配人と同じように彼は自分のいない時の情報を手に入れているだけに見えたわ」

 

 

「わかりました。かえでさん連絡ありがとうございました。それでは僕達は動くので失礼します」

 

 

「ええ、気をつけてね」

 

 

「はい」

 

 

そしてかえでは直哉との通信を切った。

 

時を少し戻して・・・

 

帝都某所にて・・・

 

「おいイヨ、どうして俺をこの世界に出撃させた?」

 

「私は母さんに言われてお兄ちゃんをこの世界に召喚しただけし」

 

 

「また、ヒミコがこの世界を崩壊させる気か?」

 

「それはわからないよ。正直お母さんもこの世界は異質な世界で、干渉したくても出来ないみたいだし、ただ帝国華撃団のいるここだけは、お兄ちゃんを送る事が出来るって言ってたし」

 

 

「そうか・・・それでヒミコは俺に何をさせたいんだ?」

 

「・・・さあ、知らないよ」

 

 

「はあーーイヨ聞いてないのかよ」

 

「うん聞いて無いよ」

 

 

「まあ、いい米田一基からまた情報を引き出すか」

 

 

「じゃあお兄ちゃん頑張って」

 

 

そう言ってイヨは米田健二との通信を切った。

 

 

「さて、私も会いに行こうかな」

 

その頃直哉は・・・

 

 

「「おはよう直哉君」おはようラビ直哉」

 

「おはようございますのどかさんとラビリン」

 

 

「あれ直哉君こんなに早い時間にどこに行くの?」

 

「ええ、トワとレイさんに報告することが出来てしまいまして」

 

 

「ええ、そうなの和他紙も行こうか?一緒に」

 

「でも、誰もいなくなるのはまずいですよ。他の人が起きて僕達がいなくなるのは」

 

「それに報告だけなので、僕だけの方が早く戻れますし」

 

 

「わかったよ。直哉君帰ったら教えてね」

 

「はい、のどかさん僕が帰る前までに、グレ響さんを響さんとフィーネさんを連れて迎えに行って貰えます?」

 

 

「うん良いよ」

 

「こちらでもしかしたらグレ響さんを雨宮さくらさんの代わりに指名するかもしれないので」

 

「ええーー」

 

「僕シンフォギア世界で思ったんです。もう1人くらい奏者がいないととね」

 

 

「そうなんだ」

 

「ええ、それじゃあ行ってきますね」

 

 

そして直哉は、ゲートを使い管理者の神殿に向かった。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

報告と神殿に帰還する者前編

この話には過去にこちらでも投稿していた作品サクラ大戦来訪者は私の幼馴染とサクラ大戦7人目の隊員の話が書かれています

ご了承ください。


管理者の神殿・・・

 

 

「おはようございますトワ」

 

「あら、直哉どうしたの?大神の行方はまだわからないわよ」

 

 

「いえ、今日はそちらではなく米田健二の件で緊急連絡に来ました」

 

「どういう事?」

 

「レイさんはいます?出来れば2人がいる状態で話したいですけど」

 

「大丈夫よレイにも聞こえるようにするから」

 

「わかりました」

 

そして直哉は話し出した。

 

「直哉君今日から暫く大帝国劇場の方には来ないでね」

 

 

「え、どういうことですか?」

 

「昨日の夜突然彼が来たのよ。米田健二が」

 

!!

 

「何ですって――」

 

直哉は早朝のかえでからの電話でその事を知り驚いていた。

 

 

「はっ・・・米田健二が融合世界に再び現れたの?」

 

 

「ええ、米田一基さんと花組の初期6人は彼と接触したみたいですね」

 

「何の為に接触したの?米田健二は」

 

「どうやら、彼が以前サクラ大戦世界に来た時より時代が進んでいるからだと思います」

 

「成程ね、それで米田健二を召喚したのは・・・」

 

 

「それは私だよトワ」

 

 

「やはりイヨ貴女なのね」

 

そう言ってイヨが管理者の神殿に姿を現す。

 

 

「久しぶりねトワ、そして直哉」

 

 

「イヨ貴女米田健二を動かすなんてどういう事?」

 

 

「おいイヨ、どうして俺をこの世界に出撃させた?」

 

「私は母さんに言われてお兄ちゃんをこの世界に召喚しただけし」

 

 

「また、ヒミコがこの世界を崩壊させる気か?」

 

「それはわからないよ。正直お母さんもこの世界は異質な世界で、干渉したくても出来ないみたいだし、ただ帝国華撃団のいるここだけは、お兄ちゃんを送る事が出来るって言ってたし」

 

 

「そうか・・・それでヒミコは俺に何をさせたいんだ?」

 

「・・・さあ、知らないよ」

 

 

「はあーーイヨ聞いてないのかよ」

 

「うん聞いて無いよ」

 

 

「お兄ちゃんにはああ言ったけど、お兄ちゃんを使って紫藤直哉をサポートしろってヒミコが言うから」

 

 

「「ええーー」」

 

「つまりイヨとヒミコは、大神の行方不明事件を知って米田健二を召喚したの?」

 

「そういう事ヒミコが言うには、かつてこの世界に来た悪意がこの事件に関わっている可能性も高いが別の存在がいる可能性もあると見ているだって」

 

 

「ふむ、そうなるとイシュメルガの可能性がありますね」

 

 

「そうね、イヨ何で健二にその事を伝えないの?」

 

「お兄ちゃんに人助けなんて無理だよ。今の紫藤直哉は融合世界のバランスや想定外の世界でも、バランスを保つ為に動けてたけど、旧世界の時のお兄ちゃんは最悪だったよね」

 

そう言ってイヨは話し出す。

 

「キャハおばちゃん私が手伝ってあげようか?」

 

「誰がおばちゃんだ、お前は何者だ?」

 

 

 

「私?私はね、イヨだよ」

 

「イヨだと、ならばその力を見せよ」

 

「はいはいじゃあ行くよ、出でよ降魔」

 

 

少女の声が消えた時、帝都に封印されていた魔の力の一部である降魔が、地上に復活した。

 

 

「ついに来たか、イヨ」

 

「あーーお兄ちゃん探したんだよ。こんなパラレルワールドに来ないでよ、お兄ちゃん達のせいだよ、この世界にも、歪みの欠片が、誕生したのは」

 

『これが原因で7人世界は狂ったし、幼馴染世界の方は7人世界に招待されて、出会ったせいで・・・」

 

「久しぶりだな、直哉」

 

「お久しぶりです。さくらさん」

 

「何故貴方達がここにいる!!答えろ米田健二、真宮寺桜花」

 

 

「え、あの子母さんと同じ名前だ」

 

 

「直哉、さくら教えてやるよ、俺達が、お前達の倒す敵なのだ」

 

そういって、健二と桜花と名乗る男女は、双武弐式に乗り込み直哉とさくらに襲い掛かった。

 

「「・・・」」

 

「直哉君避けるんだ」

 

「さくらさん回避してください」

 

紫藤直哉とさくらは、真宮寺姉弟に呼びかけるが、反応が無かった。

 

その間双武弐式は、真双焔武に襲いかかろうと近づく。

 

「チッこのままじゃ、さくらちゃん」

 

「うん、直哉君」

 

桜武は、双武弐式と真双焔武の間に入った。

 

「二人をやらせるわけには、行きません」

 

「誰だお前たちは?桜花やりなさい」

 

「はいお父さん。破邪剣征・桜花爛漫」

 

「「うわあああ。」」「「きゃあああ。」」

 

 

双武弐式が放った必殺技を受けた桜武と、真双焔武は、互いに近くで倒れていた。

 

 

「確かにイヨの言う通り、過去の世界が狂いだしたのは米田健二との出会いだったわね」

 

「まさか過去の世界に行った前の時間でそんな出会いがあってたなんて」

 

直哉はイヨの話に驚いていた。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

報告と神殿に帰還する者後編

「でもイヨ貴女とヒミコは融合世界にとっては敵で良いのよね?」

 

「うんそれでいいよ、私とヒミコはまだ介入しないけど私達の尖兵としてお兄ちゃんを中心世界だっけ?帝都のある世界は?」

 

 

「そうよイヨ」

 

「中心世界の大帝国劇場を拠点におらせるから」

 

「ちょっ待ちなさいイヨまだまだサクラ大戦の物語終わってないのよ。そのタイミングで米田健二に動かれるのは、困るわ」

 

「ああ、その辺は安心してよ。ただ私とヒミコは過去の7人世界と幼馴染世界以外に、融合世界の外部に2つの世界を作るから許してね」

 

「はあ、まあイヨもヒミコもその権利はあるからいいけど、もう作ったの?」

 

 

「まだだよ。まだまだ融合世界が落ち着かないからね」

 

「そうなのね、あえて融合世界内部に作らなかったのね」

 

 

「ただ、融合世界の中に試験的に海鳴市を作っちゃったけど」

 

 

「はあ――何ですってーーじゃああの海鳴市を作ったのはイヨあんたなのか」

 

 

「うんそうだよ」

 

「色んな意味で衝撃的な話し合いだなあ」

 

 

直哉はそう呟きながらトワとイヨの話を聞いていた。

 

その頃別室にいるレイは・・・

 

 

「ふむヒミコもこの異常事態には、協力してくれるのか」

 

「まあ、ヒミコやイヨは状況次第では協力しても違和感はないが、本当に米田健二と融合世界の紫藤直哉と共闘関係にして大丈夫なのか?」

 

レイがそう言う。

 

 

トワとイヨは・・・

 

 

「試験的に作った海鳴市は、新規に作った世界なのね」

 

 

「そうだよ。だから物語は、最初からだよ世界が動き出したらね」

 

「わかったわ」

 

 

「じゃあそろそろ行くね、お兄ちゃんを監視する為に」

 

そう言ってイヨは、管理者の神殿から出て行った。

 

 

「何と言うか言いたい事だけ言って帰りましたね、彼女は」

 

 

「そうね」

 

 

「しかし以前生まれるかわからないと言っていた海鳴市という名の世界がまさかイヨによって試験的に作られた世界とは、驚きました」

 

「直哉念の為に米田健二と協力する時は、ヒーリングの方は連れて行かないでね」

 

「ええ、僕自身も米田健二と上手く付き合えるか自信が無いですけど」

 

 

「昔の彼の事を聞いたら」

 

 

「まあ、そうよね無理に付き合わなくても良いわよ」

 

 

「でも、流石に大神さんの件で協力するのに、そんな感じでいいんです?」

 

 

「構わないわよ。協力と言っても今回だけだし、基本向こうとは敵だしね」

 

 

「たまたま利害が一致したからに過ぎない協力だしね」

 

 

「そこまではっきり言うんですね」

 

 

「元々ヒミコとイヨは、私やレイと違って自由に世界に試練を与えたりするタイプだから管理者の仕事だけで満足するなんて出来ないと思ったからね」

 

 

「成程」

 

「そうだ、トワ雨宮さくらさんの代わりの守護者にグレ響さんを指名していいですか?」

 

「え、グレ響を?どうして」

 

 

特殊遊撃部隊のシンフォギア奏者が、響さんだけだと少し対応策が取れる手段が限られてしまうので」

 

 

「成程ね」

 

「わかったわ、直哉の思うようにしなさい」

 

 

「ありがとうございますトワ」

 

 

「それでは僕も帰りますね」

 

 

「ええ」

 

 

そう言って直哉は、管理者の神殿を後にした。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紫藤直哉が神殿にいる頃の花寺のどか達

時を少し戻して・・・

 

「ねえラビリン直哉君が1人で管理者の神殿に行くなんて何があったのかな?」

 

「何かがあったのは確実ラビ」

 

 

「「おはようのどか」おはようのどかっち」

 

「あれのどか直哉君がいないけど?」

 

 

「実は・・・」

 

のどかがちゆとひなたに話す。

 

 

「「おはよう直哉君」おはようラビ直哉」

 

「おはようございますのどかさんとラビリン」

 

 

「あれ直哉君こんなに早い時間にどこに行くの?」

 

「ええ、トワとレイさんに報告することが出来てしまいまして」

 

 

「ええ、そうなの?私もも行こうか?一緒に」

 

「でも、誰もいなくなるのはまずいですよ。他の人が起きて僕達がいなくなるのは」

 

「それに報告だけなので、僕だけの方が早く戻れますし」

 

 

「わかったよ。直哉君帰ったら教えてね」

 

「そう言って直哉君はトワさんとレイさんに会いに行ったよ」

 

「成程ね」

 

「でも、直哉っちが1人で行くなんて何かまずい事でも起きたのかな?」

 

「「まずい事って?」」

 

 

「例えば私達が初めて雨宮さくらさんの世界に行く事になったあの人とかイヨちゃんとかが動き出していたりして」

 

 

「「「「「それだ」それだわ」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

 

「うわわ、何皆」

 

 

「「皆おはよう」」

 

その時響と未来が起きて来た。

 

「「「おはようございます。響さん未来さん」」」

 

「どうしたの?3人共朝から」

 

「あ、響さん直哉君からのお願いがあります」

 

そしてのどかは、響と未来に話す。

 

「はい、のどかさん僕が帰る前までに、グレ響さんを響さんとフィーネさんを連れて迎えに行って貰えます?」

 

 

「うん良いよ」

 

「こちらでもしかしたらグレ響さんを雨宮さくらさんの代わりに指名するかもしれないので」

 

「ええーー」

 

「僕シンフォギア世界で思ったんです。もう1人くらい奏者がいないととね」

 

 

「そうなんだ」

 

 

「「ええーーグレ響を守護者にーー」」

 

「ええ、直哉君がそう言ってましたよ」

 

 

「そう考える切欠になったのはシンフォギア世界でのあの出来事が原因だと思います」

 

 

 

「ああ、そうだだが、俺達のように彼等の事情を知らない連中は、異世界の戦争に巻き込んだ国が一番わるい、そんな国は滅べなんて言われてるがな」

 

「まあ、シンフォギアに関しては秘密に出来てるがな、彼等の存在が世界の目を逸らしてくれる形となっているな」

 

 

「何なんだよ、それ響や直哉達が悪者じゃねえか」

 

 

「そうです。伯父様彼等は私達の代わりに世界の為に戦ってくれた恩人ですよ」

 

「それはわかっているが、政府からの通達でな彼等が再び来たら捕獲しろダそうだ」

 

!!

 

 

「まじかよ」

 

「ああ、防衛大臣からの通達だ」

 

「取り消しは出来ねえのか?」

 

「無理だ某絵大臣や政府が変わらなければ」

 

「でも二課と上手く付き合えたじゃん。それにグレ響がいなくてもガングニール・シャドーと私で十分だよ」

 

 

「成程な紫藤直哉は今の立花響に戦わせるのは、危険だと判断したのだな?」

 

「恐らくそうですフィーネさん」

 

 

「まあ、ガングニール・シャドーと言う化け物級のシンフォギアを纏う以上こういう言い方は不謹慎だが、響は戦場に出しにくい存在だな」

 

 

「ええ、グレ響さんには悪いですけど」

 

 

「・・・なんか納得できないけど、わかったよ未来ご飯食べて行こう。もう1人の私の所に」

 

 

「うん響」

 

そして響と未来は、グレ響の世界に向かった。

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

夕食後の話し合いと決定した事前編

藤枝かえでの早朝の連絡を受けた直哉は夕方には帰ってきて夕食後に話すと言いのどか達に伝えた。

 

 

夕食後・・・

 

「まず、まなつちゃん達に伝えますね。大神一郎さんが行方不明になりました」

 

「「「「ええーー本当ですか」」」」

 

 

「残念ながら本当です」

 

 

「それじゃあ、今日直哉さんがいなかったのは大神一郎さんの調査に行ってたからですか?」

 

みのりが直哉に聞く。

 

 

「はいそれもありますが、僕達の注意しなければいけない相手である。米田健二の存在がこの融合世界の中で確認されたからです」

 

 

!!

 

「直哉君それ本当なの?」

 

響が直哉に聞く。

 

 

「ええ、昨日の夜に米田健二が大帝国劇場に現れたそうです」

 

 

「直哉さんその人がどうして危険なんですか?」

 

さんごが直哉に聞く。

 

 

「ではこれを見てください」

 

 

そして直哉は映像を再生する。

 

 

「おいイヨ、どうして俺をこの世界に出撃させた?」

 

「私は母さんに言われてお兄ちゃんをこの世界に召喚しただけし」

 

 

「また、ヒミコがこの世界を崩壊させる気か?」

 

「それはわからないよ。正直お母さんもこの世界は異質な世界で、干渉したくても出来ないみたいだし、ただ帝国華撃団のいるここだけは、お兄ちゃんを送る事が出来るって言ってたし」

 

 

「これが、再び現れたイヨと米田健二の姿です」

 

 

「ちょっと待てこの男また、この世界を崩壊させると言ったぞ」

 

「まさかと思うが、直哉さんこの男には世界を壊す事が出来るのか?」

 

あすかが直哉に聞く。

 

「はい、出来ますよ。少なくとも彼の介入した2つの世界は、崩壊しましたからね」

 

「「「「「ええーー」」」」なんですってーー」

 

「ちなみに2つの崩壊した世界は、トワとレイが管理していた世界なんですよ」

 

 

!!

 

「それってどちらかと言えば、レイさんやトワさんの因縁の敵ですか?」

 

「恐らくそうなのでしょう」

 

 

「あ、もしかしたら大神一郎さんを行方不明にしたのは・・・」

 

 

「ありえそうね」

 

「いえ、大神一郎さん行方不明には、米田健二の介入はありません」

 

 

「お兄ちゃんにはああ言ったけど、お兄ちゃんを使って紫藤直哉をサポートしろってヒミコが言うから」

 

 

「「ええーー」」

 

「つまりイヨとヒミコは、大神の行方不明事件を知って米田健二を召喚したの?」

 

「そういう事ヒミコが言うには、かつてこの世界に来た悪意がこの事件に関わっている可能性も高いが別の存在がいる可能性もあると見ているだって」

 

 

「「「「「「「「ええーー」」」」」」」」

 

 

「直哉君待ってまさか米田健二協力して、大神さんを助けるの?」

 

のどかが代表して直哉に聞く。

 

 

「ええ、状況次第ですけど、ただこの件にはトワから2組のプリキュアの皆さんには参加は控えるようにとの事です」

 

 

「「「「「「「「ええーー」」」」」」」」

 

 

2組のプリキュアのアスミ以外の全員が驚いていた。

 

 

「成程なこういう事態だから、太陽と未来が私の所に来たのか?」

 

 

「グレ響さんを、呼んだのは別の件でですけど」

 

「何どういう意味だ直哉?」

 

 

グレ響が直哉に聞く。

 

 

「では、発表しますグレ響さんを守護者に昇格する事に決まりました。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

夕食後の話し合いと決定した事後編

「成程なこういう事態だから、太陽と未来が私の所に来たのか?」

 

 

「グレ響さんを、呼んだのは別の件でですけど」

 

「何どういう意味だ直哉?」

 

 

グレ響が直哉に聞く。

 

 

「では、発表しますグレ響さんを守護者に昇格する事に決まりました。

 

 

「はっ何だと!!何故私が守護者に昇格したんだ?」

 

 

「それは雨宮さくらさんの降格に伴う繰り上げですよグレ響さん」

 

 

「ああ、雨宮さくらさんの事は聞いたが、それだけで私が守護者に昇格するには別の理由があるんだろ?」

 

 

「それは、シンフォギア世界で僕達特殊遊撃部隊が、侵略者と思われてしまって、大変な事になったんっですよ」

 

 

そして直哉はグレ響達に映像を見せた。

 

 

 

「あ、皆来てくれたんだ」

 

 

「響さん二課の人達の任務を続けてください」

 

「わかったよグレース。了子さん翼さん行きましょう」

 

「いいのね響ちゃん?」

 

「ええ、構いませんよ了子さん」

 

響がそう言うと、了子が車を出す。

 

 

「ちょっ立花良いのか?あの子達はお前の仲間なのだろう?」

 

翼の乗る車も響と了子の車と同様に動き出す。

 

 

「旦那ここは私が残る。旦那は輸送任務の方を頼む」

 

 

「しかし奏」

 

 

「私には響や紫藤直哉の言う世界の流れを守ると言う意味がよくわからない事もあったが、今回流れを変えようとする者が言ったあの女と言う言葉を聞いて私達の行動の結果次第で、私達も彼女達の敵になるかもしれないと言うのがわかったよ」

 

 

 

「・・・そうだな」

 

「だけど、私達の行動が決められた事だけを、紫藤直哉は求めているわけでなく。響のギアにしろ異世界の件にしろ本当なら教える必要が無い筈だ」

 

 

「確かにな」

 

 

「だが私達3人には、教えてくれた。だから私は語られる事の出来ない戦いだから見ておきたいんだ」

 

 

そして映像が変わり・・・

 

「ああ、そうだだが、俺達のように彼等の事情を知らない連中は、異世界の戦争に巻き込んだ国が一番わるい、そんな国は滅べなんて言われてるがな」

 

「まあ、シンフォギアに関しては秘密に出来てるがな、彼等の存在が世界の目を逸らしてくれる形となっているな」

 

 

「何なんだよ、それ響や直哉達が悪者じゃねえか」

 

 

「そうです。伯父様彼等は私達の代わりに世界の為に戦ってくれた恩人ですよ」

 

「それはわかっているが、政府からの通達でな彼等が再び来たら捕獲しろダそうだ」

 

!!

 

 

「まじかよ」

 

「ああ、防衛大臣からの通達だ」

 

「取り消しは出来ねえのか?」

 

「無理だ某絵大臣や政府が変わらなければ」

 

 

映像終了・・・

 

 

「成程、デュランダル輸送任務中にワイズマンが出てきて、特殊遊撃部隊としても、手加減出来ない状態の戦いを、シンフォギア世界で見せたから侵略者と言われたんだな」

 

「そうです」

 

 

「ええーーそれって酷くない皆」

 

まなつが、さんご達に聞く。

 

「うん、でもその世界の人達の行動も気持ちはわかるきがする」

 

 

「そうだな。私達も新生帝国華撃団のさくらさんから直哉さんや異世界のプリキュアの事を聞いていたから素直に協力出来たけどな」

 

「そうだね、恐らくシンフォギア世界の場合は、シンフォギアの事も秘密だったのかも知れないし、その影響で正しく理解されずに、この世界以外の物は全て敵と思われたんじゃないかな?」

 

 

「成程ね、一度に色々起きて正しい判断をする前に恐怖が、そうさせたのね」

 

 

「あくまでも可能性の話だよ。ローラ」

 

 

その頃帝都某所では・・・

 

 

「まさか、16番目のプリキュア世界から中心世界に戻って来て早々に、イヨお前が、俺と接触するとはどういうつもりだ?」

 

「久しぶりね紫藤隼人、今回はブルーではなく紫藤隼人として、頼みたい事があるの」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

イヨの頼みとグレ響の答え

その頃帝都某所では・・・

 

 

「まさか、16番目のプリキュア世界から中心世界に戻って来て早々に、イヨお前が、俺と接触するとはどういうつもりだ?」

 

「久しぶりね紫藤隼人、今回はブルーではなく紫藤隼人として、頼みたい事があるの」

 

「どういう事だお前が、紫藤隼人にお願いとは?」

 

 

「実はね、融合世界の大神一郎が、巴里に行く途中に船ごと消息不明なのよ」

 

 

「はっ何だと!!ーー」

 

「融合世界を作った4人の神が協力して、大神一郎を探してるのよ」

 

「お前達が協力だと珍しいなそれほどの事態と考えているのか?」

 

「ええ、原初の世界でも、7人世界や幼馴染世界でも、大神一郎が巴里に行く前にこんな事に巻き込まれるのは無かったからね」

 

「・・・確かにな」

 

 

「それでイヨ俺は紫藤隼人として、お前の兄の注意をひけばいいんだな」

 

 

「うんそうだよ。お兄ちゃんがいないと私もヒミコも手伝える事が限定されてるから、それにこれは既に、紫藤直哉にも伝えたわ」

 

 

「お兄ちゃんにはああ言ったけど、お兄ちゃんを使って紫藤直哉をサポートしろってヒミコが言うから」

 

 

「「ええーー」」

 

「つまりイヨとヒミコは、大神の行方不明事件を知って米田健二を召喚したの?」

 

「そういう事ヒミコが言うには、かつてこの世界に来た悪意がこの事件に関わっている可能性も高いが別の存在がいる可能性もあると見ているだって」

 

 

「ふむ、そうなるとイシュメルガの可能性がありますね」

 

 

「そうね、イヨ何で健二にその事を伝えないの?」

 

「お兄ちゃんに人助けなんて無理だよ。今の紫藤直哉は融合世界のバランスや想定外の世界でも、バランスを保つ為に動けてたけど、旧世界の時のお兄ちゃんは最悪だったよね」

 

「成程な」

 

時を少し戻して・・・

 

紫藤家では・・・

 

 

 

「グレ響さんを、呼んだのは別の件でですけど」

 

「何どういう意味だ直哉?」

 

 

グレ響が直哉に聞く。

 

 

「では、発表しますグレ響さんを守護者に昇格する事に決まりました。

 

 

「はっ何だと!!何故私が守護者に昇格したんだ?」

 

 

「それは雨宮さくらさんの降格に伴う繰り上げですよグレ響さん」

 

 

「ああ、雨宮さくらさんの事は聞いたが、それだけで私が守護者に昇格するには別の理由があるんだろ?」

 

そして直哉はグレ響に説明する。

 

「成程な、

 

 

「とりあえず、正式な守護者になるかの答えは保留させてくれないか?とりあえず大神一郎行方不明事件が解決するまでは」

 

「わかりました。確かにそうですねグレ響さんにも、考える時間が必要ですよね」

 

 

「ああ」

 

 

その頃、日本橋の地下では・・・

 

「朧よ、首尾はどうだ?」

 

「ああ、順調だぜ。巴里に行く途中のあの男を含めた船は、あんたの指定した場所に幽閉してるぜ」

 

 

「そうか、朧よお前の上司に礼を言わせてくれ」

 

「この私京極圭吾を復活させてくれたことにな」

 

 

「まあ、俺達も少し帝国華撃団の連中に恨みがあるからな」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

復活した京極圭吾

「朧よ、首尾はどうだ?」

 

「ああ、順調だぜ。巴里に行く途中のあの男を含めた船は、あんたの指定した場所に幽閉してるぜ」

 

 

「そうか、朧よお前の上司に礼を言わせてくれ」

 

「この私京極圭吾を復活させてくれたことにな」

 

 

「まあ、俺達も少し帝国華撃団の連中に恨みがあるからな」

 

「いやそれでもだ、感謝するぞ朧」

 

 

 

「帝都に我等のいるかぎり」

 

「悪の栄えることはなし」

 

「たとえどんなに苦しい戦いでも」

 

「自分自身の力と」

 

「愛する力で戦う」

 

「そして勝利を掴むまで」

 

「僕たちは、決して負けない」

 

「それが帝国華撃団だぜ」

 

 

「俺たちは正義だ!!

 

「悪を蹴散らし、正義を示せ!!」

 

 

「絶」

 

「対」

 

「正」

 

「儀」

 

「帝」

 

「国」

 

「華」

 

「撃」

 

「団」

 

 

「ぐおおおお。この私が、負けるだとーー」

 

神王は、花組全員による一斉攻撃により、沈黙した。

 

「フフ、流石だ、帝国華撃団、だが私を倒した所で、何も代わらんぞ、何故なら何れまた、帝都に悪意を持つ者が現れるだろう」

 

「せいぜい、その時まで、この薄汚れた帝都での平和を楽しむがいい」

 

京極がそう言った直後、神王は爆発をし始めた。

 

京極は爆発の中で自分の身が燃えてるにも、関わらず、不敵な笑みを最後まで浮べていた。

 

「私はあの時に死んだんだからな。一度は死んだ朧と朧の上司で蘇ることが出来た」

 

「その上真王までも完全に復活させてくれて感謝するぞ」

 

「いいって事よ俺の上司も、あんたには期待してるみたいだぜ、ああもう簡単に大神一郎行方不明事件を成功してしまうんだからな」

 

「ふっあの程度の事なら造作もない」

 

 

「だが、お前達の持つ未来についての情報が無ければ。大神一郎行方不明事件等を秘密裏に出来るとは思えんよ」

 

 

「確かにな」

 

「大神一郎行方不明事件を実行出来たのは朧達のおかげだ」

 

 

「いや本当のお礼はこの時代の、帝国華撃団を潰す事が出来たらでいい」

 

「そうなのか?」

 

「ああ、特にこの時代で確実に殺しておきたいのは神崎すみれだ」

 

 

「成程な、神崎すみれが朧達の時代に、新生帝国華撃団として、帝国華撃団を再編したのだな?」

 

 

「そういう事よ。所で京極明日から帝都に攻撃するのだろう?」

 

「ああ、まずは降魔兵器を銀座に放つ。まずは米田一基に挨拶をする」

 

 

「成程な、なら俺も手伝うか?」

 

 

「いや、朧その必要はない。まだ私と朧達の繋がりを見せるつもりはないからな」

 

「それに明日は過去の亡霊として降魔兵器を出すだけだからな」

 

 

「ゲームは始まったばかりだからな」

 

 

「確かにな、特殊遊撃部隊も俺達の存在も忘れているみたいだしな」

 

「そうだろう、明日が楽しみだな」

 

翌日・・・

 

大帝国劇場地下司令室・・・

 

「・・・かすみこの反応何時、観測したの?」

 

「今日の早朝です。かえでさん」

 

 

「とりあえずかすみこの件貴女が、直接特殊遊撃部隊に伝えてくれる?降魔兵器の反応が出たと」

 

 

「わかりました。かえでさん」

 

 

「敵の目的が、何なのか不明な所があるから特殊遊撃部隊に協力して調べて」

 

「わかりました」

 

「かすみは暫く彼等と行動してね、念の為に」

 

 

「はい」

 

 

そしてかすみは秘密裏に、紫藤家に向かった。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

大帝国劇場からの協力要請

紫藤家の玄関前・・・

 

ピンポーン

 

 

「はーいどちら様ですか?」

 

直哉はチャイムが鳴り、玄関に出るとそこには、かすみがいた。

 

 

「あれ、かすみさんどうしたんですか?こちらに来て」

 

 

「はい、少し特殊遊撃部隊の皆さんに、協力して欲しい事がありまして」

 

「僕達に協力してほしい事ですか?」

 

 

「はい」

 

 

「とりあえず僕の部屋に来て話して貰えます」

 

 

「わかりました」

 

そして2人は直哉の部屋に行った。

 

 

直哉の部屋・・・

 

「ひとまず直哉君これを見て」

 

そしてかすみは大帝国劇場でのやり取りを直哉に見せた。

 

 

・・・かすみこの反応何時、観測したの?」

 

「今日の早朝です。かえでさん」

 

 

「とりあえずかすみこの件貴女が、直接特殊遊撃部隊に伝えてくれる?降魔兵器の反応が出たと」

 

 

「わかりました。かえでさん」

 

 

「敵の目的が、何なのか不明な所があるから特殊遊撃部隊に協力して調べて」

 

「わかりました」

 

「かすみは暫く彼等と行動してね、念の為に」

 

 

「はい」

 

映像終了・・・

 

「なっ降魔兵器の反応が、今朝出たんですか?」

 

「はい、赤坂方面にです」

 

 

「赤坂なら確か黒鬼会の本拠地があった場所ですから起動前の降魔兵器があってもおかしくないですね」

 

「それで、降魔兵器の調査をお願いします」

 

「帝国華撃団が動けない理由は米田健二が、いるからですか」

 

「ええ、副司令は彼に余計な情報を与えないようにしているので」

 

 

「わかりました。かすみさんその調査を引き受けますよ」

 

 

「ありがとう直哉君」

 

 

「直哉君入るよ」

 

 

その時のどかが直哉の部屋に入って来た。

 

「あ、のどかさんちょうどいいところに、すみませんがちゆさんとひなたさんとアスミさんを呼んできてもらえますか?」

 

「いいけど、どうしたの?」

 

「ええ、緊急の調査任務が出来たので」

 

「でも私達米田健二関連は、動いたら駄目なんだよね?」

 

「ああ、この調査任務は黒鬼会関連の調査なので問題ないですよ」

 

 

「「ええーー黒鬼会ーー」ラビ」

 

 

「そうですよ」

 

 

「わかった皆を呼んでくるよ」

 

 

そう言ってのどかとラビリンは直哉の部屋から出て行った。

 

 

「そう言うわけで、かすみさん。僕とのどかさん達と赤坂を調査に行きますので、この家に滞在するのなら響さんに聞いてください」

 

 

「わかりました」

 

 

そしてのどかがひなた達を連れて来て、直哉が説明をした。

 

 

「皆行くラビ」

 

「「「うん」」」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

 

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」

 

そして直哉はグレースの体内に吸い込まれた。

 

そしてグレース達は直哉の部屋からゲートを使い出撃した。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

潜入!!旧黒鬼会本拠地1 対峙した降魔の違和感

「「ここが旧黒鬼会の赤坂の本拠地」」

 

グレースとフォンテーヌがそう言う。

 

 

「見て皆入り口が2つあるよ」

 

「どちらが正しい道なのでしょう」

 

その時グレースが思い出していた。

 

 

裏口から進入した帝国華撃団大神隊を待ち受けていたのは・・・

 

「待っていたよ、帝国華撃団、ふふ金剛より私を選ぶとは、大神一郎に惚れそうだよ」

 

「やはりお前だったな土蜘蛛」

 

「何だと」

 

「行くぞ皆、攻撃目標五行衆土蜘蛛の魔装機兵八様だ」

 

「「「「「「「「了解」」」」」」」」」」」」」

 

「何だこいつ!!今までの大神一郎じゃない、これはやばいかもね」

 

 

 

「ぐおっやるね.帝国華撃団、だがまだ終わらないよ」

 

「いやお前は、終わりだ土蜘蛛!!」

 

「何!!」

 

「ぐわああ」

 

「狼虎滅却・三刃成虎」

 

「馬鹿なこの私が・・・」

 

土蜘蛛の乗る八様は、大神達のコンビプレイに、翻弄され、大神の必殺技に敗れた。

 

「フォンテーヌ、スパークル思い出してここだよ。大神さんが裏口を選択して、土蜘蛛と戦った場所に通じてると思う」

 

 

「「あ、そう言えば」」

 

「そういう事なら私達は裏口からではなく正面の入り口からですね?」

 

 

「うんそうなるね。どのみち裏口の方はあの時の状態のままだろうし」

 

 

そしてグレース達は、正面入り口から旧黒鬼会の本拠地に潜入した。

 

 

その頃4人のプリキュア達達が潜入した旧黒鬼会の本拠地の最深部では・・・

 

 

 

「フフ、来たか特殊遊撃部隊、帝国華撃団を呼び寄せたつもりだったが、大神一郎が行方不明になった事で、何もすることが出来ないか」

 

 

「まあいい降魔兵器達よ、今潜入している少女達を歓迎し、殺せ」

 

 

そう言って京極が降魔兵器に命令をした。

 

 

暫くして・・・

 

 

「「「はあ、はあ」」」

 

「グレース、やはりここ何かおかしいわ」

 

「そうです。降魔兵器の動力源でもある空中要塞武蔵が存在してないのに、降魔兵器がこれほどの数が、活動出来るのはおかしいです」

 

 

フォンテーヌとアースがそれぞれの意見を言う。

 

 

「それより何とか数を減らさないとじり貧ラビ」

 

「そうペン」

 

「そうだな皆一気に行くニャン」

 

 

「「「ええ」」」

 

「わかりました」

 

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

 

「「届け!」」

 

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「何?今降魔兵器が言葉を喋ったーー」

 

「一体どういう事なの?」

 

「・・・ここにいる降魔兵器は、もしかしたら、人間と融合した降魔かも」

 

!!

 

「あ、思い出したラビ」

 

そしてラビリンは話し出す。

 

「ぷにシールド」

 

 

「2人は殺させないよ。夜叉」

 

 

「ほう、やはりこちらに来ていたか、紫藤直哉と守護者のキュアグレースよ」

 

 

「「ワイズマン」」

 

 

「行け、降魔共拘束している帝国華撃団と同化しろ」

 

 

そしてワイズマンの命令を受けた特殊降魔達が動き出す。

 

 

 

「フフ、これで帝国華撃団は我が主の手駒よ」

 

 

夜叉がグレースに言う。

 

「成程あの時のワイズマンが行おうとした事の結果が、私達が今戦った降魔兵器かも知れないのね?」

 

「うん」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

潜入!!旧黒鬼会本拠地2 突然の出会い

「成程あの時のワイズマンが行おうとした事の結果が、私達が今戦った降魔兵器かも知れないのね?」

 

「うん」

 

「あのワイズマンの研究を誰かが引き継いのかも知れない」

 

「ひとまず先に行かない?グレースとフォンテーヌ」

 

 

スパークルがそう言う。

 

「そうですね、私達がここに入ってすぐに降魔兵器が来ましたから恐らくここには何者か知りませんが、私達に敵対する意思を持つ者がいます」

 

 

「そうだねアース、フォンテーヌスパークル気をつけて進もう」

 

「うん」

 

「ええ」

 

「はい」

 

そしてグレース達4人は、旧黒鬼会本拠地の最深部を目指し移動を開始した。

 

その頃グレースの体内にいる直哉は・・・

 

「本当にかすみさんの情報通り、降魔兵器が活動しているなんて・・・その上ワイズマンが作り出そうとしていた降魔人間のプロトタイプが今グレースさん達が戦った降魔兵器なのか?」

 

「でも純粋の降魔兵器が動いているとしても空中要塞が崩壊している状況で、降魔兵器が動ける理由は何だ?」

 

そう言いながら直哉はその当時の事を思い出す。

 

 

そして、帝国華撃団は、御柱の間に召還された降魔兵器を全滅させ、大神とさくらは、二剣二刀の儀をする為準備をし実行した。

 

「行くぞ、さくら君」

 

「はい、大神さん

 

 

「「はあああ」やああああ」

 

 

大神と、さくらの2人による二剣二刀の儀によって、御柱は壊れ、次第に武蔵内部からその影響は、外で活動していた、降魔兵器にも影響を与え始めていた。

 

 

「あの時に全ての降魔兵器は、機能停止した筈・・・それが動いてると言う事は・・・まずい」

 

「グレースさん。大至急ここから出てください」

 

「直哉君どういう事」

 

「恐らくこの周辺の降魔の反応は、帝国華撃団を葬るためにまかれた餌です」

 

「「ええーー」ラビ」

 

「そして最初の降魔達は、本拠地を爆破をする為に必要な起爆スイッチの代わりでしょう」

 

「グレースさん急いで皆さんに伝えてください」

 

「「わかった」わかったラビ」

 

グレースと直哉の話が終わった直後、1人の男性がグレース達の前に現れた。

 

「ククッ特殊遊撃部隊の君達とは、こういう形で会うのは初めてだな」

 

「「「ああ、貴方は元帝国陸軍大臣の京極圭吾」」」

 

「ええーーどうして生きてるの?貴方はあの時帝国華撃団に倒された筈なのに」

 

 

「俺たちは正義だ!!

 

「悪を蹴散らし、正義を示せ!!」

 

 

「絶」

 

「対」

 

「正」

 

「儀」

 

「帝」

 

「国」

 

「華」

 

「撃」

 

「団」

 

 

「ぐおおおお。この私が、負けるだとーー」

 

神王は、花組全員による一斉攻撃により、沈黙した。

 

「フフ、流石だ、帝国華撃団、だが私を倒した所で、何も代わらんぞ、何故なら何れまた、帝都に悪意を持つ者が現れるだろう」

 

「せいぜい、その時まで、この薄汚れた帝都での平和を楽しむがいい」

 

京極がそう言った直後、神王は爆発をし始めた。

 

「スパークルの言う通りです。京極圭吾誰が、貴方をこの世に呼び戻したのですか?」

 

「そして大神一郎行方不明事件を起こしたのも貴方ですね?」

 

 

アースとグレースが京極に聞く。

 

「クク、流石だな。大神行方不明事件を実行したのはこの私だよ」

 

 

「何故そんな事をしたの?」

 

「この世界にとって大神という人間は害悪でしかない。いや人間自体が、地球と言う星にとっては、人間の存在自体が、君達の敵ビョーゲンズと同じだとは思わないか?」

 

 

「「「「「「それは・・・」」」」」」

 

 

「確かにそうかもしれない。人間の共通している敵がいなければ、地球を人間の手によって星を破壊するかもしれない世界を私達は知ってる」

 

 

「ならば、君達もわかるだろう?」

 

「ですが、京極圭吾貴方の目的は、私達特殊遊撃部隊が必ず止めて見せます」

 

「そうか、それは残念だ。君達には死んでもらおう」

 

 

そう言って、京極圭吾が消えると同時に旧黒鬼会本拠地は爆発したのだった。

 

 

「「「「きゃあああ」」」」

 

その爆発によりキュアグレース達はどこかに吹き飛ばされたのだった。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

旧黒鬼会本拠地の地下で起きた爆発後の動き

時は特殊遊撃部隊の4人のプリキュアが旧黒鬼会本拠地に入った直後に遡る。

 

 

大帝国劇場地下司令室・・・

 

「由利花組の様子はどう?」

 

「花組隊員達は、依然大神さんの行方不明事件の事を知った頃と変わりません」

 

「そう、椿特殊遊撃部隊の皆の方はどう?」

 

「はい、直哉さん達は、無事旧黒鬼会本拠地の中に入るまでは、確認しましたが、中に入ると強いジャミングが発生し、内部の様子が見れなくなりました」

 

!!

 

「何ですって――」

 

その頃花組は・・・

 

「ねえ、さくら本当にお兄ちゃんどこに消えたのかな?」

 

「アイリス・・・大丈夫よ大神さんの事は無事よ。案外異世界に跳ばされて連絡が出来ないだけかもだけどね」

 

 

「あーー異世界に行ってるならそう言う事もありそうだねさくら」

 

 

「でしょうアイリス」

 

「それでもし、大神さんが異世界にいる事がわかれば、特殊遊撃部隊の皆が動いてくれるわよ」

 

 

「そうだねさくら」

 

 

そう言ってアイリスはさくらと別れた。

 

 

「大神さん・・・どこにいるんですか?」

 

 

さくらはアイリスと別れた後さくらは帝都を無意識のうちに回っていた。

 

 

そしてさくらがたどり着いたのは・・・

 

 

「ここは赤坂の旧黒鬼会本拠地の入り口だわ」

 

「私いつの間に」

 

そう言ってさくらは思い出す。

 

 

「さあ、さくらさんはこちらに来て下さい」

 

 

「わかったわ」

 

 

 

そして直哉がさくらを花組の元に転移をさせた。

 

 

 

「あーあ、失敗したっす今回は撤収するっす」

 

 

そう言ってバテデモーダは逃げた。

 

 

 

その頃花組と鬼王は・・・

 

 

「むっ来たか」

 

 

 

「漸く来たな、真宮寺の者よ」

 

「鬼王さん。勝負です」

 

 

「良かろう」

 

そして2機の戦いが始まった。

 

「くっ」

 

「ぐっやるな」

 

「今です、破邪剣征・桜花放神」

 

「なめるな、破邪剣征・桜花放神」

 

二人の必殺技がぶつかり合いだが、徐々にさくらが押し負け始めた。

 

「ここまでのようだな、娘」

 

「いやまだだ、鬼王さくら君自分の力を信じるんだ

 

 

「はい。大神さん」

 

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

「何だと!!」

 

鬼王はさくらの新たに放った技の直撃を受けた。

 

 

「あの時は直哉君達のおかげで私は助かったのよね」

 

 

さくらがそう呟く。

 

ドーーン

 

その時旧黒鬼会本拠地の地下が爆発した。

 

 

「きゃあああ。一体何が起きたの?」

 

 

!!

 

同時刻大帝国劇場地下司令室・・・

 

「大変ですかえでさん。旧黒鬼会本拠地の地下で爆発が起きました」

 

「何ですって――」

 

「特殊遊撃部隊の皆は?」

 

「それが・・・4人共脱出した形跡が・・・ありません」

 

「あ、さくらさんが爆発が起きた付近にいます」

 

「何ですって――」

 

「由利月組に連絡してさくらを保護して貰って」

 

「わかりました」

 

「椿私は、鶯谷と支配人の所に行ってくるわ」

 

 

「了解です」

 

 

そしてかえでは、大帝国劇場を飛び出して行った。

 

 

「たくイヨの奴何も言わずに俺を帝都の街中に送り込むとはな」

 

「お、あいつは藤枝かえでだな。丁度いいあいつを追いかけて親父の病院の場所を知るか」

 

その時米田健二は、藤枝かえでを見つけ彼女を追いかけるのだった。

 

 

その頃爆発に巻き込まれたグレース達は・・・



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

爆発に巻き込まれた5人

「皆大丈夫」

 

「ええ」

 

「何とか生きてるよ」

 

「こちらも大丈夫です」

 

「まさか直哉っちが私達に言った言葉の意味がこういう事なの?」

 

 

「ええ、皆さん。正直言って賭けでしたけどあのまま爆発する前に逃げるのは無理でしたからね」

 

「「それは確かに」」

 

直哉の言葉にグレースとフォンテーヌが、納得する。

 

 

「それに今回の件が蘇った京極圭吾の仕業かも知れませんが、少し気になったのでこういう手段で行こうと思いました」

 

 

「京極の言葉を聞いて」

 

 

「確かにそうかもしれない。人間の共通している敵がいなければ、地球を人間の手によって星を破壊するかもしれない世界を私達は知ってる」

 

 

「ならば、君達もわかるだろう?」

 

「ですが、京極圭吾貴方の目的は、私達特殊遊撃部隊が必ず止めて見せます」

 

「そうか、それは残念だ。君達には死んでもらおう」

 

 

そう言って、京極圭吾が消えると同時に旧黒鬼会本拠地は爆発したのだった。

 

 

「「「「きゃあああ」」」」

 

その爆発によりキュアグレース達はどこかに吹き飛ばされたのだった。

 

 

「「「「成程」」」」

 

「京極の背後にいる者が、私達や特殊遊撃部隊の皆に何らかの因縁がある相手だとすれば、ここで僕達が死ねば何らかの形で動き出すかも知れませんし」

 

「でもいつまでここにいるの?」

 

「もう少し待ってください。夜になるまで」

 

「「「ええーー」」」

 

 

直哉の言葉にグレースとフォンテーヌとスパークルが声をあげた。

 

 

「成程こちらの世界なら、夜に動き出す方がいいですね」

 

 

「そうだニャン。おいら達は死んでる設定だしニャン」

 

 

「そうペン。夜の方が怪しまれなくて済むペン」

 

 

「理屈はわかるけど、暇だよ」

 

スパークルがそう言う。

 

 

その頃米田支配人の入院している病院からかえでが、響に連絡をしていた。

 

「かえでさん久しぶりですね、今回どうしたのですか?」

 

 

「久しぶりね響さん。実はね・・・」

 

 

そしてかえでは響に説明をした。

 

 

「・・・成る程そう言う事なら、直哉君達の捜索はこちらで行うのでかえでさんは、米田さんの病院からそのまま大帝国劇場に戻って構いませんよ」

 

 

「え、でも早く探さないと?」

 

「大丈夫ですよ。それでは切りますね」

 

「あ、ちょっと」

 

そして響は、かえでからの電話を切った。

 

 

さてと、予定通り私達も動くよ未来」

 

 

「了解響」

 

 

「でも響かえでさんに直哉さんが生きてる事を言わなかったの?」

 

「それはね・・・」

 

「「「死んでいる方が特殊遊撃部隊の都合がいいからだろ」」いいからだろう」

 

 

「あ、翼さんに奏さん。それにクリスちゃん来れたんですね」

 

「「ああ、まさか直哉が僕もうすぐ死ぬので来てくださいと言ってたからな」」

 

「そうだぜ、簡易ゲートを貰ってたから来たが、本当すこやか市とは全然違うな」

 

 

クリスがそう言う。

 

 

「しかしよ、紫藤直哉もやるね自分の死を偽装してまでこちらで事件を起こしている黒幕を探すとはね」

 

 

「それで、立花私達が呼ばれた理由は?」

 

「はい、翼さんと奏さんには、こちらの世界で敢えてシンフォギアを纏ってアイドル活動をしてください」

 

 

「「何だって――」」

 

「そして私とクリスちゃんが2人のマネージャーで未来が、専属のスタイリストです」

 

 

「おいおい私がマネージャーだなんて無理だぜ」

 

 

「大丈夫だよ。クリスちゃん黒幕が出て来るまで私達3人は出番無いから」

 

 

「「「どういう事だ」」」

 

 

翼と奏とクリスが響に聞く。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

黒幕と思われる者達について1

「はい、翼さんと奏さんには、こちらの世界で敢えてシンフォギアを纏ってアイドル活動をしてください」

 

 

「「何だって――」」

 

「そして私とクリスちゃんが2人のマネージャーで未来が、専属のスタイリストです」

 

 

「おいおい私がマネージャーだなんて無理だぜ」

 

 

「大丈夫だよ。クリスちゃん黒幕が出て来るまで私達3人は出番無いから」

 

 

「「「どういう事だ」」」

 

 

翼と奏とクリスが響に聞く。

 

 

「つまりですね私達は、こちらの世界で起きている事件を起こしている黒幕の正体を知っている可能性があるんですよ」

 

 

「「「成程」」」

 

「「「つまり、敵も特殊遊撃部隊を潰す為には特殊遊撃部隊が干渉せざる得ない状況を作ればいいわけだな」」」

 

「そういう事です。そこで狙われたのが、大神一郎さん何です」

 

「彼が中心世界の、シンフォギア世界で言えば立花響みたいな立場なんですよ」

 

「「「ふむふむ」」」

 

 

「成程な、特殊遊撃部隊の目的は世界のバランスや歴史が極端に変わるのを防ぐのが目的だったな」

 

「はい、ですから帝国華撃団に恨みを持つ者を生き返らせたようですね」

 

そして響は3人にある音声を聞かせた。

 

 

「朧よ、首尾はどうだ?」

 

「ああ、順調だぜ。巴里に行く途中のあの男を含めた船は、あんたの指定した場所に幽閉してるぜ」

 

 

「そうか、朧よお前の上司に礼を言わせてくれ」

 

「この私京極圭吾を復活させてくれたことにな」

 

 

「まあ、俺達も少し帝国華撃団の連中に恨みがあるからな」

 

「いやそれでもだ、感謝するぞ朧」

 

 

「朧という奴の上司がこの事件の犯人と言う事か?」

 

 

「恐らく直哉君はそう考えていますね、その前に朧と朧の上司は、未来から来た者と考えていますから」

 

 

「「「なっ未来からだって――」」」

 

「ええ、直哉君とキュアグレース達は、未来に行っていますから、その時代の敵がこちらに来ている可能性があるんですよ」

 

 

「こちらの2つの映像を見てください」

 

 

そう言って響は再生する。

 

 

「グレースさん待ってください。どうやら私達の別のお客さんです」」

 

 

「え、」

 

グレースは飛鳥に言われて止まった時一つの攻撃がグレースの前を横切った。

 

 

「「これは破邪剣征・桜花放神」」

 

グレースとグレースのヒーリングステッキの中にいる直哉は突然の攻撃に驚いていた。

 

 

「ちっまた君が邪魔をするのか?紫藤飛鳥」

 

 

「そう言う貴女こそ前の世界みたいに負けますよ夜叉さん。ここで負けたらゲンアン様に嫌われますよ」

 

 

「五月蝿い勝てば文句ないわ。ここで今代紫藤直哉より厄介なお前たち姉妹を確実に殺してやる」

 

 

そして映像は2つ目に切り替わる。

 

「わかりました米田さん」

 

そう言って直哉は一通の手紙を神山に渡す。

 

 

「これは神崎司令から直哉さんに宛てた手紙を俺が読んでもいいんですか?」

 

 

 

「ええ、構いません。手紙の内容は僕に送った手紙とは到底思えないので」

 

 

そして神山は読み始めた。

 

 

「・・・」

 

 

!!

 

「直哉さん、俺達が戦っていた降魔達が姿を消したと言うのは本当ですか?」

 

 

「僕もこの手紙を見て神山さん達の世界に偵察衛星を飛ばして見た所手紙の通りでしたよ」

 

映像終了・・・

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

黒幕と思われる者達について2

「「「成程」」」

 

 

「シンフォギア世界に現れた夜叉は、別の世界の出身者で、特殊遊撃部隊と敵対をしていて、お前達の中心世界に朧とゲンアンという奴がいるかもしれないんだな」

 

 

「そして、ゲンアンという奴が、かつて倒した敵の親玉を生き返らせて」

 

「そいつを使って、大神一郎行方不明事件を起こしたのか?」

 

奏と翼とクリスがそれぞれが響に聞く。

 

 

「ええ、そう言う流れだと思っています。そして直哉君とキュアグレース達を、殺したと判断していると想定していると、次に狙われるのは私なんです。ただ彼等は私の顔は知らないんですよ」

 

 

「成程シンフォギアは特殊遊撃部隊の物と思って、私達を捕らえる可能性があるんだな。纏っていたら」

 

 

「そうです。翼さん先ほども言いましたけど、彼等はワイズマンとも繋がっていた頃にシンフォギアの情報は持っていた筈ですからね」

 

 

「ワイズマンも詳細情報をを教えるほど親密では無かった筈ですから」

 

「ワイズマンかあいつは本当の怪物だと、恐怖を感じたのは」

 

 

「奏がそこまで言うなんて・・・」

 

「翼さんとクリスちゃんその時の映像ありますけど、見ますか?」

 

 

「「ああ」」

 

そして響が映像を持ってきて再生する。

 

「私には響や紫藤直哉の言う世界の流れを守ると言う意味がよくわからない事もあったが、今回流れを変えようとする者が言ったあの女と言う言葉を聞いて私達の行動の結果次第で、私達も彼女達の敵になるかもしれないと言うのがわかったよ」

 

 

 

「・・・そうだな」

 

「だけど、私達の行動が決められた事だけを、紫藤直哉は求めているわけでなく。響のギアにしろ異世界の件にしろ本当なら教える必要が無い筈だ」

 

 

「確かにな」

 

 

「だが私達3人には、教えてくれた。だから私は語られる事の出来ない戦いだから見ておきたいんだ」

 

 

「そうか・・・」

 

 

 

「やれやれ私は、グワイワルを連れて帰りたいだけなんだかな」

 

「仕方ない出てこい夜叉」

 

 

!!

 

 

「お呼びでしょうかマスター」

 

 

ワイズマンの体内から夜叉が出て来た。

 

 

「げ、何なんだあいつは」

 

 

映像停止・・・

 

 

「「うっ人の体から人が・・・」気持ち悪い」

 

 

「もう少し録画残ってますけど?」

 

「「もういい見たくない」」

 

「これを奏はリアルタイムで見たのか」

 

 

「凄いな」

 

「凄くないよ翼、足が震えてたからな」

 

「そうなの?」

 

「ああ」

 

 

「それで、響その作戦はいつからだ」

 

「それは、明後日からですよ」

 

「そうなのか?ならゆっくり出来るな」

 

「ゆっくりできませんよ。今夜に直哉君とキュアグレース達を助けて、死体用の人形と交換した上で明日のニュースに紫藤直哉死亡と大々的に発表するんですから」

 

 

「「うへ――大変だぜ」」

 

そしてその夜・・・

 

響と未来とシンフォギア世界から来た。翼と奏とクリスは直哉とキュアグレース達が埋まっている場所に行き5人を助けたのだった。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第9章 第2部 大神一郎行方不明事件黒幕判明編
プリキュアと奏者の再会と紫藤直哉の・・・


「ぷはーー苦しかったありがとう響さんと未来さん」

 

「「遅くなってごめんね。スパークル」」

 

 

「大丈夫か?」

 

 

「はいありがとうございます」

 

翼はフォンテーヌを助けた。

 

 

「ほら手を貸すよ捕まれ」

 

「はい」

 

奏はアースを助けた。

 

 

「ほら、グレースしっかり持っていろよ」

 

「うーん土の中より地上がいいな。クリスさん助けてくれてありがとう」

 

クリスはグレースを助けた。

 

 

 

そしてシンフォギア奏者はプリキュア達を助け、次の行動に動き出した。

 

その裏でクリスが、直哉とグレースに聞いた。

 

「なあ、直哉お前がグレースの体内に入るのはもしかして、通常の降魔にグレースとフォンテーヌとスパークルの技が効くようにする為か?」

 

「ええ、その意味合いが強いですね。ただプリキュアの姿になると、僕自身の持つ力が1人では使えなくなるので」

 

 

「成程なグレースとフォンテーヌとスパークルに本来持たない力を持たせた代償と言う事か」

 

「ええ、そう考えて良いですよ。クリスさんグレースさん達の世界だったらメガ降魔以外だったら、僕が手伝う事は無いですけどね」

 

 

「そうだね、直哉君」

 

「成程な、時と場合によるが、直哉も前線に出るんだな」

 

 

「直哉君準備終わったよ」

 

 

「わかりました」

 

そして直哉達と響達は直哉の家に戻った。

 

 

翌日・・・

 

 

「ここで臨時ニュースです。昨日に発生した赤坂の地下で起きた爆発事故により、紫藤家当主の紫藤直哉さんが死亡しました。また紫藤直哉さんに同行していたと思われる4人の人物の行方も今だわかってません」

 

 

「何だと!!直哉が死んだだとーー」

 

 

「「「「「「「「ええーー」」」」」」」」

 

 

「嘘よ直哉君が死ぬなんて」

 

 

「さくら・・・」

 

 

「そうですわ中尉もそうですけど、直哉さんが死ぬなんて想像出来ませんわ」

 

「すみれさん・・・」

 

 

その頃米田支配人が検査入院する病院では・・・

 

「成程な、このニュースが流れる前に響が言ったんだな」

 

 

「はい」

 

 

「・・・成る程そう言う事なら、直哉君達の捜索はこちらで行うのでかえでさんは、米田さんの病院からそのまま大帝国劇場に戻って構いませんよ」

 

 

「え、でも早く探さないと?」

 

「大丈夫ですよ。それでは切りますね」

 

「あ、ちょっと」

 

そして響は、かえでからの電話を切った。

 

「となるとこの紫藤直哉の死亡についてのこのニュースは、大神一郎誘拐事件を起こした連中への罠かもしれんな」

 

 

「どういう事ですか?司令」

 

「ああ、かえで君この映像を見てくれ」

 

「司令この映像は?」

 

「いいから見てくれかえで君」

 

 

そしてかえでは米田に言われるまま映像を見始めた。

 

 

 

「ククッ特殊遊撃部隊の君達とは、こういう形で会うのは初めてだな」

 

「「「ああ、貴方は元帝国陸軍大臣の京極圭吾」」」

 

「ええーーどうして生きてるの?貴方はあの時帝国華撃団に倒された筈なのに」

 

 

「俺たちは正義だ!!

 

「悪を蹴散らし、正義を示せ!!」

 

 

「絶」

 

「対」

 

「正」

 

「儀」

 

「帝」

 

「国」

 

「華」

 

「撃」

 

「団」

 

 

「ぐおおおお。この私が、負けるだとーー」

 

神王は、花組全員による一斉攻撃により、沈黙した。

 

「フフ、流石だ、帝国華撃団、だが私を倒した所で、何も代わらんぞ、何故なら何れまた、帝都に悪意を持つ者が現れるだろう」

 

「せいぜい、その時まで、この薄汚れた帝都での平和を楽しむがいい」

 

京極がそう言った直後、神王は爆発をし始めた。

 

「スパークルの言う通りです。京極圭吾誰が、貴方をこの世に呼び戻したのですか?」

 

「そして大神一郎行方不明事件を起こしたのも貴方ですね?」

 

 

アースとグレースが京極に聞く。

 

「クク、流石だな。大神行方不明事件を実行したのはこの私だよ」

 

!!

 

「なっ京極圭吾が何故生きているの?」

 

映像停止・・・

 

「落ち着けかえで君。京極圭吾が生きているのは、反魂の術によるものだ」

 

「つまり京極圭吾が山崎や一馬にした事を、京極がされたと言う事だよ」

 

 

「しかしこの記録はどうやって手に入れたんですか?」

 

「ああ、それは直哉が録画していたのを響がわし宛に届けてくれたよ昨日の夜にな」

 

「これで少なくとも大神一郎誘拐事件についての犯人がわかったな」

 

「ですが・・・犠牲が大きいです」

 

「ああ、そうだな・・・響達が京極を生き返らせた黒幕について動くらしいからな、かえで君花組の臨時隊長健二にして、京極を探すように指示をしてくれ」

 

!!

 

「正気ですか司令」

 

「ああ、本気だ今回の事件は、帝国華撃団と特殊遊撃部隊の協力していかないとワシは勝てないと思っているからな」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

米田一基の病室にて前編

「これで少なくとも大神一郎誘拐事件についての犯人がわかったな」

 

「ですが・・・犠牲が大きいです」

 

「ああ、そうだな・・・響達が京極を生き返らせた黒幕について動くらしいからな、かえで君花組の臨時隊長健二にして、京極を探すように指示をしてくれ」

 

!!

 

「正気ですか司令」

 

「ああ、本気だ今回の事件は、帝国華撃団と特殊遊撃部隊の協力していかないとワシは勝てないと思っているからな」

 

「わかりました支配人」

 

「それでは失礼します支配人」

 

「ああ、頼むぞかえで君」

 

 

そしてかえでは、大帝国劇場に戻った。

 

 

「さて、これでいいのか?紫藤飛鳥」

 

 

「はい、ありがとうございます米田さん」

 

 

「しかしよ、わしは直哉に妹がいるとは知らなかったぞ」

 

「あはは、私は兄さんがどうしても動けない時に動くのが仕事ですから。私は直接戦場には出ないようにと兄さんに言われてるので」

 

 

「成程な」

 

「先ほどの映像を持って来たのも直哉の最後の指示か?」

 

「ええ、そうですよ。ただ違うのは兄さんものどかさん達も生きてますけどね」

 

 

「何だと!!生きてるのか?」

 

「ええ、今回の黒幕が動きやすいように偽装してますよ」

 

 

「成程な、今回の件に関して紫藤直哉とのどか達が死んでいるようにした方が都合がいいのか?」

 

「ええ、そうです。今回の事件の黒幕は、特殊遊撃部隊に一度やられてますから、彼等の世界でね」

 

 

「そういう事か、黒幕が特殊遊撃部隊戦いと思うなら本来の歴史とは違う事をすれば・・・おいおい待てよ大神一郎誘拐事件は、そういう意図で行われたのかよ」

 

 

「そうです。そして黒幕は自分達の存在を隠すために京極圭吾が必要だったと言う事です」

 

その頃世間で死んでいる直哉達は・・・

 

 

「うーんお墓型戦艦の中で生活するの久しぶりだね」

 

 

「そうね、ひなた」

 

「でもいいんですか?直哉」

 

 

「何がですか?アスミさん」

 

「ここで偽装としても直哉の死を発表してよかったんですか?」

 

 

「「「あ、そうだよ。今後の中心世界での活動に支障ないの?」」」

 

 

「ああ、それは大丈夫ですよ。暫くは僕自身動けませんけど、妹がいますしね」

 

 

「「「あ、飛鳥ちゃん」」」

 

「そうです暫くは、僕の意見と飛鳥の考えで運営する形になります」

 

 

「「「「成程」」」」

 

 

「まあ、恐らくですけどトワやレイさんが、この事件が終わったら動くと思いますよ」

 

「直哉っち結局私達はどの辺りで動き出すの?」

 

 

「そうですね今は、僕の死を帝都に宣伝しているので、僕達が動くとなるタイミングは大神さんの居場所がわかったらゲートをここから使って大神さんを救出する形ですね」

 

 

「しかし直哉君よく計画をいつ話したの?響さんや飛鳥ちゃんと」

 

 

ちゆが直哉に聞く。

 

「グレースさんの体内にいる間に響さんと飛鳥ちゃんに連絡してました」

 

 

「そうなのね」

 

「はい」

 

 

再び米田の病室では・・・

 

「それじゃあ、京極は自分が黒幕の捨て駒と理解しているのかよ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

米田一基の病室にて後編

「恐らくですけど、京極は米田さんの言っている事は知っていると思いますよ」

 

 

「その上で京極も帝国華撃団に、復讐をしたいんだと言う気持ちがあって捨て駒にされたとしても構わないのかも知れませんね」

 

「しかしよ、直哉の妹直哉の依頼だからかえで君に頼んで、帝国華撃団の臨時隊長に米田健二を指名したが、ほんとうにいいのか?」

 

 

「確か米田健二は、特殊遊撃部隊の敵の筈だろう?」

 

「ええ、米田さんの言う通り、米田健二は現状敵と言っても良いですが今回の事件に関しては、米田健二一派も大きな改変は許せないらしく、協力して対応する事になって私達の上司が米田健二の臨時隊長に指名するよう兄さんに言ったんですよ」

 

 

「成程な、直哉も立場上では死んでいるから帝国華撃団と特殊遊撃部隊の同時指揮は無理だな」

 

「ええ、そして現状ではこんな状況で的確に花組を指揮出来るのは米田健二しかいないんですよ」

 

 

「成程な、そして紫藤直哉を殺した奴等が次に狙うのは俺達帝国華撃団と言うわけか?」

 

「恐らくはそう言うシナリオでしょうね、奴等からしてみれば帝国華撃団を無力化出来る大神さんを持っているんですから」

 

 

「確かにそう言う状況で大神を使われたらまずいな」

 

 

「ええですから、奴らに教えているんですよ奴等にね紫藤直哉の死を」

 

「それはどういう意味なんだ?」

 

「それは数日後のお楽しみに」

 

 

そう言って飛鳥は米田の病室から消えた。

 

 

それから数日後の浅草では・・・

 

 

 

「いやー素晴らしいよ君達の歌が」

 

 

「「ありがとうございます」」

 

「歌も良いけどその衣装もいいね・・・その衣装を見ると思い出したくない事まで思い出すけど」

 

 

「どうしたんだい?大丈夫か」

 

 

奏が青年に聞く。

 

「大丈夫だよ。そう言えば君達はどれくらい帝都に滞在するの?」

 

 

「ああ、1週間くらいかな?最低5ヵ所で歌いたいからな」

 

 

「そうだね奏」

 

 

「わかったよ。1週間だね最終日に君達を迎えに行くよ」

 

 

そう言って、青年は翼と奏の前から去った。

 

 

翼と奏と少し離れている場所にいる響達は・・・

 

 

「おい、響ターゲットが餌に食いついたのか?」

 

「うん間違いないよ翼さんと奏さんのシンフォギアを見て、その衣装を見ると思い出したくない事まで思い出すけど・・・そう言ってたから間違いないよ」

 

 

「ターゲットが接触来たけどこれからどうするの?響」

 

未来が響に聞く。

 

 

「とりあえず奏さんが彼に、私達の予定言ったよねその通りやるよ」

 

 

「ああ、1週間で5ヵ所て奴?」

 

「うん」

 

 

「私もこんなに早く接触があるとは思わなかったけど」

 

 

「それでどうするんだ?これからアイドルに暫く奴の相手をさせるのか?」

 

 

「奴が望んでいるならね。とりあえず今日は翼さんと奏さんが満足したら引き上げるよ」

 

「了解」

 

「ああ」

 

 

そしてその日の浅草での野外ライブは終了した。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響達の浅草での動きを見る直哉達

翼と奏がターゲットの青年と接触する前までに時を少し戻して・・・

 

 

その頃の直哉達は・・・

 

「ふわああ、翼さんも奏さんも本当のアイドルなんだ」

 

「そうねのどか」

 

「いいなあ、直接見たいよ。浅草に行きたいよ

 

「それはいけませんよ。ひなたここで私達が行けば、これからの行動に支障が起きますよ」

 

 

「う、それはそうだけど」

 

「あ、ステージに1人の男の人が上がったニャン」

 

ニャトランがそう言うと1人の青年が現れてこう言った。

 

 

「いやー素晴らしいよ君達の歌が」

 

 

「「ありがとうございます」」

 

「歌も良いけどその衣装もいいね・・・その衣装を見ると思い出したくない事まで思い出すけど」

 

 

「どうしたんだい?大丈夫か」

 

 

奏が青年に聞く。

 

「大丈夫だよ。そう言えば君達はどれくらい帝都に滞在するの?」

 

 

「ああ、1週間くらいかな?最低5ヵ所で歌いたいからな」

 

 

「そうだね奏」

 

 

「わかったよ。1週間だね最終日に君達を迎えに行くよ」

 

 

そう言って、青年は翼と奏の前から去った。

 

「何あの人いきなり出てきて」

 

 

「ライブも中断したわね」

 

 

 

「・・・直哉君この人人間じゃないよね?」

 

「ええ、恐らく上級降魔の一人と思いますよのどかさん」

 

 

「「ええーーこの人降魔なの」」

 

「ええ、映像を通してもあの青年から出ていた異質な力を感じましたから」

 

 

「のどかっち凄い、アスミンみたいにそんな事がわかるようになったの?」

 

 

「違うよひなたちゃん。私は直哉君の力を長い時間受けてるからだよ」

 

 

「ごめんねのどかさん体の体質を変えてしまって」

 

「ううん気にしないで、直哉君」

 

「しかしあの青年が上級降魔としても私達は夜叉としか会ってないわよあの時は」

 

 

「いえ、ちゆさん思い出してくださいあの時雨宮さくらさんの世界に誰がいたのかを」

 

 

そしてちゆは思い出す。

 

 

「フフそんなにその子供に勝ちたいのならば夜叉貴女に新たな力をも授けましょう。この黒の機体をね)

 

 

そう言ってワイズマンが現れた。

 

 

「フフ、どうしますか?夜叉乗りますか?」

 

 

「ええ乗るわ。勝てるのでしょう?」

 

 

 

そして夜叉はワイズマンの思惑通りに黒い機体に乗った。

 

 

「ちょっとあれリインさんが乗っていたロボットじゃない?」

 

 

「そう言われたらそうニャン」

 

 

 

「でもあんな黒一色ではなかった筈よ」

 

 

「そうペンリインさんが乗っていたロボットの色は灰色だった筈ペン」

 

 

「フフ、驚いたかね。紫藤飛鳥と3人のプリキュア諸君。この黒いヴァリマールは、君達の世界に現れたヴァリマールのもうひとつの可能性にすぎない」

 

 

 

「「「「「「もう一つの可能性だってーー」」」」」」」

 

 

「そして君達は灰色騎士にいい感情を持っていないことを私は知っている」

 

 

!!

 

「何故貴方がその事を知ってるの?」

 

 

「さあ何故だろうね」

 

「あ、そうだわワイズマンがいたわ」

 

 

「そうです僕達が会ってない上級降魔がシンフォギアにいい思い出を持っていないのは僕達があの時代の戦いに参加して彼等の計画を根本から潰したからだと思いますよ」

 

 

「「「「成程」」」」

 

 

その後青年がういなくなった事で浅草での野外ライブは無事最後まで行われたのだった。

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

花組臨時隊長と上級降魔初めての接触前編

翼と奏が上級降魔が変装しているだろうと思える青年と出会いその翌日・・・

 

 

響達は帝都タワーがある芝公園にて野外ライブの準備をしていた。

 

「響、どうして最初の場所をここに決めたんだ?」

 

奏が響に聞く。

 

 

「深い意味はありませんよ。ただ奏さんが5ヶ所回ると行った時最初に思い付いた場所がここでしたので」

 

「成程」

 

「しかし立花本当にあの青年が上級降魔なのか?」

 

「ええ、それは間違いありません。直哉君に確認したので」

 

 

「・・・直哉君この人人間じゃないよね?」

 

「ええ、恐らく上級降魔の一人と思いますよのどかさん」

 

 

「「ええーーこの人降魔なの」」

 

「ええ、映像を通してもあの青年から出ていた異質な力を感じましたから」

 

 

「のどかっち凄い、アスミンみたいにそんな事がわかるようになったの?」

 

 

「違うよひなたちゃん。私は直哉君の力を長い時間受けてるからだよ」

 

 

「ごめんねのどかさん体の体質を変えてしまって」

 

「ううん気にしないで、直哉君」

 

「この映像のように直哉君達も浅草の一件をリアルタイムで見てましたので」

 

そう言って響が直哉達のサイドで行われた会話を見せた。

 

 

「「成程」成る程な」

 

その時上空に昨日翼と奏が会った少年がいた。

 

 

「クク、さてやりますか、お前達のコンサートなんて壊してやるよこの朧様がな、出でよ降魔よ」

 

上級降魔の朧が芝公園に大量の降魔を召喚した。

 

ほぼ同時刻・・・

 

大帝国劇場地下司令室・・・

 

「皆大変よ、芝公園に無数の降魔が現れたわ」

 

 

「「「「「「「「ええーー」」」」」」」」

 

かえでの言葉に驚く花組。

 

「至急芝公園に現れた降魔を撃破して」

 

 

「「「「「「「了解」」」」」」」」

 

 

「健二さん久しぶりだから気をつけてね」

 

「はい、それでは帝国華撃団花組出撃せよ!!目標地点芝公園」

 

 

「「「「「「「「了解」」」」」」」」

 

 

そして、帝国華撃団は出撃した。

 

 

その頃響達は・・・

 

「おいおい、あの降魔の奴等先輩達だけを狙ってやがるぜ」

 

「響、響のギアなら降魔を倒せるんじゃないの?」

 

「未来、確かにガングニール・シャドーなら降魔は倒せるよ、だけど私が倒しても意味が無いんだよ」

 

「そうなの?」

 

「うん」

 

「それに、もうすぐ来てくれるから帝国華撃団がね」

 

 

「「帝国華撃団?」なんだよその帝国華撃団と言うのは?」

 

「それはね・・・」

 

「そこまでよ降魔」

 

「「「「「「「「「帝国華撃団参上!!」」」」」」」」」

 

 

「「「「何だ空からロボットが堕ちて来たーーー」」」」

 

「そうあれが、帝国華撃団の霊子甲冑光武改だよ。みんな」

 

 

「「「「ええーー」」」何だと――」

 

 

響の言葉に驚く未来達だった。

 

「ほうあれがこの時代の帝国華撃団か、行け降魔共よ」

 

上級降魔朧の命令により翼と奏を襲っていた降魔も帝国華撃団と戦いだした。

 

 

「皆降魔を、速やかに撃破するぞ」

 

「「「「「「「「了解」」」」」」」」

 

 

そして戦いが始まった。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

花組臨時隊長と上級降魔初めての接触後編

「神崎風塵流・不死鳥の舞」

 

 

「球電ロボ」

 

 

 

「シェルクーンチク」

 

 

 

「鷺牌五段」

 

 

 

「イル・フラウト・マジーコ」

 

 

 

「ディ・ワリキューレ」

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

 

そして各隊員の必殺攻撃を受けて上級降魔朧の召喚した降魔は全滅した。

 

 

「凄い」

 

「すげえ、帝国華撃団」

 

 

「ヒューやるね」

 

 

「ああ・・・見事だ」

 

 

「健二お兄ちゃんん降魔全部倒したみたいだよ」

 

「ああ、わかったけど、まだ何かが起きる気がする警戒をしてくれ」

 

「「「「「「「了解」」」」」」」」

 

 

「へえ―やるねえ、だがこの空間の中ならどうかな?」

 

 

「魔空空間発動)

 

 

上級降魔朧の声により、魔空空間が芝公園を中心に発生し、魔空空間に取り込まれた地域は帝都とは、完全に遮断されていた。

 

「クク、さて第二幕の始まりだぜ帝国華撃団」

 

その頃大帝国劇場地下司令室では・・・

 

 

!!

 

「大変です。副司令花組との通信が途絶えました」

 

「何ですって、椿由利復旧はどうなってるの?」

 

「芝公園を中心に突然出来た空間が通信を受け付けなくしているようです」

 

「それって由利さん芝公園を中心に出来た空間の中は異世界と言う事ですか?」

 

「特殊遊撃部隊の皆がいれば、もっと詳しく分かるのだけど・・・」

 

「そうですね、でも私はあの報道を信じてませんよ」

 

「椿・・・貴女」

 

 

「ここで臨時ニュースです。昨日に発生した赤坂の地下で起きた爆発事故により、紫藤家当主の紫藤直哉さんが死亡しました。また紫藤直哉さんに同行していたと思われる4人の人物の行方も今だわかってません」

 

「あの報道はデマと言いたいのね」

 

「はい」

 

「2人共今は謎の空間を調べて頂戴」

 

「「了解です」」

 

その頃魔空空間の内部にいる響達は・・・

 

「あ、これはまずいかも」

 

 

「あ、どういう事だ響?」

 

クリスが響に聞く。

 

 

「実は・・・

 

!!

 

「響それはまじかよ。やばいじゃねえか」

 

 

「うんだから私がこの空間をたたき割って来る」

 

 

「「「「はあーー」」」」

 

 

そう言って響は、魔空空間を破壊する為に向かった。

 

 

その頃直哉達は・・・

 

 

「「「ああ、あれは魔空空間だよ」」」

 

「魔空空間?何ですか?直哉」

 

 

「魔空空間これは僕達も雨宮さくらさんの世界の上級降魔朧の夜叉が初めて使ったのに僕達も巻き込まれてしまったのですが、僕達人間には影響は出なくて霊子甲冑に悪影響が出るようなのです」

 

 

「どのような影響なのですか?」

 

「それは降魔の敵対する者の力を半減させる能力です。新生帝国華撃団は、それを無限に乗り換えて打破しましたが、この時代の帝国華撃団は、魔空空間の中で戦えるのかすら未知数ですけどね」

 

 

「成程そうなのですね」

 

「あ、直哉っちトワさんとレイさんからの連絡だよ」

 

 

ひなたが直哉に言う。

 

「あ、はい今出ます」

 

 

「おお、直哉少し管理者の神殿に来てくれないか雨宮さくら達が今の中心世界の状況を見て落ち着かないで私達に行かせろて云うばかりだから」

 

 

「わかりました」

 

 

そして直哉は、管理者の神殿に向かった。

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

魔空空間内部での出来事1

「「「「「「「「きゃああああ」」」」」」」」

 

「ぐうっ何だこの空間は?光武改がまともに動かせない」

 

「一体私の光武改に何が起きたのですの?」

 

「理解不能・・・」

 

「何が起きたんだよ皆の光武改によ」

 

 

すみれやカンナ質が急に動かなくなった事に驚きの声をあげる。

 

 

状況の急激な状況変化に追いつけない帝国華撃団花組を新たに現れた降魔の大群が襲い掛かる。

 

 

「こりゃまずいわ。光武改の謎の不調に、降魔の増援と来たか」

 

「紅蘭何とかできないの?」

 

「それは無理やさくらはん。天武の時みたいに明確な原因があれば別でっせ」

 

「そんな・・・」

 

「健二お兄ちゃんこのままアイリス達死んじゃうのかな?お兄ちゃんにも会えないまま」

 

「皆諦めるな・・・と言っても無理か」

 

「俺達の置かれている状況は本当に最悪な状況だ」

 

「皆光武改から降りて逃げろ」

 

 

「「「「「「「「何言を行ってるんですか?健二さん」」」」」」」」

 

花組隊員が健二の命令に反応する。

 

 

「いいか皆、恐らく光武改の不調はこの空間のせいだ。どういう理屈でそうなってるのかはわからないがな」

 

 

「「「「「「「「ええーー」」」」」」」」

 

 

健二の言葉に驚く花組」

 

「そしてこの空間を作り出すものを破壊しろ。俺は自分で打開するから」

 

「「「「「「「「そんな」」」」」」」」

 

その時帝国華撃団を襲っている降魔に一瞬強い風が吹きその後降魔は消滅した。

 

響が帝国華撃団を助ける前・・・

 

「うんあれって帝国華撃団を襲っている降魔だね。やっぱり魔空空間の影響で光武改が動かないようだね、雨宮さくらさんから聞いた通り」

 

 

「やべえ無限がこの空間に入った途端動かなくなっちまった」

 

 

「大丈夫か?初穂」

 

「同じく私の無限も同じ状態です」

 

 

「了解した。クラリス、さくらはどうだ?」

 

 

「私は、問題なく動けますので、探索を続けます」

 

「ああ、無理はするなよさくら)

 

「了解」

 

 

その時3人の周りに大量の小型怪蒸気が現れ隊員達も含め司令室も慌てていた。

 

 

「さくら逃げろお前だけでどうにか出来る数じゃねえ」

 

 

「さくらさん逃げて下さい」

 

 

「大丈夫だよ私を信じて」

 

 

さくらはそう言いながら光武三式で小型怪蒸気を倒し始めた。

 

 

「凄いが無茶をしすぎだぞさくら」

 

 

帝国華撃団の周りに出た小型の怪蒸気はさくらが一人で倒したのだった。

 

「仕方ないな、ガングニール・シャドーのスピードを上げてっと」

 

 

「行くよーフン」

 

 

響は、超スピードで降魔の1体を消滅させると、帝国華撃団を襲う降魔までもが連鎖式に消滅したのだった。

 

 

「うん、やっぱりガングニール・シャドーはむやみに使うのは危険だね。それよりも魔空空間を維持してる空間のボスを探さないと」

 

 

そう言って響は帝国華撃団から離れ先に進むのだった。

 

花組は・・・

 

「一体どうい事なんだ強い風が吹いたと思ったら降魔がいないだと」

 

米田健二は突然起きた事に驚きを隠せないでいた。

 

そして紅蘭の手により、魔空空間でも動けるように調整され、花組も行動を再開したのだった。

 

 

その頃レイとトワに管理者の神殿に来るように言われた直哉は・・・

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

管理者の神殿で衝撃の事実を知る神山達前編

紫藤直哉が、管理者の神殿に来る前の出来事・・・

 

「おい、トワ私達を中心世界に行かせろ」

 

初穂がトワに言う。

 

「駄目よあんたたち新生帝国華撃団は活動禁止期間なのだから」

 

「そんなの関係ねえ。今出ている降魔達は私達だけが倒せるんだぞ」

 

 

「「「初穂やめろ。これ以上俺達の立場を悪くするな」そうですよ初穂さん」暴走は駄目初穂」

 

 

「初穂言ったわね朧の出した降魔がこの時代の帝国華撃団に勝てないと」

 

「ああ」

 

「ならこれを見なさい」

 

「神崎風塵流・不死鳥の舞」

 

 

「球電ロボ」

 

 

 

「シェルクーンチク」

 

 

 

「鷺牌五段」

 

 

 

「イル・フラウト・マジーコ」

 

 

 

「ディ・ワリキューレ」

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

 

そして各隊員の必殺攻撃を受けて上級降魔朧の召喚した降魔は全滅した。

 

「「「「なっ馬鹿な」」」」

 

 

「何で旧式の機体で、私達の時代の降魔が倒せるんだよ」

 

 

「納得いかねえ」

 

「納得いかなくても、これが現実よ」

 

!!

 

「さて、神山貴方ならわかるわよね」

 

「ええ、俺達は降魔戦争前の時代を知らな過ぎた事が原因と思います」

 

「俺達の前の帝国華撃団。巴里華撃団。紐育華撃団の記録を見て俺達がどれだけ甘い考えを持って戦っていたのかがわかりました」

 

 

「それに私もまなつちゃん達の世界に行き特殊遊撃部隊いえ直哉さんの、言ってくれた意味もわかりました」

 

クラリスがそう言う。

 

「初穂機体は最新も旧式も関係ない。旧帝国華撃団の皆さんは太正12年から俺達の知る降魔戦争まで戦ってたんだ。それに融合世界の方は、本来の敵に加えてノイズやメガビョーゲン等と戦っているんだからな」

 

「そうだとしても私は認めたくない」

 

「「初穂さん」初穂」

 

「仕方ないわねレイ。今死んでいる直哉を呼んでもらえる神殿に?」

 

「ああ、わかった」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「ちょっと待ってくださいトワさん直哉さんが死んだのですか?」

 

「ああ、新生帝国華撃団は、活動停止だから伝えてなかったわね。言葉通りよ紫藤直哉は、中心世界では死者となってるわ立場的にね」

 

 

「これを見なさい」

 

 

「ここで臨時ニュースです。昨日に発生した赤坂の地下で起きた爆発事故により、紫藤家当主の紫藤直哉さんが死亡しました。また紫藤直哉さんに同行していたと思われる4人の人物の行方も今だわかってません」

 

「まじで死んだのかよ」

 

「「「信じられない」」」

 

「信じられないのは、勝手だけどこれが中心世界にとっての現実よ」

 

 

!!

 

「直哉さんがいないのなら融合世界のバランスはどうなるんですか?」

 

クラリスがトワに聞く。

 

 

「そこは変わらないわよ。紫藤直哉のままよ」

 

「「「「ええーー死者に仕事させるのかよ」させるのですか」」」

 

「当然じゃない。ねえ直哉」

 

「ええ、そうですね中心世界堂々と姿を出せないだけなので、別に仕事的に問題は無いですよ」

 

 

「「「「ええーー直哉さんが生きてる――」」」」

 

神山達は直哉が、肉体を持っての登場に驚いていた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

管理者の神殿で衝撃の事実を知る神山達後編

「それでトワどうしたんですか?レイさんから来てくれと言われたんですけど」

 

「ごめんね、そこの初穂が暴走してね」

 

 

「ああ、初穂さんの暴走ですか?どうせ朧が中心世界に出て来たから未来の降魔は無限でしか倒せないとでも言ったんですか?」

 

 

「ぐっ当てやがった化け物かこいつは」

 

 

「「いや初穂がわかりやすいだけじゃ」わかりやすいだけでは?」

 

神山とクラリスはそう心の中で叫んだ。

 

「それでトワは僕に新生帝国華撃団の4人を使えと言うのですか?」

 

 

「あ、別に使わなくても良いけど、初穂の相手をしたくないだけだから」

 

「何だと!!」

 

「ああやめろ初穂神様に手をあげるな」

 

 

そう言いながら神山が初穂を抑える。

 

 

「トワも初穂さんを挑発しない」

 

「たくっこんなしょうもない事で呼ばないで下さいね。それでは神山さんとクラリスさんとあざみさんとそこに隠れているまなつちゃん達も行きましょうか」

 

 

「「「「ええーー」」」」

 

「「「「「良いの私達も」」」」」

 

「ええ、良いですよまなつちゃん達むしろ君達がいないと、旧帝国華撃団は魔空空間から脱出出来ないので」

 

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「どういう事よ直哉・・・まさか」

 

「ええ、そうですトワ今回の朧が魔空空間の維持の為のボスは降魔ではなくヤラネーダの可能性があるんです」

 

「「「「馬鹿な」ありえねえだろ」いえ、待ってください。ワイズマンから何かのアイテムで時間や対象を関係なく終えるアイテムがあれば・・・」私達がまなつ達の世界に行ってヤラネーダに負けた事を知れば使うかも知れない」

 

「「「「あ、そっか」」」」」

 

 

「それに皆直哉以外がどうやって融合世界に戻って来た?」

 

ローラが直哉とトワ以外の人に聞く。

 

 

「「「「「「「それは・・・」」」」」」」」

 

そして皆が思い出す。

 

 

「「ええ――それはグランゾンの」」

 

「だから言っただろうブラックホールに飲み込まれるがいい」

 

 

「直哉君どういたらいいの?」

 

「この状況に打開策があるとすれば、ブラックホールクラスターと同等もしくはそれを超える技で消滅させるしかありません」

 

「そんな」

 

 

そしてヴォルクルスがブラックホールクラスターを地上に向けてはなった。

 

 

「薫・・・私やるよ」

 

 

「飛鳥ちゃん」

 

「サイバスター私に力をかして・・・行くぞ!!ヴォルクルスコスモノヴァ発射」

 

 

「うおおお。コスモノヴァだと、紫藤飛鳥め小癪な真似を・・・だがこの2つの技により次元に穴が開くだろう」

 

 

ヴォルクルスがそう言った直後次元の穴が開き、その場にいるもの全てが次元の穴にに吸い込まれた。

 

 

「「「「「「うわあああ」」」」」」」

 

「「「「あ、次元の穴だ」」」」

 

「そうよ、つまりヌメリーとエルダも融合世界に来ている可能性があると言いたいのよね?」

 

「はいその通りですローラさん。もし朧に協力するあとまわしの魔女の配下がいれば、それはエルダちゃんの可能性があります」

 

 

「成程ね、直哉の言う可能性は完全に無いとも言えないわね」

 

「僕としたらその可能性は無い方が良いですけど」

 

 

「確かに言えてるわね」

 

その時のどかからの緊急連絡が来た。

 

 

「直哉君大変だよ」

 

「どうしたのですか?のどかさん」

 

「魔空空間のボスがゼンゼンヤラネーダだったの、それで帝国華撃団は全員やる気を奪われて」

 

わかりました至急行きますね」

 

 

「お願い」

 

 

「聞こえましたね」

 

「「「「「はい」」」」」

 

そして直哉はゲートを使いまなつ達と共に魔空空間の芝公園に向かった。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

魔空空間での出来事2

「皆何とか光武改の応急処置は済ませたけどあくまでも応急処置やからな」

 

「「「「「「「了解」」」」」」」」

 

 

そして、帝国華撃団は魔空空間の中心に向かう。

 

「へえ、昔の帝国華撃団は根性あるな。新生帝国華撃団の連中よりは面白い戦いになりそうだ。だがこの魔空空間のボスには絶対勝てねえからな」

 

「おい、エルダヤラネーダとかいう奴の準備は出来てるだろうな」

 

「五月蠅いな準備は出来てるよ」

 

「何でこんな奴と・・・原因はあれだけど」

 

 

エルダは思い出す。

 

 

「薫・・・私やるよ」

 

 

「飛鳥ちゃん」

 

「サイバスター私に力をかして・・・行くぞ!!ヴォルクルスコスモノヴァ発射」

 

 

「うおおお。コスモノヴァだと、紫藤飛鳥め小癪な真似を・・・だがこの2つの技により次元に穴が開くだろう」

 

 

ヴォルクルスがそう言った直後次元の穴が開き、その場にいるもの全てが次元の穴にに吸い込まれた。

 

「あんな事が無ければこの世界に来ることも無かったのに、それにこいつはブルーと違って賢くない」

 

「何か言ったかエルダ?」

 

 

「別に何も言ってないよ」

 

「そろそろ帝国華撃団が、所定のポイントに着く」

 

「はいはい、ヤラネーダ出番よ」

 

 

そしてエルダは帝都タワー型ヤラネーダを生み出し帝国華撃団の前に現れた。

 

 

 

「「「「何なんだこいつは?」おいおいここに来て謎の敵かよ」でもこの敵どことなくメガビョーゲンに似てない?」

 

健二とカンナとアイリスが、ヤラネーダを見て言う。

 

 

「そう言われてみれば・・・メガビョーゲンに似てるかも?」

 

「さくらさん違いますわ。あれはメガビョーゲンではありません。メガビョーゲンの特徴のあれが出てませんから」

 

 

「あ、そうですねすみれさん」

 

 

「まあ、敵なら倒すしかない。行くぞ皆」

 

「「「「「「「了解」」」」」」」」

 

 

「一気にやる気を奪ってヤラネーダ」

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

 

「うっなんだこれはーー」

 

 

「なんだか力が抜けて・・・」

 

 

「「「「「「「きゃあああ」」」」」」」」

 

 

その頃お墓型戦艦の中にいるのどか達は・・・

 

 

「「「ええーー何で魔空空間のボスがヤラネーダなの――」」」

 

 

「何をのどか達は驚いてるんですか?直哉が言ってたじゃないですか」

 

「「「それはそうだけど、実際中心世界にヤラネーダが出ると驚くよ」」」

 

「そうなんですね」

 

「あ、ヤラネーダだからのどかっち直哉っちに連絡してまなつちゃん達来て貰わないと」

 

「そうだねひなたちゃん」

 

そしてのどかは直哉に連絡をした。

 

 

「直哉君大変だよ」

 

「どうしたのですか?のどかさん」

 

「魔空空間のボスがゼンゼンヤラネーダだったの、それで帝国華撃団は全員やる気を奪われて」

 

わかりました至急行きますね」

 

 

「お願い」

 

 

「聞こえましたね」

 

「「「「「はい」」」」」

 

そして直哉はゲートを使いまなつ達と共に魔空空間の芝公園に向かった。

 

 

「「「「「ああーー本当にヤラネーダだ」」」」」

 

!!

 

「まなつちゃん危険よ逃げて」

 

 

さくらがまなつ達の声に気づきまなつ達に声をかける。

 

「大丈夫ですさくらさん。帝国華撃団のやる気は私達が取り戻します」

 

「え、どういう事?」

 

「皆行くよ」

 

「「「うん」」ああ」

 

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

 

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

 

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

 

「帝国華撃団の皆さんを助けるぞ!」

 

 

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

「ああ、プリキュアじゃん久しぶり」

 

「「「「「エルダ」」」」」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

融合世界に来ていたエルダ

「大丈夫ですさくらさん。帝国華撃団のやる気は私達が取り戻します」

 

「え、どういう事?」

 

「皆行くよ」

 

「「「うん」」ああ」

 

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

 

「帝国華撃団の皆さんを助けるぞ!」

 

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

「ああ、プリキュアじゃん久しぶり」

 

「「「「「エルダ」」」」」

 

「貴女もあの次元の穴でこっちに来てたの?」

 

キュアパパイヤがエルダに聞く。

 

「そうよそして気持ちの悪い男に助けられてね」

 

「「「「そうなんだ」」」」

 

「そう言えばプリキュア達ヌメリーとブルー見てない?」

 

「え、私達は見てないよ」

 

その頃朧は離れている場所から現れたプリキュア達とエルダのやり取りを見ていた。

 

「おいおい、プリキュアだと!!あいつらは死んだはずだろう」

 

そして朧は京極から聞いた事を思い出した。

 

「スパークルの言う通りです。京極圭吾誰が、貴方をこの世に呼び戻したのですか?」

 

「そして大神一郎行方不明事件を起こしたのも貴方ですね?」

 

 

アースとグレースが京極に聞く。

 

「クク、流石だな。大神行方不明事件を実行したのはこの私だよ」

 

 

「何故そんな事をしたの?」

 

「この世界にとって大神という人間は害悪でしかない。いや人間自体が、地球と言う星にとっては、人間の存在自体が、君達の敵ビョーゲンズと同じだとは思わないか?」

 

 

「「「「「「それは・・・」」」」」」

 

 

「確かにそうかもしれない。人間の共通している敵がいなければ、地球を人間の手によって星を破壊するかもしれない世界を私達は知ってる」

 

 

「ならば、君達もわかるだろう?」

 

「ですが、京極圭吾貴方の目的は、私達特殊遊撃部隊が必ず止めて見せます」

 

「そうか、それは残念だ。君達には死んでもらおう」

 

 

そう言って、京極圭吾が消えると同時に旧黒鬼会本拠地は爆発したのだった。

 

 

「「「「きゃあああ」」」」

 

「京極の野郎嘘をつきやがったな」

 

「もういい今回は撤退する」

 

そう言って朧は撤退した。

 

 

その頃京極は・・・

 

 

「馬鹿なあの爆発から生き延びたとでもいうのか?」

 

朧と京極にとってはプリキュア達が全員一緒に見えるようだった。

 

その頃プリキュア達とエルダは・・・

 

 

「ローラお願い」

 

 

「任せなさい全部取り返してあげるわ」

 

「オーライ」

 

「マーメイドアクアポットサーチ」

 

「赤、紫、緑、銀、ピンク黄色、金、黒、桜色」

 

 

「やる気パワーカムバック」

 

そしてローラがヤラネーダから帝国華撃団花組のやる気を回収した。

 

 

「ああ、ヤラネーダごめんねエルダちゃん帰るから」

 

 

!!ヤラネーダヤラネーダ」

 

ヤラネーダはエルダを追いかけようとしたが・・・

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

「「「「ビクトリー!」」」」

 

ヤラネーダは浄化され帝都タワーと芝公園に出来ていた魔空空間は消滅した。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帝都に現れたヤラネーダを浄化した後前編

帝都芝公園にて・・・

 

「さて、皆エルダには逃げられたけど、私達も戻りましょう」

 

「うんそうだねローラ」

 

ローラ達が撤収しようとした時米田健二から声をかけられた」

 

「ちょっと待ってくれ。助けてくれてありがとう、だが君達は一体何者何だい」

 

「ええと・・・」

 

「そういうお兄さんは誰ですか?」

 

「ああ、すまない僕は米田健二と言います。今は帝国華撃団花組の臨時隊長をしているよ」

 

!!

 

「「「「米田健二まずくないサマー」どう思うパパイヤ?」ここは最低限の情報提供で乗り切るしかないよ」そうだな、今は米田健二も味方だと言ってたな直哉さんも」

 

「?どうしたんだい」

 

 

「ええと私達は最後の怪物を追いかけてきたんですよ」

 

「ふむ、成程ね君達が倒した怪物の事も教えてくれないかい?」

 

「それは必要ないですよ」

 

「え、どうしてだい?」

 

「ここで倒したのが最後の怪物なので」

 

パパイヤが健二に言う。

 

「そうとも限らないんじゃないのかい?」

 

「どういう意味ですか?」

 

「そのままの意味だよ。この世界が特殊なのか君達のような存在が現れたりしたりするからね、帝国華撃団が君達をサポートするけどどうかな?」

 

 

「ちょっと待ってくださいね」

 

「ああ、わかった」

 

 

そしてサマー達は、帝国華撃団から離れて5人で相談を始めた。

 

「皆どうする?こういう場合の直哉さんから聞いてないよね」

 

「私も聞いて無いよ」

 

「もしかしたらエルダとヤラネーダの場所が、想定よりも違ったのかもな」

 

 

「それは十分にあり得るかも、それによって私達が会う筈のない帝国華撃団と会ってしまったと」

 

「これはやばいな・・・これからの行動次第によっては直哉さんやトワさん達に迷惑をかけるな」

 

 

「そうね、まずまなつ達は変身解除が出来ないわね」

 

「どうしてローラ?」

 

「あんたねえ、米田健二以外の花組以外の人は、変身前の姿を知ってるでしょ」

 

「あ、そうだった」

 

 

「「「「「ああーー本当にヤラネーダだ」」」」」

 

!!

 

「まなつちゃん危険よ逃げて」

 

 

さくらがまなつ達の声に気づきまなつ達に声をかける。

 

「大丈夫ですさくらさん。帝国華撃団のやる気は私達が取り戻します」

 

「え、どういう事?」

 

「確かにあの時の私を覚えていたけど・・・」

 

 

サマーが言う。

 

「私達の変身前を知っている皆さんの所にいるのは、いろんな意味で危険だね」

 

「ああ、私は、トワさんや直哉さんの話を聞いても米田健二という人物を見るまでは気にして無かったが、あの人の近くにいるのは危険と感じた。世界を崩壊させるとかではなく米田健二とという存在自体が」

 

 

「でも、今の事件が解決までは大丈夫って聞いたけど?」

 

「うんそれは大丈夫だよ。16番目のプリキュア世界のプリキュアさん」

 

「「「「「誰なの?」」」」」

 

「ああ、初めましてだね。私はイヨトワとレイと同じ融合世界の神様をしてた者だよ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「そして米田健二の妹でもあるけどね」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

 

イヨの言葉を聞いてサマー達は再び驚くのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帝都に現れたヤラネーダを浄化した後後編

「イヨさん貴女の言っている事が本当なら、立場的にトワさんとレイさんの敵ですよね?」

 

パパイヤがイヨに聞く。

 

「そうだよそれがどうしたの?」

 

「それが、今回協力したのは本当に大神一郎さんを助ける為だけですか?」

 

「それはどういう意味かな?」

 

 

「貴女にとって私達とグレースさん達の・・・いやプリキュアの力に興味を持っている事は知ってます」

 

「「「何だってーーラビ」ペン」ニャン」

 

イヨの言葉に3匹のヒーリングアニマルは驚いた。

 

「何で私達に移籍の話を持ちかけてきたの?」

 

 

 

「そりゃ勿論君達3人と3匹を殺すのは惜しいからね」

 

「私達の知らない力を知らずに終わらせるにはね」

 

 

「そう言う事なら私達の答えはイヨさん貴女の所には行きません」

 

のどかがイヨに向けて言う。

 

 

「そんなに急いで答えなくていいのに私達が動くのはまだまだ先だしね、だからその頃に君達が存在していればまた会いに来るよ」

 

「私達はトワさんからこういう話を聞いてるので」

 

「成程確かに、そういう時期もあったね」

 

「でもねこれも事実なのよ」

 

「お兄ちゃんにはああ言ったけど、お兄ちゃんを使って紫藤直哉をサポートしろってヒミコが言うから」

 

 

「「ええーー」」

 

「つまりイヨとヒミコは、大神の行方不明事件を知って米田健二を召喚したの?」

 

「そういう事ヒミコが言うには、かつてこの世界に来た悪意がこの事件に関わっている可能性も高いが別の存在がいる可能性もあると見ているだって」

 

 

「ふむ、そうなるとイシュメルガの可能性がありますね」

 

 

「そうね、イヨ何で健二にその事を伝えないの?」

 

「お兄ちゃんに人助けなんて無理だよ。今の紫藤直哉は融合世界のバランスや想定外の世界でも、バランスを保つ為に動けてたけど、旧世界の時のお兄ちゃんは最悪だったよね」

 

「それも私の本音だよ。それに16番目のプリキュア世界から来た君達は、融合世界の闇になりえるお兄ちゃんといてはいけないと感じたからね」

 

!!

 

「それはどういう事ですか?イヨさんは健二さんの仲間ですよね」

 

 

サマーがイヨに聞く。

 

「私は米田健二の家族でもあるけど、融合世界になった頃から米田健二のコントロールする為の仕事が多いけどね」

 

「まあとりあえず、貴女達はここから離れて紫藤直哉と合流しなさい」

 

「「「「はい」」」」

 

「貴女達を助けるのは今回限りと思うけどね」

 

そう言ってイヨは、健二と合流しまなつ達は直哉と合流しそのままお墓型戦艦の中に入った。

 

 

お墓型戦艦の中・・・

 

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

 

「嘘でしょう。なんで中がこんなに広いのよ」

 

「あ、お帰り直哉君とまなつちゃん達」

 

「あ、のどかさん」

 

「このお墓どうなってるんですか?快適なんですけど」

 

「ああ、それは融合世界を行き来する為の戦艦だからだよ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「「「「「このお墓が戦艦」」」」ですって」

 

 

「うんこの戦艦を使えばまなつちゃん達の世界にも行けるんだけど、下手したらシンフォギア世界で起きた事が起きるのを避けたいの」

 

 

「「「「成程」」」」

 

「それに米田健二さんもいるからね」

 

時を少し戻して・・・

 

魔空空間が敗れた直後のシンフォギア奏者達は・・・

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

魔空空間消滅後のシンフォギア奏者と直哉とのどかの話

「あ、響変な空間が、消えたよ」

 

「そうだね未来。まさか魔空空間の持続の為のボスが、帝都タワー型のヤラネーダとは思わなかったけどね」

 

 

「立花すまないが、ヤラネーダとは何なのだ?」

 

「うーん簡単に言えば、メガビョーゲンと同種と考えて下さい」

 

 

「「あのウイルスと同じだってーー」」

 

翼と奏が響の言葉に驚く。

 

「ええ、以前私達が到着する前にノイズヤラネーダが出ましたよね」

 

「「ああ」」

 

そして翼と奏はその時を思い出す。

 

「うわああ。ノイズだああ皆俺は炭になるんだ―――」

 

「やる気カイシュウ」

 

「うわあ。・・・もう何もしたくない」

 

!!

 

「何だと!!ノイズが人に触れても炭化が起きないだと」

 

 

二課司令室では、ノイズヤラネーダが通常のノイズと違う事に驚きを隠せないでいた。

 

「了子人を炭化にしないノイズの進化は存在するのか?」

 

「いえ・・・私の知る限りそんな事例は無いわね。ただ」

 

 

「ただ、何だ?」

 

「メガビョーゲン等の私達の世界の外から持って来られた技術で、仮に通常のノイズ自体を改造されたのであれば、炭化させないノイズがいても不思議じゃないわね」

 

 

「恐らくヤラネーダの球がシンフォギア世界にあった召喚ゲートによって現れた所にノイズが出て、それによってノイズがヤラネーダの媒体にしたんでしょうね」

 

「「成程確かに感染と媒体だと似ているな」」

 

「確かにだが響私は媒体の方が強いと思うけどな」

 

 

「確かに現時点では、ヤラネーダの方が厄介かも知れないけど、皆さんこれから言う事はあくまでも直哉君と私が想定として考えている事なので、聞いてください」

 

「「「うん」ああ」」

 

 

「いずれはナノビョーゲンが。人間にも感染してしまうだろうと直哉君と考えています」

 

!!

 

「まじかよでもあり得るな奴等がウイルスという特性を持っているならナノビョーゲンを生み出す奴が・・・」

 

「進化すれば、ナノビョーゲンもする道理だな」

 

 

「大変のどかちゃんに言わないと」

 

「駄目だよ。未来それは流れを大きく変えるから」

 

「あ・・・直哉君と響が想定している事はいずれ起きるんだね」

 

「うん、原作世界と融合世界のどちらが先かはわからないけどね」

 

「本当そう言う部分は大変だよな。響達は?」

 

「え、そうかなクリスちゃん」

 

「ああ、私もそう思う」

 

「翼さん」

 

「さてそろそろ戻らねえか?」

 

 

「あ、そうですね」

 

そして響達は帝都市内のホテルに戻るのだった。

 

 

その頃直哉達は・・・

 

「あれ直哉君まなつちゃん達は?」

 

「遊戯室で遊んでますよのどかさん達の世界にあるゲーム機に夢中ですよ」

 

「ああそうなんだ、やっぱり世界の時代が似てるからかな?」

 

「そう言うのはありそうですね」

 

「ねえ、直哉君この際だから聞いていいかな?」

 

 

「はい良いですよ」

 

「直哉君中心世界の紫藤直哉を死なせたのは、私の為?」

 

「・・・何故そう思ったのですか?」

 

「何となくだよ、それに私達をこの事件から離れさせようとしてたし」

 

「・・・仕方ないですね。これはトワから聞いたんですけど」

 

そして直哉が話し出す。

 

「エステルあの子達をお願いね」

 

「何よいきなり」

 

「直哉とのどかと響に試練が起きるからね」

 

 

 

「響とのどかは原作と同じなの?」

 

 

「基本的にはね多少変化はあるでしょうけどね」

 

「そして直哉の場合。最悪の場合一度死ぬかも知れないからこのままだとね」

 

 

「どういう事よ」

 

 

「私も具体的な内容が見えたわけでは無いけどそんな予感がするのよイヨとかヒミコが動いて来そうなね」

 

 

「成る程ね、要はこれからの戦いにその3人がターゲットになる可能性があるのね」

 

 

「ええ、後、雨宮さくらの代わりとは別に新しい守護者を考えてるから」

 

 

「その話は私とエステルの秘密ね」

 

 

「わかったわ」

 

「これがトワから聞いた未来の話です」

 

「そんな私達に試練が起きるの?」

 

 

「恐らく響さんはシンフォギア世界での試練だと思います。そしてのどかさんはビョーゲンズ関連で、そして僕の試練が今の事件だと考えています」

 

「まあ今の事件が僕の試練ではないかも知れないですけどね」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

京極と朧と3人の試練について

直哉とのどかが3人の試練について話している頃・・・

 

帝都某所にて・・・

 

「京極貴様何が俺達の邪魔をするプリキュアと紫藤直哉を殺しただと・・・ふざけるなプリキュアの方は生きてたじゃねえか」

 

 

そう朧が京極に言う。

 

「ああ、その件はすまないまさかあの爆発で生きてたとは・・・」

 

「確かにそうかもしれない。人間の共通している敵がいなければ、地球を人間の手によって星を破壊するかもしれない世界を私達は知ってる」

 

 

「ならば、君達もわかるだろう?」

 

「ですが、京極圭吾貴方の目的は、私達特殊遊撃部隊が必ず止めて見せます」

 

「そうか、それは残念だ。君達には死んでもらおう」

 

 

そう言って、京極圭吾が消えると同時に旧黒鬼会本拠地は爆発したのだった。

 

 

「「「「きゃあああ」」」」

 

 

「あ、すまん俺も言い過ぎた。まさかプリキュアに邪魔されるとは思わなかったからな」

 

「ああ、プリキュアじゃん久しぶり」

 

「「「「「エルダ」」」」」

 

「貴女もあの次元の穴でこっちに来てたの?」

 

キュアパパイヤがエルダに聞く。

 

「そうよそして気持ちの悪い男に助けられてね」

 

「「「「そうなんだ」」」」

 

「そう言えばプリキュア達ヌメリーとブルー見てない?」

 

「え、私達は見てないよ」

 

その頃朧は離れている場所から現れたプリキュア達とエルダのやり取りを見ていた。

 

「おいおい、プリキュアだと!!あいつらは死んだはずだろう」

 

そして朧と京極はプリキュアを思い出す。

 

「だが、実際問題どうする?京極紫藤直哉が死んだとは言え特殊遊撃部隊はまだまだ強いぞ」

 

「ふん、ならばターゲットを特殊遊撃部隊から、帝国華撃団に変えれば済むことだ。それに黒鬼会としての最後の戦いの前に、奴から貰った物を朧が使え」

 

「いいのかよ」

 

「ああ」

 

少し時を模して・・・

 

「これがトワから聞いた未来の話です」

 

「そんな私達に試練が起きるの?」

 

 

「恐らく響さんはシンフォギア世界での試練だと思います。そしてのどかさんはビョーゲンズ関連で、そして僕の試練が今の事件だと考えています」

 

「まあ今の事件が僕の試練ではないかも知れないですけどね」

 

「でも今回の試練で本当に僕が1回死なないといけないのなら今回のような偽装死亡でもいいのかと思ってやってみたんです」

 

「成程」

 

「違う意味で偽装死亡が、役に立つとは思いませんでしたけど、ただ心配な事があるんですけどね」

 

「心配な事?」

 

「ええ、のどかさん思い出してください。京極はビョーゲンズと協力してたじゃないですか?」

 

「あ、そう言えばそうだったね・・・ってまさか直哉君が心配してるのは、京極がナノビョーゲンを持ってるかもしれない事?」

 

 

「「ええーーそれはまずいわね」まずいじゃん」

 

「ちゆちゃん、ひなたちゃん、勉強終わったの?」

 

「「ええ」何とかね」

 

「大丈夫ですよ。のどかさん達は行方不明者扱いなので、き京極がメガビョーゲンを使っても融合世界のプリキュアが生きていたと知られるだけですから」

 

 

「そうかもしれないけど私達が出て行ったら直哉君の死も怪しまれるんじゃ?」

 

「そうだよ。それに京極がメガビョーゲンを使うかわからないじゃん」

 

ちゆとひなたがそれぞれが言う。

 

「それは確かに、その可能性もありますけどね」

 

「ただ、響さん達に頼んでる作戦は中止する事になりそうですけどね」

 

「「「ああ、成程」」」

 

 

翌日早朝・・・直哉は響に連絡をした。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊の臨時休暇1 春の陸上大会前編

「おはようございます響さん」

 

「あ、直哉君どうしたの?私達の動きに変更が起きた?」

 

「ええ、そう言う意味では、特殊遊撃部隊の全員にですけど、シンフォギア世界から来てくれている3人も一緒にとの事です」

 

 

「何をするの?直哉君」

 

「トワとレイが、特殊遊撃部隊を一度中心世界から撤退しなさいと響さん達に今後の作戦を話すつもりだったのですが、連絡する直前にそう言う通達が来まして」

 

「成程なら私達は、クリスちゃん達のゲートで行けばいいね」

 

「はい、そうして下さい後響さん達は薫ちゃんを連れて目的地に来て下さい。目的地については薫ちゃんに聞いてだそうです」

 

「わかったよ直哉君」

 

そして直哉は通信を切った。

 

 

「直哉君響さん達との連絡終わった?」

 

「はい」

 

「それじゃ皆行くよ」

 

「うん」

 

「ええ」

 

「はい」

 

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」

 

そして直哉はグレースの体内に吸い込まれた。

 

「うわあ、何度見てもグレースさんと直哉さんとのあれが不思議だよ」

 

「気持ちわかるけど、まなつちゃん私達も行くよ」

 

「うん」

 

そしてグレース達とまなつ達はすこやか市の陸上大会大会の場所にゲートを使い向かった。

 

 

春の陸上大会会場前・・・

 

「何とか間に合ったわね」

 

ちゆは変身を解除し、選手の控室に向かった。

 

 

ビョーゲンキングダムでは・・・

 

 

「ダルイゼン、バテデモーダ2人に命令を与える。紫藤直哉がいる場所を蝕むのだダルイゼン」

 

「了解」

 

そう言ってダルイゼンは出撃した。

 

「それではおいらも行きます。キングビョーゲン様」

 

「まて、バテデモーダお前には紫藤直哉を守ってもらう」

 

「え、どういう事ですか?」

 

「何、我らの世界の本来の流れを壊す者がこちらに来たようだからな」

 

「ええ――それは本当ですか?」

 

「ああ、トワから連絡が突然来たのだ」

 

「ああ、そうなんすね」

 

「そう言う事だ、地球を蝕むのはダルイゼンに任せておけいいな」

 

「了解っす」

 

そう言って、バテデモーダも出撃した。

 

「侵入者の計画は潰さなければならんな。まだ、ビョーゲンキングダムとヒーリングガーデンにとっても紫藤直哉とキュアグレースは必要な人材だからな」

 

そう言いながらキングビョーゲンは消えて行った。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊の臨時休暇1 春の陸上大会後編

陸上大会開始直前・・・

 

競技場の外の公園には直哉とバテデモーダの2人がいた。

 

「おいおい、どうしてバテデモーダが来てるんだよ本来の流れだとお前は生まれてないんだけど」

 

「ああ、それはキングビョーゲン様の命令なんすよ」

 

「何!!キングビョーゲンの命令だと」

 

「そうっすよ」

 

バテデモーダは直哉に説明をする。

 

「まて、バテデモーダお前には紫藤直哉を守ってもらう」

 

「え、どういう事ですか?」

 

「何、我らの世界の本来の流れを壊す者がこちらに来たようだからな」

 

「ええ――それは本当ですか?」

 

「ああ、トワから連絡が突然来たのだ」

 

「ああ、そうなんすね」

 

「そう言う事だ、地球を蝕むのはダルイゼンに任せておけいいな」

 

「了解っす」

 

そう言って、バテデモーダも出撃した。

 

「成程、トワがキングビョーゲンを通してバテデモーダお前をここに来させたのか」

 

「そういう事っす」

 

「後バテデモーダ確認だが、ダルイゼンが動いた時おれはどうしたらいい?」

 

「ああ、それならもうダルイゼンとキュアグレース達3人は、ダルイゼンと戦ってますけどね」

 

「成程お前達ビョーゲンズも流れを知ってるんだな」

 

「知ってるのは自分とキングビョーゲン様だけっすけど」

 

「なら、4人目のプリキュアをこちらに呼ぶべきか?」

 

「その必要無いみたいですよ宿主さん」

 

バテデモーダがそう言うと競技大会の選手と観客が避難の為にこの公園に来ていた。

 

「あ、直哉ここにいたんですね」

 

「アスミさん」

 

!!

 

「バテデモーダ。どうしてここに」

 

アスミが、バテデモーダを見てそう言う。

 

「一応宿主との定期面談っすよ」

 

「本当なのですか?」

 

「ええ、本当ですよアスミさん。今回のバテデモーダは味方ですよ」

 

「ええーーおいらいつも味方ですよ。宿主」

 

「まあそういう事にしておいておく」

 

「それでアスミさん。響さん達や薫ちゃん達は、どうしてますか?」

 

「あの方達なら直接グレース達の戦いを見たいと言って見てます」

 

「成程・・・この力は」

 

「どうやら来たみたいですよ。宿主の命を狙う者が」

 

 

「何なのですかあれは?」

 

「まさか彼が、自分の意思で米田健二とは別の行動を取るとは・・・」

 

 

その頃グレース達とダルイゼンは・・・

 

「「「ダルイゼン」」」

 

「陸上大会をよくも台無しにしたわね」

 

「そんなの知らないね。俺は紫藤直哉のいる所を蝕めと言われただけだし」

 

「「「なんですって」」」

 

「それに俺ばかりに、構っていいの?そろそろバテデモーダが、紫藤直哉を襲ってるかもね」

 

!!

 

「「グレース」」

 

「大丈夫直哉君なら今は、メガビョーゲンを浄化を優先しよう」

 

「「「「「「了解」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「行くよラビリン」

 

「ラビ」

 

「「キュアスキャン」」

 

 

「氷のエレメントさんは、左肩ラビ」

 

「了解行くわよぺギタン」

 

 

「了解ペン」

 

「エレメントチャージ!」

 

 

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

 

 

「プリキュア!ヒーリングストリーム!」

 

そしてクーラーボックス型のメガビョーゲンは、フォンテーヌの浄化技を受け,浄化され、グレース達は氷のエレメントさんから氷のエレメントボトルを貰った。

 

 

その頃響達とまなつ達は・・・ 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊の臨時休暇2 初遭遇の2人

「エレメントチャージ!」

 

 

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

 

 

「プリキュア!ヒーリングストリーム!」

 

そしてクーラーボックス型のメガビョーゲンは、フォンテーヌの浄化技を受け,浄化され、グレース達は氷のエレメントさんから氷のエレメントボトルを貰った。

 

 

その頃響達とまなつ達は・・・ 

 

「「「へえーーああいう形でエレメントさん。つまり捕まった地球の力を取り返すのか」」」

 

 

シンフォギア世界から来た三人がそう言う。

 

 

「でも響さん。この世界の流れを見てもいいんですか?」

 

みのりが言う。

 

「大丈夫だよ。こちらは融合世界の中の世界の話だからね」

 

「そうなんですね」

 

「あれ、グレースさん達どこか行きますよ」

 

「あれ、本当だねどこに行くんだろう?」

 

さんごとまなつがそれぞれ言う。

 

「私達も行こうか、陸上大会も終わった事だしね」

 

響がそう言うとまなつ達と翼達が競技場を出るのだった。

 

時を少し戻して・・・

 

「バテデモーダ。どうしてここに」

 

アスミが、バテデモーダを見てそう言う。

 

「一応宿主との定期面談っすよ」

 

「本当なのですか?」

 

「ええ、本当ですよアスミさん。今回のバテデモーダは味方ですよ」

 

「ええーーおいらいつも味方ですよ。宿主」

 

「まあそういう事にしておいておく」

 

「それでアスミさん。響さん達や薫ちゃん達は、どうしてますか?」

 

「あの方達なら直接グレース達の戦いを見たいと言って見てます」

 

「成程・・・この力は」

 

「どうやら来たみたいですよ。宿主の命を狙う者が」

 

 

「何なのですかあれは?」

 

「まさか彼が、自分の意思で米田健二とは別の行動を取るとは・・・」

 

 

「初めまして僕は君の世界融合世界の為に犠牲になった元人間だよ」

 

そう言って漆黒の闇が話し出す。

 

 

「お前は、米田健二の一部になった者佐谷直哉なのか?」

 

「へえ、君は僕の存在していた事を知っているんだね」

 

「ああ、知っている。そしてお前がここに現れた理由も確実とは言えないがな、お前の目的は、俺の体が欲しいのだろう」

 

!!

 

「何だと!!」

 

「何ですって」

 

直哉の言葉を聞き驚くアスミとバテデモーダだった。

 

「・・・ああ、その通りだよ。融合世界の紫藤直哉君」

 

「何故体が欲しいのですか?」

 

 

「それは恐らく、米田健二を佐谷直哉が乗っ取る為ですよ。アスミさんとバテデモーダ」

 

「成程宿主さんのプリキュアの力が目的ですか」

 

「そうさ、僕は君の体に宿る未知の力が目的さ。記憶の持たない米田健二の中にいても退屈だからね。こうして出て来たのさ」

 

 

「成程なら、真宮寺直哉も米田健二の中で、治療中か?」

 

「「「直哉君大丈夫?」」」

 

紫藤直哉が佐谷直哉に問いかけた時、グレースとフォンテーヌとスパークルがやって来た。

 

「うええ、何あれ気持ち悪いんだけど」

 

「皆さんあれは、米田健二によって殺された人間佐谷直哉の魂です」

 

 

「「「「「「ええーー」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「ちょっと待って佐谷直哉君は、米田健二に吸収された筈それがどうしてこちらに来てるの?」

 

グレースが融合世界の直哉に聞く。

 

「へえ、、ピンクのお姉さんも僕の事よく知ってるね。かなり前の世界の事だけど知っていてくれて嬉しいな」

 

「それで貴方の目的は何?」

 

「僕の目的は米田健二を倒す為に、そこにいる紫藤直哉君の体と力が欲しいのさ」

 

!!

 

佐谷直哉の目的を知るとグレースとフォンテーヌとスパークルが警戒を強める。

 

 

「ああ、慌てないでよ。僕も漸く自由になる順番が来たのだから遊びたいからね」

 

「それじゃあね融合世界の紫藤直哉君」

 

そう言って魂状態の佐谷直哉は転移をした。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉とのどか管理者の神殿に報告に行く

春の陸上大会があったその日の夜・・・

 

 

直哉とのどかは管理者の神殿に来ていた。

 

 

「すみませんトワとレイこんな深夜に来てしまい」

 

「どうしたのよ?ふわあ」

 

「これを見てください」

 

「まさか彼が、自分の意思で米田健二とは別の行動を取るとは・・・」

 

 

「初めまして僕は君の世界融合世界の為に犠牲になった元人間だよ」

 

そう言って漆黒の闇が話し出す。

 

 

「お前は、米田健二の一部になった者佐谷直哉なのか?」

 

「へえ、君は僕の存在していた事を知っているんだね」

 

「ああ、知っている。そしてお前がここに現れた理由も確実とは言えないがな、お前の目的は、俺の体が欲しいのだろう」

 

!!

 

「何だと!!」

 

「何ですって」

 

直哉の言葉を聞き驚くアスミとバテデモーダだった。

 

「・・・ああ、その通りだよ。融合世界の紫藤直哉君」

 

「何故体が欲しいのですか?」

 

 

「それは恐らく、米田健二を佐谷直哉が乗っ取る為ですよ。アスミさんとバテデモーダ」

 

「成程宿主さんのプリキュアの力が目的ですか」

 

「そうさ、僕は君の体に宿る未知の力が目的さ。記憶の持たない米田健二の中にいても退屈だからね。こうして出て来たのさ」

 

 

「皆さんあれは、米田健二によって殺された人間佐谷直哉の魂です」

 

 

「「「「「「ええーー」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「ちょっと待って佐谷直哉君は、米田健二に吸収された筈それがどうしてこちらに来てるの?」

 

グレースが融合世界の直哉に聞く。

 

「へえ、、ピンクのお姉さんも僕の事よく知ってるね。かなり前の世界の事だけど知っていてくれて嬉しいな」

 

「それで貴方の目的は何?」

 

「僕の目的は米田健二を倒す為に、そこにいる紫藤直哉君の体と力が欲しいのさ」

 

 

「ほう、これは意外な人物が自我を持って復活したな」

 

 

「ええ、そうね彼の目的の方が明確ね直哉の体が欲しいなんて」

 

 

「しかしどうして佐谷直哉の魂が動けるんだ?」

 

「それは恐らく、16番目のプリキュア世界で真宮寺直哉君が隼人さんによってヴォルクルスを復活の為に生贄になって死んだから自分が外に出る番になったと言ってました」

 

のどかが説明する。

 

「成程ね、イヨやヒミコが健二を意図的に弱体化させた事で中にいた2人が独自に動き出したのね」

 

「そうみたいですね。そのせいで僕達は過去の世界の主要キャラと敵対した形になりましたけど」

 

「そうね、ただ直哉真宮寺直哉にしろ佐谷直哉にしろ。彼等を米田健二解放できるのはヒーリングアニマルとプリキュアの力と思っているわ」

 

「だけど・・・」

 

「お前達の現在の強さでは心許ない。それはわかったな」

 

「はい、以前トワのミスで過去の世界に行って力の差を感じましたから」

 

「それならいいが、健二の力が弱体してるとは言え中にいた2人も同じと考えるなよ」

 

「そうね、とりあえず彼が来ても戦おうとしない事ね」

 

 

「「わかりました」」

 

「後、米田一基が退院する時間まで進めるから直哉とのどか達で飛鳥と共に事の成り行きを見ていて」

 

「「わかりました」」

 

そして直哉とのどかは先にお墓型戦艦の中にいる飛鳥に会いに向かった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

飛鳥から聞く帝都の状況

「「ただいま飛鳥ちゃん」」

 

「あ、兄さんとのどかさんお帰りなさい」

 

「飛鳥状況はどう?」

 

直哉が飛鳥に聞く。

 

 

「そうですね。京極が再び帝国華撃団の前に姿を見せました」

 

「「ええーー本当に?」」

 

「はい後京極が姿を見せた時に米田一基さんが大帝国劇場地下司令室に居ましたから」

 

「成程米田さんに自分の復活を見せたと言う感じかな?」

 

「ええ、そんな感じみたいですね。互いに言い争ってましたし最終的に」

 

 

「気持ちはわかるな、僕もこういう仕事をせずにどこかの世界で普通の人間で生涯を終えたいと言う気持ちもあるからね」

 

 

「あ、別に今の生活が嫌だとかそれは無いからねのどかさん」

 

「あ、そうなんだ」

 

 

「それで他になんか動きがあった?」

 

「ええ、ブルーが兄さんに会いたいと2人が戻る直前に連絡があり、爆発に巻き込まれた5人で、今夜に爆発に巻き込まれた地点に来てくれだそうです」

 

「のどかさん」

 

「うんちゆちゃん達を迎え行くね」

 

そう言ってのどかはちゆ達を迎えに行く為にゲートを使い、すこやか市に向かった。

 

 

「どうして隼人叔父さんが今日の夜僕達に会いたいのだろう?」

 

「兄さんそれは恐らく大神一郎さんの居場所を見つけたのかも知れません」

 

!!

 

「何だって――」

 

 

直哉は、飛鳥の言葉に驚いていた。

 

「まあ、確かにブルーいや隼人叔父さんなら未知の世界に通じるゲートを作り出せるけどまさか大神一郎さんが捕まってる世界を見つけるなんて」

 

「でも兄さんあくまでも私の推測なので、本当に大神一郎さんを見つけたのかは会ってからでないと」

 

「確かにそうだね。後米田健二の様子は?」

 

「そちらの方は、今の所レイさんが原初の世界の頃の正義側だった頃の健二で懐かしいと言ってましたね」

 

「あはは、そうなんだ。それならいいね・・・飛鳥ちゃん君は、過去にタイムスリップした時にパパ達から佐谷直哉君について何か聞いたことあるかな?」

 

「いえ、特には無いですね。私達の世界に通じる過去の世界でも佐谷直哉さんの世界とはパパとママが、直哉さんとのどかさん達が経験したように世界移動の時に偶然立ち寄った世界程度しか聞いてませんね」

 

 

「成程ね、僕達がジェミニさんの時代に行った感じの接触だったんだ」

 

 

「ええ、ですから私達の生まれた時代も過去の時代も、佐谷直哉さんの世界の事を詳しく知る術はなかったですね」

 

「そうなんだ」

 

 

「兄さんどうしたんですか急に?」

 

「ああ、何でもないよ」

 

そう言いながら直哉は、佐谷直哉と会った時を思い出していた。

 

 

「まさか彼が、自分の意思で米田健二とは別の行動を取るとは・・・」

 

 

「初めまして僕は君の世界融合世界の為に犠牲になった元人間だよ」

 

そう言って漆黒の闇が話し出す。

 

 

「お前は、米田健二の一部になった者佐谷直哉なのか?」

 

「へえ、君は僕の存在していた事を知っているんだね」

 

「ああ、知っている。そしてお前がここに現れた理由も確実とは言えないがな、お前の目的は、俺の体が欲しいのだろう」

 

!!

 

「何だと!!」

 

「何ですって」

 

直哉の言葉を聞き驚くアスミとバテデモーダだった。

 

「・・・ああ、その通りだよ。融合世界の紫藤直哉君」

 

「・・・」

 

「・・・」

 

「兄さん、兄さんのどかさん達来ましたよ」

 

 

「・・・ああ、ごめん飛鳥」

 

 

その時直哉の体は本人の自覚も無い状態で小さく震えていた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ブルーに会う前に・・・

今回は突然僕が帝国華撃団の隊長代理になりましたに出ている話も出てきます。

ご了承ください



「「「直哉君」」直哉っち」

 

そしてのどかが直哉にそっと抱きついた。

 

「直哉君大丈夫だから確かに体と力を奪われるのは嫌だよね」

 

!!

 

のどかのの言葉に直哉が小さく反応する。

 

「私もまさか話に聞いた佐谷直哉君が出て来るなんて思わなかったよ」

 

「ちょっと待って佐谷直哉君は、米田健二に吸収された筈それがどうしてこちらに来てるの?」

 

グレースが融合世界の直哉に聞く。

 

「へえ、、ピンクのお姉さんも僕の事よく知ってるね。かなり前の世界の事だけど知っていてくれて嬉しいな」

 

「それで貴方の目的は何?」

 

「僕の目的は米田健二を倒す為に、そこにいる紫藤直哉君の体と力が欲しいのさ」

 

!!

 

佐谷直哉の目的を知るとグレースとフォンテーヌとスパークルが警戒を強める。

 

 

「ああ、慌てないでよ。僕も漸く自由になる順番が来たのだから遊びたいからね」

 

「それじゃあね融合世界の紫藤直哉君」

 

「ねえ、直哉君ちゆちゃん達に佐谷直哉さんの世界の最後の時の事言って良い?」

 

「のどかさんそれは・・・」

 

「「のどか聞かせて」のどかっち聞かせて」

 

 

ちゆとひなたがそう言う。

 

「でも・・・」

 

直哉は渋る。

 

 

「直哉君私達も敵について知りたいの、お願い」

 

「わかりました」

 

そして直哉は、佐谷直哉の世界の事を話し出した。

 

「すまない二人とも私達も無茶な要望をしているのはわかっている。しかし、帝都市民を見殺しには出来ない。幸い君達2人が来れば、帝都破壊はしないと言ってきた」

 

「「・・・」」

 

「用は貴方は、私達を売ったんですね」

 

「ああ、そう思って構わない」

 

!!

 

「・・・」

 

米田健二の中にいる佐谷直哉は過去を思い出していた。

 

 

 

帝都東京

 

直哉とさくらは政府の重鎮達によって、大帝国劇場に連れてこられた。

 

「ご苦労首相、君達は戻りなさい」

 

「我々は約束を果たしたぞ、これ以上街を破壊するなよ」

 

「ああ、約束しよう。と言うよりもうこの世界に私の興味は無いがな」

 

そして叉丹は、二人を天海の所まで案内した。

 

 

「久しぶりじゃな二人とも」

 

「天海さん今回私達を呼んだのは、私と直哉君を処刑するためですか?」

 

さくらが天海に聞く。

 

「いや今回お前達を呼んだのは、ネウロを追いかけてほしいのじゃ」

 

「「ええーーどういう事ですか」」

 

「あやつは、魔装機兵黒龍を作り上げ、並行世界に行ったんじゃ、あやつはワシや、叉丹以上の悪魔じゃ、このままじゃと、あやつのせいで全ての世界が永遠の闇に包まれるじゃろう」

 

「それでやつが向かった世界は、お主達と会った事のある紫藤直哉の世界に向かった可能性があるのじゃ」

 

「「ええーーー紫藤直哉さんの世界にーー」」

 

 

「叉丹二人を並行世界紫藤直哉の世界へ送る準備は出来ておろうな」

 

「はっ天海様」

 

「よしそれならば、二人ともネウロのことを頼むぞ」

 

「ちょっと待って下さい天海さん何故僕達にこんな事をやらせるんですか?」

 

直哉は天海に聞く。

 

「これは不思議な事を聞くな、小僧お前達はわし達に負けたのじゃよ、敗者は勝者に従うこれは当たり前じゃと思うのじゃが」

 

「そ、それは・・・」

 

直哉とさくらは紫藤直哉の世界へ移動した。

 

「これが佐谷直哉さんが、自分の世界での最後の会話です」

 

 

「「そんな、帝国華撃団が負ける未来があるなんて」」

 

「そして、佐谷直哉さんは米田健二に取り込まれその後佐谷直哉さんの世界は米田健二によって最終的に崩壊されました」

 

 

「成程佐谷直哉さんの世界は、米田健二が動く前に世界としては瀕死状態だったのね」

 

「ええ、佐谷直哉さんの世界の黒之巣会によってですけど」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

旧黒鬼会本拠地へ再びブルーとの接触前編

「これが佐谷直哉さんの世界の最後です」

 

「何と言うか悲惨ですね。世界も帝国華撃団も敗れ世界は闇に堕ち、そして自分は米田健二によって取り込まれ世界は崩壊するとは」

 

アスミが言う。

 

「そうですね、真宮寺直哉君の世界や、紫藤直哉さん、そして米田健二のいた世界原初の世界より最悪な状況で世界は崩壊したと言う事らしいです」

 

「どうしてその世界はそうなったの」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「それは、ブルーの件が終わったら言いますね」

 

「飛鳥ちゃんのどかさん達に僕に行った事を言ってくれる?」

 

「はい」

 

そして飛鳥が話し出す。

 

 

「どうして隼人叔父さんが今日の夜僕達に会いたいのだろう?」

 

「兄さんそれは恐らく大神一郎さんの居場所を見つけたのかも知れません」

 

!!

 

「何だって――」

 

 

直哉は、飛鳥の言葉に驚いていた。

 

「まあ、確かにブルーいや隼人叔父さんなら未知の世界に通じるゲートを作り出せるけどまさか大神一郎さんが捕まってる世界を見つけるなんて」

 

「でも兄さんあくまでも私の推測なので、本当に大神一郎さんを見つけたのかは会ってからでないと」

 

飛鳥は直哉に言った可能性の事をのどか達に伝えた。

 

 

「「「ええーー大神一郎さんを見つけたかも知れないの」」ですって」

 

「ええ、でも兄さんにも言いましたけど、ブルーに会うまでは可能性があると言うだけですよ」

 

「それでも大神一郎さんを見つけたのが本当なら凄い事よ」

 

「うんうん直哉っちの叔父さんやる――」

 

ちゆとひなたが、それぞれ言う。

 

 

「そう言う訳なので、今夜再び旧黒鬼会本拠地に行きます」

 

「「「「了解」」」わかりました」

 

 

そして時が進み・・・

 

深夜・・・旧黒鬼会本拠地・・・

 

「よう、来たな直哉。お前が死んでいて驚いたぞ」

 

「隼人叔父さん。ここに僕達を呼んだ理由は、何ですか?」

 

「そう結論を焦るなよ。今回の大神一郎誘拐事件に16番目のプリキュア世界の連中が、強制的に働かされている」

 

!!

 

「まあエルダは、夏海まなつ達によって解放されたようだがな」

 

「「「「「まさか」」」」」

 

直哉達は隼人の言葉に驚きを隠せないでいた。

 

「考えても見ろよ直哉。大神一郎が通常の上級降魔に簡単に捕まると思うか?」

 

 

「それはそうですけど・・・まさかヤラネーダの能力を使っての誘拐事件だったとは」

 

「まあ、あとまわしの魔女も異世界人のやる気でも集まれば都合が良いのだろうよ」

 

「可能性の話だが、あとまわしの魔女も融合世界に来るかもしれんぞ大神一郎を助けようとするとな」

 

「何故なら、大神一郎が乗っている船がいる場所は、16番目のプリキュアの世界の海の中だからな」

 

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

ブルーの言葉に、直哉達は驚きを隠せないでいた。

 

「しかしそうなると、京極はいつ異世界の事を知ったんだろう?」

 

「おいおい、直哉忘れたのかよ」

 

「え・・・」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

旧黒鬼会本拠地へ再びブルーとの接触後編

「え・・・」

 

京極はビョーゲンキングダムと手を組んでいただろう」

 

「「「「あ、そうだった」」」」

 

そしてアスミ以外の4人はその時を思い出していた。

 

 

「ゴミが燃える前に戻って来れますかね?」

 

「待っていろ火車、お前は必ず俺たちが倒す」

 

そう言って大神は、一度帝劇に戻った。

 

「さて、行くか、進化しろナノビョーゲン」

 

 

そしてナノビョーゲンは火車の用意した爆弾の予備に感染しメガビョーゲンとなった。

 

 

『嘘でーすここに来てメガビョーゲンと黒鬼会の二つが共闘するなんて」

 

 

「おやおや、君が我々の協力者ですね」

 

 

「そういう事になるかな?あんたのあれの予備をメガビョーゲンとして使ったけどいいかな?」

 

「別に構いませんよ」

 

 

 

その頃祭り会場周辺で隠れている直哉とのどか達は・・・

 

 

 

「嘘――本当にダルイゼンが来たよ直哉っち」

 

 

その時、別の声が帝国華撃団全員に聞こえた。

 

「あらら、鬼王本当に負けたんすね」

 

 

「誰だお前は」

 

「おいらはビョーゲンズのバテデモーダと言います。縁があって今京極圭吾に協力しています」

 

 

「何だと!!」

 

 

「さて、鬼王おいらがここに来た理由はわかるすっね?」

 

 

「ああ、私を処分しに来たのだろう?」

 

 

「正解すっよ。じゃあ死んでくださいね」

 

そしてバテデモーダが鬼王を攻撃した。

 

 

「グフッどうして一撃で殺さない?」

 

 

「京極さんに言われているんですよね、貴方が負けた時の場合簡単に殺すなとね」

 

 

「何だと」

 

 

そして、バテデモーダは、鬼王の懐から何かを取り出した。

 

 

「貴様何故それの存在を・・・」

 

「あら、鬼王さんおいらと紫藤直哉が記憶を共有している事を知らなかったようですっね」

 

 

「「「「確かにそういう事があれば、異世界の存在を知ってもおかしくないかも」」」そうですね」

 

「そしてあとまわしの魔女の方では隼人叔父さんがある程度教えたのですね?」

 

「ああ、彼等に信頼させる程度にはな」

 

「何故そんな事をしたんですか?」

 

のどかが隼人に聞く。

 

 

「ああ、それはワイズマンによる介入を防ぐ為さ。16番目のプリキュアの世界に対する」

 

!!

 

「それはどういう意味ですか?」

 

「お前達がワイズマンにどういう説明を受けたんだ?16番目のプリキュアの世界から戻って」

 

「それは・・・」

 

そしてのどか達が話し出す。

 

「フフ、良くあの世界から帰還できたものだな。キュアグレース」

 

 

「正直危なかったけどね、ワイズマン貴方でしょ。ブルーにあの世界の事を教えたのは?」

 

 

「正解だ。キュアグレースよ、そしてお前達と新生帝国華撃団の状況を見て、ブルーに気づかれないように奴等をあの世界に転移させたのさ。その時に紫藤飛鳥と、真宮寺薫がついて来たのはいい意味での誤算だったがな」

 

「やっぱりあのタイミングで新生帝国華撃団の居場所がわかったのは意図的だったのね」

 

 

「そう言う事だよキュアフォンテーヌ」

 

 

「相変わらず陰険手を使ってくるんだから」

 

「すまんな、キュアスパークルその時の研究題材が、どうすれば紫藤直哉を簡単に殺せるかと言う研究だったからな」

 

!!

 

 

「「「「「「「「何だって――」」」」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

ワイズマンの言葉ここにいる全員が驚いていた。

 

 

「成程な、だが俺はワイズマンに利用されたのではなく、直哉と花寺のどかを守るために意図的に夏海まなつ達の世界に跳び、トワに連絡をしたんだが、直哉風邪をひいていただろう?」

 

「はい」

 

「それを見たワイズマンがやる気を失いかけてな、そこで俺にその世界にいる特殊遊撃部隊を襲えと言うからな、お前達の守護者だった雨宮さくら以外を保護という形でいた新生帝国華撃団のメンバーを直哉とキュアグレース達に渡す手段として、ワイズマンから貰ったナノビョーゲンやゼンゼンヤラネーダの球を使ったんだ」

 

 

「「「「成程」」」」

 

「なら直哉っちの叔父さんは裏切り者じゃないんだね?」

 

ひなたがそう言う。

 

 

「いやそう言う訳にもいきそうにないんだ。直哉お前はわかるな?」

 

「ええ、結果的にとは言え、僕が米田健二、真宮寺直哉、過去の紫藤直哉そして今日の佐谷直哉と会ってしまったからですね」

 

「ああ、直哉がその4人と会った事で俺の前世である。闇に堕ちた紫藤直哉の魂が目覚めようとしている」

 

「「「大丈夫なんですか?」」」

 

「ああ、心配するな。まなつ達の世界で真宮寺直哉を一時的に殺した事で奴の封印が強まったからな」

 

「「「「成程」」」」

 

「そして大神一郎達を助けるには、京極の持つ魔神器を破壊しろ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第9章 第3部 大神一郎行方不明事件解決編
大神一郎を助ける為には・・・1


「ええ――魔神器を破壊しろですって」

 

「そうだ、魔神器を破壊しなければ大神一郎の乗る船はこちらに帰還する事は無い」

 

「ただし、先ほども言ったが大神一郎達を助けた場合、夏海まなつ達の世界が、花寺のどか達の原作世界のようになる可能性が高い」

 

「どうしてですか?」

 

ちゆが隼人に聞く。

 

「それは恐らく魔神器が持つ強大な力のせいですね?」

 

 

「ああ、魔神器はかつて帝都の東京湾上空に現れた聖魔城の封印を解除する為の鍵だったんだ」

 

「今回の件の場合魔神器の封印の力が大神一郎達を捕らえる事に使われたのだろうな」

 

「「「「成程」」」」

 

 

「しかし隼人叔父さん。こちらの世界には魔神器は黒鬼会本拠に行った後に、大神一郎さんがさくらさんに破邪の力を使わせない為に破壊した筈ですが?」

 

「ああ、その事実は上級降魔朧とワイズマンの使い魔になった夜叉によって、魔神器に関する記憶を改変して、上級降魔朧から京極へ魔神器が渡された後に、あの事件が起きたのさ。それとお前達が、シンフォギア世界に行っている時に、謎の召喚ゲートが出ただろう」

 

「「「「あ、あれですか」」」」

 

そしてのどか達は思い出す。

 

!!

 

「やっぱりそうか・・・直哉君聞こえる」

 

 

「え、響さんどうしたのですか?」

 

「直哉君今いるメガビョーゲンやゼンゼンヤラネーダを召喚しているゲートは最初に現れた地点の海の中にあるよ」

 

「ええーーそうなんですか」

 

「うん二課の人に手伝って貰ったから間違いないよ」

 

「わかりました」

 

 

そして響からの情報を直哉がサマー達に伝えグレース達とサマー達はもう一度メガビョーゲンとゼンゼンヤラネーダを浄化し召喚ゲートの場所を把握して三度召喚ゲートを巻き込む形で浄化技を撃った。

 

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

「「「「ビクトリー!」」」」

 

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

 

「「届け!」」

 

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

 

そして2組のプリキュアの浄化技によって召喚ゲートを含めて浄化することが出来たのだった。

 

「ああ、あのメガビョーゲンとヤラネーダの本体は中心世界にいたんだ」

 

「「「ええーーそうなんですか」」」

 

 

「ああ、お前達が召喚ゲートを破壊しなければ中心世界かなり危なかったからな」

 

 

「陸軍も海軍も破壊されたり死亡する民間人もいたり、その辺の処理に帝国華撃団も動いてたからな」

 

 

「「「「そんな」」」」

 

「メガビョーゲンとヤラネーダのせいで死んじゃった人がいるなんて」

 

ひなたがそう言う。

 

「花寺のどか達にはきついかもしれんが、中心世界のせいでもあるからな」

 

「この世界は降魔の襲撃でもすべての人間が、逃げのびる事はまれだからな」

 

「確かにそうですね、隼人叔父さん」

 

「あの襲撃も、ワイズマンが上級降魔朧に協力して特殊遊撃部隊をシンフォギア世界に足止めの為にした事だったのさ」

 

「成程、僕達やトワ達も知らずに、彼等の行動に気がつく事が出来なかったんですね、それで今魔神器がどこにあるのかわかります?隼人叔父さん」

 

 

「少なくとも中心世界の外には出ていない」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

大神一郎を助ける為には・・・2

「「「「そんな」」」」

 

「メガビョーゲンとヤラネーダのせいで死んじゃった人がいるなんて」

 

ひなたがそう言う。

 

「花寺のどか達にはきついかもしれんが、中心世界のせいでもあるからな」

 

「この世界は降魔の襲撃でもすべての人間が、逃げのびる事はまれだからな」

 

「確かにそうですね、隼人叔父さん」

 

「あの襲撃も、ワイズマンが上級降魔朧に協力して特殊遊撃部隊をシンフォギア世界に足止めの為にした事だったのさ」

 

「成程、僕達やトワ達も知らずに、彼等の行動に気がつく事が出来なかったんですね、それで今魔神器がどこにあるのかわかります?隼人叔父さん」

 

 

「少なくとも中心世界の外には出ていない」

 

「わかりました。隼人叔父さん。早急に魔神器の場所を見つけ出し、大神一郎さんを含む船の乗客も助けます」

 

 

「だが大神一郎を助けるイコール融合世界にまなつ達の世界が来る可能性が高いぞ」

 

「わかりました」

 

「それでは俺はもう行くぞ。暫く雲隠れする直哉体を奪われるなよ」

 

そう言ってブルーこと紫藤隼人は直哉達の前から消えた。

 

 

「「「「「・・・」」」」」

 

「なんだか凄く16番目のプリキュアの世界の頃からシンフォギア世界で起きた事の答えが、大神一郎誘拐事件を確実に成功させる為の準備だったなんて」

 

 

「ええ、そうですね今思えば、フィーネがグワイワルを連れて来たのもワイズマンが事前にグワイワルに言っていたかもですね」

 

「直哉そろそろ戻りませんか?」

 

「あ、そうですね。僕が死んでいますからね」

 

 

そして直哉達はお墓型戦艦の中に戻って行った。

 

お墓型戦艦の中に戻って・・・

 

「ねえ、直哉君これからどうするの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「魔神器に関しては、僕自身が調べますよ」

 

「「「ええーー」」」

 

のどかとちゆとひなたが驚いていた。

 

 

「死んでいる身ですし、12歳モードで昼間はごまかしも聞くでしょうから」

 

「でも誰かいないと危ないよ」

 

「そうね」

 

「ああ、その辺は大丈夫ですよ」

 

「駄目ですよ直哉いつまた佐谷直哉と会うかわからないのですから」

 

 

「「「そうラビよ」そうペン」もしもの時の為に誰かと行うべきと思うニャン」

 

「そうは言っても今回の件は、帝国華撃団に協力して貰う訳にもいかないからなあ」

 

「ねえ、直哉君私達全員で魔神器の捜索したら駄目かな?」

 

「え、それは特殊遊撃部隊全員は流石に・・・目立ちますし」

 

「あ、違うよ私達4人と直哉君とラビリン達でだよ」

 

・・・ふむ、調査に関しては融合世界のプリキュアだけでと言う事ですか?」

 

「うん駄目かな?」

 

「いえ、今回の件に関して不用意に情報を漏らすと相手が気づく可能性が高いので、魔神器のある場所の調査に関しては情報を知った者達ですべきと思いますよ」

 

「ただ、条件としてのどかさんがこの件の事を飛鳥に報告して下さいね、彼女が特殊遊撃部隊を形式的とはいえ運営しているのは彼女ですから」

 

 

「わかったよ直哉君」

 

そしてのどかは飛鳥の元に向かった。

 

 

「飛鳥ちゃん良いかな?」

 

「いいですよのどかさん。どうしたんです?」

 

「ブルーから話聞いたよ」

 

「・・・そうですかどうでした?」

 

 

飛鳥がのどかに聞く。

 

 

 

「いやそう言う訳にもいきそうにないんだ。直哉お前はわかるな?」

 

「ええ、結果的にとは言え、僕が米田健二、真宮寺直哉、過去の紫藤直哉そして今日の佐谷直哉と会ってしまったからですね」

 

「ああ、直哉がその4人と会った事で俺の前世である。闇に堕ちた紫藤直哉の魂が目覚めようとしている」

 

「「「大丈夫なんですか?」」」

 

「ああ、心配するな。まなつ達の世界で真宮寺直哉を一時的に殺した事で奴の封印が強まったからな」

 

「「「「成程」」」」

 

「そして大神一郎達を助けるには、京極の持つ魔神器を破壊しろ」

 

「ええ――魔神器を破壊しろですって」

 

「そうだ、魔神器を破壊しなければ大神一郎の乗る船はこちらに帰還する事は無い」

 

「ただし、先ほども言ったが大神一郎達を助けた場合、夏海まなつ達の世界が、花寺のどか達の原作世界のようになる可能性が高い」

 

「どうしてですか?」

 

ちゆが隼人に聞く。

 

「それは恐らく魔神器が持つ強大な力のせいですね?」

 

 

「ああ、魔神器はかつて帝都の東京湾上空に現れた聖魔城の封印を解除する為の鍵だったんだ」

 

「今回の件の場合魔神器の封印の力が大神一郎達を捕らえる事に使われたのだろうな」

 

「成程、隼人さんがそう言ってたんですね」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紫藤飛鳥と花寺のどかの報告

「それは恐らく魔神器が持つ強大な力のせいですね?」

 

 

「ああ、魔神器はかつて帝都の東京湾上空に現れた聖魔城の封印を解除する為の鍵だったんだ」

 

「今回の件の場合魔神器の封印の力が大神一郎達を捕らえる事に使われたのだろうな」

 

「成程、隼人さんがそう言ってたんですね」

 

 

「うん後ね、色々わかったよ」

 

花寺のどかが話を続ける。

 

 

「しかし隼人叔父さん。こちらの世界には魔神器は黒鬼会本拠に行った後に、大神一郎さんがさくらさんに破邪の力を使わせない為に破壊した筈ですが?」

 

「ああ、その事実は上級降魔朧とワイズマンの使い魔になった夜叉によって、魔神器に関する記憶を改変して、上級降魔朧から京極へ魔神器が渡された後に、あの事件が起きたのさ。それとお前達が、シンフォギア世界に行っている時に、謎の召喚ゲートが出ただろう」

 

「「「「そんな」」」」

 

「メガビョーゲンとヤラネーダのせいで死んじゃった人がいるなんて」

 

ひなたがそう言う。

 

「花寺のどか達にはきついかもしれんが、中心世界のせいでもあるからな」

 

「この世界は降魔の襲撃でもすべての人間が、逃げのびる事はまれだからな」

 

「確かにそうですね、隼人叔父さん」

 

「あの襲撃も、ワイズマンが上級降魔朧に協力して特殊遊撃部隊をシンフォギア世界に足止めの為にした事だったのさ」

 

「成程、僕達やトワ達も知らずに、彼等の行動に気がつく事が出来なかったんですね、それで今魔神器がどこにあるのかわかります?隼人叔父さん」

 

 

「少なくとも中心世界の外には出ていない」

 

「そう言う繋がりだったんですね、16番目のプリキュアの世界とシンフォギア世界にワイズマンが関与した理由は」

 

「うんそうみたい」

 

 

「それでね飛鳥ちゃん」

 

「はい」

 

 

「ねえ、直哉君私達全員で魔神器の捜索したら駄目かな?」

 

「え、それは特殊遊撃部隊全員は流石に・・・目立ちますし」

 

「あ、違うよ私達4人と直哉君とラビリン達でだよ」

 

・・・ふむ、調査に関しては融合世界のプリキュアだけでと言う事ですか?」

 

「うん駄目かな?」

 

「いえ、今回の件に関して不用意に情報を漏らすと相手が気づく可能性が高いので、魔神器のある場所の調査に関しては情報を知った者達ですべきと思いますよ」

 

「ただ、条件としてのどかさんがこの件の事を飛鳥に報告して下さいね、彼女が特殊遊撃部隊を形式的とはいえ運営しているのは彼女ですから」

 

 

「わかったよ直哉君」

 

そしてのどかは飛鳥の元に向かった。

 

 

「直哉君が飛鳥ちゃんが、許可すればこの捜索任務実行していいと言ったから」

 

「成程、のどかさんその捜索任務は許可出来ません」

 

!!

 

「どうして飛鳥ちゃん」

 

「兄さんは敢えて言ってないと思いますけど、最近ののどかさん達はオーバーワークですから」

 

「でも・・・」

 

魔神器の捜索は私がしますよ」

 

 

「少しは休んでいてください。それが兄さんの為でもあるんですから」

 

「わかったよ。飛鳥ちゃん」

 

そう言って、のどかは飛鳥と別れた。

 

 

「・・・」

 

「兄さんこれで良いのですか?」

 

「ああ、ありがとう飛鳥」

 

「でもまさか、魔神器が過去から奪われて今回の件に使われるなんて」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

魔神器の行方

「飛鳥ちゃん。確認だけど魔神器は剣と鏡と珠で良いんだよね?」

 

「はいそうです。私達の世界の過去も黒鬼会との戦いの途中で、破壊されました。ただ私達の世界の場合はパパがママを守る為に破壊したんですが」

 

 

「成程、今回のような誰かを助ける為に、魔神器を破壊しなければいけない事態は初めてなんだね」

 

「はい」

 

「とりあえず飛鳥は、トワさんに連絡をして大神一郎誘拐事件が、解決したら16番目のプリキュアの世界が、原作世界ののどかさん達の世界のようになるかもしれないと」

 

「わかりました」

 

「兄さんでも魔神器はどこにあると思います?」

 

「あくまで予測だけどいい?」

 

「はい」

 

「恐らく魔神器は別々の場所にあると思ってる。京極や、上級降魔朧にとって大神一郎を救出されるかもしれない魔神器は纏めて置いてるとは思えないからね」

 

 

「確かにそうですね。でもそれは京極達が、大神一郎の救出の方法を知っていると知ればするかもですけど、意外に今は何もしてないかもですよ」

 

「うん確かにその可能性もあるね、こちらと帝国華撃団の状態を知っている筈だしね」

 

「でも兄さん。いつまで京極と上級降魔朧を自由にさせておくんですか?」

 

「ああそれはね、最初の行動は帝国華撃団が動くはずだからね」

 

「え、帝国華撃団が?」

 

「うん恐らく叔父さんが僕達にブルーとして会う前に、紫藤家の当主として米田さんに会ったから叔父さんは、ああ言ったんだと思う」

 

 

深夜・・・旧黒鬼会本拠地・・・

 

「よう、来たな直哉。お前が死んでいて驚いたぞ」

 

「隼人叔父さん。ここに僕達を呼んだ理由は、何ですか?」

 

「成程」

 

その頃大帝国劇場地下司令室では・・・

 

「どうだ加山魔神器は見つかったか?」

 

「ええ、司令残念ながら魔神器は存在しています。月組の調査で鏡と剣のある場所はある程度絞れましたが・・・」

 

「確認出来なかったんだな」

 

「申し訳ありません」

 

「まあいいさ、鏡と剣のあるだろうと思われる地点の場所はどこなんだ?」

 

米田が加山に聞く。

 

「まず剣が王子の空中要塞武蔵の封印されていた地点の周辺に反応はあるのですがそして鏡が、東京湾の中にあるのですが、生き残りの降魔の数がかなり多くて調査が進まないのです」

 

「成程な、そして最後の珠の場所がわからないんだな」

 

「はい」

 

 

「ふん、京極めゲームのつもりか」

 

「かえで君花組に緊急出撃を出せ。場所は東京湾だ。そこで奪われた魔神器の内の鏡を破壊せよと指令を出せ」

 

!!

 

「「司令正気ですか?」」

 

かえでと加山が驚く。

 

「ああ、俺は正気だ。大神一郎を助けるには偽りの魔神器を破壊するしかない」

 

!!

 

「「偽りの魔神器」ですって」

 

「ああ、あの魔神器を破壊する事で、大神達と捕まっている人達を救う為の準備が整うのだ」

 

「「本当ですか司令?」」

 

「ああ、紫藤隼人がくれた情報だ間違いない」

 

「わかりました」

 

そして帝国華撃団は東京湾に出撃した。

 

 

「しかし東京湾に王子か、聖魔城と空中要塞武蔵が眠っていた場所に偽りの魔神器があるとはな・・・京極お前は一体何をしたいのだ?」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

偽りの魔神器を破壊せよ 鏡編前編

東京湾・・・

 

「「「「「「「「「帝国華撃団参上!」」」」」」」」」

 

「うひゃあいっぱいやなあ降魔が」

 

「本当ですわね」

 

「でもここってマリアさん達が破壊したした降魔の城聖魔城の出現した所ですよね」

 

「ええ、そうよ織姫」

 

そして聖魔城の戦いを経験したメンバーが思い出す。

 

 

大神たちが、聖魔城内部に侵入した直後、帝国華撃団を迎えるパーティの準備は済んでいた。

 

 

過去に倒した、猪、鹿、牒の三人が、黄昏の三騎士として、蘇っていた。

 

まずカンナが三騎士足止めをするために残った。そして次にすみれが残り鹿と、相討ちになった。

 

その後まさかの天照が現れた。

 

「止めるんださくら君。君がそんな事をするなんて」

 

大神はそう言うが、さくらは反論した。

 

「大神さん貴方は、何をしにここに来たのですか?帝都を守るんでしょう、その帝都が後5時間足らずで、消滅するんですよ、量子砲が放たれて」

 

「それは・・・そうだが俺は、さくら君。君のことが好きなんだ」

 

 

「だから最後まで、俺の傍にいて欲しい」

 

「・・・大神さんありがとうございます。・・・でも、ごめんなさい大神さん」

 

さくらはそう言うと、大神から離れると天照と戦闘を開始した。

 

「止めるんだ。さくら君、さくら君、さくらくーん

 

 

そして大神は、紅蘭、マリア、アイリスにつれられて、聖魔城の最深部を目指した。

 

「「ああ、あったねそんな事が」」

 

「城の中ではそんな事があったのか」

 

 

「そうだよ健二お兄ちゃん」

 

 

「皆その話は後にして、今は降魔を倒しましょう」

 

「・・・そうだねさくら」

 

そして帝国華撃団は東京湾での戦いを始めたのだった。

 

その頃お墓型戦艦の中にいる直哉と飛鳥は・・・

 

 

「どうやら帝国華撃団が動き出したね」

 

「そうですね兄さん」

 

「・・・飛鳥念の為にまなつちゃん達を準備させていて」

 

「え、どういう事兄さん?」

 

「もしかしたら、あとまわしの魔女のもう1人の部下が出て来てもおかしくない状況だから」

 

直哉はそう言ってエルダが出て来た時の事を飛鳥に話す。

 

 

「ローラお願い」

 

 

「任せなさい全部取り返してあげるわ」

 

「オーライ」

 

「マーメイドアクアポットサーチ」

 

「赤、紫、緑、銀、ピンク黄色、金、黒、桜色」

 

 

「やる気パワーカムバック」

 

そしてローラがヤラネーダから帝国華撃団花組のやる気を回収した。

 

 

「ああ、ヤラネーダごめんねエルダちゃん帰るから」

 

 

!!ヤラネーダヤラネーダ」

 

ヤラネーダはエルダを追いかけようとしたが・・・

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

「「「「ビクトリー!」」」」

 

 

「今回も東京湾か王子のどちらかにヌメリーが現れるかもしれないからね」

 

 

「確かにあり得そうですねそう言う可能性が」

 

その頃東京湾近郊にいる京極と朧は・・・

 

 

「おい京極いいのかこのままだと鏡を壊されて、大神一郎を助けるヒントを与える事になるぞ」

 

「大丈夫だ朧。見ていろ」

 

 

「これが私の切り札だ。進化しろ!!ナノビョーゲン」

 

 

「ナノ――」

 

 

そして京極の持っていたナノビョーゲンが、偽りの魔神器の鏡に感染してメガビョーゲンとなった。

 

 

「「「「「「「「ええーーメガビョーゲンが出て来た――」」」」」」」」

 

 

健二以外の隊員は突如現れたメガビョーゲンに驚いていた。

 

再び直哉達は・・・

 

「「はあーーメガビョーゲンを出してくるなんて」」

 

その時のどか達が直哉と飛鳥の元に来た。

 

「直哉君行くよ」

 

「はい行きましょう。皆さん」

 

「皆行くラビ」

 

「「「うん」」」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

 

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

 

そして直哉は、キュアグレースのヒーリングステッキ中に吸い込まれた。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

偽りの魔神器を破壊せよ 鏡編後編

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

 

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

 

そして直哉は、キュアグレースのヒーリングステッキ中に吸い込まれた。

 

グレース達は、ゲートを使って東京湾に向かった。

 

「直哉君今回もシンフォギア世界で使ったやり方で行くの?」

 

フォンテーヌが直哉に聞く。

 

「ええそうするのが、良いと思います」

 

「一応念の為に、今回のメガビョーゲンは素体が偽りの魔神器なので強いかも知れませんが」

 

その頃帝国華撃団は・・・

 

「神崎風塵流・不死鳥の舞」

 

 

「球電ロボ」

 

「シェルクーンチク」

 

「鷺牌五段」

 

「イル・フラウト・マジーコ」

 

「ディ・ワリキューレ」

 

すみれ達はそれぞれの必殺攻撃を繰り出すが・・・

 

「メガ・・・ビョーゲン」

 

だが鏡型メガビョーゲンは、必殺攻撃をした全員の技を反射して攻撃を帝国華撃団にかえした。

 

!!

 

 

「「「「「「「「なっ」」」」」」」」

 

「おいおい、そんな芸当も出来るのかよこいつ」

 

「それは恐らくメガビョーゲンの顔が鏡やからな」

 

紅蘭がそう言う。

 

「なら皆鏡以外の部分に攻撃してメガビョーゲンという奴の体力を奪うんだ」

 

健二がそう花組に指示をする。

 

 

「「「「「「「了解」」」」」」」」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

だがなかなかメガビョーゲンの体力を削る事が出来ずにいた。

 

「くっなんて奴だ!!降魔より厄介な敵なんだ」

 

健二がそう言った時彼等のゲートが東京湾に着いたその時・・・

 

 

「キュアスキャン」

 

今回のメガビョーゲンには光のエレメントさんがいるラビ」

 

「「「「了解」」」」

 

「何だこの声は?あのゲートから聞こえる」

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

 

「「届け!」」

 

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

ゲートから出て来た2つの浄化技受けたメガビョーゲンは浄化されメガビョーゲンの素体となった偽りの魔神器の1つである鏡は消滅した。

 

 

大帝国劇場地下司令室では・・・

 

「よし何とか鏡を破壊出来たな。加山王子の様子はどうだ?」

 

「魔神器の剣の周囲にあった結界が消えてます」

 

「そうか、やはり紫藤隼人の情報通りだな」

 

 

その頃京極と朧は・・・

 

「おいおい、鏡が消滅したぞ」

 

 

「慌てるな朧。まだ剣と珠がある。それに剣の所に朧が見つけて来た女性を差し向けろ」

 

「ヌメリーをか?」

 

「ああ、そうだ」

 

「わかった。ヌメリーに通達してくる」

 

 

そう言って朧は撤退した。

 

 

「次こそ帝国華撃団の最後の時だ」

 

そして京極と帝国華撃団はそれぞれの場所に帰還したのだった。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

大神一郎救出の手段を知る花組

東京湾での戦いから翌日・・・

 

米田健二も含む花組は米田司令の指示により地下司令室に集合していた。

 

「皆おはよう」

 

 

「「「「「「「「「おはようございます司令」」」」」」」」

 

「親父朝早くから集合かけるなんてどうしたんだ?」

 

「何、大神一郎を救出する方法を見つけたのでなその報告さ」

 

!!

 

「「「「「「「「米田司令それは本当ですか?」」」」」」」」

 

「親父それは本当かよ?」

 

「ああ、昨日の戦いによって確信した」

 

「「「「「「「「「え、昨日の戦いで?」」」」」」」」」

 

「そうだ、昨日お前達の戦いに乱入した謎の怪物が消滅後、大神一郎を救出する為の新たな条件が出現したのだ」

 

「「「「「「「ええーー」」」」」」」」

 

「それはまじかよ親父」

 

「ああ、帝国華撃団は、2日後王子に出撃をして貰う」

 

「何で今日じゃいけないんだ?」

 

「ああ、今王子では妖気の濃度が濃いからな、ある程度濃度を薄めないと人間が活動出来んからな」

 

「何せ昨日まで王子は閉鎖空間の中にあったからな」

 

「成程な」

 

 

その頃直哉達は・・・

 

 

「のどかさん。ちゆさん。ひなたさん。アスミさん昨日はお疲れ様でした」

 

「「「「お疲れ様直哉君」直哉」

 

「正直な所僕達の姿を見られないで鏡型メガビョーゲンの浄化が出来て良かったです」

 

「そうだね花組皆さんのおかげだね」

 

「でもどうして京極さんがナノビョーゲンを持ってたんだろう」

 

ひなたがそう言う。

 

「それは多分あの時と思いますよ」

 

「「「あの時?」」」

 

「此度の作戦は実験だ」

 

 

「「「「実験ですか」」」」

 

 

「そうだ。バテデモーダお前は、中心世界の暦で11月9日に人間共が大きな動きをする。その中でお前には黒鬼会と言う組織に潜入しろ」

 

 

 

「ええーーーおいらが人間共の組織に」

 

 

「その黒鬼会と組織は、帝国華撃団と戦っている。つまりバテデモーダお前の力も奴等と戦えるだろう」

 

 

「まあそうですね。それが今回の実験にどう繋がるんで?キングビョーゲン様」

 

 

 

「我等の目的は融合世界を蝕む事だが、邪魔な紫藤直哉とプリキュアだけでなく、帝国華撃団も奴等と共闘して、邪魔をしていたな」

 

 

「だが、我等には帝国華撃団と対抗する手駒が少ない」

 

 

 

「「「「確かに」」」」

 

 

「その戦力補給するのがバテデモーダお前の目的だ。ダルイゼンお前は今中心世界で黒鬼会が行動起こす時にメガビョーゲンを使い、黒鬼会を助けてやれいいな」

 

「「了解」了解す」

 

 

そしてバテデモーダとダルイゼンは、中心世界の帝都に向かった。

 

 

「京極はこのタイミングでナノビョーゲンを貰ったのでしょうね」

 

「「「「成程」」」」

 

「それで直哉君、特殊遊撃部隊としてどう動くの?」

 

ちゆが直哉に聞く。

 

「とりあえず帝国華撃団と歩調を合わせますよ。そして花組で対処できない場合こちらが動くと言う感じですね」

 

「成程ね」

 

その頃帝国華撃団は・・・

 

「親父解散前に質問良いか?」

 

「何だ健二?」

 

「東京湾での戦いの最後に出た。巨大な鏡の怪物は一体何なんだ?」

 

「ああ、あれかあれは正真正銘の謎の敵だな。帝都に数回現れては来てるから、調査が進まないのだ」

 

「ふーんそうなのか」

 

 

「他に、聞きたい事がなければ、皆劇場の仕事に戻って構わん」

 

そして帝国華撃団緊急ミーティングは終わった。

 

 

「おっとさくらすまないがおつかいを頼みたいから後で支配人室に来てくれ」

 

「わかりました。支配人」

 

 

支配人室・・・

 

 

「すまんが、今月の代金をいつもの所に届けて欲しい」

 

「わかりました支配人」

 

そしてさくらは、大帝国劇場をでて鶯谷に向かった。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

真宮寺さくらと立花響と夏海まなつ

さくらは米田支配人の依頼で鶯谷にある紫藤直哉の家の前に着いた。

 

「なんだかこの家に来るのも久しぶりね・・・でももうこの家の主はもういないのよね」

 

 

「ここで臨時ニュースです。昨日に発生した赤坂の地下で起きた爆発事故により、紫藤家当主の紫藤直哉さんが死亡しました。また紫藤直哉さんに同行していたと思われる4人の人物の行方も今だわかってません」

 

 

「何だと!!直哉が死んだだとーー」

 

 

「「「「「「「「ええーー」」」」」」」」

 

 

「嘘よ直哉君が死ぬなんて」

 

 

「さくら・・・」

 

 

「そうですわ中尉もそうですけど、直哉さんが死ぬなんて想像出来ませんわ」

 

「すみれさん・・・」

 

「・・・」

 

ピンポーン

 

「・・・」

 

「はーい」

 

「あ、さくらさんいらっしゃい」

 

 

「・・・」

 

「あのさくらさん」

 

「・・・」

 

 

「さくらさーーん」

 

!!

 

「うわあっびっくりしたじゃないまなつちゃん」

 

「それはこちらもですよ。何度呼び掛けてもさくらさん無視するんですから」

 

「ああごめんね。まなつちゃん」

 

 

「それでさくらさん今日は、どうしたんですか?」

 

「ああ、そうそう米田支配人のおつかいで来たの」

 

「響さんから聞いてます。どうぞ入ってください」

 

「お邪魔します」

 

そしてさくらは紫藤家に入った。

 

その数分後・・・

 

米田健二がさくらを追いかけて鶯谷に来た。

 

「確かさくらは、こっちに行ったな。しかし親父の奴毎月の支払いにさくらを出すとは何考えているんだよ?作戦前の時なのに」

 

 

そう言いながら健二はさくらを追いかけた。

 

 

その頃紫藤家の家にいるさくらは・・・

 

 

「この家の居間ってこんなに広かったのね」

 

「さくらさん響さんを呼んできますね」

 

そう言って、まなつは響を呼びに行った。

 

 

「あの頃を思い出すわね」

 

「ええーーー直哉君達なんで逃げないの?」

 

 

さくらは驚いていた。避難もせずに昼食を食べていた直哉とのどか達に。

 

 

 

「てっエステルさん達もいるしどういう事?」

 

 

「あ、さくら久しぶりね。さくらもどうお昼食べない?」

 

 

「じゃあいただきます・・・じゃないですよ。皆さんこの近辺で帝国華撃団の戦いが起きてるんですよ。早く逃げてください」

 

 

「そうなの?なら帝国華撃団の一員の貴女がどうして来てるの」

 

「それは・・・」

 

 

 

「はいはい、そこまでですよエステルさん。さくらさんで遊ぶのは」

 

 

「あはは、ごめんねさくら」

 

 

「どういう事直哉君?」

 

 

「実は、さくらさんがここに来た理由はすでに知ってるんですよ」

 

 

「ええーーー」

 

「そして事情を聞いた時は驚いたわ」

 

 

「お待たせしましたさくらさん」

 

「あ、響さん」

 

「これ支配人からのです」

 

そう言いながらさくらは米田支配人から預かった物を響に渡す。

 

 

「ありがとうさくらさん」

 

ビービービー

 

!!

 

「何の音なのこれは?」

 

「どうやら予定の無い来客が来たみたいですね」

 

「ええ――」

 

響がそう言うと監視カメラの映像を見るとそこには、米田健二の姿があった。

 

 

!!

 

「健二さんどうして?」

 

 

「恐らくさくらさんの行動が、健二さんのこの行動を起こす事になったんじゃないですか?」」

 

「ええーー」

 

「ああ、別にさくらさんを怪しんでるわけでは無いと思います」

 

「そうならいいけど?響さん達に迷惑かけるんじゃ」

 

「大丈夫ですよさくらさん」

 

ピンポーン

 

響がそう言った直後。紫藤家のチャイムが鳴った。

 

「さてと、まなつちゃんは奥の部屋に行っててくれる?」

 

「わかりました。響さん」

 

 

その後響は米田健二を出迎えさくらのいる居間に通した。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紫藤家で出会う響と健二

時を少し戻して・・・米田健二が紫藤家の呼び鈴を押して少しして

 

「はーい今開けますね」

 

「どちら様ですか?」

 

響がそう聞くと、健二が答える。

 

「あ、すみません自分は大帝国劇場の者ですがこちらにうちの劇団員きてませんか?」

 

「ああもしかして真宮寺さくらさんの事ですか?」

 

「はい」

 

「真宮寺さくらさんなら、この家の家主が本日月命日で今日は米田さんの代理で来たと言う事だったと聞いたんですが?貴方が来たと言う事は何か手違いあったんですか?」

 

「ああ、そういう事ではなく私のミスみたいなのでこのまま帰りますね」

 

「ああ、そういう事ならさくらさんと帰りませんか?少し待つかも知れませんけど?」

 

「よろしいのですか?」

 

「ええ、どうぞ」

 

そして響は、健二を紫藤家の居間に連れて行った。

 

紫藤家の居間にて・・・

 

「健二さん私の後をつけてたんですか?」

 

「ああ、さくらさんのことが心配でね」

 

!!

 

「健二さんそれはどういう意味ですか?」

 

「だってさくらさん以前ステージを派手に倒壊させてすみれさんに怒られましたよね?」

 

「そ、それは・・・」

 

「成程この話もイヨちゃんが介入してるんだ。この話は融合世界で起きた事じゃないからね」

 

「あはは、さくらさんてそんな失敗をしてたんですね」

 

「あ、響さんそんなに笑う事無いですよね」

 

「ごめんごめん、さくらさん」

 

「健二さんもそんな昔の事を言わないで下さい」

 

 

「ごめんねさくらさん」

 

「・・・もう知りません」

 

暫くして・・・

 

「それでは響さん。私達は帰りますね。行きましょう健二さん」

 

「ああ」

 

「あ、さくらさん待ってください。米田支配人にこの手紙を渡してくれますか?」

 

そう言って、響がさくらに手紙を渡す。

 

 

「わかりました響さん」

 

 

そして、さくらと健二は大帝国劇場に帰ったのだった。

 

 

「ふ――終わった。どうなるか不安だったけど」

 

 

「響お疲れ様」

 

「「「しかしあいつが米田健二、世界を崩壊させるようには見えないぜ」」」

 

「未来ありがとう。翼さんと奏さんとクリスちゃん。見た目で判断は駄目ですよ」

 

 

「でも響最後にさくらさんに渡した手紙は何なの?」

 

「あれは、特殊遊撃部隊行動計画書だよ。直哉君が米田支配人に渡してと飛鳥ちゃんを通して私が預かったの」

 

「そうなんだ」

 

「しかしよここは、特殊遊撃部隊の基地なんだろ?中心世界での良いのかよ米田健二に見せて」

 

クリスが響に聞く。

 

「大丈夫だよクリスちゃん。ちゃんと手は打ってるから」

 

 

その頃さくらは・・・

 

「支配人ただいま戻りました」

 

「おうお疲れさん、さくら響にあれを渡してくれたか?」

 

「はいそして響さんが支配人にとの事です」

 

 

そう言ってさくらは、支配人に手紙を渡し、そのまま支配人は手紙を読んだ。

 

 

「・・・成る程な特殊遊撃部隊の方も同じような事を考えていたか」

 

「さくらお前に特別任務を与える」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

真宮寺さくら特殊遊撃部隊へ前編

「え、私に特殊任務ですか?」

 

「そうだ、わしが響に出したあれには特殊遊撃部隊の隊員への協力要請だったのだ王子でのな」

 

「そしてさくらが貰った手紙に響からのワシの要望に答える条件として、王子での戦いの後に、真宮寺さくらの一時特殊遊撃部隊への出向を求めて来た」

 

!!

 

「どうして私なんですか?」

 

「・・・さくらお前大神の事好きだろう?」

 

「ええーー確かにそうですね。私は大神一郎さんを愛しています」

 

「その答えにたどり着いたのは直哉と響に相談したからか?」

 

!!

 

「ええ、そうですね」

 

そう言ってさくらが思い出す。

 

「ねえ、私って好きな人と一緒になっていいのかな?」

 

「「え、何言ってるんです?さくらさん」」

 

 

響と直哉が掃除の途中さくらが家に来たので、掃除を中断してさくらの話を聞いていた。

 

 

「あ、もしかしてさくらさんあの時の軍事クーデターが切欠で大神さんを意識するようになったんですか?」

 

 

響がさくらに聞く。

 

 

「うん」

 

 

「それでは、相談と言うのはこのまま好きになった場合その先まで行って良いのかと言う事ですか」

 

 

「うん」

 

 

 

「そこらへんは個人の自由でいいと思いますが、ただそうなった場合大神さんが、真宮寺家に婿に入る形になると思います」

 

 

「真宮寺家の意味を考えると、さくらさんが嫁に行くと、真宮寺家は継ぐ人がいなくなりますからね」

 

 

 

 

「ああ、そうかこの時代だと後継ぎはいないとお家騒動になる時代だったね」

 

 

 

「ええ、でも近代化でそれなりに変わりつつあるけど真宮寺家は、日本を守る為に命を懸けで守護してきた人達ですからね」

 

「そうなると、簡単にお嫁にいけないよね」

 

 

 

「後、これはさくらさんが結婚後直面する可能性がある問題を言いますね」

 

 

 

「それは・・・」

 

 

「「それは」」

 

 

「子供問題ですよ」

 

 

「あ、そっちの問題か」

 

 

「ええ、さくらさんが結婚後高い確率で、後継ぎを早くとか言われるかもですからね」

 

 

「あの時は、まさか結婚後の話になるとは思いませんでしたけど」

 

「あはは、そうだな響達の世界では御家問題は関係なく、好きな人同士で一緒に丸みたいだな」

 

「へえーそうなんですね。なんだか羨ましいですね」

 

「そうだな俺達の時代では考えられんな」

 

「そうですね。特に私の家とかでは絶対否定されますね」

 

「真宮寺家の血筋の問題を重点的に考える人もいるだろうな」

 

「ええ、恐らくですね」

 

「そう言えばさくら、お前大神のどこに惹かれたんだ?」

 

「ええ、言わないといけません?」

 

「ああ出来ればなお前達は、俺の娘のような感じだからな」

 

「わかりました」

 

「私が、大神さんに惹かれる切欠を作ってくれたのは特殊遊撃部隊の皆のおかげですね」

 

「どういう事だ?」

 

「それは響ちゃんやまなつちゃん達やのどかちゃん達が、躊躇せず大神さんに花組の中で誰が好きなんですか?とかを聞いたり凄いなあと思って見ていたら、大神さんの答えに私の名前があり、まのどかちゃん達の質問なので深く答えないで私の名前をあげたんだとと思いましたけど・・・」

 

「成程な、それでお正月に大神を誘ったんだな」

 

「はい・・・って何でこの話をしてるんですか?」

 

「ああ、すまんこれも響の手紙の指示でな」

 

「ええーー」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

真宮寺さくら特殊遊撃部隊へ後編

「成程な、それでお正月に大神を誘ったんだな」

 

「はい・・・って何でこの話をしてるんですか?」

 

「ああ、すまんこれも響の手紙の指示でな」

 

「ええーー」

 

「どういう事ですか?支配人」

 

「ああ、響の手紙には東京湾での戦いと王子での戦いともう1箇所での戦いに俺達が勝てば大神を救出する為の下準備が整い眠れる姫が起きるには愛する人の接吻が必要らしい」

 

「ええ――接吻って本気ですか支配人?」

 

「すまん、接吻とはあくまで響の手紙に書いているのを読んだにすぎんが、大神を救うには愛している人物が必要なのだろう」

 

「大神さんを愛している人が・・・」

 

 

「そうだ、恐らく特殊遊撃部隊の中で大神を目覚めさせる事が出来るのは、帝国華撃団の中でお前が可能性が高いと考えているのだろう」

 

「そんな私が大神さんを目覚めさせるなんて」

 

「自信ないのか?」

 

「はい」

 

 

「しかしさくらお前は、大神の事好きなんだろ?ここで動かないとさくらは自分にも嘘をつく事にもなるぞ」

 

 

「それは・・・」

 

「もしかすると相思相愛と言う可能性もあるかも知れんぞ

 

 

「・・・わかりました米田支配人。私やってみます」

 

「そうか頼むぞさくら」

 

「はい」

 

「ならば王子での戦いの後のさくらの動きについて説明するぞ」

 

「はい」

 

その頃紫藤直哉とのどか達は・・・

 

 

「ねえ、直哉君私達はどうしてもう一つのすこやか市に来たの?」

 

「そうねそれもお墓型戦艦で来るなんて?」

 

「ああそれはですね、トワと飛鳥が話をした結果可能性としてですけど、偽りの魔神器全てをを破壊した場合大神さんが乗る船とまなつちゃん達の世界が融合世界に来る場合、同じ原作世界のすこやか市に近い所に来るのではと言う予測による結果です」

 

「「「ええーー」」」

 

 

「成程中心世界の魔神器が無くなれば、その影響がすぐに出るかも知れないとトワと飛鳥が考えたのですね?」

 

「そういう事です。アスミさん」

 

 

「そして実際僕達しかこれを実行できる程の暇な人材がいなかったのも事実ですが」

 

「納得できないそう言うの」

 

「だが、事実だよな直哉が中心世界で死んでいるから俺達は暇になったと言っていいニャン」

 

「それは確かに言えるペン。特にのどかと直哉は本格的に休暇を取るべきペン」

 

 

「そうラビよ2人良いラビね」

 

 

「「はーい」」

 

 

「それでは暫くお墓型戦艦の中で中心世界の様子を見ますよ」

 

「「「「はーい」」」わかりました」

 

 

そして直哉とのどか達は中心世界の様子を見始めた。

 

 

時を少し戻した頃の響達は・・・

 

 

「未来ありがとう。翼さんと奏さんとクリスちゃん。見た目で判断は駄目ですよ」

 

 

「でも響最後にさくらさんに渡した手紙は何なの?」

 

「あれは、特殊遊撃部隊行動計画書だよ。直哉君が米田支配人に渡してと飛鳥ちゃんを通して私が預かったの」

 

「そうなんだ」

 

「しかしよここは、特殊遊撃部隊の基地なんだろ?中心世界での良いのかよ米田健二に見せて」

 

クリスが響に聞く。

 

「大丈夫だよクリスちゃん。ちゃんと手は打ってるから」

 

「どんな手をだよ」

 

「えーと王子での戦いの後に、真宮寺さくらさんを特殊遊撃部隊の方に派遣させてとと書いてるんだよ米田さんに渡す手紙にね」

 

 

「「「何だとーー」」」

 

「ええーー」

 

響の言葉に驚く4人だった。

 

 

「おいおいそれ大丈夫じゃねえだろ?」

 

「大丈夫だよクリスちゃん」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

イヨと言う神

「おいおい良いのかよ、そんな事して」

 

「大丈夫だよクリスちゃん。その辺はイヨさんがしてくれるからね」

 

「でも立花その人物を信じて良いのか?」

 

 

「ええ、全面的に信じてませんよ。だけどこの事件に関しては信じても良いと思いますよ。翼さん」

 

そう言って、響はまなつ達がイヨと出会った時の事を話し出す。

 

 

「うんそれは大丈夫だよ。16番目のプリキュア世界のプリキュアさん」

 

「「「「「誰なの?」」」」」

 

「ああ、初めましてだね。私はイヨトワとレイと同じ融合世界の神様をしてた者だよ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「そして米田健二の妹でもあるけどね」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

 

イヨの言葉を聞いてサマー達は再び驚くのだった。

 

「イヨさん貴女の言っている事が本当なら、立場的にトワさんとレイさんの敵ですよね?」

 

パパイヤがイヨに聞く。

 

「そうだよそれがどうしたの?」

 

「それが、今回協力したのは本当に大神一郎さんを助ける為だけですか?」

 

「それはどういう意味かな?」

 

「成程確かに、そういう時期もあったね」

 

「でもねこれも事実なのよ」

 

「お兄ちゃんにはああ言ったけど、お兄ちゃんを使って紫藤直哉をサポートしろってヒミコが言うから」

 

 

「「ええーー」」

 

「つまりイヨとヒミコは、大神の行方不明事件を知って米田健二を召喚したの?」

 

「そういう事ヒミコが言うには、かつてこの世界に来た悪意がこの事件に関わっている可能性も高いが別の存在がいる可能性もあると見ているだって」

 

 

「「「「成程」」な」」

 

「「「確かに今回の事件には協力的だな」」」

 

「ですので、大丈夫と考えているんです。それに帝国華撃団と協力するのは、偽りの魔神器の破壊までと考えているみたいですね。トワとレイは」

 

「「「「どうしてだ」」」どうして」

 

「それはこの映像を見てください」

 

 

そう言って響は映像を再生する。

 

深夜・・・旧黒鬼会本拠地・・・

 

「よう、来たな直哉。お前が死んでいて驚いたぞ」

 

「隼人叔父さん。ここに僕達を呼んだ理由は、何ですか?」

 

「そう結論を焦るなよ。今回の大神一郎誘拐事件に16番目のプリキュア世界の連中が、強制的に働かされている」

 

!!

 

「まあエルダは、夏海まなつ達によって解放されたようだがな」

 

「「「「「まさか」」」」」

 

直哉達は隼人の言葉に驚きを隠せないでいた。

 

「考えても見ろよ直哉。大神一郎が通常の上級降魔に簡単に捕まると思うか?」

 

 

「それはそうですけど・・・まさかヤラネーダの能力を使っての誘拐事件だったとは」

 

「まあ、あとまわしの魔女も異世界人のやる気でも集まれば都合が良いのだろうよ」

 

「可能性の話だが、あとまわしの魔女も融合世界に来るかもしれんぞ大神一郎を助けようとするとな」

 

「何故なら、大神一郎が乗っている船がいる場所は、16番目のプリキュアの世界の海の中だからな」

 

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「「「「何だって――」」」」

 

未来達は映像を見て驚いていた。

 

 

「おいおい待てよ直哉達がもう1つのすこやか市に行ったのは」

 

「そうだよクリスちゃん大神さんの乗った船はプリキュア関連の世界に来るだろうと考えているからなの」

 

「成程立花の言う可能性があるとして動くのなら、真宮寺さくらさんを一時的に特殊遊撃部隊の方に入れると言う策もわからなく無いな」

 

「だな、翼京極が大神一郎を助けようとした特殊遊撃部隊に大神一郎と同じ時代のメンバーがいないと助けられないと言う仕掛けがあるかも知れないんだな?」

 

 

「ええ、私達はそう考え、直哉君達に先にもう1つのすこやか市に行って貰いました」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

さくらに伝えられた事実

翌日さくらの部屋・・・

 

「まさか米田支配人が私にだけに言うなんて」

 

さくらは思い出していた。

 

ああ、響の手紙には東京湾での戦いと王子での戦いともう1箇所での戦いに俺達が勝てば大神を救出する為の下準備が整い眠れる姫が起きるには愛する人の接吻が必要らしい」

 

「ええ――接吻って本気ですか支配人?」

 

「すまん、接吻とはあくまで響の手紙に書いているのを読んだにすぎんが、大神を救うには愛している人物が必要なのだろう」

 

「大神さんを愛している人が・・・」

 

 

「そうだ、恐らく特殊遊撃部隊の中で大神を目覚めさせる事が出来るのは、帝国華撃団の中でお前が可能性が高いと考えているのだろう」

 

「そんな私が大神さんを目覚めさせるなんて」

 

「自信ないのか?」

 

「はい」

 

 

「しかしさくらお前は、大神の事好きなんだろ?ここで動かないとさくらは自分にも嘘をつく事にもなるぞ」

 

 

「それは・・・」

 

「もしかすると相思相愛と言う可能性もあるかも知れんぞ

 

 

「・・・わかりました米田支配人。私やってみます」

 

「そうか頼むぞさくら」

 

「はい」

 

「ならば王子での戦いの後のさくらの動きについて説明するぞ」

 

「はい」

 

「いいか、王子の戦い後さくらは響と共にもう1つのすこやか市にに行け。そこにさくらを待つ者がいる。その後さくらはその者と行動を共にしろ」

 

「わかりました。支配人」

 

「そしてさくらこの話については、花組にも他言無用だぞ」

 

「え、どうしてですか?」

 

「響の手紙にそう書いてあった。どうやら特殊遊撃部隊でもこの作戦は秘密で行いたいようだな」

 

「そうなんですね」

 

さくらの回想終了・・・

 

「さて今日はどうしようかな?」

 

「おはよう。さくらさん」

 

「健二さんおはようございます」

 

「さくらさんあの家から帰って長い時間親父と話してたけど、何を話してたんだい?」

 

 

「それは昨日お邪魔してた家での報告と手紙を貰ったので、それを渡してたんですよ」

 

「ああ、そういう事か親父とあちらの家と付き合いが長いみたいだしな。と言っても俺は初めて行ったんだけどね」

 

「そうだったんですね。それじゃあ私は食堂に行きますね」

 

そう言ってさくらは、健二と別れた。

 

 

「おい、イヨいるんだろ?」

 

「何よ朝から」

 

「鶯谷にあった家の事を教えろ」

 

「俺は知らないぞ、鶯谷に帝国華撃団と関係を持つ家がある事を」

 

「何言ってんの、お兄ちゃんお兄ちゃんが知らない事を、何で私が知ってるのよ?」

 

「復活する時にそんな細かく設定見る?お兄ちゃん」

 

「・・・確かに見ないな」

 

「でしょう。なら気にしなくて良いわよ」

 

 

「それもそうだな」

 

「じゃあ私は戻るわよ。お兄ちゃん」

 

「ああ」

 

 

その頃直哉達は・・・

 

少し時間を遡り

 

「成程中心世界の魔神器が無くなれば、その影響がすぐに出るかも知れないとトワと飛鳥が考えたのですね?」

 

「そういう事です。アスミさん」

 

 

「そして実際僕達しかこれを実行できる程の暇な人材がいなかったのも事実ですが」

 

「納得できないそう言うの」

 

「だが、事実だよな直哉が中心世界で死んでいるから俺達は暇になったと言っていいニャン」

 

「それは確かに言えるペン。特にのどかと直哉は本格的に休暇を取るべきペン」

 

 

「そうラビよ2人良いラビね」

 

 

「「はーい」」

 

 

「それでは暫くお墓型戦艦の中で中心世界の様子を見ますよ」

 

「「「「はーい」」」わかりました」

 

 

そして直哉とのどか達は中心世界の様子を見始めた。

 

「「「成程、響さんと米田さんが上手く連携してるね」」」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

事情説明の為にもう1つのすこやか市へ前編

「ええ、そうですね」

 

「でも、やっぱり米田健二は怪しんでたわね。この世界が自分の世界では無いと」

 

「うんでもイヨちゃんのおかげで、細かい設定のせいだと持ったみたいで良かったね」

 

「そうですね、でも直哉さくらさんへのあれは大丈夫なんですか?」

 

 

「そうか頼むぞさくら」

 

「はい」

 

「ならば王子での戦いの後のさくらの動きについて説明するぞ」

 

「はい」

 

「いいか、王子の戦い後さくらは響と共にもう1つのすこやか市にに行け。そこにさくらを待つ者がいる。その後さくらはその者と行動を共にしろ」

 

「わかりました。支配人」

 

「そしてさくらこの話については、花組にも他言無用だぞ」

 

「え、どうしてですか?」

 

「響の手紙にそう書いてあった。どうやら特殊遊撃部隊でもこの作戦は秘密で行いたいようだな」

 

「そうなんですね」

 

「ああそれは大丈夫ですよ。そのタイミング出ないと逆に怪しまれますしね」

 

2つ目の偽りの魔神器の破壊後なら、米田支配人の依頼で帝国華撃団を離れても米田健二は、ああまたあの家かと思うと思うので」

 

 

「「「「成程」」」」

 

「さて、のどかお姉ちゃん少しこちらののどかさん達に会いに行くのでついて来てくれますか?」

 

「いいよ直哉君」

 

「ちゆさん達はもしもの時にここで待機していてください」

 

「わかったわ」

 

「気をつけてね、直哉っち」

 

「はいひなたさん」

 

そして直哉とのどかとラビリンは、もう1つのすこやか市に向かった。

 

 

「しかしどうしたのでしょう?直哉は」

 

「アスミは、守護者の事は桜花さんから聞いてる?」

 

「ええ」

 

その頃原作世界のビョーゲンキングダムでは・・・

 

「ダルイゼンは地球を蝕みにいったか」

 

「シンドイ―ネお前に仕事を与える」

 

「はい、キングビョーゲン様」

 

「ワイズマンが置いて行ったあの装置を使って紫藤直哉と共にいるキュアグレースを無力化しろ」

 

「わかりましたキングビョーゲン様」

 

 

そう言ってシンドイ―ネは出撃した。

 

その頃原作世界ののどか達は・・・

 

 

「ふう、何とか陸上大会会場に出たメガビョーゲンを浄化出来たね」

 

「ええ、でも大会は中止になってしまったけど」

 

「そうだねちゆちゃん」

 

「あれ、直哉君ともう1人ののどかっちじゃない?」

 

原作世界のひなたが言う。

 

「あ、皆さんやっぱりここにいたんですね」

 

「直哉君ともう1人の私どうしたの?」

 

「実はですね」

 

 

そして直哉とのどかが原作世界の3人に説明する。

 

 

「「「ええーー大神さんが誘拐事件に巻き込まれた――」」」

 

 

「ええ、そうなんですよ。それで救出作戦する際に、こちらのすこやか市に多少影響が出るかも知れないんです」

 

「ねえ、そう言う話はここでするのはまずくない?」

 

「あ、そうですねそれではこちらののどかさんの家で大丈夫ですか?」

 

 

「うん良いよ」

 

「のどかさんの家で話す事はそちらのヒーリングアニマルにも話す必要があるので、お願いしますね」

 

「「「わかったよ」」わかったわ」

 

そして直哉達は、原作世界ののどかの家に向かった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

事情説明の為にもう1つのすこやか市へ後編

原作世界ののどかの部屋・・・

 

「それで直哉君融合世界に何が起きてるの?」

 

「事の始まりは先程言ったように大神さんの誘拐事件が始まりでした。

 

「そして僕達は大神さんの誘拐事件を見つけることが出来たのですが・・・」

 

 

 

グレースと直哉の話が終わった直後、1人の男性がグレース達の前に現れた。

 

「ククッ特殊遊撃部隊の君達とは、こういう形で会うのは初めてだな」

 

「「「ああ、貴方は元帝国陸軍大臣の京極圭吾」」」

 

「ええーーどうして生きてるの?貴方はあの時帝国華撃団に倒された筈なのに」

 

 

「俺たちは正義だ!!

 

「悪を蹴散らし、正義を示せ!!」

 

 

「絶」

 

「対」

 

「正」

 

「儀」

 

「帝」

 

「国」

 

「華」

 

「撃」

 

「団」

 

 

「ぐおおおお。この私が、負けるだとーー」

 

神王は、花組全員による一斉攻撃により、沈黙した。

 

「フフ、流石だ、帝国華撃団、だが私を倒した所で、何も代わらんぞ、何故なら何れまた、帝都に悪意を持つ者が現れるだろう」

 

「せいぜい、その時まで、この薄汚れた帝都での平和を楽しむがいい」

 

京極がそう言った直後、神王は爆発をし始めた。

 

「スパークルの言う通りです。京極圭吾誰が、貴方をこの世に呼び戻したのですか?」

 

「そして大神一郎行方不明事件を起こしたのも貴方ですね?」

 

 

アースとグレースが京極に聞く。

 

「クク、流石だな。大神行方不明事件を実行したのはこの私だよ」

 

 

「その人物と会った後直哉君は、中心世界で死んだ事にしたの?」

 

「「「どうしてそんな事をしたの?」」」

 

「そうしないといつまでも帝国華撃団の皆さんに敵が見向きもしないと思ったので」

 

 

「「「成程」」」

 

「そして僕達の死により敵の動きが、帝国華撃団の方に向いたので、大神さんの捕まった経緯を調べたら。16番目のプリキュアの世界の方に大神さんがいる事がわかりました」

 

「「「ええーー16番目のプリキュアの世界ってあの時ワイズマンが言ってた世界の事?」」」

 

「しかし私は、キュアグレース達を過小評価していたようだ。まさか君達を葬るために仕掛けを突破するとはな」

 

 

「エッヘン、私達と直哉君の絆を甘く見るからだよ」

 

「そうだニャン」

 

 

「確かにそれもあるだろうが、私にはまさかあの世界に16番目のプリキュアがいるとは思わなかったぞ」

 

 

!!

 

 

「「「「「「16番目のプリキュア」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

原作世界のキュアグレース達はワイズマンの言葉に再び驚いていた。

 

 

「さて、私も戻るとしようでは、さらばだ諸君」

 

 

そう言って、ワイズマンは転移したのだった。

 

その後益子道夫は直哉によってメガ降魔に対する記憶を消去された。

 

「そうだったのそれを知った時、私達も驚いたけどね」

 

 

「それじゃあ今大神さんのいる場所はまさか・・・」

 

「恐らくですが、大神さんの居場所は16番目のプリキュアの世界にいると僕達もそう言われました」

 

 

「「「ええーー」」」

 

「ええ――魔神器を破壊しろですって」

 

「そうだ、魔神器を破壊しなければ大神一郎の乗る船はこちらに帰還する事は無い」

 

「ただし、先ほども言ったが大神一郎達を助けた場合、夏海まなつ達の世界が、花寺のどか達の原作世界のようになる可能性が高い」

 

「どうしてですか?」

 

ちゆが隼人に聞く。

 

「それは恐らく魔神器が持つ強大な力のせいですね?」

 

 

「ああ、魔神器はかつて帝都の東京湾上空に現れた聖魔城の封印を解除する為の鍵だったんだ」

 

「今回の件の場合魔神器の封印の力が大神一郎達を捕らえる事に使われたのだろうな」

 

 

「「「「成程」」」」

 

 

「僕達の調査を手伝ってくれた人がそう言ったので」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

融合世界誕生前の世界について知る3人1

「おはようございます翼さん、奏さん、クリスちゃん」

 

「「おはよう小日向」」

 

「ああ、おはよう未来」

 

「響はまだ寝てるのか?」

 

 

「いつもの事だからいいよ気にしなくて、クリスちゃん」

 

 

「すまないが、小日向君は米田健二の世界や融合世界の誕生前の世界について知ってるなら話せる範囲で良い教えてくれないだろうか?」

 

「そうだな、少なくとも特殊遊撃部として接する可能性のある人物の事だから知りたいね」

 

「私的にはどうでもいいな。過去なんてよ」

 

「幸音!!」

 

「だってそうだろ私達や紫藤直哉達が生きてるのは今なんだよ。今更過去の世界や過去の事を聞いて何になるんだよ?」

 

「しかし米田健二の事を知る事も必要と思われるが」

 

「確かに幸音の言う事も、翼の言う事もわかる」

 

「まず未来が、私達に話せるか聞いてみようぜ、言い争う前に」

 

「「あ、確かにそうだった」」

 

「うーん話せると言ったら話せますけど・・・」

 

「直哉君やトワさんから聞いた範囲で良いのなら?」

 

「ああ、それで構わない」

 

「わかりました」

 

そして未来は話し出す。

 

 

まず、米田健二の世界の事を原初の世界と今では表記されていますがその当時は、単純に裏の世界と呼ばれていたそうです」

 

 

「「裏の世界」」

 

 

「ああ、直哉の言った事と同じ理屈か」

 

そう言ってクリスが話す。

 

 

「いいですかクリスさん僕達のいる融合世界は裏の世界と言われています」

 

「裏の世界とは、どういう事だ?」

 

「原作世界が表の世界と言われています」

 

「それがどうしたのか?」

 

 

「そうですねここにいるクリスさんは表の世界のクる存在と考えますね」

 

 

「ああ」

 

「現状のクリスさんの状態は表の世界のクリスさんからしたら鏡を見ても貴女がいない状態なんですよ」

 

 

「ああ、そうだな私は今、お前達の言うシンフォギア世界にいないからか」

 

「そうですね」

 

「そしてここにいる。グレースさん達にも表の世界がありますが、彼女達の表の世界はある事故により融合世界に隣接する世界となりました現状では」

 

「そんな事があったのか?」

 

「「そんな橋を聞いてたのか」」

 

 

「ああ、あんた達がいや、シンフォギア世界の世界各国が、特殊遊撃部隊を侵略者と認定している時にな」

 

「「くっ」」

 

「でもクリスちゃんそれは、あくまで融合世界の基準の裏の世界の話ね」

 

「原初の世界が本来なら原作世界の裏の世界になる筈が・・・」

 

 

「そうならず、原初の世界の分身体と言って良い世界を原作世界が生み出してしまったんです。原初の世界の主人公だった米田健二の大規模な介入によって」

 

!!

 

「「何だと!!」」

 

「その当時世界を管理する神も初めての事だったので、基本放置だったみたいですが、米田健二の暴走により神が原初の世界を崩壊させて米田健二を殺したと思っていたら、原初の世界分身体に当たる世界に、米田健二が現れてしまったんです」

 

「「おいおい本当に過去の亡霊じゃねえか」」

 

奏とクリスがそう言う。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

融合世界誕生前の世界について知る3人2

こちらでも掲載してたサクラ大戦7人目の隊員のキャラがその時の設定で出てきますので宜しくお願い致します



「ありえない1人の暴走によって世界を崩壊させるなど」

 

 

「ですがこれは実際に起きた事ですよ。翼さん」

 

 

「ふわあ、おはよう未来」

 

「おはよう響」

 

未来何話してたの?」

 

翼さん達が融合世界の前の世界について聞きたいと言ったのでそう言う話をしてたんだ」

 

「成程、でどこまで話したの?」

 

「原初の世界の崩壊までかな後分身体の世界の事を少しね」

 

「成程、7人世界と幼馴染世界の事ね」

 

「そう」

 

「ならここからは映像を見て貰いますよ翼さんと奏さんとクリスちゃん」

 

そう言って響は過去の世界の映像を再生した。

 

 

「お前が何故この世界に来ている?健二さんはどうした」

 

「ああ、健二なら消滅したわ」

 

「何!!」

 

「健二は、世界の因果律を変えすぎて、自らの身をも消滅させたわ」

 

「そして、彼のいた世界は、彼の消滅で、世界は滅びたの」

 

 

「「まさかそんなことが・・・」」

 

「私も、初めての経験で、驚いたわね」

 

 

「そのせいで私と、江戸城はこちらに逃げてきたの、あでも安心してね、今回は貴方たちが、魔城江戸城の天守閣にいる城主を倒したら私も消滅するわ」

 

「成る程、今のイヨお前は戦うことが出来ないんだな?」

 

「ええ、そうよ悔しいけどね」

 

この世界に来てから、私の力が使えなくなったのよ、多分前回の来訪した時の、弊害かもしれない」

 

「それと、江戸城を壊さないと、あの子達も元の世界には、戻れないから」

 

「わかった伝えておく」

 

「それじゃあね直哉君」

 

イヨは消えていった。

 

映像中断・・・

 

「「「これが分身体の世界か」」」

 

「そうです分身体の世界の1つの7人世界です」

 

「「「7人世界」」」

 

「はいこの7人世界は原初の世界の管理者だった神の娘が管理してたんですが、米田健二が介入した事により、神の親子で管理してました。そしてこの映像が、親子管理する事になる時の事件です」

 

天守閣・・・

 

仲間達に助けられ、天守閣に、辿り着いた二人の直哉と、二人のさくらだったが、天守閣にいる二人の人物を見た時、真宮寺姉弟の表情が変わっていった。

 

「何故貴方がここに・・・」

 

「まさかこんな事が・・・」

 

「久しぶりだな、直哉」

 

「お久しぶりです。さくらさん」

 

「何故貴方達がここにいる!!答えろ米田健二、真宮寺桜花」

 

 

「え、あの子母さんと同じ名前だ」

 

紫藤直哉はそう思いながら、その場で静観していた。

 

「直哉、さくら教えてやるよ、俺達が、お前達の倒す敵なのだ」

 

そういって、健二と桜花と名乗る男女は、双武弐式に乗り込み直哉とさくらに襲い掛かった。

 

映像終了・・・

 

 

「おい、響何であの戦いに紫藤直哉が写ってるんだよ?」

 

「ああ、それは過去の紫藤直哉さんだよ。クリスちゃん」

 

「7人世界と過去の紫藤直哉さんの世界は世界同士の交流があったみたいだよ」

 

 

「勿論融合世界のように関わる世界の重要なイベントを潰れないようにしてるとは言えないけどね」

 

 

「「「どういう事だ」」」

 

過去の世界の関わり方は、重要なイベントでも平気で介入すると言うスタンスだったみたいですね」

 

!!

 

「何だよそれ?今の特殊遊撃部隊とは違うじゃないか」

 

「そうだねでも仕方がないんだよね7人世界の主人公にも、米田健二の影響を受けていた事がわかるんだ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

融合世界誕生前の世界について知る3人3

こちらでも掲載してたサクラ大戦7人目の隊員のキャラがその時の設定で出てきますそれとサクラ大戦来訪者は私の幼馴染の中で登場していた人物達が再びその作品の設定で出てきますのでよろしくお願いいたします。



「「「まさかと思うが7人世界の主人公にも世界を崩壊させる力があったのか?」」」

 

「いえ7人世界の主人公にはそう言う力は無いのですが、米田健二と出会い本来の物語を歩むことが出来なくなりました」

 

そして結果的には7人世界全体で異世界に跳ばされその世界で7人世界は消滅しました」

 

「ですが主人公達の魂は神達により回収されているので問題ないんです」

 

「「「成程」」」

 

「次に融合世界の中心世界の元となった幼馴染世界の説明をしますね」

 

 

そして響は別の映像を再生した。

 

 

「さくらさんちょっと、これから出かけるので一緒に来てくれますか?」

 

「ええ、私ですか?」

 

 

「一応護衛と言う事で」

 

「わかりました、着替えるので、待っててください」

 

そして、さくらと直哉は、帝劇から出て行った。

 

 

上野公園・・・

 

「ねえ直哉君どうして、上野公園に来たの?」

 

「それはね、この手紙の差出人に会う為さ、さくらちゃん」

 

「そろそろ出てきて良いよ、ご希望の人を連れて来たから」

 

「さくらお姉ちゃん探したよ」

 

少年がいきなりさくらに抱きついた。

 

「きゃあ何この子!!直哉君見てないで助けて」

 

「落ち着いて、僕名前は、なんて言うの?」

 

「ごめんなさい僕の名前は、真宮寺直哉18才です。巴里から日本に戻る途中に、僕の持つこのリングが光りだして気がついたらここに来てたんです」

 

「なるほどね、君は並行世界から来たと認識して良いのかな?」

 

「はいその認識で良いと思います。それで貴方の名前はなんでしょう」

 

「僕は紫藤直哉、この世界で、帝国華撃団の総司令をしてるよ」

 

「ええーー米田さんいないんですか?」

 

「いるのはいるけど、帝劇にいないんだ」

 

「そうなんですか?」

 

「ところで直哉君、君帝劇に来ないか?君のお姉さんも探してあげるよ」

 

「え、でも・・・」

 

「直哉君だっけ一緒に行こうよ、君のお姉さんが見つかるまで、私が一緒にいてあげるから」

 

「わかりました・・・」

 

映像中断・・・

 

「これが幼馴染世界の紫藤直哉さんが7人世界の主人公との初の出会いでした」

 

「「「成程」」」

 

「なら、幼馴染世界の敵は、活動出来ずにいたのか?」

 

「7人世界の彼が来た事で?」

 

「ええ、そういう事になります。奏さん」

 

 

「迷惑な事だな」

 

「しかし彼等以外に、幼馴染世界のに来ていた敵もいますけど」

 

「「「何だと!!」」」

 

そして響は、少し早送りをした後再生した

 

 

来たか、真宮寺姉弟、とこの世界の帝国華撃団」

 

「さあ覚悟は出来たな、殺してやるぞ

 

「行くわよ前鬼」

 

 

「おう」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

 

「うわあ前鬼君が大きくなったよ、直哉君」

 

「落ち着いてね。さくらちゃん」

 

「「超鬼神力、ヴァジュラマハル、サムスカーラ」」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

 

「きゃあああ。前鬼君が、変身来たーこれで勝ったわ」

 

(なんか今回さくらちゃんが崩壊してる気がする)

 

そして、ついに悪霊憑依獣との最終決戦が始まろうとしていた。

 

「行くよお姉ちゃんZENKI」

 

「おう」

 

「行きましょう」

 

真双焔武は、ZENKI共に突撃した。

 

「さくらちゃん僕達も行こう」

 

「うん直哉君」

 

「「破邪剣征・桜花放神」」

 

「二つの必殺技が重なり悪霊憑依獣にぶつかる。

 

「グオオ。この程度のことで、我が敗れるのか」

 

 

二人の必殺技を受けた悪霊憑依獣京極は爆発を起こした。

 

映像終了・・・

 

 

「「「何――鬼がいたのかよ」」」

 

 

翼達は映像を見て驚いていた。

 

「ええ、融合世界にはいない鬼が7人世界の彼等に従っていて紫藤直哉さんと共闘してたみたいです」

 

「成程な、頻繁に来られたら物語が進まんな」

 

「だから融合世界紫藤直哉も私達の世界で、自分が動かずに響をリディアンに入れたのもちゃんと物語が壊れないようにする為だったのか」

 

「まあそれもありますが、表のすこやか市とかも実際に融合世界に来たりしてるので、余計に原作世界のイベントには注意をしてますね」

 

「「「成程」」」

 

 

「まあ、ワイズマンやその他の敵がその世界のバランスを壊すならこちらも迅速に動きますよ」

 

 

「さてと、融合世界誕生前の世界についてはこれで終わりますね」

 

「「「ああ」」」

 

そして響達は、その日の夜まで帝都観光をしていた。

 

 

そして帝国華撃団による王子解放作戦の日が来た。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

作戦決行当日のすこやか市で

お墓型戦艦の中・・・

 

 

「兄さん帝都では王子にある剣の偽りの魔神器の破壊作戦が始まりそうです」

 

「そうなんだもう向こうでは3日経ったんだね。それではのどかお姉ちゃん達僕達は一度戦艦から降りますよ」

 

 

「「「ええーーどういう事直哉君?」」」

 

「それは、恐らく剣型の偽りの魔神器を媒体にしたヤラネーダもしくは、ゼンゼンヤラネーダが出てくると僕は、考えています」

 

「のどかお姉ちゃん達、思い出してください」

 

「これが私の切り札だ。進化しろ!!ナノビョーゲン」

 

 

「ナノ――」

 

 

そして京極の持っていたナノビョーゲンが、偽りの魔神器の鏡に感染してメガビョーゲンとなった。

 

 

「「「「「「「「ええーーメガビョーゲンが出て来た――」」」」」」」」

 

 

健二以外の隊員は突如現れたメガビョーゲンに驚いていた。

 

再び直哉達は・・・

 

「「はあーーメガビョーゲンを出してくるなんて」」

 

その時のどか達が直哉と飛鳥の元に来た。

 

 

「皆行くラビ」

 

「「「うん」」」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

 

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

 

そして直哉は、キュアグレースのステッキ中に吸い込まれた。

 

 

「そして僕達が鏡型メガビョーゲンを浄化して偽りの魔神器の破壊しましたよね」

 

 

「「「「うん」」」そうですね」

 

「前回は京極が主導でしたが、今回は朧が主導すると思うので、エルダが朧と一緒にいた経緯もありましたから、もう1人の幹部が朧と一緒にいるかもしれないのでまなつちゃん達に協力して貰わないといけないので」

 

 

「成程その為の迎えとして戦艦と飛鳥を中心世界に行って貰うんですね」

 

「そういう事です。アスミさん。それにまだまなつちゃん達の力は16番目のプリキュアの世界が来るまでは隠しておきたいですから」

 

そして直哉達は、お墓型戦艦から降りた。

 

直哉達が戦艦から降りた後、飛鳥とお墓型戦艦は中心世界に向かった。

 

 

「それで、直哉これから私達はどうしますか?」

 

「そうですね・・・」

 

「クチュン、クチュン」

 

「「「「「ラテ」」」」」

 

その時ラテが、2体のメガビョーゲンの出現を感知した。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帝都とすこやか市の戦い1 移動中と出撃前

「クチュン、クチュン」

 

「「「「「ラテ」」」」」

 

のどかがラテに聴診器を当てる。

 

 

「大変ラテ2つの木のエレメントさん泣いてるラテ」

 

!!

 

「直哉君皆大変だよこちらの世界に2体のメガビョーゲンが出たみたい」

 

「「ええーー2体も」」

 

ちゆとひなたが言う。

 

「うんそれもバラバラな場所に出現したみたい」

 

「・・・のどかさんラテに聞いて貰えますか?」

 

「うん何を聞けばいい?」

 

「原作世界のラテはこの事を知っているかを」

 

 

「ラテわかるかな?」

 

「それは気づいて無いラテ、1つは公園の方にいるラテ、もう一つは山の方にいるラテ」

 

「ありがとうラテ、ではひなたお姉ちゃんとちゆお姉ちゃんは、原作世界ののどかさん達に合流して下さい。僕とのどかお姉ちゃんとアスミさんで山の方に行きますから」

 

 

「「了解」」

 

「そしてどちらかの浄化が終われば合流と言う事にしましょう」

 

「「「「了解」」」」

 

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

 

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

 

そして直哉は、キュアグレースの体内に吸い込まれた。

 

 

そしてグレース達達は二手に別れ行動を開始した。

 

その頃中心世界の帝都王子では・・・

 

「今回は朧お前の番だ帝国華撃団を倒せよ」

 

「ああ、以前奴等にヤラネーダをぶつけたが、帝国華撃団には有効とわかったからな、頃合いを見てヤラネーダにするぜ剣を使ってな」

 

「そうか楽しみしてるぞ朧」

 

 

大帝国劇場地下司令室・・・

 

「帝国華撃団花組全員揃いました」

 

「うむ、今回の王子を開放する作戦は、かなり難しい部類に入るだろう。だから今回は帝国政府の意向で、これまで秘密とされていた特殊遊撃部隊との共闘をする事となった。

 

「米田司令特殊遊撃部隊とは何ですか?」

 

健二が聞く。

 

「ああ、我々の帝国華撃団とは別の災害による被害を抑える為の部隊が特殊遊撃部隊だ」

 

 

「その別の災害とは何ですか?」

 

「雑音だよ健二」

 

「雑音?」

 

「そうだ、雑音は気まぐれでな、いつ出てくるかわからんのだが、今回の作戦中に現れる可能性が高いと予測されてな」

 

「成程そういう事ですか司令」

 

「ああ、雑音に関しては今の所帝都にしか出ないから、健二に伝える事が遅くなった」

 

 

「親父」

 

「さあ、皆大神を救出する為に行ってこい」

 

「「「「「「「「はい」」」」」」」」」

 

そして帝国華撃団は、王子に出撃した。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帝都とすこやか市の戦い2 王子での戦い前編

王子・・・

 

「「「「「「「「「帝国華撃団参上!!」」」」」」」」」

 

「ここが王子か、親父から聞いたが約2ヶ月前に京極が空中要塞武蔵を復活させた所だな」

 

「ああ間違いねえよ、そしてさくらと隊長以外にとって屈辱の場所でもあるんだ」

 

「どういう事だ?カンナ」

 

そしてカンナが話し出す。

 

 

「久しぶりだな小娘共」

 

「貴方は、金剛、生きていたの?」

 

「ああ、何とかな、だが今回はお前達が、俺たちの役に立ってもらうぞやれ」

 

 

「「「「「「キャアアアア」」」」」」

 

王子に、先行して到着した帝国華撃団は、敵の罠に嵌まり囚われてしまった。

 

「あはは、そういう事もあったな、帝国華撃団」

 

!!

 

「「「「「「「「京極圭吾!!」」」」」」」」

 

「約2ヶ月ぶりだな帝国華撃団」

 

「くく、お前達の隊長の大神一郎を誘拐したのはこの私だよ」

 

!!

 

「しかし滑稽だな帝国華撃団。私が死ぬ時に言った事を覚えているか?」

 

「ぐおおおお。この私が、負けるだとーー」

 

神王は、花組全員による一斉攻撃により、沈黙した。

 

「フフ、流石だ、帝国華撃団、だが私を倒した所で、何も代わらんぞ、何故なら何れまた、帝都に悪意を持つ者が現れるだろう」

 

「せいぜい、その時まで、この薄汚れた帝都での平和を楽しむがいい」

 

京極がそう言った直後、神王は爆発をし始めた。

 

「あの時から2ヶ月ぐらいしか経たないが・・・出でよ降魔よ」

 

そして京極は大量の降魔を召喚した。

 

「なんちゅう数や」

 

「ではな、帝国華撃団」

 

「逃げる気なの?京極圭吾」

 

「ふっ勘違いするな真宮寺さくらよ。私はここでの戦いに関しては管轄外だ」

 

そう言って京極圭吾は消えた。

 

 

その頃直哉の家にいる響達とまなつ達は・・・

 

「さて、まなつちゃん達私達も行くよ」

 

 

「「「「はい響さん」」」」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

 

「今日も元気だ!」

 

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

 

「「これがプリキュアの変身か・・・もう私達には無理だな」」

 

「そんな事無いですよ翼さん。直哉君が言ってましたけど、翼さんと私の2人がプリキュアの人と声が似ているらしいですよ」

 

「そうなのか?やった」

 

「「おいおい私達は?」」

 

奏とクリスが響に聞く。

 

「えーと・・・それは」

 

「はいはい、クリスさんはエルダちゃんに似てます」

 

「誰だよエルダちゃんって?」

 

「エルダちゃんは、私達の世界の敵の1人です」

 

!!

 

「敵だとーー」

 

「響がグレースと似ているなら、奏さんは私と同じ分類ならプリキュアの敵と声が似ていると言う事か」

 

「・・・翼ソロで頑張れ。私クリスと組むわ」

 

「そんな・・・私を見捨てないで奏――」

 

「ほらサマーが余計な事言うから」

 

「あう、ごめんなさい」

 

その後響達とサマー達は王子に向かって行った。

 

 

その頃大量の降魔と戦っている帝国華撃団は・・・

 

「神崎風塵流・不死鳥の舞」

 

「シェルクーンチク」

 

「聖獣ロボ・改」

 

「三十六掌」

 

 

「ヴィアッジョ・ローズ」

 

「ジークフリード」

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

それぞれの隊員の必殺攻撃を出すが・・・

 

「あかん、倒しても倒してもすぐに降魔のお代わりが来るで」

 

「どうしますか健二さん?」

 

「さくらが健二に聞く。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帝都とすこやか市の戦い2 王子での戦い中編

それぞれの隊員の必殺攻撃を出すが・・・

 

「あかん、倒しても倒してもすぐに降魔のお代わりが来るで」

 

「どうしますか健二さん?」

 

「さくらが健二に聞く。

 

「・・・皆降魔の相手は最低限に留め、この無限降魔地帯を抜けるんだ」

 

「「「「「「「「了解」」」」」」」」

 

「この降魔達の異常な再生能力は、前回俺達を苦しめたあの空間の影響だと思うだから俺達が目的の場所に早く行く必要がある」

 

「確かにそうですわね」

 

「でも、この降魔の数は尋常じゃないでーす最低限の撃退は無理でーす」

 

 

「確かにな」

 

織姫の言葉にカンナが納得する。

 

「健二お兄ちゃん何とか出来ないの?このままじゃお兄ちゃんを助けられないよ」

 

「・・・だが、ここで隊員達を励ましても一時的な物だろう。励ましても事態が好転でもしないと士気の維持は難しいだろう」

 

「正直手札がたりない。人数的な事ではなく絶対的な力を持つ者がいれば・・・」

 

ゴー――

 

「「「「「「「「「うわあ、凄い風だ」」」」」」」」」

 

その頃朧は・・・

 

 

「たくっ京極の野郎。言いたい事言って行きやがったなまあいいか京極のおかげで瞬間再生装置を帝国華撃団の周囲にまき散らす事に成功したからな」

 

 

「後は帝国華撃団が自滅するの待つだけだ。くくっ無駄だぜ最低限の迎撃で移動重視して逃げようとしても無駄だぜ」

 

朧がそう言った直後帝国華撃団の周囲に強い風が吹いた。

 

「なっ!!降魔も瞬間再生装置をも全て破壊しやがった。ありえねえだろう」

 

「いや・・・特殊遊撃部隊という連中が動いているなら可能だろう」

 

「それは無いか。紫藤直哉は確実に死んだのだからな」

 

朧はその時の帝国華撃団を思い出す。

 

 

「ここで臨時ニュースです。昨日に発生した赤坂の地下で起きた爆発事故により、紫藤家当主の紫藤直哉さんが死亡しました。また紫藤直哉さんに同行していたと思われる4人の人物の行方も今だわかってません」

 

 

「何だと!!直哉が死んだだとーー」

 

 

「「「「「「「「ええーー」」」」」」」」

 

「あの後俺が直接調べても大々的に扱っていたからな。おっとそろそろ準備するか」

 

そう言って朧はその場を離れた。

 

その頃特殊遊撃部隊は・・・

 

「ふう、ただいま皆」

 

「「「相変わらずガングニール・シャドーは、規格外だな」」」

 

翼と奏とクリスがしみじみに言う。

 

 

 

「うわあ、響さん凄い早いし強いですね」

 

サマーが言う。

 

「ありがとうサマー」

 

「しかし響さん。私達は本当にヤラネーダやノイズが出るまで、帝国華撃団の前に出なくていいんですか?」

 

キュアフラミンゴが響に聞く。

 

「うん、それでいいよあくまでも帝国華撃団がメインでないと困るからね」

 

「あ、響さん帝国華撃団の人達が先に進みだしました」

 

「ありがとうコーラル、それじゃ私達も行こうか」

 

そして響達も動き出した。

 

 

「ねえ、皆」

 

「「「どうしたの?」」何だ?」

 

「改めて直哉さん達は凄いね、ここは融合世界だけど特殊遊撃部隊が目立っても良い筈なのに帝国華撃団がこの事件を解決できるように動いてるのは」

 

「そうだね」

 

「そうね、特に私達の世界の時が大変だったと思う。直哉さんにとっては」

 

「そうね、それで私達に新生帝国華撃団のメンバーを預からせてなるべくその世界に悪影響が出ないようにしてたわね」

 

「まあ、直哉さんの体調面でそうせざるえなかったのもあったが」

 

「プリキュアの皆話はそこまでだよ」

 

響がそう言うと、目の前には帝国華撃団と朧が遭遇していた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帝都とすこやか市の戦い2 王子での戦い後編

「プリキュアの皆話はそこまでだよ」

 

響がそう言うと、目の前には帝国華撃団と朧が遭遇していた。

 

 

「お前は一体何者だ?」

 

「くく、この時代の帝国華撃団は、奴等とは違うなやはり」

 

「この時代だと?お前は別の時代から来たと言うのか」

 

「ああ、そうさ俺達の時代の帝国華撃団は、最弱だったからな」

 

「歴代最強と言われたお前達を倒してやるぜ、出でよ降魔共」

 

朧は降雨魔を召喚した。

 

「くっ未来から来た敵だとしても、俺達は負けられない行くぞ皆」

 

「「「「「「「「了解」」」」」」」」

 

そして帝国華撃団は朧の召喚した降魔と戦いだした。

 

 

「何かかっこいいな」

 

「うん、新生帝国華撃団とは違うけど」

 

「何と言うか強い意志を感じるね」

 

 

「ああ、新生帝国華撃団の人が劣ってる訳じゃないが、両方を見ると全然違うな」

 

サマー達が話をしている間も戦いは進行していた。

 

 

「ちっ本当に強いじゃねえか帝国華撃団」

 

「朧とやら覚悟しろ」

 

「はっ何を言ってやがる。本番はこれからだぜ」

 

「「「「「「「「「何!!」」」」」」」」」

 

「出て来て良いぜヌメリー」

 

「あらもう出番なの?しょうがないわね、ゼンゼンヤラネーダいらっしゃい」

 

ヌメリーがそう言うと剣型ゼンゼンヤラネーダが現れた。

 

 

!!

 

「「「「「「「「メガビョーゲンとは違う怪物だ」」」」」」」」」

 

「いや待てあれは一度見た事あるぞ皆」

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

そう言って健二は思い出す。

 

 

そしてエルダは帝都タワー型ヤラネーダを生み出し帝国華撃団の前に現れた。

 

 

 

「「「「何なんだこいつは?」おいおいここに来て謎の敵かよ」でもこの敵どことなくメガビョーゲンに似てない?」

 

健二とカンナとアイリスが、ヤラネーダを見て言う。

 

 

「そう言われてみれば・・・メガビョーゲンに似てるかも?」

 

「さくらさん違いますわ。あれはメガビョーゲンではありません。メガビョーゲンの特徴のあれが出てませんから」

 

 

「あ、そうですねすみれさん」

 

 

「まあ、敵なら倒すしかない。行くぞ皆」

 

「「「「「「「了解」」」」」」」」

 

 

「一気にやる気を奪ってヤラネーダ」

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

 

「うっなんだこれはーー」

 

 

「なんだか力が抜けて・・・」

 

「「「「「「「あ、そう言えば」」」」」」」」

 

健二の言葉に花組の隊員達は思い出す。

 

「隙ありよゼンゼンヤラネーダ帝国華撃団のやる気を奪うのよ」

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

そしてゼンゼンヤラネーダは帝国華撃団のやる気を奪おうとした時・・・

 

「「「「「「「「「しまった」」」」」」」」」」

 

「「「「そんな事はさせない」」」」

 

!!

 

「誰だ?」

 

「あら、なんか嫌な予感がするわ」

 

朧とヌメリーがそう言った直後偽りの魔神器の剣を破壊する浄化の光が見えた。

 

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

「「「「ビクトリー!」」」」

 

 

そしてゼンゼンヤラネーダの媒体になった偽りの魔神器の剣は消滅した。

 

 

「おお、やってくれたぜ特殊遊撃部隊の連中」

 

「ええそうですわね」

 

「美味しい所持っていかれたでーす」

 

「・・・仕方ない」

 

「そうだよ織姫」

 

「何だよまたプリキュアが邪魔するだとーーまあいいヌメリー撤退するぞ」

 

 

「はいはい」

 

その後朧とヌメリーは撤退した。

 

 

「はい、あ米田さん何とか2つ目破壊出来ましたよ」

 

「ああ、そうだな響すまんが、特殊遊撃部隊のメンバーで健二と会っても良い奴をこちらに連れて来てくれんか?」

 

「わかりました」

 

 

そして響達は戦いの後にもう1つのすこやか市から帰還したお墓型戦艦と飛鳥と合流して、その後特殊遊撃部隊の代表者が、大帝国劇場に向かった。

 

 

その頃もう1つのすこやか市での戦いは・・・

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帝都とすこやか市の戦い3 もう1組のキュアグレース達と合流

時を少し戻して場面はすこやか市になる・・・

 

 

「・・・のどかさんラテに聞いて貰えますか?」

 

「うん何を聞けばいい?」

 

「原作世界のラテはこの事を知っているかを」

 

 

「ラテわかるかな?」

 

「それは気づいて無いラテ、1つは公園の方にいるラテ、もう一つは山の方にいるラテ」

 

「ありがとうラテ、ではひなたお姉ちゃんとちゆお姉ちゃんは、原作世界ののどかさん達に合流して下さい。僕とのどかお姉ちゃんとアスミさんで山の方に行きますから」

 

 

「「了解」」

 

「そしてどちらかの浄化が終われば合流と言う事にしましょう」

 

「「「「了解」」」」

 

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

 

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

 

そして直哉は、キュアグレースの体内に吸い込まれた。

 

 

そしてグレース達達は二手に別れ行動を開始した。

 

その頃原作世界ののどか達は・・・

 

「ちゆちゃんひなたちゃん。今日街がおかしくない?」

 

「おかしいってどういう事?のどかっち」

 

ひなたがのどかに聞く。

 

「うん、メガビョーゲンが出てる時のような感じがするんだけど、ラテは何も感じない?」

 

 

「ワン」

 

「成程ならのどかの直感を信じて、メガビョーゲンを探してみましょう」

 

「「うん」」

 

そして原作世界ののどかさん達は行動を開始した。

 

 

暫くして・・・

 

「あ、いたよフォンテーヌ」

 

「よかったわ説明して公園にいるメガビョーゲンを浄化して、グレース達と合流するわよ」

 

「うん」

 

「「「あ、融合世界の私達」」」

 

「その恰好まさか本当にメガビョーゲンが出たの?」

 

「ええ、そうよそちらのラテに感知させない仕掛けがあるみたいなの」

 

「「「「「「ええーー」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

原作世界ののどかさん達とラビリン達はフォンテーヌの説明に驚いていた。そして・・・

 

 

「みんな行くラビ」

 

 

「「「うん」」」

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

 

「ニャン!」

 

 

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

 

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

 

 

そして融合世界のフォンテーヌとスパークルは原初の世界の3人と一緒に公園にいるメガビョーゲンの元に向かった。

 

その頃キュアグレースとキュアアースの方では・・・

 

「・・・おかしい、このエリアに来てから霊力が不安定になってるな」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帝都とすこやか市の戦い4 仕掛けられていた罠

キュアアースとキュアグレースが山にいるメガビョーゲンを捜索する前・・・

 

原作世界のシンドイ―ネが山の木々をメガビョーゲンに変えた後何かの装置を使い特殊な結界みたいなものを発動した。

 

「こんな物で本当に紫藤直哉を無力化出来るのかしら?キングビョーゲン様が、ワイズマンに特殊なナノビョーゲンを2体貰ってそれを使えと言われたけど、確かに効果はあるみたいね」

 

「融合世界のプリキュアしか感知しないと言ってたのは本当のようね」

 

 

「都合よく紫藤直哉はこちらに来てるからそろそろ彼の力を完全にとは行かなくても力を奪える筈ね」

 

そう言った直後原作世界のシンドイ―ネビョーゲンキングダムに一度戻った。

 

 

その頃キュアグレースとキュアアースは・・・

 

!!

 

「ちょっと待ってくださいグレース」

 

どうしたの?アース」

 

「この山に入ってから、直哉の力の加護が無くなりましたよ」

 

「「ええーー」ラビ」

 

キュアグレースは、アースにそう言われ、自分の体を調べた。

 

「本当だ、直哉君の力がほとんど感じない」

 

「直哉君大丈夫?」

 

「・・・」

 

キュアグレースが直哉に呼びかけるが、直哉は反応をしなかった。

 

「アースどうしよう?直哉君と話が出来ないよ」

 

「落ち着いてくださいグレース。ひとまずメガビョーゲンの所に行きましょう。その道中で私達から消えた直哉の力の原因を調べましょう」

 

「・・・そうだねアース」

 

そしてグレース達はメガビョーゲンの捜索を開始した。

 

暫くして・・・

 

 

「はあ、はあどうしたんだろ?私ラビリン、ラビリンは大丈夫?」

 

「ラビ変身は維持できるけど、きついラビ」

 

「やっぱり原因は直哉君の力が無いからかな?」

 

恐らくそうラビ直哉が,以前言った誓約の影響かもラビ」

 

そう言ってラビリンはグレースに言う。

 

「それとラビリンとのどかさん」

 

「「何?直哉君」何ラビ」

 

 

「僕の霊力による体調変化は無いですか?僕がのどかさんの体内に入った事により誓約が進んでしまい、僕とのどかさんとラビリンの間に僕の霊力を共有出来るようになったので」

 

 

「ええーー」ラビ」

 

「だとすると、今回の襲撃は直哉の力をいかに無力化出来るかを検証しているのかもしれませんね」

 

「ワイズマンが」

 

「「ありそうで怖いよ」ラビ」

 

「でもそう考えると、原作世界のグワイワルのあの言葉が気になるよ」

 

そう言ってグレースが言う。

 

「「あれがワイズマン」」

 

「直哉君達の敵でありながらビョーゲンズの協力者なのね」

 

 

「ああ、そう言えばこちらのフォンテーヌとスパークルは初めましてですね」

 

 

「おい、ワイズマン挨拶はいいだろ、俺様あれを試したいのだがいいか?」

 

「いえ駄目です。まだその時では無いので」

 

「私達が到着する前にワイズマンが、もう1人の私達に言ったみたいだから」

 

「成程、だとすると直哉の力をある程度解析され霊力を打ち消す装置の実働実験をしている可能性がありますね」

 

「つまり私と直哉君がここに来るように仕向けられたって事?」

 

「ええ、恐らくは」

 

「そう考えると、原作世界のラテが感知をしなかったのかの理由が見えましたから」

 

そしてアースがその時の事を思い出しながら話す。

 

「うん何を聞けばいい?」

 

「原作世界のラテはこの事を知っているかを」

 

 

「ラテわかるかな?」

 

「それは気づいて無いラテ、1つは公園の方にいるラテ、もう一つは山の方にいるラテ」

 

「ありがとうラテ、ではひなたお姉ちゃんとちゆお姉ちゃんは、原作世界ののどかさん達に合流して下さい。僕とのどかお姉ちゃんとアスミさんで山の方に行きますから」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帝都とすこやか市の戦い5 この状況を打破するには

「「ああ、そう言えば」ラビ」

 

「恐らく原作世界のキュアグレース達がワイズマンと原作世界のグワイワルの言葉の意味がこの実験だとは思いませんか?のどかとラビリン」

 

 

「確かにそうかもしれない」

 

「以前は直哉をどうすれば殺せるかの実験で、今回は直哉の力を封印した場合のラビリン達の行動を見てるかもラビね」

 

 

「ええ、その可能性はあると思います」

 

「じゃあどうするの?アース」

 

「考えがあります。もう少し視界を最入れる場所に行きましょう」

 

「わかった」

 

暫くして・・・

 

「ここならいいですね」

 

「それでアース、この状況を打破する為の作戦は?」

 

「まず、グレース簡易ゲートを今持ってますか?」

 

「うんあるよアース」

 

「そうですか、ならラビリンそのゲートを使ってフォンテーヌとスパークルと原作世界のグレース達を連れて来て下さい」

 

「「ええーー」ラビ」

 

「アースそれだったら私と直哉君がフォンテーヌとスパークルの所に行けばいいんじゃ?」

 

「そうラビよ」

 

「それはやめた方が良いと思います。グレースの体内にいる直哉に負担をかける事にもなりますよ」

 

「「あ」ラビ」

 

「それに公園の方にも同じ仕掛けが無いとも言えませんしね」

 

「その可能性が高いと思っていた方が良いでしょうね」

 

 

「確かにアースの言う可能性もあるね。正直私もかなりきついし」

 

「それはのどかは守護者としてのレベルが高いからだと思います」

 

「え、どういう事アース?」

 

「グレースは、今までの戦いや出来事で直哉との繋がりが強まった事による強みをワイズマンによって弊害になるようにされたのなら、グレースと直哉はワイズマン達の実験が上手くいっている事も見せる必要があると思います」

 

 

「その上で今公園側にいる皆さんにこちらの状況を伝えるには、直哉の持つ簡易ゲートを使って、伝える事が必要と思います」

 

「でもアース、メガビョーゲンの浄化を早くしないと」

 

「落ち着いてくださいグレース。今回のメガビョーゲンが通常なら良いのですが、ワイズマンが関わっているのなら注意するべきと思います」

 

「わかったよ」

 

そしてグレースは変身を解除しラビリンは簡易ゲートを使って公園組の方に向かった。

 

その頃公園組は・・・

 

 

「エレメントチャージ!」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン!」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

 

 

「プリキュア!ヒーリングフラッシュ!」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

 

「ふう、良かったわ何とか浄化出来て」

 

「そうだねフォンテーヌとスパークル。でも融合世界のフォンテーヌとスパークルの調子がおかしいよね」

 

「どうしたんだろ?」

 

 

「それは恐らく私達の中にある直哉君の力が、封印されたからよ」

 

「「「ええーー」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「それって大丈夫なの?」

 

原作世界のグレースが、融合世界のフォンテーヌに聞く。

 

「ええ、それは大丈夫よ私達は、ただ直哉君と直哉君との繋がりの強いグレースの方が心配だわ」

 

「でもさ、ここのようにメガビョーゲンの浄化出来ればいいんじゃ?」

 

「そうなら良いのだけど」

 

融合世界のフォンテーヌがそう言った直後、簡易ゲートの穴が原作世界のグレースの前に現れ中からラビリンが現れた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ラビリンの説明とグレ響から聞く情報

「「「「ラビリンどうしたの?」」ペン」ニャン」

 

融合世界のフォンテーヌとスパークルとぺギタンとニャトランは、簡易ゲートで出て来たラビリンを見て驚いていた。

 

 

「皆そしてもう1人のグレース達お願いラビのどかと直哉を助けて欲しいラビ」

 

 

「「「ええーーどういう事?」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

そしてラビリンは事の経緯を話し出した。

 

「それでアース、この状況を打破する為の作戦は?」

 

「まず、グレース簡易ゲートを今持ってますか?」

 

「うんあるよアース」

 

「そうですか、ならラビリンそのゲートを使ってフォンテーヌとスパークルと原作世界のグレース達を連れて来て下さい」

 

「「ええーー」ラビ」

 

「アースそれだったら私と直哉君がフォンテーヌとスパークルの所に行けばいいんじゃ?」

 

「そうラビよ」

 

「それはやめた方が良いと思います。グレースの体内にいる直哉に負担をかける事にもなりますよ」

 

「「あ」ラビ」

 

「それに公園の方にも同じ仕掛けが無いとも言えませんしね」

 

「その可能性が高いと思っていた方が良いでしょうね」

 

 

「確かにアースの言う可能性もあるね。正直私もかなりきついし」

 

「それはのどかは守護者としてのレベルが高いからだと思います」

 

 

「グレースは、今までの戦いや出来事で直哉との繋がりが強まった事による強みをワイズマンによって弊害になるようにされたのなら、グレースと直哉はワイズマン達の実験が上手くいっている事も見せる必要があると思います」

 

 

「その上で今公園側にいる皆さんにこちらの状況を伝えるには、直哉の持つ簡易ゲートを使って、伝える事が必要と思います」

 

「でもアース、メガビョーゲンの浄化を早くしないと」

 

「落ち着いてくださいグレース。今回のメガビョーゲンが通常なら良いのですが、ワイズマンが関わっているのなら注意するべきと思います」

 

「わかったよ」

 

そしてグレースは変身を解除しラビリンは簡易ゲートを使って公園組の方に向かった。

 

「こういう理由でラビリンがここに来たラビ」

 

 

その頃帝都では王子での戦いから数日が過ぎていた。

 

「うーんおかしいなあ、原作世界のすこやか市と少しの時差があるのは知ってるけど、こんなに定期連絡が無いのも気になるな」

 

 

「響夕食出来たよ」

 

「あ、未来ありがとう」

 

「その様子だと、直哉さんやのどかちゃん達からの連絡まだないみたいだね」

 

 

「うんまだないね」

 

「・・・ねえ、響は直哉さんに助けられて良かった?」

 

「うん良かったよ」

 

「そうだったらいいよ、夕飯が冷めるから早く来てね」

 

 

「うんわかったよ未来」

 

ビービービー

 

「うん、これはグレ響からの連絡だ」

 

そう言って響は通信を繋いだ。

 

「どうしたの?グレ響」

 

おいおい太陽、どういう事だよまた帝都上空に空中要塞武蔵があるんだが」

 

「ええーーグレ響どういう事空中要塞武蔵が中心世界にあるの?」

 

「それを聞いているのは、わたしなんだが・・・まあいい、後15分くらいで紫藤直哉の家に着くからそれから、中心世界に起きた事を教えてくれ」

 

「太陽お前達は空中要塞武蔵が、復活している事は知らなかったんだな」

 

「うん全然知らなかった」

 

その頃原作世界のキュアグレース達は・・・

 

 

「「「まさか直哉君が、そんな事になってるなんて」」」

 

「「「わかった私達も手伝うよ」」」

 

「ありがとうラビ、でも無理はいけんラビよ」

 

「それでは全員で直哉君と融合世界のキュアグレースの所に行くラビ」

 

「「「「「おーー」」」ペン」ニャン」

 

原作世界のキュアグレース達とヒーリングアニマルはそう言った。

 

 

「でもいいのかな?アースの事を知るけどこのままだと」

 

「仕方ないわ。私達だけだと、メガビョーゲンの浄化が難しいのは事実でしょグレースと直哉君の状態を聞いたら」

 

「そうだね・・・フォンテーヌ」

 

 

その後公園組は、簡易ゲートを使って融合世界のキュアグレースの元に向かった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

融合世界の奏者達グレ響と会うそして判明する事

響とグレ響との通信から20分後・・・

 

 

「すまん太陽少し遅れた」

 

「「「「えー―響が2人ーー」何だとーー」」」

 

突然紫藤直哉の家に来たのが、もう1人の響だった事に未来とクリス達は驚いていた。

 

「あ、いらっしゃいグレ響」

 

「「「「グレ響?」」」」

 

「太陽何で役に立たない3人がいるんだ?」

 

!!

 

「「「何だと!!」」」

 

「ああ、違うよグレ響この3人は融合世界のシンフォギア世界の3人だから」

 

「ああ、そうなのかそれはすまない。シンフォギア世界の事はこちらでも聞いている」

 

「おい響グレ響とはどういう意味だよ」

 

 

クリスが響に聞く。

 

 

「そうだねグレ響言って良い?」

 

「ああ」

 

そして響が、未来達に説明をした。

 

「「「成程お前は陽だまりを無くした響なのか」」」

 

「それで間違いはない」

 

「太陽直哉はどこだ?」

 

「直哉君ならもう1つのすこやか市の方にいるよ」

 

「なら連絡してくれ」

 

「それが今事情があって直哉君との連絡出来ないんだ」

 

「何だと!!」

 

「どういう事だよ直哉と連絡出来ないとは」

 

「グレ響これを見て」

 

そう言って響は再生する。

 

 

「ククッ特殊遊撃部隊の君達とは、こういう形で会うのは初めてだな」

 

「「「ああ、貴方は元帝国陸軍大臣の京極圭吾」」」

 

「ええーーどうして生きてるの?貴方はあの時帝国華撃団に倒された筈なのに」

 

 

「俺たちは正義だ!!

 

「悪を蹴散らし、正義を示せ!!」

 

 

「絶」

 

「対」

 

「正」

 

「儀」

 

「帝」

 

「国」

 

「華」

 

「撃」

 

「団」

 

 

「ぐおおおお。この私が、負けるだとーー」

 

神王は、花組全員による一斉攻撃により、沈黙した。

 

「フフ、流石だ、帝国華撃団、だが私を倒した所で、何も代わらんぞ、何故なら何れまた、帝都に悪意を持つ者が現れるだろう」

 

「せいぜい、その時まで、この薄汚れた帝都での平和を楽しむがいい」

 

京極がそう言った直後、神王は爆発をし始めた。

 

「スパークルの言う通りです。京極圭吾誰が、貴方をこの世に呼び戻したのですか?」

 

「そして大神一郎行方不明事件を起こしたのも貴方ですね?」

 

 

アースとグレースが京極に聞く。

 

「クク、流石だな。大神行方不明事件を実行したのはこの私だよ」

 

映像停止・・・

 

 

「成程私がいない間に、京極が生き返って大神一郎を誘拐して、その上で直哉達を殺したと言う印象づける為に直哉達が動けないんだな」

 

「うんそう言う事だよ」

 

「なら私が見た空中要塞武蔵も京極が生き返った事による京極が希望した事か」

 

「多分ねそして偽りの魔神器の最後の1つは、空中要塞武蔵の中にあると思う。

 

 

「偽りの魔神器だと!!」

 

 

「うんそうだよ」

 

偽りの魔神器の事については後で、説明するから」

 

 

「ああ、わかった」

 

 

そして響は、急いで米田支配人に連絡し、明日直哉の家に来るよう連絡をしたのだった。

 

その頃融合世界ののどかと直哉とアスミは・・・

 

「当然ですが、直哉は重症ですね」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

合流するプリキュア達

「当然ながらのどかより直哉の方が重症ですね」

 

「このままだと大神一郎さんを救出作戦までに回復するかわかりませんね」

 

「クウーン」

 

「大丈夫ですよ。ラテ直哉は負けませんよ」

 

「ワン」

 

「とは言っても、のどかの場合は直哉の霊力の供給が一時的に止まった事による体の変調ですが、直哉の場合はこの山に来てから急に起きた事から恐らく霊力封印装置みたいのがあると見て良いでしょうね」

 

「後は、のどかほどではないとしても、直哉と繋がるちゆもひなたも影響が出てるでしょうね」

 

その頃原作世界のビョーゲンキングダムでは・・・

 

「ほう、よくやったシンドイ―ネ」

 

「はい、ありがとうございます。キングビョーゲン様」

 

「シンドイ―ネよ恐らくこちらのプリキュア達が紫藤直哉を助ける為に動きだすだろう、山においているメガビョーゲンを使い、装置を守れいいな」

 

「わかりました。キングビョーゲン様」

 

そう言ってシンドイ―ネは、再び出撃した。

 

同じ頃、原作世界のキュアグレース達は直哉達と合流していた。

 

「「「これは2人共大丈夫なんですか?」」」

 

原作世界のキュアグレース達がアスミに聞く。

 

「ええ、のどかに関してはそこまでは心配しなくていいと思いますが」

 

「「「直哉君が危ないの?」」」

 

「のどかとくらべたらですよ」

 

「一体直哉君に何が起きたんですか?」

 

「それは恐らくこの山に、直哉の力を封印する何かが、存在しているんだと思います」

 

「成程それをどうにかしないと、直哉君の力の影響を受けている融合世界の私達にも、悪影響が出てるのね」

 

原作世界のキュアフォンテーヌが言う。

 

「そうです。ちゆとひなたはのどかと違い影響は少ないみたいですね」

 

「ええ、何とかね変身してると、影響が強く出るみたいだけど」

 

「あのさ、こんな時に聞くのはあれだけど貴女は誰なの?」

 

原作世界のキュアスパークルが聞く。

 

「あ、私も気になってたんだ」

 

原作世界のキュアグレースもそう言う。

 

「ああ、そう言えばこうして直接話すのは初めてでしたね」

 

「ラテいいですか?」

 

「ワン」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

 

「ワン!」

 

「「「「「ええーー」」」ペン」ニャン」

 

「まさかこの人が融合世界の4人目なの?」

 

「ええ、そうよもう1人の私」

 

ちゆが、原作世界のキュアグレース達に言う。

 

「ふええ、そんなに融合世界のビョーゲンズとの戦い進んでるの?」

 

原作世界のキュアスパークルが聞く。

 

「そんなに進んでないよ。こちらのアースが切欠は・・・」

 

融合世界のひなたは4人目が来た経緯を話す。

 

「のどかお姉ちゃんこの風鈴アスミさんは4人目のプリキュアでラテのパートナーなんですよ」

 

 

「「ええーー」ラビ―」

 

 

「でもでも、直哉君まだ生まれてないって言ったよね」

 

 

「ええ、僕も原作世界のすこやか市と接触した事により全てがリセットされたと思ってましたよ」

 

「だから生まれてもないと考えていましたが・・・アスミさんどうしてこのタイミングで来たのですか?」

 

 

「それは、ラテのお母さんが直哉さんに迫る危機から守ってほしいと頼まれたんです」

 

 

「「ええーー」」

 

 

「僕に迫る危機ですか?」

 

「はい、ビョーゲンズやノイズ達とは異なる脅威からです」

 

「つまりアスミさんは直哉君とラテを守る為にヒーリングガーデンから来たんですか?」

 

「そういう経緯でね合流してたんだ」

 

「「「ええーーじゃあ私達がクリスマス公演に出た頃からいたの?」」」

 

「そういう事よ」

 

「ごめんね、こういう事が起きなければ、アスミの存在はまだ秘密だったからね」

 

融合世界のちゆとひなたがそう言う。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

アースの作戦とラビリン達の決意前編

「「「そうだったんだ」」」

 

「これも私達の世界の為なの?融合世界のちゆちゃん」

 

 

「そうだけど直哉君は3人に言うつもりだったみたいね」

 

「「「ええーー」」」

 

「だね、そうでもなければ、キュアアースを連れて来ない筈だしね」

 

「「「「「「あ、そう言えば」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「そして直哉が、原作世界のキュアグレース達に私の事を話そうとした切欠は、ワイズマンが私の存在を知っているからです」

 

「「「どういう事」」」

 

3人がアースに聞く。

 

 

「貴女達はワイズマンに会ったことありますよね?」

 

「「「うん」」ええ」

 

「私も会った事がありまして、私を知る事はワイズマンは原作世界の貴女達の未来を知っていると言う事になりますよね?」

 

「「「「「「確かに」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「だから直哉は私をここに連れて来たのですが、悪い事が同時に起きてしまいましたね」

 

「キュアアースさん直哉君と、もう1人の私を助ける手段は無いんですか?」

 

原作世界のキュアグレースが、アースに聞く。

 

「安心して下さい方法はありますよ」

 

 

「「「本当ですか?」」」

 

「ええ本当ですよ。ただこの状況を打破するには、融合世界のプリキュアと原作世界のキュアグレース達が共闘をしなければ解決できないと思います」

 

「「「「「「ええーー」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「どうしてなの?」

 

「はっきり言って紫藤直哉は融合世界のキュアグレース達にとっては、強みでもあり、弱点でもあるんです」

 

「「「あ、そっか」」そう言う事ね」

 

「直哉君を行動不能にするだけで、融合世界の私達はかなり追い込まれているから」

 

「直哉っちが弱点と考えるね。敵なら」

 

原作世界のキュアグレースとキュアスパークルが言う。

 

 

「成程、そこで私達3人と融合世界の私達の2人で直哉君の力を封印する何かがあると考えているのね?」

 

「はいその通りです。現状の状況では、直哉の力を封印する物を見つけても機能を停止させないと、直哉の力を解放出来ませんからね」

 

「「「成程」」」

 

 

「ねえラビリン私直哉君達を助けたい、いいかな?」

 

「・・・いいラビよグレース、ラビリン達もワイズマンに色んな事を聞かされて融合世界の事を知ったりしたからラビ」

 

「そうそう16番目のプリキュアの世界の事とかニャン」

 

ニャトランがその時を思い出す。

 

 

「相変わらず陰険手を使ってくるんだから」

 

「すまんな、キュアスパークルその時の研究題材が、どうすれば紫藤直哉を簡単に殺せるかと言う研究だったからな」

 

 

 

!!

 

 

「「「「「「「「何だって――」」」」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

ワイズマンの言葉ここにいる全員が驚いていた。

 

 

 

「しかし私は、キュアグレース達を過小評価していたようだ。まさか君達を葬るために仕掛けを突破するとはな」

 

 

「エッヘン、私達と直哉君の絆を甘く見るからだよ」

 

「そうだニャン」

 

 

「確かにそれもあるだろうが、私にはまさかあの世界に16番目のプリキュアがいるとは思わなかったぞ」

 

 

!!

 

 

「「「「「「16番目のプリキュア」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

原作世界のキュアグレース達はワイズマンの言葉に再び驚いていた。

 

 

「さて、私も戻るとしようでは、さらばだ諸君」

 

 

「だからラビリン達は決めたラビ」

 

「決めたって何を?」

 

 

「特殊遊撃部隊と協力して両方の世界のビョーゲンズ達と戦う事をラビ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

アースの作戦とラビリン達の決意後編

「「「ええーー」」」

 

「「「良いの?」」」

 

「いいペン。それに思い出すペン3人共」

 

「グレースはこうだったラビ」

 

 

そして融合世界のキュアグレースが現れた。

 

 

 

「「「「ええーーー私がもう一人」グレースがもう一人現れた」」」

 

 

原作世界のグレースとヒーリングアニマル達が驚いていた。

 

 

「メガガガガビョーゲン」

 

 

「見ろあのメガビョーゲン苦しんでいるぞ」

 

 

「「「ええーー」ラビ」ペン」

 

予想外の事態に驚く原作世界のキュアグレースとヒーリングアニマル達だった。

 

 

「ほう、霊力バリアを霊力で相殺させたか、キュアグレースよ」

 

 

 

「ワイズマン。これで貴方のメガビョーゲンは通常のメガビョーゲンだよ。まだ何かするの?」

 

 

「いや今回の実験はすでに終わっているので、これで失礼するよ。だがこの世界は私達の事を認識してしまったからこれからが楽しみだなキュアグレースよ」

 

 

「そう言ってワイズマンは消えた。

 

 

「相変わらず逃げ足は速いラビ」

 

 

「そうだね。ワイズマンもこの世界から消えたみたいだし、私達も元の世界に戻ろうか」

 

 

「わかったラビ」

 

 

「ちょっと待って貴女は私なの?」

 

 

「そうだよ。私はワイズマンが言ったように並行世界世界から来たんだよワイズマンを追ってね」

 

 

「「「並行世界だって――ラビ」ペン」「ニャン」

 

「そしてちゆは、こうだったペン」

 

 

その時メガビョーゲンの攻撃がキュアグレースによけられた事によって幹の一部が沢泉ちゆに迫る。

 

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

 

!!

 

 

「「「え、何が起きたの?」」」

 

突然ちゆに迫る木の幹が消えた事にグレースもシンドイ―ネもちゆも驚いていた。

 

「ふう間に合いましたね沢泉ちゆさん」

 

 

「貴方は花寺さんの知り合いの子どうしてここに」

 

 

「沢泉ちゆさん貴女も花寺のどかさんの秘密を知ったのですよね」

 

「ええ」

 

 

「なら、ラテの隣にいるペンギンさんと話してみてください」

 

 

「わかったわ」

 

 

そしてちゆはぺギタンと話すために向かった。

 

 

 

「果たしてうまくプリキュアになってくれるかな」

 

 

「そして俺達の時はこうだったな」

 

原作世界のニャトランが言う。

 

 

「ノイズは私達の仲間が対応するから、3人はメガビョーゲンに集中して、行くよニャトラン」

 

 

「おういつでもいいぜ、スパークル」

 

 

 

「エレメントチャージ!」

 

 

「キュン、キュン、キュン!」

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

 

「プリキュア!スカイヒーリングフラッシュ!」

 

 

 

「メガガガガビョーゲン」

 

 

「今だよもう一人の私霊力バリアを効果を無効にしたからいけるよ」

 

「ラビリン達も融合世界のビョーゲンズと会っている以上いつまでも自分達の世界のビョーゲンズだけを相手するだけじゃ駄目な気がするんだラビ」

 

「それにグレース達は直哉やもう1人の私を助けたいと言うと思ってたラビ」

 

!!

 

「ラビリン」

 

「わかりました。貴女達の決意を聞いて、私達も安心しました直哉の力を封印する物を破壊するだけに、原作世界の方に勝手について来た彼の力を借りなくて済みそうで」

 

!!

 

「「「「それってまさか」」ペン」ニャン」

 

融合世界のちゆとひなたとぺギタンとニャトランがそう言った時、彼がやって来た。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

もう1人の私達との共闘前編

「チースプリキュア」

 

「「「え、誰」」」

 

「出たわねバテデモーダ」

 

「もうひなたさん。自分を腫れもののように扱わないで下さいよ」

 

「遊ばないのよ2人共」

 

「ええ、何であんたのせいで怒られたよ」

 

「ええーー自分のせいですか?」

 

「アースさん。バテデモーダの恰好ビョーゲンズに似てますけど・・・」

 

原作世界のキュアグレースが、アースに聞く。

 

「ええ、バテデモーダは融合世界のビョーゲンズの1人で直哉関連でビョーゲンズに不都合な事が起きれば、彼が来ることになってるんです」

 

「「「「「「ええ――」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「そういう事ですから宜しくっす。ちなみにそちらの世界でももうすぐ生まれるので」

 

「「「「「「ええ――」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

バテデモーダの言葉に再び驚く。原作世界のキュアグレース達だった。

 

 

そして融合世界のバテデモーダとキュアフォンテーヌとスパークルと原作世界のキュアグレース達3人が直哉の力を封印する物を破壊する為に山の中に向かった。

 

暫くして・・・

 

「はっアースここは?」

 

「のどかおきましたか」

 

「アースちゆちゃんとひなたちゃんは?」

 

 

「ちゆとひなたは、バテデモーダと、原作世界のキュアグレース達と一緒に直哉の力を封印する物を破壊する為とメガビョーゲンを浄化する為に動いてます」

 

「ただ両方ともまだ見つかってはいませんが・・・」

 

「そうなんだ・・・私も捜索に参加出来れば良いけど」

 

「無理はいけません。のどか少しでも回復に努めてください」

 

「うんわかってるよアース」

 

その頃原作世界のキュアグレース達は・・・

 

「ねえ、皆私さ、融合世界の自分達が羨ましかったよ」

 

「どうして、スパークル」

 

「だってプリキュアの事を家族が知っていても問題が起こらないのは私達にしてみれば羨ましいよね?」

 

「「それは・・・」」

 

「確かにそれはあるわね」

 

「うんでも融合世界の方も大変だよメガビョーゲン以外とも戦う事にもなるし、今回は直哉君の力が使えない状態での2つのビョーゲンズの共闘だからね」

 

 

「そうね、融合世界の自分達から助けを求められるのは初めてね」

 

「うん・・・あれなにかな?」

 

スパークルが何かを見つける。

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

「うふふ、いい子ねメガビョーゲンこのままこの装置を大事に持つのよ」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

「あれは、メガビョーゲンと私達の世界のシンドイ―ネだ」

 

「グレースとフォンテーヌどうする?浄化する」

 

「少し様子を見ましょうここにいるメガビョーゲンは、地球を蝕む事をしないで、何かの装置らしきものを守ってるようね」

 

 

「だね、ラビリン融合世界の私達に連絡をお願い」

 

「わかったラビ」

 

「おそらくあのメガビョーゲンが守ってる装置が、直哉君の力を封印している装置なのかもペン」

 

「おお、成程な」

 

「「「なら、あの装置を破壊すれば直哉君と融合世界の私達が復活するんだ」」」

 

「あくまでも可能性があるだけペン。もしかすると違うかもペン」

 

「でも今はその可能性にかけるラビ」

 

「「「うん」」」

 

 

その後原作世界のキュアグレース達の元に、融合世界のキュアフォンテーヌとスパークルとバテデモーダが来た。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

もう1人の私達との共闘中編

時を少し戻して・・・

 

「ねえ、アース」

 

「何ですか?のどか」

 

「アースは直哉君のお母さんの記憶はあるんだよね?」

 

「はいありますよ」

 

「桜花さんはどんな人だったの?」

 

 

「そうですね、一言で言えばのどかのように何事も頑張る人でしたね。ただ違うのは、精霊である自分でもわかるくらい、桜花は死に急いでましたね」

 

「そうなんだね。桜花さんは与えられた時間で色々してたんだね」

 

「そうですね、帝国華撃団に関してでも」

 

「あ、帝都の方のどうなってるかな?」

 

のどかがそう言って帝都の偽りの魔神器の件を考えながらアースの治療を受ける。

 

 

その頃帝都では・・・

 

 

「皆お疲れさん」

 

「「「「「「「「はい司令」」」」」」」」

 

「何とか王子を解放出来たな」

 

「「「「「「「「はい」」」」」」」」

 

「大神を助ける為の最後の場所については、今特殊遊撃部隊と共に捜索中なので、花組は待機でいてくれ」

 

「「「「「「「「了解」」」」」」」」

 

「親父この後特殊遊撃部隊の人物と会うのだろ?」

 

「ああ」

 

「それに俺も参加したいんだが、構わないか?」

 

「・・・ああいいぞ、だが特殊遊撃部隊の代表の機嫌を悪くするなよ。特殊遊撃部隊は、資金面でも協力して貰ってるからな」

 

!!

 

「まじかよ、神崎重工より重要度が高いのか?」

 

「ああ」

 

「・・・ありえねえ」

 

健二は米田司令の言葉に驚いていた。

 

暫くして・・・

 

「おじゃまします米田さん」

 

「おお、待ってたぞ今回はお前が、特殊遊撃部隊の代表か?飛鳥」

 

「はい」

 

「帝国華撃団の協力のおかげで、偽りの魔神器の封印を受けている大神一郎さんが乗っている船の解放まで後少しとなりました」

 

 

「おお、そうか」

 

「それで、この話し合い後に先日お願いした件のお迎えを今日は兼ねています」

 

「そうなのかよし後で、飛鳥の元に行くように和えで君から連絡をして貰うように手配するよ」

 

「ありがとうございます。米田さん」

 

「・・・」

 

 

「それで飛鳥よ、最後の偽りの魔神器の場所の特定は出来たのか?」

 

「その件ですけど・・・睨まれているので答えたくありません」

 

「健二そう言うのは、やめろと言っただろう」

 

「親父こんな子供が特殊遊撃部隊の代表なのか?ありえねえだろう」

 

「普通大人の仕事だろう?そう言うのは」

 

「健二お前がいる帝国華撃団も未成年者の隊員もいるだろう?」

 

「それは・・・そうだが」

 

「特殊遊撃部隊の場合は、そう言う一つの役職だけでなく、部隊運営も隊員達が、やる場合があるってだけだ」

 

「何かへんか?健二」

 

 

「確かにそう言われると、部隊の事情でそうしていると理解は出来るが・・・」

 

 

「すまんな飛鳥、健二が融通がきかない男で」

 

「いえ、怖かったですけどいいですよ、最後の偽りの魔神器の場所ですけど、後2日ぐらい時間を下さい。最後の索敵をしているので」

 

「そうか・・・」

 

「それじゃあ私1人で帰りますねこれ以上そちらの男性に睨まれてしまう前に」

 

「あ、2日後は米田支配人とあの人と来てくださいね」

 

「今夜にでも米田支配人宛てに電話をすると思うので」

 

そう言って飛鳥は、大帝国劇場を後にした。

 

 

その頃原作世界にいる融合世界ののどか達は・・・

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

もう1人の私達との共闘後編

「・・・あれ?」

 

「どうしました?のどか」

 

「直哉君の力が、私の体に入って来たような感じがするよ」

 

!!

 

「それは本当ですか?のどか」

 

「うん変身しても大丈夫なくらい来てるよ」

 

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

そして直哉は、キュアグレースのヒーリングステッキ中に吸い込まれた。

 

「でもまだ直哉君の意識は戻ってないけど、皆の所には行けるよアース」

 

「わかりました行きましょうグレース」

 

そしてグレースとアースは仲間の所に向かった。

 

 

「あああ――よくもやったわね。プリキュア」

 

「「へへん、油断しているお前が悪いぜシンドイ―ネ」」

 

2人のニャトランに言われる原作世界のシンドイ―ネだった。

 

 

「よしこれで直哉君ともう1人の私も大丈夫だね」

 

原作世界のキュアグレースが言う。

 

「ええ」

 

「でもシンドイ―ネのドジで、装置を壊すなんて」

 

「仕方ないでしょバケモンを直視したんだし、あれを驚くななんて無理よ」

 

「「「確かに」」」

 

「ぐっシンドイ―ネ姐さん酷いわ」

 

原作世界のキュアグレース達はシンドイ―ネに同意をした。

 

 

「バテデモーダあんたのおかげで直哉君とのどかっちが助かったよ」

 

融合世界のキュアスパークルが言う。

 

「それでは自分は戻りまっす。後は大神一郎を助けて終わりすっよ」

 

「ええ、わかったわ」

 

その直後バテデモーダは融合世界のビョーゲンキングダムに戻った直後・・・

 

「皆」

 

「「グレース」」

 

「もう動いていいの?」

 

「うん、直哉君は寝てるけどステッキでね」

 

「そうなのね」

 

「メガビョーゲンはどうなったの」

 

融合世界のキュアグレースが2人に聞く。

 

 

そして・・・

 

 

「グレース」

 

 

「エレメントチャージ!」

 

 

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

 

 

「プリキュア !ヒーリングフラワー!」

 

 

 

ピンクの光線がエレメントと包み込むように助け、メガビョーゲンを見事に浄化させた。

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「「お大事に」」

 

「ああ、悔しい――」

 

 

そう言いながら原作世界のシンドイ―ネは撤退したのだった。

 

 

時を少し進めて・・・

 

飛鳥が、大帝国劇場に行ったその夜

 

「何―――それは本当なのかよ響?」

 

「ええ、ほぼ間違いありません。最後の偽りの魔神器の場所は、空中要塞武蔵の内部にあります」

 

 

「おいおい、笑えねえ冗談だぜそれはよ・・・」

 

「と言いたいが、京極を復活させた連中は未来の敵なら、空中要塞武蔵の復活をさせていたとしても不思議では無いな」

 

「ええ」

 

「それでですね米田さん」

 

そして響は、明日直哉の家に来るよう連絡をしたのだった。

 

 

「ああ、わかった。さくらもその時間までに連れて行く」

 

 

「お願いしますね米田さん」

 

そして響は、米田との通信を切った。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について7 大神救出の為の話編1

立花響響が米田一基に連絡した翌日のお昼・・・

 

「いらっしゃい。米田さんとさくらさん」

 

「響さん私が大神さんの所に行けば、大神さんが助かるんですか?」

 

「それはさくらさん次第ですね」

 

 

「ええ――接吻って本気ですか支配人?」

 

「すまん、接吻とはあくまで響の手紙に書いているのを読んだにすぎんが、大神を救うには愛している人物が必要なのだろう」

 

「大神さんを愛している人が・・・」

 

 

「そうだ、恐らく特殊遊撃部隊の中で大神を目覚めさせる事が出来るのは、帝国華撃団の中でお前が可能性が高いと考えているのだろう」

 

「そんな私が大神さんを目覚めさせるなんて」

 

「自信ないのか?」

 

「はい」

 

「以前このような手紙を送りましたけど、それにはちゃんとした理由があって本当に、大神さんの事を好きなら言葉にしないと伝わりませんよ。大神さんはそういう事に関して鈍いので」

 

「それは・・・」

 

「確かにそうだな。大神はそう言う所があるな」

 

「それにさくらさん。大神さんは巴里華撃団の隊長としての巴里に行くんですからね」

 

「ええーーそれ本当なの?響さん」

 

 

「そううですよ。さくらさん」

 

そして響は、ある音声を流した。

 

 

「巴里にいる筈の迫水さんが帝都に戻っている理由は、巴里華撃団の隊長に大神一郎さんにして貰いたいと思っているんですか?」

 

 

「ああ、私としては巴里華撃団の隊長は彼しかいないと思っているさ」

 

 

 

「そうですか、ですが今彼の所属は帝国華撃団ですが、その帝国華撃団は太正15年3月から特殊遊撃部隊の一部となったので、残念ですけど帝国海軍等を使わないで直接こちらに連絡してくださいね。迫水さん」

 

 

 

「そんな馬鹿な、いくら何でも軍の部隊を吸収したと言うのか?君は」

 

 

 

 

「正確には僕は、紫藤桜花の指示通り、今月から帝国華撃団を特殊遊撃部隊の一部として運用するんですよ」

 

 

 

!!

 

「成る程君は桜花さんの後継者なのかい?」

 

「ええ、後継者と言うより自分としては、引き継いでいると言う感じですね」

 

 

 

「成る程なら、特殊遊撃部隊総責任者の紫藤直哉殿、大神一郎君を巴里華撃団に、移籍させてくれないか?」

 

 

 

「迫水さん。今月は無理です。大神さんには特殊な任務を実行してもらっているので予定では4月には終わる予定なので4月になり任務が終わった後なら構いませんよ」

 

 

「大神一郎さんの巴里華撃団隊長としての着任を」

 

「この経緯で大神さんは、巴里華撃団に行く事になったのです」

 

「そして巴里華撃団は、帝国華撃団をモチーフに作られたそうなので・・・さくらさんわかりますよね」

 

「そんな・・・大神さんは別の女の子と・・・」

 

「そうですよ。さくらさん隊長として大神さんは仕事をしているつもりでも、隊員達が大神さんに好きですと告白したら。さくらさんは負けるかも知れませんよ」

 

 

「まあ、大神はそう言う所は鈍いから大丈夫とは思うが、響の言う可能性も無いとは言い切れんな」

 

「支配人!!」

 

さくらは、米田の言葉に戸惑っていた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について7 大神救出の為の話編2

!!

 

「じゃあ大神さんが私以外の女性と一緒になると言いたいの?響さんは」

 

「ええ、そうですねそれに今回の事件は帝国華撃団全員にとってはチャンスですよ。これまで大神さんは、帝国華撃団の隊員の中で好意を持っているのかを知るには」

 

「でも私は・・・」

 

「さくらさんは大神さんを好きなのですよね?」

 

「それなのに、自分に素直になれないんですか?嫉妬だけはしっかりするのに」

 

!!

 

「まじか、響さくらってそう言う一面があるのかよ?」

 

「ええ、鬼嫁の資質はありますね確実に」

 

!!

 

「おいおい、さくら独占欲強いな」

 

「そんな事無いですよ。支配人」

 

 

「自覚無いのなら別にいいですけど、たださくらさんがしなければ平光ひなたちゃんがすることになりますけどいいんですね?大神さんを助ける役目を」

 

!!

 

「それは嫌ですけど、して起きなかったらショックじゃない」

 

「やっぱりさくらお前独占欲ありすぎだろう」

 

「もし、して起きなければ新たな恋を見つければいいんじゃないですか?」

 

「この世は大神さんだけが、男じゃないので普通はそう思いますよ。ちなみに私達の世界の考えでは、さくらさんのような方は、なかなか出来ませんよ」

 

 

!!

 

「どうして?」

 

「相手にとってさくらさんの愛が重すぎるからですね」

 

「ああ、成程な響達の時代では、互いの自由を尊重しているのか」

 

「ええ、あくまで結婚前なら互いに合わないなら、別れて新たな相手を探すと言うのが、一般的ですよ」

 

「成程な」

 

「とりあえずさくらさんは今から、まなつちゃん達ともう1つのすこやか市に行ってください。そこに最後の偽りの魔神器を破壊をしたら大神さん達が乗る船と新たな世界が、現れる筈なので」

 

 

「わかったわ」

 

 

そう言ってさくらはまなつ達と一緒にもう1つのすこやか市に向かった。

 

 

「さて漸く最後の偽りの魔神器の事を話せるな」

 

「そうですね。米田さんこの音声を聞いてください」

 

「どうしたの?グレ響」

 

おいおい太陽、どういう事だよまた帝都上空に空中要塞武蔵があるんだが」

 

「ええーーグレ響どういう事空中要塞武蔵が中心世界にあるの?」

 

「それを聞いているのは、わたしなんだが・・・まあいい、後15分くらいで紫藤直哉の家に着くからそれから、中心世界に起きた事を教えてくれ」

 

「太陽お前達は空中要塞武蔵が、復活している事は知らなかったんだな」

 

「うん全然知らなかった」

 

「なら私が見た空中要塞武蔵も京極が生き返った事による京極が希望した事か」

 

「多分ねそして偽りの魔神器の最後の1つは、空中要塞武蔵の中にあると思う。

 

音声終了・・・

 

!!

 

「おいおい、復活したのは京極だけでなく空中要塞武蔵もかよ」

 

「ええ、そうみたいです」

 

「しかし、最後の偽りの魔神器の保管されている場所が、空中要塞武蔵の中とは、ある意味盲点だったぜ」

 

「問題は空宙戦艦ミカサが武蔵の所まで行けるかどうかなんですよね」

 

「どういうこった?」

 

空中要塞武蔵の場所が、帝都上空なんですけど。宇宙空間に近い位置なんですよね」

 

「何だと!!」

 

 

米田は響の言葉を聞き驚いていた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

偽りの魔神器珠破壊作戦前1 作戦会議

「しかし再び空中要塞武蔵の攻略をする羽目になるとはな」

 

「ええ、帝国華撃団にとってはあの時の繰り返しですね」

 

 

「行くぞ京極圭吾これで貴様を倒す!!」

 

「ぬう!!来るか、帝国華撃団」

 

「「大神さん皆行きますよ」」

 

「帝都に我等のいるかぎり」

 

「悪の栄えることはなし」

 

「たとえどんなに苦しい戦いでも」

 

「自分自身の力と」

 

「愛する力で戦う」

 

「そして勝利を掴むまで」

 

「僕たちは、決して負けない」

 

「それが帝国華撃団だぜ」

 

 

「俺たちは正義だ!!

 

「悪を蹴散らし、正義を示せ!!」

 

 

「絶」

 

「対」

 

「正」

 

「儀」

 

「帝」

 

「国」

 

「華」

 

「撃」

 

「団」

 

 

「ぐおおおお。この私が、負けるだとーー」

 

神王は、花組全員による一斉攻撃により、沈黙した。

 

「フフ、流石だ、帝国華撃団、だが私を倒した所で、何も代わらんぞ、何故なら何れまた、帝都に悪意を持つ者が現れるだろう」

 

「せいぜい、その時まで、この薄汚れた帝都での平和を楽しむがいい」

 

京極がそう言った直後、神王は爆発をし始めた。

 

「まったくだ、空中要塞武蔵が復活している以上神王も復活してるだろうな頭が痛いぜ」

 

「米田さん。今の陸軍に京極の影響はありませんか?」

 

「それは無いと言いたいが、正直わからん京極は、良くも悪くも天才だったからこそあの若さで、陸軍大臣になったんだからな」

 

「恐らくだが、陸軍の若い連中にとっては、京極は憧れなそんざいだったかもな」

 

「成程、なら以前みたいな陸軍を使われる可能性は無いと見て言いですね」

 

「恐らくな」

 

「それでな、響空中要塞武蔵の所まで行く方法だが、空宙戦艦ミカサでは宇宙までは行けないぞ。どうする気だ」

 

「大丈夫ですよそれは、特殊遊撃部隊の宇宙戦艦を使いますから」

 

!!

 

「何だと!!宇宙戦艦だと!!」

 

「ええそうですよ」

 

特殊遊撃部隊は、宇宙戦艦まで持ってるのか?」

 

 

「正確に言えば、万能戦艦ですね。陸海空そして宇宙どこでも行けますから」

 

「・・・相変わらず凄いな」

 

「まあ直哉君のお母さんが率いていた部隊ですし」

 

 

「ああ、そうだったな。直哉も桜花の仕事を引き継いだだけだったな」

 

「空中要塞武蔵に向かう手段は手に入ったが、響とワシどちらが指揮を執る?」

 

「それは勿論・・・米田さんしかいないですよ」

 

特殊遊撃部隊の皆のほとんどが、未成年ですしね」

 

「米田健二にばれない様に、ミカサに代わる新たな力として、紹介して下さいね」

 

「おいおい、いいのかよ?」

 

「構いませんよ3日くれたら外装を帝国華撃団仕様にするので」

 

「ただ、戦艦の操舵とかは別室にいる私達がしますから武蔵に突入とかは」

 

「成程そう言う事してくれるなら安心だな」

 

「ただ米田さんの命令が無ければ、私達も動けませんよ」

 

「わかった形式的には響の言う通りするが、場合によっては、特殊遊撃部隊のお前達の方に戻すぞ」

 

「わかりました。それでは3日後の早朝に米田さんはかえでさんとかすみさん以外の風組の2人を連れて赤坂にある紫藤家のお墓に来て下さい」

 

 

「ああ、わかった」

 

その頃まなつ達と共にもう1つのすこやか市に来たさくらは・・・

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

偽りの魔神器珠破壊作戦前2 さくらとまなつ達ともう1つのすこやか市へ前編

さくらとまなつ達はゲートを使ってもう一つのすこやか市にやって来た。

 

すこやか駅・・・

 

「ここは魔の駅だわ皆気をつけて」

 

「「「「「はっ魔の駅?」」」」」

 

まなつ達はさくらの発言に驚いていた。

 

「ええ、実はね・・・」

 

そしてさくらは話し出す。

 

それではすこやか市の隣にある街の大型ショッピングモールに向けて駅に行きますよ」

 

すこやか駅にて・・・

 

 

「「「「「「「「きゃあきゃあこれ何?」なんですの?」なんだあ進めねぞ」面白い機械や」私としたことが・・・」少尉さん助けてください」・・・」

 

 

「「「「「「直哉君これは・・・」」」」」」

 

 

「ええ、少しどころかかなり目立ちますね」

 

「だよね、ほら逆に珍しいから写真撮られてるよさくらさん達」

 

 

 

「もう、さくら達なにしてんの?ほらさっき買った切符を入れてよ」

 

「「「「「「「こう」」」」」」」

 

 

そして、大神とアイリス以外のメンバーは漸く改札を抜ける事が出来た。

 

 

「「「「流石アイリスちゃん」」」」

 

「子供は覚えるの早いからね」

 

 

「そうですね。エステルさん」

 

「そういう事があったのだから・・・」

 

だがまなつ達はさくら言葉を聞かずに改札を出た。

 

 

「待ってーーまなつちゃん達・・・きゃああああ。まただわ行けないわ」

 

「こういう事だったのか、響さんが駅の改札で時間稼ぎしてほしいと言う意味は」

 

飛鳥かが言う。

 

「うんもう少しで原作世界ののどかさん達と、融合世界の明さんの準備が終わるみたいだから」

 

みのりが言う。

 

その頃2人のちゆは・・・

 

 

「こんな物かしらねさくらさんを歓迎するのは?」

 

「そうね、こんな事をしなくても普通に迎えに行けばいいのに」

 

2人のちゆがそう言う。

 

「そうしたらトワに怒られるペン。私が沢泉に予約してさくらの滞在費を出したんだからと、融通を聞かせなさいと言うペン」

 

融合世界のぺギタンがそう言う。

 

「そうなのね一応中心世界にいるさくらさんは、直哉君は死んでいるからこの滞在費は直哉君名義だとおかしいから、トワさんの名前なのね」

 

「そうらしいわね」

 

「でも、直哉君は大丈夫かしら?あれから起きないみたいだけど」

 

「それは・・・大丈夫だと思うわ。さて私達もさくらさんが来る前に垂れ幕をつけましょう」

 

「そうね」

 

 

そして2人のちゆが垂れ幕を付けて暫くして・・・

 

 

「あ、この旅館懐かしいわ」

 

さくらが旅館沢泉を見て思い出していた。

 

 

「うわあ、熱海の温泉旅館みたいに歓迎帝国歌劇団て書いてる」

 

 

アイリスが、それを見つけると、花組の皆のテンションが上がった。

 

 

そして旅館に入ると・・・

 

 

「ようこそ沢泉へ」

 

 

「「「「「「「「よろしくお願いします」」」」」」」」

 

 

そしてちゆが帝国歌劇団の皆を客室に案内を始めると、直哉がちゆの母親に話し出した。

 

 

「すみません。女将さん急に予約入れてしまって、こちらでは、何日か前に予約が普通なのに」

 

 

「気にしなくていいわよ直哉君。こちらはお客に来てもらう為の商売ですもの」

 

そして旅館の中にさくらは入って行く。

 

その頃原作世界ののどかの部屋では・・・

 

のどかが響の連絡を受けていた。

 

「はいわかりました。響さん中心世界の時間で3日後に、最後の偽りの魔神器を破壊する作戦を開始するんですね」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

偽りの魔神器珠破壊作戦前2 さくらとまなつ達ともう1つのすこやか市へ後編

「うんその予定なんだけど、私が言い過ぎてさくらさんが落ち込んでるかもそれで計画を変更しないといけないかも」

 

 

「何を言ったんです?響さん」

 

「実はね・・・」

 

「さくらさんは大神さんを好きなのですよね?」

 

「それなのに、自分に素直になれないんですか?嫉妬だけはしっかりするのに」

 

!!

 

「まじか、響さくらってそう言う一面があるのかよ?」

 

「ええ、鬼嫁の資質はありますね確実に」

 

!!

 

「おいおい、さくら独占欲強いな」

 

「そんな事無いですよ。支配人」

 

 

「自覚無いのなら別にいいですけど、たださくらさんがしなければ平光ひなたちゃんがすることになりますけどいいんですね?大神さんを助ける役目を」

 

!!

 

「それは嫌ですけど、して起きなかったらショックじゃない」

 

「やっぱりさくらお前独占欲ありすぎだろう」

 

「もし、して起きなければ新たな恋を見つければいいんじゃないですか?」

 

「この世は大神さんだけが、男じゃないので普通はそう思いますよ。ちなみに私達の世界の考えでは、さくらさんのような方は、なかなか出来ませんよ」

 

 

!!

 

「どうして?」

 

「相手にとってさくらさんの愛が重すぎるからですね」

 

「さくらさんの前でそう言っちゃたんだ」

 

!!

 

「響さんそれはまずいですよ。さくらさんの世界と私達の世界の常識が違うんですから」

 

「やっぱりそうだよね」

 

「ごめんね、のどかちゃん達に問題を押し付ける形になるけど」

 

「それくらいならいいですけど、響さん直哉君の体調がそちらの作戦開始までに回復しないかもです」

 

「ああ、直哉君の力を無力化された件だね」

 

「ええ」

 

「まあ、今回は原作世界のすこやか市に16番目のプリキュアの世界が本当に来れば、直哉君に動いて貰わないといけないかもだけど」

 

「そうですね、それじゃあ私達は、さくらさんの為に2人でちゆちゃんの所に行きますね」

 

「うんわかったよのどかちゃん」

 

 

そして響は、のどかとの通信を切った。

 

その頃さくらと別れたまなつ達は・・・

 

 

「ああ――見てここにカフェとアニマルクリニックがあるよ」

 

「あ、本当だまなつちゃん

 

「珍しい組み合わせね」

 

「そうだな喉も乾いたし飲むか皆?」

 

「「「「「賛成」」」」」

 

そしてまなつ達はカフェに行った。

 

 

「「「「「ええーーひなたさんどうしてここに?」

 

「「ああ、まなつちゃん達」へえこの子達が16番目のプリキュアの世界のプリキュアなんだね」

 

「はいそうです」

 

「ひなたさん達は、どうしてカフェの店員さんをしてるのですか?」

 

みのりが、原作世界のひなたに聞く。

 

「それはお姉の店だからだよ」

 

そう言いながら、原作世界のひなたはまなつ達に作って飲ませた。

 

「「「「「・・・美味しい」」」」」

 

「ありがとう皆」

 

暫くして・・・

 

2人ののどかと2人のちゆが、ひなたの家に来た。

 

「ちゆちゃんひなたちゃん。響さん達と帝国華撃団が、中心世界時間で3日後に動くって」

 

「「「「了解」」」」

 

「後さくらさんの機嫌を直しておいてッて」

 

そして融合世界ののどかが、響から聞いたことを話し出す。

 

 

「響さんそれはまずいですよ。さくらさんの世界と私達の世界の常識が違うんですから」

 

 

「やっぱりそうだよね」

 

 

 

「ごめんね、のどかちゃん達に問題を押し付ける形になるけど」

 

 

 

「それくらいならいいですけど、響さん直哉君の体調がそちらの作戦開始までに回復しないかもです」

 

 

 

「ああ、直哉君の力を無力化された件だね」

 

「ええ」

 

 

「まあ、今回は原作世界のすこやか市に16番目のプリキュアの世界が本当に来れば、直哉君に動いて貰わないといけないかもだけど」

 

 

 

「そうですね、それじゃあ私達は、さくらさんの為に2人でちゆちゃんの所に行きますね」

 

 

 

「うんわかったよのどかちゃん」

 

 

そして響は、のどかとの通信を切った。

 

「ええーーそれって難しくない響さんの要望としては」

 

「「そうね、響さんがさくらさんを挑発したせいもあるかもだけど」」

 

「そうですね」

 

あすかも2人のちゆに同意をする。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

さくらに迫る闇

「ええーーそれって難しくない響さんの要望としては」

 

「「そうね、響さんがさくらさんを挑発したせいもあるかもだけど」」

 

「そうですね」

 

あすかも2人のちゆに同意をする。

 

「でも、響さんがそこまで強く言うなんて驚きですけど」

 

「それだけ、現在の常識とは異なる常識で暮らしている2人だからじゃない?」

 

「そうかもねローラ、でも1人の男性を好きになりすぎるのも困りものね相手としては」

 

「そうだね、好きになった人にも選ぶ権利と言うか、踏み込んで欲しくない部分があるしね」

 

「それに大楽さくらさんは、私達と距離を置きたいと思ってる筈だから、まなつちゃん達にさくらさんのサポートお願いしていいかな?」

 

「のどかさん。わかりました」

 

「そして融合世界のひなたは気をつけた方が良いかもね」

 

「ええーーどうして」

 

「さくらさんと勝負するかもしれないから」

 

「ええーー」

 

その頃旅館にいるさくらは・・・

 

 

 

「じゃあ大神さんが私以外の女性と一緒になると言いたいの?響さんは」

 

「ええ、そうですねそれに今回の事件は帝国華撃団全員にとってはチャンスですよ。これまで大神さんは、帝国華撃団の隊員の中で好意を持っているのかを知るには」

 

「でも私は・・・」

 

「さくらさんは大神さんを好きなのですよね?」

 

「それなのに、自分に素直になれないんですか?嫉妬だけはしっかりするのに」

 

!!

 

「まじか、響さくらってそう言う一面があるのかよ?」

 

「ええ、鬼嫁の資質はありますね確実に」

 

!!

 

「おいおい、さくら独占欲強いな」

 

「そんな事無いですよ。支配人」

 

 

「自覚無いのなら別にいいですけど、たださくらさんがしなければ平光ひなたちゃんがすることになりますけどいいんですね?大神さんを助ける役目を」

 

!!

 

「それは嫌ですけど、して起きなかったらショックじゃない」

 

「やっぱりさくらお前独占欲ありすぎだろう」

 

「もし、して起きなければ新たな恋を見つければいいんじゃないですか?」

 

「この世は大神さんだけが、男じゃないので普通はそう思いますよ。ちなみに私達の世界の考えでは、さくらさんのような方は、なかなか出来ませんよ」

 

 

!!

 

「どうして?」

 

「相手にとってさくらさんの愛が重すぎるからですね」

 

「ああ、成程な響達の時代では、互いの自由を尊重しているのか」

 

「ええ、あくまで結婚前なら互いに合わないなら、別れて新たな相手を探すと言うのが、一般的ですよ」

 

 

「確かに、私は大神さんを好きだけど大神さんが違う人を選ぶなんて考えてなかったわ」

 

「自分の初恋が実ると勝手に思っていたのね」

 

「確かに響さんの言う通り相手を束縛するような事しか考えてなかったかも」

 

「別にそれでいいんじゃね?」

 

「お前が夜叉になれば万事解決よ」

 

「何ですって!!」

 

「まさか真宮寺さくらがここに本当に要るとはね」

 

「お前は朧」

 

「そうだぜ、夜叉俺はお前を手に入れる為にここに来たのだから」

 

!!

 

「私は貴方の物にはならないわ」

 

「なら仕方ない。魔空空間発動」

 

そして旅館沢泉周辺は魔空空間に取り込まれた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

さくらVS朧

「朧どうしてここに来たの?」

 

「それは先ほども言ったが夜叉を手に入れる為だ」

 

「だが、安心しなこの魔空空間は俺様と連動しているんだ」

 

「つまり私が、朧を倒せばいいのね」

 

「ふっ倒せればいいがな。俺が勝てば真宮寺さくらお前を俺の部下の夜叉にしてるぜ」

 

「行くわよ。破邪剣征・桜花放神」

 

さくらが先手で、破邪剣征・桜花放神を放つ。

 

ぎゃああ。右足が」

 

「どんどん行くわよ破邪剣征・桜花放神」

 

「ぎゃああ。今度は俺様の両腕を切断しやがったな」

 

「朧貴方弱いじゃない」

 

「よくその強さで上級降魔と名乗れるわね」

 

「ふっ俺様が、お前斬られただけと本気で思ってるのか?」

 

!!

 

「何ですって」

 

「よく見ろ俺様の切断された殻を」

 

朧がそう言うと、朧の切断された部分が妖気の塊となり、さくらの口から体内に入って行った。

 

「がっおえええ」

 

「朧私に何を入れたの?」

 

「さあな、少し考えればわかるんだろ?真宮寺さくらよ」

 

!!

 

「まさか今のが私を夜叉にする物なの?」

 

「さあな、どのみち真宮寺さくらよ。お前の負けだ」

 

「きゃああああ」

 

朧は、さくらに一撃を与え気絶させた後魔空空間を解除し、さくらに向けこう言った。

 

「誰がお前を夜叉にするかよ。あいつがいなくなってせいせいしてるんだからよ。まあこれで京極が最後の偽りの魔神器を守れなくても、大神一郎を復活させる可能性は無くなったからな。まあ仮に出たとしても、俺の妖気を飲んだ真宮寺さくらに襲わせたらいいか」

 

「あのお方とワイズマンのおかげでこちらに来れたからな」

 

「少し遊んでもいいな」

 

朧はそう言いその場を離れると、魔空空間も消滅したのだった。

 

時を少し戻して・・・

 

「それにさくらさんは、私達と距離を置きたいと思ってる筈だから、まなつちゃん達にさくらさんのサポートお願いしていいかな?」

 

「のどかさん。わかりました」

 

「そして融合世界のひなたは気をつけた方が良いかもね」

 

「ええーーどうして」

 

「さくらさんと勝負するかもしれないから」

 

「ええーー」

 

「何で私がさくらさんと勝負する事になるの?」

 

「ひなた、貴女気がついてないの?大神さんもしかしたらひなたの事を特別な存在として見てるかも知れないわよ」

 

「うええ、そんなーー」

 

「案外大神さんの中では、あるかも知れないわね」

 

 

「そう言えば融合世界ののどかさん。アスミさんと直哉さんは?」

 

「直哉君とアスミちゃんなら融合世界の病院に行ってるよ。さんごちゃん」

 

「そうなんですね」

 

「もうすぐこっちに戻ると思うよ」

 

「う、この嫌な感じは、降魔かも」

 

その時融合世界ののどかかが何かを感じた。

 

!!

 

「「「「のどかさん大丈夫ですか?」」」」

 

まなつ達が融合世界ののどかを心配する。

 

「大丈夫だよ。少し嫌な力を感じたからね」

 

!!

 

「「それってまさか」のどかっちそれは降魔の力?」

 

融合世界のちゆとひなたが融合世界ののどかに聞く。

 

「うんその可能性が高いかも」

 

「「「なら狙いは・・・さくらさん?」」」

 

原作世界ののどか達が言う。

 

「ちゆちゃんと原作世界の私達は、さくらさんの方に行って、そしてひなたちゃんとまなつちゃん達は、アスミちゃんと直哉君を迎え行くよ」

 

「「「「「うん」はい」」」」

 

そして、それぞれが動き出す。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

さくらと合流後と米田司令の話

!!

 

「「「「さくらさん大丈夫ですか?」」」」

 

融合世界のちゆと原作世界ののどか達が気絶しているさくらを見つける。

 

「「「これは一体どういう事?この部屋だけがボロボロなのに、他の所は無傷なの?」」」

 

「ちゆ、ここで魔空空間を使った形跡があるペン」

 

融合世界のぺギタンが、ちゆに言う。

 

「「「魔空空間って何?」」」

 

「それはね・・・」

 

「「「成程降魔達が作り出す異空間なんだ」」なのね」

 

「ええ、その空間の名残があるのよこの部屋に」

 

「「「「「「そうなんだ」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「とりあえずさくらさんを違う場所に連れて行きましょう」

 

「そうだね、それにこの部屋の事もどうにかしないと」

 

そして4人は行動を開始した。

 

その頃中心世界の帝都の大帝国劇場では・・・

 

米田がその夜花組を集め説明を始めた。

 

「皆すまないこんな時間に、大神救出する為に必要な最後の魔神器の場所が判明した。それがこの場所だ」

 

「「「「「「「ええ―――嘘ーー」」」」」」」

 

「おいおい、まさかの武蔵の中かよ司令」

 

「そうだカンナ」

 

「でもおかしいでーす。空中要塞武蔵なら崩壊した筈です」

 

「織姫空中要塞武蔵も京極と共に、未来から来た敵によって復活させられたのだ」

 

「「「「「「「ええーー」」」」」」」未来からだってーー親父もそんな事を信じるのかよ」

 

「信じるも何もない。事実だからな」

 

「それにお前達も経験をしてるだろう?」

 

そう言って、米田司令はその時の映像を出した。

 

「健二お兄ちゃんん降魔全部倒したみたいだよ」

 

「ああ、わかったけど、まだ何かが起きる気がする警戒をしてくれ」

 

「「「「「「「了解」」」」」」」」

 

 

「へえ―やるねえ、だがこの空間の中ならどうかな?」

 

 

「魔空空間発動)

 

 

上級降魔朧の声により、魔空空間が芝公園を中心に発生し、魔空空間に取り込まれた地域は帝都とは、完全に遮断されていた。

 

「クク、さて第二幕の始まりだぜ帝国華撃団」

 

その頃大帝国劇場地下司令室では・・・

 

 

!!

 

「大変です。副司令花組との通信が途絶えました」

 

「何ですって、椿由利復旧はどうなってるの?」

 

「芝公園を中心に突然出来た空間が通信を受け付けなくしているようです」

 

「それって由利さん芝公園を中心に出来た空間の中は異世界と言う事ですか?」

 

映像停止・・・

 

「あの空間の名前は、魔空空間と呼ぶらしい」 

 

「「「「「「「「魔空空間!!」」」」」」」」

 

「あの魔空空間内部では、降魔等を強化状態にした状態で戦わせることが出来るらしい。逆に光武改等の霊力関連の伝達を悪くさせる効果がある事がわかった」

 

 

「成程な、それで光武改がおかしかったんやな」

 

そういう事だ。紅蘭」

 

「しかし、親父良く、こんな情報を手に入れたな」

 

「ああ、それは全て特殊遊撃部隊の調査によって判明した事だからな」

 

「親父特殊遊撃部隊とは何なんだ?」

 

「すまん健二老人達によって特殊遊撃部隊についての情報開示は基本出来ないんだ」

 

「そうなのか」

 

「ああ、すまんな」

 

「しかし米田司令、あの空中要塞武蔵は以前現れた高度より高い所にいますけど?」

 

「ああ、あの高度では空宙戦艦ミカサでは届かん」

 

 

「「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「じゃあどうするの?」

 

「心配するなアイリス。ちゃんと対策はあるから。ただ急に決まった事だから最終調整に3日はかかるんだよな?紅蘭」

 

「せやね、うちも明日はそれの最終調整をする事になってるんや」

 

「そういう事だから、大神救出作戦の最終段階の作戦開始は3日後だ」

 

 

「「「「「「「「了解」」」」」」」」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

病院にて・・・2

「う、ここは?」

 

「目覚めましたね、直哉ここは融合世界のすこやか市にある病院です」

 

「ああ、成程僕は山の方に行った時に・・・」

 

 

そして直哉は思い出す。

 

 

「・・・おかしい、このエリアに来てから霊力が不安定になってるな」

 

「それ以降の記憶が無いな、アスミさんあの山での事を教えてください」

 

「はいわかりました」

 

どうしたの?アース」

 

「この山に入ってから、直哉の力の加護が無くなりましたよ」

 

「「ええーー」ラビ」

 

キュアグレースは、アースにそう言われ、自分の体を調べた。

 

「本当だ、直哉君の力がほとんど感じない」

 

「直哉君大丈夫?」

 

「・・・」

 

キュアグレースが直哉に呼びかけるが、直哉は反応をしなかった。

 

「アースどうしよう?直哉君と話が出来ないよ」

 

「落ち着いてくださいグレース。ひとまずメガビョーゲンの所に行きましょう。その道中で私達から消えた直哉の力の原因を調べましょう」

 

「・・・そうだねアース」

 

そしてグレース達はメガビョーゲンの捜索を開始した。

 

暫くして・・・

 

 

「はあ、はあどうしたんだろ?私ラビリン、ラビリンは大丈夫?」

 

「ラビ変身は維持できるけど、きついラビ」

 

「やっぱり原因は直哉君の力が無いからかな?」

 

恐らくそうラビ直哉が,以前言った誓約の影響かもラビ」

 

ここで一旦アスミが、話を切る。

 

「成程、僕の霊力を封印する物があの山に置かれていて、その影響でグレースとラビリンが苦労してしまったんですね」

 

「そういう事です直哉」

 

「なら、ここで寝ている場合じゃ・・・あれ動けない」

 

「ふふ、直哉が起きる前に風のエレメントの力で、直哉の体を拘束しましたから」

 

「ええ――」

 

「直哉には休息が必要ですから」

 

「・・・アスミさんの人でなし」

 

「はい、私は人でなく精霊ですから」

 

暫くして・・・

 

直哉とアスミの元にのどかとまなつ達が直哉の病室に来た。

 

「直哉君大変だよ」

 

そしてのどかが話し出す。

 

 

「う、この嫌な感じは、降魔かも」

 

その時融合世界ののどかかが何かを感じた。

 

!!

 

「「「「のどかさん大丈夫ですか?」」」」

 

まなつ達が融合世界ののどかを心配する。

 

「大丈夫だよ。少し嫌な力を感じたからね」

 

!!

 

「「それってまさか」のどかっちそれは降魔の力?」

 

融合世界のちゆとひなたが融合世界ののどかに聞く。

 

「うんその可能性が高いかも」

 

「「「なら狙いは・・・さくらさん?」」」

 

原作世界ののどか達が言う。

 

のどかが直哉に話をしている頃まなつ達は

 

「ねえ、のどかさん直哉さんの状況見えてるのかな?」

 

 

「あえてスルーしてると思うよ、私達も直哉さんがちゃんと休息取らないの見てるでしょう」

 

みのりが言う。

 

「「「「成程」」」」

 

 

「付き合いが長いからこそ、直哉さんが拘束されていても普通に会話してるんだな」

 

「ええ――それって大変じゃないですか。アスミさんこの拘束を取ってください」

 

「駄目ですよ」

 

「休息をちゃんと取りましょう」

 

「でもさくらさんが・・・」

 

「あ、ちゆちゃんさくらさんはどうなった?」

 

「のどか、とりあえず戦闘はしてたみたいだけど、今は安全だと思う所に、さくらさんといるわ」

 

「だってさ直哉君」

 

「ぐっ・・・行動が早くなりましたね。のどかさん」

 

「「「凄い直哉さんの逃げ道を完全に塞いだ」」」

 

まなつとさんごとローラが言う。

 

「早いな」

 

「直哉さんの行動パターンを知ってるからだと思う」

 

「その通りだよ直哉っちは、のどかっちより頑固だからね」

 

「「「「「そうなんですね」」」」そうなのね」

 

「わかりましたよ、休息取りますよ」

 

「「「「おおーー直哉さんが折れた」」」」

 

「「素直でよろしい」」

 

「融合世界の直哉君が戻って来たと言う事で来てみたけど、君その恰好は何だい」

 

そう言いながら、佐谷直哉の漆黒の魂が病室に現れた。

 

「ええーーお化けーーバターン」

 

まなつは気絶した。

 

「何で来てるんだ?佐谷直哉」

 

「うーん君のお見舞いも兼ねてと、中心世界の真宮寺さくらについてかな」

 

「何がお見舞いだよ。敵なのに」

 

「酷いなあ、僕の所にも今は君と戦うなと言われてるんだから」

 

「そうなのか?それはすまん」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

佐谷直哉と紫藤直哉の再会

「どういう事ださくらさんに何かあったのか?確かに何者かと戦ったとは聞いてるが」

 

「ふーん成程、だから健二の妹が僕の所に来て、紫藤直哉にこれを見せてこいっと言ったのか」

 

 

「とりあえずこの場にいる全員この映像を見て欲しい」

 

佐谷直哉直哉がそう言うと、アスミが再生した。

 

さくらが先手で、破邪剣征・桜花放神を放つ。

 

ぎゃああ。右足が」

 

「どんどん行くわよ破邪剣征・桜花放神」

 

「ぎゃああ。今度は俺様の両腕を切断しやがったな」

 

「朧貴方弱いじゃない」

 

「よくその強さで上級降魔と名乗れるわね」

 

「ふっ俺様が、お前斬られただけと本気で思ってるのか?」

 

!!

 

「何ですって」

 

「よく見ろ俺様の切断された殻を」

 

朧がそう言うと、朧の切断された部分が妖気の塊となり、さくらの口から体内に入って行った。

 

「がっおえええ」

 

「朧私に何を入れたの?」

 

「さあな、少し考えればわかるんだろ?真宮寺さくらよ」

 

!!

 

「まさか今のが私を夜叉にする物なの?」

 

「さあな、どのみち真宮寺さくらよ。お前の負けだ」

 

「きゃああああ」

 

朧は、さくらに一撃を与え気絶させた後魔空空間を解除し、さくらに向けこう言った。

 

!!

 

「「「「これは・・・」」」」

 

「これが紫藤直哉の仲間が向かう前に真宮寺さくらの身に起きた出来事さ」

 

その後映像は停止した。

 

「どうやら、彼等は特殊遊撃部隊が計画した作戦を知り、大神一郎を救出されても復活しないように真宮寺さくらを襲ったのだろうね」

 

「成程、朧も京極も僕が生きている事をどこかで知ったか?」

 

「その件はばれてなさそうだよ」

 

「そうなのか?」

 

「単純に帝国華撃団の動きと真宮寺さくらがいない事で、今回の真宮寺さくらが襲われたんじゃなかと僕は考えるよ」

 

「ふむ、そう言う見方も出来るな」

 

「どう動くかは、君達の領分だから僕は帰るよ」

 

そう言って佐谷直哉は消えた。

 

 

「直哉どうしますか?」

 

「とりあえず、当初の予定通り僕達が表立って動くのは、帝国華撃団の空中要塞武蔵突入した後です。朧がもう一つのすこやか市にいるのなら。僕達特殊遊撃部隊のこの事件のラスボスとして戦いますよ。彼等と共に」

 

 

「「「「「「「「了解」」」」」」」了解よ」

 

「え、まなつちゃん達も参加する気なの?」

 

のどかがまなつちゃん達に聞く。

 

「「「「「当然です」」」」当然よ」

 

「さくらさんには、大帝国劇場でお世話になったので」

 

さんごが代表として理由を言う。

 

「直哉君どうする?」

 

「普通に考えればまなつちゃん達を参加させるのは反対ですが・・・しかし朧には、まだヌメリーと言う人物がいる筈なので」

 

「「あ、そっか」そうでしたね」

 

「ですので、そういう事に対処出来る様にまなつちゃん達に来て貰うと言うのはありだと思います。アスミさんのどかさんそしてまなつちゃん達変身をしてください」

 

「「「「「「「はい」」」」」」」」

 

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

 

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

 

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

 

「今日も元気だ!」

 

 

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア !」」」」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

 

そして直哉はグレースの体内に入る前に自分の分身をグレース以外の体内に入れた。その後直哉は、グレースの体内に入った。

 

「「「「ええ――これはどういう事ですか?」」」」」

 

 

サマー達にとっては、初めての事で驚いていた。

 

「ああ、驚かせちゃったねサマー達は直哉君との霊力の同調をしてないから直哉君の分身が臨時の同調をしただけだよ」

 

「「「「霊力の同調?」」」」

 

「それをしないと、霊力を使う時にサマー達の体を直哉君の分身が守るんだよ」

 

「「「「成程」」」」

 

「つまり直哉さんの分身がいる限り、私達も霊力付きの浄化技が使えるんですね?」

 

「そういう事だよパパイヤ」

 

「後、直哉君の分身は、長時間戦える程の霊力を持ってるわけじゃないからね

 

「「「「わかりました」」」」

 

そして直哉達は再びもう一つのすこやか市に向かった。

 

その頃中心世界の方では・・・

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2度目の空中要塞武蔵突入前前編

帝国華撃団の作戦当日の早朝・・・

 

 

「空中要塞武蔵に向かう手段は手に入ったが、響とワシどちらが指揮を執る?」

 

「それは勿論・・・米田さんしかいないですよ」

 

特殊遊撃部隊の皆のほとんどが、未成年ですしね」

 

「米田健二にばれない様に、ミカサに代わる新たな力として、紹介して下さいね」

 

「おいおい、いいのかよ?」

 

「構いませんよ3日くれたら外装を帝国華撃団仕様にするので」

 

「ただ、戦艦の操舵とかは別室にいる私達がしますから武蔵に突入とかは」

 

「成程そう言う事してくれるなら安心だな」

 

「ただ米田さんの命令が無ければ、私達も動けませんよ」

 

「わかった形式的には響の言う通りするが、場合によっては、特殊遊撃部隊のお前達の方に戻すぞ」

 

「わかりました。それでは3日後の早朝に米田さんはかえでさんとかすみさん以外の風組の2人を連れて赤坂にある紫藤家のお墓に来て下さい」

 

 

「ああ、わかった」

 

「「「米田司令ここで良いんですか?」」」

 

「ああ、そこで良い、かえで君。由利。椿と言ってワシもここに着いてふと3日前の事を思い出したが」

 

米田がそう言った直後4人はお墓型戦艦の中に入った。

 

 

「「「ええ――どういう事」」」

 

「私達紫藤家のお墓前にいたのに?ねえ由利さん」

 

「ええそうね」

 

「よくいらっしゃいました。米田さん、かえでさん、由利さん、椿さん」

 

「「ええ――響さんの声が聞こえます」聞こえる」

 

由利と椿は驚く。

 

「今から4人を私のいる場所に案内するので開いた順番通りに来て下さい」

 

そして響の道案内が始まった。

 

暫くして・・・

 

 

「皆さんお疲れ様でした」

 

 

「響さんここは?」

 

「ここは、特殊遊撃部隊の万能戦艦の中ですよ。かえでさん」

 

「「「ええ――」」何ですって」

 

「「ここが戦艦の中なんて」上はお墓なのに」ありえないわ」

 

「まあ、皆さんがそう思うのも仕方がありません。ですがこの戦艦は一時的に、風組の皆さんに操舵をお願いしますね」

 

「「ええ――どうしてですか?」」

 

「それは・・・この戦艦が今回の空中要塞武蔵破壊作戦の帝国華撃団の母艦となるんですよ。皆さん」

 

「「「ええ――」」何ですって」

 

「「「米田司令響さんの言葉は本当ですか?」」」

 

「ああ、由利、椿お前達は、基本的な事を響やかすみに教えて貰え」

 

「「はい」」

 

「それで米田さん。作戦開始はいつ頃何ですか?」

 

響が米田に聞く。

 

「可能なら正午くらいに、作戦行動を開始したいと思っている」

 

「正午と言う事は、後7時間後ですね」

 

「可能か?」

 

「大丈夫ですよ。後花組の皆さんを乗せる時は簡易ゲートを使って大帝国劇場地下司令室とこちらの戦艦の今いる部屋への直通のゲートを作りますね」

 

「おお、そうかそれはありがたい」

 

「でも司令そうなると光武改への乗り込みはどうするんですか?」

 

「かえでさん。心配ないですよ。簡易ゲートの行き先は私やかすみさんで買えますから」

 

「成程」

 

「まあ皆さんが使う時はこの中だけで、お願いしますね」

 

「他の部屋には、特殊遊撃部隊のメンバーの私物があるので」

 

「「わかった」わかったわ」

 

「さて、米田さんとかえでさんは一度大帝国劇場に戻ってください。そろそろ皆さんが起きる時間なので」

 

「そうだな」

 

そう言って米田とかえでは一度大帝国劇場に戻った。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2度目の空中要塞武蔵突入前後編

太正15年4月5日午前6時大帝国劇場地下司令室・・・

 

「皆おはよう」

 

「「「「「「「「おはようございます司令」」」」」」」」

 

「ついに今日の正午から大神救出作戦の為の最終段階を開始する」

 

「だからと言って、作戦開始まで6時間もあるよな?いくら何でも早すぎないか?」

 

「確かに健二の言う通り従来の装備を使うのなら早すぎる時間だが、今回は空宙戦艦ミカサは使えないので、新たな万能戦艦を使う事となった」

 

 

「「「「「「「「ええーー新型戦艦ーー」」」」」」」」

 

「そうだ」

 

「親父帝国華撃団に新型戦艦を建造する余裕はないだろう」

 

「ああ、帝国華撃団にそんな余裕はないだが、今回の事件で協力している特殊遊撃部隊の万能戦艦を使っていいと許可が出たので、時間が許す限り万能戦艦の事を勉強と基本的な使い方を覚えて欲しい。花組のメンバーも操舵を覚える事が、貸し出しの条件だったからだ」

 

「「「「「「「ええ――」」」」」」」

 

「おいおい、親父花組にそんな事をさせるのかよ?」

 

「ああ、特殊遊撃部隊の万能戦艦を借りる以上特殊遊撃部隊と同じ事をして貰う」

 

「何だと!!特殊遊撃部隊は、全て隊員が直接してるのか?」

 

「そうだ隊員は、ほとんど花組と同世代だ」

 

!!

 

カンナや大神くらいの人物はいない」

 

!!

 

「まじかよ?」

 

「本当だ健二」

 

そして花組が勉強を始めて2時間後・・・

 

「響さん。これはここで良いんですか」

 

「そうですよ椿さん」

 

「風組の皆さんすみません。お墓型戦艦戦艦の掃除をして貰って」

 

「気にしないでね響さん。確かにこの状況だと色んな意味で健二さんが死ぬわね」

 

「社会的に」

 

「「そうね」そうですね」

 

由利の言葉にかすみと椿が同意をする。

 

 

「あはは、特殊遊撃部隊は男性が直哉君だけの時期が長かった為のこの状況です」

 

「「「成程」」」

 

「だからお墓型戦艦何ですけど、戦艦としての運用は初めてですね。今まではそれぞれの世界に行った場合の家的な使い方しかしてません」

 

「確かに生活感がありますね。戦艦なのに」

 

椿が言う。

 

「そうね、そう言えば直哉君は個室で寝てるの?」

 

「由利それは今は、関係ないでしょう」

 

「ええーー気になるじゃない」

 

「そうですよかすみさん」

 

「そういう事だから教えて響さん」

 

 

「・・・教えても良いですけど後作戦開始まで2時間切ってますから、そろそろ出発しないと間に合いませんよ」

 

「「「ああーー」」」

 

そして万能戦艦は大帝国劇場を目指し、出発した。

 

その頃大帝国劇場では・・・

 

 

「司令今風組から連絡が入り10時50分に到着しそれから光武改や花組の搭乗が可能との事です」

 

「じゃあ後5分は勉強出来るな」

 

「はい」

 

 

その頃空中要塞武蔵の中にいる京極は、朧と通信をしていた。

 

「ふっやはりそちらに、真宮寺さくらがいたか」

 

「ああ、だが俺の妖気をかなり飲んだからな。操る事は可能だ」

 

「そうか・・・なら予定通り俺が武蔵に来る帝国華撃団を倒す」

 

「そして朧お前が、真宮寺さくらとヌメリーとエルダを使い特殊遊撃部隊を倒せ」

 

「了解だぜ京極」

 

 

そして2つの世界で京極と朧が最後の戦いの為に動きだそうとしていた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

それぞれの戦い1 突入と森林公園での合流

作戦開始になり空中要塞武蔵の内部に突入した帝国華撃団と立花響だった。

 

「うひゃあ、簡易ゲートの力って凄いんやな」

 

「そうですこれは優れものです。これなら京極も気づいてないと思いまーす」

 

「確かに紅蘭や織姫の言う通りですよ響さん」

 

 

「いえ、健二さん京極は気づいてます」

 

「「「「「「「「え、」」」」」」」」

 

響の言葉に驚く帝国華撃団だった。

 

その直後何もない所からノイズと降魔兵器が帝国華撃団を囲むように現れた」

 

「何なんだ?降魔兵器と一緒に出て来た怪物は?」

 

「健二さんあれはノイズと言う者ですわ」

 

「ノイズだって」

 

「そうだぜノイズには触れられても行かないんだ。あたい達が炭になるからな」

 

「人間が炭になるだと――じゃあどうすればいい?」

 

健二がすみれとカンナに聞く。

 

「ノイズは響に任せるしかない」

 

「そうですわ健二さん」

 

「わかったノイズは特殊遊撃部隊に任せる。花組は降魔兵器を撃破するんだ」

 

「「「「「「「了解」」」」」」」

 

「しかし司令はさくらを欠いた状態で、突入作戦を実行するとは・・・まあ俺の役目は花組をこの戦いに勝たせるだけだ」

 

花組は降魔兵器やノイズ達を倒しながら、空中要塞武蔵の最深部を目指し動き出した。

 

 

その頃原作世界のすこやか市に向かった直哉達は・・・

 

 

「ちゆちゃん、さくらさん達と今どこにいるの?」

 

「森林公園よ」

 

 

「森林公園だね」

 

そして融合世界のキュアグレース達とキュアサマー達は森林公園に向かった。

 

 

森林公園にいるちゆ達は・・・

 

「あ、ちゆちゃんもう1人の私の話終わったの?」

 

「ええ、そうよもう1人ののどか」

 

 

「でも、さくらさんきつそうなのに病院に行かせなくて良いのかな?」

 

原作世界のひなたが言う。

 

「それは厳しいわ下手に病院に行くと、さくらさんが別の世界の人と言うのがばれてしまうわ」

 

「あ、そうか」

 

「そうね、それに今のさくらさんが本来のさくらさんなら良いのだけど」

 

「どういう事もう1人の私?」

 

原作世界のちゆが、融合世界のちゆに聞く。

 

「考えても見て、今回さくらさんを襲ったのは降魔だと考えて良いわ。融合世界ののどかは降魔の力を感じるようになったみたいなの」

 

「「「どうして出来るようになったの?」」」

 

3人が融合世界のちゆに聞く。

 

 

「歌も良いけどその衣装もいいね・・・その衣装を見ると思い出したくない事まで思い出すけど」

 

 

「どうしたんだい?大丈夫か」

 

 

奏が青年に聞く。

 

「大丈夫だよ。そう言えば君達はどれくらい帝都に滞在するの?」

 

 

「ああ、1週間くらいかな?最低5ヵ所で歌いたいからな」

 

 

「そうだね奏」

 

 

「わかったよ。1週間だね最終日に君達を迎えに行くよ」

 

 

そう言って、青年は翼と奏の前から去った。

 

「何あの人いきなり出てきて」

 

 

「ライブも中断したわね」

 

 

 

「・・・直哉君この人人間じゃないよね?」

 

「ええ、恐らく上級降魔の一人と思いますよのどかさん」

 

 

「「ええーーこの人降魔なの」」

 

「ええ、映像を通してもあの青年から出ていた異質な力を感じましたから」

 

 

「のどかっち凄い、アスミンみたいにそんな事がわかるようになったの?」

 

 

「違うよひなたちゃん。私は直哉君の力を長い時間受けてるからだよ」

 

 

「ごめんねのどかさん体の体質を変えてしまって」

 

「ううん気にしないで、直哉君」

 

「その話を聞いてわかったの」

 

「「「成程」」」

 

「「「お待たせちゆちゃん」まったちゆっち」お待たせしましたちゆ」

 

「「「「お待たせしました」」」」

 

「あら、まなつちゃん達も連れて来たの?直哉君」

 

「ええ、そうですよちゆお姉さん」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

それぞれの戦い2 事情説明と京極との2度目の戦い前編

「それで直哉君どうしてまなつちゃん達を連れて来たの?」

 

融合世界のちゆが直哉に聞く。

 

「ええ、当初は念の為に来て貰ったんですが、つい先ほど帝国華撃団が空中要塞武蔵のなかにある。最後の偽りの魔神器を破壊する作戦開始したと飛鳥から連絡を受けた時京極達の通史ウを受けたと聞いて聞くと・・・」

 

 

「ふっやはりそちらに、真宮寺さくらがいたか」

 

「ああ、だが俺の妖気をかなり飲んだからな。操る事は可能だ」

 

「そうか・・・なら予定通り俺が武蔵に来る帝国華撃団を倒す」

 

「そして朧お前が、真宮寺さくらとヌメリーとエルダを使い特殊遊撃部隊を倒せ」

 

「了解だぜ京極」

 

「京極と朧は、それぞれの場所で帝国華撃団と僕達特殊遊撃部隊を相手するみたいですね」

 

「「「「成程」」」」

 

「なら直哉君は飛鳥ちゃんて子から聞いたの?」

 

 

原作世界ののどかが直哉に聞く。

 

 

「いえ、違いますよのどかさん。僕達が最初に聞いたのは佐谷直哉からですよ」

 

「「「「ええ――」」」」

 

融合世界のちゆと原作世界の3人は、紫藤直哉の言葉に驚いていた。

 

そして直哉がその時の事を話し出す。

 

 

「とりあえずこの場にいる全員この映像を見て欲しい」

 

佐谷直哉直哉がそう言うと、アスミが再生した。

 

さくらが先手で、破邪剣征・桜花放神を放つ。

 

ぎゃああ。右足が」

 

「どんどん行くわよ破邪剣征・桜花放神」

 

「ぎゃああ。今度は俺様の両腕を切断しやがったな」

 

「朧貴方弱いじゃない」

 

「よくその強さで上級降魔と名乗れるわね」

 

「ふっ俺様が、お前斬られただけと本気で思ってるのか?」

 

!!

 

「何ですって」

 

「よく見ろ俺様の切断された殻を」

 

朧がそう言うと、朧の切断された部分が妖気の塊となり、さくらの口から体内に入って行った。

 

「がっおえええ」

 

「朧私に何を入れたの?」

 

「さあな、少し考えればわかるんだろ?真宮寺さくらよ」

 

!!

 

「まさか今のが私を夜叉にする物なの?」

 

「さあな、どのみち真宮寺さくらよ。お前の負けだ」

 

「きゃああああ」

 

朧は、さくらに一撃を与え気絶させた後魔空空間を解除し、さくらに向けこう言った。

 

!!

 

「「「「これは・・・」」」」

 

「これが紫藤直哉の仲間が向かう前に真宮寺さくらの身に起きた出来事さ」

 

その後映像は停止した。

 

「以上です」

 

 

その頃帝国華撃団と立花響は・・・

 

「フフ、2ヶ月ぶりだな帝国華撃団!!そして立花響」

 

「そうですね。貴方が軍事クーデターを起こす前以来ですね」

 

「そこで情報を流していた将校から得た情報で黒鬼会は、1週間後の11月9日に帝都を巻き込んだ大規模クーデターをするつもりらしい」

 

 

!!

 

「何ですって」

 

 

「京極陸軍大臣その情報を海軍には伝えたのですか?」

 

「いやまだだな。私の方でも数10分前に得た情報で、我々は君個人が運営している特殊遊撃部隊に伝える事を優先したのだよ」

 

 

「そうなんですね。ありがとうございました」

 

 

 

「確認ですが11月9日に起きるんですね」

 

 

「ああ、そういう事になるらしい」

 

 

「わかりました。その前日から僕達は帝都から離れておきます」

 

 

「ああ、そのほうがいい」

 

 

 

そして京極は直哉の自宅を出て止めている車に乗って陸ぐ総司令部に戻っていった。

 

「そうだったな思い出したぞ」

 

「京極さん戦いを始める前に一つだけ確認させてくださいね」

 

「何を確認するのだ?」

 

「それは勿論京極圭吾。貴方を生き返らせたのは未来から来た降魔軍団ですか?」

 

「・・・そうだこれで満足か?立花響」

 

「ええ、十分ですよ。京極さん」

 

「では、行くぞ帝国華撃団と立花響いでよ。超魔装機兵神王巨大ノイズ共よ」

 

京極は自分の手駒を出現させた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

それぞれの戦い2 事情説明と京極との2度目の戦い後編

時を少し戻して・・・

 

「さあな、少し考えればわかるんだろ?真宮寺さくらよ」

 

!!

 

「まさか今のが私を夜叉にする物なの?」

 

「さあな、どのみち真宮寺さくらよ。お前の負けだ」

 

「きゃああああ」

 

朧は、さくらに一撃を与え気絶させた後魔空空間を解除し、さくらに向けこう言った。

 

!!

 

「「「「これは・・・」」」」

 

「これが紫藤直哉の仲間が向かう前に真宮寺さくらの身に起きた出来事さ」

 

その後映像は停止した。

 

「以上です」

 

「「「「成程」」」」

 

 

「つまり朧と京極は、それぞれの因縁で、戦う相手を決めたと言うの?」

 

原作世界のちゆが直哉に聞く。

 

「ええ、恐らくはそうだと思います」

 

ピーピー

 

 

その時飛鳥から直哉に連絡が入った。

 

「兄さん帝都では、無事帝国華撃団が空中要塞武蔵の中に入りましたよ」

 

「ありがとう飛鳥ちゃん」

 

そして飛鳥は直哉に武蔵の中でのやり取りを見せた。

 

「そうだったな思い出したぞ」

 

「京極さん戦いを始める前に一つだけ確認させてくださいね」

 

「何を確認するのだ?」

 

「それは勿論京極圭吾。貴方を生き返らせたのは未来から来た降魔軍団ですか?」

 

「・・・そうだこれで満足か?立花響」

 

「ええ、十分ですよ。京極さん」

 

「では、行くぞ帝国華撃団と立花響いでよ。超魔装機兵神王巨大ノイズ共よ」

 

京極は自分の手駒を出現させた。

 

「成程こちらも始めましょうか」

 

!!

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

直哉は寝ているさくらに攻撃を仕掛けた。

 

「「「「直哉君一体何を、さくらさんに攻撃をするなんて」」」」

 

融合世界のちゆと原作世界の3人は、直哉の行動に驚いていたが、なんと意識のないさくらが、直哉の破邪剣征・桜花爛漫を弾き返した。

 

「「「ええ――」」何ですって」

 

「てめえ、いつから気付いた?」

 

「ああ、貴方がさくらさんを倒した時からですね。朧貴方が僕達と安全に接触するには、この手段しかないと思いましたから」

 

「クク、そうかだが、お前達の大神救出作戦の切り札である真宮寺さくらはこちらの手にある下手に戦えまい」

 

「ああ、その事ですけど朧ゲストを紹介します」

 

「ゲストだと?」

 

「破邪剣征・桜花爛漫!!

 

「なっ何故真宮寺さくらがもう一人いるんだよ」

 

「朧気づかなかったようですね。貴方が使っている真宮寺さくらは単なる人形ですよ」

 

!!

 

「何だと」

 

「そんな事信じられるか」

 

「なら思い出してみてください。中心世界で死んだ筈の5人が生きているのかを」

 

朧は思い出していた。

 

翌日・・・

 

 

「ここで臨時ニュースです。昨日に発生した赤坂の地下で起きた爆発事故により、紫藤家当主の紫藤直哉さんが死亡しました。また紫藤直哉さんに同行していたと思われる4人の人物の行方も今だわかってません」

 

 

「何だと!!直哉が死んだだとーー」

 

「まさかあれも人形だったのか」

 

「そういう事ですよ。皆さん行きますよ」

 

「「「「「「「「「「はい」」」」」」」」」」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

 

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

 

「今日も元気だ!」

 

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

「皆行くラビ」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

直哉の言葉にまなつ達と、原作世界ののどか達が変身を終える。

 

!!

 

「馬鹿なプリキュアが2種類だとーー」

 

朧は、事実に驚いていた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

それぞれの戦い3 決着そして・・・

「驚くのはまだ早いですよ朧」

 

「何だと!!」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

 

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

 

そして直哉は、キュアグレースのヒーリングステッキに吸い込まれた。

 

 

「何だと!!同じ人間が2人いるだと――馬鹿なここは融合世界の異世界ではないのかーー」

 

「ああ、そういう事ですか?残念ですがここは融合世界ではありませんよ朧」

 

「ここは、本来僕達も干渉してはいけない世界なんですよ」

 

!!

 

「だがお前達は降魔皇復活の為か知らないが、大神一郎を16番目のプリキュアの世界に封印し、16番目のプリキュアの世界全体を融合世界に干渉させた罪は許されな」

 

「ひっ俺は何も知らない。京極と俺様の上司がメインで考えていたんだ」

 

「成程なら神器を過去から奪い、それを偽りの魔神器にしたのを認めるのか?」

 

「ああ、そして大神を封印する場所を俺達に提示したのは・・・ギャアアア」

 

朧は悲鳴を上げて絶命したのだった。

 

その頃帝国華撃団は・・・

 

「だあああ」

 

!!

 

「馬鹿な何故神王にダメージを与えられる?立花響」

 

「さあ何でだろうね?京極圭吾さん」

 

「くっ立花響お前のシンフォギアは、ノイズしか倒せない筈が・・・」

 

「へえ、京極さんよく知ってますねいったい誰から聞いたのやら?」

 

「簡単に言うと思うなよ。小娘」

 

「私に集中してていいんですか?」

 

「何?を言っている」

 

「神崎風塵流・不死鳥の舞」

 

 

「聖獣ロボ改」

 

 

「シェルクーンチク」

 

 

「鷺牌五段」

 

 

「イル・フラウト・マジーコ」

 

「ディ・ワリキューレ」

 

!!

 

「うおおお。負けんぞ帝国華撃団」

 

帝国華撃団の5人の必殺攻撃を受けた神王は持ちこたえようとしたが・・・

 

「今ですわ健二さん」

 

!!

 

「ぬうっしまった珠が露出していたのか、させんぞ米田健二」

 

京極は、神王の内部に隠していた珠を帝国華撃団の必殺攻撃により球が出て来たのだった。

 

京極は、健二の存在を察知したが立花響に邪魔をされた。

 

 

「フン」

 

「がああああ。おのれーー立花響ーー」

 

「これで終わりだ――京極再び地獄へ帰れ」

 

そして健二の光武改の武器が偽りの魔神器の珠を貫いた。

 

そして珠の消滅と共に空中要塞武蔵と共に神王も崩壊していくのだった。

 

帝国華撃団は武蔵の中で簡易ゲートを使って万能戦艦に戻るのだった。

 

 

その頃原作世界のすこやか市にいる直哉達は・・・

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

大神救出と融合世界の近くに来た新たな世界

「何だと!!同じ人間が2人いるだと――馬鹿なここは融合世界の異世界ではないのかーー」

 

「ああ、そういう事ですか?残念ですがここは融合世界ではありませんよ朧」

 

「ここは、本来僕達も干渉してはいけない世界なんですよ」

 

!!

 

「だがお前達は降魔皇復活の為か知らないが、大神一郎を16番目のプリキュアの世界に封印し、16番目のプリキュアの世界全体を融合世界に干渉させた罪は許されない」

 

「ひっ俺は何も知らない。京極と俺様の上司がメインで考えていたんだ」

 

「成程なら神器を過去から奪い、それを偽りの魔神器にしたのを認めるのか?」

 

「ああ、そして大神を封印する場所を俺達に提示したのは・・・ギャアアア」

 

朧は悲鳴を上げて絶命したのだった。

 

!!

 

「あはは、愚かね朧でもこれからは一緒よ」

 

「「「夜叉」」」

 

「「「どうしてここに」」」

 

「融合世界のキュアグレース達久しぶりね、そして真宮寺さくら」

 

!!

 

「貴女が夜叉・・・本当に私にそっくりなのね」

 

「フフそうよ私は、雨宮さくらに地獄を与えたのよ」

 

「憧れる真宮寺さくらによって殺されるかもしれないという地獄をね」

 

!!

 

「そんな・・・」

 

夜叉の言葉にショックを受けるさくらだった。

 

「何故夜叉が朧を倒したの?」

 

融合世界のキュアグレースが夜叉に聞く。

 

 

「それは京極の持つ偽りの魔神器が破壊されたからよ」

 

「これを見なさい」

 

「だあああ」

 

!!

 

「馬鹿な何故神王にダメージを与えられる?立花響」

 

「さあ何でだろうね?京極圭吾さん」

 

「くっ立花響お前のシンフォギアは、ノイズしか倒せない筈が・・・」

 

「へえ、京極さんよく知ってますねいったい誰から聞いたのやら?」

 

「簡単に言うと思うなよ。小娘」

 

「私に集中してていいんですか?」

 

「何?を言っている」

 

「神崎風塵流・不死鳥の舞」

 

 

「聖獣ロボ改」

 

 

「シェルクーンチク」

 

 

「鷺牌五段」

 

 

「イル・フラウト・マジーコ」

 

「ディ・ワリキューレ」

 

!!

 

「うおおお。負けんぞ帝国華撃団」

 

帝国華撃団の5人の必殺攻撃を受けた神王は持ちこたえようとしたが・・・

 

「今ですわ健二さん」

 

!!

 

「ぬうっしまった珠が露出していたのか、させんぞ米田健二」

 

京極は、神王の内部に隠していた珠を帝国華撃団の必殺攻撃により球が出て来たのだった。

 

京極は、健二の存在を察知したが立花響に邪魔をされた。

 

 

「フン」

 

「がああああ。おのれーー立花響ーー」

 

「これで終わりだ――京極再び地獄へ帰れ」

 

そして健二の光武改の武器が偽りの魔神器の珠を貫いた。

 

そして珠の消滅と共に空中要塞武蔵と共に神王も崩壊していくのだった。

 

帝国華撃団は武蔵の中で簡易ゲートを使って万能戦艦に戻るのだった。

 

 

「これによりマスターが朧を殺して連れてこいと言ったから来たのよ。さて私は失礼するわよ」

 

 

夜叉がいなくなった直後、融合世界全ての世界で大地震が起こりその地震により、偽りの魔神器による封印の影響を受けた大神一郎を乗せた船と16番目のプリキュアの世界が、もう一つのすこやか市に隣接する形で出現したのだった。

 

 

その後大神一郎は、真宮寺さくらによって封印を解除され、さくらの希望により何事もなく。特殊遊撃部隊により大神と船は中心世界に戻り、中心世界の巴里に向かう航海を続けるのだった

 

そしてこの地震は、融合世界の内部の世界にも新たな変化をもたらす事になる事を、トワ達もそして特殊遊撃部隊も知る事は現時点では無かった。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第10章 新たな融合世界の活動編
来訪してきた世界について1


大神を救出した特殊遊撃部隊と真宮寺さくらは隼人の言う通りの事が起こり今後の動きについて、トワとレイに相談するべく管理者の神殿に来ていた。

 

 

会議室・・・

 

「やはり偽りの魔神器の力によって抑えられていた反動で、隼人の言う通りの事が起きたわね」

 

「ええ」

 

「そうだ、魔神器を破壊しなければ大神一郎の乗る船はこちらに帰還する事は無い」

 

「ただし、先ほども言ったが大神一郎達を助けた場合、夏海まなつ達の世界が、花寺のどか達の原作世界のようになる可能性が高い」

 

「それにしても、16番目のプリキュアの世界が原作世界のすこやか市に隣接する形になるとはな」

 

「ええでも原作世界の方に現れて助かったと思うわ。これが融合世界の方に現れていた方がもっと面倒な事になってたわよ」

 

「・・・確かにな」

 

 

「それでトワ、特殊遊撃部隊として16番目のプリキュアの世界の転移後の状況を見守る感じで良いすか?」

 

「そうね、とりあえずあおぞら市にまなつ達を連れて行き、事情を説明しなさい」

 

「いいんですか?」

 

「ええ、良いわよ」

 

 

「グガアアア」

 

「メガグラビトンウェーブ」

 

 

「グガアアア」

 

 

ヴォルクルスが地上に出てすぐ紫色のリング状の衝撃波を乱発した。

 

 

 

「「「「「「「うわああ」」」」」」」

 

「何だ奴は?」

 

 

「とんでもねえ破壊力だぜ」

 

 

初穂がそう言い、周りを見るとその周囲は更地になっていた。

 

 

「皆さん大丈夫ですか?」

 

 

「ああ、何とか大丈夫だサマー達」

 

 

サマー達は新生帝国華撃団と合流した。」

 

 

「隊長どうする?相手の大きさが違い過ぎるけど」

 

 

あざみが誠十郎に聞く。

 

 

「正直俺達だけでは勝てないだろう。だから特殊遊撃部隊に合流するぞ」

 

「あの時に、直哉達がまなつ達を助けたんですみたいに説明したら」

 

「成程」

 

「どのみち16番目のプリキュアの世界にヴォルクルスが出た事実は私達でも変える事は難しいからね。まあ、ヴォルクルスによる災害を天災に変える事しか出来ないけどね」

 

「あ、そうかヴォルクルスが出た時あおぞら市は対象外の世界でしたね」

 

「ああ、そうだだが、流石にヴォルクルスの存在を16番目のプリキュアの世界の人間に覚えさせておく方が危ないと言うのが、我々の考えだ」

 

「確かに16番目のプリキュアの世界も原作世界ですからね」

 

「それもあるけどイヨ達も、16番目のプリキュアの世界について興味を持つ可能性があるのよね。特にヤラネーダが使えると考えていると、こちらとしてはまなつ達との繋がりを失うわけにはいかなくなりそうだしね」

 

 

「それはそうですね。16番目のプリキュアの世界が来てしまった事を理由に、まなつちゃん達との関係を一方的に強制にしたくないですけどね」

 

「ええ、それにはまず・・・」



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

来訪してきた世界について2

「とりあえずまなつ達をそれぞれの家族に会わせる事ね」

 

「そうですね分身してそれぞれの家族に説明をします」

 

「ああ、それがいいだろうな。そして特殊遊撃部隊はしばらくあおぞら市に滞在すべきだろうな」

 

「ええ、そうねまなつ達を手に入れようと動く連中もいるだろうし、あとまわしの魔女の配下達も状況確認の為に動きだすだろうし」

 

レイとトワがそれぞれ言う。

 

 

「成程そうですね、16番目のプリキュアの世界のあおぞら市に暫くいるようにします」

 

「だけどあの地震の影響で海鳴市の方も動き出すかも知れないから頭に入れておいてね」

 

「わかりました」

 

「これから融合世界は新たな変化を迎えると思った方が良いですね?」

 

「「そうだな」そうね」

 

「最近は音沙汰がないノヴァとか、イシュメルガとかも動くかもしれんが」

 

 

「そうね、でも今重要なのはあとまわしの魔女の配下達やヤラネーダがどういう動きをするかで状況が変わるから何とも言えないけど」

 

「まあ基本的には、人間のやる気を奪う事には変わらないとは思いますけど」

 

「そうね、とりあえず直哉は2つのプリキュア達達と一緒にあおぞら市に向かって」

 

「わかりました」

 

そして直哉は、管理者の神殿を出てお墓型戦艦の着陸している所に戻って来た。

 

お墓型戦艦の内部では・・・

 

「「「「お帰り直哉君」」」直哉どうだった?」

 

「ただいまです。響さんのどかさんエステルさんグレ響さん」

 

「とりあえず僕達特殊遊撃部隊は、まなつちゃん達を保護した設定で4人の両親に説明を僕がする形になりました。そして特殊遊撃部隊は、16番目のプリキュアの世界のあおぞら市に暫く滞在するよう2人の指示がありました」

 

 

「成程ね、まなつちゃん達の世界も突然の転移によって混乱している隙をついて来る敵勢力がいるかもしれないから」

 

「ええ、そうですエステルさん。後あとまわしの魔女の配下達が融合世界の内部の世界に、行かないように特殊遊撃部隊が、16番目のプリキュアの世界に行くと言う意味もありますが」

 

「「「成程」」」

 

「エステルさんすいません。ゼムリア大陸からの要請は暫く受けれそうにありません」

 

「まあ仕方ないわね。16番目のプリキュアの世界の転移と言う事件が起きたのだから」

 

「それで直哉君あおぞら市では守護者代表は誰なの?」

 

響が直哉に聞く。

 

「えーとトワさんとレイさんが、16番目のプリキュアの世界だからメインはプリキュア達で行こうと言う事になりました」

 

「ええ――またのどかちゃん達なの」

 

「でも、妥当な人選と思うわ。のどか達なら一度転校しているから違和感ないんじゃないかしら」

 

エステルはそう言い、その時の事を話す。

 

「花寺のどかです。よろしくお願いいたします」

 

沢泉ちゆです」

 

「平光ひなただよ。よろしくね」

 

「紫藤直哉です。皆さんよろしくお願いいたします」

 

 

4人の自己紹介が終わり授業が始まった。

 

 

 

そして放課後・・・

 

 

みのりがのどかに聞く。

 

「何で、皆さんが転校生としてこの学校に?」

 

「うん私達も学生だからね」

 

「そうですか」

 

「それにこれはまなつちゃんの希望だったしね」

 

「ああ、ありましたねそれ」

 

 

のどかが同意をする。

 

「それじゃあ直哉君16番目のプリキュアの世界に行くの今から?」

 

「いえ、今から行くのは帝都ですよ」

 

「「「「ええーー」」」何ですって」

 

直哉の言葉にエステル達は驚いていた。

 

そして、お墓型戦艦は中心世界の帝都に向かった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紫藤直哉も驚くお願い

帝都東京・・・

 

直哉は2人の響とのどか達3人を連れて花やしき遊園地に来ていた。

 

 

「「「「直哉君ここ花やしき遊園地だよね」」」」

 

「そうですよ皆さん」

 

「ここで誰と会うの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

 

「ああ、それは・・・」

 

「待たせたな直哉」

 

「「「「「米田さんどうしてここに?」」」」」

 

「ああ、特殊遊撃部隊が融合世界の外に行くと知ってなこいつを一時的に、特殊遊撃部隊に出向させたくてな。加山」

 

「はい」

 

その直後米田の背後から1人の青年が出て来た。

 

!!

 

その事に直哉以外の5人が驚く。

 

「成程貴方が、加山雄一さんで帝国華撃団月組の隊長さんですか」

 

「「「「「ええ――」」」」」

 

「やはり直哉は知っていたか」

 

「ええ、直接会うのは初めてですけど」

 

「それで、米田さんん加山さんを特殊遊撃部隊に出向させたい理由は何ですか?」

 

「ああそれはな」

 

「直哉さんお願いします。俺を直哉さんのボディーガードとして一緒にいさせてください」

 

「「「「「「ええ――」」」」」」

 

加山の言葉に直哉達全員が驚く。

 

「米田さんどういう経緯でそんな事になったんです?」

 

「ああ、加山は偽りの魔神器の件で、月組の隊長としての自信を無くしてるんだよ」

 

「結局大神を助ける手段も、自分では見つける事が出来なかった事にな」

 

 

「成程でも、加山さん先日の事件は帝国華撃団が対応する案件ではなく、僕達の特殊遊撃部隊が対処すべき案件ですよ」

 

「俺の方でもそう言ってるんだが、直哉に言うと言って聞かなくてな」

 

「成程加山さんのこの件は、米田さんが仕組んだものじゃないんだ」

 

「ひなた失礼よ」

 

「いや構わんよ実際にした事もあるしな」

 

「直哉さん俺を特殊遊撃部隊に出向させて下さい」

 

「・・・」

 

「加山さん僕達特殊遊撃部隊は、確かに帝国華撃団と協力してますが、出向は受けませんよ」

 

!!

 

「何故ですか?」

 

加山が直哉に理由を聞く。

 

「理由としてあげるなら、加山さん貴方が大神さんとの関係を断ち切れるなら出向を認めますよ」

 

!!

 

「それはつまり俺の思い出を捨てろと言う事ですか?」

 

「ええ、そうですよ貴方にそれが出来ますか?」

 

「それは・・・出来ません。大神を忘れるなんて」

 

「そうですかわかりました。米田さん僕達はこれで失礼しますね」

 

「ああ、すまなかったな色々と」

 

「気にしないで下さい。むしろ融合世界から離れるのでなかなか巴里華撃団が登場出来ませんが」

 

 

「まあそこはしかたねえわな。特殊遊撃部隊は、最近起きた地震の影響でやって来た世界の調査をするんだろ?」

 

「その通りです」

 

「それでは失礼します」

 

「ああ」

 

 

そして直哉達は米田達と別れ、一度鶯谷にある家に向かった。

 

「あっやっと帰ってきましたね、直哉さんとのどかさん達」

 

「「「「ええ――まなつちゃん達何でいるの?」

 

「え、何でってこの家の転移であおぞら市に行くんですよね?直哉さん」

 

「うんそうだよ」

 

「「「あ、成程前回が、この家ごとあおぞら市に行ったから」」」

 

「そういう事ですよ皆さん」

 

「そういう事なんだ知らなかったよ」

 

「それはそうだろう。太陽お前はその時いなかったんだしな」

 

「それはそうだけど・・・」

 

そして直哉は2組のプリキュア達と急遽2人の響を加えたメンバーで、直哉の家ごと青空市に転移をしたのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

再び16番目のプリキュアの世界へ1 帰還したまなつ達

「うわあ、本当にあおぞら市に戻って来た――」

 

「そうだねまなつちゃん」

 

「戻ってこれた」

 

「ああ、そうだな」

 

「でも、街はあの時のままだな」

 

あすかがそう言うと、ローラを入れた5人が思い出した。

 

 

 

「グガアアア」

 

「メガグラビトンウェーブ」

 

 

「グガアアア」

 

 

ヴォルクルスが地上に出てすぐ紫色のリング状の衝撃波を乱発した。

 

 

 

「「「「「「「うわああ」」」」」」」

 

「何だ奴は?」

 

 

「とんでもねえ破壊力だぜ」

 

 

初穂がそう言い、周りを見るとその周囲は更地になっていた。

 

 

「皆さん大丈夫ですか?」

 

 

「ああ、何とか大丈夫だサマー達」

 

 

サマー達は新生帝国華撃団と合流した。」

 

 

「隊長どうする?相手の大きさが違い過ぎるけど」

 

 

あざみが誠十郎に聞く。

 

 

「正直俺達だけでは勝てないだろう。だから特殊遊撃部隊に合流するぞ」

 

 

!!

 

「何だよ隊長結局奴等に頼るのかよ」

 

 

「初穂いい加減にしろ。このままだと彼女達の世界が大変な事になるんだぞ」

 

 

「だけどよ・・・」

 

回想終了・・・

 

 

「何であれからかなりの時間が経つのに・・・ってローラの足が人魚に戻ってる――」

 

「あら本当ね」

 

「それは恐らくトワの介入のせいだよまなつちゃん」

 

その時直哉が、青年の姿でまなつ達の前に現れた。

 

「え、直哉さんその姿はどうしたんですか?」

 

「ああ、今から君達の親達に説明する為に行くから怪しまれないように、姿を変えたんだけど変かな?」

 

「変じゃないんですけど」

 

「この状況で私達の親の居場所がわかるんですか?」

 

「大丈夫だよ。みのりちゃん」

 

「皆の親のいる場所はわかってるから」

 

「それじゃ、行くよ皆」

 

「「「「「はい」」」」」

 

そして直哉とまなつ達はそれぞれの家族の元に向かった。

 

 

その頃直哉の自宅では・・・

 

 

「ううっ羨ましいまなつちゃん。あんな青年の直哉君と・・・」

 

「あはは、やっぱりのどかっち羨ましがってる」

 

「そうね、今回だけの特別と言ってたわね」

 

!!

 

「「ええ――そんな・・・」」

 

響とのどかは、ちゆの言葉を聞きショックを受けた。

 

 

避難所では・・・

 

「「「「お母さん」」」」親父」

 

「「「「まなつ」さんご」みのり」!!」

 

「貴女達今までどこにいたの?大地震が起きてこっちは大変だったのに」

 

まなつの母親が、まなつ達に聞く。

 

「「「ごめんなさい。私達はこのお兄さんに特別なシェルターに連れて行って貰ってたの」」」

 

 

まなつ達がそう言うと、直哉が親たちの前に出て行く。

 

「貴方が娘達を助けてくれたんですか?」

 

「結果的に言えばそうなりますね。自分の名前は紫藤直哉と申します」

 

「あの大地震が起きる直前に、自分はたまたまあおぞら中学方面にある仕事場に行く時に被災をして、学校から避難してくる子達を仕事場に地下シェルターを完備してたので、子供たちをそこに避難させてました」

 

「申し訳ございませんでした。本来ならこんな誘拐紛いの避難ではなく、ちゃんと連絡すべきでした」

 

「いえ、頭をあげてください。直哉さんのおかげで沢山の子供の命が助かったのは、事実なのですから」

 

「ありがとうございます。それじゃあね。まなつちゃん、さんごちゃん、みのりちゃん、あすかちゃん」

 

「「「「ありがとう直哉さん」」」」

 

 

そして直哉はまなつ達を親に渡して自分の家に戻った。

 

「お帰りなさい直哉君」

 

「ただいまちゆさん」

 

「とりあえずまなつちゃん達を親の元に送りましたよ」

 

「これからどうするの?」

 

「トワとレイさんの指示通りこちらで過ごしますよ」

 

「それって直哉君の体に負担ないの?」

 

「大丈夫ですよ響さん。16番目のプリキュアの世界が、融合世界に近づいたことにより体への負担は、以前より感じないので」

 

「直哉君それは本当?」

 

「そうですよのどかさん」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

再び16番目のプリキュアの世界へ2 ローラが見た夢と不安前編

「私どうしたのかしら漸く本来の世界に戻れたのに・・・何なのこの気持ちは?」

 

「それにトワの言う通りだったわね」

 

ローラはその時を思い出す。

 

 

まなつ達とローラはトワの言葉に驚いていた。

 

「貴女達も暫く融合世界で暮らすとしても、直哉と私達の決めた事に異議を唱えるのなら罰をあたえるわよ。貴女達は今特殊遊撃部隊の臨時隊員なのでしょう」

 

 

「「ひっ」」

 

「謝るから許してーー」

 

 

「駄目だ許さん。これを食らいなさい」

 

そう言ってトワから放たれた。紫色のビームがローラに直撃した。

 

 

「きゃあああ」

 

 

「ローラ」

 

 

そして、煙が晴れるとローラの人魚の部分が無くなり、代わりに人の足になっていた。

 

 

「「ええ―ローラの足が」私の足が人間の足になってる」

 

「ええ、これが人魚の罰よ、融合世界関連の異世界に行く時人魚のままだと行動しにくいでしょう?」

 

 

「ちなみにこの効果は融合世界と関係しない世界つまり貴女達の世界に戻ると元に戻るわよ」

 

 

「「ええ―つまり融合世界にいる限りローラは人間なんだ」私が人間?」

 

回想終了・・・

 

「融合世界にいた時は人魚と言う事を忘れてたけど、私は人魚だったわね」

 

「ローラ学校行くよ」

 

わかったわ」

 

そしてまなつとローラは学校に向かった。

 

 

授業中・・・

 

ローラはアクアポットの中で寝ていると・・・

 

 

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

 

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

 

 

「フェイス!」

 

 

 

「ネイル!」

 

 

 

「ドレス!」

 

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「ええ――何で私がプリキュアになる夢をみるの?」

 

ローラは自分の見た夢に驚いていた。

 

その頃直哉達は・・・

 

 

「さてそろそろかな?」

 

「何がですか?直哉」

 

「ああ、アスミさんいえそろそろまなつちゃん達も追加の仲間が出て来てもいい頃だと思いまして」

 

「「「私達で言えばアスミちゃんだよね」」」

 

のどかとちゆとひなたが言う。

 

「そうですねただ、ここで追加仲間が来ると16番目のプリキュアの世界に方が物語のスピードが少し速いと言う事になるんですけどね」

 

「そうなんだ」

 

「まあ、もう一つのすこやか市の方も基本的に融合世界のすこやか市とリンクしているので仕方ない部分もありますけどね」

 

「ただ心配なのは、ローラさんです」

 

「あ、そうかローラはトワさんの力で人間として生活してたね」

 

「そうです響さん。人間でも一度覚えた楽しみやアイテムを使わないで生活をしろと言われたら素直に出来ますか?」

 

「「「「それは・・・」」」私には無理」

 

ゴン

 

「あいたー―何するのグレ響」

 

「太陽少しは悩め!!」

 

「そういう事です。ローラさんにとっては念願の帰還の筈ですがね」

 

「「「ああそっか、融合世界では、人間として生活していたから」」なおの事ローラさんは人間になりたいと言う気持ちがあったのなら・・・」

 

「そうです。ローラさんの夢をトワが偶然にも叶えてしまったと言う事になります」

 

「まあ、偶然とはいえ怖いですね」

 

 

「後は、あとまわしの魔女の配下達がそろそろアクアポットを狙う可能性がありますね」

 

「「「「アクアポットを?」」」」

 

響とのどか達が直哉に聞く。

 

 

「はいそうです」

 

その頃学校帰りのまなつ達は・・・

 

「・・・ねえ皆今から直哉の家に行かない?」

 

「珍しいねローラが直哉さんに会いたいなんて」

 

「いいよ私は、さんごもいい?」

 

「いいよ」

 

「みのりん先輩とあすか先輩は?」

 

「うん良いお礼を言いたいし」

 

「だな、経緯はどうであれ元の世界に連れて来てくれたからな」

 

 

そしてまなつ達は全員で直哉の家に向かった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

再び16番目のプリキュアの世界へ2 ローラが見た夢と不安後編

「「「「こんにちは直哉さん」」」」

 

「あれまなつちゃん達学校の帰りかい?」

 

 

「「「「はい」」」」

 

「今日はどうしたんだい?」

 

「実はローラが直哉さんの家に行き行きたいと言って」

 

「成程、わかったよ。それでローラさんは?」

 

「ずっとアクアポットの中にいます」

 

まなつは直哉にそう説明をする。

 

「ふむ、わかったよまなつちゃん達は、響さん達の所に行っててくれるかな?」

 

「でも・・・」

 

「そうしよ、まなつちゃん」

 

「そうね、ローラが悩んでるのはまなつもわかってるよね」

 

「はいみのりん先輩」

 

「それでも、私達にここに来るまでに話さないのは話したくないのか、話していいのかローラ自身が迷ってるんじゃないのか?」

 

!!

 

「それってまさか、人魚に戻った事かな?」

 

「「「ああ、それあるかも」」」

 

そしてまなつ達はアクアポットを直哉に預け、響達の元に向かった。

 

 

直哉の自室・・・

 

「さて、良いよ出て来て」

 

直哉がそう言うと、ローラがアクアポットから出て来た」

 

「ねえ直哉、実は・・・」

 

「ローラが5人目のプリキュアになる夢を見たんだね」

 

!!

 

「あんたどうしてその事を知ってんのよ」

 

「ああ、それはローラが見た時に同じタイミングで僕も見たからね」

 

「そういう事ね」

 

「そういう事だよ。君に夢と言う形で未来を見せてしまったのは、恐らく君の体にトワの力が残っていたからだと思うんだ」

 

「あ、成程」

 

「未来が見たくないなら、トワに連絡して来てもらうけど?どうする」

 

「・・・別に良いわ。この力はある意味私が異世界に行ったという証明だからね」

 

「成る程そう言う考え方も出来るね」

 

「ただ、ローラ君がプリキュアになると言う事はこれからのあとまわしの魔女の配下達との戦いが厳しくなると言う可能性があるよ」

 

「わかったわ。あ、まなつ達には秘密なのよね?」

 

「ああ、時が来るまではね」

 

 

そう言ってローラが直哉の自室を出て行った。

 

「とりあえずローラの不安の部分は解消できたかな」

 

「ええ、完全とはいかないかもだけど、ローラがプリキュアになるまでは持つんじゃない?」

 

「そうだといいですが、トワすいませんね念の為に待機してもらったのに」

 

「別に良いわよ。ローラが私がした事をそう言う風に考えてくれてるとは、思わなかったけど、嬉しいわね」

 

「そうですね。ただトワがこちらに来たのはローラの件だけではないんですよね?」

 

「ええ、そうねその件はまなつ達が帰った後にするわ」

 

 

その夜・・・

 

「「「「「「ええ――何でトワさんがここに」」」」」」

 

2人の響とのどか達はトワがいる事に驚いていた。

 

「ええ、真面目な話をする為にね。特殊遊撃部隊は、至急管理者の神殿に集合してね」

 

「「「「「ええ――トワさんどういう事ですか?」

 

「内容に関しては管理者の神殿で言うわね」

 

「雨宮さくら達にも関係するからね」

 

トワがそう言うと転移をして消えた。

 

そして直哉達もトワの後を追いかける形で、管理者の神殿に向かうのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊の体制について

管理者の神殿会議室にて・・・

 

「皆揃ったわね」

 

 

「「「「「「はい」」」」」」」

 

 

「それでは今から特殊遊撃部隊の体制に変更をしてみたわ。無論この変更は融合世界に新たに入る世界が増える事も想定しての処置よ」

 

 

「「「「「「はい」」」」」」

 

「そして指揮系統は通常は紫藤直哉にして貰うわ。ただし紫藤直哉が指揮を取れない場合その時は飛鳥貴女が取りなさい」

 

「ええ――」

 

「先日の事件時茶案と出来てたじゃない」

 

「それは緊急時だったからで・・・」

 

飛鳥がそういった。

 

「そして飛鳥の専属戦力として新生帝国華撃団を飛鳥に預けるわ」

 

「「「「「「なっ俺達が飛鳥ちゃんの部隊に」」」」」」

 

誠十郎と初穂は大きく驚いていた。

 

「そうよ、貴女達は、直哉の元で動くのは嫌なのでしょ?」

 

「「それは・・・」」

 

「それとこれは違うだろ?」

 

「いえ、違わないわよ。共闘が出来ないから、雨宮さくらを守護者から外したのよ」

 

!!

 

「何だよそれ?私のせいかよさくらが外れたのは?」

 

「ええ、そうよ漸くわかった?」

 

「まあ、飛鳥も一応貴女達の時代の人間だから仲良くしなさいよ」

 

「そして、飛鳥の部隊には直哉の部隊メンバーも待機する場合もあるから」

 

「成程、兄さんの部隊の待機組と新生帝国華撃団でもう一つの部隊として運営するわけですね」

 

「そうよ。飛鳥場合によるけど待機組に命令権も飛鳥に与えておくわね」

 

「はい、兄さんが動けない状況になった場合ですね」

 

「そうよ」

 

「そして、16番目のプリキュアの世界の扱いは原作世界のすこやか市と同じ扱いにするには少し時間がかかると思ってね」

 

「「「「「「はい」」」」」」

 

 

「守護者の欠員に関しては、候補がいるけど候補者が悩んでいるので現状のままで行くわね。まあスカウトを本格的にしてないと言うのもあるけどね」

 

「後直哉の部隊に関しては基本的には変わらないけど、まなつ達の時みたいに、やむを得ない場合のみ現地の協力者を臨時隊員するのを許可するわ」

 

「わかりました。トワ」

 

「後万能戦艦は、飛鳥の方が基本的に使いなさい。そうしないとうるさい人がいるからね」

 

「やったぜ」

 

「「「「「初穂駄目なんだけど、そこで喜んだら」」」」」

 

初穂以外の新生帝国華撃団は心の中で突っ込みを入れた。

 

「ちなみに、喜んでいる人もいるけど、ほとんど飛鳥の部隊が最初から出撃する事はほぼ無いから」

 

!!

 

「何だよ横暴だそんなのは」

 

「神山後でちゃんと教えなさいね」

 

「は、はい」

 

「成程、私達の部隊は兄さん達の部隊の輸送も任務何ですね」

 

「そういう事よ飛鳥。でも今直哉達している任務については輸送はいらないから」

 

「わかりました。トワさん質問ですけど新生帝国華撃団は常に一緒にいるんですか?」

 

「それは・・・雨宮さくらを飛鳥のサポート役にするから、飛鳥はさくらと基本行動して」

 

「「わかりました」

 

飛鳥とさくらはトワの指示に対し納得した。

 

「あ、雨宮さくら以外の新生帝国華撃団は、ここで待機ね」

 

!!

 

「何だよそれは――今までと変わらないじゃねえか」

 

その後管理者の神殿での話し合いが終わり、2人の響とのどか達を含んだ直哉達は、まなつ達の世界に戻った。

 

直哉の自宅前にて・・・

 

!!

 

「まなつちゃん。それに皆そんなボロボロじゃないか?響さん達はお風呂の準備をのどかさん達は、まなつちゃん達の治療と着替えを出してください」

 

「「「「「「了解」」」」」了解です」

 

そしてまなつ達は直哉の自宅に入るのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

狙われたアクアポットとローラ

「少しは落ち着いたかいまなつちゃん達?」

 

「「「「はい」」」」

 

「なら、僕達がトワに呼ばれていた時にこちらで何があったのかい?」

 

直哉がまなつ達に聞く。

 

「「「「実は・・・」」」」

 

そしてまなつ達は直哉達に話す。

 

「ふむふむ成る程ね」

 

「直哉さん何で、カニはローラを連れて行ったんでしょうか?」

 

みのりが直哉に聞く

 

「うん、僕は君達の話を聞いてみてあとまわしの魔女の配下達の目的は、ローラさんじゃないと思うけど、そうじゃない可能性も両方考えてみたらどうかな?」

 

「「「「成程」」」」

 

「ってどういう事?」

 

「「「だああ」」」

 

「まなつちゃん。あのね直哉さんは、あとまわしの魔女の配下達がローラを誘拐したと言う可能性ばかりを考えたらだめだよって事だよ」

 

「あ、そういう事」

 

「でも、ローラが目的ではないとしたら何が目的なんだ?」

 

「うーん何だろ?」

 

別室ののどか達は・・・

 

「何で、直哉っちはアクアポットと言わないのかな?」

 

ひなたがその時の話を思い出す。

 

「「「ああそっか、融合世界では、人間として生活していたから」」なおの事ローラさんは人間になりたいと言う気持ちがあったのなら・・・」

 

「そうです。ローラさんの夢をトワが偶然にも叶えてしまったと言う事になります」

 

「まあ、偶然とはいえ怖いですね」

 

 

「後は、あとまわしの魔女の配下達がそろそろアクアポットを狙う可能性がありますね」

 

「「「「アクアポットを?」」」」

 

「すまないが、アクアポットと言うのは、あとまわしの魔女の配下達が嫌がる物なのか?」

 

「あ、そっかグレ響さんは見た事無いんでしたっけ?」

 

「ああ」

 

「アクアポットは、ヤラネーダに奪われたやる気を取り戻す物なんですよ」

 

「成程、人間から集めてもアクアポットを使われたら意味ないな。あとまわしの魔女の配下達が、アクアポットを奪うように動いても納得出来るな」

 

「そういう意味では、アクアポットだけを、あとまわしの魔女の配下達が破壊できればサマー達は負けと思ってもいいんだな」

 

「そうですね」

 

「それでさっきのひなたの疑問の答えなんだけど、恐らくアクアポットと言う答えをまなつちゃん達に直接言えないんじゃないかしら」

 

「成程流石だねちゆっち」

 

「問題は、まなつちゃん達が、ローラさんが持つアクアポットに気づけばいいのだけど」

 

その頃ローラは・・・

 

「人魚よ私の目的の邪魔をするな」

 

「嫌よ、誰が言う事を聞くもんですか」

 

「・・・人魚よ私の目的の邪魔をしなければ、私がお前の夢を私が叶えてやろう」

 

「・・・」

 

「よく考えておくことだ」

 

そしてローラはあとまわしの魔女の城の地下牢に閉じ込められた。

 

 

「さて、ここまでは夢で見た流れと同じだけど本当にまなつ達は動いているのかしら?」

 

暫くして・・・

 

ローラはあとまわしの魔女の城から逃げ出した。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

まなつ達の作戦開始と緊急連絡

「あ、そう言えばあのヤラネーダローラがアクアポットを使うのを待っていたような気がする」

 

「「「あっそう言えば」」」

 

みのりの答えにまなつとさんごとあすかが同意をする。

 

 

「もしかしてあとまわしの魔女の配下達の狙いはアクアポットか?」

 

「確かに私達は、ローラがアクアポットを使わないと奪われたやる気を取り戻せないよ」

 

「その可能性が高いね恐らく」

 

「直哉さんありがとうございます。私達はローラを助けに行ってきます」

 

「頑張ってまなつちゃん達」

 

「「「「はい」」」」

 

そう言ってまなつ達は直哉の家を出て、ローラを助ける為に動きだした。

 

「さて、のどかさん達と一緒にまなつちゃん達の勇姿でも見ようかな?」

 

ビービービー

 

「うん、通信室からだ」

 

そう言って直哉はのどか達の所に行く前に通信室に向かった。

 

 

通信室・・・

 

「もしもし」

 

「おう直哉かすまんが今すぐ、融合世界内部のシンフォギア世界と友好世界のゼムリア大陸に至急行ってくれ」

 

「ええ、どういう事ですかレイさん」

 

直哉がレイに聞く。

 

 

「恐らくだが・・・」

 

融合世界全ての世界で大地震が起こりその地震により、偽りの魔神器による封印の影響を受けた大神一郎を乗せた船と16番目のプリキュアの世界が、もう一つのすこやか市に隣接する形で出現したのだった。

 

 

その後大神一郎は、真宮寺さくらによって封印を解除され、さくらの希望により何事もなく。特殊遊撃部隊により大神と船は中心世界に戻り、中心世界の巴里に向かう航海を続けるのだった

 

そしてこの地震は、融合世界の内部の世界にも新たな変化をもたらす事になる事を、トワ達もそして特殊遊撃部隊も知る事は現時点では無かった。

 

「大神を助けた直後に起きた大地震により各世界を繋げていた不具合によりシンフォギアには大量のメガビョーゲンが出現している。そして、ゼムリア大陸には降魔とノイズが大量に出現している」

 

「ええ――」

 

シンフォギア世界と、ゼムリア大陸にノイズとメガビョーゲンがですか?」

 

「ああ、シンフォギア世界の方は、フィーネが研究していた亜種型だがな」

 

「成程なら、ゼムリア大陸にいるのはワイズマンですか?」

 

「そういう事だ。直哉」

 

「なら先に向かうのは、ゼムリア大陸ですか?」

 

「いや、亜種型メガビョーゲンが優先だ。シンフォギア世界に亜種型メガビョーゲンを研究させるわけにはいかんからな。ゼムリア大陸の方はエステルやシャーリィや結社の一部が食い止めてるから多少はいいが、ワイズマンのメガビョーゲンが動き出す前に、シンフォギア世界の亜種型メガビョーゲンを倒してほしいと言うのが自分とトワの考えだ」

 

「まなつちゃん達の状況観察は、飛鳥ちゃんにやらせるんですね?」

 

「ああ、お前達は通信終了後シンフォギア世界に家ごと転移をしてくれ」

 

「わかりました」

 

 

そして直哉はレイの通信後、家の中にある転移装置を起動し、シンフォギア世界に転移をしたのだった。

 

その直後2人の響とのどか達は夕食の買い物に行こうとした時弦間を出た直後大量の亜種型メガビョーゲンを見てしまった。

 

「「「「「「ええ――」」」」」」

 

そして2人の響とのどか達は慌てて直哉のいる居間に戻って来た。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

亜種型メガビョーゲンが再び現れた理由1

「「「「「「直哉君どういう事?」」」」直哉どういう事だ」ですか」

 

「皆さん落ち着いてください。今僕達は16番目のプリキュアの世界ではなく、シンフォギア世界にいるんです」

 

「「「「「「ええ――」」」」」」

 

「どうしてシンフォギア世界に来てるの」

 

「それは先ほどのレイとの通信記録です」

 

そう言って直哉は音声データを再生した。

 

「大神を助けた直後に起きた大地震により各世界を繋げていた不具合によりシンフォギアには大量のメガビョーゲンが出現している。そして、ゼムリア大陸には降魔とノイズが大量に出現している」

 

「ええ――」

 

シンフォギア世界と、ゼムリア大陸にノイズとメガビョーゲンがですか?」

 

「ああ、シンフォギア世界の方は、フィーネが研究していた亜種型だがな」

 

「成程なら、ゼムリア大陸にいるのはワイズマンですか?」

 

「そういう事だ。直哉」

 

「「「「「「ええ――」」」」」」

 

 

「そういう事ですので、とりあえずリディアンまでの亜種型メガビョーゲンを優先的に浄化しますよ」

 

「「「「「「了解」」」」」」

 

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

 

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

 

そして直哉は、キュアグレースの体内に吸い込まれた。

 

「うーーのどかちゃん羨ましい」

 

「ほら行くぞ太陽」

 

そして2人の響とグレース達は、情報を得るためにリディアンに向かった。

 

 

その頃二課では・・・

 

「あおいまだ特殊遊撃部隊と連絡取れないか?」

 

「はい、あ待ってください。立花響ちゃんのガングニール・シャドーの反応と地球のお医者さんである彼女達がリディアンに向かって来てくれてます」

 

!!

 

「それは本当かあおい?」

 

「はい、それによりリディアン周辺の亜種型メガビョーゲンの数が減ってます」

 

「そうか、翼に彼女達を迎えに行かせてくれ」

 

「わかりました」

 

その頃2人の響とキュアグレース達は・・・

 

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

 

「「届け!」」

 

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「亜種型のメガビョーゲンが喋った」」」

 

グレースとフォンテーヌとスパークルの3人が驚いていた。

 

「フォンテーヌとスパークルこのメガビョーゲンは一体?」

 

「ああ、そう言えばアースは初めてだったね。このメガビョーゲンは直哉君が亜種がメガビョーゲンと言ってるよ」

 

スパークルがアースに説明をする。

 

「直哉君今回出た亜種型メガビョーゲンはまさか・・・ワイズマンの仕業?」

 

「はいレイとトワもそう言っていましたよ。グレースさん」

 

そして2人の響さんとグレースさん達が浄化した亜種型メガビョーゲンは全て分身体でしたけど」

 

「ええ――」

 

「おーい立花」

 

「あ、翼さん」

 

そして2人の響とグレース達は、風鳴翼と共に二課に向かうのだった。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

亜種型メガビョーゲンが再び現れた理由2 

リディアンの地下にある二課の司令室では・・・

 

「響君久しぶりだな」

 

「そうですね。弦十郎さん」

 

 

「ああ、しかし君達に来て貰って助かった。響君今回突如現れたメガビョーゲンは一体?」

 

「あ、その件は彼女達に説明して貰いますよ」

 

響がそう言うと、グレース達4人が前に出た。

 

 

「「「「初めまして風鳴弦十郎さん」」」」

 

「私がキュアグレースです」

 

「キュアフォンテーヌです」

 

「キュアスパークルです」

 

「キュアアースです」

 

「ああ、4人共よろしく頼むよ」

 

「それであのメガビョーゲンは何なんだ?」

 

「あれはナノビョーゲンをこちらの世界の技術を使い誕生したメガビョーゲンと言う事になります。私達特殊遊撃部隊の中で、亜種型メガビョーゲンと分類しています」

 

!!

 

「「「「何だって――」」」」

 

弦十郎と、翼、奏、クリスの4人はグレースの説明に驚いていた。

 

「亜種型メガビョーゲンの特徴は地球を蝕む事は出来ませんが、シンフォギア世界の状況からして増殖能力が発達しているみたいですね」

 

「成程、なら亜種型メガビョーゲンを完全に倒すには増殖元を探して倒すしかないのか」

 

「ええ、ここまで増殖すると全てを倒すのは無理ですから」

 

「そうだな」

 

「今回は亜種型メガビョーゲンなのでシンフォギア奏者の攻撃は効くはずなので」

 

「そう言えばこちらの技術が使われていると言ったが、亜種型メガビョーゲンを作り出したのは・・・フィーネなのか?」

 

「はいそうです」

 

グレースは、弦十郎達に説明を始めた。

 

 

「なんだあの光はノイズ以外の存在がいたのか?」

 

「わかりません司令未知のエネルギーを関知したものの詳細な情報はわかりません」

 

 

「司令何なんですか?あの光は?」

 

 

「わからんとりあえずノイズを倒すことに集中してくれ翼と奏君」

 

「「了解」」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラッシュ」

 

 

「グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラワー」

 

 

 

二色の光線が二体のメガビョーゲンを見事に浄化させた。

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「お大事に」」」

 

「さあ二人ともシンフォギア奏者達がノイズとまだ戦ってる間に皆さんと合流しましょう」

 

 

「「うん了解」」

 

 

そしてグレース達は急ぎエステル達のいる場所に向かった。

 

「一体あの光はなんなのだ?」

 

そしてグレース達が戦場から撤退した後シンフォギア奏者の二人は無事にコンサート会場付近に現れたノイズを撃退していた。

 

「お疲れ様二人とも」

 

「最初のシンフォギア世界でのメガビョーゲンをが出た時が切欠で・・・」

 

グレース話を続ける。

 

降魔蝶が3人のプリキュアから逃げようとした時、紫電不動の背後からこの世界に無い筈のナノビョーゲンが紫電不動に感染した。

 

 

「ナノビョーゲン」

 

 

「ああイヤ私が私で無くなるーー」

 

そして蝶は、紫電不動と共に疑似ナノビョーゲンに感染し全くの別の存在へと変わってしまった。

 

 

 

「「「「「「「ええーー」」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

!!

 

 

「グレースさん気を付けてください。変異した紫電不動にはノイズの特性も持っているようです」

 

 

「ノイズの特性を?」

 

 

「そして巨大化したことで防御や攻撃力や機体の能力が強化されています」

 

「ただ、救いなのは疑似ナノビョーゲンなので、蝕む事は無いようですが」

 

 

 

「とういう事はどういう事?」

 

 

「つまり降魔蝶は新たな生物と言うか機械生物へと進化したという認識でいてください」

 

 

 

「ほう、これは意外な結果になったな。一年前に偶然手に入れた欠片にノイズを入れて研究培養を試しにしてみたが、なかなか面白い結果になったな」

 

 

「そして、亜種型メガビョーゲンをフィーネが使った事であの時の降魔蝶が最終実験をしていたんだと思います」

 

「成程、「だが、ルナ・アタックの時にフィーネが亜種型メガビョーゲンを使わなかったのは何故だ?」

 

「恐らくですけど弦十郎さん。フィーネが特殊遊撃部隊の目的を知ったからだと思います」

 

「何故そう言えるんだ?響君?」

 

「弦十郎さんは、忘れたんですか?フィーネは桜井了子さんだったじゃないですか」

 

!!

 

「ああ、そうだったな。だが我々は未だに信じられんよ。あの了子君がな」

 

「少し休憩しますか?本題からずれて来てますし」

 

「そうだなすまない」

 

そして響達と二課の話し合いは暫しの休憩を取る事になった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

怪しい動きをする2人

休憩後・・・

 

「弦十郎さん。ルナ・アタック後にこの国の政府は何をしてたんですか?」

 

「ああ、ルナ・アタック後に政府のメンバーが変わってな、その新防衛大臣の秘書の一人に研究者がいてな、防衛大臣がその者をフィーネが使っていた屋敷に連れて行ったのが、一昨日なんだがみるみる亜種型メガビョーゲンが増えてな」

 

「成程なら防衛大臣が連れていた研究者が、ワイズマンの変装でしょうね」

 

!!

 

「「「「何だって――」」」何だと」

 

響の言葉に驚く弦十郎と翼達だった。

 

 

「ちなみにその研究者は、アルバと名乗りませんでしたか?」

 

「何故響君が、その研究者の名前を?」

 

「やはりそうでしたか、ワイズマン自身の世界でも偽名でアルバと名乗っていたと特殊遊撃部隊の仲間がそう言っていたので」

 

「成程な」

 

「亜種型メガビョーゲンが出てからのアルバと名乗る研究者と防衛大臣の足取りはわかってますか?」

 

 

「あおい、どうだ?」

 

「司令大変です。亜種型メガビョーゲンが出現した時を境に2人が消えました」

 

「何だと!!」

 

あおいの報告に驚く弦十郎だった。

 

「恐らくと思いますけど・・・」

 

 

「やれやれ私は、グワイワルを連れて帰りたいだけなんだかな」

 

「仕方ない出てこい夜叉」

 

 

!!

 

 

「お呼びでしょうかマスター」

 

 

ワイズマンの体内から夜叉が出て来た。

 

 

「げ、何なんだあいつは」

 

 

「まあワイズマンもグレースと同じ事が出来たんですね」

 

 

「「ちょっアースあれは違うからね」そうですよ。僕とグレースさんはあんな主従関係じゃないですよ」

 

 

「フフ、わかってますよ」

 

 

「すまないが、夜叉プリキュア達の相手を頼むぞ」

 

 

「はっお任せくださいマスター」

 

 

そしてワイズマンはその場から消えた。

 

「この騒動中にワイズマンはこの世界でフィーネが作り出した亜種型メガビョーゲンの記録を見つけ、私達特殊遊撃部隊を足止めをする事が彼の目的かも知れません」

 

その頃グレースと直哉は・・・

 

「あ、直哉君響さんが、レイさんから聞いた事を言っていいか聞いてるけどどうする?」

 

「そうですね僕達の上司が、シンフォギア世界と複数の世界に起きて優先度的にシンフォギア世界からになりましたと言ってと伝えてください」

 

「うんわかった」

 

そしてグレースが響に耳打ちをした。

 

 

「そえはですね弦十郎さん。融合世界内部の世界や友好的な世界の複数の世界でシンフォギア世界と同じような事が起きています。そして私達は亜種型メガビョーゲンのサンプルを作る可能性がある。シンフォギア世界に最初に来たのです」

 

!!

 

「気分を害したのなら謝りますが、どうも世界各国に侵略者にされた方としたらこういう嫌味も言いたくなりますから」

 

「ああ、君達の気持ちもわかる」

 

「とにかく俺達は消えた防衛大臣探せばいいのか?響君」

 

「はいそうです。恐らくアルバと言う研究者の事を防衛大臣に聞いても覚えてまない可能性がありますから」

 

「わかった」

 

「それでは私達は亜種型メガビョーゲンの浄化に行きますね」

 

 

そして響達は二課を出て行った。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

まなつ達と新生帝国華撃団の再会

その頃まなつ達の世界では、ローラを助ける為に動いたサマー達だったが、あとまわしの魔女の配下達のヌメリーとカニの襲来の為にローラの捜索が出来ずにいた。

 

 

「「「「ローラ待ってて今行くから」」」」

 

「オラオラプリキュアいつもの元気はどうした?」

 

 

「そりゃ無理でしょカニ、プリキュアだけではゼンゼンヤラネーダからやる気も取り戻せないんだから」

 

「はは、そうかそうだったな。やれゼンゼンヤラネーダ」

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

「「「くっ」」」

 

「悔しいけどヌメリーの言う通りよ」

 

「「「「だけど私達も諦めない」」」」

 

その頃まなつ達の世界に着いた飛鳥と新生帝国華撃団は・・・

 

 

「おい、助けに行かなくて良いのかよ?」

 

「ええ、行く必要ありませんよ。このタイミングで行くなんてそんな野暮な事出来ませんよ」

 

「どういう事だよ?」

 

「まあ初穂さんには口で言うより見てください直接」

 

そして場面はプリキュア達に切り替わる。

 

「その意気よサマー皆」

 

「「「「その声はローラ?」」」」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

 

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

 

 

「フェイス!」

 

 

 

「ネイル!」

 

 

 

「ドレス!」

 

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「「「「「「ええ――」ローラがプリキュアになってる――」」」」何だとーー」

 

その場にいる者達は、ローラがプリキュアに変身した事に驚いていた。

 

 

「何だと――初穂も驚きを隠せないでいた。

 

「「「「「初穂本当に気づかなかったんだ」」」」」

 

「初穂さんわかりました?貴女が出て行くと5人目のプリキュアの出番を奪う所だったんですよ」

 

「う、だったら何で私達がここに来たんだよ」

 

「え、それはこのイベントが行わるかを見る為ですよ。別に直接介入する為ではありませんよ」

 

「そんな戦えないのかよ」

 

「はい戦う必要ありませんよ」

 

飛鳥の言葉にショックを受ける。

 

「そういう事なので、あそろそろ決着つきそうですよ」

 

「オーライ」

 

「マーメイドアクアポットサーチ」

 

 

「赤と紫」

 

 

「やる気パワーカムバック」

 

そして2体のヤラネーダからやる気を取り返した。

 

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

「「「「ビクトリー!」」」」

 

 

「プリキュア!くるくるラメールストリーム!」

 

「ビクトリー!」

 

「くそまたやられてちまったぜ」

 

「今回はここまでね」

 

そしてカニとヌメリーは撤退した。

 

 

「ふう、何とかなったわね」

 

「ローラがプリキュアになるなんて驚いたよ」

 

「離れなさいよまなつ」

 

「嫌だよ」

 

その時まなつ達の前に新生帝国華撃団のメンバーがやって来た。

 

「久しぶりだねまなつちゃん」

 

「お久しぶりです皆さん」

 

「あ、さくらさんにクラリスさんとあざみちゃんと言う事は、隊長さんと初穂さんの謹慎が解けたんですか?」

 

「「ぐっは」」

 

「あはは一応そういう事になるのかな?クラリス」

 

「まなつちゃん。思ってても言わない方が良いよ」

 

「「・・・」」

 

「そう言うさんごちゃんも2人にダメージを与えてるけどね」

 

「あ、すみません」

 

「気にするな・・・ガク」

 

初穂は倒れた。

 

「それで、どうして新生帝国華撃団がここに来たのよ?」

 

「それはね、ローラがちゃんとまなつちゃん達の5人目のプリキュアになるのを直哉さん達に代わって見て欲しいと言われたからなの」

 

 

雨宮さくらがローラに言う。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

お墓型戦艦の中での話し合い

「それで、どうして新生帝国華撃団がここに来たのよ?」

 

「それはね、ローラがちゃんとまなつちゃん達の5人目のプリキュアになるのを直哉さん達に代わって見て欲しいと言われたからなの」

 

 

雨宮さくらがローラに言う。

 

「そうなのね。なら私達を飛鳥のいる所に連れて行きなさい」

 

「ローラもう少し言い方を優しくしたら」

 

まなつが、ローラに言う。

 

「何よ、これでも優しくしてるわよさくらとあざみとクラリス限定だけど」

 

「「「「あはは・・・」」」」

 

「ローラは、まだまだ初穂さんと、誠十郎さんは許せないみたいだな」

 

「「「そうだね」」」

 

「まあそこは仕方ないよ。私達も悪かったのは事実だし」

 

「「「「さくらさん」」」」

 

「さあ、飛鳥ちゃんの所に案内するよ」

 

そして新生帝国華撃団はまなつ達をお墓型戦艦の中に案内した。

 

お墓型戦艦の中では・・・

 

「新生帝国華撃団の皆さんお疲れ様でした。そこに座って良いですよ」

 

飛鳥がそう言うと、雨宮さくら達が座りだした。

 

「さて、まなつちゃん達5人に質問です貴女達は自分達の世界のイベントを進めますか?それとも特殊遊撃部隊のお手伝いをしますか?」

 

「ええ――どういう事飛鳥さん」

 

まなつが飛鳥に聞く。

 

「あ、それはねトワさんが、ローラさんの5人目のプリキュアになったら兄さんに聞いてと言ってたんだけど、兄さんが別件で他の世界に行ったから。私が聞いてるんだよ」

 

「「「「「成程ね」成程」」」」

 

「皆ここは私が答えていい?」

 

「「「「「いいよ」」」」良いわよ」

 

 

「飛鳥ちゃん私達は、特殊遊撃部隊のお手伝いをします」

 

!!

 

「何だと!!」

 

初穂はまなつ達の答えに驚いていた。

 

「何でだよ。お前達は本来の世界にいるのに何で紫藤直哉なんかと付き合うんだよ。奴に弱みでも握られてるのか?」

 

「初穂さんそれは言い過ぎだ。あんたは子供なんだな」

 

「何だと!!」

 

「初穂それは絶対駄目ーー」

 

雨宮さくらが叫ぶ。

 

「自分の持つ力の持つ意味も知らずに使って楽しい?」

 

「ああなんだよ」

 

みのりの質問に答える事を答えられなかった初穂だった。

 

「初穂さん。確かに私達の世界が平和になる為の戦いも重要だけど、それ以上に私達を助けてくれた特殊遊撃部隊皆さんにお礼として手伝いをするんです」

 

さんごが言う。

 

「それに、初穂いや新生帝国華撃団も朧と言う上級降魔を特殊遊撃部隊に丸投げだったじゃない?」

 

ローラがそう言う。

 

「「「「「それは・・・」」」」」

 

「確かにローラの言う通りだね、誠十郎さんが勝手に出た時みたいに命令無視してでも、本当に私達が倒すべき相手を倒すべきだったね」

 

「そうでしょう。貴女達は紫藤直哉やり方に不満があって勝手な行動を取ってその結果本来私達の世界は融合世界とは関わる事は無い世界だったのよ」

 

「「「「「う」」」」」

 

「それでものどか達や直哉は新生帝国華撃団も被害者だからと言って自分が悪いからと言って私達に謝った事もあるのよ」

 

!!

 

「それにこれは部外者の私が言うべきじゃないけど本来なら、でも言わせて貰うわ」

 

「新生帝国華撃団に信念はないのかしら?」

 

!!

 

「少なくとも米田一基の作り出した帝国華撃団には帝都を絶対守ると言う信念や本当に帝都の事が好きなんだと言う気持ちや絶対勝てない相手でも挑む勇気があったわ」

 

「だけど、新生帝国華撃団はどうなのかしら?」

 

「確かにそう言う部分では、負けてるかもしれねえけど私達だって精一杯やってんだ仕方ねえだろ」

 

「はあ、駄目ねこれでは」

 

「初穂さん皆さん。皆さんは何の為に戦ってるんですか?」

 

「「それは帝都を守る為だ」ためだろ」

 

まなつの質問に初穂と誠十郎が答える。

 

「あれ、みのりん先輩どうしたの?

 

 

「ああ、ごめん本当に異世界て存在するんだなーて思って」

 

「そうだよね。私達にとっては帝都は異世界だけど、帝都で暮らしてる人達は当たり前の光景なんだよね」

 

 

「そうだな。どんな世界にでも当たり前の生活が出来る事が良いよな」

 

「だけど帝都には降魔がいて当たり前の生活を壊そうとするから帝国華撃団みたいのが存在するんですね」

 

 

「うん、そうだよまなつちゃん。君達にもいずれ学ぶと思うけど君達4人は経緯はどうあれプリキュアの力を授かった以上力を行使する君達に責任生まれてくるからね」

 

 

「「「「はい」」」」

 

「後ローラさんも責任もあるからね」

 

「私や皆は融合世界に来て、何の為にプリキュアの力を使うのかを考えた結果その街に住む人々を守りたいと思いました」

 

「誠十郎さんも、初穂さんも街だけを守れたらいいんですか?住んでる人はどうでもいいんですか?」

 

「まなつちゃんそこまでだよ。もうすぐ転移を始めるから」

 

「はいわかりました飛鳥ちゃん」

 

 

そしてお墓型戦艦は管理者の神殿に転移をしたのだった。

 

 

その頃2人の響とグレース達は・・・

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

リディアンからの帰宅後

直哉の自宅にて・・・

 

「直哉君これからどうするの?」

 

「とりあえずはあと数日はシンフォギア世界にいますけど、あの亜種型メガビョーゲンの動きは誰かにコントロールされている感じがしました」

 

「そうまるで、ソロモンの笛でノイズをコントロール出来るようにね」

 

「「「「「そんな」」」」」

 

直哉の言葉に驚く全員だった。

 

「ちょっと待ってよ直哉君、亜種型メガビョーゲンのコントロールって可能なの}

 

「可能なのでは、フィーネが作り出したものですし、人が作り出したものならワイズマンのあの降魔もそうですよね?」

 

 

 

「ぷにシールド」

 

 

「2人は殺させないよ。夜叉」

 

 

「ほう、やはりこちらに来ていたか、紫藤直哉と守護者のキュアグレースよ」

 

 

「「ワイズマン」」

 

 

「行け、降魔共拘束している帝国華撃団と同化しろ」

 

 

そしてワイズマンの命令を受けた特殊降魔達が動き出す。

 

 

 

「フフ、これで帝国華撃団は我が主の手駒よ」

 

 

夜叉がグレースに言う。

 

「「「「「「確かに」」」」」」

 

「恐らくアルバとして、シンフォギア世界の政府に接触したんだと思います」

 

「そして、政府側としては異世界の技術を持つアルバはコントロール出来ると判断したのでしょうね」

 

「そんな危険だよワイズマンを甘く見るのは・・・」

 

「そうですね、響さん」

 

「ワイズマンもそれを知っているからこそアルバとして政府に接触したんだと思います」

 

 

 

「やれやれ私は、グワイワルを連れて帰りたいだけなんだかな」

 

「仕方ない出てこい夜叉」

 

 

!!

 

 

「お呼びでしょうかマスター」

 

 

ワイズマンの体内から夜叉が出て来た。

 

 

「げ、何なんだあいつは」

 

 

「まあワイズマンもグレースと同じ事が出来たんですね」

 

 

「「ちょっアースあれは違うからね」そうですよ。僕とグレースさんはあんな主従関係じゃないですよ」

 

 

「フフ、わかってますよ」

 

 

「すまないが、夜叉プリキュア達の相手を頼むぞ」

 

 

「はっお任せくださいマスター」

 

 

そしてワイズマンはその場から消えた。

 

「成程、ワイズマンもあの時に自分の存在を知られていると思っているから、アルバとして接触したと考えて良いのか?」

 

「僕はそう考えています。グレ響さん」

 

「そして、あまり考えたくないですけど、今回の亜種型メガビョーゲンの騒動はこの国の政府が嚙んでいるかもしれませんね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「「確かにな」そう考えて置くべきでしょうね」

 

「少なくとも亜種型メガビョーゲンは、地球を蝕む事は無くシンフォギア世界の通常兵器では倒せませんし」

 

「その上、ソロモンの笛みたいな遠隔操作が出来るのなら、軍事兵器として使われるかもな」

 

!!

 

「ええ、僕もグレ響さんの言う通りの事が実際に起きるかも知れないと危惧してますが、アルバとして、ワイズマンと接触したこの国の政府が変な行動をしなければ良いですけどね」

 

 

「後本当にアルバとの関係をこの国の政府が隠したいと言う事ならば、二課がいくら調べても出て来る事はないと思います」

 

「普通に考えたらそうよね」

 

「せっかく手に入れた物を、手放さないよね」

 

ちゆとのどかがそう言う。

 

「でも直哉君どうするの?その繋がりが本当にあったら?」

 

響が直哉に聞く。

 

「今は何もしませんよ。今回の大量の亜種型メガビョーゲンが出たのは、亜種型メガビョーゲンのコントロール実験と特殊遊撃部隊の足止めだと思うので」

 

「それに今回の件で特殊遊撃部隊がこの国の政府に敵対行動を取れば、シンフォギア世界は、完全に特殊遊撃部隊を侵略者と認定するでしょうね」

 

 

「「「「「「あ、そうか」」」」」」

 

「そう言う意味でも両者の利害が一致したんですね」

 

「恐らくそうでしょうね、ワイズマンの本命はゼムリア大陸なのでしょうね」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

間章3 零の開始とゼムリア大陸の意思編
2つの連絡


「「「「それじゃあ私達はワイズマンの作戦にはまったの?」」」」

 

「部隊としては、そう見れますが、シンフォギア世界で生まれた亜種型メガビョーゲンを悪用させるわけにはいきませんし」

 

 

「「「「「「確かに」」」」」」

 

「これはあくまで予測として言いますけど、シンフォギア世界世界の政府としては異世界の技術が使われている亜種型メガビョーゲンを使いたいが、それを作り出したフィーネが死んだ事で政府が困った時にワイズマンも亜種型メガビョーゲンに興味を持っていてそこに互いの利害が一致したとみるべきと思います」

 

 

「成程ね、そしてワイズマンが特殊な降魔を作り出す技術を流用して亜種型メガビョーゲンを完成させたと見るべきね」

 

 

ちゆがそう言う。

 

「ええ、両者の考えは最終的な所は違うかも知れませんが、亜種型メガビョーゲンを使いたいと言うのは、一致してますしね」

 

「「「「成程」」」」

 

 

ピーピーピーピー

 

その時飛鳥から連絡が来た。

 

「兄さん16番目のプリキュアの世界のイベント無事終わったよ。映像もあるから見てね」

 

「わかったよ」

 

そして飛鳥からの連絡が切れた。

 

「直哉君今の通信は飛鳥ちゃんから?」

 

「そうですよのどかさん」

 

そう言って直哉は、飛鳥から送られた映像を再生した。

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「「「「「「ええ――」ローラがプリキュアになってる――」」」」何だとーー」

 

その場にいる者達は、ローラがプリキュアに変身した事に驚いていた。

 

 

「オーライ」

 

「マーメイドアクアポットサーチ」

 

 

「赤と紫」

 

 

「やる気パワーカムバック」

 

そして2体のヤラネーダからやる気を取り返した。

 

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

「「「「ビクトリー!」」」」

 

 

「プリキュア!くるくるラメールストリーム!」

 

「ビクトリー!」

 

「くそまたやられてちまったぜ」

 

「今回はここまでね」

 

そしてカニとヌメリーは撤退した。

 

映像終了・・・

 

「「「「「「おおーー凄い」」」」」」

 

「まなつちゃん達プリキュア5人になったんだ」

 

「そうですねこれで暫くは、まなつちゃん達達の世界での大きなイベントは暫く無いですね」

 

「「「「そうなんだ」」」」

 

響とのどか達が直哉に聞く。

 

 

「ええ、そうですよ」

 

ピーピーピーピー

 

再び通信が来た。

 

 

「はい」

 

「ああ、すまん直哉君か?」

 

「そうですけど、弦十郎さんどうしました?」

 

「ああ、アルバと言う研究者関連で関わっていた政治家や官僚が、ほぼ全員が行方不明者として、世間に公表されていた。そしてこの事件も侵略者の仕業ではないかと、メディアが言っていたぞ」

 

「成程わかりました。弦十郎さん僕達は当初の亜種型メガビョーゲンを浄化が目的だったので、もう一つの世界に行ってきますね」

 

 

「ああ、その方が良いだろう。俺達もまだ政府から離れるのは、厳しいからな」

 

「わかりました。弦十郎さん達も気を付けて下さいね」

 

「ありがとう」

 

そして通信はきれた。

 

「皆さん聞きましたね?」

 

「「「「「「うん」」」」」はい」

 

「それではこの家のゲートを使いゼムリア大陸に向かいます」

 

「「「「「「はい」」」」」」

 

そして直哉達は、ゼムリア大陸に向かった。

 

その頃ゼムリア大陸では・・・

 

 

「たくっ何でこのタイミングでノイズが出て来るのよ」

 

「エステルが呪われていたりして」

 

「五月蠅いわよレン」

 

「まあまあ2人共、今は小型ノイズを倒そう」

 

「「了解」」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

エステル達との合流

「ここがゼムリア大陸ですか」

 

「そうですよアスミさん。アスミさんはゼムリア大陸に来るのは初めてでしたね」

 

「はい、あらエステル達がノイズと戦っています。風が教えてくれました」

 

!!

 

「響さん達お願いします」

 

「「了解」」

 

そして2人の響は、ゲートを使い。エステル達の元に急ぐのだった。

 

時を少し戻して・・・

 

 

「たくっ何でこのタイミングでノイズが出て来るのよ」

 

「エステルが呪われていたりして」

 

「五月蠅いわよレン」

 

「まあまあ2人共、今は小型ノイズを倒そう」

 

「「了解」」

 

そして3人は、小型ノイズと戦い始めた。

 

 

「レンヨシュアもう少しよ」

 

「「わかってる」わかってるわ」

 

だがその時エステル達の前に巨大ノイズが20体が追加で現れた。

 

「やばっ2人共一旦態勢を整えるわよ」

 

エステルがヨシュアとレンにそう言った直後・・・

 

「「おりゃあああ」」

 

2人の響が突然エステル達の前に現れた形になり、そのまま2人の響は巨大ノイズ20体を倒した。

 

「何で2人の響が、ゼムリア大陸にいるのよ?」

 

「ああ、それはですね、直哉君に聞いてください」

 

「はっ?直哉達もいるの?ゼムリア大陸に」

 

「はい」

 

「16番目のプリキュアの世界にいるんじゃないの?」

 

「その辺も直哉君から聞いてください」

 

そして5人はゲートを使い直哉の家に戻った。

 

紫藤家の家にて・・・

 

「ちょっと直哉どうして貴女達が来てるのよ?」

 

「落ち着いてエステル」

 

「そうよ、エステルギャアギャア叫ばないでよ。お茶が飲めないじゃない」

 

「レンあんた落ち着き過ぎよ」

 

「「「あはは」」」

 

「実はですね、僕達も驚いたのですけどね16番目のプリキュアの世界にいた時にレイから連絡が来たんですよ。エステルさん」

 

「え、レイから」

 

「はい」

 

「ええ、どういう事ですかレイさん」

 

直哉がレイに聞く。

 

 

「恐らくだが・・・」

 

融合世界全ての世界で大地震が起こりその地震により、偽りの魔神器による封印の影響を受けた大神一郎を乗せた船と16番目のプリキュアの世界が、もう一つのすこやか市に隣接する形で出現したのだった。

 

 

「大神を助けた直後に起きた大地震により各世界を繋げていた不具合によりシンフォギアには大量のメガビョーゲンが出現している。そして、ゼムリア大陸には降魔とノイズが大量に出現している」

 

「ええ――」

 

シンフォギア世界と、ゼムリア大陸にノイズとメガビョーゲンがですか?」

 

「ああ、シンフォギア世界の方は、フィーネが研究していた亜種型だがな」

 

「成程なら、ゼムリア大陸にいるのはワイズマンですか?」

 

「そういう事だ。直哉」

 

「なら先に向かうのは、ゼムリア大陸ですか?」

 

「いや、亜種型メガビョーゲンが優先だ。シンフォギア世界に亜種型メガビョーゲンを研究させるわけにはいかんからな。ゼムリア大陸の方はエステルやシャーリィや結社の一部が食い止めてるから多少はいいが、ワイズマンのメガビョーゲンが動き出す前に、シンフォギア世界の亜種型メガビョーゲンを倒してほしいと言うのが自分とトワの考えだ」

 

「そして、僕達はシンフォギア世界での活動をして亜種型メガビョーゲンを浄化したので、ゼムリア大陸に来たんです」

 

「成程ね」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ゼムリア大陸の状況確認

「成程ね」

 

「ワイズマンがゼムリア大陸にもどってる可能性があるのね」

 

「ええ、ワイズマンは結社に戻らずに独自に動くと思います」

 

「彼の実験は、結社が容認できる実験とは思えないので」

 

「確かにね、あいつは融合世界の中でかなりのパワーアップと色々の世界の技術を手に入れたしね」

 

「そうだね、エステル」

 

「でもここまで来ると、ワイズマンがどこまで進化をするのかを見てみたい気もするわ」

 

「レン、あんたそういう事は言わないでよ。今でもワイズマンは怪物なんだから、これ以上進化されたらたまらないわ」

 

「それで直哉達はどうするの?」

 

「とりあえずワイズマンがこちらで何かをするのなら暫くはゼムリア大陸にいる形になると思います」

 

「そうなの?16番目のプリキュアの世界とかシンフォギア世界は良いの?」

 

「とりあえずまなつちゃん達の世界での見守るイベントとシンフォギア世界での依頼は、完全には終わってませんけど、向こうにいても刺激するだけですから」

 

「ああ、トワが言ってたわね。シンフォギア世界では特殊遊撃部隊を侵略者として見てるって」

 

「ええ、そうですエステルさんゼムリア大陸の今の状況はどうなってます?」

 

「そうね、こちらでは歴史の中心がクロスベルになりつつあるわね」

 

「成程ならもうすぐクロスベルに特務支援課が出来る頃と思っていいんですね」

 

「そうね」

 

「特務支援課ね、エステルから聞いたけど、その組織がこれからクロスベルに起きる事に対処出来るとは思えないわね、ましてワイズマンが動く事も踏まえたら厳しいわよ」

 

「確かにレンのいう事もわかるわ。でも本来はワイズマンは死んだ後の話だからそこまで介入はしないと思うわ。まあたまに私とヨシュアが彼等と接触をしなければいけない時は気をつけないといけないけど」

 

「ならこうしたらいいんじゃない、2人の響が臨時サポーターとしてエステルとヨシュアをサポートとしてクロスベルに入って降魔やメガビョーゲンが出たら動いて貰えば?」

 

「「「成程」」」

 

レンの提案に納得する直哉とエステルとヨシュアだった。

 

 

「2人の響さんエステルさんとヨシュアさんと共にクロスベルに行って貰えますか?」

 

「場合によっては新たな物語の人達と敵対する事になりますけど」

 

「「「「ええ――どういう事?」」」」

 

「特務支援課は警察の組織で遊撃手も分類的には民間人という考えが多いみたいですけど、クロスベルにおいては警察より遊撃手の方が人気で・・・」

 

「「「「ああ、成程それでかあーー」」」」

 

「直哉あまり言わないでよそっち方面の話をするのは」

 

「すみませんエステルさん」

 

「グレ響良いかな?」

 

「ああ、太陽お前に任せる」

 

「エステルさん私達一緒に行きます」

 

「そうなら、よろしくね2人の響」

 

「それでレン貴女はどうするの?」

 

「私はこの家をあの場所に移動して貰って、これからクロスベルに起きる事に特務支援課をそれとなくサポートするわよ」

 

「成程ね、確かにその方が良いかもね、私達はレンと合流するのは、特務支援課の一番最初の最後の戦いの頃だもんね」

 

「直哉そういう事だから、レンを預かってもらえる?」

 

「ええ、良いですよ」

 

 

そして、エステル達と直哉達はそれぞれ別れて行動を開始した。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新たな物語

直哉達とエステル達が合流して1週間後・・・

 

直哉の自宅では・・・

 

「直哉君この新聞を見て」

 

そう言ってちゆがとある新聞を持って来た。

 

「えーとクロスベル警察新たな試みは、まさかの遊撃手の真似事か?!!」

 

「クロスベル警察新創設の特務支援課とは?」

 

「ありゃ、意外に冷めた記事ですね」

 

「まあ、遊撃手の真似事と言うのは当たってますけどね」

 

「でも私は、ここまでクロスベル警察が市民から期待してない事に驚いたわ」

 

「その理由は、エステルさんから聞きましたけど、クロスベルと言う特異性らしいですよ。エレポニア帝国とカルバート共和国と言う2つの国に挟まれているので」

 

「そうなのね」

 

「それでひなたさんとのどかさんは?どうしてます」

 

「ああ2人ならレンちゃんの助手をしてるわよぺギタン達もね」

 

「アスミはゼムリア大陸の歴史を勉強してるわ」

 

「成程そうなんですね」

 

「でも直哉君良いの?ゼムリア大陸のクロスベルの物語が始まったけど」

 

「ああ、ワイズマンの事ですか?」

 

「そうよ」

 

「確かに、物語が始まる前にワイズマンを見つけるのが最初はいいと思いましたけどね」

 

「今は違うの?」

 

「ええ、今は物語が始まった事でエステルさんやレンちゃんやヨシュアさんも遊撃手の依頼を受けた形でクロスベル周辺を捜索できますしね」

 

「成程エステルさんとヨシュアさんに同行してる響さん達も同じ理由で捜索できると言う事ね」

 

「ええ、そうですね。後シンフォギアも専用装備としてごまかせると思いますし」

 

その頃エステル達は・・・

 

 

「あら貴方達はもしかして噂の特務支援課の方かしら」

 

「そうだけど、どうして俺達の事を?」

 

「自己紹介をするわね。私はエステルエステル・ブライトよ」

 

「僕はヨシュア・ブライトだよ」

 

「俺はロイド、ロイド・バニングスだよ」

 

「私は、エリィ・マクダエルよ。よろしくね」

 

「私はティオ・プラトーです」

 

「俺はランディだよろしくな」

 

!!

 

「「成程この人がランディさんか」」

 

「うん?どうした」

 

「何でも無いわ」

 

「そう言えばエステルとヨシュアはどうしてクロスベルに?観光かい」

 

「あ、違うわよ私達は1週間前に東通りにある遊撃手協会に着任したのよ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「商売敵かよ」

 

「そう言えば、特務支援課はどういう仕事をするの?」

 

「「「それは・・・」」」」

 

「エステルそろそろ行こう」

 

「あ、そうねそれじゃあ私達は行くわねロイド君」

 

「ああ」

 

「あ、ロイド君どんな仕事でもクロスベルに住む人達が笑顔になれるように頑張ろうね、お互いに」

 

「・・・ああ」

 

そしてエステル達はロイド達と別れた。

 

「ふう、何とか挨拶は終わったわね」

 

「そうだねでも本当に2人の響さんは、ロイド達に見られなかったね」

 

「まあ、直哉から認識阻害をするアイテムを借りてるからね」

 

「2人には悪いけど街の中にいる時は、それを使うようにするから」

 

「「コクコク」」

 

「それでエステルこれからどうする?」

 

「そうね、クロスベル周辺を回っておきましょう」

 

「そうだねそうしょうか」

 

エステルとヨシュアがそう言った直後・・・

 

「あ、エステルとヨシュアじゃん。久しぶり」

 

「げっシャーリィーあんたもいたのあれから別れて」

 

「うん、親父に呼ばれてね」

 

「そうなのね」

 

そしてエステルとヨシュアは、シャーリィと裏通りで再会をしたのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

とある村周辺に現れる怪物前編

エステルとヨシュアが特務支援課のメンバーと出会った翌日

 

特務支援課・・・

 

「皆おはよう」

 

「あ、おはようロイド」

 

「おはようございます。ロイドさん」

 

「おはようさんロイド」

 

「さあ今日も、午前中の支援要請を見てみよう」

 

「ええ」

 

「はい」

 

「おう」

 

支援要請確認中・・・

 

「うん何だ?この支援要請は?」

 

「どうしたの?ロイド」

 

「いや、アルモリカ村の村長さんからなんだけど、人を炭に変える怪物が現れたから、村から逃げる間の護衛をお願いすると書いてるんだけど」

 

!!

 

「ロイドさんそれ本当ですか?」

 

「どうしたんだティオ」

 

「本当に人を炭に変える怪物が現れたんですね」

 

「ああ」

 

「ティオちゃん貴女その怪物の事を知ってるの?」

 

エリィがティオに聞く。

 

「ええ、人を炭に変える怪物いるのは存在します。具体的に言えばリベール事変の時に存在が確認された別次元の怪物とも噂されていますが、実際はまだわかりませんが、リベール側ではノイズと呼ばれているようです」

 

「「「ノイズ」」ノイズだと」

 

「わかったアルモリカ村の支援要請は最後にして他の要請からこなそう」

 

 

「「「了解」」」

 

そして特務支援課は行動を開始した。

 

その頃直哉達は・・・

 

 

「直哉大変よ。アルモリカ村の周辺にノイズが出て、アルモリカ村の村人が数人犠牲になったらしいわ」

 

「ええ――ノイズが自動的にクロスベルに出たの?レンちゃん」

 

のどかが代表してレンに聞く。

 

「いえ、今回のはもしかしたら、ワイズマンが出した可能性があるわ意図的に」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「成程レンちゃんは、リベールの時は特殊遊撃部隊がとクローゼさんとの協力でノイズの事は諸外国には漏れないようにしたから、ワイズマンはノイズをゼムリア大陸の新たな脅威にするつもりと思ってるんだね」

 

「そうよ」

 

「確かに、ノイズの存在がゼムリア大陸に知れたら知れたで厄介な事になるわね」

 

「何とかエステルさんと響さん達に伝えないと」

 

ひなたが言う。

 

「ああ、それなら大丈夫よ。エステル達にはシャーリィが昨日の内に接触して伝えた筈だから」

 

「そうなんだ。それなら安心だね」

 

ただ、問題があるとすれば、特務支援課もノイズ関連の支援要請を受けたようなのよね」

 

「「「ええ――」」」

 

「特務支援課に知られたらまずくない?直哉っち」

 

「いや、ノイズを見られるのは方が無いですけど、発足したての特務支援課が、本来解決する筈の事件より優先されたら困りますけどね」

 

「「「「「確かに」」」」」

 

「今はエステルさん達と2人の響さんに任せましょう」

 

その頃2人の響とエステル達は・・・

 

「たくっ何であんたがついて来るのよ」

 

「情報提供者の義務だよ」

 

「そんな義務聞いた事無いわよ」

 

「別に良いじゃん。私も特殊遊撃部隊に入ってるんだし」

 

「あはは、シャーリィーちゃん良いの?特務支援課もこの件に関わって来るけど」

 

「ああ、その時はその装置を貸して響」

 

「成程ちゃんと考えてるんだね」

 

「当然よ」

 

「そう言えばエステルの兄さんはどうしてるの?」

 

「兄さんは結社側に行ってるわ。紫藤直哉とトワ達の介入する事を事前にね」

 

「成程」

 

!!

 

「皆気をつけて出て来るよ巨大ノイズと小型ノイズと降魔が」

 

「グレ響は巨大ノイズをお願い、エステルさんとヨシュアさんとシャーリィーさんは小型ノイズをお願いします」

 

「「「了解」」」

 

「そして私が降魔をやります」

 

2人の響とエステル達はノイズと降魔と戦い始めた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

とある村周辺に現れる怪物後編

2人の響とエステル達が戦いを始める直前・・・

 

特務支援課も謎の怪物が出ると言われる村の近くまで来ていた。

 

「本当にのどかな場所ね」

 

「そうだな本当に謎の怪物が出るとは思えないよ」

 

「「「わああああ。出た―――逃げろ――」」」

 

!!

「「「「大丈夫ですか?」」」」

 

「「「ああ、あんた達は」」」

 

「俺達は、特務支援課の者です」

 

「特務支援課?ああ、村長が俺達がクロスベルに逃げる為に依頼した護衛の人だな」

 

「はいそうです。他の人達は?」

 

「ああ、怪物が来る前に遊撃手の人達が来てくれてな女子供は事前に避難させて貰って無事だ。後俺達と村長だけなんだが、村長は遊撃手の人達が戻るまで残ると言ってな」

 

!!

 

「わかりました。ティオとランディは、この人達をクロスベルまで頼む」

 

「はい」

 

「任せておけ」

 

「俺とエリィは、村長の安全を確保するぞ」

 

「わかったわ」

 

そして、特務支援課は分散してそれぞれの場所に向かった。

 

村長の自宅・・・

 

「失礼します。貴方がこの村の村長の方ですか?」

 

「そうじゃが、君達は?」

 

「俺達はクロスベル警察の特務支援課の者です」

 

「ほう、君達があの遊撃手の皆さんが言っていた、特務支援課の人達ですか」

 

「ねえ、ロイドこれはどういう事かしら?」

 

「ああ、俺も気になった、俺達が特務支援課の支援要請を始めて2週間も経っていないのに、村長は遊撃手の人達から俺達の事を聞いたと言っていた」

 

「そうね」

 

そしてロイドは自分が知る遊撃手の事を思い出した。

 

「あら貴方達はもしかして噂の特務支援課の方かしら」

 

「そうだけど、どうして俺達の事を?」

 

「自己紹介をするわね。私はエステルエステル・ブライトよ」

 

「僕はヨシュア・ブライトだよ」

 

「俺はロイド、ロイド・バニングスだよ」

 

「私は、エリィ・マクダエルよ。よろしくね」

 

「私はティオ・プラトーです」

 

「俺はランディだよろしくな」

 

!!

 

「「成程この人がランディさんか」」

 

「うん?どうした」

 

「何でも無いわ」

 

「そう言えばエステルとヨシュアはどうしてクロスベルに?観光かい」

 

「あ、違うわよ私達は1週間前に東通りにある遊撃手協会に着任したのよ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「商売敵かよ」

 

「そう言えば、特務支援課はどういう仕事をするの?」

 

「「「それは・・・」」」」

 

「エステルそろそろ行こう」

 

「あ、そうねそれじゃあ私達は行くわねロイド君」

 

「ああ」

 

「俺達が知る遊撃手はエステル達だよな」

 

「ええ、そうだけどロイド行きましょう」

 

「ああ、村長さん行きますよ」

 

「はい・・・ああああああ別の怪物の集団が空から来た――」

 

「くそしっかり俺達に捕まってください」

 

「エアスラスト」

 

エリィが風のアーツを空から来た降魔に放つが効かなかった。

 

「アーツが効かない」

 

「その魔獣にはアーツは効きませんよ。大神さん貴方の技を借ります」

 

「「ええ」」

 

「狼虎滅却・天狼転化ーー」

 

そして響のガングニール・シャドーから大量の霊力が放出され、ロイド達3人を襲う降魔全てを撃退した。

 

「「「凄い」」」

 

3人がそう言った直後

 

「響そっちは終わった?」

 

「終わりましたよエステルさん」

 

!!

 

「村長さん以外に2人程に見られましたけど」

 

 

「わかったわ」

 

 

そしてエステルとヨシュアは響と合流した。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

エステルとロイドと響

「「エステルにヨシュア」エステルさんヨシュアさんどうしてここに」

 

「あ、昨日ぶりだねロイド君」

 

「エリィさんもお疲れ様です」

 

「エステルどうしてここに?」

 

「ああ、降魔とノイズを倒す為よ」

 

「降魔?ノイズ?」

 

「ええ、そうよ。私達がリベールにいた頃にね出て来た異世界の怪物よ」

 

!!

 

「「異世界の怪物だって―」ですって」

 

「そうよ、私達を助けてくれたのが、隣りにいる彼女立花響よ」

 

「初めまして立花響15歳です」

 

そう言って響は自己紹介をした。

 

暫くして・・・

 

「成程要は響さんの部隊の敵が、再びゼムリア大陸で動いている情報を掴んで響さんは、上司の依頼で協力者のエステルととヨシュアと行動をしてたんですね」

 

「はい、簡単に言えばそういう事です」

 

「それではエステルさんヨシュアさん行きましょうか。この周囲の降魔やノイズは一掃しましたし」

 

「そうね、そろそろ響定期連絡の時間よ」

 

「あ、そうですね」

 

「待ってくれ俺達にも響さん達の仕事を手伝わせて欲しい」

 

!!

 

「ロイド!!」

 

エリィはロイドの発言に驚く。

 

「え、ロイドさん貴方本気ですか?」

 

「ああ」

 

「駄目ですね」

 

「何故だい?」

 

「ロイドさんとエリィさんは就職してますよね。クロスベル警察に・・・ですから、貴方達とは協力は出来ません。まだ、制限のない遊撃手の方に協力を頼むんですよ」

 

「しかし俺達もあれを見た以上警察官として放置できない」

 

「確かに、ロイド君の言う通りかもしれないね。だけど異世界の怪物の事をロイド君君達はどう説明する?」

 

「それは・・・」

 

「ヨシュアかっこいい」

 

「・・・ヨシュアの言う通り異世界の怪物でしたと報告しても信じる人はいないだろうな」

 

「だが俺達が動くだけなら・・・」

 

「新設したばかりなのに特務支援課は、そんなに自由に動けるの?」

 

「それは局長に聞いてみないと」

 

「なら、その局長に、今回の事を伝えてから指示を聞いてから響と協力するか話し合うべきじゃないの?」

 

「ふう、そうだった。ありがとうエステル」

 

「どういたしましてロイド君」

 

そして響とエステルとヨシュアはロイド達と別れ、いったん直哉の家に向かった。

 

その頃直哉達は・・・

 

 

「成る程、そのままゼムリア大陸でクロスベル編に入ったのね」

 

「ええ、響さんとエステルとヨシュアは特務支援課の初期メンバーと会ってましたから」

 

「でもトワ、特殊遊撃部隊としてはこのままでいいんですか?ワイズマンも動きもあまり活発に動いてないのですけど」

 

「まあ、今はクロスベル編が大きく逸脱しないように見てれば今は良いわ」

 

「わかりました」

 

「最悪の場合薫をそちらに送るわ。直哉はリベールとの協力を打診していて念の為にね」

 

「わかりました」

 

 

「「「「「ただいま」」」」

 

その時2人の響とエステルとヨシュアとシャーリィーが戻って来た。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

クロスベルに行く直哉とのどか達

「以上が報告よ」

 

「とりあえず特殊遊撃部隊の情報をもとにあの村の住人を避難できたから被害はほぼ無かったけど」

 

「あの降魔とノイズは、ワイズマンが出した可能性があると思う」

 

「ふむそうですか、なら次はワイズマンが出すとしたらメガビョーゲンかも知れませんね」

 

「なら今度は直哉君と私達がクロスベルに行く番だね」

 

のどかが言う。

 

「そうですね、でも特務支援課の人達に会うかも知れないので、どうしたものか?」

 

「あ、そうか子供だけで行く形になるね」

 

「そうです。絶対大人がいないとゼムリア大陸で子供だけで旅行なんてしませんからね」

 

「そっか魔獣とかいるからね」

 

「理由は他にもありますけどね」

 

「なら、直哉とのどか達さ紅い星座にその間入れば?」

 

「「「あ、成程その手があった」」」

 

「確かに5人を少年兵に扮してクロスベルに入ると言うのも一つの手ではあるわね」

 

「シャーリィーさん。紅い星座の方に連絡と許可を取れますか?」

 

「うんいいよ」

 

そう言って、シャーリィーは紅い星座に連絡する為その場を離れた。

 

「後は、どの辺りでワイズマンが仕掛けてくるkによってはゼムリア大陸からの離脱も考えて置かないといけませんし」

 

「「「ええ――直哉君どういう事?」」」

 

のどか達が直哉に聞く。

 

「これはあくまでも、僕の推測ですけどね」

 

「最初からシンフォギア世界とゼムリア大陸で特殊遊撃部隊を足止めをする為に使われた可能性があります」

 

「成程ね確かに特殊遊撃部隊の使命は本来の流れになるようにする為に動くものとしているからね」

 

「ええ、今回はその辺を利用された形になるかも知れません」

 

!!

 

「ちょっと待って直哉君の推測通りだったら、ワイズマンの狙いは・・・16番目のプリキュアの世界に可能性があるの?」

 

「恐らくは、あとまわしの魔女と接触したいが為に、僕達特殊遊撃部隊を16番目のプリキュアの世界から移動させた可能性があると思います」

 

 

「「「「「「成程」」」」」」」

 

「何故なら、16番目のプリキュアの世界はワイズマンが直接介入をしていないので」

 

「「「あ、そうか私達を16番目のプリキュアの世界に行くように仕向けたけど、直接行った事が無いんだ」」」

 

「ええ、ですからワイズマンは・・・」

 

 

「しかし私は、キュアグレース達を過小評価していたようだ。まさか君達を葬るために仕掛けを突破するとはな」

 

 

「エッヘン、私達と直哉君の絆を甘く見るからだよ」

 

「そうだニャン」

 

 

「確かにそれもあるだろうが、私にはまさかあの世界に16番目のプリキュアがいるとは思わなかったぞ」

 

「だからワイズマンは、ああ言ったと思うんです」

 

「「「成程」」」

 

「まあ、降魔やノイズが都合のいいタイミングでて来たのを見ると、ゼムリア大陸にいるような気がしますけどね」

 

その直後シャーリィーが戻って来た。

 

「直哉パパがいいって」

 

「わかりました。シャーリィーさん案内お願いしますね」

 

「うん」

 

そして直哉達はシャーリィーの案内で紅い星座の拠点に向かった。

 

その後2人の響とエステル達もクロスベルに向かった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

鉱山街での2つの襲撃1

某所にて・・・

 

「フフ、農村でのノイズと降魔を出現させた時2人の響が出て来たのを見て、特殊遊撃部隊がゼムリア大陸のクロスベル周辺にいる事がわかったが、次はどこでするべきかな?・・・そうだ奴等が鉱山街で何かをしようとしてたな、それを利用するか」

 

その頃直哉達は・・・

 

直哉達は紅い星座の協力によりクロスベルから離れた鉱山街で情報を集めていた。

 

「ねえ直哉っち本当にここであってるの」

 

「ええ、シャーリィーさん達の情報ではこの鉱山街で起きている事件の調査に動き出すとの報告がありましたから近い内に来ると思いますよ」

 

「それなら良いんだけど、直哉っちなんで、のどかっちじゃなく私を選んだの?」

 

「深い意味は無いですけど、今回のゼムリア大陸の物語の前半にワイズマンによる改変が起きた場合2人の響さんとエステルさん達とひなたさんが重要な役割をすると思ってるので」

 

「「ええ――」ニャンだと――」

 

直哉の言葉に驚くひなたとニャトランだった。

 

「実はですね、先程寝てたらクロスベルに起きる未来が見えて、キーアと言う少女がいたので、その子が寂しいくない様にひなたさんの明るさが必要だと考えたので」

 

「「成程」ニャン」

 

「その未来が起きてもその前に、ワイズマンの介入が強すぎて僕達は一度ゼムリア大陸から離れる事になるかもしれませんけどね」

 

「さてもうすぐ夕食の時間ですからのどかさん達と合流しましょうか」

 

「了解」

 

そして直哉とひなたは宿に戻った。

 

 

それから暫くして・・・

 

「この街に魔獣を操る者たちがいるのかよ?」

 

「はい、私に情報をくれた人が言ってます」

 

「その情報が正しければ良いがな」

 

「ランディそれを今から調べるんだろ」

 

「そうね、それに魔獣が街の近くまで来た事もあったて言ってたわね。ここに来る前の聞き込みで」

 

「ああ」

 

そしてロイド達特務支援課は、鉱山街での聞き込みを開始した。

 

 

その日の夜直哉達の部屋では・・・

 

「「「「あの人達が、特務支援課の人達なんだね」」」なのですね」

 

「そのようですね。特務支援課の人達が来たと言う事はもうすぐ重要なイベントが起きるので、皆さん変身をしておいてください」

 

「「「「了解」」」わかりました」

 

「皆行くラビ」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

 

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

 

そして直哉は、キュアグレースの体内に吸い込まれた。

 

パーンパーン

 

ガガガ・・・ガガガ

 

変身を終えた直後、夜の静寂を破るギャング達が狼の魔獣を引き連れて鉱山街に入って来た。

 

「「「うわあああ命だけは助けて――」」」

 

3人の酔っぱらいに狼の魔獣が襲う瞬間特務支援課が、3人の酔っぱらいを助けそのまま戦闘を始めた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

鉱山街での2つの襲撃2

「皆行くラビ」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

 

そして直哉は、キュアグレースの体内に吸い込まれた。

 

「これからどうする?直哉君」

 

「とりあえずいつでも出られるように簡易ゲートの準備していてください。今は特務支援課の為のイベントですから」

 

「わかった」

 

その頃特務支援課は・・・

 

「おりゃあこれでどうだ」

 

「がっがは」

 

「えい」

 

「ギャアアア。こんな子供に俺が・・・」

 

「フン、失礼ですね」

 

「そこ」

 

「ぐっおのれえええ、お前達が何者であろうと我々の目的の邪魔をさせんぞ」

 

「いけ軍用犬共よ」

 

!!

 

「何まだいたのか」

 

「ならば私が、貴様に力を貸そう」

 

「「「「誰」誰だ」」」

 

ワイズマンの声がその場にいる全員に聞こえた時ギャングが新たに放った5体の軍用犬5匹がメガビョーゲンに進化をしたのだった。

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

「うわあああ。軍用犬が怪物になったーー」

 

!!

 

 

「「「「何なんだあれは」」」」

 

特務支援課の4人も突然の事に驚いていた。

 

その頃直哉達は・・・

 

 

「クチュン」

 

「大勢の犬さんが泣いてるラテ。場所は特務支援課のお兄さんがいる所ラテ」

 

「皆行こう」

 

「「「うん」」はい」

 

そしてグレース達は、簡易ゲートを使いメガビョーゲンの所に向かった。

 

「何だこの怪物は、この間の降魔やノイズとも違うぞ」

 

「メガビョーゲン。メガビョーゲン」

 

「皆さん見てください怪物が動くたび赤黒い物が出現しています」

 

「「「何だって――」」」

 

「どうすれば・・・」

 

その時彼女達が来た。

 

「ここは私達に任せて下さい」

 

!!

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

 

「「届け!」」

 

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

「「「「凄い」」」凄すぎるぜ」

 

そしてメガビョーゲン5体を浄化した事で大地は元に戻った。

 

「君達は一体?」

 

「私達は、響さんの仲間です。よろしくお願いいたしますねロイドさんとエリィさん」

 

「おいおいどういう事だよ、ロイドとお嬢?この子達と知り合いなのかよ」

 

「いやこの子達とは初対面だよ」

 

「本当かよ」

 

「ああ」

 

「とりあえず貴女達のおかげで助かったわ」

 

エリィがそう言う。

 

「出来れば貴女達が響さんの仲間だよ言うのなら、今回の怪物や降魔ノイズの事を教えて貰えないかしら?」

 

 

「・・・ええ、良いですよ。ただ日を改めてになりますけどいいですか?」

 

「どういう事?」

 

「私達の専門は今回の怪物なので、纏めて説明した方が楽ですし」

 

「成程ね」

 

「良いわそれで」

 

そしてグレース達とロイド達は別れた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワへの連絡と要請と今後の計画

直哉とキュアグレース達が特務支援課のメンバーとの遭遇した次の日直哉はトワに連絡をしていた。

 

「とりあえず貴女達のおかげで助かったわ」

 

エリィがそう言う。

 

「出来れば貴女達が響さんの仲間だよ言うのなら、今回の怪物や降魔ノイズの事を教えて貰えないかしら?」

 

 

「・・・ええ、良いですよ。ただ日を改めてになりますけどいいですか?」

 

「どういう事?」

 

「私達の専門は今回の怪物なので、纏めて説明した方が楽ですし」

 

「成程ね」

 

「良いわそれで」

 

「成程、それで飛鳥と雨宮さくらに来て欲しいのね」

 

「はい僕が説明するより、霊力の持ち主がいた方が良いですし」

 

「僕はキュアグレースの中かヒーリングステッキの中のどちらかにいる事になるので」

 

「ああ、そうだったわね」

 

「まあ、良いわ2人に伝えるけど3日くらい待って貰える?」

 

「どうしたんですか?」

 

「恐らく融合世界が不安定になってるみたいなのよね、まなつ達の世界がああいう形で融合世界に入った事である種の拒絶反応が少し強く出てるみたいなのよね」

 

「成程」

 

「融合世界内部の世界なら問題は無いんだけど」

 

「わかりました」

 

そして直哉はトワとの通信を終えた。

 

「さてのどかさん達と合流するかな」

 

「あ、直哉君こっちだよ」

 

のどかが直哉を呼ぶ。

 

「それでトワさんは何て言ったの?」

 

ちゆが直哉に聞く。

 

「ええ、実は・・・」

 

そして直哉は4人に話し出す。

 

「「「「成程」」」」

 

「そういう事なので、雨宮さくらさんと飛鳥ちゃんの到着後に、特務支援課との交流会と言う形でしようと思います。ちゆさん響さん達とエステルさんヨシュアさんに連絡お願いしますね」

 

 

「わかったわ」

 

「昨日の事件が終わって数日間は、何も無い筈なので」

 

「そうなのですか?」

 

「はいそうです。ちなみにのどかさん達は、その時はプリキュアに変身した状態で参加して下さいね」

 

「それはそうね、特務支援課の人は私達が変身してるとは思ってもない筈だしね」

 

「そうですねそれに、そこまで教える必要も無いですね」

 

ちゆとアスミがそう言う。

 

「でも直哉君私達やノイズの事言っても良いの?」

 

「まあ、特務支援課の場合は、ワイズマンによってわざと特務支援課に見られるように降魔、ノイズ、そして今回のメガビョーゲンを出しているように感じるので」

 

「「「そんな」」」

 

「でも直哉仮にワイズマンの目的が、直哉の予測通りとして何のメリットがワイズマンにあるんですか?」

 

「恐らく特殊遊撃部隊に向けてでは無く、特務支援課がどう関わるかを見てるんじゃないですかね?後はクロスベル自治州が降魔やメガビョーゲンの存在を知った時、どういう行動に出るのかを見てワイズマンのこれからの行動を決めるのではと思ってます」

 

「成程」

 

「3日後エステルさんヨシュアさんと響さんを一度自宅に来て貰って、そこから特務支援課の方に出向く形になると思います」

 

「「「「了解」」」わかりました」

 

そして直哉達は、簡易ゲートで直哉の家に戻った。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊と特務支援課の話し合い降魔編前編

トワと直哉の通信から3日後・・・

 

「直哉君皆集合したよ」

 

「わかりました。のどかさん達も変身お願いします」

 

「「「「了解」」」」

 

「皆行くラビ」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

 

そして直哉は、キュアグレースの体内に吸い込まれた。

 

そして特殊遊撃部隊はクロスベル市にある特務支援課に向かった。

 

 

その頃ロイド達は・・・

 

「おいロイド本当に今日ここに来るのか?」

 

「ああ、エステル達が、話が出来ると言って来たのが今日だから」

 

「でも、エステルさん達と出会った時に見た降魔と言う怪物はまるで悪魔のようだったわ」

 

「私と、ランディさんは、降魔とノイズは見てないので何とも言えないですが・・・」

 

「ああ、エリィが言うように悪魔のような姿だった」

 

「おいおいそんな怪物をエステル達が倒したのかよ?」

 

「ええ、倒したわよランディさん」

 

「「「うわあ」」」

 

「エステルいつの間にここに」

 

「失礼ね、約束の時間になったから来たのに、その反応は無いと思うのだけど」

 

「あ、すまない」

 

「まあいいけど時間が勿体ないから、話を進めるわよ」

 

「ああ」

 

「それでロイド達は、まずはどの異世界の怪物の事を知りたいの?」

 

「そうだなまず降魔について教えて欲しい」

 

「降魔ねなら、さくらと飛鳥説明をお願いね」

 

「「はい」」

 

そう言いながら飛鳥と雨宮さくらが、ロイド達の前に出た。

 

「君達は?」

 

「「私達は、降魔と同じ世界の出身者ですね」」

 

「つまり貴女達2人は日常的に降魔と戦っているんですか?ティオが2人に聞く。

 

 

「「ええ、そう考えてく良いですよ。特務支援課の皆さん」」

 

「なあ、その降魔とはいったい何なんだ?悪魔なのか?」

 

ランディが質問する。

 

「降魔は、悪魔出なく怨霊ですね」

 

「怨霊だってーー」

 

ロイドが飛鳥の言葉に驚く。

 

「このゼムリア大陸の場合は当てはまるかわかりませんが、私達の世界では都市型霊的災厄と言う物に対抗策として、私や雨宮さくらさんが所属する部隊なんです」

 

「つまり降魔と言う怪物は、貴女達の世界の都市型霊的災厄の一部なのね」

 

「「ええ、簡単に言えばそういう事です」」

 

「じゃあ、以前はリベールに出ていた降魔がクロスベルにではじめたのは何故?」

 

「「それは・・・」」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊と特務支援課の話し合い降魔編後編

「「それは・・・」」

 

「ロイド君今降魔、ノイズ、メガビョーゲンを操ってるのは元ゼムリア大陸の出身者のワイズマンと言う男よ」

 

!!

 

「おいおいまじかよ」

 

「本当よ、特務支援課の皆この映像を見て」

 

そしてエステルは再生をした。

 

 

「そんなことないわよ。進化しなさいメガビョウゲーン」

 

 

シンドイーネがそう言うとナノビョウゲーンが至宝を取り込んだワイスマンに感染したのだった。

 

「何だ私の中にーーーーごぶぁーー」

 

次第にワイスマンが変異していく

 

 

「ウフフ、成る程ねこれが突然変異の進化なのね」

 

映像停止・・・

 

「こうして、ワイズマンは空の至宝を取り込んだだけでも怪物なのにメガビョーゲンや降魔を生み出せるようになったの」

 

!!

 

「そしてこれが私達が、進化をしたワイズマンと対峙した時の映像よ」

 

漸く来たなエステル・ブライトと君達がプリキュアと言う存在かな?

 

「あんたがワイスマンだったわけ?アルバ教授」

 

 

「フフ、そう言うことだよ。だが私としては君やヨシュアを騙すつもりはなかったんだがね、結果的にそうなったったのことさ」

 

 

「それにエステル・ブライト君は何をしにここに来たのかな?」

 

 

「それは貴方を止めるためよ」

 

「フフ、無駄だな。今の私を止めることは出来ないだろうなお前達の力ごときでな」

 

 

「「「何ですって!!」」」

 

エステル達はワイスマンの言葉に驚いていた。

 

 

「良いだろうお前達に私の新たな力の一部を見せてやろう」

 

 

そう言ってワイスマンは言った。

 

「出でよメガビョウゲーン、ノイズ、降魔」

 

 

ワイスマンがそう言うと三種類の怪物がエステル達の前に現れた。

 

映像停止・・・

 

「成程これが、リベール異変の真実ですか?」

 

「ええ、リベルアークは崩壊はしたから基本的に事件は解決はしてるけどね」

 

「そして、私達がリベール側の代表で響達の部隊と協力体制を取ってるの」

 

「そうだったのか」

 

「それでエステルさん達はノイズや降魔と戦えるんですね?」

 

「ええ、でも響達の上司が言うには、特務支援課のメンバーも小型ノイズを倒せる力は元々持っていると言ってたわね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

ロイド達はエステルの言葉に驚いていた。

 

「俺達にそんな力があるのか?」

 

「勿論今のままだと厳しいのは変わらないけどね」

 

「こうして再びゼムリア大陸に降魔やノイズやメガビョーゲンが出てくる以上は、私達も動かないといけないので」

 

飛鳥がそう言う。

 

「降魔に関してはこんな感じでいいですか?」

 

「ああ、ありがとう2人共」

 

「しかしよ、響達の所属する部隊は凄いよな」

 

「ええ、世界を超えて協力者を作り色々な事に対して、動いてますから」

 

「そこは違いますよ。私達の部隊は基本的にゼムリア大陸で言う異世界の怪物を使う勢力と戦うのが目的なので」

 

「成程、そうなんですね」

 

「次の異世界の怪物についてはどちらを聞きますか?

 

雨宮さくらがロイドに聞く。

 

「そうだな・・・次はノイズについて教えて欲しい」

 

「ノイズですね、わかりました」

 

そして飛鳥と雨宮さくらに代わり立花響が、ロイド達の前に出た。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊と特務支援課の話し合いノイズ編

「それでは改めて自己紹介をしますね。私は立花響と言います。先ほどの雨宮さくらさん達と同様この部隊の協力者として参加してます」

 

「響さんノイズの説明に貴女がすると言う事は、貴女の世界の敵なのねノイズと言う者は」

 

「その通りですよエリィさん。フッ」

 

!!

 

「「「「姿が変わった」」」」

 

「おいおいその鎧は何なんだよ?」

 

特務支援課の4人は、響がシンフォギアを纏った事に驚いていた。

 

「あははすいません。ノイズとこの鎧の事をペアで話す事になるので先に見せました」

 

「「「「成程」」」成る程な」

 

「まずノイズの生態を知ってもらう為にこの映像を見て下さい」

 

そして響は、映像を再生した。

 

ウーーウ――

 

 

その時警報が鳴った。

 

 

「「「「何だ?何何この警報は」」」」

 

 

「どうやらノイズが出たようですね」

 

 

「「「「「ノイズ」」」」ノイズですって」

 

「ええ、この世界における災害で良いんですよね?響さん」

 

 

「そうだよ。ノイズに出会ったら人間は逃げるしかないよ」

 

 

「「「「どうしてですか?」」」」

 

 

まなつ達が響に質問をする。

 

「それは直接見て」

 

 

そしてまなつ達が外を見るとそこには逃げ遅れた人とノイズがいた。

 

 

 

「ぎゃああ。ノイズだ――」

 

 

そう言って人は逃げようとするが、腰が抜けて動けずにいた。

 

 

そしてノイズがその人に触れた瞬間・・・

 

 

「あああ・・・」

 

 

「「「「うわああ、人が炭になったーーー」」」」

 

映像終了・・・

 

!!

 

「っ人が」

 

「ありえません」

 

「嘘だろ!!触れただけで存在を消されるのかよ」

 

「この映像は私達の世界で実際に起きた事です」

 

「下手したら俺達の世界より最悪だろ」

 

「そうだなランディ・・・もしかして響が纏った鎧はノイズに触れる事が出来るのか?」

 

ロイドが響に聞く。

 

「その通りですよロイドさん。この鎧はシンフォギアと言ってノイズの特性を無効化する事が出来るんです」

 

「成程、そのシンフォギアと言う鎧は対ノイズの為のアンチプログラムみたいなものですか?」

 

「その考えであってるよティオちゃん」

 

「ちょっと待ってくれ、俺とエリィがあった時・・・」

 

そしてロイドが思い出す。

 

「はい・・・ああああああ別の怪物の集団が空から来た――」

 

「くそしっかり俺達に捕まってください」

 

「エアスラスト」

 

エリィが風のアーツを空から来た降魔に放つが効かなかった。

 

「アーツが効かない」

 

「その魔獣にはアーツは効きませんよ。大神さん貴方の技を借ります」

 

「「ええ」」

 

「狼虎滅却・天狼転化ーー」

 

そして響のガングニール・シャドーから大量の霊力が放出され、ロイド達3人を襲う降魔全てを撃退した。

 

「あの時響君は、ノイズではなく降魔を倒してたじゃないか?」

 

「ああ、それはですね私のシンフォギアをパワーアップして貰ってノイズ以外の敵を倒せるようにして貰ったんです」

 

「「「「成程」」」」

 

「まあノイズとシンフォギアについてはこんなもんですけど、最後のメガビョーゲンは、ワイズマンがかなり召喚して色んなバージョンもあるので」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「そうね、ワイズマンがいろんな組み合わせを編み出してたわね」

 

エステルがそう言う。

 

 

「グレースエステルさんがああ言ってるけど実際は偶然が多いよね」

 

スパークルがグレースに聞く。

 

「うんそうだけど」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊と特務支援課の話し合いメガビョーゲン編1

「グレースエステルさんがああ言ってるけど実際は偶然が多いよね」

 

スパークルがグレースに聞く。

 

「うんそうだけど」

 

「直哉君どうする?メガビョーゲンの事どこまで言えば良いかな?」

 

グレースが自分に体内の中にいる直哉に聞く。

 

「そうですねまず、スパークルさんかフォンテーヌさんのどちらかでもいいので、トワにここに来て貰うように連絡してください」

 

「え、トワさんに?」

 

「はい、恐らく特殊遊撃部隊の敵の事を話し終えたら僕達の部隊の異常性に気がつくと思うのでロイドさんが」

 

「そうか未成年者だけで特殊遊撃部隊を運営していると言う事に気がつくと言う事?」

 

「ええ、そういう事です。仮にも中心キャラですからね」

 

「わかったよ」

 

そしてグレースが、フォンテーヌとスパークルに直哉が言った事を伝え、スパークルが、トワに連絡をした。

 

暫くして・・・

 

「さて、ラストは鉱山街に出たメガビョーゲンについて教えてくれるかな」

 

「「「はい」」」

 

そう言ってグレース達がロイド達の前に出る。

 

「君達に聞くけどメガビョーゲンとはいったい何なんだい?」

 

「一体何なんだと言われたら分類はウイルスと言う事になりますね」

 

「「「「はっウイルスだって――」」」」

 

フォンテーヌの答えに驚くロイド達だった。

 

「本当だよ。ナノビョーゲンがこないだの魔獣に感染したからあの魔獣はメガビョーゲンになったんだよ」

 

スパークルが説明をする。

 

「成程、メガビョーゲンがウイルスに感染した者の姿になるんですね」

 

「ええ、感染ですので病気になっている状態と思ってください」

 

「じゃあ、大地が赤黒なったのは何?」

 

エリィがグレース達に聞く。

 

「「「それは元々メガビョーゲンは、星を病気にする性質のあるウイルスなんです」」」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「じゃあ赤黒なったのは、ゼムリア大陸がウイルスに蝕んでいたの?」

 

「「「はいそういう事です」」」

 

「想像出来るかロイド?星を病気にするウイルスがいるなんてよ」

 

「ああ、すぐには信じられないが・・・皆あれを見ただろ」

 

そしてロイド達は、その時を思い出す。

 

 

「何だこの怪物は、この間の降魔やノイズとも違うぞ」

 

「メガビョーゲン。メガビョーゲン」

 

「皆さん見てください怪物が動くたび赤黒い物が出現しています」

 

「「「何だって――」」」

 

「どうすれば・・・」

 

その時彼女達が来た。

 

「ここは私達に任せて下さい」

 

!!

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

「「「「凄い」」」凄すぎるぜ」

 

そしてメガビョーゲン5体を浄化した事で大地は元に戻った。

 

回想終了・・・

 

「確かにあの時は助かったよな」

 

「そうですね。ランディさん今までのパターンなら貴女達も協力者ですか?」

 

ティオがグレース達に聞く。

 

「「「えーとそんな感じです」」」

 

「何ですかね?その間は」

 

「すみませんこちらにも事情があって、言えないんです」

 

「そうなんですね。それなら先程エステルさん達が言っていた事の説明をお願いします」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊と特務支援課の話し合いメガビョーゲン編2

「ああ、それはナノビョーゲンに感染されるのは動物や植物だけではないんですよ。まずこちらの映像を見て下さい」

 

フォンテーヌが再生する。

 

 

「フォンテーヌ、ぺギタン」

 

「わかったわ」

 

「キュアスキャン!」

 

「見つけたペン。バスの下の方に雷のエレメントさんがいるペン」

 

「でも、どうするの?乗客がいるから私達やアースの技だと乗客に恐怖を与えない?」

 

 

「そうね、まずメガビョーゲンの動きを止めないと」

 

 

「そんな事はさせんぞプリキュア」

 

 

そう言いながらグワイワルが、グレース達を襲う。

 

 

「「「くっ」」」

 

「直哉君どうすればいい?」

 

 

「グレースさん。バス型メガビョーゲンを浄化するなら零距離からの一撃です」

 

「そうか、響さんに浄化をして貰うんだね」

 

「ええ、その方が乗っている乗客の事を考えると、その方が安全だと思うので」

 

「正直こういう形でのメガビョーゲンを浄化は、初めてなので」

 

 

「うん、わかるよ」

 

そしてグレース達は動き出した。

 

 

「アース、響さんメガビョーゲンを浄化するのは任せるね」

 

映像停止・・・

 

!!

 

「まじか、ナノビョーゲンに機械が感染するのかよ」

 

「ありえません」

 

「嘘でしょう」

 

「・・・まさかと思うが、ナノビョーゲンに降魔やノイズも感染するのかい?」

 

ロイド達がそれぞれ言う。

 

「とりあえずこの映像を見て下さい」

 

 

「ああ、そう言えばこちらのフォンテーヌとスパークルは初めましてですね」

 

 

「おい、ワイズマン挨拶はいいだろ、俺様あれを試したいのだがいいか?」

 

「いえ駄目です。まだその時では無いので」

 

 

「ちっわかった。俺様は帰るぞ」

 

「構いませんよ。さてそこにいる少年の為に出でよメガ降魔」

 

 

!!

 

 

「うわああああ。悪魔だーーー」

 

 

「「「しまった見られた――」」」

 

 

その後グワイワルは撤退しワイズマンが2体のメガ降魔を召喚し、益子道夫恐怖を与えた。

 

 

「さて、プリキュアの諸君その少年を守りながら、メガ降魔を浄化出来るかな?」

 

「うわああ」

 

「ちょっと落ち着いてよもう」

 

「それは無理と思うニャン。俺達だってメガ降魔は、ビビるニャン」

 

 

「フフ、やはりその少年を守る事手一杯のようですね」

 

映像終了・・・

 

!!

 

「ロイド君達あれが、ワイズマンとメガ降魔よ」

 

「「こいつがワイズマン」」

 

「もはや本当に怪物ですね」

 

「これが元人間」

 

「もはや元人間て言われても信じられないでしょう?」

 

「「「「ああ」」ええ」ですね」

 

「エステルの言葉に納得する特務支援課の4人だった。

 

「まあ私達のクロスベルにおいての当面の行動は、ワイズマンが動きを見せた時でしょうね。勿論遊撃手としてロイド君達と共闘するかもだけどね」

 

「その時はよろしくエステル」

 

「ええ」

 

「後エステル質問なんだけど、君達が協力している部隊の責任者は来てないのか?」

 

「ああ、それならいるわよ。ロイド君達の後ろに」

 

エステルの言葉を聞き、ロイド達は後ろを向くとそこにトワがいた。

 

「「「「ええーー」」」」

 

「「「「いつの間に」」」」

 

「もう、エステル呼びつけるなんてどういう事よ?」

 

「あははごめんねトワ、特殊遊撃部隊の総責任者で融合世界の神様である貴女を呼んで」

 

!!

 

「「「「神様ーー」」」」

 

「ああ、何となく私が呼ばれた理由がわかったわ」

 

「ありがとう」

 

「たくっ直哉の仕事でしょこういうのは」

 

トワがそう文句を言う。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワと特務支援課

「「「「ええ――神様だとーー」ですって」」」

 

「ええ、正確には違う部分もあるけど間違ってないわね。特殊遊撃部隊を立ち上げたのは私だし」

 

「特殊遊撃部隊?それがエステルや響さんが協力している部隊の名前ですか?」

 

「そうよ、ロイド・バニングス君」

 

!!

 

「どうして俺の名前を知ってるんですか?」

 

「そりゃあ、貴方達の世界が私達の世界に近づいて来たから調べたのよこちらでね」

 

「世界の調査ですか?」

 

「そうよ、ゼムリア大陸が来た時は、リベール側との交流でねエステルやヨシュアに協力をしてもらうことにしたのよ」

 

「特殊遊撃部隊の目的は、世界のバランスを壊そうとする者を相手にする事よ」

 

「「「「世界のバランスを壊す者?」」」」

 

「ああ、ゼムリア大陸で言えば降魔やノイズやメガビョーゲンの事よ」

 

「勿論ゼムリア大陸の勢力が、メガビョーゲンが本来の敵の世界で活動をすれば、特殊遊撃部隊の対処する敵勢力となるわ」

 

「「「「成程」」」」

 

「例えばクロスベル警察全体が特殊遊撃部隊の敵になる可能性もあるわよ」

 

!!

 

「そんな事は・・・」

 

「そんな事ないと言い切れないわよね。もしノイズやメガビョーゲンの存在がクロスベルから帝国や共和国に流れたら、ワイズマンが3国を巻き込むような事を考えるかもね」

 

!!

 

「おいおいそりゃまずいぞ」

 

「トワさんそれは俺達に対する忠告ですか?」

 

「そうよ。今の特務支援課と私達は知りあったばかりだし、貴方達も心の底から信頼してないでしょ?」

 

「それは・・・」

 

「それが普通なのよ。エステルやヨシュアが異常過ぎなのよ。何も疑いもしないでいきなり友好的だし」

 

「何ですってトワ」

 

「少しは疑いなさいよ。そんな事だからヨシュアの気苦労が絶えないのよ」

 

「「「「「あはは」」」」」

 

エステルとトワの話を聞いたヨシュアと響達は苦笑いをするしかなかった。

 

暫くして・・・

 

「そうだ、特務支援課の4人今から融合世界に来なさい」

 

「「「「はああーーー」」」」

 

「今からですか?」

 

「そうよ、言葉の説明だけで、ちゃんと理解できた?」

 

「「「「それは」」」」

 

「確かにトワさんの言う通りですよ。皆さん異世界を見れるなんてめったにないですよ」

 

「「「ティオちゃんが興奮してる」ティオ助がはしゃいでいる」ティオが行きたいみたいだな」

 

そしてロイド達は、トワの提案を受け入れた。

 

その頃トワとロイド達の話を聞いていたグレース達は・・・

 

 

「「「はあ、またトワさん無茶を言って」」」

 

「そして受け入れちゃったよどうすんの?」

 

「仕方ないよスパークル。トワさんだし」

 

「そうね、特務支援課を連れて行くのなら時間は止めるでしょうし」

 

「問題は、融合世界のどこに特務支援課の人達を連れて行くんだろう」

 

グレースが心配しながら言う。

 

「そう言えばそうね」

 

「もしかして・・・私達の世界じゃない?トワさんが見てるし」

 

「良いわよね、グレースとフォンテーヌとスパークル」

 

「「「はいわかりました。トワさん」」」

 

「それでは行き先も決まったから行くわよ。当然ゼムリア大陸に時間は止めるよ。出発」

 

そしてトワの転移によってその場にいた全員が融合世界内部のすこやか市の旅館転移をした筈だった。

 

融合世界内部のすこやか市の花寺家・・・

 

「あれここ私の家と直哉君の家が一つになってるーー」

 

「「ええ――」」

 

「これはトワの転移の影響でしょうね」

 

「「「成程」」」

 

「恐らく僕の家の方にアスミさんとレンちゃんがいる筈ですよ」

 

「あ、アスミちゃんに直哉君の家で、留守番を頼んでたね」

 

「「そうだった」そうだったわね」

 

そして、3人は変身を解除して直哉の家に入って行くのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特務支援課の異世界体験記1 初体験の嵐前編

「「「「成程」」」」

 

「わかったよ直哉君家が一時的にこういう形になったのはトワの意向なのね?」

 

「ええ、恐らく今は中心世界にあの家を置けないからですね」

 

「ああ、直哉がまだ死亡扱いだからですか?直哉」

 

「そうですよアスミさん」

 

「「それで直哉君達はこれからどうするんだい?」どうするの?」

 

花寺夫婦が直哉に聞く。

 

「そうですね、トワが連れて来た彼等が数日はすこやか市に滞在すると思うのでその間はのどかさん達と学生生活を送る予定ですよ」

 

「あら、意外トワさんの手伝いしないの?」

 

「ああ、場合によっては手伝いますけど基本は、静観ですね」

 

「そうなのね」

 

「それにトワの事ですから・・・もしかしたら彼等をのどかさん達の学校に先生として送り込んできそうですけど」

 

「「「ありそうだね」ありそうですね」ありそうね」

 

トワの事を知る花寺夫婦とアスミは直哉の言葉を聞いて納得する。

 

 

「そして翌日・・・

 

直哉はのどかとすこやか中学に行くと、校門で担任の円山先生に出会った。

 

「おはよう。花寺と紫藤。今日は臨時の朝礼が体育館で行うからそっちに行ってくれ」

 

「「はいわかりました」」

 

そしてのどかと直哉はそのまま体育館に行き、そこでちゆとひなたと合流した。

 

その後臨時朝礼が始まると・・・

 

「「「「ええ――これ良いの?」」」」

 

「トワまさか・・・まなつちゃん達を巻き込みましたね」

 

「それに特務支援課のティオちゃん以外を先生の役でに入れたようですね」

 

「じゃあ、まなつちゃん達のの転校は?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「それは、のどかさん達の為だと思いますよ」

 

「「「私達の為?」」」

 

「ええ、どうやらトワは特務支援課の4人には変身前の姿は知らせないようにする方向で行くみたいですね」

 

「「「成程」」」

 

「そうしたのは恐らく僕のせいでしょうけど」

 

「あ、そっか私達の変身を見られると、直哉君の存在を知られる事になるんだ」

 

「まあ、何でトワがそういう形にするのかと言う真意の所は僕にもわかりませんが」

 

「そうなのね、なら私達の物語を進めるの?」

 

ちゆが直哉に聞く。

 

「いえ、恐らく予定のないイベントをトワがキングビョーゲンに依頼をしているかもしれません」

 

「もしかすると・・・」

 

「ああ、その可能性なら十分ありますよ。どうやらのどかさん達以外にプリキュアという存在は少なくとも14組は存在している世界もあるようなので」

 

 

「「「「「「ええーーー」」」」」」

 

 

直哉の言葉にのどか達が驚く。

 

 

 

「「「「「「14組のプリキュアガ存在する世界」」」」」

 

 

 

「ええ、その世界の14組の内の何組と原作世界ののどかさん達が共闘するかもしれない可能性がありますが」

 

 

「「「ええーーー」」」

 

 

「あくまでこの情報は原作世界ののどかさん達の未来を見た時にその映像が見えたので」

 

 

 

「そうなんだ」

 

 

「少なくとも融合世界のビョーゲンズが活動する前の情報なので」

 

 

「仮に別のプリキュアと共闘するような事態になったとしたら安心してください僕達も巻き込まれるので」

 

 

「「ええーーー」」

 

「嘘でしょう」

 

「以前もう一人ののどかさん達に言った別のプリキュアとの共演用のイベントをアレンジするかもですね」

 

「「「成程」」」

 

「奇しくもまなつちゃん達と共闘を既にしていますからね」

 

「「「そう言えばそうだった」」」

 

「まあ、普通の日常生活するだけでも、特務支援課の皆さんにとっては十分なイベントになるかも知れませんが・・・」

 

「確かに」

 

「あっ臨時朝礼終わったよ」

 

そして、臨時朝礼が終わり生徒は各教室に戻った。

 

 

先生としてすこやか市で過ごす事になったロイド達は・・・

 

「それでは、一年生のクラスにロイド先生お願いしますね」

 

「はい」

 

2年生のクラスにエリィ先生お願いします」

 

「わかりました」

 

最後のランディ先生は、3年生のクラスをお願いします」

 

「わかりました」

 

「そして転校生に関してはロイド先生達が副担任として入るクラスに入れますので」

 

「「「わかりました」」」

 

そして、ロイド達はそれぞれの教室にまなつ達を連れて行くのだった。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特務支援課の異世界体験記1 初体験の嵐中編

その日すこやか中学では、嵐が吹き荒れていた。

 

その理由は・・・

 

1年生のクラスでは

 

 

「ロイド先生付き合ってる人はいますか?」

 

「え、特定の人はいないよ」

 

「そうなんですね」

 

ロイドにその質問をした生徒は、誰にも見られないように喜んでいた。

 

「ティオちゃん。かわいいね」

 

「ありがとうございます」

 

「うー納得いかない。何で私達も転校生なのに」

 

「まなつちゃん落ち着いて」

 

「そうよ。まなつ」

 

2年生のクラスでは

 

「エリィ先生好きです。恋人になってください」

 

「ありがとう。貴方の気持ちは嬉しいけど。私には好きな人がいるのごめんなさい」

 

!!

 

エリィの発言で、2年の男子生徒達の夢は儚く散ったのだった。

 

3年生のクラスでは

 

ランディの性格が生徒達のにもいい影響を与えていた。。

 

その頃直哉達のクラスでは・・・

 

 

「今日は、直哉君を見に来る人少ないね」

 

「まあそうね、理由は特務支援課の人達でしょうけどね」

 

そうですね、僕としては静かで勉強に集中できるから良いですけど」

 

「駄目だよ直哉君アイドルの座を取り返そう」

 

「え、アイドル?僕がですか」

 

「そうだよ。相手は4人だけど直哉君なら行けるよ」

 

「ええ――どうして僕がそんな事を・・・」

 

だが直哉を助ける者は誰もいなかった。

 

そして特務支援課の4人と直哉の意思とは関係なく周りが盛り上がり一種のイベントになっていた。

 

そしてそのイベントは、いつの間にかに学校中に広まりその日のお昼に投票が行われた。

 

その結果・・・優勝はティオだった。

 

「くっまさかエリィ先生がティオちゃんに負けるなんてーー」

 

「惜しい直哉君もう少しで優勝だったよ」

 

「僕はこの投票イベント事態に興味は無いんですけど」

 

「「「あはは」」」

 

のどか達は苦笑いするしかなかった。

 

そしてイベントは無事に終わり生徒達は下校した頃ロイド達は・・・

 

「ふう、何とか一日目が終わったなランディ」

 

「そうだなロイド」

 

「お疲れ様ロイド、ランディ」

 

「お疲れエリィ先生」

 

「お嬢お疲れさん」

 

「やめてよロイド」

 

「あははごめんごめん」

 

「しかし俺達本当に融合世界内部の世界にいるんだな」

 

「そうね、まさかあれからこうなるなんて」

 

そう言ってエリィが思い出す。

 

「そうだ、特務支援課の4人今から融合世界に来なさい」

 

「「「「はああーーー」」」」

 

「今からですか?」

 

「そうよ、言葉の説明だけで、ちゃんと理解できた?」

 

「「「「それは」」」」

 

「確かにトワさんの言う通りですよ。皆さん異世界を見れるなんてめったにないですよ」

 

「「「ティオちゃんが興奮してる」ティオ助がはしゃいでいる」ティオが行きたいみたいだな」

 

そしてロイド達は、トワの提案を受け入れた。

 

回想終了・・・

 

「そうだな。しかしこの世界には彼女達の言った3種類のどれかがいるのは間違いない」

 

「ああ、そうだな」

 

「まあ、トワさんが迎え来るまでは、ここで生活するんだしこういう経験も特務支援課の大きな糧になるんじゃない?」

 

「「そうだな」そうだといいがな」

 

そしてロイド達も学校を出て、まなつ達とティオがいる旅館沢泉に戻った。

 

 

その日の夜雨宮さくらと紫藤飛鳥が、直哉とのどかとアスミと薫に今後の行動計画について話をしていた。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特務支援課の異世界体験記1 初体験の嵐後編

直哉の自宅では・・・

 

「それでこれからどうするんですか?」

 

雨宮さくらが直哉に質問をする。

 

「どうするとは?」

 

「いえ、特務支援課の4人を融合世界に連れて来た事ですよ」

 

そして、天宮さくらが思い出す。

 

「そうだ、特務支援課の4人今から融合世界に来なさい」

 

「「「「はああーーー」」」」

 

「今からですか?」

 

「そうよ、言葉の説明だけで、ちゃんと理解できた?」

 

「「「「それは」」」」

 

「確かにトワさんの言う通りですよ。皆さん異世界を見れるなんてめったにないですよ」

 

「「「ティオちゃんが興奮してる」ティオ助がはしゃいでいる」ティオが行きたいみたいだな」

 

そしてロイド達は、トワの提案を受け入れた。

 

その頃トワとロイド達の話を聞いていたグレース達は・・・

 

 

「「「はあ、またトワさん無茶を言って」」」

 

「そして受け入れちゃったよどうすんの?」

 

「仕方ないよスパークル。トワさんだし」

 

「そうね、特務支援課を連れて行くのなら時間は止めるでしょうし」

 

「問題は、融合世界のどこに特務支援課の人達を連れて行くんだろう」

 

グレースが心配しながら言う。

 

「そう言えばそうね」

 

「もしかして・・・私達の世界じゃない?トワさんが見てるし」

 

「良いわよね、グレースとフォンテーヌとスパークル」

 

「「「はいわかりました。トワさん」」」

 

「ああ、その事についてなら飛鳥ちゃんか薫ちゃんがトワと連絡して下さいね」

 

「「「ええ――どういう事ですか?」」」

 

「実はね、特務支援課の4人にはのどかちゃん達はプリキュアとしてしか会ってないんだよね」

 

「「「ああ、成程」」」

 

「つまり兄さんとのどかさん達をロイドさん達はすこやか市の住人として認識、しているのですね」

 

「うん恐らくね、のどかさん達をプリキュアとして認識してたら今日の学校はあれだけの騒動だけでは収まらなかった筈だからね」

 

「確かにそうかも知れないですね」

 

「でも直哉さんとのどかお姉ちゃん達ビョーゲンズが来たら行動しにくいんじゃ?」

 

「ああ、薫ちゃんその辺は大丈夫だよ。その為にまなつちゃん達と特務支援課の4人を一緒にして貰ったから」

 

「「「成程」」」

 

「まなつちゃん達のサポートを受けて、のどかお姉ちゃん達はその間にプリキュアに変身をして、特務支援課の4人と会う感じで行くんだ」

 

「そうだよ薫ちゃん」

 

「でもそれでもすぐに気づかれそうですね」

 

「まあいずれは気づかれると思いますよ。さくらさん」

 

「それでいいの?」

 

「それで良いのと言われてもさくらさん。特務支援課が実際特殊遊撃部隊と共闘をするのかは、正直ワイズマン次第なんですよね。彼がメガビョーゲンやノイズをクロスベルで使わなければ、僕達は特務支援課と共闘をしなくても良いんですけどね」

 

「確かにそうですよね」

 

「確か本来の流れだったらワイズマンは、リベルアークと共に死んでる筈だよね兄さん」

 

「そうだよ飛鳥ちゃん」

 

暫くして・・・

 

直哉達の話し合いが終わり、そのまま皆は眠りに着いた。

 

翌日・・・

 

直哉とのどか達は、すこやか市の隣の街にある大型ショッピングモールに来ていた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特務支援課の異世界体験記2 大型ショッピングモールでの騒動

「直哉君どうして大型ショッピングモールに来たの?」

 

「ああ、さんごさんからの連絡で大型ショッピングモールにいるので来てくださいと僕の家の方に連絡が来たんですよ」

 

「「「成程」」」

 

 

そして直哉とのどかとちゆとひなたは大型ショッピングモールの中にあるゲームセンターに向かった。

 

大型ショッピングモールの中にあるゲームセンターでは・・・

 

 

「「「うおおおお負けるか――カニなんかに――」」俺様も負けねえ」

 

 

「そこよかに頑張りなさい」

 

「頑張れーー」

 

 

「「「「「一体これはどういう状況?」」」」」

 

「私達が離れている間にどうしてヌメリーとエルダそしてカニがロイドさん達とゲーム対決してるの?」

 

「とりあえずまなつちゃん、直哉さん達に来て貰うようにしたから」

 

「わかったよさんご」

 

「そこまでしなくてもいい様な感じよ。ただゲーム対決してるだけのように見えるけど」

 

「確かにな、だがあとまわしの魔女の配下の事だからゼンゼンヤラネーダを使うかも知れないだろ」

 

「それは確かにそうね」

 

「あ、直哉さん達が来たよ」

 

そう言ってみのりが直哉達を見つける。

 

その時のどか達も驚いていた。

 

「「「ええ――どういう事あとまわしの魔女の配下達が、ロイドさん達とゲーム対決してるのーー」」」

 

「ああ、成程それで僕達に連絡したんだね」

 

「ええ、私達が変身をするかもしれないので」

 

直哉とのどか達は、まなつ達と合流してさんごと話をした。

 

 

「変身をするなら行って来て良いよ。今なら気がついて無いから」

 

「あとまわしの魔女の配下と特務支援課もね」

 

「「「「「ありがとうございます」」」」」

 

そしてまなつ達は変身の為に離れた。

 

 

「皆行くよ」

 

「「「「うん」」ああ」ええ」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

 

「ドレス!」

 

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「今日も元気だ!」

 

 

「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア !」」」」」

 

 

その頃あとまわしの魔女の配下の配下のヌメリーが1人ゲームセンターを出た。

 

さてと、仕事をしようかしら。ゼンゼンヤラネーダ出てきなさい」

 

そう言ってヌメリーはゼンゼンヤラネーダの玉を投げて、隣のおむすび屋さんのおむすびを媒体にしてゼンゼンヤラネーダを2体召喚した。

 

「「「「きゃああ怪物よーーー」」」」

 

!!

 

「「何だって――」」

 

悲鳴を聞いたロイドとランディは、ゲームセンターの外に出て行った。

 

「ちっここまでかよ、エルダは先に帰れ」

 

「ええ――カニはどうすんの?」

 

「俺はこのままヌメリーと協力してやる気を集める」

 

「わかった」

 

そう言って、エルダとカニはそれぞれの場所に向かうのだった。

 

 

その頃直哉とのどか達は・・・

 

「直哉君私達はどうする?」

 

「そうですね念の為に変身しておきましょうか、ビョーゲンズもあとまわしの魔女の配下の好きに暴れられるのは嫌だと思うので」

 

「ただ今回はキュアアース抜きで動く前提で行きますよ」

 

「「「了解」」」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

 

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

 

「ニャン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」

 

 

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」

 

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

「なんだか3人での変身久しぶりだね」

 

「「そうね」そうだね」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特務支援課の異世界体験記3 もう一組のプリキュアと出会う前編

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

 

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

 

「ニャン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」

 

 

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」

 

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

「なんだか3人での変身久しぶりだね」

 

「「そうね」そうだね」

 

「さあ行きますよ」

 

「「「「「「了解」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

そしてキュアグレース達は、不測の事態に備え、キュアサマー達の戦いを確認出来る位置を確保した。

 

その頃キュアサマー達は・・・

 

「「「「「ヌメリー」」」」」

 

「あらプリキュアじゃないこんなところで奇遇じゃない。まだ誰もやる気は奪っていないわよ」

 

「ならゼンゼンヤラネーダを倒すだけね」

 

「そうはいかねえぜプリキュアゼンゼンヤラネーダあの男たちのやる気を奪え」

 

「「ヤラネーダヤラネーダ」」

 

「「うわああ。こいつは」力が抜けていく・・・君達は一体」

 

そして2体のヤラネーダによってロイドとランディのやる気が奪われた。

 

「あら、カニまだいたの?」

 

「ああ、あの2人には借りがあるからな。絶対俺様が倒す」

 

「あらそう、私帰るから後よろしく」

 

そう言って、ヌメリーは撤退した。

 

一連の流れを見た。グレース達は・・・

 

「あのカニさん余程ゲーム対決して負けたのが悔しかったんだね」

 

「だからと言って、その仕返しがやる気を奪うなんてラビ」

 

「これならカニに負けて気分よくさせた方が良かったニャン」

 

「確かにそうかもペン」

 

「そうね」

 

「でもロイドさんとランディさんにカニさんが集中してるから被害が最小限になってるよ」

 

「確かにそうかも」

 

「ええ、でもなんか癪よね」

 

「まあいい。16番目のプリキュアの世界の連中の戦いを見てやろう。グワイワル様がな」

 

「「「ええ――ダルイゼン達がどうして私達の所にいるの当たり前のように」」」

 

「だって俺達」

 

「キングビョーゲン様の」

 

「命令でな、場合によってはお前達を援護しろと言われていてな」

 

「「「ええ――」」」

 

グレース達は、ダルイゼン達の言葉に驚いていた。

 

「それでどうする?あの子達勝ちそうよ」

 

「グレースヤラネーダの残り一体をメガビョーゲンにするから」

 

「「「ええ――メガヤラネーダにするのーー」」」

 

「そうさ、トワの要望だし」

 

「「「・・・トワのアホ――」」」

 

「あんたたちも大変ね」

 

「それは俺達もだろ?」

 

「間違いないわね」

 

そして・・・

 

「オーライ」

 

「マーメイドアクアポットサーチ」

 

 

「赤と蒼」

 

 

「やる気パワーカムバック」

 

そして2体のヤラネーダからやる気を取り返した。

 

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

「「「「ビクトリー!」」」」

 

「よし後一体よ」

 

「そう簡単には行かせないよ。16番目のプリキュア」

 

!!

 

「何だてめえは」

 

「進化しろナノビョーゲン」

 

「ナノ――」

 

そしてもう一体のゼンゼンヤラネーダがメガヤラネーダへと進化した。

 

「さあカニ、君の出番は終わりだ」

 

「ここからは俺達ビョーゲンズの出番さ」

 

「ああああ、覚えてろ――」

 

そしてカニはダルイゼンにやられて撤退をした。

 

「さあ改めて勝負と行こうか、やれメガヤラネーダ」

 

「メガヤラネーダ」

 

その頃グレースがトワに連絡をしていた。

 

「トワさんダルイゼンにメガヤラネーダを作らせるなんてどういう事ですか?」

 

「ああ、それはねまなつ達の試練なのよ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特務支援課の異世界体験記3 もう一組のプリキュアと出会う後編

「ここからは俺達ビョーゲンズの出番さ」

 

「ああああ、覚えてろ――」

 

そしてカニはダルイゼンにやられて撤退をした。

 

「さあ改めて勝負と行こうか、やれメガヤラネーダ」

 

「メガヤラネーダ」

 

その頃グレースがトワに連絡をしていた。

 

「トワさんダルイゼンにメガヤラネーダを作らせるなんてどういう事ですか?」

 

「ああ、それはねまなつ達の試練なのよ」

 

「ええ――どういう事ですかトワさん?」

 

「ああ、実はね貴女達がねレイの連絡を受けて、16番目のプリキュアの世界からシンフォギア世界に行って亜種型メガビョーゲンと戦ってる頃ね」

 

そしてトワが話し出す。

 

 

「さて、まなつちゃん達5人に質問です貴女達は自分達の世界のイベントを進めますか?それとも特殊遊撃部隊のお手伝いをしますか?」

 

「ええ――どういう事飛鳥さん」

 

まなつが飛鳥に聞く。

 

「あ、それはねトワさんが、ローラさんの5人目のプリキュアになったら兄さんに聞いてと言ってたんだけど、兄さんが別件で他の世界に行ったから。私が聞いてるんだよ」

 

「「「「「成程ね」成程」」」」

 

「皆ここは私が答えていい?」

 

「「「「「いいよ」」」」良いわよ」

 

 

「飛鳥ちゃん私達は、特殊遊撃部隊のお手伝いをします」

 

その頃キュアサマー達は・・・

 

「プリキュア!くるくるラメールストリーム!」

 

だが、メガヤラネーダには、ほとんど効かなかった。

 

「「「「「そんな」」」」嘘でしょう」

 

「あはは、そんな技が効くと思ってんの」

 

「何ですって!!」

 

「考えてもみなよ、メガヤラネーダはメガビョーゲンとヤラネーダの能力がついてるのに効くわけないじゃん」

 

!!

 

「そうか、ならグレースさん達を呼べば・・・」

 

「残念だけどグレース達はまだ来ないよ。こことは違う場所で、シンドイ―ネとグワイワルが動いてるから」

 

「「「「「「そんな」」」」」」

 

再びグレースとトワは・・・

 

「成程ならまだ私達がサマー達と合流したらいけないんですね」

 

「ええ、それはもう少し待ってくれる」

 

「メガヤラネーダはグレース達の技とサマー達達の技を同時に使えば浄化出来るから」

 

「「「成程」」」

 

「トワさん今回の試練は、もしかしてサマー達の中から守護者を決めるつもりですか?」

 

フォンテーヌがトワに聞く。

 

「グレ響が断ればそうなるかも知れないわね。でも今回の試練とそれは切り離していいわよ。さて頃合いねグレース達サマー達の元に行って良いわよ。特務支援課の2人が起きたようだから」

 

「「「はい」」」

 

そしてグレース達はロイドとランディの元に向かった。

 

 

「「うっここは」」

 

「俺達は確か・・・」

 

 

「そうはいかねえぜプリキュアゼンゼンヤラネーダあの男たちのやる気を奪え」

 

「「ヤラネーダヤラネーダ」」

 

「「うわああ。こいつは」力が抜けていく・・・君達は一体」

 

そして2体のヤラネーダによってロイドとランディのやる気が奪われた。

 

「あら、カニまだいたの?」

 

「ああ、あの2人には借りがあるからな。絶対俺様が倒す」

 

「あらそう、私帰るから後よろしく」

 

「あれからの記憶が無い」

 

「「「大丈夫ですか?」」」

 

「君達は特殊遊撃部隊の・・・」

 

「ロイドさんランディさん後は任せて下さい」

 

「いや俺達も行くぜ、あのカニに返してやるぜ」

 

「ああ、ランディ俺も行くぞ」

 

「わかりました皆で行きましょう」

 

「「ああ」」

 

「そろそろ16番目のプリキュアもヒーリンググッパイかな」

 

「「「「うう、私達は負けない」」」」

 

「ふうんまあいいけど、どうやってこのメガヤラネーダを倒す気かな?」

 

「「「「「それは」」」」」

 

「「あきらめるな」諦めるんじゃねえよ」

 

!!

 

「君達は、俺達を救ってくれたんだろう?」

 

「そうだぜ、それにな・・・」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

 

「「届け!」」

 

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

お前達の仲間が協力したみたいだぜ

 

「あれはグレースさん達の技!!皆行くよ」

 

「「「「うん」」ああ」

 

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

「「「「ビクトリー!」」」」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「「「「お大事に」」」」

 

そして2つのプリキュアの浄化技を、同時に受けたメガヤラネーダは見事に浄化されたのだった。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特務支援課の異世界体験記4 戦闘後の衝撃

「「「「やったーメガヤラネーダを浄化出来た――」」」」

 

「やったな君達」

 

「すげえなお前達」

 

「「「「「はい、ロイド先生とランディ先生の励ましの言葉とグレースさん達のおかげです」

 

「「へっロイド先生」ランディ先生だと」

 

そしてサマー達は変身を解除した。

 

「「ああーーー君達は俺達と同じ日に転校してきた子達じゃないかーー」」

 

「えへへ、そういう事ですよ」

 

「じゃあ、先生帰りましょう」

 

「「ああ」」

 

そしてまなつ達とロイド達は旅館沢泉に戻った。

 

その頃グレース達は簡易ゲートを使ってのどかの家に戻っていた。

 

「もう、トワさんのせいで、大変だったね」

 

「まあそうね」

 

「まあ、トワの悪い癖こちらに事前に連絡をくれたらいいんですけどね」

 

「それは期待しても無理と思うラビよ直哉」

 

「うんそう思うペン」

 

「あのトワだからなあ・・・」

 

「あはは、私は何も言えない」

 

「でも、驚いたわねトワさんの言葉」

 

「「「うん」」」

 

「トワさん今回の試練は、もしかしてサマー達の中から守護者を決めるつもりですか?」

 

フォンテーヌがトワに聞く。

 

「グレ響が断ればそうなるかも知れないわね。でも今回の試練とそれは切り離していいわよ。さて頃合いねグレース達サマー達の元に行って良いわよ。特務支援課の2人が起きたようだから」

 

「「「はい」」」

 

「うんまさかまなつちゃん達も候補になってるなんて」

 

「でもこれであの話が現実になるかもペン」

 

「あの話?」

 

そしてぺギタンは直哉に話す。

 

でもさあの子達に直哉っが取られたらどうする?」

 

 

「それは無いラビよ」

 

 

「「「どうして?ラビリン」」」

 

 

「それは、あの子達がパートナー無しで変身出来るからラビ」

 

 

「そうだなコンパクトみたいのがあったなニャン」

 

 

「「「成る程」」」

 

「でもわからないペンあの子達の誰かが、のどかと同じ立場になってコンパクトだけで変身できなくなったら・・・そしてのどかは宝玉があるから」

 

 

 

「「嫌あああ」ラビ」

 

「そう言う事もあるかもペン」

 

「成程、僕が16番目のプリキュアの世界で動けない時にそう言う話をしてたんだ」

 

「そうペン」

 

「その心配は無いですよ」

 

「「「「「「どうして」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「恐らく以前も言いましたけど、守護者になる為にはある条件を満たさなければならないんですよ。仮にまなつちゃん達がなれるのは、守護者見習いまでですよ」

 

「つまりクローゼさんと同じ立場までなのね」

 

「まあ、クローゼさんの場合は立場が立場なので、意図的に守護者見習いなんですけどね」

 

「「「ああ、成程」」」

 

「ええ、いくら戦いの中心がクロスベルに移動したとはいえ僕達の都合で声をかけるには、申し訳ないですし、今度クロスベルで通商会議と言うものがあるみたいですけどね」

 

「「「「通商会議」」」通商会議ですか?」

 

「夢で見たのでいつ起きるのかは知らないですけど」

 

「「「「成程」」」」

 

 

「でも、直哉特務支援課の4人はいつまでこちらにいるんですか?」

 

「えーとそれは正直に言えば、トワの気分次第でしょうね」

 

「「「やっぱり」」そうなのね」

 

「ただ、特務支援課の4人に何かを掴ませる為にすこやか市に連れて来たのかも知れませんね」

 

「「「どういう事」」」

 

「そうですね、シャーリィーさんの義理のお兄さんが実はランディ先生なんですよ」

 

「「「やっぱりそうなんだ」」」

 

「恐らくトワは特務支援課の4人の抱えてる負担を軽減させる為に教師と生徒としてすこやか中学に入れたんだと思いますよ。ほら僕と言うイレギュラーを受け入れた学校ですから」

 

「まあ、特務支援課の滞在についてはトワに聞くしかありません」

 

「そういう事なので、のどかさんとひなたさんは僕と一緒に管理者の神殿について来て下さい。アスミさんとちゆさんは旅館で待機して下さい」

 

「「「「うん」」わかったわ」わかりました」

 

そして直哉とのどかとひなたは、管理者の神殿に向かった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワに今後について聞く為に

管理者の神殿にて・・・

 

 

「あらどうしたの直哉にのどかにひなた?」

 

「トワ貴女が連れて来た特務支援課の4人の今後についての扱いを聞きに来ました」

 

「ああ。そう言えば具体的に伝えてなかったわね」

 

「何で、特務支援課の4人を連れて来たのかを、実はね少なくともワイズマンが使っている力を直に体験してほしかったのよ」

 

「「「体験ですか」」」

 

「そうよ、直哉ワイズマンがどこの世界の出身者か思い出しなさい」

 

!!

 

「それは・・・もしかして」

 

「今のワイズマンがゼムリア大陸に干渉しても、新たな歴史として存在するって事ですか?」

 

「そういう事よワイズマンはゼムリア大陸の人間だからその影響でもしもの世界を作る程度だから特殊遊撃部隊は基本的に介入は出来ないわ。ワイズマンがもしもの世界の許容を超える事をしない限りね」

 

「「そんな」」

 

トワの言葉にのどかとひなたが声をあげる。

 

「そうだとすると、あのリベルアークの戦いの時に倒しておくべきでしたね」

 

「いやそれがねゼムリア大陸の意思でワイズマンの可能性を見たいと言ってたのもあるんだけど」

 

「「「ええ――ゼムリア大陸の意思がワイズマンの存在を認めたんですかーーー」」」

 

「ええ、黄昏を止める手段としてワイズマンが使えるかどうかを見る為に」

 

「そんな無茶なそんな事をしたら、ワイズマンがイシュメルガを取り込みますよ」

 

「私もそう思うんだけどね、だからゼムリア大陸の住人が、今のワイズマンを倒すなら問題は無いと言ってたからゼムリア大陸の意思がね」

 

「そして、私は考えたの今のワイズマンを完全に倒すのは無理だから力を封印出来ないかをね」

 

「私達が考えた方法が、直哉も含むプリキュアと響そしてゼムリア大陸組以外の特殊遊撃部隊の隊員が特務支援課の4人の召喚獣みたいになればゼムリア大陸の意思が文句は言わないだろうと言う結論になったの」

 

「「「ええ――」」」

 

「それは無理でしょう。僕達が召喚獣としてしか参加できないのは?」

 

「それにシンフォギアや霊力関連は機械的な力でなんとか出来るかもですけど、プリキュアとヒーリングアニマルの力を再現するのは、厳しいのでは?」

 

「「うんうん」」

 

直哉の言葉にのどかとひなたが同意をする。

 

「うんだから、特務支援課の4人がゼムリア大陸の方に戻る時直哉とプリキュアの4人はリーシャ・マオと言う人物出るまでを見届けて、それ以降はエステル達にやらせるから」

 

「成程そこまで見たらエステルさんヨシュアさんの要請で関与すると言う形にするんですね」

 

「ええ、貴女達が召喚獣として行くのは嫌と言うから、急遽考えたのよ」

 

 

「「「それは当たり前です」当り前だよ」

 

「召喚獣のが私的には楽なんだけど・・・召喚獣作戦にしない?」

 

「「「しません」」」

 

「うう、皆が厳しいよーー」

 

「はいはい、トワそれでいつ特務支援課の4人を帰すんですか?」

 

「・・・召喚獣作戦をしないと・・・ぎゃあああ」

 

「改めて聞きますよいつ返すんですか?」

 

「それはまだ決めてないわ。というかゼムリア大陸の意思がまだ返すなと言ってるし」

 

「「「成程」」」

 

「それに特務支援課の4人を特殊遊撃部隊の臨時隊員に入れろ共言ってるのよ」

 

!!

 

「ゼムリア大陸の意思がそんな無茶な事を言ってるんですか?」

 

「そもそも大陸に意思があるなんて信じられないラビ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

管理者の神殿で悩む直哉達

「つまり特務支援課の4人をゼムリア大陸に帰らせるには、あり得ないですけどゼムリア大陸の意思に沿うタイミング出ないと駄目なんですね」

 

「ええ、でもゼムリア大陸の意思もそう長く特務支援課の4人の帰還を認めないとは思いたいけどね」

 

 

「そうじゃないと困りますよね。もうすぐイヨ達が融合世界に作った世界も動き出してもいい頃ですし」

 

「ああ、そっちの方の問題もあったわね」

 

「まあ、特務支援課の4人をゼムリア大陸に帰せたらリーシャ・マオが出れば特殊遊撃部隊をイヨ達達が試験的に作った世界の調査をしても良いんだけど」

 

「「「成程」」」

 

「確かにトワの言う通りゼムリア大陸に常にいなくても良いのならそういうのが効率ですけど、それは難しいと思いますよ」

 

「そうね重要なイベントが発生したタイミングが重なる場合もあるわね」

 

「まあ、特殊遊撃部隊を2部隊使うのなら可能でしょうけど」

 

「いや、飛鳥や薫だけならいいと後悔してた所なのに」

 

そしてトワがその時を思い出す。

 

その場にいる者達は、ローラがプリキュアに変身した事に驚いていた。

 

 

「何だと――初穂も驚きを隠せないでいた。

 

「「「「「初穂本当に気づかなかったんだ」」」」」

 

「初穂さんわかりました?貴女が出て行くと5人目のプリキュアの出番を奪う所だったんですよ」

 

「う、だったら何で私達がここに来たんだよ」

 

「え、それはこのイベントが行わるかを見る為ですよ。別に直接介入する為ではありませんよ」

 

「そんな戦えないのかよ」

 

「はい戦う必要ありませんよ」

 

飛鳥の言葉にショックを受ける。

 

「「「ああ、また初穂さんですか」」」

 

「そうよ」

 

「「「だったら新生帝国華撃団を元の時代に戻せばいいのでは?」」」

 

「それが無理なのよ。大神の救出と16番目のプリキュアの世界が来た事が原因で新生帝国華撃団本来の時間が消滅した可能性があるの」

 

「「「はっ」」」

 

「そしてその時代が消したのが特殊遊撃部隊が朧をこの時代で、倒した事が原因かもしれないの」

 

「「「ええ――」」」

 

「でもあれは・・・」

 

直哉が思い出す。

 

ここは、本来僕達も干渉してはいけない世界なんですよ」

 

!!

 

「だがお前達は降魔皇復活の為か知らないが、大神一郎を16番目のプリキュアの世界に封印し、16番目のプリキュアの世界全体を融合世界に干渉させた罪は許されない」

 

「ひっ俺は何も知らない。京極と俺様の上司がメインで考えていたんだ」

 

「成程なら神器を過去から奪い、それを偽りの魔神器にしたのを認めるのか?」

 

「ああ、そして大神を封印する場所を俺達に提示したのは・・・ギャアアア」

 

朧は悲鳴を上げて絶命したのだった。

 

!!

 

「あはは、愚かね朧でもこれからは一緒よ」

 

「「「夜叉」」」

 

「「「どうしてここに」」」

 

「朧を殺された事が彼等新生帝国華撃団の本来の未来に繋がる道だったとと言う事ですか?」

 

「ええ、そう考えるのが自然なんだけど・・・ね」

 

「何かが引っかかるんですね?」

 

「そうねでも、今は特務支援課の方を優先するけど」

 

「そうですね」

 

「でも、夜叉や朧を使っていたやつも融合世界に来たからその世界に繋がるルートが消えた可能性もあるわね」

 

「「「成程」」」

 

「とりあえず僕達は一度すこやか市に戻り特務支援課の4人の事を伝えますね。そして新生帝国華撃団の事に関しては、僕が状況を見て話しますね」

 

「そうしてくれると助かるわ」

 

「ちゃんと特務支援課の4人をいつ返していいかわかったら教えて下さいよ」

 

 

「はいはい」

 

そして直哉とのどかとひなたは管理者の神殿からすこやか市に戻るのだった。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

大型ショッピングモールからの帰宅後のロイド達

その日の夜ロイドとランディの2人は昼間の事をエリィとティオにはなしていた。

 

「「ええ――それ本当なの」ほんとうなのですか?」

 

「「ああ」」

 

「「「「やったーメガヤラネーダを浄化出来た――」」」」

 

「やったな君達」

 

「すげえなお前達」

 

「「「「「はい、ロイド先生とランディ先生の励ましの言葉とグレースさん達のおかげです」

 

「「へっロイド先生」ランディ先生だと」

 

そしてサマー達は変身を解除した。

 

「「ああーーー君達は俺達と同じ日に転校してきた子達じゃないかーー」」

 

「えへへ、そういう事ですよ」

 

「じゃあ、先生帰りましょう」

 

「「ああ」」

 

「じゃあ私達の世界で助けてくれた子達は一体?」

 

エリィが思い出す。

 

「「「「凄い」」」凄すぎるぜ」

 

そしてメガビョーゲン5体を浄化した事で大地は元に戻った。

 

「君達は一体?」

 

「私達は、響さんの仲間です。よろしくお願いいたしますねロイドさんとエリィさん」

 

「おいおいどういう事だよ、ロイドとお嬢?この子達と知り合いなのかよ」

 

「いやこの子達とは初対面だよ」

 

「本当かよ」

 

「ああ」

 

「とりあえず貴女達のおかげで助かったわ」

 

「確かにトワと言う人物はあの4人の女の子の世界に行くと言って移動したらこちらの世界だったので、間違いなく彼女達はこの世界のどこかにいると思います」

 

ティオがそう言いきる。

 

「「「確かにそう言ってたな」」そう言ってたわね」

 

「とりあえず今日はもう寝ましょう。明日は学校が休みみたいだしこの世界の事を調べましょう」

 

「「「そうだな」」そうですね」

 

そしてロイド達は床についた。

 

同じ頃ちゆとアスミは・・・

 

「ちゆのどか達遅いですね」

 

「そうね、それだけトワさんとの話が複雑になってるんじゃないかしら」

 

「話が、複雑にですか?」

 

「ええ、トワさんは基本的に面倒な事はギリギリまで言わないのよね。説明が面倒と言ってね」

 

「それは世界の管理者としてどうなのでしょう?」

 

「うんそうね、私も最初はそう思ったわだけどいろんな世界に行くようになってから事前情報が無い方が良い場合あるって事がわかったからね」

 

「そうなのですね」

 

「ええ、16番目のプリキュアの世界はほぼ無い状態で行ったわよね」

 

「ああ、確かにそうですね」

 

「だけど16番目のプリキュアの世界での経験は今考えると、貴重な経験だったと思うわ。これからも未知の世界がこの融合世界に出現しないとも限らないじゃない?」

 

「確かにそう言う世界では、直哉に負担が大きいのもわかりましたし」

 

「ええ、そうねそう言う意味では不謹慎かもしれないけど、まなつちゃん達のおかげで直哉君の負担を軽減できたと思うわ」

 

「しかしヴォルクルスはどうなったのでしょう?」

 

「薫・・・私やるよ」

 

 

「飛鳥ちゃん」

 

「サイバスター私に力をかして・・・行くぞ!!ヴォルクルスコスモノヴァ発射」

 

 

「うおおお。コスモノヴァだと、紫藤飛鳥め小癪な真似を・・・だがこの2つの技により次元に穴が開くだろう」

 

 

ヴォルクルスがそう言った直後次元の穴が開き、その場にいるもの全てが次元の穴にに吸い込まれた。

 

 

「「「「「「うわあああ」」」」」」」

 

 

そして次元の穴を通って出た場所はまさかの融合世界の管理をする管理者の神殿の中だった。

 

「それはわからないわ。さあもう寝ましょ」

 

「そうですねおやすみなさい」

 

 

そしてちゆ達は眠りについた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

それぞれの休日1 探索と緊急の話し合い前編

翌日・・・

 

ちゆとアスミはのどか達が管理者の神殿から戻ってきたことを知り、のどかの家に向かった。

 

その30分後・・・

 

特務支援課は融合世界のすこやか市を探索をする為、旅館沢泉を出た。

 

「うーんここは治安がいいな」

 

「そうだな、小さい事件はあるみたいだけどな」

 

「そうね」

 

「でもこの世界はアーツもマスタークォ―ツが珍しいみたいですね」

 

「そうねゼムリア大陸では考えられないわね」

 

「そうですね、本当にここが異世界だと感じますね」

 

「俺達の知る技術とは別の技術があるみたいだな」

 

「そうですね、同じクラスの子達に聞いたら科学技術と言うらしいですよロイドさん」

 

「科学技術か・・・」

 

「まあ、そこは俺達の知らない技術くらいあるだろうよ全部知ろうとするなよ」

 

「だが、ランディ」

 

「今は俺達が異邦人なのだから俺達が、この世界の歴史見るのは構わないんだろうな」

 

「だったら特殊遊撃部隊のトワが、俺達を異世界に連れて来たのは何故なんだ?」

 

「それは恐らくワイズマンがゼムリア大陸にいる可能性があるからだと思いますよ」

 

 

「ああ、そう言えばこちらのフォンテーヌとスパークルは初めましてですね」

 

 

「おい、ワイズマン挨拶はいいだろ、俺様あれを試したいのだがいいか?」

 

「いえ駄目です。まだその時では無いので」

 

 

「ちっわかった。俺様は帰るぞ」

 

「構いませんよ。さてそこにいる少年の為に出でよメガ降魔」

 

 

!!

 

 

「うわああああ。悪魔だーーー」

 

 

「「「しまった見られた――」」」

 

 

その後グワイワルは撤退しワイズマンが2体のメガ降魔を召喚し、益子道夫恐怖を与えた。

 

 

「さて、プリキュアの諸君その少年を守りながら、メガ降魔を浄化出来るかな?」

 

「うわああ」

 

「ちょっと落ち着いてよもう」

 

「それは無理と思うニャン。俺達だってメガ降魔は、ビビるニャン」

 

 

「フフ、やはりその少年を守る事手一杯のようですね」

 

映像終了・・・

 

!!

 

「ロイド君達あれが、ワイズマンとメガ降魔よ」

 

「「こいつがワイズマン」」

 

「もはや本当に怪物ですね」

 

「これが元人間」

 

「もはや元人間て言われても信じられないでしょう?」

 

「「「「ああ」」ええ」ですね」

 

「皆さんもあの映像を見て対抗策無しでワイズマンに勝てると思いました?」

 

「「「それは・・・」」」

 

「「「きついだろうな」ええ、対抗できる特殊遊撃部隊の皆がいないときついでしょうね」でもゼムリア大陸は俺達の世界だから俺達がやらなきゃ」

 

「それはロイドさんの言う通りです。ですから私達はこちらの世界に来てメガビョーゲンと降魔そしてノイズの事をもっと知るべきだと思うんです」

 

「そういう事なら自分が手伝いますよ。進化ベイベーナノビョーゲン

 

!!

 

そしてバテデモーダの生み出したナノビョーゲンが特務支援課の近くにある本に感染し、そして本型メガビョーゲンは、図書館から出て来た特務支援課の4人を飲み込んでしまった。

 

「行ってらっしゃいませ。記憶の世界においらと宿主さんの記憶を見る旅へ」

 

バテデモーダがそう言うと本型メガビョーゲンと共にどこかに転移をしたのだった。

 

その頃直哉達は・・・

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

それぞれの休日1 探索と緊急の話し合い後編

時を少し戻して・・・

 

のどかの部屋では

 

「それで特務支援課の人達はこれからどういう形にするって?」

 

「それが・・・」

 

そして直哉が話し出す。

 

 

「ああ。そう言えば具体的に伝えてなかったわね」

 

「何で、特務支援課の4人を連れて来たのかを、実はね少なくともワイズマンが使っている力を直に体験してほしかったのよ」

 

「「「体験ですか」」」

 

「そうよ、直哉ワイズマンがどこの世界の出身者か思い出しなさい」

 

!!

 

「それは・・・もしかして」

 

「今のワイズマンがゼムリア大陸に干渉しても、新たな歴史として存在するって事ですか?」

 

「そういう事よワイズマンはゼムリア大陸の人間だからその影響でもしもの世界を作る程度だから特殊遊撃部隊は基本的に介入は出来ないわ。ワイズマンがもしもの世界の許容を超える事をしない限りね」

 

「「そんな」」

 

直哉の話中断・・・

 

「「「そんな」」ペン」

 

「つまりゼムリア大陸がワイズマンが生き残ったパターンを認めたと言う事ですか」

 

「そうみたいです。その理由として・・・」

 

 

「いやそれがねゼムリア大陸の意思でワイズマンの可能性を見たいと言ってたのもあるんだけど」

 

「「「ええ――ゼムリア大陸の意思がワイズマンの存在を認めたんですかーーー」」」

 

「ええ、黄昏を止める手段としてワイズマンが使えるかどうかを見る為に」

 

「そんな無茶なそんな事をしたら、ワイズマンがイシュメルガを取り込みますよ」

 

「私もそう思うんだけどね、だからゼムリア大陸の住人が、今のワイズマンを倒すなら問題は無いと言ってたからゼムリア大陸の意思がね」

 

「改めて聞きますよいつ返すんですか?」

 

「それはまだ決めてないわ。というかゼムリア大陸の意思がまだ返すなと言ってるし」

 

「「「成程」」」

 

「それに特務支援課の4人を特殊遊撃部隊の臨時隊員に入れろ共言ってるのよ」

 

!!

 

「ゼムリア大陸の意思がそんな無茶な事を言ってるんですか?」

 

「「「はあーー」」」

 

「ありえないペン大陸に意思がありなおの事特務支援課の4人を、特殊遊撃部隊に入れろなんてペン」

 

「それをトワは受け入れたんですか?」

 

アスミが直哉に聞く。

 

「いえ、トワとしても全てを受け入れたわけではありません。ただ同じタイミングで大きな問題となったのがあるんです」

 

「「「それは?」」」

 

 

「それは新生帝国華撃団に関する問題です」

 

 

「そうよ」

 

「「「だったら新生帝国華撃団を元の時代に戻せばいいのでは?」」」

 

「それが無理なのよ。大神の救出と16番目のプリキュアの世界が来た事が原因で新生帝国華撃団本来の時間が消滅した可能性があるの」

 

「「「はっ」」」

 

「そしてその時代が消したのが特殊遊撃部隊が朧をこの時代で、倒した事が原因かもしれないの」

 

「「「ええ――」」」

 

「「ええ――」ペン」

 

「ああ、同じリアクションだちゆっち」

 

「ひなたちゃん仕方ないよ」

 

「朧を殺された事が彼等新生帝国華撃団の本来の未来に繋がる道だったとと言う事ですか?」

 

「ええ、そう考えるのが自然なんだけど・・・ね」

 

「何かが引っかかるんですね?」

 

「そうねでも、今は特務支援課の方を優先するけど」

 

「そういう事なので、ちゆさんとアスミさんもよろしくお願いします」

 

「成程そういう事になっていたのね、特務支援課の融合世界に来させた理由が」

 

「そうみたいですね・・・うんどうやらバテデモーダが特務支援課の4人と接触してますね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

直哉の言葉にのどか達が驚く。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特務支援課の異世界体験記5 記憶の旅1

「「「「ええーー」」」」

 

「「「バテデモーダが何で特務支援課の4人を襲うの?」」」

 

「今バテデモーダの行動をのどかさん達に見せますね」

 

そして直哉はバテデモーダと共有している記憶を再生した。

 

「皆さんもあの映像を見て対抗策無しでワイズマンに勝てると思いました?」

 

「「「それは・・・」」」

 

「「「きついだろうな」ええ、対抗できる特殊遊撃部隊の皆がいないときついでしょうね」でもゼムリア大陸は俺達の世界だから俺達がやらなきゃ」

 

「それはロイドさんの言う通りです。ですから私達はこちらの世界に来てメガビョーゲンと降魔そしてノイズの事をもっと知るべきだと思うんです」

 

「そういう事なら自分が手伝いますよ。進化ベイベーナノビョーゲン

 

!!

 

そしてバテデモーダの生み出したナノビョーゲンが特務支援課の近くにある本に感染し、そして本型メガビョーゲンは、図書館から出て来た特務支援課の4人を飲み込んでしまった。

 

「行ってらっしゃいませ。記憶の世界においらと宿主さんの記憶を見る旅へ」

 

バテデモーダがそう言うと本型メガビョーゲンと共にどこかに転移をしたのだった。

 

記憶映像終了・・・

 

「「「「これは」」」」

 

「成程あの本型メガビョーゲンを通して、僕とグレースさんの事そしてメガビョーゲンに関する事柄を特務支援課に伝える気ですか?バテデモーダ」

 

「そういう事っすよ」

 

!!

 

「「「「バテデモーダどうしてここに?」」」」

 

「いやーー宿主さんのお手伝いすっよ別に戦いに来たわけじゃないですけど、個人的にはアースさんと戦いたい気持ちはありますけど」

 

「それは今度な、今戦えば住宅が大変な事になるからな」

 

「わかりました」

 

それでバテデモーダここに来たのは何の為だ?」

 

それは、特務支援課の4人が記憶の旅から帰ってきたらメガビョーゲンの浄化をお願いしたくてですよ」

 

「「「ええ――」」」

 

「まさかの後始末お願いラビ」

 

 

「そりゃそうですよ。今回はあくまで宿主さんの為にするんで、蝕んでないんすから」

 

「「「ああ、そう言えばメガビョーゲンいるのにラテが反応してない」」」

 

のどか達はバテデモーダの言葉が事実だと知り驚いていた。

 

「バテデモーダ特務支援課に記憶の旅に行かせて何分くらいだ?」

 

「まだ5分前後ですよ。基本的にワイズマンが関わった事件を記憶の旅として見て貰ってる感じです」

 

「成程な。なら、あの過去の世界での事件も含まれるのか?」

 

「はい、一応ワイズマンがボス的ですんで」

 

「のどか、今直哉が言った過去の世界とはいったい?」

 

「ああ、それはねアスミちゃん」

 

その頃特務支援課は記憶の旅の一つ目の記憶に触れていた。

 

「「「「ここは?」」」」

 

そして特務支援課の4人は直哉やグレース達の記憶に触れるのだった。

 

「フフ、久しぶりだな。紫藤直哉とシンフォギア奏者の諸君とプリキュア達よ」

 

 

「ワイズマン貴様どうしてここに?」

 

「私はお前達を黒いヴァリマールを使いお前達を異世界に飛ばした後私が天海と協力して今回の事を仕組んだのさ」

 

!!

 

「成る程貴方なら天海に降舞やノイズそして今回僕達側にしか出てきてないメガビョウゲーンを作り出せましたね」

 

 

「ああその通りさ紫藤直哉まあ天海の協力もあって出来た事でもあるがな。そしてこの力をくれたシンドイーネには感謝しかないな」

 

「良かった。直哉君の叔父さんが仕組んで無くて」

 

そしてワイズマンはその時を思い出していた。

「があああ」

 

 

「ふんこの程度の力しかないのなら空の至宝の力を取り込まなくても良かったな」

 

 

「そんなことないわよ。進化しなさいメガビョーゲン」

 

 

シンドイーネがそう言うとナノビョウゲーンが至宝を取り込んだワイスマンに感染したのだった。

 

「何だ私の中にーーーーごぶぁーー」

 

次第にワイスマンが変異していく

 

 

「ウフフ、成る程ねこれが突然変異の進化なのね」

 

記憶映像終了・・・

 

「「「「これはまさかワイズマンとあの子達の記憶なの」」記憶なのか」」

 

そして新たな記憶映像が始まる。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特務支援課の異世界体験記5 記憶の旅2

「「「「これはまさかワイズマンとあの子達の記憶なの」」記憶なのか」」

 

そして新たな記憶映像が始まる。

 

「ちゆちゃん、ひなたちゃんごめんね。私が体力無くて」

 

「いいのよのどか飛鳥ちゃんものどかのペースで来ていいと言ってたしね」

 

 

「そうそう、のどかっちは気にしないでね」

 

「おーいそこの人待ってくれ、君達に聞きたいことがあるんだ」

 

 

「「「あれはこちらの紫藤直哉さん」」」

 

「どうするちゆっち?のどかっちに無理させて逃げる?」

 

 

「いやそれはやめおきましょう」

 

 

そして紫藤直哉がのどか達に追いついた。

 

 

「すまないそこの赤い髪の女の子確認したいことがあるんで胸を見せてほしい」

 

 

「「「ええーーー」」」

 

「お兄さんそれはしたらだめだよ」

 

 

 

ひなたが直哉に向けて言う。

 

 

「え、ああごめん。赤い髪の女の子の体に異質な霊力があるからね。よければ取ってあげようと思ったんだ」

 

 

「のどかの体の異質な霊力は直哉君の魂ね恐らく」

 

「それってまずいんじゃ」

 

 

「どうかな?僕なら取り出せて君を開放出来るけど?」

 

「・・・すみませんが、私に宿るこの霊力は大事な物なので手放す事はしません」

 

 

「おお、のどかっち言い切った」

 

 

「どうして断るんだい?このまま放置してたら、君の体に害を及ぼすかもしれないんだよ」

 

!!

 

「そんなこと絶対ありません。もう付いて来ないでください」

 

 

そう言ってのどかは紫藤直哉から逃げ出した。

 

記憶映像終了・・・

 

 

「「「「ああーーあの子達はすこやか中学に通ってる子達だ」」だわ」どうして先輩達が」

 

ロイド達が混乱している中新たな記憶映像が始まる。

 

「その理由は・・・そこにいますよねワイズマン」

 

「ええーーワイズマン」

 

「ふふ、流石だな花寺のどか守護者としての進化が、君をそこまで強くしたのかな?」

 

 

そしてワイズマンが姿を現した。

 

 

「その理由を貴方に言う必要あるとは思いませんよ」

 

「そうだろうな。花寺のどか君が私の計画を知るように、私も君達が子にいる理由を知ってるがな」

 

「「えー―のどかちゃんワイズマンの計画を」」

 

響とさくらがワイズマンの説明に驚いていた。

 

 

「それで私達の前に現れた理由は何ですか?」

 

 

「何私も君達に協力してやろうと思ってね」

 

 

「貴方が私達に協力なんて・・・まさかここに来る前に会った紫藤直哉さんに何かしたんですか?」

 

 

「後は自分の目で見るんだな。これはもう一つの試作段階の機体だがな」

 

 

「いでよノイズ霊子甲冑メガ桜天武」

 

 

!!

 

ワイズマンの言葉が響いた時響達の前にメガ桜天武が現れた。

 

 

 

「気を付けたまえよメガ桜天武の中には彼が乗っていてなおかつこの機体は試作機と言うことで、この機体にはノイズと同じ機能がついている」

 

 

!!

 

 

「それってもしかして時間経過によるノイズ自身の自動炭化機能?」

 

 

「そういう事だよ。立花響」

 

 

「ちなみにメガ桜天武起動後15分後に自動炭化機能が作動を始める」

 

 

 

「つまり私達が15分以内にノイズ霊子甲冑メガ桜天武を浄化すればいいですね」

 

 

「ラビリン」

 

「ラビ」

 

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

 

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

 

「ニャン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」

 

 

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」

 

記憶映像終了・・・

 

「「「「ええーー」」」」

 

「「「「あの子達がゼムリア大陸で助けてくれた人物の正体なんて」」信じられないわ」私もですけど、どうやら私達があの本型メガビョーゲンに飲み込まれたのは、ワイズマンとまなつちゃん達とは違うプリキュアの戦いの記憶を見せる為だったのかも知れませんね」

 

「しかしどうしてメガビョーゲンが俺達にそれを伝えるんだ?」

 

ランディがティオに聞く。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特務支援課の異世界体験記5 記憶の旅3

「しかしどうしてメガビョーゲンが俺達にそれを伝えるんだ?」

 

ランディがティオに聞く。

 

「それはまだわかりませんが、私達を飲み込みここで私達が知りたかった彼女達と、ワイズマンとの関りも少しずつわかって来てますから」

 

「そうだなでもすこやか中学に通うあの子達が特殊遊撃部隊の一員としてゼムリア大陸でエステル達と戦っていたなんてな」

 

「そうね驚きだわ。ティオちゃん以外はあの子達より年齢は年上なのにね」

 

「「ああ、そうだな」」

 

その時新たな記憶映像が始まった。

 

「ワイズマンと言ったなお前の目的は何だ?」

 

「何、君の邪魔をする気はないよ。米田健二」

 

 

「こいつ俺の事を知っているのか?」

 

 

「私がここに来たのは、米田健二そして真宮寺直哉とついでにそこにいる紫藤直哉と共闘で私の準備した降魔と戦って貰いたいのだよ」

 

 

「何だと!!」

 

 

「何故俺達がそんなことをしなければならないんだ?」

 

 

「ふむ理由がいるのか」

 

「米田健二今のお前の力ではお前の目的は絶対にかなう事はない」

 

 

「だが私の実験に付き合えばお前に新たな力の切っ掛けを与えてやるがどうする?」

 

 

「お父さんこの男は危険です」

 

 

「・・・」

 

「決め切らないようだな。ならば私が君に見せようではないか、出でよ巨大ノイズ達」

 

ワイズマンがそういい、ソロモンの笛を使うと巨大ノイズが、15体出てきた。

 

 

!!

 

ワイズマンが自分の知らない存在を召喚したことに驚く健二だった。

 

 

「さて、巨大ノイズよそこにいる者達を炭に変えろ」

 

記憶映像終了・・・

 

「今回は、ワイズマン視点のみのようだな」

 

「ええ、でもこの頃のワイズマンは、すでに降魔やノイズを自由に召喚出来てるのね?」

 

「そうですね最も、ノイズの召喚にはワイズマンの持つアイテムによるもの見たいですけど」

 

その頃直哉達は・・・

 

「ねえ、直哉君ロイドさん達私達の事を、知ったのかな」

 

「恐らく知ったと思いますよ。ただ僕とのどかさんに関してはあえて教えない部分があると思いますよ」

 

「どういう事?」

 

「ほら僕がのどかさんの体内にいた時とかの事ですよ」

 

「ああ、直哉君の力を取り戻す時の事?」

 

「そうですよ。どうやらバテデモーダの作ったメガビョーゲンもその辺は、過去の7人世界や幼馴染世界に触れるのでワイズマン視点で見せてるみたいですね」

 

「そうなんだ」

 

 

「あくまでも、のどかさん達がゼムリア大陸でロイドさん達を助けた人物と言う事は知られたようですから明日から忙しくなると思いますけどね」

 

「「「ええ――」」」

 

「のどかちゆひなた、頑張って下さい」

 

「直哉君助けてくれるよね?」

 

「残念ですけど、それは無理ですよのどかさん」

 

「「「ええ――」」」

 

「考えて見て下さい皆さん。特務支援課の4人に知られたのはあくまでものどかさんとちゆさんとひなたさんの3人ですよね?」

 

「「「うん」」」

 

「仮に僕も特務支援課の4人に疑われているのならのどかさん達3人に協力出来ますけど」

 

「そうかここで直哉君が、私達を助けると、ロイドさん達は何も知らない生徒としてでなく、特殊遊撃部隊の関係者かもしれないと言う疑いを持つかも知れないんだ」

 

「ええ、そういう事ですよ」

 

「もしここでそれがばれると、トワに前面に出て来て貰った意味が無いですから」

 

 

「ええ、正確には違う部分もあるけど間違ってないわね。特殊遊撃部隊を立ち上げたのは私だし」

 

「特殊遊撃部隊?それがエステルや響さんが協力している部隊の名前ですか?」

 

「そうよ、ロイド・バニングス君」

 

!!

 

「どうして俺の名前を知ってるんですか?」

 

「そりゃあ、貴方達の世界が私達の世界に近づいて来たから調べたのよこちらでね」

 

「世界の調査ですか?」

 

「そうよ、ゼムリア大陸が来た時は、リベール側との交流でねエステルやヨシュアに協力をしてもらうことにしたのよ」

 

「特殊遊撃部隊の目的は、世界のバランスを壊そうとする者を相手にする事よ」

 

「「「「世界のバランスを壊す者?」」」」

 

「ああ、ゼムリア大陸で言えば降魔やノイズやメガビョーゲンの事よ」

 

「確かに本来なら直哉君の出番よね?」

 

「だね」

 

「だけど、直哉君はトワにやらせたんだよね」

 

「ええですが、あの時は単純にトワにも仕事をさせるつもりでしたけど・・・」

 

「それがまさかのあの展開になるとは」

 

その頃特務支援課の4人は・・・

 

「おっ次の記憶映像が始まるようだな」

 

ランディがそう言う。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特務支援課の異世界体験記5 記憶の旅4

新たな記憶映像開始・・・

 

 

「何だ?体が急に動かないぞ」

 

「大神さん私達も動けません」

 

 

「少尉これはいったい?」

 

 

「すみれ君俺にもわからない」

 

「ふふ、帝国華撃団どれほど強いのか楽しみにしていたが、この程度か」

 

 

 

「何だと!!」

 

 

「いや、金髪の少女と銀髪の子は危険回避能力は私の予測より高いようだな」

 

 

「貴様は一体何者だ?」

 

 

「私と君達帝国華撃団は初対面ではないのだがな」

 

 

!!

 

「私の名はワイズマン。かつて君達がゼムリア大陸に来た時に紫藤飛鳥達から聞いていないか?」

 

 

 

「ほう、南米演習に行っていた。君がそれを知っているとは、米田一基から聞いたのかね?」

 

「そうか、ならば出てこい夜叉」

 

 

ワイズマンがそう言うとワイズマンの体内から夜叉が出てきた。

 

!!

 

 

「「「「「「「「「「なっ」」」」」」」」」

 

 

「およびですかわが主ワイズマン」

 

「夜叉よお前に命令する。拘束を逃れているあの2人を帝国華撃団の前で殺せ」

 

「了解しました」

 

記憶映像中断・・・

 

「なあ今回の記憶映像おかしくないか?」

 

ロイドが言う。

 

「そうですね意図的に切られている感じがしますが、今回の映像は今私達のいる世界のようですね」

 

「「「何だって――」」何ですって」

 

「てっことはワイズマンは、あの力を手に入れていろんな世界に移動出来るようになったのかよ」

 

「恐らくそうなのでしょう。今までの記憶映像の中に出ているワイズマンと風景が全て違いますから」

 

「おいおい、そんなワイズマンとあの子達は戦って負けないなんてどんだけ強いんだよ」

 

「それだけ特殊遊撃部隊の皆はワイズマンやその他の敵と戦ってるんだろうな」

 

「俺達より場数は向こうの方が多いと思う」

 

「そうね」

 

そして中断していた、記録映像は再開した。

 

 

 

「行け、降魔共拘束している帝国華撃団と同化しろ」

 

 

そしてワイズマンの命令を受けた特殊降魔達が動き出す。

 

 

 

「フフ、これで帝国華撃団は我が主の手駒よ」

 

 

夜叉がグレースに言う。

 

「そう上手く行くかしら」

 

 

「食らいなさい鳳凰烈波」

 

 

!!

 

エステルの鳳凰烈波により複数の特殊降魔は消滅した。

 

 

 

「ほう、エステル・ブライトとクローゼ姫もこちらに来ていたか」

 

 

「漸く会えたわね。ワイズマン」

 

 

「フフ、私的には別に会えなくてもよかったんだが、エステル・ブライトお前がこちらにいるのならば、少し計画を修正するか」

 

 

「何ですって」

 

 

「夜叉今回はもういい、撤収をするぞ」

 

「わかりました。我が主」

 

 

そしてワイズマンと、夜叉と、特殊降魔は撤退をした。その直後5人のプリキュア達も合流し、拘束されていた大神達を救出したのだった。

 

記憶映像終了・・・

 

 

「エステルと誰だ?」

 

ロイドが言う。

 

 

「恐らくリベール王国の人で、エステルさんの友人の方なのでは無いですかね?」

 

「「「成程」」」

 

そして4つ目の記録映像は終了した。

 

「しかしよいつになったら終わるんだ?この鑑賞会は」

 

「「「さあ」」」

 

その頃直哉達は・・・

 

「そう言えば直哉君そろそろ私達変身した方が良い?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「そうですね、バテデモーダの言う通りなら記録映像は5つあるらしいので特務支援課が見たのは4つ目が終わったみたいなので良いですか?」

 

「「「「うん」」」わかりました」

 

「皆行くラビ」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

 

そして直哉は、キュアグレースの体内に吸い込まれた。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特務支援課の異世界体験記5 記憶の旅5

「皆行くラビ」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

 

そして直哉は、キュアグレースの体内に吸い込まれた。

 

 

「それでは後は特務支援課の4人が記憶映像を見て終わるタイミングまで待機して下さい」

 

「「「「了解」」」了解しました」

 

「あ、グレースさん。特務支援課の4人を助けた直後から僕はグレースさんの体内の一部となりますから」

 

「ああ、わかったよ直哉君」

 

その頃特務支援課の4人は、最後の記憶映像を見ていた。

 

「フフ、立花響お前が私を覚えていてくれるとは、お前とは直接会う事は少ない筈だが?」

 

 

「まあ、グレース達や直哉君から色々聞いてるからね」

 

「成る程そう言う事か」

 

そして映像が進み・・・

 

 

「くっやはりシンフォギアでは、ノイズしか倒せないのか?立花と違い」

 

 

「ほうっ立花響お前のギアは、降魔やメガビョーゲンを浄化することが出来るのか?」

 

 

「そうだよ。ワイズマンお前に隠していても知られるし教えるよ」

 

 

「ならば追加だ。出でよ、降魔兵器そしてメガ降魔」

 

 

 

そしてワイズマンが新たな戦力を召喚した直後・・・

 

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

 

「「届け!」」

 

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

そしてワイズマンが出した増援の降魔とメガ降魔はプリキュア達の技により全てが浄化されたのだった。

 

記録映像中断・・・

 

「おおーーここで彼女達の登場かよ」

 

「本当にワイズマンと特殊遊撃部隊の皆は色々な場所で戦ってるのね」

 

「そうだな」

 

ロイドが言う。

 

そして記録映像が再び再生を始めた。

 

「あ、皆来てくれたんだ」

 

 

「響さん二課の人達の任務を続けてください」

 

 

 

「わかったよグレース。了子さん翼さん行きましょう」

 

 

 

「いいのね響ちゃん?」

 

 

 

「ええ、構いませんよ了子さん」

 

 

 

響がそう言うと、了子が車を出す。

 

 

 

 

 

「ちょっ立花良いのか?あの子達はお前の仲間なのだろう?」

 

 

 

翼の乗る車も響と了子の車と同様に動き出す。

 

 

 

 

 

「旦那ここは私が残る。旦那は輸送任務の方を頼む」

 

 

 

 

 

「しかし奏」

 

「私には響や紫藤直哉の言う世界の流れを守ると言う意味がよくわからない事もあったが、今回流れを変えようとする者が言ったあの女と言う言葉を聞いて私達の行動の結果次第で、私達も彼女達の敵になるかもしれないと言うのがわかったよ」

 

 

 

「・・・そうだな」

 

 

 

「だけど、私達の行動が決められた事だけを、紫藤直哉は求めているわけでなく。響のギアにしろ異世界の件にしろ本当なら教える必要が無い筈だ」

 

 

 

 

 

「確かにな」

 

 

 

 

 

「だが私達3人には、教えてくれた。だから私は語られる事の出来ない戦いだから見ておきたいんだ」

 

 

 

 

 

「そうか・・・

 

「やれやれ私は、グワイワルを連れて帰りたいだけなんだかな」

 

 

 

「仕方ない出てこい夜叉」

 

 

!!

 

「お呼びでしょうかマスター」

 

 

ワイズマンの体内から夜叉が出て来た。

 

 

そして記録映像が止まるとロイド達が光に包まれた。

 

「「「「うわあああ」」」」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

記憶の旅の終点

!!

 

「皆さん今です」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

「「パワー!」」

 

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「「「「お大事に」」」」

 

そしてグレース達が本型メガビョーゲンを浄化すると、特務支援課の4人が光に包まれながらすこやか市に戻って来た。

 

「「「「ここは?」」」」

 

「お疲れ様でした、特務支援課の皆さん」

 

「あ、君達は」

 

「私達はビョーゲンズから本来はこの世界を守っていましたが、ビョーゲンズの力が様々な世界で悪用され始めたので、特殊遊撃部隊の一員となり私達も様々な世界に行ってたんです」

 

そう言ったグレース達は変身を解除した。

 

!!

 

「やはり君達は、花寺のどかちゃんと、沢泉ちゆちゃんと平光ひなたちゃんだったのか」

 

ロイドがそう言う。

 

「「「そうです」」」

 

「どうして皆さんはこのタイミングで正体を明らかにしたんですか?」

 

「「「それは記憶の旅で特務支援課の皆さんが私達とワイズマンとの戦いの記憶の中で私達の変身を見ましたよね?」」」

 

「「「「あ、そう言えばそうだ」」」」

 

「そういう事なので、これ以上隠す事は無い方が良いと思い許可を貰って、特務支援課の皆さんに伝えました」

 

「そういう事だったのか」

 

「ですが特務支援課の皆さんにはそれほど驚かれていないので良かったです」

 

「「「「いやいや十分に驚いているよ」充分驚いてるわ」はい驚きました」まなつ達でも驚いたのに」

 

 

「とりあえず特務支援課の皆さんは今日は疲れてる筈なので旅館沢泉の方に戻ってください」

 

「ああ、そうするよのどかちゃん」

 

「ちゆちゃんロイドさん達をお願いね。私達は待ち合わせの所に行くから」

 

「ええ、わかったわ」

 

「ひなたちゃん行こう?」

 

「うんのどかっち」

 

そしてのどかとひなたはちゆと特務支援課の皆さんと別れた。

 

 

「ふう、疲れたよ直哉君」

 

「のどかさんとひなたさんお疲れ様でした」

 

「でも直哉っちこれからどうするの?」

 

「とりあえず、明日以降にトワに特務支援課の皆さんがいつ帰れるかの説明をお願いしようと思います」

 

「「成程」」

 

「ただ問題なのが、特務支援課の皆さんの滞在期間中に面倒な事が起きたら厄介ですけど」

 

「「厄介事って?」」

 

「イシュメルガですよ。ゼムリア大陸の意思でワイズマンの生きるパターンを承認された事で、以前トワが僕達の為にしたIFのルートにクロスベルから入ったので、僕のする一部の歴史が無くなる可能性があるんです。それはキーアちゃんも含まれます」

 

「キーアちゃんて?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

そして直哉が話し出す。

 

「ねえ直哉っち本当にここであってるの」

 

「ええ、シャーリィーさん達の情報ではこの鉱山街で起きている事件の調査に動き出すとの報告がありましたから近い内に来ると思いますよ」

 

「それなら良いんだけど、直哉っちなんで、のどかっちじゃなく私を選んだの?」

 

「深い意味は無いですけど、今回のゼムリア大陸の物語の前半にワイズマンによる改変が起きた場合2人の響さんとエステルさん達とひなたさんが重要な役割をすると思ってるので」

 

「「ええ――」ニャンだと――」

 

直哉の言葉に驚くひなたとニャトランだった。

 

「実はですね、先程寝てたらクロスベルに起きる未来が見えて、キーアと言う少女がいたので、その子が寂しいくない様にひなたさんの明るさが必要だと考えたので」

 

「「成程」ニャン」

 

「その未来が起きてもその前に、ワイズマンの介入が強すぎて僕達は一度ゼムリア大陸から離れる事になるかもしれませんけどね」

 

「さてもうすぐ夕食の時間ですからのどかさん達と合流しましょうか」

 

「了解」

 

そして直哉とひなたは宿に戻った。

 

「以上がキーアちゃんついてです」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

キーアと言う少女についての話前編

「つまり直哉君は、夢で見た見た出来事が本来の形起きるのかがわからないんだね?」

 

「ええ、IFになった可能性があるので」

 

「ええ、そうですね。まあキーアちゃんの存在が消える事は、ゼムリア大陸もさせないと思いますけどね」

 

「「どうして」」

 

「それは、キーアちゃんが至宝の1つなんですよ」

 

「「「「ええ――」」ラビ」ニャン」

 

「その関係でキーアちゃんの存在が消えると言う事は、至宝も無条件で消えてしまうのでそれは流石にしないと思いますけど」

 

「「成程」」

 

「もしかしたら直哉君の知る流れとは違う形での特務支援課の皆さんとキーアちゃんと出会うかも知れないんだね」

 

「ええ、可能性としてキーアちゃんの記憶が消失していない場合とか、孤児として出会うとかですね、最悪の場合物語終盤まで、出会わないとかもあるかもですね」

 

 

「直哉、のどか今良いかしら?」

 

「「トワどうしたんですか?」トワさん」

 

「今から守護者全員で管理者の神殿で話したい事があるの」

 

「「わかりました今から行きます」」

 

そして直哉とのどかは、ひなたに説明をして管理者の神殿に向かった。

 

 

管理者の神殿・・・

 

「「お待たせしましたトワ」トワさん」

 

「来たわね直哉とのどか」

 

「それでどうしたのよ。私と2人の響とのどかを呼ぶなんて現状の動ける守護者全員集結じゃない?」

 

「ええ、そうよ。今回はゼムリア大陸の意思からの救援要請でね、ゼムリア大陸の意思が決めたワイズマンの生存ルートの件なんだけど、それを今更なかった事にしたいと言って来たの」

 

「「「「「「はっ」」」」」」

 

「「「「「「ええ――今更そんな事を言われてもこちらはゼムリア大陸の意思に従うように今後の準備をしていたのに」」」」」」

 

「本当にごめんなさいね。皆」

 

「トワもしかしてゼムリア大陸の意思が辞めた理由はもしかして、キーアちゃんの存在しない事が、わかったからですか?」

 

「・・・その通りよ直哉」

 

!!

 

「それは本当なの?トワ」

 

エステルがトワに聞く。

 

「本当よエステル」

 

「確かにキーアちゃんの存在がないのは困るわね」

 

「クロスベル中心の物語に、キーアちゃんは必要な人物だし」

 

「それでは以前決めていた計画はどうなるんですか?」

 

のどかがトワに聞く。

 

 

「ああ、あれは・・・」

 

そしてトワが話し出す。

 

「つまり特務支援課の4人をゼムリア大陸に帰らせるには、あり得ないですけどゼムリア大陸の意思に沿うタイミング出ないと駄目なんですね」

 

「ええ、でもゼムリア大陸の意思もそう長く特務支援課の4人の帰還を認めないとは思いたいけどね」

 

 

「「「ええ――トワさんそれは本当なの?」なのか」成程」

 

「つまり特務支援課関連に対しての決定に関してはトワの意思ではなくゼムリア大陸の意思が望んだIFの結果で、その結果として重要人物不在を知り助けを求めてるのね」

 

「そういう事よエステル」

 

「しかしトワIFになったゼムリア大陸で元に戻すと言うのは無理ですよね」

 

「ええ、実際には無理ね。今回のIFの切欠を作ったのはゼムリア大陸の意思が、ワイズマンの存在を認めた事が原因なわけだし」

 

「特殊遊撃部隊の失態でなったわけでは無いけどね」

 

「確かにそうですけど、あまりに可哀想ですよ」

 

響が言う。

 

「まったく動かないわけないわよ。私とレイがゼムリア大陸に協力してキーアちゃんの存在出来るように手を加えるわ」

 

「「「「「「ええ――」」」」」」

 

「大丈夫なの?トワ」

 

「ええ、あくまでも切欠を与えるだけよ」

 

「まさかトワ特務支援課の皆さんを殺すつもりですか?太陽の砦で」

 

「そういう事よ元々特務支援課の皆は一度太陽の砦で殺されたんだけどキーアにより時間巻き戻されたのよ」

 

「特務支援課が死なないようにね」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

キーアと言う少女についての話後編

「まったく動かないわけないわよ。私とレイがゼムリア大陸に協力してキーアちゃんの存在出来るように手を加えるわ」

 

「「「「「「ええ――」」」」」」

 

「大丈夫なの?トワ」

 

「ええ、あくまでも切欠を与えるだけよ」

 

「まさかトワ特務支援課の皆さんを殺すつもりですか?太陽の砦で」

 

「そういう事よ元々特務支援課の皆は一度太陽の砦で殺されたんだけどキーアにより時間巻き戻されたのよ」

 

「特務支援課が死なないようにね」

 

「「「「「「ええ――」」」」」」

 

「「ええ――じゃあ、特務支援課の皆さんは・・・」」

 

響とのどかが驚く。

 

「そうよ、キーアちゃんが介入しなければ、特務支援課の皆は、死ぬのよ」

 

「キーアちゃんが介入する事で、エステルとヨシュアが特務支援課の皆と交流を持つ事で、キーアちゃんは特務支援課の死を回避したのよ」

 

 

「「「「「成程」」」」」」

 

「本来の歴史のままだったらどうしてロイド君達が死ぬの?」

 

エステルがトワに聞く。

 

「それは、クロスベル警察と遊撃手協会の確執のせいね」

 

「ああ、成程」

 

「何となくわかった気がする」

 

「それでは、トワ今すこやか市にいる特務支援課の皆さんを一度死なせるんですか?」

 

直哉が、トワに聞く。

 

「いえ、今すこやか市にいる4人は死なせる事はしないわよ」

 

「「「「「「ええ――どういう事ですか?」」」」」」

 

「あの4人は、キーアちゃんが消える前にやり直しているからね」

 

「じゃあ、キーアちゃんを復活させる切欠をどうやってやるんですか?」

 

「それは、簡単よ特務支援課の皆と行動を出来れば良いのだから最初からロイドの家族の一員として生活させながら時が来ればゼムリア大陸の意思がキーアの力を覚醒させればいいんじゃないかと思ってるわ」

 

「「「「「「成程」」」」」」

 

「確かに本来は記憶を失った子供だったわね。ロイド君が保護した時は」

 

「要はロイド君とキーアちゃんをロイド君のお兄さんが保護して一緒に暮らしている設定にするのね」

 

「そうよ、私とレイがその辺を調整をすると思うから」

 

「じゃあ、ロイドさん達は一度やり直しなんですか?」

 

「その辺は変更しないでやるつもりよ。ただエステルとヨシュア以外との記憶を封印する処置はするけど」

 

「基本的に私とレイが失われたキーアの肉体と特務支援課の人物関連に関わる感じになると思うわ」

 

「その辺りはゼムリア大陸の意思も自分のした失敗を認めてね、私達の介入する事を許してくれたの」

 

「それでは、特務支援課の4人のすこやか市滞在は終わりですか?」

 

「いえ、もう少し直哉達の傍において貰える?」

 

こちらもキーア関連の作業で多少時間がかかりそうなのよね、でも直哉達が特務支援課の4人についておくのは構わないんだけど、事件が中心世界やシンフォギア世界で起きた場合、特務支援課の4人がついて来るのは困るわね」

 

「トワそこは私とクローゼに任せてよ。クローゼももう一度すこやか市に行きたいと言ってたし」

 

「成程、同じ世界の人間がいればのどかやまなつ達がいなくても説明は出来るわね」

 

「エステルお願いできるかしら。もしすこやか市で特務支援課の4人とクローゼがあって不都合があったら言ってくれるかしら」

 

「わかったわ」

 

そしてエステルは管理者の神殿から一度クローゼに会う為にリベール王国に行った。

 

「さて僕達も行きましょうか?」

 

「「「うん」」ああ」

 

そしてのどかと2人の響は、直哉と共に融合世界のすこやか市に向かうのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について8

「それで直哉君今後はどうするの?」

 

響が直哉に聞く。

 

「正直迷っています。本来はもう少し特務支援課の4人の物語を見て、イヨ達の作った世界の調査をする予定でしたし」

 

「そうだったのか、この状況ですこやか市のイベントを進めても、特務支援課の4人も参入されるかもしれんな」

 

「ええ、その可能性が高いので、あらかじめビョーゲンズ側に協力して貰ってオリジナルイベントを作り対応していますけど」

 

「「うわあ、大変だね」大変だな」

 

「まあ、そこはトワがビョーゲンズと交渉してくれるので、その点は楽ですけど」

 

「そうか、直哉君はプリキュアサイドの人間だから立場的に交渉が出来ないんだ」

 

「ええ、そういう事ですよ響さん」

 

「本当に稀なんですけどこの間ダルイゼンに言われたんですよ」

 

そして直哉が話し出す。

 

 

「確かにそうかも」

 

「ええ、でもなんか癪よね」

 

「まあいい。16番目のプリキュアの世界の連中の戦いを見てやろう。グワイワル様がな」

 

「「「ええ――ダルイゼン達がどうして私達の所にいるの当たり前のように」」」

 

「だって俺達」

 

「キングビョーゲン様の」

 

「命令でな、場合によってはお前達を援護しろと言われていてな」

 

「「「ええ――」」」

 

グレース達は、ダルイゼン達の言葉に驚いていた。

 

「それでどうする?あの子達勝ちそうよ」

 

「グレースヤラネーダの残り一体をメガビョーゲンにするから」

 

「「「ええ――メガヤラネーダにするのーー」」」

 

「そうさ、トワの要望だし」

 

「「「・・・トワのアホ――」」」

 

「あんたたちも大変ね」

 

「それは俺達もだろ?」

 

「間違いないわね」

 

 

「「うわあトワさん。使える者は使うんだ」」

 

「トワらしいと言えばらしいが」

 

「でものどかお前達はいいのか?一応敵だろうビョーゲンズは」

 

「そうだ、のどかちゃん達もダルイゼン達と戦いにくくない?」

 

「いくらトワさんの依頼で協力していくと?」

 

「そこは仕方ないかなと思います。確かにビョーゲンズも敵ですけど、今はそれ以上の敵がいる以上協力して行くのも仕方ないと思います」

 

「それで直哉君話は戻るけどこれからどうする?」

 

 

「そうですね、暫くすこやか市での日常生活をして貰う形となりそうですね、のどかさん達は、そして2人の響さん達は万が一ワイズマンがすこやか市に来るかも知れない可能性もあるので」

 

「そうか、ワイズマンとしては上手く特殊遊撃部隊の動きを見ながら亜種型メガビョーゲンをシンフォギア世界に復活させたりして、特殊遊撃部隊の行動を自分がコントロール出来てたが、今回の特殊遊撃部隊の一連の動きは、ワイズマンも想定していた動きと異なる可能性があるんだな」

 

「そうです。そしてワイズマンとしてはこのまま特殊遊撃部隊はゼムリア大陸の方に関わるだろうと思っていると思います。だからこそ」

 

「はい・・・ああああああ別の怪物の集団が空から来た――」

 

「くそしっかり俺達に捕まってください」

 

「エアスラスト」

 

エリィが風のアーツを空から来た降魔に放つが効かなかった。

 

「アーツが効かない」

 

「その魔獣にはアーツは効きませんよ。大神さん貴方の技を借ります」

 

「「ええ」」

 

「狼虎滅却・天狼転化ーー」

 

そして響のガングニール・シャドーから大量の霊力が放出され、ロイド達3人を襲う降魔全てを撃退した。

 

「「「凄い」」」

 

3人がそう言った直後

 

「響そっちは終わった?」

 

「終わりましたよエステルさん」

 

!!

 

「村長さん以外に2人程に見られましたけど」

 

 

「わかったわ」

 

「ならば私が、貴様に力を貸そう」

 

「「「「誰」誰だ」」」

 

ワイズマンの声がその場にいる全員に聞こえた時ギャングが新たに放った5体の軍用犬5匹がメガビョーゲンに進化をしたのだった。

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

「うわあああ。軍用犬が怪物になったーー」

 

!!

 

 

「「「「何なんだあれは」」」」

 

特務支援課の4人も突然の事に驚いていた。

 

「だからこそワイズマンは、あの2つの事件に干渉したのではないかと僕は考えています」

 

「「「成程」」」

 

「とりあえず話はここまでにして、まなつちゃん達の所に行きましょうか」

 

「「「ええ、まなつちゃん達の所に」」」

 

「そうですよ。大型ショッピングモールでの真実を伝えに」

 

そして直哉とのどかと2人の響は、まなつ達に会う為旅館沢泉に向かった。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第11章 第1部 仕掛けられたゲーム編
まなつ達に伝えられる事実


旅館沢泉にて・・・

 

「あ、響さんとのどかさんと直哉さんどうしたんですか?

 

「ごめんねまなつちゃん今16番目のプリキュア全員集まれるかな?」

 

「はい皆呼んできますね」

 

「ありがとうまなつちゃん」

 

暫くして・・・

 

「直哉さん皆を呼んできました」

 

「急にどうしたのよ直哉?」

 

ローラが直哉に聞く。

 

「ああ、昨日君達とロイドさんとランディさんがあとまわしの魔女の配下のカニと、戦っている途中でダルイゼンが乱入したよね?」

 

「「「「「はい」」」」覚えてるわ」

 

 

「そろそろ16番目のプリキュアもヒーリンググッパイかな」

 

「「「「うう、私達は負けない」」」」

 

「ふうんまあいいけど、どうやってこのメガヤラネーダを倒す気かな?」

 

「「「「「それは」」」」」

 

「「あきらめるな」諦めるんじゃねえよ」

 

!!

 

「君達は、俺達を救ってくれたんだろう?」

 

「そうだぜ、それにな・・・」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

 

「「届け!」」

 

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

お前達の仲間が協力したみたいだぜ

 

「あれはグレースさん達の技!!皆行くよ」

 

「「「「うん」」ああ」

 

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

「「「「ビクトリー!」」」」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「あのダルイゼンとメガヤラネーダは、トワによる16番目のプリキュアへの最終試験みたいなものだったんだよ」

 

「「「「「ええ――」」」」何よそれーー」

 

「トワが、君達にこの試験形式をしたのは君達が飛鳥に言った答えが、切欠なんだよ」

 

「「「「「あ」」」」」

 

そして5人は思い出す。

 

「さて、まなつちゃん達5人に質問です貴女達は自分達の世界のイベントを進めますか?それとも特殊遊撃部隊のお手伝いをしますか?」

 

「ええ――どういう事飛鳥さん」

 

まなつが飛鳥に聞く。

 

「あ、それはねトワさんが、ローラさんの5人目のプリキュアになったら兄さんに聞いてと言ってたんだけど、兄さんが別件で他の世界に行ったから。私が聞いてるんだよ」

 

「「「「「成程ね」成程」」」」

 

「皆ここは私が答えていい?」

 

「「「「「いいよ」」」」良いわよ」

 

 

「飛鳥ちゃん私達は、特殊遊撃部隊のお手伝いをします」

 

「そう君達の答えが本気なのかをトワが、見極める為に仕込んだ戦いだったんだそしてダルイゼンが君達と戦う前にあとまわしの魔女の配下のカニ達は無関係だからね」

 

「そうそれで結果はどうなったの?」

 

「とりあえず守護者試験は5人共合格だそうです。ですがトワが正式に任命するまでの間守護者見習いとして、サポートをする事だそうです」

 

「やった――みんなやったね」

 

直哉の言葉を聞き、まなつが素直に喜んだ。

 

「直哉さん。守護者見習いは主にどういう事をするんですか?」

 

みのりが直哉に聞く。

 

「基本的には、まなつちゃん達がすでにしてくれた事だよ」

 

「・・・もしかして、私達がロイド先生達と交流をする時間を持つ事がサポートになってたんですか?」

 

「その通りだよ。みのりちゃんトワの言いつけで僕の存在をロイドさん達には見られては駄目と言われてね、そうなるとのどかさん達の変身を見せる事が出来ないよね」

 

「「「「「あ、そう言えばそうだ」」」」」

 

まなつ達5人は思い出す。

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

 

 

「「「「「・・・ええ――直哉さんがプリキュアの武器の中に――入った―――」」」」というか男なのにプリキュアに変身したですってーー」

 

「そうか、のどかさん達は直哉さんがいないと全力出せないんでしたね」

 

 

「うん、直哉君がいなくても一応は宝玉で出来るけど、やはりお手当てに時間がかかるから」

 

「「「「「成程」」」」成程ね」

 

「そういう事なら、私達がのどかさん達の秘密を守ればいいんですね?」

 

「ああ、当初の予定ではその予定だったんだけど、予定が大分変わってねロイドさん達には、僕の正体以外は知られてるから」

 

「「「「ええ――いいんですか?」」」」

 

「まあ、そこはトワが許可したからね」

 

「だから私達も教えたんだよ。まなつちゃん」

 

「そしてこれからいう事を覚えていてね。まなつちゃん達」

 

「「「「はい、のどかさん」」」」

 

「恐らく数日後になると思うけど、トワさんから連絡が来たらその日が特務支援課の皆さんの融合世界での滞在は終了となるので覚えていてね」

 

「「「「「はい」」」」わかったわ」

 

その後直哉達の話は暫く続き・・・

 

 

まなつ達との話が終わったのは夕方になっていた。

 

 

「「ふう、疲れたよ」」

 

「お疲れ様です響さんとのどかさん」

 

「たくっ太陽お前が話を脱線させるから、夕方になったぞ」

 

「だって――グレ響まなつちゃん達の期待を裏切れないじゃん」

 

「そうだとしても限度を考えろ」

 

「はーい」

 

暫くして直哉とのどかと2人の響は、のどかの家に到着した。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2人の神からの連絡

直哉とのどかと2人の響がまなつ達に説明をしに行ってから1週間後・・・

 

 

「直哉待たせたわね、特務支援課の4人をゼムリア大陸の方に言ったん戻す準備が出来たけど返していい?」

 

「ああ、トワすいません今特務支援課の4人を戻すのは少し待って貰えます?」

 

「どうしたの?」

 

「送別会をしていてまなつちゃん達が」

 

「ああ、成程ね」

 

「そういう事なら直哉はのどかの家で留守番なのね?」

 

「そうですよ。そのおかげでトワとレイに相談できるんですけど」

 

「レイさん」

 

「どうした直哉?」

 

「以前薫ちゃんと飛鳥ちゃんの生まれた世界での話を聞いて、疑問に思ったんですけど飛鳥ちゃんと薫ちゃんの世界を管理していたのは誰なんですか?」

 

「ああ、あの世界には管理者は存在する必要はなかったんだ」

 

「それは何故ですか?」

 

「その世界は元々、飛鳥と薫そしてトワの元であるミズキとナナを誕生させる為だけの世界だからこそ、幼馴染世界の未来として扱われたのだよ」

 

「成程、そう言う理由だったんですね」

 

「あともう一つ良いです?ゼムリア大陸の今後について2人はどう考えてます?」

 

「ああ、それはワシとしては一旦ゼムリア大陸には特殊遊撃部隊の不干渉期間を与えるのが良いんだが・・・」

 

「それは無理でしょうね。その期間中にワイズマンがゼムリア大陸で動かないとは思えないし、すでにワイズマンは、ゼムリア大陸の住人とは言えなくなってるし」

 

 

「それはそうですね」

 

「現段階の特殊遊撃部隊のラスボスとも言っても良いかもね」

 

「確かになトワ」

 

レイがそう言う。

 

「正直に言うとねゼムリア大陸関連は今後直哉が知る流れとは異なる可能性が高いわね、以前現れた。りィンとイシュメルガの存在もあるし」

 

トワにそう言われ、直哉はその時を思い出した。

 

 

「くそー俺達も戦えたら戦いたい」

 

「そうか、なら我と契約すればその機体を動けるようにしてやるぞ」

 

「誰だ!!お前は」

 

「我の名は、黒のイシュメルガどうする我と契約するか?」

 

「イシュメルガだって、本当に契約者になればこの状況を打破出来るんだな」

 

「ああ出来るとも」

 

大神がイシュメルガとの契約をしようとしたとき次元の裂け目ができた。

 

!!

 

「ちっ奴め、ここまで来たか。だが、まだ奴等に見つかるわけにはいかん。我とデボネアの紫藤直哉と魔法騎士に復讐するまでは」

 

その直後灰の機神ヴァリマールとその担い手のリィン・シュバルツァーが出てきたことによりヒドラプラントとプラントアームは圧死し、浅草周辺に咲いていた紅い植物は全部消えた。

 

「ユウナリィンだよ」

 

「ウソリィン教官がどうしてここに」

 

「そうですね、りィンさん達は元の世界に戻れたんですかね?」

 

「さあ、わからないわ」

 

「さてと今の内に言っておくわね。特務支援課の4人の帰還後、現状のメンバーで、獅童光を救出しに行って」

 

!!

 

「光ちゃんとレイアースのいるエリアが行けるようになったんですか?」

 

「ええ、ゼムリア大陸が今回の修復のお礼でね」

 

「何と言うか複雑ですね」

 

「まあ、そこは気にしないでいなさい。これで零の物語が改めて2章からスタートできるんだし」

 

「と言っても僕達もいないと駄目なんですよね、再スタートする時は?」

 

「当然よ」

 

「じゃあ、順番が変わるんですね?」

 

「ええ、そうね次が獅童光を救出で、次にイヨとヒミコの作り出した世界の調査で行くわよ。巴里に関してはその後進める予定だけど、どうなるかわからないわ」

 

「わかりました」

 

「獅童光を救出する際にもノヴァの邪魔があるかもだけどね」

 

「それにデボネアがもう一人のノヴァが出てくるとかも」

 

「成程、外部からの邪魔があるかも知れないんですね」

 

「それで獅童光ちゃんの居場所はどこですか?」

 

「中心世界よりの山の中にあるゲートの中よ。ゲートの中はこちらの世界では無くなるから連絡は出来なくなるわ」

 

「そしてその山の南側にイヨ達が作った世界があるのよ」

 

「そう言う理由でその順番なんですね」

 

「そういう事よ」

 

「あ、送別会が終わったようですトワ」

 

「あらそうなら転移させる為切るわ」

 

「後直哉達はお墓型戦艦を使いなさい」

 

「わかりました」

 

そして直哉はトワ達との通信を切った。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新たな作戦行動の説明前編

中心世界紫藤家の自宅では・・・

 

全ての特殊遊撃部隊の関係者が集まっていた。

 

「直哉さんどうしたんですか?私達まで呼ぶなんて」

 

雨宮さくらが直哉に聞く。

 

「ああ、それはですね特務支援課の4人がゼムリア大陸に戻った日つまり4日前にトワから新たな指令が来ましたので、その発表をする為に全員ここに来て貰ったんですよ。さくらさん」

 

「けっどうせ私達が行く事ねえんだろ?」

 

初穂がそう言う。

 

そして直哉は全員に伝える。

 

 

「さてと今の内に言っておくわね。特務支援課の4人の帰還後、現状のメンバーで、獅童光を救出しに行って」

 

!!

 

「光ちゃんとレイアースのいるエリアが行けるようになったんですか?」

 

「ええ、ゼムリア大陸が今回の修復のお礼でね」

 

「何と言うか複雑ですね」

 

「まあ、そこは気にしないでいなさい。これで零の物語が改めて2章からスタートできるんだし」

 

「と言っても僕達もいないと駄目なんですよね、再スタートする時は?」

 

「当然よ」

 

「じゃあ、順番が変わるんですね?」

 

「ええ、そうね次が獅童光を救出で、次にイヨとヒミコの作り出した世界の調査で行くわよ。巴里に関してはその後進める予定だけど、どうなるかわからないわ」

 

「わかりました」

 

「獅童光を救出する際にもノヴァの邪魔があるかもだけどね」

 

「それにデボネアがもう一人のノヴァが出てくるとかも」

 

「成程、外部からの邪魔があるかも知れないんですね」

 

「それで獅童光ちゃんの居場所はどこですか?」

 

「中心世界よりの山の中にあるゲートの中よ。ゲートの中はこちらの世界では無くなるから連絡は出来なくなるわ」

 

「そしてその山の南側にイヨ達が作った世界があるのよ」

 

「そう言う理由でその順番なんですね」

 

「そういう事よ」

 

「あ、送別会が終わったようですトワ」

 

「あらそうなら転移させる為切るわ」

 

「後直哉達はお墓型戦艦を使いなさい」

 

!!

 

「何言ってやがるトワの奴あれは私達の世界に戻る為に使うのに降りろだとふざけんな」

 

「初穂さん文句は発言者に言ってくださいね」

 

「この内容が新たな指令で、行くメンバーは2人の響さんと、2組のプリキュアと追加で新生帝国華撃団隊長、神山誠十郎さんと、クラリスさん同行お願いしますね」

 

「「ええ――俺とクラリスがですか?」私もですか――」

 

「はい、神山さんとクラリスさんを選抜した理由としてまなつちゃん達との共闘した事があるからですね」

 

「後、本格的に特殊遊撃部隊の任務に参加するのは初めてなので、誰かの指揮下に入って貰った方が安心ですから」

 

「「成程」」

 

「おいおい、それなら私と隊長でもいいだろう?」

 

「初穂それは無理だ」

 

!!

 

「何でだよ隊長?」

 

「それは基本まなつちゃん達の戦闘スタイルが、近接攻撃なのが理由だ」

 

「そう言えばそうだった」

 

「今の俺達の中で後方支援が出来るのは、クラリスの機体だろ?」

 

「・・・ああそうだな」

 

「それにな初穂に仕事を与えられないのは、初穂自身のせいでもあるけどな」

 

「どういう事だよ、隊長それはーー」

 

「確かに、遠距離攻撃が出来るメンバーがほとんどいませんね」

 

「そういう事ですよね?直哉さん」

 

「ええ、そういう事ですよ神山さん。ただ、神山さんの代わりに天宮さくらさんを連れて行こうと考えたんですけど・・・前科がありまして」

 

「?前科ですか」

 

「はいそうです」

 

「「ああやめて――下さい」」

 

「「「「「ああ、あったねあざみちゃんの時」」」」時ね」

 

そして直哉の代わりにまなつ達が説明をしはじめた。

 

「「ああ」」

 

天宮さくらとクラリスが怖がっていた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新たな作戦行動の説明後編

スースー

 

 

「「はっいつの間に私達ねてたの」恥ずかしいです」

 

 

そして少しして・・・

 

 

「「「「ただいま」」」」

 

 

「「お帰りまなつちゃん」」

 

 

「「あれ貴女は?」

 

 

さくらとクラリスが知らないメンバーのあすかに聞く。

 

 

「私は滝沢あすかでまなつ達の4人目のプリキュアキュアフラミンゴです」

 

 

「「ええーー4人目のプリキュアが見つかったのまなつちゃん?」」

 

 

「ふっふそれだけではありませんよさくらさんとクラリスさん」

 

まなつが、そう言うと、みのりがあざみを連れてくる。

 

 

「「ええーーあざみちゃんどうして?」」

 

 

「ええ、さくらさん達が寝ている間に、メガ無限とブル―とメガ降魔が現れて大変でしたよ」

 

 

「「ええーー」」

 

 

「あざみがここにいると言う事は勝ったんだよね」

 

 

「はい」

 

「しかし、どうやって?」

 

 

「まさか・・・」

 

「そうですよさくらさん」

 

 

まなつがその時の事をさくらとクラリスに話す。

 

「そういう事がありまして」

 

「あはは、面白いぜさくらにクラリス熟睡していてあざみ救出をまなつ達にやってもらうなんてな」

 

「でも実際あざみを助けてくれたのは、のどか達と直哉さんだよ。初穂」

 

「納得いかねえ」

 

「いい加減そのネタで不満をまき散らすのやめない?いい大人なんだから。特殊遊撃部隊の中では」

 

「納得出来ねえんだから仕方ないだろ」

 

「直哉さんさくらと初穂は放置していいので、話を進めて下さい」

 

「いいんですか?神山さん」

 

「はい、構いません。いつまでも初穂の我儘に付き合う必要ありません」

 

!!

 

「それに貴重な時間を無駄に出来ませんから」

 

わかりました。ここで改めてお墓型戦艦で出撃するメンバーを言います」

 

「行くメンバーは2人の響さんと、2組のプリキュアと追加で新生帝国華撃団隊長、神山誠十郎さんと、クラリスさん同行お願いしますね」

 

「「「「はい」」」」

 

「そしていかないメンバーはこの家を拠点にして、それぞれの世界と連携を取れるようにしておいてくださいね」

 

「何だよそんな事しなくても大丈夫だろ?」

 

「初穂さんそれは楽観的ですよ」

 

薫が言う。

 

「恐らくワイズマンが動くと見ているんですよね?」

 

「その通りだよ薫ちゃん。これから助けに行く獅童光ちゃんは、融合世界とは異なる異世界にいます。勿論融合世界とは違うので時間や時の流れが異なる場合、異世界の1日が融合世界の1ヶ月と言う感じかも知れませんから、当然その間にワイズマンが動かないとは考えにくいので」

 

「確かにそれが無いとは言い切れないですね」

 

雨宮さくらがそう言う。

 

「だから非常時には例の物を使っていいよ飛鳥ちゃん」

 

「わかりました兄さん」

 

「薫ちゃんはあの力を使っていいよ。恐らく僕達もその力を認識すると思うからね」

 

「わかったよ直哉さん」

 

さて、皆さん質問とかありますか?」

 

「・・・はい、救出作戦はいつ始めるの直哉君?」

 

「ちゆさん恐らく後2日後には準備が整う予定なのでそれ以降ですね」

 

「わかったわ」

 

「他に質問ありませんか?」

 

「はいはい」

 

「はいまなつちゃん」

 

「おやつは何百円までですか?」

 

「「「「はっまなつ何聞いてるのよ」」」」

 

「え、聞きたい事って言ってたし」

 

「あはは、確かにまなつちゃんおやつは五百円以内だよ。バナナはおやつには入らないからね」

 

「はーいわかりました」

 

そしてその後特殊遊撃部隊の今後の作戦についての話し合いは終わり、直哉は神山誠十郎と上野公園に来ていた。

 

 

「直哉さん俺だけに伝えたい事とは何ですか?」

 

「ええ、実は・・・」

 

そして直哉は神山に話した。

 

 

「「「ああ、また初穂さんですか」」」

 

「そうよ」

 

「「「だったら新生帝国華撃団を元の時代に戻せばいいのでは?」」」

 

「それが無理なのよ。大神の救出と16番目のプリキュアの世界が来た事が原因で新生帝国華撃団本来の時間が消滅した可能性があるの」

 

「「「はっ」」」

 

「そしてその時代が消したのが特殊遊撃部隊が朧をこの時代で、倒した事が原因かもしれないの」

 

「「「ええ――」」」

 

「でもあれは・・・」

 

直哉が思い出す。

 

ここは、本来僕達も干渉してはいけない世界なんですよ」

 

!!

 

「だがお前達は降魔皇復活の為か知らないが、大神一郎を16番目のプリキュアの世界に封印し、16番目のプリキュアの世界全体を融合世界に干渉させた罪は許されない」

 

「ひっ俺は何も知らない。京極と俺様の上司がメインで考えていたんだ」

 

「成程なら神器を過去から奪い、それを偽りの魔神器にしたのを認めるのか?」

 

「ああ、そして大神を封印する場所を俺達に提示したのは・・・ギャアアア」

 

朧は悲鳴を上げて絶命したのだった。

 

「朧を殺された事が彼等新生帝国華撃団の本来の未来に繋がる道だったと言う事ですか?」

 

「ええ、そう考えるのが自然なんだけど・・・ね」

 

「何かが引っかかるんですね?」

 

「なっ直哉さん。それは事実ですか?」

 

神山が直哉に聞く。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

上野公園で知る誠十郎

「ひっ俺は何も知らない。京極と俺様の上司がメインで考えていたんだ」

 

「成程なら神器を過去から奪い、それを偽りの魔神器にしたのを認めるのか?」

 

「ああ、そして大神を封印する場所を俺達に提示したのは・・・ギャアアア」

 

朧は悲鳴を上げて絶命したのだった。

 

「朧を殺された事が彼等新生帝国華撃団の本来の未来に繋がる道だったと言う事ですか?」

 

「ええ、そう考えるのが自然なんだけど・・・ね」

 

「何かが引っかかるんですね?」

 

「なっ直哉さん。それは事実ですか?」

 

神山が直哉に聞く。

 

「ええ、完全に消失してしまったと言う証拠を見せろと言われたら無理ですけど」

 

「誠十郎さん。貴方は僕を恨めますか?」

 

「何を言ってるんですか?直哉さん」

 

「いえ、先程の話を聞いたら原因作ったのは僕達の行動による結果の可能性が高いですから」

 

「・・・仮に特殊遊撃部隊の行動による結果だとしても俺は誰も恨みませんよ」

 

「誠十郎さん」

 

「まあ、俺達は自分達の都合を特殊遊撃部隊の皆さんにおしつけた形で着いて来てしまいましたし」

 

誠十郎がその時を思い出す。

 

「そちらの司令官は本当にそう指示をしたんですね?」

 

「ええそうです」

 

 

「・・・わかりましたそちらの提案を受けましょう」

 

「本当ですかありがとうございます」

 

「やったなみんなこれで帝都を守れるぜ」

 

「ああそれは出来ませんよ。私達後一時間後にこの世界を離れますので」

 

 

!!

 

「何だよそれは」

 

「ですので、もし自分達の時代に戻れなくなったとしても俺は受け入れますよ」

 

「少なくとも本来ならば融合世界と交流を持たない筈だった。まなつちゃん達の世界を変えたのは俺達のせいですしね」

 

「誠十郎さん」

 

「それに今更ですけど、俺だけですがトワさんに見せて貰ったんですよ歴史を変え過ぎた男の最後を」

 

「直哉さんは、俺がその男のようになるのを止めてくれたのに、その当時はその事に気づかずすみませんでした」

 

「いえ、謝るのは自分ですよ。もう少し特殊遊撃部隊を軍隊のような面が新生帝国華撃団の皆さんに見せるべきでしたね」

 

「いえ、そこは仕方ないですよ。直哉さん特殊遊撃部隊のメンバーを知ったら軍隊のような行動は無理ですよ」

 

「隊員のほとんどが子供達ですからね」

 

「まあ、今は異世界に行く前に自分が伝えた事を新生帝国華撃団に伝えるかは、誠十郎さんにお任せします。自分が話しても初穂さんを怒らせるだけで済みそうにはありませんから」

 

「そうですね、初穂は元の時代に戻りたいと言う気持ちが強いですね。だからこそ・・・」

 

 

「皆ここは私が答えていい?」

 

「「「「「いいよ」」」」良いわよ」

 

 

「飛鳥ちゃん私達は、特殊遊撃部隊のお手伝いをします」

 

!!

 

「何だと!!」

 

初穂はまなつ達の答えに驚いていた。

 

「何でだよ。お前達は本来の世界にいるのに何で紫藤直哉なんかと付き合うんだよ。奴に弱みでも握られてるのか?」

 

「初穂さんそれは言い過ぎだ。あんたは子供なんだな」

 

「何だと!!」

 

「初穂それは絶対駄目ーー」

 

雨宮さくらが叫ぶ。

 

「自分の持つ力の持つ意味も知らずに使って楽しい?」

 

「ああなんだよ」

 

みのりの質問に答える事を答えられなかった初穂だった。

 

「初穂さん。確かに私達の世界が平和になる為の戦いも重要だけど、それ以上に私達を助けてくれた特殊遊撃部隊皆さんにお礼として手伝いをするんです」

 

さんごが言う。

 

「それに、初穂いや新生帝国華撃団も朧と言う上級降魔を特殊遊撃部隊に丸投げだったじゃない?」

 

ローラがそう言う。

 

「だからこそ新生帝国華撃団は、まなつちゃん達に教えられたんです改めて」

 

「俺達より小さなまなつちゃん達のが自分達の信念と言うか自分の答えを持ってましたから」

 

「俺達の場合は命令でしたから」

 

「成程」

 

その後直哉と誠十郎は上野公園を出て直哉の家に戻った。

 

その日の夜・・・

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

誠十郎から伝えられる事実

直哉と誠十郎が、直哉の家に戻って数時間後・・・

 

「いい加減にするんだ初穂食事の時ぐらい静かに食べれないのか?」

 

「でも隊長のどか達やまなつ達が・・・生意気な態度を取るから」

 

「俺から見たら初穂のが生意気な事を言っているように聞こえたが?」

 

!!

 

「隊長は私が悪いと言うのかよ」

 

「ああ、それに俺達の家族であるのどか達と喧嘩はほどほどにしろよ初穂」

 

「ねえ直哉っち神山さんにいったの?」

 

ひなたが誠十郎の言葉に気がつき直哉の所に来て聞いた。

 

 

「ええ、僕達が光ちゃんを救出する為に異世界に行く前に誠十郎さんには伝えておこうと考えまして、こちらに変える前に伝えました。あくまで僕もトワから聞いたので詳しく知らないとね」

 

「成程確かに、トワさんも・・・」

 

「「「だったら新生帝国華撃団を元の時代に戻せばいいのでは?」」」

 

「それが無理なのよ。大神の救出と16番目のプリキュアの世界が来た事が原因で新生帝国華撃団本来の時間が消滅した可能性があるの」

 

「「「はっ」」」

 

「そしてその時代が消したのが特殊遊撃部隊が朧をこの時代で、倒した事が原因かもしれないの」

 

「「「ええ――」」」

 

「その可能性であると断言はしてなかったしね」

 

「そうですね」

 

「でも、不思議なんですよね?新生帝国華撃団の本来の世界が消滅したのなら、神山さんや初穂さん達に何らかの設定変更が起きてても良いんですが、飛鳥に聞いてもそういう事は無いらしいので」

 

「ああ、そう言えば飛鳥ちゃんや薫ちゃんに起きた事が起きてないね直哉っち」

 

「そうなんですよね、一度救出作戦を行う前に話しておく必要があるかも知れませんね」

 

直哉とひなたが話をしていると夕食が終わって各自がゆっくりしていると・・・別室に集まっている新生帝国華撃団のメンバーの声が響いて来た。

 

「「「「ええ――そんなーー」」」」馬鹿な私達の世界が・・・隊長嘘だろ」

 

「いや、これはトワさんが直哉さんに伝えられている時点でほぼ間違いないと思っていいだろう」

 

「「「「「そんな」」」」

 

「どうしてこんな事に?」

 

「そんなの決まってるぜ、全ての元凶は紫藤直哉が私達の世界に来たからだろ?」

 

「「「「「それは・・・」」」」」

 

「でも、事故で来たんだから仕方ないんじゃ」

 

「本当に事故ならな」

 

!!

 

「初穂そこまで疑うの?」

 

「ああ」

 

「初穂それは違うぞ、もし特殊遊撃部隊が事故で来たのでなければ、特殊遊撃部隊からの帝国華撃団への接触が多い筈だろう?」

 

!!

 

「「「確かに」」」

 

「だが、実際は特殊遊撃部隊が帝国華撃団に来たのは、俺達の時代と世界の調査の為の1度で、後は帝国華撃団からの特殊遊撃部隊への協力要請だったろう?」

 

「ぐっそれは」

 

「それにな」

 

誠十郎はあの時を思い出しながらいう。

 

 

「成る程帝国華撃団として活躍停止になったから降魔やメガビョウゲーンを倒せる私達の仲間に貴女達を組み込んで欲しいとはずいぶん勝手ですね」

 

 

「そちらの司令官は本当にそう指示をしたんですね?」

 

 

「ええそうです」

 

 

「・・・わかりましたそちらの提案を受けましょう」

 

「本当ですかありがとうございます」

 

「やったなみんなこれで帝都を守れるぜ」

 

 

 

「ああそれは出来ませんよ。私達後一時間後にこの世界を離れますので」

 

 

!!

 

「何だよそれは」

 

 

「私達もずっとこちらの世界にいられないんですよ。ここにいる子供達の為に定期的にそれぞれの世界に行くことで衣食の元を購入したり子供達の家族にも合わせたりしないのはまずいですからね」

 

 

「そうですかそう言う理由では俺達も無理に反対出来ませんね」

 

 

「隊長いいのかよ。私達が帝都を離れても」

 

「帝都を離れるのは俺とさくらの二人だ初穂とクラリスとあざみは帝都に残って欲しい」

 

「あの時特殊遊撃部隊皆は一度は俺達の世界から帰還しようとしたのにそれを止めたのは俺達だろう」

 

!!

 

「「「確かに」」」

 

「そして、俺が総司令の命令に従って融合世界に行ったのが原因だろう?」

 

「だから、全ての責任は俺達にあるんだ」

 

「「「確かにそうですね」」」

 

「・・・」

 

「それに俺達は、まなつちゃん達の運命をも変えた事に対する責任もあるのを忘れてはいけないと思う」

 

!!

 

 

その頃直哉達は・・・

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

出撃前に出てきた疑問前編

「そして、俺が総司令の命令に従って融合世界に行ったのが原因だろう?」

 

「だから、全ての責任は俺達にあるんだ」

 

「「「確かにそうですね」」」

 

「・・・」

 

「それに俺達は、まなつちゃん達の運命をも変えた事に対する責任もあるのを忘れてはいけないと思う」

 

!!

 

その頃直哉達は・・・

 

「新生帝国華撃団の皆やはり驚いてるね」

 

「そうですね、飛鳥ちゃんと薫ちゃんも少しいいかな?新生帝国華撃団の皆さんの事で話があるんだ」

 

そして直哉はひなたと話していた内容を飛鳥ちゃんと薫ちゃんを含むその場にいる全員に話した。

 

「「確かに私達の時もあの話を聞くまでは変化がなかったけど」」

 

 

「君達が、ここで3体のメガビョーゲンを浄化したから赤騎士も消えたんだね」

 

「「「あ、直哉さん」」」

 

「「パパ」」

 

「飛鳥と薫向こうに行っても元気でね」

 

「「うん」」

 

「もう1人の私達の事を聞いた途端こういう扱いになったのになんで新生帝国華撃団の皆さんはそういう事ないのかな?」

 

薫がそう言う。

 

「もしかすると、世界が新生帝国華撃団の皆さんの存在を忘れた状態で、消滅したからとか?」

 

「いやいや流石にないっしょ飛鳥ちゃん」

 

ひなたが飛鳥に言う。

 

「でも確かに不思議ですね」

 

「さんごちゃんもそう思う?」

 

「はい直哉さん」

 

「だとすると新生帝国華撃団の皆さんに特殊な耐性が付いてそれが作用してるとか?」

 

「「「「「「「「「ああ、そう言えば」」」」」」」」」」

 

そして2組のプリキュア達が思い出す。

 

「あっここのプリキュアとさくらがメガ無限を浄化したわ」

 

 

「行くよ皆」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

 

「「届け!」」

 

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

 

 

そしてメガ無限は浄化され見事新生帝国華撃団のメンバーの救出に成功したのだった。

 

「直哉君神山さんと初穂さん2人だからちょっと負担になるかもだけどいい?」

 

 

「いいですよ。グレースさん」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

「「パワー!」」

 

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

そして、ヒーリング・オアシスはそのまま、動きを止めているメガ無限2体に突き刺さった。

 

その光景を見たサマー達は・・・

 

 

「「「「ええ――あんな遠くから2体も同時に浄化するなんて」」」」

 

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

そして、神山と初穂の乗る無限は元に戻り地球の蝕みも止まり元に戻った。

 

 

そうあすかが説明する。

 

「「流石あすか先輩」」

 

まなつとさんが言う。

 

「ちょっと待って少なくともヤラネーダにやられてもそんな特性聞いた事無いわよ」

 

「それはメガビョーゲンも同じペン」

 

ローラとぺギタンが、あすかの言った可能性を否定する。

 

「確かにそうだねぺギタン。私達は特殊遊撃部隊として色々な世界に行ったけどメガビョーゲンに襲われたから人間に変化を与えるなんてなかったね」

 

「そうね今の所はね、これからビョーゲンズも進化するでしょうしね進化後ならともかく今のメガビョーゲンにそんな力は無いわ」

 

「直哉はどう考えてるんですか?」

 

アスミが直哉に聞く。

 

「・・・2人の響さん貴女達もこの可能性に気がつきましたか?」

 

「「うん」ああ」

 

「「「恐らくだけど新生帝国華撃団の皆さんは、いつの間にかに裏の世界つまり融合世界の住人となった可能性があるんだ」」」

 

「「「「「「「「「「ええーー」」」」」」」」」

 

2人の響と直哉の言葉に、その場にいる全員が驚くのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

出撃前に出てきた疑問後編

「「「「「「「「「「ええーー」」」」」」」」

 

「ってどういう事ですか?」

 

「「「「だあああ。まなつちゃんわからないの?」」」」

 

「うん」

 

「それではまなつちゃんこの映像を見て」

 

響がそう言い映像を再生した。

 

「そう、ならどうするの?このまま融合世界ののどか達の力を借り続ける?」

 

 

 

「「「それはしたくありません」」」

 

「それは自分の世界は自分手で守りたいのかしら?」

 

 

「ええ、それができれば良いですけど、状況的に無理と思うので、トワさんお願いです私に一時的に霊力を使えるようにしてください」

 

 

!!

 

「「のどか本気?」のどかっち」

 

「ちゆちゃん、ひなたちゃん。私は本気だよ。いつまでも融合世界私達に頼れないし」

 

 

「ふむ、まさかそう言うお願いが出てくるとはね」

 

 

「花寺のどかさん。貴女が霊力を持つ事の意味考えたことある?」

 

 

「え、それはどういうことですか?」

 

 

「世界というのは不思議でね。貴女達の世界が表だったら。この融合世界が裏なのよ」

 

 

「ほとんどの場合本来持つべきではない力を得た場合いかに表の住人が得た場合裏の世界の住人になるのよ」

 

「貴女は表の世界を捨ててまで霊力が欲しいの?」

 

 

「・・・」

 

「できる事なら捨てたくありませんけど、捨てないと勝てないなら捨てます」

 

 

 

「そう・・・なら直哉彼女達に例の物を渡して」

 

「はい、わかりました」

 

 

 

そして直哉は原作世界の3人に3色の宝玉を渡した。

 

 

 

「「「これは、何ですか?」」」

 

「これは直哉の力を封じ込めた宝玉よ。ピンクはのどかで、ブルーは沢泉ちゆ、イエローが平光ひなた専用の宝玉よ」

 

映像停止・・・

 

「この映像はまなつちゃん貴女は会ってるよねもう1人ののどかちゃん達に」

 

「はい」

 

「のどか達が貰った宝玉まなつ達に直哉が臨時隊員にした時にくれたあれに似てない?」

 

ローラがそう指摘する。

 

「「「「あ、そう言えば」」」」

 

「うん、あの宝玉にはまなつちゃん達を融合世界の住人にしない為の保護機能があるんだよ」

 

「「「「そうだったんですね」」」」

 

「つまり私達が宝玉を常に持ってないといずれ融合世界の住人になるんですか?直哉さん」

 

「その辺りの心配しなくていいよ。もうすぐ君達の世界と友好の証明書がレイさんから出されるからそれを見た融合世界は君達をこちら側に入れなくなるから」

 

「「「「本当ですか?」」」」

 

「うん安心して」

 

「つまり直哉さんと響さんは、新生帝国華撃団の皆さんがそう言う立場になった可能性があると言う事ですか?」

 

「うん、可能性が高いとは思うけど、もう1つの可能性として考えられるのは、新生帝国華撃団の皆さんの世界自体が、別の異世界に取り込まれたと言う可能性も無いとは言い切れないですね」

 

「「「成程」」」

 

直哉の言葉にのどか達が納得する。

 

「つまり直哉君はまなつちゃん達の世界が融合世界に来た時もしくはゼムリア大陸の協力してくれたことが原因で、新生帝国華撃団の皆さんの世界が私達が出発する異世界にあるかも知れないだね」

 

「はい、その通りですよのどかさん。僕としては後者の方が色々な問題が起きなくて済むんですけどね」

 

「仮に前者が事実だったら・・・僕は死んでしまうかも知れません」

 

「「「「「「「「ああー何となくわかるような気がする」」」」」」」」

 

「「「「「初穂さんに相当攻撃されそう」」」」」

 

「「「「トワのせいで死ぬんですね」トワさんに後始末の処理をお願いされて・・・」」」

 

2組のプリキュア達はそれぞれの原因を考えていた。

 

「おい、良いのか太陽訂正させなくて?」

 

「いいよ、グレ響少なくとも間違いないから。のどか達が考えている人は」

 

「まあそれは認めるが・・・まなつちゃん達の方は訂正しとくべきだろう?」

 

「普通はそうなんだけど、グレ響訂正必要と思う?」

 

「・・・ノーコメントだ」

 

「初穂さんも良い人なんだけどね」

 

「それはわかるが、もしかすると過去の世界の直哉とだったら仲良いかもな」

 

「あはは、そうかもね」

 

そしてついに獅童光を救出する為の作戦が実行される日になり作戦が開始された。

 

お墓型戦艦の中・・・

 

「直哉君ここが光ちゃんのいる世界なの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

3つの扉と2つの鍵

「直哉君ここが目的地なの」

 

「いえ、違いますよのどかさんここはしいて言えば庭園のようなのでしょう」

 

「「「「あれは扉かな」」」」

 

「どうやら扉のようですね」

 

「ちゆさん戦艦をあの3つの扉の周辺に着陸させてください」

 

「了解よ」

 

そしてお墓型戦艦は、2つの扉の周辺に着陸し、直哉達は全員で3つの扉に向かった。

 

謎の扉の前・・・

 

「一体この扉は何なんだろう?」

 

「赤とオレンジと紫の扉があって、鍵はオレンジと紫の2色しかないよ」

 

「しかしこの扉は大きいなお墓型戦艦でも余裕じゃないか?クラリス」

 

「そうですね隊長。しかし3つの扉に2つの鍵の秘密は一体?」

 

「そうだな、案外紫の扉その次にオレンジの扉を開ければ赤の扉が開いたりしてな」

 

「そんな安直だったらゲームにもなりませんよ」

 

「そうだよな。クラリス」

 

「・・・もしかして2人の響さん2人でオレンジの扉の前に行ってみてください」

 

「「うん」ああ」

 

そして2人の響がオレンジの扉に行くとオレンジの扉に変化が起きた。

 

「「ええ――正解です。そのまま対となる鍵をその者が扉に入れよだって」」

 

2人の響がオレンジの扉の前に落ちていた紙を拾って読む。

 

「成程なら、2人の響さん紙の指示通りして見て下さい」

 

「「わかった」」

 

そして2人の響がオレンジの扉を開ける為に指示通りするが、扉は全く反応をしなかった。

 

「直哉君これはどういう事?」

 

「どうやらこの扉は、紫の扉を最初に開けないと適応する人物がいても作動しないようですね」

 

「つまりよくあるゲームのこのイベントが起きないと先に進めない状態なんですか?」

 

「そう言う理解で、良いと思いますあすかさん」

 

「そうするとまず紫の扉を開けて、そこから何をすればいいんだろう?」

 

「それは開けてみないとわかりませんけど。この扉がゲームの一部なら決められた世界に跳ばされて必要なアイテムなんかを探すのかもですね」

 

「成程」

 

のどかが直哉の答えを聞いて納得する。

 

 

「もしくは・・・」

 

「よーし皆変身をしよう」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「どういう事よまなつ?」

 

直哉の言葉は、まなつ達の言葉にかき消された。

 

「だってーー紫の扉を開けるならコーラルしかないでしょう。同じ紫なんだし」

 

「まなつ貴女の理屈だとのどかさん達のアスミさんも対象になるよ」

 

「ああーーそうだった」

 

「それにな、まなつこれがゲームの一部なら、同じ理由を扉を開ける答えにしないと思うが?」

 

「そうね、恐らく赤とオレンジと紫の色には、オレンジの扉は2人の響に反応していたからそこは問題ないわね」

 

「「「「うん」」」ああ」

 

「直哉君どうしたの?」

 

「いえ、扉の意味がわかったんですけど」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「直哉っち答えを教えて」

 

「良いですよ。赤の扉の適応者はのどかさんと異世界のプリキュア達で、残りの紫は誠十郎さんとクラリスさんだと思います」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「僕がそう思う理由として赤い扉の中に獅童光と魔神レイアースがいると思います。そして適応者はのどかさんは光ちゃんと同じく守護者で、光ちゃんは異世界に召喚された経験がありますしね、そして今のメンバーで異世界から来たメンバーは・・・」

 

「「「「あ、成程」」」」

 

「そして、紫の扉の中の世界は恐らく、新生帝国華撃団の皆さんの世界の可能性が高いと思います」

 

「「「「ええーー」」」」

 

直哉がのどか達に説明を終えると同時に誠十郎とクラリスが紫の扉を開けると・・・」

 

ゴゴーーーーー

 

扉の向こうから強い風により直哉とのどか達を除く全員が紫の扉の中に吸い込まれた。

 

!!

 

「いけない紫の扉が閉まります。ちゆさんとひなたさんとアスミさんは。戦艦で突入して下さい」

 

「直哉君と、のどかはどうするの?」

 

「「大丈夫信じて下さい」信じてちゆちゃん」

 

「わかったわ」

 

そしてお墓型戦艦が扉を抜けると扉は再び閉まった。

 

「さて、のどかさんラビリンどうします?」

 

「変身するラビ」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

そして直哉は、キュアグレースのヒーリングステッキに吸い込まれた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

呪いとの再会

「変身するラビ」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

そして直哉は、キュアグレースのヒーリングステッキに吸い込まれた。

 

 

「ほう、仲間を先に行かせて自分達は残るとはな」

 

「そりゃそうですよ。僕達2人しか見てないですからね。貴方が存在する所には紅い花が出現しますからね。イシュメルガ」

 

 

「フフ、そうだったな」

 

そう言ってイシュメルガは、グレース達の前に現れた。

 

「くっまだマリアさんの体を・・・」

 

「何この娘の体を使うのは、その方がお前達には効果的だからな」

 

!!

 

「何を考えてるの?イシュメルガ」

 

「この庭園そして、この空間におけるゲームは、貴方が仕組んだの?」

 

「そういう事だ、最もそこにある赤い扉は一切手をだしていないがな」

 

!!

 

「つまり紫の扉とオレンジの扉は、イシュメルガお前が作り出したのか?」

 

「ああ、簡単に獅童光を救出するのは、我もデボネアも認めるわけにはいかないからな」

 

 

「何!!この一件デボネアも関与してるのか?」

 

「ああ、2つの扉の世界でな」

 

「まあデボネアの干渉が無くとも、奴等の一部はその世界の虜だろうがな。その点に関しては、紫藤直哉お前に感謝しているぞ」

 

!!

 

「それはまさか・・・」

 

「そうだ融合世界に起きた地震を利用し、捕獲した世界をゲートの中に組み込んだのさ」

 

「その時のお前達の行動は面白かったぞ」

 

イシュメルガはその時を思い出す。

 

「「「だったら新生帝国華撃団を元の時代に戻せばいいのでは?」」」

 

「それが無理なのよ。大神の救出と16番目のプリキュアの世界が来た事が原因で新生帝国華撃団本来の時間が消滅した可能性があるの」

 

「「「はっ」」」

 

「そしてその時代が消したのが特殊遊撃部隊が朧をこの時代で、倒した事が原因かもしれないの」

 

「「「ええ――」」」

 

「でもあれは・・・」

 

直哉が思い出す。

 

ここは、本来僕達も干渉してはいけない世界なんですよ」

 

!!

 

「だがお前達は降魔皇復活の為か知らないが、大神一郎を16番目のプリキュアの世界に封印し、16番目のプリキュアの世界全体を融合世界に干渉させた罪は許されない」

 

「ひっ俺は何も知らない。京極と俺様の上司がメインで考えていたんだ」

 

「成程なら神器を過去から奪い、それを偽りの魔神器にしたのを認めるのか?」

 

「ああ、そして大神を封印する場所を俺達に提示したのは・・・ギャアアア」

 

朧は悲鳴を上げて絶命したのだった。

 

!!

 

「あはは、愚かね朧でもこれからは一緒よ」

 

「「「夜叉」」」

 

「「「どうしてここに」」」

 

「朧を殺された事が彼等新生帝国華撃団の本来の未来に繋がる道だったとと言う事ですか?」

 

「ええ、そう考えるのが自然なんだけど・・・ね」

 

「何かが引っかかるんですね?」

 

「そうねでも、今は特務支援課の方を優先するけど」

 

「そうですね」

 

「でも、夜叉や朧を使っていたやつも融合世界に来たからその世界に繋がるルートが消えた可能性もあるわね」

 

「あの頃のお前達は、デボネアと我の存在を忘れていたな」

 

「確かに僕達は獅童光を救出する時にお前達が動くだろうと思っていたが、まさかその前から動いていたとは」

 

「さて、これ以上の話は終わりにしよう。キュアグレース死んでもらおう」

 

「くっ」

 

そして、マリア・タチバナの体を使いイシュメルガはキュアグレースに攻撃を開始した。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

予想外な救援者達現る1

「エレメントチャージ!」

 

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

 

「プリキュア!スカイヒーリングフラワー!」

 

 

 

「そうだったな、キュアグレースお前だけだと、ヒーリングオアシスは打てなかったな」

 

「今の我にはその程度の技は効かんぞ」

 

「食らうがいい、ケルヴィンブリザード」

 

!!

 

イシュメルガが、ケルヴィンブリザードを放つと、イシュメルガマリアを中心にしたエリアが全て氷漬けとなった。

 

 

 

当然グレースが放った。「プリキュア!スカイヒーリングフラワー!」も氷漬けになり消失した。

 

 

 

「きゃああああ。直哉君ラビリン大丈夫?」

 

 

 

「グレースさんこの技はサイバスターとザムジードと同じ水の魔装機神の技です。可能な限り凍結しないようにして下さい」

 

 

 

「「わかった」わかったラビ」

 

「うううう」

 

「ほう、人間の分際でこの技を耐えるか」

 

 

 

イシュメルガはそう言うと、ケルヴィンブリザードを止めた。

 

 

 

「はあ、はあイシュメルガ貴女がどうしてその技を使えるのその技は・・・」

 

 

 

グレースが、イシュメルガに聞く。

 

 

 

「まあいいだろ。紫藤直哉は予測はしているだろうから教えよう、我は地底世界ラ・ギアスに行き水の魔装機神を取り込んだのだ」

 

 

 

「一体何の為に?」

 

 

 

「それはな、我の物であった漆黒のヴァリマールをワイズマンから奪い返す為だ。さあとどめと行くか、出でよダークガッテス。ハイドロプレッシャー発射」

 

 

 

イシュメルガマリアは、闇に染まった水の魔装機神ガッテスを呼び出しグレースにとどめをさす為の一撃を放った。

 

 

 

「グレースさん回避を」

 

 

「駄目、寒さで体が動かないよ」

 

!!

 

「そうか、イシュメルガマリアの目的はグレースさんの体温を奪って確実にハイドロプレッシャーで倒す作戦だったのか」

 

 

「今から僕がグレースさんの体内に入っても時間がたりない。どうすれば・・・」

 

 

 

「おいおい、諦めるの早くないか?」

 

 

 

「そうだよ。食らいな!!クロスマッシャー」

 

 

 

「「「え、どうして貴方達がここにいるんですか?マサキさんとリューネさん」」ラビ」

 

「うおおおおお。何のこれしき」

 

 

そして、ダークガッテスの放ったハイドロプレッシャーは、リューネ・ゾルダークが乗るヴァルシオーネRのクロスマッシャーにより相殺したのだった。

 

 

 

「私達が来たからには3人に手は出させないよ」

 

 

 

「ちっならば、ターゲットを変更するだけだ」

 

 

 

そう言って、イシュメルガマリアは、自分の乗機をダークガッテスから、光武改に姿を変えて紫の扉の中の世界に跳び込んだ。

 

 

 

「あっ待て、イシュメルガ」

 

 

 

「おっと無理はいけえねえよのどかに直哉」

 

 

 

「「でも・・・紫の扉の世界にイシュメルガが」」

 

 

 

「なあ直哉あんた達の目的は、ここでイシュメルガを倒す事かい?」

 

 

 

「いえ、違います。獅童光を救出する事です」

 

 

 

「目的を間違えちゃいけないよ」

 

 

 

「とりあえず俺達の今やる事は紫の世界に行った連中を信じること事だけだろ」

 

 

 

「「はい」」

 

 

 

その頃紫の扉に入って行ったメンバー達は・・・

 

 

 

 

 

「「え、嘘」」

 

 

 

「あれここってもしかすると帝都なの?」

 

 

 

まなつがそう言う。

 

 

 

「そんなわけないじゃない。私達は紫の扉から出て来たのよ。扉から出てまた帝都だなんてありえないでしょ」

 

 

 

「「「そうだね」」そうだな」

 

 

 

「おい、太陽ここはもしかして・・・」

 

 

 

「うん、グレ響間違いないよ。ここは新生帝国華撃団の皆さんの時代の帝都だよ」

 

 

 

「やはりそうなのか?しかし何故」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

予想外な救援者達現る2 紫の扉の世界編前編

「あれここってもしかすると帝都なの?」

 

まなつがそう言う。

 

「そんなわけないじゃない。私達は紫の扉から出て来たのよ。扉から出てまた帝都だなんてありえないでしょ」

 

「「「そうだね」」そうだな」

 

「おい、太陽ここはもしかして・・・」

 

「うん、グレ響間違いないよ。ここは新生帝国華撃団の皆さんの時代の帝都だよ」

 

「やはりそうなのか?しかし何故」

 

「恐らく直哉君の予測が当たったんだと思う」

 

 

「つまり直哉さんと響さんは、新生帝国華撃団の皆さんがそう言う立場になった可能性があると言う事ですか?」

 

「うん、可能性が高いとは思うけど、もう1つの可能性として考えられるのは、新生帝国華撃団の皆さんの世界自体が、別の異世界に取り込まれたと言う可能性も無いとは言い切れないですね」

 

「「「成程」」」

 

直哉の言葉にのどか達が納得する。

 

「つまり直哉君はまなつちゃん達の世界が融合世界に来た時もしくはゼムリア大陸の協力してくれたことが原因で、新生帝国華撃団の皆さんの世界が私達が出発する異世界にあるかも知れないだね」

 

「はい、その通りですよのどかさん。僕としては後者の方が色々な問題が起きなくて済むんですけどね」

 

「ああ、あの可能性か」

 

「うん」

 

「しかしこれからどうするんだ?」

 

「とりあえず、ここが新生帝国華撃団の皆さんの世界だとしても私達のやる事は変わらないよ。獅童光ちゃんを救出する為にはゲームをクリアしないと」

 

「そうだな」

 

「すいません響さん俺とクラリスだけで確認の為に大帝国劇場に行って良いです?」

 

2人の響が話していると、2人の前に誠十郎が大帝国劇場に行く許可を取りに来た。

 

「いえ、全員で行きましょう誠十郎さん。ここの時代は誠十郎達の時代かも知れませんが、それだけ怪しいんですよ」

 

「怪しいですか?」

 

「ええ、誠十郎さんは、直哉君から聞きましたよね?」

 

「あ、はい」

 

「管理者の神殿に誠十郎さんもいたからわかると思いますけど、そう言う時のトワさんは実際に起きた事しか言わないですよね」

 

「ええ、そうですね・・・あーーだから怪しんですね」

 

「この紫の扉の世界にしては忠実に俺達の世界を再現していると言う事ですか?」

 

「ええ、それにお昼前の時間なのに、帝都自体に活気が無さすぎなく無いですか?」

 

「「確かにな」確かに」

 

「まるで今が夜のような静けさだな」

 

「もしかして人がいないのか?」

 

「いえ、人はいますねただ、普通の状態では無さそうですね」

 

「響さん貴女そんな事までわかるんですか?」

 

「そうですね特殊遊撃部隊で、仕事をすると自然と覚えてましたね、さて話はここまでにして、大帝国劇場に向かいましょう」

 

そして響達は全員で大帝国劇場に向かった。

 

 

その頃大帝国劇場地下司令室では・・・

 

「カオルさんこまちさん。突如帝都に現れた怪物の正体はわかりましたか?」

 

「それが・・・かつて帝都に現れたメガビョーゲンに似ていると言うくらいしか現状わかりません」

 

そりゃ仕方無いよカオル、謎の怪物に近づく事すら出来ずに、怠け者にされるやから、現に謎の怪物が出て来て、3日で帝都に住む人間の4割が、既に怠け者になってるからな」

 

「ひとまず上に上がりましょう、どうせ謎の怪物は、夜が活動時間のようですし」

 

「「了解です」」

 

そして、大帝国劇場の地下施設から出て来た3人は、同じタイミングで大帝国劇場に戻って来た誠十郎とクラリスを見て驚くのだった。

 

「「「ああーー隊長はん」神山さん」神山さんそれにクラリスさんよく無事に戻って来てくれたわね」

 

「「はい」」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

予想外な救援者達現る2 紫の扉の世界編中編1

「「「ああーー隊長はん」神山さん」神山さんそれにクラリスさんよく無事に戻って来てくれたわね」

 

「「はい」」

 

「それで司令俺達にこの世界について教えてください」

 

「わかりました人数が多いので食堂で話しますわ」

 

 

「「はい」」

 

食堂・・・

 

「以上ですわ」

 

「「ありえない」信じらないですよ。私達が融合世界に行ってた時に降魔皇が幻都から出現しこの世界を無に変えたなんて」

 

「そう言えば、世界が終わる前に大地震が起きてそこから降魔皇の復活が早まった気がします」

 

!!

 

「それは本当ですか?カオルさん」

 

「はい、と言ってもあの地震が原因で降魔皇が復活するとは思えませんが」

 

「太陽お前はどう思っている?」

 

「恐らくこちらで起きた地震が、融合世界に16番目のプリキュアの世界が来た時に起きた地震だと思う」

 

「そして世界が終わったと言うのが、融合世界で言うあの事と思う」

 

 

「「「だったら新生帝国華撃団を元の時代に戻せばいいのでは?」」」

 

「それが無理なのよ。大神の救出と16番目のプリキュアの世界が来た事が原因で新生帝国華撃団本来の時間が消滅した可能性があるの」

 

「「「はっ」」」

 

「そしてその時代が消したのが特殊遊撃部隊が朧をこの時代で、倒した事が原因かもしれないの」

 

「「「ええ――」」」

 

「でもあれは・・・」

 

直哉が思い出す。

 

ここは、本来僕達も干渉してはいけない世界なんですよ」

 

!!

 

「だがお前達は降魔皇復活の為か知らないが、大神一郎を16番目のプリキュアの世界に封印し、16番目のプリキュアの世界全体を融合世界に干渉させた罪は許されない」

 

「ひっ俺は何も知らない。京極と俺様の上司がメインで考えていたんだ」

 

「成程なら神器を過去から奪い、それを偽りの魔神器にしたのを認めるのか?」

 

「ああ、そして大神を封印する場所を俺達に提示したのは・・・ギャアアア」

 

朧は悲鳴を上げて絶命したのだった。

 

!!

 

「あはは、愚かね朧でもこれからは一緒よ」

 

「「「夜叉」」」

 

「「「どうしてここに」」」

 

「朧を殺された事が彼等新生帝国華撃団の本来の未来に繋がる道だったとと言う事ですか?」

 

「ええ、そう考えるのが自然なんだけど・・・ね」

 

「何かが引っかかるんですね?」

 

「そうねでも、今は特務支援課の方を優先するけど」

 

「そうですね」

 

「でも、夜叉や朧を使っていたやつも融合世界に来たからその世界に繋がるルートが消えた可能性もあるわね」

 

「「「成程」」」

 

「ああ、トワが直哉達に新生帝国華撃団の世界が消えたと言ったタイミングか」

 

「うん、どうやら世界によってのタイムラグがあるみたいだね」

 

「成程」

 

2人の響が話している頃誠十郎達の話も進んでいた。

 

「それでは司令達は、世界が滅びて死んだと思っていたんですね?気がついたら生きていて驚いたと言う事ですか?」

 

「ええ、生きている事に気がついたのは約1週間前なの」

 

「成程わかりました、次に今帝都で、何が起きてるんですか」

 

「「「それは・・・」」」

 

「そうです。昼間なのに人出が少ないんですか?」

 

「それは、4日前に謎の怪物が夜から深夜にかけて、現れ始めて人々のやる気を奪い始めてその影響で帝都の人々が働かなくなりましたの」

 

!!

 

「隊長この帝都で、起きている事件はもしかしてヤラネーダですか?」

 

「ああ、その可能性が高いが、司令達にはヤラネーダの事はまだ言わない方が良いだろう」

 

「わかりました。隊長」

 

その後も誠十郎達の話し合いは続いていた。

 

その頃お墓型戦艦に乗って紫の扉の世界に来たちゆ達は・・・

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

予想外な救援者達現る2 紫の扉の世界編中編2

時を少し戻して・・・

 

「そして、紫の扉の中の世界は恐らく、新生帝国華撃団の皆さんの世界の可能性が高いと思います」

 

「「「「ええーー」」」」

 

直哉がのどか達に説明を終えると同時に誠十郎とクラリスが紫の扉を開けると・・・」

 

ゴゴーーーーー

 

扉の向こうから強い風により直哉とのどか達を除く全員が紫の扉の中に吸い込まれた。

 

!!

 

「いけない紫の扉が閉まります。ちゆさんとひなたさんとアスミさんは。戦艦で突入して下さい」

 

「直哉君と、のどかはどうするの?」

 

「「大丈夫信じて下さい」信じてちゆちゃん」

 

「わかったわ」

 

そしてお墓型戦艦が扉を抜けると扉は再び閉まった。

 

 

「うわあ、本当に帝都だよちゆっち」

 

「ええ、そうね恐らくここがクラリスさん達の時代の帝都なら」

 

そう言ってちゆは、お墓型戦艦のステルス機能を起動し帝都上空を飛行した。

 

「ちゆっちどうだった?」

 

「うんここはトワさんが言ってた消えた新生帝国華撃団の皆さんの世界を紫の扉の世界に意図的に加えられた可能性があるわ」

 

「そうすると、何者かが獅童光を救出する事を見越して、新生帝国華撃団の皆さんの世界を巻き込んだと言う事ですか?」

 

「ええ、そう言っても良いわね」

 

「こんな事をするのは、ワイズマンかな?」

 

「いえ、それは無いでしょうひなた。今回は獅童光を救出するのが目的ですよね?」

 

「あ、そうだ獅童光ちゃんとワイズマンは面識が無いからワイズマンが動く事は無いね」

 

「そうね、それにワイズマンならこんなゲームはしないと思うわよ。少なくとも直哉君の予測通りの世界を使う事は無いと思うわ」

 

「そうですね、私達にゲームを要求している時点で、ワイズマンではなく、もっとレベルの低い者が関わってる気がしますね」

 

「2人がそう言うならそうかもね、でもちゆっちこれからどうする?」

 

「そうね、このまま大帝国劇場にに行って響さん達がどう動くのか通信で聞きましょう」

 

お墓型戦艦は大帝国劇場上空に向かい誠十郎達の話を映像と一緒に聞いていた。

 

 

「それでは司令達は、世界が滅びて死んだと思っていたんですね?気がついたら生きていて驚いたと言う事ですか?」

 

「ええ、生きている事に気がついたのは約1週間前なの」

 

「成程わかりました、次に今帝都で、何が起きてるんですか」

 

「「「それは・・・」」」

 

「そうです。昼間なのに人出が少ないんですか?」

 

「それは、4日前に謎の怪物が夜から深夜にかけて、現れ始めて人々のやる気を奪い始めてその影響で帝都の人々が働かなくなりましたの」

 

!!

 

「隊長この帝都で、起きている事件はもしかしてヤラネーダですか?」

 

「ああ、その可能性が高いが、司令達にはヤラネーダの事はまだ言わない方が良いだろう」

 

「わかりました。隊長」

 

その後も誠十郎達の話し合いは続いていた。

 

「成程響さん達は、このままどうしてかは知らないけどこの世界に出たゼンゼンヤラネーダから街の人を助けるようね」

 

「でも珍しいですね。ゼンゼンヤラネーダが時間制限があるなんて」

 

「そう言われたらそうね」

 

「じゃあ、ちゆっち私達も響さん達が動くまで待機?」

 

「そういう事になるわ」

 

そして、ゼンゼンヤラネーダが現れると言う時間が近づいていた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

予想外な救援者達現る2 紫の扉の世界編後編1

すみれ達との話し合い後・・・

 

「それでは司令達は、世界が滅びて死んだと思っていたんですね?気がついたら生きていて驚いたと言う事ですか?」

 

「ええ、生きている事に気がついたのは約1週間前なの」

 

「成程わかりました、次に今帝都で、何が起きてるんですか」

 

「「「それは・・・」」」

 

「そうです。昼間なのに人出が少ないんですか?」

 

「それは、4日前に謎の怪物が夜から深夜にかけて、現れ始めて人々のやる気を奪い始めてその影響で帝都の人々が働かなくなりましたの」

 

!!

 

「隊長この帝都で、起きている事件はもしかしてヤラネーダですか?」

 

「ああ、その可能性が高いが、司令達にはヤラネーダの事はまだ言わない方が良いだろう」

 

「わかりました。隊長」

 

「これが、司令との話し合いで聞いた事なんだけど、ローラさん本当にこちらにヤラネーダがいると思うかい?」

 

 

「ええ、いてもおかしくないわね。こちらの世界の人間がこんな短期間に大勢がやる気を無くすのは普通じゃないからね

 

「「そうですよね」そうだな、普通に考えれば」

 

「でも、不思議なんだけど本来ならヤラネーダの媒体になった物は基本昼夜問わず活動するんだけど?」

 

「そうなのですか?」

 

クラリスがローラに聞く。

 

「ええ、夜行性の生き物以外ならね」

 

「成程」

 

「わかったわ、誠十郎とクラリス今夜私達と響達で、夜行性のヤラネーダの捜索と、浄化を出来ればするわ」

 

「いや俺達もやるよ一緒に」

 

「そうですよローラさん」

 

「・・・わかったわ、とりあえず時間になるまで、誠十郎とクラリスは帝国華撃団華撃団として情報を仕入れて、ヤラネーダの出現場所とかの記録を」

 

「「了解」」

 

そしてローラは、誠十郎とクラリスと別れて、まなつ達と響達がいる鶯谷に向けて簡易ゲートを使った。

 

鶯谷では・・・

 

「お帰りローラ神山さん達の緊急の呼び出しどうだったの?」

 

「まなつ皆を集めて」

 

「うん」

 

そしてローラは、全員に誠十郎とクラリスから聞いた事を話した。

 

「「「「「「成程」」」」」」

 

「じゃあ、皆変身しよう」

 

「「「うん」」ああ」

 

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

 

「ドレス!」

 

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「今日も元気だ!」

 

 

「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア !」」」」」

 

そしてまなつ達はプリキュアになった。

 

「しかし太陽どうする?ここに来てヤラネーダの存在があるとは」

 

「・・・もしかしてこれは、真似てるのかな」

 

「うん、どういう事だ?」

 

「ああ、ごめん今この紫の扉の世界は、特殊遊撃部隊と新生帝国華撃団が始めて出会った時を再現しているような気がしてね。勿論違う部分もあるけど、恐らくその理由は今この場にいるのが、サマー達16番目のプリキュアだからだと思う」

 

「成程、つまりは紫の扉は自身で修正が出来ると言う事か?」

 

「うん恐らく、ここにいるプリキュアがグレース達だったら、このタイミングでの敵はメガビョーゲンになっていたと思う」

 

「「「「「「成程」」」」」」

 

「でも、グレースさん達なかなか合流しませんね。どうしたのかな?」

 

「多分扉に吸い込まれたタイミングで到着した時代が違う可能性もあるのかも」

 

「確かにそう言う可能性もあってもおかしくないわね」

 

そしてその後・・・

 

ローラの元に誠十郎とクラリスから、今夜ヤラネーダの出現予測地点を2か所まで絞ったデータが、送られて来た。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

予想外な救援者達現る2 紫の扉の世界編後編2 庭園での戦いを知る前編

「それじゃあグレ響とサマー達は、誠十郎さんとクラリスさんの情報通り築地に向かって」

 

「「「「はい」」」」

 

「了解、太陽とローラは日比谷公園周辺に行くんだな?」

 

「うん少し用事が出来て赤坂に行く事になったけど」

 

「そうか・・・ならば彼女達が来たんだな」

 

「うんでもまだ、あの2人の存在が確認できてないんだ」

 

「わかった築地に、変化なければ私達が日比谷公園にも行くからな」

 

「恐らく赤坂で時間かかるだろう?」

 

「ありがとうグレ響」

 

そして響達はそれぞれが動き出した。

 

 

その頃お墓型戦艦を赤坂に着陸させ、ちゆは響にだけに自分達の存在を知らせる事に成功した。

 

「さてとこれで、響さんが来てくれたらいいんだけど」

 

「厳しいかもね今、新生帝国華撃団からヤラネーダの存在を教えて貰ったんでしょう?響さん達は」

 

「そうだけど、直哉君とグレースからこの映像が送られて来たから少なくとも守護者である響さん達に見て貰わないと」

 

そう言ってちゆは、直哉とキュアグレースから送られて来た映像の一部を再生した。

 

「フフ、そうだったな」

 

そう言ってイシュメルガは、グレース達の前に現れた。

 

「くっまだマリアさんの体を・・・」

 

「何この娘の体を使うのは、その方がお前達には効果的だからな」

 

!!

 

「何を考えてるの?イシュメルガ」

 

「この庭園そして、この空間におけるゲームは、貴方が仕組んだの?」

 

「そういう事だ、最もそこにある赤い扉は一切手をだしていないがな」

 

!!

 

「つまり紫の扉とオレンジの扉は、イシュメルガお前が作り出したのか?」

 

「ああ、簡単に獅童光を救出するのは、我もデボネアも認めるわけにはいかないからな」

 

 

「何!!この一件デボネアも関与してるのか?」

 

「ああ、2つの扉の世界でな」

 

「まあデボネアの干渉が無くとも、奴等の一部はその世界の虜だろうがな。その点に関しては、紫藤直哉お前に感謝しているぞ」

 

!!

 

「それはまさか・・・」

 

映像中断・・・

 

「これが、話に聞いていたエレポニア帝国の呪いの存在イシュメルガ」

 

「そうよアスミ」

 

「ちょっとこれはどういう事よちゆ」

 

その時ローラと響がやって来た。

 

「ちゆちゃんこの映像は?まさか直哉君とグレースが庭園に残っている映像なの」

 

「そうです」

 

そしてちゆは、映像を再生した。

 

 

「あの頃のお前達は、デボネアと我の存在を忘れていたな」

 

「確かに僕達は獅童光を救出する時にお前達が動くだろうと思っていたが、まさかその前から動いていたとは」

 

「さて、これ以上の話は終わりにしよう。キュアグレース死んでもらおう」

 

「くっ」

 

そして、マリア・タチバナの体を使いイシュメルガはキュアグレースに攻撃を開始した。

 

「エレメントチャージ!」

 

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

 

「プリキュア!スカイヒーリングフラワー!」

 

 

 

「そうだったな、キュアグレースお前だけだと、ヒーリングオアシスは打てなかったな」

 

「今の我にはその程度の技は効かんぞ」

 

「食らうがいい、ケルヴィンブリザード」

 

!!

 

イシュメルガが、ケルヴィンブリザードを放つと、イシュメルガマリアを中心にしたエリアが全て氷漬けとなった。

 

 

 

当然グレースが放った。「プリキュア!スカイヒーリングフラワー!」も氷漬けになり消失した。

 

 

 

「きゃああああ。直哉君ラビリン大丈夫?」

 

 

 

「グレースさんこの技はサイバスターとザムジードと同じ水の魔装機神の技です。可能な限り凍結しないようにして下さい」

 

 

 

「「わかった」わかったラビ」

 

映像停止・・・

 

「ちょっと直哉とグレースが、ピンチじゃない助けに戻るべきじゃないの?」

 

ローラはちゆ達にそう言う。

 

 

「「「・・・」」」

 

「ローラ多分だけど、戻りたくても戻れないんだと思う」

 

「あ、ごめん皆」

 

「気にしなくて良いわローラさん」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

予想外な救援者達現る2 紫の扉の世界編後編2 庭園での戦いを知る後編

「「「・・・」」」

 

「ローラ多分だけど、戻りたくても戻れないんだと思う」

 

「あ、ごめん皆」

 

「気にしなくて良いわローラさん」

 

「私達はこういう事になるんじゃないかと思ってたわ」

 

「うん、あの庭園に着いた時ののどかっちと直哉っちの顔が怖かったからね、何かがあると思ってたけど、イシュメルガとは思わなかったけど」

 

「出来たらあの映像の続き見せて欲しいのだけど?」

 

「わかったわ」

 

そう言ってちゆは、映像を再生した。

 

 

「はあ、はあイシュメルガ貴女がどうしてその技を使えるのその技は・・・」

 

 

 

グレースが、イシュメルガに聞く。

 

 

 

「まあいいだろ。紫藤直哉は予測はしているだろうから教えよう、我は地底世界ラ・ギアスに行き水の魔装機神を取り込んだのだ」

 

 

 

「一体何の為に?」

 

 

 

「それはな、我の物であった漆黒のヴァリマールをワイズマンから奪い返す為だ。さあとどめと行くか、出でよダークガッテス。ハイドロプレッシャー発射」

 

 

 

イシュメルガマリアは、闇に染まった水の魔装機神ガッテスを呼び出しグレースにとどめをさす為の一撃を放った。

 

 

 

「グレースさん回避を」

 

 

「駄目、寒さで体が動かないよ」

 

!!

 

「そうか、イシュメルガマリアの目的はグレースさんの体温を奪って確実にハイドロプレッシャーで倒す作戦だったのか」

 

 

「今から僕がグレースさんの体内に入っても時間がたりない。どうすれば・・・」

 

 

 

「おいおい、諦めるの早くないか?」

 

 

 

「そうだよ。食らいな!!クロスマッシャー」

 

 

 

「「「え、どうして貴方達がここにいるんですか?マサキさんとリューネさん」」ラビ」

 

「うおおおおお。何のこれしき」

 

 

そして、ダークガッテスの放ったハイドロプレッシャーは、リューネ・ゾルダークが乗るヴァルシオーネRのクロスマッシャーにより相殺したのだった。

 

映像終了・・・

 

「「ああーーマサキさんとリューネさんが来てくれたんだ――良かった」良かったわ」

 

「ちょっとあのロボット飛鳥のじゃないの?何で知らない男が乗ってんの?」

 

「ああ、あの人はマサキさんと言って風の魔装機神サイバスター(本物)のパイロットだよ」

 

ひなたがローラに説明をする。

 

「本物ですってじゃあ、飛鳥のはレプリカなの?」

 

「うんそうだよ。ただどういう経緯で飛鳥ちゃんと薫ちゃんが、魔装機神を持ってるのかは本人も覚えてないからね」

 

「そうなのね」

 

その頃グレ響とサマー達は築地にはヤラネーダがいなかったので日比谷公園に来ていた。

 

「いたぞヤラネーダ」

 

「どうやら人間のやる気は奪ってないようだ。後は任せるぞ」

 

「「「「はい」」」」

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

「「「「ビクトリー!」」」」

 

そして16番目のプリキュア達の浄化技で倒されたヤラネーダは消えその後に、赤い半分に割れた宝石がその場に落ちていた。

 

「これなんだろ?」

 

「とりあえずそれは必要な物かも知れないからコーラル持っていた方が良いだろ」

 

「ええ――私でもいいじゃん。フラミンゴ」

 

「サマーだといろんな意味で危ないからな」

 

そしてグレ響とサマー達は響からの連絡を受けて赤坂に向かった。

 

時を少し戻して・・・

 

ちゆ達は直哉とグレースとマサキ達が合流した後の映像を見ていた。

 

「ちっならば、ターゲットを変更するだけだ」

 

そう言って、イシュメルガマリアは、自分の乗機をダークガッテスから、光武改に姿を変えて紫の扉の中の世界に跳び込んだ。

 

 

「あっ待て、イシュメルガ」

 

「おっと無理はいけえねえよのどかに直哉」

 

「「でも・・・紫の扉の世界にイシュメルガが」」

 

映像終了・・・

 

「「「「「「ええ――」」」」ペン」ニャン」

 

「イシュメルガがここに来るのーー何で?」

 

「何が目的なのかはわからないけど、ちゆちゃんここにグレ響とまなつちゃん達を呼ぶよ」

 

「わかりました」

 

そして響はグレ響と連絡を取った。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

マサキ・アンドーと紫藤直哉

庭園でのイシュメルガマリアによる襲撃後・・・

 

直哉はのどかの治療が終わるまで離れた場所にいた。

 

「直哉すこしいいか?」

 

「マサキさん良いですよ」

 

「俺とリューネはトワの依頼でお前達を助けてくれと言われてお前達の力を感知したらここに来たんだが、お前達特殊遊撃部隊は何でここにいたんだ?」

 

「ああ、それはですね」

 

「さてと今の内に言っておくわね。特務支援課の4人の帰還後、現状のメンバーで、獅童光を救出しに行って」

 

!!

 

「光ちゃんとレイアースのいるエリアが行けるようになったんですか?」

 

「ええ、ゼムリア大陸が今回の修復のお礼でね」

 

「何と言うか複雑ですね」

 

「まあ、そこは気にしないでいなさい。これで零の物語が改めて2章からスタートできるんだし」

 

「と言っても僕達もいないと駄目なんですよね、再スタートする時は?」

 

「当然よ」

 

「じゃあ、順番が変わるんですね?」

 

「ええ、そうね次が獅童光を救出で、次にイヨとヒミコの作り出した世界の調査で行くわよ。巴里に関してはその後進める予定だけど、どうなるかわからないわ」

 

「わかりました」

 

「獅童光を救出する際にもノヴァの邪魔があるかもだけどね」

 

「それにデボネアがもう一人のノヴァが出てくるとかも」

 

「成程、外部からの邪魔があるかも知れないんですね」

 

「それで獅童光ちゃんの居場所はどこですか?」

 

「中心世界よりの山の中にあるゲートの中よ。ゲートの中はこちらの世界では無くなるから連絡は出来なくなるわ」

 

「そしてその山の南側にイヨ達が作った世界があるのよ」

 

「そう言う理由でその順番なんですね」

 

「そういう事よ」

 

「あ、送別会が終わったようですトワ」

 

「あらそうなら転移させる為切るわ」

 

「後直哉達はお墓型戦艦を使いなさい」

 

「わかりました」

 

「そう言う理由でここに来たんですよ」

 

「成程な特殊遊撃部隊としても、こういう形での妨害は想定して無かったんだな?」

 

「ええ、妨害があるとしたら獅童光ちゃんに関係するノヴァが来ると思っていたので」

 

「イシュメルガは以前大神とマリア・タチバナの体を奪った奴だろう?」

 

「はい、マサキさん達が来る前はマリアさんとして戦いをしてたので」

 

「そうか、しかしイシュメルガは獅童光を救出するのを妨害するんだ?」

 

「それは具体的にはわかりませんが、イシュメルガはこう言ってました」

 

「ほう、仲間を先に行かせて自分達は残るとはな」

 

「そりゃそうですよ。僕達2人しか見てないですからね。貴方が存在する所には紅い花が出現しますからね。イシュメルガ」

 

 

「フフ、そうだったな」

 

そう言ってイシュメルガは、グレース達の前に現れた。

 

「くっまだマリアさんの体を・・・」

 

「何この娘の体を使うのは、その方がお前達には効果的だからな」

 

!!

 

「何を考えてるの?イシュメルガ」

 

「この庭園そして、この空間におけるゲームは、貴方が仕組んだの?」

 

「そういう事だ、最もそこにある赤い扉は一切手をだしていないがな」

 

!!

 

「つまり紫の扉とオレンジの扉は、イシュメルガお前が作り出したのか?」

 

「ああ、簡単に獅童光を救出するのは、我もデボネアも認めるわけにはいかないからな」

 

 

「何!!この一件デボネアも関与してるのか?」

 

「ああ、2つの扉の世界でな」

 

「成程な、そうすると・・・」

 

!!

 

「おい、どうした直哉体が消えかけてるぞ」

 

「僕にもわかりません」

 

そして直哉は謎の赤色の光に包まれ消えた直後・・・

 

「おいおい何で直哉の代わりに2人の響がここにいるんだよ?」

 

マサキは突然の事態に驚く。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

入れ替わりの光

お墓型戦艦の中・・・

 

「「「「「「「「「「ええーー」」」」」」」」

 

「「「「「「「「2人の響さんが消えたと思ったら、直哉さんとのどかさんが出て来た――」」」」「「「のどか」のどかっち」直哉」どういう事よこれは?」

 

 

「「それは僕達が言いたいんですけど」」

 

「うんうん」

 

そして、直哉とのどかにこの事態になる前のいきさつをさんごが話し出した。

 

「いたぞヤラネーダ」

 

「どうやら人間のやる気は奪ってないようだ。後は任せるぞ」

 

「「「「はい」」」」

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

「「「「ビクトリー!」」」」

 

そして16番目のプリキュア達の浄化技で倒されたヤラネーダは消えその後に、赤い半分に割れた宝石がその場に落ちていた。

 

「これなんだろ?」

 

「とりあえずそれは必要な物かも知れないからコーラル持っていた方が良いだろ」

 

「ええ――私でもいいじゃん。フラミンゴ」

 

「サマーだといろんな意味で危ないからな」

 

そしてグレ響とサマー達は響からの連絡を受けて赤坂に向かった。

 

「成程まなつちゃん達によって浄化したヤラネーダが姿をこのアイテムに変えて2人の響さんに渡したら、2人の響さんが消えた直後、僕とのどかさんとラビリンが、現れたと言う事で良いですか?」

 

「はいそうです直哉さん」

 

「・・・ふむ、ちゆさん達は僕とのどかさん達が、紫の扉の世界の外で何していたか知ってますよね?」

 

「ええ、ひなたとアスミとローラさんは知ってるわ」

 

「恐らくですが2人の響さんが消えた事はゲームの仕様の可能性があります。イシュメルガは、簡単に獅童光を救出する事を阻止したいみたいですしね」

 

「つまり、こちらの帝都で暴れていたヤラネーダを浄化してイベントをクリアしたからこちらはパーティーの交代が出来るようになった可能性があるのね」

 

 

「ええ、何故2人の響さんと交代をしたのかは、あくまでも予測ですが交代出来るのは守護者のみではないかと思われます」

 

「「「「「「「「成程」」」」」」」」

 

「つまり2人の響の紫の扉の世界での役目は終わったの?」

 

ローラが直哉に聞く。

 

「正確には終わってないかもですが、先程も言いましたがイシュメルガが紫の扉の世界に入った事により強制的に僕達がこちらに来たのではないかと考えてます」

 

 

「「「あ、成程」」」

 

のどかとちゆとひなたはの3人は、直哉の言葉に納得する。

 

「どういう事ですか?直哉さん」

 

まなつが直哉に聞く。

 

「ごめんまなつちゃん。とりあえず君達5人はもう寝た方が良い」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

イシュメルガの件もそうだけどこれ以上は神山さんとクラリスさんも一緒に聞いた方が早いからね」

 

「「「「「あ、そうだ」」」」」

 

「確かにまた直哉さんと神山さんが喧嘩しても困るね」

 

「「「「そうだね」そうね」」そうだな」

 

「まあ、また神山と喧嘩するんですか?」

 

「しませんよ。アスミさん」

 

「「「あはは」」」

 

その頃管理者の神殿では・・・

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワ達の介入の結果1

管理者の神殿にて・・・

 

「ふう、何とか間にあったなトワ」

 

 

「はあ、はあイシュメルガ貴女がどうしてその技を使えるのその技は・・・」

 

グレースが、イシュメルガに聞く。

 

「まあいいだろ。紫藤直哉は予測はしているだろうから教えよう、我は地底世界ラ・ギアスに行き水の魔装機神を取り込んだのだ」

 

「一体何の為に?」

 

「それはな、我の物であった漆黒のヴァリマールをワイズマンから奪い返す為だ。さあとどめと行くか、出でよダークガッテス。ハイドロプレッシャー発射」

 

イシュメルガマリアは、闇に染まった水の魔装機神ガッテスを呼び出しグレースにとどめをさす為の一撃を放った。

 

「グレースさん回避を」

 

 

「駄目、寒さで体が動かないよ」

 

!!

 

「そうか、イシュメルガマリアの目的はグレースさんの体温を奪って確実にハイドロプレッシャーで倒す作戦だったのか」

 

 

「今から僕がグレースさんの体内に入っても時間がたりない。どうすれば・・・」

 

 

「おいおい、諦めるの早くないか?」

 

「そうだよ。食らいな!!クロスマッシャー」

 

「「「え、どうして貴方達がここにいるんですか?マサキさんとリューネさん」」ラビ」

 

「うおおおおお。何のこれしき」

 

 

そして、ダークガッテスの放ったハイドロプレッシャーは、リューネ・ゾルダークが乗るヴァルシオーネRのクロスマッシャーにより相殺したのだった。

 

 

 

「私達が来たからには3人に手は出させないよ」

 

「ええ、念の為に魔装機神に救援要請したのが良かったわね。でも今回はまさかのイシュメルガマリアが、獅童光を救出を妨害するとはね」

 

「しかし今回の事で、イシュメルガと共にいるのがデボネアとわかったからいいんじゃないか?」

 

「それはそうなんだけど、これでイシュメルガに囚われているマリアを救出できれば良いんだけど」

 

「イシュメルガを真の意味で倒すのなら、レイ貴方もわかるでしょ?」

 

「ああ」

 

「圧倒的に戦力不足だな。本来イシュメルガを倒す中心になる者がいないからな」

 

「そうよ」

 

トワとレイは思い出す。

 

「誰だ!!お前は」

 

「我の名は、黒のイシュメルガどうする我と契約するか?」

 

「イシュメルガだって、本当に契約者になればこの状況を打破出来るんだな」

 

「ああ出来るとも」

 

大神がイシュメルガとの契約をしようとしたとき次元の裂け目ができた。

 

!!

 

「ちっ奴め、ここまで来たか。だが、まだ奴等に見つかるわけにはいかん。我とデボネアの紫藤直哉と魔法騎士に復讐するまでは」

 

その直後灰の機神ヴァリマールとその担い手のリィン・シュバルツァーが出てきたことによりヒドラプラントとプラントアームは圧死し、浅草周辺に咲いていた紅い植物は全部消えた。

 

「正直あの時来たあの子達と、連絡を取れれば一番楽なんだけどね」

 

「そうだな、あの時の彼等は、黄昏を乗り越えたパターンだったからな」

 

「そういう事もあり、少なくとも交流をしているゼムリア大陸では黄昏に耐えられないわ」

 

「おっとトワ直哉とキュアグレースの方で動きがあったぞ」

 

 

「ちっならば、ターゲットを変更するだけだ」

 

そう言って、イシュメルガマリアは、自分の乗機をダークガッテスから、光武改に姿を変えて紫の扉の中の世界に跳び込んだ。

 

「あっ待て、イシュメルガ」

 

「おっと無理はいけえねえよのどかに直哉」

 

「「でも・・・紫の扉の世界にイシュメルガが」」

 

「なあ直哉あんた達の目的は、ここでイシュメルガを倒す事かい?」

 

「いえ、違います。獅童光を救出する事です」

 

「目的を間違えちゃいけないよ」

 

「とりあえず俺達の今やる事は紫の世界に行った連中を信じること事だけだろ」

 

「「はい」」

 

「あらーイシュメルガあっちの世界に行ったわね」

 

「レイこれなら私達で庭園だけの管理権奪えるんじゃない?」

 

トワがレイに聞く。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワ達の介入の結果2

「確かに行けるかも知れんが、こちらの動きをデボネアが察知するかもしれんぞ」

 

「ああ、その可能性があるわね」

 

「ならこういうのはどうかしら?」

 

そう言ってトワは紫の扉の世界にいる響達の状況を映像で見ていた。

 

「それでは司令達は、世界が滅びて死んだと思っていたんですね?気がついたら生きていて驚いたと言う事ですか?」

 

「ええ、生きている事に気がついたのは約1週間前なの」

 

「成程わかりました、次に今帝都で、何が起きてるんですか」

 

「「「それは・・・」」」

 

「そうです。昼間なのに人出が少ないんですか?」

 

「それは、4日前に謎の怪物が夜から深夜にかけて、現れ始めて人々のやる気を奪い始めてその影響で帝都の人々が働かなくなりましたの」

 

!!

 

「隊長この帝都で、起きている事件はもしかしてヤラネーダですか?」

 

「ああ、その可能性が高いが、司令達にはヤラネーダの事はまだ言わない方が良いだろう」

 

「わかりました。隊長」

 

映像停止・・・

 

「このヤラネーダが浄化した後に、2人の響と直哉とのどかを、紫の扉の世界に交代させるのはどうかしら?」

 

「ふむそれくらいだったら、ゲームのイベントの一部と誤魔化しがきくかもな。デボネアがゲームの事を知らなければな」

 

「その辺は大丈夫と思うわよ。流石にイシュメルガとデボネアが、そこまで深い協力者になってるとは思えないし」

 

「確かになデボネアとイシュメルガは、どちらかと言えば言う事を素直に聞くとは思えんな」

 

「でしょう。協力しててもすぐ出し抜くかを考えてそうよね」

 

「だろうな。だが実際どうする気だ?紫の扉の世界改め新生帝国華撃団の世界と言うが、響やまなつ達がヤラネーダ浄化した後どうやって交代させるんだ」

 

「それは、響達がヤラネーダを浄化させてから決めるわ」

 

そしてトワは再び響達の動きを映像で見始めた。

 

その頃グレ響とサマー達は築地にはヤラネーダがいなかったので日比谷公園に来ていた。

 

「いたぞヤラネーダ」

 

「どうやら人間のやる気は奪ってないようだ。後は任せるぞ」

 

「「「「はい」」」」

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

「「「「ビクトリー!」」」」

 

そして16番目のプリキュア達の浄化技で倒されたヤラネーダは消えその後に、赤い半分に割れた宝石がその場に落ちていた。

 

「これなんだろ?」

 

「とりあえずそれは必要な物かも知れないからコーラル持っていた方が良いだろ」

 

「ええ――私でもいいじゃん。フラミンゴ」

 

「サマーだといろんな意味で危ないからな」

 

そしてグレ響とサマー達は響からの連絡を受けて赤坂に向かった。

 

「あ、このヤラネーダを浄化したアイテムを一時的にキャラ変更アイテムに出来ないかしら?」

 

そしてトワは、まなつ達の映像を切りレイに相談をしたのだった。

 

そして時は現在に戻り・・・

 

まなつ達が紫の扉の世界に来てから1日が経った。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紫の扉の世界に出現したヤラネーダを浄化した後の出来事前編

ヤラネーダを浄化した次の日の早朝神山とクラリスは日比谷公園周辺に来ていた。

 

「隊長こんな時間にまなつちゃん達に来るように連絡が来たんですか?」

 

「ああ、恐らくだが特殊遊撃部隊の中で何かが起きたのかも知れない」

 

「そんなそれじゃあ特殊遊撃部隊の皆さんは?」

 

「ああ、そこは大丈夫ですよ神山さんとクラリスさん」

 

「「ええーー直哉さんとのどかさんどうしてここに?」」

 

「実はですねこちらでは昨日の深夜に僕とのどかさんが来たんですよ」

 

そして直哉が話し出す。

 

「私達が来たからには3人に手は出させないよ」

 

「ちっならば、ターゲットを変更するだけだ」

 

そう言って、イシュメルガマリアは、自分の乗機をダークガッテスから、光武改に姿を変えて紫の扉の中の世界に跳び込んだ。

 

 

「あっ待て、イシュメルガ」

 

「おっと無理はいけえねえよのどかに直哉」

 

「「でも・・・紫の扉の世界にイシュメルガが」」

 

そして僕達は予想外の救援によって、助かりましたけど」

 

「「そんな新たな敵がこちらの世界に?」」

 

「そうですそして・・・」

 

「くっまだマリアさんの体を・・・」

 

「何この娘の体を使うのは、その方がお前達には効果的だからな」

 

!!

 

「何を考えてるの?イシュメルガ」

 

「この庭園そして、この空間におけるゲームは、貴方が仕組んだの?」

 

「そういう事だ、最もそこにある赤い扉は一切手をだしていないがな」

 

!!

 

「つまり紫の扉とオレンジの扉は、イシュメルガお前が作り出したのか?」

 

「ああ、簡単に獅童光を救出するのは、我もデボネアも認めるわけにはいかないからな」

 

 

「何!!この一件デボネアも関与してるのか?」

 

「ああ、2つの扉の世界でな」

 

「まあデボネアの干渉が無くとも、奴等の一部はその世界の虜だろうがな。その点に関しては、紫藤直哉お前に感謝しているぞ」

 

!!

 

「それはまさか・・・」

 

「そうだ融合世界に起きた地震を利用し、捕獲した世界をゲートの中に組み込んだのさ」

 

「「なっまさか」」

 

「あの頃のお前達は、デボネアと我の存在を忘れていたな」

 

「確かに僕達は獅童光を救出する時にお前達が動くだろうと思っていたが、まさかその前から動いていたとは」

 

「さて、これ以上の話は終わりにしよう。キュアグレース死んでもらおう」

 

「そう言う事です。つまり紫の扉の世界は神山さんとクラリスの本来の世界が、材料として使われたと言う事になります」

 

「「そんな」」

 

「そんな直哉さん何とか出来ませんか?」

 

「クラリスさんすみません。僕達とトワ達は、こう言う形での世界の捕獲方法があるとは、知りませんでした」

 

「なので、すみません仮に紫の扉の世界でのゲームの終了後に元に戻る事を期待するしかないかも知れないです」

 

!!

 

「確かにそうかもしれませんね、俺達の世界が、特殊遊撃部隊を妨害するする為の道具に使われているのは、頭に来てますけど」

 

「神山さん」

 

のどかが神山を心配する。

 

「それでは直哉さん特殊遊撃部隊はどう動くのですか?」

 

「これからは新生帝国華撃団のサポートをしますよ」

 

「「ええ――どういう事ですか?」」

 

「恐らくですけど僕達2人を襲ったイシュメルガをのターゲットがこちらの世界にいる可能性があるからです」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紫の扉の世界に出現したヤラネーダを浄化した後の出来事中編

「「ええーー本当ですか?」」

 

「そうですね。そう考えないとイシュメルガのあの言葉の意味がわからなくなりますし」

 

「ちっならば、ターゲットを変更するだけだ」

 

そう言って、イシュメルガマリアは、自分の乗機をダークガッテスから、光武改に姿を変えて紫の扉の中の世界に跳び込んだ。

 

「あっ待て、イシュメルガ」

 

「おっと無理はいけえねえよのどかに直哉」

 

「「でも・・・紫の扉の世界にイシュメルガが」」

 

「「「確かに」」」

 

「そのイシュメルガが直哉さんとのどかさんから逃げるだけならわざわざ紫の扉の世界に跳び込む必要ないな」

 

「そうですね隊長」

 

「直哉さんお願いします。俺にイシュメルガについて教えて下さい」

 

「・・・」

 

「どうして?イシュメルガについて知りたいんですか?神山さん」

 

「それは・・・少なくともイシュメルガを知る事で無謀な事をする事を避ける為です」

 

「成程」

 

「なら良いですよ。イシュメルガとは、ゼムリア大陸のとある国にある伝承的な大戦が昔から相克と言うイベントが繰り返し行われて来た事によって生まれた存在のような者らしいです」

 

「ええーーまた、ゼムリア大陸の関連なんですか?」

 

「そうですよ」

 

「これから話す事は、以前響さんに伝えた事と同じですが」

 

 

 

「響さん実はゼムリア大陸のエレポニア帝国には巨大ロボットが存在する伝説があるようです」

 

 

「ええーー巨大ロボットーー」

 

 

 

「ええ、それを知ったときリインさんが乗っていたヴァリマールもその内の1体だと知りました」

 

「ちょっと待って直哉君。ヴァリマールがその内の1体ってまさか・・・他にもそのロボットが存在するの?」

 

 

「ええ、後6体ほど存在します」

 

 

「ええーーヴァリマールを入れて7体存在するの?」

 

 

「そのようですね」

 

 

「一体何のために?そんなに存在するの?」

 

 

「実は、その伝説はエレポニア帝国のみに伝わる伝説でして、響さんと行ったリベール王国にはロボットに関する伝説的な記録はなかったでしょ」

 

 

 

「うんそうだね。かわりにリベルアークに繋がる記録はあったけどね」

 

 

「そうですね。もしかしたらゼムリア大陸には各地方にそんな伝説等の関連で存在する世界なのかも知れませんね」

 

「と直哉君が言ってたけどあの黒いヴァリマールは恐らくリイン君がイシュメルガに乗っ取られたような感じで怖いな」

 

「「ええーーゼムリア大陸に巨大ロボットがあるなんてーー」」

 

誠十郎とクラリスは、驚きを隠せないでいた。

 

「その7体のロボットはそれぞれパイロットの事を起動者と呼んでいたそうです。そしてその7体のロボットの内の1体の名前が黒の機神イシュメルガと言う名前だったそうです」

 

!!

 

「「黒の機神イシュメルガだって」ですって」

 

「その用です。その機神同士の戦いの事を相克と言い、簡単に言えば機神同士の戦争で、その戦いに敗れた機神は、勝者の機神に吸収され最終的に勝者の1体になるまで続きます」

 

「ちょっと待ってください。その敗れた機神のパイロットはどうなるんですか?」

 

誠十郎が直哉に聞く。

 

「パイロットは機神が消滅したと同時に死にます」

 

!!

 

「そんな」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紫の扉の世界に出現したヤラネーダを浄化した後の出来事後編

「そんな酷い」

 

「確かに酷いかもしれませんが、ゼムリア大陸にはそう言う歴史も多くあるんですよ。クラリスさん」

 

「それでは、直哉さんいや特殊遊撃部隊はイシュメルガを倒す事は出来るんですか?」

 

「それは出来ないですね。現状では」

 

!!

 

「それだと俺達はずっとこのまま紫の扉の世界にいるんですか?」

 

「誠十郎さん。落ち着いてくださいあくまでもイシュメルガを倒す事が出来ないのは、僕達に機神の乗り手がいないだけですし」

 

「ああ、そういう意味ですか」

 

「ええ、そうですそれに今のイシュメルガは・・・

 

 

イシュメルガは強い負の力を感じ、日本橋に行くと強い負の力を纏うマリア・タチバナがいた。

 

「ほう、女なんと心地よい感情を纏っているな」

 

「誰よ今私はプリキュアと戦っているの邪魔をするな」

 

「ほう、なら貴様はメガビョーゲンをとやらを受け入れたのか?」

 

「ええ、貴方も受け入れるわよ。イシュメルガ」

 

「ほう、我を受け入れるか?面白い」

 

そう言ってイシュメルガはマリアと同化をした。

 

「「ええーー今のイシュメルガは、司令の仲間の肉体を使っているんですか?」」

 

「そう言う事です」

 

「ですので、これがイシュメルガの仕掛けた罠だと言う名のゲームであるなら、特殊遊撃部隊の敗北条件は、自分紫藤直哉の死と紫の扉の世界に取り込んだ世界の重要人物の死だと思います」

 

「「成程」」

 

「確かにそう見えますね。直哉さんそう過程とした場合敵の狙いは・・・まさか」

 

「恐らくですが神崎すみれさんだと思いますよ。神山さん」

 

「しかし直哉さん。どうしてイシュメルガの目的が神崎司令の命なんですか?」

 

クラリスが直哉に聞く。

 

「それは、イシュメルガにとっての帝国華撃団のメンバー達の中でこちら側にいるのが、神崎すみれ1人だからと思います。」

 

!!

 

「そう言う事ですか?あくまでもイシュメルガのターゲットは、こちら側では旧帝国華撃団のメンバーと言う事ですか?」

 

「ええ、そしてイシュメルガは新たな手駒にする為に、この時代の神崎すみれを襲う可能性もありますが」

 

「「・・・」」

 

「どちらにしても神崎すみれさんが、どういう形であれいなくなった場合僕達のゲームの敗北が決定する事となるでしょうね」

 

「その理由はこちらの世界が崩壊する筈ですから」

 

!!

 

「それはつまり・・・」

 

「それで司令俺達にこの世界について教えてください」

 

「わかりました人数が多いので食堂で話しますわ」

 

 

「「はい」」

 

食堂・・・

 

「以上ですわ」

 

「「ありえない」信じらないですよ。私達が融合世界に行ってた時に降魔皇が幻都から出現しこの世界を無に変えたなんて」

 

「そう言えば、世界が終わる前に大地震が起きてそこから降魔皇の復活が早まった気がします」

 

!!

 

「それは本当ですか?カオルさん」

 

「はい、と言ってもあの地震が原因で降魔皇が復活するとは思えませんが」

 

「直哉さんはイシュメルガの力によって、降魔皇によって崩壊されるのを止めていて、俺達が神崎司令を守れなかったら降魔皇によって滅ぼされると思っているんですか?」

 

「はい」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

この世界から抜け出す方法

「はい」

 

「それでは直哉さんはこの紫の扉の世界を抜け出すにはどうしたらいいと思いますか?」

 

「それは恐らくこの紫の扉の世界に入ったメンバー全員で、勝利条件を満たせばいいと思っています」

 

「昨日の夜現れた。ヤラネーダを浄化したように今後メガビョーゲンにイシュメルガの介入等から神崎すみれさんを守れば、この紫の扉の世界から脱出出来ると思っています」

 

「「成程」」

 

 

「少なくとも僕とのどかさんのどかさんが2人の響さんと交代した形で来たと言う事は何かしらの意味ががると思うんですよね」

 

「まあ初めて誠十郎さんとクラリスさん達に会った時は、こちらの不手際で

かなり誠十郎さんとクラリス達新生帝国華撃団の人達と上海華撃団にもメガ降魔と戦わせてしまいましたし」

 

そして直哉は思い出す。

 

「なっ降魔だと!!凄い数だ50は軽くいるんじゃ?」

 

「そんな事より劇場に連絡しなければ被害が大きくなるぞ」

 

そして誠十郎が連絡をした直後緑色オレンジの機体が通りすぎた。

 

それを見た誠十郎は数日前にすみれから聞いた事を思い出していた。

 

 

「成る程あれが上海華撃団か」

 

上海華撃団サイドでは・・・

 

急ぐぞユイ赤坂に50以上の降魔が出るのはある意味異常だからな」

 

「うん、シャオああーー赤坂の降魔の反応200に増大」

 

「なっ何だと!!」

 

 

「へえ奴等も結構やるな、どこぞの華撃団より強いじゃねえか」

 

 

「シャオそんな事より手を動かすね」

 

「「「「何なんだこいつ」」」」

 

「「「「普通の降魔より強い」」」」

 

 

 

「「うわあ、」」

 

「ユイ」

 

 

「さくら」

 

 

「「地面がゆるゆるで動きずらい」」

 

「「何だってーー」」

 

 

「「良いわよメガ降魔いい感じに蝕むじゃない」

 

 

 

「たくグワイワルも面白い物を発見したのに黙ってるとはね」

 

 

「まあここは融合世界ではないけど蝕むわよメガ降魔)

 

「「「「「そんな事させない」」」」」」

 

 

「見つけたラビメガ降魔とシンドイーネラビ)

 

「ええーーグワイワルじゃないの?」

 

 

「まさかグワイワルに続きシンドイーネもこちらに来たの?」

 

 

「フォンテーヌそれは後で考えるペン今は」

 

 

「直哉君もう少しだけ力を貸して、飛鳥ちゃんと薫ちゃんも」

 

 

「「「当然です。私達もこの世界を好きになるために」」」

 

「ああ、ありましたね直哉さん」

 

「あの時は僕達も初めて、ナノビョーゲンに感染する降魔に驚きましたけど」

 

「さて、長々話していても悪い予測しか出なくなりそうなので誠十郎さんとクラリスさんは一度帝劇に戻って下さい。何か異変が起きたらこちらからお迎えに行きますから」

 

「「わかりました」」

 

そして誠十郎とクラリスは直哉とのどかと別れ大帝国劇場に戻った。

 

「さてとのどかお姉ちゃん行きましょうか?」

 

「うんそうだね、行こうか日本橋に」

 

のどかがそう言うと直哉は簡易ゲートを使いお墓型戦艦の中に戻るとすぐにお墓型戦艦で日本橋に移動をした。

 

「さて皆さん準備は良いですか?」

 

「「「「「「「「「はい」」」」」」」」」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

 

「ドレス!」

 

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「今日も元気だ!」

 

 

「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア !」」」」」

 

「皆行くラビ」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

 

そして直哉は、キュアグレースの体内に吸い込まれた。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊の単独行動1 行動前の説明前編

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

 

「ドレス!」

 

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「今日も元気だ!」

 

 

「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア !」」」」」

 

「皆行くラビ」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

 

そして直哉は、キュアグレースのヒーリングステッキに吸い込まれた。

 

「さて皆さん。今から特殊遊撃部隊の独自行動作戦として日本橋の地下への調査を開始します」

 

「直哉どういう事ですか?ここは紫の扉の世界ですけど新生帝国華撃団の世界でもありますよね」

 

「それは間違いないですよアースさん」

 

「それなのに、特殊遊撃部隊がこんなに動いていいんですか?」

 

サマーが直哉に聞く。

 

「ええ、構いません。むしろ紫の扉の世界の変異が起きているからです」

 

「「ええーー」」

 

 

「「「「「どういう事よ」どういう事ですか」」」」

 

グレースとアースを除く全員が、直哉の言葉に驚いていた。

 

「紫の扉の世界は彼が言ったように・・・」

 

 

「くっまだマリアさんの体を・・・」

 

「何この娘の体を使うのは、その方がお前達には効果的だからな」

 

!!

 

「何を考えてるの?イシュメルガ」

 

「この庭園そして、この空間におけるゲームは、貴方が仕組んだの?」

 

「そういう事だ、最もそこにある赤い扉は一切手をだしていないがな」

 

!!

 

「つまり紫の扉とオレンジの扉は、イシュメルガお前が作り出したのか?」

 

「ああ、簡単に獅童光を救出するのは、我もデボネアも認めるわけにはいかないからな」

 

 

「何!!この一件デボネアも関与してるのか?」

 

「ああ、2つの扉の世界でな」

 

「まあデボネアの干渉が無くとも、奴等の一部はその世界の虜だろうがな。その点に関しては、紫藤直哉お前に感謝しているぞ」

 

!!

 

「それはまさか・・・」

 

「イシュメルガの当初の計画である。紫の扉の世界に特殊遊撃部隊に関係する者を全員を紫の扉の世界に入れてしまってしまえれば、後は外から扉を消せば」

 

「「「「「「「あ、そうか、そうすれば私達を簡単に消滅させられる」」」」」」」

 

 

「そう言う事です。ですが僕とグレースさんが扉の世界に行かずに残った事によりイシュメルガの当初の計画崩れた事になります」

 

「「「「「「「確かに」」」」」」確かにね」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊の単独行動1 行動前の説明中編

「そしてイシュメルガの当初の計画を変更として、紫の扉の世界に行かなかったグレースさんと自分を狙い攻撃してきたと思います」

 

「駄目、寒さで体が動かないよ」

 

!!

 

「そうか、イシュメルガマリアの目的はグレースさんの体温を奪って確実にハイドロプレッシャーで倒す作戦だったのか」

 

「今から僕がグレースさんの体内に入っても時間がたりない。どうすれば・・・」

 

「おいおい、諦めるの早くないか?」

 

「そうだよ。食らいな!!クロスマッシャー」

 

「「「え、どうして貴方達がここにいるんですか?マサキさんとリューネさん」」ラビ」

 

「うおおおおお。何のこれしき」

 

 

そして、ダークガッテスの放ったハイドロプレッシャーは、リューネ・ゾルダークが乗るヴァルシオーネRのクロスマッシャーにより相殺したのだった。

 

「私達が来たからには3人に手は出させないよ」

 

「ちっならば、ターゲットを変更するだけだ」

 

そう言って、イシュメルガマリアは、自分の乗機をダークガッテスから、光武改に姿を変えて紫の扉の中の世界に跳び込んだ。

 

「「「「「「「成程」」」」」」」

 

 

「でも、直哉さんどうして今回は特殊遊撃部隊が単独で動くんですか?」

パパイヤが直哉に聞く。

 

「そう言われたらそうだ。直哉さんどうして動くと言うか捜索場所も決めてるんですか」

 

サマーがそう言う。

 

そして直哉は話し出す。

 

「プリキュア!ヒーリングタイガーフラッシュ」

 

スパークルと大神の霊力を融合させた技がメガ光武に迫るが・・・その時上空から灰の機神ヴァリマールがメガ光武を一刀両断してしまった。

 

「やったかヴァリマール」

 

「いやいやイシュメルガには逃げられたようだ」

 

 

「そうか、それでは撤退するか」

 

「うわーーマリアーーーー」

 

「嘘ですよねマリアさーん」

 

予想外の事態に帝国華撃団とプリキュア達は唖然としていた。

 

 

「何をあわててるんだあの人達は」

 

 

「ドウヤラ、リィンガタオシタテキニナカマガイタミタイダナ」

 

 

「何だってーー俺はその人間を殺してしまったのか?」

 

 

そう言ってリィンがヴァリマールから降りると・・・

 

 

 

「貴様ー」

 

 バキッ

 

「灰色の騎士、お前のせいでマリアがーー」

 

「ちょっと落ち着いてください大神さん」

 

直哉達と分断されていた仲間達が大神の体を押さえる。

 

 

そして直哉とプリキュアの三人は、リィンに話をする。

 

「リィンさんどうしてここに?」

 

「ヴァリマールがイシュメルガの存在を見つけたからです」

 

 

「それでイシュメルガはいたんですか?」

 

フォンティーヌがリィンに聞く。

 

「いや、逃げられたようだ」

 

「なら貴方は殺人を犯した人ですね」

 

「貴方は帝国華撃団のマリア・タチバナさんを殺したんだ」

 

!!

 

「どういう意味ですか?直哉さん」

 

「リインさん落ち着いて下さい。実はマリア・タヂバナさんが貴方が一刀両断した機体の中にいたんですよ」

 

!!

 

「なっあんな怪物に帝国華撃団の仲間が・・・」

 

「あれはメガビョーゲンに侵された光武だったんです」

 

「そう言う事があり、特殊遊撃部隊が本格的にイシュメルガと関わる切欠になったのが、日本橋での戦いでした」

 

「「「「「そんな」」」」」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊の単独行動1 行動前の説明後編

「「「「「そんな」」」」」

 

「ゼムリア大陸でイシュメルガを倒した男が光武事マリアと言う人を殺したの?」

 

「その時は誰の目にもそう見えましたが、イシュメルガは、マリアさんを助けたんですよ。イシュメルガ自身の求める肉体としてね」

 

!!

 

「それで私達は、その当時灰色の騎士と名乗る人物に疑念を抱いたの」

 

本当はイシュメルガを融合世界に連れて来たのは灰色の騎士ではないかとね」

 

フォンテーヌが直哉の代わりに言う。

 

「確かに状況が状況だけに直哉さん達がそう考えてもおかしく無いな」

 

「ええ、そうねそれに灰色の騎士はイシュメルガを倒したのなら何故融合世界に来れるのかがわからないけど」

 

キュアパパイヤとキュアフラミンゴが言う。

 

「それはこの音声記録を聞いて」

 

 

「フフ、見つけたエステル・ブライト、ヨシュア・ブライトよ」

 

「ここでお前たちを殺せば二つのゼムリア大陸が我の物となる」

 

「何ですってーーお前は何者なの?」

 

「死に行くお前達が知る必要はない」

 

 

そして黒色の靄が人形のような者を大量に産み出した。

 

 

「うえ、気持ち悪いわねこいつら」

 

「エステル、君は早く直哉君のところに行くんだ」

 

「でもヨシュア・・・」

 

「いいかい、エステル黒色の靄は僕達を狙っている❗もしかすると前の世界に関する事かも知れない」

 

 

「・・・」

 

「そうだ、エステルお前は彼のところに向かえ」

 

「そうそうここに居られたら邪魔だよ。私とお兄さんのね」

 

 

「ナオヤ兄さんにシャーリィどうしてここに?」

 

 

「詳しい事は後だ。エステルヨシュアお前たちは中心世界に急げ」

 

「そうそうここは三人でいいからさ」

 

「シャーリィー兄さんになにかあったら許さないわよ」

 

「おお怖い」

 

そう言ってエステル達は中心世界に向かった。

 

 

「イシュメルガ自身があの時既に融合世界と接触していたゼムリア大陸を知っていたのが気になるんですよね」

 

「「「「「確かに」」」」そうね仮にイシュメルガ自身がゼムリア大陸に起きる事つまり融合世界に接触したゼムリア大陸の未来も知ってるのかを確認したいのね」

 

「そうですね。何故別世界の存在であるはずのイシュメルガが融合世界の存在を、最初から知っていたのかを確認出来れば良いのですけど」

 

「それに・・・

 

ビービービービービービー

 

その時お墓戦艦の中で警報が鳴った。

 

「大変だよ。日本橋の地下にあのゲートが設置されているのを見つけたよ直哉っち」

 

「スパークルさんそのゲートはワイズマンが仕掛けてたやつですか?それとも、シンフォギア世界世界のタイプですか?」

 

直哉がスパークルに聞く。

 

「「「わかった」」わかったぜ」

 

そしてプリキュア達の攻撃に動きを封じられているネフィリムに3人のシンフォギア奏者が同時に攻撃を仕掛けた。

 

 

「GOOOGOOO

 

3人のシンフォギア奏者の同時攻撃を受けたネフィリムは機能を停止した。

 

 

「今です。フォンテイーヌさんスパークルさん、グレースさん。今こそゲートを浄化してください」

 

「「「ええーーどういう事直哉君」」」

 

「私達がやるより響さん達の方がいいんじゃないの?」

 

 

「いえ、僕も今気づいたんですけど、日本橋の地下のゲートはどうやらメガビョーゲンのようなんです」」」

 

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

 

直哉の発言にその場にいる全員が驚いていた。

 

「フフ、流石だな紫藤直哉、ゲートの素材を一つ変えておいたのを気づくとはな」

 

 

「その声はワイズマンお前だったのか?」

 

そして、その場にワイズマンが現れた。

 

「ワイズマンが仕掛けたタイプが近いよ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊の単独行動2 日本橋の地下で起きた異変と神崎すみれの異変

特殊遊撃部隊が日本橋の地下に向かった頃・・・

 

大帝国劇場地下司令室でも日本橋の地下に起きた異変に気がついていた。

 

「何が日本橋の地下で起きてるんですの?」

 

「それがすみれ様、我々の探知では日本橋の地下で起きている異変はわかりますが、直接の原因はわからないんです」

 

「何ですって――うっ」

 

「すみれ様」

 

その時神崎すみれにある記憶が流れてきた。

 

 

「くっなんだよこいつの強さは無限と対等なんて信じられねえ」

 

「確かに10年前の敵にしては私達の動きに対する癖を知っているなんて」

 

 

初穂とクラリスが呟く。

 

「さくらさんこれは一体?」

 

「恐らく天海にはウィルと言う人物が神山さん達の世界の状況を見せたのでしょうね。近い内にこの者達と戦うと」

 

 

「左様そしてここでお前達を待っていたのだ未来の帝国華撃団と戦えるこの時をな。個人的には紫藤直哉が指揮する帝国華撃団とも

戦いかったがな。今回は2つの帝国華撃団で我慢してやろう」

 

 

「出でよ降魔よ」

 

 

そして降魔まで召喚した天海が本格的に帝国華撃団に攻撃を開始した。

 

「させませんわ神崎風陣流胡蝶の舞」

 

「チビロボット言ってや」

 

 

(破邪剣征・桜花放神」

 

「さくらさん私も行きます。天剣・桜吹雪」

 

 

「ぬおその程度の技で我は倒れぬぞ」

 

 

「食らうがいい我の必殺技を 六星剛撃陣!!」

 

 

「「「「「きゃあああ」」」」」」

 

「うわああ」

 

 

「何なんだよあいつあれだけの技を受けて無傷に近いんだよ」

 

「わかりました隊長天海の乗る天照はゲートを介して超回復をしているようです」

 

「何なんですの?これは私達の時代なのでしょうけど、どうして初穂さんや天宮さくらさん達が私達といるんですの?」

 

「フフ良いぞ漸く神崎すみれの記憶を融合世界の神崎すみれの記憶を見せる事に成功した」

 

「後は、特殊遊撃部隊が単独で動きを見せるとは思わなかったが、今頃特殊遊撃部隊連中も驚いている頃だろう。まあ、特殊遊撃部隊が奴等に勝てればこの紫の扉の世界から出られるがな」

 

そう言ってイシュメルガは不敵に笑う。

 

その頃特殊遊撃部隊は・・・

 

「グレース直哉君日本橋の地下に通じる入り口に着いたわ」

 

「わかりました。フォンテーヌさん今回は、かつて旧帝国華撃団が侵入したルートを使います」

 

「「「了解」」」

 

「旧帝国華撃団が使ったルートですか」

 

「ええ、そうですコーラルさん」

 

「「「「「「ええーーそれでは俺達が呼ばれた理由はまさか・・・」」」」」」

 

 

「そうです神山さん貴方に2つの帝国華撃団率いて黒之巣会の本拠地を攻略して欲しいのですよ」

 

 

「無理ですよ。俺が偉大な先輩達を指揮するなんて」

 

「神山さん最初は誰にでもあるんですよ。だから失敗を恐れるのはわかりますが、米田さんが大神さんを隊長にした理由を知ってます?」

 

 

「いえ、霊力が高かったからでは?」

 

「違います。帝国華撃団を軍の一部として見ない隊長と確信したからですよ。つまり帝国華撃団を自分の家族として見れるからだそうですよ」

 

 

「家族としてですか?」

 

 

「そうです。貴方が一番最初に配属された部隊でもその気持ちがありましたよね。結果的にはああいう事になりましたけど、恐らくですが貴方を選んだすみれさんは懐かしいかったと思います」

 

 

「まあここまで言って悪いですけど全て僕の考えなので気にしなくていいですよ」

 

「わかりました、直哉さん俺やってみます」

 

 

「そうですか宜しくお願いします。神山隊長」

 

 

そして神山は2つの帝国華撃団と共に黒之巣会の本拠地に突入した、

 

「あの時は帝国華撃団に囮&本来の歴史と同じように動いて貰いましたが、今回の場合はイシュメルガを引きずり出す為に正面突破で行きます」

 

「「「「「「「「「ええーー」」」」」」」」」

 

その後特殊遊撃部隊は、日本橋の地下に侵入した。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊の単独行動3 天海との遭遇前編

日本橋の地下旧黒之巣会本拠に通じる道・・・

 

「・・・やはりこれもイシュメルガの思惑によって復活させられたのと考えるべきでしょうね」

 

「「「ええ――あり得ないわ」ええーー何で魔装機兵が――動いてるの」」

 

「「「「「どうしたんです?グレースさん達」」」」どうしたのよ?」

 

「あの機械達がどうしたんですか?フォンテーヌ」

 

「ああ、ごめんなさいここは新生帝国華撃団の時代の筈なのに、あの魔装機兵脇侍が存在するのに対して私達4人は驚いたの」

 

「そんなに驚くことなんですか?」

 

サマーがフォンテーヌに聞く。

 

「ええ、何故なら日本橋の地下に本拠地を持っていた黒之巣会は、旧帝国華撃団が本拠地の地下空洞もろとも黒之巣会を倒した事に本来の歴史だとそうなるの」

 

「そして融合世界でも黒之巣会首領天海の最後も基本的になる筈が、ワイズマンが動いた事によって多少変化があったの」

 

2組組のプリキュア達は話しながら脇侍に見つからないように移動をしていた。

 

 

「何よここでもワイズマンがちょっかいだしてきたの?」

 

「うんそうだよ」

 

フォンテーヌに代わりスパークルが話し出す。

 

「フフ、久しぶりだな。紫藤直哉とシンフォギア奏者の諸君とプリキュア達よ」

 

 

「ワイズマン貴様どうしてここに?」

 

「私はお前達を黒いヴァリマールを使いお前達を異世界に飛ばした後私が天海と協力して今回の事を仕組んだのさ」

 

!!

 

「成る程貴方なら天海に降舞やノイズそして今回僕達側にしか出てきてないメガビョウゲーンを作り出せましたね」

 

 

「ああその通りさ紫藤直哉まあ天海の協力もあって出来た事でもあるがな。そしてこの力をくれたシンドイーネには感謝しかないな」

「そして私達がワイズマンのゲート型メガビョーゲンを浄化した直後ね」

 

 

「グガ、ゲートの力が消えた。馬鹿なそんな事あってたまるか」

 

 

ゲートの力を失った天海の乗る天照は弱体化したのだった。

 

「みんな今がチャンスよ」

 

 

真宮寺さくらがそう言うと再び全員による最後の攻撃が始まった。

 

 

「行くぞ無限縦横無尽嵐!!」

 

「させませんわ神崎風陣流胡蝶の舞」

 

「チビロボット言ってや」

 

 

(破邪剣征・桜花放神」

 

「さくらさん私も行きます。天剣・桜吹雪」

 

「グギャアア。まさか我が負けると言うのか・・・」

 

 

「フフ、我もあ奴の道具に過ぎなかったか、まあ良いじゃろう地獄で待っているぞ帝国華撃団」

 

そう言うと天海の乗る天照は爆発を起こした。

 

 

「いかんみんな地上に出るんだ」

 

 

「「「「「「「「「「了解」」」」」」」」」」」」

 

「そう言う事があって、帝国華撃団は天海に勝ったんだよ」

 

「「「「「そうだったんだ」」」」そうなのね」

 

「ふぉふぉ、そうであったな実に懐かしいじゃわい」

 

!!

 

「その声まさか・・・生き返ったのか黒之巣会首領天海」

 

「主の言う通りワシは紫の扉の世界の番人としての役目を持ち生き返った」

 

!!

 

「何だと!!

 

直哉は天海の言葉に驚いていた。

 

「さて始めるかの、出でよ死天王よ」

 

!!

 

「馬鹿な」

 

「「「ええ――」」」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊の単独行動3 天海との遭遇後編

「出でよ黒之巣死天王よ」

 

「ハ、紅のミロクここに」

 

「蒼き刹那ここに」

 

「白銀の羅刹」

 

「黒き叉丹ここに」

 

「「「「我ら黒乃巣死天王天海様の命によりここに推参」」」」」

 

「「「ええーー」」」

 

「なっ馬鹿な!!黒之巣会首領天海と黒之巣死天王まで、紫の扉の世界は・・・」

 

「左様、紫藤直哉お前達が紫の扉の世界から出る為には、復活したワシらを倒す事じゃ」

 

「今回は生身での戦いじゃがな」

 

「じゃあ遠慮なく行くよおじいちゃん」

 

「へっ」

 

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

「「「「ビクトリー!」」」」

 

 

「プリキュア!くるくるラメールストリーム!」

 

「ビクトリー!」

 

 

「「ギャアアア天海様お許しくださいーー」」

 

そして蒼き刹那と白銀の羅刹は兄弟揃って浄化された。

 

!!

 

「これはもしかして・・・だがその可能性があるとしてグレースさん達に伝えておくか」

 

「何をするんじゃ、小娘共ワシらは久しぶりの出番なんじゃぞ」

 

「それを先制攻撃をして一気に2人を浄化するとは卑怯じゃぞ」

 

「えー―おじいさんが準備終わるまで待っててあげたよ」

 

「それに天海さん。貴方はどういう経緯でも蘇った敵はすぐ倒されるのはすぐに倒されるのを知ってますか?」

 

「何じゃと」

 

「その油断が命取りよ」

 

!!

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

サマー達達と話していた天海に向けグレース達の浄化技を受けた。

 

「しまったおのれ――紫藤直哉お前も――こんな勝ち方で良いのかーー」

 

「ああ、構わない天海にお前は偽りの番人だからな」

 

!!

 

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

そして紅のミロクはキュアアースの浄化技により浄化され、天海はキュアフォンテーヌとスパークルとグレースの3人の浄化技により浄化された。

 

「やった――おじいさんを倒したよ」

 

「うんサマー」

 

「ちょっと待てなら紫の扉の世界から私達は出れるのではなかったじゃないのか?」

 

「うんその筈それに、グレースさん達はあのおじいさん達を浄化したのにまだ警戒をしたままだから」

 

「そう言われたらそうね、あのおじいさんが本当の紫の扉の世界から私達を解放させる人物ではなかったようね」

 

「「そんな」」

 

「フフ、イシュメルガによって蘇った天海達を短時間で倒すとはな」

 

「そりゃそうですよ。黒き叉丹さんだって貴方がこの紫の扉の世界の真の番人なんですから」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

直哉の言葉にサマー達は驚いていた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊の単独行4 悪魔王降臨

「フフ、イシュメルガによって蘇った天海達を短時間で倒すとはな」

 

「そりゃそうですよ。黒き叉丹さんだって貴方がこの紫の扉の世界の真の番人なんですから」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

直哉の言葉にサマー達は驚いていた。

 

「フフ正解だ。特殊遊撃部隊そう言えば、貴様達にこの姿を見せるのは初めてだったな」

 

そう言って黒き叉丹は変身した。

 

「「「「「「「「ええーーまさかの」」」」」」」」」

 

「来たれ、来たれ、来たれ時は満ちた」

 

「この世界の最後の時だ」

 

 

「我蘇り。罪にして闇。とこしえなる不滅の存在。その名を悪魔王サタン!」

 

「悪魔王サタン。あれが、葵叉丹の正体なのか?」

 

直哉がそう呟く。

 

「「「「「「「「ええーーまさかの悪魔王サタンーーー」」」」」」」」」

 

「おいおい、信じられない悪魔王サタンが実在するなんて」

 

フラミンゴが言う。

 

「うんそれは私もそう思う。私達の世界でも人魚の世界があるなんて信じられなかったけど」

 

「うわあ、私悪魔王サタン初めて見たよ――かっこいい」

 

「むっそうかありがとう」

 

サマーの言葉にサタンは感謝の言葉を言う。

 

「ある意味サマーは凄いペン」

 

「そうだニャン。シリアスな場面を素で壊すニャン」

 

「ただの空気をよまないだけラビ」

 

「「「あはは」」」

 

ヒーリングアニマルの3匹はそれぞれがサマーについて言う。

 

「サタンここで最後の戦いをしますか?」

 

直哉がサタンに聞く。

 

「いやここでは勝負はつけん。最後の決戦は聖魔城でつける。特殊遊撃部隊よ会う素の昼12時に東京湾上空に浮上する聖魔城で、紫の扉の世界でのゲームの決着をつけようぞ」

 

サタンが特殊遊撃部隊に向け言う。

 

そしてサタンが少しの間いなかった特殊遊撃部隊に対してその頃の事を話す。

 

 

叉丹が撤退直後、帝都全体に地震が起きて、地震が収まると、東京湾上に現れたのは、降魔の城聖魔城だった。

 

「何なんだあれは!!」

 

大神が驚きの声を上げていると、何処からか、葵叉丹の声が聞こえてきた。

 

「見るがいい、愚かな人間共よ」

 

「貴様らの時代は終わった。この霊子砲を以って、全てを無に還してくれるわ、帝国華撃団よ、お前達人間に、残された時間は12時間だ」

 

そして、叉丹の声は消えた。

 

「成程、貴方は僕達が融合世界にいない時に帝国華撃団と決戦した悪魔王サタンなのですね?」

 

「ああ、そう言う事になるがそれは記憶だけと言う事になる」

 

「記憶だけですか?」

 

「そうだ、イシュメルガのゲームの為の侵攻する為に奴から与えられた物だがな」

 

「だが、イシュメルガはお前達との決戦の場に対する指定は無かったのでな」

 

「成程そう言う事ですか?後悪魔王サタンと戦う為の条件はありますか?」

 

「いやそう言う連絡はないが、紫藤直哉紫の扉の世界に来たイシュメルガが動き出すかもしれんから気をつけておけよ。俺自身もお前達との戦いを楽しみにしているからな」

 

そう言って悪魔王サタンはその場から消えた。

 

その頃融合世界に残った飛鳥達と神山とクラリスを除く新生帝国華撃団は・・・

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

待機中のさくらと初穂1

今回の話は紫藤直哉達が獅童光を救出する為の出発した頃の話である。

 

紫藤家の家にて・・・

 

 

「しかしよさくら本当に奴等行きやがったな」

 

初穂が思い出す。

 

「直哉さんさくらと初穂は放置していいので、話を進めて下さい」

 

「いいんですか?神山さん」

 

「はい、構いません。いつまでも初穂の我儘に付き合う必要ありません」

 

!!

 

「それに貴重な時間を無駄に出来ませんから」

 

わかりました。ここで改めてお墓型戦艦で出撃するメンバーを言います」

 

「行くメンバーは2人の響さんと、2組のプリキュアと追加で新生帝国華撃団隊長、神山誠十郎さんと、クラリスさん同行お願いしますね」

 

「「「「はい」」」」

 

「そしていかないメンバーはこの家を拠点にして、それぞれの世界と連携を取れるようにしておいてくださいね」

 

「何だよそんな事しなくても大丈夫だろ?」

 

「初穂さんそれは楽観的ですよ」

 

「初穂いい加減意地を張るのやめたら?」

 

「いつまでもそんな事してたって意味ないよ。現に私達の世界は消滅したと考えるようにと言われたでしょ」

 

「私は認めねえ」

 

 

「「「「ええ――そんなーー」」」」馬鹿な私達の世界が・・・隊長嘘だろ」

 

「いや、これはトワさんが直哉さんに伝えられている時点でほぼ間違いないと思っていいだろう」

 

「「「「「そんな」」」」

 

「どうしてこんな事に?」

 

「そんなの決まってるぜ、全ての元凶は紫藤直哉が私達の世界に来たからだろ?」

 

「「「「「それは・・・」」」」」

 

「でも、事故で来たんだから仕方ないんじゃ」

 

「本当に事故ならな」

 

!!

 

「初穂そこまで疑うの?」

 

「ああ」

 

「初穂それは違うぞ、もし特殊遊撃部隊が事故で来たのでなければ、特殊遊撃部隊からの帝国華撃団への接触が多い筈だろう?」

 

!!

 

「「「確かに」」」

 

「だが、実際は特殊遊撃部隊が帝国華撃団に来たのは、俺達の時代と世界の調査の為の1度で、後は帝国華撃団からの特殊遊撃部隊への協力要請だったろう?」

 

「ぐっそれは」

 

「それにな」

 

誠十郎はあの時を思い出しながらいう。

 

「初穂さ、紫藤直哉さんのどこが嫌いなの?」

 

「そんなの決まってるぜ全てが嫌いだぜ、結果的に特殊遊撃部隊は俺達の世界を見殺ししたからな」

「成る程帝国華撃団として活躍停止になったから降魔やメガビョウゲーンを倒せる私達の仲間に貴女達を組み込んで欲しいとはずいぶん勝手ですね」

 

 

「そちらの司令官は本当にそう指示をしたんですね?」

 

 

「ええそうです」

 

 

「・・・わかりましたそちらの提案を受けましょう」

 

「本当ですかありがとうございます」

 

「やったなみんなこれで帝都を守れるぜ

 

「ああそれは出来ませんよ。私達後一時間後にこの世界を離れますので」

 

!!

 

「何だよそれは」

 

 

「私達もずっとこちらの世界にいられないんですよ。ここにいる子供達の為に定期的にそれぞれの世界に行くことで衣食の元を購入したり子供達の家族にも合わせたりしないのはまずいですからね」

 

 

「そうですかそう言う理由では俺達も無理に反対出来ませんね」

 

 

「隊長いいのかよ。私達が帝都を離れても」

 

「帝都を離れるのは俺とさくらの二人だ初穂とクラリスとあざみは帝都に残って欲しい」

 

「あの時特殊遊撃部隊皆は一度は俺達の世界から帰還しようとしたのにそれを止めたのは俺達だろう」

 

「私はいくら隊長が自分達のせいと言っても私は認めねえ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

待機中のさくらと初穂2

「初穂今回の私達の世界の消えた責任は私達の無責任な行動が原因なのよ」

 

「なっ違う」

 

「いや違わないよ私達が紫藤直哉さんのやり方を素直に認めていたら16番目のプリキュア達の世界も巻き込まれずに済んだ可能性が高いのよ」

 

「それは・・・だが特殊遊撃部隊は私達色々指図してたじゃねえか、直接の部下じゃねえのに」

 

 

「成る程帝国華撃団として活躍停止になったから降魔やメガビョーゲンを倒せる私達の仲間に貴女達を組み込んで欲しいとはずいぶん勝手ですね」

 

 

「そちらの司令官は本当にそう指示をしたんですね?」

 

 

「ええそうです」

 

 

「・・・わかりましたそちらの提案を受けましょう」

 

「本当ですかありがとうございます」

 

「やったなみんなこれで帝都を守れるぜ」

 

「初穂そうお願いしたのは神崎すみれ司令なのよ」

 

「う、だが・・・

 

「でもじゃないよ初穂私達がまなつちゃん達の世界に跳ばされた時、特殊遊撃部隊は来てくれたよね」

 

「そりゃあ当たり前だろ一応上司だしな私は認めねえけど」

 

「今直哉君は、エステルさんの要請で寝れる時は寝なさいと言って寝てますけど」

 

 

「ええ――聞けないじゃんそれじゃあ」

 

 

「何よ、五月蠅いわねさくら何をしてるの?まなつちゃん達を放置して」

 

 

「エステルさん、本当に直哉さんの力が弱体化してるんですか?」

 

 

「・・・ええ、してるわよ。それも本来なら今すぐにでも融合世界に戻らないといけないレベルなのよ」

 

 

!!

 

 

「そんなどうして、そんな事に?」

 

 

「まあ、のどか達はその理由はわかるわね?」

 

「ええ、それはこちらの世界に来て、私達にプリキュアにしてしまった事ですよね?エステルさん」

 

 

「へっどうしてそれだけで」

 

 

「ちゆの答えは半分正解よ。正確には花寺のどかを変身する時に直哉の中にある力を消費するの。その上1回はあの技まで使ったわよね」

 

「何だと馬鹿な紫藤直哉は私達を助ける為に、自分が死ぬかもしれないギリギリで私達を助けてたのかよ」

 

「そうだよそれのに・・・」

 

 

「それで誠十郎貴方達はどうしてここに来たの?」

 

 

「ああ、俺達は融合世界と言うこことは違う世界から来たんだ」

 

「そうだぜ、凄いだろう」

 

 

「ああ、簡単に融合世界や異世界の人て言ったよ」

 

 

「この人自分が信用出来ると考えたら全てを話すタイプみたいだね」

 

 

「人を疑わないんだろうな。まあ太正時代の人達だし」

 

 

「それでも初対面で話す?」

 

 

「へえ、融合世界ね、そこはどんな世界なの?」

 

 

「くだらないね。私達はそこで、特殊遊撃部隊の一員で仕事をしてたんだがねそこの上司が駄目でさ」

 

 

「「「「うわあこの2人簡単に所属まで言ったよ」」」」

 

 

「これは流石に駄目でしょう」

 

 

「聞いてるローラまで機嫌が悪くなってる」

 

 

「まあ、そうだな聞いてない事まで言ってるしな」

 

 

「あ、皆クラリスさんとあざみちゃんが来たよ」

 

 

「あ、本当だ。直哉さんが連絡したのかな?」

 

「う、仕方ねえだろ喋ったもんは」

 

「まあ、初穂と誠兄さんを助ける前に、直哉さんがまなつちゃん達に事前に説明してくれた事で初穂達がペラペラ喋ってまなつちゃん達に混乱させないですんだからね」

 

「納得出来ねえ、やっぱり紫藤直哉は嫌いだぜ」

 

その頃飛鳥と薫は・・・

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

双子とトワ守護者達の状況を知る前編

その頃飛鳥と薫は、管理者の神殿にトワから呼ばれていた。

 

「「トワ来ました」」

 

「ああ、お疲れ様2人共」

 

「トワ私達だけを呼ぶなんてどうしたんですか?」

 

飛鳥がトワに聞く。

 

「うん早速見て欲しいのよこの映像を」

 

そしてトワが再生する。

 

「直哉君ここが目的地なの」

 

「いえ、違いますよのどかさんここはしいて言えば庭園のようなのでしょう」

 

「「「「あれは扉かな」」」」

 

「どうやら扉のようですね」

 

「ちゆさん戦艦をあの3つの扉の周辺に着陸させてください」

 

「了解よ」

 

そしてお墓型戦艦は、2つの扉の周辺に着陸し、直哉達は全員で3つの扉に向かった。

 

映像中断・・・

 

「「これは?」」

 

「ここが本来なら、獅童光を救出する為の場所に行ける筈の場所なんだけど」

 

「「ええ、つまり獅童光を救出する為にトワとレイが用意したエリアが誰かに悪用されていると言う事ですか?」」

 

「そう言う事になるわ」

 

「一体誰がそんな事を?」

 

「それはこの最新映像を見て」

 

そう言ってトワは再生した。

「ほう、仲間を先に行かせて自分達は残るとはな」

 

「そりゃそうですよ。僕達2人しか見てないですからね。貴方が存在する所には紅い花が出現しますからね。イシュメルガ」

 

 

「フフ、そうだったな」

 

そう言ってイシュメルガは、グレース達の前に現れた。

 

「くっまだマリアさんの体を・・・」

 

「何この娘の体を使うのは、その方がお前達には効果的だからな」

 

!!

 

「何を考えてるの?イシュメルガ」

 

「この庭園そして、この空間におけるゲームは、貴方が仕組んだの?」

 

「そういう事だ、最もそこにある赤い扉は一切手をだしていないがな」

 

!!

 

「つまり紫の扉とオレンジの扉は、イシュメルガお前が作り出したのか?」

 

「ああ、簡単に獅童光を救出するのは、我もデボネアも認めるわけにはいかないからな」

 

 

「何!!この一件デボネアも関与してるのか?」

 

「ああ、2つの扉の世界でな」

 

「まあデボネアの干渉が無くとも、奴等の一部はその世界の虜だろうがな。その点に関しては、紫藤直哉お前に感謝しているぞ」

 

!!

 

「それはまさか・・・」

 

「そうだ融合世界に起きた地震を利用し、捕獲した世界をゲートの中に組み込んだのさ」

 

「その時のお前達の行動は面白かったぞ」

 

映像停止・・・

 

「「ええーーイシュメルガにデボネアがあのエリアを奪ったの」」

 

「いつの間に」

 

そしてトワが再生を再開した。

 

 

「でも、夜叉や朧を使っていたやつも融合世界に来たからその世界に繋がるルートが消えた可能性もあるわね」

 

「あの頃のお前達は、デボネアと我の存在を忘れていたな」

 

「確かに僕達は獅童光を救出する時にお前達が動くだろうと思っていたが、まさかその前から動いていたとは」

 

「さて、これ以上の話は終わりにしよう。キュアグレース死んでもらおう」

 

「くっ」

 

そして、マリア・タチバナの体を使いイシュメルガはキュアグレースに攻撃を開始した。

 

「あ、あの時の混乱をしていた時にイシュメルガが特殊遊撃部隊の隙をついたと言う事ですか?」

 

「ええ、そう言う事になるわ。あの時は大神救出作戦後のごたごたの後の処理や、特務支援課の来訪とかで、獅童光を救出する為の行動は後回しになったのは事実だから」」

 

「「確かに」」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

双子とトワ守護者達の状況を知る中編

 

「あの頃のお前達は、デボネアと我の存在を忘れていたな」

 

「確かに僕達は獅童光を救出する時にお前達が動くだろうと思っていたが、まさかその前から動いていたとは」

 

「さて、これ以上の話は終わりにしよう。キュアグレース死んでもらおう」

 

「くっ」

 

そして、マリア・タチバナの体を使いイシュメルガはキュアグレースに攻撃を開始した。

 

「あ、あの時の混乱をしていた時にイシュメルガが特殊遊撃部隊の隙をついたと言う事ですか?」

 

「ええ、そう言う事になるわ。あの時は大神救出作戦後のごたごたの後の処理や、特務支援課の来訪とかで、獅童光を救出する為の行動は後回しになったのは事実だから」」

 

「「確かに」」

 

そしてトワが再生映像からライブ中継に切り替えた。

 

「グレースさんこの技はサイバスターとザムジードと同じ水の魔装機神の技です。可能な限り凍結しないようにして下さい」

 

「「わかった」わかったラビ」

 

「うううう」

 

「ほう、人間の分際でこの技を耐えるか」

 

イシュメルガはそう言うと、ケルヴィンブリザードを止めた。

 

「はあ、はあイシュメルガ貴女がどうしてその技を使えるのその技は・・・」

 

グレースが、イシュメルガに聞く。

 

「まあいいだろ。紫藤直哉は予測はしているだろうから教えよう、我は地底世界ラ・ギアスに行き水の魔装機神を取り込んだのだ」

 

「一体何の為に?」

 

「それはな、我の物であった漆黒のヴァリマールをワイズマンから奪い返す為だ。さあとどめと行くか、出でよダークガッテス。ハイドロプレッシャー発射」

 

イシュメルガマリアは、闇に染まった水の魔装機神ガッテスを呼び出しグレースにとどめをさす為の一撃を放った。

 

「グレースさん回避を」

 

 

「駄目、寒さで体が動かないよ」

 

!!

 

「そうか、イシュメルガマリアの目的はグレースさんの体温を奪って確実にハイドロプレッシャーで倒す作戦だったのか」

 

 

「「ああ、兄さん達が」直哉さんとグレースさんが」

 

「いえ、どうやら間にあったようね。私の用意した保険が

 

「今から僕がグレースさんの体内に入っても時間がたりない。どうすれば・・・」

 

「おいおい、諦めるの早くないか?」

 

「そうだよ。食らいな!!クロスマッシャー」

 

「「「え、どうして貴方達がここにいるんですか?マサキさんとリューネさん」」ラビ」

 

「うおおおおお。何のこれしき」

 

 

そして、ダークガッテスの放ったハイドロプレッシャーは、リューネ・ゾルダークが乗るヴァルシオーネRのクロスマッシャーにより相殺したのだった。

 

「「ええーーまさかのマサキさんとリューネさんの登場!!」」

 

飛鳥と薫は、予想外の2人の登場に驚いていた。

 

「私達が来たからには3人に手は出させないよ」

 

「ちっならば、ターゲットを変更するだけだ」

 

そう言って、イシュメルガマリアは、自分の乗機をダークガッテスから、光武改に姿を変えて紫の扉の中の世界に跳び込んだ。

 

「あっ待て、イシュメルガ」

 

「おっと無理はいけえねえよのどかに直哉」

 

 

「「でも・・・紫の扉の世界にイシュメルガが」」

 

「なあ直哉あんた達の目的は、ここでイシュメルガを倒す事かい?」

 

「いえ、違います。獅童光を救出する事です」

 

「目的を間違えちゃいけないよ」

 

「とりあえず俺達の今やる事は紫の世界に行った連中を信じること事だけだろ」

 

「「はい」」

 

ライブ中継中断・・・

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

双子とトワ守護者達の状況を知る後編

「「まさかマサキさんとリューネさんに救援要請をしていたなんて」」

 

「まあ、あの2人を呼んだのは、イシュメルガとデボネアの作った世界に閉じ込められた場合を想定してたんだけどね」

 

「「成程」」

 

そして飛鳥と薫とトワは再びライブ中継を見始めた。

 

庭園でのイシュメルガマリアによる襲撃後・・・

 

直哉はのどかの治療が終わるまで離れた場所にいた。

 

「直哉すこしいいか?」

 

「マサキさん良いですよ」

 

「俺とリューネはトワの依頼でお前達を助けてくれと言われてお前達の力を感知したらここに来たんだが、お前達特殊遊撃部隊は何でここにいたんだ?」

 

 

「そう言う理由でここに来たんですよ」

 

「成程な特殊遊撃部隊としても、こういう形での妨害は想定して無かったんだな?」

 

「ええ、妨害があるとしたら獅童光ちゃんに関係するノヴァが来ると思っていたので」

 

「イシュメルガは以前大神とマリア・タチバナの体を奪った奴だろう?」

 

「はい、マサキさん達が来る前はマリアさんとして戦いをしてたので」

 

「そうか、しかしイシュメルガは獅童光を救出するのを妨害するんだ?」

 

「それは具体的にはわかりませんが、イシュメルガはこう言ってました」

 

「「あ、確かにそこは私達も疑問に思った」」

 

「成程な、そうすると・・・」

 

!!

 

「おい、どうした直哉体が消えかけてるぞ」

 

「僕にもわかりません」

 

そして直哉は謎の赤色の光に包まれ消えた直後・・・

 

「おいおい何で直哉の代わりに2人の響がここにいるんだよ?」

 

マサキは突然の事態に驚く。

 

「「ええ――どういう事」」

 

「ああ、成程レイに頼んだあれが起動したのね」

 

「「ええーートワまた何か企んでるんですか?」

 

「失礼ね、何も企んでないわよ」

 

 

「むしろイシュメルガが庭園から紫の扉の世界に行った事で、レイが庭園の機能を奪還したのよ」

 

「庭園の機能ですか?」

 

「薫がトワに聞く。

 

「ええ、元々庭園は特殊遊撃部隊のベース基地として使う為に私とレイが密かに獅童光を救出する時以外にも使えるように準備してたのよ。シンフォギア世界の出来事が切欠で、管理者の神殿以外に緊急避難が出来るようにね」

 

「成程そう言う事ですか」

 

「そうよ。ただそれをイシュメルガは、その場をくだらないゲームの場所として使ってるけどね」

 

「それでトワこれからどうするんですか?レイに2人の響さんと兄さん達を交代させた理由は?」

 

飛鳥がトワに聞く。

 

「それは、イシュメルガが紫の扉の世界に行ったからよ」

 

「それにね・・・」

 

「・・・もしかして2人の響さん2人でオレンジの扉の前に行ってみてください」

 

「「うん」ああ」

 

そして2人の響がオレンジの扉に行くとオレンジの扉に変化が起きた。

 

「「ええ――正解です。そのまま対となる鍵をその者が扉に入れよだって」」

 

2人の響がオレンジの扉の前に落ちていた紙を拾って読む。

 

「成程なら、2人の響さん紙の指示通りして見て下さい」

 

「「わかった」」

 

そして2人の響がオレンジの扉を開ける為に指示通りするが、扉は全く反応をしなかった。

 

「直哉君これはどういう事?」

 

「どうやらこの扉は、紫の扉を最初に開けないと適応する人物がいても作動しないようですね」

 

「つまりよくあるゲームのこのイベントが起きないと先に進めない状態なんですか?」

 

「そう言う理解で、良いと思いますあすかさん」

 

「そうするとまず紫の扉を開けて、そこから何をすればいいんだろう?」

 

ゴゴーーーーー

 

扉の向こうから強い風により直哉とのどか達を除く全員が紫の扉の中に吸い込まれた。

 

!!

 

「いけない紫の扉が閉まります。ちゆさんとひなたさんとアスミさんは。戦艦で突入して下さい」

 

「直哉君と、のどかはどうするの?」

 

「「大丈夫信じて下さい」信じてちゆちゃん」

 

「わかったわ」

 

そしてお墓型戦艦が扉を抜けると扉は再び閉まった。

 

「響達が紫の扉の世界に行く前にそう言うやり取りがあったのよ」

 

「「成程」」

 

その頃、直哉とキュアグレースの代わりに庭園に戻って来た響達は・・・

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響とマサキ

「ええ――何で私達がここにいるんですか?」

 

そして響は思い出す。

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

「「「「ビクトリー!」」」」

 

そして16番目のプリキュア達の浄化技で倒されたヤラネーダは消えその後に、赤い半分に割れた宝石がその場に落ちていた。

 

「これなんだろ?」

 

「とりあえずそれは必要な物かも知れないからコーラル持っていた方が良いだろ」

 

「ええ――私でもいいじゃん。フラミンゴ」

 

「サマーだといろんな意味で危ないからな」

 

そしてグレ響とサマー達は響からの連絡を受けて赤坂に向かった。

 

回想終了・・・

 

「成程そう言う事か、響お前達2人は恐らくイシュメルガが紫の扉の世界に行った事によりその影響で、直哉とキュアグレースと交代いう形でこちらに戻った可能性があるな」

 

「そんなマサキさん。何とかして私達を紫の扉の世界に入れて下さい」

 

「・・・無理だな今俺達がいる庭園は、トワとレイが作ったと言ってたからな」

 

「ええ――」

 

「ええ、元々庭園は特殊遊撃部隊のベース基地として使う為に私とレイが密かに獅童光を救出する時以外にも使えるように準備してたのよ。シンフォギア世界の出来事が切欠で、管理者の神殿以外に緊急避難が出来るようにね」

 

「そうよ。ただそれをイシュメルガは、その場をくだらないゲームの場所として使ってるけどね」

 

「成程そう言う事なんですね。庭園は元々特殊遊撃部隊の為の異空間だったんだ」

 

「ああ、さっきからトワがサイバスターに通信でそう説明しろと言ってたからな」

 

「あはは」

 

「それじゃ私達が、直哉君とグレースと交代した理由は・・・」

 

響が思い出す。

 

 

「・・・もしかして2人の響さん2人でオレンジの扉の前に行ってみてください」

 

「「うん」ああ」

 

そして2人の響がオレンジの扉に行くとオレンジの扉に変化が起きた。

 

「「ええ――正解です。そのまま対となる鍵をその者が扉に入れよだって」」

 

2人の響がオレンジの扉の前に落ちていた紙を拾って読む。

 

「成程なら、2人の響さん紙の指示通りして見て下さい」

 

「「わかった」」

 

そして2人の響がオレンジの扉を開ける為に指示通りするが、扉は全く反応をしなかった。

 

「直哉君これはどういう事?」

 

「どうやらこの扉は、紫の扉を最初に開けないと適応する人物がいても作動しないようですね」

 

「もしかしてあれが原因かな?」

 

「まあ間違いないだろうな。紫の扉の世界だけをクリアするだけじゃこのゲームは終わらないみたいだしな」

 

「確かにそうだった。オレンジの扉の世界もゲームクリアしないといけないし」

 

「まったくイシュメルガは、面倒な事をするな」

 

「ああマサキさんは、イシュメルガを知ってるんですか?」

 

「ああ、直接見てないが幻獣騒動は知ってるからな」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

マサキとグレ響の再会そして庭園に起きた変化前編

「あ、幻獣騒動と言えば・・・」

 

響が思い出していた。

 

その時紅い植物が淡い光を放ちその中心に大型植物魔獣ヒドラプラントとプラントアーム4体があり得ないことに体と浅草に出演したのだった。

 

「「大型魔獣」」

 

「エステル」

 

「うんヨシュア」

 

「待ってくださいヨシュアさんエステルさん。あの魔獣は通常の魔獣ではなく、幻獣と呼ばれるものです」

 

「「幻獣!!」

 

 

ユウナの言葉を聞いたエステルとヨシュアは警戒を強めながら幻獣ヒドラプラントに近づく。

 

 

そして帝国華撃団が到着した。

 

「「「「「「「帝国華撃団参上!!」」」」」」

 

「なんだあの巨大な植物は」

 

「あんな植物兵器も持っているのか黒之巣会のは」

 

「いえ違うようです。隊長」

 

マリアが大神に言ったとき、50を超える量産型魔操機兵が、プラントアームに攻撃を仕掛けていた。

 

「ああ、あの時にマサキさんいたんですね」

 

「響は寝てた時な」

 

「どうして連絡が繋がらない響さんに・・・もしや」

 

そう言って直哉は時間を見ると、時計は午後13時を指していた。

 

「ああーしまった。まだ響さんのお昼寝タイムの時間だったーー」

 

「あんですってーー何より響肝心なときにこれないの?」

 

「小型ノイズはなんとか出来るけど幻獣もいる状況では厳しいよ」

 

「直哉さん私達もぞろぞろ限界です」

 

「仕方がないですねノイズは放置で・・・」

 

「その心配は無用」

 

「ノイズ達は私が殺す」

 

「え、翼さん・・・それに響さんですか?」

 

「ああ、この響はグレ響だかな」

 

「翼後で覚えていろ」

 

「おお、恐い恐い」

 

!!

 

「もうそれは忘れて下さい。マサキさん」

 

「まあ、そのおかげで俺はグレ響と初めて出会ったんだがな」

 

「そうだったなマサキ」

 

そう言いながら響とマサキの元にグレ響とリューネが来る。

 

「あの時は幻獣やノイズそして脇侍との戦いの処理後に少しあった程度だがな」

 

「そうだなグレ響だが、まさかお前が本格的に特殊遊撃部隊に協力するとは」

 

「まあな」

 

そしてグレ響は話し出す。

 

 

 

「グレ響さんを、呼んだのは別の件でですけど」

 

「何どういう意味だ直哉?」

 

 

グレ響が直哉に聞く。

 

 

「では、発表しますグレ響さんを守護者に昇格する事に決まりました。

 

 

「はっ何だと!!何故私が守護者に昇格したんだ?」

 

 

「それは雨宮さくらさんの降格に伴う繰り上げですよグレ響さん」

 

 

「ああ、雨宮さくらさんの事は聞いたが、それだけで私が守護者に昇格するには別の理由があるんだろ?」

 

 

「それは、シンフォギア世界で僕達特殊遊撃部隊が、侵略者と思われてしまって、大変な事になったんっですよ」

 

 

そして直哉はグレ響達に映像を見せた。

 

「成程そう言う事で本格的に協力をしだしたのか?」

 

「ああ、守護者になるとか決める以前に、特殊遊撃部隊の人材不足があったからな」

 

「成程な、俺達はトワからの情報でしか聞いてないが、本当に融合世界に関係しない世界にヴォルクルスとルオゾールの野郎がいたのか?」

 

「ああ、マサキさんとリューネさんが助けたんでしたね」

 

響がそう言う。

 

「あれ以降の事を教えて欲しいんだが」

 

マサキが響にお願いする。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

マサキとグレ響の再会そして庭園に起きた変化中編

「ええ良いですけどその世界には、私は行かなかったんですがそれでも良いのなら」

 

「ああ、頼む」

 

そして響が話す。

 

「あ、ワカメ男の機体だ。

 

 

「誰がワカメ男ですか?」

 

ルオゾールは、丁寧に響達の前に姿を出すと、一斉に響が言ったことに納得した。

 

「「「「「「本当に頭がワカメだ」」」」」」」

 

「まだワカメ男というのならいでよ、デモンゴーレムよ」

 

そう言ってルオゾールは岩のような亡霊を20体以上を召喚し、ルオゾールはそのままナグツァートでどこかにとんでいった。

 

 

「「本当に頭がワカメに似ている色も」」

 

 

「あはは、そうだねこの人物はルオゾールと言って、地底世界にあるヴォルクルスを神として崇めているヴォルクルス教団の幹部らしいよ。直哉さんの情報では」

 

 

 

「成る程、確かにありそうですね。この人物の乱入は最もこちらの世界に来ていればですけど」

 

その頃16番目のプリキュアの世界の某所では・・・

 

 

「うおおお。何とか消滅は避けれましたか?うんどうしてこんな異世界にヴォルクルス様の反応が・・・少し調べて見ましょう」

 

 

こうしてルオゾールが、16番目のプリキュアの世界にやって来てしまった。

 

そして、ルオゾールはヴォルクルスを復活させるために、16番目のプリキュアの世界を攻撃し始めたんです」

 

「「ぎゃあああ悪霊だーー」」

 

 

「いやああ。こっちには岩の怪物よ――」

 

 

死霊機兵とデモンゴーレム16番目のプリキュアの世界に大量に現れた。

 

そして深夜の街を破壊し始める。

 

「「「「「「何なんだあれは?」」」」」」

 

 

「あいつはルオゾールの呪霊機ナグツァートよ」

 

「ルオゾールの召喚術で召喚されたデモンゴーレムと死霊機兵よ」

 

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

 

「馬鹿な俺達が地底世界に行った時こんなものを見た事無いぞ」

 

 

「神山今すぐ無限で死霊機兵とデモンゴーレムを倒してきなさい」

 

「あれはロボットでなければ倒せないから」

 

 

「了解」

 

そして、さくら以外の新生帝国華撃団は出撃した。

 

「成程な、そしてこう言ったら悪いが、その世界でヴォルクルスは復活したんだな」

 

「はい」

 

そしてついにその時が来た。

 

 

「グガアアア」

 

「メガグラビトンウェーブ」

 

 

「グガアアア」

 

 

ヴォルクルスが地上に出てすぐ紫色のリング状の衝撃波を乱発した。

 

 

 

「「「「「「「うわああ」」」」」」」

 

「何だ奴は?」

 

 

「とんでもねえ破壊力だぜ」

 

 

初穂がそう言い、周りを見るとその周囲は更地になっていた。

 

 

「皆さん大丈夫ですか?」

 

 

「ああ、何とか大丈夫だサマー達」

 

 

サマー達は新生帝国華撃団と合「やっぱ「やっぱ

 

 

「隊長どうする?相手の大きさが違い過ぎるけど」

 

 

あざみが誠十郎に聞く。

 

 

「やっぱりヴォルクルスはやばいね。でもそのヴォルクルスはどうやって倒したんだい?」

 

「それはですね。リューネさん」

 

「飛鳥ちゃんどうする?」

 

「・・・薫コスモノヴァを使うから時間を稼いで」

 

「ええ――飛鳥ちゃんその技は使えないんじゃ」

 

 

「フッフッフなかなか面白いぞ。サイバスターとザムジード」

 

 

!!

 

「「この声はまさかヴォルクルス?」」

 

「その通りだ紫藤飛鳥と真宮寺薫」

 

 

!!

 

「「ヴォルクルスが私達の名前を」」

 

その時2組のプリキュアと新生帝国華撃団が、飛鳥達に合流した。

 

 

「飛鳥ちゃん薫ちゃん大丈夫?」

 

 

「ほう、キュアグレースと紫藤直哉もこの世界に来ていたのだったな。ならばこの場にいる全ての者よきえうせろ。この技は私の技ではないが食らうがいい。ブラックホールクラスター」

 

 

「「ええ――それはグランゾンの」」

 

「だから言っただろうブラックホールに飲み込まれるがいい」

 

 

「直哉君どういたらいいの?」

 

「この状況に打開策があるとすれば、ブラックホールクラスターと同等もしくはそれを超える技で消滅させるしかありません」

 

「そんな」

 

 

そしてヴォルクルスがブラックホールクラスターを地上に向けてはなった。

 

 

「薫・・・私やるよ」

 

 

「飛鳥ちゃん」

 

「サイバスター私に力をかして・・・行くぞ!!ヴォルクルスコスモノヴァ発射」

 

 

「うおおお。コスモノヴァだと、紫藤飛鳥め小癪な真似を・・・だがこの2つの技により次元に穴が開くだろう」

 

 

ヴォルクルスがそう言った直後次元の穴が開き、その場にいるもの全てが次元の穴にに吸い込まれた。

 

!!

 

「「まさかヴォルクルスがブラックホールクラスターを使うのかよ」使うなんて」

 

マサキとリューネが響の話に驚いていた。

 

その頃紫の扉にヒビが入りだしている事に4人は気づいていなかった。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

マサキとグレ響の再会そして庭園に起きた変化後編

「「まさかヴォルクルスがブラックホールクラスターを使うのかよ」使うなんて」

 

マサキとリューネが響の話に驚いていた。

 

 

その頃紫の扉中にいる特殊遊撃部隊は・・・

 

「直哉さんいつこちらに来たんですか?」

 

「それはですね誠十郎さん」

 

「いたぞヤラネーダ」

 

「どうやら人間のやる気は奪ってないようだ。後は任せるぞ」

 

「「「「はい」」」」

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

「「「「ビクトリー!」」」」

 

そして16番目のプリキュア達の浄化技で倒されたヤラネーダは消えその後に、赤い半分に割れた宝石がその場に落ちていた。

 

「これなんだろ?」

 

「とりあえずそれは必要な物かも知れないからコーラル持っていた方が良いだろ」

 

「ええ――私でもいいじゃん。フラミンゴ」

 

「サマーだといろんな意味で危ないからな」

 

そしてグレ響とサマー達は響からの連絡を受けて赤坂に向かった。

 

「こちらでヤラネーダを浄化した後に2人の響さんと交代する形で自分とグレースさんが来たんですよ」

 

「そうなのですね」

 

「そうです。誠十郎さんとクラリスさんの方はどうですか?」

 

「いえ、紫の扉の世界から出る方法は見つかってないですね」

 

「そうですかやはり・・・ゲームクリアの為のボスを倒すしかないようですね」

 

「しかしそのボスが誰なのかわからないんですけど」

 

誠十郎がそう言う。

 

「ああ、その件なら心配しないで下さい誠十郎さん実はですね。誠十郎さんとこうして連絡をする前に、自分自身が紫の扉の世界の状況を知る為に動いて日本橋の地下に黒之巣会首領天海が」

 

「ええ――」

 

「それは本当ですか?直哉さん」

 

「そうです。そして何とか天海は倒したんですけどね」

 

そして直哉は、誠十郎にその後の事を話す。

 

「フフ正解だ。特殊遊撃部隊そう言えば、貴様達にこの姿を見せるのは初めてだったな」

 

そう言って黒き叉丹は変身した。

 

「「「「「「「「ええーーまさかの」」」」」」」」」

 

「来たれ、来たれ、来たれ時は満ちた」

 

「この世界の最後の時だ」

 

 

「我蘇り。罪にして闇。とこしえなる不滅の存在。その名を悪魔王サタン!」

 

「悪魔王サタン。あれが、葵叉丹の正体なのか?」

 

直哉がそう呟く。

 

「「「「「「「「ええーーまさかの悪魔王サタンーーー」」」」」」」」」

 

「おいおい、信じられない悪魔王サタンが実在するなんて」

 

フラミンゴが言う。

 

「うんそれは私もそう思う。私達の世界でも人魚の世界があるなんて信じられなかったけど」

 

「うわあ、私悪魔王サタン初めて見たよ――かっこいい」

 

「むっそうかありがとう」

 

サマーの言葉にサタンは感謝の言葉を言う。

 

「ある意味サマーは凄いペン」

 

「そうだニャン。シリアスな場面を素で壊すニャン」

 

「ただの空気をよまないだけラビ」

 

「「「あはは」」」

 

ヒーリングアニマルの3匹はそれぞれがサマーについて言う。

 

「サタンここで最後の戦いをしますか?」

 

直哉がサタンに聞く。

 

「いやここでは勝負はつけん。最後の決戦は聖魔城でつける。特殊遊撃部隊よ会う素の昼12時に東京湾上空に浮上する聖魔城で、紫の扉の世界でのゲームの決着をつけようぞ」

 

「そう言う事がありました」

 

「何て事だ・・・」

 

ザ―――ザ―――

 

「あれ、おかしいなあいきなり通信が途絶えたぞ?」

 

「大変だよ直哉っち。この世界の空が割れたよ」

 

「はあああーー本当ですかひなたさ㎜」

 

直哉はひなたの言葉に驚いていた。

 

時を同じくして・・・

 

グレ響が紫の扉に大きなヒビが出来ている事を見つけた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紫の扉に何故ヒビが入った理由1

庭園紫の扉のある周辺・・・

 

「「「うわあ。これは酷いな」」」

 

「ここまでヒビが酷いと、中の世界にも悪影響が出てるんじゃないか?」

 

「その可能性が高いだろうな」

 

「そんな」

 

「それじゃあ、もし扉が壊れたらどうなるの?」

 

「恐らくだが、太陽オレンジの扉の世界も紫の扉の世界も扉を閉める事で世界を安定させているとしたら、扉にヒビが入ってしまっただけでもその世界にダメージがかなりあると思う」

 

グレ響がそう言う。

 

「まあそうだろうな、何せオレンジの扉と紫の扉の近くで、イシュメルガが直哉とキュアグレースの2人と戦っていたからな。その影響も少なからずあると思うぜ」

 

!!

 

「そんな」

 

「いやその可能性は確かにあるかも知れんな。

 

そう言ってグレ響が思い出す。

 

 

「エレメントチャージ!」

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

 

「プリキュア!スカイヒーリングフラワー!」

 

「そうだったな、キュアグレースお前だけだと、ヒーリングオアシスは打てなかったな」

 

「今の我にはその程度の技は効かんぞ」

 

「食らうがいい、ケルヴィンブリザード」

 

!!

 

イシュメルガが、ケルヴィンブリザードを放つと、イシュメルガマリアを中心にしたエリアが全て氷漬けとなった。

 

 

当然グレースが放った。「プリキュア!スカイヒーリングフラワー!」も氷漬けになり消失した。

 

「きゃああああ。直哉君ラビリン大丈夫?」

 

「グレースさんこの技はサイバスターとザムジードと同じ水の魔装機神の技です。可能な限り凍結しないようにして下さい」

 

 

「「わかった」わかったラビ」

 

「私達が見た映像はここまでだったが、その後にマサキさんとリューネさんが直哉とキュアグレースを助けたんだな」

 

「ああ、だがすぐにイシュメルガは、紫の扉の世界に逃げて行ったがな」

 

「ちっならば、ターゲットを変更するだけだ」

 

そう言って、イシュメルガマリアは、自分の乗機をダークガッテスから、光武改に姿を変えて紫の扉の中の世界に跳び込んだ。

 

「成程なら、直哉とキュアグレースの代わりに庭園側に戻ったのにも意味があったんだな」

 

「そう言う理由だったんだ」

 

「そうよ2人の響、まあ紫の扉の世界がこういう事態になるのは予想外だったけど」

 

「「トワさん」トワ」

 

「4人共紫の扉の世界の状況が見えたので映像を送るわ」

 

「「ええ――今まで見えなかったのに何で?」」

 

「恐らくだが紫の扉にヒビが入ったからそう言う力が弱くなった可能性があるかもな」

 

「「「成程」」」

 

そして響達はトワから送られた映像を見始めた。

 

 

ヒーリングアニマルの3匹はそれぞれがサマーについて言う。

 

「サタンここで最後の戦いをしますか?」

 

直哉がサタンに聞く。

 

「いやここでは勝負はつけん。最後の決戦は聖魔城でつける。特殊遊撃部隊よ会う素の昼12時に東京湾上空に浮上する聖魔城で、紫の扉の世界でのゲームの決着をつけようぞ」

 

「そう言う事がありました」

 

「何て事だ・・・」

 

ザ―――ザ―――

 

「あれ、おかしいなあいきなり通信が途絶えたぞ?」

 

「大変だよ直哉っち。この世界の空が割れたよ」

 

「はあああーー本当ですかひなたさん」

 

直哉はひなたの言葉に驚いていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紫の扉に何故ヒビが入った理由2

ザ―――ザ―――

 

「あれ、おかしいなあいきなり通信が途絶えたぞ?」

 

「大変だよ直哉っち。この世界の空が割れたよ」

 

「はあああーー本当ですかひなたさん」

 

直哉はひなたの言葉に驚いていた。

 

映像停止・・・

 

「「「成程」」」

 

「こちらでは、扉のヒビが紫の扉の世界では、空が割れているなんて」

 

「それに通信がおかしくなっているようだな」

 

「トワ俺達はどうすればいい?」

 

「そうねこの事態はこのゲームを仕組んだイシュメルガは想定外だと思うからオレンジの扉もいずれ壊れると思うわ。あくまでもイシュメルガは、紫の扉とオレンジの扉を1セットとして考えているようだし」

 

「この庭園そして、この空間におけるゲームは、貴方が仕組んだの?」

 

「そういう事だ、最もそこにある赤い扉は一切手をだしていないがな」

 

!!

 

「つまり紫の扉とオレンジの扉は、イシュメルガお前が作り出したのか?」

 

「ああ、簡単に獅童光を救出するのは、我もデボネアも認めるわけにはいかないからな」

 

 

「何!!この一件デボネアも関与してるのか?」

 

「ああ、2つの扉の世界でな」

 

「確かにな、俺も直哉からの説明をそう受けたな」

 

マサキがそう言う。

 

「でもこの事態はイシュメルガも想定外と考えてるのならこのゲームを放棄するのでは?」

 

「ええ、響の言う通りその可能性も無いとは言い切れないけど、イシュメルガとデボネアの目的はあくまでも、魔法騎士の復活の阻止だから特殊遊撃部隊を葬るなら、この事態を逆に利用して来る可能性も無いとは言い切れないわね」

 

「「「確かに」」」

 

「でもさ、トワ直哉達を救出する手立てはあるのかい?紫の扉の世界の状況の方が悪いけど」

 

リューネがトワに聞く。

 

「その辺は安心して、紫の扉にヒビが入った事で扉の外から紫の扉の世界からの情報漏れが起きていてね。先ほどの映像もその影響で、獲得したの」

 

「逆に紫の扉の世界内部同士の通信は無理になってるわ」

 

「「「「成程」」」成程な」

 

「だからもう少し状況を見て、直哉達に通信してみるわ。直哉達ももしかしたら私達が、今回の話し合いで辿り着いた答えを出しているかもしれないからね」

 

 

「でモトワさん。仮に直哉君とグレース達が同じように同じ答えに辿り着いたのならトワさんに、既に連絡が来ててもおかしく無いですよね?」

 

「それは・・・確かに」

 

そして響に言われたトワが紫の扉の世界状況を確認した。

 

!!

 

「馬鹿な紫の扉の世界が消失してるわ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

紫の扉の世界消失と言う事態に2人の響とマサキとリューネが驚いていた。

 

 

時を少し戻して・・・

 

直哉達は

 

「大変だよ直哉っち。この世界の空が割れたよ」

 

「はあああーー本当ですかひなたさん」

 

直哉はひなたの言葉に驚いていた。

 

「ひなたさん何か嫌な感じがするので皆さんを集めて下さい」

 

「了解」

 

その後・・・

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

 

「ドレス!」

 

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「今日も元気だ!」

 

 

「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

 

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

 

「ニャン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」

 

そして直哉はグレースの体内に吸い込まれた。

 

2組のプリキュアのアスミとラテ以外が変身を終えた直後紫の扉の世界は消失した。

 

変身が間に合わず紫の扉の世界からはじき出されてしまったアスミとラテは・・・

 

 

2人の響がいる庭園に戻っていた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

アスミとラテ響達と合流する

「でモトワさん。仮に直哉君とグレース達が同じように同じ答えに辿り着いたのならトワさんに、既に連絡が来ててもおかしく無いですよね?」

 

「それは・・・確かに」

 

そして響に言われたトワが紫の扉の世界状況を確認した。

 

!!

 

「馬鹿な紫の扉の世界が消失してるわ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

紫の扉の世界消失と言う事態に2人の響とマサキとリューネが驚いていた。

 

その直後アスミとラテが響達の前に気絶状態で現れた。

 

「「「「ええーー」」」」

 

「どうしたの?響」

 

「あ、トワさん今ですね紫の扉の世界からアスミとラテが庭園に戻って来たんですけど」

 

!!

 

「何ですってーー響本当にアスミとラテがそこにいるのね?」

 

「はいですけどアスミさんとラテは気絶状態ですけど」

 

「わかったわとりあえず今庭園にいるメンバー全員を、管理者の神殿二転移させるわ」

 

「はい」

 

そして庭園にいる全員はトワの転移術で管理者の神殿に帰還した。

 

暫くして管理者の神殿の中にある医務室では・・・

 

 

「・・・はっここは?」

 

「起きたわねアスミ、ここは管理者の神殿の中の医務室よ」

 

トワとレイが医務室にやって来た。

 

「なら直哉の言った通り、私とラテは無事に紫の扉の世界から出て来れたんですね」

 

「それはどういう意味だ、アスミまさか直哉が、アスミとラテにするように頼んだのか?」

 

「そうですよレイ」

 

「何故そんな事をさせたんだ?」

 

「実はですね」

 

「大変だよ直哉っち。この世界の空が割れたよ」

 

「はあああーー本当ですかひなたさん」

 

直哉はひなたの言葉に驚いていた。

 

「ひなたさん何か嫌な感じがするので皆さんを集めて下さい」

 

「了解」

 

「この時に直哉には聞こえたそうです。助けを呼ぶ声と紫藤直哉を恨む声が」

 

「割れた空からと言って、念の為に私とラテはプリキュアにならなかったら庭園に戻れる可能性があると言って私以外が変身したのです」

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

 

「ドレス!」

 

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「今日も元気だ!」

 

 

「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

「ニャン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」

 

そして直哉はグレースの体内に吸い込まれた。

 

2組のプリキュアのアスミとラテ以外が変身を終えた直後紫の扉の世界は消失した。

 

「成程ね、直屋とのどか達とまなつ達と神山とクラリスもその謎の声により紫の扉の世界が消える直前に連れて行かれたのね、お墓型戦艦も含めて

 

「はい」

 

「トワ、今回ものどか達が、過去の世界へ引きずり込まれたとみるべきか?」

 

「ええそうみるべきと思うわ。ただ今回は融合世界に出来た海鳴市関連する時代じゃないかと思うわ」

 

「成程な」

 

「それに・・・直哉達が聞いた声の1つは恐らく陰険な精霊だと思うから」

 

「過去の世界でも7人世界と幼馴染世界の敵が入り混じる頃だし、だからこそ都合が良いのかしら」

 

「今回の過去の世界に行くのはイヨが仕組んでた可能性もあるわね」

 

その頃、謎の声に導かれた2組のプリキュア達と神山とクラリスは・・・

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第11章 第2部 再び7人世界へ編
紫の扉の世界から跳ばされて来た場所は前編


今回の章では再びこちらでも掲載してたサクラ大戦7人目の隊員のキャラがその時の設定で出てきますので宜しくお願い致します

そしてその作品の7章にあたる異界編のみで登場したプロジェクトクロスゾーン1で出たキャラ達が出てきます



「ううーんここは?」

 

「はっラビリン直哉君大丈夫?」

 

「何とか大丈夫ラビ」

 

「僕の方は少し魂状態にならないと回復できそうにないので暫くは無反応になりますけど」

 

 

「「ええ――大丈夫なの?」大丈夫ラビ?」

 

「大丈夫ですよ心配しなくても」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

 

「ドレス!」

 

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「今日も元気だ!」

 

 

「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

「ニャン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」

 

そして直哉はグレースの体内に吸い込まれた。

 

「ただ皆さんが変身した直後に強制された転移によってあの時紫の扉の世界にいた特殊遊撃部隊に関連した人間を転移させる物でしたので」

 

「つまりあの時直哉君に変身を止められたアスミちゃんとラテ以外が、ここに連れられてきている可能性があるんだね?」

 

「ええ、あくまでも僕の予測ですけど」

 

「それにしてもここはどこなんだろう?」

 

「風景を見たら帝都らしいのはわかるけどラビ」

 

「でもなんか変な感じがしないラビリンに直哉君?」

 

そう言われたらそうラビね」

 

「どうやらここの帝都でも何やら事件が起きたのかも知れませんね」

 

「そんな」

 

「でもこの事件がどういう事件なのかわかれば、少なくともどこの帝都なのかがわかりますから」

 

「「成程」ラビ」

 

「それに、神山さんとクラリスさんは早めに見つけないとまずいですし」

 

「とにかくグレースさんこちらではプリキュアの姿のまま跳ばされた仲間を探してください」

 

「「了解」了解ラビ」

 

そしてグレース達は跳ばされれて来た世界の帝都の調査を始めた。

 

その頃こちらに存在する大帝国劇場では・・・

 

「大神さん結婚する気になったのは、いいですけど大神さんは、帝都だけでなく巴里にも彼女がいるんですからちゃんと考えてあげてくださいね」

 

「いい!!」

 

「そう言われたらそうね」

 

そして大神は、さくらと直哉の部屋を出て、1階に下りた。

 

 

そこで大神は、エリカとの運命の再会を果たすのだった。

 

「きゃああああ。大神さんお久しぶりです」

 

「エリカ君何で、君が帝都にいるんだい?」

 

大神は混乱していた。

 

「フフ無事特殊遊撃部隊を依頼者のいる世界に跳ばすことが出来たわね」

 

「イシュメルガ私の割り込みで、ゲームを中途半端にした事を怒っている?」

 

「いやそれは無いが」

 

「そうなら良いわ後は依頼者の行動を見るわよ」

 

「ああ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紫の扉の世界から跳ばされて来た場所は後編

異空間・・・

 

「デボネアよ異世界の邪精霊の依頼を受けてやるとは思わなかったぞ」

 

「フフ、イシュメルガ確かにお前の立てたゲームをしても他生の時間稼ぎにしかならないからな。魔神セレスと魔神ウィンダムのマジックナイトを堕とす為にはまだ時間が必要だから」

 

「だが、何故魔神レイアースも堕とさないのだ?」

 

「ああ、魔神レイアースとその乗り手のマジックナイトには紫藤直哉達が持っている力によってこちら側には引き込めないのだ」

 

「成程な」

 

その頃エリカと再会した7人世界の大神は・・・

 

「何で、エリカ君が帝都に来ているんだい?」

 

「えーとグラン・マの依頼で、帝都に来ました」

 

「グラン・マの依頼?それはなんだい」

 

「それは、まず直哉君に説明しなさいとグラン・マに、言われてるので、今は言えません」

 

「そうなら、直哉君の所に案内するよ」

 

「ありがとうございます。大神さん」

 

そして、大神の案内でエリカは大帝国劇場の舞台に行った。

 

 

「うわあ、ここが大帝国劇場の舞台なんですね?」

 

「そうだよエリカ君」

 

「おーい直哉君」

 

「大神さんここに直哉君いないじゃないですか、全員女性ですし」

 

エリカはそう言うが、直哉の声が聞こえ、エリカは驚いていた。

 

「はーい、大神さん何か用ですか?」

 

直哉が大神に呼ばれやって来た。

 

 

暫くして・・・

 

「いい、エリカ君話が違うだろ?グラン・マの依頼の事を、直哉君に伝えるんだろう?」

 

大神は、エリカにここに来た理由を教えた。

 

「あ、そうでした。直哉君グラン・マがこの本を直哉君に見せて欲しいと言って持ってきました」

 

その頃グレース達はこの世界の上野公園に来ていた。

 

「直哉君ここに神山さんとクラリスさんがいるの?」

 

「ええ、その筈です。神山さん達の霊力反応が小さいですが」

 

「あ、あれはさくらさん?」

 

「どうやらそのようですね。それにしてもこちらのさくらさんは融合世界のさくらさんより少し年上のようですね」

 

「そう言う事ならここがさくら達の原作世界ラビ?」

 

「いえ、そうとは限りませんよ。ラビリン以前薫ちゃんに聞いた話では、過去の7人世界も幼馴染世界も一応新生帝国華撃団が登場する原作世界が誕生する以前の物語は全部したらしいので」

 

「つまり私達はまた、過去の7人世界及び幼馴染世界に跳ばされた可能性があると考えても良いんだね」

 

「ええ、ただ今回は特殊遊撃部隊が離ればなれなので、仲間集めをしながら、こちらの流れが壊れないようにしないといけないので大変ですけど」

 

「あ、さくらさんが動いたよ。直哉君」

「あ、丁度きたみたいね、あのー貴方は大河新次郎君ですか?」

 

「あ、貴女は、真宮寺さくらさん?どうしてここにいるんですか?」

 

「それは、貴方を迎えに来たからです。さあ大帝国劇場に参りましょう」

 

「はいわかりました」

 

そしてこの世界のさくらは、大河新次郎と言う少年と合流し大帝国劇場に向かった。

 

「成程新隊員を迎えに来たラビね」

 

「・・・グレースさんすみませんが、この世界暦調べてくれませんか?」

 

「うん良いよ」

 

そしてグレースは暦を調べた。

 

「直哉君。今この世界の暦は、太正16年だったよ」

 

「そうですかやはり効いてた時期とあいませんね」

 

「太正16年に大河新次郎と言う新隊員は存在しないそうですよ」

 

「「ええ――」ラビ」

 

グレースの体内にいる直哉の思念を聞いてグレースとラビリンは驚いていた。

 

「こちらは神山さんとクラリスさんを探してから、この世界を調査しましょう」

 

「「了解」了解ラビ」

 

そしてグレース達は仲間を探すのを始めた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

神山とクラリスとの合流後

仲間を捜索し始めて1時間後・・・

 

グレースは無事神山とクラリスと合流する事に成功した。

 

「神山さん、クラリさん良かった。早くに合流出来て」

 

「「グレースさんここはどこなんですか?微妙に私達のいた帝都と違うのですけど」」

 

「ああ、今から説明しますね。神山さんは直哉君と通信してましたよね?」

 

「ああ、だが突然通信が途絶えたんだ」

 

そしてグレースはそれ以降の事を話し出す。

 

 

「大変だよ直哉っち。この世界の空が割れたよ」

 

「はあああーー本当ですかひなたさん」

 

直哉はひなたの言葉に驚いていた。

 

「ひなたさん何か嫌な感じがするので皆さんを集めて下さい」

 

「了解」

 

その後・・・

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

 

「ドレス!」

 

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「今日も元気だ!」

 

 

「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

 

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

「ニャン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」

 

そして直哉はグレースの体内に吸い込まれた。

 

2組のプリキュアのアスミとラテ以外が変身を終えた直後紫の扉の世界は消失した。

 

「「ええ――あの後に紫の扉の世界が消失した――」」

 

「はいそうなんです。ですが直哉君が言うには、紫の扉の世界にいた特殊遊撃部隊の関係者に死者はいないとの事ですから」

 

「それなら安心ですね」

 

「でも隊長早く他の人達を見つけないと」

 

そうだな、だがここは俺達やグレースさんが知っている帝都ではない可能性があるんですよね?」

 

「はい、直哉君が言うにはこちらの世界の辿り着く未来には新生帝国華撃団が生まれる確率は低いそうです」

 

「そんな」

 

「だが、クラリス今いる世界が俺達の時代に辿り着かない方が、直哉君とグレースさんが、動けないぶん俺達が動けると言う事にならないか?」

 

「それは・・・確かにそうですけど」

 

「お墓戦艦や私達のベース基地はどうするんですか?」

 

「ああ、クラリスさんと神山さんに関しては、大帝国劇場の一般社員として住み込みが出来れば問題ないですよね」

 

「確かにこの世界にどれくらい滞在するかわからない以上グレースさんの案が現実的だな」

 

「でもそれだと、ラビリンちゃんと直哉さんとのどかちゃんはどうするんですか?」

 

「あ、そうだった君達を野宿させるわけにはいかないよな」

 

「神山さんクラリスさん。一度銀座に行きましょう」

 

!!

 

「「しかし」」

 

どのみち、上野公園周辺では神山さんとクラリスさんの情報以外手に入れる事が出来なかったので」

 

「確かにグレースさんの言う通りだけど、何故銀座に拘るんだい?」

 

「それはもうすぐこの世界に新たな事件が銀座を中心に起きると直哉君が教えてくれて

いるので」

 

!!

 

そしてグレース達は銀座に向かった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

異変の始まりそして・・・

キュアグレースが神山とクラリスと上野公園周辺で再会し銀座に向かってる頃・・・

 

大帝国劇場周辺で異変が起きていた。

 

 

さくらが、大河新次郎を、大帝国劇場に案内し大帝国劇場に入った瞬間さくらと直哉は嫌な予感がし、エリカとの話を切り上げ、外に行くと大量の降魔と、闘っている一団と出会った。

 

 

「お姉ちゃんこれは一体?」

 

「私にもわからないわ、何がなんだか」

 

「とにかく降魔と闘ってる人を助けよう」

 

「ええ、そうね」

 

 

「あ、さくらさん、直哉君」

 

「「何でエリカさんがここに?中にいるはずなのに」」

 

「さくらさん、直哉司令久しぶりです。ジェミニです」

 

その時二人の頭にジェミニの情報が入って来た。そして二人は、話を合わせる為に話をし、降魔と戦い始めた。

「一体何が起きてるの?この帝都で?」

 

「わからないけど僕とお姉ちゃんは、とんでもない事件に関わったと思うよ」

 

「「直哉君、さくらさん、今は降魔の撃退をお願いします」」

 

ジェミニとエリカが、ペアとなり、さくらと直哉が、ペアとなり、戦っている人たちと合流した。

 

7人世界の真宮寺姉弟が7人世界に起きた新たな事件に関わり始めた頃グレース達は・・・

 

「先程出現した次元の穴は、俺達を帰還させる物ではなく大帝国劇場に突如現れた彼等の穴なのかな?」

 

神山がそう言う。

 

「ええ、多分そうですね。と言っても私が持つ簡易ゲートが、この世界いや7人世界では使えないのは当たり前ですね」

 

「グレースさん質も良いですか?」

 

「どうしてずっと変身したままなんですか?」

 

「あ、それはですねこの世界が7人世界なので、今変身を解くと私達の正体を知られるのを防ぐ為ですよ」

 

「それと7人世界に悪影響を与えない為です。これでも私達は7人世界の住人たちからすれば、遠い未来から来た人間になりますから」

 

「あ、確かにこの世界の住人達とはあまり関わらない方が良いかもですね」

 

「グレースさん隊長あちらの戦いに動きがありましたよ」

 

クラリスがそう言う。

 

「お前たちは一体何者だ?」

 

「私達は、この世界に終焉をもたらす者よ」

 

「何ですって!!」

 

「そろそろ出てきたら?殺女」

 

鮮やかな女性がそう言うと、降魔・殺女が現れた。

 

「「そんな馬鹿な!!」」

 

「フフ、久しぶりね、直哉君、さくら」

 

「大神君はいないのね、残念だわ」

 

「おい坊主、あの女の知り合いか?」

 

「はいかつて、僕達が倒した・・・・敵です」

 

「そうかい、敵なら容赦しねえ」

 

「直哉君・・・大丈夫?」

 

「うん・・・お姉ちゃんありがとう」

 

「ううん私も、ショックだよ」

 

真宮寺直哉とさくらが復活した降魔殺女に就て話していると、彼等の死角から7人世界には存在しなずの敵メガビョーゲンとメガ降魔の2体が突然現れた。

 

「「メガビョーゲン、メガビョーゲン」」

 

「「「「「何だ奴等は」」」」」」

 

当然だがその場にいる全員が、突然現れたメガビョーゲンとメガ降魔の出現に戸惑っていた。

 

!!

 

「神山さんクラリスさん。私行きますね」

 

「「いいんですかグレースさん」」

 

「いいも悪いもありません。実際に過去の7人世界に出現しない筈のメガ降魔とメガビョーゲンが出たのですから、浄化しないと」

 

 

「確かにそうですね」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

突然現れたメガビョーゲン&メガ降魔

「神山さんクラリスさん。私行きますね」

 

「「いいんですかグレースさん」」

 

「いいも悪いもありません。実際に過去の7人世界に出現しない筈のメガ降魔とメガビョーゲンが出たのですから、浄化しないと」

 

 

「確かにそうですね」

 

「なら、俺達も行きます」

 

「隊長行きましょう3人で行けばグレースさん達の負担も減らせますし」

 

「そうだなクラリス」

 

「ありがとうございますですが、姿を見られるのは私だけで良いので2人はこれを使って着いて来て下さい」

 

「「わかりました」」

 

「何よあれもあんた達の手駒なの?」

 

「いえ違うわ、正真正銘のアンノウンよ」

 

「じゃあ今回は私達は退くのね」

 

「ええ、その方が良いわね。奴等もアンノウンに集中してるし」

 

そう言って謎の女性と降魔殺女は撤退をした。

 

「「メガビョーゲンメガビョーゲン」」

 

「おいおい、この世界には、こんな怪物がいるのかよ」

 

「ケン文句を言う前に俺達で倒せる降魔を倒せ」

 

「やってるよリュウ」

 

「直哉君この怪物は何なの?」

 

「それがわからないよお姉ちゃん。こんな怪物紫藤直哉さんの世界でも見た事無いよ」

 

「そんなそれじゃこのまま帝都が赤黒くなっていくのを見るしかないの?」

 

「うん、悔しいけどあの2体の怪物に対する有効的な手段が無いよ」

 

だがその時、彼等の前にキュアグレースが現れた。

 

「エレメントチャージ!」

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

「プリキュア!スカイヒーリングフラワー!」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「お大事に」

 

!!

 

「「「「「凄いあの子俺達が戦ってもダメージを与えらなかったのにあっさり倒した」」」」」」

 

「そんな事無いですよ。皆さんがあの怪物を抑えてくれたので倒すことが出来たのですから」

 

「それでは皆さん。私は失礼します」

 

「待ってください。貴女の名前を教えてくれませんか?」

 

!!

 

「直哉君どうしたの?」

 

「さくらお姉ちゃん。実は僕とお姉ちゃんはこの人とどこかであった気がするんだ」

 

「すみませんが私は貴方とは、初対面ですよ」

 

「それでは私は行きますね」

 

そう言ってグレースは、真宮寺直哉達と別れた。

 

 

「ふう、お疲れ様です。神山さんとクラリスさん」

 

「「お疲れ様ですグレースさん」」

 

「しかしこのアイテム本当に俺とクラリスの存在を完全に消してましたよ」

 

「はは、それはそうですよ。神山さん」

 

「「うわっグレースさんの体内から直哉さんの声が」」

 

「ああ、新生帝国華撃団の人達には、詳しく言ってませんでしたね。実は僕と守護者にはとある誓約がありまして」

 

「「誓約ですか?」」

 

「そうです。守護者個人個人で誓約が異なりますが、のどかさんの場合が、僕と離れすぎると、プリキュアに変身が出来なくなってしまうんですよ。誓約が働いて」

 

「「成程」」

 

「でも逆にメガ降魔が出てきた場合は僕の霊力を本来ならメガビョーゲンを浄化技に乗せる事でメガ降魔も浄化出来るんですよね」

 

「ふむ、誓約によってデメリットと思われてた事が俺達の世界でメガ降魔が生まれた事でメリットも出たと言う事ですね」

 

「ええ、そう言う事です」

 

「それで直哉さんこれから私達はどう動けばいいのでしょう?」

 

クラリスが直哉に聞く。

 

「そうですねここは融合世界の誕生前の世界なので、僕達は他の仲間探しを中心にすべきなのですが・・・1つ気になる事がありまして」

 

「「「「気になる事?」」」ラビ」

 

「はい」

 

「どうやら過去の7人世界も面倒な事件が始まったようですが、それはあくまでもその世界のメインキャラクターたちが関りを持つキャラクターたちがいなければ成立しないと思いませんか?」

 

「「「「確かに」」」確かにラビ」

 

「まあこういういろんなキャラが関わる事件は嫌いでは無いですがもしかすると紫の扉の世界にいた特殊遊撃部隊のメンバーがこの世界の今回の事件に組み込まれた可能性が高いと思われます」

 

 

「「「「ええーー」」」ラビ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊強制参加させられた異変前編

「はい」

 

「どうやら過去の7人世界も面倒な事件が始まったようですが、それはあくまでもその世界のメインキャラクターたちが関りを持つキャラクターたちがいなければ成立しないと思いませんか?」

 

「「「「確かに」」」確かにラビ」

 

「まあこういういろんなキャラが関わる事件は嫌いでは無いですがもしかすると紫の扉の世界にいた特殊遊撃部隊のメンバーがこの世界の今回の事件に組み込まれた可能性が高いと思われます」

 

「「「「ええーー」」」ラビ」

 

「皆さん考えても見て下さい僕が言った可能性が事実でなければあの戦いの途中でメガ降魔やメガビョーゲンが出てくるのはおかしく無いですか?」

 

「「「確かに」」」

 

「ここは過去の7人世界ですけど、何らかの形で今回の事件が起きている間だけは改変が行われて特殊遊撃部隊と、特殊遊撃部隊の敵を引き込んだと考えられます」

 

「でも直哉さん。俺達をこの世界のこの事件に組み込んでもイシュメルガにとっても何の得にもならないような気がしますが?」

 

「恐らくイシュメルガは、紫の扉の世界もしくはオレンジの扉の世界で、特殊遊撃部隊を葬る気だったと、自分も考えています」

 

「それでは、直哉さんはイシュメルガのほかに、何者かがいてイシュメルガの作戦を中断させてこちらに特殊遊撃部隊を強制参加させたと考えているんですか?」

 

「はい」

 

「ただし、特殊遊撃部隊とメガビョーゲン達はあくまでもゲームで言えば、ゲストキャラみたいな役割だと思ってます」

 

「成程」

 

「あ、そうかもし私達をメインキャラクターとしてやるならわざわざ過去の7人世界で、行われる事件を利用する必要ないね」

 

「そうです。グレースさん僕達は紫の扉の世界から跳ばされた経緯を覚えてますか?」

 

「うん:

 

「大変だよ直哉っち。この世界の空が割れたよ」

 

「はあああーー本当ですかひなたさん」

 

直哉はひなたの言葉に驚いていた。

 

「ひなたさん何か嫌な感じがするので皆さんを集めて下さい」

 

「了解」

 

そして私達が変身直後紫の扉の世界から跳ばされてここに来たんだよね」

 

「その通りです。恐らくですが紫の扉の世界を破壊したのはデボネアだと考えられます」

 

「あ、そうか確かイシュメルガはあの時に異世界のセフィーロに跳んだってレイさん達が言ってたね」

 

「ええ、そうですですが、僕達がその報告を受けるまでにかなりの時間がありましたよね」

 

「それは・・・否定できないけどその間に融合世界の中での戦いやゼムリア大陸関連やまなつちゃん達の世界の問題に対応してたからで」

 

「そうですね、トワとレイもそして僕達もイシュメルガとデボネアが動きを見せないから獅童光を救出する事を決定したんだと思います」

 

「「「成程」」」

 

「そして今から思えば、紫の扉とオレンジの扉もイシュメルガとデボネアにとっては特殊遊撃部隊や新生帝国華撃団にクリアされてもどうでも良かったんじゃないのかと考えています」

 

「じゃあ直哉は、イシュメルガとデボネアの本当の目的は特殊遊撃部隊を過去の7人世界のこのタイミングでのこの事件に参加させる事ラビ?」

 

「うん、正確にはイシュメルガとデボネアは過去の7人世界の依頼でしただけと思うけどね」

 

「もしかすると融合世界の世界の前の世界での恨みを持つ者が依頼した可能性もありますし」

 

「あ、そうだ少なくとも私と神山さんは前の世界にも少し関わってる」

 

「そうだとしても俺にはその記憶すらないんだけど」

 

グレースと神山がそれぞれがそう言う。

 

「その辺りは今の所考えなくて良いですよ。今重要なのは仲間達を見つける事ですから」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊強制参加させられた異変後編

「でも直哉君皆を探すと言ってもどうするの?」

 

「それはですね帝都をよく見て下さい」

 

「「「「ああーー帝都中の扉が光ってる」」」ラビ」

 

「どういう事直哉君?」

 

グレースが直哉に聞く。

 

「実はですね皆さんと話しながら真宮寺直哉達を見てたんですよ」

 

そして直哉は話し出す。

 

「私は、真宮寺さくらです。そして、私の後ろにいるのが、私の弟の真宮寺直哉です」

 

「「宜しくお願いします」」

 

「ああ、宜しく、ここは大正なのか?俺たちの知る?」

 

「いえ、ここは、エリカさんと、ジェミニさんにとっては本来の世界ですが、他の方々にとっては、パラレルワールドの過去と、言う事になると思います」

 

 

「成る程な」

 

 

「お姉ちゃん。多分だけど、暫く帝劇に帰れないと思う」

 

「何でなの?直哉君」

 

「多分。帝劇の扉を開いたら、異世界に繋がってる可能性が高いから、他の人も準備いいですか?」

 

「「「ああ」」」

 

「そう真宮寺直哉が予測して出発したら帝都が今の状態になったので」

 

「「「つまり俺達もあれを通れば」私達も通れば」」

 

「「「簡易ゲートが使えなくても融合世界に戻れる可能性があるの?」」」

 

「ええ、あくまでも可能性としてですよ」

 

「そして融合世界からこの事件に合わせて利用されている世界は原作世界のすこやか市か融合世界のすこやか市は使われているでしょうね」

 

「メガ降魔は正確的に言えば融合世界の敵とは言えないですが、出現の回数でこちらの依頼者がそう判断したのでしょうね」

 

「「「確かにあの2体は違和感の塊だった」」」

 

「それは恐らくいきなりメガビョーゲンになっているからだと思います。グワイワルやシンドイ―ネが今回不参加状態でメガビョーゲンとメガ降魔が急に出て来たので皆さんが違和感を感じたのではないんですか?」

 

「「「「成程」」」ラビ」

 

「後融合世界の関連で引き込まれた世界の候補はまなつちゃん達のあおぞら市と神山さん達の帝都の可能性が高いですね」

 

「今まなつちゃん達はいませんが、僕達と同じようにこの世界の事件に巻き込まれていると考えるべきでしょうね」

 

そう言った直哉は真宮寺直哉達とは別の扉を開け、グレース達と共に7人世界から離れた。

 

その頃真宮寺直哉達は・・・

 

異界にて・・・

「直哉本当にすまない、君が俺たちの中で、最年少の様だからな、君のお姉さんと同様君を、守らせてくれないか?」

 

「コジロウさん、ミウさん、ありがとうございます。でも僕もお姉ちゃんと同じ剣術使えるので、本当に危なくなった時頼っていいですか?」

 

「ああ」

 

「ヤーン直哉君かっこいい」

 

「うわあ、ミウさんやめてください」

 

ミウは、直哉を抱きしめ、直哉の顔にミウの胸が当たるようにしていた。

 

その状況を見つけたさくらが、慌ててミウを止めた。

 

「ちょっとミウさん、直哉君に何してるんですか?止めてください」

 

「もがもが・・・」

 

「いいなあ直哉さん僕もしてもらいたい」

 

「ジェミニさんはいどうぞ」

 

「何?エリカさん」

 

「遠慮しないでどうぞ」

 

「いやあ、遠慮します」

 

「エリカ嫌われました。えーんえーん」

 

「ええーーその程度で泣かないでよエリカさん」

 

そんな騒動が一段落した直後、真宮寺直哉達は突然光に包まれ転移をしたのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

真宮寺直哉達の跳ばされた場所は1

「「「「「あれここはもしかしてあおぞら市」」」」」

 

「何でよ私達は紫の扉の世界の消滅前までお墓型戦艦にいたのに」

 

「確かにそれと私達と居た直哉さんとのどか達がいないしな」

 

「ああーーそう言えば直哉さんとのどかさん達がいない皆探そう」

 

「そうね、それにこういう事態に慣れてる人がいるのといないんじゃ違うからね」

 

みのりがそう言うと同時に現れたのが降魔率いる1人の軍服を着ている男だった。

  

「フッここがエクストラステージの1つの場所か、やれ降魔共ここに間もなく真宮寺直哉達が来る歓迎してやれ」

 

軍服を着た男がそう言う。

 

!!

 

「皆降魔だよ」

 

「そうなんだが、今回は違う男が指揮をしてるな」

 

「それにあの軍服の人の目的は、真宮寺直哉達と言ってたね」

 

「あの男の目的は、あおぞら市の破壊ではないのね」

 

「皆一応変身しない?」

 

「「「「了解」」」」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

 

「ドレス!」

 

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「今日も元気だ!」

 

 

「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」」

 

そしてまなつ達がプリキュアに変身した直後またあおぞら市に転移してきた集団が現れた。

 

「「「「ええ―どういう事」」」」

 

「ふふ、来たなリュウそして真宮寺直哉」

 

「「お前は、ベガ何でここにいるんだ?」」

 

「俺は、奴がお前達をこのエクストラステージの内の1つに跳ばしたと言う事を聞いてなだからここで待ち伏せをしていた。行くぞサイコ・くらっシャーー」

 

「うおお。いきなりかよ」

 

ベガの先制攻撃を何とかかわした、真宮寺直哉達だったがそのままベガ&降魔軍団と戦闘を開始したのだった。

 

 

「ええ――どういう事何で私達の知らない人達が、あおぞら市で戦うの?」

 

「少しは落ち着きなさいよサマー」

 

「だってラメール何が何だかわからないうちに戦いが始まったんだよ」

 

「それに直哉さんでなく何故真宮寺直哉が、生きてるのかが不思議だよ」

 

「それはそうねコーラル」

 

「確か直哉さんが教えてくれたね」

 

「きー悔しい」

 

 

「気にするなエルダ、もうすぐ完成するから待っていろ」

 

「ブル―あいつを贄にして本当にいいの」

 

 

「ああ構わん。奴は死なんからな」

 

「あの時ブルーが真宮寺直哉を倒したと」

 

パパイヤがそう言う。

 

「ああ、そうだなだが、今私達が見ている真宮寺直哉は以前私達と戦った時とは何か違和感みたいの感じないか?」

 

「「「「そう言われたらそうかも」」」」

 

「一体どういう事なんだろ?」

 

「それはあの真宮寺直哉さんは融合世界の生まれる前の時代の人だからだよ」

 

「「「「グレースさん」」」」」

 

「生きてたのねグレース達」

 

「何とかね」

 

「「「「グレースさん教えて下さい一体何があおぞら市で起きてるのかを」」」」

 

「うんわかったよ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

真宮寺直哉達の跳ばされた場所は2 パン型ヤラネーダの乱入前編

「ここはサマー達の世界であってるよ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「でもグレースさんあの人達知らないんですけど?」

 

「うん、サマー達が知らなくて当然だよ。あの人達は過去の7人世界のとある事件に巻き込まれた人達だから」

 

「ええ――」

 

その時サマーの声に気がついた2体の降魔がグレースと神山に襲い掛かる。

 

「神山さん」

 

「了解グレースさん」

 

 

「エレメントチャージ!」

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

「プリキュア!スカイヒーリングフラワー!」

 

「お大事に」

 

!!

 

その時真宮寺直哉がキュアグレースの存在を見つけた。

 

「お姉ちゃんここにもあの人がいるよ」

 

「ええ――どういう事あの人も今回の事件n関係してるの?」

 

「ならやる事は1つだな小次郎と直哉は謎の女の子と接触しろ」

 

ケンが2人に言う。

 

「「しかし、ベガと降魔軍団の数が多いのに」」

 

「フフ、奴等がエキストラプレイヤーか、良いだろう貴様達の実力見せて貰おう。サイコ・クラッシャー」

 

ベガが、キュアグレースに攻撃を仕掛けた。

 

「くっこちらに攻撃をしてくるなんて」

 

「グレースさんあの軍服の人には恐らく浄化技は効かないと思うので、ここは霊力攻撃で行きましょう」

 

そうグレースの体内にいる直哉が言う。

 

「でも真宮寺直哉く達がいるんだよいいの?」

 

「仕方がありません。行きますよグレースさん」

 

「うん」

 

「「破邪剣征・桜花放神」」

 

!!

 

「なっ貴様お前も霊力を・・・ぐおおおお」

 

!!

 

「あの女の子私と直哉君の技を使って威力は私達より強いなんて」

 

「フフ、面白いぞエキストラプレイヤーリュウとは異なる興味が沸いたぞ」

 

ベガはグレースの霊力攻撃を受けそう言う。

 

その一連を見ていたサマー達は・・・

 

「うわあ、グレースさんが浄化技以外を使うの初めて見た」

 

「あれは多分直哉さんの技だと思う」

 

「成程だけどあの軍服の叔父さんの技もあり得ないんだけど」

 

「そうですね。だからこそこちらの戦力は最低限にしてグレースさんと隊長だけで参戦したんだと思いますよ」

 

「そうか直哉さん達も今の事態に、巻き込まれただけだからどこまで関わって良いのかがわからないんですね?クラリスさん」

 

「そうねだからこそ紫の扉の世界の消滅によってバラバラになった仲間を探しているの」

 

「成程ね、そう言う事なら後はちゆとひなたを見つけたらいいのね」

 

「ええですが、ちゆさんとひなたさんを見つけられたとしても私達だけが今回の事象から解放されるとは思えないと直哉さんは言ってました」

 

「それは私達の世界がエクストラステージの舞台として取り込まれたからですか」

 

パパイヤがクラリスに聞く。

 

「うるせえなあ誰だよ。あいつら良いやる気を持ってるなよしいけゼンゼンヤラネーダ」

 

そしてカニがパン型ゼンゼンヤラネーダを召喚した。

 

「「「「「「何だまた見た事ない怪物が現れたーー」」」」」」

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

「「「「「「うわあああ。力が抜ける」」」」」」

 

そして真宮寺直哉達はヤラネーダによってやる気を奪われた。

 

「何だあの怪物は」

 

ベガも突然現れたヤラネーダに驚いていた。

 

「直哉君どうする?」

 

「グレースさん。この人の相手を1人で出来ますか?」

 

「正直あの人も、本気じゃないから何とか出来てるだけど」

 

「直哉君がそう聞くと言う事は、神山さん達とサマー達をヤラネーダの方にやるんだね」

 

「はい」

 

そしてグレースは神山に伝えサマー達に合流した。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

真宮寺直哉達の跳ばされた場所は2 パン型ヤラネーダの乱入後編

「「「「「「うわあああ。力が抜ける」」」」」」

 

そして真宮寺直哉達はヤラネーダによってやる気を奪われた。

 

「何だあの怪物は」

 

ベガも突然現れたヤラネーダに驚いていた。

 

「直哉君どうする?」

 

「グレースさん。この人の相手を1人で出来ますか?」

 

「正直あの人も、本気じゃないから何とか出来てるだけど」

 

「直哉君がそう聞くと言う事は、神山さん達とサマー達をヤラネーダの方にやるんだね」

 

「はい」

 

そしてグレースは神山に伝えサマー達に合流した。

 

「さて貴方は私との勝負を続けますか?」

 

「・・・いや今回はこれまでにしよう。流石はエキストラプレイヤーとエキストラステージだけの事はある。まさかこのような手段で奴等を無力化するとはな」

 

そう言いながらベガと残った降魔は撤退した。

 

その頃サマー達は・・・」

 

「あ―またカニだーー」

 

「おープリキュア久しぶりだなあのゲームセンターて所以来だな」

 

そう言いながらカニは思い出す。

 

 

「「「うおおおお負けるか――カニなんかに――」」俺様も負けねえ」

 

 

「そこよかに頑張りなさい」

 

「頑張れーー」

 

 

「「「「「一体これはどういう状況?」」」」」

 

「私達が離れている間にどうしてヌメリーとエルダそしてカニがロイドさん達とゲーム対決してるの?」

 

「とりあえずまなつちゃん、直哉さん達に来て貰うようにしたから」

 

「わかったよさんご」

 

「そこまでしなくてもいい様な感じよ。ただゲーム対決してるだけのように見えるけど」

 

「確かにな、だがあとまわしの魔女の配下の事だからゼンゼンヤラネーダを使うかも知れないだろ」

 

「それは確かにそうね」

 

「あ、直哉さん達が来たよ」

 

そう言ってみのりが直哉達を見つける。

 

その時のどか達も驚いていた。

 

「「「ええ――どういう事あとまわしの魔女の配下達が、ロイドさん達とゲーム対決してるのーー」」」

 

「ああ、成程それで僕達に連絡したんだね」

 

「ええ、私達が変身をするかもしれないので」

 

直哉とのどか達は、まなつ達と合流してさんごと話をした。

 

 

「変身をするなら行って来て良いよ。今なら気がついて無いから」

 

「あとまわしの魔女の配下と特務支援課もね」

 

「「「「「ありがとうございます」」」」」

 

そしてまなつ達は変身の為に離れた。

 

「今回こそやる気を貰うぜ」

 

「「「「させないラメール」」」」

 

「ええ」

 

「任せなさい全部取り返してあげるわ」

 

 

 

「オーライ」

 

 

「マーメイドアクアポットサーチ」

 

「全部赤」

 

「やる気パワーカムバック」

 

そしてパン型ヤラネーダによって奪われていたやる気をラメールが、アクアポットを使って、パン型ヤラネーダから奪い返した。

 

「行くよ皆」

 

「「「「うん」」ああ」良いわよ」

 

「プリキュア!くるくるラメールストリーム!」

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

「「「「「ビクトリー!」」」」」

 

そしてパン型ヤラネーダはキュアサマー達により浄化された。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

パン型ヤラネーダの浄化後

「「「「「「うーん俺達は一体何をしていたんだ」」」」」」

 

「大丈夫ですか皆さん」

 

キュアコーラルが真宮寺直哉達に声をかける。

 

「ああ、今は何ともないが、君は一体何者なんだ?」

 

「それはワタシガ皆さんに聞きたいんですけど、ここは私の住んでいるあおぞら市です」

 

「ああ、ごめん僕達は帝都と言う所からここあおぞら市に来てしまったんだ」

 

「来てしまったと言う事は、皆さんはこのあおぞら市に自分の意思で来たわけでは無いんですね」

 

「そう言う事になるね、君達の世界まで僕達の世界で起きた異変に巻き込んだかもしれない。本当にごめんね」

 

 

「いえ、こちらこそ私達の敵の目的の対象にさせてしまってすみません」

 

コーラルがそう言うと真宮寺直哉達はあおぞら市から消えた。

 

そのころ異界に戻った真宮寺直哉達は・・・

 

「直哉君、お願いがあるの」

 

「何?お姉ちゃん」

 

「私達のチームリーダーをしてくれない?」

 

「ええーーそれはどういうこと?僕達のリーダーはコジロウさん達がするはずなのに?」

 

「全体のリーダーでは無くて華撃団としてのリーダーだよ。先ほどまでいた世界で感じたのあの世界に跳ばされた全員が、一度にやられなければあの不思議な女の子達と協力出来たと思うのよ」

 

「それは確かにそうかもしれないけど、それと僕が華撃団のリーダーするのと関係あるの?」

 

「ああ、あるよ直哉」

 

「小次郎さんどういう事ですか?」

 

「俺は地獄耳でな、ベガが喋っていた事を聞いていたんだ」

 

「フフ、奴等がエキストラプレイヤーか、良いだろう貴様達の実力見せて貰おう。サイコ・クラッシャー」

 

ベガが、キュアグレースに攻撃を仕掛けた。

 

「くっこちらに攻撃をしてくるなんて」

 

「グレースさんあの軍服の人には恐らく浄化技は効かないと思うので、ここは霊力攻撃で行きましょう」

 

そうグレースの体内にいる直哉が言う。

 

「でも真宮寺直哉く達がいるんだよいいの?」

 

「仕方がありません。行きますよグレースさん」

 

「うん」

 

「「破邪剣征・桜花放神」」

 

!!

 

「なっ貴様お前も霊力を・・・ぐおおおお」

 

!!

 

「あの女の子私と直哉君の技を使って威力は私達より強いなんて」

 

「フフ、面白いぞエキストラプレイヤーリュウとは異なる興味が沸いたぞ」

 

ベガはグレースの霊力攻撃を受けそう言う。

 

「ベガが、直哉達の世界で出会ったあの子の事をエクストラプレイヤーと言ってな」

 

!!

 

「エキストラプレイヤーですって」

 

「そしてベガは先ほどの世界の事もエキストラステージの内の1つかと言っていた」

 

!!

 

「そんなこの異界事変は僕達全員が知らない世界にも跳ぶかもしれないんですか?」

 

「ああ、俺のカンでは華撃団チームはそう言う世界に行く可能性が高いと思っている」

 

「「「「ええーー」」」」

 

その頃特殊遊撃部隊は・・・

 

 

「グレースさんあちらの直哉さん達との接触はあれで良いですか?」

 

「うんありがとうさんごちゃん」

 

「どうやら向こうの直哉さん達には、滞在時間に制限があるみたいと思っていいのかな?」

 

みのりが言う。

 

「いや、みのりちゃん融合世界の方が、真宮寺直哉の滞在を拒否した可能性もあると思わないか?」

 

誠十郎がみのりに聞く。

 

「確かにその可能性も考えられますね」

 

「真宮寺直哉の事より、私達がどう動くかでしょう。少なくともキュアグレースが、あの軍服の怪物に、エキストラプレイヤーとか言われてたし、これは面倒な事になるわよね」

 

「「「「あ、」」」」

 

「そうだねローラ。でもエキストラプレイヤーだからかわからないけど、ある程度特殊遊撃部隊の仲間がどこにいるのかがぼんやりとだけどわかるんだ」

 

 

「「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

グレースの言葉を聞いてまなつ達とクラリスと誠十郎が驚いていた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

異界と繋がった世界について

「そうだねローラ。でもエキストラプレイヤーだからかわからないけど、ある程度特殊遊撃部隊の仲間がどこにいるのかがぼんやりとだけどわかるんだ」

 

「「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

グレースの言葉を聞いてまなつ達とクラリスと誠十郎が驚いていた。

 

「直哉君言っていい?何故融合世界の関係を持ったあおぞら市が過去の7人世界の今回の事件に巻き込まれたのかを?」

 

「良いですよ恐らく信じられませんが・・・」

 

夜叉がいなくなった直後、融合世界全ての世界で大地震が起こりその地震により、偽りの魔神器による封印の影響を受けた大神一郎を乗せた船と16番目のプリキュアの世界が、もう一つのすこやか市に隣接する形で出現したのだった。

 

 

その後大神一郎は、真宮寺さくらによって封印を解除され、さくらの希望により何事もなく。特殊遊撃部隊により大神と船は中心世界に戻り、中心世界の巴里に向かう航海を続けるのだった

 

そしてこの地震は、融合世界の内部の世界にも新たな変化をもたらす事になる事を、トワ達もそして特殊遊撃部隊も知る事は現時点では無かった。

 

「恐らく大神さんを救出した際に融合世界全体に自信がありましたよね」

 

「「「「「うん」」」」」

 

「その地震が少なからず融合世界全域に影響を与えた結果、融合世界内部では新たな世界が動きを見せるなどそしてイシュメルガとデボネアが動き始めた事が、地震がもたらした影響と考えます」

 

「「「「「「「成程」」」」」」」

 

「そしてゼムリア大陸の場合は大陸に意思が宿った事もありましたからね」

 

「あおぞら市が過去の7人世界の事件に巻き込まれたりするのは不思議では無いですね。最ももう一つのすこやか市も巻き込まれた可能性もありますね。あの軍服のベガと呼ばれた人の言葉を聞くと」

 

「フッここがエクストラステージの1つの場所か、やれ降魔共ここに間もなく真宮寺直哉達が来る歓迎してやれ」

 

軍服を着た男がそう言う。

 

「あの男はグレースさんをエキストラプレイヤーと呼び、そしてあおぞら市をエキストラステージの1つと言いましたよね」

 

「「「「「そう言えばそうだ」」」」」

 

「そう言う風に言うと言う事は、融合世界関連の世界が最低でも後1つは、この事件におけるエキストラステージとして使われている可能性があると思えませんか?」

 

「確かにそう思えますね、そしてベガと名乗っていた男はある程度自由に移動出来るみたいですね」

 

誠十郎がそう言う。

 

「ええ、正直僕もこの異変に関しては殆ど情報は無いに等しいので、どういう形で終わるのかがわからないんですよね」

 

「まして特殊遊撃部隊が介入する事自体あり得ない事件ですからね」

 

「「「「「「確かにそうですね」」」」」」」

 

「まなつちゃん達はこのままあおぞら市に残ってても良いけど?」

 

「「「「そんな。直哉さん私達も手伝いますよ」」」」

 

「そうね、私達もこの異変に無関係ではいられないわ」

 

まなつ達とローラが言う。

 

 

「わかりました。それでは全員で行きましょう」

 

その頃融合世界にいる飛鳥達の元に原作世界の花寺のどかから連絡が来た。

 

 

「はいのどかさんどうしました?」

 

「ああ、良かった連絡が繋がって」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

もう1人の花寺のどかからの救援要請前編

「どうしたんですかのどかさん。緊急通信をしてくるなんて」

 

「よかった、飛鳥ちゃんに繋がって」

 

 

「大変なの飛鳥ちゃん。私達の世界に見た事がないロボットが街に現れたの」

 

「見た事とないロボット?」

 

「うん、後ウサギ男と蛇女がそのロボットと現れたの」

 

!!

 

「それは本当ですかのどかさん」

 

「うんそうだよ。飛鳥ちゃん私達関わって言い?」

 

「それは待ってくださいのどかさん。とりあえず私の話を聞いてください」

 

「うん」

 

そして飛鳥が話し出す。

 

 

「お姉ちゃん、すみれさん、アイリス準備いいですか?帝国華撃団出撃せよ!!目標地点エッフェル塔、巴里華撃団の援護です」

 

「「「了解」」」

 

 

「クッやはり性能差は無理なのか?

 

大神が、諦めかけた時、奇跡が起きた。

 

「大神さん諦めないでください。大神さんには私達も付いてますから」

 

「その声・・・さくら君か」

 

「破邪剣征・桜花欄満」

 

双天武が、巴里華撃団を囲んでいた敵の一部を破壊し、「イリス グラン・ジャンポール」

 

 

そして、アイリスが、大神達の光武を回復した。

 

「アイリス」

 

「お兄ちゃん待った?待たせてごめんね」

 

「神崎風塵流・不死鳥の舞」

 

そして、すみれが残りの敵を倒し、帝国華撃団に、所属する3機が大神の元に揃ったのだった。

 

「お前たちは何者なんだい?」

 

「帝国華撃団参上!!」

 

「帝国華撃団だと」

「キャハハ、あれがお兄ちゃんの敵?ウサギと蛇だ。ヘビはおばちゃんなんだ」

 

「誰が!!おばちゃんだってーーーこのくそがき許さないよ」

 

 

「大神さん。私達が怪人の一人相手します。どちらの怪人がいいですか?」

 

「大神さん命令してください」

 

「わかった。さくら君たちは、ピトンの蒸気獣を頼む」

 

 

「わかりました」

 

「のどかさん恐らくのどかさん達が見たウサギ男と蛇女はシゾーとピトンと言う名で、ロボットの名は蒸気獣ポーンと言う名です。ただ彼等はまだ融合世界にはまだ出て来てないので、過去の世界ともう1つのすこやか市が何らかの繋がりを持った可能性があります」

 

「そんな私達はどうしたらいいの?」

 

「とりあえず特殊遊撃部隊のメンバーであるのどかさん達が、今回の事件に強制参加しているので、不用意に関わらないで下さいね」

 

「うんわかったよ。飛鳥ちゃん」

 

「でも、ビョーゲンズが出たら動いていいですから」

 

「後兄さん達がそっちに現れたら情報を提供して下さいね」

 

「うん・・・あーー空間に穴が出来て誰かが落ちて来たよ。飛鳥ちゃん」

 

「はいのどかさんこちらでも落ちて来たのが見えましたよ。落ちて来たのは過去の7人世界の真宮寺姉弟とエリカさんとジェミニさんの4人ですよ」

 

「ええ――どういう事飛鳥ちゃん」

 

「のどかさん。私も信じられないんですけど、1つだけのどかさんの世界がこういう事に巻き込まれた原因は恐らく16番目のプリキュアの世界と隣接していたからだと思います」

 

「ええ――」

 

「恐らく16番目のプリキュアの世界と大神さん救出後に融合世界全体で大きな地震がありましたよね」

 

「うんあったよ」

 

「その地震の影響で次元の壁が、一時的に機能しなくなって融合世界に隣接するいくつかの世界が、過去の7人世界の様々な世界が集まる事件である異界編の世界に選ばれてしまったのかも知れません。本当に時代を超えたね」

 

「ええ――」



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

もう1人の花寺のどかからの救援要請後編

「そう言う訳なので可能な限りそちらののどかさんとちゆさんとひなたさんは、過去の7人世界の真宮寺直哉と接触は避けて下さいね」

 

「わかったよ飛鳥ちゃん」

 

「恐らく過去の7人世界の真宮寺直哉達に会っても影響がないのは私と薫だと思うのでそちらに2人で行きますね」

 

「ありがとう飛鳥ちゃん」

 

その頃異界の扉を抜けた真宮寺直哉達4人は・・・

 

「「「直哉君ここはどこなの?」」」

 

「お姉ちゃん、エリカさん、ジェミニさんここも前の世界と同じく僕の知らない世界です。それに今回は華撃団チームの僕達しか来てないようです」

 

「「「ええーー」」」

 

「じゃあ小次郎さんの言った事が現実に・・・

 

姉のさくらが言う。

 

「それは確かにそうかもしれないけど、それと僕が華撃団のリーダーするのと関係あるの?」

 

「ああ、あるよ直哉」

 

「小次郎さんどういう事ですか?」

 

「俺は地獄耳でな、ベガが喋っていた事を聞いていたんだ」

 

「フフ、奴等がエキストラプレイヤーか、良いだろう貴様達の実力見せて貰おう。サイコ・クラッシャー」

 

ベガが、キュアグレースに攻撃を仕掛けた。

 

「くっこちらに攻撃をしてくるなんて」

 

「グレースさんあの軍服の人には恐らく浄化技は効かないと思うので、ここは霊力攻撃で行きましょう」

 

そうグレースの体内にいる直哉が言う。

 

「でも真宮寺直哉く達がいるんだよいいの?」

 

「仕方がありません。行きますよグレースさん」

 

「うん」

 

「「破邪剣征・桜花放神」」

 

!!

 

「なっ貴様お前も霊力を・・・ぐおおおお」

 

!!

 

「あの女の子私と直哉君の技を使って威力は私達より強いなんて」

 

「フフ、面白いぞエキストラプレイヤーリュウとは異なる興味が沸いたぞ」

 

ベガはグレースの霊力攻撃を受けそう言う。

 

「ベガが、直哉達の世界で出会ったあの子の事をエクストラプレイヤーと言ってな」

 

!!

 

「エキストラプレイヤーですって」

 

「そしてベガは先ほどの世界の事もエキストラステージの内の1つかと言っていた」

 

!!

 

「そんなこの異界事変は僕達全員が知らない世界にも跳ぶかもしれないんですか?」

 

「ああ、俺のカンでは華撃団チームはそう言う世界に行く可能性が高いと思っている」

 

「まさか小次郎さんの感が当たりその上この世界を侵略しているのがパリシイの怪人だとは」

 

「ああーーウサギ男と蛇女ーーー」

 

「五月蠅いね小娘私の名は、ピトン様で決しておばさんではない」

 

「そうぴょん俺もシゾー様ぴょん」

 

「あははアイリスに言われた事気にしてるのね」

 

「行くんだよポーン共帝国華撃団と巴里華撃団を殺すんだよ」

 

そう言いピトンはポーンに命令する。

 

「ピトンシゾーやめろ。ここは僕達の世界では無いんだぞ」

 

「そんなこと知らないね、私は自分のしたいことするだけさ。どこにいてもね」

 

「そうピョン。シゾー様も同じピョン」

 

「仕方ない帝国華撃団巴里華撃団&紐育華撃団星組出撃せよ。作戦目標は2大パリシイの怪人の撃破です」

 

「「「了解」」」

 

そして真宮寺直哉達とパリシイの怪人との戦いが始まった。

 

その頃特殊遊撃部隊は・・・

 

 

「直哉ここもう1つのすこやか市じゃない。まさかここも巻き込まれたの?」

 

「そうみて間違いないですね。ローラさんあれを見て下さい」

 

グレースの体内にいる直哉がそう言うと全員が、真宮寺直哉達が戦っている場面を見た。

 

その頃原作世界の花寺のどか達は・・・

 

「皆行くラビ」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

もう1人ののどか達のこの状況についての話し合い

その頃原作世界の花寺のどか達はのどかの家に集まりのどかが飛鳥から聞いた事を話した直後・・・

 

「皆行くラビ」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

原作世界ののどか達はプリキュアに変身した。

 

「「「ええーー」」」

 

「ラビリンどういう事?何で変身したの」

 

「いいラビ3人共今この世界はいろんな意味で混乱してるラビ、それはわかるラビね」

 

「「「うん」」ええ」

 

「今までの混乱だったらまだ飛鳥達や特殊遊撃部隊としては想定内だったと思うペン」

 

「だが今回は俺達に飛鳥が言ったんだろ?」真宮寺直哉達に近づくなってニャン」

 

「うんそうだよ」

 

グレースがそう言う。

 

「飛鳥がそう言う事言うのはある意味この世界が危ないから言ってるのかも知れないニャン」

 

「「「ええーー」」」

 

「それに融合世界も危ないかもしれないラビ」

 

「ああ、そうかこのまま過去の7人世界の人達が融合世界の関係している世界にいたら・・・」

 

「「まさか融合世界そのものが消えるかも知れないのね」消えるの」

 

「あくまでも可能性があると言うだけペン。もしかしたら僕達の世界や16番目のプリキュアの世界は何も影響はないかもだけどペン」

 

「・・・駄目だよそんなの駄目だよ」

 

「確かに私達が融合世界と言う世界に触れて、私達の未来を知ったりしたけど、特殊遊撃部隊の人は悪影響が出ないようにしてくれたよね」

 

「「「「「それは」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「全部が元通りには出来ない部分はあるけど、それでもいろんな協力してくれたのは事実だよね」

 

「だったらもうすぐ飛鳥ちゃん達がこちらの世界に来てくれるから私達も融合世界の為に、私はしたい」

 

「「グレース」」

 

「何なら私達が蒸気獣ての倒す?」

 

「「それはやめた方が良いですよ。スパークルさん」」

 

「「「飛鳥ちゃんに薫ちゃん」」」

 

「何とか来れたね飛鳥ちゃん」

 

「そうだね薫」

 

「飛鳥ちゃんどうして私達が今暴れている敵とも戦ったらいけないの?接触したらいけないのは、真宮寺直哉君達だけじゃないの?」

 

スパークルが飛鳥に聞く。

 

「そうですよスパークルさん。ここで貴方達が出て行って双方に接触したら融合世界の歴史では滅んだ世界が同じようにならないといろんな意味で大変なんですよ」

 

「飛鳥ちゃん貴女の言う事はわかるけど、私達も手伝いたいの」

 

「それでも駄目かな?」

 

グレースが飛鳥に聞く。

 

「・・・どうしますか?兄さん」

 

「うーんそうだね」

 

「「「「「「ええーー」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「もう1人の私に、まなつちゃん達そして新生帝国華撃団の人達どうしてここに」

 

原作世界のキュアグレース達は、融合世界のキュアグレース達が現れた事に驚いていた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊もう1人のグレース達との合流1

「「「ええーー」」」

 

もう1人の私どうして飛鳥ちゃんと薫ちゃんとここに来れるの?」

 

原作世界のキュアグレースが融合世界のキュアグレースに聞く。

 

「実はね。まなつちゃん達の世界では使えなかった裏技を使ったの」

 

「「「「「「裏技」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「うん、そうだよ」

 

そしてキュアグレースが話し出す。

 

 

「のどかさん恐らくのどかさん達が見たウサギ男と蛇女はシゾーとピトンと言う名で、ロボットの名は蒸気獣ポーンと言う名です。ただ彼等はまだ融合世界にはまだ出て来てないので、過去の世界ともう1つのすこやか市が何らかの繋がりを持った可能性があります」

 

「そんな私達はどうしたらいいの?」

 

「とりあえず特殊遊撃部隊のメンバーであるのどかさん達が、今回の事件に強制参加しているので、不用意に関わらないで下さいね」

 

「うんわかったよ。飛鳥ちゃん」

 

「でも、ビョーゲンズが出たら動いていいですから」

 

「後兄さん達がそっちに現れたら情報を提供して下さいね」

 

「うん・・・あーー空間に穴が出来て誰かが落ちて来たよ。飛鳥ちゃん」

 

「はいのどかさんこちらでも落ちて来たのが見えましたよ。落ちて来たのは過去の7人世界の真宮寺姉弟とエリカさんとジェミニさんの4人ですよ」

 

「ええ――どういう事飛鳥ちゃん」

 

「のどかさん。私も信じられないんですけど、1つだけのどかさんの世界がこういう事に巻き込まれた原因は恐らく16番目のプリキュアの世界と隣接していたからだと思います」

 

「ええ――」

 

「その時の通信を使って簡易ゲートで飛鳥ちゃん達と合流してこっちに一緒に来たんだよ」

 

「私達がここに来たのは」

 

 

「直哉ここもう1つのすこやか市じゃない。まさかここも巻き込まれたの?」

 

「そうみて間違いないですね。ローラさんあれを見て下さい」

 

グレースの体内にいる直哉がそう言うと全員が、真宮寺直哉達が戦っている場面を見た。

 

「このタイミングで少し簡易ゲートを使ったらこの世界でなら簡易ゲートが正常に起動したからね」

 

「でも何で私達の世界だけ正常に起動したのかしら?」

 

「不思議ペン」

 

「それは恐らく、この世界でかなりの回数を行き来してたからだと思いますよ」

 

そう言いながら融合世界のキュアグレースの中から直哉が出て来た。

 

「「「ああ、成程」」」

 

「確かに最初の頃よくのどかの部屋に簡易ゲートで来てたわね」

 

「ええ、あの頃はこちらののどかさんとラビリンに迷惑をかけていましたがね」

 

「そんな事無いよ直哉君」

 

「ありがとうございます」

 

「さて僕達がここに来たのは、原作世界のすこやか市がどういう状況に置かれているのかを説明する為です」

 

「説明って飛鳥ちゃんから聞いたよ?」

 

「それは現状の説明です」

 

「ここは過去の7人世界ですけど、何らかの形で今回の事件が起きている間だけは改変が行われて特殊遊撃部隊と、特殊遊撃部隊の敵を引き込んだと考えられます」

 

「でも直哉さん。俺達をこの世界のこの事件に組み込んでもイシュメルガにとっても何の得にもならないような気がしますが?」

 

「恐らくイシュメルガは、紫の扉の世界もしくはオレンジの扉の世界で、特殊遊撃部隊を葬る気だったと、自分も考えています」

 

「それでは、直哉さんはイシュメルガのほかに、何者かがいてイシュメルガの作戦を中断させてこちらに特殊遊撃部隊を強制参加させたと考えているんですか?」

 

「はい」

 

「ただし、特殊遊撃部隊とメガビョーゲン達はあくまでもゲームで言えば、ゲストキャラみたいな役割だと思ってます」

 

「成程」

 

「あ、そうかもし私達をメインキャラクターとしてやるならわざわざ過去の7人世界で、行われる事件を利用する必要ないね」

 

「じゃあ特殊遊撃部隊をこの状況にする為にまなつちゃん達の世界と私達の世界が利用されたの?」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊もう1人のグレース達との合流2

「ええ、その可能性が高いですグレースさん」

 

「そうなんだ」

 

「そして今回特殊遊撃部隊を過去の7人世界の事件に介入させた者の正体は未だに、わかりませんが」

 

「皆さんすみませんこんな事に世界ごと利用させてしまって」

 

「ううんそれは直哉君やトワさんやレイさんのせいじゃないから気にしないで」

 

「そうよ今回のは事故のような物でしょう?」

 

「それにこの問題はまなつちゃん達や私達の世界を利用した過去の敵が悪いんだし」

 

原作世界のグレース達がそれぞれ直哉に言う。

 

「皆さん・・・1つ訂正しますね。恐らくこの事件の黒幕の背後には特殊遊撃部隊の戦う相手がいると思います」

 

「「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

直哉の言葉を聞いて驚くまなつ達と原作世界のグレース達だった。

 

「誠十郎さんとクラリスさんもそう思いますよね?」

 

「「ええ、恐らくはそれがイシュメルガとデボネアの他にいるのかはわかりませんが」」

 

「「少なくともイシュメルガとデボネアのどちらかが協力していると想定していた方が、良いと思います」

 

「ええ、それが妥当だと思いますがもし協力者がイシュメルガとデボネアではない可能性もあるんですよね」

 

「あ、そうかイシュメルガとデボネアは、のどかちゃんやまなつちゃん達の世界自体を知らない・・・」

 

「そうです。僕も言ってて嫌になるんですけどね。融合世界の事を知りなおかつ原作世界のグレース達の事も知っていて、16番目のプリキュアの世界の事も知っていて極めつけ過去の7人世界の事件に関わった特殊遊撃部隊の敵の名は・・・」

 

「「「「「「「「「「ワイズマン」」」」」」」」」」

 

「ええ、そう考えるのがしっくり来るんですよね」

 

「「「「「確かに」」」」」

 

誠十郎とクラリスと原作世界のグレース達は納得する。

 

「あ、そう言えば飛鳥響さん達と残りの新生帝国華撃団のメンバーはどうしてるの?」

 

直哉が飛鳥に聞く。

 

「うんトワさんとレイさんが、別の準備に参加させてるよ兄さん」

 

「別の準備?」

 

「うん、2人が言うには今もう1つのすこやか市で起きた事が解決したらまなつちゃん達の世界とここを本来の世界に戻す為の準備をしてるんだ」

 

「成程」

 

その頃真宮寺直哉達は・・・

 

「「破邪剣征・桜花爛漫」」

 

「馬鹿なああ、このピトン様がこんな奴らにーー」

 

「これで終わりですウサギさん」

 

「お前の最後だ」

 

「ギャアアア。何故転送されないピョン」

 

ピトンは真宮寺姉弟に倒された。そしてシゾーもエリカとジェミニに倒される筈だったが、その時何者かの横槍によってシゾーの周りの時が止まっていた。

 

その直後原作世界のグレース達の敵であるビョーゲンズのダルイゼンとシンドイ―ネが現れた。

 

「目標はあのウサギだったよね。シンドイ―ネ」

 

 

「そうよ融合世界の連中とやる前に、あのウサギと蛇女を宿主としてテラビョーゲンを増やすんだから」

 

「でも蛇女は死んだし俺まで付いて来る事無かったんじゃない?」

 

「もうここまで来てそれは言わないでよ。早くウサギにナノビョーゲンを入れなさいよ」

 

「はいはい、進化しろ!!ナノビョーゲン」

 

「なのー」

 

そしてダルイゼン達が撤退すると時が動き出した。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

それぞれの行動1 2人の神に報告と救援前編

「これで終わりですウサギさん」

 

「お前の最後だ」

 

「ギャアアア。何故転送されないピョン」

 

ピトンは真宮寺姉弟に倒された。そしてシゾーもエリカとジェミニに倒される筈だったが、その時何者かの横槍によってシゾーの周りの時が止まっていた。

 

「もうここまで来てそれは言わないでよ。早くウサギにナノビョーゲンを入れなさいよ」

 

「はいはい、進化しろ!!ナノビョーゲン」

 

「なのー」

 

そしてダルイゼン達が撤退すると時が動き出した。

 

そして時が動き出す。

 

「「きゃあああああ」」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

!!

 

「「ええ――シゾーがあの怪物に変身したーー」」

 

その頃特殊遊撃部隊では・・・

 

「クチュン」

 

「「「ラテ」」」

 

原作世界のグレース達がラテに聴診器を当てる。

 

「異世界のウサギさんが泣いてるラテ」

 

「「「異世界のウサギ」」」

 

原作世界のグレース達はラテの言葉に戸惑っていた。

 

「それは、真宮寺直哉達と同じく過去の7人世界の世界からの来訪者の1人の怪人シゾーと名乗るウサギの怪人の事と思います」

 

「「「ええ――怪人ーー」」」

 

「はい、飛鳥ちゃんと薫ちゃん原作世界のグレースさん達のサポートお願いできるかな?」

 

「「うん良いけど」兄さん達はどうするの?」

 

「僕とのどかお姉ちゃんは、このタイミングでトワとレイに相談して来るよ。誠十郎さんとクラリスさんを連れて」

 

「「わかった」」

 

「グレースさんフォンテーヌさんとスパークルさん。宝玉の力を使えば、怪人をベースにしたメガビョーゲンでも浄化出来るので、浄化をお願いします。念の為に飛鳥ちゃんと薫ちゃんに同行して貰いますから」

 

「「「了解」」」

 

そして、原作世界のグレース達と飛鳥と薫は、メガビョーゲンになったシゾーの所に向かった。

 

「さて僕達も行きましょう」

 

「「「了解」」」

 

「まなつちゃん達は連絡係をお願いできるかな?」

 

「「「「「わかりました」」」」わかったわ」

 

直哉はそうまなつ達にそう言うと、そのまま管理者の神殿に向かった。

 

その頃管理者の神殿では・・・

 

「おい、トワ直哉達が紫の扉の世界の消滅後どうなったのかわかったのか?」

 

「ええ、レイ面白い映像を見つけたわよ」

 

そう言うとトワは映像を再生した。

 

「どうやらここの帝都でも何やら事件が起きたのかも知れませんね」

 

「そんな」

 

「でもこの事件がどういう事件なのかわかれば、少なくともどこの帝都なのかがわかりますから」

 

「「成程」ラビ」

 

「それに、神山さんとクラリスさんは早めに見つけないとまずいですし」

 

「とにかくグレースさんこちらではプリキュアの姿のまま跳ばされた仲間を探してください」

 

「「了解」了解ラビ」

 

そしてグレース達は跳ばされれて来た世界の帝都の調査を始めた。

 

その頃こちらに存在する大帝国劇場では・・・

 

「大神さん結婚する気になったのは、いいですけど大神さんは、帝都だけでなく巴里にも彼女がいるんですからちゃんと考えてあげてくださいね」

 

「いい!!」

 

「そう言われたらそうね」

 

そして大神は、さくらと直哉の部屋を出て、1階に下りた。

 

 

そこで大神は、エリカとの運命の再会を果たすのだった。

 

「きゃああああ。大神さんお久しぶりです」

 

「エリカ君何で、君が帝都にいるんだい?」

 

大神は混乱していた。

 

映像停止・・・

 

「おいおい、これって過去の7人世界で起きた異界編の始まりの頃の世界じゃないか?」

 

レイも予想外な映像に驚いていた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

それぞれの行動1 2人の神に報告と救援中編1

「ええ、そうみたいね」

 

「しかし特殊遊撃部隊が何故過去の7人世界にいる?」

 

それは、これが原因よ」

 

トワが映像を再開した。

 

「フフ無事特殊遊撃部隊を依頼者のいる世界に跳ばすことが出来たわね」

 

「イシュメルガ私の割り込みで、ゲームを中途半端にした事を怒っている?」

 

「いやそれは無いが」

 

「そうなら良いわ後は依頼者の行動を見るわよ」

 

「ああ」

 

「成程な奴等が言っている邪精霊はあいつの事か?」

 

「恐らくね」

 

2人は思い出す。

 

「巴里に眠る異界の精霊よ、我が声に答え眠りから覚めよ」

 

殺女がそう言うと、かつてパリシイの怪人と共に巴里を襲撃した。オーク巨樹と共に現れた憑依の木の精霊であるカルマが復活した。

 

「おい直哉、あの大きな木はなんだ?」

 

「あれは、異世界からの侵略者です」

 

「「「「異世界からの侵略者だとーーー」」」」

 

 

「久しぶりですね鬼神を操る姉弟よ」

 

「成る程、貴女方が、私を復活させてくれたのですね?」

 

「ええ、そうよ」

 

「ならばお礼をしなければなりませんね、二人共憑依獣となり、私を守りなさい」

 

!!

 

カルマがそう言うと、シゾーと、殺女に、憑依の実が打ち込まれた。

 

「「ギャアアアア」」

 

二人の体は変化し、ついに憑依獣と化した。

 

「しかしトワ、カルマが特殊遊撃部隊の事をいつ知ったと思うか?」

 

「カルマはトワの失態をカバーするのに過去の7人世界に送った時期は、巴里華撃団の戦いが終わった後だぞ」

 

「それなのにカルマがイシュメルガとデボネアの協力を普通は受けれないと思うが?」

 

「ええ、普通はそうねだけどワイズマンが乱入したわよねあの時」

 

「そうだったな」

 

「「「「なっ貴様が降魔を」」」」

 

「この降魔は特殊でな、いけ降魔よ米田健二達の機体双武二式と融合しろ」

 

!!

 

「何だとワイズマン俺を即裏切るのか?」

 

 

「何を言ってる。米田健二お前は私の実験に付き合うのだろう?」

 

「何だと」

 

「私の実験はこの特殊降魔と霊子甲冑の融合生物を作る事なのだよ」

 

「うおおおお」

 

そして米田健二と、真宮寺桜花が乗る双武二式は、特殊降魔に取り込まれた。

 

そして降魔甲冑が誕生した。

 

「「「「「なっ」」」」」

 

「なんて禍々しい力なの?」

 

「恐らくこの時に誕生してしまった降魔甲冑が新たな分岐点となって過去の7人世界の巴里で力を失っていたカルマが再び目覚める切欠を与えたんじゃないかしら?」

 

「ふむ、復活した理由は何となく理解は出来るが、本来はカルマも中ボス的な立場だったんだぞ」

 

「いくら何でも無理があるだろトワ?」

 

「成程今回の過去の7人世界の事件が融合世界まで影響を受け居る理由は、そう言う理由だと考えているんですね?」

 

「そうよ直哉とキュアグレース」

 

トワがそう言うと、直哉とキュアグレースと誠十郎とクラリスが、トワとレイのいる部屋に来た。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

それぞれの行動1 2人の神に報告と救援中編2

「ふむ、復活した理由は何となく理解は出来るが、本来はカルマも中ボス的な立場だったんだぞ」

 

「いくら何でも無理があるだろトワ?」

 

「成程今回の過去の7人世界の事件が融合世界まで影響を受け居る理由は、そう言う理由だと考えているんですね?

 

「そうよ直哉とキュアグレース」

 

トワがそう言うと、直哉とキュアグレースと誠十郎とクラリスが、トワとレイのいる部屋に来た。

 

!!

 

「直哉とグレースどうしてこちらに来れたんだ?」

 

レイが直哉に聞く。

 

「ああ、それは融合世界のキュアグレースが、今回の事件の立場についてあおぞら市に転移した時に聞いたんですよ」

 

「フフ、奴等がエキストラプレイヤーか、良いだろう貴様達の実力見せて貰おう。サイコ・クラッシャー」

 

ベガが、キュアグレースに攻撃を仕掛けた。

 

「くっこちらに攻撃をしてくるなんて」

 

「グレースさんあの軍服の人には恐らく浄化技は効かないと思うので、ここは霊力攻撃で行きましょう」

 

そうグレースの体内にいる直哉が言う。

 

「でも真宮寺直哉く達がいるんだよいいの?」

 

「仕方がありません。行きますよグレースさん」

 

「うん」

 

「「破邪剣征・桜花放神」」

 

!!

 

「なっ貴様お前も霊力を・・・ぐおおおお」

 

!!

 

「あの女の子私と直哉君の技を使って威力は私達より強いなんて」

 

「フフ、面白いぞエキストラプレイヤーリュウとは異なる興味が沸いたぞ」

 

ベガはグレースの霊力攻撃を受けそう言う。

 

「「何だと!!」何ですって」

 

16番目のプリキュアの世界まで、もう1つのすこやか市と同様に融合世界関連世界が組み込まれてるの?」

 

「どうやらそのようですね。彼等は融合世界関連の世界の事をエキストラステージと言っているので」

 

「エキストラステージか・・・」

 

「いわゆる隠しステージ扱いなのね」

 

「それはそうだろう」

 

「仮に特殊遊撃部隊ををメインキャラクター扱いにすると、それは過去の7人世界のバランスも変わるからな」

 

「そうねそれで直哉とキュアグレースと誠十郎とクラリスは、エキストラステージとエキストラキャラの特性を生かして戻って来たのね」

 

「はい」

 

「ええ、こういう事が出来たのは、2人のキュアグレースの存在があったからだと思います」

 

「成程ね、彼等にとってはキュアグレースの存在を正確に知らないと言う所をついたのね」

 

「ふむ、イシュメルガとデボネアが情報を、与えてもすぐには判別は難しいだろうな」

 

「それで直哉貴女達はどうして戻って来たの?」

 

「それは、誠十郎さんとクラリスさんと2人の響さんとアースさんを交代させてもらう為です」

 

「成程ね、イシュメルガとデボネアが、ノイズの情報を彼等に伝えている事を前提にした対抗策ね」

 

「はい」

 

「良いわよ直哉。交代を認めるわ」

 

「アースさんに関してはグレースさんの負担軽減の為です」

 

少し時を戻して・・・

 

 

ピトンは真宮寺姉弟に倒された。そしてシゾーもエリカとジェミニに倒される筈だったが、その時何者かの横槍によってシゾーの周りの時が止まっていた。

 

「もうここまで来てそれは言わないでよ。早くウサギにナノビョーゲンを入れなさいよ」

 

「はいはい、進化しろ!!ナノビョーゲン」

 

「なのー」

 

そしてダルイゼン達が撤退すると時が動き出した。

 

そして時が動き出す。

 

「「きゃあああああ」」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

!!

 

「「ええ――シゾーがあの怪物に変身したーー」」

 

「直哉君どうしたらいいの?」

 

さくらが真宮寺直哉に聞く。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

それぞれの行動1 2人の神に報告と救援後編

「直哉君どうしたらいいの?」

 

「お姉ちゃんここは素直に逃げよう」

 

「「「ええーー」」」

 

さくらとエリかそしてジェミニが真宮寺直哉の言葉に驚く。

 

「直哉君何言ってるの私達が動かないと・・・」

 

「お姉ちゃんと、エリカさん達も前の世界でも僕達は何も出来なくても世界は救われたよね?」

 

「それは・・・

 

さくらが思い出す。

 

「「「「させないラメール」」」」

 

「ええ」

 

「任せなさい全部取り返してあげるわ」

 

 

 

「オーライ」

 

 

「マーメイドアクアポットサーチ」

 

「全部赤」

 

「やる気パワーカムバック」

 

そしてパン型ヤラネーダによって奪われていたやる気をラメールが、アクアポットを使って、パン型ヤラネーダから奪い返した。

 

「行くよ皆」

 

「「「「うん」」ああ」良いわよ」

 

「プリキュア!くるくるラメールストリーム!」

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

「「「「「ビクトリー!」」」」」

 

「確かに私達はあの不思議な子達に助けられたのは事実だけど、私達が戦わないわけには・・・」

 

「いえ、貴方達はメガビョーゲンを浄化するのに邪魔ですからおとなしくしててください」

 

「「ええ――何で飛鳥ちゃんと薫ちゃんがこの世界にいるの」」

 

真宮寺姉弟は突如現れた飛鳥と薫に驚く。

 

「そんな事出来ないわ。私達も・・・」

 

「エレメントチャージ!」

 

「キュン、キュン、キュン!」

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

「プリキュア!スカイヒーリングフラッシュ!」

 

「メガガガガビョーゲン」

 

!!

 

「「「何が起きたの?」」」

 

「どうやらあの人が仲間と共に来てくれたようですね」

 

「今よグレース」

 

「うん」

 

 

「エレメントチャージ!」

 

 

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

 

 

「プリキュア!スカイヒーリングフラワー!」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

そしてメガビョーゲンが浄化されたと同時にパリシイの怪人シゾーも浄化され天に帰ったのだった。

 

その頃管理者の神殿の方では・・・

 

「へえ、あの3人宝玉を上手く使いこなしてるじゃない。今回のメガビョーゲンは・・・と言うかあれをメガビョーゲンと言って良いのかしらね?」

 

「まあいいのでは?メガパリシイとか余計わかりにくいですし」

 

「そうだな、融合世界の巴里の怪人がメガビョーゲンとなった場合はメガパリシイと呼んでも問題はないだろうが」

 

「そうね」

 

そしてトワ達ともに特殊遊撃部隊は真宮寺姉弟達の状況を見る事にした。

 

「「「ありがとう貴女達私達を助けてくれて」」」

 

さくらとエリかとジェミニ達が原作世界のグレース達にお礼を言う。

 

「いえ、気にしないで下さい。私達はメガビョーゲンを浄化しに来ただけですので」

 

原作世界のフォンテーヌがそう言う。

 

「「「え」」」

 

さくらとエリカとジェミニが驚く。

 

「その言い方私達がどうなっても良いような言い方ですね」

 

「ええ、そうですよ。貴女達の世界がこんな異常現象を起こした原因で、私達の世界は巻き込まれたので怒っているんですよ」

 

「「「それは・・・だから私達はそれを解決しようと・・・」」」

 

「解決できるなら早く解決して下さいね。さあ行きましょう」

 

そう言って、原作世界のグレース達は、サクラチームの4人と別れた直後サクラチームの4人は異空間に戻って行った。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

異空間に戻って来た真宮寺直哉達

今年もよろしくお願いします。

今回7人世界のさくら達の話の中で幼馴染世界について話しますので


異空間・・・

 

「何よあの子、あんないい方しなくても」

 

さくらは苛ついていた。

 

「いえ、気にしないで下さい。私達はメガビョーゲンを浄化しに来ただけですので」

 

原作世界のフォンテーヌがそう言う。

 

「「「え」」」

 

さくらとエリカとジェミニが驚く。

 

「その言い方私達がどうなっても良いような言い方ですね」

 

「ええ、そうですよ。貴女達の世界がこんな異常現象を起こした原因で、私達の世界は巻き込まれたので怒っているんですよ」

 

「でもさくらさん。私はあの子達の怒りはわかる気はしますよ」

 

!!

 

「ジェミニさん」

 

「でも私は・・・私達のせいでこうなったのと言うのは会っとく出来ない」

 

「でもそれをさくらさん達が言って良いんですか?だって幼馴染世界でしたっけあの世界にもかなり影響を与えてますよね」

 

「う、それは・・・」

 

「さくらさんと直哉君が幼馴染世界に行きすぎて向こうの直哉さんも困ってましたよ。メインストーリーが進められないと言う愚痴も何度も聞きましたよ」

 

「あれはカルマが悪いのよ。私達じゃないわ」

 

そう言ってさくらが思い出す。

 

 

「やっぱりカルマ復活してたのね」

 

「久しぶりですね、役千明、まさかこちらの世界で会えるとはね、今度こそ貴様等を殺してやる」

 

「そんな事は、させないよお婆ちゃん」

 

「何だと!!このガキ」

 

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

食らいやがれ、金剛斧争覇斬」

 

「うわああ。おのれーー鬼神許さんぞ」

 

「だがこのままでは貴様等全員この世界から消してやる」

 

「球体転移邪刻球ーー」

 

「あの技は真電が使った技だわ」

 

「あぶねえ千明」

 

千明は、ZENKIによって転移は去れずにすんだが、真双焔武に乗っていた二人は何処かに、転移させられてしまった。

 

「なおや、さくらー」

ZENKIが消えていった二人の名を叫ぶ。

 

「食らいやがれカルマ、これが俺様のルドラだあああ」

 

ZENKIの体が光となり、カルマを貫いた。

 

 

「ぎゃああああ。またもやこの技で負けるのか?」

 

 

「う、ここは、上野公園なの?」

 

「直哉君がいないどこに行ったの?」

 

さくらは消えた直哉を捜しに行こうとした時、翔鯨丸が出撃するのを見た。

 

「翔鯨丸だわ。やっぱりここにも、帝国華撃団が存在するのね」

 

「とりあえず帝劇に行って見ましょう」

 

さくらは大帝国劇場に向かう途中何者かに襲撃を受けた。

 

 

「きゃああ。一体誰ですか?私を襲うのは」

 

だが、さくらを襲撃した者の気配は、既に消えていた。

 

「一体誰が私を狙うの?もしかして直哉君が言っていた私達の世界からの誰かが、蘇って来たの?」

 

「もしそうならこの世界の帝国華撃団と、接点は安易に持っていないほうが良いわ」

 

「彼女達を巻き込む事に、なりそうだし」

 

「直哉君待っててね、必ず迎えに行くからね」

 

そんな決意しているさくらの元に一人の男がやって来た。

 

「お前さんかい、異世界から来た、さくらと言うのは?」

 

「あ、貴方は、米田支配人何故ここに?」

 

「成る程な俺を支配人と呼ぶのは、俺の事を知らない証拠だからな」

 

「え、それはどういうことですか?」

 

「お前達の世界では、俺が帝劇の支配人かもしれないが、ここでは違う奴が支配人なんだよ」

 

「ええーーー」

 

 

「実際はそうかもしれないですけどやはりさくらさんと直哉君も悪いですね。ジェミニさん」

 

その頃直哉は、小次郎に呼ばれていた。

 

「それで直哉君、俺達の今後の事だがどうやら敵は、同時に3箇所を襲撃するみたいなんだ」

 

「3箇所を、同時ににですか?」

 

「ああ、1つは俺達の世界の六本木、2ヶ所目が、電脳世界、最後が、直哉君君達の世界の、巴里だ」

 

「ええ、巴里ですか相手は?」

 

「それは現状わからないがな、そこで君に、3チームの内の1チームの指揮ををとってくれないか?」

 

 

「ええーー何で僕がですか?他の方でもいいでしょう、コジロウさん」

 

「だが、場所が君達の世界で、もしかしたら君達の仲間と出会う可能性も、考えれば君しかいないんだ」

 

 

「成る程、確かにそうですね、でもチーム分けはどうするんですか?」

 

「ああ、それは今18組いるから、6組ずつ分かれるつもりだ」

 

「わかりました。それでは、こちらも準備しておきます」

 

「ああ、頼む」

 

そして、直哉は、コジロウと別れさくらたちの元に戻った。

 

その後それぞれのチームに分散し、3箇所を同時に作戦を実行している敵を倒す為に行動を開始した。

 

その頃特殊遊撃部隊は・・・

 

管理者の神殿で同湖メンバーを入れ替え原作世界のすこやか市に戻っていた。

 

「「「お帰りなさい直哉君」」」

 

「のどかさん達もお疲れ様でした。その様子だと何とか浄化出来たようですね」

 

「「「うん」」ええ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

それぞれの行動2 2人と2匹の居場所

「ねえ、フォンテーヌここはどこなの?」

 

「落ち着いてスパークルとりあえず今までの事を思い出しましょう」

 

そして2人は思い出す。

 

 

「大変だよ直哉っち。この世界の空が割れたよ」

 

「はあああーー本当ですかひなたさん」

 

直哉はひなたの言葉に驚いていた。

 

「ひなたさん何か嫌な感じがするので皆さんを集めて下さい」

 

「了解」

 

その後・・・

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

 

「ドレス!」

 

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「今日も元気だ!」

 

 

「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

 

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

 

「ニャン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」

 

そして直哉はグレースの体内に吸い込まれた。

 

「恐らく私達はあれから直接こちらに跳ばされてこちらに来たと考えられるわ」

 

「えーーそれじゃあ早く戻らないと」

 

「そうもいかないかもニャン」

 

「「ええ――」」

 

ニャトランがそう言うと、そこへ彼女達が来た。

 

「どうやら、私達の世界の巴里のようね」

 

「そこまでだ」

 

「巴里華撃団参上!!」

 

「うふふ、あなた達が、巴里華撃団なのね、会いたかったわ」

 

「お前は何もんだ?」

 

ロベリアが聞く。

 

「私は、降魔殺女よ」

 

「降魔だと、馬鹿な隊長達に倒されたはずだ」

 

「フフ、教えてあげたいけどお客が来たようね」

 

そして突如空間が割れその中から、サクラチームの4人を含む14人の団体が現れた。

 

「ねえ、皆、今出てきた人たちの中に、直哉君と、さくらがいたよ」

 

「何本当か?コクリコ」

 

「ならば我等のすべき事は、一つだな」

 

「はいまず、直哉君に事情を聞くことですわ」

 

グリシーヌ達は行動を開始した。

 

フォンテーヌとスパークルは状況の変化に驚く。

 

「ちょっとこれはどういう事?」

 

「わからないわ私も」

 

「もしかすると僕達は融合世界誕生前の時間に来たのかも知れないペン」

 

「「ええ――」」

 

「そうだとしてもぺギタン。この街はどこなんだよ帝都以外で霊的災厄は今の所起きてないんだろ?」

 

「それは・・・ペン」

 

そしてスパークルが、気づく。

 

「ここってもしかして巴里なんじゃないかな」

 

「「「ええーー」ペン」ニャン」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

巴里に復活する邪精霊前編

「ここが巴里だとしてもどうして私達が、過去の世界に」

 

フォンテーヌが言う。

 

「とりあえずもう少し様子を見るペン」

 

そしてフォンテーヌとスパークルは、真宮寺姉弟達の状況を見始めた、

 

そのころエリカとさくらは・・・今まで共に闘っていた仲間に、巴里について説明していると、光武F2の存在に気がついた。

 

「さくらさん、あれ見てください」

 

「あれは殺女巴里華撃団の皆だわ」

 

「何だ?あれは君達の仲間か」

 

「ええ、そうです。私の仲間達です」

 

だが4人は、エリカを通り過ぎ、さくらと、直哉の前で止まった。

 

「直哉にさくら今までどこに行っていた?」

 

「それはですね、グリシーヌさん」

 

「実は僕達はある事件に巻き込まれて、その事件を解決する為に、こうして皆さんと旅してるんだ」

 

「成る程な、我らにも手伝える事はないか?」

 

「なら殺女を倒すの手伝って」

 

「承知した」

 

「でも気をつけて、憑依獣も出てくるかも知れないから」

 

「わかりましたわ」

 

「うわあ、こんな事ってあるの?紫の扉の世界の消滅したと思ったらここで真宮寺姉弟と出会うなんて」

 

「それも真宮寺姉弟の感じからすると、ヤフキエル事変からそんなに時間が経ってないようね」

 

「でも、どうするフォンテーヌこのまま私達融合世界に戻れるの?」

 

「大丈夫よグレースや、直哉君が動いてくれてるわ」

 

「おい2人共見て見ろニャン」

 

ニャトランが言い、フォンテーヌとスパークルが真宮寺姉弟のいる方を見ると、戦いが始まっていた。

 

「ふ、やはり私達の障害は、貴女なのね真宮寺さくら」

 

「無論直哉を守るのは、さくらだけではないぞ、我等もいることを忘れるな」

 

「おーおーサクラチーム燃えてるね」

 

「当然だろう。奴らの統一の目的が、ミユの力と、直哉の霊力とわかったんだからな、ケン」

 

「だな、さくら雑魚の相手は、俺達に任せろ」

 

「ありがとうございます。ケンさん」

 

「フフ、本当に貴方達の相手が、私たちだけと思っているの?」

 

「何ですって!!」

 

「巴里に眠る異界の精霊よ、我が声に答え眠りから覚めよ」

 

殺女がそう言うと、かつてパリシイの怪人と共に巴里を襲撃した。オーク巨樹と共に現れた憑依の木の精霊であるカルマが復活した。

 

「おい直哉、あの大きな木はなんだ?」

 

「あれは、異世界からの侵略者です」

 

「「「「異世界からの侵略者だとーーー」」」」

 

 

「久しぶりですね鬼神を操る姉弟よ」

 

「成る程、貴女方が、私を復活させてくれたのですね?」

 

「ええ、そうよ」

 

「ならばお礼をしなければなりませんね。行きなさいナノビョーゲンそこの降魔を進化させてあげなさい」

 

「ナノ――」

 

「きゃあああ。何よこれーー」

 

そして殺女はメガ降魔殺女に進化した。

 

!!

 

「おほほ、良いわね憑依の実とは違うが、同じ性質の物を使う事がこんなに楽しいとは」

 

「この見た事のない怪物はお前の仕業だったのかカルマ」

 

「ふん今頃気がついたのか?真宮寺直哉」

 

その頃フォンテーヌとスパークルは・・・

 

「「「「ええーー」」ペン」ニャン」

 

「何で過去の世界にナノビョーゲンがいるの――」

 

「わからないわ」

 

「それはな、フォンテーヌとスパークル原作世界のすこやか市とあおぞら市がカルマとイシュメルガとデボネアの3人が協力して、過去の世界のイベントに組み込まれたんだ」

 

「「「「ええーー」」ペン」ニャン」

 

その時特殊遊撃部隊が過去の7人世界の巴里にやって来た。

 

「だからグレース達もここに来れるのね」

 

「じゃああのメガ降魔を浄化する?」

 

「いえ少し待ってください。何やら動きがあるようです」

 

「さくらお姉ちゃん前鬼を召喚して、ここでなら出来るから」

 

「わかったわ直哉君」

 

さくらは前鬼を召喚した。

 

「前鬼話は、後でするから、今は封印を解くよ」

 

「わかったぜ」

 

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

こうして巴里を舞台に、鬼神とカルマの因縁の対決、再び始まった。

 

「「おおーーまさか本物の鬼をリアルで見れるなんて」」

 

2人の響が、興奮していた。

 

「響達はそんなに鬼が見たかったんですか?」

 

「「「あはは」」」

 

「後でアースに説明して直哉君」

 

グレースが直哉に言う。

 

「わかりました」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

巴里に復活する邪精霊後編

「しかし僕もあの鬼神と言う存在を始めてみましたけど、融合世界に存在しなくて良かったです」

 

「「「「「「うん」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

「「「ナノビョーゲンと性質が似てると言ったし」」」

 

「恐らくあの樹の怪物は本来自分の力の元となる物とナノビョーゲンに感染された物が似てる変身をするようですね」

 

「「「成程」」」

 

その頃真宮寺直哉達は・・・

 

「くっこのままじゃ、皆カルマに、いずれ取り込まれる」

 

「はあ、はあ」

 

「お姉ちゃんも限界に近い、自分自身で使う霊力と、前鬼の超鬼神状態を維持する為に、霊力を呪力に変換しているのだから」

 

そして事態は最悪の方向に進んでいく。

 

「姉御あれは何ですかね?」

 

「さあ知らないけど、ここで、真宮寺直哉の力を奪うのよ」

 

「「ラジャーー」」

 

 

!!「ここでお前ら3人が出てくるのかよ」

 

「はーい貴女」

 

「お前達は、何者ですか?」

 

「私達は、貴女の味方よ」

 

 

「そうですか、私の仲間と言うのなら、私の手駒と化しなさい。行け憑依の実よ」

 

「「「ヘッ」」」

 

「「「ギャアアアア」」」

 

憑依の実は新たに3人に取り付き3人を憑依獣と化してしまった。

 

「おいおいあいつらまで、別の怪物になったぞ」

 

「ここに来て憑依獣3体なんて持たないわ」

 

「弱気になるんじゃねえさくら。憑依獣なら実を食べれたら俺様は回復出来る憑依獣を中心に俺達はやるぞ」

 

「わかったわ」

 

「「うわあ、懐かしいね憑依獣なんて」」

 

「「「「「「「憑依獣?」」」」」」

 

「そうですよカルマがあの3人に植え付けたのが、憑依の実と言って憑依の実は主に人間の欲望や妬み等を糧として、成長した姿が憑依獣と言う者になるんですよ」

 

「「「「「「「成程」」」」」」」

 

「「「だからナノビョーゲンに感染がカルマにとっては同じ性質なんだ」」」

 

「そうですね、ふ化にかかる時間があるか無いかの違いですね」

 

飛鳥がそう説明する。

 

「直哉君そろそろ行く?」

 

「そうですね、とりあえず僕達のターゲットはメガ降魔です」

 

そして特殊遊撃部隊は、メガ降魔を浄化する為に動きだした。

 

その頃真宮寺直哉達の方にも援軍の先行部隊が到着していた。

 

「はあ、はあ、千明貴女どうしてここに?」

 

「千明さん」

 

「エリカさん直哉君とさくらさんの体力の回復お願いします」

 

「はい、グラース・オ・スィエール」

 

エリカの霊力によって、周囲の仲間の失った体力が、回復される。

 

「くっおのれーー小角の子孫めまた私の邪魔をするのか?」

 

「カルマあんたもいい加減しつこいわよ」

 

「私は人間の欲望がある限り、不滅だーー死ねー小娘共

 

カルマの怒りの攻撃が放たれたが、何とか直哉達は回避する事が出来たが、ZENKIがダメージを受けると、さくらと直哉の二人もダメージを受けていた。

 

「何だ、何であの二人が苦しむんだ?」

 

「いけない!!直哉君とさくらさんの精神が、ZENKIとシンクロしてるんだわ」

 

「おいおい穣ちゃんそれはどういうこった?」

 

ケンが千明に理由を聞く。

 

「つまりこういうことだ、ケン、があの鬼の状態になったときから二人とのシンクロが強くなり、その反動で、鬼が受けたダメージが、二人を襲っているのだろう」

 

「はい、その通りです。二人がそれから逃れるためには、超鬼神状態を解除しなければなりません」

 

「でも今解除すると、復活したカルマを倒せなくなります」

 

「それじゃ意味がないじゃんか?」

 

「いやケン意味ならあるぞ、ようは、カルマの攻撃から、俺たち全員で、鬼を守りつつ、エリカたち、サクラチームが二人を回復させるんだ」

 

「皆行くぞ」

 

「そう簡単には行きませんよ。メガ降魔よ邪魔な人間を攻撃しなさい」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

!!

 

「何あれは、憑依獣に似てるけどあれは一体」

 

「マスター僕は憑依獣を相手しっます」

 

「わかったわ」

 

そしてカルマの命令を受け動いた時、特殊遊撃部隊の飛鳥と薫がその場に現れた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

邪精霊カルマとの戦い

「「飛鳥ちゃん薫ちゃん。どうしてここに」」

 

「フフ、やはり貴女達も来ましたか特殊遊撃部隊」

 

「特殊遊撃部隊とは一体何なんだ?」

 

真宮寺直哉が治療を受けながら考えていると・・・

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

 

「フフ、成程あれがイシュメルガとデボネアが言っていた力ですか」

 

カルマがそう呟く。

 

「カルマ、イシュメルガとデボネアとは何者だ?」

 

真宮寺直哉がカルマに聞く。

 

「ああ、遥か未来から来た私の協力者ですよ」

 

!!

 

「遥か未来から来た協力者だと」

 

「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「そうです。それで間違いないですね?花寺薫」

 

「薫ちゃんの名字が違う」

 

「その通りだよカルマ。よくそこまで融合世界の事を熟知してるね」

 

「イシュメルガとデボネアでも私の名字変更の事は知らなかったのに」

 

「融合世界?飛鳥ちゃんどういう事?」君達は幼馴染世界から来たんだよね」

 

「違いますよ。真宮寺直哉さん」

 

「おい、直哉しっかりしろ面倒な奴は倒されたんだ」

 

「そうよ直哉君後はカルマを倒せば・・・えっ」

 

その時千明は見た。光武F2が炭になる所を」

 

「いやあああ。巴里華撃団の皆が炭になったわ――」

 

「あはは、良いですね。ある程度制限がありますが、触れた物全部を炭に変える能力を持つノイズと言う兵器は」

 

「「「「「「何だと!!触れたら炭にされるだと」」」」」」

 

「一体どうやって倒すんだよ」

 

「安心して下さい皆さん」

 

「「だああああ」」

 

!!

 

「「「何だノイズが消滅していく」」」

 

「まさか、特殊遊撃部隊の奴等めシンフォギア奏者をこちらに連れて来たのか?」

 

「そうだよカルマ私達を貴女が、エキストラプレイヤーとして与えた特権として与えた力で、仲間と合流して、貴女がノイズを使う可能性があったからね」

 

「おのれーーキュアグレースそして紫藤直哉め」

 

「さあ、皆さん後は邪精霊カルマを倒すだけです。ノイズやメガビョーゲンは私達に任せて下さい」

 

「「「「「ああ、任せた」」」」」

 

そして特殊遊撃部隊はカルマ以外と戦い始めた。

 

「しかし邪精霊カルマに、それなりの融合世界世界の情報が流れてたな」

 

グレースの中にいる直哉が呟いた。

 

「そうだね直哉君」

 

「恐らく邪精霊カルマを倒したら僕達と融合世界は、異界との繋がりは切れると思います」

 

「後は僕達はサポート役に徹していいと思います」

 

「「「「「「了解」」」」」」

 

その時、別行動していた仲間達と、コジロウとミユが合流した。

 

「直哉君さくらさん大丈夫?」

 

「一体何があったんだエリカ?」

 

「コジロウさん、実は・・・

 

エリカは、今合流した仲間達に説明する。

 

「何だって!!あの3人まで、その憑依獣とやらになって、あのバカデカイ木に操られとんかいな?」

 

「ええ、そうです」

 

「一体、あの木は、なんなの?」

 

「あれは元々異世界から来たんです」

 

「何だって!!まさか君達の世界では、こういうことが頻繁に起きてたのか?」

 

「ええ、最近では、並行世界にも行ける様になりましたし」

 

「そう言うことか、だからサクラチームの中で直哉やさくら、そしてエリカの3人は、適応が早かったんだな」

 

「コジロウそんな事より、早くケンたちを助けに行こう」

 

「ああ、そうだな皆行くぞ」

 

「「「「「おおーー」」」」」」

 

そしてコジロウ達はケンたちと合流を果たした。

 

「大神さん、帝国華撃団の皆さん早く来て」

 

心の中で願うエリカだった。

 

そして戦いは続く。

 

 

「ええいこれでも食らえ鬼神と薄汚い人間め」

 

 

「「「「うおおおお」」」」

 

前鬼の周りに居る仲間も含めカルマの攻撃を受けてしまった。

 

「「キャアアア。うわあああ」」

 

「え、なんでダメージを受けてない直哉君とさくらさんが、悲鳴をあげてるの?」

 

ミユは状況に驚いていた。

 

「ミユさん実は・・・」

 

エリカがミユに説明すると同時に、超鬼神モードと封呪が、かかり前鬼は童子姿となってしまった」

 

「いけないゴキ、私は前鬼の封印を説くわ、援護して」

 

「了解ですマスター」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃に、封呪を絶つ、破呪ヴァジュラオンアーク現臨せよ!!汝・・・・・」

 

 

「させるかーー」

 

カルマは自分の腕を伸縮指せ、千明の動きを封じた。

 

「ぐああ、しまったこれじゃあ封呪を唱えられない」

 

「マスター今助けます」

 

ゴキは千明に向かおうとしていたが、千明の言葉によって、ゴキの足が止まった。

 

「ゴキ今は前鬼のほうに行って、私は大丈夫だから」

 

「何を余裕しゃくしゃくなんですか?貴女は?」

 

「ぐううう、カルマ、私に気を取られていいの?」

 

「何!!」

 

「行くぜ龍」

 

「おうケン」

 

「「ダブル波動拳ーーーー」」

 

 

「うおおおおおお」

 

龍とケンの得意技が、カルマを捕えたかに見えたが、カルマは瞬時に、防御壁で防御をした。

 

「チ、なんて奴だ、あのタイミングからでも防御出来るのかよ」

 

「おのれーー虫けらが許さんぞ!!」

 

「うわあ、向こう凄いな、私も向こうで戦いたいな」

 

「それは無理だからな太陽」

 

「わかってるよグレ響」

 

暫くして・・・

 

邪精霊カルマを過去の7人世界の真宮寺直哉達は倒す事が出来て、エキストラステージとして強制参加していた世界と特殊遊撃部隊は元の状態に戻っていった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

間章4 神達の依頼編
2人の神からの呼び出し


融合世界が異界事変から解放されてから約1週間が経ったある日紫藤直哉は管理者の神殿に来ていた。

 

管理者の神殿会議室にて・・・

 

「直哉大変だったわね」

 

「ええイシュメルガとデボネアが過去の7人世界のカルマと協力してあんな事を矢あるとは思いませんでしたよ」

 

「普通はそうだろう。過去の敵と現在の敵が協力して活動するとは思わんよな」

 

「でもイシュメルガとデボネアは、直接出て来る事はありませんでしたけど」

 

「成程ね、メガビョーゲンやノイズをカルマが使ったのね」

 

「そうです。融合世界をエキストラステージにしたのはカルマと、イシュメルガとデボネアの策略だったのでしょうね」

 

「ふむ、どうするのだトワ、直哉に来て貰ったが、異界事変の結末と言うかカルマが倒されたら融合世界関連世界は解放されたからイヨ達の作った世界に行かせるか?」

 

「いえ、直哉今から貴方1人であおぞら市ともう1つのすこやか市に行ってくれない?」

 

「え、どういう事ですか?」

 

「ええ、あおぞら市に関しては融合世界の関連世界になりたてであんな事に巻き込まれたしね、あくまでもあおぞら市はパトロールみたいな感じで良いわ」

 

「成程確かに、今回のようなケースは初めてですからね」

 

「そして、もう1つのすこやか市の方では、融合世界とのバランスを保つ為にプリキュア・ヒーリング・オアシスだったかしら?」

 

「もう1人ののどか達がその技を習得するまで一緒にいて欲しいのよ」

 

「本来なら獅童光と一緒に各世界を回ってもらうつもりだったからね」

 

「成程、イシュメルガとデボネアの妨害が無ければ、イヨ達の作った世界を見た後に、そう言う流れを予定してたんですね」

 

「ええ、正直ここまでもう1つのすこやか市のイベントを遅れるとは思ってなかったからね」

 

「確かにミラクルヒーリングボトルを手に入れないと向こうのバテデモーダが出て来れないですね」

 

「そうなのよね。直哉とりあえず1人でミラクルヒーリングボトルが出るまででいいから観測して、その後はもう1つのすこやか市のイベントは止めるように連絡するわ」

 

「わかりました。なら先にあおぞら市に行きますね」

 

「うんお願いね」

 

そしてそのまま直哉は、あおぞら市に転移したのだった。

 

「おい、トワ本当に守護者無しで行かせたが良かったのか?」

 

「ええ、レイもイシュメルガとデボネアが、獅童光を目覚めさせるのを止めたのは知ってるわよね」

 

「ああ、だからと言って、まなつ達は守護者見習いだからまだいいが、もう1人ののどか達にも、守護者見習いをさせるのはどうかと思うが?」

 

「あら、あの子達も守護者見習いみたいな物じゃない」

 

そしてトワが話し出す。

 

 

「世界というのは不思議でね。貴女達の世界が表だったら。この融合世界が裏なのよ」

 

 

「ほとんどの場合本来持つべきではない力を得た場合いかに表の住人が得た場合裏の世界の住人になるのよ」

 

 

「花寺のどかさん貴女は直哉から聞いたはずよ。プリキュアがキングビョーゲンを倒すのに必要な人数を」

 

 

!!

 

 

「しかしそうすると邪魔なプリキュアが8人になりますが?」

 

 

「そこは問題ない。むしろプリキュアとてすぐには連携は出来まい」

 

 

「成る程その原因は、こちら側のプリキュアの紫藤直哉という風に仕向けるんですね」

 

「そうだった。直哉君が教えてくれた人数は8人のプリキュアだった。つまり後1人いないとキングビョーゲンには勝てない」

 

 

「貴女は表の世界を捨ててまで霊力が欲しいの?」

 

 

「・・・」

 

「できる事なら捨てたくありませんけど、捨てないと勝てないなら捨てます」

 

 

 

「そう・・・なら直哉彼女達に例の物を渡して」

 

「はい、わかりました」

 

 

 

そして直哉は原作世界の3人に3色の宝玉を渡した。

 

 

 

「「「これは、何ですか?」」」

 

「これは直哉の力を封じ込めた宝玉よ。ピンクはのどかで、ブルーは沢泉ちゆ、イエローが平光ひなた専用の宝玉よ」

 

「確かにな、トワお前が直接渡した宝玉を持つ者は守護者候補だったな」

 

「でも原作世界のすこやか市に影響は出ないのか?」

 

「そこはあの子達次第よ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紫藤直哉あおぞら市に行く1

直哉はあおぞら市に着いた直後トワ達の話を思い出す。

 

ええ、あおぞら市に関しては融合世界の関連世界になりたてであんな事に巻き込まれたしね、あくまでもあおぞら市はパトロールみたいな感じで良いわ」

 

「成程確かに、今回のようなケースは初めてですからね」

 

「そして、もう1つのすこやか市の方では、融合世界とのバランスを保つ為にプリキュア・ヒーリング・オアシスだったかしら?」

 

「もう1人ののどか達がその技を習得するまで一緒にいて欲しいのよ」

 

「本来なら獅童光と一緒に各世界を回ってもらうつもりだったからね」

 

「成程、イシュメルガとデボネアの妨害が無ければ、イヨ達の作った世界を見た後に、そう言う流れを予定してたんですね」

 

「ええ、正直ここまでもう1つのすこやか市のイベントを遅れるとは思ってなかったからね」

 

「確かにミラクルヒーリングボトルを手に入れないと向こうのバテデモーダが出て来れないですね」

 

「そうなのよね。直哉とりあえず1人でミラクルヒーリングボトルが出るまででいいから観測して、その後はもう1つのすこやか市のイベントは止めるように連絡するわ」

 

「わかりました。なら先にあおぞら市に行きますね」

 

「うんお願いね」

 

そしてそのまま直哉は、あおぞら市に転移したのだった。

 

「トワにそう言われてあおぞら市に来たけど、ここではパトロールで良いと言われたけど、とりあえずまなつちゃん達の周りからパトロールするか」

 

そして直哉は動き出す。

 

 

その頃まなつ達は・・・

 

「ねえ、皆結局あれは何だったんだろうね」

 

まなつが言う。

 

「「「「「あれここはもしかしてあおぞら市」」」」」

 

「何でよ私達は紫の扉の世界の消滅前までお墓型戦艦にいたのに」

 

「確かにそれと私達と居た直哉さんとのどか達がいないしな」

 

「ああーーそう言えば直哉さんとのどかさん達がいない皆探そう」

 

「そうね、それにこういう事態に慣れてる人がいるのといないんじゃ違うからね」

 

みのりがそう言うと同時に現れたのが降魔率いる1人の軍服を着ている男だった。

  

「フッここがエクストラステージの1つの場所か、やれ降魔共ここに間もなく真宮寺直哉達が来る歓迎してやれ」

 

軍服を着た男がそう言う。

 

!!

 

「皆降魔だよ」

 

「そうなんだが、今回は違う男が指揮をしてるな」

 

「それにあの軍服の人の目的は、真宮寺直哉達と言ってたね」

 

「あの男の目的は、あおぞら市の破壊ではないのね」

 

「ああ、それに直哉さんがこう言って私達は待機していた後にこちらに戻って来たよな」

 

あすかが言う。

 

さて僕達も行きましょう」

 

「「「了解」」」

 

「まなつちゃん達は連絡係をお願いできるかな?」

 

「「「「「わかりました」」」」わかったわ」

 

直哉はそうまなつ達にそう言うと、そのまま管理者の神殿に向かった。

 

「それ以降私達は、今回の件について詳しく聞けてないもんな」

 

「「「「確かに」」」」

 

そうまなつ達が学校帰りに話していると5人は直哉を見つけた。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紫藤直哉あおぞら市に行く2

「「「「「あーー直哉さんを見つけた――」」」」」

 

「あ、良かった。まなつちゃん達の世界はあれ以降変化ない?」

 

「え、特に変わりませんよあとまわしの魔女の配下達も普通に出ますけど」

 

「強いて言えば何かを探してるみたいな動きを見せています」

 

「成程もしかすると、あおぞら市があの事件に巻き込まれた事で、君達の世界の中にあるプリキュアに関連するアイテムの目覚めを感じて、あとまわしの魔女が、直接命令を出しているとは思えないから、そう言う命令を出す者が、探させているのかもね」

 

「「「「「成程」」」」成程ね」

 

「あくまで、僕はまなつちゃん達の世界にとってはお客さんみたいな立場だからはっきり断言は出来ないけどね」

 

「もしかしたら、ヌメリーとエルダと後カニには探し物の事を具体的に教えてない可能性も考えられるよ」

 

「敵の動きに関してはね」

 

「後こちらの世界では異変は無い?」

 

「特にありませんね、直哉さんあの事件の時私達と別れた後何があったんですか?」

 

みのりが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・ここでは言えないからとりあえず以前天宮さくらさん達が使っていた家ではなすよ」

 

そして直哉とまなつ達はその家に向かった。

 

家に着き、直哉が話し出す。

 

「フフ、本当に貴方達の相手が、私たちだけと思っているの?」

 

「何ですって!!」

 

「巴里に眠る異界の精霊よ、我が声に答え眠りから覚めよ」

 

殺女がそう言うと、かつてパリシイの怪人と共に巴里を襲撃した。オーク巨樹と共に現れた憑依の木の精霊であるカルマが復活した。

 

「おい直哉、あの大きな木はなんだ?」

 

「あれは、異世界からの侵略者です」

 

「「「「異世界からの侵略者だとーーー」」」」

 

 

「久しぶりですね鬼神を操る姉弟よ」

 

「成る程、貴女方が、私を復活させてくれたのですね?」

 

「ええ、そうよ」

 

「ならばお礼をしなければなりませんね。行きなさいナノビョーゲンそこの降魔を進化させてあげなさい」

 

「ナノ――」

 

「きゃあああ。何よこれーー」

 

そして殺女はメガ降魔殺女に進化した。

 

!!

 

「おほほ、良いわね憑依の実とは違うが、同じ性質の物を使う事がこんなに楽しいとは」

 

「この見た事のない怪物はお前の仕業だったのかカルマ」

 

「ふん今頃気がついたのか?真宮寺直哉」

 

その頃フォンテーヌとスパークルは・・・

 

「「「「ええーー」」ペン」ニャン」

 

「何で過去の世界にナノビョーゲンがいるの――」

 

「わからないわ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「過去の世界の敵がメガビョーゲンを使ったんですか?」

 

「そうだよ、ただ使ったのは、メガビョーゲンだけではないんだ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

5人は直哉の言葉に驚く。

 

「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「そうです。それで間違いないですね?花寺薫」

 

「薫ちゃんの名字が違う」

 

「その通りだよカルマ。よくそこまで融合世界の事を熟知してるね」

 

「イシュメルガとデボネアでも私の名字変更の事は知らなかったのに」

 

「融合世界?飛鳥ちゃんどういう事?」君達は幼馴染世界から来たんだよね」

 

「違いますよ。真宮寺直哉さん」

 

「おい、直哉しっかりしろ面倒な奴は倒されたんだ」

 

「そうよ直哉君後はカルマを倒せば・・・えっ」

 

その時千明は見た。光武F2が炭になる所を」

 

「いやあああ。巴里華撃団の皆が炭になったわ――」

 

「あはは、良いですね。ある程度制限がありますが、触れた物全部を炭に変える能力を持つノイズと言う兵器は」

 

「「「「「「何だと!!触れたら炭にされるだと」」」」」」

 

「一体どうやって倒すんだよ」

 

「安心して下さい皆さん」

 

「「だああああ」」

 

!!

 

「「「何だノイズが消滅していく」」」

 

「まさか、特殊遊撃部隊の奴等めシンフォギア奏者をこちらに連れて来たのか?」

 

「「「「「ええーーノイズまで出て来たの――」」」」」



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紫藤直哉あおぞら市に行く3

「あはは、良いですね。ある程度制限がありますが、触れた物全部を炭に変える能力を持つノイズと言う兵器は」

 

「「「「「「何だと!!触れたら炭にされるだと」」」」」」

 

「一体どうやって倒すんだよ」

 

「安心して下さい皆さん」

 

「「だああああ」」

 

!!

 

「「「何だノイズが消滅していく」」」

 

「まさか、特殊遊撃部隊の奴等めシンフォギア奏者をこちらに連れて来たのか?」

 

「「「「「ええーーノイズまで出て来たの――」」」」」

 

「そうなんですよ皆さんあの時誠十郎さんとクラリスさんの代わりに2人の響さんを同行して貰って良かったです」

 

「「「「確かに」」」」

 

「響達がいなければ、真宮寺直哉達は全滅だったんじゃない?」

 

「ええ、その可能性が高いですね、しかしそれを僕達は確認出来なかったんですよ」

 

「どうしてですか?」

 

まなつが直哉に質問する。

 

「それは・・・融合世界関連の世界をエキストラステージにしたのが、この戦いに出て来た邪精霊カルマと言う者だったんですよ」

 

「成程そうだったんですね」

 

さんごがそう言う。

 

「しかし僕達を、異界事変に巻き込んだ邪精霊カルマも中ボスのようなものですと、帰還後トワとレイから聞きましたよ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「じゃあ、融合世界関連世界を異界事変に巻き込んだのが、邪精霊カルマじゃない場合もあったんですか?」

 

みのりが直哉に質問する。

 

「いえ、基本的に異界事変は、過去の7人世界の事件になるので僕達は関わる事のない事件なので」

 

「でもカルマは融合世界関連世界に干渉したのよね?」

 

「ええ、イシュメルガとデボネアが協力したらしいです」

 

「邪精霊カルマもそのような事を言ってましたからね」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「そう言えば、今更なんですけど」

 

「はい」

 

「何で今日は1人なんですか?」

 

「それはね・・・」

 

 

「いえ、直哉今から貴方1人であおぞら市ともう1つのすこやか市に行ってくれない?」

 

「え、どういう事ですか?」

 

「ええ、あおぞら市に関しては融合世界の関連世界になりたてであんな事に巻き込まれたしね、あくまでもあおぞら市はパトロールみたいな感じで良いわ」

 

「成程確かに、今回のようなケースは初めてですからね」

 

「そして、もう1つのすこやか市の方では、融合世界とのバランスを保つ為にプリキュア・ヒーリング・オアシスだったかしら?」

 

「もう1人ののどか達がその技を習得するまで一緒にいて欲しいのよ」

 

「本来なら獅童光と一緒に各世界を回ってもらうつもりだったからね」

 

「成程、イシュメルガとデボネアの妨害が無ければ、イヨ達の作った世界を見た後に、そう言う流れを予定してたんですね」

 

「ええ、正直ここまでもう1つのすこやか市のイベントを遅れるとは思ってなかったからね」

 

「確かにミラクルヒーリングボトルを手に入れないと向こうのバテデモーダが出て来れないですね」

 

「そうなのよね。直哉とりあえず1人でミラクルヒーリングボトルが出るまででいいから観測して、その後はもう1つのすこやか市のイベントは止めるように連絡するわ」

 

「わかりました。なら先にあおぞら市に行きますね」

 

「うんお願いね」

 

「こういう経緯で、あおぞら市に来て状況確認後、もう1つのすこやか市のに行きますけどね」

 

「成程ね、直哉も大変ね」

 

「まあそれが、僕の仕事ですからねローラさん」

 

「いいなあ、もう1つのすこやか市にいるのどかさん達物語が進む所を直哉さんに見て貰えるなんて」

 

「え、それ僕がいるタイミングでまなつちゃんも進めたいの?」

 

「はい」

 

「じゃあ、トワに直接まなつちゃんが言ってねトワに」

 

「ええーー直哉さん助けてくれないんですか?」

 

「無理だね、もう1つのすこやか市にそろそろ行かないといけないから」

 

そう言って、直哉は簡易ゲートがを使いあおぞら市から原作世界のすこやか市に転移したのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

あおぞら市からもう1つのすこやか市へ

すこやか市夜の公園にて・・・

 

「ふう、とりあえず16番目のプリキュアの世界は特に異常は見られなかったな。まなつちゃん達に会えたことで、あおぞら市の調査を切り上げたけどいいよね」

 

「そして、もう1つのすこやか市の方では、融合世界とのバランスを保つ為にプリキュア・ヒーリング・オアシスだったかしら?」

 

「もう1人ののどか達がその技を習得するまで一緒にいて欲しいのよ」

 

「本来なら獅童光と一緒に各世界を回ってもらうつもりだったからね」

 

「成程、イシュメルガとデボネアの妨害が無ければ、イヨ達の作った世界を見た後に、そう言う流れを予定してたんですね」

 

「ええ、正直ここまでもう1つのすこやか市のイベントを遅れるとは思ってなかったからね」

 

「確かにミラクルヒーリングボトルを手に入れないと向こうのバテデモーダが出て来れないですね」

 

「そうなのよね。直哉とりあえず1人でミラクルヒーリングボトルが出るまででいいから観測して、その後はもう1つのすこやか市のイベントは止めるように連絡するわ」

 

「まあトワの話の感じだと、16番目のプリキュアの世界よりもう1つのすこやか市の話を進めたいのはわかるなあ」

 

「原作世界のすこやか市の流れ自体は変わる事は無いんだけど、まったく影響を受けてはいないなあ」

 

「まああの時シゾーのメガビョーゲンになったのは、恐らく原作世界のキングビョーゲンが、動けと指示をしたからだと思うし」

 

「これで終わりですウサギさん」

 

「お前の最後だ」

 

「ギャアアア。何故転送されないピョン」

 

ピトンは真宮寺姉弟に倒された。そしてシゾーもエリカとジェミニに倒される筈だったが、その時何者かの横槍によってシゾーの周りの時が止まっていた。

 

その直後原作世界のグレース達の敵であるビョーゲンズのダルイゼンとシンドイ―ネが現れた。

 

「目標はあのウサギだったよね。シンドイ―ネ」

 

 

「そうよ融合世界の連中とやる前に、あのウサギと蛇女を宿主としてテラビョーゲンを増やすんだから」

 

「でも蛇女は死んだし俺まで付いて来る事無かったんじゃない?」

 

「もうここまで来てそれは言わないでよ。早くウサギにナノビョーゲンを入れなさいよ」

 

「はいはい、進化しろ!!ナノビョーゲン」

 

「なのー」

 

そしてダルイゼン達が撤退すると時が動き出した。

 

「そうでもしなければあのタイミングでシンドイ―ネとダルイゼンがああいう形で介入するとは考えにくいしなあ」

 

「まあいいやこれ以上は、明日考えよう」

 

そして直哉はそのまま公園で寝た。

 

翌日・・・

 

直哉は原作世界の平光ひなたが初めてプリキュアに変身した大型ショッピングモールの方に来ていた。

 

「さてと春の陸上大会後のイベントは、ここに3人で来てる筈なんだけど、見つからないなあのどかさん達」

 

その頃原作世界ののどか達は・・・

 

「ひなたちゃん今日はここに来て何をするの?」

 

「それはねキレイなドレスや小物を借りて写真を撮るイベントに参加する為に来たんだよ」

 

「うわあ、楽しそう」

 

「え、私は・・・」

 

「のどかは凄いやる気ラビ」

 

「ちゆはしないペン?」

 

そして3人はイベントのブースに行くと・・・

 

「あ、直哉君」

 

のどかがイベントブース内にいる直哉を見つけて声をかけた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

写真撮影イベントでの再会前編

「あれ、直哉君?」

 

「あ、のどかさんとちゆさんとひなたさん。どうしてここに?」

 

「私達はここのイベントに参加する為に来たんだよ直哉っち」

 

「ああ、陸上大会の後のイベントが今日でしたか」

 

「所で直哉君はどうしてこっちにいるの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「そして、もう1つのすこやか市の方では、融合世界とのバランスを保つ為にプリキュア・ヒーリング・オアシスだったかしら?」

 

「もう1人ののどか達がその技を習得するまで一緒にいて欲しいのよ」

 

「本来なら獅童光と一緒に各世界を回ってもらうつもりだったからね」

 

「成程、イシュメルガとデボネアの妨害が無ければ、イヨ達の作った世界を見た後に、そう言う流れを予定してたんですね」

 

「ええ、正直ここまでもう1つのすこやか市のイベントを遅れるとは思ってなかったからね」

 

「確かにミラクルヒーリングボトルを手に入れないと向こうのバテデモーダが出て来れないですね」

 

「そうなのよね。直哉とりあえず1人でミラクルヒーリングボトルが出るまででいいから観測して、その後はもう1つのすこやか市のイベントは止めるように連絡するわ」

 

「そう言う訳でトワの依頼で、そのイベントが起きるのかを見に来たんですよ」

 

「変な形で過去の真宮寺直哉達がやって来た事もあったので」

 

「「「「「「成程」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「そう言う訳なので、僕は行きますね」

 

そして直哉がのどか達から離れようとした瞬間。のどかが直哉の腕を掴んだ。

 

「え」

 

「せっかくなんだし一緒に行こうよ直哉君」

 

「え、でも僕がいたらイベントに支障が出るので」

 

「そんな事気にしなくていいよ直哉っち私の時なんてあれだったし」

 

ひなたが思い出す。

 

 

「私は直哉君もグレースやフォンテーヌを見捨ててないし、グワイワルの作った霊力バリアを無力化して、仲間の元に行くんだから」

 

「果たしてそれができるかな?」

 

「まあいいワイズマンから預かった。ソロモンの笛を使うとしよう」

 

 

「え、それはやばいニャン」

 

 

そして融合世界のグワイワルはソロモンの笛を使いノイズを10体召喚した。

 

「それではもう一人の俺よ頑張れよ」

 

そう言って融合世界のグワイワルは消えた。

 

「「「ええーーーあれは何―――」」」

 

「あれはノイズと言って、人が触れると炭に変えられるから注意して」

 

「「「ええーーーじゃあどう戦えば?」」」

 

「ノイズは私達の仲間が対応するから、3人はメガビョーゲンに集中して、行くよニャトラン」

 

「おういつでもいいぜ、スパークル」

 

 

「こんな感じで色々変わってるんだから気にしすぎても仕方ないんじゃない?」

 

「そうね、それに直哉君は本当に1人みたいだから一緒に行きましょう」

 

「そうだよ直哉君。直哉君は私達の世界のビョーゲンズに狙われていた事もあったから、心配だよ」

 

「確かにあの時はやばいと思いましたけど、今回はトワの指令で動いてますから大丈夫ですけど・・・」

 

そして直哉がその時を思い出す。

 

「ちょっと待ってくださいグレース」

 

どうしたの?アース」

 

「この山に入ってから、直哉の力の加護が無くなりましたよ」

 

「「ええーー」ラビ」

 

キュアグレースは、アースにそう言われ、自分の体を調べた。

 

「本当だ、直哉君の力がほとんど感じない」

 

「直哉君大丈夫?」

 

「・・・」

 

キュアグレースが直哉に呼びかけるが、直哉は反応をしなかった。

 

「アースどうしよう?直哉君と話が出来ないよ」

 

「わかりました。一緒に行きます」

 

「「「うんありがとう」」」

 

そして直哉は、結局のどか達と共にイベントに参加する事になった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

写真撮影イベントでの再会後編1

イベントに参加中の直哉は・・・

 

「ふう、どうしてこうなったんだろうねラテ?」

 

直哉はドレスブースに入らずこちらの世界のラテと聴診器を使い話していた。

 

「それは仕方ないラテ、もう1人ののどか達と直哉に会っていなかったら、ワイズマンのメガビョーゲンが浄化できなかったラテ」

 

「それはそうなんだけど、それが無ければ君達の世界が今のような状態にはなってないんだよ?」

 

「それでもこういう状況になったから出会えたと言うのも事実だともうラテ」

 

「そう思ってくれるのは、僕としては俺しいけど」

 

 

「正解だ。キュアグレースよ、そしてお前達と新生帝国華撃団の状況を見て、ブルーに気づかれないように奴等をあの世界に転移させたのさ。その時に紫藤飛鳥と、真宮寺薫がついて来たのはいい意味での誤算だったがな」

 

「やっぱりあのタイミングで新生帝国華撃団の居場所がわかったのは意図的だったのね」

 

 

「そう言う事だよキュアフォンテーヌ」

 

 

「相変わらず陰険手を使ってくるんだから」

 

「すまんな、キュアスパークルその時の研究題材が、どうすれば紫藤直哉を簡単に殺せるかと言う研究だったからな」

 

 

 

!!

 

 

「「「「「「「「何だって――」」」」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

ワイズマンの言葉ここにいる全員が驚いていた。

 

「しかし私は、キュアグレース達を過小評価していたようだ。まさか君達を葬るために仕掛けを突破するとはな」

 

 

「エッヘン、私達と直哉君の絆を甘く見るからだよ」

 

「そうだニャン」

 

 

「確かにそれもあるだろうが、私にはまさかあの世界に16番目のプリキュアがいるとは思わなかったぞ」

 

 

!!

 

 

「「「「「「16番目のプリキュア」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

原作世界のキュアグレース達はワイズマンの言葉に再び驚いていた。

 

 

「さて、私も戻るとしようでは、さらばだ諸君」

 

 

「それは恐らくこの山に、直哉の力を封印する何かが、存在しているんだと思います」

 

「成程それをどうにかしないと、直哉君の力の影響を受けている融合世界の私達にも、悪影響が出てるのね」

 

原作世界のキュアフォンテーヌが言う。

 

「そうです。ちゆとひなたはのどかと違い影響は少ないみたいですね」

 

「ええ、何とかね変身してると、影響が強く出るみたいだけど」

 

「あのさ、こんな時に聞くのはあれだけど貴女は誰なの?」

 

原作世界のキュアスパークルが聞く。

 

「あ、私も気になってたんだ」

 

原作世界のキュアグレースもそう言う。

 

「ああ、そう言えばこうして直接話すのは初めてでしたね」

 

「ラテいいですか?」

 

「ワン」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

 

「ワン!」

 

「「「「「ええーー」」」ペン」ニャン」

 

「まさかこの人が融合世界の4人目なの?」

 

「この2つの事だけでもかなりの影響を与えたのに」

 

「そんな事無いよ」

 

その時のどか達がその場に来た。

 

「確かに初めて聞いた時は驚いたけど、直哉君が私達に教えたわけじゃないしね」

 

「そうね、でも直哉君の極力私達の未来に繋がる事は言わないでいてくれたわよね」

 

「そうそう4人目のプリキュアに関してとかね」

 

ちゆとひなたがそう言う。

 

「あれは、直接かかわる事でしたからね」

 

「それに皆さんはイベントに戻らなくていいんですか?」

 

「あはは実はね、私が少し人に酔ってね」

 

「ああ、成程」

 

「ワンワン」

 

その時ラテが、他の犬を見て追いかけて行ってしまった。

 

「ラテどこに行くの?」

 

そしてひなただけがラテを追いかけようとした時。

 

「ちゆさんもひなたさんと行ってください」

 

「でものどかが」

 

「大丈夫僕がいますから後から行きますから」

 

「わかったわ」

 

そしてちゆとひなたはラテの後を追いかけた。

 

「のどかさんこの症状はいつからで始めましたか?」

 

「やっぱりこれ霊力関連で良いの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

写真撮影イベントでの再会後編2

「ええ、これは原作世界ののどかさんと融合世界ののどかさんとリンクしているのかも知れません」

 

「リンク?どういう事」

 

「簡単に言えば、トワが貴女に与えた宝玉が僕や融合世界ののどかさんがいろいろな世界での経験を宝玉がのどかさんの体を通して学習しているのかも知れません」

 

「あれでしたら宝玉の調整してのどかさんとラビリンに与える影響を軽減しましょうか?」

 

「ううん良いよ、この宝玉から伝わるのがあるから私達が繋がっているのがわかるから」

 

「本当にいいんですね?このままで」

 

「うん、宝玉の力を頻繁に使わないし」

 

「パートナーのラビリンはどう考えてる?」

 

「出来ればのどかに負担をかけないように調整してほしいラビ」

 

「わかったよラビリン」

 

そして直哉は、のどかの宝玉の調整を始めた。

 

暫くして・・・

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

!!

 

「「この声はメガビョーゲン」ラビ」

 

「のどかさんとラビリンは変身して、メガビョーゲンの所に向かってください」

 

「「わかった」ラビ」

 

「変身するラビ」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

そしてキュアグレースに変身したのどかはメガビョーゲンの所に向かった。

 

「さて僕は調整をするかな」

 

ビービー

 

その時直哉の持つ通信機に連絡が来た。

 

「はい、直哉です」

 

「繋がった良かった直哉君今どこにいるの?」

 

「えーとトワとレイの依頼で原作世界のすこやか市の方にいるんですよちゆさん」

 

「そうなのね」

 

「それでちゆさんどうしたんですか?連絡をしてくるなんて」

 

「実はね、エステルさんとクローゼさんからの連絡があって、以前融合世界に来たあの人達が、今度ゼムリア大陸のリベール王国に突如現れたんですって」

 

!!

 

「本当なんですかちゆさん?」

 

「ええ、間違いないらしいわ」

 

「そうですか」

 

そして直哉は、その時に出会った人物の事を思い出す。

 

「ヤッホー薫に飛鳥ひさしぶり」

 

 

「「ええーーミリアムちゃんにユウナさん。どうしてこの世界にーー」」

 

 

「あはは、ごめんね驚いた」

 

 

「飛鳥ちゃんと薫ちゃんこの二人と知り合いなの?」

 

直哉が飛鳥と薫に聞く。

 

 

「ええ、彼女達は中心世界とは繋がりのないゼムリア大陸に住んでいる人達となります」

 

「何だってーー」

 

 

「紫藤直哉さん私達は、飛鳥ちゃんと薫ちゃんの未来に繋がっている幼馴染世界と交流を持ったゼムリア大陸からやって来ました」

 

 

「エステルさんやヨシュアさんに代わって」

 

「リィン教官」

 

「リィン」

 

次元の裂け目より出てきた機体から降りてきた青年が突然声をかけられ驚いていた。

 

!!

 

「ユウナにミリアムがどうして未知のこの世界にいるんだ?」

 

「君達は復活したかもしれない幼馴染世界に向かった筈では、紫藤直哉君の安否を確認する為に」

 

「あはは、それがですね・・・」

 

そしてユウナがリィンに今までの敬意を話し出した。

 

 

あ、薫と飛鳥もいるよ。ユウナ」

 

「本当ね、これで直哉君に上手く説明できるかも」

 

「私とミリアム先輩がここに来た理由を」

 

「そして飛鳥と薫にも伝えないと彼女達の本来の世界が復活した可能性があることを」

 

「ヤッホー薫に飛鳥ひさしぶり」

 

 

「「ええーーミリアムちゃんにユウナさん。どうしてこの世界にーー」」

 

 

「あはは、ごめんね驚いた」

 

 

「飛鳥ちゃんと薫ちゃんこの二人と知り合いなの?」

 

直哉が飛鳥と薫に聞く。

 

 

「ええ、彼女達は中心世界とは繋がりのないゼムリア大陸に住んでいる人達となります」

 

「何だってーー」

 

 

「紫藤直哉さん私達は、飛鳥ちゃんと薫ちゃんの未来に繋がっている幼馴染世界と交流を持ったゼムリア大陸からやって来ました」

 

回想終了・・・

 

「ちゆさんとりあえずトワとレイにゼムリア大陸に現れた彼等への対応して貰うようにして下さい」

 

「こちらも依頼されたイベントを見届けたら戻りますから」

 

そう言って直哉は通信を切った。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ビョーゲンズの同時侵攻1 校外学習と美術館前編

直哉がトワとレイの依頼を受けて原作世界のすこやか市に来てから5日後・・・

原作世界ののどか達は校外学習ですこやか駅に集まっていた。

 

「あ、ちゆちゃんおはよう」

 

「おはようのどか、早いのね」

 

「うん、改札に引っかかると言うハプニングがあればいいんだけど」

 

「あっでものどか気をつけてね」

 

ちゆがそう言うとのどかが思い出した。

 

「「「「「「「「きゃあきゃあこれ何?」なんですの?」なんだあ進めねぞ」面白い機械や」私としたことが・・・」少尉さん助けてください」・・・」

 

 

「「「「「「直哉君これは・・・」」」」」」

 

 

「ええ、少しどころかかなり目立ちますね」

 

「だよね、ほら逆に珍しいから写真撮られてるよさくらさん達」

 

 

 

「もう、さくら達なにしてんの?ほらさっき買った切符を入れてよ」

 

「「「「「「「こう」」」」」」」

 

 

そして、大神とアイリス以外のメンバーは漸く改札を抜ける事が出来た。

 

 

「「「「流石アイリスちゃん」」」」

 

「子供は覚えるの早いからね」

 

 

「そうですね。エステルさん」

 

 

そして皆で電車に乗った。

 

「ああ、ちゆちゃん直哉君が教えて貰った融合世界のすこやか駅での事だよね?」

 

「そうよのどか」

 

「そこまでは私はならないよ。現代人だしね」

 

暫くして・・・

 

ひなたが駅にやって来てから、すぐにのどか達の学校の生徒は電車に乗って校外学習の場所である。美術館に向かった。

 

その頃原作世界のヒーリングアニマル達は・・・

 

「ここがのどかの家で、ここが目的地の美術館ラビ」

 

「へえ、ラビリンとぺギタンよく知ってるな」

 

「何かあれば連絡しないといけないから聞いてないペン?」

 

「ひなたがそこまで気が付くと思うか?」

 

「よし、今から直哉を巻き込んでその美術館に行こうぜ?」

 

「駄目ペンよ今直哉は、宝玉の調整で忙しいペンよ」

 

「そうラビよ、行くならラビリン達だけで行くラビ」

 

「ええーーラビリンも行く気ペン」

 

「ラビ」

 

「もうどうなっても知らないペン」

 

そして4匹のヒーリングアニマルは、のどか達のいる美術館に向かった。

 

その頃直哉は・・・

 

「さて、宝玉の調整はい良いかな3人分は」

 

「確か今日が、原作世界での校外学習の日の筈だから、グワイワルとダルイゼンとシンドイ―ネが同時に地球を蝕む作戦の日だよな」

 

「正直な話ビョーゲンズの3人の関係がもっと協力的だったらビョーゲンズの勝ちだったかもね」

 

「まあ、イベントや物語の関係でそういう事になってるから、今の所は過去の7人世界の影響はないと見て良いかな?」

 

「しかし、過去の7人世界の一件の調査を依頼されてこちらに来ている途中でまさかりィンさん達が再び現れるとは」

 

 

「ほう、仲間を先に行かせて自分達は残るとはな」

 

「そりゃそうですよ。僕達2人しか見てないですからね。貴方が存在する所には紅い花が出現しますからね。イシュメルガ」

 

 

「フフ、そうだったな」

 

そう言ってイシュメルガは、グレース達の前に現れた。

 

「くっまだマリアさんの体を・・・」

 

「何この娘の体を使うのは、その方がお前達には効果的だからな」

 

!!

 

「何を考えてるの?イシュメルガ」

 

「この庭園そして、この空間におけるゲームは、貴方が仕組んだの?」

 

「そういう事だ、最もそこにある赤い扉は一切手をだしていないがな」

 

!!

 

「つまり紫の扉とオレンジの扉は、イシュメルガお前が作り出したのか?」

 

「ああ、簡単に獅童光を救出するのは、我もデボネアも認めるわけにはいかないからな」

 

「やはりイシュメルガが出て来た事と関連性があるのか?」

 

「その辺は後で考えよう。今はのどかさん達のいる美術館に向かおう」

 

そして直哉は、簡易ゲートでのどか達のいる美術館に行った。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ビョーゲンズの同時侵攻1 校外学習と美術館中編

「この庭園そして、この空間におけるゲームは、貴方が仕組んだの?」

 

「そういう事だ、最もそこにある赤い扉は一切手をだしていないがな」

 

!!

 

「つまり紫の扉とオレンジの扉は、イシュメルガお前が作り出したのか?」

 

「ああ、簡単に獅童光を救出するのは、我もデボネアも認めるわけにはいかないからな」

 

「やはりイシュメルガが出て来た事と関連性があるのか?」

 

「その辺は後で考えよう。今はのどかさん達のいる美術館に向かおう」

 

そして直哉は、簡易ゲートでのどか達のいる美術館に行った。

 

その頃原作世界ののどか達は・・・

 

「うわあ、奇麗」

 

「本当に今から動き出すような感じがするわね」

 

「何か生きてるような感じもするよ」

 

その後のどか達は製作者の女性と話を始めた。

 

暫くして・・・

 

「「「ええ――ラテがいるーー」」」

 

「留守番しててって言ったよ。どうしているの?」

 

「だって何かあったら呼びに行くなら俺達が来た方が早いと思って」

 

「そうラビ、ラテ様がいればビョーゲンズの動きもわかるラビ」

 

「確かに理屈はわかるわね」

 

「まあばれなきゃいいか」

 

「じゃあ皆おとなしくね」

 

のどか達がヒーリングアニマルと話している頃・・・

 

「フンここには、キラキラしてる物しかないな。まあその方が俺様にとっては都合が良いがな。シンドイ―ネに負けるわけにはいかんからな。進化しろナノビョーゲン」

 

「ナノーーー」

 

そしてナノビョーゲンが感染したのはのどか達と話をしていた作者の作品だった。

 

 

「「「「きゃあああ怪物だ――」」」」

 

「「「怪物?」」」

 

「クチュン」

 

「「「ビョーゲンズラビ」ペン」ニャン」

 

「俺達が来てよかったろ」

 

「そう言う事にしておこう」

 

「皆行くラビ」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

 

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

「ニャン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」

 

 

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

 

「待ちなさいメガビョーゲン」

 

「うお、早いぞプリキュア」

 

その頃シンドイ―ネとダルイゼンは・・・

 

「「この辺で良いわね」この辺で良いか」

 

「「進化しなさいナノビョーゲン」進化しろナノビョーゲン」

 

シンドイ―ネが川の中にいる魚をメガビョーゲンにして、ダルイゼンがタンポポをメガビョーゲンにしてしまった。

 

それをラテが感知し、グレース達はそれぞれのメガビョーゲンに対応する為に、他のメガビョーゲンのいる場所に散っていった。

 

「さてとフォンテーヌさんとスパークルさんが戻って来るまで、グレースさんのサポートをしますか」

 

そう言って直哉は、キュアグレースとグワイワルが戦っている場所に向かった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ビョーゲンズの同時侵攻1 校外学習と美術館後編

「ほほう、シンドイ―ネはともかくダルイゼンも動いてたか残念だなキュアグレース」

 

「まあいい、俺様が勝つのだからなよし、メガビョーゲンここは大方蝕む事に成功したからな場所を変えるぞ」

 

メガビョーゲンメガビョーゲン

 

「ついてこいプリキュア」

 

そう言ってグワイワルとメガビョーゲンは館内を移動した。

 

「絶対この美術館を、病気になんてさせない」

 

キュアグレースはそう思いながらグワイワルとメガビョーゲンを追いかけた。

 

その頃キュアスパークルは・・・

 

「いたメガビョーゲン」

 

「あら、プリキュア今日は少し遅かったわね」

 

シンドイ―ネがそう言う。

 

「お手当てはすぐに終わらせるし」

 

スパークルはそう言いながら、魚型メガビョーゲンと戦い始めた。

 

その頃キュアフォンテーヌとぺギタンは・・・

 

「「見つけた」見つけたペン黄色い花はタンポポ事だったペンね」

 

「プリキュアじゃん今日はもう来ないと思ってたよ」

 

「フォンテーヌ。メガビョーゲン見つけるのに時間がかかったペンだから」

 

「メガビョーゲンがその分強くなってるのね」

 

「そう言う事ペン」

 

再びキュアグレース達は・・・

 

「はあああみのりのエレメント」

 

「落ち着くラビグレース」

 

「メガッ」

 

その時グレースの攻撃がメガビョーゲンに当たりメガビョーゲンがバランスを崩すと慌ててグレースが作品を守る為にメガビョーゲンを支える。

 

「あははレイを言うぞプリキュアメガビョーゲンを助けてくれてな」

 

だがその時メガビョーゲンが無防備なグレースを作品の上にグレースを放り投げた。

 

「あ・・・」

 

作品にグレースが当たる前にグレースは簡易ゲートから出て来た青年状態の直哉に助けられた。

 

「大丈夫ですかグレースさん」

 

「あ、直哉君ありがとう。どうしてここに?」

 

宝玉の調整が終わったので届けに来たんですが、どうやら3ヶ所同時にメガビョーゲンを発生したんですね」

 

「うんそうなの」

 

「それでグレースさんは、作品を壊すかも知れないと、気になってるんですね?」

 

「それなら大丈夫ですよ」

 

そう言って直哉は美術館全体に霊力の壁を作り全ての作品を囲んだ。

 

「何――」

 

グワイワルが驚く。

 

「「凄い」凄いラビ」

 

「とりあえず僕の介入はここまでにしますね」

 

「ありがとう直哉君」

 

「次は、シンドイ―ネがいる所に僕は行きますね。グレースさん」

 

「え、どういう事直哉君?」

 

「ラビリンも僕と同じ事を考えていたようですね」

 

「そうラビ

 

「直哉お願いできるラビ?恐らくペギタンもニャトランも同じ事を考えてる筈ラビ」

 

「メガビョーゲンを浄化するまでの間直哉だけで他の2体のメガビョーゲンの成長をしないように足止めしてほしいラビ」

 

「ええ――ラビリンそれは無理だよ。いくら直哉君でも」

 

「わかったよラビリン。僕は予定通りシンドイ―ネが作ったメガビョーゲンと戦っておくよ」

 

ありがとうラビ」

 

そして直哉は簡易ゲートを使い、シンドイ―ネがいる場所に向かった。その直後フォンテーヌとスパークルが合流した。

 

「行くよラビリン」

 

「ラビ」

 

「「キュアスキャン」」

 

 

「光のエレメントさんは、あそこラビ」

 

「了解行くわよぺギタン」

 

 

「了解ペン」

 

「エレメントチャージ!」

 

 

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

 

 

「プリキュア!ヒーリングストリーム!」

 

美術館に展示されていた作品の形のメガビョーゲンを浄化することに成功したのだった。

 

「くそ」

 

そう言いながらグワイワルが撤退した。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ビョーゲンズの同時侵攻2 川での浄化

「「グレース大丈夫だった?」」

 

「うん何とか、直哉君が来てくれて美術館の作品を霊力バリアで守ってくれて」

 

「うん相変わらず直哉っちは規格外だね」

 

「そうだニャン」

 

「それで直哉君は?」

 

フォンティーヌがグレースに聞く。

 

「ああ、それは・・・」

 

「それでグレースさんは、作品を壊すかも知れないと、気になってるんですね?」

 

「それなら大丈夫ですよ」

 

そう言って直哉は美術館全体に霊力の壁を作り全ての作品を囲んだ。

 

「何――」

 

グワイワルが驚く。

 

「「凄い」凄いラビ」

 

「とりあえず僕の介入はここまでにしますね」

 

「ありがとう直哉君」

 

「次は、シンドイ―ネがいる所に僕は行きますね。グレースさん」

 

「え、どういう事直哉君?」

 

「ラビリンも僕と同じ事を考えていたようですね」

 

「そうラビ

 

「直哉お願いできるラビ?恐らくペギタンもニャトランも同じ事を考えてる筈ラビ」

 

「メガビョーゲンを浄化するまでの間直哉だけで他の2体のメガビョーゲンの成長をしないように足止めしてほしいラビ」

 

「ええ――ラビリンそれは無理だよ。いくら直哉君でも」

 

「わかったよラビリン。僕は予定通りシンドイ―ネが作ったメガビョーゲンと戦っておくよ」

 

ありがとうラビ」

 

そして直哉は簡易ゲートを使い、シンドイ―ネがいる場所に向かった。その直後フォンテーヌとスパークルが合流した。

 

「「「「ええーー」」ペン」ニャン」

 

「それじゃあ直哉君は、私達が来るまでメガビョーゲンを足止めしてるの?」

 

「そう言う事ラビ」

 

そしてグレース達は川の方に向かった。

 

その頃直哉は・・・

 

「もうメガビョーゲン早くその男を捕まえなさい」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

「ふん簡単には捕まりませんよ。破邪剣征・桜花爛漫」

 

「メガビョーゲン」

 

「もうイラつく。いい加減無駄な事はしないでよ」

 

「うんそうですね。それでは僕はこれで失礼しますね」

 

そう言って直哉はもう1つの場所に簡易ゲートで向かった。

 

 

「もうあいつは何なの?どことなく似てると思ったけど紫藤直哉に」

 

「メガビョーゲン」

 

!!

 

「どうしたの?メガビョーゲン

 

 

「エレメントチャージ!」

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

「プリキュア!ヒーリングフラワー!」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「お大事に」

 

!!

 

そして魚型メガビョーゲンはキュアグレースによって浄化されたのだった。

 

「きーー悔しい」

 

そう言ってシンドイ―ネが撤退した。

 

「何とか時間をかけなくて浄化出来たわね」

 

「うん」

 

「あのメガビョーゲンは、時間が経っていてかなり強くなっていたのに、直哉っちのおかげでかなり弱まってたね」

 

「そうね」

 

「直哉のおかげで2体のメガビョーゲンは何とか浄化出来たけど3体目は直哉1人でもきつい筈ペン」

 

「フォンテーヌ3体目のよ頃に案内お願い。早く直哉君と合流しよう」

 

「ええこっちよ」

 

そしてグレース達h3体目のメガビョーゲンの場所に向かうのだった。

 

その頃直哉は・・・

 

「なかなかやるじゃん。お前」

 

「ほめていただきありがとうね」

 

「だけどたった1人ではここまでのようだね

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ビョーゲンズの同時侵攻3 新たな力前編

その頃直哉は・・・

 

「なかなかやるじゃん。お前」

 

「ほめていただきありがとうね」

 

「だけどたった1人ではここまでのようだね

 

「さて、それはどうでしょうね?ダルイゼン」

 

!!

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

「くうっメガビョーゲン」

 

「メガビョーゲン」」

 

「やりますねメガビョーゲンの綿爆弾で、破邪剣征・桜花爛漫の威力を相殺するとは」

 

「そう言うお前こそ一体何者なんだ?」

 

ダルイゼンが直哉に聞く。

 

「自分はただの人間ですよ」

 

「嘘だね、お前の持つ力は異常だ。メガビョーゲンや俺達ビョーゲンズと対等に戦える力を持つのは古の戦士プリキュアだけの筈だ?だが、お前はグワイワルやシンドイ―ネと戦ってここに来ただろう」

 

「大丈夫ですかグレースさん」

 

「あ、直哉君ありがとう。どうしてここに?」

 

宝玉の調整が終わったので届けに来たんですが、どうやら3ヶ所同時にメガビョーゲンを発生したんですね」

 

「うんそうなの」

 

「それでグレースさんは、作品を壊すかも知れないと、気になってるんですね?」

 

「それなら大丈夫ですよ」

 

そう言って直哉は美術館全体に霊力の壁を作り全ての作品を囲んだ。

 

「何――」

 

グワイワルが驚く。

 

 

「もうメガビョーゲン早くその男を捕まえなさい」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

「ふん簡単には捕まりませんよ。破邪剣征・桜花爛漫」

 

「メガビョーゲン」

 

「もうイラつく。いい加減無駄な事はしないでよ」

 

「うんそうですね。それでは僕はこれで失礼しますね」

 

そう言って直哉はもう1つの場所に簡易ゲートで向かった。

 

 

「もうあいつは何なの?どことなく似てると思ったけど紫藤直哉に」

 

「メガビョーゲン」

 

「へえ、良く知ってますねダルイゼン」

 

「ですが僕の役目はここまでですよ」

 

「何だと!!」

 

「後は、彼女達に任せます」

 

直哉がそう言うと、キュアグレース達がその場にやって来た。

 

「あれ、逃げたんじゃなかったんだ。プリキュア」

 

 

「ああ、そう言う事か、あの謎の男はお前達の仲間なんだな?」

 

「謎の男って誰の事よダルイゼン」

 

「そんな事よりスパークルメガビョーゲンを浄化が先よ」

 

「あ、そうだったでもあんなに巨大なメガビョーゲンを浄化できるの?」

 

「それでもやるしかないラビ。ダルイゼンとあのメガビョーゲンの体力を1人で削ってくれた直哉もためにも負けられないラビ」

 

「「「そうだね」」」

 

「直哉君はどうやら私達に託してくれたようだね」

 

そしてグレース達は3体目のメガビョーゲンと戦い始めた。

 

その頃直哉は、グレース達と少し離れた森の中でトワと連絡していた。

 

「トワ一応原作世界のグレース達は、バテデモーダ誕生のきっかけのメガビョーゲンと戦いを始めましたよ」

 

「そうなのねついに、プリキュア!ヒーリング・オアシスが生まれるのね」

 

「ええ、このまま何も想定外の事態が起きなければですが」

 

「そうね、一応融合世界ののどか達もいつでも想定外の事態になったら送れるようにしておくわね」

 

「はい」

 

「今の所は良いですが、トワゼムリア大陸の方はどうですか?」

 

「ああ、そっちはねやはりあの時にイシュメルガが出て来た事に関係してるみたいね」

 

「どういう事です?」

 

「つまりねイシュメルガが動きを見せるとね、対応策の一環で彼等が融合世界に関わるゼムリア大陸の方に現れるようね」

 

「成程」

 

「「「きゃあああ」」」

 

「あ、すみませんトワもう1人ののどかさん達がメガビョーゲンにやられたようなので行きますね」

 

「わかったわ」

 

そして直哉は通信を切った。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ビョーゲンズの同時侵攻3 新たな力後編

とある山奥・・・

 

「・・・うーんラビ」

 

「あ、気が付いたかいラビリン」

 

「あ、直哉どうしてここに」

 

「君達があのダルイゼンが作ったメガビョーゲンに吹き飛ばされたのを見たからね、君達全員を彼等とは違う所で救助したんだよ」

 

「ありがとうラビ直哉」

 

「今の所ラビリンしか起きてないから言いたい事があるなら僕が聞くよ?」

 

「・・・」

 

「直哉お願いラビのどか達に協力してあのメガビョーゲンを浄化してほしいラビ」

 

「直哉とのどか達が戦えば・・・」

 

「ラビリンそれは出来ないよ。ラビリン僕達特殊遊撃部隊が介入出来るのは、ワイズマン等が作り出したメガビョーゲンやノイズと言うのは知ってるね?」

 

「それは・・・」

 

「そして今回の3体のメガビョーゲンは、君達の世界のビョーゲンズだから基本的に僕は介入する事は出来ないよ」

 

「そんなラビ」

 

「直哉のケチ少しくらい俺達を助けてくれてもいいじゃん」

 

「ニャトランそんな風に言ったらダメペン」

 

「けどよ」

 

「あ、のどかさん達が気が付いたようですね」

 

「「「ううーん、ここは?」」」

 

「ここはダルイゼンとメガビョーゲンに負けた地点から、少し離れた山奥ですよ。皆さん」

 

「「「ええーー直哉君どうしてここに?」」」

 

「ああ、それは・・・皆さんが来た後この周辺で状況を見てましたからね」

 

「それで、皆さんがメガビョーゲンに吹き飛ばされたのを見て皆さんをこちらに連れて来たんですよ」

 

「「「そうなのね」そうなんだ」」

 

「それじゃ直哉君お願い、私達をメガビョーゲンの所に連れて行って」

 

「それは出来ません。ひなたさん」

 

「何で――」

 

「その理由は先程ラビリン達にも言いましたが」

 

 

「ラビリンそれは出来ないよ。ラビリン僕達特殊遊撃部隊が介入出来るのは、ワイズマン等が作り出したメガビョーゲンやノイズと言うのは知ってるね?」

 

「それは・・・」

 

「そして今回の3体のメガビョーゲンは、君達の世界のビョーゲンズだから基本的に介入できません」

 

「「「ああ、そう言う事」」」

 

「のどかさん達がメガビョーゲン吹き飛ばされたのにもちゃんと理由があるので、それを僕自身が壊すわけにはいかないので」

 

「でも少しくらい・・・」

 

「皆さん思い出してください初めてトワとレイに会った時の事を?」

 

「恐らく私達では融合世界のビョーゲンズには勝てません」

 

 

「そう、認めるのね他の2人はどう?」

 

 

「「私達ものどとのどかっちの言う通りです」」

 

 

 

「そう、ならどうするの?このまま融合世界ののどか達の力を借り続ける?」

 

 

 

「「「それはしたくありません」」」

 

「それは自分の世界は自分手で守りたいのかしら?」

 

 

「ええ、それができれば良いですけど、状況的に無理と思うので、トワさんお願いです私に一時的に霊力を使えるようにしてください」

 

 

!!

 

「「のどか本気?」のどかっち」

 

「ちゆちゃん、ひなたちゃん。私は本気だよ。いつまでも融合世界私達に頼れないし」

 

「皆さんはそう言ってましたよね、もしここで力を借りると言うならあの言葉が嘘になりますよ」

 

!!

 

「大丈夫、皆さんはあのメガビョーゲンに勝てますよ」

 

「何故ならあのメガビョーゲンがバテデモーダの生みの親ですからね」

 

「「「「「「ええーー」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「チースプリキュア」

 

「「「え、誰」」」

 

「出たわねバテデモーダ」

 

「もうひなたさん。自分を腫れもののように扱わないで下さいよ」

 

「遊ばないのよ2人共」

 

「ええ、何であんたのせいで怒られたよ」

 

「ええーー自分のせいですか?」

 

「アースさん。バテデモーダの恰好ビョーゲンズに似てますけど・・・」

 

原作世界のキュアグレースが、アースに聞く。

 

「ええ、バテデモーダは融合世界のビョーゲンズの1人で直哉関連でビョーゲンズに不都合な事が起きれば、彼が来ることになってるんです」

 

「「「「「「ええ――」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「そういう事ですから宜しくっす。ちなみにそちらの世界でももうすぐ生まれるので」

 

「「「「「「ええ――」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「あいつが生まれるのこのタイミングで?」

 

「そうですよひなたさん」

 

その後直哉は融合世界に帰還し、のどか達は新たな力を得てメガビョーゲンを浄化する事に成功したのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

再びリベール王国へクローゼ姫との再会前

直哉はトワの依頼でもう1つのすこやか市でのイベントを見届け融合世界ののどか達と共にゼムリア大陸のリベール王国にやって来た。

 

「直哉すまない呼んでしまって」

 

「あ、ユリアさん木にしないで下さい今エステルさんとヨシュアさんがクロスベル二行ってる以上仕方ないですよ」

 

「ああ、以前トワに時間を止められる前にこの事態が起きればよかったが」

 

 

「そうだ、特務支援課の4人今から融合世界に来なさい」

 

「「「「はああーーー」」」」

 

「今からですか?」

 

「そうよ、言葉の説明だけで、ちゃんと理解できた?」

 

「「「「それは」」」」

 

「確かにトワさんの言う通りですよ。皆さん異世界を見れるなんてめったにないですよ」

 

「「「ティオちゃんが興奮してる」ティオ助がはしゃいでいる」ティオが行きたいみたいだな」

 

そしてロイド達は、トワの提案を受け入れた。

 

その頃トワとロイド達の話を聞いていたグレース達は・・・

 

「「「はあ、またトワさん無茶を言って」」」

 

「そして受け入れちゃったよどうすんの?」

 

「仕方ないよスパークル。トワさんだし」

 

「そうね、特務支援課を連れて行くのなら時間は止めるでしょうし」

 

「問題は、融合世界のどこに特務支援課の人達を連れて行くんだろう」

 

グレースが心配しながら言う。

 

「そう言えばそうね」

 

「もしかして・・・私達の世界じゃない?トワさんが見てるし」

 

「良いわよね、グレースとフォンテーヌとスパークル」

 

「「「はいわかりました。トワさん」」」

 

「それでは行き先も決まったから行くわよ。当然ゼムリア大陸に時間は止めるよ。出発」

 

そしてトワの転移によってその場にいた全員が融合世界内部のすこやか市の旅館転移をした筈だった。

 

「「「「すみませんユリアさん」」」」

 

「いや、そちらのトワさんの行動について文句を言ってるわけでは無い」

 

「むしろ特務支援課だったか、彼等が融合世界に行った事でリベール王国としてはいろんな意味で、情報を共有できるからな」

 

「「「「成程」」」」

 

「言い方が悪いかもしれませんが、今回の特務支援課の融合世界に行った事で、リベール王国としてはエレポニア帝国とカルバート共和国に関する情報を特務支援課を通して得られる可能性があるからですね」

 

「そう言う事です」

 

「確かに、これからの事を考えると、リベール王国だけでは厳しい状況ですね」

 

「2つの大国の問題にそれに融合世界の敵の問題と色々あるからね」

 

「ああ、それもあるが彼等の来訪が、気がかりなのだ」

 

「以前彼等が融合世界に現れた時の事を私は聞いたからな」

 

回想開始・・・

 

スパークルと大神の霊力を融合させた技がメガ光武に迫るが・・・その時上空から灰の機神ヴァリマールがメガ光武を一刀両断してしまった。

 

「やったかヴァリマール」

 

「いやいやイシュメルガには逃げられたようだ」

 

 

「そうか、それでは撤退するか」

 

「うわーーマリアーーーー」

 

「嘘ですよねマリアさーん」

 

予想外の事態に帝国華撃団とプリキュア達は唖然としていた。

 

 

「何をあわててるんだあの人達は」

 

 

「ドウヤラ、リィンガタオシタテキニナカマガイタミタイダナ」

 

 

「何だってーー俺はその人間を殺してしまったのか?」

 

 

そう言ってリィンがヴァリマールから降りると・・・

 

 

「貴様ー」

 

 バキッ

 

「灰色の騎士、お前のせいでマリアがーー」

 

「ちょっと落ち着いてください大神さん」

 

直哉達と分断されていた仲間達が大神の体を押さえる。

 

 

そして直哉とプリキュアの三人は、リィンに話をする。

 

「リィンさんどうしてここに?」

 

「ヴァリマールがイシュメルガの存在を見つけたからです」

 

 

「それでイシュメルガはいたんですか?」

 

フォンティーヌがリィンに聞く。

 

「いや、逃げられたようだ」

 

「なら貴方は殺人を犯した人ですね」

 

「貴方は帝国華撃団のマリア・タチバナさんを殺したんだ」

 

!!

 

「どういう意味ですか?直哉さん」

 

「リインさん落ち着いて下さい。実はマリア・タヂバナさんが貴方が一刀両断した機体の中にいたんですよ」

 

!!

 

「なっあんな怪物に帝国華撃団の仲間が・・・」

 

「あれはメガビョウゲーンに侵された光武だったんです」

 

「私達は帝国華撃団の人達と協力して光武を元に戻そうとしたら貴方が破壊した」

 

フォンティーヌがそう言う。

 

「そんな・・・俺はただイシュメルガを追って来ただけで・・・」

 

回想終了・・・

 

「確かに心配する気持ちは分かりますが、今回は大丈夫と思いますよユリアさん」

 

そして直哉達は、ユリアの案内でクローゼのいる部屋に案内された。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

クローゼとの再会と話し合い前編 

王都グランゼルグランゼル城・・・

 

クローゼ姫の私室にて・・・

 

「直哉さんそれに皆さん呼び出してすみません」

 

「いえいえ構いませんよクローゼ姫、リベール王国に彼等が現れたのはいつ頃ですか?」

 

直哉が、クローゼ姫に聞く。

 

「ええ、それは、特殊遊撃部隊が、獅童光光さんを助けに行って少ししてからですね、そして何故か融合世界に連絡が取れなくなったので」

 

「成程」

 

「クローゼ姫恐らく融合世界に連絡が取れなかったのは特殊遊撃部隊トワとレイがこの案件に関わっていたからです」

 

そして直哉が話し出す。

 

 

 

「フフ、そうだったな」

 

そう言ってイシュメルガは、グレース達の前に現れた。

 

「くっまだマリアさんの体を・・・」

 

「何この娘の体を使うのは、その方がお前達には効果的だからな」

 

!!

 

「何を考えてるの?イシュメルガ」

 

「この庭園そして、この空間におけるゲームは、貴方が仕組んだの?」

 

「そういう事だ、最もそこにある赤い扉は一切手をだしていないがな」

 

!!

 

「つまり紫の扉とオレンジの扉は、イシュメルガお前が作り出したのか?」

 

「ああ、簡単に獅童光を救出するのは、我もデボネアも認めるわけにはいかないからな」

 

 

「何!!この一件デボネアも関与してるのか?」

 

「ああ、2つの扉の世界でな」

 

「まあ、そんな事に巻き込まれてたんですのね」

 

「ええ、そう言う事です」

 

「そして僕達が、イシュメルガと遭遇した事によって彼等がやって来た可能性がありますね」

 

「成程彼等が、リベール王国に来たのはイシュメルガと特殊遊撃部隊が、特殊内空間にいた事で、入れなかったからと見るべきかしら?」

 

「ええ、そう見るべきでしょう。前回のイシュメルガの来訪時の流れを見ると・・・」

 

 

「くそー俺達も戦えたら戦いたい」

 

「そうか、なら我と契約すればその機体を動けるようにしてやるぞ」

 

「誰だ!!お前は」

 

「我の名は、黒のイシュメルガどうする我と契約するか?」

 

「イシュメルガだって、本当に契約者になればこの状況を打破出来るんだな」

 

「ああ出来るとも」

 

大神がイシュメルガとの契約をしようとしたとき次元の裂け目ができた。

 

!!

 

「ちっ奴め、ここまで来たか。だが、まだ奴等に見つかるわけにはいかん。我とデボネアの紫藤直哉と魔法騎士に復讐するまでは」

 

その直後灰の機神ヴァリマールとその担い手のリィン・シュバルツァーが出てきたことによりヒドラプラントとプラントアームは圧死し、浅草周辺に咲いていた紅い植物は全部消えた。

 

「ユウナリィンだよ」

 

「ウソリィン教官がどうしてここに」

 

「確かに関係してそうですね」

 

「イシュメルガと彼等の動きは何やら連動してそうですね」

 

「ええ、偶然というわけでは無さそうです。まあ僕達としては暫くはイシュメルガとデボネアがいつ動いても良いように動けるようにして起きますけど」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

クローゼとの再会と話し合い後編

「それでクローゼ姫僕達特殊遊撃部隊が彼等と接触した方が良いですか?」

 

「いえ、そこまで今は頼みません。特殊遊撃部隊はあまり大きく動くのはよく無いですよね」

 

「特にのどかさん達にとっては?」

 

「「「それは」」」

 

 

「それでイシュメルガはいたんですか?」

 

フォンティーヌがリィンに聞く。

 

「いや、逃げられたようだ」

 

「なら貴方は殺人を犯した人ですね」

 

「貴方は帝国華撃団のマリア・タチバナさんを殺したんだ」

 

!!

 

「どういう意味ですか?直哉さん」

 

「リインさん落ち着いて下さい。実はマリア・タヂバナさんが貴方が一刀両断した機体の中にいたんですよ」

 

!!

 

「なっあんな怪物に帝国華撃団の仲間が・・・」

 

「あれはメガビョウゲーンに侵された光武だったんです」

 

「私達は帝国華撃団の人達と協力して光武を元に戻そうとしたら貴方が破壊した」

 

フォンティーヌがそう言う。

 

「確かに、そう言う事もありましたが、もう大丈夫と思いますけど」

 

直哉がそう言う。

 

 

「それならいですけど、直哉さん可能ならでいいので、特務支援課について教えてくださいませんか?」

 

「ええ、良いですよ。と言ってもエステルさんとヨシュアさんそして2人の響さんが合った時の話ですが」

 

「あら貴方達はもしかして噂の特務支援課の方かしら」

 

「そうだけど、どうして俺達の事を?」

 

「自己紹介をするわね。私はエステルエステル・ブライトよ」

 

「僕はヨシュア・ブライトだよ」

 

「俺はロイド、ロイド・バニングスだよ」

 

「私は、エリィ・マクダエルよ。よろしくね」

 

「私はティオ・プラトーです」

 

「俺はランディだよろしくな」

 

!!

 

「「成程この人がランディさんか」」

 

「うん?どうした」

 

「何でも無いわ」

 

「そう言えばエステルとヨシュアはどうしてクロスベルに?観光かい」

 

「あ、違うわよ私達は1週間前に東通りにある遊撃手協会に着任したのよ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「商売敵かよ」

 

「そう言えば、特務支援課はどういう仕事をするの?」

 

「「「それは・・・」」」」

 

「エステルそろそろ行こう」

 

「あ、そうねそれじゃあ私達は行くわねロイド君」

 

「ああ」

 

「あ、ロイド君どんな仕事でもクロスベルに住む人達が笑顔になれるように頑張ろうね、お互いに」

 

「・・・ああ」

 

そしてエステル達はロイド達と別れた。

 

 

「エアスラスト」

 

エリィが風のアーツを空から来た降魔に放つが効かなかった。

 

「アーツが効かない」

 

「その魔獣にはアーツは効きませんよ。大神さん貴方の技を借ります」

 

「「ええ」」

 

「狼虎滅却・天狼転化ーー」

 

そして響のガングニール・シャドーから大量の霊力が放出され、ロイド達3人を襲う降魔全てを撃退した。

 

「「「凄い」」」

 

3人がそう言った直後

 

「響そっちは終わった?」

 

「終わりましたよエステルさん」

 

!!

 

「村長さん以外に2人程に見られましたけど」

 

「こんな感じらしいですね」

 

「成程、わかりました私自身で、今度会ってみたいですね特務支援課に」

 

「あはは、大丈夫ですよクローゼ姫貴女は会えますよ。特務支援課に」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワの依頼終了と花寺家での話

「それで直哉さん達はこれからどうするんですか?」

 

クローゼが直哉に聞く。

 

「これからですか?そうですね一応トワの依頼はここで最後なので、何も追加でなければ自由行動ですかね」

 

 

「そうなんですね。あの1つお願いがあるんですけど良いですか?」

 

「何ですか?クローゼさん」

 

そしてクローゼが話し出す。

 

 

「ここが融合世界の中にある世界のすこやか市ですか?」

 

 

「正確にはすこやか市の隣町ですけど」

 

 

 

「直哉どうしてこのデパートに来たの?」

 

 

「ああ、エステルさんクローゼさんがこちらの世界にある機械とかの使い方を覚えて貰う為ですよ」

 

 

「エステルさんやヨシュアさんやレオンハルトさんは仙台でしてもらいましたよね、その世界の物に触れ使い方を覚えて貰う事を」

 

 

「成る程ね」

 

 

「まあ、クローゼさんに覚えて貰う機械の種類はエステルさん達が覚えた蒸気機械ではないですけどね」

 

「あんですってーー」

 

「またあそこに買い物に行く事は出来ませんか?」

 

「あの時に勝ったアイテムが残りが少なくなって」

 

「ああ、成程そう言う事なら自分達が行きますよ買い物に」

 

「「「うん良いよ直哉君」」」

 

「それでは行きましょうかのどかさん達」

 

そして直哉達は、クローゼの買い物をする為に融合世界のすこやか市に簡易ゲートで向かった。

 

その頃融合世界のすこやか市の花寺家では・・・

 

「あらトワさんいらっしゃい、久しぶりですね」

 

「そうね、私と会うのは、薫を家族にしてと頼んだ時よね?」

 

「「そうですね」」

 

「今回はどうしたんですか?」

 

のどかの父親がトワに聞く。

 

「ええ、勿論のどかと直哉に関してよ」

 

「2人がどうしたんですか?」

 

「2人の今後について何だけど、貴方達にも協力してほしいのよ」

 

「私は特殊遊撃部隊を運営してる身として、2人同時に休めとは言えないのよね」

 

「特にのどかは誓約の関係で、直哉と離すとまずいのよね」

 

「「成程」」

 

「私達家族で2人の休息の時間を作るようにしたらいいんですね」

 

「ええ、お願い出来るかしら?」

 

「「良いですけど2人を長い時間止めれませんよ?」」

 

「一応こちらの世界の敵もいるので、直哉君ものどかもそれには対応すると思いますけど?」

 

「その辺は私の方で何とかするわ」

 

その頃直哉とのどか達はクローゼの買い物を頼まれて買い物に来ていた筈だった。

 

「どうして貴女がここにいるんですかイヨ?」

 

「ウフフ、久しぶりね、紫藤直哉」

 

「そうですね、イヨと直接会うのはあれ以来ですね」

 

「どういう事だイヨ?」

 

 

「あら言葉通りよヤフキエル事変後に私達は7人世界の帝国華撃団と、幼馴染世界の帝国華撃団に戦いをするのよ」

 

 

「「「「「「何だって――」」」」」」

 

 

直哉と守護者達はイヨの言葉に驚いていた。

 

「まあ私としては貴方達が過去の世界に来るなんて思わなかったけどどうしたの?」

 

「まあ身内の失敗の穴埋めですよ」

 

 

「成程ね、その失敗は貴方の霊力に関する事かしら?」

 

 

「何でわかったの!!」

 

 

「ひなた」

 

「あ、ごめん」

 

「そんなに気にしないで良いわよ。直哉を見れば分かることだし」

 

 

「所でイヨはどうして過去の世界に来たんだ。何かまずい改変でも起きたのか?」

 

 

「私はただ貴方達の後を追いかけて来たのよ」

 

 

「何の為にですか?」

 

 

「貴方達があの城を見て余計なことをしないようにね」

 

 

イヨがそう言った直後帝都全域に大きな地震が起きた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

イヨが直哉達に確認する前編

「そうだったわね今回は過去の7人世界の事件後に真宮寺直哉達が謎の敵と謎の女の子達に会ったと聞いてねどういう事?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「直哉君ここに神山さんとクラリスさんがいるの?」

 

「ええ、その筈です。神山さん達の霊力反応が小さいですが」

 

「あ、あれはさくらさん?」

 

「どうやらそのようですね。それにしてもこちらのさくらさんは融合世界のさくらさんより少し年上のようですね」

 

「そう言う事ならここがさくら達の原作世界ラビ?」

 

「いえ、そうとは限りませんよ。ラビリン以前薫ちゃんに聞いた話では、過去の7人世界も幼馴染世界も一応新生帝国華撃団が登場する原作世界が誕生する以前の物語は全部したらしいので」

 

「つまり私達はまた、過去の7人世界及び幼馴染世界に跳ばされた可能性があると考えても良いんだね」

 

「ええ、ただ今回は特殊遊撃部隊が離ればなれなので、仲間集めをしながら、こちらの流れが壊れないようにしないといけないので大変ですけど」

 

「あ、さくらさんが動いたよ。直哉君」

「あ、丁度きたみたいね、あのー貴方は大河新次郎君ですか?」

 

「あ、貴女は、真宮寺さくらさん?どうしてここにいるんですか?」

 

「それは、貴方を迎えに来たからです。さあ大帝国劇場に参りましょう」

 

「はいわかりました」

 

そしてこの世界のさくらは、大河新次郎と言う少年と合流し大帝国劇場に向かった。

 

「成程新隊員を迎えに来たラビね」

 

「・・・グレースさんすみませんが、この世界暦調べてくれませんか?」

 

「うん良いよ」

 

そしてグレースは暦を調べた。

 

「直哉君。今この世界の暦は、太正16年だったよ」

 

「そうですかやはり効いてた時期とあいませんね」

 

「太正16年に大河新次郎と言う新隊員は存在しないそうですよ」

 

「「ええ――」ラビ」

 

グレースの体内にいる直哉の思念を聞いてグレースとラビリンは驚いていた。

 

「こちらは神山さんとクラリスさんを探してから、この世界を調査しましょう」

 

「「了解」了解ラビ」

 

「そして僕達は過去の7人世界の事件に干渉せざる得ない状況になったんです」

 

「成程ね、貴女地の敵と過去の7人世界の敵が協力して特殊遊撃部隊を過去の7人世界に連れて来たのね」

 

異空間・・・

 

「デボネアよ異世界の邪精霊の依頼を受けてやるとは思わなかったぞ」

 

「フフ、イシュメルガ確かにお前の立てたゲームをしても他生の時間稼ぎにしかならないからな。魔神セレスと魔神ウィンダムのマジックナイトを堕とす為にはまだ時間が必要だから」

 

「だが、何故魔神レイアースも堕とさないのだ?」

 

「ああ、魔神レイアースとその乗り手のマジックナイトには紫藤直哉達が持っている力によってこちら側には引き込めないのだ」

 

「成程な」

 

「そう言う訳です」

 

「そして僕達は仲間を探しているとあれが起きたんです」

 

 

さくらが、大河新次郎を、大帝国劇場に案内し大帝国劇場に入った瞬間さくらと直哉は嫌な予感がし、エリカとの話を切り上げ、外に行くと大量の降魔と、闘っている一団と出会った。

 

 

「お姉ちゃんこれは一体?」

 

「私にもわからないわ、何がなんだか」

 

「とにかく降魔と闘ってる人を助けよう」

 

「ええ、そうね」

 

 

「あ、さくらさん、直哉君」

 

「「何でエリカさんがここに?中にいるはずなのに」」

 

「さくらさん、直哉司令久しぶりです。ジェミニです」

 

その時二人の頭にジェミニの情報が入って来た。そして二人は、話を合わせる為に話をし、降魔と戦い始めた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

イヨが直哉達に確認する後編

「成程異界編が始まったのね」

 

「そうです特殊遊撃部隊はエクストラプレイヤーとして参加を強制されたんです」

 

真宮寺直哉とさくらが復活した降魔殺女に就て話していると、彼等の死角から7人世界には存在しなずの敵メガビョーゲンとメガ降魔の2体が突然現れた。

 

「「メガビョーゲン、メガビョーゲン」」

 

「「「「「何だ奴等は」」」」」」

 

当然だがその場にいる全員が、突然現れたメガビョーゲンとメガ降魔の出現に戸惑っていた。

 

!!

 

「神山さんクラリスさん。私行きますね」

 

「「いいんですかグレースさん」」

 

「いいも悪いもありません。実際に過去の7人世界に出現しない筈のメガ降魔とメガビョーゲンが出たのですから、浄化しないと」

 

 

「確かにそうですね」

 

「メガビョーゲンとメガ降魔を異界編に入れる事によってね」

 

「成程ね、イシュメルガとデボネアと同じような存在は過去の7人世界にいるのは、憑依の木の精霊カルマしかいないわね」

 

「ええ、フォンテーヌとスパークルが遠めから話を聞きました」

 

 

「おい2人共見て見ろニャン」

 

ニャトランが言い、フォンテーヌとスパークルが真宮寺姉弟のいる方を見ると、戦いが始まっていた。

 

「ふ、やはり私達の障害は、貴女なのね真宮寺さくら」

 

「無論直哉を守るのは、さくらだけではないぞ、我等もいることを忘れるな」

 

「おーおーサクラチーム燃えてるね」

 

「当然だろう。奴らの統一の目的が、ミユの力と、直哉の霊力とわかったんだからな、ケン」

 

「だな、さくら雑魚の相手は、俺達に任せろ」

 

「ありがとうございます。ケンさん」

 

「フフ、本当に貴方達の相手が、私たちだけと思っているの?」

 

「何ですって!!」

 

「巴里に眠る異界の精霊よ、我が声に答え眠りから覚めよ」

 

殺女がそう言うと、かつてパリシイの怪人と共に巴里を襲撃した。オーク巨樹と共に現れた憑依の木の精霊であるカルマが復活した。

 

「おい直哉、あの大きな木はなんだ?」

 

「あれは、異世界からの侵略者です」

 

「「「「異世界からの侵略者だとーーー」」」」

 

 

「久しぶりですね鬼神を操る姉弟よ」

 

「成る程、貴女方が、私を復活させてくれたのですね?」

 

「ええ、そうよ」

 

「ならばお礼をしなければなりませんね。行きなさいナノビョーゲンそこの降魔を進化させてあげなさい」

 

「ナノ――」

 

「きゃあああ。何よこれーー」

 

そして殺女はメガ降魔殺女に進化した。

 

!!

 

「おほほ、良いわね憑依の実とは違うが、同じ性質の物を使う事がこんなに楽しいとは」

 

「この見た事のない怪物はお前の仕業だったのかカルマ」

 

「ふん今頃気がついたのか?真宮寺直哉」

 

その頃フォンテーヌとスパークルは・・・

 

「「「「ええーー」」ペン」ニャン」

 

「何で過去の世界にナノビョーゲンがいるの――」

 

「わからないわ」

 

「成程ね、特殊遊撃部隊のメンバーを過去の7人世界に来るように仕向けたのはカルマだったのね」

 

「ええ、それで異界編の僕達特殊遊撃部隊にとってのラスボスは邪精霊カルマでしたから」

 

「それで、真宮寺直哉達がカルマを倒したから融合世界に戻ったわけね」

 

「そう言う事です」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

イヨとの話終了

「ふむわかったわ貴女達のせいで過去が変わったわけでは無い事がわかったわ」

 

「そうですか良かったです。イヨさん」

 

 

「でも気をつけてね少なくとも融合世界と復活した7人世界にいる闇の存在が特殊遊撃部隊そしてプリキュアの存在を知った事により貴女達にとっても敵が増えるかも知れないわ」

 

「「「そんな」」」

 

「あくまでも可能性があると言う話よもし貴女達が、異界編に巻き込まれた時に必要以上に真宮寺直哉達と関わってなければ」

 

「それなら大丈夫ですよ」

 

直哉が理由を話し出す。

 

「「「「「「うーん俺達は一体何をしていたんだ」」」」」」

 

「大丈夫ですか皆さん」

 

キュアコーラルが真宮寺直哉達に声をかける。

 

「ああ、今は何ともないが、君は一体何者なんだ?」

 

「それはワタシガ皆さんに聞きたいんですけど、ここは私の住んでいるあおぞら市です」

 

「ああ、ごめん僕達は帝都と言う所からここあおぞら市に来てしまったんだ」

 

「来てしまったと言う事は、皆さんはこのあおぞら市に自分の意思で来たわけでは無いんですね」

 

「そう言う事になるね、君達の世界まで僕達の世界で起きた異変に巻き込んだかもしれない。本当にごめんね」

 

 

「いえ、こちらこそ私達の敵の目的の対象にさせてしまってすみません」

 

コーラルがそう言うと真宮寺直哉達はあおぞら市から消えた。

 

「グレースさんあちらの直哉さん達との接触はあれで良いですか?」

 

「うんありがとうさんごちゃん」

 

「どうやら向こうの直哉さん達には、滞在時間に制限があるみたいと思っていいのかな?」

 

みのりが言う。

 

「いや、みのりちゃん融合世界の方が、真宮寺直哉の滞在を拒否した可能性もあると思わないか?」

 

誠十郎がみのりに聞く。

 

「確かにその可能性も考えられますね」

 

「真宮寺直哉の事より、私達がどう動くかでしょう。少なくともキュアグレースが、あの軍服の怪物に、エキストラプレイヤーとか言われてたし、これは面倒な事になるわよね」

 

「「「「あ、」」」」

 

「そうだねローラ。でもエキストラプレイヤーだからかわからないけど、ある程度特殊遊撃部隊の仲間がどこにいるのかがぼんやりとだけどわかるんだ」

 

 

「「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「あの異界に取り込まれたのが、融合世界に関係する世界もあったのでそれを利用して、真宮寺直哉達と接触はしましたね」

 

「ふむ、あくまで融合世界に紛れ込んだ真宮寺直哉達を助ける為?

 

「そうです」

 

そして本来なら言うつもりもなかったんですが、過去の7人世界の巴里で・・・」

 

「「飛鳥ちゃん薫ちゃん。どうしてここに」」

 

「フフ、やはり貴女達も来ましたか特殊遊撃部隊」

 

「特殊遊撃部隊とは一体何なんだ?」

 

真宮寺直哉が治療を受けながら考えていると・・・

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

 

「フフ、成程あれがイシュメルガとデボネアが言っていた力ですか」

 

カルマがそう呟く。

 

「カルマ、イシュメルガとデボネアとは何者だ?」

 

真宮寺直哉がカルマに聞く。

 

「ああ、遥か未来から来た私の協力者ですよ」

 

!!

 

「遥か未来から来た協力者だと」

 

「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「そうです。それで間違いないですね?花寺薫」

 

「薫ちゃんの名字が違う」

 

「その通りだよカルマ。よくそこまで融合世界の事を熟知してるね」

 

「イシュメルガとデボネアでも私の名字変更の事は知らなかったのに」

 

「融合世界?飛鳥ちゃんどういう事?」君達は幼馴染世界から来たんだよね」

 

「真宮寺直哉達に知られたので、恐らく原因はそれだと思います」

 

 

「成程ありがとう直哉」

 

そう言ってイヨが転移をした。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第12章 第1部 魔法との出会い編
ヒミコとイヨが試験的に融合世界に誕生させた世界へ1


今回の章からイヨとヒミコによって融合世界に作られた世界と言っても彼女達は自分達の知る世界を再現した形となります。

従って以前ゲストキャラで出たキャラ達も出て来ます

ご了承ください。


特殊遊撃部隊は、トワの依頼を終えて2週間後・・・

 

特殊遊撃部隊全員で融合世界にあるとある世界に調査に来ていた。

 

「兄さんついに来ましたね」

 

「そうだね飛鳥、ここがヒミコとイヨが試験的に融合世界に作った世界か・・・」

 

「じゃあ、順番が変わるんですね?」

 

「ええ、そうね次が獅童光を救出で、次にイヨとヒミコの作り出した世界の調査で行くわよ。巴里に関してはその後進める予定だけど、どうなるかわからないわ」

 

「わかりました」

 

「獅童光を救出する際にもノヴァの邪魔があるかもだけどね」

 

「それにデボネアがもう一人のノヴァが出てくるとかも」

 

「成程、外部からの邪魔があるかも知れないんですね」

 

「それで獅童光ちゃんの居場所はどこですか?」

 

「中心世界よりの山の中にあるゲートの中よ。ゲートの中はこちらの世界では無くなるから連絡は出来なくなるわ」

 

「そしてその山の南側にイヨ達が作った世界があるのよ」

 

「そう言う理由でその順番なんですね」

 

「確かに順番は変わったな」

 

直哉はその時の事を思い出して言う。

 

「実際ヒミコとイヨが作った世界の中心の街である買い鳴市とはどんな所なのだろうな?」

 

「兄さん覚えてませんか?彼女達の事を」

 

そう言って飛鳥は説明を始める。

 

 

「そういう事ならうちたちも協力するで守護者達の皆」

 

 

「「「「「「え」」」」」」」

 

そして機動六課のメンバーが現れた。

 

「なのはちゃん。FW陣の4人と一緒に守護者達の皆と協力してお兄さんの救出をお願い」

 

 

「わかったはやてちゃん」

 

 

「ほないくで。響け終焉の笛。ラグナロク・ブレイカー」

 

 

「雷光一閃。プラズマザンバー・ブレイカー」

 

 

「GUOO」

 

 

メガ桜天武ははててとフェイトが放った二つの特大魔法を受けて一時的に行動を止めた。

 

それを見た飛鳥は・・・

 

 

「響さんさくらさん」

 

 

「「うん」」

 

 

「天剣・桜吹雪」

 

 

「破邪剣征・桜花天翔」

 

 

「響さん今のうちにメガ桜天武の搭乗口を破壊してください」

 

「了解飛鳥ちゃん」

 

 

「どうりゃあーー」

 

 

「紫藤直哉さんへの道が出来ました。なのはおばちゃん今です」

 

 

「飛鳥ここに来ておばちゃんはやめて――」

 

 

「そんな事を気にしてる場合ですか、早くしてください」

 

 

そしてメガ桜天武に乗っていた紫藤直哉はなのはたちによって救出された。

 

「兄さんがパワーアップする為に行ったミッドチルダで特殊遊撃部隊に協力した機動六課の部隊長と2人の隊長の3人は海鳴市出身ですから、恐らく物語が本格的に始まるとすぐわかると思いますよ」

 

「ええーーそうなのかい?」

 

「でも、今回は特殊遊撃部隊全員での事前調査なのかな?ヒミコとイヨが試験的に融合世界に作った世界と言っても」

 

「ああ、それは・・・トワが先日の事件の再来を恐れてるんですよ」

 

「成程ね、過剰かも知れないけど全員を1ヶ所に集結させておけば仮に何かが起きても対応出来るからか?」

 

「そう言う事みたいですよ」

 

そして特殊遊撃部隊はヒミコとイヨが試験的に融合世界に作った世界の事前調査を始めた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ヒミコとイヨが試験的に融合世界に誕生させた世界へ2

海鳴市市内・・・

 

「アリサちゃんすずかちゃんまたね」

 

「なのはまた来週学校でね」

 

「またねなのはちゃん」

 

「うわあ、あのなのはさんが融合世界にヒミコとイヨが作った世界にいるよさくらさん」

 

「そうですね響さん」

 

「おいおい2人で納得しないで説明してくれさくら」

 

「はいはい」

 

響と天宮さくらと東雲初穂は飛鳥と薫に言われ1人の女の子を調査していた。

 

「お疲れ様でした。立花さんと雨宮さん」

 

なのはが響とさくらに声をかける。

 

 

「「お疲れ様でしたなのはさん」」

 

「本当にあそこまでして良かったんですか?新人の子達に」

 

 

雨宮さくらがなのはに聞く。

 

「気にしないで下さいさくらさん。私達の部隊はミッドチルダの中の敵対組織だけでなく降魔や魔装機兵等を使う敵対組織も対象なので」

 

 

「そうなんですね」

 

 

「それに私とフェイトちゃんは帝都で帝国華撃団の一員でしたし」

 

そしてなのははその時の事を話し出す。

 

「おいおいあの子供成長したら、そんな仕事をするのかよ?」

 

「うんでもその事はあの子に、会っても言ってはいけないよ初穂」

 

「わかってるって」

 

「しかし響さん私はわからないんですが、どうしてヒミコとイヨが、幼馴染世界にしかない世界の事を融合世界に再現できたんですか?」

 

「ああ、それは・・・レイさんから聞いたんだけど」

 

真宮寺直哉が、突如現れた魔法少女を拒んだには、理由があった。

 

「こんな感じでよかったですかね、紫藤直哉さん?」

 

「ああ、流石直哉君だ。どうやら君達の世界にも、管理局の干渉があったとはな」

 

「直哉君。管理局の件は、完全に俺達の失態だ、すまない」

 

「言え、直哉さん達のせいでは、ないです。むしろありがたいですよ、管理局とやらが、世界を繋いでくれた事に関してはですけど」

 

「しかし、そのせいで、さくらさん達を、罠があるのに、行かせてしまって」

 

「お姉ちゃんは、大丈夫です。僕の意図を知ってくれてると思うので」

 

「そうなのかい?とりあえず俺となのはと、フェイトが一度そちらに行く」

 

「はい、待ってます」

 

「そう言う事があって幼馴染世界から彼女達達が来て、ヒミコとイヨがその世界の存在を知ったそうですよ」

 

「成程」

 

 

「しかしよ、この融合世界にそれぞれの神の好きな世界を1つに纏めたんだろ?」

 

「そうです。トワとレイからはそう聞いています。ただ融合世界の中心になる世界を決めたのは、4人の神の上司みたいですね」

 

「「ええ――神の上司ーー」」

 

響の言葉に驚くさくらと初穂だった。

 

その頃直哉達は・・・

 

「「やっぱりここはなのはおばさんのいる世界かあ」」

 

響達の様子を見ていた飛鳥と薫が言う。

 

「しかし何故ヒミコとイヨが幼馴染世界と関係を持つ世界を作ったんだ好きな世界を作れる権利を使ってまで」

 

「そこは兄さん。わかりませんが、少なくともあれが出て来るまで物語は続くと思います」

 

「あれ?」

 

「「どういう事?」」

 

「実は、フォンテーヌさんとスパークルさんを魔空空間内に送った直後に私達の世界であるものを見つける為の装置が突然起動したんです」

 

 

「何だってーー」

 

 

「その装置は私達の世界の帝都と交流をしていたミッドチルダという世界で使われていた装置です」

 

 

そして飛鳥はその装置が起動した場所での説明を始めた。

 

薫この反応どう思う?」

 

飛鳥はそう言いながらある機械を薫に見せる。

 

「飛鳥ちゃんその機械はガジェットに反応するというやつじゃん二人のおばさんに持たされた奴の」

 

 

「そうよこの空間に入ったときにこの機械が反応したのよ」

 

「ええーーまさかそんな事が起きるなんて」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ヒミコとイヨが試験的に融合世界に誕生させた世界へ3

「しかし何故ヒミコとイヨが幼馴染世界と関係を持つ世界を作ったんだ好きな世界を作れる権利を使ってまで」

 

「そこは兄さん。わかりませんが、少なくともあれが出て来るまで物語は続くと思います」

 

「あれ?」

 

「「どういう事?」」

 

「実は、フォンテーヌさんとスパークルさんを魔空空間内に送った直後に私達の世界であるものを見つける為の装置が突然起動したんです」

 

 

「何だってーー」

 

 

「その装置は私達の世界の帝都と交流をしていたミッドチルダという世界で使われていた装置です」

 

 

そして飛鳥はその装置が起動した場所での説明を始めた。

 

薫この反応どう思う?」

 

飛鳥はそう言いながらある機械を薫に見せる。

 

「飛鳥ちゃんその機械はガジェットに反応するというやつじゃん二人のおばさんに持たされた奴の」

 

 

「そうよこの空間に入ったときにこの機械が反応したのよ」

 

「ええーーまさかそんな事が起きるなんて」

 

「ああ、飛鳥達が新生帝国華撃団の世界で別行動していた時の原因が、海鳴市と繋がりがあったわけだ」

 

「直接的に関係があるのはミッドチルダの方ですけどね」

 

「ミッドチルダかあ、あの時は僕はのどかさんの中で、夢として見てましたけど」

 

そう言って直哉は思い出す。

「そう言えば飛鳥ちゃん。こちらに来てるのは私達だけなの?」

 

 

「いえ、ほかの守護者とプリキュアのふたりもいますよ」

 

「え、そうなの?それにしては姿が見えないけど」

 

 

 

「それは私の叔母さんに当たる人が教えてくれた認識阻害魔法を・・・」

 

ポカ・・・

 

「こら飛鳥、だれが叔母さんだってーー私はまだ19なんだよ」

 

 

「だってなのはおばさんは紫藤直哉の義理の妹でしょ」

 

「それはそうだけど、飛鳥はフェイトちゃんの事はフェイトさんと言うのに」

 

 

「飛鳥ちゃんて身内に厳しんだね」

 

「ええ、パパからなのはには厳しくしろっと言われているからですね

 

 

 

「飛鳥の意地悪・・・それに君が花寺のどかちゃんでいいの?」

 

 

「はい、花寺のどかです。よろしくお願いいたします。なのはさん」

 

 

「私は、こちらでは高町なのはと言ってね魔導士という仕事をしています」

 

 

「魔導士ですか?」

 

 

 

「そっ簡単に言えば魔法少女かな」

 

「えーーー19歳で魔法少女はないでしょうなのは叔母さん」

 

「一言多いよ飛鳥」

 

「あの―ここは何処なんですか?」

 

「「ああ、ありましたねそんな事が」」

 

「そう言う訳でかわからないけど今回の現地調査の指揮は飛鳥ちゃんと薫ちゃんにとって貰うとトワが言ってたよ」

 

「「ああ、おそらく、海鳴市とミッドチルダ関連の問題を知ってるからですね」」

 

「成程、だからか特殊遊撃部隊をそれぞれわけたのに、全員をここに送り込んだから」

 

「それは飛鳥ちゃんと新生帝国華撃団の人達だけだとトワも不安なんですよきっと」

 

薫がそう言う。

 

「「「「なっ馬鹿な」」」」

 

 

「何で旧式の機体で、私達の時代の降魔が倒せるんだよ」

 

 

「納得いかねえ」

 

「納得いかなくても、これが現実よ」

 

!!

 

「さて、神山貴方ならわかるわよね」

 

「ええ、俺達は降魔戦争前の時代を知らな過ぎた事が原因と思います」

 

「俺達の前の帝国華撃団。巴里華撃団。紐育華撃団の記録を見て俺達がどれだけ甘い考えを持って戦っていたのかがわかりました」

 

 

「それに私もまなつちゃん達の世界に行き特殊遊撃部隊いえ直哉さんの、言ってくれた意味もわかりました」

 

クラリスがそう言う。

 

「初穂機体は最新も旧式も関係ない。旧帝国華撃団の皆さんは太正12年から俺達の知る降魔戦争まで戦ってたんだ。それに融合世界の方は、本来の敵に加えてノイズやメガビョーゲン等と戦っているんだからな」

 

「そうだとしても私は認めたくない」

 

「「初穂さん」初穂」

 

「仕方ないわねレイ。今死んでいる直哉を呼んでもらえる神殿に?」

 

「ああ、わかった」

 

「確かにあれは凄かったな」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

幼馴染世界に存在した世界の事を知る

「それで、飛鳥ちゃん私達とエステルさんとヨシュアさんはどうしたらいいの?」

 

「とりあえず響さんを除く守護者の皆さんと兄さんは暫く待機していてください」

 

「ええーー良いの?飛鳥ちゃん」

 

「はい良いですよのどかさん。まだ物語は始まってないようですから」

 

「そうなんだ」

 

「そう言えば、飛鳥ちゃんあの女の子が幼馴染世界に来た理由を教えて貰える?」

 

エステルが飛鳥に言う。

 

「わかりました」

 

 

「さくら、何があったのか知らないのか?」

 

「ええ、知ってますけどショックを受けないで下さいね」

 

「直哉君は、妹のなのはちゃんに、惑星をも破壊できるほどの、霊力の一撃を受けたんです。当時まだ9才のなのはちゃんによって」

 

「「「「「何だって!!」」」」」

 

マリアたちはさくらの言葉を聞いて驚いていた。

 

 

「そりゃあトラウマになるわけやで」

 

「うんアイリスもそう思う」

 

「それに、惑星をも破壊できるほどの霊力ですって、そんな人間見た事ありませんわ」

 

「ああ、それはですね・・・すみれさん」

 

「それはこのレイジングハートのおかげだよ。おばさん」

 

「なっおばさんですって」

 

 

「何この子小さいね」

 

「あんたも変わらないじゃない」

 

「アイリスチビじゃないもん」

 

「チビだよ、チビ」

 

「もう、貴女は誰なの?」

 

「私?私は、高・・・違った紫藤なのはだよ紫藤直哉の妹だよ」

 

「「「「「ええーー貴女が」」」」」

 

「これが帝国華撃団と紫藤なのはの出会いでした。

 

「なのはちゃん何時来たの?」

 

「今さっきだよ、この泥棒ネコ」

 

なのはは、さくらに、泥棒ネコと言い放つ。

 

「何で、私が貴女に、そんな事言われるの?」

 

「私には、判るよ、さくら貴女は、直哉お兄ちゃんと、霊力の融合とキ・・ス、キスしたんでしょ」

 

「な・・・なんでなのはちゃんそのことを知ってるの?」

 

「だから、貴女は泥棒ネコよ、さくら」

 

「私から直哉お兄ちゃんを、奪ったんだから」

 

「私、貴女から直哉君を、奪ってないよなのはちゃん」

 

「嘘よ奪っているのにその自覚すらないの?」

 

「そしてその当時の紫藤なのはは、真宮寺さくらを敵対心を持っていました」

 

「「「「「「「「「「成程」」」」」」」」」」

 

「飛鳥ちゃん直哉さんがトラウマになった件てまさか僕とのどかさん達がメルクさんと会った時に見た事が理由なのかな?」

 

 

「あ、待ってよ直哉君」

 

 

「さくらちゃん急いであの女の子を助けないと」

 

そして直哉が少女に近づくと・・・

 

「嫌---来ないでスターライト・ブレイカー」

 

「うわああああ」

 

直哉は、少女にトラウマを植え付けられた」

 

 

「直哉君ーーー」

 

「貴女いきなり何するの?」

 

「その通りですよ。兄さん」

 

「それによりその当時の紫藤直哉さんにとっては、義理の妹の紫藤なのはは白い悪魔と恐れていたそうです」

 

「白い悪魔か・・・」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

白い悪魔の理由前編

「その通りですよ。兄さん」

 

「それによりその当時の紫藤直哉さんにとっては、義理の妹の紫藤なのはは白い悪魔と恐れていたそうです」

 

「白い悪魔か・・・」

 

「飛鳥ちゃんと薫ちゃん君達の両親は過去の幼馴染世界の10年後の世界だよね?」

 

「「そうですよ」」

 

「つまり、新生帝国華撃団と同じ時間軸で良いんだよね?」

 

「ええそうですね」

 

「で、過去の紫藤直哉が義理の妹達と協力して一時的に帝国華撃団の一員として、黒鬼会と戦ったんだよね」

 

直哉が飛鳥ちゃんと薫ちゃんに聞く。

 

「「お疲れ様でしたなのはさん」」

 

「本当にあそこまでして良かったんですか?新人の子達に」

 

 

雨宮さくらがなのはに聞く。

 

「気にしないで下さいさくらさん。私達の部隊はミッドチルダの中の敵対組織だけでなく降魔や魔装機兵等を使う敵対組織も対象なので」

 

 

「そうなんですね」

 

 

「それに私とフェイトちゃんは帝都で帝国華撃団の一員でしたし」

 

そしてなのははその時の事を話し出す。

 

 

 

「フォフォ、久しぶりじゃの帝国華撃団、どうじゃ自分たちが帝劇を攻める気分は?」

 

「木喰」

 

「それにしても、この帝劇防御壁は、たいした物よのう」

 

「たった1機で、この帝劇防御壁と、わし特製の攻撃装置を使ったこの布陣を突破し、わしの所までこれるかの?」

 

 

木喰は、余裕の笑みを浮べる。

 

「私達を甘く見ていると、痛い目を見ることになりますよ木喰さん」

 

 

「抜かしよるな、小娘が」

 

 

 

そして木喰との戦いが始まった。

 

「皆加山さんが、攻撃装置を無効化するまで、攻撃装置の射程に気をつけて」

 

「「「了解」」」

 

そして攻撃装置は無力化された。

 

「今だよ二人共」

 

「行くよ、フェイトちゃん」

 

「うん、なのは」

 

「ディバインバスターー」

 

「サンダーレイジ」

 

二人の魔法が帝劇防御壁を貫通し桜天武が木喰の魔装機兵智拳に、近づいた。

 

 

「何故じゃあ、わしの計算では、お前たちはここまでこれないはずなのに?」

 

「帝国華撃団め、何時もわしの計算の上をいくなあ」

 

「これが私達の絆の力です」

 

「「破邪剣征・桜花天舞」」

 

 

「うおおおお。ま、まさかわしが負けるのか、たった4人に、この敗北は計算外じゃああああ」

 

 

「僕達は少ししてから、響さんと天宮さくらさんから聞いた時驚いたけどね」

 

「そのせいであの子が白い悪魔と言われるの?」

 

「いえ、正確には彼女が幼馴染世界に来る前からそう言われてたみたいですね」

 

「兄さんは薫から聞きましたよね?」

 

「うん聞いたよ」

 

そしてその事を直哉が、この場にいる全員に薫も聞いた時の内容をそのまま話し出す。

 

「成程、ロストロギアかそんな危険な物がある世界と君達のお父さんの世界が関りを持ったのは、偶然だったんだね」

 

 

「ええ、ですがミッドチルダに存在する時空管理局と言う組織にとっては高町なのはが、私達のお父さんの世界に干渉した事が許されない行為だったようですね」

 

 

それは何故?」

 

「それは・・・」

 

薫が話し出す。

 

「ごめんください」

 

 

「こちらに高町なのはさんはいますか?」

 

「はい、すいませんけど高町なのははいませんが」

 

売り子である高村椿が、応対している。

 

 

「変ですね」

 

「母さん違うよ、すみません。高町ではなく紫藤なのははこの劇場にいますか?」

 

「ああ、支配人の妹さんの事ね、いるわよ」

 

 

「あ、丁度来たみたいだね」

 

「やっぱり、リンディさんと、クロノくんかあ」

 

 

「なのはさん!!」

 

「なのは」

 

「良かったわ、なのはさんが見つかって、さあ帰りましょう」

 

「なのは?」

 

「・・・嫌、私帰らない。この世界にずっといたい」

 

「!!なに言い出すんだ、なのは?なのはの帰りを待つ、家族がいるのに?」

 

「もう私は、高町なのはじゃない、紫藤直哉の妹紫藤なのはだからーーー」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

白い悪魔の理由中編

「それでは続きを話すね」

 

そして直哉は話をつづけた。

 

「リンディさんでしたね、支配人室で、話をしませんか?」

 

「ええ、そうですね、なのはさんがお世話になった、あなた達には伝えないと、いけませんからね」

 

4人は、支配人室に向かった。

 

支配人室・・・

 

 

「改めて紹介しますね、僕は紫藤直哉。この劇場の支配人をしています」

 

「そして彼女が、真宮寺さくらです」

 

「私はリンディ・ハラウオンです」

 

「そして、息子のクロノ・ハラウオンです」

 

「どうも」

 

4人は、それぞれ自己紹介をした。

 

「それで、貴女達は、なのはとどういう関係なんでしょうか?」

 

 

「私達は、なのはさんと同じ職場で働いてる者です」

 

「ええーーなのはちゃん。まだ14才ですよ、そんな歳で働かせるなんて」

 

「別に、僕達の世界では当たり前だが」

 

さくらが強い口調で言うと、クロノが反論した。

 

「さくらちゃん、落ち着いて」

 

「でも、直哉君」

 

「いいから任せて」

 

 

「クロノもですよ」

 

「母さん」

 

「それで、なのはを無理やり連れて行くんですか?」

 

「当たり前だ、そうしないと、僕と母さんが、こんな所にまで来た意味がない」

 

クロノはそう言い切った。

 

「成る程、それでも言う事を聞かないのなら、魔法で強制連行を考えてるね、クロノ君

 

 

!!

 

!!

 

リンディとクロノは直哉の言葉に驚きを隠せないでいた。

 

「それともう一つ確認しますが、貴方たちは、もしかして時空管理局と言う組織の一員じゃないですか?」

 

「確かに、私達は、時空管理局に所属しています。でも何故、直哉さんがその事を知ってるんですか?」

 

「なのはから聞きました。貴女方が来る前に」

 

「成る程」

 

「僕達の意見としては、なのは本人が帰りたいというのなら、問題はないんですが、本人の意思を無視するのなら、僕達は家族を守ります」

 

「そうですか、わかりました」

 

クロノ今日は帰りましょう」

 

「しかし母さん」

 

「この一件で、迎えに来たクロノという少年はお父さんとお母さんや帝国華撃団に襲い掛かる事もありましたね、黒鬼会と手を組んだりしていたみたいです」

 

 

「勿論その当時の記録は、ミッドチルダには残されていませんでした」

 

ここで一旦直哉が話を止める。

 

「うわあ、何このクロノと言う子考えが、危ないんだけど」

 

「そうね」

 

「しかしその時空管理局という組織に小さい頃からいたらそう言う考えを持つかも知れませんね」

 

「そうね、その考えが当然と考えても仕方ないわね」

 

「ただ、特別な力があるからそこに束縛されるのは可哀想だけどね」

 

のどか達がそれぞれを言う。

 

そして直哉が続きを話し出す。

 

 

「それは何故?」

 

「時空管理局にとって都合の悪い記録だからですよ」

 

 

そして薫が話を続ける。

 

「何故君達は僕達の邪魔をする?僕達は犯罪者を連行したいだけなのだが」

 

「君は直哉達が犯罪者とでも言うのか?」

 

「ああ、そうだ、彼らはことごとく、僕達の邪魔をしたからな、逮捕して、我等の手駒として死ぬまで、使うのさ。そこにいる哀れな人形フェイトのようにな」

 

「クロノ君貴方どうして、そんなことが出来るの?」

 

なのはがクロノに問いかける。

 

「高町なのは、僕は君を絶対許さない、そして君が、この世界で大切にしている者を僕は、壊す事に決めたのだから」

 

 

!!

 

「そ、そんな」

 

(それじゃあお兄ちゃんやさくらさんがこんな事になったのは私のせい)

 

 

「それは絶対に違うでなのはちゃん」

 

その時上空からやって来たのは、八神はやてと、守護騎士の4人だった。

 

「はやてちゃん」

 

「はやて何故勝手に出てくるんだ」

 

「嘘、はやてちゃんまさか・・・」

 

「ごめんななのはちゃん、うちはまだ管理局の一員なんよ」

 

「まあいい出てきた以上、仕事をしてもらうぞはやて」

 

「わかっとる、ヴィータなのはちゃんに攻撃するんや」

 

「あいよはやて、覚悟はいいか紫藤なのは、兄妹仲良く管理局のペットになれよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

白い悪魔の理由後編

!!

 

「何よそれ逆恨みも良い所じゃないそんな事があったの?飛鳥」

 

 

「ええ、兄さんが喋った所は私達の時代に繋がる幼馴染世界に起きたのは事実です」

 

「「「「「それでその後はどうなったんですか?」」」」」

 

まなつ達が飛鳥に聞く。

 

「それはね・・・」

 

飛鳥が直哉に代わり話し出す。

 

「そ、そんな」

 

(それじゃあお兄ちゃんやさくらさんがこんな事になったのは私のせい)

 

 

「それは絶対に違うでなのはちゃん」

 

その時上空からやって来たのは、八神はやてと、守護騎士の4人だった。

 

「はやてちゃん」

 

「はやて何故勝手に出てくるんだ」

 

「嘘、はやてちゃんまさか・・・」

 

「ごめんななのはちゃん、うちはまだ管理局の一員なんよ」

 

「まあいい出てきた以上、仕事をしてもらうぞはやて」

 

「わかっとる、ヴィータなのはちゃんに攻撃するんや」

 

「あいよはやて、覚悟はいいか紫藤なのは、兄妹仲良く管理局のペットになれよ」

 

「いやそれだけは絶対に嫌、フェイトちゃんも、お兄ちゃんもお姉ちゃんは私が守るもん」

 

!!

 

 

「ヴィータ今や」

 

「おう」

 

「スターライト・・・ブレイカーーーーー」

 

ヴィータは上手くなのはの背後を取り、スターライトブレイカーの射線上にクロノを入れた。

 

 

「なッしまったーーーーー己はやてまでもが裏切るとは覚えておけよ」

 

そう言いながらクロノタチ管理局全員撤退した。

 

「なっクロノと言う少年が、人を操り君達の両親を襲ったのか?」

 

「ええ、時空管理局にとって最大の汚点となったんですよ。クロノと言う存在を消したいからですね」

 

「「「「「・・・」」」」」

 

「何ていうかそのクロノという子供も哀れね、過去の幼馴染世界に白い悪魔を登場させるきっかけになり、自分の所属の時空管理局からは、存在しない者として扱われてるんだから」

 

ローラがそう言う。

 

 

「ええ、ですがそれはあくまでも幼馴染世界に限るんですよ」

 

「「「「「「「「ええーー」」」」」」」」」」

 

そして飛鳥が話を続ける。

 

「クロノ君お兄ちゃんに何をしたの?」

 

見てみるがいい、なのはこれが、生まれ変わったお兄さんだよ」

 

「グルガアアア」

 

「何あれ、千明お姉ちゃん」

 

「あれはカルマ獣?家憑依の実と異なる力を感じるわ」

 

「それは多分私達の世界の力です。千明さん」

 

そして怪物になったなのはの兄は、会場にいる人々を憑依の実に変えていく。

 

「キャアアア」

 

「嘘だろう皆逃げろーーー」

 

「フフ、成功だ、よし行くぞ」

 

 

「クロノ君何処に行く気なの?」

 

「そんなの決まってるだろ、紫藤直哉の世界だよ」

 

「行かせないよクロノ君」

 

「これが私の全力全壊のスターライトブレイカーーーー」

 

なのはが放った巨大収束魔法はクロノに当たらず怪物が食べた。

 

「ふふ、凄いぞなのはたちを殺せ」

 

「・・・五月蝿いぞ小僧」

 

!!「ぎゃあああああ。イタイイタイ痛いーーーー」

 

「五月蝿い小僧」

 

そしてクロノは、自分の作り出した怪物憑依魔獣に裏切られ気絶してしまった。

 

「ああ、クロノ君」

 

「本当に哀れね」

 

「そうですね」

 

「そしてこれ以降クロノと言う少年は、幼馴染世界と7人世界の歴史には出てきませんでした」

 

「もし融合世界の世界でクロノと言う少年が堕ちる可能性も無いとは言えませんが、前の世界ほど接触はしないので、今の所は安心して下さい」

 

「「「ただいま」」」

 

その時響達が戻って来た。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワとレイヒミコ達の事を考える

特殊遊撃部隊がヒミコ達が融合世界に試験的に作った海鳴市に向かって暫くして・・・

 

管理者の神殿では・・・

 

「今回の件本当に良かったのか?」

 

いくらヒミコとイヨの置き土産の世界とは言え特殊遊撃部隊全員をその世界に連れて行って」

 

「ええ、構わないわレイ、今回は世界の事前調査で、あの世界の高町なのはもまだ、ユーノと言う少年とも会ってないみたいだしね」

 

「しかし、事前調査中に向こうの物語が始まったらどうするんだ?」

 

レイがトワに聞く。

 

「ああ、それは・・・飛鳥に物語が始まったらその場で対応してと言ってるわ」

 

「何!!飛鳥にか」

 

「ええ、そうよ。今回の事前調査に関しては飛鳥と薫が直哉の代わりの立場よ」

 

「成程なあいつらなら時空管理局やプレシア・テスタロッサやジュエルシード事件に遭遇しても何とか対処出来るか?」

 

「少なくとも流れを殆ど知らない直哉よりわね」

 

「だけど不安要素があるのよねそれは・・・融合世界の近くにある復活したもう1つの幼馴染世界に何らかの影響を与えるんじゃないかとね」

 

「ああ、成程な確かに注意しておくべきだろうな」

 

「以前の幼馴染世界のような流れにはならないと思うが・・・」

 

 

「カンナさん、ごめんなさい」

 

「どうしたんだ?なのは急に?」

 

「お兄ちゃんを連れて帰ると無責任に、言った事を謝りたくて」

 

「そうか、確かにあたいらの真の仕事は、平和の時は知られないからな」

 

「それに私も驚きましたよ、お兄ちゃんが司令官だったなんて」

 

「おっとなのは、おしゃべりはここまでだぜ、友達が出てきたぜ」

 

 

!!

 

「フェイトちゃん」

 

「貴女は、誰?どうして、私の名前を知ってるの?」

 

「フェイトちゃん」

 

「私は、お母様の命令で貴女を殺しに来たの、貴女が死ねばこの世界は、お母様の物になるの」

 

!!

 

「プレシアさんが生きてるの?」

 

!!

 

「何で貴女お母様の名前を知ってるの?」

 

(もしかしてこのフェイトちゃん、PT事件前のフェイトちゃんみたい)

 

 

「カンナさんここは、私に任せてください」

 

「いけるんだな、なのは?」

 

「はいカンナさん」

 

「行くよフェイトちゃん、ディバインバスター」

 

「フォトンランサーファイアー」

 

二人の魔法がぶつかり激しい音と光が、幻想的に見えた。

 

「まあ、プレシア・テスタロッサや、時空管理局に対しても融合世界の中にある世界として、特殊遊撃部隊に干渉しなくて良いのなら、最低限の干渉で良いのだけどね」

 

「ふむ、物語が始まらないとわからないか?」

 

「そうね、ヒミコとイヨが余計な物を作ってなければね」

 

「ああ、それは・・・無いと断言は出来んな」

 

「まあ、彼女達も最低限のルールは守ってるけどあくまでも表面上はね」

 

「試験的に作られた海鳴市に何かを隠しているのか、違う部分で改変されているかもしれないんだな?」

 

「ええ、少なくともイヨが融合世界の中の事を知ってるからね」

 

「ああ、それは・・・」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

イヨと融合世界1

「ああ、それは・・・あの時が初めてだったな」

 

レイがその時を話し出す。

 

 

「「何だってーーラビ」ペン」ニャン」

 

イヨの言葉に3匹のヒーリングアニマルは驚いた。

 

「何で私達に移籍の話を持ちかけてきたの?」

 

「そりゃ勿論君達3人と3匹を殺すのは惜しいからね」

 

「私達の知らない力を知らずに終わらせるにはね」

 

 

「そう言う事なら私達の答えはイヨさん貴女の所には行きません」

 

のどかがイヨに向けて言う。

 

 

「そんなに急いで答えなくていいのに私達が動くのはまだまだ先だしね、だからその頃に君達が存在していればまた会いに来るよ」

 

 

「それじゃまたねプリキュア。出でよ魔装機兵天照」

 

 

そう言って天照を召喚したイヨは何処かに転移をしたのだった。

 

「ええそうねそして、私の失敗で過去の世界に行った時ね」

 

「どういう事だイヨ?」

 

 

「あら言葉通りよヤフキエル事変後に私達は7人世界の帝国華撃団と、幼馴染世界の帝国華撃団に戦いをするのよ」

 

 

「「「「「「何だって――」」」」」」

 

 

直哉と守護者達はイヨの言葉に驚いていた。

 

「まあ私としては貴方達が過去の世界に来るなんて思わなかったけどどうしたの?」

 

「まあ身内の失敗の穴埋めですよ」

 

 

「成程ね、その失敗は貴方の霊力に関する事かしら?」

 

 

「何でわかったの!!」

 

「ひなた」

 

「あ、ごめん」

 

「そんなに気にしないで良いわよ。直哉を見れば分かることだし」

 

 

「所でイヨはどうして過去の世界に来たんだ。何かまずい改変でも起きたのか?」

 

 

「私はただ貴方達の後を追いかけて来たのよ」

 

 

「何の為にですか?」

 

 

「貴方達があの城を見て余計なことをしないようにね」

 

 

イヨがそう言った直後帝都全域に大きな地震が起きた。

 

 

 

「「「「「きゃあああ」」」」」

 

 

地震がおさまった時帝都に大きな城が出てきた。

 

「そしてその後のどか達ではなくまなつ達共会ってたな」

 

「そうね・・・」

 

「うんそれは大丈夫だよ。16番目のプリキュア世界のプリキュアさん」

 

「「「「「誰なの?」」」」」

 

「ああ、初めましてだね。私はイヨトワとレイと同じ融合世界の神様をしてた者だよ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「そして米田健二の妹でもあるけどね」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「それも私の本音だよ。それに16番目のプリキュア世界から来た君達は、融合世界の闇になりえるお兄ちゃんといてはいけないと感じたからね」

 

!!

 

「それはどういう事ですか?イヨさんは健二さんの仲間ですよね」

 

 

サマーがイヨに聞く。

 

「私は米田健二の家族でもあるけど、融合世界になった頃から米田健二のコントロールする為の仕事が多いけどね」

 

「まあとりあえず、貴女達はここから離れて紫藤直哉と合流しなさい」

 

「「「「はい」」」」

 

「貴女達を助けるのは今回限りと思うけどね」

 

そう言ってイヨは、健二と合流しまなつ達は直哉と合流しそのままお墓型戦艦の中に入った。

 

「まあ、まなつ達が会った時は協力していたからまだ良かったけど」

 

「そうだなヒミコが何を考えてイヨを動かしてるのかもわからんからな」

 

「どちらにしてもイシュメルガとデボネアがいる間はヒミコには静観していて欲しいわ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

イヨと融合世界2

「まあ、まなつ達が会った時は協力していたからまだ良かったけど」

 

「そうだなヒミコが何を考えてイヨを動かしてるのかもわからんからな」

 

「どちらにしてもイシュメルガとデボネアがいる間はヒミコには静観していて欲しいわ」

 

「だが、ヒミコとイヨは7人世界との関係を持った世界委ではなく、幼馴染世界と関係を持った世界を選んだんだ」

 

「そこはわからないけど、恐らくお詫びじゃないの?」

 

「お詫びだと?」

 

「ええ、そう考えられるわ」

 

 

 

「まなつちゃん変身だよ」

 

 

「うん」

 

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

 

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

 

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

 

「クラリスさんを助けるぞ!」

 

 

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア !」」」」

 

 

「あはは、まさかお前達がプリキュアだったとはな」

 

 

「何がおかしいの?」

 

 

「くく、これを笑えるだろ。だってよ俺が以前作り出した闇神威型ヤラネーダに負けた奴等だぜ、俺の今日のターゲットが」

 

!!

 

 

真宮寺直哉の言葉にサマー達は思い出していた。

 

 

 

 

「「そんな私たちの技まで」」

 

「いいぞヤラネーダ」

 

「エルダは喜んで闇神威型ヤラネーダに命令をした。

 

 

「ヤラネーダその2人のやる気を奪って私に頂戴」

 

「ヤラネーダ」

 

 

そして・・・

 

 

「「きゃあああ」」

 

 

さくらとクラリスは闇神威型ヤラネーダにやる気を奪われ、2人のやる気はエルダに渡された。

 

 

「「「「ああーー」」」」

 

 

「ありがとうねヤラネーダ」

 

 

そして、エルダは撤退した。

 

 

「貴方があのヤラネーダを生み出したの?」

 

「ああ、そうだぜ、今回はその時に捕獲した新生帝国華撃団のメンバーやる気を使ってこれを作ったんだぜ」

 

「ちょっとそこまでなんで言うのよ」

 

 

「別にいいだろ。やれゼンゼンヤラネーダ」

 

「まなつ達の世界に真宮寺直哉の裏の人格が暴れた事によるお詫びと私は考えるわ」

 

「成程な確かに、直哉とのどか達の報告書にも、真宮寺直哉はブルーによって倒されたと書いていたな」

 

「ええ、それによって彼が、自由を得たけどね」

 

 

「お前は、米田健二の一部になった者佐谷直哉なのか?」

 

「へえ、君は僕の存在していた事を知っているんだね」

 

「ああ、知っている。そしてお前がここに現れた理由も確実とは言えないがな、お前の目的は、俺の体が欲しいのだろう」

 

!!

 

「何だと!!」

 

「何ですって」

 

直哉の言葉を聞き驚くアスミとバテデモーダだった。

 

「・・・ああ、その通りだよ。融合世界の紫藤直哉君」

 

「何故体が欲しいのですか?」

 

 

「それは恐らく、米田健二を佐谷直哉が乗っ取る為ですよ。アスミさんとバテデモーダ」

 

「成程宿主さんのプリキュアの力が目的ですか」

 

「そうさ、僕は君の体に宿る未知の力が目的さ。記憶の持たない米田健二の中にいても退屈だからね。こうして出て来たのさ」

 

「何と言うか、大変だな特殊遊撃部隊は」

 

「そうね、さて直哉達の状況を見ましょうか」

 

「そうだな」

 

そして、トワとレイは直哉達の状況を見始めた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

魔法との出会い前編

特殊遊撃部隊が、ヒミコとイヨの作った世界を調査を始めて一週間が過ぎた頃・・・

 

「助けて・・・」

 

「え、誰かいるの?」

 

「どうしたのよなのは大声出して」

 

「大丈夫?」

 

「あ、ごめんアリサちゃん。すずかちゃん誰かに呼ばれた気がしてね」

 

「「そうなんだ」」

 

「さあ早く塾に行くわよ」

 

「「うん、アリサちゃん」」

 

その時すずかが何かを見つけた。

 

「あ、あそこにフェレットが倒れてるよ」

 

「あ、本当だすずかちゃん凄い」

 

「たまたまだよなのはちゃん」

 

そして、3人は塾に行く前に見つけたフェレットを動物病院に連れて行き、そのまま塾に向かうのだった。

 

その頃特殊遊撃部隊は・・・

 

 

「成程あのフェレットが、なのはと呼ばれた子を魔法と言う物の存在を教えるんだね」

 

「なんだか俺達と似てる感じがするニャン」

 

「そう言えばそうペン」

 

「確かにもう1つのすこやか市でラビリン達が言ってたね」

 

「それで羨ましいと言ってた」

 

ひなたとのどかがその時の事を思い出す。

「それで直哉君。私達を待っている人は何処にいるの?」

 

 

原作世界のちゆが、直哉に聞く。

 

 

 

「ああ、それは融合世界ののどかさんの家ですよ」

 

 

 

「「「ええーーー」」」

 

 

「のどかの家ですってーープリキュアの話もするかもしれないのに大丈夫?」

 

 

「ああ、それは・・・」

 

 

「ただいまお父さんお母さん」

 

 

「「お邪魔します」」

 

 

「いらっしゃいちゆちゃん、ひなたちゃん」

 

「「そしてお帰りなさいでいいのかしら?お帰りのどか達」」

 

 

「ただいまです。おじさんおばさん」

 

 

「「お帰り直哉君」」

 

 

「ねえ直哉君聞いていい?もう一人ののどかも不思議な力ラビリンちゃん達と一緒なの?」

 

 

のどかの母親が原作世界の3人に聞こえるように直哉に聞く。

 

 

「「「え、」」」

 

 

「ええ、いますよ」

 

 

「「「ええーーー何で教えるの?直哉君」」」

 

 

「融合世界ののどかさんの両親は、僕の母親の影響でヒーリングアニマルの事を知っているんですよ」

 

 

「「「ええーーー」」」

 

 

直哉の言葉を聞き驚く、原作世界の3人だった。

 

 

 

「まさかの衝撃的な展開ラビ」

 

 

「僕達の世界では考えられないペン」

 

「いいなお前らニャン」

 

「あったわねでも2人共今はそう言う話はしない方が良いわ」

 

「「はーい」」

 

 

「それで飛鳥ちゃん。私達と直哉君を集めたのは仕事の為?」

 

ちゆが飛鳥に聞く。

 

「ええそうです。兄さんは青年モードで一人旅をしている設定でなのはちゃんの家族が経営する翠屋に行ってください」

 

「そしてのどかさんとちゆさんとひなたさんは、修学旅行に来ている学生としてあの3人と接触して下さい」

 

「魔法を知る前にその子とその家族に僕達が何者なのかを向こうに知ってもらう為か」

 

「ええ、そうですけど恐らく間に合いません。あのフェレットはなのはちゃんに魔法を授ける役目と彼女の魔法の師になる人間ですから」

 

「「「「「「ええーー」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

飛鳥の言葉に驚くのどか達だった。

 

そしてその日の深夜・・・

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

魔法との出会い後編

時を少し戻して・・・

 

3人が塾を終えて家に帰って夕食を食べた後・・・

 

「うーんあのフェレット大丈夫かな?」

 

「何であんな所に倒れてたんだろう?」

 

「よし明日動物病院にすずかちゃんとアリサちゃんと行こう」

 

そう言って、なのはは2人に連絡をした。

 

その日の深夜・・・

 

「助けて・・・」

 

「え、誰の声なの?」

 

 

「何か気になるから行こう」

 

そしてなのはは声のした方に走り出した。

 

その頃直哉達は・・・

 

「飛鳥これはどうしたらいい?」

 

「兄さん今回はのどかさんとちゆさんとひなたさんの3人にいつでも出れるように変身して貰って下さい」

 

「ええ、どういう事飛鳥」

 

たった今一瞬ですけど、お墓型戦艦のセンサーにワイズマンの存在を感知したので」

 

「何だって――」

 

「恐らく融合世界の新たな世界が動き出したので、ワイズマンも調べてるのかも知れません」

 

「成程それじゃ、僕はのどかさんとちゆさんとひなたさんの所に行くね」

 

そして直哉はのどかさんとちゆさんとひなたさんの所に行き説明をした。

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

 

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

 

「ニャン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」

 

 

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」

 

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

「それではいつでも出れるようにして起きましょう」

 

「「「うん」」」

 

その頃なのはは・・・

 

「うにゃ―――なにこれー―」

 

「動物病院がやばいんですけどーー」

 

「それに何なのアの黒い生き物は?」

 

そしてはぞの生き物がフェレットとなのはを見つけ、1人と一匹を狙い始めた。

 

「うわあああ。追いかけて来るーー」

 

そしてなのはとフェレットは、謎の生き物の追撃をかわしながら話をする。

 

「すみません僕のせいで貴女をこんな目にあわせて」

 

「うわあ、フェレットが人の頃場を喋ったーー」

 

「ああ、すみません今からあの怪物の説明しますね」

 

「よろしくなの」

 

「あの怪物は、ロストロギアと言われるものの1つジュエルシードによって姿を変えられた物なんです」

 

「ジュエルシード」

 

「そうです。僕がここに来たのは、この星に飛来したジュエルシード27個を回収する為です」

 

「ええ――ジュエルシードってそんなにあるのーー」

 

「そうです。ですから僕と一緒にジュエルシード集めをしてくれませんか」

 

「ええ――」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ヒミコとイヨの実験?前編

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

 

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

 

「ニャン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」

 

 

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」

 

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

暫くして・・・

 

「ねえ、直哉っち出撃の合図来ないね」

 

「そうですね。スパークルさん」

 

「これはやはりワイズマンが来なかったと見て良いのかしら?」

 

「そうかもね、フォンテーヌとスパークル」

 

「直哉君どうする変身解除する?」

 

グレースが直哉に聞く。

 

「そうですね、こんな時間ですしその方が良いかもしれませんね」

 

「しかし直哉君本当にあのなのはさんの世界が融合世界の中に出来るなんて」

 

「そうですねグレースさん」

 

 

その頃のどか達は・・・

 

「なんやてーーイヨたちと会ってるのかい」

 

 

「クオーンクオーン」

 

 

その時ラテがのどか達の部屋に来た。

 

 

「どうしたのラテ?」

 

 

「何かおかしいわ聴診器で聞いてみて」

 

 

「うん」

 

 

そしてのどかは、ラテに聴診器を当てラテの心の声を聞いた。

 

 

「ここと仲のいい世界が泣いてるラテ1体のメガ降魔と信号機と車が」

 

 

「「「ええーーー」」」

 

 

「どないしたん?そんな慌てて」

 

 

「はやてさん今から幼馴染世界に跳びます。幼馴染世界にメガ降魔とメガビョーゲンが現れたので」「

 

 

「なんやてーー」

 

 

そしてのどか達は幼馴染世界に向けて出発した。

 

 

その頃帝都東京では・・・

 

「よし全員で必殺攻撃だ」

 

「了解」

 

 

「神崎風塵流・不死鳥の舞」

 

「シェルクーンチク」

 

「聖獣ロボ・改」

 

「三十六掌」

 

 

「ヴィアッジョ・ローズ」

 

「ジークフリード」

 

「狼虎滅却・天狼転化」

 

 

突如帝都に現れたメガビョーゲン2体とメガ降魔にそれぞれの技を放つが・・・

 

 

「GUOO」

 

「「メガビョーゲン。メガビョーゲン」」

 

 

「何だよこいつは、あたい達攻撃が効かねえぞ」

 

 

「メガッ」

 

その時信号型メガビョーゲンから赤い光線が放たれ、紫藤直哉と真宮寺さくらの乗る桜天武以外の天武は信号型のメガビョーゲンのストップ光線を浴びてしまい身動きが取れなくなってしまった。

 

 

 

「「「「「機体が動かない」」」」」」

 

 

「直哉君どうする?大神さん達が動けなくなったよ」

 

 

「さくらちゃん落ち着いて、しかし3体の敵が動くたびに赤黒大地が変色するのは一体何故だ」

 

 

「それはな、直哉お兄さんその敵はこの子達の敵だからや」

 

 

「「え、はやてちゃんの声」」

 

 

直哉達は、突然聞こえたはやての声に驚いていた。

 

 

「ほな、後は任せたよ。のどかちゃん達お兄さん達を助けてや」

 

「そうですね過去の幼馴染世界世界と交流していた世界が2つ存在している事になりましたからね」

 

「「「そうか」」」

 

「もしかするとヒミコとイヨは・・・」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ヒミコとイヨの実験?後編

「そうですね過去の幼馴染世界世界と交流していた世界が2つ存在している事になりましたからね」

 

「「「そうか」」」

 

「もしかするとヒミコとイヨは・・・」

 

「本当に実験をして、しているのかも知れません」

 

 

「融合世界に過去の幼馴染世界や7人世界の世界と関連した世界と関わらせて大丈夫なのかを調べる為に」

 

「「「成程」」」

 

「まあ、イヨとヒミコがその実験をしてみようとしたのは恐らく」

 

「ふいーー漸く着いたすっねやっぱり慣れない世界に行くための移動はきついな」

 

 

「さて守護者達を捜すか?」

 

 

「いや待てよ守護者達たちとやる前にこの世界の守護者と少し遊んで蝕むか」

 

 

「さて蝕みタイムスタート進化ベイベーナノビョーゲン」

 

 

そしてバテデモーダが2体のナノビョーゲンを出現させ浅草に提灯型と屋台型のメガビョーゲンが出現した。

 

 

その頃大帝国劇場に浅草に謎の敵が出現したとの連絡を受けた」

 

 

「直哉さん」

 

 

「ああ僕達も行くよ」

 

 

「ありがとうございます」

 

 

そして2つの帝国華撃団は緊急出撃で浅草に向かった。

 

 

 

その頃守護者達は・・・

 

 

「くちゅんくちゅん」

 

 

「「「まさかメガビョーゲンが出たの?」」」

 

 

「どうやらそのようですね皆さんこれを見てください」

 

そう言って飛鳥が浅草の状況を守護者達全員に見せる。

 

 

「「「「「提灯と屋台型のメガビョーゲンが2つの帝国華撃団と戦ってる」」」」」

 

「ええ、そうなんですよ。ですので今回はのどかさん達と私が浅草に行きますね」

 

 

「私とさくらさんは?どうしたらいい」

 

 

「今回はバテデモーダも今いる世界がどういう事なのかを調べてると思うのでもしかしたらこの世界にいる間彼の協力を受ける可能性がありますよねのどかさん」

 

 

「「「「ええ、どういう事のどかちゃん」」」」

 

「うん実は、私達がこの世界に来た頃から直哉の反応が無いの」

 

「「メガビョーゲンメガビョーゲン」」

 

「おいおい、この世界には、こんな怪物がいるのかよ」

 

「ケン文句を言う前に俺達で倒せる降魔を倒せ」

 

「やってるよリュウ」

 

「直哉君この怪物は何なの?」

 

「それがわからないよお姉ちゃん。こんな怪物紫藤直哉さんの世界でも見た事無いよ」

 

「そんなそれじゃこのまま帝都が赤黒くなっていくのを見るしかないの?」

 

「うん、悔しいけどあの2体の怪物に対する有効的な手段が無いよ」

 

だがその時、彼等の前にキュアグレースが現れた。

 

「エレメントチャージ!」

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

「プリキュア!スカイヒーリングフラワー!」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「お大事に」

 

!!

 

「「「「「凄いあの子俺達が戦ってもダメージを与えらなかったのにあっさり倒した」」」」」」

 

「そんな事無いですよ。皆さんがあの怪物を抑えてくれたので倒すことが出来たのですから」

 

「それでは皆さん。私は失礼します」

 

「待ってください。貴女の名前を教えてくれませんか?」

 

!!

 

「直哉君どうしたの?」

 

「さくらお姉ちゃん。実は僕とお姉ちゃんはこの人とどこかであった気がするんだ」

 

「すみませんが私は貴方とは、初対面ですよ」

 

「それでは私は行きますね」

 

そう言ってグレースは、真宮寺直哉達と別れた。

 

 

「ふう、お疲れ様です。神山さんとクラリスさん」

 

「「お疲れ様ですグレースさん」」

 

「恐らくこの2つの7人世界中で起きた事件で多少イヨが変化したと言ってたので、過去の幼馴染世界と関りを持った世界が融合世界に出来たらどうなるのかを見る為に試験的に作ったんじゃないかと思います」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

飛鳥のジュエルシードの説明前編

「「「成程」」」

 

「まあ、あくまで僕の推測なので実際にイヨに聞いてみないとわかりませんけどね」

 

「「「確かにそうだね」」」

 

「兄さんとグレースさんすみません今回はジュエルシードが生み出した怪物だけが出たので、準備していた皆さんには申し訳ありませんがこのままの待機を一旦解除しますね」

 

「「「わかったよ飛鳥ちゃん」」」

 

「しかし飛鳥ッちジュエルシードもあれと同じ性質なの?」

 

スパークルが飛鳥に聞く。

 

!!「ここでお前ら3人が出てくるのかよ」

 

「はーい貴女」

 

「お前達は、何者ですか?」

 

「私達は、貴女の味方よ」

 

 

「そうですか、私の仲間と言うのなら、私の手駒と化しなさい。行け憑依の実よ」

 

「「「ヘッ」」」

 

「「「ギャアアアア」」」

 

憑依の実は新たに3人に取り付き3人を憑依獣と化してしまった。

 

「おいおいあいつらまで、別の怪物になったぞ」

 

「ここに来て憑依獣3体なんて持たないわ」

 

「弱気になるんじゃねえさくら。憑依獣なら実を食べれたら俺様は回復出来る憑依獣を中心に俺達はやるぞ」

 

「わかったわ」

 

「「うわあ、懐かしいね憑依獣なんて」」

 

「「「「「「「憑依獣?」」」」」」

 

「そうですよカルマがあの3人に植え付けたのが、憑依の実と言って憑依の実は主に人間の欲望や妬み等を糧として、成長した姿が憑依獣と言う者になるんですよ」

 

「「「「「「「成程」」」」」」」

 

「「「だからナノビョーゲンに感染がカルマにとっては同じ性質なんだ」」」

 

「そうですね、ふ化にかかる時間があるか無いかの違いですね」

 

飛鳥がそう説明する。

 

「ああ、それは確かに性質は似ていますが、憑依の実はあくまでも動物の欲望を糧にふかしますが、ジュエルシードは気候や天候もあやつれますから」

 

通常あまり台風が出来ない所で超巨大台風や雷を、ジュエルシードの持つ魔力で作ったりしたそうですよ」

 

「「「「「「ええーー」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「何と言うか怖いニャン」

 

「憑依獣やメガビョーゲンとくらべたらまだましですね。何故ならジュエルシードはロストロギアなので・・・」

 

!!

 

「ロストロギアなのかい?ジュエルシードは?」

 

「あ、はいそうですよ兄さん」

 

そして直哉は思い出す。

 

ああ、もしかして幻術にかかった時の事?」

 

 

「そうです。そしてジェミニさんの世界で紫藤なのはと真宮寺フェイトの本名は、高町なのはとフェイト・テスタロッサといい、その2人が本来ならミッドチルダと関りを持つはずだったんですが、ミッドチルダが存在する世界にはロストロギアが存在します」

 

 

「ロストロギア?」

 

「はい、ロストロギアにも様々な能力があるんですよ」

 

 

「例えばどんな能力があるんだい?」

 

 

「そうですね例えば、タイムスリップしたり別の並行世界に移動出来たり、それとは逆に別世界から呼び寄せたりするアイテムがありますね」

 

「つまり飛鳥ジュエルシードもそのロストロギアと言われる物なら早く集めないといけないんじゃない?」

 

直哉が飛鳥に聞く。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

飛鳥のジュエルシードの説明後編

「ええそうですよ兄さん。ですが私達はジュエルシードを探索はしません」

 

「「「「「「ええーー」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

飛鳥の答えにのどか達とヒーリングアニマルが驚く。

 

「それは、そうですねあくまで事前調査で来ていて、その段階で物語が始まっただけですから」

 

「それに現状は、なのはさんとフェレットがジュエルシードを集めをする段階だよね飛鳥?」

 

「ええ、そうですもし特殊遊撃部隊が介入するとすれば・・・」

 

「あ、丁度来たみたいだね」

 

「やっぱり、リンディさんと、クロノくんかあ」

 

 

「なのはさん!!」

 

「なのは」

 

「良かったわ、なのはさんが見つかって、さあ帰りましょう」

 

「なのは?」

 

「・・・嫌、私帰らない。この世界にずっといたい」

 

「!!なに言い出すんだ、なのは?なのはの帰りを待つ、家族がいるのに?」

 

「もう私は、高町なのはじゃない、紫藤直哉の妹紫藤なのはだからーーー」

 

そう言って、なのはは2階に上がった。

 

「リンディさんでしたね、支配人室で、話をしませんか?」

 

「ええ、そうですね、なのはさんがお世話になった、あなた達には伝えないと、いけませんからね」

 

4人は、支配人室に向かった。

 

 

「フェイトちゃん」

 

 

 

「貴女は、誰?どうして、私の名前を知ってるの?」

 

 

 

「フェイトちゃん」

 

 

 

「私は、お母様の命令で貴女を殺しに来たの、貴女が死ねばこの世界は、お母様の物になるの」

 

 

 

!!

 

 

 

「プレシアさんが生きてるの?」

 

!!

 

「何で貴女お母様の名前を知ってるの?」

 

 

 

(もしかしてこのフェイトちゃん、PT事件前のフェイトちゃんみたい)

 

「カンナさんここは、私に任せてください」

 

 

 

「いけるんだな、なのは?」

 

 

 

「はいカンナさん」

 

 

 

「行くよフェイトちゃん、ディバインバスター」

 

 

 

「フォトンランサーファイアー」

 

 

 

二人の魔法がぶつかり激しい音と光が、幻想的に見えた。

 

「以上のようなタイミングでワイズマンや佐谷直哉が介入する可能性があると思います」

 

「「「「「「ええーー」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「ワイズマンはわかるけど、佐谷直哉まで来るの?」

 

グレースが飛鳥に聞く。

 

「ええ、現状その2人が特殊遊撃部隊に興味を持っていましたからね」

 

「ああ、知っている。そしてお前がここに現れた理由も確実とは言えないがな、お前の目的は、俺の体が欲しいのだろう」

 

!!

 

「何だと!!」

 

「何ですって」

 

直哉の言葉を聞き驚くアスミとバテデモーダだった。

 

「・・・ああ、その通りだよ。融合世界の紫藤直哉君」

 

「何故体が欲しいのですか?」

 

 

「それは恐らく、米田健二を佐谷直哉が乗っ取る為ですよ。アスミさんとバテデモーダ」

 

「成程宿主さんのプリキュアの力が目的ですか」

 

「そうさ、僕は君の体に宿る未知の力が目的さ。記憶の持たない米田健二の中にいても退屈だからね。こうして出て来たのさ」

 

「「「「「「確かに」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「そしてトワとレイに聞いたら・・・」

 

「融合世界の直哉君が戻って来たと言う事で来てみたけど、君その恰好は何だい」

 

そう言いながら、佐谷直哉の漆黒の魂が病室に現れた。

 

「ええーーお化けーーバターン」

 

まなつは気絶した。

 

「何で来てるんだ?佐谷直哉」

 

「うーん君のお見舞いも兼ねてと、中心世界の真宮寺さくらについてかな」

 

「何がお見舞いだよ。敵なのに」

 

「酷いなあ、僕の所にも今は君と戦うなと言われてるんだから」

 

「そうなのか?それはすまん」

「成程、朧も京極も僕が生きている事をどこかで知ったか?」

 

「その件はばれてなさそうだよ」

 

「そうなのか?」

 

「単純に帝国華撃団の動きと真宮寺さくらがいない事で、今回の真宮寺さくらが襲われたんじゃなかと僕は考えるよ」

 

「ふむ、そう言う見方も出来るな」

 

「どう動くかは、君達の領分だから僕は帰るよ」

 

そう言って佐谷直哉は消えた。

 

「あれ以降佐谷直哉を見つけたとは聞きませんから」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2つ目のジュエルシードを発見

「何やら話が脱線しましたけど、そう言う事ですので、皆さんよろしくお願いいたしますね」

 

 

「「「「「「「「「了解」」」」」」」」」

 

そして翌日・・・

 

高町家では・・・

 

「それじゃあ、ユーノ君学校に行ってくるね」

 

「行ってらっしゃいなのは」

 

 

登校中・・・

 

「でもよかったじゃないあのフェレットなのはの家で飼えるようになって」

 

「うん良かったよ駄目もとでお願いしたらね」

 

「よかったねなのはちゃん。私やアリサちゃんの家だと、犬や猫にフェレットが驚いて逃げると思うから」

 

「そうだね、アリサちゃんの家は犬をいっぱい飼ってるし、すずかちゃんの家は猫がいっぱい飼ってるから」

 

「あれくらいで多いとは思わないわよ」

 

「なのはちゃん。私も思うよ」

 

「あはは、たまに2人の感覚について行けないよ」

 

そしてなのはたちは、自分達の通う小学校に向かうのだった。

 

「しかしよここは平和な日常が多いな」

 

「初穂そんな言い方だと私達の世界が平和の時は短いと言ってる等に見えるよ」

 

「事実だろさくら。融合世界の帝都も黒之巣会から黒鬼会が出るまでの期間なんて1年も無いんだぜ」

 

「う、それは否定できないけど・・・」

 

「また、言ってるんですか?」

 

「響はこの世界羨ましくないか?」

 

「私はそれぞれの世界にはいい所もあれば悪い所も見えてきますから、一概にどこの世界が良いとかは言えませんね」

 

「へいへい私が悪かったよ」

 

「しかしよ、いつまであの3人を調査するんだよ?」

 

「「へっ」」

 

「初穂今日から私達があの3人の護衛なんだけど?」

 

「はあーー聞いてねえぞそんな事?」

 

「初穂さん昨日の飛鳥ちゃんの報告にもありましたが、昨夜の夜にこの世界の物語が始まりましたので、あの3人が本来の事件以外に遭遇した場合動けるのは私達3人なんですよ」

 

「おいおい、そう言う役目は隊長やあざみの役目だろう?」

 

「確かにそうかもしれませんが、新生帝国華撃団の指揮権は飛鳥ちゃんが持っているので、文句なら飛鳥ちゃんに言ってくださいね」

 

その頃なのはは、学校でユーノと念話で話していた。

 

「うわあ、本当に声を出さなくてユーノ君と話せてる」

 

「なのはこれが、念話と言う魔法の一種なんだよ」

 

「魔法って凄いね」

 

「はは、なのはは魔法の素質は十分にあるよ。なんたってあのレイジングハートを起動できたんだから」

 

「ありがとうユーノ君」

 

!!

 

「なのはジュエルシードの反応が出たよ」

 

その時ユーノ君がなのはにジュエルシードの反応が出た事を伝え、なのはも学校を終えてユーノ君と合流する為ジュエルシードの反応が出た神社に向かった。

 

その頃飛鳥達は・・・

 

「ねえ、飛鳥私達も行かなくて良いの?正直初穂がいるのが不安要素なんだけど」

 

「大丈夫だよローラ。その為に初穂さんと仲のいいさくらさんと響さんになのはちゃん達の護衛を頼んでるから」

 

「まあ、今の所はジュエルシード関連しか起きてないから護衛の仕事は無いけど」

 

「まあ順調に物語が進んでるかいいんじゃないかしら?飛鳥」

 

「そうだねローラあ、響さんからの連絡が来てる」

 

そう言って、飛鳥は通信を繋げた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響からの通信1 シュテル達の影前編

「飛鳥ちゃん、なのはちゃんが2つ目のジュエルシードを封印したよ」

 

「そうですか良かったです」

 

「今の所物語が改変されそうな要素ありませんか?」

 

「今の所は、無いけど気をつけた方が良いかも」

 

「どういう事ですか?やはり融合世界の方面からお客が来てるんですか?」

 

「いやそう言う訳じゃないんだけど、ねえ飛鳥ちゃん。シュテルやレヴィの事知ってる?」

 

「ええ、知ってますよ響さん」

 

そして飛鳥が話し出す。

 

 

「改めまして私はシュテルと言います」

 

「僕は、レヴィだよ」

 

「我は・・・」

 

「王様だよね」

 

「なッ我にもちゃんとした名があるぞ」

 

「まあいいじゃん、王様」

 

「レヴィ後で覚えておけよ」

 

「それでシュテル僕に連絡した理由は?」

 

「ええ、それがですね・・・」

 

「おいそこの二人、我を無視して、話を進めるな」

 

「王様が真面目にしないからだよ」

 

!!

「誰のせいだと、思っている」

 

「アハハ、ごめん王様」

 

「紫藤直哉お願いがあります。私達のオリジナルですが、なのはたちに伝えてください」

 

「何を伝えればいいんだい?」

 

「今出ている舞台が終わり次第ここに来て欲しいと、出発を急がなければ、ならない事態が起きたと」

 

!!

 

「それは本当かい?」

 

「ええ」

 

「わかった、ならシュテル君が僕に付いて来て、僕じゃあ、詳しい説明が出来そうにないから」

 

「わかりました」

 

「過去の幼馴染世界でこう言うやり取りがあったとパパから聞いてますけど?響さん」

 

「そうなんだ」

 

「あ、響さん今言ったのはあくまでも幼馴染世界で現れたシュテル達ですよ。一応7人世界の方に現れたシュテル達の事も言いますね」

 

そう言って、飛鳥が再び話し出す。

 

「ふむこれが、鬼神の力ですか?凄い物ですね」

 

「そうだな、シュテル。なのはの真似は終わったのか?」

 

「そう言う王様も、はやての真似をやめたんですか?」

 

 

「そうじゃのほれ、わしらのオリジナルが追いついてきたからの」

 

 

「そうですね」

 

 

その時真双焔武となのはとフェイトが、シュテル達に追いついた。

 

 

「追いついたよ私の偽者達」

 

「さあ観念しなさい」

 

「はて、お前達何を言っている。お前達は我が考えた策略に嵌まったのだ」

 

「何を言っている?」

 

「わからぬか?我等は、高町なのはと、八神はやてのクローン的な存在だ」

 

!!「まさかお前達の仲間が、直哉さんを狙っているのか?」

 

「流石だな、真宮寺直哉よ管理局は我らを戦力として使っているようだが、実は我等が奴らを利用しているのだ」

 

「一体なんで、そんな事するの?」

 

「それは・・・全て私達が、オリジナルになる為ですよ、なのは」

 

 

「そうだそのためにお前達の大事な者を、壊したのだからな、紫藤直哉と言う男をな」

 

 

!!

 

その言葉を聞いた4人に衝撃が走った。

 

「嘘、直哉お兄ちゃんが死んだなんて嘘よーーー」

 

なのはは、我を忘れ、シュテルに襲い掛かった。

 

「いけないお姉ちゃん」

 

「うん」

 

 

「食らいなさいルフシフォンバスター」

 

「こういう流れで、一時的に敵対もしてたみたいですよ響さん」

 

「成程」

 

「それで響さん。シュテル達の話をしたんですか?」

 

「ああ、それは・・・」



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響からの通信1 シュテル達の影後編

「こういう流れで、一時的に敵対もしてたみたいですよ響さん」

 

「成程」

 

「それで響さん。シュテル達の話をしたんですか?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「信じられないんだけど、なのはちゃんに似た人物を自分だけが見たんだ」

 

「ええ――あり得ませんよシュテルとレヴィと王様つまりなのはさんとフェイトさんはやてさんの分身みたいな者ですよ」

 

「うん、それは私も知ってるよ。だから私も見た時驚いたもん」

 

「通常なら、今のタイミングでシュテルさんの存在がある事が、既に異常なんですが・・・」

 

「やっぱりそうだよね。飛鳥ちゃん」

 

「でもこういうのはロストロギアと言われる物にはこう言ったら悪いですが、タイムスリップをさせる物もあるのは事実ですし、過去の幼馴染世界に来たなのはさんもそう言う系統のロストギアを追いかけていて、ロストギアの力が発動してしまいああなったと聞いていますから」

 

「成程」

 

「あ、待ってよ直哉君」

 

 

「さくらちゃん急いであの女の子を助けないと」

 

そして直哉が少女に近づくと・・・

 

「嫌---来ないでスターライト・ブレイカー」

 

「うわああああ」

 

直哉は、少女にトラウマを植え付けられた」

 

 

「直哉君大丈夫」

 

「貴女いきなり何するの?」

 

「実際パパだった紫藤直哉にトラウマを与えたんですが、その時にはなのはさんには、幼馴染世界に来た時には既に、なのはさんの記憶は自分の名前しか覚えてない状態で不用意に近づいた直哉さんを敵として認識したらしく」

 

「それでトラウマになる一撃を与えるのはどうなんだろうな」

 

「ええ、その話を聞いた時、私も薫も驚きで唖然としましたけど」

 

「あはは、そうなんだ」

 

「それで飛鳥ちゃんシュテルさんが来て居たら特殊遊撃部隊が動く?」

 

「ああ、それは・・・とりあえず響さん達は一度こちらに戻って来て下さい」

 

「うんわかったよ」

 

そして飛鳥は響との通信を切った。

 

暫くして・・・

 

飛鳥は直哉に相談をしていた。

 

「成程それで飛鳥ちゃんは悩んでいたんだね」

 

「うん兄さん。どうしたらいいんだろう?」

 

「飛鳥ちゃん確認だけど、シュテルさんとレヴィさんと王様と言う3人は、飛鳥ちゃんや薫ちゃんが知る歴史の上で本筋から離れた事件で登場する人物達と言って良いんだね?」

 

「ええそうです。兄さん」

 

「シュテルさんやレヴィさんが出るのはおかしくはのですけど、時期が早すぎるんですよ」

 

「ふむ、登場時期が異様に早いキャラクターか、これはもしかしたらイヨ達が

試験的に作った世界の仕様なのかも知れないね」

 

「あ、そう言う可能性も考えられますね兄さん」

 

「ヒミコとイヨが試験的に作った世界の報告として、のどかさん達とまなつちゃん達を連れて管理者の神殿にいるトワとレイに今から会いに行くよ」

 

「本当ですか?ありがとうございます。兄さん」

 

そして直哉は、2組のプリキュア達を連れて管理者の神殿に向かった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

定期報告の為に管理者の神殿へ

管理者の神殿にて・・・

 

「あら直哉にのどか達とまなつ達じゃないどうしたの?」

 

「ああ、トワ実は・・・ヒミコとイヨが試験的に作った世界の事で報告する事がありましたので」

 

「成程良いわ。会議室に行きましょう」

 

そして直哉達は会議室に向かった。

 

 

「それで響さん。シュテル達の話をしたんですか?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「信じられないんだけど、なのはちゃんに似た人物を自分だけが見たんだ」

 

「ええ――あり得ませんよシュテルとレヴィと王様つまりなのはさんとフェイトさんはやてさんの分身みたいな者ですよ」

 

「うん、それは私も知ってるよ。だから私も見た時驚いたもん」

 

「通常なら、今のタイミングでシュテルさんの存在がある事が、既に異常なんですが・・・」

 

「やっぱりそうだよね。飛鳥ちゃん」

 

「でもこういうのはロストロギアと言われる物にはこう言ったら悪いですが、タイムスリップをさせる物もあるのは事実ですし、過去の幼馴染世界に来たなのはさんもそう言う系統のロストギアを追いかけていて、ロストギアの力が発動してしまいああなったと聞いていますから」

 

「成程ね、ヒミコとイヨが試験的に作った世界の海鳴市に、シュテルを見つけたのね?響が」

 

「そうですね、今回は飛鳥ちゃんと薫ちゃんに任せて良いんですね?」

 

「ええ、それで良いわ。レイと私の希望はヒミコとイヨとの戦いを経験している者がすべきと判断したからなの」

 

「どうしてそう判断したんですか?トワさん」

 

まなつがトワに理由を聞く。

 

「その理由はね、融合世界の誕生直前にヒミコとイヨが姿を消した事によって、融合世界の紫藤直哉にはヒミコやイヨそして米田健二との因縁要素を排除したの」

 

「その代わりにのどかには以前言ったあの話に繋がるのよ」

 

「今まで飛鳥と薫の父親の頃から融合世界になるまでの間紫藤直哉と言う魂を休ませれる世界はなかったの、だけど前の世界で花寺のどかとラビリンと言うヒーリングアニマルと接していた紫藤直哉を見ると彼の魂の負担が軽減してたの」

 

 

「「ええーーそうなんですか」ラビーー」

 

「それにこれは貴女達の秘密にしててね、直哉は人間なのだけど基本はねでも貴女達の言葉で言えばエレメントさんと言っていいのよ」

 

 

「「ええーー直哉君がエレメントさん」ラビーー」

 

 

「ええそうよ。紫藤直哉のオリジナルは米田健二が作り出したわ。真宮寺直哉と共にね」

 

 

「だけどのどかとラビリンが知る二人の紫藤直哉は私とレイがその世界の一部の力を使って作り出したわ」

 

 

「世界の安定のためにですか?」

 

 

「ええそうよ。だから直哉の体内にメガ因子が入っても困らないように人間として作り出したわ」

 

 

「じゃあ直哉君の両親の事も作り話ですか?」」

 

 

「いえそれは違うわ。米田桜花本人に協力してもらって紫藤直哉を産んで貰ったの」

 

「「「「成程」」」」

 

「まさかシュテルさん達の話から僕の誕生に関する話になるなんて」

 

トワの説明に納得をして聞いてる直哉とのどか達だったが、いまいち話についていけてないまなつ達だった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

まなつ達直哉の過去を知る1

「「「「「ええーーそれって直哉さんがそう言う経緯で生まれたと言う事なの?」」」」なのね」

 

「そう言う事よまなつ達」

 

 

「だからこそ初めて入れるプリキュアは直哉の主治医としても動けるのどか達のプリキュアにしたのよ。その他のプリキュアは、私達が考える構想と合わないと判断したのよ」

 

「「「「「「「「「成程」」」」」」」」」

 

「だからこそ直哉と喧嘩した新生帝国華撃団が、16番目のプリキュアの世界に跳んでいる事を知り驚いたけどまさかヴォルクルスまでいるとは思わなかったわよ」

 

「グガアアア」

 

「メガグラビトンウェーブ」

 

 

「グガアアア」

 

 

ヴォルクルスが地上に出てすぐ紫色のリング状の衝撃波を乱発した。

 

 

 

「「「「「「「うわああ」」」」」」」

 

「何だ奴は?」

 

 

「とんでもねえ破壊力だぜ」

 

 

初穂がそう言い、周りを見るとその周囲は更地になっていた。

 

 

「皆さん大丈夫ですか?」

 

 

「ああ、何とか大丈夫だサマー達」

 

 

サマー達は新生帝国華撃団と合流した。」

 

 

「隊長どうする?相手の大きさが違い過ぎるけど」

 

 

あざみが誠十郎に聞く。

 

 

「正直俺達だけでは勝てないだろう。だから特殊遊撃部隊に合流するぞ」

 

 

!!

 

 

「何だよ隊長結局奴等に頼るのかよ」

 

 

「初穂いい加減にしろ。このままだと彼女達の世界が大変な事になるんだぞ」

 

 

「だけどよ・・・」

 

「「「「「確かに」」」」」

 

「この件によってまなつ達の世界にも迷惑をかけてしまったわね」

 

「いえきにしないで下さいトワさん」

 

 

「「「「お母さん」」」」親父」

 

「「「「まなつ」さんご」みのり」!!」

 

「貴女達今までどこにいたの?大地震が起きてこっちは大変だったのに」

 

まなつの母親が、まなつ達に聞く。

 

「「「ごめんなさい。私達はこのお兄さんに特別なシェルターに連れて行って貰ってたの」」」

 

 

まなつ達がそう言うと、直哉が親たちの前に出て行く。

 

「貴方が娘達を助けてくれたんですか?」

 

「結果的に言えばそうなりますね。自分の名前は紫藤直哉と申します」

 

「あの大地震が起きる直前に、自分はたまたまあおぞら中学方面にある仕事場に行く時に被災をして、学校から避難してくる子達を仕事場に地下シェルターを完備してたので、子供たちをそこに避難させてました」

 

「申し訳ございませんでした。本来ならこんな誘拐紛いの避難ではなく、ちゃんと連絡すべきでした」

 

「いえ、頭をあげてください。直哉さんのおかげで沢山の子供の命が助かったのは、事実なのですから」

 

「ありがとうございます。それじゃあね。まなつちゃん、さんごちゃん、みのりちゃん、あすかちゃん」

 

「「「「ありがとう直哉さん」」」」

 

「こういう形で直哉さんとお母さん達との繋がりが出来たおかげで家族には説明をしやすくなりましたから」

 

まなつがそう言う。

 

「しかしレイとトワて本当に神様なのね」

 

「あら、今まで信じてなかったの?ローラ」

 

「ええ、そうねそれに紫藤直哉が使いまわしの名前なんて知らなかったわよ」

 

「成程ね、いい機会だから過去と現在の紫藤直哉について教えるわよ」

 

「「「「良いんですか」」」」

 

「ええ、良いわよ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

まなつ達直哉の過去を知る2

今回の話には以前こちらでも投稿していた作品サクラ大戦来訪者は私の幼馴染の主人公だった頃の話が出てきます

ご了承ください。


「成程ね、いい機会だから過去と現在の紫藤直哉について教えるわよ」

 

「「「「良いんですか」」」」

 

「ええ、良いわよ」

 

「ちょっトワ僕達はそんな昔話を聞きに来たわけじゃないんですよ?」

 

「ええ、わかってるわよ。直哉だけど貴方には今回はその権利を持ってないわよね?」

 

「う・・・痛い所を突いてきますね」

 

そしてトワが過去の幼馴染世界の紫藤直哉について話し出した。

 

 

「あのーー紫藤直哉さんですか?」

 

「あ、はい自分がそうですけど、あれ真宮寺さくらちゃん」

 

「え、そうですけど、もしかして直哉君?」

 

「そうだよ、小さい頃一緒に遊んでた直哉だよ」

 

 

「ええーーどうしてここにいるの?」

 

海軍の指示で、帝国華撃団に行くことになったんだ、そういうさくらちゃんは?」

 

「私は、今日から帝劇に来る人を迎えに来たんだよ」

 

「そうだったんだ、でも不思議だね、こんな所で再会するなんて」

 

「フフそうね、直哉君のご両親元気?」

 

「ああ、二人共去年海難事故で死んじゃった」

 

「ごめんなさい、直哉君、私ったら」

 

「良いよ気にしないで、それより何で僕が帝国華撃団に配属されたんだろ?」

 

「僕より優秀な大神さんがいるのに?」

 

「これが過去の幼馴染世界での最初のイベントの一部よ」

 

「「「「「ええーー昔の紫藤直哉さんて帝国華撃団の一員だったんだ」」」」一員なの?」

 

「ええ、そうよ過去の7人世界や幼馴染世界が動いてた頃はヒミコやレイが、帝国華撃団の中で動く設定をそれぞれの主人公に指示してたのよ」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「そして融合世界を運営する私達は考えたのよ4人で、過去の幼馴染世界ではこんな立場を経験させたんだけど・・・」

 

 

「久しぶりだな。直哉」

 

「はい米田支配人。支配人もお元気そうで安心しました。

 

「うむ、して今回直哉お前を呼んだのは、他でもない、直哉俺の代わりに、帝国華撃団の総司令に任命する為に呼んだのだ」

 

「「ええええーーーー」」

 

さくらと直哉は米田支配人の言葉を、聞いて驚いていた。

 

「どういうことですか?自分が総司令をやるという事は?」

 

「ああ、実はな、暫く俺が帝劇を離れなきゃ行けないことが起きたんだ」

 

「「どういうことですか」」

 

「ああ、お前の両親の死が、只の事故ではないという証拠らしき物がでてきたんだ。」

 

 

「「ええーーそうなんですか?」」

 

「俺は直哉の両親にお世話になって、この帝国華撃団を作ったんだ、せめて俺だけでも、二人の死の真相を公にしてやりてえんだ」

 

「支配人・・・」

 

「「「「「「「「「成程、帝国華撃団の総司令をさせたんですね」」」」」」」」」

 

「ええ、そうなのよ。でも結局は幼馴染世界も米田健二や、真宮寺直哉達の介入等のせいで予定されていたイベント開始などが度々延期しないといけなくなった事で、過去の幼馴染世界の管理をしていたのが私の前のメルクと言う神が過労死をしてね」

 

「「「「「ええーー神様が過労死したの――」」」」」

 

まなつ達はトワの説明に驚いていた。

 

「そう言う事で、私はメルクに代わり過去の幼馴染世界の管理する事になった事で、過去の幼馴染世界に新たな可能性の世界が生まれたの」

 

「「「「「ええーー」」」」何ですって」

 

「その世界は飛鳥と薫が生まれた世界なのよ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

まなつ達は再び驚く。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

まなつ達直哉の過去を知る3

今回の話には以前こちらでも投稿していた作品サクラ大戦来訪者は私の幼馴染の主人公だった頃の話が出てきます

ご了承ください。


「まさか飛鳥ちゃんや薫ちゃんの世界にまで繋がって来るなんて」

 

みのりがそう言う。

 

「私達は初めて管理者になる時に条件があって自分が仕事をする為に代行者を作らなきゃいけないのよ、だけどその時はまだメルクさんの力が動いてたから急に幼馴染世界消滅させる事が私は出来なかったの」

 

「そんな時私は知ったのこのイベントが行われている事に」

 

仙台真宮寺家では・・・

 

花組隊員達を始め、帝国陸軍大臣京極を始めとする軍関係者や海軍大臣山口和豊が、集まり、紫藤直哉と、真宮寺さくらの結婚式がついに始まった。

 

「うう、周りの人が、凄い人ばっかりで私耐えられそうにないよ」

 

「私もだよなのは」

 

「そりゃそやなうちらの両端に陸海の大臣がおるからな」

 

「ですわね、京極大臣は、さくらさんのお父様と知り合いで、山口大臣は、直哉さんのお父様の友人といことらしいですわ」

 

 

「それはそれで、すげえよな」

 

そして式は進み、直哉とさくらは衣装替えの為に、一時部屋を出て行く。

 

「直哉君これから改めて、宜しくね」

 

 

「うんこちらこそよろしくね、さくらちゃん」

 

そして結婚式の終盤事件が起きたのだった。

 

「このイベントを知って幼馴染世界の紫藤直哉の子供達の世界を私が作ったの」

 

「「「「「成程」」」」」」

 

「それでも飛鳥や薫がある程度成長したからその世界はお役御免となったから飛鳥と薫が過去に跳ぶようにしたの」

 

「成程そういう形で新たな幼馴染世界としてトワが管理をしながら見守る形となったんですね」

 

「そう言う事よアスミ」

 

「しかしわからないんですけど、トワとレイは7人世界の事件で7人世界が異世界に跳びその影響で消滅したと聞いてますけど、幼馴染世界は比較的安定しているように見えますけどどうして消滅させなければならなかったんです?」

 

「それは・・・」

 

「貴女は誰なの?」

 

「?私の名前は、真宮寺桜花ですよ、さくらお母様」

 

 

「「「「「えーー」」」」」」

 

桜花の答えに驚く6人だった。

 

「貴女本当に私の娘なの?」

 

「ええ、そうですよ、そして紫藤直哉さんの母親でもあります」

 

「「「「「「えええーーー」」」」」」

 

再び6人は驚いていた。

 

 

「本当に、君が僕の母さんなのかい?」

 

「ええ、そうですよ。しかしこのままだと紫藤直哉さんの存在が消滅しますが?」

 

「ええ、それはどういう事ですか?」

 

「簡単に言えば、貴方のお母さんが、この世界に来ないと言う事ですよ」

 

「この世界に来ない、貴方のお父さんと結婚しない事を意味してるので」

 

「それじゃあ直哉君は・・・」

 

「皆さん慌てないでください。今すぐ直哉さんが消える訳ではないんです」

 

「元々貴方達が住むこの世界は、真宮寺直哉君達の世界と私達の世界が干渉した為出来た世界なのです」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

「幼馴染世界と原初の世界が何の因果か一時的に繋がりを持った事によりそれが理由で、幼馴染世界も消滅対象として考えるようになったの」

 

「「「「「「「「「「「ええーー」」」」」」」」」」

 

トワ以外の全員がトワの言葉に驚いていた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

まなつ達直哉の過去を知る4

今回の話には以前こちらでも投稿していた作品サクラ大戦来訪者は私の幼馴染の主人公だった頃の話が出てきます

ご了承ください。


「幼馴染世界と原初の世界が何の因果か一時的に繋がりを持った事によりそれが理由で、幼馴染世界も消滅対象として考えるようになったの」

 

「「「「「「「「「「「ええーー」」」」」」」」」」

 

トワ以外の全員がトワの言葉に驚いていた。

 

「この記録映像を見て皆」

 

そう言ってトワが再生する。

 

「私言いましたよ、直哉とさくらお母様と、機動六課全員を連れて行くと」

 

「所でここは何処なんですか?」

 

「ここは、1945年の東京です。皆さんの世界で言えば、20年後の未来となりますね」

 

「「「「「「ええーー20年後ーー」」」」」」

 

機動六課のメンバーは驚いていた。

 

「で、桜花さん僕達をここに連れて、来たのは何が目的なの?」

 

「それはですね、もうすぐわかりますよ」

 

桜花が言うと、桜花達を迎えに来た人物を見て桜花を除くメンバー全員が驚いていた。

 

お待たせ桜花、待ったかい?」

 

「それほど待ってませんよ、大神司令」

 

「「「「「ええーーー大神さん」」」」」

 

「桜花君この人達が君のお父さんとお母さんが、言っていた機動六課という部隊の人たちかい?」

 

「大神さん。やっと見つけてきましたよ」

 

「ああ、すまない桜花君。この任務は、君しか出来なかったんだ.君のお父さんと同じ能力を持つ君しかね」

 

(お兄ちゃんここでは、お兄ちゃんとさくらさんの事は、六課のメンバーにしといた方がいいかも?)

 

「「「「「「「「「「この映像は?」」」」」」」」」」

 

「説明はもう少し後でしてあげる」

 

「今は見てね」

 

「「「「「わかりました」」」」」

 

そして映像は進み・・・

 

「すいません.直哉さんここでこういう扱いになりますので」

 

「嫌気にしてないからいいけど、君のお母さんとお父さんは?」

 

「あの二人なら、仙台にいます」

 

「再度確認するけど君は、僕達をここに連れてきて僕達に、何をやらせようとしてるの?」

 

「それは・・・」

 

「よう桜花、帰ってたのか」

 

「あ、隆一君」

 

「たくっ親父も凄い事言い出すよな、邪神巫女イヨを倒すためとはいえ、異世界から協力者を呼ぶなんてな」

 

そのころ支配人室では・・・」

 

大神による協力要請対しての説明が行われていた。

 

「まずは皆さんをここに連れてきたのを謝らせてください」

 

「いえそれはいいんですけど、この時代に私達を呼んで、如何するんですか?」

 

「それになうちらの知っている帝国華撃団とは、違うし上手く協力できるかわかりませんよ、大神さん」

 

はやてが大神に言う。

 

「ああそれは、わかっている。取りあえずこの映像を見てくれ」

 

 

「これは女の子ですよね?」

 

フェイトが、大神に確認を取る。

 

「ああ、この子が、今の俺達の敵邪神巫女イヨだよ」

 

「「「邪神巫女イヨですか?」」」

 

「ああ、この子は存在するだけでも、世界に影響を与えるんだ」

 

「影響ですか?」

 

なのはが、大神に質問をする。

 

「ああ、彼女が存在するだけで、君達の世界にも影響を与える可能性があるんだ」

 

「「「ええーーー」」」

 

「君たちにこの世界のイヨの影響を受けてた世界の記録があるんだ」

 

映像停止・・・

 

「「「「「ええーーこの映像イヨさんだ」」」」イヨじゃない」

 

「そうよ。原初の世界と7人世界では、イヨはね邪神巫女居よと名乗ってたのよ」

 

「「「「「へえそうなんだ」」」」」

 

「そして原初の世界と言われる世界は、幼馴染世界世界のなのは達も紫藤直哉達も本来なら既に存在しない世界の筈が、こうして紫藤直哉達そして機動六課のメンバーも言ってしまった事で、米田健二一派を完全に倒す事が出来なくなったの」

 

「「「「ええーーそうなんですか?」」」」

 

「そうなのよだけど融合世界にいた米田健二には無い力があったのよね」

 

「そこまでですよ。トワこれ以上言うとレイにお仕置きされますよ」

 

「ぐっそれは嫌だわ」

 

そしてトワの長い話が終わった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

もう一組のジュエルシードを狙う者達前編

別次元の空間にて・・・

 

「フェイト、アルフ次は、出てあの魔道師を殺しなさい」

 

「はいお母様」

 

そう言って1人の女の子と女性が海鳴市に向かった。

 

「ふふ、漸くジュエルシードを見つける事が出来たわ、後はアルフとあの人形が全てのジュエルシードを集めれたら良いのだけれど」

 

そう言って女性は暫しの睡眠をとるのだった。

 

時を少し戻して・・・

 

管理者の神殿では・・・

 

 

「「「「「ええーーこの映像イヨさんだ」」」」イヨじゃない」

 

「そうよ。原初の世界と7人世界では、イヨはね邪神巫女居よと名乗ってたのよ」

 

「「「「「へえそうなんだ」」」」」

 

「そして原初の世界と言われる世界は、幼馴染世界世界のなのは達も紫藤直哉達も本来なら既に存在しない世界の筈が、こうして紫藤直哉達そして機動六課のメンバーも言ってしまった事で、米田健二一派を完全に倒す事が出来なくなったの」

 

「「「「ええーーそうなんですか?」」」」

 

「そうなのよだけど融合世界にいた米田健二には無い力があったのよね」

 

「そこまでですよ。トワこれ以上言うとレイにお仕置きされますよ」

 

「ぐっそれは嫌だわ」

 

そしてトワの長い話が終わった。

 

「でもどうしてその話を私達にしたんだ?」

 

あすかがトワに聞く。

 

「ああ、それは・・・」

 

「イヨさん貴女の言っている事が本当なら、立場的にトワさんとレイさんの敵ですよね?」

 

パパイヤがイヨに聞く。

 

「そうだよそれがどうしたの?」

 

「それが、今回協力したのは本当に大神一郎さんを助ける為だけですか?」

 

「それはどういう意味かな?」

 

 

「貴女にとって私達とグレースさん達の・・・いやプリキュアの力に興味を持っている事は知ってます」

 

 

「それも私の本音だよ。それに16番目のプリキュア世界から来た君達は、融合世界の闇になりえるお兄ちゃんといてはいけないと感じたからね」

 

!!

 

「それはどういう事ですか?イヨさんは健二さんの仲間ですよね」

 

 

サマーがイヨに聞く。

 

「私は米田健二の家族でもあるけど、融合世界になった頃から米田健二のコントロールする為の仕事が多いけどね」

 

「まあとりあえず、貴女達はここから離れて紫藤直哉と合流しなさい」

 

「あの時貴方達はイヨと米田健二と会ったわよね」

 

「「「「ええそうですね」」」」

 

「そして貴女達は特殊遊撃部隊に協力すると言ったでしょう?」

 

「「「「はい」」」」

 

「それを聞いてねいつかこの話をしないとなと思ってたの」

 

「「「「「成程」」」」成程ね」

 

「さあ、皆海鳴市に戻りなさい」

 

「「「「「「「「「はい」」」」」」」」」」

 

「あ、直哉はもう少しこちらにいてね」

 

「?」

 

「わかりましたトワ」

 

そして直哉を除く2組のプリキュア達は海鳴市に戻っていった。

 

その頃海鳴市では、ジュエルシードの力の発言により巨大ネコ騒動が起きていた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

もう一組のジュエルシードを狙う者達中編

今回の話には以前こちらでも投稿していた作品サクラ大戦来訪者は私の幼馴染の主人公だった頃の話が出てきます

ご了承ください。


海鳴市市内にて・・・

 

「うにゃーー巨大ネコだよ。ユーノ君」

 

「遅かったか、なのはこれもジュエルシードの力が働いたせいだよ」

 

「ええーー嘘――」

 

「ええーージュエルシードて、動物をも巨大化出来るの?」

 

「うん恐らくあの巨大ネコはジュエルシードの前で大きくなりたいと思ったらジュエルシードの力が発現したんだと思う」

 

「そんな理由で巨大ネコを作らないで」

 

「さあ君の出番だなのは」

 

そう言ってユーノは自分だけ安全地帯に避難する。

 

「あ、ユーノ君」

 

「仕方ない行くよ、レイジングハート

 

「はいマスター」

 

そしてなのはは、BJを装着し巨大ネコを元に戻す為にジュエルシードを封印する為行動を開始した。

 

その頃特殊遊撃部隊は・・・

 

「「「「「「何だあれは?」」」」」」」

 

「新生帝国華撃団の皆さんあれがジュエルシードの力で巨大化した普通の猫ですよ」

 

「何落ち着いてるだよ、あんな猫見て驚かないんだよ」

 

「え、皆さんあの猫より凶悪な物見てますよね?」

 

そう言って飛鳥が新生帝国華撃団に思い出させる。

 

 

「グガアアア」

 

「メガグラビトンウェーブ」

 

 

「グガアアア」

 

 

ヴォルクルスが地上に出てすぐ紫色のリング状の衝撃波を乱発した。

 

 

 

「「「「「「「うわああ」」」」」」」

 

「何だ奴は?」

 

 

「とんでもねえ破壊力だぜ」

 

 

初穂がそう言い、周りを見るとその周囲は更地になっていた。

 

 

「皆さん大丈夫ですか?」

 

 

「ああ、何とか大丈夫だサマー達」

 

 

サマー達は新生帝国華撃団と合流した。」

 

 

「隊長どうする?相手の大きさが違い過ぎるけど」

 

 

あざみが誠十郎に聞く。

 

 

「正直俺達だけでは勝てないだろう。だから特殊遊撃部隊に合流するぞ」

 

 

!!

 

 

「何だよ隊長結局奴等に頼るのかよ」

 

 

「初穂いい加減にしろ。このままだと彼女達の世界が大変な事になるんだぞ」

 

 

「だけどよ・・・」

 

「「「「「「確かにヴォルクルスとくらべたらかわいい」」」」」」

 

「そうですよね?新生帝国華撃団の皆さん」

 

「飛鳥ちゃんこの世界では青い宝石を巡る争奪戦が起きるのは本当なのかい?」

 

「ええそうですね巨大化猫のイベントが行われれてるのでもうすぐ現れると思いますよ。誠十郎さん」

 

「しかし本当に魔法と言う技術が、存在するなんて驚きですよ」

 

「何言ってんだ?クラリス私は魔法より、クラリスの力の方が凄いと思うが」

 

「初穂さんありがとうございます。飛鳥ちゃんこの世界の魔法について教えて下さい」

 

クラリスが飛鳥に頼む。

 

「良いですよクラリスさん」

 

「これから話す内容は融合世界になる前の世界の帝国華撃団のお話です」

 

「とりあえず、謎の敵は様子を見て、脇侍から倒しましょう」

 

「「「「「「了解」」」」」」

 

花組は直哉の指示を受け、脇時を中心に倒していった。

 

「レイジングハートあの機械軍団はまさか?」

 

「マスターの予測通りでしょうね、あれは時の庭園の守護者達です」

 

「ええーーてことは、この世界にフェイトちゃん達が来ているの?」

 

「おそらくですが」

 

「じゃあレイジングハート、お兄ちゃんたちが勝てる可能性は?」

 

「0ですこの世界には、魔力攻撃に対する技術がありませんから」

 

レイジングハート言う事が、現実でおきはじめた。

 

「うあああ。何だこいつ?こっちの攻撃がとどかねえ」

 

「きゃああああ」

 

「アイリス」

 

「この敵には、神武の攻撃聞かないの?直哉お兄ちゃんが、アイリス達の為に作ってくれたのに」

 

「アイリス諦めては駄目ですわ」

 

「すみれ」

 

「あの方達も無駄な事をしますね」

 

「無駄じゃないよ、レイジングハート、私は突然ここに来た時は驚いて、直哉お兄ちゃんにSLB撃ったけど、それでもさくらさんとお兄ちゃんは一緒にいてくれた」

 

「私は対抗出来るのに、お兄ちゃんを助けなかったら、私は後悔する」

 

「行くよッレイジングハート」

 

「了解ですマスター」

 

なのはもBJを装着し、上野公園に向かった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

もう一組のジュエルシードを狙う者達後編

今回の話には以前こちらでも投稿していた作品サクラ大戦来訪者は私の幼馴染の主人公だった頃の話が出てきます

ご了承ください。


「あの方達も無駄な事をしますね」

 

「無駄じゃないよ、レイジングハート、私は突然ここに来た時は驚いて、直哉お兄ちゃんにSLB撃ったけど、それでもさくらさんとお兄ちゃんは一緒にいてくれた」

 

「私は対抗出来るのに、お兄ちゃんを助けなかったら、私は後悔する」

 

「行くよッレイジングハート」

 

「了解ですマスター」

 

なのはもBJを装着し、上野公園に向かった。

 

「直哉君、何か手はないの?」

 

さくらも焦りながら直哉に聞いてくる。

 

 

「さくらちゃん、ごめん今回は思いつかない、防御に徹してしか言えない」

 

「うんわかったわ、時間を稼ぐのね」

 

「皆聞こえた?」

 

「「「「「了解」」」」」

 

「直哉お兄ちゃん回復はアイリスに任せて、何も気にしなくて考えてね」

 

「アイリス、皆止めるんだ僕は、そんな指示を出してない」

 

「さくらちゃん、何であんなこと言ったの?」

 

「直哉君私思い出したの、多分あいつらを倒すには、なのはちゃんの力が必要なんだって」

 

「なのはの?」

 

「そう直哉君のトラウマである。あの攻撃なら」

 

その時なのはが、到着した。

 

「皆退避してーーーお兄ちゃん」

 

!!

 

「なのはの声、皆退避するんだ」

 

「「「「「「了解」」」」」」

 

 

「行くよレイジングハート、これが魔法の力だよお兄ちゃん。スターライトブレイカーーーー」

 

なのはの攻撃を受け、謎の機械群は全滅した。

 

「「「「「「なあああ、あり得ない」」」」」」

 

「何なんだよあの子供はーーーあんな攻撃子供の撃つ攻撃じゃねえ」

 

「確かに初穂の言う通りだ」

 

「あんな攻撃を使い続けると体にかなりの負担がある筈です」

 

「ええ、皆さんの言う通り彼女高町なのはは、魔法との出会いにより大きく人生を変えましたが、ですが魔法によって変えられた人生でも運命の出会いをする事になるんです」

 

「まあ、過去の話だと再会ですけど」

 

そして飛鳥は話を続ける。

 

「お兄ちゃんを連れて帰ると無責任に、言った事を謝りたくて」

 

「そうか、確かにあたいらの真の仕事は、平和の時は知られないからな」

 

「それに私も驚きましたよ、お兄ちゃんが司令官だったなんて」

 

「おっとなのは、おしゃべりはここまでだぜ、友達が出てきたぜ」

 

 

!!

 

「フェイトちゃん」

 

「貴女は、誰?どうして、私の名前を知ってるの?」

 

「フェイトちゃん」

 

「私は、お母様の命令で貴女を殺しに来たの、貴女が死ねばこの世界は、お母様の物になるの」

 

!!

 

「プレシアさんが生きてるの?」

 

!!

 

 

「何で貴女お母様の名前を知ってるの?」

 

(もしかしてこのフェイトちゃん、PT事件前のフェイトちゃんみたい)

 

 

「カンナさんここは、私に任せてください」

 

「いけるんだな、なのは?」

 

「はいカンナさん」

 

「行くよフェイトちゃん、ディバインバスター」

 

「フォトンランサーファイアー」

 

二人の魔法がぶつかり激しい音と光が、幻想的に見えた。

 

「すげえ」

 

「おいおいどうなってんだよ、この子達はよ」

 

「初穂さんの言う事もわかりますよ。こちらの世界のなのはさんの年齢は9歳ですから」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

新生帝国華撃団ののメンバーが驚いている間に巨大ネコ騒動は、収束したのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

高町なのはと特殊遊撃部隊との出会い

巨大ネコ騒動が解決してから数日後・・・

 

なのはは考えていた。

 

「ねえ、ユーノ君あの時に現れた子もジュエルシードの存在を知っていて集めてるのかな?」

 

「その辺の事はまだ僕にもわからないよ。なのは」

 

「そうなんだ」

 

「うんでも少なくとも、あの金髪の女の子の後ろに誰かがいる事は間違いないと思う」

 

「何でそう言いきれるのユーノ君」

 

「それは・・・」

 

「それは・・・貴方がジュエルシードの搬送中にこの世界の地球にジュエルシードをばらまいたからですよね」

 

!!

 

「君は誰なんだ?もしかして管理局の・・・」

 

「安心して下さい。私の名前は紫藤飛鳥と言います私は、時空管理局の人間ではありませんので、そこのフェレットを捕まえたりはしませんよ」

 

「え、ユーノ君捕まるんですか?」

 

「そうですね、このままジュエルシードによる事件が多発すれば、時空管理局と言う警察組織が介入する事になると思います」

 

「そんなユーノ君悪い事をしてないのに?」

 

「いえ、そこのフェレットは時空管理局からしたら既に犯罪者ですよ。彼等の考えでは未開の世界ましてや魔法が無い世界にmジュエルシードをばらまいた時点でフェレットに対する印象は最悪だと思いますが?」

 

そんな・・・」

 

「なのは、ごめん恐らく僕は、紫藤飛鳥さんの言う通りになると思う。だからもう僕の事は忘れて欲しい」

 

「いや、私ユーノ君と約束したもん。ジュエルシードを全部集めるって」

 

「そうですか、貴女がそう決めたのなら構いませんが、これからのジュエルシードに関わるのなら命を落とすかもしれない事も考えていますか?」

 

「それは・・・」

 

「巨大ネコ騒動の時は相手も貴女の事を知らないからあえて怪我をさせなかっただけかも知れないと言う事も考えて置くべきと思いますよ」

 

「貴女の友達との約束を守りたいと言うのは素晴らしい事ですが、もしその約束を実行中に大怪我して貴方の家族が苦しむ事になっても良いんですね?」

 

!!

 

「・・・」

 

「別に私は、貴女にジュエルシードを集めるのをやめろとは言ってないわ。ただ闇雲に頑張ればいいと言うのは、違うからね」

 

「必ず無理をしてると取り返しのつかない事態が起きるから気をつけてね」

 

「はい、ありがとうございます飛鳥さん」

 

「それじゃあ私は行くわね、ちゃんとフェレット君と話し合ってジュエルシードを集めるにしてもやめるにしてもね」

 

「「はい」」

 

そう言って飛鳥は、なのは達と別れた。

 

 

「ふう、これで多少はなのは叔母さんの無理を控えたらいいんだけど無理だろうな」

 

「うん、無理かもね飛鳥ちゃん」

 

「あ、兄さんとのどかさん」

 

「ええ無理でしょうねフェイトさんとのジュエルシードの争奪戦ですから」

 

「でも飛鳥ちゃん融合世界に試験的に作った世界としては順調にイベントが進んでいるね」

 

「ええ、そうですねのどかさん。この後は温泉イベント後に時空管理局の介入があるんですよね」

 

「そうなんだ」

 

「兄さんのどかさん。今日はありがとうございました着いて来て貰って」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

飛鳥の戸惑いと思い出

 

「ふう、これで多少はなのは叔母さんの無理を控えたらいいんだけど無理だろうな」

 

「うん、無理かもね飛鳥ちゃん」

 

「あ、兄さんとのどかさん」

 

「ええ無理でしょうねフェイトさんとのジュエルシードの争奪戦ですから」

 

「でも飛鳥ちゃん融合世界に試験的に作った世界としては順調にイベントが進んでいるね」

 

「ええ、そうですねのどかさん。この後は温泉イベント後に時空管理局の介入があるんですよね」

 

「そうなんだ」

 

「兄さんのどかさん。今日はありがとうございました着いて来て貰って」

 

「いやこれくらいで、飛鳥ちゃんの不安を消せるならいいよ」

 

「私もだよ、それに今回は飛鳥ちゃんの計画で特殊遊撃部隊が動くんだから気にしないで」

 

直哉とのどかが飛鳥にそう言う。

 

「しかしあれが9歳の高町なのはですか、僕は初めて直接見たけど、あれが10年経っても魔法少女と言い張る人になるとは、思いたくないですね」

 

「あはは・・・」

 

 

「そう言えば飛鳥ちゃん。こちらに来てるのは私達だけなの?」

 

 

「いえ、ほかの守護者とプリキュアのふたりもいますよ」

 

「え、そうなの?それにしては姿が見えないけど」

 

 

 

「それは私の叔母さんに当たる人が教えてくれた認識阻害魔法を・・・」

 

ポカ・・・

 

「こら飛鳥、だれが叔母さんだってーー私はまだ19なんだよ」

 

 

「だってなのはおばさんは紫藤直哉の義理の妹でしょ」

 

「それはそうだけど、飛鳥はフェイトちゃんの事はフェイトさんと言うのに」

 

 

「飛鳥ちゃんて身内に厳しんだね」

 

「ええ、パパからなのはには厳しくしろっと言われているからですね

 

 

 

「飛鳥の意地悪・・・それに君が花寺のどかちゃんでいいの?」

 

 

「はい、花寺のどかです。よろしくお願いいたします。なのはさん」

 

 

「私は、こちらでは高町なのはと言ってね魔導士という仕事をしています」

 

 

「魔導士ですか?」

 

 

 

「そっ簡単に言えば魔法少女かな」

 

「えーーー19歳で魔法少女はないでしょうなのは叔母さん」

 

「一言多いよ飛鳥」

 

「それで本題は何?飛鳥」

 

「流石兄さん。わかりますか」

 

「まあ、一応ここに来てから飛鳥ちゃんや薫ちゃんの様子がおかしいからね」

 

「やっぱり買い鳴市や時空管理局という名を聞くと思い出してしまう?」

 

「ええそうですねやっぱり親子ですから」

 

「でも以前連絡来たよね?」

 

のどかがそう言い思い出す。

 

「「のどかさんパパからの通信って本当ですか?」」

 

飛鳥と薫がのどかに聞く。

 

 

 

「うんそうだよ」

 

 

 

「よ、飛鳥に薫今お前達のいる世界にガジェット反応が出てると思うが、あれはミッドチルダのガジェットではないから気を付けろ」

 

 

 

「「ええ、どういう事?」」

 

 

 

「ミッドチルダでは、魔導師殺しの機械だったが、お前達の世界にあるガジェットはミッドチルダに存在していたガジェットとは別の形としてそちらの世界に誕生している可能性があるから」

 

 

「「そんなそれじゃこちらの世界も改変されたということなの?」」

 

 

 

「いや正確には違うよ。飛鳥と薫その改変を止めているのは融合世界から来た自分がいるからね」

 

 

 

「「ええーーパパどういう意味なの?」」

 

「融合世界の自分がいるからと言うことは前の世界の事を思い出してごらん」

 

 

 

「「ええ」」

 

「飛鳥ならわかると思うけど前の世界に新生帝国華撃団のメンバーが前の自分に会わなかった?」

 

 

「ああ、そう言えば原作世界から来た人がいた」

 

 

 

「恐らくだけどトワさんはそう言う世界の記憶も密かに入れていたのかもね」

 

 

「成る程、それで先に直哉さんがのどかさん達とすみれさんに会ったときすみれさんが、直哉さん達を知っていたのはそう言う理由だったんだ」

 

「あの時ののどかさん達は大慌てでしたね」

 

「うう、恥ずかしい」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

飛鳥の昔話前編

「まあ、のどかさんの恥ずかしい思い出は良いとして飛鳥ちゃんこれからどうするの?」

 

「まだ静観するの?フェイトさんとなのはさんの戦いと言うかジュエルシード争奪戦んが本格的に動き出すまで」

 

「ええ、出来ればそうしたいですけど、やはり自分としては・・・」

 

「時空管理局と関わりたくないですね正直に言うと」

 

 

「何故君達は僕達の邪魔をする?僕達は犯罪者を連行したいだけなのだが」

 

「君は直哉達が犯罪者とでも言うのか?」

 

「ああ、そうだ、彼らはことごとく、僕達の邪魔をしたからな、逮捕して、我等の手駒として死ぬまで、使うのさ。そこにいる哀れな人形フェイトのようにな」

 

「クロノ君貴方どうして、そんなことが出来るの?」

 

なのはがクロノに問いかける。

 

「高町なのは、僕は君を絶対許さない、そして君が、この世界で大切にしている者を僕は、壊す事に決めたのだから」

 

 

!!

 

「そ、そんな」

 

(それじゃあお兄ちゃんやさくらさんがこんな事になったのは私のせい)

 

 

「それは絶対に違うでなのはちゃん」

 

その時上空からやって来たのは、八神はやてと、守護騎士の4人だった。

 

「はやてちゃん」

 

「はやて何故勝手に出てくるんだ」

 

「嘘、はやてちゃんまさか・・・」

 

「ごめんななのはちゃん、うちはまだ管理局の一員なんよ」

 

「まあいい出てきた以上、仕事をしてもらうぞはやて」

 

「わかっとる、ヴィータなのはちゃんに攻撃するんや」

 

「あいよはやて、覚悟はいいか紫藤なのは、兄妹仲良く管理局のペットになれよ」

 

「いやそれだけは絶対に嫌、フェイトちゃんも、お兄ちゃんもお姉ちゃんは私が守るもん」

 

!!

 

 

「ヴィータ今や」

 

「おう」

 

「スターライト・・・ブレイカーーーーー」

 

ヴィータは上手くなのはの背後を取り、スターライトブレイカーの射線上にクロノを入れた。

 

 

「なッしまったーーーーー己はやてまでもが裏切るとは覚えておけよ」

 

そう言いながらクロノタチ管理局全員撤退した。

 

「成程飛鳥ちゃんと薫ちゃんは、ミッドチルダに住んでたんだよね」

 

「ええそうですね。その影響で当初は、私と薫はミッドチルダ出身と思ってましたので」

 

「ああ、その時にミズキが君の元に現れて、飛鳥ちゃんと薫ちゃんは、初めて帝都に行ったんだよね」

 

「ええそうです。けど兄さんがそれを知ってるなんて知りませんでした」

 

「ああ、それは・・・トワさんが教えてくれたからね」

 

「成程そうでしたか」

 

「うん君達がミッドチルダで生きていた理由の一つに、ブルーとなった紫藤直哉に飛鳥ちゃんと薫ちゃんの存在を知らせない為だよね」

 

「はい、そうですそうしなければブルーが、私達を殺す可能性がありましたから」

 

「そして私達が10歳になった時にはやてさんから帝都に旅行に行くと言われた時から私達の運命が回り始めました」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

飛鳥の昔話後編

「ええそうです。けど兄さんがそれを知ってるなんて知りませんでした」

 

「ああ、それは・・・トワさんが教えてくれたからね」

 

「成程そうでしたか」

 

「うん君達がミッドチルダで生きていた理由の一つに、ブルーとなった紫藤直哉に飛鳥ちゃんと薫ちゃんの存在を知らせない為だよね」

 

「はい、そうですそうしなければブルーが、私達を殺す可能性がありましたから」

 

「そして私達が10歳になった時にはやてさんから帝都に旅行に行くと言われた時から私達の運命が回り始めました」

 

「私と薫が過去の幼馴染世界の方に行った時本当に古い劇場に連れて行かれて、その後私だけが米田さんに連れられてその劇場の地下に連れて行かれました」

 

「え、どうして飛鳥ちゃんと薫ちゃんを連れて行かなかったの?米田さんは」

 

「ああ、それは・・・」

 

「恐らくのどかさん。その頃霊力を開花させてるのが飛鳥ちゃんだけだった可能性がありますね」

 

「成程」

 

「兄さんの言う通りです。私はミッドチルダで当たり前の力魔法が使えず、薫は逆に霊力が無く、魔法の才能がありました」

 

「何と言うか運命の悪戯さえ感じるね。姉妹なのに同じ才能が持てないなんて」

 

「ええ、ですがレイさんやメルクさんがそうしたわけでも無いので、文句は言えませんけど」

 

「「成程」」

 

「この頃はレイ達と今のような関係では無かったの?」

 

「ええそうです。どちらかと言えば、7人世界や幼馴染世界が崩壊直後から今のような関係を作るようになりましたね」

 

「「成程」」

 

「それで飛鳥ちゃんは米田さんに連れられて、紫藤直哉さんと真宮寺さくらさんに会ったの?」

 

のどかが飛鳥に聞く。

 

「ええ、会いましたよ2人共霊としてですが、それでわかったんですよ。米田さんが何故私だけをパパとママに会わせたのかの理由が」

 

「成程その当時の薫ちゃんには、霊力が無いから飛鳥ちゃんと薫ちゃんのパパとママを薫ちゃんが見れないからか」

 

「そうです。その話を聞いた後少し薫と喧嘩になりましたけどね」

 

「その喧嘩の理由は飛鳥ちゃんと薫ちゃんが、自分の時代から過去にタイムスリップした事に関係しているのかな?」

 

「ええそうですねパパから、自分の時代を守る為に二は、ブルーを誕生させない事だと言われて私と薫が、過去に跳びその時代のパパをブルーにしないように動いたのですが、別の並行世界からブルーになったもう1人の紫藤直哉さんが現れ、その影響で私達の時代は消滅したんです」

 

「「・・・なんというか凄い人生を送ってるね。飛鳥ちゃんと薫ちゃん」

 

「ええ、自分でもそう思いますよ」」

 

「確かにそう言う経緯があるならこの世界が融合世界に含まれる可能性も無いとは言い切れないけど、やはりトワとレイが言うようにこの世界での特殊遊撃部隊の運営は飛鳥ちゃんがすべきだよ」

 

「いろんな物を清算する為にはね」

 

「兄さんでも・・・」

 

「もしかしたらヒミコとイヨは飛鳥ちゃんと薫ちゃんの事を考えてこの海鳴市を試験的として作ったのは、4人の神の都合で7人世界と同時に消滅させたことに対してのお詫びなのかも知れないね」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

可能性と温泉旅行と呼び出し1

「ええーーまさかそれは無いと思いますよ兄さん」

 

「普通に考えたらありえないけどヒミコとイヨはレイさんトワと同じ考えをしてたら完全に無いと言い切れる?」

 

「それは・・・」

 

「確かにそれはあるかも、ヒミコとイヨは幼馴染世界と7人世界のリセットをした事によって何の影響がないと思っていた筈」

 

そうですねのどかさん。だがその当時の幼馴染世界を見守りをする筈のメルクさんが過労死したため、幼馴染世界には看視者不在が起こるのを危惧した者が、隼人叔父さんの前世のブルー本人だったんじゃないかな?」

 

!!

 

「まさかブルーと言う人物はメルクさんが死んでから新たな看視者のトワが出て来る間に起きた事件によって紫藤直哉さんに蓄積した悪意が直哉さんをコントロールし始めたからですか?」

 

「うん僕はそう考えるよ。まあ飛鳥ちゃんと薫ちゃんのお父さんはその可能性がかなり高いと考えたんじゃないかな?」

 

「そう確信でもしてないと自分の子供に過去に行け何て言えない筈だもん」

 

「過去に行かせると言う事はその後にこのままだと紫藤直哉さんの妻である真宮寺さくらさんが死ぬからとかの事件が起きないようにするためだったんじゃない?」

 

「確かに、パパも過去に行ったらまず知り合いの子供として付き合いなさいといってました」

 

「それはそうだよね。そうしないと飛鳥ちゃんと薫ちゃんの存在がその時代では新たな歪みとなるからね」

 

 

「まあ身内の失敗の穴埋めですよ」

 

 

「成程ね、その失敗は貴方の霊力に関する事かしら?」

 

 

「何でわかったの!!」

 

 

「ひなた」

 

「あ、ごめん」

 

「そんなに気にしないで良いわよ。直哉を見れば分かることだし」

 

 

「所でイヨはどうして過去の世界に来たんだ。何かまずい改変でも起きたのか?」

 

 

「私はただ貴方達の後を追いかけて来たのよ」

 

 

「何の為にですか?」

 

 

「貴方達があの城を見て余計なことをしないようにね」

 

 

イヨがそう言った直後帝都全域に大きな地震が起きた。

 

 

 

「「「「「きゃあああ」」」」」

 

 

地震がおさまった時帝都に大きな城が出てきた。

 

 

!!

 

 

「ちょっとあいつ何者よ。あいつお兄ちゃん以上に危険じゃん」

 

 

「あいつはワイズマンと言って今は融合世界にある僕達の敵の外部協力者なんですよ」

 

 

「成る程ね外部協力者だから融合世界の封印対象からは外れるのね」

 

 

「そういう事ですイヨ」

 

 

「しかしこの事態はどうするの?」

 

「しかた無いです。雨宮さんも出撃してください。三式光武で」

 

 

「了解です」

 

 

「あら、プリキュアは出ないの?」

 

「ええ、プリキュアが出るとワイズマンが、言った条件を満たせないので」

 

「あの時過去のイヨが僕達の前に現れたように僕達が新たな歪みになるのかを監視してたんでしょうけどワイズマンの登場であやふやになりましたけど」

 

「「確かに」」

 

「どちらにしてももうすぐ温泉旅行イベントが起きるんだよね?」

 

「ええ、そうです兄さん」

 

「なら今は余計な事は考えずに、ジュエルシード事件の成り行きを見た方が良いよ」

 

「はい」

 

「それじゃあ、飛鳥ちゃん僕とのどかさんの2人は、レイさんに呼ばれているから管理者の神殿に行くね」

 

「わかりました兄さん」

 

 

そして直哉とのどかは、飛鳥と別れ管理者の神殿に向かった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

可能性と温泉旅行と呼び出し2

管理者の神殿・・・

 

「すまない直哉にのどか急に呼び出して」

 

「「いえそれは良いのですけどどうしたんですか?」

 

「ああ、実はなジュエルシード事件が海鳴市で起き始めた頃から、時空管理局が獅童光と魔神レイアースの封印されている庭園に無断で侵入されている跡が見れるのだ連中にこれ以上荒らされると面倒になるからすぐに行ってくれ」

 

「「ええーー」」

 

「「わかりました」」

 

そして直哉とのどかは庭園に向かった。

 

その頃時空管理局に所属している戦艦の内部では・・・

 

「何と言う事でしょう我々はジュエルシード事件の捜査途中で不思議な世界に迷い込んだのでしょうか?」

 

「エイミィこの不思議な空間の調査は進んでいますか?」

 

「それが艦長全ての調査が全く出来ないんですよ」

 

!!

 

「馬鹿な自分達が閉じ込められてもうすぐ1週間だぞ。それなのに調査が全く進まないとは」

 

「ごめんクロノ君」

 

「そこまでよクロノ」

 

でも母さん」

 

「慌てても仕方ないわよ。こんなトラブル今までもあったでしょう?」

 

「ですが今回は、未開の地であのジュエルシードが見つかったんですよ」

 

「それなのにこんな訳のわからない空間に、閉じ込められて一週間ですよ。このままでは全員が死にますよ艦長」

 

「エイミィ、アースラにある食糧はどれくらいあるの?」

 

「切り詰めて使えば、後1週間分ですね」

 

「あらあら困ったわね、食料を現地調達しようとしたら隊員達が外に出た瞬間倒れるからこの地を調査を機械にやらせても回答不能で調査は進んでいない。本当にこのままだと時空管理局には行方不明者として永遠にかたりつがれるかもしれないわね」

 

「母さん縁起でもない事は言わないでくれ」

 

「あら私は、官庁としてこの自分達の状況を考えた上で、最も可能性が高い未来を言っただけよ」

 

「母さんそうだとしても、他の隊員たちの前で言うのだけはしないで欲しい」

 

「わかってますよクロノ。そんな事をしたらアースラが大変な事になりますから」

 

その頃海鳴市では・・・

 

なのはの家族となのはの友人達と温泉旅行に出発した。

 

温泉旅館内・・・

 

温泉旅館に着いたなのは達は自分達の荷物を置きにそれぞれの部屋に行った後アリサとすずかが出て来る合間にユーノと話をしていた。

 

「ねえ、ユーノ君この間のお姉さんは一体何者何だろ?」

 

「僕にもわからない。けど・・・」

 

「何でそう言いきれるのユーノ君」

 

「それは・・・」

 

「それは・・・貴方がジュエルシードの搬送中にこの世界の地球にジュエルシードをばらまいたからですよね」

 

!!

 

「君は誰なんだ?もしかして管理局の・・・」

 

「安心して下さい。私の名前は紫藤飛鳥と言います私は、時空管理局の人間ではありませんので、そこのフェレットを捕まえたりはしませんよ」

 

「え、ユーノ君捕まるんですか?」

 

「そうですね、このままジュエルシードによる事件が多発すれば、時空管理局と言う警察組織が介入する事になると思います」

 

「そんなユーノ君悪い事をしてないのに?」

 

「いえ、そこのフェレットは時空管理局からしたら既に犯罪者ですよ。彼等の考えでは未開の世界ましてや魔法が無い世界にmジュエルシードをばらまいた時点でフェレットに対する印象は最悪だと思いますが?」

 

そんな・・・」

 

「なのは、ごめん恐らく僕は、紫藤飛鳥さんの言う通りになると思う。だからもう僕の事は忘れて欲しい」

 

「いや、私ユーノ君と約束したもん。ジュエルシードを全部集めるって」

 

「そうですか、貴女がそう決めたのなら構いませんが、これからのジュエルシードに関わるのなら命を落とすかもしれない事も考えていますか?」

 

「それは・・・」

 

「巨大ネコ騒動の時は相手も貴女の事を知らないからあえて怪我をさせなかっただけかも知れないと言う事も考えて置くべきと思いますよ」

 

「貴女の友達との約束を守りたいと言うのは素晴らしい事ですが、もしその約束を実行中に大怪我して貴方の家族が苦しむ事になっても良いんですね?」

 

!!

 

「・・・」

 

「別に私は、貴女にジュエルシードを集めるのをやめろとは言ってないわ。ただ闇雲に頑張ればいいと言うのは、違うからね」

 

「必ず無理をしてると取り返しのつかない事態が起きるから気をつけてね」

 

「はい、ありがとうございます飛鳥さん」

 

「それじゃあ私は行くわね、ちゃんとフェレット君と話し合ってジュエルシードを集めるにしてもやめるにしてもね」

 

「「はい」」

 

そう言って飛鳥は、なのは達と別れた。

 

「あの人が僕達に忠告してくれたのは事実だからね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

可能性と温泉旅行と呼び出し3

「別に私は、貴女にジュエルシードを集めるのをやめろとは言ってないわ。ただ闇雲に頑張ればいいと言うのは、違うからね」

 

「必ず無理をしてると取り返しのつかない事態が起きるから気をつけてね」

 

「はい、ありがとうございます飛鳥さん」

 

「それじゃあ私は行くわね、ちゃんとフェレット君と話し合ってジュエルシードを集めるにしてもやめるにしてもね」

 

「「はい」」

 

そう言って飛鳥は、なのは達と別れた。

 

「あの人が僕達に忠告してくれたのは事実だからね」

 

「それはわかるよ。ユーノ君」

 

「だけどあのお姉さん初対面の筈なのにそう思えないんだ」

 

「そうなの?ただなのはが会ってるのわうれてるとかじゃない?」

 

「ううんそんな事は無いと言い切れないけど、私は自分を信じる」

 

「ならもしかしたらなのはの記憶の中に前世での記憶があるのかもね」

 

「前世の・・・記憶」

 

「うん、そうだよなのははあの紫藤飛鳥さんと出会うまでにこういう経験した?」

 

「ううんしてないよ。初めてだよユーノ君」

 

「・・・なのはもしかしたらだけどあの女性紫藤飛鳥さんが、金髪の魔導士の仲間かも知れないよ」

 

「ええーー」

 

「別に私は、貴女にジュエルシードを集めるのをやめろとは言ってないわ。ただ闇雲に頑張ればいいと言うのは、違うからね」

 

「必ず無理をしてると取り返しのつかない事態が起きるから気をつけてね」

 

「はい、ありがとうございます飛鳥さん」

 

「それじゃあ私は行くわね、ちゃんとフェレット君と話し合ってジュエルシードを集めるにしてもやめるにしてもね」

 

「紫藤飛鳥さんは僕達が言う前にジュエルシードの事を言ってたし、ジュエルシードの危険性を知ってたからね」

 

「でもそれは・・・」

 

「なのはお待たせ」

 

「なのはちゃんごめんね遅くなって」

 

そしてなのははアリサとすずかと一緒に温泉に入る為に向かった。

 

その頃直哉とのどかは・・・

 

「あらら、見事に庭園の防犯装置に捕まれている・・・あれは宇宙戦艦と言うべきでしょうかね」

 

「直哉君助けるの?」

 

「いえ、それは様子見ですね」

 

「ただ念の為に変身しておきましょう」

 

「ええ―どういう事直哉君?」

 

「ここにいるのが僕達と戦艦にいる人達以外の気配がするので」

 

「「わかった」わかったラビ」

 

「変身するラビ」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

そして直哉は、キュアグレースのヒーリングステッキに吸い込まれた。

 

「直哉君変身したけど聞いていい?」

 

「良いですよグレースさん」

 

「戦艦にいる人達を助けない理由は何でなの?」

 

「ああ、それは・・・これが理由ですよ。グレースさん」

 

「ですが今回は、未開の地であのジュエルシードが見つかったんですよ」

 

「それなのにこんな訳のわからない空間に、閉じ込められて一週間ですよ。このままでは全員が死にますよ艦長」

 

「エイミィ、アースラにある食糧はどれくらいあるの?」

 

「切り詰めて使えば、後1週間分ですね」

 

「あらあら困ったわね、食料を現地調達しようとしたら隊員達が外に出た瞬間倒れるからこの地を調査を機械にやらせても回答不能で調査は進んでいない。本当にこのままだと時空管理局には行方不明者として永遠にかたりつがれるかもしれないわね」

 

「母さん縁起でもない事は言わないでくれ」

 

「あら私は、官庁としてこの自分達の状況を考えた上で、最も可能性が高い未来を言っただけよ」

 

「母さんそうだとしても、他の隊員たちの前で言うのだけはしないで欲しい」

 

「わかってますよクロノ。そんな事をしたらアースラが大変な事になりますから」

 

記録映像終了・・・

 

「「これは」ラビ」

 

「そうですこれは僕達がここに来る直前の記録映像となります」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

前の世界の紫藤直哉との再会前編

「成程、こういうやり取りがあったから用心してるんだね」

 

 

 

「ええ、それもありますが、先程言った侵入者が誰なのかと言う事も気になりますし、時空管理局の関係者に余計な情報を与えない為にも先に侵入者の件を片付けるべきと思います」

 

そしてキュアグレースは行動を開始した。

 

 

「でも直哉君ちゆちゃん達に連絡しなくて良いの?」

 

「いえ本来ならした方が良いのですけど、今ちゆさん達をこちらに呼ぶと飛鳥ちゃんが頼れる人がいなくなりますし」

 

「あ、そうか今の飛鳥ちゃんと薫ちゃんにしてみれば育ての親に当たる人だもんね高町なのはちゃんは」

 

 

 

「ええ、年齢では飛鳥ちゃんと薫ちゃんが上になってますが、少なくとも飛鳥ちゃんにとっては両親以外の親族との再会ですからもしかするとなのはさんの方でも何かの変化が起きてるかもしれませんね」

 

 

 

そう直哉がヒーリングステッキの中で言う。

 

 

 

その頃他の特殊遊撃部隊のメンバーは・・・

 

 

 

時を少し戻して・・・

 

 

「それはわかるよ。ユーノ君」

 

 

 

「だけどあのお姉さん初対面の筈なのにそう思えないんだ」

 

 

 

「そうなの?ただなのはが会ってるのわうれてるとかじゃない?」

 

 

 

「ううんそんな事は無いと言い切れないけど、私は自分を信じる」

 

 

 

「ならもしかしたらなのはの記憶の中に前世での記憶があるのかもね」

 

 

 

「前世の・・・記憶」

 

 

 

「うん、そうだよなのははあの紫藤飛鳥さんと出会うまでにこういう経験した?」

 

 

 

「ううんしてないよ。初めてだよユーノ君」

 

 

 

「・・・なのはもしかしたらだけどあの女性紫藤飛鳥さんが、金髪の魔導士の仲間かも知れないよ」

 

 

 

「ええーー」

 

 

 

その映像を見ていたまなつが言う。

 

 

 

「ちょっとこれ酷くない?飛鳥さんがせっかく注意したのに」

 

 

 

「まあまなつちゃんの気持ちもわかるけど、あそこまで飛鳥さんがジュエルシード事件の事を言っちゃった事が原因でもあるんだし仕方ないよ」

 

 

 

「そうだな。飛鳥さんがああいう事を言うのには理由があるんだろ」

 

 

 

「そうね私としては飛鳥となのはと言う少女は家族だったと睨んでるわ」

 

 

 

「「「「ええーー家族ーー」」」」

 

 

 

「それは無いと思いたいけど、ローラの予測はあってるかも知れない」

 

 

 

「みのりん先輩もローラと一緒なんですね」

 

 

 

その頃キュアグレースは・・・

 

 

 

「そろそろかくれんぼはやめませんか?」

 

 

 

「ああ、そうだねそれに君のステッキにいる人物は僕と同一人物かも知れないしね」

 

 

 

「え、それってまさか・・・

 

 

 

「ああ、すまない僕は今零体だからわからないと思うけど僕の名前は紫藤直哉だよ。紫藤飛鳥と真宮寺薫の実の父親だよ」

 

「ええーー」

 

 

 

「そう言えば君の声どこかで聞いた事があるんだけど、どこでだっけ?」

 

そして霊体の紫藤直哉が思い出す。

 

 

 

 

 

「おー繋がった飛鳥薫いるかーー」

 

 

 

「「「いやーー声は聞こえるのに映像には映ってないよー」」」

 

「のどか落ち着いて」

 

 

 

「ギョエー怖いよーー)

 

 

「ああ。すまん。僕の娘が出たと思っていたが違う人が通信機の前にいたか」

 

 

「はい、飛鳥ちゃんと薫ちゃんは今はここにいません」

 

「そうか、すまないけど君達の知る僕に連絡をしてくれないかな?」

 

「わかりました」

 

そしてのどかは別の通信機を使い直哉に連絡を取った。

 

直哉君急いでお墓に戻ってきてーー大人の紫藤直哉さんからの連絡が来てるから」

 

 

「何ですってーー」

 

 

 

「ああ、もしかしてあの時にいた子の内の1人かな?」



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

前の世界の紫藤直哉との再会後編

「そう言えば君の声どこかで聞いた事があるんだけど、どこでだっけ?」

 

そして霊体の紫藤直哉が思い出す。

 

 

「おー繋がった飛鳥薫いるかーー」

 

 

 

「「「いやーー声は聞こえるのに映像には映ってないよー」」」

 

「のどか落ち着いて」

 

「ギョエー怖いよーー)

 

 

「ああ。すまん。僕の娘が出たと思っていたが違う人が通信機の前にいたか」

 

 

「はい、飛鳥ちゃんと薫ちゃんは今はここにいません」

 

「そうか、すまないけど君達の知る僕に連絡をしてくれないかな?」

 

「わかりました」

 

そしてのどかは別の通信機を使い直哉に連絡を取った。

 

直哉君急いでお墓に戻ってきてーー大人の紫藤直哉さんからの連絡が来てるから」

 

 

「何ですってーー」

 

「ああ、もしかしてあの時にいた子の内の1人かな?」

 

「はい、私はその内の1人です」

 

「成程、なら君はこの世界がどういう世界なのか知ってるよね?」

 

「・・・直哉君言っていい?」

 

「そうですねここで言わなければ前の世界の紫藤直哉さんと争う形になるのは避けるべきでしょうね」

 

「わかったよ」

 

「ここは、トワさんとレイさんが共同で作り上げた共通の通過点となる世界ですよ。直哉さん」

 

「通過点となる世界だってーーーそれにトワとレイが作った世界だって――」

 

「ええ、そうですよこの世界を作った経緯は7人世界と幼馴染世界がした交流が切欠でこの世界を作ろうとなったそうですよ」

 

「成程、確かに真宮寺直哉君との交流はするたびにそれぞれの世界に負担はかけていたのは事実だけど」

 

「そうです。その一連の出来事の教訓としてこの空間庭園が作られたのです私達の住む融合世界に接触する世界と融合世界を守る為に」

 

「はっ融合世界だって、7人世界や幼馴染世界は・・・」

 

「その2つの世界は消滅しました。きっかけは米田健二の策略で・・・」

 

「そうか・・・飛鳥と薫を送っても歴史は変えられなかった・・・いやブルーによる世界崩壊から米田健二による世界崩壊に変わったのなら歴史を変える事には成功したのか」

 

「ええ、歴史は変わりましたよ紫藤直哉さん。ただ最悪な方にですけど」

 

「そうか・・・」

 

「ただ疑問なのが、幼馴染世界にいる筈の直哉さんの魂が何故この庭園にいるんですか?」

 

「ああ、それは・・・自分もよく分からないけど気が付いたら、そこにあるアースラと一緒にここにいたんだ」

 

「成程、そう言う事ですか、紫藤直哉さんもしかすると貴方が庭園に来たのは必然かも知れません」

 

「それはどういう意味だい?」

 

「実は、融合世界に最近新たな世界が誕生しました。その世界の中心である街の名は、海鳴市と言います」

 

!!

 

「何だって――その街の名前はなのはが、僕達の世界に来る前に住んでいた町の名前だよ」

 

「やはりですか、もしかすると紫藤直哉さんの魂がこちら側に来たのなら融合世界の中に幼馴染世界を再現させるのが目的かも知れませんね」

 

「それは何でもありえないでしょう。融合世界を守護している君達に黙ってそんな事しないでしょう」

 

「いえ、融合世界は普通の世界と違うので・・・」

 

「どういう事だい?」

 

「それは・・・」

 

「グレース庭園の状況はどう?」

 

その時トワが庭園に来た。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワと前の世界の紫藤直哉の魂と

「グレースそっちの状況はどう?」

 

「あ、トワさんちょうどいい所に」

 

「何どうしたの?あ・・・あんたは私達の知る紫藤直哉の魂じゃない?」

 

「どうしてあんたがここにいるのよ?」

 

 

「それは僕も知りたいよトワ・・・と言うより君が融合世界の神になっているとはね」

 

「僕にはそっちの方が驚きだよ」

 

「五月蠅いわね、グレースこいつがここに来ている理由を言いなさい」

 

「はい」

 

そしてグレースがトワに説明をする。

 

「ふむふむ、成程ねあいつら融合世界の近くにある幼馴染世界の一部の海鳴市を融合世界に組み込んだ可能性があるのね」

 

「はいトワこれを見て下さい」

 

グレースは記録映像をトワに見せた。

 

「別に私は、貴女にジュエルシードを集めるのをやめろとは言ってないわ。ただ闇雲に頑張ればいいと言うのは、違うからね」

 

「必ず無理をしてると取り返しのつかない事態が起きるから気をつけてね」

 

「はい、ありがとうございます飛鳥さん」

 

「それじゃあ私は行くわね、ちゃんとフェレット君と話し合ってジュエルシードを集めるにしてもやめるにしてもね」

 

「「はい」」

 

そう言って飛鳥は、なのは達と別れた。

 

「あの人が僕達に忠告してくれたのは事実だからね」

 

「それはわかるよ。ユーノ君」

 

「だけどあのお姉さん初対面の筈なのにそう思えないんだ」

 

「そうなの?ただなのはが会ってるのわうれてるとかじゃない?」

 

「ううんそんな事は無いと言い切れないけど、私は自分を信じる」

 

「ならもしかしたらなのはの記憶の中に前世での記憶があるのかもね」

 

「前世の・・・記憶」

 

「うん、そうだよなのははあの紫藤飛鳥さんと出会うまでにこういう経験した?」

 

「ううんしてないよ。初めてだよユーノ君」

 

「・・・なのはもしかしたらだけどあの女性紫藤飛鳥さんが、金髪の魔導士の仲間かも知れないよ」

 

「ええーー」

 

映像停止・・・

 

「成程飛鳥と会った後になのはが言ったのね、この事飛鳥は知ってるの?」

 

「いえ、私はその前にレイさんに呼ばれたのでわかりません」

 

「成程レイの要請でここに来たらこいつと時空管理局関連の彼女らがいたのね」

 

「はい」

 

「つまりこういう事ね、融合世界に出来た海鳴市に調査の為に飛鳥がなのはと会話したと同時にこちらでこういう事が起きた。幼馴染世界の時空管理局と、過去の紫藤直哉の魂が融合世界に連れて来られた可能性があるのね?」

 

「そうです。これは融合世界が自分の為にした可能性がありますけど」

 

「恐らくそうでしょう。彼女達の実験に会わせたんでしょうね」

 

「何ともそう言う知恵は凄いんだから」

 

「おーいトワ結局僕は戻れるのかい?」

 

「それは今の段階ではわからないわ。貴方と時空管理局と同じ世界の過去の時空管理局のメンバー達なら、帰れる可能性があるけど」

 

「そうか彼等が僕を知らない可能性も考えて置く必要があるのか」

 

「とりあえず貴方も魂状態で来なさい。今から時空管理局のメンバー達を助けるから」

 

「ああ、わかった」

 

そして3人は時空管理局のメンバー達の元に向かうのだった。

 

その頃温泉では・・・

 

ユーノが地獄を経験していた。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ユーノ飛鳥を恐れる

夕食前・・・

 

 

 

「ごめんねユーノ君」

 

 

 

「あはは、いいよ気にしないで」

 

 

 

「僕もすずかとアリサになのはが抑え込まれたのがわかるし」

 

 

 

それに僕の声は魔法を使える人にしか聞かせてはいけないしね」

 

 

 

「そうなんだ」

 

 

 

「そうなんだよ。こちらの世界では動物が人の言葉を喋らないでしょう?」

 

 

 

「あ、そういう事かもしフェレットのユーノ君が喋った場合ジュエルシードの捜索どころじゃなくなるね」

 

 

 

まあ、それもあるけど僕ははやはり紫藤飛鳥さんが気になるよ。まるで未来で何が起きるのかを知っているようで、怖いんだ僕は」

 

 

 

「ユーノ君」

 

「それは・・・貴方がジュエルシードの搬送中にこの世界の地球にジュエルシードをばらまいたからですよね」

 

 

 

!!

 

 

 

「君は誰なんだ?もしかして管理局の・・・」

 

 

 

「安心して下さい。私の名前は紫藤飛鳥と言います私は、時空管理局の人間ではありませんので、そこのフェレットを捕まえたりはしませんよ」

 

 

 

「え、ユーノ君捕まるんですか?」

 

 

 

「そうですね、このままジュエルシードによる事件が多発すれば、時空管理局と言う警察組織が介入する事になると思います」

 

 

 

「そんなユーノ君悪い事をしてないのに?」

 

 

 

「いえ、そこのフェレットは時空管理局からしたら既に犯罪者ですよ。彼等の考えでは未開の世界ましてや魔法が無い世界にmジュエルシードをばらまいた時点でフェレットに対する印象は最悪だと思いますが?」

 

 

 

そんな・・・」

 

 

 

「なのは、ごめん恐らく僕は、紫藤飛鳥さんの言う通りになると思う。だからもう僕の事は忘れて欲しい」

 

 

 

「いや、私ユーノ君と約束したもん。ジュエルシードを全部集めるって」

 

 

 

「そうですか、貴女がそう決めたのなら構いませんが、これからのジュエルシードに関わるのなら命を落とすかもしれない事も考えていますか?」

 

 

 

「それは・・・」

 

 

 

「なのは僕は紫藤飛鳥さんが怖いんだ。紫藤飛鳥さんが何故僕達に接触したのかすらわからないけど、あの人を敵にするのだけはしない方が良いと思ってるんだ」

 

 

 

「ユーノ君」

 

 

 

「そうですね、このままジュエルシードによる事件が多発すれば、時空管理局と言う警察組織が介入する事になると思います」

 

 

 

「それに時空管理局が、ジュエルシードを集めるのを始めるかも知れないしね」

 

 

 

「ユーノ君聞いていい?」

 

 

 

「うん良いよ」

 

 

 

「時空管理局はどういう組織なの?」

 

 

 

「そうだね、なのは達の世界で言うなら警察が一番近いかな」

 

 

 

「成程ね」

 

 

 

「それならいい組織なんだね」

 

 

 

「まあ、一概にそう言いきれないかも知れないけどね。ロストギアだから正当な持ち主から時空管理局が奪うと言う事も聞いた事があるから」

 

 

 

「そうなんだ」

 

 

 

でも様々な世界の平和の為に彼等が動いているのは事実だから、大きく見れば許されるのかも知れないね」

 

 

 

「まあ、時空管理局が来ればだけどね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワと時空管理局の接触

アースラ艦内・・・

 

「艦長大変ですアースラに侵入者です」

 

!!

 

「何ですってエイミィ本当ですか?」

 

「はい間もなく侵入者がブリッジに辿り着きます」

 

「来ます」

 

その時トワがアースラの艦長であるリンディ・ハラウオンのの元に来た。

 

「へえ、貴女が無断調査をしている艦の艦長ね」

 

「貴女は誰ですか?」

 

「私はトワよ、今貴女達がいる世界とその他の世界を管理している者よ」

 

「世界を管理しているだとバカバカしい・・・うっ」

 

!!

 

「「クロノ」クロノ君」

 

「貴女クロノに何をしたの?」

 

「そこの子供の周りだけ空気を消滅させたわ、私の言葉を信じようとしないようだったからね」

 

「わかりました・・・だから」

 

「嫌だねこれだから時空管理局と言う組織は駄目だわね。良い貴女達は無断で私の管理するこの世界に来て色々してくれたわよね?」

 

「それは・・・」

 

「こちらとしても侵入者対策の為の仕掛けを起動したに過ぎないの」

 

「勝手に調査されていい気持ちなわけないわよね。リンディ・ハラウオン大事な夫を、闇の書に殺されたんでしょう?」

 

!!

 

「貴女どうしてそれを?」

 

「あら、怒ったの私は貴女達のやった事と同じ事をしてるのよ」

 

!!

 

「わかりましたこちらでの全記録を消去しますこれで良いですね?」

 

「駄目ね貴女達全員私の部下になりなさい。それで許すわ返事の期間は2日あげるわ」

 

!!

 

「それじゃあいい返事を一応期待してるわ」

 

そう言ってトワが消えるとクロノの周りの空気が復活した。

 

 

「またトワさん無茶ぶりを押し付けましたね」

 

「あら良いじゃない。あいつらのせいでグレースにも余計な仕事が増えたでしょう」

 

「それはそうですけど・・・」

 

「まったくトワは変わってないな。確かに今回リンディさん達が行こうとした地球は、トワとレイが管理している融合世界の中の地球だからトワが動いたんだろ?」

 

「そうよ、でも私をしらなさそうだから直哉の事は言わなかったけどね」

 

「それで良いと思うよ自分を知るリンディさん達なら違う反応をしたと思うから」

 

「でもこれからどうするんですか?」

 

「とりあえずグレースは、仲間の所に戻りなさい」

 

「わかりました」

 

「そして直哉は私と来なさい。レイにも説明をして貰うから」

 

「ああ、わかった」

 

そしてグレースはトワ達と別れ特殊遊撃部隊の元に戻るのだった。

 

特殊遊撃部隊の元に戻る途中・・・

 

「しかしまた大変な事になったラビね」

 

「うん、まさか飛鳥ちゃんと薫ちゃんのお父さんの紫藤直哉さんの魂が融合世界に来るなんて」

 

「まあそれは、ヒミコとイヨが仕掛けたサプライズだとは思いますから今の所は気にしなくても良いと思いますよ」

 

「でも直哉君隼人さんが困るんじゃない?」

 

「まあ大丈夫とは思いますよ。隼人叔父さんはゼムリア大陸にいますから」

 

「え、そうなの?」

 

「ええ、ほら守護者をこちらに連れて来ているので向こうにエステルさんがいないので隼人叔父さんが行ってるんですよ。そうしないとクローゼさんが守護者見習いとして動くようになりますから」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

前世の紫藤直哉と今世の隼人について

「まあそれは、ヒミコとイヨが仕掛けたサプライズだとは思いますから今の所は気にしなくても良いと思いますよ」

 

「でも直哉君隼人さんが困るんじゃない?」

 

「まあ大丈夫とは思いますよ。隼人叔父さんはゼムリア大陸にいますから」

 

「え、そうなの?」

 

「ええ、ほら守護者をこちらに連れて来ているので向こうにエステルさんがいないので隼人叔父さんが行ってるんですよ。そうしないとクローゼさんが守護者見習いとして動くようになりますから」

 

「恐らくですけど融合世界と間接的に繋がりしかない世界なら前世の紫藤直哉さんの魂が融合世界に入っても今世の隼人叔父さんが受ける影響は少ないと思いますよ」

 

「そうならいいけど」

 

「何気に私達は隼人さんに助けられてるし」

 

「そうラビね」

 

「でも事情があって敵対した事もあるけど」

 

グレースはその時を思い出す。

 

「隼人叔父さん貴方は一体何がしたいんですか?新生帝国華撃団の人をこんなことに使うなんて」

 

「何お前の為だよ。直哉」

 

 

!!

 

「直哉君動揺しないで」

 

「そうラビ、霊力の質が落ちてるラビ」

 

 

「成る程ね、キュアグレース達がメガ無限にどうやってダメージを与えている霊力の供給源はお前か直哉」

 

 

「俺は姿をくらましていた時もお前を見ていたさ」

 

 

「お前はただトワ達が直哉お前を逃がした世界の住人だった彼等が偶然見た守護者とお前の力を手に入れる為に動いた連中だっただろう」

 

「それは・・・」

 

「「直哉君これ以上あの人の話を聞いたら駄目だよ」そうラビ」

 

「邪魔をするなキュアグレース」

 

そして、新生帝国華撃団は、特殊遊撃部隊入りわがままを言ってたな。この世界の人魚のようにな」

 

「ぐうっ駄目だよ。直哉君そっちに行っては」

 

「皆ブルーの口を塞いでラビ!!早くしないと、直哉が隼人みたいになるラビ」

 

!!

 

「「「はあああああ」」」

 

フォンテーヌとスパークルとアースがブルーに攻撃しブルーの直哉への精神攻撃を止めた。

 

 

「ふ、まあいいだろうもう俺がいなくても貴様等には止められんさメガ無限はな」

 

 

そう言ってブルーはメガ無限を残して撤退した。

 

「本当にあの時は迷惑をおかけしました。グレースさんラビリン」

 

「「気にしないで」気にしないで良いラビよ。そう言えばグレースもよかったラビね」

 

「え、何が?」

 

 

「そうそう、のどかっちは気にしないでね」

 

「おーいそこの人待ってくれ、君達に聞きたいことがあるんだ」

 

 

「「「あれはこちらの紫藤直哉さん」」」

 

「どうするちゆっち?のどかっちに無理させて逃げる?」

 

 

「いやそれはやめおきましょう」

 

 

そして紫藤直哉がのどか達に追いついた。

 

 

「すまないそこの赤い髪の女の子確認したいことがあるんで胸を見せてほしい」

 

 

「「「ええーーー」」」

 

「お兄さんそれはしたらだめだよ」

 

 

 

ひなたが直哉に向けて言う。

 

 

「え、ああごめん。赤い髪の女の子の体に異質な霊力があるからね。よければ取ってあげようと思ったんだ」

 

 

「のどかの体の異質な霊力は直哉君の魂ね恐らく」

 

「それってまずいんじゃ」

 

 

「どうかな?僕なら取り出せて君を開放出来るけど?」

 

「・・・すみませんが、私に宿るこの霊力は大事な物なので手放す事はしません」

 

 

「おお、のどかっち言い切った」

 

 

「どうして断るんだい?このまま放置してたら、君の体に害を及ぼすかもしれないんだよ」

 

!!

 

「そんなこと絶対ありません。もう付いて来ないでください」

 

 

「わーー忘れてよラビリン」

 

「ああ、あれは僕もダメージがありましたよ」

 

「もう直哉君も忘れてよ」

 

「でも漸く飛鳥ちゃんと薫ちゃんが忘れたのに何故このタイミングで出て来るのでしょうね」

 

「「うん」ラビ」

 

「それも飛鳥ちゃんと薫ちゃんの時代の紫藤直哉さんが」

 

「とにかく2人共飛鳥ちゃんと薫ちゃんの父親の件は誰にも言わないでおいてくださいねジュエルシード事件の最中には」

 

「「わかったよ」わかったラビ」

 

そしてグレース達は特殊遊撃部隊と合流したのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊のこれからの行動

海鳴市の墓地の中・・・

 

「これからこの世界に対しての私達の行動について話し合いたいと思います」

 

「「「「「「これからについて」」」」」」

 

新生帝国華撃団の皆さんが代表で飛鳥に聞く。

 

「飛鳥ちゃんそれはどういう意味なの?」

 

「そうですよ物語が始まったのに、一時帰還するの?」

 

さくらとクラリスが飛鳥に聞く。

 

「ええ、そうですよ。特殊遊撃部隊の今回の目的はこの世界の事前調査でであり、事前調査は、この世界における最初のジュエルシード事件の開始を見た事件で既に終わってたんですよ」

 

「「「「「「成程」」」」」」

 

「そう言う訳なので皆さん帰還の準備を進めて下さい」

 

「「「「「「了解です」」」」」」」

 

「エステルさんわざわざ来て貰ったのにすぐ帰還する事になって」

 

「良いのよトワに来てと言われてね。私は直哉とのどかがいないから来てと言われたから」

 

「成程そうだったんですね」

 

「そうよ。そして事情を先ほど戻ってきた2人に聞いたら庭園側に想定外の侵入者だったらしいわ」

 

エステルが直哉達から聞いた事を話す。

 

 

「ですが今回は、未開の地であのジュエルシードが見つかったんですよ」

 

「それなのにこんな訳のわからない空間に、閉じ込められて一週間ですよ。このままでは全員が死にますよ艦長」

 

「エイミィ、アースラにある食糧はどれくらいあるの?」

 

「切り詰めて使えば、後1週間分ですね」

 

「あらあら困ったわね、食料を現地調達しようとしたら隊員達が外に出た瞬間倒れるからこの地を調査を機械にやらせても回答不能で調査は進んでいない。本当にこのままだと時空管理局には行方不明者として永遠にかたりつがれるかもしれないわね」

 

「母さん縁起でもない事は言わないでくれ」

 

「あら私は、官庁としてこの自分達の状況を考えた上で、最も可能性が高い未来を言っただけよ」

 

「母さんそうだとしても、他の隊員たちの前で言うのだけはしないで欲しい」

 

「わかってますよクロノ。そんな事をしたらアースラが大変な事になりますから」

 

「ええ――この世界に来る予定の時空管理局が不法侵入者として捕まったーー」

 

「へえ、貴女が無断調査をしている艦の艦長ね」

 

「貴女は誰ですか?」

 

「私はトワよ、今貴女達がいる世界とその他の世界を管理している者よ」

 

「世界を管理しているだとバカバカしい・・・うっ」

 

!!

 

「「クロノ」クロノ君」

 

「貴女クロノに何をしたの?」

 

「そこの子供の周りだけ空気を消滅させたわ、私の言葉を信じようとしないようだったからね」

 

「わかりました・・・だから」

 

「嫌だねこれだから時空管理局と言う組織は駄目だわね。良い貴女達は無断で私の管理するこの世界に来て色々してくれたわよね?」

 

「それは・・・」

 

「こちらとしても侵入者対策の為の仕掛けを起動したに過ぎないの」

 

「勝手に調査されていい気持ちなわけないわよね。リンディ・ハラウオン大事な夫を、闇の書に殺されたんでしょう?」

 

!!

 

「貴女どうしてそれを?」

 

「あら、怒ったの私は貴女達のやった事と同じ事をしてるのよ」

 

!!

 

「わかりましたこちらでの全記録を消去しますこれで良いですね?」

 

「駄目ね貴女達全員私の部下になりなさい。それで許すわ返事の期間は2日あげるわ」

 

!!

 

「それじゃあいい返事を一応期待してるわ」

 

そう言ってトワが消えるとクロノの周りの空気が復活した。

 

「そう言う事らしいわ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

融合世界に戻って来た後

そして特殊遊撃部隊は一時的に中心世界に戻ってきた。

 

「兄さんトワさんの行動良いんですか?あれ」

 

飛鳥が直哉に聞く。

 

「へえ、貴女が無断調査をしている艦の艦長ね」

 

「貴女は誰ですか?」

 

「私はトワよ、今貴女達がいる世界とその他の世界を管理している者よ」

 

「世界を管理しているだとバカバカしい・・・うっ」

 

!!

 

「「クロノ」クロノ君」

 

「貴女クロノに何をしたの?」

 

「そこの子供の周りだけ空気を消滅させたわ、私の言葉を信じようとしないようだったからね」

 

「わかりました・・・だから」

 

「嫌だねこれだから時空管理局と言う組織は駄目だわね。良い貴女達は無断で私の管理するこの世界に来て色々してくれたわよね?」

 

「それは・・・」

 

「こちらとしても侵入者対策の為の仕掛けを起動したに過ぎないの」

 

「勝手に調査されていい気持ちなわけないわよね。リンディ・ハラウオン大事な夫を、闇の書に殺されたんでしょう?」

 

!!

 

「貴女どうしてそれを?」

 

「あら、怒ったの私は貴女達のやった事と同じ事をしてるのよ」

 

!!

 

「わかりましたこちらでの全記録を消去しますこれで良いですね?」

 

「駄目ね貴女達全員私の部下になりなさい。それで許すわ返事の期間は2日あげるわ」

 

!!

 

「それじゃあいい返事を一応期待してるわ」

 

そう言ってトワが消えるとクロノの周りの空気が復活した。

 

「そう言う事らしいわ」

 

「私もエステルさんから聞いて驚いたんですけど」

 

「ああ、それは・・・トワがそれだけ怒ってたからだよ」

 

「え、トワが怒ってたんですか?」

 

「そうだよ。確かにあそこ庭園は、イシュメルガとデボネアが獅童光さんを復活させない為に作られた異空間だよね」

 

「そうですね兄さん」

 

「でもあの空間は使い方次第では、使えるかも知れないと思ったトワとレイが整備している途中に彼等が来たからね。いろんな調査もされてトワもイライラしたみたいだよ」

 

「でもやりすぎなんじゃ・・・」

 

「飛鳥ちゃんあそこには獅童光さんが封印されている世界に繋がる扉もあるの忘れた?」

 

「あ、そう言えばそうだった」

 

「あのまま時空管理局を自由にすれば、過去の時空管理局のようになるかも知れない可能性もあったからね」

 

「まあ、どのみち時空管理局の件はトワとレイの決定次第だよ」

 

「その結果が出るまでは、特殊遊撃部隊の仕事は別の世界の対処をするかもね、クロスベルの案件も中途半端だしね」

 

「確かにそうですね。兄さん」

 

「ジュエルシード事件に関してはほぼ干渉してないしただ想定外な事にヒミコとイヨが仕掛けた仕掛けにより飛鳥ちゃんは敵かも知れないと思われてるけどね」

 

「そうですよ兄さんどうにかして下さい」

 

「ごめんそれ無理だから頑張って」

 

「そんな・・・」

 

「それは・・・」

 

「それは・・・貴方がジュエルシードの搬送中にこの世界の地球にジュエルシードをばらまいたからですよね」

 

!!

 

「君は誰なんだ?もしかして管理局の・・・」

 

「安心して下さい。私の名前は紫藤飛鳥と言います私は、時空管理局の人間ではありませんので、そこのフェレットを捕まえたりはしませんよ」

 

「え、ユーノ君捕まるんですか?」

 

「そうですね、このままジュエルシードによる事件が多発すれば、時空管理局と言う警察組織が介入する事になると思います」

 

「そんなユーノ君悪い事をしてないのに?」

 

「いえ、そこのフェレットは時空管理局からしたら既に犯罪者ですよ。彼等の考えでは未開の世界ましてや魔法が無い世界にmジュエルシードをばらまいた時点でフェレットに対する印象は最悪だと思いますが?」

 

そんな・・・」

 

「なのは、ごめん恐らく僕は、紫藤飛鳥さんの言う通りになると思う。だからもう僕の事は忘れて欲しい」

 

「いや、私ユーノ君と約束したもん。ジュエルシードを全部集めるって」

 

「そうですか、貴女がそう決めたのなら構いませんが、これからのジュエルシードに関わるのなら命を落とすかもしれない事も考えていますか?」

 

「それは・・・」

 

「巨大ネコ騒動の時は相手も貴女の事を知らないからあえて怪我をさせなかっただけかも知れないと言う事も考えて置くべきと思いますよ」

 

「貴女の友達との約束を守りたいと言うのは素晴らしい事ですが、もしその約束を実行中に大怪我して貴方の家族が苦しむ事になっても良いんですね?」

 

!!

 

「・・・」

 

「私はなのは叔母さんが無茶をしないように言ったのに」

 

「そうだけどジュエルシード事件に発展した本当の理由も言う必要あった?」

 

「あ、確かに余計な事だったかも」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第12章 第2部 急激に変化する状況編
飛鳥の失敗


「巨大ネコ騒動の時は相手も貴女の事を知らないからあえて怪我をさせなかっただけかも知れないと言う事も考えて置くべきと思いますよ」

 

「貴女の友達との約束を守りたいと言うのは素晴らしい事ですが、もしその約束を実行中に大怪我して貴方の家族が苦しむ事になっても良いんですね?」

 

!!

 

「・・・」

 

「私はなのは叔母さんが無茶をしないように言ったのに」

 

「そうだけどジュエルシード事件に発展した本当の理由も言う必要あった?」

 

「あ、確かに余計な事だったかも」

 

「そして飛鳥が接触した事で・・・」

 

なのは、ごめん恐らく僕は、紫藤飛鳥さんの言う通りになると思う。だからもう僕の事は忘れて欲しい」

 

「いや、私ユーノ君と約束したもん。ジュエルシードを全部集めるって」

 

「そうですか、貴女がそう決めたのなら構いませんが、これからのジュエルシードに関わるのなら命を落とすかもしれない事も考えていますか?」

 

「それは・・・」

 

「なのは僕は紫藤飛鳥さんが怖いんだ。紫藤飛鳥さんが何故僕達に接触したのかすらわからないけど、あの人を敵にするのだけはしない方が良いと思ってるんだ」

 

「ユーノ君」

 

「御覧の通り飛鳥は、フェレットに恐怖を抱かせてしまいましたね」

 

「う、反省します。兄さん」

 

「まあやってしまった事は、仕方が無いですがこれでなのはさんサイドの協力者として動くのは厳しいかもしれないね」

 

「そうかもしれません。兄さんすみません」

 

「別に謝らなくても良いよ。フェレットの件以外では特殊遊撃部隊の介入なしで、順調に温泉イベントまで終わったんでしょ?」

 

「ええ、だからこそ私の一言が悔やまれるんです」

 

「それってやはり旧幼馴染世界の大規模介入による影響による物語が進行しないのを見たから?」

 

「それもありますけど、旧幼馴染世界の場合は、私達が介入しないと私達の世界が消滅すると言う状況でしたから」

 

直哉は飛鳥から聞いた話を思い出す。

 

「ええ、会いましたよ2人共霊としてですが、それでわかったんですよ。米田さんが何故私だけをパパとママに会わせたのかの理由が」

 

「成程その当時の薫ちゃんには、霊力が無いから飛鳥ちゃんと薫ちゃんのパパとママを薫ちゃんが見れないからか」

 

「そうです。その話を聞いた後少し薫と喧嘩になりましたけどね」

 

「その喧嘩の理由は飛鳥ちゃんと薫ちゃんが、自分の時代から過去にタイムスリップした事に関係しているのかな?」

 

「ええそうですねパパから、自分の時代を守る為に二は、ブルーを誕生させない事だと言われて私と薫が、過去に跳びその時代のパパをブルーにしないように動いたのですが、別の並行世界からブルーになったもう1人の紫藤直哉さんが現れ、その影響で私達の時代は消滅したんです」

 

「「・・・なんというか凄い人生を送ってるね。飛鳥ちゃんと薫ちゃん」」

 

「成程ね、そして以前の話に繋がるんだね」

 

「はいそうです」

 

「兄さん私はどうしたらいいですか?」

 

「うーん難しいね。実際にあの世界が狂ったわけじゃないし、ただあの世界とのアプローチ仕方を変えればいいんじゃない?」

 

「アプローチの仕方ですか?」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

飛鳥へのアドバイスとカルマの出現の可能性前編

「成程ね、そして以前の話に繋がるんだね」

 

「はいそうです」

 

「兄さん私はどうしたらいいですか?」

 

「うーん難しいね。実際にあの世界が狂ったわけじゃないし、ただあの世界とのアプローチ仕方を変えればいいんじゃない?」

 

「アプローチの仕方ですか?」

 

「うん、例えばなのはさんの世界にワイズマンが降魔とかを出して来たら特殊遊撃部隊としては介入しやすいよね」

 

「ええ、そうですね「

 

「だけどこれはなのはさんの世界に一度でもメガビョーゲンや降魔が出てないと意味がないけどね」

 

「ですね・・・兄さん」

 

「とすればフェレットの言う通り敵としてジュエルシード事件に介入したらいいんだよ」

 

「ええーー」

 

「兄さんそては流石に物語を壊す恐れ無いですか?」

 

「ああ、本当に敵対しながらジュエルシードをなのはさんやフェイトさんに配るんだよ。確か前の映像でなのはさんにはフェレット君がいて、フェイトさんには狼女の人がいたと思うんだ」

 

「ああ、アルフさんですね」

 

「両陣営に敵対しながら物語を調整をしたらどうかな?ちなみに薫ちゃんのパートナーは薫ちゃんだよ」

 

「ふむふむ、一見すると無茶なプランの様ですけど・・・」

 

「ちなみにこういうプランにしたのは時空管理局の介入が多少遅れると考えているからなんだ」

 

「ああ、成程物語出て来るクロノ君がなのはさんとフェイトさんの戦いを止めるのを最悪の場合代役として、私と薫が務めると言う事ですね」

 

「うんそうだよ。飛鳥ちゃん」

 

「確かに時を止めるにしても限度がありますし」

 

「それになのはさんとフェイトさんnジュエルシード争奪戦そして最後の戦いの直前までは、飛鳥ちゃんと薫ちゃんと新生帝国華撃団の皆さんと響さんで対応して貰う事になるかも知れないよ」

 

「ええ――」

 

「トワやレイ達から正式に通達が来てるわけじゃないけど、実はねヒミコとイヨが試験的に作った世界では特殊遊撃部隊の中にいるメンバーで少なくとも旧幼馴染世界の事件に関わったとされる人を一時的に飛鳥ちゃんが指揮する部隊にしようと、僕とレイとトワで話してたんだ」

 

「ええ――」

 

「そうだったんですか?」

 

「うん、そうだよ。試験的に作った世界が始動するよとイヨから聞かされてから考えていたんだよ」

 

「まあそれ以前に僕と新生帝国華撃団の皆さんの関係も悪かったし、飛鳥ちゃん用の部隊に新生帝国華撃団の皆さんを入れておけば大丈夫だろうと判断したんだ」

 

「成程特殊遊撃部隊を2部隊にわけたのは、本来は旧幼馴染世界に関連した世界をヒミコとイヨが作り出そうとしたのを知ったからなんですね」

 

「その通りだよ飛鳥ちゃん。そしてそれが現実のものとなった」

 

「そうですねもしかすると旧7人世界からも変化があるかもしれませんが」

 

「ああ、それなら多分これと思う」

 

そう言って直哉は飛鳥に話す。

 

「フフ、やはり貴女達も来ましたか特殊遊撃部隊」

 

「特殊遊撃部隊とは一体何なんだ?」

 

真宮寺直哉が治療を受けながら考えていると・・・

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

 

「フフ、成程あれがイシュメルガとデボネアが言っていた力ですか」

 

カルマがそう呟く。

 

「カルマ、イシュメルガとデボネアとは何者だ?」

 

真宮寺直哉がカルマに聞く。

 

「ああ、遥か未来から来た私の協力者ですよ」

 

!!

 

「遥か未来から来た協力者だと」

 

「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「そうです。それで間違いないですね?花寺薫」

 

「薫ちゃんの名字が違う」

 

「その通りだよカルマ。よくそこまで融合世界の事を熟知してるね」

 

「イシュメルガとデボネアでも私の名字変更の事は知らなかったのに」

 

「あ、確かにありそうですね7人世界や幼馴染世界を知る敵としての復活が」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

飛鳥へのアドバイスとカルマの出現の可能性後編

「遥か未来から来た協力者だと」

 

「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「そうです。それで間違いないですね?花寺薫」

 

「薫ちゃんの名字が違う」

 

「その通りだよカルマ。よくそこまで融合世界の事を熟知してるね」

 

「イシュメルガとデボネアでも私の名字変更の事は知らなかったのに」

 

「あ、確かにありそうですね7人世界や幼馴染世界を知る敵としての復活が」

 

「うん、そうなんだよ少なくともカルマが来なくても7人世界や幼馴染世界の関連する勢力来てもおかしくはないと思ってる」

 

 

「その他にも融合世界に来ている異世界の者もいたからね」

 

直哉がその時を思い出しながら話す。

 

「神山さん」

 

「了解グレースさん」

 

 

「エレメントチャージ!」

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

「プリキュア!スカイヒーリングフラワー!」

 

「お大事に」

 

!!

 

その時真宮寺直哉がキュアグレースの存在を見つけた。

 

「お姉ちゃんここにもあの人がいるよ」

 

「ええ――どういう事あの人も今回の事件n関係してるの?」

 

「ならやる事は1つだな小次郎と直哉は謎の女の子と接触しろ」

 

ケンが2人に言う。

 

「「しかし、ベガと降魔軍団の数が多いのに」」

 

「フフ、奴等がエキストラプレイヤーか、良いだろう貴様達の実力見せて貰おう。サイコ・クラッシャー」

 

ベガが、キュアグレースに攻撃を仕掛けた。

 

「くっこちらに攻撃をしてくるなんて」

 

「グレースさんあの軍服の人には恐らく浄化技は効かないと思うので、ここは霊力攻撃で行きましょう」

 

そうグレースの体内にいる直哉が言う。

 

「でも真宮寺直哉く達がいるんだよいいの?」

 

「仕方がありません。行きますよグレースさん」

 

「うん」

 

「「破邪剣征・桜花放神」」

 

!!

 

「なっ貴様お前も霊力を・・・ぐおおおお」

 

!!

 

「あの女の子私と直哉君の技を使って威力は私達より強いなんて」

 

「フフ、面白いぞエキストラプレイヤーリュウとは異なる興味が沸いたぞ」

 

ベガはグレースの霊力攻撃を受けそう言う。

 

その一連を見ていたサマー達は・・・

 

「うわあ、グレースさんが浄化技以外を使うの初めて見た」

 

「あれは多分直哉さんの技だと思う」

 

「成程だけどあの軍服の叔父さんの技もあり得ないんだけど」

 

「そうですね。だからこそこちらの戦力は最低限にしてグレースさんと隊長だけで参戦したんだと思いますよ」

 

「クチュン」

 

「「「ラテ」」」

 

原作世界のグレース達がラテに聴診器を当てる。

 

「異世界のウサギさんが泣いてるラテ」

 

「「「異世界のウサギ」」」

 

原作世界のグレース達はラテの言葉に戸惑っていた。

 

「それは、真宮寺直哉達と同じく過去の7人世界の世界からの来訪者の1人の怪人シゾーと名乗るウサギの怪人の事と思います」

 

「「「ええ――怪人ーー」」」

 

「はい、飛鳥ちゃんと薫ちゃん原作世界のグレースさん達のサポートお願いできるかな?」

 

「「うん良いけど」兄さん達はどうするの?」

 

「僕とのどかお姉ちゃんは、このタイミングでトワとレイに相談して来るよ。誠十郎さんとクラリスさんを連れて」

 

「「わかった」」

 

「グレースさんフォンテーヌさんとスパークルさん。宝玉の力を使えば、怪人をベースにしたメガビョーゲンでも浄化出来るので、浄化をお願いします。念の為に飛鳥ちゃんと薫ちゃんに同行して貰いますから」

 

「「「了解」」」

 

そして、原作世界のグレース達と飛鳥と薫は、メガビョーゲンになったシゾーの所に向かった。

 

「さて僕達も行きましょう」

 

「この2人と言うか、あの軍人はグレースさんを探しているかもだよね」

 

「もしカルマと真宮寺直哉君が言った敵が来るような事があれば可能性としてヒミコとイヨが試験的に作った世界の方が登場させやすいと思うんだ」

 

「確かにヒミコとイヨなら過去に7人世界や幼馴染世界で戦った敵をサプライズで復活させるかも知れませんね」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紫藤兄妹と過去の紫藤直哉のこれから

「それで兄さんはこれからどうするんですか?」

 

「とりあえず融合世界の友好な3つの大陸をのどかさん達と見て回るよ」

 

「もう1つのすこやか市とあおぞら市は先程話した事件に巻き込まれたし、その弊害があるのかをね」

 

「そしてゼムリア大陸は巻き込まれてないけど少し気になるから見て来るよ」

 

「わかりました。私と薫は中心世界で待機をしながらなのはさんとフェイトさんの世界を見ておきますね」

 

「うんお願い」

 

そう言って直哉は中心世界から管理者の神殿に向かった。

 

管理者の神殿・・・

 

「もうトワには困ったものですね。まさか飛鳥ちゃんには嘘をついてでもいいからすぐ来いと連絡が来るなんて」

 

そう言って直哉は、トワの部屋に行くとそこには飛鳥と薫の父親の紫藤直哉が肉体を持って直哉の前に現れた。

 

「なっ・・・トワこれはどういう事ですか?」

 

「いい時に来たわね。直哉過去の紫藤直哉が特殊遊撃部隊で貴方の影武者として、動く事になったからそのつもりでいてね」

 

「ええ――本気ですか?それ」

 

「ええ、本気よどのみち紫藤直哉が2人同時に存在したらまずいから、融合世界の直哉はこれから紫藤ではなく花寺の姓を名乗りなさい」

 

「ええ――」

 

融合世界の直哉はトワの言葉に驚いた。

 

「すまない僕の為に・・・」

 

「ああ、それは・・・気にしないで下さい。トワの突然の体制変更や、僕自身の設定変更は何度も経験してるんで良いんですけど、過去の人間と言うか僕の方が、影武者ですね」

 

「それは・・・」

 

「少なくとも飛鳥ちゃんと薫ちゃんは、どういう経緯で貴方が復活した事を喜んでもらえると思いますよ」

 

「直哉君君は寂しいのかい?」

 

「そうですね飛鳥ちゃんと薫ちゃんが来なければ、妹なんて持てませんでしたから」

 

「え、どういう事だい?君にも幼馴染の子はいるよね?」

 

「いませんよ」

 

「ああ、過去の直哉に言ってなかったわね」

 

「融合世界の直哉は天涯孤独だったの。米田健二関係を持たせない為の処置よ」

 

「ああ、それがトワの言ってた融合世界と幼馴染世界との違いという事なのか」

 

「そうよ融合世界は幼馴染世界の直哉が知る世界3つと同時期に作られた世界が崩壊消滅し私達4人が共同で1つの世界を管理しろと言う仕事を受けてね」

 

「そして運営前にヒミコとイヨが姿を消して2人で管理してたのよ」

 

「成程融合世界という意味が漸く分かったよトワ、つまり融合世界の直哉は僕や真宮寺直哉君のように米田健二の生み出した者達とは違うんだね」

 

「ええ、そう言う事よ」

 

「強いて言うなら米田健二の魂を浄化する者かしらね」

 

「成程僕達は力で米田健二やブルーに勝とうとしてたけど、それが出来ない事がわかった気がするよ」

 

「そして融合世界の直哉を支えるのが僕の知らない力を持つ少女達と言う事か」

 

「ええ、そう言う事よ。過去の紫藤直哉」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワの話を聞くもう1人の紫藤直哉1

「成程融合世界という意味が漸く分かったよトワ、つまり融合世界の直哉は僕や真宮寺直哉君のように米田健二の生み出した者達とは違うんだね」

 

「ええ、そう言う事よ」

 

「強いて言うなら米田健二の魂を浄化する者かしらね」

 

「成程僕達は力で米田健二やブルーに勝とうとしてたけど、それが出来ない事がわかった気がするよ」

 

「そして融合世界の直哉を支えるのが僕の知らない力を持つ少女達と言う事か」

 

「ええ、そう言う事よ。過去の紫藤直哉」

 

「トワ確認だが何故自分を融合世界の直哉君の影武者として採用されたのだ?」

 

「そうですよ僕もその理由を知りたいです」

 

「それは融合世界の一部が過去の7人世界の事件の舞台に使われたからよ」

 

「全部が元通りには出来ない部分はあるけど、それでもいろんな協力してくれたのは事実だよね」

 

そしてトワが話す。

 

「だったらもうすぐ飛鳥ちゃん達がこちらの世界に来てくれるから私達も融合世界の為に、私はしたい」

 

「「グレース」」

 

「何なら私達が蒸気獣ての倒す?」

 

「「それはやめた方が良いですよ。スパークルさん」」

 

「「「飛鳥ちゃんに薫ちゃん」」」

 

「何とか来れたね飛鳥ちゃん」

 

「そうだね薫」

 

「飛鳥ちゃんどうして私達が今暴れている敵とも戦ったらいけないの?接触したらいけないのは、真宮寺直哉君達だけじゃないの?」

 

スパークルが飛鳥に聞く。

 

「そうですよスパークルさん。ここで貴方達が出て行って双方に接触したら融合世界の歴史では滅んだ世界が同じようにならないといろんな意味で大変なんですよ」

 

「飛鳥ちゃん貴女の言う事はわかるけど、私達も手伝いたいの」

 

「それでも駄目かな?」

 

グレースが飛鳥に聞く。

 

「・・・どうしますか?兄さん」

 

「うーんそうだね」

 

「「「「「「ええーー」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「もう1人の私に、まなつちゃん達そして新生帝国華撃団の人達どうしてここに」

 

 

 

「のどかさん恐らくのどかさん達が見たウサギ男と蛇女はシゾーとピトンと言う名で、ロボットの名は蒸気獣ポーンと言う名です。ただ彼等はまだ融合世界にはまだ出て来てないので、過去の世界ともう1つのすこやか市が何らかの繋がりを持った可能性があります」

 

「そんな私達はどうしたらいいの?」

 

「とりあえず特殊遊撃部隊のメンバーであるのどかさん達が、今回の事件に強制参加しているので、不用意に関わらないで下さいね」

 

「うんわかったよ。飛鳥ちゃん」

 

「こういう形で、過去の7人世界から融合世界に干渉があったのよ」

 

「何だと!!まさか過去からの接触をされたのか?」

 

「ええ、まあそうなった原因は融合世界で活動している者が、秘密裏に過去の7人世界の者と協力していたからなの」

 

「その融合世界の敵と協力した敵は誰なんだ?」

 

「ああ、それは・・・カルマよ」

 

「は、カルマだってーー」

 

そしてトワはその時の映像を再生する。

 

 

「そう簡単には行きませんよ。メガ降魔よ邪魔な人間を攻撃しなさい」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

!!

 

「何あれは、憑依獣に似てるけどあれは一体」

 

「マスター僕は憑依獣を相手しっます」

 

「わかったわ」

 

そしてカルマの命令を受け動いた時、特殊遊撃部隊の飛鳥と薫がその場に現れた。

「「飛鳥ちゃん薫ちゃん。どうしてここに」」

 

「フフ、やはり貴女達も来ましたか特殊遊撃部隊」

 

「特殊遊撃部隊とは一体何なんだ?」

 

真宮寺直哉が治療を受けながら考えていると・・・

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

 

「フフ、成程あれがイシュメルガとデボネアが言っていた力ですか」

 

カルマがそう呟く。

 

「カルマ、イシュメルガとデボネアとは何者だ?」

 

真宮寺直哉がカルマに聞く。

 

「ああ、遥か未来から来た私の協力者ですよ」

 

!!

 

「遥か未来から来た協力者だと」

 

映像停止・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワの話を聞くもう1人の紫藤直哉2

「フフ、成程あれがイシュメルガとデボネアが言っていた力ですか」

 

カルマがそう呟く。

 

「カルマ、イシュメルガとデボネアとは何者だ?」

 

真宮寺直哉がカルマに聞く。

 

「ああ、遥か未来から来た私の協力者ですよ」

 

!!

 

「遥か未来から来た協力者だと」

 

映像停止・・・

 

「成程、イシュメルガとデボネアという奴等が過去の7人世界のカルマと接触した事でこの事件、真宮寺直哉君達が言っていた異界事変に融合世界の一部が巻き込まれたのか」

 

「ええ、私はそう考えてるわ」

 

「そして結果的に過去の7人世界の真宮寺直哉が、融合世界の事を知ってしまったわ」

 

「ですねトワさん」

 

「つまり自分がこの世界にやって来たのは・・・」

 

「恐らくだけど、ヒミコとイヨが融合世界を守る為に、過去の世界の勢力や真宮寺直哉が現れても良いように飛鳥と薫の父親の紫藤直哉を魂状態で召喚したんだと考えられるわ」

 

「ちょっと待ってくれトワ。自分は飛鳥と薫の父親だけど何度か世界を再生したのでしょう?」

 

「したわよ」

 

「なら何故、僕は飛鳥と薫の父親の記憶と言うかその当時の魂が残ってるんだ?」

 

「それは、貴方達は死んだとしても、自動的に時が来れば復活するのよ」

 

「何だと!!なぜ自分や真宮寺直哉君にもその機能があるのか?」

 

「ええ、あるわその機能があるのは、米田健二の分身体と言う証なんだけどね」

 

!!

 

「つまり飛鳥と薫と融合世界の直哉君以外は米田健二によって生み出され場合によっては米田健二の新たな器として使われるかも知れないのか?」

 

「そう言う可能性が高いわね。今貴方がこういう形でこの世界に来てるからね」

 

「まさかと思うが、カルマや真宮寺直哉君が、遥か未来に来た事で、融合世界もその戦いに巻き込まれるのか?」

 

「それは無いわね。融合世界に無断で接触しょうとすると・・・」

 

 

「ですが今回は、未開の地であのジュエルシードが見つかったんですよ」

 

「それなのにこんな訳のわからない空間に、閉じ込められて一週間ですよ。このままでは全員が死にますよ艦長」

 

「エイミィ、アースラにある食糧はどれくらいあるの?」

 

「切り詰めて使えば、後1週間分ですね」

 

「あらあら困ったわね、食料を現地調達しようとしたら隊員達が外に出た瞬間倒れるからこの地を調査を機械にやらせても回答不能で調査は進んでいない。本当にこのままだと時空管理局には行方不明者として永遠にかたりつがれるかもしれないわね」

 

「母さん縁起でもない事は言わないでくれ」

 

「あら私は、官庁としてこの自分達の状況を考えた上で、最も可能性が高い未来を言っただけよ」

 

「母さんそうだとしても、他の隊員たちの前で言うのだけはしないで欲しい」

 

「わかってますよクロノ。そんな事をしたらアースラが大変な事になりますから」

 

「貴方も見たでしょう?時空管理局の姿を」

 

「ああ、そう言えば時空管理局の件はどうするんだ?」

 

「ああ、そっちは期限が来てないからそのままよ」

 

「そうなのか?」

 

「あのートワさん僕はもういいのですか?」

 

「ああ、融合世界にの直哉ごめんね放置して。貴方はあちらの世界で生活してね」

 

「わかりました」

 

そして融合世界の直哉は、管理者の神殿を出てすこやか市に戻っていった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

管理者の神殿から帰宅した直哉

融合世界にあるすこやか市の花寺家・・・

 

「ただいま・・・」

 

「あ、直哉君お帰り」

 

「のどかさんラビリンと一緒に聞いてください」

 

「何かあったの?」

 

のどかの部屋・・・

 

「ええ、のどかさんとラビリン庭園での事覚えてますか?」

 

「「うん」ラビ」

 

のどかとラビリンがその時の事を思い出す。

 

「それはそうですけど・・・」

 

「まったくトワは変わってないな。確かに今回リンディさん達が行こうとした地球は、トワとレイが管理している融合世界の中の地球だからトワが動いたんだろ?」

 

「そうよ、でも私をしらなさそうだから直哉の事は言わなかったけどね」

 

「それで良いと思うよ自分を知るリンディさん達なら違う反応をしたと思うから」

 

「でもこれからどうするんですか?」

 

「とりあえずグレースは、仲間の所に戻りなさい」

 

「わかりました」

 

「そして直哉は私と来なさい。レイにも説明をして貰うから」

 

「ああ、わかった」

 

そしてグレースはトワ達と別れ特殊遊撃部隊の元に戻るのだった。

 

「ええ、今回飛鳥ちゃんと薫ちゃんのお父さんの扱いが決まったので、飛鳥ちゃんと薫ちゃんには内緒でトワとレイの所に行ったんですよ」

 

「そしたら・・・」

 

「なっ・・・トワこれはどういう事ですか?」

 

「いい時に来たわね。直哉過去の紫藤直哉が特殊遊撃部隊で貴方の影武者として、動く事になったからそのつもりでいてね」

 

「ええ――本気ですか?それ」

 

「ええ、本気よどのみち紫藤直哉が2人同時に存在したらまずいから、融合世界の直哉はこれから紫藤ではなく花寺の姓を名乗りなさい」

 

「ええ――」

 

融合世界の直哉はトワの言葉に驚いた。

 

「すまない僕の為に・・・」

 

「ああ、それは・・・気にしないで下さい。トワの突然の体制変更や、僕自身の設定変更は何度も経験してるんで良いんですけど、過去の人間と言うか僕の方が、影武者ですね」

 

そして直哉の説明が続く。

 

「つまり自分がこの世界にやって来たのは・・・」

 

「恐らくだけど、ヒミコとイヨが融合世界を守る為に、過去の世界の勢力や真宮寺直哉が現れても良いように飛鳥と薫の父親の紫藤直哉を魂状態で召喚したんだと考えられるわ」

 

「ちょっと待ってくれトワ。自分は飛鳥と薫の父親だけど何度か世界を再生したのでしょう?」

 

「したわよ」

 

「なら何故、僕は飛鳥と薫の父親の記憶と言うかその当時の魂が残ってるんだ?」

 

「それは、貴方達は死んだとしても、自動的に時が来れば復活するのよ」

 

「何だと!!なぜ自分や真宮寺直哉君にもその機能があるのか?」

 

「ええ、あるわその機能があるのは、米田健二の分身体と言う証なんだけどね」

 

!!

 

「つまり飛鳥と薫と融合世界の直哉君以外は米田健二によって生み出され場合によっては米田健二の新たな器として使われるかも知れないのか?」

 

「そう言う可能性が高いわね。今貴方がこういう形でこの世界に来てるからね」

 

「まさかと思うが、カルマや真宮寺直哉君が、遥か未来に来た事で、融合世界もその戦いに巻き込まれるのか?」

 

 

「「ええーー直哉君の名字が変更」ありえないラビ」

 

「はいこうして僕は本当の家族となりました」

 

「本当にこれで良いの直哉君?」

 

 

「いいも悪いもありませんよ。結果的に飛鳥ちゃんと薫ちゃんのお父さんが来てくれたんですから、喜ぶべきですよ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

戸惑いの2人

「「ええーー直哉君の名字が変更」ありえないラビ」

 

「はいこうして僕は本当の家族となりました」

 

「本当にこれで良いの直哉君?」

 

「いいも悪いもありませんよ。結果的に飛鳥ちゃんと薫ちゃんのお父さんが来てくれたんですから、喜ぶべきですよ」

 

「それはそうなんだけど、なんか納得出来ないよ今回のトワさんの決定は」

 

「ラビリンもラビ」

 

「確かにそう感じますけど少し考えて下さい。紫藤直哉さんが過去の世界からやって来る者に対しての影武者をしてくれるんですよ」

 

「そこは、ありがたいけど、その関連の戦いが終わったら直哉さんの役目は終わるんだよね?」

 

「その筈ですよのどかさん」

 

「でもね私思うんだ。直哉君言ったよねまなつちゃん達に」

 

「みんな・・・」

 

 

「そう言う事を避ける為に現地調査をしっかりするんだ」

 

 

「直哉、私からの質問よ融合世界の平和と安定が実現したら貴方はどうなるの?」

 

 

「それは恐らく僕は死ぬでしょうね。その時が来たら」

 

!!

 

「「そんな」」

 

「あんたは本当にそれでいいの?」

 

「いいも悪いもそう言う条件の下で生まれた身ですし、場合によっては上司の気まぐれで、それを迎えても死ぬことは無いかもですけど」

 

 

「おいおいちょっと待て」

 

「特殊遊撃部隊の上司はまさか・・・」

 

 

「ええ、そうですよ。融合世界の神様です」

 

 

「「「「「ええ――神様ーー」」」」」

 

まなつ達とローラは直哉の言葉に驚いていた。

 

「ええ、言いましたね。あの時はまだ先と思いましたけど、もしかしたら僕はいらない子になるかもですね」

 

!!

 

「そうなればいつまで生きて行けるかわかりませんけどね」

 

「全てトワさんやレイさん次第ですけどね」

 

「直哉君少なくとも2組のプリキュア達は、直哉君に生きていて欲しいと思うよ」

 

「そうラビよ。原作世界ののどか達だってそう思うラビよ」

 

「確かにそうかもしれませんね」

 

「そうだよ。飛鳥ちゃんと薫ちゃんのお父さんを影武者にするのも直哉君を守る処置かも知れないよ」

 

「いやあああ。巴里華撃団の皆が炭になったわ――」

 

「あはは、良いですね。ある程度制限がありますが、触れた物全部を炭に変える能力を持つノイズと言う兵器は」

 

「「「「「「何だと!!触れたら炭にされるだと」」」」」」

 

「一体どうやって倒すんだよ」

 

「安心して下さい皆さん」

 

「「だああああ」」

 

!!

 

「「「何だノイズが消滅していく」」」

 

「まさか、特殊遊撃部隊の奴等めシンフォギア奏者をこちらに連れて来たのか?」

 

「そうだよカルマ私達を貴女が、エキストラプレイヤーとして与えた特権として与えた力で、仲間と合流して、貴女がノイズを使う可能性があったからね」

 

「おのれーーキュアグレースそして紫藤直哉め」

 

「さあ、皆さん後は邪精霊カルマを倒すだけです。ノイズやメガビョーゲンは私達に任せて下さい」

 

「「「「「ああ、任せた」」」」」

 

そして特殊遊撃部隊はカルマ以外と戦い始めた。

 

「しかし邪精霊カルマに、それなりの融合世界世界の情報が流れてたな」

 

「確かにカルマとかあの軍人とかとは関わりたくないですね」

 

直哉はしみじみ思いながら言う。

 

「そう言えば飛鳥ちゃんと薫ちゃんのお父さんがいるなら特殊遊撃部隊のもう一つの部隊の体制どうなるの?」

 

「ああ、それは・・・飛鳥ちゃんと薫ちゃんのままですよ。のどかさん」

 

「そうなんだね」

 

「トワは、あくまで飛鳥ちゃんと薫ちゃんのお父さんの存在は、秘密にするみたいですよ」

 

「現在特殊遊撃部隊の隊員でこの事実を知ってるのはのどかさんとラビリンだけですよ」

 

「「ええーー」」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの任務と直哉の思い出前編

「ねえ、直哉君飛鳥ちゃんと薫ちゃんのお父さんが来た事で私達の動きの変更はあるの?」

 

「それは今の所は無いですね。ただ融合世界の友好世界が過去の7人世界事件に組み込まれたので、その影響が出てないかを見て来て欲しいとは言われましたね」

 

「ああ、成程ねもう1つのすこやか市とあおぞら市に行くんだね」

 

「ええ、後ゼムリア大陸の方にもですね」

 

「どうして」

 

「ああ、それはトワさんが言うには過去の7人世界の事件に影響を受けたのはもう1つのすこやか市とあおぞら市とゼムリア大陸の融合世界との友好な世界がターゲットだったそうです」

 

「「ええーー」ラビ」

 

「その中でゼムリア大陸は融合世界と同じなので、取り込まれる事は無かったようですけど、まったく影響を受けてないとも言い切れないそうです」

 

「トワさんが言うには出すけど、まあ海鳴市方面の件が復活しても暫くは僕達はその調査をしますよ」

 

「ああ、そっか基本海鳴市の方はある程度わかっている飛鳥ちゃんと響さんがいるから?」

 

「ええ、そうですねまあ響さんの場合ガングニール・シャドーがあるから仮に向こうに降魔やメガビョーゲンやノイズが出たとしても大丈夫と思いますし」

 

「まあ響さんが悪い意味で暴走状態にならなければですけど」

 

そして直哉は響のガングニール・シャドーに関する話を始めた。

 

「うおおおおお」

 

 

ギャアアアアグワアア」

 

 

「すげえ、あいつここまでの出力で戦って大丈夫なのよ」

 

 

奏が呟く。

 

 

「奏大丈夫か?」

 

「ああ、私は大丈夫だが響という奴大丈夫なのか?

 

 

「ああ、響君の出力は、シンフォギアの力だけでは、無理な出力だそれに奏者が恐らく耐えられん。まさしく諸刃の剣だ」

 

 

!!

 

 

「だったら止めねえと」

 

「やめろ奏そんなことしたらこの世界が大変な被害を生まれるぞ」

 

 

「もはや、響君にこの世界の命運を委ねるしかない」

 

「まじか」

 

 

「うおおおこれで終わりだ――蝶」

 

 

そして響は3つの力を同時に使った。

 

 

 

!!

 

 

「ギャアアア」

 

 

響の攻撃が蝶に直撃した。

 

 

「「「「「やったか」」」」」

 

「のどかさんもご存じの通りガングニール・シャドーは、響さんの為の新たなシンフォギアですが、宝玉の制御装置でもあるんですよ」

 

「あの時蝶との戦いの後からシンフォギア奏者として動けなかった響さんの状況を見て思ったんですよ」

 

「もしかしたら宝玉の力と響さんの力をコントロールする為の新たなシンフォギアが必要になったとね」

 

「それに響さんには悪いと思ってましたよさいしょう期から僕の事をのどかさんとやってくれましたよね」

「「お帰りなさい」」

 

 

「どうでしたオープンセレモニーは?」

 

「うん少なくとも12歳の僕が参加してるのが場違いと思うくらい豪華なパーティーだったよ」

 

「いくら僕の両親が大帝国劇場を建てる計画をしていたからだらって僕の参加の意味はないと思うけど」

 

 

「そうですよね私でもドキドキしますしああいうパーティーは」

 

のどかが彼の言葉に続く。

 

 

「やっぱりそうだよね。そういえば米田さんに言われたんだけど大帝国劇場で生活しないか」

 

「「ええーーそれは何故急に」」

 

 

響とのどかは彼の言葉に驚いていた。

 

「そして僕達は旅行に行く事になりましたよね」

 

 

「そうなんだね、なら直哉君1週間私達と旅行に行こう」

 

「旅行か、旅行先で考えてもいいかもね」

 

「のどかトワさんに連絡して赤坂の地下にあるやつで旅行に行くと」

 

!‼

 

「響さん本気ですか?トワさんにも慎重にと言われたんじゃ」

 

のどかは響の発案に難色を示す。

 

「確かにのどかの懸念はわかるよだけど直哉君が狙われているのなら旅行として比較的安全なのどかの世界に行った方がいいと思うからね」

 

「それはそうですけど、響さんの世界でもいいんじゃ?」

 

 

「私の世界はダメだよノイズもいるしそれにね了子さんに直哉君が襲われるからね隔日に」 

 

「わかりましたトワさんに通達しておきます」

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの任務と直哉の思い出中編

「そう言えばそうだったね」

 

「そう言えばあの時は・・・」

 

のどかが思い出す。

 

ふあーーなんなんですか変な穴に入ったら帝都とは違った街並みが出てきたんですけど」

 

「ふふ、直哉君驚いた?CoCoが私の住む街のすこやか市だよ」

 

「へえ、やっぱり帝都とは違い平和な街ですね」

 

「ありがとう直哉君。」

 

「そうだ君のことこのまちにいる間だけ紫藤直哉君と呼んでいいかなあ?」

 

 

「ええ、構いませんよのどかちゃん」

 

「確かに偽名があった方がのどかちゃんや響さんに迷惑をかけないですみますからね?そういえば響さんはどこにいるのかな?」

 

 

「ああ響さんなら私達の後ろにちやんといるよ」

 

「ええ、いませんよ」

 

直哉は後ろを振り向くが響の姿を確認出来ずにいた。

 

「いませんよ響さん」

 

「ああ説明してなかったね。あの穴に入った人がその街に関係している人以外は透明になるからね」

 

「ええーー透明に何でまた?」

 

「余計な混乱をしないようにかな」

 

「成る程そう言う仕掛けがあるのかあの穴に?」

 

「ああ、あったねそんな事が」

 

「そして、あの時はラビリン達にも迷惑をかけたね」

 

そして直哉はのどかの両親との話を終えてのどかの部屋に案内をされた。

 

「へえここがのどかちゃんの部屋なんだ・・・うわああうさぎとペンギンと猫が浮いている」

 

 

直哉がのどかの部屋入った瞬間彼等ヒーリングアニマルを見て当然直哉は彼等の記憶がないので大騒ぎになってしまいのどかの両親が慌ててのどかの部屋に来てしまった。

 

 

そして直哉も落ち着き改めてヒーリングアニマル達と二度目の挨拶をするのだった。

 

 

「よっ久しぶりだな直哉」

 

と猫のニャトランが言う。

 

「へ、猫が言葉を話したーー」

 

 

直哉は二度目の混乱に陥った。

 

「ニャトランのせいで直哉が混乱したラビ」

 

「おいらのせいかにゃ」

 

「どう見てもそうだペン」

 

「直哉には今までの記憶がないの聞いてなかった?ペン」

 

「ああ、そういえばそうだにゃん」

 

「うう、人の言葉を喋る猫ということはニャトランは猫又の妖怪何ですね」

 

「違うにゃんおいら達はヒーリングアニマルだって言ってるにゃん」

 

「でも、直哉君が言うようにニャトランは人の前で言葉を話したら猫又の子供と勘違いするかも」

 

「にゃ、のどかまでそんなことを言うのかにゃん」

 

「「確かにラビペン」」

 

「お前らもかよにゃん」

 

「俺の味方はいないのか・・はあ」

 

ニャトランは自分の仲間がいないことにショックを受けていた。

 

 

「ああ嘘だよニャトラン」

 

のどかは慌ててニャトランにそう言った。

 

その後記憶がない直哉の為にヒーリングアニマルが直哉に説明をした。

 

「あれは、あの時の直哉の状態を忘れたニャトランが悪いラビよ」

 

「直哉が気にする事ないラビ」

 

「あはは、ありがとうラビリン」

 

「そう言えばその頃でしたね、僕とのどかさんが初めて誓約で繋がってるのがわかったのが」

 

「そうだったね直哉君」

 

そしてのどかと直哉とラビリンは思い出す。

 

「ねえどうしてここに来たの?のどかちゃん」

 

直哉がのどかに聞く。

 

「ごめんね直哉君。直哉君は覚えて無いけど世界崩壊によって旧世界にいた私達や響さん達そして他の方達も制約を受けているの?」

 

「制約を?」

 

「そう、その制約を受けていないのは直哉君とごく僅かな仲間たちなの」

 

「それは間違いよ、キュアグレース」

 

「「「この声はシンドイーネ」」」

 

「まさかもう動ける何て想定外だよ」

 

透明になっている響が言う。

 

「シンドイーネメガビョウゲーンはどこに隠したの?」

 

「はあ、ワンちゃんの能力でここに来たのよね?」

 

「残念だけど今回は私だけよ」

 

「「何だってーーラビにゃん」」

 

ヒーリングアニマルの二人はシンドイーネの言葉に驚いていた。

 

「そしてその後衝撃の事実がわかったラビね」

 

「「そうだね」」

 

そして3人の話は続く。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの任務と直哉の思い出後編

「スタート」

 

「プリキュア・オペレーション」

 

 

「「キュアタッチ」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ」

 

「「重なる2つの花」」

 

 

 

「キュアグレース」

 

「ラビ」

「うわああのどかちゃんが変身したーー」

 

直哉はのどかの変身に驚いていた。

 

 

「あらあらせっかちねまだ戦う何て言ってないのに」

 

「そんなの信じられないにゃ」

 

「まあそうだろうねいいわよ直哉君に慰めてもらうから」

 

「「「「はあ」」」」」

 

四人はシンドイーネの言葉に驚いていた。

 

「ちょっと待ってください。貴方はキュアグレースさん達の敵ですよね」

 

「ええ、そうよだからすこし痛いけど我慢してね」

 

 

そう言ってシンドイーネは小さい魔力弾を直哉の腹部に当てた。

 

「え、うわああ」

 

「直哉君」

 

グレースが直哉を助けに行こうとしたときグレースにも異変が起きたのだった。

 

「がはっ何で急にお腹に痛みが・・・」

 

「ふーん成る程ならこれならどうかしら」

 

そう言ってシンドイーネは直哉をグレースから700メートル以上離すとグレースの変身が強制解除されたのだった。

 

 

「「ええーー何でラビ」」

 

突然起きた変身解除に驚く二人だった。

 

 

「これもキングビョーゲン様が言ってた通りね、これがプリキュアと直哉君に対しての制約なのかしらね」

 

「まさかああいう形で僕達の誓約を知る事になるとは思いませんでしたね」

 

「本当だよね」

 

「そしてラビリンとのどかは直哉抜きでは変身が出来なくなって、そしてついに・・・」

 

「「これは」」

 

直哉お腹にまだ小さいが黒い蠍のような黒点が出ていた。

 

「恐らくだけど、僕はヒーリングステッキにいたとしてもグレースの受けたダメージが僕の体内に蓄積し今のような黒点ができたと僕は考えます」

 

「もしその蠍が心臓に行ったらどうなるの?」

 

「恐らくですけど、僕はこのままだとメガビョウゲーンの仲間入りをするかも知れません」

 

!!

 

のどかとラビリンは直哉の言葉にショックを受けていた。

 

「ラビリン」

 

「のどか」

 

そしてのどかはキュアグレースに変身した。

 

その後・・・

 

「ビョーゲンキングダムのの印消えてーー」

 

そう言ってグレースはプリキュアの力を直哉体内に書かれている蠍の印を浄化をしたのだが・・・

 

「うわあああ」

 

 

「もうやめるラビグレースこのままだと直哉の体がもたないラビ」

 

「待ってもう少しで消えるの直哉君我慢して」

 

「うがああああーー」

 

この時の体内には、自分の本来持つ霊力と外から浸入してきた。光と闇の力がそれぞれが暴走し、紫藤直哉は人でありながら人でない者になりかけていた。

 

どーん

 

「「きゃああああ」」

 

グレースとラビリンは爆発ににより医務室の橋まで吹き飛んだ。

 

 

そして煙が晴れると直哉の姿はキュアグレースと同じ格好に変わっていた。ただコスチュームの色が空色に変わっていた。

 

 

「なんですかーーこの格好はーー」

 

「「ええーー直哉君がプリキュアになったーー」」

 

「ああ、やめて――恥ずかしいんで」

 

「じゃあ思い出の話はここまでにして、直哉君トワさんの依頼はいつから行くの」

 

「そうですね。とりあえずあおぞら市が最後にしようと思ってます。3箇所の内の2つは、融合世界のプリキュア達だけで行きたいと思います」

 

「あおぞら市に関してはまなつちゃん達に協力を要請しますよ」

 

「「成る程」ラビ」

 

その後直哉はちゆとひなたとアスミを呼んで、のどかとラビリンに伝えた仕事に関する事を伝えたのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新しい依頼の計画に関する話し合い

「成程ねトワさんの新しい依頼は、過去の7人世界の事件に巻き込まれた世界と何かの影響があるかも知れないゼムリア大陸の調査なのね」

 

「はいその通りです。ちゆさん」

 

「でも直哉っち良いの私達だけで?」

 

「ええ、基本それで良いです。ゼムリア大陸の方はエステルさん達が協力してくれますし、あおぞら市ではまなつちゃん達の協力が必要になりますから」

 

「実際にはもう1つのすこやか市だけですよこの5人でやる仕事は・・・」

 

「「「成程」」」

 

「さて、連絡は異常となります。僕は少し出てきますね」

 

そう言って直哉は花寺家から出て行く。

 

「何か直哉っちの様子が変だね?」

 

「のどか、ラビリン直哉君に何かあったの?庭園で」

 

「実は・・・」

 

 

「そろそろかくれんぼはやめませんか?」

 

「ああ、そうだねそれに君のステッキにいる人物は僕と同一人物かも知れないしね」

 

「え、それってまさか・・・

 

 

 

「ああ、すまない僕は今零体だからわからないと思うけど僕の名前は紫藤直哉だよ。紫藤飛鳥と真宮寺薫の実の父親だよ」

 

「ええーー」

 

 

 

「そう言えば君の声どこかで聞いた事があるんだけど、どこでだっけ?」

 

そして霊体の紫藤直哉が思い出す。

 

「おー繋がった飛鳥薫いるかーー」

 

 

 

「「「いやーー声は聞こえるのに映像には映ってないよー」」」

 

「のどか落ち着いて」

 

「ギョエー怖いよーー)

 

 

「ああ。すまん。僕の娘が出たと思っていたが違う人が通信機の前にいたか」

 

 

「はい、飛鳥ちゃんと薫ちゃんは今はここにいません」

 

「そうか、すまないけど君達の知る僕に連絡をしてくれないかな?」

 

「わかりました」

 

そしてのどかは別の通信機を使い直哉に連絡を取った。

 

直哉君急いでお墓に戻ってきてーー大人の紫藤直哉さんからの連絡が来てるから」

 

 

「何ですってーー」

 

「ああ、もしかしてあの時にいた子の内の1人かな?」

 

そして庭園で私達は飛鳥ちゃんと薫ちゃんのお父さんの紫藤直哉さんの魂と会ったの」

 

「「「「ええーー」」ペン」ニャン」

 

「そしてその後直哉君は、トワさんにこう伝えられたんだって」

 

「もうトワには困ったものですね。まさか飛鳥ちゃんには嘘をついてでもいいからすぐ来いと連絡が来るなんて」

 

そう言って直哉は、トワの部屋に行くとそこには飛鳥と薫の父親の紫藤直哉が肉体を持って直哉の前に現れた。

 

「なっ・・・トワこれはどういう事ですか?」

 

「いい時に来たわね。直哉過去の紫藤直哉が特殊遊撃部隊で貴方の影武者として、動く事になったからそのつもりでいてね」

 

「ええ――本気ですか?それ」

 

「ええ、本気よどのみち紫藤直哉が2人同時に存在したらまずいから、融合世界の直哉はこれから紫藤ではなく花寺の姓を名乗りなさい」

 

「ええ――」

 

融合世界の直哉はトワの言葉に驚いた。

 

「すまない僕の為に・・・」

 

「何それ?トワさん酷くない」

 

そうひなたが言う。

 

「確かに直哉君を中心に考えるとそう見えるかも知れないわね、だけど実際過去の世界からの浸食が起きるかも知れないのよおね?」

 

「うん、そこは直哉君もトワさん達も同じ見体だよ」

 

「成程、そう言う事で直哉は自分が消されると思っているんですね」

 

「アスミそこはストレートに言わなくていいから」

 

「どうしてです?直哉に聞かれたくないのなら、直哉がいないこの時に言うべきですよね?」

 

「それは・・・」

 

その頃管理者の神殿では・・・

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉の状況に驚くトワ

管理者の神殿では・・・

 

「そうですね。とりあえずあおぞら市が最後にしようと思ってます。3箇所の内の2つは、融合世界のプリキュア達だけで行きたいと思います」

 

「あおぞら市に関してはまなつちゃん達に協力を要請しますよ」

 

「「成る程」ラビ」

 

その後直哉はちゆとひなたとアスミを呼んで、のどかとラビリンに伝えた仕事に関する事を伝えたのだった。

 

「どうして、直哉がこんな状況なのよ?」

 

「トワこれがお前のした事の結果だ」

 

「何レイどういう事よ?今の直哉の状況は私のせいなの?」

 

「そうだ」

 

「お前直哉の前で過去の紫藤直哉との話を聞かせただろう?」

 

「ええしたわよ」

 

「なっ・・・トワこれはどういう事ですか?」

 

「いい時に来たわね。直哉過去の紫藤直哉が特殊遊撃部隊で貴方の影武者として、動く事になったからそのつもりでいてね」

 

「ええ――本気ですか?それ」

 

「ええ、本気よどのみち紫藤直哉が2人同時に存在したらまずいから、融合世界の直哉はこれから紫藤ではなく花寺の姓を名乗りなさい」

 

「ええ――」

 

融合世界の直哉はトワの言葉に驚いた。

 

「すまない僕の為に・・・」

 

「ああ、それは・・・気にしないで下さい。トワの突然の体制変更や、僕自身の設定変更は何度も経験してるんで良いんですけど、過去の人間と言うか僕の方が、影武者ですね」

 

「それは・・・」

 

「何それがいけなかったの?」

 

「あの時直哉は嫌がってなかったわよ?」

 

「言えるわけないだろう直哉の立場なら、今の世界の直哉にとって生みの親はお前なのだぞトワ、そんなお前が過去の世界から侵略があるかも知れないから過去の紫藤直哉に新たな肉体を勝手に与えた後に呼び出され、名字も勝手にトワの考えだけで、変えられてショックを受けてなおかつお前にもうすぐお払い箱にされると思ってるぞ今の直哉は」

 

「なっその程度で落ち込んでるの?馬鹿みたい」

 

「だいたい過去の紫藤直哉に体を与えたのは今の直哉を助ける為で・・・」

 

「だったら何でそれをする前に直哉に相談しなかった?」

 

「それは・・・必要ないと思ったからで、その為影武者にしたのに・・・」

 

「それはトワが決める事ではなく、現場にいる直哉やのどか達や飛鳥達じゃないか?」

 

「それは・・・」

 

「なあ、トワ今からでもいいから相談しに行ってこい」

 

「それに過去の紫藤直哉の居心地悪いだろうしな」

 

「わかったわ・・・」

 

そしてトワは融合世界のすこやか市に向かった。

 

すこや市の河原では・・・

 

直哉が1人で悩んでいた。

 

「はあ、最悪だな自分トワさんに対する信頼をなくすなんて、確かにトワさんがあの人を受け入れるとは思っていなかったのもあるけど驚いたな」

 

「飛鳥ちゃんと薫ちゃんの為なら僕が消えた方が・・・」

 

「何言ってるんですか兄さん。ふざけないで下さい」

 

「え、飛鳥ちゃんどうしてここに?海鳴市の方に行ってる筈なのに」

 

「ええ、そうですよトワが1人で、兄さんに会いにくいと言うので来たんですよ。ほらトワも来なさい」

 

「わかったわよ」

 

「こんな事態になったのはトワの説明不足が原因ですからね」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉とトワの話

「わかってるわ飛鳥もレイと同じ事言わないでよ」

 

「そう言われたくなければ、私の所に来て直哉に1人で会うのが怖いと言って私を連れて来たのは誰ですかね?」

 

「う」

 

「直哉何も言わないで良いから聞いて」

 

「・・・コク」

 

「本当にごめんなさい」

 

!!

 

直哉は突然トワが謝って来た事に驚く。

 

「何で謝るんですかトワが、過去の紫藤直哉さんを今後の戦略の為に引き入れたトワがあ矢なる事無いんですよ」

 

「やっぱり兄さんもパパの事を知ってたんですね復活している事を」

 

「「あっしまった」」

 

「直哉の馬鹿何でばらすのよ」

 

「仕方が無いでしょう成り行きなんですから」

 

そして直哉が話し出す。

 

「なっ・・・トワこれはどういう事ですか?」

 

「いい時に来たわね。直哉過去の紫藤直哉が特殊遊撃部隊で貴方の影武者として、動く事になったからそのつもりでいてね」

 

「ええ――本気ですか?それ」

 

「ええ、本気よどのみち紫藤直哉が2人同時に存在したらまずいから、融合世界の直哉はこれから紫藤ではなく花寺の姓を名乗りなさい」

 

「ええ――」

 

融合世界の直哉はトワの言葉に驚いた。

 

「すまない僕の為に・・・」

 

「ああ、それは・・・気にしないで下さい。トワの突然の体制変更や、僕自身の設定変更は何度も経験してるんで良いんですけど、過去の人間と言うか僕の方が、影武者ですね」

 

「成程、そう言う事だったんですね」

 

「そんな重要な事当事者の兄さんに言わずに勝手にパパを使うなトワのアホ」

 

「まあ、トワの危機に備えたいと言う気持ちはわかるけど、兄さんには言わないと融合世界の紫藤直哉は今までの人物とは違うんだから」

 

「そうね、今回の件で漸くわかったわ。今まで直哉を道具として見ていた自分がいかに多かったかをね」

 

「まあ、生みの親と言う事実がある以上そう思っても自分は良いのですけどね」

 

「そうやって兄さんはトワを甘えさせないで下さい」

 

「でも・・・事実だよ・・・」

 

「事実でもです」

 

「う、わかりました」

 

「それと兄さんも嫌ならはっきり言いなさいトワに言えないなら何でレイさんに言わないんですか?」

 

「その為に融合世界の体制が複数の神様がいるんですよ」

 

「だってトワにくらべて真面目なレイさんの仕事を増やす事になるし、僕としてもこんなしょうもない悩みを相談するべきか悩んでいたらこういう事になったと単なる言い訳に過ぎないけどね」

 

「確かに兄さんの言う通りトワにくらべたらレイさんは真面目できっちり仕事をこなしますからね」

 

「何、2人共このタイミングでレイの良い所まで言うなんてひどくない?」

 

「これじゃ引き合いに出される私が何も出来ない神様じゃない?」

 

「へえ、そう言う自覚はあるんですね」

 

 

「私が直哉にすこやか市に留まらせたのはあの子に子供らしい生活を体験してほしいからなのに」

 

 

「そうか、ノヴァと言う子が来たことでトワさんの目的とは違う方向に直哉君が向くことにより中心世界の他の世界同様世界安定に向けての仕事をするからですか?」

 

 

 

「ええそうよ。のどか達には悪いけどここは直哉の精神を休ませる世界に私はしたいのよ」

 

 

「「成る程」」

 

 

「今まで飛鳥と薫の父親の頃から融合世界になるまでの間紫藤直哉と言う魂を休ませれる世界はなかったの、だけど前の世界で花寺のどかとラビリンと言うヒーリングアニマルと接していた紫藤直哉を見ると彼の魂の負担が軽減してたの」

 

 

「「ええーーそうなんですか」ラビーー」

 

「それにこれは貴女達の秘密にしててね、直哉は人間なのだけど基本はねでも貴女達の言葉で言えばエレメントさんと言っていいのよ」

 

 

「「ええーー直哉君がエレメントさん」ラビーー」

 

 

「ええそうよ。紫藤直哉のオリジナルは米田健二が作り出したわ。真宮寺直哉と共にね」

 

「私が知っているのは、トワが兄さんをしっかりケアしたのはこの時だけだと聞きましたよ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉とトワと飛鳥3人の話

「「ええーーそうなんですか」ラビーー」

 

「それにこれは貴女達の秘密にしててね、直哉は人間なのだけど基本はねでも貴女達の言葉で言えばエレメントさんと言っていいのよ」

 

 

「「ええーー直哉君がエレメントさん」ラビーー」

 

 

「ええそうよ。紫藤直哉のオリジナルは米田健二が作り出したわ。真宮寺直哉と共にね」

 

「私が知っているのは、トワが兄さんをしっかりケアしたのはこの時だけだと聞きましたよ」

 

「それだけってそんなわけないでしょう飛鳥?」

 

「いえ、実際に僕の事を心配したのはこの時くらいで後は隊員達には優しいですけど後は、僕にとってはきつい事ばかりですね、基本的に」

 

 

 

「どうやらアスミの言う事があってるかもね?のどか16番目のプリキュアの世界を見つけたわ」

 

 

「「「トワさん本当ですか?」」」

 

「ええ、別口で調べたら漸く見つけたわ」

 

 

「別口とは?」

 

「紫藤隼人の痕跡を改めて調べたら飛鳥と薫と交っていた未知の世界があったのよ」

 

 

 

「「「ええーー」」」

 

「「「隼人さんが16番目のプリキュアの世界にーーー」」」

 

 

「確かにあの人も世界を移動出来るけど、どうしてその世界に?」

 

 

 

「どうやら隼人はその世界で敵の幹部してるみたいね、その頃に新生帝国華撃団と飛鳥達がその世界に漂着したみたいね」

 

 

 

「そこまでがわかった所よ」

 

 

「それじゃあ。私達は隼人さんと戦うんですか?直哉君の叔父さんなのに」

 

 

「のどか待ってもしかしたら隼人さんの力を敵が利用していると言う可能性もあるわ」

 

 

「そうだよのどかっち」

 

 

 

「ええ、確かにちゆの言った可能性が無くなったわけでは無いわ。どのみち現地に行って新生帝国華撃団を助けないといけないだろうし」

 

 

 

「そうですね確かに」

 

 

「もし未知の敵が洗脳とかしている場合、新生帝国華撃団が敵に回ってる可能性があるわね」

 

 

!!

 

 

「あくまでもこれは可能性の話よ」

 

「あれは飛鳥と薫を助ける為に早く決めたのよ」

 

「僕が寝込んでいるのに起きたらそんな事になっていて・・・」

 

「トワ勝手に決めるのは自重しなさい。それに16番目のプリキュアの世界で兄さんが死にかけている事も知っていて、貴女は全く動かなかったわよね」

 

「あれは、私も想定外だったのよ仕方ないじゃない」

 

「トワ本当は?・・・」

 

「16番目のプリキュアの世界に行くのが、面倒だったからです。飛鳥様」

 

「すなおでよろしいん」

 

!!

 

「そんな・・・そんな理由で動かなかったなんてトワには僕は必用じゃないんですね」

 

「ああ、直哉確かに16番目のプリキュアの世界に行かなかった理由は間違いないけど、別に直哉が必要じゃないわけじゃないわ。信じてよ」

 

「・・・本当ですか?」

 

「ええ、本当よ」

 

「兄さん騙されてはいけませんよ。あの顔は信じてはいけません」

 

「ちょっと飛鳥何言ってるの?あんた仲直りさせる気はないの?」

 

「別にトワの独断で兄さんが疲れてるだけだし、トワが行動を改めたらいいだけじゃん」

 

「グッ正論過ぎる」

 

そして暫く3人の話が続くのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第12章 第3部 任務同時進行編
任務同時進行再開前


直哉とトワの話し合いから3日後・・・

 

 

「へえ、貴女が無断調査をしている艦の艦長ね」

 

「貴女は誰ですか?」

 

「私はトワよ、今貴女達がいる世界とその他の世界を管理している者よ」

 

「世界を管理しているだとバカバカしい・・・うっ」

 

!!

 

「「クロノ」クロノ君」

 

「貴女クロノに何をしたの?」

 

「そこの子供の周りだけ空気を消滅させたわ、私の言葉を信じようとしないようだったからね」

 

「わかりました・・・だから」

 

「嫌だねこれだから時空管理局と言う組織は駄目だわね。良い貴女達は無断で私の管理するこの世界に来て色々してくれたわよね?」

 

「それは・・・」

 

「こちらとしても侵入者対策の為の仕掛けを起動したに過ぎないの」

 

「勝手に調査されていい気持ちなわけないわよね。リンディ・ハラウオン大事な夫を、闇の書に殺されたんでしょう?」

 

!!

 

「貴女どうしてそれを?」

 

「あら、怒ったの私は貴女達のやった事と同じ事をしてるのよ」

 

!!

 

「わかりましたこちらでの全記録を消去しますこれで良いですね?」

 

「駄目ね貴女達全員私の部下になりなさい。それで許すわ返事の期間は2日あげるわ」

 

!!

 

「それじゃあいい返事を一応期待してるわ」

 

そう言ってトワが消えるとクロノの周りの空気が復活した。

 

そのトワへの返答期限を迎えたリンディ・ハラウオンは、ジュエルシード事件の解決する為に、トワの要望を一時的に受け入れたのだった。

 

そして特殊遊撃部隊は、エステルを除く守護者達と協力者達が管理者の神殿にトワとレイによって集められていた。

 

「さて皆よく来てくれた。今見てくれた通り時空管理局との件はジュエルシード事件中は、協力者として動いて行く事になった」

 

「「「はい」」」

 

「そこで改めて、海鳴市の方に行く特殊遊撃部隊のメンバーは、飛鳥薫2人の響そして、新生帝国華撃団のメンバーとする」

 

「「はい」」

 

「ええー私達は?」

 

「心配せずともい、いまなつ達2組のプリキュアは、直哉とトワと共に別件の為に動いて貰う」

 

「「「「「ええーートワさんも一緒にですかー」」」」一緒にですって?」

 

「そうだ、2組のプリキュア達の報告は、同行するトワにしてくれ」

 

「「「「「わかりました」」」」」

 

レイに言われまなつ達はそう言う。

 

「さて、質問はあるか?今回の任務に関して?」

 

「「はい、今回明らかに海鳴市に向かうメンバーの方が多いと思います」

 

響がっレイにそう質問する。

 

「それは簡単だ、2組のプリキュア達には現地で合流する協力者たちがいるからな」

 

「ああ、成程」

 

「納得できたか響?」

 

「はい」

 

「他にあるか?」

 

「はい」

 

「2組に別れて行動をするんならどちらが、本体となるんですか?」

 

「ああ、成程初穂らしい質問だな。あんしんするがいい、海鳴市の方に行く目㎜バーが本体と言う立場となる」

 

「やったぜ」

 

「しかしその本体と言ってもあくまでも時空管理局に見られても問題がないメンバーで構成してるからな」

 

!!

 

「なんだよそれ」

 

「それにな今回、海鳴市の方に行くメンバーは自分に連絡する事になっているからな。初穂が言う本体とか別動隊とかあまり意味が無いんだがな」

 

「・・・そんな馬鹿な」

 

「そんなに直哉と一緒が良いのなら変えるが?」

 

「いやいいそんな事するなよ」

 

そう初穂が言う。

 

「他に質問は無いな?」

 

「「「・・・」」」」

 

「無いようなので今からそれぞれの世界にってもらう。解散」

 

その後飛鳥と薫達は海鳴市に向かうのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

もう1つのすこやか市に現れる4人目のビョーゲンズ前編

飛鳥達が海鳴市に向かった直後・・・

 

「飛鳥達は行ったかしら?」

 

「ええ、行きましたよ」

 

「そうなら私達も行くわよ」

 

「まずはどこに行きますか?」

 

「そうねまずはもう1つのすこやか市とあおぞら市の順番で行くわ」

 

「成程過去の7人世界の事件に巻き込まれた世界から行くんですね」

 

「そう言う事よまなつ」

 

そして2組のプリキュア達とトワはもう1つのすこやか市に向かった。

 

その頃原作世界ののどか達は・・・

 

「緊急プリキュアミーティングを始めるラビ」

 

「プリキュアミーティング?」

 

「何を話し合うの?」

 

「あ、魅力とをはなしあうの?」

 

「違うニャ」

 

「もっと真面目な奴ラビ」

 

「覚えてるラビあの時直哉に助けられた時の事を」

 

「「「ううーん、ここは?」」」

 

「ここはダルイゼンとメガビョーゲンに負けた地点から、少し離れた山奥ですよ。皆さん」

 

「「「ええーー直哉君どうしてここに?」」」

 

「ああ、それは・・・皆さんが来た後この周辺で状況を見てましたからね」

 

「それで、皆さんがメガビョーゲンに吹き飛ばされたのを見て皆さんをこちらに連れて来たんですよ」

 

「「「そうなのね」そうなんだ」」

 

「それじゃ直哉君お願い、私達をメガビョーゲンの所に連れて行って」

 

「それは出来ません。ひなたさん」

 

「何で――」

 

「その理由は先程ラビリン達にも言いましたが」

 

 

「ラビリンそれは出来ないよ。ラビリン僕達特殊遊撃部隊が介入出来るのは、ワイズマン等が作り出したメガビョーゲンやノイズと言うのは知ってるね?」

 

「それは・・・」

 

「そして今回の3体のメガビョーゲンは、君達の世界のビョーゲンズだから基本的に介入できません」

 

「「「ああ、そう言う事」」」

 

「のどかさん達がメガビョーゲン吹き飛ばされたのにもちゃんと理由があるので、それを僕自身が壊すわけにはいかないので」

 

「皆さんはそう言ってましたよね、もしここで力を借りると言うならあの言葉が嘘になりますよ」

 

!!

 

「大丈夫、皆さんはあのメガビョーゲンに勝てますよ」

 

「何故ならあのメガビョーゲンがバテデモーダの生みの親ですからね」

 

「「「「「「ええーー」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「うんそして私達は、直哉君に助けられてその後に新たな力ヒーリング・オアシスであのメガビョーゲンを浄化したけど、新たなビョーゲンズバテデモーダが出て来るんだよね?」

 

「そうね融合世界のバテデモーダも似た事言ってたわね」

 

「そうラビビョーゲンズはこれからもっと強くなるラビそれに対応する為に、プリキュアとしての特訓をするべきと考えたラビ」

 

「「「ええーー特訓ーー」」」

 

その頃原作世界のビョーゲンキングダムでは・・・

 

「「「キングビョーゲン様ただいま到着しました」」」

 

「来たか今から会わせたい者がいる」

 

「会わせたい者ですか?」

 

グワイワルがそう言う。

 

「来るがいいバテデモーダよ」

 

「チース先輩方、自分ビョーゲンズ若手新人のバテデモーダです宜しくっすよ」

 

「・・・ああーーあんたあの時私の邪魔をしたでしょう」

 

「へっ何のことです?」

 

「おいら生まれたばかりすっよ。それなのにシンドイ―ネ姐さんの邪魔なんて出来ねえすよ」

 

「バテデモーダよ出撃しろ。地球を病気にするのだ」

 

「おおーー出撃命令とは嬉しいっす」

 

そしてバテデモーダは出撃した。

 

「シンドイ―ネお前の邪魔をしたバテデモーダは融合世界のバテデモーダなのだ」

 

「ええーーそうだったんですか?キングビョーゲン様」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

もう1つのすこやか市に現れる4人目のビョーゲンズ中編1 ビョーゲンズ側

「「「ええーー融合世界のバテデモーダですか?キングビョーゲン様」」」

 

「そうだ」

 

「これを見ろ」

 

そしてキングビョーゲンが映像をシンドイ―ネ達に見せた。

 

「チースプリキュア」

 

「「「え、誰」」」

 

「出たわねバテデモーダ」

 

「もうひなたさん。自分を腫れもののように扱わないで下さいよ」

 

「遊ばないのよ2人共」

 

「ええ、何であんたのせいで怒られたよ」

 

「ええーー自分のせいですか?」

 

「アースさん。バテデモーダの恰好ビョーゲンズに似てますけど・・・」

 

原作世界のキュアグレースが、アースに聞く。

 

「ええ、バテデモーダは融合世界のビョーゲンズの1人で直哉関連でビョーゲンズに不都合な事が起きれば、彼が来ることになってるんです」

 

「「「「「「ええ――」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「そういう事ですから宜しくっす。ちなみにそちらの世界でももうすぐ生まれるので」

 

「「「「「「ええ――」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

バテデモーダの言葉に再び驚く。原作世界のキュアグレース達だった。

 

 

そして融合世界のバテデモーダとキュアフォンテーヌとスパークルと原作世界のキュアグレース達3人が直哉の力を封印する物を破壊する為に山の中に向かった。

 

映像停止・・・

 

「「「バテデモーダだな」うん」あいつ嫌いよ」

 

そしてダルイゼンシンドイ―ネグワイワルが映像を見て、それぞれが言う。

 

「これが事実だ」

 

「それでは俺達が融合世界に侵攻する場合、融合世界の俺達共戦うと言う事になるのですか?」

 

グワイワルがキングビョーゲンに聞く。

 

「いやそう言う事にはならないかも知れんぞ。どうやら融合世界の誕生の仕方が異なるらしい。この映像を見て見ろ」

 

映像再生・・・

 

「ありゃメガビョーゲーン浄化されたの」

 

「まあいいやおいらはここでおさらばしまっす」

 

「待ちなさい。どうしてあなたがあの技を・・・と言うかあなたから霊力を持っているの?」

 

「「ええーーバテデモーダが霊力を持ってるの?」」

 

 

グレースの言葉にフォンテイーヌとスパークルが驚いていた。

 

「確かにあの桜花爛漫は、真宮寺さくらさんから教えて貰ったと言ってたわね直哉君がスパークルと私が霊力と言う物を知らなかった時に」

 

「そうだよ。それに霊力はここまで使えるようになる人は少ないとも言ってたし」

 

「バテデモーダあんた私達仲間に何かしたの?」

 

「・・・バテデモーダ貴方はまさか」

「お、キュアグレースは気がついたようすね」

 

「バテデモーダ貴方はまさか、私達の仲間の体を浸食していたサソリ型濃く黒点が貴方になったの?」

 

 

「そうすっよおいらは紫藤直哉の体内に寄生していた蠍型の残骸から生まれたんすよ」

 

 

!!

 

「「嘘」」

 

「「やっぱり」ラビ」

 

「流石キュアグレースでやんすね、守護者の一人」

 

!!

 

「バテデモーダ貴方紫藤直哉君と記憶を共有しているの?」

 

「まあ一応は、こちらもキュアグレースに聞きたいんすけどいいすっか?」

 

「貴女は紫藤直哉の守護者として誓約を受けてますよね?それなのに何故貴女はその格好になれてんすか?」

 

映像停止・・・

 

「「「なっ融合世界のバテデモーダの宿主が紫藤直哉なのか」」」

 

「そう言う事だ。だからこそ融合世界のバテデモーダは、紫藤直哉を追い詰めた時やって来たのだろうな。まあいいこちらのバテデモーダの初陣の結果を待つとしよう」

 

そう言ってキングビョーゲンは消えた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

もう1つのすこやか市に現れる4人目のビョーゲンズ中編2 プリキュア側

時を少し戻して・・・

 

「うんそして私達は、直哉君に助けられてその後に新たな力ヒーリング・オアシスであのメガビョーゲンを浄化したけど、新たなビョーゲンズバテデモーダが出て来るんだよね?」

 

「そうね融合世界のバテデモーダも似た事言ってたわね」

 

「そうラビビョーゲンズはこれからもっと強くなるラビそれに対応する為に、プリキュアとしての特訓をするべきと考えたラビ」

 

「「「ええーー特訓ーー」」」

 

そして原作世界ののどか達は特訓をする為のどかの家を出た。

 

「うわあここで特訓するの?」

 

 

「そうラビ」

 

「特訓と言えば滝に打たれるのではないの?」

 

「後階段でウサギ飛びとか?」

 

「高い所での綱渡りとかじゃあないの」

 

 

「違うラビそんなことしてもチームワークは向上しないラビよ」

 

 

「確かに今ひなた達が言ってた内容は個人での特訓には効果はあるかもニャン」

 

 

「そうラビ以心伝心ラビ)

 

「「「以心伝心?」」」

 

「以心伝心で判れば互いに連携を取りやすくなるペン」

 

「「「成程」」」

 

「だけどさ、ニャトラン達の考えた特訓よりも効率のいい相手がいるじゃない?」

 

「「「「「あ、融合世界の私達ね」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「そう言う事」

 

そう言ってひなたは思い出す。

 

 

「「「はあ、はあ」」」

 

 

原作世界の3人はプリキュアの変身を解除した。

 

 

「皆お疲れ様」

 

「おつかれ」

 

「お疲れラビ」

 

 

「何で、融合世界ののどかっちは疲れてないの?」

 

 

「さては、直哉が疲れない術を使ったんだろ?」

 

 

ニャトランが直哉に聞く。

 

 

「うん、してないよ。僕寝てたし」

 

 

「「「ええーー」」」

 

 

「僕起きてたら、無意識にグレースとラビリンに霊力を送るからね」

 

 

「寝ないと霊力供給を遮断出来ないペン?」

 

 

「うんそうだよ、今回は模擬戦でこちらに制限を付けて3人に宝玉の使い方を教える事が出来るか、融合世界のグレースとラビリンにしてもらったんだ」

 

 

 

「成る程、その為に直哉は寝てたんだペン」

 

 

「まあ、原作世界の3人は宝玉の使い戦う事は余り無いと思うけどね」

 

 

「でも、助かったラビいつ融合世界の変異メガビョーゲンが来るかわからないラビ」

 

 

「そうだねラビリン」

 

「融合世界のグレースとの模擬戦でさえいい勝負出来なかったけど、今回はフォンテーヌとスパークルにも来てもらって相手して貰うのいいでしょう」

 

「確かにいい案ラビ、だけど大きく世界が歪むかも知れないラビよ。ひなた」

 

「あ、そうかそうだよね直哉っちは、そう言う事を防ぐ為に動いていたんだっけ」

 

「そう言う事なら、私が協力してあげましょうか?」

 

「「「「「「ええ――トワさんどうしてこちらの世界に、いるんですか?」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

原作世界ののどか達は突然のトワの出現に驚いていた。

 

「ああ、それはね・・・」

 

トワが話し出す。

「いえ、直哉今から貴方1人であおぞら市ともう1つのすこやか市に行ってくれない?」

 

「え、どういう事ですか?」

 

「ええ、あおぞら市に関しては融合世界の関連世界になりたてであんな事に巻き込まれたしね、あくまでもあおぞら市はパトロールみたいな感じで良いわ」

 

「成程確かに、今回のようなケースは初めてですからね」

 

「そして、もう1つのすこやか市の方では、融合世界とのバランスを保つ為にプリキュア・ヒーリング・オアシスだったかしら?」

 

「もう1人ののどか達がその技を習得するまで一緒にいて欲しいのよ」

 

「本来なら獅童光と一緒に各世界を回ってもらうつもりだったからね」

 

「成程、イシュメルガとデボネアの妨害が無ければ、イヨ達の作った世界を見た後に、そう言う流れを予定してたんですね」

 

「ええ、正直ここまでもう1つのすこやか市のイベントを遅れるとは思ってなかったからね」

 

「確かにミラクルヒーリングボトルを手に入れないと向こうのバテデモーダが出て来れないですね」

 

「そうなのよね。直哉とりあえず1人でミラクルヒーリングボトルが出るまででいいから観測して、その後はもう1つのすこやか市のイベントは止めるように連絡するわ」

 

「わかりました。なら先にあおぞら市に行きますね」

 

「うんお願いね」

 

「そういう形で直哉にお願いをしたけど自分でも見ておくべきと思って来ちゃった」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

もう1つのすこやか市に現れる4人目のビョーゲンズ後編1 トワの乱入前編

「ええ、正直ここまでもう1つのすこやか市のイベントを遅れるとは思ってなかったからね」

 

「確かにミラクルヒーリングボトルを手に入れないと向こうのバテデモーダが出て来れないですね」

 

「そうなのよね。直哉とりあえず1人でミラクルヒーリングボトルが出るまででいいから観測して、その後はもう1つのすこやか市のイベントは止めるように連絡するわ」

 

「わかりました。なら先にあおぞら市に行きますね」

 

「うんお願いね」

 

「そういう形で直哉にお願いをしたけど自分でも見ておくべきと思って来ちゃった」

 

「「「来ちゃったってそんな軽い気持ちで来て良いんですか?」」」

 

「良いのよ、直哉達も来てるけど貴女達のイベントを混乱させたくないとかいい子ぶってるけど、私がのどか達に会ってる以上それは絶望よね」

 

「「「まあそれは確かに・・・」」」

 

 

「本当直哉達は融通が聞かないから困るわね」

 

「それはトワさんがワガママだけじゃ」

 

 

「しっ聞こえるわよ」

 

「もう聞こえてるわよほら準備しなさい。変身を」

 

「皆行くラビ」

 

「うんそうだね」

 

「ええ」

 

「もうどうにでもなれ」

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

 

「ニャン!」

 

 

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

 

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

「よろしいこれから3人には、私達2人と実戦形式で戦って貰うわ」

 

「「「ええ2人ってトワさんは1人ですよね」」」

 

「さあ、それはどうかしら?」

 

トワがそう言うと、トワの体が消えてその後2人の少女が原作世界ののどか達の前に現れた。

 

「「「「「「・・・ええ――どういう事ー―」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「一応初めましてですね。皆さん私はミズキと言います」

 

「ヤッホーのどかちゃん。ちゆちゃん。ひなたちゃん初めまして」

 

「私はナナだよ」

 

「さて原作世界ののどか達には、私達と戦って貰います」

 

そして、プリキュアとミズキとナナとの戦いが始まった。

 

その頃直哉達は・・・

 

「直哉さんトワさんもう1人ののどかさん達と戦い始めましたけど?」

 

「ああ、気にしなくていいよまなつちゃん。あれも原作世界のバテデモーダの対策の為の特訓だよ」

 

「まさか、トワさんが2人で一人だなんて驚きました」

 

みのりがそう言う。

 

「確かに驚くよね。トワは、分離自体をあまり使おうとしないからね」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

もう1つのすこやか市に現れる4人目のビョーゲンズ後編1 トワの乱入後編

「直哉さんトワさんもう1人ののどかさん達と戦い始めましたけど?」

 

「ああ、気にしなくていいよまなつちゃん。あれも原作世界のバテデモーダの対策の為の特訓だよ」

 

「まさか、トワさんが2人で一人だなんて驚きました」

 

みのりがそう言う。

 

「確かに驚くよね。トワは、分離自体をあまり使おうとしないからね」

 

「そうなんですか?」

 

 

「そうなんだよ。あれを使うと今のまなつちゃん達みたいにトワ状態しか知らない人が驚くのと色々聞かれるのが嫌なんだってさ」

 

「「「「「そうなんですね」」」」そうなのね」

 

「しかし直哉さん。良いんですか?」トワさんがもう1人ののどかさん達を鍛えても?」

 

「ああ、それは・・・過去の世界から来る知れない者に対する特訓と、これから戦うだろうバテデモーダ戦の為に肉体のスタミナも含めた基礎力の強化だからイベントが大きく逸脱しないと思うよ。ただ発生時期が特訓後になると思うよ」

 

「成程」

 

「そう言えば直哉過去の7人世界の事件に巻き込まれた私達の世界とここを巻き込んだ首謀者の事を教えてよ」

 

ローラが直哉に言う。

 

「ああ、それは・・・構わないよ」

 

その頃ミズキとナナとグレース達は・・・

 

「ほらほら、早くしないと私達が作り上げたメガビョーゲンに貴女達の陣地が蝕まれるわよ」

 

「そんな事言ったってナナちゃんが邪魔でメガビョーゲンを浄化出来ないんだけど」

 

「あら、今まではビョーゲンズはただ見てただけかも知れないけど、これからもダルイゼンシンドイ―ネグワイワルが全く邪魔をしないとは限らなくないじゃない?」

 

「「「それは確かに」」」

 

「だったらこういう行動に対する対処の必要だよね」

 

「ミズキお願い」

 

「仕方ありませんね」

 

そう言ってミズキはビョーゲンズ幹部のコピーを召喚した。

 

!!

 

「ダルイゼン」

 

「シンドイ―ネ」

 

「グワイワル」

 

「いい、この3人も基本ヒーリング・オアシスしか効かないようにしているからね」

 

「「「ええーー」」」

 

そしてナナはミズキが作り上げたビョーゲンズのダルイゼン達に原作世界のグレース達の任せたのだった。

 

その頃海鳴市では・・・

 

高町なのはが、温泉に旅行行った時そこで出会ったジュエルシードの奪い合いをした少女ととわかり互いに驚きつつもなのはは、友達になりたいと言う気持ちが強くなっていった。

 

それから数日後・・・

 

なのはは再び少女とのジュエルシード争奪をしていると、2人の魔力に反応したジュエルシードが暴走寸前になったのだが、そこに割り込んだのがトワと一時的に手を組んだ時空管理局だった。

 

 

「ふう、とりあえずここまでは、概ねは大きな流れには変更はないかな?」

 

「そうだね飛鳥ちゃんただ。飛鳥ちゃんとなのはさんの出会いによる影響がどう出るかが心配だけど」

 

「う、気にしてる事言わないで下さいよ響さん」

 

「あはは、ごめんね飛鳥ちゃん」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

時空管理局となのはの接触1

もう1つのすこやか市でトワが原作世界のグレース達と特訓している頃海鳴市では、なのはとユーノがアースラの中でリンディと話していた。

 

「ごめんなさいね、なのはさん。貴女のパートナーには、貴女の世界にジュエルシードを散布した経緯を聞いてるから待っててくれるかしら」

 

「はい構いません。確か時空管理局の役割は今回のような事件が起きれば動いてくれる組織ですよね?」

 

「細かく言えば、違いますがなのはさんの世界の常識で言えばそう言う理解で良いですよ」

 

「しかしなのはさんは凄いですね。魔法と触れてからそんなに時間が経っているわけでは無いのに、それもパートナーが優秀なのかしら?」

 

「それもありますけど不思議な少女に言われたんです」

 

「不思議な少女にですか?・・・」

 

「はい」

 

そしてなのはが話し出す。

 

「それは・・・貴方がジュエルシードの搬送中にこの世界の地球にジュエルシードをばらまいたからですよね」

 

!!

 

「君は誰なんだ?もしかして管理局の・・・」

 

「安心して下さい。私の名前は紫藤飛鳥と言います私は、時空管理局の人間ではありませんので、そこのフェレットを捕まえたりはしませんよ」

 

「え、ユーノ君捕まるんですか?」

 

「そうですね、このままジュエルシードによる事件が多発すれば、時空管理局と言う警察組織が介入する事になると思います」

 

「そんなユーノ君悪い事をしてないのに?」

 

「いえ、そこのフェレットは時空管理局からしたら既に犯罪者ですよ。彼等の考えでは未開の世界ましてや魔法が無い世界にmジュエルシードをばらまいた時点でフェレットに対する印象は最悪だと思いますが?」

 

そんな・・・」

 

「なのは、ごめん恐らく僕は、紫藤飛鳥さんの言う通りになると思う。だからもう僕の事は忘れて欲しい」

 

「いや、私ユーノ君と約束したもん。ジュエルシードを全部集めるって」

 

「そうですか、貴女がそう決めたのなら構いませんが、これからのジュエルシードに関わるのなら命を落とすかもしれない事も考えていますか?」

 

「それは・・・」

 

「巨大ネコ騒動の時は相手も貴女の事を知らないからあえて怪我をさせなかっただけかも知れないと言う事も考えて置くべきと思いますよ」

 

「貴女の友達との約束を守りたいと言うのは素晴らしい事ですが、もしその約束を実行中に大怪我して貴方の家族が苦しむ事になっても良いんですね?」

 

!!

 

「・・・」

 

「リンディさん達が来る前にこういわれたんです」

 

「成程・・・こういう意味でしたかトワ、これはこちらとしてもありがたいですね余計な説明をせずにすみますからね」

 

「成程、なのはさんはその少女に言われ、実際に時空管理局の私達が来たので、貴女は恐れてるんですね?



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

時空管理局となのはの接触2

「なのはさん1つ質問良いですか?」

 

「はいリンディさん」

 

「何故なのはさん貴女は、パートナーをそこまで信頼できるんですか?」

 

「言い方が悪いかもしれませんが、貴女のパートナーは魔法文化の無い世界にジュエルシードを持ち込んだ人物として、終われる立場であり原住民のなのはさんに魔法を使わせたと言う事実がある以上私達としてもそれ相応の対応をしないといけないかも知れないの」

 

「そんなユーノ君が・・・私にレイジングハートを使わせた事で悪人になるなんて」

 

「辛いかもしれないけど聞いてなのはさん。貴女にも家族がいるわよね」

 

「はい」

 

「貴女は本来の・・・いえ、違うわね。この地球で何も知らないままの平穏の未来を取り戻したくはないの?」

 

「それは・・・」

 

「私達はなのはさんがそれを望むのなら魔法に関する記憶を封印させて貰えたら私達は貴女の元には現れないと約束するわ」

 

「それってレイジングハートやユーノ君を忘れて私だけ魔法を知らないままの生活に戻ると言う事ですか?」

 

「そうよ・・・私は貴女の為だと思ってるわ。なのはさんのあのフェレットを助けたい気持ちはわかりますが」

 

 

「それでも私は・・・ユーノ君を助けたい」

 

「なのはさん貴女が先程言った少女もなのはさんに注意したと思いますけどそれは覚えてますか?」

 

「それは・・・」

 

「いや、私ユーノ君と約束したもん。ジュエルシードを全部集めるって」

 

「そうですか、貴女がそう決めたのなら構いませんが、これからのジュエルシードに関わるのなら命を落とすかもしれない事も考えていますか?」

 

「それは・・・」

 

「巨大ネコ騒動の時は相手も貴女の事を知らないからあえて怪我をさせなかっただけかも知れないと言う事も考えて置くべきと思いますよ」

 

「貴女の友達との約束を守りたいと言うのは素晴らしい事ですが、もしその約束を実行中に大怪我して貴方の家族が苦しむ事になっても良いんですね?」

 

!!

 

「・・・」

 

「別に私は、貴女にジュエルシードを集めるのをやめろとは言ってないわ。ただ闇雲に頑張ればいいと言うのは、違うからね」

 

「必ず無理をしてると取り返しのつかない事態が起きるから気をつけてね」

 

「はい、ありがとうございます飛鳥さん」

 

「それじゃあ私は行くわね、ちゃんとフェレット君と話し合ってジュエルシードを集めるにしてもやめるにしてもね」

 

 

「その少女にも言われていると思うので、あえて言いませんが、なのはさんフェレット君の扱いが決まり次第なのはさんに連絡を入れますのでそれまでになのはさん自身が、よく考えて魔法と言う物に付き合えるのかを」

 

「はい、わかりましたリンディさん」

 

「あ、後フェレット君も連れて行っても良いでしょう。彼の聴取も済んだはずなので」

 

「わかりましたリンディさん」

 

そう言ってなのははリンディのいる部屋御出て、ユーノを迎えに行ってユーノ共になのはの家に戻ったのだった。

 

その頃飛鳥達は・・・

 

「何とかなのはさんが時空管理局に対する悪い印象を持たないで、時空管理局との接触を終えて助かった」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

リンディとの話し合い後特殊遊撃部隊では

その頃飛鳥達は・・・

 

「何とかなのはさんが時空管理局に対する悪い印象を持たないで、時空管理局との接触を終えて助かった」」

 

お墓型戦艦の内部で飛鳥達はなのはとリンディの話し合いを見ていた。

 

「でも明らかになのはさんとユーノさんとの関係に微妙なずれを生んだのは飛鳥ちゃんのせいだけどね」

 

「それは言わないでよ、薫」

 

ピーピー

 

「「「あれ何か映像記録が来た」」」

 

「見てみる飛鳥ちゃん?」

 

「ええ、見て見ましょう響さん」

 

そして3人は送られて来た映像を再生した。

 

「よろしいこれから3人には、私達2人と実戦形式で戦って貰うわ」

 

「「「ええ2人ってトワさんは1人ですよね」」」

 

「さあ、それはどうかしら?」

 

トワがそう言うと、トワの体が消えてその後2人の少女が原作世界ののどか達の前に現れた。

 

「「「「「「・・・ええ――どういう事ー―」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「一応初めましてですね。皆さん私はミズキと言います」

 

「ヤッホーのどかちゃん。ちゆちゃん。ひなたちゃん初めまして」

 

「私はナナだよ」

 

「さて原作世界ののどか達には、私達と戦って貰います」

 

そして、プリキュアとミズキとナナとの戦いが始まった。

 

「ほらほら、早くしないと私達が作り上げたメガビョーゲンに貴女達の陣地が蝕まれるわよ」

 

「そんな事言ったってナナちゃんが邪魔でメガビョーゲンを浄化出来ないんだけど」

 

「あら、今まではビョーゲンズはただ見てただけかも知れないけど、これからもダルイゼンシンドイ―ネグワイワルが全く邪魔をしないとは限らなくないじゃない?」

 

「「「それは確かに」」」

 

「だったらこういう行動に対する対処の必要だよね」

 

「ミズキお願い」

 

「仕方ありませんね」

 

そう言ってミズキはビョーゲンズ幹部のコピーを召喚した。

 

!!

 

「ダルイゼン」

 

「シンドイ―ネ」

 

「グワイワル」

 

「いい、この3人も基本ヒーリング・オアシスしか効かないようにしているからね」

 

「「「ええーー」」」

 

そしてナナはミズキが作り上げたビョーゲンズのダルイゼン達に原作世界のグレース達の任せたのだった。

 

映像終了・・・

 

「「「はっ何この映像?」」」

 

「トワがミズキとナナに戻ってまでグレースさん達を鍛えてる」

 

「ちょっこれ良いの薫?」

 

「うーんどうなんだろ?まあもう1つのすこやか市は、融合世界との付き合いが長いし、それにバテデモーダが出る頃だからそれに対応する特訓じゃないの。ナナがメインでグレースさん達を相手してるし」

 

「ああ、成程」

 

「確かにバテデモーダは直接戦闘をするのが好きだったわね」

 

「そうだね飛鳥ちゃん」

 

「しかしトワさんも無茶をするね。いくら原作世界のグレース達がバテデモーダと戦う為だとしても」

 

「「そうですよね響きさん」」

 

「それで飛鳥ちゃん。こちらでの今後の予定はどうするの?」

 

響が飛鳥に聞く。

 

「それはですね、イベントに大きな変更が無ければなのはさん達は、時空管理局の協力者になるので、戦艦で少し先の未来に行きますよ響さん」

 

「了解。飛鳥ちゃん」

 

そしてお墓型戦艦は少し未来に向かった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

初めての共闘と異形の怪物の乱入1 共闘開始前

異世界にて・・・

 

「飛鳥ちゃんこの世界はどこなんだい?」

 

神山が代表して飛鳥に聞く。

 

「神山さん。ここは最後のジュエルシード争奪戦が行われる異世界ですよ」

 

「そうなんだ?1つ聞きたいんだけど良いかな飛鳥ちゃん」

 

「何ですか?さくらさん」

 

「あの狼女といる女の子の背後にいる人物は誰なの?」

 

「ああ、その件ですか先に皆さんに過去の幼馴染世界の映像で見て貰いましょうか」

 

そう言って、飛鳥が映像を再生する。

 

なのはたちは、魔道兵を倒しながら、進んでいた。

 

「すげえ、紅蘭いつの間に、神武を強化したんだ?」

 

「レイジングハートさんが、協力的になってくれたおかげや」

 

「レイジングハートありがとう」

 

なのはは紅蘭達の会話を聞いて、レイジングハートに感謝した。

 

「いえ、私はマスターの為に出来ることしただけです」

 

そして、目的地に着いた。

 

「フェイトちゃん助けに来たよ」

 

!!「貴女どうしてここにいるの?」

 

そのころさくら達は・・・

 

「直哉君聞いていい?」

 

「何さくらちゃん」

 

「フェイトさんのこと養子にするの?」

 

「ああ、助けた後のことね、それは若菜さんに頼もうと思ってるよ」

 

 

「え、お母様に?」

 

「うん、多分フェイトさんの受けた心の傷は、男の僕では直せないからね」

 

「成る程それで、お母様にお願いするのね」

 

「あ、さくら、直哉お兄ちゃん着いたみたいだよ」

 

 

そして、さくら達は、プレシアと対面した。

 

「貴方達は誰?私とアリシアの憩いの時間を奪わないで」

 

「それは失礼しました。プレシアさん。僕達は、フェイトさんについて聞きたいだけです」

 

「・・・フェイトですって、ああ、あの出来損ないの粗悪品のことですか」

 

!!「粗悪品ですって、貴女は人間をなんだと思ってるの」

 

さくらがプレシアに向け、強い口調で言う。

 

「フェイトが人間ですって、あの子は、人間ではないわ、アリシアの記憶を持った只の人形よ」

 

「「「「「なっあの子が人形というのは本当なの?」」」か」かい」

 

「ええ、事実ですよ。神山さんにさくらさん」

 

「あの子フェイト・テスタロッサは彼女の生みの親プレシア・テスタロッサの実の娘がある日死んでしまい、その事実を受けいれれないプレシアはとある計画に手をだして、彼女を生み出したんです」

 

「そんな事で彼女を誕生させたの?」

 

「ひでえなあ」

 

「可哀想です」

 

「実の娘を無くした気持ちはわからなくはないが、いくら自分が誕生させた者に使えない人形とか言うべきじゃない」

 

「フェイトさんは一生懸命プリシアの為に動いてその上でこの仕打ちは酷いな」

 

新生帝国華撃団のメンバーがそれぞれ言葉を言う。

 

「飛鳥ちゃん。もしかしてプレシア・テスタロッサが、ジュエルシードを集める理由はまさか・・・」

 

「ええ、さくらさんの想像通り、プレシア・テスタロッサの目的はジュエルシードで実の娘アリシア・テスタロッサを生き返らせる事です」

 

!!

 

「「「「「何だってーー」」」」」

 

新生帝国華撃団のメンバーは飛鳥の言葉に驚いていた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

初めての共闘と異形の怪物の乱入2 

「飛鳥ちゃん。もしかしてプレシア・テスタロッサが、ジュエルシードを集める理由はまさか・・・」

 

「ええ、さくらさんの想像通り、プレシア・テスタロッサの目的はジュエルシードで実の娘アリシア・テスタロッサを生き返らせる事です」

 

!!

 

「「「「「何だってーー」」」」」

 

新生帝国華撃団のメンバーは飛鳥の言葉に驚いていた。

 

「まさか、ジュエルシードで人間が生き返るの飛鳥ちゃん」

 

「いえ、正確に言えばジュエルシードはあくまでも使用する生き物の叶えたい想いに反応するので」

 

「ああ、だからフェイトさんを利用して全てのジュエルシードを集めて自分の娘を生き返らせようとしているんだね」

 

「そうです。神山さんですが、ジュエルシードを使っても多分無理と思いますけどね」

 

「それは何故?」

 

「プレシア・テスタロッサの娘さんの肉体がすでにこの世界に存在しないからですよ」

 

「「「「「あっ確かに肉体が無ければ無理だな」」」」」

 

「まあ、中心世界と言うか、新生帝国華撃団の皆さんの世界には反魂の術があるので、過去に真宮寺さくらさんのお父さんも生き返らせせられた事もありましたから」

 

「そんな・・・さくらさんにそんな事が」

 

そして飛鳥がその時の記録映像を見せた。

 

 

「そこまでだ鬼王」

 

「下らぬ親子の再会もそこまでだ」

 

!!

 

「お、お前は、京極」

 

「鬼王、お前の使い道は、ここまでのようだな」

 

「京極貴様、死者を蘇らせたのか?」

 

「左様、山崎も、真宮寺も私が蘇らせたのだ、こいつらは、いわば道具だ」

 

「京極許さんぞ」

 

大神が京極に、対し怒りを顕にする。

 

「さて、破邪の血統には死んでもらおう」

 

京極がそう言うと、さくら一馬の2人に法術を放つ。

 

 

だが一馬が、さくらの前に出てさくらを法術から守りそしてさくらに伝えた」

 

いいか、さくら武蔵の行動を完全に止めるには、御柱の間で、二剣二刀の儀を行い御柱を斬れ、さすれば、武蔵への魔力供給は止まり、武蔵の行動にも制限がつくだろう。があああ」

 

 

「お父様」

 

「いいなさくら、後は任せたぞ・・・最後に父親として、さくらと話せてよかっ・・・た」

 

 

「お父様」

 

「ぬう!!まさか、ここまで法力を使う羽目になるとはな」

 

「法力が尽きた以上、撤退せねばならん。帝国華撃団次に会う時が、貴様らの最後の時だ」

 

映像停止・・・

 

ビービービー

 

記録映像が終わった時お墓型戦艦に緊急出撃のサイレンが鳴った。

 

「どうしたんですか響さん」

 

「大変だよ飛鳥ちゃん。今6個のジュエルシードを持つ怪物が次元の壁から大量の降魔をとなのはちゃん達が戦ってるよ」

 

「何ですって!!神山さん」

 

「ああ、帝国華撃団出撃せよ!!」

 

「「「「了解」」」」

 

そして新生帝国華撃団は、なのは達を助ける為に出撃した。

 

「まさか、ジュエルシードの暴走で降魔がなのは叔母さんの世界に現れる切欠を作るなんておもいもよらなかったな」

 

「響さん状況はどうですか?」

 

「うん帝国華撃団が、ゲートを使い時空管理局の前に現れて驚かれたけど、神山さんが説明をした後降魔と戦闘を開始したよ」

 

「わかりました響さん私達も新生帝国華撃団の皆さんを迎えに行きましょう」

 

「了解」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

初めての共闘と異形の怪物の乱入3 戦闘終了後

「ユーノ君」

 

「アルフ」

 

「「あの怪物は、一体何なの?」」

 

「さあ」

 

「ごめん僕にもわからない」

 

「少なくともあの人達が来なければ僕達はジュエルシードを封印出来なかったと思うから」

 

「ああ、そうだろうねあたしたちがジュエルシードの暴走を止めて封印しなきゃ、もっと大変な事になっていただろうね」

 

「「・・・」」

 

「なのは?」

 

「フェイト?」

 

その時なのはとフェイトにある映像が見えていた。

 

 

「フォフォ、久しぶりじゃの帝国華撃団、どうじゃ自分たちが帝劇を攻める気分は?」

 

「木喰」

 

「それにしても、この帝劇防御壁は、たいした物よのう」

 

「たった1機で、この帝劇防御壁と、わし特製の攻撃装置を使ったこの布陣を突破し、わしの所までこれるかの?」

 

 

木喰は、余裕の笑みを浮べる。

 

「私達を甘く見ていると、痛い目を見ることになりますよ木喰さん」

 

 

「抜かしよるな、小娘が」

 

 

 

そして木喰との戦いが始まった。

 

「皆加山さんが、攻撃装置を無効化するまで、攻撃装置の射程に気をつけて」

 

「「「了解」」」

 

そして攻撃装置は無力化された。

 

「今だよ二人共」

 

「行くよ、フェイトちゃん」

 

「うん、なのは」

 

「ディバインバスターー」

 

「サンダーレイジ」

 

二人の魔法が帝劇防御壁を貫通し桜天武が木喰の魔装機兵智拳に、近づいた。

 

 

「何故じゃあ、わしの計算では、お前たちはここまでこれないはずなのに?」

 

「帝国華撃団め、何時もわしの計算の上をいくなあ」

 

「これが私達の絆の力です」

 

「「破邪剣征・桜花天舞」」

 

 

「うおおおお。ま、まさかわしが負けるのか、たった4人に、この敗北は計算外じゃああああ」

 

「なにこれ何でフェイトちゃんと知らない人達と戦ってるの?」

 

「何この記憶私があの子と共闘をするなんて・・・でも知らない筈なんだけどあの2人には敵対したくないな」

 

「君どうする?」

 

「何をだい?」

 

「ああ、もうすぐあの怪物についての説明があるから君もどうかなと思ってね」

 

「成程ね、まあ確かにジュエルシードの暴走であんな怪物が出て来るなんて、こちらとしても想定外だったからね」

 

「確かにねだからこそなのはとあの子が、ジュエルシードをかけて勝負する時にも出てくるかもしれないよね」

 

「・・・2人共負けず嫌いだからねえ」

 

「だから、もしもの為に僕達が話を聞くべきと思うんだ2人のパートナーとして」

 

「じゃあ行くか話を聞きに」

 

そしてユーノとアルフは降魔に関する話し合いが行わるアースラ内の別の部屋に向かった。

 

時を少し戻して・・・

 

もう1つのすこやか市では・・・

 

「あら、今まではビョーゲンズはただ見てただけかも知れないけど、これからもダルイゼンシンドイ―ネグワイワルが全く邪魔をしないとは限らなくないじゃない?」

 

「「「それは確かに」」」

 

「だったらこういう行動に対する対処の必要だよね」

 

「ミズキお願い」

 

「仕方ありませんね」

 

そう言ってミズキはビョーゲンズ幹部のコピーを召喚した。

 

!!

 

「ダルイゼン」

 

「シンドイ―ネ」

 

「グワイワル」

 

「いい、この3人も基本ヒーリング・オアシスしか効かないようにしているからね」

 

「「「ええーー」」」

 

そしてナナはミズキが作り上げたビョーゲンズのダルイゼン達に原作世界のグレース達の任せたのだった。

 

暫くして・・・

 

原作世界のグレース達の特訓は終了した。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワの特訓終了後に聞いた海鳴市について前編

「「「はあ、はあ、疲れた」」」

 

「お疲れ様3人共」

 

「まさかここまできついなんて思わなかったよ」

 

原作世界のひなたが言う。

 

「あら、原作世界ののどかにあわせて、これでも軽い方にしたのよ」

 

「「「ええーー」」」

 

トワの言葉に驚く3人だった。

 

「「「これで控えめだなんて」」」

 

「だって貴女達こう言ったでしょう?」

 

「ラビリン達も融合世界のビョーゲンズと会っている以上いつまでも自分達の世界のビョーゲンズだけを相手するだけじゃ駄目な気がするんだラビ」

 

「それにグレース達は直哉やもう1人の私を助けたいと言うと思ってたラビ」

 

!!

 

「ラビリン」

 

「わかりました。貴女達の決意を聞いて、私達も安心しました直哉の力を封印する物を破壊するだけに、原作世界の方に勝手について来た彼の力を借りなくて済みそうで」

 

「だからこそ私も貴女達に協力する気になったのよ。貴女達自身が2つのビョーゲンズと戦うと自分達の意思で決めてくれてね」

 

「貴女達も見たと思うけど、過去の7人世界や幼馴染世界の主要キャラ達は、いい意味で言えば、自分達がどこかの異世界に跳ばされてもそう言う事に慣れ過ぎてるから跳ばされて来た世界の事は考えずに戦っていたでしょう」

 

「「「それは確かに」」」

 

3人はその時の事を思い出す。

 

「これで終わりですウサギさん」

 

「お前の最後だ」

 

「ギャアアア。何故転送されないピョン」

 

ピトンは真宮寺姉弟に倒された。そしてシゾーもエリカとジェミニに倒される筈だったが、その時何者かの横槍によってシゾーの周りの時が止まっていた。

 

「もうここまで来てそれは言わないでよ。早くウサギにナノビョーゲンを入れなさいよ」

 

「はいはい、進化しろ!!ナノビョーゲン」

 

「なのー」

 

そしてダルイゼン達が撤退すると時が動き出した。

 

そして時が動き出す。

 

「「きゃあああああ」」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

!!

 

「「ええ――シゾーがあの怪物に変身したーー」」

 

その頃特殊遊撃部隊では・・・

 

「クチュン」

 

「「「ラテ」」」

 

原作世界のグレース達がラテに聴診器を当てる。

 

「異世界のウサギさんが泣いてるラテ」

 

「「「異世界のウサギ」」」

 

原作世界のグレース達はラテの言葉に戸惑っていた。

 

「それは、真宮寺直哉達と同じく過去の7人世界の世界からの来訪者の1人の怪人シゾーと名乗るウサギの怪人の事と思います」

 

「「「ええ――怪人ーー」」」

 

「はい、飛鳥ちゃんと薫ちゃん原作世界のグレースさん達のサポートお願いできるかな?」

 

「「うん良いけど」兄さん達はどうするの?」

 

「僕とのどかお姉ちゃんは、このタイミングでトワとレイに相談して来るよ。誠十郎さんとクラリスさんを連れて」

 

「そうなのよねあの時にダルイゼンシンドイ―ネが来てるのがわかれば、真宮寺直哉達にメガビョーゲンになったシゾーを見られることは無かったと思うわね。今考えるとね」

 

「そうですねあの後、一時的に話題になりましたけど、メガビョーゲンが大量に出たんだと皆がそう理解してくれたので」

 

「それで納得するのもどうかなと思うけど?」

 

「「「あはは」」」

 

「お疲れ様です皆さん」

 

「あら直哉どうしたの?」

 

「トワこれを聞いて下さい」

 

「どうしたんですか響さん」

 

「大変だよ飛鳥ちゃん。今6個のジュエルシードを持つ怪物が次元の壁から大量の降魔をとなのはちゃん達が戦ってるよ」

 

「何ですって!!神山さん」

 

「ああ、帝国華撃団出撃せよ!!」

 

「「「「了解」」」」

 

そして新生帝国華撃団は、なのは達を助ける為に出撃した。

 

「まさか、ジュエルシードの暴走で降魔がなのは叔母さんの世界に現れる切欠を作るなんておもいもよらなかったな」

 

「響さん状況はどうですか?」

 

「うん帝国華撃団が、ゲートを使い時空管理局の前に現れて驚かれたけど、神山さんが説明をした後降魔と戦闘を開始したよ」

 

「わかりました響さん私達も新生帝国華撃団の皆さんを迎えに行きましょう」

 

「了解」

 

「これは・・・想定外が起きたのね直哉」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワの特訓終了後に聞いた海鳴市について後編

「ええ、ジュエルシードの暴走でその異世界の次元の壁をぶち破り降魔をなのはさん達のいる世界に出現させたようです」

 

「そう、飛鳥達はそれに対応してるんでしょう?」

 

「はい」

 

「先程の話にも出ましたが」

 

 

「大変だよ飛鳥ちゃん。今6個のジュエルシードを持つ怪物が次元の壁から大量の降魔をとなのはちゃん達が戦ってるよ」

 

「何ですって!!神山さん」

 

「ああ、帝国華撃団出撃せよ!!」

 

「「「「了解」」」」

 

そして新生帝国華撃団は、なのは達を助ける為に出撃した。

 

「降魔は、新生帝国華撃団により撃破されたようですが、飛鳥ちゃんの方も時空管理局となのはさん達に説明するのをどこまで説明をすべきか悩んでいるようです」

 

「ああ、そう言う事ね」

 

「これは私が行くべき案件かしらね」

 

「ええ、そうでしょうね。最もトワが時空管理局にした事が原因で上手く説明出来ないと言う事があるかもしれませんけど」

 

「直哉君トワさん何したの?」

 

原作世界のちゆが、直哉に聞く。

 

「艦長大変ですアースラに侵入者です」

 

!!

 

「何ですってエイミィ本当ですか?」

 

「はい間もなく侵入者がブリッジに辿り着きます」

 

「来ます」

 

その時トワがアースラの艦長であるリンディ・ハラウオンのの元に来た。

 

「へえ、貴女が無断調査をしている艦の艦長ね」

 

「貴女は誰ですか?」

 

「私はトワよ、今貴女達がいる世界とその他の世界を管理している者よ」

 

「世界を管理しているだとバカバカしい・・・うっ」

 

!!

 

「「クロノ」クロノ君」

 

「貴女クロノに何をしたの?」

 

「そこの子供の周りだけ空気を消滅させたわ、私の言葉を信じようとしないようだったからね」

 

「わかりました・・・だから」

 

「嫌だねこれだから時空管理局と言う組織は駄目だわね。良い貴女達は無断で私の管理するこの世界に来て色々してくれたわよね?」

 

「それは・・・」

 

「こちらとしても侵入者対策の為の仕掛けを起動したに過ぎないの」

 

「勝手に調査されていい気持ちなわけないわよね。リンディ・ハラウオン大事な夫を、闇の書に殺されたんでしょう?」

 

!!

 

「貴女どうしてそれを?」

 

「あら、怒ったの私は貴女達のやった事と同じ事をしてるのよ」

 

!!

 

「わかりましたこちらでの全記録を消去しますこれで良いですね?」

 

「駄目ね貴女達全員私の部下になりなさい。それで許すわ返事の期間は2日あげるわ」

 

!!

 

「それじゃあいい返事を一応期待してるわ」

 

そう言ってトワが消えるとクロノの周りの空気が復活した。

 

 

「トワが時空管理局にある意味喧嘩を仕掛けたんですよ。話した内容はね」

 

「まあ、そうとも言えるわね」

 

「失礼ね、私は先にやられたから仕返しをしただけよ」

 

トワがそう言う。

 

「まあ、トワさんの気持ちもわかりますけどね、いきなり私物検査とかをされている感じがありますからね」

 

「おお、わかってくれるのね流石ねちゆ」

 

「本当は直哉君がくれたトワ対処法と言うマニュアルのおかげなんだけど」

 

「本当助かったよねのどかっち」

 

「うん」

 

「それでトワどうしますか、トワが向こうに行きますか?」

 

「そうね行くわ」

 

そしてトワは飛鳥達の元に向かった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

なのはとフェイト困惑する

次元船アースラ内にある会議室にて・・・

 

「貴女達のおかげで、無事ジュエルシードの暴走を食い止める事が出来ました。ありがとう」

 

「助けてくれたのにこんな事を聞くのは失礼と思いますが、貴女達は何者なんですか?」

 

「俺達は帝国華撃団・花組です」

 

!!

 

誠十郎の言葉を聞いたなのはとフェイトに微妙な変化が起きていた。

 

「「何なんだろう?あの人から聞いた帝国華撃団と言う言葉に聞き覚えがある」」

 

「お兄ちゃん。お話て何?」

 

「ああ、その前になのはちゃん、フェイトちゃん前に来てくれる?」

 

「「はい」」

 

大神に言われ、なのはとフェイトは、花組の前に出る。

 

「皆落ち着いて聞いて欲しい、なのはちゃんとフェイトちゃんは、今回の公演が、最後の出演となる」

 

「「「「「「ええええーーー」」」」」」

 

「どういうことなのは、フェイト?」

 

マリアが代表してなのはと、フェイトに聞く。

 

「マリアさん、私とフェイトちゃんは、一度自分の世界に帰ることを、二人で決めたんです」

 

「それは、自分の意思で決めたのね、二人共?」

 

「「そうです」」

 

 

「なら私はいいわ、でも他のみんなはどうかしらね」

 

「なのはちゃん、フェイトちゃんまた戻ってきてくれる?」

 

「うん、約束するよ、アイリスちゃん」

 

「私もするよ、アイリス」

 

「なのはさん、フェイトさんここで学んだ事を忘れずに元の世界でも頑張ってくださいね」

 

「頑張れよ二人共」

 

「「ありがとうございます。すみれさんカンナさん」」

 

「二人共頑張ってください」

 

「頑張って・・・」

 

「いつでも困った事があったら、うちに相談に来てな」

 

「「ありがとうございます、織姫さん、レニさん、紅蘭さん」」

 

「最後は、私ね」

 

「さくらさん」

 

「姉さん」

 

「私の場合なのはちゃんとの付き合いが、皆より長いけど、もう貴女達は異世界人だろうが、関係ないわ、貴女達が望む時に、戻ってきていいからね、私達はいつでも貴女達を受け入れるわ、だって家族なのだから」

 

!!

 

「「何これは?」」

 

なのはとフェイトは誠十郎の言った帝国華撃団という言葉をきっかけになのはとフェイトに過去の幼馴染世界の一部の記憶を思い出す。

 

その頃お墓型戦艦の中にいる飛鳥と薫は・・・

 

「飛鳥ちゃんやっぱりあの2人は私達の知る過去の幼馴染世界に来た2人だよね」

 

「恐らくね、ヒミコとイヨがそう言う仕掛けをしたんでしょうね」

 

「飛鳥ちゃん今直哉君から連絡があって・・・」

 

響が2人の元に来る。

 

「兄さんから?」

 

「うん」

 

「ああ、そう言う事ね」

 

「これは私が行くべき案件かしらね」

 

「ええ、そうでしょうね。最もトワが時空管理局にした事が原因で上手く説明出来ないと言う事があるかもしれませんけど」

 

 

「まあ、トワさんの気持ちもわかりますけどね、いきなり私物検査とかをされている感じがありますからね」

 

「おお、わかってくれるのね流石ねちゆ」

 

「本当は直哉君がくれたトワ対処法と言うマニュアルのおかげなんだけど」

 

「本当助かったよねのどかっち」

 

「うん」

 

「それでトワどうしますか、トワが向こうに行きますか?」

 

「そうね行くわ」

 

そしてトワは飛鳥達の元に向かった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

飛鳥トワの行動に驚く

「「ええーー本当にトワがこちらに来るんですか?」」

 

「そうみたい。一応あの海鳴市も融合世界の内部の世界だからね」

 

「そうか、ヒミコとイヨが作試験的に作った世界とは言え融合世界の内部にある世界には間違いないのだから、レイさんが動かない以上はトワさんが動くしかないのか」

 

「確かに兄さんがもう1つのすこやか市とあおぞら市に行く仕事を中断させてまで対応させるなら、最初から私や薫までを海鳴市関連の方に行かせる必要ない筈だしね」

 

「そう言えばそうだね。仮に私達の存在を知らないおばさん達なら、誠十郎さんの帝国華撃団と言う言葉に動揺せず聞いてたと思うんだ」

 

「成程ね」

 

「それがあったからその記憶が反応していると言う事ね」

 

「ええ、薫が兄さんに話した時のあれとは違うと思うけど」

 

そして薫が直哉に伝えた内容を思い出す。

 

「ごめんください」

 

 

「こちらに高町なのはさんはいますか?」

 

「はい、すいませんけど高町なのははいませんが」

 

売り子である高村椿が、応対している。

 

 

「変ですね」

 

「母さん違うよ、すみません。高町ではなく紫藤なのははこの劇場にいますか?」

 

「ああ、支配人の妹さんの事ね、いるわよ」

 

 

「あ、丁度来たみたいだね」

 

「やっぱり、リンディさんと、クロノくんかあ」

 

 

「なのはさん!!」

 

「なのは」

 

「良かったわ、なのはさんが見つかって、さあ帰りましょう」

 

「なのは?」

 

「・・・嫌、私帰らない。この世界にずっといたい」

 

「!!なに言い出すんだ、なのは?なのはの帰りを待つ、家族がいるのに?」

 

「もう私は、高町なのはじゃない、紫藤直哉の妹紫藤なのはだからーーー」

 

そう言って、なのはは2階に上がった。

 

「リンディさんでしたね、支配人室で、話をしませんか?」

 

「ええ、そうですね、なのはさんがお世話になった、あなた達には伝えないと、いけませんからね」

 

4人は、支配人室に向かった。

 

支配人室・・・

 

 

「改めて紹介しますね、僕は紫藤直哉。この劇場の支配人をしています」

 

「そして彼女が、真宮寺さくらです」

 

「私はリンディ・ハラウオンです」

 

「そして、息子のクロノ・ハラウオンです」

 

「どうも」

 

4人は、それぞれ自己紹介をした。

 

「それで、貴女達は、なのはとどういう関係なんでしょうか?」

 

 

「私達は、なのはさんと同じ職場で働いてる者です」

 

「ええーーなのはちゃん。まだ14才ですよ、そんな歳で働かせるなんて」

 

「別に、僕達の世界では当たり前だが」

 

さくらが強い口調で言うと、クロノが反論した。

 

「さくらちゃん、落ち着いて」

 

「でも、直哉君」

 

「いいから任せて」

 

 

「クロノもですよ」

 

「母さん」

 

「それで、なのはを無理やり連れて行くんですか?」

 

「当たり前だ、そうしないと、僕と母さんが、こんな所にまで来た意味がない」

 

クロノはそう言い切った。

 

「成る程、それでも言う事を聞かないのなら、魔法で強制連行を考えてるね、クロノ君

 

 

!!

 

!!

 

リンディとクロノは直哉の言葉に驚きを隠せないでいた。

 

「それともう一つ確認しますが、貴方たちは、もしかして時空管理局と言う組織の一員じゃないですか?」

 

「確かに、私達は、時空管理局に所属しています。でも何故、直哉さんがその事を知ってるんですか?」

 

「なのはから聞きました。貴女方が来る前に」

 

「成る程」

 

「僕達の意見としては、なのは本人が帰りたいというのなら、問題はないんですが、本人の意思を無視するのなら、僕達は家族を守ります」

 

「そうですか、わかりました」

 

クロノ今日は帰りましょう」

 

「しかし母さん」

 

「確かにね、私が直哉さんに言ったのは、フェイトさんが今向こうでしている事の時代からの事だからね」

 

そう言いながら直哉に説明をした内容を思い出す薫だった。

 

「それで飛鳥ちゃん。私達もトワさんの動きに合わせて動く?」

 

「そうですね、お墓戦艦を移動させておいてください。いつでも新生帝国華撃団を回収できるように」

 

「了解」

 

その頃新生帝国華撃団は・・・

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

誠十郎降魔について説明する

アースラ内会議室・・・

 

 

「貴女達のおかげで、無事ジュエルシードの暴走を食い止める事が出来ました。ありがとう」

 

「助けてくれたのにこんな事を聞くのは失礼と思いますが、貴女達は何者なんですか?」

 

「俺達は帝国華撃団・花組です」

 

「その帝国華撃団と言う組織は一体どんなそしきなのでしょうか?」

 

「それは・・・」

 

 

「「「それは・・・」」」

 

「対降魔迎撃部隊を引き継ぐ形で新たな部隊として作られたのが、帝国華撃団なのですよ」

 

「「「・・・よくわからない」」」

 

リンディとクロノとエイミィが心の中で突っ込む。

 

「神山隊長そんな説明だと私達の世界でないと、理解出来ないかもですよ」

 

雨宮さくらが神山隊長に助言をする。

 

「ああ、そうだったな。俺達は召喚で呼び出された怪物の降魔を倒す為の特殊部隊と思ってください」

 

「ああ、成程帝国華撃団とはそう言う部類の部隊なのですね」

 

「明らかにおかしいだろう。メンバー構成が何で男1人で後が全員女性なんだ?」

 

「何クロノ君羨ましいの?」

 

「ああ」

 

「うん、クロノ君素直でよろしい」

 

「ああ、メンバー編成に関してはそう言う決まりなんだ。降魔を倒す為に必要な力が男性よりも女性に目覚めるのが多いんだ」

 

「成程そう言う事なら、あまり人員補充が出来ないと思っていいんですか?」

 

「そうですね。あったとしても最大で2人が一度に来た人数ですね」

 

「そんなに少ないのか」

 

クロノがそう言う。

 

「そうですね、その力を実戦で使えるまでになるにそれ相応の時間が必要なんですよ」

 

「そうなんですか?」

 

「ええ、歌劇団としての役割も隊員達にありますから」

 

「「「歌劇団だって――」」」

 

「ええ、そうよ神山達には帝国華撃団だけでなく歌劇団として魔を封じる為に演劇してるのよ」

 

「あ、お前よくもやってくれたな」

 

!!

 

「トワ何故ここに」

 

リンディがトワに聞く。

 

「何故って帝国華撃団も特殊遊撃部隊に組み込まれている部隊だからね。私が来る事は別におかしくないでしょう」

 

「まあ、そうね」

 

「くっ来なくていいだろうに」

 

「何か言ったかな?クロノちゃん」

 

「来るな近づくな」

 

「クロノ君トワさんがまだ怖いんだね」

 

エイミィがそう言いながら思い出す。

 

 

「へえ、貴女が無断調査をしている艦の艦長ね」

 

「貴女は誰ですか?」

 

「私はトワよ、今貴女達がいる世界とその他の世界を管理している者よ」

 

「世界を管理しているだとバカバカしい・・・うっ」

 

!!

 

「「クロノ」クロノ君」

 

「貴女クロノに何をしたの?」

 

「そこの子供の周りだけ空気を消滅させたわ、私の言葉を信じようとしないようだったからね」

 

「わかりました・・・だから」

 

「嫌だねこれだから時空管理局と言う組織は駄目だわね。良い貴女達は無断で私の管理するこの世界に来て色々してくれたわよね?」

 

「それは・・・」

 

「こちらとしても侵入者対策の為の仕掛けを起動したに過ぎないの」

 

「勝手に調査されていい気持ちなわけないわよね。リンディ・ハラウオン大事な夫を、闇の書に殺されたんでしょう?」

 

!!

 

「貴女どうしてそれを?」

 

「あら、怒ったの私は貴女達のやった事と同じ事をしてるのよ」

 

「あんな経験はもうしたくない」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特訓終了後の花寺のどか達前編

「ねえ、直哉君トワさんの特訓が終わったけどどうしたらいいの?」

 

「ええ、それは本来の予定では特訓中にこの採掘場にビョーゲンズが現れる筈なのですが現れないので暫くここで待機ですね」

 

「「「ええーー」」」

 

「何でビョーゲンズが来ないの?」

 

原作世界のひなたが直哉に聞く。

 

「それはミズキとナナのせいですね」

 

「「「どういう事?」」」

 

「だってミズキとナナが、ダルイゼンとシンドイ―ネとグワイワルの偽物を出してたでしょう」

 

「「「あ、そう言えば」」」

 

「ですので恐らくバテデモーダも安易に動きたくないのでしょうね」

 

「生まれたてですから」

 

「「「あ、そうだった以前アースさんから聞いたあれが今なの?」」」

 

「はいそう言う事ですよ」

 

「わかりました。貴女達の決意を聞いて、私達も安心しました直哉の力を封印する物を破壊するだけに、原作世界の方に勝手について来た彼の力を借りなくて済みそうで」

 

!!

 

「「「「それってまさか」」ペン」ニャン」

 

「チースプリキュア」

 

「「「え、誰」」」

 

「出たわねバテデモーダ」

 

「もうひなたさん。自分を腫れもののように扱わないで下さいよ」

 

「遊ばないのよ2人共」

 

「ええ、何であんたのせいで怒られたよ」

 

「ええーー自分のせいですか?」

 

「アースさん。バテデモーダの恰好ビョーゲンズに似てますけど・・・」

 

原作世界のキュアグレースが、アースに聞く。

 

「ええ、バテデモーダは融合世界のビョーゲンズの1人で直哉関連でビョーゲンズに不都合な事が起きれば、彼が来ることになってるんです」

 

「「「「「「ええ――」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「そういう事ですから宜しくっす。ちなみにそちらの世界でももうすぐ生まれるので」

 

「「「「「「ええ――」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

バテデモーダの言葉に再び驚く。原作世界のキュアグレース達だった。

 

その時の事を3人が思い出していた。

 

「そう言えば融合世界のバテデモーダにもあったんですよね」

 

「「「うん」」」

 

「じゃあ、何故融合世界ののどかさん達を敵のバテデモーダが助けるのかを不思議と思いませんでしたか?」

 

「「「それは思ったよ直哉君」」」

 

「「いい機会ですので言いますね。融合世界のバテデモーダの生みの親が自分だからですよ」

 

「「「「「「ええーー」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

直哉の言葉に原作世界ののどか達とラビリン達は驚いていた。

 

そして直哉がその時の事を話す。

 

 

「待ちなさい。どうしてあなたがあの技を・・・と言うかあなたから霊力を持っているの?」

 

「「ええーーバテデモーダが霊力を持ってるの?」」

 

 

グレースの言葉にフォンテイーヌとスパークルが驚いていた。

 

「確かにあの桜花爛漫は、真宮寺さくらさんから教えて貰ったと言ってたわね直哉君がスパークルと私が霊力と言う物を知らなかった時に」

 

「そうだよ。それに霊力はここまで使えるようになる人は少ないとも言ってたし」

 

「バテデモーダあんた私達仲間に何かしたの?」

 

「・・・バテデモーダ貴方はまさか」

「お、キュアグレースは気がついたようすね」

 

「バテデモーダ貴方はまさか、私達の仲間の体を浸食していたサソリ型濃く黒点が貴方になったの?」

 

「そうすっよおいらは紫藤直哉の体内に寄生していた蠍型の残骸から生まれたんすよ」

 

 

!!

 

「「嘘」」

 

「「やっぱり」ラビ」

 

「流石キュアグレースでやんすね、守護者の一人」

 

「こういう経緯で、融合世界のバテデモーダが誕生した事を融合世界ののどかお姉ちゃん達が知ったんですよ」

 

「そんな事もあったね直哉君」

 

「あ、お姉ちゃん達こちらバテデモーダの動きありました?」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特訓終了後の花寺のどか達後編

「ううんそれは無いよ。直哉君」

 

「恐らくだけどこちら側のバテデモーダも頭が良いのかもね戦いに関してはね」

 

「それはどういう事なの?融合世界のちゆっち?」

 

「ああ、それはね・・・」

 

融合世界のちゆが話し出す。

 

「うわあここで特訓するの?」

 

 

「そうラビ」

 

「特訓と言えば滝に打たれるのではないの?」

 

「後階段でウサギ飛びとか?」

 

「高い所での綱渡りとかじゃあないの」

 

 

「違うラビそんなことしてもチームワークは向上しないラビよ」

 

 

「確かに今ひなた達が言ってた内容は個人での特訓には効果はあるかもニャン」

 

 

「そうラビ以心伝心ラビ)

 

「「「以心伝心?」」」

 

 

「以心伝心で判れば互いに連携を取りやすくなるペン」

 

 

「それに俺達の敵はメガビョーゲンだけじゃなくなってるからな、直哉がいないのもそう言う状況に慣れる為でもあるんだしな」

 

 

「成る程ね、確かに私達は直哉君が基本的に指示をしてくれるのが当たり前になってたわね」

 

 

「でもそれって誓約の影響でのどかっちが直哉君といないと変身出来ないからでしょ?」

 

 

「それは大丈夫ラビ、のどかこちらに来る前に直哉からもらった宝玉を出して欲しいラビ」

 

「そうして私達の場合は直哉君と離れている場合のチームワークの特訓中にバテデモーダが来て中断したんだけど、こちらの場合はトワの実戦重視の特訓だったからね、恐らくだけどトワの力を感じて動くか悩んでいるんじゃないかしら」

 

「「「成程」」」

 

「要は、バテデモーダが戦いに関しては自分の強さに自信があるがゆえにトワさんが力を使ってバテデモーダの行動を抑えたの?」

 

「結果的には、そうなるのかな?ああなったら自分がしたい事しかしなくなるから」

 

「「「あはは」」」

 

「でも皆さんものは考えようですよ。もしバテデモーダがトワの力を警戒せずに来たら。疲れの残った状態で戦う事になりましたよ」

 

「「「確かに」」」

 

「本来バテデモーダが来て顔合わせするタイミングがずれるのはよくないんですが、こちらの特訓内容が変更したのである意味では助かりましたね」

 

「そうだね、私達もあの特訓直後にバテデモーダがやって来て戦う事になったら、私達は負けてたと思うから」

 

「そうね、トワさんの特訓で、ダルイゼン達と戦いながらメガビョーゲンを浄化するなんて考えられなかったわね」

 

「うん、これからの戦いがこういう形になる可能性を考えてしてくれたのかもね」

 

「・・・」

 

「どうしたの直哉君」

 

「のどかお姉ちゃん変身するよ」

 

「「「え」」」

 

「こっちに融合世界のバテデモーダが接近してるよ」

 

「「「ええーー」」」

 

直哉の言葉に融合世界ののどか達は驚いていた。

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

 

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

 

「ニャン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」

 

 

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」

 

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2人のバテデモーダ襲来前編

「どうしたの直哉君」

 

「のどかお姉ちゃん変身するよ」

 

「「「え」」」

 

「こっちに融合世界のバテデモーダが接近してるよ」

 

「「「ええーー」」」

 

直哉の言葉に融合世界ののどか達は驚いていた。

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

 

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

 

「ニャン!」

 

 

そして原作世界ののどか達も変身を始めた。

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

 

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

 

「ニャン!」

 

「「「「「「「地球をお手当て!」」」」」」

 

 

 

「「「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」」」

 

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

「うわあ。6人で言えるなんて夢みたいだねグレース」

 

「だねスパークル」

 

「直哉君こんな事で時間使って良いのかな?」

 

融合世界のグレースが直哉に聞く。」

 

「別にいいと思いますよ。ほら来ましたよ」

 

「「チース貴女達がそれぞれのプリキュアですか?」」

 

「そうだとしたら何?」

 

「何、融合世界の自分から聞いて自分は融合世界のプリキュア達と戦いたくて仕方が無かったんすよ」

 

「何で私達なのよ。普通向こうのプリキュアでしょう?」

 

「その答えは感嘆すよそれは融合世界のプリキュア達がおいらより強いからすよ」

 

そして原作世界のバテデモーダが融合世界のプリキュア達に襲い掛かる。

 

 

「「グレース、こちらのバテデモーダは、私達が相手するから貴女は彼女達サポートとバテデモーダとの話し合いをを任せるよ」

 

「わかった」

 

そして原作世界のバテデモーダを連れて融合世界のフォンテーヌとスパークルがその場を離れる。

 

「さてとバテデモーダどういう理由で、原作世界のバテデモーダと一緒にいたの?」

 

「素直に言えば浄化はしないけど喋る?」

 

「はい言わせて貰います。グレース様」

 

「「「うわあ、融合世界のグレースビョーゲンズを怯えさせてる」」」

 

原作世界のグレース達は、融合世界のグレースとバテデモーダとの関係に驚いていた。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2人のバテデモーダ襲来後編

「実はこういう理由でして・・・」

 

「成程トワさんが直哉君と特殊遊撃部隊に内緒でビョーゲンズキングダムに連絡していて、念のためにバテデモーダを派遣するように頼んでたのね」

 

「はいそう言う事です。トワとこちらの3人が特訓で戦うのを聞いてたので、こちらの世界のイベントを消滅させない為に」

 

「成程トワさんも一応保険は用意してたんだな」

 

「そう言う事すよ宿主さん」

 

「ですけどトワさんが特訓中に余計な物を出したので・・・」

 

「あら、今まではビョーゲンズはただ見てただけかも知れないけど、これからもダルイゼンシンドイ―ネグワイワルが全く邪魔をしないとは限らなくないじゃない?」

 

「「「それは確かに」」」

 

「だったらこういう行動に対する対処の必要だよね」

 

「ミズキお願い」

 

「仕方ありませんね」

 

そう言ってミズキはビョーゲンズ幹部のコピーを召喚した。

 

!!

 

「ダルイゼン」

 

「シンドイ―ネ」

 

「グワイワル」

 

「いい、この3人も基本ヒーリング・オアシスしか効かないようにしているからね」

 

「「「ええーー」」」

 

そしてナナはミズキが作り上げたビョーゲンズのダルイゼン達に原作世界のグレース達の任せたのだった。

 

「ああ、特訓用のダルイゼン達か」

 

「そうです。こちらのおいらはその状況に驚いて混乱している所に自分と会って・・・」

 

「成程それで融合世界の私達の事を言ったんだね?」

 

「はいそう言う事です」

 

「わかったよバテデモーダ。とりあえず私と直哉君はフォンテーヌとスパークルと合流して原作世界のバテデモーダを撃退するから貴方は、霊力無しで原作世界の私達と戦ってね」

 

「仕方ないっすね」

 

「原作世界のグレース達もそれでお願いね」

 

「「「それは良いけど戦いづらいよ」」辛いわ」

 

「皆さん気にしないで戦って下さい」

 

その頃融合世界のフォンテーヌとスパークルは、原作世界のバテデモーダを相手をしていた。

 

「いいねいいねあんた達戦い慣れしてるっすね」

 

「そりゃどうも」

 

「やっぱりもう一人の自分の言う通り強い奴と戦うのは楽しいっすね」

 

「うわあ。こいつ私達の世界のバテデモーダより戦い好きじゃん」

 

「それは仕方ないわ。生まれ方も違うし、これが本来のバテデモーダなのよ」

 

成程、でフォンテーヌどうする?このまま長引かせるの得策ではない気がするんだけど?」

 

「そうね」

 

「そんな事言わないでもっと相手をして下さいよ」

 

「そうもいかないのよ私達はね」

 

「そうそうバテデモーダあんたと遊んでいる暇は無いのよ」

 

「そんな事言わないで下さいよ。2人共」

 

「フォンテーヌとスパークルお待たせ」

 

「「グレース」」

 

「ちっもう来たんっすか・・・仕方ない撤退するっす」

 

そう言って原作世界のバテデモーダは撤退した。

 

「何とか撤退したね。もう一人のバテデモーダが」

 

「ええ」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について9 

「ええ、そうよ神山達には帝国華撃団だけでなく歌劇団として魔を封じる為に演劇してるのよ」

 

「あ、お前よくもやってくれたな」

 

!!

 

「トワ何故ここに」

 

リンディがトワに聞く。

 

「何故って帝国華撃団も特殊遊撃部隊に組み込まれている部隊だからね。私が来る事は別におかしくないでしょう」

 

「まあ、そうね」

 

「くっ来なくていいだろうに」

 

「何か言ったかな?クロノちゃん」

 

「来るな近づくな」

 

「クロノ君トワさんがまだ怖いんだね」

 

「トワさんどうしてこちらに?」

 

誠十郎がトワに聞く。

 

「いやあ、この女は食えない女だからね私が来たのよ」

 

「まあ、酷いわそんな女に見えるの?」

 

「見えるわよ。リンディ貴女神山達の乗っている物と霊力について時空管理局の方で再現しようとしてるわよね」

 

「ギクッ何故ばれたの」

 

「そんな事だと思ったわ。まあいいけどとりあえず高町なのはとフェイト・テスタロッサの手元にジュエルシード全てが揃っているわね」

 

「「あっそう言えば」」

 

「それで2人はジュエルシードを集めたのだけどどうするの?」

 

「「えっどういう事ですか?」」

 

「わからない?高町なのははそこにいるフェレット君のお手伝いは終わった事になるわよね」

 

「そうですね」

 

「終わったのならジュエルシードをどうするの貴女の持っているのを」

 

「それは・・・」

 

「何言ってるロストロギアだぞ、僕達時空管理局が全部没収するに・・・がああ、息が」

 

「五月蠅いよクロノちゃん。私は高町なのはに聞いてるの?現時点でジュエルシードを持っていない時空管理局には聞いて無いわ」

 

「私は・・・フェイトちゃんとジュエルシードをかけた勝負がしたいです。そして勝負して私がフェイトちゃんに勝てたら、友達になってもらうから」

 

!!

 

高町なのはの発言にリンディ達と新生帝国華撃団のメンバーは驚きを隠せないでいた。

 

「なのはさん。本気なの?」

 

「・・・はい」

 

「そう言う要求が出たけど、受ける?フェイト・テスタロッサ」

 

「うん良いよ。高町なのは私が勝てば貴女の持つジュエルシードを全部貰う」

 

「うん良いよ。フェイトちゃん」

 

「それでは両者がごういしたので、勝負の日時は、海鳴市の時間で4日後の午後12時で良いかしら」

 

「「はい」」

 

「それでは勝負の見届け人をリンディ達にお願いしようかしら」

 

「え、私達が」

 

ええ、そうよ時空管理局の派遣した部隊は行動が遅くてジュエルシード事件に間に合いませんでしたなんて、報告したくないでしょう」

 

「それは・・・」

 

「それに私は魔法勝負のルールは全く知らないからね、2人の真剣勝負だから魔法に詳しい貴女達に任せようと思ったの。こうすればリンディ達もジュエルシード事件に関わったと報告出来るでしょう?」

 

「それでは高町なのはとフェイト・テスタロッサ貴女達の勝負を楽しみにしているわよ」

 

「さて誠十郎達も一緒に行くわよ」

 

「「「「「はい」」」」」

 

そしてトワと帝国華撃団のメンバーはお墓戦艦に戻った。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

飛鳥と薫とトワ1

お墓戦艦の中・・・

 

「お帰りなさいトワ」

 

「飛鳥と薫私が時空管理局の相手している時、もう1つのすこやか市の方の動きはあった?」

 

「「はい」」

 

そして薫が映像を再生した。

 

「「チース貴女達がそれぞれのプリキュアですか?」」

 

「そうだとしたら何?」

 

「何、融合世界の自分から聞いて自分は融合世界のプリキュア達と戦いたくて仕方が無かったんすよ」

 

「何で私達なのよ。普通向こうのプリキュアでしょう?」

 

「その答えは感嘆すよそれは融合世界のプリキュア達がおいらより強いからすよ」

 

そして原作世界のバテデモーダが融合世界のプリキュア達に襲い掛かる。

 

 

「「グレース、こちらのバテデモーダは、私達が相手するから貴女は彼女達サポートとバテデモーダとの話し合いをを任せるよ」

 

「わかった」

 

そして原作世界のバテデモーダを連れて融合世界のフォンテーヌとスパークルがその場を離れる。

 

「さてとバテデモーダどういう理由で、原作世界のバテデモーダと一緒にいたの?」

 

「素直に言えば浄化はしないけど喋る?」

 

「はい言わせて貰います。グレース様」

 

「「「うわあ、融合世界のグレースビョーゲンズを怯えさせてる」」」

 

原作世界のグレース達は、融合世界のグレースとバテデモーダとの関係に驚いていた。

 

映像停止・・・

 

「成程ね、私がバテデモーダに依頼をしてたのを実行したのは良いけど、それで原作世界のバテデモーダと会って2人でキュアグレース達の所に行ったのね」

 

「そうですね、一応原作世界のバテデモーダは原作世界のキュアグレース達とは会いましたけど」

 

「こういう形になったんだけどいいの?」

 

飛鳥と薫がそれぞれトワに説明をした。

 

 

「いいねいいねあんた達戦い慣れしてるっすね」

 

「そりゃどうも」

 

「やっぱりもう一人の自分の言う通り強い奴と戦うのは楽しいっすね」

 

「うわあ。こいつ私達の世界のバテデモーダより戦い好きじゃん」

 

「それは仕方ないわ。生まれ方も違うし、これが本来のバテデモーダなのよ」

 

成程、でフォンテーヌどうする?このまま長引かせるの得策ではない気がするんだけど?」

 

「そうね」

 

「そんな事言わないでもっと相手をして下さいよ」

 

「そうもいかないのよ私達はね」

 

「そうそうバテデモーダあんたと遊んでいる暇は無いのよ」

 

「そんな事言わないで下さいよ。2人共」

 

「フォンテーヌとスパークルお待たせ」

 

「「グレース」」

 

「ちっもう来たんっすか・・・仕方ない撤退するっす」

 

そう言って原作世界のバテデモーダは撤退した。

 

「何とか撤退したね。もう一人のバテデモーダが」

 

「原作世界のバテデモーダは融合世界のプリキュア達によって撃退されたんだけど良いの?イベント的には」

 

「ああ、それは構わないわ。ちゃんと原作世界のバテデモーダが原作世界のすこやか市に出現してくれたんだから」

 

「フフ、奴等がエキストラプレイヤーか、良いだろう貴様達の実力見せて貰おう。サイコ・クラッシャー」

 

ベガが、キュアグレースに攻撃を仕掛けた。

 

「くっこちらに攻撃をしてくるなんて」

 

「グレースさんあの軍服の人には恐らく浄化技は効かないと思うので、ここは霊力攻撃で行きましょう」

 

そうグレースの体内にいる直哉が言う。

 

「でも真宮寺直哉く達がいるんだよいいの?」

 

「仕方がありません。行きますよグレースさん」

 

「うん」

 

「「破邪剣征・桜花放神」」

 

!!

 

「なっ貴様お前も霊力を・・・ぐおおおお」

 

!!

 

「あの女の子私と直哉君の技を使って威力は私達より強いなんて」

 

「フフ、面白いぞエキストラプレイヤーリュウとは異なる興味が沸いたぞ」

 

「過去の人物達が来た事で、バテデモーダが現れない可能性も起こりうると考えてたのよ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

飛鳥と薫とトワ2

「個人的にバテデモーダが無事誕生して良かったわ」

 

「バテデモーダがいないと、原作世界のすこやか市に起きるイベントへの布石が無くなるからね」

 

「「ああ、それってメガパーツと言うのを発見するのはバテデモーダがするんでしたね」」

 

「そう言う事よ」

 

「でもトワ向こうのバテデモーダは比較的早くに向こうのアースさんに浄化されるよね?その辺はどうするの?」

 

「ああ、それは・・・融合世界のバテデモーダが勝手に動くと思うし、仮に原作世界のアース登場のタイミングでバテデモーダが絶対浄化される未来はまだ確定じゃないからね」

 

「そっか融合世界と関わった事でちょっと違う可能性が出来たのね」

 

「そうよ薫。例えばバテデモーダがビョーゲンズの中で先に浄化されるとしても、融合世界と関わっている以上そんなにイベントを消化できないだろうし、本来ならアースとの共演の少ないバテデモーダが何かの理由で浄化してはいけない状態になるかも知れないでしょう」

 

「「確かに」」

 

「融合世界の場合は兄さんがバテデモーダを生んだ事になっているから簡単にバテデモーダを浄化出来ないんでしたね」

 

飛鳥がそう言う。

 

「そうよそれもあるけど、最近あいつがおとなしいのが気になるのよね」

 

「「あいつ?」」

 

 

「行くよ皆」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

 

「「届け!」」

 

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

 

「フフ、まさか融合世界のキュアグレース達が本当にこちらに来てくれるとはね」

 

「「「ワイズマンここから私達が相手よ」」」

 

 

「フフ、良くあの世界から帰還できたものだな。キュアグレース」

 

 

「正直危なかったけどね、ワイズマン貴方でしょ。ブルーにあの世界の事を教えたのは?」

 

 

「正解だ。キュアグレースよ、そしてお前達と新生帝国華撃団の状況を見て、ブルーに気づかれないように奴等をあの世界に転移させたのさ。その時に紫藤飛鳥と、真宮寺薫がついて来たのはいい意味での誤算だったがな」

 

「やっぱりあのタイミングで新生帝国華撃団の居場所がわかったのは意図的だったのね」

 

 

「そう言う事だよキュアフォンテーヌ」

 

 

「相変わらず陰険手を使ってくるんだから」

 

「すまんな、キュアスパークルその時の研究題材が、どうすれば紫藤直哉を簡単に殺せるかと言う研究だったからな」

 

 

「「ああ、ワイズマンの事ですか」」

 

「そうよ、あれ以来出てこないから逆に不気味よね」

 

「「確かに」」

 

「トワこれから兄さん達は当初の予定通りあおぞら市市に行くんですよね?」

 

「そうよ」

 

「では私達は」

 

「ああ、それは・・・プレシア・テスタロッサの動き次第ね」

 

「やっぱりそうですか」

 

「ええ、プレシア・テスタロッサの陣営に本来いない筈の人物がいた場合の為に待機していて欲しいのよ」

 

「「わかりました」」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

飛鳥と薫とトワ3

「「ああ、ワイズマンの事ですか」」

 

「そうよ、あれ以来出てこないから逆に不気味よね」

 

「「確かに」」

 

「トワこれから兄さん達は当初の予定通りあおぞら市市に行くんですよね?」

 

「そうよ」

 

「では私達は」

 

「ああ、それは・・・プレシア・テスタロッサの動き次第ね」

 

「やっぱりそうですか」

 

「ええ、プレシア・テスタロッサの陣営に本来いない筈の人物がいた場合の為に待機していて欲しいのよ」

 

「「わかりました」」

 

「あ、それともう1つ貴女達に頼みたい事があるのよ」

 

「「何ですか?」」

 

「飛鳥と薫だけで、獅童光と魔神レイアースを復活させてきて」

 

「「ええーー」」

 

「どういう事よトワ?」

 

薫がトワに聞く。

 

 

「2人覚えてるわよね?」

 

「変身するラビ」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

そして直哉は、キュアグレースのヒーリングステッキに吸い込まれた。

 

 

「ほう、仲間を先に行かせて自分達は残るとはな」

 

「そりゃそうですよ。僕達2人しか見てないですからね。貴方が存在する所には紅い花が出現しますからね。イシュメルガ」

 

 

「フフ、そうだったな」

 

そう言ってイシュメルガは、グレース達の前に現れた。

 

「くっまだマリアさんの体を・・・」

 

「何この娘の体を使うのは、その方がお前達には効果的だからな」

 

!!

 

「何を考えてるの?イシュメルガ」

 

「この庭園そして、この空間におけるゲームは、貴方が仕組んだの?」

 

「そういう事だ、最もそこにある赤い扉は一切手をだしていないがな」

 

!!

 

「つまり紫の扉とオレンジの扉は、イシュメルガお前が作り出したのか?」

 

「ああ、簡単に獅童光を救出するのは、我もデボネアも認めるわけにはいかないからな」

 

 

「何!!この一件デボネアも関与してるのか?」

 

「あの時はイシュメルガとデボネアの邪魔で獅童光と魔神レイアースを救出するどころか過去の7人世界の事件に巻き込まれる事になったじゃない」

 

「「確かに」」

 

もしかするとだけど、個人単位ならイシュメルガとデボネアは、動かない可能性にかけてみようと思うの」

 

「でもトワ、確か獅童光と魔神レイアースを復活させるには兄さんと正式な守護者でなければいけないんじゃなかったの?」

 

「ああ、それは・・・今回は緊急事態として、そこは省くわ」

 

「「ええーー」」

 

「それで良いのかな?そう言うの大事な設定の筈じゃ無いの?」

 

薫がトワに聞く。

 

「別に良いわよ。緊急事態だしそれにねいい加減守護者の戦力を底上げしておかないと、いろんな意味で特殊遊撃部隊が苦労するわよ。ノヴァも大人しいけど、最近は融合世界の外の世界からの敵も多いからね」

 

「確かに、カルマとかベガですね」

 

「そうよ彼等は元の世界に戻ったとしても、少なくとも融合世界の存在を知った事で本来の運命とは違う道を歩いてる可能性が高いわ」

 

「つまりトワは、過去の7人世界で起きた異界事変で融合世界の友好世界に現れた人物が再び来るかもしれないと考えているんですか?」

 

飛鳥がトワに聞く。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワが不在の時にされた話

その頃原作世界のすこやか市にいる直哉達は・・・

 

「さてのどかお姉ちゃん達とまなつちゃん達僕達は先にあおぞら市の方に行きますよ」

 

「え、トワさんを待たないんですか直哉さん」

 

「ええ、そうですよトワさんを待っていたらいつになるかわからないので」

 

 

「トワさんどうしてこちらに?」

 

誠十郎がトワに聞く。

 

「いやあ、この女は食えない女だからね私が来たのよ」

 

「まあ、酷いわそんな女に見えるの?」

 

「見えるわよ。リンディ貴女神山達の乗っている物と霊力について時空管理局の方で再現しようとしてるわよね」

 

「ギクッ何故ばれたの」

 

「そんな事だと思ったわ。まあいいけどとりあえず高町なのはとフェイト・テスタロッサの手元にジュエルシード全てが揃っているわね」

 

「「あっそう言えば」」

 

「それで2人はジュエルシードを集めたのだけどどうするの?」

 

「「えっどういう事ですか?」」

 

「わからない?高町なのははそこにいるフェレット君のお手伝いは終わった事になるわよね」

 

「そうですね」

 

「終わったのならジュエルシードをどうするの貴女の持っているのを」

 

「それは・・・」

 

「何言ってるロストロギアだぞ、僕達時空管理局が全部没収するに・・・がああ、息が」

 

「五月蠅いよクロノちゃん。私は高町なのはに聞いてるの?現時点でジュエルシードを持っていない時空管理局には聞いて無いわ」

 

「私は・・・フェイトちゃんとジュエルシードをかけた勝負がしたいです。そして勝負して私がフェイトちゃんに勝てたら、友達になってもらうから」

 

!!

 

高町なのはの発言にリンディ達と新生帝国華撃団のメンバーは驚きを隠せないでいた。

 

「なのはさん。本気なの?」

 

「・・・はい」

 

「そう言う要求が出たけど、受ける?フェイト・テスタロッサ」

 

「うん良いよ。高町なのは私が勝てば貴女の持つジュエルシードを全部貰う」

 

「うん良いよ。フェイトちゃん」

 

「それでは両者がごういしたので、勝負の日時は、海鳴市の時間で4日後の午後12時で良いかしら」

 

「「はい」」

 

「それでは勝負の見届け人をリンディ達にお願いしようかしら」

 

「え、私達が」

 

ええ、そうよ時空管理局の派遣した部隊は行動が遅くてジュエルシード事件に間に合いませんでしたなんて、報告したくないでしょう」

 

「今トワは飛鳥ちゃんと薫ちゃん達の方で話をしているので、僕達とは少し別行動となりますね」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「後それ以外の件での話もあるみたい出すけどね」

 

「「「どういう事直哉君?」」直哉っち」

 

融合世界ののどか達が直哉に聞く。

 

「これはあくまでもトワが飛鳥ちゃんと薫ちゃんに頼んだと思われるのは獅童光と魔神レイアースを復活させるのを確実にする為ではないかと思われます」

 

「「「ええーーどういう事?」」」

 

融合世界ののどか達が驚く。

 

「恐らくですけどトワの行動の理由には、過去の7人世界の事件に巻き込まれたもう1つのすこやか市とあおぞら市が原因と考えます」

 

「ええーー」

 

直哉の答えにその場にいる全員が驚いていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

異界事変に加わったデメリット前編

「直哉君はトワさんの行動理由は、私達が強制参加させられたあの事件が理由と考えているのね」

 

「そうですよちゆさん。皆さんも思い出してください」

 

 

「先程出現した次元の穴は、俺達を帰還させる物ではなく大帝国劇場に突如現れた彼等の穴なのかな?」

 

神山がそう言う。

 

「ええ、多分そうですね。と言っても私が持つ簡易ゲートが、この世界いや7人世界では使えないのは当たり前ですね」

 

「グレースさん質も良いですか?」

 

「どうしてずっと変身したままなんですか?」

 

「あ、それはですねこの世界が7人世界なので、今変身を解くと私達の正体を知られるのを防ぐ為ですよ」

 

「それと7人世界に悪影響を与えない為です。これでも私達は7人世界の住人たちからすれば、遠い未来から来た人間になりますから」

 

「あ、確かにこの世界の住人達とはあまり関わらない方が良いかもですね」

 

「グレースさん隊長あちらの戦いに動きがありましたよ」

 

「「メガビョーゲンメガビョーゲン」」

 

「おいおい、この世界には、こんな怪物がいるのかよ」

 

「ケン文句を言う前に俺達で倒せる降魔を倒せ」

 

「やってるよリュウ」

 

「直哉君この怪物は何なの?」

 

「それがわからないよお姉ちゃん。こんな怪物紫藤直哉さんの世界でも見た事無いよ」

 

「そんなそれじゃこのまま帝都が赤黒くなっていくのを見るしかないの?」

 

「うん、悔しいけどあの2体の怪物に対する有効的な手段が無いよ」

 

だがその時、彼等の前にキュアグレースが現れた。

 

「エレメントチャージ!」

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

「プリキュア!スカイヒーリングフラワー!」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「お大事に」

 

!!

 

「「「「「凄いあの子俺達が戦ってもダメージを与えらなかったのにあっさり倒した」」」」」」

 

「そんな事無いですよ。皆さんがあの怪物を抑えてくれたので倒すことが出来たのですから」

 

「それでは皆さん。私は失礼します」

 

「その後僕達と新生帝国華撃団のメンバー神山さんとクラリスさんはあおぞら市に到着しましたよね」

 

「うんそうだね」

 

 

「ああーーそう言えば直哉さんとのどかさん達がいない皆探そう」

 

「そうね、それにこういう事態に慣れてる人がいるのといないんじゃ違うからね」

 

みのりがそう言うと同時に現れたのが降魔率いる1人の軍服を着ている男だった。

  

「フッここがエクストラステージの1つの場所か、やれ降魔共ここに間もなく真宮寺直哉達が来る歓迎してやれ」

 

軍服を着た男がそう言う。

 

!!

 

「皆降魔だよ」

 

「そうなんだが、今回は違う男が指揮をしてるな」

 

「それにあの軍服の人の目的は、真宮寺直哉達と言ってたね」

 

「あの男の目的は、あおぞら市の破壊ではないのね」

 

「皆一応変身しない?」

 

「「「「了解」」」」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

 

「ドレス!」

 

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「今日も元気だ!」

 

 

「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」」

 

そしてまなつ達がプリキュアに変身した直後またあおぞら市に転移してきた集団が現れた。

 

「「「「ええ―どういう事」」」」

 

「ふふ、来たなリュウそして真宮寺直哉」

 

「「お前は、ベガ何でここにいるんだ?」」

 

「俺は、奴がお前達をこのエクストラステージの内の1つに跳ばしたと言う事を聞いてなだからここで待ち伏せをしていた。行くぞサイコ・くらっシャーー」

 

「うおお。いきなりかよ」

 

ベガの先制攻撃を何とかかわした、真宮寺直哉達だったがそのままベガ&降魔軍団と戦闘を開始したのだった。

 

「「「「「確かにあの時は驚いたね」」」」驚いたわね」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

異界事変に加わったデメリット後編

「「「「ええ―どういう事」」」」

 

「ふふ、来たなリュウそして真宮寺直哉」

 

「「お前は、ベガ何でここにいるんだ?」」

 

「俺は、奴がお前達をこのエクストラステージの内の1つに跳ばしたと言う事を聞いてなだからここで待ち伏せをしていた。行くぞサイコ・くらっシャーー」

 

「うおお。いきなりかよ」

 

ベガの先制攻撃を何とかかわした、真宮寺直哉達だったがそのままベガ&降魔軍団と戦闘を開始したのだった。

 

「「「「「確かにあの時は驚いたね」」」」驚いたわね」

 

「その後僕達と合流して事情を知って驚いてたよね」

 

「ここはサマー達の世界であってるよ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「でもグレースさんあの人達知らないんですけど?」

 

「うん、サマー達が知らなくて当然だよ。あの人達は過去の7人世界のとある事件に巻き込まれた人達だから」

 

「ええ――」

 

その時サマーの声に気がついた2体の降魔がグレースと神山に襲い掛かる。

 

「神山さん」

 

「了解グレースさん」

 

 

「エレメントチャージ!」

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

「プリキュア!スカイヒーリングフラワー!」

 

「お大事に」

 

「当たり前ですよ。あの時は7人世界の事件に巻き込まれたなんて気づきませんよ」

 

「そもそも私達は7人世界とか幼馴染世界とかの事すら知らなかったんですからね」

 

まなつとローラがそれぞれが言う。

 

「そしてその後カニとゼンゼンヤラネーダが出て、私達も介入する事になったんだよね」

 

「ああ、そうだった」

 

「そして私が説明をしたんだったね」

 

さんごがそう言う。

 

「「「「「「うーん俺達は一体何をしていたんだ」」」」」」

 

「大丈夫ですか皆さん」

 

キュアコーラルが真宮寺直哉達に声をかける。

 

「ああ、今は何ともないが、君は一体何者なんだ?」

 

「それはワタシガ皆さんに聞きたいんですけど、ここは私の住んでいるあおぞら市です」

 

「ああ、ごめん僕達は帝都と言う所からここあおぞら市に来てしまったんだ」

 

「来てしまったと言う事は、皆さんはこのあおぞら市に自分の意思で来たわけでは無いんですね」

 

「そう言う事になるね、君達の世界まで僕達の世界で起きた異変に巻き込んだかもしれない。本当にごめんね」

 

 

「いえ、こちらこそ私達の敵の目的の対象にさせてしまってすみません」

 

コーラルがそう言うと真宮寺直哉達はあおぞら市から消えた。

 

「そう今思うとグレースさんに僕が頼んでさんごさんに、真宮寺直哉君達に説明をして貰ったけど・・・イシュメルガとデボネアの関連でこちらもある程度真宮寺直哉君達の情報が欲しかったからね」

 

「そのせいでベガや、真宮寺直哉君達に融合世界の関連世界として原作世界のすこやか市とあおぞら市の存在を知った事でもしかすると2つの世界と融合世界の近辺に桜在する世界に変化が起きるかも知れないと言う懸念がトワにはあったみたいなんだ」

 

「「「「「そう言う事だったんだ」」」」」

 

「そして、もう1つのすこやか市に無事にバテデモーダが現れたのを確認できたから次はまなつちゃん達の世界の調査をするんだよ」

 

そして直哉達は、すこやか市からあおぞら市に向かった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

双子の会話

庭園赤い扉の世界・・・

 

「本当に大丈夫なのかな?ここ」

 

「ねえ、飛鳥ちゃん」

 

「トワこれから兄さん達は当初の予定通りあおぞら市市に行くんですよね?」

 

「そうよ」

 

「では私達は」

 

「ああ、それは・・・プレシア・テスタロッサの動き次第ね」

 

「やっぱりそうですか」

 

「ええ、プレシア・テスタロッサの陣営に本来いない筈の人物がいた場合の為に待機していて欲しいのよ」

 

「「わかりました」」

 

「あ、それともう1つ貴女達に頼みたい事があるのよ」

 

「「何ですか?」」

 

「飛鳥と薫だけで、獅童光と魔神レイアースを復活させてきて」

 

「「ええーー」」

 

「どういう事よトワ?」

 

薫がトワに聞く。

「あの時はイシュメルガとデボネアの邪魔で獅童光と魔神レイアースを救出するどころか過去の7人世界の事件に巻き込まれる事になったじゃない」

 

「「確かに」」

 

もしかするとだけど、個人単位ならイシュメルガとデボネアは、動かない可能性にかけてみようと思うの」

 

「でもトワ、確か獅童光と魔神レイアースを復活させるには兄さんと正式な守護者でなければいけないんじゃなかったの?」

 

「ああ、それは・・・今回は緊急事態として、そこは省くわ」

 

「「ええーー」」

 

「それで良いのかな?そう言うの大事な設定の筈じゃ無いの?」

 

薫がトワに聞く。

 

「別に良いわよ。緊急事態だしそれにねいい加減守護者の戦力を底上げしておかないと、いろんな意味で特殊遊撃部隊が苦労するわよ。ノヴァも大人しいけど、最近は融合世界の外の世界からの敵も多いからね」

 

「確かに、カルマとかベガですね」

 

「そうよ彼等は元の世界に戻ったとしても、少なくとも融合世界の存在を知った事で本来の運命とは違う道を歩いてる可能性が高いわ」

 

「でも薫トワの言ってる事もわかるでしょう?はっきり言って融合世界の安全性が脅かされてるのは事実である以上それに備えるのは間違いではないでしょう」

 

「確かにね」

 

「事実私達のパパもあり得ない形での復活したし、7人世界の干渉もあったりしたからね」

 

「正直トワもレイも7人世界の過去に起きた事件が融合世界に関連する世界に干渉されるとは思ってなかったからだと思う」

 

「まあそれは私でも驚きだけど」

 

「しかし、イシュメルガとデボネアの存在がまさかここまで大きな問題を引き起こす切欠になるなんてね」

 

「そう言えばあの人も来てるんだよね」

 

「どうやら、彼等は特殊遊撃部隊が計画した作戦を知り、大神一郎を救出されても復活しないように真宮寺さくらを襲ったのだろうね」

 

「成程、朧も京極も僕が生きている事をどこかで知ったか?」

 

「その件はばれてなさそうだよ」

 

「そうなのか?」

 

「単純に帝国華撃団の動きと真宮寺さくらがいない事で、今回の真宮寺さくらが襲われたんじゃなかと僕は考えるよ」

 

「ふむ、そう言う見方も出来るな」

 

「どう動くかは、君達の領分だから僕は帰るよ」

 

そう言って佐谷直哉は消えた。

 

「ああ、来てると言うか自由行動中みたいだけどねあの人は」

 

飛鳥と薫が話していると、獅童光と魔神レイアースを復活させるための場所へたどり着いた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

双子と獅童光の再会

赤い扉の世界の最深部・・・

 

「光さん私達がわかりますか」

 

「うーん・・・はっここは」

 

「飛鳥ちゃんに薫ちゃんが何故ここに?私はデボネアを倒して帝都に直哉お兄ちゃんの元に戻ってそれから東京に戻った筈・・・」

 

「ええ、それで間違いないですが、光さん貴女は東京に戻った後再びデボネアに襲われてここに封印されていたのです。魔神レイアースと共に」

 

!!

 

「何だって――」

 

「それじゃあ海ちゃんと風ちゃんは?」

 

「2人もそれぞれの魔神と共に封印されています。封印されている場所は、光さんと異なり、セフィーロに封印されています」

 

!!

 

「デボネアが生きてるの?飛鳥ちゃん?」

 

「ええ、イシュメルガによってデボネアは復活しています」

 

「何てことだ、早くお兄ちゃんに会わないと」

 

「無理ですよ光さん。今の世界は光さんの知る世界では無いので」

 

「どういう事飛鳥ちゃん?それにイシュメルガという奴は何者なの?」

 

「1つずつ説明をしますね」

 

「そりゃそうですよ。僕達2人しか見てないですからね。貴方が存在する所には紅い花が出現しますからね。イシュメルガ」

 

 

「フフ、そうだったな」

 

そう言ってイシュメルガは、グレース達の前に現れた。

 

「くっまだマリアさんの体を・・・」

 

「何この娘の体を使うのは、その方がお前達には効果的だからな」

 

!!

 

「何を考えてるの?イシュメルガ」

 

「この庭園そして、この空間におけるゲームは、貴方が仕組んだの?」

 

「そういう事だ、最もそこにある赤い扉は一切手をだしていないがな」

 

!!

 

「つまり紫の扉とオレンジの扉は、イシュメルガお前が作り出したのか?」

 

「ああ、簡単に獅童光を救出するのは、我もデボネアも認めるわけにはいかないからな」

 

 

「何!!この一件デボネアも関与してるのか?」

 

「ああ、2つの扉の世界でな」

 

「まあデボネアの干渉が無くとも、奴等の一部はその世界の虜だろうがな。その点に関しては、紫藤直哉お前に感謝しているぞ」

 

!!

 

「それはまさか・・・」

 

「これがイシュメルガです。ほとんど肉体を持ってないので、、他人に入り込んで操るタイプですね」

 

「成程」

 

「イシュメルガによってデボネアが活動出来るくらいの力が補充されつつあるんだね」

 

「それに・・・あの子もこちらの世界に来てた時もありましたから」

 

「まさか・・・ノヴァがいるのか?」

 

そして飛鳥が、のどかから聞いた事を光に伝えた。

 

 

「くっノヴァと言ったな。お前の目的はなんだ?」

 

 

「そんなのはわかりきっているでしょ紫藤直哉なら」

 

 

「炎の矢ーー」

 

!!

 

「その技はうわああ」

 

 

ノヴァと言う少女から炎の魔法が放たれ直哉に直撃した。

 

 

「オホホ大した事なかったわね今回の紫藤直哉は」

 

 

「オカマにはそう見えるんだ。もう一度死ねば」

 

「なんですって」

 

「紫藤直哉は死んでないよ⁉️炎の矢が直撃する直前バリアみたいなものを張られてたから」

 

「まあいいや今回の戦いもそれなりに楽しめそうだから」

 

 

そして二人どこかに消えた。

 

 

「成る程ね、お前があの時紫藤直哉を殺すのを邪魔した奴か」

 

「いいよ貴女はわたしが殺してあげる。行くよ炎の矢ーー」

 

 

「くっかわしても、付いてくる」

 

デボネアだけでなくノヴァも新しい世界にいるのか・・・」

 

「ノヴァに関しては、光さんと戦えないのがわかったのかそれ以降出て来てないようですね」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

光の疑問

「そうなのか、それで新しい世界での私の立場は一体どうなるの?」

 

「それは・・・守護者という立場になります」

 

「守護者だって――」

 

「そうですそしてこれが、光さんと風さん海さんの事を話していた時の映像です」

 

映像開始・・・

 

1つ目は、シンフォギア世界での話を進める」

 

 

2つ目が、クロスベルと言う所で遊撃手協会の一員で活動する」

 

 

3つ目が、融合世界を回りながら獅童光を救出する旅に出る」

 

 

さあ、直哉どれにする?」

 

 

「「「ちょっと待ってくださいトワさん。光ちゃんを救出出来るようになるんですか?」」」

 

 

「ええそうよ」

 

「直哉どうするの?」

 

 

「僕は、獅童光を救出を今後のベースとしたいと思います」

 

 

「そうならこれを見て皆」

 

 

「トワ獅童光達が目覚めないのは、彼女達の魂が彼女達の魔神と共に封印された結果だったぞ」

 

「成る程、龍咲海や鳳凰寺風もそれぞれの魔神と共に封印されているのね?」

 

「海と件に関したら魔神の封印が解ければこちら側に転移されるだろう」

 

 

「それで魔神の封印されている場所は?」

 

 

 

「それがなセフィーロなのだよトワ」

 

 

「・・・はっセフィーロですって、ちょっと待って私はセフィーロでの全ての戦いを終えた獅童光を融合世界の方に守護者として呼んだのよ。それがどうして」

 

「それは恐らくイシュメルガのせいだろうな」

 

 

「トワこれを見て見ろ」

 

 

「恐らくその可能性もありますが、イシュメルガは似た存在のいる世界に行ったのではないかと」

 

「成る程なデボネアか」

 

「ええセフィーロと呼ばれる世界に行っている可能性もあります」

 

「これは以前の記録の中で見つけたんだが、イシュメルガのセフィーロ来訪により

デボネアの消滅が免れていて消滅したと思った魔法騎士の三人を今の状態にデボネアがしたんじゃないか?」

 

「可能性としては十分あり得るわね」

 

 

「ただな、魔法騎士の開放は1人ずつしか出来そうにないがな」

 

 

「成る程ゲームとかでよくあるパターンね。まあこれ以降は直哉達が戻ってから進めるしかないわね」

 

「そして、獅童光と彼女の魔神は、融合世界にいるらしいのよ」

 

「セフィーロにいる魔神の復活は当分出来ないけどね」

 

映像停止・・・

 

「成程そう言う理由で、私が先にセフィーロに居る2人より先に復活することが出来たんだな」

 

「ええ、光さん魔神の方の封印は解けてますか?」

 

「それは、一部的に封印されてるけど、レイアースの気配は感じられるから」

 

「そうですか良かった」

 

「それで、飛鳥ちゃん私はこれからどうしたらいいの?」

 

「そうですねとりあえずレイさんに会いに行きましょうか」

 

そして、飛鳥と薫と光はレイに会う為に管理者の神殿に向かうのだった。

 

その頃直哉と2組のプリキュア達は。すこやか市からあおぞら市に移動をするとあおぞら市で佐谷直哉と再会をするのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

あおぞら市での佐谷直哉との再会前編

「やあ、久しぶりだね紫藤直哉君」

 

「・・そうだな佐谷直哉」

 

「お前があおぞら市にいるのは何となくいるだろうと思ってはいたが、本当にいるとはな」

 

 

「ああ、それは僕も融合世界と友好な世界にいてはいけない人物達の気配を感じたからね」

 

「成程お前もそれ関連できたのか?」

 

「ああ、それに君達も巻き込まれたんだろう?」

 

そして2人の直哉が話す。

 

 

「どうやらここの帝都でも何やら事件が起きたのかも知れませんね」

 

「そんな」

 

「でもこの事件がどういう事件なのかわかれば、少なくともどこの帝都なのかがわかりますから」

 

「「成程」ラビ」

 

「それに、神山さんとクラリスさんは早めに見つけないとまずいですし」

 

「とにかくグレースさんこちらではプリキュアの姿のまま跳ばされた仲間を探してください」

 

「「了解」了解ラビ」

 

そしてグレース達は跳ばされれて来た世界の帝都の調査を始めた。

 

 

「直哉君ここに神山さんとクラリスさんがいるの?」

 

「ええ、その筈です。神山さん達の霊力反応が小さいですが」

 

「あ、あれはさくらさん?」

 

「どうやらそのようですね。それにしてもこちらのさくらさんは融合世界のさくらさんより少し年上のようですね」

 

「そう言う事ならここがさくら達の原作世界ラビ?」

 

「いえ、そうとは限りませんよ。ラビリン以前薫ちゃんに聞いた話では、過去の7人世界も幼馴染世界も一応新生帝国華撃団が登場する原作世界が誕生する以前の物語は全部したらしいので」

 

「つまり私達はまた、過去の7人世界及び幼馴染世界に跳ばされた可能性があると考えても良いんだね」

 

「ええ、ただ今回は特殊遊撃部隊が離ればなれなので、仲間集めをしながら、こちらの流れが壊れないようにしないといけないので大変ですけど」

 

「成程そう言う経緯で融合世界のお前達は跳ばされたのか」

 

「そう言う事になる。そして僕達は過去の7人世界で起きた異界事変に巻き込まれた」

 

!!

 

「異界事変だと馬鹿なあの事件は真宮寺直哉達が解決した筈だ」

 

そう言って佐谷直哉は自分の知る異界事変の結末を話す。

 

 

「何だこの力はーーー、我が消えるのかおのれ許さんぞー」

 

大神に憑依していた暗黒神は再び、力を失い封印された。

 

 

「さくらさん。一緒に行こう」

 

「え、コクリコちゃん。貴女は一体?」

 

「さくらさん僕は思い出したんだ」

 

 

「え、どういうこと。コクリコちゃん」

 

「僕も並行世界の記憶を持っているんだ。僕の両親の名前は、真宮寺さくら、真宮寺健二、お父さんの旧姓は米田健二だったんだ」

 

「「ええーーコクリコってあっちのコクリコなのーー」」

 

「僕も今まで、忘れてたんだけど、こっちでミカサに、乗った時違和感を感じたんだ」

 

「行くよさくらさん。直哉君僕達。元空組の4人が君達に力を貸すよ」

 

「「破邪剣征・桜花天昇」」

 

コクリコの光武F2から放たれた桜花天昇は、真双焔武の桜花天昇と融合し、超越神カルマに直撃した。

 

 

「馬鹿なこの私が、こんな呪力のない攻撃にやられるはずがない、どうして、私が消滅するのだ」

 

「カルマとやらお前はミスを犯したのさ、お前が融合した素体が、さくら達の技に耐えられなかったのさ」

 

「何だと!!」

 

「コジロウそうなの?凄いじゃない」

 

「只のカンだがね?」

 

 

「うおおおおお。許さんぞー人間めーーー」

 

叫びながらカルマは消滅した。

 

「これが俺の知る結末だ」

 

「成程」

 

「やっぱり違うね」

 

「どこが違うと言うのだ?花寺のどか」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

あおぞら市での佐谷直哉との再会中編

 

「馬鹿なこの私が、こんな呪力のない攻撃にやられるはずがない、どうして、私が消滅するのだ」

 

「カルマとやらお前はミスを犯したのさ、お前が融合した素体が、さくら達の技に耐えられなかったのさ」

 

「何だと!!」

 

「コジロウそうなの?凄いじゃない」

 

「只のカンだがね?」

 

 

「うおおおおお。許さんぞー人間めーーー」

 

叫びながらカルマは消滅した。

 

「これが俺の知る結末だ」

 

「成程」

 

「やっぱり違うね」

 

「どこが違うと言うのだ?花寺のどか」

 

佐谷直哉がのどかに聞く。

 

 

「久しぶりですね鬼神を操る姉弟よ」

 

「成る程、貴女方が、私を復活させてくれたのですね?」

 

「ええ、そうよ」

 

「ならばお礼をしなければなりませんね。行きなさいナノビョーゲンそこの降魔を進化させてあげなさい」

 

「ナノ――」

 

「きゃあああ。何よこれーー」

 

そして殺女はメガ降魔殺女に進化した。

 

!!

 

「おほほ、良いわね憑依の実とは違うが、同じ性質の物を使う事がこんなに楽しいとは」

 

「この見た事のない怪物はお前の仕業だったのかカルマ」

 

「ふん今頃気がついたのか?真宮寺直哉」

 

その頃フォンテーヌとスパークルは・・・

 

「「「「ええーー」」ペン」ニャン」

 

「何で過去の世界にナノビョーゲンがいるの――」

 

「わからないわ」

 

「それはな、フォンテーヌとスパークル原作世界のすこやか市とあおぞら市がカルマとイシュメルガとデボネアの3人が協力して、過去の世界のイベントに組み込まれたんだ」

 

「「「「ええーー」」ペン」ニャン」

 

その時特殊遊撃部隊が過去の7人世界の巴里にやって来た。

 

「だからグレース達もここに来れるのね」

 

「じゃああのメガ降魔を浄化する?」

 

「何だと!!融合世界の敵の戦力を過去の7人世界に現れたカルマが使ったのか」

 

「ええ」

 

のどかが話を続ける。

 

「そう簡単には行きませんよ。メガ降魔よ邪魔な人間を攻撃しなさい」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

!!

 

「何あれは、憑依獣に似てるけどあれは一体」

 

「マスター僕は憑依獣を相手しっます」

 

「わかったわ」

 

そしてカルマの命令を受け動いた時、特殊遊撃部隊の飛鳥と薫がその場に現れた。

 

「そして戦いは、カルマ優勢で進んでいくの」

 

「本当にそういう展開だったのか?」

 

「ああ、そうだ」

 

そして紫藤直哉が話を続ける。

 

「「飛鳥ちゃん薫ちゃん。どうしてここに」」

 

「フフ、やはり貴女達も来ましたか特殊遊撃部隊」

 

「特殊遊撃部隊とは一体何なんだ?」

 

真宮寺直哉が治療を受けながら考えていると・・・

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

 

「フフ、成程あれがイシュメルガとデボネアが言っていた力ですか」

 

カルマがそう呟く。

 

「カルマ、イシュメルガとデボネアとは何者だ?」

 

真宮寺直哉がカルマに聞く。

 

「ああ、遥か未来から来た私の協力者ですよ」

 

!!

 

「遥か未来から来た協力者だと」

 

「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「そうです。それで間違いないですね?花寺薫」

 

「薫ちゃんの名字が違う」

 

「その通りだよカルマ。よくそこまで融合世界の事を熟知してるね」

 

「イシュメルガとデボネアでも私の名字変更の事は知らなかったのに」

 

「融合世界?飛鳥ちゃんどういう事?」君達は幼馴染世界から来たんだよね」

 

「違いますよ。真宮寺直哉さん」

 

「おい、直哉しっかりしろ面倒な奴は倒されたんだ」

 

「そうよ直哉君後はカルマを倒せば・・・えっ」

 

その時千明は見た。光武F2が炭になる所を」

 

「いやあああ。巴里華撃団の皆が炭になったわ――」

 

「あはは、良いですね。ある程度制限がありますが、触れた物全部を炭に変える能力を持つノイズと言う兵器は」

 

「おいおい、お前達が遭遇したカルマは融合世界の敵の戦力を持ってるんだよ」

 

「その理由は恐らく・・・」

 

融合世界の敵が秘密裏に過去の7人世界の敵であるカルマと接書kしたからだと思う」

 

「まじかよ」

 

佐谷直哉は話を聞き驚いていた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

あおぞら市での佐谷直哉との再会後編

「融合世界?飛鳥ちゃんどういう事?」君達は幼馴染世界から来たんだよね」

 

「違いますよ。真宮寺直哉さん」

 

「おい、直哉しっかりしろ面倒な奴は倒されたんだ」

 

「そうよ直哉君後はカルマを倒せば・・・えっ」

 

その時千明は見た。光武F2が炭になる所を」

 

「いやあああ。巴里華撃団の皆が炭になったわ――」

 

「あはは、良いですね。ある程度制限がありますが、触れた物全部を炭に変える能力を持つノイズと言う兵器は」

 

「おいおい、お前達が遭遇したカルマは融合世界の敵の戦力を持ってるんだよ」

 

「その理由は恐らく・・・」

 

融合世界の敵が秘密裏に過去の7人世界の敵であるカルマと接書kしたからだと思う」

 

「まじかよ」

 

「それでお前達が干渉した結果異界事変はどうなったんだ」

 

「ああ、それは・・・」

 

 

「「「「「「何だと!!触れたら炭にされるだと」」」」」」

 

「一体どうやって倒すんだよ」

 

「安心して下さい皆さん」

 

「「だああああ」」

 

!!

 

「「「何だノイズが消滅していく」」」

 

「まさか、特殊遊撃部隊の奴等めシンフォギア奏者をこちらに連れて来たのか?」

 

「そうだよカルマ私達を貴女が、エキストラプレイヤーとして与えた特権として与えた力で、仲間と合流して、貴女がノイズを使う可能性があったからね」

 

「おのれーーキュアグレースそして紫藤直哉め」

 

「さあ、皆さん後は邪精霊カルマを倒すだけです。ノイズやメガビョーゲンは私達に任せて下さい」

 

「「「「「ああ、任せた」」」」」

 

そして特殊遊撃部隊はカルマ以外と戦い始めた。

 

「しかし邪精霊カルマに、それなりの融合世界世界の情報が流れてたな」

 

グレースの中にいる直哉が呟いた。

 

「そうだね直哉君」

 

「恐らく邪精霊カルマを倒したら僕達と融合世界は、異界との繋がりは切れると思います」

 

「後は僕達はサポート役に徹していいと思います」

 

「「「「「「了解」」」」」」

 

「そしてその後真宮寺直哉達の手によりカルマは倒され特殊遊撃部隊は異界事変から脱出したんだ」

 

「成程な、それで融合世界の一部の世界に異なる真宮寺直哉の霊力の名残があるんだな」

 

「ああ、そう言う事だ、僕達はその名残が変異しないかを見て、浄化すべきと判断したら動くようになると思う」

 

「そう言う事ならば、お前達を足止めしない方が良いな」

 

「それは気にしなくていいけどな。この街の住人でもある彼女達に先に調査をして貰ってるからな」

 

「ああ、病院であった子達か」

 

「そうだ」

 

「その通りだよ直哉っちは、のどかっちより頑固だからね」

 

「「「「「そうなんですね」」」」そうなのね」

 

「わかりましたよ、休息取りますよ」

 

「「「「おおーー直哉さんが折れた」」」」

 

「「素直でよろしい」」

 

「融合世界の直哉君が戻って来たと言う事で来てみたけど、君その恰好は何だい」

 

そう言いながら、佐谷直哉の漆黒の魂が病室に現れた。

 

「ええーーお化けーーバターン」

 

まなつは気絶した。

 

「何で来てるんだ?佐谷直哉」

 

「うーん君のお見舞いも兼ねてと、中心世界の真宮寺さくらについてかな」

 

「何がお見舞いだよ。敵なのに」

 

「酷いなあ、僕の所にも今は君と戦うなと言われてるんだから」

 

「あの子達の方が、いろんな変化に敏感だからなこの街の変化にな」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第13章 新たな守護者と花の都編
それぞれの任務を終えて


紫藤直哉と2組のプリキュア達と海鳴市の方に行った飛鳥達はそれぞれの場所での任務を終えて管理者の神殿に集合していた。

 

 

「お疲れさんトワに特殊遊撃部隊。今回の任務はこれにて終了とする」

 

「「お疲れ様でしたレイさん」」

 

「今後は暫く融合世界の中心世界での行動を予定しているが、直哉あおぞら市ともう1つのすこやか市の様子はどうだった?」

 

レイが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・」

 

 

「別にいいと思いますよ。ほら来ましたよ」

 

「「チース貴女達がそれぞれのプリキュアですか?」」

 

「そうだとしたら何?」

 

「何、融合世界の自分から聞いて自分は融合世界のプリキュア達と戦いたくて仕方が無かったんすよ」

 

「何で私達なのよ。普通向こうのプリキュアでしょう?」

 

「その答えは感嘆すよそれは融合世界のプリキュア達がおいらより強いからすよ」

 

そして原作世界のバテデモーダが融合世界のプリキュア達に襲い掛かる。

 

 

「「グレース、こちらのバテデモーダは、私達が相手するから貴女は彼女達サポートとバテデモーダとの話し合いをを任せるよ」

 

「わかった」

 

そして原作世界のバテデモーダを連れて融合世界のフォンテーヌとスパークルがその場を離れる。

 

「さてとバテデモーダどういう理由で、原作世界のバテデモーダと一緒にいたの?」

 

「素直に言えば浄化はしないけど喋る?」

 

「はい言わせて貰います。グレース様」

 

「「「うわあ、融合世界のグレースビョーゲンズを怯えさせてる」」」

 

「実はこういう理由でして・・・」

 

「成程トワさんが直哉君と特殊遊撃部隊に内緒でビョーゲンズキングダムに連絡していて、念のためにバテデモーダを派遣するように頼んでたのね」

 

「はいそう言う事です。トワとこちらの3人が特訓で戦うのを聞いてたので、こちらの世界のイベントを消滅させない為に」

 

「成程トワさんも一応保険は用意してたんだな」

 

「そう言う事すよ宿主さん」

 

「ですけどトワさんが特訓中に余計な物を出したので・・・」

 

ああ、特訓用のダルイゼン達か」

 

「そうです。こちらのおいらはその状況に驚いて混乱している所に自分と会って・・・」

 

「成程それで融合世界の私達の事を言ったんだね?」

 

「はいそう言う事です」

 

「わかったよバテデモーダ。とりあえず私と直哉君はフォンテーヌとスパークルと合流して原作世界のバテデモーダを撃退するから貴方は、霊力無しで原作世界の私達と戦ってね」

 

「仕方ないっすね」

 

「原作世界のグレース達もそれでお願いね」

 

「こういう事態もありましたが、何とかもう1つのすこやか市の方にもバテデモーダが誕生しました」

 

「そうか、あおぞら市の方はどうだった?」

 

「あおぞら市はまなつちゃん達に調べて貰いましたが、特に悪影響を及ぼすような事態がすぐに起きるような事は無さそうでした」

 

「ただ佐谷直哉があおぞら市にいたぐらいですね」

 

「彼も、異界事変に巻き込まれたと言う事を知ってたので、情報交換しました」

 

「そうか・・・神山海鳴市の方はどうだ?」

 

「ええ、ジュエルシード事件で起きると聞かされていたイベントはほぼ全て起きたと思いますが、2人の決闘前日に彼女達の世界の時が止まりましたけど良いんですかね」

 

「ああ、それは・・・気にしなくていいぞ神山」

 

「そうなんですか?」

 

その後直哉と神山はレイへの報告を終え神山は、別室に行き直哉は2組のプリキュア達と共に中心世界の家に向かった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

獅童光と合流した直哉達

中心世界紫藤家の家・・・

 

「「ただいま飛鳥ちゃん、響さん」」

 

のどかと直哉は先に戻って来ている筈の飛鳥と響を呼ぶが、出迎えたのは獅童光だった。

 

「「ええーー獅童光どうしてここに――封印解けたの?」」

 

「はい実は・・・」

 

そして光は話し出す。

 

「光さん私達がわかりますか」

 

「うーん・・・はっここは」

 

「飛鳥ちゃんに薫ちゃんが何故ここに?私はデボネアを倒して帝都に直哉お兄ちゃんの元に戻ってそれから東京に戻った筈・・・」

 

「ええ、それで間違いないですが、光さん貴女は東京に戻った後再びデボネアに襲われてここに封印されていたのです。魔神レイアースと共に」

 

!!

 

「何だって――」

 

「それじゃあ海ちゃんと風ちゃんは?」

 

「2人もそれぞれの魔神と共に封印されています。封印されている場所は、光さんと異なり、セフィーロに封印されています」

 

!!

 

「デボネアが生きてるの?飛鳥ちゃん?」

 

「ええ、イシュメルガによってデボネアは復活しています」

 

「何てことだ、早くお兄ちゃんに会わないと」

 

「無理ですよ光さん。今の世界は光さんの知る世界では無いので」

 

「どういう事飛鳥ちゃん?それにイシュメルガという奴は何者なの?」

 

 

「これがイシュメルガです。ほとんど肉体を持ってないので、、他人に入り込んで操るタイプですね」

 

「成程」

 

「イシュメルガによってデボネアが活動出来るくらいの力が補充されつつあるんだね」

 

「それに・・・あの子もこちらの世界に来てた時もありましたから」

 

「まさか・・・ノヴァがいるのか?」

 

そして飛鳥が、のどかから聞いた事を光に伝えた。

 

「ああ、思い出した。結局ノヴァは何者なの?」

 

のどかが光に聞く。

 

「ノヴァは私自身の心の闇を具現化した人物ですね」

 

「え、それはどういう意味御何だい?」

 

「その質問に答える前にこちらの紫藤直哉さんは前の世界の記憶はありますか?」

 

光が直哉に聞く。

 

「ごめんそう言うのは無いんだ。トワが意図的に引き継がせなかったと言ってたから。そうする事で米田健二との戦いに巻き込まれても融合世界の僕は吸収されないようにする為らしいから」

 

「成程そう言う理由で引き継がせなかったのですね」

 

「うんそうときいてるよ」

 

「でもよかったよ光ちゃん。元に戻れて」

 

「え」

 

そして直哉がその時の事を話す。

 

「直哉君獅童光ちゃんめざめた?」

 

 

「ええ、封印は溶けましたけど、のどかさんとラビリン助けてください」

 

 

「ええーーこれはどういう状況」

 

「ラビーー」

 

のどかとラビリンが直哉の助けてという言葉を聞き行くと直哉が守護者の人に抱き枕状態になっていた。

 

 

「苦しい――のどかちゃん助けて―――」

 

「うん少し待ってね直哉君」

 

 

暫くして・・・

 

 

「はあ、はあ、助かった」

 

 

「それでも直哉君どうしてあんな格好になったの?」

 

 

「それは・・封印儀式が終わり目覚める筈がなかなか起きてこないので、台座まで言ったら、僕を抱き枕にしてしまったんですよ。獅童光ちゃんは」

 

 

「それで光ちゃんは起きた?」

 

 

「それがあれだけ騒いで助けてもらったんですけど、一向に起きる気配がないんです」

 

 

「「ええーー」ラビ」

 

 

「こちらで行う儀式は間違いなく正常に作動をしたので獅童光ちゃんの覚醒を邪魔する力がどこかにあるのでしょうね」

 

 

「ならここを出て現況を捜さないと」

 

 

「それは出来ません。のどかさんこの部屋で儀式をした以上僕達全員獅童光ちゃんが目覚めない限り僕達はこの部屋から出る事は出来ないので」

 

 

 

「「ええーーー」」

 

 

「それ聞いてないよ」

 

 

「僕もこの事態は初めてですよ。自分が守護者を起こすと言う事は」

 

 

「「はっそう言えば」」

 

 

「恐らくですけど守護者を起こすという設定にしたのは、トワさんだと思いますよ」

 

「・・・ごめんなさい」

 

直哉から聞いた話を聞いた光は、直哉とのどかに謝っていた、

 

その頃大帝国劇場では・・・

 

米田が1人考えていた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

米田の不安1

大帝国劇場支配人室・・・

 

「しかし本当に大神は大乗なのか?」

 

「直哉に言わせればあの事件後に首謀者については、黒鬼会の残党が起こしたと説明をしているらしいが・・・」

 

米田がその事件終了直後を思い出す。

 

夜叉がいなくなった直後、融合世界全ての世界で大地震が起こりその地震により、偽りの魔神器による封印の影響を受けた大神一郎を乗せた船と16番目のプリキュアの世界が、もう一つのすこやか市に隣接する形で出現したのだった。

 

 

その後大神一郎は、真宮寺さくらによって封印を解除され、さくらの希望により何事もなく。特殊遊撃部隊により大神と船は中心世界に戻り、中心世界の巴里に向かう航海を続けるのだった

 

「しかしあんな事が起きたのに巴里から到着しない等の連絡が来ない所を見ると、どうやら特殊遊撃部隊が何かしたんだろうが、あの事件後の大神を巴里に行かせても良いのかと思うが、あの事件後大神は船と共に元の場所に戻ったから確認が出来ないんだがな」

 

「まあ、こちらの暦は太正15年の4月で大神が巴里に出発してまだ1週間しか経ってないと言うのもあるが・・・一度直哉に聞いてみるか」

 

そして米田は、鶯谷にある紫藤直哉の家に向かった。

 

その頃直哉の家では・・・

 

「それは出来ません。のどかさんこの部屋で儀式をした以上僕達全員獅童光ちゃんが目覚めない限り僕達はこの部屋から出る事は出来ないので」

 

 

 

「「ええーーー」」

 

 

「それ聞いてないよ」

 

 

「僕もこの事態は初めてですよ。自分が守護者を起こすと言う事は」

 

 

「「はっそう言えば」」

 

 

「恐らくですけど守護者を起こすという設定にしたのは、トワさんだと思いますよ」

 

「・・・ごめんなさい」

 

直哉から聞いた話を聞いた光は、直哉とのどかに謝っていた、

 

「まさかそんな事をしてたなんて思わなくて」

 

「ああ、気にしなくていいよ光さん」

 

「そうだよ。あれは偶然というかトワさんが仕組んでた可能性もあるし」

 

「確かにトワならやりそうラビ」

 

「うん。素直にそれは否定できないけどそれは無いと思いたいな。僕としては」

 

「少なくともレイさんの依頼では新たな守護者が合流するなんて聞いて無かったから驚いたけどね」

 

「失礼するぞ直哉」

 

その時米田一基が1人で直哉の家に来た。

 

「あ、米田さんどうしたんですか?」

 

のどかが応対する為米田のいる玄関に行き米田と話をして米田を直哉のいる居間に連れて来た。

 

「米田さん今日はどうしたんですか?」

 

「ああ、直哉特殊遊撃部隊に依頼をする事は可能なのか?」

 

「ええ、それは可能ですよ例えば大きく歴史を変えてくれと言うのは無理ですけどね」

 

「そうか・・・ならこれは可能かもしれないな」

 

「米田さん、何か依頼があるんですか?」

 

「ああ、それは・・・大神の事での依頼があってな」

 

「大神についての依頼ですか?」

 

「ああ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

米田の不安2 不安から来る米田の依頼前編

のどかが応対する為米田のいる玄関に行き米田と話をして米田を直哉のいる居間に連れて来た。

 

「米田さん今日はどうしたんですか?」

 

「ああ、直哉特殊遊撃部隊に依頼をする事は可能なのか?」

 

「ええ、それは可能ですよ例えば大きく歴史を変えてくれと言うのは無理ですけどね」

 

「そうか・・・ならこれは可能かもしれないな」

 

「米田さん、何か依頼があるんですか?」

 

「ああ、それは・・・大神の事での依頼があってな」

 

「大神さんについての依頼ですか?」

 

「ああ」

 

「可能ならでいいんだが、大神が巴里にいる間特殊遊撃部隊を動かして影から大神を助けてくれないか?」

 

「「「ええーー」」」

 

米田の依頼を聞いたのどか達は驚いていた。

 

「成程そう言う理由で家に来たんですね」

 

「そうだ、受けてくれるか?」

 

「米田さん覚えていると思いますが、僕が帝国華撃団に協力するのは両親の気持ちを考えての事ですよ」

 

「あ・・・」

 

そして米田は思い出した。

 

 

「なら夜だけでもこの大帝国劇場ですごせないか?」

 

 

 

「どうして?米田さん」

 

「ああ元々大帝国劇場を建てる計画は俺ではなく直哉の両親の計画だったんだ。俺は外部協力者だったんだ」

 

 

 

「ああ帝国華撃団だっけ記憶を失って家に帰って自分の物を探しているときその名前を見た覚えがある」

 

 

 

「そうか12歳のお前には難しいかもしれんが帝国華撃団とは霊的災厄から都市を守る秘密警察みたいなものだ」

 

 

 

「そうなんだ。昨年の降魔戦争がきっかけかな。霊的災厄から都市を守る計画が動き出したのは?」

 

 

 

「ああ、本来なら降魔戦争前に立ち上げたかったがな」

 

 

 

「そうなると両親の手柄となるからそれを嫌う人がいたんでしょ」

 

 

「その通りだ。そして実際に降魔が現れて軍の連中が帝国華撃団をあわてて作ろうとしているのさ」

 

「それじゃ僕を大帝国劇場のオープンセレモニーによんだのは・・・」

 

「ああお前という存在を利用したい連中から守るためでもあるのさ」

 

「確かにそうだった。卓と桜花の協力があって帝国華撃団のメンバーは集める準備が整ったんだ」

 

「ええ、ですから僕も2人の息子としてビョーゲンズが黒鬼会と共闘した時は、干渉出来ましたけどね」

 

「そうか・・・やはり無理か」

 

「いえ、大神さん個人を助ける為の行動は出来ますよ。ただ出来ないのは巴里華撃団として動く時ですよ米田さん」

 

「ああ、そういう事か」

 

「何故巴里華撃団行動中の時の大神さんを助けれない理由は、僕の両親が巴里華撃団関係者と友好を結んでない事が理由ですね」

 

「成程、確かに卓と桜花が世界に華撃団構想を広める前に死んだからな」

 

「ええ、恐らく特殊遊撃部隊の事を知ってるのは、巴里では大神さんと迫水さんぐらいだと思いますよ」

 

「迫水か・・・」

 

「巴里にいる筈の迫水さんが帝都に戻っている理由は、巴里華撃団の隊長に大神一郎さんにして貰いたいと思っているんですか?」

 

 

「ああ、私としては巴里華撃団の隊長は彼しかいないと思っているさ」

 

 

 

「そうですか、ですが今彼の所属は帝国華撃団ですが、その帝国華撃団は太正15年3月から特殊遊撃部隊の一部となったので、残念ですけど帝国海軍等を使わないで直接こちらに連絡してくださいね。迫水さん」

 

 

 

「そんな馬鹿な、いくら何でも軍の部隊を吸収したと言うのか?君は」

 

 

 

 

「正確には僕は、紫藤桜花の指示通り、今月から帝国華撃団を特殊遊撃部隊の一部として運用するんですよ」

 

 

 

!!

 

「成る程君は桜花さんの後継者なのかい?」

 

「ええ、後継者と言うより自分としては、引き継いでいると言う感じですね」

 

 

 

「成る程なら、特殊遊撃部隊総責任者の紫藤直哉殿、大神一郎君を巴里華撃団に、移籍させてくれないか?」

 

「迫水さん。今月は無理です。大神さんには特殊な任務を実行してもらっているので予定では4月には終わる予定なので4月になり任務が終わった後なら構いませんよ」

 

 

「大神一郎さんの巴里華撃団隊長としての着任を」

 

本当かい?しかし君達は大神君に何をさせているんだい?」

 

 

「ああ、これは大神一郎さんの希望なんですよ。今彼が行っている事は」

 

 

「大神君が希望していた事だって」

 

 

「ええ詳しい内容は,個人のプライベートな部分のお願いなので言えませんが」

 

 

「ああ、そこまでは聞かないよ。安心してくれたまえ」

 

 

「そう言えば迫水さん。大神さんの資料は巴里の方にあるんですか?」

 

 

「それが向こうには何故か大神君の資料がないんだよ」

 

 

「今回はその件もあってこっちに来たのさ」

 

「そう言う事でしたらすみません。基本的には、特殊遊撃部隊に所属する者の情報は開示はされないので」

 

 

「成る程、そう言う事だったのか」

 

 

「はい、そして特殊遊撃部隊の情報を開示しない理由は・・・」

 

 

ビービービービー

 

 

 

その時大帝国劇場に緊急警報が鳴りだした。

 

 

!!

 

「何だ警報だってーー馬鹿な戦いは終わった筈だ」

 

「迫水さんには少し特殊遊撃部隊の戦いを見せましたけどね」

 

「ああ、あの時か」

 

「そうです。米田さん」



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

米田の不安2 不安から来る米田の依頼後編

「正直僕としては今の段階では、特殊遊撃部隊を巴里に派遣するのは反対と考えています」

 

「ふむ、現状では動かせないのはわかる。だから大神個人だけという制限が付くんだな」

 

「はい、帝都のようにノイズやメガビョーゲンが巴里に出るのなら何も考えないで特殊遊撃部隊を動かせるんですけどね」

 

「成程な、帝国華撃団の場合は俺とかかえで君が特殊遊撃部隊の存在理由を知ってるが巴里華撃団や迫水には最低限必要な情報しか渡してないのか?」

 

「ええ、その他の理由もありますが特殊遊撃部隊の存在理由が原因で大神さんと巴里華撃団隊員達の関係を悪化させたくないと言う理由もありますが、米田さんの危惧している事を考えてみると特殊遊撃部隊の出撃事案が起きるかも知れませんね」

 

「どういう事だ直哉」

 

「この映像を見てください。米田さん」

 

そして直哉は映像を再生した。

 

 

「つまり私が、朧を倒せばいいのね」

 

「ふっ倒せればいいがな。俺が勝てば真宮寺さくらお前を俺の部下の夜叉にしてるぜ」

 

「行くわよ。破邪剣征・桜花放神」

 

さくらが先手で、破邪剣征・桜花放神を放つ。

 

ぎゃああ。右足が」

 

「どんどん行くわよ破邪剣征・桜花放神」

 

「ぎゃああ。今度は俺様の両腕を切断しやがったな」

 

「朧貴方弱いじゃない」

 

「よくその強さで上級降魔と名乗れるわね」

 

「ふっ俺様が、お前斬られただけと本気で思ってるのか?」

 

!!

 

「何ですって」

 

「よく見ろ俺様の切断された殻を」

 

朧がそう言うと、朧の切断された部分が妖気の塊となり、さくらの口から体内に入って行った。

 

「がっおえええ」

 

「朧私に何を入れたの?」

 

「さあな、少し考えればわかるんだろ?真宮寺さくらよ」

 

!!

 

「まさか今のが私を夜叉にする物なの?」

 

「さあな、どのみち真宮寺さくらよ。お前の負けだ」

 

「きゃああああ」

 

朧は、さくらに一撃を与え気絶させた後魔空空間を解除し、さくらに向けこう言った。

 

映像停止・・・

 

「何なんだよあの朧という奴は?」

 

「本来あの朧はあんなのうりょくはありませんでしたが」

 

「さくらさんをああいう形で倒した以上、上級降魔朧は・・・生きてるかもしれませんね」

 

「「「「「「「「ええーー」」」」」」」」

 

直哉の言葉を聞いたのどか達とまなつ達が驚いていた。

 

「先ほどのさくらさんの体内に入ったように朧にはそうする事の出来る時間があったはずです」

 

 

「何だと!!同じ人間が2人いるだと――馬鹿なここは融合世界の異世界ではないのかーー」

 

「ああ、そういう事ですか?残念ですがここは融合世界ではありませんよ朧」

 

「ここは、本来僕達も干渉してはいけない世界なんですよ」

 

!!

 

「だがお前達は降魔皇復活の為か知らないが、大神一郎を16番目のプリキュアの世界に封印し、16番目のプリキュアの世界全体を融合世界に干渉させた罪は許されな」

 

「ひっ俺は何も知らない。京極と俺様の上司がメインで考えていたんだ」

 

「成程なら神器を過去から奪い、それを偽りの魔神器にしたのを認めるのか?」

 

「ああ、そして大神を封印する場所を俺達に提示したのは・・・ギャアアア」

 

朧は悲鳴を上げて絶命したのだった。

 

「「「「「「「確かに」」」」」」」」

 

「少なくとも朧はそう考えてもおかしくないと思いますよ。朧は夜叉にライバル意識を持っていたようですし」

 

「米田さん。僕達が動くかは大神さんが巴里華撃団に接触した後でもいいですか?」

 

「ああ、それは構わん」

 

その後米田は直哉の家を出て大帝国劇場に戻った。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

大神巴里に到着する

太正15年5月・・・

 

「ふう漸く巴里に着いたか感覚的に1ヶ月以上乗ってた感じがするが、日本大使館に向かうか」

 

日本大使館内大使館室・・・

 

「大神一郎中尉、ただいまこちらに着任しました」

 

「やあ、君が大神一郎君かい、帝都での事など、聞いてるよ、ここでも頑張ってくれたまえ」

 

「おっといかん、僕の名前は、迫水だ。一応君の上司だからよろしく」

 

「それでは大神一郎中尉詳しい仕事は明日からやって貰うので、今日は巴里の観光をしてきてくれたまえ」

 

「わかりました」

 

そして大神は巴里の街に行くと1人の少女と出会う。

 

「ああーーー貴方日本人ですよね?」

 

「そ、そうだけど、君は誰?」

 

「私はエリカです、私日本人に聞きたい事があるんですが、聞いていいですか?」

 

 

「ああ、いいよ」

 

「じゃあ遠慮なく、貴方は、ちょんまげを何故、してないんですか?」

 

「え、ちょんまげ?」

 

「うーん今は、帝都でも、一部の人がしてるくらいだよ」

 

「えーそうなんですか、ショックです」

 

二人が話していると、蒸気車が、暴走し二人を襲った。

 

 

「危ない!!」

 

「キャア」

 

大神は、何とかエリカを庇いながら暴走車から離れていった。

 

そして大神は見た。

 

(あ、あれは、もしや霊力なのか?)

 

大神は見た。暴走車に、閉じ込められている運転手に、エリカと名乗った少女が不思議な光を出し、運転手に当て、治療をしているのを。

 

そして大神はエリカと別れて日本大使館に戻ると迫水に呼ばれた。

 

「しかし、大神君も災難だったね、暴走車の事故に、直面するなんて」

 

「ええ、自分も驚きましたよ」

 

「いいじゃないか、嫌な事は、これから行く場所で忘れたまえ」

 

「大使これから自分達は、何処に行くんですか?」

 

「まあまあ着いてからのお楽しみだよ、大神君」

 

 

迫水に大神達3人が連れられてこられた場所は、以前直哉とさくらの二人が連れられて来たシャノワールだった。

 

シャノワール前・・・

 

「ミスター迫水いらっしゃい」

 

「やあ、シー君支配人はいるかな?」

 

「はい、いますよミスター迫水、今日はお連れの方が違いますね」

 

「ああ、今日は大使館に新しい職員が来たのでね」

 

そう言いながら、迫水と大神は、シャノワールの中に入った。

 

 

「おや今日も来たのかい?ミスター迫水」

 

「酷いですな、グラン・マ、今日は貴女に挨拶に来たのは彼を連れて来たんですよ」

 

「大神君挨拶してくれたまえ」

 

「はい、俺は帝国海軍中尉大神一郎です。自分は特別留学生として、巴里に来ました。よろしくお願いします」

 

「よろしく頼むよムッシュ大神」

 

そして大神達はシャノワールでの楽しい時間を過ごし、シャノワールを出て大神の寝泊りするアパートにやって来た。

 

「さあ着いたぞ大神君ここが、君の巴里での家になるアパートだよ」

 

「それでは私もここでおいとまするよ大神君」

 

「わかりました迫水さん」

 

そう言って大神は。迫水と別れて今夜から自分の部屋があるアパートの中に入った。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

巴里華撃団始動前編

次の日・・・

 

大神は、朝起きると、今までいた大帝国劇場とは異なる景色に戸惑った。

 

「ああ、俺巴里に来たんだっけ」

 

大神はすばやく身支度を済ませ、近くのカフェで、朝食を食べる為に部屋を出ると、カフェに向かうのだった。

 

大神朝食中・・・

 

「あーいた、やっと見つけましたよ、グリシーヌさん」

 

「ほふぇ、君ふぁ?」

 

「本当にこの男なのか?エリカ」

 

「はい写真と、同じ人です」

 

「おいお前の名はなんと言うのだ?」

 

「俺の名は大神一郎だ」

 

「ふむ、大神とやら、忠告してやる。怪我をしたくなければ、即刻祖国に帰ることだ」

 

「失礼する」

 

グリシーヌと言う少女はどこかに行ってしまった。

 

そして大神は朝食を再開しようとしたが、エリカという少女が、気になり聞いてみた。

 

「ねえいいの?、友達行ったけど」

 

「え、ああ本当だ!!」

 

大神は、エリカという少女が気になり、一緒に行動することにした。

 

暫くして・・・

 

大神達が巴里市内を、歩いていると突如ウサギのような怪人が現れ、街を破壊するように機械人形に命令した。

 

「ウーサッサこの街は俺様のもんだピョン」

 

 

「大神さんシャノワールに行きますよ」

 

大神はわからないままエリカに連行されて行った。

 

その頃直哉達は・・・

 

お墓型戦艦の中で大神がいる巴里の状況を見ていた。

 

「ついに巴里での戦いが、始まりましたか」

 

「そうみたいだね、直哉君。今回守護者として巴里に行く場合誰が行くの?」

 

響が直哉に聞く。

 

「そうですね2人の響さんと光さんを予定してます。でもお墓型戦艦で移動するので、のどかさん達とまなつちゃん達も行く事は行きますけど」

 

「成程、じゃあ飛鳥ちゃんと薫ちゃんは来ないんだね?」

 

「ええ、あの2人は重要な事に時間を使うべきですからね」

 

「どういう経緯であれ出来ないと思われていた再会が出来ているので」

 

「なっ・・・トワこれはどういう事ですか?」

 

「いい時に来たわね。直哉過去の紫藤直哉が特殊遊撃部隊で貴方の影武者として、動く事になったからそのつもりでいてね」

 

「ええ――本気ですか?それ」

 

「ええ、本気よどのみち紫藤直哉が2人同時に存在したらまずいから、融合世界の直哉はこれから紫藤ではなく花寺の姓を名乗りなさい」

 

「ええ――」

 

融合世界の直哉はトワの言葉に驚いた。

 

「すまない僕の為に・・・」

 

「ああ、それは・・・気にしないで下さい。トワの突然の体制変更や、僕自身の設定変更は何度も経験してるんで良いんですけど、過去の人間と言うか僕の方が、影武者ですね」

 

「それは・・・」

 

「少なくとも飛鳥ちゃんと薫ちゃんは、どういう経緯で貴方が復活した事を喜んでもらえると思いますよ」

 

「直哉君君は寂しいのかい?」

 

「そうですね飛鳥ちゃんと薫ちゃんが来なければ、妹なんて持てませんでしたから」

 

「え、どういう事だい?君にも幼馴染の子はいるよね?」

 

「いませんよ」

 

「ああ、過去の直哉に言ってなかったわね」

 

「融合世界の直哉は天涯孤独だったの。米田健二関係を持たせない為の処置よ」

 

「ああ、それがトワの言ってた融合世界と幼馴染世界との違いという事なのか」

 

「まあ、今は巴里の状況を見ましょう。響さん」

 

「うん、そうだね」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

巴里華撃団始動後編

「ちょっとちょっとエリカ君。何で、シャノワールに行くんだい?それにあのウサギのような奴は一体?」

 

「大神さんあれが、巴里を襲う敵なんです」

 

「敵だって!!エリカ君君は一体何者なんだい?」

 

「・・・私は・・・」

 

その時大神達は、シャノワールに着いた。

 

そしてすぐさま、大神は、エリカに地下司令室に繋がる。ダストシュートに案内され、地下司令室に着いた。

 

シャノワール地下司令室・・・

 

「ここは?何処だ」

 

「よく来たね、ムッシュ」

 

!!

 

「あ、貴女は、シャノワールの支配人、それに迫水大使、どうしてここにいるんですか?それにここはそこなんですか?」

 

「ここはね、ムッシュ、巴里華撃団の本部なのさ」

 

「巴里華撃団?」

 

「巴里華撃団ですか?つまり巴里にも帝国華撃団のような秘密組織があったんですね?ライラック婦人」

 

「そう言う事さ、ムッシュ」

「そして大神君、君が、帝都から来た真の理由がこれだ」

 

「ムッシュ大神貴方は、巴里華撃団の隊長をしてもらう為に、巴里に来てもらったのさ」

「それじゃあ次は、隊員の紹介だよ。エリカからだよ」

 

「はーい、エリカ・フォンティーヌです。よろしくお願いしますね、大神さん」

 

「グリシーヌ・ブルーメールだ、貴公が隊長に相応しいか、私自らが見極めてやる」

 

「ああ、二人共頼むよ」

 

「さあ、ムッシュ、出撃命令を頼むよ」

 

「はい、巴里華撃団出撃せよ!!目標地点凱旋門」

 

「「了解」」

 

そして大神達巴里華撃団は、初めての戦いに出撃をした。

「ウーサッサもう少しでこの街のシンボルが倒壊するピョン」

 

「そんな事は差せん!!」

 

「誰だピョン」

 

「「「巴里華撃団参上!!」」」」

 

「パエリア歌劇団?変な名前ピョンね」

 

「パエリアじゃないです。巴里華撃団です」

 

「行けポーン共、奴らを倒すピョン」

 

こうして戦いは始まった。

 

戦闘終了後・・・

 

「何故だピョンプレリュードが、そして俺様が敗れるなんてありえないピョン」

 

そして、ウサギ型怪人シゾーは自身の蒸気獣プレリュードの爆発に巻き込まれて、姿を消した。

 

 

その後、大神は勝利のポーズをしたが、エリカとグリシーヌは、恥ずかしさがあり、ポーズをとらなかった。

 

シャノワール地下司令室では・・・

 

「よくやったよムッシュ」

 

「流石ミスター迫水が選んだ人材だね」

 

「あはは、どうもです。夫人」

 

「恐らく大神君のポテンシャルをあげたのは・・・彼等だろうね」

 

そう言って、迫水は思い出す。

 

「迫水さん初めまして、自分が特殊遊撃部隊の運営をしている。紫藤直哉と言います」

 

 

!!

 

 

「君が、あの紫藤家の現当主なのかい?」

 

「はい、そうです」

 

 

「巴里にいる筈の迫水さんが帝都に戻っている理由は、巴里華撃団の隊長に大神一郎さんにして貰いたいと思っているんですか?」

 

 

「ああ、私としては巴里華撃団の隊長は彼しかいないと思っているさ」

 

「そうですか、ですが今彼の所属は帝国華撃団ですが、その帝国華撃団は太正15年3月から特殊遊撃部隊の一部となったので、残念ですけど帝国海軍等を使わないで直接こちらに連絡してくださいね。迫水さん」

 

 

 

「そんな馬鹿な、いくら何でも軍の部隊を吸収したと言うのか?君は」

 

「正確には僕は、紫藤桜花の指示通り、今月から帝国華撃団を特殊遊撃部隊の一部として運用するんですよ」

 

!!

 

「成る程君は桜花さんの後継者なのかい?」

 

「ええ、後継者と言うより自分としては、引き継いでいると言う感じですね」

 

 

 

「成る程なら、特殊遊撃部隊総責任者の紫藤直哉殿、大神一郎君を巴里華撃団に、移籍させてくれないか?」

 

 

 

「迫水さん。今月は無理です。大神さんには特殊な任務を実行してもらっているので予定では4月には終わる予定なので4月になり任務が終わった後なら構いませんよ」

 

 

「大神一郎さんの巴里華撃団隊長としての着任を」

 

本当かい?しかし君達は大神君に何をさせているんだい?」

 

 

「ああ、これは大神一郎さんの希望なんですよ。今彼が行っている事は」

 

 

「大神君が希望していた事だって」

 

 

「ええ詳しい内容は,個人のプライベートな部分のお願いなので言えませんが」

 

 

「ああ、そこまでは聞かないよ。安心してくれたまえ」

 

「直哉君君は、大神君を短期間で強化したんだい」

 

迫水がそんな事を考えていると巴里華撃団が帰還したのだった。

 

こうして大神一郎の新たな戦いが始まった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

巴里での戦いを見て

「そんな事は差せん!!」

 

「誰だピョン」

 

「「「巴里華撃団参上!!」」」」

 

「パエリア歌劇団?変な名前ピョンね」

 

「パエリアじゃないです。巴里華撃団です」

 

「行けポーン共、奴らを倒すピョン」

 

こうして戦いは始まった。

 

戦闘終了後・・・

 

「何故だピョンプレリュードが、そして俺様が敗れるなんてありえないピョン」

 

そして、ウサギ型怪人シゾーは自身の蒸気獣プレリュードの爆発に巻き込まれて、姿を消した。

 

 

その後、大神は勝利のポーズをしたが、エリカとグリシーヌは、恥ずかしさがあり、ポーズをとらなかった。

 

「おおーー流石大神さんだ」

 

響がそう言う。

 

「直哉っちあのウサギの怪人は巴里華撃団の敵だったんだね?」

 

「そうですねあの時はわからなかったですけどね、ひなたさん」

 

「「破邪剣征・桜花爛漫」」

 

「馬鹿なああ、このピトン様がこんな奴らにーー」

 

「これで終わりですウサギさん」

 

「お前の最後だ」

 

「ギャアアア。何故転送されないピョン」

 

ピトンは真宮寺姉弟に倒された。そしてシゾーもエリカとジェミニに倒される筈だったが、その時何者かの横槍によってシゾーの周りの時が止まっていた。

 

「「「確かに」」」

 

「あの時は真宮寺直哉君達のオリジナルの敵と思ったよね、ちゆちゃんひなたちゃん?」

 

「そうね」

 

「うんうん」

 

「そしてその後ダルイゼン達が来て大変だったね」

 

 

「はいはい、進化しろ!!ナノビョーゲン」

 

「なのー」

 

そしてダルイゼン達が撤退すると時が動き出した。

 

そして時が動き出す。

 

「「きゃあああああ」」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

!!

 

「「ええ――シゾーがあの怪物に変身したーー」」

 

その頃特殊遊撃部隊では・・・

 

「クチュン」

 

「「「ラテ」」」

 

原作世界のグレース達がラテに聴診器を当てる。

 

「異世界のウサギさんが泣いてるラテ」

 

「「「異世界のウサギ」」」

 

原作世界のグレース達はラテの言葉に戸惑っていた。

 

「それは、真宮寺直哉達と同じく過去の7人世界の世界からの来訪者の1人の怪人シゾーと名乗るウサギの怪人の事と思います」

 

「「「ええ――怪人ーー」」」

 

「はい、飛鳥ちゃんと薫ちゃん原作世界のグレースさん達のサポートお願いできるかな?」

 

「「うん良いけど」兄さん達はどうするの?」

 

「僕とのどかお姉ちゃんは、このタイミングでトワとレイに相談して来るよ。誠十郎さんとクラリスさんを連れて」

 

「「わかった」」

 

「グレースさんフォンテーヌさんとスパークルさん。宝玉の力を使えば、怪人をベースにしたメガビョーゲンでも浄化出来るので、浄化をお願いします。念の為に飛鳥ちゃんと薫ちゃんに同行して貰いますから」

 

「「「了解」」」

 

そして、原作世界のグレース達と飛鳥と薫は、メガビョーゲンになったシゾーの所に向かった。

 

「さて僕達も行きましょう」

 

「「「了解」」」

 

 

「いえ、貴方達はメガビョーゲンを浄化するのに邪魔ですからおとなしくしててください」

 

「「ええ――何で飛鳥ちゃんと薫ちゃんがこの世界にいるの」」

 

真宮寺姉弟は突如現れた飛鳥と薫に驚く。

 

「そんな事出来ないわ。私達も・・・」

 

「エレメントチャージ!」

 

「キュン、キュン、キュン!」

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

「プリキュア!スカイヒーリングフラッシュ!」

 

「メガガガガビョーゲン」

 

!!

 

「「「何が起きたの?」」」

 

「どうやらあの人が仲間と共に来てくれたようですね」

 

「今よグレース」

 

「うん」

 

 

「エレメントチャージ!」

 

 

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

 

 

「プリキュア!スカイヒーリングフラワー!」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

そしてメガビョーゲンが浄化されたと同時にパリシイの怪人シゾーも浄化され天に帰ったのだった。

 

「確かにのどかさんの言う通りですね。大神さんと巴里華撃団の戦いは始まったばかりですが」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

巴里華撃団3人目の隊員

シャノワールでは、巴里華撃団とって重大な話し合いが行われていた。

 

地下司令室・・・

 

「さて二人共聞いてくれ、我々巴里華撃団は、先日の初陣では、怪人には勝てたが、これからもそう上手く行くという保障はない」

 

「アマちゃんだな隊長、勝てぬなら潔く死を選べばいいではないか?」

 

「確かに巴里ではそういう考えが、普通だね」

 

「でも死ぬ事は、駄目ですよ」

 

「そうだ、俺もエリカ君の意見に賛成だ」

 

「大神さん・・・」

 

「それじゃムッシュどうするべきか考えているのかい?」

 

グラン・マが、大神に聞く。

 

「ええ、巴里の街に俺達の仲間に、なれる人物がいるはずです」

 

「成る程スカウトすると言うわけかい?、ムッシュ」

 

「はい」

 

「よし、今回はそれで行くよ、ムッシュとエリカは、街に行きそれらしい人物を探しといで」

 

「「了解です」」

 

大神とエリカは、町に向かった。

 

 

そのころ巴里の街ではこんな噂話があった。

 

夜になるとで出てくる蛇の化け物がいると。

 

大神とエリカに話をした人全員が、その話をしていた。

 

そして夕方となり、エリカがサーカスに行きたいと言いはじめ、大神とエリカは、サーカス会場に向かった。

 

そこで二人は、一人の少女と出会うのだった。

 

「あれ、お兄さんとお姉さんは誰、サーカスはまだ準備中だよ」

 

「ああ、ごめん俺たちは・・・」

 

「あらコクリコここで何してるの?団長に怒られるわよ」

 

「わかったよ、カルチェラ」

 

そしてサーカスは始まり、コクリコのマジックのアシスタントにエリカが選ばれ、お客は満足していた。

 

 

そのころ一つの事件が起きた。サーカスの団長が何者かに殺されてしまった。団長がコレクションとして、集めていた、宝石が全て無くなったのだった。

 

そして翌日・・・

 

シャノワールに支配人のお客が来た。

 

 

「これは・・・ロランス卿すごいじゃないか」

 

「そうでしょうこの宝石明日からコンコルド広場で展示するんですよ」

 

「あ、おじさん」

 

「おやおやコクリコじゃないいですか?珍しい所で会いますね」

 

「僕サーカスクビになって今はここで働いてるんだ」

 

「そうだったんですね、それでは失礼します」

 

そしてロランス卿はシャノワール後にした。そして翌日・・・

 

コンコルド広場では・・・

 

「私に、その宝石を渡しな」

 

「嫌ですそれは」

 

「ならいいさ、あんたもろとも、食ってやる、出でよ蒸気獣ベルスーズ」

 

蛇女が自分の蒸気獣をだした時、4人になった巴里華撃団が到着した。

 

「おじさん大丈夫?ここは僕達に任せて」

 

コクリコがそう言うと、ロランス卿は、会釈をし、安全な場所に移動した。

 

 

「会いたかったよ、巴里華撃団、ピトン様を倒せるかな?」

 

「何を言っている勝つのは、我らだ」

 

そして戦いが始まり、ピトンと蒸気獣ベルスーズは、コクリコの必殺技により倒された。

 

巴里で起きていた。宝石強盗は怒らなくなりコクリコも正式に巴里華撃団の一員になったのだった。

 

「何とか3人目隊員加入まで終わりましたね、やはり僕の気にし過ぎかな?」

 

「それなら良いのだけど」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉の不安と巴里華撃団に起きた衝突

今回こちらでも掲載してたサクラ大戦7人目の隊員のキャラがその時の設定で回想として7人世界の話の内容が出てきます

ご了承ください。



「何とか3人目隊員加入まで終わりましたね、やはり僕の気にし過ぎかな?」

 

「それなら良いのだけど」

 

「レイとトワが教えてくれた7人世界での巴里華撃団の戦いについてを聞いて不安が大きくなったな」

 

「さて、お姉ちゃん、千明お姉ちゃん僕達も行こう」

 

「ええ、そうね」

 

「いつでも良いよ直哉君。この仕事は私たちにしか出来ないもんね」

 

「ちょっとお待ちよあんた達、どこに行くんだい?」

 

「グラン・マオーク巨樹に巣食う憑依獣を倒してきます」

 

「何だって!!」

 

「多分そいつを倒さない限り、大神さん達は勝てないと思います」

 

そして、直哉とさくらと千明は、真双焔武に乗りオーク巨樹に潜む、憑依獣を倒しに向かった。

 

大神達とは.別のルートで、オーク巨樹内部に侵入した三人は、大神達を助ける為オーク巨樹に巣食う憑依獣を探していた。

 

「千明お姉ちゃん。オーク巨樹の中では、お姉ちゃんと、明さんの力で、前鬼を鬼神に戻る?」

 

「ええ、大丈夫よ、直哉君私には、貴方の霊力が宿ってるからね」

 

「そう言えばそうだったね」

 

「さくらお姉ちゃんどうしたの?」

 

「直哉君、私嫌な予感がするよ」

 

「嫌な予感?」

 

「うん」

 

 

「お姉ちゃんも感じてたんだ、多分僕達ここでの戦いの後跳ばされると思うよ、並行世界にね、場合によってはさくらお姉ちゃんと千明お姉ちゃんが、跳ばされるかも知れないけどね、多分3人は確実跳ばされると思ってね」

 

「お姉ちゃんたちが跳ばされても僕が助けに行くから」

 

「・・・直哉君」

 

そしてさくら達は、たどり着いた憑依の実の元、憑依の木の精霊カルマの元へ。

 

「やっぱりカルマ復活してたのね」

 

「久しぶりですね、役千明、まさかこちらの世界で会えるとはね、今度こそ貴様等を殺してやる」

 

「そんな事は、させないよお婆ちゃん」

 

「何だと!!このガキ」

 

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

食らいやがれ、金剛斧争覇斬」

 

「うわああ。おのれーー鬼神許さんぞ」

 

「だがこのままでは貴様等全員この世界から消してやる」

 

「球体転移邪刻球ーー」

 

「あの技は真電が使った技だわ」

 

「あぶねえ千明」

 

千明は、ZENKIによって転移は去れずにすんだが、真双焔武に乗っていた二人は何処かに、転移させられてしまった。

 

「正直僕もカルマについて聞かなきゃ良かったと思ってしまったけど」

 

「カルマが7人世界でこんなに面倒な敵だったなんて思わなかったな」

 

 

「それでも嫌な感じがするな。あの時真宮寺直哉君達がカルマをを倒したのに何なんだこの感覚は」

 

それから数日後・・・

 

ピトン撃破から3日後・・・

 

未だにチームプレイが、出来ていない為、大神は巴里華撃団全員で、遊ぶ事を提案し、公園に来ていた

 

「皆で羽根突きをするぞ」

 

「ハネツキ?それは何なのイチロー」

 

そして大神は、ハネツキの説明を始めた。

 

「ふむ、こちらで言う、テニスと同じような物か」

 

「うんそうだね、グリシーヌが、俺にテニスのルール教えてくれたから、みんなに簡単に教えることが出来たよ、ありがとう」

 

「貴公は、そうやっていつもペコペコと、頭を下げれるな、貴公には、男としてのプライドはないのか?」

 

グリシーヌが大神に問いかけるが、大神は無言を貫き、それを見たグリシーヌは、公園を出て行った。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

大神のメイド修行1

以前こちらでも投稿していた作品サクラ大戦来訪者は私の幼馴染の中で登場していた人物達がその作品の設定で出てきますがあくまで回想の一部として出てきます



「皆で羽根突きをするぞ」

 

「ハネツキ?それは何なのイチロー」

 

そして大神は、ハネツキの説明を始めた。

 

「ふむ、こちらで言う、テニスと同じような物か」

 

「うんそうだね、グリシーヌが、俺にテニスのルール教えてくれたから、みんなに簡単に教えることが出来たよ、ありがとう」

 

「貴公は、そうやっていつもペコペコと、頭を下げれるな、貴公には、男としてのプライドはないのか?」

 

グリシーヌが大神に問いかけるが、大神は無言を貫き、それを見たグリシーヌは、公園を出て行った。

 

 

そして、残った大神エリカ、コクリコはシャノワールの今日の営業の準備をする為、シャノワールに戻った。

 

そしてその夜・・・

 

グリシーヌが、無断でシャノワールを休んでしまい、急遽予定を変更し乗り切った。

 

次の日・・・

 

大神、エリカ、コクリコの3人は、グリシーヌに事情を、聞くためブル-メール家に行き、そこで話の成り行きで、大神は、グリシーヌと、決闘する事になった。

 

そして決闘は、グリシーヌの勝利になり、大神、エリカ、コクリコの3人は、ブルーメール家で、暫くメイドとして働く事になった。

 

その頃直哉達は・・・

 

 

「「うわあ、大神さんのメイド姿だあ――」」

 

「写真写真を撮らなきゃ」

 

「ひなたちゃん私にも写真頂戴」

 

「良いですよ響さん」

 

ひなたと響は、大神のメイド姿に興奮をしていた。

 

「兄さん響さん達に言わなくて良いの?」

 

ああ、何も言うつもりはないよ、飛鳥ちゃんごめんね管理者の神殿からこちらに呼んで」

 

いえ、それは良いんですけど兄さん。カルマが気になりますか?」

 

「そりゃあね、あの時僕達が関わりを持ってしまった異界事変から分岐した7人世界が融合世界の周辺に現れた7人世界と幼馴染世界に影響を与える事になければいいけどね」

 

「ああ、それは・・・正直わかりませんね。2つの世界には行けないですし、もしかしたらパパが来た事で、幼馴染世界に行けるかと思いましたけど駄目でした」

 

「そうなんだ、本当にあの2つの世界が現れてかなり経つけど結局何なんだ?」

 

「その辺りは、私達にもわかりませんがもしかしたら・・・ううんあり得ない確実転生させたとトワも言ってたし」

 

「どうしたの飛鳥ちゃん」

 

「何でも無いですよ兄さん」

 

「そうならいいけど?恐らく飛鳥ちゃんは思い出してるんだろうな」

 

「そうブルーが誕生した幼馴染世界についてを」

 

 

「もう帰るのか直哉」

 

「ええ、いつまでも帝劇を夏季休暇にするわけにも、行きませんし、それになのはたちも向こうの仕事があるみたいですからね」

 

 

「なるほどな、なのはちゃん達もありがとう」

 

「いえいえ、そんなこと無いですよ、大神さんもお兄ちゃんみたいに早く結婚したほうがいいですよ」

 

「いい!!」

 

「「「「「ええーーー直哉さん結婚してたんですかーーー」」」」」

 

予想外の事に驚く巴里花組だった。

 

「あれ皆さんに言ってませんでしたかね?」

 

「「「「「聞いてませんよ」」」」」

 

「改めて紹介しますね、僕の妻である人を」

 

「私が直哉君の妻の、真宮寺さくらです。よろしくね皆」

 

 

「「「「「ええーーーさくらさんなのーーー」」」」」

 

再び驚く巴里花組だった。

 

「という事があったんですよ」

 

「「「「「「オーーーやるなあ」」」」」」

 

「隊長にしてはやるではないか」

 

「これが略奪愛ですか」

 

「このまま奪えばよかったのにな」

 

「大神さん人のを取るのは駄目ですよ」

 

「そうだぞイチロー」

 

 

「わわっやめてくれーー直哉」

 

「そんなことも、あったねお兄ちゃん」

 

「さて僕達は、そろそろ行きますね」

 

「「「「「それでは皆さんお元気で」」」」」

 

そして直哉たち5人は、シャノワールを出て、港に向かい、帝都行きの船に乗った。

 

「ブルー誕生した世界のでは・・・この後紫藤直哉以外は全員死ぬんだったな」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

大神のメイド修行2

「まあいいや今はそれより大神さんの方を見よう」

 

「しかしグラン・マが、暫く住み込みで、グリシーヌの屋敷で働かせてくれたよな」

 

「やはりあの事がグラン・マにとって、気がかりなのか?」

 

回想・・・

 

クリシーヌ邸での決闘後の大神達は、シャノワールに戻ると、大神のみが,地下司令室に呼ばれ、大神は上級貴族連続事件の新聞記事と被害者の写真を見せた。

 

「ムッシュグリシーヌの屋敷で、メイドをするんだって?」

 

「はい、そういう事になりました」

 

「いいじゃないか、何事もチャレンジだよ、ちょうどいいムッシュこの記事とこの写真を見ておくれ」

 

「こ、これは」

 

「ああ、これは最近多発している。貴族殺しの被害者達だよ、犯人は全てに貴族を対象にしている可能性がある」

 

「つまり、グリシーヌが、狙われるというわけですか?」

 

「ああ、その可能性もあるから、注意しておくれ」

 

回想終了・・・

 

「・・・神」

 

「大神話を聞いてますか?」

 

「・・・え、何ですか?」

 

「はあ、いいですか、大神今日は、お嬢様にとって大事なお客様が来るので、粗相がない様に頑張るのです」

 

「「「はい」」」

 

そして大神達のメイドとしての1日が始まった。

 

暫くして・・・

 

グリシーヌ邸にお客である貴族がやって来た。

 

その後大神エリカコクリコの3人が今来ている。貴族がグリシーヌの将来の夫となる相手だと知り、エリカはグリシーヌの結婚相手を追い出そうと動くが、結果的にエリカの天才的なドジにより未然に防ぐのだった。

 

だが、リッシュ伯爵は度々エリカに邪魔をされエリカを殺す為に襲い掛かるが大神によってエリカは守られ、リッシュの顔に傷をつけた。

 

 

「ギャアアア。よくもやってくれたなメイドの分際でーーー」

 

!!

 

「リッシュその顔は?」

 

グリシーヌがリッシュだった男に言う。

 

「フフ、グリシーヌばれたのなら教えよう。お前の結婚相手は私が殺した。この怪人レオン様がな。

 

!!

 

そう言ってレオンは逃げ出した。

 

大神達巴里華撃団も一旦シャノワールに戻り、光武Fで敵怪人を追いかけた地下下水道に入って行った。

 

途中分岐点で、大神とエリカそしてコクリコは自然と下水の中を歩いていった。

 

 

「ふ、躊躇なく、下水の中に入るか、自分には無理だな」

 

「そうだろうな、貴様は貴族だからな」

 

!!

 

「貴様、がは!!」

 

グリシーヌは敵蒸気獣の攻撃を受け、下水の中に落ちて、身動きが取れずにいた。

 

「貴様にとっては、苦痛だろう?」

 

怪人の言う通り、グリシーヌがこのような場所で、こんな辱めを受けていたと知られたら、貴族として生きる事は出来ないだろう。

 

その時大神達がやって来た。

 

「来たな巴里華撃団私の名は、レオンそして、私の蒸気獣マルシュだ勝負だ、大神一郎」

 

 

そして、戦いは巴里華撃団の勝利に終わった。

 

その後大神とグリシーヌの間にあった壁は消えていた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

巴里華撃団の4人目のメンバーを探して前編

シゾーピトンに続き怪人レオンを倒した巴里華撃団だったが、新たな隊員加入を大神は考えていた。

 

今日も大神、エリカ、コクリコ、グリシーヌの4人がパリの街に出かけようとした時、グラン・マのメイドであるメルに、呼び止められた。

 

「大神さん待ってください」

 

「メル君どうした?」

 

「大神さんまだ仲間探ししますよね?」

 

「ああ、そのつもりだけど」

 

「ならこれを、使ってください」

 

「これは何なんだい?」

 

「これはシャノワールの技術スタッフが作り上げた、小型霊力測定装置です」

 

「これで霊力のある人が随分と探しやすくなるはずですよ」

 

「ありがとうメル君」

 

そして、大神達は、メルから小型霊力測定器を受け取り、パリの街に向かった。

 

暫くして・・・

 

大神達は、パリ市内の様々の場所に向かったがなかなか、測定器に反応するほどの人物がいなかった。

 

「なかなかいないねイチロー」

 

「そうだな、よし後行ってない墓地に行って帰ろう」

 

「そうですね」

 

 

「そうだな」

 

大神達が墓地に行くと、測定器が強い反応を見せた。

 

!!

 

 

突然の事に驚く4人。そして装置が反応した人物を確認すると、そこにはグリシーヌの屋敷で生活している花火がいた。

 

 

「あらグリシーヌどうしたの?ここに来るなんて」

 

「ああ、少しな・・・それではな花火、私達は行く」

 

「はい」

 

グリシーヌ達は墓地から出て行った。

 

その夜・・・

 

大神は墓地で出会った花火の事を考えていた。

 

「あのグリシーヌの友人の、花火さんの霊力は高かったな。俺としては花火さんの意思に任せたいが・・・恐らく難しいだろうな」

 

「米田支配人が言ってたなメンバー集めに年単位の時間が必要だったと。そう言う点では俺達は運が良いのだろうな」

 

「仲間探しを始めて、コクリコや花火さんはまだ正式ではないが見つかったんだからな」

 

「それに俺が巴里華撃団での戦いで感じたのは帝国華撃団の場合は、チームワーク重視の戦いがやりやすいと思ったが巴里華撃団の場合は今の段階では個と言う力で対応せざるを得ないもんな」

 

「本当に直哉君に頼んで巴里華撃団の隊長になる前にゼムリア大陸に行って自分を鍛えて良かったと思う」

 

そして大神は思い出す。

 

 

「うわあ、ここがゼムリア大陸なのかい?直哉君」

 

「ええ、そうですよここは王都グランゼルと言う所ですよ。大神さん」

 

 

「まあ、今は大きな事件は解決したので平和ですよ」

 

 

「そうなんだ。直哉君これから俺達は何処に行くんだい?」

 

 

「まずは、エステルさん達と合流するので、遊撃手協会に行きますよ。大神さんとのどかさん」

 

「ああ」

 

「はーい」

 

 

「遊撃手協会グランぜル支部・・・

 

 

「あ、来たわね直哉に大神・・・あらのどかも来たのね」

 

「エステル彼は?」

 

「ああ、ヨシュア覚えてない?大神さんよ」

 

 

「ああ、名前は聞いた事があるけど僕は直接話すのは初めてと思う」

 

 

「大神さん僕は。ヨシュア・ブライトと言います」

 

 

「ああよろしくヨシュア君。俺は大神一郎だよ」

 

 

 

「さて、エステルさんとヨシュアさん暫く大神一郎が御二人の仕事に同行をさせて貰いますね」

 

 

「ええ、約束だったからね」

 

「うん僕も、エステルから事の成り行きを聞いてるから」

 

 

「それじゃあ大神さんを、お願いします僕は少し帝都に戻りますので」

 

 

「うん」

 

「わかったわ」

 

 

「帝都に何かあったのかい?」

 

 

「ええ、少し大神さんを、海軍に戻せと煩い人達がいましてね。米田さんが今は帝国華撃団は特殊遊撃部隊に一部だと言ってその人達と話し合うので」

 

 

「成る程」

 

 

「まあ、大神さんは帝国華撃団を率いて2度の霊的災厄を防いだ人ですしね」

 

 

「せめて大神さんがゼムリア大陸での滞在期間中は、面倒な事は気にせず楽しんでください」

 

 

 

「ああ、そうするよ直哉君」

 

 

「あ、エステルさん場合によっては、帝国華撃団のメンバーがこちらに来たいと言うかも知れませんけど、そうなっても大丈夫ですか?」

 

 

「大丈夫よ基本リベールを中心に依頼を受けるし、それにレンとお兄ちゃんが後で合流するから、お兄ちゃんが財布代わりね」

 

 

「あはは、ナオヤ・ブライトさんを財布代わりにするのはエステルとレンくらいだよ」

 

 

「そう、そんな事無いわよ」

 

 

 

「それでは大神さん。エステルさん。ヨシュアさん僕達は一度帝都に戻りますね」

 

 

「「「了解」」」

 

 

そして直哉達は、ゼムリア大陸から帝都に戻った。そのまま直哉とのどかは、大帝国劇場に向かった。

 

「あそこで出会った赤い星座の方々にはお世話になったな」

 

「あーあ大神のお兄さん勿体ないな。もう少し時間があればもっと強い猟兵になれたのに」

 

 

「本当だぜ、大神お前のような根性がランディにもあればな」

 

 

「あはは、大丈夫ですよきっと甥っ子さんにも伝わりますよ」

 

「そうだといいがな」

 

「また会いたいな」

 

大神はそう言いながら眠りについた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

巴里華撃団の4人目のメンバーを探して中編

翌日・・・

 

シャノワール地下司令室では・・・

 

大神&コクリコが、エリカ&グリシーヌと口論していた。その訳は、昨日会った花火を巴里華撃団にスカウトすべきか否かと言う問題について口論をしていた。

 

 

大神とコクリコは、賛成で、エリカとグリシーヌは、反対だった。

 

なかなか双方の意見が、正論なゆえに、なかなか結論は出ない状態が続いていた。

 

そんな時グラン・マが新しい隊員候補の資料を持って来た。

 

「皆見ておくれ、私が見つけた新隊員だよ」

 

「「「「グラン・マ正気ですか」」」」

 

4人は資料を見て驚いていた。何故ならそこには、巴里の有名人と言っていいくらいの泥棒の名前が載っていたからだ。

 

「相手は犯罪者なんだぞ」

 

「僕もそんな奴となんて、したくないよ」

 

「ああ、私は本気さ、ムッシュ、今彼女は、パリ郊外の留置所にいる。ムッシュとエリカは、ロベリア・カルリーニと接触しておいでいいね」

 

「ええーーー」

 

エリカがグラン・マの言葉に驚く。

 

「わかりました司令」

 

「へえ、私はこういう事は、ムッシュが抵抗すると思っていたんだけどね?」

 

「いえ、司令の考えもわかりますから、確かに俺達の戦いは、絶対に勝たないといけない戦いなので、悪人だろうが霊力が高いから使いたいと思うと思いますが、司令こういう任務の出し方は控えて下さい」

 

「わかったよ。ムッシュ

 

「そうですかありがとうございます。司令と隊員達の信頼関係も大事ですからね」

 

「ふふ、ムッシュはいろんな意味で変わり者だね」

 

「俺がですか?」

 

「そうだよムッシュ大神」

 

「そうです。大神さんは変わり者です」

 

「いい!!エリカ君君にまで言われるの?」

 

「そうだな貴公はいい意味で変わり者だな」

 

「うん、僕もそう思うよ」

 

「はは、俺がそう思えるようになったのは帝国華撃団の皆のおかげかな」

 

「帝国華撃団の皆も君達のように、最初は反発や喧嘩をしてたよ。俺も巻き込まれたりしたけどね」

 

「でも、喧嘩する事で互いの気持ちもわかったり喧嘩する事が相手同士のコミュニケーションの一部と言う事もあったしね」

 

「何だと!!喧嘩する事がコミュニケーションだと!!」

 

グリシーヌは、大神の言葉に驚いていた。

 

「ああ、それは俺も驚いたけどね、でも彼女達と接する事でそれが見えてきたんだ」

 

「彼女達は喧嘩してるように見えてるだけとね」

 

「「「成程」」」

 

「だけど帝国華撃団の皆がどうやっても勝てない物が1つだけ巴里華撃団にはあるぞ」

 

!!

 

「本当か隊長?」

 

「ああ、それは・・・エリカ君の天才的なドジっ子属性がある事だ」

 

「「「ああ、納得できる」」」

 

「確かにエリカのあれは天才的な素質だ」

 

「うん僕もそう思う」

 

「実際シャノワールに来るお客はエリカが何しでかすかを楽しみにしてる客もいるからね」

 

「ええーーそうなんですか?エリカショックです」

 

エリカは事実を知りショックを受けた。

 

暫くして・・・

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

巴里華撃団の4人目のメンバーを探して後編

翌日・・・

 

エリカと大神は、パリ郊外にある。留置所に向かった。

 

「ふう何とかロベリアに会う前にエリカ君が戻ってよかった」

 

大神内心ほっとしていた。

 

留置所内・・・

 

「おいさっさと歩け」

 

「五月蝿い!!歩いてるだろうが」

 

「こいつ!!言わせておけば!!」

 

「やめろ!!こいつに会いに、グラン・マの使いが来る」

 

「チッなんでこいつに、会う奴がいるんだよ、こいつは懲役1000年の悪党なんだよ」

 

「愚痴るなよ、ほら来たぞ」

 

「・・・君が、ロベリア・カルリーニだな?」

 

「・・・ああ、そうだ、お前らは誰なんだ?」

 

「ああ、俺の名は、大神一郎、そして彼女が・・・」

 

「エリカでーす。よろしくお願いします、ロベリアさん」

 

「それであんたら、私に会う為に、ここまで来たのか?」

 

「ああ、そうだ」

 

「へっご苦労なこった」

 

「ロベリア俺達がここに来たのは、君を巴里華撃団にスカウトする為に来た」

 

「巴里華撃団だと!!何だそれは?」 

 

「ロベリアさん巴里華撃団とは、正義の味方です」

 

「正義の味方だって!!」

 

「あんた達馬鹿か、正義の味方が悪人を使うのか?」

 

「ああ、俺達の上司は、使える者が居れば何でも使う主義なのでね」

 

「へえ、変わり者だねそいつは」

 

「ああ、俺もそう思うよ」

 

「答えはNOだ、帰りな甘ちゃん共」

 

「わかった今日の所は帰らせてもらうよ、行くよエリカ君」

 

「ええーー良いんですか、大神さん」

 

「ああ、いいよエリカ君」

 

大神とエリカは、ロベリアと別れ留置所を出た。

 

 

その夜・・・

 

ロベリアが捕まり、巴里の夜に平穏が訪れたはずだったが、再び切り裂き魔による、事件が起こった。

 

「フフ、ロベリアは捕まった様ね、これからは私の時代ね、一人の女性が高らかに笑うのだった。

 

数日後・・・

 

ついに大神の努力が実を結び、ロベリアが巴里華撃団に加入した。

 

そして切り裂き魔が次に現れる所を予想しながら話していた大神がロベリアの意見を聞き、超有名美術館で、待ち伏せしていると、切り裂き魔の犯人が現れた。

 

「ナーデルちゃん」

 

「あらロベリアじゃない、捕まったて聞いたけど、脱獄したの?」

 

「まあ、そんなところだ」

 

「ええー嘘ですよ、ロベリアさんは、正義に目覚めたんです。貴女とは違うんです」

 

突如エリカの乱入で、ロベリアの作戦は失敗した。そして、ナーデルは自身のサソリ型蒸気獣を召喚した。

 

「来なさい、私の蒸気獣ノクテュルヌよ」

 

戦いが始まり、ナーデルは巴里華撃団に敗れ去った。

 

巴里華撃団が、4人目の怪人を倒した頃直哉と響は大帝国劇場に呼ばれていた。

 

「よう、呼び出してしまってすまん」

 

「いえ、気にしないで下さい。何となく何で僕が呼ばれたかわかったので」

 

「米田さんお墓戦艦を使って花組の皆さんを大神さんのいる巴里に、連れて行って欲しいんですよね?」

 

「そうだ・・・頼む」

 

「ええーー何でまたそんな事に?」

 

響はそう言う依頼が来た事に驚いていた。

 

「まったく米田さん。一応特殊遊撃部隊の物なんですけど、お墓戦艦は?」

 

「それは・・・重々わかっているだから花組を大神に会わせて連れ帰ってくれたらいい」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

米田の要請1 帝国華撃団巴里に参上の為に

「米田さんお墓戦艦を使って花組の皆さんを大神さんのいる巴里に、連れて行って欲しいんですよね?」

 

「そうだ・・・頼む」

 

「ええーー何でまたそんな事に?」

 

響はそう言う依頼が来た事に驚いていた。

 

「まったく米田さん。一応特殊遊撃部隊の物なんですけど、お墓戦艦は?」

 

「それは・・・重々わかっているだから花組を大神に会わせて連れ帰ってくれたらいい」

 

「でも何でお墓戦艦で花組の皆さんの送迎を頼んだんです?」

 

響が米田に聞く。

 

「それは・・・」

 

「響さん覚えていませんか?」

 

 

「そう言う要請が米田さんからありまして」

 

「「「ええ――大神さんもう巴里に行くんだ」」」

 

「そうですね、巴里まで船旅と、列車で約1か月かかりますし」

 

 

「「「ええ――行くだけで1か月ーーー」」」

 

 

「10時間とかじゃないの?」

 

 

「ああ、確かにこちらではそのくらいで着くかもしれないですね」

 

 

「時代が違うだけでこんなに違うのね」

 

「でも移動だけで1か月は私達の時代では驚くわね」

 

「ああ、時代が違うから巴里に行くまでに時間がかけなきゃいけないんだったね」

 

「そう言う事です」

 

「つまり米田さんは私達のお墓戦艦を使えば、花組の皆さんをいつでも呼び出しが可能だから使いたいんですね?」

 

「そう言う事になるが、実際シャノワールから大帝国劇場に戻れるのは簡易ゲートを使えば戻れるからな」

 

「それは確かにそうですけど・・・どうするの?直哉君」

 

響が直哉に聞く。

 

「確かに帝国華撃団としては簡易ゲートが使えれば、花組の要望をクリア出来ますね」

 

「ぐっ認めたくないが、お前達の協力が無ければ大帝国劇場は倒産するしかないのだ」

 

「ええーーどういう事ですか?」

 

「つまり花組全員が大神に会わせてくれるとわかるまで劇の仕事はしないと言い出したんだ」

 

「ええーー」

 

「響さんの世界で言えばストライキですね」

 

「成程、大帝国劇場がこんなに静かなのは、そう言う理由だったんですね」

 

「頼む直哉」

 

「お墓戦艦を帝国華撃団の要請で使う分には、問題は無いですが、1つ気にしてる事があるんですよ」

 

「どういう事だ?」

 

「ええ、僕達に関する事が帝国華撃団と巴里華撃団が集まった時に僕達の存在が巴里華撃団及び巴里華撃団の敵対組織に知られるのは、大きな改変になるのでそこは、協力して貰わないとこちらも協力が出来ません」

 

「・・・確かにそうだな。直哉特殊遊撃部隊として、巴里華撃団と信頼関係を作る気はあるのか?」

 

「いえ、今現在ではありません。中心世界での僕達の拠点が帝都だったので、帝国華撃団の方にはある程度教えてますけどね」

 

「そう言えば特殊遊撃部隊は、そう言う制限があったな」

 

「ええ、そうですねノイズやメガビョーゲン等が巴里に出たら巴里華撃団の関係を構築しないといけないですけどね」

 

「確かに特殊遊撃部隊の敵が出たら干渉せざるえないな」

 

「そうなんですよね、少なくとも花組と一緒に巴里に行ってる間は出ないで欲しいですけどね」

 

「それで、米田さん花組の巴里に行く日程は決まってるんですか?」

 

「ああ、それは・・・太正15年7月の1ヶ月を利用して、最初にさくら、すみれ、アイリスの3人が行く事になったらしい」

 

「成程わかりました。ですが巴里に行く時は花組全員がお墓戦艦に乗ってもらいますから」

 

「ああ、わかった」

 

そして直哉と響は大帝国劇場を出て鶯谷にある紫藤家の家に戻った。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

米田の要請2 要請を受けた後の報告前編

「「ただいま」」

 

「あ、お帰りなさい兄さんと響さん」

 

「飛鳥ちゃん薫ちゃんを含む守護者を集めてくれる?」

 

「わかりました兄さん」

 

そして直哉と響は大帝国劇場で米田の要請について話し出した。

 

「確かに帝国華撃団としては簡易ゲートが使えれば、花組の要望をクリア出来ますね」

 

「ぐっ認めたくないが、お前達の協力が無ければ大帝国劇場は倒産するしかないのだ」

 

「ええーーどういう事ですか?」

 

「つまり花組全員が大神に会わせてくれるとわかるまで劇の仕事はしないと言い出したんだ」

 

「ええーー」

 

「響さんの世界で言えばストライキですね」

 

「成程、大帝国劇場がこんなに静かなのは、そう言う理由だったんですね」

 

「頼む直哉」

 

「お墓戦艦を帝国華撃団の要請で使う分には、問題は無いですが、1つ気にしてる事があるんですよ」

 

「どういう事だ?」

 

「ええ、僕達に関する事が帝国華撃団と巴里華撃団が集まった時に僕達の存在が巴里華撃団及び巴里華撃団の敵対組織に知られるのは、大きな改変になるのでそこは、協力して貰わないとこちらも協力が出来ません」

 

「・・・確かにそうだな。直哉特殊遊撃部隊として、巴里華撃団と信頼関係を作る気はあるのか?」

 

「いえ、今現在ではありません。中心世界での僕達の拠点が帝都だったので、帝国華撃団の方にはある程度教えてますけどね」

 

「そう言えば特殊遊撃部隊は、そう言う制限があったな」

 

「ええ、そうですねノイズやメガビョーゲン等が巴里に出たら巴里華撃団の関係を構築しないといけないですけどね」

 

「確かに特殊遊撃部隊の敵が出たら干渉せざるえないな」

 

「そうなんですよね、少なくとも花組と一緒に巴里に行ってる間は出ないで欲しいですけどね」

 

「それで、米田さん花組の巴里に行く日程は決まってるんですか?」

 

「ああ、それは・・・太正15年7月の1ヶ月を利用して、最初にさくら、すみれ、アイリスの3人が行く事になったらしい」

 

「成程わかりました。ですが巴里に行く時は花組全員がお墓戦艦に乗ってもらいますから」

 

「ああ、わかった」

 

「そう言う要請内容でした。米田さんの要請は」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

「それじゃあ。直哉君特殊遊撃部隊として誰がついて行くの?」

 

ちゆが直哉に聞く。

 

「そうですね、光さんと響さんは確定ですね。残りは飛鳥ちゃんに同行をお願いしようと思います」

 

「「ええーー」」

 

のどかとひなたが不満の声をあげる。

 

「まあ落ち着いてください。今回のメンバーは米田さんが僕と響さんを指名して呼んだことが始まりなので、そして光さんに関しては初仕事と言う意味もありますし、飛鳥ちゃんに関しては、お墓戦艦の操縦に慣れているという点で選びました」

 

「「「成程」」」

 

「確かにその3人が帝国華撃団の巴里に連れて行くにはいいメンバーですね」

 

もしノイズやメガビョーゲンが出ても響のガングニール・シャドーで対応出来ますからね」

 

アスミがそう言う。

 

「ええ、アスミさんの言う通りそう言う可能性も考えて今回のメンバーにしたのもあります」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

米田の要請2 要請を受けた後の報告後編

今回こちらでも掲載してたサクラ大戦来訪者は私の幼馴染のキャラがその時の設定で一部の回想として7人世界の話の内容が出てきます

ご了承ください。



「そうですね、光さんと響さんは確定ですね。残りは飛鳥ちゃんに同行をお願いしようと思います」

 

「「ええーー」」

 

のどかとひなたが不満の声をあげる。

 

「まあ落ち着いてください。今回のメンバーは米田さんが僕と響さんを指名して呼んだことが始まりなので、そして光さんに関しては初仕事と言う意味もありますし、飛鳥ちゃんに関しては、お墓戦艦の操縦に慣れているという点で選びました」

 

「「「成程」」」

 

「確かにその3人が帝国華撃団の巴里に連れて行くにはいいメンバーですね」

 

もしノイズやメガビョーゲンが出ても響のガングニール・シャドーで対応出来ますからね」

 

アスミがそう言う。

 

「ええ、アスミさんの言う通りそう言う可能性も考えて今回のメンバーにしたのもあります」

 

「そしてその他の理由として、特殊遊撃部隊としては基本的に巴里では戦いはしないので」

 

「あくまでも米田さんの要請による協力なので例外として本来巴里にいない筈の敵がいれば響さんや飛鳥ちゃんの2人に対応して貰う形となる予定です」

 

「成程ね、ならその間は私達はどうしたらいい?」

 

「中学生生活を送って貰ってて良いですよ。何かあれば、バテデモーダに連絡を入れて皆さんに連絡して貰いますから」

 

「わかったわ」

 

「それで直哉君米田さんの要請はいつからするの?」

 

「ああ、それは・・・」

 

 

「それで、米田さん花組の巴里に行く日程は決まってるんですか?」

 

「ああ、それは・・・太正15年7月の1ヶ月を利用して、最初にさくら、すみれ、アイリスの3人が行く事になったらしい」

 

「成程わかりました。ですが巴里に行く時は花組全員がお墓戦艦に乗ってもらいますから」

 

「来月の1ヶ月を丸々使うみたいですね」

 

「「「そうなんだ」」」

 

のどか達は直哉の説明に納得していた。

 

「うんこういう展開は私達も初めてですよ」

 

「そうなの?飛鳥ちゃん」

 

「そうですよ私達の知る巴里はこういう展開が進んで行きましたから」

 

陸軍の建て直しから帰ってきた米田の一言で、直哉とさくらは急遽決まった新婚旅行で巴里に行く事に決まった。

 

直哉とさくらは新型機神桜武の最終飛行テストも、兼ねて空路で行く事となり、結果的に大神達より早く巴里に着いてしまった。

 

「巴里に着いたけど、これからどうするの?直哉君」

 

「とりあえず、神王は僕達を降ろしたら暫く機体を隠しておいてくれ」

 

「心得た」

 

「さてと僕達は巴里にある日本大使館に向かうよ」

 

「大使館に?」

 

「さくらちゃん今僕達は、正規の入国してないのはわかるよね?」

 

「うん」

 

「そんな時に事件に巻き込まれたら拙いよね」

 

「そうだね、直哉君」

 

「そんな時の為に大使館に後ろ盾になってもらう為に大使館に行くんだよ」

 

「成る程ね」

 

「それじゃ日本大使館に行こうか、さくらちゃん」

 

「うんそうだね、直哉君」

 

二人は日本大使館に向かった。

 

「過去のパパとママが新婚旅行をしてなかったんで、それを理由に巴里に入ったんですよ」

 

「「「「「ええ――そんなことしたらいろんな意味で危ないんじゃないの」」」」」

 

「そうなんですけど、あの頃は私達もいなかったので」

 

「「「ああ、成程」」」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊と巴里華撃団それぞれの話し合い

「過去のパパとママが新婚旅行をしてなかったんで、それを理由に巴里に入ったんですよ」

 

「「「「「ええ――そんなことしたらいろんな意味で危ないんじゃないの」」」」」

 

「そうなんですけど、あの頃は私達もいなかったので」

 

「「「ああ、成程」」」

 

「ええ、そう言う意味でも介入は今よりもやりやすかったみたいですね」

 

「でもそれって本来巴里で起きるイベントを改変したんじゃ?」

 

「確かに融合世界の基準で言うならそれは改変したと言われますが、何故か巴里華撃団のメンバー5人目が揃うまで大きな改変は無かったようです」

 

「成程つまり帝国華撃団が、巴里で戦闘をするタイミングで介入されたんだね」

 

「そうです」

 

そう飛鳥が言い切る。

 

その頃シャノワール地下司令室では・・・

 

シャノワールでは、巴里華撃団では、最後のメンバーの候補に以前名前が、あがっていた花火を推す意見が出ていた。

 

「だから何度も言ってるだろう、花火には戦闘は無理だ」

 

「そんなのわからないじゃないか、ねえイチロー」

 

「待ってくれ大体花火とは誰の事だよ?」

 

「ああ、すまないロベリア今から教えるよ」

 

大神は、ロベリアに、花火と言う女性の事を伝えた。

 

「成る程、そういう事なら、テストをしたらどうなんだい」

 

「確かに、私も、反対ですけど、ロベリアさんの言う通り、テストをさせるのはいいと思いますよ」

 

「何を言うエリカ」

 

「グリシーヌさん。考えてみてください、ここでテストを受けてもらったら結果次第で、花火さんは私達とは関係を持たなくてすむんですよ」

 

「「「「・・・・」」」」

 

「あれ皆どうしたの?」

 

「エリカが、まともな事を言ってるよ」

 

「コクリコ酷いよ」

 

「でも確かに、エリカの言う通り花火に巴里華撃団の一員になれるかのテストをするのは悪く無いな。場合によってはそのテストすら受ける事が出来ないかも知れんが」

 

「いや、グリシーヌそれは難しいだろう。少なくともあの時の計測器は、花火さんに反応していたからな」

 

大神がそう言いながらロベリアにその当時の事を話した。

 

「大神さんまだ仲間探ししますよね?」

 

「ああ、そのつもりだけど」

 

「ならこれを、使ってください」

 

「これは何なんだい?」

 

「これはシャノワールの技術スタッフが作り上げた、小型霊力測定装置です」

 

「これで霊力のある人が随分と探しやすくなるはずですよ」

 

「ありがとうメル君」

 

そして、大神達は、メルから小型霊力測定器を受け取り、パリの街に向かった。

 

暫くして・・・

 

大神達は、パリ市内の様々の場所に向かったがなかなか、測定器に反応するほどの人物がいなかった。

 

「なかなかいないねイチロー」

 

「そうだな、よし後行ってない墓地に行って帰ろう」

 

「そうですね」

 

 

「そうだな」

 

大神達が墓地に行くと、測定器が強い反応を見せた。

 

!!

 

 

突然の事に驚く4人。そして装置が反応した人物を確認すると、そこにはグリシーヌの屋敷で生活している花火がいた。

 

 

「あらグリシーヌどうしたの?ここに来るなんて」

 

「ああ、少しな・・・それではな花火、私達は行く」

 

「はい」

 

グリシーヌ達は墓地から出て行った。

 

「そう言う事があったんだよ」

 

「成程ね、ならエリカが言ったようにそいつをテストしたらいいんじゃねえか?」

 

ロベリアもそう言って賛成する。

 

その頃花火は・・・

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

狙われた花火

「成程ね、ならエリカが言ったようにそいつをテストしたらいいんじゃねえか?」

 

ロベリアもそう言って賛成する。

 

その頃花火は・・・

 

いつもの様に、墓地の一角に来ていた。

 

「・・・じゃあまた明日来ます。愛してるわフィリップ」

 

そう言って花火は墓地を後にするのだった。

 

その様子を、上空で見ていた一人の怪人が呟いた。

 

「見つけた私が求めていた闇を、黒衣の大和撫子というべき少女よ、このマスクド・コルボーが迎えに行きます」

 

 

そう言うと、怪人はどこかに消えたのだった。

 

次の日・・・

 

大神は一人で、この間花火と出会った墓地に行くと、この間と同じ服装の花火と、再会した。

 

「あ、いた花火君」

 

「え、貴方は大神さんですよね?」

 

「はい、大神です」

 

「如何したんですか、今日は?」

 

「今日はお願いがあって、来ました」

 

「え、私にお願いですか?」

 

そのころ上空では・・・

 

あのマスクド・コルボーが花火を昨日から観察していた。

 

「何なんだあの男は?品性の欠片のない男が、私の物に触れるなあ」

 

 

「何なんだ?花火君」

 

「きゃああああ。大神さん助けてください」

 

「くそ怪人が、何故花火君を・・・」

 

大神は急ぎシャノワールに戻った。

 

シャノワール地下司令室・・・

 

「来たね、ムッシュ、説明を頼むよ」

 

「はい、皆聞いてくれ、花火君が怪人に誘拐された」

 

!!

 

「「「「なんだって」」」」

 

「何故花火が、怪人に狙われた?」

 

その時、花火を誘拐した。怪人マスクド・コルボーの居場所が判明した。

 

「どうやら奴は、オペラ座に居るようだね、ムッシュ出撃命令を」

 

「はい!!巴里華撃団出撃せよ!!目標地点オペラ座!!」

 

「「「「了解」」」」

 

 

オペラ座内部・・・

 

 

花火を助ける為にオペラ座に突入した。巴里華撃団。彼らが見たのは、沈没している船の上で寝ている花火だった。

 

「花火君」

 

「花火起きろ」

 

大神とグリシーヌが、花火に呼びかけるが、花火は無反応だった。

 

「くそ!!近づいて起こさないと、いけないか。皆行こう」

 

「「「「了解」」」」

 

その時大量のポーン達が現れ花火を守る格好になり、巴里華撃団と戦い始めた。

 

そして何とかポーンを倒した巴里華撃団の前に今回の事件の黒幕であるマスクド・コルボーが自身のカラス型蒸気獣セレナードと共に現れ、巴里華撃団と戦い始めた。

 

「馬鹿な!!マスクド・コルボーが死ぬのか?許さん黒衣の大和撫子、許さんぞ巴里華撃団」

 

「そう言った直後コルボーは、消滅した。

 

 

とある場所・・・

 

「お疲れ様、また仕事してもらうよ、パリシイの子供達」

 

そう言って、少年のような人影は消えた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

平和な時間と復活する怪人達

今回こちらでも掲載してたサクラ大戦来訪者は私の幼馴染とサクラ大戦7人目の隊員のャラがその時の設定で一部の回想として7人世界の話と幼馴染世界の内容が出てきます

ご了承ください。



オペラ座の一件から数日後・・・

 

花火が巴里華撃団の正式なメンバーとなった。

 

そして大神は休暇を、迫水大使とグラン・マから貰い1日巴里華撃団の華撃団の隊員達とデートをしていた。

 

巴里華撃団の5人の隊員とそれぞれとデートをしていた。

 

その途中大神達全員に緊急通信が入り全員でシャノワールに戻ると、司令である支配人からシャンゼリア通りに敵が現れたと言う事で、急いで出撃した。

 

「巴里華撃団参上!!」

 

「フォフォ貴様らが噂の巴里華撃団とやらか」

 

「お前は何者だ?」

 

「わしか、わしはカルマール巴里を浄化するのがわしの目的だ」

 

「何だと!!だがお前だけで、何が出来る。皆行くぞ!!」

 

「「「「「了解」」」」」

 

「誰がわし一人と言った、出でよ我が手下共」

 

カルマールがそう言うと、以前巴里華撃団が倒した5大怪人が復活したのだった。

 

「なっばかな!!」

 

突如復活した5大怪人に、驚く巴里華撃団の面々。

 

そして復活した怪人に、次々と戦闘不能にさせれる大神達だった。

 

 

「何じゃお主等ははその程度ならいつでも潰せる帰るぞ」

 

カルマールはそう言うと、撤退した。

 

 

巴里華撃団の完全な敗北だった。

 

その頃直哉達は・・・

 

「飛鳥ちゃんと薫ちゃんちょっといいかな?」

 

「「はい何ですか?」兄さん」

 

「少し確認したいんだけどいい?」

 

「「はい」」

 

「2人は7人世界と幼馴染世界の乱入者をそれぞれ知ってるんだよね?」

 

「「ええ知ってます」」

 

「念の為2つの世界の乱入した者が認識されたタイミングを教えてくれない。まずは幼馴染世界に現れたタイミングをお願い」

 

「「はい」

 

そして飛鳥は話し出す。

 

「クッやはり性能差は無理なのか?

 

大神が、諦めかけた時、奇跡が起きた。

 

「大神さん諦めないでください。大神さんには私達も付いてますから」

 

「その声・・・さくら君か」

 

「破邪剣征・桜花欄満」

 

桜天武が必殺技を打ち込み、巴里華撃団を囲んでいた敵の一部を破壊した。

 

「イリス グラン・ジャンポール」

 

 

そして、アイリスが、大神達の光武を回復した。

 

「アイリス」

 

「お兄ちゃん待った?待たせてごめんね」

 

「神崎風塵流・不死鳥の舞」

 

そして、すみれが残りの敵を倒し、帝国華撃団に、所属する3機が大神の元に揃ったのだった。

 

「お前たちは何者なんだい?」

 

「帝国華撃団参上!!」

 

「帝国華撃団だと」

 

「キャハハ、あれがお兄ちゃんの敵?ウサギと蛇だ。ヘビはおばちゃんなんだ」

 

「誰が!!おばちゃんだってーーーこのくそがき許さないよ」

 

 

「大神さん。私達が怪人の一人相手します。どちらの怪人がいいですか?」

 

「わかった。さくら君たちは、ピトンの蒸気獣を頼む」

 

大神がさくら達に命令を言った瞬間。突然銀色の謎の機械群が現れた。

 

「あれは何だウサ?」

 

「私が知るわけないだろ」

 

怪人達も、予想外の乱入者に、驚いていた。

 

「直哉君これは、まさか・・・」

 

「さくらちゃんどうやらそうみたいだよ、フェイト君達に銀色の飛行物体の相手いい?」

 

「うん兄さん。これは私達の追っている魔道兵器だから」

 

「さくらちゃん大神さんに伝えて魔道兵器に手を出さないでと」

 

「うんわかった」

 

「すみれさんアイリス僕達は厳しいかもしれないけど、新型魔道兵器と、ピトンの蒸気獣を倒します」

 

「「了解」」

 

「これが幼馴染世界に現れたタイミングです」

 

「それじゃあ次は私だね」

 

薫が7人世界に現れたタイミングを話し出す。

 

「あれ直哉君、一人なの?さくらさんは?」

 

「うん今日は、僕一人だよ、エリカさん」

 

「そうなんだ、私も一人なんだ、一緒にいていい?」

 

「別にいけど?」

 

「ありがとう直哉君」

 

そして、直哉は、エリカと行動を共にする事になった。

 

 

「見つけたぞ鬼神使役する少年」

 

 

そして、直哉は気が付いた。

 

「エリカさんここから急いで逃げてーー」

 

「え、どういうこと?」

 

!!「危ないエリカさん。ガハッ」

 

 

「きゃあああ。直哉君」

 

 

直哉は鞭のような物で、両足を貫かれていた。

 

 

「エリカさん早く逃げて、そしてさくらお姉ちゃんを呼んで、シャノワールにいるから」

 

「駄目だよ、直哉君を置いてはいけない」

 

「大丈夫だから・・・前鬼・・・」

 

 

「させるかーーまたしても、鞭のような物が、直哉の口に入り込んだ。

 

「・・・・」

 

「喋れなければ、鬼神を呼べまい」

 

(拙い本気で拙い、お姉ちゃん、前鬼助けて)

 

「大丈夫だよ、直哉君私が守るから」

 

「・・・・」

 

 

シャノワール・・・

 

「さくら急げ、憑依獣が出たぞ」

 

「ええ、わかったわ、行くわよ前鬼」

 

 

さくらが巴里華撃団の特訓を手伝っていると、突如前鬼が現れ、さくらに、憑依獣の出現を伝えた。

 

「これが7人世界での本格的な介入のタイミングです」

 

薫がそう言う。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

飛鳥と薫から聞いた過去の世界の出来事

「喋れなければ、鬼神を呼べまい」

 

(拙い本気で拙い、お姉ちゃん、前鬼助けて)

 

「大丈夫だよ、直哉君私が守るから」

 

「・・・・」

 

 

シャノワール・・・

 

「さくら急げ、憑依獣が出たぞ」

 

「ええ、わかったわ、行くわよ前鬼」

 

 

さくらが巴里華撃団の特訓を手伝っていると、突如前鬼が現れ、さくらに、憑依獣の出現を伝えた。

 

「これが7人世界での本格的な介入のタイミングです」

 

薫がそう言う。

 

「成程ね、2つの世界それぞれのタイミングが微妙に違うんだね。それにカルマを復活させようとした憑依獣がいたんだね」

 

「薫ちゃんごめんね。これだけの為に来て貰って」

 

「いえ、気にしないで下さい直哉さん」

 

「ねえ、飛鳥ちゃん何で憑依獣が7人世界に出たきっかけを話したら?」

 

「ええーーでもそこまで兄さんを過去の世界の事を教えなくても良いと思うけど?」

 

「でも直哉さん達は異界事変に巻き込まれたでしょう」

 

薫が思い出しながら言う。

 

「フフ、やはり貴女達も来ましたか特殊遊撃部隊」

 

「特殊遊撃部隊とは一体何なんだ?」

 

真宮寺直哉が治療を受けながら考えていると・・・

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

 

「フフ、成程あれがイシュメルガとデボネアが言っていた力ですか」

 

カルマがそう呟く。

 

「カルマ、イシュメルガとデボネアとは何者だ?」

 

真宮寺直哉がカルマに聞く。

 

「ああ、遥か未来から来た私の協力者ですよ」

 

!!

 

「遥か未来から来た協力者だと」

 

「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「そうです。それで間違いないですね?花寺薫」

 

「薫ちゃんの名字が違う」

 

「その通りだよカルマ。よくそこまで融合世界の事を熟知してるね」

 

「イシュメルガとデボネアでも私の名字変更の事は知らなかったのに」

 

「あの時に」

 

「それはそうだけど・・・」

 

飛鳥ちゃんの心配もわかるけど、現状融合世界の巴里での乱入者になる可能性があるとしたら、憑依獣と思うんだよね」

 

「それは確かに、僕もそう思う。それにイシュメルガとデボネアがただでカルマの要請に手を貸したとは、思えないんだよね」

 

「実際に僕と飛鳥ちゃんは、別れて対応しているよね」

 

「「確かに」」

 

「まあ、あの時は融合世界の内部の世界では無く外部の友好世界のあおぞら市ともう1つのすこやか市だったから余計な物が、混じってないか心配だったけどね」

「いえ、直哉今から貴方1人であおぞら市ともう1つのすこやか市に行ってくれない?」

 

「え、どういう事ですか?」

 

「ええ、あおぞら市に関しては融合世界の関連世界になりたてであんな事に巻き込まれたしね、あくまでもあおぞら市はパトロールみたいな感じで良いわ」

 

「成程確かに、今回のようなケースは初めてですからね」

 

「そして、もう1つのすこやか市の方では、融合世界とのバランスを保つ為にプリキュア・ヒーリング・オアシスだったかしら?」

 

「もう1人ののどか達がその技を習得するまで一緒にいて欲しいのよ」

 

「本来なら獅童光と一緒に各世界を回ってもらうつもりだったからね」

 

「成程、イシュメルガとデボネアの妨害が無ければ、イヨ達の作った世界を見た後に、そう言う流れを予定してたんですね」

 

「ええ、正直ここまでもう1つのすこやか市のイベントを遅れるとは思ってなかったからね」

 

「確かにミラクルヒーリングボトルを手に入れないと向こうのバテデモーダが出て来れないですね」

 

「そうなのよね。直哉とりあえず1人でミラクルヒーリングボトルが出るまででいいから観測して、その後はもう1つのすこやか市のイベントは止めるように連絡するわ」

 

「わかりました。なら先にあおぞら市に行きますね」

 

「だからこそトワは僕にああいう依頼を出したと思うんだ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について10 巴里へ出発前

「「成程」」

 

「そう言えば、兄さんいつから巴里に行くんですか?」

 

「え、飛鳥ちゃんどういう事?融合世界では巴里華撃団のとの関係は作らないんじゃなかったの?」

 

「ああ、実はね薫ちゃん」

 

そして直哉が薫に、その時の事を話す。

 

「米田さん今日はどうしたんですか?」

 

「ああ、直哉特殊遊撃部隊に依頼をする事は可能なのか?」

 

「ええ、それは可能ですよ例えば大きく歴史を変えてくれと言うのは無理ですけどね」

 

「そうか・・・ならこれは可能かもしれないな」

 

「米田さん、何か依頼があるんですか?」

 

「ああ、それは・・・大神の事での依頼があってな」

 

「大神さんについての依頼ですか?」

 

「ああ」

 

「可能ならでいいんだが、大神が巴里にいる間特殊遊撃部隊を動かして影から大神を助けてくれないか?」

 

「「「ええーー」」」

 

米田の依頼を聞いたのどか達は驚いていた。

 

「成程そう言う理由で家に来たんですね」

 

「そうだ、受けてくれるか?」

 

「米田さん覚えていると思いますが、僕が帝国華撃団に協力するのは両親の気持ちを考えての事ですよ」

 

「あ・・・」

 

 

「そうか・・・やはり無理か」

 

「いえ、大神さん個人を助ける為の行動は出来ますよ。ただ出来ないのは巴里華撃団として動く時ですよ米田さん」

 

「ああ、そういう事か」

 

「何故巴里華撃団行動中の時の大神さんを助けれない理由は、僕の両親が巴里華撃団関係者と友好を結んでない事が理由ですね」

 

「成程、確かに卓と桜花が世界に華撃団構想を広める前に死んだからな」

 

「ええ、恐らく特殊遊撃部隊の事を知ってるのは、巴里では大神さんと迫水さんぐらいだと思いますよ」

 

「迫水か・・・」

 

「ええーーこちらの米田さんがそんな依頼してきたんですか?」

 

「そうだよ薫ちゃん」

 

「直哉さんはうけたんですか?」

 

「うん基本的に帝国華撃団が巴里に行く間かな。その間は帝国華撃団の皆さんの生活拠点はお墓戦艦の中でして欲しいみたいな事も、米田さんは考えていたみたいだね。想定以上に滞在費がネックになったみたいだよ大きな声で言えないけど」

 

「「ああ、成程」」

 

「「確かに滞在費かなりかかりますね」」

 

「そう言う面は隊員達には言いにくいからね」

 

「「確かに、そう言う面でもお墓戦艦の中を生活拠点にすれば、かなり金銭面で助かりますね」」

 

「うんそうなんだ。それで飛鳥ちゃんの質問の答えだけど」

 

 

「フォフォ貴様らが噂の巴里華撃団とやらか」

 

「お前は何者だ?」

 

「わしか、わしはカルマール巴里を浄化するのがわしの目的だ」

 

「何だと!!だがお前だけで、何が出来る。皆行くぞ!!」

 

「「「「「了解」」」」」

 

「誰がわし一人と言った、出でよ我が手下共」

 

カルマールがそう言うと、以前巴里華撃団が倒した5大怪人が復活したのだった。

 

「なっばかな!!」

 

突如復活した5大怪人に、驚く巴里華撃団の面々。

 

そして復活した怪人に、次々と戦闘不能にさせれる大神達だった。

 

 

「何じゃお主等ははその程度ならいつでも潰せる帰るぞ」

 

カルマールはそう言うと、撤退した。

 

 

巴里華撃団の完全な敗北だった。

 

「どうやらこのイベントが終わったようだから、もうすぐ行くよ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

光は東方より1 敗北後の巴里華撃団と帝国華撃団

「何じゃお主等ははその程度ならいつでも潰せる帰るぞ」

 

カルマールはそう言うと、撤退した。

 

 

巴里華撃団の完全な敗北だった。

 

「どうやらこのイベントが終わったようだから、もうすぐ行くよ」

 

「「成程」」

 

それから数時間後お墓戦艦で特殊遊撃部隊と帝国華撃団は巴里へ向かった。

 

その頃大神は・・・

 

大神は、前回の敗北から抜け出さずにいた。

 

「うわあ、夢か」

 

「こんな夢を見るなんて」

 

その時大神は帝国華撃団と写っている写真を見てると、ロベリアに写真を取られた。

 

その後、大神はエリカ達に、帝国華撃団の事を説明しながらシャノワールに行くと、暫くするとシャノワールの窓が割られ、割って入って来た花についていた手紙を見て見ると、東方より光来ると書いていた。

 

そして大神とエリカが犯人を捜すべく、世界の花展会場に向かった。

 

「加山さん貴方が壊したシャノワールの窓ガラスの件きっちり帝国華撃団のお金で払ってくださいね」

 

「はいすみません。それでは手筈通り加山さんはさくらさんとすみれさんとアイリスさんを簡易ゲートで、待ち合わせの場所に連れて行って下さいね」

 

「わかりました」

 

そして加山達は簡易ゲートを使い、大神達が来る前に答えである場所に向かった。

 

「ふう、飛鳥ちゃん加山さんて大神さんに対していつもこうなの?」

 

「ええ、そうですね」

 

「月組の隊長と言う事でサポートしてるのかと思ったけど器物損壊はやりすぎと思うけど」

 

「確かにそうですね普通に考えたら」

 

「そうだよね。大神さんにヒントをやるためとはいえ・・・」

 

その頃大神とエリカは・・・

 

世界の花展会場・・・

 

 

大神とエリカは、世界の花展会場の奥にある日本の花桜の木の所で意外な人物と再会を果たした。

 

「お久しぶりです。大神さん」

 

「なっ、まさか本当に、さくら君なのかい?」

 

「大神さん、私も夢のようです。花の都で大神さんと再会出来るなんて」

 

「ああ、夢のようだ」

 

「夢じゃないよ、お兄ちゃん、アイリスお兄ちゃんに会いたくて巴里まで来たんだから」

 

「アイリス君も来たのか?」

 

「確かに、夢のような出来事ですわね、中尉」

 

「すみれ君まで」

 

「きゃあああああ。東京の花組の皆さーん」

 

エリカは興奮のあまり派手に転んだ。

 

「あれ・・・きゃあああああああ。大神さーーーーーん」

 

「ぐえええ。エリカ君・・・」

 

大神はエリカによってノックアウトされてしまった。

 

暫くして・・・

 

大神は、気が付いた。

 

「うう、ここは」

 

「ごめんなさい。大神さん」

 

そしてエリカが、大神に謝った。

 

その後・・・

 

「さて、大神さん私達は暫く巴里観光して来ますね」

 

「ああ、わかった」

 

さくら達3人が大神達と別れようとした時、エリカに呼び止められた。

 

「待ってください、せっかく日本から来たんですから、シャノワールに行きませんか?一緒に?」

 

「え、シャノワールにですか?でも私達が行っても、お邪魔じゃないですか?」

 

さくらが代表して大神に聞く。

 

「そんな事無いですよね、大神さん?」

 

「ああ、皆なら歓迎するよ」

 

さくらの質問に大神はそう答えた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

光は東方より2 シャノワールに行く

「さて、大神さん私達は暫く巴里観光して来ますね」

 

「ああ、わかった」

 

さくら達3人が大神達と別れようとした時、エリカに呼び止められた。

 

「待ってください、せっかく日本から来たんですから、シャノワールに行きませんか?一緒に?」

 

「え、シャノワールにですか?でも私達が行っても、お邪魔じゃないですか?」

 

さくらが代表して大神に聞く。

 

「そんな事無いですよね、大神さん?」

 

「ああ、皆なら歓迎するよ」

 

さくらの質問に大神はそう答えた。

 

「すみれさん、アイリスどうします?」

 

「アイリスは、言って見たいな」

 

「私も、興味はありますわ」

 

「なら行きますか?まだ時間もあるので」

 

「やったー」

 

エリカはさくら達の、答えを聞いて喜んでいた。

 

そして全員でシャノワールに向かった。

 

シャノワール内にて・・・

 

「まるで夢のようだ、帝国華撃団と巴里華撃団が巴里で集結するなんて」

 

大神はそんなことを考えていた。

 

「私の名前は真宮寺さくらです。皆さんには、大神さんがお世話になってます。皆さん宜しくお願いしますね」

 

「あの人のようなのを大和撫子と言うのでしょうか?」

 

花火はさくらを見て、呟く。

 

「やっほーアイリスだよこの子は、ジャンポール仲良くしてね」

 

「元気な子だな」

 

コクリコがアイリスの挨拶を聞いた感想を言う。

 

「私が、神埼すみれですわ」

 

「フン成金か」

 

グリシーヌが呟く。

 

全員の挨拶が終わり、歓迎会が始まった。

 

 

暫く楽しい時間過ぎていたが、その時グリシーヌとすみれが喧嘩を始めたのだった。

 

大神が仲裁に行こうとした時、さくらがやって来た。

 

アイリスとコクリコが喧嘩をしている事を伝えた。

 

「何!!アイリスが」

 

 

そして大神がアイリスの所で、アイリスたちの喧嘩の理由をロベリアに聞く。

 

「原因はあんただよ」

 

大神は、ロベリアに言われ、驚いていた。まさか、アイリスとコクリコの喧嘩の理由が、自分の呼び方とは思わず驚いていた。

 

そして歓迎会が終わり、帝国華撃団と巴里華撃団は、喧嘩別れをしてしまった。

 

その頃お墓戦艦の中では・・・

 

「あちゃ、カンナはん。マリアはんアイリス達喧嘩始めたで」

 

「まあすみれとグリシーヌの場合はただの意地の張り合いだけどな」

 

「そうねアイリス達場合は国の文化の違いだからどちらが間違いとか言えないわね」

 

「そうですね、欧米ではあまり靴を脱いで部屋に入るなんてなかったからですね」

 

「うんあれは、日本だけだね」

 

紅蘭たちの話にレ二と織姫が加わる。

 

「さて、隊長はどう対応するかな」

 

その頃さくら達は・・・

 

 

「ねえ、アイリス、機嫌直してよ」

 

「すみれさんもお願いしますよ」

 

「・・・」

 

「・・・」

 

「これは私では無理だわ。大神さん助けて下さい」

 

その大神はシャノワールで喧嘩になった理由を聞いていた。

 

 

「何で、グリシーヌと、コクリコは、すみれ君やアイリスと喧嘩をしたんだい?」

 

「あの紫の成金が、私の家と、私自身を侮辱したからだ」

 

「僕だって、イチローのことイチローて呼んでるのに、あの子アイリスったら名前で呼んじゃ駄目ていうんだ」

 

(成る程な、コクリコと、アイリスの方は、長く住んでいた国の文化の違いが、原因か、問題はグリシーヌとすみれ君の方か)

 

「なあ、二人共君達の方から二人に謝る事は、むりかい?」

 

「何故私が、謝らなければならぬ?謝るなら向こうが先であろう」

 

「僕も嫌だ、僕悪い事してないし」

 

「そうか、わかった。それじゃ俺は帝国華撃団の3人に会いに行くから」

 

大神がそう言うと、コクリコが呟いた。

 

「やっぱりイチローは、僕達よりアイリス達のが大事なんだーー」

 

コクリコはそう言うと、シャノワールを飛び出した。

 

「コクリコ待つんだ」

 

「「大神さんここは、私達に任せてください」」

 

「任せたぞエリカ君、花火君」

 

そして、大神はさくら達のいるレストランに向かった。

 

その途中で大神は加山と出会い巴里華撃団と帝国華撃団を仲直りさせる方法を大神に教えたのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

光は東方より3 巴里華撃団と帝国華撃団のダンスバトル

大神は加山から巴里華撃団と帝国華撃団の喧嘩を止める作戦を互いの華撃団に説明をする為最初に帝国華撃団に説明をした。

 

 

翌日・・・

 

「皆、聞いてくれ」

 

大神が、巴里歌劇団の5人に声をかけた。

 

「何ですか?大神さん」

 

「何々イチロー」

 

「何かあるのか?」

 

「面白い事でもあるのか?」

 

「御用は何ですか?大神さん」

 

「皆まずは、このチラシを見てくれ」

 

「ふむ、これは4日後に開かれるダンスコンテストのチラシではないか?」

 

「そうだ、これにさくら君たち帝国歌劇団の出場が決まった。君達はどうする?」

 

「フン奴らが出るのならば、我等も出るぞ」

 

そして正式に巴里華撃団と帝国華撃団のダンスコンテスト参加が決まった。

 

とある場所・・・

 

「シゾーにピトンよ」

 

「「ハッカルマール様」」

 

「俺様に何の用事だピョン」

 

「いっヒッヒ、この私に用があるのかえ?」

 

「左様、主等にもう一度チャンスをやろう。巴里華撃団を消せ」

 

「「ははーーカルマールさま」」

 

ついに怪人達が組織を組み行動を開始し始めた。

 

それから数日後・・・

 

ダンスコンテスト当日

 

「うわあ。ここが巴里なんだ」

 

「響さん良いですか?私達がここにいても」

 

光が響に聞く。

 

「大丈夫だよ光ちゃん。私達は観客として混ざるのは、帝国華撃団の皆をフォローする為だしね」

 

「ええ、それは聞いてますけどこんな格好じゃなくてもいいんじゃ?」

 

光は自分と響の来ている服に疑問を感じていた。

 

「それは後でね、ほらもうすぐ始まるよ」

 

そしてダンスコンテストは始まった。

 

ダンスコンテストは大盛況だった。残るは、巴里歌劇団と帝国歌劇団のみとなり、巴里歌劇団のダンスが始まった。

 

 

そして、ダンスが終わり、残るはさくら達だけになった。

 

「どうだ、我らと隊長の踊りは、降参するなら今のうちだぞ」

 

「誰が降参しますか、それと勝ち誇るのは、私達の踊りを見てからにしてくださいな」

 

 

「行きますわよさくらさん、アイリス」

 

そして、さくらたちのダンスが始まった。

 

 

「分からぬ。ダンス自体は、自分達と、変わらぬと言うのに、何かが違う」

 

 

「それはたちいちじゃないかしら、グリシーヌ」

 

花火が、グリシーヌに説明する。

 

 

そして、大神は、さくらたちにあり、エリカたちにないものを、はっきりとチームワークだと伝えた。

 

その直後、アイリスのヒールが折れるハプニングが起きるがさくら、すみれのチームワークでクリアした。

 

そして、結果発表の最中に、復活したシゾーとピトンが、襲い掛かってきた。

 

 

「大神さんここは、3人で何とか抑えるので、光武を」

 

 

「わかったさくら君、アイリス、すみれ君、無理はするな」

 

「「「「了解」」」」

 

 

そして大神達は、一度、シャノワールに戻った。

 

「さて、光ちゃん帝国華撃団と合流して光武を渡すよ」

 

「はい響さん」

 

そして響達はさくら達と合流して光武を渡した。

 

「逃げるピョンあいつら」

 

「ほっとけばいい、どうせやつらは戻って来るさ、私らがここに居る限りね」

 

そう言ってピトンは、不敵な笑みを浮べる。

 

 

そして暫くして・・・

 

「巴里華撃団参上!!」

 

 

「ウーササまた懲りずに出てきたなピョン」

 

「貴様らでは、私達を倒すことは出来ないよ」

 

 

そして、戦いは始まったが、やはり強化されたポーンに苦戦する華撃団だった。

 

「クッやはり性能差は無理なのか?

 

大神が、諦めかけた時、奇跡が起きた。

 

「大神さん諦めないでください。大神さんには私達も付いてますから」

 

「その声・・・さくら君か」

 

「破邪剣征・桜花欄満」

 

桜天武が必殺技を打ち込み、巴里華撃団を囲んでいた敵の一部を破壊した。

 

「イリス グラン・ジャンポール」

 

そして、アイリスが、大神達の光武を回復した。

 

「アイリス」

 

「お兄ちゃん待った?待たせてごめんね」

 

「神崎風塵流・不死鳥の舞」

 

そして、すみれが残りの敵を倒し、帝国華撃団に、所属する3機が大神の元に揃ったのだった。

 

「お前たちは何者なんだい?」

 

「帝国華撃団参上!!」

 

「帝国華撃団だと」

 

「キャハハ、あれがお兄ちゃんの敵?ウサギと蛇だ。ヘビはおばちゃんなんだ」

 

「誰が!!おばちゃんだってーーーこのくそがき許さないよ」

 

 

「大神さん。私達が怪人の一人相手します。どちらの怪人がいいですか?」

 

「わかった。さくら君たちは、ピトンの蒸気獣を頼む」

 

「わかりました」

 

そして・・・巴里華撃団VSシゾー、帝国華撃団VSピトンとなった。

 

「帝国華撃団貴様等を、殺してやるよ」

 

「なに言ってますの?この三下風情が」

 

「何だと!!小娘が粋がるんじゃないよ」

 

逆上したピトンは、すみれに突撃をかける。

 

「今ですわ、さくらさん」

 

「何!!」

 

「「破邪剣征・桜花爛漫」」

 

「神崎風塵流・不死鳥の舞」

 

 

「馬鹿なああ、このピトン様がこんな奴らにーー」

 

ピトンは前後から放たれた、二つの必殺技を受け、自身の蒸気獣と共に爆発した。

 

 

帝国華撃団の戦いが、終わると同時に巴里華撃団の戦いも終わっていた。

 

そして二つの華撃団は、一緒に勝利の・ポーズを決めて、シャノワールに戻っていった。

 

その後さくら達は、帝都に戻る為巴里を後にした。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

光は東方より4 堕ちたエリカ前編

時を少し戻して・・・

 

「さくらさん、すみれさん、アイリスさんお疲れ様でした」

 

「「「お疲れ様でした」」」

 

「次は米田さんの要請で大神さんに会いに行くのは、マリアさん。紅蘭さん。そしてカンナさんとなってますよろしくお願いいたします」」」

 

「「「了解です」」」

 

そして時は戻り・・・

 

ダンスコンテストから5日後・・

 

大神は、朝食を取る為、近くのカフェに行く途中、天然ドジッコと言うスキルを発動中のエリカと会った。

 

「やあ、エリカ君おはよう」

 

「あ、大神さんおはようございますとっととあふゃあ」

 

 

!!

 

 

「大丈夫かいエリカ君?」

 

「あいったた、大丈夫ですよ大神さん」

 

その時大神の前に、三人の虚無僧が現れた。

 

「よっ隊長元気にしてたか?」

 

「大神はん会えて嬉しいわー」

 

「隊長お久しぶりです」

 

「カンナ、紅蘭、マリアじゃないか?どうしてここに」

 

「きゃあああああ。東京の花組の皆さーん」

 

そして大神は、マリアたちをシャノワールに案内をした。

 

 

シャノワール・・・

 

 

「支配人大神です」

 

「入っていいよムッシュ」

 

「失礼します」

 

「よくきてくれたねマリア・タチバナ、桐島カンナ、そして李紅蘭」

 

「あんた達が来てくれて、心強いよ」

 

「さて、うちは格納庫に行きますさかい」

 

「メル案内してやりな」

 

「ウイオーナー」

 

メルと紅蘭は、格納庫に向かった。

 

「隊長、支配人まずこれを見てください」

 

「「これは?」」

 

「これは、エリカの資料です。何故か、すみれ達が参加した戦い後から、霊力が非常に不安定ですので、今回の私達への依頼である強化プログラムには、エリカは参加はさせれません」

 

 

「ふむ、そのほうがいいだろうね」

 

「支配人それでは」

 

「ムッシュいいかい、私達の戦いは、生きるか死ぬかの真剣な戦いなんだ」

 

「いくらムッシュが、帝都での戦いで、仲良しこよしで、勝てたとしても、ここは巴里なんだ、いつまでもムッシュの生ぬるい優しさが聞くわけがない」

 

「くっ」

 

大神は支配人室を飛び出した。

 

「すまないねあんたら三人にも嫌な思いさせて」

 

「いえ、それでは明日から予定通りに動きます」

 

「ああ、頼むよ」

 

 

そう言って、マリアとカンナは支配人室をでた。

 

その頃直哉達は・・・

 

「ねえ、飛鳥ちゃん僕巴里の街に行かないと言ったのに」

 

「兄さん今更言っても無駄ですよ。ここにもうすぐ落ち込んだエリカさんが来ますからね」

 

!!

 

「何だってーー早く戻らないとまずい」

 

「駄目ですよ。兄さんにはエリカさん個人に対しての友達になってもらうので」

 

「きゃああああ。助けてくださーい」

 

!!

 

飛鳥がそう言った直後、屋根から落ちたエリカが直哉に向けて突撃をくらわした」

 

「グッガハ」

 

「何で普通に来れないのこの人は・・・」

 

そして直哉は気絶した。

 

「アイタタ。ごめんなさい大丈夫です・・・死んでる嫌ーー」

 

エリカは気絶状態の直哉を見て、死んでると勘違いをして一目散に逃げだした。

 

「あちゃー失敗か――兄さんもエリカ恐怖症にならなきゃいいけど」

 

飛鳥がそう言いながら直哉をお墓戦艦の中に連れて行った。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

光は東方より4 堕ちたエリカ後編

「何だってーー早く戻らないとまずい」

 

「駄目ですよ。兄さんにはエリカさん個人に対しての友達になってもらうので」

 

「きゃああああ。助けてくださーい」

 

!!

 

飛鳥がそう言った直後、屋根から落ちたエリカが直哉に向けて突撃をくらわした」

 

「グッガハ」

 

「何で普通に来れないのこの人は・・・」

 

そして直哉は気絶した。

 

「アイタタ。ごめんなさい大丈夫です・・・死んでる嫌ーー」

 

エリカは気絶状態の直哉を見て、死んでると勘違いをして一目散に逃げだした。

 

少し時を進めて・・・

 

 

そのころ大神は、グラン・マのエリカを、切り捨てる発言を聞き、苛立ちを感じつつも、突然の雨の為自分のアパートに戻ると、そこにはずぶ濡れのエリカがいた。

 

エリカはさくら達のところから直接来ていた為大神が戻るまで、雨に打たれていた。

 

そして、大神はそのままエリカを部屋に入れて、一晩泊まらせたのだった。

 

そして翌日・・・

 

 

大神とエリカは緊急通信を受けて、シャノワールに向かった。

 

「支配人遅くなりました」

 

「来たねムッシュ」

 

 

「今度の敵は誰なんですか?」

 

「間もなくシャノワールにナーデルがやって来る。ムッシュ出撃命令を出すんだよ」

 

「しかし・・・」

 

「大丈夫や大神はん光武Fは、生まれ変わったからな」 

 

「紅蘭間に合ったのか」

 

「勿論や」

 

そして大神達は、新型霊子甲冑に乗り出撃した。

 

シャノワール前・・・

 

 

「また性懲りもなく、出てきたなナーデルちゃんよ」

 

「ロベリア今度は、負けないわよ」

 

「今回も同じ、目を見せてやる」

 

 

「来なさい、私の蒸気獣ノクテュルヌ2よ」

 

ナーデルは、自身の蒸気獣を召還し、そしてポーンも大量に召還した。

 

そして戦いは始まり、戦いはナーデルの敗北となった。

 

 

「何よその新型、私は知らないわ」

 

「あん、お前捨て駒にされたんじゃないのか?」

 

「嘘よ、嘘よ」

 

「いえ真実ですよナーデル。そしてさよなら」

 

「ガフッコルボー」

 

ナーデルは、コルボーによって倒された。

 

「さて始めましょう。巴里華撃団第2幕を」

 

「コルボー貴様何故仲間であるナーデルを何故殺した?」

 

「私は、公爵様から受けた命令を遂行したまでです」

 

「何だと!!」

 

「ナーデルと言う女には、公爵様もそれほど期待してませんでしたが、まさかこんなに嬉しい誤算があるとはね」

 

 

「嬉しい誤算だと?」

 

「そうです行きなさいポーン共!!赤い機体の堕ちた天使を集中攻撃をするのです」

 

ポーン達が、出現しエリカの光武F2を攻撃し始めた。

 

「キャアアア、どうして、光武動いてくれないの?どうして」

 

「いかん皆エリカ君を守るんだ!!」

 

「「「「了解」」」」

 

 

「哀れですね、動けない者を守るとは、巴里華撃団は弱者と言う事ですね」

 

「何だと!!」

 

「さあ行きますよ、出でよ我が蒸気獣セレナード2巴里華撃団にトドメをさしますよ」

 

「クッこのままでは」

 

「如何するの?イチロー」

 

「大神さん指示を」

 

「隊長!!」

 

「おい如何するんだ隊長よ?」

 

「大神さん皆逃げてください」

 

「エリカ君諦めるな」

 

「でもこのままじゃ・・・」

 

「さあ死になさい巴里華撃・・・」

 

その時蒸気獣セレナード2を1人の少女によって行動不能にまでさせられたのだった。

 

「あーあ人違いだったかまあいいや。邪魔な烏は黙らせたしね」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

光は東方より5 突然の乱入者前編

「クッこのままでは」

 

「如何するの?イチロー」

 

「大神さん指示を」

 

「隊長!!」

 

「おい如何するんだ隊長よ?」

 

「大神さん皆逃げてください」

 

「エリカ君諦めるな」

 

「でもこのままじゃ・・・」

 

「さあ死になさい巴里華撃・・・」

 

その時蒸気獣セレナード2を1人の少女によって行動不能にまでさせられたのだった。

 

「あーあ人違いだったかまあいいや。邪魔な烏は黙らせたしね」

 

「さてと、大神一郎光と戦う前にお前を殺すよ」

 

「この私がね」

 

!!

 

「「「「何だって――」」」」

 

「じゃあ死んでね。大神一郎炎の矢ーー」

 

「ちっなにもんか知らねえが私達に喧嘩を売るなんてよくやるよ」

 

そう言いながらロベリアの光武℉が同じ炎で少女の攻撃を相殺した。

 

「へえ、やるじゃんおばさんのくせに」

 

「なら、これならどうかしら?出でよ降魔兵器よ」

 

!!

 

「降魔兵器だと馬鹿な、空中要塞武蔵の消滅で降魔兵器は消滅した筈だ、それを何故君が扱っている?」

 

「ああ、母様の言う通り、大神一郎には2度目の空中要塞武蔵と京極圭吾が復活した事を知らないんだね」

 

「どういう意味だそれは?」

 

「知りたければ紫藤直哉に聞いてみな、大神一郎だけど疲れている状態で降魔兵器を倒せるかしらね、その降魔兵器の中にはワイズマンの特注もあるから、動けない奴を見捨てても良いのよ。じゃあね生きてたら会いましょうね」

 

そう言って巴里華撃団の前から謎の少女だけが消えた。

 

大神は少女の言葉を聞いてある時の事を思い出していた。

 

 

 

「ぷにシールド」

 

 

「2人は殺させないよ。夜叉」

 

 

「ほう、やはりこちらに来ていたか、紫藤直哉と守護者のキュアグレースよ」

 

 

「「ワイズマン」」

 

 

「行け、降魔共拘束している帝国華撃団と同化しろ」

 

 

そしてワイズマンの命令を受けた特殊降魔達が動き出す。

 

 

 

「フフ、これで帝国華撃団は我が主の手駒よ」

 

 

夜叉がグレースに言う。

 

「そう上手く行くかしら」

 

 

「食らいなさい鳳凰烈波」

 

 

!!

 

エステルの鳳凰烈波により複数の特殊降魔は消滅した。

 

 

 

「ほう、エステル・ブライトとクローゼ姫もこちらに来ていたか」

 

 

「漸く会えたわね。ワイズマン」

 

 

「フフ、私的には別に会えなくてもよかったんだが、エステル・ブライトお前がこちらにいるのならば、少し計画を修正するか」

 

 

「何ですって」

 

 

「夜叉今回はもういい、撤収をするぞ」

 

「わかりました。我が主」

 

 

そしてワイズマンと、夜叉と、特殊降魔は撤退をした。その直後5人のプリキュア達も合流し、拘束されていた大神達を救出したのだった。

 

「皆気をつけろ特殊な降魔は光武F2と同化する能力を持ってるからな」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「まじかよ、うかつに攻撃できねえじゃねえか」

 

「ああ、だから遠距離系の武器で倒すんだ皆」

 

「「「「「了解」」」」」

 

その頃シャノワールにいる紅蘭達は・・・

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

光は東方より5 突然の乱入者中編

「おいおい紅蘭どうするよ紅蘭?」

 

「せやねとりあえず逃げた、ノヴァは直哉さん達に任せてあの降魔兵器を倒すのを手伝いますか?」

 

「そうねそれが一番よさそうね、現状を見ると」

 

「よっしゃそうと決まれば・・・」

 

「あんた達どこに行くんだい?」

 

紅蘭達はグラン・マに捕まった。

 

その頃お墓戦艦の中では・・・

 

 

「あーあ人違いだったかまあいいや。邪魔な烏は黙らせたしね」

 

「さてと、大神一郎光と戦う前にお前を殺すよ」

 

「この私がね」

 

!!

 

「「「「何だって――」」」」

 

「じゃあ死んでね。大神一郎炎の矢ーー」

 

「ちっなにもんか知らねえが私達に喧嘩を売るなんてよくやるよ」

 

そう言いながらロベリアの光武℉が同じ炎で少女の攻撃を相殺した。

 

「へえ、やるじゃんおばさんのくせに」

 

「なら、これならどうかしら?出でよ降魔兵器よ」

 

!!

 

「降魔兵器だと馬鹿な、空中要塞武蔵の消滅で降魔兵器は消滅した筈だ、それを何故君が扱っている?」

 

「ああ、母様の言う通り、大神一郎には2度目の空中要塞武蔵と京極圭吾が復活した事を知らないんだね」

 

「どういう意味だそれは?」

 

「知りたければ紫藤直哉に聞いてみな、大神一郎だけど疲れている状態で降魔兵器を倒せるかしらね、その降魔兵器の中にはワイズマンの特注もあるから、動けない奴を見捨てても良いのよ。じゃあね生きてたら会いましょうね」

 

そう言って巴里華撃団の前から謎の少女だけが消えた。

 

「本当にノヴァが融合世界にいた」

 

光は、巴里華撃団の前に出て来たノヴァを見て驚いていた。

 

「直哉さん私なら、ノヴァの居場所わかるので行かせてください」

 

「駄目だよ。まだ魔神レイアースの封印が解けてないんだよ。恐らくだけど光さんがノヴァと会ったら魔神レガリアだっけそれを使ってくると思うよ」

 

 

「魔神レイアースを呼べない今の光さんを戦わせることは出来ないし、今の僕には光さん達がトワ達の世界に来た時の紫藤直哉じゃないけど彼がいれば止めてたと思うよ」

 

!!

 

「・・・確かにその通りかも知れないけどそれでも私は行かなきゃいけないんだ」

 

そう言って獅童光は、お墓戦艦を飛び出し、ノヴァを追いかける為お墓戦艦を出て行った。

 

「兄さんどうします?」

 

飛鳥が直哉に聞く。

 

「・・・ふう、やっぱりこうなるのか」

 

「私からしてみれば、兄さんが光さんを飛び出すように仕向けたように思いますよ」

 

「まあ、そう見えても仕方ないかな、でもまさかあのタイミングでノヴァが、出て来るとはね」

 

「さてと僕はもう1つのすこやか市に行ってのどかさん達と合流して、そのまま光さんの救援に行くね」

 

「その間飛鳥ちゃんと響さんで巴里華撃団と帝国華撃団の皆さんのサポートお願いするね」

 

「わかりました」

 

そして直哉は簡易ゲートを使い融合世界のすこやか市に向かった。

 

その頃のどかは・・・

 

「あーあ直哉君から休暇と言われたけど学生だから学校に行くけど何となく物足りないよ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

光は東方より5 突然の乱入者後編1

「その間飛鳥ちゃんと響さんで巴里華撃団と帝国華撃団の皆さんのサポートお願いするね」

 

「わかりました」

 

そして直哉は簡易ゲートを使い融合世界のすこやか市に向かった。

 

その頃のどかは・・・

 

「あーあ直哉君から休暇と言われたけど学生だから学校に行くけど何となく物足りないよ」

 

「その気持ちはわかるラビだけどのどか達は、直哉の言う通り休息を取るべきと思うラビ」

 

「それはわかるけど」

 

「すみませんのどかさん緊急事態です。今回は全員で出撃しますので準備をお願いします」

 

そう言って直哉が簡易ゲートを通ってのどかの部屋に来た。

 

「「うわあ」ラビ」

 

「どうしたの直哉君?」

 

「実はですね巴里にノヴァが出現しました」

 

「「ええーー」ラビ」

 

そして直哉がラビリンとのどかに説明をする。

 

 

「あーあ人違いだったかまあいいや。邪魔な烏は黙らせたしね」

 

「さてと、大神一郎光と戦う前にお前を殺すよ」

 

「この私がね」

 

!!

 

「「「「何だって――」」」」

 

「じゃあ死んでね。大神一郎炎の矢ーー」

 

「ちっなにもんか知らねえが私達に喧嘩を売るなんてよくやるよ」

 

そう言いながらロベリアの光武℉が同じ炎で少女の攻撃を相殺した。

 

「へえ、やるじゃんおばさんのくせに」

 

「なら、これならどうかしら?出でよ降魔兵器よ」

 

!!

 

「降魔兵器だと馬鹿な、空中要塞武蔵の消滅で降魔兵器は消滅した筈だ、それを何故君が扱っている?」

 

「ああ、母様の言う通り、大神一郎には2度目の空中要塞武蔵と京極圭吾が復活した事を知らないんだね」

 

「どういう意味だそれは?」

 

「知りたければ紫藤直哉に聞いてみな、大神一郎だけど疲れている状態で降魔兵器を倒せるかしらね、その降魔兵器の中にはワイズマンの特注もあるから、動けない奴を見捨てても良いのよ。じゃあね生きてたら会いましょうね」

 

そう言って巴里華撃団の前から謎の少女だけが消えた。

 

「本当にノヴァが融合世界にいた」

 

光は、巴里華撃団の前に出て来たノヴァを見て驚いていた。

 

「直哉さん私なら、ノヴァの居場所わかるので行かせてください」

 

「駄目だよ。まだ魔神レイアースの封印が解けてないんだよ。恐らくだけど光さんがノヴァと会ったら魔神レガリアだっけそれを使ってくると思うよ」

 

 

「魔神レイアースを呼べない今の光さんを戦わせることは出来ないし、今の僕には光さん達がトワ達の世界に来た時の紫藤直哉じゃないけど彼がいれば止めてたと思うよ」

 

!!

 

「・・・確かにその通りかも知れないけどそれでも私は行かなきゃいけないんだ」

 

そう言って獅童光は、お墓戦艦を飛び出し、ノヴァを追いかける為お墓戦艦を出て行った。

 

「兄さんどうします?」

 

飛鳥が直哉に聞く。

 

「・・・ふう、やっぱりこうなるのか」

 

「私からしてみれば、兄さんが光さんを飛び出すように仕向けたように思いますよ」

 

「まあ、そう見えても仕方ないかな、でもまさかあのタイミングでノヴァが、出て来るとはね」

 

「さてと僕はもう1つのすこやか市に行ってのどかさん達と合流して、そのまま光さんの救援に行くね」

 

「その間飛鳥ちゃんと響さんで巴里華撃団と帝国華撃団の皆さんのサポートお願いするね」

 

「わかりました」

 

そして直哉は簡易ゲートを使い融合世界のすこやか市に向かった。

 

「そう言う理由で光さんがノヴァに会いに行ったんです」

 

「「ええーー」ラビ」

 

「ですので、今回は光さんがノヴァに会って本格的に戦闘になる前に連れ戻したいと思います」

 

「わかった皆に連絡をするね」

 

「お願いしますのどかさん」

 

時を少し戻して・・・

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

光は東方より5 突然の乱入者後編2

「おいおい紅蘭どうするよ紅蘭?」

 

「せやねとりあえず逃げた、ノヴァは直哉さん達に任せてあの降魔兵器を倒すのを手伝いますか?」

 

「そうねそれが一番よさそうね、現状を見ると」

 

「よっしゃそうと決まれば・・・」

 

「あんた達どこに行くんだい?」

 

紅蘭達はグラン・マに捕まった。

 

「あたいら巴里華撃団を助けて来るよ」

 

「え、あんたら機体があるのかい?」

 

「こんな事もあろうかと思って一応持ってきてるさかい大丈夫や」

 

「それでは、私達は巴里華撃団援護任務の為出撃します」

 

「・・・ああ、あの子達を頼むよ」

 

そして紅蘭達はシャノワールを出て簡易ゲートを使い、お墓戦艦に帰還し、飛鳥に聞いた。

 

「飛鳥ちゃん準備は良いかな?」

 

「はい、マリアさんと紅蘭さんカンナさんの光武改の出撃準備は出来てますよ」

 

飛鳥がそう言うと3人は、それぞれの光武改に乗り込んだ。

 

その頃巴里華撃団は・・・

 

「うわああ」

 

!!

 

「コクリコ大丈夫か?」

 

「僕は大丈夫だよ。エリカが動けないなら僕達が頑張らないとね」

 

「ああ、その通りだコクリコ」

 

「コクリコ・・・」

 

「だが実際問題どうする?隊長こいつらポーンより強いぞ」

 

「いいねえ。これくらい強くないと面白くない」

 

「グリシーヌ、ロベリア無理はするなよ」

 

「「了解」」

 

そしてグリシーヌとロベリアは降魔兵器との戦いを再開したのだった。

 

「しかし困ったな。まさか巴里に特殊遊撃部隊の敵が出て来るとは、特殊遊撃部隊の皆の事だからもう動いていると思うが、念の為にこの戦いが終わったらマリア達に聞いてみるか」

 

大神が、そう言った直後帝国華撃団の3人が巴里華撃団の援護に来た。

 

「お待たせ大神はん」

 

「お待たせしました隊長」

 

「「「ええーー帝国華撃団の皆さんどうしてここに」」」

 

「紅蘭にマリアじゃないか?カンナはどうした?」

 

「カンナならロベリアとグリシーヌの援護に行きました」

 

「そうか・・・このタイミングで3人が動いたのは特殊遊撃部隊としてだな?」

 

「そう言う事や。少女の方は直哉はん達が動いてるから自分等の役目は降魔兵器の始末やけどな」

 

「それでもありがたいよ2人共。出来れば直哉さんに会いたいが・・・」

 

「すみません隊長今回来てるのは私達と響さんだけでして」

 

「成程、元々直哉さんとのどかちゃん達はこちらにはいないんだな」

 

「そう言う事です隊長」

 

そして巴里華撃団は、マリアと紅蘭とカンナの援護を受けてノヴァが残した降魔兵器の全ての撃退に成功した。

 

「皆よくやったな」

 

「当たり前だ私達を甘く見て欲しくは無いぞ隊長」

 

「本当だぜ、グリシーヌとロベリアはもっと強くなるぜ」

 

カンナがそういう。

 

「さあ皆でシャノワールに戻るぞ。エリカ君もよく自分の霊力をコントロール出来るようになったな」

 

「はい、ある意味あの少女のおかげです」

 

「へっどういう事」

 

あーあ人違いだったかまあいいや。邪魔な烏は黙らせたしね」

 

「さてと、大神一郎光と戦う前にお前を殺すよ」

 

「この私がね」

 

!!

 

「「「「何だって――」」」」

 

「じゃあ死んでね。大神一郎炎の矢ーー」

 

「ちっなにもんか知らねえが私達に喧嘩を売るなんてよくやるよ」

 

そう言いながらロベリアの光武℉が同じ炎で少女の攻撃を相殺した。

 

「へえ、やるじゃんおばさんのくせに」

 

「なら、これならどうかしら?出でよ降魔兵器よ」

 

!!

 

「降魔兵器だと馬鹿な、空中要塞武蔵の消滅で降魔兵器は消滅した筈だ、それを何故君が扱っている?」

 

「ああ、母様の言う通り、大神一郎には2度目の空中要塞武蔵と京極圭吾が復活した事を知らないんだね」

 

「どういう意味だそれは?」

 

「知りたければ紫藤直哉に聞いてみな、大神一郎だけど疲れている状態で降魔兵器を倒せるかしらね、その降魔兵器の中にはワイズマンの特注もあるから、動けない奴を見捨てても良いのよ。じゃあね生きてたら会いましょうね」

 

そう言って巴里華撃団の前から謎の少女だけが消えた。

 

「あの時私大神の事が好きなんだと自覚して大神さんが死ぬのは嫌だなと思った時に帝国華撃団の皆さんが来て」

 

「私はまだ動いちゃいけないと思って・・・ごめんなさい大神さん」

 

「何だって――」

 

エリカの告白に驚く大神だった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

光は東方より6 巴里華撃団VSレオン前編

「「「「「「ただいま飛鳥ちゃん響さん」」」」」」

 

「「おかエりなさい兄さん」のどかちゃん達に光ちゃん」

 

「皆ごめん私のせいで迷惑をかけてしまって」

 

「まあ、自分の敵が出て来たのもあるからそこまで気にしなくて良いわよ」

 

「でも・・・」

 

光はちゆの言葉を聞いても納得できずにいた。

 

光達がそう言う話をしている隣では・・・

 

「成程あの後降魔兵器は倒したんだね」

 

「はい次は織姫さんとレ2さんが4日後にシャノワールに行く予定となっています」

 

「わかったよ飛鳥ちゃん。響さん織姫さん達が行動中の時、あの装置を使ってイベントを見て下さい」

 

「わかったよ直哉君」

 

時が進み4日後・・・

 

とある場所・・・

 

「実につまらん」

 

「ハッ何ガでしょう?公爵様」

 

「シゾーもピトンもナーデルもコルボーも、何故巴里華撃団に勝てぬのだ?」

 

「それは奴等が弱いからでは?」

 

「レオン余は例の物を起動させる。貴様は小僧達の目を引け」

 

「了解しました。カルマール様」

 

シャノワールでは・・・

 

巴里華撃団全員で、怪人達との戦いに終止符を打つため、敵拠点を探していた」。

 

 

「こんな事何時までする気だ、隊長こんなことしても、無意味だ」

 

「グリシーヌ君は、何時もそうだね、だから君は短気なんだ」

 

 

「戦いにおいては情報が重要なんだ」

 

「そのとーりです中尉さん分かってますね」

 

「隊長久しぶりだね」

 

「きゃあああああ。東京の花組の皆さーん」

 

エリカは織姫にダイブをしたが、織姫にかわされた。

 

 

「私たちは、巴里華撃団と馴れ合いに来た訳じゃないのですから」

 

「僕たちは命令を受けてここにいるだけ」

 

 

「何だと!!貴様」

 

「ほら、中尉に言われた事忘れてますよ、貴族の癖に」

 

「その辺にして、織姫話が進まないから」

 

「所で、レニ君達はこれからどうするんだ?」

 

「僕達は、命令を遂行する為に、ノートルダム寺院に行く」

 

「何故、ノートルダム寺院に行くんだい?」

 

大神がレニに聞く。

 

「何故って、ノートルダム寺院の地下に僕たちの破壊対象物と、怪人の居城があるから」

 

「「「「「「何だって!!」」」」」」

 

そう言ってレ二と織姫はシャノワールの地下司令室を出て行った。

 

その頃直哉達は・・・

 

「・・・飛鳥ちゃんまさか織姫さんとレ二さんに怪人のアジトの場所を教えたの?」

 

「はい教えましたよ。本来の流れでは加山さんがやるべき部分を代わりにしただけですよ」

 

「加山さん貴方が壊したシャノワールの窓ガラスの件きっちり帝国華撃団のお金で払ってくださいね」

 

「はいすみません。それでは手筈通り加山さんはさくらさんとすみれさんとアイリスさんを簡易ゲートで、待ち合わせの場所に連れて行って下さいね」

 

「わかりました」

 

「前回のあれが原因で、米田さんの命令で加山さんは帝都から出れなくなってるみたいですね」

 

「成程ね、だから僕に響さんを織姫さんとレ二さんの護衛をさせるように言ったんだね」

 

「そう言う事ですよ兄さん」

 

そして再びシャノワールでは・・・

 

大神達は織姫とレニの情報で怪人たちの居城がノートルダム寺院の地下に、あることを知った、巴里華撃団はすぐさま出撃したのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

光は東方より6 巴里華撃団VSレオン後編

「うわあ、ポーンが本当にいっぱいいるよ」

 

「怪しいな」

 

「どうするのだ?隊長」

 

「「大神さん」」

 

 

「・・・よし突入するぞ皆」

 

「「「「「了解」」」」」

 

巴里華撃団は、ノートルダム寺院に突入した。

 

「やはり来たな、巴里華撃団」

 

「お前は、レオン」

 

「下りて我らと勝負をしろ」

 

 

「何故私が、貴様らと同じ土俵に立たねばならんのだ?」

 

「まあ良い、大神一郎よこれを見ろ」

 

レオンがそう言うと、巨大な装置の中から、織姫とレニが姿を現わした。

 

「なッレニ織姫君」

 

「大神一郎よこの二人を助けたければ武器を置いて、我の前に立て」

 

「隊長やめるのだ」

 

「アマちゃんが」

 

イチローやめてー」

 

「大神さん」

 

「大神さーん」

 

 

巴里華撃団、それぞれの隊員が、大神を引きとめようとするが、大神はレオンの指示通りに動いた。

 

「・・・中尉さん」

 

「・・・隊長」

 

「覚悟は出来たか?大神一郎」

 

レオンが大神に最後の攻撃をしようとした時、突然織姫とレニの拘束具が解除された.

 

「なっ何故奴ら拘束具が勝手に外れる」

 

「残念でした。拘束具を外したのは私だよ。レオンさん」

 

!!

 

「誰だ貴様は?いつの間に侵入したのだ」

 

「そうですよ響さん」

 

「それについて僕も知りたい」

 

「最初からいたんですよ。私はレ二さんと織姫さんの近くにね」

 

「「ええーー」」

 

「何だと!!」

 

響の言葉を聞き驚く、レ二と織姫とレオンだった。

 

「さあ、大神さんと巴里華撃団の皆さん思いきりレオンを叩き潰してください」

 

「織姫さんとレ二さんはまかせてください」

 

「ああ、頼むぞ響君」

 

「はいまかされました」

 

そして3人はノートルダム寺院から逃げ出した。

 

「所で響さんが私達といたんですか?」

 

「それはですね・・・」

 

 

「お待たせ大神はん」

 

「お待たせしました隊長」

 

「「「ええーー帝国華撃団の皆さんどうしてここに」」」

 

「紅蘭にマリアじゃないか?カンナはどうした?」

 

「カンナならロベリアとグリシーヌの援護に行きました」

 

「そうか・・・このタイミングで3人が動いたのは特殊遊撃部隊としてだな?」

 

「そう言う事や。少女の方は直哉はん達が動いてるから自分等の役目は降魔兵器の始末やけどな」

 

「それでもありがたいよ2人共。出来れば直哉さんに会いたいが・・・」

 

「すみません隊長今回来てるのは私達と響さんだけでして」

 

「こういう理由で、大神さんに知られてたので直哉君が念の為に織姫さんとレ二さんについていてと言われたので」

 

「「成程」」

 

「確かに中尉さんが知ってるなら響さんが動く前提で中尉さんがあの怪人の注意を逸らすだけで良いですもんね」

 

「だけど良いの?僕達の為とは言え、特殊遊撃部隊の存在を巴里華撃団に知らせる事になるけど?」

 

「ああ、そうですよ。大丈夫なんですか?

 

「それはノヴァちゃんが巴里華撃団に接触した時点で壊れたので」

 

「「ああ、成程」」

 

3人が話している頃レオンと巴里華撃団は・・・

 

 

「おのれーーマルシュ2巴里華撃団を殺せ」

 

 

戦いは巴里華撃団が勝利したと同時に、カルマールの切り札空中砲台オプスキュールが夜の巴里の上空に姿を現わした。

 

 

果たして巴里華撃団は、カルマールの野望を阻止できるのか?

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

巴里に現れた空中砲台オプスキュールとノイズ1

「「「「「「何だあれは」」」」」」

 

 

「まあ良い、巴里華撃団の諸君、ここまでよく戦った。だが、私の勝ちだ、今から貴様等の守ってきた街、巴里を消す」

 

放たれたオプスキュールのビームによって、一瞬にして巴里の半分が焼け野原と化してしまった。

 

その一部始終を見てしまった巴里華撃団隊員5人は、カルマールと戦う前に、心が折れかけていた。

 

「ムッシュ一時撤退をしな」

 

「しかし」

 

「冷静に考えな、今の状況で満足に戦えるのかい?」

 

「いいえそれは無理です」

 

そして、全員体制を整える為シャノワールに戻った。

 

シャノワール地下司令室・・・

 

「なんだいなんだい、もう諦めてるのかいあんた達」

 

「でも、グラン・マあんな大きい物をどうやって倒せば良いのさ」

 

「今のあんた達では、オプスキュールにも、あのイカ公爵にも勝てないだろうね」

 

「勝てるとしたら、帝国華撃団だけだろうね」

 

!!

 

「ムッシュ帝国華撃団には、空宙戦艦ミカサがあるんだよね」

 

「ええ、ありますがそれがどうしたんですか?」

 

「ああ、現状の巴里華撃団の装備の中に、カルマールの秘密兵器に対応できる装備が未完成なのでね」

 

「「「「「そんな」」」」」

 

「それじゃあ僕達何も出来ないまま負けるんだ」

 

コクリコがそう言う。

 

「成程ですがグラン・マ正直に言いますが、帝国華撃団にミカサを借りれたとしても実際にカルマールの秘密兵器の本格的な攻撃が始まるまでに到着出来るかわかりませんが」

 

「ああ、そっちの問題があったね」

 

「そう言えば大神さん。帝国華撃団の織姫さんとレ二さんを助けた人は結局誰なんですか?」

 

エリカが大神に聞く。

レオンが大神に最後の攻撃をしようとした時、突然織姫とレニの拘束具が解除された.

 

「なっ何故奴ら拘束具が勝手に外れる」

 

「残念でした。拘束具を外したのは私だよ。レオンさん」

 

!!

 

「誰だ貴様は?いつの間に侵入したのだ」

 

「そうですよ響さん」

 

「それについて僕も知りたい」

 

「最初からいたんですよ。私はレ二さんと織姫さんの近くにね」

 

「「ええーー」」

 

「何だと!!」

 

響の言葉を聞き驚く、レ二と織姫とレオンだった。

 

「さあ、大神さんと巴里華撃団の皆さん思いきりレオンを叩き潰してください」

 

「織姫さんとレ二さんはまかせてください」

 

「ああ、頼むぞ響君」

 

「はいまかされました」

 

そして3人はノートルダム寺院から逃げ出した。

 

「ああ、その人は・・・」

 

ビービービービー

 

その時シャノワール地下司令室に緊急連絡が来た。凱旋門に人を襲う異形の怪物が現れたと言う連絡だった。

 

「何なんだい遜な怪物が巴里に現れたのかい?」

 

「グラン・マどうしたのだ?」

 

「落ち着いて聞いておくれ、ミスター迫水からの連絡で人間を炭に変える異形の怪物が凱旋門に現れたそうだよ」

 

!!

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「まさか巴里にノイズが出たのか?どうするここでノイズの事を打ち明けるか」

 

「今は言わずに特殊遊撃部隊に任せておいた方が良い様な気がする」

 

大神がそう言う答えを出した時シャノワール地下司令室に立花響が現れた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

巴里に現れた空中砲台オプスキュールとノイズ2

「今は言わずに特殊遊撃部隊に任せておいた方が良い様な気がする」

 

大神がそう言う答えを出した時シャノワール地下司令室に立花響が現れた。

 

「大神さん迎えに来ましたよ。これから一時的ですが大神さんは、巴里華撃団では無く特殊遊撃部隊として動いて貰いますよ」

 

「ああ、わかった」

 

「ちょっと待っておくれ、ムッシュ大神特殊遊撃部隊とは何なんだい?」

 

響と大神の話を着ていたグラン・マが聞いて来た。

 

「響君言って良いかな」

 

「ええ、良いですよ巴里に別世界の対人間用の殺戮戦力のノイズが出たので」

 

「出来れば大神さんが体験したレベルに留めておいてください」

 

「わかったよ」

 

そして大神はノイズについての事を話し出した。

 

 

「大神さん急いで上野公園から出ますよ」

 

「さくらさんどうしたんですか?」

 

大神がさくらに聞く。

 

「大神さん回りを見てください」

 

「回りを?」

 

大神はさくらに言われた通り回りを見ると周辺に多くの炭があった。

 

「なんだ何で公園に多くの炭があるんだ?」

 

「大神がそう言った直後背後にあったさくらの木が炭へと変わっていくのを大神は見た。

 

 

「なんだあの巨大な怪物は」

 

二人の前に現れたのは巨大なノイズが一体だった。

 

「早く逃げますよ大神さん」

 

「嫌だあれが帝都に仇なす者なら俺が倒す」

 

「ああ、もうそしてさくらは大帝国劇場に緊急通信をした

 

「米田支配人大変です。上野公園に一年前に現れた怪物が現れました」

 

「何だと‼さくらそいつに触れるなよ炭になるぞ」

 

「わかってますしかし大神一郎さんが怪物を倒すと言って私とはぐれました」

 

「何だと‼さくらなんとしても大神を助けてくれ」

 

「はいなんとかできる範囲で動きます」

 

そしてさくらは大帝国劇場との通信を切った。

「うわあ。やはり俺にはこの怪物には触れることすら出来ないのか」

 

大神はさくらと別れてノイズに攻撃をしたが、大神のもつ刀が炭になってしまい大神は愕然となってしまい巨大なノイズに追い詰められていた。

 

 

「天ノ逆鱗」

 

その言葉を聞いた大神は巨大なノイズに多数の剣が刺さっているのを目撃した。

 

「立花ノイズは私が引きつける立花は彼を頼む

 

「はい翼さん」

 

そして響が大神に声をかける。

 

 

「大丈夫です?そこにいる人」

 

「ああすまない、君達は一体何者なんだい?」

 

「ええ―と私達は・・・」

 

「ああーーやっと見つけましたよ大神さん」

 

響が大神の質問に困っているとさくらが来た。

 

「ほら大神一郎少尉早く大帝国劇場にいきますよ」

 

「あいたた、痛いよさくら君」

 

「後は任せてね響ちゃん」

 

「ありがとうさくらさん」

 

そしてさくらと大神は無事に大帝国劇場に着いた。

 

「俺と彼女はその時に出会い助けて貰って、それから帝国華撃団と必要な時に協力をしてたんですよ」

 

「成程その特殊遊撃部隊は、帝国華撃団とは別の組織と言う事かい?」

 

「ええ、そうですよもういいですか?早く行かないと人がたくさん死にますけど」

 

「ああすまない」

 

そして大神と響はシャノワール地下司令室を出て凱旋門に向かった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響と大神が出撃後のシャノワールにて

「俺と彼女はその時に出会い助けて貰って、それから帝国華撃団と必要な時に協力をしてたんですよ」

 

「成程その特殊遊撃部隊は、帝国華撃団とは別の組織と言う事かい?」

 

「ええ、そうですよもういいですか?早く行かないと人がたくさん死にますけど」

 

「ああすまない」

 

そして大神と響はシャノワール地下司令室を出て凱旋門に向かった。

 

「グラン・マあの子が言っていた特殊遊撃部隊とは何なのだ?」

 

グリシーヌが、グラン・マに聞く。

 

「すまないねグリシーヌ私も特殊遊撃部隊の存在は全く知らないんだよ」

 

「何だって」

 

「お困りのようですねグラン・マ」

 

その時迫水大使がシャノワールの地下司令室にやって来た。

 

「ミスター迫水は、特殊遊撃部隊の存在知ってたのかい?」

 

グラン・マが迫水大使に聞く。

 

「ええ、と言っても一度大神君の資料を得るために帝都に戻った時ですけどね」

 

そして迫水はその時の事を話し出した。

 

「巴里にいる筈の迫水さんが帝都に戻っている理由は、巴里華撃団の隊長に大神一郎さんにして貰いたいと思っているんですか?」

 

 

「ああ、私としては巴里華撃団の隊長は彼しかいないと思っているさ」

 

「そうですか、ですが今彼の所属は帝国華撃団ですが、その帝国華撃団は太正15年3月から特殊遊撃部隊の一部となったので、残念ですけど帝国海軍等を使わないで直接こちらに連絡してくださいね。迫水さん」

 

 

 

「そんな馬鹿な、いくら何でも軍の部隊を吸収したと言うのか?君は」

 

「正確には僕は、紫藤桜花の指示通り、今月から帝国華撃団を特殊遊撃部隊の一部として運用するんですよ」

 

!!

 

「成る程君は桜花さんの後継者なのかい?」

 

「ええ、後継者と言うより自分としては、引き継いでいると言う感じですね」

 

「成る程なら、特殊遊撃部隊総責任者の紫藤直哉殿、大神一郎君を巴里華撃団に、移籍させてくれないか?」

 

「迫水さん。今月は無理です。大神さんには特殊な任務を実行してもらっているので予定では4月には終わる予定なので4月になり任務が終わった後なら構いませんよ」

 

 

「大神一郎さんの巴里華撃団隊長としての着任を」

 

 

 

本当かい?しかし君達は大神君に何をさせているんだい?」

 

 

「ああ、これは大神一郎さんの希望なんですよ。今彼が行っている事は」

 

 

「大神君が希望していた事だって」

 

 

「ええ詳しい内容は,個人のプライベートな部分のお願いなので言えませんが」

 

 

「ああ、そこまでは聞かないよ。安心してくれたまえ」

 

 

「そう言えば迫水さん。大神さんの資料は巴里の方にあるんですか?」

 

 

「それが向こうには何故か大神君の資料がないんだよ」

 

 

「今回はその件もあってこっちに来たのさ」

 

「そう言う事でしたらすみません。基本的には、特殊遊撃部隊に所属する者の情報は開示はされないので」

 

「成る程、そう言う事だったのか」

 

「そう言う経緯で特殊遊撃部隊の存在を知ったんですよ」

 

「成程ね、ミスター迫水貴方の力でカルマールの秘密兵器を破壊するまで特殊遊撃部隊と協力体制を取れるように出来ないかい?」

 

グラン・マが迫水に言う。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紫藤直哉と巴里華撃団の出会い前編

「そう言う経緯で特殊遊撃部隊の存在を知ったんですよ」

 

「成程ね、ミスター迫水貴方の力でカルマールの秘密兵器を破壊するまで特殊遊撃部隊と協力体制を取れるように出来ないかい?」

 

グラン・マが迫水に言う。

 

「それはご自分で頼んでみては?特殊遊撃部隊の司令官は先程入っていた立花響君と共にシャノワールの地下司令室にいますよ」

 

!!

 

「何だってーー」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

迫水の言葉を聞いて驚くグラン・マとエリカ達だった。

 

迫水大使に言われ、グラン・マ達がその周囲を見ると1人の青年紫藤直哉18歳バージョンがいた。

 

「初めましてライラック婦人、自分が特殊遊撃部隊の総司令をしている紫藤直哉と言います」

 

「「若いな」」

 

「ええ、自分は今18歳ですので、帝国華撃団や巴里華撃団に比べたら若造が司令を務めてますけどね、ご不満があるのでしょうか?」グリシーヌさんとロベリアさん」

 

!!

 

「「こいつ私達の名前を知っている」知っていやがる」

 

「グリシーヌさんとロベリアさんだけではありませんよ。そこのちびっ子はコクリコさん。赤い修道服を着ているのが、エリカさんそして最後の人が花火さんですよね」

 

「うわあ、凄い全部当たってますよ」

 

エリカが1人大はしゃぎをする。

 

「気に入らないね、そう言うやり方をする奴は」

 

「ロベリアさんすみませんね。僕達特殊遊撃部隊の敵は、巴里華撃団の本来戦うべき相手以外を特殊遊撃部隊の敵として戦うのです」

 

「巴里華撃団の本来の敵以外が特殊遊撃部隊の敵と言う意味はどういう事なんだい?」

 

「簡単に言えば、今凱旋門に出ている異形の怪物と言うノイズは、本来はこちらの世界にはいない存在なんです」

 

「「「「「何だって――」」」」」」

 

「とりあえずこの映像を見て下さい」

 

「ゴミが燃える前に戻って来れますかね?」

 

「待っていろ火車、お前は必ず俺たちが倒す」

 

そう言って大神は、一度帝劇に戻った。

 

「さて、行くか、進化しろナノビョーゲン」

 

 

そしてナノビョーゲンは火車の用意した爆弾の予備に感染しメガビョーゲンとなった。

 

 

『嘘でーすここに来てメガビョーゲンと黒鬼会の二つが共闘するなんて」

 

 

「おやおや、君が我々の協力者ですね」

 

 

「そういう事になるかな?あんたのあれの予備をメガビョーゲンとして使ったけどいいかな?」

 

「別に構いませんよ」

 

 

『嘘――本当にダルイゼンが来たよ直哉っち」

 

 

「直哉君行く?」

 

 

「変身しておきましょう」

 

 

「「「了解」」」

 

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」

 

映像停止・・・

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紫藤直哉と巴里華撃団の出会い中編

「「「「「「こんな怪物が帝都に出てたの」」」のか」」かい」

 

「ええそうです。もう1つの映像を見て下さい」

 

「この映像は迫水さんが帝都に来ていた時の映像となります」

 

 

「何だ警報だってーー馬鹿な戦いは終わった筈だ」

 

 

「ええ、帝国華撃団を中心とした戦いはひとまず終わりましたが、あれを見てください迫水さん」

 

 

!!

 

「なんだあの巨大な本の怪物は・・・」

 

 

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

「直哉君あれは一体?」

 

 

「あれは僕達の戦う敵ですよ」

 

 

 

そして迫水と直哉が話していると、彼女達が来た。

 

 

「皆行くラビ」

 

「「「うん」」」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

 

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」

 

 

「彼女達は何者なんだ」

 

 

「彼女達は特殊遊撃部隊に所属している者ですよ」

 

 

「アース今回は、アースが直哉君との同調してないから浄化は私達がやるわ」

 

 

「わかりましたフォンテーヌ」

 

 

「グレース行くラビ」

 

 

「うん」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

そして本型メガビョーゲンは浄化されたのだった。

 

 

映像終了・・・

 

「うん、思い出したよ直哉君。あの時私も初めてメガビョーゲンの存在を知った身としてはただ驚くしかなかったけどね」

 

「ミスター迫水ムッシュ大神の情報を取りに行って帰ってから私達に言わなかったのは何故だい?」

 

「グラン・マ私はね巴里が好きなんですよ。私も直哉君に止められてなければ、もっと早い段階で敵が増えると言われましてね・・・」

 

「そうです僕達特殊遊撃部隊はある程度ですが情報として巴里に何が起きるのかという情報を見る事が出来るんです」

 

「それは未来を知ることが出来ると言う事かい?」

 

「ええ、厳密に言えば別の世界の巴里では空中砲台オプスキュールをどうやって破壊をしたとかの情報が自分達の世界との差を検証して特殊遊撃部隊が干渉した方が良いと判断した時に今回のノイズが出現したのです」

 

「成程ね」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紫藤直哉と巴里華撃団の出会い後編

「成程、つまり特殊遊撃部隊とは、世界のバランスが崩れ鮭た時に介入する部隊と思っていいんだね」

 

「ええ、そうですねただ先程も言いましたが、特殊遊撃部隊はあくまでもその世界における異世界の敵対戦力が特殊遊撃部隊の敵となるので」

 

「巴里の怪人達と貴女達巴里華撃団の戦いには干渉しないので安心して下さいね」

 

「さて僕はこれで失礼しますね」

 

「・・・待っておくれ」

 

直哉が、シャノワールの地下司令室を出ようとした時グラン・マが直哉を呼び止めた。

 

「何でしょうか?ライラック婦人」

 

「お願いだよ。特殊遊撃部隊に巴里華撃団に協力してほしいんだよ」

 

「ふむ・・・協力ですか?しかし内容によりますね」

 

「受けるか受けないかを決めるのは」

 

そしてグラン・マが話し出す。

 

 

「今のあんた達では、オプスキュールにも、あのイカ公爵にも勝てないだろうね」

 

「勝てるとしたら、帝国華撃団だけだろうね」

 

!!

 

「ムッシュ帝国華撃団には、空宙戦艦ミカサがあるんだよね」

 

「ええ、ありますがそれがどうしたんですか?」

 

「ああ、現状の巴里華撃団の装備の中に、カルマールの秘密兵器に対応できる装備が未完成なのでね」

 

「「「「「そんな」」」」」

 

「それじゃあ僕達何も出来ないまま負けるんだ」

 

コクリコがそう言う。

 

「成程ですがグラン・マ正直に言いますが、帝国華撃団にミカサを借りれたとしても実際にカルマールの秘密兵器の本格的な攻撃が始まるまでに到着出来るかわかりませんが」

 

「ああ、そっちの問題があったね」

 

「そう言う理由で、カルマールの所まであの子達を連れて行く手段がないのさ」

 

「ふむ・・・そう言う理由でですか」

 

「そちらの事情はわかりましたが、正直厳しいですね特殊遊撃部隊が協力するには」

 

「何故だ帝国華撃団との共闘の時と一緒ではないか?」

 

「いえ違いますね帝都の時は、明らかに特殊遊撃部隊の敵と帝国華撃団の敵が共闘していますよね」

 

「それは確かに」

 

「少なくとも今凱旋門に出ているノイズがカルマールの呼び出した者もしくはカルマールに協力している異世界の協力者がいればすぐにでも協力するんですけど、今の所無いんですよね」

 

「成程ねミスター紫藤確かに特殊遊撃部隊は予想以上の戦力を備えているようだね。もう凱旋門に出ていたノイズが全滅したらしい」

 

!!

 

「馬鹿な、響という女性と隊長が出てまだ30分ぐらいだぞ、そんなに早く全滅出来るわけがない」

 

グリシーヌがそう言う。

 

「確かにグリシーヌさんの言う通りこちらの蒸気機械を使うのであれば、30分でのノイズの全滅は厳しいでしょうね」

 

「ですが、特殊遊撃部隊は皆さんの住むこの世界を僕達は中心世界と呼んでいます」

 

「「「「「「中心世界?」」」」」」

 

「あくまでも名前が被らないようにする為ですが。そして特殊遊撃部隊が担当している世界は複数存在しているので皆さんのいるこの世界もその内の1つなのです」

 

「直哉君凱旋門に出たノイズは倒したけど私はどうしたらいい?」

 

その時響から直哉に連絡が来た。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響のこれからの任務についてと巴里華撃団の驚き

「ですが、特殊遊撃部隊は皆さんの住むこの世界を僕達は中心世界と呼んでいます」

 

「「「「「「中心世界?」」」」」」

 

「あくまでも名前が被らないようにする為ですが。そして特殊遊撃部隊が担当している世界は複数存在しているので皆さんのいるこの世界もその内の1つなのです」

 

「直哉君凱旋門に出たノイズは倒したけど私はどうしたらいい?」

 

その時響から直哉に連絡が来た。

 

「そうですね、大神さんは今巴里華撃団に出向しているとはいえ特殊遊撃部隊の仲間なので、大神さんが、望むのなら響さんが出来る範囲で協力しても良いですよ」

 

「本当に?やった――」

 

「それでは、これから巴里における事柄に対して響さんに全権を委譲しますね」

 

「わかったよ直哉君」

 

「それでは、通信をを切りますね」

 

「うん」

 

「皆さん聞こえたと思いますが、これから巴里華撃団の皆さんが交渉する人物は僕より現場に出ている彼女が判断するので、協力要請の件も彼女がいると判断したら特殊遊撃部隊は動きますから」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

「あんた本気かい?隊員に全権を与えるなんて?」

 

グラン・マが直哉に言う。

 

「え、迫水さん巴里華撃団には副司令いないのですか?」

 

「うん、そうだね直哉君大神君が隊長と副司令の立場を兼任してた感じだね」

 

「成程そう言う事ですか、まあ特殊遊撃部隊は総司令なんて自己紹介の時に使う形だけの物ですからね」

 

「確かにそうかもしれないね、直哉君からしたら」

 

「そうですね。後の世界は軍隊なんてない世界が大多数なので、民間人としての潜入生活が多いからですね」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

「軍隊が無いだってーー」

 

「そうですね。特別にこちらの映像を見て下さい」

 

「げ、何なんだあいつは」

 

 

「まあワイズマンもグレースと同じ事が出来たんですね」

 

 

「「ちょっアースあれは違うからね」そうですよ。僕とグレースさんはあんな主従関係じゃないですよ」

 

 

「フフ、わかってますよ」

 

 

「すまないが、夜叉プリキュア達の相手を頼むぞ」

 

 

「はっお任せくださいマスター」

 

 

そしてワイズマンはその場から消えた。

 

 

「「「確かに気持ち悪いな」」」

 

 

「しかしよ、旦那これでこの世界の連中は異世界の戦いを認知したんだろ」

 

 

「ああ、そうだだが、俺達のように彼等の事情を知らない連中は、異世界の戦争に巻き込んだ国が一番わるい、そんな国は滅べなんて言われてるがな」

 

「まあ、シンフォギアに関しては秘密に出来てるがな、彼等の存在が世界の目を逸らしてくれる形となっているな」

 

 

「何なんだよ、それ響や直哉達が悪者じゃねえか」

 

 

「そうです。伯父様彼等は私達の代わりに世界の為に戦ってくれた恩人ですよ」

 

「それはわかっているが、政府からの通達でな彼等が再び来たら捕獲しろダそうだ」

 

!!

 

「まじかよ」

 

「ああ、防衛大臣からの通達だ」

 

「取り消しは出来ねえのか?」

 

「無理だ某絵大臣や政府が変わらなければ」

 

映像終了・・・

 

「御覧の通りこちらの世界では軍ではなく、政府の中の1つの組織として動いてますね」

 

「「「「「本当だーー」」」」」」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紫藤直哉シャノワールを去る

「いやあーー驚いたね各国に絶対あると思っていた軍が無い世界があるんだね」

 

「ええ、特殊遊撃部隊と交流している世界で明確に軍が無いと困る世界は、中心世界を入れて2つですね」

 

「そんなに少ないのかい?」

 

「そうですね。軍がある世界にはその世界の特有の事情がありますからね」

 

「こちらで言う。霊的災厄ですか?」

 

「そうですよ。花火さん」

 

「霊的災厄に対応できる人材をすぐには確保する事は、かなりの労力が必要になりますが、もう1つの軍がある世界は世界大戦をすぐにでも起せるほどの力を得る存在がいる世界ですから」

 

!!

 

「「「「「そんな相手がいるの」」」いるのか」」

 

直哉の説明に驚く巴里華撃団の隊員達だった。

 

「たまにその存在の力を受け継いだ人物が描く世界で同時に仕掛けたりするんで指揮系統は現場判断に任せていた方が良いんですよ」

 

 

「成程ね、確かに同時に侵攻されたりしたらそう対応せざるえないね」

 

 

「最後にこの男がもし出て来たら教えて下さい」

 

そして直哉は映像を見せた。

 

 

「くっやはりシンフォギアでは、ノイズしか倒せないのか?立花と違い」

 

 

「ほうっ立花響お前のギアは、降魔やメガビョーゲンを浄化することが出来るのか?」

 

 

「そうだよ。ワイズマンお前に隠していても知られるし教えるよ」

 

 

「ならば追加だ。出でよ、降魔兵器そしてメガ降魔」

 

 

 

そしてワイズマンが新たな戦力を召喚した直後・・・

 

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

そしてワイズマンが出した増援の降魔とメガ降魔はプリキュア達の技により全てが浄化されたのだった。

 

映像終了・・・

 

「「「「「なっあの男にんげんなのか?」」」」」

 

「ええ、まだ人間の意識はあると思いますが・・・もし降魔やノイズを同時に使役する男が出て来たらどんな事が起きても必ず逃げて下さい」

 

「仮に、霊子甲冑に乗っていてもノイズは触れた人間を炭に変えますので」

 

「さてそろそろ帰りますね。お邪魔しました」

 

そう言って直哉はシャノワールから出てお墓戦艦に戻った。

 

お墓戦艦の中では・・・

 

「お疲れ様です兄さん。どうでしたシャノワールの地下司令室に行った感想は?」

 

「うーんやっぱり異界事変の影響かな巴里華撃団のリボルバーキャノンが使用不可だったよ」

 

「そうですかやはり」

 

「旧幼馴染世界では使えるんだよねリボルバーキャノンは?」

 

「これを見て兄さん」

 

その後エビヤン警部と別れた、大神は巴里華撃団各隊員と出会いそれぞれと話を終えると、作戦開始5分前になり、シャノワールに向かった。

 

 

 

シャノワールで、最終作戦の確認した巴里華撃団は高速輸送列車エクレールに乗り、凱旋門に向かい、そこで大神たちはリボルバーキャノンによって空中砲台オプスキュールに乗り込んだ。

 

その状況を見ていたなのは達も驚いていた。

 

「巴里華撃団参上!!」

 

 

「ぬう!!巴里華撃団ここに直接乗り込んでくるとは!!仕方がないお前たちとの決着はこちらでしてやる」

 

「出でよポーン共、そしてわしの蒸気獣サンフォニーよ」

 

そしてついに、カルマールとイカ型蒸気獣サンフォニーとの最終決戦が始まった。

 

「なのちゃんたちは、ポーンの相手を頼む」

 

 

「「「了解です大神さん」」」

 

そして巴里華撃団はカルマール追い込み、大神がカルマールに最後の一撃を与えた。

 

「グフフ見事だ・・・小僧わしと、サンフォニーを倒すとはな、だがこれで終わりと思うなよ」

 

 

そしてサンフォニー共にカルマールは死んだ。

 

その上空でピエロ少年が、カルマールの魂を回収し、時は満ちたといいながら消えていく。

 

映像終了・・・



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

過去の世界との相違点

「成程ね飛鳥ちゃん達の叔母さん達が協力してその間にリボルバーキャノンで突入したんだね?」

 

「そうですね」

 

「それじゃあ今回のようにリボルバーキャノンが使用不可の場合はどうやったの?カルマールの撃破を」

 

「それはこの映像を見て兄さん」

 

「ムッシュいい加減決断しな、カルマールとオプスキュールを倒すのは、直哉とさくら達に任せるか、自分達で倒すかを」

 

「それは・・・カルマールとオプスキュールは自分たちが倒します」

 

「隊長」

 

「イチロー」

 

「お前」

 

「大神さん素敵です」

 

「大神さん」

 

「やればできるじゃないか、隊長だが残念だが、巴里華撃団には、カルマール飲みを撃破してもらう、今の私達には、オプスキュールに対抗できる手段がない」

 

それでは、オプスキュールはどうするんですか?」

 

「ムッシュあんたにはもう一つ手段があるじゃないか?」

 

 

「え、あ、まさか・・・支配人」

 

「そうさ・・・あの子達もムッシュの出撃命令を待ってるよお入り」

 

グラン・マの呼びかけで入って来たのは、織姫とレニだった。

 

「隊長間もなく、ミカサが巴里に到着します」

 

「何だって!!」

 

「そうさムッシュオプスキュールは帝国華撃団花組が対処してくれる事になったのさ

 

「「「「「「ええーーーーーー」」」」」」

 

グラン・マ・発言後シャノワール中に巴里華撃団花組の叫び声が響いたのだった。

 

「支配人どうして、帝国華撃団が何故ミカサでここに来るんですか?」

 

「それは、私が、頼んだからさ、私達のリボルバーキャノンは、未完成だからね」

 

「ミカサ到着後、巴里華撃団は、ミカサに乗り、カルマールを倒してきな」

 

「そうです、オプスキュール本体は、私達と、千明さんと前鬼に任せてください」

 

「織姫君しかし・・・」

 

「隊長、何で僕達が事前にオプスキュールの存在を知ってるか、わかるよね?」

 

「あ、直哉君とさくら君の未来を見る力かあ」

 

「その通りでーす。つまり私達には、既にオプスキュールの弱点を知ってますから」

 

「「「「「何だとーーー」」」」」

 

織姫がそう言うと巴里華撃団の5人は驚いていた。

 

 

「なんですか未来が見えるなんて」

 

「そんなずるいよ」

 

「確かにな」

 

「規格外だな」

 

「凄すぎです」

 

映像終了・・・

 

「成程7人世界の場合は、真宮寺直哉君の特殊な力であらかじめ準備が出来てたのか」

 

「そうですね7人世界にしろ幼馴染世界にしても原作イベント事態が変化している状況の中でしたからね」

 

「そう言う点では、融合世界の方は空中砲台オプスキュールが出るまで変化が起きなかった事は、凄い事と思いますよ」

 

「そうかな?」

 

「ええ、私は帝国華撃団のパリ滞在している時に少なくとも特殊遊撃部隊が動かないといけなくなると思っていたので」

 

「例えば・・・」

「フフ、奴等がエキストラプレイヤーか、良いだろう貴様達の実力見せて貰おう。サイコ・クラッシャー」

 

ベガが、キュアグレースに攻撃を仕掛けた。

 

「くっこちらに攻撃をしてくるなんて」

 

「グレースさんあの軍服の人には恐らく浄化技は効かないと思うので、ここは霊力攻撃で行きましょう」

 

そうグレースの体内にいる直哉が言う。

 

「でも真宮寺直哉く達がいるんだよいいの?」

 

「仕方がありません。行きますよグレースさん」

 

「うん」

 

「「破邪剣征・桜花放神」」

 

!!

 

「なっ貴様お前も霊力を・・・ぐおおおお」

 

!!

 

「あの女の子私と直哉君の技を使って威力は私達より強いなんて」

 

「フフ、面白いぞエキストラプレイヤーリュウとは異なる興味が沸いたぞ」

 

「異界事変で兄さん達が戦ったベガが出て来ると思ってたので」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響と大神1 凱旋門の戦いを終えて

時を少し遡り・・・

 

 

「直哉君凱旋門に出たノイズは倒したけど私はどうしたらいい?」

 

その時響から直哉に連絡が来た。

 

「そうですね、大神さんは今巴里華撃団に出向しているとはいえ特殊遊撃部隊の仲間なので、大神さんが、望むのなら響さんが出来る範囲で協力しても良いですよ」

 

「本当に?やった――」

 

「それでは、これから巴里における事柄に対して響さんに全権を委譲しますね」

 

「わかったよ直哉君」

 

「それでは、通信をを切りますね」

 

「うん」

 

そして響は直哉との通信を切った。

 

「響君直哉君は何て言ってた?」

 

「ええ、やはり特殊遊撃部隊としては巴里華撃団の協力要請は受けれないようですね」

 

「やはりか、帝都の時みたいにビョーゲンズが黒鬼会と手を組むとかをしてないからな・・・」

 

「ええ、それに特殊遊撃部隊の対処する敵が出たのが今回が初なので」

 

「ああ、そう言えばそうかもしれないね」

 

「それで直哉君は、予防線として大神さんが特殊遊撃部隊から巴里華撃団に出向している事にして私を大神さんのサポートする形でなら巴里華撃団の戦いに介入していいと言われました」」

 

「成程体裁的に俺が、特殊遊撃部隊の一員でありながら巴里華撃団に出向していると言う立場を利用するのか」

 

「ええ、それでも今回ノイズが出なければ、直哉君も決断出来なかったと思います」

 

「確かに帝都の頃は・・・」

 

「「「「「「「帝国華撃団参上!!」」」」」」

 

「なんだあの巨大な植物は」

 

「あんな植物兵器も持っているのか黒之巣会のは」

 

「いえ違うようです。隊長」

 

マリアが大神に言ったとき、50を超える量産型魔操機兵が、プラントアームに攻撃を仕掛けていた。

 

 

「よし俺達も魔操機兵と巨大植物を倒すぞ」

 

「「「「「「「了解」」」」」」」

 

 

「こうなったら仕方ありません。エステルヨシュア、ユウナ、ミリアム帝国華撃団と協力し、幻獣を撃破してください。後恐らくノイズも現れる可能性がありますから注意してください」

 

「こんな事やもっとヤバイ状況になったからね」

 

「そうですねあの時の大神さんは・・・」

 

そう言いながら響が思い出す。

 

「大神さんおはようございます」

 

 

「さくら君おはよう」

 

 

「皆は起きてるかな」

 

 

「ええ、大広間に私達の朝食が準備されているそうですよ」

 

 

「そうなのかい?それでは行こう。さくら君」

 

 

「はい」

 

 

そしてさくらと大神が大広間に行くと、そこには和食と洋食の朝食が各自の席に準備されていた。

 

 

「「これは」」

 

「あ、大神さんにさくらさん。お二人も席に着いてください」

 

「あ、ちゆさん。この朝食全員が同じものではないのはどうしてですか?」

 

 

「それはですね、私達の時代では皆さんの故郷の食べ物を使い和食と洋食に変化させているんですよ。まあこれは直哉君が事前に用意をした食材で作っているので」

 

 

 

「「「「「「「「ええ――」」」」」」」」

 

「直哉君がどうして?」

 

「詳しい理由は私も知りませんけど、ただ美味しく食べてもらう為と思いますよ」

 

「後、アイリスちゃんと大神さんは、分かると思いますけど、いい意味でも悪い意味でもこちらの時代と太正での常識が違いますから」

 

 

「ああ、そうだね、こちらの時代ではテレビとかネットと言う奴で世界と繋がってるんだろ。それも民間レベルで」

 

 

「ええ、まあそうですね」

 

 

「俺達の時代じゃまだラジオくらいだしな」

 

 

「そうなんですね」

 

 

「しかし正確には違うけど、俺達が死んだ後もこうやって人間の生活スタイルがこうも変わるとは」

 

 

「ですよね大神さん。もし天海がここに来たらショック死するかもですね。

 

 

「ああ、そうだな。さくら君」

 

「あの時のどかちゃん達の世界でショックを受けてたそうですね」

 

響がそう言う。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響と大神2 大神の要請前編

「ああ、それは・・・確かに驚いたよ。蒸気機関ではない別の電力と言う物が日常生活の中で浸透してたからね」

 

「確かに大神さん達の世界ではまだないテレビとか携帯電話とかがありますからね」

 

「ああ、あれには驚いたよ。響君これはシャノワールの地下司令室に戻る前に聞いておきたいんだが、良いかな?」

 

「何ですか?」

 

「君達が知るカルマールとの戦いはどうやって俺達巴里華撃団が勝てたんだい?」

 

「それは・・・」

 

「リボルバーキャノンという装置で、巴里華撃団を銃弾の玉のようにして送り込んだんです」

 

「成程、そのリボルバーキャノンが使えないのは融合世界特有の仕様なのかい?」

 

「いえ、直哉君やトワさんに確認しても帝都ほどメガビョーゲンやノイズ後イシュメルガの干渉は殆ど無いみたいですね」

 

「だとしたら理由は?」

 

「恐らくですが、大神さんは知ってますよね、私達が長期に融合世界を離れる時に融合世界封印するのを」

 

「ああ、それは知ってるよ」

 

「その封印を解除する時にリボルバーキャノンが完成しないように設定されていたのをそのままにしてたのではないですか?」

 

「つまりトワさんのうっかりミスと考えて良いのかな?」

 

「ええ、私達としても驚いているんですよね」

 

 

「でも、グラン・マあんな大きい物をどうやって倒せば良いのさ」

 

「今のあんた達では、オプスキュールにも、あのイカ公爵にも勝てないだろうね」

 

「勝てるとしたら、帝国華撃団だけだろうね」

 

!!

 

「ムッシュ帝国華撃団には、空宙戦艦ミカサがあるんだよね」

 

「ええ、ありますがそれがどうしたんですか?」

 

「ああ、現状の巴里華撃団の装備の中に、カルマールの秘密兵器に対応できる装備が未完成なのでね」

 

「「「「「そんな」」」」」

 

「それじゃあ僕達何も出来ないまま負けるんだ」

 

コクリコがそう言う。

 

「成程ですがグラン・マ正直に言いますが、帝国華撃団にミカサを借りれたとしても実際にカルマールの秘密兵器の本格的な攻撃が始まるまでに到着出来るかわかりませんが」

 

「ああ、そっちの問題があったね」

 

「そう言えば大神さん。帝国華撃団の織姫さんとレ二さんを助けた人は結局誰なんですか?」

 

「まさか、リボルバーキャノンが使用不可だなんて」

 

「では、融合世界の俺達は怪人達に負けるしかないのか?」

 

「いえ、まだ手はありますよ。大神さん」

 

「え、どういう事だい?響君」

 

「今から私と大神さんで、トワに直訴をするんです」

 

「ええーーそんなことをしていいのかい?」

 

「良いですよ。直哉君からの許可はありますから」

 

「直哉君凱旋門に出たノイズは倒したけど私はどうしたらいい?」

 

その時響から直哉に連絡が来た。

 

「そうですね、大神さんは今巴里華撃団に出向しているとはいえ特殊遊撃部隊の仲間なので、大神さんが、望むのなら響さんが出来る範囲で協力しても良いですよ」

 

「本当に?やった――」

 

「それでは、これから巴里における事柄に対して響さんに全権を委譲しますね」

 

「わかったよ直哉君」

 

「それでは、通信をを切りますね」

 

「うん」

 

「ああ、あの通信でのやり取りが・・・」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響と大神2 大神の要請中編1

「そうですね、大神さんは今巴里華撃団に出向しているとはいえ特殊遊撃部隊の仲間なので、大神さんが、望むのなら響さんが出来る範囲で協力しても良いですよ」

 

「本当に?やった――」

 

「それでは、これから巴里における事柄に対して響さんに全権を委譲しますね」

 

「わかったよ直哉君」

 

「それでは、通信をを切りますね」

 

「うん」

 

「ああ、あの通信でのやり取りが・・・」

 

「そうです。こういう難しいケースの場合はトワさんに直談判をしてトワさんのミスでこの展開になりましたけどと報告してトワさんに相談した上で特殊遊撃部隊の介入が許可されて漸く介入出来るんですよ」

 

「成程そうだったのか」

 

「帝都の場合頻繁にメガビョーゲンとかが出てたから勘違いをしてたなあ。まさかそう言う規制があっただなんて」

 

「その辺の規制は今回は大神さんが守る側では無いので気にしなくて良いですよ」

 

「どういう事だい?」

 

「そうですね。わかりやすく言えば大神さんがすこやか市に行った時を思い出してください」

 

「わかった」

 

「うわあ、熱海の温泉旅館みたいに歓迎帝国歌劇団て書いてる」

 

 

アイリスが、それを見つけると、花組の皆のテンションが上がった。

 

 

そして旅館に入ると・・・

 

 

「ようこそ沢泉へ」

 

 

「「「「「「「「よろしくお願いします」」」」」」」」

 

 

そしてちゆが帝国歌劇団の皆を客室に案内を始めると、直哉がちゆの母親に話し出した。

 

 

「すみません。女将さん急に予約入れてしまって、こちらでは、何日か前に予約が普通なのに」

 

 

「気にしなくていいわよ直哉君。こちらはお客に来てもらう為の商売ですもの」

 

 

「おかみさん。宿泊代は、彼等が帰ってから払いますね」

 

 

 

「あら、宿泊代なら花寺さんが払ったわよ」

 

 

「ええ――」

 

 

「子供に払わせるわけにはと言ってね」

 

 

「そうなんですね」

 

 

「「これは」」

 

「あ、大神さんにさくらさん。お二人も席に着いてください」

 

「あ、ちゆさん。この朝食全員が同じものではないのはどうしてですか?」

 

 

「それはですね、私達の時代では皆さんの故郷の食べ物を使い和食と洋食に変化させているんですよ。まあこれは直哉君が事前に用意をした食材で作っているので」

 

 

 

「「「「「「「「ええ――」」」」」」」」

 

 

 

「直哉君がどうして?」

 

「詳しい理由は私も知りませんけど、ただ美味しく食べてもらう為と思いますよ」

 

「後、アイリスちゃんと大神さんは、分かると思いますけど、いい意味でも悪い意味でもこちらの時代と太正での常識が違いますから」

 

 

「ああ、そうだね、こちらの時代ではテレビとかネットと言う奴で世界と繋がってるんだろ。それも民間レベルで」

 

 

「ええ、まあそうですね」

 

 

「俺達の時代じゃまだラジオくらいだしな」

 

 

「そうなんですね」

 

 

「しかし正確には違うけど、俺達が死んだ後もこうやって人間の生活スタイルがこうも変わるとは」

 

「あの時は驚いたよ響君」

 

「大神さん気が付きませんでした、すこやか市に滞在中に帝国華撃団の皆さんの周りにプリキュアの3人が必ずいませんでしたか?」

 

「・・・あ、そう言えば」

 

「完全に別れたのは水族館の時だよ響君」

 

大神がそう言う。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響と大神2 大神の要請中編2

「あの時は驚いたよ響君」

 

「大神さん気が付きませんでした、すこやか市に滞在中に帝国華撃団の皆さんの周りにプリキュアの3人が必ずいませんでしたか?」

 

「・・・あ、そう言えば」

 

「完全に別れたのは水族館の時だよ響君」

 

大神がそう言う。

 

「そうですよね、あの時は大神さん達帝国華撃団の皆さんは、異世界人と言う立場なのである程度帝国華撃団の皆さんの行動についてある程度のどかちゃん達がコントロールしてたんですよ」

 

「成程そうだったのか。それをした理由はすこやか市の余計な戦いに巻き込まれるのを防ぐ為だったのかい?」

 

「それもありますけど、もっと重要な理由があるんです」

 

響が話し出す。

 

 

「さて皆さん準備はいいですか?」

 

「「「「「「「「はい」」」」」」」」

 

 

「のどかさん守護者の人達も全員揃ってますか」

 

 

「うん揃ってるよ」

 

 

それではすこやか市の隣にある街の大型ショッピングモールに向けて駅に行きますよ」

 

すこやか駅にて・・・

 

 

「「「「「「「「きゃあきゃあこれ何?」なんですの?」なんだあ進めねぞ」面白い機械や」私としたことが・・・」少尉さん助けてください」・・・」

 

 

「「「「「「直哉君これは・・・」」」」」」

 

 

「ええ、少しどころかかなり目立ちますね」

 

「だよね、ほら逆に珍しいから写真撮られてるよさくらさん達」

 

 

 

「もう、さくら達なにしてんの?ほらさっき買った切符を入れてよ」

 

「「「「「「「こう」」」」」」」

 

 

そして、大神とアイリス以外のメンバーは漸く改札を抜ける事が出来た。

 

 

「「「「流石アイリスちゃん」」」」

 

「子供は覚えるの早いからね」

 

 

「そうですね。エステルさん」

 

 

そして皆で電車に乗った。

 

電車内にて・・・」

 

 

 

「「「「「「「うわあ―――早い」」」」」」」

 

 

「これが電車かいな。よっしゃうちが電車を超える移動手段を作ったる」

 

「紅蘭さんこの電車が、最速と思ってるよ」

 

「特急とか言わない方がいいかもね」

 

 

「お兄ちゃんさくら達子供みたいだね」

 

「仕方ないよアイリス。さくら君達は初めてだし」

 

 

「「ガーンアイリスに子供って言われた」くっなにも言えませんわ」

 

 

さくらとすみれはアイリスの言葉に、ショックを受けていた。

 

「まあ、太正の人間だし仕方ないですよね?響さん」

 

「実は直哉君は一度電車やバスに乗った大神さんとアイリスちゃんは単独行動をさせても良いと思ったらしいんですが、そうすると花組の皆さんをの中で騒動が起きるのでああいう形にして、大型ショッピングモールに行ってお土産を直哉君は、帝国華撃団の皆さんの方が勝つと思っていたそうですよ」

 

「あの模擬戦で」

 

「ああ、あの無茶な模擬戦の真意は、直哉さんが帝国華撃団の皆のお土産代を出す為に仕掛けたんだ」

 

「ええ、無論以前言った理由もあると言ってましたけど」

 

「成程」

 

「さてそろそろトワさんに会いに行きましょうか?大神さん」

 

「ああ、お願いするよ響君」

 

そして響と大神は簡易ゲートを使い、管理者の神殿に向かった。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響と大神2 大神の要請後編

管理者の神殿にて・・・

 

「あら響に大神どうしたの?」

 

「トワさんまた仕事をサボりましたね」

 

「ギクッ何の事かしら私はちゃんとリボルバーキャノンを使えるようにするから・・・」

 

「・・・だったら早くしろ―」

 

「え、どういう事?そんなに進んでるの?」

 

「「「「「「何だあれは」」」」」」

 

 

「まあ良い、巴里華撃団の諸君、ここまでよく戦った。だが、私の勝ちだ、今から貴様等の守ってきた街、巴里を消す」

 

放たれたオプスキュールのビームによって、一瞬にして巴里の半分が焼け野原と化してしまった。

 

その一部始終を見てしまった巴里華撃団隊員5人は、カルマールと戦う前に、心が折れかけていた。

 

「ムッシュ一時撤退をしな」

 

「しかし」

 

「冷静に考えな、今の状況で満足に戦えるのかい?」

 

「いいえそれは無理です」

 

そして、全員体制を整える為シャノワールに戻った。

 

「嘘、こんなに本編がスムーズに進むなんて・・・もう少しサボれると思ったのに」

 

「そう言う事で特殊遊撃部隊は巴里華撃団と怪人達の戦いにかいにゅうしますから」

 

「え、それはやめて・・・」

 

「は、何て言いました?」

 

「だから干渉はしないで・・・」

 

 

「・・・待っておくれ」

 

直哉が、シャノワールの地下司令室を出ようとした時グラン・マが直哉を呼び止めた。

 

「何でしょうか?ライラック婦人」

 

「お願いだよ。特殊遊撃部隊に巴里華撃団に協力してほしいんだよ」

 

「ふむ・・・協力ですか?しかし内容によりますね」

 

「受けるか受けないかを決めるのは」

 

そしてグラン・マが話し出す。

 

 

「今のあんた達では、オプスキュールにも、あのイカ公爵にも勝てないだろうね」

 

「勝てるとしたら、帝国華撃団だけだろうね」

 

!!

 

「ムッシュ帝国華撃団には、空宙戦艦ミカサがあるんだよね」

 

「ええ、ありますがそれがどうしたんですか?」

 

「ああ、現状の巴里華撃団の装備の中に、カルマールの秘密兵器に対応できる装備が未完成なのでね」

 

「「「「「そんな」」」」」

 

「それじゃあ僕達何も出来ないまま負けるんだ」

 

コクリコがそう言う。

 

「成程ですがグラン・マ正直に言いますが、帝国華撃団にミカサを借りれたとしても実際にカルマールの秘密兵器の本格的な攻撃が始まるまでに到着出来るかわかりませんが」

 

「ああ、そっちの問題があったね」

 

「そう言う理由で、カルマールの所まであの子達を連れて行く手段がないのさ」

 

「ふむ・・・そう言う理由でですか」

 

「そちらの事情はわかりましたが、正直厳しいですね特殊遊撃部隊が協力するには」

 

「何故だ帝国華撃団との共闘の時と一緒ではないか?」

 

「いえ違いますね帝都の時は、明らかに特殊遊撃部隊の敵と帝国華撃団の敵が共闘していますよね」

 

「それは確かに」

 

「少なくとも今凱旋門に出ているノイズがカルマールの呼び出した者もしくはカルマールに協力している異世界の協力者がいればすぐにでも協力するんですけど、今の所無いんですよね」

 

「直哉君がこんな事をする事になったのはトワさんがリボルバーキャノンを使えるまでにしてないからじゃないんですか?」

 

「そしてここで空中砲台オプスキュールを破壊出来なければ巴里は消滅しますよそれで良いんですね」

 

「うう・・・それは」

 

「響君それは脅しじゃないか?」

 

「ええ、脅しですよでもトワさんはこうしないと仕事をしないんですよ」

 

「響今回は私の許可で、特殊遊撃部隊の介入する許可を与える」

 

!!

 

「「レイ」レイさん」

 

響とトワはレイの言葉に驚いていた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワの怠慢そして・・・

「響君それは脅しじゃないか?」

 

「ええ、脅しですよでもトワさんはこうしないと仕事をしないんですよ」

 

「響今回は私の許可で、特殊遊撃部隊の介入する許可を与える」

 

!!

 

「「レイ」レイさん」

 

響とトワはレイの言葉に驚いていた。

 

「ちょっとレイふざけないでよ」

 

「別にふざけていない。怠けていたお前とは違ってな」

 

「グッ」

 

「トワお前はどうせワイ図万が来るしリボルバーキャノンを使えるようにしなくてもいいね」

 

「そう言ってトワリボルバーキャノンを使える状態にしなかったせいで巴里華撃団が、負け確定になっても特殊遊撃部隊の介入するの止める権利は無いと思うが?」

 

「トワお前の失態を認めろいい加減にな。私自身もこれ以上黙ってるわけにはいかんぞ」

 

「管理者の管理ミスで中心世界の巴里が消滅したら我らの上司がなんて言うのか考えてみろ」

 

「・・・嫌ああああああ」

 

「わかったわ。特殊遊撃部隊の介入を許可するわ。これで良いでしょレイ?」

 

「駄目だ。トワお前自身が巴里に行って巴里華撃団に説明をして来い」

 

「ええーー」

 

「よくこんな最悪な事態まで悪化させておいて変なプライドを持つなよ」

 

「あ――――――――五月蠅いもう私帰る」

 

あ、トワさん」

 

響はトワを呼び止めるが、トワはその場から消えた。

 

「まあいい、響達は介入の許可がおりたと直哉に伝えろ」

 

「え、トワさんを放置してて良いのですか?」

 

「構わんよ大神、あいつも驚いたんだろう。我も巴里華撃団がカルマールの秘密兵器と戦う前に、特殊遊撃部隊が結果的に助ける形となってリボルバーキャノンを使わない流れになると想定したのは否定できない」

 

「勿論融合世界の事を考えるのなら順調に巴里華撃団の戦いが終わる方が良いんだがな」

 

「それは確かにそうですね。俺も帝国華撃団の時みたいにワイズマンやイシュメルガ等の介入を覚悟してましたけどね」

 

「ですから帝国華撃団の時のように・・・」

 

 

「何だ?体が急に動かないぞ」

 

「大神さん私達も動けません」

 

 

「少尉これはいったい?」

 

 

「すみれ君俺にもわからない」

 

「ふふ、帝国華撃団どれほど強いのか楽しみにしていたが、この程度か」

 

 

 

「何だと!!」

 

 

「いや、金髪の少女と銀髪の子は危険回避能力は私の予測より高いようだな」

 

 

「貴様は一体何者だ?」

 

 

「私と君達帝国華撃団は初対面ではないのだがな」

 

 

!!

 

「私の名はワイズマン。かつて君達がゼムリア大陸に来た時に紫藤飛鳥達から聞いていないか?」

 

「どういう意味だ?ワイズマン」

 

「フフ、そう言えば大神一郎とマリア・タチバナは、イシュメルガに操られていたな」

 

 

 

「なっお前もイシュメルガを知っているのか?」

 

 

「ああ、イシュメルガはエレポニア帝国に潜む呪いだからな」

 

 

「話は終わりにしよう。帝国華撃団」

 

 

そしてワイズマンは再び降魔を拘束している隊員の数と同じ降魔を出現させた。

 

 

 

「何だこの降魔は」

 

 

 

「フフ、この降魔達は私が今研究している降魔人間を作り出すための試験体さ」

 

 

「降魔人間だと、馬鹿なそんなの出来るわけがないだろ」

 

 

「出来ないと決め付けるのは早いぞ。なあそうだろう。真宮寺さくらよ」

 

「こういう形で狙われていると思ってましたが」

 

「恐らくだが、巴里華撃団には興味が無いと思うワイズマンはな」

 

「どういう事です?」

 

「帝国華撃団も巴里華撃団も基本的に霊力を使うだろ?研究サンプルは余り多すぎても使わない事が我達でもあるからな」

 

「そうか、ワイズマンにとって帝国華撃団で出会った霊力は未知の研究素材だったが、かなり時間が過ぎたから巴里華撃団の霊力には興味が無かったのか」

 

「恐らくな、さあ2人共巴里に戻るがいい」

 

そして響と大神は、管理者の神殿から巴里に戻った。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

レイからの通達そして動き出す者達前編

響と大神が管理者の神殿から巴里へ帰還直後・・・

 

お墓戦艦では・・・

 

「すまんな直哉」

 

 

「やはり融合世界の時を止めての封印解除後にトワの後回しにする癖が出た結果が今の巴里華撃団の状況んさんですね」

 

「そう言う事になる」

 

「それでは、通信をを切りますね」

 

「うん」

 

「皆さん聞こえたと思いますが、これから巴里華撃団の皆さんが交渉する人物は僕より現場に出ている彼女が判断するので、協力要請の件も彼女がいると判断したら特殊遊撃部隊は動きますから」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

「あんた本気かい?隊員に全権を与えるなんて?」

 

グラン・マが直哉に言う。

 

「え、迫水さん巴里華撃団には副司令いないのですか?」

 

「うん、そうだね直哉君大神君が隊長と副司令の立場を兼任してた感じだね」

 

「成程そう言う事ですか、まあ特殊遊撃部隊は総司令なんて自己紹介の時に使う形だけの物ですからね」

 

「確かにそうかもしれないね、直哉君からしたら」

 

「そうですね。後の世界は軍隊なんてない世界が大多数なので、民間人としての潜入生活が多いからですね」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

「軍隊が無いだってーー」

 

「わかりましたけど、指揮権は響さんに譲渡してるので、一応お墓戦艦をシャノワールの上空に移動させておきますねレイさん」

 

「ああ、そうしていてくれ」

 

「わかりました」

 

「響と大神が巴里に戻った直後に巴里華撃団を受け入れてくれ」

 

「それは良いんですが、トワは大丈夫ですか?」

 

「ああ、我も言い過ぎたが融合世界の巴里での勢力の介入の回数が少なすぎるのが怖いな」

 

「どういう事ですか?」

 

「直哉お前は気が付かないのか?」

 

「巴里での介入の回数は、2回しか起きていないだろ」

 

「ええ、その内の1回は・・・」

 

「あーあ人違いだったかまあいいや。邪魔な烏は黙らせたしね」

 

「さてと、大神一郎光と戦う前にお前を殺すよ」

 

「この私がね」

 

!!

 

「「「「何だって――」」」」

 

「じゃあ死んでね。大神一郎炎の矢ーー」

 

「ちっなにもんか知らねえが私達に喧嘩を売るなんてよくやるよ」

 

そう言いながらロベリアの光武℉が同じ炎で少女の攻撃を相殺した。

 

「へえ、やるじゃんおばさんのくせに」

 

「なら、これならどうかしら?出でよ降魔兵器よ」

 

!!

 

「降魔兵器だと馬鹿な、空中要塞武蔵の消滅で降魔兵器は消滅した筈だ、それを何故君が扱っている?」

 

「ああ、母様の言う通り、大神一郎には2度目の空中要塞武蔵と京極圭吾が復活した事を知らないんだね」

 

「どういう意味だそれは?」

 

「知りたければ紫藤直哉に聞いてみな、大神一郎だけど疲れている状態で降魔兵器を倒せるかしらね、その降魔兵器の中にはワイズマンの特注もあるから、動けない奴を見捨てても良いのよ。じゃあね生きてたら会いましょうね」

 

そう言って巴里華撃団の前から謎の少女だけが消えた。

 

「ああ、ノヴァが来たなまあそれでトワも我も巴里でのイベントが遅れると思ったからな。正直に言えば」

 

「だからこの事態は2人の責任だ」

 

「そう言う事だから後は頼む」

 

そしてレイとの通信は切れた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

レイからの通達そして動き出す者達後編

「さてと飛鳥ちゃん。お墓戦艦を見えない状態でシャノワールの上空に移動させておいて」

 

「わかりました兄さん」

 

「結局特殊遊撃部隊は、カルマールの秘密兵器空中砲台オプスキュール撃破作戦を手伝うんですね」

 

「まあ、仕方ないかなレイやトワの想定していたイベントの中断がほぼ無かったからね」

 

「それはそうですね。その点では私もそう思いました」

 

「それにしても兄さんは巴里華撃団の人達嫌いなんですか?」

 

飛鳥が直哉に聞く。

 

「え、そんな事無いよどうして聞くの?」

 

「いえ、何となく巴里華撃団の皆さんに対して最低限の付き合いで終わらせようとしてたので」

 

「確かに客観的に見たらそう見えるかも知れないね」

 

「自分としても、帝国華撃団の時に教えた事を巴里華撃団の皆さんにはまだ教えたくないと言う気持ちがあるよその理由はあの時のトラウマだから」

 

「あの時?」

 

「直哉さん改めて聞きますが貴方が本当に、一時的にとはいえ上司ととなる紫藤家の当主なのですか?」

 

大神が直哉に聞く。

 

 

「ええ、それは間違いありませんよ、大神さん」

 

「それにしても直哉その格好は似合うな大神がプリキュアになった映像を見たときより」

 

 

「「「「「嘘ーーー隊長がこの格好は流石に、直哉さんは隊長より子供体型ですからそこまで私達も違和感はありませんけど」」」」」

 

アイリス以外の隊員はありませんけど大神がプリキュアに一時的になったことに驚いていた。

 

「何だろう?この差は・・・

 

「大神はん。頑張ってや」

 

「紅蘭・・・」

 

「しかしその格好では皆が真面目に話を聞けないと思うからなんとか出来ないか?直哉」

 

「僕も解除したいんですけど。僕の意思では無理なので」

 

「ああ、兄さんが初めてプリキュアになった時ですか」

 

「うんあれをもう一度やれと言われそうでいやだもん」

 

「だったらまだ・・・」

 

「初めましてライラック婦人、自分が特殊遊撃部隊の総司令をしている紫藤直哉と言います」

 

「「若いな」」

 

「ええ、自分は今18歳ですので、帝国華撃団や巴里華撃団に比べたら若造が司令を務めてますけどね、ご不満があるのでしょうか?」グリシーヌさんとロベリアさん」

 

!!

 

「「こいつ私達の名前を知っている」知っていやがる」

 

「グリシーヌさんとロベリアさんだけではありませんよ。そこのちびっ子はコクリコさん。赤い修道服を着ているのが、エリカさんそして最後の人が花火さんですよね」

 

「うわあ、凄い全部当たってますよ」

 

エリカが1人大はしゃぎをする。

 

「気に入らないね、そう言うやり方をする奴は」

 

「ロベリアさんすみませんね。僕達特殊遊撃部隊の敵は、巴里華撃団の本来戦うべき相手以外を特殊遊撃部隊の敵として戦うのです」

 

「巴里華撃団の本来の敵以外が特殊遊撃部隊の敵と言う意味はどういう事なんだい?」

 

「簡単に言えば、今凱旋門に出ている異形の怪物と言うノイズは、本来はこちらの世界にはいない存在なんです」

 

「「「「「何だって――」」」」」」

 

「巴里華撃団の皆さんとは今の付き合い方で良いと思うから」

 

「おちょくられる兄さんが見たい気がするけど」

 

「それは良いから早く移動させてね」

 

「はい」

 

そしてお墓戦艦は予定通りシャノワールの上空に移動したのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響と大神が戻る前のシャノワール

時を少し戻して・・・

 

「霊的災厄に対応できる人材をすぐには確保する事は、かなりの労力が必要になりますが、もう1つの軍がある世界は世界大戦をすぐにでも起せるほどの力を得る存在がいる世界ですから」

 

!!

 

「「「「「そんな相手がいるの」」」いるのか」」

 

直哉の説明に驚く巴里華撃団の隊員達だった。

 

「たまにその存在の力を受け継いだ人物が描く世界で同時に仕掛けたりするんで指揮系統は現場判断に任せていた方が良いんですよ」

 

 

「成程ね、確かに同時に侵攻されたりしたらそう対応せざるえないね」

 

 

「最後にこの男がもし出て来たら教えて下さい」

 

そして直哉は映像を見せた。

 

現在・・・

 

「しかしあの男が特殊遊撃部隊はの司令官とはな」

 

「あの男もケチだよな少しくらい巴里華撃団を手伝えよ」

 

「でも僕は嫌だな手伝って貰う途中であの子が来たら嫌だな」

 

グリシーヌさんとロベリアとコクリコが食堂で話す。

 

「でも実際どうすんだよ。カルマールの空中砲台オプスキュールの対処は」

 

「確かにそれが急務ですね。大神さんは響さんと一緒に凱旋門に行ってますからね」

 

「隊長も隊長だ今は巴里防衛が優先のはずだなのに」

 

「それがねどうやらムッシュ大神は、特殊遊撃部隊として動く場合は特殊遊撃部隊の任務が優先されるて言われたよ」

 

!!

 

「マジかいそいつは?」

 

ロベリアが食堂に来たグラン・マに聞いた。

 

「ああ、それにこれは軍からの要請だよ。巴里華撃団は何としても特殊遊撃部隊の協力を得てあの空中砲台オプスキュールを破壊せよだってさ」

 

!!

 

「無茶だ。限りある時間の中で交渉と空中砲台オプスキュールを破壊なんて」

 

「諦めるなグラン・マ」

 

「え、隊長」

 

その時シャノワールに響と大神が帰還した。

 

「「「「「「ええーー隊長」」」」」ムッシュノイズはどうしたんだい?」

 

「ノイズなら凱旋門に着いて3分で掃討しましたよ。響君1人で」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

「ムッシュ達が出て1時間も過ぎてないのに・・・」

 

「ノイズ撃退後俺はある人達と交渉してきました」

 

!!

 

「交渉だって」

 

「ええ」

 

そして大神は話す。

 

響君それは脅しじゃないか?」

 

「ええ、脅しですよでもトワさんはこうしないと仕事をしないんですよ」

 

「響今回は私の許可で、特殊遊撃部隊の介入する許可を与える」

 

!!

 

「「レイ」レイさん」

 

響とトワはレイの言葉に驚いていた。

 

「ちょっとレイふざけないでよ」

 

「別にふざけていない。怠けていたお前とは違ってな」

 

「グッ」

 

「トワお前はどうせワイズマンが来るしリボルバーキャノンを使えるようにしなくてもいいね」

 

「そう言ってトワリボルバーキャノンを使える状態にしなかったせいで巴里華撃団が、負け確定になっても特殊遊撃部隊の介入するの止める権利は無いと思うが?」

 

「トワお前の失態を認めろいい加減にな。私自身もこれ以上黙ってるわけにはいかんぞ」

 

「管理者の管理ミスで中心世界の巴里が消滅したら我らの上司がなんて言うのか考えてみろ」

 

「・・・嫌ああああああ」

 

「わかったわ。特殊遊撃部隊の介入を許可するわ。これで良いでしょレイ?」

 

「駄目だ。トワお前自身が巴里に行って巴里華撃団に説明をして来い」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

大神の報告を受けて動き出す巴里華撃団

「そう言う事で、特殊遊撃部隊を運営する2人の上司の許可が出たので間もなくお墓戦艦をが、シャノワールに来ます皆乗船の準備をしてくれ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「お墓戦艦だって」

 

「そうですよグラン・マ」

 

「大神さん皆さんの光武F2をお墓戦艦をに乗せましたよ」

 

「ああ、ありがとう響君」

 

「いえいえ、直哉君が事前にレイさんから連絡を受けて既にお墓戦艦をシャノワール上空に移動させてくれたので」

 

ビービー

 

その時シャノワールのレーダーがお墓戦艦を捉え反応した。

 

!!

 

「「「「「大きい」」」」」

 

「あれがムッシュの言うお墓戦艦なのかい?」

 

「そうですよ。グラン・マ」

 

その頃お墓戦艦の中では・・・

 

「ふう、どうやら皆さん驚いてるようだね」

 

「そりゃそうですよ。兄さん」

 

「ついでにあのイカ侯爵も驚いてるみたいですけど」

 

そう言って飛鳥が空中砲台オプスキュールを映像に出す。

 

「何じゃあれは?あんなデカい物が突然あらわれたじゃと」

 

「まあ、いいじゃろどんな大きい戦艦がいたとしても、空中砲台オプスキュールを止める事など出来ぬわ。24時間後巴里は消滅する」

 

 

「兄さんどうします?」

 

「へえ、24時間も猶予をくれるんだ。それだと今夜中で空中砲台オプスキュールを破壊作戦を実行して貰おうか大神さん達巴里華撃団の皆さんに」

 

「後飛鳥ちゃん帝国華撃団の皆さんは帝都にいるよね?」

 

「帝都にいますよ。兄さん」

 

「なら、巴里華撃団の受け入れを始めて良い?」

 

「良いですよ兄さん」

 

「それでは響さん大神さんと巴里華撃団の皆さんを迎えに行って貰えますか?」

 

「わかりました直哉君」

 

そして響はシャノワールに向かった。

 

その頃シャノワールでは・・・

 

「しかし隊長特殊遊撃部隊はこれだけの戦力を持ちながら世界征服も出来るんじゃないか?」

 

「そうだな。連中にしたら簡単に出来そうだがな」

 

グリシーヌとロベリアがそう言う。

 

「ああ、それは・・・否定しないよ。ただ俺は特殊遊撃部隊と、リイン君達がいなければ俺はここにはいなかっただろうから」

 

そして大神はその時の事を話す。

 

「まさかもうここで出会うとはな大神一郎」

 

 

 

「ナオヤ・ブライトとリィン・シュバイツァーだな。お前達を殺すイシュメルガ様の為に」

 

 

「はあ、何いってんだよ大神一郎正気に戻れよ」

 

 

浪虎滅却・疾風迅雷」

 

「うあああ。あぶねえリィンこいつ大神は既に堕ちているのか?」

 

「ああ、俺のせいでな」

 

 

「マジかよ。たまらねえぞ」

 

「何をごちゃごちゃ言っている」

 

 

「それはな大神一郎お前の男がイシュメルガごときに取り込まれる原因となった話だよ」

 

!!

 

ナオヤ・ブライトの言葉に大神は一瞬止まった。

 

「今だ!!3人とも」

 

 

ナオヤの言葉に合わせてリィンとミリアム、ユウナが大神に攻撃をしつつ大神を気絶させたのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

巴里華撃団お墓戦艦に行く

「そう言う事があり、俺は異世界で俺を操っていた者から解放されたんだ」

 

「そんな悪魔みたいな者がいるんですか?」

 

「ああ、異世界にはそう言う者もいるよ。エリカ君」

 

「巴里華撃団の皆は帝国華撃団の皆のように異世界に入った事が無いからなあ実感がわかないかもだけどね」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「ちょいとお待ちムッシュと帝国華撃団の皆は異世界に行った事があるのかい?」

 

グラン・マが大神に聞く。

 

「ええ、ありますよ。まだ時間があるので少し話しますね」

 

「この話は昨年の夏で、帝国華撃団の皆と追加の夏休みの頃・・・」

 

「ここで模擬戦のルールを言いますね」

 

 

「響さんお願いします」

 

 

「うん、まず帝国華撃団の皆さん勝利条件は、制限時間内に、プリキュアになった大神さんに一撃を与える事、そしてプリキュアチームは制限時間内にプリキュアになった大神さんを守る事」

 

 

「攻撃の有効と無効はの判定はエステルさんとクローゼさんが判定します」

 

 

「制限時間は10分それでは始め」

 

 

そしてプリキュアチームと帝国華撃団の模擬戦が始まった。

 

 

「よーし皆、隊長に一撃入れて直哉に昼飯とプレゼントを貰うぞ」

 

「「「「「「「おーー」」」」」」」

 

 

「皆、大神さんを守って勝つよ」

 

 

「のどかちゃん達そこまで俺の心配を・・・」

 

 

「そうだね大神さんを守らないと、直哉っちの財布がピンチになるもんね」

 

 

「あらーーそっちの心配が優先か・・・まあ、彼女達がそう言うのもわかるな。直哉さんは俺達のすこやか市に滞在するのにかなりの金額を使っている筈だからな」

 

 

 

「俺も今回は直哉さんの財布を守るぞ」

 

 

模擬戦開始3分経過・・・

 

 

「ねえ直哉君今回の模擬戦する意味あるの?」

 

「ええ、ありますよ。プリキュアとヒーリングアニマルにとっては生きた霊力攻撃を受けるチャンスですし、帝国華撃団にとってはある種のトラウマがありますからね、プリキュアも帝国華撃団にとっては異世界の力ですし」

 

「そして俺達はゲーム対決方式の模擬戦をしたんだけど皆その模擬戦はどっちが勝ったと思う?」

 

「エリカは大神さんのチームが勝ったと思います」

 

「「ありえんな」」

 

「うん僕もそう思う。イチロー達は4人で帝国華撃団の皆は8人だしねb」

 

「今回は皆の意見と思います私も」

 

「正解はエリカ君だ」

 

「「ええーー」」

 

「「なんだとーー」」

 

そして大神は模擬戦後の事を話し出した。

 

「うう、勝者プリキュアチーム」

 

 

「おいおい響お前何泣いてるんだ?」

 

 

カンナが響に聞く。

 

 

 

「カンナさん気にしないでください」

 

 

「直哉君響さんどうしたの?」

 

 

 

「ああ、模擬戦中にある事を伝えたんですよ」

 

 

「ある事を」

 

 

「ええ、この模擬戦は、それではここでプリキュアチームVS帝国華撃団で模擬戦をします。この模擬戦に勝った方には僕がおひる代と好きな物をプレゼントしますよと言うルールでしたよね」

 

「うん」

 

「だけど、負けた方は自腹なんですよ。のどかさん」

 

 

「あ、もしかして私達が勝ったから帝国華撃団の皆さんの昼食代を響さんが出すことになったの?」

 

 

「そういう事ですよ。のどかさん」

 

 

「しかし、よく倍の人数がいる帝国華撃団に勝てたねのどかお姉ちゃん」

 

「うん、直哉君の財布を守ろうとして頑張ったよ」

 

 

「ありがとうのどかお姉ちゃん。ちゆお姉ちゃん。ひなたお姉ちゃん」

 

 

そしてお買い物をする為直哉達は、大型ショッピングモールの中に入った。

 

 

昼食後・・・

 

 

響の事情を聞いた大神が響に謝っていた。

 

 

「響君すまない。まさか君がさくら君達の昼食代を払ってくれていたとは」

 

 

「いいんですよ。大神さん貴方がきにしなくても。はは・・・」

 

 

「これも、模擬戦の結果ですし」

 

「と響君には悪い事をしたけどね」

 

「ああーー大神さんその話何で覚えてるの?」

 

「あれ響君もうそっちの準備終わったの?」

 

「はい、その為にシャノワールに来たんですよ」

 

そして響と大神は巴里華撃団関係者をお墓戦艦に招待をしたのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

空中砲台オプスキュールに対する話し合い1

お墓戦艦の中の会議室・・・

 

「皆さん改めまして特殊遊撃部隊の司令を務めさせて貰っている紫藤直哉と言います。そして自分の隣にいる彼女が立花響さんで、今回巴里華撃団の皆さんをサポートする為に、空中砲台オプスキュールに突入するので」

 

「「「「「「ええーー」」」」」

 

「危険ですよ」

 

「そうだやめさせるべきだ」

 

「大神さん貴方は響さんの同行に対してどう思いますか?」

 

「え、俺かい響君の参加に対しては反対しないよ」

 

!!

 

「「隊長正気か」」

 

「ああ、グリシーヌとロベリア俺は正気だ。戦闘経験では巴里華撃団より多く経験しているからな」

 

!!

 

大神の言葉に驚く巴里華撃団の隊員達とグラン・マ達だった。

 

そして直哉は響戦闘を巴里華撃団の隊員達に見せた。

 

 

!!

 

「皆気をつけて出て来るよ巨大ノイズと小型ノイズと降魔が」

 

「グレ響は巨大ノイズをお願い、エステルさんとヨシュアさんとシャーリィーさんは小型ノイズをお願いします」

 

「「「了解」」」

 

「そして私が降魔をやります」

 

2人の響とエステル達はノイズと降魔と戦い始めた。

 

「その魔獣にはアーツは効きませんよ。大神さん貴方の技を借ります」

 

「「ええ」」

 

「狼虎滅却・天狼転化ーー」

 

そして響のガングニール・シャドーから大量の霊力が放出され、ロイド達3人を襲う降魔全てを撃退した。

 

「「「凄い」」」

 

3人がそう言った直後

 

「響そっちは終わった?」

 

「終わりましたよエステルさん」

 

映像終了・・・

 

「「「「「なっ霊力の無い響が降魔を倒してる」」」倒すだと」」

 

「おっ響君が俺の技を使ってる」

 

「えへへ、真似物ですけどね」

 

「それであの威力なら十分だよ。響君」

 

「そうですかありがとうございます。大神さん」

 

「これで響さんの強さを巴里華撃団の皆さんにわかったと思いますが、まだ響さんの同行に反対ですか?」

 

「「「「「・・・」」」」」

 

「ああ、ちなみに響さんが同行してもカルマール侯爵との戦いには参加はしませんよ」

 

「「「「「「ええーー」」」」」

 

「以前に言いましたけど・・・」

 

「成程、つまり特殊遊撃部隊とは、世界のバランスが崩れ鮭た時に介入する部隊と思っていいんだね」

 

「ええ、そうですねただ先程も言いましたが、特殊遊撃部隊はあくまでもその世界における異世界の敵対戦力が特殊遊撃部隊の敵となるので」

 

「巴里の怪人達と貴女達巴里華撃団の戦いには干渉しないので安心して下さいね」

 

「さて僕はこれで失礼しますね」

 

「・・・待っておくれ」

 

直哉が、シャノワールの地下司令室を出ようとした時グラン・マが直哉を呼び止めた。

 

「基本的に特殊遊撃部隊が、介入するのはその世界に存在してはいけない者達が現れた時ですから」

 

「なら今回の協力はどうしてそうなったんだい?」

 

「それは僕達の上司のミスが発覚したので、その修正の為ですね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

空中砲台オプスキュールに対する話し合い2

「基本的に特殊遊撃部隊が、介入するのはその世界に存在してはいけない者達が現れた時ですから」

 

「なら今回の協力はどうしてそうなったんだい?」

 

「それは僕達の上司のミスが発覚したので、その修正の為ですね」

 

「ですので、巴里華撃団の皆さんは気にしなくて良いですよ」

 

「だけどね、そう言われると・・・」

 

「気になります」

 

エリカがグラン・マの代わりに言った。

 

「そんな事よりこれを聞いてください。皆さん」

 

 

「ついでにあのイカ侯爵も驚いてるみたいですけど」

 

そう言って飛鳥が空中砲台オプスキュールを映像に出す。

 

「何じゃあれは?あんなデカい物が突然あらわれたじゃと」

 

「まあ、いいじゃろどんな大きい戦艦がいたとしても、空中砲台オプスキュールを止める事など出来ぬわ。24時間後巴里は消滅する」

 

!!

 

「ムッシュ紫藤この情報は本物かい?」

 

「そうですよライラック婦人。このカルマールの音声は本人のものですよ」

 

「グラン・マ急いで対策会議をしなければ」

 

「そうだね。そんなに時間が残ってないからね」

 

「ああ――皆見て下さい時計がグルグルです」

 

!!

 

「「「「これは・・・」」」」」

 

「ああ、それは・・・このお墓戦艦は、いろんな世界の時間に行くことが出来るんですよ。試しに空中砲台オプスキュールが出る前に行きましょうか?」

 

「飛鳥ちゃんお墓戦艦のタイムスリップ機能を使ってくれる?」

 

わかりました」

 

そしてお墓戦艦は数時間前のノートルダム寺院に着いた。

 

「うわあ、ポーンが本当にいっぱいいるよ」

 

「怪しいな」

 

「どうするのだ?隊長」

 

「「大神さん」」

 

 

「・・・よし突入するぞ皆」

 

「「「「「了解」」」」」

 

巴里華撃団は、ノートルダム寺院に突入した。

 

「やはり来たな、巴里華撃団」

 

「お前は、レオン」

 

「下りて我らと勝負をしろ」

 

 

「何故私が、貴様らと同じ土俵に立たねばならんのだ?」

 

「まあ良い、大神一郎よこれを見ろ」

 

レオンがそう言うと、巨大な装置の中から、織姫とレニが姿を現わした。

 

「なッレニ織姫君」

 

「大神一郎よこの二人を助けたければ武器を置いて、我の前に立て」

 

「隊長やめるのだ」

 

「アマちゃんが」

 

イチローやめてー」

 

「大神さん」

 

「大神さーん」

 

 

巴里華撃団、それぞれの隊員が、大神を引きとめようとするが、大神はレオンの指示通りに動いた。

 

「・・・中尉さん」

 

「・・・隊長」

 

「覚悟は出来たか?大神一郎」

 

レオンが大神に最後の攻撃をしようとした時、突然織姫とレニの拘束具が解除された.

 

お墓戦艦の中では・・・

 

「「「「「「ええーー」」」」」

 

「これは・・・本当にオプスキュールが出て来る前レオンとの戦いの時ではないか」

 

「あんた達こんな力を私達に見せて良いのかい?」

 

「飛鳥ちゃんありがとう元の時間に戻って良いよ」

 

「わかりました」

 

「ライラック婦人それは構いませんよ。別に知られてもこの時代の人には使えないですから」

 

そしてお墓戦艦が元の時間に戻った直後、巴里華撃団のメンバーを簡易ゲートを使い、空中砲台オプスキュール内部に送り込んだ。

 

「巴里華撃団参上!!」

 

「ぬう!!巴里華撃団ここに直接乗り込んでくるとは!!仕方がないお前たちとの決着はこちらでしてやる」

 

「出でよポーン共、そしてわしの蒸気獣サンフォニーよ」

 

そしてついに、カルマールとイカ型蒸気獣サンフォニーとの最終決戦が始まった。

 

そして巴里華撃団はカルマール追い込み、大神がカルマールに最後の一撃を与えた。

「グフフ見事だ・・・小僧わしと、サンフォニーを倒すとはな、だがこれで終わりと思うなよ」

 

 

そしてサンフォニー共にカルマールは死んだ。

 

その上空でピエロ少年が、カルマールの魂を回収し、時は満ちたといいながら消えていく。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

最後の戦いへの序曲

巴里華撃団は、特殊遊撃部隊の援護を受けてカルマールの空中砲台オプスキュールを撃破して半月後・・・

 

大神達、巴里華撃団は漸く訪れた平和を謳歌していた。

 

そんなある日・・・

 

「都市を守る者よ、これ以上我等の邪魔をするな」

 

「パリシイの子供達よ、時は来た」

 

「う、エリカ君しっかりしろ、コクリコ、グリシーヌ、ロベリア、花火君」

 

「無駄だよ君の声は、彼女達には届かない」

 

「何だと!!」

 

「間もなく君の仲間の5人は、こうなる運命だからね」

 

そう言って、謎のピエロ少年は、エリカの体に1本の剣を突き刺した。

 

「やめろーーー」

 

そして、大神は夢から覚めた。

 

「はあ、はあ、夢か・・・よし着替えて、シャノワールに行くか」

 

大神は、シャノワールに行く途中で、楽しく話しているエリカを見つけた。

 

「おはようエリカ君」

 

「おはようございます。大神さん」

 

「今日も頑張って行こうエリカ君」

 

「はい大神さん」

 

ビービービービー

 

その時大神のキネマトロンに通信が来た。

 

 

「ムッシュ、エリカ、あのカルマールが生きていて、凱旋門に現れたよ」

 

「何ですって!!」

 

「エリカ君急ぐぞ」

 

「はい大神さん」

 

大神とエリカは急ぎ、シャノワールに戻り、他の隊員と合流し、凱旋門に出撃した。

 

「巴里華撃団参上!!」

 

「そこまでだ、カルマール」

 

「・・・主らは一体誰じゃ?我が何者かを知っているのか?」

 

「何を言っているんだ?カルマール」

 

何の前触れもなく、復活をしていたカルマール。だがこれは、これから巴里で起きる事態の序章に過ぎない。

 

そして、謎の復活を果たしたカルマールは、大神達巴里華撃団の記憶が飛んでいるようだった。

 

その頃直哉達は・・・

 

「「飛鳥ちゃんどうしてカルマールが生きてるの?」」

 

「ああ、それはですね。光さんと響さん以前カルマールのした事と一緒ですよ」

 

「「ええ」」

 

「巴里華撃団参上!!」

 

「フォフォ貴様らが噂の巴里華撃団とやらか」

 

「お前は何者だ?」

 

「わしか、わしはカルマール巴里を浄化するのがわしの目的だ」

 

「何だと!!だがお前だけで、何が出来る。皆行くぞ!!」

 

「「「「「了解」」」」」

 

「誰がわし一人と言った、出でよ我が手下共」

 

カルマールがそう言うと、以前巴里華撃団が倒した5大怪人が復活したのだった。

 

「なっばかな!!」

 

突如復活した5大怪人に、驚く巴里華撃団の面々。

 

そして復活した怪人に、次々と戦闘不能にさせれる大神達だった。

 

 

「何じゃお主等ははその程度ならいつでも潰せる帰るぞ」

 

カルマールはそう言うと、撤退した。

 

 

巴里華撃団の完全な敗北だった。

 

「どうやら怪人達は1度再生怪人になる必要があるみたいです」

 

「「成程」」

 

再び巴里華撃団側では・・・

 

「グフフ見事だ小僧、このわしを2度も屠るとはな、だが我らパリシイの怨念が、滅びたわけではないぞー」

 

 

カルマールがそう言うと蒸気獣サンフォニーは、爆発し、カルマールも爆発の中に、消えていった。

 

巴里華撃団と、カルマールの戦いを上空で見ていた、ピエロ少年はカルマールの魂にお疲れ様と言った。

 

 

「時は満ちた、パリシイの子らよ汝らの魂を我等の神オーク巨樹に捧げる時が、目覚めよオーク巨樹よ」

 

ピエロ少年がそう言うと、巴里全体に大地震が起きた。

 

地震が収まった直後、巴里を覆う巨大な気が生えていた。

 

 

地震後に出てきた巨大植物は、あっという間に巴里全土を覆い隠した。まるで、巴里に住んでいる人間達を逃がさないようにも見えていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

都市は生きている前編






「時は満ちた、パリシイの子らよ汝らの魂を我等の神オーク巨樹に捧げる時が、目覚めよオーク巨樹よ」

 

ピエロ少年がそう言うと、巴里全体に大地震が起きた。

 

地震が収まった直後、巴里を覆う巨大な気が生えていた。

 

 

地震後に出てきた巨大植物は、あっという間に巴里全土を覆い隠した。まるで、巴里に住んでいる人間達を逃がさないようにも見えていた。

 

シャノアール地下司令室・・・

 

「一体あれは何なんだ?」

 

「禍々しいですけど、何故だがあれを見ていると、心が安らぎます」

 

「何を言ってるんだい?エリカ君」

 

「ごめんイチロー僕もエリカと同じ気持ちだよ」

 

「コクリコ君もなのか?」

 

「やあ、巴里を守護する者達巴里華撃団既に、君達の役目は終わった」

 

「さあ大いなる母へその身と魂を捧げる時が来た」

 

その時大神には少年の声が聞こえた。

 

「大いなる母だと!!、まさかあの巨大植物の事なのか?」

 

「そうだあれこそ我らパリシイの神オーク巨樹なのさ」

 

「オーク巨樹だと」

 

「何故だ、エリカ君たちが、何故オーク巨樹に反応する?」

 

「それは、都市を守るもの以外の、5人が、パリシイの子供だからさ」

 

「パリシイは、オーク巨樹には、逆らえないのさ」

 

「君達が邪魔をしても良いよ、・・・出来るならね」

 

「何だと!!エリカ君達がパリシイ・・・怪人達の仲間だと言うのか?」

 

「そうさ都市を守る者君は、騙されていたのさ彼女達にね」

 

「そんな事は無い俺は、彼女達を信じる」

 

「フーンそこまで言い切りれるって君は相当のおひとよしだね」

 

「まあ、僕には関係ないけどね」

 

そして大神とピエロ少年の念話が終わる。

 

その後大神は巴里華撃団の5人に言う。

 

「皆、急いで出撃するぞ」

 

大神がそう言うが、5人は、動けずにいた」

 

「ごめんなさい大神さん」

 

「くそ何なんだ、この気持ちは」

 

「何故私の体が動かんのだ?」

 

「ごめんイチロー」

 

「大神さん私たちは、出撃出来そうにありません」

 

「そうか、それなら仕方が無いな。君達5人がそう言う答えを出したのなら俺がとやかく言っても仕方ないから」

 

「ムッシュ何を・・・言ってるんだい」

 

「だけど皆聞いてくれ。俺は巴里を救いたいわけじゃない」

 

「俺は君達といろんな事を体験し、楽しい思い出となった俺の大事な街だから、守りたいんだ。俺たち6人で」

 

「貴公はなんと言う男だ」

 

「ヘッ悪くないなそういうのも」

 

「大神さん素敵です」

 

「イチロー大好きだよ」

 

「大神さん・・・行きましょう。私達の最後の戦いへ」

 

「ああ、エリカ君」

 

 

よし皆行くぞ!!巴里華撃団出撃せよ!!目標地点オーク巨樹」

 

「「「「「了解」」」」」

 

こうして巴里華撃団は、最後の戦いへ出撃した。

 

「本当にいい意味でムッシュに教えられたよ。巴里の伝統なんて関係なく自分が住んだ街での思い出を守りたいなんてさ」

 

「そうですねグラン・マ」

 

「大神君は僕の想像を超える男だと思いましたよ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

都市は生きている後編

「本当にいい意味でムッシュに教えられたよ。巴里の伝統なんて関係なく自分が住んだ街での思い出を守りたいなんてさ」

 

「そうですねグラン・マ」

 

「大神君は僕の想像を超える男だと思いましたよ」

 

「そうなのかい?ミスター迫水が選んだからこれぐらい出来るのが普通ではないのかい?」

 

「いえ、帝国華撃団の頃の大神君は、隊長として頑張るというイメージでしたが、巴里に来た大神君は自然体だったので驚きましたよ」

 

「成程、私はあれがムッシュ大神の性格と思ってたんだけど違うんだね」

 

「ええ、恐らくですが大神君があそこまで鍛えたのは特殊遊撃部隊でしょうね」

 

「そうなのかい?なら巴里華撃団全員を特殊遊撃部隊に預けて強化して貰うのも悪くないね」

 

「そうですね」

 

その頃直哉達は・・・

 

「兄さんあんな事言われてますよ」

 

「ああ、それは受ける気無いよ」

 

「そう言いつつも結局受ける事になりそうですけどね」

 

「ああ、それは・・・自分でもそんな気がするよ」

 

「ともかく今は巴里華撃団の戦いを見よう」

 

そして直哉は巴里華撃団の戦いを見始めた。

 

 

大神達は、何とかオーク巨樹が出るまでに完成したリボルバーキャノンでオーク巨樹の体内に潜入することが出来た。

 

オーク巨樹内部・・・

 

 

「ふう、何とか潜り込めたな、エリカ君」

 

「ええ、ですが皆と逸れちゃいましたけど」

 

「仕方が無い皆を探しながら最深部に行くしかない」

 

「行くぞ!!エリカ君」

 

「はい、大神さん」

 

 

そして、大神とエリカは、最深部に向かう過程で、コクリコ&花火、グリシーヌ、ロベリアの順で、合流をして、オーク巨樹最深部手前で、ピエロ少年サリュが操る蒸気獣オパドが現れた。

 

そして、戦いはサリュの乗る蒸気獣オバトの敗北となった。

 

「馬鹿なこんな事があっていいはずはないんだ」

 

 

そしてサリュは、最終手段を使った。

 

 

ピエロ少年サリュとオパドを倒した直後サリュは、最後の力を使い、オーク巨樹と融合し、絶対神ガルニエとなっていた。

 

 

そして巴里華撃団の最後の攻撃が、始まろうとしていた。

 

「正義」

 

「友情」

 

「勝利」

 

「平和」

 

「そして、愛」

 

「消えろ巴里に仇名す敵よ」

 

 

そしてガルニエは、攻撃を受け次第に消滅していく。

 

「馬鹿なこの僕が消える」

 

そしてサリュも消えていく。

 

巴里に平穏が戻った瞬間だった。

 

「ふう、これで巴里編は終わりで良いの?飛鳥ちゃん」

 

「はい、そうですよ兄さん」

 

「一応物語的には終わってます。大神さんが巴里から帝都に帰還中に帝都では、あの事件が起きるんですけどね本来の順序でいえば」

 

「ああ、ヤフキエル事変の事?」

 

「そうですよ兄さん」

 

「まあ、融合世界の場合は起きる順番なんてないに等しいですけどね」

 

「確かに自分達が移動するたび時間を止めるからね」

 

「そうですねそれに兄さん。新たな世界と接触もあり得ますからね」

 

「ええーーそれは勘弁してほしいけどそう言う可能性もあるか」

 

「僕達が、行かなくとももう1つのすこやか市のパターンがあるね」

 

「ええ、ワイズマンがこう動きが掴めないのは、そう言う可能性もあると考えて置くべきと思います」

 

「確かにそうだけど今は巴里華撃団の戦いが終わった事を喜ぼう」

 

「そうですね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

巴里の平和な日1 巴里華撃団の要請前編

巴里華撃団の戦いから5日後・・・

 

直哉は帝国華撃団司令米田一基の代理として、シャノワールに来ていた。

 

「ふむ、成程米田さんが大神君を帝都に戻してほしいと言ってたんだね」

 

「ええ、そうですねただ今回の期間要請はあくまでも軍部が正常な時に出しておこうと言うはんだと思うのでシャノワールの皆さんが断ると言うパターンを想定しているとも言ってました」

 

「それってつまり帝国華撃団解散もあり得るのかい?」

 

「あくまでも帝国軍部がそう言う連中の話に乗ればと言う事なので、今の所はそう言う話は無いみたいですね」

 

「そうかい、なら安心したよ」

 

「しかし直哉君。実際帝都軍部にそう言う動きが起きる原因はやはり・・・」

 

「ええ、そうです帝都軍部にとっては帝国華撃団は、金食い虫ですからね」

 

「そう言う部分が気に入らない人達が一定数いるのは、巴里華撃団の方にもいますよね」

 

「確かに霊力を持つ人間が少ないしその人物を見つけても部隊のメンバーとして使えるかわからないしね」

 

「それに帝国華撃団の場合は人数が多いですしその分維持費がかかりますからね」

 

「軍としては霊的災厄だけの部隊より他の部隊に使いたいと考えはわかりますね。グラン・マ」

 

「そうだね。だけどミスター米田は帝国華撃団を潰す為の新たな敵の攻撃と見てるが、確証が取れてないから曖昧なムッシュ大神の期間要請にしているんだね」

 

「そうだと思いますよ」

 

「ふむ直哉君としては米田さんしいては帝国軍部の動きについて知ってないのか?」

 

「それは知ってますが、このイベントの敵が変更する可能性があるので特殊遊撃部隊としては、まだ動くには早いので」

 

「成程つまり特殊遊撃部隊も静観と言う訳だね?」

 

「静観とまでは行かないですが、現時点では別の任務を優先しますけど」

 

「へえ、どんな任務何だい?」

 

「そうですね巴里華撃団と大神さんを異世界に連れて行くとかですね」

 

!!

 

「「何でその事を知ってるんだい?」」

 

「それはですね・・・」

 

「本当にいい意味でムッシュに教えられたよ。巴里の伝統なんて関係なく自分が住んだ街での思い出を守りたいなんてさ」

 

「そうですねグラン・マ」

 

「大神君は僕の想像を超える男だと思いましたよ」

 

「そうなのかい?ミスター迫水が選んだからこれぐらい出来るのが普通ではないのかい?」

 

「いえ、帝国華撃団の頃の大神君は、隊長として頑張るというイメージでしたが、巴里に来た大神君は自然体だったので驚きましたよ」

 

「成程、私はあれがムッシュ大神の性格と思ってたんだけど違うんだね」

 

「ええ、恐らくですが大神君があそこまで鍛えたのは特殊遊撃部隊でしょうね」

 

「そうなのかい?なら巴里華撃団全員を特殊遊撃部隊に預けて強化して貰うのも悪くないね」

 

「2人の会話をお墓戦艦の中で聞いてたので」

 

「すみません」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

巴里の平和な日1 巴里華撃団の要請後編

「いえ、帝国華撃団の頃の大神君は、隊長として頑張るというイメージでしたが、巴里に来た大神君は自然体だったので驚きましたよ」

 

「成程、私はあれがムッシュ大神の性格と思ってたんだけど違うんだね」

 

「ええ、恐らくですが大神君があそこまで鍛えたのは特殊遊撃部隊でしょうね」

 

「そうなのかい?なら巴里華撃団全員を特殊遊撃部隊に預けて強化して貰うのも悪くないね」

 

「2人の会話をお墓戦艦の中で聞いてたので」

 

「すみません」

 

「成程、そう言う訳か。志度直哉司令巴里華撃団を強くする為に頼むよ」

 

「連れて行くのは良いですが、主にどういう目的で巴里華撃団の強化をしたいのですか?」

 

「その辺が、わからないとどの世界が良いのかがわからないので」

 

「帝国華撃団の場合は大神さんを助ける為に連れて行ったんですけどね」

 

「どういう事だいムッシュが敵に捕まったのかい?」

 

「それに近い事が起きた事はあります」

 

「よければその時の事を教えてくれないかい?」

 

「具体的に教えられない部分もありますが、それでも良いですか?」

 

「ああ、頼むよ」

 

直哉は話し出す。

 

 

「まさかもうここで出会うとはな大神一郎」

 

「ナオヤ・ブライトとリィン・シュバイツァーだな。お前達を殺すイシュメルガ様の為に」

 

 

「はあ、何いってんだよ大神一郎正気に戻れよ」

 

 

浪虎滅却・疾風迅雷」

 

「うあああ。あぶねえリィンこいつ大神は既に堕ちているのか?」

 

「ああ、俺のせいでな」

 

「マジかよ。たまらねえぞ」

 

ナオヤは大神が既にイシュメルガの手駒として動いているのは聞いていたが実際にあったのは初めてで驚いていた。

 

「何をごちゃごちゃ言っている」

 

 

「それはな大神一郎お前の男がイシュメルガごときに取り込まれる原因となった話だよ」

 

!!

 

ナオヤ・ブライトの言葉に大神は一瞬止まった。

 

「今だ!!3人とも」

 

 

ナオヤの言葉に合わせてリィンとミリアム、ユウナが大神に攻撃をしつつ大神を気絶させたのだった。

 

「そう言う事があり何とか大神さんを救出したんですよ」

 

「成程ねそう言う事態が起きて帝国華撃団には通達したんだね」

 

「そう言う事です」

 

「ですので僕達は帝国華撃団の送迎をするだけでしたがその途中で巴里華撃団の戦うべき相手以外の敵が出たので、響さんに対処を頼んだんですよ」

 

「それでライラック婦人。決まりました?巴里華撃団の5人の異世界で何を強化してほしいのか」

 

「ああ、それは、紫藤直哉貴方が決めてくれないか?」

 

「それは無理ですね。巴里華撃団総司令と言う立場にいるのはライラック婦人なのですから貴女が大本の方針を言って貰わないと、一時的に預かるこちらとしても計画が立てられませんから」

 

「そうなのかい?すまないねえ。ならあの子達に異世界旅行をさせてあげてくれないか?」

 

「あの子達は漸く解放されたからね。パリシイから」

「大いなる母だと!!、まさかあの巨大植物の事なのか?」

 

「そうだあれこそ我らパリシイの神オーク巨樹なのさ」

 

「オーク巨樹だと」

 

「何故だ、エリカ君たちが、何故オーク巨樹に反応する?」

 

「それは、都市を守るもの以外の、5人が、パリシイの子供だからさ」

 

「パリシイは、オーク巨樹には、逆らえないのさ」

 

「君達が邪魔をしても良いよ、・・・出来るならね」

 

「何だと!!エリカ君達がパリシイ・・・怪人達の仲間だと言うのか?」

 

「そうさ都市を守る者君は、騙されていたのさ彼女達にね」

 

「そんな事は無い俺は、彼女達を信じる」

 

「フーンそこまで言い切りれるって君は相当のおひとよしだね」

 

「まあ、僕には関係ないけどね」

 

そして大神とピエロ少年の念話が終わる。

 

「私はあの時5人の持つ力の源が怪人達と同じと知った時ショック受けたからね」

 

「異世界で運命に遊ばれてしまった人物がいる世界が良ければいいね」

 

「わかりました」

 

そして直哉はシャノワールを出てその後トワに報告する為に管理者の神殿に向かった。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第14章 第1部 巴里華撃団の異世界旅行編
異世界旅行が始まる前の直哉達


管理者の神殿・・・

 

「トワ良いでしょうか?」

 

「良いわよ直哉」

 

「どうしたの?今回は」

 

「ええ、実は・・・」

 

直哉がトワに説明をする。

 

「それでライラック婦人。決まりました?巴里華撃団の5人の異世界で何を強化してほしいのか」

 

「ああ、それは、紫藤直哉貴方が決めてくれないか?」

 

「それは無理ですね。巴里華撃団総司令と言う立場にいるのはライラック婦人なのですから貴女が大本の方針を言って貰わないと、一時的に預かるこちらとしても計画が立てられませんから」

 

「そうなのかい?すまないねえ。ならあの子達に異世界旅行をさせてあげてくれないか?」

 

「あの子達は漸く解放されたからね。パリシイから」

 

「ふーん、成程ね巴里華撃団からそう言う要請が来たのね」

 

「はい」

 

「僕としては巴里華撃団の戦いが一段落したこのタイミングでなら良いかなと考えましたけど」

 

「そもそも何で巴里華撃団関係者に特殊遊撃部隊の存在を知られたの?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「大神さん皆逃げてください」

 

「エリカ君諦めるな」

 

「でもこのままじゃ・・・」

 

「さあ死になさい巴里華撃・・・」

 

その時蒸気獣セレナード2を1人の少女によって行動不能にまでさせられたのだった。

 

「あーあ人違いだったかまあいいや。邪魔な烏は黙らせたしね」

 

「さてと、大神一郎光と戦う前にお前を殺すよ」

 

「この私がね」

 

!!

 

「「「「何だって――」」」」

 

「じゃあ死んでね。大神一郎炎の矢ーー」

 

「ちっなにもんか知らねえが私達に喧嘩を売るなんてよくやるよ」

 

そう言いながらロベリアの光武℉が同じ炎で少女の攻撃を相殺した。

 

「へえ、やるじゃんおばさんのくせに」

 

「なら、これならどうかしら?出でよ降魔兵器よ」

 

!!

 

「降魔兵器だと馬鹿な、空中要塞武蔵の消滅で降魔兵器は消滅した筈だ、それを何故君が扱っている?」

 

「ああ、母様の言う通り、大神一郎には2度目の空中要塞武蔵と京極圭吾が復活した事を知らないんだね」

 

「どういう意味だそれは?」

 

「知りたければ紫藤直哉に聞いてみな、大神一郎だけど疲れている状態で降魔兵器を倒せるかしらね、その降魔兵器の中にはワイズマンの特注もあるから、動けない奴を見捨てても良いのよ。じゃあね生きてたら会いましょうね」

 

そう言って巴里華撃団の前から謎の少女だけが消えた。

 

「ああ、直哉達がノヴァにを追いかけてたのこれが理由だったのね」

 

「そうです。そのおかげで特殊遊撃部隊の事を、巴里華撃団関係者に知られましたが」

 

「ふーん、成程ねまあ良いわよ異世界旅行に行く場所は制限はかけないけど、どこに行く気なの?」

 

「そうですね融合世界の内部と外部の世界の2つですね」

 

「内部の世界は、シンフォギア世界を考えています。外部世界ではゼムリア大陸を予定してます。2つの世界は巴里華撃団が関り、そしてライラック婦人の要望を満たすからです」

 

「成程ね、良いわよその異世界旅行許可するわ」

 

「ありがとうございますトワ」

 

そして直哉は管理者の神殿から出て融合世界に戻っていった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

巴里華撃団シンフォギア世界へ1

「うわあここが異世界ですか?」

 

「僕達の世界に似てるようで似てないね」

 

「そうだな」

 

「それはこの世界が皆さんの知る蒸気機関とは違う物が発展した世界なので」

 

「まあそうなのですね」

 

「「「「何だって――」」」」

 

「その話は、本当なんですか?響さん」

 

エリカが、巴里華撃団に同行している響に聞く。

 

「ええ、本当ですよエリカさん。その辺の話は後でするとしてひとまずホテルに行きましょう」

 

「はーい」

 

そして巴里華撃団は、響と共にシンフォギア世界での生活拠点になるホテルに移動した。

 

ホテル内にて・・・

 

「うわあーーグリシーヌさんとロベリアさん大変ですよ。手をだしただけで水が出ますよ」

 

「「「「何だって――」」」」

 

「「あはは」」

 

「ごめんね未来手伝って貰って」

 

「気にしないで響エリカさんの天才的ドジが出たら大変だからね」

 

「ありがとう未来。それにしてもこの状況帝国華撃団の時を思い出すなあ」

 

「「「「「「「「きゃあきゃあこれ何?」なんですの?」なんだあ進めねぞ」面白い機械や」私としたことが・・・」少尉さん助けてください」・・・」

 

 

「「「「「「直哉君これは・・・」」」」」」

 

 

「ええ、少しどころかかなり目立ちますね」

 

「だよね、ほら逆に珍しいから写真撮られてるよさくらさん達」

 

「もう、さくら達なにしてんの?ほらさっき買った切符を入れてよ」

 

「「「「「「「こう」」」」」」」

 

 

そして、大神とアイリス以外のメンバーは漸く改札を抜ける事が出来た。

 

 

「「「「流石アイリスちゃん」」」」

 

「子供は覚えるの早いからね」

 

 

「そうですね。エステルさん」

 

 

そして皆で電車に乗った。

 

電車内にて・・・」

 

「「「「「「「うわあ―――早い」」」」」」」

 

 

「これが電車かいな。よっしゃうちが電車を超える移動手段を作ったる」

 

 

 

「紅蘭さんこの電車が、最速と思ってるよ」

 

「特急とか言わない方がいいかもね」

 

 

「お兄ちゃんさくら達子供みたいだね」

 

「仕方ないよアイリス。さくら君達は初めてだし」

 

 

「「ガーンアイリスに子供って言われた」くっなにも言えませんわ」

 

 

さくらとすみれはアイリスの言葉に、ショックを受けていた。

 

 

 

「まあ、太正の人間だし仕方ないですよね?響さん」

 

 

「うんそれはね・・・でも花組の皆さん楽しそうですね」

 

「成程帝国華撃団の皆さんの時はそう言う事があったんだ」

 

「うんあの時は、大神さんとアイリスちゃんがすこやか市に行った事があったからね」

 

「成程ね、巴里華撃団の皆さんの場合響と会ったからこちらになったの?」

 

「それもあるけど、シャノワールの司令さんの希望でね・・・」

 

 

「それでライラック婦人。決まりました?巴里華撃団の5人の異世界で何を強化してほしいのか」

 

「ああ、それは、紫藤直哉貴方が決めてくれないか?」

 

「それは無理ですね。巴里華撃団総司令と言う立場にいるのはライラック婦人なのですから貴女が大本の方針を言って貰わないと、一時的に預かるこちらとしても計画が立てられませんから」

 

「そうなのかい?すまないねえ。ならあの子達に異世界旅行をさせてあげてくれないか?」

 

「あの子達は漸く解放されたからね。パリシイから」

 

「こう言われて異世界旅行が決まったんだ」

 

「成程ね」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

巴里華撃団シンフォギア世界へ2

「こう言われて異世界旅行が決まったんだ」

 

「成程ね」

 

「それじゃあ直哉君達は?こちらに来てないみたいだけど?」

 

「ああ、それは直哉君と2組のプリキュア達とゼムリア大陸の方で打ち合わせだよ」

 

「え、どういう事何でゼムリア大陸に行くの?」

 

「実はね巴里華撃団の皆さんの異世界旅行は、私達の世界とゼムリア大陸が舞台となるんだよ」

 

「そうなの?」

 

「そうなんだよ。今ゼムリア大陸ではイベントの途中でねトワさんがゼムリア大陸のイベントを止めている状態だからその確認と私達と巴里華撃団の皆さんが言っていい状態かを見る為に行ってるんだ」

 

「ちょっとトワさんが時を止めたのってあのイベントをしたから」

 

未来が話し出す。

 

「そうだ、特務支援課の4人今から融合世界に来なさい」

 

「「「「はああーーー」」」」

 

「今からですか?」

 

「そうよ、言葉の説明だけで、ちゃんと理解できた?」

 

「「「「それは」」」」

 

「確かにトワさんの言う通りですよ。皆さん異世界を見れるなんてめったにないですよ」

 

「「「ティオちゃんが興奮してる」ティオ助がはしゃいでいる」ティオが行きたいみたいだな」

 

そしてロイド達は、トワの提案を受け入れた。

 

その頃トワとロイド達の話を聞いていたグレース達は・・・

 

 

「「「はあ、またトワさん無茶を言って」」」

 

「そして受け入れちゃったよどうすんの?」

 

「仕方ないよスパークル。トワさんだし」

 

「そうね、特務支援課を連れて行くのなら時間は止めるでしょうし」

 

「問題は、融合世界のどこに特務支援課の人達を連れて行くんだろう」

 

グレースが心配しながら言う。

 

「そう言えばそうね」

 

「もしかして・・・私達の世界じゃない?トワさんが見てるし」

 

「良いわよね、グレースとフォンテーヌとスパークル」

 

「「「はいわかりました。トワさん」」」

 

「それでは行き先も決まったから行くわよ。当然ゼムリア大陸に時間は止めるよ。出発」

 

「そうだよ未来」

 

「そう言う理由で止めたゼムリア大陸に悪影響が無いかの確認と巴里華撃団の皆さんを連れて行くリベール王国側との調整をしてるんだ」

 

「え、リベール王国に連れて行くの?クロスベルでなく?」

 

「そうだよ。クロスベルだとイベント的に巴里華撃団の皆さんが巻き込まれるかも知れないからね」

 

「あ、そうか」

 

「うんだったらまだ、一通りイベントが終わっているリベール王国が良いと言う事になってね」

 

「成程ね」

 

「まだゼムリア大陸には行かずにシンフォギア世界での異世界旅行を続けるんだけどね」

 

「さてと、未来巴里華撃団の皆さんをよろしくね。私は風鳴弦十郎さんに会いに行くね」

 

「あ、そうだね巴里華撃団の皆さんが来てるから出向くんだね」

 

「そうだよ未来」

 

そして響はリディアン学園に向かった。

 

その頃二課では・・・

 

「司令特殊遊撃部隊の立花響さんが、地上にあるリディアン学園にやって来ました」

 

!!

 

「何だと!!」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

巴里華撃団シンフォギア世界へ3 風鳴弦十郎との再会前編

リディアン学園の地下・・・

 

「響君どうしてこちらの世界に来たんだい?まだ各政府が君達を探しているのに」

 

「お久しぶりですね弦十郎さん」

 

「今回こちらに来たのは旅行なのですが、一応二課の人である弦十郎さんには直接伝えようと思いまして」

 

「しかしまだ諦めてなかったんですね」

 

響はそう言って思い出す。

 

「何なんだよ、それ響や直哉達が悪者じゃねえか」

 

 

「そうです。伯父様彼等は私達の代わりに世界の為に戦ってくれた恩人ですよ」

 

「それはわかっているが、政府からの通達でな彼等が再び来たら捕獲しろダそうだ」

 

!!

 

 

「まじかよ」

 

「ああ、防衛大臣からの通達だ」

 

「取り消しは出来ねえのか?」

 

「無理だ某絵大臣や政府が変わらなければ」

 

 

「そんな」

 

「まあ仕方ないだろうな。君達の技術は脅威と感じた世界各国が特殊遊撃部隊の捕獲をしようとしてるのだからな」

 

「確かそう言う事がありましたね。いやあー忘れてました」

 

響がそう言うと弦十郎は唖然としていた。

 

「まあ確かに特殊遊撃部隊の君達は色々な世界の問題を抱えているからな」

 

「忘れても仕方ないな」

 

「あ、そう言えば変異型メガビョーゲン関連で何かありました?」

 

「ああ、それは君達が二課の時を一時的に解除してくれたおかげでな。この世界の有名な国の内の3つの国がアルバと言う名乗る男が接触した形跡があった」

 

「そうですか。やはりワイズマンはフィーネ側の研究を複数の国に提供したんですね」

 

響はそう言いながら思い出す。

 

「あれはナノビョーゲンをこちらの世界の技術を使い誕生したメガビョーゲンと言う事になります。私達特殊遊撃部隊の中で、亜種型メガビョーゲンと分類しています」

 

!!

 

「「「「何だって――」」」」

 

弦十郎と、翼、奏、クリスの4人はグレースの説明に驚いていた。

 

「亜種型メガビョーゲンの特徴は地球を蝕む事は出来ませんが、シンフォギア世界の状況からして増殖能力が発達しているみたいですね」

 

「成程、なら亜種型メガビョーゲンを完全に倒すには増殖元を探して倒すしかないのか」

 

「ええ、ここまで増殖すると全てを倒すのは無理ですから」

 

「そうだな」

 

「今回は亜種型メガビョーゲンなのでシンフォギア奏者の攻撃は効くはずなので」

 

「そう言えばこちらの技術が使われていると言ったが、亜種型メガビョーゲンを作り出したのは・・・フィーネなのか?」

 

「どうやらそのようだな。亜種型メガビョーゲンを持っていた国は俺達の状況を見て使うのを今の所見送っているようげそう言ってそう言って

 

そう言って弦十郎が亜種型メガビョーゲンが出た時の事を思い出す。

 

「あおいまだ特殊遊撃部隊と連絡取れないか?」

 

「はい、あ待ってください。立花響ちゃんのガングニール・シャドーの反応と地球のお医者さんである彼女達がリディアンに向かって来てくれてます」

 

!!

 

「それは本当かあおい?」

 

「はい、それによりリディアン周辺の亜種型メガビョーゲンの数が減ってます」

 

「そうか、翼に彼女達を迎えに行かせてくれ」

 

「わかりました」

 

その頃2人の響とキュアグレース達は・・・

 

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

 

「「届け!」」

 

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「亜種型のメガビョーゲンが喋った」」」

 

グレースとフォンテーヌとスパークルの3人が驚いていた。

 

「フォンテーヌとスパークルこのメガビョーゲンは一体?」

 

「ああ、そう言えばアースは初めてだったね。このメガビョーゲンは直哉君が亜種がメガビョーゲンと言ってるよ」

 

スパークルがアースに説明をする。

 

「直哉君今回出た亜種型メガビョーゲンはまさか・・・ワイズマンの仕業?」

 

「はいレイとトワもそう言っていましたよ。グレースさん」

 

そして2人の響さんとグレースさん達が浄化した亜種型メガビョーゲンは全て分身体でしたけど」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

巴里華撃団シンフォギア世界へ3 風鳴弦十郎との再会後編

「事実あの時は変異型メガビョーゲンの増殖に手を焼いていたから助かった」

 

「しかし今回旅行でここに来たと言ってたが、それはどういう事なんだ?」

 

「ああ、それは、今回一緒に来た人達の上司に頼まれたんですよ」

 

 

「それでライラック婦人。決まりました?巴里華撃団の5人の異世界で何を強化してほしいのか」

 

「ああ、それは、紫藤直哉貴方が決めてくれないか?」

 

「それは無理ですね。巴里華撃団総司令と言う立場にいるのはライラック婦人なのですから貴女が大本の方針を言って貰わないと、一時的に預かるこちらとしても計画が立てられませんから」

 

「そうなのかい?すまないねえ。ならあの子達に異世界旅行をさせてあげてくれないか?」

 

「あの子達は漸く解放されたからね。パリシイから」

 

「成程その世界では1つの戦いが終わったからの旅行なのだな」

 

「そう言う事です。ですのでシンフォギア世界での常識を超えての奇行に見える行動をするかも知れませんがそこは、協力をお願いするかも知れません」

 

「ああ、わかった。響君」

 

「それでは私は、これで失礼をします」

 

そして響は、二課を後にした。

 

その頃2組のプリキュア達と直哉は・・・

 

「「「「「うわあ。ここがエステルさんの住むゼムリア大陸なんですね?」」」」なのね」

 

「うん、そうだよ皆。だけど今回はエステルさんに会わないんだけどね」

 

「ええーーそうなんですかのどかさん」

 

「そうだよってゼムリア大陸に来る前に直哉君が説明したんじゃ・・・」

 

「ええ、しましたけどまなつさんは気持ちよく寝てましたね」

 

「僕が説明する前から」

 

「えへへ、ごめんなさい直哉さん」

 

「そうなんだ。そう言う事なら改めて言うねここは、ゼムリア大陸の中にあるリベール王国と言う国で、今から私達はその国の次期女王になる人に会う為に「お城に行くんだよ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「次期女王に会うだなんて出来るんですか?」

 

「うん私達は、次期女王と友達だからね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

そしてのどかがその時の事を話しながらお城に行く。

 

 

「あちらの二人が今回ルーアンで起きた事件を解決した人達です?響さん」

 

 

「ええそうですね。ちゆちゃんとひなたちゃんちょっと来て)

 

「「はい」」

 

 

ちゆとひなたは響に呼ばれてクローゼの前に来た。

 

だがその時・・・

 

 

「あら、そちらの世界では猫ちゃんは空を飛べるのですね?」

 

「「「「へっ」」」」

 

そう呟く四人の後ろには平然としたニャトランがクローゼを見ていた。

 

 

「「「うわあああニャトラン隠れて」」」

 

急いでニャトランを隠そうとするちゆとひなたとペギタンだった。

 

 

「あら、今度はペンギンさんが空を・・・」

 

 

「しまったペン」

 

「ああもう)

 

「3人とも慌てなくていいよ。クローゼ姫はあえて言って楽しんでるだけだから」

 

「「「ええーー」」」

 

響の言葉に驚くちゆ達だった。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2組のプリキュア達とクローゼ前編

「あら、今度はペンギンさんが空を・・・」

 

「しまったペン」

 

「ああもう)

 

「3人とも慌てなくていいよ。クローゼ姫はあえて言って楽しんでるだけだから」

 

「「「ええーー」」」

 

響の言葉に驚くちゆ達だった。

 

「ふふ、ごめんなさいね。実はヒーリングアニマルさん達の事は事前に知ってましたから」

 

「「「「ええーー」」」」

 

ちゆ達プリキュアチームはクローゼの言葉に驚きを隠せないでいた。

 

「クローゼ貴女いつプリキュアの事を知ったのよ?」

 

 

エステルがクローゼに聞く。

 

 

「実は皆さんがゼムリア大陸に来たとき響さんと別行動していたとき覚えてますか?」

 

「そう言う事が以前にあってね。ねえちゆちゃんひなたちゃん?」

 

「そうね、あの時は驚いたわ」

 

「うんうんいろんな意味でね」

 

「それでのどかさん達は、お姫様とお友達になったんですね」

 

「うんそうだよ。お姫様がすこやか市に来た事もあるよ」

 

「「「「「「ええーー」」」」」

 

まなつ達はのどかの言葉に驚いていた。

 

のどかがその時の事を話す。

 

「ここが融合世界の中にある世界のすこやか市ですか?」

 

 

「正確にはすこやか市の隣町ですけど」

 

 

 

「直哉どうしてこのデパートに来たの?」

 

 

「ああ、エステルさんクローゼさんがこちらの世界にある機械とかの使い方を覚えて貰う為ですよ」

 

 

「エステルさんやヨシュアさんやレオンハルトさんは仙台でしてもらいましたよね、その世界の物に触れ使い方を覚えて貰う事を」

 

 

「成る程ね」

 

 

「まあ、クローゼさんに覚えて貰う機械の種類はエステルさん達が覚えた蒸気機械ではないですけどね」

 

エステルとクローゼにのどか達の世界にある機械などの使い方の勉強が終わった後・・・

 

「やはりここは異世界なんだと思いましたよ。ね、エステルさん?」

 

「そうねクローゼ私的には、帝都で使われている蒸気機械も衝撃だったけどね」

 

 

「そうなんですね、私もその蒸気機械を見たいですね」

 

 

「いやいや、蒸気機械よりこちらの機械のが凄いわよ。こんなに軽いのに部屋の掃除ができるのよ」

 

そう言ってエステルは買った掃除機を出す。

 

 

「「「「「本当にすこやか市でお買い物までしたんですか?」」」」」

 

「うん直哉君が経営してるお店だけどね」

 

「「「「「「ええーー」」」」」

 

「でもかなりの金額だよね、大丈夫なの?」

 

「ええ、そこは大丈夫ですよ、こう見えてすこやか市で事業をしているので」

 

 

「ええ――会社を持ってるのーー」

 

 

「と言っても直接的には出来ないので、両親の信頼のある方に任せていますけど」

 

 

 

「今回の訪れたお店は両親の信頼出来る方が社長をしてるので」

 

 

「そうなんだ」

 

「ええ、ですのでこれくらいの出費は大丈夫ですので」

 

「でも会社を持つなんて凄いよ」

 

 

「両親の会社を引き継いだだけですよ。のどかさん」

 

 

「これでのどかが一緒になっても大丈夫ラビね」

 

「ラビリン」

 

「直哉さんトロピカル部に援助をお願いします」

 

「なっいきなりまなつちゃん何言いだすの?」

 

「だって直哉さんがお金持ちだから言ったんださんご」

 

「だからって王城前で言わなくても・・・」

 

「少しは考えなさいよまなつ」

 

そして直哉達は、グランセル城に入って行った。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2組のプリキュア達とクローゼ後編

グランセル城内・・・

 

「お久しぶりですね。直哉さんとのどかさん達」

 

「「「「「はい、クローゼ姫」」」」」

 

「そして貴女達がもう一組のプリキュアさん達ですね」

 

「「「「「はい」」」」」

 

「皆行くよ」

 

「「「「うん」」ああ」ええ」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

 

「ドレス!」

 

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「今日も元気だ!」

 

 

「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア !」」」」」

 

「まあ、貴女達は、ヒーリングアニマルみたいなパートナーはいないのですのね」

 

「そうよ、私達はコンパクトでお化粧をしながら変身するのよ」

 

「そうなのですね」

 

ローラが、クローゼ姫に説明をする。

 

「クローゼ姫プリキュアの話はそのくらいで」

 

「そうですねユリアさん」

 

「それで直哉さん。お話は何でしょう?」

 

「ええ、実はですね・・・」

 

そして直哉が話し出す。

 

 

「ですので僕達は帝国華撃団の送迎をするだけでしたがその途中で巴里華撃団の戦うべき相手以外の敵が出たので、響さんに対処を頼んだんですよ」

 

「それでライラック婦人。決まりました?巴里華撃団の5人の異世界で何を強化してほしいのか」

 

「ああ、それは、紫藤直哉貴方が決めてくれないか?」

 

「それは無理ですね。巴里華撃団総司令と言う立場にいるのはライラック婦人なのですから貴女が大本の方針を言って貰わないと、一時的に預かるこちらとしても計画が立てられませんから」

 

「そうなのかい?すまないねえ。ならあの子達に異世界旅行をさせてあげてくれないか?」

 

「あの子達は漸く解放されたからね。パリシイから」

 

「成程その巴里華撃団の司令の依頼で、巴里華撃団の異世界旅行としての旅行先が、ゼムリア大陸も選ばれたんですね」

 

「そうです。巴里華撃団の司令は霊力が通じない世界をなるべく選んで欲しいと後から要望されたので」

 

「それで直哉さん。その巴里華撃団の方は今どこにいるんです?」

 

「ああ、それは・・・シンフォギア世界です」

 

そして直哉はクローゼ姫にシンフォギア世界の映像を見せた。

 

「うわあここが異世界ですか?」

 

「僕達の世界に似てるようで似てないね」

 

「そうだな」

 

「それはこの世界が皆さんの知る蒸気機関とは違う物が発展した世界なので」

 

「まあそうなのですね」

 

「「「「何だって――」」」」

 

「その話は、本当なんですか?響さん」

 

エリカが、巴里華撃団に同行している響に聞く。

 

「ええ、本当ですよエリカさん。その辺の話は後でするとしてひとまずホテルに行きましょう」

 

「はーい」

 

そして巴里華撃団は、響と共にシンフォギア世界での生活拠点になるホテルに移動した。

 

ホテル内にて・・・

 

「うわあーーグリシーヌさんとロベリアさん大変ですよ。手をだしただけで水が出ますよ」

 

「「「「何だって――」」」」

 

「「あはは」」

 

「ごめんね未来手伝って貰って」

 

「気にしないで響エリカさんの天才的ドジが出たら大変だからね」

 

「ありがとう未来。それにしてもこの状況帝国華撃団の時を思い出すなあ」

 

映像終了・・・

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

クローゼ姫に事情説明直後

「「あはは」」

 

「ごめんね未来手伝って貰って」

 

「気にしないで響エリカさんの天才的ドジが出たら大変だからね」

 

「ありがとう未来。それにしてもこの状況帝国華撃団の時を思い出すなあ」

 

映像終了・・・

 

「成程、巴里華撃団の皆さんは今響さん達の世界にいるんですね」

 

「ええ、巴里華撃団の皆さんが中心世界の巴里でノイズを見たので、ノイズの事を話すにはシンフォギア世界でした方が早いと思って」

 

「確かにそうですね。もしやその時のノイズはワイズマンのノイズだったんですか?」

 

「グラン・マどうしたのだ?」

 

「落ち着いて聞いておくれ、ミスター迫水からの連絡で人間を炭に変える異形の怪物が凱旋門に現れたそうだよ」

 

!!

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「まさか巴里にノイズが出たのか?どうするここでノイズの事を打ち明けるか」

 

「今は言わずに特殊遊撃部隊に任せておいた方が良い様な気がする」

 

大神がそう言う答えを出した時シャノワール地下司令室に立花響が現れた。

 

「大神さん迎えに来ましたよ。これから一時的ですが大神さんは、巴里華撃団では無く特殊遊撃部隊として動いて貰いますよ」

 

「ああ、わかった」

 

「ちょっと待っておくれ、ムッシュ大神特殊遊撃部隊とは何なんだい?」

 

響と大神の話を着ていたグラン・マが聞いて来た。

 

「響君言って良いかな」

 

「ええ、良いですよ巴里に別世界の対人間用の殺戮戦力のノイズが出たので」

 

「出来れば大神さんが体験したレベルに留めておいてください」

 

「わかったよ」

「ええ、そうですよもういいですか?早く行かないと人がたくさん死にますけど」

 

「ああすまない」

 

そして大神と響はシャノワール地下司令室を出て凱旋門に向かった。

 

「いえ、クローゼ姫巴里華撃団の皆さんが見たノイズは通常の奴でしたから」

 

「そうですか良かった」

 

「あのークローゼ姫様質問良いですか?」

 

「ええ、良いですよ・・・えーと名前を聞いていませんでしたね」

 

「私はプリキュアの時はキュアサマーで、夏海まなつと言います」

 

「そうなのですね、キュアサマー質問は何ですか?」

 

クローゼ姫が、キュアサマーに聞く。

 

「クローゼ姫は何で、ワイズマンの存在を知ってるんですか?」

 

「それは・・・ワイズマンは元々ゼムリア大陸の人間でしたから」

 

「「「「ええー」」」」」

 

そしてクローゼ姫は話し出す。

 

「ふんこの程度の力しかないのなら空の至宝の力を取り込まなくても良かったな」

 

 

「そんなことないわよ。進化しなさいメガビョウゲーン」

 

 

シンドイーネがそう言うとナノビョウゲーンが至宝を取り込んだワイスマンに感染したのだった。

 

「何だ私の中にーーーーごぶぁーー」

 

次第にワイスマンが変異していく

 

 

「ウフフ、成る程ねこれが突然変異の進化なのね」

 

「そう言う事があり、ワイズマンは人外の者となったんですよ」

 

「「「「「そんな事があったんだ」」」」」

 

「それで特殊遊撃部隊はどう動くのです?」

 

クローゼ姫が、直哉に聞く。

 

「とりあえずシンフォギア世界で、向こうにいる人達と合流しますよ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

巴里華撃団シンフォギア世界で受けるショック1

時を少し遡り・・・

 

「あ、そうか」

 

「うんだったらまだ、一通りイベントが終わっているリベール王国が良いと言う事になってね」

 

「成程ね」

 

「まだゼムリア大陸には行かずにシンフォギア世界での異世界旅行を続けるんだけどね」

 

「さてと、未来巴里華撃団の皆さんをよろしくね。私は風鳴弦十郎さんに会いに行くね」

 

「あ、そうだね巴里華撃団の皆さんが来てるから出向くんだね」

 

「そうだよ未来」

 

そして響はリディアン学園に向かった。

 

響が、リディアン学園に行った後の巴里華撃団は・・・

 

「うおお、本当に焼けたぞ。こんな小さい箱なのに」

 

ロベリアは電子レンジを見て驚く。

 

「凄いよ皆この箱に預言者がいる」

 

「「「「ええ」」馬鹿な預言者などあてになるものか」そうだな」

 

「この後00地区では急な雷雨に注意して下さい」

 

暫くして・・・

 

巴里華撃団のいるホテルでは天気予報通り急な雷雨が降り出した。

 

「「「「「「ええーー」」」」」

 

「馬鹿なあの預言者は未来がわかるのか?」

 

「ありえねえだろ。私以上の怪物を私は見たぞ」

 

「・・・ただの天気予報なんだけど。巴里華撃団の存在していた頃には天気予報をここまで正確に当てる事は出来なかったのかな?」

 

未来が心の声でつぶやく。

 

暫くして響が戻って来た。

 

「ただいま未来」

 

「あ、お帰り響」

 

「未来エリカさん達はどうしてる?」

 

「うん、御覧の通りテレビに夢中だよ」

 

「ふふ、やっぱり太正の人には、こちらの世界は刺激が強いみたいだね」

 

「そうみたいよ。テレビでしてた天気予報が当たった時凄かったし」

 

「そうなんだ」

 

「それで響これからどうするの?」

 

「大神さんに伝えに行くよ。こっちに戻る時になア親君から連絡があって」

 

「直哉君達が一度こっちに戻って来るんだって」

 

「そうなんだ、じゃあそれからゼムリア大陸の方に行くの?」

 

「それはまだわkらないよ。弦十郎との話を直哉君にしてないから」

 

「弦十郎さんとの話はどうだったの?」

 

響が話し出す。

 

「あ、そう言えば変異型メガビョーゲン関連で何かありました?」

 

「ああ、それは君達が二課の時を一時的に解除してくれたおかげでな。この世界の有名な国の内の3つの国がアルバと言う名乗る男が接触した形跡があった」

 

「そうですか。やはりワイズマンはフィーネ側の研究を複数の国に提供したんですね」

 

「事実あの時は変異型メガビョーゲンの増殖に手を焼いていたから助かった」

 

「しかし今回旅行でここに来たと言ってたが、それはどういう事なんだ?」

 

「ああ、それは、今回一緒に来た人達の上司に頼まれたんですよ」

 

 

「それでライラック婦人。決まりました?巴里華撃団の5人の異世界で何を強化してほしいのか」

 

「ああ、それは、紫藤直哉貴方が決めてくれないか?」

 

「それは無理ですね。巴里華撃団総司令と言う立場にいるのはライラック婦人なのですから貴女が大本の方針を言って貰わないと、一時的に預かるこちらとしても計画が立てられませんから」

 

「そうなのかい?すまないねえ。ならあの子達に異世界旅行をさせてあげてくれないか?」

 

「あの子達は漸く解放されたからね。パリシイから」

 

「成程その世界では1つの戦いが終わったからの旅行なのだな」

 

「そう言う事です。ですのでシンフォギア世界での常識を超えての奇行に見える行動をするかも知れませんがそこは、協力をお願いするかも知れません」

 

「ああ、わかった。響君」

 

「それでは私は、これで失礼をします」

 

「成程ね」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

巴里華撃団シンフォギア世界で受けるショック2 ゼムリア大陸でのショック

「成程ね、二課の人達に巴里華撃団の皆さん関連の情報を伝えたのね」

 

「うんこちらの世界にいる間に政府機関が余計な事をしないようにね」

 

「確かにね、巴里華撃団の皆さんは、どちらかと言えば感情的になりやすい人がいるね」

 

「うん・・・特にグリシーヌさんとロベリアさんだね」

 

「後違う意味で怖いのは、エリカさんのドジっ子能力だよ」

 

「ああ、それは何となくわかる気がする」

 

「でも響これからどうするの?弦十郎さんが教えてくれたんでしょう?」

 

 

「確かそう言う事がありましたね。いやあー忘れてました」

 

響がそう言うと弦十郎は唖然としていた。

 

「まあ確かに特殊遊撃部隊の君達は色々な世界の問題を抱えているからな」

 

「忘れても仕方ないな」

 

「あ、そう言えば変異型メガビョーゲン関連で何かありました?」

 

「ああ、それは君達が二課の時を一時的に解除してくれたおかげでな。この世界の有名な国の内の3つの国がアルバと言う名乗る男が接触した形跡があった」

 

「そうですか。やはりワイズマンはフィーネ側の研究を複数の国に提供したんですね」

 

「うーんとりあえず直哉君達が来るまでに、巴里華撃団の興味がホテルの外に向かない事を祈るしかないかな」

 

「そうだね」

 

時を少し遡り・・・

 

グランセル城では・・・

 

「何だ私の中にーーーーごぶぁーー」

 

次第にワイスマンが変異していく

 

 

「ウフフ、成る程ねこれが突然変異の進化なのね」

 

「そう言う事があり、ワイズマンは人外の者となったんですよ」

 

「「「「「そんな事があったんだ」」」」」

 

「それで特殊遊撃部隊はどう動くのです?」

 

クローゼ姫が、直哉に聞く。

 

「とりあえずシンフォギア世界で、向こうにいる人達と合流しますよ」

 

「ただ1つお願いがあります。クローゼ姫」

 

「直哉さんからのお願いとは珍しいですね。何でしょう」

 

「クローゼ姫・・・いえクローゼさん特殊遊撃部の特別隊員として一緒に来て貰えますか?」

 

「「「「「「ええーー」」」」」

 

「直哉あんた何言ってんの女王に将来なる人に」

 

ローラが直哉に言う。

 

「・・・」

 

「直哉さんクローゼ姫が特殊遊撃部隊の特別隊員ってどういう事ですか」

 

まなつが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・」

 

「ああ、それはさくらさんとクラリスさんがああいう事になったのでブルー関連の敵と戦う場合僕達の世界のプリキュアとエステルさんしかいないので」

 

「貴女達が倒すべき相手あとまわしの魔女の部下との戦いには介入しませんけど、臨時隊員にすれば、このアイテムを貸すことが出来るので」

 

 

そして直哉はまなつ達にそれぞれ宝玉を渡した。

 

 

「直哉さんこれは何ですか?」

 

 

まなつが直哉に聞く。

 

「この宝玉の中には、僕の霊力が入ってます。もしあとまわしの魔女の部下との直後にブルー関連の勢力が出てきた場合宝玉を持って念じてください。そうすれば、ヒーリングアニマルから貰ったあの力を纏う事が出来ます」

 

 

「そんな便利な物があるなら最初から使わせてもよかったんじゃないのか?」

 

 

「先ほども言ったけど宝玉を使わせる場合は、最低特殊遊撃部隊に入ってもらう事が条件なんだ。この宝玉は、まなつちゃん達しか使えないようになってるから」

 

!!

 

 

「じゃあ直哉さんが、私達を臨時隊員にしたのはこの宝玉を作る為ですか?」

 

 

みのりが直哉に聞く。

 

 

「うん、そうだよさくらさんとクラリスさんが健在だったら彼女達とあざみちゃんに任せたらよかったんだけどね」

 

 

「でも、ブルー関連の敵も増えているかもしれないから、一応君達を臨時隊員にしたのさ」

 

 

 

「成る程、そうだったのね」

 

 

「臨時隊員だから最低限の機能しかないけどね」

 

 

「これ奇麗ですね」

 

「とりあえず君達のプリキュアのコスチュームと同じ色の1色を宝玉に使わせて貰ったよ」

 

 

「成る程だからさんごが紫で、みのりん先輩が黄色で、あすか先輩が赤なんですね」

 

「そう言う事だよ」

 

「まなつちゃんの場合は白にしたよ」

 

「ありがとうございます直哉さん」

 

「以前君達を特殊遊撃部隊の特別隊員出来たのは、クローゼ姫が特殊遊撃部隊の一員になったから特別隊員と言う枠が出来たんだよ」

 

「「「「「「ええーー」」」」」

 

その後直哉達はクローゼの準備が終わってシンフォギア世界に向かうのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

合流そして・・・

巴里華撃団の異世界旅行初日の夜・・・

 

2つのプリキュアと直哉とクローゼシンフォギア世界に来た後響達と話していた。

 

「成程、直哉君達の方でクローゼさんをシンフォギアに連れて来た方が良いと思って連れて来たんだね?」

 

 

「成程その巴里華撃団の司令の依頼で、巴里華撃団の異世界旅行としての旅行先が、ゼムリア大陸も選ばれたんですね」

 

「そうです。巴里華撃団の司令は霊力が通じない世界をなるべく選んで欲しいと後から要望されたので」

 

「それで直哉さん。その巴里華撃団の方は今どこにいるんです?」

 

「ああ、それは・・・シンフォギア世界です」

 

そして直哉はクローゼ姫にシンフォギア世界の映像を見せた。

 

「ええ、その映像を見せたら姫として会う前に面識を持っておきたいみたいな感じで見られてたので」

 

「でも確かにそうしておいた方が良いかもね。大神さんが初めて大帝国劇場に来たみたいに」

 

響がそう言う。

 

「確かに響さんが言うように過去の世界の帝国華撃団ではそう言う事があったようですね」

 

大神は帝国華撃団ビ配属されたのに、歌劇団の部分しか分からない大神にとって、支配人に文句言いに行くしか思い付かなかった。

 

大神が支配人室の前に行くと、米田は何処かに電話をかけていた。

 

「おっと文句に来たみたいです。それでは」

 

 

「どうやら終わったみたいだな」

 

そして、大神は支配人室に突入した。

 

「それからその世界の米田さんに帝国華撃団では無く歌劇団だと言われショックを受けた大神さんもいるみたいですね」

 

「それはそれで可哀想な気もするけど」

 

「まあ、そうですね。その話はこの辺で良いとして、響さんと未来さんこちらの世界で巴里華撃団の皆さんが喜びそうな所はありますか?」

 

「うーんそうだね。フラワーと言うお店かな」

 

「ああ、響さん達が良く行ったお店ですね。確かにエリカさん達はお好み焼きなど知らないと思うので良いと思いますが・・・響さん食べるなら自腹ですよ」

 

「ええーーーそんな――」

 

「当然ですけど巴里華撃団の皆さんがどれだけ食べるのかわからないのに、響さんの分を出す余裕ありませんよ」

 

「直哉君の言う通りだよ。響」

 

「うーー仕方ない」

 

「それでフラワー以外の場所となると、どこが良いですかね?」

 

「「うーん」」

 

「直哉君海外はどうなの?」

 

未来が直哉に聞くが響が答える。

 

「確かそう言う事がありましたね。いやあー忘れてました」

 

響がそう言うと弦十郎は唖然としていた。

 

「まあ確かに特殊遊撃部隊の君達は色々な世界の問題を抱えているからな」

 

「忘れても仕方ないな」

 

「あ、そう言えば変異型メガビョーゲン関連で何かありました?」

 

「ああ、それは君達が二課の時を一時的に解除してくれたおかげでな。この世界の有名な国の内の3つの国がアルバと言う名乗る男が接触した形跡があった」

 

「そうですか。やはりワイズマンはフィーネ側の研究を複数の国に提供したんですね」

 

「未来海外はリスクは高いよ国内の方が良いと思う」

 

「ああ、そうだね」

 

未来が響の答えに納得する。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

巴里華撃団の行動計画

「それじゃあどうするの?シンフォギア世界ではあまり行動しないでホテルでずっと過ごすの?」

 

「いや流石にそれでは異世界旅行の意味が無いので、未来さん」

 

「それもそうか」

 

「でも案外ホテルでの生活に慣れるまでどこにも行けないかもよ。直哉君」

 

響が直哉に説明をする。

 

 

「それはこの世界が皆さんの知る蒸気機関とは違う物が発展した世界なので」

 

「まあそうなのですね」

 

「「「「何だって――」」」」

 

「その話は、本当なんですか?響さん」

 

エリカが、巴里華撃団に同行している響に聞く。

 

「ええ、本当ですよエリカさん。その辺の話は後でするとしてひとまずホテルに行きましょう」

 

「はーい」

 

そして巴里華撃団は、響と共にシンフォギア世界での生活拠点になるホテルに移動した。

 

ホテル内にて・・・

 

「うわあーーグリシーヌさんとロベリアさん大変ですよ。手をだしただけで水が出ますよ」

 

「「「「何だって――」」」」

 

「「あはは」」

 

「ごめんね未来手伝って貰って」

 

「気にしないで響エリカさんの天才的ドジが出たら大変だからね」

 

「ありがとう未来。それにしてもこの状況帝国華撃団の時を思い出すなあ」

 

「うおお、本当に焼けたぞ。こんな小さい箱なのに」

 

ロベリアは電子レンジを見て驚く。

 

「凄いよ皆この箱に預言者がいる」

 

「「「「ええ」」馬鹿な預言者などあてになるものか」そうだな」

 

「この後00地区では急な雷雨に注意して下さい」

 

暫くして・・・

 

巴里華撃団のいるホテルでは天気予報通り急な雷雨が降り出した。

 

「「「「「「ええーー」」」」」

 

「馬鹿なあの預言者は未来がわかるのか?」

 

「ありえねえだろ。私以上の怪物を私は見たぞ」

 

「・・・ただの天気予報なんだけど。巴里華撃団の存在していた頃には天気予報をここまで正確に当てる事は出来なかったのかな?」

 

未来が心の声でつぶやく。

 

「こんな感じでカルチャーショックを受けてたしね」

 

「確かにホテルだけでもいいかもしれませんが、もしかすると帝国華撃団みたいに滞在期間が長くなるかも知れませんよ」

 

「「ええーー」」

 

直哉の言葉に響と未来が驚く。

 

「まあ、今回は明日巴里華撃団とクローゼさんの出会いによっては、ゼムリア大陸には行けなくなるかもですね。クローゼさんが断ると言う可能性もありますし」

 

「「確かにクローゼさんの巴里華撃団に対する印象が悪いという想定もしておくべきだね」」

 

「そうですね、しかしクローゼさんが拒否するような事は無いと思いますが」

 

「でも直哉君。拒否された場合はどうするの?」

 

「その時は融合世界のすこやか市に変更するしかないですね」

 

 

「それでライラック婦人。決まりました?巴里華撃団の5人の異世界で何を強化してほしいのか」

 

「ああ、それは、紫藤直哉貴方が決めてくれないか?」

 

「それは無理ですね。巴里華撃団総司令と言う立場にいるのはライラック婦人なのですから貴女が大本の方針を言って貰わないと、一時的に預かるこちらとしても計画が立てられませんから」

 

「そうなのかい?すまないねえ。ならあの子達に異世界旅行をさせてあげてくれないか?」

 

「あの子達は漸く解放されたからね。パリシイから」

 

「成程その世界では1つの戦いが終わったからの旅行なのだな」

 

「そう言う事です。ですのでシンフォギア世界での常識を超えての奇行に見える行動をするかも知れませんがそこは、協力をお願いするかも知れません」

 

「ああ、わかった。響君」

 

「それでは私は、これで失礼をします」

 

「その為響さんには、二課との接触をお願いをしたんですから」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

クローゼと巴里華撃団の出会い前編

翌日・・・

 

特殊遊撃部隊は、3つのチームに別れそれぞれが巴里華撃団に同行中の響と未来のチーム。

 

クローゼと行動する2つのプリキュアチーム。

 

そして最後が、何か不測の事態に備えるチームとして直哉と獅童光がその役割をする事となり、巴里華撃団の異世界旅行は2日目が始まった。

 

「さて巴里華撃団の皆さん。今日はこの街の散策に出かけますよ」

 

だが巴里華撃団は・・・

 

「うわあーーグリシーヌさんとロベリアさん大変ですよ。手をだしただけで水が出ますよ」

 

「「「「何だって――」」」」

 

 

「うおお、本当に焼けたぞ。こんな小さい箱なのに」

 

ロベリアは電子レンジを見て驚く。

 

「凄いよ皆この箱に預言者がいる」

 

「「「「ええ」」馬鹿な預言者などあてになるものか」そうだな」

 

「この後00地区では急な雷雨に注意して下さい」

 

暫くして・・・

 

巴里華撃団のいるホテルでは天気予報通り急な雷雨が降り出した。

 

「「「「「「ええーー」」」」」

 

「馬鹿なあの預言者は未来がわかるのか?」

 

「ありえねえだろ。私以上の怪物を私は見たぞ」

 

響の声は巴里華撃団の5人には聞こえていない状態で5人は昨日驚いていた物に再び驚くのだった。

 

その頃2組のプリキュアとクローゼ達は・・・

 

「あれ響さん達どうしたんだろう?もうここに来てても良いのに」

 

「のどかっちもしかすると帝国華撃団の皆さんのようになってたりして」

 

「そんな事無いよ。今回は電車とか使わないようにしてるし」

 

のどかは帝国華撃団の皆さんの事を思い出す。

 

すこやか駅にて・・・

 

 

「「「「「「「「きゃあきゃあこれ何?」なんですの?」なんだあ進めねぞ」面白い機械や」私としたことが・・・」少尉さん助けてください」・・・」

 

 

「「「「「「直哉君これは・・・」」」」」」

 

 

「ええ、少しどころかかなり目立ちますね」

 

「だよね、ほら逆に珍しいから写真撮られてるよさくらさん達」

 

 

 

「もう、さくら達なにしてんの?ほらさっき買った切符を入れてよ」

 

「「「「「「「こう」」」」」」」

 

 

そして、大神とアイリス以外のメンバーは漸く改札を抜ける事が出来た。

 

 

「「「「流石アイリスちゃん」」」」

 

「子供は覚えるの早いからね」

 

 

「そうですね。エステルさん」

 

 

そして皆で電車に乗った。

 

 

 

電車内にて・・・」

 

 

 

「「「「「「「うわあ―――早い」」」」」」」

 

 

「これが電車かいな。よっしゃうちが電車を超える移動手段を作ったる」

 

 

 

「紅蘭さんこの電車が、最速と思ってるよ」

 

「特急とか言わない方がいいかもね」

 

 

「お兄ちゃんさくら達子供みたいだね」

 

「仕方ないよアイリス。さくら君達は初めてだし」

 

 

「「ガーンアイリスに子供って言われた」くっなにも言えませんわ」

 

 

さくらとすみれはアイリスの言葉に、ショックを受けていた。

 

 

 

「まあ、太正の人間だし仕方ないですよね?響さん」

 

 

「うんそれはね・・・でも花組の皆さん楽しそうですね」

 

大型ショッピングモール到着後・・・

 

「「「「「「「何なのこの大きな建物は」家のより大きいですわ」この大きい所にお店があるのね」こちらの時代には、度肝を抜かれすぎや」でかいな」この中にたくさんのお店があるなんて信じられないでーす」僕もそう思う」

 

「でもあり得るかもよのどか」

 

「そうだねちゆちゃん。もしかしたらホテルからでれなくなってたりして」

 

「そうねその方が確立高いかもね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

クローゼと巴里華撃団の出会い中編1

「「「「「「「何なのこの大きな建物は」家のより大きいですわ」この大きい所にお店があるのね」こちらの時代には、度肝を抜かれすぎや」でかいな」この中にたくさんのお店があるなんて信じられないでーす」僕もそう思う」

 

「でもあり得るかもよのどか」

 

「そうだねちゆちゃん。もしかしたらホテルからでれなくなってたりして」

 

「そうねその方が確立高いかもね」

 

のどかとちゆとひなたが話している隣ではまなつ達がクローゼ達と話していた。

 

「シンフォギア世界懐かしいね」

 

「そうねあれから時間的に経ってないんだけどね」

 

「あらまなつさん達はシンフォギア世界は初めてじゃないんですね」

 

「うんそうだよ。クローゼさん」

 

まなつは初めてシンフォギア世界に来た時の事を話し出した。

 

 

 

「あ、皆こちらは電気あるよ」

 

 

「「「本当」」」

 

そしてまなつ達はそれぞれ充電を始めていた。

 

 

「それにしてもここは私達の世界に近いわね、直哉」

 

「そうですね。ただ違うのは・・・

 

 

 

ウーーウ――

 

 

その時警報が鳴った。

 

 

「「「「何だ?何何この警報は」」」」

 

 

「どうやらノイズが出たようですね」

 

 

「「「「「ノイズ」」」」ノイズですって」

 

「ええ、この世界における災害で良いんですよね?響さん」

 

 

「そうだよ。ノイズに出会ったら人間は逃げるしかないよ」

 

 

「「「「どうしてですか?」」」」

 

 

まなつ達が響に質問をする。

 

「それは直接見て」

 

 

そしてまなつ達が外を見るとそこには逃げ遅れた人とノイズがいた。

 

「ぎゃああ。ノイズだ――」

 

 

そう言って人は逃げようとするが、腰が抜けて動けずにいた。

 

 

そしてノイズがその人に触れた瞬間・・・

 

 

「あああ・・・」

 

 

「「「「うわああ、人が炭になったーーー」」」」

 

 

「そう、これが理由だよ。だけど例外もあるけどね」

 

 

「「「「「例外」」」」例外ですって?」

 

 

「そうそれが・・・」

 

その時2つの歌声が聞こえ始めた。

 

「成程、まなつさん達はそこでノイズとシンフォギアの事を知ったんですね」

 

「「「「はい」」」」

 

「所でクローゼの場合はどうだったの?」

 

ローラが、クローゼに聞く。

 

「なんだと、ゼムリア大陸にもノイズが現れたのですか?」

 

 

「そうですかやはり、異世界の存在でしたか」

 

「それでノイズは今どうしているんですか?」

 

「詳しい事は、我々にはわからないのです。ましてその村は存在しない事になっていますので」

 

「成る程わかりました。リベールはエレポニア帝国が存在を認めていない村のもしくはその周辺を調査をするとエレポニア帝国を刺激する可能性があるから派手には動けないそしてノイズという者を知るものに退治を依頼するのが目的でしたか?」

 

 

「ええ、あなた方を利用する形になるのは不本意ですけど、私達もリベール国内で暗躍する結社に対応しなければなりませんし」

 

「成る程わかりました。なら存在しない事になっている村の事はエステル達には秘密なんですね?」

 

「ええ、存在しない事なのでなるべく伝えないで下さい」

 

「しかしそうなると僕達の案内役は誰が」

 

「私達の場合は意図的に出現されたノイズでしたけどね」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

クローゼと巴里華撃団の出会い中編2

「「「「「ええーー」」」」」

 

「ちょっと待ってくださいノイズってコントロール出来るんですか?」

 

みのりがクローゼに聞く。

 

「ええ、そうですよ確か直哉さんの話ではソロモンの笛と言う物がブルーによって奪わて、そのブルーから奪ったのが、ワイズマンらしいですよ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「あら、まなつさん達はブルーの事を知ってるの?」

 

「知ってるも何も私達は直接会いましたよブルーと」

 

 

「ふ、俺には正式な名前は無い。しいて言うのならブルーとでも呼ぶがいい」

 

「「「ブルー」」」

 

 

!!

 

 

「ブル-ですってまさか融合世界の関係者?」

 

 

雨宮さくらは降魔と戦いながらそう考える。

 

 

「さて、雨宮さくらどうだ、異世界で降魔と戦えて嬉しいか?」

 

 

!!

 

「どうして貴方が降魔と私の事をを知ってるの?」

 

 

「ふ、俺がお前達新生帝国華撃団をこの世界に連れて来たからだよ」

 

「何ですってーー」

 

 

「雨宮さくら以外の新生帝国華撃団のメンバーは既に俺の所にいるがな」

 

 

「仲間を助けたければ、俺と遊んでもらおう」

 

 

「どういう事よ?」

 

 

「簡単なゲームさこれからあとまわしの魔女の部下がこの街を襲う時俺の方からも雨宮さくらに向けて刺客を出す。刺客の数は新生帝国華撃団のメンバーの数と言う事だ」

 

「ああ、その事件の事は直哉さんから聞いたわ。直哉さんがかなり肉体的に追い込まれたて聞いたわ」

 

「それは事実です。私達も聞かされた時驚きました。

 

さんごがそう言う。

 

 

「本来は、こちらの世界の事を考えると、秘密裏に僕達だけでブルーやさくらさん達の仲間の問題を解決しなければならない筈だったんだ。僕達の不手際で君達4人と1匹の人魚も巻き込んでごめんね」

 

「いや、そこは貴方が謝る事じゃないだろう?」

 

「そうですよ直哉さん」

 

 

あすかとさんごが直哉に言う。

 

 

「だけどブルーも僕達の世界人間である以上僕に責任になるんだ。僕は元々世界のバランスを保つために複数の世界を見守る仕事をしていて、君達の世界は僕達の世界から見て未知の世界だったんだ」

 

 

「「「「「未知の世界?」」」」」

 

「そうつまり僕達もこの世界に行って良いのかわからない状態で、調べていたら、僕達と交流しているさくらさん達の存在を知り、助けようと動き出した時にブルーが、君達の敵である者達と行動をしてたからこの世界にプリキュア伝説がある事を知ったんだ」

 

「そして私達は明確に融合世界の存在を知った後に色んな事があって私達も融合世界に行って思ったんです」

 

しかし帝都と言う所は、電気と言う動力が無いのに明るいな」

 

「そうだねもう夕方なのに」

 

「あはは、確かに電気で生活している君達にしたら暗いかも知れないけどね」

 

「確かに少し暗いかもだけど夜は星が、きれいに見えるかも」

 

 

「そうだね」

 

「あれ、みのりん先輩どうしたの?

 

 

「ああ、ごめん本当に異世界て存在するんだなーて思って」

 

「そうだよね。私達にとっては帝都は異世界だけど、帝都で暮らしてる人達は当たり前の光景なんだよね」

 

 

「そうだな。どんな世界にでも当たり前の生活が出来る事が良いよな」

 

「だけど帝都には降魔がいて当たり前の生活を壊そうとするから帝国華撃団みたいのが存在するんですね」

 

 

「うん、そうだよまなつちゃん。君達にもいずれ学ぶと思うけど君達4人は経緯はどうあれプリキュアの力を授かった以上力を行使する君達に責任生まれてくるからね」

 

「「「「はい」」」」

 

「後ローラさんも責任もあるからね」

 

「あの時は直哉さんの言葉の意味がわからなかったけど特殊遊撃部隊の一員としていろんな世界に行く事で色んな事がわかったような感じがするんですよ」

 

「成程まなつさん達そろそろタイムアップみたいですよ」

 

「え、」

 

その時響と未来と巴里華撃団の5人がまなつ達と合流したのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

クローゼと巴里華撃団の出会い後編

「クローゼお待たせ」

 

「クローゼ君久しぶりだね」

 

「大神さんもお元気そうで良かったです」

 

「隊長この女の事を知ってるのか?」

 

グリシーヌが大神に聞く。

 

「ああ、この女性はこれから行く世界の住人、君達の強さを見る為に呼ばれた人だ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「大神さん私達の強さを見せる為には、光武F2がないと・・・」

 

「いや君達の素の霊力の強さを見る為の物だから光武F2は必要ない」

 

「おもしれえ、誰と戦うんだ?」

 

「その相手は君達と同じ5人の少女がいるだろう?」

 

「ああ、奴等か」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

大神とロベリアの話を聞いてまなつ達が驚いていた。

 

「のどかさん良いんですか?」

 

まなつがのどかに確認する。

 

「うん今回の件は直哉君も了承してるから。まなつちゃん達も模擬戦の感覚でしたらいいよ」

 

「・・・わかりました。皆行こう」

 

「「「「うん」」」」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

 

「ドレス!」

 

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「今日も元気だ!」

 

 

「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」」

 

!!

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「何だよそれは――」

 

「姿が変わるとは、あやかしの類か?」

 

「違うわよ失礼ね」

 

「ローラに関しては、人魚だからある意味間違って無いかも」

 

「そうね」

 

「うんうん」

 

「でもどうして直哉はまなつ達と巴里華撃団の5人を模擬戦を許可したのでしょう?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

 

「ニャン!」

 

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

 

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

!!

 

 

「うわあああ何だこれはーーー」

 

 

のどか達がプリキュアになった時大神がキュアスパークルと同じような格好に変身したのだった。

 

 

 

「ここで模擬戦のルールを言いますね」

 

 

「響さんお願いします」

 

 

「うん、まず帝国華撃団の皆さん勝利条件は、制限時間内に、プリキュアになった大神さんに一撃を与える事、そしてプリキュアチームは制限時間内にプリキュアになった大神さんを守る事」

 

 

「攻撃の有効と無効はの判定はエステルさんとクローゼさんが判定します」

 

 

「制限時間は10分それでは始め」

 

 

そしてプリキュアチームと帝国華撃団の模擬戦が始まった。

 

「私達も帝国華撃団の皆さんと模擬戦をしたからね」

 

のどかがそうアスミに説明をする。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

模擬戦後の巴里華撃団

「「「「「はあ、はあ」」」」」

 

「ありえねえだろこいつら」

 

「「「「何とか模擬戦が終わったーー」」」」

 

「何か巴里華撃団とまなつちゃん達とでは落差が違うよちゆっち」

 

「それは仕方ないわ。途中から巴里華撃団の皆さん本気になってたから」

 

ちゆがそう言う。

 

「お疲れ様ですエリカさん達」

 

「響さんあの子達は一体誰なんですか?」

 

「あの子達はもう1つの世界に行って大丈夫なのかを調べる為に模擬戦をする為に来て貰ったんだよ」

 

「ええーーそうだったんですか」

 

エリカは響の言葉に驚いていた。

 

 

「お疲れ様まなつちゃん達」

 

「本当に疲れましたよ。あの浮き輪型のヤラネーダの頃みたいに」

 

そしてまなつが話し出す。

 

「皆一気に行くよ」

 

「「「「うん」」ああ」」

 

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

「「「「ビクトリー!」」」」

 

 

そして浮き輪型ヤラネーダが浄化された筈だった。だが・・・」

 

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

「「「「「ええーー嘘――浄化した筈なのに」」」」」

 

サマー達の背後に再び浮き輪型ヤラネーダが現れた。

 

直哉君今いるメガビョーゲンやゼンゼンヤラネーダを召喚しているゲートは最初に現れた地点の海の中にあるよ」

 

「ええーーそうなんですか」

 

「うん二課の人に手伝って貰ったから間違いないよ」

 

「わかりました」

 

 

そして響からの情報を直哉がサマー達に伝えグレース達とサマー達はもう一度メガビョーゲンとゼンゼンヤラネーダを浄化し召喚ゲートの場所を把握して三度召喚ゲートを巻き込む形で浄化技を撃った。

 

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

「「「「ビクトリー!」」」」

 

「確かにあの時は大変だったね」

 

「ちょっとあれは模擬戦のレベルじゃないわよ」

 

ローラが、のどかに言う。

 

「でも皆巴里華撃団の皆さんの攻撃を防いでいたよ」

 

「それにしてもきついです」

 

さんごがそう言う。

 

「でもまなつちゃん達のがまだいいよ。私達の場合3人対9人も模擬戦を四対8に変えて模擬戦をしたんだから」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「圧倒的に不利じゃない」

 

「「「「うんうん」」」」」

 

「それでその模擬戦はどうなったのですか?」

 

みのりがのどかに聞く。

 

「それはね・・・」

 

 

「ここで模擬戦のルールを言いますね」

 

 

「響さんお願いします」

 

 

「うん、まず帝国華撃団の皆さん勝利条件は、制限時間内に、プリキュアになった大神さんに一撃を与える事、そしてプリキュアチームは制限時間内にプリキュアになった大神さんを守る事」

 

 

「攻撃の有効と無効はの判定はエステルさんとクローゼさんが判定します」

 

 

「制限時間は10分それでは始め」

 

 

そしてプリキュアチームと帝国華撃団の模擬戦が始まった。

 

「このルールのおかげで、私達が帝国華撃団の皆さんに勝ったんだよ」

 

「「「「凄い」」」」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

まなつ達が知る模擬戦の事実

「でもこの模擬戦は直哉さんとクローゼさんが仕組んだものですよねのどかさん?」

 

あすかがのどかに聞く。

 

「そうだよあすかさん」

 

「それではこの模擬戦の結果でゼムリア大陸に行くんですか?」

 

「ああ、もしかしてまなつちゃん達勘違いしているみたいだから言うね、この模擬戦は、どちらかと言えばまなつちゃん達の為の意味合いが強いんだよ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「まなつちゃん達は霊力を持つ人と戦ったのはあの時だよね」

 

「米田さんから聞いているとは思いますけど、帝国華撃団と特殊遊撃部隊を離れ巴里に行くことになりまして」

 

「ああ、その報告に来てくれたんですか?」

 

「ええそうです」

 

「私達は直哉さんの家を見に来ました。と言う事でお邪魔しまーす」

 

 

「「「まなつ駄目だろう勝手に」まなつちゃん」」

 

そして直哉の家に入ったまなつ達は飛鳥達の模擬戦を見つけた。

 

「よし私も・・・」

 

「「「はっまなつ待て」まなつちゃん待って」」

 

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

 

「模擬戦に参加するぞ!」

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

「「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「あれ以降まなつちゃん達は、生きた霊力を受けて無いよね」

 

「「「「そう言えば」」」」

 

「そして、ローラさんがプリキュアとなってからそう言う模擬戦が無いのは、困るからね、まなつちゃん達に中心世界関連で依頼をして貰う事があるかも知れないから」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

のどかの言葉に驚くまなつ達だった。

 

「何故そんな事急に決まったんです?」

 

「急に決まったんじゃないよ。みのりさんお墓戦艦で巴里に行った時に私達の敵が出たよね?」

 

「ええ、確かノヴァだったかしら」

 

「そう彼女を通してイシュメルガとデボネアが調査をしていたら」

 

「確かに、今まで沈黙していた人物が動いたのなら警戒はしておくべきだろうな」

 

「「「「確かに」」」」

 

「それで、この次にゼムリア大陸に巴里華撃団の皆さんを連れて異世界旅行を続けるんだけどね」

 

「成程ね、だから私達も単独で依頼を受けるかも知れないのね」

 

「うん、なるべく響さんと私達で対応するつもりだけど」

 

その頃直哉は・・・

 

「これはまさか・・・まなつちゃん達のの様な世界が融合世界に接触するかも知れないか」

 

「まあ、今の所は自分とトワとレイにだけが知ってればいいレベルだろうし」

 

「今は巴里華撃団の異世界旅行が無事に終わるのを待つだけだな」

 

「直哉さんそれで良いんですか?」

 

「あ、うん薫ちゃん今の所はね」

 

「まあ、私は飛鳥ちゃんの代わりにこちらに来ただけなので詳しい事はわかりませんが」

 

「また厄介事ですか?」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉の夢とこれから来るかも知れない者

「これはまさか・・・まなつちゃん達のの様な世界が融合世界に接触するかも知れないか」

 

「まあ、今の所は自分とトワとレイにだけが知ってればいいレベルだろうし」

 

「今は巴里華撃団の異世界旅行が無事に終わるのを待つだけだな」

 

「直哉さんそれで良いんですか?」

 

「あ、うん薫ちゃん今の所はね」

 

「まあ、私は飛鳥ちゃんの代わりにこちらに来ただけなので詳しい事はわかりませんが」

 

「また厄介事ですか?」

 

「うん、厄介事と言えばまだそうなるかも知れないと言うレベルなんだけど、新たなプリキュアがキャラクターだけが融合世界に来るかも知れないと言う夢を見てね」

 

「ええーーまたプリキュアが来るかも知れないんですか?」

 

「まあ、今までプリキュア関連ではワイズマンのせいだった事が原因だったけど今回は世界ごとでは無さそうだけどね」

 

「でも気をつけていた方が良いですね」

 

「もしかしたら、異界事変に巻き込まれた事の影響が出て来るかも知れませんね」

 

「ああ、成程」

 

そして直哉は思い出す。

 

「「飛鳥ちゃん薫ちゃん。どうしてここに」」

 

「フフ、やはり貴女達も来ましたか特殊遊撃部隊」

 

「特殊遊撃部隊とは一体何なんだ?」

 

真宮寺直哉が治療を受けながら考えていると・・・

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

 

「フフ、成程あれがイシュメルガとデボネアが言っていた力ですか」

 

カルマがそう呟く。

 

「カルマ、イシュメルガとデボネアとは何者だ?」

 

真宮寺直哉がカルマに聞く。

 

「ああ、遥か未来から来た私の協力者ですよ」

 

!!

 

「遥か未来から来た協力者だと」

 

「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「そうです。それで間違いないですね?花寺薫」

 

「薫ちゃんの名字が違う」

 

「その通りだよカルマ。よくそこまで融合世界の事を熟知してるね」

 

「イシュメルガとデボネアでも私の名字変更の事は知らなかったのに」

 

「融合世界?飛鳥ちゃんどういう事?」君達は幼馴染世界から来たんだよね」

 

「違いますよ。真宮寺直哉さん」

 

「おい、直哉しっかりしろ面倒な奴は倒されたんだ」

 

「そうよ直哉君後はカルマを倒せば・・・えっ」

 

「確かに薫ちゃんの言う通りプリキュア関連の人物ではない可能性も考えて置くべきかもしれないね」

 

「直哉さんの言うプリキュア関連の人の可能性も無いとは言えませんけど」

 

「少なくともあってはならない過去の世界の事件に巻き込まれた事は事実だからね」

 

「そうですね少なくとも、その夢が現実になるかわからないですからね」

 

「そうだね。夢とは言え別のプリキュアを見たと言う事は、ワイズマンが何かをすると言う事を暗示してるかも知れないね」

 

「それはあるかも知れませんね」

 

「まあ今は巴里華撃団の異世界旅行が無事終わればいいなあ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

異世界旅行中の裏側の行動計画

「確かに薫ちゃんの言う通りプリキュア関連の人物ではない可能性も考えて置くべきかもしれないね」

 

「直哉さんの言うプリキュア関連の人の可能性も無いとは言えませんけど」

 

「少なくともあってはならない過去の世界の事件に巻き込まれた事は事実だからね」

 

「そうですね少なくとも、その夢が現実になるかわからないですからね」

 

「そうだね。夢とは言え別のプリキュアを見たと言う事は、ワイズマンが何かをすると言う事を暗示してるかも知れないね」

 

「それはあるかも知れませんね」

 

「まあ今は巴里華撃団の異世界旅行が無事終わればいいなあ」

 

「直哉さんは今回ゼムリア大陸には行かないんですか?」

 

「うん行かないつもりだよ。僕まで行くと残るのが光ちゃんとまなつちゃん達だけになるからね」

 

「ああ、確かにまずいですね。正式な守護者の光さんがいるけど、レイアース不在だと危ない時もあるでしょうね」

 

「だからね薫ちゃんこの映像を見て」

 

そう言って、直哉は映像を再生する。

 

「あれ以降まなつちゃん達は、生きた霊力を受けて無いよね」

 

「「「「そう言えば」」」」

 

「そして、ローラさんがプリキュアとなってからそう言う模擬戦が無いのは、困るからね、まなつちゃん達に中心世界関連で依頼をして貰う事があるかも知れないから」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

のどかの言葉に驚くまなつ達だった。

 

「何故そんな事急に決まったんです?」

 

「急に決まったんじゃないよ。みのりさんお墓戦艦で巴里に行った時に私達の敵が出たよね?」

 

「ええ、確かノヴァだったかしら」

 

「そう彼女を通してイシュメルガとデボネアが調査をしていたら」

 

「確かに、今まで沈黙していた人物が動いたのなら警戒はしておくべきだろうな」

 

「「「「確かに」」」」

 

「それで、この次にゼムリア大陸に巴里華撃団の皆さんを連れて異世界旅行を続けるんだけどね」

 

「成程ね、だから私達も単独で依頼を受けるかも知れないのね」

 

「うん、なるべく響さんと私達で対応するつもりだけど」

 

映像終了・・・

 

「成程異世界旅行サイドは響さんとのどかさん達とクローゼさんで対応するんですね」

 

「うん、想定外として巴里華撃団がクロスベルに間違えて行った場合エステルとヨシュアもいるからね」

 

「直哉さんそれ言うと現実になりますよ」

 

「うん、わかってるよ薫ちゃん。でもねエリカさんがいるからね」

 

そう言って直哉は話す。

 

大神は、朝食を取る為、近くのカフェに行く途中、天然ドジッコと言うスキルを発動中のエリカと会った。

 

「やあ、エリカ君おはよう」

 

「あ、大神さんおはようございますとっととあふゃあ」

 

 

!!

 

 

「大丈夫かいエリカ君?」

 

「あいったた、大丈夫ですよ大神さん」

 

「確かにエリカさんが怒素ドジによって転送位置が変わるとかあるかも・・・」

 

ビービービービー

 

その時直哉に連絡が来た。

 

「直哉君ごめん私達クロスベルでの事件に干渉しちゃった」

 

 

「・・・はあーーー」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ある意味想定されていた事故

「・・・はあーーー」

 

「一体どうしてそんな事になったんですか?」

 

「それがエリカさんの能力が発生したらしくそれで簡易ゲートを使い、ゼムリア大陸に行ったらどこかの塔の中で、特務支援課の人と忍者の恰好をしていた人との戦いに割り込んだ形になって・・・」

 

「成程それでのどかさん達は特務支援課の人達とは別行動なんですか?」

 

「うん、私達はクローゼさんと一緒にいるよ。特務支援課と一緒に行ったのは巴里華撃団の皆さんと響さんだよ」

 

「わかりました。のどかさん予定されていた場所とは違いますが、仕方がありませんのどかさん達はエステルさんとヨシュアさんと合流して下さい。そして巴里華撃団の皆さんの事ですから特務支援課に協力すると言い出すと思うので、響さんと定期的に連絡を取ってください」

 

「わかったよ直哉君」

 

そして直哉はのどかとの通信を切るのだった。

 

「やはり想定外の事が起きたんですか?直哉さん」

 

「うん、巴里華撃団の皆さんがゼムリア大陸のリベール王国王国ではなくクロスベルに転移したみたいだね」

 

 

「ええーーそれってまずくないです?」

 

 

「うん、まずいけど巴里華撃団の皆さん転移直後に特務支援課と共闘までしちゃったみたいで・・・」

 

「ええーーイベントに関わったんですか

 

「うんそうみたい戦いの部分だけみたいだけどね」

 

「え、でも良いんですか今後に支障きたすんじゃ」

 

「確かにある部分では支障が出るかも知れません」

 

「ええ、シャーリィーさん達の情報ではこの鉱山街で起きている事件の調査に動き出すとの報告がありましたから近い内に来ると思いますよ」

 

「それなら良いんだけど、直哉っちなんで、のどかっちじゃなく私を選んだの?」

 

「深い意味は無いですけど、今回のゼムリア大陸の物語の前半にワイズマンによる改変が起きた場合2人の響さんとエステルさん達とひなたさんが重要な役割をすると思ってるので」

 

「「ええ――」ニャンだと――」

 

直哉の言葉に驚くひなたとニャトランだった。

 

「実はですね、先程寝てたらクロスベルに起きる未来が見えて、キーアと言う少女がいたので、その子が寂しいくない様にひなたさんの明るさが必要だと考えたので」

 

「「成程」ニャン」

 

「その未来が起きてもその前に、ワイズマンの介入が強すぎて僕達は一度ゼムリア大陸から離れる事になるかもしれませんけどね」

 

「さてもうすぐ夕食の時間ですからのどかさん達と合流しましょうか」

 

「了解」

 

そして直哉とひなたは宿に戻った。

 

「ああ、キーアちゃんに関しての事ですか?」

 

「ええ、以前ものどかさん達に言ったけどね」

 

 

「ええ、そうですね。まあキーアちゃんの存在が消える事は、ゼムリア大陸もさせないと思いますけどね」

 

「「どうして」」

 

「それは、キーアちゃんが至宝の1つなんですよ」

 

「「「「ええ――」」ラビ」ニャン」

 

「その関係でキーアちゃんの存在が消えると言う事は、至宝も無条件で消えてしまうのでそれは流石にしないと思いますけど」

 

「「成程」」

 

「もしかしたら直哉君の知る流れとは違う形での特務支援課の皆さんとキーアちゃんと出会うかも知れないんだね」

 

「ええ、可能性としてキーアちゃんの記憶が消失していない場合とか、孤児として出会うとかですね、最悪の場合物語終盤まで、出会わないとかもあるかもですね」

 

「この時に言ったのはあくまでも特殊遊撃部隊だけが関与した場合を想定していたんだ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

巴里華撃団と特務支援課1 突然の出会い前編

「成程直哉さんが考えていたクロスベルのおイベント状況が複雑になったんですね」

 

「うん、それに伴い巴里華撃団の異世界旅行期間が長くなった可能性が強いと思う」

 

「確かにそうかもしれないですね」

 

「そう言う訳だから薫ちゃんは中心世界にいてくれない」

 

「僕はレイさんと話をした後ゼムリア大陸に状況を見て来るから」

 

「わかりました。直哉さん」

 

そして直哉はレイに会う為管理者の神殿に向かった。

 

 

時を少し戻して・・・

 

 

「クローゼ君久しぶりだね」

 

「大神さんもお元気そうで良かったです」

 

「隊長この女の事を知ってるのか?」

 

グリシーヌが大神に聞く。

 

「ああ、この女性はこれから行く世界の住人、君達の強さを見る為に呼ばれた人だ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「大神さん私達の強さを見せる為には、光武F2がないと・・・」

 

「いや君達の素の霊力の強さを見る為の物だから光武F2は必要ない」

 

「おもしれえ、誰と戦うんだ?」

 

「その相手は君達と同じ5人の少女がいるだろう?」

 

「ああ、奴等か」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

大神とロベリアの話を聞いてまなつ達が驚いていた。

 

模擬戦終了後・・・

「「「「「はあ、はあ」」」」」

 

「ありえねえだろこいつら」

 

「「「「何とか模擬戦が終わったーー」」」」

 

「どうだろうかクローゼ君」

 

「ええ、そうですね若干不安はありますが、行き先がイベントが終わっているリベール王国ですので大丈夫と思います」

 

「そうか・・・ふうよかったよ」

 

「そう言えばエステルさんやナオヤさんは元気かい?」

 

「はい、エステルさんとヨシュアさんは今リベール王国にはいないんですよ」

 

「そうなのかい?」

 

「はい、クロスベルと言う所で遊撃手をしてるので」

 

「そうか・・・あってお礼を言いたかったな」

 

大神は思い出す。

 

 

「あーあ大神のお兄さん勿体ないな。もう少し時間があればもっと強い猟兵になれたのに」

 

 

「本当だぜ、大神お前のような根性がランディにもあればな」

 

 

「あはは、大丈夫ですよきっと甥っ子さんにも伝わりますよ」

 

「そうだといいがな」

 

「それとナオヤ俺達は、エレポニア帝国と契約したからな」

 

「そうですかついにエレポニア帝国とカルバート共和国がクロスベルを標的にして動きますか」

 

「もしかしてあの時の話の事で俺達の異世界旅行は、リベール王国にしたんですか?」

 

「ええ、それもありますがクロスベルと言う場所がある意味不安定なんですよ」

 

「ああ、エレポニア帝国とカルバート共和国ですよね」

 

「はい、その2つの国の状況が悪化しつつあるので」

 

「成程そんな時に俺達が行って大丈夫ですか?」

 

「大丈夫ですよ行くのはリベール王国ですから」

 

「アタッ」

 

ゼムリア大陸に出発する直前エリカが簡易ゲートに足をぶつけてしまいそのままエリカはゲートに入れない人によってゲートを通過させられた。そして響とのどか達はゲートを通過後慌てる事となる。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

巴里華撃団と特務支援課1 突然の出会い後編

クロスベル星見の塔内・・・

 

「銀追い詰めたぞ」

 

「覚悟しなさい」

 

「皆さん気を付けて下さい」

 

「おう」

 

「ほう、なかなかやるなお前達流石だな。警察が遊撃手の真似事をする部署の職員としてはな」

 

「だが私を捕らえる事は出来ぬぞ。この程度の地kらではな」

 

「ぐうっだが俺達はお前を捕まえる銀」

 

「よかろう。警察ごときの組織の力を見せて貰うぞ」

 

ロイドと銀がぶつかる直前2人の間に割り込む形となって巴里華撃団と響が現れた。

 

!!

 

「君は響さん」

 

ロイドは突然現れた響に声をかける。

 

「あ、ロイド君・・・と言う事はここはリベール王国ではなくクロスベルで良い?」

 

「あ、はいそうですよ」

 

「そう・・・のどかちゃんお願い」

 

「わかりました響さん」

 

そしてのどかは直哉に連絡をした。

 

「直哉君ごめん私達クロスベルでの事件に干渉しちゃった」

 

「・・・はあーーー」

 

「・・・はあーーー」

 

「一体どうしてそんな事になったんですか?」

 

「それがエリカさんの能力が発生したらしくそれで簡易ゲートを使い、ゼムリア大陸に行ったらどこかの塔の中で、特務支援課の人と忍者の恰好をしていた人との戦いに割り込んだ形になって・・・」

 

「成程それでのどかさん達は特務支援課の人達とは別行動なんですか?」

 

「今は何とかの塔にいるんだけどそこで特務支援課が、犯人を捕まえるのを結果的に邪魔をした形となって巴里華撃団の皆さんが塔から出たら形だけの連衡となりそう」

 

「成程そう言う事なら・・・」

 

「わかりました。のどかさん予定されていた場所とは違いますが、仕方がありませんのどかさん達はエステルさんとヨシュアさんと合流して下さい。そして巴里華撃団の皆さんの事ですから特務支援課に協力すると言い出すと思うので、響さんと定期的に連絡を取ってください」

 

「わかったよ直哉君」

 

そして直哉はのどかとの通信を切るのだった。

 

「のどかちゃん直哉君は何て言ってた?」

 

響がのどかに聞く。

 

「わかりました。のどかさん予定されていた場所とは違いますが、仕方がありませんのどかさん達はエステルさんとヨシュアさんと合流して下さい。そして巴里華撃団の皆さんの事ですから特務支援課に協力すると言い出すと思うので、響さんと定期的に連絡を取ってください」

 

「わかったよ直哉君」

 

「成程私と大神さんと巴里華撃団で特務支援課側で行動すればいいと言われたんだね」

 

「ええ、恐らくキーアちゃん関連のイベントが起きてしまう可能性があるかも知れないと直哉君が言ってました」

 

「うんわかったよのどかちゃん」

 

「それじゃあこの塔を出たら別行動だね」

 

「はい」

 

その後全員で星見の塔を後にしクロスベルに向かいクロスベルに着いた後のどか達とクローゼは、クロスベルにある遊撃手協会に向かった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

エステルとヨシュアとの合流

クロスベル遊撃手協会支部・・・

 

「「ええーーどうしてクロスベルにのどか達とクローゼがいるの」」

 

「「「「あはは、実はですね」」」

 

 

「それがエリカさんの能力が発生したらしくそれで簡易ゲートを使い、ゼムリア大陸に行ったらどこかの塔の中で、特務支援課の人と忍者の恰好をしていた人との戦いに割り込んだ形になって・・・」

 

「成程それでのどかさん達は特務支援課の人達とは別行動なんですか?」

 

「うん、私達はクローゼさんと一緒にいるよ。特務支援課と一緒に行ったのは巴里華撃団の皆さんと響さんだよ」

 

「わかりました。のどかさん予定されていた場所とは違いますが、仕方がありませんのどかさん達はエステルさんとヨシュアさんと合流して下さい。そして巴里華撃団の皆さんの事ですから特務支援課に協力すると言い出すと思うので、響さんと定期的に連絡を取ってください」

 

「わかったよ直哉君」

 

そして直哉はのどかとの通信を切るのだった。

 

「そう理由でエステルさんヨシュアさんと合流したんですよ」

 

「成程ね、巴里華撃団と響達は特務支援課の任務を邪魔した扱いになってるのね」

 

「そうです」

 

「それでのどか直哉は一緒じゃないの?」

 

「今回は直哉君は、獅童光を救出したのでそっちで動いてます」

 

「光の封印解除出来たの?」

 

「ええ、完全復活までは行きませんでしたが」

 

「そう・・・でも良かったじゃない守護者が現状では全員揃った事にはなるんだし」

 

「「「それはそうなんですけど」」」

 

「何か気になるのかい?」

 

ヨシュアがのどか達に聞く。

 

「実は光ちゃん復活直後に・・・」

 

 

「あーあ人違いだったかまあいいや。邪魔な烏は黙らせたしね」

 

「さてと、大神一郎光と戦う前にお前を殺すよ」

 

「この私がね」

 

!!

 

「「「「何だって――」」」」

 

「じゃあ死んでね。大神一郎炎の矢ーー」

 

「ちっなにもんか知らねえが私達に喧嘩を売るなんてよくやるよ」

 

そう言いながらロベリアの光武℉が同じ炎で少女の攻撃を相殺した。

 

「へえ、やるじゃんおばさんのくせに」

 

「なら、これならどうかしら?出でよ降魔兵器よ」

 

!!

 

「降魔兵器だと馬鹿な、空中要塞武蔵の消滅で降魔兵器は消滅した筈だ、それを何故君が扱っている?」

 

「ああ、母様の言う通り、大神一郎には2度目の空中要塞武蔵と京極圭吾が復活した事を知らないんだね」

 

「どういう意味だそれは?」

 

「知りたければ紫藤直哉に聞いてみな、大神一郎だけど疲れている状態で降魔兵器を倒せるかしらね、その降魔兵器の中にはワイズマンの特注もあるから、動けない奴を見捨てても良いのよ。じゃあね生きてたら会いましょうね」

 

そう言って巴里華撃団の前から謎の少女だけが消えた。

 

「彼女ノヴァが巴里に現れたんです」

 

「成程彼女が動き出したの?」

 

「巴里ではこの時だけの出現でしたけど」

 

「そうなのね。それで確認だけどのどか達は私達と行動を共にするのね。巴里華撃団の異世界旅行期間が終わるまで」

 

「そうです」

 

「ある意味助かったわ。今私とヨシュアで受けた依頼書に大地を赤黒くする謎の怪物がある場所で現れているそうなのよ」

 

「「「「ええー」」」」

 

「その場所が保養地ミシュラムと言う場所なんだ。この依頼書の状況が正しいのならメガビョーゲンの可能性が高い」

 

「そう言う事だからプリキュアとの力を貸して」

 

「「「「わかりました」」」」

 

その頃響と巴里華撃団は・・・

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

巴里華撃団と特務支援課2

「それでライラック婦人。決まりました?巴里華撃団の5人の異世界で何を強化してほしいのか」

 

「ああ、それは、紫藤直哉貴方が決めてくれないか?」

 

「それは無理ですね。巴里華撃団総司令と言う立場にいるのはライラック婦人なのですから貴女が大本の方針を言って貰わないと、一時的に預かるこちらとしても計画が立てられませんから」

 

「そうなのかい?すまないねえ。ならあの子達に異世界旅行をさせてあげてくれないか?」

 

「あの子達は漸く解放されたからね。パリシイから」

 

「成程それで響さんが彼女達の同伴者としてリベール王国に行こうとしたら星見の塔に着いたと言う事で良いですか?」

 

「そう言う事ですよ」

 

「まあ、運が悪かったよな特殊遊撃部隊としては」

 

「ですが私達にとってはある意味助かりましたね」

 

「そうね銀との戦いはうやむやになったけど脅迫状の犯人を捕まえることが出来たしね」

 

「ああ、ただ特殊遊撃部隊の事を削除して報告書を作るのが大変だが・・・」

 

「「「「確かに・・・」」」」

 

「ああその事ですけどロイドさん私と巴里華撃団の人達の事はあの塔に閉じ込められた旅行者として扱って下さい」

 

しかしそれでは・・・」

 

「ロイドさん以前もヨシュアさんが言いましたけど」

 

 

「駄目ですね」

 

「何故だい?」

 

「ロイドさんとエリィさんは就職してますよね。クロスベル警察に・・・ですから、貴方達とは協力は出来ません。まだ、制限のない遊撃手の方に協力を頼むんですよ」

 

「しかし俺達もあれを見た以上警察官として放置できない」

 

「確かに、ロイド君の言う通りかもしれないね。だけど異世界の怪物の事をロイド君君達はどう説明する?」

 

「それは・・・」

 

「ヨシュアかっこいい」

 

「・・・ヨシュアの言う通り異世界の怪物でしたと報告しても信じる人はいないだろうな」

 

「だが俺達が動くだけなら・・・」

 

「新設したばかりなのに特務支援課は、そんなに自由に動けるの?」

 

「それは局長に聞いてみないと」

 

「なら、その局長に、今回の事を伝えてから指示を聞いてから響と協力するか話し合うべきじゃないの?」

 

「ふう、そうだった。ありがとうエステル」

 

「どういたしましてロイド君」

 

「融合世界や別世界の事を知らない人に見せる報告書なんですよね?」

 

「ああ」

 

「なら私達の事はただの旅行者とした方が、色々面倒にならなくて良いと思いますよ」

 

「今回は旅行者で来てる事は間違いではないので」

 

「「「「確かに」」」」

 

「そうだな響ちゃんの言う通り旅行者と言うのは間違いないな」

 

「おう、お前達帰っていたのか?」

 

「「「「あ、セルゲイ部長お疲れ様です」」」」

 

「それにしてもこの団体はどうした?」

 

「はい星見の塔に行った時に俺達が保護した、旅行者達です」

 

「ふーん旅行者ねえ。まあいいやすまんがここに立花響と言う人物はいるか?」

 

「はい、私が立花響ですけど」

 

そう言って響が、セルゲイの前に出る。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

巴里華撃団と特務支援課3 警察からの協力要請前編

「はい星見の塔に行った時に俺達が保護した、旅行者達です」

 

「ふーん旅行者ねえ。まあいいやすまんがここに立花響と言う人物はいるか?」

 

「はい、私が立花響ですけど」

そう言って響が、セルゲイの前に出る。

 

「君が立花響か、若いな」

 

「クロスベル警察から君への特務支援を要請する」

 

「「「「ええー」」」」

 

「なんすかそれは?」

 

「そうですよ部長彼女に、特務支援は無理ですよ」

 

「そうか?彼女の強さはお前達以上と思うぞ」

 

「まあ俺も直接会うまで信じれなかったが」

 

「特務支援ですか一体どういう経緯で私にクロスベル警察が依頼を?」

 

「ああ、クロスベル警察は以前アルモリカ村で特務支援課が遭遇した怪物の事を完全に信用して無かったが事情が変わってな」

 

 

「ああ、村長さん行きますよ」

 

「はい・・・ああああああ別の怪物の集団が空から来た――」

 

「くそしっかり俺達に捕まってください」

 

「エアスラスト」

 

エリィが風のアーツを空から来た降魔に放つが効かなかった。

 

「アーツが効かない」

 

「その魔獣にはアーツは効きませんよ。大神さん貴方の技を借ります」

 

「「ええ」」

 

「狼虎滅却・天狼転化ーー」

 

そして響のガングニール・シャドーから大量の霊力が放出され、ロイド達3人を襲う降魔全てを撃退した。

 

「「「凄い」」」

 

3人がそう言った直後

 

「響そっちは終わった?」

 

「終わりましたよエステルさん」

 

!!

 

「村長さん以外に2人程に見られましたけど」

 

 

「わかったわ」

 

「それでアルモリカ村の件で謎の怪物を倒した君に白羽の矢が立った」

 

「成程そう言う理由ですか?部長さん私に依頼された怪物はどこに現れたのですか?」

 

「ああ、この依頼は遊撃手協会との共同作戦となる」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「部長それは本当ですか?」

 

ロイドがセルゲイに確認をする。

 

「そうだちなみに遊撃手協会からエステル・ブライトとヨシュア・ブライトが参加をする」

 

「エステルとヨシュアが」

 

「君の参加については彼女達も要望しているのでな」

 

「そして謎の怪物が出現している場所はミシュラムだ」

 

「ミシュラムですか?」

 

「そうだ」

 

「「「「ええー」」」」

 

「それは本当かよ?ミシュラムと言えばあのオークションがある所だぜ」

 

「そうだだからこそクロスベル警察は、遊撃手協会と彼女に期待しているのさ。上の連中はな。謎の怪物がいたんじゃオークション自体が中止になるのは困るのさ」

 

「「「「そんな」」」」

 

「別に気になくていいですよ。ロイドさん達こういう仕事は私達の本来の仕事ですし」

 

「そうですよね大神さん」

 

「ああ、これから巴里華撃団は響君の指揮下に入るよ」

 

!!

 

大神の言葉に驚く巴里華撃団に隊員達だった。

 

「ありがとうございます。大神さん」

 

 

「それでは、この特務支援を受けて貰えるのか?」

 

「はい受けさせて貰います。特例として」

 

「そうか、それなら足を準備せねばな」

 

「あ、部長さん足はあるのですが、身元保証人として特務支援を貸して貰えますか?」

 

!!

 

「何!!特務支援課をだと」

 

響の言葉に驚くセルゲイとロイド達だった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

巴里華撃団と特務支援課3 警察からの協力要請後編

「ああ、これから巴里華撃団は響君の指揮下に入るよ」

 

!!

 

大神の言葉に驚く巴里華撃団に隊員達だった。

 

「ありがとうございます。大神さん」

 

 

「それでは、この特務支援を受けて貰えるのか?」

 

「はい受けさせて貰います。特例として」

 

「そうか、それなら足を準備せねばな」

 

「あ、部長さん足はあるのですが、身元保証人として特務支援を貸して貰えますか?」

 

!!

 

「何!!特務支援課をだと」

 

響の言葉に驚くセルゲイとロイド達だった。

 

「ふむ、確かに君の意見ももっともだな。クロスベル警察がこの世界の地理を知らない人物達だけで行動させて目的地に着く前に捕まる事もあるな」

 

「よし特務支援課全員で彼女達をサポートしろ」

 

「「「「了解」」」」

 

「それで部長さん。出発はいつですか?」

 

「ああ、それは・・・今日の昼ミシュラム行きのクルーザーがあるからそれで行って来てくれ」

 

「それだとお金がかかりますが?」

 

「そこは依頼をした警察が払う事になっているから気にしないで欲しい」

 

「おおー気米が良いですねセルゲイ部長。ありがとうございます」

 

「何勘違いしている?ランディあくまで警察が出すのは彼女達のお金だけだ」

 

「彼女達の要請で行く特務支援課は自腹だ」

 

「ええーーそんなケチな事言わないで下さいよ」

 

「うるさいぞランディ」

 

「さっさとお前達も準備しろ」

 

その後響と巴里華撃団は、特務支援課の準備が出来るまで謎の怪物の事を話していた。

 

「響君ミシュラムに出た怪物は・・・やはり」

 

「ええ、恐らくメガビョーゲンの事と思います」

 

「何で言いきれるんだい?」

 

「それは・・・」

 

 

「たくっ何であんたがついて来るのよ」

 

「情報提供者の義務だよ」

 

「そんな義務聞いた事無いわよ」

 

「別に良いじゃん。私も特殊遊撃部隊に入ってるんだし」

 

「あはは、シャーリィーちゃん良いの?特務支援課もこの件に関わって来るけど」

 

「ああ、その時はその装置を貸して響」

 

「成程ちゃんと考えてるんだね」

 

「当然よ」

 

「あの時に出たのが、降魔とノイズでした。もし同じ者が出たのなら、特務支援課の部長さんが謎の怪物と言わないと思いますよ」

 

「成程」

 

「そう言われたらそうだね。それにミシュラムにエステルさん達がいるならのどかちゃん達がいるからある程度は大丈夫かな?」

 

「ええ、私もそこは心配はしてないんですけどね」

 

「そうか、のどかちゃん達の正体を巴里華撃団隊員達が知らない事による騒ぎを気にしてるんだね」

 

「ええ、それもありますがワイズマンやイシュメルガとデボネアによる邪魔があると思うと」

 

「確かに」

 

「帝国華撃団参上!!」

 

 

「ふっふっふ、来ましたね帝国華撃団」

 

 

!!

 

「大神さん見てください。火車の後ろにメガビョーゲンと少年がいます」

 

「何だと!!」

 

大神はさくらの言葉を聞いて驚いていた。

 

 

「火車何故お前の後ろにメガビョーゲンがいるんだ」

 

 

「さて、何故でしょうね」

 

「あの時のように少年がいなければ、ミシュラムに現れたのはワイズマンのメガビョーゲンと考えるのが妥当だろうな」

 

「やはりそうですよね」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

レイと直哉1

「あの時のように少年がいなければ、ミシュラムに現れたのはワイズマンのメガビョーゲンと考えるのが妥当だろうな」

 

「やはりそうですよね」

 

「とりあえず直哉君にゼムリア大陸で起こってる事を連絡したらどうだい?」

 

「まだ特務支援課の準備がまだ終わりそうにないし」

 

「・・・そうですね」

 

そして響は直哉に連絡を取った。

 

その頃管理者の神殿に来ている直哉達は・・・

 

「直哉ゼムリア大陸の状況はどうだ?」

 

「・・・はあーーー」

 

「一体どうしてそんな事になったんですか?」

 

「それがエリカさんの能力が発生したらしくそれで簡易ゲートを使い、ゼムリア大陸に行ったらどこかの塔の中で、特務支援課の人と忍者の恰好をしていた人との戦いに割り込んだ形になって・・・」

 

「成程それでのどかさん達は特務支援課の人達とは別行動なんですか?」

 

「うん、私達はクローゼさんと一緒にいるよ。特務支援課と一緒に行ったのは巴里華撃団の皆さんと響さんだよ」

 

「わかりました。のどかさん予定されていた場所とは違いますが、仕方がありませんのどかさん達はエステルさんとヨシュアさんと合流して下さい。そして巴里華撃団の皆さんの事ですから特務支援課に協力すると言い出すと思うので、響さんと定期的に連絡を取ってください」

 

「わかったよ直哉君」

 

そして直哉はのどかとの通信を切るのだった。

 

「ええ、その報告を受けた後気になったのでゼムリア大陸にいるのどかさん達を見たら・・・」

「成程彼女が動き出したの?」

 

「巴里ではこの時だけの出現でしたけど」

 

「そうなのね。それで確認だけどのどか達は私達と行動を共にするのね。巴里華撃団の異世界旅行期間が終わるまで」

 

「そうです」

 

「ある意味助かったわ。今私とヨシュアで受けた依頼書に大地を赤黒くする謎の怪物がある場所で現れているそうなのよ」

 

「「「「ええー」」」」

 

「その場所が保養地ミシュラムと言う場所なんだ。この依頼書の状況が正しいのならメガビョーゲンの可能性が高い」

 

「そう言う事だからプリキュアとの力を貸して」

 

「「「「わかりました」」」」

 

「どうやらワイズマンのメガビョーゲンが現れたようですね」

 

「成程、奴がついに動いたと見るべきか?」

 

「そうみて良いと思いますが、僕自身ワイズマン以外の存在がメガビョーゲンを使っている可能性も考えています」

 

「ふむ、そう言う可能性もあるか」

 

「ええ、ミシュラムと言う地域に現れたのがメガビョーゲンに似せた別の存在かも知れないですね」

 

「どちらにしろあのメガビョーゲンはのどか達に任せるのか?」

 

「ええ、そのつもりですけど、クロスベル警察が動いてるみたいですね」

 

「何!!それはどういう事だ」

 

「ふーん旅行者ねえ。まあいいやすまんがここに立花響と言う人物はいるか?」

 

「はい、私が立花響ですけど」

そう言って響が、セルゲイの前に出る。

 

「君が立花響か、若いな」

 

「クロスベル警察から君への特務支援を要請する」

 

「「「「ええー」」」」

 

「なんすかそれは?」

 

「そうですよ部長彼女に、特務支援は無理ですよ」

 

「そうか?彼女の強さはお前達以上と思うぞ」

 

「まあ俺も直接会うまで信じれなかったが」

 

「特務支援ですか一体どういう経緯で私にクロスベル警察が依頼を?」

 

「ああ、クロスベル警察は以前アルモリカ村で特務支援課が遭遇した怪物の事を完全に信用して無かったが事情が変わってな」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

レイと直哉2 響からの通信

「クロスベル警察から君への特務支援を要請する」

 

「「「「ええー」」」」

 

「なんすかそれは?」

 

「そうですよ部長彼女に、特務支援は無理ですよ」

 

「そうか?彼女の強さはお前達以上と思うぞ」

 

「まあ俺も直接会うまで信じれなかったが」

 

「特務支援ですか一体どういう経緯で私にクロスベル警察が依頼を?」

 

「ああ、クロスベル警察は以前アルモリカ村で特務支援課が遭遇した怪物の事を完全に信用して無かったが事情が変わってな」

 

「ふむクロスベル警察も降魔やノイズを倒した人物に協力要請をしたか」

 

「どうやらそのようですね」

 

その時直哉に響から通信が来た。

 

「ああ、直哉君少しいいかな?」

 

「どうしました響さん?」

 

「あのね私、クロスベル警察から依頼されたんだけど良いかな?」

 

「良いですよただこちらでミシュラムと言う場所に現れたと言うメガビョーゲンの正体を考えてみたのですが」

 

「どうやらワイズマンのメガビョーゲンが現れたようですね」

 

「成程、奴がついに動いたと見るべきか?」

 

「そうみて良いと思いますが、僕自身ワイズマン以外の存在がメガビョーゲンを使っている可能性も考えています」

 

「ふむ、そう言う可能性もあるか」

 

「ええ、ミシュラムと言う地域に現れたのがメガビョーゲンに似せた別の存在かも知れないですね」

 

「どちらにしろあのメガビョーゲンはのどか達に任せるのか?」

 

「ええ、そのつもりですけど、クロスベル警察が動いてるみたいですね」

 

「そう言う見解を僕は考えていますけどね」

 

「成程ね、直哉君は事前にのどかちゃん達の方でクロスベル警察が遊撃手協会と協力するのは知ってたんだね」

 

「いえあくまで共同作戦を要請したと言う段階までで、その後に響さんサイドを見たらそう言う要請を受けてたのが見えたので」

 

「成程ね」

 

「それで響さん達は今何してるんです?」

 

「私達はクロスベル警察が私達をミシュラムと言う場所に連れて行く為の準備が終わるのを待ってるんだよ」

 

「そうなんですね。あ、響さん特務支援課の人達も行くのなら響さんがオークション会場となる場所の調査を依頼して下さい」

 

「ええーーいいの?」

 

「良いですよ。先程も言いましたが今回のメガビョーゲンの出現に関して原作世界のビョーゲンズや、融合世界のビョーゲンズの動きがほぼ無いのでもしかしたらオークションに警察が来れないようにしてる可能性があります」

 

「もしかすると今のメガビョーゲンの騒動中にオークションが行われる可能性もありますよ」

 

「確かにそう言う可能性もあるかもね」

 

「とりあえず響さんこの仮説が正しいかわかりませんが、クロスベル警察に聞いてください。謎の怪物が出現し始めた時期と、クロスベル警察が追っているオークションとの関連を」

 

「わかった」

 

「響さんが時間を稼いでる間にのどかさん達に怪物の正体について探って貰います。そしてのどかさん達から聞いて響さんとクロスベル警察がオークション会場に乗り込んでください」

 

「僕の想像が本当なら出すけど」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

エステル達からの通信

「とりあえず響さんこの仮説が正しいかわかりませんが、クロスベル警察に聞いてください。謎の怪物が出現し始めた時期と、クロスベル警察が追っているオークションとの関連を」

 

「わかった」

 

「響さんが時間を稼いでる間にのどかさん達に怪物の正体について探って貰います。そしてのどかさん達から聞いて響さんとクロスベル警察がオークション会場に乗り込んでください」

 

「僕の想像が本当ならですけど」

 

ビービービービー

 

その時直哉が持つもう1つの通信機が鳴った。

 

「あ、響さんのどかさん達からの通信なのでそのまま切らずにいて下さい

 

「うん」

 

「はい直哉です」

 

「直哉エステルだけど報告良いかしら」

 

「構いませんよエステルさん」

 

「ミシュラムに出る怪物はメガビョーゲンではなかったわ。強いて言うなら降魔の張りぼてのようなものだったわ」

 

「成程、そう言う事ですか」

 

「つまりビョーゲンズや、ワイズマンは間よは見られなかったんですね?」

 

「ええ、ただクロスベル警察がマークしているマフィアが動きを見せてるわね」

 

「成程今ミシュラムで起きている謎の怪物の騒動はマフィアによる行動を隠す為の物と考えて良いですね?」

 

「ええ、そう考えて良いと思うわ」

 

「わかりました。そう言う事なら一度エステルさん達はのどかさん達を連れて管理者の神殿に戻って来て下さい」

 

「ええ、わかったけどクロスベル警察との協力作戦をする意味が無くなったけど」

 

「ああ、それは僕の方から響さんに伝えて貰うので」

 

「ああ、確か響が特務支援課と行動してるんだったわね」

 

「響さんと巴里華撃団がですね」

 

「マフィア関連にプリキュアの事を知られるのは後々のイベントに支障が出るかも知れないので」

 

「うん確かにそうね、いろんな意味でのどか達が狙われるのは避けたいわね」

 

「そう言う事でエステルさんお願いしますね」

 

「わかったわ」

 

そして直哉はエステルとの通信を切った。

 

「聞いてましたか響さん?」

 

「うん聞いてたよ。まさか張りぼての降魔だったとは」

 

「ええ、恐らくアルモリカ村にいた人が話していたのを聞いたマフィアが実験をしていた時にたまたま見た人が遊撃手協会とクロスベル警察に連絡をしたと言う事だと思いますよ」

 

「成程ね、確かに謎の怪物となれば張りぼてと知られなければ警察も動けないね。安易的には」

 

「そうですね、ただマフィアにとってエステルさんとヨシュアさんが先行してミシュラムにいた事でしょうね」

 

「そうだね、まあ特務支援課クロスベル警察にとっては、今の情報のがありがたいかもだけど」

 

「まあ、そうでしょうね響さん。とりあえず巴里華撃団の異世界旅行は、オークション会場で特務支援課がキーアちゃんを助けるまで続けて下さい」

 

「うんわかったよ。直哉君」

 

「そしてそれが終わり次第巴里華撃団の皆さんを、融合世界のすこやか市に連れて来て下さい。エステルさんと戻って来るのどかさん達をすこやか市に連れて行くので」

 

「うん了解」

 

そして直哉は響との通信を切ると、エステルと共にのどか達が管理者の神殿に戻って来た。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

管理者の神殿に戻って来たのどか達

管理者の神殿会議室・・・

 

「「「「ただいま直哉君」」」戻りました直哉」

 

「お疲れ様です皆さん」

 

「直哉君どうして私達を戻したの?」

 

ちゆが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・ひなたさんに先行して伝えた事が起きそうなので」

 

「え、あれが?直哉っち」

 

「はい」

 

 

「ねえ直哉っち本当にここであってるの」

 

「ええ、シャーリィーさん達の情報ではこの鉱山街で起きている事件の調査に動き出すとの報告がありましたから近い内に来ると思いますよ」

 

「それなら良いんだけど、直哉っちなんで、のどかっちじゃなく私を選んだの?」

 

「深い意味は無いですけど、今回のゼムリア大陸の物語の前半にワイズマンによる改変が起きた場合2人の響さんとエステルさん達とひなたさんが重要な役割をすると思ってるので」

 

「「ええ――」ニャンだと――」

 

直哉の言葉に驚くひなたとニャトランだった。

 

「実はですね、先程寝てたらクロスベルに起きる未来が見えて、キーアと言う少女がいたので、その子が寂しいくない様にひなたさんの明るさが必要だと考えたので」

 

「「成程」ニャン」

 

「その未来が起きてもその前に、ワイズマンの介入が強すぎて僕達は一度ゼムリア大陸から離れる事になるかもしれませんけどね」

 

「さてもうすぐ夕食の時間ですからのどかさん達と合流しましょうか」

 

「了解」

 

そして直哉とひなたは宿に戻った。

 

「そう言う事なら、キーアちゃんが特務支援課と出会うんだ」

 

「そうですよひなたさん」

 

「それじゃあ響さんや巴里華撃団の皆さんは?」

 

「それは・・・」

 

「うん聞いてたよ。まさか張りぼての降魔だったとは」

 

「ええ、恐らくアルモリカ村にいた人が話していたのを聞いたマフィアが実験をしていた時にたまたま見た人が遊撃手協会とクロスベル警察に連絡をしたと言う事だと思いますよ」

 

「成程ね、確かに謎の怪物となれば張りぼてと知られなければ警察も動けないね。安易的には」

 

「そうですね、ただマフィアにとってエステルさんとヨシュアさんが先行してミシュラムにいた事でしょうね」

 

「そうだね、まあ特務支援課クロスベル警察にとっては、今の情報のがありがたいかもだけど」

 

「まあ、そうでしょうね響さん。とりあえず巴里華撃団の異世界旅行は、オークション会場で特務支援課がキーアちゃんを助けるまで続けて下さい」

 

「うんわかったよ。直哉君」

 

「そしてそれが終わり次第巴里華撃団の皆さんを、融合世界のすこやか市に連れて来て下さい。エステルさんと戻って来るのどかさん達をすこやか市に連れて行くので」

 

「うん了解」

 

「「「ええーー」」」

 

「響さん達特務支援課の人達と行動してたからなの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「それも理由としてありますが、巴里華撃団の皆さんが手伝いたいと言う可能性があったので、なら最初から許可した方が良いと思ったので」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第14章 第2部 2つのすこやか市に編
これからの行動について10 すこやか市に戻った後


「それで直哉君これから私達はどうするの?」

 

「それはですね」

 

 

「まあ、そうでしょうね響さん。とりあえず巴里華撃団の異世界旅行は、オークション会場で特務支援課がキーアちゃんを助けるまで続けて下さい」

 

「うんわかったよ。直哉君」

 

「そしてそれが終わり次第巴里華撃団の皆さんを、融合世界のすこやか市に連れて来て下さい。エステルさんと戻って来るのどかさん達をすこやか市に連れて行くので」

 

「うん了解」

 

「そう言う事なので皆さんはこれからすこやか市に戻りますよ」

 

「「「「ええーーいいの?」」」

 

「はい」

 

「恐らく落ち着いて巴里華撃団の皆さんの事と、特殊遊撃部隊の今後について話せる場所としては現状中心世界とすこやか市のどちらかしかないんですよね」

 

「「「確かに」」」

 

「それに融合世界に新たな人物だけがやって来る夢を自分が見たので、新たな混乱になる出来事が起きるかも知れません」

 

「「ええーー」」

 

「直哉君人物だけが融合世界にくる夢を見たの?」

 

「ええ、そうですよのどかさん。経験済みののどかさんならわかりますね」

 

「そう、前の世界で初めてプリキュアとして召喚されたのどかさんと同じ経緯でやって来るかも知れないんですよ」

 

「あくまでも自分の夢なので実際に起きるとは限りませんが、あおぞら市のようなパターンもあり得るので」

 

「「「「確かに」」」」

 

「もしくはプリキュアとは関係のない人物が来るかも知れません。例えば・・・」

 

 

「おい、直哉しっかりしろ面倒な奴は倒されたんだ」

 

「そうよ直哉君後はカルマを倒せば・・・えっ」

 

その時千明は見た。光武F2が炭になる所を」

 

「いやあああ。巴里華撃団の皆が炭になったわ――」

 

「あはは、良いですね。ある程度制限がありますが、触れた物全部を炭に変える能力を持つノイズと言う兵器は」

 

「「「「「「何だと!!触れたら炭にされるだと」」」」」」

 

「一体どうやって倒すんだよ」

 

「安心して下さい皆さん」

 

「「だああああ」」

 

!!

 

「「「何だノイズが消滅していく」」」

 

「まさか、特殊遊撃部隊の奴等めシンフォギア奏者をこちらに連れて来たのか?」

 

「そうだよカルマ私達を貴女が、エキストラプレイヤーとして与えた特権として与えた力で、仲間と合流して、貴女がノイズを使う可能性があったからね」

 

「おのれーーキュアグレースそして紫藤直哉め」

 

「さあ、皆さん後は邪精霊カルマを倒すだけです。ノイズやメガビョーゲンは私達に任せて下さい」

 

「「「「「ああ、任せた」」」」」

 

「あの時に出会った人たちの誰かが融合世界に来るかも知れません」

 

「真宮寺直哉達を除いた他の人達は、もう1つのすこやか市やあおぞら市に来た事がありますからね」

 

「それに、イシュメルガとデボネアが協力していたカルマの存在も本当に消滅したかのね」

 

「確かにそうね」

 

「そう言う夢を見たので、実際に起きるか不透明なので今の内にすこやか市にでのイベントを消化をしようかと思いましてね」

 

「「「「あ、成程」」」」

 

「そう言う事ですので今からすこやか市に戻りますよ」

 

「「「「はーい」」」」

 

そして直哉達は融合世界のすこやか市に戻った。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

もう1つのすこやか市からの連絡

予定では直哉とのどか達だけですこやか市に戻る予定がまなつ達も一緒にすこやか市に戻って3時間後・・・

 

「あっ直哉君今特務支援課の皆さんがキーアちゃんを保護したから巴里華撃団皆さんと一緒に融合世界のすこやか市に行くね」

 

「はいわかりました響さん。ただ僕とのどかさんはもう1つのすこやか市に行かないといけなくなったんですよ」

 

「ええ、どうして」

 

響が直哉に聞く。

 

「皆さんはそう言ってましたよね、もしここで力を借りると言うならあの言葉が嘘になりますよ」

 

!!

 

「大丈夫、皆さんはあのメガビョーゲンに勝てますよ」

 

「何故ならあのメガビョーゲンがバテデモーダの生みの親ですからね」

 

「「「「「「ええーー」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「そう言ってしまった僕のせいなんですけどラビリン達から特訓を手伝ってほしいと言われて」

 

「ああ、そう言う事ね」

 

「まあ、僕自身ももう1人のバテデモーダが現れるのを確認しないといけないですからね」

 

「ああ、それはトワさんの依頼だったやつね」

 

「そうです」

 

 

「いえ、直哉今から貴方1人であおぞら市ともう1つのすこやか市に行ってくれない?」

 

「え、どういう事ですか?」

 

「ええ、あおぞら市に関しては融合世界の関連世界になりたてであんな事に巻き込まれたしね、あくまでもあおぞら市はパトロールみたいな感じで良いわ」

 

「成程確かに、今回のようなケースは初めてですからね」

 

「そして、もう1つのすこやか市の方では、融合世界とのバランスを保つ為にプリキュア・ヒーリング・オアシスだったかしら?」

 

「もう1人ののどか達がその技を習得するまで一緒にいて欲しいのよ」

 

「本来なら獅童光と一緒に各世界を回ってもらうつもりだったからね」

 

「成程、イシュメルガとデボネアの妨害が無ければ、イヨ達の作った世界を見た後に、そう言う流れを予定してたんですね」

 

「ええ、正直ここまでもう1つのすこやか市のイベントを遅れるとは思ってなかったからね」

 

「確かにミラクルヒーリングボトルを手に入れないと向こうのバテデモーダが出て来れないですね」

 

「そうなのよね。直哉とりあえず1人でミラクルヒーリングボトルが出るまででいいから観測して、その後はもう1つのすこやか市のイベントは止めるように連絡するわ」

 

「もう1つのすこやか市の方のイベントと言うかバテデモーダを出現するイベントをしておかないと向こうのキュアアースがいつまでも出て来ませんからね」

 

「ああ、成程」

 

「こちらの世界の場合は、2人共イレギュラーな登場してますからん」

 

「そう言えばそうだったね、直哉君がバテデモーダの宿主だったね」

 

「ええ、不本意ですが」

 

「そんな事言って良いの?」

 

「良いんですよ。事実ですから」

 

「まあいいけどあ、巴里華撃団の皆さんの準備が終わっから切るね」

 

「はいわかりました。それでは僕ものどかさんを連れてもう1つのすこやか市に行きますね」

 

「うんわかったよ直哉君」

 

そして直哉も響との通信を切り、のどかと共にもう1つのすこやか市に向かうのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

もう1つのビョーゲンズにバテデモーダ現る前編

もう1つのビョーゲンキングダムにて・・・

 

「ダルイゼン、シンドイーネ、グワイアル」

 

「「「は、キングビョーゲン様」」」

 

「お前達に会わせたいものがいる」

 

 

「会わせたいやつですか?それは一体」

 

「来いバテデモーダ」

 

「「「なっ」」」

 

キングビョーゲンの言葉にダルイゼン達は驚いていた。

 

 

「ちーす、キングビョーゲン様呼ばれて来ました」

 

 

「来たかパテデモーダ」

 

「「「誰だ。こいつは」」」

 

「ちーすダルイゼンの兄貴」

 

「兄貴?」

 

「シンドイーネの姉御よろしく」

 

「私はあんたの姉御じゃない」

 

 

「グワイアルの兄貴の筋肉凄いですね」

 

「あはは、そうだろ」

 

「これから4人で我の体復活の為に地球を蝕むのだ。いいなお前達」

 

「「「「了解しました。」」」」

 

「手始めにパテデモーダお前の出撃を許す」

 

「わかりました。パテデモーダ行きまーす」

 

その頃直哉達は・・・

 

「それで直哉君。今回私と直哉君が呼ばれたのは何でなの?」

 

「それは具体的には、向こうが言わなかったんですが恐らく以前した模擬戦をして貰いたいんじゃないですかね?」

 

 

「「「はあ、はあ」」」

 

 

原作世界の3人はプリキュアの変身を解除した。

 

 

「皆お疲れ様」

 

「おつかれ」

 

「お疲れラビ」

 

 

「何で、融合世界ののどかっちは疲れてないの?」

 

 

「さては、直哉が疲れない術を使ったんだろ?」

 

 

ニャトランが直哉に聞く。

 

 

「うん、してないよ。僕寝てたし」

 

 

「「「ええーー」」」

 

 

「僕起きてたら、無意識にグレースとラビリンに霊力を送るからね」

 

 

「寝ないと霊力供給を遮断出来ないペン?」

 

 

「うんそうだよ、今回は模擬戦でこちらに制限を付けて3人に宝玉の使い方を教える事が出来るか、融合世界のグレースとラビリンにしてもらったんだ」

 

「成る程、その為に直哉は寝てたんだペン」

 

 

「まあ、原作世界の3人は宝玉の使い戦う事は余り無いと思うけどね」

 

 

「でも、助かったラビいつ融合世界の変異メガビョーゲンが来るかわからないラビ」

 

 

「そうだねラビリン」

 

「「ああ、あの時の模擬戦」ラビ」

 

「ええ、バテデモーダ対策の為じゃないかと思います」

 

「成程ラビ」

 

「そう言えばもう1人の私達は最近パワーアップイベントがあったんだっけ」

 

「そうですね僕はそのイベントをトワの依頼で見てましたから」

 

「さてそろそろあの特訓をした所に行きましょう」

 

そして直哉とのどかは移動を開始した。

 

その頃原作世界ののどか達は・・・

 

「うわあここで特訓するの?」

 

「そうラビ」

 

「特訓と言えば滝に打たれるのではないの?」

 

「後階段でウサギ飛びとか?」

 

「高い所での綱渡りとかじゃあないの」

 

 

「違うラビそんなことしてもチームワークは向上しないラビよ」

 

 

「確かに今ひなた達が言ってた内容は個人での特訓には効果はあるかもニャン」

 

 

「そうラビ以心伝心ラビ)

 

「「「以心伝心?」」」

 

「以心伝心で判れば互いに連携を取りやすくなるペン」

 

「だから以心伝心をやりやすくするためにゲストを呼んだラビ」

 

「「「ええ――ゲストを」」」

 

「そうラビ」

 

そしてラビリン達によってゲストが呼ばれたのだった。

 

「あはは、こんにちは」

 

「「「ええーー」」」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

もう1つのビョーゲンズにバテデモーダ現る中編

「だから以心伝心をやりやすくするためにゲストを呼んだラビ」

 

「「「ええ――ゲストを」」」

 

「そうラビ」

 

そしてラビリン達によってゲストが呼ばれたのだった。

 

「あはは、こんにちは」

 

「「「ええーー」」」

 

「もう1人の私どうしてここに?」

 

「そちらのラビリン達に呼ばれたから来たんだけど・・・成程以心伝心系の特訓かあ」

 

「そう言えばもう1人の私達もしたことあるの?」

 

「あるよ、私達の場合と、もう1人の私達とは以心伝心の特訓の趣旨が違うけどね」

 

「「「どういう事?」」」

 

「もう1人のラビリン以心伝心の特訓をしようとしたのは、あの技が切欠だよね?」

 

のどかが原作世界のラビリンに聞く。

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「そうラビ、3体のメガビョーゲンが出た時の3体目が育っていて一度は負けたラビ」

 

「そうか私達の場合は、そのメガビョーゲンが出た事ないからね」

 

「「「「「「ええーー」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「ああ、そう言えば、融合世界のバテデモーダは、直哉君が宿主だったね」

 

「「「「「あ、そう言えば」」ラビ」ペン」ニャン」

 

原作世界ののどかの言葉に納得する5人だった。

 

「うんそうだよ。だけど直哉君が宿主だから。私達はバテデモーダと戦いずらいんだけどね」

 

「「「どういう事?」」」

 

「これは私達がまなつちゃん達の世界にいた時にバテデモーダ自身が言ってたんだけど」

 

「チースプリキュア」

 

 

 

 

 

!!

 

 

 

 

 

「何でここにバテデモーダがいるの――――」

 

 

 

 

 

のどかの叫びで直哉の自宅にいる全員がその場に集まった。

 

 

 

 

 

「バテデモーダ直哉君に変な事してないよね?」

 

 

 

 

 

「しませんよ宿主さんですし、それに宿主に最悪な事があればおいらも大変な事になりますし」

 

 

 

 

 

「大変な事?」

 

 

 

ちゆが、バテデモーダに聞く。

 

「皆さんはおいらと宿主の関係は知ってますよね?」

 

「おいらと宿主さんの場合不完全な状態で、本来なら完全分裂する筈だったんですけどそれがまだできてないんすよね」

 

「確認だけどいい?」

 

「いいすっよエステルの姉さん」

 

「今貴方を浄化したら直哉も死ぬの?」

 

「ええと、それは高いと思いますよ。ただでさえ宿主は死にかけですし」

 

「じゃあ。直哉が回復した状態では?」

 

「それでも影響はあると思うっす。グワイワルやシンドイ―ネは浄化しても問題はないっすよ何故なら宿主さんから独立してますし」

 

「成る程、ならバテデモーダとダルイゼンは、浄化するとまずいのね宿主さん的に」

 

「そう言う事っすよ。ただおいらも定期的に宿主を助けないといけないんすけど」

 

「そう言われてねまだバテデモーダを浄化すると直哉君が危ないみたいなの」

 

「その関係が崩れてないから、バテデモーダも時には手伝ってくれるんだ」

 

「「「成程」」」

 

「あれ、そう言えばニャトランゲストはもう1人ののどかっちだけ?」

 

「違うニャン直哉も呼んだニャン」

 

「ああ、直哉君なら特訓の趣旨がわかったからちゆちゃんとひなたちゃんを呼びに融合世界に戻ってるよ」

 

「「「ええーー」」」

 

原作世界ののどか達が融合世界ののどかの説明に驚いてると。

 

「クチュン」

 

!!

 

ラテがくしゃみをした。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

もう1つのビョーゲンズにバテデモーダ現る後編

 

「あれ、そう言えばニャトランゲストはもう1人ののどかっちだけ?」

 

「違うニャン直哉も呼んだニャン」

 

「ああ、直哉君なら特訓の趣旨がわかったからちゆちゃんとひなたちゃんを呼びに融合世界に戻ってるよ」

 

「「「ええーー」」」

 

原作世界ののどか達が融合世界ののどかの説明に驚いてると。

 

「クチュン」

 

!!

 

ラテがくしゃみをした。

 

「ラテ」

 

そして原作世界ののどかがラテに聴診器を当てる。

 

「大きい車に積んでいる石さんが泣いてるラテ」

 

「皆行こう」

 

そして原作世界ののどか達はメガビョーゲンが出現した場所に向かった。

 

「見つけたわメガビョーゲンよ」

 

「ラビリン」

 

「皆行くラビ!!」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

 

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

「キュアスパークル!」

 

「ニャン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」

 

3人はプリキュアに変身してメガビョーゲンに攻撃をしたが、何者かに邪魔をされた。

 

「「「きゃあああ」」」

 

「何今誰かに邪魔された?」

 

 

「ちーすおいらビョゲーンズの新人のパテデモーダでーす好きな事は戦う事ッスよろしくプリキュア」

 

 

「「「パテデモーダだってーーラビリン達も知らないビョウゲーンズラビ」ペン」「ニャン」

 

その頃融合世界ののどかは・・・

 

「始まったねラビリン」

 

「そうラビね」

 

「お待たせしましたのどかさん」

 

その時直哉とちゆとひなたがやって来た。

 

「さあ、のどかさん達も念の為に変身して下さい」

 

「「「うん」」」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

「ニャン!」

 

そして融合世界ののどか達もプリキュアに変身をした。

 

「変身したけどこれからどうするの?」

 

グレースが直哉に聞く。

 

「ええ、場合によってグレースさん達に原作世界のバテデモーダを相手をして貰う事になるかも知れないです」

 

「「「ええーー」」」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉の失敗

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

「ニャン!」

 

そして融合世界ののどか達もプリキュアに変身をした。

 

「変身したけどこれからどうするの?」

 

グレースが直哉に聞く。

 

「ええ、場合によってグレースさん達に原作世界のバテデモーダを相手をして貰う事になるかも知れないです」

 

「「「ええーー」」」

 

「「「どういう事?」」」

 

「つまりですね。本来は今原作世界のグレースさん達が戦っているメガビョーゲンよりバテデモーダが率先して戦って行くんです。そして浄化に成功するんですが」

 

「もしかすると原作世界のグレースさん達ヒーリング・オアシスを撃てないかも知れないんです。僕が原作世界のラビリン達の要望でこちらに来たからですね」

 

「つまり直哉君と私が原作世界のバテデモーダと会う前に来た事で、3人の心が揃わないからヒーリング・オアシスが出来ないと言う事?」

 

「ええ、そう言う事です。ただでさえ本来の流れでも、ひなたさんがバテデモーダを怖がっていたので」

 

「あ、確かに・・・それでプリキュアをやめるかもと言う話になるんだったね」

 

「はい出来ればその流れになるようにしたいんですがここで原作世界のグレースさん達が勝てないとそれはそれで困るので物語がそういう形で終わるのは」

 

「「「それは確かに」」」

 

「まあ、原作世界のグレースさん達が、ヒーリング・オアシスを撃てれば問題は無いんですけどね」

 

「その辺の所は僕がバテデモーダの宿主となった事でかなり変わったですからね」

 

「確かにそうね。そのおかげでひなたが辞めるとは言わなかったからどちらが良いのかわからないわね」

 

「どちらにしろ3人はこちらの世界のグレースさん達の戦いを見ていて下さい」

 

「「「了解」」」

 

その頃原作世界のキュアグレース達は・・・

 

「「「きゃあああ」」」

 

「あらあらもう終わりですか?終わりなら地球は病気になるだけですよ」

 

バテデモーダがそう言うと什器型メガビョーゲンが地球を蝕む。

 

「このままじゃ・・・」

 

「「グレース」」

 

「フォンテーヌとスパークル」

 

「おっまだやるすっか良いすっよ」

 

「久しぶりにこちらの世界に来てみれば、こちらの世界にバテデモーダが生まれましたか」

 

!!

 

「「「ワイズマン」」」

 

「ああ、久しぶりですねプリキュア・・・と言ってもこちらの世界のですね」

 

 

その時、原作世界のバテデモーダとキュアグレース達の前にワイズマンが姿を見せた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

再び姿を見せたワイズマン

「このままじゃ・・・」

 

「「グレース」」

 

「フォンテーヌとスパークル」

 

「おっまだやるすっか良いすっよ」

 

「久しぶりにこちらの世界に来てみれば、こちらの世界にバテデモーダが生まれましたか」

 

!!

 

「「「ワイズマン」」」

 

「ああ、久しぶりですねプリキュア・・・と言ってもこちらの世界のですね」

 

 

その時、原作世界のバテデモーダとキュアグレース達の前にワイズマンが姿を見せた。

 

「何すかこいつは?戦ったら浄化させらそうなくらいにヤバい奴は」

 

「ふふ、久しぶりだな3人のプリキュア。ここにバテデモーダがいる以上4人目のプリキュアが現れるのももうすぐかな?」

 

「「「ワイズマンどうしてここに?」」」

 

「何君達に伝言を頼みたいのさ」

 

「伝言をですって」

 

「そうさ、キュアフォンテーヌ。伝言を伝える相手は、紫藤直哉だがね」

 

「だったら早く言いなさいよ」

 

「相変わらずせっかちだなキュアスパークル」

 

「うるさい」

 

「まあ、良いだろう紫藤直哉に伝えたい事は、君達の世界にした事を新たに見つけ世界を対象として私は動き出したとな」

 

!!

 

「「「それはつまり」」」

 

ワイズマンはそう言って消えた。

 

その頃融合世界のキュアグレース達は・・・

 

「「「ええーー嘘――」」」

 

「ちょ、何でワイズマンがいるのここに?」

 

「知るかよれも知りたいくらいだぜ」

 

スパークルとニャトランが言う。

 

「ちょっと静かにするペン」

 

「何君達に伝言を頼みたいのさ」

 

「伝言をですって」

 

「そうさ、キュアフォンテーヌ。伝言を伝える相手は、紫藤直哉だがね」

 

「だったら早く言いなさいよ」

 

「相変わらずせっかちだなキュアスパークル」

 

「うるさい」

 

「まあ、良いだろう紫藤直哉に伝えたい事は、君達の世界にした事を新たに見つけ世界を対象として私は動き出したとな」

 

!!

 

「本当にワイズマンがもう1つのすこやか市と同じ事をする気なの?」

 

「グレース直哉の夢はこの事の暗示だったんじゃ」

 

「うん私もそう思ったよラビリン」

 

そしてグレースが思い出す。

 

 

「恐らく落ち着いて巴里華撃団の皆さんの事と、特殊遊撃部隊の今後について話せる場所としては現状中心世界とすこやか市のどちらかしかないんですよね」

 

「「「確かに」」」

 

「それに融合世界に新たな人物だけがやって来る夢を自分が見たので、新たな混乱になる出来事が起きるかも知れません」

 

「「ええーー」」

 

「直哉君人物だけが融合世界にくる夢を見たの?」

 

「ええ、そうですよのどかさん。経験済みののどかさんならわかりますね」

 

「そう、前の世界で初めてプリキュアとして召喚されたのどかさんと同じ経緯でやって来るかも知れないんですよ」

 

「恐らくワイズマンはまなつちゃん達とは異なるプリキュアがいる世界を見つけたんだと思う」

 

「やっぱりラビ」

 

「少なくともこの件は、私達からではなく原作世界のグレース達から直哉君に伝えて貰おうね」

 

「その方が良いわね」

 

「あ、直哉っちの心配はないみたいだよ」

 

ワイズマンの乱入の混乱で止まっていた戦いは・・・

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

 

「「届け!」」

 

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「「「お大事に」」」

 

メガビョーゲンが浄化されて、バテデモーダはそのまま撤退した。

 

その後原作世界のグレース達は、直哉に報告する為に戻った。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

報告を受ける紫藤直哉1

原作世界の花寺家ののどかの部屋にて・・・

 

バテデモーダの襲来から翌日直哉は再びのどかに呼ばれのどかの部屋で聞いていた。

 

「ええーーワイズマンが姿を見せたんですか?バテデモーダと達と戦いをしてる時に」

 

「うんそうだよ。直哉君」

 

そしてのどかが直哉にその時のこと話す。

 

「久しぶりにこちらの世界に来てみれば、こちらの世界にバテデモーダが生まれましたか」

 

!!

 

「「「ワイズマン」」」

 

「ああ、久しぶりですねプリキュア・・・と言ってもこちらの世界のですね」

 

 

その時、原作世界のバテデモーダとキュアグレース達の前にワイズマンが姿を見せた。

 

「何すかこいつは?戦ったら浄化させらそうなくらいにヤバい奴は」

 

「ふふ、久しぶりだな3人のプリキュア。ここにバテデモーダがいる以上4人目のプリキュアが現れるのももうすぐかな?」

 

「「「ワイズマンどうしてここに?」」」

 

「何君達に伝言を頼みたいのさ」

 

「伝言をですって」

 

「そうさ、キュアフォンテーヌ。伝言を伝える相手は、紫藤直哉だがね」

 

「だったら早く言いなさいよ」

 

「相変わらずせっかちだなキュアスパークル」

 

「うるさい」

 

「まあ、良いだろう紫藤直哉に伝えたい事は、君達の世界にした事を新たに見つけ世界を対象として私は動き出したとな」

 

!!

 

「「「それはつまり」」」

 

「成程それは17番目のプリキュアの世界をワイズマンが見つけたと言う事でしょうね」

 

「ええーー」

 

「元々ワイズマンは融合世界のキュアグレース達に興味を持ち、そのせいでのどかさん達に迷惑をかけてしまいましたが」

 

「その結果ワイズマンがブルーを使い16番目のプリキュアを融合世界との繋がりを持たせ、まなつちゃん達を手に入れ研究をするつもりだったのではないかと思います」

 

「成程」

 

「それが出来なかったからまた違うプリキュアを探しているラビ?」

 

「ワイズマンとしてはプリキュアの力を取り込みたいんじゃないかな?」

 

「「力を取り込む?」ラビ」

 

「ええ、これから言う事はあくまで憶測ですが」

 

 

「言った通りだろう?私の作ったメガビョーゲンは特殊だと、私的にこの世界を蝕む義理はないが、やれメガビョーゲン」

 

 

「メガビョーゲン」

 

 

そしてワイズマンの命令聞いたメガビョーゲンは地球を蝕みだした。

 

「いったいどうなってるんだ、あのメガビョーゲンは?」

 

「あの時自分が呼び寄せたもう1つのすこやか市でビョーゲンズの力を得た自分がヒーリングガーデンの力を得る事が出来るのかを知る為に召喚された可能性があります」

 

「成程ヒーリングガーデン場合は心にキュンとする相手じゃないと無理だから諦めたんだね」

 

「恐らくは、そしてまなつちゃん達の世界では自分は動かないでブルーを使って調べたようですね」

 

「そうなんだ」

 

「ですので僕自身もここでワイズマンが動くとは思ってませんでしたから」

 

「それに今回はワイズマンがプリキュアの世界やそれ以外の世界を融合世界に召喚されるまで僕達は動けませんから」

 

「ああ、まなつちゃん達の世界に行った時と状況が違うの?」

 

「ええ、そうです」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

報告を受ける紫藤直哉2

「それに今回はワイズマンがプリキュアの世界やそれ以外の世界を融合世界に召喚されるまで僕達は動けませんから」

 

「ああ、まなつちゃん達の世界に行った時と状況が違うの?」

 

「ええ、そうです」

 

「今の僕達には正直ワイズマンだけを追う余力はありませんから。行けてゼムリア大陸までですね」

 

それに最近融合世界の内部に新たな世界が動き出しましたからね」

 

「「ええーーそうなの?」ラビ」

 

「そうなんですよ。と言っても試験的に作られた世界なのでトワやレイがその世界を残すかはわかりませんが、ワイズマンが再び動かした今となっては、時を封印したままずっとそのままかもですが」

 

「そうか、ワイズマンにその世界の技術を使われないようにする為ね」

 

「ええ、そうですけどいつまで欺けるかが問題ですね」

 

「何せワイズマンは過去の世界にも来た事がありますから」

 

「「ええーー」ラビ」

 

そして直哉が話し出す。

 

「ふふ、流石だな花寺のどか守護者としての進化が、君をそこまで強くしたのかな?」

 

 

そしてワイズマンが姿を現した。

 

 

「その理由を貴方に言う必要あるとは思いませんよ」

 

 

「そうだろうな。花寺のどか君が私の計画を知るように、私も君達が子にいる理由を知ってるがな」

 

 

「「えー―のどかちゃんワイズマンの計画を」」

 

響とさくらがワイズマンの説明に驚いていた。

 

 

「それで私達の前に現れた理由は何ですか?」

 

 

「何私も君達に協力してやろうと思ってね」

 

 

「貴方が私達に協力なんて・・・まさかここに来る前に会った紫藤直哉さんに何かしたんですか?」

 

 

「後は自分の目で見るんだな。これはもう一つの試作段階の機体だがな」

 

 

「いでよノイズ霊子甲冑メガ桜天武」

 

 

!!

 

ワイズマンの言葉が響いた時響達の前にメガ桜天武が現れた。

 

「気を付けたまえよメガ桜天武の中には彼が乗っていてなおかつこの機体は試作機と言うことで、この機体にはノイズと同じ機能がついている」

 

 

!!

 

 

「それってもしかして時間経過によるノイズ自身の自動炭化機能?」

 

 

「そういう事だよ。立花響」

 

 

「ちなみにメガ桜天武起動後15分後に自動炭化機能が作動を始める」

 

「つまり私達が15分以内にノイズ霊子甲冑メガ桜天武を浄化すればいいですね」

 

「「「「なっ貴様が降魔を」」」

 

 

「この降魔は特殊でな、いけ降魔よ米田健二達の機体双武二式と融合しろ」

 

 

!!

 

「何だとワイズマン俺を即裏切るのか?」

 

 

「何を言ってる。米田健二お前は私の実験に付き合うのだろう?」

 

 

「何だと」

 

「私の実験はこの特殊降魔と霊子甲冑の融合生物を作る事なのだよ」

 

 

「うおおおお」

 

 

そして米田健二と、真宮寺桜花が乗る双武二式は、特殊降魔に取り込まれた。

 

 

そして降魔甲冑が誕生した。

 

 

「「「「「なっ」」」」」

 

 

「なんて禍々しい力なの?」

 

 

「ふむ、やはり降魔の力と人間の霊力との相性がいいな。やはり同じ世界に存在するものがいいのか?」

 

「まあいい、私の知りたい過程は知れた後の処理は頼むぞ守護者達と紫藤直哉と真宮寺さくらよ」

 

 

そう言ってワイズマンは消えた。

 

「と言う感じで堂々とやって来てましたから」

 

「「ええーー」ラビ」

 

「さてと僕は一度融合世界の方に戻りますね」

 

「あ、うんわかったよ直哉君」

 

そして直哉は原作世界のののどかの部屋で簡易ゲートを使い融合世界のすこやか市に戻った。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

巴里華撃団すこやか市に到着する前編

「ただいま」

 

「「お帰り直哉君」直哉っち」

 

「あ、ひなたさんもいたんですね」

 

「うん巴里華撃団の皆さんがちゆっちの家の旅館に宿泊を始めたからね」

 

「ああ、響さん達が戻ってきましたか」

 

「うん何故か私の家に最初に来たんだよ。直哉っち」

 

「恐らく旅館のお客様のチェック員の時間より早く来たんじゃないですかね?」

 

「その為コクリコさんが動物との関係で異世界の動物を見たかったんじゃないかと思いますよ」

 

「成程そう言う理由だったんだ」

 

「直哉君もう1人の私達バテデモーダを撤退出来たの?」

 

「もう1人ののどかさんが言ってましたけど・・・」

 

「何すかこいつは?戦ったら浄化させらそうなくらいにヤバい奴は」

 

「ふふ、久しぶりだな3人のプリキュア。ここにバテデモーダがいる以上4人目のプリキュアが現れるのももうすぐかな?」

 

「「「ワイズマンどうしてここに?」」」

 

「何君達に伝言を頼みたいのさ」

 

「伝言をですって」

 

「そうさ、キュアフォンテーヌ。伝言を伝える相手は、紫藤直哉だがね」

 

「だったら早く言いなさいよ」

 

「相変わらずせっかちだなキュアスパークル」

 

「うるさい」

 

「まあ、良いだろう紫藤直哉に伝えたい事は、君達の世界にした事を新たに見つけ世界を対象として私は動き出したとな」

 

!!

 

「ワイズマンはの登場により3人の気持ちが重なり「ヒーリング・オアシスを撃てたらしいです」

 

「「そうなんだ・・・よくないよワイズマンが新しい世界を見つけて融合世界に引き込むの?」」

 

「どうやらそのようですね。僕は放置しますけど」

 

「「ええーーいいの?」」

 

「はい」

 

「恐らくは、そしてまなつちゃん達の世界では自分は動かないでブルーを使って調べたようですね」

 

「そうなんだ」

 

「ですので僕自身もここでワイズマンが動くとは思ってませんでしたから」

 

「それに今回はワイズマンがプリキュアの世界やそれ以外の世界を融合世界に召喚されるまで僕達は動けませんから」

 

「ああ、まなつちゃん達の世界に行った時と状況が違うの?」

 

「ええ、そうです」

 

「もし新たな世界が、まなつちゃん達の世界同様17番目のプリキュアの世界の場合僕はあの時のようになるのでそんなリスクをかけてまでワイズマンに付き合えませんよ」

 

「「確かに」」

 

「「「「「「うわあああ。力が抜ける」」」」」」

 

そして真宮寺直哉達はヤラネーダによってやる気を奪われた。

 

「何だあの怪物は」

 

ベガも突然現れたヤラネーダに驚いていた。

 

「直哉君どうする?」

 

「グレースさん。この人の相手を1人で出来ますか?」

 

「正直あの人も、本気じゃないから何とか出来てるだけど」

 

「直哉君がそう聞くと言う事は、神山さん達とサマー達をヤラネーダの方にやるんだね」

 

「はい」

 

そしてグレースは神山に伝えサマー達に合流した。

 

「さて貴方は私との勝負を続けますか?」

 

「・・・いや今回はこれまでにしよう。流石はエキストラプレイヤーとエキストラステージだけの事はある。まさかこのような手段で奴等を無力化するとはな」

 

そう言いながらベガと残った降魔は撤退した。

 

 

「「「ええーー」」」

 

「ラビリンどういう事?何で変身したの」

 

「いいラビ3人共今この世界はいろんな意味で混乱してるラビ、それはわかるラビね」

 

「「「うん」」ええ」

 

「今までの混乱だったらまだ飛鳥達や特殊遊撃部隊としては想定内だったと思うペン」

 

「だが今回は俺達に飛鳥が言ったんだろ?」真宮寺直哉達に近づくなってニャン」

 

「うんそうだよ」

 

グレースがそう言う。

 

「飛鳥がそう言う事言うのはある意味この世界が危ないから言ってるのかも知れないニャン」

 

「「「ええーー」」」

 

「それに融合世界も危ないかもしれないラビ」

 

「ああ、そうかこのまま過去の7人世界の人達が融合世界の関係している世界にいたら・・・」

 

「「まさか融合世界そのものが消えるかも知れないのね」消えるの」

 

「あくまでも可能性があると言うだけペン。もしかしたら僕達の世界や16番目のプリキュアの世界は何も影響はないかもだけどペン」

 

「・・・駄目だよそんなの駄目だよ」

 

「確かに私達が融合世界と言う世界に触れて、私達の未来を知ったりしたけど、特殊遊撃部隊の人は悪影響が出ないようにしてくれたよね」

 

「「「「「それは」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「全部が元通りには出来ない部分はあるけど、それでもいろんな協力してくれたのは事実だよね」

 

「だったらもうすぐ飛鳥ちゃん達がこちらの世界に来てくれるから私達も融合世界の為に、私はしたい」

 

「僕がそう言った理由として、あの事件とイヨとヒミコが作った世界が動き出した事で遠出が出来ないんですよ」

 

「「成程」」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

巴里華撃団すこやか市に到着する中編

「それに巴里華撃団の皆さんもこちらに来てるので特殊遊撃部隊としては離れる事は出来ませんし」

 

「そうか」

 

「それにもしワイズマンが17番目のプリキュアの世界を見つけて融合世界に持って来たとしても、ワイズマンがプリキュアの力を手に入れる事は難しいと思いますよ」

 

「その理由としては、変身アイテムや妖精に認められた人しかプリキュアになれないようですし」

 

「「そうなんだ」」

 

「ええ、そうですねただ最近はほぼ無いのですが、悪のプリキュアと言う者達も存在するケースもあるようですね」

 

「「ええーー」」

 

のどかとひなたが直哉の言葉に驚く。

 

「悪のプリキュアは物語の中で、倒されているので僕達が出会う事は無いと思いますよ」

 

「「それならよかったよ」」

 

「さて、そろそろ行きましょうか?大神さんに会いに」

 

「そうだね直哉君」

 

「私も行くよ」

 

そして直哉とのどかとひなたは大神さんに会う為に旅館沢泉に向かうのだった。

 

その頃沢泉では・・・

 

「ごめんねまなつちゃん達急に手伝って貰って」

 

「いえ、気にしないで下さい響さん私達もこの旅館に泊まっていますから」

 

「そうですよ。今回はさくらさんさん達と同じ時代ですから大丈夫です」

 

「そう言えばみのりさん達は、天宮さくらさん達を知ってるんだったね」

 

「ええ、そうですよ響さん」

 

でもあれから時間が経ったがあおぞら市は大丈夫なのか?」

 

「それは大丈夫と思うわ。実際あんな事があってもカニがちょっかいだした程度ですんでいるし」

 

「今回こそやる気を貰うぜ」

 

「「「「させないラメール」」」」

 

「ええ」

 

「任せなさい全部取り返してあげるわ」

 

「オーライ」

 

 

「マーメイドアクアポットサーチ」

 

「全部赤」

 

「やる気パワーカムバック」

 

そしてパン型ヤラネーダによって奪われていたやる気をラメールが、アクアポットを使って、パン型ヤラネーダから奪い返した。

 

「行くよ皆」

 

「「「「うん」」ああ」良いわよ」

 

「プリキュア!くるくるラメールストリーム!」

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

「「「「「ビクトリー!」」」」」

 

そしてパン型ヤラネーダはキュアサマー達により浄化された。

 

「「「「確かに」」」」

 

「ふーんそれってあとまわしの魔女が後回しにしてるからじゃないのかな?」

 

「私はまなつちゃん達の世界の事をよく知ってるわけじゃないけど、話を聞くと悪い魔女じゃないに聞こえるんだけど」

 

「「「「「確かに」」」」」

 

「言われてみれば、融合世界に来てからあとまわしの魔女の配下ヌメリーとエルダがあれから出てこないのよね」

 

「あ、でもエルダならあの時出てきたよ」

 

まなつがそう言う。

 

 

「ああ、プリキュアじゃん久しぶり」

 

「「「「「エルダ」」」」」

 

「貴女もあの次元の穴でこっちに来てたの?」

 

キュアパパイヤがエルダに聞く。

 

「そうよそして気持ちの悪い男に助けられてね」

 

「「「「そうなんだ」」」」

 

「そう言えばプリキュア達ヌメリーとブルー見てない?」

 

「え、私達は見てないよ」

 

「確かにエルダは融合世界に来ていたな」

 

あすかがそう言う。

 

「そうだねでも今は、巴里華撃団の皆さんにお昼ご飯を持っていこうよ」

 

さんごがそう言う。

 

「「「「「あ、そうだった」」」」」

 

そして響とまなつ達は、巴里華撃団の部屋に急ぐのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

巴里華撃団すこやか市に到着する後編

響とまなつ達が巴里華撃団の部屋にお昼ご飯を届ける前・・・

 

大神が、ちゆの部屋でちゆとアスミと話していた。

 

「大神さんこれからどうしますか?一応巴里華撃団の隊長の仕事は終わっているので貴方が望むのであれば、特殊遊撃部隊に籍を戻す事も出来ると直哉君の上司から言われてますが?」

 

「ふう、何とか潜り込めたな、エリカ君」

 

「ええ、ですが皆と逸れちゃいましたけど」

 

「仕方が無い皆を探しながら最深部に行くしかない」

 

「行くぞ!!エリカ君」

 

「はい、大神さん」

 

 

そして、大神とエリカは、最深部に向かう過程で、コクリコ&花火、グリシーヌ、ロベリアの順で、合流をして、オーク巨樹最深部手前で、ピエロ少年サリュが操る蒸気獣オパドが現れた。

 

そして、戦いはサリュの乗る蒸気獣オバトの敗北となった。

 

「馬鹿なこんな事があっていいはずはないんだ」

 

 

そしてサリュは、最終手段を使った。

 

 

ピエロ少年サリュとオパドを倒した直後サリュは、最後の力を使い、オーク巨樹と融合し、絶対神ガルニエとなっていた。

 

 

そして巴里華撃団の最後の攻撃が、始まろうとしていた。

 

「正義」

 

「友情」

 

「勝利」

 

「平和」

 

「そして、愛」

 

「消えろ巴里に仇名す敵よ」

 

 

そしてガルニエは、攻撃を受け次第に消滅していく。

 

「馬鹿なこの僕が消える」

 

そしてサリュも消えていく。

 

巴里に平穏が戻った瞬間だった。

 

「確かに俺の巴里華撃団の隊長としての役割はあれで終わったと俺も思う」

 

「だが、俺は彼女達を見捨てる事は出来ない?ちゆさん、アスミさん巴里華撃団の皆を特殊遊撃部隊に編入できないだろうか?」

 

「うーんそれは聞いてみないと・・・」

 

「それに特殊遊撃部隊に2つの帝国華撃団がありますから」

 

「あ、そっか神山さんの方の帝国華撃団だね」

 

「はい」

 

「いやーまた大神さんと一緒に仕事が出来るのがうれしいです」

 

 

「いや俺を米田支配人が呼び戻すくらいなのだからそれだけこれから起きる事は大変だと言う事も考えられるよ」

 

 

 

「成る程」

 

 

「まあ俺達の戦いを歴史と言う形で知る神山君にはこの時も過去なのだろうけど」

 

 

「いえ、そんなことは、ただ・・・正史世界から来た俺達が融合世界の戦いに堂々と介入していいのか悩んでいて」

 

 

「成る程ね、神山君君はこの世界をどう見てる?」

 

 

「この世界とは?融合世界の事でしょうか」

 

 

「ああ」

 

 

 

「気持ち悪い世界ですね。降魔やノイズメガビョーゲン等の敵が複数存在しながら共存してるみたいで」

 

「神山君その感想が言える君は、正史世界の人間と判断できるよ。逆に言えば俺からしたら人間の脅威が降魔だけの世界は信じられないんだよ」

 

「そうなんですか?」

 

「ああ、以前俺達は直哉君から融合世界について教えられたことがあってね」

 

大神は神山との出会いを思い出していた。

 

「ちゆ、大神さんの要望に関しては直哉達が来てから話を続けるのはどうですか?」

 

「そうねひとまず、昼食にしましょうか大神さん」

 

「そうだね、ちゆ君アスミ君」

 

そして大神達は、巴里華撃団の客間に移動した。

 

その頃直哉とのどかとひなたは・・・

 

「直哉、貴方融合世界のすこやか市にいるのなら管理者の神殿に来て」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

管理者の神殿からの呼び出し前編

その頃直哉とのどかとひなたは・・・

 

「直哉、貴方融合世界のすこやか市にいるのなら管理者の神殿に来て」

 

「どうしたんですかトワ?」

 

「通信では余り話せないから」

 

「わかりました」

 

 

そして直哉とのどかとひなたは管理者の神殿に向かうのだった。

 

管理者の神殿では・・・

 

「それじゃあ確認するけど、ワイズマンが再び動き出したのは本当なのね?」

 

「はい原作世界ののどかさん達が教えてくれました」

 

「「「ワイズマン」」」

 

「ああ、久しぶりですねプリキュア・・・と言ってもこちらの世界のですね」

 

 

その時、原作世界のバテデモーダとキュアグレース達の前にワイズマンが姿を見せた。

 

「何すかこいつは?戦ったら浄化させらそうなくらいにヤバい奴は」

 

「ふふ、久しぶりだな3人のプリキュア。ここにバテデモーダがいる以上4人目のプリキュアが現れるのももうすぐかな?」

 

「「「ワイズマンどうしてここに?」」」

 

「何君達に伝言を頼みたいのさ」

 

「伝言をですって」

 

「そうさ、キュアフォンテーヌ。伝言を伝える相手は、紫藤直哉だがね」

 

「だったら早く言いなさいよ」

 

「相変わらずせっかちだなキュアスパークル」

 

「うるさい」

 

「まあ、良いだろう紫藤直哉に伝えたい事は、君達の世界にした事を新たに見つけ世界を対象として私は動き出したとな」

 

!!

 

「「「それはつまり」」」

 

「成程それは17番目のプリキュアの世界をワイズマンが見つけたと言う事でしょうね」

 

「ええーー」

 

「元々ワイズマンは融合世界のキュアグレース達に興味を持ち、そのせいでのどかさん達に迷惑をかけてしまいましたが」

 

「その結果ワイズマンがブルーを使い16番目のプリキュアを融合世界との繋がりを持たせ、まなつちゃん達を手に入れ研究をするつもりだったのではないかと思います」

 

「そう聞きましたがその時に僕は、違和感を感じたんですけど聞いていいです」

 

「良いわよ」

 

 

「うわあ。6人で言えるなんて夢みたいだねグレース」

 

「だねスパークル」

 

「直哉君こんな事で時間使って良いのかな?」

 

融合世界のグレースが直哉に聞く。」

 

「別にいいと思いますよ。ほら来ましたよ」

 

「「チース貴女達がそれぞれのプリキュアですか?」」

 

「そうだとしたら何?」

 

「何、融合世界の自分から聞いて自分は融合世界のプリキュア達と戦いたくて仕方が無かったんすよ」

 

「何で私達なのよ。普通向こうのプリキュアでしょう?」

 

「その答えは感嘆すよそれは融合世界のプリキュア達がおいらより強いからすよ」

 

そして原作世界のバテデモーダが融合世界のプリキュア達に襲い掛かる。

 

 

「「グレース、こちらのバテデモーダは、私達が相手するから貴女は彼女達サポートとバテデモーダとの話し合いをを任せるよ」

 

「わかった」

 

そして原作世界のバテデモーダを連れて融合世界のフォンテーヌとスパークルがその場を離れる。

 

「さてとバテデモーダどういう理由で、原作世界のバテデモーダと一緒にいたの?」

 

「素直に言えば浄化はしないけど喋る?」

 

「はい言わせて貰います。グレース様」

 

「「「うわあ、融合世界のグレースビョーゲンズを怯えさせてる」」」

 

「以前トワが原作世界のグレース達を特訓させたにも関わらず再び特訓のイベントをさせたんですか?」

 

「ああ、それは・・・あの時のイベントを消去したのよ。最初からバテデモーダ同士を一緒にするのはよくないと思ってね」

 

「成程そう言う事でしたか」

 

「やり直したらワイズマンが出て来て驚いたわ」

 

「そうですね。それで今後はどうします?」

 

「ああ、それはレイとも話したんだけどとりあえず弦所維持で良いわ」

 

「それはつまり、ワイズマンは放置で良いんですね?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

管理者の神殿からの呼び出し後編

「以前トワが原作世界のグレース達を特訓させたにも関わらず再び特訓のイベントをさせたんですか?」

 

「ああ、それは・・・あの時のイベントを消去したのよ。最初からバテデモーダ同士を一緒にするのはよくないと思ってね」

 

「成程そう言う事でしたか」

 

「やり直したらワイズマンが出て来て驚いたわ」

 

「そうですね。それで今後はどうします?」

 

「ああ、それはレイとも話したんだけどとりあえず弦所維持で良いわ」

 

「それはつまり、ワイズマンは放置で良いんですね?」

 

「それは放置で良いわ。原作世界のグレース達イベントを可能ならもう少し進めてくれるかしらお祭りまで」

 

「わかりました」

 

「その後融合世界ののどかとひなたとちゆとアスミの4人はキーアちゃん関連で動いて貰えるかしら」

 

「「はいトワさん」」

 

「直哉はお祭り前のイベントの終わった3人を融合世界に連れて来てね」

 

「それは良いですけど、何企んでいるんですか?」

 

「失礼ね何も悪い事を考えていないわよ。ただあの3人に渡した宝玉をバージョンアップしたのを渡し方が良いでしょう」

 

「ワイズマンが動き出した以上」

 

「そうですね」

 

 

「え、それはどういうことですか?」

 

 

「世界というのは不思議でね。貴女達の世界が表だったら。この融合世界が裏なのよ」

 

 

「ほとんどの場合本来持つべきではない力を得た場合いかに表の住人が得た場合裏の世界の住人になるのよ」

 

 

「花寺のどかさん貴女は直哉から聞いたはずよ。プリキュアがキングビョーゲンを倒すのに必要な人数を」

 

 

!!

 

 

「しかしそうすると邪魔なプリキュアが8人になりますが?」

 

 

「そこは問題ない。むしろプリキュアとてすぐには連携は出来まい」

 

 

「成る程その原因は、こちら側のプリキュアの紫藤直哉という風に仕向けるんですね」

 

「そうだった。直哉君が教えてくれた人数は8人のプリキュアだった。つまり後1人いないとキングビョーゲンには勝てない」

 

 

「貴女は表の世界を捨ててまで霊力が欲しいの?」

 

 

「・・・」

 

「できる事なら捨てたくありませんけど、捨てないと勝てないなら捨てます」

 

「そう・・・なら直哉彼女達に例の物を渡して」

 

「はい、わかりました」

 

そして直哉は原作世界の3人に3色の宝玉を渡した。

 

「そう言えばあの宝玉は、急遽作った奴でしたね」

 

「そうよ今までは、あれでも良かったレベルだったけど、異界事変を経験したりワイズマンが現れた以上少しでも彼女達を強化すべきでしょう?」

 

「それはそうですね」

 

「今後の事を考えれば、そう言う準備をするのは必用と思います」

 

「そう言う訳だから3人を融合世界に連れて来てね」

 

「わかりました。巴里華撃団と大神さんはどうしますか?」

 

「ああ、その件もあったわね」

 

「はい、今はシンフォギア世界とゼムリア大陸での予定を終えとりあえず融合世界のすこやか市に滞在して貰ってますけど」

 

「私としては、以前も言ったけど巴里華撃団の特殊遊撃部隊に誘う気は無いわ」

 

「言いたくないけど、あの子達が悪いのよ」

 

「駄目よあんたたち新生帝国華撃団は活動禁止期間なのだから」

 

「そんなの関係ねえ。今出ている降魔達は私達だけが倒せるんだぞ」

 

 

「「「初穂やめろ。これ以上俺達の立場を悪くするな」そうですよ初穂さん」暴走は駄目初穂」

 

 

「初穂言ったわね朧の出した降魔がこの時代の帝国華撃団に勝てないと」

 

「ああ」

 

「ならこれを見なさい」

 

「神崎風塵流・不死鳥の舞」

 

「球電ロボ」

 

「シェルクーンチク」

 

「鷺牌五段」

 

「イル・フラウト・マジーコ」

 

「ディ・ワリキューレ」

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

 

そして各隊員の必殺攻撃を受けて上級降魔朧の召喚した降魔は全滅した。

 

「「「「なっ馬鹿な」」」」

 

 

「何で旧式の機体で、私達の時代の降魔が倒せるんだよ」

 

 

「納得いかねえ」

 

「納得いかなくても、これが現実よ」

 

「あの子達と巴里華撃団をくらべるのはお門違いなのはわかってるけど・・・」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新たな出会いと新たな問題の発覚

「納得いかなくても、これが現実よ」

 

「あの子達と巴里華撃団をくらべるのはお門違いなのはわかってるけど・・・」

 

「それなら仕方ないですね」

 

「あ、それと直哉過去の7人世界の事件があおぞら市に起こした現時点での被害が判明したわ」

 

!!

 

「「「本当」本当ですか」」

 

3人がトワに聞く。

 

「ええ、まなつ達の世界に先代プリキュアとしている筈の者のあらゆる記録が存在しないのよ」

 

「「「ええーー」」」

 

「つまりそれってどういう事?」

 

「つまりですねイベントに必要な人物が過去の7人世界が起こしたイベントによってその存在は消えたと言う事ですよひなたさん」

 

「ええーーそれはまずいじゃん」

 

「それなら大丈夫よまなつ達の先代はもうこの世にいない存在だったからこちらに避難させたの。流石に新しい体は無理だけどね」

 

「「ええーー」」

 

「まあ、緊急事態だったからね」

 

「ええ、そうですねまなつちゃん達のパワーアップイベントにも先代プリキュアが関わりますからね」

 

「「そうなんだ」」

 

のどかとひなたは直哉とトワの説明に納得した。

 

「それで直哉貴方に負担をかけるけど、先代プリキュアの魂状態を体に入れて貰える?」

 

「先代プリキュアの魂は納得してるわ直哉の中に入る事は」

 

!!

 

「それって直哉君は私達と一緒にプリキュアになれないんですか?」

 

「ああ、それは安心してまなつ達の世界の先代プリキュアは、こちらの事情を知ってるから大丈夫よ2人共」

 

「そうなんですか良かった」

 

暫くして・・・

 

まなつ達の世界の先代プリキュアは一時的に直哉の体に入った。

 

時を少し戻して・・・

 

「ちゆ、大神さんの要望に関しては直哉達が来てから話を続けるのはどうですか?」

 

「そうねひとまず、昼食にしましょうか大神さん」

 

「そうだね、ちゆ君アスミ君」

 

そして大神達は、巴里華撃団の客間に移動した。

 

昼食後・・・

 

「ちゆちゃん私達少し遅れるね」

 

どうしたの?のどか」

 

「トワさんに呼ばれて直哉君があの件を説明してるから」

 

「直哉、貴方融合世界のすこやか市にいるのなら管理者の神殿に来て」

 

「どうしたんですかトワ?」

 

「通信では余り話せないから」

 

「わかりました」

 

 

そして直哉とのどかとひなたは管理者の神殿に向かうのだった。

 

管理者の神殿では・・・

 

「それじゃあ確認するけど、ワイズマンが再び動き出したのは本当なのね?」

 

「はい原作世界ののどかさん達が教えてくれました」

 

「「「ワイズマン」」」

 

「ああ、久しぶりですねプリキュア・・・と言ってもこちらの世界のですね」

 

 

その時、原作世界のバテデモーダとキュアグレース達の前にワイズマンが姿を見せた。

 

「何すかこいつは?戦ったら浄化させらそうなくらいにヤバい奴は」

 

「ふふ、久しぶりだな3人のプリキュア。ここにバテデモーダがいる以上4人目のプリキュアが現れるのももうすぐかな?」

 

「「「ワイズマンどうしてここに?」」」

 

「何君達に伝言を頼みたいのさ」

 

「伝言をですって」

 

ちゆはのどかの言葉を聞きその時を思い出した。

 

「わかったわのどか」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

花寺のどかとの連絡

「わかったわのどか」

 

「こちらは響さんとまなつちゃん達の協力して貰うから気にしないでね。のどかのその感じだとまたトワさんが無茶を直哉君に言ったんでしょう」

 

「ええーーちゆちゃん何でわかったの?」

 

「何となくね、こういうタイミングでの呼び出しは想定外な事が起きたりしたからね」

 

「流石ちゆちゃん」

 

「それじゃあ私とひなたちゃんは直哉君の件が終わったら戻るね」

 

「了解」

 

その後のどかからの連絡は切れた。

 

「ちゆのどかからの連絡でしたか?」

 

「ええ、こちらに来る前にトワさんから来てと言われたみたいよ」

 

「ああ、もう1つのすこやか市に行った時にワイズマンを見たと言う時ですね」

 

「ええ、あの時はアスミは残っていたものね」

 

「はい、あの時みたいな事がない限り行かない方が良いと言われんしたあから」

 

「それは恐らくこの山に、直哉の力を封印する何かが、存在しているんだと思います」

 

「成程それをどうにかしないと、直哉君の力の影響を受けている融合世界の私達にも、悪影響が出てるのね」

 

原作世界のキュアフォンテーヌが言う。

 

「そうです。ちゆとひなたはのどかと違い影響は少ないみたいですね」

 

「ええ、何とかね変身してると、影響が強く出るみたいだけど」

 

「あのさ、こんな時に聞くのはあれだけど貴女は誰なの?」

 

原作世界のキュアスパークルが聞く。

 

「あ、私も気になってたんだ」

 

原作世界のキュアグレースもそう言う。

 

「ああ、そう言えばこうして直接話すのは初めてでしたね」

 

「ラテいいですか?」

 

「ワン」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

 

「ワン!」

 

「「「「「ええーー」」」ペン」ニャン」

 

「まさかこの人が融合世界の4人目なの?」

 

「ええ、そうよもう1人の私」

 

ちゆが、原作世界のキュアグレース達に言う。

 

「ふええ、そんなに融合世界のビョーゲンズとの戦い進んでるの?」

 

原作世界のキュアスパークルが聞く。

 

「あの時は緊急事態にはならないと思っていたら大事になったわね」

 

「そうですね、ちゆこれからどうします?直哉達が来てから大神さんとこれからの事について話す予定でしたが・・・」

 

「そうね、恐らくだけど大神さんの希望は叶わないと思うわ」

 

「どうしてですか?」

 

「それはやはり新生帝国華撃団のメンバーとトワさんの関係が悪いからね」

 

「ああ、成程でも巴里華撃団は、大神さんの指揮する部隊ですよね?それでも駄目なのですか?」

 

「駄目とは言わないけど、トワさん的に帝国華撃団を特殊遊撃部隊に入れてるから同じような部隊は入れなくても良いでしょうと言う風に考えてるんじゃないかしら?」

 

「成程そう言う理由なんですね」

 

「私が言った事が全てあってるとは思わないけどね」

 

「そうなんですね」

 

再び管理者の神殿にて・・・

 

「本当に良いんですねまなつちゃん達の世界の先代プリキュアさん」

 

「・・・コク」

 

「僕は時が来るまで貴女の事は後回しの魔女と呼ばれる人と貴女の事はもう1組のプリキュア以外には言いませんから」

 

そして直哉の体にまなつ達の世界の先代プリキュアが入ったのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワの無茶な依頼を終えて

「・・・ふう終わりましたよトワのどかさんひなたさん」

 

「大丈夫直哉君?」

 

「大丈夫直哉っち」

 

ええ、何とかまなつちゃん達の世界の先代プリキュアが協力してくれて一時的に同化する事が出来ました」

 

「良かったよ安心したよ」

 

「お疲れ様直哉」

 

「もうこんな無茶苦茶な依頼はやめて下さいよトワ」

 

「ねえ、直哉っち今は私達の知る直哉っちだよね?」

 

「そうですよひなたさん。僕の状態は以前ののどかさんの状態と同じと考えて良いですよ」

 

「「ええーー」」

 

 

「ちゆちゃん、ひなたちゃんごめんね。私が体力無くて」

 

 

「いいのよのどか飛鳥ちゃんものどかのペースで来ていいと言ってたしね」

 

 

「そうそう、のどかっちは気にしないでね」

 

「おーいそこの人待ってくれ、君達に聞きたいことがあるんだ」

 

 

「「「あれはこちらの紫藤直哉さん」」」

 

「どうするちゆっち?のどかっちに無理させて逃げる?」

 

 

「いやそれはやめおきましょう」

 

 

そして紫藤直哉がのどか達に追いついた。

 

 

「すまないそこの赤い髪の女の子確認したいことがあるんで胸を見せてほしい」

 

 

「「「ええーーー」」」

 

「お兄さんそれはしたらだめだよ」

 

ひなたが直哉に向けて言う。

 

「え、ああごめん。赤い髪の女の子の体に異質な霊力があるからね。よければ取ってあげようと思ったんだ」

 

 

「のどかの体の異質な霊力は直哉君の魂ね恐らく」

 

「それってまずいんじゃ」

 

 

「どうかな?僕なら取り出せて君を開放出来るけど?」

 

「・・・すみませんが、私に宿るこの霊力は大事な物なので手放す事はしません」

 

「以前僕が魂の状態でのどかさんの中にいた時と同じ状況ですね」

 

「「ああ、成程」」

 

「それに今まなつちゃん達の世界の先代プリキュアさんは眠っていますから」

 

僕がのどかさん達とプリキュアになっても全然問題はありませんが、時と場合によっては彼女が前に出る事がありますが、それ以外は僕ですので心配しないで下さいね」

 

「「そうは言ってもあの子が前に出ると言う事は直哉君が・・・」直哉っちが女の子になるんだーー」」

 

「ああ、性別的に言えば彼女先代プリキュアさんは女の子ですから」

 

「直哉っちは恥ずかしくないの?」

 

「もう恥ずかしいと言うレベルを超えてますよ。何回あの衣装に変身したか忘れてますし」

 

「「確かにそうだね」」

 

「問題なのはアスミさんが僕を助けようとして僕を襲うかも知れませんが」

 

「「あ、あり得そう」」

 

「ですので、のどかさんとひなたさんアスミさんに対する説明をお願いしますね」

 

「「うん」」

 

「任せるラビ」

 

「任せろニャン」

 

「後トワこれからの予定は変更ないですね?」

 

「それは放置で良いわ。原作世界のグレース達イベントを可能ならもう少し進めてくれるかしらお祭りまで」

 

「わかりました」

 

「その後融合世界ののどかとひなたとちゆとアスミの4人はキーアちゃん関連で動いて貰えるかしら」

 

「「はいトワさん」」

 

「直哉はお祭り前のイベントの終わった3人を融合世界に連れて来てね」

 

「それは良いですけど、何企んでいるんですか?」

 

「失礼ね何も悪い事を考えていないわよ。ただあの3人に渡した宝玉をバージョンアップしたのを渡し方が良いでしょう」

 

「ワイズマンが動き出した以上」

 

「ええ、それはそれで良いわ。3人を迎え後に融合世界ののどか達をゼムリア大陸に連れて行ってね」

 

「わかりました」

 

そして直哉達は融合世界のすこやか市に戻ったのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

融合世界のすこやか市に戻って

旅館沢泉ちゆの部屋にて・・・

 

「その後融合世界ののどかとひなたとちゆとアスミの4人はキーアちゃん関連で動いて貰えるかしら」

 

「「はいトワさん」」

 

「直哉はお祭り前のイベントの終わった3人を融合世界に連れて来てね」

 

「それは良いですけど、何企んでいるんですか?」

 

「失礼ね何も悪い事を考えていないわよ。ただあの3人に渡した宝玉をバージョンアップしたのを渡し方が良いでしょう」

 

「ワイズマンが動き出した以上」

 

「ええ、それはそれで良いわ。3人を迎え後に融合世界ののどか達をゼムリア大陸に連れて行ってね」

 

「わかりました」

 

「「成程」」

 

「もう1人の私達に新たな宝玉を渡す為に直哉君が迎えに行くのね」

 

「ええ、少しイベントを発生させてからになりますけど」

 

「ああ、ひなたがプリキュアをやめると言い出したと言うあれですか?」

 

「ええ、そうですよアスミさん。本来なら両方でこのイベントをする筈でしたが、色々ありすぎてすこやか市関連のイベントはどちらかでイベントが起きれば良いと言う形になりイベントが最初からになりましたからね」

 

「「「「確かに」」」」

 

「ただ懸念がありまして・・・」

 

「「「「懸念?」」」」

 

「本来なら、原作世界のグレース達とキュアアースと出会った後にバテデモーダは、キュアアースによって浄化されるんですがそのイベントがこちらのバテデモーダによって止められるかもしれません」

 

「僕が、この話をしている時点で少なくともバテデモーダは考えているので」

 

「あ、そうかこちらのバテデモーダはまだ、直哉君と繋がっていたね」

 

「そうねバテデモーダが言うにはダルイゼンも宿主と繋がっているらしいわね」

 

ちゆが思い出す。

 

 

「バテデモーダ直哉君に変な事してないよね?」

 

「しませんよ宿主さんですし、それに宿主に最悪な事があればおいらも大変な事になりますし」

 

「大変な事?」

 

ちゆが、バテデモーダに聞く。

 

「皆さんはおいらと宿主の関係は知ってますよね?」

 

 

「おいらと宿主さんの場合不完全な状態で、本来なら完全分裂する筈だったんですけどそれがまだできてないんすよね」

 

「確認だけどいい?」

 

「いいすっよエステルの姉さん」

 

 

「今貴方を浄化したら直哉も死ぬの?」

 

 

「ええと、それは高いと思いますよ。ただでさえ宿主は死にかけですし」

 

 

「じゃあ。直哉が回復した状態では?」

 

 

「それでも影響はあると思うっす。グワイワルやシンドイ―ネは浄化しても問題はないっすよ何故なら宿主さんから独立してますし」

 

 

「成る程、ならバテデモーダとダルイゼンは、浄化するとまずいのね宿主さん的に」

 

 

「そう言う事っすよ。ただおいらも定期的に宿主を助けないといけないんすけど」

 

 

「え、じゃあここにバテデモーダが来たのは?」

 

「おいらの霊力を少し与えに来たっすよ宿主さんにね」

 

「「「「「ええ――」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「そうです。僕自身は覚えてませんけどね」

 

「さてとそろそろ僕はもう1つのすこやか市に行きますね」

 

「あ、待ってください直哉。そのまま行くのはやめて下さい」

 

アスミがそう言うが直哉はそのままもう1つのすこやか市に行った。

 

「アスミちゃんあの人は悪い人じゃないから」

 

「どういう事です?のどか」

 

「アスミちゃん直哉君の中にいるのは、まなつちゃん達の世界の先代プリキュアさんなの」

 

「「ええーーどういうこと」どういう事なのですかのどか」

 

そしてのどかとひなたが説明をした。

 

「つまりですねイベントに必要な人物が過去の7人世界が起こしたイベントによってその存在は消えたと言う事ですよひなたさん」

 

「ええーーそれはまずいじゃん」

 

「それなら大丈夫よまなつ達の先代はもうこの世にいない存在だったからこちらに避難させたの。流石に新しい体は無理だけどね」

 

「「ええーー」」

 

「まあ、緊急事態だったからね」

 

「ええ、そうですねまなつちゃん達のパワーアップイベントにも先代プリキュアが関わりますからね」

 

「「そうなんだ」」

 

のどかとひなたは直哉とトワの説明に納得した。

 

「それで直哉貴方に負担をかけるけど、先代プリキュアの魂状態を体に入れて貰える?」

 

「先代プリキュアの魂は納得してるわ直哉の中に入る事は」

 

!!

 

「それって直哉君は私達と一緒にプリキュアになれないんですか?」

 

「ああ、それは安心してまなつ達の世界の先代プリキュアは、こちらの事情を知ってるから大丈夫よ2人共」

 

「そうなんですか良かった」

 

暫くして・・・

 

まなつ達の世界の先代プリキュアは一時的に直哉の体に入った。

 

「そう言う理由があって直哉君の中にいるんだ」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ちゆとアスミへの事情説明

「成程そう言う理由なのね」

 

「私的には納得できません。のどかとひなたは本当に良いんですか?」

 

「確かにトワと直哉が取った手段はまなつちゃん達の世界の先代プリキュアさんを失うわけにはいかないと言う事情を知っていたから出来た事でしょう?」

 

「「「うんそうだね」」ええ、そうね」

 

「もし直哉との融合が上手くいかなかった場合の事をトワが考えて無くてやらせるなんて危険ですよ?」

 

「「「ああトワさんならその辺絶対考えてない」」考えてないわね」

 

「まあトワさんのそう言うのは今更治らないような気がするから」

 

 

「なっ・・・トワこれはどういう事ですか?」

 

「いい時に来たわね。直哉過去の紫藤直哉が特殊遊撃部隊で貴方の影武者として、動く事になったからそのつもりでいてね」

 

「ええ――本気ですか?それ」

 

「ええ、本気よどのみち紫藤直哉が2人同時に存在したらまずいから、融合世界の直哉はこれから紫藤ではなく花寺の姓を名乗りなさい」

 

「ええ――」

 

融合世界の直哉はトワの言葉に驚いた。

 

「すまない僕の為に・・・」

 

「ああ、それは・・・気にしないで下さい。トワの突然の体制変更や、僕自身の設定変更は何度も経験してるんで良いんですけど、過去の人間と言うか僕の方が、影武者ですね」

 

「それは・・・」

 

「何それがいけなかったの?」

 

「あの時直哉は嫌がってなかったわよ?」

 

「言えるわけないだろう直哉の立場なら、今の世界の直哉にとって生みの親はお前なのだぞトワ、そんなお前が過去の世界から侵略があるかも知れないから過去の紫藤直哉に新たな肉体を勝手に与えた後に呼び出され、名字も勝手にトワの考えだけで、変えられてショックを受けてなおかつお前にもうすぐお払い箱にされると思ってるぞ今の直哉は」

 

「なっその程度で落ち込んでるの?馬鹿みたい」

 

「だいたい過去の紫藤直哉に体を与えたのは今の直哉を助ける為で・・・」

 

「だったら何でそれをする前に直哉に相談しなかった?」

 

「それは・・・必要ないと思ったからで、その為影武者にしたのに・・・」

 

「それはトワが決める事ではなく、現場にいる直哉やのどか達や飛鳥達じゃないか?」

 

「それは・・・」

 

「以前もこんな事があったし」

 

「本当に後先を考えない人なんですね」

 

「世界の事に目が言って、直哉君や私達の気持ちを聞く余裕がないと言う感じだったからね」

 

「あれ以降はそれ以前ほどじゃないから良いんだけどね」

 

「確かに前なんて説明せずに私達や響さん達を、その世界に行かせたりしてたねのどかっち」

 

「そうだねひなたちゃん」

 

「そして説明が面倒だからと言われるからね」

 

「そんな人が神様で良いのでしょうか?」

 

「「「うーんわからない」」わからないわ」

 

「トワさんも直哉君に頼りきってる部分もあるし」

 

「そう言えばのどかっち飛鳥ちゃんと薫ちゃんのお父さんはいなかったね管理者の神殿に?」

 

「そう言えばそうだねひなたちゃん」

 

「案外私達を呼んだ手前同席させなかったのかな?」

 

「それは流石に無いわよひなた」

 

「そうかな?」

 

その頃原作世界のすこやか市にに向かった直哉は・・・

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

悩めるひなたと静電気騒動前編

原作世界のひなたの家にて・・・

 

「おいおいひなた。さっき言ってたプリキュアをやめる発言はどういう事ニャン?」

 

「そうラビ教えて欲しいラビ」

 

「そうペン」

 

「近い近いそれにやめると言ってないし」

 

そしてひなたは家族に対して思ってる事を話した。

 

「そして考えちゃったと言うかさ、プリキュアに関してもあの時直哉っちがのどかっちの所に来なければもっと大変になってたと思うと」

 

「「「「「確かに」」」」」

 

全員でその時を思い出す。

 

大丈夫ですかグレースさん」

 

「あ、直哉君ありがとう。どうしてここに?」

 

宝玉の調整が終わったので届けに来たんですが、どうやら3ヶ所同時にメガビョーゲンを発生したんですね」

 

「うんそうなの」

 

「それでグレースさんは、作品を壊すかも知れないと、気になってるんですね?」

 

「それなら大丈夫ですよ」

 

そう言って直哉は美術館全体に霊力の壁を作り全ての作品を囲んだ。

 

「何――」

 

グワイワルが驚く。

 

「「凄い」凄いラビ」

 

「とりあえず僕の介入はここまでにしますね」

 

「ありがとう直哉君」

 

「次は、シンドイ―ネがいる所に僕は行きますね。グレースさん」

 

「え、どういう事直哉君?」

 

「ラビリンも僕と同じ事を考えていたようですね」

 

「そうラビ

 

「直哉お願いできるラビ?恐らくペギタンもニャトランも同じ事を考えてる筈ラビ」

 

「メガビョーゲンを浄化するまでの間直哉だけで他の2体のメガビョーゲンの成長をしないように足止めしてほしいラビ」

 

「ええ――ラビリンそれは無理だよ。いくら直哉君でも」

 

「わかったよラビリン。僕は予定通りシンドイ―ネが作ったメガビョーゲンと戦っておくよ」

 

ありがとうラビ」

 

「あの時は直哉君がメガビョーゲンの成長をある程度止めてくれてたから良かったけど」

 

「そうね私達だけだったら最後のメガビョーゲンを浄化出来たかすらわからないわ」

 

「ちゆっちにのどかっち」

 

「だからひなたちゃん私達全員で悩んで答えを見つけよう」

 

「クチュン」

 

!!

 

「「「ラテ」」」

 

「エレメントさんが泣いてるラテ」

 

その時ヒーリングアニマル達の神が上に伸びた。

 

「何―ニャトランそれかわいい」

 

「見るな――そんな事よりラテ様だろ」

 

そして全員でひなたの家から出ると直哉に出会った。

 

「「「直哉君」」直哉っち」

 

「あれ皆さんどうしたんですか?」

 

「直哉君貴方こそどうしたの?」

 

ちゆが直哉に聞く。

 

「ああ、それはですね」

 

直哉が話し出す。

 

 

「後トワこれからの予定は変更ないですね?」

 

「それは放置で良いわ。原作世界のグレース達イベントを可能ならもう少し進めてくれるかしらお祭りまで」

 

「わかりました」

 

「その後融合世界ののどかとひなたとちゆとアスミの4人はキーアちゃん関連で動いて貰えるかしら」

 

「「はいトワさん」」

 

「直哉はお祭り前のイベントの終わった3人を融合世界に連れて来てね」

 

「それは良いですけど、何企んでいるんですか?」

 

「失礼ね何も悪い事を考えていないわよ。ただあの3人に渡した宝玉をバージョンアップしたのを渡し方が良いでしょう」

 

「ワイズマンが動き出した以上」

 

「僕は、トワに言われて皆さんを迎えに来たんですけど、どうやらメガビョーゲンが出たようですね」

 

「そうなの、ラテが言うのだけど私達がその場所に行くといないのメガビョーゲンが」

 

「成程そうなんですね。そう言えば僕がすこやか市に来た時大規模な静電気騒動が起きてましたけど何か関係してますかね?」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

悩めるひなたと静電気騒動後編

「それは良いですけど、何企んでいるんですか?」

 

「失礼ね何も悪い事を考えていないわよ。ただあの3人に渡した宝玉をバージョンアップしたのを渡し方が良いでしょう」

 

「ワイズマンが動き出した以上」

 

「僕は、トワに言われて皆さんを迎えに来たんですけど、どうやらメガビョーゲンが出たようですね」

 

「そうなの、ラテが言うのだけど私達がその場所に行くといないのメガビョーゲンが」

 

「成程そうなんですね。そう言えば僕がすこやか市に来た時大規模な静電気騒動が起きてましたけど何か関係してますかね?」

 

「「「静電気?あ、そう言えば・・・」」」

 

「思い当たる事があるようですね。それでは僕はそのイベントが終わるまでのどかさんの家にいますから」

 

そう言って直哉はのどか達と別れようとしたが・・・

 

「直哉君私達ともチームだよね?一緒に行こう」

 

「・・・わかりました。ですが今回は一緒に戦う事は出来ませんからね」

 

「うん」

 

「大丈夫大丈夫直哉っちがいれば」

 

「なかなかやるじゃん。お前」

 

「ほめていただきありがとうね」

 

「だけどたった1人ではここまでのようだね

 

「さて、それはどうでしょうね?ダルイゼン」

 

!!

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

「くうっメガビョーゲン」

 

「メガビョーゲン」」

 

「やりますねメガビョーゲンの綿爆弾で、破邪剣征・桜花爛漫の威力を相殺するとは」

 

「そう言うお前こそ一体何者なんだ?」

 

ダルイゼンが直哉に聞く。

 

「自分はただの人間ですよ」

 

「嘘だね、お前の持つ力は異常だ。メガビョーゲンや俺達ビョーゲンズと対等に戦える力を持つのは古の戦士プリキュアだけの筈だ?だが、お前はグワイワルやシンドイ―ネと戦ってここに来ただろう」

 

「あの3体のメガビョーゲンと戦えるんだから」

 

その後直哉とのどか達はメガビョーゲンを探していた時ナノビョーゲンに感染したドローンを見つけた。

 

「皆これを見るラビ」

 

「きっとこれがビョーゲンズに襲われたんだペン」

 

「これはドローンね」

 

「あ、そっか今回のメガビョーゲンは、空を飛べるんだ」

 

「だからラテが感知しても私達が付く前に移動出来るのね」

 

「どうする?のどかっち」

 

「あ、ひなたちゃんスマホでわからない?」

 

「あ、成程いくら空を飛べるメガビョーゲンでも姿を見られているかもしれないね」

 

そう言って、ひなたは自分のスマホを使い検索を始めた。

 

そして検索の結果・・・

 

「見つけた、すこやか駅から来たに行ったぽい」

 

「皆行こう」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

 

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

 

「ニャン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」

 

 

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

そして3人はプリキュアに変身しメガビョーゲンを追いかけて行った。

 

暫くして・・・すこやか市全体に起きていた静電気騒動は、グワイワルが生み出したドローン型のメガビョーゲンが浄化されて元に戻っていった。

 

「ふう、何とかこのイベントも終わりましたね」

 

「そうだな紫藤直哉」

 

!!

 

「お前はワイズマン」

 

「久しぶりだな、直接会うのはシンフォギア世界以来か?」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紫藤直哉とワイズマンの再会

「ふう、何とかこのイベントも終わりましたね」

 

「そうだな紫藤直哉」

 

!!

 

「お前はワイズマン」

 

「久しぶりだな、直接会うのはシンフォギア世界以来か?」

 

「そうですね。ワイズマン」

 

 

「やれやれ私は、グワイワルを連れて帰りたいだけなんだかな」

 

「仕方ない出てこい夜叉」

 

 

!!

 

 

「お呼びでしょうかマスター」

 

 

ワイズマンの体内から夜叉が出て来た。

 

 

「げ、何なんだあいつは」

 

 

「まあワイズマンもグレースと同じ事が出来たんですね」

 

 

「「ちょっアースあれは違うからね」そうですよ。僕とグレースさんはあんな主従関係じゃないですよ」

 

 

「フフ、わかってますよ」

 

 

「すまないが、夜叉プリキュア達の相手を頼むぞ」

 

 

「はっお任せくださいマスター」

 

 

そしてワイズマンはその場から消えた。

 

「久しぶりねキュアグレース。あの時以来ね」

 

 

「夜叉」

 

「そうか、ならば出てこい夜叉」

 

 

ワイズマンがそう言うとワイズマンの体内から夜叉が出てきた。

 

 

!!

 

 

「「「「「「「「「「なっ」」」」」」」」」

 

 

「およびですかわが主ワイズマン」

 

「夜叉よお前に命令する。拘束を逃れているあの2人を帝国華撃団の前で殺せ」

 

「了解しました」

 

「今回は紫藤直哉お前の得た新たなプリキュアの力を見せて見ろ」

 

!!

 

「危ないここは私が出ますね」

 

ワイズマンのの不意打ちの一撃が当たる直前に直哉の体内にいるまなつ達の世界の先代プリキュアが直哉と入れ替わった。

 

「ほう、すでに紫藤直哉と同化していたか、どうやらお前は16番目のプリキュアの世界に関係するプリキュアの様だな」

 

「そんな事貴方が気にするんですか?」

 

「何こちらの世界のグレース達にも言ったがね」

 

「ふふ、久しぶりだな3人のプリキュア。ここにバテデモーダがいる以上4人目のプリキュアが現れるのももうすぐかな?」

 

「「「ワイズマンどうしてここに?」」」

 

「何君達に伝言を頼みたいのさ」

 

「伝言をですって」

 

「そうさ、キュアフォンテーヌ。伝言を伝える相手は、紫藤直哉だがね」

 

「だったら早く言いなさいよ」

 

「相変わらずせっかちだなキュアスパークル」

 

「うるさい」

 

「まあ、良いだろう紫藤直哉に伝えたい事は、君達の世界にした事を新たに見つけ世界を対象として私は動き出したとな」

 

「私は君が17番目のプリキュアの世界の人物なのかを確認をしに来たのさ」

 

「まあ君が、16番目のプリキュア世界のプリキュアとわかった以上は、今はまだ君と戦うつもりはないから安心したまえ」

 

そう言ってワイズマンはその場から消えた。そしてまなつ達の世界の先代プリキュアから直哉に戻った。

 

「はあはあ、これは想像以上に消耗が激しい」

 

「ごめんなさい。私無我夢中で動いたのででも久しぶりに体を動かせましたありがとうございます」

 

「はは、お礼を言うのは助けて貰った僕が言うんですけどね」

 

「あ、それもそうですね」

 

「しかしワイズマンの目的が17番目のプリキュアの世界を融合世界に持ってくるのが、あくまでも目的の一つに過ぎなく」

 

 

「今回は紫藤直哉お前の得た新たなプリキュアの力を見せて見ろ」

 

!!

 

「危ないここは私が出ますね」

 

ワイズマンのの不意打ちの一撃が当たる直前に直哉の体内にいるまなつ達の世界の先代プリキュアが直哉と入れ替わった。

 

「ほう、すでに紫藤直哉と同化していたか、どうやらお前は16番目のプリキュアの世界に関係するプリキュアの様だな」

 

「そんな事貴方が気にするんですか?」

 

「そのついでにまなつ達の世界の先代プリキュアを確認する為に来たと見て良いようですね」

 

その後直哉は原作世界ののどか達を連れて管理者の神殿に向かうのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新たな宝玉前編

管理者の神殿トワの執務室・・・

 

「これでよしっと何とか直哉が、もう1人ののどか達を連れて来る前に一通りの

宝玉が出来て良かったわ」

 

「トワ本当にいいのか?もう1人ののどか達に新たな宝玉を与えて」

 

「ええ、本来はあの子達が得る力以外は与えたくないけどね」

 

 

「今までの混乱だったらまだ飛鳥達や特殊遊撃部隊としては想定内だったと思うペン」

 

「だが今回は俺達に飛鳥が言ったんだろ?」真宮寺直哉達に近づくなってニャン」

 

「うんそうだよ」

 

グレースがそう言う。

 

「飛鳥がそう言う事言うのはある意味この世界が危ないから言ってるのかも知れないニャン」

 

「「「ええーー」」」

 

「それに融合世界も危ないかもしれないラビ」

 

「ああ、そうかこのまま過去の7人世界の人達が融合世界の関係している世界にいたら・・・」

 

「「まさか融合世界そのものが消えるかも知れないのね」消えるの」

 

「あくまでも可能性があると言うだけペン。もしかしたら僕達の世界や16番目のプリキュアの世界は何も影響はないかもだけどペン」

 

「・・・駄目だよそんなの駄目だよ」

 

「確かに私達が融合世界と言う世界に触れて、私達の未来を知ったりしたけど、特殊遊撃部隊の人は悪影響が出ないようにしてくれたよね」

 

「「「ワイズマンどうしてここに?」」」

 

「何君達に伝言を頼みたいのさ」

 

「伝言をですって」

 

「そうさ、キュアフォンテーヌ。伝言を伝える相手は、紫藤直哉だがね」

 

「だったら早く言いなさいよ」

 

「相変わらずせっかちだなキュアスパークル」

 

「うるさい」

 

「まあ、良いだろう紫藤直哉に伝えたい事は、君達の世界にした事を新たに見つけ世界を対象として私は動き出したとな」

 

!!

 

「「「それはつまり」」」

 

ワイズマンはそう言って消えた。

 

「確かに最近の原作世界ののどか達は異界事変やワイズマンとの接触等の融合世界敵との戦いに巻き込まれる事が多いな」

 

レイがそう言う。

 

「そうなのよだから彼女達に新たな宝玉を渡すべきと判断したの」

 

「しかし考えたらプリキュア関連のイベントをしていると高確率で、ワイズマンと遭遇するな」

 

「そうねまあ。ワイズマンもプリキュアに興味があるみたいだから仕方ないわね」

 

「しかし直哉達に今後の事を言ったが、その通りに進むと思うか?」

 

「ああ、それはレイとも話したんだけどとりあえず弦所維持で良いわ」

 

「それはつまり、ワイズマンは放置で良いんですね?」

 

「それは放置で良いわ。原作世界のグレース達イベントを可能ならもう少し進めてくれるかしらお祭りまで」

 

「わかりました」

 

「その後融合世界ののどかとひなたとちゆとアスミの4人はキーアちゃん関連で動いて貰えるかしら」

 

「「はいトワさん」」

 

「直哉はお祭り前のイベントの終わった3人を融合世界に連れて来てね」

 

「一応直哉達にはああいう予定を言ったけどあれは原作世界ののどか達を避難させるための建前よ」

 

「やはりか・・・」

 

「そうよ何か嫌な予感がするのよ」

 

「嫌な予感だと」

 

「ええ」

 

その直後直哉に連れられてきた原作世界ののどか達がトワとレイのいる部屋にやって来たのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新たな宝玉中編

「トワのどかさん達を連れてきました」

 

「お疲れ様直哉。3人もありがとうね」

 

「「「いえいえ」」」

 

「トワさん直哉君から聞いたんですが新しい宝玉を渡すと聞いたんですけど」

 

「ええ、そうよ依然渡した宝玉を出して貰えるかしら?」

 

「「「はい」」」

 

そしてのどか達はトワに宝玉を渡すと、トワの持つ3つの宝玉が以前の宝玉を取り込み新たな形の宝玉となった。

 

「「「ええーーどういう事ですか?」」」

 

「説明するわね、新たな宝玉は成長する宝玉なのよ」

 

「「「成長する宝玉」」」

 

「この機能は貴女達だけの機能よ。この機能により融合世界に関連する敵が貴女達の世界に現れた場合自動的に敵に適した力を使えるようになるわ」

 

「「「ええーー」」」

 

「つまりどういう事?」

 

ひなたがそう言う。

 

「つまりですねひなたさん。降魔やノイズの場合僕や飛鳥ちゃんや響さんのシンフォギアの力がその宝玉をセットすれば使えるんですよ」

 

「凄いじゃんそれ」

 

直哉の説明にひなたが喜ぶ。

 

「どうしてこのタイミングで、私達の宝玉をパワーアップさせたんですか?」

 

「それは貴女達も気づいてると思うけどワイズマンが再び姿を見せたからよ」

 

「別の理由としては異界事変にもう1つのすこやか市にと16番目のプリキュアの世界が巻き込まれたと言う事もあるけどね」

ここは過去の7人世界ですけど、何らかの形で今回の事件が起きている間だけは改変が行われて特殊遊撃部隊と、特殊遊撃部隊の敵を引き込んだと考えられます」

 

「でも直哉さん。俺達をこの世界のこの事件に組み込んでもイシュメルガにとっても何の得にもならないような気がしますが?」

 

「恐らくイシュメルガは、紫の扉の世界もしくはオレンジの扉の世界で、特殊遊撃部隊を葬る気だったと、自分も考えています」

 

「それでは、直哉さんはイシュメルガのほかに、何者かがいてイシュメルガの作戦を中断させてこちらに特殊遊撃部隊を強制参加させたと考えているんですか?」

 

「はい」

 

「ただし、特殊遊撃部隊とメガビョーゲン達はあくまでもゲームで言えば、ゲストキャラみたいな役割だと思ってます」

 

「成程」

 

「あ、そうかもし私達をメインキャラクターとしてやるならわざわざ過去の7人世界で、行われる事件を利用する必要ないね」

 

「じゃあ特殊遊撃部隊をこの状況にする為にまなつちゃん達の世界と私達の世界が利用されたの?」

 

「ええ、その可能性が高いですグレースさん」

 

「そうなんだ」

 

「そして今回特殊遊撃部隊を過去の7人世界の事件に介入させた者の正体は未だに、わかりませんが」

 

「皆さんすみませんこんな事に世界ごと利用させてしまって」

 

「ううんそれは直哉君やトワさんやレイさんのせいじゃないから気にしないで」

 

「そうよ今回のは事故のような物でしょう?」

 

「それにこの問題はまなつちゃん達や私達の世界を利用した過去の敵が悪いんだし」

 

「「「ええーー」」」

 

「あの事件が私達に新たな宝玉を渡すのが決まったのが関係があるんですか?」

 

「ええ、異界事変の起きた頃から考えていたの、最初に渡していた宝玉だと対処出来なくなると思ってね」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新たな宝玉後編

「「「成程」」」

 

「渡す決め手となったのは、先程も言ったけど・・・」

 

「ふふ、久しぶりだな3人のプリキュア。ここにバテデモーダがいる以上4人目のプリキュアが現れるのももうすぐかな?」

 

「「「ワイズマンどうしてここに?」」」

 

「何君達に伝言を頼みたいのさ」

 

「伝言をですって」

 

「そうさ、キュアフォンテーヌ。伝言を伝える相手は、紫藤直哉だがね」

 

「だったら早く言いなさいよ」

 

「相変わらずせっかちだなキュアスパークル」

 

「うるさい」

 

「まあ、良いだろう紫藤直哉に伝えたい事は、君達の世界にした事を新たに見つけ世界を対象として私は動き出したとな」

 

!!

 

「「「それはつまり」」」

 

ワイズマンはそう言って消えた。

 

「そうワイズマンが動き出した事と17番目のプリキュアの世界をワイズマンが見つけたようなのよ」

 

「「「ええーー」」」

 

「ちょっと待ってください17番目のプリキュアの世界って16番目のプリキュアの世界が最後じゃないんですか?」

 

原作世界のちゆがトワに聞く。

 

「ええ、違うわよちゆ。本来ならもっと後に貴女達知る事になる筈だったんだけど、3人共以前直哉が言ったプリキュアの歴史を覚えてるかしら?」

 

「「「はい」」」

 

 

「そうなの?それならいいけど、またワイズマンが別の世界を連れてこようとしてるかと思ったよ」

 

 

 

「ああ、その可能性なら十分ありますよ。どうやらのどかさん達以外にプリキュアという存在は少なくとも14組は存在している世界もあるようなので」

 

 

「「「「「「ええーーー」」」」」」

 

 

直哉の言葉にのどか達が驚く。

 

 

 

「「「「「「14組のプリキュアガ存在する世界」」」」」

 

 

 

「ええ、その世界の14組の内の何組と原作世界ののどかさん達が共闘するかもしれない可能性がありますが」

 

 

「「「ええーーー」」」

 

 

「あくまでこの情報は原作世界ののどかさん達の未来を見た時にその映像が見えたので」

 

 

 

「そうなんだ」

 

 

「少なくとも融合世界のビョーゲンズが活動する前の情報なので」

 

 

「仮に別のプリキュアと共闘するような事態になったとしたら安心してください僕達も巻き込まれるので」

 

 

「「ええーーー」」

 

「嘘でしょう」

 

 

『嘘では無いですよひなたお姉ちゃん。何故なら原作世界ののどかさん達世界は、ゼムリア大陸と同じ立場になったので」

 

「確か直哉君がそう言ってましたね」

 

「ええ、そうよ。本来ならビョーゲンズとまなつ達の世界のあとまわしの魔女達との戦いは終わっていていいくらい時が進んでいるのよのどか達からすれば2年ね」

 

「「「ええーー」」」

 

「「「そんなに時間が経ってるんですか?」」」

 

「そうね貴女達のすこやか市は融合世界に関りを少なくしていたら驚く事は無かった筈だけどね」

 

「まあ、それぞれの作品が繋がっている事自体が少ないからね」

 

それぞれの星にプリキュアのは1組と思えばいいと思うわね」

 

「「「成程」」」

 

「それじゃあ直哉君はこれから17番目のプリキュアの世界に行くんですか?ワイズマンを追いかけに」

 

のどかがトワに聞く。

 

「それはしないわ。16番目のプリキュアの世界の時みたいになるのは、こちらとしては避けたいし、貴女達も暫く融合世界にいて貰うわよ。新たな宝玉に慣れてもらう為にね」

 

「あ、直哉今後の予定が白紙になったわ」

 

「え、どういう事ですかトワ」

 

「特殊遊撃部隊に長期休暇を与えるからよ

 

「「「「ええー」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

突然のトワの一言

「「「「ええーー」」」」

 

「良いんですかトワ?」

 

トワの言葉に驚く直哉と原作世界ののどか達だった。

 

「ええ、良いわよそれも今まで特殊遊撃部隊に協力してくれた人達も含めるわよ」

 

!!

 

「正気ですかトワ?」

 

「ええ、あ新生帝国華撃団のメンバーはこちらで留守番だけどね」

 

「え、そんなことしたらあれますよ?絶対に」

 

「良いわよ。ねえレイ?」

 

「うむ、新生帝国華撃団のメンバーにとっては可哀想だが特殊遊撃部隊に協力的とは思えなかったからな。自分が考えてもな」

 

「それに直哉と喧嘩するのはそれはそれでいいんだが、それによって16番目のプリキュアの世界に迷惑をかけてしまう事になったのは我々としたら大失敗だからな」

 

「それはそうですが・・・」

 

直哉はその時を思い出す。

 

 

「私達は紫藤直哉さんの戦力として、色んな世界で戦いを見て、私達の隊長が救出に行きたいと言っても、部隊を動かさなかったりして、隊長的に不満があったみたいでね」

 

「それが爆発した感じかな」

 

「そうですね」

 

 

「それで、その救出を、拒否したのかを直哉さんに聞いたら」

 

「その子は本来助ける人がいるから自分達の行動で、その世界の歴史を極力変えない為だとね」

 

「直哉さんは、自分達の世界移動だけでも慎重にしてた理由を始めて聞いて驚いたよ」

 

 

「こういっちゃなんだが、さくらさん達の隊長は、目の前の事しか見えてないのか?自分が異世界で活躍するリスクなど考えないのか」

 

 

「そのリスクが高いと判断した直哉さんに不満を持つなんて、扱いにくい部下ですね」

 

「あ、部下ではなく出向者ですね」

 

 

「そして爆発した隊長と私達は、隊長がいない所で、直哉さんの許可を貰って部隊から離れて行動していたらいつの間にかまなつちゃん達の世界に来てたんだ」

 

「そうだったんですね。さくらさんクラリスさん。ちゃんと謝りましょうよ」

 

「確かにあの時は神山さんと初穂さんが、感情的になってたので距離を取るようにしたらまなつちゃん達の世界に迷惑をかけてしまうとは思いませんでした」

 

「そうね、それにワイズマンがブルーと接触してたとは思わなかったわね」

 

「ええ、そうですね」

 

「自分も聞いた時は驚きましたよ」

 

「それでトワ特殊遊撃部隊に長期休暇を与えるからよと言いましたが、休暇の日程はどうなっているですか?」

 

「ああ、それは・・・白紙よ。休暇のプランは特殊遊撃部隊と協力者の話し合いで決めてね」

 

「はあああ。それで良いんですか?」

 

「良いわよ以前の夏休みのように期限は決めないわ。ただ行っている先で事件が起きたらある程度動いてくれれば良いわ」

 

「つまりトワとレイは、意図的に僕達を休暇扱いした上でパトロールさせるんですね」

 

「パトロールがついでだけどね」

 

「そういう形にしないと、色々と困る世界もあるからね」

 

「そうですねシンフォギア世界やゼムリア大陸等が・・・」

 

その後直哉と原作世界ののどか達は、融合世界のすこやか市に行き、特殊遊撃部隊と合流したのだった。

 

「そう言う訳ですので、皆さんあすから休暇となります」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

長期休暇と伝えられて

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

「兄さんそうトワとレイさんが言ったんですか?」

 

「そうだよ飛鳥ちゃん」

 

「それにこれは今まで特殊遊撃部隊に協力的だった人達へのトワとレイからのお礼も兼ねているそうです」

 

「そう言う事ですか」

 

「成程それでここに新生帝国華撃団のメンバーがいないのね」

 

ローラがそう言う。

 

「「「「ちょっローラ」」」」

 

まなつ達が慌てる。

 

「新生帝国華撃団の皆さんには、残念ですがレイさんの許可がおりなかったので一緒に行く事は出来なくなりましたね」

 

「それで直哉君休暇中はどういう事をするの?」

 

響が直哉に聞く。

 

「それはですね・・・」

 

 

「それでトワ特殊遊撃部隊に長期休暇を与えるからよと言いましたが、休暇の日程はどうなっているですか?」

 

「ああ、それは・・・白紙よ。休暇のプランは特殊遊撃部隊と協力者の話し合いで決めてね」

 

「はあああ。それで良いんですか?」

 

「良いわよ以前の夏休みのように期限は決めないわ。ただ行っている先で事件が起きたらある程度動いてくれれば良いわ」

 

「そう言う事ですので皆さんが行きたい所を決めて下さい。ただしゼムリア大陸に行く場合は、遊撃手協会と協力して事件に干渉する場合があるかもとトワが言ってました」

 

「「「「「成程」」」」」」

 

「そう言う事ですので皆さんは最初にどこの世界に行きたいのかを決めて下さい」

 

そして行きたい場所の話し合いが始まった。

 

暫くして・・・

 

直哉の元に得票数の多い3つの世界に行きたいと言う結果が来た。

 

「ふむこれは意外な結果になったな」

 

「「そうですね兄さん」そうですね直哉さん」

 

「飛鳥ちゃんと薫ちゃん正直海鳴市に行きたいと言う人がかなり多いけど大丈夫かな?」

 

「そうですね、まだ闇の書事件が起きない時間帯と思うので大丈夫と思いますが」

 

「そうだね飛鳥ちゃん。海鳴市は最後にした方が良いと思う行くにしても」

 

「そうだね薫。海鳴市に行くのは、事件発生後の方が良いね」

 

「まあ、僕としては海鳴市とあおぞら市とゼムリア大陸の3つになるとは思わなかったけど」

 

「「ですね」」

 

「「私達の予想では、融合世界内部の世界2つで友好世界1だと思いましたし」」

 

「うん僕もそう思ったよ。友好世界はゼムリア大陸でその他は内部世界だと思ってたよ」

 

「それじゃあ行く順番はあおぞら市、ゼムリア大陸、海鳴市の順番で良い?」

 

「「そうですねその方が良いですね」」

 

「3つの世界では大きな事件に発展しなければ良いけど」

 

「「そうですね」」

 

「それじゃあ飛鳥ちゃんと薫ちゃんは先に皆をあおぞら市に連れて行ってね」

 

「「わかりました」」

 

「僕はエステルさん達に説明をしに行くから」

 

「「はい」」

 

そして3人はそれぞれ別れて行動した。

 

ゼムリア大陸遊撃手協会クロスベル支部・・・

 

「すみませんエステルさんとヨシュアさんいますか?」

 

「あらあら直哉ちゃんじゃない?どうしたの」

 

「ああ、特殊遊撃部隊としての連絡事項がありましてそれを伝えに来たんですけど」

 

「成程ね、今2人はレンちゃん関連で特務支援課に呼ばれてるわよ」

 

「ああ、そこまでイベントが進んでいましたか」

 

「ええ、もうすぐキーアちゃんが誘拐されるって本当なの?」

 

「ええ、そうですねそのイベントが起きないと困るんですよ」

 

「それでは自分特務支援課に行きますね」

 

そして直哉は特務支援課のビルに向かうのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

間章5 突然の休暇編
直哉とエステルさん達と特務支援課1


特務支援課・・・

 

「そう、レンが本当の家族と再会したのね」

 

「再会と言ってもコリン君を迎えに来た時にコリン君のいる部屋のクローゼットの中にいたけどね」

 

「今はそれでいいと思うよ。ロイド君レンの場合死んでいると思われている可能性が高かったけどレンの話が出たのだから。後はレンの気持ち次第と思うよ」

 

「確かにそうですねレンちゃんと会ってもお父さんとお母さんが戸惑うだけかもですね」

 

「それはそれで悲しい様な気がする」

 

「仕方ねえな、2人もレンは死んでいると割り切らないと前に進めなかったんだろうな」

 

「そうねヘイワ―スさん夫婦もここでレンちゃんが死んだ筈の娘と知れば混乱するだけでしょうし」

 

「まあ、レンの事は私達が捕まえるからロイド君達はキーアちゃんだっけアの子を守ってね」

 

「ああ」

 

「エステルどうしてそんな事を言うんだい?」

 

「それは・・・トワから連絡があったの」

 

「「「「何だってーー」」」」

 

「トワの連絡の内容が、再びワイズマンが動き出した都言う事なの」

 

!!

 

「マジかよ」

 

「ええ、今の所はワイズマンは別の世界に現れているみたいね」

 

そうですよエステルさん」

 

「あら、直哉じゃないどうしたの?」

 

「あ、はい今日は特務支援課の人達とエステルさん達に通達がありまして」

 

「良いわよ以前の夏休みのように期限は決めないわ。ただ行っている先で事件が起きたらある程度動いてくれれば良いわ」

 

「つまりトワとレイは、意図的に僕達を休暇扱いした上でパトロールさせるんですね」

 

「パトロールがついでだけどね」

 

「そういう形にしないと、色々と困る世界もあるからね」

 

「そうですねシンフォギア世界やゼムリア大陸等が・・・」

 

その後直哉と原作世界ののどか達は、融合世界のすこやか市に行き、特殊遊撃部隊と合流したのだった。

 

「そして話し合いの結果こうなりました」

 

「まあ、僕としては海鳴市とあおぞら市とゼムリア大陸の3つになるとは思わなかったけど」

 

「「ですね」」

 

「「私達の予想では、融合世界内部の世界2つで友好世界1だと思いましたし」」

 

「うん僕もそう思ったよ。友好世界はゼムリア大陸でその他は内部世界だと思ってたよ」

 

「それじゃあ行く順番はあおぞら市、ゼムリア大陸、海鳴市の順番で良い?」

 

「「そうですねその方が良いですね」」

 

「そう言う事になりましたので、特殊遊撃部隊はあくまで遊撃手協会から派遣された人材としてこちらのイベントに参加しますから」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

「ちょっと待ってくれ君それ本当にトワさんが言ったのかい?」

 

ロイドが直哉に聞く。

 

「ええ、その通りですよ。ロイド・バニングスさん」

 

「俺の名前を知ってるのかい?」

 

「皆さんの名前は知ってますよ自分特務支援課の皆さんとは初対面では無いので」

 

!!

 

「皆さん覚えてませんか?融合世界で本のメガビョーゲンの中で記憶を見た時の事を」

!!

 

「皆さん今です」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

「「パワー!」」

 

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「「「「お大事に」」」」

 

そしてグレース達が本型メガビョーゲンを浄化すると、特務支援課の4人が光に包まれながらすこやか市に戻って来た。

 

「「「「ここは?」」」」

 

「お疲れ様でした、特務支援課の皆さん」

 

「あ、君達は」

 

「私達はビョーゲンズから本来はこの世界を守っていましたが、ビョーゲンズの力が様々な世界で悪用され始めたので、特殊遊撃部隊の一員となり私達も様々な世界に行ってたんです」

 

そう言ったグレース達は変身を解除した。

 

「「「「何故その事を君が知っている」」」」

 

「実は僕もあの場所にいたんですよ。特殊遊撃部隊総司令として」

 

「「「「ええーー」」」」

 

特務支援課の4人は直哉の言葉に驚いていた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉とエステルさん達と特務支援課2

「ちょっと待ってくれたしか、特殊遊撃部隊はトワさんがあれだった筈じゃ」

 

そしてロイドは思い出す。

 

 

「「「「ええ――神様だとーー」ですって」」」

 

「ええ、正確には違う部分もあるけど間違ってないわね。特殊遊撃部隊を立ち上げたのは私だし」

 

「特殊遊撃部隊?それがエステルや響さんが協力している部隊の名前ですか?」

 

「そうよ、ロイド・バニングス君」

 

!!

 

「どうして俺の名前を知ってるんですか?」

 

「そりゃあ、貴方達の世界が私達の世界に近づいて来たから調べたのよこちらでね」

 

「世界の調査ですか?」

 

「あの人が総司令を兼ねてるんじゃ無ないのか?」

 

「いえ、違うわねトワは総責任者の一面しか無いわね。こちらにいる少年が特殊遊撃部隊の実行部隊の責任者の紫藤直哉だわ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「それは本当なのか?エステル」

 

「そうよ。トワの立場的にうごけないことがあるから直哉が特殊遊撃部隊の長と言う立場ね」

 

「そうなのですね。それにしては直哉さんは本当に人間ですか?」

 

ティオが直哉に聞く。

 

「流石ティオさんですね。僕はトワの手により作られた存在ですよ。と言っても普通の人間ですけどね」

 

!!

 

そして直哉はまなつ達に話した時の映像を特務支援課に見せた。

 

「直哉、私からの質問よ融合世界の平和と安定が実現したら貴方はどうなるの?」

 

 

「それは恐らく僕は死ぬでしょうね。その時が来たら」

 

 

!!

 

 

「「そんな」」

 

「あんたは本当にそれでいいの?」

 

「いいも悪いもそう言う条件の下で生まれた身ですし、場合によっては上司の気まぐれで、それを迎えても死ぬことは無いかもですけど」

 

 

「おいおいちょっと待て」

 

「特殊遊撃部隊の上司はまさか・・・」

 

 

「ええ、そうですよ。融合世界の神様です」

 

 

「「「「「ええ――神様ーー」」」」」

 

まなつ達とローラは直哉の言葉に驚いていた。

 

「「「そんな」」」

 

「おいおいお前はそれでいいのかよ?」

 

「いいも悪いも無いですね現実に以前より融合世界周辺は新たな混乱の火種が生まれてますから当分は死なせてくれないでしょうね」

 

「そうだね今の状況でナオヤがいなくなればもっと状況が悪化すると思う」

 

「あ、勿論融合世界が平和になっても僕自身が生きている可能性がありますし」

 

「そうね実際にそう言う状況にならないとわからないわね。所で直哉貴方1人なの?」

 

「そうですよエステルさん。他の皆さんは3つの世界の内の1つ目の世界に先に行って貰ってます」

 

「成程ね」

 

「そう言う事なので、もう暫くしたら過剰戦力がクロスベルに来ますので」

 

「わかったわ」

 

「その後エステルさん達も3つ目の世界に行く時はついて来て下さいね。トワの要望なので」

 

「ええ、考えておくわ」

 

その直後直哉は、特務支援課から出て行った。

 

その頃直哉を除く特殊遊撃部隊はまなつ達の住むあおぞら市にやって来ていた。

 

「「「うわあーーここがあおぞら市なの」」なのね」

 

原作世界ののどか達は初めて来る世界に、興奮していた。

 

「「「「あはは、私達としては2人ののどかさん達の判別が難しいですよ」」」」

 

「まなつちゃん達もその内慣れるよ」

 

「響さん」

 

「仕方ないですよ響さん。まなつちゃん以外は実際に原作世界ののどかさん達と会うのは初めてなんですから」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉と合流前の飛鳥達前編

「あーーそう言われたらそうだね薫ちゃん」

 

響が薫にそう言う。

 

「それであおぞら市に着いたけどこれからどうするの飛鳥ちゃん?」

 

「そうですね響さんと私と薫は別れてまなつちゃん達のそれぞれの家に行く形になります。そして現状ここにいるメンバー全員をいくつかのグループにわけてそれぞれがまなつちゃん達のの家に今日は泊まりますよ」

 

「ふむふむ」

 

「成程直哉君がこっちに来るのはこちらの世界の時間では夜中になるんだっけ?」

 

「ええ、そうですねその為現状で年上の響さんと紫藤直哉の身内設定の私と薫がまなつさん達の親達に挨拶をするんですよ」

 

「でも私達を信用してくれるのかな」

 

「心配いらないと思いますよ響さん」

 

そして飛鳥はその理由を話した。

 

「「「「お母さん」」」」親父」

 

「「「「まなつ」さんご」みのり」!!」

 

「貴女達今までどこにいたの?大地震が起きてこっちは大変だったのに」

 

まなつの母親が、まなつ達に聞く。

 

「「「ごめんなさい。私達はこのお兄さんに特別なシェルターに連れて行って貰ってたの」」」

 

 

まなつ達がそう言うと、直哉が親たちの前に出て行く。

 

「貴方が娘達を助けてくれたんですか?」

 

「結果的に言えばそうなりますね。自分の名前は紫藤直哉と申します」

 

「あの大地震が起きる直前に、自分はたまたまあおぞら中学方面にある仕事場に行く時に被災をして、学校から避難してくる子達を仕事場に地下シェルターを完備してたので、子供たちをそこに避難させてました」

 

「申し訳ございませんでした。本来ならこんな誘拐紛いの避難ではなく、ちゃんと連絡すべきでした」

 

「いえ、頭をあげてください。直哉さんのおかげで沢山の子供の命が助かったのは、事実なのですから」

 

「ありがとうございます。それじゃあね。まなつちゃん、さんごちゃん、みのりちゃん、あすかちゃん」

 

「「「「ありがとう直哉さん」」」」

 

「あのイベントのおかげで紫藤直哉の関係者として説明がしやすくなりましたからね」

 

「成程ね」

 

「それでは響さんと薫行きますよ」

 

そして響と飛鳥達はまなつ達の親の元に順番であいさつに行った。

 

その頃まなつ達の案内であおぞら市を観光している特殊遊撃部隊と協力者達は・・・

 

「「「「「「また閉じ込められたわ」」」」」もうまたですの?」

 

「もうさくらに皆いい加減覚えてよ」

 

アイリスが帝国華撃団のメンバーに言うがその隣では・・・

 

「「「「「きゃあ動けない」」」何なんだこれは?」」

 

巴里華撃団のメンバーも帝国華撃団と同様に水族館に入るのに苦労していた。

 

「何でアイリスだけ入れるの?」

 

「何故隊長だけが問題なく入れるのだ?」

 

さくらとグリシーヌがそう言う。

 

「あははこれはすこやか駅での再現みたいだよ」

 

融合世界のひなたがそう言う。

 

そして事態を知った水族館のスタッフが帝国華撃団と巴里華撃団のメンバーを助けた。

 

「「「「「「ふう助かった」」」」」」」

 

「ねえ、時代の違いを改めて感じたね?」

 

「「「「うん」」ああ」ええ、そうね」

 

「まなつ達は時代の違いについて実感を持つのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉と合流前の飛鳥達中編

水族館で帝国華撃団と巴里華撃団のメンバーが騒動を起こしつつものどか達やまなつ達のサポートのおかげで水族館では大きな問題には発展にならずにすんでいた。

 

「まなつちゃん達大丈夫かい?」

 

「「「「はい大神さん気にしないで下さい」」」」

 

「しかしさくら君やエリカ君達のサポートはかなりきつくなかったかい?のどかちゃん達が手伝ってくれているとはいえ」

 

「大神さん私達の街に特殊遊撃部隊とその協力者さん達に、私達の住む世界に来てくれたのが私は嬉しいんです」

 

「まなつちゃん君達に聞きたいんだけど良いかな?」

 

「はい何ですか?大神さん」

 

「ああ、君達もプリキュアで良いんだよね」

 

「「「「「はい」」」」」

 

「さくら君達が君達に助けられたと教えてくれたからね、そのお礼を言いたくてねありがとう」

 

「「「「「あ」」」」」

 

まなつ達はその時を思い出す。

 

「大丈夫ですさくらさん。帝国華撃団のやる気は私達が取り戻します」

 

「え、どういう事?」

 

「皆行くよ」

 

「「「うん」」ああ」

 

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

 

「帝国華撃団の皆さんを助けるぞ!」

 

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

「ああ、プリキュアじゃん久しぶり」

 

「「「「「エルダ」」」」」

 

「貴女もあの次元の穴でこっちに来てたの?」

 

キュアパパイヤがエルダに聞く。

 

「そうよそして気持ちの悪い男に助けられてね」

 

「「「「そうなんだ」」」」

 

「そう言えばプリキュア達ヌメリーとブルー見てない?」

 

「え、私達は見てないよ」

 

「そう言えば大神さんはあの時敵に捕まっていたからあの事件の事知らないんだ」

 

「恐らく帝国華撃団の人が教えたんだと思う」

 

「大神さんも言ってたからな」

 

「そうね」

 

時が少し進んで水族館から帰宅中・・・

 

「皆さんこの世界も凄いですね」

 

「ああ、響の世界と同じような技術が発展しているな」

 

「うんでも自然が少ない気がする」

 

「そうか私は良いカモがいて嬉しいぜ」

 

「私も好きかも知れませんね、あらあれは何かしら?」

 

その時花火がメガビョーゲンを見つける。

 

!!まなつちゃんここは融合世界の私達が行くね皆をお願い」

 

「はいわかりました」

 

そして融合世界ののどか達はメガビョーゲンに向け走り出す。

「皆行くラビ」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

そしてキュアグレース達突然出現したメガビョーゲンに攻撃を始めた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉と合流前の飛鳥達後編1

「皆行くラビ」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

「「「「「ええ――何あれーー」」」」」

 

「さあ、エリカ君達とさくら君達もここにいては彼女達の邪魔になるから避難するぞ」

 

「「「「「「「「はい」」」」」」」」」

 

「おい隊長あれは一体何なんだよ?」

 

「落ち着けロベリアは避難後に話すから」

 

「ちっ」

 

「大丈夫かな?もう1人の私達?」

 

「大丈夫ですよ。もう1人ののどかさん」

 

まなつがそう言う。

 

「ううん違うのまなつちゃん。この世界にメガビョーゲンを送れるのは融合世界のビョーゲンズだけなんだともう1人の私に聞いたんだけど、あの時は緊急事態だからしたと聞いてるんだけどね」

 

「「「「「あ、そう言えば」」」」」

 

まなつ達が思い出す。

 

漸く見つけたわよ。直哉君と融合世界のプリキュア」

 

 

!!

 

その時直哉とのどか達前にシンドイ―ネが現れた。

 

 

「「「シンドイ―ネ貴女どうしてこちらの世界に」」」

 

のどかと、ちゆと、ひなたが驚く。

 

 

「何々このおばさん、のどかさん達知り合いですか?」

 

「誰がおばさんですってーー」

 

 

「直哉君この失礼な子達だれ?」

 

 

「シンドイ―ネ僕に聞かなくても知ってるんですよね?バテデモーダから聞いてるでしょう」

 

 

「流石直哉君ビョーゲンズの事も知ってるのね」

 

 

「「「「ええ――まさかこのおばさんメガビョーゲンを作って地球を病気にしてる人ですか」」」」なの?」

 

 

「そうよ、と言うか私達の事も知ってるのね?こんな異世界でも」

 

「それは私達もメガビョーゲンと戦いましたし」

 

 

「ああ、ブルーがここにいるんだったわね。ワイズマンにメガビョーゲンを作る力を一時的に使えるように何度か会ってたわね」

 

 

!!

 

 

「それは本当ですかシンドイ―ネ?」

 

「ええ、ワイズマンが何体かナノビョーゲンを渡したから」

 

「でも今回は融合世界のビョーゲンズが、まなつちゃん達の世界を襲う理由が無いからね」

 

「「「「「確かに」」」」」

 

「じゃあ、まさかあのメガビョーゲンを作ったのは?」

 

「多分ワイズマンが動き出したのかも知れないね」

 

「ワイズマンとは誰ですか?」

 

「あら、まなつちゃん達は会った事無いの?」

 

原作世界のちゆがまなつ達に聞く。

 

「「「「「はい」」」」」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉と合流前の飛鳥達後編2

「そうなのね、これから言う事は貴女達も関わる事だから」

 

そして原作世界のちゆが話し出す。

 

「フフ、まさか融合世界のキュアグレース達が本当にこちらに来てくれるとはね」

 

「「「ワイズマンここから私達が相手よ」」」

 

 

「フフ、良くあの世界から帰還できたものだな。キュアグレース」

 

 

「正直危なかったけどね、ワイズマン貴方でしょ。ブルーにあの世界の事を教えたのは?」

 

 

「正解だ。キュアグレースよ、そしてお前達と新生帝国華撃団の状況を見て、ブルーに気づかれないように奴等をあの世界に転移させたのさ。その時に紫藤飛鳥と、真宮寺薫がついて来たのはいい意味での誤算だったがな」

 

「やっぱりあのタイミングで新生帝国華撃団の居場所がわかったのは意図的だったのね」

 

 

「そう言う事だよキュアフォンテーヌ」

 

 

「相変わらず陰険手を使ってくるんだから」

 

「すまんな、キュアスパークルその時の研究題材が、どうすれば紫藤直哉を簡単に殺せるかと言う研究だったからな」

 

!!

「「「「「「「「何だって――」」」」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

ワイズマンの言葉ここにいる全員が驚いていた。

 

 

 

「しかし私は、キュアグレース達を過小評価していたようだ。まさか君達を葬るために仕掛けを突破するとはな」

 

 

「エッヘン、私達と直哉君の絆を甘く見るからだよ」

 

「そうだニャン」

 

 

「確かにそれもあるだろうが、私にはまさかあの世界に16番目のプリキュアがいるとは思わなかったぞ」

 

 

!!

 

 

「「「「「「16番目のプリキュア」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「「「「「ええ――」」」」」

 

「つまり私達の世界に最初に目を付けたのはわいずまんなんですか?」

 

「ええ、本人も何の世界が来たのかわからなかったからブルーに行かせたんじゃないのかいら、あくまで私達は当事者じゃないからわからない事があるけど」

 

「成程ね確かに、シンドイ―ネと言う人が言ってたわねブルーにワイズマンが協力的だったって」

 

その頃融合世界のキュアグレース達は・・・

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「ふう、終わったね」

 

「ええ、そうねでもここは16番目のプリキュアの世界なのにメガビョーゲンが複数現れたのかしら?」

 

「そうですね。やはりワイズマンが動いているのでしょうか?」

 

「その辺はわからないけど、トワさんが基本的に全員で行動させるくらいだから大きなイベントが突発的に起きると想定しているじゃないかな?」

 

「「「成程」」」

 

「とりあえずまなつちゃん達と合流しよう?」

 

「「「ええ」うん」はい」

 

そして融合世界のキュアグレース達はまなつ達と合流し、その夜直哉がゼムリア大陸からあおぞら市にやって来た。

 

「成程あおぞら市にやってきてからヤラネーダではなくメガビョーゲンが複数出現したんですね」

 

「「「「うん」」」はい」

 

「あくまで予測での考えですが、ワイズマンがあとまわしの魔女達と接触した可能性もあると思いまけどね・・・」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

守護者達と直哉の話し合い

「成程あおぞら市にやってきてからヤラネーダではなくメガビョーゲンが複数出現したんですね」

 

「「「「うん」」」はい」

 

「あくまで予測での考えですが、ワイズマンがあとまわしの魔女達と接触した可能性もあると思いまけどね・・・」

 

「響さんや飛鳥ちゃんはどう思いますか?」

 

「うーん、私はブルーに渡されたナノビョーゲンの数が違うかもね」

 

「それで直哉ブルーは何体ナノビョーゲンを使った?」

 

 

「僕達が把握してるのは4体ですね」

 

 

「そうかなら後6体はメガビョーゲン系を出してくるかもな」

 

「ワイズマンは少なくとも10体のナノビョーゲンをブルーに渡している筈だからな」

 

 

「そうですかありがとう。ダルイゼン」

 

 

「・・・ふん」

 

「成程あの個数はあくまで融合世界のビョーゲンズが把握していた個数で、実際はワイズマンがそれ以上のナノビョーゲンを渡していた可能性があると考えられると言う事ですね?」

 

「うん」

 

「飛鳥ちゃんはどう思う?」

 

「そうですね案外ブルーが自分で予備を作っているという可能性も無いとは言えませんね」

 

「成程それをあとまわしの魔女達が使ったと飛鳥ちゃんは考えてるんだね?」

 

「そうです兄さん」

 

「明日からどうする?直哉君」

 

「そうですね。個人的には・・・私のお願いを聞いて貰うようにお願いしたんですが皆さんの希望があれば待ちます」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

「直哉っちが女の子になった――」

 

「兄さんどういう事ですかその人は?」

 

まなつ達の世界先代プリキュアから戻った直哉が話す。

 

「・・・ふう終わりましたよトワのどかさんひなたさん」

 

「大丈夫直哉君?」

 

「大丈夫直哉っち」

 

ええ、何とかまなつちゃん達の世界の先代プリキュアが協力してくれて一時的に同化する事が出来ました」

 

「良かったよ安心したよ」

 

「お疲れ様直哉」

 

「もうこんな無茶苦茶な依頼はやめて下さいよトワ」

 

「ねえ、直哉っち今は私達の知る直哉っちだよね?」

 

「そうですよひなたさん。僕の状態は以前ののどかさんの状態と同じと考えて良いですよ」

 

「「ええーー」」

 

「こう言う経緯がありまして・・・と言うかのどかさんとひなたさんは何で驚くのですか?」

 

「「ええだってまなつちゃん達の世界の先代プリキュアが動けるの知らなかったから」」

 

「そうでしたね原作世界ののどかさん達に先に見せたのでした」

 

「とりあえず明日以降は融合世界ののどかさん達と僕でまなつちゃん達の学校も再開しているみたいなのでその周辺の調査をしようと思ってます。アスミさんはその間原作世界ののどかさん達と、行動して下さい」

 

「わかりました」

 

「まさかこういう形であの時の仕掛けが役に立つとは・・・」

 

「うーー緊張だよ転校は」

 

 

「「そう言えば、のどかは、のどかっちはあの時も緊張してた」してたわね」

 

 

「あれは久しぶりの学校だったし」

 

 

「今回は特殊遊撃部隊の仕事の部分があるんだから」

 

 

「そうだったわね」

 

「そうだった」

 

「まあ、仕事は忘れないようにして下さいね。でも学生と言う事も忘れないでくださいね」

 

「「「はーい」」」

 

 

そして直哉達は学校の職員室に行き担任の先生共に教室に向かう。

 

 

 

教室に着くと、直哉達は担任の先生に待ってねと言われ、その後教室に入った。

 

 

!!

 

みのりが気がつき驚いていた。

 

 

「花寺のどかです。よろしくお願いいたします」

 

沢泉ちゆです」

 

「平光ひなただよ。よろしくね」

 

「紫藤直哉です。皆さんよろしくお願いいたします」

 

 

4人の自己紹介が終わり授業が始まった。

 

「「「確かに」」」

 

「今夜はもう寝ましょう」

 

そして直哉達も眠りについた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊あおぞら市滞在記1

あおぞら中学・・・

 

「うわあ学校が再開されたんだ」

 

「うんお母さんが言うには直哉さんの会社が街の復興に関する協力があったみたいだよ。まなつちゃん」

 

「そうなんだそう言えば直哉さんが言ってたね」

 

「貴方が娘達を助けてくれたんですか?」

 

「結果的に言えばそうなりますね。自分の名前は紫藤直哉と申します」

 

「あの大地震が起きる直前に、自分はたまたまあおぞら中学方面にある仕事場に行く時に被災をして、学校から避難してくる子達を仕事場に地下シェルターを完備してたので、子供たちをそこに避難させてました」

 

「申し訳ございませんでした。本来ならこんな誘拐紛いの避難ではなく、ちゃんと連絡すべきでした」

 

「いえ、頭をあげてください。直哉さんのおかげで沢山の子供の命が助かったのは、事実なのですから」

 

「ありがとうございます。それじゃあね。まなつちゃん、さんごちゃん、みのりちゃん、あすかちゃん」

 

「「「「ありがとう直哉さん」」」」

 

 

そして直哉はまなつ達を親に渡して自分の家に戻った。

 

「あの時の会社が復興支援してくれたのかな?」

 

「その通りですよ。まなつさんとさんごさん」

 

「「ええーー直哉さんどうして学校に?」」

 

「え、まなつさん忘れています?」

 

 

「花寺のどかです。よろしくお願いいたします」

 

沢泉ちゆです」

 

「平光ひなただよ。よろしくね」

 

「紫藤直哉です。皆さんよろしくお願いいたします」

 

 

4人の自己紹介が終わり授業が始まった。

 

 

「うん、直哉っちのお弁当は美味しいよ」

 

「そうね」

 

「ありがとうございます」

 

「「ああ――やっぱり直哉さん達だーー」本当だ――」

 

 

「げっもうばれた」

 

 

「何ですか?直哉さんそのげっは」

 

 

「私達が知ると嫌なんですか?」

 

 

「いや―そう言うわけじゃないんだけどね、あはは」

 

 

「じゃあ、説明してください何で転校してきたのかを?」

 

 

「あはは、だからね・・・」

 

「そう言う事があったはずですよ。そこから一応あおぞら中学の生徒のままですよ。僕達4人は」

 

「そう言う事だよまなつちゃん。学年は違うけどね」

 

のどかがまなつにそう言う。

 

「あーー思い出しました。確かにそんな事がありましたね」

 

「その設定を生かして僕達は学校に来たんです。それにトロピカル部で皆さんに伝いたい事があるので」

 

!!

 

「「わかりました」」

 

時は進んでトロピカル部部室にて・・・

 

「昨日のあおぞら市に現れたメガビョーゲンについて可能性が高いと思われる答えとして、あのナノビョーゲンはあまなつさん達の世界で作られた物と言う結果が高いだろうと思います」

 

「「「「「ええ――」」」」」

 

「どういう事よ」

 

「ええ、僕がこちらに来る前にこちらで複数出現したメガビョーゲンと戦う同じ頃にビョーゲンズとワイズマンが動き出したかを確認すると、ビョーゲンズもワイズマンも動く事は無かったので、恐らくブルーが残していたものをあとまわしの魔女の配下達の誰かが使えるようにした可能性があります」

 

「確かにブルーがあとまわしの魔女の配下達と一緒に出て来たりしてたわね」

 

あ、ブルー来たんだエルダちゃんに任せても良いのに」

 

 

「ああ、総力戦になりそうだし念の為にな」

 

 

「それにいい具合に贄が出来上がってるからな、ヌメリーこれを受け取れ」

 

そして、ブルーがヌメリーに一つの球を与えた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊あおぞら市滞在記2 トロピカル部での話し合い前編

「ええ、そうです。僕達は亜種型メガビョーゲンと言う別のメガビョーゲンを見た事もあるので、一概にブルーが残したナノビョーゲンをそのまま使ったとも言い切れないかもかもですが」

 

「亜種型メガビョーゲンと言うのは何?」

 

ローラが直哉に聞く。

 

「大神を助けた直後に起きた大地震により各世界を繋げていた不具合によりシンフォギアには大量のメガビョーゲンが出現している。そして、ゼムリア大陸には降魔とノイズが大量に出現している」

 

「ええ――」

 

シンフォギア世界と、ゼムリア大陸にノイズとメガビョーゲンがですか?」

 

「ああ、シンフォギア世界の方は、フィーネが研究していた亜種型だがな」

 

「成程なら、ゼムリア大陸にいるのはワイズマンですか?」

 

「そういう事だ。直哉」

 

「「「「「「ええ――」」」」」」

 

「亜種型メガビョーゲンとはシンフォギア世界の技術を使って作り出されたメガビョーゲンで、亜種型は通常のメガビョーゲンと違い、地球を蝕む能力は無いんですよ」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「そんな特性があるのか」

 

「はい、もしシンフォギア世界とは違う技術で昨日現れたメガビョーゲンが亜種型になれば新たなメガビョーゲンの種類が生まれた事になりますね」

 

「大変じゃないですか直哉さん」

 

「あ、もしまなつさん達の世界の亜種型メガビョーゲンは恐らくヤラネーダ能力が付くかも知れないので、そうなればまなつさん達のプリキュアの力で浄化出来ると思うよ」

 

「そう言う可能性もあるのね」

 

「ええ、あくまで今回出たメガビョーゲンにヤラネーダ能力が出てればですけど」

 

「のどかさんその時浄化したメガビョーゲンに関してどう思いましたか?」

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「ふう、終わったね」

 

「ええ、そうねでもここは16番目のプリキュアの世界なのにメガビョーゲンが複数現れたのかしら?」

 

「そうですね。やはりワイズマンが動いているのでしょうか?」

 

「あの時も私達も違和感があったけど街に被害が出るのを考えて早めに浄化したの」

 

「でもどちらかと言えば亜種型メガビョーゲンと考える方がしっくりくるんだ」

 

「そうなんですね、そうすると亜種型メガビョーゲンと考えて良いと思いますけどまだ確定するには、早いと思ってます」

 

「ローラさんグランオーシャンでしたか、あちらと連絡はどうですか?」

 

「ええ、あの事件以降連絡は取れないわね」

 

「そうですか、この世界に人魚伝説がある所はないですか?」

 

「「「「人魚伝説ですか?」」」」

 

「ええ、のどかさん達は医療に関するプリキュアの力なので」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊あおぞら市滞在記2 トロピカル部での話し合い後編

「ローラさんグランオーシャンでしたか、あちらと連絡はどうですか?」

 

「ええ、あの事件以降連絡は取れないわね」

 

「そうですか、この世界に人魚伝説がある所はないですか?」

 

「「「「人魚伝説ですか?」」」」

 

「ええ、のどかさん達は医療に関するプリキュアの力なので」

 

「それに僕はローラさんが不思議なんですよね」

 

「「「「どういう意味ですか直哉さん?」」」」

 

まなつ達直哉に聞く。

 

「いえ、ローラさんは人魚ですよね?」

 

「ええ、そうよ」

 

「そしてグランオーシャンの伝説では人魚はプリキュアの力は使えないからローラさんはまなつさん達の世界・・・つまり陸に来たんですよね」

 

「ええ、そうなんだけど改めて考えてみるとおかしいわ。いくらトワにあのような処置をされたとしても」

 

「貴女達も暫く融合世界で暮らすとしても、直哉と私達の決めた事に異議を唱えるのなら罰をあたえるわよ。貴女達は今特殊遊撃部隊の臨時隊員なのでしょう」

 

 

「「ひっ」」

 

「謝るから許してーー」

 

 

「駄目だ許さん。これを食らいなさい」

 

そう言ってトワから放たれた。紫色のビームがローラに直撃した。

 

 

「きゃあああ」

 

 

「ローラ」

 

 

そして、煙が晴れるとローラの人魚の部分が無くなり、代わりに人の足になっていた。

 

 

「「ええ―ローラの足が」私の足が人間の足になってる」

 

「ええ、これが人魚の罰よ、融合世界関連の異世界に行く時人魚のままだと行動しにくいでしょう?」

 

 

「ちなみにこの効果は融合世界と関係しない世界つまり貴女達の世界に戻ると元に戻るわよ」

 

 

「「ええ―つまり融合世界にいる限りローラは人間なんだ」私が人間?」

 

そしてローラとまなつが思い出したように言う。

 

「「確かにそうだ」」

 

「一度私達もここに戻って来てローラも人魚に戻ったのに、何でプリキュアになれたの?」

 

「「「そう言えば」」」

 

さんごとあすかもみのりもそこに気づく。

 

 

「その意気よサマー皆」

 

「「「「その声はローラ?」」」」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「「「「ええ――ローラがプリキュアになってる――」」」」

 

「そうなんですよね実際こういう形で人魚であるローラさんがプリキュアになっているのに何故人魚はプリキュアになれないという伝説が生まれたのでしょうか?」

 

「確かに不思議ね」

 

「まあ、これから言う事は予測もあるので聞くだけで良いですので」

 

「ローラさんが本当は人間でグランオーシャンで生活させる為に人魚にしたとしたら、人魚はプリキュアになれないという説明も腑に落ちるんですけど、ローラさんはそう言う記憶はありませんか?」

 

「うーん無いわね。自分が元々人間だったという記憶は」

 

「そうですか」

 

「あ、そう言えば今思い出したんですけど私の実家のある島に昔人魚を見たという人がいて私も小さい頃その話を聞いてましたよ」

 

!!

 

「「「「そうなのか?」それ本当なのでしょうね」それが事実ならグランオーシャンと何か関係があるかも知れない」流石まなつちゃん」

 

「直哉っちどうする私達もその島に行くの?」

 

ひなたが直哉に聞く。

 

「いえ、グランオーシャン関連はまなつちゃん達にこちらの世界で夏休みになったらお願いすると思います」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊あおぞら市滞在記3

「「「「そうなのか?」それ本当なのでしょうね」それが事実ならグランオーシャンと何か関係があるかも知れない」流石まなつちゃん」

 

「直哉っちどうする私達もその島に行くの?」

 

ひなたが直哉に聞く。

 

「いえ、グランオーシャン関連はまなつちゃん達にこちらの世界で夏休みになったらお願いすると思います」

 

「今は数日いて何もなければ予定通りに、進めたいと思います」

 

「つまりトワとレイは、意図的に僕達を休暇扱いした上でパトロールさせるんですね」

 

「パトロールがついでだけどね」

 

「そういう形にしないと、色々と困る世界もあるからね」

 

「そうですねシンフォギア世界やゼムリア大陸等が・・・」

 

「トワもレイも行っていたパトロールとして次の場所であるゼムリア大陸に行きたいと思います」

 

「その方が良いわね確かに」

 

「ええーー良いのローラ?」

 

まなつがローラに聞く。

 

「ええ、構わないわ。別に今すぐじゃなくてもグランオーシャンは逃げないしそれに直哉が私達だけにそこに行かせると言う事は私達とあとまわしの魔女の配下達にとって重要な物があるんでしょう?」

 

「「「「あ、そう言う事ですか直哉さん?」」」」」

 

流石だね、ローラさんその通りだよ久々あおぞら市に関する夢を見てね近い将来に起きるだろうと思うイベントを見たんだよ」

 

「まあ、夢だからいつ起きるかとかの確定が出来ないんだけどね」

 

「「「「成程」」」」

 

「流石にまだ不確定要素が多いのにそこまであおぞら市にいるとレイさんから注意されるだろうから先にまなつちゃん達に連絡したんだよ。家族にちゃんと伝えて欲しいから」

 

「「「「「直哉さん」」」」直哉」

 

「さてと僕達は先に変えるね、トワとレイさんにあのメガビョーゲンに関しての報告書を作らないといけないから」

 

「わかりました」

 

そして直哉達はトロピカル部の部室を出た。

 

「それで直哉君これからどうするの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「これからアスミさんと原作世界ののどかさん達を連れて融合世界のバテデモーダに相談をしますよ。メガビョーゲンについてはやはりビョーゲンズに聞く方が良いでしょうから」

 

「「「確かに」」」

 

「それにのどかさん達が違和感についても聞くべきと思いますから」

 

「それに・・・」

「成る程キングビョーゲンとこちらの2人が話し合った結果シンドイ―ネとダルイゼンがこちらに協力する事になったんですね」

 

 

「そうよ、キングビョーゲン様としては融合世界周辺の世界に力を行使してもいいと考えてるけど、今回は看過出来ないようなのね」

 

 

「成る程自分の復活に必要な融合世界の周辺ならいいが、関係ない世界でのメガビョーゲンを使われるのが嫌なんですね」

 

 

「何か意外、キングビョーゲンは全部侵略したいと思ってたよ」

 

 

「そんな事しても無駄じゃん。世界なんて1つでいいよ」

 

 

「俺はそう思うけど」

 

「この協力体制はまだ有効だと思いますからね」

 

「それに融合世界のナノビョーゲンが使われたのは報告するべきでしょうからね、いくら敵だとしても」

 

「ああ、ブルーがここにいるんだったわね。ワイズマンにメガビョーゲンを作る力を一時的に使えるように何度か会ってたわね」

 

 

!!

 

 

「それは本当ですかシンドイ―ネ?」

 

「ええ、ワイズマンが何体かナノビョーゲンを渡したから」

 

「成る程ブルーがメガビョーゲンを使えるのにはそう言う理由があったんですね」

 

「そう言う事ですので一度僕達はすこやか市に戻りますよ」

 

「「「了解」」」

 

そして直哉達は、アスミと原作世界ののどか達を連れて融合世界のすこやか市に向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

バテデモーダとの密談

融合世界のすこやか市の森の中・・・

 

「お待たせしました宿主さん」

 

「ああ、すまんバテデモーダ今回異質なメガビョーゲンとキュアグレース達が戦ってな」

 

「異質なメガビョーゲンですか」

 

「ああ、この映像を見てくれ」

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「ふう、終わったね」

 

「ええ、そうねでもここは16番目のプリキュアの世界なのにメガビョーゲンが複数現れたのかしら?」

 

「そうですね。やはりワイズマンが動いているのでしょうか?」

 

「その辺はわからないけど、トワさんが基本的に全員で行動させるくらいだから大きなイベントが突発的に起きると想定しているじゃないかな?」

 

「何なんすかこのメガビョーゲンは?」

 

「やはりバテデモーダも初めてのケースかすまんがこの件をキングビョーゲンに情報を伝えておいてくれ」

 

「わかりましたっす。確かにこの進化はキングビョーゲン様は認めないと思いますけど」

 

「所でどういう経緯でナノビョーゲンが、16番目のプリキュアの世界にあるんすか?」

 

「ああ、それは・・・」

「ああ、ブルーがここにいるんだったわね。ワイズマンにメガビョーゲンを作る力を一時的に使えるように何度か会ってたわね」

 

 

!!

 

 

「それは本当ですかシンドイ―ネ?」

 

「ええ、ワイズマンが何体かナノビョーゲンを渡したから」

 

「成る程ブルーがメガビョーゲンを使えるのにはそう言う理由があったんですね」

 

「ああ、そこに繋がるんすっね」

 

「ああ」

 

「そう言う事になるから、融合世界のビョーゲンズと情報共有をしておくべきと考えたんだ」

 

「バテデモーダだけならこういう形で話さなくても良いんだがな」

 

「確かにそうすっね」

 

「それで宿主はこれからどうするんすか?」

 

「それでトワ特殊遊撃部隊に長期休暇を与えるからよと言いましたが、休暇の日程はどうなっているですか?」

 

「ああ、それは・・・白紙よ。休暇のプランは特殊遊撃部隊と協力者の話し合いで決めてね」

 

「はあああ。それで良いんですか?」

 

「良いわよ以前の夏休みのように期限は決めないわ。ただ行っている先で事件が起きたらある程度動いてくれれば良いわ」

 

「つまりトワとレイは、意図的に僕達を休暇扱いした上でパトロールさせるんですね」

 

「パトロールがついでだけどね」

 

「そういう形にしないと、色々と困る世界もあるからね」

 

「そうですねシンフォギア世界やゼムリア大陸等が・・・」

 

その後直哉と原作世界ののどか達は、融合世界のすこやか市に行き、特殊遊撃部隊と合流したのだった。

 

「今はこういう指示で次はゼムリア大陸に行く予定だ」

 

「成程わかったっす、メガビョーゲン様に報告後にそちらに行くようにするっす」

 

「ああ」

 

そしてバテデモーダは直哉と別れた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

密談後の行動

「「「「「「それで直哉君これからどうするの?」」」」」」

 

「そうですね僕達は今からリベール王国に行きます」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

「リベール王国に行く理由が出来たの?」

 

融合世界ののどかが直哉に聞く。

 

ええ、絶対に行かないといけないわけでは無いですけど、一応ゼムリア大陸はあおぞら市やもう1つのすこやか市と同じ立場ですからもしかするとあおぞら市と同様の事が起きる可能性がありますから」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

「そうですね。ブルーが残した物をあとまわしの魔女の配下達の誰かが使う為に実験をしているのなら、すこやか市以外で使わないと使えるかがわかりませんし」

 

「「「「「「確かに」」」」」」

 

「ええ、そうですそれにブルーが異世界についても伝えている可能性もあると思うので」

 

ああ、それは・・・白紙よ。休暇のプランは特殊遊撃部隊と協力者の話し合いで決めてね」

 

「はあああ。それで良いんですか?」

 

「良いわよ以前の夏休みのように期限は決めないわ。ただ行っている先で事件が起きたらある程度動いてくれれば良いわ」

 

「つまりトワとレイは、意図的に僕達を休暇扱いした上でパトロールさせるんですね」

 

「パトロールがついでだけどね」

 

「そういう形にしないと、色々と困る世界もあるからね」

 

「それにこれはトワの言うパトロールとして先にリベール王国に行くという形ですから。何もなければクロスベルに行く事にすればいいので」

 

「「「「「「成程」」」」」」」

 

「それでは簡易ゲートを使いますよ」

 

そして直哉達は簡易ゲートを使いリベール王国に向かうのだった。

 

 

その頃リベール王国では・・・

 

「姫様大変です」

 

どうしましたユリアさん?」

 

以前直哉さんと響さんに依頼したあの場所に今まで見た事のない怪物複数体と異質なメガビョーゲンが現れました」

 

「何ですって以前現れたノイズとは違う怪物ですか?」

 

クローゼは疎に時の直哉から聞いた話を思い出す。

 

「響さん御愁傷様です。死んだらちゃんと供養しますから」

 

「イヤー見捨てないで」

 

「クックッあの女は面白いな」

 

「マクバーン遊ぶのもほどほどにしておけよ」

 

 

 

「そのようだな連中に気づかれたみたいだな」

 

レーヴェと火炎魔神がそう言うと直哉達を囲むように大量のノイズが出現した。

 

 

 

「「わわ、ノイズが出たーー」」

 

響と直哉が戦闘体勢をとる前に二人が動いた。

 

 

 

「さてやるか」

 

「俺様を楽しませろよノイズ」

 

マクバーンとレーヴェはノイズと戦いという遊びを始めた。

 

そして戦いは二人の圧勝だった。

 

 

 

「「ええーー普通の斬撃でノイズを倒せるなんてあり得ないんですけど?」」

 

 

「ノイズには炭素化と位相差障壁があってその障壁を何とかしないといけないんですけど」

 

 

 

「ああ、そうだっだな。だが、俺の持ったケルンバイターと火炎魔神の炎にはそんなものは通用しない最初からな」

 

「はい、今回出た怪物は、どちらかと言えばメガビョーゲンの持つ能力は一緒のようです。姫様急いで特殊遊撃部隊に連絡をお願いします」

 

「わかりましたユリアさん」

 

そしてクローゼが特殊遊撃部隊に連絡をする直前に直哉と2人ののどか達がグランゼル城に現れた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

クローゼからの緊急依頼前編

「あ、直哉さんに2人ののどかさん達良い所に来てくれました」

 

「クローゼさんどうしたんですか?」

 

直哉がクローゼに聞く。

 

「直哉さん実は以前直哉さんと響さんが行った名も無き村に異世界の怪物がまた出たんです」

 

「ええーー」

 

「おうなんだありゃ魔神なのか?」

 

「大きい」

 

!!

 

「まさかあれは、ネフィリム。あれまでゼムリア大陸に現れるなんて・・・」

 

「響さんあいつの事知ってるの?」

 

 

「ええ、これは直哉達に会う前の世界でフロンティア事変といわれる事件の元凶と言っていい自立型完全聖遺物なの」

 

かつての世界では、私の左腕を食べて爆発的に強くなりましたから」

 

「ええーー左腕を食べてですか・・・」

 

 

直哉はネフィリムが人間を食べることに恐怖した。

 

 

「よし、女今回も左腕をあいつに食べさせろ」

 

「イヤーですよあんな思いは二度としたくないですよ。」

 

「響さん。あんな魔神みたいな者が僕達の世界にもいるんですね?」

 

「私がいるから恐らくね」

 

そして主に劫炎とレーヴェが巨大ノイズと自立型完全聖遺物ネフィリムに戦い始めた。

 

響は直哉を守りながら小型ノイズを倒していた。

 

「名も無き村にノイズが出たのですか?」

 

「いえ今回は違います」

 

そしてクローゼは直哉達に説明をした。

 

「はい、今回出た怪物は、どちらかと言えばメガビョーゲンの持つ能力は一緒のようです。姫様急いで特殊遊撃部隊に連絡をお願いします」

 

「わかりましたユリアさん」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

「メガビョーゲンがゼムリア大陸に単体で現れたのですか?」

 

直哉とのどか達はクローゼの話に驚き上がらも直哉がクローゼに聞いた。

 

「いえ、メガビョーゲンだけでなく複数体のヤラネーダが名の無き村に現れているそうです」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

「「「メガビョーゲンとヤラネーダがゼムリア大陸に」」」

 

融合世界ののどかとちゆとひなたがクローゼに聞く。

 

「はい」

 

「直哉まなつ達に連絡するラビ」

 

「そうだねラビリン」

 

そう言って直哉がまなつ達に連絡をしようとした時クローゼが言う。

 

「直哉さんまなつちゃん達に連絡に連絡をしなくても良いと思いますよ」

 

「え、それはどういう意味ですか?」

 

「実は、複数体現れたヤラネーダは、メガビョーゲンが持つ能力を使って今うので」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

再び2人ののどか達はクローゼの言葉に驚く。

 

「成程ありがとうございましたクローゼ姫」

 

「それでは皆さん準備して下さい」

 

「「うん」」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

 

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

 

「ニャン!」

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

 

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

そして原作世界ののどか達はプリキュアに変身した。

 

その直後・・・

 

融合世界ののどか達も変身を始めた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

クローゼからの緊急依頼後編

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

 

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

 

「ニャン!」

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

 

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

そして原作世界ののどか達はプリキュアに変身した。

 

その直後・・・

 

融合世界ののどか達も変身を始めた。

「皆行くラビ」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

そして直哉はグレースの体内に吸い込まれた。

 

「やっぱりいいですね変身は、改めて直哉さん達のいるチームのおが微妙に違いますね」

 

クローゼがそれぞれののどか達の変身を見てそう言う。

 

「それはそうですよクローゼさん。僕が追加されただけなので後は基本同じですよ変身は」

 

「それでも私としては羨ましいですよ」

 

「それじゃあ私達は行ってきます。クローゼ姫」

 

融合世界のキュアグレースがクローゼに言った直後直哉達の持つ通信機が鳴った。

 

そして通信機に出たのはフォンテーヌだった。

 

「はい」

 

「あ、漸く繋がったわ」

 

「エステルさんどうしたんですか?」

 

大変なのよクロスベル市内に通常のメガビョーゲンが現れたのよそれも3体も」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

「それでエステルさんビョーゲンズの幹部はいますか?」

 

融合世界のグレースがエステルに聞く。

 

「それがいないのよだから連絡を入れたのよ」

 

「そうするとリベール王国と同じ状況ですね」

 

「え、リベール王国でもメガビョーゲンが出てるの?」

 

「ええ、リベール王国ではメガビョーゲンとヤラネーダが出現していて、クローゼさんから連絡を受けてゼムリア大陸にいるので、分散して行きますね」

 

「ちょっ分散って原作世界ののどか達もリベール王国に来てるの?」

 

「そうです。特殊遊撃部隊本体はまだあおぞら市にいるので」

 

「成程ね事情はわかったわ。貴女達も気をつけなさいよ」

 

「はい」

 

そしてエステルとの通信は切れた。

 

その後原作世界のキュアグレース達が簡易ゲートを使いエステル達の元に行った。

 

融合世界のキュアグレース達が名も無き村に簡易ゲートを使い向かった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

それぞれの場所での浄化前編

名も無き村・・・

 

 

「「「「いたメガビョーゲンとヤラネーダ」」」」

 

『本当にヤラネーダなのに大地を蝕んでいるよ」

 

「皆急ぐラビ」

 

「「「「うん」」」はい」

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

『本当にヤラネーダを私達の力で浄化出来たよ」

 

スパークルがそう言う。

 

「どうしたの?グレース?」

 

「うんここ一体が気持ち悪いなあと感じてね」

 

「それは仕方ないと思うわ。ここは前に響さんと直哉君が来た場所だからよ」

「ええーー普通の斬撃でノイズを倒せるなんてあり得ないんですけど?」」

 

 

「ノイズには炭素化と位相差障壁があってその障壁を何とかしないといけないんですけど」

 

「ああ、そうだっだな。だが、俺の持ったケルンバイターと火炎魔神の炎にはそんなものは通用しない最初からな」

 

「あはは、そうなんですね。何この非常識の塊のような世界は、この二人と師匠会わせたら世界が壊れるまで戦うかもしれない」

 

「絶対会わせたら駄目だ」

 

響はそういって決意する。

 

「響さん気持ちは痛いほどわかるから今はゼムリア大陸はそんなものと思った方がいいよ」

 

「そうだね。私疲れたよ。エステルさんやヨシュアさんとは違う驚きで」

 

「確かにそうだけど・・・そこにいるのは誰?」

 

「グレースが大きな声で言う。

 

「流石ですね私の気配を感じるとは」

 

「貴方はタツノオトシゴなの?

 

フォンテーヌが現れた者に聞く。

 

「ふむ、成程貴女達が、ブルーが言っていたもう1組のプリキュアですか」

 

!!

 

グレース達は現れた者のブルーと言う言葉に警戒を強める。

 

「ああ、そう言えばお初にお目にかかります。私はあとまわしの魔女様の忠実な僕のバトラーと申します」

 

「「「「バトラー」」」」

 

「ちょっとあとまわしの魔女の部下の人が何で私達を襲うの?」

 

「すみませんね私は、霊力と言うのをに興味を持っていてですね」

 

「前回あおぞら市で貴女達の力を見る為にブルーが残したナノビョーゲンを多少アレンジさせたメガビョーゲンを放ったんですがね」

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「ふう、終わったね」

 

「ええ、そうねでもここは16番目のプリキュアの世界なのにメガビョーゲンが複数現れたのかしら?」

 

「そうですね。やはりワイズマンが動いているのでしょうか?」

 

「その辺はわからないけど、トワさんが基本的に全員で行動させるくらいだから大きなイベントが突発的に起きると想定しているじゃないかな?」

 

「あのメガビョーゲンを使ったのは貴方なの?」

 

グレースがバトラーに聞く。

 

そうですよ。それにブルーが言っていた異世界のプリキュアにも興味がありましたからね」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

それぞれの場所での浄化後編

「その辺はわからないけど、トワさんが基本的に全員で行動させるくらいだから大きなイベントが突発的に起きると想定しているじゃないかな?」

 

「あのメガビョーゲンを使ったのは貴方なの?」

 

グレースがバトラーに聞く。

 

そうですよ。それにブルーが言っていた異世界のプリキュアにも興味がありましたからね」

 

その頃エステル達は・・・

 

 

「まだなのグレース達は?」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「ちょっ何言わせてんのよ」

 

「「「まあまあ怒らないで下さいエステルさん」」」」

 

原作世界のキュアグレース達がエステルに言う。

 

「まあ良いわ貴女達がここに来たのなら融合世界のキュアグレース達はリベール王国にいるのね?」

 

「「「はい」」」

 

「まあ良いわとりあえず貴女達は、特殊遊撃部隊の皆がこちらに来るまで私達と行動して貰うわよ」

 

「「「はい」」」

 

その頃あおぞら市にいる飛鳥と薫は・・・

 

「薫まなつちゃん達を呼んできて」

 

「うんわかった」

 

そして薫がまなつ達5人を連れて来た。

 

「まなつちゃん達この映像を見て」

 

そして飛鳥は映像を再生した。

 

「「「「いたメガビョーゲンとヤラネーダ」」」」

 

『本当にヤラネーダなのに大地を蝕んでいるよ」

 

「皆急ぐラビ」

 

「「「「うん」」」はい」

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

『本当にヤラネーダを私達の力で浄化出来たよ」

 

スパークルがそう言う。

 

映像停止・・・

 

「「「「「ええ――」」」」」

 

「どうしてヤラネーダがゼムリア大陸に」

 

「それも不思議だけど、どうしてのどか達がヤラネーダを浄化したの?」

 

「「「「そう言えば」」」」

 

ローラの言葉にまなつ達が気づく。

 

「その答えは続きのライブ映像でわかると思いますよローラさん」

 

「飛鳥がそう言うと、中継に変わった。

 

 

「流石ですね私の気配を感じるとは」

 

「貴方はタツノオトシゴなの?

 

フォンテーヌが現れた者に聞く。

 

「ふむ、成程貴女達が、ブルーが言っていたもう1組のプリキュアですか」

 

!!

 

グレース達は現れた者のブルーと言う言葉に警戒を強める。

 

「ああ、そう言えばお初にお目にかかります。私はあとまわしの魔女様の忠実な僕のバトラーと申します」

 

「「「「バトラー」」」」

 

「ちょっとあとまわしの魔女の部下の人が何で私達を襲うの?」

 

「すみませんね私は、霊力と言うのをに興味を持っていてですね」

 

「前回あおぞら市で貴女達の力を見る為にブルーが残したナノビョーゲンを多少アレンジさせたメガビョーゲンを放ったんですがね」

 

「あのメガビョーゲンを使ったのは貴方なの?」

 

グレースがバトラーに聞く。

 

そうですよ。それにブルーが言っていた異世界のプリキュアにも興味がありましたからね」

 

「一体何の為に私達に興味を持つの?」

 

「それは貴女達に惹かれて彼女が出て来たら面倒ですからね」

 

バトラーがそう言う。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

バトラーと彼女

そうですよ。それにブルーが言っていた異世界のプリキュアにも興味がありましたからね」

 

「一体何の為に私達に興味を持つの?」

 

「それは貴女達に惹かれて彼女が出て来たら面倒ですからね」

 

バトラーがそう言う。

 

「「「「彼女?」」」」

 

「一体誰の事なの?」

 

グレースがバトラーに聞く。

 

「貴女達には関係ないですが、キュアサマー達に魔女様を止める事は出来ないと伝言を良いですか?」

 

そう言ってバトラーは消えた。

 

中継終了・・・

 

「あいつがブルーの残したナノビョーゲンを使ってたの?」

 

まなつが中継終了後に言う。

 

「皆さんこの世界も凄いですね」

 

「ああ、響の世界と同じような技術が発展しているな」

 

「うんでも自然が少ない気がする」

 

「そうか私は良いカモがいて嬉しいぜ」

 

「私も好きかも知れませんね、あらあれは何かしら?」

 

その時花火がメガビョーゲンを見つける。

 

!!まなつちゃんここは融合世界の私達が行くね皆をお願い」

 

「はいわかりました」

 

そして融合世界ののどか達はメガビョーゲンに向け走り出す。

 

「どうやらそうみたいね」

 

ローラがそう言う。

 

その頃キュアグレース達は・・・

 

「「「「彼女」」」」

 

「グレースあいつが言ってる彼女ってまさか・・・」

 

「うん多分間違いないよ。スパークル」

 

そしてグレースが思い出して言う。

 

「あ、それと直哉過去の7人世界の事件があおぞら市に起こした現時点での被害が判明したわ」

 

!!

 

「「「本当」本当ですか」」

 

3人がトワに聞く。

 

「ええ、まなつ達の世界に先代プリキュアとしている筈の者のあらゆる記録が存在しないのよ」

 

「「「ええーー」」」

 

「つまりそれってどういう事?」

 

「つまりですねイベントに必要な人物が過去の7人世界が起こしたイベントによってその存在は消えたと言う事ですよひなたさん」

 

「ええーーそれはまずいじゃん」

 

「それなら大丈夫よまなつ達の先代はもうこの世にいない存在だったからこちらに避難させたの。流石に新しい体は無理だけどね」

 

「「ええーー」」

 

「まあ、緊急事態だったからね」

 

「ええ、そうですねまなつちゃん達のパワーアップイベントにも先代プリキュアが関わりますからね」

 

「「そうなんだ」」

 

のどかとひなたは直哉とトワの説明に納得した。

 

「それで直哉貴方に負担をかけるけど、先代プリキュアの魂状態を体に入れて貰える?」

 

「先代プリキュアの魂は納得してるわ直哉の中に入る事は」

 

!!

 

「それって直哉君は私達と一緒にプリキュアになれないんですか?」

 

「ああ、それは安心してまなつ達の世界の先代プリキュアは、こちらの事情を知ってるから大丈夫よ2人共」

 

「そうなんですか良かった」

 

「恐らくあの時に直哉君に入った人の事と思う」

 

「「成程」」

 

「おやどうしましたか?既に貴女達と接触していますか?彼女が仮に接触していたとしても関係は無いですね。何せ私の実験は終わったんですからね」

 

「そう言う事ですので、ここは退かせて貰いますよ」

 

そう言ってバトラーは撤退した。

 

バトラー撤退後・・・

 

「まさか隼人叔父叔父さんの介入があとまわしの魔女の配下達の異世界への興味を示す事になるとは」

 

「まあいずれはこういう事は起きると可能性として考えていたんですけどね」

 

「じゃあ、直哉君これからどうするの?」

 

「のどかが直哉に聞く。

 

「とりあえず僕達は今からクロスベルに行きます。恐らく飛鳥ちゃん達がクロスベルに移動してる筈なので」

 

「「「「了解」」」」

 

そして直哉達は簡易ゲートを使いクロスベルに向かうのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊集合前の今後のについての話

遊撃手協会クロスベル支部・・・

 

「エステルさんお疲れ様です」

 

「直哉こそお疲れ様、リベール王国にメガビョーゲンとヤラネーダが出のでしょう?」

 

「ええ、ヤラネーダはヤラネーダに似せたメガビョーゲンでしたから浄化出来ましたが」

 

「成程ね」

 

「それで直哉報告なんだけど」

 

「それじゃあ行く順番はあおぞら市、ゼムリア大陸、海鳴市の順番で良い?」

 

「「そうですねその方が良いですね」」

 

「そう言う事になりましたので、特殊遊撃部隊はあくまで遊撃手協会から派遣された人材としてこちらのイベントに参加しますから」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

「ちょっと待ってくれ君それ本当にトワさんが言ったのかい?」

 

ロイドが直哉に聞く。

 

「ええ、その通りですよ。ロイド・バニングスさん」

 

「俺の名前を知ってるのかい?」

 

「皆さんの名前は知ってますよ自分特務支援課の皆さんとは初対面では無いので」

「以前話したわよね予定として」

 

「ええ」

 

「そのイベントが今回のメガビョーゲン騒動で遅れるみたいなのよね」

 

「ええーークロスベル全体に出た被害が帝国からすれば共和国の攻撃にとられて一触即発なのよ」

 

「成程確かに運悪くカルバート共和国とエレポニア帝国の大使館を通じてそれぞれの都合のいい解釈をされてしまったんですね」

 

「ええ、そう言う事よ。特務支援課も一旦クロスベルでの活動を市民を守る為の活動だけに制限されたみたいだから」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「ちょっ何言わせてんのよ」

 

「「「まあまあ怒らないで下さいエステルさん」」」」

 

原作世界のキュアグレース達がエステルに言う。

 

「まあ良いわ貴女達がここに来たのなら融合世界のキュアグレース達はリベール王国にいるのね?」

 

「「「はい」」」

 

「まあ良いわとりあえず貴女達は、特殊遊撃部隊の皆がこちらに来るまで私達と行動して貰うわよ」

 

「「「はい」」」

 

「やっぱり私達の到着が遅かったからですか?」

 

原作世界ののどかがエステルに聞く。

 

「いえ、原作世界ののどか達のせいじゃないわ。どのみちいつかはばれるものだし」

 

「でも・・・」

 

「直哉どうしますか?」

 

アスミが直哉に聞く。

 

「うーんそうですね。ゼムリア大陸に残った方がいいかもですね」

 

「少なくとも原作世界ののどかさん達が、エレポニア帝国やカルバート共和国にマークされていると思っていた方がいいと思いますし」

 

「ああ、そうね少なくとも私やヨシュアと一緒にいたのを見られてるわね」

 

「ええ、ここで特殊遊撃部隊と一緒に消えた場合リベール王国にエレポニア帝国とカルバート共和国が色々ちょっかいも出す可能性がありますから」

 

「確かにね、その可能性はあるわね少なくともゼムリア大陸においてはメガビョーゲンの情報を詳細を知ってるのはリベール王国だけだわね」

 

「でも直哉っちトワさんの依頼はどうするの?」

 

融合世界のひなたが直哉に聞く。

 

「それはエステルさんに連絡をして貰いますよトワとシャーリィさんに」

 

「ええ、シャーリィも呼ぶの」

 

「ええ、赤い星座への連絡とトワへの連絡よろしくお願いしますね」

 

そして直哉達の話し合いが終わって暫くして特殊遊撃部隊本隊がゼムリア大陸にやって来た。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第15章 第1部 予定変更と狙われた者編
合流してきた守護者との話し合い1


「飛鳥ちゃん響さんと光さんこういう形で予定が変更になりました」

 

「「「成程」」」

 

飛鳥ちゃんと光さんは一緒に行動してエステルさん達と連携を強化して下さい」

 

「「はい」」

 

「あ、兄さんまなつちゃん達にゼムリア大陸にの状況を中継で見せたんだけど良かった?」

『本当にヤラネーダを私達の力で浄化出来たよ」

 

スパークルがそう言う。

 

映像停止・・・

 

「「「「「ええ――」」」」」

 

「どうしてヤラネーダがゼムリア大陸に」

 

「それも不思議だけど、どうしてのどか達がヤラネーダを浄化したの?」

 

「「「「そう言えば」」」」

 

ローラの言葉にまなつ達が気づく。

 

「その答えは続きのライブ映像でわかると思いますよローラさん」

 

「飛鳥がそう言うと、中継に変わった。

 

 

「流石ですね私の気配を感じるとは」

 

「貴方はタツノオトシゴなの?

 

フォンテーヌが現れた者に聞く。

 

「ふむ、成程貴女達が、ブルーが言っていたもう1組のプリキュアですか」

 

!!

 

グレース達は現れた者のブルーと言う言葉に警戒を強める。

 

「ああ、そう言えばお初にお目にかかります。私はあとまわしの魔女様の忠実な僕のバトラーと申します」

 

「「「「バトラー」」」」

 

「ちょっとあとまわしの魔女の部下の人が何で私達を襲うの?」

 

「すみませんね私は、霊力と言うのをに興味を持っていてですね」

 

「前回あおぞら市で貴女達の力を見る為にブルーが残したナノビョーゲンを多少アレンジさせたメガビョーゲンを放ったんですがね」

 

「あのメガビョーゲンを使ったのは貴方なの?」

 

グレースがバトラーに聞く。

 

そうですよ。それにブルーが言っていた異世界のプリキュアにも興味がありましたからね」

 

「一体何の為に私達に興味を持つの?」

 

「それは貴女達に惹かれて彼女が出て来たら面倒ですからね」

 

「ああ、あの時の話なら問題は無いよ。まさかここであとまわしの魔女の配下の1人が今までの事を仕組んでいたとは思わなかったけど」

 

「そうですね兄さん。私と光さんでエステルさん達と一緒にいる原作世界ののどかさん達をサポートすればいいんですね」

 

「そうだよ。響さんはまなつちゃん達と、帝国華撃団と巴里華撃団を連れてリベール王国に行ってくれませんか?」

 

「え、そこは直哉君と融合世界ののどかちゃん達が行くべきじゃないの?」

 

「本来ならそうなんですけどね、そう言う訳にもいかないんですよ」

 

「どういう事?」

 

 

「うーんそうですね。ゼムリア大陸に残った方がいいかもですね」

 

「少なくとも原作世界ののどかさん達が、エレポニア帝国やカルバート共和国にマークされていると思っていた方がいいと思いますし」

 

「ああ、そうね少なくとも私やヨシュアと一緒にいたのを見られてるわね」

 

「ええ、ここで特殊遊撃部隊と一緒に消えた場合リベール王国にエレポニア帝国とカルバート共和国が色々ちょっかいも出す可能性がありますから」

 

「確かにね、その可能性はあるわね少なくともゼムリア大陸においてはメガビョーゲンの情報を詳細を知ってるのはリベール王国だけだわね」

 

「でも直哉っちトワさんの依頼はどうするの?」

 

融合世界のひなたが直哉に聞く。

 

「それはエステルさんに連絡をして貰いますよトワとシャーリィさんに」

 

「そう言う事があり、2人ののどかさん達がいる事をエレポニア帝国やカルバート共和国に知られない為の保険ですよ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

合流してきた守護者との話し合い2

「ええ、ここで特殊遊撃部隊と一緒に消えた場合リベール王国にエレポニア帝国とカルバート共和国が色々ちょっかいも出す可能性がありますから」

 

「確かにね、その可能性はあるわね少なくともゼムリア大陸においてはメガビョーゲンの情報を詳細を知ってるのはリベール王国だけだわね」

 

「でも直哉っちトワさんの依頼はどうするの?」

 

融合世界のひなたが直哉に聞く。

 

「それはエステルさんに連絡をして貰いますよトワとシャーリィさんに」

 

「そう言う事があり、2人ののどかさん達がいる事をエレポニア帝国やカルバート共和国に知られない為の保険ですよ」

 

「要は今回の騒動がある程度収まるまでは、響さんチームが、特殊遊撃部隊本隊とします」

 

「ええ――」

 

「そうねその方が安全だわ。場合によってはリベール王国の方でもエレポニア帝国とカルバート共和国の動きによっては動く事になるかも知れないし」

 

「そうですね。エステルさん貴女のお兄さんと連絡取れます?」

 

「え、お兄ちゃんに連絡した方がいい?」

 

「ええ、もしかするとこの騒動の後にもっと大きな事件が起きる筈ですから」

 

「ああ、キーアちゃんの正体がばれるイベントね」

 

「はいそう言う事です」

 

「キーアちゃんの事件に関しては特務支援課に任せる事になりますけどね」

 

「あ、そっかそっちの本来の事件もあるんだったね」

 

「そうですよ。響さん」

 

「兄さん私達もその事件に関わる事もあるんですか?」

 

「それは現時点ではわからないよ。飛鳥ちゃん」

 

「可能性としてクロスベルで起こるキーアちゃん関連の事件の裏にワイズマンやブルーの技術をあとまわしの魔女の配下が利用していたりしてたら特殊遊撃部隊も動く事になると思うけどね」

 

「成程」

 

「後介入するとすればエレポニア帝国とカルバート共和国の動きによって介入するかもしれない」

 

「特殊遊撃部隊としては、現状エレポニア帝国共カルバート共和国共接触す事は考えてないから」

 

「下手に接触すると・・・」

 

 

「ほう、仲間を先に行かせて自分達は残るとはな」

 

「そりゃそうですよ。僕達2人しか見てないですからね。貴方が存在する所には紅い花が出現しますからね。イシュメルガ」

 

 

「フフ、そうだったな」

 

そう言ってイシュメルガは、グレース達の前に現れた。

 

「くっまだマリアさんの体を・・・」

 

「何この娘の体を使うのは、その方がお前達には効果的だからな」

 

!!

 

「何を考えてるの?イシュメルガ」

 

「この庭園そして、この空間におけるゲームは、貴方が仕組んだの?」

 

「そういう事だ、最もそこにある赤い扉は一切手をだしていないがな」

 

!!

 

「つまり紫の扉とオレンジの扉は、イシュメルガお前が作り出したのか?」

 

「ああ、簡単に獅童光を救出するのは、我もデボネアも認めるわけにはいかないからな」

 

「別世界のイシュメルガのように厄介な存在になりますからね」

 

「「「「「確かに」」」」」

 

「そう言う事でしばらくの間ゼムリア大陸に留まりますので、それぞれで動いて下さい。何かあれば僕の方に連絡をくださいね」

 

「「「「「了解」」」」」

 

 

「そしてエステルと飛鳥と光はクロスベルに戻り、響は帝国華撃団と巴里華撃団とまなつ達を連れてリベール王国に向かった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

お墓戦艦の中での直哉達

「成程貴女は初めてあとまわしの魔女と戦っている頃は、彼女はそんな名前ではなかったんですね」

 

「はい」

 

「成程何となくですけど貴女と魔女の関係性があとまわしの魔女と言う名前になって行った原因はその辺りにあると思って良いです?」

 

「はい」

 

「貴女に質問なんですが・・・」

 

 

「流石ですね私の気配を感じるとは」

 

「貴方はタツノオトシゴなの?

 

フォンテーヌが現れた者に聞く。

 

「ふむ、成程貴女達が、ブルーが言っていたもう1組のプリキュアですか」

 

!!

 

グレース達は現れた者のブルーと言う言葉に警戒を強める。

 

「ああ、そう言えばお初にお目にかかります。私はあとまわしの魔女様の忠実な僕のバトラーと申します」

 

「「「「バトラー」」」」

 

「ちょっとあとまわしの魔女の部下の人が何で私達を襲うの?」

 

「すみませんね私は、霊力と言うのをに興味を持っていてですね」

 

「前回あおぞら市で貴女達の力を見る為にブルーが残したナノビョーゲンを多少アレンジさせたメガビョーゲンを放ったんですがね」

 

「あのメガビョーゲンを使ったのは貴方なの?」

 

グレースがバトラーに聞く。

 

そうですよ。それにブルーが言っていた異世界のプリキュアにも興味がありましたからね」

 

「一体何の為に私達に興味を持つの?」

 

「それは貴女達に惹かれて彼女が出て来たら面倒ですからね」

 

「あの時出てきたバトラーが言った彼女とは貴女の事で良いんですか?」

 

「そうです」

 

「成程、結局先代プリキュアが原因で起きた何かに対して魔女の配下のバトラーとしてはそれが許せないのですね」

 

「恐らくは」

 

「わかりました。先代プリキュアさんこれ以降は僕の体を使ってまなつちゃん達と一緒にあとまわしの魔女の元に行ってくださいね」

 

「ええ、でも・・・」

 

「今はまだ魔女の所には行けませんが…時が来れば、僕は貴女に力を貸します」

 

「あ、それと直哉過去の7人世界の事件があおぞら市に起こした現時点での被害が判明したわ」

 

!!

 

「「「本当」本当ですか」」

 

3人がトワに聞く。

 

「ええ、まなつ達の世界に先代プリキュアとしている筈の者のあらゆる記録が存在しないのよ」

 

「「「ええーー」」」

 

「つまりそれってどういう事?」

 

「つまりですねイベントに必要な人物が過去の7人世界が起こしたイベントによってその存在は消えたと言う事ですよひなたさん」

 

「ええーーそれはまずいじゃん」

 

「それなら大丈夫よまなつ達の先代はもうこの世にいない存在だったからこちらに避難させたの。流石に新しい体は無理だけどね」

 

「「ええーー」」

 

「まあ、緊急事態だったからね」

 

「ええ、そうですねまなつちゃん達のパワーアップイベントにも先代プリキュアが関わりますからね」

 

「「そうなんだ」」

 

のどかとひなたは直哉とトワの説明に納得した。

 

「それで直哉貴方に負担をかけるけど、先代プリキュアの魂状態を体に入れて貰える?」

 

「先代プリキュアの魂は納得してるわ直哉の中に入る事は」

 

「それにトワは貴女を助けた時に貴女と魔女の関係を知って貴女に、僕の中に入るよう言ったんだと思いますよ」

 

「貴女と魔女が直接に会えるように」

 

その頃リベール王国に行った響達は・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

大神再びゼムリア大陸へ

王都グランゼル・・・

 

「懐かしいな」

 

「あれ大神さんここに来た事あるんですか?」

 

エリカが大神さんに聞く。

 

「ああ」

 

そして大神が話し出す。

 

「うわあ、ここがゼムリア大陸なのかい?直哉君」

 

 

 

「ええ、そうですよここは王都グランゼルと言う所ですよ。大神さん」

 

 

 

 

 

「まあ、今は大きな事件は解決したので平和ですよ」

 

 

 

 

 

「そうなんだ。直哉君これから俺達は何処に行くんだい?」

 

 

 

 

 

「まずは、エステルさん達と合流するので、遊撃手協会に行きますよ。大神さんとのどかさん」

 

 

 

「ああ」

 

 

 

「はーい」

 

 

 

 

 

「遊撃手協会グランぜル支部・・・

 

 

 

 

 

「あ、来たわね直哉に大神・・・あらのどかも来たのね」

 

 

 

「エステル彼は?」

 

 

 

「ああ、ヨシュア覚えてない?大神さんよ」

 

「ああ、名前は聞いた事があるけど僕は直接話すのは初めてと思う」

 

 

「大神さん僕は。ヨシュア・ブライトと言います」

 

「ああよろしくヨシュア君。俺は大神一郎だよ」

 

「さて、エステルさんとヨシュアさん暫く大神一郎が御二人の仕事に同行をさせて貰いますね」

 

「ええ、約束だったからね」

 

「うん僕も、エステルから事の成り行きを聞いてるから」

 

「それじゃあ大神さんを、お願いします僕は少し帝都に戻りますので」

 

「うん」

 

「わかったわ」

 

「そう言う経緯で来た事あるんだよ」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「さあ、皆さん行きますよ」

 

響がそう言って帝国華撃団と巴里華撃団とまなつ達をグランゼル城の中に案内をする。

 

グランゼル城内・・・

 

「お待たせしました響さん」

 

そして響が直哉に代わり報告する。

 

「流石ですね私の気配を感じるとは」

 

「貴方はタツノオトシゴなの?

 

フォンテーヌが現れた者に聞く。

 

「ふむ、成程貴女達が、ブルーが言っていたもう1組のプリキュアですか」

 

!!

 

グレース達は現れた者のブルーと言う言葉に警戒を強める。

 

「ああ、そう言えばお初にお目にかかります。私はあとまわしの魔女様の忠実な僕のバトラーと申します」

 

「「「「バトラー」」」」

 

「ちょっとあとまわしの魔女の部下の人が何で私達を襲うの?」

 

「すみませんね私は、霊力と言うのをに興味を持っていてですね」

 

「前回あおぞら市で貴女達の力を見る為にブルーが残したナノビョーゲンを多少アレンジさせたメガビョーゲンを放ったんですがね」

 

「あのメガビョーゲンを使ったのは貴方なの?」

 

グレースがバトラーに聞く。

 

そうですよ。それにブルーが言っていた異世界のプリキュアにも興味がありましたからね」

 

「成程あそこでの仕業は、まなつさん達の世界のあとまわしの魔女の配下が、ブルーの残した技術を使ったと言う事ですね?」

 

「はい、直哉君達の調べではそう言う事です」

 

「それで響さん達がこちらに来られたのは・・・」

 

響が特殊遊撃部隊の行動について話し出す。

 

 

「ええ、ここで特殊遊撃部隊と一緒に消えた場合リベール王国にエレポニア帝国とカルバート共和国が色々ちょっかいも出す可能性がありますから」

 

「確かにね、その可能性はあるわね少なくともゼムリア大陸においてはメガビョーゲンの情報を詳細を知ってるのはリベール王国だけだわね」

 

「でも直哉っちトワさんの依頼はどうするの?」

 

融合世界のひなたが直哉に聞く。

 

「それはエステルさんに連絡をして貰いますよトワとシャーリィさんに」

 

「そう言う事があり、2人ののどかさん達がいる事をエレポニア帝国やカルバート共和国に知られない為の保険ですよ」

 

「要は今回の騒動がある程度収まるまでは、響さんチームが、特殊遊撃部隊本隊とします」

 

「ええ――」

 

「そうねその方が安全だわ。場合によってはリベール王国の方でもエレポニア帝国とカルバート共和国の動きによっては動く事になるかも知れないし」

 

「そうですね。エステルさん貴女のお兄さんと連絡取れます?」

 

「え、お兄ちゃんに連絡した方がいい?」

 

「ええ、もしかするとこの騒動の後にもっと大きな事件が起きる筈ですから」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

クローゼへの報告

「今回のクロスベル件で、エレポニア帝国とカルバート共和国があとまわしの魔女の配下が出現させたメガビョーゲン関連の出来事を知ったので」

 

 

「成程、今回のメガビョーゲンやヤラネーダの出現にはそう言うからくりがあったんですね」

 

「その為直哉さん達は、こちらに来れなくなったんですね」

 

「ええ」

 

「うーんそうですね。ゼムリア大陸に残った方がいいかもですね」

 

「少なくとも原作世界ののどかさん達が、エレポニア帝国やカルバート共和国にマークされていると思っていた方がいいと思いますし」

 

「ああ、そうね少なくとも私やヨシュアと一緒にいたのを見られてるわね」

 

「ええ、ここで特殊遊撃部隊と一緒に消えた場合リベール王国にエレポニア帝国とカルバート共和国が色々ちょっかいも出す可能性がありますから」

 

「確かにね、その可能性はあるわね少なくともゼムリア大陸においてはメガビョーゲンの情報を詳細を知ってるのはリベール王国だけだわね」

 

「でも直哉っちトワさんの依頼はどうするの?」

 

融合世界のひなたが直哉に聞く。

 

「それはエステルさんに連絡をして貰いますよトワとシャーリィさんに」

 

「ええ、シャーリィも呼ぶの」

 

「ええ、赤い星座への連絡とトワへの連絡よろしくお願いしますね」

 

そして直哉達の話し合いが終わって暫くして特殊遊撃部隊本隊がゼムリア大陸にやって来た。

 

響が直哉達との話し合いの事をクローゼに伝えた。

 

「成程私達の不利にならないように直哉さんが、エレポニア帝国とカルバート共和国が把握していない響さんとまなつさん達と帝国華撃団と巴里華撃団を統括する大神さんが来たんですね」

 

「そうです。それで私達が特殊遊撃部隊の本隊と言う形です」

 

「成程わかりました」

 

「それで響さん達はどういう時に動くんですか?」

 

「うーんその辺りは具体的に直哉君から指示は特になかったんでクローゼ姫の要請に応じる形になりますかね。あくまでもリベール王国に不利になるような要請以外では」

 

「そう言う感じですか、つまり特殊遊撃部隊の存在はリベール王国にだけが知ると言うのは維持するんですね」

 

「ええ、例外がありますけどね」

 

 

「そりゃあ、貴方達の世界が私達の世界に近づいて来たから調べたのよこちらでね」

 

「世界の調査ですか?」

 

「そうよ、ゼムリア大陸が来た時は、リベール側との交流でねエステルやヨシュアに協力をしてもらうことにしたのよ」

 

「特殊遊撃部隊の目的は、世界のバランスを壊そうとする者を相手にする事よ」

 

「「「「世界のバランスを壊す者?」」」」

 

「ああ、ゼムリア大陸で言えば降魔やノイズやメガビョーゲンの事よ」

 

「勿論ゼムリア大陸の勢力が、メガビョーゲンが本来の敵の世界で活動をすれば、特殊遊撃部隊の対処する敵勢力となるわ」

 

「「「「成程」」」」

 

「例えばクロスベル警察全体が特殊遊撃部隊の敵になる可能性もあるわよ」

 

!!

 

「そんな事は・・・」

 

「そんな事ないと言い切れないわよね。もしノイズやメガビョーゲンの存在がクロスベルから帝国や共和国に流れたら、ワイズマンが3国を巻き込むような事を考えるかもね」

 

!!

 

「おいおいそりゃまずいぞ」

 

「トワさんそれは俺達に対する忠告ですか?」

 

「そうよ。今の特務支援課と私達は知りあったばかりだし、貴方達も心の底から信頼してないでしょ?」

 

「それは・・・」

 

「それが普通なのよ。エステルやヨシュアが異常過ぎなのよ。何も疑いもしないでいきなり友好的だし」

 

「何ですってトワ」

 

「少しは疑いなさいよ。そんな事だからヨシュアの気苦労が絶えないのよ」

 

「「「「「あはは」」」」」

 

エステルとトワの話を聞いたヨシュアと響達は苦笑いをするしかなかった。

 

暫くして・・・

 

「そうだ、特務支援課の4人今から融合世界に来なさい」

 

「「「「はああーーー」」」」

 

「今からですか?」

 

「そうよ、言葉の説明だけで、ちゃんと理解できた?」

 

「そう言う流れで特務支援課は私達の事を知りましたけど」

 

「トワさんらしいですね」

 

その頃エステルさん達と合流した飛鳥達は・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

合流したクロスベル組前編

「飛鳥ちゃんと薫ちゃんと光さんがこちらに来たのね」

 

「「「はい」」」

 

飛鳥が原作世界ののどか達に説明する。

 

 

「可能性としてクロスベルで起こるキーアちゃん関連の事件の裏にワイズマンやブルーの技術をあとまわしの魔女の配下が利用していたりしてたら特殊遊撃部隊も動く事になると思うけどね」

 

「成程」

 

「後介入するとすればエレポニア帝国とカルバート共和国の動きによって介入するかもしれない」

 

「特殊遊撃部隊としては、現状エレポニア帝国共カルバート共和国共接触す事は考えてないから」

 

「下手に接触すると・・・」

 

別世界のイシュメルガのように厄介な存在になりますからね」

 

「「「「「確かに」」」」」

 

「そう言う事でしばらくの間ゼムリア大陸に留まりますので、それぞれで動いて下さい。何かあれば僕の方に連絡をくださいね」

 

「そう言って兄さんは、私達のどかさん達のサポート役として来させたんで」

 

「「「成程」」」

 

「それで他の皆は?」

 

原作世界ののどかが飛鳥に聞く。

 

「ああ、あの時の話なら問題は無いよ。まさかここであとまわしの魔女の配下の1人が今までの事を仕組んでいたとは思わなかったけど」

 

「そうですね兄さん。私と光さんでエステルさん達と一緒にいる原作世界ののどかさん達をサポートすればいいんですね」

 

「そうだよ。響さんはまなつちゃん達と、帝国華撃団と巴里華撃団を連れてリベール王国に行ってくれませんか?」

 

「え、そこは直哉君と融合世界ののどかちゃん達が行くべきじゃないの?」

 

「本来ならそうなんですけどね、そう言う訳にもいかないんですよ」

 

「どういう事?」

 

 

「うーんそうですね。ゼムリア大陸に残った方がいいかもですね」

 

「少なくとも原作世界ののどかさん達が、エレポニア帝国やカルバート共和国にマークされていると思っていた方がいいと思いますし」

 

「ああ、そうね少なくとも私やヨシュアと一緒にいたのを見られてるわね」

 

「ええ、ここで特殊遊撃部隊と一緒に消えた場合リベール王国にエレポニア帝国とカルバート共和国が色々ちょっかいも出す可能性がありますから」

 

「確かにね、その可能性はあるわね少なくともゼムリア大陸においてはメガビョーゲンの情報を詳細を知ってるのはリベール王国だけだわね」

 

「改めてになりますが原作世界ののどかさん達はエレポニア帝国とカルバート共和国が狙っているのでこれからの行動には私達やエステルさん達と行動して下さい」

 

「幸いなのは、プリキュアになる前の姿を見られてない事ですからね」

 

「そうね」

 

「ちょっ何言わせてんのよ」

 

「「「まあまあ怒らないで下さいエステルさん」」」」

 

原作世界のキュアグレース達がエステルに言う。

 

「まあ良いわ貴女達がここに来たのなら融合世界のキュアグレース達はリベール王国にいるのね?」

 

「「「はい」」」

 

「まあ良いわとりあえず貴女達は、特殊遊撃部隊の皆がこちらに来るまで私達と行動して貰うわよ」

 

「「「はい」」」

 

「ですが、この浄化が切欠でこれからのゼムリア大陸にどのくらい影響を与えるかが不透明なので」

 

「そうね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

合流したクロスベル組後編

まあ良いわ貴女達がここに来たのなら融合世界のキュアグレース達はリベール王国にいるのね?」

 

「「「はい」」」

 

「まあ良いわとりあえず貴女達は、特殊遊撃部隊の皆がこちらに来るまで私達と行動して貰うわよ」

 

「「「はい」」」

 

「ですが、この浄化が切欠でこれからのゼムリア大陸にどのくらい影響を与えるかが不透明なので」

 

「そうね」

 

「兄さんもトワもレイもエレポニア帝国とカルバート共和国が特殊遊撃部隊の敵を互いに仕掛けた物と思っていたから、メガビョーゲンを浄化出来るプリキュアを手に入れる事が目的となってしまったんだと思います。勿論偶然が悪い方向になっただけですから」

 

「原作世界ののどかさん達は気にしないで下さい」

 

「「「でも」」」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「ちょっ何言わせてんのよ」

 

「「「まあまあ怒らないで下さいエステルさん」」」

 

原作世界のキュアグレース達がエステルに言う。

 

「良いですか皆さん。貴女達は特殊遊撃部隊のメンバーとしてゼムリア大陸に現れたメガビョーゲンを浄化しただけですそれは間違いないですよね」

 

「「「うん」」」

 

「ですから兄さんも私達も原作世界ののどかさん達を必ず守ります」

 

「でも私達のせいでなおやくんやもう1人の私達に迷惑をかけてるのに」

 

「ああ、それは心配しなくて良いですよ。のどかさん」

 

「ええ」

 

「兄さんは116番目のプリキュアの世界の先代プリキュアの件もあって都合がいいみたいなので」

 

「この映像を見て下さい」

 

飛鳥がそう言い中継を開始した。

 

「成程貴女は初めてあとまわしの魔女と戦っている頃は、彼女はそんな名前ではなかったんですね」

 

「はい」

 

「成程何となくですけど貴女と魔女の関係性があとまわしの魔女と言う名前になって行った原因はその辺りにあると思って良いです?」

 

「はい」

 

「貴女に質問なんですが・・・」

 

「一体何の為に私達に興味を持つの?」

 

「それは貴女達に惹かれて彼女が出て来たら面倒ですからね」

 

「あの時出てきたバトラーが言った彼女とは貴女の事で良いんですか?」

 

「そうです」

 

「成程、結局先代プリキュアが原因で起きた何かに対して魔女の配下のバトラーとしてはそれが許せないのですね」

 

「恐らくは」

 

「わかりました。先代プリキュアさんこれ以降は僕の体を使ってまなつちゃん達と一緒にあとまわしの魔女の元に行ってくださいね」

 

「ええ、でも・・・」

 

「今はまだ魔女の所には行けませんが…時が来れば、僕は貴女に力を貸します」

 

中継終了・・・

 

「「「「「「「ええーー」」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

エステル達とのどか達が中継で見た直哉と16番目のプリキュア世界の先代プリキュアとの話を聞いて驚いていた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉と先代プリキュア

時を少し戻して・・・

 

「あの時出てきたバトラーが言った彼女とは貴女の事で良いんですか?」

 

「そうです」

 

「成程、結局先代プリキュアが原因で起きた何かに対して魔女の配下のバトラーとしてはそれが許せないのですね」

 

「恐らくは」

 

「わかりました。先代プリキュアさんこれ以降は僕の体を使ってまなつちゃん達と一緒にあとまわしの魔女の元に行ってくださいね」

 

「ええ、でも・・・」

 

「今はまだ魔女の所には行けませんが…時が来れば、僕は貴女に力を貸します」

 

「それにトワは貴女を助けた時に貴女と魔女の関係を知って貴女に、僕の中に入るよう言ったんだと思いますよ」

 

「貴女と魔女が直接に会えるように」

 

「仮にそう言う意図があっても貴方は良いんですか?」

 

「ああ、それは・・・僕自身が普通の人間では無いので」

 

「ええーーー」

 

「じゃあトワさんとレイさんが直哉君と言う大元を作って、それに桜花さんの体内を借りて直哉君が生まれたのですか?」

 

「簡単に言えばその通りよ。だけど今回もこのままだと失敗になるわね」

 

 

「「え、失敗」」

 

「まさか直哉君を殺すのですか?」

 

「そんなことしないわよ。ただ直哉はこのままだとヒミコヤイヨに奪われるかもね」

 

 

「私が来る前の直哉は自分の身がどうなってもいいよみたいな感じだったわよね。それって守護者側を信頼してないと思わない。貴女達だってプリキュアに変身するには信頼関係があって成り立つものでしょ」

 

 

「それは確かにあるラビ」

 

 

「でもさっきの直哉はノヴァの事しか頭になかったからね。一人で戦いをしようと見えたからねここに来たのよこういう直哉を止めるのは私の仕事と言うか役目だから」

 

 

「何だかんだと言いながらトワさん直哉君の事心配なんですね」

 

「まあね。そう言うのどかこそ直哉と結婚したいならしていいわよ。直哉は人間なのだから」

 

「ふぇ・・・私は」

 

「のどか顔が赤いラビよ」

 

「ラビリン気にしないでいいから」

 

 

「トワさんいい加減な事を言わないで下さいよ」

 

 

「あらそれは悪かったわね。でも私は直哉とのどか達がそんな話をして遊んで勉強もして、自分の好きな事や好き事をして暮らす時間と言うのを作って貰いたいの」

 

 

「確かに、今の融合世界の状況じゃあ難しいのはわかってるわだからこそすこやか市に居る間はそう言う経験もさせたいの」

 

「トワさん」

 

「僕は今話した経緯で生まれたので」

 

「貴方はそれで良いんですか?」

 

「いいも悪いも関係ないですね特殊遊撃部隊の皆は僕を1人の人間として接してくれますし」

 

「僕としてもこの距離感が良いんですよ。僕がいつまで融合世界にいられるかわかりませんから」

 

「え、それは・・・私のように既に死んでいると言う事ですか?」

 

「いえ、そう言う訳では無いですが」

 

 

「トワ丁度いいわあんた。融合世界が平和になったら直哉を殺すの?」

 

!!

 

「ええ、そうよ。直哉はその為だけに生まれた存在なのよ。当り前じゃない」

 

 

「その辺は直哉も、納得しているわよ。それを私に聞くと言う事は直哉が貴女達に喋ったのね」

 

 

「はい直哉さんが教えてくれました」

 

「みんな・・・」

 

 

「そう言う事を避ける為に現地調査をしっかりするんだ」

 

 

「直哉、私からの質問よ融合世界の平和と安定が実現したら貴方はどうなるの?」

 

 

「それは恐らく僕は死ぬでしょうね。その時が来たら」

 

 

!!

 

 

「「そんな」」

 

「あんたは本当にそれでいいの?」

 

「いいも悪いもそう言う条件の下で生まれた身ですし、場合によっては上司の気まぐれで、それを迎えても死ぬことは無いかもですけど」

 

「以前自分とトワでまなつさん達に話したんですよ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワとレイ1

管理者の神殿・・・

 

「どうだトワそれぞれのチームは?」

 

「ええ、これを見て」

 

「ええ、赤い星座への連絡とトワへの連絡よろしくお願いしますね」

 

そして直哉達の話し合いが終わって暫くして特殊遊撃部隊本隊がゼムリア大陸にやって来た。

 

響が直哉達との話し合いの事をクローゼに伝えた。

 

「成程私達の不利にならないように直哉さんが、エレポニア帝国とカルバート共和国が把握していない響さんとまなつさん達と帝国華撃団と巴里華撃団を統括する大神さんが来たんですね」

 

「そうです。それで私達が特殊遊撃部隊の本隊と言う形です」

 

「成程わかりました」

 

「それで響さん達はどういう時に動くんですか?」

 

「うーんその辺りは具体的に直哉君から指示は特になかったんでクローゼ姫の要請に応じる形になりますかね。あくまでもリベール王国に不利になるような要請以外では」

 

「そう言う感じですか、つまり特殊遊撃部隊の存在はリベール王国にだけが知ると言うのは維持するんですね」

 

「成程な飛鳥達はどうしてる?」

 

「ああ、それは・・・」

 

 

飛鳥が原作世界ののどか達に説明する。

 

 

「可能性としてクロスベルで起こるキーアちゃん関連の事件の裏にワイズマンやブルーの技術をあとまわしの魔女の配下が利用していたりしてたら特殊遊撃部隊も動く事になると思うけどね」

 

「成程」

 

「後介入するとすればエレポニア帝国とカルバート共和国の動きによって介入するかもしれない」

 

「特殊遊撃部隊としては、現状エレポニア帝国共カルバート共和国共接触す事は考えてないから」

 

「ふむ、直哉と16番目のプリキュアの世界にいた先代のプリキュアはどうしてる?」

 

「ああ、それは・・・これを見て」

 

「成程貴女は初めてあとまわしの魔女と戦っている頃は、彼女はそんな名前ではなかったんですね」

 

「はい」

 

「成程何となくですけど貴女と魔女の関係性があとまわしの魔女と言う名前になって行った原因はその辺りにあると思って良いです?」

 

「はい」

 

「貴女に質問なんですが・・・」

 

 

「あのメガビョーゲンを使ったのは貴方なの?」

 

グレースがバトラーに聞く。

 

そうですよ。それにブルーが言っていた異世界のプリキュアにも興味がありましたからね」

 

「一体何の為に私達に興味を持つの?」

 

「それは貴女達に惹かれて彼女が出て来たら面倒ですからね」

 

「あの時出てきたバトラーが言った彼女とは貴女の事で良いんですか?」

 

「そうです」

 

「成程、結局先代プリキュアが原因で起きた何かに対して魔女の配下のバトラーとしてはそれが許せないのですね」

 

「恐らくは」

 

「わかりました。先代プリキュアさんこれ以降は僕の体を使ってまなつちゃん達と一緒にあとまわしの魔女の元に行ってくださいね」

 

「ええ、でも・・・」

 

「今はまだ魔女の所には行けませんが…時が来れば、僕は貴女に力を貸します」

 

映像停止・・・

 

「ふむ、直哉はトワの意図を把握しているな」

 

「だが、ゼムリア大陸のエレポニア帝国とカルバート共和国がこんな形で動くとはな。どうするんだ?」

 

レイがトワに聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワとレイ2

「わかりました。先代プリキュアさんこれ以降は僕の体を使ってまなつちゃん達と一緒にあとまわしの魔女の元に行ってくださいね」

 

「ええ、でも・・・」

 

「今はまだ魔女の所には行けませんが…時が来れば、僕は貴女に力を貸します」

 

映像停止・・・

 

「ふむ、直哉はトワの意図を把握しているな」

 

「だが、ゼムリア大陸のエレポニア帝国とカルバート共和国がこんな形で動くとはな。どうするんだ?」

 

レイがトワに聞く。

 

「ええ、エレポニア帝国とカルバート共和国がクロスベルに現れたメガビョーゲンを互いの生物兵器として緊張を高める切欠になるとは思わなかったわよ」

 

「それでどうする?」

 

「エレポニア帝国の情報を得るのは簡単なんだけど、問題なのがカルバート共和国なのよね」

 

「あーあ大神のお兄さん勿体ないな。もう少し時間があればもっと強い猟兵になれたのに」

 

 

「本当だぜ、大神お前のような根性がランディにもあればな」

 

 

「あはは、大丈夫ですよきっと甥っ子さんにも伝わりますよ」

 

「そうだといいがな」

 

「それとナオヤ俺達は、エレポニア帝国と契約したからな」

 

 

「そうですかついにエレポニア帝国とカルバート共和国がクロスベルを標的にして動きますか」

 

 

「ああ、帝国はそのようだ」

 

「ああ、確かにエレポニア帝国とカルバート共和国をくらべたらエレポニア帝国の方が、情報を得れやすいな」

 

「紅い星座がエレポニア帝国側にいるからな」

 

「それもあるけどね」

 

 

大神も水色の髪の毛の少女を庇うため動き出したが大神は唖然とした」

 

「ムッ邪魔するならいっちゃえーーーが~ちゃん」

 

少女がそう言うとグワイワルは吹き飛んだ。

 

 

「ぐわあああ。何ーーが起きた?」

 

メガガガガビョウゲーン」

 

「ちっメガビョウゲーンも倒されたか撤退する」

 

そう言うとグワイワルは撤退をした。

 

 

「あっ、あっちにいるみたいだね。行くよ」

 

 

「待ってください先輩先輩だけで説明は出来ないですよね」

 

 

「何だと‼水色の少女が、先輩だとーー」

 

 

大神は唖然とした後大神も直哉達と合流するため移動を開始した。

 

「このユウナたちとの接触によってある程度エレポニア帝国の裏にいるイシュメルガについて知れたからね」

 

「ああ、それはそうだなどのみちゼムリア大陸が融合世界に来た時からイシュメルガとの戦いに関いては関わらせるつもりだったんだろう?」

 

「ええ」

 

「しかしイシュメルガにしろ。デボネアにしろあれ以降動きを見せんな」

 

「そうね、あれ以降動きが無いわね」

 

「やはり獅童光を解放したからだと思うか?」

 

「しかし、獅童光は解放したのは良いけど、まだ魔神レイアースが封印されてるし、イシュメルガとデボネアにとっては痛手ではないのかもね」

 

「成程な奴等にとっては魔法騎士とそれぞれの魔神が揃った時が脅威となるか?」

 

「恐らくわね。レイすまないけど直哉と融合世界ののどか達をここに連れて来てくれない?」

 

「どういう意味だ?」

 

「だって直哉と融合世界ののどか達は、動けないでしょう」

 

 

「そうですね兄さん。私と光さんでエステルさん達と一緒にいる原作世界ののどかさん達をサポートすればいいんですね」

 

「そうだよ。響さんはまなつちゃん達と、帝国華撃団と巴里華撃団を連れてリベール王国に行ってくれませんか?」

 

「え、そこは直哉君と融合世界ののどかちゃん達が行くべきじゃないの?」

 

「本来ならそうなんですけどね、そう言う訳にもいかないんですよ」

 

「どういう事?」

 

 

「うーんそうですね。ゼムリア大陸に残った方がいいかもですね」

 

「少なくとも原作世界ののどかさん達が、エレポニア帝国やカルバート共和国にマークされていると思っていた方がいいと思いますし」

 

「確かにな」

 

「ゼムリア大陸の今回のイベントが本格的に動いた時の対応について話しておきたいの」

 

「成程な」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第15章 第2部 特殊遊撃部隊の取った行動編
トワに呼ばれた直哉達前編


「来ましたよトワ話したいってレイが迎えに来たんですが」

 

「そうね、貴女達の新たな任務について貰おうと思ってね。その説明の為に呼んだのよ」

 

「ええ――何ですか急に」

 

 

「別世界のイシュメルガのように厄介な存在になりますからね」

 

「「「「「確かに」」」」」

 

「そう言う事でしばらくの間ゼムリア大陸に留まりますので、それぞれで動いて下さい。何かあれば僕の方に連絡をくださいね」

 

「「「「「了解」」」」」

 

 

「そしてエステルと飛鳥と光はクロスベルに戻り、響は帝国華撃団と巴里華撃団とまなつ達を連れてリベール王国に向かった。

 

「だってあんた暇じゃん」

 

「う、それはそうですけど」

 

「何でまた別任務何ですか?」

 

「ああ、それは・・・」

 

 

「ふふ、久しぶりだな3人のプリキュア。ここにバテデモーダがいる以上4人目のプリキュアが現れるのももうすぐかな?」

 

「「「ワイズマンどうしてここに?」」」

 

「何君達に伝言を頼みたいのさ」

 

「伝言をですって」

 

「そうさ、キュアフォンテーヌ。伝言を伝える相手は、紫藤直哉だがね」

 

「だったら早く言いなさいよ」

 

「相変わらずせっかちだなキュアスパークル」

 

「うるさい」

 

「まあ、良いだろう紫藤直哉に伝えたい事は、君達の世界にした事を新たに見つけ世界を対象として私は動き出したとな」

 

「以前ワイズマンが言った世界が融合世界と接触する可能性が高くなったからよ」

 

「ええ――」

 

「ええ、少なくとも、まなつ達の世界より若干ワイズマンがその世界を融合世界に近づかせた形跡があったわ」

 

「本当ですか?」

 

「本当よ。ただその世界は原作世界のような世界なんだけど物語は生まれてないのよ」

 

「ええ――」

 

「物語が動いてないのに、何で17番目のプリキュアの世界と言えるんですか?」

 

「それはラビリン達の世界のような世界が見えるのよ」

 

「成程、ヒーリングガーデンのような世界がですか?」

 

「そうなのよ。物語が動いてないけど、恐らく16番目のプリキュアの世界と考えておかしくないでしょう?」

 

「少なくともワイズマンが動き出した時それらしい事言ってたし」

 

 

「ほう、すでに紫藤直哉と同化していたか、どうやらお前は16番目のプリキュアの世界に関係するプリキュアの様だな」

 

「そんな事貴方が気にするんですか?」

 

「何こちらの世界のグレース達にも言ったがね」

 

「ふふ、久しぶりだな3人のプリキュア。ここにバテデモーダがいる以上4人目のプリキュアが現れるのももうすぐかな?」

 

「「「ワイズマンどうしてここに?」」」

 

「何君達に伝言を頼みたいのさ」

 

「伝言をですって」

 

「そうさ、キュアフォンテーヌ。伝言を伝える相手は、紫藤直哉だがね」

 

「だったら早く言いなさいよ」

 

「相変わらずせっかちだなキュアスパークル」

 

「うるさい」

 

「まあ、良いだろう紫藤直哉に伝えたい事は、君達の世界にした事を新たに見つけ世界を対象として私は動き出したとな」

 

「私は君が17番目のプリキュアの世界の人物なのかを確認をしに来たのさ」

 

「まあ君が、16番目のプリキュア世界のプリキュアとわかった以上は、今はまだ君と戦うつもりはないから安心したまえ」

 

そう言ってワイズマンはその場から消えた。そしてまなつ達の世界の先代プリキュアから直哉に戻った。

 

「確かに」

 

直哉はその時の事を思い出した。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワに呼ばれた直哉達中編

「確かにワイズマンの動きは気になりますが、本当に僕達が動いていいんですか?」

 

「まなつちゃん達の世界と同じなら・・・」

 

「・・・エステルさん。やはりこの世界に来た事怒ってますか?」

 

「直哉と他の守護者達には怒りなんてないわよ。むしろ体調を崩してる間に新しい仕事を入れたトワには怒りはあるわよ」

 

 

「そうなんですね」

 

 

「でも直哉あんた一度融合世界に帰る事を進めるわよ。このままだと死ぬわよ」

 

 

「ええ、それはわかってます。恐らくこの僕の衰弱状態はこの世界にいる間は、治る事もないでしょう。のどかさん達を変身させる事も時期に出来なくなるでしょうね」

 

 

!!

 

 

「「「「「そんな」」」」」

 

 

エステルの言葉にのどか達と雨宮さくらは驚いていた。

 

「それじゃあ僕はまた死にかける事が、決定じゃないですか?」

 

「ああ、それは・・・我慢して」

 

「嫌ですよ」

 

「ええ――」

 

 

「トワ勝手に決めるのは自重しなさい。それに16番目のプリキュアの世界で兄さんが死にかけている事も知っていて、貴女は全く動かなかったわよね」

 

 

 

「あれは、私も想定外だったのよ仕方ないじゃない」

 

 

 

「トワ本当は?・・・」

 

 

 

「16番目のプリキュアの世界に行くのが、面倒だったからです。飛鳥様」

 

 

 

「すなおでよろしい」

 

!!

 

「そんな・・・そんな理由で動かなかったなんてトワには僕は必用じゃないんですね」

 

「ああ、直哉確かに16番目のプリキュアの世界に行かなかった理由は間違いないけど、別に直哉が必要じゃないわけじゃないわ。信じてよ」

 

「・・・本当ですか?」

 

「ええ、本当よ」

 

「兄さん騙されてはいけませんよ。あの顔は信じてはいけません」

 

「ちょっと飛鳥何言ってるの?あんた仲直りさせる気はないの?」

 

「別にトワの独断で兄さんが疲れてるだけだし、トワが行動を改めたらいいだけじゃん」

 

「グッ正論過ぎる」

 

「あの時飛鳥ちゃんに言われ、僕もトワとの付き合い方を変えたので」

 

「おのれーー飛鳥めーー」

 

「私を呼んだ?トワ」

 

「ひっ飛鳥何でここにいるのよ」

 

「我れが呼んだ花寺直哉達を17番目のプリキュアの世界を調査させるだから、ゼムリア大陸にいる守護者の中で、直哉達が抜けても問題が無いようにな」

 

「そうだったのレイでもね、直哉は17番目のプリキュアの世界を調査依頼を拒否したわ」

 

「ほう、そうかトワの思い付き依頼を直哉が断ったか、成長したな」

 

「なっレイ断るの想定してたの?」

 

「当たり前だ17番目のプリキュアの世界に行く=直哉の命を失う可能性が高いからな、こんな事誰がすると思うか?」

 

「そこはまだ我々の仕事の範囲だぞトワ」

 

「それになのどか達も絶対はんたいするぞ」

 

「グッのどか達を敵にはしたくないわ」

 

「そうかなら諦めろ」

 

 

「ああ、あの時の話なら問題は無いよ。まさかここであとまわしの魔女の配下の1人が今までの事を仕組んでいたとは思わなかったけど」

 

「そうですね兄さん。私と光さんでエステルさん達と一緒にいる原作世界ののどかさん達をサポートすればいいんですね」

 

「そうだよ。響さんはまなつちゃん達と、帝国華撃団と巴里華撃団を連れてリベール王国に行ってくれませんか?」

 

「え、そこは直哉君と融合世界ののどかちゃん達が行くべきじゃないの?」

 

「本来ならそうなんですけどね、そう言う訳にもいかないんですよ」

 

「どういう事?」

 

 

「うーんそうですね。ゼムリア大陸に残った方がいいかもですね」

 

「少なくとも原作世界ののどかさん達が、エレポニア帝国やカルバート共和国にマークされていると思っていた方がいいと思いますし」

 

「ああ、そうね少なくとも私やヨシュアと一緒にいたのを見られてるわね」

 

「でもこの理由で直哉と融合世界ののどか達を動かさないのはもったいないと思わない?」

 

トワがレイに言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワに呼ばれた直哉達後編

「少なくとも原作世界ののどかさん達が、エレポニア帝国やカルバート共和国にマークされていると思っていた方がいいと思いますし」

 

「ああ、そうね少なくとも私やヨシュアと一緒にいたのを見られてるわね」

 

「でもこの理由で直哉と融合世界ののどか達を動かさないのはもったいないと思わない?」

 

トワがレイに言う。

 

「現に17番目のプリキュアの世界を私達が認識出来るようになったのは事実だわ」

 

「それは間違いないな」

 

「ああ、そう言えばお初にお目にかかります。私はあとまわしの魔女様の忠実な僕のバトラーと申します」

 

「「「「バトラー」」」」

 

「ちょっとあとまわしの魔女の部下の人が何で私達を襲うの?」

 

「すみませんね私は、霊力と言うのをに興味を持っていてですね」

 

「前回あおぞら市で貴女達の力を見る為にブルーが残したナノビョーゲンを多少アレンジさせたメガビョーゲンを放ったんですがね」

 

「あのメガビョーゲンを使ったのは貴方なの?」

 

グレースがバトラーに聞く。

 

そうですよ。それにブルーが言っていた異世界のプリキュアにも興味がありましたからね」

 

「一体何の為に私達に興味を持つの?」

 

「それは貴女達に惹かれて彼女が出て来たら面倒ですからね」

 

「それに個人的にあのバトラーと言う人材をゼムリア大陸に連れて来たのはワイズマンだと考えれば・・・」

 

!!

 

「「成程、メガビョーゲンにしろヤラネーダがゼムリア大陸に出たら特殊遊撃部隊としては、対処せざるえない。そしてメガビョーゲンとヤラネーダを浄化できる存在をワイズマンが、エレポニア帝国とカルバート共和国に情報を流していたら・・・今原作世界ののどかさん達の状況に追い込めると言う事ですか?」」

 

直哉と飛鳥がトワに聞く。

 

「ええ、そう言う事よ現にワイズマンはこう言ったんでしょ」

 

「「「ワイズマンどうしてここに?」」」

 

「何君達に伝言を頼みたいのさ」

 

「伝言をですって」

 

「そうさ、キュアフォンテーヌ。伝言を伝える相手は、紫藤直哉だがね」

 

「だったら早く言いなさいよ」

 

「相変わらずせっかちだなキュアスパークル」

 

「うるさい」

 

「まあ、良いだろう紫藤直哉に伝えたい事は、君達の世界にした事を新たに見つけ世界を対象として私は動き出したとな」

 

「ええ、原作世界ののどかさん達からそう聞きました」

 

そう直哉が言う。

 

「飛鳥貴女はどう思う?」

 

「確かに今ゼムリア大陸で起きているイベント事態が仕組まれた物だとしたらワイズマンは、特殊遊撃部隊の立場をシンフォギア世界のようにするのが目的なのかは断定出来ませんが」

 

「あ、そう言えば」

 

飛鳥の言葉を聞き直哉が思い出す。

 

「ああ、そうだだが、俺達のように彼等の事情を知らない連中は、異世界の戦争に巻き込んだ国が一番わるい、そんな国は滅べなんて言われてるがな」

 

「まあ、シンフォギアに関しては秘密に出来てるがな、彼等の存在が世界の目を逸らしてくれる形となっているな」

 

 

「何なんだよ、それ響や直哉達が悪者じゃねえか」

 

 

「そうです。伯父様彼等は私達の代わりに世界の為に戦ってくれた恩人ですよ」

 

「それはわかっているが、政府からの通達でな彼等が再び来たら捕獲しろダそうだ」

 

!!

 

 

「まじかよ」

 

「ああ、防衛大臣からの通達だ」

 

「取り消しは出来ねえのか?」

 

「無理だ某絵大臣や政府が変わらなければ」

 

 

「そんな」

 

「また僕達をあの時のように追い詰める為に?」

 

直哉が飛鳥に聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ワイズマンの遊び

「いえ、兄さんゼムリア大陸で起きているエレポニア帝国とカルバート共和国の衝突をワイズマンは加速させるのが目的ではないかと思います」

 

「何だってーー」

 

「いやいや飛鳥ちゃん。確かにゼムリア大陸のエレポニア帝国とカルバート共和国は色々あるけどさそんな両国にワイズマンが関わって何の得が・・・」

 

 

「ええ、ありませんよワイズマンにとっては、強いて上げるとすれば特殊遊撃部隊の動きをある程度ワイズマンのコントロールする事が出来る事でしょうね」

 

「まあ、ワイズマンは実験をしている感覚なのでしょうけど」

 

「実験か」

 

「ちなみにその研究者は、アルバと名乗りませんでしたか?」

 

「何故響君が、その研究者の名前を?」

 

「やはりそうでしたか、ワイズマン自身の世界でも偽名でアルバと名乗っていたと特殊遊撃部隊の仲間がそう言っていたので」

 

「成程な」

 

「亜種型メガビョーゲンが出てからのアルバと名乗る研究者と防衛大臣の足取りはわかってますか?」

 

 

「あおい、どうだ?」

 

「司令大変です。亜種型メガビョーゲンが出現した時を境に2人が消えました」

 

「何だと!!」

 

あおいの報告に驚く弦十郎だった。

 

「恐らくと思いますけど・・・」

 

「この騒動中にワイズマンはこの世界でフィーネが作り出した亜種型メガビョーゲンの記録を見つけ、私達特殊遊撃部隊を足止めをする事が彼の目的かも知れません」

 

直哉はシンフォギア世界での出来事を思い出す。

 

「確かにワイズマンが亜種型メガビョーゲンを完成させて起動実験にシンフォギアと特殊遊撃部隊を戦わせてましたね」

 

「成程ね要は今のゼムリア大陸のエレポニア帝国とカルバート共和国がワイズマンの実験のターゲットと見てるのね」

 

「ええ」

 

「そうでもなければクロスベルにメガビョーゲンを出現させないで、エレポニア帝国とカルバート共和国それぞれにメガビョーゲンを出現させればいいじゃない?」

 

「「「あ、確かに」」」

 

「現状の特殊遊撃部隊の状況を知っている筈のワイズマンがわざわざリベール王国とクロスベルに出現させたのは、異世界の怪物の存在をエレポニア帝国とカルバート共和国に見せる為ではないかと思う」

 

「あのメガビョーゲンを使ったのは貴方なの?」

 

グレースがバトラーに聞く。

 

そうですよ。それにブルーが言っていた異世界のプリキュアにも興味がありましたからね」

 

その頃エステル達は・・・

 

「まだなのグレース達は?」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「ちょっ何言わせてんのよ」

 

「「「まあまあ怒らないで下さいエステルさん」」」」

 

原作世界のキュアグレース達がエステルに言う。

 

「あくまでもクロスベルに原作世界ののどかさん達がいたからそう言う手段を使ったとも考えられるけどね」

 

「「「成程」」」

 

飛鳥の説明にレイとトワと直哉が納得する。

 

「それではどうすればいいの?飛鳥ちゃん」

 

直哉が飛鳥に聞く

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

考えられる選択肢1

「そうですね特殊遊撃部隊としては、3つの選択肢がありますね兄さん」

 

「3つの選択肢・・・」

 

「そうです1つ目が、特殊遊撃部隊全員が一時的にゼムリア大陸から離脱する」

 

「つまりシンフォギア世界と同じ手段を取るですね」

 

そして2つ目が・・・」

 

「ええ、少なくとも、まなつ達の世界より若干ワイズマンがその世界を融合世界に近づかせた形跡があったわ」

 

「本当ですか?」

 

「本当よ。ただその世界は原作世界のような世界なんだけど物語は生まれてないのよ」

 

「ええ――」

 

「物語が動いてないのに、何で17番目のプリキュアの世界と言えるんですか?」

 

「それはラビリン達の世界のような世界が見えるのよ」

 

「成程、ヒーリングガーデンのような世界がですか?」

 

「そうなのよ。物語が動いてないけど、恐らく17番目のプリキュアの世界と考えておかしくないでしょう?」

 

「少なくともワイズマンが動き出した時それらしい事言ってたし」

 

「トワの依頼を原作世界ののどかさん達と兄さんが受ける」

 

「そして最後が、エステルさん達と私達親子がゼムリア大陸に残りエレポニア帝国とカルバート共和国の問題に干渉する。その3つが考えられます」

 

「ふむ、影武者の紫藤直哉と貴女達が対応するか・・・うん悪くないわね」

 

「そうだな我も、良いと思うぞこの件は、紫藤親子に頼むべきだろうな」

 

「なっ2人共本気ですか?」

 

「ああ、だが直哉これはお前にはさせるわけにはいかないんだ」

 

「そうよ、これを貴方やプリキュアのメンバー全員を酸化させると融合世界の存在の意味がなくなるの」

 

!!

 

「それはつまり・・・」

 

「飛鳥ちゃん達の力でエレポニア帝国とカルバート共和国の改変をするんですか?」

 

「そう言う事よ」

 

「そんな彼女達にそんな事をさせるんですか?」

 

「それは飛鳥と薫にも米田健二の因子があるからよ。だからエレポニア帝国とカルバート共和国の両国の部分改変をするには最適なの」

 

「でも・・・」

 

「兄さん冷静に考えて下さい。確かに融合世界が出来てからここまでの改変が結果的に起きているんです。そのせいで特務支援課の人達のイベントを元の状況に戻すには劇薬を入れないと無理なレベルなんです」

 

「それにエレポニア帝国とカルバート共和国がこのまま融合世界の世界に侵略して来ても良いんですか?高確率でワイズマンがエレポニア帝国とカルバート共和国に何らかの技術を提供しているかもしれませんよ」

 

「兄さんは技術を消す事は出来たとしても人からその記憶は完全には消せないでしょう?」

 

「それは・・・」

 

「やっぱりあのタイミングで新生帝国華撃団の居場所がわかったのは意図的だったのね」

 

 

「そう言う事だよキュアフォンテーヌ」

 

 

「相変わらず陰険手を使ってくるんだから」

 

「すまんな、キュアスパークルその時の研究題材が、どうすれば紫藤直哉を簡単に殺せるかと言う研究だったからな」

 

 

 

!!

 

 

「「「「「「「「何だって――」」」」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

ワイズマンの言葉ここにいる全員が驚いていた。

 

 

 

「しかし私は、キュアグレース達を過小評価していたようだ。まさか君達を葬るために仕掛けを突破するとはな」

 

 

「エッヘン、私達と直哉君の絆を甘く見るからだよ」

 

「そうだニャン」

 

 

「確かにそれもあるだろうが、私にはまさかあの世界に16番目のプリキュアがいるとは思わなかったぞ」

 

 

!!

 

 

「「「「「「16番目のプリキュア」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

原作世界のキュアグレース達はワイズマンの言葉に再び驚いていた。

 

 

「さて、私も戻るとしようでは、さらばだ諸君」

 

 

そう言って、ワイズマンは転移したのだった。

 

その後益子道夫は直哉によってメガ降魔に対する記憶を消去された。

 

「確かに僕はあの時以外しか使った事がない」

 

「だけど・・・使えと言われたら使うよ飛鳥ちゃん」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

考えられる選択肢2

「確かに僕はあの時以外しか使った事がない」

 

「だけど・・・使えと言われたら使うよ飛鳥ちゃん」

 

「いえ、兄さんには使わせません。この件は原初の世界から7人世界そして旧幼馴染世界の出身者だけでやるべき事です」

 

「そんな・・・」

 

「確かにな、融合世界を作る時新たな直哉には過去の闇の部分には極力関わらせないという事を決めていたな」

 

「そうね飛鳥的に今回のゼムリア大陸に起きている事は、米田健二の闇の力が融合世界の友好世界に流れて来ていると思うのね」

 

「ええそうよトワ」

 

「え、どういう事だい?飛鳥ちゃん」

 

「兄さんは覚えてますか?過去の7人世界に一時的に行った時の事を?」

 

「え、あうん覚えているよ」

 

そして直哉は思い出す。

 

 

「直哉君この怪物は何なの?」

 

「それがわからないよお姉ちゃん。こんな怪物紫藤直哉さんの世界でも見た事無いよ」

 

「そんなそれじゃこのまま帝都が赤黒くなっていくのを見るしかないの?」

 

「うん、悔しいけどあの2体の怪物に対する有効的な手段が無いよ」

 

だがその時、彼等の前にキュアグレースが現れた。

 

「エレメントチャージ!」

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

「プリキュア!スカイヒーリングフラワー!」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「お大事に」

 

!!

 

「「「「「凄いあの子俺達が戦ってもダメージを与えらなかったのにあっさり倒した」」」」」」

 

「そんな事無いですよ。皆さんがあの怪物を抑えてくれたので倒すことが出来たのですから」

 

「それでは皆さん。私は失礼します」

 

「この出会いがどうしたの?」

 

「恐らくですけどこの出会いによって米田健二の闇の力の一部が目覚めた可能性があり、あとまわしの魔女の配下が、闇の力に操られていてゼムリア大陸に本来のイベントを中断だけでなくゼムリア大陸自体を崩壊させるつもりではないかと思ってるの」

 

「まさかそこまではないんじゃ」

 

「そうね今の米田健二から離れた闇の力は放置するのはまずいわね。飛鳥可能な限り闇の力を融合世界と友好世界から取り除いて」

 

「了解」

 

「そして私達で再び結界を強化して、融合世界周辺にある7人世界と幼馴染世界に対しての監視強化をするから」

 

「レイさん僕達はどうすれば良いですか?」

 

「そうだな特殊遊撃部隊としては、中心世界に行って巴里華撃団から大神が帰還する前の時間でしばしの休暇として過ごしていてくれ。融合世界の中でなら移動も許可する」

 

「それで良いよな。トワ?」

 

「そうね、私達が動いてる間は融合世界の中の世界の重要イベント時間はほぼ動かないと思っていてね」

 

「わかりました」

 

『あと友好世界に行くのは控えてね、特殊遊撃部隊は米田健二の闇の力に対抗できる人物はいないからね」

 

「わかりました」

 

「さて直哉と融合世界ののどか達は先に中心世界の帝都に戻って説明をしなさい。それを見て、私達がゼムリア大陸にいる巴里華撃団以外を中心世界に転移させるから」

 

「はい」

 

そして直哉とのどか達は、管理者の神殿から中心世界に移動をしたのだった。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

のどか達への説明

中心世界紫藤家の家にて・・・

 

「直哉君どうして私達がこっちに来たの?」

 

「ええ、実は・・・」

 

「この出会いがどうしたの?」

 

「恐らくですけどこの出会いによって米田健二の闇の力の一部が目覚めた可能性があり、あとまわしの魔女の配下が、闇の力に操られていてゼムリア大陸に本来のイベントを中断だけでなくゼムリア大陸自体を崩壊させるつもりではないかと思ってるの」

 

「まさかそこまではないんじゃ」

 

「そうね今の米田健二から離れた闇の力は放置するのはまずいわね。飛鳥可能な限り闇の力を融合世界と友好世界から取り除いて」

 

「了解」

 

「そして私達で再び結界を強化して、融合世界周辺にある7人世界と幼馴染世界に対しての監視強化をするから」

 

「レイさん僕達はどうすれば良いですか?」

 

「そうだな特殊遊撃部隊としては、中心世界に行って巴里華撃団から大神が帰還する前の時間でしばしの休暇として過ごしていてくれ。融合世界の中でなら移動も許可する」

 

「それで良いよな。トワ?」

 

「そうね、私達が動いてる間は融合世界の中の世界の重要イベント時間はほぼ動かないと思っていてね」

 

「わかりました」

 

『あと友好世界に行くのは控えてね、特殊遊撃部隊は米田健二の闇の力に対抗できる人物はいないからね」

 

「「「ええ――」」」

 

「成程、そう言う事ですかゼムリア大陸のイベントが行えない原因は米田健二の闇の力によるものですか」

 

「まだ確定では無いですけどね、旧世界の出身者の飛鳥ちゃんとトワが言ってるんですけどね」

 

「でも直哉っち仮にそれが本当になったらどうするの?」

 

「それは・・・ある意味新たな敵となるでしょうね。飛鳥ちゃんやトワが闇の力を融合世界や友好世界から別の空間にやれなければ特殊遊撃部隊は敗北するでしょうね」

 

「「「そんな」」」

 

「ああ、それは・・・のどかさんとラビリンは一度聞いてると思いますが」

 

 

「それにこれは貴女達の秘密にしててね、直哉は人間なのだけど基本はねでも貴女達の言葉で言えばエレメントさんと言っていいのよ」

 

 

「「ええーー直哉君がエレメントさん」ラビーー」

 

 

「ええそうよ。紫藤直哉のオリジナルは米田健二が作り出したわ。真宮寺直哉と共にね」

 

 

「だけどのどかとラビリンが知る二人の紫藤直哉は私とレイがその世界の一部の力を使って作り出したわ」

 

 

「世界の安定のためにですか?」

 

 

「ええそうよ。だから直哉の体内にメガ因子が入っても困らないように人間として作り出したわ」

 

「その為僕は米田健二に関する記憶などを持たずに紫藤桜花の息子として生まれたんですけど、今思ったんですけど母さんがヒーリングガーデンに僕を連れて行ってたのは、闇の力に汚染されないようにする為だったのかも」

 

「「「成程」」」

 

「その可能性はあるかもペン」

 

ぺギタンがそう言う。

だけど・・・使えと言われたら使うよ飛鳥ちゃん」

 

「いえ、兄さんには使わせません。この件は原初の世界から7人世界そして旧幼馴染世界の出身者だけでやるべき事です」

 

「そんな・・・」

 

「確かにな、融合世界を作る時新たな直哉には過去の闇の部分には極力関わらせないという事を決めていたな」

 

「そうね飛鳥的に今回のゼムリア大陸に起きている事は、米田健二の闇の力が融合世界の友好世界に流れて来ていると思うのね」

 

「ええそうよトワ」

 

「恐らくですけどこの出会いによって米田健二の闇の力の一部が目覚めた可能性があり、あとまわしの魔女の配下が、闇の力に操られていてゼムリア大陸に本来のイベントを中断だけでなくゼムリア大陸自体を崩壊させるつもりではないかと思ってるの」

 

「まさかそこまではないんじゃ」

 

「そうね今の米田健二から離れた闇の力は放置するのはまずいわね。飛鳥可能な限り闇の力を融合世界と友好世界から取り除いて」

 

「了解」

 

「そして私達で再び結界を強化して、融合世界周辺にある7人世界と幼馴染世界に対しての監視強化をするから」

 

「そう言う事で、あの場にいた3人に反対されたんです」

 

「「「「成程」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について11

「それで特殊遊撃部隊はこれからどう動くの?」

 

「ああ、それは・・・」

 

 

「レイさん僕達はどうすれば良いですか?」

 

「そうだな特殊遊撃部隊としては、中心世界に行って巴里華撃団から大神が帰還する前の時間でしばしの休暇として過ごしていてくれ。融合世界の中でなら移動も許可する」

 

「それで良いよな。トワ?」

 

「そうね、私達が動いてる間は融合世界の中の世界の重要イベント時間はほぼ動かないと思っていてね」

 

「そう言う理由で飛鳥ちゃんと薫ちゃんと過去の紫藤直哉さんとエステルさん達以外の人達は一旦中心世界に戻ってきますよ」

 

「そして・・・しばしの休暇として過ごしていてくれ。融合世界の中でなら移動も許可する」

 

「それで良いよな。トワ?」

 

「そうね、私達が動いてる間は融合世界の中の世界の重要イベント時間はほぼ動かないと思っていてね」

 

「先程も言いましたが2人の神様が言ったように休暇として融合世界の中の世界でなら好きなように移動しても構わないらしいので」

 

「皆さんも楽しんでくださいね」

 

「後他の皆さんが来たら、のどかさん達が説明をお願いしますね」

 

「「「了解」」」

 

「でもこれは直哉君がするべきではないの?」

 

ちゆが直哉に言う。

 

「それはそうなんですが、僕自身も今冷静に話せる自信がないので」

 

そう言って直哉は奥の部屋に行った。

 

「直哉っち落ち込んでいたね」

 

「うん」

 

「ええ」

 

「仕方ないですね。融合世界と直哉の生まれた経緯を聞いたら仕方ないですよ」

 

「うんそれはわかるけど・・・」

 

 

「いえ、兄さんには使わせません。この件は原初の世界から7人世界そして旧幼馴染世界の出身者だけでやるべき事です」

 

「そんな・・・」

 

「確かにな、融合世界を作る時新たな直哉には過去の闇の部分には極力関わらせないという事を決めていたな」

 

「そうね飛鳥的に今回のゼムリア大陸に起きている事は、米田健二の闇の力が融合世界の友好世界に流れて来ていると思うのね」

 

直哉君としては、突然関わるなと言われて納得できないと思うんだ。だから私達に頼んだんだと思うし」

 

「そうね、飛鳥ちゃんとトワさん達の決めた事に対しての不満ではなく一緒に動けない事が嫌なんだと思う。でも今直哉君が関わる事を避けねばいけない力がゼムリア大陸の事件にあるのなら、飛鳥ちゃんとトワさん達の決定は正しいのよね」

 

「そうですね。あくまで直哉の生まれた理由を優先するのであればそれは正しいですね」

 

アスミがそう言う。

 

「うん、私達は両方の意見を客観的に考えられるけど、言われた本人としては時間が必要なのかもしれない」

 

「そうね、それに飛鳥ちゃんとレイさんとトワさんが揃って直哉君を必要ないという意見が出た事にショックを受けているかもね」

 

その頃他の特殊遊撃部隊のメンバー達は・・・

 

お墓戦艦で融合世界の中心世界に帰還をしていた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

悩む直哉

「僕としても3人の言い分はわかるけど・・・」

 

直哉は思い出す。

 

「いえ、兄さんには使わせません。この件は原初の世界から7人世界そして旧幼馴染世界の出身者だけでやるべき事です」

 

「そんな・・・」

 

「確かにな、融合世界を作る時新たな直哉には過去の闇の部分には極力関わらせないという事を決めていたな」

 

「そうね飛鳥的に今回のゼムリア大陸に起きている事は、米田健二の闇の力が融合世界の友好世界に流れて来ていると思うのね」

 

 

「恐らくですけどこの出会いによって米田健二の闇の力の一部が目覚めた可能性があり、あとまわしの魔女の配下が、闇の力に操られていてゼムリア大陸に本来のイベントを中断だけでなくゼムリア大陸自体を崩壊させるつもりではないかと思ってるの」

 

「まさかそこまではないんじゃ」

 

「そうね今の米田健二から離れた闇の力は放置するのはまずいわね。飛鳥可能な限り闇の力を融合世界と友好世界から取り除いて」

 

「了解」

 

「そして私達で再び結界を強化して、融合世界周辺にある7人世界と幼馴染世界に対しての監視強化をするから」

 

「それにしてもあの時の3人が怖かったな」

 

「声はいつも通りなのに顔が異常に緊張してたもんな。あんなトワが見られるとは思わなかった」

 

「確かにトワとレイさんにとって、米田健二の持つ闇の力のみが融合世界の友好世界に現れるなんて想定外だったんだろうなあ」

 

「でも・・・闇の力はどうしてこちらの世界に出るようになったんだろう?」

 

そして直哉は考える。

 

「これで少なくとも大神一郎誘拐事件についての犯人がわかったな」

 

「ですが・・・犠牲が大きいです」

 

「ああ、そうだな・・・響達が京極を生き返らせた黒幕について動くらしいからな、かえで君花組の臨時隊長健二にして、京極を探すように指示をしてくれ」

 

!!

 

「正気ですか司令」

 

「ああ、本気だ今回の事件は、帝国華撃団と特殊遊撃部隊の協力していかないとワシは勝てないと思っているからな」

 

「わかりました支配人」

 

「それでは失礼します支配人」

 

「ああ、頼むぞかえで君」

 

 

そしてかえでは、大帝国劇場に戻った。

 

 

「さて、これでいいのか?紫藤飛鳥」

 

 

「はい、ありがとうございます米田さん」

 

 

「しかしよ、わしは直哉に妹がいるとは知らなかったぞ」

 

「あはは、私は兄さんがどうしても動けない時に動くのが仕事ですから。私は直接戦場には出ないようにと兄さんに言われてるので」

 

 

「成程な」

 

「先ほどの映像を持って来たのも直哉の最後の指示か?」

 

「ええ、そうですよ。ただ違うのは兄さんものどかさん達も生きてますけどね」

 

 

「何だと!!生きてるのか?」

 

「ええ、今回の黒幕が動きやすいように偽装してますよ」

 

「まさかイヨとヒミコが協力的だったあの時にイヨが何かを仕組んだのか?」

 

「いや仮にそう言うのを狙うんだったらあの時京極圭吾と朧が動いてる時に、敵対行動してるだろうしな」

 

「だとすると、可能性はあるとすれば・・・」

 

「「飛鳥ちゃん薫ちゃん。どうしてここに」」

 

「フフ、やはり貴女達も来ましたか特殊遊撃部隊」

 

「特殊遊撃部隊とは一体何なんだ?」

 

真宮寺直哉が治療を受けながら考えていると・・・

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

 

「フフ、成程あれがイシュメルガとデボネアが言っていた力ですか」

 

カルマがそう呟く。

 

「カルマ、イシュメルガとデボネアとは何者だ?」

 

真宮寺直哉がカルマに聞く。

 

「ああ、遥か未来から来た私の協力者ですよ」

 

!!

 

「遥か未来から来た協力者だと」

 

「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「そうです。それで間違いないですね?花寺薫」

 

「薫ちゃんの名字が違う」

 

「その通りだよカルマ。よくそこまで融合世界の事を熟知してるね」

 

「イシュメルガとデボネアでも私の名字変更の事は知らなかったのに」

 

「融合世界?飛鳥ちゃんどういう事?」君達は幼馴染世界から来たんだよね」

 

「違いますよ。真宮寺直哉さん」

 

「おい、直哉しっかりしろ面倒な奴は倒されたんだ」

 

「そうよ直哉君後はカルマを倒せば・・・えっ」

 

その時千明は見た。光武F2が炭になる所を」

 

「いやあああ。巴里華撃団の皆が炭になったわ――」

 

「あはは、良いですね。ある程度制限がありますが、触れた物全部を炭に変える能力を持つノイズと言う兵器は」

 

「「「「「「何だと!!触れたら炭にされるだと」」」」」」

 

「一体どうやって倒すんだよ」

 

「安心して下さい皆さん」

 

「「だああああ」」

 

!!

 

「「「何だノイズが消滅していく」」」

 

「まさか、特殊遊撃部隊の奴等めシンフォギア奏者をこちらに連れて来たのか?」

 

「そうだよカルマ私達を貴女が、エキストラプレイヤーとして与えた特権として与えた力で、仲間と合流して、貴女がノイズを使う可能性があったからね」

 

「おのれーーキュアグレースそして紫藤直哉め」

 

「やはり異界事変が今回のゼムリア大陸の事件に繋がるのかな?」

 

「恐らく米田健二の闇の力が充満している世界と融合世界の友好世界が接触したのはそれくらいだけの筈だしなあ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊が帰還した日の夜前編

「「「何だノイズが消滅していく」」」

 

「まさか、特殊遊撃部隊の奴等めシンフォギア奏者をこちらに連れて来たのか?」

 

「そうだよカルマ私達を貴女が、エキストラプレイヤーとして与えた特権として与えた力で、仲間と合流して、貴女がノイズを使う可能性があったからね」

 

「おのれーーキュアグレースそして紫藤直哉め」

 

「やはり異界事変が今回のゼムリア大陸の事件に繋がるのかな?」

 

「恐らく米田健二の闇の力が充満している世界と融合世界の友好世界が接触したのはそれくらいだけの筈だしなあ」

 

「・・・」

 

コンコン

 

「直哉君夕飯を食べない?と言っても時間は夜中だけど」

 

「え、あすみませんのどかさん行きますね」

 

「うん、待ってるよ直哉君」

 

そして直哉は遅い夕食を食べる為にリビングに移動した。

 

「すみませんのどかさん」

 

「良いよ気にしないで直哉君も1人で落ち着きたいだろうし、それにゼムリア大陸にいた皆もトワさんの緊急連絡には驚いていたみたいで、詳しい事は中心世界で、のどか達に聞きなさい」

 

「そう言われて皆慌てて戻って来たよ」

 

「はは、そうなんですね。トワも気を使ってくれたんですね」

 

「そうみたいだね、そのせいで大変だったけど・・・」

 

「ああ、それは僕でなくのどか達に聞けと言う事で、僕に何かあったんじゃないかと思われたんですね」

 

「うん」

 

「響さんはあの時の事を思い出したって言ってたよ」

「「「「「「馬鹿なメガ桜天武は自らノイズやメガビョーゲンと降魔を作れるの」」」」」」

 

「厄介ですね。響さん」

 

 

「うん、ただでさえ制限時間があるのに」

 

 

「飛鳥ちゃん残り時間は?」

 

 

「後10分弱です響さん」

 

「10分か・・・グレースあの時のヒーリングオアシスは出来ないの?」

 

「あ、パワーアップしたヒーリングオアシスなら行けるかも」

 

 

響と天宮さくらが言う。

 

「それは出来ません。絶対にしたくないんです」

 

 

「「どうして?」」

 

「それは・・・」

 

 

「それはパワーアップさせるには、パパの魂がメガ桜天武に乗る紫藤直哉に憑依しなければならないんですよ。響さんと雨宮さくらさん」

 

 

「「ええーーー直哉君の魂を」」

 

 

「ちょっと待って、飛鳥ちゃん直哉君の魂は異世界に跳んだのでは?」

 

 

「いえ、響さんパパの魂は最初からグレースさんといますよ」

 

「ええーーー」

 

 

「そんなそれじゃあ、直哉君が邪悪な桜天武に入ったらどうなるの?」

 

 

「確証はありませんが、過去の紫藤直哉に取り込まれるでしょうね」

 

「少なくとも彼の霊力は限界ギリギリまでメガ桜天武に使われてますし」

 

 

「いずれにしても、過去の紫藤直哉を救うには後3分以内にメガ桜天武にダメージを与える与えて搭乗口から過去の紫藤直哉を助けるしかありません」

 

 

「そんなその工程を、3分以内にするんて無理だよ」

 

「ああ、ありましたねそう言う事が、過去の幼馴染世界に初めて行った時ですね」

 

「うんそうだよ。後まなつちゃん達は驚いてたみたいだねゼムリアと同じようにバトラーが操られている可能性はある事に」

 

「そこは仕方ないですねバトラーは、他の3人にくらべるとやる気パワー集めに真面目ですから」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊が帰還した日の夜後編

「ああ、ありましたねそう言う事が、過去の幼馴染世界に初めて行った時ですね」

 

「うんそうだよ。後まなつちゃん達は驚いてたみたいだねゼムリアと同じようにバトラーが操られている可能性はある事に」

 

「そこは仕方ないですねバトラーは、他の3人にくらべるとやる気パワー集めに真面目ですから」

 

「ねえ、直哉君闇の力が皆の性格を変えるのかな?」

 

「のどかさん米田健二の闇の力がとか言いますが、基本力を持つ人間の考え方次第で、力の性質が変わるので、最初から闇の力と言うと言うのは人間を惑わせるくらいの力しかないと思いますよ」

 

「のどかさんも、経験していますが、のどかさんも病魔と言う闇の力に勝って今の体を取り戻しているじゃないですか」

 

「それはそうだけど」

 

「簡単に言えば闇の力は妬みや復讐などの人間のマイナスエネルギーの事だと思います」

 

「降魔やイシュメルガとデボネアの生み出すのが闇の力の本質だと思います」

 

「あくまでも今回のゼムリア大陸事件にはイシュメルガ以外は関わる事は基本ありませんと思いますが」

 

「仮に米田健二の闇の力がゼムリア大陸に流れてあの事件の切欠を作ったとしても、操れるのは、波長の合う人物だけと思いますよ」

 

「それにずっと操れるわけでは無さそうですし」

 

「それなら良いんだけど」

 

「そう言えばのどかさん、皆さんに聞いてくれました?」

 

「あ、うん融合世界の中で休暇として行きたい世界はやっぱりシンフォギア世界やすこやか市等の現在の機器が使える世界が人気だね」

 

「やっぱりですか」

 

「今回は、帝国華撃団と巴里華撃団の人達がそれぞれの場所に戻ってるので、そう言う感じになるだろうと予想はしてましたけど」

 

「とりあえずすこやか市に滞在するようにちゆさんの旅館に連絡を取ってください。そしてその滞在中にイベントを起こすように融合世界のオリジナルとしてバテデモーダに依頼をするので」

 

「まあこちらの世界のキングビョーゲンが幹部層でのイベントにするかも知れませんけど」

 

「「ええ――」ラビ」

 

「だって彼等にしたら久々の出番ですし。最も彼等も本来のイベントはしたくないでしょうし、原作世界ののどかさん達がいますからね」

 

「ああ、そうか」

 

「そう言う面でもバテデモーダに調整を頼むんですよ」

 

「成程」

 

「そう言う訳でのどかお姉ちゃんとラビリンは数日後にすこやか市に戻る時に融合世界のちゆさん達に別行動をする事を伝えて下さい」

 

「まなつちゃん達について来られるといろんな意味で長くなりそうなので」

 

 

「漸く見つけたわよ。直哉君と融合世界のプリキュア」

 

 

!!

 

その時直哉とのどか達前にシンドイ―ネが現れた。

 

 

「「「シンドイ―ネ貴女どうしてこちらの世界に」」」

 

のどかと、ちゆと、ひなたが驚く。

 

 

「何々このおばさん、のどかさん達知り合いですか?」

 

「誰がおばさんですってーー」

 

 

「直哉君この失礼な子達だれ?」

 

 

「シンドイ―ネ僕に聞かなくても知ってるんですよね?バテデモーダから聞いてるでしょう」

 

 

「流石直哉君ビョーゲンズの事も知ってるのね」

 

 

「「「「ええ――まさかこのおばさんメガビョーゲンを作って地球を病気にしてる人ですか」」」」なの?」

 

 

「そうよ、と言うか私達の事も知ってるのね?こんな異世界でも」

 

「それは私達もメガビョーゲンと戦いましたし」

 

 

「ああ、ブルーがここにいるんだったわね。ワイズマンにメガビョーゲンを作る力を一時的に使えるように何度か会ってたわね」

 

「「確かに」ラビ」

 

のどかとラビリンはその時の事を思い出した。

 

「それに僕自身がビョーゲンズとの関係でまなつちゃん達に知られていいと考えているのはバテデモーダとの関係だけですから」

 

「まあ、16番目のプリキュアの世界の先代プリキュアさんには知られてしまいますが、僕といるので」

 

「そうだね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

久々の中心世界での生活1

帝国華撃団と巴里華撃団を除く特殊遊撃部隊に協力しているメンバーが中心世界の帝都で生活を始めた初日・・・

 

「「「うわあ、帝都かあ久しぶりだね」」ええそうね」

 

「あれもう1人ののどかさん達も帝都で住んだ事あるんですか?」

 

みのりが原作世界ののどか達に聞く。

 

「「うん」ええ」

 

「あの時はここでの時期がクリスマスだったねのどかっち」

 

「そうだねひなたちゃん」

 

「ええ――クリスマスいいなあ」

 

「「へえ、こちらにもクリスマスと言う風習ががあるんですね?」あるんだな」

 

「私達も驚いたけどね」

 

「何せクリスマス公演に私達も出たんだよ」

 

「「「「ええ――」」」」」

 

 

「ふいーーまさか舞台の練習がこんなにきついなんて思わなかったよ」

 

 

本当だねひなたちゃん」

 

 

「まあ、大神さんがのどかの体の事を考慮して、私達のパートは比較的簡単な動作にしてくれてるみたいだしね」

 

「あだーー」

 

「ほらしっかりしなさい響さん。貴女が今回のクリスマス公演の二人の内の主演の1人なんですから」

 

「ええーー」

 

 

「大神さんどういう事です?」

 

 

「ああ、今回はお客様アンケートで1位の人と花組の中で選ばれた2人でダブル主演にしようと思ったんだ。響君」

 

 

「へえーーそうだったんですね、面白い配役の決め方ですね。大神さん」

 

「「「「あ、直哉君」」」」

 

 

「皆さんお疲れ様です」

 

 

「大神さん、響さんを少し借りていいですか?」

 

 

「ああ、いいよ」

 

「ありがとうございます」

 

「それでは行きましょう。響さん」

 

「いいなあのどかさん達」

 

まなつがそう言う。

 

「そんな事無いよまなつちゃん。帝国華撃団の皆さんのサポートがあったから出来たんだよ。それを言うなら、響さんは主役の1人だったからね」

 

「私達より大変だよ」

 

「「「「「それは確かに」」」」」

 

「そう言えばちゆっちもう1人の私達は何してるの?」

 

「ああ、それは融合世界のすこやか市に数日後行くみたいだからそのした準備をしてるみたいよ」

 

「今回は響さんと光さんと2組のプリキュアだけどね行くのは」

 

「残念だなもっとリベール王国を見て回りたかったよ」

 

「仕方ないだろう、トワさん達の指示なんだから」

 

「それはわかるけど、何で突然そう指示したんだろう?」

 

まなつがしみじみ言う。

 

「「「私達は何となくわかるけど・・・」」」

 

 

「凄かったねさっきの地震」

 

「大丈夫ですか?のどかさん達」

 

「あ、直哉君迎えに来てくれたの?」

 

 

「ええ、それもありますが3人に伝えないといけないことが起きたので」

 

「「「それは?」」」

 

「先程の巨大地震のせいだと思うのですけど暫くの間ゲートが使えなくなりました」

 

「「「ええーー」」」

 

「それ本当なの?」

 

「残念ですけど本当ですよ。ひなたさん」

 

 

「「やったーー」ニャン」

 

直哉の説明を聞いたひなたとニャトランは喜んだ。

 

「多分ゲート関係で融合世界の中でしか移動出来なくなったんじゃないかな?」

 

「恐らくそんな理由でしょうね?」

 

原作世界ののどかとちゆが話す。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

久々の中心世界での生活2

「多分ゲート関係で融合世界の中でしか移動出来なくなったんじゃないかな?」

 

「恐らくそんな理由でしょうね?」

 

原作世界ののどかとちゆが話す。

 

「もしかすると、直哉君が戦ってはいけない者がゼムリア大陸に出たのかも知れないわね」

 

「あ・・・」

 

「実はね。まなつちゃん達の世界では使えなかった裏技を使ったの」

 

「「「「「「裏技」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「うん、そうだよ」

 

そしてキュアグレースが話し出す。

 

 

「のどかさん恐らくのどかさん達が見たウサギ男と蛇女はシゾーとピトンと言う名で、ロボットの名は蒸気獣ポーンと言う名です。ただ彼等はまだ融合世界にはまだ出て来てないので、過去の世界ともう1つのすこやか市が何らかの繋がりを持った可能性があります」

 

「そんな私達はどうしたらいいの?」

 

「とりあえず特殊遊撃部隊のメンバーであるのどかさん達が、今回の事件に強制参加しているので、不用意に関わらないで下さいね」

 

「うんわかったよ。飛鳥ちゃん」

 

「でも、ビョーゲンズが出たら動いていいですから」

 

「後兄さん達がそっちに現れたら情報を提供して下さいね」

 

「うん・・・あーー空間に穴が出来て誰かが落ちて来たよ。飛鳥ちゃん」

 

「はいのどかさんこちらでも落ちて来たのが見えましたよ。落ちて来たのは過去の7人世界の真宮寺姉弟とエリカさんとジェミニさんの4人ですよ」

 

「ええ――どういう事飛鳥ちゃん」

 

「ああ、直哉君が異界事変と言ってた時の事が次はゼムリア大陸で起きたの?」

 

「あくまでも想像よ、だけどそうでも考えないとイベント途中で、特殊遊撃部隊に帰還指示を、直哉君ではなくトワさんがすると思う?」

 

「ありえないラビね普通なら、トワは最低限しかしないラビ」

 

「ラビリントワさん神様なんだから融合世界のそんな風に言うのは」

 

「でもそう言われたら不自然ペン」

 

「まあ、エステルさん達は自分の世界だからとしてわかるけど、どうして飛鳥と薫だけは良いんだペン?」

 

「「「そう言われてみれば?」」」

 

「もしかすると、異界事変の時のように融合世界の俺達が戦えない敵がゼムリア大陸に出現したんじゃないのか?」

 

「だから融合世界に関係した俺達も連れて来られたんじゃ」

 

「「「「「成程」」」ラビ」ペン」

 

「流石ですね原作世界ののどかさん達ほぼ当たりですよ」

 

「「「直哉君」」」

 

そして小さい声で話し出す。

 

「恐らくですけどこの出会いによって米田健二の闇の力の一部が目覚めた可能性があり、あとまわしの魔女の配下が、闇の力に操られていてゼムリア大陸に本来のイベントを中断だけでなくゼムリア大陸自体を崩壊させるつもりではないかと思ってるの」

 

「まさかそこまではないんじゃ」

 

「そうね今の米田健二から離れた闇の力は放置するのはまずいわね。飛鳥可能な限り闇の力を融合世界と友好世界から取り除いて」

 

「了解」

 

「そして私達で再び結界を強化して、融合世界周辺にある7人世界と幼馴染世界に対しての監視強化をするから」

 

「レイさん僕達はどうすれば良いですか?」

 

「そうだな特殊遊撃部隊としては、中心世界に行って巴里華撃団から大神が帰還する前の時間でしばしの休暇として過ごしていてくれ。融合世界の中でなら移動も許可する」

 

「それで良いよな。トワ?」

 

「そうね、私達が動いてる間は融合世界の中の世界の重要イベント時間はほぼ動かないと思っていてね」

 

「わかりました」

 

『あと友好世界に行くのは控えてね、特殊遊撃部隊は米田健二の闇の力に対抗できる人物はいないからね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

久々の中心世界での生活3

「そうだな特殊遊撃部隊としては、中心世界に行って巴里華撃団から大神が帰還する前の時間でしばしの休暇として過ごしていてくれ。融合世界の中でなら移動も許可する」

 

「それで良いよな。トワ?」

 

「そうね、私達が動いてる間は融合世界の中の世界の重要イベント時間はほぼ動かないと思っていてね」

 

「わかりました」

 

「あと友好世界に行くのは控えてね、特殊遊撃部隊は米田健二の闇の力に対抗できる人物はいないからね」

 

「そう言う理由で休暇として融合世界の中でゼムリア大陸に起きた事柄の結果がわかるまで特殊遊撃部隊は動けないんですよ」

 

「そう言う理由なのね」

 

「ええ、トワ達がそう言って今回ゼムリア大陸を襲った敵は、過去の亡霊と言う事で、それらと戦った経験のあるものでなければ、駄目と言う事で中心世界の帝都に戻ったと言う事が今の状況ですよ」

 

 

「「「「「「成程」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「それで直哉君はどうしてここにいるの?」

 

「ああ、それは・・・大帝国劇場に呼ばれて行ってたんですよ。そしてその帰りで原作世界ののどかさん達とまなつちゃん達の姿を見つけたんで、彼女が張り切って・・・」

 

「「「成程」」直哉っちも大変だね」

 

原作世界ののどか達が、それぞれが言う。

 

「彼女については、まなつちゃん達にばれなきゃいいので」

 

「それでは僕はもう行きますね。融合世界のすこやか市に行くまで数日の時間がありますが」

 

直哉はそう言って原作世界ののどか達と別れた。

 

その頃管理者の神殿にいるトワは・・・

 

「トワやはり微量ですが、闇堕ち後の米田健二の力と似た力が、カルバート共和国に存在しますね」

 

「成程、薫のいるカルバート共和国はまだ正常かしら?」

 

「うん、私の担当のカルバート共和国自体の浸食は殺気も言ったけど微量で私で全部浄化出来たと思う。ただ、人に入り込んでいると察知出来ないよ微量すぎて」

 

「成程ね、わかったわ薫は一旦クロスベルにいる飛鳥と合流して」

 

「了解」

 

そしてトワは薫との通信を切った。

 

「ふう、若干嫌な予感が当たりそうね。米田健二の闇の力が自身の新たな体を得る前に友好世界から消滅させないと」

 

「過去の世界から面倒な奴等が来そうだし」

 

トワは思い出す。

 

 

「神山さん」

 

「了解グレースさん」

 

 

「エレメントチャージ!」

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

「プリキュア!スカイヒーリングフラワー!」

 

「お大事に」

 

!!

 

その時真宮寺直哉がキュアグレースの存在を見つけた。

 

「お姉ちゃんここにもあの人がいるよ」

 

「ええ――どういう事あの人も今回の事件n関係してるの?」

 

「ならやる事は1つだな小次郎と直哉は謎の女の子と接触しろ」

 

ケンが2人に言う。

 

「「しかし、ベガと降魔軍団の数が多いのに」」

 

「フフ、奴等がエキストラプレイヤーか、良いだろう貴様達の実力見せて貰おう。サイコ・クラッシャー」

 

ベガが、キュアグレースに攻撃を仕掛けた。

 

「くっこちらに攻撃をしてくるなんて」

 

「グレースさんあの軍服の人には恐らく浄化技は効かないと思うので、ここは霊力攻撃で行きましょう」

 

そうグレースの体内にいる直哉が言う。

 

「でも真宮寺直哉く達がいるんだよいいの?」

 

「仕方がありません。行きますよグレースさん」

 

「うん」

 

「「破邪剣征・桜花放神」」

 

「まあ、ベガくらいならかわいいけどね。さてと特殊遊撃部隊に新たな試練の準備をするべきかしら」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

融合世界ののどか達と直哉の行動前編

時を少し戻して・・・

 

直哉が大帝国劇場呼ばれている頃の融合世界ののどか達は

 

それぞれの家に戻り、それぞれの家族に事情を説明をした。

 

「いえ、兄さんには使わせません。この件は原初の世界から7人世界そして旧幼馴染世界の出身者だけでやるべき事です」

 

「そんな・・・」

 

「確かにな、融合世界を作る時新たな直哉には過去の闇の部分には極力関わらせないという事を決めていたな」

 

「そうね飛鳥的に今回のゼムリア大陸に起きている事は、米田健二の闇の力が融合世界の友好世界に流れて来ていると思うのね」

 

「ええそうよトワ」

 

「恐らくですけどこの出会いによって米田健二の闇の力の一部が目覚めた可能性があり、あとまわしの魔女の配下が、闇の力に操られていてゼムリア大陸に本来のイベントを中断だけでなくゼムリア大陸自体を崩壊させるつもりではないかと思ってるの」

 

「まさかそこまではないんじゃ」

 

「そうね今の米田健二から離れた闇の力は放置するのはまずいわね。飛鳥可能な限り闇の力を融合世界と友好世界から取り除いて」

 

「了解」

 

「そして私達で再び結界を強化して、融合世界周辺にある7人世界と幼馴染世界に対しての監視強化をするから」

 

「レイさん僕達はどうすれば良いですか?」

 

「そうだな特殊遊撃部隊としては、中心世界に行って巴里華撃団から大神が帰還する前の時間でしばしの休暇として過ごしていてくれ。融合世界の中でなら移動も許可する」

 

「それで良いよな。トワ?」

 

「そうね、私達が動いてる間は融合世界の中の世界の重要イベント時間はほぼ動かないと思っていてね」

 

「わかりました」

 

「「成程事情はわかったわ。もう1人ののどかが来たら家で生活して貰うように協力するわ」するよ」

 

「ありがとうお父さんお母さん」

 

「しかしもう1人の自分達がいる世界かあ、信じられないな」

 

「あら、何が?」

 

「ラビリンやラテ達の世界の事を知らない自分達がいる事にだよ」

 

「そうね、私達にとっては知らない方がいいのよ。本来は」

 

「自分の子が地球を守る為に戦ってると言われて信じられる?」

 

「うん、まず無理だね桜花さんみたいな人が身近にいないと」

 

「そうでしょう。貴方」

 

「お母さんもお父さんも家族でこういう話してる事自体あり得ないんだよ」

 

のどかは両親に言う。

 

 

「「「うわあ、ここがもう一つのすこやか市ーー」」」

 

 

「あはは、ちゆっち向こうの私達も同じ事を言ってるよ」

 

「そうね」

 

 

「それで直哉君。私達を待っている人は何処にいるの?」

 

 

原作世界のちゆが、直哉に聞く。

 

 

 

「ああ、それは融合世界ののどかさんの家ですよ」

 

 

 

「「「ええーーー」」」

 

 

「のどかの家ですってーープリキュアの話もするかもしれないのに大丈夫?」

 

 

「ああ、それは・・・」

 

 

「ただいまお父さんお母さん」

 

 

「「お邪魔します」」

 

 

「いらっしゃいちゆちゃん、ひなたちゃん」

 

「「そしてお帰りなさいでいいのかしら?お帰りのどか達」」

 

 

「ただいまです。おじさんおばさん」

 

 

「「お帰り直哉君」」

 

 

「ねえ直哉君聞いていい?もう一人ののどかも不思議な力ラビリンちゃん達と一緒なの?」

 

 

のどかの母親が原作世界の3人に聞こえるように直哉に聞く。

 

 

「「「え、」」」

 

 

「ええ、いますよ」

 

 

「「「ええーーー何で教えるの?直哉君」」」

 

 

「融合世界ののどかさんの両親は、僕の母親の影響でヒーリングアニマルの事を知っているんですよ」

 

 

「「「ええーーー」」」

 

 

直哉の言葉を聞き驚く、原作世界の3人だった。

 

「まさかの衝撃的な展開ラビ」

 

 

「僕達の世界では考えられないペン」

 

「いいなお前らニャン」

 

「ああ、そう言えばそんな事向こうのラビリンちゃん達が言ってたわね」

 

のどかの母親がそう言う。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

融合世界ののどか達と直哉の行動後編

「しかし、信じられないなあ。のどか達から聞いてもすぐには」

 

「そうね私もよ。のどか本当にトワさん達がそう言ったのね?確認するけど」

 

「うん」

 

のどかの両親が再びのどかに確認をする。

 

「そうね今の米田健二から離れた闇の力は放置するのはまずいわね。飛鳥可能な限り闇の力を融合世界と友好世界から取り除いて」

 

「了解」

 

「そして私達で再び結界を強化して、融合世界周辺にある7人世界と幼馴染世界に対しての監視強化をするから」

 

「レイさん僕達はどうすれば良いですか?」

 

「そうだな特殊遊撃部隊としては、中心世界に行って巴里華撃団から大神が帰還する前の時間でしばしの休暇として過ごしていてくれ。融合世界の中でなら移動も許可する」

 

「それで良いよな。トワ?」

 

「そうね、私達が動いてる間は融合世界の中の世界の重要イベント時間はほぼ動かないと思っていてね」

 

「わかりました」

 

「あと友好世界に行くのは控えてね、特殊遊撃部隊は米田健二の闇の力に対抗できる人物はいないからね」

 

「直哉君が、トワさんとレイさんに言われて融合世界の中での世界に行ってと言われたの」

 

「「成程」」

 

「「つまり今の直哉君と特殊遊撃部隊のメンバーでは、対処できないとトワさん達に判断されたのね」そう言われたんだ」

 

「うん」

 

「でも良かったじゃない。トワさんが直哉君を止めてくれて」

 

「え」

 

「だってトワさんて基本人任せでしょ?」

 

「うん、基本は特殊遊撃部隊のメンバーに任せるかな?」

 

「そんな人がちゃんと上司としての役目をしたと言う事はそれだけ私達が、のどかを大事にしてるようにトワさんも直哉君を大事に思ってるんじゃないかしら?」

 

「あ、成程」

 

「勿論特殊遊撃部隊のメンバー全員をトワさんやレイさんは大事に思っているから、今回の仕事に関してはそう言う結論じゃないのかしら」

 

「そう言えば家に来るのはもう1人ののどかだけかい?」

 

「あ、うん他の人は響さん達と一緒にちゆちゃんの家の旅館に泊まる事になってるよお父さん」

 

「そうなんだね。そう言う事なら直哉君はこちらに戻らないのかい?」

 

「ううん、直哉君はこっちに戻って来るよ。今は大帝国劇場に行ってるからいないけど」

 

 

その頃直哉は・・・

 

「久しぶりだな直哉。巴里華撃団と帝国華撃団をお前に預ける形となってすまなかったな」

 

「いえ、こちらも許可したのでお互い様ですよ」

 

「ただ・・・」

 

「そう言う事があり何とか大神さんを救出したんですよ」

 

「成程ねそう言う事態が起きて帝国華撃団には通達したんだね」

 

「そう言う事です」

 

「ですので僕達は帝国華撃団の送迎をするだけでしたがその途中で巴里華撃団の戦うべき相手以外の敵が出たので、響さんに対処を頼んだんですよ」

 

「それでライラック婦人。決まりました?巴里華撃団の5人の異世界で何を強化してほしいのか」

 

「ああ、それは、紫藤直哉貴方が決めてくれないか?」

 

「それは無理ですね。巴里華撃団総司令と言う立場にいるのはライラック婦人なのですから貴女が大本の方針を言って貰わないと、一時的に預かるこちらとしても計画が立てられませんから」

 

「そうなのかい?すまないねえ。ならあの子達に異世界旅行をさせてあげてくれないか?」

 

「あの子達は漸く解放されたからね。パリシイから」

 

「面識のないライラック婦人夫人から依頼をされるとは思いませんでした」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について特別編 ビョーゲンズとの話し合い

ビョーゲンズキングダムにて・・・

 

「成程事情はわかったトワの使者お前の要望を受けてやろう」

 

「ありがとうございます」

 

「気にするな我も特殊遊撃部隊のメンバーに多少は迷惑をかけたからな」

 

「ワイズマンの事ですか?」

 

「そうだ、それにお前に憑いている奴も16番目のプリキュアの世界のプリキュアなのか?」

 

「ええ、そうですよキングビョーゲン」

 

直哉がそう言うとまなつ達の世界の先代のプリキュアの意識が直哉と入れ替わった。

 

!!

 

それを直接見たダルイゼン達は驚いていた。

 

「ほうこれが異世界のプリキュアの力か・・・」

 

「確かに、ワイズマンが興味を持ちそうな力だな」

 

「ちょっとあんたその体は直哉君の体なんだから返しなさいよ」

 

シンドイ―ネがそう言う。

 

「シンドイ―ネ姐さん。大丈夫ですよあの人には負担が余り無いようですよ」

 

「バテデモーダ、そんな事はどうでもいいのよ」

 

「すまんなシンドイ―ネの悪い病気が出たな」

 

「いえきにしてません」

 

「そんなキングビョーゲン様」

 

「お前が出ていても、奴には聞こえるのか?」

 

「それは、問題無いです」

 

「そうかならば続けるぞ」

 

「まず確認だが・・・」

 

 

「流石ですね私の気配を感じるとは」

 

「貴方はタツノオトシゴなの?

 

フォンテーヌが現れた者に聞く。

 

「ふむ、成程貴女達が、ブルーが言っていたもう1組のプリキュアですか」

 

!!

 

グレース達は現れた者のブルーと言う言葉に警戒を強める。

 

「ああ、そう言えばお初にお目にかかります。私はあとまわしの魔女様の忠実な僕のバトラーと申します」

 

「「「「バトラー」」」」

 

「ちょっとあとまわしの魔女の部下の人が何で私達を襲うの?」

 

「すみませんね私は、霊力と言うのをに興味を持っていてですね」

 

「前回あおぞら市で貴女達の力を見る為にブルーが残したナノビョーゲンを多少アレンジさせたメガビョーゲンを放ったんですがね」

 

「あのメガビョーゲンを使ったのは貴方なの?」

 

グレースがバトラーに聞く。

 

そうですよ。それにブルーが言っていた異世界のプリキュアにも興味がありましたからね」

 

「一体何の為に私達に興味を持つの?」

 

「それは貴女達に惹かれて彼女が出て来たら面倒ですからね」

 

バトラーがそう言う。

 

「あの者が言っていた彼女とは、お前の事で良いのだな?」

 

「それは間違いありません」

 

「そうか、ならば奴が、我等の世界に来る可能性は無いのだな?」

 

「ええ、トワが融合世界に影響が出ないように動いてますから」

 

「成程な、あの動かない奴がちゃんと動いたのなら大丈夫だろうな」

 

「それでトワによって動きを制限された特殊遊撃部隊を襲撃しろと言うのか?」

 

「ええ、そうです。ただこちらは、自分とキュアアースは参加しないので」

 

「成程、もう1つの世界に沿ったオリジナルイベントをしろと言うんだな」

 

「ええ、出来ればですが、無理に向こうのイベントを入れなくても良いですよ」

 

「わかった」

 

そっして直哉はビョーゲンキングダムを後にした。

 

その後キングビョーゲンは4人に命令を出した。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

米田一基への報告

「ああ、それは俺も迫水から聞いた」

 

「大変だったな直哉」

 

「いえ、それほどでもなかったですよ巴里華撃団の皆さんがすこやか市に初めて来た帝国華撃団と同じ反応が見れたので」

 

 

響が、リディアン学園に行った後の巴里華撃団は・・・

 

「うおお、本当に焼けたぞ。こんな小さい箱なのに」

 

ロベリアは電子レンジを見て驚く。

 

「凄いよ皆この箱に預言者がいる」

 

「「「「ええ」」馬鹿な預言者などあてになるものか」そうだな」

 

「この後00地区では急な雷雨に注意して下さい」

 

暫くして・・・

 

巴里華撃団のいるホテルでは天気予報通り急な雷雨が降り出した。

 

「「「「「「ええーー」」」」」

 

「馬鹿なあの預言者は未来がわかるのか?」

 

「ありえねえだろ。私以上の怪物を私は見たぞ」

 

「・・・ただの天気予報なんだけど。巴里華撃団の存在していた頃には天気予報をここまで正確に当てる事は出来なかったのかな?」

 

未来が心の声でつぶやく。

 

暫くして響が戻って来た。

 

「ただいま未来」

 

「あ、お帰り響」

 

「未来エリカさん達はどうしてる?」

 

「うん、御覧の通りテレビに夢中だよ」

 

「ふふ、やっぱり太正の人には、こちらの世界は刺激が強いみたいだね」

 

「ふふ、そうか」

 

「そしてこれが帝国華撃団と巴里華撃団の異世界旅行での両華撃団の資料となります」

 

「ああ、すまねえな急に資料を要求して」

 

「それは構いませんよ。こちらにも報告する事が決められてますから」

 

「巴里華撃団の場合は依頼だったのですが、ここで帝国華撃団の方も作らないと、巴里華撃団側が怪しむので作ったんですけどね」

 

「成程、お前は巴里華撃団を、帝国華撃団と同じ立場にするつもりはないんだな?」

 

「ええ、これは僕の上司の判断でもあるので」

 

「そうか・・・」

 

「さてこちらでの用事は終わったので失礼します」

 

「直哉はそう言い大帝国劇場を出て行った。

 

「あれあれは・・・原作世界ののどかさん達だ」

 

そして直哉は銀座で原作世界ののどか達に出会った。

 

 

「流石ですね原作世界ののどかさん達ほぼ当たりですよ」

 

「「「直哉君」」」

 

そして小さい声で話し出す。

 

「恐らくですけどこの出会いによって米田健二の闇の力の一部が目覚めた可能性があり、あとまわしの魔女の配下が、闇の力に操られていてゼムリア大陸に本来のイベントを中断だけでなくゼムリア大陸自体を崩壊させるつもりではないかと思ってるの」

 

「まさかそこまではないんじゃ」

 

「そうね今の米田健二から離れた闇の力は放置するのはまずいわね。飛鳥可能な限り闇の力を融合世界と友好世界から取り除いて」

 

「了解」

 

「そして私達で再び結界を強化して、融合世界周辺にある7人世界と幼馴染世界に対しての監視強化をするから」

 

「レイさん僕達はどうすれば良いですか?」

 

「そうだな特殊遊撃部隊としては、中心世界に行って巴里華撃団から大神が帰還する前の時間でしばしの休暇として過ごしていてくれ。融合世界の中でなら移動も許可する」

 

「それで良いよな。トワ?」

 

「そうね、私達が動いてる間は融合世界の中の世界の重要イベント時間はほぼ動かないと思っていてね」

 

「そう言われまして」

 

「「「成程」」」

 

 

「それで直哉君はどうしてここにいるの?」

 

「ああ、それは・・・大帝国劇場に呼ばれて行ってたんですよ。そしてその帰りで原作世界ののどかさん達とまなつちゃん達の姿を見つけたんで、彼女が張り切って・・・」

 

「そう言う事で僕は先に戻りますね」

 

そう言って直哉は原作世界ののどか達と別れ融合世界のすこやか市に戻った。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

11人のプリキュアVS4大幹部戦に向けての準備

「さてこれで準備が出来た事をお姉ちゃん達に伝えてそこから響さん達に連絡をして貰って、それからビョーゲンズに動いて貰うようにしておこう」

 

「しかし直哉さん貴方は凄いですね。ビョーゲンズは、貴方達の敵なのですよね?それなのに繋がりがあるなんて」

 

16番目のプリキュアの世界の先代がそう言う。

 

「ああ、それは・・・正確には僕とビョーゲンズに関しては敵では無いんですよ」

 

「ええ――どういう事ですか?」

 

「これは融合世界の内部に以前からある世界に関してですけど両方に繋がりがあるんですよ」

 

「そう言う繋がりを持っていないと世界のバランスなんて取れませんから」

 

そう言って直哉は昔の事を話し出す。

 

「おいおい3人変身したぞ話が違うじゃないか、まあいい、メガビョーゲン奴等を倒せ」

 

 

「メガビョーゲン」

 

 

「「「うわあ」」」

 

 

プリキュア達はメガビョーゲンの攻撃を受けた。

 

 

「みんな今はメガビョーゲンの浄化に専念するラビ」

 

「「「ええ」」」

 

 

そして3人はメガビョーゲーンに攻撃を仕掛けたその時パテデモーダに邪魔をされた。

 

 

「「「きゃああ」」」

 

 

「一体何が起きたの?」

 

「ちーすおいらビョーゲンズの新人のパテデモーダでーす好きな事は戦う事ッスよろしくプリキュア」

 

 

「「「パテデモーダだってーーラビリン達も知らないビョーゲンズラビ」ペン」「ニャン」

 

 

「そりゃこのパテデモーダを作り出したのは、紫藤直哉とそこにいるキュアグレースなのですからね」

 

 

!!

 

「だからこういう事も出来ますよ。破邪剣征・桜花爛漫」

 

 

パテデモーダが漆黒の破邪剣征・桜花爛を放った

 

「「「その技は、直哉君のきゃあああ」」」

 

 

3人は桜花爛漫によって吹き飛ばされた。

 

 

「ふむ、力のコントロールが上手くいかないようだ」

 

「まあいいや後はメガビョーゲンに任せるか」

 

「この時に僕が宿主となりバテデモーダを生み、その関係で、ビョーゲンズとの繋がりを強固なものへと変わって行きましたね」

 

「成程」

 

「貴女も僕の記憶を見たと思いますけど」

その時2組のプリキュアと新生帝国華撃団が、飛鳥達に合流した。

 

 

「飛鳥ちゃん薫ちゃん大丈夫?」

 

 

「ほう、キュアグレースと紫藤直哉もこの世界に来ていたのだったな。ならばこの場にいる全ての者よきえうせろ。この技は私の技ではないが食らうがいい。ブラックホールクラスター」

 

 

「「ええ――それはグランゾンの」」

 

「だから言っただろうブラックホールに飲み込まれるがいい」

 

 

「直哉君どういたらいいの?」

 

「この状況に打開策があるとすれば、ブラックホールクラスターと同等もしくはそれを超える技で消滅させるしかありません」

 

「そんな」

 

 

そしてヴォルクルスがブラックホールクラスターを地上に向けてはなった。

 

 

「薫・・・私やるよ」

 

 

「飛鳥ちゃん」

 

「サイバスター私に力をかして・・・行くぞ!!ヴォルクルスコスモノヴァ発射」

 

 

「うおおお。コスモノヴァだと、紫藤飛鳥め小癪な真似を・・・だがこの2つの技により次元に穴が開くだろう」

 

 

ヴォルクルスがそう言った直後次元の穴が開き、その場にいるもの全てが次元の穴にに吸い込まれた。

 

 

「「「「「「うわあああ」」」」」」」

 

「まなつちゃん達の世界に融合世界からやって来た者によって改変された世界を元に戻す為や、融合世界に偶然接触した世界をサポートする為に特殊遊撃部隊は存在するんです」

 

「成程」

 

「確かに、ヴォルクルスと言う怪物を見た時はどうなるのか不安でしたけど、皆さんが助けてくれたので嬉しかったです」

 

その後直哉は花寺家に戻り響に連絡を入れた。

 

そして次の日・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

集合と動きを見せる4大幹部前編

「皆さんお疲れ様です。今回はプリキュアの皆さんと、響さんと光さんなのでさほど心配はしてませんが気をつけて下さいね」

 

「「「「「「はーい」」」」」」

 

「それでは響さんと光さん11人のプリキュアの引率をお願いしますね」

 

「うん」

 

「わかったよ直哉君」

 

「やっぱり直哉っちとアスミンも行こうよ」

 

融合世界のひなたが言う。

 

「すみませんひなたさん。どうしても今日中にしないといけない仕事がレイさんから届いたので」

 

「むう、レイさんからなら仕方ないか」

 

「ひなたそんな言い方ならトワさんだったらどうしたの?」

 

「トワさんなら多少遅くしてでも直哉っちを連れて行くよ」

 

「「あはは、直哉君良かったねレイさんで」

 

「はいそうですね」

 

「それでは気をつけていってらっしゃい」

 

そして響達は融合世界の方の学校で行く予定だった美術館に向かった。

 

その頃アスミと直哉は・・・

 

「直哉本当に今回のビョーゲンズの襲来の事言わなくて良いんですか?」

 

「良いんですよ今回は僕がビョーゲンズに依頼をしたので」

 

「何でまたそんな事を?」

 

「それは・・・融合世界の方では、バテデモーダとアスミさんの出現で原作世界ののどかさん達しか経験をしてないイベントを再構成して貰いついでに、まなつちゃん達のイベントもこなす予定なんですよ」

 

「ええーー」

 

アスミは直哉の言葉を聞いて驚いた。

 

「僕は以前原作世界ののどかさん達が同じイベントをした時に思ったんです。あの時と同じシチュエーションで2人だったら浄化をヒーリング・オアシスを使わないで浄化が出来るかを見てみたくなったんですよ」

 

「成程」

 

「でもそう上手く行きますか?まなつちゃん達の足止め無いですけど」

 

「ああ、それは・・・バテデモーダにして貰いますよ。アスミさん」

 

「ああ、成程そう言う事ですか?」

 

「ええ、そうです。これをする為バテデモーダにヤラネーダの元となるアイテムを取りに行かせたんですよ」

 

「その取りに行かせた時に緑以外の元も持って来たみたいです」

 

「多少その辺りが不安になりますが」

 

その頃響達は・・・

 

「「「うわあ、本当にあの美術館だあ」」」

 

原作世界ののどか達がそう言う。

 

「それってどういう意味ですか?もう1人ののどかのどかさん」

 

まなつが原作世界ののどかに聞く。

 

「うん実はね」

 

「うわあ、奇麗」

 

「本当に今から動き出すような感じがするわね」

 

「何か生きてるような感じもするよ」

 

その後のどか達は製作者の女性と話を始めた。

 

暫くして・・・

 

「「「ええ――ラテがいるーー」」」

 

「留守番しててって言ったよ。どうしているの?」

 

「だって何かあったら呼びに行くなら俺達が来た方が早いと思って」

 

「そうラビ、ラテ様がいればビョーゲンズの動きもわかるラビ」

 

「確かに理屈はわかるわね」

 

「まあばれなきゃいいか」

 

「じゃあ皆おとなしくね」

 

のどか達がヒーリングアニマルと話している頃・・・

 

「フンここには、キラキラしてる物しかないな。まあその方が俺様にとっては都合が良いがな。シンドイ―ネに負けるわけにはいかんからな。進化しろナノビョーゲン」

 

「ナノーーー」

 

そしてナノビョーゲンが感染したのはのどか達と話をしていた作者の作品だった。

 

 

「「「「きゃあああ怪物だ――」」」」

 

「「「怪物?」」」

 

「クチュン」

 

「「「ビョーゲンズラビ」ペン」ニャン」

 

「俺達が来てよかったろ」

 

「そう言う事にしておこう」

 

「私達の世界ではそう言う事があったの」

 

「へえ、そうだったんですね」

 

「こちらではそれは無いと思うけど・・・」

 

「クチュン」

 

「「「「「「ラテ」」」」」」

 

「ここの作品と魚さんと黄色い花が泣いてるラテ」

 

!!

 

「それとヤラネーダが現れたラテ魚さんがいる所に」

 

「「「「「ええ――」」」」何ですってーー」

 

2人ののどか達とまなつ達はラテの言葉に驚いていた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

集合と動きを見せる4大幹部後編 それぞれの浄化1

「ここの作品と魚さんと黄色い花が泣いてるラテ」

 

!!

 

「それとヤラネーダが現れたラテ魚さんがいる所に」

 

「「「「「ええ――」」」」何ですってーー」

 

2人ののどか達とまなつ達はラテの言葉に驚いていた。

 

「どういう事のどかっちどうしてこのイベントがこのタイミングで起きちゃうの?」

 

融合世界のひなたが融合世界ののどかに聞く。

 

「正確な理由はわからないけど恐らく原作世界の私達が、ヒーリング・オアシスを手に入れるのを再現してるのかも」

 

「でも私達はヒーリング・オアシスやアスミンまでいるし今更そのイベントをしなくても」

 

「はっまさかこのイベントの意味は、最悪な事態を想定してレイさんが直哉君に依頼した可能性があるのね」

 

「うんだから融合世界でメガビョーゲン複数体同時に出すイベントはする事がなかったから残っていたイベントをここで使ったんだと思う」

 

「「成程」」

 

「でもおかしいじゃない何でここにヤラネーダが出て来るのよ?」

 

「それは恐らくバテデモーダがまなつちゃん達の世界に行ってヤラネーダの元を持って来たんだと思う」

 

!!

 

「何ですって」

 

「まなつちゃん達には言ったと思うけど、こちらのバテデモーダは直哉君が使える技の大半を使えるの」

 

「その理由がバテデモーダの宿主は直哉君だから」

 

!!

 

「あまり直哉君が使わない力をバテデモーダも使えるからね」

 

「とりあえず皆変身ラビ」

 

「「「「「うん」」」」」」

 

「私達も行くよ」

 

「「「「うん」」ええ」ああ」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

 

「ドレス!」

 

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「今日も元気だ!」

 

 

「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「「「「「「地球をお手当て!」」」」」」

 

「「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」」

 

まなつ達と、2人ののどか達が変身を終える。

 

「変身をしたけどどうわける?」

 

響が融合世界のキュアグレースに聞く。

 

そうですね響さんは黄色い花を2人のフォンテーヌと探してください」

 

「了解」

 

「光さんは私達と一緒にここで手伝って下さい」

 

「わかった」

 

「最後は2人のスパークルとキュアサマー達が魚さんの所に向かって」

 

「「うん」」

 

「「「「「わかりました」」」」了解」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

集合と動きを見せる4大幹部後編 それぞれの浄化2

「そうですね響さんは黄色い花を2人のフォンテーヌと探してください」

 

「了解」

 

「光さんは私達と一緒にここで手伝って下さい」

 

「わかった」

 

「最後は2人のスパークルとキュアサマー達が魚さんの所に向かって」

 

「「うん」」

 

「「「「「わかりました」」」」了解」

 

そして2人のキュアグレースと獅童光以外はそれぞれの場所に現れたメガビョーゲンとヤラネーダを対処する為に向かった。

 

「私達も行きましょう」

 

「「うん」」

 

「来たか2人のキュアグレース」

 

「「グワイワル」」

 

「ふむ俺達が動くのが早かったか?本来ならばプリキュア全員を俺の所で、足止めするつもりだったんだが仕方あるまい」

 

!!

 

その時原作世界のキュアグレースは3大メガビョーゲンが出て来て直哉が救援に来るまでの事を思い出した

 

「ほほう、シンドイ―ネはともかくダルイゼンも動いてたか残念だなキュアグレース」

 

「まあいい、俺様が勝つのだからなよし、メガビョーゲンここは大方蝕む事に成功したからな場所を変えるぞ」

 

メガビョーゲンメガビョーゲン

 

「ついてこいプリキュア」

 

そう言ってグワイワルとメガビョーゲンは館内を移動した。

 

「絶対この美術館を、病気になんてさせない」

 

キュアグレースはそう思いながらグワイワルとメガビョーゲンを追いかけた。

 

「はあああみのりのエレメント」

 

「落ち着くラビグレース」

 

「メガッ」

 

その時グレースの攻撃がメガビョーゲンに当たりメガビョーゲンがバランスを崩すと慌ててグレースが作品を守る為にメガビョーゲンを支える。

 

「あははレイを言うぞプリキュアメガビョーゲンを助けてくれてな」

 

だがその時メガビョーゲンが無防備なグレースを作品の上にグレースを放り投げた。

 

「まさか融合世界のグワイアルどうして私達の世界の流れを知ってるの原作世界のキュアグレースが、グワイワルに聞く。

 

「お前達の流れはバテデモーダにによって俺達に筒抜けだ」

 

『本当にバテデモーダが、紫藤直哉の宿主として生まれて助かるぞ」

 

!!

 

「バテデモーダの能力は俺達の邪魔をするお前達の行動を事前に知る事が出来るからな」

 

「それはこちらもそうだよ」

 

「確かになやれメガビョーゲン」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

その頃2人のフォンテーヌと響は・・・」

 

「「見つけた」」

 

「「黄色い花はタンポポだったペン」」

 

「へ―早い到着じゃん。やはり経験者がいると早いねキュアフォンテーヌ」

 

「「ダルイゼン」」

 

「メガビョーゲンプリキュアの相手は任せる。俺は立花響と遊ぶから」

 

「メガビョーゲン」

 

「ええ――聞いてないよ」

 

「そう言わずに俺と戦ってよ」

 

「くっ仕方ない」

 

そして2人のフォンテーヌとメガビョーゲンと立花響とダルイゼンとの戦いが始まった。

 

その頃2人のスパークルとキュアサマー達は・・・

 

「あ。漸く来たわね2組のプリキュア」

 

「チースプリキュア」

 

「ああ、貴女はあの時のおばさん」

 

「何ですって――一度だけならともかく、2回も言うなんて許さないわよキュアサマー達メガビョーゲンやっちゃって」

 

「メガビョーゲン」

 

「さておいらも行きますかヤラネーダおいら達は2人のスパークルだ」

 

「ヤラネーダ」

 

そして3箇所でのそれぞれの戦いが始まった。

 

その頃直哉とアスミは・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

集合と動きを見せる4大幹部後編 それぞれの浄化3

「いよいよ3箇所での浄化する為の戦いが始まりましたね」

 

「そうですね直哉少し聞いて良いですか?」

 

「何ですか?アスミさん」

 

「どうして行われなかったイベントを始めたんですか?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「どういう事のどかっちどうしてこのイベントがこのタイミングで起きちゃうの?」

 

融合世界のひなたが融合世界ののどかに聞く。

 

「正確な理由はわからないけど恐らく原作世界の私達が、ヒーリング・オアシスを手に入れるのを再現してるのかも」

 

「でも私達はヒーリング・オアシスやアスミンまでいるし今更そのイベントをしなくても」

 

「はっまさかこのイベントの意味は、最悪な事態を想定してレイさんが直哉君に依頼した可能性があるのね」

 

「うんだから融合世界でメガビョーゲン複数体同時に出すイベントはする事がなかったから残っていたイベントをここで使ったんだと思う」

 

「「成程」」

 

「でもおかしいじゃない何でここにヤラネーダが出て来るのよ?」

 

「それは恐らくバテデモーダがまなつちゃん達の世界に行ってヤラネーダの元を持って来たんだと思う」

 

!!

 

「何ですって」

 

「まなつちゃん達には言ったと思うけど、こちらのバテデモーダは直哉君が使える技の大半を使えるの」

 

「その理由がバテデモーダの宿主は直哉君だから」

!!

 

「あまり直哉君が使わない力をバテデモーダも使えるからね」

 

「御覧の通りのどかさん達の推測通りなんですが、トワに融合世界のビョーゲンズからの要望も来てたらしいんですよ」

 

「レイさんと僕に報告無しで」

 

「それでバテデモーダに聞いたら4人の幹部を一斉出撃させたいと聞いたので校外学習のイベントを利用すると言う打ち合わせをして今回は僕の指示とアスミさんがいない状況にして欲しいと言われたので」

 

「成程そう言う理由でしたか、それに16番目のプリキュアの先代プリキュアの事が、まなつちゃん達にばれない様にする為ですね」

 

「ええ、それもあります。まだローラさんには特に知られるのは避けたいんですよ」

 

そして直哉はアスミに話した。

 

「まさか・・・そんな事実があったんですか」

 

アスミは、直哉の話を聞き驚いていた。

 

その頃美術館では・・・

 

「「エレメントチャージ!」」

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

「「プリキュア!ヒーリングフラワー!」」

 

2つのピンクの光線がエレメントと包み込むように助け、メガビョーゲンを見事に浄化させた。

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「ちっまあいい、俺達の本命はここではないからな」

 

そう言ってグワイワルは撤退した。

 

「一体どういう事?」

 

原作世界のキュアグレースがそう言う。

 

「もう1人の私今は美術館から近い河原に行ってスパークル達と合流しよう」

 

「うんわかった」

 

そして2人のキュアグレースはスパークル達と合流する為に移動を開始した。

 

その頃響達は・・・

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

集合と動きを見せる4大幹部後編 それぞれの浄化4

「へえ、やるじゃん格闘だけでかなり強いじゃん」

 

「ダルイゼン貴方私にだけを集中していいの?」

 

「何」

 

響がダルイゼンに言うと・・・

 

「「エレメントチャージ!」

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

「「プリキュア!ヒーリングストリーム!」」

 

2人のキュアフォンテーヌがタンポポ型メガビョーゲンを浄化した。

 

「ふん別にいいさ俺とグワイワルと単なる囮だしね」

 

「「何ですって」」

 

「今頃シンドイ―ネの作り出したメガビョーゲンは、お前達のあれでも浄化出来ないだろうな」

 

ダルイゼン達がそう言う。

 

「フォンテーヌ急いでスパークル達と合流して」

 

「わかりました」

 

そして2人のフォンテーヌは河原に急いで向かった。

 

「ダルイゼン一体何考えてるの?」

 

響がダルイゼンに聞く。

 

「さあね、俺達も最近敵らしい行動を取ってなかったし」

 

「ましてプリキュアを助ける事が多かったしな」

 

「それは・・・」

 

 

「ああ――馬鹿なゼンゼンヤラネーダが浄化されるだと――」

 

 

「醜い男ね」

 

「お前も浄化されたらよかったじゃん」

 

 

シンドイ―ネとダルイゼンが真宮寺直哉に向け言う。

 

 

「五月蠅い黙れ」

 

 

「きゃはは。無様ねブルーの戦力を無駄にするなんて」

 

「何だと!!」

 

「そう言いながらエルダが現れた。

 

「エルダちゃん・・・」

 

 

「仕方ないなブルーが、助けろっていうから助けてあげる。出てきて無限神山機と初穂機そして、メガビョーゲン」

 

!!

 

「2体のメガ無限地球を蝕んじゃえーー」

 

メガビョーゲンメガビョーゲン

 

 

ここにいるプリキュアちゃん早くあのメガ無限を止めなくて良いの?新しい浄化技が聞けばいいね。きゃはは」

 

「「「「くっ」」」」」

 

「皆駄目元でも戦ってグレースさん達が来るまで頑張ろう」

 

「あれは仕方ないじゃん」

 

「あそこで貴方達が来なければ融合世界自体が危なかったんだから」

 

「確かにな」

 

そう言ってダルイゼンは思い出す。

 

 

「何言ってるのよ。直哉君が行く必要ないわよ」

 

 

「でもこのままじゃまなつちゃん達が」

 

 

「確かにシンドイ―ネが言うように本来は、介入すべきではない案件ですね」

 

「そんな」

 

「ほら見なさい」

 

「ですがシンドイ―ネとダルイゼン僕達が介入すべきタイミングまでこの世界のプリキュアを助けてください」

 

「えー―本気なの直哉君」

 

「はい、恐らくブルーの方もこの状況になっているのを見て戦場に出てくる可能性があります。もしここでこの世界のプリキュアが全滅は避けなければいずれ融合世界の方にも来るかもしれないので」

 

 

「「成る程」」

 

「そうなったらまずいわね」

 

 

そして直哉はシンドイ―ネとダルイゼンにそれぞれ紐と蛇口を渡し、それぞれがメガビョーゲンになり、戦いの場所に向かった。

 

その頃シンドイ―ネとバテデモーダは・・・

 

「ウフフ良いわよ。メガビョーゲンとヤラネーダプリキュア達を戦闘不能にしなさい」

 

「メガビョーゲン」

 

「ヤラネーダ」

 

「やっぱり戦いは楽しいなそう思いませんか?もう1人のスパークルとキュアサマー達」

 

「戦いが楽しいわけないじゃん」

 

「そうだよ」

 

原作世界のキュアスパークルとキュアサマーがそう言う。

 

「まあ、自分が楽しめたらいいんですけどね」

 

「何だ、もう来たんすかキュアフォンテーヌとキュアグレースさん達」

 

その時分散していたキュアグレースとキュアフォンテーヌ達が合流した。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

レイからの通信

河原にキュアアース以外が集結している頃・・・

 

「直哉どうですかのどか達は?」

 

「そうですねキュアグレースさん達とキュアフォンテーヌさん達は無事にグワイワルとダルイゼンが作り出したメガビョーゲンを浄化しましたよ。アスミさん」

 

「そうですかそれは良いですね。あ、直哉今レイさんから通信来ていますよ」

 

「え、レイさんからですか?」

 

「はい」

 

そして直哉は紫藤家にある通信室に行った。

 

通信室・・・

 

「お待たせしましたレイさん」

 

「おお、直哉今出られるのか?」

 

「はい、トワがレイさんに僕に連絡をするように言ったんですか?」

 

「ああ、違うぞ、ビョーゲンズは動いてるのかの確認と米田健二の闇の力をほぼ浄化出来た事と重要な事を通達する為に連絡を入れたのだ」

 

「それで全てのビョーゲンズ襲撃イベントはどうだ?」

 

「とりあえずは順調ですね。ダルイゼン達はいつも以上に張り切ってますね」

 

「成程な、融合世界のビョーゲンズが遠慮なく動けるからな」

 

「そうですね」

 

「近いうちビョーゲンズにも協力して貰うかもしれんがな」

 

「どういう事ですか?」

 

「ああ、ダルイゼンだが、特殊遊撃部隊の一員とする話があってな」

 

「なっどうしてそんな事に」

 

「これはキングビョーゲンからあがった話題でな」

 

「おいおい、どうしてバテデモーダが来てるんだよ本来の流れだとお前は生まれてないんだけど」

 

「ああ、それはキングビョーゲン様の命令なんすよ」

 

「何!!キングビョーゲンの命令だと」

 

「そうっすよ」

 

バテデモーダは直哉に説明をする。

 

「まて、バテデモーダお前には紫藤直哉を守ってもらう」

 

「え、どういう事ですか?」

 

「何、我らの世界の本来の流れを壊す者がこちらに来たようだからな」

 

「ええ――それは本当ですか?」

 

「ああ、トワから連絡が突然来たのだ」

 

「ああ、そうなんすね」

 

「そう言う事だ、地球を蝕むのはダルイゼンに任せておけいいな」

 

「了解っす」

 

「以前直哉お前もバテデモーダに聞いただろ、キングビョーゲンが流れを知っている事を」

 

「ええ」

 

「・・・まさかキングビョーゲンがダルイゼンをこちらに預けると言ったのは、ダルイゼンと花寺のどかとの関係を知っているからだとそう言う事ですか」

 

「ほぼそれが理由だろうな」

 

「そうですか」

 

「後闇の力関連はゼムリア大陸での騒動は一応沈静化したが、ワイズマンが動いている17番目のプリキュアの世界の件で確認したいんだが」

 

「わかりました」

 

「何君達に伝言を頼みたいのさ」

 

「伝言をですって」

 

「そうさ、キュアフォンテーヌ。伝言を伝える相手は、紫藤直哉だがね」

 

「だったら早く言いなさいよ」

 

「相変わらずせっかちだなキュアスパークル」

 

「うるさい」

 

「まあ、良いだろう紫藤直哉に伝えたい事は、君達の世界にした事を新たに見つけ世界を対象として私は動き出したとな」

 

!!

 

「「「それはつまり」」」

 

ワイズマンはそう言って消えた。

 

「成程な、ならばあの2人は17番目のプリキュアの世界にワイズマンが現れた事により、その影響でこちらに来たと考えるべきか」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第15章 第3部 突然の通達編
正体不明の来訪者前編


「成程な、ならばあの2人は17番目のプリキュアの世界にワイズマンが現れた事により、その影響でこちらに来たと考えるべきか」

 

「え、どういう事ですか?レイ」

 

「あ。すまんゼムリア大陸での闇の力を浄化後にな管理者の神殿内に1人の少女とヒーリングガーデンに住んでいるヒーリングアニマルとは異なる妖精が現れたのだ」

 

「ええ――それは本当ですか?」

 

「ああ、ゼムリア大陸にいるトワと飛鳥に連絡後に直哉とその2人を会わせてとトワが言っててな」

 

「成程」

 

「トワがそう言ったのなら、トワはその2人がワイズマンの言っていた世界の関係者と見てるんですね」

 

「そう言う事だ。17番目のプリキュアの世界に関してはこちらとしてもまだ確証がないからな」

 

「何君達に伝言を頼みたいのさ」

 

「伝言をですって」

 

「そうさ、キュアフォンテーヌ。伝言を伝える相手は、紫藤直哉だがね」

 

「だったら早く言いなさいよ」

 

「相変わらずせっかちだなキュアスパークル」

 

「うるさい」

 

「まあ、良いだろう紫藤直哉に伝えたい事は、君達の世界にした事を新たに見つけ世界を対象として私は動き出したとな」

 

「確かに僕達としたらワイズマンが原作世界ののどかさん達に伝えた内容と17番目のプリキュアの世界があると言う事実しか聞かされていませんからね」

 

「そうだな。そして今回の正体不明の2人が、管理者の神殿に現れたのは、直哉はどう考える?」

 

「そうですね・・・僕としては、ワイズマンの最終的な目的が僕を殺す為の実験とは違うと言えますね」

 

「フフ、まさか融合世界のキュアグレース達が本当にこちらに来てくれるとはね」

 

「「「ワイズマンここから私達が相手よ」」」

 

 

「フフ、良くあの世界から帰還できたものだな。キュアグレース」

 

 

「正直危なかったけどね、ワイズマン貴方でしょ。ブルーにあの世界の事を教えたのは?」

 

 

「正解だ。キュアグレースよ、そしてお前達と新生帝国華撃団の状況を見て、ブルーに気づかれないように奴等をあの世界に転移させたのさ。その時に紫藤飛鳥と、真宮寺薫がついて来たのはいい意味での誤算だったがな」

 

「やっぱりあのタイミングで新生帝国華撃団の居場所がわかったのは意図的だったのね」

 

 

「そう言う事だよキュアフォンテーヌ」

 

 

「相変わらず陰険手を使ってくるんだから」

 

「すまんな、キュアスパークルその時の研究題材が、どうすれば紫藤直哉を簡単に殺せるかと言う研究だったからな」

 

 

 

!!

 

 

「「「「「「「「何だって――」」」」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

ワイズマンの言葉ここにいる全員が驚いていた。

 

 

 

「しかし私は、キュアグレース達を過小評価していたようだ。まさか君達を葬るために仕掛けを突破するとはな」

 

 

「エッヘン、私達と直哉君の絆を甘く見るからだよ」

 

「そうだニャン」

 

 

「確かにそれもあるだろうが、私にはまさかあの世界に16番目のプリキュアがいるとは思わなかったぞ」

 

「ああ、確かにお前達が、16番目のプリキュアの世界に行ったのが、最終的にワイズマンが仕向けた実験によるものとは思わなかったぞ」

 

「それは自分もですよレイさん」

 

「しかしそう考えると、今回のワイズマンの行動はよくわからないんですよね」

 

「ふむ、確かにな」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

正体不明の来訪者中編

「ああ、確かにお前達が、16番目のプリキュアの世界に行ったのが、最終的にワイズマンが仕向けた実験によるものとは思わなかったぞ」

 

「それは自分もですよレイさん」

 

「しかしそう考えると、今回のワイズマンの行動はよくわからないんですよね」

 

「ふむ、確かにな」

 

「仮に17番目のプリキュアの世界に行ってプリキュアの力を得る事が出来ないから融合世界に連れて来たとしてもどうして管理者の神殿に彼女達を転移させたのかがわからないんですよね」

 

「確かにな、あの2人を意図的に転移させるにしても自分の拠点がある所に連れて行く方が安全だろうに、それをしないのはどういう事だ?」

 

「いえ、もしくは連れて行けなかったのではないですか」

 

「連れて行けなかっただと?」

 

「ええ」

 

 

「正直危なかったけどね、ワイズマン貴方でしょ。ブルーにあの世界の事を教えたのは?」

 

 

「正解だ。キュアグレースよ、そしてお前達と新生帝国華撃団の状況を見て、ブルーに気づかれないように奴等をあの世界に転移させたのさ。その時に紫藤飛鳥と、真宮寺薫がついて来たのはいい意味での誤算だったがな」

 

「やっぱりあのタイミングで新生帝国華撃団の居場所がわかったのは意図的だったのね」

 

 

「そう言う事だよキュアフォンテーヌ」

 

 

「相変わらず陰険手を使ってくるんだから」

 

「すまんな、キュアスパークルその時の研究題材が、どうすれば紫藤直哉を簡単に殺せるかと言う研究だったからな」

 

「ワイズマンは16番目のプリキュアの世界に自らが行かずに・・・」

 

「誰がおばさんですってーー」

 

 

「直哉君この失礼な子達だれ?」

 

 

「シンドイ―ネ僕に聞かなくても知ってるんですよね?バテデモーダから聞いてるでしょう」

 

 

「流石直哉君ビョーゲンズの事も知ってるのね」

 

 

「「「「ええ――まさかこのおばさんメガビョーゲンを作って地球を病気にしてる人ですか」」」」なの?」

 

 

「そうよ、と言うか私達の事も知ってるのね?こんな異世界でも」

 

「それは私達もメガビョーゲンと戦いましたし」

 

 

「ああ、ブルーがここにいるんだったわね。ワイズマンにメガビョーゲンを作る力を一時的に使えるように何度か会ってたわね」

 

「ブルーもとい隼人叔父さんを使って活動してましたしね」

 

「言われたらそうだな」

 

「これは僕の予想なんですが、ワイズマンは16番目のプリキュアの世界にしろ17番目のプリキュアの世界にしても、世界は発見できても直接にはその世界には行けない制限があるのかも知れませんね」

 

「うむそう考えると、融合世界に来てからワイズマンが進化したからその影響で融合世界の友好世界に行けなくなったと言う事か?」

 

「そう言う制限が付いたと仮定すれば16番目のプリキュアの世界にワイズマンが来なかった理由としては、しっくりくるんですよね」

 

「だが、直哉仮にお前の予想通りの理由でワイズマンの行動されたとしても、変じゃないか?」

 

「ワイズマンが異世界に接触するには、融合世界にその世界がいけないんだろ?」

 

「ええ、その筈です」

 

「だが、管理者の神殿に来た2人しか融合世界と接触してないぞ」

 

「ええーー」

 

レイの言葉に驚く直哉だった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

正体不明の来訪者後編

「だが、直哉仮にお前の予想通りの理由でワイズマンの行動されたとしても、変じゃないか?」

 

「ワイズマンが異世界に接触するには、融合世界にその世界がいけないんだろ?」

 

「ええ、その筈です」

 

「だが、管理者の神殿に来た2人しか融合世界と接触してないぞ」

 

「ええーー」

 

レイの言葉に驚く直哉だった。

 

「ちょっと待って下さい、レイさん今回は最終的に16番目のプリキュアの世界が来たような状況になってないんですか?」

 

「ああ、ワイズマンの行動の影響で融合世界の周囲とワイズマンの行動によっての異常な世界移動は、今の所はない」

 

「そうなんですね、なら管理者の神殿にいる人物達は一体どうやってこちらに来てるんです?」

 

「それは今は調査を始めたばかりだからな」

 

「そうでしたね、米田健二の闇の力の問題が終わったと思ったら頭の痛い問題が起きましたね」

 

「ああ、とりあえず直哉は今から管理者の神殿に来てくれないか?」

 

「わかりました」

 

その頃河原では・・・

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

「「「「ビクトリー!」」」」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「ああーー悔しいーー」

 

「ふう、なれないヤラネーダではなく自分が戦えばよかったっす」

 

シンドイ―ネとバテデモーダがそう言った後撤退した。

 

「ふう、終わったね皆」

 

「皆さんお疲れ様です。今回はプリキュアの皆さんと、響さんと光さんなのでさほど心配はしてませんが気をつけて下さいね」

 

「「「「「「はーい」」」」」」

 

「それでは響さんと光さん11人のプリキュアの引率をお願いしますね」

 

「うん」

 

「わかったよ直哉君」

 

「やっぱり直哉っちとアスミンも行こうよ」

 

融合世界のひなたが言う。

 

「すみませんひなたさん。どうしても今日中にしないといけない仕事がレイさんから届いたので」

 

「むう、レイさんからなら仕方ないか」

 

「ひなたそんな言い方ならトワさんだったらどうしたの?」

 

「トワさんなら多少遅くしてでも直哉っちを連れて行くよ」

 

「「あはは、直哉君良かったねレイさんで」

 

「はいそうですね」

 

「それでは気をつけていってらっしゃい」

 

「まさか直哉さんの言う通り気をつけて良かったですねのどかさん」

 

「うん、そうだけど今回ビョーゲンズの侵略は直哉君とビョーゲンズの協力で起きたイベントだと思うよ」

 

「「「「「ええ――」」」」何ですって」

 

まなつ達はのどかの言葉に驚いていた。

 

「一体何の為に?」

 

「それは恐らく・・・原作世界の私達の3人がやったイベントを融合世界で補完する為と思うんだ」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

4大幹部襲撃戦後の事実

「まさか直哉さんの言う通り気をつけて良かったですねのどかさん」

 

「うん、そうだけど今回ビョーゲンズの侵略は直哉君とビョーゲンズの協力で起きたイベントだと思うよ」

 

「「「「「ええ――」」」」何ですって」

 

まなつ達はのどかの言葉に驚いていた。

 

「一体何の為に?」

 

「それは恐らく・・・原作世界の私達の3人がやったイベントを融合世界で補完する為と思うんだ」

 

「どうして直哉さんがそんな事を?」

 

さんごが融合世界ののどかに聞く。

 

「それはこのイベントを準備したのはトワさんとレイさんだからだと思う」

 

「だからってビョーゲンズが、トワさんの依頼通りにするなんて」

 

まなつがそう言う。

 

「まあ、まなつちゃん達は知らなくて当然だけど、特殊遊撃部隊とビョーゲンズの関係は友好なんだよね」

 

「「「「ええ――」」」」何ですって」

 

「純粋に友好と言うのは怪しいけどトップ同士が仲がいいからね」

 

「「「「「ああ、成程」」」」」

 

「だからあの時みたいにね」

 

 

「ヤラ・・・ネーダ」

 

「何!!」

 

「何が起きたの」

 

突然ゼンゼンヤラネーダが倒れたことに、ヌメリーと真宮寺直哉と3人のプリキュアとローラが驚く。

 

「ほら人魚ぼーとしないさっさと取り返しなさいよ」

 

「やれ!!メガビョーゲン」

 

 

ダルイゼンの言葉に蛇口型メガビョーゲンがゼンゼンヤラネーダを水圧で吹き飛ばす。

 

 

メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

「お前達なにもんだ、ゼンゼンヤラネーダに似てるが」

 

「さあね」

 

「あんたに教える必要ないわよ」

 

「ほら人魚とプリキュア。さっさと動きなさい」

 

 

「「「「はい」」」わかってるわ」

 

「ローラ」

 

 

「オーライ」

 

 

 

「マーメイドアクアポットサーチ」

 

 

「金色と虹色」

 

 

「やる気パワーカムバック」

 

「やった――クラリスさんとまなつちゃんのやる気を取りもどした」

 

 

「やったねコーラル」

 

「うんサマー―ってええ――サマーやる気を取られたのに動けるの」

 

「ああ、そう言えばそうだ」

 

「あの時もシンドイ―ネ達が手伝ってくれたでしょ?」

 

「私達の敵なんだけど特殊遊撃部隊にも協力してくれたりするからね」

 

「そう言う面では今の状態がお互いに都合がいいみたいだしね」

 

「さて皆一旦旅館に戻ろう」

 

「「「「「わかりました」」」」わかったわ」

 

そして2人ののどか達とまなつちゃん達は旅館沢泉に戻った。

 

そしてその日の夕方・・・

 

2人のひなたと、のどかはそれぞれの家に戻った。

 

「「ただいま」」

 

「お帰りなさいのどか達」

 

「あれ、アスミちゃん直哉君は?」

 

「それが・・・」

 

 

「ちょっと待って下さい、レイさん今回は最終的に16番目のプリキュアの世界が来たような状況になってないんですか?」

 

「ああ、ワイズマンの行動の影響で融合世界の周囲とワイズマンの行動によっての異常な世界移動は、今の所はない」

 

「そうなんですね、なら管理者の神殿にいる人物達は一体どうやってこちらに来てるんです?」

 

「それは今は調査を始めたばかりだからな」

 

「そうでしたね、米田健二の闇の力の問題が終わったと思ったら頭の痛い問題が起きましたね」

 

「ああ、とりあえず直哉は今から管理者の神殿に来てくれないか?」

 

「わかりました」

 

「こういう理由で、直哉はレイに呼ばれて管理者の神殿に1人で行きましたよ」

 

「「そうなんだ」」

 

その頃管理者の神殿に着いた直哉は・・・

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

管理者の神殿にて1 2人の確認する前

「レイさん来ましたよ」

 

「ああ、直哉すまんな。呼び出してしまって」

 

「いえ、良いですよ。どうやらレイさんとトワが準備したイベントも終わったので」

 

「そうか・・・」

 

「それでレイさん転移してきた子はどこにいるんですか?」

 

「ああ医務室にいるが、目覚める気配がないのだ」

 

「ええ――」

 

「そう言う理由もあって彼女達と会うのは、トワと飛鳥と薫がここに来てからになるがいいか?」

 

「はい、わかりました」

 

暫くして・・・

 

「お待たせれい、あ直哉も来れたのね」

 

「はい、あのイベントだと僕の出番はあれだけですから」

 

そう言って直哉が話し出す。

 

「皆さんお疲れ様です。今回はプリキュアの皆さんと、響さんと光さんなのでさほど心配はしてませんが気をつけて下さいね」

 

「「「「「「はーい」」」」」」

 

「それでは響さんと光さん11人のプリキュアの引率をお願いしますね」

 

「うん」

 

「わかったよ直哉君」

 

「やっぱり直哉っちとアスミンも行こうよ」

 

融合世界のひなたが言う。

 

「すみませんひなたさん。どうしても今日中にしないといけない仕事がレイさんから届いたので」

 

「むう、レイさんからなら仕方ないか」

 

「ああ、あのビョーゲンズが一斉に侵攻するイベントが終わったの」

 

「ええ、もう終わったようですけどプリキュア達の映像見ますか?」

 

「お願い」

 

そして直哉が記録映像を再生した。

 

 

「ああーー悔しいーー」

 

「ふう、なれないヤラネーダではなく自分が戦えばよかったっす」

 

シンドイ―ネとバテデモーダがそう言った後撤退した。

 

「ふう、終わったね皆」

 

 

「まさか直哉さんの言う通り気をつけて良かったですねのどかさん」

 

「うん、そうだけど今回ビョーゲンズの侵略は直哉君とビョーゲンズの協力で起きたイベントだと思うよ」

 

「「「「「ええ――」」」」何ですって」

 

まなつ達はのどかの言葉に驚いていた。

 

「一体何の為に?」

 

「それは恐らく・・・原作世界の私達の3人がやったイベントを融合世界で補完する為と思うんだ」

 

記録映像停止・・・

 

「ご覧の通りのどかさん達はまなつちゃん達に説明をしてくれてますね」

 

「そう、それなら良いわ。厄介な事が管理者の神殿に入り込んだけど」

 

「そうですね僕も驚いていますよ」

 

 

ワイズマンのの不意打ちの一撃が当たる直前に直哉の体内にいるまなつ達の世界の先代プリキュアが直哉と入れ替わった。

 

「ほう、すでに紫藤直哉と同化していたか、どうやらお前は16番目のプリキュアの世界に関係するプリキュアの様だな」

 

「そんな事貴方が気にするんですか?」

 

「何こちらの世界のグレース達にも言ったがね」

 

「ふふ、久しぶりだな3人のプリキュア。ここにバテデモーダがいる以上4人目のプリキュアが現れるのももうすぐかな?」

 

「「「ワイズマンどうしてここに?」」」

 

「何君達に伝言を頼みたいのさ」

 

「伝言をですって」

 

「そうさ、キュアフォンテーヌ。伝言を伝える相手は、紫藤直哉だがね」

 

「だったら早く言いなさいよ」

 

「相変わらずせっかちだなキュアスパークル」

 

「うるさい」

 

「まあ、良いだろう紫藤直哉に伝えたい事は、君達の世界にした事を新たに見つけ世界を対象として私は動き出したとな」

 

「私は君が17番目のプリキュアの世界の人物なのかを確認をしに来たのさ」

 

「まあ君が、16番目のプリキュア世界のプリキュアとわかった以上は、今はまだ君と戦うつもりはないから安心したまえ」

 

そう言ってワイズマンはその場から消えた。そしてまなつ達の世界の先代プリキュアから直哉に戻った。

 

「はあはあ、これは想像以上に消耗が激しい」

 

「ごめんなさい。私無我夢中で動いたのででも久しぶりに体を動かせましたありがとうございます」

 

「はは、お礼を言うのは助けて貰った僕が言うんですけどね」

 

「あ、それもそうですね」

 

「あの時の言葉では半信半疑でしたけど・・・」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

来訪して来た2人の今後について

「しかしどうするんですか?レイさんとトワさん」

 

「そうね本当にどうしようかしら?」

 

「レイ確認なんだけど17番目のプリキュアの世界が融合世界に接触した経緯は無いのね?」

 

「ああ、それは間違いない」

 

 

「だが、管理者の神殿に来た2人しか融合世界と接触してないぞ」

 

「ええーー」

 

レイの言葉に驚く直哉だった。

 

「ちょっと待って下さい、レイさん今回は最終的に16番目のプリキュアの世界が来たような状況になってないんですか?」

 

「ああ、ワイズマンの行動の影響で融合世界の周囲とワイズマンの行動によっての異常な世界移動は、今の所はない」

 

「直哉に連絡した時と同じ理由だがな」

 

「ふむ」

 

「じゃああの子の扱いは前の世界の時ののどかちゃんとラビリンと同じ扱いですか?」

 

薫がレイとトワに確認をする。

 

「「そう言う扱いだろうな」そうねどのみちあの子が起きない事には話がわからないままだけどね」

 

レイとトワがそれぞれがそう言う。

 

「そう言う事になるわね。まあのどかとラビリンの場合は、まえの紫藤直哉と直接出会ってたから悩まない案件だったんだけどね」

 

「そうだな今回は、転移して来た者達が意識不明だしな」

 

「意識不明と言っても命の危険があるわけではない」

 

「どちらかと言えば獅童光と似た状況が近いだろうな」

 

「「「ええーー」」」

 

レイの言葉に直哉と飛鳥と薫が驚く。

 

「そうねどちらかと言えば、そう考えた方がしっくりくるわね」

 

「じゃあまた、イシュメルガとデボネアが絡んでいると・・・?」

 

「いや、イシュメルガとデボネア動くには根拠が薄いわ」

 

「「あ、そうか今回は未知の妖精がいるからデボネアが彼女を襲う理由がない」」

 

「そうよ融合世界のキュアグレース達ならわからなくはないけどね」

 

「じゃあ死んでね。大神一郎炎の矢ーー」

 

「ちっなにもんか知らねえが私達に喧嘩を売るなんてよくやるよ」

 

そう言いながらロベリアの光武℉が同じ炎で少女の攻撃を相殺した。

 

「へえ、やるじゃんおばさんのくせに」

 

「なら、これならどうかしら?出でよ降魔兵器よ」

 

!!

 

「降魔兵器だと馬鹿な、空中要塞武蔵の消滅で降魔兵器は消滅した筈だ、それを何故君が扱っている?」

 

「ああ、母様の言う通り、大神一郎には2度目の空中要塞武蔵と京極圭吾が復活した事を知らないんだね」

 

「どういう意味だそれは?」

 

「巴里でノヴァが出て来たりしてデボネアの怒りを買ってるとしたらキュアグレース達達じゃない?」

 

「「「確かに」」」

 

「それではトワ正体不明の来訪者に関してはトワ達に任せて良いんですね?」

 

直哉がトワに確認をする。

 

「特殊遊撃部隊としての活動はどうしたらいいです?とりあえず米田健二の闇の力関連は終わったようですが?」

 

「ああ、それもあったわねとりあえずまだ、すこやか市に滞在してくれるかしら」

 

「わかりました」

 

「あの子が目覚めたら最悪の場合を想定してすこやか市に連れて行くから」

 

「成程彼女がプリキュアの世界から来ていたら普通にプリキュアの話がしやすいのはすこやか市ですね」

 

「そう言う事よ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

管理者の神殿にて2 医務室での出会い

「さて全員集合したから医務室に行くか」

 

「「「わかりました」」」

 

医務室廊下・・・

 

「どうだ飛鳥薫、そして直哉あの子達だが何か感じるか?」

 

レイが3人に聞く。

 

 

「「いえ私達は普通の女の子にしか見えませんね。ただ妖精と言っていいのかわかりませんがあの要請を見ると無性におにぎりとかご飯系を食べたくなりました」

 

「え、そうなの?飛鳥ちゃんと薫ちゃん」

 

「そうですよ。兄さん」

 

「直哉さんはそうならなかったの?」

 

薫が直哉に聞く。

 

「うん、多分ヒーリングガーデンやバテデモーダの関連で、分類的には人間だけどその関連で効果が無いんだと思う」

 

「不幸か幸かわからないけど」

 

「「成程」」

 

「ただ僕としては、この2人は新たなプリキュアの関係者だと思うよ」

 

「ええ、私もそう睨んでるわ。少なくともワイズマンの言葉をそのまま信じるわけにはいかないけどね」

 

「「あああれですか?」」

 

「「「ワイズマンどうしてここに?」」」

 

「何君達に伝言を頼みたいのさ」

 

「伝言をですって」

 

「そうさ、キュアフォンテーヌ。伝言を伝える相手は、紫藤直哉だがね」

 

「だったら早く言いなさいよ」

 

「相変わらずせっかちだなキュアスパークル」

 

「うるさい」

 

「まあ、良いだろう紫藤直哉に伝えたい事は、君達の世界にした事を新たに見つけ世界を対象として私は動き出したとな」

 

「そうよ」

 

「でもこうして彼女達が管理者の神殿に来てる以上、認めないといけないわね」

 

「ワイズマンの言う17番目のプリキュアの世界が存在すると言う事はね」

 

「「トワ」」

 

「でも・・・何でワイズマンが仮にこの子達がプリキュアだとしたら、直接その世界に行って直接連れて来ればいいんじゃ」

 

「確かにな薫、だがワイズマンが融合世界関係のある世界にしか行けないという制限があるとしたら」

 

「「ええーー」」

 

「あら面白い仮説ねレイ」

 

「ああ」

 

レイが話し出す。

 

 

「確かにな、あの2人を意図的に転移させるにしても自分の拠点がある所に連れて行く方が安全だろうに、それをしないのはどういう事だ?」

 

「いえ、もしくは連れて行けなかったのではないですか」

 

「連れて行けなかっただと?」

 

「ええ」

 

 

「ブルーもとい隼人叔父さんを使って活動してましたしね」

 

「言われたらそうだな」

 

「これは僕の予想なんですが、ワイズマンは16番目のプリキュアの世界にしろ17番目のプリキュアの世界にしても、世界は発見できても直接にはその世界には行けない制限があるのかも知れませんね」

 

「うむそう考えると、融合世界に来てからワイズマンが進化したからその影響で融合世界の友好世界に行けなくなったと言う事か?」

 

「そう言う制限が付いたと仮定すれば16番目のプリキュアの世界にワイズマンが来なかった理由としては、しっくりくるんですよね」

 

「だが、直哉仮にお前の予想通りの理由でワイズマンの行動されたとしても、変じゃないか?」

 

「ワイズマンが異世界に接触するには、融合世界にその世界がいけないんだろ?」

 

「ええ、その筈です」

 

「だが、管理者の神殿に来た2人しか融合世界と接触してないぞ」

 

「成程ね、でも直哉のその考えは的を得てるのかも知れないわね」

 

「トワがそう言う。

 

「でもこの問題は彼女が目覚めない事にはどうしょうも出来ないわ」

 

「そうだな」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

すこやか市での休暇と別世界の来訪者前編

直哉が管理者の神殿に向かってから丸1日経った夕方・・・

 

「そうなんだ直哉っちまだ帰ってないんだ」

 

「うん、ここまで遅くなるなんてなかったから」

 

「そうでも2人ののどかはアスミから理由を聞いたんでしょ」

 

「うん」

 

「「ただいま」」

 

「お帰りなさいのどか達」

 

「あれ、アスミちゃん直哉君は?」

 

「それが・・・」

 

「ちょっと待って下さい、レイさん今回は最終的に16番目のプリキュアの世界が来たような状況になってないんですか?」

 

「ああ、ワイズマンの行動の影響で融合世界の周囲とワイズマンの行動によっての異常な世界移動は、今の所はない」

 

「そうなんですね、なら管理者の神殿にいる人物達は一体どうやってこちらに来てるんです?」

 

「それは今は調査を始めたばかりだからな」

 

「そうでしたね、米田健二の闇の力の問題が終わったと思ったら頭の痛い問題が起きましたね」

 

「ああ、とりあえず直哉は今から管理者の神殿に来てくれないか?」

 

「わかりました」

 

「こういう理由で、直哉はレイに呼ばれて管理者の神殿に1人で行きましたよ」

 

「「そうなんだ」」

 

「そこまで気になくても大丈夫よ神殿に行ってるんだし」

 

3人が学校から帰宅途中にある人物に出会った。

 

「あ、そこの少女達ちょっといいかしら」

 

「「「はい」」」

 

「「「凄い人ラビ」ペン」ニャン」

 

「ごめんなさいね、今私人を探しているの、ちょうど貴女達と同じくらいの女の子をね」

 

「「「女の子をですか?」」」

 

「ええ、写真を見て貰えるかしら?」

 

そして男性は1枚の写真をのどか達に見せた。

 

「かわいい」

 

「すみませんこの子の名前は何て言うんですか?」

 

ちゆが男性に聞く。

 

「ああ、それは・・・ゆいよ」

 

「ゆいちゃんなんですね?でもどうして名前だけなんですか」

 

「ああ、それは・・・別世界から探しに来たとは言えないし、私も出会ってすぐだから名前しか聞いてないのよ」

 

「成程そうなんですね」

 

「ごめんなさいね」

 

「いえ良いですよただ、貴方の名前と連絡先を教えて下さいそれを知らないと写真の女の子を見つけても連絡が出来ないので」

 

のどかがそう言う。

 

「ああ、そうねそれじゃ貴女達の名前を教えて貰えるかしら?」

 

「「「はい」」」

 

「私は、花寺のどかです」

 

「私は沢泉ちゆです」

 

「私は平光ひなただよ」

 

「わかったわ、のどかにちゆにひなたね」

 

「私は、ローズマリーよ」

 

そして互いに連絡を交換してお互い別れたのだった。

 

「これからどうする?のどかっち」

 

「うんとりあえず直哉君が戻るまでは動かないよ」

 

「え、良いののどかっち」

 

「うん、下手に早く情報を言うとローズマリーさんが警戒すると思うんだ」

 

「確かにそうね。そしてあのローズマリーさんは恐らく17番目のプリキュアの世界に何かしらの関係を持っていそうね」

 

「ええ――そうなの?」

 

「うん、もしかすると直哉君がレイさんに呼ばれた用件もローズマリーさんが探していた女の子が関係があるかも」

 

のどかがそう言う。

 

「今の段階ならそう考えておいた方がいいわね。少なくともローズマリーさんの正体がはっきり判明するまでは」

 

そしてのどか達もそれぞれの家に帰って行くのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

すこやか市での休暇と別世界の来訪者後編

のどか達とローズマリーが接触した次の日の朝・・・

 

「ただいま戻りましたのどかさん」

 

「お帰り直哉君。今回は長かったね」

 

「ええ、実は」

 

「どうだ飛鳥薫、そして直哉あの子達だが何か感じるか?」

 

レイが3人に聞く。

 

 

「「いえ私達は普通の女の子にしか見えませんね。ただ妖精と言っていいのかわかりませんがあの要請を見ると無性におにぎりとかご飯系を食べたくなりました」

 

「え、そうなの?飛鳥ちゃんと薫ちゃん」

 

「そうですよ。兄さん」

 

「直哉さんはそうならなかったの?」

 

薫が直哉に聞く。

 

「うん、多分ヒーリングガーデンやバテデモーダの関連で、分類的には人間だけどその関連で効果が無いんだと思う」

 

「不幸か幸かわからないけど」

 

「「成程」」

 

「ただ僕としては、この2人は新たなプリキュアの関係者だと思うよ」

 

「ええ、私もそう睨んでるわ。少なくともワイズマンの言葉をそのまま信じるわけにはいかないけどね」

 

「管理者の神殿に転移で来た女の子と恐らく妖精であろう生物がいましてね」

 

「成程そう言う事で呼ばれてたんだね」

 

「はい、僕がいない間何かありました?」

 

「うんこの融合世界とは違う所から来てる人に声をかけられたよ」

 

「ええ――」

 

3人が学校から帰宅途中にある人物に出会った。

 

「あ、そこの少女達ちょっといいかしら」

 

「「「はい」」」

 

「「「凄い人ラビ」ペン」ニャン」

 

「ごめんなさいね、今私人を探しているの、ちょうど貴女達と同じくらいの女の子をね」

 

「「「女の子をですか?」」」

 

「ええ、写真を見て貰えるかしら?」

 

そして男性は1枚の写真をのどか達に見せた。

 

「かわいい」

 

「すみませんこの子の名前は何て言うんですか?」

 

ちゆが男性に聞く。

 

「ああ、それは・・・ゆいよ」

 

「ゆいちゃんなんですね?でもどうして名前だけなんですか」

 

「ああ、それは・・・別世界から探しに来たとは言えないし、私も出会ってすぐだから名前しか聞いてないのよ」

 

「成程そうなんですね」

 

「ごめんなさいね」

 

「いえ良いですよただ、貴方の名前と連絡先を教えて下さいそれを知らないと写真の女の子を見つけても連絡が出来ないので」

 

のどかがそう言う。

 

「ああ、そうねそれじゃ貴女達の名前を教えて貰えるかしら?」

 

「「「はい」」」

 

「私は、花寺のどかです」

 

「私は沢泉ちゆです」

 

「私は平光ひなただよ」

 

「わかったわ、のどかにちゆにひなたね」

 

「私は、ローズマリーよ」

 

そして互いに連絡を交換してお互い別れたのだった。

 

「成程、そのローズマリーさんが言うゆいと言う少女はもしかすると管理者の神殿に保護している少女の名前かも知れませんね」

 

「やっぱりそうなのかな」

 

「まあ、確実にそうですとは言えませんよ。僕自身がローズマリーさんと会ってないんですから」

 

「あ、そうだよね」

 

「まあ逆に言えばチャンスですね」

 

「特殊遊撃部隊としての活動はどうしたらいいです?とりあえず米田健二の闇の力関連は終わったようですが?」

 

「ああ、それもあったわねとりあえずまだ、すこやか市に滞在してくれるかしら」

 

「わかりました」

 

「あの子が目覚めたら最悪の場合を想定してすこやか市に連れて行くから」

 

「成程彼女がプリキュアの世界から来ていたら普通にプリキュアの話がしやすいのはすこやか市ですね」

 

「そう言う事よ」

 

「トワからこう言われてるので」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワの要請とローズマリーと会う直哉前編

「まあ逆に言えばチャンスですね」

 

「特殊遊撃部隊としての活動はどうしたらいいです?とりあえず米田健二の闇の力関連は終わったようですが?」

 

「ああ、それもあったわねとりあえずまだ、すこやか市に滞在してくれるかしら」

 

「わかりました」

 

「あの子が目覚めたら最悪の場合を想定してすこやか市に連れて行くから」

 

「成程彼女がプリキュアの世界から来ていたら普通にプリキュアの話がしやすいのはすこやか市ですね」

 

「そう言う事よ」

 

「トワからこう言われてるので」

 

「そうなんだ、確かにあのローズマリーさんがワイズマンが言った17番目のプリキュアの世界に関係する人だった場合、何かの原因で管理者の神殿に来てしまい、そしてローズマリーさんが追いかけてきたという流れなのかな?」

 

「恐らくそれに近い流れだと思います。それに・・・」

 

 

「ごめんなさいね、今私人を探しているの、ちょうど貴女達と同じくらいの女の子をね」

 

「「「女の子をですか?」」」

 

「ええ、写真を見て貰えるかしら?」

 

そして男性は1枚の写真をのどか達に見せた。

 

「かわいい」

 

「すみませんこの子の名前は何て言うんですか?」

 

ちゆが男性に聞く。

 

「ああ、それは・・・ゆいよ」

 

「ゆいちゃんなんですね?でもどうして名前だけなんですか」

 

「ああ、それは・・・別世界から探しに来たとは言えないし、私も出会ってすぐだから名前しか聞いてないのよ」

 

「成程そうなんですね」

 

「先程のどかお姉ちゃんの説明を聞いて疑問を感じたんですよ」

 

「え、疑問を」

 

「何故知人の名前を名字を言わないで名前だけしか言わなかったのか?」

 

「確かにそうだね」

 

「ローズマリーさんがゆいとしか言えない理由として考えられるのは、特殊遊撃部隊と同じ理由だとすればわからなくはないですね」

 

「成程」

 

「そしてここから言う事は予想ですけど、ローズマリーさんは17番目のプリキュアの世界とは異なる世界の人間の可能性がありますね」

 

「どういう事直哉君?」

 

「この話の続きは原作世界ののどかさん達とまなつちゃん達にも伝えたいので、沢泉に行きましょうか」

 

「わかった」

 

そして直哉と融合世界ののどかは、まなつ達ともう1人の自分がいる旅館沢泉に向かった。

 

暫くして・・・

 

「あら、のどかちゃんこんにちは」

 

「あ、ローズマリーさんこんにちは」

 

「今日は昨日の友達とは違うのね」

 

「初めましてローズマリーさん僕はのどかお姉ちゃんの弟です」

 

「あら、そうなのね」

 

「年齢は12歳です。ローズマリーさん質問ですけどローズマリーさんて異世界の人ですよね?」

 

!!

 

「何故そう思うの?」

 

「いえ、ローズマリーさんの周りにおにぎりのような妖精が見えるので」

 

!!

 

「貴方レシピッピが見えるの?」

 

「「レシピッピ?」」

 

「ああ、レシピッピは料理に宿る妖精よ」

 

「「成程」」

 

「どうやら17番目のプリキュアの世界は、食事関係のテーマみたいだねのどかお姉ちゃん」

 

「そうだね」

 

「へえ、あれがレシピッピて言うんだ」

 

「そうよ大人になるとレシピッピを見れる人が少なくなるからね」

 

「そうなんだ。いい事教えてくれてありがとう。ローズマリーさん」

 

「お礼にローズマリーさんが探している探し人のいる場所に連れて行ってあげますね」

 

!!

 

ローズマリーが驚いた直後直哉とのどかとローズマリーは、簡易ゲートを通り管理者の神殿に到着した。

 

「ええ――ここはどこなのよ――」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワの要請とローズマリーと会う直哉後編

「やっぱり直哉君ローズマリーさん驚いているよ」

 

「いけると思ったんですけどね」

 

「ちょっとのどかちゃん貴女達何者なの?」

 

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

「ええ――私達の知らないプリキュアですってーー」

 

ローズマリーは驚いた。

 

「私達は、地球のお手当てを目的とするプリキュアです」

 

「地球のお手当てですって」

 

「はいそうです。ローズマリーさん」

 

「お疲れ様キュアグレース。後は私が彼の相手をするわ」

 

「誰なの?貴方」

 

「私はトワよ。簡単に言えばそこにいるキュアグレース達の世界の神様よ」

 

「何ですって」

 

「あ、トワさん」

 

「グレース急にこんな事をさせてごめんね」

 

「いえ、良いですよトワさん。それじゃあ私達は戻りますね」

 

「うんお疲れ」

 

そしてキュアグレース達は、すこやか市に戻った。

 

 

その頃旅館沢泉では・・・

 

「うーん遅いなあ直哉さん達」

 

「そうだな、17番目のプリキュアの世界について進展があったという話だったんだが・・・」

 

「遅くなってごめんね皆」

 

「いえ良いんですけど、何故プリキュアの姿なんですか?」

 

みのりがグレースに聞く。

 

「ああ、それは・・・」

 

グレースが話し出す。

 

「あら、のどかちゃんこんにちは」

 

「あ、ローズマリーさんこんにちは」

 

「今日は昨日の友達とは違うのね」

 

「初めましてローズマリーさん僕はのどかお姉ちゃんの弟です」

 

「あら、そうなのね」

 

「年齢は12歳です。ローズマリーさん質問ですけどローズマリーさんて異世界の人ですよね?」

 

!!

 

「何故そう思うの?」

 

「いえ、ローズマリーさんの周りにおにぎりのような妖精が見えるので」

 

!!

 

「貴方レシピッピが見えるの?」

 

「「レシピッピ?」」

 

「ああ、レシピッピは料理に宿る妖精よ」

 

「「成程」」

 

「どうやら17番目のプリキュアの世界は、食事関係のテーマみたいだねのどかお姉ちゃん」

 

「そうだね」

 

「へえ、あれがレシピッピて言うんだ」

 

「そうよ大人になるとレシピッピを見れる人が少なくなるからね」

 

「そうなんだ。いい事教えてくれてありがとう。ローズマリーさん」

 

「お礼にローズマリーさんが探している探し人のいる場所に連れて行ってあげますね」

 

!!

 

ローズマリーが驚いた直後直哉とのどかとローズマリーは、簡易ゲートを通り管理者の神殿に到着した。

 

「ええ――ここはどこなのよ――」

 

「ここに来る前に17番目のプリキュアの世界に関係する人に出会ったから、その人を管理者の神殿に連れて行き、そこでローズマリーさんをトワさんにお願いしてきたの」

 

「「「「「「「「成程」」」」」」」」

 

「でもそのおかげで融合世界に関わったプリキュアが増えたけどね」

 

「そうですね。私達の後輩になりますね」

 

「「「あ、そう言えばそうだ」」」

 

まなつとローラとさんごが言う。

 

「でも私達の後輩プリキュアでも、融合世界に深く関わらないんじゃ」

 

「うんそこはまだ何にも言えないかな」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

旅館沢泉での話し合い

「そうですね。私達の後輩になりますね」

 

「「「あ、そう言えばそうだ」」」

 

まなつとローラとさんごが言う。

 

「でも私達の後輩プリキュアでも、融合世界に深く関わらないんじゃ」

 

「うんそこはまだ何にも言えないかな」

 

「でもいい機会だからまなつちゃん達にも伝えるね」

 

「「「「「何をです?」」」」」

 

「ああ、その可能性なら十分ありますよ。どうやらのどかさん達以外にプリキュアという存在は少なくとも14組は存在している世界もあるようなので」

 

 

「「「「「「ええーーー」」」」」」

 

 

直哉の言葉にのどか達が驚く。

 

 

 

「「「「「「14組のプリキュアガ存在する世界」」」」」

 

 

 

「ええ、その世界の14組の内の何組と原作世界ののどかさん達が共闘するかもしれない可能性がありますが」

 

 

「「「ええーーー」」」

 

 

「あくまでこの情報は原作世界ののどかさん達の未来を見た時にその映像が見えたので」

 

 

 

「そうなんだ」

 

 

「少なくとも融合世界のビョーゲンズが活動する前の情報なので」

 

 

「仮に別のプリキュアと共闘するような事態になったとしたら安心してください僕達も巻き込まれるので」

 

 

「「ええーーー」」

 

「嘘でしょう」

 

 

『嘘では無いですよひなたお姉ちゃん。何故なら原作世界ののどかさん達世界は、ゼムリア大陸と同じ立場になったので」

 

「今回17番目のプリキュアの世界の人間が融合世界に来た事でまなつちゃん達が先輩になったので、2人の私達が直哉君に驚かされた時の映像だよ」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「そう言う理由で直哉さんは私達の世界の事を16番目のプリキュアの世界と言ってたんですね」

 

さんごがそう言う。

 

「そう言う事よ」」

 

「しかしのどかさん達の前の先輩達は会ってないんですか?」

 

みのりが原作世界ののどか達に聞く。

 

「ううん会ってないよ。その前にワイズマンの行動によって融合世界に来たから」

 

「そうなのね」

 

「そうね仮に先輩達と出会ったら少なくとも敵がそれだけ増える事になるから、融合世界の私達とトワさんとレイさんに苦労をかける事になるわね」

 

原作世界のちゆがそう言う。

 

「確かにそうね。まだグランオーシャンとヒーリングガーデンは地球と密接している世界だからある程度はトワ達も楽でしょうね」

 

「それで直哉君が聞いたんだけど・・・」

 

融合世界キュアグレースが言う。

 

「初めましてローズマリーさん僕はのどかお姉ちゃんの弟です」

 

「あら、そうなのね」

 

「年齢は12歳です。ローズマリーさん質問ですけどローズマリーさんて異世界の人ですよね?」

 

!!

 

「何故そう思うの?」

 

「いえ、ローズマリーさんの周りにおにぎりのような妖精が見えるので」

 

!!

 

「貴方レシピッピが見えるの?」

 

「「レシピッピ?」」

 

「ああ、レシピッピは料理に宿る妖精よ」

 

「「成程」」

 

「どうやら17番目のプリキュアの世界は、食事関係のテーマみたいだねのどかお姉ちゃん」

 

「そうだね」

 

「へえ、あれがレシピッピて言うんだ」

 

「そうよ大人になるとレシピッピを見れる人が少なくなるからね」

 

「そうなんだ。いい事教えてくれてありがとう。ローズマリーさん」

 

「そう言って教えてくれたから、17番目のプリキュアの世界は、料理を守るプリキュアの世界なのかもしれない」

 

「「「「「「「「「成程」」」」」」」」」

 

「あれそう言えば、響さんと光さんは?」

 

「ああ、あの2人なら観光よグレース」

 

融合世界のちゆがそう言う。

 

その頃管理者の神殿では・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワとローズマリー

時を少し戻して・・・

 

「お疲れ様キュアグレース。後は私が彼の相手をするわ」

 

「誰なの?貴方」

 

「私はトワよ。簡単に言えばそこにいるキュアグレース達の世界の神様よ」

 

「何ですって」

 

「あ、トワさん」

 

「グレース急にこんな事をさせてごめんね」

 

「いえ、良いですよトワさん。それじゃあ私達は戻りますね」

 

「うんお疲れ」

 

そしてキュアグレース達は、すこやか市に戻った。

 

「改めて私はトワよ」

 

「私はローズマリーよ」

 

「この世界は一体何なの?さっきのキュアグレースと言う子は、貴女の部下なの?」

 

ローズマリーがトワに聞く。

 

「そうね正確的に言えば協力者よ」

 

「協力者ですって」

 

「そうよ貴女達が来た世界は複数の世界が混じり合っているの、貴女をここに連れて来たキュアグレースもその協力者の1人なの」

 

「そう言う事なのね、つまり私がゆいを探しているのをのどかちゃんに聞いたから私をここにのどかちゃんいえ、キュアグレースに案内させたのね?」

 

「そうよ。貴女以外の和実唯人エナジー妖精コメコメは今医務室にいるわよ」

 

「それ本当?」

 

「ええ、意識は無いけど」

 

「そんな!!」

 

「大丈夫よ命を落とすような怪我はしてないわ」

 

「そう、良かったわ」

 

「貴女にいくつか確認するけどいい?

 

「ええ、良いわよ」

 

「まず貴女と和実ゆいは別の世界の住人で良いのよね」

 

「ええ、そうよ」

 

「ふむ、わかったわ次はこの映像を見て」

 

そしてトワが映像を再生する。

 

「いえ、ローズマリーさんの周りにおにぎりのような妖精が見えるので」

 

!!

 

「貴方レシピッピが見えるの?」

 

「「レシピッピ?」」

 

「ああ、レシピッピは料理に宿る妖精よ」

 

「「成程」」

 

「どうやら17番目のプリキュアの世界は、食事関係のテーマみたいだねのどかお姉ちゃん」

 

「そうだね」

 

「へえ、あれがレシピッピて言うんだ」

 

「そうよ大人になるとレシピッピを見れる人が少なくなるからね」

 

「そうなんだ。いい事教えてくれてありがとう。ローズマリーさん」

 

「そう言って教えてくれたから、17番目のプリキュアの世界は、料理を守るプリキュアの世界なのかもしれない」

 

映像停止・・・

 

「見た映像に貴女達の世界のプリキュアは、食に関わる物に宿る妖精を助ける力があるのね」

 

「ええ、その通りよ」

 

「成程ね、さしずめ貴女が、レシピッピと言う妖精を守る為に和実ゆいのいる世界に来たけど、事情があって和実ゆいがプリキュアになっていた時に私達の世界に来た事により、貴女が2人を探しに来たよ言う所かしら」

 

「ええ、ほぼ当たってるわ」

 

「ふむ、そうなると貴女達の敵対組織も融合世界の方に来てるのかしら?」

 

「ブンドル団の方はわからないわね。融合世界で良いかしらこちらにゆいを探してる時は見てないから」

 

「そうなのねだけど、貴女達が戦っている時に跳ばされたのなら融合世界に来ている可能性があるわ」

 

「ありがとうローズマリー」

 

そう言ったトワはローズマリーを連れて医務室に移動をした。

 

その頃光を連れてすこやか市を観光している響は・・・

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

立花響と獅童光1

「あの―響さん私達だけで観光してて良いんですか?」

 

「うん良いよ。光ちゃんここすこやか市とあおぞら市は、光ちゃんがいた世界より後の時代になるからね」

 

「それにここはのどかちゃん達の世界だから、プリキュアの敵が出て来るだけと思うから」

 

「成程確かにそうですね」

 

「そう言えば光ちゃんは、メガビョーゲンとヤラネーダについては知ってるの?」

 

「えーとエステルさん達行動してる時に少し見た程度です」

 

「ちょっ何言わせてんのよ」

 

「「「まあまあ怒らないで下さいエステルさん」」」」

 

原作世界のキュアグレース達がエステルに言う。

 

「まあ良いわ貴女達がここに来たのなら融合世界のキュアグレース達はリベール王国にいるのね?」

 

「「「はい」」」

 

「まあ良いわとりあえず貴女達は、特殊遊撃部隊の皆がこちらに来るまで私達と行動して貰うわよ」

 

「「「はい」」」

 

「ですが、この浄化が切欠でこれからのゼムリア大陸にどのくらい影響を与えるかが不透明なので」

 

「そうね」

 

「ああ、あの時に初めて見たんだね」

 

「ええ、融合世界の前の世界ではのどかさんとラビリンだけが来たという形でしたから」

 

ああ、成程ねこういう形でのどかちゃん達の世界に来た事でドキドキしてる?」

 

「・・・はい」

 

「はいそれに直哉さんの設定を聞いた時もですけど」

 

「確かに光ちゃんならそうかもね、前の設定なら義理の兄と妹だったしね」

 

「そうでした。後なのはちゃんとフェイトちゃんもそう言う役でしたよ」

 

「そう考えると融合世界の世界はかなり同じ作品でも立場が変わってるね」

 

「そうですね」

 

「最初は戸惑いましたね」

ああ、思い出した。結局ノヴァは何者なの?」

 

のどかが光に聞く。

 

「ノヴァは私自身の心の闇を具現化した人物ですね」

 

「え、それはどういう意味御何だい?」

 

「その質問に答える前にこちらの紫藤直哉さんは前の世界の記憶はありますか?」

 

光が直哉に聞く。

 

「ごめんそう言うのは無いんだ。トワが意図的に引き継がせなかったと言ってたから。そうする事で米田健二との戦いに巻き込まれても融合世界の僕は吸収されないようにする為らしいから」

 

「成程そう言う理由で引き継がせなかったのですね」

 

「うんそうときいてるよ」

 

「でもよかったよ光ちゃん。元に戻れて」

 

「え」

 

そして直哉がその時の事を話す。

 

「ああ、あの後光ちゃん恥ずかしがってたね」

 

「そりゃそうですよまさか私が・・・」

 

 

「直哉君獅童光ちゃんめざめた?」

 

「ええ、封印は溶けましたけど、のどかさんとラビリン助けてください

 

「ええーーこれはどういう状況」

 

「ラビーー」

 

のどかとラビリンが直哉の助けてという言葉を聞き行くと直哉が守護者の人に抱き枕状態になっていた。

 

「苦しい――のどかちゃん助けて―――」

 

「うん少し待ってね直哉君」

 

暫くして・・・

 

「はあ、はあ、助かった」

 

「まさか直哉さんを抱き枕にするなんてーー」

 

光はそのこと思い出しながら恥ずかしいそうに響に言う。

 

「確かにそれは恥ずかしいかも私でも」

 

「でも光ちゃんは意識なかったし事故と思えば」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

立花響と獅童光2

「まさか直哉さんを抱き枕にするなんてーー」

 

光はそのこと思い出しながら恥ずかしいそうに響に言う。

 

「確かにそれは恥ずかしいかも私でも」

 

「でも光ちゃんは意識なかったし事故と思えば」

 

「そんな事出来ませんよ。響さん前のお兄ちゃんの直哉さんなら私も仕方がないかなと思いますけど」

 

融合世界の直哉さんはのどかさんがメインパートナーですよね」

 

「う、トワ的にはそうみたいだけどね」

 

「やっぱりそうなんですね、響さん融合世界の直哉さんの設定を教えてくれませんか?」

 

「いいよ。ただこの話はトワさんとのどかちゃんが話をしているのしかないけどいい?」

 

「はい」

 

そして響と光は公園に行き響が出した記録映像を再生した。

 

 

 

「私が直哉にすこやか市に留まらせたのはあの子に子供らしい生活を体験してほしいからなのに」

 

 

「そうか、ノヴァと言う子が来たことでトワさんの目的とは違う方向に直哉君が向くことにより中心世界の他の世界同様世界安定に向けての仕事をするからですか?」

 

 

 

「ええそうよ。のどか達には悪いけどここは直哉の精神を休ませる世界に私はしたいのよ」

 

 

「「成る程」」

 

 

「今まで飛鳥と薫の父親の頃から融合世界になるまでの間紫藤直哉と言う魂を休ませれる世界はなかったの、だけど前の世界で花寺のどかとラビリンと言うヒーリングアニマルと接していた紫藤直哉を見ると彼の魂の負担が軽減してたの」

 

 

「「ええーーそうなんですか」ラビーー」

 

「それにこれは貴女達の秘密にしててね、直哉は人間なのだけど基本はねでも貴女達の言葉で言えばエレメントさんと言っていいのよ」

 

 

「「ええーー直哉君がエレメントさん」ラビーー」

 

 

「ええそうよ。紫藤直哉のオリジナルは米田健二が作り出したわ。真宮寺直哉と共にね」

 

 

「だけどのどかとラビリンが知る二人の紫藤直哉は私とレイがその世界の一部の力を使って作り出したわ」

 

 

「世界の安定のためにですか?」

 

 

「ええそうよ。だから直哉の体内にメガ因子が入っても困らないように人間として作り出したわ」

 

 

「じゃあ直哉君の両親の事も作り話ですか?」」

 

 

「いえそれは違うわ。米田桜花本人に協力してもらって紫藤直哉を産んで貰ったの」

 

 

「「米田桜花?」」

 

 

「米田桜花は紫藤直哉の父親紫藤卓と結婚する前の名前よ」

 

 

「「まさか・・・紫藤直哉君のお母さんは米田健二と関係者なの?」ラビ」

 

 

「その通りよ米田桜花の父親は米田健二で母親は真宮寺さくらよ」

 

映像停止・・・

 

「光ちゃんこれが融合世界の直哉君の設定だよ」

 

「成程ヒーリングガーデンの力も直哉さんの構成する力の一部だから守護者達の中で1番相性の良いのどかさんが、メインパートナーに選ばれたんですね」

 

「うん表向きはそう言う理由だと思うよ」

 

「表向き?」

 

「うん裏では直哉君争奪戦をして欲しいと思ってるかもね」

 

 

「ああ、成程」

 

その頃沢泉に集まっているプリキュア達は・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

来訪者の正体について

「そう言えば直哉君とのどかどうして管理者の神殿に行く事になったの?」

 

融合世界のちゆが直哉に聞く。

 

「ああ、それはですね」

 

「何故そう思うの?」

 

「いえ、ローズマリーさんの周りにおにぎりのような妖精が見えるので」

 

!!

 

「貴方レシピッピが見えるの?」

 

「「レシピッピ?」」

 

「ああ、レシピッピは料理に宿る妖精よ」

 

「「成程」」

 

「どうやら17番目のプリキュアの世界は、食事関係のテーマみたいだねのどかお姉ちゃん」

 

「そうだね」

 

「へえ、あれがレシピッピて言うんだ」

 

「そうよ大人になるとレシピッピを見れる人が少なくなるからね」

 

「そうなんだ。いい事教えてくれてありがとう。ローズマリーさん」

 

「お礼にローズマリーさんが探している探し人のいる場所に連れて行ってあげますね」

 

!!

 

ローズマリーが驚いた直後直哉とのどかとローズマリーは、簡易ゲートを通り管理者の神殿に到着した。

 

「ええ――ここはどこなのよ――」

 

「昨日融合世界のちゆさんとひなたさんが会ったローズマリーに会いまして」

 

「話しているうちに、これはトワも含めて話をするべきと思ったので管理者の神殿に行ってからここに来たんですよ」

 

「そしてローズマリーさんの探し人も管理者の神殿にいますからね」

 

「「「そうなの?」

 

融合世界ののどか達3人が直哉の言葉に驚いていた。

 

「ええ、そうですよ」

「お待たせしましたレイさん」

 

「おお、直哉今出られるのか?」

 

「はい、トワがレイさんに僕に連絡をするように言ったんですか?」

 

「ああ、違うぞ、ビョーゲンズは動いてるのかの確認と米田健二の闇の力をほぼ浄化出来た事と重要な事を通達する為に連絡を入れたのだ」

 

「それで全てのビョーゲンズ襲撃イベントはどうだ?」

 

「とりあえずは順調ですね。ダルイゼン達はいつも以上に張り切ってますね」

 

「成程な、融合世界のビョーゲンズが遠慮なく動けるからな」

 

「そうですね」

 

あ。すまんゼムリア大陸での闇の力を浄化後にな管理者の神殿内に1人の少女とヒーリングガーデンに住んでいるヒーリングアニマルとは異なる妖精が現れたのだ」

 

「ええ――それは本当ですか?」

 

「ああ、ゼムリア大陸にいるトワと飛鳥に連絡後に直哉とその2人を会わせてとトワが言っててな」

 

「成程」

 

「トワがそう言ったのなら、トワはその2人がワイズマンの言っていた世界の関係者と見てるんですね」

 

「そう言う事だ。17番目のプリキュアの世界に関してはこちらとしてもまだ確証がないからな」

 

「そしてな」

 

「だが、管理者の神殿に来た2人しか融合世界と接触してないぞ」

 

「ええーー」

 

レイの言葉に驚く直哉だった。

 

「ちょっと待って下さい、レイさん今回は最終的に16番目のプリキュアの世界が来たような状況になってないんですか?」

 

「ああ、ワイズマンの行動の影響で融合世界の周囲とワイズマンの行動によっての異常な世界移動は、今の所はない」

 

「そうなんですね、なら管理者の神殿にいる人物達は一体どうやってこちらに来てるんです?」

 

「それは今は調査を始めたばかりだからな」

 

「レイからこういう報告を受けてから知ったんですよ」

 

「成程ね」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊の行動について

「「「「「成程」」」」成程ね」

 

「確かに管理者の神殿に連れて行って正解じゃないの?」

 

ローラがそう言う。

 

「実際私達は17番目のプリキュアの世界から来た人達の為に融合世界のすこやか市にいるもんな」

 

 

「それではトワ正体不明の来訪者に関してはトワ達に任せて良いんですね?」

 

直哉がトワに確認をする。

 

「特殊遊撃部隊としての活動はどうしたらいいです?とりあえず米田健二の闇の力関連は終わったようですが?」

 

「ああ、それもあったわねとりあえずまだ、すこやか市に滞在してくれるかしら」

 

「わかりました」

 

「あの子が目覚めたら最悪の場合を想定してすこやか市に連れて行くから」

 

「成程彼女がプリキュアの世界から来ていたら普通にプリキュアの話がしやすいのはすこやか市ですね」

 

「そう言う事よ」

 

「確かにそう言ってましたね。正直トワ達とローズマリーさんの話し合いによっては、17番目のプリキュアの世界の人達を特殊遊撃部隊の臨時隊員としてするかもしれませんがね」

 

「「「「「「「「「成程」」」」」」」」」

 

「まあ、まなつちゃん達との臨時隊員とは違う形ですけどね」

 

「そうか私達の場合は特殊遊撃部隊が私達の世界に来た形で。17番目のプリキュアの世界の人達が融合世界の方に来たからか」

 

「その通りですよまなつちゃん」

 

「17番目のプリキュアの世界に関連する人たちは保護対象となるから、臨時隊員になる事を強く勧めたりはしないんだよ」

 

「フーン本当私達とは違うわね」

 

ローラが言う。

 

 

そして直哉はまなつ達にそれぞれ宝玉を渡した。

 

 

「直哉さんこれは何ですか?」

 

 

まなつが直哉に聞く。

 

「この宝玉の中には、僕の霊力が入ってます。もしあとまわしの魔女の部下との直後にブルー関連の勢力が出てきた場合宝玉を持って念じてください。そうすれば、ヒーリングアニマルから貰ったあの力を纏う事が出来ます」

 

 

「そんな便利な物があるなら最初から使わせてもよかったんじゃないのか?」

 

 

「先ほども言ったけど宝玉を使わせる場合は、最低特殊遊撃部隊に入ってもらう事が条件なんだ。この宝玉は、まなつちゃん達しか使えないようになってるから」

 

!!

 

 

「じゃあ直哉さんが、私達を臨時隊員にしたのはこの宝玉を作る為ですか?」

 

 

みのりが直哉に聞く。

 

 

「うん、そうだよさくらさんとクラリスさんが健在だったら彼女達とあざみちゃんに任せたらよかったんだけどね」

 

 

「でも、ブルー関連の敵も増えているかもしれないから、一応君達を臨時隊員にしたのさ」

 

「成る程、そうだったのね」

 

 

「臨時隊員だから最低限の機能しかないけどね」

 

 

「これ奇麗ですね」

 

「とりあえず君達のプリキュアのコスチュームと同じ色の1色を宝玉に使わせて貰ったよ」

 

 

「成る程だからさんごが紫で、みのりん先輩が黄色で、あすか先輩が赤なんですね」

 

「そう言う事だよ」

 

「まなつちゃんの場合は白にしたよ」

 

「ありがとうございます直哉さん」

 

「まなつちゃん達の場合は禁じ手に近い形での臨時隊員指名だったからね。あそこで臨時隊員にしないとブルーに課てななかったと思うから」

 

「「「「あの後の事を考えると確かに・・・」」」」

 

「失礼するわよ。皆」

 

「「「「「「「「わっトワさんどうしたんですか?」」」」」」」」」」

 

その時トワとローズマリーがやって来た。

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワとローズマリー旅館沢泉に来る

「ごめんね、ローズマリーと協力者としてやっていくようになったから、融合世界に協力しているプリキュアと会っておきたいと言ってね」

 

「へえ、こんなにプリキュアがいるのね?」

 

「てっええええーー花寺のどかちゃん達が2人いるんですけど――どういう事」

 

「面倒だから皆変身して頂戴」

 

「「「「「「「「あはは」」」」」」」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

 

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

 

「ニャン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」

 

 

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

 

「ドレス!」

 

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「今日も元気だ!」

 

 

「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」」

 

「そして原作世界ののどか達とまなつ達はプリキュアに変身した。

 

「見た通り今プリキュアになったのが、特殊遊撃部隊に協力しているプリキュアよ」

 

「成程ね、同じプリキュアでもいろんな種類があるのね」

 

「ええそうよ、私達が知るプリキュアのデータ的には、ローズマリーの世界が最新のプリキュアの世界みたいね」

 

「ええーーそうなの?」

 

「そうよ、だけど説明はしないわ面倒だから」

 

「何でよ良いじゃない教えてくれても」

 

「だからここに連れて来たのよ。ほら直哉早く」

 

「はいはい、ローズマリーさんこの映像は多少古いプリキュアの情報ですけど見て下さい」

 

そう言って直哉が映像を再生した。

「そうなの?それならいいけど、またワイズマンが別の世界を連れてこようとしてるかと思ったよ」

 

 

 

「ああ、その可能性なら十分ありますよ。どうやらのどかさん達以外にプリキュアという存在は少なくとも14組は存在している世界もあるようなので」

 

 

「「「「「「ええーーー」」」」」」

 

 

直哉の言葉にのどか達が驚く。

 

 

 

「「「「「「14組のプリキュアガ存在する世界」」」」」

 

 

 

「ええ、その世界の14組の内の何組と原作世界ののどかさん達が共闘するかもしれない可能性がありますが」

 

 

「「「ええーーー」」」

 

 

「あくまでこの情報は原作世界ののどかさん達の未来を見た時にその映像が見えたので」

 

 

 

「そうなんだ」

 

 

「少なくとも融合世界のビョーゲンズが活動する前の情報なので」

 

 

「仮に別のプリキュアと共闘するような事態になったとしたら安心してください僕達も巻き込まれるので」

 

 

「「ええーーー」」

 

「嘘でしょう」

 

映像停止・・・

 

「ええーー14組もいるのーー」

 

「ええ、現在は14組+ここに3組のプリキュアの関係者がいますから」

 

「合計17組て事ね」

 

「はいその通りですローズマリーさん」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ローズマリー特殊遊撃部隊にいるプリキュアの事を知る1

「ええーー14組もいるのーー」

 

「ええ、現在は14組+ここに3組のプリキュアの関係者がいますから」

 

「合計17組て事ね」

 

「はいその通りですローズマリーさん」

 

「そう言えば私達の世界が17番目のプリキュアの世界になったの?」

 

「それはですね。ローズマリーさん達の世界は作品数で言えば19番目なんですが、プリキュアの世界の数で言えば、17番目のプリキュアの世界になるんです」

 

「これは最近調べたんですが、こちらと接触していない14組の世界のいくつかの世界では複数の敵と戦っていたようなので、その分をひいて計算した答えが17番目のプリキュアの世界になると言う事です」

 

「成程ねえ」

 

「じゃあ、私達も14組の先輩達に会えるのかしら?」

 

「それはほぼ無理だと思ってください。まあローズマリーさん達みたいに事故等の理由で融合世界の方に来た場合等は例外ですけど、仮に今判明しているプリキュアの世界と繋がったらある意味大変なので」

 

「恐らくですけど14組のプリキュアの敵も出て来ると思いますし、それに特殊遊撃部隊の敵はプリキュアの敵だけではありませんからね」

 

「どういう事?」

 

「言葉通りですよ」

 

 

「いったい何のために?」

 

「そんなこと俺様知るわけないだろ。キングビョーゲンの考えなど分かるのはワイズマンくらいだろうな」

 

 

「追いついたよ。グワイワル」

 

 

「ほう、お前が一人で来るとは、キュアスパークル。紫藤直哉と他のプリキュアを見捨てて来たのか?」

 

 

「ええーーー何で私が―もう一人いるのーー」

 

「「やっぱり直哉君の世界の3人目のプリキュアはひなたなのね」ひなたちゃんなんだ」

 

 

原作世界のキュアグレースと、キュアフォンテーヌが言う。

 

 

 

「私は直哉君もグレースやフォンテーヌを見捨ててないし、グワイワルの作った霊力バリアを無力化して、仲間の元に行くんだから」

 

 

 

「果たしてそれができるかな?」

 

「まあいいワイズマンから預かった。ソロモンの笛を使うとしよう」

 

 

「え、それはやばいニャン」

 

 

そして融合世界のグワイワルはソロモンの笛を使いノイズを10体召喚した。

 

 

 

「それではもう一人の俺よ頑張れよ」

 

そう言って融合世界のグワイワルは消えた。

 

「「「ええーーーあれは何―――」」」

 

 

「あれはノイズと言って、人が触れると炭に変えられるから注意して」

 

 

 

「「「ええーーーじゃあどう戦えば?」」」

 

 

「ノイズは私達の仲間が対応するから、3人はメガビョーゲンに集中して、行くよニャトラン」

 

そして映像が切り替わる。

 

 

「ちっわかった。俺様は帰るぞ」

 

「構いませんよ。さてそこにいる少年の為に出でよメガ降魔」

 

 

!!

 

 

「うわああああ。悪魔だーーー」

 

 

「「「しまった見られた――」」」

 

 

その後グワイワルは撤退しワイズマンが2体のメガ降魔を召喚し、益子道夫恐怖を与えた。

 

 

「さて、プリキュアの諸君その少年を守りながら、メガ降魔を浄化出来るかな?」

 

「うわああ」

 

「ちょっと落ち着いてよもう」

 

「それは無理と思うニャン。俺達だってメガ降魔は、ビビるニャン」

 

 

「フフ、やはりその少年を守る事手一杯のようですね」

 

 

「事実だけに言い返せないニャン」

 

「皆もう少し頑張って、木っと来てくれるから」

 

「「わかった」」

 

映像停止・・・

 

「何よこのノイズと降魔と言うのは?」

 

ローズマリーが直哉に聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ローズマリー特殊遊撃部隊にいるプリキュアの事を知る2

映像停止・・・

 

「何よこのノイズと降魔と言うのは?」

 

ローズマリーが直哉に聞く。

 

「えーと融合世界の特殊遊撃部隊の主だった敵勢力ですね」

 

「もしかしてトワ特殊遊撃部隊のの基本的な事をローズマリーさんに言ってないんですか?」

 

「だって面倒だから・・・てへ」

 

「・・・直哉トワが融合世界の神様で良いのって思うんだけど?」

 

ローラがそう言う。

 

「はあ、仕方ありませんねローズマリーさん今度はこちらの映像を見て下さい」

「ここはサマー達の世界であってるよ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「でもグレースさんあの人達知らないんですけど?」

 

「うん、サマー達が知らなくて当然だよ。あの人達は過去の7人世界のとある事件に巻き込まれた人達だから」

 

「ええ――」

 

その時サマーの声に気がついた2体の降魔がグレースと神山に襲い掛かる。

 

「神山さん」

 

「了解グレースさん」

 

 

「エレメントチャージ!」

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

「プリキュア!スカイヒーリングフラワー!」

 

「お大事に」

 

!!

 

その時真宮寺直哉がキュアグレースの存在を見つけた。

 

「お姉ちゃんここにもあの人がいるよ」

 

「ええ――どういう事あの人も今回の事件n関係してるの?」

 

「ならやる事は1つだな小次郎と直哉は謎の女の子と接触しろ」

 

ケンが2人に言う。

 

「「しかし、ベガと降魔軍団の数が多いのに」」

 

「フフ、奴等がエキストラプレイヤーか、良いだろう貴様達の実力見せて貰おう。サイコ・クラッシャー」

 

ベガが、キュアグレースに攻撃を仕掛けた。

 

「くっこちらに攻撃をしてくるなんて」

 

「グレースさんあの軍服の人には恐らく浄化技は効かないと思うので、ここは霊力攻撃で行きましょう」

 

そうグレースの体内にいる直哉が言う。

 

「でも真宮寺直哉く達がいるんだよいいの?」

 

「仕方がありません。行きますよグレースさん」

 

「うん」

 

「「破邪剣征・桜花放神」」

 

!!

 

「なっ貴様お前も霊力を・・・ぐおおおお」

 

!!

 

「あの女の子私と直哉君の技を使って威力は私達より強いなんて」

 

「フフ、面白いぞエキストラプレイヤーリュウとは異なる興味が沸いたぞ」

 

ベガはグレースの霊力攻撃を受けそう言う。

 

映像停止・・・

 

「この映像に映っているのはキュアサマー達の世界で僕達の中で16番目のプリキュアの世界と言う事もあります」

 

「あれが人間と言うの?信じられないんだけど」

 

「ええ、あれはまだ特殊な人間の部類に入りますけどね」

 

「ローズマリーさん貴女達が特殊遊撃部隊の協力者になる場合本来なら遭遇しない存在とも場合によっては戦う事をお願いするかもしれませんよ」

 

「まあ、どうしても無理ならば、今管理者の神殿にいる仲間と一緒に17番目のプリキュアの世界に戻るまでトワが面倒を見ますが」

 

「ちょっと何言ってんの直哉」

 

トワが直哉の言葉に戸惑う。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

シンフォギア世界の情報前編

「あらそれも良いわね。そそるわねでも私は元の世界に戻るまでは、特殊遊撃部隊の協力者になるわよ」

 

「・・・わかりました。ローズマリーさんよろしくお願いいたします」

 

「ふう、どうやら纏まったわね。直哉数日後に響とまなつ達を連れてシンフォギア世界に行ってくれない?」

 

「どういう事ですか?」

 

「うんあちらにいる小日向未来(フィーネ)の情報で」

 

ビービービービー

 

「どうしたあおい」

 

「大変です司令港周辺の海から、恐らくメガビョーゲンとみられる怪物と港にメガビョーゲンとは異なる怪物が現れました」

 

 

「何だと!!」

 

 

「司令、私出撃します」

 

「待て、翼我々の力では対抗出来んぞ」

 

「それはわかってますが、これ以上立花達の仲間だけに頼りたくないんです」

 

「翼」

 

「翼さん貴女の気持ちは分かりました。けどここは本職の彼女達に任せませんか?」

 

「「「彼女達?」」」

 

「そうですよ星のお医者さん達と、人々の元気を守る彼女達を」

 

その頃サマー達は・・・

 

 

「皆一気に行くよ」

 

「「「「うん」」ああ」」

 

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

「「「「ビクトリー!」」」」

 

 

そして浮き輪型ヤラネーダが浄化された筈だった。だが・・・」

 

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

「「「「「ええーー嘘――浄化した筈なのに」」」」」

 

サマー達の背後に再び浮き輪型ヤラネーダが現れた。

 

「あの時のようにヤラネーダが出現し始めたようね」

 

「「「「「ええ――」」」」何ですって」

 

トワの言葉にまなつ達が驚く。

 

「成程響さんを連れて行くと言う事はシンフォギア世界のイベントでもう1つのガングニールが出てきたんですか?」

 

「下手したらそのイベントが消滅するかも知れない可能性があるのよ」

 

「どういう事ですか?」

 

「直哉一応特殊遊撃部隊とシンフォギア世界の世界各国から敵対されていたわよね」

 

「ええ、あの件で」

 

 

「私には響や紫藤直哉の言う世界の流れを守ると言う意味がよくわからない事もあったが、今回流れを変えようとする者が言ったあの女と言う言葉を聞いて私達の行動の結果次第で、私達も彼女達の敵になるかもしれないと言うのがわかったよ」

 

 

 

「・・・そうだな」

 

「だけど、私達の行動が決められた事だけを、紫藤直哉は求めているわけでなく。響のギアにしろ異世界の件にしろ本当なら教える必要が無い筈だ」

 

 

「確かにな」

 

 

「だが私達3人には、教えてくれた。だから私は語られる事の出来ない戦いだから見ておきたいんだ」

 

 

「そうか・・・」

 

 

 

「やれやれ私は、グワイワルを連れて帰りたいだけなんだかな」

 

「仕方ない出てこい夜叉」

 

「あの件でシンフォギア世界の世界各国には恐怖を与える事となりましたし、その上シンフォギアと言う存在も世界各国に知られてしまった経緯もありましたし」

 

「まあ、その辺は気にしなくて良いわ。大事なのはフィーネの情報によると特殊遊撃部隊とコンタクトを取りたいと言っている人物がいるらしいのよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

シンフォギア世界の情報後編

「あの件でシンフォギア世界の世界各国には恐怖を与える事となりましたし、その上シンフォギアと言う存在も世界各国に知られてしまった経緯もありましたし」

 

「まあ、その辺は気にしなくて良いわ。大事なのはフィーネの情報によると特殊遊撃部隊とコンタクトを取りたいと言っている人物がいるらしいのよ」

 

「成程、その人物の名は?」

 

「ウィルよ」

 

「へ、それって叔父さんが名乗っていたひとでは?」

 

 

「そう言えばお前の甥っ子はどうしたのだ?」

 

 

 

「ああそれは、米田健二とは会わないようにしている」

 

「ふむそうか、ウィルの予測通り紫藤直哉と米田健二が出会った場合の事を考えないといけないかもと思っていたがそこは大丈夫なのか?」

 

「ああ、そこは気にしないでお前の計画を進めろ叉丹」

 

 

 

「フッ、お前もお前の甥っ子も変わってるな」

 

 

「何がだ?」

 

「今だから聞くが、ウィル俺の正体を知ってるだろ?」

 

 

「ああ、知っているだが俺はお前の事も含めて間違っているとは思えない」

 

 

「何?どういう意味だ」

 

 

「何、簡単さ叉丹お前が見てきた人間は確かに自分が助かる為なら相手を平気で裏切ったりしてたろ?」

 

 

「ああ、そう言う人間の部分を見てこの世界には人間は不要と考えたのだ」

 

「俺と直哉はこの世界では甥っ子と言う立場になってるけどな、俺と直哉は元々二人は紫藤直哉と言う人間だったのさ」

 

 

「何!!どういう意味だ」

 

「叉丹お前はパラレルワールドを知ってるか?」

 

「俺はパラレルワールドにいた紫藤直哉なのさ」

 

直哉がそう言う。

 

「ええ、あの時はシンフォギア世界には直哉達が行けなかったから。彼の名を隼人に使わせたのよ」

 

「成程そう言う理由だったんですね」

 

「それでそのウィルさんが特殊遊撃部隊との接触したがってるんですね」

 

「ええ」

 

「おうなんだありゃ魔神なのか?」

 

「大きい」

 

!!

 

「まさかあれは、ネフィリム。あれまでゼムリア大陸に現れるなんて・・・」

 

「響さんあいつの事知ってるの?」

 

 

「ええ、これは直哉達に会う前の世界でフロンティア事変といわれる事件の元凶と言っていい自立型完全聖遺物なの」

 

かつての世界では、私の左腕を食べて爆発的に強くなりましたから」

 

「ええーー左腕を食べてですか・・・」

 

「一応言っておくわ。ウィルはネフィリムを使って英雄になろうとしていた男よ」

 

「ええ――じゃ以前響さんの腕があんな事になる原因を作った人になるんですね」

 

「そう言う事よ」

 

「後ヤラネーダを使役してるのはヌメリーと言う者らしいわ」

 

「「「「「「ヌメリー」」」」」ですって」

 

「ええ、どうやらタツノオトシゴが彼女を動かしたみたいね」

 

「流石ですね私の気配を感じるとは」

 

「貴方はタツノオトシゴなの?

 

フォンテーヌが現れた者に聞く。

 

「ふむ、成程貴女達が、ブルーが言っていたもう1組のプリキュアですか」

 

!!

 

グレース達は現れた者のブルーと言う言葉に警戒を強める。

 

「ああ、そう言えばお初にお目にかかります。私はあとまわしの魔女様の忠実な僕のバトラーと申します」

 

「「「「バトラー」」」」

 

「ちょっとあとまわしの魔女の部下の人が何で私達を襲うの?」

 

「すみませんね私は、霊力と言うのをに興味を持っていてですね」

 

「前回あおぞら市で貴女達の力を見る為にブルーが残したナノビョーゲンを多少アレンジさせたメガビョーゲンを放ったんですがね」

 

「あのメガビョーゲンを使ったのは貴方なの?」

 

グレースがバトラーに聞く。

 

そうですよ。それにブルーが言っていた異世界のプリキュアにも興味がありましたからね」

 

「一体何の為に私達に興味を持つの?」

 

「それは貴女達に惹かれて彼女が出て来たら面倒ですからね」

 

「ああ、確か彼はブルーの技術で来たと言ってましたね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワからの情報を聞いたその夜の出来事

「ええーー直哉君それ本当なの?」

 

「はい本当ですよ響さん」

 

「ふう、どうやら纏まったわね。直哉数日後に響とまなつ達を連れてシンフォギア世界に行ってくれない?」

 

「どういう事ですか?」

 

「うんあちらにいる小日向未来(フィーネ)の情報で」

 

 

「あの時のようにヤラネーダが出現し始めたようね」

 

「「「「「ええ――」」」」何ですって」

 

トワの言葉にまなつ達が驚く。

 

「ええ――またなの」

 

「はいですが響さんにとってはちらが重要ですよ」

 

「まあ、その辺は気にしなくて良いわ。大事なのはフィーネの情報によると特殊遊撃部隊とコンタクトを取りたいと言っている人物がいるらしいのよ」

 

「成程、その人物の名は?」

 

「ウィルよ」

 

「ええ――あのウィル博士が特殊遊撃部隊と接触したがってるだって―」

 

「はいですので響さんとまなつちゃん達をシンフォギア世界に連れて行ってとトワからの依頼ですね」

 

「えーー嫌だよあの博士怖いし、直哉君には言ったよね」

 

「まさかあれは、ネフィリム。あれまでゼムリア大陸に現れるなんて・・・」

 

「響さんあいつの事知ってるの?」

 

 

「ええ、これは直哉達に会う前の世界でフロンティア事変といわれる事件の元凶と言っていい自立型完全聖遺物なの」

 

かつての世界では、私の左腕を食べて爆発的に強くなりましたから」

 

「ええーー左腕を食べてですか・・・」

 

 

直哉はネフィリムが人間を食べることに恐怖した。

 

 

「よし、女今回も左腕をあいつに食べさせろ」

 

「イヤーですよあんな思いは二度としたくないですよ。」

 

「響さん。あんな魔神みたいな者が僕達の世界にもいるんですね?」

 

「私がいるから恐らくね」

 

そして主に劫炎とレーヴェが巨大ノイズと自立型完全聖遺物ネフィリムに戦い始めた。

 

響は直哉を守りながら小型ノイズを倒していた。

 

「はい覚えてますが、ウィル博士自身が立花響に会いたいと言ってるんですよ。向こうは響さんのトラウマは知らないんですし響さんの知る流れと絶対変わってるじゃないですか?フィーネさんも健在ですから」

 

「それはそうだけど・・・怖いよ」

 

「仕方ないですね。今回はトワが用意した響さんと僕だけの任務何ですが、響さんは辞退したとトワに報告しますめ」

 

!!

 

「ちょっと待って直哉君私と直哉君の2人の任務てどういう事?」

 

「ああ、それは・・・」

 

 

「成程響さんを連れて行くと言う事はシンフォギア世界のイベントでもう1つのガングニールが出てきたんですか?」

 

「下手したらそのイベントが消滅するかも知れない可能性があるのよ」

 

「どういう事ですか?」

 

「直哉一応特殊遊撃部隊とシンフォギア世界の世界各国から敵対されていたわよね」

 

「ええ、あの件で」

 

 

「私には響や紫藤直哉の言う世界の流れを守ると言う意味がよくわからない事もあったが、今回流れを変えようとする者が言ったあの女と言う言葉を聞いて私達の行動の結果次第で、私達も彼女達の敵になるかもしれないと言うのがわかったよ」

 

 

 

「・・・そうだな」

 

「だけど、私達の行動が決められた事だけを、紫藤直哉は求めているわけでなく。響のギアにしろ異世界の件にしろ本当なら教える必要が無い筈だ」

 

 

「確かにな」

 

 

「だが私達3人には、教えてくれた。だから私は語られる事の出来ない戦いだから見ておきたいんだ」

 

 

「そうか・・・」

 

「やれやれ私は、グワイワルを連れて帰りたいだけなんだかな」

 

「今までの流れで大人数で行くのはやめて、フィーネさんに言われた勢力に対応出来る人材だけで行く事にしたようです」

 

「そうなんだ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第16章 正体不明の来訪者と新たな問題編
シンフォギア世界への出発前日前編


「今までの流れで大人数で行くのはやめて、フィーネさんに言われた勢力に対応出来る人材だけで行く事にしたようです」

 

「そうなんだ」

 

直哉が響に次のトワの依頼の説明を受けてから3日後・・・

 

「お待たせ直哉今回は簡易ゲートだけで、シンフォギア世界に行ってね」

 

「向こうではフィーネがゲートの向こう側に待機して貰ってるから」

 

「わかりました」

 

「所でトワ確認ですけど、本当に今回はあとまわしの魔女の配下のヌメリーと戦うのが特殊遊撃部隊の目的で良いんですね」

 

「ええ、それで良いわどのみちヤラネーダがいたら、シンフォギア世界の物語が進まないだろうし」

 

「それは確かにそうですね」

 

「しかしあとまわしの魔女達の配下も世界を超えだしたね」

 

「ええ、そうね」

 

 

「流石ですね私の気配を感じるとは」

 

「貴方はタツノオトシゴなの?

 

フォンテーヌが現れた者に聞く。

 

「ふむ、成程貴女達が、ブルーが言っていたもう1組のプリキュアですか」

 

!!

 

グレース達は現れた者のブルーと言う言葉に警戒を強める。

 

「ああ、そう言えばお初にお目にかかります。私はあとまわしの魔女様の忠実な僕のバトラーと申します」

 

「「「「バトラー」」」」

 

「ちょっとあとまわしの魔女の部下の人が何で私達を襲うの?」

 

「すみませんね私は、霊力と言うのをに興味を持っていてですね」

 

「前回あおぞら市で貴女達の力を見る為にブルーが残したナノビョーゲンを多少アレンジさせたメガビョーゲンを放ったんですがね」

 

「あのメガビョーゲンを使ったのは貴方なの?」

 

グレースがバトラーに聞く。

 

そうですよ。それにブルーが言っていた異世界のプリキュアにも興味がありましたからね」

 

「一体何の為に私達に興味を持つの?」

 

「それは貴女達に惹かれて彼女が出て来たら面倒ですからね」

 

バトラーがそう言う。

 

「確かブルーの技術を使えるようにしたと言ってたんでしょ」

 

「はい」

 

「良くも悪くも融合世界に関わると大変な事になるわね」

 

「それをトワが言いますか?面白くするためにそう言う事象が起きやすくする為にグランゾンのある機能を使っているのに」

 

「あら知ってたの?」

 

「ええ、これを知った時自分達の立場がまずい事になるんじゃないかと考えましたから」

 

「あら、そこまで深刻にならなくていいのに」

 

「トワそう言いますけど、一応正義の味方らしい立場で活動してますからね」

 

「そんな体裁気にしなきゃいいのよ」

 

「それでトワ、響さんとウィル博士の出会いの件ですが」

「ええ――またなの」

 

「はいですが響さんにとってはちらが重要ですよ」

 

「まあ、その辺は気にしなくて良いわ。大事なのはフィーネの情報によると特殊遊撃部隊とコンタクトを取りたいと言っている人物がいるらしいのよ」

 

「成程、その人物の名は?」

 

「ウィルよ」

 

「ええ――あのウィル博士が特殊遊撃部隊と接触したがってるだって―」

 

「はいですので響さんとまなつちゃん達をシンフォギア世界に連れて行ってとトワからの依頼ですね」

 

「えーー嫌だよあの博士怖いし、直哉君には言ったよね」

 

 

「はい覚えてますが、ウィル博士自身が立花響に会いたいと言ってるんですよ。向こうは響さんのトラウマは知らないんですし響さんの知る流れと絶対変わってるじゃないですか?フィーネさんも健在ですから」

 

「それはそうだけど・・・怖いよ」

 

「仕方ないですね。今回はトワが用意した響さんと僕だけの任務何ですが、響さんは辞退したとトワに報告しますめ」

 

!!

 

「ちょっと待って直哉君私と直哉君の2人の任務てどういう事?」

 

「ああ、それは・・・」

 

 

「成程響さんを連れて行くと言う事はシンフォギア世界のイベントでもう1つのガングニールが出てきたんですか?」

 

「下手したらそのイベントが消滅するかも知れない可能性があるのよ」

 

「どういう事ですか?」

 

「直哉一応特殊遊撃部隊とシンフォギア世界の世界各国から敵対されていたわよね」

 

「ええ、あの件で」

 

「と、トワに言われた通り言いましたけど」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

シンフォギア世界への出発前日後編

ああ、それは・・・」

 

 

「成程響さんを連れて行くと言う事はシンフォギア世界のイベントでもう1つのガングニールが出てきたんですか?」

 

「下手したらそのイベントが消滅するかも知れない可能性があるのよ」

 

「どういう事ですか?」

 

「直哉一応特殊遊撃部隊とシンフォギア世界の世界各国から敵対されていたわよね」

 

「ええ、あの件で」

 

「と、トワに言われた通り言いましたけど」

 

「そう、ありがとうね直哉やはり響はトラウマになってるのね」

 

「まあ、実際に他の人でも同じ事が起きればトラウマになると思いますけど」

 

 

「まさかあれは、ネフィリム。あれまでゼムリア大陸に現れるなんて・・・」

 

「響さんあいつの事知ってるの?」

 

 

「ええ、これは直哉達に会う前の世界でフロンティア事変といわれる事件の元凶と言っていい自立型完全聖遺物なの」

 

かつての世界では、私の左腕を食べて爆発的に強くなりましたから」

 

「ええーー左腕を食べてですか・・・」

 

 

直哉はネフィリムが人間を食べることに恐怖した。

 

 

「よし、女今回も左腕をあいつに食べさせろ」

 

「イヤーですよあんな思いは二度としたくないですよ。」

 

「響さん。あんな魔神みたいな者が僕達の世界にもいるんですね?」

 

「私がいるから恐らくね」

 

そして主に劫炎とレーヴェが巨大ノイズと自立型完全聖遺物ネフィリムに戦い始めた。

 

響は直哉を守りながら小型ノイズを倒していた。

 

「まあ僕でも自分の体の一部をそういう形で失ったらトラウマになりますよ」

 

「それでも直哉と2人の任務と言ったら受けたんでしょ、それに響はウィル博士やネフィリムとのトラウマをいい加減克服するべきと思うのよ」

 

「それは一理ありますけどシンフォギア世界にいるウィル博士がショックを受けないかが、心配ですけど?」

 

「ああ、それは・・・フィーネ側にこちらの響の情報をウィル博士に伝えて貰っての状況でのウィル博士が立花響に会いたいと言っているのよ」

 

「へえ、そうだったんですか」

 

「そう言えばシンフォギア世界に行って彼等と協力はしなくて良いんですか?」

 

直哉がトワに聞く。

 

「ええ、必要ないわ。前回の亜種型メガビョーゲンの時と状況がちがうし」

 

そう言ってトワが思い出す。

 

 

「亜種型メガビョーゲンの特徴は地球を蝕む事は出来ませんが、シンフォギア世界の状況からして増殖能力が発達しているみたいですね」

 

「成程、なら亜種型メガビョーゲンを完全に倒すには増殖元を探して倒すしかないのか」

 

「ええ、ここまで増殖すると全てを倒すのは無理ですから」

 

「そうだな」

 

「今回は亜種型メガビョーゲンなのでシンフォギア奏者の攻撃は効くはずなので」

 

「そう言えばこちらの技術が使われていると言ったが、亜種型メガビョーゲンを作り出したのは・・・フィーネなのか?」

 

「はいそうです」

 

グレースは、弦十郎達に説明を始めた。

 

「それはそうですね」

 

「それに、ウィル博士が会いたい特殊遊撃部隊には言ってるけど二課とは原作世界の状況と変わらない可能性もあるのよ」

 

「ああ、成程特殊遊撃部隊とは友好な態度を示して裏では原作と同じ動きをする事も考えての二課とは接触しないという答えなんですね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

魔女の配下の思惑とシンフォギア世界の思惑1

特殊遊撃部隊の行動開始前のシンフォギア世界では・・・

 

「ええい二課の諸君前任の防衛大臣を殴った奴は見つからないのかね」

 

「すみません」

 

風鳴弦十郎は政府の高官に謝罪をする。

 

 

二課司令室・・・

 

「よく来てくれ・・・」

 

 

「おお、君が立花響君か・・・合格だ。今すぐ私の部隊に・・・ぐっはーーー」

 

 

「私は、そう言う事をされるために呼ばれたんですか?弦十郎さん」

 

「ああ、違うんだ大臣が勝手に言いだしたんだ」

 

 

「しかし、防衛大臣きれいに気絶してるぜ」

 

「ああ、きれいな一撃だった。見習わなければ」

 

「ちなみに何を見習うんだ?」

 

 

「権力に負けない力持つ事だな」

 

 

「成る程な」

 

 

 

「来てすぐこんな事に付き合わされるなんて、私は直哉君から離れるなんて絶対しないのに」

 

 

「それはともかく弦十郎さん。僕達を呼んだ理由は何ですか?」

 

風鳴弦十郎がその時を思い出す。

 

「まあいい、私も前任者は嫌いだったからな」

 

「そんな事より風鳴弦十郎君私が君に連絡したのは何の為なのかわかるな」

 

「はい」

 

「よろしい、ただでさえあの立花響と言う少女をいろんな国が狙っているのだから奪われるなよ」

 

政府高官がそう言うと二課との通信を切った。

 

「ふう」

 

「お疲れ様です司令」

 

「ああ、あおい君ありがとう」

 

「まあ仕方ないだろう。政府としてはメガビョーゲンとヤラネーダの存在を隠すだけで精いっぱいなのにその情報を知られたくない国に漏れているんだからな」

 

「そう言えばあおい、政府に黙っているあの事件についての進展はどうなってる」

 

「えーとあれは・・・」

 

 

そして響からの情報を直哉がサマー達に伝えグレース達とサマー達はもう一度メガビョーゲンとゼンゼンヤラネーダを浄化し召喚ゲートの場所を把握して三度召喚ゲートを巻き込む形で浄化技を撃った。

 

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

「「「「ビクトリー!」」」」

 

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

 

「「届け!」」

 

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

 

そして2組のプリキュアの浄化技によって召喚ゲートを含めて浄化することが出来たのだった。

 

「今回の事件はやはり以前現れた浮き輪型ヤラネーダがやる気パワーを奪われた人々と同じ状況が似ています」

 

「やはりか・・・俺達の世界の世界各国が再び捜索を力を入れてたのはヤラネーダと言う者が世界各国に現れたからか」

 

「そう断言は出来ませんが」

 

「それは確かにな」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

魔女の配下の思惑とシンフォギア世界の思惑2

その頃あとまわしの魔女の配下達は・・・

 

「流石ね、バトラーまさか異世界の方でやる気パワーを集めるなんて」

 

いえいえブルーの技術が使えるようになったからですよ」

 

「凄いわよそれでも。まあこの世界の状態なら、ゼッタイヤラネーダは使う必要はなかったわよね」

 

「いえ油断は禁物ですよヌメリーさん」

 

「いつまた彼女達が来るかもわかりませんよ」

 

バトラーがそう言いながら思い出す。

 

 

「流石ですね私の気配を感じるとは」

 

「貴方はタツノオトシゴなの?

 

フォンテーヌが現れた者に聞く。

 

「ふむ、成程貴女達が、ブルーが言っていたもう1組のプリキュアですか」

 

!!

 

グレース達は現れた者のブルーと言う言葉に警戒を強める。

 

「ああ、そう言えばお初にお目にかかります。私はあとまわしの魔女様の忠実な僕のバトラーと申します」

 

「「「「バトラー」」」」

 

「ちょっとあとまわしの魔女の部下の人が何で私達を襲うの?」

 

「すみませんね私は、霊力と言うのをに興味を持っていてですね」

 

「前回あおぞら市で貴女達の力を見る為にブルーが残したナノビョーゲンを多少アレンジさせたメガビョーゲンを放ったんですがね」

 

「あのメガビョーゲンを使ったのは貴方なの?」

 

グレースがバトラーに聞く。

 

そうですよ。それにブルーが言っていた異世界のプリキュアにも興味がありましたからね」

 

「一体何の為に私達に興味を持つの?」

 

「それは貴女達に惹かれて彼女が出て来たら面倒ですからね」

 

「ああそれは確かにそうね。あの子達も異世界なんて超えて来るし」

 

「まあ、ゼッタイヤラネーダはそうそうやられないわよ」

 

「そうだといいのですが・・・本来私達の世界にある筈の人魚のアイテムが消えていますからやはり、あの少女の仕業でしょうか?」

 

「その辺は後で考えましょう。ゼッタイヤラネーダがやられてもその上がありますしね」

 

そうバトラーが呟く。

 

時を少し戻して・・・

 

響とまなつ達と直哉は以前シンフォギア世界で滞在したホテルではなく。コテージをフィーネ側が準備をしていた。

 

「「「「「うわあ奇麗」」」」まあいいんじゃないかしら」

 

「フィーネさん滞在場所の準備までありがとうございます」

 

「いや気にするな今回はこちらの都合とヤラネーダが侵攻していたからな」

 

「それはそうと、直哉お前に同化している奴も16番目のプリキュアの世界と関係しているのか?」

 

「その通りですよフィーネさん。フィーネさんには事前に伝えておきますね」

 

そして直哉は説明を始めた。

 

 

「あ、それと直哉過去の7人世界の事件があおぞら市に起こした現時点での被害が判明したわ」

 

!!

 

「「「本当」本当ですか」」

 

3人がトワに聞く。

 

「ええ、まなつ達の世界に先代プリキュアとしている筈の者のあらゆる記録が存在しないのよ」

 

「「「ええーー」」」

 

「つまりそれってどういう事?」

 

「つまりですねイベントに必要な人物が過去の7人世界が起こしたイベントによってその存在は消えたと言う事ですよひなたさん」

 

「ええーーそれはまずいじゃん」

 

「それなら大丈夫よまなつ達の先代はもうこの世にいない存在だったからこちらに避難させたの。流石に新しい体は無理だけどね」

 

「「ええーー」」

 

「まあ、緊急事態だったからね」

 

「ええ、そうですねまなつちゃん達のパワーアップイベントにも先代プリキュアが関わりますからね」

 

「「そうなんだ」」

 

のどかとひなたは直哉とトワの説明に納得した。

 

「それで直哉貴方に負担をかけるけど、先代プリキュアの魂状態を体に入れて貰える?」

 

「先代プリキュアの魂は納得してるわ直哉の中に入る事は」

 

「こういう経緯で彼女は僕に憑依しているんですよ。フィーネさん」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉とフィーネと先代プリキュア

「成程な、そう言う理由で今のお前の状況になったんだな」

 

「そう言う事になりますね」

 

「そうなると初めて会った時が懐かしいな」

 

「そうですか?」

 

「ああ」

 

ギャアラガアア」

 

 

「「「うわあああ。ぷにシールドが持たないラビ」ペン」ニャン」

 

 

「「「直哉君まだなの?」」」

 

 

「あともう少しですもう少しで・・・がはっ」

 

 

「「「直哉君」」」

 

その時直哉の背後から杖が出てきた。

 

「ぐっここで貴方が乱入しますか、フィーネ」

 

 

「ほう、私の事を知っているのか?」

 

 

「ええ、それなりにはね、それにこのタイミングで姿を見せる目的は、彼女の回収ですよね」

 

 

「ああそうだ」

 

 

そう言ったフィーネは響に近寄る。

 

 

「その女はいい研究材料になる。貰っていくぞ」

 

だが直哉がフィーネと響の間に割り込んだ。

 

 

「・・・簡単に連れて行かせると行かせると思いますか?」

 

 

「無理をするなお前のケガではその女は守れんよ」

 

 

「やってみないとわからないですよ」

 

 

 

「そうか・・・ならば死ね」

 

 

!!

 

「あの頃のお前は普通の人間と言う感じだったにだが・・・」

 

「ああ、そう言えばあの頃より力が付いたので仕方がないと思ってますよ」

 

「そうだな」

 

 

「つまりですねイベントに必要な人物が過去の7人世界が起こしたイベントによってその存在は消えたと言う事ですよひなたさん」

 

「ええーーそれはまずいじゃん」

 

「それなら大丈夫よまなつ達の先代はもうこの世にいない存在だったからこちらに避難させたの。流石に新しい体は無理だけどね」

 

「「ええーー」」

 

「まあ、緊急事態だったからね」

 

「ええ、そうですねまなつちゃん達のパワーアップイベントにも先代プリキュアが関わりますからね」

 

「「そうなんだ」」

 

のどかとひなたは直哉とトワの説明に納得した。

 

「それで直哉貴方に負担をかけるけど、先代プリキュアの魂状態を体に入れて貰える?」

 

「先代プリキュアの魂は納得してるわ直哉の中に入る事は」

 

「トワがこんな手段を取るくらいだからな」

 

「ええ、彼女の意思も尊重したようですからね」

 

「そうなのか?直哉確認だが彼女の存在を知っているのは?」

 

「一応響さんと自分とフィーネさんさんと未来さんになりますね」

 

「成程な、自分の依り代が小日向未来だからか」

 

「ええ、そう言う事です」

 

「もう1つ確認だが16番目のプリキュアの世界の連中がどうして異世界に移動する手段を手に入れたんだ?」

 

「ああ、それは」

 

「ふむ、成程貴女達が、ブルーが言っていたもう1組のプリキュアですか」

 

!!

 

グレース達は現れた者のブルーと言う言葉に警戒を強める。

 

「ああ、そう言えばお初にお目にかかります。私はあとまわしの魔女様の忠実な僕のバトラーと申します」

 

「「「「バトラー」」」」

 

「ちょっとあとまわしの魔女の部下の人が何で私達を襲うの?」

 

「すみませんね私は、霊力と言うのをに興味を持っていてですね」

 

「前回あおぞら市で貴女達の力を見る為にブルーが残したナノビョーゲンを多少アレンジさせたメガビョーゲンを放ったんですがね」

 

「あのメガビョーゲンを使ったのは貴方なの?」

 

グレースがバトラーに聞く。

 

そうですよ。それにブルーが言っていた異世界のプリキュアにも興味がありましたからね」

 

「成程なブルーと言う者の技術が、16番目のプリキュアの世界の敵に使われていると言う事か?」

 

「簡単に言えばそう言う事です」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊の行動についての確認前編

「成程なブルーと言う者の技術が、16番目のプリキュアの世界の敵に使われていると言う事か?」

 

「簡単に言えばそう言う事です」

 

「フィーネさんこちらでの特殊遊撃部隊の行動についての確認ですがトワからこう聞いているんですが、間違いないですか?」

 

「一応言っておくわ。ウィルはネフィリムを使って英雄になろうとしていた男よ」

 

「ええ――じゃ以前響さんの腕があんな事になる原因を作った人になるんですね」

 

「そう言う事よ」

 

「後ヤラネーダを使役してるのはヌメリーと言う者らしいわ」

 

「「「「「「ヌメリー」」」」」ですって」

 

「ええ、どうやらタツノオトシゴが彼女を動かしたみたいね」

 

「流石ですね私の気配を感じるとは」

 

「貴方はタツノオトシゴなの?

 

フォンテーヌが現れた者に聞く。

 

「ふむ、成程貴女達が、ブルーが言っていたもう1組のプリキュアですか」

 

!!

 

グレース達は現れた者のブルーと言う言葉に警戒を強める。

 

「ああ、そう言えばお初にお目にかかります。私はあとまわしの魔女様の忠実な僕のバトラーと申します」

 

「「「「バトラー」」」」

 

「ちょっとあとまわしの魔女の部下の人が何で私達を襲うの?」

 

「すみませんね私は、霊力と言うのをに興味を持っていてですね」

 

「前回あおぞら市で貴女達の力を見る為にブルーが残したナノビョーゲンを多少アレンジさせたメガビョーゲンを放ったんですがね」

 

「あのメガビョーゲンを使ったのは貴方なの?」

 

グレースがバトラーに聞く。

 

そうですよ。それにブルーが言っていた異世界のプリキュアにも興味がありましたからね」

 

「一体何の為に私達に興味を持つの?」

 

「それは貴女達に惹かれて彼女が出て来たら面倒ですからね」

 

「ああ、確か彼はブルーの技術で来たと言ってましたね」

 

「ああ、その理由で間違いない。私はウィル博士が求める立花響との接触を準備していた時にシンフォギア世界に再びヤラネーダが人間のやる気を奪い始めた。当初は秘密裏にお魔達に対処して貰おうとしたのだが、世界各国がワイズマンショックを思い出してな」

 

「成程ワイズマンショックですか、言い得て妙ですね」

 

「連中にはノイズですら対応出来んからな。降魔やメガビョーゲンとヤラネーダに対応など出来る筈がないからな」

 

「この映像を見てみろ」

 

そしてフィーネが、映像を再生する。

 

「まあいい、私も前任者は嫌いだったからな」

 

「そんな事より風鳴弦十郎君私が君に連絡したのは何の為なのかわかるな」

 

「はい」

 

「よろしい、ただでさえあの立花響と言う少女をいろんな国が狙っているのだから奪われるなよ」

 

政府高官がそう言うと二課との通信を切った。

 

「ふう」

 

「お疲れ様です司令」

 

「ああ、あおい君ありがとう」

 

「まあ仕方ないだろう。政府としてはメガビョーゲンとヤラネーダの存在を隠すだけで精いっぱいなのにその情報を知られたくない国に漏れているんだからな」

 

映像停止・・・

 

「御覧の通り二課にも執拗に特殊遊撃部隊の行方を捜している。私としては今回二課に接触するのはお勧めしないぞ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊の行動についての確認中編

「よろしい、ただでさえあの立花響と言う少女をいろんな国が狙っているのだから奪われるなよ」

 

政府高官がそう言うと二課との通信を切った。

 

「ふう」

 

「お疲れ様です司令」

 

「ああ、あおい君ありがとう」

 

「まあ仕方ないだろう。政府としてはメガビョーゲンとヤラネーダの存在を隠すだけで精いっぱいなのにその情報を知られたくない国に漏れているんだからな」

 

映像停止・・・

 

「御覧の通り二課にも執拗に特殊遊撃部隊の行方を捜している。私としては今回二課に接触するのはお勧めしないぞ」

 

「わかってますよ。今回ウィル博士の件があるので二課とは接触するつもりはありませんよ。こちらも響さんからウィル博士の本来の未来を聞いていますし」

 

「一応こちらもシンフォギア世界の大国と繋がりをまだ持っているという前提で面会をするので」

 

「成程な」

 

「こう言う時に記録が使えるのは有利だな」

 

「いえ、そうとも限りませんよ。フィーネさん。まあシンフォギア世界の流れを変えてしまった自分達が言うのも変ですが、フィーネさん亜種型メガビョーゲンを作ろうとしたのは特殊遊撃部隊が初めてシンフォギア世界に来た時のメガ因子を手に入れたからでしょう?」

 

「ああ、そうだな」

 

「その時点で僕達のせいですね。本来その世界に存在してはいけない物をシンフォギア世界にあるのを見落としたんですから」

 

「まあそうだが、私は亜種型メガビョーゲンを起動させる事が出来なかったしな、そこまで気にする必要があるのか?」

 

「それはありますよ現状融合世界の内部の世界では、ギリギリ本来の流れになっていたんですよ」

 

「ワイズマンが亜種型メガビョーゲンを起動しなければ」

 

「ああ、シンフォギア世界の方は、フィーネが研究していた亜種型だがな」

 

 

 

「成程なら、ゼムリア大陸にいるのはワイズマンですか?」

 

 

 

「そういう事だ。直哉」

 

 

 

「「「「「「ええ――」」」」」」

 

 

 

 

 

「そういう事ですので、とりあえずリディアンまでの亜種型メガビョーゲンを優先的に浄化しますよ」

 

 

 

「「「「「「了解」」」」」」

 

 

 

 

 

「スタート!」

 

 

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

 

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

 

 

「ラビ!」

 

 

 

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

 

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

 

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

 

 

 

「ペエ!」

 

 

 

 

 

「スタート!」

 

 

 

 

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

 

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

 

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

 

 

 

「ニャン!」

 

 

 

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

 

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

 

 

 

「キュアアース!」

 

 

 

「ワン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

そして直哉は、キュアグレースの体内に吸い込まれた。

 

 

 

「うーーのどかちゃん羨ましい」

 

 

 

「ほら行くぞ太陽」

 

 

 

そして2人の響とグレース達は、情報を得るためにリディアンに向かった。

 

「フォンテーヌとスパークルこのメガビョーゲンは一体?」

 

「ああ、そう言えばアースは初めてだったね。このメガビョーゲンは直哉君が亜種がメガビョーゲンと言ってるよ」

 

スパークルがアースに説明をする。

 

 

 

「直哉君今回出た亜種型メガビョーゲンはまさか・・・ワイズマンの仕業?」

 

「はいレイとトワもそう言っていましたよ。グレースさん」

 

そして2人の響さんとグレースさん達が浄化した亜種型メガビョーゲンは全て分身体でしたけど」

 

「ええ――」

 

「そうだったのか」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊の行動についての確認後編

ああ、そう言えばアースは初めてだったね。このメガビョーゲンは直哉君が亜種がメガビョーゲンと言ってるよ」

 

スパークルがアースに説明をする。

 

「直哉君今回出た亜種型メガビョーゲンはまさか・・・ワイズマンの仕業?」

 

「はいレイとトワもそう言っていましたよ。グレースさん」

 

そして2人の響さんとグレースさん達が浄化した亜種型メガビョーゲンは全て分身体でしたけど」

 

「ええ――」

 

「そうだったのか」

 

「はい今思えばあの亜種型メガビョーゲン騒動は一種のテストだったのかも知れませんね」

 

「テストだと」

 

「ええ、フィーネさんが起動を諦めた物をワイズマンが利用した形になったと思います」

 

「弦十郎さん。ルナ・アタック後にこの国の政府は何をしてたんですか?」

 

「ああ、ルナ・アタック後に政府のメンバーが変わってな、その新防衛大臣の秘書の一人に研究者がいてな、防衛大臣がその者をフィーネが使っていた屋敷に連れて行ったのが、一昨日なんだがみるみる亜種型メガビョーゲンが増えてな」

 

「成程なら防衛大臣が連れていた研究者が、ワイズマンの変装でしょうね」

 

!!

 

「「「「何だって――」」」何だと」

 

響の言葉に驚く弦十郎と翼達だった。

 

 

「ちなみにその研究者は、アルバと名乗りませんでしたか?」

 

「何故響君が、その研究者の名前を?」

 

「やはりそうでしたか、ワイズマン自身の世界でも偽名でアルバと名乗っていたと特殊遊撃部隊の仲間がそう言っていたので」

 

「成程な」

 

「亜種型メガビョーゲンが出てからのアルバと名乗る研究者と防衛大臣の足取りはわかってますか?」

 

 

「あおい、どうだ?」

 

「司令大変です。亜種型メガビョーゲンが出現した時を境に2人が消えました」

 

「何だと!!」

 

あおいの報告に驚く弦十郎だった。

 

「成程な」

 

 

「私が廃棄した物をこの国の政府に教えそれに対してワイズマンが手伝った事で以前の事態が、起きたと言う事だな」

 

「そうですですが、ワイズマンがシンフォギア世界から離れた隙を突き亜種型メガビョーゲンを使おうとしたんだと思います」

 

「そんな時の彼等の前に現れたのがヤラネーダが現れ今の状況になったんだと思います」

 

「それでウィル博士との会談はいつどこでするんですか?」

 

「ああ、それは・・・明日だ、場所はここだ」

 

「成程、僕達が下手に動かないで良いようにの処置ですね」

 

「ああ、ウィル博士がお前達の状況を理解した上で受けてくれた」

 

「しかしウィル博士が響さんに興味を持った切欠は何でですか?」

 

「ああ、奴が言うには」

 

 

「フォンテーヌ、ぺギタン」

 

「わかったわ」

 

「キュアスキャン!」

 

「見つけたペン。バスの下の方に雷のエレメントさんがいるペン」

 

「でも、どうするの?乗客がいるから私達やアースの技だと乗客に恐怖を与えない?」

 

 

「そうね、まずメガビョーゲンの動きを止めないと」

 

 

「そんな事はさせんぞプリキュア」

 

 

そう言いながらグワイワルが、グレース達を襲う。

 

 

「「「くっ」」」

 

「直哉君どうすればいい?」

 

 

「グレースさん。バス型メガビョーゲンを浄化するなら零距離からの一撃です」

 

「そうか、響さんに浄化をして貰うんだね」

 

「ええ、その方が乗っている乗客の事を考えると、その方が安全だと思うので」

 

「正直こういう形でのメガビョーゲンを浄化は、初めてなので」

 

 

「うん、わかるよ」

 

そしてグレース達は動き出した。

 

 

「アース、響さんメガビョーゲンを浄化するのは任せるね」

 

「ええ――私浄化出来ないよ。出来ますよシャドーにはプリキュアの力があるので」

 

 

「あ、そっかそれでアースさんにメガビョーゲンを浄化するサポートを頼のんだんだ」

 

 

「響さんが慣れない間ですけどね」

 

そして響とアースがメガビョーゲンを浄化することに成功した。

 

「あの時の映像を偶然見た事により、ウィル博士は、響に興味を持ったそうだ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

フィーネとの話の終了後

その日の夕方・・・

 

 

「響さんとまなつちゃん達少しいいですか?」

 

「あ、直哉さんどうしたんですか?」

 

「直哉君フィーネさんとの打ち合わせ終わったの?」

 

「ええ、先程終わりました」

 

「まなつちゃん皆を呼んできてくれる」

 

「はーい」

 

暫くして・・・

 

「皆さん揃いましたね早速皆に言いますね。まず響さんから言いますね」

「それでウィル博士との会談はいつどこでするんですか?」

 

「ああ、それは・・・明日だ、場所はここだ」

 

「成程、僕達が下手に動かないで良いようにの処置ですね」

 

「ああ、ウィル博士がお前達の状況を理解した上で受けてくれた」

 

「しかしウィル博士が響さんに興味を持った切欠は何でですか?」

 

「ああ、奴が言うには」

 

 

「直哉君どうすればいい?」

 

 

「グレースさん。バス型メガビョーゲンを浄化するなら零距離からの一撃です」

 

「そうか、響さんに浄化をして貰うんだね」

 

「ええ、その方が乗っている乗客の事を考えると、その方が安全だと思うので」

 

「正直こういう形でのメガビョーゲンを浄化は、初めてなので」

 

 

「うん、わかるよ」

 

そしてグレース達は動き出した。

 

 

「アース、響さんメガビョーゲンを浄化するのは任せるね」

 

「ええ――私浄化出来ないよ。出来ますよシャドーにはプリキュアの力があるので」

 

 

「あ、そっかそれでアースさんにメガビョーゲンを浄化するサポートを頼のんだんだ」

 

 

「響さんが慣れない間ですけどね」

 

そして響とアースがメガビョーゲンを浄化することに成功した。

 

「あの時の映像を偶然見た事により、ウィル博士は、響に興味を持ったそうだ」

 

「ええ――あの時にあの博士に興味を持たれたの」

 

「どうやらそのようですね」

 

「しかも博士と会うのが明日だなんて」

 

「それには僕も驚きましたよ響さん」

 

「さて今度はヤラネーダに関しての報告です」

「この映像を見てみろ」

 

そしてフィーネが、映像を再生する。

 

「まあいい、私も前任者は嫌いだったからな」

 

「そんな事より風鳴弦十郎君私が君に連絡したのは何の為なのかわかるな」

 

「はい」

 

「よろしい、ただでさえあの立花響と言う少女をいろんな国が狙っているのだから奪われるなよ」

 

政府高官がそう言うと二課との通信を切った。

 

「ふう」

 

「お疲れ様です司令」

 

「ああ、あおい君ありがとう」

 

「まあ仕方ないだろう。政府としてはメガビョーゲンとヤラネーダの存在を隠すだけで精いっぱいなのにその情報を知られたくない国に漏れているんだからな」

 

映像停止・・・

 

「御覧の通り二課にも執拗に特殊遊撃部隊の行方を捜している。私としては今回二課に接触するのはお勧めしないぞ」

 

「以上がヤラネーダに関する事です」

 

「「「「「成程」」」」ヌメリーがかなり好き勝手してるのね」

 

シンフォギア世界では、ヤラネーダに対抗策がないために世界各国がヤラネーダに対抗できると思われている響さんを探してるみたいですね」

 

「ええ――私を何でーー」

 

「そりゃあ響さんが、シンフォギア世界で降魔蝶を倒し、バス型メガビョーゲンを浄化した経緯がありますからね」

 

「そんな」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響の苦難と明日の行動の確認

「以上がヤラネーダに関する事です」

 

「「「「「成程」」」」ヌメリーがかなり好き勝手してるのね」

 

シンフォギア世界では、ヤラネーダに対抗策がないために世界各国がヤラネーダに対抗できると思われている響さんを探してるみたいですね」

 

「ええ――私を何でーー」

 

「そりゃあ響さんが、シンフォギア世界で降魔蝶を倒し、バス型メガビョーゲンを浄化した経緯がありますからね」

 

「そんな」

 

「「「「「確かに」」」」確かに直哉が響に渡したガングニール・シャドーは、私達の世界に行く前に作られたシンフォギアなのでしょう?」

 

「そうですよ。ローラさん」

 

「だったらヤラネーダに対抗は出来ないんじゃないの?」

 

「ああ、それは・・・ガングニール・シャドーもヤラネーダ対応版になっていますけど、今回は響さんはウィル博士の相手がメインの仕事となるので、基本ヤラネーダとは戦わないので」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「ええ――私も戦いたいよ」

 

「今回は我慢して下さいね。最近学力テスト落ちてますよね?成績が」

 

「う、それは・・・」

 

「ですので響さんは、ヤラネーダ関連が終わるまでに話し合いが終われば、フィーネさんとウィル博士の2人に少しでも遅れて来ている勉強も頑張ってくださいね、それはフィーネさんに体を貸している未来さんの要望ですから」

 

「ぐっ未来が直哉君に喋ったの?」

 

「そうですよ響さん。貴女も学生なので学業も大事にしてくださいね」

 

うう、わかりました」

 

「直哉さん1つ質問良いですか?」

 

「何ですかみのりさん」

 

「シンフォギア世界に来ているあとまわしの魔女の配下がブルーの技術を使っているなら降魔やメガビョーゲンを使ってきたらどうするんですか?」

 

「「ああ、確かに」」

 

みのりの質問にまなつとさんごが同意する。

 

「確かにその疑問が沸くのはわかりますがみのりさん僕の事忘れてませんか?」

 

「え」

 

「エレメントチャージ!」

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

「プリキュア!スカイヒーリングフラワー!」

 

「お大事に」

 

!!

 

その時真宮寺直哉がキュアグレースの存在を見つけた。

 

「お姉ちゃんここにもあの人がいるよ」

 

「ええ――どういう事あの人も今回の事件n関係してるの?」

 

「ならやる事は1つだな小次郎と直哉は謎の女の子と接触しろ」

 

ケンが2人に言う。

 

「「しかし、ベガと降魔軍団の数が多いのに」」

 

「フフ、奴等がエキストラプレイヤーか、良いだろう貴様達の実力見せて貰おう。サイコ・クラッシャー」

 

ベガが、キュアグレースに攻撃を仕掛けた。

 

「くっこちらに攻撃をしてくるなんて」

 

「グレースさんあの軍服の人には恐らく浄化技は効かないと思うので、ここは霊力攻撃で行きましょう」

 

そうグレースの体内にいる直哉が言う。

 

「でも真宮寺直哉く達がいるんだよいいの?」

 

「仕方がありません。行きますよグレースさん」

 

「うん」

 

「「破邪剣征・桜花放神」」

 

!!

 

「なっ貴様お前も霊力を・・・ぐおおおお」

 

!!

 

「あの女の子私と直哉君の技を使って威力は私達より強いなんて」

 

「フフ、面白いぞエキストラプレイヤーリュウとは異なる興味が沸いたぞ」

 

ベガはグレースの霊力攻撃を受けそう言う。

 

その一連を見ていたサマー達は・・・

 

「うわあ、グレースさんが浄化技以外を使うの初めて見た」

 

「あれは多分直哉さんの技だと思う」

 

「あの時見せた。破邪剣征・桜花放臣神は純粋な霊力攻撃ですので、降魔が出たら自分が対応しますよ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

花寺のどかとレイの緊急訪問前編

時を少し戻して・・・

 

直哉と響とまなつ達がシンフォギア世界に行って少しして・・・

 

融合世界のすこやか市にレイがやって来た。

 

「レイさんどうしたんですか?」

 

「すまんなのどか、お前達も準備で忙しいのに」

 

「いえ、それは構いませんがどうしたんですか?」

 

「ああ、のどか達には休暇を与えたかったんだが、出来るだけ原作世界ののどか達ともにシンフォギア世界に行ってくれないか」

 

「「ええーー」ラビ」

 

流石ですね私の気配を感じるとは」

 

「貴方はタツノオトシゴなの?

 

フォンテーヌが現れた者に聞く。

 

「ふむ、成程貴女達が、ブルーが言っていたもう1組のプリキュアですか」

 

!!

 

グレース達は現れた者のブルーと言う言葉に警戒を強める。

 

「ああ、そう言えばお初にお目にかかります。私はあとまわしの魔女様の忠実な僕のバトラーと申します」

 

「「「「バトラー」」」」

 

「ちょっとあとまわしの魔女の部下の人が何で私達を襲うの?」

 

「すみませんね私は、霊力と言うのをに興味を持っていてですね」

 

「お前達が遭遇した奴バトラーの協力者に原作世界のビョーゲンズのダルイゼンがいるのがわかったのだ」

 

「「ええーー」ラビ」

 

「どうしてビョーゲンズがあのタツノオトシゴに協力しているんですか?」

 

「それはわからんが、あくまでも仮説だがバトラーは隼人によってメガビョーゲンの存在を知っただろ」

 

誰もがそう思った時新たな絶望の始まりだった。三式光武型ヤラネーダが姿を変えた。

 

 

メガビョーゲンメガビョーゲン

 

 

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

プリキュア!ミックストロピカルは三式光武の形態変化により完全に無効化され、メガビョーゲンになぅた事により大地が、赤黒く変色していく。

 

「「「「ええ――ヤラネーダがメガビョーゲンになったーー」」」」

 

 

「ああ、成程これがあの時の答えなのね」

 

 

「ブルー様あのヤラネーダは一体?」

 

「ああ、バトラーか何お前から数個貸してもらった球を俺達の持つ記憶にある奴を、現実に実体化出来るか?あの者に渡して試したんだ。勿論エルダちゃんが使うやり方でも使う事は出来るがな」

 

 

「成る程記憶の物を具現化ですか、そうなれば実際に戦った者にしか倒せませんな」

 

「嫌それはわからん。あの少年に貸したのはあくまで試験的に作り上げた物であり、別の因子もいれているからな」

 

 

「別の因子ですか? 」

 

「あの時からバトラーがメガビョーゲンに興味を持ったとしてもおかしくはないだろ?」

 

「確かにバトラーはメガビョーゲンに興味を持っていましたね」

 

のどかが思い出す。

 

 

「貴方はタツノオトシゴなの?

 

フォンテーヌが現れた者に聞く。

 

「ふむ、成程貴女達が、ブルーが言っていたもう1組のプリキュアですか」

 

!!

 

グレース達は現れた者のブルーと言う言葉に警戒を強める。

 

「ああ、そう言えばお初にお目にかかります。私はあとまわしの魔女様の忠実な僕のバトラーと申します」

 

「「「「バトラー」」」」

 

「ちょっとあとまわしの魔女の部下の人が何で私達を襲うの?」

 

「すみませんね私は、霊力と言うのをに興味を持っていてですね」

 

「前回あおぞら市で貴女達の力を見る為にブルーが残したナノビョーゲンを多少アレンジさせたメガビョーゲンを放ったんですがね」

 

「あのメガビョーゲンを使ったのは貴方なの?」

 

グレースがバトラーに聞く。

 

そうですよ。それにブルーが言っていた異世界のプリキュアにも興味がありましたからね」

 

「一体何の為に私達に興味を持つの?」

 

「それは貴女達に惹かれて彼女が出て来たら面倒ですからね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

花寺のどかとレイの緊急訪問中編

「あのメガビョーゲンを使ったのは貴方なの?」

 

グレースがバトラーに聞く。

 

そうですよ。それにブルーが言っていた異世界のプリキュアにも興味がありましたからね」

 

「一体何の為に私達に興味を持つの?」

 

「それは貴女達に惹かれて彼女が出て来たら面倒ですからね」

 

「確かに彼はそう言ってましたね」

 

「しかし、レイさんバトラーにとってはメガビョーゲンを使えるのは、魅力かも知れませんが」

 

「ビョーゲンズ側のメリットが少なすぎると思います」

 

そう言ってのどかが思い出す。

 

「実はね、キングビョーゲン様と貴女達の長であるレイとトワとの話し合いが行われたの貴女達が、この世界に来た頃に」

 

 

「「「ええ――」」」

 

のどか達はシンドイ―ネの言葉に驚いていた。

 

 

「成る程キングビョーゲンとこちらの2人が話し合った結果シンドイ―ネとダルイゼンがこちらに協力する事になったんですね」

 

 

「そうよ、キングビョーゲン様としては融合世界周辺の世界に力を行使してもいいと考えてるけど、今回は看過出来ないようなのね」

 

 

「成る程自分の復活に必要な融合世界の周辺ならいいが、関係ない世界でのメガビョーゲンを使われるのが嫌なんですね」

 

 

「何か意外、キングビョーゲンは全部侵略したいと思ってたよ」

 

 

「そんな事しても無駄じゃん。世界なんて1つでいいよ」

 

 

「俺はそう思うけど」

 

 

「ダルイゼン」

 

「それで直哉ブルーは何体ナノビョーゲンを使った?」

 

 

「僕達が把握してるのは4体ですね」

 

「ああ、確かに融合世界のキングビョーゲンはそんな感じだな。まあ付け加えるならこんな事も言ってたな」

 

 

「ご苦労だったな。ワイズマン我の無茶な依頼を受けさせて」

 

「いいえ私は研究者として可能性を探るのが、好きなので構いませんよキングビョーゲン」

 

「そうか、して首尾はどうだ?」

 

「キングビョーゲン貴方が求めるもう一つのビョゲーンキングダムとすこやか市を融合世界に引きずり込むのはあと少しの時間と検証が必要となりますが、一つ教えてください」

 

「何だ?」

 

「キングビョゲーン貴方はそんなにもう一つの・・・原作世界に興味を持つのですか」

 

「進化の為だ」

 

「進化ですか」

 

「こんな事を言って言っていたから、原作世界のキングビョーゲンも似たものだと思っていたが、そうか原作世界のキングビョーゲンだからこそ警戒してこの動きになったのかも知れないな」

 

「どういう事です」

 

そしてレイが話し出す。

 

「何!!キングビョーゲンの命令だと」

 

「そうっすよ」

 

バテデモーダは直哉に説明をする。

 

「まて、バテデモーダお前には紫藤直哉を守ってもらう」

 

「え、どういう事ですか?」

 

「何、我らの世界の本来の流れを壊す者がこちらに来たようだからな」

 

「ええ――それは本当ですか?」

 

「ああ、トワから連絡が突然来たのだ」

 

「ああ、そうなんすね」

 

「そう言う事だ、地球を蝕むのはダルイゼンに任せておけいいな」

 

「了解っす」

 

そう言って、バテデモーダも出撃した。

 

「成程、トワがキングビョーゲンを通してバテデモーダお前をここに来させたのか」

 

「そういう事っす」

 

「後バテデモーダ確認だが、ダルイゼンが動いた時おれはどうしたらいい?」

 

「ああ、それならもうダルイゼンとキュアグレース達3人は、ダルイゼンと戦ってますけどね」

 

「成程お前達ビョーゲンズも流れを知ってるんだな」

 

「知ってるのは自分とキングビョーゲン様だけっすけど」

 

「なら、4人目のプリキュアをこちらに呼ぶべきか?」

 

「その必要無いみたいですよ宿主さん」

 

「「ええーー」ラビ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

花寺のどかとレイの緊急訪問後編

「成程お前達ビョーゲンズも流れを知ってるんだな」

 

「知ってるのは自分とキングビョーゲン様だけっすけど」

 

「なら、4人目のプリキュアをこちらに呼ぶべきか?」

 

「その必要無いみたいですよ宿主さん」

 

「「ええーー」ラビ」

 

「ちょっと待って下さい。レイさん」

 

「成程お前達ビョーゲンズも流れを知ってるんだな」

 

「知ってるのは自分とキングビョーゲン様だけっすけど」

 

「その事が事実なら融合世界のビョーゲンズが余り表に出て来なかったのはそう言う理由で良いんですか?」

 

 

「ああ、トワとキングビョーゲンの友好と言う禁じ手を使った結果、お前達の知るあれに繋がったのだ」

 

 

「ちょっとダルイゼンとシンドイ―ネが、直哉君に仕えると言うのはどういう事?」

 

 

ひなたがシンドイ―ネに聞く。

 

 

「実はね、キングビョーゲン様と貴女達の長であるレイとトワとの話し合いが行われたの貴女達が、この世界に来た頃に」

 

 

「「「ええ――」」」

 

のどか達はシンドイ―ネの言葉に驚いていた。

 

 

「成る程キングビョーゲンとこちらの2人が話し合った結果シンドイ―ネとダルイゼンがこちらに協力する事になったんですね」

 

 

「そうよ、キングビョーゲン様としては融合世界周辺の世界に力を行使してもいいと考えてるけど、今回は看過出来ないようなのね」

 

 

「成る程自分の復活に必要な融合世界の周辺ならいいが、関係ない世界でのメガビョーゲンを使われるのが嫌なんですね」

 

 

「何か意外、キングビョーゲンは全部侵略したいと思ってたよ」

 

 

「そんな事しても無駄じゃん。世界なんて1つでいいよ」

 

 

「俺はそう思うけど」

 

 

「ダルイゼン」

 

「それで直哉ブルーは何体ナノビョーゲンを使った?」

 

 

「僕達が把握してるのは4体ですね」

 

 

「そうかなら後6体はメガビョーゲン系を出してくるかもな」

 

「ワイズマンは少なくとも10体のナノビョーゲンをブルーに渡している筈だからな」

 

 

「そうですかありがとう。ダルイゼン」

 

 

「・・・ふん」

 

「「成程」ラビ」

 

「それじゃあ、あの時本来ならいない陸上大会でバテデモーダがいたのは」

「「「ダルイゼン」」」

 

「陸上大会をよくも台無しにしたわね」

 

「そんなの知らないね。俺は紫藤直哉のいる所を蝕めと言われただけだし」

 

「「「なんですって」」」

 

「それに俺ばかりに、構っていいの?そろそろバテデモーダが、紫藤直哉を襲ってるかもね」

 

!!

 

「「グレース」」

 

「あの時ダルイゼンの言葉は嘘だったんですか?」

 

「花寺のどかそれを今我に聞くのか?」

 

「え、だってあの時は・・・」

「「「直哉君大丈夫?」」」

 

紫藤直哉が佐谷直哉に問いかけた時、グレースとフォンテーヌとスパークルがやって来た。

 

「うええ、何あれ気持ち悪いんだけど」

 

「皆さんあれは、米田健二によって殺された人間佐谷直哉の魂です」

 

 

「「「「「「ええーー」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「ちょっと待って佐谷直哉君は、米田健二に吸収された筈それがどうしてこちらに来てるの?」

 

グレースが融合世界の直哉に聞く。

 

「へえ、、ピンクのお姉さんも僕の事よく知ってるね。かなり前の世界の事だけど知っていてくれて嬉しいな」

 

「それで貴方の目的は何?」

 

「僕の目的は米田健二を倒す為に、そこにいる紫藤直哉君の体と力が欲しいのさ」

 

!!

 

佐谷直哉の目的を知るとグレースとフォンテーヌとスパークルが警戒を強める。

 

 

「ああ、慌てないでよ。僕も漸く自由になる順番が来たのだから遊びたいからね」

 

「それじゃあね融合世界の紫藤直哉君」

 

そう言って魂状態の佐谷直哉は転移をした。

 

バテデモーダの事より佐谷直哉さんの方に集中してたので」

 

「成程な」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

3つのプリキュアの共闘に向けて

「僕の目的は米田健二を倒す為に、そこにいる紫藤直哉君の体と力が欲しいのさ」

 

!!

 

佐谷直哉の目的を知るとグレースとフォンテーヌとスパークルが警戒を強める。

 

 

「ああ、慌てないでよ。僕も漸く自由になる順番が来たのだから遊びたいからね」

 

「それじゃあね融合世界の紫藤直哉君」

 

そう言って魂状態の佐谷直哉は転移をした。

 

バテデモーダの事より佐谷直哉さんの方に集中してたので」

 

「成程な」

 

「こちらものどか達にビョーゲンズとの関係を言わなかったのが原因でもあるが、もうビョーゲンズとの共闘もそれなりにしたからな、ここで伝える為に来たのもあるがのどか落ち着いて聞いて欲しい」

 

「はい」

 

「管理者の神殿に現れた和実ゆいとコメコメは、以前の飛鳥と薫が陥ったヤラネーダ関連が原因と言う調査結果が出た。

 

「ええ――」

 

のどかはレイの言葉に驚く。

 

「「「「飛鳥ちゃん。薫ちゃん」」」」

 

 

「あれが、桜花の言っていた直哉の娘達ですか」

 

 

「あんた達声が大きいよ」

 

 

「「「「ごめんなさい」」」」

 

 

「うんこの声リューネさん?」」

 

 

「そうだよ。久しぶりフォンテーヌとスパークル」

 

「「ええーーリューネさんがどうしてここに」」

 

 

 

「実はバゴニアと言う国が不穏な動きをしていると言う情報を得た私とマサキが調査をする為に向かったら2人の魔装機神が捕獲されてて私達が助けたんだけど」

 

 

「その時から2人がこの状態だったんですね」

 

 

「ああ、そうなんだ」

 

「直哉私が、2人を見ていいですか?」

 

 

「うんアースお願いできるかな?」

 

「はい」

 

 

「これは・・・2人の活動意欲のエネルギーがほとんどありません」

 

 

「活動意欲エネルギーって何?」

 

 

「つまり飛鳥ちゃんと薫ちゃんは、やる気を何者かに奪われたのよ」

 

 

「うええ、やる気を――」

 

「じゃあ17番目のプリキュアの世界にヤラネーダが出たんですか?」

 

「いや、それは無いな。そうでなければあの時に驚く意味がないからな」

 

「あ、そう言えばそうだ」

 

のどかが思い出す。

 

 

「何よこのノイズと降魔と言うのは?」

 

ローズマリーが直哉に聞く。

 

「えーと融合世界の特殊遊撃部隊の主だった敵勢力ですね」

 

 

「もしかしてトワ特殊遊撃部隊のの基本的な事をローズマリーさんに言ってないんですか?」

 

「だって面倒だから・・・てへ」

 

「・・・直哉トワが融合世界の神様で良いのって思うんだけど?」

 

ローラがそう言う。

 

「はあ、仕方ありませんねローズマリーさん今度はこちらの映像を見て下さい」

 

 

「この映像に映っているのはキュアサマー達の世界で僕達の中で16番目のプリキュアの世界と言う事もあります」

 

「あれが人間と言うの?信じられないんだけど」

 

「ええ、あれはまだ特殊な人間の部類に入りますけどね」

 

「ローズマリーさん貴女達が特殊遊撃部隊の協力者になる場合本来なら遭遇しない存在とも場合によっては戦う事をお願いするかもしれませんよ」

 

「まあ、どうしても無理ならば、今管理者の神殿にいる仲間と一緒に17番目のプリキュアの世界に戻るまでトワが面倒を見ますが」

 

「そうだ、それに和実ゆい達が管理者の神殿に来る前にヤラネーダにやられたとわかった以上直哉に伝えなければいけないが、シンフォギア世界にいる以上管理者の神殿を通じての通信は避けたいのだ」

 

「そこで融合世界ののどか達と17番目のプリキュアの世界の人物をシンフォギア世界に行って貰う事となった」

 

「「ええーー」ラビ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第17章 シンフォギア世界混乱編
会談当日1 響とフィーネとウィル博士の会談の裏で


「あのー直哉さん今日私達と行動していて良いんですか?」

 

あすかが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・響さん側にはフィーネさんがいますから大丈夫です。万が一何かがあればトワが動きますよ。それに響さんは僕がいると真面目にならないので」

 

「はあ、そう言うのがたまにみえますけど、あすみません」

 

「別に気にしてませんよ。僕としては会談はおまけのような感じで注意はしてますが」

 

 

「一応言っておくわ。ウィルはネフィリムを使って英雄になろうとしていた男よ」

 

「ええ――じゃ以前響さんの腕があんな事になる原因を作った人になるんですね」

 

「そう言う事よ」

 

「後ヤラネーダを使役してるのはヌメリーと言う者らしいわ」

 

「「「「「「ヌメリー」」」」」ですって」

 

「ええ、どうやらタツノオトシゴが彼女を動かしたみたいね」

 

「流石ですね私の気配を感じるとは」

 

「貴方はタツノオトシゴなの?

 

フォンテーヌが現れた者に聞く。

 

「ふむ、成程貴女達が、ブルーが言っていたもう1組のプリキュアですか」

 

!!

 

グレース達は現れた者のブルーと言う言葉に警戒を強める。

 

「ああ、そう言えばお初にお目にかかります。私はあとまわしの魔女様の忠実な僕のバトラーと申します」

 

「「「「バトラー」」」」

 

「ちょっとあとまわしの魔女の部下の人が何で私達を襲うの?」

 

「すみませんね私は、霊力と言うのをに興味を持っていてですね」

 

「前回あおぞら市で貴女達の力を見る為にブルーが残したナノビョーゲンを多少アレンジさせたメガビョーゲンを放ったんですがね」

 

「あのメガビョーゲンを使ったのは貴方なの?」

 

グレースがバトラーに聞く。

 

そうですよ。それにブルーが言っていた異世界のプリキュアにも興味がありましたからね」

 

「僕としてはトワとレイはあとまわしの魔女の配下達の行動の方が強く警戒するべきと思います」

 

「それはどうしてそう思うのですか?」

 

「今回と前回のヤラネーダの動きに関してですが、あとまわしの魔女の意思でゼムリア大陸やシンフォギア世界に対しての攻撃を始めたとは思えないんですよね」

 

「つまり直哉さんは今回の一連の事件には魔女の意思は全く反映していないと言うんですね」

 

「ええ、むしろあのバトラーが主犯だと考えていますけど正直確定してないので何とも言えませんけどね」

 

「あすか先輩直哉さん、もうすぐ私達の番だよ」

 

「ああ、今行く」

 

そして直哉とまなつ達はフィーネが準備をしていたチケットで入れる野外ライブに来ていた。

 

「とりあえずあすかさん僕が今話した事をライブ中にまなつちゃん達に話しておいてください」

 

「わかりました、直哉さん1人で行く気ですか?」

 

「ええ、どうも相手もそれを望んでいるみたいですしね」

 

わかりました。でも無理はしないで下さいね」

 

「無理するつもりはありませんが、野外ライブ側にいつヤラネーダがでるかもしれないので、気をつけて」

 

「わかりました」

 

そして2人は、それぞれ別の場所に向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

会談当日2 直哉の想定外の彼との再会

「そろそろ出て来たらどうだ?佐谷直哉」

 

「うーんもう少し驚いても良いんじゃない?」

 

「これでも十分に驚いているぞ、ここはシンフォギア世界にお前がいる事はな」

 

「ふーんそれにしても花寺直哉君だよね居間は?」

 

「ああ、それは・・・それがどうかしたか」

 

「いや君も大変だなと思ってさ」

 

「そうか、なら本題に入ってくれ」

 

「わかったよ仕事熱心だね」

 

そして佐谷直哉は融合世界の映像を直哉に見せた。

 

 

「成程な」

 

「こちらものどか達にビョーゲンズとの関係を言わなかったのが原因でもあるが、もうビョーゲンズとの共闘もそれなりにしたからな、ここで伝える為に来たのもあるがのどか落ち着いて聞いて欲しい」

 

「はい」

 

「管理者の神殿に現れた和実ゆいとコメコメは、以前の飛鳥と薫が陥ったヤラネーダ関連が原因と言う調査結果が出た。

 

「ええ――」

 

のどかはレイの言葉に驚く。

 

 

「そうだ、それに和実ゆい達が管理者の神殿に来る前にヤラネーダにやられたとわかった以上直哉に伝えなければいけないが、シンフォギア世界にいる以上管理者の神殿を通じての通信は避けたいのだ」

 

「そこで融合世界ののどか達と17番目のプリキュアの世界の人物をシンフォギア世界に行って貰う事となった」

 

「「ええーー」ラビ」

 

映像停止・・・

 

「何だと!!17番目のプリキュアの世界から来た子達がヤラネーダにやられていただと」

 

「うんそうみたいだね、僕としては君に教える義理は無いんだけどね」

 

「まさか、バトラーが原作世界のキングビョーゲン達に協力要請をしていたとは」

 

「君達の世界の神様達も動き出したみたいだね」

 

「確認したいのだが、いいか?」

 

「うん良いよ」

 

「佐谷直哉、お前はどう動くつもりだ?」

 

「うーん僕としては、関与する気はないけどそろそろ真宮寺直哉が、目覚める頃だからね」

 

「彼は僕と違って好戦的だからね」

 

 

「貴方があのヤラネーダを生み出したの?」

 

「ああ、そうだぜ、今回はその時に捕獲した新生帝国華撃団のメンバーやる気を使ってこれを作ったんだぜ」

 

「ちょっとそこまでなんで言うのよ」

 

 

「別にいいだろ。やれゼンゼンヤラネーダ」

 

 

「皆行くよ」

 

「「「うん」」ああ」

 

 

 

「行くよコーラル」

 

「うんサマー」

 

「ハートルージュロッド!」

 

「プリキュア!おてんとサマーストライク!」

 

「ハートルージュロッド!」

 

 

「プリキュア!もこもこコーラルディフュージョン!」

 

ハートルージュロッド!」

 

 

「プリキュア !ぱんぱかパパイアショット!」

 

「ハートルージュロッド!」

 

 

「プリキュア!ぶっとびフラミンゴスマッシュ!

 

 

「「「「ビクトリー!」」」」

 

「おいおいお前達よく見ろよ」

 

「「「「「えー―ヤラネーダが浄化してない」」」」

 

「あはは、ならばこちらだな。アルビトル・ダンフェール」

 

真宮寺直哉の言葉を受けて無限型ゼンゼンヤラネーダが魔法陣から無数の魔導弾が発射された。

 

 

 

!!

 

「「「「それはクラリスさんのきゃあああ」」」」

 

 

無限型ゼンゼンヤラネーダの攻撃によりサマー達は変身が解けてしまった。

 

 

「「「「うう」」」」

 

「よしゼンゼンヤラネーダ夏海まなつのやる気を奪え」

 

ヤラネーダヤラネーダ」

 

 

そして全然ヤラネーダはまなつのやる気虹色を奪った。

 

まなつのやる気は、ゼンゼンヤラネーダ体内に取り込まれた。

 

「確かにな、奴よりはまだ佐谷直哉がいいな」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

野外ライブと合流前編

「嬉しい事を言ってくれるね」

 

俺は事実を言っただけだ、事実俺は真宮寺直哉の両方の人格を見てるからな」

 

「そうか、君は異界事変の時に表の人格を見たんだったね」

 

「ああ」

 

そして花寺直哉が思い出す。

 

 

「エレメントチャージ!」

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

「プリキュア!スカイヒーリングフラワー!」

 

「お大事に」

 

!!

 

その時真宮寺直哉がキュアグレースの存在を見つけた。

 

「お姉ちゃんここにもあの人がいるよ」

 

「ええ――どういう事あの人も今回の事件n関係してるの?」

 

「ならやる事は1つだな小次郎と直哉は謎の女の子と接触しろ」

 

ケンが2人に言う。

 

「「しかし、ベガと降魔軍団の数が多いのに」」

 

「フフ、奴等がエキストラプレイヤーか、良いだろう貴様達の実力見せて貰おう。サイコ・クラッシャー」

 

ベガが、キュアグレースに攻撃を仕掛けた。

 

「くっこちらに攻撃をしてくるなんて」

 

「グレースさんあの軍服の人には恐らく浄化技は効かないと思うので、ここは霊力攻撃で行きましょう」

 

そうグレースの体内にいる直哉が言う。

 

「でも真宮寺直哉く達がいるんだよいいの?」

 

「仕方がありません。行きますよグレースさん」

 

「うん」

 

「「破邪剣征・桜花放神」」

 

!!

 

「なっ貴様お前も霊力を・・・ぐおおおお」

 

!!

 

「あの女の子私と直哉君の技を使って威力は私達より強いなんて」

 

「フフ、面白いぞエキストラプレイヤーリュウとは異なる興味が沸いたぞ」

 

ベガはグレースの霊力攻撃を受けそう言う。

 

その一連を見ていたサマー達は・・・

 

「うわあ、グレースさんが浄化技以外を使うの初めて見た」

 

「あれは多分直哉さんの技だと思う」

 

「成程だけどあの軍服の叔父さんの技もあり得ないんだけど」

 

「ああ、あの時は自分も驚いたぞ真宮寺直哉の表人格があんな少年だとは思わなかったからな」

 

「確かに裏とは落差があるね」

 

佐谷直哉がそう言う。

 

「さて後は君達に任せるよ」

 

「はあ、どういう事だよ」

 

「だって彼女達が来るんだよ」

「「「直哉君大丈夫?」」」

 

紫藤直哉が佐谷直哉に問いかけた時、グレースとフォンテーヌとスパークルがやって来た。

 

「うええ、何あれ気持ち悪いんだけど」

 

「皆さんあれは、米田健二によって殺された人間佐谷直哉の魂です」

 

 

「「「「「「ええーー」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「ちょっと待って佐谷直哉君は、米田健二に吸収された筈それがどうしてこちらに来てるの?」

 

グレースが融合世界の直哉に聞く。

 

「へえ、、ピンクのお姉さんも僕の事よく知ってるね。かなり前の世界の事だけど知っていてくれて嬉しいな」

 

「それで貴方の目的は何?」

 

「僕の目的は米田健二を倒す為に、そこにいる紫藤直哉君の体と力が欲しいのさ」

 

!!

 

佐谷直哉の目的を知るとグレースとフォンテーヌとスパークルが警戒を強める。

 

「絶対前回のような事になるからね」

 

「ああ、成程」

 

2人の直哉が納得した時レイの要請を受けて、彼女達が来た。

 

「「「大丈夫直哉君」」」

 

「ほらねやっぱり来たよ」

 

そう佐谷直哉が言う。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

野外ライブと合流後編

「「「大丈夫直哉君」」」

 

「ほらねやっぱり来たよ」

 

そう佐谷直哉が言う。

 

「ああ、そうだな」

 

「それじゃあまたね融合世界の直哉君」

 

そう言って佐谷直哉が消える。

 

 

そして合流して来たのどか達が直哉に説明をする。

 

「こちらものどか達にビョーゲンズとの関係を言わなかったのが原因でもあるが、もうビョーゲンズとの共闘もそれなりにしたからな、ここで伝える為に来たのもあるがのどか落ち着いて聞いて欲しい」

 

「はい」

 

「管理者の神殿に現れた和実ゆいとコメコメは、以前の飛鳥と薫が陥ったヤラネーダ関連が原因と言う調査結果が出た。

 

「ええ――」

 

のどかはレイの言葉に驚く。

 

「そうだ、それに和実ゆい達が管理者の神殿に来る前にヤラネーダにやられたとわかった以上直哉に伝えなければいけないが、シンフォギア世界にいる以上管理者の神殿を通じての通信は避けたいのだ」

 

「そこで融合世界ののどか達と17番目のプリキュアの世界の人物をシンフォギア世界に行って貰う事となった」

 

「「ええーー」ラビ」

 

「成程やはり彼、佐谷直哉が僕に伝えた事は事実でしたか」

 

「え、どういう事直哉君?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「あ、気にしなくて大丈夫ですよ。僕も彼からのどかさんがレイさんから聞いた内容を聞かされたので、そして17番目のプリキュアの世界のあの2人を助ける為に皆さんが来たんですよね」

 

「そうだよ直哉っち」

 

「それで直哉はどうしてここにいたんです?」

 

アスミが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・」

 

「僕としてはトワとレイはあとまわしの魔女の配下達の行動の方が強く警戒するべきと思います」

 

「それはどうしてそう思うのですか?」

 

「今回と前回のヤラネーダの動きに関してですが、あとまわしの魔女の意思でゼムリア大陸やシンフォギア世界に対しての攻撃を始めたとは思えないんですよね」

 

「つまり直哉さんは今回の一連の事件には魔女の意思は全く反映していないと言うんですね」

 

「ええ、むしろあのバトラーが主犯だと考えていますけど正直確定してないので何とも言えませんけどね」

 

「あすか先輩直哉さん、もうすぐ私達の番だよ」

 

「ああ、今行く」

 

そして直哉とまなつ達はフィーネが準備をしていたチケットで入れる野外ライブに来ていた。

 

「とりあえずあすかさん僕が今話した事をライブ中にまなつちゃん達に話しておいてください」

 

「わかりました、直哉さん1人で行く気ですか?」

 

「ええ、どうも相手もそれを望んでいるみたいですしね」

 

わかりました。でも無理はしないで下さいね」

 

「無理するつもりはありませんが、野外ライブ側にいつヤラネーダがでるかもしれないので、気をつけて」

 

「わかりました」

 

そして2人は、それぞれ別の場所に向かった。

 

「こういう理由で佐谷直哉が僕を呼んでいたので、来たら先程言ったのどかさん達がレイさんから聞いた同じ内容を聞いたんですよ」

 

「「「「成程」」」」

 

「それでのどかさん17番目のプリキュアの世界の2人はどうしてますか?」

 

「うんとりあえずシンフォギア世界がどういう状況か確認してからローズマリーさんに連絡してから来て貰う形にしてるよ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

予定変更と集合前編

「こういう理由で佐谷直哉が僕を呼んでいたので、来たら先程言ったのどかさん達がレイさんから聞いた同じ内容を聞いたんですよ」

 

「「「「成程」」」」

 

「それでのどかさん17番目のプリキュアの世界の2人はどうしてますか?」

 

「うんとりあえずシンフォギア世界がどういう状況か確認してからローズマリーさんに連絡してから来て貰う形にしてるよ」

 

「成程ならば、ひとまずまなつちゃん達と合流して一旦響さん達のいる所で、今後の事を話し合いましょう」

 

「「「「了解」」」」

 

そして直哉達はまなつ達と合流する為野外ライブの会場に向かった。

 

その頃まなつ達は、あすかから直哉がいなくなった理由を聞いていた。

 

「僕としてはトワとレイはあとまわしの魔女の配下達の行動の方が強く警戒するべきと思います」

 

「それはどうしてそう思うのですか?」

 

「今回と前回のヤラネーダの動きに関してですが、あとまわしの魔女の意思でゼムリア大陸やシンフォギア世界に対しての攻撃を始めたとは思えないんですよね」

 

「つまり直哉さんは今回の一連の事件には魔女の意思は全く反映していないと言うんですね」

 

「ええ、むしろあのバトラーが主犯だと考えていますけど正直確定してないので何とも言えませんけどね」

 

「あすか先輩直哉さん、もうすぐ私達の番だよ」

 

「ああ、今行く」

 

そして直哉とまなつ達はフィーネが準備をしていたチケットで入れる野外ライブに来ていた。

 

「とりあえずあすかさん僕が今話した事をライブ中にまなつちゃん達に話しておいてください」

 

「わかりました、直哉さん1人で行く気ですか?」

 

「ええ、どうも相手もそれを望んでいるみたいですしね」

 

わかりました。でも無理はしないで下さいね」

 

「無理するつもりはありませんが、野外ライブ側にいつヤラネーダがでるかもしれないので、気をつけて」

 

「わかりました」

 

「あすか先輩直哉さんはそう言って1人で行ったんですね?」

 

「ああ」

 

まなつの質問にあすかがそう答える。

 

「まったく何で直哉は1人でやろうとするのかしら」

 

「それは、今自由に動けるのが直哉さん自身だからじゃない」

 

「どういう意味よさんご」

 

ローラがさんごに聞く。

 

「皆思い出して」

 

 

「御覧の通り二課にも執拗に特殊遊撃部隊の行方を捜している。私としては今回二課に接触するのはお勧めしないぞ」

 

「以上がヤラネーダに関する事です」

 

「「「「「成程」」」」ヌメリーがかなり好き勝手してるのね」

 

シンフォギア世界では、ヤラネーダに対抗策がないために世界各国がヤラネーダに対抗できると思われている響さんを探してるみたいですね」

 

「ええ――私を何でーー」

 

「そりゃあ響さんが、シンフォギア世界で降魔蝶を倒し、バス型メガビョーゲンを浄化した経緯がありますからね」

 

「ヌメリー達の目的はやる気パワーを集めるのが目的だよね」

 

「「「「うん」」ああ」そうね」

 

「でもあおぞら市だと私達がいるから、なかなか集められなかったけど、私達が融合世界の直哉さん達に会ったようにあとまわしの魔女達もブルーの技術を使ってやる気パワーを集めるようにしたのなら」

 

「恐らくこの野外ライブもヌメリーを誘う為の罠だと思うんだ」

 

「「「「成程」」」」

 

「つまり直哉さんは自分がここにいるとヌメリー達に気づいてしまうからいないと言う事なのかな」

 

「そこまではわからないけど」

 

「ヤラネーダヤラネーダ

 

その時ゼンゼンヤラネーダが野外ライブ会場に現れた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

予定変更と集合後編

「「「「「ええーー本当にヤラネーダがシンフォギア世界に出たー」」」」」

 

「皆行こう」

 

「「「「うん」」ああ」ええ」

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

 

「ドレス!」

 

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「今日も元気だ!」

 

 

「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」」

 

「皆一気に行こう」

 

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

「「「「ビクトリー!」」」」

 

「ふう、浄化出来たけどヌメリー達いなかったね」

 

「「うん」ええ」ああ」

 

ひとまずここから離れよう。今直哉さんから連絡が来たから」

 

フラミンゴがそう言う。

 

「「「「了解」」」」

 

そしてサマー達は直哉との合流の為に移動を始めた。

 

その頃二課では・・・

 

「どうだあおい、やはりあの怪物はあれと同種なのか?」

 

「はい間違いありません」

 

「となると・・・」

 

弦十郎は思い出していた。

 

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

「「「「ビクトリー!」」」」

 

 

そして浮き輪型ヤラネーダが浄化された筈だった。だが・・・」

 

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

「「「「「ええーー嘘――浄化した筈なのに」」」」」

 

サマー達の背後に再び浮き輪型ヤラネーダが現れた。

 

「「「「何だと」何だって」」」

 

弦十郎達は、再び出て来た浮き輪型ゼンゼンヤラネーダに驚いていた。

 

「一体どういう事だよ?私にはあの怪物は確かに倒されたように見えたぞ」

 

「私にも見えたよ奏」

 

「あおい、今回の怪物を倒した光も依然と同じもので間違いないんだな?」

 

「はいそれは間違いないです」

 

「とすると彼等がこちらの世界に来ている事になるがどうして二課に連絡が無いかと言われれば、こちらの世界各国が彼等を追いかけているからな」

 

 

「まあいい、私も前任者は嫌いだったからな」

 

「そんな事より風鳴弦十郎君私が君に連絡したのは何の為なのかわかるな」

 

「はい」

 

「よろしい、ただでさえあの立花響と言う少女をいろんな国が狙っているのだから奪われるなよ」

 

政府高官がそう言うと二課との通信を切った。

 

「ふう」

 

「お疲れ様です司令」

 

「ああ、あおい君ありがとう」

 

「まあ仕方ないだろう。政府としてはメガビョーゲンとヤラネーダの存在を隠すだけで精いっぱいなのにその情報を知られたくない国に漏れているんだからな」

 

「つくづく俺達の世界は駄目な世界だろうな」

 

弦十郎がそう呟く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ウィル博士と立花響の会談

時を少し戻して・・・

 

「初めまして貴女が、立花響さんですね」

 

「はい、貴方は英雄好きのウィル博士ですよね?」

 

「おお、自分の事を知って貰えてるとは嬉しいですね」

 

「どうしてウィル博士はフィーネさんを通じて私と会いたいと言って来たんです?」

 

「ああ、それは」

 

見つけたペン。バスの下の方に雷のエレメントさんがいるペン」

 

「でも、どうするの?乗客がいるから私達やアースの技だと乗客に恐怖を与えない?」

 

 

「そうね、まずメガビョーゲンの動きを止めないと」

 

 

「そんな事はさせんぞプリキュア」

 

 

そう言いながらグワイワルが、グレース達を襲う。

 

 

「「「くっ」」」

 

「直哉君どうすればいい?」

 

 

「グレースさん。バス型メガビョーゲンを浄化するなら零距離からの一撃です」

 

「そうか、響さんに浄化をして貰うんだね」

 

「ええ、その方が乗っている乗客の事を考えると、その方が安全だと思うので」

 

「正直こういう形でのメガビョーゲンを浄化は、初めてなので」

 

 

「うん、わかるよ」

 

そしてグレース達は動き出した。

 

 

「アース、響さんメガビョーゲンを浄化するのは任せるね」

 

「ええ――私浄化出来ないよ。出来ますよシャドーにはプリキュアの力があるので」

 

 

「あ、そっかそれでアースさんにメガビョーゲンを浄化するサポートを頼のんだんだ」

 

 

「響さんが慣れない間ですけどね」

 

そして響とアースがメガビョーゲンを浄化することに成功した。

 

「私は、あの戦いを見て衝撃を受けました」

 

「あはは、ありがとうございます」

 

「そして私は考えたんです。今自分が所属する部隊より貴女達がいる組織に行きたいとね」

 

「ええ――困りますよ。博士にはフロンティア事変を起こして貰わないとこの世界のバランスが崩れるので」

 

「ああ、やはりフィーネの言う通り立花響さんには自分の計画が知られているんですね」

 

「すいませんでも、私達はウィル博士の計画は最低限の干渉で終わらせるつもりですので」

 

「成程」

 

「つまり貴女達が私の計画に干渉する場合は今のような状況にでもならないと干渉しないのですね?」

 

「簡単に言えばそうですね」

 

ええ――またなの」

 

「はいですが響さんにとってはちらが重要ですよ」

 

「まあ、その辺は気にしなくて良いわ。大事なのはフィーネの情報によると特殊遊撃部隊とコンタクトを取りたいと言っている人物がいるらしいのよ」

 

「成程、その人物の名は?」

 

「ウィルよ」

 

「ええ――あのウィル博士が特殊遊撃部隊と接触したがってるだって―」

 

「はいですので響さんとまなつちゃん達をシンフォギア世界に連れて行ってとトワからの依頼ですね」

 

「向こうではフィーネがゲートの向こう側に待機して貰ってるから」

 

「わかりました」

 

「所でトワ確認ですけど、本当に今回はあとまわしの魔女の配下のヌメリーと戦うのが特殊遊撃部隊の目的で良いんですね」

 

「ええ、それで良いわどのみちヤラネーダがいたら、シンフォギア世界の物語が進まないだろうし」

 

「それは確かにそうですね」

 

「しかしあとまわしの魔女達の配下も世界を超えだしたね」

 

「ええ、そうね」

 

「この2つが今の自分達の任務ですから」

 

「成程そうなのですね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉達とまなつ達の帰還前編

「ああー直哉さん大丈夫でしたか?」

 

「あ、まなつちゃん達その姿になってると言う事はヤラネーダがシンフォギア世界に出たんだね?」

 

「はいそうです直哉さん」

 

そう言いコーラルが説明する。

 

「皆一気に行こう」

 

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

「「「「ビクトリー!」」」」

 

「ふう、浄化出来たけどヌメリー達いなかったね」

 

「「うん」ええ」ああ」

 

ひとまずここから離れよう。今直哉さんから連絡が来たから」

 

フラミンゴがそう言う。

 

「「「「了解」」」」

 

そしてサマー達は直哉との合流の為に移動を始めた。

 

「ゼンゼンヤラネーダを浄化したので直哉さんと合流すべきと考えて移動して来ました」

 

「成程」

 

「直哉さんなんでグレースさん達が、一緒にいるんですか?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「こちらものどか達にビョーゲンズとの関係を言わなかったのが原因でもあるが、もうビョーゲンズとの共闘もそれなりにしたからな、ここで伝える為に来たのもあるがのどか落ち着いて聞いて欲しい」

 

「はい」

 

「管理者の神殿に現れた和実ゆいとコメコメは、以前の飛鳥と薫が陥ったヤラネーダ関連が原因と言う調査結果が出た。

 

「ええ――」

 

のどかはレイの言葉に驚く。

 

「そうだ、それに和実ゆい達が管理者の神殿に来る前にヤラネーダにやられたとわかった以上直哉に伝えなければいけないが、シンフォギア世界にいる以上管理者の神殿を通じての通信は避けたいのだ」

 

「そこで融合世界ののどか達と17番目のプリキュアの世界の人物をシンフォギア世界に行って貰う事となった」

 

「「ええーー」ラビ」

 

「成程やはり彼、佐谷直哉が僕に伝えた事は事実でしたか」

 

「え、どういう事直哉君?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「あ、気にしなくて大丈夫ですよ。僕も彼からのどかさんがレイさんから聞いた内容を聞かされたので、そして17番目のプリキュアの世界のあの2人を助ける為に皆さんが来たんですよね」

 

「そうだよ直哉っち」

 

「それで直哉はどうしてここにいたんです?」

 

アスミが直哉に聞く。

 

「「「「「ええーー17番目のプリキュアの世界の子がヤラネーダにやる気パワーを奪われた」」」」ですって」

 

「はいそうみたいですね。レイさんがグレースさん達に連絡するようにこちらに来させたみたいです」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「直哉さんこれからどうします?」

 

パパイヤが聞く。

 

「とりあえず響さんとフィーネさんにこの情報を伝えますよ。恐らく2人はこの情報を知らないので」

 

「「「「「わかりました」」」」わかったわ」

 

「しかしまたまなつちゃん達出会う切欠の再現が起きるとは」

 

「「「「そうだね」」そうね」そうですね」

 

「そう言えば直哉貴女達があおぞら市に行く事になったのは何でなの?」

 

ラメールが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉達とまなつ達の帰還後編

「ああ、それは・・・」

 

直哉がその時の事を話し出す。

 

 

「お邪魔してるぜいやあーー合鍵貰っていて助かったぜ」

 

 

 

「「「「ええーーマサキさんどうしてここに」」」」

 

「ああ、実はな直哉達全員ついて来てくれ」

 

 

「「「「はい」」」」

 

 

そして直哉達は、マサキについて行き寝室に入ると、そこにはぐったりしている飛鳥と薫がいた。

 

 

「「「「飛鳥ちゃん。薫ちゃん」」」」

 

 

「あれが、桜花の言っていた直哉の娘達ですか」

 

 

「あんた達声が大きいよ」

 

 

「「「「ごめんなさい」」」」

 

 

「うんこの声リューネさん?」」

 

 

「そうだよ。久しぶりフォンテーヌとスパークル」

 

「「ええーーリューネさんがどうしてここに」」

 

 

 

「実はバゴニアと言う国が不穏な動きをしていると言う情報を得た私とマサキが調査をする為に向かったら2人の魔装機神が捕獲されてて私達が助けたんだけど」

 

 

「その時から2人がこの状態だったんですね」

 

 

「ああ、そうなんだ」

 

「直哉私が、2人を見ていいですか?」

 

 

「うんアースお願いできるかな?」

 

「はい」

 

 

「これは・・・2人の活動意欲のエネルギーがほとんどありません」

 

 

「活動意欲エネルギーって何?」

 

 

「つまり飛鳥ちゃんと薫ちゃんは、やる気を何者かに奪われたのよ」

 

 

「うええ、やる気を――」

 

 

「恐らくプリキュアの敵なんでしょうけど、グレースさん達はあの話を覚えてますか?」

 

「ああ、その可能性なら十分ありますよ。どうやらのどかさん達以外にプリキュアという存在は少なくとも14組は存在している世界もあるようなので」

 

 

「「「「「「ええーーー」」」」」」

 

 

直哉の言葉にのどか達が驚く。

 

 

 

「「「「「「14組のプリキュアガ存在する世界」」」」」

 

 

 

「ええ、その世界の14組の内の何組と原作世界ののどかさん達が共闘するかもしれない可能性がありますが」

 

 

「「「ええーーー」」」

 

 

「「「ああ、もしかして14組の内のプリキュアの敵が融合世界に来たとか?」」」

 

 

「いえ、過去のプリキュアの敵が人間を襲う事はいくつかありましたけど、すべて今回の状況とは異なります」

 

 

「「「ええーーそれってつまり」」」

 

 

「ええ、この状態を引き起こした者達がもしかしたら僕達の知らない16番目のプリキュアの敵かも知れません」

 

 

 

「「「ええーーそれじゃ飛鳥ちゃんと薫ちゃんはその敵を何とかしないとこのままなの」」」

 

 

「恐らくそうだと思います」

 

「この件で僕達は16番目のプリキュアの世界つまりあおぞら市が存在する可能性がある事を考えるようになりました」

 

「成程そう言う理由で来たのね」

 

「ええ、そうですが結果的にはあおぞら市を融合世界に巻き込んでしまいましたけど」

 

「直哉君今は響さん達の方に行こう」

 

「そうですね行きましょう皆さん」

 

時を少し戻して・・・

 

「ええ――困りますよ。博士にはフロンティア事変を起こして貰わないとこの世界のバランスが崩れるので」

 

「ああ、やはりフィーネの言う通り立花響さんには自分の計画が知られているんですね」

 

「すいませんでも、私達はウィル博士の計画は最低限の干渉で終わらせるつもりですので」

 

「成程」

 

「つまり貴女達が私の計画に干渉する場合は今のような状況にでもならないと干渉しないのですね?」

 

「簡単に言えばそうですね」

 

ええ――またなの」

 

「はいですが響さんにとってはちらが重要ですよ」

 

「まあ、その辺は気にしなくて良いわ。大事なのはフィーネの情報によると特殊遊撃部隊とコンタクトを取りたいと言っている人物がいるらしいのよ」

 

「成程、その人物の名は?」

 

「ウィルよ」

 

「ええ――あのウィル博士が特殊遊撃部隊と接触したがってるだって―」

 

「はいですので響さんとまなつちゃん達をシンフォギア世界に連れて行ってとトワからの依頼ですね」

 

ええ、それで良いわどのみちヤラネーダがいたら、シンフォギア世界の物語が進まないだろうし」

 

「それは確かにそうですね」

 

「しかしあとまわしの魔女達の配下も世界を超えだしたね」

 

「ええ、そうね」

 

「この2つが今の自分達の任務ですから」

 

「成程そうなのですね」

 

「ですので、特殊遊撃部隊としてはまだウィル博士の要請に対して答えを答える事は出来ませんごめんなさい」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

会談終了とウィル博士の驚き

「この2つが今の自分達の任務ですから」

 

「成程そうなのですね」

 

「ですので、特殊遊撃部隊としてはまだウィル博士の要請に対して答えを答える事は出来ませんごめんなさい」

 

「いえ、問題はありませんよ。私達も私達の世界の今の状況は良いとは思えませんからね」

 

「仮に今私達がこちらの二課と敵対をすれば私達の組織や彼女達に危険がありますからね」

 

「ああ、マリアさん達ですね」

 

「その通りです」

 

「やはり貴女達にはマリア達の存在を知っているんですね」

 

「ええ、私達は以前フィーネさんに言いましたけど」

 

「俺は、響君に二課との協力してくれるのかを聞いただけだ」

 

「弦十郎さん、私もリディアンに入学している為全く協力しないとは言いませんよ。ただ、ノイズ以外の敵が出たら、私は本来の任務に戻りますよ?」

 

 

「こちらの要望が受け居られるのであれば、二課との協力体制を取る準備があるとの事です。私の上司の紫藤直哉がそう言ってました」

 

 

「そうかありがとう響君」

 

 

 

「いえいえ、気にしないで下さい。こちらのシンフォギア世界も私達が守る世界の1つにすぎませんから」

 

 

「「何だって――」」

 

響の言葉に驚く翼と奏だった。

 

 

「奏さんは降魔蝶を見てますよね、この世界では蝶は、私達が倒すべき敵なのですよ。特殊遊撃部隊のね」

 

 

「特殊遊撃部隊、それが響君達の部隊名なのか?」

 

 

「はい、そうですよ弦十郎さん。後了子さん私に関してですけど検査とかガングニール・シャドーに関する情報を渡すことは拒否しますから」

 

 

「ええ――響ちゃんお願いよーー」

 

 

「駄目ですよ。あと貴女の真の姿の事も知ってますけど、バラしますよ?」

 

!!

 

了子は、響の小声で言った言葉に驚く。

 

「何故私の事を知っている小娘」

 

 

「私は、これからこの世界で起こる事を既に知ってますので」

 

 

「何だと!!貴様は未来を知ってるのか?」

 

「知ってますよ。私達の部隊の目的がその世界のあるべき流れを守るのが仕事なんですから」

 

「ですから、私はフィーネとしてあった時二貴女を倒す事が出来ましたが、それは本来の流れではないんで」

 

 

「そうか・・・ならお前達は私の計画を潰す気はないんだな?」

 

 

「特殊遊撃部隊としては無いですよ。ただこの世界に立花響と言う存在がいないとそれはそれで困るんですよ」

 

 

「成る程お前は代役と言う事か?」

 

「私達は本来の流れに沿うウィル博士の計画が発動する時は、私はこの世界に存在する筈の立花響の代理として博士達の前に出るかも知れませんが」

 

「ええーーそれはそれで困りますね。貴女に何かあれば、私の真の目的が」

 

「ああ、その心配はありませんよ私の本来のガングニール・シャドーを纏う事はありませんから」

 

「それはそれで勿体ないですね。出来ればあのシンフォギアを作られた時を見れたら良かったのに」

 

「ええ、良いですよ見ますかウィル博士?」

 

その時直哉達が戻って来た。

 

「あ、直哉君お帰り」

 

「戻って来たな直哉」

 

「この少年は誰ですか?」

 

ウィル博士が響達に聞く。

 

「ウィルこの少年が、特殊遊撃部隊の司令だよ」

 

「ええ――」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

初対面の2人と響達への報告1

「それはそれで勿体ないですね。出来ればあのシンフォギアを作られた時を見れたら良かったのに」

 

「ええ、良いですよ見ますかウィル博士?」

 

その時直哉達が戻って来た。

 

「あ、直哉君お帰り」

 

「戻って来たな直哉」

 

「この少年は誰ですか?」

 

ウィル博士が響達に聞く。

 

「ウィルこの少年が、特殊遊撃部隊の司令だよ」

 

「ええ――」

 

「君が、超人立花響の上司に当たる人物なのかい?」

 

「ええ、そうですよウィル博士」

 

「そうすると君があの驚異的なシンフォギアガングニール・シャドーを作り上げた本人で良いのかい?」

 

「それは間違いないですね」

 

そう言ってその時の事を思い出す直哉だった。

 

 

「・・・よし宝玉を作成は、終わりましたが、正直不安ですこれが上手くいかず逆に響さんを危険にさらすことになったらと考えると」

 

「大丈夫だよ。その宝玉はこの世界を救う切り札だよ」

 

「響さんこれを受け取ってください」

 

「グレースこの宝玉は?」

 

響がグレースに聞く。

 

「それは、直哉君からですよ響さん」

 

 

!!

 

「本当」

 

 

そしてグレースは話し出す。

 

 

「そうです。響さんのガングニールのシンフォギアシステムに僕の霊力とプリキュアの力を持たせる為の宝玉です」

 

 

 

「直哉君。本当に出来るの?」

 

 

「それはわかりません。僕もこういう事例で急遽宝玉を、作るのは初めてですし」

 

 

「のどかさんに渡した宝玉は、僕との誓約関連でしたから。ある程度作りやすい状況でしたから」

 

 

 

「・・・よし宝玉を作成は、終わりましたが、正直不安ですこれが上手くいかず逆に響さんを危険にさらすことになったらと考えると」

 

「大丈夫だよ。その宝玉はこの世界を救う切り札だよ」

 

「ええーーこれが私の宝玉ーー」

 

 

「それでこの宝玉の力を使うにはどうするの?」

 

「一度シンフォギアを解除して、再び纏ってください」

 

 

「わかった」

 

 

そして響はシンフォギアを一度解除し再び纏った。

 

 

 

「ぐうっなにこれ体が重いし、痛いんだけど」

 

 

「やはり響さんのガングニールと宝玉の中にある力がぶつかり合ってますね」

 

 

「響さんこのままだと貴女の体がもちません。シンフォギアを解除してください」

 

 

「・・・嫌だ。私はこの力であいつを倒すんだ。それになんとなくわかるんだ」

 

 

「この力しかあいつには効かないのが」

 

 

「わかりました。響さん直哉君が言ってました。同時に全種類の力を使うのは2回までにしてください。そうしなければ宝玉も響さんの体も持たないかも知れないと言う事です」

 

「こういう形でガングニール・シャドーのプロトタイプに当たる物が出来たのですが」

 

「戦いの結果その時の怪物は倒せたのですが代償として、響さんはシンフォギアを暫く纏う事が出来なくなりました」

 

「ああ、あったねそんな事が・・・」

 

響も思い出してそう言う。

 

 

「翼お前も自己紹介しようぜ。同じシンフォギア奏者で私達の後輩なのだから」

 

 

「ちょっ奏やめてよ。私はまだ認めてないんだから」

 

「ああ、成程こちらの風鳴翼さんには、私の説明がされてないんですね」

 

 

「ああ、すまない響君翼は、君達が私達の世界を救ってくれた後に目覚めて、まだ紫藤直哉君や、響君について話せていないんだ」

 

 

「わかりました。風鳴翼さん私は、この世界の人間ではありません。簡単に言えば、並行世界の人間です」

 

 

!!

 

「私の世界では、2年前にコンサート事件により天羽奏さんのギアの欠片が心臓に刺さり、私はガングニールを纏う事になりました。ですが、私は生存者狩りにあい、そこで、弦十郎さんも言っていた。紫藤直哉さんに会い、私は死ぬ事をやめる事になりました」

 

 

「本来なら生存者を助けるように動いてもいい筈の貴女達は全く動いてくれませんでしたが」

 

 

!!

 

「そんな叔父様が」

 

「元の世界の事なんで気にしないで下さいね翼さん」

 

 

「そして、私は紫藤直哉さんの仲間達の協力により心臓に刺さったガングニールの欠片を改良してくれたのがこのガングニール・シャドーと言う事になります」

 

そう言って響は、ガングニール・シャドーを纏う。

 

 

「だが、以前響が纏ってたのは普通のガングニールだった筈だろう」

 

奏がそう言う。

 

「その時が、初めてのガングニール・シャドーを人前で見せたなあ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

初対面の2人と響達への報告2

響が自分の思い出に浸っている頃・・・

 

「成程特殊遊撃部隊のにおける干渉におけるルールはわかりましたが、それを私が知って問題はないんですか?」

 

ええ、それは問題はありません。あくまでウィル博士の組織だけで使う分にはですけど」

 

「ああ、成程」

 

「そう言えば、貴方達はこういう立場でしたね」

 

「まあいい、私も前任者は嫌いだったからな」

 

「そんな事より風鳴弦十郎君私が君に連絡したのは何の為なのかわかるな」

 

「はい」

 

「よろしい、ただでさえあの立花響と言う少女をいろんな国が狙っているのだから奪われるなよ」

 

政府高官がそう言うと二課との通信を切った。

 

「ふう」

 

「お疲れ様です司令」

 

「ああ、あおい君ありがとう」

 

「まあ仕方ないだろう。政府としてはメガビョーゲンとヤラネーダの存在を隠すだけで精いっぱいなのにその情報を知られたくない国に漏れているんだからな」

 

映像停止・・・

 

「ええ、そうですですので、今回のヤラネーダに関する事件が解決すれば一度こちらの世界から離れますよ」

 

「そうだったな直哉お前が戻って来たと言う事は解決したのか?」

 

「いえ違います。むしろ悪化するかもしれません」

 

!!

 

「「どういう事?」どういう事だ」

 

フィーネと響が直哉の言葉に驚く。

 

 

「ああ、それは・・・それがどうかしたか」

 

「いや君も大変だなと思ってさ」

 

「そうか、なら本題に入ってくれ」

 

「わかったよ仕事熱心だね」

 

そして佐谷直哉は融合世界の映像を直哉に見せた。

 

 

「成程な」

 

「こちらものどか達にビョーゲンズとの関係を言わなかったのが原因でもあるが、もうビョーゲンズとの共闘もそれなりにしたからな、ここで伝える為に来たのもあるがのどか落ち着いて聞いて欲しい」

 

「はい」

 

「管理者の神殿に現れた和実ゆいとコメコメは、以前の飛鳥と薫が陥ったヤラネーダ関連が原因と言う調査結果が出た。

 

「ええ――」

 

のどかはレイの言葉に驚く。

 

「そうだ、それに和実ゆい達が管理者の神殿に来る前にヤラネーダにやられたとわかった以上直哉に伝えなければいけないが、シンフォギア世界にいる以上管理者の神殿を通じての通信は避けたいのだ」

 

「そこで融合世界ののどか達と17番目のプリキュアの世界の人物をシンフォギア世界に行って貰う事となった」

 

「「ええーー」ラビ」

 

映像停止・・・

 

「何だと!!17番目のプリキュアの世界から来た子達がヤラネーダにやられていただと」

 

「うんそうみたいだね、僕としては君に教える義理は無いんだけどね」

 

「まさか、バトラーが原作世界のキングビョーゲン達に協力要請をしていたとは」

 

「君達の世界の神様達も動き出したみたいだね」

 

「確認したいのだが、いいか?」

 

「うん良いよ」

 

「佐谷直哉、お前はどう動くつもりだ?」

 

「うーん僕としては、関与する気はないけどそろそろ真宮寺直哉が、目覚める頃だからね」

 

「彼は僕と違って好戦的だからね」

 

「「何だってーー」何だと!!」

 

「そう言う理由で既にのどかさん達もシンフォギア世界に来てます」

 

「それはわかったが特殊遊撃部隊のとしては良いのか?」

 

フィーネが直哉に聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

初対面の2人と響達への報告3

「そう言う理由で既にのどかさん達もシンフォギア世界に来てます」

 

「それはわかったが特殊遊撃部隊のとしては良いのか?」

 

フィーネが直哉に聞く。

 

「そちらは問題はありません。現に今僕達がいるこの国とウィル博士の背後にいる国しかまともに機能しないようですからね」

 

「ええ――まさかその原因はヤラネーダなの?」

 

「恐らくは・・・そして現状の彼女達の力で、目的のヤラネーダを浄化出来るかは断言出来ませんが、恐らく・・・負ける可能性があります」

 

「そんな」

 

「直哉君その事を彼女達に伝えたの?」

 

「いえ、伝えてませんよ。先代の意見でもあるので」

 

「成程な、要するにはピンチにならなければ新たなアイテムの封印が解除出来ないと言う事か?」

 

「ふうん、やっぱり特殊遊撃部隊の仲間になりたいね、研究者として面白そうだし」

 

「もしかしてウィル博士の目的は・・・」

 

「特殊遊撃部隊に入りたいんですか?」

 

「うんそうだよ」

 

「なら良いですよ入っても」

 

「「ええーー」おい、良いのか?」

 

「本当に良いのかい?」

 

「ええ、構いませんよどのみちウィル博士に協力要請をするつもりでしたし」

 

「あ、そうか」

 

 

「そう言えば、貴方達はこういう立場でしたね」

 

「まあいい、私も前任者は嫌いだったからな」

 

「そんな事より風鳴弦十郎君私が君に連絡したのは何の為なのかわかるな」

 

「はい」

 

「よろしい、ただでさえあの立花響と言う少女をいろんな国が狙っているのだから奪われるなよ」

 

政府高官がそう言うと二課との通信を切った。

 

「ふう」

 

「お疲れ様です司令」

 

「ああ、あおい君ありがとう」

 

「まあ仕方ないだろう。政府としてはメガビョーゲンとヤラネーダの存在を隠すだけで精いっぱいなのにその情報を知られたくない国に漏れているんだからな」

 

映像停止・・・

 

「ええ、そうですですので、今回のヤラネーダに関する事件が解決すれば一度こちらの世界から離れますよ」

 

「つまり直哉君はウィル博士をフィーネさんのような役回りをフィーネさんを捨てた国のコントロールをして貰う気なんだ」

 

ええ、その通りですよ響さん。勿論シンフォギア世界の残っている国達が余計な事をしない為にですよ」

 

「「「成程」」」

 

「確かにな、二課の方はヤラネーダやメガビョーゲンがでても勝てないとわかっているが、向こうの大国は無駄に兵力を使うかも知れんな」

 

「ふむ確かに無謀な命令でマリア達が使われるのは避けたいですね」

 

「それにウィル博士特殊遊撃部隊の目的は既に響さんから聞いてると思いますけど」

 

「私は、あの戦いを見て衝撃を受けました」

 

「あはは、ありがとうございます」

 

「そして私は考えたんです。今自分が所属する部隊より貴女達がいる組織に行きたいとね」

 

「ええ――困りますよ。博士にはフロンティア事変を起こして貰わないとこの世界のバランスが崩れるので」

 

「ああ、やはりフィーネの言う通り立花響さんには自分の計画が知られているんですね」

 

「すいませんでも、私達はウィル博士の計画は最低限の干渉で終わらせるつもりですので」

 

「成程」

 

「つまり貴女達が私の計画に干渉する場合は今のような状況にでもならないと干渉しないのですね?」

 

「簡単に言えばそうですね」

 

「確かに聞きましたよ」

 

「特殊遊撃部隊の目的は本来のイベントが円滑的に行われるようにする事です」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

野外ライブ終了後の二課では

野外ライブが終わって数日後の二課では・・・

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

 

「ドレス!」

 

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「今日も元気だ!」

 

 

「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」」

 

「皆一気に行こう」

 

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

「「「「ビクトリー!」」」」

 

「ふう、浄化出来たけどヌメリー達いなかったね」

 

「「うん」ええ」ああ」

 

ひとまずここから離れよう。今直哉さんから連絡が来たから」

 

フラミンゴがそう言う。

 

「「「「了解」」」」

 

「あおい野外ライブに出たヤラネーダを倒したのはやはり彼女達なのか?」

 

「はいそれは間違いありません」

 

「そうかそうなると、響君達がまたこちらの世界に来ていると言う事になるな」

 

「そうですね司令。響ちゃん達がいる事を政府が知ったらたいへんですね?」

 

「そうだな彼女達は俺達で対応出来ない、メガビョーゲンやヤラネーダに対処しているだけなのに、世界各国揃って特殊遊撃部隊を手に入れようと動いて五月蠅いがな」

 

「ですね、私だったらもう行きたくないと言いますけど」

 

「まあ、あおい君の気持ちはわからなくはないが、そう言う言葉は自嘲するようにここでの会話も聞かれているかもしれんからな」

 

「すみません」

 

「でもどうして特殊遊撃部隊の皆は私達と接触しないんでしょうか?」

 

「ああ、それは・・・この事件があくまでもシンフォギア世界での特殊遊撃部隊の敵だからだと思う」

 

「話を戻しましょうか、弦十郎さん」

 

 

「ああ、そうだな」

 

 

「響君君が、我々の誘いによってここに来てくれたと言う事は、一時的に二課に協力してくれると思っていいのか?」

 

 

!!

 

「叔父様正気ですか?異世界人のこの子を二課に所属させるなど」

 

「翼俺は、響君を二課に所属させるとは言ってないぞ」

 

「俺は、響君に二課との協力してくれるのかを聞いただけだ」

 

「弦十郎さん、私もリディアンに入学している為全く協力しないとは言いませんよ。ただ、ノイズ以外の敵が出たら、私は本来の任務に戻りますよ?」

 

 

「こちらの要望が受け居られるのであれば、二課との協力体制を取る準備があるとの事です。私の上司の紫藤直哉がそう言ってました」

 

 

「そうかありがとう響君」

 

「いえいえ、気にしないで下さい。こちらのシンフォギア世界も私達が守る世界の1つにすぎませんから」

 

 

「「何だって――」」

 

響の言葉に驚く翼と奏だった。

 

 

「奏さんは降魔蝶を見てますよね、この世界では蝶は、私達が倒すべき敵なのですよ。特殊遊撃部隊のね」

 

 

「特殊遊撃部隊、それが響君達の部隊名なのか?」

 

 

「はい、そうですよ弦十郎さん。後了子さん私に関してですけど検査とかガングニール・シャドーに関する情報を渡すことは拒否しますから」

 

「それにあおいも聞いていただろう響君の話を」

 

「はい」

 

その頃直哉達は・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

姿を見せないヌメリー達に対しての話し合い

「でも直哉君実際どうするの?」

 

「どういう事ですか?響さん」

 

「うん一応ウィル博士との会談が終わって1週間経つよね」

 

「そうですね」

 

「でも、ヤラネーダは野外ライブ以来の時しか出て無いよね」

 

「そうですねレイさんが伝えてくれた情報と違う状況のようですね」

 

 

「でも、実際はシンフォギア世界は、大半の国がやる気パワーを奪われた状態で機能停止状態ですよね」

 

「うんそうだね」

 

「ですが、少なくともウィル博士との会談は実際に行われた事からレイさんやトワの嘘の依頼ではなかったので、あと数日はシンフォギア世界の方に滞在しますよ」

 

「それは構わないけど、17番目のプリキュアの世界の彼女の件はどうするつもりなの?」

 

「ええ、そこが一番悩んでいる所ですね」

 

「え、そうなの?」

 

「あの時のようにヤラネーダが出現し始めたようね」

 

「「「「「ええ――」」」」何ですって」

 

トワの言葉にまなつ達が驚く。

 

「成程響さんを連れて行くと言う事はシンフォギア世界のイベントでもう1つのガングニールが出てきたんですか?」

 

「下手したらそのイベントが消滅するかも知れない可能性があるのよ」

 

「そう僕達は言われ、今回の体制でシンフォギア世界に来たのですが、実際に来てみれば明らかにヌメリー達が出て来ないのはおかしくありませんか?」

 

「そう言われたらそうだね」

 

「確かにシンフォギア世界の世界各国がヤラネーダによってやる気パワーを奪われたのかも知れませんが、もしそれが起きているのなら16番目のプリキュアの世界にも何らかの動きがあってもおかしくないですか?」

 

「確かに・・・」

 

「まあ、16番目のプリキュアの世界ではないとやる気パワーは使えないという制限があるのなら動きがないのはわかりますけど、そう言う制限がないのならあとまわしの魔女の配下達が必要とするやる気パワーをシンフォギア世界で奪えたのなら目的としては達成したのですから次の動きをしてもおかしくないですよね」

 

「そうだね、そう考えると今回のシンフォギア世界に私達を来させたのはトワさんとレイさんのお遊びなのかな?」

 

「ええ、僕もトワのお遊びと考えましたが・・・」

 

「そうだ、それに和実ゆい達が管理者の神殿に来る前にヤラネーダにやられたとわかった以上直哉に伝えなければいけないが、シンフォギア世界にいる以上管理者の神殿を通じての通信は避けたいのだ」

 

「そこで融合世界ののどか達と17番目のプリキュアの世界の人物をシンフォギア世界に行って貰う事となった」

 

「そう言ってレイさんはのどかさん達をシンフォギア世界に連れて来ている以上17番目のプリキュアの世界の被害者がいるので、この件は事実なのかもしれませんね」

 

その時直哉の体内にいる先代プリキュアの魂が直哉に伝える為に直哉の心の中で話を始めた。

 

「直哉さん急いでください」

 

「え、どうしたんですか?先代プリキュアさん」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

キュアサマー達の危機前編

「そこで融合世界ののどか達と17番目のプリキュアの世界の人物をシンフォギア世界に行って貰う事となった」

 

「そう言ってレイさんはのどかさん達をシンフォギア世界に連れて来ている以上17番目のプリキュアの世界の被害者がいるので、この件は事実なのかもしれませんね」

 

その時直哉の体内にいる先代プリキュアの魂が直哉に伝える為に直哉の心の中で話を始めた。

 

「直哉さん急いでください」

 

「え、どうしたんですか?先代プリキュアさん」

 

「直哉さん今すぐまなつさん達の居場所の確認してください」

 

「わかりました」

 

そして直哉は響とのどか達と共にまなつ達の調査を始めた。

 

その頃まなつ達は自分達の世界に戻っていた。

 

「ああ、私達だけで戻ってよかったのかな」

 

「良いのよ直哉だって言ってたでしょいずれ私達だけで人魚の宝を探させると言ってたじゃない」

 

「それはそうだけど・・・でも直哉さん達には言っておくべきだった」

 

「ふむ、ならば私の計画通りに事が進んでいるようですね」

 

「誰なの?」

 

「私は、あとまわしの魔女の執事のバトラーと申します。以後お見知りおきを」 

 

「出でよ超ゼッタイヤラネーダ」

 

そう言ってバトラーは異質のヤラネーダを生み出した。

 

「皆行くよ」

 

「「「「ええ」」」」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

 

「ドレス!」

 

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「今日も元気だ!」

 

 

「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」」

 

「一気に決めるわ」

 

「パフュームシャイニーリング!」

 

「シャボンフォーム!」

 

「アクアチャージ!」

 

「プリキュア!オーシャンバブルシャワー!」

 

「ビクトリー!」

 

「何を言ってるんでしょうね貴女は」

 

 

「「「「「ええーー浄化出来てない」」」」」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「乾いた心に!キュアオアシス!」

 

「「「「「ええーー新しいプリキュア」」」」」そんな馬鹿なお前は既に・・・まあいいでしょう。超ゼッタイヤラネーダ彼女を戦闘不能にしなさい」

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

「直哉さん行きますよ」

 

「わかりました、ですが現状だと、オアシスとして動けるのは3分です」

 

「わかりましたすぐに終わらせます」

 

そしてキュアオアシスは行動を開始した。

 

「ランドハートクルリング!」

 

 

 

「プリキュア!ランドビート・ダイナミック!」

 

「ビクトリー!」

 

「「「「「凄いあのヤラネーダを1人で浄化するなんて」」」」」

 

「ぬう!!やはり彼女は・・・まあいい出でよメガ降魔プリキュア達を倒しなさい」

 

GAOON

 

「「「「「ええーーここに来てメガ降魔」」」」ですって」」」」」

 

サマー達は、バトラーが次々に出してくる戦力に驚いていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

キュアサマー達の危機中編

時を少し戻して・・・

 

「直哉さん急いでください」

 

「え、どうしたんですか?先代プリキュアさん」

 

「直哉さん今すぐまなつさん達の居場所の確認してください」

 

「わかりました」

 

そして直哉は響とのどか達と共にまなつ達の調査を始めた。

 

「「「「一体どうしたの直哉君」」」」

 

「僕にまなつちゃん達の世界の先代プリキュアがこう言ったんですよ。響さんとのどかさん達」

 

「直哉さん急いでください」

 

「え、どうしたんですか?先代プリキュアさん」

 

「直哉さん今すぐまなつさん達の居場所の確認してください」

 

「わかりました」

 

そして直哉は響とのどか達と共にまなつ達の調査を始めた。

 

「「「「ええーーそれってまなつちゃん達のピンチて事?」」」」

 

「恐らくは・・・皆さん簡易ゲートの仕様経歴を調べて下さい」

 

「「「「「了解」」」」」

 

暫くして・・・

 

「あったよ直哉君、簡易ゲートの仕様経歴が」

 

「やっぱりですか?響さんまなつちゃん達の行き先は16番目のプリキュアの世界つまりあおぞら市ですね?」

 

「うんその通りだよ」

 

「でも、どうしてまなつちゃん達が、直哉君に伝えずに行ったのかしら?」

 

ちゆがそう言う。

 

「ちゆさんそれについてはこれが原因と思います」

 

そう言って直哉が話し出す。

 

「まあ、これから言う事は予測もあるので聞くだけで良いですので」

 

「ローラさんが本当は人間でグランオーシャンで生活させる為に人魚にしたとしたら、人魚はプリキュアになれないという説明も腑に落ちるんですけど、ローラさんはそう言う記憶はありませんか?」

 

「うーん無いわね。自分が元々人間だったという記憶は」

 

「そうですか」

 

「あ、そう言えば今思い出したんですけど私の実家のある島に昔人魚を見たという人がいて私も小さい頃その話を聞いてましたよ」

 

!!

 

「「「「そうなのか?」それ本当なのでしょうね」それが事実ならグランオーシャンと何か関係があるかも知れない」流石まなつちゃん」

 

「直哉っちどうする私達もその島に行くの?」

 

ひなたが直哉に聞く。

 

「いえ、グランオーシャン関連はまなつちゃん達にこちらの世界で夏休みになったらお願いすると思います」

 

「成程ねその事を覚えていた誰かが言ってその調査に向かったのね」

 

「恐らくそうなんでしょうね。実際シンフォギア世界に出ていたヤラネーダ数が少ないですから」

 

「成程」

 

「直哉君これを見て」

 

そしてのどかが直哉を呼ぶ。

 

「ふむ、ならば私の計画通りに事が進んでいるようですね」

 

「誰なの?」

 

「私は、あとまわしの魔女の執事のバトラーと申します。以後お見知りおきを」 

 

「出でよ超ゼッタイヤラネーダ」

 

そう言ってバトラーは異質のヤラネーダを生み出した。

 

「皆行くよ」

 

「「「「ええ」」」」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

 

「ドレス!」

 

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「今日も元気だ!」

 

 

「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」」

 

「一気に決めるわ」

 

「パフュームシャイニーリング!」

 

「シャボンフォーム!」

 

「アクアチャージ!」

 

「プリキュア!オーシャンバブルシャワー!」

 

「ビクトリー!」

 

「何を言ってるんでしょうね貴女は」

 

「「「「「ええーー浄化出来てない」」」」」

 

「これはまずいですね。先代プリキュアさんの力が必要かもしれません」

 

「そんな」

 

「直哉っちの体が持たないよね」

 

「ええ、正直に言えば彼女に預けれる時間は3分弱ですね」

 

のどかさん達はここから僕と先代プリキュアさんの状況を見て、介入して下さい」

 

直哉はそう言って簡易ゲートを使いキュアサマー達を助ける為にあおぞら市に向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

キュアサマー達の危機後編

時間が現在に戻る・・・

 

プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「乾いた心に!キュアオアシス!」

 

「「「「「ええーー新しいプリキュア」」」」」そんな馬鹿なお前は既に・・・まあいいでしょう。超ゼッタイヤラネーダ彼女を戦闘不能にしなさい」

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

「直哉さん行きますよ」

 

「わかりました、ですが現状だと、オアシスとして動けるのは3分です」

 

「わかりましたすぐに終わらせます」

 

そしてキュアオアシスは行動を開始した。

 

「ランドハートクルリング!」

 

「プリキュア!ランドビート・ダイナミック!」

 

「ビクトリー!」

 

「「「「「凄いあのヤラネーダを1人で浄化するなんて」」」」」

 

「ぬう!!やはり彼女は・・・まあいい出でよメガ降魔プリキュア達を倒しなさい」

 

GAOON

 

「「「「「ええーーここに来てメガ降魔」」」」ですって」」」」」」

 

「直哉さん大丈夫ですか?」

 

オアシスが直哉に聞く。

 

「ええ、まだ大丈夫です。バトラーがメガ降魔を出した事で彼女達が介入する切欠が出来ましたからね」

 

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「お大事に」」」

 

「なっ貴様等何故ここに来れるのですか?」

 

「ええ――グレースさん達どうしてここに?」

 

「シンフォギア世界にいなくていいんですか?」

 

キュアサマーがそう言う。

 

「今はそんな事よりメガ降の対処ラビ」

 

「皆宝玉にを変えて」

 

「「「「はい」」」」

 

「今の内に直哉君と交代して」

 

「わかりました」

 

そしてバトラーが操るメガ降魔と9人のプリキュアとの戦いの裏である変化が起きていた。

 

時を少し戻して・・・

 

管理者の神殿にいるローズマリーはゆいが寝ている医務室でプリキュア達の戦いを見ていた。

 

「直哉さん行きますよ」

 

「わかりました、ですが現状だと、オアシスとして動けるのは3分です」

 

「わかりましたすぐに終わらせます」

 

そしてキュアオアシスは行動を開始した。

 

「ランドハートクルリング!」

 

「プリキュア!ランドビート・ダイナミック!」

 

「ビクトリー!」

 

「「「「「凄いあのヤラネーダを1人で浄化するなんて」」」」」

 

「本当に凄いわねあの子達は」

 

「うんそうだねマリちゃん」

 

「ええ――ゆい起きたの?」

 

「うんなんだかやる気が復活したんだ――処でマリちゃんここどこなの?」

 

そしてローズマリーは、和実ゆいに今までの事と自分達のいる融合世界について説明をした。

 

「ええ――マリちゃんここ異世界なの?」

 

「そうよゆい」

 

「どうやったら自分達の世界に帰れるの?」

 

「それは今の所わからないわだけど融合世界での生活については保証はあるわ」

 

「どういう事?」

 

「それは私達が協力するからよ」

 

そう言ってトワが医務室に来た。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

和実ゆいとトワ

「貴女は誰ですか?」

 

「私はトワよ。融合世界の神様をしている1人よ」

 

「ええ――神様ーー」

 

そしてトワが話し出す。

 

「改めて私はトワよ」

 

「私はローズマリーよ」

 

「この世界は一体何なの?さっきのキュアグレースと言う子は、貴女の部下なの?」

 

ローズマリーがトワに聞く。

 

「そうね正確的に言えば協力者よ」

 

「協力者ですって」

 

「そうよ貴女達が来た世界は複数の世界が混じり合っているの、貴女をここに連れて来たキュアグレースもその協力者の1人なの」

 

「そう言う事なのね、つまり私がゆいを探しているのをのどかちゃんに聞いたから私をここにのどかちゃんいえ、キュアグレースに案内させたのね?」

 

「そうよ。貴女以外の和実唯人エナジー妖精コメコメは今医務室にいるわよ」

 

「それ本当?」

 

「ええ、意識は無いけど」

 

「そんな!!」

 

「大丈夫よ命を落とすような怪我はしてないわ」

 

「そう、良かったわ」

 

「貴女にいくつか確認するけどいい?

 

「ええ、良いわよ」

 

「まず貴女と和実ゆいは別の世界の住人で良いのよね」

 

「ええ、そうよ」

 

「成程ね、さしずめ貴女が、レシピッピと言う妖精を守る為に和実ゆいのいる世界に来たけど、事情があって和実ゆいがプリキュアになっていた時に私達の世界に来た事により、貴女が2人を探しに来たよ言う所かしら」

 

「ええ、ほぼ当たってるわ」

 

「ふむ、そうなると貴女達の敵対組織も融合世界の方に来てるのかしら?」

 

「ブンドル団の方はわからないわね。融合世界で良いかしらこちらにゆいを探してる時は見てないから」

 

「ここまでが和実ゆい貴女が寝ている時に聞いた一部なんだけど間違いないかしら?」

 

「ええ、ありません」

 

「そう、それなら話を続けるわね」

 

「はい」

 

そしてトワが和実ゆいに説明をする為に映像を再生した。

 

「失礼するわよ。皆」

 

「「「「「「「「わっトワさんどうしたんですか?」」」」」」」」」」

 

その時トワとローズマリーがやって来た。

「ごめんね、ローズマリーと協力者としてやっていくようになったから、融合世界に協力しているプリキュアと会っておきたいと言ってね」

 

「へえ、こんなにプリキュアがいるのね?」

 

「てっええええーー花寺のどかちゃん達が2人いるんですけど――どういう事」

 

「面倒だから皆変身して頂戴」

 

「「「「「「「「あはは」」」」」」」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

 

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

 

「ニャン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」

 

 

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

 

「ドレス!」

 

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「今日も元気だ!」

 

 

「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」」

 

映像停止・・・

 

「ええ――プリキュアがいっぱいだーー」

 

「コメコメ」

 

「あ、コメコメおはよう」

 

「コメ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

和実ゆいの答え

映像停止・・・

 

「ええ――プリキュアがいっぱいだーー」

 

「コメコメ」

 

「あ、コメコメおはよう」

 

「コメ」

 

「あの話を続けていいかしら?」

 

「あ、ごめんなさい」

 

「それで貴女の友人のローズマリーさんは、私にこう言ったわ」

 

 

「ローズマリーさん貴女達が特殊遊撃部隊の協力者になる場合本来なら遭遇しない存在とも場合によっては戦う事をお願いするかもしれませんよ」

 

「まあ、どうしても無理ならば、今管理者の神殿にいる仲間と一緒に17番目のプリキュアの世界に戻るまでトワが面倒を見ますが」

 

「ちょっと何言ってんの直哉」

 

トワが直哉の言葉に戸惑う。

「あらそれも良いわね。そそるわねでも私は元の世界に戻るまでは、特殊遊撃部隊の協力者になるわよ」

 

「・・・わかりました。ローズマリーさんよろしくお願いいたします」

 

「ふう、どうやら纏まったわね。直哉数日後に響とまなつ達を連れてシンフォギア世界に行ってくれない?」

 

「この経緯で、ローズマリーは私達の協力者として貴方達の世界へ帰還するまでの間までやってくれるんだけど和実ゆい貴女はどうする?」

 

「え」

 

「勿論この答えによって和実ゆいやコメコメに対する扱いは変わる事は無いから安心して」

 

「あのトワさん協力しないって決めたらどうなるんですか?」

 

「そうね、その時は管理者の神殿にずっと貴女の世界に戻れるまでいて貰う事になるわね」

 

「一応貴女達は要保護者の立場だからね」

 

「要保護者」

 

「そうよ」

 

「これを見て」

 

「その通りですよまなつちゃん」

 

「17番目のプリキュアの世界に関連する人たちは保護対象となるから、臨時隊員になる事を強く勧めたりはしないんだよ」

 

「フーン本当私達とは違うわね」

 

ローラが言う。

 

「貴女達は自分達の意思で融合世界に来た訳ではないのがわかってるから保護対象として自分達の世界に戻る時まで私達が面倒みるわよ」

 

「そうなんですか?それじゃああの大勢のプリキュアに会う事は出来ますか?」

 

「それは無理ね、彼女達のいる場所には彼女達の敵がいるからね」

 

「ええ――そうなんですか?」

 

「ええ、そうよ和実ゆい貴女がいるこの世界が融合世界の中で安全な世界なのよ」

 

「わかりました。トワさん私マリちゃんと一緒に融合世界の為にお手伝いをします」

 

「ゆい良いの?」

 

「うん良いよ。マリちゃんそれに私達の敵ブンドル団も融合世界に来てるかもしれないし、それに私とコメコメを助けてくれたトワさん達にもお礼をしたいしね」

 

「・・・そうね」

 

「そう言う訳でして私とマリちゃんはトワさん達のお仕事を手伝います」

 

「・・・和実ゆいそれが貴女達17番目のプリキュアの世界の総意で良いのね?」

 

「「「はい」」コメ」

 

「わかったわ・・・レイ直哉達はどうしてる?」

 

「ああ、あおぞら市での戦いの後一旦シンフォギア世界に戻ったようだぞ」

 

「そうならレイ直哉達と可能ならエステル達と旧帝国華撃団に連絡してくれるかしら」

 

「どういう事だ?」

 

「大帝国劇場で正式に17番目のプリキュアの世界の扱いについて話をするからと言って」

 

「わかった」

 

そしてトワの言葉がレイにより直哉達とエステル達に伝わり集合場所であr大帝国劇場に集まった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワからの通達とこれからの事1

特殊遊撃部隊はトワの通達により中心世界の大帝国劇場の地下司令室に集められていた。

 

「皆集まってくれたわね」

 

「トワ一体どういう事よ守護者を大帝国劇場に呼ぶなんて何かあったの?」

 

「エステルがトワに聞く。

 

「ええ、これから守護者と直哉には大帝国劇場で生活をして欲しいのよ」

 

「「「「「ええーーどういうことですか?」」」」」

 

「簡単に言えばヤフキエル事変に似た動きがあるかも知れないの」

 

「「「「「ヤフキエル事変・・・あ、あれですか?」」」」」

 

 

帝国軍部では・・・

 

「ほうほうこれはいい機体だ、何より維持コストが格段に安い」

 

「ありがとうございます。これを機会に、わが社ダグラス社をよろしくお願いします」

 

「ああこちらこそだ」

 

こうして、帝国陸軍とダグラス社の軍事協力が、決定した。

 

だがこれは、後にヤフキエル事変と言われる、大戦なのだがこの闘いすらこれから起こる大戦の序章に過ぎない。

 

「ああ、そう言うこった直哉」

 

「実際に俺とかえで君に軍の正式な命令で、大帝国劇場から軍司令部に出頭命令が出ているからそいつを無視するわけにはいかん」

 

「それでなワシがトワさんに相談したらこういう形で話をしましょうとなったわけだ」

 

「成程そうだったんですね」

 

「そうよ理解してくれた?」

 

「ええ、理解しましたよ。確かにヤフキエル事変が起きたのは、巴里華撃団の戦いの後でしたね」

 

「そうねそれに特殊遊撃部隊としても用心しておくべきと思ってね」

 

「確かにね同時に司令と副司令にそんな命令を受けるなんて怪しいわね」

 

「そうですね。エステルさん」

 

「明らかに帝国華撃団を無力化した上で光武改等を手に入れたいと考えられる事も出来ますね」

 

「米田さんとしてはどう思いますか?」

 

「確かに帝国華撃団は軍司令部からすれば金食い虫のような立場だからな、少なくともお前達が見たヤフキエル事変の発端はそう言う部分が原因なんだろう?」

 

「確かにそうでしたね」

 

「だから敵がいるのなら自分達のいない間に動き出すかもしれん。そして直哉は臨時支配人を経験してるだろ」

 

「ええ――あれは・・・」

 

大帝国劇場にて・・・

 

「花組の皆さんんおはようございます」

 

 

「「「「「「「「ええーー」」」」」」」」

 

「どうして直哉さんがここにいるんですか?」

 

「織姫が、直哉に聞く。

 

 

「実は米田さんがお酒の飲みすぎで2週間ほど検査入院する事になって、急遽臨時支配人の仕事をする事となちまして」

 

 

「「「「「「「「成程」」」」」」」」」

 

「米田さんの検査入院と理由で受けただけですよ、トワさんどうするべきですか?」

 

「そこは貴方が考えなさい」

 

「米田さん1つ質問ですけど大神さんに帰還命令を出しましたか?」

 

「いやまだだが出した方がいいか?」

 

「ええ、その方がいいかもしれません。もし本当にヤフキエル事変事変に似た艇庫軍部の動きがあるとすればですが・・・」

 

「そうだな連中の監視が緩い時に出しとくべきだな」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワからの通達とこれからの事2

「そこは貴方が考えなさい」

 

「米田さん1つ質問ですけど大神さんに帰還命令を出しましたか?」

 

「いやまだだが出した方がいいか?」

 

「ええ、その方がいいかもしれません。もし本当にヤフキエル事変事変に似た艇庫軍部の動きがあるとすればですが・・・」

 

「そうだな連中の監視が緩い時に出しとくべきだな」

 

「可能なら早めにしておくべきと思います」

 

「わかったそうしておこう。後直哉すまないが別の事件も解決してくれないか?」

 

「別の事件ですか?」

 

「ああ、最近帝都の各地にあるレストランで急に料理の味が変わったという苦情が出始めてな」

 

「成程」

 

「わしが調べた範囲でわかった事だが怪盗らしき者が現れた後から料理の味が変わったと言う事だ」

 

「怪盗ですか?」

 

「そうだ」

 

「トワさん」

 

のどかがトワに言う。

 

「そうね、米田一基その怪盗は異世界の存在よ」

 

「「異世界の人間」ですって」

 

トワの言葉に驚く米田とエステルだった。

 

「皆少し長いけどこの映像を見て貰えるかしら?」

 

そう言ってトワが映像を再生した。

 

 

「あ。すまんゼムリア大陸での闇の力を浄化後にな管理者の神殿内に1人の少女とヒーリングガーデンに住んでいるヒーリングアニマルとは異なる妖精が現れたのだ」

 

「ええ――それは本当ですか?」

 

「ああ、ゼムリア大陸にいるトワと飛鳥に連絡後に直哉とその2人を会わせてとトワが言っててな」

 

「成程」

 

「トワがそう言ったのなら、トワはその2人がワイズマンの言っていた世界の関係者と見てるんですね」

 

「そう言う事だ。17番目のプリキュアの世界に関してはこちらとしてもまだ確証がないからな」

 

映像中断・・・

 

「これが融合世界に漂流してきた人物との出会いよ」

 

「「17番目のプリキュアの世界ですってワイズマンがまた異世界に手をだしてるの?」

 

「そこは確定じゃないから何とも言えないわエステル」

 

映像再開・・・

 

 

「あら、のどかちゃんこんにちは」

 

「あ、ローズマリーさんこんにちは」

 

「今日は昨日の友達とは違うのね」

 

「初めましてローズマリーさん僕はのどかお姉ちゃんの弟です」

 

「あら、そうなのね」

 

「年齢は12歳です。ローズマリーさん質問ですけどローズマリーさんて異世界の人ですよね?」

 

!!

 

「何故そう思うの?」

 

「いえ、ローズマリーさんの周りにおにぎりのような妖精が見えるので」

 

!!

 

「貴方レシピッピが見えるの?」

 

「「レシピッピ?」」

 

「ああ、レシピッピは料理に宿る妖精よ」

 

「「成程」」

 

「どうやら17番目のプリキュアの世界は、食事関係のテーマみたいだねのどかお姉ちゃん」

 

「そうだね」

 

「へえ、あれがレシピッピて言うんだ」

 

「そうよ大人になるとレシピッピを見れる人が少なくなるからね」

 

「そうなんだ。いい事教えてくれてありがとう。ローズマリーさん」

 

「お礼にローズマリーさんが探している探し人のいる場所に連れて行ってあげますね」

 

 

「お疲れ様キュアグレース。後は私が彼の相手をするわ」

 

「誰なの?貴方」

 

「私はトワよ。簡単に言えばそこにいるキュアグレース達の世界の神様よ」

 

「何ですって」

 

「あ、トワさん」

 

「グレース急にこんな事をさせてごめんね」

 

「いえ、良いですよトワさん。それじゃあ私達は戻りますね」

 

「うんお疲れ」

 

そしてキュアグレース達は、すこやか市に戻った。

 

「こういう形で17番目のプリキュアの世界の人物と接触し17番目のプリキュアの世界の状況を知ることが出来たの」

 

映像再開・・・

 

「見た映像に貴女達の世界のプリキュアは、食に関わる物に宿る妖精を助ける力があるのね」

 

「ええ、その通りよ」

 

「成程ね、さしずめ貴女が、レシピッピと言う妖精を守る為に和実ゆいのいる世界に来たけど、事情があって和実ゆいがプリキュアになっていた時に私達の世界に来た事により、貴女が2人を探しに来たよ言う所かしら」

 

「ええ、ほぼ当たってるわ」

 

「ふむ、そうなると貴女達の敵対組織も融合世界の方に来てるのかしら?」

 

「ブンドル団の方はわからないわね。融合世界で良いかしらこちらにゆいを探してる時は見てないから」

 

「そうなのねだけど、貴女達が戦っている時に跳ばされたのなら融合世界に来ている可能性があるわ」

 

「ありがとうローズマリー」

 

映像終了・・・

 

「恐らくレストランの味が変化したのは17番目のプリキュアの世界で言うレシピッピと言う者がブンドル団に奪われたからだと考えて良いと思うわ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワからの通達とこれからの事3

「何とそのレシピッピを取り戻さないと変化した味は戻らないのですか?」

 

「ええ、その情報を教えてくれたローズマリーが言うにはね」

 

「そうですか」

 

「なら、トワそのローズマリーにレシピッピを取り戻すように頼みなさいよ」

 

「残念ながらローズマリーにレシピッピをお取り戻す力は失ってるの」

 

「そうなのなら無理はさせられないわね」

 

「だけどね全く対応出来ないわけじゃないわ。入って良いわよ」

 

「「はい」コメ」

 

「「え、嘘――」」

 

そしてトワに許可を貰い地下司令室に和実ゆいとエナジー妖精のコメコメが入って来た。

 

「トワこの子誰?」

 

「それに直哉ものどかもおどろいてるのよ?」

 

エステルがそう言う。

 

「ゆい自己紹介お願いね」

 

「はいトワさん。私は和実ゆい中学2年生です」

 

「この子はコメコメです。よろしくお願いします」

 

「はい表の紹介はこれくらいで良いわよ」

 

「はい」

 

「プリキュア!デリシャスタンバイ!」

 

「パーティーゴー!」

 

「にぎにぎ!」

 

「コメコメ!」

 

「ハートを」

 

「コメコメ!」

 

「シェアリンエナジー!」

 

「あつあつごはんで、みなぎるパワー!キュアプレシャス!」

 

「おいしい笑顔で満たしてあげる!」

 

「「はっ」ちょっとーーどういう事よ彼女がプリキュアですって」

 

「そうよ17番目のプリキュアの世界のプリキュアよ彼女がローズマリーに協力してレシピッピを取り戻す事をしていたのよ」

 

「ならもっと早めに紹介しなさいよ」

 

「そう言う訳にもいかないのよ。彼女達目覚めて1時間も経ってないし」

 

「はあ、どういう事よ」

 

「貴女は誰ですか?」

 

「私はトワよ。融合世界の神様をしている1人よ」

 

「ええ――神様ーー」

「ええ――プリキュアがいっぱいだーー」

 

「コメコメ」

 

「あ、コメコメおはよう」

 

「コメ」

「ええ――そうなんですか?」

 

「ええ、そうよ和実ゆい貴女がいるこの世界が融合世界の中で安全な世界なのよ」

 

「わかりました。トワさん私マリちゃんと一緒に融合世界の為にお手伝いをします」

 

「ゆい良いの?」

 

「うん良いよ。マリちゃんそれに私達の敵ブンドル団も融合世界に来てるかもしれないし、それに私とコメコメを助けてくれたトワさん達にもお礼をしたいしね」

 

「・・・そうね」

 

「そう言う訳でして私とマリちゃんはトワさん達のお仕事を手伝います」

 

「・・・和実ゆいそれが貴女達17番目のプリキュアの世界の総意で良いのね?」

 

「「「はい」」コメ」

 

「わかったわ・・・レイ直哉達はどうしてる?」

 

「ああ、あおぞら市での戦いの後一旦シンフォギア世界に戻ったようだぞ」

 

「そうならレイ直哉達と可能ならエステル達と旧帝国華撃団に連絡してくれるかしら」

 

「どういう事だ?」

 

「大帝国劇場で正式に17番目のプリキュアの世界の扱いについて話をするからと言って」

 

「その話の直後に大帝国劇場に来て貰ってたのよ。まさか帝都の方で17番目のプリキュアの世界で活動する敵がいるとは思わなかったけどね」

 

「ええ、私も当初は軍司令部に関する件でトワさんに連絡したんですけど」

 

「成程ね」

 

「そう言う訳だから和実ゆいとコメコメの2人は直哉に預けるわ」

 

「え、ちょっ本当に」

 

「ええ、勿論よ彼女がいないとレシピッピを取り戻す事出来ないじゃない?」

 

「それはそうだけど・・・ローズマリーさんと別行動で良いんですか?」

 

直哉がトワに聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ローズマリーの依頼

「ええ、私も当初は軍司令部に関する件でトワさんに連絡したんですけど」

 

「成程ね」

 

「そう言う訳だから和実ゆいとコメコメの2人は直哉に預けるわ」

 

「え、ちょっ本当に」

 

「ええ、勿論よ彼女がいないとレシピッピを取り戻す事出来ないじゃない?」

 

「それはそうだけど・・・ローズマリーさんと別行動で良いんですか?」

 

直哉がトワに聞く。

 

「ああ、それは・・・ローズマリーの依頼でもあるのよ直哉」

 

「え、どういう事ですか?」

 

「いい、3人は融合世界に来たばっかりで融合世界に適応する前に自分達の敵がいる事がわかったのが中心世界なのよ。あのローズマリーの服装だと目立つでしょ?」

 

「「「あ、確かに」」」

 

「だからよ念には念よ。響やのどか達と一緒だったら帝都の人達も見慣れてるでしょ」

 

「それはそうですが」

 

「それにゆいも他のプリキュアに興味もあるみたいだしね」

 

「はい私元の世界に帰るまでに皆さんと仲良くなりたいです。よろしくお願いします」

 

「「「「よろしくね和実ゆいちゃん」」」」

 

エステル、のどか、響、光の順番で和実ゆいに挨拶する。

 

「あのーー直哉さん質問良いですか?」

 

「はい良いですよゆいさん」

 

「直哉さんは本当に12歳なんですか?」

 

「ああ、それは・・・僕は融合世界にいる時はその世界で通している年齢が変わるんだ」

 

「ええ――そうなんですか」

 

「うん」

 

「あら、のどかちゃんこんにちは」

 

「あ、ローズマリーさんこんにちは」

 

「今日は昨日の友達とは違うのね」

 

「初めましてローズマリーさん僕はのどかお姉ちゃんの弟です」

 

「あら、そうなのね」

 

「年齢は12歳です。ローズマリーさん質問ですけどローズマリーさんて異世界の人ですよね?」

 

!!

 

「何故そう思うの?」

 

「いえ、ローズマリーさんの周りにおにぎりのような妖精が見えるので」

 

!!

 

「貴方レシピッピが見えるの?」

 

「「レシピッピ?」」

 

「ああ、レシピッピは料理に宿る妖精よ」

 

「「成程」」

 

「どうやら17番目のプリキュアの世界は、食事関係のテーマみたいだねのどかお姉ちゃん」

 

「そうだね」

 

「へえ、あれがレシピッピて言うんだ」

 

「そうよ大人になるとレシピッピを見れる人が少なくなるからね」

 

「そうなんだ。いい事教えてくれてありがとう。ローズマリーさん」

 

「あの時は違う世界で僕がそこにいるのどかさんの弟と言う設定の世界だったから」

 

「成程世界によって年齢が変わるんですね」

 

「そうだよ」

 

「いいかしらゆい?」

 

「はい」

 

「とりあえず今回の帝都ではブンドル団が、動いているのは確定だから最初はそっち方面から動いて」

 

「「「「「はい」」」」」

 

「そして軍関連は、米田達が行って暫く経ってから事が起きたら動き出す米田もそれでいいかしら?」

 

「はい、軍部の呼び出しも我々を拘束するものとは限りませんからね」

 

「やはり帝国陸軍と帝国海軍の溝が深いのね」

 

「ええ、やはり2度も帝都の怨念と言う空中要塞武蔵が復活した事も両軍の溝を悪化させてますね」

 

「成程ね、もしかするとそちらの問題で司令と副司令が呼ばれたのかも知れないわね」

 

「ええ、私もそう思っています。今は」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

和実ゆいとの帝都観光と報告前編

太正15年10月下旬・・・

 

大帝国劇場での話し合いが終わって数日後、直哉は和実ゆいと帝都観光をしていた。

 

「うわあ、本当に私達の世界と違いますね」

 

「うんそうだね、でもゆいさんの世界に似ている世界もあるので」

 

「へえ、そうなんですね。行って見たいなあ」

 

「ふふ、ゆいさんもその世界に行く事になっていますよ」

 

「本当ですか?」

 

「ええ」

 

「そう言う訳だから和実ゆいとコメコメの2人は直哉に預けるわ」

 

「え、ちょっ本当に」

 

「ええ、勿論よ彼女がいないとレシピッピを取り戻す事出来ないじゃない?」

 

「それはそうだけど・・・ローズマリーさんと別行動で良いんですか?」

 

直哉がトワに聞く。

 

「ああ、それは・・・ローズマリーの依頼でもあるのよ直哉」

 

「え、どういう事ですか?」

 

「いい、3人は融合世界に来たばっかりで融合世界に適応する前に自分達の敵がいる事がわかったのが中心世界なのよ。あのローズマリーの服装だと目立つでしょ?」

 

「「「あ、確かに」」」

 

「だからよ念には念よ。響やのどか達と一緒だったら帝都の人達も見慣れてるでしょ」

 

「それはそうですが」

 

「あ、そっか私達これから直哉さん達と一緒に行動をするんでしたね」

 

「ええ、でもそれはこちらの世界で起きているレシピッピ誘拐事件の全てが解決すればゆいさんとコメコメそしてローズマリーさんは本来の世界に戻れると思いますよ」

 

「本当ですか?」

 

「ええ、あくまでも可能性があると言う段階ですので、機体はしないで下さいね」

 

「はーい」

 

そしてゆいと直哉は帝都観光を続けた。

 

その頃まなつ達は・・・

 

鶯谷にある紫藤家の家に響やエステル達と集まっていた。

 

そして守護者と米田一基との話し合いが行われた時の映像を見ていた。

 

 

「なら、トワそのローズマリーにレシピッピを取り戻すように頼みなさいよ」

 

「残念ながらローズマリーにレシピッピをお取り戻す力は失ってるの」

 

「そうなのなら無理はさせられないわね」

 

「だけどね全く対応出来ないわけじゃないわ。入って良いわよ」

 

「「はい」コメ」

 

「「え、嘘――」」

 

そしてトワに許可を貰い地下司令室に和実ゆいとエナジー妖精のコメコメが入って来た。

 

「トワこの子誰?」

 

「それに直哉ものどかもおどろいてるのよ?」

 

エステルがそう言う。

 

「ゆい自己紹介お願いね」

 

「はいトワさん。私は和実ゆい中学2年生です」

 

「この子はコメコメです。よろしくお願いします」

 

「はい表の紹介はこれくらいで良いわよ」

 

「はい」

 

「プリキュア!デリシャスタンバイ!」

 

「パーティーゴー!」

 

「にぎにぎ!」

 

「コメコメ!」

 

「ハートを」

 

「コメコメ!」

 

「シェアリンエナジー!」

 

「あつあつごはんで、みなぎるパワー!キュアプレシャス!」

 

「おいしい笑顔で満たしてあげる!」

 

「「はっ」ちょっとーーどういう事よ彼女がプリキュアですって」

 

「そうよ17番目のプリキュアの世界のプリキュアよ彼女がローズマリーに協力してレシピッピを取り戻す事をしていたのよ」

 

「ならもっと早めに紹介しなさいよ」

 

映像終了・・・

 

「「「「「へえ、この子が」」」」17番目のプリキュアの世界のプリキュアで私達の後輩なのね」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

和実ゆいとの帝都観光と報告中編 まなつ達の回想

「「はっ」ちょっとーーどういう事よ彼女がプリキュアですって」

 

「そうよ17番目のプリキュアの世界のプリキュアよ彼女がローズマリーに協力してレシピッピを取り戻す事をしていたのよ」

 

「ならもっと早めに紹介しなさいよ」

 

映像終了・・・

 

「「「「「へえ、この子が」」」」17番目のプリキュアの世界のプリキュアで私達の後輩なのね」

 

「ああいう風に直哉さんが帝都を案内してるの見ると思い出すね」

 

「「うん」」

 

「そうだな。私達の時はもう少し年上だったな」

 

「そうね」

 

そう言ってまなつ達が思い出す。

 

 

「うわあ。本当にタイムスリップした感じですね」

 

さんごが言う。

 

「だよねーー」

 

「みんなここが以前話をした。融合世界の中心世界だよ。まあまなつちゃん達にとっては不便な世界かもだけどね」

 

「どういう事ですか?」

 

あすかが直哉に聞く。

 

 

「周りを見てごらん。この世界にも車とかバスはあるけど、あれらは蒸気機械なんだよ」

 

「「「「蒸気機械」」」」

 

「つまり電気の無い世界なんですか?」

 

「そう言う事、ここでは君達やのどかさん達の世界みたいに電気の代わりに発展したのが蒸気機械なんだよ」

 

 

「てっことは充電ができないって事ーーー」

 

 

まなつが大きな声で言う。

 

 

「「「それは困る」私も」」

 

まなつの言葉を聞き慌てて電源を切るさんご達だった。

 

 

 

「大丈夫だよまなつちゃん達。そんなに慌てなくても僕の家には電気があるから充電出来るよ」

 

 

本当ですか?直哉さん」

 

 

「本当だよ。この世界でのどかさん達も生活してるんだから」

 

 

「あ、そう言えば、そう言ってましたね」

 

 

「でも、他の人達見かけませんね」

 

 

「ああ、それはね自分達の世界に戻ったり友好がある世界に行ってる人もいるからね」

 

 

「「「「成る程」」」」

 

「そう言うわけだから気にしないで良いよ。君達の立場は今異世界からのお客さんだから」

 

「ええ――どういう事ですか?特殊遊撃部隊の臨時隊員じゃないんじゃ?」

 

 

「ああ、それは君達が融合世界に来た時に臨時隊員から外れてるよ」

 

 

「ええ―そうなんですか?」

 

「そうだよ。だけど君達に持って貰ってる宝玉は持っててね」

 

 

「「「「え、いいんですか?」」」」

 

 

「うんあれは元々君達のプリキュアの力で倒せない者達を倒す為の物だからね」

 

「しかし帝都と言う所は、電気と言う動力が無いのに明るいな」

 

 

「そうだねもう夕方なのに」

 

「あはは、確かに電気で生活している君達にしたら暗いかも知れないけどね」

 

「確かに少し暗いかもだけど夜は星が、きれいに見えるかも」

 

 

「そうだね」

 

「あれ、みのりん先輩どうしたの?

 

「ああ、ごめん本当に異世界て存在するんだなーて思って」

 

 

「そうだよね。私達にとっては帝都は異世界だけど、帝都で暮らしてる人達は当たり前の光景なんだよね」

 

 

「そうだな。どんな世界にでも当たり前の生活が出来る事が良いよな」

 

「だけど帝都には降魔がいて当たり前の生活を壊そうとするから帝国華撃団みたいのが存在するんですね」

 

 

「うん、そうだよまなつちゃん。君達にもいずれ学ぶと思うけど君達4人は経緯はどうあれプリキュアの力を授かった以上力を行使する君達に責任生まれてくるからね」

 

 

「「「「はい」」」」

 

「後ローラさんも責任もあるからね」

 

 

「君達の場合プリキュアになれるかは、コンパクトが使えるかだそうだけど、そもそもローラさんと会わないとプリキュアと言う存在を知らなかったでしょ」

 

 

「「「「確かに」」」」

 

「今だから感じれる事かも知れないけどあの時の直哉さんの言葉の意味何となくわかったよ」

 

「そうね、そう言えばあの時助けてくれた人は誰だったんだろう?」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「乾いた心に!キュアオアシス!」

 

「「「「「ええーー新しいプリキュア」」」」」そんな馬鹿なお前は既に・・・まあいいでしょう。超ゼッタイヤラネーダ彼女を戦闘不能にしなさい」

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

「直哉さん行きますよ」

 

「わかりました、ですが現状だと、オアシスとして動けるのは3分です」

 

「わかりましたすぐに終わらせます」

 

そしてキュアオアシスは行動を開始した。

 

「ランドハートクルリング!」

 

「プリキュア!ランドビート・ダイナミック!」

 

「ビクトリー!」

 

「「「「「凄いあのヤラネーダを1人で浄化するなんて」」」」」

 

「ぬう!!やはり彼女は・・・まあいい出でよメガ降魔プリキュア達を倒しなさい」

 

「ああ、あの人キュアオアシスが来なければ、私達は負けていたな」

 

「ローラ本当に知らないの?」

 

「ええ、知らないわ少なくとも現在のプリキュアではないわ」

 

「そうなの?」

 

もしかするとプリキュアのお化けかもね」

 

「ギャアアアア」

 

まなつが気絶した。

 

その頃直哉達は・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

和実ゆいとの帝都観光と報告後編

その頃直哉達は・・・

 

「うわあ、もしかしたらここおばあちゃんがいたら懐かしむかも」

 

「ああ、そうかもしれませんねゆいさんのおばあちゃんが子供の頃に見た事があるのがこちらでは現役ですからね」

 

「それでもやはりこちらで言う蒸気機関を使う物が多くなってますね」

 

「えっとそれは私達の世界で言う電気の事ですよね?」

 

「はい、ゆいさん達が持っている物でスマホがありますよね?」

 

「はい」

 

「僕達の部隊でスマホを知るのはプリキュアのメンバーだけですよ」

 

「ええ――」

 

「正確に言えば使いこなせるのはですけどね」

 

「ああそう言う事なんですね」

 

「そうです。トワにも言われたと思いますけど守護者達の時代が微妙に違うのでもしゆいさんが困ったら同じプリキュアの人に言ってくださいね」

 

「わかりました」

 

「さてと観光しながらゆいさんの日用品を買いましょうか」

 

「え、悪いですよ直哉さん」

 

「気にしないで下さい。ゆいさんこれは特殊遊撃部隊に協力してくれる全員にしてる事なので」

 

「でも・・・」

 

そして直哉が、ゆいの日用品を買う買い物をしていると悲鳴が聞こえた。

 

「きゃああ。降魔ーー」

 

 

「え、何何・・・きゃああ怪物だーー。直哉さんあれは何なんですか?」

 

「あれは、中心世界に存在する降魔と呼ばれる存在です。ゆいさん逃げますよ」

 

「え、直哉さん戦わないんですか?」

 

「ええ、今僕達は何も出来ません。ですが帝都を守る彼女達がいます」

 

「対降魔迎撃部隊の・・・」

 

「「「「「「「「帝国華撃団参上!!」」」」」」」」

 

「え、帝国華撃団何ですかそれ?」

 

「それについては避難してから話しますから避難しますよ」

 

「はい」

 

そしてゆいと直哉は避難をし、その後帝国華撃団の活躍で、降魔は撃退されたのだった。

 

「漸く俺の時間だな。まず軽く降魔出したが、特殊遊撃部隊が出て来ると思っていたが、どうやら帝国華撃団とは別の組織のようだな」

 

「そして、ブルーがいないようだな」

 

 

「おおおお、ヴォルクルス様多少は違う所がありますが、ヴォルクルス様に間違いありませんね」

 

「うん、ヴォルクルス様の中に異物がありますね3つほど・・・いや2つだけ邪魔ですから排除しましょう」

 

そう言ってルオゾールは、ヴォルクルスの中にある飛鳥と薫のやる気をヴォルクルスの中から排除した。

 

それに伴い飛鳥と薫は、直哉達とブルーが想定外の仕方で復活するのだった。

 

 

「さて、ヴォルクルス様の復活の邪魔となる因子は取り除きましたが、1つの闇の力はそこそこ使えるかもしれませんね」

 

 

ですが、今のヴォルクルス様には不要ですね」

 

 

そう言ってルオゾールがヴォルクルスから真宮寺直哉だった闇の力を取ると異変が起きた。

 

「あいつがいれば恨みをはらそうと思っていたが、まあそれは後のお楽しみだな。今はこの世界の情報を集めることが先決だな」

 

「たくっ佐谷直哉として活動した記録が使えたら面倒な事をしなくていいのにな」

 

そう言って真宮寺直哉は融合世界の調査を始めた。

 

その頃管理者の神殿では・・・

 

「真宮寺直哉が融合世界に来たぞどうするトワ?」

 

「そうね今の彼はブルーに裏切られた事での恨みをはらす事のようね」

 

「そのようだな」

 

「だったらイヨと飛鳥と薫と紫藤直哉に連絡して融合世界に来た真宮寺直哉を混乱させるのよ」

 

「ああ、融合世界で7人世界と旧幼馴染世界に錯覚させるのか?」

 

「そう言う事よ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワ達の緊急の話し合い1 裏直哉と米田健二の関係前編

この話には、以前こちらでも掲載していたサクラ大戦7人目の隊員の話も入っていますがご了承ください。


管理者の神殿・・・

 

「何よレイとトワ急に呼びつけて」

 

「「レイさんにトワ来ました」」

 

「漸く来たわね3人共まずこれを見て」

 

その頃管理者の神殿では・・・

 

「真宮寺直哉が融合世界に来たぞどうするトワ?」

 

「そうね今の彼はブルーに裏切られた事での恨みをはらす事のようね」

 

「そのようだな」

 

「だったらイヨと飛鳥と薫と紫藤直哉に連絡して融合世界に来た真宮寺直哉を混乱させるのよ」

 

「ああ、融合世界で7人世界と旧幼馴染世界に錯覚させるのか?」

 

「そう言う事よ」

 

「「「ええーー」」」

 

「へえ、裏直哉が融合世界に入ったんだ」

 

「成程ねだから私と飛鳥達をここに呼んで融合世界を7人世界及び幼馴染世界の世界としてごまかすのね?」

 

「「ええーー良いんですかそうしても」」

 

飛鳥と薫がそう言う。

 

「そうしないと後々米田健二に情報として融合世界を知られるのを防ぐ為ね」

 

「「成程」」

 

「そう言う事だからこそ貴女達の協力がいるのよ」

 

そしてトワが計画を話す。

 

「成程私とトワで融合世界にある種の封印をかけてその上で、真宮寺直哉(裏直哉)を融合世界から離してから飛鳥達が準備した世界に連れて行きそこで真宮寺直哉の目的を果たさせるのね」

 

「でもトワ良いんですか確か融合世界では・・・」

 

「ああ、それは・・・ローズマリーの依頼でもあるのよ直哉」

 

「え、どういう事ですか?」

 

「いい、3人は融合世界に来たばっかりで融合世界に適応する前に自分達の敵がいる事がわかったのが中心世界なのよ。あのローズマリーの服装だと目立つでしょ?」

 

「「「あ、確かに」」」

 

「だからよ念には念よ。響やのどか達と一緒だったら帝都の人達も見慣れてるでしょ」

 

「それはそうですが」

 

「それにゆいも他のプリキュアに興味もあるみたいだしね」

 

「はい私元の世界に帰るまでに皆さんと仲良くなりたいです。よろしくお願いします」

 

「「「「よろしくね和実ゆいちゃん」」」」

 

エステル、のどか、響、光の順番で和実ゆいに挨拶する。

 

「あのーー直哉さん質問良いですか?」

 

「はい良いですよゆいさん」

 

「直哉さんは本当に12歳なんですか?」

 

「ああ、それは・・・僕は融合世界にいる時はその世界で通している年齢が変わるんだ」

 

「ええ――そうなんですか」

 

「うん」

 

「確かこのイベントとヤフキエル事変に似たイベントが発生する頃の筈では?」

 

飛鳥がそう言う。

 

「ええ、だけどまだ、裏直哉に融合世界を知られるわけにはいけないからね」

 

「そうなんですか?」

 

「ええ、まだ佐谷直哉なら多少は裏直哉より放置しても良いけどね」

 

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

 

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

 

「クラリスさんを助けるぞ!」

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア !」」」」

 

 

「あはは、まさかお前達がプリキュアだったとはな」

 

 

「何がおかしいの?」

 

 

「くく、これを笑えるだろ。だってよ俺が以前作り出した闇神威型ヤラネーダに負けた奴等だぜ、俺の今日のターゲットが」

 

「裏直哉に関しては、16番目のプリキュアの世界に出て来てから闇の力が強くなっているから、現状では米田健二より脅威なのよね」

 

「それに飛鳥と薫が走らないと思うけど」

 

「さあ、直哉最後の時だ、死ね」

 

双武二式が、真双焔武に、最後の攻撃をした時、直哉から裏直哉の意識が表れた。

 

 

「よう、漸く会えたな、兄さん」

 

「ほうお前は、珍しいな、俺の分身体になり切れなかった、闇の一部よ、直哉に憑依していたか」

 

「兄さん直哉は、やらせない」

 

「ふっ貴様如きが俺に勝てると思うなよ」

 

行くぞ桜花!!」

 

「はいお父さん」

 

「さくら姉さん俺達も行こう」

 

「ええ」

 

そして改めて、宿命の兄弟対決が再開された。

 

「ほらほら、どうした、直哉よ先ほどまでの勢いは?」

 

 

「グッ強いだけどこれぐらいで、弱音を吐いてちゃ、意味がねえ」

 

「そうよ。直哉君私たちは、3人でこれまでのピンチを切り抜けて来たんだから」

 

「さくら姉さん」

 

(そうだよもう一人の僕)

 

「直哉・・・」

 

「わかったぜ相棒」

 

 

「フンそんな、トラウマ如き出、精神崩壊を起こす宿主を選ぶとはな」

 

「なあ、桜花?」

 

「そうですね、あなたがお父さんの一部と認めません。死になさい。破邪剣征・桜花放神」

 

双武弐式に乗る桜花は桜花放神を放つ。

 

 

「そんなの避けれるぜ」

 

「直哉がそう言って避けた直後・・・「破邪剣征・桜花爛漫」

 

桜花が連続で桜花爛漫を放った。

 

 

「うわあああ」

 

「きゃあああ」

 

 

真双焔武は攻撃に耐えられず吹き飛ばされた。

 

「どうした?この程度の実力で、俺と桜花を倒すだと、よく言えたものだな」

 

「ぐわあ」

 

双武弐式は、直哉の乗っている箇所だけを狙い、打撃攻撃を加える。

 

 

「ぎゃあああ」

 

次々と、打撃攻撃を受け、ついに直哉は、両手両足を動かせなくなっていた。

 

 

「さあこれで、最後だ。心静かに死ね、真宮寺姉弟よ」

 

「ああ、そう言う設定だったわね」

 

「私も久しぶりに思い出したわお兄ちゃんと裏直哉の関係を」

 

イヨもその事を思い出した。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワ達の緊急の話し合い1 裏直哉と米田健二の関係後編

この話には、以前こちらでも掲載していたサクラ大戦7人目の隊員の話も入っていますがご了承ください。


「ああ、そう言う設定だったわね」

 

「私も久しぶりに思い出したわお兄ちゃんと裏直哉の関係を」

 

イヨもその事を思い出した。

 

「「ええーー米田健二と裏直哉君にそう言う設定があったんですか?」」

 

飛鳥と薫がそう言う。

 

「ええ、本来は融合世界になる前に米田健二関連を完全に終わらせる予定だったんだけど私達の予定より米田健二の暴走が強く7人世界と幼馴染世界を侵食してね、メルクとレイが協力して幼馴染世界のIF世界つまりミズキとナナそして飛鳥と薫が生まれるあの世界が生まれたのだけどその世界で飛鳥と薫の両親を殺したのが米田健二の部下になった闇に堕ちた紫藤直哉だったの」

 

「「成程」」

 

「本来は微妙に違うような気もするけどそう言う事にしておくんだね」

 

「ええ、大人の事情でね」

 

「でも、この事直哉さん達に伝えたの?トワ」

 

薫がトワに聞く。

 

「いえ、まだよ融合世界に関わる世界を封印する時に特殊遊撃部隊全員を封印対象にしてるから先に、裏直哉への準備が整って発動後に特殊遊撃部隊の封印を解くわ」

 

「そうなんだ」

 

「なら今直哉さん達は?」

 

「今融合世界のすこやか市にいるわよ」

 

「ただ意識はあるけどね」

 

「今の自分達の事もわかっているの?トワ」

 

飛鳥がトワに聞く。

 

「ええ、そこは動けないだけで直哉と守護者は話とかは出来るから今この話も直哉達は聞いているわ」

 

「一応この話も直哉達に知らせないといけないしね」

 

「それじゃあやるわよトワ」

 

「ええ、お願いイヨ」

 

そしてトワ達は行動した。

 

時を少し戻して・・・

 

 

「あいつがいれば恨みをはらそうと思っていたが、まあそれは後のお楽しみだな。今はこの世界の情報を集めることが先決だな」

 

「たくっ佐谷直哉として活動した記録が使えたら面倒な事をしなくていいのにな」

 

そう言って真宮寺直哉は融合世界の調査を始めた。

 

「とりあえずこの世界は自分の予想だと幼馴染世界の過去だと思うんだよな」

 

「漸く俺の時間だな。まず軽く降魔出したが、特殊遊撃部隊が出て来ると思っていたが、どうやら帝国華撃団とは別の組織のようだな」

 

「そして、ブルーがいないようだな」

 

「ただ大神さんが帝国華撃団にいなかったから恐らく大神さんは、巴里華撃団にいるんだろうな」

 

!!

 

その時真宮寺直哉の記憶の一部がイヨの力によって改変されたのだった。

 

管理者の神殿・・・

 

「ふう、とりあえずこれで真宮寺直哉の記憶は黒鬼会との戦いが起きている頃に改変したわ」

 

「わかったわ飛鳥と薫お願い」

 

「「はい」」

 

そして飛鳥と薫によって真宮寺直哉を融合世界から違う世界に移動したのだが、真宮寺直哉には気づかれる事無く成功した。

 

「「ただいま戻りました。トワ」」

 

「お疲れ様2人共」

 

「でも、これから真宮寺直哉はどうするの?」

 

薫がトワに聞く。

 

「とりあえず一時的とはいえ、融合世界から追い出せたから特殊遊撃部隊を復活させてこれからの事を話し合うわよ」

 

「ちなみにイヨ真宮寺直哉にはどの映像が見えてるの?」

 

薫がイヨに聞く。

 

「これよ」

 

「フフ、来たな帝国華撃団、そして我の欲する物空中要塞の制御装置よ」

 

「貴様は京極!!生きていたのか?」

 

「当たり前だ我があの程度で死ぬわけなかろう、出でよ我が配下達よ」

 

京極がそう言うと、金剛、土蜘蛛、そして鬼王が、帝国華撃団の前に現れた。

 

「ようまた会えたなさくら、直哉」

 

「貴方はまさか、金剛?」

 

「今度こそ貴様等を潰す」

 

「・・・ふ」

 

「鬼王この場は任せたぞ、行くぞ金剛土蜘蛛」

 

「「はっ」」

 

「・・・御意」

 

 

そう言ってその場には、鬼王が残った。そして鬼王は、木喰野実験で誕生した、降魔兵器を出現させ、さくらたちに襲わせた。

 

そして大神達は仲間を助けながら降魔兵器を撃退した時、ついにその時が来てしまった。

 

「がああああああ。」

 

その時直哉から尋常じゃない程の叫び声が聞こえ、事情の知らない隊員たちが驚いていた。

 

「ついに復活させてしまったか、空中要塞武蔵」

 

大神が呟くと同時に京極の声が聞こえて来た。

 

「鬼王退くのだ、武蔵が目覚め、制御装置も手に入れた以上もはやここに用はない」

 

 

京極の声が消え、帝国華撃団は上空を見ると、かつて、帝都に現れた聖魔城を超える大きさの建造物が浮いていた。

 

「「うわあえぐい所だなあ」」

 

「仕方ないじゃないあそこじゃないと駄目だって言ったのよトワが」

 

「「どういう事」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワ達の緊急の話し合い2

「ああ、それは今真宮寺直哉のいる場所で7人世界と幼馴染世界のイベントを使い、真宮寺直哉の力の軽減をするの、特殊遊撃部隊が対峙しても問題がないレベルにまでね

 

「成程今トワは真宮寺直哉が初めてあおぞら市に来てたレベルまで下げたいのね」

 

「ええ、そう言う事よ」

 

おおおお、ヴォルクルス様多少は違う所がありますが、ヴォルクルス様に間違いありませんね」

 

「うん、ヴォルクルス様の中に異物がありますね3つほど・・・いや2つだけ邪魔ですから排除しましょう」

 

そう言ってルオゾールは、ヴォルクルスの中にある飛鳥と薫のやる気をヴォルクルスの中から排除した。

 

それに伴い飛鳥と薫は、直哉達とブルーが想定外の仕方で復活するのだった。

 

 

「さて、ヴォルクルス様の復活の邪魔となる因子は取り除きましたが、1つの闇の力はそこそこ使えるかもしれませんね」

 

 

ですが、今のヴォルクルス様には不要ですね」

 

「この時に飛鳥と薫と真宮寺直哉もヴォルクルスから助けられたけどその時は真宮寺直哉に異変が起きている事に気づいてなかったのそれに気づいたのが・・・」

 

 

「そうだ、それに和実ゆい達が管理者の神殿に来る前にヤラネーダにやられたとわかった以上直哉に伝えなければいけないが、シンフォギア世界にいる以上管理者の神殿を通じての通信は避けたいのだ」

 

「そこで融合世界ののどか達と17番目のプリキュアの世界の人物をシンフォギア世界に行って貰う事となった」

 

「「ええーー」ラビ」

 

映像停止・・・

 

「何だと!!17番目のプリキュアの世界から来た子達がヤラネーダにやられていただと」

 

「うんそうみたいだね、僕としては君に教える義理は無いんだけどね」

 

「まさか、バトラーが原作世界のキングビョーゲン達に協力要請をしていたとは」

 

「君達の世界の神様達も動き出したみたいだね」

 

「確認したいのだが、いいか?」

 

「うん良いよ」

 

「佐谷直哉、お前はどう動くつもりだ?」

 

「うーん僕としては、関与する気はないけどそろそろ真宮寺直哉が、目覚める頃だからね」

 

「彼は僕と違って好戦的だからね」

 

「嬉しい事を言ってくれるね」

 

俺は事実を言っただけだ、事実俺は真宮寺直哉の両方の人格を見てるからな」

 

「そうか、君は異界事変の時に表の人格を見たんだったね」

 

「ああ」

 

「と言う二人の会話を聞いてねそれで裏直哉達にはまだ融合世界関連は見せるべきではないとレイと決めてたの」

 

「でも、一時的に真宮寺直哉の闇の力もとい米田健二の力を弱めても私達のパパを見たら意味なくない?」

 

薫がトワに聞く。

 

「そこは大丈夫よこれを見て」

 

「うええ、何あれ気持ち悪いんだけど」

 

「皆さんあれは、米田健二によって殺された人間佐谷直哉の魂です」

 

 

「「「「「「ええーー」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「ちょっと待って佐谷直哉君は、米田健二に吸収された筈それがどうしてこちらに来てるの?」

 

グレースが融合世界の直哉に聞く。

 

「へえ、、ピンクのお姉さんも僕の事よく知ってるね。かなり前の世界の事だけど知っていてくれて嬉しいな」

 

「それで貴方の目的は何?」

 

「僕の目的は米田健二を倒す為に、そこにいる紫藤直哉君の体と力が欲しいのさ」

 

!!

 

佐谷直哉の目的を知るとグレースとフォンテーヌとスパークルが警戒を強める。

 

 

「ああ、慌てないでよ。僕も漸く自由になる順番が来たのだから遊びたいからね」

 

「それじゃあね融合世界の紫藤直哉君」

 

そう言って魂状態の佐谷直哉は転移をした。

 

「どうやら裏直哉と佐谷直哉は裏直哉の力が弱まれば佐谷直哉は表に出て来れるみたいね」

 

「「成程」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワ達の緊急の話し合い3

今回の話では突然僕が帝国華撃団の隊長代理になりましたの最終回の話の部分があります


「ああ、慌てないでよ。僕も漸く自由になる順番が来たのだから遊びたいからね」

 

「それじゃあね融合世界の紫藤直哉君」

 

そう言って魂状態の佐谷直哉は転移をした。

 

「どうやら裏直哉と佐谷直哉は裏直哉の力が弱まれば佐谷直哉は表に出て来れるみたいね」

 

「「成程」」

 

「そう言えば何で裏直哉の中に佐谷直哉さんがいるの」

 

飛鳥がトワに聞く。

 

「ああ、それは・・・」

 

「うっ何だこの映像は?これはもしかすると・・・」

 

 

「そうですよこれは僕の記憶ですよ、直哉さん」

 

 

!!

 

 

 

「何故お前が存在している?佐谷直哉、お前は兄さんに吸収された筈だ」

 

「あれ、聞いてないんですか?貴方は健二さんに捨てられたんですよ、姉弟揃ってね」

 

「何だと!!馬鹿な」

 

「嘘をつくなよ、佐谷直哉?」

 

「いえいえ嘘じゃないですよ、現にあなた達の現状を見てください」

 

 

そう言って、佐谷直哉は裏直哉に自分の状況を確認させた。

 

!!

 

「何なんだ?この姿はーーーー」

 

「俺とさくらの魂が何か機械的な物に作り替えられている」

 

 

 

「どういう事だ?佐谷直哉ーーー」

 

 

 

「ふふ、そんな大声を出さなくても聞こえますよ」

 

 

「これが終焉弐式の仕様ですよ」

 

 

 

「何だと!!」

 

「終焉弐式を起動させるには、強烈な闇の力を持つ魂を二つほど生贄にしないといけないんですよ」

 

 

 

!!

 

 

「つまり裏直哉さんが、地底王国であんな事をしなければ健二さんは終焉弐式を使う事をしなかったんですよ」

 

「何だと、それじゃあ兄さんは?・・・」

 

「・・・ええ、貴方の想像通り裏直哉お前が捨てた真宮寺直哉が受けた痛みすらを超える罰を受けるんですよ、今からね」

 

「このように米田健二の闇に飲み込まれた順番が佐谷直哉そして真宮寺直哉の順番だったからじゃないかしら?」

 

「その後もいろんな事があって、皆忘れてたわ」

 

「「成程」」

 

「まあ、今はそれよりこれからの事でしょう」

 

イヨが言う。

 

「とりあえず裏直哉を拘束している内にさっさと直哉と守護者を復活させなさいよ」

 

「そうね」

 

そしてトワは力を使い花寺直哉と守護者達を管理者の神殿に転移させて彼等の封印を解除した。

 

「あれここは管理者の神殿・・・どうして?僕は確かゆいさんと一緒に」

 

「うわあ、もしかしたらここおばあちゃんがいたら懐かしむかも」

 

「ああ、そうかもしれませんねゆいさんのおばあちゃんが子供の頃に見た事があるのがこちらでは現役ですからね」

 

「それでもやはりこちらで言う蒸気機関を使う物が多くなってますね」

 

「えっとそれは私達の世界で言う電気の事ですよね?」

 

「はい、ゆいさん達が持っている物でスマホがありますよね?」

 

「はい」

 

「僕達の部隊でスマホを知るのはプリキュアのメンバーだけですよ」

 

「ええ――」

 

「正確に言えば使いこなせるのはですけどね」

 

「ああそう言う事なんですね」

 

「そうです。トワにも言われたと思いますけど守護者達の時代が微妙に違うのでもしゆいさんが困ったら同じプリキュアの人に言ってくださいね」

 

「わかりました」

 

「さてと観光しながらゆいさんの日用品を買いましょうか」

 

「え、悪いですよ直哉さん」

 

「気にしないで下さい。ゆいさんこれは特殊遊撃部隊に協力してくれる全員にしてる事なので」

 

「でも・・・」

 

そして直哉が、ゆいの日用品を買う買い物をしていると悲鳴が聞こえた。

 

「きゃああ。降魔ーー」

 

 

「え、何何・・・きゃああ怪物だーー。直哉さんあれは何なんですか?」

 

「あれは、中心世界に存在する降魔と呼ばれる存在です。ゆいさん逃げますよ」

 

「え、直哉さん戦わないんですか?」

 

「ええ、今僕達は何も出来ません。ですが帝都を守る彼女達がいます」

 

「対降魔迎撃部隊の・・・」

 

「「「「「「「「帝国華撃団参上!!」」」」」」」」

 

「え、帝国華撃団何ですかそれ?」

 

「それについては避難してから話しますから避難しますよ」

 

「はい」

 

そしてゆいと直哉は避難をし、その後帝国華撃団の活躍で、降魔は撃退されたのだった。

 

「そうだゆいさんは?」

 

「落ち着きなさい直哉」

 

「え、トワどうしてここに?」

 

「どうしてここにってここは管理者の神殿だからね。私はここにいるんだけど」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワ直哉への状況説明前編

「直哉貴方記憶はどこまであるかしら?」

 

「えーと・・・」

 

「そうです。トワにも言われたと思いますけど守護者達の時代が微妙に違うのでもしゆいさんが困ったら同じプリキュアの人に言ってくださいね」

 

「わかりました」

 

「さてと観光しながらゆいさんの日用品を買いましょうか」

 

「え、悪いですよ直哉さん」

 

「気にしないで下さい。ゆいさんこれは特殊遊撃部隊に協力してくれる全員にしてる事なので」

 

「でも・・・」

 

そして直哉が、ゆいの日用品を買う買い物をしていると悲鳴が聞こえた。

 

「きゃああ。降魔ーー」

 

 

「え、何何・・・きゃああ怪物だーー。直哉さんあれは何なんですか?」

 

「あれは、中心世界に存在する降魔と呼ばれる存在です。ゆいさん逃げますよ」

 

「え、直哉さん戦わないんですか?」

 

「ええ、今僕達は何も出来ません。ですが帝都を守る彼女達がいます」

 

「対降魔迎撃部隊の・・・」

 

「「「「「「「「帝国華撃団参上!!」」」」」」」」

 

「え、帝国華撃団何ですかそれ?」

 

「それについては避難してから話しますから避難しますよ」

 

「はい」

 

そしてゆいと直哉は避難をし、その後帝国華撃団の活躍で、降魔は撃退されたのだった。

 

「ここまでですけど」

 

「そう、なら教えてあげるわ」

「あいつがいれば恨みをはらそうと思っていたが、まあそれは後のお楽しみだな。今はこの世界の情報を集めることが先決だな」

 

「たくっ佐谷直哉として活動した記録が使えたら面倒な事をしなくていいのにな」

 

そう言って真宮寺直哉は融合世界の調査を始めた。

 

「とりあえずこの世界は自分の予想だと幼馴染世界の過去だと思うんだよな」

 

「漸く俺の時間だな。まず軽く降魔出したが、特殊遊撃部隊が出て来ると思っていたが、どうやら帝国華撃団とは別の組織のようだな」

 

「そして、ブルーがいないようだな」

 

「ただ大神さんが帝国華撃団にいなかったから恐らく大神さんは、巴里華撃団にいるんだろうな」

 

直哉とゆいを襲った降魔を指揮したのは、真宮寺直哉の裏人格の裏直哉よ」

 

「ええーー」

 

「どうして彼が?」

 

「それは貴方が佐谷直哉から聞いてるんじゃないの?」

 

「あ、そう言えば」

 

そして直哉は思い出した。

 

「何だと!!17番目のプリキュアの世界から来た子達がヤラネーダにやられていただと」

 

「うんそうみたいだね、僕としては君に教える義理は無いんだけどね」

 

「まさか、バトラーが原作世界のキングビョーゲン達に協力要請をしていたとは」

 

「君達の世界の神様達も動き出したみたいだね」

 

「確認したいのだが、いいか?」

 

「うん良いよ」

 

「佐谷直哉、お前はどう動くつもりだ?」

 

「うーん僕としては、関与する気はないけどそろそろ真宮寺直哉が、目覚める頃だからね」

 

「彼は僕と違って好戦的だからね」

 

「そう、そして真宮寺直哉と佐谷直哉が交代して融合世界に現れたんだけど、まだ真宮寺直哉に融合世界の存在を知られないようにするために融合世界に関わる者を封印をしたの」

 

「特殊遊撃部隊も含めてね」

 

「そうだったんですかそれじゃあ真宮寺直哉君の件はトワと飛鳥ちゃん達で解決したんですか?」

 

「いえ、直接な解決はしてないわ」

 

「これを見て直哉」

 

「ああ、それは今真宮寺直哉のいる場所で7人世界と幼馴染世界のイベントを使い、真宮寺直哉の力の軽減をするの、特殊遊撃部隊が対峙しても問題がないレベルにまでね

 

「成程今トワは真宮寺直哉が初めてあおぞら市に来てたレベルまで下げたいのね」

 

「ええ、そう言う事よ」

 

おおおお、ヴォルクルス様多少は違う所がありますが、ヴォルクルス様に間違いありませんね」

 

「うん、ヴォルクルス様の中に異物がありますね3つほど・・・いや2つだけ邪魔ですから排除しましょう」

 

そう言ってルオゾールは、ヴォルクルスの中にある飛鳥と薫のやる気をヴォルクルスの中から排除した。

 

 

「と言う二人の会話を聞いてねそれで裏直哉達にはまだ融合世界関連は見せるべきではないとレイと決めてたの」

 

「でも、一時的に真宮寺直哉の闇の力もとい米田健二の力を弱めても私達のパパを見たら意味なくない?」

 

「イヨと飛鳥と薫に頼んで一時的に行動不能にして貰ってるから」

 

「その間に私とレイで融合世界に新たなダミーとなる世界を作って真宮寺直哉を入れたから」

 

「成程ならその世界には特殊遊撃部隊としては関わらなくて良いんですね」

 

「ええ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワ直哉への状況説明後編

「イヨと飛鳥と薫に頼んで一時的に行動不能にして貰ってるから」

 

「その間に私とレイで融合世界に新たなダミーとなる世界を作って真宮寺直哉を入れたから」

 

「成程ならその世界には特殊遊撃部隊としては関わらなくて良いんですね」

 

「ええ」

 

「ただ、融合世界に関連する世界の時間が巻き戻る事になるわ」

 

「それはつまり裏直哉が現れた中心世界の時間が戻ると言う事はまた巴里華撃団の戦いが始まると言う事ですか?」

 

「ええ、でもパリシイとの戦いの途中に調整するけどね後異界事変に巻き込まれた世界の時もね」

 

「ここはサマー達の世界であってるよ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「でもグレースさんあの人達知らないんですけど?」

 

「うん、サマー達が知らなくて当然だよ。あの人達は過去の7人世界のとある事件に巻き込まれた人達だから」

 

「ええ――」

 

その時サマーの声に気がついた2体の降魔がグレースと神山に襲い掛かる。

 

「神山さん」

 

「了解グレースさん」

 

 

「エレメントチャージ!」

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

「プリキュア!スカイヒーリングフラワー!」

 

「お大事に」

 

!!

 

その時真宮寺直哉がキュアグレースの存在を見つけた。

 

「お姉ちゃんここにもあの人がいるよ」

 

「ええ――どういう事あの人も今回の事件n関係してるの?」

 

「ならやる事は1つだな小次郎と直哉は謎の女の子と接触しろ」

 

ケンが2人に言う。

 

「「しかし、ベガと降魔軍団の数が多いのに」」

 

「フフ、奴等がエキストラプレイヤーか、良いだろう貴様達の実力見せて貰おう。サイコ・クラッシャー」

 

ベガが、キュアグレースに攻撃を仕掛けた。

 

「くっこちらに攻撃をしてくるなんて」

 

「グレースさんあの軍服の人には恐らく浄化技は効かないと思うので、ここは霊力攻撃で行きましょう」

 

そうグレースの体内にいる直哉が言う。

 

「でも真宮寺直哉く達がいるんだよいいの?」

 

「仕方がありません。行きますよグレースさん」

 

「うん」

 

「「破邪剣征・桜花放神」」

 

!!

 

「なっ貴様お前も霊力を・・・ぐおおおお」

 

!!

 

「あの女の子私と直哉君の技を使って威力は私達より強いなんて」

 

「ああ、トワはあおぞら市とすこやか市に異界事変を通して真宮寺直哉を融合世界と友好世界に来た事で今回の侵入に繋がったと考えてるんですね?」

 

「ええ、そう考えてるわそれにイヨもヒミコもまだ貴方と裏直哉と接触させる気は全くないみたいだからね」

 

「そうなんですねだから、今回ののような世界を作り拘束したんですね」

 

「あくまでも一時的な物よ。拘束期間が終わればその世界は消えるようになっているから」

 

「それではトワ以前の任務はどうするんですか?」

 

直哉がトワに聞く。

 

「ええ、その方がいいかもしれません。もし本当にヤフキエル事変事変に似た艇庫軍部の動きがあるとすればですが・・・」

 

「そうだな連中の監視が緩い時に出しとくべきだな」

 

「可能なら早めにしておくべきと思います」

 

「わかったそうしておこう。後直哉すまないが別の事件も解決してくれないか?」

 

「別の事件ですか?」

 

「ああ、最近帝都の各地にあるレストランで急に料理の味が変わったという苦情が出始めてな」

 

「成程」

 

「わしが調べた範囲でわかった事だが怪盗らしき者が現れた後から料理の味が変わったと言う事だ」

 

「怪盗ですか?」

 

「そうだ」

 

「トワさん」

 

のどかがトワに言う。

 

「そうね、米田一基その怪盗は異世界の存在よ」

 

「「異世界の人間」ですって」

 

トワの言葉に驚く米田とエステルだった。

 

「皆少し長いけどこの映像を見て貰えるかしら?」

 

「ああ、それは融合世界が全部封印になったので向こうとなるわ」

 

「今後の特殊遊撃部隊の任務は全て白紙とするわ」

 

「それぞれの世界にそれなりの調整もしないといけないし」

 

「わかりました」

 

そしてトワによる直哉への状況説明は終わったのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

間章6 一時的に完全封印された世界編
融合世界の再始動に向けて1


3人の神と神の友人の双子の協力により融合世界完全封印を実行して約半年後・・・

 

「ふう、漸く細かい所は融合世界を再始動させてチェックするとしましょうかレイ」

 

「そうだなトワ中心世界は太正15年の4月で良いのか?」

 

「ええ、直哉には嘘をつく事になったけど」

 

「まあ仕方ないだろう。巴里華撃団関連を最初からにしないと融合世界を再始動出来なかったんだから」

 

「それはそうだけど」

 

「最悪特殊遊撃部隊を巴里に行かすのは最後にすればどうだ?どうせパリシイとの戦いの部分はさせただろ」

 

「それも考えたけどね大神との関連を考えると前の流れの方がいいよな気もするし」

 

「まあその辺は急ぐ事もないだろう」

 

「そうね」

 

「まず融合世界及び友好世界のチェックをしましょう」

 

暫くして・・・

 

「・・・どうだ?」

 

「僕達の部隊でスマホを知るのはプリキュアのメンバーだけですよ」

 

「ええ――」

 

「正確に言えば使いこなせるのはですけどね」

 

「ああそう言う事なんですね」

 

「そうです。トワにも言われたと思いますけど守護者達の時代が微妙に違うのでもしゆいさんが困ったら同じプリキュアの人に言ってくださいね」

 

「わかりました」

 

「さてと観光しながらゆいさんの日用品を買いましょうか」

 

「え、悪いですよ直哉さん」

 

「気にしないで下さい。ゆいさんこれは特殊遊撃部隊に協力してくれる全員にしてる事なので」

 

「でも・・・」

 

そして直哉が、ゆいの日用品を買う買い物をしていると悲鳴が聞こえた。

 

「きゃああ。降魔ーー」

 

 

「え、何何・・・きゃああ怪物だーー。直哉さんあれは何なんですか?」

 

「あれは、中心世界に存在する降魔と呼ばれる存在です。ゆいさん逃げますよ」

 

「え、直哉さん戦わないんですか?」

 

「ええ、今僕達は何も出来ません。ですが帝都を守る彼女達がいます」

 

「対降魔迎撃部隊の・・・」

 

「「「「「「「「帝国華撃団参上!!」」」」」」」」

 

「え、帝国華撃団何ですかそれ?」

 

「それについては避難してから話しますから避難しますよ」

 

「はい」

 

そしてゆいと直哉は避難をし、その後帝国華撃団の活躍で、降魔は撃退されたのだった。

 

「漸く俺の時間だな。まず軽く降魔出したが、特殊遊撃部隊が出て来ると思っていたが、どうやら帝国華撃団とは別の組織のようだな」

 

「そして、ブルーがいないようだな」

 

「やっぱりあの子が直接現れた中心世界は、もう少し浄化時間を増やしておいた方が良さそうね」

 

「そうか、すこやか市とあおぞら市はどうだ?」

 

「そちらは浄化は終わってるけど、異界事変の影響を完全に消すのは無理ね」

 

「ああ、16番目のプリキュアの先代プリキュアの関連でか?」

 

「そうね」

 

「・・・ふう終わりましたよトワのどかさんひなたさん」

 

「大丈夫直哉君?」

 

「大丈夫直哉っち」

 

ええ、何とかまなつちゃん達の世界の先代プリキュアが協力してくれて一時的に同化する事が出来ました」

 

「良かったよ安心したよ」

 

「お疲れ様直哉」

 

「もうこんな無茶苦茶な依頼はやめて下さいよトワ」

 

「ねえ、直哉っち今は私達の知る直哉っちだよね?」

 

「そうですよひなたさん。僕の状態は以前ののどかさんの状態と同じと考えて良いですよ」

 

「実際あの時は直哉に負担をかけたしね」

 

「それを無駄にするのは気が引けるか?」

 

「ええ、流石にね」

 

「そうか、それで特殊遊撃部隊の再出発地点はどうするんだ?」

 

「そうね・・・」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

融合世界の再始動に向けて2

「お疲れ様直哉」

 

「もうこんな無茶苦茶な依頼はやめて下さいよトワ」

 

「ねえ、直哉っち今は私達の知る直哉っちだよね?」

 

「そうですよひなたさん。僕の状態は以前ののどかさんの状態と同じと考えて良いですよ」

 

「実際あの時は直哉に負担をかけたしね」

 

「それを無駄にするのは気が引けるか?」

 

「ええ、流石にね」

 

「そうか、それで特殊遊撃部隊の再出発地点はどうするんだ?」

 

「そうね・・・」

 

「とりあえずプリキュア関連か海鳴市関連かそれの2つから決めようと思ってるわ。それでも直接介入はさせないわよ」

 

「ああ、以前の海鳴市のような感じでやるのか?」

 

「またトワさん無茶ぶりを押し付けましたね」

 

「あら良いじゃない。あいつらのせいでグレースにも余計な仕事が増えたでしょう」

 

「それはそうですけど・・・」

 

「まったくトワは変わってないな。確かに今回リンディさん達が行こうとした地球は、トワとレイが管理している融合世界の中の地球だからトワが動いたんだろ?」

 

「そうよ、でも私をしらなさそうだから直哉の事は言わなかったけどね」

 

「それで良いと思うよ自分を知るリンディさん達なら違う反応をしたと思うから」

 

「でもこれからどうするんですか?」

 

「とりあえずグレースは、仲間の所に戻りなさい」

 

「わかりました」

 

「ああ、今回はそういう形ではしないつもりよ」

 

「でも、不気味なのがこの半年間ワイズマンやイシュメルガとデボネア達が、多少なり動くと予想してたんだけど・・・動かなかったわね」

 

「そう言えばそうだったな。イシュメルガとデボネアに関してはあれ以降出て来てないよな」

 

レイがそう言う。

 

「変身するラビ」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

そして直哉は、キュアグレースのヒーリングステッキに吸い込まれた。

 

 

「ほう、仲間を先に行かせて自分達は残るとはな」

 

「そりゃそうですよ。僕達2人しか見てないですからね。貴方が存在する所には紅い花が出現しますからね。イシュメルガ」

 

 

「フフ、そうだったな」

 

そう言ってイシュメルガは、グレース達の前に現れた。

 

「くっまだマリアさんの体を・・・」

 

「何この娘の体を使うのは、その方がお前達には効果的だからな」

 

!!

 

「何を考えてるの?イシュメルガ」

 

「この庭園そして、この空間におけるゲームは、貴方が仕組んだの?」

 

「そういう事だ、最もそこにある赤い扉は一切手をだしていないがな」

 

!!

 

「つまり紫の扉とオレンジの扉は、イシュメルガお前が作り出したのか?」

 

「ああ、簡単に獅童光を救出するのは、我もデボネアも認めるわけにはいかないからな」

 

 

「何!!この一件デボネアも関与してるのか?」

 

「ああ、2つの扉の世界でな」

 

「まあデボネアの干渉が無くとも、奴等の一部はその世界の虜だろうがな。その点に関しては、紫藤直哉お前に感謝しているぞ」

 

!!

 

「それはまさか・・・」

 

「そうだ融合世界に起きた地震を利用し、捕獲した世界をゲートの中に組み込んだのさ」

 

「確かにね」

 

「ああいう事を事はするのに、今回は何もしなかったんだろうな」

 

「さあ知らないわ。とりあえず直哉達特殊遊撃部隊の皆を融合世界のすこやか市に転移させるわよ」

 

「ああ、わかった」

 

そして融合世界は再始動したのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊の再始動1 再始動の世界は前編

「兄さん起きて下さい。時間ですよ」

 

「ううーんここは?あ、飛鳥ちゃん」

 

「起きましたね兄さん。兄さん一度トワに管理者の神殿に呼ばれた事を覚えてますか?」

 

「うん何とか覚えてるよ」

 

「そう、そして真宮寺直哉と佐谷直哉が交代して融合世界に現れたんだけど、まだ真宮寺直哉に融合世界の存在を知られないようにするために融合世界に関わる者を封印をしたの」

 

「特殊遊撃部隊も含めてね」

 

「そうだったんですかそれじゃあ真宮寺直哉君の件はトワと飛鳥ちゃん達で解決したんですか?」

 

「いえ、直接な解決はしてないわ」

 

「これを見て直哉」

 

「ああ、それは今真宮寺直哉のいる場所で7人世界と幼馴染世界のイベントを使い、真宮寺直哉の力の軽減をするの、特殊遊撃部隊が対峙しても問題がないレベルにまでね

 

「成程今トワは真宮寺直哉が初めてあおぞら市に来てたレベルまで下げたいのね」

 

「ええ、そう言う事よ」

 

「イヨと飛鳥と薫に頼んで一時的に行動不能にして貰ってるから」

 

「その間に私とレイで融合世界に新たなダミーとなる世界を作って真宮寺直哉を入れたから」

 

「成程ならその世界には特殊遊撃部隊としては関わらなくて良いんですね」

 

「ええ」

 

「ただ、融合世界に関連する世界の時間が巻き戻る事になるわ」

 

「それはつまり裏直哉が現れた中心世界の時間が戻ると言う事はまた巴里華撃団の戦いが始まると言う事ですか?」

 

「ええ、でもパリシイとの戦いの途中に調整するけどね後異界事変に巻き込まれた世界の時もね」

 

「確かそう言われて僕はまた眠ったと思うんだけど」

 

「そうですねその時から今は半年経ってます」

 

「ええ――半年も」

 

飛鳥の言葉に驚く直哉だった。

 

「ええ、安心して下さい。兄さん兄さん達特殊遊撃部隊を起こすと同時に融合世界は再び活動しているので」

 

「そうなんだ」

 

「ただ融合世界を再始動するにあたりデメリットが起きたみたいですが」

 

「ええ、デメリットが・・・」

 

「はいそれがこちらになります」

 

「ふう、漸く細かい所は融合世界を再始動させてチェックするとしましょうかレイ」

 

「そうだなトワ中心世界は太正15年の4月で良いのか?」

 

「ええ、直哉には嘘をつく事になったけど」

 

「まあ仕方ないだろう。巴里華撃団関連を最初からにしないと融合世界を再始動出来なかったんだから」

 

「それはそうだけど」

 

「最悪特殊遊撃部隊を巴里に行かすのは最後にすればどうだ?どうせパリシイとの戦いの部分はさせただろ」

 

「それも考えたけどね大神との関連を考えると前の流れの方がいいよな気もするし」

 

「まあその辺は急ぐ事もないだろう」

 

「そうね」

 

「まず融合世界及び友好世界のチェックをしましょう」

 

「ええーーパリシイとの戦いが最初からなんて・・・」

 

「どうやら中心世界で裏直哉が力を使った影響が原因で中心世界に影響が出ないようにするには、大神さんが巴里に行った頃からにするしかないようです」

 

「成程ね」

 

「じゃあ飛鳥ちゃん。異界事変のあれも消去したの?」

 

「いえ、そちらの方は無理のようですね。原因は兄さんの体に同化している16番目のプリキュアの先代プリキュアを元の世界に戻す事になりますから」

 

「あ、そう言う部分は元に戻すのが難しくて、時間がかかるんだっけ」

 

「ええそうですよ」

 

「そう言えば、飛鳥ちゃんここはどこなの?」

 

「ここは融合世界のすこやか市にある兄さんが一時入院した病院ですよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊の再始動1 再始動の世界は後編

「あ、もしかして・・・」

 

「うーんここは・・・」

 

「あ、気が付いたねのどかちゃん」

 

「ええーー何でトワさんがここにいるんですか?」

 

「ありがとう何故ってここの病院の医院長だからよ」

 

「ええーー」

 

再びトワの言葉に驚くのどかだった。

 

「そういえば直哉君は」

 

「そんな大きな声を出さなくても隣にいるわよ直哉君は」

 

「よかった」

 

「さてとあまりにも時間が取れないからさっさと話すわよ響もいいかしら?」

 

「はい」

 

そう言って紫藤直哉の姿が立花響へと変化した。

 

「やっぱり直哉の意識がないときしか私はのどか達の世界では活動出来ないみたいですね」

 

「そうよ逆に言えば、シンフォギアの世界ではのどかちゃんが活動するにはこのタイミングでしか出来ないの?そう言う制約なのよ」

 

「は、制約で思い出したんですけど」

 

「ここあの時の病院なんだ」

 

「そうですよ兄さん」

 

「それじゃ、守護者達と他の協力者達は」

 

「守護者達と協力者全員この病院にいますよ。兄さんが目覚めたので、時期に皆さんが起きますよ」

 

「そうなんだ飛鳥ちゃん特殊遊撃部隊としての今後の予定に関して2人から聞いてない?」

 

「それは聞いてませんね。決定したとは」

 

「どういう事?」

 

 

「もうこんな無茶苦茶な依頼はやめて下さいよトワ」

 

「ねえ、直哉っち今は私達の知る直哉っちだよね?」

 

「そうですよひなたさん。僕の状態は以前ののどかさんの状態と同じと考えて良いですよ」

 

「実際あの時は直哉に負担をかけたしね」

 

「それを無駄にするのは気が引けるか?」

 

「ええ、流石にね」

 

「そうか、それで特殊遊撃部隊の再出発地点はどうするんだ?」

 

「そうね・・・」

 

「とりあえずプリキュア関連か海鳴市関連かそれの2つから決めようと思ってるわ。それでも直接介入はさせないわよ」

 

「こうトワが言ってたらしく」

 

「成程ね」

 

「それじゃ僕達特殊遊撃部隊としては、融合世界のすこやか市に待機と言う名目での滞在で良いのかな?」

 

「そうですね、後兄さん私は、和実ゆいさんと変わってますからね守護者を」

 

「ええ――どういう事?」

 

「和実ゆいさんを守る為の処置ですよ。和実ゆいさんは、融合世界に来てすぐに今回の件に巻き込まれたので、私が兄さんの守護者臨時をするよりは、和実ゆいさんにさせて融合世界について勉強しながら、兄さんをサポート役として付ければいいんじゃないかとレイさんの発案で試しにしてみようとなったんですけど」

 

「・・・うん、それは良いかも確かに・・・」

 

そして直哉は思い出す。

 

「うわあ、もしかしたらここおばあちゃんがいたら懐かしむかも」

 

「ああ、そうかもしれませんねゆいさんのおばあちゃんが子供の頃に見た事があるのがこちらでは現役ですからね」

 

「それでもやはりこちらで言う蒸気機関を使う物が多くなってますね」

 

「えっとそれは私達の世界で言う電気の事ですよね?」

 

「はい、ゆいさん達が持っている物でスマホがありますよね?」

 

「はい」

 

「僕達の部隊でスマホを知るのはプリキュアのメンバーだけですよ」

 

「ええ――」

 

「正確に言えば使いこなせるのはですけどね」

 

「ああそう言う事なんですね」

 

「そうです。トワにも言われたと思いますけど守護者達の時代が微妙に違うのでもしゆいさんが困ったら同じプリキュアの人に言ってくださいね」

 

「わかりました」

 

「さてと観光しながらゆいさんの日用品を買いましょうか」

 

「え、悪いですよ直哉さん」

 

「気にしないで下さい。ゆいさんこれは特殊遊撃部隊に協力してくれる全員にしてる事なので」

 

「でも・・・」

 

そして直哉が、ゆいの日用品を買う買い物をしていると悲鳴が聞こえた。

 

「きゃああ。降魔ーー」

 

 

「え、何何・・・きゃああ怪物だーー。直哉さんあれは何なんですか?」

 

「あれは、中心世界に存在する降魔と呼ばれる存在です。ゆいさん逃げますよ」

 

「え、直哉さん戦わないんですか?」

 

「ええ、今僕達は何も出来ません。ですが帝都を守る彼女達がいます」

 

「対降魔迎撃部隊の・・・」

 

「「「「「「「「帝国華撃団参上!!」」」」」」」」

 

「え、帝国華撃団何ですかそれ?」

 

「それについては避難してから話しますから避難しますよ」

 

「ああ言って、まだゆいさんに説明をしてなかったな」

 

「兄さんそう言う部分はちゃんとして下さいね」

 

「はーい」

 

そして飛鳥の説明は終わった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊の再始動2 守護者達への説明前編

直哉が目覚めて数日後・・・

 

直哉は目覚めた守護者達に説明をした。

 

「成程ねまさかそんな事が起きてたなんてね」

 

大帝国劇場での話し合いの後に」

 

エステルがそう言う。

 

「それで問題は解決したのかしら?」

 

「それは一応解決しましたですが・・・」

 

「うん何とか覚えてるよ」

 

「そう、そして真宮寺直哉と佐谷直哉が交代して融合世界に現れたんだけど、まだ真宮寺直哉に融合世界の存在を知られないようにするために融合世界に関わる者を封印をしたの」

 

「特殊遊撃部隊も含めてね」

 

「そうだったんですかそれじゃあ真宮寺直哉君の件はトワと飛鳥ちゃん達で解決したんですか?」

 

「いえ、直接な解決はしてないわ」

 

「これを見て直哉」

 

「ああ、それは今真宮寺直哉のいる場所で7人世界と幼馴染世界のイベントを使い、真宮寺直哉の力の軽減をするの、特殊遊撃部隊が対峙しても問題がないレベルにまでね

 

「成程今トワは真宮寺直哉が初めてあおぞら市に来てたレベルまで下げたいのね」

 

「ええ、そう言う事よ」

 

「イヨと飛鳥と薫に頼んで一時的に行動不能にして貰ってるから」

 

「その間に私とレイで融合世界に新たなダミーとなる世界を作って真宮寺直哉を入れたから」

 

「成程ならその世界には特殊遊撃部隊としては関わらなくて良いんですね」

 

「ええ」

 

「ただ、融合世界に関連する世界の時間が巻き戻る事になるわ」

 

「それはつまり裏直哉が現れた中心世界の時間が戻ると言う事はまた巴里華撃団の戦いが始まると言う事ですか?」

 

「ええ、でもパリシイとの戦いの途中に調整するけどね後異界事変に巻き込まれた世界の時もね」

 

「確かそう言われて僕はまた眠ったと思うんだけど」

 

「そうですねその時から今は半年経ってます」

 

「ええ――半年も」

 

飛鳥の言葉に驚く直哉だった。

 

「ええ、安心して下さい。兄さん兄さん達特殊遊撃部隊を起こすと同時に融合世界は再び活動しているので」

 

「そうなんだ」

 

「ただ融合世界を再始動するにあたりデメリットが起きたみたいですが」

 

「ええ、デメリットが・・・」

 

「はいそれがこちらになります」

 

「ふう、漸く細かい所は融合世界を再始動させてチェックするとしましょうかレイ」

 

「そうだなトワ中心世界は太正15年の4月で良いのか?」

 

「ええ、直哉には嘘をつく事になったけど」

 

「まあ仕方ないだろう。巴里華撃団関連を最初からにしないと融合世界を再始動出来なかったんだから」

 

「それはそうだけど」

 

「最悪特殊遊撃部隊を巴里に行かすのは最後にすればどうだ?どうせパリシイとの戦いの部分はさせただろ」

 

「それも考えたけどね大神との関連を考えると前の流れの方がいいよな気もするし」

 

「まあその辺は急ぐ事もないだろう」

 

「そうね」

 

「まず融合世界及び友好世界のチェックをしましょう」

 

「ええーーパリシイとの戦いが最初からなんて・・・」

 

裏直哉君が、融合世界の中心世界に現れて力を行使した為に中心世界の時間を裏直哉君の影響を無効化するには太正15年4月からするしか方法がなかったみたいですね」

 

「成程ね」

 

「後変更点はあるの?」

 

「ええ、守護者関連で変更があります」

 

「「「「ええーー」」」」

 

直哉の言葉に驚く守護者達だった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊の再始動2 守護者達への説明中編

「裏直哉君が、融合世界の中心世界に現れて力を行使した為に中心世界の時間を裏直哉君の影響を無効化するには太正15年4月からするしか方法がなかったみたいですね」

 

「成程ね」

 

「後変更点はあるの?」

 

「ええ、守護者関連で変更があります」

 

「「「「ええーー」」」」

 

直哉の言葉に驚く守護者達だった。

 

そして直哉は飛鳥から聞いた事を話した。

 

「とりあえずプリキュア関連か海鳴市関連かそれの2つから決めようと思ってるわ。それでも直接介入はさせないわよ」

 

「こうトワが言ってたらしく」

 

「成程ね」

 

「それじゃ僕達特殊遊撃部隊としては、融合世界のすこやか市に待機と言う名目での滞在で良いのかな?」

 

「そうですね、後兄さん私は、和実ゆいさんと変わってますからね守護者を」

 

「ええ――どういう事?」

 

「和実ゆいさんを守る為の処置ですよ。和実ゆいさんは、融合世界に来てすぐに今回の件に巻き込まれたので、私が兄さんの守護者臨時をするよりは、和実ゆいさんにさせて融合世界について勉強しながら、兄さんをサポート役として付ければいいんじゃないかとレイさんの発案で試しにしてみようとなったんですけど」

 

「・・・うん、それは良いかも確かに・・・」

 

「そう言う事で、レイさんの提案で飛鳥ちゃんから和実ゆいさんに守護者をさせる事になりました」

 

「「「「ええ――」」」」

 

「でもレイやトワがそう考えても仕方ないわね」

 

「ええ――エステルさんどういう事ですか?」

 

響がエステルに聞く。

 

「皆大帝国劇場の時の事を思い出して」

 

「わかったそうしておこう。後直哉すまないが別の事件も解決してくれないか?」

 

「別の事件ですか?」

 

「ああ、最近帝都の各地にあるレストランで急に料理の味が変わったという苦情が出始めてな」

 

「成程」

 

「わしが調べた範囲でわかった事だが怪盗らしき者が現れた後から料理の味が変わったと言う事だ」

 

「怪盗ですか?」

 

「そうだ」

 

「トワさん」

 

のどかがトワに言う。

 

「そうね、米田一基その怪盗は異世界の存在よ」

 

「「異世界の人間」ですって」

 

トワの言葉に驚く米田とエステルだった。

 

「皆少し長いけどこの映像を見て貰えるかしら?」

 

映像終了・・・

 

「何とそのレシピッピを取り戻さないと変化した味は戻らないのですか?」

 

「ええ、その情報を教えてくれたローズマリーが言うにはね」

 

「そうですか」

 

「なら、トワそのローズマリーにレシピッピを取り戻すように頼みなさいよ」

 

「残念ながらローズマリーにレシピッピをお取り戻す力は失ってるの」

 

「そうなのなら無理はさせられないわね」

 

「だけどね全く対応出来ないわけじゃないわ。入って良いわよ」

 

「「はい」コメ」

 

「「え、嘘――」」

 

そしてトワに許可を貰い地下司令室に和実ゆいとエナジー妖精のコメコメが入って来た。

 

「トワこの子誰?」

 

「それに直哉ものどかもおどろいてるのよ?」

 

エステルがそう言う。

 

「ゆい自己紹介お願いね」

 

「はいトワさん。私は和実ゆい中学2年生です」

 

「この子はコメコメです。よろしくお願いします」

 

「はい表の紹介はこれくらいで良いわよ」

 

「はい」

 

「プリキュア!デリシャスタンバイ!」

 

「パーティーゴー!」

 

「にぎにぎ!」

 

「コメコメ!」

 

「ハートを」

 

「コメコメ!」

 

「シェアリンエナジー!」

 

「あつあつごはんで、みなぎるパワー!キュアプレシャス!」

 

「おいしい笑顔で満たしてあげる!」

 

「「はっ」ちょっとーーどういう事よ彼女がプリキュアですって」

 

「そうよ17番目のプリキュアの世界のプリキュアよ彼女がローズマリーに協力してレシピッピを取り戻す事をしていたのよ」

 

「ならもっと早めに紹介しなさいよ」

 

「そう言う訳にもいかないのよ。彼女達目覚めて1時間も経ってないし」

 

「はあ、どういう事よ」

 

「あの時トワは、和実ゆいが目覚めてすぐに大帝国劇場に連れて来たと言ってたわ」

 

「「「ああ、そう言えば」」」

 

「恐らくレイは、和実ゆいを守護者にして勉強させる気だと思うのよ」

 

「どう直哉?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊の再始動2 守護者達への説明後編

「そうですよエステルさんの言う通りの理由で和実ゆいさんは守護者の一員として動いて貰います。当面はゆいさんとのどかさん達と勉強会がメインの仕事になるそうですから」

 

「「「ええーー」」」

 

「成程融合世界が再始動した直後だからなのね」

 

「はいそうです」

 

「それではトワ以前の任務はどうするんですか?」

 

直哉がトワに聞く。

 

「ええ、その方がいいかもしれません。もし本当にヤフキエル事変事変に似た艇庫軍部の動きがあるとすればですが・・・」

 

「そうだな連中の監視が緩い時に出しとくべきだな」

 

「可能なら早めにしておくべきと思います」

 

「わかったそうしておこう。後直哉すまないが別の事件も解決してくれないか?」

 

「別の事件ですか?」

 

「ああ、最近帝都の各地にあるレストランで急に料理の味が変わったという苦情が出始めてな」

 

「成程」

 

「わしが調べた範囲でわかった事だが怪盗らしき者が現れた後から料理の味が変わったと言う事だ」

 

「怪盗ですか?」

 

「そうだ」

 

「トワさん」

 

のどかがトワに言う。

 

「そうね、米田一基その怪盗は異世界の存在よ」

 

「「異世界の人間」ですって」

 

トワの言葉に驚く米田とエステルだった。

 

「皆少し長いけどこの映像を見て貰えるかしら?」

 

「ああ、それは融合世界が全部封印になったので無効になるわ」

 

「今後の特殊遊撃部隊の任務は全て白紙とするわ」

 

「それぞれの世界にそれなりの調整もしないといけないし」

 

「わかりました」

 

「トワにそう言われたので、現状融合世界のすこやか市で和実ゆいさんの勉強会が、特殊遊撃部隊としての任務ですね」

 

「そう言う事ね」

 

「ええ、ですから響さんとエステルさんはすこやか市ではなく自分達の世界に戻っても良いですよ」

 

「そうね、響貴女ゼムリア大陸に来て」

 

「ええ――」

 

「どういう事ですか?エステルさん」

 

「だいぶ前の事になるんだけど」

 

「まだなのグレース達は?」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「ちょっ何言わせてんのよ」

 

「「「まあまあ怒らないで下さいエステルさん」」」」

 

原作世界のキュアグレース達がエステルに言う。

 

「まあ良いわ貴女達がここに来たのなら融合世界のキュアグレース達はリベール王国にいるのね?」

 

「「「はい」」」

 

「まあ良いわとりあえず貴女達は、特殊遊撃部隊の皆がこちらに来るまで私達と行動して貰うわよ」

 

「「「はい」」」

 

「この件が終わって事後処理した後に隼人が来てね、隼人には融合世界の完全封印後に立花響と一緒にゼムリア大陸のある場所に私とヨシュアと響の3人で来て欲しいと言って消えたんだ」

 

「え、直哉君この場所は・・・」

 

「そう言う事みたいですね、エステルさん響さんを連れてゼムリア大陸に向かって下さい」

 

「ありがとうほら響行くわよ」

 

「ええ――」

 

そして響とエステルはゼムリア大陸に向かった。

 

「直哉君いいの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「良いんですよのどかさん。これも僕達の時を止めた時にトワ達が仕込んだイベントのようですし、その対象がエステルさんとヨシュアさんのようですから」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第18章 再始動した世界編
すこやか市での活動と勉強会開始前


「エステルさんと響さんが行ったけどどうするの直哉君?」

 

「そうですねゼムリア大陸の方はトワ達に任せておきましょう」

 

「それで直哉君私達もどこかの世界に行くの?」

 

「そうですね、良い機会かはわかりませんが光さんとのどかさん今からビョーゲンズの所に行きますよ」

 

「「ええーー」」

 

「ちょっと待ってビョーゲンズの所に直哉君行けるの?」

 

「はい行けますよ。ですがトワの代役での時だけですけどね行けるのは」

 

「そうなんだ」

 

「でも直哉さんどうしてビョーゲンズの所に行くんですか?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「2人共思い出してください」

 

「ウフフ良いわよ。メガビョーゲンとヤラネーダプリキュア達を戦闘不能にしなさい」

 

「メガビョーゲン」

 

「ヤラネーダ」

 

「やっぱり戦いは楽しいなそう思いませんか?もう1人のスパークルとキュアサマー達」

 

「戦いが楽しいわけないじゃん」

 

「そうだよ」

 

原作世界のキュアスパークルとキュアサマーがそう言う。

 

「まあ、自分が楽しめたらいいんですけどね」

 

「何だ、もう来たんすかキュアフォンテーヌとキュアグレースさん達」

 

その時分散していたキュアグレースとキュアフォンテーヌ達が合流した。

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

「「「「ビクトリー!」」」」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「ああーー悔しいーー」

 

「ふう、なれないヤラネーダではなく自分が戦えばよかったっす」

 

シンドイ―ネとバテデモーダがそう言った後撤退した。

 

「ふう、終わったね皆」

 

「皆さんお疲れ様です。今回はプリキュアの皆さんと、響さんと光さんなのでさほど心配はしてませんが気をつけて下さいね」

 

「「「「「「はーい」」」」」」

 

「あのイベントは、トワとビョーゲンズの合同のイベントでしたから協力のお礼と先日の融合世界の完全封印の経緯を説明に行くんです」

 

「「成程」」

 

「確かに融合世界の完全封印については、トワさん達も連絡してる時間はなかったかもね」

 

「ええ、ですのでトワからはビョーゲンズキングダムに行ってとは言われてませんけどね」

 

「言われたのは」

 

 

「ああ、トワはあおぞら市とすこやか市に異界事変を通して真宮寺直哉を融合世界と友好世界に来た事で今回の侵入に繋がったと考えてるんですね?」

 

「ええ、そう考えてるわそれにイヨもヒミコもまだ貴方と裏直哉と接触させる気は全くないみたいだからね」

 

「そうなんですねだから、今回ののような世界を作り拘束したんですね」

 

「あくまでも一時的な物よ。拘束期間が終わればその世界は消えるようになっているから」

 

「それではトワ以前の任務はどうするんですか?」

 

直哉がトワに聞く。

 

「ええ、その方がいいかもしれません。もし本当にヤフキエル事変事変に似た艇庫軍部の動きがあるとすればですが・・・」

 

「そうだな連中の監視が緩い時に出しとくべきだな」

 

「可能なら早めにしておくべきと思います」

 

「わかったそうしておこう。後直哉すまないが別の事件も解決してくれないか?」

 

「別の事件ですか?」

 

「ああ、最近帝都の各地にあるレストランで急に料理の味が変わったという苦情が出始めてな」

 

「成程」

 

「わしが調べた範囲でわかった事だが怪盗らしき者が現れた後から料理の味が変わったと言う事だ」

 

「怪盗ですか?」

 

「そうだ」

 

「トワさん」

 

のどかがトワに言う。

 

「そうね、米田一基その怪盗は異世界の存在よ」

 

「「異世界の人間」ですって」

 

トワの言葉に驚く米田とエステルだった。

 

「皆少し長いけどこの映像を見て貰えるかしら?」

 

「ああ、それは融合世界が全部封印になったので無効となるわ」

 

「今後の特殊遊撃部隊の任務は全て白紙とするわ」

 

「それぞれの世界にそれなりの調整もしないといけないし」

 

「わかりました」

 

「この事だけですし」

 

「そうだね」

 

その後直哉達は、ビョーゲンキングダムに向かうのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉達ビョーゲンキングダムに説明に行く前編

ビョーゲンキングダムにて・・・

 

「「「「え、それは本当ですか?」」」」」

 

「ああ、間もなくトワの代理として花寺直哉と守護者の2人がこちらに来ると連絡があった」

 

「一体何の為に」

 

「それは融合世界が一時的に完全封印された事の説明だそうだ」

 

!!

 

「「「何ですって」ふーん」そんな事が」

 

ダルイゼンシンドイ―ネグワイワルの3人はキングビョーゲンの説明に驚いていた。

 

「すみませんビョーゲンズの皆さん」

 

「来たか直哉、一体何が起きたのだ融合世界全部が封印されたのだ?」

 

「それは・・・米田健二の悪意を持つ少年真宮寺直哉が、融合世界の中心世界に現れたからです」

 

「「真宮寺直哉どこかで聞いた名ね」ああ、あいつか」

 

シンドイ―ネとダルイゼン思い出していた」

 

「さてブルーの指示はプリキュアの無力化だからなのこりの3人のやる気も貰うとするか」

 

「やれゼンゼンヤラネーダ」

 

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

 

 

ヤラネーダが3人のやる気を奪おうとした時・・・

 

 

「ヤラ・・・ネーダ」

 

「何!!」

 

「何が起きたの」

 

突然ゼンゼンヤラネーダが倒れたことに、ヌメリーと真宮寺直哉と3人のプリキュアとローラが驚く。

 

「ほら人魚ぼーとしないさっさと取り返しなさいよ」

 

「やれ!!メガビョーゲン」

 

 

ダルイゼンの言葉に蛇口型メガビョーゲンがゼンゼンヤラネーダを水圧で吹き飛ばす。

 

 

メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

「お前達なにもんだ、ゼンゼンヤラネーダに似てるが」

 

「さあね」

 

「あんたに教える必要ないわよ」

 

「ほら人魚とプリキュア。さっさと動きなさい」

 

 

「「「「はい」」」わかってるわ」

 

「ローラ」

 

 

「オーライ」

 

「マーメイドアクアポットサーチ」

 

 

「金色と虹色」

 

 

「やる気パワーカムバック」

 

「やった――クラリスさんとまなつちゃんのやる気を取りもどした」

 

 

「やったねコーラル」

 

「うんサマー―ってええ――サマーやる気を取られたのに動けるの」

 

「ああ、そう言えばそうだ」

 

 

「なんて奴だよやる気を奪っても奪っても意味がないのかよ」

 

「ああ、思い出したわあいつか」

 

「そうですよシンドイ―ネさん」

 

「奴が偶然にも融合世界に侵入したから完全封印したのか?」

 

「ええ、それもありますがこの映像を見て下さい」

 

映像開始・・・

 

 

「なら、トワそのローズマリーにレシピッピを取り戻すように頼みなさいよ」

 

「残念ながらローズマリーにレシピッピをお取り戻す力は失ってるの」

 

「そうなのなら無理はさせられないわね」

 

「だけどね全く対応出来ないわけじゃないわ。入って良いわよ」

 

「「はい」コメ」

 

「「え、嘘――」」

 

そしてトワに許可を貰い地下司令室に和実ゆいとエナジー妖精のコメコメが入って来た。

 

「トワこの子誰?」

 

「それに直哉ものどかもおどろいてるのよ?」

 

エステルがそう言う。

 

「ゆい自己紹介お願いね」

 

「はいトワさん。私は和実ゆい中学2年生です」

 

「この子はコメコメです。よろしくお願いします」

 

「はい表の紹介はこれくらいで良いわよ」

 

「はい」

 

「プリキュア!デリシャスタンバイ!」

 

「パーティーゴー!」

 

「にぎにぎ!」

 

「コメコメ!」

 

「ハートを」

 

「コメコメ!」

 

「シェアリンエナジー!」

 

「あつあつごはんで、みなぎるパワー!キュアプレシャス!」

 

「おいしい笑顔で満たしてあげる!」

 

「「はっ」ちょっとーーどういう事よ彼女がプリキュアですって」

 

「そうよ17番目のプリキュアの世界のプリキュアよ彼女がローズマリーに協力してレシピッピを取り戻す事をしていたのよ」

 

映像終了・・・

 

「「「「「何!!新たなプリキュアだと」」ですって」・・・」厄介な事になったすね」

 

キングビョーゲン達は映像見て驚いていた。

 

「ぬう!!完全封印直前に新たなプリキュアの登場か・・・」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉達ビョーゲンキングダムに説明に行く中編

「「はっ」ちょっとーーどういう事よ彼女がプリキュアですって」

 

「そうよ17番目のプリキュアの世界のプリキュアよ彼女がローズマリーに協力してレシピッピを取り戻す事をしていたのよ」

 

映像終了・・・

 

「「「「「何!!新たなプリキュアだと」」ですって」・・・」厄介な事になったすね」

 

キングビョーゲン達は映像見て驚いていた。

 

「ぬう!!完全封印直前に新たなプリキュアの登場か・・・」

 

「ええ、彼女キュアプレシャスと彼女の仲間であるローズマリーと言う人物が特殊遊撃部隊の一員になっていて、ビョーゲンズとの戦いに参加させるからと言ってました」

 

「成程な、して17番目のプリキュアの世界は融合世界に来てるのか?」

 

キングビョーゲンが直哉に聞く。

 

「それは来ていません。人間だけですね」

 

「ただこの事態を起こしたのは、ワイズマンの可能性が高いと考えてます」

 

「「「成程、ワイズマンならやりそうだな」やりそうね」やりそうだね」

 

「それで宿主、17番目のプリキュアの世界のプリキュアが来たと言う事はもしかして自分達のような敵も融合世界に来てるんすか?」

 

「ああ、そうだバテデモーダ」

 

そして直哉が話し出す。

 

 

「見た映像に貴女達の世界のプリキュアは、食に関わる物に宿る妖精を助ける力があるのね」

 

「ええ、その通りよ」

 

「成程ね、さしずめ貴女が、レシピッピと言う妖精を守る為に和実ゆいのいる世界に来たけど、事情があって和実ゆいがプリキュアになっていた時に私達の世界に来た事により、貴女が2人を探しに来たよ言う所かしら」

 

「ええ、ほぼ当たってるわ」

 

「ふむ、そうなると貴女達の敵対組織も融合世界の方に来てるのかしら?」

 

「ブンドル団の方はわからないわね。融合世界で良いかしらこちらにゆいを探してる時は見てないから」

 

「そうなのねだけど、貴女達が戦っている時に跳ばされたのなら融合世界に来ている可能性があるわ」

 

「ありがとうローズマリー」

 

映像終了・・・

 

「恐らくレストランの味が変化したのは17番目のプリキュアの世界で言うレシピッピと言う者がブンドル団に奪われたからだと考えて良いと思うわ」

 

「以上が現段階で判明している17番目のプリキュアの世界の敵組織の情報です」

 

「ふむブンドル団か・・・バテデモーダお前は暫くトワ達の手伝いをしろ。ここで少しトワに協力してやれ」

 

「わかりましたキングビョーゲン様」

 

「キングビョーゲン様の許可も出たので、どうしたらいいですか?宿主」

 

「そうだな16番目のプリキュアの世界に僕達の代わりに行ってくれないか?」

 

「ええ、あおぞら市にですか?」

 

「ああ、少し気になる事があってな」

 

「気になる事だと」

 

「そうですこれも封印前の話になるんですが・・・」

 

 

「そう僕達は言われ、今回の体制でシンフォギア世界に来たのですが、実際に来てみれば明らかにヌメリー達が出て来ないのはおかしくありませんか?」

 

「そう言われたらそうだね」

 

「確かにシンフォギア世界の世界各国がヤラネーダによってやる気パワーを奪われたのかも知れませんが、もしそれが起きているのなら16番目のプリキュアの世界にも何らかの動きがあってもおかしくないですか?」

 

「確かに・・・」

 

「まあ、16番目のプリキュアの世界ではないとやる気パワーは使えないという制限があるのなら動きがないのはわかりますけど、そう言う制限がないのならあとまわしの魔女の配下達が必要とするやる気パワーをシンフォギア世界で奪えたのなら目的としては達成したのですから次の動きをしてもおかしくないですよね」

 

「そうだね、そう考えると今回のシンフォギア世界に私達を来させたのはトワさんとレイさんのお遊びなのかな?」

 

「ええ、僕もトワのお遊びと考えましたが・・・」

 

「そうだ、それに和実ゆい達が管理者の神殿に来る前にヤラネーダにやられたとわかった以上直哉に伝えなければいけないが、シンフォギア世界にいる以上管理者の神殿を通じての通信は避けたいのだ」

 

「そこで融合世界ののどか達と17番目のプリキュアの世界の人物をシンフォギア世界に行って貰う事となった」

 

「そう言ってレイさんはのどかさん達をシンフォギア世界に連れて来ている以上17番目のプリキュアの世界の被害者がいるので、この件は事実なのかもしれませんね」

 

「融合世界封印前にこういう形で動きがあったので調べたいんだけど待機と言われててね」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉達ビョーゲンキングダムに説明に行く後編

「「「「成程」」」」

 

「確かにダルイゼンがヤラネーダを奪う前もカニがやる気を奪っていたな」

 

グワイワルが思い出す。

 

 

「よし後一体よ」

 

「そう簡単には行かせないよ。16番目のプリキュア」

 

!!

 

「何だてめえは」

 

「進化しろナノビョーゲン」

 

「ナノ――」

 

そしてもう一体のゼンゼンヤラネーダがメガヤラネーダへと進化した。

 

「さあカニ、君の出番は終わりだ」

 

「ここからは俺達ビョーゲンズの出番さ」

 

「ああああ、覚えてろ――」

 

そしてカニはダルイゼンにやられて撤退をした。

 

「さあ改めて勝負と行こうか、やれメガヤラネーダ」

 

「メガヤラネーダ」

 

その頃グレースがトワに連絡をしていた。

 

「トワさんダルイゼンにメガヤラネーダを作らせるなんてどういう事ですか?」

 

「ああ、それはねまなつ達の試練なのよ」

 

「ええ、ですが最近は・・・」

 

 

「成程な、自分の依り代が小日向未来だからか」

 

「ええ、そう言う事です」

 

「もう1つ確認だが16番目のプリキュアの世界の連中がどうして異世界に移動する手段を手に入れたんだ?」

 

「ああ、それは」

 

「ふむ、成程貴女達が、ブルーが言っていたもう1組のプリキュアですか」

 

!!

 

グレース達は現れた者のブルーと言う言葉に警戒を強める。

 

「ああ、そう言えばお初にお目にかかります。私はあとまわしの魔女様の忠実な僕のバトラーと申します」

 

「「「「バトラー」」」」

 

「ちょっとあとまわしの魔女の部下の人が何で私達を襲うの?」

 

「すみませんね私は、霊力と言うのをに興味を持っていてですね」

 

「前回あおぞら市で貴女達の力を見る為にブルーが残したナノビョーゲンを多少アレンジさせたメガビョーゲンを放ったんですがね」

 

「あのメガビョーゲンを使ったのは貴方なの?」

 

グレースがバトラーに聞く。

 

そうですよ。それにブルーが言っていた異世界のプリキュアにも興味がありましたからね」

 

「成程なブルーと言う者の技術が、16番目のプリキュアの世界の敵に使われていると言う事か?」

 

「簡単に言えばそう言う事です」

 

「バトラーと言う者が自分達の世界外で色々動いているように見えるので自分の仕える魔女の意思とは異なる考えで動いているように見えるので」

 

「成程そう言う調査すっね」

 

「そうですよ。バテデモーダ流石に特殊遊撃部隊として動けば隠されるので」

 

「そうね私とダルイゼンが向こうで見た感じ、私達と違い言われて仕方なくやっているような感じだった

わね」

 

「ほう、ダルイゼンがいっぱいなのか?16番目のプリキュアの世界は」

 

「グワイワル五月蠅い」

 

「成程、事情はわかったこちらの世界に奴等が来れば我々も力を貸そう」

 

「ありがとうございます。トワに代わりお礼を言います」

 

「それでは僕達は帰りますね」

 

そう言って直哉はキングビョーゲン達がいる場所から移動した。

 

 

その頃のどかと光は・・・

 

「「ここがビョーゲンズの本拠地のビョーゲンキングダム」」

 

「のどかさん本当に直哉さんを1人で行かせて良かったんです?」

 

「それは・・・」

 

2人が悩んで暫くして・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ビョーゲンキングダムから管理者の神殿へ

その頃のどかと光は・・・

 

「「ここがビョーゲンズの本拠地のビョーゲンキングダム」」

 

「のどかさん本当に直哉さんを1人で行かせて良かったんです?」

 

「それは・・・」

 

2人が悩んで暫くして・・・

 

「2人共何してるんですか?ここでの仕事終わりしたよ」

 

「はっ直哉君無事?」

 

「ええ、無事ですよ」

 

「良かったー」

 

「良かったですねのどかさん」

 

「うん光ちゃん」

 

「さて2人共次は管理者の神殿に行きますよ」

 

そして直哉達は管理者の神殿に向かうのだった。

 

管理者の神殿では・・・

 

「ごめんね直哉代わりにキングビョーゲン達に説明に行かせてしまって」

 

「いえ、それは良いですけど」

 

「それでキングビョーゲン達は何て?」

 

「はいそれは・・・」

 

 

「奴が偶然にも融合世界に侵入したから完全封印したのか?」

 

「ええ、それもありますがこの映像を見て下さい」

 

映像開始・・・

 

 

「なら、トワそのローズマリーにレシピッピを取り戻すように頼みなさいよ」

 

「残念ながらローズマリーにレシピッピをお取り戻す力は失ってるの」

 

「そうなのなら無理はさせられないわね」

 

「だけどね全く対応出来ないわけじゃないわ。入って良いわよ」

 

「「はい」コメ」

 

「「え、嘘――」」

 

そしてトワに許可を貰い地下司令室に和実ゆいとエナジー妖精のコメコメが入って来た。

 

「トワこの子誰?」

 

「それに直哉ものどかもおどろいてるのよ?」

 

エステルがそう言う。

 

「ゆい自己紹介お願いね」

 

「はいトワさん。私は和実ゆい中学2年生です」

 

「この子はコメコメです。よろしくお願いします」

 

「はい表の紹介はこれくらいで良いわよ」

 

「はい」

 

「プリキュア!デリシャスタンバイ!」

 

「パーティーゴー!」

 

「にぎにぎ!」

 

「コメコメ!」

 

「ハートを」

 

「コメコメ!」

 

「シェアリンエナジー!」

 

「あつあつごはんで、みなぎるパワー!キュアプレシャス!」

 

「おいしい笑顔で満たしてあげる!」

 

「「はっ」ちょっとーーどういう事よ彼女がプリキュアですって」

 

「そうよ17番目のプリキュアの世界のプリキュアよ彼女がローズマリーに協力してレシピッピを取り戻す事をしていたのよ」

 

映像終了・・・

 

「「「「「何!!新たなプリキュアだと」」ですって」・・・」厄介な事になったすね」

 

キングビョーゲン達は映像見て驚いていた。

 

「ぬう!!完全封印直前に新たなプリキュアの登場か・・・」

 

「やはり17番目のプリキュアの世界からの来訪者には驚かれていましたね」

 

「それはそうでしょうね。私とレイも驚いたんだから」

 

「しかしのどかさんをビョーゲンキングダムに連れて行ってと言われた時驚きましたよ」

 

「ああ、それは響をどう来させようとしたら」

 

 

「ああ、それは融合世界が全部封印になったので無効になるわ」

 

「今後の特殊遊撃部隊の任務は全て白紙とするわ」

 

「それぞれの世界にそれなりの調整もしないといけないし」

 

「わかりました」

 

「トワにそう言われたので、現状融合世界のすこやか市で和実ゆいさんの勉強会が、特殊遊撃部隊としての任務ですね」

 

「そう言う事ね」

 

「ええ、ですから響さんとエステルさんはすこやか市ではなく自分達の世界に戻っても良いですよ」

 

「そうね、響貴女ゼムリア大陸に来て」

 

「ええ――」

 

「エステルに取られたからさ」

 

「成程、そう言う理由で残っていたのどかさんと光さんにしたのですね」

 

「そうよ、そうだ直哉これは特殊遊撃部隊としての依頼とは別なんだけど聞いてくれるかしら」

 

「どうしたんですか?また過去の世界からこの融合世界に何かが来たんですか?」

 

「今は何もないんだけど、7人世界の異界事変があったじゃない」

 

「ええ、ありましたね」

 

「もしかすると、旧幼馴染世界で起きた事件が、融合世界とその周辺の世界を巻き込むかもしれないわ」

 

「ああ、それは・・・あり得ますね注意はしておきますね」

 

「お願いね」

 

「それでは3組のプリキュアの所に行きますね」

 

「ああ、勉強会の時間ね」

 

「はい」

 

そして直哉はトワのいる部屋を出て、管理者の神殿で3組のプリキュア達のいる部屋に向かうのだった。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

管理者の神殿でのプリキュア達の勉強会

「お待たせしましたゆいさん」

 

「さて、和実ゆいさん以前トワさんから融合世界と融合世界にいるプリキュア達の事は聞いてますよね」

 

「はい」

 

「なら早いですね皆さん入って来て下さい」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

 

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

 

「ニャン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」

 

 

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

 

「ドレス!」

 

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「今日も元気だ!」

 

「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」」

 

「ええ、どうして皆さんがここに?」

 

「今回の勉強会ではそれぞれの世界のプリキュア達の事や敵の事を知るなら自分が講師をしないで彼女達に頼んだんですよ」

 

「そうなんですね」

 

「それでは各チームの時間25分でお願いしますね」

 

「「「「「「「はい」」」」」」」

 

「そう言って直哉は部屋を出た。

 

「さてと・・・ローラさん隠れないで出て来たらどうですか?」

 

そしてローラが直哉の前に現れた。

 

「ローラさん貴女にも、勉強会の講師を頼んだ筈ですが?」

 

「直哉1つだけ答えてくれるかしら」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「乾いた心に!キュアオアシス!」

 

「「「「「ええーー新しいプリキュア」」」」」そんな馬鹿なお前は既に・・・まあいいでしょう。超ゼッタイヤラネーダ彼女を戦闘不能にしなさい」

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

「直哉さん行きますよ」

 

「わかりました、ですが現状だと、オアシスとして動けるのは3分です」

 

「わかりましたすぐに終わらせます」

 

そしてキュアオアシスは行動を開始した。

 

「ランドハートクルリング!」

 

「プリキュア!ランドビート・ダイナミック!」

 

「ビクトリー!」

 

「「「「「凄いあのヤラネーダを1人で浄化するなんて」」」」」

 

「ぬう!!やはり彼女は・・・まあいい出でよメガ降魔プリキュア達を倒しなさい」

 

GAOON

 

「「「「「ええーーここに来てメガ降魔」」」」ですって」」」」」」

 

「あの時超ゼッタイヤラネーダを浄化したのは貴方なの?」

 

「どうしてそう思ったんですか?ローラさん」

 

直哉がローラに聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

勉強会の裏で・・・ローラと直哉

「あの時超ゼッタイヤラネーダを浄化したのは貴方なの?」

 

「どうしてそう思ったんですか?ローラさん」

 

直哉がローラに聞く。

 

「それは・・・」

 

そしてキュアオアシスは行動を開始した。

 

「ランドハートクルリング!」

 

「プリキュア!ランドビート・ダイナミック!」

 

「ビクトリー!」

 

「「「「「凄いあのヤラネーダを1人で浄化するなんて」」」」」

 

「ぬう!!やはり彼女は・・・まあいい出でよメガ降魔プリキュア達を倒しなさい」

 

GAOON

 

「あの時バトラーがメガ降魔をだして来て混乱したけど私は見たのよ。キュアオアシスがフォンテーヌと話していたのを」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「お大事に」」」

 

「なっ貴様等何故ここに来れるのですか?」

 

「ええ――グレースさん達どうしてここに?」

 

「シンフォギア世界にいなくていいんですか?」

 

キュアサマーがそう言う。

 

「今はそんな事よりメガ降の対処ラビ」

 

「皆宝玉にを変えて」

 

「「「「はい」」」」

 

「今の内に直哉君と交代して」

 

「わかりました」

 

「ああ、成程そう言う事ですか。困りましたね」

 

「直哉のその反応認めるのね?」

 

「認めると言うより僕がキュアオアシスに変身しているわけではありませんよ」

 

「嘘よ現に・・・」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「乾いた心に!キュアオアシス!」

 

「「「「「ええーー新しいプリキュア」」」」」そんな馬鹿なお前は既に・・・まあいいでしょう。超ゼッタイヤラネーダ彼女を戦闘不能にしなさい」

 

「変身もしてたじゃない」

 

「じゃあローラさんは変身前の僕を、あの時見つけたんですか?」

 

「う、それは見てないわキュアオアシスの声しか聞いてないわ」

 

「なら、僕ではなく別の人ではないですか?」

 

「まあ僕自身は恥ずかしいですけど一応プリキュア出すけどね」

 

「変身するラビ」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

そして直哉は、キュアグレースのヒーリングステッキに吸い込まれた。

 

「ローラさんも直接見たですよね?」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「乾いた心に!キュアオアシス!」

 

「「「「「ええーー新しいプリキュア」」」」」そんな馬鹿なお前は既に・・・まあいいでしょう。超ゼッタイヤラネーダ彼女を戦闘不能にしなさい」

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

「ランドハートクルリング!」

 

「プリキュア!ランドビート・ダイナミック!」

 

「ビクトリー!」

 

「「「「「凄いあのヤラネーダを1人で浄化するなんて」」」」」

 

「ぬう!!やはり彼女は・・・まあいい出でよメガ降魔プリキュア達を倒しなさい」

 

「明らかにあのプリキュアは、16番目のプリキュアの世界つまりローラさん達の世界のプリキュアではないかと思いますけど」

 

「確かにね」

 

「ごめんなさい直哉。色々疑って」

 

「いえいえ、ローラさんに疑われても仕方ないですよ。実際自分と言う例外がいますから」

 

そして直哉とローラは別れた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

キュアオアシスと直哉

「すみません直哉さん」

 

「何がオアシスさん?」

 

「認めると言うより僕がキュアオアシスに変身しているわけではありませんよ」

 

「嘘よ現に・・・」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「乾いた心に!キュアオアシス!」

 

「「「「「ええーー新しいプリキュア」」」」」そんな馬鹿なお前は既に・・・まあいいでしょう。超ゼッタイヤラネーダ彼女を戦闘不能にしなさい」

 

「変身もしてたじゃない」

 

「じゃあローラさんは変身前の僕を、あの時見つけたんですか?」

 

「う、それは見てないわキュアオアシスの声しか聞いてないわ」

 

「なら、僕ではなく別の人ではないですか?」

 

「まあ僕自身は恥ずかしいですけど一応プリキュア出すけどね」

 

「あの時直哉さんがああ言わなかったらばれてましたから」

 

「ああ、その事ですか僕としてはローラさんにも言いましたけど僕がキュアオアシスさんになると言うのは間違いですよ」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「乾いた心に!キュアオアシス!」

 

「変身の掛け声があった方が体の交代をスムーズにする為のものなんですから」

 

「それでもお礼を言わせて下さい」

 

「わかりました。ですがキュアオアシスさんの目的が達成した時に纏めて聞きますね」

 

「しかし超ゼッタイヤラネーダですか、いろんなヤラネーダが出て来ますね」

 

「ええ、恐らく前回出たゼッタイヤラネーダまでならキュアサマー達の持つリングで浄化出来ますが」

 

「直哉さん行きますよ」

 

「わかりました、ですが現状だと、オアシスとして動けるのは3分です」

 

「わかりましたすぐに終わらせます」

 

そしてキュアオアシスは行動を開始した。

 

「ランドハートクルリング!」

 

「プリキュア!ランドビート・ダイナミック!」

 

「ビクトリー!」

 

「成程、超ゼッタイヤラネーダの場合キュアオアシスの持つリングを使う浄化技でなければ、浄化は出来ないと言う事ですか?」

 

「はいそう言う事です」

 

「そうだとするとまずいですね」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「乾いた心に!キュアオアシス!」

 

「「「「「ええーー新しいプリキュア」」」」」そんな馬鹿なお前は既に・・・まあいいでしょう。超ゼッタイヤラネーダ彼女を戦闘不能にしなさい」

 

「あの様子だとバトラーが超ゼッタイヤラネーダをまなつちゃん達にぶつけると思うんですよね」

 

「確かにそうですね、どうしましょう」

 

「そうですねあのリングを渡せればいいんですけどね」

 

「ランドハートクルリング!」

 

「プリキュア!ランドビート・ダイナミック!」

 

「ビクトリー!」

 

「「「「「凄いあのヤラネーダを1人で浄化するなんて」」」」」

 

「ぬう!!やはり彼女は・・・まあいい出でよメガ降魔プリキュア達を倒しなさい」

 

「そうですね、何かいい方法があればいいんですが」

 

「それだったらいい方法があるわよ」

 

「「トワさん」トワ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

案と対策1 キュアサマー達前編

「トワその案とは?」

 

「ああ、それは・・・原作世界のキュアグレースの時のように私が協力するのよ」

 

「ああ成る程」

 

「ほらほら、早くしないと私達が作り上げたメガビョーゲンに貴女達の陣地が蝕まれるわよ」

 

「そんな事言ったってナナちゃんが邪魔でメガビョーゲンを浄化出来ないんだけど」

 

「あら、今まではビョーゲンズはただ見てただけかも知れないけど、これからもダルイゼンシンドイ―ネグワイワルが全く邪魔をしないとは限らなくないじゃない?」

 

「「「それは確かに」」」

 

「だったらこういう行動に対する対処の必要だよね」

 

「ミズキお願い」

 

「仕方ありませんね」

 

そう言ってミズキはビョーゲンズ幹部のコピーを召喚した。

 

!!

 

「ダルイゼン」

 

「シンドイ―ネ」

 

「グワイワル」

 

「いい、この3人も基本ヒーリング・オアシスしか効かないようにしているからね」

 

「「「ええーー」」」

 

そしてナナはミズキが作り上げたビョーゲンズのダルイゼン達に原作世界のグレース達の任せたのだった。

 

「ああ、あの形でまなつちゃん達を強化するのですね」

 

「ええ、だけどこれを見て」

 

「この世界を救って。そして、あとまわしの魔女になってしまった魔女を…」

 

そして、皆で手作りしたドレッサーが目の前に現れて姿を変える。

 

「わたし達のドレッサーが!」

 

「そのドレッサーをトロピカルハートドレッサー」

 

「新しいハートクルリングは「ランドハートクルリング」

 

「行くよ!」

 

「ランドハートクルリング!」

 

「「「「「おめかしアップ!」」」」」

 

「「「「「エクセレン・トロピカルスタイル!」」」」」

 

「「「「「5つの力!大地を照らせ!」」」」」

 

「「「「「プリキュア!ランドビート・ダイナミック!」」」」」

 

「「「「「ビクトリー!」」」」」

 

「「これは」」

 

「この映像はキュアオアシスが、16番目のプリキュアの世界にいた場合の16番目のプリキュアの世界の未来の映像よ」

 

「それはつまり・・・僕の体内に入らずに幽霊として活動していたらと言う事ですか?」

 

「ええ、そう言う事よ」

 

「どうするんですか?こちらにいるまなつちゃん達は」

 

そして、皆で手作りしたドレッサーが目の前に現れて姿を変える。

 

「わたし達のドレッサーが!」

 

「そのドレッサーをトロピカルハートドレッサー」

 

「新しいハートクルリングは「ランドハートクルリング」

 

「行くよ!」

 

「ランドハートクルリング!」

 

「「「「「おめかしアップ!」」」」」

 

「「「「「エクセレン・トロピカルスタイル!」」」」」

 

「「「「「5つの力!大地を照らせ!」」」」」

 

「「「「「プリキュア!ランドビート・ダイナミック!」」」」」

 

「「「「「ビクトリー!」」」」」

 

「これらのイベントを消化せず超ゼッタイヤラネーダと戦う事になってますけど」

 

「そうなのよねこの映像で出てるドレッサー以外はこちらの世界に来てるからね」

 

「そうですね、ドレッサー抜きの場合おめかしアップが出来なくなりますし」

 

「そう考えるとキュアオアシスが生きていた頃の方が簡単に使えるようになっていたという事よね」

 

「ええ、そう言う事になりますね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

案と対策1 キュアサマー達後編

「これらのイベントを消化せず超ゼッタイヤラネーダと戦う事になってますけど」

 

「そうなのよねこの映像で出てるドレッサー以外はこちらの世界に来てるからね」

 

「そうですね、ドレッサー抜きの場合おめかしアップが出来なくなりますし」

 

「そう考えるとキュアオアシスが生きていた頃の方が簡単に使えるようになっていたという事よね」

 

「ええ、そう言う事になりますね」

 

「超ゼッタイヤラネーダへの対策どうしますか?」

 

「そうね当面は管理者の神殿でいて貰うからそこまで急がなくてもいいのは良いのだけど」

 

「とりあえず、直哉まなつ達の元について来て貰える?」

 

「はい良いですよ」

 

そして直哉はトワと共にプリキュア達の所に向かった。

 

勉強会の部屋・・・

 

「「「ええーー嘘――」」」

 

「あ、直哉さんお帰りなさい」

 

「まなつちゃんそのドレッサーは、どうしたの?」

 

「あ、これですか?突然この部屋に現れたんですよ」

 

「「「ええーー」」」

 

「ローラさんとのどかさんまなつちゃんの言葉は事実ですか?」

 

「本当よ」

 

「そうだよ直哉君。3分くらい前に突然出現したんだよ」

 

3分くらい前・・・トワもしかしてこれは」

 

「ええ、私があれについて話していた頃ね」

 

 

「わたし達のドレッサーが!」

 

「そのドレッサーをトロピカルハートドレッサー」

 

「新しいハートクルリングは「ランドハートクルリング」

 

「行くよ!」

 

「ランドハートクルリング!」

 

「「「「「おめかしアップ!」」」」」

 

「「「「「エクセレン・トロピカルスタイル!」」」」」

 

「「「「「5つの力!大地を照らせ!」」」」」

 

「「「「「プリキュア!ランドビート・ダイナミック!」」」」」

 

「「「「「ビクトリー!」」」」」

 

「これらのイベントを消化せず超ゼッタイヤラネーダと戦う事になってますけど」

 

「そうなのよねこの映像で出てるドレッサー以外はこちらの世界に来てるからね」

 

「そうですね、ドレッサー抜きの場合おめかしアップが出来なくなりますし」

 

「そう考えるとキュアオアシスが生きていた頃の方が簡単に使えるようになっていたという事よね」

 

「ええ、そう言う事になりますね」

 

「しかし、何というか偶然でもありえないですよ」

 

「そうね、あのドレッサーがこんな形で手に入るなんてね」

 

「ええ」

 

「トワさんこのドレッサー私達が、貰って良いですか?」

 

!!

 

「「「「まなつちゃん」」まなつ」」

 

「何言ってるのよまなつこんな得体の知れないドレッサー使えるわけないわよ」

 

「そんな事無いよ皆」

 

「オアシスさん良いですか?」

 

「はい」

 

その直後ドレッサーが光りだした。

 

「「「「「え」」」」」

 

「「「「「貴女は」」」」」

 

「そのドレッサーをトロピカルハートドレッサー」

 

「新しいハートクルリングは「ランドハートクルリング」

 

「行くよ!」

 

「ランドハートクルリング!」

 

「「「「「おめかしアップ!」」」」」

 

「「「「「エクセレン・トロピカルスタイル!」」」」」

 

「「「「「5つの力!大地を照らせ!」」」」」

 

「「「「「プリキュア!ランドビート・ダイナミック!」」」」」

 

「「「「「ビクトリー!」」」」」

 

そしてオアシスによりドレッサーと新しいリングの使い方の説明映像をまなつ達に見せた。

 

「「「「「う、今のは」」」」」

 

「直哉君これは?」

 

「のどかさんこれでまなつちゃん達は、超ゼッタイヤラネーダに対抗出来るようになりましたよ」

 

「ええ――」

 

直哉の言葉を聞き驚くのどかだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

花寺のどかへの説明とゼムリア大陸からの救援要請前編

そしてオアシスによりドレッサーと新しいリングの使い方の説明映像をまなつ達に見せた。

 

「「「「「う、今のは」」」」」

 

「直哉君これは?」

 

「のどかさんこれでまなつちゃん達は、超ゼッタイヤラネーダに対抗出来るようになりましたよ」

 

「ええ――」

 

直哉の言葉を聞き驚くのどかだった。

 

「まなつちゃん達の強化イベント早すぎない?」

 

「ええ、本来の流れより早いですそれに本来ならあおぞら市で行う筈がまさか管理者の神殿で起きるとは想定外でした」

 

「直哉君まなつちゃん達の強化イベントが早くなった原因は?」

 

「それは・・・キュアオアシスさんが僕の中にいる事とバトラーがヤラネーダの強化版を出し過ぎたからだと僕は睨んでいますが・・・」

 

「ええ、まなつ達の世界に先代プリキュアとしている筈の者のあらゆる記録が存在しないのよ」

 

「「「ええーー」」」

 

「つまりそれってどういう事?」

 

「つまりですねイベントに必要な人物が過去の7人世界が起こしたイベントによってその存在は消えたと言う事ですよひなたさん」

 

「ええーーそれはまずいじゃん」

 

「それなら大丈夫よまなつ達の先代はもうこの世にいない存在だったからこちらに避難させたの。流石に新しい体は無理だけどね」

 

「「ええーー」」

 

「まあ、緊急事態だったからね」

 

「ええ、そうですねまなつちゃん達のパワーアップイベントにも先代プリキュアが関わりますからね」

 

「「そうなんだ」」

 

のどかとひなたは直哉とトワの説明に納得した。

 

「それで直哉貴方に負担をかけるけど、先代プリキュアの魂状態を体に入れて貰える?」

 

「先代プリキュアの魂は納得してるわ直哉の中に入る事は」

 

!!

 

「それって直哉君は私達と一緒にプリキュアになれないんですか?」

 

「ああ、それは安心してまなつ達の世界の先代プリキュアは、こちらの事情を知ってるから大丈夫よ2人共」

 

「そうなんですか良かった」

 

「キュアオアシスさんの場合は緊急性が高かったのもありますし」

 

「そうだね」

 

「ですがバトラーの場合は」

 

「わかりました、ですが現状だと、オアシスとして動けるのは3分です」

 

「わかりましたすぐに終わらせます」

 

そしてキュアオアシスは行動を開始した。

 

「ランドハートクルリング!」

 

「プリキュア!ランドビート・ダイナミック!」

 

「ビクトリー!」

 

「「「「「凄いあのヤラネーダを1人で浄化するなんて」」」」」

 

「ぬう!!やはり彼女は・・・まあいい出でよメガ降魔プリキュア達を倒しなさい」

 

GAOON

 

「「「「「ええーーここに来てメガ降魔」」」」ですって」」」」」」

 

「直哉さん大丈夫ですか?」

 

オアシスが直哉に聞く。

 

「ええ、まだ大丈夫です。バトラーがメガ降魔を出した事で彼女達が介入する切欠が出来ましたからね」

 

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「お大事に」」」

 

「なっ貴様等何故ここに来れるのですか?」

 

「ええ――グレースさん達どうしてここに?」

 

「ああ、あの時ね」

 

「ええ、それもありますがゼムリア大陸でのあの戦いもバトラーが動いてましたからね」

 

「そうだね」

 

その時レイが直哉に通信を送った。

 

「すまんがのどか達を全員を連れて来てくれんか?」

 

「わかりました。場所はレイの部屋で良いんですね?」

 

「ああ、勉強会の途中にすまんな」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

花寺のどかへの説明とゼムリア大陸からの救援要請中編

その時レイが直哉に通信を送った。

 

「すまんがのどか達を全員を連れて来てくれんか?」

 

「わかりました。場所はレイの部屋で良いんですね?」

 

「ああ、勉強会の途中にすまんな」

 

そして直哉はレイの部屋に向かうとそこには・・・気絶している響とエステルがいた。

 

!!

 

「「「「エステルさん響さん」」」」

 

「これは、響さんの生命の息吹が感じられません」

 

「「「それってまさか」」」

 

「ええ、響は元DG教団の手に堕ちたのよ」

 

「「「エステルさん大丈夫ですか?」」」

 

「ええ、大丈夫よ心配しなくて良いわ」

 

「まさかロイドさんさん達の最初のラスボスが動き出したんですか?」

 

直哉がエステルに聞く。

 

「キーア関連は漸くキーアを特務支援課で面倒を見はじめたからまだ奴は気づいてない筈よ」

 

「ただ奴の目的がキーアだけでなく特殊遊撃部隊のメンバーも含んでたのよ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「何だと!!」

 

エステルの言葉にその場にいる全員が驚いていた。

 

「そんな馬鹿な、特殊遊撃部隊としてあの男とはまだ遭遇してないのに何故?」

 

「その原因はワイズマンよ」

 

「「「「ええーーワイズマンが――」」」」

 

「そうよ」

「おりゃあこれでどうだ」

 

「がっがは」

 

「えい」

 

「ギャアアア。こんな子供に俺が・・・」

 

「フン、失礼ですね」

 

「そこ」

 

「ぐっおのれえええ、お前達が何者であろうと我々の目的の邪魔をさせんぞ」

 

「いけ軍用犬共よ」

 

!!

 

「何まだいたのか」

 

「ならば私が、貴様に力を貸そう」

 

「「「「誰」誰だ」」」

 

ワイズマンの声がその場にいる全員に聞こえた時ギャングが新たに放った5体の軍用犬5匹がメガビョーゲンに進化をしたのだった。

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

「うわあああ。軍用犬が怪物になったーー」

 

!!

 

 

「「「「何なんだあれは」」」」

 

特務支援課の4人も突然の事に驚いていた。

 

その頃直哉達は・・・

 

 

「クチュン」

 

「大勢の犬さんが泣いてるラテ。場所は特務支援課のお兄さんがいる所ラテ」

 

「皆行こう」

 

「「「うん」」はい」

 

そしてグレース達は、簡易ゲートを使いメガビョーゲンの所に向かった。

 

「何だこの怪物は、この間の降魔やノイズとも違うぞ」

 

「メガビョーゲン。メガビョーゲン」

 

「皆さん見てください怪物が動くたび赤黒い物が出現しています」

 

「「「何だって――」」」

 

「どうすれば・・・」

 

その時彼女達が来た。

 

「ここは私達に任せて下さい」

 

「貴女達が特務支援課と共闘後に、奴とワイズマンが密かに会ってたみたいよ」

 

「成程」

 

「それでエステルさん。どうして響さんが仮死状態なんですか?」

 

「それは・・・奴が響にグノーシスを入れたからよ」

 

「「「「グノーシス?」」」」」

 

「成程、意図的に暴走させられたんですね」

 

「ええ、シンフォギアの影響で悪魔化はしなかったけどね」

 

「ふむ、それで響を仮死状態にする為エステルも無茶をしたな」

 

「そんな事は無いわ響の体への負担を考えたら私が多少無理をすればいいだけよ」

 

「そうか・・・エステルお前も響と同様治療して行けよ」

 

「冗談はやめてよレイ」

 

「直哉我が依頼する。エステルが動けるまでの間この場にいるメンバーのみでゼムリア大陸に行け」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

花寺のどかへの説明とゼムリア大陸からの救援要請後編

「「「「「ええーー」」」」」

 

「本気ですか?レイ」

 

「ああ、どのみちワイズマンがクロスベルの事件を改変したのだから、特殊遊撃部隊としても対処しないといけないと思うが?」

 

「それは・・・そうですが」

 

「直哉怖いのか?」

 

「ええ、正直に言えば怖いですね。ワイズマンが・・・」

 

「今回の件での特殊遊撃部隊の行動もワイズマンの計画通りだと思うと」

 

「直哉君」

 

「確かにワイズマンの計画に沿って自分達の行動が見られているのならそこは気にしなくてもいいと思えばどうだ?」

 

「え、でも・・・」

 

「直哉確かに特殊遊撃部隊の目的は世界の改変を止める事だが、我からすれば今まで関わった世界は全て小さい改変を受けてるぞ」

 

「特にプリキュアの世界はな」

 

「確かにね、もう1人の私達と夏海まなつちゃん達の世界は特にね」

 

ちゆに言われ直哉が思い出す。

 

 

「そうだよ。それでヒーリングアニマル達を通じて君達に僕の力の一部を貸したんだ」

 

 

「「「「成る程」」」」

 

「それで、これから今回救出出来たあざみちゃんについてだけど、出来れば君達の所に預かってくれるかな?」

 

 

「ええ――またですか?直哉さん達は助けにここまで来たのに」

 

 

まなつが直哉に聞く。

 

 

 

「はは、恥ずかしいんだけど、さくらさん達が消える前にさくらさん達の部隊の隊長とちょっとした喧嘩別れをしててね、隊長が見つかるまではさくらさん達は、僕達と行動したりすると、また喧嘩になりそうだから」

 

 

「ああ、成程直哉さんはそうみられるのを避けたいのか」

 

 

「どういう事?」

 

 

「自分より他の人を優先して助けたと思われるですよね?」

 

「普通はそう考えない人でも、喧嘩相手だと素直になれない事もあるからね」

 

 

「君達を利用する形になるけど」

 

 

「えー―でもそれってブルーがそう言う順番で戦わせた結果じゃん。べつに直哉さんが決めて助けてないじゃん」

 

 

「事実では、そうでも人はそう考えても納得できないのよ」

 

 

「面倒ね。人間て」

 

 

「まあそう言わないでローラ」

 

 

「まあ、その辺はまなつちゃん達は気にしなくていいからね」

 

 

「でも・・・」

 

「なら君達に僕の家族を助けて欲しい」

 

 

「「「「え」」」」

 

そして直哉は、まなつ達に飛鳥と薫の今の状態を写真で見せた。

 

 

「「「これは」」」

 

 

「この2人は、僕の子供なんだ」

 

 

「ああーーこの子達ヤラネーダにやる気を奪われた子達だよ」

 

 

「「「本当まなつ」ちゃん」」

 

 

「うん、間違いないよさくらさんを見つけた時に消えた2人だよ」

 

 

「僕達がここに来たのは2人のやる気を取り戻す事も目的なんだ」

 

 

「フフ、まさか融合世界のキュアグレース達が本当にこちらに来てくれるとはね」

 

「「「ワイズマンここから私達が相手よ」」」

 

 

「フフ、良くあの世界から帰還できたものだな。キュアグレース」

 

 

「正直危なかったけどね、ワイズマン貴方でしょ。ブルーにあの世界の事を教えたのは?」

 

 

「正解だ。キュアグレースよ、そしてお前達と新生帝国華撃団の状況を見て、ブルーに気づかれないように奴等をあの世界に転移させたのさ。その時に紫藤飛鳥と、真宮寺薫がついて来たのはいい意味での誤算だったがな」

 

「やっぱりあのタイミングで新生帝国華撃団の居場所がわかったのは意図的だったのね」

 

 

「そう言う事だよキュアフォンテーヌ」

 

 

「相変わらず陰険手を使ってくるんだから」

 

「すまんな、キュアスパークルその時の研究題材が、どうすれば紫藤直哉を簡単に殺せるかと言う研究だったからな」

 

 

 

!!

 

 

「「「「「「「「何だって――」」」」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

ワイズマンの言葉ここにいる全員が驚いていた。

 

「確かにそうですね。和実ゆいさんの世界の場合はまだわかりませんけど」

 

「直哉確かに過剰の介入は、世界のバランスを崩しかねないが、今回は特殊遊撃部隊の介入するべきと思うぞ」

 

「レイさん」

 

そして直哉とのどか達は簡易ゲートを使いクロスベルに向かうとそこは・・・

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第19章 第1部 グノーシス編
クロスベルに蔓延する悪魔の薬1 状況確認と合流前編


「「「「「これは酷い」」」」」

 

「クロスベルが酷い事になってる」

 

「皆さんとりあえずレンさんと合流しますよ」

 

「「「「うん」」ええ」はい」

 

そして直哉達は簡易ゲートでレンの拠点の人形職人の館に向かった。

 

 

「久しぶりね直哉。貴女達が来たと言う事は、エステルと響は融合世界にいるのね」

 

「うんそうだよと言っても融合世界も最近まで完全封印されてたけどね」

 

「それどういう事よ?」

 

そして直哉はレンに説明した。

 

「ここまでですけど」

 

「そう、なら教えてあげるわ」

「あいつがいれば恨みをはらそうと思っていたが、まあそれは後のお楽しみだな。今はこの世界の情報を集めることが先決だな」

 

「たくっ佐谷直哉として活動した記録が使えたら面倒な事をしなくていいのにな」

 

そう言って真宮寺直哉は融合世界の調査を始めた。

 

「とりあえずこの世界は自分の予想だと幼馴染世界の過去だと思うんだよな」

 

「漸く俺の時間だな。まず軽く降魔出したが、特殊遊撃部隊が出て来ると思っていたが、どうやら帝国華撃団とは別の組織のようだな」

 

「そして、ブルーがいないようだな」

 

「ただ大神さんが帝国華撃団にいなかったから恐らく大神さんは、巴里華撃団にいるんだろうな」

 

直哉とゆいを襲った降魔を指揮したのは、真宮寺直哉の裏人格の裏直哉よ」

 

「ええーー」

 

「どうして彼が?」

 

「それは貴方が佐谷直哉から聞いてるんじゃないの?」

 

「あ、そう言えば」

 

「いえ、直接な解決はしてないわ」

 

「これを見て直哉」

 

「ああ、それは今真宮寺直哉のいる場所で7人世界と幼馴染世界のイベントを使い、真宮寺直哉の力の軽減をするの、特殊遊撃部隊が対峙しても問題がないレベルにまでね

 

「成程今トワは真宮寺直哉が初めてあおぞら市に来てたレベルまで下げたいのね」

 

「ええ、そう言う事よ」

 

おおおお、ヴォルクルス様多少は違う所がありますが、ヴォルクルス様に間違いありませんね」

 

「うん、ヴォルクルス様の中に異物がありますね3つほど・・・いや2つだけ邪魔ですから排除しましょう」

 

そう言ってルオゾールは、ヴォルクルスの中にある飛鳥と薫のやる気をヴォルクルスの中から排除した。

 

 

「と言う二人の会話を聞いてねそれで裏直哉達にはまだ融合世界関連は見せるべきではないとレイと決めてたの」

 

「でも、一時的に真宮寺直哉の闇の力もとい米田健二の力を弱めても私達のパパを見たら意味なくない?」

 

「イヨと飛鳥と薫に頼んで一時的に行動不能にして貰ってるから」

 

「その間に私とレイで融合世界に新たなダミーとなる世界を作って真宮寺直哉を入れたから」

 

「成程ならその世界には特殊遊撃部隊としては関わらなくて良いんですね」

 

「ええ」

 

「そう言う理由で融合世界と友好世界は封印されていたんだ」

 

「成程、何でグノーシスの試薬がこの短期間で出来上がったのが謎だったんだけど、直哉の言葉によって解けたわ」

 

「私達が完全封印されている間にワイズマンがグノーシスを流通させている奴の背後にいるわね」

 

「レンさん流通させている奴は一体?」

 

「その辺は、まだわからないわ。何が目的で流通させているのかもわからないのよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

クロスベルに蔓延する悪魔の薬1 状況確認と合流後編

「成程、何でグノーシスの試薬がこの短期間で出来上がったのが謎だったんだけど、直哉の言葉によって解けたわ」

 

「私達が完全封印されている間にワイズマンがグノーシスを流通させている奴の背後にいるわね」

 

「レンさん流通させている奴は一体?」

 

「その辺は、まだわからないわ。何が目的で流通させているのかもわからないのよ」

 

「今のクロスベルは、誰もがグノーシスに浸食されてもおかしくない状況よ。貴女達もクロスベルの状況を見たと思うけど非常に危険な状況よ」

 

1人でもグノーシスの侵入された人間がいればクロスベルは、魔都となるでしょうね」

 

「「「そんな!!」」」

 

「いえレンさんの言う通り、邪気に飲まれる寸前です」

 

「もしかしてクロスベルがこの状況になったのは、DG教団関係者に、キーアちゃんが見つかったからですか?」

 

「そうよ、エステルと響がそっちに行く時にキーアの力が発現して不思議なドレッサーとエステルと響を融合世界に転移させたのよ」

 

「「「「「それってまさか」」」」」

 

「レンさんこの映像を見て下さい」

 

「え、何よ」

 

そして直哉は映像を再生した。

 

あ、直哉さんお帰りなさい」

 

「まなつちゃんそのドレッサーは、どうしたの?」

 

「あ、これですか?突然この部屋に現れたんですよ」

 

「「「ええーー」」」

 

「ローラさんとのどかさんまなつちゃんの言葉は事実ですか?」

 

「本当よ」

 

「そうだよ直哉君。3分くらい前に突然出現したんだよ」

 

3分くらい前・・・トワもしかしてこれは」

 

「ええ、私があれについて話していた頃ね」

 

「私達のドレッサーが!」

 

「そのドレッサーをトロピカルハートドレッサー」

 

「新しいハートクルリングは「ランドハートクルリング」

 

「行くよ!」

 

「ランドハートクルリング!」

 

「「「「「おめかしアップ!」」」」」

 

「「「「「エクセレン・トロピカルスタイル!」」」」」

 

「「「「「5つの力!大地を照らせ!」」」」」

 

「「「「「プリキュア!ランドビート・ダイナミック!」」」」」

 

「「「「「ビクトリー!」」」」」

 

映像停止・・・

 

「そうそうこのドレッサーが、エステル達を移動させたわ」

 

「やはりそうなんですね」

 

「直哉君これからどうするの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「レンちゃん特務支援課は、クロスベルの内部にいるの?」

 

直哉がレンに聞く。

 

「ええ、元DG教団の関係者が、キーアちゃんを見つけた以上そうそう動けないわ」

 

「キーアちゃんが狙われている以上ね」

 

「「「「確かに」」」」

 

「でもさ、元DG教団の関係者がキーアちゃんを狙っているならその人を捕まえたらいいんじゃ」

 

「そう言う訳には行かないのよ。ワイズマンが邪魔をして元DG教団の犯人を隠してるのよ」

 

「「「「成程」」」」

 

「つまりワイズマン達にすればいつでもキーアちゃんを奪える状況なんですね」

 

「でも、特務支援課にしたらグノーシスを流通させた犯人を知らない状態でグノーシスを服用して悪魔になる事件に対処してるんですね」

 

「そう言う事になるわ」

 

「現状では厳しい状況ですね。でもグノーシス関連の事件を解決しているのなら、ワイズマンはわからなくても、キーアちゃんを欲しがってる元DG教団の関係者にはたどり着くと思いますよ」

 

「そうだといいけど」

 

「ねえ、直哉貴女達はこれからどうするの?」

 

レンが直哉に聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

クロスベルに蔓延する悪魔の薬2 今後の行動について

「そうですね、本来なら遊撃手協会に行く予定でしたけど」

 

「今はクロスベルに行くのは危険と感じたので」

 

「どういう事?」

 

「ああ、それは・・・僕の体質で」

 

「そう言えば、直哉にはエレメントの力の影響でグノーシスによってクロスベルに瘴気が蔓延してるかしらね」

 

「それはわかりませんが、ワイズマンが僕にだけ何かを仕掛けたのかもしれません以前のように」

 

「本当だ、直哉君の力がほとんど感じない」

 

「直哉君大丈夫?」

 

「・・・」

 

キュアグレースが直哉に呼びかけるが、直哉は反応をしなかった。

 

「アースどうしよう?直哉君と話が出来ないよ」

 

「落ち着いてくださいグレース。ひとまずメガビョーゲンの所に行きましょう。その道中で私達から消えた直哉の力の原因を調べましょう」

 

「・・・そうだねアース」

 

そしてグレース達はメガビョーゲンの捜索を開始した。

 

暫くして・・・

 

 

「はあ、はあどうしたんだろ?私ラビリン、ラビリンは大丈夫?」

 

「ラビ変身は維持できるけど、きついラビ」

 

「やっぱり原因は直哉君の力が無いからかな?」

 

恐らくそうラビ直哉が,以前言った誓約の影響かもラビ」

 

そう言ってラビリンはグレースに言う。

 

「だとすると、今回の襲撃は直哉の力をいかに無力化出来るかを検証しているのかもしれませんね」

 

「ワイズマンが」

 

「「ありそうで怖いよ」ラビ」

 

「でもそう考えると、原作世界のグワイワルのあの言葉が気になるよ」

 

そう言ってグレースが言う。

 

「「あれがワイズマン」」

 

「直哉君達の敵でありながらビョーゲンズの協力者なのね」

 

 

「ああ、そう言えばこちらのフォンテーヌとスパークルは初めましてですね」

 

 

「おい、ワイズマン挨拶はいいだろ、俺様あれを試したいのだがいいか?」

 

「いえ駄目です。まだその時では無いので」

 

「私達が到着する前にワイズマンが、もう1人の私達に言ったみたいだから」

 

「成程、だとすると直哉の力をある程度解析され霊力を打ち消す装置の実働実験をしている可能性がありますね」

 

「つまり私と直哉君がここに来るように仕向けられたって事?」

 

「ええ、恐らくは」

 

「成程ね」

 

「確かに、陰険なワイズマンが仕込んでもおかしくないわね」

 

「ええ、ワイズマンが本当に動いてるのかを確認出来ませんけどね」

 

「そうよね直哉達もう一度クロスベルに行って特務支援課とも情報を交換しないとね」

 

「そうですね」

 

「皆行くラビ」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

 

そして直哉は、キュアグレースの体内に吸い込まれた。

 

!!

 

「ちょっ皆さんどうして変身を」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

クロスベルに蔓延する悪魔の薬3 特務支援課との合流前の予想外のお客前編

「皆行くラビ」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

 

そして直哉は、キュアグレースの体内に吸い込まれた。

 

!!

 

「ちょっ皆さんどうして変身を」

 

「「「こうして行けば直哉に負担は少ないラビ」そうペン」『そうだニャン」

 

「しかしそうすると見つかりますよ」

 

「大丈夫だよ直哉君。あの装置を使うから」

 

「あの装置?」

 

直哉はその時を思い出していた。

 

 

「たくっ何であんたがついて来るのよ」

 

「情報提供者の義務だよ」

 

「そんな義務聞いた事無いわよ」

 

「別に良いじゃん。私も特殊遊撃部隊に入ってるんだし」

 

「あはは、シャーリィーちゃん良いの?特務支援課もこの件に関わって来るけど」

 

「ああ、その時はその装置を貸して響」

 

「成程ちゃんと考えてるんだね」

 

「当然よ」

 

「そう言えばエステルの兄さんはどうしてるの?」

 

「兄さんは結社側に行ってるわ。紫藤直哉とトワ達の介入する事を事前にね」

 

「成程」

 

!!

 

「皆気をつけて出て来るよ巨大ノイズと小型ノイズと降魔が」

 

「グレ響は巨大ノイズをお願い、エステルさんとヨシュアさんとシャーリィーさんは小型ノイズをお願いします」

 

「「「了解」」」

 

「そして私が降魔をやります」

 

2人の響とエステル達はノイズと降魔と戦い始めた。

 

「ああ、シャーリィ―さんと響さんが使ったあの装置ですか?」

 

「確かにその方法なら問題なく特務支援課に合流する事出来るかもね」

 

「あ、そう言えばレンさんヨシュアさんはどこにいますか」

 

フォンテーヌがレンに聞く。

 

「ああ、ヨシュアなら他のクロスベル支部の遊撃手達と協力して動いてるわ」

 

「そうなんですね」

 

「それじゃあ私達も行きますね」

 

「ええ、わかったわグレース達恐らくワイズマンも貴女達が、ゼムリア大陸に来てる事は知られてると思って行動をしなさいよ」

 

「「「「はい」」」」

 

そしてキュアグレース達は改めてクロスベルに向かった。

 

その頃特務支援課は・・・

 

「おいおい、ロイドそれ本当かよ?」

 

「信じたくないけどあの先生がグノーシスを流通させたなんて」

 

「でもロイドさんの推理通りあの先生が犯人だと仮定すれば、今クロスベルで起こっている人間が悪魔に変異し、その悪魔がキーアさんを探している事に納得出来ますね」

 

「ああ、あのヨハヒム先生がキーアを狙うなんて」

 

「俺も信じられないよ」

 

「フ、どうだね信じていた者が敵だったと知った気分は?」

 

!!

 

「誰だ?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

クロスベルに蔓延する悪魔の薬3 特務支援課との合流前の予想外のお客後編

「おいおい、ロイドそれ本当かよ?」

 

「信じたくないけどあの先生がグノーシスを流通させたなんて」

 

「でもロイドさんの推理通りあの先生が犯人だと仮定すれば、今クロスベルで起こっている人間が悪魔に変異し、その悪魔がキーアさんを探している事に納得出来ますね」

 

「ああ、あのヨハヒム先生がキーアを狙うなんて」

 

「俺も信じられないよ」

 

「フ、どうだね信じていた者が敵だったと知った気分は?」

 

!!

 

「誰だ?」

 

「フフ、君達とは直接会うのは初めてだね特務支援課のランディ君、ティオ君、エリィ君、そしてロイド・バニングス君」

 

「私の名はワイズマンと言う」

 

!!

 

「何だと」

 

特務支援課の4人は思い出していた。

 

「フフ、立花響お前が私を覚えていてくれるとは、お前とは直接会う事は少ない筈だが?」

 

 

「まあ、グレース達や直哉君から色々聞いてるからね」

 

「成る程そう言う事か」

 

そして映像が進み・・・

 

 

「くっやはりシンフォギアでは、ノイズしか倒せないのか?立花と違い」

 

 

「ほうっ立花響お前のギアは、降魔やメガビョーゲンを浄化することが出来るのか?」

 

 

「そうだよ。ワイズマンお前に隠していても知られるし教えるよ」

 

 

「ならば追加だ。出でよ、降魔兵器そしてメガ降魔」

 

 

 

そしてワイズマンが新たな戦力を召喚した直後・・・

 

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

 

「「届け!」」

 

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

そしてワイズマンが出した増援の降魔とメガ降魔はプリキュア達の技により全てが浄化されたのだった。

 

「貴方がワイズマン?」

 

「そう私が、特殊遊撃部隊の敵役として動いているワイズマンだ」

 

「「どうしてここに来たの?」どうしてここに来たんだ?」

 

「何今回のグノーシスとやらの事件に関する特務支援課に有益な情報を持って来ただけさ」

 

!!

 

「ふむ、どういう理由か知らないが君達は私の存在を以前から知っていたようだな」

 

「君達の探しているヨハヒムとキーアと名乗る少女は、太陽の砦にいるぞ」

 

「何故俺達にその事を教える?」

 

「私は、ヨハヒムと同様君達特務支援課にも期待しているのだよ。私の試練を乗り越えた君達にね」

 

「「俺達がお前の試練をいつ受けたんだよ」・・・まさか鉱山街の時か?」

 

「おりゃあこれでどうだ」

 

「がっがは」

 

「えい」

 

「ギャアアア。こんな子供に俺が・・・」

 

「フン、失礼ですね」

 

「そこ」

 

「ぐっおのれえええ、お前達が何者であろうと我々の目的の邪魔をさせんぞ」

 

「いけ軍用犬共よ」

 

!!

 

「何まだいたのか」

 

「ならば私が、貴様に力を貸そう」

 

「「「「誰」誰だ」」」

 

ワイズマンの声がその場にいる全員に聞こえた時ギャングが新たに放った5体の軍用犬5匹がメガビョーゲンに進化をしたのだった。

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

「うわあああ。軍用犬が怪物になったーー」

 

!!

 

 

「「「「何なんだあれは」」」」

 

特務支援課の4人も突然の事に驚いていた。

 

「何だこの怪物は、この間の降魔やノイズとも違うぞ」

 

「メガビョーゲン。メガビョーゲン」

 

「皆さん見てください怪物が動くたび赤黒い物が出現しています」

 

「「「何だって――」」」

 

「どうすれば・・・」

 

その時彼女達が来た。

 

「ここは私達に任せて下さい」

 

!!

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

 

「「届け!」」

 

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

「「「「凄い」」」凄すぎるぜ」

 

そしてメガビョーゲン5体を浄化した事で大地は元に戻った。

 

「君達は一体?」

 

「私達は、響さんの仲間です。よろしくお願いいたしますねロイドさんとエリィさん」

 

「その通りだ、私は君達をその時から見ていたのさ。あの時はほんのあいさつ代わりでメガビョーゲンを出したのさ」

 

「何故出した?」

 

「おっとそろそろ時間切れだな。ロイド・バニングス君君がどんな選択をするのか楽しみにしているよ」

 

そう言って、ワイズマンは消えた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特務支援課との合流

特務支援課とワイズマンの会話が終わって暫くして・・・

 

「ロイドどうするの?」

 

エリィがロイドに聞く。

 

だがロイドは再び思考していた

 

「貴方がワイズマン?」

 

「そう私が、特殊遊撃部隊の敵役として動いているワイズマンだ」

 

「「どうしてここに来たの?」どうしてここに来たんだ?」

 

「何今回のグノーシスとやらの事件に関する特務支援課に有益な情報を持って来ただけさ」

 

!!

「ふむ、どういう理由か知らないが君達は私の存在を以前から知っていたようだな」

 

「君達の探しているヨハヒムとキーアと名乗る少女は、太陽の砦にいるぞ」

 

「何故俺達にその事を教える?」

 

「私は、ヨハヒムと同様君達特務支援課にも期待しているのだよ。私の試練を乗り越えた君達にね」

 

「「俺達がお前の試練をいつ受けたんだよ」・・・まさか鉱山街の時か?」

 

「ロイドどうしたの?」

 

「ああ、すまない皆少しワイズマンの情報について考えていたんだ」

 

「ふむ、どういう理由か知らないが君達は私の存在を以前から知っていたようだな」

 

「君達の探しているヨハヒムとキーアと名乗る少女は、太陽の砦にいるぞ」

 

「何故俺達にその事を教える?」

 

「ああ、あれかあんなの俺達を罠にかける為の嘘だよ」

 

「でも・・・ランディ」

 

「大体ワイズマン自身も言ったじゃないか?」

 

 

「君達の探しているヨハヒムとキーアと名乗る少女は、太陽の砦にいるぞ」

 

「何故俺達にその事を教える?」

 

「私は、ヨハヒムと同様君達特務支援課にも期待しているのだよ」

 

「てな、つまりワイズマンは俺達とヨハヒムどちらが勝っても良いように動いてやがる」

 

「嫌な奴だぜ俺達とヨハヒムで遊んでやがって」

 

「ですが、ランディさんワイズマンの目的が私達とヨハヒムの対決だとすればあのワイズマンの情報は本物と言う事になりませんか?」

 

「・・・そうねワイズマンの目的がティォちゃんの言う通りなら太陽の砦に行って見るしかないわね」

 

「そうだが、クロスベル警察としての権限のない俺達がクロスベルから出れないじゃあ何も出来ない」

 

「「「・・・確かに」」」

 

「何諦めているんですか皆さん」

 

!!

 

「君達はグレース達どうしてここに?」

 

「ええ、私達はレンちゃんから特務支援課がここにいると聞いたのですが、どうやらキーアちゃんは、元DG教団のヨハヒムの元にいるんですね」

 

「おいおい、あのヨハヒムが元DG教団の関係者なのかよ?」

 

「ええ、特殊遊撃部隊の調査で判明した情報ですよ」

 

「DG教団の事については皆さんの方が詳しいのでもう言いませんが、特務支援課の皆さん。もし皆さんがキーアちゃんを助ける気があるなら私達も特務支援課に協力しますよ」

 

「おお、それは心強いぜ」

 

「そうですね。私達の所にも来てますし」

 

「ロイドどうするの?」

 

「・・・俺は」

 

「・・・直哉君どうしよう?ロイドさんかなり落ち込んでるよ」

 

「まあ、仕方ないですね。キーアちゃんの正体そしてグノーシスの背後にいたヨハヒムがキーアちゃんを誘拐され、特務支援課の活動も出来ないですからね」

 

「グレースさんロイドさんに勇気を与えて下さいこれから言う言葉で」

 

「・・・ええ――そんな事言っていいの?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

キーアの家族として

「DG教団の事については皆さんの方が詳しいのでもう言いませんが、特務支援課の皆さん。もし皆さんがキーアちゃんを助ける気があるなら私達も特務支援課に協力しますよ」

 

「おお、それは心強いぜ」

 

「そうですね。私達の所にも来てますし」

 

「ロイドどうするの?」

 

「・・・俺は」

 

「・・・直哉君どうしよう?ロイドさんかなり落ち込んでるよ」

 

「まあ、仕方ないですね。キーアちゃんの正体そしてグノーシスの背後にいたヨハヒムがキーアちゃんを誘拐され、特務支援課の活動も出来ないですからね」

 

「グレースさんロイドさんに勇気を与えて下さいこれから言う言葉で」

 

「・・・ええ――そんな事言っていいの?」

 

「ええ、本当は僕も言いたくありませんが・・・このままだと色々困るので」

 

「ロイドさん貴方にとってキーアちゃんは、その程度の繋がりで家族だと言っていたんですか?」

 

!!

 

「君に俺達の繋がりに対して何がわかるんだ?」

 

「正直わかりませんよ。私達はキーアちゃんに会ったことありませんし」

 

「だったら口出ししないでくれ」

 

「いえ、口出しさせていただきますよ。特務支援課の皆さんにとってキーアちゃんは家族じゃないんですか?今の皆さんはキーアちゃんの正体を知って怖がる家族のようにしか見えませんよ」

 

!!

 

「うわあ、グレースそこまでいうの?」

 

「違うわねこれは直哉君が言ってるわ」

 

「成程直哉の言葉をグレースが代弁してるんですね」

 

「特務支援課の皆さんがキーアちゃんの家族になると言った時キーアちゃんは喜んでいませんでしたか?」

 

「「「「それは・・・」」」」

 

「それとロイドさんとランディさん思い出してください」

 

 

「ならゼンゼンヤラネーダを倒すだけね」

 

「そうはいかねえぜプリキュアゼンゼンヤラネーダあの男たちのやる気を奪え」

 

「「ヤラネーダヤラネーダ」」

 

「「うわああ。こいつは」力が抜けていく・・・君達は一体」

 

そして2体のヤラネーダによってロイドとランディのやる気が奪われた。

 

「あら、カニまだいたの?」

 

「ああ、あの2人には借りがあるからな。絶対俺様が倒す」

 

「あらそう、私帰るから後よろしく」

 

そう言って、ヌメリーは撤退した。

 

 

 

「ロイドさんランディさん後は任せて下さい」

 

「いや俺達も行くぜ、あのカニに返してやるぜ」

 

「ああ、ランディ俺も行くぞ」

 

「わかりました皆で行きましょう」

 

「「ああ」」

 

「そろそろ16番目のプリキュアもヒーリンググッパイかな」

 

「「「「うう、私達は負けない」」」」

 

「ふうんまあいいけど、どうやってこのメガヤラネーダを倒す気かな?」

 

「「「「「それは」」」」」

 

「「あきらめるな」諦めるんじゃねえよ」

 

!!

 

「君達は、俺達を救ってくれたんだろう?」

 

「あの時ヤラネーダにやられてもロイドさん達はまなつちゃん達を助けようとしたじゃないですか?」

 

「それは・・・」

 

「経緯はどうであれ皆さんが家族になると決めたのならキーアちゃんは特務支援課の皆さんが、自分を助けに来てくれると信じてる筈ですよ」

 

「それにロイドさん達は警察の人ですよね?なら助けを求める人がいるのに助けないの」

 

「「「「そうだな」」そうね」そうですね」

 

「ごめんグレース達俺達が間違ってたよキーアに、どんな過去があったとしても過去だが、俺達が過去のキーアに戻そうとするヨハヒムから救い出してやる」

 

「そうねロイド現在のキーアちゃんは私達の家族だからね」

 

「はい」

 

「いいねえ、そう言うの好きだぜ」

 

「じゃあ俺達は太陽の砦に行くぞ」

 

「だがどうするロイド俺達ここから出ると即ばれるぞ?」

 

「それは・・・」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

太陽の砦で合流する者達

「ごめんグレース達俺達が間違ってたよキーアに、どんな過去があったとしても過去だが、俺達が過去のキーアに戻そうとするヨハヒムから救い出してやる」

 

「そうねロイド現在のキーアちゃんは私達の家族だからね」

 

「はい」

 

「いいねえ、そう言うの好きだぜ」

 

「じゃあ俺達は太陽の砦に行くぞ」

 

「だがどうするロイド俺達ここから出ると即ばれるぞ?」

 

「それは・・・」

 

「ああ、それは・・・大丈夫ですよこのゲートを通れば太陽の砦に行けますよ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「「「「本当に太陽の砦に来てる」」」」

 

特務支援課の4人は簡易ゲートによって目的地の太陽の砦に来てる事に驚きを隠せないでいた。

 

「ありがとうグレース達後は任せてくれ」

 

「ちょっと待ちなさいロイド君達」

 

「エステルとヨシュアどうしてここに?」

 

私とヨシュアは特殊遊撃部隊の一員として特務支援課に同行するわよ」

 

「「「ええーー」」」

 

「エステルとヨシュアも特殊遊撃部隊のメンバーなのか?」

 

「うん僕は、正確的に言えば違うけどね」

 

「そうなのか?」

 

「それではエステルさん後はお任せしていいですか?」

 

「ええ、良いわよあのケガも完治したから、グレースと直哉、ワイズマンが2人を呼んでるのは意外だけど、気をつけなさいよ」

 

「「はい」」

 

「まあ、ワイズマンの呼び出しもここだったからいいけど」

 

そして特務支援課とエステルとヨシュアは、太陽の砦の内部に入って行った。

 

「エステルさん達行ったね」

 

「そうね」

 

「そうだね」

 

「私達はどうしますか?」

 

「まだワイズマンの予告していた時間になってないから暫くは待機だね」

 

暫くして・・・

 

「すまないね少し遅れてしまったね」

 

「「「ワイズマン」」」

 

「ワイズマンどうしたの私達に連絡をよこすなんて」

 

「ああ、君達に2つ程伝える事があるからだ。まず1つ目は17番目のプリキュアの世界についてだ」

 

「「「なっ」」」

 

「まず君達はトワとレイに聞いてるだろう?」

 

「ご覧の通りのどかさん達はまなつちゃん達に説明をしてくれてますね」

 

「そう、それなら良いわ。厄介な事が管理者の神殿に入り込んだけど」

 

「そうですね僕も驚いていますよ」

 

 

ワイズマンのの不意打ちの一撃が当たる直前に直哉の体内にいるまなつ達の世界の先代プリキュアが直哉と入れ替わった。

 

「ほう、すでに紫藤直哉と同化していたか、どうやらお前は16番目のプリキュアの世界に関係するプリキュアの様だな」

 

「そんな事貴方が気にするんですか?」

 

「何こちらの世界のグレース達にも言ったがね」

 

「ふふ、久しぶりだな3人のプリキュア。ここにバテデモーダがいる以上4人目のプリキュアが現れるのももうすぐかな?」

 

「「「ワイズマンどうしてここに?」」」

 

「何君達に伝言を頼みたいのさ」

 

「伝言をですって」

 

「そうさ、キュアフォンテーヌ。伝言を伝える相手は、紫藤直哉だがね」

 

「だったら早く言いなさいよ」

 

「相変わらずせっかちだなキュアスパークル」

 

「うるさい」

 

「まあ、良いだろう紫藤直哉に伝えたい事は、君達の世界にした事を新たに見つけ世界を対象として私は動き出したとな」

 

「私は君が17番目のプリキュアの世界の人物なのかを確認をしに来たのさ」

 

「まあ君が、16番目のプリキュア世界のプリキュアとわかった以上は、今はまだ君と戦うつもりはないから安心したまえ」

 

そう言ってワイズマンはその場から消えた。そしてまなつ達の世界の先代プリキュアから直哉に戻った。

 

「はあはあ、これは想像以上に消耗が激しい」

 

「あの和実ゆいとローズマリーを融合世界に連れて来たのは私だ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ワイズマンと特殊遊撃部隊前編

「あの和実ゆいとローズマリーを融合世界に連れて来たのは私だ」

 

「「「やっぱり」」」

 

「本来なら17番目のプリキュアの世界を転移させる予定だった。もう1つのすこやか市でした形の予定が、蓋を開ければ17番目のプリキュアの世界どころか転移で連れて来れたのが、2人と妖精だったからな」

 

「「いえ私達は普通の女の子にしか見えませんね。ただ妖精と言っていいのかわかりませんがあの要請を見ると無性におにぎりとかご飯系を食べたくなりました」

 

「え、そうなの?飛鳥ちゃんと薫ちゃん」

 

「そうですよ。兄さん」

 

「直哉さんはそうならなかったの?」

 

薫が直哉に聞く。

 

「うん、多分ヒーリングガーデンやバテデモーダの関連で、分類的には人間だけどその関連で効果が無いんだと思う」

 

「不幸か幸かわからないけど」

 

「「成程」」

 

「ただ僕としては、この2人は新たなプリキュアの関係者だと思うよ」

 

「ええ、私もそう睨んでるわ。少なくともワイズマンの言葉をそのまま信じるわけにはいかないけどね」

 

「やはりそう言う理由で、和実ゆいさん達を連れて来たのね」

 

「ああ、だが失敗した理由が2つ目の理由だ」

 

「「「それは」」」

 

「お前達が異界事変のと言うものに関わった事で融合世界に負荷ががかかりそれにより正常に17番目のプリキュアの世界を召喚出来なかったのだろう」

 

「それじゃあ、私達のせいなの?」

 

「それは違うぞスパークル。悪いのはイシュメルガとデボネアだな」

 

「ただ2つ目の異界事変によって本来融合世界に存在しない者達が生まれるかも知れない」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「それって私達が会ってる敵?」

 

スパークルがそう言いながら思い出す。

 

「何だあの怪物は」

 

ベガも突然現れたヤラネーダに驚いていた。

 

「直哉君どうする?」

 

「グレースさん。この人の相手を1人で出来ますか?」

 

「正直あの人も、本気じゃないから何とか出来てるだけど」

 

「直哉君がそう聞くと言う事は、神山さん達とサマー達をヤラネーダの方にやるんだね」

 

「はい」

 

そしてグレースは神山に伝えサマー達に合流した。

 

「さて貴方は私との勝負を続けますか?」

 

「・・・いや今回はこれまでにしよう。流石はエキストラプレイヤーとエキストラステージだけの事はある。まさかこのような手段で奴等を無力化するとはな」

 

そう言いながらベガと残った降魔は撤退した。

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

 

「フフ、成程あれがイシュメルガとデボネアが言っていた力ですか」

 

カルマがそう呟く。

 

「カルマ、イシュメルガとデボネアとは何者だ?」

 

真宮寺直哉がカルマに聞く。

 

「ああ、遥か未来から来た私の協力者ですよ」

 

!!

 

「遥か未来から来た協力者だと」

 

「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「そうです。それで間違いないですね?花寺薫」

 

「薫ちゃんの名字が違う」

 

「その通りだよカルマ。よくそこまで融合世界の事を熟知してるね」

 

「イシュメルガとデボネアでも私の名字変更の事は知らなかったのに」

 

「融合世界?飛鳥ちゃんどういう事?」君達は幼馴染世界から来たんだよね」

 

「違いますよ。真宮寺直哉さん」

 

「おい、直哉しっかりしろ面倒な奴は倒されたんだ」

 

「そうよ直哉君後はカルマを倒せば・・・えっ」

 

その時千明は見た。光武F2が炭になる所を」

 

「いやあああ。巴里華撃団の皆が炭になったわ――」

 

「あはは、良いですね。ある程度制限がありますが、触れた物全部を炭に変える能力を持つノイズと言う兵器は」

 

「「「「「「何だと!!触れたら炭にされるだと」」」」」」

 

「一体どうやって倒すんだよ」

 

「安心して下さい皆さん」

 

「「だああああ」」

 

!!

 

「「「何だノイズが消滅していく」」」

 

「まさか、特殊遊撃部隊の奴等めシンフォギア奏者をこちらに連れて来たのか?」

 

「そうだよカルマ私達を貴女が、エキストラプレイヤーとして与えた特権として与えた力で、仲間と合流して、貴女がノイズを使う可能性があったからね」

 

「おのれーーキュアグレースそして紫藤直哉め」

 

「この2人?」

 

「そこまでは私でもわからんよ。融合世界に生まれたばかりだからな」

 

「そうなんだ」

 

「だからプリキュアの諸君私と共に調査を手伝ってほしい」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ワイズマンと特殊遊撃部隊中編

「まさか、特殊遊撃部隊の奴等めシンフォギア奏者をこちらに連れて来たのか?」

 

「そうだよカルマ私達を貴女が、エキストラプレイヤーとして与えた特権として与えた力で、仲間と合流して、貴女がノイズを使う可能性があったからね」

 

「おのれーーキュアグレースそして紫藤直哉め」

 

「この2人?」

 

「そこまでは私でもわからんよ。融合世界に生まれたばかりだからな」

 

「そうなんだ」

 

「だからプリキュアの諸君私と共に調査を手伝ってほしい」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「まさかワイズマンとの協力なんて信じれないよ」

 

「私とて君達の力を借りるつもりはなかったが、今回の調査には3人の直哉と米田健二の記録を持つ君達しかいないのだよ」

 

「どうして私達なのですか?」

 

「ああ、それは・・・3人は覚えているだろうあの時の事を」

 

「ほう、花寺のどか、いやキュアグレースお前は助けるのか?お前たち守護者の大切な者の命を奪おうとした者を」

 

「ワイズマン。貴方はわたしとこちらの紫藤直哉さんの関係を見てこういう作戦にしたんだよね。そうかつてヨシュアさんを使ってエステルさんを苦しめたように」

 

 

「ほう守護者達は私の過去も知ってるんだな」

 

 

「当たり前だよエステルさんも守護者だもん」

 

「ほう、あの娘も守護者の一人か」

 

 

 

「あれまさか、私まずいこと言った?」

 

 

「感謝するぞ立花響、代わりにいい事を教えてやろう」

 

 

「彼女達は貴方達帝国華撃団を救うために来たのです。遥か未来から」

 

「未来からだって」

 

「あの時もそうだがお前達は過去の世界に対して最低限の事しかしていなかったな」

「ワイズマンと言ったなお前の目的は何だ?」

 

「何、君の邪魔をする気はないよ。米田健二」

 

 

「こいつ俺の事を知っているのか?」

 

 

「私がここに来たのは、米田健二そして真宮寺直哉とついでにそこにいる紫藤直哉と共闘で私の準備した降魔と戦って貰いたいのだよ」

 

 

「何だと!!」

 

 

「何故俺達がそんなことをしなければならないんだ?」

 

 

「ふむ理由がいるのか」

 

「米田健二今のお前の力ではお前の目的は絶対にかなう事はない」

 

 

「だが私の実験に付き合えばお前に新たな力の切っ掛けを与えてやるがどうする?」

 

 

「お父さんこの男は危険です」

 

 

「・・・」

 

「決め切らないようだな。ならば私が君に見せようではないか、出でよ巨大ノイズ達」

 

ワイズマンがそういい、ソロモンの笛を使うと巨大ノイズが、15体出てきた。

 

 

!!

 

ワイズマンが自分の知らない存在を召喚したことに驚く健二だった。

 

 

「さて、巨大ノイズよそこにいる者達を炭に変えろ」

 

 

「いけない響さん僕達の存在をワイズマンはすでに知ってるようです」

 

 

「わかったよ」

 

そして響は出撃した。

 

 

「だああああ」

 

「やはり貴様達もいたか、守護者ども」

 

「立花響、また邪魔をするか」

 

「するよ何度だって、貴方がノイズを悪用する限りね」

 

 

「それにしても、まさか貴様が立花響の相棒役をするか?この戦いの」

 

 

「米田健二お前にいい事を、教えてやろう。私の前に現れた二人の内の一人はお前の娘の息子の娘つまりそこにいる紫藤直哉と真宮寺さくらの娘なのだよ」

 

 

「何だと!!」

 

 

「「なんだってーーー」」

 

「あの時私が今戦場にいる者以外が戦えば世界を壊すと言ったからお前達は出なかったのか?」

 

「「「それは・・・」」」

 

「お前達は紫藤直哉・・・失礼今は花寺直哉だったな」

 

「彼を真宮寺直哉や紫藤直哉米田健二と会わせないようにと言われてたのだろう」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ワイズマンと特殊遊撃部隊後編1

「あの時私が今戦場にいる者以外が戦えば世界を壊すと言ったからお前達は出なかったのか?」

 

「「「それは・・・」」」

 

「お前達は紫藤直哉・・・失礼今は花寺直哉だったな」

 

「彼を真宮寺直哉や紫藤直哉米田健二と会わせないようにと言われてたのだろう」

 

「まあ、特殊遊撃部隊の上司が真宮寺直哉や米田健二警戒をするのは私でもわかったからな」

 

「まだ融合世界にいる紫藤隼人やたまに現れる佐谷直哉はまだ、安全だがな」

 

「何で、ワイズマンがそんな事を詳しく知ってんの?」

 

「おやおやお忘れですか、融合世界のビョーゲンキングダムの一員ですよ。私は」

 

「「「あ、そうだった」」」

 

「「「色々ありすぎて忘れてた」」忘れてたわ」

 

「まあ、プリキュアの世界の調査に夢中になってキングビョーゲン達に連絡とってないですが、融合世界のイベントは見させて貰ってますよ」

 

「この時とか」

 

「えー―本気なの直哉君」

 

「はい、恐らくブルーの方もこの状況になっているのを見て戦場に出てくる可能性があります。もしここでこの世界のプリキュアが全滅は避けなければいずれ融合世界の方にも来るかもしれないので」

 

 

「「成る程」」

 

「そうなったらまずいわね」

 

 

そして直哉はシンドイ―ネとダルイゼンにそれぞれ紐と蛇口を渡し、それぞれがメガビョーゲンになり、戦いの場所に向かった。

 

その頃シンドイ―ネとバテデモーダは・・・

 

「ウフフ良いわよ。メガビョーゲンとヤラネーダプリキュア達を戦闘不能にしなさい」

 

「メガビョーゲン」

 

「ヤラネーダ」

 

「やっぱり戦いは楽しいなそう思いませんか?もう1人のスパークルとキュアサマー達」

 

「戦いが楽しいわけないじゃん」

 

「そうだよ」

 

原作世界のキュアスパークルとキュアサマーがそう言う。

 

「まあ、自分が楽しめたらいいんですけどね」

 

「何だ、もう来たんすかキュアフォンテーヌとキュアグレースさん達」

 

その時分散していたキュアグレースとキュアフォンテーヌ達が合流した。

 

「後直哉が新たなプリキュアの依り代になったりしてるしお前達は面白いな」

 

「ふう、何とかこのイベントも終わりましたね」

 

「そうだな紫藤直哉」

 

!!

 

「お前はワイズマン」

 

「久しぶりだな、直接会うのはシンフォギア世界以来か?」

 

「そうですね。ワイズマン」

 

 

「やれやれ私は、グワイワルを連れて帰りたいだけなんだかな」

 

「今回は紫藤直哉お前の得た新たなプリキュアの力を見せて見ろ」

 

!!

 

「危ないここは私が出ますね」

 

ワイズマンのの不意打ちの一撃が当たる直前に直哉の体内にいるまなつ達の世界の先代プリキュアが直哉と入れ替わった。

 

「ほう、すでに紫藤直哉と同化していたか、どうやらお前は16番目のプリキュアの世界に関係するプリキュアの様だな」

 

「そんな事貴方が気にするんですか?」

 

「何こちらの世界のグレース達にも言ったがね」

 

「ふふ、久しぶりだな3人のプリキュア。ここにバテデモーダがいる以上4人目のプリキュアが現れるのももうすぐかな?」

 

「「「ワイズマンどうしてここに?」」」

 

「何君達に伝言を頼みたいのさ」

 

「伝言をですって」

 

「そうさ、キュアフォンテーヌ。伝言を伝える相手は、紫藤直哉だがね」

 

「だったら早く言いなさいよ」

 

「相変わらずせっかちだなキュアスパークル」

 

「うるさい」

 

「まあそんな事はどうでもいいだが」

 

「あんたが喋りだしたんでしょうワイズマン」

 

スパークルがワイズマンに言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ワイズマンと特殊遊撃部隊後編2 真宮寺直哉の秘密を知る為に出発前の話し合い

「ああ、すまんすまんそうだったね」

 

「それでワイズマン私達に協力してほしいという世界はどこの事なの?」

 

「ああ、君達で言えば7人世界になるな」

 

「「「ええーーまたーー」」」

 

「そう言わないでくれたまえ、この調査によってあの凶暴な性格の秘密が知れたら君達にも有益だと思うがね」

 

「「「それは確かに」」」

 

グレース達は思い出していた。

 

 

「おいおいお前達よく見ろよ」

 

「「「「「えー―ヤラネーダが浄化してない」」」」

 

「あはは、ならばこちらだな。アルビトル・ダンフェール」

 

真宮寺直哉の言葉を受けて無限型ゼンゼンヤラネーダが魔法陣から無数の魔導弾が発射された。

 

 

 

!!

 

「「「「それはクラリスさんのきゃあああ」」」」

 

 

無限型ゼンゼンヤラネーダの攻撃によりサマー達は変身が解けてしまった。

 

 

「「「「うう」」」」

 

「よしゼンゼンヤラネーダ夏海まなつのやる気を奪え」

 

ヤラネーダヤラネーダ」

 

 

そして全然ヤラネーダはまなつのやる気虹色を奪った。

 

まなつのやる気は、ゼンゼンヤラネーダ体内に取り込まれた。

 

「「「ああ、まなつちゃんのやる気が」」まなつの」

 

「「「ああ、やる気が奪われた――」」」

 

「あらら、これでここのプリキュアも終わりかしらね」

 

「そうだろうね」

 

 

「直哉君私達も行こう」

 

「・・・」

 

 

「何言ってるのよ。直哉君が行く必要ないわよ」

 

 

「でもこのままじゃまなつちゃん達が」

 

 

「確かにシンドイ―ネが言うように本来は、介入すべきではない案件ですね」

 

「そんな」

 

「確かに私達は真宮寺直哉君の凶暴な面を見過ぎていたわ。彼にも何らかの理由があり、凶暴な面が出たとしたら・・・」

 

「ふむ、いわゆるあの凶暴な面は、真宮寺直哉の本来の面を隠す為と言う事ですか?フォンテーヌ」

 

「アースがフォンテーヌに聞く。

 

「ええ、本来の自我を守る為にね」

 

「確かにキュアフォンテーヌの想像通りだとしたら酷いよ」

 

「そうだよ」

 

「皆さん落ち着きましょう。あくまで本当にそう言う事が起きてるのかを確認して無いですから」

 

「「「そうだった」」」

 

「でもワイズマン今起きているイベントは良いの?」

 

「ああ、それは・・・どうでもいいですよ。本来なら私の死後の世界ですしね」

 

 

「フ、どうだね信じていた者が敵だったと知った気分は?」

 

!!

 

「誰だ?」

 

「フフ、君達とは直接会うのは初めてだね特務支援課のランディ君、ティオ君、エリィ君、そしてロイド・バニングス君」

 

「私の名はワイズマンと言う」

 

!!

 

「何だと」

 

特務支援課の4人は思い出していた。

 

「フフ、立花響お前が私を覚えていてくれるとは、お前とは直接会う事は少ない筈だが?」

 

 

「まあ、グレース達や直哉君から色々聞いてるからね」

 

「成る程そう言う事か」

 

そして映像が進み・・・

 

 

「くっやはりシンフォギアでは、ノイズしか倒せないのか?立花と違い」

 

 

「ほうっ立花響お前のギアは、降魔やメガビョーゲンを浄化することが出来るのか?」

 

 

「そうだよ。ワイズマンお前に隠していても知られるし教えるよ」

 

 

「ならば追加だ。出でよ、降魔兵器そしてメガ降魔」

 

 

 

そしてワイズマンが新たな戦力を召喚した直後・・・

 

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

 

「「届け!」」

 

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

そしてワイズマンが出した増援の降魔とメガ降魔はプリキュア達の技により全てが浄化されたのだった。

 

「貴方がワイズマン?」

 

「そう私が、特殊遊撃部隊の敵役として動いているワイズマンだ」

 

「「どうしてここに来たの?」どうしてここに来たんだ?」

 

「何今回のグノーシスとやらの事件に関する特務支援課に有益な情報を持って来ただけさ」

 

!!

 

「ふむ、どういう理由か知らないが君達は私の存在を以前から知っていたようだな」

 

「君達の探しているヨハヒムとキーアと名乗る少女は、太陽の砦にいるぞ」

 

「まあ、君達が来る前に特務支援課に激励を兼ねて太陽の砦の事は、教えたがね」

 

「私としてもヨハヒムが勝つとか負けるとは興味は無いのでね」

 

「それに自分もイシュメルガは嫌いだからね」

 

「さて行くとするかね」

 

そしてワイズマンとグレース達は、ゼムリア大陸から転移したのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第19章 第2部 ワイズマンと調査編
神達の様子見


今回からこちらでも掲載してたサクラ大戦7人目の隊員のキャラがその時の設定で出てきますので宜しくお願い致します



「良いのかトワ?」

 

「何がレイ?」x

 

「これだ・・・」

 

「それでワイズマン私達に協力してほしいという世界はどこの事なの?」

 

「ああ、君達で言えば7人世界になるな」

 

「「「ええーーまたーー」」」

 

「そう言わないでくれたまえ、この調査によってあの凶暴な性格の秘密が知れたら君達にも有益だと思うがね」

 

「「「それは確かに」」」

 

「確かに私達は真宮寺直哉君の凶暴な面を見過ぎていたわ。彼にも何らかの理由があり、凶暴な面が出たとしたら・・・」

 

「ふむ、いわゆるあの凶暴な面は、真宮寺直哉の本来の面を隠す為と言う事ですか?フォンテーヌ」

 

「アースがフォンテーヌに聞く。

 

「ええ、本来の自我を守る為にね」

 

「確かにキュアフォンテーヌの想像通りだとしたら酷いよ」

 

「そうだよ」

 

「皆さん落ち着きましょう。あくまで本当にそう言う事が起きてるのかを確認して無いですから」

 

「「「そうだった」」」

 

 

「私としてもヨハヒムが勝つとか負けるとは興味は無いのでね」

 

「それに自分もイシュメルガは嫌いだからね」

 

「さて行くとするかね」

 

そしてワイズマンとグレース達は、ゼムリア大陸から転移したのだった。

 

「別に良いわよ」

 

「良いのか」

 

「構わないわこの調査はワイズマンから事前にしたいと話を聞いてたから」

 

「そうなのか?」

 

「そうよワイズマンの方でも、原初の世界から7人世界幼馴染世界そしてこの融合世界の関連を見たいみたいね」

 

「しかしどの辺を見せるのだ?」

 

「そうねおもに7人世界のイベントね、例えばこれとか」

 

「うーんまたあの夢だわ」

 

 

「こら前鬼またつまみ食いしたわね」

 

「へ、別にいいだろうが、馬鹿千明」

 

「何ですって」

 

 

最近さくらは、同じ夢を見ることが多くなった。

 

その夢とは、一人の術者の少女と、一人の鬼神が人の欲望を、糧とし成長する実を払うと言う夢のはずだった。

 

だが今夜の夢はいつもの通りには、ならなかった。

 

「千明俺様の封印を解けーー」

 

「うんわかった、我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃に、封呪を絶つ、破呪ヴァジュラオンアーク現臨せよ!!汝・・・・・」

 

「鬼神・・・・・ここに現臨」

 

「出たな鬼神今日こそお前たちを、この世界から消滅させてやる」

 

 

「けっ貴様に俺様が負けるかよ?」

 

「ふっそれはどうかな?食らうがいい」球体風滅強制転移」

 

「うおおおおお」

 

「きゃああああ」

 

 

実の怪物の特別な術により術者の少女と鬼神の姿が消えたときさくらは、夢から覚めた。

 

 

「一体今の夢は何?いつもと違うけど」

 

 

そしてさくらがふと、手にしてるリングを見ると、光を放っていた。

 

「おいおいそれは本当にいいのか?」

 

「まあ、見せるかはあくまで未定よ。ただ真宮寺直哉の暗い過去は見て貰うわよ」

 

「ああ、あれか」

 

「正直あれは我が設定したが、あれは気持ちのいい物じゃないぞ」

 

「ええ、それはわかってるわでも真宮寺直哉の経緯を知るには必要だわ」

 

「まあ確かにな、ああいう設定でなければ裏直哉が生まれんからな」

 

「そうね・・・」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ワイズマンと行く7人世界1

今回からこちらでも掲載してたサクラ大戦7人目の隊員のキャラがその時の設定で再び出てきますので宜しくお願い致します



「まあ、君達が来る前に特務支援課に激励を兼ねて太陽の砦の事は、教えたがね」

 

「私としてもヨハヒムが勝つとか負けるとは興味は無いのでね」

 

「それに自分もイシュメルガは嫌いだからね」

 

「さて行くとするかね」

 

そしてワイズマンとグレース達は、ゼムリア大陸から転移したのだった。

 

「「「「う、着いたの?」」」どうやらそのようですね」

 

帝都東京に向かう列車内・・・

 

「ねえさくらお姉ちゃん、どうして、僕まで米田さんは呼んだのかな?」

 

「それはわからないけど、直哉君は私と、行くの嫌だった?」

 

「そんなの事ないよ、だって僕お姉ちゃんと離れたくなかったし、只ね僕が向こうで何が出来るのかが、不安で仕方ないんだ」

 

 

「直哉君、大丈夫貴方には、私がついてるわ」

 

 

「そう言ってさくらは、直哉を抱きしめた。

 

「お姉ちゃん・・・嬉しいけど恥ずかしいよ」

 

 

「は、ごめん直哉君」

 

さくらは、直哉に言われ、周りを見てみると、かなりの乗客が、直哉と、さくらを見ていた。

 

 

「きゃあああ。恥ずかしいわ、でもなんでだろう?直哉君相手だと、何でも抵抗無く、出来ちゃうのかな?」

 

 

そんな調子で、いると目的地の上野駅に着いた。

 

 

「はあやっと着いたね、さくらお姉ちゃん」

 

「そうね」

 

「これからどうするの?」

 

「えーと私達を迎えに来てくれる人がいる筈だけどな」

 

「でもいないね、しょうがないから、上野公園に行かない?」

 

「そうね、時間もあることだし行きましょうか?」

 

 

「やったー早く行こうお姉ちゃん」

 

 

そして、二人は、上野公園に行くと、桜が、とても綺麗で、二人は暫く花見を堪能していた時、悲鳴が聞こえ、さくらが、その場所に行くと、そこには、機械仕掛けの異形が親子を、襲っていた。

 

そして、さくらは機械仕掛けの、異形を、自分の得物霊験荒鷹で倒すと、親子からは、感謝され、周りからは、歓声が、上がっていた。

 

 

「さくらお姉ちゃんそろそろ戻ろうよ」

 

「そうね戻りましょう」

 

 

二人が、上野公園を出て、上の駅に戻ると、二人を迎えに来てくれた女性が、二人を見つけた。

 

 

「あーーやっと見つけた、貴女が、真宮寺さくらさんですね?そして、君が真宮寺直哉君ね」

 

 

「「はいそうですが、貴女は?」

 

「私は、高村椿です。これから二人を、大帝国劇場に案内しますね」

 

 

「「ええーー劇場にですか?」」

 

「はい」

 

そして、さくらたちは、高村椿の、案内で大帝国劇場に向かった。

 

「ふむどうやら、太正12年の頃に我々は来たようですね」

 

「あれが真宮寺直哉君の表の人格ですか」

 

「あ、そうか異界事変の時アースだけ来れなかったから初めてだっけ」

 

「はいそうです。ですので裏直哉が誕生した時を見るのが楽しみです」

 

「あ、すいませんこの時裏直哉はいるみたいですよ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

そう言ったワイズマンがグレース達を7人世界の別の時間に転移させたのだった。

 

 

「・・・確かに他人のアンタから見れば、僕とお姉ちゃんを見れば、そう見えても仕方がない、だがなそうしなければ、僕が死ぬとしてもですか?大神さんは僕に死ねと言ってるんですね。わかりました隊長の命令なので、僕は人気のないところで死んできます。それでは、皆さんさくらさんのことをお願いしますね」

 

 

「ああ」

 

直哉はそう言ってその場を離れ地下へ下りていった。

 

 

地下に下りた、直哉はもう一人の自分と話していた。

 

 

「おいおい直哉正気か、俺と交代することの意味知ってるだろう?」

 

「知ってるよ」

 

「本当にいいんだな」

 

「うん隊長命令だからね、バイバイさくらお姉ちゃん」

 

そして、直哉は、裏直哉と入れ替わった。

 

 

その直後さくらは直哉の異変に気づき、直哉のいる地下に向かった。その後ろから大神がついて来た。

 

「やっぱりあんたは凄いなさくら姉さん」

 

「何で貴方が表に出てきてるの?ナオヤ君?」

 

「ああ、それは、その男にさくらのために死ねと命令したから、俺が出てきたのさ」

 

!!「大神さん貴方はなんて事を、命令したんですか?」

 

「「「「ここは?」」」」

 

「どうやら裏直哉が初めて表に出た頃のようですね」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ワイズマンと行く7人世界2 裏直哉現れた時

「おいおい直哉正気か、俺と交代することの意味知ってるだろう?」

 

「知ってるよ」

 

「本当にいいんだな」

 

「うん隊長命令だからね、バイバイさくらお姉ちゃん」

 

そして、直哉は、裏直哉と入れ替わった。

 

 

その直後さくらは直哉の異変に気づき、直哉のいる地下に向かった。その後ろから大神がついて来た。

 

「やっぱりあんたは凄いなさくら姉さん」

 

「何で貴方が表に出てきてるの?ナオヤ君?」

 

「ああ、それは、その男にさくらのために死ねと命令したから、俺が出てきたのさ」

 

!!「大神さん貴方はなんて事を、命令したんですか?」

 

「「「「ここは?」」」」

 

「どうやら裏直哉が初めて表に出た頃のようですね」

 

「何か凶暴な口調じゃないね」

 

「そうね冷静ね」

 

スパークルとフォンテーヌが言う。

 

 

「俺は、さくら君のためだと思って言っただけだ」

 

「大神さんのせいで帝都どころか、世界が消滅することに決定しましたね」

 

 

「ええーー何でそうなったの?直哉君が死ぬだけなのに?」

 

 

「ねえナオヤクンもう一度チャンスくれない?」

 

 

「いくらさくら姉さんの頼みでも、流石に俺も我慢の限界だ、それに直哉自身が、限界だった見たいだしな、そこの馬鹿隊長のせいでな」

 

「なっ馬鹿隊長は言いすぎだろう」

 

大神はナオヤの言葉に、否定の言葉を言うが、彼を守る人物はいなかった。

 

「うん確かに、大神さんが馬鹿隊長なのは、認めるわ」

 

 

「ちょさくら君君まで」

 

「事実ですしね」

 

「何度も無自覚で直哉君を、追い詰めたのは、本当のことですし、特に私が許せないのは、浅草での一件ですよ。大神さんが無計画で、放った必殺技が、敵が直哉君の盾にならなければ、直哉君に直撃でしたよ」

 

「馬鹿な俺は、さくら君を襲う敵に放ったんだ、仲間に向けて撃ってない」

 

「大神さんあの時敵が私に、近づいたのは、大神さんのせいで召還された直哉君を双武改に乗せる為だったんですよ」

 

「そんな馬鹿な!!」

 

信じられませんよね。私も、すみれさん達も、直哉君も唖然としましたし」

 

「直哉君はどっちが敵なのかが判らないて悩んでましたよ」

 

「そうですよね、味方だと思ってた人に、殺されかけて、敵と思われた人物に助けられその人物が、自分の目の前で、爆死するのを見た、直哉君の心にどれだけショックを与えたか、大神さんには、わかりませんよね」

 

「それは・・・」

 

「何かこちらの大神さん好きになれないかも」

 

「まあ、仕方ないですね。こちらの大神さんも初めて知ったみたいですし」

 

「ああ、私融合世界の時代で良かった」

 

「静かに」

 

プリキュア達とワイズマンがそれぞれ言う。

 

「大神さんにとっての敵とは、自分の意見に従わない者全てじゃないんですか?それが黒乃巣会だろうが、私たち、帝国華撃団であろうが」

 

「それは、断じて違う違うんださくらくん・・」

 

「違うなら何で直哉君に死ねと言えるんですか?」

 

「それは直哉君が、俺に伝える事を伝えなかった事と、さくら君に依存しているのをやめさせたかったからだ」

 

「はあ、たががその程度のことで、直哉君に死ねと言ったんですか」

 

「だが俺は、君の負担を減らしてあげようと・・・」バシーン

 

「へ・・・?」

 

「さくら姉ちゃん何もそこまでしなくても」

 

裏ナオヤがさくらに声をかける。

 

「いいですか、大神さん私が常に直哉君に一緒にいるのは、裏直哉君の実体化をさせない為に私の力で封印していたんですよ」

 

裏直哉君が、後数回表に出てきたら、大変な事になるんですよ世界中で、大神さんはその貴重な1回をこんなくだらない事で使ってくれましたよ」

 

 

「いいそんなに重要な存在だったのか直哉君は?」

 

「今更気がついてももう遅いんですよ、大神さん」

 

そう言ってさくらがナオヤを連れて地上に上がろうとした時、黒乃巣会の奇襲のせいで、大神、直哉、さくらの三人は、地下に閉じ込められた。

 

そのせいで、直哉は元の直哉に戻った。

 

「成程さて次の時代に行きますよ」

 

そしてワイズマンとプリキュア達は次の時代に跳んだ。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ワイズマンと行く7人世界3 呪術師と鬼前編

今回からこちらでも掲載してたサクラ大戦7人目の隊員のキャラがその時の設定で再び出てきますので宜しくお願い致します



「「「「ここは?」」」」

 

どうやら先程より過去ののようですね」

 

ワイズマンがそう言うと大帝国劇場内部を見ると・・・

 

 

帝劇内で、見慣れない少女と変わった格好の子供がいると、評判になり、公演以外の時の収入がアップしたそうな。

 

 

「千明ちゃん少しいいかな?」

 

「はーいさくらさん」

 

「私に、ついて来て」

 

そして、さくらは、千明共に、支配人室に、入った。

 

 

「おうおめえさんがさくらと直哉は保護した人物だな?」

 

「はい、私役千明16才です」

 

「お前さん声がさくらに、似てるな?」

 

「「え、そうですか」」

 

さくらと千明は、同時に声を出した。

 

 

「そう言えば、あの子供もよばねえとな」

 

米田がそう言うと、千明が前鬼を召還した。

 

「前鬼召還」

 

千明の持つリングが光を放つとそこから前鬼が出てきた。

 

「うお!!こいつが、お嬢さんの式神と言う奴か」

 

米田が驚いてると、直哉が支配人室に入って来た。

 

「あー前鬼こんなとこにいたーー急にいなくなるから心配したじゃん」

 

「おーワリイな直哉この馬鹿女に、呼ばれたからな」

 

「また前鬼私の事を、バカ女といってー」

 

 

その時、前鬼が、千明に耳打ちをした。

 

「千明俺も信じられねえが、この劇場に憑依の実の匂いがしやがる」

 

「えーーーそれ本当前鬼?」

 

「ああ」

 

「どうすんのゴキが居ないと超鬼神になれないわよ」

 

「千明見てみろあの二人護法リングしてやがるぜ」

 

「そう言えば、さくらさんと直哉君も持ってるわね」

 

 

「おい、おめえたち何?ひそひそ話しているんだ?「「うわあ」」

 

千明と前鬼は、米田の呼びかけに驚いてしまった。

 

「まあいいや、さくらと直哉すまねえが、二人に帝都の案内してくれや、いつ元の世界に戻れるかわからないみたいだからな」

 

「「はーい」」

 

「「「あの子は」」」」

 

「おや知っている子かね?」

 

「ええ、あの人は異界事変の時に見た事があるの」

 

フォンテーヌが。ワイズマンにそう説明をする。

 

「ほうその時の事を出来れば教えて貰いたいな」

 

そしてグレース達は、異界事変で見た事の説明を始めた。

 

「うわあ、こんな事ってあるの?紫の扉の世界の消滅したと思ったらここで真宮寺姉弟と出会うなんて」

 

「それも真宮寺姉弟の感じからすると、ヤフキエル事変からそんなに時間が経ってないようね」

 

「でも、どうするフォンテーヌこのまま私達融合世界に戻れるの?」

 

「大丈夫よグレースや、直哉君が動いてくれてるわ」

 

「おい2人共見て見ろニャン」

 

ニャトランが言い、フォンテーヌとスパークルが真宮寺姉弟のいる方を見ると、戦いが始まっていた。

 

「ふ、やはり私達の障害は、貴女なのね真宮寺さくら」

 

「無論直哉を守るのは、さくらだけではないぞ、我等もいることを忘れるな」

 

「おーおーサクラチーム燃えてるね」

 

「当然だろう。奴らの統一の目的が、ミユの力と、直哉の霊力とわかったんだからな、ケン」

 

「だな、さくら雑魚の相手は、俺達に任せろ」

 

「ありがとうございます。ケンさん」

 

「フフ、本当に貴方達の相手が、私たちだけと思っているの?」

 

「何ですって!!」

 

「巴里に眠る異界の精霊よ、我が声に答え眠りから覚めよ」

 

殺女がそう言うと、かつてパリシイの怪人と共に巴里を襲撃した。オーク巨樹と共に現れた憑依の木の精霊であるカルマが復活した。

 

「おい直哉、あの大きな木はなんだ?」

 

「あれは、異世界からの侵略者です」

 

「「「「異世界からの侵略者だとーーー」」」」

 

 

「久しぶりですね鬼神を操る姉弟よ」

 

「成る程、貴女方が、私を復活させてくれたのですね?」

 

「ええ、そうよ」

 

「ならばお礼をしなければなりませんね。行きなさいナノビョーゲンそこの降魔を進化させてあげなさい」

 

「ナノ――」

 

「きゃあああ。何よこれーー」

 

そして殺女はメガ降魔殺女に進化した。

 

!!

 

「おほほ、良いわね憑依の実とは違うが、同じ性質の物を使う事がこんなに楽しいとは」

 

「この見た事のない怪物はお前の仕業だったのかカルマ」

 

「ふん今頃気がついたのか?真宮寺直哉」

 

その頃フォンテーヌとスパークルは・・・

 

「「「「ええーー」」ペン」ニャン」

 

「何で過去の世界にナノビョーゲンがいるの――」

 

「わからないわ」

 

「それはな、フォンテーヌとスパークル原作世界のすこやか市とあおぞら市がカルマとイシュメルガとデボネアの3人が協力して、過去の世界のイベントに組み込まれたんだ」

 

「「「「ええーー」」ペン」ニャン」

 

その時特殊遊撃部隊が過去の7人世界の巴里にやって来た。

 

「だからグレース達もここに来れるのね」

 

「じゃああのメガ降魔を浄化する?」

 

「いえ少し待ってください。何やら動きがあるようです」

 

「さくらお姉ちゃん前鬼を召喚して、ここでなら出来るから」

 

「わかったわ直哉君」

 

さくらは前鬼を召喚した。

 

「前鬼話は、後でするから、今は封印を解くよ」

 

「わかったぜ」

 

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

こうして巴里を舞台に、鬼神とカルマの因縁の対決、再び始まった。

 

「「おおーーまさか本物の鬼をリアルで見れるなんて」」

 

2人の響が、興奮していた。

 

「ほうあの子供にそんな力があるとは」

 

ワイズマンは前鬼に興味を示したのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ワイズマンと行く7人世界3 呪術師と鬼後編

「前鬼話は、後でするから、今は封印を解くよ」

 

「わかったぜ」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

こうして巴里を舞台に、鬼神とカルマの因縁の対決、再び始まった。

 

「「おおーーまさか本物の鬼をリアルで見れるなんて」」

 

2人の響が、興奮していた。

 

「ほうあの子供にそんな力があるとは」

 

ワイズマンは前鬼に興味を示したのだった。

 

「ふむ、興味がありますね」

 

そしてグレース達とワイズマンはその後もそのイベントを見るのだった。

 

「いいなあ。あの子直哉君と出かけれて、俺も直哉君と出かけたいな」

 

「その願い、我が叶えてやろうぞ」

 

「な、何だ!!うわああああ」

 

そして、実が大神に取り憑いてしまった。

 

「何今の?お兄ちゃんがお兄ちゃんじゃなくなったようなこの感じは?」

 

 

アイリスだけが、感じた大神の異変を。

 

 

「へえーーここはいま大正時代なんだ」

 

「千明ちゃんは、どれくらい未来の人なの?」

 

直哉は、千明に質問したが、千明は戸惑っていた。

 

「困ったわね。本当のこと言って、私達の歴史に干渉したら困るけど、けどこんなかわいい子供に、嘘なんて付きたくないよー」

 

 

「こら直哉君千明お姉さんを困らせたら駄目じゃない」

 

 

「ごめんなさい」

 

 

「!!さくらお姉ちゃん。嫌な感じのものがここに来るよ」

 

「ええ、私も感じるわ。一体何が来るのよ」

 

!!「千明俺様を召還しろ、憑依獣だこの匂いは」

 

「ええ、わかったわ」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

だが、前鬼の封印は解けなかった。

 

「何で、封印が解けないの?」

 

千明があたふたしている間に、実に取り憑かれた人物が現れ、それを見たさくらと直哉は、驚いた。

 

「「大神さん」」

 

「何?憑依の実に取り憑かれたの、さくらさんの知り合いの人?」

 

「ええ、そうです」

 

「見つけた・・・直哉君」

 

 

そう言いながら大神は、直哉に近づくが、その直前に欲望を吸い取られ憑依獣となってしまった。

 

そして、今度は千明と前鬼が、驚いた。何故なら、大神が変身した憑依獣が元の世界で直前まで戦っていた奴だったのだ。

 

 

「どうだ鬼神と祓い師よ、呪力が殆ど使えない世界での生活は」

 

「何ですって」

 

「この世界では、呪力の変わりの力霊力が無ければならない」

 

「貴様らには無いだろう。死ね」

 

 

「そういうことか、さくらお姉ちゃん千明お姉ちゃん今から前鬼君の封印を解くから呪文3にんで唱えるよ」

 

「「わかったわ」」

 

 

「「「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」」」

 

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

「何故だ!!鬼神の封印が何故解けた?」

 

「それはね、僕とさくらお姉ちゃんの霊力を呪力に変換したからね」

 

何だと!!」

 

「だからこういうことも出来るよ、千明お姉ちゃん超鬼神になる呪文を唱えて」

 

「超鬼神力、ヴァジュラマサラ、サムスカーラ」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「ね、出来たでしょ」

 

直哉は、笑顔で言う」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「「「「・・・何なの?あの怪物」」」」

 

「大神さんが怪物になったんだけど」

 

「落ち着けスパークルあの現象は異界事変の時も見ただろう」

 

「そうだよスパークル」

 

「それにしても、人の欲望を糧に成長する憑依の実ですか・・・」

 

「確かに憑依獣とメガビョーゲンは似ていますね、まあメガビョーゲンを超えるメガビョーゲンに進化したらナノビョーゲンに感染するものに人も入るかもですね」

 

「確かにそうね。ダルイゼンシンドイ―ネグワイワルが進化すれば、ナノビョーゲンも進化すると考えられるわね」

 

「皆さん戦いに変化がありましたよ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「ほうこれは面白いですね」

 

 

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

「さて我々も行きますか?」

 

「え、まだ行くの」

 

そしてグレース達とワイズマンも別の時間に跳んだ。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ワイズマンと行く7人世界4 真宮寺直哉と米田健二の出会い前編

今回からこちらでも掲載してたサクラ大戦7人目の隊員のキャラがその時の設定で再び出てきますので宜しくお願い致します



「「「「ここは?」」」」

 

「ほうこれはこれは」

 

「まさか真宮寺直哉と米田健二の出会いがこのタイミングでとは」

 

 

「そろそろ話してくれない?コクリコ、桜花それにそこにいる二人」

 

直哉がそう言うと、コクリコたちの背後から、健二たちが出てきた。

 

「え、嘘私がもう一人いるーー」

 

直哉と一緒にいたさくらは、もう一人の自分を見た時驚いていた。

 

「さくらお姉ちゃんこの人たちにあったことは秘密にしたほうが、いいみたいだよ」

 

「ええ、わかったわ」

 

「話が早くて、助かるぜ、直哉ここは太正12年だよな」

 

「ええ、ですけど、ここは貴方達の世界ではないと思いますよ」

 

 

「どういう事だ?」

 

「ここは、サクラ大戦7人目の隊員と言う作品の世界ですから」

 

「「「「何だってーー」」」」

 

「多分この世界で、アンタ達のことを、認識できるのは君達が、探してるジェミニと、僕たちと、君達の追っている邪神巫女と言う奴だけだろう」

 

「直哉君は何故、邪神巫女の事を知っている?」

 

「ごめんなさい健二さん。それはこのリングの力なんです」

 

「そのリングの力?」

 

「ええ、この護法リングによって、自分がどういうことに、関わるかが、見えるんですよ」

 

「成る程な、要するに直哉君君は、俺に似た力があるんだな。それでそのリングが制御装置の変わりかなんかだろ?」

 

 

健二がそう言うと、さくらが不満そうな表情をしていた。

 

「でも、直哉君、本当に凄いよ。僕と桜花は名前しか言ってないのに」

 

コクリコはかなり驚いていた。

 

「そんなにいいものじゃないよ、確かに僕には、健二さんが言ったような力が、あります。この力のせいで、実の両親から、怖がられて、その上、捨てられたんだ」

 

「そんなの酷い」

 

「そうです余りに酷すぎます」

 

コクリコと.桜花が怒りを顕にするが、直哉は、話を続けた。

 

「でもいいんだ今は、さくらお姉ちゃんや、若菜お母さんや、みんながいてくれるからね」

 

「ちなみに僕と、さくら姉ちゃんは、もうすぐ健二さんと、さくらさんと同じ関係になるから」

 

「「えーーー」」

 

直哉の言葉に、コクリコと桜花が驚いていた。

 

「そんな話は終わって、ジェミニちゃんのところに、行きますか?」

 

「ああ、そうしたいが、すまない直哉君とさくら君、君達の安全の為、空中戦艦ヤマトへ来てもらう」

 

健二がそう言うと直哉たちの体が浮き気がつくとそこは、戦艦の中だった。

 

 

「ほうこれは、まだ正義の心で動いてるようですね米田健二は」

 

「少し時間を進めますよ」

 

そしてグレース達とワイズマンは少し時間を飛んだ。

 

その直後、米田は別行動を取っている。直哉とさくらに連絡をした。

 

そのころ直哉とさくらは・・・

 

健二たちが、本来の世界とが異なる世界に来てから数日が経ったある日、ついにこちらの世界にも、新たな敵が、動き出したと、直哉に連絡が入ったのだが、困った事に、直哉の姉のさくらは、ここ数日なれない環境だった為に、少し体調を崩していた。

 

「さくらお姉ちゃん大丈夫?新たな敵が出たんだけど、出撃できる?」

 

「わかった・・・わ・・ク」

 

「駄目だよ。お姉ちゃん無理しちゃ」

 

「でも行かなきゃ」

 

「それは、そうだけど、」

 

姉弟の話を聞いていた、健二とさくらもどうするべきか悩んでいた。

 

 

「ねえパパママが、さくらさんの代わりに行ったらいけないの?」

 

コクリコが健二に聞く。

 

 

「コクリコ・・それは」

 

「コクリコ姉さんそれは無理ですよ」

 

「どうしてさ桜花?」

 

「いいですか?ここは、私達の世界じゃないんですよ、そして私たちが動けば、この世界に歪みが生まれ、イヨがこの世界も破壊するかもしれないんですよ」

 

 

「それファ、そうだけど、直哉たちは、ジェミニを助けてくれてるのに、そのお礼も、しちゃいけないの?」

 

「それは・・・そうですけど」

 

「いや俺たちも出撃するぞ、桜花、コクリコ」

 

 

「「ええーー」

 

桜花とコクリコは、健二の言葉を聞いて、驚いていた。

 

 

「直哉君新たな敵とはどんな奴か、聞いたかい?」

 

「ええ、ウサギ型魔装機兵と聞きました。

 

「「うわあ、またシゾーかあ」」

 

 

「よしさくらさんと直哉君は、双武改に搭乗して、現場に先行してください」

 

「了解」

 

「帝国華撃団空組出撃せよ」

 

 

そして、直哉は初めて双武改に乗って現場に向かった。

 

「健二さんすみません。私のせいで皆さんに迷惑をかけて」

 

「さくらちゃん良いんですよ、気にしなくても、今回の敵は元々空組の敵ですからね」

 

 

そう言って健二と、さくらはモニターを見始めた。

 

「ほうこれは意外な事態になりましたね、グレース貴方達は帝国華撃団空組については聞いてませんか?」

 

「「私は聞いてないわ私もだよ」

 

「私と直哉君は聞いてるよ」

 

「成程守護者には伝えてるんですね」

 

「だけどその存在だけどね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ワイズマンと行く7人世界4 真宮寺直哉と米田健二の出会い後編

「ほうこれは意外な事態になりましたね、グレース貴方達は帝国華撃団空組については聞いてませんか?」

 

「「私は聞いてないわ私もだよ」

 

「私と直哉君は聞いてるよ」

 

「成程守護者には伝えてるんですね」

 

「だけどその存在だけどね」

 

「成程ならば帝国華撃団空組の戦いを見ておきましょう」

 

ワイズマン達は少し先に起きる戦いを見ていた。

 

 

浅草では、刹那と羅刹の兄弟が破壊活動をしていた。

 

 

 

「兄者来たようだぞ」

 

「帝国華撃団参上!!」

 

 

「待ってたよ、帝国華撃団。僕の名前は刹那蒼き刹那覚えていてね」

 

 

そして黒乃巣会の2大幹部との戦いが始まった。

 

 

2大幹部との戦いの最中に、花組に緊急通信が入って来た。

 

 

「大神大変だ浅草にまた、ウサギの怪人が現れたぞ」

 

「何ですって!!」

 

大神達は、通信の内容に驚き、2大幹部の必殺技を感知するのを遅れただが、直哉の言葉を受け、花組は回避することが出来たが、ただ一人を除いて」

 

!!「お姉ちゃん早く避けてーー」

 

 

だがさくらは、体調不良の為反応が遅れてしまった。

 

 

誰もが諦めたその時、敵の必殺攻撃向かって行く桜色の光」

 

「「これはまさか・・・お姉ちゃんの・・・さくら君の桜花放神に似ている」」

 

 

直哉と大神がそう感じた時、さくら機を助けた人物がさくらに声をかけた。

 

「さくらちゃん大丈夫?」

 

「ええ、大丈夫ですけど、ウサギの怪人が出たらしいんですけど、大丈夫ですか?」

 

「ああ、その件は、対処済みだから」

 

「ええーーそれと、さくらさん・・・その機体は一体?」

 

「この機体はね・・・」

 

 

そのころ桜花とコクリコとシゾーの三人は・・・

 

 

「こんなの嘘だピョン。またシゾー様が負けるなんて」

 

 

シゾーが逃げる為に空けた空間から、一人の少年が出てきた。

 

 

「あれこの子誰だろう?桜花走ってる?」

 

コクリコが、桜花に質問をする。

 

「ええ、コクリコ姉さん。私も見たことがある方なんですが、思い出せないです」

 

「そうなんだ取り合えず、大神さん達に合流しようか」

 

「ええ、分かりました」

 

こうして、コクリコと桜花は、救助した少年と共に、帝国華撃団花組と、合流する為向かっていた。

 

「成程特殊遊撃部隊の原点が、この空組と言う事ですね」

 

「そうだワイズマン」

 

!!

 

「「「レイさんどうしてここに?」」」

 

「何トワにお前達を迎えに行けと言われてな。グレース達とワイズマン間もなくグノーシス編の終了だ一時的にゼムリア大陸に戻るぞ」

 

「ふむそうですか残念ですね」

 

「出来る事ならば米田健二の敵を見たかったんですが」

 

「見てみるか?」

 

「ええ、ぜひ」

 

そしてレイによってグレース達はどこかに転移した。

 

「そうか・・・二人ともこれを見てくれ」

 

そして米田が言った、映像を見ると、そこには・・・。

 

「「ええーー聖魔城」」

 

「そうだ聖魔城が再び浮上した」

 

「「皆は?」」

 

「お前達以外、全員聖魔城に、囚われている。大神や巴里華撃団のメンバーもな」

 

「「えええーー」」

 

「さくら、直哉絶望的な状況だが、出撃してくれるか?」

 

「「はい」」

 

「二人ともすまない、後は頼むぞ」

 

「「はい」」

 

そして、真宮寺姉弟は、聖魔城に向けて、真双焔武で出撃した,

 

果たして二人は、囚われた仲間たちを救い出せれるのか?それとも・・・

 

 

ついに運命の歯車が狂いだす。

 

ついにあの女が、真宮寺姉弟の前に、姿を見せたからだ。

 

聖魔城内部・・・

 

「ねえお姉ちゃん、ここ物凄く嫌な感じがする」

 

「私もそう感じるわ」

 

「お姉ちゃんは僕が、守ってあげるから」

 

「それは、私も同じよ直哉君」

 

そして、真双焔武は聖魔城最深部に着くと、そこで直哉とさくらが見た光景は・・・

 

「さくら君、直哉君、逃げるんだこいつの目的は、君達二人だ」

 

「「大神さん。皆」」

 

そう言って、大神は気絶した。

 

「はあ、やっと来ましたね、この世界を歪めている元凶の真宮寺直哉」

 

「お前は何者だ?」

 

「死に行く者に語る名はないんだがな」

 

「何だと!!」

 

「良かろう我が名は、ヒミコ。貴様ら歪みを粛清する者だ」

 

「ヒミコだと!!」

 

「じゃあ貴様は、邪神巫女イヨの関係者か?」

 

「ほうお前達、我娘を知っておるのか?」

 

「「娘だって」ですって」

 

「何じゃ、知らなかったのか?まあ当然じゃな、ワシが出てきた以上お前達に生き延びる術はないからの」

 

「「くっ」」

 

「「「「「これは」」」」」」

 

「この場面は本来なら原初の世界で米田健二の暴走により原初の世界消滅したことにより7人世界のラスボスが変わったのだよ」

 

「「「ええーー」」」」

 

「成程、そう言う事が原因でしたか」

 

「さあもういいだろう。ゼムリア大陸に戻るぞ」

 

そう言ってその場にいる全員がゼムリア大陸に転移したのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

レイが語る話前編

今回の回想で残酷な表現と感じる場合があるかも知れませんが7人世界の主人公にとっての必要な場面なのでご了承下さい


ゼムリア大陸クロスベル太陽の砦から離れた場所・・・

 

「どうだったかな真宮寺直哉の事を知れて」

 

ワイズマンがグレース達に言う。

 

「「「それは」」」

 

「意外でしたね私は裏直哉が、本来の人格に対して優しかった事に」

 

「そうだろうな、裏直哉と言う人格は我が最初から設定していたわけではないのだ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「ほうそうなのか?ぜひ聞きたいな」

 

「いいだろうただし覚悟だけはしておいてくれ」

 

そしてレイが話し出す。真宮寺直哉の過去の話をその時の映像付きで。

 

映像再生・・・

 

「じゃあ話すよ、僕はね、4歳まで、仙台の山奥にある集落人口600人ぐらいの集落で暮らしてたんだ」

 

「そんなある日、事件が起きたんだ」

 

「事件?」

 

「直哉君、飲み物持って来たよ、一緒に飲もう。ほら千明ちゃんも」

 

「ありがとうさくらさん」

 

「所で千明ちゃんと何話してたの?直哉君」

 

「さくらお姉ちゃんと出会う前の話だよ」

 

!!

 

「もしかして、さくらお姉ちゃんも聞きたい?」

 

「うん聞きたい」

 

「その事件とはね」

 

「お母さん、お父さん僕を捨てないでよ。」

 

「もう俺たちはお前のりょうしんじゃねえ、何処へでも消えろ、この化け物」

 

「何で僕の事化け物て言うの?どうしてお父さん」

 

「僕そんなの知らないよ。お願いだから誰か助けてーーーー」

 

 

「僕の霊力が目覚めたばかりで、その集落600人中500人を、集落ごと消滅させてしまったんだ」

 

「え、そんなことがあったなんて」

 

「その事件後「僕は、実の両親から、化け物や殺人者などを言われ続け、僕は捨てられたのさ」

 

!!

 

「酷いよそんな仕打ちするなんて」

 

「ああ、俺も酷いと思うぜ」

 

「何時の時代でも人間は、かわらねえな」

 

「何で、力を持っただけなのに、そこまで拒絶されないといけないの?」

 

千明がそう言うと、さくらが話しかけた。

 

「千明ちゃんそれは、貴女が未来人だからだよ」

 

映像中断・・・

 

「「「「・・・」」」」

 

「酷すぎるラビ」

 

「僕もそう思うペン」

 

「ああ、霊力がコントロール出来なくて真宮寺直哉の実の両親が自分の子供にバケモノと言うとはな」

 

ラビリン達がそれぞれ言う。

 

「酷いよ可哀想だよ」

 

「でも彼の両親は霊力とかの存在を知らなくて結果的に真宮寺直哉君の力が暴走し、大勢の人を殺してしまってる以上そう言われても仕方ないかもしれないわ」

 

「うんそうだね。真宮寺直哉君の視点から見れば訳のわからないまま捨てられた形になるけど、両親視点から見るとこれも親の愛なのかもしれないね」

 

「成程捨てると言うのは真宮寺直哉を山に逃がしたとも言えますね」

 

ワイズマンとグレース達がそれぞれ言う中レイは説明付きの映像を再び再生した。

 

「え、それはどういうことですか?さくらさん」

 

「千明ちゃんの場合、前鬼が封印されていた時、予め伝承と言う形で、情報があったでしょ?」

 

「確かに」

 

「でも私達の場合は、違うの私はそういう血筋だから聞いてたけど、直哉君の場合は直哉君だけが目覚めたからなのよ」

 

「そうだな、そこは俺もさくらと同じだな。人間と言う生き物はある種、以前カルマが言ってたように、自分の都合を優先したがる。それは千明の時代もさくら達の時代も人間と言う本質は変わらないからな。

 

「そうか、幼い時に目覚めたから制御しきれず暴走し、それを見た人たちが恐れを抱くのは納得できます」

 

それから暫く直哉の実の両親の直哉の対応について、話す千明とさくらだった。

 

映像中断・・・

 

「「「「「成程そう言う理由からなんだ」」からなのね」・・・」そうなのですね」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

レイが語る話後編

今回の回想で残酷な表現と感じる場合があるかも知れませんが7人世界の主人公にとっての必要な場面なのでご了承下さい


「そうか、幼い時に目覚めたから制御しきれず暴走し、それを見た人たちが恐れを抱くのは納得できます」

 

それから暫く直哉の実の両親の直哉の対応について、話す千明とさくらだった。

 

映像中断・・・

 

「「「「「成程そう言う理由からなんだ」」からなのね」・・・」そうなのですね」

 

「それでは話の続きを再生するぞ」

 

レイがそう言うと映像を再生した。

 

「それから僕は転々と山道を歩いていたら、一組の老夫婦と出会い僕は、一晩だけ老夫婦と過ごす事にしたんだ」

 

「「それで、それで?」」

 

さくらと千明は直哉に先を話す事を言う。

 

「これは僕も後で、知ったんだけど、その老夫婦は、人身売買で生計を立ててたらしいだ」

 

「あと少し、遅ければ僕も外国に売られてたんだって、助けてくれた刑事さんが言ってた」

 

 

「「なッなんて事なの、良かったね直哉君」」

 

「ううん助けてくれた刑事さんも、実は僕を、狙ってた一人だったんだ」

 

「「え」」

 

直哉の言葉を聞き、驚くさくらと千明だった。

 

「その警察のおじさんは、僕に霊力があることを、最初から知っていて、僕の力を使って、千明お姉ちゃんの時代の言葉で言えば、競馬やパチンコで、ずるして儲けてたんだ」

 

「そんな生活を半年くらい続いて、その男が捕まって、それからと言うもの、僕の力を使い、儲けたいという一身で僕を引き取りたいという人が増えて僕は、たらい回しにされ、僕は次第に人を信じる事が、いかに愚かと言う事を知ったんだ」

 

「「直哉君・・・」」

 

「確かに俺様も、いろんな時代で、いろんな人間を見てきたが、ここまで貪欲な人間を聞いたのは始めてだぜ」

 

「そして、次第に皆の要求が、次第にエスカレートしていきついに僕は、耐えられずそこから逃げ出したの、当然にげたのがばれて、捕まりそうなった時、助けてくれたのが、一馬義父さんだったんだ」

 

「そうだったんだ」

 

「あ、そのころ私も知ってる、そのころお父様が出かけたら中々帰ってこないし、わたしよりそのこの方が、大事と勘違いしたぐらいだし」

 

「お姉ちゃんごめんね僕のせいで」

 

「ううんいいよ、直哉君。直哉君が私のお父様と出会うまでの事を聞いたら、お父様が急いでた理由がわかったしね」

 

映像終了・・・

 

「真宮寺直哉はこうして自分を守る為に裏直哉と言う人格を生み出し、裏直哉は人間の闇に対応する事で成長し真宮寺直哉を守る為の盾となる筈だったんだが」

 

「こちらの映像を見てくれ」

 

「そうだね、それに私気に入っちゃた、双武改に乗る男の子を」

 

 

「え、僕の事?」

 

「そうさ君の事さ」

 

 

「イヨ貴様、直哉君をどうする気だ?」

 

 

「へえ君の名前は直哉君ていうんだ」

 

「君凄いね、その体に眠る物は、僕が触れてはいけない物だねだけど、僕君のことを気にいったから、僕と結婚しょう」

 

 

「嫌だよ僕には、もう将来の相手を決めてるから、君と結婚はしないよ」

 

「ふーん直哉君も、その女が、好きなんだね、なら今この女を殺しちゃおうかな」

 

 

イヨに、殺気を当てられたさくらは、余りの恐怖で何も出来ずにいた。

 

「あらら、この程度の殺気で、こうなるなら、この世界の為に私が、壊しちゃおうかな?」

 

 

「駄目だよそれは」

 

「どうして?君の守護者が、こんなんだから、この世界を私が管理するんだよ」

 

「それはつまり直哉君を、守ることになるんだよ」

 

「へっ」

 

「だから直哉君僕と来て、そうすれば君の大事な者を一度だけ助けてあげるから」

 

伊予の言葉に直哉の心は微かに揺らいだ。

 

「駄目よ直哉君、そんな言葉を聞いちゃ」

 

さくらは、恐怖心を抑えながら、直哉に言った。

 

 

「ああ、面倒だから、この手を使おうと」

 

直哉を不思議な力で操り直哉はイヨともに消えてしまった。

 

 

直哉とイヨが消えると、黒乃巣4大幹部も姿を消した。

 

映像終了・・・

 

「「「ええーーイヨさんどうして」」」

 

グレース達は映像を見て驚いていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

イヨの素性を知るグレース達と1つの区切りを迎えた特務支援課

今回こちらでも掲載してたサクラ大戦7人目の隊員のキャラがその時の設定で再び出てきますので宜しくお願い致します



ああ、面倒だから、この手を使おうと」

 

直哉を不思議な力で操り直哉はイヨともに消えてしまった。

 

 

直哉とイヨが消えると、黒乃巣4大幹部も姿を消した。

 

映像終了・・・

 

「「「ええーーイヨさんどうして」」」

 

グレース達は映像を見て驚いていた。

 

「ああ、お前達はイヨの本来の姿を知らずにいたな。

 

そしてレイが7人世界の戦いの事をグレース達に話す。

 

そのころ直哉とイヨは・・

 

上野寛永寺にイヨと直哉は来ていた。ッそこで伊予はこの世界に、存在しない筈の物を召還した。

 

イヨが召還した物の名前は、魔城江戸城と呼ばれていた。

 

 

そのころ花組と空組は・・・

 

 

空中戦艦ヤマト内部では、この世界の花組を搭乗させ、真宮寺直哉の戦闘服に内蔵されている発信機の電波を辿って移動している頃・・・

 

 

さくらは、自分の弟が、イヨによって誘拐された時、何も出来なかったことに、ショックを受けていた。

 

 

「・・・私、直哉君がイヨに誘拐されそうな時恐怖で、直哉君を守れなかった。血の繋がりは、無くても今日まで家族として、暮らしてたのに」

 

 

 

そんなさくらを見ていた花組と大神。そしてさくらの前に現れた健二。

 

 

「さくらさん少し話いいですかね?艦長室で伺っても?」

 

「・・はい」

 

 

健二とさくらは、艦長室へ移動した。

 

 

「さてさくらさん、直哉君は実の両親に捨てられたというのは、事実ですか?」

 

「ええ、私も両親から、そう聞いてます」

 

「成る程それぐらいの過去を持ってるとイヨが、惹かれるのもわかる気がします」

 

「そして、さくらさん直哉君に関することで、花組の皆さんもですが、米田さんにも伝えてない事実がありますよね?」

 

「!!健二さん何故そのことを」

 

「さくらさん貴女が常に一緒にいるのは、姉弟の関係もあるでしょうが、貴方の破邪の力の波動を直哉君に浴びさせる事で、直哉君の体内に宿る魔族の血を押さえ込んでいるのでしょ」

 

 

「健二さん一つ訂正します。直哉君は純粋な人間です」

 

「馬鹿な!!人間であれほどの闇を持っているのは、異常ですよ」

 

健二とさくらが話していると緊急呼び出しがかかり、健二とさくらは、艦橋にいくと、そこに映し出されていたのは、魔城江戸城だった。

 

 

「馬鹿なイヨの奴、江戸城をこちらの世界に持ってきやがったのか」

 

「空組緊急発進目標江戸城」

 

「了解」

 

そして大神達も艦橋に来た。

 

 

大神達も、空組を援護す為江戸城に出撃した。

 

江戸城内部にいる直哉とイヨは・・・

 

ここは?」

 

「ここはね私と君の愛の巣になる所だよ」

 

「愛の巣だって?僕には、さくらお姉ちゃんがいるんだから君とは、結婚しないよ」

 

「本当に君はお姉さんと一緒に、なるのが君の為なのかな?」

 

「直哉君君も薄々気がついてるだろうけど、君の体の成長をを止めているのは・・・」

 

「五月蝿いオバサン。そんなこととっくに僕は知ってる、僕に言わないのは、僕の事を思ってのことだからね」

 

「大体オバサンは何がしたいの、歴史を狂わせて」

 

「理由なんて無いよ。それが存在する理由なのだからね」

 

 

「ふーんようは、オバサンは自分で何も考えない子供と同じだね」

 

 

「五月蝿いよ黙れ」

 

バシーーーン。

 

「っ図星指されて、逆上したねみっともないなあ。オバサン」

 

「五月蝿い小僧もう決めた。お前も裏切り者と一緒に殺してやる。この超魔装機兵真王でな覚悟しろよ」

 

そう言って、イヨは花組と空組に奇襲をかけた。

 

 

花組と空組もイヨの奇襲に驚きを隠せないでいた。

 

 

「まさか貴女から出てくるとは思いませんでしたよ。邪神巫女イヨサン」

 

「フン、そろそろ私も貴様等と、決着をつけたくてな」

 

おやイヨさん、口調が違いますが、どうしましたか?」

 

「こちらが素なのでね」

 

 

「ですが、その新王で私達に勝てるつもりですか?」

 

桜花がイヨに、たずねた

 

「フン、これは武蔵に眠っていた新王ではないぞ?小娘」

 

 

「何ですって!!」

 

「こいつは私専用の超魔装機兵真王さ」

 

「さあ勝負だ!!我が宿敵米田健二と、帝国華撃団空組、そしてこの世界の帝国華撃団よ、私がお前たちを消滅させてくれる」

 

「「そんなことはさせません。私たちは必ず貴女に勝ちます」」

 

「その声は二人の真宮寺さくらか、面白い私もお前の存在によって、計画が狂ったのだからな」

 

「そのお礼をさせてもらう」

 

そして、ついにイヨとの決戦が始まった。

 

「ここまでだ、この戦いの結果は融合世界の住人であるお前達には関係ないからな」

 

「ええーー教えてよレイさん」

 

「1つだけ教えてやる先程の映像に出ていたイヨはお前達と接触した事のあるイヨは同一人物だ」

 

「「「ええーー」」」

 

「さて、一旦管理者の神殿に戻るぞ」

 

「「「「はい」」」」

 

そしてレイの転移術でその場にいる全員が管理者の神殿に戻った。

 

それと同時に特務支援課の最大の特務支援は終了し、特務支援課の4人とエステルとヨシュアが、太陽の砦から出てきた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

管理者の神殿に帰還後ののどかと直哉

「うーん意外でしたね」

 

「そうだね直哉君」

 

「本当今回のワイズマンとの7人世界の初期の事を知り真宮寺直哉君の立場は僕達のような役割を持たせるつもりだったのを米田健二やヒミコによって変えられた被害者のように聞こえましたね」

 

「うんだけど、私はイヨさんがあんな事をしていたなんて思わなかったよ」

 

のどかが思い出す。

 

「五月蝿い小僧もう決めた。お前も裏切り者と一緒に殺してやる。この超魔装機兵真王でな覚悟しろよ」

 

そう言って、イヨは花組と空組に奇襲をかけた。

 

 

花組と空組もイヨの奇襲に驚きを隠せないでいた。

 

 

「まさか貴女から出てくるとは思いませんでしたよ。邪神巫女イヨサン」

 

「フン、そろそろ私も貴様等と、決着をつけたくてな」

 

おやイヨさん、口調が違いますが、どうしましたか?」

 

「こちらが素なのでね」

 

 

「ですが、その新王で私達に勝てるつもりですか?」

 

桜花がイヨに、たずねた

 

「フン、これは武蔵に眠っていた新王ではないぞ?小娘」

 

 

「何ですって!!」

 

「こいつは私専用の超魔装機兵真王さ」

 

「さあ勝負だ!!我が宿敵米田健二と、帝国華撃団空組、そしてこの世界の帝国華撃団よ、私がお前たちを消滅させてくれる」

 

「「そんなことはさせません。私たちは必ず貴女に勝ちます」」

 

「その声は二人の真宮寺さくらか、面白い私もお前の存在によって、計画が狂ったのだからな」

 

「そのお礼をさせてもらう」

 

そして、ついにイヨとの決戦が始まった。

 

「確かにそうですね。でもイヨさんとヒミコさんはあくまでも7人世界を守る為にやって来たように僕には見えますね」

 

「え、どういう事?」

 

「以前トワから聞いた話を覚えてませんか?」

 

「本来融合世界の神様が4人いてその4人の神様正確に言えば3つの世界原初、7人、幼馴染の2つの世界の計4つで融合世界を作る事が目的だったと」

 

「そう言えば聞いたかもしれない」

 

「つまり、融合世界を作り出す為に米田健二と真宮寺直哉と紫藤飛鳥の親の紫藤直哉がそれぞれの世界を担当する神によって役割を与えたけどそれが、その当時の4つの世界を巻き込む事件に発展した。その原因は・・・」

 

「そろそろ話してくれない?コクリコ、桜花それにそこにいる二人」

 

直哉がそう言うと、コクリコたちの背後から、健二たちが出てきた。

 

「え、嘘私がもう一人いるーー」

 

直哉と一緒にいたさくらは、もう一人の自分を見た時驚いていた。

 

「さくらお姉ちゃんこの人たちにあったことは秘密にしたほうが、いいみたいだよ」

 

「ええ、わかったわ」

 

「話が早くて、助かるぜ、直哉ここは太正12年だよな」

 

「ええ、ですけど、ここは貴方達の世界ではないと思いますよ」

 

 

「どういう事だ?」

 

「ここは、サクラ大戦7人目の隊員と言う作品の世界ですから」

 

「「「「何だってーー」」」」

 

「多分この世界で、アンタ達のことを、認識できるのは君達が、探してるジェミニと、僕たちと、君達の追っている邪神巫女と言う奴だけだろう」

 

「直哉君は何故、邪神巫女の事を知っている?」

 

「ごめんなさい健二さん。それはこのリングの力なんです」

 

「そのリングの力?」

 

「ええ、この護法リングによって、自分がどういうことに、関わるかが、見えるんですよ」

 

「成る程な、要するに直哉君君は、俺に似た力があるんだな。それでそのリングが制御装置の変わりかなんかだろ?」

 

 

健二がそう言うと、さくらが不満そうな表情をしていた。

 

「でも、直哉君、本当に凄いよ。僕と桜花は名前しか言ってないのに」

 

コクリコはかなり驚いていた。

 

「そんなにいいものじゃないよ、確かに僕には、健二さんが言ったような力が、あります。この力のせいで、実の両親から、怖がられて、その上、捨てられたんだ」

 

「この2人の出会いそして、イヨさんとの出会いだと思います」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

間章7 特殊遊撃部隊再活動と想定外の事態発生編
特殊遊撃部隊の今後について1 トワとの話し合い前編


「ごめんなさい健二さん。それはこのリングの力なんです」

 

「そのリングの力?」

 

「ええ、この護法リングによって、自分がどういうことに、関わるかが、見えるんですよ」

 

「成る程な、要するに直哉君君は、俺に似た力があるんだな。それでそのリングが制御装置の変わりかなんかだろ?」

 

 

健二がそう言うと、さくらが不満そうな表情をしていた。

 

「でも、直哉君、本当に凄いよ。僕と桜花は名前しか言ってないのに」

 

コクリコはかなり驚いていた。

 

「そんなにいいものじゃないよ、確かに僕には、健二さんが言ったような力が、あります。この力のせいで、実の両親から、怖がられて、その上、捨てられたんだ」

 

「この2人の出会いそして、イヨさんとの出会いだと思います」

 

「成程ねそう言えば直哉君、特殊遊撃部隊の今後はどうするの?」

 

「そうですね、一応トワに依頼されたのは終わりましたからね」

 

「すまんがのどか達を全員を連れて来てくれんか?」

 

「わかりました。場所はレイの部屋で良いんですね?」

 

「ああ、勉強会の途中にすまんな」

 

そして直哉はレイの部屋に向かうとそこには・・・気絶している響とエステルがいた。

 

!!

 

「「「「エステルさん響さん」」」」

 

「これは、響さんの生命の息吹が感じられません」

 

「「「それってまさか」」」

 

「ええ、響は元DG教団の手に堕ちたのよ」

 

「「「エステルさん大丈夫ですか?」」」

 

「ええ、大丈夫よ心配しなくて良いわ」

 

「まさかロイドさんさん達の最初のラスボスが動き出したんですか?」

 

直哉がエステルに聞く。

 

「キーア関連は漸くキーアを特務支援課で面倒を見はじめたからまだ奴は気づいてない筈よ」

 

「ただ奴の目的がキーアだけでなく特殊遊撃部隊のメンバーも含んでたのよ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「何だと!!」

 

エステルの言葉にその場にいる全員が驚いていた。

 

「そんな馬鹿な、特殊遊撃部隊としてあの男とはまだ遭遇してないのに何故?」

 

「その原因はワイズマンよ」

 

「「「「ええーーワイズマンが――」」」」

 

 

「ええ、シンフォギアの影響で悪魔化はしなかったけどね」

 

「ふむ、それで響を仮死状態にする為エステルも無茶をしたな」

 

「そんな事は無いわ響の体への負担を考えたら私が多少無理をすればいいだけよ」

 

「そうか・・・エステルお前も響と同様治療して行けよ」

 

「冗談はやめてよレイ」

 

「直哉我が依頼する。エステルが動けるまでの間この場にいるメンバーのみでゼムリア大陸に行け」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「ああ、そう言えばそう言う理由でゼムリア大陸に行ってたね私達」

 

のどかもそう言って思い出した。

 

「ですが結局ゼムリア大陸に行ってしたのはあれだけでしたが・・・

 

 

「そうだが、クロスベル警察としての権限のない俺達がクロスベルから出れないじゃあ何も出来ない」

 

「「「・・・確かに」」」

 

「何諦めているんですか皆さん」

 

!!

 

「君達はグレース達どうしてここに?」

 

「ええ、私達はレンちゃんから特務支援課がここにいると聞いたのですが、どうやらキーアちゃんは、元DG教団のヨハヒムの元にいるんですね」

 

「おいおい、あのヨハヒムが元DG教団の関係者なのかよ?」

 

「ええ、特殊遊撃部隊の調査で判明した情報ですよ」

 

「DG教団の事については皆さんの方が詳しいのでもう言いませんが、特務支援課の皆さん。もし皆さんがキーアちゃんを助ける気があるなら私達も特務支援課に協力しますよ」

 

「おお、それは心強いぜ」

 

「そうですね。私達の所にも来てますし」

 

「ロイドどうするの?」

 

「・・・俺は」

 

「・・・直哉君どうしよう?ロイドさんかなり落ち込んでるよ」

 

「まあ、仕方ないですね。キーアちゃんの正体そしてグノーシスの背後にいたヨハヒムがキーアちゃんを誘拐され、特務支援課の活動も出来ないですからね」

 

「グレースさんロイドさんに勇気を与えて下さいこれから言う言葉で」

 

「ええ、本当は僕も言いたくありませんが・・・このままだと色々困るので」

 

「ロイドさん貴方にとってキーアちゃんは、その程度の繋がりで家族だと言っていたんですか?」

 

!!

 

「君に俺達の繋がりに対して何がわかるんだ?」

 

「正直わかりませんよ。私達はキーアちゃんに会ったことありませんし」

 

「だったら口出ししないでくれ」

 

「いえ、口出しさせていただきますよ。特務支援課の皆さんにとってキーアちゃんは家族じゃないんですか?今の皆さんはキーアちゃんの正体を知って怖がる家族のようにしか見えませんよ」

 

!!

 

「うわあ、グレースそこまでいうの?」

 

「違うわねこれは直哉君が言ってるわ」

 

「成程直哉の言葉をグレースが代弁してるんですね」

 

「特務支援課の皆さんがキーアちゃんの家族になると言った時キーアちゃんは喜んでいませんでしたか?」

 

「「「「それは・・・」」」」

 

「あの時ヤラネーダにやられてもロイドさん達はまなつちゃん達を助けようとしたじゃないですか?」

 

「それは・・・」

 

「経緯はどうであれ皆さんが家族になると決めたのならキーアちゃんは特務支援課の皆さんが、自分を助けに来てくれると信じてる筈ですよ」

 

「それにロイドさん達は警察の人ですよね?なら助けを求める人がいるのに助けないの」

 

「あの時の言葉は直哉君の言葉だったし、私は代わりに話しただけだよ」

 

のどかがそう言う。

 

「それでもありがとうのどかお姉ちゃん」

 

そしてのどかと直哉はトワに特殊遊撃部隊の今後について相談する為トワの執務室に向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊の今後について1 トワとの話し合い後編

「あ、2人共戻って来たのね」

 

「ええ、まさかワイズマンと時間旅行をする羽目になるとは思いませんでしたよ」

 

「そう?それにしては憑き物が取れたような感じがあるわね」

 

「ああ、そう言う風に見えるのは融合世界の前の世界を客観的に見た事で僕の中にあった真宮寺直哉に対する恐怖が消えたからだと思います」

 

「そう、良かったわね」

 

「はい、トワ特殊遊撃部隊の今後について「どうするつもりですか?」

 

「ああ、それは・・・考えてるわよ緊急の問題が起きない限り特殊遊撃部隊は融合世界の内部の世界の問題をしながら17番目のプリキュアの世界を融合世界に転移させる準備をするチームにわけるわ」

 

「「ええーー」」

 

「トワ正気ですか?17番目のプリキュアの世界を融合世界に転移させるなんて」

 

「ええ、私も確実に成功できるかは未知数だけど、ワイズマンのあれで、和実ゆいとローズマリーとブンドル団のキャラがいないのは、17番目のプリキュアの世界にとっても悪影響を及ぼす可能性があるのはわかるでしょう?」

 

「「ええ、それはわかりますが・・・」トワさんそれ以外の手段はないんですか?」

 

「無いわね・・・和実ゆいの事を考えるとこのタイミングでしなければ、家族や友人に二度と会えないと伝えないといけなくなるわね」

 

!!

 

「そんな」

 

「確かにそうですね。もう1つすこやか市にしても16番目のプリキュアの世界のあおぞら市にしてもどういう経緯を通ったとしても最終的に融合世界の友好世界とする事でその世界の安定と安全を確保する為にしてたんでしたね?」

 

「そうよ友好世界の場合はいずれ戻る時の事もあるかも知れないしね」

 

「戻る時?」

 

「そうよ、まあもう1つのすこやか市は対象外だけどね」

 

「現状で言えば16番目のプリキュアの世界が対象になるわね」

 

「え、どういう事ですかトワさん」

 

「おおっといきなり出てきたわねキュアオアシス」

 

「あ、すみません」

 

「良いわよ説明してあげる・・・と言ってもこの映像を見ればいいのだけど」

 

「ええ、それができれば良いですけど、状況的に無理と思うので、トワさんお願いです私に一時的に霊力を使えるようにしてください」

 

 

!!

 

「「のどか本気?」のどかっち」

 

「ちゆちゃん、ひなたちゃん。私は本気だよ。いつまでも融合世界私達に頼れないし」

 

 

「ふむ、まさかそう言うお願いが出てくるとはね」

 

 

「花寺のどかさん。貴女が霊力を持つ事の意味考えたことある?」

 

 

「え、それはどういうことですか?」

 

 

「世界というのは不思議でね。貴女達の世界が表だったら。この融合世界が裏なのよ」

 

 

「ほとんどの場合本来持つべきではない力を得た場合いかに表の住人が得た場合裏の世界の住人になるのよ」

 

 

「花寺のどかさん貴女は直哉から聞いたはずよ。プリキュアがキングビョーゲンを倒すのに必要な人数を」

 

!!

 

「しかしそうすると邪魔なプリキュアが8人になりますが?」

 

 

「そこは問題ない。むしろプリキュアとてすぐには連携は出来まい」

 

「成る程その原因は、こちら側のプリキュアの紫藤直哉という風に仕向けるんですね」

 

「そうだった。直哉君が教えてくれた人数は8人のプリキュアだった。つまり後1人いないとキングビョーゲンには勝てない」

 

 

「貴女は表の世界を捨ててまで霊力が欲しいの?」

 

 

「・・・」

 

「できる事なら捨てたくありませんけど、捨てないと勝てないなら捨てます」

 

 

 

「そう・・・なら直哉彼女達に例の物を渡して」

 

「はい、わかりました」

 

 

 

そして直哉は原作世界の3人に3色の宝玉を渡した。

 

「「「これは、何ですか?」」」

 

「これは直哉の力を封じ込めた宝玉よ。ピンクはのどかで、ブルーは沢泉ちゆ、イエローが平光ひなた専用の宝玉よ」

 

「え、つまりどういう事ですか?」

 

キュアオアシスがトワに聞く。

 

「つまり貴女の世界16番目のプリキュアの世界の対となる世界が融合世界の出来てないから、表の世界なのまなつ達の世界わね」

 

「そこはわかるわよね」

 

「ええ」

 

「でも直哉さんはまなつちゃん達に宝玉を渡してましたよ」

 

「ああ、それは・・・まなつ達が融合世界に関わった記憶をいつでも消せるようにあの子達に渡してあるの」

 

「勿論現状16番目のプリキュアの世界を友好世界から外さないわ。だけどそう言う可能性がある事は知ってて欲しいの」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊の今後について2 2チームにする意図前編

「それでトワさん17番目のプリキュアの世界を融合世界に転移させる準備するチームと融合世界の見回りをするチームにわけたんですか?」

 

「ああ、それは・・・主に初穂をここに置いておくのは無理とレイが判断したから」

 

「ええーーそんなに問題を起こしたんですか?」

 

「そう言う訳じゃないんだけど・・・」

 

「サンキューな私と隊長を助けてくれて」

 

「本当にありがとう。融合世界のプリキュアより君達の方が役に立つよ。君達がクラリスとあざみも助けてくれたんだろ?」

 

 

「そうよ、ありがたく思いなさい。誠十郎」

 

 

「パパイヤ隊長さん達に本当の事言ったらダメ?」

 

「駄目よ、隊長さんの言葉を聞いたでしょう」

 

「今は嘘でもいいからそのままの方が良いわ」

 

 

「確かにな、今私達が直哉さんと知り合いと知られるのはまずいな」

 

 

「それで誠十郎貴方達はどうしてここに来たの?」

 

 

「ああ、俺達は融合世界と言うこことは違う世界から来たんだ」

 

「そうだぜ、凄いだろう」

 

 

「ああ、簡単に融合世界や異世界の人て言ったよ」

 

 

「この人自分が信用出来ると考えたら全てを話すタイプみたいだね」

 

 

「人を疑わないんだろうな。まあ太正時代の人達だし」

 

 

「それでも初対面で話す?」

 

 

「へえ、融合世界ね、そこはどんな世界なの?」

 

 

「くだらないね。私達はそこで、特殊遊撃部隊の一員で仕事をしてたんだがねそこの上司が駄目でさ」

 

 

「「「「うわあこの2人簡単に所属まで言ったよ」」」」

 

 

「これは流石に駄目でしょう」

 

 

「聞いてるローラまで機嫌が悪くなってる」

 

 

「まあ、そうだな聞いてない事まで言ってるしな」

 

 

「あ、皆クラリスさんとあざみちゃんが来たよ」

 

 

「あ、本当だ。直哉さんが連絡したのかな?」

 

「どうも初穂はまだ根に持って和実ゆいに色々言うのよね」

 

「ああ、成程」

 

「そう言う事ですか」

 

「あら直哉交代したのね」

 

「ええ、オアシスさんはショックを受けているので」

 

「ああ、私のせいね」

 

「ええ、私も確実に成功できるかは未知数だけど、ワイズマンのあれで、和実ゆいとローズマリーとブンドル団のキャラがいないのは、17番目のプリキュアの世界にとっても悪影響を及ぼす可能性があるのはわかるでしょう?」

 

「「ええ、それはわかりますが・・・」トワさんそれ以外の手段はないんですか?」

 

「無いわね・・・和実ゆいの事を考えるとこのタイミングでしなければ、家族や友人に二度と会えないと伝えないといけなくなるわね」

 

!!

 

「そんな」

 

「確かにそうですね。もう1つすこやか市にしても16番目のプリキュアの世界のあおぞら市にしてもどういう経緯を通ったとしても最終的に融合世界の友好世界とする事でその世界の安定と安全を確保する為にしてたんでしたね?」

 

「そうよ友好世界の場合はいずれ戻る時の事もあるかも知れないしね」

 

「戻る時?」

 

「そうよ、まあもう1つのすこやか市は対象外だけどね」

 

「現状で言えば16番目のプリキュアの世界が対象になるわね」

 

「今はチームに関する話を進めませんか?」

 

「そうね、新生帝国華撃団は見回りに入れるわね」

 

「守護者達は、響と光と和実ゆいの3人で行くわ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊の今後について2 2チームにする意図後編

「そうよ友好世界の場合はいずれ戻る時の事もあるかも知れないしね」

 

「戻る時?」

 

「そうよ、まあもう1つのすこやか市は対象外だけどね」

 

「現状で言えば16番目のプリキュアの世界が対象になるわね」

 

「今はチームに関する話を進めませんか?」

 

「そうね、新生帝国華撃団は見回りに入れるわね」

 

「守護者達は、響と光と和実ゆいの3人で行くわ」

 

「そして2組のプリキュアはローズマリーと共に17番目のプリキュアの世界に繋がる何かが融合世界にあるかも知れないから」

 

「わかりました」

 

「それでは直哉は、響達と行動を共にしてね」

 

「「ええーー」何でラビ?」

 

トワの言葉に驚くのどかとラビリンだった。

 

「え、だってのどか達新生帝国華撃団にいい感情持ってないでしょ」

「君達のおかげでさくらは助かったありがとう」

 

「・・・パシーン」

 

グレースが、謝る神山の頬を叩く。

 

 

「てめえ、いきなり何をするんだよ」

 

「やめろ初穂」

 

 

「でもよ隊長」

 

 

「すまないプリキュアの皆、直哉さんの体調は大丈夫?」

 

!!

 

「隊長あいつが体調が悪いの何でわかるんだよ」

 

「それは・・・彼女達が纏っている霊力が融合世界の時とは小さいからな」

 

「そう言う所はすぐ気づくのに何で突っ走るのかしらね」

 

「エステルさん貴女までこちらに」

 

「そうよ、誠十郎今の内にこの家に入りなさい。もうすぐこの世界での私達にとっての最後の戦いが起きるわ」

 

「「何だって――」」

 

 

エステルの言葉に驚く誠十郎と初穂だった。

 

そしてその場にいる全員が直哉の自宅に入った。

 

「だから別々にしたのよ。見回りにしても17番目のプリキュアの世界を融合世界に転移させる事も重要な任務になるからね」

 

「何せ融合世界を封印状態にしたからね各世界を調査しないと、その為には直哉の同行は必要よ」

 

「それはわかるんですけど、初穂さんがちょっかいを出すんじゃないですか?」

 

「ああ、それは大丈夫よ新生帝国華撃団は直哉の姿は見ないから」

 

「「はっ?」」

 

 

「「成程この人がランディさんか」」

 

「うん?どうした」

 

「何でも無いわ」

 

「そう言えばエステルとヨシュアはどうしてクロスベルに?観光かい」

 

「あ、違うわよ私達は1週間前に東通りにある遊撃手協会に着任したのよ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「商売敵かよ」

 

「そう言えば、特務支援課はどういう仕事をするの?」

 

「「「それは・・・」」」」

 

「エステルそろそろ行こう」

 

「あ、そうねそれじゃあ私達は行くわねロイド君」

 

「ああ」

 

「あ、ロイド君どんな仕事でもクロスベルに住む人達が笑顔になれるように頑張ろうね、お互いに」

 

「・・・ああ」

 

そしてエステル達はロイド達と別れた。

 

「ふう、何とか挨拶は終わったわね」

 

「そうだねでも本当に2人の響さんは、ロイド達に見られなかったね」

 

「まあ、直哉から認識阻害をするアイテムを借りてるからね」

 

「2人には悪いけど街の中にいる時は、それを使うようにするから」

 

「「コクコク」」

 

「それでエステルこれからどうする?」

 

「そうね、クロスベル周辺を回っておきましょう」

 

「そうだねそうしょうか」

 

「あの装置を直哉が持ってれば響達だけに会う時に解除すればいいじゃない?」

 

「「成程」」

 

数日後・・・特殊遊撃部隊はそれぞれの目的地に2チームに別れて出発した。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新生帝国華撃団と響達の任務の場所は・・・

「直哉君それで新生帝国華撃団の人達と私と光ちゃんとゆいちゃんでどこの世界を見回ればいいの?最初に」

 

「ええ、まずは海鳴市に行って欲しいとの事です日程は4日ほど海鳴市に滞在をして・・・」

 

そして直哉が響に説明を始めた。

 

「貴女達のおかげで、無事ジュエルシードの暴走を食い止める事が出来ました。ありがとう」

 

「助けてくれたのにこんな事を聞くのは失礼と思いますが、貴女達は何者なんですか?」

 

「俺達は帝国華撃団・花組です」

 

「その帝国華撃団と言う組織は一体どんなそしきなのでしょうか?」

 

「それは・・・」

 

 

「「「それは・・・」」」

 

「対降魔迎撃部隊を引き継ぐ形で新たな部隊として作られたのが、帝国華撃団なのですよ」

 

「「「・・・よくわからない」」」

 

リンディとクロノとエイミィが心の中で突っ込む。

 

「神山隊長そんな説明だと私達の世界でないと、理解出来ないかもですよ」

 

雨宮さくらが神山隊長に助言をする。

 

「ああ、そうだったな。俺達は召喚で呼び出された怪物の降魔を倒す為の特殊部隊と思ってください」

 

「ああ、成程帝国華撃団とはそう言う部類の部隊なのですね」

 

「明らかにおかしいだろう。メンバー構成が何で男1人で後が全員女性なんだ?」

 

「何クロノ君羨ましいの?」

 

「ああ」

 

「うん、クロノ君素直でよろしい」

 

「ああ、メンバー編成に関してはそう言う決まりなんだ。降魔を倒す為に必要な力が男性よりも女性に目覚めるのが多いんだ」

 

「成程そう言う事なら、あまり人員補充が出来ないと思っていいんですか?」

 

「そうですね。あったとしても最大で2人が一度に来た人数ですね」

 

「そんなに少ないのか」

 

クロノがそう言う。

 

「そうですね、その力を実戦で使えるまでになるにそれ相応の時間が必要なんですよ」

 

「そうなんですか?」

 

「ええ、歌劇団としての役割も隊員達にありますから」

 

「「「歌劇団だって――」」」

 

「ええ、そうよ神山達には帝国華撃団だけでなく歌劇団として魔を封じる為に演劇してるのよ」

 

「あ、お前よくもやってくれたな」

 

!!

 

「トワ何故ここに」

 

リンディがトワに聞く。

 

「何故って帝国華撃団も特殊遊撃部隊に組み込まれている部隊だからね。私が来る事は別におかしくないでしょう」

 

 

「そんな事だと思ったわ。まあいいけどとりあえず高町なのはとフェイト・テスタロッサの手元にジュエルシード全てが揃っているわね」

 

「「あっそう言えば」」

 

「それで2人はジュエルシードを集めたのだけどどうするの?」

 

「「えっどういう事ですか?」」

 

「わからない?高町なのははそこにいるフェレット君のお手伝いは終わった事になるわよね」

 

「そうですね」

 

「終わったのならジュエルシードをどうするの貴女の持っているのを」

 

「それは・・・」

 

「何言ってるロストロギアだぞ、僕達時空管理局が全部没収するに・・・がああ、息が」

 

「五月蠅いよクロノちゃん。私は高町なのはに聞いてるの?現時点でジュエルシードを持っていない時空管理局には聞いて無いわ」

 

「私は・・・フェイトちゃんとジュエルシードをかけた勝負がしたいです。そして勝負して私がフェイトちゃんに勝てたら、友達になってもらうから」

 

!!

 

高町なのはの発言にリンディ達と新生帝国華撃団のメンバーは驚きを隠せないでいた。

 

「なのはさん。本気なの?」

 

「・・・はい」

 

「そう言う要求が出たけど、受ける?フェイト・テスタロッサ」

 

「うん良いよ。高町なのは私が勝てば貴女の持つジュエルシードを全部貰う」

 

「うん良いよ。フェイトちゃん」

 

「それでは両者がごういしたので、勝負の日時は、海鳴市の時間で4日後の午後12時で良いかしら」

 

「「はい」」

 

「それでは勝負の見届け人をリンディ達にお願いしようかしら」

 

「え、私達が」

 

「そのイベント後の状況を確認してほしいとの事です」

 

「成程ね確かに海鳴市なら新生帝国華撃団の人達も行ったことあるし大丈夫だと思うよ」

 

「それでは響さん。お願いしますね」

 

そう言って直哉は姿を消し、響達と新生帝国華撃団は簡易ゲートで海鳴市に向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

海鳴市滞在初日 プレシアの野望

「これはどういう事直哉君?

 

響が直哉に聞く。

 

「恐らくですが・・・」

 

「それでは勝負の見届け人をリンディ達にお願いしようかしら」

 

「え、私達が」

 

ええ、そうよ時空管理局の派遣した部隊は行動が遅くてジュエルシード事件に間に合いませんでしたなんて、報告したくないでしょう」

 

「それは・・・」

 

「それに私は魔法勝負のルールは全く知らないからね、2人の真剣勝負だから魔法に詳しい貴女達に任せようと思ったの。こうすればリンディ達もジュエルシード事件に関わったと報告出来るでしょう?」

 

「それでは高町なのはとフェイト・テスタロッサ貴女達の勝負を楽しみにしているわよ」

 

「なのはさんとフェイトさんの魔法勝負の結果プレシアさんの認めない結果になったので、直接動いたのでしょう」

 

「つまりなのはちゃんが勝ったの?」

 

「ええ、恐らくはそうでもなければプレシア・テスタロッサに確実に手に入るようにトワがしてたはずですから」

 

「ああ、それは・・・」

 

 

「私は・・・フェイトちゃんとジュエルシードをかけた勝負がしたいです。そして勝負して私がフェイトちゃんに勝てたら、友達になってもらうから」

 

!!

 

高町なのはの発言にリンディ達と新生帝国華撃団のメンバーは驚きを隠せないでいた。

 

「なのはさん。本気なの?」

 

「・・・はい」

 

「そう言う要求が出たけど、受ける?フェイト・テスタロッサ」

 

「うん良いよ。高町なのは私が勝てば貴女の持つジュエルシードを全部貰う」

 

「うん良いよ。フェイトちゃん」

 

「それでは両者がごういしたので、勝負の日時は、海鳴市の時間で4日後の午後12時で良いかしら」

 

「「はい」」

 

「このやり取りだね」

 

「ええ、そうです響さん達は海鳴市にプレシア・テスタロッサの魔力によって魔装機兵みたいなのが出てくる可能性があるので待機して下さい」

 

「了解」

 

そして響は、新生帝国華撃団の人達に説明をしに向かった。

 

その頃なのは達と時空管理局は・・・

 

「貴方達は誰?私とアリシアの憩いの時間を奪わないで」

 

「それは失礼しました。プレシア女史。貴女を逮捕する前にフェイトさんについて聞きたいだけです」

 

「・・・フェイトで時空管理局が、あの出来損ないの複製人間の事を気にするなんて不思議ね」

 

「それは僕も同意はするが、彼女にも自分の意思があるのでねプリシア女史の言う複製人間にもね、だから確認する貴女にとってフェイト・テスタロッサは何になる?」

 

「それは・・・出来の悪い人形よ」

 

クロノとプレシアの会話は、の通信機能で、なのはたちにも聞こえていた。

 

「私が、母さんにとって、只の人形だなんて・・・」

 

「・・・フェイトちゃん」

 

フェイトには、自分の母親であるプレシアの言葉がかなりショックだった。

 

「そうか・・・ならプレシア・テスタロッサ貴女を逮捕する」

 

「そうはいかないわ。私はアルハザードに行くのよ。アリシアと共にね」

 

そう言ってプレシア・テスタロッサは、アリシアの亡骸を抱え虚数空間に落ちようとした時、死んでいる筈のアリシアが喋った。

 

「アルハザードに行くのなら1人で行ってねお母さま」

 

!!

 

「アリシアーーー」

 

そしてプレシア・テスタロッサは1人虚数空間に落ちて行くのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

海鳴市滞在初日 時空管理局にとっても想定外の事態

「そうか・・・ならプレシア・テスタロッサ貴女を逮捕する」

 

「そうはいかないわ。私はアルハザードに行くのよ。アリシアと共にね」

 

そう言ってプレシア・テスタロッサは、アリシアの亡骸を抱え虚数空間に落ちようとした時、死んでいる筈のアリシアが喋った。

 

「アルハザードに行くのなら1人で行ってねお母さま」

 

!!

 

「アリシアーーー」

 

そしてプレシア・テスタロッサは1人虚数空間に落ちて行くのだった。

 

「さて、私は行くね待ち合わせしているから」

 

「待てアリシア・テスタロッサ、確実に死んでいた筈だどうして生きている?」

 

「フフ、さあ何故でしょうねクロノ・ハラウオン君」

 

「何故僕の名前を?」

 

「それだけじゃないわよ知ってるのは」

 

そう言ってアリシアが話し出す。

 

 

「へえ、貴女が無断調査をしている艦の艦長ね」

 

「貴女は誰ですか?」

 

「私はトワよ、今貴女達がいる世界とその他の世界を管理している者よ」

 

「世界を管理しているだとバカバカしい・・・うっ」

 

!!

 

「「クロノ」クロノ君」

 

「貴女クロノに何をしたの?」

 

「そこの子供の周りだけ空気を消滅させたわ、私の言葉を信じようとしないようだったからね」

 

「わかりました・・・だから」

 

「嫌だねこれだから時空管理局と言う組織は駄目だわね。良い貴女達は無断で私の管理するこの世界に来て色々してくれたわよね?」

 

「それは・・・」

 

「こちらとしても侵入者対策の為の仕掛けを起動したに過ぎないの」

 

「勝手に調査されていい気持ちなわけないわよね。リンディ・ハラウオン大事な夫を、闇の書に殺されたんでしょう?」

 

!!

 

「貴女どうしてそれを?」

 

「あら、怒ったの私は貴女達のやった事と同じ事をしてるのよ」

 

!!

 

「わかりましたこちらでの全記録を消去しますこれで良いですね?」

 

「駄目ね貴女達全員私の部下になりなさい。それで許すわ返事の期間は2日あげるわ」

 

!!

 

「それじゃあいい返事を一応期待してるわ」

 

そう言ってトワが消えるとクロノの周りの空気が復活した。

 

!!

 

「何故アリシア・テスタロッサ君が知っているんだ?」

 

「さあ、どうしてかな?クロノ君私の事よりももっと気にする事があると思うけど」

 

「何?どういう事だ」

 

「あははそれじゃあねクロノ君私は帰るね・・・あ、そうそう私はフェイトに恨みはないからと伝えてね」

 

アリシア・テスタロッサはそう言うと姿を消したのだった。

 

「どういう事だ?」

 

ビービービービー

 

「どうしたエイミー?」

 

「大変だよクロノ君海鳴市にあの怪物が現れたよ」

 

「何だってー」

 

そう言ってクロノは思い出す。

 

「貴女達のおかげで、無事ジュエルシードの暴走を食い止める事が出来ました。ありがとう」

 

「助けてくれたのにこんな事を聞くのは失礼と思いますが、貴女達は何者なんですか?」

 

「俺達は帝国華撃団・花組です」

「その帝国華撃団と言う組織は一体どんなそしきなのでしょうか?」

 

「それは・・・」

 

 

「「「それは・・・」」」

 

「対降魔迎撃部隊を引き継ぐ形で新たな部隊として作られたのが、帝国華撃団なのですよ」

 

「「「・・・よくわからない」」」

 

リンディとクロノとエイミィが心の中で突っ込む。

 

「神山隊長そんな説明だと私達の世界でないと、理解出来ないかもですよ」

 

雨宮さくらが神山隊長に助言をする。

 

「ああ、そうだったな。俺達は召喚で呼び出された怪物の降魔を倒す為の特殊部隊と思ってください」

 

「ああ、成程帝国華撃団とはそう言う部類の部隊なのですね」

 

「明らかにおかしいだろう。メンバー構成が何で男1人で後が全員女性なんだ?」

 

「何クロノ君羨ましいの?」

 

「ああ」

 

「うん、クロノ君素直でよろしい」

 

「ああ、メンバー編成に関してはそう言う決まりなんだ。降魔を倒す為に必要な力が男性よりも女性に目覚めるのが多いんだ」

 

「成程そう言う事なら、あまり人員補充が出来ないと思っていいんですか?」

 

「そうですね。あったとしても最大で2人が一度に来た人数ですね」

 

「そんなに少ないのか」

 

クロノがそう言う。

 

「そうですね、その力を実戦で使えるまでになるにそれ相応の時間が必要なんですよ」

 

「そうなんですか?」

 

「ええ、歌劇団としての役割も隊員達にありますから」

 

「「「歌劇団だって――」」」

 

「ええ、そうよ神山達には帝国華撃団だけでなく歌劇団として魔を封じる為に演劇してるのよ」

 

「あ、お前よくもやってくれたな」

 

「嫌な事を思い出した。エイミー僕は状況の確認の為に海鳴市に行く」

 

「うん気をつけてね」

 

そしてクロノが海鳴市に行くと、そこは既に戦いが終わっていた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

海鳴市滞在初日夜 直哉とトワの情報交換前編

特殊遊撃部隊が、海鳴市にやって来た初日の深夜・・・

 

「どう直哉そっちは?」

 

 

「貴方達は誰?私とアリシアの憩いの時間を奪わないで」

 

「それは失礼しました。プレシア女史。貴女を逮捕する前にフェイトさんについて聞きたいだけです」

 

「・・・フェイトで時空管理局が、あの出来損ないの複製人間の事を気にするなんて不思議ね」

 

「それは僕も同意はするが、彼女にも自分の意思があるのでねプリシア女史の言う複製人間にもね、だから確認する貴女にとってフェイト・テスタロッサは何になる?」

 

「それは・・・出来の悪い人形よ」

 

クロノとプレシアの会話は、の通信機能で、なのはたちにも聞こえていた。

 

「私が、母さんにとって、只の人形だなんて・・・」

 

「・・・フェイトちゃん」

 

フェイトには、自分の母親であるプレシアの言葉がかなりショックだった。

 

「そうか・・・ならプレシア・テスタロッサ貴女を逮捕する」

 

「そうはいかないわ。私はアルハザードに行くのよ。アリシアと共にね」

 

そう言ってプレシア・テスタロッサは、アリシアの亡骸を抱え虚数空間に落ちようとした時、死んでいる筈のアリシアが喋った。

 

「アルハザードに行くのなら1人で行ってねお母さま」

 

!!

 

「アリシアーーー」

 

そしてプレシア・テスタロッサは1人虚数空間に落ちて行くのだった。

 

「ええ、アリシア・テスタロッサが実際生き返った事には驚きましたがmアリシア・テスタロッサの件はトワやレイさんはノータッチですか?」

 

「ええ、それは私達は関与はしてないわ。ただヒミコやイヨがアリシア・テスタロッサに仕込んでいたという可能性があるけど」

 

「成程」

 

「後可能性があるとすれば、融合世界の一時的に封印状態した影響もあるかも知れないけど・・・」

 

「少なくとももう少し調べて見ないとね」

 

「わかりました」

 

「後直哉、17番目のプリキュアの世界の転移についてだけど世界の場所は見つける事が出来たんだけど」

 

「本当ですか?」

 

「ええ、そうなんだけど。ありえないんだけど落ち着いて聞いてね」

 

「はい」

 

「17番目のプリキュアの世界は既に融合世界に組み込まれていて、封印状態だったのよ」

 

「ええーー」

 

「いつ融合世界に組み込まれてたんですか」

 

「それが・・・」

「がああああ。おのれーー立花響ーー」

 

「これで終わりだ――京極再び地獄へ帰れ」

 

そして健二の光武改の武器が偽りの魔神器の珠を貫いた。

 

そして珠の消滅と共に空中要塞武蔵と共に神王も崩壊していくのだった。

 

帝国華撃団は武蔵の中で簡易ゲートを使って万能戦艦に戻るのだった。

 

 

「これによりマスターが朧を殺して連れてこいと言ったから来たのよ。さて私は失礼するわよ」

 

 

夜叉がいなくなった直後、融合世界全ての世界で大地震が起こりその地震により、偽りの魔神器による封印の影響を受けた大神一郎を乗せた船と16番目のプリキュアの世界が、もう一つのすこやか市に隣接する形で出現したのだった。

 

 

その後大神一郎は、真宮寺さくらによって封印を解除され、さくらの希望により何事もなく。特殊遊撃部隊により大神と船は中心世界に戻り、中心世界の巴里に向かう航海を続けるのだった

 

そしてこの地震は、融合世界の内部の世界にも新たな変化をもたらす事になる事を、トワ達もそして特殊遊撃部隊も知る事は現時点では無かった。

 

「この時に17番目のプリキュアの世界は作られていて融合世界に組み込まれていたみたい」

 

「つまりトワさん達の上司が16番目のプリキュアの世界と融合世界の友好世界になる事を想定して17番目のプリキュアの世界の裏にしていたと言う事ですか?」

 

「ええ、そう言う事になるわ。和実ゆいとローズマリーとコメコメは、融合世界の住人と言う訳よ。今の所は」

 

「え、今の所ですか?どういう事です」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

海鳴市滞在初日夜 直哉とトワの情報交換後編

「この時に17番目のプリキュアの世界は作られていて融合世界に組み込まれていたみたい」

 

「つまりトワさん達の上司が16番目のプリキュアの世界と融合世界の友好世界になる事を想定して17番目のプリキュアの世界の裏にしていたと言う事ですか?」

 

「ええ、そう言う事になるわ。和実ゆいとローズマリーとコメコメは、融合世界の住人と言う訳よ。今の所は」

 

「え、今の所ですか?どういう事です」

 

「つまりね17番目のプリキュアの世界の時が止まってるのだから、原作世界の物語が動いてないのよだから融合世界も困って封印状態にしたみたいね」

 

「そんな原作世界の時が止まるなんて本来ならありえないですよね」

 

「ええ本来ならね。ただ先に融合世界が取り込んだのが早ければ多少は17番目のプリキュアの世界の原作世界にも、悪影響を与えてる可能性もあるわね」

 

「もしくは・・・」

 

「トワどうしたんですか?」

 

「何でもないわ」

 

「でも和実ゆいさん達の扱いどうするんですか?」

 

「そうね。今まで通り原作世界からの来訪者としておくわ」

 

「わかりました」

 

「でも・・・」

 

「ああ、それは・・・考えてるわよ緊急の問題が起きない限り特殊遊撃部隊は融合世界の内部の世界の問題をしながら17番目のプリキュアの世界を融合世界に転移させる準備をするチームにわけるわ」

 

「「ええーー」」

 

「トワ正気ですか?17番目のプリキュアの世界を融合世界に転移させるなんて」

 

「ええ、私も確実に成功できるかは未知数だけど、ワイズマンのあれで、和実ゆいとローズマリーとブンドル団のキャラがいないのは、17番目のプリキュアの世界にとっても悪影響を及ぼす可能性があるのはわかるでしょう?」

 

「まさかこんな形で、2チームに別れての任務が頓挫するとは」

 

「どちらにしろ17番目のプリキュアの世界の転移作戦は中断ね」

 

融合世界が取り込んだ世界が表世界の世界になる可能性もまだあるからね」

 

「そうですね」

 

「それでは自分今から、管理者の神殿に戻りましょうか」

 

「・・・うーんそうねまた、想定外な事が起きそうだから」

 

「わかりました」

 

そして直哉は響にだけトワとの話し合いの事を伝え、管理者の神殿に戻った。

 

その頃管理者の神殿では・・・

 

「何だとそれは本当なのか」

 

直哉の情報を、トワがレイに伝えていた。

 

「貴方達は誰?私とアリシアの憩いの時間を奪わないで」

 

「それは失礼しました。プレシア女史。貴女を逮捕する前にフェイトさんについて聞きたいだけです」

 

「・・・フェイトで時空管理局が、あの出来損ないの複製人間の事を気にするなんて不思議ね」

 

「それは僕も同意はするが、彼女にも自分の意思があるのでねプリシア女史の言う複製人間にもね、だから確認する貴女にとってフェイト・テスタロッサは何になる?」

 

「それは・・・出来の悪い人形よ」

 

クロノとプレシアの会話は、の通信機能で、なのはたちにも聞こえていた。

 

「私が、母さんにとって、只の人形だなんて・・・」

 

「・・・フェイトちゃん」

 

フェイトには、自分の母親であるプレシアの言葉がかなりショックだった。

 

「そうか・・・ならプレシア・テスタロッサ貴女を逮捕する」

 

「そうはいかないわ。私はアルハザードに行くのよ。アリシアと共にね」

 

そう言ってプレシア・テスタロッサは、アリシアの亡骸を抱え虚数空間に落ちようとした時、死んでいる筈のアリシアが喋った。

 

「アルハザードに行くのなら1人で行ってねお母さま」

 

!!

 

「アリシアーーー」

 

「これは本当に起きた事なのか?」

 

「ええ、間違いないわ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

レイとトワの会話それぞれの世界の変化

そう言ってプレシア・テスタロッサは、アリシアの亡骸を抱え虚数空間に落ちようとした時、死んでいる筈のアリシアが喋った。

 

「アルハザードに行くのなら1人で行ってねお母さま」

 

!!

 

「アリシアーーー」

 

「これは本当に起きた事なのか?」

 

「ええ、間違いないわ」

 

「ふむ、しかしアリシア・テスタロッサが生きていて実の母親を虚数空間に落とすとはな」

 

「ええ、私も驚いたわよ」

 

「それでトワ直哉に何を言った?」

 

「ええ、それは私達は関与はしてないわ。ただヒミコやイヨがアリシア・テスタロッサに仕込んでいたという可能性があるけど」

 

「成程」

 

「後可能性があるとすれば、融合世界の一時的に封印状態した影響もあるかも知れないけど・・・」

 

「少なくとももう少し調べて見ないとね」

 

「わかりました」

 

「後直哉、17番目のプリキュアの世界の転移についてだけど世界の場所は見つける事が出来たんだけど」

 

「本当ですか?」

 

「ええ、そうなんだけど。ありえないんだけど落ち着いて聞いてね」

 

「はい」

 

「17番目のプリキュアの世界は既に融合世界に組み込まれていて、封印状態だったのよ」

 

「ええーー」

 

「いつ融合世界に組み込まれてたんですか」

 

「それが・・・」

「がああああ。おのれーー立花響ーー」

 

「これで終わりだ――京極再び地獄へ帰れ」

 

そして健二の光武改の武器が偽りの魔神器の珠を貫いた。

 

そして珠の消滅と共に空中要塞武蔵と共に神王も崩壊していくのだった。

 

帝国華撃団は武蔵の中で簡易ゲートを使って万能戦艦に戻るのだった。

 

 

「これによりマスターが朧を殺して連れてこいと言ったから来たのよ。さて私は失礼するわよ」

 

夜叉がいなくなった直後、融合世界全ての世界で大地震が起こりその地震により、偽りの魔神器による封印の影響を受けた大神一郎を乗せた船と16番目のプリキュアの世界が、もう一つのすこやか市に隣接する形で出現したのだった。

 

 

その後大神一郎は、真宮寺さくらによって封印を解除され、さくらの希望により何事もなく。特殊遊撃部隊により大神と船は中心世界に戻り、中心世界の巴里に向かう航海を続けるのだった

 

そしてこの地震は、融合世界の内部の世界にも新たな変化をもたらす事になる事を、トワ達もそして特殊遊撃部隊も知る事は現時点では無かった。

 

「この時に17番目のプリキュアの世界は作られていて融合世界に組み込まれていたみたい」

 

「とりあえずそう説明をしたわ」

 

「念の為に直哉がこちら側の方に合流するわ」

 

「何!!良いのか」

 

「いいもわるいもないわ、優先度的に考えたらそうするべきと思うけど?」

 

「確かにな、だが向こうには和実ゆいがいるだろう?そちらは良いのか」

 

「ああ、それは問題はないわ。今回の件は響にしか伝えないでと言ってるから」

 

「成程な、確かにこの形ならば余計な説明も省けるな。だが、直哉の負担は増えるが」

 

「仕方ないでしょうまさかこんな形で、17番目のプリキュアの世界の原作世界に異変が起きてるなんて想定外よ」

 

「確かにな・・・だが原作世界に行かせるわけにはいかんな」

 

「ええ、そうね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉の緊急帰還1

「どちらにしろ17番目のプリキュアの世界の転移作戦は中断ね」

 

「融合世界が取り込んだ世界が表世界の世界になる可能性もまだあるからね」

 

「そうですね」

 

「それでは自分今から、管理者の神殿に戻りましょうか」

 

「・・・うーんそうねまた、想定外な事が起きそうだから」

 

「わかりました」

 

そして直哉は響にだけトワとの話し合いの事を伝え、管理者の神殿に戻った。

 

「さてと、少し僕だけ早い帰還になったけど仕方ないかな?」

 

「あれ直哉君どうしたの?海鳴市に行ってるんじゃ」

 

「ああ、のどかさん実は海鳴市で想定外な事がありまして」

 

「想定外な事?」

 

 

そう言ってプレシア・テスタロッサは、アリシアの亡骸を抱え虚数空間に落ちようとした時、死んでいる筈のアリシアが喋った。

 

「アルハザードに行くのなら1人で行ってねお母さま」

 

!!

 

「アリシアーーー」

 

そしてプレシア・テスタロッサは1人虚数空間に落ちて行くのだった。

 

「さて、私は行くね待ち合わせしているから」

 

「待てアリシア・テスタロッサ、確実に死んでいた筈だどうして生きている?」

 

「フフ、さあ何故でしょうねクロノ・ハラウオン君」

 

「何故僕の名前を?」

 

「それだけじゃないわよ知ってるのは」

 

そう言ってアリシアが話し出す。

 

 

「へえ、貴女が無断調査をしている艦の艦長ね」

 

「貴女は誰ですか?」

 

「私はトワよ、今貴女達がいる世界とその他の世界を管理している者よ」

 

「世界を管理しているだとバカバカしい・・・うっ」

 

!!

 

「「クロノ」クロノ君」

 

「貴女クロノに何をしたの?」

 

「そこの子供の周りだけ空気を消滅させたわ、私の言葉を信じようとしないようだったからね」

 

「わかりました・・・だから」

 

「嫌だねこれだから時空管理局と言う組織は駄目だわね。良い貴女達は無断で私の管理するこの世界に来て色々してくれたわよね?」

 

「それは・・・」

 

「こちらとしても侵入者対策の為の仕掛けを起動したに過ぎないの」

 

「勝手に調査されていい気持ちなわけないわよね。リンディ・ハラウオン大事な夫を、闇の書に殺されたんでしょう?」

 

!!

 

「貴女どうしてそれを?」

 

「あら、怒ったの私は貴女達のやった事と同じ事をしてるのよ」

 

!!

 

「わかりましたこちらでの全記録を消去しますこれで良いですね?」

 

「駄目ね貴女達全員私の部下になりなさい。それで許すわ返事の期間は2日あげるわ」

 

!!

 

「それじゃあいい返事を一応期待してるわ」

 

そう言ってトワが消えるとクロノの周りの空気が復活した。

 

!!

 

「何故アリシア・テスタロッサ君が知っているんだ?」

 

「さあ、どうしてかな?クロノ君私の事よりももっと気にする事があると思うけど」

 

「何?どういう事だ」

 

「あははそれじゃあねクロノ君私は帰るね・・・あ、そうそう私はフェイトに恨みはないからと伝えてね」

 

アリシア・テスタロッサはそう言うと姿を消したのだった。

 

「そう言う事が時の庭園で起きたので、トワさんとレイさんに相談をしに帰って来たんですよ」

 

「そうなんだね、それじゃあ少しはこっちにいるの?」

 

「ええ、海鳴市はイヨさんとヒミコさんの作った世界ですしね」

 

「そっか、アリシア・テスタロッサさんが生きているのは本来なら流れが違うけど、イヨさん達が意図的に生き返らせたとしたら・・・」

 

「そうなんですよその可能性もあると思い戻ってきました」

 

直哉はそういい、のどかと別れトワの執務室に向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉の緊急帰還2

「トワレイお待たせしました」

 

「来たわね直哉」

 

「ここに来るまで誰かと会ってないな?」

 

「いえ、のどかお姉ちゃんに会いましたけど海鳴市の異変について伝えた程度ですよ」

 

「そうかならいい」

 

「つまりトワさん達の上司が16番目のプリキュアの世界と融合世界の友好世界になる事を想定して17番目のプリキュアの世界の裏にしていたと言う事ですか?」

 

「ええ、そう言う事になるわ。和実ゆいとローズマリーとコメコメは、融合世界の住人と言う訳よ。今の所は」

 

「え、今の所ですか?どういう事です」

 

「つまりね17番目のプリキュアの世界の時が止まってるのだから、原作世界の物語が動いてないのよだから融合世界も困って封印状態にしたみたいね」

 

「そんな原作世界の時が止まるなんて本来ならありえないですよね」

 

「ええ本来ならね。ただ先に融合世界が取り込んだのが早ければ多少は17番目のプリキュアの世界の原作世界にも、悪影響を与えてる可能性もあるわね」

 

「成程この事実はここにいるプリキュア達には黙っているんですね」

 

「ああ、この事実は我等も信じられないくらいだからな」

 

「そうなのよね。安易に話せないのも理由になるけど」

 

「そうですか、それで17番目のプリキュアの世界の件について転移作戦はやめるのは良いですけど皆への説明はどうするんです?」

 

「そうなのよね取り合えずまだ海鳴市関連が終わってからの報告が良いと思ってるわ」

 

「確かにな当事者の和実ゆいが、海鳴市に行っているからな」

 

「そうですねそう言えば・・・」

 

「ブンドル団でしたっけあちらはどうなりました?」

 

「そう言う訳でして私とマリちゃんはトワさん達のお仕事を手伝います」

 

「・・・和実ゆいそれが貴女達17番目のプリキュアの世界の総意で良いのね?」

 

「「「はい」」コメ」

 

「わかったわ・・・レイ直哉達はどうしてる?」

 

「ああ、あおぞら市での戦いの後一旦シンフォギア世界に戻ったようだぞ」

 

「そうならレイ直哉達と可能ならエステル達と旧帝国華撃団に連絡してくれるかしら」

 

「どういう事だ?」

 

「大帝国劇場で正式に17番目のプリキュアの世界の扱いについて話をするからと言って」

 

「その話の直後に大帝国劇場に来て貰ってたのよ。まさか帝都の方で17番目のプリキュアの世界で活動する敵がいるとは思わなかったけどね」

 

「ええ、私も当初は軍司令部に関する件でトワさんに連絡したんですけど」

 

「ブンドル団に関しては、相も変わらず神出鬼没ねローズマリーが追いかけてるけど、今の所はレシピッピに被害はないわね」

 

「そうですか・・・よかった」

 

「気分転換に海鳴市の様子でも見ようかしら」

 

「ちょっトワちゃんと今後について考えておきましょうよ」

 

「ええーーこれ以上もしもを想定していても無理があるわよ」

 

「でも・・・」

 

「直哉1つこの一件に関係しているとは思えんが、1つ調べて欲しいんだが受けてくれるか?」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

レイからの調査依頼

今回のレイの話の時にこちらで掲載してたサクラ大戦7人目の隊員のキャラがと幼馴染世界のキャラが再び出てきますので宜しくお願い致します



「気分転換に海鳴市の様子でも見ようかしら」

 

「ちょっトワちゃんと今後について考えておきましょうよ」

 

「ええーーこれ以上もしもを想定していても無理があるわよ」

 

「でも・・・」

 

「直哉1つこの一件に関係しているとは思えんが、1つ調べて欲しいんだが受けてくれるか?」

 

「え、レイ調査任務ですか?」

 

「ああ、少し気になる事があってな」

 

そう言ってレイが話し出す。

 

「実は、フォンテーヌさんとスパークルさんを魔空空間内に送った直後に私達の世界であるものを見つける為の装置が突然起動したんです」

 

 

「何だってーー」

 

 

「その装置は私達の世界の帝都と交流をしていたミッドチルダという世界で使われていた装置です」

 

 

そして飛鳥はその装置が起動した場所での説明を始めた。

 

薫この反応どう思う?」

 

飛鳥はそう言いながらある機械を薫に見せる。

 

「飛鳥ちゃんその機械はガジェットに反応するというやつじゃん二人のおばさんに持たされた奴の」

 

 

「そうよこの空間に入ったときにこの機械が反応したのよ」

 

「ええーーまさかそんな事が起きるなんて」

 

「ええ、レイまさかだいぶ前のイベントが今回の海鳴市のにリンクしているとでも考えてます?」

 

「ああ、それにな我もトワも忘れていたんだが、海鳴市の世界は7人世界ではなく幼馴染世界との繋がりが強いがな」

 

「ええ――そうだったんですか?」

 

「ああこういう事があったりしたから混乱するのもあるがな」

 

 

「ああ、流石直哉君だ。どうやら君達の世界にも、管理局の干渉があったとはな」

「直哉君。管理局の件は、完全に俺達の失態だ、すまない」

 

「言え、直哉さん達のせいでは、ないです。むしろありがたいですよ、管理局とやらが、世界を繋いでくれた事に関してはですけど」

 

「しかし、そのせいで、さくらさん達を、罠があるのに、行かせてしまって」

 

「お姉ちゃんは、大丈夫です。僕の意図を知ってくれてると思うので」

 

「そうなのかい?とりあえず俺となのはと、フェイトが一度そちらに行く」

 

「はい、待ってます」

 

シャノワールに向かう道中・・・

 

 

「直哉君どういう事なの?」

 

「何で紫藤直哉さんと、連絡が取れるの?」

 

「お姉ちゃんなんでここに?」

 

「そんな事より、どういうことなの?

 

「さくらお姉ちゃん、実は・・・」

 

 

直哉はさくらに、説明をした。

 

 

「何て事なの、今回の事件は、管理局と言う組織のせいなの?私達の世界と、紫藤直哉さん達の世界を繋げて、私たちの世界で捕まえた憑依獣を、直哉さんの世界に、戦力として送り込もうとしてるなんて」

 

「でも憑依獣を操るなんて、難しいからね」

 

「それに、お姉ちゃん管理局が重点にしてるのは、僕たちの世界なんだ」

 

「それはどうして?」

 

「それはこちらの人間を手駒に加える為ですよさくらさん」

 

「え、なんで直哉さんがここに?」

 

久しぶりですね、さくらさん。今日僕が来たのは、この二人を、さくらさんと直哉君に協力させたい為に連れて来たんです」

 

そして、直哉が二人を呼ぶと、さくらは驚いていた。

 

「あ、貴女どうしてここに?」

 

「私の名前は、高町なのはです、本当はこの名前は、使いたくないんですけど、私のにせ者がいるということなので、よろしくお願いします」

 

「私の名前は、フェイト・テスタロッサです。よろしくお願いします」

 

「確かにこれは混乱しますね」

 

「でもこれを調べると言う事は、2人が禁じている過去への改変になりませんか?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

レイの依頼内容と海鳴市での2日目前編

「私の名前は、高町なのはです、本当はこの名前は、使いたくないんですけど、私のにせ者がいるということなので、よろしくお願いします」

 

「私の名前は、フェイト・テスタロッサです。よろしくお願いします」

 

「確かにこれは混乱しますね」

 

「でもこれを調べると言う事は、2人が禁じている過去への改変になりませんか?」

 

「それは大丈夫よ直哉。あくまでも7人世界のや幼馴染世界に存在した物が融合世界が取り込んだ可能性があるかもしれないから調べて欲しいのよ」

 

「成程、僕達が過去に跳ばなければ良いと言う事ですか?」

 

「そう言う事よ」

 

「しかし新生帝国華撃団の世界にあったというガジェットに関しては調べられませんよ」

 

「一応新生帝国華撃団の世界は移動不可ですから」

 

「それはわかってるわ。だからまず海鳴市の翠屋と言うお店に行って」

 

「翠屋ですか・・・」

 

「そうよそこは高町なのはの自宅兼お店なのよ」

 

 

「そうか・・・ならプレシア・テスタロッサ貴女を逮捕する」

 

「そうはいかないわ。私はアルハザードに行くのよ。アリシアと共にね」

 

そう言ってプレシア・テスタロッサは、アリシアの亡骸を抱え虚数空間に落ちようとした時、死んでいる筈のアリシアが喋った。

 

「アルハザードに行くのなら1人で行ってねお母さま」

 

!!

 

「アリシアーーー」

 

そしてプレシア・テスタロッサは1人虚数空間に落ちて行くのだった。

 

「そしてアリシア・テスタロッサにあんなへんかがあったのなら、当然高町なのはやフェイト・テスタロッサにもそう言う変化があってもおかしくないわよね」

 

「・・・確かにそうですね」

 

「ですが、海鳴市での調査なら響さん達との調査とした方がいいのでは?」

 

「いえ、新生帝国華撃団には、関わってほしくは無いのよ」

 

 

「パパイヤ隊長さん達に本当の事言ったらダメ?」

 

「駄目よ、隊長さんの言葉を聞いたでしょう」

 

「今は嘘でもいいからそのままの方が良いわ」

 

 

「確かにな、今私達が直哉さんと知り合いと知られるのはまずいな」

 

 

「それで誠十郎貴方達はどうしてここに来たの?」

 

 

「ああ、俺達は融合世界と言うこことは違う世界から来たんだ」

 

「そうだぜ、凄いだろう」

 

 

「ああ、簡単に融合世界や異世界の人て言ったよ」

 

 

「この人自分が信用出来ると考えたら全てを話すタイプみたいだね」

 

 

「人を疑わないんだろうな。まあ太正時代の人達だし」

 

 

「それでも初対面で話す?」

 

 

「へえ、融合世界ね、そこはどんな世界なの?」

 

 

「くだらないね。私達はそこで、特殊遊撃部隊の一員で仕事をしてたんだがねそこの上司が駄目でさ」

 

 

「「「「うわあこの2人簡単に所属まで言ったよ」」」」

 

 

「これは流石に駄目でしょう」

 

 

「聞いてるローラまで機嫌が悪くなってる」

 

 

「まあ、そうだな聞いてない事まで言ってるしな」

 

 

「あ、皆クラリスさんとあざみちゃんが来たよ」

 

「あの初穂がペラペラ喋りそうで嫌なのよ」

 

「何となく気持ちはわかりますが、余り言わない方が良いですよ」

 

その頃海鳴市では・・・

 

「へーくしょい」

 

「あら初穂風邪?」

 

「うんにゃ、違うぜさくら」

 

「久々の外だし遊ぶ・・・ぜ」

 

バターン

 

そして、響達の海鳴市滞在の2日目は東雲初穂の風邪による騒動から始まった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

レイの依頼内容と海鳴市での2日目中編1

「それでは誠十郎さんとゆいちゃん行きましょうか」

 

「ああ」

 

「はい、コメコメ行くよ」

 

「コメコメ」

 

そして急遽響達のチームの中で看病組と海鳴市内の調査をするチームに別れて行動を開始した。

 

「すまない響さんとゆいさん。本格的に調査を始めようとした矢先なのに」

 

「気にしなくて良いですよ誠十郎さん。誰でも風邪はひくので突然」

 

「そうですよ。それに風邪ならご飯を食べれば大丈夫ですよ」

 

「確かにそうだね」

 

「誠十郎はそう言う。

 

「しかしトワさんは、俺達にチャンスをくれたんだろう」

 

「君達のおかげでさくらは助かったありがとう」

 

「・・・パシーン」

 

グレースが、謝る神山の頬を叩く。

 

 

「てめえ、いきなり何をするんだよ」

 

「やめろ初穂」

 

 

「でもよ隊長」

 

 

「すまないプリキュアの皆、直哉さんの体調は大丈夫?」

 

 

!!

 

 

「隊長あいつが体調が悪いの何でわかるんだよ」

 

「それは・・・彼女達が纏っている霊力が融合世界の時とは小さいからな」

 

 

「そう言う所はすぐ気づくのに何で突っ走るのかしらね」

 

 

「エステルさん貴女までこちらに」

 

 

 

「そうよ、誠十郎今の内にこの家に入りなさい。もうすぐこの世界での私達にとっての最後の戦いが起きるわ」

 

「「何だって――」」

 

 

エステルの言葉に驚く誠十郎と初穂だった。

 

 

 

そしてその場にいる全員が直哉の自宅に入った。

 

「16番目のプリキュアの世界での世界での事と言う前科があるのに?」

 

「ああ、それはあの時の事も考慮してですよ」

 

「あの時?」

 

「貴女達のおかげで、無事ジュエルシードの暴走を食い止める事が出来ました。ありがとう」

 

「助けてくれたのにこんな事を聞くのは失礼と思いますが、貴女達は何者なんですか?」

 

「俺達は帝国華撃団・花組です」

 

「その帝国華撃団と言う組織は一体どんなそしきなのでしょうか?」

 

「それは・・・」

 

 

「「「それは・・・」」」

 

「対降魔迎撃部隊を引き継ぐ形で新たな部隊として作られたのが、帝国華撃団なのですよ」

 

「「「・・・よくわからない」」」

 

リンディとクロノとエイミィが心の中で突っ込む。

 

「神山隊長そんな説明だと私達の世界でないと、理解出来ないかもですよ」

 

雨宮さくらが神山隊長に助言をする。

 

「ああ、そうだったな。俺達は召喚で呼び出された怪物の降魔を倒す為の特殊部隊と思ってください」

 

「ああ、成程帝国華撃団とはそう言う部類の部隊なのですね」

 

「明らかにおかしいだろう。メンバー構成が何で男1人で後が全員女性なんだ?」

 

「何クロノ君羨ましいの?」

 

「ああ」

 

「うん、クロノ君素直でよろしい」

 

「ああ、メンバー編成に関してはそう言う決まりなんだ。降魔を倒す為に必要な力が男性よりも女性に目覚めるのが多いんだ」

 

「成程そう言う事なら、あまり人員補充が出来ないと思っていいんですか?」

 

「そうですね。あったとしても最大で2人が一度に来た人数ですね」

 

「そんなに少ないのか」

 

クロノがそう言う。

 

「そうですね、その力を実戦で使えるまでになるにそれ相応の時間が必要なんですよ」

 

「そうなんですか?」

 

「ええ、歌劇団としての役割も隊員達にありますから」

 

「「「歌劇団だって――」」」

 

「ええ、そうよ神山達には帝国華撃団だけでなく歌劇団として魔を封じる為に演劇してるのよ」

 

「ああ、成程そう言う繋がりがあるからか」

 

「ええ、そうですよちなみに私は時空管理局とは面識ないので、誠十郎さんだけが頼りです」

 

「ええ――」

 

その頃管理者の神殿では・・・

 

「たくっ響達は何遊んでるのよ」

 

「「それをお前が言うか」そうトワが言いますか」

 

レイと直哉は心の中でそう呟いた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

レイの依頼内容と海鳴市での2日目中編2

「ええ、そうですよちなみに私は時空管理局とは面識ないので、誠十郎さんだけが頼りです」

 

「ええ――」

 

その頃管理者の神殿では・・・

 

「たくっ響達は何遊んでるのよ」

 

「「それをお前が言うか」そうトワが言いますか」

 

レイと直哉は心の中でそう呟いた。

 

「それでレイ話を進めますけど」

 

「ああいいぞ」

 

「それは大丈夫よ直哉。あくまでも7人世界のや幼馴染世界に存在した物が融合世界が取り込んだ可能性があるかもしれないから調べて欲しいのよ」

 

「成程、僕達が過去に跳ばなければ良いと言う事ですか?」

 

「そう言う事よ」

 

「しかし新生帝国華撃団の世界にあったというガジェットに関しては調べられませんよ」

 

「一応新生帝国華撃団の世界は移動不可ですから」

 

「それはわかってるわ。だからまず海鳴市の翠屋と言うお店に行って」

 

「翠屋ですか・・・」

 

「そうよそこは高町なのはの自宅兼お店なのよ」

 

 

「そうか・・・ならプレシア・テスタロッサ貴女を逮捕する」

 

「そうはいかないわ。私はアルハザードに行くのよ。アリシアと共にね」

 

そう言ってプレシア・テスタロッサは、アリシアの亡骸を抱え虚数空間に落ちようとした時、死んでいる筈のアリシアが喋った。

 

「アルハザードに行くのなら1人で行ってねお母さま」

 

!!

 

「アリシアーーー」

 

そしてプレシア・テスタロッサは1人虚数空間に落ちて行くのだった。

 

「そしてアリシア・テスタロッサにあんなへんかがあったのなら、当然高町なのはやフェイト・テスタロッサにもそう言う変化があってもおかしくないわよね」

 

「・・・確かにそうですね」

 

「今回の調査は僕個人で調べたらいいんですね?」

 

「ああ、それが理想的だがな・・・どうも無理のようだな」

 

「え、あのどかさんとプリキュアの皆さん聞いていたんですか?」

 

「「「「「「「「うん、ごめんなさい」」」」」」」」

 

「どうしますレイ?」

 

「うむ聞かれた以上我の調査任務に関してのみ同行を許可をしよう」

 

「ただ今回の任務は海鳴市に滞在するチームと合流は基本禁止とする」

 

「直哉に関しては滞在チームと連絡する場合があるがな」

 

「ええ――私達もゆいちゃん達と話したいよ」

 

「まなつ私は嫌よ新生帝国華撃団特に初穂に会うの」

 

「「「あ、成程」」」

 

さんご達が思い出す。

 

「サンキューな私と隊長を助けてくれて」

 

「本当にありがとう。融合世界のプリキュアより君達の方が役に立つよ。君達がクラリスとあざみも助けてくれたんだろ?」

 

 

「そうよ、ありがたく思いなさい。誠十郎」

 

 

「パパイヤ隊長さん達に本当の事言ったらダメ?」

 

「駄目よ、隊長さんの言葉を聞いたでしょう」

 

「今は嘘でもいいからそのままの方が良いわ」

 

 

「確かにな、今私達が直哉さんと知り合いと知られるのはまずいな」

 

 

「それで誠十郎貴方達はどうしてここに来たの?」

 

 

「ああ、俺達は融合世界と言うこことは違う世界から来たんだ」

 

「そうだぜ、凄いだろう」

 

 

「ああ、簡単に融合世界や異世界の人て言ったよ」

 

 

「この人自分が信用出来ると考えたら全てを話すタイプみたいだね」

 

 

「人を疑わないんだろうな。まあ太正時代の人達だし」

 

 

「それでも初対面で話す?」

 

 

「へえ、融合世界ね、そこはどんな世界なの?」

 

 

「くだらないね。私達はそこで、特殊遊撃部隊の一員で仕事をしてたんだがねそこの上司が駄目でさ」

 

 

「「「「うわあこの2人簡単に所属まで言ったよ」」」」

 

 

「これは流石に駄目でしょう」

 

 

「聞いてるローラまで機嫌が悪くなってる」

 

 

「まあ、そうだな聞いてない事まで言ってるしな」

 

「それではレイ僕達は行きますね」

 

「ああ、頼むぞ」

 

そして直哉達は海鳴市ににある翠屋に向かった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

レイの依頼内容と海鳴市での2日目後編 翠屋での再会

「ふへ――疲れました」

 

「ゆいさんお疲れ様響さんゆいさんにお菓子をあげたいんですが何処かありませんか?」

 

「あ、それならあそこに行きましょうか」

 

響がそう言うと翠屋にやって来た。

 

「「「・・・ええーー何で皆がいるの?」」いるんだい」

 

響達3人は翠屋にいたのどか達とまなつ達を見て驚くのだった。

 

「ああ、それは・・・トワさんの依頼で」

 

「海鳴市のお菓子が無いので17番目のプリキュアの世界に関する仕事は中断すると言い出したので」

 

「ああ、何となくわかるよのどかちゃん。それじゃあ私達とは合流しないんだね?」

 

 

「どうしますレイ?」

 

「うむ聞かれた以上我の調査任務に関してのみ同行を許可をしよう」

 

「ただ今回の任務は海鳴市に滞在するチームと合流は基本禁止とする」

 

「直哉に関しては滞在チームと連絡する場合があるがな」

 

「ええ――私達もゆいちゃん達と話したいよ」

 

「まなつ私は嫌よ新生帝国華撃団特に初穂に会うの」

 

「「「あ、成程」」」

 

「はい、海鳴市に来る前にそう言われて」

 

「成程ね、この買い物が終わったらレイさんの依頼をするんだね」

 

「はいそうなんですよ。響さん」

 

「あ、そうだったトワさんが言ってましたたけど、なおやくんに連絡する場合1人の時にして欲しいと」

 

「え、どういう事?」

 

「それが・・・トワさんのあれが中断したので、レイさんの依頼を受けていると言いましたが、直哉君もその依頼に同行するように言われてて」

 

「ええ――大丈夫なの直哉君は?」

 

 

そしてその場にいる全員が直哉の自宅に入った。

 

「だから別々にしたのよ。見回りにしても17番目のプリキュアの世界を融合世界に転移させる事も重要な任務になるからね」

 

「何せ融合世界を封印状態にしたからね各世界を調査しないと、その為には直哉の同行は必要よ」

 

「それはわかるんですけど、初穂さんがちょっかいを出すんじゃないですか?」

 

「ああ、それは大丈夫よ新生帝国華撃団は直哉の姿は見ないから」

 

「「はっ?」」

 

「響さん達にしか見えないのならレイさんの依頼に同行させてなおかつ響さん達のサポートさせた方がいいと2人が判断したんです」

 

「成程、それプラス新生帝国華撃団の関係ね」

 

「はい」

 

「へーくしょい」

 

「あら初穂風邪?」

 

「うんにゃ、違うぜさくら」

 

「久々の外だし遊ぶ・・・ぜ」

 

バターン

 

そして、響達の海鳴市滞在の2日目は東雲初穂の風邪による騒動から始まった。

「それでは誠十郎さんとゆいちゃん行きましょうか」

 

「ああ」

 

「はい、コメコメ行くよ」

 

「コメコメ」

 

そして急遽響達のチームの中で看病組と海鳴市内の調査をするチームに別れて行動を開始した。

 

「すまない響さんとゆいさん。本格的に調査を始めようとした矢先なのに」

 

「気にしなくて良いですよ誠十郎さん。誰でも風邪はひくので突然」

 

「そうですよ。それに風邪ならご飯を食べれば大丈夫ですよ」

 

「確かにそうだね」

 

「誠十郎はそう言う。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

翠屋での再会後

「「「はあ、何とかレイさんの依頼の内容を誠十郎さんに聞かれなくて良かったですね」」」

 

さんごとみのりとあすかが近寄りのどかに言う。

 

「うん、でも私達もうかつだったよ」

 

「「「え」」」

 

「それはわかってるわ。だからまず海鳴市の翠屋と言うお店に行って」

 

「翠屋ですか・・・」

 

「そうよそこは高町なのはの自宅兼お店なのよ」

 

「今思えば響さん達の任務は海鳴市に滞在だからね」

 

「直哉君それで新生帝国華撃団の人達と私と光ちゃんとゆいちゃんでどこの世界を見回ればいいの?最初に」

 

「ええ、まずは海鳴市に行って欲しいとの事です日程は4日ほど海鳴市に滞在をして・・・」

 

そして直哉が響に説明を始めた。

 

 

高町なのはの発言にリンディ達と新生帝国華撃団のメンバーは驚きを隠せないでいた。

 

「なのはさん。本気なの?」

 

「・・・はい」

 

「そう言う要求が出たけど、受ける?フェイト・テスタロッサ」

 

「うん良いよ。高町なのは私が勝てば貴女の持つジュエルシードを全部貰う」

 

「うん良いよ。フェイトちゃん」

 

「それでは両者がごういしたので、勝負の日時は、海鳴市の時間で4日後の午後12時で良いかしら」

 

「「はい」」

 

「それでは勝負の見届け人をリンディ達にお願いしようかしら」

 

「え、私達が」

 

「そのイベント後の状況を確認してほしいとの事です」

 

「成程ね確かに海鳴市なら新生帝国華撃団の人達も行ったことあるし大丈夫だと思うよ」

 

「それでは響さん。お願いしますね」

 

「そう言う任務だったんだよ」

 

「「「成程ここが高町なのはさんの家兼お店なら響さん達が来るのもわかりますね」」」

 

「そして私達の依頼も高町なのはさんとフェイト・テスタロッサさんの変化及び変化を与える可能性がある物の調査だからね」

 

「「「そうですね」

 

「さて、私達も戻って、直哉君達に響さん達に会った事を伝えようか」

 

「「「そうですね」」」

 

そしてのどか達は拠点である場所に向かった。

 

その頃響達は・・・

 

「まさかのどかさん達に出会うなんて思いませんでしたね」

 

「そうだねゆいさん」

 

誠十郎とゆいはそんな話をしている頃響は守護者同士の連絡通達手段でのどか達が海鳴市に来た理由を見ていた。

 

「・・・確かにそうですね」

 

「今回の調査は僕個人で調べたらいいんですね?」

 

「ああ、それが理想的だがな・・・どうも無理のようだな」

 

「え、あのどかさんとプリキュアの皆さん聞いていたんですか?」

 

「「「「「「「「うん、ごめんなさい」」」」」」」」

 

「どうしますレイ?」

 

「うむ聞かれた以上我の調査任務に関してのみ同行を許可をしよう」

 

「ただ今回の任務は海鳴市に滞在するチームと合流は基本禁止とする」

 

「直哉に関しては滞在チームと連絡する場合があるがな」

 

「まさかそんな理由で転移作戦は中断して、私達とは別に海鳴市に起きているかも知れない異変の調査をしているなんて」

 

響は、記録を見て驚いていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2日目の夜 響とのどかと直哉前編

海鳴市にあるホテルのロビー・・・

 

「お待たせのどかちゃん、直哉君」

 

「響さん」

 

「直哉君今回の話に光ちゃん入れなくていいの?」

 

「ええ、あえて入れません。響さんが1人なら新生帝国華撃団の方々が怪しむ事はしないと思うので」

 

「今回のどかさん達が海鳴市にレイの調査依頼を受けてきた事はあくまで響さんだけに教えた方がいいと僕の判断で伝えました」

 

「成程そう言う事なんだね」

 

「レイさんの調査依頼の内容は・・・アリシア・テスタロッサが死んでいなかったことに対する調査なの?」

 

「違いますよ響さん。この世界を作ったのは誰だったか覚えてますか?」

 

「えーと誰だっけ」

 

「響さんイヨさんとヒミコさんですよ」

 

のどかがそう説明する。

 

「ああ、そうだった」

 

「それなのに、何故イヨさんとヒミコさんは幼馴染世界との繋がりを強く持つ海鳴市を選んだのでしょう」

 

「確かにそう言われるとそうだよね」

 

のどかがそう言う。

 

 

「おうおめえさんがさくらと直哉は保護した人物だな?」

 

「はい、私役千明16才です」

 

「お前さん声がさくらに、似てるな?」

 

「「え、そうですか」」

 

さくらと千明は、同時に声を出した。

 

 

「そう言えば、あの子供もよばねえとな」

 

米田がそう言うと、千明が前鬼を召還した。

 

「前鬼召還」

 

千明の持つリングが光を放つとそこから前鬼が出てきた。

 

「うお!!こいつが、お嬢さんの式神と言う奴か」

 

米田が驚いてると、直哉が支配人室に入って来た。

 

「あー前鬼こんなとこにいたーー急にいなくなるから心配したじゃん」

 

「おーワリイな直哉この馬鹿女に、呼ばれたからな」

 

「また前鬼私の事を、バカ女といってー」

 

その時、前鬼が、千明に耳打ちをした。

 

「千明俺も信じられねえが、この劇場に憑依の実の匂いがしやがる」

 

「えーーーそれ本当前鬼?」

 

「ああ」

 

「どうすんのゴキが居ないと超鬼神になれないわよ」

 

「千明見てみろあの二人護法リングしてやがるぜ」

 

「そう言えば、さくらさんと直哉君も持ってるわね」

 

 

「おい、おめえたち何?ひそひそ話しているんだ?「「うわあ」」

 

千明と前鬼は、米田の呼びかけに驚いてしまった。

 

「まあいいや、さくらと直哉すまねえが、二人に帝都の案内してくれや、いつ元の世界に戻れるかわからないみたいだからな」

 

「「はーい」」

 

「「「あの子は」」」」

 

「おや知っている子かね?」

 

「ええ、あの人は異界事変の時に見た事があるの」

 

「確かにイヨさんとヒミコさんは7人世界の管理者になったのならその関係の世界の方がいい筈だしね」

 

「確か響さんは、7人世界と幼馴染世界と2つの世界の崩壊直前に事故により行ったんでしたね」

 

「うん余り覚えてないけど紫藤直哉さんと真宮寺直哉君がそれぞれの真宮寺さくらさんをパートナーとして最後の戦いをしてたよ」

 

「その紫藤直哉さんと真宮寺直哉君を殺し合わせたのが恐らく米田健二の筈だよ」

 

「「筈?どういう事ですか?」」

 

「うん紫藤直哉さんと真宮寺直哉君達が動かなくなった後に、私は元の世界に戻ってたの」

 

「「成程」」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2日目の夜 響とのどかと直哉中編 感じた違和感

「確かにイヨさんとヒミコさんは7人世界の管理者になったのならその関係の世界の方がいい筈だしね」

 

「確か響さんは、7人世界と幼馴染世界と2つの世界の崩壊直前に事故により行ったんでしたね」

 

「うん余り覚えてないけど紫藤直哉さんと真宮寺直哉君がそれぞれの真宮寺さくらさんをパートナーとして最後の戦いをしてたよ」

 

「その紫藤直哉さんと真宮寺直哉君を殺し合わせたのが恐らく米田健二の筈だよ」

 

「「筈?どういう事ですか?」」

 

「うん紫藤直哉さんと真宮寺直哉君達が動かなくなった後に、私は元の世界に戻ってたの」

 

「「成程」」

 

「そう言う事でしたか」

 

「うんそれからレイさんやトワさんのサポートを受けて、自分の世界にいたんだけど」

 

「わかりました。風鳴翼さん私は、この世界の人間ではありません。簡単に言えば、並行世界の人間です」

 

 

!!

 

「私の世界では、2年前にコンサート事件により天羽奏さんのギアの欠片が心臓に刺さり、私はガングニールを纏う事になりました。ですが、私は生存者狩りにあい、そこで、弦十郎さんも言っていた。紫藤直哉さんに会い、私は死ぬ事をやめる事になりました」

 

 

「本来なら生存者を助けるように動いてもいい筈の貴女達は全く動いてくれませんでしたが」

 

 

!!

 

「そんな叔父様が」

 

「元の世界の事なんで気にしないで下さいね翼さん」

 

 

「そして、私は紫藤直哉さんの仲間達の協力により心臓に刺さったガングニールの欠片を改良してくれたのがこのガングニール・シャドーと言う事になります」

 

「そして以前シンフォギア世界で話したけど直哉君に助けられたんだ」

 

「成程響さんとレイさんやトワさんの繋がりが響さんを融合世界に来る切欠だったんですね」

 

のどかが響の言葉に対して納得した。

 

「でも直哉君レイさんの依頼ってかなり難しくない?」

 

響が直哉に聞く。

 

「ええ、そうですねただ違和感がありましたけど」

 

「「違和感が・・・」」

 

「はい、2人共複数の映像を見て下さい」

 

「「うん」」

 

「あの人が僕達に忠告してくれたのは事実だからね」

 

「それはわかるよ。ユーノ君」

 

「だけどあのお姉さん初対面の筈なのにそう思えないんだ」

 

「そうなの?ただなのはが会ってるのを忘れてるとかじゃない?」

 

「ううんそんな事は無いと言い切れないけど、私は自分を信じる」

 

「ならもしかしたらなのはの記憶の中に前世での記憶があるのかもね」

 

「前世の・・・記憶」

 

「うん、そうだよなのははあの紫藤飛鳥さんと出会うまでにこういう経験した?」

 

「ううんしてないよ。初めてだよユーノ君」

 

「・・・なのはもしかしたらだけどあの女性紫藤飛鳥さんが、金髪の魔導士の仲間かも知れないよ」

 

映像中断・・・

 

「御覧の通りなのはちゃんは、かすかに紫藤飛鳥を知り合いかもと言う事は普通ならありえないですよね」

 

「「確かに」」

 

「そしてこの映像を見て下さい」

 

「ユーノ君」

 

「アルフ」

 

「「あの怪物は、一体何なの?」」

 

「さあ」

 

「ごめん僕にもわからない」

 

「少なくともあの人達が来なければ僕達はジュエルシードを封印出来なかったと思うから」

 

「ああ、そうだろうねあたしたちがジュエルシードの暴走を止めて封印しなきゃ、もっと大変な事になっていただろうね」

 

「「・・・」」

 

「なのは?」

 

「フェイト?」

 

その時なのはとフェイトにある映像が見えていた。

 

 

「フォフォ、久しぶりじゃの帝国華撃団、どうじゃ自分たちが帝劇を攻める気分は?」

 

「木喰」

 

「それにしても、この帝劇防御壁は、たいした物よのう」

 

「たった1機で、この帝劇防御壁と、わし特製の攻撃装置を使ったこの布陣を突破し、わしの所までこれるかの?」

 

 

木喰は、余裕の笑みを浮べる。

 

「私達を甘く見ていると、痛い目を見ることになりますよ木喰さん」

 

 

「抜かしよるな、小娘が」

 

 

 

そして木喰との戦いが始まった。

 

「皆加山さんが、攻撃装置を無効化するまで、攻撃装置の射程に気をつけて」

 

「「「了解」」」

 

そして攻撃装置は無力化された。

 

「今だよ二人共」

 

「行くよ、フェイトちゃん」

 

「うん、なのは」

 

「ディバインバスターー」

 

「サンダーレイジ」

 

二人の魔法が帝劇防御壁を貫通し桜天武が木喰の魔装機兵智拳に近づいた。

 

 

「何故じゃあ、わしの計算では、お前たちはここまでこれないはずなのに?」

 

「帝国華撃団め、何時もわしの計算の上をいくなあ」

 

「これが私達の絆の力です」

 

「「破邪剣征・桜花天舞」」

 

「うおおおお。ま、まさかわしが負けるのか、たった4人に、この敗北は計算外じゃああああ」

 

「なにこれ何でフェイトちゃんと知らない人達と戦ってるの?」

 

「何この記憶私があの子と共闘をするなんて・・・でも知らない筈なんだけどあの2人には敵対したくないな」

 

「「なっこれは」」

 

響とのどかが映像を見て驚いていた。

 

「そうです響さんは天宮さくらさんと聞いてますよね?」

 

「うん」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2日目の夜 響とのどかと直哉後編1

「何故じゃあ、わしの計算では、お前たちはここまでこれないはずなのに?」

 

「帝国華撃団め、何時もわしの計算の上をいくなあ」

 

「これが私達の絆の力です」

 

「「破邪剣征・桜花天舞」」

 

「うおおおお。ま、まさかわしが負けるのか、たった4人に、この敗北は計算外じゃああああ」

 

「なにこれ何でフェイトちゃんと知らない人達と戦ってるの?」

 

「何この記憶私があの子と共闘をするなんて・・・でも知らない筈なんだけどあの2人には敵対したくないな」

 

「「なっこれは」」

 

響とのどかが映像を見て驚いていた。

 

「そうです響さんは天宮さくらさんと聞いてますよね?」

 

「うん」

 

「その話は19歳のなのはさんから聞いたよ」

 

「ええ、僕もレイさんの依頼を聞いた後、幼馴染世界との繋がりのあるなのはさんの記録を改めて見たんですが、この映像を見て下さい」

 

「いえいえ私達もあの時とおかれている状況が違いますからね」

 

「改めまして私はシュテルと言います」

 

「僕は、レヴィだよ」

 

「我は・・・」

 

「王様だよね」

 

「なッ我にもちゃんとした名があるぞ」

 

「まあいいじゃん、王様」

 

「レヴィ後で覚えておけよ」

 

「それでシュテル僕に連絡した理由は?」

 

「ええ、それがですね・・・」

 

「おいそこの二人、我を無視して、話を進めるな」

 

「王様が真面目にしないからだよ」

 

!!

「誰のせいだと、思っている」

 

「アハハ、ごめん王様」

 

「紫藤直哉お願いがあります。私達のオリジナルですが、なのはたちに伝えてください」

 

「何を伝えればいいんだい?」

 

「今出ている舞台が終わり次第ここに来て欲しいと、出発を急がなければ、ならない事態が起きたと」

 

!!

 

「それは本当かい?」

 

「ええ」

 

「わかった、ならシュテル君が僕に付いて来て、僕じゃあ、詳しい説明が出来そうにないから」

 

「わかりました」

 

 

そして、直哉とシュテルは、大帝国劇場に急いだ。

 

大帝国劇場では、劇の終盤を行っていた。

 

「どうだい?シュテル帝劇の舞台は?」

 

「華やかで、楽しそうですね」

 

「そうか、良かったよ君達にも、そういう感情があって」

 

「ええーーシュテル達と過去の紫藤直哉さんが会ってるの?」

 

「ええ、僕もこれを見つけた時驚きましたね」

 

「続きがあるので見て下さい」

 

直哉とシュテルが、話していると、舞台を終えたなのはとフェイトがやって来た。

 

「あれシュテルどうしたの?ここに来るなんて?」

 

「なんかあったの?」

 

「ええ、ありましたね、八神はやての闇の書が暴走覚醒し、ナハトヴァールが表に出て、なのはたちの世界を侵食しています」

 

 

「「えーーーー」」

 

「なのはフェイト僕には、わからないけど今すぐ行くべきと思うよ」

 

「でも・・・」

 

「僕やさくらちゃんの事なら、心配しないでいいよ、本当の家族が助けを求めてるんだから」

 

「お兄ちゃん・・・わかった」

 

「兄さん・・・」

 

「シュテル二人を頼むよ」

 

「はい」

 

そしてなのはとフェイトは、シュテル達と共に、友人八神はやてを救うべく、自分達の世界に戻って行った。

 

数日後・・・

 

 

「拝啓、私のもう一人のお兄ちゃんお元気ですか?」

 

「私達が元の世界に戻ってこちらでは7年が経ちました」

 

 

「へえじゃあ、なのは達は、もう18になったんだな」

 

「そして最近はやてちゃんが、新部隊を立ち上げて、私とフェイトちゃんがその部隊の手伝いをしてます」

 

「今度お兄ちゃん達に会いに行きます。部隊の子達と一緒に」

 

「BYなのは」

 

「「ええーー元の世界に戻って数日なのにもう7年の時が経ってるの?」」

 

「まあ、その辺はメルクさんが調整していたのでしょうけど」

 

「「成程」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2日目の夜 響とのどかと直哉後編2 イヨの仕掛けの可能性

「拝啓、私のもう一人のお兄ちゃんお元気ですか?」

 

「私達が元の世界に戻ってこちらでは7年が経ちました」

 

 

「へえじゃあ、なのは達は、もう18になったんだな」

 

「そして最近はやてちゃんが、新部隊を立ち上げて、私とフェイトちゃんがその部隊の手伝いをしてます」

 

「今度お兄ちゃん達に会いに行きます。部隊の子達と一緒に」

 

「BYなのは」

 

「「ええーー元の世界に戻って数日なのにもう7年の時が経ってるの?」」

 

「まあ、その辺はメルクさんが調整していたのでしょうけど」

 

「「成程」」

 

「それで本題ですけど、過去の幼馴染世界にやって来たなのはさんならともかく異世界との関わりが全くない状態のなのはちゃんが、飛鳥ちゃんと話した時や降魔を見た時の反応は絶対しないと思うんですよね」

 

「「確かに」」

 

「大体そう言う時の反応はノヴァのように前の世界からやって来た人ならわかるんですけどね」

 

「あはは、子供になってもそこそこやるね。紫藤直哉」

 

「まだまだ降魔程度なら余裕ですよ)

 

 

「ふーんなら私の相手をしてよ」

 

そう言ってノヴァは直哉に襲いかかる。

 

 

「くっノヴァと言ったな。お前の目的はなんだ?」

 

 

「そんなのはわかりきっているでしょ紫藤直哉なら」

 

 

「炎の矢ーー」

 

!!

 

「その技はうわああ」

 

 

ノヴァと言う少女から炎の魔法が放たれ直哉に直撃した。

 

 

「オホホ大した事なかったわね今回の紫藤直哉は」

 

 

「オカマにはそう見えるんだ。もう一度死ねば」

 

「なんですって」

 

「紫藤直哉は死んでないよ⁉️炎の矢が直撃する直前バリアみたいなものを張られてたから」

 

「まあいいや今回の戦いもそれなりに楽しめそうだから」

 

そして二人どこかに消えた。

 

「あの時のノヴァのように自覚がある筈なので、でもなのはちゃんやフェイトちゃんの場合はあくまで他人の記憶として見ていた可能性がありますね」

 

「「誰がそんな事を」

 

「それは間違いなくイヨさんでしょうね」

 

「イヨさん貴女の言っている事が本当なら、立場的にトワさんとレイさんの敵ですよね?」

 

パパイヤがイヨに聞く。

 

「そうだよそれがどうしたの?」

 

「それが、今回協力したのは本当に大神一郎さんを助ける為だけですか?」

 

「それはどういう意味かな?」

 

 

「貴女にとって私達とグレースさん達の・・・いやプリキュアの力に興味を持っている事は知ってます」

 

「「「何だってーーラビ」ペン」ニャン」

 

イヨの言葉に3匹のヒーリングアニマルは驚いた。

 

「何で私達に移籍の話を持ちかけてきたの?」

 

 

 

「そりゃ勿論君達3人と3匹を殺すのは惜しいからね」

 

「私達の知らない力を知らずに終わらせるにはね」

 

 

「そう言う事なら私達の答えはイヨさん貴女の所には行きません」

 

のどかがイヨに向けて言う。

 

 

「そんなに急いで答えなくていいのに私達が動くのはまだまだ先だしね、だからその頃に君達が存在していればまた会いに来るよ」

 

「私達はトワさんからこういう話を聞いてるので」

 

「成程確かに、そういう時期もあったね」

 

「でもねこれも事実なのよ」

 

「お兄ちゃんにはああ言ったけど、お兄ちゃんを使って紫藤直哉をサポートしろってヒミコが言うから」

 

 

「「ええーー」」

 

「つまりイヨとヒミコは、大神の行方不明事件を知って米田健二を召喚したの?」

 

「そういう事ヒミコが言うには、かつてこの世界に来た悪意がこの事件に関わっている可能性も高いが別の存在がいる可能性もあると見ているだって」

 

「イヨさんは自分の知らない世界の力に興味を持つ事が多いので、それがプリキュアの力でも、魔法でもそれは変わらないと思います」

 

「「確かに」」

 

「ですが、海鳴市は、幼馴染世界との繋がりが強く出るのはイヨとしても避けたかったのでしょうね」

 

「だからこういう弊害がメインキャラクター達に出たのでしょうね」

 

「「成程」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

3日目以降の行動計画

「イヨさんは自分の知らない世界の力に興味を持つ事が多いので、それがプリキュアの力でも、魔法でもそれは変わらないと思います」

 

「「確かに」」

 

「ですが、海鳴市は、幼馴染世界との繋がりが強く出るのはイヨとしても避けたかったのでしょうね」

 

「だからこういう弊害がメインキャラクター達に出たのでしょうね」

 

「「成程」」

 

「それで直哉君。明日以降の私達の行動はどうしたらいい?」

 

響が直哉に聞く。

 

「響さん達と新生帝国華撃団の皆さんは当初の予定通り消えたアリシア・テスタロッサの捜索をしながら、もうすぐもう一度高町なのはちゃんに時空管理局が接触すると思うので、なのはちゃんをマークして下さい」

 

「なのはちゃんの原作世界では時空管理局が、なのはちゃんと合流前に闇の書事件が起きるんですけどここではそれは起きてません」

 

「「そうなんだ」」

 

「その事件が起きないのは確定とは言えませんが、アリシア・テスタロッサさんの存在が影響しているのかそれともイヨさん達が起こさないようにしているのかはわかりませんが」

 

「わかったよ直哉君。残りの滞在期間で、アリシア・テスタロッサの捜索と時空管理局との接触出来るように頑張るね」

 

「はい、頑張らなくてもそう言うイベントが起きるのを確認出来ればいいので」

 

「そうだったね」

 

「それで私達はどうするの?」

 

「のどかさん達はこちらの海鳴市に起きているメインキャラクター以外の人達及び事象の変化の調査ですね」

 

「案外メインキャラクター以外のキャラの変化があったとしても気づきにくいですし」

 

「「確かに」」

 

「のどかさん達は3日目で海鳴市を一時的に離れますけど」

 

「え、何でなの?直哉君」

 

「ああ、それは・・・誠十郎さん達に見られたからですよ」

 

「あ、それならあそこに行きましょうか」

 

響がそう言うと翠屋にやって来た。

 

「「「・・・ええーー何で皆がいるの?」」いるんだい」

 

響達3人は翠屋にいたのどか達とまなつ達を見て驚くのだった。

 

「ああ、それは・・・トワさんの依頼で」

 

「海鳴市のお菓子が無いので17番目のプリキュアの世界に関する仕事は中断すると言い出したので」

 

「ああ、何となくわかるよのどかちゃん。それじゃあ私達とは合流しないんだね?」

 

「一応誠十郎さん達にそう説明している以上響さん達が戻るタイミングで戻ったら怪しまれると思いませんか?」

 

「17番目のプリキュアの世界はあおぞら市と同じと考えてる誠十郎さん達に」

 

「そうだね。私も17番目のプリキュアの世界の事を知らなければあおぞら市のように融合世界から離れた世界だと思う」

 

「でも直哉君。17番目のプリキュアの世界は融合世界が取り込んだの?」

 

「その辺りの事は融合世界が、封印状態にしているので何とも言えません」

 

「そっか」

 

「これはあくまでも可能性ですが融合世界が取り込んだ17番目のプリキュアの世界は原作世界世界ではなく裏の世界なのではと僕は考えています」

 

「「つまり融合世界が作った世界と考えてるの?直哉君は」」

 

「はい、僕はそう考えてますが、和実ゆいさんそしてローズマリーさんとコメコメに関しては、原作世界の住人と言う可能性も捨てきれませんけどね」

 

「「成程」」

 

その後直哉達は話し合いを終えそれぞれの部屋で寝るのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

3日目それぞれ朝の時間

「よし初穂様復活だぜ」

 

「もう初穂病み上がりなんだから無理しないの」

 

天宮さくらが初穂に言う。

 

「それで響さん今日の予定は?」

 

獅童光が響に聞く。

 

「ああ、それは・・・」

 

そして響がその場にいる全員に今日の予定を説明をした。

 

「「「「「「「成程」」」」」」」

 

その頃プリキュア達は・・・

 

「響さん達と新生帝国華撃団の皆さんは当初の予定通り消えたアリシア・テスタロッサの捜索をしながら、もうすぐもう一度高町なのはちゃんに時空管理局が接触すると思うので、なのはちゃんをマークして下さい」

 

「なのはちゃんの原作世界では時空管理局が、なのはちゃんと合流前に闇の書事件が起きるんですけどここではそれは起きてません」

 

「「そうなんだ」」

 

「その事件が起きないのは確定とは言えませんが、アリシア・テスタロッサさんの存在が影響しているのかそれともイヨさん達が起こさないようにしているのかはわかりませんが」

 

「わかったよ直哉君。残りの滞在期間で、アリシア・テスタロッサの捜索と時空管理局との接触出来るように頑張るね」

 

「はい、頑張らなくてもそう言うイベントが起きるのを確認出来ればいいので」

 

「そうだったね」

 

「それで私達はどうするの?」

 

「のどかさん達はこちらの海鳴市に起きているメインキャラクター以外の人達及び事象の変化の調査ですね」

 

「案外メインキャラクター以外のキャラの変化があったとしても気づきにくいですし」

 

「「確かに」」

 

「これが響さん達のチームとこちらのチームの目的となります。何か質問ありますか?」

 

「はい、直哉さん私達はいつ戻るのですか?」

 

「みのりさん。予定では本日の夕方までには管理者の神殿に戻る予定ですよ」

 

「「ええーー早いよ直哉っち」早いですよ」

 

ひなたとまなつが言う。

 

 

「「「・・・ええーー何で皆がいるの?」」いるんだい」

 

響達3人は翠屋にいたのどか達とまなつ達を見て驚くのだった。

 

「ああ、それは・・・トワさんの依頼で」

 

「海鳴市のお菓子が無いので17番目のプリキュアの世界に関する仕事は中断すると言い出したので」

 

「ああ、何となくわかるよのどかちゃん。それじゃあ私達とは合流しないんだね?」

 

「一応プリキュアの皆さんはそう言う理由として説明しているので早めに戻るんですよ」

 

「「「「「「「「成程」」」」」」」」

 

「でも直哉実際その調査をして意味あるの?」

 

ローラが直哉に聞く。

 

「恐らくですが意味はないと思いますよ。ローラさん」

 

「「「「「えーー」」」」」

 

直哉の発言にまなつ達が強く反応する。

 

「だったら何故今日の予定を決めたのですか?」

 

あすかが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・イヨさん達にこの海鳴市を壊さないようにする為だよ」

 

「まなつちゃん達には伝えなかったかもだけど、海鳴市を作ったのはイヨさん達が試験的に作ったんだ融合世界の内部の世界にね」

 

「「「「「えーー」」」」」

 

「それで試験的に作った世界だからいつ壊されても仕方ないよね」

 

「みのりさんは小説を書く時一番最初の案のままで書き終える事ありますか?」

 

「それはありません」

 

「ですよね、この海鳴市はいわばイヨさんの初期案なんですよ」

 

「世界として動いてみないとわからないので一定期間動かして修正しなければいけない部分が多ければ小説で言えば、書き直し世界のリセットをする事があるんですよ」

 

「イヨさんやレイさんトワさんも皆そう言う試行錯誤しながら融合世界の内部の世界にあるシンフォギア世界中心世界やすこやか市などを融合世界の内部に組み込んだのです」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「そして今回イヨさんは初めて世界を設定する仕事をしたので、レイさんんもトワさんも心配してた所に」

 

「そうか・・・ならプレシア・テスタロッサ貴女を逮捕する」

 

「そうはいかないわ。私はアルハザードに行くのよ。アリシアと共にね」

 

そう言ってプレシア・テスタロッサは、アリシアの亡骸を抱え虚数空間に落ちようとした時、死んでいる筈のアリシアが喋った。

 

「アルハザードに行くのなら1人で行ってねお母さま」

 

!!

 

「アリシアーーー」

 

そしてプレシア・テスタロッサは1人虚数空間に落ちて行くのだった。

 

「こういう事態が起きたのでレイさんもトワさんも海鳴市に集中させるように動いた結果なんです」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

神達の想いと響達の驚愕な作戦

「成程ね、イヨが初めて世界を作ったから不具合があるのは当然と考えて良いわね」

 

「だから私達プリキュアチームと響さん達とわけたんですね」

 

「ああ、それは・・・違うよまなつちゃん。新生帝国華撃団の皆さんがいるからトワさん達も2チームにわけたんだよ」

 

「あ、成程」

 

そしてまなつが思い出す。

 

 

「ある種の隊長のわがままかな」

 

「ええ、そのような感じですね」

 

 

「「「「「ええーー」」」」その理由私より酷くない」

 

 

「ローラ自覚はあるんだ」

 

 

「五月蠅いまなつ」

 

 

「私達は紫藤直哉さんの戦力として、色んな世界で戦いを見て、私達の隊長が救出に行きたいと言っても、部隊を動かさなかったりして、隊長的に不満があったみたいでね」

 

「それが爆発した感じかな」

 

「そうですね」

 

「それでその救出を、拒否したのかを直哉さんに聞いたら」

 

「その子は本来助ける人がいるから自分達の行動で、その世界の歴史を極力変えない為だとね」

 

「直哉さんは、自分達の世界移動だけでも慎重にしてた理由を始めて聞いて驚いたよ」

 

 

「こういっちゃなんだが、さくらさん達の隊長は、目の前の事しか見えてないのか?自分が異世界で活躍するリスクなど考えないのか」

 

 

「そのリスクが高いと判断した直哉さんに不満を持つなんて、扱いにくい部下ですね」

 

「あ、部下ではなく出向者ですね」

 

 

「そして爆発した隊長と私達は隊長がいない所で、直哉さんの許可を貰って部隊から離れて行動していたらいつの間にかまなつちゃん達の世界に来てたんだ」

 

「そう言う事があって直哉さんと新生帝国華撃団の人達は、直哉さんが嫌いなんでしたね」

 

「あはは間違いではないけど、やっぱり傷に効くなあ」

 

「ごめんなさい。直哉さん」

 

「初穂さんだけなんだけどね明らかに嫌ってますよと言う態度は」

 

その頃響達は・・・

 

「それで響さん今日も高町なのはちゃんを中心に動くんですか?」

 

「誠十郎が響に聞く。

 

「ええ、昨日の夜連絡がありまして、時空管理局の人達がなのはちゃんと再会するかもしれないとトワさんが伝えてくれたので」

 

「成程なら昨日と同じような流れなんですね」

 

「はい、本日は新生帝国華撃団の皆さんと私で行こうと思います」

 

「え、どうしてですか?」

 

「誠十郎さん。考えて見て下さい小学生1人を大勢で見張っていたら海鳴市に住んでいる人達から見たら不審者扱いされてしまいますよ」

 

「う、それは確かに」

 

「そう言う訳で、昨日のような行動ではなく別の方法を使います」

 

「「「「「「「「別の方法?」」」」」」」

 

「ええ、その為にはあざみちゃんの協力が必須ですけど」

 

そして響は作戦を発表した。

 

「「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「無理だろそれは」

 

「響さん本当にやるんですか?」

 

「ええ、やりますよやらない理由がありません」

 

「ですが、あざみをなのはさんの通う学校に体験で入れるなんて・・・」

 

「そうだぜ海鳴市の流れをあんたは壊す気かよ」

 

「へえ、誠十郎さんと初穂さんがそれをいいますか?」

 

「あ・・・ヤバい」

 

「貴方達は以前平気でそれをして散々迷惑をまなつちゃん達の世界にかけたのでしょう」

 

「「う、それは」」

 

「だから私は新生帝国華撃団の皆さんが動きやすい作戦を提示したのですが?」

 

「この作戦トワさん達も了解済みですから皆さん行きますよ」

 

そして響と新生帝国華撃団は行動を開始した。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響達の行動に関しての作戦会議を見るプリキュア達

時を少し戻して・・・

 

「さて皆さんトワさんやレイさんのこの世界の気持ちも知った所でこの中継映像を見て下さい」

 

そう言って直哉は中継映像をスタートさせた。

 

「そう言う訳で、昨日のような行動ではなく別の方法を使います」

 

「「「「「「「「別の方法?」」」」」」」

 

「ええ、その為にはあざみちゃんの協力が必須ですけど」

 

そして響は作戦を発表した。

 

「「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「無理だろそれは」

 

「響さん本当にやるんですか?」

 

「ええ、やりますよやらない理由がありません」

 

「ですが、あざみをなのはさんの通う学校に体験で入れるなんて・・・」

 

「そうだぜ海鳴市の流れをあんたは壊す気かよ」

 

「へえ、誠十郎さんと初穂さんがそれをいいますか?」

 

「あ・・・ヤバい」

 

「貴方達は以前平気でそれをして散々迷惑をまなつちゃん達の世界にかけたのでしょう」

 

「「う、それは」」

 

「だから私は新生帝国華撃団の皆さんが動きやすい作戦を提示したのですが?」

 

中継映像終了・・・

 

「あ、まさかあの話をしたのは・・・」

 

「ええ、正式にまなつちゃん達を融合世界に巻き込んだ切欠を作った新生帝国華撃団の皆さんを試したんですよ」

 

「特に誠十郎さんと初穂さんがあの頃とどう変わったのかを、仕事前にトワが確認させたんだと思いますよ」

 

「「「「「「「「成程」」」」」」」」」

 

「一応初穂さんにとって久々の特殊遊撃部隊の仕事ですからね」

 

「さて僕は光さんとゆいさんを迎えに行きますね」

 

「え、どういう事よ?」

 

ローラが直哉に聞く。

 

「すみません皆さんこれについては光さんとゆいさんを連れてから話しますね」

 

そう言って直哉は2人を迎えに行った。

 

その頃光とゆいは・・・

 

「私達おいて行かれましたね」

 

「そうだね」

 

そして2人は思い出す。

 

「ええ、やりますよやらない理由がありません」

 

「ですが、あざみをなのはさんの通う学校に体験で入れるなんて・・・」

 

「そうだぜ海鳴市の流れをあんたは壊す気かよ」

 

「へえ、誠十郎さんと初穂さんがそれをいいますか?」

 

「あ・・・ヤバい」

 

「貴方達は以前平気でそれをして散々迷惑をまなつちゃん達の世界にかけたのでしょう」

 

「「う、それは」」

 

「だから私は新生帝国華撃団の皆さんが動きやすい作戦を提示したのですが?」

 

「この作戦トワさん達も了解済みですから皆さん行きますよ」

 

そして響と新生帝国華撃団は行動を開始した。

 

「まさか響さんがあそこまで怒るなんてビックリしましたよ」

 

「それは仕方ないかなあの人達の関係も色々あったみたいだから」

 

「そうなんですか?」

 

「うん私はそう聞いてる」

 

「迎えに来ましたよ2人共」

 

「「うわあ、直哉さん」」

 

「「どうしてここに?」」

 

「ああ、こちらの任務は今日は、響と新生帝国華撃団だけでさせたいので迎えに行ってとトワから連絡が来たので来たんですが」

 

「「あ、そうだったんですか」」

 

「はいそれで本日は僕と一緒に行動をして貰いますね」

 

「「はい」」

 

そして直哉と行動をする事になった光とゆいだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

光とゆいプリキュア達と合流する前編

「皆さんお待たせいたしました。さて僕達も行きましょうか」

 

「うん、それは良いけど何で光ちゃんとゆいちゃんをこちらに連れて来たの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・響さんがトワに言われた作戦を実施させると連絡があったので2人を迎えに行ったんですよ」

 

「何響がそう連絡したの?」

 

ローラが直哉に聞く。

 

「いえ、トワが僕と響さんだけに連絡して来たんですよ」

 

「成程その指示とは何よ」

 

「光さんとゆいさんは直接聞きましたよね?」

 

「「はい」」

 

「僕の代わりに説明をしてくれますか?」

 

「今回の作戦については僕もトワから詳細を聞いていないので」

 

「ええ――そうなんですか?直哉さん」

 

「そうだよまなつちゃん」

 

その後光とゆいは説明を始めた。

 

「はい、本日は新生帝国華撃団の皆さんと私で行こうと思います」

 

「え、どうしてですか?」

 

「誠十郎さん。考えて見て下さい小学生1人を大勢で見張っていたら海鳴市に住んでいる人達から見たら不審者扱いされてしまいますよ」

 

「う、それは確かに」

 

「そう言う訳で、昨日のような行動ではなく別の方法を使います」

 

「「「「「「「「別の方法?」」」」」」」

 

「ええ、その為にはあざみちゃんの協力が必須ですけど」

 

そして響は作戦を発表した。

 

「「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「無理だろそれは」

 

「響さん本当にやるんですか?」

 

「ええ、やりますよやらない理由がありません」

 

「ですが、あざみをなのはさんの通う学校に体験で入れるなんて・・・」

 

「そうだぜ海鳴市の流れをあんたは壊す気かよ」

 

「へえ、誠十郎さんと初穂さんがそれをいいますか?」

 

「あ・・・ヤバい」

 

「貴方達は以前平気でそれをして散々迷惑をまなつちゃん達の世界にかけたのでしょう」

 

「「う、それは」」

 

「だから私は新生帝国華撃団の皆さんが動きやすい作戦を提示したのですが?」

 

「この作戦トワさん達も了解済みですから皆さん行きますよ」

 

「「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「ふむ成る程トワも思いきりましたね」

 

「でもいいの直哉君あざみちゃんを海鳴市の学校に体験入学させても」

 

ちゆが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・構いませんよ。先程も言いましたがこの海鳴市は試験的に作られた世界なので」

 

「みのりさんは小説を書く時一番最初の案のままで書き終える事ありますか?」

 

「それはありません」

 

「ですよね、この海鳴市はいわばイヨさんの初期案なんですよ」

 

「初期案の海鳴市でトワは新生帝国華撃団を使い、海鳴市がどう反応見せるのかをイヨさんの代わりに見るのが目的のようですね」

 

「「「「「どうしてそんな事をするんですか?」」」」」

 

まなつ達が直哉に聞く。

 

「それは、基本的に融合世界の世界は裏の世界と言う位置じゃ無ければいけないんだよ」

 

「「「「「どういう事ですか?」」」」どういう事よ」

 

 

「恐らく私達では融合世界のビョーゲンズには勝てません」

 

 

「そう、認めるのね他の2人はどう?」

 

 

「「私達ものどとのどかっちの言う通りです」」

 

 

 

「そう、ならどうするの?このまま融合世界ののどか達の力を借り続ける?」

 

 

 

「「「それはしたくありません」」」

 

「それは自分の世界は自分手で守りたいのかしら?」

 

 

「ええ、それができれば良いですけど、状況的に無理と思うので、トワさんお願いです私に一時的に霊力を使えるようにしてください」

 

 

!!

 

「「のどか本気?」のどかっち」

 

「ちゆちゃん、ひなたちゃん。私は本気だよ。いつまでも融合世界私達に頼れないし」

 

 

「ふむ、まさかそう言うお願いが出てくるとはね」

 

 

「花寺のどかさん。貴女が霊力を持つ事の意味考えたことある?」

 

 

「え、それはどういうことですか?」

 

 

「世界というのは不思議でね。貴女達の世界が表だったら。この融合世界が裏なのよ」

 

 

「ほとんどの場合本来持つべきではない力を得た場合いかに表の住人が得た場合裏の世界の住人になるのよ」

 

 

「花寺のどかさん貴女は直哉から聞いたはずよ。プリキュアがキングビョーゲンを倒すのに必要な人数を」

 

「この映像は原作世界ののどかさん達に融合世界の立場を説明をしている映像です」

 

「その映像にも出ていましたが、まなつちゃん達は原作世界ののどかさん達と同じ立場です」

 

「本来ならこちらの世界で戦うと融合世界の住人となるのですが、それを防いでるのが僕が以前貴女達に預けている宝玉の力です」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

光とゆいプリキュア達と合流する後編

「この映像は原作世界ののどかさん達に融合世界の立場を説明をしている映像です」

 

「その映像にも出ていましたが、まなつちゃん達は原作世界ののどかさん達と同じ立場です」

 

「本来ならこちらの世界で戦うと融合世界の住人となるのですが、それを防いでるのが僕が以前貴女達に預けている宝玉の力です」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「そして話を戻しますが、融合世界の世界はIFの世界となります」

 

「あ、もしもの世界ですか」

 

「そうですみのりさん。もしもローラさんとまなつちゃんの立場が逆だったらとか、

 

「みのりさんがさんごさんの妹だったら想像したりする事がIFの世界を作る材料となるんですよ」

 

「「「「成程」」」」

 

「その中で融合世界の可能な設定を実際にしてみるんですよまなつちゃん達も見てると思いますが」

 

「貴女達も暫く融合世界で暮らすとしても、直哉と私達の決めた事に異議を唱えるのなら罰をあたえるわよ。貴女達は今特殊遊撃部隊の臨時隊員なのでしょう」

 

 

「「ひっ」」

 

「謝るから許してーー」

 

 

「駄目だ許さん。これを食らいなさい」

 

そう言ってトワから放たれた。紫色のビームがローラに直撃した。

 

 

「きゃあああ」

 

 

「ローラ」

 

 

そして、煙が晴れるとローラの人魚の部分が無くなり、代わりに人の足になっていた。

 

 

「「ええ―ローラの足が」私の足が人間の足になってる」

 

「ええ、これが人魚の罰よ、融合世界関連の異世界に行く時人魚のままだと行動しにくいでしょう?」

 

 

「ちなみにこの効果は融合世界と関係しない世界つまり貴女達の世界に戻ると元に戻るわよ」

 

 

「「ええ―つまり融合世界にいる限りローラは人間なんだ」私が人間?」

 

 

「融合世界でも人魚はいないからね。まあ昔の世界では鬼がいたけど」

 

 

「「鬼?」」

 

 

「ええ、いたわよ。興味があるならその時の記録を見る?」

 

 

「いいわ別に興味ないし」

 

 

「ええ――見ようよ」

 

「あれもIFの世界としての変化をつけなければいけなかったんです」

 

「あおぞら市の場合ワイズマンとブルーによって連れられて来たという理由で、友好世界にした後にそう言う処置をしたんです」

 

「そして今回の海鳴市はイヨさんが主に作った事でIFの世界である幼馴染世界をベースにしているので」

 

「そうか・・・ならプレシア・テスタロッサ貴女を逮捕する」

 

「そうはいかないわ。私はアルハザードに行くのよ。アリシアと共にね」

 

そう言ってプレシア・テスタロッサは、アリシアの亡骸を抱え虚数空間に落ちようとした時、死んでいる筈のアリシアが喋った。

 

「アルハザードに行くのなら1人で行ってねお母さま」

 

!!

 

「アリシアーーー」

 

そしてプレシア・テスタロッサは1人虚数空間に落ちて行くのだった。

 

「このイベントにしても原作世界が対象なら確実にアリシア・テスタロッサは死んでいるので、アリシア・テスタロッサ生存と言う融合世界のオリジナルイベントとしてクリアー出来るんですが」

 

「あ、そっかだからトワさんは今回の依頼に、新生帝国華撃団の皆さんを連れて行ったんだ」

 

「そう言う事ですよのどかさん。幼馴染世界をベースにしているので、その時代に存在していない人達で動いて貰いその間にトワ達と僕達で共通点がないかを調べるんです」

 

「そう言う事で、これからこの場にいる全員で過去の幼馴染世界に跳びます」

 

「「「ええーー」」」

 

直哉の言葉にその場にいる全員が驚いていた。そして直哉達は一度管理者の神殿に移動したのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第20章 第1部 調査の為に幼馴染世界に編
過去の幼馴染世界に行く前1


今回からの数話7人世界と幼馴染世界の主人公達が出て来ます

ご了承ください。

今回は回想の中で出て来ます。


管理者の神殿・・・

 

「ごめんね皆面倒な調査任務をさせて」

 

「「「「いえいえ」」」」

 

「トワ向こうの海鳴市には、響さんと新生帝国華撃団の皆さんを残しています」

 

「そう、予定通りね」

 

「はい、それでは僕達はお墓戦艦でイヨがベースとした幼馴染世界に行きます」

 

「待ちなさい直哉。今回の調査対象の時代には十分気をつけなさいよ」

 

「どういう事ですか?」

 

 

「「うわあ、なんか懐かしいなこの感じは」」

 

 

そう呟く響と雨宮さくらだった。

 

 

「「「私達は、帝都は同じでも何か嫌だな」」」

 

 

「へ、のどかちゃん達こちらの帝都嫌いなの?」

 

響がひなたに聞く。

 

 

「そういう事では無いんですけどね」

 

 

「それはこの世界が米田健二によって誕生させられた世界だからと思いますよ。響さん」

 

 

「成程そういう事ね飛鳥ちゃん」

 

 

「そういう事ですからさっさと仕事をして下さい」

 

 

「「「「「了解」」」」」」

 

「成程ね、私達が米田健二に侵されて無いからこの過去の幼馴染世界が異常に感じるのね」

 

 

「それってやっぱり私達が米田健二にとっての直哉君の切り札的存在なのかな?」

 

 

「そこまではわからないけど、そうであったら嬉しいな。私達の戦い方で米田健二さんの悪意を浄化を出来れば」

 

「いい直哉貴方とのどかと光は十分に気をつけるのよ」

 

「はい、のどかさん達が米田健二の闇の力に汚染させないように動きますよ」

 

「それは貴方もよ。向こうに行ったらまず」

 

 

「ごめんください」

 

 

「こちらに高町なのはさんはいますか?」

 

「はい、すいませんけど高町なのははいませんが」

 

売り子である高村椿が、応対している。

 

 

「変ですね」

 

「母さん違うよ、すみません。高町ではなく紫藤なのははこの劇場にいますか?」

 

「ああ、支配人の妹さんの事ね、いるわよ」

 

 

「あ、丁度来たみたいだね」

 

「やっぱり、リンディさんと、クロノくんかあ」

 

 

「なのはさん!!」

 

「なのは」

 

「良かったわ、なのはさんが見つかって、さあ帰りましょう」

 

「なのは?」

 

「・・・嫌、私帰らない。この世界にずっといたい」

 

「!!なに言い出すんだ、なのは?なのはの帰りを待つ、家族がいるのに?」

 

「もう私は、高町なのはじゃない、紫藤直哉の妹紫藤なのはだからーーー」

 

そう言って、なのはは2階に上がった。

 

「この時間軸に行きなさい。そうすればアリシア・テスタロッサの生死について知れる筈だから」

 

「わかりました」

 

その後は幼馴染世界と7人世界のイベントが交わるから十分気をつけなさい」

 

「交わるんですか2つの世界が?」

 

「それってワイズマンと7人世界の歴史を見た時のようなですか」

 

「ええ、この映像を見て欲しいの」

 

「さあお前たちよこの術でこの世界から消えろーー球体転移邪刻球」

 

「きゃああああ。直哉君ーーー」

 

「お姉ちゃんーーーーーー」

 

 

こうして姉弟は離れ離れになった。

 

 

「う、ここは、上野公園なの?」

 

「直哉君がいないどこに行ったの?」

 

さくらは消えた直哉を捜しに行こうとした時、翔鯨丸が出撃するのを見た。

 

「翔鯨丸だわ。やっぱりここにも、帝国華撃団が存在するのね」

 

「とりあえず帝劇に行って見ましょう」

 

さくらは大帝国劇場に向かう途中何者かに襲撃を受けた。

 

 

「きゃああ。一体誰ですか?私を襲うのは」

 

だが、さくらを襲撃した者の気配は、既に消えていた。

 

「一体誰が私を狙うの?もしかして直哉君が言っていた私達の世界からの誰かが、蘇って来たの?」

 

「もしそうならこの世界の帝国華撃団と、接点は安易に持っていないほうが良いわ」

 

「彼女達を巻き込む事に、なりそうだし」

 

「直哉君待っててね、必ず迎えに行くからね」

 

そんな決意しているさくらの元に一人の男がやって来た。

 

「お前さんかい、異世界から来た、さくらと言うのは?」

 

「あ、貴方は、米田支配人何故ここに?」

 

「成る程な俺を支配人と呼ぶのは、俺の事を知らない証拠だからな」

 

「え、それはどういうことですか?」

 

「お前達の世界では、俺が帝劇の支配人かもしれないが、ここでは違う奴が支配人なんだよ」

 

「ええーーー」

 

さくらは米田の言葉を聞いて驚いた瞬間。何者かに襲撃された。

 

「こ、これは」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

過去の幼馴染世界に行く前2

今回からの数話7人世界と幼馴染世界の主人公達が出て来ます

ご了承ください。

今回は回想の中で出て来ます


「きゃああ。一体誰ですか?私を襲うのは」

 

だが、さくらを襲撃した者の気配は、既に消えていた。

 

「一体誰が私を狙うの?もしかして直哉君が言っていた私達の世界からの誰かが、蘇って来たの?」

 

「もしそうならこの世界の帝国華撃団と、接点は安易に持っていないほうが良いわ」

 

「彼女達を巻き込む事に、なりそうだし」

 

「直哉君待っててね、必ず迎えに行くからね」

 

そんな決意しているさくらの元に一人の男がやって来た。

 

「お前さんかい、異世界から来た、さくらと言うのは?」

 

「あ、貴方は、米田支配人何故ここに?」

 

「成る程な俺を支配人と呼ぶのは、俺の事を知らない証拠だからな」

 

「え、それはどういうことですか?」

 

「お前達の世界では、俺が帝劇の支配人かもしれないが、ここでは違う奴が支配人なんだよ」

 

「ええーーー」

 

さくらは米田の言葉を聞いて驚いた瞬間。何者かに襲撃された。

 

「こ、これは」

 

「どうして真宮寺姉弟が、幼馴染世界の黒之巣会と戦っている時にやって来て幼馴染世界のイベントに平然と参加してるんですか?」

 

「その答えに答える前に映像の続きを見て」

 

「わかりました」

 

 

「何ですって米田さんそれは本当ですか?」

 

「ああ、間違いねえ、俺の事を支配人と間違えて呼んでいたからな」

 

「何はともわれ、良かったですよ早く見つかって」

 

「そう感動の再会とは行きそうにねえよ」

 

「え、どういうことですか?米田さん」

 

「ああ今異世界さくらは、謎の敵からの襲撃を受けているんだ」

 

!!

 

「確か憑依獣とか、さくらは言ってたな」

 

「憑依獣ですか・・・」

 

「僕も聞いたこと無いですね、そんな敵の名前は」

 

「そうか、今異世界さくらは、芝公園で襲撃者と交戦中だ、早く弟を連れて来い」

 

「俺の感が言ってるんだ、襲撃者を倒すには、異世界姉弟を会わさないといけねえとな」

 

「わかりました。米田さん帝国華撃団が、帰還次第そちらに、向かいます」

 

「ああ、そうしてくれ」

 

暫くして・・・

 

「皆さんお疲れ様です。さくらさん、アイリス、そして直哉君は、私と一緒に来てください」

 

「直哉お兄ちゃんどうしたの?そんなに慌てて」

 

アイリスが、直哉に質問する。

 

「実は先ほど、直哉君のお姉さんであるもう一人の真宮寺さくらさんが見つかりました」

 

!!

 

「それで、さくらお姉ちゃんはどこにいるんですか?」

 

「直哉君落ち着いて、君のお姉さんは、今芝公園で、君のお姉さんを襲撃している相手と戦っているらしい、だからさくらさんとアイリスは、もしものために付いて来て下さい」

 

「「「了解」」」

 

「他の皆さんは、現状維持のまま待機しててください」

 

「「「「はい」」」」

 

 

芝公園に向かう車中・・・

 

「直哉さん、お姉ちゃんを襲う敵とは何ですか?」

 

「ああ、憑依獣と言う者らしい、今お姉さんを襲っている敵はね」

 

!!

 

「直哉君その様子だと君は、憑依獣について何かを知ってるみたいだね」

 

「・・・直哉さん、お姉さん・・・」

 

「良いさ、直哉君今は、もう一人のさくらさんを全力で助けよう」

 

「はい直哉さん」

 

「ねえさくら大丈夫?」

 

「頭では、わかってるけど、直哉君にさくらさんなんて呼ばれたくない」

 

「ああ、ごめんごめんさくらちゃんさくらちゃん、これでいい?」

 

「うん良いよ直哉君ごめんね、ワガママ言って」

 

さくらは、直哉に謝った。

 

「直哉さん、さくらさんどうしたんですか?」

 

少年直哉が、直哉に質問する。

 

「ああ、直哉君気にしないで、実はね僕とさくらちゃんは幼馴染で、僕にさんずけで呼ばれるのを極端に嫌うからね、でも直哉君のさくらさんとさくらちゃんの違いをつけるには、直哉君のお姉さんをさくらさんと呼ぶしかないからね」

 

「ですね、同じ人物ですし」

 

芝公園・・・

 

 

「ついたか」

 

「あ、お姉ちゃん」

 

!!

 

「直哉君来ちゃだめ、そいつのターゲットは私たちなのよ」

 

「見つけたぞ真宮寺直哉!!」

 

「お前は京極なのか?」

 

悪霊憑依獣となった、京極が真宮寺直哉を襲う。

 

 

「アイリス」

 

「うんわかった直哉お兄ちゃん」

 

「悪い奴はどっか行っちゃえーーー」

 

「うおおおおお。」

 

アイリスの超能力で、京極を吹き飛ばした。

 

こうして、離れ離れだった姉弟は再会を果たした。

 

「うわあ、まさかこれで強制ルートですか?」

 

「ええ、そうよ貴方達も慎重に動かないと巻き込まれるわよ。過去の幼馴染世界の力の影響を受けてね」

 

その後特殊遊撃部隊は、調査任務の為に過去の幼馴染世界に向かった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

過去の幼馴染世界に到着

この章では、以前こちらでも投稿していた作品サクラ大戦来訪者は私の幼馴染の中で登場していた人物達がその作品の設定で出てきます



「「「「「ここが融合世界の出来る前の世界」」」」」

 

「通称幼馴染世界かあ」

 

まなつ達と和実ゆいがそう言う。

 

「さて皆さん今映像をつけるので見てて下さい」

 

「「「「「「「「「「「はい」」」」」」」」」」」」」

 

「予定通りなら高町なのはちゃんとフェイト・テスタロッサちゃんの戦いが起きている筈です」

 

そう言って直哉がスイッチを入れた。

 

「来たよ、直哉お兄ちゃん」

 

「来たか」

 

「今回はあれだけじゃないみたいですわね、ご覧になって.直哉さん」

 

「こ、これは、狼女?」

 

「直哉君どうする?」

 

「多分この狼女は、僕達を、なのはと、カンナのところに行かせないつもりみたいだね」

 

「さくらちゃんこの狼女と1対1いける?」

 

「うん、なんとかしてみるよ直哉君」

 

「マリアさん聞いてました?あの狼女は、桜武で相手します」

 

「了解です」

 

 

「それじゃあ行くよ、直哉君」

 

「うん、さくらちゃん」

 

そのころカンナと、行動を共にしているなのはは・・・

 

「カンナさん、ごめんなさい」

 

「どうしたんだ?なのは急に?」

 

「お兄ちゃんを連れて帰ると無責任に、言った事を謝りたくて」

 

「そうか、確かにあたいらの真の仕事は、平和の時は知られないからな」

 

「それに私も驚きましたよ、お兄ちゃんが司令官だったなんて」

 

「おっとなのは、おしゃべりはここまでだぜ、友達が出てきたぜ」

 

 

!!

 

「フェイトちゃん」

 

「貴女は、誰?どうして、私の名前を知ってるの?」

 

「フェイトちゃん」

 

「私は、お母様の命令で貴女を殺しに来たの、貴女が死ねばこの世界は、お母様の物になるの」

 

!!

 

「プレシアさんが生きてるの?」

 

!!

 

 

「何で貴女お母様の名前を知ってるの?」

 

(もしかしてこのフェイトちゃん、PT事件前のフェイトちゃんみたい)

 

 

「カンナさんここは、私に任せてください」

 

「いけるんだな、なのは?」

 

「はいカンナさん」

 

「行くよフェイトちゃん、ディバインバスター」

 

「フォトンランサーファイアー」

 

二人の魔法がぶつかり激しい音と光が、幻想的に見えた。

 

「すげえ」

 

映像中断・・・

 

「「「「凄い戦い」」」」

 

のどか達がそう言う。

 

「「「「「これが魔法の力」」」」」

 

「どうやら予定していた時間ではなく少し前の時間に来たようですね」

 

「皆さんお墓戦艦で移動しますから映像を切りますよ」

 

「「「待って」待って下さい」」

 

「あ、わかりました」

 

直哉はのどかとまなつとゆいに言われ映像を切らなかった。

 

そして映像はなのはとフェイトの戦いから帝国華撃団の戦いに切り替わる。

 

「貴女達は何者ですか?」

 

「フン、誰が言うか」

 

「仕方が無い、さくらちゃんお願い」

 

「うん破邪剣征・百花斉放」

 

 

桜武から放たれたビームが狼女を襲う。

 

 

「そんなの効くか」

 

そう言って、狼女の前に光の壁が現れ、百花斉放を受け止めた。

 

「ほら返すよ受け取りな」

 

そう言って、壁に当たった百花斉放を跳ね返した。」

 

「うあああ」

 

「きゃあああ」

 

さくらと直哉は、自分達の技をくらいダメージを受けた。

 

「もう諦めな、あの魔道師に関わらなければ、お前達は、死なずに済むんだ」

 

「あの魔道師と言うのは、なのはのことなのか?」

 

「嫌です。なのはちゃんも直哉君の妹なんです。なのはちゃんも私達の家族なんです」

 

「家族か・・・皮肉なもんだ、私たちには家族と言っても、あんたらみたいに、暖かい家族では、ないんでね死にな」

 

その時狼女の元に連絡があり、なのはを倒したと言う連絡だった。

 

それを聞いた狼女と、残りの機械群は撤退した。

 

そして直哉は戦いが終わったのを見て、お墓戦艦を本来の時間に移動させたのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

過去の幼馴染世界調査任務1 調査行動前の話し合い

お墓戦艦移動中・・・

 

「さて皆さんお墓戦艦が目的地に着く前に今回の調査任務の事を改めて説明をします」

 

「この映像を見て下さい」

 

そう言って直哉は映像を再生した。

 

 

「貴方達は誰?私とアリシアの憩いの時間を奪わないで」

 

「それは失礼しました。プレシア女史。貴女を逮捕する前にフェイトさんについて聞きたいだけです」

 

「・・・フェイトで時空管理局が、あの出来損ないの複製人間の事を気にするなんて不思議ね」

 

「それは僕も同意はするが、彼女にも自分の意思があるのでねプリシア女史の言う複製人間にもね、だから確認する貴女にとってフェイト・テスタロッサは何になる?」

 

「それは・・・出来の悪い人形よ」

 

クロノとプレシアの会話は、の通信機能で、なのはたちにも聞こえていた。

 

「私が、母さんにとって、只の人形だなんて・・・」

 

「・・・フェイトちゃん」

 

フェイトには、自分の母親であるプレシアの言葉がかなりショックだった。

 

「そうか・・・ならプレシア・テスタロッサ貴女を逮捕する」

 

「そうはいかないわ。私はアルハザードに行くのよ。アリシアと共にね」

 

そう言ってプレシア・テスタロッサは、アリシアの亡骸を抱え虚数空間に落ちようとした時、死んでいる筈のアリシアが喋った。

 

「アルハザードに行くのなら1人で行ってねお母さま」

 

!!

 

「アリシアーーー」

 

そしてプレシア・テスタロッサは1人虚数空間に落ちて行くのだった。

 

映像停止・・・

 

「この映像は融合世界の海鳴市で数時間前に起きたイベントです」

 

「別におかしくないじゃない。融合世界は裏なんだから」

 

「ええ、そうですねこのイベントを起こす場合原作世界の海鳴市をベースにしていれば問題はありませんでしたが、融合世界の海鳴市はイヨさんが幼馴染世界をベースにして作っているんです」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「つまり幼馴染世界で同じ流れだった場合、融合世界の海鳴市の流れを変えるように動かなければいけなくなります」

 

「要するに私達はイヨさんの失敗をしていたら融合世界の海鳴市に居る響さんと新生帝国華撃団の皆さんに伝えるのね」

 

「ちゆさんその通りですよ」

 

「その為の・・・」

 

「そう言う訳で、昨日のような行動ではなく別の方法を使います」

 

「「「「「「「「別の方法?」」」」」」」

 

「ええ、その為にはあざみちゃんの協力が必須ですけど」

 

そして響は作戦を発表した。

 

「「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「無理だろそれは」

 

「響さん本当にやるんですか?」

 

「ええ、やりますよやらない理由がありません」

 

「ですが、あざみをなのはさんの通う学校に体験で入れるなんて・・・」

 

「そうだぜ海鳴市の流れをあんたは壊す気かよ」

 

「へえ、誠十郎さんと初穂さんがそれをいいますか?」

 

「その為の響さんの言っていた作戦を実行するかしないかを決めるのは僕達の調査任務の結果次第と言う事です」

 

「「「「「「「「成程」」」」」」」」

 

「さて、そろそろ着きますから皆さん準備をしてくださいね」

 

そしてお墓戦艦は、プレシア・テスタロッサn居城が帝都に現れた時間に到着した。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

過去の幼馴染世界調査任務2 調査と不安要素前編

この章では、以前こちらでも投稿していた作品サクラ大戦来訪者は私の幼馴染の中で登場していた人物達がその作品の設定で出てきます



お墓戦艦が到着前の時間の幼馴染世界では・・・

 

「しまった、ついに動き出したか、さくらちゃんは、急いでなのはを呼んで来て」

 

「僕は皆に招集かけるから」

 

「うんわかった直哉君」

 

さくらは直哉と別れ、なのはのいる、2階に上がっていった。

 

「直哉さん待って、貴方達まさか、時の庭園に行くつもり?」

 

「ええ、そうですよリンディさん」

 

「無茶だ!!一劇場の支配人に何が出来るものか」

 

「それでは僕は、準備があるので、失礼します」

 

「ちょっと直哉さん」

 

直哉は、クロノ達と別れ地下司令室に向かった。

 

「馬鹿な奴だ、さっさと避難すればいいものを」

 

「本当にそうなのかしらね」

 

そのころさくらとなのはは・・・

 

「なのはちゃんいる?」

 

「あ、はいさくらさん開いてますよ」

 

「じゃあ入るわよ」

 

「なのはちゃん、銀座にあの魔道兵器が出現したの」

 

「え、でも私お兄ちゃんになんて謝ればいいのか、わからないし」

 

「なのはちゃん何か悪い事したの?」

 

「え、だって私せっかくもとの世界に戻れるのに、ワガママ言っちゃったし」

 

「なのはちゃん、貴女が言った事は、当たり前だよあの人たちは、なのはちゃんの意思を無視しても、連れて帰るって、言うから私も直哉君も、なのはちゃんの意思を尊重させようと決めたからね」

 

「でもそれじゃあ帝国華撃団に迷惑がかかるんじゃ」

 

「なのはちゃん貴女はまだ子供だから、そんな事考えなくていいんだよ」

 

「でも・・・」

 

「これも管理局のせいなのね」

 

「え」

 

「子供が子供らしく出来ない環境なのね」

 

「さくらさん。私行きます」

 

「なのはちゃんいいのね?」

 

「はい、私元の世界に戻るより、この世界にいる私の大切な友達を助けたいです」

 

「わかったわなのはちゃん」

 

そして二人は、地下司令室に向かうとそこには、なのはを待つ帝国華撃団全員がいた。

 

「よう、来たななのは」

 

「なのは、アイリスも頑張るよ」

 

「なのはさん、貴女は直哉さんの妹なんですからね」

 

「うちもなのはちゃん好きや」

 

「なのは、しっかり自分で答を出すのよ」

 

「皆さん。遅くなりましたごめんなさい」

 

「さてこれで、全員そろいました。これから僕達は、帝都上空に現れた浮遊城に突入します」

 

「帝国華撃団出撃せよ!!」

 

「「「「「「「了解」」」」」」」

 

こうして帝国華撃団は、時の庭園に向け出撃した。

 

中継終了・・・

 

「どうやら目的のイベントの始まりを見る事が出来ましたね」

 

「直哉一つ良いですか?」

 

「何ですか?アスミさん」

 

「こちらでは私達の行動は基本調査ですよね?」

 

「そうですがどうしたんですか?」

 

直哉がアスミに聞く。

 

「いえ、微弱ですがナノビョーゲンの力を感じるので」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「「「「「ええーー」」」」ありえないでしょうここは過去の幼馴染世界なのよ」

 

アスミの言葉にお墓戦艦に乗る全員が驚いた。

 

「アスミさん。流石ですね僕もプレシア・テスタロッサのいる浮遊物からナノビョーゲンの力は感じるんですが、今は調査任務の方を優先しましょう」

 

「わかりました」

 

そして特殊遊撃部隊は、帝国華撃団の戦いを見始めた。

 

 

「実はねなのは、君の友達のフェイトが母親によって、独房に入れられていると言う情報が来たんだ」

 

「ええーーそんなーー」

 

「それで、なのはとすみれさん、マリアさん、カンナさん紅蘭は、なのは共にフェイトさんを救出してください」

 

「そして、アイリスは僕達と共に、フェイトさんの母親の元に行きます」

 

「「「「「「「了解」」」」」」」

 

 

翔鯨丸は、時の庭園に着いた。

 

そして帝国華撃団は、二手に別れそれぞれの最終目的地に向かい行動を開始した。

 

なのはたちサイド・・・

 

なのはたちは、魔道兵を倒しながら、進んでいた。

 

「すげえ、紅蘭いつの間に、神武を強化したんだ?」

 

「レイジングハートさんが、協力的になってくれたおかげや」

 

「レイジングハートありがとう」

 

なのはは紅蘭達の会話を聞いて、レイジングハートに感謝した。

 

「いえ、私はマスターの為に出来ることしただけです」

 

そして、目的地に着いた。

 

「フェイトちゃん助けに来たよ」

 

!!「貴女どうしてここにいるの?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

過去の幼馴染世界調査任務2 調査と不安要素後編

なのはたちサイド・・・

 

なのはたちは、魔道兵を倒しながら、進んでいた。

 

 

 

「すげえ、紅蘭いつの間に、神武を強化したんだ?」

 

「レイジングハートさんが、協力的になってくれたおかげや」

 

 

 

「レイジングハートありがとう」

 

 

 

なのはは紅蘭達の会話を聞いて、レイジングハートに感謝した。

 

 

 

「いえ、私はマスターの為に出来ることしただけです」

 

 

 

そして、目的地に着いた。

 

 

 

「フェイトちゃん助けに来たよ」

 

 

 

!!「貴女どうしてここにいるの?」

 

紫藤直哉サイド・・・

 

「あ、さくら、直哉お兄ちゃん着いたみたいだよ」

 

 

そして、さくら達は、プレシアと対面した。

 

「貴方達は誰?私とアリシアの憩いの時間を奪わないで」

 

「それは失礼しました。プレシアさん。僕達は、フェイトさんについて聞きたいだけです」

 

「・・・フェイトですって、ああ、あの出来損ないの粗悪品のことですか」

 

!!「粗悪品ですって、貴女は人間をなんだと思ってるの」

 

さくらがプレシアに向け、強い口調で言う。

 

「フェイトが人間ですって、あの子は、人間ではないわ、アリシアの記憶を持った只の人形よ」

 

 

直哉たちとプレシアの会話は、神武の通信機能で、なのはたちにも聞こえていた。

 

 

「私が、母さんにとって、只の人形だなんて・・・」

 

 

「・・・フェイトちゃん」

 

フェイトには、自分の母親であるプレシアの言葉がかなりショックだった。

 

 

そしてその直後、時の庭園に、衝撃が走った。

 

「どうやら時間のようです。アイリスみんなの所へテレポートお願い」

 

「うんお兄ちゃん」

 

直哉たちがテレポートした直後、時空管理局が、時の庭園にやって来た。

 

「おかしいわね何故プレシアしかいなかったのかしら」

 

 

そのころさくら達は無事に目的を果たし、いつもの生活に、戻っていた。

 

プレシア・テスタロッサは、管理局に逮捕された。

 

その頃特殊遊撃部隊は・・・

 

「成程、これは微妙ですがアリシア・テスタロッサの生存に関しては融合世界の海鳴市での生存は融合世界のオリジナルと今の所は判断保留としておきましょうか」

 

「それじゃあ直哉君これからどうするの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「少し厄介ですけどこのままこの世界の未来に行って、アリシア・テスタロッサの存在が確認出来なければ響さん達に連絡して帰還だったのですが・・・」

 

 

「いえ、微弱ですがナノビョーゲンの力を感じるので」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「「「「「ええーー」」」」ありえないでしょうここは過去の幼馴染世界なのよ」

 

アスミの言葉にお墓戦艦に乗る全員が驚いた。

 

「アスミさん。流石ですね僕もプレシア・テスタロッサのいる浮遊物からナノビョーゲンの力は感じるんですが、今は調査任務の方を優先しましょう」

 

「そう話していたので少し時間を遡り僕とのどかさん達とラテであの浮遊物の中に突入しますよ」

 

「「「「「「「ええ――危険ですよ」」」」」」

 

「ああ――やっぱりそうなるんだ」

 

「ごめんなさいのどかさん、ちゆさん、ひなたさん」

 

「それがいいでしょうね、ナノビョーゲン状態なら浄化は簡単に終わるので」

 

アスミも賛成する。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

過去の幼馴染世界調査任務3 居城に潜入する前

「そう話していたので少し時間を遡り僕とのどかさん達とラテであの浮遊物の中に突入しますよ」

 

「「「「「「「ええ――危険ですよ」」」」」」

 

「ああ――やっぱりそうなるんだ」

 

「ごめんなさいのどかさん、ちゆさん、ひなたさん」

 

「それがいいでしょうね、ナノビョーゲン状態なら浄化は簡単に終わるので」

 

アスミも賛成する。

 

「ちょっと待ちなさい直哉、そう言う事なら私達も行くわよ」

 

「ちょっと待って下さいローラさん。あの居城にいるのはナノビョーゲンなんですよ。ヤラネーダではないんですよ」

 

「ええ、わかってるわよ直哉ナノビョーゲンにしろヤラネーダにしろ使役者がいる筈よ」

 

「それは確かに・・・そうですが」

 

「そしてこちらの世界は貴方の身内が関わっているのでしょう?」

 

「ローラさん貴女はまさか、こちらの世界にブルーがいるとでも言いたいんですか?」

 

「「「「「「「「ええーー」」」」」」」」

 

「そうよあいつなら、ナノビョーゲンだけではなくヤラネーダも使うかもよ」

 

「確かにブルーがいた場合ナノビョーゲンやゼンゼンヤラネーダ等を使い僕達と接触するかも知れませんが、ブルーと接触したのはあの事件以来ないんですよ」

 

 

「成程な、だが俺はワイズマンに利用されたのではなく、直哉と花寺のどかを守るために意図的に夏海まなつ達の世界に跳び、トワに連絡をしたんだが、直哉風邪をひいていただろう?」

 

「はい」

 

「それを見たワイズマンがやる気を失いかけてな、そこで俺にその世界にいる特殊遊撃部隊を襲えと言うからな、お前達の守護者だった雨宮さくら以外を保護という形でいた新生帝国華撃団のメンバーを直哉とキュアグレース達に渡す手段として、ワイズマンから貰ったナノビョーゲンやゼンゼンヤラネーダの球を使ったんだ」

 

 

「「「「成程」」」」

 

「なら直哉っちの叔父さんは裏切り者じゃないんだね?」

 

ひなたがそう言う。

 

 

「いやそう言う訳にもいきそうにないんだ。直哉お前はわかるな?」

 

「ええ、結果的にとは言え、僕が米田健二、真宮寺直哉、過去の紫藤直哉そして今日の佐谷直哉と会ってしまったからですね」

 

「ああ、直哉がその4人と会った事で俺の前世である。闇に堕ちた紫藤直哉の魂が目覚めようとしている」

 

「「「大丈夫なんですか?」」」

 

「ああ、心配するな。まなつ達の世界で真宮寺直哉を一時的に殺した事で奴の封印が強まったからな」

 

「「「「成程」」」」

 

「確かにあれ以降はブルーが現れないのは・・・」

 

「フフ、奴等がエキストラプレイヤーか、良いだろう貴様達の実力見せて貰おう。サイコ・クラッシャー」

 

ベガが、キュアグレースに攻撃を仕掛けた。

 

「くっこちらに攻撃をしてくるなんて」

 

「グレースさんあの軍服の人には恐らく浄化技は効かないと思うので、ここは霊力攻撃で行きましょう」

 

そうグレースの体内にいる直哉が言う。

 

「でも真宮寺直哉く達がいるんだよいいの?」

 

「仕方がありません。行きますよグレースさん」

 

「うん」

 

「「破邪剣征・桜花放神」」

 

!!

 

「なっ貴様お前も霊力を・・・ぐおおおお」

 

!!

 

「あの女の子私と直哉君の技を使って威力は私達より強いなんて」

 

「ああ、トワはあおぞら市とすこやか市に異界事変を通して真宮寺直哉を融合世界と友好世界に来た事で今回の侵入に繋がったと考えてるんですね?」

 

「ええ、そう考えてるわそれにイヨもヒミコもまだ貴方と裏直哉と接触させる気は全くないみたいだからね」

 

「そうなんですねだから、今回ののような世界を作り拘束したんですね」

 

「あくまでも一時的な物よ。拘束期間が終わればその世界は消えるようになっているから」

 

「あの時の融合世界の封印騒動の影響で過去の幼馴染世界に閉じ込められてる可能性も考えられます」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

過去の幼馴染世界調査任務4 居城に潜入直前と神達との話前編

「ああ、トワはあおぞら市とすこやか市に異界事変を通して真宮寺直哉を融合世界と友好世界に来た事で今回の侵入に繋がったと考えてるんですね?」

 

「ええ、そう考えてるわそれにイヨもヒミコもまだ貴方と裏直哉と接触させる気は全くないみたいだからね」

 

「そうなんですねだから、今回ののような世界を作り拘束したんですね」

 

「あくまでも一時的な物よ。拘束期間が終わればその世界は消えるようになっているから」

 

「あの時の融合世界の封印騒動の影響で過去の幼馴染世界に閉じ込められてる可能性も考えられます」

 

「直哉君調査を開始する?」

 

「そうですね。皆さんはお墓戦艦を少し前の時代に移動させて下さい」

 

「僕はトワとレイに突入前に感じた事を連絡してきますから」

 

「わかったよ直哉君」

 

その頃管理者の神殿では・・・

 

「はい、本日は新生帝国華撃団の皆さんと私で行こうと思います」

 

「え、どうしてですか?」

 

「誠十郎さん。考えて見て下さい小学生1人を大勢で見張っていたら海鳴市に住んでいる人達から見たら不審者扱いされてしまいますよ」

 

「う、それは確かに」

 

「そう言う訳で、昨日のような行動ではなく別の方法を使います」

 

「「「「「「「「別の方法?」」」」」」」

 

「ええ、その為にはあざみちゃんの協力が必須ですけど」

 

そして響は作戦を発表した。

 

「「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「無理だろそれは」

 

「響さん本当にやるんですか?」

 

「ええ、やりますよやらない理由がありません」

 

「ですが、あざみをなのはさんの通う学校に体験で入れるなんて・・・」

 

「そうだぜ海鳴市の流れをあんたは壊す気かよ」

 

「へえ、誠十郎さんと初穂さんがそれをいいますか?」

 

「あ・・・ヤバい」

 

「貴方達は以前平気でそれをして散々迷惑をまなつちゃん達の世界にかけたのでしょう」

 

「「う、それは」」

 

「だから私は新生帝国華撃団の皆さんが動きやすい作戦を提示したのですが?」

 

「この作戦トワさん達も了解済みですから皆さん行きますよ」

 

そして響と新生帝国華撃団は行動を開始した。

 

「ほう、トワ響に徹底的にこの世界に介入するように言って許可したのか?」

 

「ええ、でもそれを実行するのは直哉達の調査次第ね」

 

「そうか直哉達を過去の幼馴染世界に行かせた理由はそれだけではないんだろう?」

 

「ええ、そうよレイこれを聞いて」

 

「直哉一つ良いですか?」

 

「何ですか?アスミさん」

 

「こちらでは私達の行動は基本調査ですよね?」

 

「そうですがどうしたんですか?」

 

直哉がアスミに聞く。

 

「いえ、微弱ですがナノビョーゲンの力を感じるので」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「「「「「ええーー」」」」ありえないでしょうここは過去の幼馴染世界なのよ」

 

アスミの言葉にお墓戦艦に乗る全員が驚いた。

 

「アスミさん。流石ですね僕もプレシア・テスタロッサのいる浮遊物からナノビョーゲンの力は感じるんですが、今は調査任務の方を優先しましょう」

 

「わかりました」

 

そして特殊遊撃部隊は、帝国華撃団の戦いを見始めた。

 

「何だと!!過去の幼馴染世界にナノビョーゲンがいるのか?」

 

「どうやらそのようね、恐らく直哉の事だから連絡が来ると思うんだけど、レイどうしたらいいと思う?」

 

「それは難しい問題だな」

 

「本当にナノビョーゲンがいた場合新たな幼馴染世界の誕生する事になるだろうし」

 

「安易にナノビョーゲンを浄化する為にプレシア・テスタロッサのいる時の庭園に行かせる事も危険だな」

 

「そうなのよね」

 

その時直哉からトワに通信が来た。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

過去の幼馴染世界調査任務4 居城に潜入直前と神達との話中編

「あら、直哉調査任務中にどうしたの?」

 

「少し問題が起きまして」

 

「問題が?どういう事」

 

「ええ、実はアリシア・テスタロッサの生存は。融合世界世界のイベントに認定するには早いと思い過去の幼馴染世界のその後にアリシア・テスタロッサの生存が出てないかを調べようとしたんですけどその時にアスミさんが・・・」

 

「いえ、微弱ですがナノビョーゲンの力を感じるので」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「「「「「ええーー」」」」ありえないでしょうここは過去の幼馴染世界なのよ」

 

アスミの言葉にお墓戦艦に乗る全員が驚いた。

 

「アスミさん。流石ですね僕もプレシア・テスタロッサのいる浮遊物からナノビョーゲンの力は感じるんですが、今は調査任務の方を優先しましょう」

 

「そう話していたので少し時間を遡り僕とのどかさん達とラテであの浮遊物の中に突入しますよ」

 

「「「「「「「ええ――危険ですよ」」」」」」

 

「ああ――やっぱりそうなるんだ」

 

「ごめんなさいのどかさん、ちゆさん、ひなたさん」

 

「それがいいでしょうね、ナノビョーゲン状態なら浄化は簡単に終わるので」

 

アスミも賛成する。

 

「こういう意見が出て、皆行く気なんですがどうしたらいいでしょうか?」

 

「そこは私達も迷ってるのよね」

 

「やはりですか」

 

「そうなのよ。いい直哉この分岐を作ったのは紫藤隼人の可能性は低いと思うわ」

 

!!

 

「どうしてですか?」

 

「それはな今紫藤隼人は死んでいるからだ」

 

!!

 

「何ですって」

 

直哉はレイの言葉に驚く。

 

「正確に言えば生死不明の行方不明だな。あくまで融合世界を一時的に封印状態にした事で、隼人を形成する魂が過去の紫藤直哉の元に向かった事が原因ではと考えている」

 

「成程それでは、僕達がナノビョーゲンを浄化すると隼人叔父さんとしての復活が出来なくなると言う事ですか?」

 

「ええ、そうなんだけどねでもナノビョーゲンを浄化しなければ新たな可能性の幼馴染世界が誕生するのよね」

 

「それはそれで困りますね」

 

「そうなのよね、仮にさっき言ったように新たな幼馴染世界が誕生した場合今の所は融合世界と関わる可能性は限りなく低いから私達としては貴方達を時の庭園には行かせない方が良いという考えなのよ」

 

「成程確かにそうかもしれませんね」

 

 

「ちょっと待ちなさい直哉、そう言う事なら私達も行くわよ」

 

「ちょっと待って下さいローラさん。あの居城にいるのはナノビョーゲンなんですよ。ヤラネーダではないんですよ」

 

「ええ、わかってるわよ直哉ナノビョーゲンにしろヤラネーダにしろ使役者がいる筈よ」

 

「それは確かに・・・そうですが」

 

「そしてこちらの世界は貴方の身内が関わっているのでしょう?」

 

「ローラさん貴女はまさか、こちらの世界にブルーがいるとでも言いたいんですか?」

 

「「「「「「「「ええーー」」」」」」」」

 

「そうよあいつなら、ナノビョーゲンだけではなくヤラネーダも使うかもよ」

 

「確かにブルーがいた場合ナノビョーゲンやゼンゼンヤラネーダ等を使い僕達と接触するかも知れませんが、ブルーと接触したのはあの事件以来ないんですよ」

 

「ローラさんもこう言ってましたがそれはあくまで敵としてのブルーでしたけど・・・」

 

「そうなのね。直哉自体はどういう考えなの?」

 

トワが直哉に聞く。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

過去の幼馴染世界調査任務4 居城に潜入直前と神達との話後編

今回7人世界と幼馴染世界の主人公達が出て来ます

ご了承ください。



「え、僕個人の考えですか?」

 

「そうよ、身内なんだし助けたいでしょ?」

 

「そりゃそうですね身内ですから。ですがそう言ってナノビョーゲンを浄化しなければ、過去とは言え幼馴染世界の新たな分岐点にしてしまって良いんですか?」

 

「ああ、構わんさ7人世界と幼馴染世界に関してだが」

 

「どうしてですか?」

 

「直哉も見ているだろう7人世界と幼馴染世界が交わる切欠となる事を」

 

「ええ、それは」

 

「さあお前たちよこの術でこの世界から消えろーー球体転移邪刻球」

 

「きゃああああ。直哉君ーーー」

 

「お姉ちゃんーーーーーー」

 

 

こうして姉弟は離れ離れになった。

 

 

「う、ここは、上野公園なの?」

 

「直哉君がいないどこに行ったの?」

 

さくらは消えた直哉を捜しに行こうとした時、翔鯨丸が出撃するのを見た。

 

「翔鯨丸だわ。やっぱりここにも、帝国華撃団が存在するのね」

 

「とりあえず帝劇に行って見ましょう」

 

さくらは大帝国劇場に向かう途中何者かに襲撃を受けた。

 

 

「きゃああ。一体誰ですか?私を襲うのは」

 

だが、さくらを襲撃した者の気配は、既に消えていた。

 

「一体誰が私を狙うの?もしかして直哉君が言っていた私達の世界からの誰かが、蘇って来たの?」

 

「もしそうならこの世界の帝国華撃団と、接点は安易に持っていないほうが良いわ」

 

「彼女達を巻き込む事に、なりそうだし」

 

「直哉君待っててね、必ず迎えに行くからね」

 

そんな決意しているさくらの元に一人の男がやって来た。

 

「お前さんかい、異世界から来た、さくらと言うのは?」

 

「あ、貴方は、米田支配人何故ここに?」

 

「成る程な俺を支配人と呼ぶのは、俺の事を知らない証拠だからな」

 

「え、それはどういうことですか?」

 

「お前達の世界では、俺が帝劇の支配人かもしれないが、ここでは違う奴が支配人なんだよ」

 

「ええーーー」

 

さくらは米田の言葉を聞いて驚いた瞬間。何者かに襲撃された。

 

「あの時のイベントですよね」

 

「ああ、2つの世界は常に交わるように世界が変化しているからな」

 

「そうよ、もうあの2つは交わらないと存在が維持できないから」

 

レイとトワが理由をそれぞれが言う。

 

「そんな」

 

「まあ、7人世界にしても幼馴染世界にしても可能性を広げる手段に過ぎない世界だったが4人の神の上司によって今の融合世界にするようにと指示を受けたんだが、米田健二の行動によりそれが頓挫してしまった」

 

「ああ、それが原初の世界を消滅させたんですよね」

 

「ああ」

 

「レイさんの言葉通りなら7人世界や幼馴染世界は原初の世界消滅前にはあったと考えて良いですか?」

 

「ああ、それは今の融合世界の海鳴市みたいに世界が動き出す前だったからな」

 

「つまり世界がまだ生まれる前の段階だった?そう言う事ですか」

 

「ああ、そう言う事だ」

 

「その当時我とメルクは同時期に今の立場になったのだが原初の世界消滅によりイヨとヒミコが7人世界になった事により我とメルクが共同で、幼馴染世界を運営している時に7人世界からのかなりの回数の介入でメルクは過労で死んだ」

 

「新たな管理者を立てるのは厳しかっただからIFの世界として飛鳥と薫の世界を一時的に作りミズキとナナと飛鳥と薫を連れてきた事により幼馴染世界を安定させたんだが、結局は無駄だったがな」

 

「そうだったんですね、それではプレシア・テスタロッサの居城に対する突入は中止する方向で行きますね」

 

「そうしてくれるとありがたいわ」

 

そして直哉はトワ達との通信を切った。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

過去の幼馴染世界調査任務5 突入作戦中止そして未来へ

この章では、以前こちらでも投稿していた作品サクラ大戦来訪者は私の幼馴染の中で登場していた人物達がその作品の設定で出てきます



「そう言う訳で突入作戦作戦は中止です」

 

「「「「「「「「「「ええーー」」」」」」」」」」」

 

「何でよ」

 

「それは融合世界のブルーの正体が僕の叔父さんだからです。そして叔父さんの前世の世界がこの幼馴染世界の紫藤直哉さんの生まれ変わりと言っても間違いないらしいです」

 

!!

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「あ、そう言えば隼人さんも言ってたね」

 

のどかがそう言い思い出す。

 

 

「なら直哉っちの叔父さんは裏切り者じゃないんだね?」

 

ひなたがそう言う。

 

 

「いやそう言う訳にもいきそうにないんだ。直哉お前はわかるな?」

 

「ええ、結果的にとは言え、僕が米田健二、真宮寺直哉、過去の紫藤直哉そして今日の佐谷直哉と会ってしまったからですね」

 

「ああ、直哉がその4人と会った事で俺の前世である。闇に堕ちた紫藤直哉の魂が目覚めようとしている」

 

「「「大丈夫なんですか?」」」

 

「ああ、心配するな。まなつ達の世界で真宮寺直哉を一時的に殺した事で奴の封印が強まったからな」

 

「そうですねのどかさん。そしてトワとレイは僕に聞いたのです」

 

 

「正確に言えば生死不明の行方不明だな。あくまで融合世界を一時的に封印状態にした事で、隼人を形成する魂が過去の紫藤直哉の元に向かった事が原因ではと考えている」

 

「成程それでは、僕達がナノビョーゲンを浄化すると隼人叔父さんとしての復活が出来なくなると言う事ですか?」

 

「ええ、そうなんだけどねでもナノビョーゲンを浄化しなければ新たな可能性の幼馴染世界が誕生するのよね」

 

「それはそれで困りますね」

 

「そうなのよね、仮にさっき言ったように新たな幼馴染世界が誕生した場合今の所は融合世界と関わる可能性は限りなく低いから私達としては貴方達を時の庭園には行かせない方が良いという考えなのよ」

 

「成程確かにそうかもしれませんね」

 

「成程、そう言う訳ならば本来の目的に行くべきですね」

 

「アスミさん」

 

「ローラさんもそれで良いですね?」

 

「そうね私達の目的は調査任務だしね」

 

そしてお墓戦艦は別の時代に跳んだ。

 

大帝国劇場支配人室・・・

 

「直哉君に手紙が来てるよ、2通1つは米田さんからで、2通目は、なのはちゃんからね」

 

 

「え、なのはからの手紙?」

 

「うん、私もフェイトから来たんだよ」

 

「そうなんだ」

 

そして直哉は、なのはからの手紙を読み出した。

 

 

「拝啓、私のもう一人のお兄ちゃんお元気ですか?」

 

「私達が元の世界に戻ってこちらでは7年が経ちました」

 

 

「へえじゃあ、なのは達は、もう18になったんだな」

 

「そして最近はやてちゃんが、新部隊を立ち上げて、私とフェイトちゃんがその部隊の手伝いをしてます」

 

「今度お兄ちゃん達に会いに行きます。部隊の子達と一緒に」

 

「BYなのは」

 

 

「何だって!!」

 

「さくらちゃん大変だよ、なのはたちがこっちに来るって」

 

「えええーーそれじゃ大神さん達に言って歓迎会の準備しなきゃ」

 

「さくらちゃんお願いできる?」

 

「いいよ」

 

そしてさくらは、大神と花組の皆に伝えに行った。

 

 

そのころ東京駅では、この時代では珍しい服装の少女達がいた。

 

「さあ着いたよ皆ここが、私とフェイト隊長、はやて部隊長のもう一つの故郷だよ」

 

 

「「「「うわあ、前に行った場所より、自然が多い」」」」

 

 

「あのーなのはさん」

 

「何かな?ティアナ」

 

「ここも魔法文化無いんですよね?」

 

「うーんあるといえばあるよね、フェイトちゃん」

 

「そうだねなのは」

 

「え、それはどういう事ですか?」

 

「まあまあティアナそれくらいにしいや、もうすぐ着くからな」

 

「はい」

 

(ねえティアナなのはさん達この間の仕事で行った場所よりうきうきしてない?)

 

(何よスバル、確かにそうね、海鳴市だっけあそこより3人とも雰囲気違うわね)

 

 

そしてなのはたちは大帝国劇場に着いた。

 

 

「さあ着いたよここが目的地の場所だよ」

 

「「「「えーーーーここですか」」」」

 

 

「なのはさんここ劇場ですよ、こんな所で1ヶ月特別訓練するんですか?」

 

「そうだよスバル」

 

なのはたちが劇場前で話していると、劇場から二人の男女が出て来た。

 

 

「久しぶりだね、なのは、はやてちゃん」

 

「お帰りフェイト」

 

「お兄ちゃん」

 

「姉さん」

 

 

「「「「・・・・」」」」

 

「ほらなのは、ちゃんとあの子達に僕達の事を教えてあげてよ」

 

「あのなのはさんこの方達は・・・」

 

「ああ、ごめんねこの人たちは・・・お兄ちゃん。お兄ちゃんの苗字はまだ紫藤でいいの?」

 

なのはが直哉に確認する。

 

「ああ、まだ紫藤でいいよ」

 

「皆改めて紹介するね、私の隣にいる男性が、紫藤直哉さんで、この劇場の支配人をしてる人だよ、その隣にいる方が、真宮寺さくらさんで、皆の師匠をしてもらう人だよ」

 

「「「漸く見たことあるなのはさんとはやてさん達だね」」」

 

「「「「「成長早すぎです」」」」早すぎでしょう」

 

お墓戦艦新たな時代に着くとその場にいる全員が中継映像を見て驚いていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

過去の幼馴染世界調査任務6 再会と復帰1

この章では、以前こちらでも投稿していた作品サクラ大戦来訪者は私の幼馴染の中で登場していた人物達がその作品の設定で出てきます



「「「「・・・・」」」」

 

「ほらなのは、ちゃんとあの子達に僕達の事を教えてあげてよ」

 

「あのなのはさんこの方達は・・・」

 

「ああ、ごめんねこの人たちは・・・お兄ちゃん。お兄ちゃんの苗字はまだ紫藤でいいの?」

 

なのはが直哉に確認する。

 

「ああ、まだ紫藤でいいよ」

 

「皆改めて紹介するね、私の隣にいる男性が、紫藤直哉さんで、この劇場の支配人をしてる人だよ、その隣にいる方が、真宮寺さくらさんで、皆の師匠をしてもらう人だよ」

 

「「「漸く見たことあるなのはさんとはやてさん達だね」」」

 

「「「「「成長早すぎです」」」」早すぎでしょう」

 

お墓戦艦新たな時代に着くとその場にいる全員が中継映像を見て驚いていた。

 

「皆さん静かに見て下さいね」

 

「このイベントはトワとレイが見ておくべきと言っていたので」

 

「特に高町なのはちゃんやフェイト・テスタロッサちゃんの性格を特にプリキュア達が知るには良いイベントらしいので」

 

直哉がそう言うとその場にいる全員が、再び中継を見始めた。

 

 

「「「「ええーーーこの人が私達に色々教える人なんですか?」」」」

 

「どう見ても普通の人ですよ、なのはさんみたいに人外には見えませんよ」

 

 

「・・・スバル後でお話しようね」

 

「ヒイイイイ」

 

「なのは、そろそろ、兄さんや姉さんが困ってるから」

 

「皆さん1ヶ月と言う期間ですが、ここでの生活を楽しんで下さいね、今日は皆さんが来ると言うので、歓迎会を準備していますので、私達に付いて来て下さい」

 

「「「「「「「はーい」」」」」」」

 

直哉とさくらは、なのはたちを連れて、歓迎会会場である楽屋に向かった。

 

支配人室・・・

 

 

「さてはやてちゃん、部隊長の君に聞くよ、君達はどうしてここに来たの?」

 

「お兄ちゃんそれは・・・」

 

「・・・わかったで、お兄さん、うちらはあれから管理局に復帰したんやけど、そして新部隊を立ち上げるのに4年かかったんや」

 

「そうだったんだ、何故はやては、新部隊を立ち上げたの?」

 

「うちは、お兄さん達と知り合って初めて驚いたんや、帝国華撃団を見た時」

 

「それはどういう意味で?」

 

「うちらの世界では、海軍と陸軍が縄張り争いしてるんや、でもこちらでもあるけど、それは、帝国華撃団には無意味やね」

 

「確かに帝国華撃団には、陸軍と海軍が協力してくれてるよ、つまり、はやては自分の立ち上げた部隊を、帝国華撃団みたいに、したいから、こちらに来たと言う事?」

 

 

「そうや」

 

「まあ言いや、今はそれで納得してあげるよ」

 

「「うっ絶対ばれてるよ」るな」

 

中継中断・・・

 

『直哉っちこれはどういう事?」

 

「何がですかひなたさん」

 

「何でこの世界の直哉さんはなのはちゃん達を警戒してるの?」

 

「ああ、それは・・・今のなのはさん達の立場が時空管理局だからですよ」

 

「「「えーー」」」

 

直哉の言葉にのどか、ちゆ、ひなたの3人が驚く。

 

「すみません。時空管理局って何ですか?」

 

和実ゆいが直哉に聞く。

 

「そうですね皆さん中継ではなくこちらの映像を見て下さい」

 

そして直哉が映像を再生した。

 

 

 

「勿論その当時の記録は、ミッドチルダには残されていませんでした」

 

 

「それは何故?」

 

「時空管理局にとって都合の悪い記録だからですよ」

 

 

そして薫が話を続ける。

 

「何故君達は僕達の邪魔をする?僕達は犯罪者を連行したいだけなのだが」

 

「君は直哉達が犯罪者とでも言うのか?」

 

「ああ、そうだ、彼らはことごとく、僕達の邪魔をしたからな、逮捕して、我等の手駒として死ぬまで、使うのさ。そこにいる哀れな人形フェイトのようにな」

 

「クロノ君貴方どうして、そんなことが出来るの?」

 

なのはがクロノに問いかける。

 

「高町なのは、僕は君を絶対許さない、そして君が、この世界で大切にしている者を僕は、壊す事に決めたのだから」

 

 

!!

 

「そ、そんな」

 

(それじゃあお兄ちゃんやさくらさんがこんな事になったのは私のせい)

 

 

「それは絶対に違うでなのはちゃん」

 

その時上空からやって来たのは、八神はやてと、守護騎士の4人だった。

 

「はやてちゃん」

 

「はやて何故勝手に出てくるんだ」

 

「嘘、はやてちゃんまさか・・・」

 

「ごめんななのはちゃん、うちはまだ管理局の一員なんよ」

 

「まあいい出てきた以上、仕事をしてもらうぞはやて」

 

「わかっとる、ヴィータなのはちゃんに攻撃するんや」

 

「あいよはやて、覚悟はいいか紫藤なのは、兄妹仲良く管理局のペットになれよ」

 

「いやそれだけは絶対に嫌、フェイトちゃんも、お兄ちゃんもお姉ちゃんは私が守るもん」

 

!!

 

 

「ヴィータ今や」

 

「おう」

 

「スターライト・・・ブレイカーーーーー」

 

ヴィータは上手くなのはの背後を取り、スターライトブレイカーの射線上にクロノを入れた。

 

 

「なッしまったーーーーー己はやてまでもが裏切るとは覚えておけよ」

 

そう言いながらクロノタチ管理局全員撤退した。

 

「なっクロノと言う少年が、人を操り君達の両親を襲ったのか?」

 

「ええ、時空管理局にとって最大の汚点となったんですよ。クロノと言う存在を消したいからですね」

 

 

「成程ね、時空管理局にとってはクロノと言う少年は存在してほしくない人物になっていたんだ」

 

映像終了・・・

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

過去の幼馴染世界調査任務6 再会と復帰2

「こちらの幼馴染世界ではこういう事態が起こり紫藤直哉さんにしろ帝国華撃団の皆さんも時空管理局に対して不信感を持っているみたいですね」

 

「しかしあの子がね世界が変われば性格も変わるのね?」

 

「皆さんがそう思うのも無理はないと思います」

 

「あちらの少年は時空管理局からも存在を消された扱いですから」

 

「さて向こうの紫藤直哉さん達の方を見ますよ」

 

 

隊員達と、なのはたちの部隊の4にんが、挨拶をしていた。

 

「俺は大神一郎宜しく」

 

「神埼すみれですわ」

 

「やっほーアイリスだよ」

 

「マリア・タチバナよ、よろしく」

 

「李紅蘭ですよろしゅう」

 

「桐島カンナだよろしくな」

 

「ソレッタ織姫です」

 

「・・・レニよろしく」

 

それじゃあ次は私達の番ですね、スターズの二人から挨拶して」

 

「「はい」」

 

「スバル・ナカジマですよろしくお願いします」

 

「ティアナ・ランスターです」

 

 

「次は、ライトニングの二人ね」

 

「「はい」」

 

「エリオですよろしくお願いします」

 

「キャロです」

 

 

そして自己紹介が終わり歓迎会を終えたフェイト達5人は、大帝国劇場を見学を始めた。

 

再び支配人室・・・

 

 

「ねえなのは、あの4人をここに連れて来て、どうしたいの?」

 

「お兄ちゃんあの4人は魔法の無い生活をしたことが無いの」

 

「つまりなのはとフェイトがいぜんしていた生活をあの4人にさせろということ?」

 

コク・・・

 

なのはは、直哉の問いに首を縦に振った。

 

「でもどうして急に来たのなのはちゃん達」

 

さくらがなのはたちに聞く。

 

「しゃーないな、元々仕事と休暇が重なっただけやし」

 

「お兄さん実は、私達が追っていた犯人がこの世界の巴里と言う街に潜伏してることが、わかったんです。うちらは犯人を追いかけて、ここに来たんですけど、あの子達4人すぐ魔法を使うので、目立つので、ここで魔法の無い生活に慣らして、犯人を捜したいんです」

 

「成る程」

 

「はやてちゃん、一つ条件があるよ、ここで生活する以上、舞台にでてもらうからね」

 

「それくらならいいで」

 

「7人でね」

 

「「えええーーー」」

 

「何でうちらまで」

 

「ごめんね、3月の公演タイトルが、伝説のアイドル復活紫藤なのは&真宮寺フェイト復活祭なんだよ」

 

「ええええーーー」

 

「お兄ちゃん嘘だよね」

 

「本当だよ、ちなみに主演はなのはとフェイトだから」

 

「イヤーーー」

 

なのはの叫びが帝劇中に木霊した。

 

「「「何となく菜音さんが嫌がる気持ちわかるよ」」」

 

「そうなんですか?のどかさん」

 

まなつがのどかに聞く。

 

「うん劇団はかなり大変だから」

 

「このままじゃ私の威厳があああ」

 

「はやて、なのはどうしたんだい」

 

「ああ、お兄さん気にしないで、あの子達に見られたくないだけだしな、なのはちゃん」

 

「ああ、成る程、あの子達にはなのはの無様な姿を見せれないんだね」

 

「そういう事や」

 

「なのはちゃんも大変だね」

 

「わかりますかさくらさん」

 

「うんわかるよ、だけど舞台も頑張って、前売り券完売だから」

 

「「ええーーー」」

 

 

さくらの言葉を聞き、驚くなのはとはやて。

 

「驚いたななのはちゃんとフェイトちゃん凄い人気者やったんやな」

 

「そうだよ、なのはたちがいなくなって、売り上げ3割は減ったしね」

 

「うわあ、それは苦しいわ」

 

直哉とはやてたちが話していると、フェイトたちが支配人室に来た。

 

「こらフェイトちゃんまた勝手に開けて」

 

「あっ兄さんごめんなさい」

 

「ああ、ちょうど全員来ましたね、ここは皆さんに伝えておきますね」

 

「これから皆さんには、一週間後にある3月公演に貴女方全員の出演が決まりましたので、よろしくね」

 

「「「「えええーーー無理ですよ」」」」

 

「その主演は、高町なのはさんと、フェイトさんなんですけど、参加しませんか?」

 

「「「「「えっ」」」」」

 

「兄さん聞いてないよ、そんな話」

 

「今さっきなのはたちに伝えたばかりだしね」

 

「笑ってる場合じゃないぞ、そこの4人君達も出るんだぞその舞台に」

 

「「「「え、嘘」」」」

 

「いいえ、本当です、ちなみにここで生活する時は、一切の魔法の使用を禁止します」

 

 

「「「「ええーーーーー」」」」

 

「いいですね」

 

「「「「はい、わかりました」」」」

 

「もし破った場合は各部隊長に、罰金を払ってもらいますから」

 

「「え、お兄ちゃん、兄さん本気?」」

 

「当然ですよ、なのはもフェイトも部隊長なのだからね」

 

 

「直哉君厳しすぎない?」

 

「ならさくらちゃんが、フェイトの罰金代わりに払う?」

 

!!

 

「いやフェイトも大人だから私は払わないよ」

 

「そんなー姉さん」

 

 

「と言う事で今日は皆さん。ゆっくりしてて下さい、明日から舞台の練習を始めますので」

 

 

そしてなのはたち7人は、支配人室を出て行った。

 

さて少し時間を進めますよ」

 

お墓戦艦は未来に移動した。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

過去の幼馴染世界調査任務6 困惑とまさかの襲撃前編

「「「「「ここは?」」」」」

 

「ここは先程より先の時間軸となります」

 

「皆さんこれを見て下さい」

 

「私の名は、ティアナ・ランスター、私の所属する部隊の部隊長の八神はやてに言われ、地球世界の過去の時代に来ている」

 

「私は、疑問に感じていた。何故なのはさん達は、翠屋に戻った時より笑顔が多い事に?」

 

「そして朝起きたら、なのはさんの姿が見えないの私は確認して、なのはさんを探しに向かった。そしてなのはさんを探しながら、胡散臭い男紫藤直哉について考えていた」

 

 

「ふああ、結局眠れなかったな、あれは、なのはの部下のティアナさんだ」

 

 

「おはようティアナさん」

 

「あ、おはようございます、紫藤さん」

 

「ティアナさん、君僕の事胡散臭い男と思ってない?」

 

 

!!

 

「やっぱりかあ、でも仕方が無いよね、なのはが説明してないでしょう。ちゃんと」

 

「どうして、私の考えてる事がわかったんですか?」

 

「うーん雰囲気がそんな感じだったからかな」

 

「雰囲気でわかるんですか?」

 

「うん判るよ、ティアナさんは今悩んでいるでしょう?と言うか高町なのはに、疑念を抱いてるでしょう」

 

!!

 

「はい」

 

「やっぱり、でもね僕は貴女の疑念を取り除くことは出来ないよ」

 

「何故ですか?」

 

「それは、僕が当事者じゃないからね」

 

 

「そうですか」

 

「それにね・・・いい加減出て来たら?なのは」

 

「え、嘘」

 

「あちゃあ、ばれてたのか、流石だねお兄ちゃん」

 

 

「当たり前だよ、何年兄妹してたと思うんだ」

 

「あはは、ごめんねお兄ちゃん」

 

「あ、そういう事はやめなさい、年頃の女性なんだから」

 

ビービービー

 

!!

 

「お兄ちゃん」

 

「うん、なのは至急機動六課の皆を例の場所に」

 

「うんわかった」

 

「何?2人の表情が変わったとたんなんだか怖いわ」

 

「ティアナ行くよ」

 

「はいなのはさん」

 

中継中断・・・

 

「「「直哉君どうしたの?」」」

 

「皆さんこの緊急警報は本来ならここでなる事は無いんです」

 

「「「「「「「「「「「ええーー」」」」」」」」」」」

 

「「「「「それってつまり」」」」」

 

「そうです本当の乱入者がこの世界に現れたようです」

 

3組のプリキュアは念の為に変身をしておいてください」

 

直哉がそう言うとトワからの通信が来た。

 

「大変よ直哉融合世界のバテデモーダの力を使って原作世界のバテデモーダとバトラーが貴方達のいる世界に行ったわ」

 

「わかりました。光ちゃんとゆいちゃんは至急2人の捜索と言うか大帝国劇場の情報からバテデモーダとバトラーの現在位置を見つけて」

 

「「はい」」

 

「それでは皆さん行きますよ」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

 

「ドレス!」

 

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「今日も元気だ!」

 

 

「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」」

 

「皆行くラビ」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

 

そして直哉は、キュアグレースの体内に吸い込まれた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

過去の幼馴染世界調査任務6 困惑とまさかの襲撃中編

この章では、以前こちらでも投稿していた作品サクラ大戦来訪者は私の幼馴染の中で登場していた人物達がその作品の設定で出てきます



「皆行くラビ」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

 

そして直哉は、キュアグレースの体内に吸い込まれた。

 

「うわあ、これが皆さんの変身なんですね」

 

「グレースさんメガビョーゲンとヤラネーダは花やしき遊園地らしいです」

 

「ありがとう光ちゃんそれで、ここの帝国華撃団に動きは?」

 

「えーとそれがですね・・・自己紹介してます」

 

「「「「「「「「ええーー」」」」」」」」

 

「今の内にメガビョーゲンとヤラネーダを浄化しに行きましょう」

 

「「「「「「「「「了解」」」」」」」」」

 

そしてグレース達とサマー達は簡易ゲートを使い、花やしき遊園地に向かった。

 

その頃大帝国劇場では・・・

 

 

「さあ着いたよ、皆」

 

「「あのフェイトさんここは?」

 

 

「皆前を見て」

 

4人は中に入ると見慣れた10人を見て驚いていた。

 

「「「「えええーーーどうして皆さんがここにいるんですか」」」」

 

「カンナさん」

 

「よッまた会ったなスバル」

 

スバルは昨日よく話したカンナが居る事に驚いていた。

 

「大神さん」

 

「エリオおはよう」

 

エリオは昨日相談に乗ってくれた大神が居る事に驚いていた。

 

「アイリスちゃんどうしてここにいるの?」

 

 

「キャロちゃんごめんねまだ言えないんだ」

 

キャロは比較的年の近い、アイリスが居る事に驚いていた。

 

 

「・・・紫藤直哉さん貴方達は一体?」

 

「ティアナさん僕達は、大帝国劇場のスタッフや役者ですが、もう一つの顔があるんです」

 

 

「もう一つの顔・・・?」

 

 

「それは帝都の平和を守るために結成された組織、帝国華撃団花組なのです」

 

「改めて自己紹介しますね、僕は帝国華撃団総司令官の紫藤直哉です」

 

「「「「ええええーーー総司令官」」」」

 

4人は直哉の言葉を聞き、驚いていた。

 

「それでは、大神さんから順番に挨拶をお願いします」

 

「俺は大神一郎宜しくなみんな」

 

 

「真宮寺さくらです。宜しくお願いします」

 

「神埼すみれですわ」

 

「やっほーアイリスだよ」

 

「マリア・タチバナよ、よろしく」

 

「李紅蘭ですよろしゅう」

 

「桐島カンナだよろしくな」

 

「ソレッタ織姫です」

 

「レニ・・・よろしく」

 

「以上が帝国華撃団花組のメンバーだよ4人とも」

 

「なのはさんたちは、驚いていなかったですけど、知ってたんですか?帝国華撃団の事を」

 

スバルがなのはに質問した。

 

「知ってたよと言うか、私とフェイト隊長も、帝国華撃団の一員だよ、だよねお兄ちゃん」

 

「そうですね」

 

「「「「ええーーー」」」」

 

三度4人が驚く。

 

「全員が揃ったので進めます。由利さん映像をお願いします」

 

「了解」

 

!!

 

「「「「何なんですか?あれは」」」」

 

「ふむ君達の反応から考えると、現在花やしき遊園地を襲っている2体の怪物は正真正銘の謎の怪物になりますね」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

過去の幼馴染世界調査任務6 困惑とまさかの襲撃後編

今回は旧幼馴染世界のキャラの話の中で7人世界の事にも触れます




「知ってたよと言うか、私とフェイト隊長も、帝国華撃団の一員だよ、だよねお兄ちゃん」

 

「そうですね」

 

「「「「ええーーー」」」」

 

三度4人が驚く。

 

「全員が揃ったので進めます。由利さん映像をお願いします」

 

「了解」

 

!!

 

「「「「何なんですか?あれは」」」」

 

「ふむ君達の反応から考えると、現在花やしき遊園地を襲っている2体の怪物は正真正銘の謎の怪物になりますね」

 

「それじゃ帝都はあの怪物達に・・・」

 

「直哉君私達は出撃しないの?」

 

真宮寺さくらが紫藤直哉に聞く。

 

「ええ、今回の異世界からの敵は、かつて真宮寺直哉君の世界で戦った敵達とくらべても異常です。まるで未知の世界との遭遇のような感じです」

 

「「「未知の世界」」」

 

「ええ、僕達の世界は真宮寺直哉君がいる7人世界をアレンジした世界だと僕達の世界の管理者が教えてくれたのです」

 

!!

 

「その違いは7人世界には呪術が入ったのです」

 

「「「「呪術?」」」」

 

「ええ、これを見て下さい」

 

「!!さくらお姉ちゃん。嫌な感じのものがここに来るよ」

 

「ええ、私も感じるわ。一体何が来るのよ」

 

!!「千明俺様を召還しろ、憑依獣だこの匂いは」

 

「ええ、わかったわ」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

だが、前鬼の封印は解けなかった。

 

「何で、封印が解けないの?」

 

千明があたふたしている間に、実に取り憑かれた人物が現れ、それを見たさくらと直哉は、驚いた。

 

「「大神さん」」

 

「何?憑依の実に取り憑かれたの、さくらさんの知り合いの人?」

 

「ええ、そうです」

 

「見つけた・・・直哉君」

 

 

そう言いながら大神は、直哉に近づくが、その直前に欲望を吸い取られ憑依獣となってしまった。

 

そして、今度は千明と前鬼が、驚いた。何故なら、大神が変身した憑依獣が元の世界で直前まで戦っていた奴だったのだ。

 

 

「どうだ鬼神と祓い師よ、呪力が殆ど使えない世界での生活は」

 

「何ですって」

 

「この世界では、呪力の変わりの力霊力が無ければならない」

 

「貴様らには無いだろう。死ね」

 

映像終了・・・

 

「これが7人世界の異世界の敵憑依獣です」

 

「「「「憑依獣」」」」

 

「そして僕達の世界には、魔法が入って来た事によりこの世界は、7人世界のもしもの世界と呼ばれるかもしれませんね」

 

「「「「そんな」」」」

 

「勿論それぞれの世界に異文化として受け入れる事は可能ですからね」

 

 

来たか、真宮寺姉弟、とこの世界の帝国華撃団」

 

「さあ覚悟は出来たな、殺してやるぞ

 

「行くわよ前鬼」

 

 

「おう」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

 

「うわあ前鬼君が大きくなったよ、直哉君」

 

「落ち着いてね。さくらちゃん」

 

「「超鬼神力、ヴァジュラマハル、サムスカーラ」」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

 

「きゃあああ。前鬼君が、変身来たーこれで勝ったわ」

 

(なんか今回さくらちゃんが崩壊してる気がする)

 

そして、ついに悪霊憑依獣との最終決戦が始まろうとしていた。

 

「行くよお姉ちゃんZENKI」

 

「おう」

 

「行きましょう」

 

真双焔武は、ZENKI共に突撃した。

 

「さくらちゃん僕達も行こう」

 

「うん直哉君」

 

「「破邪剣征・桜花放心」」

 

「二つの必殺技が重なり悪霊憑依獣にぶつかる。

 

「グオオ。この程度のことで、我が敗れるのか」

 

 

二人の必殺技を受けた悪霊憑依獣京極は爆発を起こした。

 

「やった、これで私達の勝ちだね」

 

「いやまだだよ、さくらちゃん油断しないで」

 

「え、直哉君?」「さくらちゃん後ろに飛んで、早く」

 

「分かった」

 

光武が後ろに飛んだ瞬間、光武がいた場所には1本の刀が、突き刺さった」

 

「よくぞかわせたな、褒めてやろう」

 

「お前まだ生きていたのか?」

 

「当然だ!!私がこの程度でやられる訳が無いだろ」

 

「成る程な、先ほどの爆発は、真宮寺姉弟に、憑依するための布石か?」

 

「その通りだ、よく分かったな人間」

 

「だが貴様らでは、私を倒す事は無理だ」

 

「確かに今のままではそうだな、だが、これはどうかな」

 

「前鬼ーーー」

 

「何で千明の声が?」

 

「私も何でか知らないけど、直哉君とさくらさんを救うには、金剛臨ルドラしかないわ」

 

「行くわよZENKI」

 

「おう」

 

「「「食らいやがれ悪霊憑依獣、金剛臨ルドラだああああ」」」

 

 

「ぎゃあああ。馬鹿なああこの私がまたしても、霊力しか持たない者に敗れるというのか」

 

悪霊憑依獣京極は、消滅した。

 

「ですから7人世界との交流は出来たのですが、今回はその交流は駄目と言われたので帝国華撃団としては動く事はしません」

 

「あ、謎の怪物消滅しました」

 

「椿さん月組に花やしき遊園地の調査を依頼して下さい」

 

「了解です」

 

その頃2組のプリキュア達は・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

過去の幼馴染世界調査任務6 グレースと直哉

「ふう、何とかこちらの帝国華撃団や機動六課の人が来る前に浄化出来たね」

 

「・・・おかしいですね」

 

「どうしたの直哉君」

 

二つの帝国華撃団と二体のメガビョーゲンの戦いは次第に帝国華撃団が圧され始めていた。

 

 

真双焔武に乗る真宮寺直哉と二人乗り霊子甲冑桜武に乗る紫藤直哉つぶやいた。

 

 

「「何だ僕達の攻撃が効いてないのか」」

 

 

「「どうするの直哉君」」

 

 

二人の乗さくらが二人に聞いたその時バテデモーダが二つの帝国華撃団の前に現れた。

 

 

「やあはじめまして、二組の帝国華撃団の皆さん。自分は遥か未来から来ましたバテデモーダと言います。よろしく」

 

 

「「「「「「「「バテデモーダ」」」」」」」」」

 

 

二組の帝国華撃団は突然現れたバテデモーダに驚いていた。

 

「お前の目的は何なんだ?」

 

 

「それは地球を蝕むことっすよ」

 

 

「「「「「「「「地球を蝕むだってーー」」」」」」」」

 

 

「そうっすよやれメガビョーゲン」

 

 

「「メガビョーゲンメガビョーゲン」」

 

 

バテテモーダの言葉を理解している二体のメガビョーゲンがそれぞれの体内から赤黒の光線を出してその周囲の大地を赤黒く変色した。

 

 

「「うわあ大地が変な事になってるぜ」」

 

 

二人のカンナが同時に言う。

 

 

「バテデモーダこんなことして何になるんだ?」

 

真宮寺直哉がバテデモーダに聞く。

 

 

「確かにこちらの世界の地球を蝕む必要はないっすけど」

 

「おっと来たみたいすね」

 

 

「「なに?」」

 

 

「「「トリプルハートチャージ」」」

 

 

 

「「届け」」

 

 

 

「「癒やしの」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス」」」

 

 

「「メガビョーゲンメガビョーゲン」」

 

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

提灯型と屋台型のメガビョーゲーンは浄化され大地も元に戻った。

 

 

「今日はここまですっね」

 

 

そう言ってバテデモーダは撤退した。

 

「いえ、以前の紫藤直哉さんなら僕達が浄化する前に調査をしてもおかしくないと思っていたので、今回の静観に違和感を感じたので」

 

「あ、もしかしたらメルクさんが何かしてくれたのかも?」

 

そう言ってグレースが思い出す。

 

 

「成る程、ごめんねのどかさんうちの息子が無神経な事を言って」

 

 

「いつ貴女の息子に僕がなったんですか?」

 

「直哉の失態を代わりに謝って言るんだから桜花が死んでからずっと私が直哉の親なのよ」

 

!!

 

「何だと!!そんな話聞いて無いぞ」

 

 

「そりゃそうよ。こんな事無ければ伝えなかったし」

 

 

「酷いそんな仕打ちされるなんて」

 

 

 

「「「流石トワさんのお母さん」」」

 

 

のどかとちゆとひなたは、メルクともう1人の紫藤直哉のやり取りを見てトワを思い出す。

 

その頃管理者の神殿にいるトワは・・・

 

 

「クチュンクチュン」

 

「風邪かしら?」

 

「あのメルクさん親子喧嘩と言うか、僕達はどうすればここから帰れるのですか?」

 

 

融合世界の直哉がメルクに聞く。

 

「ああ、そうだったわね貴女達が、元の世界に戻るにはフワニータを黙示録の三騎士とパトリックから守りなさい。融合世界の彼女達は黙示録の三騎士と戦う場合のみ本来の力を使って良いわ」

 

 

「「「「ええ――」」」」

 

のどか達はメルクの言葉に驚く。

 

「彼女達の本来の力とはいったい?」

 

「時が来ればわかるわ息子」

 

「でもいいんですかメルクさん?」

 

 

「いいわよこれは私からの特別イベントと思って、黙示録の三騎士にはあれをと一緒に媒体となるアイテムを持たせてるから」

 

 

「「「「ええ――」」」」

 

 

「それ危ないですよメルクさん」

 

「大丈夫よ黙示録の三騎士が貴女達を見たらすぐ使うように改変しているし使って戦いが終わればそれらの記憶は消えるから」

 

 

「仮にそうだったとしても危険ですよ」

 

 

「それでも私は見たいのよ。メガビョーゲンを倒す貴女達をね」

 

 

「それじゃあ私は帰るわね」

 

 

そう言って、メルクは消えた。

 

「確かにそう言う事も考えらますね」

 

その後2組のプリキュアは、簡易ゲートを使いお墓戦艦に帰還したのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

戦いの後お墓戦艦にて

「「皆さんお疲れ様です」」

 

「うん光さんとゆいさんもお疲れ様」

 

「光さん僕達がメガビョーゲンとヤラネーダと戦っている頃の帝国華撃団の様子の映っている映像ある?」

 

直哉が光に聞く。

 

「ありますよ」

 

光がそう言い映像を再生した。

 

「全員が揃ったので進めます。由利さん映像をお願いします」

 

「了解」

 

!!

 

「「「「何なんですか?あれは」」」」

 

「ふむ君達の反応から考えると、現在花やしき遊園地を襲っている2体の怪物は正真正銘の謎の怪物になりますね」

 

「それじゃ帝都はあの怪物達に・・・」

 

「直哉君私達は出撃しないの?」

 

真宮寺さくらが紫藤直哉に聞く。

 

「ええ、今回の異世界からの敵は、かつて真宮寺直哉君の世界で戦った敵達とくらべても異常です。まるで未知の世界との遭遇のような感じです」

 

「「「未知の世界」」」

 

「ええ、僕達の世界は真宮寺直哉君がいる7人世界をアレンジした世界だと僕達の世界の管理者が教えてくれたのです」

 

!!

 

「その違いは7人世界には呪術が入ったのです」

 

「「「「呪術?」」」」

 

「勿論それぞれの世界に異文化として受け入れる事は可能ですからね」

 

「ですから7人世界との交流は出来たのですが、今回はその交流は駄目と言われたので帝国華撃団としては動く事はしません」

 

「あ、謎の怪物消滅しました」

 

「椿さん月組に花やしき遊園地の調査を依頼して下さい」

 

「了解です」

 

映像終了・・・

 

「成程のどかさんの予想通りこちらの管理者が動きを封じてくれたのですね」

 

「それで直哉さん私達は一度融合世界に戻るんですか?」

 

和実ゆいが、直哉に聞く。

 

「とりあえず管理者の神殿に戻りますよ」

 

時を少し戻して・・・

 

「「「「何なんですか?あれは」」」」

 

「ふむ君達の反応から考えると、現在花やしき遊園地を襲っている2体の怪物は正真正銘の謎の怪物になりますね」

 

「それじゃ帝都はあの怪物達に・・・」

 

「直哉君私達は出撃しないの?」

 

真宮寺さくらが紫藤直哉に聞く。

 

「ええ、今回の異世界からの敵は、かつて真宮寺直哉君の世界で戦った敵達とくらべても異常です。まるで未知の世界との遭遇のような感じです」

 

「「「未知の世界」」」

 

「ええ、僕達の世界は真宮寺直哉君がいる7人世界をアレンジした世界だと僕達の世界の管理者が教えてくれたのです」

 

「ええ、彼等にメガビョーゲンとヤラネーダを知られるのはまずないと思いますが前回のような事には極力避けたいので」

 

その時過去の世界の直哉が思い出す。

 

「君達少しいいかな?」

 

 

「「「「はい」」」」

 

 

「単刀直入に聞くけど君達は一体何者なんだ?」

 

 

「それは未来が見える直哉さんが、何故私達に聞くんですか?」

 

 

 

!!

 

「何故君達が僕の能力の事を・・・知っている?」

 

 

「未来が見える事は、ほとんど知られて無いのに」

 

 

「その能力を使って私達の事を知れないと言う現実を見てください。紫藤直哉さん」

 

「私達は、真宮寺直哉君の7人世界と貴方の世界幼馴染世界が滅んだ後に出来た世界の住人だからですよ」

 

「なっ馬鹿な僕達の世界と7人世界が滅ぶありえない」

 

 

「残念だけどその子達の言葉は事実よ直哉」

 

 

「その声はメルク」

 

 

紫藤直哉がそう言うと、メルクが現れた。

 

 

「あ、メルクさん」

 

「久しぶりね花寺のどかとラビリンそして融合世界の紫藤直哉君」

 

 

!!

 

「メルクさんまさか記憶があるんですか?」

 

「ええ、あるわよと言うより貴女達の世界の彼女から連絡があってここに来たのよ」

 

 

「ええ――じゃあ彼女は知ってるんですね?」

 

 

「ええ管轄外だから動いてないだけよ。それにしても紫藤直哉君出て来てよ」

 

 

「はいわかりました。メルクさん」

 

 

 

そう言って、融合世界の紫藤直哉12歳が何もない所から現れる。

 

!!

 

 

「僕より小さいけど、僕に似ている」

 

 

「お久しぶりですねメルクさん僕はあちらの幼馴染世界かと思ってましたけど違いましたね?」

 

 

「実はね今君達がいる時代は、私が少し手を加えたの」

 

「「成程」」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

管理者の神殿に帰還後トワとの話し合い前編

「お帰りなさい直哉。少し帰還が早くない?」

 

「ええ、トワの連絡後メガビョーゲンとヤラネーダを浄化して融合世界のバテデモーダとバトラーを撃退後のこちらの映像を見て下さい」

 

 

「ですから7人世界との交流は出来たのですが、今回はその交流は駄目と言われたので帝国華撃団としては動く事はしません」

 

「あ、謎の怪物消滅しました」

 

「椿さん月組に花やしき遊園地の調査を依頼して下さい」

 

「了解です」

 

映像停止・・・

 

「え、これはどういう事?私達はあの時代のメルクに頼んでないわよ」

 

「そうなんですね、やはり僕自身もおかしいとおもい一旦戻って来たんですよ」

 

 

「正確に言えば生死不明の行方不明だな。あくまで融合世界を一時的に封印状態にした事で、隼人を形成する魂が過去の紫藤直哉の元に向かった事が原因ではと考えている」

 

「成程それでは、僕達がナノビョーゲンを浄化すると隼人叔父さんとしての復活が出来なくなると言う事ですか?」

 

「ええ、そうなんだけどねでもナノビョーゲンを浄化しなければ新たな可能性の幼馴染世界が誕生するのよね」

 

「それはそれで困りますね」

 

「そうなのよね、仮にさっき言ったように新たな幼馴染世界が誕生した場合今の所は融合世界と関わる可能性は限りなく低いから私達としては貴方達を時の庭園には行かせない方が良いという考えなのよ」

 

「成程確かにそうかもしれませんね」

 

「トワ貴女が本当に僕達を止める時はプレシア・テスタロッサの時のように動きますが・・・」

 

「「「直哉君どうしたの?」」」

 

「皆さんこの緊急警報は本来ならここでなる事は無いんです」

 

「「「「「「「「「「「ええーー」」」」」」」」」」」

 

「「「「「それってつまり」」」」」

 

「そうです本当の乱入者がこの世界に現れたようです」

 

3組のプリキュアは念の為に変身をしておいてください」

 

直哉がそう言うとトワからの通信が来た。

 

「大変よ直哉融合世界のバテデモーダの力を使って原作世界のバテデモーダとバトラーが貴方達のいる世界に行ったわ」

 

「わかりました。光ちゃんとゆいちゃんは至急2人の捜索と言うか大帝国劇場の情報からバテデモーダとバトラーの現在位置を見つけて」

 

「「はい」」

 

「あの時の通信の時にメルクさんを通しているのならあの時に言う筈ですしね」

 

「まあ、私が忘れていたりする場合もあるけど」

 

「そうですねですが・・・」

 

 

「ですから7人世界との交流は出来たのですが、今回はその交流は駄目と言われたので帝国華撃団としては動く事はしません」

 

「あ、謎の怪物消滅しました」

 

「椿さん月組に花やしき遊園地の調査を依頼して下さい」

 

「了解です」

 

「あの時の紫藤直哉さんの言った管理者は紫藤直哉さんと帝国華撃団に接触するなと言ってたので、少なくともメガビョーゲンとヤラネーダを知らないと明確にそう言う事は言えないと思うのですが」

 

「確かにね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

管理者の神殿に帰還後トワとの話し合い後編

「ですから7人世界との交流は出来たのですが、今回はその交流は駄目と言われたので帝国華撃団としては動く事はしません」

 

「あ、謎の怪物消滅しました」

 

「椿さん月組に花やしき遊園地の調査を依頼して下さい」

 

「了解です」

 

「あの時の紫藤直哉さんの言った管理者は紫藤直哉さんと帝国華撃団に接触するなと言ってたので、少なくともメガビョーゲンとヤラネーダを知らないと明確にそう言う事は言えないと思うのですが」

 

「確かにね」

 

「後アリシア・テスタロッサの生存のイベントかんれんですが・・・」

「笑ってる場合じゃないぞ、そこの4人君達も出るんだぞその舞台に」

 

「「「「え、嘘」」」」

 

「いいえ、本当です、ちなみにここで生活する時は、一切の魔法の使用を禁止します」

 

 

「「「「ええーーーーー」」」」

 

「いいですね」

 

「「「「はい、わかりました」」」」

 

「もし破った場合は各部隊長に、罰金を払ってもらいますから」

 

「「え、お兄ちゃん、兄さん本気?」」

 

「当然ですよ、なのはもフェイトも部隊長なのだからね」

 

 

「直哉君厳しすぎない?」

 

「ならさくらちゃんが、フェイトの罰金代わりに払う?」

 

!!

 

「いやフェイトも大人だから私は払わないよ」

 

「そんなー姉さん」

 

 

「と言う事で今日は皆さん。ゆっくりしてて下さい、明日から舞台の練習を始めますので」

 

 

そしてなのはたち7人は、支配人室を出て行った。

 

「そうわかったわ。融合世界のオリジナルになるように向こうにいる響に伝えるわね」

 

「お願いしますトワ」

 

「それではトワ特殊遊撃部隊としての仕事は海鳴市で起きる予定の闇の書事件に対処できる体制を整える事ですか?」

 

「そうね、過去の紫藤直哉達のその後は気になるけど、何か融合世界に不都合が起きない限りスルーで良いと思うわ。元々過去の幼馴染世界に行った目的はアリシア・テスタロッサの生存の不都合がないかを調べる事が本来の目的だったしね」

 

「そうでしたねちなみにこういう展開でしたよ」

 

 

紫藤直哉サイド・・・

 

「あ、さくら、直哉お兄ちゃん着いたみたいだよ」

 

 

そして、さくら達は、プレシアと対面した。

 

「貴方達は誰?私とアリシアの憩いの時間を奪わないで」

 

「それは失礼しました。プレシアさん。僕達は、フェイトさんについて聞きたいだけです」

 

「・・・フェイトですって、ああ、あの出来損ないの粗悪品のことですか」

 

!!「粗悪品ですって、貴女は人間をなんだと思ってるの」

 

さくらがプレシアに向け、強い口調で言う。

 

「フェイトが人間ですって、あの子は、人間ではないわ、アリシアの記憶を持った只の人形よ」

 

 

直哉たちとプレシアの会話は、神武の通信機能で、なのはたちにも聞こえていた。

 

 

「私が、母さんにとって、只の人形だなんて・・・」

 

 

「・・・フェイトちゃん」

 

フェイトには、自分の母親であるプレシアの言葉がかなりショックだった。

 

 

そしてその直後、時の庭園に、衝撃が走った。

 

「どうやら時間のようです。アイリスみんなの所へテレポートお願い」

 

「うんお兄ちゃん」

 

直哉たちがテレポートした直後、時空管理局が、時の庭園にやって来た。

 

「おかしいわね何故プレシアしかいなかったのかしら」

 

 

そのころさくら達は無事に目的を果たし、いつもの生活に、戻っていた。

 

プレシア・テスタロッサは、管理局に逮捕された。

 

「そう言う流れだったのね」

 

「ええ、アリシア・テスタロッサの肉体は恐らくあの時に・・・」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第20章 第2部 過去からの来訪者編
まさかの逆調査開始前


特殊遊撃部隊が本来の融合世界に帰還後の過去の幼馴染世界では・・・

 

「メルク本当にあれでよかったんですか?」

 

 

「ふむ君達の反応から考えると、現在花やしき遊園地を襲っている2体の怪物は正真正銘の謎の怪物になりますね」

 

「それじゃ帝都はあの怪物達に・・・」

 

「直哉君私達は出撃しないの?」

 

真宮寺さくらが紫藤直哉に聞く。

 

「ええ、今回の異世界からの敵は、かつて真宮寺直哉君の世界で戦った敵達とくらべても異常です。まるで未知の世界との遭遇のような感じです」

 

「「「未知の世界」」」

 

「ええ、僕達の世界は真宮寺直哉君がいる7人世界をアレンジした世界だと僕達の世界の管理者が教えてくれたのです」

 

「ですから7人世界との交流は出来たのですが、今回はその交流は駄目と言われたので帝国華撃団としては動く事はしません」

 

「あ、謎の怪物消滅しました」

 

「椿さん月組に花やしき遊園地の調査を依頼して下さい」

 

「了解です」

 

「あの時はメルクの依頼で彼女達に任せましたけど」

 

「ええ、それで良いわよ。ねえ直哉貴方融合世界に行きたくない?」

 

「ええ――融合世界にですか?」

 

「そうよ」

 

「でもあの世界は、以前あった時に・・・」

 

「残念だけどその子達の言葉は事実よ直哉」

 

 

「その声はメルク」

 

 

紫藤直哉がそう言うと、メルクが現れた。

 

 

「あ、メルクさん」

 

「久しぶりね花寺のどかとラビリンそして融合世界の紫藤直哉君」

 

 

!!

 

「メルクさんまさか記憶があるんですか?」

 

「ええ、あるわよと言うより貴女達の世界の彼女から連絡があってここに来たのよ」

 

 

「ええ――じゃあ彼女は知ってるんですね?」

 

 

「ええ管轄外だから動いてないだけよ。それにしても紫藤直哉君出て来てよ」

 

 

「はいわかりました。メルクさん」

 

 

 

そう言って、融合世界の紫藤直哉12歳が何もない所から現れる。

 

!!

 

 

「僕より小さいけど、僕に似ている」

 

 

「お久しぶりですねメルクさん僕はあちらの幼馴染世界かと思ってましたけど違いましたね?」

 

 

「実はね今君達がいる時代は、私が少し手を加えたの」

 

「その後のイベントが終わった時に言いましたよね」

 

「融合世界の事は忘れるようにと」

 

「それなのに僕を過去に行かせてまさかまたメガビョーゲンを見る事になるなんて思わなかったですよ」

 

「ええ、でもメガビョーゲンを見てるのはあの時間軸の直哉だけだし仕方なかったのよ」

 

「まあ行けと言われれば行きますけど、良いんですか融合世界の場合米田健二の複製人間の立場である僕が行く事で、いらぬ混乱を与えるだけではないです?」

 

「僕としてもメルクの希望で来てくれた彼女達の世界を混乱させる原因にはなりたくないですよ」

 

「ああ、それは大丈夫よ」

 

「後から融合世界の管理者に連絡しておくから」

 

「・・・それなら良いですけど融合世界にどう行けばいいのでしょう?」

 

「それはこれを使うのよ」

 

そう言ってメルクは融合世界で使われている簡易ゲートを出した。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

過去の幼馴染世界からの通信1

時を少し戻して・・・

 

「確かにね」

 

その時レイが慌ててやって来た。

 

「おいトワ過去のメルクから通信だぞ」

 

「「ええーー」」

 

「やあトワちゃん元気?」

 

「何の用事なのメルク」

 

「うん過去の紫藤直哉達を融合世界の中心世界に行かせたから宜しくね」

 

「はあーー」

 

そしてメルクがその経緯を話す。

 

 

「その後のイベントが終わった時に言いましたよね」

 

「融合世界の事は忘れるようにと」

 

「それなのに僕を過去に行かせてまさかまたメガビョーゲンを見る事になるなんて思わなかったですよ」

 

「ええ、でもメガビョーゲンを見てるのはあの時間軸の直哉だけだし仕方なかったのよ」

 

「まあ行けと言われれば行きますけど、良いんですか融合世界の場合米田健二の複製人間の立場である僕が行く事で、いらぬ混乱を与えるだけではないです?」

 

「僕としてもメルクの希望で来てくれた彼女達の世界を混乱させる原因にはなりたくないですよ」

 

「ああ、それは大丈夫よ」

 

「後から融合世界の管理者に連絡しておくから」

 

「・・・それなら良いですけど融合世界にどう行けばいいのでしょう?」

 

「それはこれを使うのよ」

 

そう言ってメルクは融合世界で使われている簡易ゲートを出した。

 

「そう言う訳で家の直哉と紫藤なのはを送ったからよろしくね」

 

「なっちょっと待ちなさいメルク」

 

「貴女これが目的で直哉達の戦いに対して手をだすなと言ったの」

 

「あの時の紫藤直哉さんの言った管理者は紫藤直哉さんと帝国華撃団に接触するなと言ってたので、少なくともメガビョーゲンとヤラネーダを知らないと明確にそう言う事は言えないと思うのですが」

 

「そうよ、トワちゃんが勝手に私達の世界に特殊遊撃部隊を送って来るからよ」

 

「それはこちらでも確認しないといけない事があって」

 

「何があったの?」

 

そしてトワが話す。

 

 

「貴方達は誰?私とアリシアの憩いの時間を奪わないで」

 

「それは失礼しました。プレシア女史。貴女を逮捕する前にフェイトさんについて聞きたいだけです」

 

「・・・フェイトで時空管理局が、あの出来損ないの複製人間の事を気にするなんて不思議ね」

 

「それは僕も同意はするが、彼女にも自分の意思があるのでねプリシア女史の言う複製人間にもね、だから確認する貴女にとってフェイト・テスタロッサは何になる?」

 

「それは・・・出来の悪い人形よ」

 

クロノとプレシアの会話は、の通信機能で、なのはたちにも聞こえていた。

 

「私が、母さんにとって、只の人形だなんて・・・」

 

「・・・フェイトちゃん」

 

フェイトには、自分の母親であるプレシアの言葉がかなりショックだった。

 

「そうか・・・ならプレシア・テスタロッサ貴女を逮捕する」

 

「そうはいかないわ。私はアルハザードに行くのよ。アリシアと共にね」

 

そう言ってプレシア・テスタロッサは、アリシアの亡骸を抱え虚数空間に落ちようとした時、死んでいる筈のアリシアが喋った。

 

「アルハザードに行くのなら1人で行ってねお母さま」

 

!!

 

「アリシアーーー」

 

そしてプレシア・テスタロッサは1人虚数空間に落ちて行くのだった。

 

「ふむそう言う事ね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

過去の幼馴染世界からの通信2

今回7人世界の話が回想で出ます

ご了承ください。


「成程そう言う理由なのね」

 

「ええ、一応ヒミコとイヨもこちらの世界の管理者の一員だからね」

 

「ふむまさかイヨちゃんが魔法に興味を持つとはね」

 

「まあそれは仕方ないと思うわよ」

 

「どうしてよ?」

 

「あの頃は7人世界の立場が米田健二一派側だったのでしょう?レイから聞いているわ」

 

「ああ、それは・・・間違いないわね」

 

そう言いながらメルクは思い出す。

 

 

仲間達に助けられ、天守閣に、辿り着いた二人の直哉と、二人のさくらだったが、天守閣にいる二人の人物を見た時、真宮寺姉弟の表情が変わっていった。

 

「何故貴方がここに・・・」

 

「まさかこんな事が・・・」

 

「久しぶりだな、直哉」

 

「お久しぶりです。さくらさん」

 

「何故貴方達がここにいる!!答えろ米田健二、真宮寺桜花」

 

 

「「「「「「「これが米田健二それに後の紫藤桜花さん」」」」」」

 

 

「「「若い」」」

 

 

「そう言えば僕ものどかさん達と一緒で米田健二見るのは初めてですね」

 

 

そして守護者達は映像を見る。

 

 

「チッこのままじゃ、さくらちゃん」

 

「うん、直哉君」

 

桜武は、双武弐式と真双焔武の間に入った。

 

「二人をやらせるわけには、行きません」

 

「誰だお前たちは?桜花やりなさい」

 

「はいお父さん。破邪剣征・桜花爛漫」

 

「「うわあああ。」」「「きゃあああ。」」

 

 

双武弐式が放った必殺技を受けた桜武と、真双焔武は、互いに近くで倒れていた。

 

「大丈夫?さくらちゃん」

 

「うん、直哉君」

 

桜武は、立ち上がったが、真双焔武はまったく動かなかった。

 

 

「「「「「ああ、負けちゃんの健二に」」」」」」

 

 

「お前邪魔だ、消えろ」

 

「「破邪剣征.桜花天昇」」

 

「うわああ」

 

「きゃあああ」

 

「直哉さん、さくらさん」

 

桜武は吹き飛ばされた。

 

「確かに最終的には勝つけど真宮寺姉弟は米田健二と戦うのは戸惑っていたわね」

 

「だからよ真宮寺直哉より紫藤直哉の立場が米田健二に対抗できる立場だったんでしょ」

 

「そうだったわね」

 

「やっぱりあの出会いのせい?」

 

 

「あら貴女たちどうしたの?私の顔をずっと見てるけど?」

 

「あ、何でもないです。ごめんなさい」

 

「そう、それならいいけど」

 

「さくらお姉ちゃんどうしたの?あれこの子達だれ?」

 

「あ、そう言えば名前を聞いてなかったわね、私は、真宮寺さくらよ、よろしくね」

 

 

「僕は真宮寺直哉だよよろしくね」

 

「僕の名は、コクリコ、そして僕の隣にいる子が桜花だよ」

 

「そう言えば、君達どうして、こんな所にいたの?

 

 

さくらがコクリコに聞く。

 

 

「そうだ、撲たち人を探してるんだ、ジェミニて言う子なんだけど、知らない?」

 

「あ、お姉ちゃんあの子の事じゃない、アメリカから来たと言ってる赤毛の女の子」

 

「「それだーーー」」

 

「さくらお姉ちゃんあの子達の後ろに二人いるから気をつけて」

 

「わかったわ、直哉君」

 

直哉とさくらは、後を付ける人物を警戒しながら、4人はジェミニのいる大帝国劇場に向かった。

 

 

暫くして・・・

 

 

「そろそろ話してくれない?コクリコ、桜花それにそこにいる二人」

 

直哉がそう言うと、コクリコたちの背後から、健二たちが出てきた。

 

「え、嘘私がもう一人いるーー」

 

直哉と一緒にいたさくらは、もう一人の自分を見た時驚いていた。

 

「さくらお姉ちゃんこの人たちにあったことは秘密にしたほうが、いいみたいだよ」

 

「ええ、わかったわ」

 

「話が早くて、助かるぜ、直哉ここは太正12年だよな」

 

「ええ、ですけど、ここは貴方達の世界ではないと思いますよ」

 

 

「どういう事だ?」

 

「ここは、サクラ大戦7人目の隊員と言う作品の世界ですから」

 

「「「「何だってーー」」」」

 

「多分この世界で、アンタ達のことを、認識できるのは君達が、探してるジェミニと、僕たちと、君達の追っている邪神巫女と言う奴だけだろう」

 

「直哉君は何故、邪神巫女の事を知っている?」

 

「ごめんなさい健二さん。それはこのリングの力なんです」

 

「恐らくね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

過去の幼馴染世界からの通信3

「あの頃の米田健二は、まだ無害の状態だったとレイから聞いてるし」

 

「そうか、この運命の出会いが文字通り米田健二の運命を変えたのね」

 

「皮肉な事に7人世界も幼馴染世界もその影響を受けて消滅したけどね」

 

「あのー2人共昔話も良いですけど・・・本来の話をしませんか?」

 

「「はっそう言えば忘れてたわ」」

 

「2人共忘れてたんですか?」

 

「「うん、どこまで言ってた?」」

 

「やあトワちゃん元気?」

 

「何の用事なのメルク」

 

「うん過去の紫藤直哉達を融合世界の中心世界に行かせたから宜しくね」

 

「はあーー」

 

そしてメルクがその経緯を話す。

 

「僕としてもメルクの希望で来てくれた彼女達の世界を混乱させる原因にはなりたくないですよ」

 

「ああ、それは大丈夫よ」

 

「後から融合世界の管理者に連絡しておくから」

 

「・・・それなら良いですけど融合世界にどう行けばいいのでしょう?」

 

「それはこれを使うのよ」

 

そう言ってメルクは融合世界で使われている簡易ゲートを出した。

 

「そう言う訳で家の直哉と紫藤なのはを送ったからよろしくね」

 

「なっちょっと待ちなさいメルク」

 

「貴女これが目的で直哉達の戦いに対して手をだすなと言ったの」

 

「あの時の紫藤直哉さんの言った管理者は紫藤直哉さんと帝国華撃団に接触するなと言ってたので、少なくともメガビョーゲンとヤラネーダを知らないと明確にそう言う事は言えないと思うのですが」

 

「そうよ、トワちゃんが勝手に私達の世界に特殊遊撃部隊を送って来るからよ」

 

「それはこちらでも確認しないといけない事があって」

 

「何があったの?」

 

そしてトワが話す。

 

「「ああ、思い出したわ」」

 

「それでメルクさん今回19歳のなのはさんと紫藤直哉さんを融合世界の中心世界に送った理由は、以前こちら側の要請した事に対するお返しですか?」

 

直哉がメルクに聞く。

 

「そうよ私の命もわずかだし幼馴染世界の直哉を通して私達の上司が作りたかった世界を見たいのよ」

 

「成程・・・トワどうします?」

 

「そうね直哉はのどか達だけを連れて、メルクが送り出した2人と中心世界で合流して」

 

「君達少しいいかな?」

 

 

「「「「はい」」」」

 

 

「単刀直入に聞くけど君達は一体何者なんだ?」

 

 

「それは未来が見える直哉さんが、何故私達に聞くんですか?」

 

 

 

!!

 

「何故君達が僕の能力の事を・・・知っている?」

 

 

「未来が見える事は、ほとんど知られて無いのに」

 

 

「その能力を使って私達の事を知れないと言う現実を見てください。紫藤直哉さん」

 

「私達は、真宮寺直哉君の7人世界と貴方の世界幼馴染世界が滅んだ後に出来た世界の住人だからですよ」

 

「なっ馬鹿な僕達の世界と7人世界が滅ぶありえない」

 

 

「残念だけどその子達の言葉は事実よ直哉」

 

 

「その声はメルク」

 

 

紫藤直哉がそう言うと、メルクが現れた。

 

 

「あ、メルクさん」

 

「久しぶりね花寺のどかとラビリンそして融合世界の紫藤直哉君」

 

 

!!

 

「メルクさんまさか記憶があるんですか?」

 

「ええ、あるわよと言うより貴女達の世界の彼女から連絡があってここに来たのよ」

 

 

「ええ――じゃあ彼女は知ってるんですね?」

 

 

「ええ管轄外だから動いてないだけよ。それにしても紫藤直哉君出て来てよ」

 

「あの時の記憶を持つ紫藤直哉とならあの子達が良いわよ」

 

「確かにそうですね」

 

「ですが合流後はどうすれば?」

 

「ああそれならそちらの世界の事件に参加させてね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

融合世界に来た2人の来訪者との合流へ前編

融合世界の中心世界にて・・・

 

「すみませんのどかさん達海鳴市に行く準備中に突発の依頼をする事になって」

 

「ううんそれは良いんだけど、その依頼がメルクさんからなの?」

 

「ええ、そうです」

 

 

「残念だけどその子達の言葉は事実よ直哉」

 

 

「その声はメルク」

 

 

紫藤直哉がそう言うと、メルクが現れた。

 

 

「あ、メルクさん」

 

「久しぶりね花寺のどかとラビリンそして融合世界の紫藤直哉君」

 

 

!!

 

「メルクさんまさか記憶があるんですか?」

 

「ええ、あるわよと言うより貴女達の世界の彼女から連絡があってここに来たのよ」

 

 

「ええ――じゃあ彼女は知ってるんですね?」

 

 

「ええ管轄外だから動いてないだけよ。それにしても紫藤直哉君出て来てよ」

 

「あの時の記憶を持つ紫藤直哉とならあの子達が良いわよ」

 

「確かにそうですね」

 

「ですが合流後はどうすれば?」

 

「ああそれならそちらの世界の事件に参加させてね」

 

「そう言われまして」

 

「「「ええーーー」」」

 

のどか達が直哉の言葉に驚く。

 

「じゃあ、直哉っち紫藤直哉さん達と合流したら一緒に海鳴市に行くの?」

 

「ええ、メルクさんがそれを希望してるのでそういう事になります」

 

「でも大丈夫なの?」

 

「ちゆさんの心配もわかりますが、皆さん思い出してください」

 

 

「恐らくそうなのでしょうね、トワとメルクさんによって今自分達が、存在してても違和感の無いようにしたんでしょうね」

 

「「「「成る程」」」」

 

 

「それと、白騎士と赤騎士を7人世界の使った理由は、僕達は白騎士とこちらの直哉さんは赤騎士と繋がりがそれなりにあったからだと思いますよ」

 

 

「「「「「「「「成る程」」」」成る程ね」」」」」」

 

「君達が、ここで3体のメガビョーゲンを浄化したから赤騎士も消えたんだね」

 

「「「あ、直哉さん」」」

 

「「パパ」」

 

「飛鳥と薫向こうに行っても元気でね」

 

「「うん」」

 

「直哉君この子達誰?そんな事よりジェミニと合流しよ」

 

「わかったよさくらちゃん」

 

 

その時融合世界から来た全員が光に包まれた。

 

「今回来ている紫藤直哉さん達はあの時の記憶を持っているので」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「それでは、直哉その2人は中心世界にどこにいるんですか?」

 

「それはわかりません」

 

「「「ええーーーわからないの?」」」

 

「はい一応大雑把に融合世界の中心世界としか聞いていないのでまずはそこからです」

 

その頃過去の幼馴染世界から来た2人は・・・

 

「うわあ、ここが未来の世界なんだね。それでも帝都は変わらないね」

 

「そうだねなのは。この感じだと大神さんは巴里に、行ってるみたいだね」

 

「そうなんだ、異世界の大神さんに会いたかったなあ」

 

「でもお兄ちゃん。この世界のお兄ちゃんと同じ立場の人はどこにいるんだろう?」

 

「もしかすると彼女達は帝都に住んでいないのかもね」

 

「住んでいない?」

 

 

「あ、君達3人どこかで会ってない?」

 

 

「「どうやら復活した世界の幼馴染世界ではなさそうね」そうだねちゆちゃん」

 

 

「あ――思い出したお兄さんのどかっちに恥ずかしい事言ったお兄さん」

 

 

!!

 

「直哉君どういう事?」

 

「お兄ちゃん嘘言わないでね」

 

 

ひなたの一言でさくらとなのはが直哉を追いつめる。

 

 

「わかったよ話すよ」

 

 

そして直哉は話し出す。

 

 

そして紫藤直哉がのどか達に追いついた。

 

 

「すまないそこの赤い髪の女の子確認したいことがあるんで胸を見せてほしい」

 

 

「「「ええーーー」」」

 

「お兄さんそれはしたらだめだよ」

 

 

 

ひなたが直哉に向けて言う。

 

 

「え、ああごめん。赤い髪の女の子の体に異質な霊力があるからね。よければ取ってあげようと思ったんだ」

 

 

「のどかの体の異質な霊力は直哉君の魂ね恐らく」

 

「それってまずいんじゃ」

 

 

「どうかな?僕なら取り出せて君を開放出来るけど?」

 

「・・・すみませんが、私に宿るこの霊力は大事な物なので手放す事はしません」

 

 

「おお、のどかっち言い切った」

 

 

「どうして断るんだい?このまま放置してたら、君の体に害を及ぼすかもしれないんだよ」

 

!!

 

 

「そんなこと絶対ありません。もう付いて来ないでください」

 

 

そう言ってのどかは紫藤直哉から逃げ出した。

 

 

 

「「・・・なのはちゃん許可するわ」はいさくらさん」

 

「お兄ちゃん女の子に何言ってんの?ディバインバスター――」

 

 

「ギャアアア」

 

 

そして話を終えた直哉は、義理の妹のなのはによって制裁を受けたのだった。

 

「なのはこの時の事覚えてる?」

 

紫藤直哉がなのはに聞く。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

融合世界に来た2人の来訪者との合流へ中編1

「どうして断るんだい?このまま放置してたら、君の体に害を及ぼすかもしれないんだよ」

 

!!

 

 

「そんなこと絶対ありません。もう付いて来ないでください」

 

 

そう言ってのどかは紫藤直哉から逃げ出した。

 

 

 

「「・・・なのはちゃん許可するわ」はいさくらさん」

 

「お兄ちゃん女の子に何言ってんの?ディバインバスター――」

 

 

「ギャアアア」

 

 

そして話を終えた直哉は、義理の妹のなのはによって制裁を受けたのだった。

 

「なのはこの時の事覚えてる?」

 

紫藤直哉がなのはに聞く。

 

「うんお兄ちゃんが襲う寸前だった話でしょ」

 

「う、メルクさんが言ってたんだけど未来のこの世界には複数の世界が1つの世界を形成しているらしいんだ」

 

「へえ、そうなんだつまりお兄ちゃんあの時に会ったあの子達がここの世界の人間だと思ってるんだね?」

 

「ああ」

 

「君達少しいいかな?」

 

 

「「「「はい」」」」

 

 

「単刀直入に聞くけど君達は一体何者なんだ?」

 

 

「それは未来が見える直哉さんが、何故私達に聞くんですか?」

 

!!

 

「何故君達が僕の能力の事を・・・知っている?」

 

 

「未来が見える事は、ほとんど知られて無いのに」

 

 

「その能力を使って私達の事を知れないと言う現実を見てください。紫藤直哉さん」

 

「私達は、真宮寺直哉君の7人世界と貴方の世界幼馴染世界が滅んだ後に出来た世界の住人だからですよ」

 

「なっ馬鹿な僕達の世界と7人世界が滅ぶありえない」

 

「今ならあの子が言っていた7人世界と僕達の幼馴染世界が無くなった後の世界と言うのが実感するな」

 

「お兄ちゃんどうしたの?」

 

「何でも無いよなのは」

 

「でも帝都に関しては、そんなに変わらないね」

 

「そうだねまあ、帝都に関しては急激に変わる事は無いよ」

 

「そうなんだなら。大帝国劇場に行って見ない?」

 

「はいはいわかったよ」

 

そして2人は、融合世界の大帝国劇場に向かった。

 

その頃のどか達は・・・

 

「でも紫藤直哉さん達はどこにいるのかな?」

 

「恐らく大帝国劇場に向かっていると思いますよ」

 

 

「「「「えええーーーどうして皆さんがここにいるんですか」」」」

 

「カンナさん」

 

「よッまた会ったなスバル」

 

スバルは昨日よく話したカンナが居る事に驚いていた。

 

「大神さん」

 

「エリオおはよう」

 

エリオは昨日相談に乗ってくれた大神が居る事に驚いていた。

 

「アイリスちゃんどうしてここにいるの?」

 

 

「キャロちゃんごめんねまだ言えないんだ」

 

キャロは比較的年の近い、アイリスが居る事に驚いていた。

 

 

「・・・紫藤直哉さん貴方達は一体?」

 

「ティアナさん僕達は、大帝国劇場のスタッフや役者ですが、もう一つの顔があるんです」

 

 

「もう一つの顔・・・?」

 

 

「それは帝都の平和を守るために結成された組織、帝国華撃団花組なのです」

 

「改めて自己紹介しますね、僕は帝国華撃団総司令官の紫藤直哉です」

 

「「「「ええええーーー総司令官」」」」

 

4人は直哉の言葉を聞き、驚いていた。

 

「あの人達がこちらの世界で知っている場所は大帝国劇場だけですし」

 

「「「「成程」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

融合世界に来た2人の来訪者との合流へ中編2

大帝国劇場前・・・

 

「「「「あ、見つけた」」」」

 

のどか達となのはと紫藤直哉がそれぞれそう言った。

 

「やっぱり君達はこの時代の人間だったんだね」

 

「「「「ええ、お久しぶりです。紫藤直哉さん」」」」」

 

「今回はメルクさんの依頼でこちらに来たとの事でよろしいですか?」

 

「ああ、間違いないよ」

 

 

「ええ、僕達の世界は真宮寺直哉君がいる7人世界をアレンジした世界だと僕達の世界の管理者が教えてくれたのです」

 

「ですから7人世界との交流は出来たのですが、今回はその交流は駄目と言われたので帝国華撃団としては動く事はしません」

 

「あ、謎の怪物消滅しました」

 

「椿さん月組に花やしき遊園地の調査を依頼して下さい」

 

「了解です」

 

「あの時はメルクの依頼で彼女達に任せましたけど」

 

「ええ、それで良いわよ。ねえ直哉貴方融合世界に行きたくない?」

 

「ええ――融合世界にですか?」

 

「そうよ」

 

 

「それなのに僕を過去に行かせてまさかまたメガビョーゲンを見る事になるなんて思わなかったですよ」

 

「ええ、でもメガビョーゲンを見てるのはあの時間軸の直哉だけだし仕方なかったのよ」

 

「まあ行けと言われれば行きますけど、良いんですか融合世界の場合米田健二の複製人間の立場である僕が行く事で、いらぬ混乱を与えるだけではないです?」

 

「僕としてもメルクの希望で来てくれた彼女達の世界を混乱させる原因にはなりたくないですよ」

 

「ああ、それは大丈夫よ」

 

「後から融合世界の管理者に連絡しておくから」

 

「・・・それなら良いですけど融合世界にどう行けばいいのでしょう?」

 

「それはこれを使うのよ」

 

そう言ってメルクは融合世界で使われている簡易ゲートを出した。

 

「そう言う事で僕達はここに来たんだけど君達は?」

 

「私達はトワさんの依頼で」

 

「そうよ、トワちゃんが勝手に私達の世界に特殊遊撃部隊を送って来るからよ」

 

「それはこちらでも確認しないといけない事があって」

 

「何があったの?」

 

そしてトワが話す。

 

「「ああ、思い出したわ」」

 

「それでメルクさん今回19歳のなのはさんと紫藤直哉さんを融合世界の中心世界に送った理由は、以前こちら側の要請した事に対するお返しですか?」

 

直哉がメルクに聞く。

 

「そうよ私の命もわずかだし幼馴染世界の直哉を通して私達の上司が作りたかった世界を見たいのよ」

 

「成程・・・トワどうします?」

 

「そうね直哉はのどか達だけを連れて、メルクが送り出した2人と中心世界で合流して」

 

「あの時の記憶を持つ紫藤直哉とならあの子達が良いわよ」

 

「確かにそうですね」

 

「ですが合流後はどうすれば?」

 

「ああそれならそちらの世界の事件に参加させてね」

 

「私達はトワさんとメルクさんにそう言われて紫藤直哉さんと紫藤なのはさんを迎えに来たんです」

 

「「成程」」

 

「それでメルクが言っていた僕となのはが参加していいと言った事件は何だい?」

 

「「「それは・・・」」」

 

「「それは?」」

 

「それは闇の書事件事件の事ですよ」

 

!!

 

「そちらの直哉さんは変則的な形で関りを持ったと思いますが」

 

「直哉君君も来てくれたのか」

 

「ええ、仕事としてですけど」

 

「そうか」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

融合世界に来た2人の来訪者との合流へ後編

「私達はトワさんとメルクさんにそう言われて紫藤直哉さんと紫藤なのはさんを迎えに来たんです」

 

「「成程」」

 

「それでメルクが言っていた僕となのはが参加していいと言った事件は何だい?」

 

「「「それは・・・」」」

 

「「それは?」」

 

「それは闇の書事件事件の事ですよ」

 

!!

 

「そちらの直哉さんは変則的な形で関りを持ったと思いますが」

 

「直哉君君も来てくれたのか」

 

「ええ、仕事としてですけど」

 

「そうか」

 

その後全員が鶯谷にある直哉の家に向かった。

 

 

「まずこの映像を見て下さい」

 

 

「貴方達は誰?私とアリシアの憩いの時間を奪わないで」

 

「それは失礼しました。プレシア女史。貴女を逮捕する前にフェイトさんについて聞きたいだけです」

 

「・・・フェイトで時空管理局が、あの出来損ないの複製人間の事を気にするなんて不思議ね」

 

「それは僕も同意はするが、彼女にも自分の意思があるのでねプリシア女史の言う複製人間にもね、だから確認する貴女にとってフェイト・テスタロッサは何になる?」

 

「それは・・・出来の悪い人形よ」

 

クロノとプレシアの会話は、の通信機能で、なのはたちにも聞こえていた。

 

「私が、母さんにとって、只の人形だなんて・・・」

 

「・・・フェイトちゃん」

 

フェイトには、自分の母親であるプレシアの言葉がかなりショックだった。

 

「そうか・・・ならプレシア・テスタロッサ貴女を逮捕する」

 

「そうはいかないわ。私はアルハザードに行くのよ。アリシアと共にね」

 

そう言ってプレシア・テスタロッサは、アリシアの亡骸を抱え虚数空間に落ちようとした時、死んでいる筈のアリシアが喋った。

 

「アルハザードに行くのなら1人で行ってねお母さま」

 

!!

 

「アリシアーーー」

 

そしてプレシア・テスタロッサは1人虚数空間に落ちて行くのだった。

 

!!

 

「「何故アリシア・テスタロッサちゃんが生きているの」」

 

この映像は融合世界の中にある海鳴市でつい先日に起きたので」

 

「成程ね、だから君達は僕達の世界に来ていたのか?」

 

「ええ、アリシア・テスタロッサの生存が融合世界のオリジナルなら問題はないですが7人世界や幼馴染世界で行われていた場合トワやレイが全面的に対処する事態に発展するかもしれない可能性がありましたから」

 

「成程原初の世界の米田健二の復活か」

 

「恐らくそうだと思います」

 

「正直僕達は融合世界によって作られた世界の住人なので、原初の世界や貴方達の幼馴染世界に関しては、トワさんやレイさんも喋る事がなかったので」

 

「僕達も必要と言われたら過去の世界に行く事があります」

 

「ふむ確かに君達の融合世界は、ヒミコとイヨそしてメルクとレイがそれぞれの世界を作り出した最終段階が融合世界みたいな世界にする事だったらしいよ」

 

「そう言う理由でしたか」

 

「ならば融合世界が4人の神達の最終目標だとすると・・・今後は」

 

「そんなのは考えてないわよ」

 

「「「「トワさん」」」」

 

突然トワが過去の紫藤直哉達の前に現れたのだった。

 

「君が融合世界の管理者なのかい?」

 

「管理者の1人のトワよ。そして貴方の双子の娘の敵だった者でもあるわね」

 

「何だって――」

 

過去から来た紫藤直哉はトワの言葉に驚愕していた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワと飛鳥と薫の関係を改めて聞く

「ふむ確かに君達の融合世界は、ヒミコとイヨそしてメルクとレイがそれぞれの世界を作り出した最終段階が融合世界みたいな世界にする事だったらしいよ」

 

「そう言う理由でしたか」

 

「ならば融合世界が4人の神達の最終目標だとすると・・・今後は」

 

「そんなのは考えてないわよ」

 

「「「「トワさん」」」」

 

突然トワが過去の紫藤直哉達の前に現れたのだった。

 

「君が融合世界の管理者なのかい?」

 

「管理者の1人のトワよ。そして貴方の双子の娘の敵だった者でもあるわね」

 

「何だって――」

 

過去から来た紫藤直哉はトワの言葉に驚愕していた。

 

「それじゃ君が飛鳥と薫敵で飛鳥達の世界を崩壊させたのは君か?」

 

「ああ、それは・・・貴方よ紫藤直哉」

 

「え、どういう事だい?」

 

「良いわこれからもう1つの貴女の可能性のあった過去を見せてあげる」

 

「「ええーーあの真宮寺さくらさんがお母さんなのーー」」

 

飛鳥の言葉に驚くのどかとラビリンだった。

 

「でもねパパとママは私達が生まれてすぐに死んだからね」

 

薫の割り込み発言に唖然とした二人だった。

 

「死んだって何かの病気で、こんなこと聞くのは駄目なのはわかってるけど)

 

 

「パパとママは殺されたのもう一人の紫藤直哉に」

 

「「ええーーどういう事ですか」」

 

「こら、薫そこまで言わないの」

 

「大丈夫だよ。飛鳥ちゃん私達もある意味中心世界の住人だから」

 

 

「それはそうかも知れないけど、のどかさんとラビリンは今までの経緯を詳しく知らないのよ」

 

「あ、そうだっけごめん」

 

飛鳥に指摘された薫はのどかとラビリンに謝った。

 

 

そしてのどかとラビリンは飛鳥と薫の話を最後まで聞いたのだった。

 

「でも私達は紫藤直哉君の過去を知らないといけない気がするんだ」

 

!!

 

「本当に飛鳥達の両親を僕が殺したのか?」

 

「正確には、闇堕ちした紫藤直哉だけどね」

 

「闇堕ちした僕だってーー」

 

「ええ、貴方達は暗殺されかけたのよ。そして紫藤直哉以外は全員が即死で、貴方は怒りによって米田健二の闇の力を解放したのよ」

 

!!

 

「貴方はメルクから聞いてるのでしょう?」

 

「自分の役目と使命を」

 

「ああ、それは僕達となのは達が協力して米田健二を倒しなさいと言われてるけど、融合世界そして新たな管理者の協力者の君達がいると言う事は僕達は米田健二に負けるんだね」

 

「いえ、貴方は闇堕ちした自分に負けるのよ」

 

「・・・そうか」

 

「米田健二とすら戦えないのか・・・」

 

「お兄ちゃん」

 

「まあ、私が言っているのは融合世界の存在を知らなかった紫藤直哉の末路よ」

 

!!

 

「「それって僕達の運命が変わった?」運命が変わったの?」

 

「ええ、変わったわ2人にとっては最悪かもしれないけどね」

 

「「「「え、まさかトワさん一時的に直哉さんに隼人さんの役割をさせる気ですか?」」」」

 

のどか達と融合世界の直哉がトワに聞く。

 

「ええ、一時的にその役割と言うか中心世界に限定するけどね」

 

「「「「成程」」」」

 

そしてトワは過去の紫藤直哉達に説明をした。

 

「「成程」」

 

「お兄ちゃんトワさんの依頼受けるの?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワの依頼と過去の紫藤直哉の答え

「・・・トワさん貴女の依頼を受けた場合のこちらのメリットは何ですか?」

 

「そうね貴方がメルクの依頼を遂行する時に何も気にしないで出来るようになるのがメリットかしら」

 

「そうですか」

 

そして過去の紫藤直哉はその時を思い出した。

 

「その後のイベントが終わった時に言いましたよね」

 

「融合世界の事は忘れるようにと」

 

「それなのに僕を過去に行かせてまさかまたメガビョーゲンを見る事になるなんて思わなかったですよ」

 

「ええ、でもメガビョーゲンを見てるのはあの時間軸の直哉だけだし仕方なかったのよ」

 

「まあ行けと言われれば行きますけど、良いんですか融合世界の場合米田健二の複製人間の立場である僕が行く事で、いらぬ混乱を与えるだけではないです?」

 

「僕としてもメルクの希望で来てくれた彼女達の世界を混乱させる原因にはなりたくないですよ」

 

「ああ、それは大丈夫よ」

 

「後から融合世界の管理者に連絡しておくから」

 

「・・・それなら良いですけど融合世界にどう行けばいいのでしょう?」

 

「それはこれを使うのよ」

 

そう言ってメルクは融合世界で使われている簡易ゲートを出した。

 

「別に貴方達がこちらの世界で動く事を制限するつもりはないから」

 

「「ええーー良いの?」良いのかい?」

 

「別に良いわよ過去の幼馴染世界から来る時にメルクが使った簡易ゲートには融合世界の滞在許可がないとそもそも渡せないから」

 

「そんな仕様になってたんですね」

 

「ええ、でもメガビョーゲンを見てるのはあの時間軸の直哉だけだし仕方なかったのよ」

 

「まあ行けと言われれば行きますけど、良いんですか融合世界の場合米田健二の複製人間の立場である僕が行く事で、いらぬ混乱を与えるだけではないです?」

 

「僕としてもメルクの希望で来てくれた彼女達の世界を混乱させる原因にはなりたくないですよ」

 

「ああ、それは大丈夫よ」

 

「後から融合世界の管理者に連絡しておくから」

 

「・・・それなら良いですけど融合世界にどう行けばいいのでしょう?」

 

「それはこれを使うのよ」

 

そう言ってメルクは融合世界で使われている簡易ゲートを出した。

 

「つまりあの時にメルクが簡易ゲートを出した時には既に許可がおりていたんですね」

 

「そう言う事よ。ただ過去の世界から来た人間の滞在は前例がないから貴方に、こちらの世界で行方不明になっている人物の代役をして貰いたいのよ」

 

「ちなみにその代役をする人物の名前は?」

 

「この映像を見て頂戴」

 

「貴方その感じだとブルーの時の記憶が戻ったのかしら?」

 

「ああとりあえずはな、紫藤直哉が闇墜ちしたというところまではな」

 

「成る程ね)

 

「レイにトワ、この融合世界をどうする気だ?」

 

「どうするとは?)

 

「お前達が再び4つの世界を作り、創造伸の望む世界を再構築するのが目的ではないのか?」

 

 

 

「それは違うわね、融合世界を作り上げたことで、私達は目的は果たした事になってるの)

 

「それじゃ、幼馴染世界が何故復活している?あの幼馴染世界が・・・」

 

 

「あの世界は俺が紫藤直哉からブルーになったことにより全ては消えた筈なのに」

 

「やはりあの世界は貴方が紫藤直哉だった頃の世界なのね」

 

「ああ、恐らくな飛鳥と薫が入れなかったんだろ?」

 

「この映像は融合世界の初期の頃で彼の前世は貴方よ」

 

「「ええーー」」

 

「正確には闇堕ちした紫藤直哉の方だけどね」

 

トワが笑顔でそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

過去の紫藤直哉の受けた衝撃

!!

 

「なっ馬鹿な僕の生まれ変わりはあの子じゃないのかい?」

 

「ええ、違うわよ」

 

「「ええーー」」

 

のどかとラビリンはトワの説明に驚いていた。

 

「じゃあトワさんとレイさんが直哉君と言う大元を作って、それに桜花さんの体内を借りて直哉君が生まれたのですか?」

 

「簡単に言えばその通りよ。だけど今回もこのままだと失敗になるわね」

 

 

「「え、失敗」」

 

「まさか直哉君を殺すのですか?」

 

「そんなことしないわよ。ただ直哉はこのままだとヒミコヤイヨに奪われるかもね」

 

 

「私が来る前の直哉は自分の身がどうなってもいいよみたいな感じだったわよね。それって守護者側を信頼してないと思わない。貴女達だってプリキュアに変身するには信頼関係があって成り立つものでしょ」

 

 

「それは確かにあるラビ」

 

「ただ両親や家族構成などは貴方の設定などを流用してる部分もあるけど基本こちらの直哉本体に関しては融合世界のオリジナル設定よ」

 

「なら何故僕とさくらちゃんではなくなのはが選ばれたんだ?」

 

「それはあくまでもあの時の出来事を踏まえての選別ですよ。紫藤直哉さん」

 

融合世界の直哉がそう言う。

 

「グランドキャニオン周辺での戦いは異邦人のどかさん達を始め私と薫も参加できないんですよ」

 

 

「参加するとこの世界の歴史が大きく変わるから?」

 

「はい」

 

 

「でも飛鳥ちゃんと薫ちゃんは私達の娘よ・・・あれ」

 

「どうやらママに記憶の上書きが始まりましたね」

 

 

「そのようだね」

 

「でもパパは時が来るまで私達の事は忘れませんよ」

 

 

「え、どういう事」

 

「パパともう1人の紫藤直哉さんは記憶の部分は共通なので」

 

 

「つまり今回の出会いによって僕と直哉さんにありえない繋がりが出来たかも知れないの?」

 

「それは、あるかもしれないけど違うよパパ。直哉さんの世界の帝都はパパ達の世界をアレンジしていると言う事だよ」

 

 

「あくまでも帝都はね」

 

「成る程ね、僕と直哉君にはそう言う部分での繋がちはあるんだね」

 

「ただパパみたいにあちらの直哉さんは米田健二達との繋がりは無いから」

 

 

「成る程僕や真宮寺直哉君みたいに使命かされてないんだね」

 

 

「そういう事だよ」

 

 

「しかし、さっきまで僕達の娘だったのにごめんね飛鳥ちゃんと薫ちゃん」

 

 

「いえ、気にしないで下さい。紫藤直哉さんこれで私達も決断出来ましたから」

 

 

「あ、2人とも・・・」

 

「以前僕達がそちらの世界に行って真宮寺さくらさんの記憶特に飛鳥ちゃん達の記憶を改ざんしているとメルクさんが言ってたので」

 

「あ、そう言えばそうだった」

 

 

「ああ、そうだったわね貴女達が、元の世界に戻るにはフワニータを黙示録の三騎士とパトリックから守りなさい。融合世界の彼女達は黙示録の三騎士と戦う場合のみ本来の力を使って良いわ」

 

 

「「「「ええ――」」」」

 

 

「「「あ、まさか・・・」

 

「この世界の黙示録の三騎士の本体は最後の3体のナノビョーゲンだったの?」

 

 

「恐らくそうなのでしょうね、トワとメルクさんによって今自分達が、存在してても違和感の無いようにしたんでしょうね」

 

「「「「成る程」」」」

 

 

「それと、白騎士と赤騎士を7人世界の使った理由は、僕達は白騎士とこちらの直哉さんは赤騎士と繋がりがそれなりにあったからだと思いますよ」

 

 

「「「「「「「「成る程」」」」成る程ね」」」」」」

 

「君達が、ここで3体のメガビョーゲンを浄化したから赤騎士も消えたんだね」

 

「「「あ、直哉さん」」」

 

「「パパ」」

 

「飛鳥と薫向こうに行っても元気でね」

 

「「うん」」

 

「直哉君この子達誰?そんな事よりジェミニと合流しよ」

 

「わかったよさくらちゃん」

 

 

その時融合世界から来た全員が光に包まれた。

 

「そう言う訳であの時僕達との記憶を改ざんされてなく僕達について覚えている紫藤なのはさんをメルクさんが選んだとの事ですが・・・」

 

「「知らなかった」」

 

「はあそうなんですね」

 

「「「やっぱり親子だ」」」

 

その後話し合いが終わり、過去から来た2人は数日かけて融合世界を見て回る事になった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響達の帰還

中心世界直哉の家にて・・・

 

「すみません皆さん海鳴市で計画準備中に帰還させてしまい」

 

「別に良いけどトワさんの気まぐれで呼ばれたと思ってるから」

 

「あははそれだったらどれだけ楽か・・・」

 

「直哉さん今回の帰還は重大事故でも起きたんですか?」

 

誠十郎が直哉に聞く。

 

「とりあえずこの映像を見て下さい」

 

 

「融合世界の事は忘れるようにと」

 

「それなのに僕を過去に行かせてまさかまたメガビョーゲンを見る事になるなんて思わなかったですよ」

 

「ええ、でもメガビョーゲンを見てるのはあの時間軸の直哉だけだし仕方なかったのよ」

 

「まあ行けと言われれば行きますけど、良いんですか融合世界の場合米田健二の複製人間の立場である僕が行く事で、いらぬ混乱を与えるだけではないです?」

 

「僕としてもメルクの希望で来てくれた彼女達の世界を混乱させる原因にはなりたくないですよ」

 

「ああ、それは大丈夫よ」

 

「後から融合世界の管理者に連絡しておくから」

 

「・・・それなら良いですけど融合世界にどう行けばいいのでしょう?」

 

「それはこれを使うのよ」

 

そう言ってメルクは融合世界で使われている簡易ゲートを出した。

 

「この映像は融合世界の海鳴市でアリシア・テスタロッサの生存が融合世界のオリジナルイベントになるかの為の調査の為にイヨちゃんがベースとして使った幼馴染世界での事です」

 

「「ええーー」」

 

「つまり過去の直哉さん達が融合世界にいるのーー」

 

「はいそう言う事になります」

 

「「はあーーーそんな事起きたのに良いの?」良いんですか?」

 

「その件のトワの答えについてはこちらを見て下さい」

 

「やあトワちゃん元気?」

 

「何の用事なのメルク」

 

「うん過去の紫藤直哉達を融合世界の中心世界に行かせたから宜しくね」

 

「はあーー」

 

そしてメルクがその経緯を話す。

 

「僕としてもメルクの希望で来てくれた彼女達の世界を混乱させる原因にはなりたくないですよ」

 

「ああ、それは大丈夫よ」

 

「後から融合世界の管理者に連絡しておくから」

 

「・・・それなら良いですけど融合世界にどう行けばいいのでしょう?」

 

「それはこれを使うのよ」

 

そう言ってメルクは融合世界で使われている簡易ゲートを出した。

 

「そう言う訳で家の直哉と紫藤なのはを送ったからよろしくね」

 

「なっちょっと待ちなさいメルク」

 

「貴女これが目的で直哉達の戦いに対して手をだすなと言ったの」

 

「あの時の紫藤直哉さんの言った管理者は紫藤直哉さんと帝国華撃団に接触するなと言ってたので、少なくともメガビョーゲンとヤラネーダを知らないと明確にそう言う事は言えないと思うのですが」

 

「そうよ、トワちゃんが勝手に私達の世界に特殊遊撃部隊を送って来るからよ」

 

「それはこちらでも確認しないといけない事があって」

 

「何があったの?」

 

そしてトワが話す。

 

「「ああ、思い出したわ」」

 

「それでメルクさん今回19歳のなのはさんと紫藤直哉さんを融合世界の中心世界に送った理由は、以前こちら側の要請した事に対するお返しですか?」

 

直哉がメルクに聞く。

 

「そうよ私の命もわずかだし幼馴染世界の直哉を通して私達の上司が作りたかった世界を見たいのよ」

 

「成程・・・トワどうします?」

 

「そうね直哉はのどか達だけを連れて、メルクが送り出した2人と中心世界で合流して」

 

「「・・・」」

 

「そう言う事なのですよ」

 

「「何と言うか・・・」こんな事になって融合世界は大丈夫なの?」

 

「ああ、それはトワとレイさんが対処したので」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について12

「そうね直哉はのどか達だけを連れて、メルクが送り出した2人と中心世界で合流して」

 

「「・・・」」

 

「そう言う事なのですよ」

 

「「何と言うか・・・」こんな事になって融合世界は大丈夫なの?」

 

「ああ、それはトワとレイさんが対処したので」

 

「貴方はメルクから聞いてるのでしょう?」

 

「自分の役目と使命を」

 

「ああ、それは僕達となのは達が協力して米田健二を倒しなさいと言われてるけど、融合世界そして新たな管理者の協力者の君達がいると言う事は僕達は米田健二に負けるんだね」

 

「いえ、貴方は闇堕ちした自分に負けるのよ」

 

「・・・そうか」

 

「米田健二とすら戦えないのか・・・」

 

「お兄ちゃん」

 

「まあ、私が言っているのは融合世界の存在を知らなかった紫藤直哉の末路よ」

 

!!

 

「「それって僕達の運命が変わった?」運命が変わったの?」

 

「ええ、変わったわ2人にとっては最悪かもしれないけどね」

 

「「「「え、まさかトワさん一時的に直哉さんに隼人さんの役割をさせる気ですか?」」」」

 

のどか達と融合世界の直哉がトワに聞く。

 

「ええ、一時的にその役割と言うか中心世界に限定するけどね」

 

「「「「成程」」」」

 

そしてトワは過去の紫藤直哉達に説明をした。

 

「「成程」」

 

「別に貴方達がこちらの世界で動く事を制限するつもりはないから」

 

「「ええーー良いの?」良いのかい?」

 

「別に良いわよ過去の幼馴染世界から来る時にメルクが使った簡易ゲートには融合世界の滞在許可がないとそもそも渡せないから」

 

「そんな仕様になってたんですね」

 

 

「つまりあの時にメルクが簡易ゲートを出した時には既に許可がおりていたんですね」

 

「そう言う事よ。ただ過去の世界から来た人間の滞在は前例がないから貴方に、こちらの世界で行方不明になっている人物の代役をして貰いたいのよ」

 

「ちなみにその代役をする人物の名前は?」

 

「この映像を見て頂戴」

 

「貴方その感じだとブルーの時の記憶が戻ったのかしら?」

 

「ああとりあえずはな、紫藤直哉が闇墜ちしたというところまではな」

 

「成る程ね)

 

「レイにトワ、この融合世界をどうする気だ?」

 

「どうするとは?)

 

「お前達が再び4つの世界を作り、創造伸の望む世界を再構築するのが目的ではないのか?」

 

「それは違うわね、融合世界を作り上げたことで、私達は目的は果たした事になってるの)

 

「それじゃ、幼馴染世界が何故復活している?あの幼馴染世界が・・・」

 

 

「あの世界は俺が紫藤直哉からブルーになったことにより全ては消えた筈なのに」

 

「やはりあの世界は貴方が紫藤直哉だった頃の世界なのね」

 

「ああ、恐らくな飛鳥と薫が入れなかったんだろ?」

 

「この映像は融合世界の初期の頃で彼の前世は貴方よ」

 

「「ええーー」」

 

「正確には闇堕ちした紫藤直哉の方だけどね」

 

「うわあ、本気でトワさんが隼人さんの代役を過去の直哉さんにやらせる気なの」

 

「いくら何でも無茶苦茶ですよ」

 

誠十郎と響がそれぞれが言う。

 

「まあ、僕も無茶苦茶と思いますがあの親子にやめて下さいと言えますか?」

 

「「・・・言えません」」

 

「ですので、しばらくの間は2人に融合世界の世界を案内する感じになります。現状特殊遊撃部隊に協力者も含めての全員で今回の依頼を受ける事になりました」

 

「うわあ、大変だーー」

 

「でも直哉さんどういう順番で融合世界を案内するんですか?」

 

「ああ、それは・・・まず過去の直哉さん達が面識を持つのどかさん達の世界から行き、終点が海鳴市の予定ですよ」

 

「「成程」」

 

「現状では最初の世界と最後の世界しか決めてません」

 

「あえてですが」

 

その後誠十郎と響への説明が終わり融合世界の直哉は自室に戻る途中で紫藤なのはと遭遇してしまった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紫藤なのはのお願い前編

「あ、いたいた直哉さん」

 

「はいなのはさんどうしました?」

 

「すみません。私どこで寝たら良いですか?」

 

「ああ、それはリビングから出てその左隣から3つ分の広さのある和室があるのでその部屋を使ってください」

 

「わかりました。ありがとうございます」

 

「それでは僕は行きますね」

 

「あ、待って下さい」

 

「まだなにか?」

 

「はい、お願いですこの世界の私が魔法と出会った頃の記録を見せて下さい」

 

「どうしても見たいのですか?」

 

「はい・・・」

 

「1つ確認ですが、このお願いもメルクさんの依頼の内ですか?」

 

「それは違います。私個人が見たいのです」

 

「ああ、そうだったわね貴女達が、元の世界に戻るにはフワニータを黙示録の三騎士とパトリックから守りなさい。融合世界の彼女達は黙示録の三騎士と戦う場合のみ本来の力を使って良いわ」

 

 

「「「「ええ――」」」」

 

 

「「「あ、まさか・・・」

 

「この世界の黙示録の三騎士の本体は最後の3体のナノビョーゲンだったの?」

 

 

「恐らくそうなのでしょうね、トワとメルクさんによって今自分達が、存在してても違和感の無いようにしたんでしょうね」

 

「「「「成る程」」」」

 

 

「それと、白騎士と赤騎士を7人世界の使った理由は、僕達は白騎士とこちらの直哉さんは赤騎士と繋がりがそれなりにあったからだと思いますよ」

 

 

「「「「「「「「成る程」」」」成る程ね」」」」」」

 

「君達が、ここで3体のメガビョーゲンを浄化したから赤騎士も消えたんだね」

 

「「「あ、直哉さん」」」

 

「「パパ」」

 

「飛鳥と薫向こうに行っても元気でね」

 

「「うん」」

 

「直哉君この子達誰?そんな事よりジェミニと合流しよ」

 

「わかったよさくらちゃん」

 

 

その時融合世界から来た全員が光に包まれた。

 

「そう言う訳であの時僕達との記憶を改ざんされてなく僕達について覚えている紫藤なのはさんをメルクさんが選んだとの事ですが・・・」

 

「あの時の話を聞きこちらの自分が魔法とユーノ君にちゃんと会えてるのかが気になるんですね」

 

「はい」

 

「しかし貴女とこちらの世界のなのはさんさんは、別人ですよそれでも見たいのですね?」

 

「はい」

 

そして2人は別の部屋に行き融合世界の海鳴市の記録集を観覧し始めた。

 

特殊遊撃部隊が、ヒミコとイヨの作った世界を調査を始めて一週間が過ぎた頃・・・

 

「助けて・・・」

 

「え、誰かいるの?」

 

「どうしたのよなのは大声出して」

 

「大丈夫?」

 

「あ、ごめんアリサちゃん。すずかちゃん誰かに呼ばれた気がしてね」

 

「「そうなんだ」」

 

「さあ早く塾に行くわよ」

 

「「うん、アリサちゃん」」

 

その時すずかが何かを見つけた。

 

「あ、あそこにフェレットが倒れてるよ」

 

「あ、本当だすずかちゃん凄い」

 

「たまたまだよなのはちゃん」

 

そして、3人は塾に行く前に見つけたフェレットを動物病院に連れて行き、そのまま塾に向かうのだった。

「うーんあのフェレット大丈夫かな?」

 

「何であんな所に倒れてたんだろう?」

 

「よし明日動物病院にすずかちゃんとアリサちゃんと行こう」

 

そう言って、なのはは2人に連絡をした。

 

その日の深夜・・・

 

「助けて・・・」

 

「え、誰の声なの?」

 

 

「何か気になるから行こう」

 

そしてなのはは声のした方に走り出した。

 

 

「うにゃ―――なにこれー―」

 

「動物病院がやばいんですけどーー」

 

「それに何なのアの黒い生き物は?」

 

そしてはぞの生き物がフェレットとなのはを見つけ、1人と一匹を狙い始めた。

 

「うわあああ。追いかけて来るーー」

 

そしてなのはとフェレットは、謎の生き物の追撃をかわしながら話をする。

 

「すみません僕のせいで貴女をこんな目にあわせて」

 

「うわあ、フェレットが人の頃場を喋ったーー」

 

「ああ、すみません今からあの怪物の説明しますね」

 

「よろしくなの」

 

「あの怪物は、ロストロギアと言われるものの1つジュエルシードによって姿を変えられた物なんです」

 

「ジュエルシード」

 

「そうです。僕がここに来たのは、この星に飛来したジュエルシード27個を回収する為です」

 

「ええ――ジュエルシードってそんなにあるのーー」

 

「そうです。ですから僕と一緒にジュエルシード集めをしてくれませんか」

 

「ええ――」

 

「これが融合世界の海鳴市で起きた魔法との出会いですよ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紫藤なのはのお願い後編

「うわあああ。追いかけて来るーー」

 

そしてなのはとフェレットは、謎の生き物の追撃をかわしながら話をする。

 

「すみません僕のせいで貴女をこんな目にあわせて」

 

「うわあ、フェレットが人の頃場を喋ったーー」

 

「ああ、すみません今からあの怪物の説明しますね」

 

「よろしくなの」

 

「あの怪物は、ロストロギアと言われるものの1つジュエルシードによって姿を変えられた物なんです」

 

「ジュエルシード」

 

「そうです。僕がここに来たのは、この星に飛来したジュエルシード27個を回収する為です」

 

「ええ――ジュエルシードってそんなにあるのーー」

 

「そうです。ですから僕と一緒にジュエルシード集めをしてくれませんか」

 

「ええ――」

 

「これが融合世界の海鳴市で起きた魔法との出会いですよ」

 

「成程その後の記録はあるかな?」

 

「ええ、ありますけど・・・」

 

「見てはいけないかな?」

 

「それは構いませんが、どうしてなのはさんは気にするんですか?」

 

「気にしちゃダメかな?」

 

「罰に駄目では無いですけど・・・」

 

そう言って直哉がある映像を流した。

 

 

「ごめんください」

 

 

「こちらに高町なのはさんはいますか?」

 

「はい、すいませんけど高町なのははいませんが」

 

売り子である高村椿が、応対している。

 

 

「変ですね」

 

「母さん違うよ、すみません。高町ではなく紫藤なのははこの劇場にいますか?」

 

「ああ、支配人の妹さんの事ね、いるわよ」

 

 

「あ、丁度来たみたいだね」

 

「やっぱり、リンディさんと、クロノくんかあ」

 

 

「なのはさん!!」

 

「なのは」

 

「良かったわ、なのはさんが見つかって、さあ帰りましょう」

 

「なのは?」

 

「・・・嫌、私帰らない。この世界にずっといたい」

 

「!!なに言い出すんだ、なのは?なのはの帰りを待つ、家族がいるのに?」

 

「もう私は、高町なのはじゃない、紫藤直哉の妹紫藤なのはだからーーー」

 

そう言って、なのはは2階に上がった。

 

「リンディさんでしたね、支配人室で、話をしませんか?」

 

「ええ、そうですね、なのはさんがお世話になった、あなた達には伝えないと、いけませんからね」

 

4人は、支配人室に向かった。

 

映像停止・・・

 

「なのはさん貴女は幼馴染世界にやって来てくれた時空管理局の人達に向かって私は、紫藤直哉の妹として生きる事を選択したんですよね」

 

「それは・・・」

 

「なのはさん貴女紫藤直哉の妹として生きる事が辛くなったんですか?」

 

「そうだとしても貴女はその選択をしたので、その責任は果たすべきですよ」

 

「・・・」

 

「確かに融合世界の場合は一時保護として来訪者に管理者のトワさんやレイさんに預かって貰えますが、なのはさんが幼馴染世界に転移した時はその制度がなかったんですよね?」

 

「うん」

 

「だから貴女は融合世界で生活をしている自分が羨ましいのですね」

 

「正直に言えば羨ましいよ。だって貴方達が本当に最低限の干渉で終わらせたよね?ジェミニさんの時だって」

 

「ええ、あの時はそういう形でするしかなかったんですけどね」

 

「それでもあの後私達の世界に悪影響無かったよ」

 

「それは、メルクさんがしっかり後始末したからでは」

 

「直哉さんお願い私を融合世界の人間にして」

 

!!

 

「何を言っているんですか?そんな事出来ませんよ」

 

その後紫藤なのはが興奮状態となり過去の直哉達とまなつ達と響がやって来てなのはを落ち着かせていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紫藤なのはの暴走後

「本当にすまない直哉君。まさかなのはが暴走するなんて思わなかったよ」

 

「それに響さんとまなつちゃん達もありがとう」

 

「「いえいえ気にしないで下さい」」

 

「さてと、直哉何でこういう事態が起きたのか教えてくれる?」

 

「はい」

 

そして融合世界の直哉は説明をした。

 

「「「「「「「・・・」」」」」」」

 

「なっなのはがそんな事を言ったのかい?」

 

「ええ、僕も驚きました。僕としては本気で言っていないと思うのでこのなのはさんの要望はスルーしておきます」

 

「ああ、ありがとう」

 

「とりあえず直哉さんはなのはさんといて下さい」

 

「ああ、そうするよ」

 

そう言って過去から来た紫藤直哉はなのはと共に寝室に向かった。

 

「さて皆さん今から管理者の神殿に行きますよ」

 

「「「「「「はーい」」」」」」」

 

融合世界の直哉は、響とまなつ達を連れて管理者の神殿に向かった。

 

管理者の神殿では・・・

 

「トワ失礼します」

 

「あら直哉に響とまなつ達じゃないどうしたの?」

 

「あの紫藤なのはさんが少し暴走してしまって明日からのツアーの延期していいですか?」

 

「どういう事紫藤なのはが暴走って?」

 

「実は・・・」

 

 

「よろしくなの」

 

「あの怪物は、ロストロギアと言われるものの1つジュエルシードによって姿を変えられた物なんです」

 

「ジュエルシード」

 

「そうです。僕がここに来たのは、この星に飛来したジュエルシード27個を回収する為です」

 

「ええ――ジュエルシードってそんなにあるのーー」

 

「そうです。ですから僕と一緒にジュエルシード集めをしてくれませんか」

 

「ええ――」

 

「これが融合世界の海鳴市で起きた魔法との出会いですよ」

 

「成程その後の記録はあるかな?」

 

「ええ、ありますけど・・・」

 

「見てはいけないかな?」

 

「それは構いませんが、どうしてなのはさんは気にするんですか?」

 

「気にしちゃダメかな?」

 

「罰に駄目では無いですけど・・・」

 

「成程その頃から紫藤なのはの状態がおかしかったのね」

 

「はいそれで、以前薫ちゃんから聞いていた事に関する映像があったんで流したんですよ」

 

 

「なのはさん貴女は幼馴染世界にやって来てくれた時空管理局の人達に向かって私は、紫藤直哉の妹として生きる事を選択したんですよね」

 

「それは・・・」

 

「なのはさん貴女紫藤直哉の妹として生きる事が辛くなったんですか?」

 

「そうだとしても貴女はその選択をしたので、その責任は果たすべきですよ」

 

「・・・」

 

「確かに融合世界の場合は一時保護として来訪者に管理者のトワさんやレイさんに預かって貰えますが、なのはさんが幼馴染世界に転移した時はその制度がなかったんですよね?」

 

「うん」

 

「だから貴女は融合世界で生活をしている自分が羨ましいのですね」

 

「正直に言えば羨ましいよ。だって貴方達が本当に最低限の干渉で終わらせたよね?ジェミニさんの時だって」

 

「ええ、あの時はそういう形でするしかなかったんですけどね」

 

「それでもあの後私達の世界に悪影響無かったよ」

 

「それは、メルクさんがしっかり後始末したからでは」

 

「直哉さんお願い私を融合世界の人間にして」

 

!!

 

「何を言っているんですか?そんな事出来ませんよ」

 

その後紫藤なのはが興奮状態となり過去の直哉達とまなつ達と響がやって来てなのはを落ち着かせていた。

 

「成程ねそう言う訳か。確かに紫藤なのはにとっては融合世界の海鳴市にしろまなつ達の利用している制度は夢のようなものだからね」

 

「「「「どういう事ですか?」」」」」

 

まなつ達がトワに聞く。

 

「以前も言ったと思うけど今まなつ達は原作世界からやって来た存在なのよ。融合世界にいるけどね」

 

「ああ、そう言う事ね本来なら出会う筈のない出会い方をしたからトワがそう言う制度を利用して、私達が融合世界人間にならないようにしていたわね」

 

「そうよ、でも過去の幼馴染世界ではそう言う制度は作れない状態だったのよ」

 

「どうしてですか?」

 

みのりがトワに聞く。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

現在と過去について前編

「成程ねそう言う訳か。確かに紫藤なのはにとっては融合世界の海鳴市にしろまなつ達の利用している制度は夢のようなものだからね」

 

「「「「どういう事ですか?」」」」」

 

まなつ達がトワに聞く。

 

「以前も言ったと思うけど今まなつ達は原作世界からやって来た存在なのよ。融合世界にいるけどね」

 

「ああ、そう言う事ね本来なら出会う筈のない出会い方をしたからトワがそう言う制度を利用して、私達が融合世界人間にならないようにしていたわね」

 

「そうよ、でも過去の幼馴染世界ではそう言う制度は作れない状態だったのよ」

 

「どうしてですか?」

 

みのりがトワに聞く。

 

「ああ、それは過去に原初の世界が作られたけど米田健二の暴走によって消滅したと説明したわよね?」

 

「「「「はい」」」」

 

「そしてその後に7人世界と幼馴染世界と佐谷直哉の世界が出来たんでしょ」

 

「それとは別に融合世界のプロトタイプの世界があってその当時の管理者の上司がそれぞれの世界に対して意図的にクロスオーバーをするように言ったらしいのよ」

 

「クロスオーバー?」

 

「ああ、それは・・・」過去の幼馴染世界なら魔法や時空管理局との接触の事ね」

 

「ああ、成程」

 

まなつがトワの説明に納得する。

 

「そう言う事なら7人世界の場合はあの鬼の子供ですか?」

 

響がトワに聞く。

 

「前鬼召還」

 

千明の持つリングが光を放つとそこから前鬼が出てきた。

 

「うお!!こいつが、お嬢さんの式神と言う奴か」

 

米田が驚いてると、直哉が支配人室に入って来た。

 

「あー前鬼こんなとこにいたーー急にいなくなるから心配したじゃん」

 

「おーワリイな直哉この馬鹿女に、呼ばれたからな」

 

「また前鬼私の事を、バカ女といってー」

 

 

その時、前鬼が、千明に耳打ちをした。

 

「千明俺も信じられねえが、この劇場に憑依の実の匂いがしやがる」

 

「えーーーそれ本当前鬼?」

 

「ああ」

 

「どうすんのゴキが居ないと超鬼神になれないわよ」

 

「千明見てみろあの二人護法リングしてやがるぜ」

 

「そう言えば、さくらさんと直哉君も持ってるわね」

 

 

「おい、おめえたち何?ひそひそ話しているんだ?「「うわあ」」

 

千明と前鬼は、米田の呼びかけに驚いてしまった。

 

「まあいいや、さくらと直哉すまねえが、二人に帝都の案内してくれや、いつ元の世界に戻れるかわからないみたいだからな」

 

「「はーい」」

 

「「「あの子は」」」」

 

「おや知っている子かね?」

 

「ええ、あの人は異界事変の時に見た事があるの」

 

フォンテーヌが。ワイズマンにそう説明をする。

 

「ええ、そうよ本来なら融合世界のようにいろんな世界と交流させて行って佐谷直哉の世界と7人世界と幼馴染世界のそれぞれの管理者がそれぞれに与える仕事をさせていき、最終試練をクリアする事で、初めてその世界の管理者が新たな世界の管理者になる筈だったの」

 

「「「「「「成程」」」」」」

 

「その計画の途中で米田健二つまり、原初の世界崩壊させた奴が7人世界に現れたの」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

現在と過去について中編

今回こちらでも掲載してたサクラ大戦7人目の隊員のキャラがその時の設定で回想で出てきます宜しくお願い致します




「おい、おめえたち何?ひそひそ話しているんだ?「「うわあ」」

 

千明と前鬼は、米田の呼びかけに驚いてしまった。

 

「まあいいや、さくらと直哉すまねえが、二人に帝都の案内してくれや、いつ元の世界に戻れるかわからないみたいだからな」

 

「「はーい」」

 

「「「あの子は」」」」

 

「おや知っている子かね?」

 

「ええ、あの人は異界事変の時に見た事があるの」

 

フォンテーヌが。ワイズマンにそう説明をする。

 

「ええ、そうよ本来なら融合世界のようにいろんな世界と交流させて行って佐谷直哉の世界と7人世界と幼馴染世界のそれぞれの管理者がそれぞれに与える仕事をさせていき、最終試練をクリアする事で、初めてその世界の管理者が新たな世界の管理者になる筈だったの」

 

「「「「「「成程」」」」」」

 

「その計画の途中で米田健二つまり、原初の世界崩壊させた奴が7人世界に現れたの」

 

そしてトワは7人世界のとあるイベントのある部分をまなつ達と響に見せた。

 

「ええい、お前たちは一体何者じゃ?」

 

 

「「「私たちは、帝国華撃団空組です」」」

 

「帝国華撃団空組だと!!」

 

「一体空組とは何者じゃ?」

 

ミロクが、考えていると、少女の声が聞こえて来た。

 

「キャハおばちゃん私が手伝ってあげようか?」

 

「誰がおばちゃんだ、お前は何者だ?」

 

 

 

「私?私はね、イヨだよ」

 

「イヨだと、ならばその力を見せよ」

 

「はいはいじゃあ行くよ、出でよ降魔」

 

 

少女の声が消えた時、帝都に封印されていた魔の力の一部である降魔が、地上に復活した。

 

 

「ついに来たか、イヨ」

 

「あーーお兄ちゃん探したんだよ。こんなパラレルワールドに来ないでよ、お兄ちゃん達のせいだよ、この世界にも、歪みの欠片が、誕生したのは」

 

 

「パラレルワールドじゃと!!」

 

ミロクでは言葉で理解していても、その真意を、知ることは出来ずにいた。

 

その現実を、見た黒き叉丹と空組は、驚いていたが、花組と黒乃巣3幹部はこの状況を整理しきれていなかった。

 

 

「さくらお姉ちゃん気をつけて、今でてきた怪物強いから、もしかしたら光武では勝てないかも」

 

そしてこの状況を整理できる人物米田長官も驚いていた。

 

「馬鹿な!!降魔だと、あれは一馬の命を犠牲に封印したんだぞ!!」

 

 

「それが何故、封印が解除されていないのに、何故地上に現れやがったんだ」

 

 

米田は悔しがっていた。戦友の命を懸けて、施した封印が、解除されずに、姿を現わした降魔に。

 

 

「お父さんイヨが動き出しました。どうしますか?」

 

 

「桜花取り合えず、現状維持は何分くらい出来るかい?」

 

「現状の戦力で、持って4分くらいですかね」

 

「4分かならば桜花、ヤマトである程度の降魔を消滅させるぞ」

 

 

「「「了解です」」」

 

 

「波動砲発射ーーーーー」

 

 

そして突然現れた、砲撃によって、イヨが召還した、降魔はほとんどが消滅した。

 

「この世界は面白いね。真宮寺健二兄ちゃん」

 

「そうだな、俺もこんな世界を見つけることに、なるとは思わなかった」

 

 

「そうだね、それに私気に入っちゃた、双武改に乗る男の子を」

 

 

「え、僕の事?」

 

「そうさ君の事さ」

 

 

「イヨ貴様、直哉君をどうする気だ?」

 

 

「へえ君の名前は直哉君ていうんだ」

 

「君凄いね、その体に眠る物は、僕が触れてはいけない物だねだけど、僕君のことを気にいったから、僕と結婚しょう」

 

 

「嫌だよ僕には、もう将来の相手を決めてるから、君と結婚はしないよ」

 

「ふーん直哉君も、その女が、好きなんだね、なら今この女を殺しちゃおうかな」

 

 

イヨに、殺気を当てられたさくらは、余りの恐怖で何も出来ずにいた。

 

「あらら、この程度の殺気で、こうなるなら、この世界の為に私が、壊しちゃおうかな?」

 

 

「駄目だよそれは」

 

「どうして?君の守護者が、こんなんだから、この世界を私が管理するんだよ」

 

「それはつまり直哉君を、守ることになるんだよ」

 

「へっ」

 

「だから直哉君僕と来て、そうすれば君の大事な者を一度だけ助けてあげるから」

 

伊予の言葉に直哉の心は微かに揺らいだ。

 

「駄目よ直哉君、そんな言葉を聞いちゃ」

 

さくらは、恐怖心を抑えながら、直哉に言った。

 

 

「ああ、面倒だから、この手を使おうと」

 

直哉を不思議な力で操り直哉はイヨともに消えてしまった。

 

 

直哉とイヨが消えると、黒乃巣4大幹部も姿を消した。

 

そして、花組と空組は、空中戦艦ヤマトに乗り、直哉君救出作戦の話し合いをしていた。

 

果たして、救出作戦は成功するのか?」

 

映像終了

 

「これがその時の7人世界のイベントよ」

 

「この当時は原作イベント中でも平気で介入してたの」

 

「「「「ええーー」」」」嘘でしょう」

 

「まなつちゃん達これは本当だよ。私も時期は違うけど7人世界のイベントに幼馴染世界の直哉さん達が介入してたからね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「直哉、響さんの言った事は本当なの?」

 

「ええ、事実ですよローラさん」

 

「そしてこれが響さんさんが言っていた映像ですよ」

 

「そう言い直哉は映像を再生したのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

現在と過去について後編

こちらでも掲載してたサクラ大戦7人目の隊員のキャラがその時の設定で出てきますので宜しくお願い致します

後7人世界に紫藤直哉直哉達の帝国華撃団も出ますが今まで出ていた時間とは異なります


「まなつちゃん達これは本当だよ。私も時期は違うけど7人世界のイベントに幼馴染世界の直哉さん達が介入してたからね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「直哉、響さんの言った事は本当なの?」

 

「ええ、事実ですよローラさん」

 

「そしてこれが響さんさんが言っていた映像ですよ」

 

「若干お邪魔なキャラも出て来ますが・・・」

 

「そう言い直哉は映像を再生したのだった。

 

「皆さん改めてよく来てくださり、ありがとうございます。ささやかですが歓迎会を準備してるので、千明さんと、楽屋の方に行ってください」

 

「わーい歓迎会だ」

 

隊員達は喜んでいた。

 

 

「じゃあ直哉君。皆を楽屋に案内するよ」

 

「はい、千明お姉ちゃんお願いします。あ、直哉さんと、さくらさんは、残ってくださいもう少し、お話があるので」

 

「「はい」」

 

そしてさくらと、紫藤直哉以外のメンバーは、千明と共に楽屋に向かった。

 

 

「それで直哉君僕達二人に話があるのは、もしかしてこの世界の帝都に軍人が多く街にいた事と、なんか関係してるのかな?」

 

「ええ、流石ですね直哉さん、そこまでわかるなんて」

 

「そりゃあね、さくらちゃんが僕の名前を呼ぶたびに、軍人たちが反応するからね」

 

「ええ、そこで二人に、ご相談があります。二人もご覧の通りこちらの帝都は再び、陸軍のクーデターが発生するかもしれません。現に、僕たちの帝国華撃団は、陸軍上層部の横槍で、余り派手に動けない状態なんです」

 

「成る程、簡単に言えば、君達の動けない部分を僕達に動いてもらいたいと言う事かな?」

 

「はい、有り体に言えばそうですね、現に大神さんを呼び戻しているので、その間だけ僕達に、力を貸してください」

 

 

「何なんだこの敵は?」

 

 

「直哉君見て浅草の周辺が赤黒く変色してるわ」

 

 

「恐らく提灯型の怪物と屋台型の怪物が変色させてる可能性が高いと思うさくらお姉ちゃん」

 

 

「直哉君僕達の帝国華撃団は屋台型の怪物と戦うよ」

 

 

「ありがとうございます紫藤直哉さん」

 

「さてメガビョーゲン帝国華撃団を倒しちゃって」

 

 

そして2つの帝国華撃団と2体のメガビョーゲンとの戦いが始まった。

 

映像終了・・・

 

「「「「ええーー」」」」

 

「本当に幼馴染世界の帝国華撃団が7人世界に来てるし、バテデモーダも来てるじゃない」

 

「ローラが直哉に聞く。

 

「ええ、バテデモーダは、特殊遊撃部隊を追いかけて来たんですが手違いで、向こうの帝国華撃団に接触したんですよ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「大丈夫でしたか直哉さん」

 

さんごがそう聞く。

 

「ええ、結果的にそれが原因で・・・こうなりました」

 

そして直哉がその時の映像を再生する。

 

「「「「あれはバテデモーダ?」」」」

 

「おっプリキュア助けてくださいおいら変な奴に追いかけられてるす」

 

「「「変な奴?」」」

 

「漸く追いついたよパトリック様の命令で君を捕獲する」

 

「嫌――のどかさん助けてください」

 

バテデモーダがのどかにお願いをする。

 

「いいよ、バテデモーダが捕まるのは私達も困るから」

 

 

「そうね、それには賛成よのどか」

 

「まさかバテデモーダをを助ける事になるなんて」

 

 

「仕方ないラビ」

 

「そうペン。バテデモーダが捕まるのは避けたいペン」

 

「そうだニャン。バテデモーダ俺たちはお前を助けるんじゃない直哉の秘密を守るためにバテデモーダお前を助けてやる」

 

「ありがとうすっよプリキュア」

 

 

「さくらさんもいいですか?」

 

 

「私もいいよ、それででも早く変身をした方がいよバテデモーダを追いかける奴そこまで来てるよ」

 

「「「はい」」」

 

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

 

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

 

「ニャン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」

 

 

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」

 

映像終了・・・

 

「そしてバテデモーダを守る為に白騎士と戦ったのです」

 

「へえーーそんな事があったんですね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紫藤なのはの要望に対する対応会議

「それでトワ紫藤なのはさんの件どうしますか?」

 

「そうねまさかこんな事を考えてるとは思わなかったわ」

 

「ええ、僕もですよ」

 

「仕方ない。直哉融合世界ツアーをやる前に庭園に紫藤直哉と紫藤なのはを連れて行きなさい」

 

「「ええーー」」

 

トワの言葉に驚く響と直哉だった。

 

「本気ですか?あそこは封印したんじゃないですか」

 

「いえ、封印はしてないわ」

 

「では私達は」

 

「ああ、それは・・・プレシア・テスタロッサの動き次第ね」

 

「やっぱりそうですか」

 

「ええ、プレシア・テスタロッサの陣営に本来いない筈の人物がいた場合の為に待機していて欲しいのよ」

 

「「わかりました」」

 

「あ、それともう1つ貴女達に頼みたい事があるのよ」

 

「「何ですか?」」

 

「飛鳥と薫だけで、獅童光と魔神レイアースを復活させてきて」

 

「「ええーー」」

 

「どういう事よトワ?」

 

薫がトワに聞く。

 

「あの時はイシュメルガとデボネアの邪魔で獅童光と魔神レイアースを救出するどころか過去の7人世界の事件に巻き込まれる事になったじゃない」

 

「「確かに」」

 

もしかするとだけど、個人単位ならイシュメルガとデボネアは、動かない可能性にかけてみようと思うの」

 

「でもトワ、確か獅童光と魔神レイアースを復活させるには兄さんと正式な守護者でなければいけないんじゃなかったの?」

 

「ああ、それは・・・今回は緊急事態として、そこは省くわ」

 

「「ええーー」」

 

「それで良いのかな?そう言うの大事な設定の筈じゃ無いの?」

 

薫がトワに聞く。

 

「あれ以降庭園をバージョンアップさせていたのよ実は」

 

「「何の為に?」」

 

「それは特殊遊撃部隊のレベルアップの為によ」

 

「最近の融合世界の周辺の事件や来訪者関連の事件に対するね」

 

「ああ確かにそう言う事例が多いですね」

 

「その為にあの庭園を使うとは」

 

直哉と響がそう言う。

 

「あらでもあれは便利よ。貴女達も経験済みじゃない?」

 

トワがその時の事を話し出す。

 

 

「一体この扉は何なんだろう?」

 

「赤とオレンジと紫の扉があって、鍵はオレンジと紫の2色しかないよ」

 

「しかしこの扉は大きいなお墓型戦艦でも余裕じゃないか?クラリス」

 

「そうですね隊長。しかし3つの扉に2つの鍵の秘密は一体?」

 

「そうだな、案外紫の扉その次にオレンジの扉を開ければ赤の扉が開いたりしてな」

 

「そんな安直だったらゲームにもなりませんよ」

 

「そうだよな。クラリス」

 

「・・・もしかして2人の響さん2人でオレンジの扉の前に行ってみてください」

 

「「うん」ああ」

 

そして2人の響がオレンジの扉に行くとオレンジの扉に変化が起きた。

 

「「ええ――正解です。そのまま対となる鍵をその者が扉に入れよだって」」

 

2人の響がオレンジの扉の前に落ちていた紙を拾って読む。

 

「成程なら、2人の響さん紙の指示通りして見て下さい」

 

「「わかった」」

 

そして2人の響がオレンジの扉を開ける為に指示通りするが、扉は全く反応をしなかった。

 

「直哉君これはどういう事?」

 

「どうやらこの扉は、紫の扉を最初に開けないと適応する人物がいても作動しないようですね」

 

「つまりよくあるゲームのこのイベントが起きないと先に進めない状態なんですか?」

 

「そう言う理解で、良いと思いますあすかさん」

 

「そうするとまず紫の扉を開けて、そこから何をすればいいんだろう?」

 

「それは開けてみないとわかりませんけど。この扉がゲームの一部なら決められた世界に跳ばされて必要なアイテムなんかを探すのかもですね」

 

「成程」

 

のどかが直哉の答えを聞いて納得する。

 

 

「もしくは・・・」

 

「よーし皆変身をしよう」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「どういう事よまなつ?」

 

直哉の言葉は、まなつ達の言葉にかき消された。

 

「だってーー紫の扉を開けるならコーラルしかないでしょう。同じ紫なんだし」

 

「まなつ貴女の理屈だとのどかさん達のアスミさんも対象になるよ」

 

「ああーーそうだった」

 

「それにな、まなつこれがゲームの一部なら、同じ理由を扉を開ける答えにしないと思うが?」

 

「そうね、恐らく赤とオレンジと紫の色には、オレンジの扉は2人の響に反応していたからそこは問題ないわね」

 

「「「「うん」」」ああ」

 

「直哉君どうしたの?」

 

「いえ、扉の意味がわかったんですけど」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「直哉っち答えを教えて」

 

「良いですよ。赤の扉の適応者はのどかさんと異世界のプリキュア達で、残りの紫は誠十郎さんとクラリスさんだと思います」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「僕がそう思う理由として赤い扉の中に獅童光と魔神レイアースがいると思います。そして適応者はのどかさんは光ちゃんと同じく守護者で、光ちゃんは異世界に召喚された経験がありますしね、そして今のメンバーで異世界から来たメンバーは・・・」

 

「「「「あ、成程」」」」

 

「そして、紫の扉の中の世界は恐らく、新生帝国華撃団の皆さんの世界の可能性が高いと思います」

 

「「「「ええーー」」」」

 

直哉がのどか達に説明を終えると同時に誠十郎とクラリスが紫の扉を開けると・・・」

 

ゴゴーーーーー

 

扉の向こうから強い風により直哉とのどか達を除く全員が紫の扉の中に吸い込まれた。

 

!!

 

「いけない紫の扉が閉まります。ちゆさんとひなたさんとアスミさんは。戦艦で突入して下さい」

 

「直哉君と、のどかはどうするの?」

 

「「大丈夫信じて下さい」信じてちゆちゃん」

 

「わかったわ」

 

そしてお墓型戦艦が扉を抜けると扉は再び閉まった。

 

「「「「「「ああーーおもいだしたーー」」」」」」

 

「あの扉で紫藤なのはに選択させるのよ」

 

「成程そう言う選択ですか」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紫藤なのはの要望に対する対応会議後

「成程そう言う選択をさせるんですね」

 

「そうよ、あくまでも融合世界の人間になった場合の流れになった未来を見せる。ある意味では悪夢にするかも知れないけどね」

 

「でも選択した世界をしてなのはさんが融合世界の人間になれる資格を持った場合どうするんですか?」

 

響がトワに聞く。

 

「仮にそうなった場合イヨがどうするのかで決まるわね。融合世界の海鳴市に関してはイヨの管轄だし」

 

「あ、そう言えばそうだった」

 

「イヨの管轄の世界の事は私でも決めれないから庭園を使ってある程度イヨに連絡して相談しておきたいのよ」

 

「成程」

 

「私だって過労死なんて嫌だし」

 

「「あはは・・・」」

 

「ともかく庭園の準備ができ次第紫藤なのはの要望に答える試験を緊急イベントにするわ」

 

「「「「「「「「はい」」」」」」」」

 

その後響達は中心世界に戻った。

 

「直哉君ごめんねうちのなのはが」

 

「本当ですよメルクさん」

 

響達が中心世界に戻った頃直哉は管理者の神殿に残り過去の世界からの通信で話をしていた。

 

 

「確かに融合世界の場合は一時保護として来訪者に管理者のトワさんやレイさんに預かって貰えますが、なのはさんが幼馴染世界に転移した時はその制度がなかったんですよね?」

 

「うん」

 

「だから貴女は融合世界で生活をしている自分が羨ましいのですね」

 

「正直に言えば羨ましいよ。だって貴方達が本当に最低限の干渉で終わらせたよね?ジェミニさんの時だって」

 

「ええ、あの時はそういう形でするしかなかったんですけどね」

 

「それでもあの後私達の世界に悪影響無かったよ」

 

「それは、メルクさんがしっかり後始末したからでは」

 

「直哉さんお願い私を融合世界の人間にして」

 

!!

 

「何を言っているんですか?そんな事出来ませんよ」

 

その後紫藤なのはが興奮状態となり過去の直哉達とまなつ達と響がやって来てなのはを落ち着かせていた。

 

「まさかあんな事を言いだすなんて思いませんでしたよ」

 

「私も聞かされた時驚いたわ」

 

「それで融合世界の方で紫藤なのはさんに対する試験を形式上行う事になりました」

 

「試験を?」

 

「はい」

 

「いけない紫の扉が閉まります。ちゆさんとひなたさんとアスミさんは。戦艦で突入して下さい」

 

「直哉君と、のどかはどうするの?」

 

「「大丈夫信じて下さい」信じてちゆちゃん」

 

「わかったわ」

 

そしてお墓型戦艦が扉を抜けると扉は再び閉まった。

 

「「「「「「ああーーおもいだしたーー」」」」」」

 

「あの扉で紫藤なのはに選択させるのよ」

 

「成程そう言う選択ですか」

 

「試験の内容はなのはさんに1つの選択をして貰うと言う形です」

 

「その選択で一時的に融合世界の住人になる体験をして貰いますが・・・」

 

「あくまで融合世界のIFの世界としてなのはさんが魔法少女になる事のない世界を体験してもらう予定になっています」

 

「成程ね、融合世界に憧れているのならそれを徹底的に叩き折るのね」

 

「そして形式上では、なのはが選んだ形になるように、どちらを選んでもその世界に行くようにしてるのね」

 

「ええ、そう言う事です。しかしその試験をやるのかやらないかはなのはさんに決めて貰いますけど」

 

「成程うちの直哉には私から言うわね。勿論試験については言わないけど」

 

「お願いしますメルクさん」

 

そして直哉はメルクとの通信を切った。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

過去の紫藤直哉とのどか達1

時を少し戻して・・・

 

「「「「「「「・・・」」」」」」」

 

「なっなのはがそんな事を言ったのかい?」

 

「ええ、僕も驚きました。僕としては本気で言っていないと思うのでこのなのはさんの要望はスルーしておきます」

 

「ああ、ありがとう」

 

「とりあえず直哉さんはなのはさんといて下さい」

 

「ああ、そうするよ」

 

そう言って過去から来た紫藤直哉はなのはと共に寝室に向かった。

 

「さて皆さん今から管理者の神殿に行きますよ」

 

「「「「「「はーい」」」」」」」

 

融合世界の直哉は、響とまなつ達を連れて管理者の神殿に向かった。

 

直哉達が管理者の神殿に行っている間のどか達と過去の紫藤直哉は・・・

 

「はあ、何でなのはがあんな行動にでたんだろう?」

 

「それにしても4人共久しぶりだね」

 

「「「「はい」」」」

 

「こうして話すのはあれ以来かな?」

 

「君達少しいいかな?」

 

 

「「「「はい」」」」

 

 

「単刀直入に聞くけど君達は一体何者なんだ?」

 

 

「それは未来が見える直哉さんが、何故私達に聞くんですか?」

 

!!

 

「何故君達が僕の能力の事を・・・知っている?」

 

 

「未来が見える事は、ほとんど知られて無いのに」

 

 

「その能力を使って私達の事を知れないと言う現実を見てください。紫藤直哉さん」

 

「私達は、真宮寺直哉君の7人世界と貴方の世界幼馴染世界が滅んだ後に出来た世界の住人だからですよ」

 

「なっ馬鹿な僕達の世界と7人世界が滅ぶありえない」

 

 

「残念だけどその子達の言葉は事実よ直哉」

 

 

「その声はメルク」

 

 

紫藤直哉がそう言うと、メルクが現れた。

 

「「「そうですねあれ以来ですね」」」

 

のどかとちゆとひなたがそれぞれ言う。

 

「あの後あの事件については僕とメルクだけ知っているようにしたけどね」

 

「そうなんですね」

 

「それはそうね直哉さんからにしたらかなり未来の世界になるから」

 

「まあ、僕自身も融合世界に来た以上簡単には元の世界には戻れないと考えているけど」

 

「お兄さん」

 

「それに今回僕達がここに来たのは飛鳥と薫を助ける為でもあるんだ」

 

「「「「え」」」」」

 

「君達の部隊は米田健二の闇の力に対応する事は禁止されているんだよね」

 

「「「「はい」」」」

 

「そして対応できる元ブルだった人物が融合世界から姿を消している状態なのでしょう」

 

「ええーー何で知ってんの」

 

「その情報源は飛鳥と薫ですね?」

 

「ああ、その通りだよ」

 

「「レイさんにトワ来ました」」

 

「漸く来たわね3人共まずこれを見て」

 

その頃管理者の神殿では・・・

 

「真宮寺直哉が融合世界に来たぞどうするトワ?」

 

「そうね今の彼はブルーに裏切られた事での恨みをはらす事のようね」

 

「そのようだな」

 

「だったらイヨと飛鳥と薫と紫藤直哉に連絡して融合世界に来た真宮寺直哉を混乱させるのよ」

 

「ああ、融合世界で7人世界と旧幼馴染世界に錯覚させるのか?」

 

「そう言う事よ」

 

「「「ええーー」」」

 

「へえ、裏直哉が融合世界に入ったんだ」

 

「成程ねだから私と飛鳥達をここに呼んで融合世界を7人世界及び幼馴染世界の世界としてごまかすのね?」

 

「「ええーー良いんですかそうしても」」

 

飛鳥と薫がそう言う。

 

「そうしないと後々米田健二に情報として融合世界を知られるのを防ぐ為ね」

 

「「成程」」

 

「そう言う事だからこそ貴女達の協力がいるのよ」

 

そしてトワが計画を話す。

 

「その後に飛鳥と薫君達と別れただろう」

 

「「「確かに」」」

 

「まさか飛鳥ちゃんと薫ちゃんがそう言う動きをしてたなんて」

 

ちゆがそう言う。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

過去の紫藤直哉とのどか達2

「でもその可能性高いよ。ちゆちゃん」

 

「なら直哉っちの叔父さんは裏切り者じゃないんだね?」

 

ひなたがそう言う。

 

「いやそう言う訳にもいきそうにないんだ。直哉お前はわかるな?」

 

「ええ、結果的にとは言え、僕が米田健二、真宮寺直哉、過去の紫藤直哉そして今日の佐谷直哉と会ってしまったからですね」

 

「ああ、直哉がその4人と会った事で俺の前世である。闇に堕ちた紫藤直哉の魂が目覚めようとしている」

 

「「「大丈夫なんですか?」」」

 

「ああ、心配するな。まなつ達の世界で真宮寺直哉を一時的に殺した事で奴の封印が強まったからな」

 

「「「「成程」」」」

 

「実際に融合世界のブルーと会ったのはあれが最後だから」

 

「そうだったわねもしかするとこういう事態が起きるかも知れないと動いたのかもねトワさん達が」

 

「その可能性が高いですね。そして海鳴市に起きたアリシア・テスタロッサの生存に関する調査任務自体がメルクさんへの合図だった可能性がありますね」

 

「成程確かにそう考えられなくもないね」

 

アスミの説明に過去の紫藤直哉が納得する。

 

「ええ、今回の異世界からの敵は、かつて真宮寺直哉君の世界で戦った敵達とくらべても異常です。まるで未知の世界との遭遇のような感じです」

 

「「「未知の世界」」」

 

「ええ、僕達の世界は真宮寺直哉君がいる7人世界をアレンジした世界だと僕達の世界の管理者が教えてくれたのです」

 

「ですから7人世界との交流は出来たのですが、今回はその交流は駄目と言われたので帝国華撃団としては動く事はしません」

 

「あ、謎の怪物消滅しました」

 

「椿さん月組に花やしき遊園地の調査を依頼して下さい」

 

「了解です」

 

「あの時はメルクの依頼で彼女達に任せましたけど」

 

「ええ、それで良いわよ。ねえ直哉貴方融合世界に行きたくない?」

 

「ええ――融合世界にですか?」

 

「そうよ」

 

「あの時のメルクははっきり融合世界に行きたくないかと聞いて来た本来なら異世界に行く事自体行かせる事に抵抗があるメルクが・・・」

 

「だからこそ僕となのはをここにこらせたのか」

 

「まあ、原因はあれを見たからだと思うけど」

 

「皆行くラビ」

 

「「「うん」」」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

 

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

 

そして直哉は、キュアグレースのヒーリングステッキ中に吸い込まれた。

 

 

「「「「ええ――どういう事ーーー」」」」

 

 

「あはは知らなかったら驚くよね」

 

 

「これが感じてた力の正体」

 

「うわあ、かわいいなあ」

 

「皆さん詳しいことは後で伝えるので、今はそれぞれの敵を倒しましょう」

 

「ああ、そうだね」

 

 

そしてそれぞれの敵と対峙した。

 

「「メガビョーゲンメガビョーゲン」」

 

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

 

そしてキュアアースは2体の内の1体の弓型メガビョーゲンを浄化した。

 

 

「私達も行くよ」

 

 

「ええ」

 

「行こうグレース」

 

 

「行くよ皆」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

 

「「届け!」」

 

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

過去の紫藤直哉はその時の事を思い出していた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

過去の紫藤直哉とのどか達3

「直哉さん。直哉さんどうしたんですか急に黙り込んで」

 

「ああ、すまないちょっとこれからの事を考えていたんだ」

 

「「「これからの事?」」」

 

「ああ、僕が代役としてここに来た以上すぐには帰れないと思うんだ」

 

「「「「確かに」」」」

 

「だから子僕となのはにこの世界を知る時間が与えられたと僕は考えているよ」

 

「そうなのですね貴方はこちらについて何が知りたいのですか?」

 

アスミが過去の紫藤直哉に聞く。

 

「そうだね・・・」

「グランドキャニオン周辺での戦いは異邦人のどかさん達を始め私と薫も参加できないんですよ」

 

 

「参加するとこの世界の歴史が大きく変わるから?」

 

「はい」

 

 

「でも飛鳥ちゃんと薫ちゃんは私達の娘よ・・・あれ」

 

「どうやらママに記憶の上書きが始まりましたね」

 

 

「そのようだね」

 

「でもパパは時が来るまで私達の事は忘れませんよ」

 

 

「え、どういう事」

 

「パパともう1人の紫藤直哉さんは記憶の部分は共通なので」

 

 

「つまり今回の出会いによって僕と直哉さんにありえない繋がりが出来たかも知れないの?」

 

「それは、あるかもしれないけど違うよパパ。直哉さんの世界の帝都はパパ達の世界をアレンジしていると言う事だよ」

 

 

「あくまでも帝都はね」

 

「成る程ね、僕と直哉君にはそう言う部分での繋がちはあるんだね」

 

「ただパパみたいにあちらの直哉さんは米田健二達との繋がりは無いから」

 

 

「成る程僕や真宮寺直哉君みたいに使命かされてないんだね」

 

「そういう事だよ」

 

「あの子達が教えてくれた中心世界について知りたいかな?」

 

「わかりました」

 

そしてアスミは話し出す。

 

 

「ふう、何とか潜り込めたな、エリカ君」

 

「ええ、ですが皆と逸れちゃいましたけど」

 

「仕方が無い皆を探しながら最深部に行くしかない」

 

「行くぞ!!エリカ君」

 

「はい、大神さん」

 

 

そして、大神とエリカは、最深部に向かう過程で、コクリコ&花火、グリシーヌ、ロベリアの順で、合流をして、オーク巨樹最深部手前で、ピエロ少年サリュが操る蒸気獣オパドが現れた。

 

そして、戦いはサリュの乗る蒸気獣オバトの敗北となった。

 

「馬鹿なこんな事があっていいはずはないんだ」

 

 

そしてサリュは、最終手段を使った。

 

 

ピエロ少年サリュとオパドを倒した直後サリュは、最後の力を使い、オーク巨樹と融合し、絶対神ガルニエとなっていた。

 

 

そして巴里華撃団の最後の攻撃が、始まろうとしていた。

 

「正義」

 

「友情」

 

「勝利」

 

「平和」

 

「そして、愛」

 

「消えろ巴里に仇名す敵よ」

 

 

そしてガルニエは、攻撃を受け次第に消滅していく。

 

「馬鹿なこの僕が消える」

 

そしてサリュも消えていく。

 

巴里に平穏が戻った瞬間だった。

 

「今中心世界にある巴里では最後の戦いが行われています」

 

「成程ね、巴里華撃団の戦いが終わる頃なんだね。そう言う事ならもうすぐヤフキエル事変事変が起こる頃かな?」

 

「それはわかりませんね。こちらの直哉が、貴方みたいに帝国華撃団の皆さんと深く関わる立場ならそれもあり得ますが・・・」

 

「「「それ既に関わってるけど」」」

 

のどか達が小さい声で言う。

 

「成程ね、確かにそう言う立場でなければ部分的な参加になるね」

 

過去の紫藤直哉がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

過去の紫藤直哉とのどか達4

今回。以前こちらでも投稿していた作品サクラ大戦来訪者は私の幼馴染の中で登場していた人物達がその作品の設定で出てきますそのキャラの回想で7人世界のキャラ達も出て来ます。

ご了承ください。


「今中心世界にある巴里では最後の戦いが行われています」

 

「成程ね、巴里華撃団の戦いが終わる頃なんだね。そう言う事ならもうすぐヤフキエル事変事変が起こる頃かな?」

 

「それはわかりませんね。こちらの直哉が、貴方みたいに帝国華撃団の皆さんと深く関わる立場ならそれもあり得ますが・・・」

 

「「「それ既に関わってるけど」」」

 

のどか達が小さい声で言う。

 

「成程ね、確かにそう言う立場でなければ部分的な参加になるね」

 

過去の紫藤直哉がそう言う。

 

「ええ、ですが状況よっては殆ど関わらない事もありますが」

 

「ええ――良いのかい?君達はこの世界の守護者じゃないのかい?」

 

「違いますよ私達は、貴方が言ったヤフキエル事変に本来出て来ない筈のメガビョーゲン等が出れば私達の介入する条件を満たせば動きますが・・・」

 

「ふむふむ、そう言う事か確かここは、融合世界だから君達は本来の流れを知った上で行動してるんだね」

 

「確かに君達のやり方なら管理者の負担は減るね」

 

「まあ、僕達の世界では考えられない体制だよ」

 

そして過去の紫藤直哉が話し出す。

 

 

「貰ったぞ、その体!!」

 

京極が、勝ち誇ったように、直哉の体に、近づいた時どこからか声が聞こえた。

 

「させぬその者達には触れさせぬ、異世界の者よ」

 

「何ーー貴様一体何者だ?」

 

「フ、我の事等気にするな、我は、彼らの守護者に過ぎない

 

「それにな我の力でこの者達も連れて来た」

 

「あれ、お姉ちゃんここは?」

 

「直哉君大丈夫?」

 

「わからないわ、私にしか聞こえなかった声が、私達をここに連れて来たの?」

 

「そうだ、ここにお前達が戦うべき者がいるから我が連れて来た」

 

「貴方は誰なんですか?」

 

「我は、真宮寺さくらと、紫藤直哉を守護する者」

 

 

「「ええーーーじゃあここは、紫藤直哉さん達の世界の空中要塞武蔵内部?」」

 

「その通りだよ、直哉君さくらさん」

 

「あれは大日剣!!と言う事は、金剛なのか?」

 

「・・・金剛だと違うぞ・・・久しぶりだな真宮寺姉弟よ」

 

「「なっお前は京極圭吾こちらの世界で、生き延びていたのか」」

 

「左様こちらの世界で、お前達に倒された後でもな」

 

「しぶといなあ、成る程直哉さんさくらさん僕達もこの武蔵での戦いに協力します。まずは、京極を倒しましょう」

 

「ああ」

 

「さくらさん協力お願いします」

 

「わかったわ、さくらちゃん」

 

 

こうして、桜天武&真双焔武VS大日剣の戦いが始まった。

 

 

戦いは数的有利の直哉達の圧勝かと思われていたが、京極も大日剣の操縦に慣れつつ次第に戦いは、拮抗していく。

 

だが直哉達は、この京極との戦いにこれ以上時間をかけるわけには行かず、一気に合体必殺技を放った。

 

そして、京極は大日剣と共に、爆炎の中に消えていった。桜天武と真双焔武は急ぎ、大神達の元へ向かった。

 

 

「・・・来たか」

 

「遅くなりました大神さん」

 

「さくら君、直哉君無事だったか、よかった」

 

「漸く来たな、真宮寺の者よ」

 

「鬼王さん。勝負です」

 

「そう言う介入があってね君達のルールなら異世界から来た京極圭吾を倒したら終わりだよね」

 

「「「「そうですね」」」」

 

「この位平気や、さくらはんと、直哉君の受けた痛みに比べたら」

 

「さくらはん。いいかこの世で一番辛いのは、肉親の死や、それをあいつは、平然と直哉君とさくらはんの目の前で、した事をうちはゆるさへん」

 

「紅蘭・・・」

 

「お姉ちゃんあの頃を思い出すね」

 

「そうね、直哉君」

 

「あのころの僕は・・・」

 

回想

 

「大神さんこんな時にいう事じゃないんですけど、不安なんです」

 

「不安?」

 

「ええ、この部屋に来てから強くなったんですけど、武蔵の供給元であるこの部屋を潰したら、目覚めさせてはいけない物が、目覚める不安が」

 

「直哉君心配するな、君には守護者のさくら君が、それに俺たち帝国華撃団がいるんだから」

 

「そうよ、直哉君」

 

「大神さん、さくらお姉ちゃん・・・ありがとう」

 

回想終了・・・

 

「あの時僕は本当の意味で孤独だった、だけどそれに待ったをかけてくれたのが、お姉ちゃんを始め、帝国華撃団の皆だった」

 

「直哉君」

 

そして、帝国華撃団は、御柱の間に召還された降魔兵器を全滅させ、直哉とさくらは、二剣二刀の儀をする為準備をし実行した。

 

「その後も一緒に行動もをしたりしたけど、ちゃんと意味もあったけどその事が僕達の世界に悪影響を与えていた事を知った時には既にメルクが死んでいたからね」

 

「そしてその後に飛鳥と薫が未来から来て僕の運命が変わったんだ」

 

「「「「成程」」」」

 

「「ただいま」」

 

その時管理者の神殿から響とまなつ達が戻って来た。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紫藤なのはの行動に関しての決定事項

留守番をしていたのどか達と紫藤直哉がは管理者の神殿で決まった事を響から聞いていた。

 

「仕方ない。直哉融合世界ツアーをやる前に庭園に紫藤直哉と紫藤なのはを連れて行きなさい」

 

「「ええーー」」

 

トワの言葉に驚く響と直哉だった。

 

「本気ですか?あそこは封印したんじゃないですか」

 

「いえ、封印はしてないわ」

 

「成程そう言う選択をさせるんですね」

 

「そうよ、あくまでも融合世界の人間になった場合の流れになった未来を見せる。ある意味では悪夢にするかも知れないけどね」

 

「でも選択した世界をしてなのはさんが融合世界の人間になれる資格を持った場合どうするんですか?」

 

響がトワに聞く。

 

「仮にそうなった場合イヨがどうするのかで決まるわね。融合世界の海鳴市に関してはイヨの管轄だし」

 

「あ、そう言えばそうだった」

 

「イヨの管轄の世界の事は私でも決めれないから庭園を使ってある程度イヨに連絡して相談しておきたいのよ」

 

「成程」

 

「私だって過労死なんて嫌だし」

 

「「あはは・・・」」

 

「ともかく庭園の準備ができ次第紫藤なのはの要望に答える試験を緊急イベントにするわ」

 

「「「「「「「「はい」」」」」」」」

 

「「「ええーーー」」」

 

「何なんだいその庭園と言うのは?」

 

過去の紫藤直哉が響に聞く。

 

「それはですね。融合世界に害する人達が来た場合そこで調査をするんですよ。まあこの映像を見て下さい」

 

 

「艦長大変ですアースラに侵入者です」

 

!!

 

「何ですってエイミィ本当ですか?」

 

「はい間もなく侵入者がブリッジに辿り着きます」

 

「来ます」

 

その時トワがアースラの艦長であるリンディ・ハラウオンのの元に来た。

 

「へえ、貴女が無断調査をしている艦の艦長ね」

 

「貴女は誰ですか?」

 

「私はトワよ、今貴女達がいる世界とその他の世界を管理している者よ」

 

「世界を管理しているだとバカバカしい・・・うっ」

 

!!

 

「「クロノ」クロノ君」

 

「貴女クロノに何をしたの?」

 

「そこの子供の周りだけ空気を消滅させたわ、私の言葉を信じようとしないようだったからね」

 

「わかりました・・・だから」

 

「嫌だねこれだから時空管理局と言う組織は駄目だわね。良い貴女達は無断で私の管理するこの世界に来て色々してくれたわよね?」

 

「それは・・・」

 

「こちらとしても侵入者対策の為の仕掛けを起動したに過ぎないの」

 

「勝手に調査されていい気持ちなわけないわよね。リンディ・ハラウオン大事な夫を、闇の書に殺されたんでしょう?」

 

!!

 

「貴女どうしてそれを?」

 

「あら、怒ったの私は貴女達のやった事と同じ事をしてるのよ」

 

!!

 

「わかりましたこちらでの全記録を消去しますこれで良いですね?」

 

「駄目ね貴女達全員私の部下になりなさい。それで許すわ返事の期間は2日あげるわ」

 

!!

 

「それじゃあいい返事を一応期待してるわ」

 

映像終了・・・

 

以前融合世界に無断で時空管理局が侵入し庭園で捕獲されたんですよ」

 

「何故リンディさんさん達がそんな事を?」

 

「それは・・・」

 

 

「何と言う事でしょう我々はジュエルシード事件の捜査途中で不思議な世界に迷い込んだのでしょうか?」

 

「エイミィこの不思議な空間の調査は進んでいますか?」

 

「それが艦長全ての調査が全く出来ないんですよ」

 

!!

 

「馬鹿な自分達が閉じ込められてもうすぐ1週間だぞ。それなのに調査が全く進まないとは」

 

「ごめんクロノ君」

 

「そこまでよクロノ」

 

でも母さん」

 

「慌てても仕方ないわよ。こんなトラブル今までもあったでしょう?」

 

「ですが今回は、未開の地であのジュエルシードが見つかったんですよ」

 

「それなのにこんな訳のわからない空間に、閉じ込められて一週間ですよ。このままでは全員が死にますよ艦長」

 

「エイミィ、アースラにある食糧はどれくらいあるの?」

 

「切り詰めて使えば、後1週間分ですね」

 

「あらあら困ったわね、食料を現地調達しようとしたら隊員達が外に出た瞬間倒れるからこの地を調査を機械にやらせても回答不能で調査は進んでいない。本当にこのままだと時空管理局には行方不明者として永遠にかたりつがれるかもしれないわね」

 

「母さん縁起でもない事は言わないでくれ」

 

「あら私は、官庁としてこの自分達の状況を考えた上で、最も可能性が高い未来を言っただけよ」

 

「母さんそうだとしても、他の隊員たちの前で言うのだけはしないで欲しい」

 

「わかってますよクロノ。そんな事をしたらアースラが大変な事になりますから」

 

「こういう事態が起きて先程の映像に繋がります」

 

「そう言う事だったんだね。それでなのはの試練はいつ頃やるんだい?」

 

「あ、それは最終調整に少しかかるようなので準備が出来たら連絡が来るようになってます」

 

「わかったよ響さん」

 

その頃管理者の神殿では・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉とトワ管理者の神殿で・・・

管理者の神殿にて・・・

 

「トワ本当に良いんですね」

 

「紫藤なのはさんの試験に、過去の紫藤直哉さんも試験対象者にしても?」

 

「ええ、構わないわ今回の試験・・・なのはにとっては試練なのだけど、さっきレイに向こうに確認したら面白いから直哉も巻き込んでと言ったらしいのよね」

 

「あ、そうなんですね」

 

「そうなのよね私的には紫藤なのは嵩の方がイヨ達の海鳴市を流用して試練用のミニイベントを作ればいいから楽なんだけどね」

 

「ああ、成程」

 

「でも過去の紫藤直哉も参加させるとなると・・・必然的に融合世界で起きた事件を再利用せざるえないじゃない?」

 

「確かにそうですね。トワ僕達がラ・ギアスや神山さん達の時代に跳んだあの件も融合世界の事件として扱うんですか?」

 

「ええそうよ」

 

「ねえ、直哉試験的に使える事件は無いかしら?」

 

「そうですね・・・融合世界の事件で再利用出来そうなのは」

 

「嘘あれはネフィリム何でゲートから出て来たの?」

 

「おいおいありゃ何なんだ?」

 

「奏さん落ち着いて下さい。あれは完全聖遺物ネフィリムと言う者です」

 

「完全聖遺物と言う事はこいつはシンフォギアなのか?」

 

「そうです。ペギタン至急ラビリンとニャトランに連絡してこれは全員で相手しないとまずいわ」

 

 

わかったペン」

 

 

「さしずめこいつがゲートの守護者てか」

 

 

「恐らくそうでしょうね」

 

 

「その頃グレースとラビリンとグレ響達は・・・

 

 

 

 

「ふう、何とかグレ響さんのおかげで、芋虫のノイズの集団から脱出出来ました。ありがとうございます」

 

 

「ノイズと戦いは私の使命と言うか日常だから気にしなくてもいいよグレース」

 

「でも・・・」

 

「グレースが言いたいならそれでいいよ私は」

 

 

その時ペギタンの連絡が来た。

 

 

「ラビリン、ニャトラン至急こちらに来て、ゲートからネフィリムが出て来たから早く二人の響を連れてきて」

 

 

「「何だってラビ」ニャン」

 

 

「直哉大変ラビ、ゲートから完全聖遺物のネフィリムが出て来たラビーー」

 

 

 

「「ええーーグレースさん」うんわかったよ直哉君」

 

「グレ響さんも急いで行きますよ」

 

 

「ああ、わかった」

 

 

そしてグレース達は急ぎゲートの存在する場所に向かった。

 

 

「うわあ本当にネフィリムがいたーーひいー怖い」

 

「ちょっと響さんトラウマを出さないで」

 

「あの事件が再利用した上で2人が介入しても問題はないと思います」

 

「成程ね中心世界で起きた事件ね」

 

「ですがあの事件を再現するなら。ワイズマンの協力者として呼ばないと再現にはなりませんけど」

 

「あ、そう言う事なら却下よ」

 

ワイズマンに借りは作りたくないわ」

 

「ですけど融合世界の事件の中でとなるとあの事件しかありませんよ」

 

「後はどうしても融合世界以外の事件になりますよ」

 

「そうよねどう考えても」

 

「特殊遊撃部隊で行った異世界でなら・・・やはりゼムリア大陸でしょうね」

 

「協力を得やすいのは」

 

「そうね・・・」

 

「正直過去の紫藤直哉さんを参加させて欲しいというのが、無理があると思いますが?」

 

「そうね」

 

「どのみち紫藤なのはさんの件でやる試練用のミニイベントを2人用にした方が楽では?」

 

直哉がトワにそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

試練内容に悩むトワ前編

「後はどうしても融合世界以外の事件になりますよ」

 

「そうよねどう考えても」

 

「特殊遊撃部隊で行った異世界でなら・・・やはりゼムリア大陸でしょうね」

 

「協力を得やすいのは」

 

「そうね・・・」

 

「正直過去の紫藤直哉さんを参加させて欲しいというのが、無理があると思いますが?」

 

「そうね」

 

「どのみち紫藤なのはさんの件でやる試練用のミニイベントを2人用にした方が楽では?」

 

直哉がトワにそう言う。

 

「それはそうなんだけど、もう1人の直哉が簡単にクリアしそうじゃない?」

 

「ふむ確かにそうですね。あ、今回来た直哉さんじゃないもう1人のあの人に協力をお願いしたらどうでしょうか?」

 

「成程融合世界という意味が漸く分かったよトワ、つまり融合世界の直哉は僕や真宮寺直哉君のように米田健二の生み出した者達とは違うんだね」

 

「ええ、そう言う事よ」

 

「強いて言うなら米田健二の魂を浄化する者かしらね」

 

「成程僕達は力で米田健二やブルーに勝とうとしてたけど、それが出来ない事がわかった気がするよ」

 

「そして融合世界の直哉を支えるのが僕の知らない力を持つ少女達と言う事か」

 

「ええ、そう言う事よ。過去の紫藤直哉」

 

「トワ確認だが何故自分を融合世界の直哉君の影武者として採用されたのだ?」

 

「そうですよ僕もその理由を知りたいです」

 

「それは融合世界の一部が過去の7人世界の事件の舞台に使われたからよ」

 

 

「ああ、あの人は消えたわ」

 

 

「「そんなそれじゃこちらの世界も改変されたということなの?」」

 

「いや正確には違うよ。飛鳥と薫その改変を止めているのは融合世界から来た自分がいるからね」

 

「「ええーーパパどういう意味なの?」」

 

 

「融合世界の自分がいるからと言うことは前の世界の事を思い出してごらん」

 

「「ええ」」

 

「飛鳥ならわかると思うけど前の世界に新生帝国華撃団のメンバーが前の自分に会わなかった?」

 

 

「ああ、そう言えば原作世界から来た人がいた」

 

「恐らくだけどトワさんはそう言う世界の記憶も密かに入れていたのかもね」

 

 

「成る程、それで先に直哉さんがのどかさん達とすみれさんに会ったときすみれさんが、直哉さん達を知っていたのはそう言う理由だったんだ」

 

 

「まあ自分が出る幕はないと思ってたけど少なくともガジェット関連は伝えないとまずいと思ったからね、後飛鳥自分に変わってくれる」

 

「はい、直哉さんパパが変わってというので」

 

 

「はい代わりました。直哉さんと言っても姿が見えないので」

 

 

「そうか、君は霊力そんなに高くないんだな」

 

 

「ええ、トワさんが貴方は直接戦う事は少ないと言われたので初期設定が弱めに設定されているもので」

 

「成る程ね、直哉君君の融合世界では無事に葵叉丹と帝国華撃団との戦いは終わったみたいだよ」

 

「ええ――どうしてですか?」

 

「それは恐らく今回来た過去の紫藤直哉が近すぎるせいだと思うの」

 

「成程その上あの時の直哉さんは具体的にメガビョーゲンとヤラネーダ等の情報を知らない感じでしたしね」

 

「そうね、そう言う点で同じ人物がいるのなら融合世界に対する情報としてメガビョーゲンを知ってる方が優先された可能性が高いわね」

 

「成程」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

試練内容に悩むトワ後編

「成る程ね、直哉君君の融合世界では無事に葵叉丹と帝国華撃団との戦いは終わったみたいだよ」

 

「ええ――どうしてですか?」

 

「それは恐らく今回来た過去の紫藤直哉が近すぎるせいだと思うの」

 

「成程その上あの時の直哉さんは具体的にメガビョーゲンとヤラネーダ等の情報を知らない感じでしたしね」

 

「そうね、そう言う点で同じ人物がいるのなら融合世界に対する情報としてメガビョーゲンを知ってる方が優先された可能性が高いわね」

 

「成程」

 

「どちらにしても早く試練内容を決めないと特殊遊撃部隊の予定にも響きますよ」

 

「そう言えばもうすぐ海鳴市で闇の書事件が起きるかんじだったわね」

 

「その他にも原作世界のすこやか市にバテデモーダが生まれたので原作世界のキュアアースが誕生させるイベントとか、シンフォギア世界でのフロンティア事変や他にも詰まっているイベントがありますから」

 

「そうよね、ねえこの案はどうかしら?」

 

「漸く来たな、真宮寺の者よ」

 

「鬼王さん。勝負です」

 

「良かろう」

 

そして2機の戦いが始まった。

 

「くっ」

 

「ぐっやるな」

 

「今です、破邪剣征・桜花放神」

 

「なめるな、破邪剣征・桜花放神」

 

二人の必殺技がぶつかり合いだが、徐々にさくらが押し負け始めた。

 

「ここまでのようだな、娘」

 

「いやまだだ、鬼王さくら君自分の力を信じるんだ

 

 

「はい。大神さん」

 

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

「何だと!!」

 

鬼王はさくらの新たに放った技の直撃を受けた。

 

「大神さん、今です」

 

「よし行くぞ鬼王」

 

「ぬう!!」

 

狼虎滅却・三刃成虎」

 

「グオオ。まさか.この私を倒すとは・・・見事だ、帝国華撃団」

 

「成程融合世界では、さくらさんがバテデモーダの妨害を突破して僕達が簡易ゲートを使い帝国華撃団の皆さんの所に送ったイベントですか」

 

「ええ、そのイベントなら中心世界で起きた事件でなおかつバテデモーダに協力要請するだけだし、再現できない?」

 

「あのトワ、確認なんですけど過去の紫藤直哉と紫藤なのはさんの試練中の役割はどうするんですか?」

 

「はっしまったそれも決めてないわ」

 

「直哉どうしよう?」

 

「僕に聞いても何も解決しませんよ。そう言う部分はレイさんとトワの管轄なんですから」

 

「それはそうだけどさ、少しくらい手伝ってくれてもいいじゃん?」

 

「嫌ですよ。今回に関しては僕は完全に部外者ですよね」

 

「それは・・・そうだよ」

 

「直哉は試練中は休息に当てて欲しいからね」

 

「それなら僕に意見を求めないで下さいよ。特殊遊撃部隊のメンバーは、試練にも参加するようにしますけど、でもあれを再現させるなら僕が連れて行ったメンバーが正解になるんですか?」

 

「そうねそうなるわ・・・そうだわクイズ形式にして過去の紫藤直哉に答えさせるのどう?」

 

「なのはさんに僕の代役のキャラを演じさせてそのキャラの思考を過去の紫藤直哉さんに考えさせて答えを出して貰うのですね」

 

「そうよ」

 

「正解は僕達がした事をすれば正解ですか」

 

「そうなるわね」

 

「わかりました。とりあえず現状の守護者には今の話の事を伝えますね」

 

「お願いね」

 

そして直哉は中心世界に向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

守護者への報告前編

時を少し戻して・・・

 

「こういう事態が起きて先程の映像に繋がります」

 

「そう言う事だったんだね。それでなのはの試練はいつ頃やるんだい?」

 

「あ、それは最終調整に少しかかるようなので準備が出来たら連絡が来るようになってます」

 

「わかったよ響さん」

 

そして過去の紫藤直哉は紫藤なのはの寝ている部屋に戻った。

 

「響さんこれからどうなると思いますか?」

 

ちゆが響に聞く。

 

「うーんまだ確定な事は言えないけど、その為にまだあっちに直哉君が残っているし、直哉君が戻ってきたらこれからの予定が決まる筈だよ」

 

「それになのはさんの状況次第では・・・それ自体が行われるかわからないもの」

 

「「「確かに」」」

 

「成程・・・ならこちらの直哉はその準備の為に残ったのですね?」

 

アスミが響に聞く。

 

「恐らくね」

 

響達の話を離れている場所で聞いていたのは自分達の部屋がわからずのどか達に場所を改めて聞く為に戻って来た過去から来た来訪者の1人の紫藤直哉だった。

 

「やっぱりなのはの一言で・・・」

 

そして紫藤直哉は思い出す。

 

「なのはさん貴女は幼馴染世界にやって来てくれた時空管理局の人達に向かって私は、紫藤直哉の妹として生きる事を選択したんですよね」

 

「それは・・・」

 

「なのはさん貴女紫藤直哉の妹として生きる事が辛くなったんですか?」

 

「そうだとしても貴女はその選択をしたので、その責任は果たすべきですよ」

 

「・・・」

 

「確かに融合世界の場合は一時保護として来訪者に管理者のトワさんやレイさんに預かって貰えますが、なのはさんが幼馴染世界に転移した時はその制度がなかったんですよね?」

 

「うん」

 

「だから貴女は融合世界で生活をしている自分が羨ましいのですね」

 

「正直に言えば羨ましいよ。だって貴方達が本当に最低限の干渉で終わらせたよね?ジェミニさんの時だって」

 

「ええ、あの時はそういう形でするしかなかったんですけどね」

 

「それでもあの後私達の世界に悪影響無かったよ」

 

「それは、メルクさんがしっかり後始末したからでは」

 

「直哉さんお願い私を融合世界の人間にして」

 

!!

 

「何を言っているんですか?そんな事出来ませんよ」

 

「こちらの直哉君や管理者達に負担をかけているんだ。ごめんね皆」

 

そう言いながら過去の紫藤直哉は、響達に気づかれないようにその場に座った。

 

暫くして・・・

 

「皆さんだだ今戻りました」

 

「「「「「直哉君」」」」直哉」

 

「響さん光さんはどこにいますか?」

 

「自分の部屋と思うけどどうしたの?」

 

「ええ、紫藤なのはさんの要望のについて管理者達の対応についてまず守護者に伝えて欲しいとの事なので呼んできて貰えますか?」

 

「うんわかった」

 

響はそう言い獅童光を呼びに向かう為部屋を出ると・・・

 

「ああ、紫藤直哉さんどうしてここに?部屋に戻った筈なのにどうしてここにいるんですか?」

 

「ああ、それは・・・部屋の場所がわからなくなって再度聞こうとして戻って来たんだ。そうしたら君達がはなしをしてて、ここで待ってたら響さんがここに来たからこちらも驚いたよ」

 

「それはすみません直哉さん」

 

「それじゃあ私が、直哉さん達の部屋に案内しますよついて来て下さい」

 

「・・・待ってくれ響さん僕にもこの世界の管理者がなのはに出した件の話を聞きたいんだ」

 

「ええ――」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

守護者への報告中編

 

「ええ、紫藤なのはさんの要望のについて管理者達の対応についてまず守護者に伝えて欲しいとの事なので呼んできて貰えますか?」

 

「うんわかった」

 

響はそう言い獅童光を呼びに向かう為部屋を出ると・・・

「ああ、紫藤直哉さんどうしてここに?部屋に戻った筈なのにどうしてここにいるんですか?」

 

「ああ、それは・・・部屋の場所がわからなくなって再度聞こうとして戻って来たんだ。そうしたら君達がはなしをしてて、ここで待ってたら響さんがここに来たからこちらも驚いたよ」

 

「それはすみません直哉さん」

 

「それじゃあ私が、直哉さん達の部屋に案内しますよついて来て下さい」

 

「・・・待ってくれ響さん僕にもこの世界の管理者がなのはに出した件の話を聞きたいんだ」

 

「ええ――」

 

その頃のどか達は・・・

 

「あれは響さんの声だね?」

 

「何かあったのかしら?」

 

「もしかして直哉さんがなのはさんに・・・」

 

そしてひなたは思い出す。

 

「あ――思い出したお兄さんのどかっちに恥ずかしい事言ったお兄さん」

 

 

!!

 

「直哉君どういう事?」

 

「お兄ちゃん嘘言わないでね」

 

 

ひなたの一言でさくらとなのはが直哉を追いつめる。

 

 

「わかったよ話すよ」

 

 

そして直哉は話し出す。

 

 

そして紫藤直哉がのどか達に追いついた。

 

 

「すまないそこの赤い髪の女の子確認したいことがあるんで胸を見せてほしい」

 

 

「「「ええーーー」」」

 

「お兄さんそれはしたらだめだよ」

 

ひなたが直哉に向けて言う。

 

 

「え、ああごめん。赤い髪の女の子の体に異質な霊力があるからね。よければ取ってあげようと思ったんだ」

 

 

「のどかの体の異質な霊力は直哉君の魂ね恐らく」

 

「それってまずいんじゃ」

 

 

「どうかな?僕なら取り出せて君を開放出来るけど?」

 

「・・・すみませんが、私に宿るこの霊力は大事な物なので手放す事はしません」

 

 

「おお、のどかっち言い切った」

 

 

「どうして断るんだい?このまま放置してたら、君の体に害を及ぼすかもしれないんだよ」

 

!!

 

 

「そんなこと絶対ありません。もう付いて来ないでください」

 

 

そう言ってのどかは紫藤直哉から逃げ出した。

 

 

 

「「・・・なのはちゃん許可するわ」はいさくらさん」

 

「お兄ちゃん女の子に何言ってんの?ディバインバスター――」

 

 

「ギャアアア」

 

 

そして話を終えた直哉は、義理の妹のなのはによって制裁を受けたのだった。

 

「あの時みたいになって響さんが驚いたんじゃ?」

 

「「まさか・・・」」

 

のどかとちゆはひなたの言葉にその状況を想像する。

 

「恐らく違いますね。アスミさんとちゆさんとのどかお姉ちゃんは響さんの代わりに光さんを呼んできてください」

 

「「「了解」」」

 

そして3人は光の部屋に響とは違うルートで向かった。

 

「さて、僕も響さんの所に行きますか」

 

時を少し戻して・・・

 

「ああ、紫藤直哉さんどうしてここに?部屋に戻った筈なのにどうしてここにいるんですか?」

 

「ああ、それは・・・部屋の場所がわからなくなって再度聞こうとして戻って来たんだ。そうしたら君達がはなしをしてて、ここで待ってたら響さんがここに来たからこちらも驚いたよ」

 

「それはすみません直哉さん」

 

「それじゃあ私が、直哉さん達の部屋に案内しますよついて来て下さい」

 

「・・・待ってくれ響さん僕にもこの世界の管理者がなのはに出した件の話を聞きたいんだ」

 

「ええ――」

 

「駄目かい?」

 

「えーと・・・」

 

「響さんどうしました?あんな声を出して」

 

「ああ、直哉君実はね・・・」

 

そして響が融合世界の直哉に説明する。

 

「・・・成程そちらの直哉さんもこれから行う話し合いに参加したいと言う事ですね」

 

「そう言う事なの」

 

「やはり駄目かい?」

 

「参加するくらいなら良いですよ。ただ・・・」

 

「本当かい?」

 

「はい」

 

その後のどかが光を連れて戻って来た事により融合世界の直哉と守護者プラス1人による話し合いが始まった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

守護者への報告後編1

今回以前こちらでも投稿していた作品サクラ大戦来訪者は私の幼馴染の中で登場していた人物達がその作品の設定で出てきます
後7人世界の出来事も出て来ます。




「さて、現在集まれる守護者全員が集まったのでトワさんが決めた内容を報告しますね」

 

「「「はい」」」

 

響と光とのどかが返事をする。

 

その時・・・

 

「ちょっといいかい?直哉君。君は報告するのにこんな少ない人数で良いのかい?」

 

過去の紫藤直哉が若干不満げな表情で、融合世界の直哉に聞く。

 

「ええ、このメンバーだけに今回報告するんですから」

 

「だからって君達の部隊にも他の仲間達がいるのに無視をするのかい?」

 

「いやですから、今回は守護者用の報告会なので・・・守護者とは融合世界で出来た新制度で融合世界の内部や友好世界から1人が僕達の部隊に所属した上で、今回のように管理者が直接に部隊の全員に伝える事が出来ないので重要な事だけを先に守護者に伝えてそれからその依頼を実行する前に全員に伝えるので」

 

「あ、そうなのかい?それはごめん。まさかそんなシステムが出来てるなんて知らなかった」

 

「まあ、仕方ないですよ。紫藤直哉さん達の頃は転移で幼馴染世界にやって来るのが当たり前だったのですから」

 

「ああ、そうだったな懐かしいな」

 

そして紫藤直哉が思い出す。

 

 

「フォフォ、久しぶりじゃの帝国華撃団、どうじゃ自分たちが帝劇を攻める気分は?」

 

「木喰」

 

「それにしても、この帝劇防御壁は、たいした物よのう」

 

「たった1機で、この帝劇防御壁と、わし特製の攻撃装置を使ったこの布陣を突破し、わしの所までこれるかの?」

 

 

木喰は、余裕の笑みを浮べる。

 

「私達を甘く見ていると、痛い目を見ることになりますよ木喰さん」

 

 

「抜かしよるな、小娘が」

 

 

 

そして木喰との戦いが始まった。

 

「皆加山さんが、攻撃装置を無効化するまで、攻撃装置の射程に気をつけて」

 

「「「了解」」」

 

そして攻撃装置は無力化された。

 

「今だよ二人共」

 

「行くよ、フェイトちゃん」

 

「うん、なのは」

 

「ディバインバスターー」

 

「サンダーレイジ」

 

二人の魔法が帝劇防御壁を貫通し桜天武が木喰の魔装機兵智拳に、近づいた。

 

 

「何故じゃあ、わしの計算では、お前たちはここまでこれないはずなのに?」

 

「帝国華撃団め、何時もわしの計算の上をいくなあ」

 

「これが私達の絆の力です」

 

「「破邪剣征・桜花天舞」」

 

 

「うおおおお。ま、まさかわしが負けるのか、たった4人に、この敗北は計算外じゃああああ」

 

「あの時も結果的になのはとフェイトちゃんと言う。異世界の力を使わせた上での勝利だからなあ」

 

紫藤直哉がそう言う。

 

「そう言うのは君達は許されないんだろう」

 

「いえ、そう言う訳では無いですよ」

 

「へ、そうなのかい?」

 

 

「全員が揃ったので進めます。由利さん映像をお願いします」

 

「了解」

 

!!

 

「「「「何なんですか?あれは」」」」

 

「ふむ君達の反応から考えると、現在花やしき遊園地を襲っている2体の怪物は正真正銘の謎の怪物になりますね」

 

「でもあの時は介入してたよね。後7人世界でも」

 

「ああ、それは・・・」

 

「「メガビョーゲンメガビョーゲン」」

 

 

二つの帝国華撃団と二体のメガビョーゲンの戦いは次第に帝国華撃団が圧され始めていた。

 

 

真双焔武に乗る真宮寺直哉と二人乗り霊子甲冑桜武に乗る紫藤直哉つぶやいた。

 

 

「「何だ僕達の攻撃が効いてないのか」」

 

 

「「どうするの直哉君」」

 

 

二人の乗さくらが二人に聞いたその時バテデモーダが二つの帝国華撃団の前に現れた。

 

 

「やあはじめまして、二組の帝国華撃団の皆さん。自分は遥か未来から来ましたバテデモーダと言います。よろしく」

 

 

「「「「「「「「バテデモーダ」」」」」」」」」

 

 

二組の帝国華撃団は突然現れたバテデモーダに驚いていた。

 

「お前の目的は何なんだ?」

 

 

「それは地球を蝕むことっすよ」

 

 

「「「「「「「「地球を蝕むだってーー」」」」」」」」

 

 

「そうっすよやれメガビョーゲン」

 

 

「「メガビョーゲンメガビョーゲン」」

 

 

バテテモーダの言葉を理解している二体のメガビョーゲンがそれぞれの体内から赤黒の光線を出してその周囲の大地を赤黒く変色した。

 

 

「「うわあ大地が変な事になってるぜ」」

 

 

二人のカンナが同時に言う。

 

 

「バテデモーダこんなことして何になるんだ?」

 

真宮寺直哉がバテデモーダに聞く。

 

 

「確かにこちらの世界の地球を蝕む必要はないっすけど」

 

「おっと来たみたいすね」

 

 

「「なに?」」

 

 

「「「トリプルハートチャージ」」」

 

 

 

「「届け」」

 

 

 

「「癒やしの」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス」」」

 

 

「「メガビョーゲンメガビョーゲン」」

 

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

提灯型と屋台型のメガビョーゲーンは浄化され大地も元に戻った。

 

 

「今日はここまですっね」

 

 

そう言ってバテデモーダは撤退した。

 

「「いったい何だったんだ」」

 

二人の直哉がそう言うと、二つの帝国華撃団は大帝国劇場に帰還した。

 

「あの時介入したのは両方にメガビョーゲンが出現したからですよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

守護者への報告後編2

「そもそもメガビョーゲンを操る連中の目的は何なんだい?」

 

「直哉さん貴方はバテデモーダから聞きませんでしたか?」

 

「え・・・」

 

融合世界の直哉に聞かれ紫藤直哉は考える。

 

「やあはじめまして、二組の帝国華撃団の皆さん。自分は遥か未来から来ましたバテデモーダと言います。よろしく」

 

 

「「「「「「「「バテデモーダ」」」」」」」」」

 

 

二組の帝国華撃団は突然現れたバテデモーダに驚いていた。

 

「お前の目的は何なんだ?」

 

 

「それは地球を蝕むことっすよ」

 

 

「「「「「「「「地球を蝕むだってーー」」」」」」」」

 

 

「そうっすよやれメガビョーゲン」

 

 

「「メガビョーゲンメガビョーゲン」」

 

 

バテテモーダの言葉を理解している二体のメガビョーゲンがそれぞれの体内から赤黒の光線を出してその周囲の大地を赤黒く変色した。

 

 

「「うわあ大地が変な事になってるぜ」」

 

 

二人のカンナが同時に言う。

 

 

「バテデモーダこんなことして何になるんだ?」

 

真宮寺直哉がバテデモーダに聞く。

 

 

「確かにこちらの世界の地球を蝕む必要はないっすけど」

 

「おっと来たみたいすね」

 

「「なに?」」

 

「あ、あの時のあいつの言葉の意味は7人世界の地球ではなく融合世界の地球と言う意味だったんだな」

 

紫藤直哉は謎が解け納得する。

 

「はいそうですよ直哉さん」

 

響が融合世界の直哉に代わりそう答える。

 

「さてそろそろ本題に入りたいんですが良いですか?」

 

「ああ、すまない」

 

そして報告会が始まった。

 

「まずこの映像を見て下さい」

 

融合世界の直哉が映像を再生する。

 

 

「成程融合世界では、さくらさんがバテデモーダの妨害を突破して僕達が簡易ゲートを使い帝国華撃団の皆さんの所に送ったイベントですか」

 

「ええ、そのイベントなら中心世界で起きた事件でなおかつバテデモーダに協力要請するだけだし、再現できない?」

 

「あのトワ、確認なんですけど過去の紫藤直哉と紫藤なのはさんの試練中の役割はどうするんですか?」

 

「はっしまったそれも決めてないわ」

 

「直哉どうしよう?」

 

「僕に聞いても何も解決しませんよ。そう言う部分はレイさんとトワの管轄なんですから」

 

「それはそうだけどさ、少しくらい手伝ってくれてもいいじゃん?」

 

「嫌ですよ。今回に関しては僕は完全に部外者ですよね」

 

「それは・・・そうだよ」

 

「直哉は試練中は休息に当てて欲しいからね」

 

「それなら僕に意見を求めないで下さいよ。特殊遊撃部隊のメンバーは、試練にも参加するようにしますけど、でもあれを再現させるなら僕が連れて行ったメンバーが正解になるんですか?」

 

「そうねそうなるわ・・・そうだわクイズ形式にして過去の紫藤直哉に答えさせるのどう?」

 

「なのはさんに僕の代役のキャラを演じさせてそのキャラの思考を過去の紫藤直哉さんに考えさせて答えを出して貰うのですね」

 

「そうよ」

 

「正解は僕達がした事をすれば正解ですか」

 

「そうなるわね」

 

「わかりました。とりあえず現状の守護者には今の話の事を伝えますね」

 

「お願いね」

 

「そう言う流れの試練になりそうですね」

 

「ちょっと待ってくれ。どうして僕まで参加する事になってんだい?」

 

「ああ、それは・・・」

「トワ本当に良いんですね」

 

「紫藤なのはさんの試験に、過去の紫藤直哉さんも試験対象者にしても?」

 

「ええ、構わないわ今回の試験・・・なのはにとっては試練なのだけど、さっきレイに向こうに確認したら面白いから直哉も巻き込んでと言ったらしいのよね」

 

「あ、そうなんですね」

 

「そうなのよね私的には紫藤なのは嵩の方がイヨ達の海鳴市を流用して試練用のミニイベントを作ればいいから楽なんだけどね」

 

「ああ、成程」

 

「でも過去の紫藤直哉も参加させるとなると・・・必然的に融合世界で起きた事件を再利用せざるえないじゃない?」

 

「確かにそうですね。トワ僕達がラ・ギアスや神山さん達の時代に跳んだあの件も融合世界の事件として扱うんですか?」

 

「ええそうよ」

 

「ねえ、直哉試験的に使える事件は無いかしら?」

 

「メルクさんの希望らしいです」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第20章 第3部 衝撃の事態編
守護者への報告後


「以上で紫藤なのはさんの要望による試練イベントの報告となります」

 

「「「成程」」」

 

「しかし今回の試練イベントはトワさんの方でもかなり大変だね」

 

「そうですねミニイベント系で終わらせようとしたらまさか向こうの要望で大型イベントに変化しましたからね」

 

「所で直哉君守護者の私達はイベントの手伝いをすればいいの?」

 

響と光が話している時にのどかが融合世界の直哉に聞く。

 

「そうですね基本はなのはさんのサポート役が守護者のお仕事ですね」

 

「それじゃあ、融合世界の直哉君の役をなのはさんがしてなのはさんの答えを考えるのがもう1人の直哉さんがするんだね」

 

「そうですよ・・・ヒントとかもあるらしいので・・・あれ直哉さん生きてますか?」

 

「・・・はっ僕は一体?何していた・・・なのはの為のイベントを聞いていて・・・」

 

 

「紫藤なのはさんの試験に、過去の紫藤直哉さんも試験対象者にしても?」

 

「ええ、構わないわ今回の試験・・・なのはにとっては試練なのだけど、さっきレイに向こうに確認したら面白いから直哉も巻き込んでと言ったらしいのよね」

 

「あ、そうなんですね」

 

「そうなのよね私的には紫藤なのは嵩の方がイヨ達の海鳴市を流用して試練用のミニイベントを作ればいいから楽なんだけどね」

 

「ああ、成程」

 

「でも過去の紫藤直哉も参加させるとなると・・・必然的に融合世界で起きた事件を再利用せざるえないじゃない?」

 

「確かにそうですね。トワ僕達がラ・ギアスや神山さん達の時代に跳んだあの件も融合世界の事件として扱うんですか?」

 

「ええそうよ」

 

「ねえ、直哉試験的に使える事件は無いかしら?」

 

「メルクさんの希望らしいです」

 

「ああ、思い出したメルクの馬鹿野郎ーーーまた何で僕まで巻き込まれなきゃいけなくするんだ」

 

「そりゃなのはを止められなかった責任はあるけどさ・・・」

 

「気が付いたらメルクさんへの愚痴かあ。まあ気持ちはわからなくはないけど」

 

響がもう1人の紫藤直哉の言動を見てそう言う。

 

「メルクさんもトワのようにしてるんですね」

 

獅童光がそう言う。

 

「仕方ないかな。メルクさんはトワさん達のお母さんだからね」

 

花寺のどかが、光にそう教える。

 

「直哉君どうする?」

 

響が融合世界の直哉に聞く。

 

「そうですね。守護者向けの報告は終わりましたから響さんと光さんはもう1人の直哉さんを部屋に連れて行ってください。そしてこれから僕とゆいさんとのどかさん達を連れてゼムリア大陸の方に行きますので」

 

「「ええーー」」

 

「ゼムリア大陸に行くってもういけるの?」

 

響が直哉に聞く。

 

「ああ、響さんが考えているような長期滞在は完全封印の影響でまだまだ出来ませんが、守護者同伴ならその影響を軽減してくれるのでトワが」

 

「「「成程」」」

 

そう言う事で、エステルさんにも伝えないと意味がないのでそれに和実ゆいさんは、飛鳥ちゃんの代わりに守護者見習いなので連れて行く事で色んな意味で勉強になると思うので」

 

その後守護者達は別れてそれぞれの目的地に向かうのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

久しぶりのリベール王国1 エステルへの説明前編

リベール王国ロレント地方・・・

 

「うわあ、ここがゼムリア大陸にあるリベール王国なんですね」

 

「そうだよ。ゆいちゃん今回は私と同じ守護者の方がリベール王国に戻って来てるからここに来たんだよ」

 

「そうだったんですね」

 

「なんだか今ののどかっち楽しそうだね」

 

「そうねもう1人の紫藤直哉さん達が来てから心が落ち着く事が出来なかったでしょ」

 

「ああ、それは・・・やっぱりあれのせいだよね」

 

「ええ、のどかも頭では別の人と思うようにしてるみたいだけどね」

 

のどかとゆいが歩いて話している所から少し離れた所を歩いているアスミととちゆとひなたは・・・

 

「でも不思議ですね。今回来た2人は完全にあの時に会った2人ですよね?なのになぜのどかはあんなに他人だと思うようにしてるんですか?」

 

「そっかアスミンは、知らないんだっけアの時の出来事を」

 

「あの時?」

 

「よくわかりません」

 

「でもさ私達4人でロレント地方に先に行って良いのかな?」

 

「それは直哉君も了解してるじゃない。今直哉君とエステルさん達はポース地方にいて重要な部分を話してから合流するって」

 

「確かに直哉はそう言ってましたけど、どうしてそんな手の込んだ事を?」

 

アスミがそう言う。

 

「これは私の推測なんだけど・・・」

 

ちゆがそう言い自分の推測を言い始める。

 

「恐らくだけど直哉君とゆいさんの為にあえてそういう行動を取ったんだと思うわ」

 

「どういう事かわかるか?ぺギタン」

 

ヒーリングアニマルのニャトランが、同じヒーリングアニマルのぺギタンに聞く。

 

「絶対これが理由と言うのはわからないけど、ゆいさんの場合は飛鳥ちゃんから交代しての守護者の立場ではなく見習いだからまず特殊遊撃部隊の仕事に慣れる事を優先したんだと思うペン」

 

「成程ニャン。つまり俺達はゆいの為に別行動をしてるのか?」

 

「いえそれは建前なのでしょう。それをのどかはわかっているようですけどね」

 

「建前ニャン?」

 

「はい、本当にエステルさんとクローゼさん達に今回の件を話すだけなら私達が寝ている時に行けば解決する事ですからね」

 

「「そうだよ」そうにゃん」

 

「そう言われたらそうね、エステルさんも守護者の1人のわけだし別に直哉君が単独で動いても良かった筈・・・」

 

ピロロンピロロン

 

「何々この音」

 

「レシピッピがジェントル―に捕まったんです皆さん」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「それってブンドル団がゼムリア大陸に現れたのゆいちゃん」

 

「ええ、そういうことになります。どうやってここに来たのかわかりませんが、行くよコメコメ」

 

「コメ」

 

 

「プリキュア!デリシャスタンバイ!」

 

「パーティーゴー!」

 

「にぎにぎ!」

 

「コメコメ!」

 

「ハートを」

 

「コメコメ!」

 

「シェアリンエナジー!」

 

「あつあつごはんで、みなぎるパワー!キュアプレシャス!」

 

「おいしい笑顔で満たしてあげる!」

 

そしてゆいはキュアプレシャスに変身し現場に向かった。

 

「私達も行きましょう」

 

「「「うん」」ええ」

 

そしてのどか達もキュアプレシャスを追いかけた。

 

その頃ポース地方にいる直哉とエステル達は・・・



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

久しぶりのリベール王国1 エステルへの説明後編1

時を少し戻して・・・

 

ポース氏のホテルにて・・

 

「成程ねだから私とヨシュアとクローゼにポースに来てくれと言ったのね」

 

「はい、これはトワから直接守護者に伝えてくれと言う事でしたので」

 

そして直哉は今までの経緯を最初から話し出した。

 

「まず海鳴市で起きた事から始めます」

 

「それは僕も同意はするが、彼女にも自分の意思があるのでねプリシア女史の言う複製人間にもね、だから確認する貴女にとってフェイト・テスタロッサは何になる?」

 

「それは・・・出来の悪い人形よ」

 

クロノとプレシアの会話は、の通信機能で、なのはたちにも聞こえていた。

 

「私が、母さんにとって、只の人形だなんて・・・」

 

「・・・フェイトちゃん」

 

フェイトには、自分の母親であるプレシアの言葉がかなりショックだった。

 

「そうか・・・ならプレシア・テスタロッサ貴女を逮捕する」

 

「そうはいかないわ。私はアルハザードに行くのよ。アリシアと共にね」

 

そう言ってプレシア・テスタロッサは、アリシアの亡骸を抱え虚数空間に落ちようとした時、死んでいる筈のアリシアが喋った。

 

「アルハザードに行くのなら1人で行ってねお母さま」

 

!!

 

「アリシアーーー」

 

そしてプレシア・テスタロッサは1人虚数空間に落ちて行くのだった。

 

「この一連のイベント後に融合世界の海鳴市はイヨが過去の世界の幼馴染世界をまねた事がわかり、アリシア・テスタロッサの生存が、過去の世界と同じ流れになっているかもしれないと言われ、特殊遊撃部隊で行く事になったんですが・・・」

 

「過去の世界ではアリシア・テスタロッサの生存が確認出来ずに調査が終わったと思ったら・・・」

 

「皆行くラビ」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

 

そして直哉は、キュアグレースの体内に吸い込まれた。

 

「うわあ、これが皆さんの変身なんですね」

 

「グレースさんメガビョーゲンとヤラネーダは花やしき遊園地らしいです」

 

「何と、過去の幼馴染世界にメガビョーゲンとヤラネーダが出て来たんです」

 

「「「ええーーー」」」

 

「大丈夫だったの?」

 

「ええ、浄化自体は簡単でしたが・・・」

 

「この後が大変でした」

 

「やあトワちゃん元気?」

 

「何の用事なのメルク」

 

「うん過去の紫藤直哉達を融合世界の中心世界に行かせたから宜しくね」

 

「はあーー」

 

そしてメルクがその経緯を話す。

 

「僕としてもメルクの希望で来てくれた彼女達の世界を混乱させる原因にはなりたくないですよ」

 

「ああ、それは大丈夫よ」

 

「後から融合世界の管理者に連絡しておくから」

 

「・・・それなら良いですけど融合世界にどう行けばいいのでしょう?」

 

「それはこれを使うのよ」

 

そう言ってメルクは融合世界で使われている簡易ゲートを出した。

 

「そう言う訳で家の直哉と紫藤なのはを送ったからよろしくね」

 

「なっちょっと待ちなさいメルク」

 

「貴女これが目的で直哉達の戦いに対して手をだすなと言ったの」

 

「あの時の紫藤直哉さんの言った管理者は紫藤直哉さんと帝国華撃団に接触するなと言ってたので、少なくともメガビョーゲンとヤラネーダを知らないと明確にそう言う事は言えないと思うのですが」

 

「そうよ、トワちゃんが勝手に私達の世界に特殊遊撃部隊を送って来るからよ」

 

「それはこちらでも確認しないといけない事があって」

 

「何があったの?」

 

そしてトワが話す。

 

「「ああ、思い出したわ」」

 

「それでメルクさん今回19歳のなのはさんと紫藤直哉さんを融合世界の中心世界に送った理由は、以前こちら側の要請した事に対するお返しですか?」

 

直哉がメルクに聞く。

 

「そうよ私の命もわずかだし幼馴染世界の直哉を通して私達の上司が作りたかった世界を見たいのよ」

 

「成程・・・トワどうします?」

 

「そうね直哉はのどか達だけを連れて、メルクが送り出した2人と中心世界で合流して」

 

「「「ええーーー」」」

 

「それはあり得ないでしょう」

 

エステルがそう叫ぶ。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

久しぶりのリベール王国1 エステルへの説明後編2

「「ああ、思い出したわ」」

 

「それでメルクさん今回19歳のなのはさんと紫藤直哉さんを融合世界の中心世界に送った理由は、以前こちら側の要請した事に対するお返しですか?」

 

直哉がメルクに聞く。

 

「そうよ私の命もわずかだし幼馴染世界の直哉を通して私達の上司が作りたかった世界を見たいのよ」

 

「成程・・・トワどうします?」

 

「そうね直哉はのどか達だけを連れて、メルクが送り出した2人と中心世界で合流して」

 

「「「ええーーー」」」

 

「それはあり得ないでしょう」

 

エステルがそう叫ぶ。

 

「いえそれが実際にやって来たんですよ。エステルさん」

 

そう言って直哉が話を続ける。

 

 

「うんお兄ちゃんが襲う寸前だった話でしょ」

 

「う、メルクさんが言ってたんだけど未来のこの世界には複数の世界が1つの世界を形成しているらしいんだ」

 

「へえ、そうなんだつまりお兄ちゃんあの時に会ったあの子達がここの世界の人間だと思ってるんだね?」

 

「ああ」

 

「君達少しいいかな?」

 

 

「「「「はい」」」」

 

 

「単刀直入に聞くけど君達は一体何者なんだ?」

 

 

「それは未来が見える直哉さんが、何故私達に聞くんですか?」

 

!!

 

「何故君達が僕の能力の事を・・・知っている?」

 

 

「未来が見える事は、ほとんど知られて無いのに」

 

 

「その能力を使って私達の事を知れないと言う現実を見てください。紫藤直哉さん」

 

「私達は、真宮寺直哉君の7人世界と貴方の世界幼馴染世界が滅んだ後に出来た世界の住人だからですよ」

 

「なっ馬鹿な僕達の世界と7人世界が滅ぶありえない」

 

「今ならあの子が言っていた7人世界と僕達の幼馴染世界が無くなった後の世界と言うのが実感するな」

 

「お兄ちゃんどうしたの?」

 

「何でも無いよなのは」

 

「でも帝都に関しては、そんなに変わらないね」

 

「そうだねまあ、帝都に関しては急激に変わる事は無いよ」

 

「そうなんだなら。大帝国劇場に行って見ない?」

 

「はいはいわかったよ」

 

そして2人は、融合世界の大帝国劇場に向かった。

 

大帝国劇場前・・・

 

「「「「あ、見つけた」」」」

 

のどか達となのはと紫藤直哉がそれぞれそう言った。

 

「やっぱり君達はこの時代の人間だったんだね」

 

「「「「ええ、お久しぶりです。紫藤直哉さん」」」」」

 

「今回はメルクさんの依頼でこちらに来たとの事でよろしいですか?」

 

「ああ、間違いないよ」

 

「僕としてもメルクの希望で来てくれた彼女達の世界を混乱させる原因にはなりたくないですよ」

 

「ああ、それは大丈夫よ」

 

「後から融合世界の管理者に連絡しておくから」

 

「・・・それなら良いですけど融合世界にどう行けばいいのでしょう?」

 

「それはこれを使うのよ」

 

そう言ってメルクは融合世界で使われている簡易ゲートを出した。

 

「そう言う事で僕達はここに来たんだけど君達は?」

 

「私達はトワさんの依頼で」

 

「なっトワが向こうに簡易ゲートを貸してたの?」

 

「相変わらず無茶をするね」

 

「そうですね」

 

エステルとヨシュアとクローゼがそれぞれ言う。

 

「合流してからもこんなことが発端で・・・」

 

 

「なのはさん貴女は幼馴染世界にやって来てくれた時空管理局の人達に向かって私は、紫藤直哉の妹として生きる事を選択したんですよね」

 

「それは・・・」

 

「なのはさん貴女紫藤直哉の妹として生きる事が辛くなったんですか?」

 

「そうだとしても貴女はその選択をしたので、その責任は果たすべきですよ」

 

「・・・」

 

「確かに融合世界の場合は一時保護として来訪者に管理者のトワさんやレイさんに預かって貰えますが、なのはさんが幼馴染世界に転移した時はその制度がなかったんですよね?」

 

「うん」

 

「だから貴女は融合世界で生活をしている自分が羨ましいのですね」

 

「正直に言えば羨ましいよ。だって貴方達が本当に最低限の干渉で終わらせたよね?ジェミニさんの時だって」

 

「ええ、あの時はそういう形でするしかなかったんですけどね」

 

「それでもあの後私達の世界に悪影響無かったよ」

 

「それは、メルクさんがしっかり後始末したからでは」

 

「直哉さんお願い私を融合世界の人間にして」

 

!!

 

「何を言っているんですか?そんな事出来ませんよ」

 

「「「・・・」」何言ってんのこの女」

 

 

「そうよ、あくまでも融合世界の人間になった場合の流れになった未来を見せる。ある意味では悪夢にするかも知れないけどね」

 

「でも選択した世界をしてなのはさんが融合世界の人間になれる資格を持った場合どうするんですか?」

 

響がトワに聞く。

 

「仮にそうなった場合イヨがどうするのかで決まるわね。融合世界の海鳴市に関してはイヨの管轄だし」

 

「あ、そう言えばそうだった」

 

「イヨの管轄の世界の事は私でも決めれないから庭園を使ってある程度イヨに連絡して相談しておきたいのよ」

 

「成程」

 

「そしてなのはさんの要望の試練が行われるようになったんですが・・・」

 

「まだ何か起きるのかい?」

 

ヨシュアが直哉に聞く。

 

「ええ、あります先程紫藤なのはさんの試練をすると言いましたよね」

 

「「「ええ」」ああ」

「トワ本当に良いんですね」

 

「紫藤なのはさんの試験に、過去の紫藤直哉さんも試験対象者にしても?」

 

「ええ、構わないわ今回の試験・・・なのはにとっては試練なのだけど、さっきレイに向こうに確認したら面白いから直哉も巻き込んでと言ったらしいのよね」

 

「あ、そうなんですね」

 

「そうなのよね私的には紫藤なのは嵩の方がイヨ達の海鳴市を流用して試練用のミニイベントを作ればいいから楽なんだけどね」

 

「ああ、成程」

 

「でも過去の紫藤直哉も参加させるとなると・・・必然的に融合世界で起きた事件を再利用せざるえないじゃない?」

 

「確かにそうですね。トワ僕達がラ・ギアスや神山さん達の時代に跳んだあの件も融合世界の事件として扱うんですか?」

 

「ええそうよ」

 

「メルクさんの希望で紫藤なのはさんの試練に直哉さんも参加する事になったんです」

 

!!

 

「あんですってーー」

 

エステルとヨシュアとクローゼは直哉の話に驚いていた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

久しぶりのリベール王国2 まさかの事態発生前編

「でも過去の紫藤直哉も参加させるとなると・・・必然的に融合世界で起きた事件を再利用せざるえないじゃない?」

 

「確かにそうですね。トワ僕達がラ・ギアスや神山さん達の時代に跳んだあの件も融合世界の事件として扱うんですか?」

 

「ええそうよ」

 

「メルクさんの希望で紫藤なのはさんの試練に直哉さんも参加する事になったんです」

 

!!

 

「あんですってーー」

 

エステルとヨシュアとクローゼは直哉の話に驚いていた。

 

「以上で紫藤なのはさんの要望による試練イベントの報告となります」

 

「「「成程」」」

 

「しかし今回の試練イベントはトワさんの方でもかなり大変だね」

 

「そうですねミニイベント系で終わらせようとしたらまさか向こうの要望で大型イベントに変化しましたからね」

 

「所で直哉君守護者の私達はイベントの手伝いをすればいいの?」

 

響と光が話している時にのどかが融合世界の直哉に聞く。

 

「そうですね基本はなのはさんのサポート役が守護者のお仕事ですね」

 

「それじゃあ、融合世界の直哉君の役をなのはさんがしてなのはさんの答えを考えるのがもう1人の直哉さんがするんだね」

 

「そうですよ・・・ヒントとかもあるらしいので・・・あれ直哉さん生きてますか?」

 

「・・・はっ僕は一体?何していた・・・なのはの為のイベントを聞いていて・・・」

 

「勿論ここに来る前に他の守護者にも伝えているので」

 

「成程それで直哉が1人でゼムリア大陸に来たのね?」

 

「いえ、違いますよエステルさん。ゆいさんとのどかさん達とですよ」

 

「ゆい・・・ああ、あの子ね」

 

そう言いながらエステルは思い出す。

 

「トワこの子誰?」

 

「それに直哉ものどかもおどろいてるのよ?」

 

エステルがそう言う。

 

「ゆい自己紹介お願いね」

 

「はいトワさん。私は和実ゆい中学2年生です」

 

「この子はコメコメです。よろしくお願いします」

 

「はい表の紹介はこれくらいで良いわよ」

 

「はい」

 

「プリキュア!デリシャスタンバイ!」

 

「パーティーゴー!」

 

「にぎにぎ!」

 

「コメコメ!」

 

「ハートを」

 

「コメコメ!」

 

「シェアリンエナジー!」

 

「あつあつごはんで、みなぎるパワー!キュアプレシャス!」

 

「おいしい笑顔で満たしてあげる!」

 

「「はっ」ちょっとーーどういう事よ彼女がプリキュアですって」

 

「そうよ17番目

のプリキュアの世界のプリキュアよ彼女がローズマリーに協力してレシピッピを取り戻す事をしていたのよ」

 

「ならもっと早めに紹介しなさいよ」

 

「そう言う訳にもいかないのよ。彼女達目覚めて1時間も経ってないし」

 

「はあ、どういう事よ」

 

「どうしてあの子がのどか達と来てるのよ?」

 

「実はですね、飛鳥ちゃんのしてた守護者の代役が和実ゆいさんになったんですよ」

 

「「「ええーーー」」」

 

「あくまでも現状は、守護者見習いと言う事にしていますが・・・」

 

「勉強も兼ねて彼女を連れて行きなさいとトワが言ったので、同じプリキュアののどかさん達を連れて来たのです」

 

「成程」

 

「まあ、のどかさんは今の状況だと留守版は無理でしょうけど」

 

「どういう事よ?」

 

エステルが直哉に聞く。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

久しぶりのリベール王国2 まさかの事態発生後編

「ああ、それは・・・」

 

ピーピー

 

その時直哉の通信機が鳴り、直哉が応対した。

 

「はい、ちゆさんどうしました?」

 

「直哉君大変よロレント地方にブンドル団が現れたわ」

 

「はっ本当ですかちゆさん?」

 

「ええ」

 

そしてちゆが今までの経緯を話し出す。

 

「絶対これが理由と言うのはわからないけど、ゆいさんの場合は飛鳥ちゃんから交代しての守護者の立場ではなく見習いだからまず特殊遊撃部隊の仕事に慣れる事を優先したんだと思うペン」

 

「成程ニャン。つまり俺達はゆいの為に別行動をしてるのか?」

 

「いえそれは建前なのでしょう。それをのどかはわかっているようですけどね」

 

「建前ニャン?」

 

「はい、本当にエステルさんとクローゼさん達に今回の件を話すだけなら私達が寝ている時に行けば解決する事ですからね」

 

「「そうだよ」そうにゃん」

 

「そう言われたらそうね、エステルさんも守護者の1人のわけだし別に直哉君が単独で動いても良かった筈・・・」

 

ピロロンピロロン

 

「何々この音」

 

「レシピッピがジェントル―に捕まったんです皆さん」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「それってブンドル団がゼムリア大陸に現れたのゆいちゃん」

 

「ええ、そういうことになります。どうやってここに来たのかわかりませんが、行くよコメコメ」

 

「コメ」

 

「プリキュア!デリシャスタンバイ!」

 

「パーティーゴー!」

 

「にぎにぎ!」

 

「コメコメ!」

 

「ハートを」

 

「コメコメ!」

 

「シェアリンエナジー!」

 

「あつあつごはんで、みなぎるパワー!キュアプレシャス!」

 

「おいしい笑顔で満たしてあげる!」

 

そしてゆいはキュアプレシャスに変身し現場に向かった。

 

「私達も行きましょう」

 

「「「うん」」ええ」

 

そしてのどか達もキュアプレシャスを追いかけた。

 

「そして何とかレシピッピを助けたんだけど・・・」

 

「ああ、その報告ですか?」

 

「違うのその戦闘中に紫藤なのはさんと直哉さんが来たのどうしたらいいかしら?」

 

「またあの2人が来たんですか?」

 

「まったく好奇心旺盛すぎますよ。まあ本人達の世界が滅んでいるから関係なく動いているのなら・・・あの時の真宮寺直哉より質が悪いですね」

 

 

「さてと観光しながらゆいさんの日用品を買いましょうか」

 

「え、悪いですよ直哉さん」

 

「気にしないで下さい。ゆいさんこれは特殊遊撃部隊に協力してくれる全員にしてる事なので」

 

「でも・・・」

 

そして直哉が、ゆいの日用品を買う買い物をしていると悲鳴が聞こえた。

 

「きゃああ。降魔ーー」

 

 

「え、何何・・・きゃああ怪物だーー。直哉さんあれは何なんですか?」

 

「あれは、中心世界に存在する降魔と呼ばれる存在です。ゆいさん逃げますよ」

 

「え、直哉さん戦わないんですか?」

 

「ええ、今僕達は何も出来ません。ですが帝都を守る彼女達がいます」

 

「対降魔迎撃部隊の・・・」

 

「「「「「「「「帝国華撃団参上!!」」」」」」」」

 

「え、帝国華撃団何ですかそれ?」

 

「それについては避難してから話しますから避難しますよ」

 

「はい」

 

そしてゆいと直哉は避難をし、その後帝国華撃団の活躍で、降魔は撃退されたのだった。

 

「ここまでですけど」

 

「そう、なら教えてあげるわ」

 

「あいつがいれば恨みをはらそうと思っていたが、まあそれは後のお楽しみだな。今はこの世界の情報を集めることが先決だな」

 

「たくっ佐谷直哉として活動した記録が使えたら面倒な事をしなくていいのにな」

 

そう言って真宮寺直哉は融合世界の調査を始めた。

 

「とりあえずこの世界は自分の予想だと幼馴染世界の過去だと思うんだよな」

 

「漸く俺の時間だな。まず軽く降魔出したが、特殊遊撃部隊が出て来ると思っていたが、どうやら帝国華撃団とは別の組織のようだな」

 

「そして、ブルーがいないようだな」

 

「ただ大神さんが帝国華撃団にいなかったから恐らく大神さんは、巴里華撃団にいるんだろうな」

 

直哉とゆいを襲った降魔を指揮したのは、真宮寺直哉の裏人格の裏直哉よ」

 

「ええーー」

 

「どうして彼が?」

 

「まったくこれじゃ、自由に動けるぶん2人の方が厄介だな。はーー」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

久しぶりのリベール王国3

その日リベール王国ロレント地方で大規模な戦闘が行われた。

 

その前に急に料理の味が変わるという事件が起きたが、その事件は比較的早く解決した。特殊遊撃部隊の介入した事で、だがその直後新たな問題が発生をした。

 

その問題と言うのが・・・」

 

時を少し戻して・・・

 

「ああ、その報告ですか?」

 

「違うのその戦闘中に紫藤なのはさんと直哉さんが来たのどうしたらいいかしら?」

 

「またあの2人が来たんですか?」

 

「まったく好奇心旺盛すぎますよ。まあ本人達の世界が滅んでいるから関係なく動いているのなら・・・あの時の真宮寺直哉より質が悪いですね」

 

「まったくこれじゃ、自由に動けるぶん2人の方が厄介だな。はーー」

 

「直哉君私達はどうすれば良い?」

 

「あ、ちゆさん1つ確認ですけどゆいさんの変身の姿とブンドル団の戦いは見られていないですか?」

 

「それは大丈夫よ」

 

「そうですかそれなら良かったです。もし見られてたら・・・」

 

そう言いながら直哉が思い出す。

 

 

「あれは、メガビョーゲンラビ」

 

「「「「「メガビョーゲン?」」」」」

 

 

「あいつらは星を病気にしてしまうんだニャン」

 

「「「「「星を病気にだって――」」」」」

 

 

「そうラビ、ラビリン達は人間のパートナーと共に地球のお手当てをしてるラビ」

 

 

「「「「「成る程そう言う事なんだ」」」」」

 

 

「ラビリン達のパートナーがのどかさん達なんだね」

 

 

「そう言う事ラビ」

 

 

「あれ、だとするとのどかさん達がプリキュアになってる時そちらの直哉さんがいませんでいたけどん?」

 

 

「なのはがそう言う。

 

「「「「そう言えば」」」」

 

 

「直哉、のどかもう一度変身ラビ」

 

 

「ええ――いやだな」

 

 

「仕方ないよ直哉君やろう」

 

 

「わかりました」

 

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

 

「「「「ええ――」」」」

 

「直哉さんがプリキュアの武器の中に入った――」

 

 

「それよりなのは、直哉さん男の筈なのにプリキュアに変身したよ」

 

「うわあ、変身かあ僕もしたいな」

 

ジェミニがそう言う。

 

「あのなのはさんがプレシャスを見たら同じような反応すると思うので・・・」

 

「ああ、確かに」

 

「とりあえずもう少しでこちらの報告会が終わるので、のどかさんの精神的サポートお願いしますね。ちゆさん」

 

「わかったわ。直哉君」

 

そして直哉はちゆとの通信を切った。

 

「どうしたのよ?」

 

「ああ、過去の幼馴染世界から来た2人が、どうやら僕達の後を追いかけてゼムリア大陸に来たみたいですね」

 

!!

 

「それは本当なの?」

 

「ええ、ロレント地方にいるみたいです」

 

「そうですか・・・それならまだいいですね」

 

「そうね、まだロレントは、直哉達が割と交流会等してたからね」

 

「そうだったね」

 

「そうですね」

 

「それで直哉貴方ロレントに行くのなら私達も行くわよ」

 

「・・・良いですか?皆さん」

 

「「「ええ」」ああ」

 

そして直哉とエステル質はロレントに行き、そのままエステルVSなのはの戦いが始まった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

久しぶりのリベール王国4 エステルVSなのはの結果

「いたた、まさか私の魔法が全然効かないなんて・・・」

 

「ふん、これに懲りたらさっさと自分の世界に帰る事ね」

 

「ひっすみませんでした」

 

「よし終わったわね。わがまま女の迷惑行為を止めるクエストが」

 

「え、まさか僕達の人探し行為がこの世界の迷惑行為だなんて知らなかった」

 

もう1人の直哉がそう言う。

 

「貴方達の事は聞いているけど、貴方達が行動を許されてるのは融合世界の中だけでしょう?」

 

「「ええーー」」

 

「「ここ融合世界の中じゃないの?」」

 

「違うわよ」

 

「「ええーー本当にごめんなさい」」

 

「成程2人はここを融合世界の中だと思ってたんですね、ここは融合世界との友好世界と言う複数あるうちの1つの世界です」

 

「友好世界?」

 

「ええ、そうですよ。基本友好世界に指定できるのは、世界丸ごと融合世界と接触した場合ですね」

 

「それってつまり、僕達の世界で言えば時空管理局や7人世界との行き来が出来るような感じかな?」

 

「ええ、そうですね」

 

「ただ違うのは、貴女達の幼馴染世界と7人世界の場合はどちらかの世界のイベントとかが進まないと言う事がありませんでしたか?」

 

「それは・・・」

 

もう1人の直哉が思い出す。

 

 

上野公園・・・

 

「ねえ直哉君どうして、上野公園に来たの?」

 

「それはね、この手紙の差出人に会う為さ、さくらちゃん」

 

「そろそろ出てきて良いよ、ご希望の人を連れて来たから」

 

「さくらお姉ちゃん探したよ」

 

少年がいきなりさくらに抱きついた。

 

「きゃあ何この子!!直哉君見てないで助けて」

 

「落ち着いて、僕名前は、なんて言うの?」

 

「ごめんなさい僕の名前は、真宮寺直哉18才です。巴里から日本に戻る途中に、僕の持つこのリングが光りだして気がついたらここに来てたんです」

 

「なるほどね、君は並行世界から来たと認識して良いのかな?」

 

「はいその認識で良いと思います。それで貴方の名前はなんでしょう」

 

「僕は紫藤直哉、この世界で、帝国華撃団の総司令をしてるよ」

 

「ええーー米田さんいないんですか?」

 

「いるのはいるけど、帝劇にいないんだ」

 

「そうなんですか?」

 

「ところで直哉君、君帝劇に来ないか?君のお姉さんも探してあげるよ」

 

「え、でも・・・」

 

「直哉君だっけ一緒に行こうよ、君のお姉さんが見つかるまで、私が一緒にいてあげるから」

 

「わかりました・・・」

 

「確かに真宮寺直哉君が来てから黒之巣会との戦いの合間に別の異世界の敵とも戦う事が多かったな」

 

「その顔は思い当たる節があるようですね」

 

「そして融合世界を改めて作った神達は幼馴染世界と7人世界のような事が無いよう融合世界周辺に転移した世界を調査し、それで合格したら友好世界に認定され、それ以降はどんなに接触しても互いのイベントが不具合を出す事はありませんから」

 

「え、どういう事だい?」

 

「僕達が用事でこちらに来る場合融合世界の時間は止まるので」

 

!!

 

「何だって――」

 

もう1人の直哉が驚いていた。

 

「なんて羨ましい技術なんだ?持って帰れないかな」

 

「ちなみにこちらの技術に手をだすのなら、レイさんとメルクさんの間で決められた約束が発動するので気を付けて下さいね」

 

融合世界の直哉がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

未来世界に行かせる条件

「え、そんな約束があるのかい?」

 

「ええ、約束は複数あるみたいですね。まずこの時代の制度や技術を過去の世界に持ち帰る事を禁止と他にも、その世界で迷惑をかけない等当たり前の事ですけどね」

 

「う、ごめん」

 

「なのはさん貴女は幼馴染世界にやって来てくれた時空管理局の人達に向かって私は、紫藤直哉の妹として生きる事を選択したんですよね」

 

「それは・・・」

 

「なのはさん貴女紫藤直哉の妹として生きる事が辛くなったんですか?」

 

「そうだとしても貴女はその選択をしたので、その責任は果たすべきですよ」

 

「・・・」

 

「確かに融合世界の場合は一時保護として来訪者に管理者のトワさんやレイさんに預かって貰えますが、なのはさんが幼馴染世界に転移した時はその制度がなかったんですよね?」

 

「うん」

 

「だから貴女は融合世界で生活をしている自分が羨ましいのですね」

 

「正直に言えば羨ましいよ。だって貴方達が本当に最低限の干渉で終わらせたよね?ジェミニさんの時だって」

 

「ええ、あの時はそういう形でするしかなかったんですけどね」

 

「それでもあの後私達の世界に悪影響無かったよ」

 

「それは、メルクさんがしっかり後始末したからでは」

 

「直哉さんお願い私を融合世界の人間にして」

 

!!

 

「何を言っているんですか?そんな事出来ませんよ」

 

「本来ならあの時のなのはさんの騒動時に約束を破ったと判断しても良かったんですけど・・・」

 

「う、それは・・・」

 

「僕達もこういう事何度もされると貴方達の融合世界における滞在拒否も視野に入れた事も考えて行きたいと思います」

 

「そんな」

 

「エステルさん良いですか?」

 

「何?」

 

「すみませんけど直哉さんとなのはさんをトワ達の所に連れて行って下さい」

 

「良いのね?」

 

「ええ、今回は許可のない世界に不法侵入しただけではないので、流石に不問と言う訳にもいかないですから」

 

「最悪の場合ゼムリア大陸との関係も悪化させるかも知れませんし、同じ名前でこちらの行動に支障が出るかも知れないですし」

 

「ああ、そっちの問題ね」

 

エステルが融合世界の直哉の言葉に納得する。

 

そしてエステルは2人を管理者の神殿に連れて行った。

 

「直哉さん。あんなに脅していいんですか?」

 

クローゼが直哉に聞く。

 

「クローゼさん。別に脅してませんよそれにあの2人が今回のような事をすると思ってましたから」

 

「そうなんです?」

 

「ええ」

 

そして直哉は話し出す。

 

「さあ覚悟は出来たな、殺してやるぞ

 

「行くわよ前鬼」

 

 

「おう」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

 

「うわあ前鬼君が大きくなったよ、直哉君」

 

「落ち着いてね。さくらちゃん」

 

「「超鬼神力、ヴァジュラマハル、サムスカーラ」」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

 

「きゃあああ。前鬼君が、変身来たーこれで勝ったわ」

 

(なんか今回さくらちゃんが崩壊してる気がする)

 

そして、ついに悪霊憑依獣との最終決戦が始まろうとしていた。

 

「行くよお姉ちゃんZENKI」

 

「おう」

 

「行きましょう」

 

真双焔武は、ZENKI共に突撃した。

 

「さくらちゃん僕達も行こう」

 

「うん直哉君」

 

「「破邪剣征・桜花放神」」

 

「二つの必殺技が重なり悪霊憑依獣にぶつかる。

 

「グオオ。この程度のことで、我が敗れるのか」

 

二人の必殺技を受けた悪霊憑依獣京極は爆発を起こした。

 

「僕としては直哉さん達の認識を正したいんですよ」

 

「7人世界と幼馴染世界は介入されて助けてくれてありがとうだったかもしれませんけど、融合世界にとってはただの余計なお世話で、余計な事はしないで欲しいんですよ」

 

「成程」

 

「こちらにしてみればレイやトワにも余計な仕事が増えてる状態で僕としても今回の件でトワ達にお願いするのは心苦しいのですが、僕があの2人の行動に対する決定権はありませんから」

 

「2人は管理者同士の決め事で決まったお客さんなので」

 

「それにこれは僕の勘違いかも知れないのですが、紫藤なのはさんは何者かに操られているかもしれないので」

 

「「「「「ええーー」」」」」



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紫藤なのはを操る者がいる可能性

「「「「「ええーー」」」」」

 

「あくまで今言った事は可能性があると言うだけなので、本気にされても困りますけど」

 

「少なくとも、中心世界にいた頃は好戦的な態度は無かった筈ですから」

 

そして直哉が思い出す。

 

「あ、いたいた直哉さん」

 

「はいなのはさんどうしました?」

 

「すみません。私どこで寝たら良いですか?」

 

「ああ、それはリビングから出てその左隣から3つ分の広さのある和室があるのでその部屋を使ってください」

 

「わかりました。ありがとうございます」

 

「それでは僕は行きますね」

 

「あ、待って下さい」

 

「まだなにか?」

 

「はい、お願いですこの世界の私が魔法と出会った頃の記録を見せて下さい」

 

「どうしても見たいのですか?」

 

「はい・・・」

 

「1つ確認ですが、このお願いもメルクさんの依頼の内ですか?」

 

「それは違います。私個人が見たいのです」

 

 

「あの時の話を聞きこちらの自分が魔法とユーノ君にちゃんと会えてるのかが気になるんですね」

 

「はい」

 

「しかし貴女とこちらの世界のなのはさんさんは、別人ですよそれでも見たいのですね?」

 

「はい」

 

そして2人は別の部屋に行き融合世界の海鳴市の記録集を観覧し始めた。

 

「「「そう言えば」」」

 

「多少なりは羨ましいという気持ちから来る暴走でしたが、ゼムリア大陸に来てからの暴走する前は自分とクローゼさんも直接見てないから正確にはわからないですが、少なくとも紫藤なのはと言う人物は感情的になりやすいが、意味もなく暴れる人間では無いんですよ」

 

「「「「「確かに」」」」

 

「そういう部分はのどかさん達も見ているでしょう?」

 

「「「「うん」」ええ」はい」

 

 

「あのなのはさんこの方達は・・・」

 

「ああ、ごめんねこの人たちは・・・お兄ちゃん。お兄ちゃんの苗字はまだ紫藤でいいの?」

 

なのはが直哉に確認する。

 

「ああ、まだ紫藤でいいよ」

 

「皆改めて紹介するね、私の隣にいる男性が、紫藤直哉さんで、この劇場の支配人をしてる人だよ、その隣にいる方が、真宮寺さくらさんで、皆の師匠をしてもらう人だよ」

 

「「「漸く見たことあるなのはさんとはやてさん達だね」」」

 

「「「「「成長早すぎです」」」」早すぎでしょう」

 

お墓戦艦新たな時代に着くとその場にいる全員が中継映像を見て驚いていた。

 

「皆さん静かに見て下さいね」

 

「このイベントはトワとレイが見ておくべきと言っていたので」

 

「特に高町なのはちゃんやフェイト・テスタロッサちゃんの性格を特にプリキュア達が知るには良いイベントらしいので」

 

直哉がそう言うとその場にいる全員が、再び中継を見始めた。

 

 

「「「「ええーーーこの人が私達に色々教える人なんですか?」」」」

 

「どう見ても普通の人ですよ、なのはさんみたいに人外には見えませんよ」

 

「・・・スバル後でお話しようね」

 

「ヒイイイイ」

 

「なのは、そろそろ、兄さんや姉さんが困ってるから」

 

「皆さん1ヶ月と言う期間ですが、ここでの生活を楽しんで下さいね、今日は皆さんが来ると言うので、歓迎会を準備していますので、私達に付いて来て下さい」

 

「「「「「「「はーい」」」」」」」

 

直哉とさくらは、なのはたちを連れて、歓迎会会場である楽屋に向かった。

 

「部下にも慕われていたなのはさんが、僕達と出会う事で性格改変したのなら直哉さんも多少なり影響を受けると思うので」

 

「そうね私達に会った後の世界で、なのはさんも無自覚のまま敵に操られてしまうイベント中だったら・・・」

 

「それはそれでまずいわね」

 

「勿論そういう状況になっているもしくはなのはさんや直哉さんが体を奪われかけた等の事があるとなれば・・・厄介ですから」

 

その頃管理者の神殿では・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

管理者の役目として前編

こちらでも掲載してたサクラ大戦7人目の隊員のキャラがその時の設定で回想で出てきますので宜しくお願い致します

こちらでも投稿していた作品サクラ大戦来訪者は私の幼馴染の中で登場していた人物達がその作品の設定で回想で出てきます


管理者の神殿にて・・・

 

「成程ね、事情はわかったわ。3人共過去の幼馴染世界及び7人世界の映像を見てくれるかしら?」

 

そしてトワが再生する。

 

「何故君達は僕達の邪魔をする?僕達は犯罪者を連行したいだけなのだが」

 

「君は直哉達が犯罪者とでも言うのか?」

 

「ああ、そうだ、彼らはことごとく、僕達の邪魔をしたからな、逮捕して、我等の手駒として死ぬまで、使うのさ。そこにいる哀れな人形フェイトのようにな」

 

「クロノ君貴方どうして、そんなことが出来るの?」

 

なのはがクロノに問いかける。

 

「高町なのは、僕は君を絶対許さない、そして君が、この世界で大切にしている者を僕は、壊す事に決めたのだから」

 

 

!!

 

「そ、そんな」

 

(それじゃあお兄ちゃんやさくらさんがこんな事になったのは私のせい)

 

 

「それは絶対に違うでなのはちゃん」

 

その時上空からやって来たのは、八神はやてと、守護騎士の4人だった。

 

「はやてちゃん」

 

「はやて何故勝手に出てくるんだ」

 

「嘘、はやてちゃんまさか・・・」

 

「ごめんななのはちゃん、うちはまだ管理局の一員なんよ」

 

「まあいい出てきた以上、仕事をしてもらうぞはやて」

 

「わかっとる、ヴィータなのはちゃんに攻撃するんや」

 

「あいよはやて、覚悟はいいか紫藤なのは、兄妹仲良く管理局のペットになれよ」

 

「いやそれだけは絶対に嫌、フェイトちゃんも、お兄ちゃんもお姉ちゃんは私が守るもん」

 

!!

 

 

「ヴィータ今や」

 

「おう」

 

「スターライト・・・ブレイカーーーーー」

 

ヴィータは上手くなのはの背後を取り、スターライトブレイカーの射線上にクロノを入れた。

 

「なッしまったーーーーー己はやてまでもが裏切るとは覚えておけよ」

 

そう言いながらクロノ達管理局全員撤退した。

 

映像中断・・・

 

「まず2人に確認だけどこの事件を境に幼馴染世界のクロノは、追放されたのよね?」

 

「「ええ」」

 

「そう続いて行くわよ」

 

「クロノ君お兄ちゃんに何をしたの?」

 

見てみるがいい、なのはこれが、生まれ変わったお兄さんだよ」

 

「グルガアアア」

 

「何あれ、千明お姉ちゃん」

 

「あれはカルマ獣?家憑依の実と異なる力を感じるわ」

 

「それは多分私達の世界の力です。千明さん」

 

そして怪物になったなのはの兄は、会場にいる人々を憑依の実に変えていく。

 

「キャアアア」

 

「嘘だろう皆逃げろーーー」

 

「フフ、成功だ、よし行くぞ」

 

 

「クロノ君何処に行く気なの?」

 

「そんなの決まってるだろ、紫藤直哉の世界だよ」

 

「行かせないよクロノ君」

 

「これが私の全力全壊のスターライトブレイカーーーー」

 

なのはが放った巨大収束魔法はクロノに当たらず怪物が食べた。

 

「ふふ、凄いぞなのはたちを殺せ」

 

「・・・五月蝿いぞ小僧」

 

!!「ぎゃあああああ。イタイイタイ痛いーーーー」

 

「五月蝿い小僧」

 

そしてクロノは、自分の作り出した怪物憑依魔獣に裏切られ気絶してしまった。

 

映像停止・・・

 

「これは・・・7人世界での出来事だ」

 

「これから言う事は、貴方達のせいで落ちぶれて死んだクロノ・ハラウオンの仕業かも知れないわね」

 

「「そんなクロノ君が」」

 

「成程ね、トワつまりクロスベルで起きた事件の影響でその子に憑いていたその者霊が活発に動いたと言う事ね」

 

「それは無いよあの時クロノ君は生きてたんだし、憑依獣やられても」

 

「なら、紫藤なのは貴女達が憑依獣と戦っている間にクロノ・ハラウオンを殺されたと言う事も考えられるわね」

 

!!

 

「どのみち貴女達の記憶では、その時がクロノ・ハラウオンとの最後の出会いだったのでしょう?」

 

「「それは・・・」」

 

「そしてクロノ・ハラウオンの運命を変えたのは・・・」

 

「ごめんください」

 

 

「こちらに高町なのはさんはいますか?」

 

「はい、すいませんけど高町なのははいませんが」

 

売り子である高村椿が、応対している。

 

 

「変ですね」

 

「母さん違うよ、すみません。高町ではなく紫藤なのははこの劇場にいますか?」

 

「ああ、支配人の妹さんの事ね、いるわよ」

 

 

「あ、丁度来たみたいだね」

 

 

そう言って、なのはは2階に上がった。

 

「この決断をした高町なのはのせいでもあるわ」

 

!!

 

「まあ、私から貴女に対して何も言わないわ。正直私達には関係ないもの」

 

「だけど高町なのはの感情を優先させた答えによりクロノ・ハラウオンは長時間幼馴染世界及び、7人世界で活動しその挙句憑依の実と言う存在を知りそれを高町なのはの兄に使い、生死不明になるなんて・・・哀れよね」

 

「今まで深く考えてなかったけど、トワさんの言う通りだ」

 

なのはは、トワの言うクロノ・ハラウオン可能性について考えていた。

 

「私が元の世界に素直に戻ればクロノ君の人生を狂わせずに済んだんだ」

 

「ちょっと待って下さい。すべてなのは自身のせいなんて酷すぎますよ」

 

紫藤直哉がなのはを守ろうと反論する。

 

「でも事実よね。ロストギアのせいで幼馴染世界に来たとしても貴女が・・・」

 

「やっぱり、リンディさんと、クロノくんかあ」

 

 

「なのはさん!!」

 

「なのは」

 

「良かったわ、なのはさんが見つかって、さあ帰りましょう」

 

「なのは?」

 

「・・・嫌、私帰らない。この世界にずっといたい」

 

「!!なに言い出すんだ、なのは?なのはの帰りを待つ、家族がいるのに?」

 

「もう私は、高町なのはじゃない、紫藤直哉の妹紫藤なのはだからーーー」

 

「否定しなければその後の時空管理局の介入を防げたのではないの?」

 

「「それは・・・」」

 

「何故ちゃんと帰らない理由を迎えに来てくれた人に伝えなかったの?それをすれば最悪な事態は避けられたと思うだけどね」

 

「それにそっちの直哉も対応が悪いわよ」

 

「え・・・」

 

 

「改めて紹介しますね、僕は紫藤直哉。この劇場の支配人をしています」

 

「そして彼女が、真宮寺さくらです」

 

「私はリンディ・ハラウオンです」

 

「そして、息子のクロノ・ハラウオンです」

 

「どうも」

 

4人は、それぞれ自己紹介をした。

 

「それで、貴女達は、なのはとどういう関係なんでしょうか?」

 

 

「私達は、なのはさんと同じ職場で働いてる者です」

 

「ええーーなのはちゃん。まだ14才ですよ、そんな歳で働かせるなんて」

 

「別に、僕達の世界では当たり前だが」

 

さくらが強い口調で言うと、クロノが反論した。

 

「さくらちゃん、落ち着いて」

 

「でも、直哉君」

 

「いいから任せて」

 

 

「クロノもですよ」

 

「母さん」

 

「それで、なのはを無理やり連れて行くんですか?」

 

「当たり前だ、そうしないと、僕と母さんが、こんな所にまで来た意味がない」

 

クロノはそう言い切った。

 

「成る程、それでも言う事を聞かないのなら、魔法で強制連行を考えてるね、クロノ君

 

 

!!

 

!!

 

リンディとクロノは直哉の言葉に驚きを隠せないでいた。

 

「それともう一つ確認しますが、貴方たちは、もしかして時空管理局と言う組織の一員じゃないですか?」

 

「確かに、私達は、時空管理局に所属しています。でも何故、直哉さんがその事を知ってるんですか?」

 

「なのはから聞きました。貴女方が来る前に」

 

「成る程」

 

「僕達の意見としては、なのは本人が帰りたいというのなら、問題はないんですが、本人の意思を無視するのなら、僕達は家族を守ります」

 

「普通は幼馴染世界のバランスを考えたら一度なのはを時空管理局に渡す約束をしてれば、プレシア・テスタロッサの事件後に帰還させて幼馴染世界のバランスを保つ事が出来たんじゃないの?」

 

「う、それは・・・」

 

「人間だから感情的になるのは仕方ないけど貴方や真宮寺直哉がかき回した事でメルクが過労死して飛鳥と薫の住む世界が誕生した事を忘れないでね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

管理者の役目として後編

「僕達の意見としては、なのは本人が帰りたいというのなら、問題はないんですが、本人の意思を無視するのなら、僕達は家族を守ります」

 

「普通は幼馴染世界のバランスを考えたら一度なのはを時空管理局に渡す約束をしてれば、プレシア・テスタロッサの事件後に帰還させて幼馴染世界のバランスを保つ事が出来たんじゃないの?」

 

「う、それは・・・」

 

「人間だから感情的になるのは仕方ないけど貴方や真宮寺直哉がかき回した事でメルクが過労死して飛鳥と薫の住む世界が誕生した事を忘れないでね」

 

「いやいや世界のバランスを僕が考えるなんてありえないよ。そういう事はメルクの仕事じゃないか?」

 

「そうかしらね?これを見てもそう言えるかしら?」

 

そう言ってトワは映像を再生した。

 

 

「直哉さん。あんなに脅していいんですか?」

 

クローゼが直哉に聞く。

 

「クローゼさん。別に脅してませんよそれにあの2人が今回のような事をすると思ってましたから」

 

「そうなんです?」

 

「ええ」

 

そして直哉は話し出す。

 

「僕としては直哉さん達の認識を正したいんですよ」

 

「7人世界と幼馴染世界は介入されて助けてくれてありがとうだったかもしれませんけど、融合世界にとってはただの余計なお世話で、余計な事はしないで欲しいんですよ」

 

「成程」

 

「こちらにしてみればレイやトワにも余計な仕事が増えてる状態で僕としても今回の件でトワ達にお願いするのは心苦しいのですが、僕があの2人の行動に対する決定権はありませんから」

 

「2人は管理者同士の決め事で決まったお客さんなので」

 

「それにこれは僕の勘違いかも知れないのですが、紫藤なのはさんは何者かに操られているかもしれないので」

 

「なっ彼は僕達がトワから聞かされた可能性について知っていて黙っていたのか?」

 

「そうよ、この一件に関してでもそうだけどこちらの直哉は自分で考えて融合世界や友好世界のバランスを壊すような事態が起きない限り介入は最低限にしてるし」

 

「別にこちらの直哉の自慢をしてるつもりはないけど、貴方達の場合米田健二の闇の力と戦う使命があったのなら、もっと管理者と繋がるべきだったのではないい?」

 

「はあ、耳が痛いわ」

 

その時過去の幼馴染世界の管理者メルクが管理者の神殿にやって来た。

 

!!

 

「メルクどうしてここに?」

 

「どうしてって貴方達が融合世界以外に行ったからに決まってるじゃん」

 

「まさか・・・あの子に呼ばれて?」

 

そしてもう1人の直哉が思い出す。

 

「ええ、約束は複数あるみたいですね。まずこの時代の制度や技術を過去の世界に持ち帰る事を禁止と他にも、その世界で迷惑をかけない等当たり前の事ですけどね」

 

「う、ごめん」

 

「なのはさん貴女は幼馴染世界にやって来てくれた時空管理局の人達に向かって私は、紫藤直哉の妹として生きる事を選択したんですよね」

 

「それは・・・」

 

「なのはさん貴女紫藤直哉の妹として生きる事が辛くなったんですか?」

 

「そうだとしても貴女はその選択をしたので、その責任は果たすべきですよ」

 

「・・・」

 

「確かに融合世界の場合は一時保護として来訪者に管理者のトワさんやレイさんに預かって貰えますが、なのはさんが幼馴染世界に転移した時はその制度がなかったんですよね?」

 

「うん」

 

「だから貴女は融合世界で生活をしている自分が羨ましいのですね」

 

「正直に言えば羨ましいよ。だって貴方達が本当に最低限の干渉で終わらせたよね?ジェミニさんの時だって」

 

「ええ、あの時はそういう形でするしかなかったんですけどね」

 

「それでもあの後私達の世界に悪影響無かったよ」

 

「それは、メルクさんがしっかり後始末したからでは」

 

「直哉さんお願い私を融合世界の人間にして」

 

!!

 

「何を言っているんですか?そんな事出来ませんよ」

 

「本来ならあの時のなのはさんの騒動時に約束を破ったと判断しても良かったんですけど・・・」

 

「う、それは・・・」

 

「僕達もこういう事何度もされると貴方達の融合世界における滞在拒否も視野に入れた事も考えて行きたいと思います」

 

「そんな」

 

「エステルさん良いですか?」

 

「何?」

 

「すみませんけど直哉さんとなのはさんをトワ達の所に連れて行って下さい」

 

「良いのね?」

 

「ええ、今回は許可のない世界に不法侵入しただけではないので、流石に不問と言う訳にもいかないですから」

 

「最悪の場合ゼムリア大陸との関係も悪化させるかも知れませんし、同じ名前でこちらの行動に支障が出るかも知れないですし」

 

「ああ、そっちの問題ね」

 

エステルが融合世界の直哉の言葉に納得する。

 

そしてエステルは2人を管理者の神殿に連れて行った。

 

「まあ、似たようなものね。何故なら貴方達が融合世界での生活全て中継されてたのよ」

 

「「ええーー」」

 

「特になのはの私を融合世界の人間にしてと言う言葉にショックを受けたわ」

 

「・・・ごめんなさい」

 

なのはがメルクに謝る。

 

「トワ本当にごめんなさいね」

 

「いやいや謝るんだったら特殊遊撃部隊全員に謝って欲しいわ。そこの2人がこんな事をしなければ、歓迎会を開く準備もしていたのに」

 

「「そんなーー」」

 

トワの発言に驚く2人だった。

 

「どのみち融合世界に貴方達が行くのはもう無理よ」

 

「「ええーー」」

 

「「何でですか?メルク」メルクさん」

 

2人がメルクに聞く。

 

「当たり前じゃない貴方達が融合世界と友好世界の関係を壊しかけたからよ」

 

「それは・・・メルクがやってはいけない事を事前に教えてくれないからですよ」

 

もう1人の直哉がそう言う。

 

「ねえ、トワ貴女の所も全部伝える?」

 

メルクがトワに聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2人の管理者の話し合いの結果

「どのみち融合世界に貴方達が行くのはもう無理よ」

 

「「ええーー」」

 

「「何でですか?メルク」メルクさん」

 

2人がメルクに聞く。

 

「当たり前じゃない貴方達が融合世界と友好世界の関係を壊しかけたからよ」

 

「それは・・・メルクがやってはいけない事を事前に教えてくれないからですよ」

 

もう1人の直哉がそう言う。

 

「ねえ、トワ貴女の所も全部伝える?」

 

メルクがトワに聞く。

 

「それは無いわね。他の管理者ならその世界に起きてる事を簡単に説明するけど私は、そこまでしないわ」

 

「そうよね融合世界の直哉君はうちの直哉となのはがしつこくプリキュアの事を聞いても喋るのを渋ってたし少なくとも融合世界の直哉君達にとっては過去の幼馴染世界にもちゃんと配慮してくれてたから私も楽だったわよ」

 

「「ぐっ」」

 

「本当に私が行くまで自分達の力を隠すつもりだったのだから凄いわね」

 

そう言ってメルクが思い出す。

 

「あのメルクさん親子喧嘩と言うか、僕達はどうすればここから帰れるのですか?」

 

 

融合世界の直哉がメルクに聞く。

 

「ああ、そうだったわね貴女達が、元の世界に戻るにはフワニータを黙示録の三騎士とパトリックから守りなさい。融合世界の彼女達は黙示録の三騎士と戦う場合のみ本来の力を使って良いわ」

 

「「「「ええ――」」」」

 

のどか達はメルクの言葉に驚く。

 

「本当に凄いわ。トワあそこまで世界の事を考えて動けるなんて」

 

「普通ならこの2人のように動くでしょう。自分達の歴史に関係のない世界なら?」

 

「「ぐっ」」

 

「ああ、それはこの2人を超える人達がいてねかなり苦労した事もあったしその経験が今回の件に繋がって融合世界の直哉が、自分にそこの2人を任せるようにすると、限界ですの合図だったのよ」

 

「成程ね、つまり融合世界の直哉君が2人をここに連れて行くように頼んだ時点で家の直哉に出させていた視察任務は終了・・・と言う事ね」

 

「ええ、申し訳ないけどね、それにのどかが限界なのよ。理由を言わなくてもわかるわよね?」

 

「え、まだあれを引きずってるんですか?」

 

もう1人の直哉が思い出す。

 

「すまないそこの赤い髪の女の子確認したいことがあるんで胸を見せてほしい」

 

 

「「「ええーーー」」」

 

「お兄さんそれはしたらだめだよ」

 

 

 

ひなたが直哉に向けて言う。

 

 

「え、ああごめん。赤い髪の女の子の体に異質な霊力があるからね。よければ取ってあげようと思ったんだ」

 

 

「のどかの体の異質な霊力は直哉君の魂ね恐らく」

 

「それってまずいんじゃ」

 

「どうかな?僕なら取り出せて君を開放出来るけど?」

 

「・・・すみませんが、私に宿るこの霊力は大事な物なので手放す事はしません」

 

「おお、のどかっち言い切った」

 

「どうして断るんだい?このまま放置してたら、君の体に害を及ぼすかもしれないんだよ」

 

!!

 

 

「そんなこと絶対ありません。もう付いて来ないでください」

 

 

そう言ってのどかは紫藤直哉から逃げ出した。

 

「あ、ぼくは・・・」

 

「まだ覚えてるのか」

 

「なのは・・・」

 

「はいメルクさん・・・お兄ちゃん逝け・・・スターライト・ブレイカー」

 

「へ・・・ギャアアアーーー」

 

そしてもう1人の直哉は、なのはのスターライトブレイカーにより深い眠りにつくのだった。

 

その後メルクは2人を幼馴染世界に戻して、再びトワと通信で話をしていた。

 

「本当に融合世界の直哉君達には悪い事をしたわね」

 

「気にしないで、まあ向こうの直哉も少しは勉強になったのなら良いけどね」

 

「そうね、後なのはを操ってたのは特に害のない催眠状態だったわ」

 

「そうなら双方の世界に悪影響はないのね」

 

「ええ」

 

そして2人は通信を切った。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第21章 衝撃の事態終了後の平穏編
騒動を終えた後の休日1 和実ゆい達の世界はどこに


過去の幼馴染世界から来た2人が元の世界に戻った後特殊遊撃部隊は全員融合世界のすこやか市に来ていた。

 

「・・・今から愚痴をこぼします。・・・ふざけるなよあいつらーー」

 

別室の4人は・・・

 

「直哉っちあれてるね」

 

「仕方ないわね。結局中止になったとはいえあの2人の為にトワさんの手伝いや2人の為のイベントの準備等をしてたのは直哉君だしね」

 

「それにあの2人がいる間は融合世界の仕事も基本中止だったし」

 

「そうねのどか」

 

「そりゃ直哉っちも文句言いたくなるね」

 

「そうですね。歓迎会も無駄になりましたし」

 

「ああ、あの歓迎会ねもしあの2人が融合世界のにいたらどうなっていたのかしら?」

 

アスミとちゆがそれぞれ言う。

 

「そりゃ、予定通り2人のイベントをするっしょ、トワさんも直哉っちもその為の準備をしてたんだから」

 

「それもそうね」

 

「でもこれからどう動くんだろ?のどかっちレイさんかトワさんからなんか聞いてる?」

 

「ううん特には聞いてないよ。ひなたちゃん」

 

「そうなの?のどか」

 

「うん、それにこんかいは、特殊遊撃部隊のトップたちがかなり動かされたしトワさんも直哉君も休息しながらそれぞれの世界に行くんじゃないかな?」

 

「そうかもしれませんね。各世界のイベントもありますし、何より17番目のプリキュアの世界がまなつ達のような外部の世界なのか?それとも私達のように融合世界の内部の世界になるのかがまだはっきりしない状況ですから」

 

「確かにそうね。融合世界の内部の世界に17番目のプリキュアの世界が出来ても不思議はないんだけど、仮にそう過程した話で考えると腑に落ちない事がいくつか腑に落ちないのよね」

 

「まず・・・」

 

「ああ、ゼムリア大陸にいるトワと飛鳥に連絡後に直哉とその2人を会わせてとトワが言っててな」

 

「成程」

 

「トワがそう言ったのなら、トワはその2人がワイズマンの言っていた世界の関係者と見てるんですね」

 

「そう言う事だ。17番目のプリキュアの世界に関してはこちらとしてもまだ確証がないからな」

 

「そしてな」

 

「だが、管理者の神殿に来た2人しか融合世界と接触してないぞ」

 

「ええーー」

 

レイの言葉に驚く直哉だった。

 

「ちょっと待って下さい、レイさん今回は最終的に16番目のプリキュアの世界が来たような状況になってないんですか?」

 

「ああ、ワイズマンの行動の影響で融合世界の周囲とワイズマンの行動によっての異常な世界移動は、今の所はない」

 

「レイさんがこう言ったから和実ゆいさんの世界つまり17番目のプリキュアの世界が融合世界の内部にあるかもと言う仮説が出来たわね」

 

「「「うん」」そうですね」

 

「でもそう考えると、和実ゆいさん達はどうして動けるの?」

 

「「「あ、そう言えば」」」

 

「確かにそうだね、私達がまだ行けないエリアに17番目のプリキュアの世界があるなら、和実ゆいちゃん達も動けない筈だよね」

 

のどかがそう言う。

 

その頃別室にいる響とまなつ達とエステルは・・・

 

「エステルさん向こうにいなくて良かったんです?」

 

みのりがエステルに聞く。

 

「ええ、トワもレイも今回の後始末に動いてるし直哉もストレス溜まってるから守護者見習いも全員集まるようにあったのよ」

 

「へえーそうなんですか?」

 

「それでこれからはどうするんですか?響さん」

 

あすかが響に聞く。

 

「うーんそれは・・・現状何の通達もないから未定かな?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

騒動を終えた後の休日2

その頃別室にいる響とまなつ達とエステルは・・・

 

「エステルさん向こうにいなくて良かったんです?」

 

みのりがエステルに聞く。

 

「ええ、トワもレイも今回の後始末に動いてるし直哉もストレス溜まってるから守護者見習いも全員集まるようにあったのよ」

 

「へえーそうなんですか?」

 

「それでこれからはどうするんですか?響さん」

 

あすかが響に聞く。

 

「うーんそれは・・・現状何の通達もないから未定かな?」

 

「そうなんですか?」

 

「うん、今回は過去の世界からの依頼によって来た2人だったけど、2人の行動によって受け入れが中止になったよね」

 

「「「「「ええ」」」」」

 

「まなつちゃん達はあの2人を見て思い出さなかった?」

 

「あ、新生帝国華撃団の皆さんだ」

 

「うんこういう言い方は本当は悪いんだけど・・・」

 

「サンキューな私と隊長を助けてくれて」

 

「本当にありがとう。融合世界のプリキュアより君達の方が役に立つよ。君達がクラリスとあざみも助けてくれたんだろ?」

 

 

「そうよ、ありがたく思いなさい。誠十郎」

 

 

「パパイヤ隊長さん達に本当の事言ったらダメ?」

 

「駄目よ、隊長さんの言葉を聞いたでしょう」

 

「今は嘘でもいいからそのままの方が良いわ」

 

 

「確かにな、今私達が直哉さんと知り合いと知られるのはまずいな」

 

 

「それで誠十郎貴方達はどうしてここに来たの?」

 

 

「ああ、俺達は融合世界と言うこことは違う世界から来たんだ」

 

「そうだぜ、凄いだろう」

 

 

「ああ、簡単に融合世界や異世界の人て言ったよ」

 

 

「この人自分が信用出来ると考えたら全てを話すタイプみたいだね」

 

 

「人を疑わないんだろうな。まあ太正時代の人達だし」

 

 

「それでも初対面で話す?」

 

 

「へえ、融合世界ね、そこはどんな世界なの?」

 

 

「くだらないね。私達はそこで、特殊遊撃部隊の一員で仕事をしてたんだがねそこの上司が駄目でさ」

 

 

「「「「うわあこの2人簡単に所属まで言ったよ」」」」

 

 

「これは流石に駄目でしょう」

 

 

「聞いてるローラまで機嫌が悪くなってる」

 

 

「まあ、そうだな聞いてない事まで言ってるしな」

 

「この経験が今回の件に役に立ったんだよ」

 

「じゃあ直哉さんと神山さんの喧嘩が無駄にならなかったんですね」

 

まなつがそう言う。

 

「「「「まなつちゃん」まなつ・・・」」」

 

「まなつちゃん。そうはっきり言うと新生帝国華撃団の皆さんがショックをうけるから・・・ね」

 

「あ、ごめんなさい」

 

「でも困ったわね。特殊遊撃部隊の行動が確定してないのなら頼みづらいわね」

 

「何かあるの?ローラさん」

 

響がローラに聞く。

 

「いえ、少しね」

 

ローラが話し出す。

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「乾いた心に!キュアオアシス!」

 

「「「「「ええーー新しいプリキュア」」」」」そんな馬鹿なお前は既に・・・まあいいでしょう。超ゼッタイヤラネーダ彼女を戦闘不能にしなさい」

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

「直哉さん行きますよ」

 

「わかりました、ですが現状だと、オアシスとして動けるのは3分です」

 

「わかりましたすぐに終わらせます」

 

そしてキュアオアシスは行動を開始した。

 

「ランドハートクルリング!」

 

「プリキュア!ランドビート・ダイナミック!」

 

「ビクトリー!」

 

「「「「「凄いあのヤラネーダを1人で浄化するなんて」」」」」

 

「以前私達の世界で私達を助けてくれたプリキュアと超ゼッタイヤラネーダに対する手段の調査をしたいのよ」

 

「ああ、成程」

 

響が納得する。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

騒動を終えた後の休日3 ローラ達の悩み前編

「直哉さん行きますよ」

 

「わかりました、ですが現状だと、オアシスとして動けるのは3分です」

 

「わかりましたすぐに終わらせます」

 

そしてキュアオアシスは行動を開始した。

 

「ランドハートクルリング!」

 

「プリキュア!ランドビート・ダイナミック!」

 

「ビクトリー!」

 

「「「「「凄いあのヤラネーダを1人で浄化するなんて」」」」」

 

「以前私達の世界で私達を助けてくれたプリキュアと超ゼッタイヤラネーダに対する手段の調査をしたいのよ」

 

「ああ、成程」

 

響が納得する。

 

「確かにあの時の戦いの事はのどかちゃん達から聞いてるけどローラさんは、助けてくれたプリキュアと、パワーアップの為のイベントを起こせるの?」

 

「それはわからないわ。ただあの指輪を手に入れるだけでは駄目のように感じてるの」

 

「成程ね、ローラさんは本能的に気づいているなあ。あのアイテムはトロピカル部が1つになる為のイベントが始まらないと出ないと直哉君が言ってたっけ」

 

「まなつちゃん達もあの時のヤラネーダに対抗できる様にしたい?」

 

「「「「はい」」」」

 

響がまなつ達4人に聞くとまなつ達がそう答えた。

 

「わかったよ。なら直哉君に言わないとね・・・知ってるよ以前のピンチを作った原因をね」

 

「「「「「うっ」」」」」

 

そして5人は思い出す。

 

 

「ああ、私達だけで戻ってよかったのかな」

 

「良いのよ直哉だって言ってたでしょいずれ私達だけで人魚の宝を探させると言ってたじゃない」

 

「それはそうだけど・・・でも直哉さん達には言っておくべきだった」

 

「ふむ、ならば私の計画通りに事が進んでいるようですね」

 

「誰なの?」

 

「私は、あとまわしの魔女の執事のバトラーと申します。以後お見知りおきを」 

 

「出でよ超ゼッタイヤラネーダ」

 

そう言ってバトラーは異質のヤラネーダを生み出した。

 

「皆行くよ」

 

「「「「ええ」」」」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

 

「ドレス!」

 

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「今日も元気だ!」

 

 

「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」」

 

「一気に決めるわ」

 

「パフュームシャイニーリング!」

 

「シャボンフォーム!」

 

「アクアチャージ!」

 

「プリキュア!オーシャンバブルシャワー!」

 

「ビクトリー!」

 

「何を言ってるんでしょうね貴女は」

 

「「「「「ええーー浄化出来てない」」」」」

 

「またあんな事に巻き込まれるかもしれないしね」

 

「「「「「はい」」」」」

 

そして響とまなつ達は直哉の部屋に向かった。

 

 

直哉の部屋の前・・・

 

「直哉君響だけど今良いかな?」

 

「あ、響さん良いですよ。部屋に入っても」

 

直哉にそう言われ、部屋に入る響とまなつ達だった。

 

「あれ、まなつちゃん達も来たんだね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

騒動を終えた後の休日3 ローラ達の悩み後編

直哉の部屋・・・

 

「どうしました?自分ストレス発散をしてたので部屋の掃除をしながらにで良いのなら聞きますけど?」

 

「それでも良いわ聞いてちょうだい」

 

そう言ってローラが話し出す。

 

「・・・」

 

「成程トロピカル部の皆さんが超ゼッタイヤラネーダに対する手段と、皆さんを助けたプリキュアの調査をしたいと言うんですね」

 

「そうよ、あとまわしの魔女達に負けるわけにはいかないじゃない。それに・・・」

 

「乾いた心に!キュアオアシス!」

 

「「「「「ええーー新しいプリキュア」」」」」そんな馬鹿なお前は既に・・・まあいいでしょう。超ゼッタイヤラネーダ彼女を戦闘不能にしなさい」

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

「直哉さん行きますよ」

 

「わかりました、ですが現状だと、オアシスとして動けるのは3分です」

 

「わかりましたすぐに終わらせます」

 

そしてキュアオアシスは行動を開始した。

 

「ランドハートクルリング!」

 

「プリキュア!ランドビート・ダイナミック!」

 

「ビクトリー!」

 

「「「「「凄いあのヤラネーダを1人で浄化するなんて」」」」」

 

「ぬう!!やはり彼女は・・・まあいい出でよメガ降魔プリキュア達を倒しなさい」

 

GAOON

 

「「「「「ええーーここに来てメガ降魔」」」」ですって」」」」」」

 

「直哉さん大丈夫ですか?」

 

オアシスが直哉に聞く。

 

「ええ、まだ大丈夫です。バトラーがメガ降魔を出した事で彼女達が介入する切欠が出来ましたからね」

 

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「お大事に」」」

 

「なっ貴様等何故ここに来れるのですか?」

 

「あの時は結局助けられただけで終わったし」

 

「ふむ、ですが今の段階で特殊遊撃部隊の行動範囲は融合世界の内部に限定されていますからね」

 

「そこを何とかお願いよ」

 

「ふむこまりましたね・・・」

 

「あの直哉さんあれでしたら私の事を彼女達に教えても良いですよ」

 

その時、直哉の中にいるキュアオアシスが直哉に声をかけた。

 

「うーんそれをすると、またのどかさんとまなつちゃんの間で争奪戦が起きそうで怖いんですよ」

 

「ああ、それは・・・起きそうですね」

 

「ですからなるべく、まなつちゃん達には秘密にしたいんですよね」

 

「わかりました」

 

「あれ、直哉さんが動かないんですけど大丈夫ですかね、響さん」

 

まなつが響に聞く。

 

「大丈夫だよ。直哉君も考えてるんだよ」

 

「そうなんですか?私は無理だなあ。考えるより体が動くもん」

 

「何よそれ」

 

「でもまなつちゃんらしいね」

 

「そうね」

 

「そうだな」

 

「・・・」

 

「ちょっとなごんでる場合じゃないでしょ」

 

「「「「あ、そうだった」」」」

 

その時直哉の意識もまなつ達の元に戻った。

 

「皆さん何がおかしいんですか?」

 

「「「「「はっ」」」」」

 

「皆さんの希望はわかりましたが、今は無理です。何故なら明日から融合世界のすこやか市で祭りがあり、僕も出店の手伝いがあるんですよ。あ、響さん未来さんも来れますか?祭りに」

 

「うん大丈夫だよ。直哉君」

 

「えー―お祭り良いな。行きたいです直哉さん」

 

まなつが直哉に言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

すこやか市でのお祭り開催前1

 

「皆さんの希望はわかりましたが、今は無理です。何故なら明日から融合世界のすこやか市で祭りがあり、僕も出店の手伝いがあるんですよ。あ、響さん未来さんも来れますか?祭りに」

 

「うん大丈夫だよ。直哉君」

 

「えー―お祭り良いな。行きたいです直哉さん」

 

まなつが直哉に言う。

 

その頃のどか達は・・・

 

直哉と別で先にすこやか市に戻っていた。

 

「ひなた明日直哉君が家の手伝いに来るって本当?」

 

「うんお姉の出すパンケーキのお店なら手伝うよと言ってたし」

 

「あら嬉しいわね、でも本来の仕事は良いの?」

 

「うん良いみたいだよ特殊遊撃部隊が出ないといけない仕事はないって言ったから」

 

「そうなのねわかったわ」

 

そしてひなたは姉との会話を終えてのどか達のいる場所に向かう。

 

「でも意外だったわ直哉君がひなたのお姉さんのお店を手伝うなんて」

 

「そんな事無いよ。ちゆちゃん桜花さんが事前に私達の家族と接点を持ってたから」

 

「成程ね、以前トワさんが言ってたわね」

 

「トワさん直哉君に何をしたのです?」

 

「大丈夫よ少し精神年齢を下げてのどかの事をお姉さんと思わせるようにしただけだから」

 

 

「なんでそんな事をしたラビ」

 

 

「こうでもしないと私が直哉をここに留まらせた意味が無くなるから」

 

「どういう事です?」

 

 

「私が直哉にすこやか市に留まらせたのはあの子に子供らしい生活を体験してほしいからなのに」

 

 

「そうか、ノヴァと言う子が来たことでトワさんの目的とは違う方向に直哉君が向くことにより中心世界の他の世界同様世界安定に向けての仕事をするからですか?」

 

 

 

「ええそうよ。のどか達には悪いけどここは直哉の精神を休ませる世界に私はしたいのよ」

 

 

「「成る程」」

 

 

「今まで飛鳥と薫の父親の頃から融合世界になるまでの間紫藤直哉と言う魂を休ませれる世界はなかったの、だけど前の世界で花寺のどかとラビリンと言うヒーリングアニマルと接していた紫藤直哉を見ると彼の魂の負担が軽減してたの」

 

 

「「ええーーそうなんですか」ラビーー」

 

「それにこれは貴女達の秘密にしててね、直哉は人間なのだけど基本はねでも貴女達の言葉で言えばエレメントさんと言っていいのよ」

 

 

「「ええーー直哉君がエレメントさん」ラビーー」

 

 

「ええそうよ。紫藤直哉のオリジナルは米田健二が作り出したわ。真宮寺直哉と共にね」

 

 

「だけどのどかとラビリンが知る二人の紫藤直哉は私とレイがその世界の一部の力を使って作り出したわ」

 

 

「世界の安定のためにですか?」

 

 

「ええそうよ。だから直哉の体内にメガ因子が入っても困らないように人間として作り出したわ」

 

 

「じゃあ直哉君の両親の事も作り話ですか?」」

 

 

「いえそれは違うわ。米田桜花本人に協力してもらって紫藤直哉を産んで貰ったの」

 

 

「「米田桜花?」」

 

 

「米田桜花は紫藤直哉の父親紫藤卓と結婚する前の名前よ」

 

 

「「まさか・・・紫藤直哉君のお母さんは米田健二と関係者なの?」ラビ」

 

 

「その通りよ米田桜花の父親は米田健二で母親は真宮寺さくらよ」

 

「確かにそう言ってたね。なら今回も特殊遊撃部隊の集合場所にすこやか市が選ばれた理由は、直哉君の状態とゆいさんの関連かしら?」

 

「恐らくねすこやか市のお祭りを利用してブンドル団の情報をもう少し集めたいからだと思うよ」

 

「それに直哉君はお墓戦艦から出て来ないからあれ以来ね」

 

「確かにね」

 

のどかと、ちゆが話しているとひなたが来た。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

すこやか市でのお祭り開催前2

「お待たせのどかっちとちゆっち」

 

「あ、ひなたちゃんここだよ」

 

「さて、揃ったし行きましょうか?」

 

「あれアスミンは?」

 

「今日は3人だよひなたちゃん」

 

「あ、そうなの?」

 

「それでどこに行くの?」

 

「中心世界の大帝国劇場だよ」

 

「ええ――何でなの?」

 

「ほらひなたちゃん思い出して」

 

のどかがそう言う。

 

「わかったそうしておこう。後直哉すまないが別の事件も解決してくれないか?」

 

「別の事件ですか?」

 

「ああ、最近帝都の各地にあるレストランで急に料理の味が変わったという苦情が出始めてな」

 

「成程」

 

「わしが調べた範囲でわかった事だが怪盗らしき者が現れた後から料理の味が変わったと言う事だ」

 

「怪盗ですか?」

 

「そうだ」

 

「トワさん」

 

のどかがトワに言う。

 

「そうね、米田一基その怪盗は異世界の存在よ」

 

「「異世界の人間」ですって」

 

トワの言葉に驚く米田とエステルだった。

 

「あの時ブンドル団の事を話したよね」

 

「うん」

 

「その時米田さんがいたから呼びに行くのよ」

 

「そうなんだよ。これはレイさんの指示でだけど今はブンドル団による被害は帝都の一部だけで、具体的にブンドル団がどういうやり方でレシピッピを奪う仕方がわからないからね」

 

「それで本当に今回のお祭りイベントを使ってブンドル団が帝都ではなくすこやか市に現れたら、ブンドル団が融合世界の敵の協力者がいる。もしくは技術が使える

技術者がいると言う事になるかも知れないし」

 

「成程、それじゃあの人もいるの?」

 

「あの人?」

 

ひなたの言葉にちゆが悩む。

 

「もしかして・・・ローズマリーさんの事?」

 

「そうそう」

 

ひなたが思い出す。

 

 

「あ、そこの少女達ちょっといいかしら」

 

「「「はい」」」

 

「「「凄い人ラビ」ペン」ニャン」

 

「ごめんなさいね、今私人を探しているの、ちょうど貴女達と同じくらいの女の子をね」

 

「「「女の子をですか?」」」

 

「ええ、写真を見て貰えるかしら?」

 

そして男性は1枚の写真をのどか達に見せた。

 

「かわいい」

 

「すみませんこの子の名前は何て言うんですか?」

 

ちゆが男性に聞く。

 

「ああ、それは・・・ゆいよ」

 

「ゆいちゃんなんですね?でもどうして名前だけなんですか」

 

「ああ、それは・・・別世界から探しに来たとは言えないし、私も出会ってすぐだから名前しか聞いてないのよ」

 

「成程そうなんですね」

 

「ごめんなさいね」

 

「あの人今までのプリキュアの関係者でと言ってもまなつちゃん達しかいないけどさ、ローズマリーさんがいれば、直哉っちの苦労が少なくなるよね?」

 

「「あ、そっちの苦労ね」」

 

「私達の場合は直哉っちといるのが当たり前だから直哉っちの苦労がまなつちゃん達のおかげで知れたよね」

 

「そうね・・・あの時なんて」

 

 

「「「「お母さん」」」」親父」

 

「「「「まなつ」さんご」みのり」!!」

 

「貴女達今までどこにいたの?大地震が起きてこっちは大変だったのに」

 

まなつの母親が、まなつ達に聞く。

 

「「「ごめんなさい。私達はこのお兄さんに特別なシェルターに連れて行って貰ってたの」」」

 

 

まなつ達がそう言うと、直哉が親たちの前に出て行く。

 

「貴方が娘達を助けてくれたんですか?」

 

「結果的に言えばそうなりますね。自分の名前は紫藤直哉と申します」

 

「あの大地震が起きる直前に、自分はたまたまあおぞら中学方面にある仕事場に行く時に被災をして、学校から避難してくる子達を仕事場に地下シェルターを完備してたので、子供たちをそこに避難させてました」

 

「申し訳ございませんでした。本来ならこんな誘拐紛いの避難ではなく、ちゃんと連絡すべきでした」

 

「いえ、頭をあげてください。直哉さんのおかげで沢山の子供の命が助かったのは、事実なのですから」

 

「ありがとうございます。それじゃあね。まなつちゃん、さんごちゃん、みのりちゃん、あすかちゃん」

 

「「「「ありがとう直哉さん」」」」

 

そして直哉はまなつ達を親に渡して自分の家に戻った。

 

「さて、大帝国劇場に行きましょうか」

 

「「うん」」

 

そしてのどか達は中心世界に簡易ゲートを使い向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

米田一基と高村椿

太正15年10月某日・・・

 

大帝国劇場にて・・・

 

「あら支配人お出かけですか?」

 

「ああ、特殊遊撃部隊に用があってな最近帝都で起きている事件関連でな」

 

「ああ、帝都にあるお食事処が休業している件ですか?」

 

「そうだその件で俺だけが特殊遊撃部隊がやる実験の見届け人を頼まれているんだよ」

 

「ええ――支配人ずるいですよ、1人で面白い事をするなんて」

 

「馬鹿野郎!!俺は特殊遊撃部隊に頼まれて行くんだぞ」

 

「ええ――でも楽しいですよね?仕事でも」

 

「支配人を迎えに来るのは誰ですか?」

 

「ああ、それは・・・のどか達だが」

 

「それがどうかしたか?」

 

「響さんじゃないんですね。最初の頃は響さんが来てたので・・・」

 

「そう言えばそうだったな」

 

米田が椿に言われ、その時を思い出す。

 

「何だと‼そちらの子がわしらの中でのコードネーム天使の正体なのか?」

 

 

「ええ、一応そう言うことになってるみたいですね私的に天使なんて恥ずかしいですけど」

 

「そりゃすまなかったなお嬢さん。お嬢さんの名前は聞いていいのか?直哉?」

 

 

米田は直哉に確認する。

 

「ええ、構いませんよ。ただ彼女に関する情報はあくまで帝国華撃団内に留めておいてください」

 

「ああそうだな」

 

「もし直哉の言う通り元老院と賢人機関の中にノイズを使う奴がいるなら彼女に関する事は秘密にするべきだろうな」

 

そして響の自己紹介が行われた。

 

私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「おいおいそんな個人的な情報は別に言わなくていいぞ」

 

「あ、すいません」

 

「響さんらしいんですけどね」

 

響は恥ずかしいらしく顔を赤くしていた。

 

暫くして・・・

 

「さてと僕達はそろそろ帰りますね」

 

「もし帝国華撃団の活動中にノイズや見たことのない敵が現れたら、さくらさんを通してこちらに連絡してくださいね」

 

そう言って直哉は席を立とうとしたとき米田に止められた。

  

 

「ちょっと待て直哉ノイズ以外の見たことのない敵がもうひとつ現れるのか?」

 

「ええ、少なくとももうひとつの敵は帝国華撃団になら倒せると思いますけどそうなった場合この星に大変な事になるので専門の医者に僕達の方から連絡できるのでその場合もさくらさんを通してこちらに連絡してくださいね」

 

「ああ、わかった」

 

そして直哉と響は大帝国劇場を後にした。

 

「あれからそんなに時間は経ってないんだがな」

 

「そうですね、でものどかちゃん達が、初めて大帝国劇場に来た時も大変でしたね」

 

椿がそう言いながら思い出す。

 

「ファーこれが大帝国劇場の演劇かあー」

 

「正直ここまでの演劇とは思わなかったわ」

 

「そうだねのどかにちゆっち」

 

公演終了後・・・

 

のどかとはちゆとひなたは大帝国劇場の支配人室に案内されて米田と話していた。

 

 

「「「ありがとうございました今回のチケットを私達に届けてくれたと聞きました」」」

 

「いや、これは君達への感謝なのだから気にしなくていいぞ。それよか君達は夏休みの最後の日をこんな時間になるまで拘束してすまない」

 

 

「「「いえいえ気にしないでください。むしろ今回の特別公演をタダで見せてもらいましたしこちらこそありがとうございました」」」

 

その時大変な事が起きた

 

ドーンガラガラガシャーン

 

 

「「「きゃああ地震だ」」」

 

「いかん、君達は机の中に早く」

 

 

「「「はい、」」」

 

 

それから数分後・・・

 

 

「凄かったねさっきの地震」

 

「大丈夫ですか?のどかさん達」

 

「あ、直哉君迎えに来てくれたの?」

 

 

「ええ、それもありますが3人に伝えないといけないことが起きたので」

 

「「「それは?」」」

 

「先程の巨大地震のせいだと思うのですけど暫くの間ゲートが使えなくなりました」

 

「「「ええーー」」」

 

「それ本当なの?」

 

「残念ですけど本当ですよ。ひなたさん」

 

「「やったーー」ニャン」

 

直哉の説明を聞いたひなたとニャトランは喜んだ。

 

「そんな事もあったな」

 

「おっと椿に捕まってる場合じゃねえ」

 

「行ってくる」

 

そう言って米田は大帝国劇場から出て行った。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

米田一基花寺のどか達と合流する

「そんな事もあったな」

 

「おっと椿に捕まってる場合じゃねえ」

 

「行ってくる」

 

そう言って米田は大帝国劇場から出て行った。

 

「ふう、少し椿と遊びすぎたか、まあいいだろう。今回の件は大神がまだ巴里にいる以上帝都の防衛力の一端を担っている花組に知らせない様に意図的にかすみ以外は、風組の中では伝えなかがったのだから」

 

そう言いながら米田はのどか達との合流地点に向かうのだった。

 

その頃のどか達は・・・

 

「うーん遅いね米田さん」

 

「仕方ないんじゃね?米田さんの都合もあるしよ」

 

ひなたの言葉をニャトランが答えた。

 

「それはわかるけどさ・・・」

 

「仕方ないわよ。今回は米田さんだけが行くから大帝国劇場から出るのに苦労してるんじゃないかしら」

 

「あ、米田さんが来たよ。ちゆちゃんひなたちゃん」

 

「おう、少し遅れてすまん。椿に捕まってな」

 

「やっぱりそうでしたか」

 

ちゆがそう言う。

 

「おう、そう言えば直哉はどうした?」

 

「直哉君は向こうで明日の準備をしています」

 

「成程な、しかし帝都で被害が出てるが・・・今だ信じられんよ」

 

 

「わしが調べた範囲でわかった事だが怪盗らしき者が現れた後から料理の味が変わったと言う事だ」

 

「怪盗ですか?」

 

「そうだ」

 

「トワさん」

 

のどかがトワに言う。

 

「そうね、米田一基その怪盗は異世界の存在よ」

 

「「異世界の人間」ですって」

 

トワの言葉に驚く米田とエステルだった。

 

「何とそのレシピッピを取り戻さないと変化した味は戻らないのですか?」

 

「ええ、その情報を教えてくれたローズマリーが言うにはね」

 

「そうですか」

 

「なら、トワそのローズマリーにレシピッピを取り戻すように頼みなさいよ」

 

「残念ながらローズマリーにレシピッピをお取り戻す力は失ってるの」

 

「そうなのなら無理はさせられないわね」

 

「だけどね全く対応出来ないわけじゃないわ。入って良いわよ」

 

「「はい」コメ」

 

「「え、嘘――」」

 

そしてトワに許可を貰い地下司令室に和実ゆいとエナジー妖精のコメコメが入って来た。

 

「トワこの子誰?」

 

「それに直哉ものどかもおどろいてるのよ?」

 

エステルがそう言う。

 

「ゆい自己紹介お願いね」

 

「はいトワさん。私は和実ゆい中学2年生です」

 

「この子はコメコメです。よろしくお願いします」

 

「はい表の紹介はこれくらいで良いわよ」

 

「はい」

 

「プリキュア!デリシャスタンバイ!」

 

「パーティーゴー!」

 

「にぎにぎ!」

 

「コメコメ!」

 

「ハートを」

 

「コメコメ!」

 

「シェアリンエナジー!」

 

「あつあつごはんで、みなぎるパワー!キュアプレシャス!」

 

「おいしい笑顔で満たしてあげる!」

 

「「はっ」ちょっとーーどういう事よ彼女がプリキュアですって」

 

「そうよ17番目のプリキュアの世界のプリキュアよ彼女がローズマリーに協力してレシピッピを取り戻す事をしていたのよ」

 

「まさか料理にレシピッピと言う者がいてそれが存在する事で料理が美味しくなるとはな」

 

「ええ、その点は私達も驚きました」

 

のどかが代表してそう言った。

 

「成程その点はお前達でも知らないんだったな」

 

「「「はい」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

レシピッピを狙うブンドル団の謎

「おいしい笑顔で満たしてあげる!」

 

「「はっ」ちょっとーーどういう事よ彼女がプリキュアですって」

 

「そうよ17番目のプリキュアの世界のプリキュアよ彼女がローズマリーに協力してレシピッピを取り戻す事をしていたのよ」

 

「まさか料理にレシピッピと言う者がいてそれが存在する事で料理が美味しくなるとはな」

 

「ええ、その点は私達も驚きました」

 

のどかが代表してそう言った。

 

「成程その点はお前達でも知らないんだったな」

 

「「「はい」」」

 

「しかしよ、お前達の世界で実験をしていいのか?」

 

「俺達の世界にいると思われるブンドル団を移動させる事で、その系統の事件が無くなるのは良いんだが?」

 

「ええ、構いません。レシピッピを狙うブンドル団もそしてあの子も・・・」

 

「プリキュア!デリシャスタンバイ!」

 

「パーティーゴー!」

 

「にぎにぎ!」

 

「コメコメ!」

 

「ハートを」

 

「コメコメ!」

 

「シェアリンエナジー!」

 

「あつあつごはんで、みなぎるパワー!キュアプレシャス!」

 

「おいしい笑顔で満たしてあげる!」

 

「全部プリキュア関連なので、中心世界より私達の世界で動かれた方が対処しやすいので」

 

「確かにな・・・だが俺達の世界にいると思われるブンドル団がお前達の世界に行くか?」

 

「米田さんの言う通り、その可能性もありますがその心配はありませんよ」

 

「どういう事だ?」

 

「トワさん達の力を借りるんですよ。ブンドル団を中心世界から移動させるのに」

 

「・・・成程な確かに特殊遊撃部隊の上司ならできるか?」

 

「ええ、普段は直哉君に任せきりですし、たまには仕事をしてくれないと・・・」

 

「そう言いながら、何故ワシを見る?」

 

「え、何故米田さんを見ると聞くんですか?その答えは米田さんとトワさんが似ているからですよ」

 

「それは誤解だ、あの時は大神を意味合いもあってだな・・・」

 

「でもお酒はやめてないですよね?」

 

「ギクッどうしてそれを、お酒はワシの命の水だからやめんぞ」

 

「別に良いですよ。あの時みたいには言いませんよ」

 

 

「米田さんこれはどこに置けばいいですか?」

 

「ああ、それは劇の道具だから大道具部屋だな」

 

 

「わかりました」

 

 

「「米田さん舞台の掃除終わりました」」

 

 

「お疲れさんさんごちゃんにあすかちゃん」

 

 

「米田さん書類整理終わりました」

 

「いやあー助かった大神がいなくて溜まってる仕事が多くてな」

 

 

「いえ私達も泊めて貰ってますし」

 

 

「そうです」

 

「それに昔の道具も新鮮ですし使うと」

 

「それに米田さんも無理したら危ないですし」

 

「くうー君達はいい子だな・・・のどかは酒をやめろと煩いしよ」

 

「「「「あっ米田さん死んだかも」」」」

 

 

「へえ、米田さん・・・私をそう言う風に思ってたんですね」

 

「へっぎゃあああ。のどか様ーーー」

 

そして米田はのどかの説教により沈黙した。

 

のどかがそう言い、米田がその時を思い出した。

 

「そうか、良かったぜ」

 

その後米田とのどか達は融合世界のすこやか市に簡易ゲートを使い移動をした。

 

「しかし凄いなこの簡易ゲートと言うのは?」

 

「あれ、米田さんゲート使うの初めてなの?」

 

ひなたが米田に聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

米田一基の異世界体験記1 初めてのすこやか市前編

「しかし凄いなこの簡易ゲートと言うのは?」

 

「あれ、米田さんゲート使うの初めてなの?」

 

ひなたが米田に聞く。

 

「ああ、そうだぞ」

 

「まあ、お前達の世界については事前に知ってるが」

 

帝国華撃団と直哉はゲートを通って旅館沢泉に到着した。

 

 

「うわあ、熱海の温泉旅館みたいに歓迎帝国歌劇団て書いてる」

 

 

アイリスが、それを見つけると、花組の皆のテンションが上がった。

 

 

そして旅館に入ると・・・

 

 

「ようこそ沢泉へ」

 

 

「「「「「「「「よろしくお願いします」」」」」」」」

 

 

そしてちゆが帝国歌劇団の皆を客室に案内を始めると、直哉がちゆの母親に話し出した。

 

 

「すみません。女将さん急に予約入れてしまって、こちらでは、何日か前に予約が普通なのに」

 

 

「気にしなくていいわよ直哉君。こちらはお客に来てもらう為の商売ですもの」

 

 

「おかみさん。宿泊代は、彼等が帰ってから払いますね」

 

 

 

「あら、宿泊代なら花寺さんが払ったわよ」

 

 

「ええ――」

 

 

「子供に払わせるわけにはと言ってね」

 

 

「そうなんですね」

 

 

「しかし、ちゆから聞いたけど、年齢が変えられるなんて」

 

「不気味ですか?」

 

「うん、何も知らなかったらね。でも私は羨ましいわね青春時代を何度でも出来て」

 

 

「ああ成る程、そう言う考え方もありますね」

 

 

「でしょう」

 

 

「さて、一度花寺家に戻ります。彼等はこちらの時代の変化についていけなくて何かと迷惑をかけるかも知れませんけど」

 

 

「大丈夫よ。彼等の事はちゆに聞いてるから」

 

 

そして直哉は旅館沢泉を出ると、12歳モードになり花寺家に戻った。

 

 

「大神さんおはようございます」

 

 

「さくら君おはよう」

 

 

「皆は起きてるかな」

 

 

「ええ、大広間に私達の朝食が準備されているそうですよ」

 

 

「そうなのかい?それでは行こう。さくら君」

 

 

「はい」

 

 

そしてさくらと大神が大広間に行くと、そこには和食と洋食の朝食が各自の席に準備されていた。

 

 

「「これは」」

 

「あ、大神さんにさくらさん。お二人も席に着いてください」

 

「あ、ちゆさん。この朝食全員が同じものではないのはどうしてですか?」

 

 

「それはですね、私達の時代では皆さんの故郷の食べ物を使い和食と洋食に変化させているんですよ。まあこれは直哉君が事前に用意をした食材で作っているので」

 

「「「「「「「「ええ――」」」」」」」」

 

「直哉君がどうして?」

 

「詳しい理由は私も知りませんけど、ただ美味しく食べてもらう為と思いますよ」

 

「後、アイリスちゃんと大神さんは、分かると思いますけど、いい意味でも悪い意味でもこちらの時代と太正での常識が違いますから」

 

 

「ああ、そうだね、こちらの時代ではテレビとかネットと言う奴で世界と繋がってるんだろ。それも民間レベルで」

 

「ええ、まあそうですね」

 

「「ああ、大神さん達の情報ですね」」

 

「そういう事だ、俺はさくら達みたいな失態はせんぞ」

 

「「「さくらさん達みたいな失態?」」」

 

のどか達は米田の言った言葉の出来事を思い出していた。

 

 

それではすこやか市の隣にある街の大型ショッピングモールに向けて駅に行きますよ」

 

すこやか駅にて・・・

 

 

「「「「「「「「きゃあきゃあこれ何?」なんですの?」なんだあ進めねぞ」面白い機械や」私としたことが・・・」少尉さん助けてください」・・・」

 

 

「「「「「「直哉君これは・・・」」」」」」

 

 

「ええ、少しどころかかなり目立ちますね」

 

「だよね、ほら逆に珍しいから写真撮られてるよさくらさん達」

 

 

 

「もう、さくら達なにしてんの?ほらさっき買った切符を入れてよ」

 

「「「「「「「こう」」」」」」」

 

 

そして、大神とアイリス以外のメンバーは漸く改札を抜ける事が出来た。

 

 

「「「「流石アイリスちゃん」」」」

 

「子供は覚えるの早いからね」

 

 

「そうですね。エステルさん」

 

 

そして皆で電車に乗った。

 

電車内にて・・・」

 

「「「「「「「うわあ―――早い」」」」」」」

 

「これが電車かいな。よっしゃうちが電車を超える移動手段を作ったる」

 

「紅蘭さんこの電車が、最速と思ってるよ」

 

「特急とか言わない方がいいかもね」

 

 

「お兄ちゃんさくら達子供みたいだね」

 

「仕方ないよアイリス。さくら君達は初めてだし」

 

 

「「ガーンアイリスに子供って言われた」くっなにも言えませんわ」

 

 

さくらとすみれはアイリスの言葉に、ショックを受けていた。

 

「まあ、太正の人間だし仕方ないですよね?響さん」

 

 

「うんそれはね・・・でも花組の皆さん楽しそうですね」

 

「「「成程」」」

 

その後のどか達は米田を旅館沢泉に案内し、そこでひなたとのどかは米田とちゆと別れた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

米田一基の異世界体験記1 初めてのすこやか市後編

米田一基がすこやか市に来たその日の夜・・・

 

「ほうこれがテレビと言う物か、本当に人間が芝居をしてやがるぜ」

 

米田は旅館の部屋でテレビを見ながら夕食を食べていた。

 

「本当にこの時代の発展力は凄いな。これはアイリス達じゃねえが病みつきになるな。冷蔵庫も各部屋にあるみたいだしな。この世界にある電気と言う物で全部が動かせる事に驚いたぜ」

 

「失礼します」

 

その時ちゆが米田の部屋に来た。

 

「おう、ちゆどうした?」

 

「お食事が済んだようなのでお膳を取りに来ました」

 

「それはすまねえな。ちゆ1つ聞きたいんだがいいか?」

 

「はい何でしょう?」

 

そして米田がちゆに質問しながら以前の事を交えて聞く。

 

「大神さんおはようございます」

 

「さくら君おはよう」

 

 

「皆は起きてるかな」

 

 

「ええ、大広間に私達の朝食が準備されているそうですよ」

 

 

「そうなのかい?それでは行こう。さくら君」

 

「はい」

 

 

そしてさくらと大神が大広間に行くと、そこには和食と洋食の朝食が各自の席に準備されていた。

 

 

「「これは」」

 

「あ、大神さんにさくらさん。お二人も席に着いてください」

 

「あ、ちゆさん。この朝食全員が同じものではないのはどうしてですか?」

 

 

「それはですね、私達の時代では皆さんの故郷の食べ物を使い和食と洋食に変化させているんですよ。まあこれは直哉君が事前に用意をした食材で作っているので」

 

「「「「「「「「ええ――」」」」」」」」

 

「直哉君がどうして?」

 

「詳しい理由は私も知りませんけど、ただ美味しく食べてもらう為と思いますよ」

 

「後、アイリスちゃんと大神さんは、分かると思いますけど、いい意味でも悪い意味でもこちらの時代と太正での常識が違いますから」

 

「この食事は、大神の時みたいに直哉が準備したのか?」

 

「ああ、それは・・・違いますよ。米田さんのお食事は全部私達の世界の食材を使ってますよ」

 

「おお、そうだったのか」

 

「今回は観光ツアーでは無いので、そこまではしてませんが、このお部屋だけは大神さん達が使った部屋を使用しています」

 

「成程な」

 

「このお部屋の電話やテレビ等の使い方は書いているので見ておいてください」

 

「ああ、わかった」

 

「それでは失礼します」

 

「ああ、待ってくれ」

 

「はい、米田さ‥ん一体何を・・・何故土下座をしているんですか?」

 

「いやさせてくれ」

 

そして米田が話し出す。

 

「彼女達は数日間の予定ですこやか市で休暇してますね。と言っても今日の午前中に行ったんですけどね」

「そうか、直哉すまんが帝国華撃団を少しすこやか市で預かってくれないか?」

 

 

「霊子甲冑をオーバーホールしたいんですね。レ二の機体の」

 

「ああそうだ」

 

 

「わかりました本来は2泊3日の予定でしたけど滞在期間を延ばしますよ」

 

 

「ありがとう」

 

「少し僕の方でも調整するので、米田さん達は花組の皆さんに夕方家に来るよう通達してください」

 

「わかった」

 

そして米田とかえでは、大帝国劇場に戻った。

 

「ワシが直哉に提案しなければ君達の家族にここまでさせる事はなかった筈だ。」

 

「・・・確かに米田さんの言う通りの部分もありますけど、米田さんここは融合世界の1つの世界に過ぎないんですから、気にしないで下さい」

 

そう言ったちゆは米田の部屋を出て行った。

 

その頃花寺家では・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

お祭り前日の花寺家の夜前編

「「へえ、今回は大神君達ではなく劇場の支配人がすこやか市に来たのね」来たんだ」

 

「うんお酒好きの人でね」

 

「あら、パパと合わせたらダメな人ね」

 

「うん」

 

「それにしてもトワさんから聞いたけど大変だったわね」

 

「うん」

 

そしてのどかが話し出す。

 

 

「なのはさん貴女は幼馴染世界にやって来てくれた時空管理局の人達に向かって私は、紫藤直哉の妹として生きる事を選択したんですよね」

 

「それは・・・」

 

「なのはさん貴女紫藤直哉の妹として生きる事が辛くなったんですか?」

 

「そうだとしても貴女はその選択をしたので、その責任は果たすべきですよ」

 

「・・・」

 

「確かに融合世界の場合は一時保護として来訪者に管理者のトワさんやレイさんに預かって貰えますが、なのはさんが幼馴染世界に転移した時はその制度がなかったんですよね?」

 

「うん」

 

「だから貴女は融合世界で生活をしている自分が羨ましいのですね」

 

「正直に言えば羨ましいよ。だって貴方達が本当に最低限の干渉で終わらせたよね?ジェミニさんの時だって」

 

「ええ、あの時はそういう形でするしかなかったんですけどね」

 

「それでもあの後私達の世界に悪影響無かったよ」

 

「それはメルクさんがしっかり後始末したからでは」

 

「直哉さんお願い私を融合世界の人間にして」

 

!!

 

「何を言っているんですか?そんな事出来ませんよ」

 

「この件だけでも大変だったよ」

 

「「まだ何かあるの?」」

 

「うん」

 

「はい、ちゆさんどうしました?」

 

「直哉君大変よロレント地方にブンドル団が現れたわ」

 

「はっ本当ですかちゆさん?」

 

「ええ」

 

そしてちゆが今までの経緯を話し出す。

「そして何とかレシピッピを助けたんだけど・・・」

 

「ああ、その報告ですか?」

 

「違うのその戦闘中に紫藤なのはさんと直哉さんが来たのどうしたらいいかしら?」

 

「またあの2人が来たんですか?」

 

「まったく好奇心旺盛すぎますよ。まあ本人達の世界が滅んでいるから関係なく動いているのなら・・・あの時の真宮寺直哉より質が悪いですね」

 

「ああ、確かに」

 

「とりあえずもう少しでこちらの報告会が終わるので、のどかさんの精神的サポートお願いしますね。ちゆさん」

 

「わかったわ。直哉君」

 

そして直哉はちゆとの通信を切った。

 

「どうしたのよ?」

 

「ああ、過去の幼馴染世界から来た2人が、どうやら僕達の後を追いかけてゼムリア大陸に来たみたいですね」

 

!!

 

「それは本当なの?」

 

「ええ、ロレント地方にいるみたいです」

 

「そうですか・・・それならまだいいですね」

 

「そうね、まだロレントは、直哉達が割と交流会等してたからね」

 

「そうだったね」

 

「そうですね」

 

「それで直哉貴方ロレントに行くのなら私達も行くわよ」

 

「・・・良いですか?皆さん」

 

「「「ええ」」ああ」

 

そして直哉とエステル質はロレントに行き、そのままエステルVSなのはの戦いが始まった。

 

「「ええ――そこまで動かれたの?」動かれたのかい?」

 

「うん」

 

のどかがそう答える。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

お祭り前日の花寺家の夜後編

「どうしたのよ?」

 

「ああ、過去の幼馴染世界から来た2人が、どうやら僕達の後を追いかけてゼムリア大陸に来たみたいですね」

 

!!

 

「それは本当なの?」

 

「ええ、ロレント地方にいるみたいです」

 

「そうですか・・・それならまだいいですね」

 

「そうね、まだロレントは、直哉達が割と交流会等してたからね」

 

「そうだったね」

 

「そうですね」

 

「それで直哉貴方ロレントに行くのなら私達も行くわよ」

 

「・・・良いですか?皆さん」

 

「「「ええ」」ああ」

 

そして直哉とエステル質はロレントに行き、そのままエステルVSなのはの戦いが始まった。

 

「「ええ――そこまで動かれたの?」動かれたのかい?」

 

「うん」

 

のどかがそう答える。

 

「「何と言うか、迷惑なお客さんね」お客だね」

 

のどかの両親がそういう。

 

「うんでもねその後お客さんの2人は・・・」

 

そしてのどかは再び話し出す。

 

「・・・嫌、私帰らない。この世界にずっといたい」

 

「!!なに言い出すんだ、なのは?なのはの帰りを待つ、家族がいるのに?」

 

「もう私は、高町なのはじゃない、紫藤直哉の妹紫藤なのはだからーーー」

 

「否定しなければその後の時空管理局の介入を防げたのではないの?」

 

「「それは・・・」」

 

「何故ちゃんと帰らない理由を迎えに来てくれた人に伝えなかったの?それをすれば最悪な事態は避けられたと思うだけどね」

 

「それにそっちの直哉も対応が悪いわよ」

 

「え・・・」

 

「普通は幼馴染世界のバランスを考えたら一度なのはを時空管理局に渡す約束をしてれば、プレシア・テスタロッサの事件後に帰還させて幼馴染世界のバランスを保つ事が出来たんじゃないの?」

 

「う、それは・・・」

 

「人間だから感情的になるのは仕方ないけど貴方や真宮寺直哉がかき回した事でメルクが過労死して飛鳥と薫の住む世界が誕生した事を忘れないでね」

 

「いやいや世界のバランスを僕が考えるなんてありえないよ。そういう事はメルクの仕事じゃないか?」

 

「そうかしらね?これを見てもそう言えるかしら?」

 

そう言ってトワは映像を再生した。

 

 

「直哉さん。あんなに脅していいんですか?」

 

クローゼが直哉に聞く。

 

「クローゼさん。別に脅してませんよそれにあの2人が今回のような事をすると思ってましたから」

 

「そうなんです?」

 

「ええ」

 

そして直哉は話し出す。

 

「僕としては直哉さん達の認識を正したいんですよ」

 

「7人世界と幼馴染世界は介入されて助けてくれてありがとうだったかもしれませんけど、融合世界にとってはただの余計なお世話で、余計な事はしないで欲しいんですよ」

 

「成程」

 

「こちらにしてみればレイやトワにも余計な仕事が増えてる状態で僕としても今回の件でトワ達にお願いするのは心苦しいのですが、僕があの2人の行動に対する決定権はありませんから」

 

「2人は管理者同士の決め事で決まったお客さんなので」

 

「それにこれは僕の勘違いかも知れないのですが、紫藤なのはさんは何者かに操られているかもしれないので」

 

「なっ彼は僕達がトワから聞かされた可能性について知っていて黙っていたのか?」

 

「そうよ、この一件に関してでもそうだけどこちらの直哉は自分で考えて融合世界や友好世界のバランスを壊すような事態が起きない限り介入は最低限にしてるし」

 

「別にこちらの直哉の自慢をしてるつもりはないけど、貴方達の場合米田健二の闇の力と戦う使命があったのなら、もっと管理者と繋がるべきだったのではないい?」

 

「はあ、耳が痛いわ」

 

その時過去の幼馴染世界の管理者メルクが管理者の神殿にやって来た。

 

!!

 

「メルクどうしてここに?」

 

「どうしてって貴方達が融合世界以外に行ったからに決まってるじゃん」

 

「そしてお客さん達は、お客さん達の管理者に連れられて帰ったの」

 

「「大変だったね」」

 

「「直哉君もトワさん達も」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

お祭り開始前ローズマリーとの合流

旅館沢泉にて・・・

 

「おはようございます米田さん」

 

「おはようございます。若女将さん」

 

「ぐっすり眠れましたか?」

 

「はいそれはもうぐっすりと」

 

「良かったですわ。そうそう直哉君からの連絡で、米田さんはうちの娘と一緒にお祭り会場に来て下さいとの事です」

 

「わかりました」

 

「そう言って若女将は、米田の部屋を出た。

 

その頃直哉とひなたとゆいは・・・

 

お祭り会場で調理機材の確認の為にひなたが数枚試験的にパンケーキを焼き、それを唯とコメコメが試食していた。

 

「うーんデリシャススマイル」

 

「ひなたさんとっても美味しいよ」

 

「ありがとうゆいちゃん」

 

「あらそんなに美味しいの?そのパンケーキ」

 

「うんってマリちゃんいたの?」

 

「あら失礼ねトワ達に頼んで送って貰ったのよ。ブンドル団がこのお祭り会場に現れるかも知れないんでしょ?」

 

「ええ、ですがこれはある種の実験なんですよローズマリーさん」

 

「実験?どういう事なの」

 

「では思い出してください。まずゆいさんは・・・」

 

「あ、コメコメおはよう」

 

「コメ」

 

「あの話を続けていいかしら?」

 

「あ、ごめんなさい」

 

「それで貴女の友人のローズマリーさんは、私にこう言ったわ」

 

 

「ローズマリーさん貴女達が特殊遊撃部隊の協力者になる場合本来なら遭遇しない存在とも場合によっては戦う事をお願いするかもしれませんよ」

 

「まあ、どうしても無理ならば、今管理者の神殿にいる仲間と一緒に17番目のプリキュアの世界に戻るまでトワが面倒を見ますが」

 

「ちょっと何言ってんの直哉」

 

トワが直哉の言葉に戸惑う。

「あらそれも良いわね。そそるわねでも私は元の世界に戻るまでは、特殊遊撃部隊の協力者になるわよ」

 

「・・・わかりました。ローズマリーさんよろしくお願いいたします」

 

「ふう、どうやら纏まったわね。直哉数日後に響とまなつ達を連れてシンフォギア世界に行ってくれない?」

 

「この経緯で、ローズマリーは私達の協力者として貴方達の世界へ帰還するまでの間までやってくれるんだけど和実ゆい貴女はどうする?」

 

「え」

 

「勿論この答えによって和実ゆいやコメコメに対する扱いは変わる事は無いから安心して」

 

「あのトワさん協力しないって決めたらどうなるんですか?」

 

「そうね、その時は管理者の神殿にずっと貴女の世界に戻れるまでいて貰う事になるわね」

 

「一応貴女達は要保護者の立場だからね」

 

「管理者の神殿で目覚めたんですよね?」

 

「そしてローズマリーさんは・・・」

 

 

「ごめんなさいね、今私人を探しているの、ちょうど貴女達と同じくらいの女の子をね」

 

「「「女の子をですか?」」」

 

「ええ、写真を見て貰えるかしら?」

 

そして男性は1枚の写真をのどか達に見せた。

 

「かわいい」

 

「すみませんこの子の名前は何て言うんですか?」

 

ちゆが男性に聞く。

 

「ああ、それは・・・ゆいよ」

 

「ゆいちゃんなんですね?でもどうして名前だけなんですか」

 

「ああ、それは・・・別世界から探しに来たとは言えないし、私も出会ってすぐだから名前しか聞いてないのよ」

 

「こういう形ですこやか市に来たんですよね?」

 

「そうよ」

 

「そしてブンドル団が中心世界の帝都見事に別れてますね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉の指摘した違和感1

 

「すみませんこの子の名前は何て言うんですか?」

 

ちゆが男性に聞く。

 

「ああ、それは・・・ゆいよ」

 

「ゆいちゃんなんですね?でもどうして名前だけなんですか」

 

「ああ、それは・・・別世界から探しに来たとは言えないし、私も出会ってすぐだから名前しか聞いてないのよ」

 

「こういう形ですこやか市に来たんですよね?」

 

「そうよ」

 

「そしてブンドル団が中心世界の帝都見事に別れてますね」

 

「「そう言えばそうだ」そうだわ」

 

「もし僕が貴女達を転移させる立場なら、貴女達とブンドル団はわけてもゆいさんとローズマリーさんを分断させないですね」

 

「それはどうして?直哉っち」

 

出店準備を手伝いながらひなたが、直哉に聞く。

 

「それは跳ばした者が、把握しやすいからですよ。ひなたさん」

 

「直哉っちならそうするんだ」

 

「ええ、僕ならそうしますね。異世界から融合世界に来て貰うのですからね」

 

「そして3人の召喚の目的が、融合世界の混乱ならゆいさんの転移場所を管理者の神殿なんかに指定しませんよ」

 

「「「成程」」」

 

「ですので、何者かによる融合世界への転移は限りなく低いのですが・・・例外的存在が融合世界にはいましたから」

 

「ええ――そんな人物がいるの?」

 

「ええ、血筋で言えば僕の叔父さんなんですよ」

 

「「ええーー」」

 

直哉の言葉を聞きゆいとローズマリーだった。

 

そして直哉はゆいとローズマリーに説明を始めた。

 

「隼人叔父さん貴方は一体何がしたいんですか?新生帝国華撃団の人をこんなことに使うなんて」

 

「何お前の為だよ。直哉」

 

 

!!

 

「直哉君動揺しないで」

 

「そうラビ、霊力の質が落ちてるラビ」

 

 

「成る程ね、キュアグレース達がメガ無限にどうやってダメージを与えている霊力の供給源はお前か直哉」

 

 

「俺は姿をくらましていた時もお前を見ていたさ」

 

 

「お前はただトワ達が直哉お前を逃がした世界の住人だった彼等が偶然見た守護者とお前の力を手に入れる為に動いた連中だっただろう」

 

「それは・・・」

 

「「直哉君これ以上あの人の話を聞いたら駄目だよ」そうラビ」

 

「邪魔をするなキュアグレース」

 

そして、新生帝国華撃団は、特殊遊撃部隊入りわがままを言ってたな。この世界の人魚のようにな」

 

「ぐうっ駄目だよ。直哉君そっちに行っては」

 

「皆ブルーの口を塞いでラビ!!早くしないと、直哉が隼人みたいになるラビ」

 

!!

 

「「「はあああああ」」」

 

フォンテーヌとスパークルとアースがブルーに攻撃しブルーの直哉への精神攻撃を止めた。

 

「ふ、まあいいだろうもう俺がいなくても貴様等には止められんさメガ無限はな」

 

「ちょっと貴方の叔父さん規格外なんですけどーー」

 

「ああ、それは・・・そうだよね其反応になるよね」

 

ひなたが小さな声でそう呟く。

 

「確かに叔父さんの能力は異常です。それは認めます単身で異世界に行けたりその世界で悪役に徹するだけでその世界に害を与えなく行動をする事が出来るんですから」

 

説明をしている直哉も若干呆れながら説明を続ける。

 

「どちらにしろ、叔父さんがゆいさんの世界に行っていないと断言は出来ないので・・・」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉の指摘した違和感2

「ちょっと貴方の叔父さん規格外なんですけどーー」

 

「ああ、それは・・・そうだよね其反応になるよね」

 

ひなたが小さな声でそう呟く。

 

「確かに叔父さんの能力は異常です。それは認めます単身で異世界に行けたりその世界で悪役に徹するだけでその世界に害を与えなく行動をする事が出来るんですから」

 

説明をしている直哉も若干呆れながら説明を続ける。

 

「どちらにしろ、叔父さんがゆいさんの世界に行っていないと断言は出来ないので・・・」

 

「そして叔父さんは融合世界である事件が起きて以降行方不明なので」

 

「・・・成程ね、直哉は私とゆいとコメコメを融合世界に来たのは貴方の叔父さんが、連れて来たと考えてるのね?」

 

「ええ、夏海まなつちゃん達の場合は僕達の敵として動いてましたけど、あの時は叔父さんが動いてなければ、融合世界が消滅の危機になっていたので」

 

!!

 

「まあその辺りはその内に言うとして、もうすぐお祭りが始まるので、ゆいさんとローズマリーさんはこの世界の食べ物を堪能して下さいね」

 

「「ええ」うん」

 

暫くして・・・

 

お祭りが開始して・・・」

 

「直哉君ごめんパンケーキの材料の予備を持ってきてくれる」

 

「はいわかりました」

 

直哉がひなたのお姉さんのお店を手伝いをしている頃・・・ブンドル団のジェントルはすこやか市の外れの地点にいた。

 

「すまないいつもお前の力を借りてしまって」

 

「いや気にするな、お前とキュアプレシャス達をこの世界融合世界に連れて来てしまったのは俺の責任だしな」

 

「ブルー・・・」

 

そしてブルーは思考の海にダイブをした。

 

「よう、来たな直哉。お前が死んでいて驚いたぞ」

 

「隼人叔父さん。ここに僕達を呼んだ理由は、何ですか?」

 

「そう結論を焦るなよ。今回の大神一郎誘拐事件に16番目のプリキュア世界の連中が、強制的に働かされている」

 

!!

 

「まあエルダは、夏海まなつ達によって解放されたようだがな」

 

「「「「「まさか」」」」」

 

直哉達は隼人の言葉に驚きを隠せないでいた。

 

「考えても見ろよ直哉。大神一郎が通常の上級降魔に簡単に捕まると思うか?」

 

 

「それはそうですけど・・・まさかヤラネーダの能力を使っての誘拐事件だったとは」

 

「まあ、あとまわしの魔女も異世界人のやる気でも集まれば都合が良いのだろうよ」

 

「可能性の話だが、あとまわしの魔女も融合世界に来るかもしれんぞ大神一郎を助けようとするとな」

 

「何故なら、大神一郎が乗っている船がいる場所は、16番目のプリキュアの世界の海の中だからな」

 

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

ブルーの言葉に、直哉達は驚きを隠せないでいた。

 

「現時点で深く考えたくないが、俺が直哉と別れてからの後の事をレイ達に聞いてみるか?その為に奴等の元に和実ゆいとコメコメを転移させたんだからな」

 

「ブルーどうしたのだ?」

 

「ああ、すまん今後の事を考えていた」

 

「今後の事を?」

 

「ああ、今の融合世界はジェントルお前やキュアプレシャスの出現により世界の常識が変わったのさ、その為の今後の行動を俺は考える事があるのさ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ブルーとレイ前編

「現時点で深く考えたくないが、俺が直哉と別れてからの後の事をレイ達に聞いてみるか?その為に奴等の元に和実ゆいとコメコメを転移させたんだからな」

 

「ブルーどうしたのだ?」

 

「ああ、すまん今後の事を考えていた」

 

「今後の事を?」

 

「ああ、今の融合世界はジェントルお前やキュアプレシャスの出現により世界の常識が変わったのさ、その為の今後の行動を俺は考える事があるのさ」

 

「それはどういう意味だ?ブルー」

 

「ああ、それは・・・ジェントルお前が今知るべきではない事だ」

 

「そうか・・・わかった」

 

「ジェントルこの世界にもレシピッピが誕生したぞ、さしあたり今日はこの世界のお祭りがあってないろんな食材を扱う出店があるぞ」

 

「そうなのか?ぜひ言って見よう。すべてはゴーダッツ様の為に」

 

「そう言いながらジェントルはひなたと直哉がいるお祭り会場に向かった。

 

「これで良い後の事は和実ゆい達がジェントルを止めるだろう。・・・レイそこにいるんだろう?」

 

「ああ、隼人お前が17番目のプリキュアの世界から和実ゆい達を連れて来たのか?」

 

「ああ、結果的にはそうなるな。融合世界が完全封印されるとは思わなかった」

 

「やはり原因は真宮寺直哉の出現なのか?」

 

ブルーもとい隼人がレイに聞く。

 

「ああ、そうだ」

 

そしてレイが説明を始める。

 

「きゃああ。降魔ーー」

 

 

「え、何何・・・きゃああ怪物だーー。直哉さんあれは何なんですか?」

 

「あれは、中心世界に存在する降魔と呼ばれる存在です。ゆいさん逃げますよ」

 

「え、直哉さん戦わないんですか?」

 

「ええ、今僕達は何も出来ません。ですが帝都を守る彼女達がいます」

 

「対降魔迎撃部隊の・・・」

 

「「「「「「「「帝国華撃団参上!!」」」」」」」」

 

「え、帝国華撃団何ですかそれ?」

 

「それについては避難してから話しますから避難しますよ」

 

「はい」

 

そしてゆいと直哉は避難をし、その後帝国華撃団の活躍で、降魔は撃退されたのだった。

 

「漸く俺の時間だな。まず軽く降魔出したが、特殊遊撃部隊が出て来ると思っていたが、どうやら帝国華撃団とは別の組織のようだな」

 

「そして、ブルーがいないようだな」

 

 

 

「おおおお、ヴォルクルス様多少は違う所がありますが、ヴォルクルス様に間違いありませんね」

 

「うん、ヴォルクルス様の中に異物がありますね3つほど・・・いや2つだけ邪魔ですから排除しましょう」

 

そう言ってルオゾールは、ヴォルクルスの中にある飛鳥と薫のやる気をヴォルクルスの中から排除した。

 

それに伴い飛鳥と薫は、直哉達とブルーが想定外の仕方で復活するのだった。

 

 

「さて、ヴォルクルス様の復活の邪魔となる因子は取り除きましたが、1つの闇の力はそこそこ使えるかもしれませんね」

 

ですが、今のヴォルクルス様には不要ですね」

 

そう言ってルオゾールがヴォルクルスから真宮寺直哉だった闇の力を取ると異変が起きた。

 

「あいつがいれば恨みをはらそうと思っていたが、まあそれは後のお楽しみだな。今はこの世界の情報を集めることが先決だな」

 

「たくっ佐谷直哉として活動した記録が使えたら面倒な事をしなくていいのにな」

 

そう言って真宮寺直哉は融合世界の調査を始めた。

 

「真宮寺直哉が融合世界に来たぞどうするトワ?」

 

「そうね今の彼はブルーに裏切られた事での恨みをはらす事のようね」

 

「そのようだな」

 

「だったらイヨと飛鳥と薫と紫藤直哉に連絡して融合世界に来た真宮寺直哉を混乱させるのよ」

 

「ああ、融合世界で7人世界と旧幼馴染世界に錯覚させるのか?」

 

「そう言う事よ」

 

そしてレイは一旦話をやめる。

 

「成程奴の復活理由が、俺への復讐とはな」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ブルーとレイ後編

「真宮寺直哉が融合世界に来たぞどうするトワ?」

 

「そうね今の彼はブルーに裏切られた事での恨みをはらす事のようね」

 

「そのようだな」

 

「だったらイヨと飛鳥と薫と紫藤直哉に連絡して融合世界に来た真宮寺直哉を混乱させるのよ」

 

「ああ、融合世界で7人世界と旧幼馴染世界に錯覚させるのか?」

 

「そう言う事よ」

 

そしてレイは一旦話をやめる。

 

「成程奴の復活理由が、俺への復讐とはな」

 

「しかし俺の所にレイが来るなんて珍しいなトワはどうしたんだ?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「人間だから感情的になるのは仕方ないけど貴方や真宮寺直哉がかき回した事でメルクが過労死して飛鳥と薫の住む世界が誕生した事を忘れないでね」

 

「いやいや世界のバランスを僕が考えるなんてありえないよ。そういう事はメルクの仕事じゃないか?」

 

「そうかしらね?これを見てもそう言えるかしら?」

 

そう言ってトワは映像を再生した。

 

 

「直哉さん。あんなに脅していいんですか?」

 

クローゼが直哉に聞く。

 

「クローゼさん。別に脅してませんよそれにあの2人が今回のような事をすると思ってましたから」

 

「そうなんです?」

 

「ええ」

 

そして直哉は話し出す。

 

「僕としては直哉さん達の認識を正したいんですよ」

 

「7人世界と幼馴染世界は介入されて助けてくれてありがとうだったかもしれませんけど、融合世界にとってはただの余計なお世話で、余計な事はしないで欲しいんですよ」

 

「成程」

 

「こちらにしてみればレイやトワにも余計な仕事が増えてる状態で僕としても今回の件でトワ達にお願いするのは心苦しいのですが、僕があの2人の行動に対する決定権はありませんから」

 

「2人は管理者同士の決め事で決まったお客さんなので」

 

「それにこれは僕の勘違いかも知れないのですが、紫藤なのはさんは何者かに操られているかもしれないので」

 

「なっ彼は僕達がトワから聞かされた可能性について知っていて黙っていたのか?」

 

「そうよ、この一件に関してでもそうだけどこちらの直哉は自分で考えて融合世界や友好世界のバランスを壊すような事態が起きない限り介入は最低限にしてるし」

 

「別にこちらの直哉の自慢をしてるつもりはないけど、貴方達の場合米田健二の闇の力と戦う使命があったのなら、もっと管理者と繋がるべきだったのではないい?」

 

「はあ、耳が痛いわ」

 

その時過去の幼馴染世界の管理者メルクが管理者の神殿にやって来た。

 

!!

 

「メルクどうしてここに?」

 

「隼人お前が戻る直前にこのイベントがあってな」

 

「おいおいこれって良いのか?奴は俺の前世なのだが?」

 

隼人がレイに聞く。

 

「ああ、それは・・・以前こういう事があってな」

 

 

 

「それは未来が見える直哉さんが、何故私達に聞くんですか?」

 

!!

 

「何故君達が僕の能力の事を・・・知っている?」

 

 

「未来が見える事は、ほとんど知られて無いのに」

 

 

「その能力を使って私達の事を知れないと言う現実を見てください。紫藤直哉さん」

 

「私達は、真宮寺直哉君の7人世界と貴方の世界幼馴染世界が滅んだ後に出来た世界の住人だからですよ」

 

「なっ馬鹿な僕達の世界と7人世界が滅ぶありえない」

 

 

「残念だけどその子達の言葉は事実よ直哉」

 

 

「その声はメルク」

 

 

紫藤直哉がそう言うと、メルクが現れた。

 

 

「あ、メルクさん」

 

「久しぶりね花寺のどかとラビリンそして融合世界の紫藤直哉君」

 

!!

 

「メルクさんまさか記憶があるんですか?」

 

「ええ、あるわよと言うより貴女達の世界の彼女から連絡があってここに来たのよ」

 

 

「ええ――じゃあ彼女は知ってるんですね?」

 

 

「ええ管轄外だから動いてないだけよ。それにしても紫藤直哉君出て来てよ」

 

 

「はいわかりました。メルクさん」

 

 

 

そう言って、融合世界の紫藤直哉12歳が何もない所から現れる。

 

!!

 

 

「僕より小さいけど、僕に似ている」

 

 

「お久しぶりですねメルクさん僕はあちらの幼馴染世界かと思ってましたけど違いましたね?」

 

 

「実はね今君達がいる時代は、私が少し手を加えたの」

 

「「え、どういう事ですか?」」

 

「サイバスター私に力をかして・・・行くぞ!!ヴォルクルスコスモノヴァ発射」

 

 

「うおおお。コスモノヴァだと、紫藤飛鳥め小癪な真似を・・・だがこの2つの技により次元に穴が開くだろう」

 

 

ヴォルクルスがそう言った直後次元の穴が開き、その場にいるもの全てが次元の穴にに吸い込まれた。

 

 

「「「「「「うわあああ」」」」」」」

 

「そう言う形で君達が、過去の幼馴染世界か、融合世界側の幼馴染世界かどちらかに転移するとあの子が連絡してきたからとりあえず準備はしてたのよ」

 

「「「「「成る程」」」」」

 

「こういう経緯でな過去の紫藤直哉と出会ったんだ」

 

「成程あおぞら市での戦いの時にのどか達が幼馴染世界に跳んだのか過去の」

 

「ああ、だが隼人はどうして和実ゆい達を・・・融合世界に連れて来た?」

 

レイが隼人に聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

すこやか市の祭りに参加中の直哉

レイが隼人と合流し話をしている頃祭り会場では・・・

 

「はい、お姉さんとひなたさんそれぞれのパンケーキが出来ました」

 

「「ありがとう」」

 

お祭りが始まりひなたのお姉さんのお店は若い世代が中心にお客がやって来ていた。

 

パンケーキを買ってくれたお客さんを直哉が見ると、そのお客の上を楽しそうに動く、パンケーキのレシピッピがいた。

 

「やっぱりだ・・・あの時から融合世界が変化を起こしたのか?」

 

「あら、のどかちゃんこんにちは」

 

「あ、ローズマリーさんこんにちは」

 

「今日は昨日の友達とは違うのね」

 

「初めましてローズマリーさん僕はのどかお姉ちゃんの弟です」

 

「あら、そうなのね」

 

「年齢は12歳です。ローズマリーさん質問ですけどローズマリーさんて異世界の人ですよね?」

 

!!

 

「何故そう思うの?」

 

「いえ、ローズマリーさんの周りにおにぎりのような妖精が見えるので」

 

!!

 

「貴方レシピッピが見えるの?」

 

「「レシピッピ?」」

 

「ああ、レシピッピは料理に宿る妖精よ」

 

「「成程」」

 

「どうやら17番目のプリキュアの世界は、食事関係のテーマみたいだねのどかお姉ちゃん」

 

「そうだね」

 

「へえ、あれがレシピッピて言うんだ」

 

「そうよ大人になるとレシピッピを見れる人が少なくなるからね」

 

「そうなんだ。いい事教えてくれてありがとう。ローズマリーさん」

 

「そしてあの時僕がローズマリーさんについてたレシピッピを見てしまったからか」

 

「もしくは・・・」

 

 

「わかったそうしておこう。後直哉すまないが別の事件も解決してくれないか?」

 

「別の事件ですか?」

 

「ああ、最近帝都の各地にあるレストランで急に料理の味が変わったという苦情が出始めてな」

 

「成程」

 

「わしが調べた範囲でわかった事だが怪盗らしき者が現れた後から料理の味が変わったと言う事だ」

 

「怪盗ですか?」

 

「そうだ」

 

「トワさん」

 

のどかがトワに言う。

 

「そうね、米田一基その怪盗は異世界の存在よ」

 

「「異世界の人間」ですって」

 

トワの言葉に驚く米田とエステルだった。

 

「あの時に帝都ではブンドル団の被害が出ていたからやはり、ブンドル団が現れている時点で、17番目のプリキュアの世界の要素が融合世界に流れて来ているのは事実だけど」

 

「ちょっと貴方の叔父さん規格外なんですけどーー」

 

「ああ、それは・・・そうだよね其反応になるよね」

 

ひなたが小さな声でそう呟く。

 

「確かに叔父さんの能力は異常です。それは認めます単身で異世界に行けたりその世界で悪役に徹するだけでその世界に害を与えなく行動をする事が出来るんですから」

 

説明をしている直哉も若干呆れながら説明を続ける。

 

「どちらにしろ、叔父さんがゆいさんの世界に行っていないと断言は出来ないので・・・」

 

「さっきも皆さんの前で言ったけど、隼人叔父さんのせいとも言い切れないからなあ」

 

その時直哉とひなたの所にのどかとちゆと米田がやって来た。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

米田一基の異世界体験記2 花寺家との合流前編

「おいおいこれが祭りの規模かよ?祭りと言うからにゃ神社とかだけの一部で出店だけじゃねえんだな?」

 

「ええ、確かに昔はそうでしたが私達が知る祭りは、街全体でやるのが普通でしたから」

 

「そうか・・・時代と世界が違うとショックを受けるぜ・・・なんて言ってたかの」

 

「・・・もしかしてカルチャーショックですか?」

 

「おう。それだそれだ」

 

「ちょっと意味が違う気もするけど」

 

ちゆは米田の言葉をを聞き、心の中でそう呟く。

 

「しかしよこちらの世界の物価は帝都より高いんだが良く不満がでないな?」

 

「ああ、それは・・・こちらではお金の価値が違うので、そのせいで物を買える最低金額が50円からなんですよ」

 

!!

 

「なっ何だと!!50円だと――」

 

米田さんの時代では、まだ50銭と言う額がふつうでしたね」

 

「そうだぞ、円なんて相当買い物をしてやっとお目にかかれる言葉だぜ」

 

「成程それであの時大神さんがああ言ったのね」

 

ちゆがその時を思い出す。

 

「よーし皆、隊長に一撃入れて直哉に昼飯とプレゼントを貰うぞ」

 

「「「「「「「おーー」」」」」」」

 

「皆、大神さんを守って勝つよ」

 

「のどかちゃん達そこまで俺の心配を・・・」

 

「そうだね大神さんを守らないと、直哉っちの財布がピンチになるもんね」

 

「あらーーそっちの心配が優先か・・・まあ、彼女達がそう言うのもわかるな。直哉さんは俺達のすこやか市に滞在するのにかなりの金額を使っている筈だからな」

 

「俺も今回は直哉さんの財布を守るぞ」

 

「米田さん驚いてる所すみませんがそろそろ行きたいと思うのですが?」

 

「ああ、すまねえ」

 

「あ、ちゆちゃん」

 

「あ、のどか」

 

「げっのどか」

 

その時ちゆと米田はのどかとのどかの両親と合流した。

 

その後・・・

 

「貴方が帝国華撃団の総司令官の米田さんなのですね」

 

「そうですが貴方達は?」

 

「私達はのどかの親です」

 

「貴方達がのどかさんの・・・良い娘さんですな」

 

米田は話し出す。

 

 

「「米田さん舞台の掃除終わりました」」

 

 

「お疲れさんさんごちゃんにあすかちゃん」

 

 

「米田さん書類整理終わりました」

 

「いやあー助かった大神がいなくて溜まってる仕事が多くてな」

 

 

「いえ私達も泊めて貰ってますし」

 

 

「そうです」

 

「それに昔の道具も新鮮ですし使うと」

 

 

「それに米田さんも無理したら危ないですし」

 

 

「くうー君達はいい子だな・・・のどかは酒をやめろと煩いしよ」

 

「「「「あっ米田さん死んだかも」」」」

 

 

「へえ、米田さん・・・私をそう言う風に思ってたんですね」

 

「へっぎゃあああ。のどか様ーーー」

 

そして米田はのどかの説教により沈黙した。

 

「まあ、米田さんにそんな事したの?のどか」

 

のどかの母親がのどかに聞く。

 

「だってお母さん米田さんお酒を朝からずっと飲むんだよ。お酒はワシにとって命の水だと言って」

 

「あらそうなの確かに朝からお酒ばかり飲むのは健康上悪いわね」

 

「う、なんか嫌な流れだから行くか?ちゆさん」

 

「いえ、時間はあるのでまだここにいましょう。米田さん」

 

「ひい、おたすけをーー」

 

そして米田は花寺家の女性に怒られ、その後全員でひなたと直哉のいるお店に移動するのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

米田一基の異世界体験記2 花寺家との合流後編

「おう、・・・ここが目的のお店か・・・ガクッ」

 

「「米田さんおじいちゃんしっかりして」

 

「俺はまだ爺さんではない」

 

米田の状態の経緯を知らない直哉とひなたがそう言うと米田が反論した。

 

「一体米田さんの身に何があったんですかのどかさん?」

 

「あはは・・・実はね、うちのお母さんとかえでさんが、米田さんに1年間の禁酒を相談して決めて、米田さんに言ったらああなって・・・」

 

「「成程」」

 

「そのやり取りをしていたからちゆさん達が少し遅かったんですね」

 

「うん」

 

「後のどかさん。定期健診行ったんでしたよね、どうでした?」

 

 

「直哉さん。あんなに脅していいんですか?」

 

クローゼが直哉に聞く。

 

「クローゼさん。別に脅してませんよそれにあの2人が今回のような事をすると思ってましたから」

 

「そうなんです?」

 

「ええ」

 

そして直哉は話し出す。

 

「僕としては直哉さん達の認識を正したいんですよ」

 

「7人世界と幼馴染世界は介入されて助けてくれてありがとうだったかもしれませんけど、融合世界にとってはただの余計なお世話で、余計な事はしないで欲しいんですよ」

 

「成程」

 

「こちらにしてみればレイやトワにも余計な仕事が増えてる状態で僕としても今回の件でトワ達にお願いするのは心苦しいのですが、僕があの2人の行動に対する決定権はありませんから」

 

「2人は管理者同士の決め事で決まったお客さんなので」

 

「それにこれは僕の勘違いかも知れないのですが、紫藤なのはさんは何者かに操られているかもしれないので」

 

「なっ彼は僕達がトワから聞かされた可能性について知っていて黙っていたのか?」

 

「そうよ、この一件に関してでもそうだけどこちらの直哉は自分で考えて融合世界や友好世界のバランスを壊すような事態が起きない限り介入は最低限にしてるし」

 

「別にこちらの直哉の自慢をしてるつもりはないけど、貴方達の場合米田健二の闇の力と戦う使命があったのなら、もっと管理者と繋がるべきだったのではないい?」

 

「あの人達の影響ありました?」

 

「ううん今の所その影響はないと言われたよ」

 

「そうですか、のどかさん一応気をつけてくださいね」

 

 

「ちゆちゃん、ひなたちゃんごめんね。私が体力無くて」

 

 

「いいのよのどか飛鳥ちゃんものどかのペースで来ていいと言ってたしね」

 

 

「そうそう、のどかっちは気にしないでね」

 

「おーいそこの人待ってくれ、君達に聞きたいことがあるんだ」

 

 

「「「あれはこちらの紫藤直哉さん」」」

 

「どうするちゆっち?のどかっちに無理させて逃げる?」

 

 

「いやそれはやめおきましょう」

 

 

そして紫藤直哉がのどか達に追いついた。

 

 

「すまないそこの赤い髪の女の子確認したいことがあるんで胸を見せてほしい」

 

 

「「「ええーーー」」」

 

「お兄さんそれはしたらだめだよ」

 

 

 

ひなたが直哉に向けて言う。

 

 

「え、ああごめん。赤い髪の女の子の体に異質な霊力があるからね。よければ取ってあげようと思ったんだ」

 

 

「のどかの体の異質な霊力は直哉君の魂ね恐らく」

 

「それってまずいんじゃ」

 

 

「どうかな?僕なら取り出せて君を開放出来るけど?」

 

「・・・すみませんが、私に宿るこの霊力は大事な物なので手放す事はしません」

 

 

「おお、のどかっち言い切った」

 

 

「どうして断るんだい?このまま放置してたら、君の体に害を及ぼすかもしれないんだよ」

 

!!

 

 

「そんなこと絶対ありません。もう付いて来ないでください」

 

 

そう言ってのどかは紫藤直哉から逃げ出した。

 

「一応ひなたさんやちゆさんも注意が必要ですけどのどかさんはあの件が影響が強く出るかも知れないので」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉からのどか達に伝えられる事実

「そんなこと絶対ありません。もう付いて来ないでください」

 

そう言ってのどかは紫藤直哉から逃げ出した。

 

「一応ひなたさんやちゆさんも注意が必要ですけどのどかさんはあの件が影響が強く出るかも知れないので」

 

「うんわかったよ」

 

「さてのどかさんとちゆさんとひなたさん。今からレイから送られて来た映像を少し見て貰えます?」

 

「今回の映像は現段階でのどかさん達にしか見せるなと書かれてたので」

 

「「「そうなんだ」」」

 

そして直哉がレイから送られて来た映像を再生した。

 

 

「ああ、それは・・・ジェントルお前が今知るべきではない事だ」

 

「そうか・・・わかった」

 

「ジェントルこの世界にもレシピッピが誕生したぞ、さしあたり今日はこの世界のお祭りがあってないろんな食材を扱う出店があるぞ」

 

「そうなのか?ぜひ言って見よう。すべてはゴーダッツ様の為に」

 

「そう言いながらジェントルはひなたと直哉がいるお祭り会場に向かった。

 

「これで良い後の事は和実ゆい達がジェントルを止めるだろう。・・・レイそこにいるんだろう?」

 

「ああ、隼人お前が17番目のプリキュアの世界から和実ゆい達を連れて来たのか?」

 

「ああ、結果的にはそうなるな。融合世界が完全封印されるとは思わなかった」

 

「やはり原因は真宮寺直哉の出現なのか?」

 

ブルーもとい隼人がレイに聞く。

 

「ああ、そうだ」

 

「そうね今の彼はブルーに裏切られた事での恨みをはらす事のようね」

 

「そのようだな」

 

「だったらイヨと飛鳥と薫と紫藤直哉に連絡して融合世界に来た真宮寺直哉を混乱させるのよ」

 

「ああ、融合世界で7人世界と旧幼馴染世界に錯覚させるのか?」

 

「そう言う事よ」

 

そしてレイは一旦話をやめる。

 

「成程奴の復活理由が、俺への復讐とはな」

 

「しかし俺の所にレイが来るなんて珍しいなトワはどうしたんだ?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「人間だから感情的になるのは仕方ないけど貴方や真宮寺直哉がかき回した事でメルクが過労死して飛鳥と薫の住む世界が誕生した事を忘れないでね」

 

「いやいや世界のバランスを僕が考えるなんてありえないよ。そういう事はメルクの仕事じゃないか?」

 

「隼人お前が戻る直前にこのイベントがあってな」

 

「おいおいこれって良いのか?奴は俺の前世なのだが?」

 

隼人がレイに聞く。

 

映像終了・・・

 

!!

 

「「「嘘」」」

 

「どうやら以前予測した事が、現実になったようですね」

 

「ちょっと貴方の叔父さん規格外なんですけどーー」

 

「ああ、それは・・・そうだよね其反応になるよね」

 

ひなたが小さな声でそう呟く。

 

「確かに叔父さんの能力は異常です。それは認めます単身で異世界に行けたりその世界で悪役に徹するだけでその世界に害を与えなく行動をする事が出来るんですから」

 

説明をしている直哉も若干呆れながら説明を続ける。

 

「どちらにしろ、叔父さんがゆいさんの世界に行っていないと断言は出来ないので・・・」

 

「そして叔父さんは融合世界である事件が起きて以降行方不明なので」

 

「・・・成程ね、直哉は私とゆいとコメコメを融合世界に来たのは貴方の叔父さんが、連れて来たと考えてるのね?」

 

「「「あ、そう言えば」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

すこやか市に現れたウバウゾー

「どちらにしろ、叔父さんがゆいさんの世界に行っていないと断言は出来ないので・・・」

 

「そして叔父さんは融合世界である事件が起きて以降行方不明なので」

 

「・・・成程ね、直哉は私とゆいとコメコメを融合世界に来たのは貴方の叔父さんが、連れて来たと考えてるのね?」

 

「「「あ、そう言えば」」」

 

「そして隼人叔父さんもこう言っていましたからね」

 

「ああ、それは・・・ジェントルお前が今知るべきではない事だ」

 

「そうか・・・わかった」

 

「ジェントルこの世界にもレシピッピが誕生したぞ、さしあたり今日はこの世界のお祭りがあってないろんな食材を扱う出店があるぞ」

 

「そうなのか?ぜひ言って見よう。すべてはゴーダッツ様の為に」

 

「そう言いながらジェントルはひなたと直哉がいるお祭り会場に向かった。

 

「これで良い後の事は和実ゆい達がジェントルを止めるだろう。・・・レイそこにいるんだろう?」

 

「つまりブンドル団の団員がこのお祭り会場に現れる可能性が高いと言う事です」

 

「「「あ、どうすればいいの?」」」

 

「ブンドル団の操る僕達の世界で言うならば、メガビョーゲンとヤラネーダのような者だと思います。恐らくですけど、ブンドル団は人から物をぶんどると言う意味の含まれていると思うので」

 

「メガビョーゲンとヤラネーダのような敵の名前もそういう行為の名前がつけられている可能性がありますね」

 

「そっか私達の場合は医療関連だから相手がビョーゲンキングダムにいるダルイゼンシンドイ―ネグワイワルそしてバテデモーダなんだね」

 

「ええ、僕もまなつちゃん達だけだとプリキュアのそういう部分は気にしなかったのですが・・・和実ゆいさん達が現れ食を守る者そしてそれをぶんどるブンドル団はある意味わかりやすく感じませんか?」

 

「「「確かに」」」

 

「例えば、のどかさん達の場合地球をお手当てと言いますよね。そこで医療関連と言うのはある程度わかると思うので」

 

「要するに直哉君が言いたいのは、私達も含めた融合世界に現れた3組のプリキュアは隼人さんや、ワイズマンとは違う何かによって選ばれた可能性があるのね」

 

「ええ、まあ、のどかさん達はトワが選んだのは間違いないですが・・・」

「私が直哉にすこやか市に留まらせたのはあの子に子供らしい生活を体験してほしいからなのに」

 

 

「そうか、ノヴァと言う子が来たことでトワさんの目的とは違う方向に直哉君が向くことにより中心世界の他の世界同様世界安定に向けての仕事をするからですか?」

 

 

 

「ええそうよ。のどか達には悪いけどここは直哉の精神を休ませる世界に私はしたいのよ」

 

 

「「成る程」」

 

 

「今まで飛鳥と薫の父親の頃から融合世界になるまでの間紫藤直哉と言う魂を休ませれる世界はなかったの、だけど前の世界で花寺のどかとラビリンと言うヒーリングアニマルと接していた紫藤直哉を見ると彼の魂の負担が軽減してたの」

 

 

「「ええーーそうなんですか」ラビーー」

 

「それにこれは貴女達の秘密にしててね、直哉は人間なのだけど基本はねでも貴女達の言葉で言えばエレメントさんと言っていいのよ」

 

「「ええーー直哉君がエレメントさん」ラビーー」

 

「そう聞いたはずですよ。トワから」

 

「ウバウゾーウバウゾー」

 

「「「何この声?」」」

 

直哉が話していると異形な声が聞こえた。

 

「どうやらブンドル団が操る怪物の名はウバウゾーみたいですね」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

 

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

「ニャン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

のどか達は変身するとそのまま怪物の所に行くとその瞬間グレース達はローズマリーが作り出した空間に入ってしまった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊フィールド内に入ったグレース達

デリシャスフィールド内部・・・

 

「「「何ここは?」」」

 

「私達は確か・・・」

 

 

 

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

 

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

「ニャン!」

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

のどか達は変身するとそのまま怪物の所に行くとその瞬間グレース達はローズマリーが作り出した空間に入ってしまった。

 

「成程そういう事ですか」

 

「何直哉君何かわかったの」

 

「いえ、確実な理由はわかりませんが、このフィールドは現実の世界とは隔離されていますね」

 

「「「ええーーー」」」

 

「それはつまり・・・このフィールドを作った人物を探さないと出られない可能性があるのね」

 

フォンテーヌが直哉に聞く。

 

「ええ、そうだと思いますが、このフィールドを作ったのはローズマリーさんだと思うので、ひとまずキュアプレシャスとローズマリーさんと合流しましょう」

 

「「「「「「了解」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

そしてグレース達はローズマリーたちと合流する為に移動を始めた。

 

その頃キュアプレシャス達は・・・

 

 

「500キロカロリーパンチ!!」

 

「ウバ・・・ウゾ」

 

「良いわよ。プレシャスレシピッピが2体捕まってるけど何とか、プレシャスだけでも行けそうね」

 

「ジェントルレシピッピを返して貰うよ」

 

「ふん、お前達もう勝った気でいるのか?」

 

「「どういう事よ」」

 

「私は、お前達がこのフィールドを作るのを待っていたのだ。キュアプレシャスに確実に勝つ為に」

 

「行きなさいナノビョーゲン」

 

!!

 

「そ、それは・・・」

 

ジェントルがそう言い放たれたナノビョーゲンに感染された岩が、メガビョーゲンに進化した。

 

「あはは、どうだこのメガビョーゲンを浄化出来るプリキュアはこのフィールドをの中にはいないぞ。どうするプリキュア?」

 

「どうしょうマリちゃん?」

 

「困ったわこのままだとどちらか一方しか浄化が出来ないわ」

 

「その心配はないラビ」

 

「安心するペン」

 

「岩型のメガビョーゲンは俺達に任せろニャン」

 

!!

 

「なっお前達がどうしてこのフィールド内にいるキュアグレース達」

 

ジェントルが怒りの感情をぶつける。

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

「あれれ、私達貴女と直接会うの初めてなのに?どうして名前を知ってるのかな?」

 

スパークルがジェントルに聞く。

 

「う、それは・・・」

 

「ともかく助かったわ。これで2体纏めての浄化が可能よ」

 

そして互いの浄化技が発動した。

 

「プリキュア!プレシャス・トライアングル!」

 

「オナカイッパーイ」

 

「ごちそうさまでした」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊フィールド内での戦いの後

「プリキュア!プレシャス・トライアングル!」

 

「オナカイッパーイ」

 

「ごちそうさまでした」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「くっまさかキュアグレース達がこの空間に入れるとは・・・それが誤算だった。

 

そう言ってジェントルが撤退し、それを見たローズマリーがデリシャスフィールドを解除した。

 

「さてとのどか達はどうしてここに来たの?」

 

ローズマリーがのどかに聞く。

 

そしてのどかは話し出す。

 

「ああ、それは・・・ジェントルお前が今知るべきではない事だ」

 

「そうか・・・わかった」

 

「ジェントルこの世界にもレシピッピが誕生したぞ、さしあたり今日はこの世界のお祭りがあってないろんな食材を扱う出店があるぞ」

 

「そうなのか?ぜひ言って見よう。すべてはゴーダッツ様の為に」

 

「そう言いながらジェントルはひなたと直哉がいるお祭り会場に向かった。

 

「私達はこの情報を手に入れたのでブンドル団と縁のあるローズマリーさん達を探していた所ウバウゾーの声が聞こえ行くと、あの空間だったんですよ」

 

「成程私の作ったデリシャスフィールドの影響する範囲内をもう少し注意すべきだったわね」

 

「でもマリちゃん今回はそのおかげで助かったのも事実だよ」

 

「確かにそうなのよね・・・実際は」

 

「確かにそうですね。僕達はブンドル団の戦力の把握の為に現場に向かったらまさかブンドル団のメンバーがナノビョーゲンを使うとは思いませんでしたし」

 

「のどか直哉君がああ言ってるけど、本当は考えていたんじゃない?」

 

「うんそれはしてたよ思うけど・・・前回ほど明確に隼人さんが敵になったと言う情報がないからだと思うよ」

 

「「成程」」

 

そしてちゆとひなたは思い出す。

 

「どうやらアスミの言う事があってるかもね?のどか16番目のプリキュアの世界を見つけたわ」

 

 

「「「トワさん本当ですか?」」」

 

「ええ、別口で調べたら漸く見つけたわ」

 

「別口とは?」

 

「紫藤隼人の痕跡を改めて調べたら飛鳥と薫と交っていた未知の世界があったのよ」

 

「「「ええーー」」」

 

「「「隼人さんが16番目のプリキュアの世界にーーー」」」

 

 

「確かにあの人も世界を移動出来るけど、どうしてその世界に?」

 

「どうやら隼人はその世界で敵の幹部してるみたいね、その頃に新生帝国華撃団と飛鳥達がその世界に漂着したみたいね」

 

「そこまでがわかった所よ」

 

「それじゃあ。私達は隼人さんと戦うんですか?直哉君の叔父さんなのに」

 

「のどか待ってもしかしたら隼人さんの力を敵が利用していると言う可能性もあるわ」

 

「そうだよのどかっち」

 

「ええ、確かにちゆの言った可能性が無くなったわけでは無いわ。どのみち現地に行って新生帝国華撃団を助けないといけないだろうし」

 

「そうね今回は自分が連れて来た3人を見守るような事も言ってたし」

 

「そうだよレイさんともブンドル団のメンバーと別れて会ってたし」

 

「だからこそ直哉君もゆいさん達に言えないかも知れない。どのみち私達も直哉君もまだ隼人さんに会えてないしね」

 

「そうね」

 

そしてローズマリーとゆいと話していた直哉がのどか達の元にやって来た。

 

「直哉君これからどうするの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「ひとまずゆいさんとローズマリーさんも一緒に米田さん達と合流する事にします」

 

直哉がそう言うとその場にいる全員で米田と合流する為に移動を始めた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

米田一基の異世界体験記3 合流後

「「お疲れ皆」」

 

「おう直哉久しぶりにお前のプリキュアの姿を見たぜ」

 

のどかの両親と米田が戻って来た直哉とのどか達に言う。

 

!!

 

「ちょっとちょっとのどか達のご両親達、貴女達がプリキュアだって知ってるの?」

 

「「「はい」」」

 

「えーーいいな」

 

「コメ」

 

「あら、かわいい。ゆいさんの妖精さんは赤ちゃんにもなれるのね」

 

「え、普通コメコメを妖精と認識しないのに、のどかのお母さんやるわね」

 

「あはは、お母さんもお父さんもある意味桜花さんに鍛えられたからですね」

 

「そうなの?ところで桜花さんて誰なの?」

 

「ああ、それは・・・僕の母親ですよ。ローズマリーさん」

 

「最も僕は母親の記憶は殆どないですけど」

 

「え、そう嫌な事を思い出させたわね」

 

「別に構いませんよ。ローズマリーさん」

 

「ねえ、直哉お願いがあるの聞いてくれるかしら?」

 

「内容次第で断るかも知れませんけどそれでもいいのなら」

 

「暫くゆいとコメコメをこのすこやか市で生活させてくれないかしら?」

 

「・・・一応確認ですけどその間のローズマリーさんは、どうするんですか?」

 

「私?私は、私達とブンドル団を融合世界に連れて来た奴を探すわ」

 

「1人でですか?」

 

「そうよ」

 

「戦う為の力を失っている貴女がですか?」

 

!!

 

 

「はいトワさん。私は和実ゆい中学2年生です」

 

「この子はコメコメです。よろしくお願いします」

 

「はい表の紹介はこれくらいで良いわよ」

 

「はい」

 

「プリキュア!デリシャスタンバイ!」

 

「パーティーゴー!」

 

「にぎにぎ!」

 

「コメコメ!」

 

「ハートを」

 

「コメコメ!」

 

「シェアリンエナジー!」

 

「あつあつごはんで、みなぎるパワー!キュアプレシャス!」

 

「おいしい笑顔で満たしてあげる!」

 

「「はっ」ちょっとーーどういう事よ彼女がプリキュアですって」

 

「そうよ17番目のプリキュアの世界のプリキュアよ彼女がローズマリーに協力してレシピッピを取り戻す事をしていたのよ」

 

「僕はこの時に貴女が何故和実ゆいと言う少女の協力が必要になったのは、ローズマリーさん貴女が、戦う為の力が行使出来なくなったからだと考えていますが」

 

「・・・そうよ私達が融合世界に来る前にね・・・今ではデリシャスフィールドを作れるだけしか今の私にはないわ」

 

「当然ウバウゾーを浄化をする事も出来ないわ。もしも融合世界に来なければその問題で私は、悩んでたと思うわ」

 

「ローズマリーさん。貴女の希望はわかりましたが、17番目のプリキュアの世界のプリキュアについて現時点でわかった事がありますので伝えますね」

 

「ええ――何がわかったの?」

 

「ええ、僕達が初めてウバウゾーを見た時に本来融合世界に来ないローズマリーさん達の流れが見えたんです」

 

「それによると、17番目のプリキュアの世界のプリキュアの人数が現時点で3人なんですよ」

 

「ええ――嘘でしょうーー」

 

ローズマリーは直哉の言葉に驚いていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第22章 第1部 帝都に迫りくる危機序編
米田一基の異世界体験記4 米田の帰還


 

「ローズマリーさん。貴女の希望はわかりましたが、17番目のプリキュアの世界のプリキュアについて現時点でわかった事がありますので伝えますね」

 

「ええ――何がわかったの?」

 

「ええ、僕達が初めてウバウゾーを見た時に本来融合世界に来ないローズマリーさん達の流れが見えたんです」

 

「それによると、17番目のプリキュアの世界のプリキュアの人数が現時点で3人なんですよ」

 

「ええ――嘘でしょうーー」

 

ローズマリーは直哉の言葉に驚いていた。

 

そして時が進み・・・

 

夕方になり直哉とのどかは米田さんを帝都に送る為に中心世界に向かった。

 

中心世界帝都・・・

 

「いや―すまんなのどかと直哉すこやか市にある日本酒が美味くて飲み過ぎてしまった」

 

「まったく米田さん。花組の人達に秘密ですこやか市に来たのに・・・」

 

「これじゃあばれますよ」

 

「う、すまねえのどか」

 

「仕方ないですね。暫くそこの公園で酔いを冷ましましょうか」

 

「そうするか」

 

そして米田達はすぐそばにある小さな公園に向かう。

 

暫くして・・・

 

「ふう、大分酔いもさめたからお前達ともここで別れようと思う」

 

「え、でも・・・」

 

「お前達が大帝国劇場についてはいけないだろう?」

 

「それはそうですけど・・・直哉君どうしたの?」

 

「のどかさん米田さん。気をつけてください僕達は何者かに狙われているみたいです」

 

「「ええ――」何だと」

 

「来ます」

 

その時大柄の金髪の男達が複数人が米田を狙い行動を起こした。

 

「狙いは俺かよっと直哉とのどかは・・・連中に姿を見られていないのなら都合ががいい」

 

そして米田は男たちから逃げる為に公園を脱出した。

 

米田が公園を脱出した後の公園では・・・

 

「直哉君あの人達は一体?」

 

「恐らく・・・ヤフキエル事変関連のイベントの一種と思います。

 

「ヤフキエル事変と言うと真宮寺直哉君の世界で見たあれ?」

 

「ほうほうこれはいい機体だ、何より維持コストが格段に安い」

 

「ありがとうございます。これを機会に、わが社ダグラス社をよろしくお願いします」

 

「ああこちらこそだ」

 

こうして、帝国陸軍とダグラス社の軍事協力が、決定した。

 

「はいそうです。今はこちらでは太正15年の10月の下旬なので、ダグラス社が帝国陸軍と接触をしていてもおかしくはないですね」

 

「ただ・・・違うのは」

「今年も、色々あったな直哉」

 

「ええ、そうですねそうだ、支配人に言っておきますね、年明け位に、紫藤直哉さん達を呼びたいんですけど、いいですか?」

 

「真宮寺直哉の世界と違うのは、僕が帝国華撃団と強く繋がっていない事ですね」

 

「ああ、そっか、直哉君はあくまで桜花さんが、帝国華撃団の結成に関わってるけど直哉君はそういう部分はノータッチだったね」

 

「ええ、大神さん達を特殊遊撃部隊に期間限定で入れるのももさんや基本母さんの遺言と米田さんの希望でしたから」

 

「成程つまり今回の件がダグラス社によるのだとすると考えられるのは・・・」

 

「ええ、ダグラス社が独断で、米田さんと交渉をしようとしたんでしょうね」

 

「米田さん大丈夫かな?」

 

「そこは大丈夫ですよのどかさん」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

少し変化した歴史の可能性前編

こちらでも掲載してたサクラ大戦7人目の隊員のキャラ達が行ったイベントの事を融合世界のキャラ達が話しますので多少混乱するかもしれません

ご了承ください。


「ああ、そっか、直哉君はあくまで桜花さんが、帝国華撃団の結成に関わってるけど直哉君はそういう部分はノータッチだったね」

 

「ええ、大神さん達を特殊遊撃部隊に期間限定で入れるのももさんや基本母さんの遺言と米田さんの希望でしたから」

 

「成程つまり今回の件がダグラス社によるのだとすると考えられるのは・・・」

 

「ええ、ダグラス社が独断で、米田さんと交渉をしようとしたんでしょうね」

 

「米田さん大丈夫かな?」

 

「そこは大丈夫ですよのどかさん」

 

「僕達が帝都に戻った時に加山さん達月組が米田さんにつきましたから」

 

「あ、そうなんだ」

 

「ですから彼等が米田さんに接触する直前に僕達の姿を消したんですよ」

 

その方がお互いに都合がいいので、ただのどかさん思い出してください」

 

真宮寺直哉君の世界でのダグラス社の尖兵として動いていた者達を」

 

そしてのどかが思い出す。

「早く出て来い、真宮寺姉弟」

 

「慌てるなよパトリック・ハミルトン」

 

「「お姉ちゃん行こう、ええ、直哉君、二人は・・・さくらいろ」」

 

!!

 

二人の全体必殺技が4人を襲う。

 

「惜しかったね、僕たちの虚を突いたつもりだろうけど、僕達にそう言うのは聞かないよ」

 

白騎士がそう言うが、白騎士たちは視界が晴れた時その事実に驚愕したのだった。

 

「帝国華撃団参上!!」

 

「馬鹿な!!我等の主ブレント様の策で分断されたはず何故全員揃っているんですか?」

 

「さあな、何故だろうな、だがこれで、前力でお前にやられた借りを返せるよ」

 

「行くわよ直哉君」

 

「うんお姉ちゃん覚悟しろ、パトリック、そして黙示録の三騎士」

 

「「「舐めるな、小僧がああ」」」

 

そして、戦いが始まった。

 

「あ、黙示録の三騎士がいたね」

 

「そうです黙示録の三騎士に関しては過去の7人世界での設定のままになるのか?それとも・・・」

 

「あのメルクさん親子喧嘩と言うか、僕達はどうすればここから帰れるのですか?」

 

融合世界の直哉がメルクに聞く。

 

「ああ、そうだったわね貴女達が、元の世界に戻るにはフワニータを黙示録の三騎士とパトリックから守りなさい。融合世界の彼女達は黙示録の三騎士と戦う場合のみ本来の力を使って良いわ」

 

「「「「ええ――」」」」

 

のどか達はメルクの言葉に驚く。

 

「彼女達の本来の力とはいったい?」

 

「時が来ればわかるわ息子」

 

「でもいいんですかメルクさん?」

 

 

「いいわよこれは私からの特別イベントと思って、黙示録の三騎士にはあれをと一緒に媒体となるアイテムを持たせてるから」

 

 

「「「「ええ――」」」」

 

「それ危ないですよメルクさん」

 

「大丈夫よ黙示録の三騎士が貴女達を見たらすぐ使うように改変しているし使って戦いが終わればそれらの記憶は消えるから」

 

「それともメルクさんが、施した改変により僕達が浄化した時の記憶を持つ3人なのかが、まだわからない事ですね」

 

「そう言えば私達は黙示録の三騎士とはあの時に接触して・・・」

 

 

「僕はパトリック様の僕の黙示録の三騎士の一人の白騎士だよよろしくねお姉さん」

 

 

「白騎士貴方の目的は何なの?」

 

「パトリック様が、動物顔の出したあれに興味を持ったからね捕獲するのさ」

 

「邪魔をするなら4人共殺すよ」

 

「「「そうはさせないよ。白騎士そこにいるバテデモーダを捕まえさせない」」」

 

「そうなんだ。お姉さん氏を選ぶんだね。嬉しいな僕人間を殺すのが好きなんだ」

 

「うええ、そういう趣味はやめた方がいいよ」

 

スパークルが白騎士に言う。

 

「うるさいな黄色のお姉さんから殺そうと」

 

「来るぞスパークル」

 

そして3人のプリキュアと雨宮さくらVS黙示録の三騎士の一人の白騎士と戦い始めた。

 

 

「貴方は一体誰なの?この世界の人は私達の事は知らない筈」

 

「ならこの姿ならどうだ?」

 

黒騎士がそう言うと、次第に黒騎士の姿が変化し始め、白騎士の少年の姿に戻って行く。

 

「「「ああーー」」」

 

「貴方は白騎士」

 

 

「何で何で、ジェミニ達にやられた筈なのに」

 

 

「成る程、白騎士貴方は赤騎士と同じようにどういう経緯で来たのか知らないですけど、7人世界の白騎士ですね」

 

「正解だよ紫藤直哉」

 

「「「ええ――」」」

 

「ええ、そうですね。僕自身もあんな形で覚えられているとは思いませんでしたけど」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

少し変化した歴史の可能性中編

「ならこの姿ならどうだ?」

 

黒騎士がそう言うと、次第に黒騎士の姿が変化し始め、白騎士の少年の姿に戻って行く。

 

「「「ああーー」」」

 

「貴方は白騎士」

 

 

「何で何で、ジェミニ達にやられた筈なのに」

 

 

「成る程、白騎士貴方は赤騎士と同じようにどういう経緯で来たのか知らないですけど、7人世界の白騎士ですね」

 

「正解だよ紫藤直哉」

 

「「「ええ――」」」

 

「ええ、そうですね。僕自身もあんな形で覚えられているとは思いませんでしたけど」

 

「じゃあ直哉君は黙示録の三騎士が出て来たら似たような事になると思ってるの?」

 

「いえ、流石にそこまではわかりませんよ。ただ融合世界のヤフキエル事変に僕達がどう関わるかによって変化すると思うので」

 

「確かに」

 

「そう言えば疑問だったんだけどダグラス社の社長7人世界で酷い終わり方だよね」

 

「ええ、そうですね」

 

そして直哉が話し出す。

 

 

「何故こんなに早く来れる?真宮寺姉弟」

 

「お前、米田長官から聞いたんだろ?」

 

「何?あの話は本当なのか?」

 

「ああ、そうだ俺たちは、並行世界からお前のくだらない野望を砕く為に、来てもらった」

 

「初めまして、ブレント・ファーロング、私は並行世界から来た、紫藤直哉と言います」

 

「何!!紫藤だと、卓と桜花の関係者なのか?」

 

「何故、お前が父さんと母さんの事を知っている?」

 

「ははは、これは傑作だ、あの二人が並行世界の住人とはな、そうだ良い事を、教えてやろう、お前の両親を殺したのは、この私だ」

 

!!

 

「なっ何だと」

 

「お前の両親は、我々の実験中に現れ、最初は、協力的だったが、二人は、我々を裏切った、その為殺したのだが、翌日には、二人に関連する物は全てこの世界から消えていた」

 

「そうかあの二人は、平行世界で死体で発見されたか、私も見たかったぞあの二人の死体をな」

 

「ブレント・ファーロング貴方が僕の両親を殺したのなら、何を使い殺しました?」

 

「それは勿論拳銃だ!!」

 

「成る程・・・直哉君こいつに聞く事は無くなりました」

 

「ブレント・ファーロングお前は、僕の両親を殺したと錯覚させられている」

 

「何だと!!」

 

「ついでにお前は、生きてはいけない人だ」

 

「何を言う、小僧が」

 

そして、戦いが始まった。

 

そこで直哉が止める。

 

「ねえ、直哉君この社長さんもある意味では運命を変えられた被害者なのかな?」

 

のどかにそう言われ直哉が再びその時の事を話す。

 

「グッやる」

 

「さくらちゃん大丈夫?」

 

「ええ、何とか」

 

「直哉君そっちはどう」

 

直哉は真双焔武に通信を送るが、答えが返ってこなかった。

 

「まさか・・・」

 

真双焔武の二人は気絶していた。そして、巨大ヤフキエルは、真双焔武を鷲掴みし握り潰そうとした。

 

「拙い、さくらちゃん二人を助けるよ」

 

「うん」

 

「「破邪剣征・桜花放神」」

 

桜花放神を放つが、桜武に乗る二人も消耗しすぎて、本来より弱い威力になり、ヤフキエルには聞かなかった。

 

「確かに7人世界でのヤフキエル事変は、通常ではありえない人間を巻き込んでイベントが起きてましたし、その当時の監視者を2人の直哉さんは敵と見ていた可能性があるので」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

少し変化した歴史の可能性後編

「どういう事?何で2人の直哉さんがレイさんやメルクさん達を敵対してたの?」

 

「恐らくですが現在の融合世界を作る為に、監視者の代表が数名選ばれその中で共通の名前を使い同じ条件で7人世界、幼馴染世界、佐谷直哉君の世界そして僕達も知らない世界の4つで、原初の世界を崩壊させた米田健二を倒した世界をベースに融合世界を作ると言う監視者たちの目的があったんだと思います」

 

「成程」

 

「まあ、その辺を知らされていたらあんな事はしないと思いますけどね」

 

 

「なっ彼は僕達がトワから聞かされた可能性について知っていて黙っていたのか?」

 

「そうよ、この一件に関してでもそうだけどこちらの直哉は自分で考えて融合世界や友好世界のバランスを壊すような事態が起きない限り介入は最低限にしてるし」

 

「別にこちらの直哉の自慢をしてるつもりはないけど、貴方達の場合米田健二の闇の力と戦う使命があったのなら、もっと管理者と繋がるべきだったのではないい?」

 

「はあ、耳が痛いわ」

 

その時過去の幼馴染世界の管理者メルクが管理者の神殿にやって来た。

 

!!

 

「メルクどうしてここに?」

 

「どうしてって貴方達が融合世界以外に行ったからに決まってるじゃん」

 

「まさか・・・あの子に呼ばれて?」

 

「まあ、似たようなものね。何故なら貴方達が融合世界での生活全て中継されてたのよ」

 

「「ええーー」」

 

「特になのはの私を融合世界の人間にしてと言う言葉にショックを受けたわ」

 

「・・・ごめんなさい」

 

なのはがメルクに謝る。

 

「トワ本当にごめんなさいね」

 

「いやいや謝るんだったら特殊遊撃部隊全員に謝って欲しいわ。そこの2人がこんな事をしなければ、歓迎会を開く準備もしていたのに」

 

「「そんなーー」」

 

トワの発言に驚く2人だった。

 

「どのみち融合世界に貴方達が行くのはもう無理よ」

 

「あはは・・・」

 

のどかも直哉の言葉であの2人を思い出して、苦笑いをした。

 

「でも直哉君これからどうするの?このままヤフキエル事変が起きるまでここにいるの?」

 

「いえ一度すこやか市に戻ります。そしてそこでレイとトワに連絡をして、2人が融合世界のヤフキエル事変に至るまでのイベントをすると言えば今回は7人世界で出来なかった視点からのイベントをする事になるでしょうね」

 

「ああ、直哉君がそう言う立場だから?」

 

「ええ、それもありますが・・・純粋にヤフキエル事変は帝国華撃団関連に深く関わっているのなら7人世界での流れを辿るだけになるので、イベントをする意味がないと思いませんか?」

 

「確かにまだあの時のようにするならわからなく無いけど」

 

「確かにそうですね」

 

「うん、そうだけど今回ビョーゲンズの侵略は直哉君とビョーゲンズの協力で起きたイベントだと思うよ」

 

「「「「「ええ――」」」」何ですって」

 

まなつ達はのどかの言葉に驚いていた。

 

「一体何の為に?」

 

「それは恐らく・・・原作世界の私達の3人がやったイベントを融合世界で補完する為と思うんだ」

 

「どうして直哉さんがそんな事を?」

 

さんごが融合世界ののどかに聞く。

 

「それはこのイベントを準備したのはトワさんとレイさんだからだと思う」

 

「だからってビョーゲンズが、トワさんの依頼通りにするなんて」

 

まなつがそう言う。

 

「まあ、まなつちゃん達は知らなくて当然だけど、特殊遊撃部隊とビョーゲンズの関係は友好なんだよね」

 

「「「「ええ――」」」」何ですって」

 

「純粋に友好と言うのは怪しいけどトップ同士が仲がいいからね」

 

「「「「「ああ、成程」」」」」

 

「まあ、あれも行われなイベントになりましたからね」

 

その後直哉達はすこやか市に戻るのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帝都からすこやか市に戻ってからの連絡

ピーピー

 

「うんどうした直哉?」

 

「レイさん。今米田一基の異世界体験記が終わり、米田さんを帝都に送った時に・・・」

 

「ふう、大分酔いもさめたからお前達ともここで別れようと思う」

 

「え、でも・・・」

 

「お前達が大帝国劇場についてはいけないだろう?」

 

「それはそうですけど・・・直哉君どうしたの?」

 

「のどかさん米田さん。気をつけてください僕達は何者かに狙われているみたいです」

 

「「ええ――」何だと」

 

「来ます」

 

その時大柄の金髪の男達が複数人が米田を狙い行動を起こした。

 

「狙いは俺かよっと直哉とのどかは・・・連中に姿を見られていないのなら都合ががいい」

 

そして米田は男たちから逃げる為に公園を脱出した。

 

「成程な、直哉はこれをヤフキエル事変になる事件と見てるのか?」

 

「ええ、少なくとも米田さんを殺さなくとも動けなくするだけでも、今回の黒幕だろう人物には、都合がいいでしょうし」

 

「だが、直哉お前の言っているのは7人世界でのヤフキエル事変を参考にしているだろう」

 

「そうですが・・・」

 

「直哉今回の米田に対する襲撃は帝国陸軍がやった事だ」

 

「その原因はやはり、ヤフキエルが関わっていますか?」

 

「ああ、関わっているが・・・」

 

「ダグラス社の社長が行方不明でな、現在トワが捜索と帝国陸軍を操ってイベントをアレンジしている。そしてダグラス社の出した条件を太正15年の10月中に成功させなければ、この話はないとしている」

 

「成程そうして、ダグラス社の社長を捜索する時間とヤフキエル事変が起きる可能性が消えない様にしてるんですね」

 

「そういう事だ。ただこういう事態が起きた以上暫くはヤフキエル事変を行えないと考えているがな」

 

「まあ、そうですねラスボスの社長が行方不明になっているとは・・・」

 

「ではレイさん。僕達はどうすれば?」

 

「ふう、大分酔いもさめたからお前達ともここで別れようと思う」

 

「え、でも・・・」

 

「お前達が大帝国劇場についてはいけないだろう?」

 

「それはそうですけど・・・直哉君どうしたの?」

 

「のどかさん米田さん。気をつけてください僕達は何者かに狙われているみたいです」

 

「「ええ――」何だと」

 

「来ます」

 

その時大柄の金髪の男達が複数人が米田を狙い行動を起こした。

 

「狙いは俺かよっと直哉とのどかは・・・連中に姿を見られていないのなら都合ががいい」

 

そして米田は男たちから逃げる為に公園を脱出した。

 

「このイベントの時その場にいたので、少なくとも僕とのどかお姉ちゃんには米田さんから助けてくれと要請される可能性があるのですが」

 

「ああ、それは・・・米田に協力しても構わん。トワ側にも協力者がいるしな」

 

「まさか・・・ビョーゲンズや隼人叔父ですか?」

 

「ああ、トワはお前とのどかが米田に頼まれると想定して彼等に協力を頼んでいたからな」

 

「成程急遽そういうゲーム式のイベントを作ったんですね」

 

「ああ、そうだ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について特別編 緊急イベント開催についての説明前編

「このイベントの時その場にいたので、少なくとも僕とのどかお姉ちゃんには米田さんから助けてくれと要請される可能性があるのですが」

 

「ああ、それは・・・米田に協力しても構わん。トワ側にも協力者がいるしな」

 

「まさか・・・ビョーゲンズや隼人叔父ですか?」

 

「ああ、トワはお前とのどかが米田に頼まれると想定して彼等に協力を頼んでいたからな」

 

「成程急遽そういうゲーム式のイベントを作ったんですね」

 

「ああ、そうだ」

 

「そうしなければ後々が面倒になりそうだったからな」

 

「面倒な事ですか?」

 

「ああ、黒幕不在ではイベントを行うことが出来ないから代役を立てるにしても7人世界や、幼馴染世界の直哉と違いヤフキエル事変の主要キャラとの接点が余りにも少ないからな」

 

「そう言われたらそうですね」

 

 

「おやお姉さんたちも、そこの動物顔の奴と同類なのかな?ピンクのお姉さん」

 

「「「「早い」」」」

 

「僕はパトリック様の僕の黙示録の三騎士の一人の白騎士だよよろしくねお姉さん」

 

 

「白騎士貴方の目的は何なの?」

 

「パトリック様が、動物顔の出したあれに興味を持ったからね捕獲するのさ」

 

「邪魔をするなら4人共殺すよ」

 

「「「そうはさせないよ。白騎士そこにいるバテデモーダを捕まえさせない」」」

 

「そうなんだ。お姉さん氏を選ぶんだね。嬉しいな僕人間を殺すのが好きなんだ」

 

「「「ああーー」」」

 

 

「成る程、ナノビョーゲンから僕達の知識を得たのですね」

 

 

「そう言う事だ」

 

「しかし何故こんな手段を選んだのですか?」

 

 

「それはお前達と戦う為だ。さあお前達も変身しろ」

 

そう言って、赤騎士は1つの香炉を取り出した。」

 

 

「「「「あれは」」」」

 

 

「これは幻魔の香炉と言ってなこれを破壊しなければ紫藤直哉達は死ぬぞ」

 

「行ってこいナノビョーゲン」

 

「ナノーー」

 

そして香炉型メガビョーゲンが現れた。

 

「確かに僕達はヤフキエル事変の黒幕社長や黙示録の三騎士のマスターをしていたキャラとは面識はないですね」

 

「だから代役を立てるより、時間稼ぎのイベントとしてアレンジをしてダグラス社の行動を遅らせる様にトワがダグラス社を動かしている。社長としてな」

 

「成程トワが今動けないんですね?」

 

「ああ、そうだ」

 

「わかりました。それでヤフキエル事変の前に僕達特殊遊撃部隊は、米田さんの救援要請がない限り動かなくて良いんですね」

 

「ああ、あれば隼人やビョーゲンズが帝都に現れる手筈になっているから直哉達はそういう理由で介入する形となる。そのイベントに介入した時に行方不明の黒幕社長の捜索状況を伝えるようにする」

 

「わかりました。しかしヤフキエル事変の前によくこんな無茶なイベントを行えましたね」

 

「ああ、それは・・・余り言いたくないが過去の紫藤直哉とこちらのダグラス社の社長と会っていたとしたら・・・そしてダグラス社の社長が、過去の世界に跳んでいたら?」

 

「いやいやあり得ないですよ。確かに帝都内では自由に行動をしても良いとトワが許可したとしてもその間で、直哉さんがダグラス社の社長にあったとしてもそもそも直哉さんの世界では、ヤフキエル事変は終わっている筈ですし」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について特別編 緊急イベント開催についての説明後編

「ああ、それは・・・余り言いたくないが過去の紫藤直哉とこちらのダグラス社の社長と会っていたとしたら・・・そしてダグラス社の社長が、過去の世界に跳んでいたら?」

 

「いやいやあり得ないですよ。確かに帝都内では自由に行動をしても良いとトワが許可したとしてもその間で、直哉さんがダグラス社の社長にあったとしてもそもそも直哉さんの世界では、ヤフキエル事変は終わっている筈ですし」

 

「確かに普通ならそう考えるが、あの頃の真宮寺直哉と紫藤直哉は自由過ぎるから信用は出来ん」

 

「おいおい、仮にも管理者自身が選んだ人格で2人はそれぞれの世界を託したレイさんが2人を否定していいのか?まあ、あの当時を知る人達でここにいるのはレイさんだけだから言えるんだろうな」

 

「うんどうした?」

 

「いえ、レイさんがかなりきつい言葉であの2人の事を言うので、驚いただけですよ」

 

「ああ、すまんあいつらの事初期から知っているからついついな」

 

「はあ、そうなんですね。僕としては一応先輩にあたる人達ですよね」

 

「うむ立場ではな。だが直哉の言う意味の後輩としては、隼人の方だぞ」

 

「直哉の生まれについてはヒーリングアニマル達に協力して貰ったから」

 

「ああ、そうでしたね」

 

「しかしダグラス社の社長はどこに消えたのでしょう?」

 

「それがすぐにわかるなら、こんなオリジナルイベントをする事はしないぞ」

 

「確かに・・・今回のイベントは、ウバウゾー以外のプリキュアの敵を作れる人物達が帝都に現れるので」

 

「そう言えばそうだな。よしフィーネにも協力して貰うか、響達のやる気を出させる為に」

 

「直哉グレ響とシンフォギア世界のシンフォギア奏者に連絡できるか?」

 

「え、どういう事です?連絡は出来ますけど、一応あの4人は融合世界のシンフォギア世界とは違う並行世界の住人ですよ」

 

「今回は彼女達に協力して貰うほどの案件とは思いませんが」

 

「それに大人数を呼ぶのは大丈夫ですか?」

 

「ああ、それは・・・構わん。一度帝都で特殊遊撃部隊のメンバーとして戦闘をした事がある奴なら、参加させるだけなら簡単だ」

 

「成程わかりました」

 

そして直哉はレイにグレ響達の連絡先を伝え、そのまま話し合いが終わった。

 

「さてと、現時点で特殊遊撃部隊にいる人達を集めるかな」

 

直哉はそう言いながら全員を集め説明をした。

 

暫くして・・・

 

お墓戦艦内直哉の自室・・・

 

「直哉ちょっといい」

 

「はい、何ですかローラさん」

 

「ねえ直哉・・・貴方がキュアオアシスじゃない?」

 

!!

 

「どうしてそう思ったんですか?」

 

「似てたのよ私達を助けてくれた時・・・」

 

ローラが話し出す。

 

プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「乾いた心に!キュアオアシス!」

 

「「「「「ええーー新しいプリキュア」」」」」そんな馬鹿なお前は既に・・・まあいいでしょう。超ゼッタイヤラネーダ彼女を戦闘不能にしなさい」

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

「直哉さん行きますよ」

 

「わかりました、ですが現状だと、オアシスとして動けるのは3分です」

 

「わかりましたすぐに終わらせます」

 

そしてキュアオアシスは行動を開始した。

 

「ランドハートクルリング!」

 

「プリキュア!ランドビート・ダイナミック!」

 

「ビクトリー!」

 

「「「「「凄いあのヤラネーダを1人で浄化するなんて」」」」」

 

「ぬう!!やはり彼女は・・・まあいい出でよメガ降魔プリキュア達を倒しなさい」

 

GAOON

 

「「「「「ええーーここに来てメガ降魔」」」」ですって」」」」」」

 

「直哉さん大丈夫ですか?」

 

オアシスが直哉に聞く。

 

「ええ、まだ大丈夫です。バトラーがメガ降魔を出した事で彼女達が介入する切欠が出来ましたからね」

 

「あの時はキュアオアシスの行動に違和感を感じたの」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ローラと先代プリキュアについて1

「「「「「凄いあのヤラネーダを1人で浄化するなんて」」」」」

 

「ぬう!!やはり彼女は・・・まあいい出でよメガ降魔プリキュア達を倒しなさい」

 

GAOON

 

「「「「「ええーーここに来てメガ降魔」」」」ですって」」」」」」

 

「直哉さん大丈夫ですか?」

 

オアシスが直哉に聞く。

 

「ええ、まだ大丈夫です。バトラーがメガ降魔を出した事で彼女達が介入する切欠が出来ましたからね」

 

「あの時はキュアオアシスの行動に違和感を感じたの」

 

「違和感ですか?」

 

「ええ、私1人でグランオーシャンの記憶の中に私達の前のプリキュアは少なくとも100年以上前の人間だったの」

 

「成程ローラさんは、先代プリキュアが生きているとは考えない理由は何ですか?」

 

「それは・・・グランオーシャンの伝説ではプリキュアは、人間しかなれないと・・・」

 

「確かに僕も当初はそう考えましたけど、ですがその定説はローラさんが嘘だと証明したじゃないですか?」

 

「あ・・・」

 

「その意気よサマー皆」

 

「「「「その声はローラ?」」」」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「「「「「「ええ――」ローラがプリキュアになってる――」」」」何だとーー」

 

その場にいる者達は、ローラがプリキュアに変身した事に驚いていた。

 

「ローラさん貴女は人魚でありながらプリキュアになれましたよね」

 

「・・・」

 

「僕は思うんですよ。プリキュアになるには確かに特殊な条件が必要です。まなつちゃん達の場合は以前も言いましたけど、ローラさんと出会う事で、プリキュアに変身出来るようになりましたよね」

 

「ええ」

 

「そしてローラさん貴女がプリキュアになれたのはまなつちゃん達を助けたいと思ったからじゃないですか?」

 

「確かにそうかもしれないわね」

 

「案外純粋の願いだと叶いやすいのかも知れませんね」

 

「そうかもね・・・さて先代プリキュアの正体は直哉で良いのね?」

 

「へ・・・」

 

その時直哉の手にローラ達がプリキュアの変身に使う物があった。

 

「ちょっ良いんですかオアシスさん?」

 

「ええ、構いません。もう彼女には隠し切れませんから」

 

「オアシスさん。わかりました」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「乾いた心に!キュアオアシス!」

 

「なっやっぱり直哉じゃない」

 

「違いますよローラさん。直哉さんはキュアオアシスになる時に私に体を貸してくれているんです」

 

「体をですって」

 

「ええ、そうです」

 

そしてキュアオアシスは話し出す。

 

「「この声はまさかヴォルクルス?」」

 

「その通りだ紫藤飛鳥と真宮寺薫」

 

 

!!

 

「「ヴォルクルスが私達の名前を」」

 

その時2組のプリキュアと新生帝国華撃団が、飛鳥達に合流した。

 

 

「飛鳥ちゃん薫ちゃん大丈夫?」

 

 

「ほう、キュアグレースと紫藤直哉もこの世界に来ていたのだったな。ならばこの場にいる全ての者よきえうせろ。この技は私の技ではないが食らうがいい。ブラックホールクラスター」

 

 

「「ええ――それはグランゾンの」」

 

「だから言っただろうブラックホールに飲み込まれるがいい」

 

 

「直哉君どういたらいいの?」

 

「この状況に打開策があるとすれば、ブラックホールクラスターと同等もしくはそれを超える技で消滅させるしかありません」

 

「そんな」

 

 

そしてヴォルクルスがブラックホールクラスターを地上に向けてはなった。

 

 

「薫・・・私やるよ」

 

 

「飛鳥ちゃん」

 

「サイバスター私に力をかして・・・行くぞ!!ヴォルクルスコスモノヴァ発射」

 

 

「うおおお。コスモノヴァだと、紫藤飛鳥め小癪な真似を・・・だがこの2つの技により次元に穴が開くだろう」

 

 

ヴォルクルスがそう言った直後次元の穴が開き、その場にいるもの全てが次元の穴にに吸い込まれた。

 

 

「「「「「「うわあああ」」」」」」」

 

 

そして次元の穴を通って出た場所はまさかの融合世界の管理をする管理者の神殿の中だった。

 

「私の魂はあの時に融合世界に着いたの」

 

「そんな事があったなんて」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ローラと先代プリキュアについて2

「サイバスター私に力をかして・・・行くぞ!!ヴォルクルスコスモノヴァ発射」

 

「うおおお。コスモノヴァだと、紫藤飛鳥め小癪な真似を・・・だがこの2つの技により次元に穴が開くだろう」

 

 

ヴォルクルスがそう言った直後次元の穴が開き、その場にいるもの全てが次元の穴にに吸い込まれた。

 

「「「「「「うわあああ」」」」」」」

 

そして次元の穴を通って出た場所はまさかの融合世界の管理をする管理者の神殿の中だった。

 

「私の魂はあの時に融合世界に着いたの」

 

「そんな事があったなんて」

 

「そして融合世界に来た私は・・・」

 

 

「あ、それと直哉過去の7人世界の事件があおぞら市に起こした現時点での被害が判明したわ」

 

!!

 

「「「本当」本当ですか」」

 

3人がトワに聞く。

 

「ええ、まなつ達の世界に先代プリキュアとしている筈の者のあらゆる記録が存在しないのよ」

 

「「「ええーー」」」

 

「つまりそれってどういう事?」

 

「つまりですねイベントに必要な人物が過去の7人世界が起こしたイベントによってその存在は消えたと言う事ですよひなたさん」

 

「ええーーそれはまずいじゃん」

 

「それなら大丈夫よまなつ達の先代はもうこの世にいない存在だったからこちらに避難させたの。流石に新しい体は無理だけどね」

 

「「ええーー」」

 

「まあ、緊急事態だったからね」

 

「ええ、そうですねまなつちゃん達のパワーアップイベントにも先代プリキュアが関わりますからね」

 

「「そうなんだ」」

 

のどかとひなたは直哉とトワの説明に納得した。

 

「それで直哉貴方に負担をかけるけど、先代プリキュアの魂状態を体に入れて貰える?」

 

「先代プリキュアの魂は納得してるわ直哉の中に入る事は」

 

!!

 

「それって直哉君は私達と一緒にプリキュアになれないんですか?」

 

「ああ、それは安心してまなつ達の世界の先代プリキュアは、こちらの事情を知ってるから大丈夫よ2人共」

 

「そうなんですか良かった」

 

暫くして・・・

 

まなつ達の世界の先代プリキュアは一時的に直哉の体に入った。

 

「こういう経緯を経て。直哉さんの体内に入れて貰っているんです」

 

「成程ね、まさか私達が初めて異世界に行った時の影響を貴女も受けてたのね」

 

「そうですね」

 

「質問なんだけどいい?」

 

「はい」

 

「貴女がこの状態の時は直哉は大丈夫なの?」

 

「大丈夫とはどういう意味ですか?」

 

「貴女オアシスが表に出ると直哉の負担が大きくなるんじゃないの?だから・・・」

 

「なっ貴様等何故ここに来れるのですか?」

 

「ええ――グレースさん達どうしてここに?」

 

「シンフォギア世界にいなくていいんですか?」

 

キュアサマーがそう言う。

 

「今はそんな事よりメガ降の対処ラビ」

 

「皆宝玉にを変えて」

 

「「「「はい」」」」

 

「今の内に直哉君と交代して」

 

「わかりました」

 

「だからオアシス貴女は、短時間で超ゼッタイヤラネーダを浄化するんじゃないの?まあそれが出来るなんて凄い事だけどね」

 

ローラが小さな声でそう言う。

 

「そうですね。ローラさんの言う通り直哉さんにもリスクがあります」

 

「それは本当なの?」

 

「はい」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ローラと先代プリキュアについて3

「何よその直哉が受けるリスクって?」

 

「はい、この現象の原因は2つのプリキュアの力が直哉さんの中でぶつかりが発生しているからだと思います」

 

「どういう事よそれは?」

 

「ええ、本来直哉さんには別のプリキュアの力の元が既にあったんです」

 

「ああ、のどか達のプリキュアの力と言う事ね」

 

「ええ、そこに私が持つプリキュアの力が入った事で、私が力を行使する場合・・・」

 

「「「「「ええーー新しいプリキュア」」」」」そんな馬鹿なお前は既に・・・まあいいでしょう。超ゼッタイヤラネーダ彼女を戦闘不能にしなさい」

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

「直哉さん行きますよ」

 

「わかりました、ですが現状だと、オアシスとして動けるのは3分です」

 

「わかりましたすぐに終わらせます」

 

「直哉さんの体が私の変身を維持が出来るのが約3分なんです」

 

「成程ね」

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

「直哉さん行きますよ」

 

「わかりました、ですが現状だと、オアシスとして動けるのは3分です」

 

「わかりましたすぐに終わらせます」

 

そしてキュアオアシスは行動を開始した。

 

「ランドハートクルリング!」

 

「プリキュア!ランドビート・ダイナミック!」

 

「ビクトリー!」

 

「「「「「凄いあのヤラネーダを1人で浄化するなんて」」」」」

 

「ぬう!!やはり彼女は・・・まあいい出でよメガ降魔プリキュア達を倒しなさい」

 

GAOON

 

「「「「「ええーーここに来てメガ降魔」」」」ですって」」」」」」

 

「直哉さん大丈夫ですか?」

 

オアシスが直哉に聞く。

 

「ええ、まだ大丈夫です。バトラーがメガ降魔を出した事で彼女達が介入する切欠が出来ましたからね」

 

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「お大事に」」」

 

「なっ貴様等何故ここに来れるのですか?」

 

「ええ――グレースさん達どうしてここに?」

 

「だからあの時グレース達は、メガ降魔が使われたから来たと思ったけど本命はオアシスと直哉の関係を私達に知られないようにする為だったのね」

 

「はい」

 

そしてオアシスから直哉に戻る。

 

「まあ、黙っていたのは悪いですけど、それはあおぞら市の中で起きる流れを壊さない為なんですよ」

 

「どういう事よ直哉」

 

ローラが直哉に聞く。

 

「ローラさん今から見せる映像の事はまだまなつちゃん達には言わないで下さいね」

 

「わかったわ」

 

「ああ、あの形でまなつちゃん達を強化するのですね」

 

「ええ、だけどこれを見て」

 

「この世界を救って。そして、あとまわしの魔女になってしまった魔女を…」

 

そして、皆で手作りしたドレッサーが目の前に現れて姿を変える。

 

「わたし達のドレッサーが!」

 

「そのドレッサーをトロピカルハートドレッサー」

 

「新しいハートクルリングは「ランドハートクルリング」

 

「行くよ!」

 

「ランドハートクルリング!」

 

「「「「「おめかしアップ!」」」」」

 

「「「「「エクセレン・トロピカルスタイル!」」」」」

 

「「「「「5つの力!大地を照らせ!」」」」」

 

「「「「「プリキュア!ランドビート・ダイナミック!」」」」」

 

「「「「「ビクトリー!」」」」」

 

映像停止・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

本来の流れを知るローラ

「この世界を救って。そして、あとまわしの魔女になってしまった魔女を・・・」

 

そして、皆で手作りしたドレッサーが目の前に現れて姿を変える。

 

「わたし達のドレッサーが!」

 

「そのドレッサーをトロピカルハートドレッサー」

 

「新しいハートクルリングは」

 

「ランドハートクルリング」

 

「行くよ!」

 

「ランドハートクルリング!」

 

「「「「「おめかしアップ!」」」」」

 

「「「「「エクセレン・トロピカルスタイル!」」」」」

 

「「「「「5つの力!大地を照らせ!」」」」」

 

「「「「「プリキュア!ランドビート・ダイナミック!」」」」」

 

「「「「「ビクトリー!」」」」」

 

「何この映像?」

 

「この映像はの戦いに僕がキュアオアシスさんと介入した後にトワ達が見つけた映像です

 

映像終了・・・

 

「つまりこの映像が私達の未来なの?」

 

「ええ、その筈でした。本来超ゼッタイヤラネーダは・・・」

 

「この世界を救って。そして、あとまわしの魔女になってしまった魔女を・・・」

 

そして、皆で手作りしたドレッサーが目の前に現れて姿を変える。

 

「わたし達のドレッサーが!」

 

「そのドレッサーをトロピカルハートドレッサー」

 

「新しいハートクルリングは「ランドハートクルリング」

 

「行くよ!」

 

「ランドハートクルリング!」

 

「「「「「おめかしアップ!」」」」」

 

「「「「「エクセレン・トロピカルスタイル!」」」」」

 

「「「「「5つの力!大地を照らせ!」」」」」

 

「「「「「プリキュア!ランドビート・ダイナミック!」」」」」

 

「「「「「ビクトリー!」」」」」

 

「このイベントで初めて登場する筈でした」

 

!!

 

「ちょっと待ってそれじゃあ私達は超ゼッタイヤラネーダと戦うには早すぎたの?」

 

「そう言う事になります」

 

「どうしてそんな事に?」

 

「それは恐らくですが、僕の叔父さんがあとまわしの魔女達に協力していた事が原因で、超ゼッタイヤラネーダの投入時期が早まった可能性があります」

 

「成程だけど私達はドレッサーを生み出すイベントをしてないからそれに対抗する為に・・・」

 

 

「ええ、まなつ達の世界に先代プリキュアとしている筈の者のあらゆる記録が存在しないのよ」

 

「「「ええーー」」」

 

「つまりそれってどういう事?」

 

「つまりですねイベントに必要な人物が過去の7人世界が起こしたイベントによってその存在は消えたと言う事ですよひなたさん」

 

「ええーーそれはまずいじゃん」

 

「それなら大丈夫よまなつ達の先代はもうこの世にいない存在だったからこちらに避難させたの。流石に新しい体は無理だけどね」

 

「「ええーー」」

 

「まあ、緊急事態だったからね」

 

「ええ、そうですねまなつちゃん達のパワーアップイベントにも先代プリキュアが関わりますからね」

 

「「そうなんだ」」

 

のどかとひなたは直哉とトワの説明に納得した。

 

「それで直哉貴方に負担をかけるけど、先代プリキュアの魂状態を体に入れて貰える?」

 

「先代プリキュアの魂は納得してるわ直哉の中に入る事は」

 

!!

 

「それって直哉君は私達と一緒にプリキュアになれないんですか?」

 

「ああ、それは安心してまなつ達の世界の先代プリキュアは、こちらの事情を知ってるから大丈夫よ2人共」

 

「そうなんですか良かった」

 

暫くして・・・

 

まなつ達の世界の先代プリキュアは一時的に直哉の体に入った。

 

「僕の体内にオアシスさんを入れたんだと思います」

 

「成程ね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

米田に対する襲撃後

時を少し戻して・・・

 

「ふう、大分酔いもさめたからお前達ともここで別れようと思う」

 

「え、でも・・・」

 

「お前達が大帝国劇場についてはいけないだろう?」

 

「それはそうですけど・・・直哉君どうしたの?」

 

「のどかさん米田さん。気をつけてください僕達は何者かに狙われているみたいです」

 

「「ええ――」何だと」

 

「来ます」

 

その時大柄の金髪の男達が複数人が米田を狙い行動を起こした。

 

「狙いは俺かよっと直哉とのどかは・・・連中に姿を見られていないのなら都合ががいい」

 

そして米田は男たちから逃げる為に公園を脱出した。

 

大帝国劇場支配人室・・・

 

「加山今回俺が狙われたのは、陸軍の連中が原因か?」

 

「はいほぼ間違いないですね。陸軍は帝都を守る気無いようですね」

 

「まあ、そう言うな加山。陸軍は金食い虫の帝国華撃団より安価ならそっちに乗り換えたい気持ちはわかるだろ」

 

「それは・・・ですがよりにもよって他国の軍事企業の作った蒸気機械で霊的災厄に対抗出来るとは思いません」

 

「いやこれは帝都防衛が出来る出来ねえの問題じゃねえ」

 

「と言いますと?」

 

「現時点で、大神を呼び戻すには2ヶ月はかかるからな」

 

「米田さん1つ質問ですけど大神さんに帰還命令を出しましたか?」

 

「いやまだだが出した方がいいか?」

 

「ええ、その方がいいかもしれません。もし本当にヤフキエル事変事変に似た艇庫軍部の動きがあるとすればですが・・・」

 

「そうだな連中の監視が緩い時に出しとくべきだな」

 

「あの時の直哉の質問の意味が今ごろわかるとは」

 

「あの頃のワシは、直哉の言葉を素直に聞けてなかったかもな」

 

「ですが支配人・・・」

 

「いやまだだが出した方がいいか?」

 

「ええ、その方がいいかもしれません。もし本当にヤフキエル事変事変に似た艇庫軍部の動きがあるとすればですが・・・」

 

「そうだな連中の監視が緩い時に出しとくべきだな」

 

「可能なら早めにしておくべきと思います」

 

「わかったそうしておこう。後直哉すまないが別の事件も解決してくれないか?」

 

「別の事件ですか?」

 

「ああ、最近帝都の各地にあるレストランで急に料理の味が変わったという苦情が出始めてな」

 

「成程」

 

「わしが調べた範囲でわかった事だが怪盗らしき者が現れた後から料理の味が変わったと言う事だ」

 

「あの当時不可解な事件も起きてましたし、その調査に花組を使って花組の皆さんから文句を言われてましたよね」

 

「う、仕方ないだろうあの手の店には女性が良いんだよ。じいさんが1人で行くよりは」

 

「まあ、確かに支配人が1人で行くよりは怪しまれないと思いますが、何でこの任務が帝国華撃団の方に来たのですか?」

 

「そりゃあ本来は特殊遊撃部隊に出したいが、陸軍の連中は特殊遊撃部隊に通じる通信が使えないらしいんだ、黒鬼会の件からな」

 

「ああ、それは・・・納得です」

 

「まあそう言う訳で俺達に調査任務が来たのさ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

陸軍の怪しい動きに注意しろ!!前編

「あの当時不可解な事件も起きてましたし、その調査に花組を使って花組の皆さんから文句を言われてましたよね」

 

「う、仕方ないだろうあの手の店には女性が良いんだよ。じいさんが1人で行くよりは」

 

「まあ、確かに支配人が1人で行くよりは怪しまれないと思いますが、何でこの任務が帝国華撃団の方に来たのですか?」

 

「そりゃあ本来は特殊遊撃部隊に出したいが、陸軍の連中は特殊遊撃部隊に通じる通信が使えないらしいんだ、黒鬼会の件からな」

 

「ああ、それは・・・納得です」

 

「まあそう言う訳で俺達に調査任務が来たのさ」

 

「そうだったんですね」

 

「ああ、だがあの怪盗も陸軍と繋がってるかもしれんな」

 

米田がそう言った。

 

 

「別の事件ですか?」

 

「ああ、最近帝都の各地にあるレストランで急に料理の味が変わったという苦情が出始めてな」

 

「成程」

 

「わしが調べた範囲でわかった事だが怪盗らしき者が現れた後から料理の味が変わったと言う事だ」

 

「怪盗ですか?」

 

「そうだ」

 

「トワさん」

 

のどかがトワに言う。

 

「そうね、米田一基その怪盗は異世界の存在よ」

 

「「異世界の人間」ですって」

 

トワの言葉に驚く米田とエステルだった。

 

「皆少し長いけどこの映像を見て貰えるかしら?」

 

そう言ってトワが映像を再生した。

 

 

「あ。すまんゼムリア大陸での闇の力を浄化後にな管理者の神殿内に1人の少女とヒーリングガーデンに住んでいるヒーリングアニマルとは異なる妖精が現れたのだ」

 

「ええ――それは本当ですか?」

 

「ああ、ゼムリア大陸にいるトワと飛鳥に連絡後に直哉とその2人を会わせてとトワが言っててな」

 

「成程」

 

「トワがそう言ったのなら、トワはその2人がワイズマンの言っていた世界の関係者と見てるんですね」

 

「そう言う事だ。17番目のプリキュアの世界に関してはこちらとしてもまだ確証がないからな」

 

映像中断・・・

 

「これが融合世界に漂流してきた人物との出会いよ」

 

「しかし支配人。特殊遊撃部隊の創設者の方が言いましたよね、異世界の怪盗だと」

 

「支配人はその話を信じていないんですか?」

 

「いや信じてるぞ実際に見たからな」

「プリキュア!プレシャス・トライアングル!」

 

「オナカイッパーイ」

 

「ごちそうさまでした」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「くっまさかキュアグレース達がこの空間に入れるとは・・・それが誤算だった。

 

「「お疲れ皆」」

 

「おう直哉久しぶりにお前のプリキュアの姿を見たぜ」

 

のどかの両親と米田が戻って来た直哉とのどか達に言う。

 

!!

 

「ちょっとちょっとのどか達のご両親達、貴女達がプリキュアだって知ってるの?」

 

「「「はい」」」

 

「えーーいいな」

 

「コメ」

 

「あら、かわいい。ゆいさんの妖精さんは赤ちゃんにもなれるのね」

 

「え、普通コメコメを妖精と認識しないのに、のどかのお母さんやるわね」

 

「あはは、お母さんもお父さんもある意味桜花さんに鍛えられたからですね」

 

「そうなの?ところで桜花さんて誰なの?」

 

「ああ、それは・・・僕の母親ですよ。ローズマリーさん」

 

「最も僕は母親の記憶は殆どないですけど」

 

「え、そう嫌な事を思い出させたわね」

 

「別に構いませんよ。ローズマリーさん」

 

「あの戦いを見て異世界の住人と言うのは納得したからな」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

陸軍の怪しい動きに注意しろ!!後編

「おう直哉久しぶりにお前のプリキュアの姿を見たぜ」

 

のどかの両親と米田が戻って来た直哉とのどか達に言う。

 

!!

 

「ちょっとちょっとのどか達のご両親達、貴女達がプリキュアだって知ってるの?」

 

「「「はい」」」

 

「えーーいいな」

 

「コメ」

 

「あら、かわいい。ゆいさんの妖精さんは赤ちゃんにもなれるのね」

 

「え、普通コメコメを妖精と認識しないのに、のどかのお母さんやるわね」

 

「あはは、お母さんもお父さんもある意味桜花さんに鍛えられたからですね」

 

「そうなの?ところで桜花さんて誰なの?」

 

「ああ、それは・・・僕の母親ですよ。ローズマリーさん」

 

「最も僕は母親の記憶は殆どないですけど」

 

「え、そう嫌な事を思い出させたわね」

 

「別に構いませんよ。ローズマリーさん」

 

「あの戦いを見て異世界の住人と言うのは納得したからな」

 

「それでは何故あのような否定をしたのです?」

 

『ああ、俺達の会話を聞いている奴がいたからな」

 

「何ですって支配人それは本当ですか?」

 

「ああ、加山気にすんなよ。奴は直哉の身内になる奴だからな」

 

!!

 

「彼の身内なんですか?」

 

「そうだ」

 

「お前も覚えているだろう?」

 

「ああ、それは・・・」

 

 

 

「待たせたな直哉」

 

 

 

「「「「「米田さんどうしてここに?」」」」」

 

 

 

「ああ、特殊遊撃部隊が融合世界の外に行くと知ってなこいつを一時的に、特殊遊撃部隊に出向させたくてな。加山」

 

 

 

「はい」

 

 

 

その直後米田の背後から1人の青年が出て来た。

 

!!

 

その事に直哉以外の5人が驚く。

 

「成程貴方が、加山雄一さんで帝国華撃団月組の隊長さんですか」

 

 

 

「「「「「ええ――」」」」」

 

「やはり直哉は知っていたか」

 

「ええ、直接会うのは初めてですけど」

 

「それで、米田さんん加山さんを特殊遊撃部隊に出向させたい理由は何ですか?」

 

 

「ああそれはな」

 

「直哉さんお願いします。俺を直哉さんのボディーガードとして一緒にいさせてください」

 

「「「「「「ええ――」」」」」」

 

加山の言葉に直哉達全員が驚く。

 

「ええ、覚えています。まさか俺の本来の立場を知られているとは思いませんでした」

 

「まあ、直哉もああ見えてかなりのやり手だからな。さっきまで聞いてた奴も直哉の依頼で来ていたのかもな」

 

「直哉達はワシと別れてすこやか市に戻ったみたいだからな」

 

その頃隼人は・・・

 

「成程流石米田一基だな。だが俺は直哉とは別の考えで動いてるがな」

 

「まあどちらに懐かしいな・・・」

 

そう言いながら隼人は目的地に向かうまでの間前世の記憶をを思い出していた。

 

「へえーここが、真宮寺直哉君達の世界なんだね」

 

「直哉ここが本当に並行世界なのか?」

 

カンナが直哉に聞いた。

 

「ええ、カンナさん、ここは間違いなく並行世界です」

 

「僕たちの世界は13年なのに、ここは15年の12月ですからね」

 

「わ、本当だね直哉君」

 

「さくらちゃん少し離れて、歩きにくいよ」

 

「嫌だよ、直哉君」

 

「さて皆さん。もうすぐ大帝国劇場ですよ」

 

「ねえ、さくらちゃん」

 

「何?直哉君」

 

「この世界の帝都、軍人が多いね」

 

「そう言われたらそうね」

 

 

「只の旅行では、終わりそうにない気がするから気をつけてね」

 

「うんわかったよ、直哉君」

 

千明に案内され、大帝国劇場に着いた、紫藤直哉たちは、真宮寺直哉のいる。支配人室に向かうのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

隼人の前世の記憶

紫藤隼人の前世が幼馴染世界の住人の紫藤直哉となります。


「直哉君いるーー」

 

「いるよ千明お姉ちゃん」

 

「じゃあ入るよ」

 

「いいよ」

 

千明達は支配人室に入った。

 

「やっほー小さい直哉君。久しぶり」

 

「久しぶりだねアイリス」

 

「直哉さん久しぶりですね」

 

「すみれさんも、お元気そうで安心しました」

 

「直哉君。今度真双焔武を見せて」

 

「いいですよ紅蘭さん」

 

「元気そうで、安心したわ、直哉」

 

「マリアさんも」

 

「直哉元気だったか?」

 

「はい、カンナさん」

 

「直哉君、良かった、またお話が出来て」

 

さくらはそう言うと、真宮寺直哉を抱きしめた。

 

「ちょさ、さくらさん何を・・・」

 

「直哉君これは、黙って帰った罰ですよ」

 

「ええーーー」

 

「俺としてはある程度前世の記憶と見くらべる事が出来るが・・・プリキュアの要素があるだけでここまで違ってくるとはな」

 

そして隼人は再び前世の記憶を思い出しながら移動を再開した。

「それで直哉君僕達二人に話があるのは、もしかしてこの世界の帝都に軍人が多く街にいた事と、なんか関係してるのかな?」

 

「ええ、流石ですね直哉さん、そこまでわかるなんて」

 

「そりゃあね、さくらちゃんが僕の名前を呼ぶたびに、軍人たちが反応するからね」

 

「ええ、そこで二人に、ご相談があります。二人もご覧の通りこちらの帝都は再び、陸軍のクーデターが発生するかもしれません。現に、僕たちの帝国華撃団は、陸軍上層部の横槍で、余り派手に動けない状態なんです」

 

「成る程、簡単に言えば、君達の動けない部分を僕達に動いてもらいたいと言う事かな?」

 

「はい、有り体に言えばそうですね、現に大神さんを呼び戻しているので、その間だけ僕達に、力を貸してください」

 

「さくらちゃんどうしょう?」

 

「直哉君。もう決めてるんでしょう、そうじゃなかったら神武と桜武を持って来ないでしょ」

 

「それじゃあ」

 

「ええ、真宮寺直哉司令、私共の力で良ければ協力させていただきます」

 

「ありがとうございます。紫藤直哉司令」

 

ただし直哉君が、僕達も指揮するのが条件です」

 

「え、何故ですか?直哉さん」

 

「当然じゃないか、ここは直哉君の世界なのだから」

 

そして前世の記憶は違う場面を映す。

 

「フフ、もう許さん、もう帝都などどうでもいい」

 

「小娘共がよくもやってくれたな」

 

 

「マリアどうするの?このままじゃやられちゃうよ」

 

「アイリス落ち着きなさい。もうすぐ直哉とさくらが来てくれるわ」

 

「さてそれはどうかな?」

 

「どういう意味?」

 

「貴様らが期待している二人は、わが配下が、相手をしている。無傷のままここにこれるかな?」

 

「そんなー」

 

「だが、安心しろ貴様等は、すぐにあの世に送ってやるぞ」

 

「「破邪剣征・桜花放神」」

 

「ぐおおおお」

 

「何故こんなに早く来れる?真宮寺姉弟」

 

「お前、米田長官から聞いたんだろ?」

 

「何?あの話は本当なのか?」

 

「ああ、そうだ俺たちは、並行世界からお前のくだらない野望を砕く為に、来てもらった」

 

「初めまして、ブレント・ファーロング、私は並行世界から来た、紫藤直哉と言います」

 

「何!!紫藤だと、卓と桜花の関係者なのか?」

 

「何故、お前が父さんと母さんの事を知っている?」

 

「ははは、これは傑作だ、あの二人が並行世界の住人とはな、そうだ良い事を、教えてやろう、お前の両親を殺したのは、この私だ」

 

!!

 

「なっ何だと」

 

「お前の両親は、我々の実験中に現れ、最初は、協力的だったが、二人は、我々を裏切った、その為殺したのだが、翌日には、二人に関連する物は全てこの世界から消えていた」

 

「そうかあの二人は、平行世界で死体で発見されたか、私も見たかったぞあの二人の死体をな」

 

「ブレント・ファーロング貴方が僕の両親を殺したのなら、何を使い殺しました?」

 

「それは勿論拳銃だ!!」

 

「成る程・・・直哉君こいつに聞く事は無くなりました」

 

「ブレント・ファーロングお前は、僕の両親を殺したと錯覚させられている」

 

「何だと!!」

 

「ついでにお前は、生きてはいけない人だ」

 

「何を言う、小僧が」

 

『ああ、あったなこんな事が・・・もちろん俺はあったなとしか言えんがな」

 

「さてとトワとの話をするか。そう言えば今のトワはダグラス社の社長だったな」

 

そして隼人はダグラス社の社長が宿泊しているホテルへと忍び込んだ。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

隼人とトワ1

とあるホテルの一室・・・

 

「よく来てくれたね紫藤隼人」

 

「ああ、あんたが俺を呼ぶなんて珍しいからな」

 

「あはは、確かに珍しいことかもしれないね、さて私の部下から君を呼んだ理由を聞いているかな?」

 

「ああ」

 

「隼人お前が戻る直前にこのイベントがあってな」

 

「おいおいこれって良いのか?奴は俺の前世なのだが?」

 

隼人がレイに聞く。

 

「ああ、それは・・・以前こういう事があってな」

 

「と、お前の部下から聞いたが良くもあんなむちゃをしたもんだ」

 

「仕方ないだろう。先方の依頼だったからな」

「ええ、それで良いわよ。ねえ直哉貴方融合世界に行きたくない?」

 

「ええ――融合世界にですか?」

 

「そうよ」

 

「でもあの世界は、以前あった時に・・・」

 

「それなのに僕を過去に行かせてまさかまたメガビョーゲンを見る事になるなんて思わなかったですよ」

 

「ええ、でもメガビョーゲンを見てるのはあの時間軸の直哉だけだし仕方なかったのよ」

 

「まあ行けと言われれば行きますけど、良いんですか融合世界の場合米田健二の複製人間の立場である僕が行く事で、いらぬ混乱を与えるだけではないです?」

 

「僕としてもメルクの希望で来てくれた彼女達の世界を混乱させる原因にはなりたくないですよ」

 

「ああ、それは大丈夫よ」

 

「後から融合世界の管理者に連絡しておくから」

 

「・・・それなら良いですけど融合世界にどう行けばいいのでしょう?」

 

「それはこれを使うのよ」

 

そう言ってメルクは融合世界で使われている簡易ゲートを出した。

 

「こういう形で協力を要請されたのだから」

 

「それでお前はこれからどうするのだ?」

 

「私は何もしないさ今の所はな」

 

帝国軍部では・・・

 

「ほうほうこれはいい機体だ、何より維持コストが格段に安い」

 

「ありがとうございます。これを機会に、わが社ダグラス社をよろしくお願いします」

 

「ああこちらこそだ」

 

こうして、帝国陸軍とダグラス社の軍事協力が、決定した。

 

「この話を進めたが正式にヤフキエルを譲渡はしない。帝国陸軍の本気を見る為にな」

 

「そう言う事か、それでお前は俺とのコンタクト取る為に呼んだのか?」

 

「そう言う事だブルー(隼人)私に協力して貰おうか?」

 

「いいぜ社長(トワ)・・・」

 

「それで俺はまず何をすればいい?」

 

「まずお前の手駒であるあれを帝都中に出現させろ」

 

あとまわしの魔女の執事であるバトラーがヌメリーとエルダとカニを呼び新型ヤラネーダを生み出す球を3人に渡した。

 

「「「何だこれは」何何」何よこれ」

 

 

「これはゼンゼンヤラネーダを生み出す球です」

 

「「「ゼンゼンヤラネーダ?」」」

 

「ふん要するにヤラネーダを帝都で暴れる様に仕向ければいいんだな?」

 

「そう言う事だ」

 

どのタイプのヤラネーダが良いとかそう言うのはあるのか?」

 

「それはお前に任せる。ブルー」

 

「そうかわかった・・・」

 

「ただ俺が動くとお邪魔虫が帝都に来るけど構わないんだな?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

隼人とトワ2

「ふん要するにヤラネーダを帝都で暴れる様に仕向ければいいんだな?」

 

「そう言う事だ」

 

「どのタイプのヤラネーダが良いとかそう言うのはあるのか?」

 

「それはお前に任せる。ブルー」

 

「そうかわかった・・・」

 

「ただ俺が動くとお邪魔虫が帝都に来るけど構わないんだな?」

 

『ああ、構わん奴等を怪しまれずにつれて来るにはその方法がいいからな」

 

「ふむだが、ヤラネーダ関連で俺が動くと連中も来るかもしれんぞ」

 

「「「「「ええーー新しいプリキュア」」」」」そんな馬鹿なお前は既に・・・まあいいでしょう。超ゼッタイヤラネーダ彼女を戦闘不能にしなさい」

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

「直哉さん行きますよ」

 

「わかりました、ですが現状だと、オアシスとして動けるのは3分です」

 

「わかりましたすぐに終わらせます」

 

そしてキュアオアシスは行動を開始した。

 

「ランドハートクルリング!」

 

「プリキュア!ランドビート・ダイナミック!」

 

「ビクトリー!」

 

「「「「「凄いあのヤラネーダを1人で浄化するなんて」」」」」

 

「ぬう!!やはり彼女は・・・まあいい出でよメガ降魔プリキュア達を倒しなさい」

 

ブルーがそう言いながらバトラーについて説明をする。

 

「別に構わんさ。帝都がダグラス社によって混乱するするよりも連中によって経済が止まる方が会社としては都合がいいからな」

 

「成程な、ヤラネーダ能力。人間のやる気を奪った後に人材を交換するだけで、簡単に乗っ取る事が出来るな」

 

「そうだだからこそ、連中の乱入は歓迎さ」

 

そう言った直後ダグラス社の社長の姿がトワの姿に戻った。

 

「おいおい姿を戻していいのか?」

 

「構わないわさっきの会話で私達はこの部屋から退室したからね」

 

「成程そう言う風に見せたのか?」

 

「そうよそれに管理者の神殿の者として隼人に聞きたいのよ」

 

「何をだ?」

 

「成程あおぞら市での戦いの時にのどか達が幼馴染世界に跳んだのか過去の」

 

「ああ、だが隼人はどうして和実ゆい達を・・・融合世界に連れて来た?」

 

レイが隼人に聞く。

 

「ああ、それは・・・融合世界に戻れない事を知った後一度夏海まなつ達の世界で状況を確認をしていた時にあの娘ジェントルが落ちて来たんだ」

 

「ブルーどうしたのだ?」

 

「ああ、すまん今後の事を考えていた」

 

「今後の事を?」

 

「ああ、今の融合世界はジェントルお前やキュアプレシャスの出現により世界の常識が変わったのさ、その為の今後の行動を俺は考える事があるのさ」

 

「それはどういう意味だ?ブルー」

 

「ああ、それは・・・ジェントルお前が今知るべきではない事だ」

 

「そうか・・・わかった」

 

「ジェントルこの世界にもレシピッピが誕生したぞ、さしあたり今日はこの世界のお祭りがあってないろんな食材を扱う出店があるぞ」

 

「そうなのか?ぜひ言って見よう。すべてはゴーダッツ様の為に」

 

「そう言いながらジェントルはひなたと直哉がいるお祭り会場に向かった。

 

「これで良い後の事は和実ゆい達がジェントルを止めるだろう。・・・レイそこにいるんだろう?」

 

「そしてジェントルだけが融合世界の友好世界に来ていたら色々面倒だからな」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第22章 第1部 帝都に迫りくる危機破編
隼人とトワ3 隼人の事情説明


「ああ、それは・・・ジェントルお前が今知るべきではない事だ」

 

「そうか・・・わかった」

 

「ジェントルこの世界にもレシピッピが誕生したぞ、さしあたり今日はこの世界のお祭りがあってないろんな食材を扱う出店があるぞ」

 

「そうなのか?ぜひ言って見よう。すべてはゴーダッツ様の為に」

 

「そう言いながらジェントルはひなたと直哉がいるお祭り会場に向かった。

 

「これで良い後の事は和実ゆい達がジェントルを止めるだろう。・・・レイそこにいるんだろう?」

 

「そしてジェントルだけが融合世界の友好世界に来ていたら色々面倒だからな」

 

「確かにねでもよかったわこれで、和実ゆい達の世界が融合世界世界ではなく16番目のプリキュアの世界と同じ立場として色々出来るわ」

 

「だが4人は体だけで来ている事には変わらんぞ。夏海まなつ達の世界とは違い」

 

夜叉がいなくなった直後、融合世界全ての世界で大地震が起こりその地震により、偽りの魔神器による封印の影響を受けた大神一郎を乗せた船と16番目のプリキュアの世界が、もう一つのすこやか市に隣接する形で出現したのだった。

 

 

その後大神一郎は、真宮寺さくらによって封印を解除され、さくらの希望により何事もなく。特殊遊撃部隊により大神と船は中心世界に戻り、中心世界の巴里に向かう航海を続けるのだった

 

そしてこの地震は、融合世界の内部の世界にも新たな変化をもたらす事になる事を、トワ達もそして特殊遊撃部隊も知る事は現時点では無かった。

 

「そこは気にしないわ今重要なのは17番目のプリキュアの世界が、融合世界によって作られた裏の世界なのか、そうではない世界なのかを知る事が重要だから」

 

「まあそうだな。4人が融合世界の内部の世界の住人ならレイもトワもそして、直哉もここまで慎重に調べる事はしてないだろうな」

 

「ええ、それは自信を持ってそうするわ」

 

「自信を持つなよ」

 

「でも実際今回は困ってたのよ。人だけが転移して来たからね」

 

「そしてタイミングよく・・・」

 

「あの和実ゆいとローズマリーを融合世界に連れて来たのは私だ」

 

「「「やっぱり」」」

 

「本来なら17番目のプリキュアの世界を転移させる予定だった。もう1つのすこやか市でした形の予定が、蓋を開ければ17番目のプリキュアの世界どころか転移で連れて来れたのが、2人と妖精だったからな」

 

「「いえ私達は普通の女の子にしか見えませんね。ただ妖精と言っていいのかわかりませんがあの要請を見ると無性におにぎりとかご飯系を食べたくなりました」

 

「え、そうなの?飛鳥ちゃんと薫ちゃん」

 

「そうですよ。兄さん」

 

「直哉さんはそうならなかったの?」

 

薫が直哉に聞く。

 

「うん、多分ヒーリングガーデンやバテデモーダの関連で、分類的には人間だけどその関連で効果が無いんだと思う」

 

「ワイズマンがこう言ってたからワイズマンの線で調べたのよ」

 

「成程ワイズマンが、和実ゆい達を転移をさせていたと・・・そう言う事でいいのか?」

 

「ええ、そうよ」

 

その頃すこやか市にいる特殊遊撃部隊は・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

レイから聞かされた事実

「皆この映像を見て欲しい」

 

そしてレイが特殊遊撃部隊の全員に見せる。

 

「これで良い後の事は和実ゆい達がジェントルを止めるだろう。・・・レイそこにいるんだろう?」

 

「ああ、隼人お前が17番目のプリキュアの世界から和実ゆい達を連れて来たのか?」

 

「ああ、結果的にはそうなるな。融合世界が完全封印されるとは思わなかった」

 

「やはり原因は真宮寺直哉の出現なのか?」

 

「真宮寺直哉が融合世界に来たぞどうするトワ?」

 

「そうね今の彼はブルーに裏切られた事での恨みをはらす事のようね」

 

「そのようだな」

 

「だったらイヨと飛鳥と薫と紫藤直哉に連絡して融合世界に来た真宮寺直哉を混乱させるのよ」

 

「ああ、融合世界で7人世界と旧幼馴染世界に錯覚させるのか?」

 

「そう言う事よ」

 

そしてレイは一旦話をやめる。

 

「成程奴の復活理由が、俺への復讐とはな」

 

「隼人お前が戻る直前にこのイベントがあってな」

 

「おいおいこれって良いのか?奴は俺の前世なのだが?」

 

隼人がレイに聞く。

 

「ああ、それは・・・以前こういう事があってな」

 

「こういう経緯でな過去の紫藤直哉と出会ったんだ」

 

「成程あおぞら市での戦いの時にのどか達が幼馴染世界に跳んだのか過去の」

 

「ああ、だが隼人はどうして和実ゆい達を・・・融合世界に連れて来た?」

 

映像停止・・・

 

「「「「「ええーーー」」」」」

 

「待って下さいレイさん。17番目のプリキュアの世界からゆいちゃん達を連れて来たのはワイズマンじゃないですか?」

 

ちゆがレイに聞く。

 

「そうですよレイさん・・・」

 

「そしてタイミングよく・・・」

 

「あの和実ゆいとローズマリーを融合世界に連れて来たのは私だ」

 

「「「やっぱり」」」

 

「本来なら17番目のプリキュアの世界を転移させる予定だった。もう1つのすこやか市でした形の予定が、蓋を開ければ17番目のプリキュアの世界どころか転移で連れて来れたのが、2人と妖精だったからな」

 

「ワイズマン自身がそう言ってたんですよ」

 

「直哉がそう言う。

 

「どうやらお前達はワイズマンに騙されていたようだな」

 

「「「「「ええーーー」」」」」

 

「最もワイズマンも17番目のプリキュアの世界をもう1つのすこやか市と同様融合世界に引き合わせようとしたのは事実だが・・・」

 

「成程事実は隼人叔父さんでしたか・・・それでそれをした理由は何で?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「そうよそれに管理者の神殿の者として隼人に聞きたいのよ」

 

「何をだ?」

 

「成程あおぞら市での戦いの時にのどか達が幼馴染世界に跳んだのか過去の」

 

「ああ、だが隼人はどうして和実ゆい達を・・・融合世界に連れて来た?」

 

レイが隼人に聞く。

 

「ああ、それは・・・融合世界に戻れない事を知った後一度夏海まなつ達の世界で状況を確認をしていた時にあの娘ジェントルが落ちて来たんだ」

 

 

「そしてジェントルだけが融合世界の友好世界に来ていたら色々面倒だからな」

 

「確かにねでもよかったわこれで、和実ゆい達の世界が融合世界世界ではなく16番目のプリキュアの世界と同じ立場として色々出来るわ」

 

「だが4人は体だけで来ている事には変わらんぞ。夏海まなつ達の世界とは違い」

 

「これが事実だ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊のこれからの行動について1 トワと隼人の計画

「ああ、それは・・・融合世界に戻れない事を知った後一度夏海まなつ達の世界で状況を確認をしていた時にあの娘ジェントルが落ちて来たんだ」

 

「そしてジェントルだけが融合世界の友好世界に来ていたら色々面倒だからな」

 

「確かにねでもよかったわこれで、和実ゆい達の世界が融合世界世界ではなく16番目のプリキュアの世界と同じ立場として色々出来るわ」

 

「だが4人は体だけで来ている事には変わらんぞ。夏海まなつ達の世界とは違い」

 

「これが事実だ」

 

「それでレイさん。特殊遊撃部隊としてダグラス社の社長に化けているトワと戦えばいいのですか?」

 

直哉がレイに聞く。

 

「ああ、それは・・・これを見て欲しい」

 

映像開始・・・

 

「こういう形で協力を要請されたのだから」

 

「それでお前はこれからどうするのだ?」

 

「私は何もしないさ今の所はな」

 

帝国軍部では・・・

 

「ほうほうこれはいい機体だ、何より維持コストが格段に安い」

 

「ありがとうございます。これを機会に、わが社ダグラス社をよろしくお願いします」

 

「ああこちらこそだ」

 

こうして、帝国陸軍とダグラス社の軍事協力が、決定した。

 

「この話を進めたが正式にヤフキエルを譲渡はしない。帝国陸軍の本気を見る為にな」

 

「そう言う事か、それでお前は俺とのコンタクト取る為に呼んだのか?」

 

「そう言う事だブルー(隼人)私に協力して貰おうか?」

 

「いいぜ社長(トワ)・・・」

 

「それで俺はまず何をすればいい?」

 

「まずお前の手駒であるあれを帝都中に出現させろ」

 

「そう言う事だ」

 

「どのタイプのヤラネーダが良いとかそう言うのはあるのか?」

 

「それはお前に任せる。ブルー」

 

「そうかわかった・・・」

 

「ただ俺が動くとお邪魔虫が帝都に来るけど構わないんだな?」

 

 

『ああ、構わん奴等を怪しまれずにつれて来るにはその方法がいいからな」

 

「ふむだが、ヤラネーダ関連で俺が動くと連中も来るかもしれんぞ」

 

「「「「「ええーー新しいプリキュア」」」」」そんな馬鹿なお前は既に・・・まあいいでしょう。超ゼッタイヤラネーダ彼女を戦闘不能にしなさい」

 

「成程な、ヤラネーダ能力。人間のやる気を奪った後に人材を交換するだけで、簡単に乗っ取る事が出来るな」

 

「そうだだからこそ、連中の乱入は歓迎さ」

 

そう言った直後ダグラス社の社長の姿がトワの姿に戻った。

 

「おいおい姿を戻していいのか?」

 

「構わないわさっきの会話で私達はこの部屋から退室したからね」

 

「成程そう言う風に見せたのか?」

 

「映像停止・・・

 

「成程じゃああれは・・・陸軍の手の者でしたか」

 

「う、すまねえのどか」

 

「仕方ないですね。暫くそこの公園で酔いを冷ましましょうか」

 

「そうするか」

 

そして米田達はすぐそばにある小さな公園に向かう。

 

暫くして・・・

 

「ふう、大分酔いもさめたからお前達ともここで別れようと思う」

 

「え、でも・・・」

 

「お前達が大帝国劇場についてはいけないだろう?」

 

「それはそうですけど・・・直哉君どうしたの?」

 

「のどかさん米田さん。気をつけてください僕達は何者かに狙われているみたいです」

 

「「ええ――」何だと」

 

「来ます」

 

その時大柄の金髪の男達が複数人が米田を狙い行動を起こした。

 

「狙いは俺かよっと直哉とのどかは・・・連中に姿を見られていないのなら都合ががいい」

 

そして米田は男たちから逃げる為に公園を脱出した。

 

直哉はレイの話を聞きあの時の襲撃について納得した。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワと隼人の計画を知る直哉達

「ふう、大分酔いもさめたからお前達ともここで別れようと思う」

 

「え、でも・・・」

 

「お前達が大帝国劇場についてはいけないだろう?」

 

「それはそうですけど・・・直哉君どうしたの?」

 

「のどかさん米田さん。気をつけてください僕達は何者かに狙われているみたいです」

 

「「ええ――」何だと」

 

「来ます」

 

その時大柄の金髪の男達が複数人が米田を狙い行動を起こした。

 

「狙いは俺かよっと直哉とのどかは・・・連中に姿を見られていないのなら都合ががいい」

 

そして米田は男たちから逃げる為に公園を脱出した。

 

直哉はレイの話を聞きあの時の襲撃について納得した。

 

「成程あの襲撃はトワのばけたダグラス社の社長の指示でヤフキエル譲渡条件に米田さんを狙わせそして陸軍の本気をダグラス社に協力している闇の者達に見せる事で、ダグラス社の社長の動かない理由を示したと言う事ですね」

 

「その通りだ」

 

「でもそれが理由だとしても怪しむ人が出てくるんじゃ?」

 

「「確かに」」

 

ひなたの疑問にのどかとちゆが同意する。

 

「いや、それもトワの計算の内でしょうね」

 

「「「どういう事?」」」

 

「皆さん思い出してください」

 

「そう言う事か、それでお前は俺とのコンタクト取る為に呼んだのか?」

 

「そう言う事だブルー(隼人)私に協力して貰おうか?」

 

「いいぜ社長(トワ)・・・」

 

「それで俺はまず何をすればいい?」

 

「まずお前の手駒であるあれを帝都中に出現させろ」

 

「そう言う事だ」

 

「どのタイプのヤラネーダが良いとかそう言うのはあるのか?」

 

「それはお前に任せる。ブルー」

 

「そうかわかった・・・」

 

「ただ俺が動くとお邪魔虫が帝都に来るけど構わないんだな?」

 

 

『ああ、構わん奴等を怪しまれずにつれて来るにはその方法がいいからな」

 

「ふむだが、ヤラネーダ関連で俺が動くと連中も来るかもしれんぞ」

 

「「「「「ええーー新しいプリキュア」」」」」そんな馬鹿なお前は既に・・・まあいいでしょう。超ゼッタイヤラネーダ彼女を戦闘不能にしなさい」

 

「成程な、ヤラネーダ能力。人間のやる気を奪った後に人材を交換するだけで、簡単に乗っ取る事が出来るな」

 

「そうだだからこそ、連中の乱入は歓迎さ」

 

「彼等に簡単に動くとヤラネーダにやられると言う事を隼人叔父さんを使い、帝国陸軍を潰す事で教えるのでしょうね?」

 

「「「成程」」」

 

「その間でレイさんが本物のダグラス社の社長の行方を探すんですね」

 

「そう言う事だのどか」

 

「そして僕達は帝国陸軍を形式的に助けるんですね?隼人叔父さんが繰り出すプリキュアのメガビョーゲンとヤラネーダを相手に」

 

「そう言う事だ。直哉本当の意味で帝国陸軍を助けなくて良いがな」

 

「あくまで帝国陸軍を助けるのはついでと言う事にしろ。時間をかせぐためにな」

 

「そうか早く混乱が終わると本物のダグラス社の社長が不在のままで、ヤフキエル事変が始まるんだ」

 

のどかがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの隼人の動きに備えて

「彼等に簡単に動くとヤラネーダにやられると言う事を隼人叔父さんを使い、帝国陸軍を潰す事で教えるのでしょうね?」

 

「「「成程」」」

 

「その間でレイさんが本物のダグラス社の社長の行方を探すんですね」

 

「そう言う事だのどか」

 

「そして僕達は帝国陸軍を形式的に助けるんですね?隼人叔父さんが繰り出すプリキュアのメガビョーゲンとヤラネーダを相手に」

 

「そう言う事だ。直哉本当の意味で帝国陸軍を助けなくて良いがな」

 

「あくまで帝国陸軍を助けるのはついでと言う事にしろ。時間をかせぐためにな」

 

「そうか早く混乱が終わると本物のダグラス社の社長が不在のままで、ヤフキエル事変が始まるんだ」

 

のどかがそう言う。

 

守護者達と直哉がレイから聞いた話し合いから数日後・・・

 

「ねえ、直哉君レイさんの話し合いの時エステルさんと響さんいなかったけど大丈夫かな?」

 

「大丈夫ですよ。のどかさん」

 

「彼等に簡単に動くとヤラネーダにやられると言う事を隼人叔父さんを使い、帝国陸軍を潰す事で教えるのでしょうね?」

 

「「「成程」」」

 

「その間でレイさんが本物のダグラス社の社長の行方を探すんですね」

 

「そう言う事だのどか」

 

「話し合いの様子はエステルさんや響さんにもレイさんとトワが伝えていると思うので」

 

「そうなんだ。じゃあ私達プリキュア達は隼人さんの動きにあわせて帝都で活動するんだよね」

 

「ええ、場合によっては響さんも帝都に来て貰うかもですが」

 

「え、どうして?」

 

「万が一ですけどワイズマン自身が乱入するかもしれない可能性があるんですよね」

 

「一応ブルーとして叔父さんはワイズマンとの面識があり・・・」

 

「漸く見つけたわよ。直哉君と融合世界のプリキュア」

 

 

!!

 

その時直哉とのどか達前にシンドイ―ネが現れた。

 

 

「「「シンドイ―ネ貴女どうしてこちらの世界に」」」

 

のどかと、ちゆと、ひなたが驚く。

 

 

「何々このおばさん、のどかさん達知り合いですか?」

 

「誰がおばさんですってーー」

 

 

「直哉君この失礼な子達だれ?」

 

 

「シンドイ―ネ僕に聞かなくても知ってるんですよね?バテデモーダから聞いてるでしょう」

 

 

「流石直哉君ビョーゲンズの事も知ってるのね」

 

 

「「「「ええ――まさかこのおばさんメガビョーゲンを作って地球を病気にしてる人ですか」」」」なの?」

 

 

「そうよ、と言うか私達の事も知ってるのね?こんな異世界でも」

 

「それは私達もメガビョーゲンと戦いましたし」

 

 

「ああ、ブルーがここにいるんだったわね。ワイズマンにメガビョーゲンを作る力を一時的に使えるように何度か会ってたわね」

 

「ああ、確かにシンドイ―ネがそう言ってたね」

 

「ええ、今回ワイズマン自身としたらヤラネーダを直接見ることが出来るチャンスですし」

 

「ああ、言われたらそうだね」

 

「まあ、ワイズマンがあとまわしの魔女の配下達と接触されても、特殊遊撃部隊としても厄介ですけどね」

 

「確かに・・・」

 

「今はワイズマンの件は気にしない様にしましょう」

 

「そうだね直哉君」

 

暫くして・・・

 

直哉の元に大帝国劇場からの緊急通信が来た。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

大帝国劇場からの通信前編

「ああ、確かにシンドイ―ネがそう言ってたね」

 

「ええ、今回ワイズマン自身としたらヤラネーダを直接見ることが出来るチャンスですし」

 

「ああ、言われたらそうだね」

 

「まあ、ワイズマンがあとまわしの魔女の配下達と接触されても、特殊遊撃部隊としても厄介ですけどね」

 

「確かに・・・」

 

「今はワイズマンの件は気にしない様にしましょう」

 

「そうだね直哉君」

 

暫くして・・・

 

直哉の元に大帝国劇場からの緊急通信が来た。

 

「ああ、すまねえ直哉至急ローズマリーとキュアプレシャスを連れて来てくれ」

 

「え、ローズマリーさんとキュアプレシャスをですか?」

 

「そうだすこやか市に出たブンドル団が大量のレシピッピをあの怪物に変えようとして矢がるんだ」

 

そう言いながら米田はその時を思い出す。

「500キロカロリーパンチ!!」

 

「ウバ・・・ウゾ」

 

「良いわよ。プレシャスレシピッピが2体捕まってるけど何とか、プレシャスだけでも行けそうね」

 

「ジェントルレシピッピを返して貰うよ」

 

「ふん、お前達もう勝った気でいるのか?」

 

「「どういう事よ」」

 

「私は、お前達がこのフィールドを作るのを待っていたのだ。キュアプレシャスに確実に勝つ為に」

 

「行きなさいナノビョーゲン」

 

!!

 

「そ、それは・・・」

 

ジェントルがそう言い放たれたナノビョーゲンに感染された岩が、メガビョーゲンに進化した。

 

「あはは、どうだこのメガビョーゲンを浄化出来るプリキュアはこのフィールドをの中にはいないぞ。どうするプリキュア?」

 

「どうしょうマリちゃん?」

 

「困ったわこのままだとどちらか一方しか浄化が出来ないわ」

 

「その心配はないラビ」

 

「安心するペン」

 

「岩型のメガビョーゲンは俺達に任せろニャン」

 

!!

 

「なっお前達がどうしてこのフィールド内にいるキュアグレース達」

 

ジェントルが怒りの感情をぶつける。

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

「あれれ、私達貴女と直接会うの初めてなのに?どうして名前を知ってるのかな?」

 

スパークルがジェントルに聞く。

 

「う、それは・・・」

 

「ともかく助かったわ。これで2体纏めての浄化が可能よ」

 

そして互いの浄化技が発動した。

 

「しかし何でまたブンドル団の幹部がすこや市から帝都に移動が出来たのでしょう?」

 

「それはわからんが、怪物が街に被害を出しているから花組を出撃させる」

 

「わかりました。こちらも準備が出来次第帝都に行きます。後米田さん月組の加山さんに伝えてください。もしブンドル団の幹部が帝都にいないのが確定した場合はその怪物を操っている人物に安易に近づかないようにと・・・」

 

「どういう事だ?その人物が相当ヤバい奴なのか?」

 

「ええ、特殊遊撃部隊でなければ死にます姿を見られただけで・・・」

 

「そんなにヤバい奴なのか」

 

「ええ、こちらの調査でブルーと言う人物がキュアプレシャス達を融合世界に転移させたと言う事が判明しましたので」

 

!!

 

「何だと・・・」

 

直哉の説明に驚く米田だった。

 

「直哉ブルーと言う人間が今回の怪物を操っている可能性はあるのか?」

 

「確率としては、低いですが完全に無いとも断言は出来ません」

 

「そうか・・・」

 

そして直哉は米田との通信を切り和実ゆい達に説明する為に彼女達の泊まっている。旅館沢泉に向かった。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

大帝国劇場からの通信後編

旅館沢泉・・・

 

「それはわからんが、怪物が街に被害を出しているから花組を出撃させる」

 

「わかりました。こちらも準備が出来次第帝都に行きます。後米田さん月組の加山さんに伝えてください。もしブンドル団の幹部が帝都にいないのが確定した場合はその怪物を操っている人物に安易に近づかないようにと・・・」

 

「どういう事だ?その人物が相当ヤバい奴なのか?」

 

「ええ、特殊遊撃部隊でなければ死にます姿を見られただけで・・・」

 

「そんなにヤバい奴なのか」

 

「ええ、こちらの調査でブルーと言う人物がキュアプレシャス達を融合世界に転移させたと言う事が判明しましたので」

 

!!

 

「何だと・・・」

 

直哉の説明に驚く米田だった。

 

「直哉ブルーと言う人間が今回の怪物を操っている可能性はあるのか?」

 

「確率としては、低いですが完全に無いとも断言は出来ません」

 

「そうか・・・」

 

「そう言う事ですのでローズマリーさんと和実ゆいさんは今から僕と一緒に帝都に現れたウバウゾーを浄化して下さい」

 

「わかったわ」

 

「直哉さんわかりました」

 

「直哉さん私達も行きます」

 

「ありがとうまなつちゃんでも今は駄目だよ」

 

「何でですか?」ブルーが関わっているんじゃ」

 

「ええ、その可能性もありますが今回は多少のブルーの協力はあると思いますが、ターゲットがレシピッピのみのようですし」

 

「ですのでブンドル団の幹部ジェントル単独行動の可能性があるので、もちろんブルーが操るとも考えてますよ」

 

 

「ええ、こちらの調査でブルーと言う人物がキュアプレシャス達を融合世界に転移させたと言う事が判明しましたので」

 

!!

 

「何だと・・・」

 

直哉の説明に驚く米田だった。

 

「直哉ブルーと言う人間が今回の怪物を操っている可能性はあるのか?」

 

「確率としては、低いですが完全に無いとも断言は出来ません」

 

「米田さんにも言いましたが、ブルーが操っている場合まなつちゃん達の姿を見た場合ヤラネーダを出現させてしまい色々大変な事に帝都が鳴りますから」

 

「あ、そうか」

 

「そう言う訳で今回は米田さんの要請通りローズマリーさんとキュアプレシャスに先行してウバウゾーを浄化して貰います」

 

「それでは和実ゆいさん。帝都では変身する時間も取れないので、ここでキュアプレシャスに変身して下さい」

 

「わかりました」

 

「プリキュア!デリシャスタンバイ!」

 

「パーティーゴー!」

 

「にぎにぎ!」

 

「コメコメ!」

 

「ハートを」

 

「コメコメ!」

 

「シェアリンエナジー!」

 

「あつあつごはんで、みなぎるパワー!キュアプレシャス!」

 

「おいしい笑顔で満たしてあげる!」

 

そして直哉とローズマリーとキュアプレシャスは、簡易ゲートを使い帝都に向かった。

 

その頃帝都では・・・

 

「神崎風塵流・不死鳥の舞」

 

「シェルクーンチク」

 

「聖獣ロボ・改」

 

「三十六掌」

 

 

「ヴィアッジョ・ローズ」

 

「ジークフリード」

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

「ウバウゾーウバウゾー」

 

「ちっこいつもメガビョーゲンと同じであたい達の攻撃に耐性があるみたいだな」

 

「ええ、そうみたいですわね。カンナさん」

 

カンナの言葉にすみれが答える。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帝国華撃団VSウバウゾー1 帝都での戦い前編

「わかりました」

 

「プリキュア!デリシャスタンバイ!」

 

「パーティーゴー!」

 

「にぎにぎ!」

 

「コメコメ!」

 

「ハートを」

 

「コメコメ!」

 

「シェアリンエナジー!」

 

「あつあつごはんで、みなぎるパワー!キュアプレシャス!」

 

「おいしい笑顔で満たしてあげる!」

 

そして直哉とローズマリーとキュアプレシャスは、簡易ゲートを使い帝都に向かった。

 

その頃帝都では・・・

 

「神崎風塵流・不死鳥の舞」

 

「シェルクーンチク」

 

「聖獣ロボ・改」

 

「三十六掌」

 

「ヴィアッジョ・ローズ」

 

「ジークフリード」

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

「ウバウゾーウバウゾー」

 

「ちっこいつもメガビョーゲンと同じであたい達の攻撃に耐性があるみたいだな」

 

「ええ、そうみたいですわね。カンナさん」

 

カンナの言葉にすみれが答える。

 

「でもでも、今回の怪物は変じゃない?」

 

「どういう事だい?アイリス」

 

レ二がアイリスに聞く。

 

「だってメガビョーゲンは、存在するだけで地球を病気にするよね」

 

「「「「「「「確かに」」」」」」」

 

「さくらさん違いますわ。あれはメガビョーゲンではありません。メガビョーゲンの特徴のあれが出てませんから」

 

「あ、そうですねすみれさん」

 

「まあ、敵なら倒すしかない。行くぞ皆」

 

「「「「「「「了解」」」」」」」」

 

「一気にやる気を奪ってヤラネーダ」

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

「うっなんだこれはーー」

 

「なんだか力が抜けて・・・」

 

「「「「「「「きゃあああ」」」」」」」」

 

「だけど今回の怪物そう言うのがないんだよ。皆」

 

「「「「「「「確かに」」」」」」」

 

アイリスが説明すると、さくらやすみれ達が納得する。

 

「じゃあ今回の怪物は、私達に対するデメリットは無いんですね?アイリス」

 

織姫がアイリスに聞く。

 

「ウバウゾーウバウゾー」

 

「その辺はプリキュアの人達に聞いてみないとわからないよ」

 

「それはそうですね」

 

その頃大帝国劇場の地下司令室から花組の戦いを見ている米田とかえでは・・・

 

「米田支配人この敵は一体?」

 

「ああ、かえで君こいつはウバウゾーと言う存在だ。いわゆるプリキュアの新たな敵だそうだ、そして・・・ウバウゾーを浄化出来なければ・・・」

 

 

「わかったそうしておこう。後直哉すまないが別の事件も解決してくれないか?」

 

「別の事件ですか?」

 

「ああ、最近帝都の各地にあるレストランで急に料理の味が変わったという苦情が出始めてな」

 

「成程」

 

「わしが調べた範囲でわかった事だが怪盗らしき者が現れた後から料理の味が変わったと言う事だ」

 

「怪盗ですか?」

 

「そうだ」

 

「トワさん」

 

のどかがトワに言う。

 

「そうね、米田一基その怪盗は異世界の存在よ」

 

 

「見た映像に貴女達の世界のプリキュアは、食に関わる物に宿る妖精を助ける力があるのね」

 

「ええ、その通りよ」

 

「成程ね、さしずめ貴女が、レシピッピと言う妖精を守る為に和実ゆいのいる世界に来たけど、事情があって和実ゆいがプリキュアになっていた時に私達の世界に来た事により、貴女が2人を探しに来たよ言う所かしら」

 

「ええ、ほぼ当たってるわ」

 

「ふむ、そうなると貴女達の敵対組織も融合世界の方に来てるのかしら?」

 

「ブンドル団の方はわからないわね。融合世界で良いかしらこちらにゆいを探してる時は見てないから」

 

「なっ飲食店の突然変化の真相がこのウバウゾーと言う怪物が関係してるんですか?」

 

「ああ、そうだ」

 

「何てことなの・・・」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帝国華撃団VSウバウゾー1 帝都での戦い後編

「成程ね、さしずめ貴女が、レシピッピと言う妖精を守る為に和実ゆいのいる世界に来たけど、事情があって和実ゆいがプリキュアになっていた時に私達の世界に来た事により、貴女が2人を探しに来たよ言う所かしら」

 

「ええ、ほぼ当たってるわ」

 

「ふむ、そうなると貴女達の敵対組織も融合世界の方に来てるのかしら?」

 

「ブンドル団の方はわからないわね。融合世界で良いかしらこちらにゆいを探してる時は見てないから」

 

「なっ飲食店の突然変化の真相がこのウバウゾーと言う怪物が関係してるんですか?」

 

「ああ、そうだ」

 

「何てことなの・・・」

 

「司令何故花組に伝えなかったんです?」

 

「ああ、特殊遊撃部隊の方から止められてたのさ」

 

「え、直哉君達にですか?」

 

「ああ、そうだ」

 

「特殊遊撃部隊の方でも俺達の置かれている状況も把握してるようでな」

 

「今回のウバウゾー襲撃はある意味帝国陸軍を暴走を止める為の布石と直哉達は見ているようだ」

 

「それはつまり・・・帝国華撃団を助ける為にウバウゾーが出現したと言う事ですか?」

 

「厳密に言えば違うと思うが、結果的にはそうなるだろうな。帝国陸軍の装備では全く止める事の出来ない装備よりも倒す事は出来なくとも敵の進軍を止めれる花組民衆の感覚で言うならどっちを残す?かえで君」

 

「・・・成程そう言う事ですか」

 

「ああ、どうやら特殊遊撃部隊の敵対組織の連中も今陸軍が進めている帝国華撃団に代わる兵器導入を止めたいようだな」

 

「しかし何故彼等が我々を・・・」

 

「何、単純に俺がヤフキエルが嫌いなだけだ」

 

!!

 

「誰?」

 

「お初にお目にかかります。私はブルーと言いいます。現状帝国華撃団と戦っているブンドル団の幹部の臨時上司をしています」

 

「・・・成程お前がブルーか」

 

その時米田は思い出した。

 

「わかりました。こちらも準備が出来次第帝都に行きます。後米田さん月組の加山さんに伝えてください。もしブンドル団の幹部が帝都にいないのが確定した場合はその怪物を操っている人物に安易に近づかないようにと・・・」

 

「どういう事だ?その人物が相当ヤバい奴なのか?」

 

「ええ、特殊遊撃部隊でなければ死にます姿を見られただけで・・・」

 

「そんなにヤバい奴なのか」

 

「ええ、こちらの調査でブルーと言う人物がキュアプレシャス達を融合世界に転移させたと言う事が判明しましたので」

 

「ブルーとやら何をしにここに来た?」

 

「ああ、それは・・・うるさいハエを叩き落としたからな」

 

そう言いブルーは叩いたハエを米田達に見せた。

 

!!

 

「「加山」加山君」

 

そうハエとは重傷を負った月組隊長の加山雄一の事だった。

 

「・・・うう」

 

「「生きてる」」

 

「ああ、こんな男でも必要だろ?米田一基」

 

「ああ」

 

「だったら部下のしつけはちゃんとしろよな・・・おっと特殊遊撃部隊が来たようだな」

 

ブルーがそう言うと米田とかえでが、画面を見るとウバウゾーをデリシャスフィールドに転送したローズマリーとキュアプレシャスの姿が映っていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ウバウゾー浄化後の帝劇にて

大帝国劇場地下司令室・・・

 

「いやあ助かったぞ直哉」

 

「いやいや帝国華撃団足止めをしてくれたおかげですよ。ただ・・・ブルーが現れたようですね」

 

「ああ、それは・・・事実だ」

 

 

「お初にお目にかかります。私はブルーと言いいます。現状帝国華撃団と戦っているブンドル団の幹部の臨時上司をしています」

 

「・・・成程お前がブルーか」

 

その時米田は思い出した。

 

「わかりました。こちらも準備が出来次第帝都に行きます。後米田さん月組の加山さんに伝えてください。もしブンドル団の幹部が帝都にいないのが確定した場合はその怪物を操っている人物に安易に近づかないようにと・・・」

 

「どういう事だ?その人物が相当ヤバい奴なのか?」

 

「ええ、特殊遊撃部隊でなければ死にます姿を見られただけで・・・」

 

「そんなにヤバい奴なのか」

 

「ええ、こちらの調査でブルーと言う人物がキュアプレシャス達を融合世界に転移させたと言う事が判明しましたので」

 

「ブルーとやら何をしにここに来た?」

 

「ああ、それは・・・うるさいハエを叩き落としたからな」

 

そう言いブルーは叩いたハエを米田達に見せた。

 

!!

 

「「加山」加山君」

 

そうハエとは重傷を負った月組隊長の加山雄一の事だった。

 

「・・・うう」

 

「「生きてる」」

 

「ああ、こんな男でも必要だろ?米田一基」

 

「ああ」

 

「だったら部下のしつけはちゃんとしろよな・・・おっと特殊遊撃部隊が来たようだな」

 

「運が良かったですね。加山さんは」

 

「ああ」

 

「やってしまった事は仕方ないですが、加山さんの容体はどうなんです?」

 

「ああ、約4週間の入院で済んだ」

 

「そうですか・・・」(隼人叔父さんも手を抜いてくれたようですね)

 

「しかし直哉お前達は、帝国陸軍と繋がりを持つダグラス社と事を構えないのか?」

 

「ええ、その予定はありません。特殊遊撃部隊がそれに関わる場合は、今回のような事態になればですね」

 

「そうか・・・特殊遊撃部隊にとっては陸軍とダグラス社の事件は基本的に介入出来ないんだな」

 

「ええ」

 

「実際に俺とかえで君に軍の正式な命令で、大帝国劇場から軍司令部に出頭命令が出ているからそいつを無視するわけにはいかん」

 

「それでなワシがトワさんに相談したらこういう形で話をしましょうとなったわけだ」

 

「成程そうだったんですね」

 

「そうよ理解してくれた?」

 

「ええ、理解しましたよ。確かにヤフキエル事変が起きたのは、巴里華撃団の戦いの後でしたね」

 

「そうねそれに特殊遊撃部隊としても用心しておくべきと思ってね」

 

「確かにね同時に司令と副司令にそんな命令を受けるなんて怪しいわね」

 

「そうですね。エステルさん」

 

「明らかに帝国華撃団を無力化した上で光武改等を手に入れたいと考えられる事も出来ますね」

 

「米田さんとしてはどう思いますか?」

 

「確かに帝国華撃団は軍司令部からすれば金食い虫のような立場だからな、少なくともお前達が見たヤフキエル事変の発端はそう言う部分が原因なんだろう?」

 

「確かにそうでしたね」

 

「米田さん1つ質問ですけど大神さんに帰還命令を出しましたか?」

 

「いやまだだが出した方がいいか?」

 

「あの時にも言いましたが現在大神さんはまだ巴里ですか?」

 

「ああ、だがこちらの動きが不自然だからそれと迫水大使に宛てた手紙でわかっていると思う」

 

「そうですかわかりました。それでは一旦僕達は帰りますね」

 

「ああ」

 

その頃和実ゆい達と花組は、すみれの家が経営している飲食店に来ていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

和実ゆい達と花組の交流会1 プリキュアの世界の敵について前編

「うーんデリシャススマイル。この時代の料理もおいしいね、マリちゃん」

 

「ええ、そうねゆい」

 

「コメ」

 

「うーんいまだに信じられませーん食事を守るプリキュアがいるなんて」

 

織姫がそう言う。

 

「実は私もなんです。今までのプリキュアと言えば地球のお医者さんとかでしたから、どちらかかと言えば遠い存在でしたから」

 

さくらがそう言う。

 

「そうやな、それがゆいはん達が守る存在レシピッピが奪われる事でまさか料理自体の味が最悪な方向に変化するなんてな」

 

「料理の味を変えるなんて許せませんわ」

 

「だな、今回のプリキュアの敵はあたい達の生活にも関わって来るからな」

 

すみれとカンナがそれぞれ言う。

 

「確かブンドル団と言う名前だったね」

 

「そうよ、ブンドル団の目的は本来はゆい達の世界にいるレシピッピを捕らえる事で全ての料理を独り占めする事なのよ」

 

「「「「「「「そんな」」」」」」」そんな事をして何になる?」

 

「確かにレ二の疑問もわかるけど、私達にはプリキュアの敵の目的もどれもすぐには納得出来ないわ」

 

マリアがそう言う。

 

「せやな、まだそう言う意味ではノヴァと言う子の方がわかりやすいわ」

 

 

「あーあ人違いだったかまあいいや。邪魔な烏は黙らせたしね」

 

「さてと、大神一郎光と戦う前にお前を殺すよ」

 

「この私がね」

 

!!

 

「「「「何だって――」」」」

 

「じゃあ死んでね。大神一郎炎の矢ーー」

 

「ちっなにもんか知らねえが私達に喧嘩を売るなんてよくやるよ」

 

そう言いながらロベリアの光武℉が同じ炎で少女の攻撃を相殺した。

 

「へえ、やるじゃんおばさんのくせに」

 

「なら、これならどうかしら?出でよ降魔兵器よ」

 

紅蘭がその時の事を思い出しながら話す。

 

「確かにな、あたい的に人間のやる気を奪うヤラネーダが面倒だぜ」

 

そう言ってカンナは話し出す。

「そう言われてみれば・・・メガビョーゲンに似てるかも?」

 

「さくらさん違いますわ。あれはメガビョーゲンではありません。メガビョーゲンの特徴のあれが出てませんから」

 

「あ、そうですねすみれさん」

 

「まあ、敵なら倒すしかない。行くぞ皆」

 

「「「「「「「了解」」」」」」」」

 

「一気にやる気を奪ってヤラネーダ」

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

「うっなんだこれはーー」

 

「なんだか力が抜けて・・・」

 

「「「「「「「きゃあああ」」」」」」」

 

「確かにそうですねあの後私達は・・・」

 

「大丈夫ですさくらさん。帝国華撃団のやる気は私達が取り戻します」

 

「え、どういう事?」

 

「皆行くよ」

 

「「「うん」」ああ」

 

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「帝国華撃団の皆さんを助けるぞ!」

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

「私達はまなつちゃん達に助けて貰いましたから」

 

さくらがそう言う。

 

「そうだねさくら。それに今回で私達は3つのプリキュアに助けて貰ったね」

 

「「「「「「「え」」」」」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

和実ゆい達と花組の交流会1 プリキュアの世界の敵について後編

「皆行くよ」

 

「「「うん」」ああ」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「帝国華撃団の皆さんを助けるぞ!」

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

「私達はまなつちゃん達に助けて貰いましたから」

 

さくらがそう言う。

 

「そうだねさくら。それに今回で私達は3つのプリキュアに助けて貰ったね」

 

「「「「「「「え」」」」」」」」

 

アイリスの言った言葉に驚きの声を言いながら思い出していた。

 

「「「「「そう言えば」」」」」

 

「ぎゃあああ」

 

「メガメガビョゲーン」

 

さくら機に襲いかかるすみれ機とその2機を見張っていたメガ脇侍にグレースと直哉の合体技プリキュア、スカイヒーリングフラワーが直撃したのだった。

 

「皆さん大丈夫ですか?」

 

「ああ、何とかな」

 

「皆さんは刹那に操られているすみれさんを助けて下さい。メガ脇侍は私達で対処するので」

 

 

「でもグレースグワイアルや刹那を相手してたんだろ?体は大丈夫なのか?」

 

 

カンナがグレースに聞く。

 

「それなら大丈夫です実際刹那を相手していたのは私ではないので」

 

 

「「「へ、どういう事?」」」

 

グレースの言葉にカンナアイリス紅蘭の3人は疑問になった。

 

「「そう言えば」」

 

 

「うわあああレ二までうわあああああ」

 

 

「少尉さんどうしたんですか?落ち着いてください」

 

 

「うわあああ」

 

 

「いけないカンナさん大神さんを一時退却させてください」

 

 

「おう、わかったぜさくら」

 

「チェリーさん。少尉さんに何が起きたんです?」

 

 

「恐らく大神さんのトラウマであるメガ光武がレ二の機体によって生まれた事によってトラウマがフラッシュバックをしたんだと思います」

 

 

「さくらさんどうしますの?魔装機兵と水弧そしてメガ光武がいますけど」

 

 

「アイリス響さんに連絡して」

 

「わかった」

 

 

紅蘭とマリアさんは私とすみれさんの援護をお願い」

 

「「了解」」

 

 

「すみれさん行きますよ可能な限り魔装機兵と水弧を攻撃します」

 

 

「わかってますわ」

 

 

そしてシンドイ―ネとメガ光武を無視して帝国華撃団と水弧との戦いを始めた。

 

 

「ちょっと私達は無視なの?」

 

 

「いえ、無視なんてしませんよ。シンドイ―ネ」

 

「その声は・・・」

 

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」

 

 

「シンドイ―ネ、貴女の相手は私達だよ」

 

「そしてレニさんを解放させてもらうわ」

 

「アイリスの言う通りですね。私達今回ので3組のプリキュアさん達に助けられてますね」

 

さくらがそう言う。

 

「そんなに深く考えなくても良いですよ。花組の皆さん」

 

その時直哉が和実ゆい達の元にやって来た。

 

「あら直哉さん米田さんとの話し合いは終わったんですの?」

 

「ええ、先程終わりましたよすみれさん」

 

「そうですの」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

和実ゆい達と花組の交流会2 直哉との合流そして

「シンドイ―ネ、貴女の相手は私達だよ」

 

「そしてレニさんを解放させてもらうわ」

 

「アイリスの言う通りですね。私達今回ので3組のプリキュアさん達に助けられてますね」

 

さくらがそう言う。

 

「そんなに深く考えなくても良いですよ。花組の皆さん」

 

その時直哉が和実ゆい達の元にやって来た。

 

「あら直哉さん米田さんとの話し合いは終わったんですの?」

 

「ええ、先程終わりましたよすみれさん」

 

「そうですの」

 

「どうしたんですかすみれさん?」

 

「ええ、直哉さんに聞いておきたい事がありまして」

 

「僕に聞いておきたい事ですか?」

 

「はい、以前夏海まなつさん達が大帝国劇場で宿泊した時に聞いたのですが、帝国華撃団と巴里華撃団が一度解散すると聞いてしまったんですが・・・それは本当なんですの?」

 

!!

 

「「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「・・・ええ、それは本当ですよすみれさん。でもその未来はあくまでも正史の歴史ですよ」

 

すみれと直哉のやり取りに驚く他の花組のメンバーが驚く。

 

「ですが私はどうしても気になるのでその記録を見せてくれませんか?」

 

「まあ、さくらさんが夜叉と接触しても大丈夫だったとはいえ・・・」

 

「ひっ俺は何も知らない。京極と俺様の上司がメインで考えていたんだ」

 

「成程なら神器を過去から奪い、それを偽りの魔神器にしたのを認めるのか?」

 

「ああ、そして大神を封印する場所を俺達に提示したのは・・・ギャアアア」

 

朧は悲鳴を上げて絶命したのだった。

 

!!

 

「あはは、愚かね朧でもこれからは一緒よ」

 

「「「夜叉」」」

 

「「「どうしてここに」」」

 

「融合世界のキュアグレース達久しぶりね、そして真宮寺さくら」

 

!!

 

「貴女が夜叉・・・本当に私にそっくりなのね」

 

「フフそうよ私は、雨宮さくらに地獄を与えたのよ」

 

「憧れる真宮寺さくらによって殺されるかもしれないという地獄をね」

 

!!

 

「そんな・・・」

 

夜叉の言葉にショックを受けるさくらだった。

 

「あの時によりはいいか、あくまで正史世界と僕達の出会いと言う形だったから」

 

「わかりました。今話す事は出来ないので皆さんの食事会が終わり次第紫藤家の家で話しますね」

 

そして食事会が終わりあの場にいた全員で紫藤家の家に来た。

 

「それでは始めますね」

 

「「「「どうして解散したんです」」」」

 

「それは太正16年に私達の代の最後の戦いを終えた3年後に突然降魔皇と言う者達が帝都に現れてその時に私は霊力を失ってしまい、私は降魔皇との戦いには参加しないことでこちらの世界に残る事となったんですわ」

 

 

「それじゃ帝国華撃団と巴里華撃団ともうひとつの華撃団は?」

 

 

「直哉さん3華撃団は降魔皇を封印するために幻都にいます」

 

 

「「「「幻都に」」」」

 

 

「幻都と言うのは何ですか?」

 

 

「幻都と言うのは降魔皇を封印しているもうひとつの帝都と思ってください」

 

 

「「「「成る程」」」」

 

 

「つまりすみれさん以外の3華撃団は幻都にいるわけですね」

 

「ええ、生きていればですけど」

 

「「「そんな生きていればって」」」

 

その時すみれに仕える一人の女性がやって来た

 

「すみれ様。そろそろ約束の時間となりますがどういたしましょう?」

 

「もうそんな時間ですかカオルさんありがとう。直哉さんもうすぐここに新隊長がやって来るので少し席を外して貰えるかしら?」

 

 

「わかりましたのどかさんとちゆさんひなたさん。行きましょう」

 

「「「うん」」わかったわ」

 

「以上が正史世界の状況となります」

 

「まさかそんな事があって、残った私が帝国華撃団を再編するなんて・・・」

 

話を聞いた全員が驚いていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第22章 第1部 帝都に迫りくる危機来訪者編
正史世界の歴史を知る花組


 

「つまりすみれさん以外の3華撃団は幻都にいるわけですね」

 

「ええ、生きていればですけど」

 

「「「そんな生きていればって」」」

 

その時すみれに仕える一人の女性がやって来た

 

「すみれ様。そろそろ約束の時間となりますがどういたしましょう?」

 

「もうそんな時間ですかカオルさんありがとう。直哉さんもうすぐここに新隊長がやって来るので少し席を外して貰えるかしら?」

 

 

「わかりましたのどかさんとちゆさんひなたさん。行きましょう」

 

「「「うん」」わかったわ」

 

「以上が正史世界の状況となります」

 

「まさかそんな事があって、残った私が帝国華撃団を再編するなんて・・・」

 

話を聞いた全員が驚いていた。

 

「ああ、僕がすみれさんが再編した帝国華撃団の世界の事を正史世界と言ってるのは二つの帝国華撃団の違いを言う為です」

 

「その他の意味で、正史世界再編された帝国華撃団のメンバーが違うので」

 

「「「「「「「成程」」」」」」」」

 

「でもまさか私達やエリカさん達やそのほかの華撃団のメンバーでも倒せなくて封印するしかなかったなんて・・・」

 

さくらがそう言う。

 

「そうね・・・でも私達の世界では起きるとは限らないわよ」

 

マリアがそう言う。

 

「ええ、マリアさんの言う可能性が高いんですよ。何故なら・・・」

 

 

「だがお前達は降魔皇復活の為か知らないが、大神一郎を16番目のプリキュアの世界に封印し、16番目のプリキュアの世界全体を融合世界に干渉させた罪は許されない」

 

「ひっ俺は何も知らない。京極と俺様の上司がメインで考えていたんだ」

 

「成程なら神器を過去から奪い、それを偽りの魔神器にしたのを認めるのか?」

 

「ああ、そして大神を封印する場所を俺達に提示したのは・・・ギャアアア」

 

朧は悲鳴を上げて絶命したのだった。

 

!!

 

「あはは、愚かね朧でもこれからは一緒よ」

 

「この時に出てきた朧と夜叉は元々は正史世界から来たみたいで、現状では朧はあの時に死んで夜叉は、ワイズマンと行動しているので」

 

「成程ね」

 

「つまり私達の世界ではワイズマンが、夜叉達の目的を果たすのね?」

 

「いえそれは無いでしょうね」

 

「それは何故ですの」

 

「その理由は、ワイズマンは科学者と言う側面が強いのです」

 

「以前皆さんがゼムリア大陸で見た大きな浮遊都市を見たと思いますが、あれもワイズマンの研究題材としての研究の一環としてエステルさん達が巻き込まれたので」

 

「そんなそれじゃあ余計に危ないんじゃ?」

 

「いえ、大丈夫ですよ。さくらさんワイズマンは現段階で降魔皇と言う存在には全く興味が無いみたいですし」

 

「そう言う意味では、和実ゆいちゃん達の方が危険ですね。ワイズマンの目的はプリキュアの力を手に入れるようですから」

 

「「「「「「「プリキュアの力」」」」」」」」」

 

「ああ、あれか」

 

「プリキュア!デリシャスタンバイ!」

 

「パーティーゴー!」

 

「にぎにぎ!」

 

「コメコメ!」

 

「ハートを」

 

「コメコメ!」

 

「シェアリンエナジー!」

 

「あつあつごはんで、みなぎるパワー!キュアプレシャス!」

 

「おいしい笑顔で満たしてあげる!」

 

「プリキュア!プレシャス・トライアングル!」

 

「オナカイッパーイ」

 

「ごちそうさまでした」

 

そう言ってカンナが思い出した。

 

「そうですよカンナさん」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

それぞれのプリキュアの力について1

「ああ、あれか」

 

「プリキュア!デリシャスタンバイ!」

 

「パーティーゴー!」

 

「にぎにぎ!」

 

「コメコメ!」

 

「ハートを」

 

「コメコメ!」

 

「シェアリンエナジー!」

 

「あつあつごはんで、みなぎるパワー!キュアプレシャス!」

 

「おいしい笑顔で満たしてあげる!」

 

「プリキュア!プレシャス・トライアングル!」

 

「オナカイッパーイ」

 

「ごちそうさまでした」

 

そう言ってカンナが思い出した。

 

「そうですよカンナさん」

 

「今回帝都に現れたウバウゾーを浄化出来るのは17番目のプリキュアの世界から来た和実ゆいさん達だけです」

 

「「「「「「「ええーー」」」」」」」「何だと――」

 

「ええ――ゆいお姉ちゃんもまなつちゃん達と同じ異世界から来たの?」

 

「実はそうなんだよアイリスちゃん」

 

「成程な、つまり3組のプリキュアの中で融合世界出身はのどかちゃん達だけで良いんやな、直哉はん?」

 

「ええ、それで良いですよ。紅蘭さん」

 

「それではここで3組のプリキュアについて話をします。まずのどかさん達のプリキュアからです」

 

そう言って直哉が映像を再生した。

 

 

「大神これは一時的にと言ったはずだ。わしとあやめが残るのは暴走を止めるためなのだよ。そしてわしとあやめ君が止める事が出来なければ、帝国華撃団を守れる事の出来るのは紫藤家の当主だけだ」

 

「何故なら、帝国華撃団を誕生させようとしたのは、前の紫藤家の当主による発案だったからだ」

 

 

「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

再び帝国華撃団の隊員達が驚きの声をあげていた。

 

「わしや、あやめ君、そしてさくらの父親の三人は、前当主に協力者として帝国華撃団結成を準備をしていたとき前当主が死んだことによりわし達がその意思を継ぎ、帝国華撃団を誕生させたのだ」

 

 

「なら今回の特殊遊撃部隊に配属という事は本来あるべき姿になるのですか?」

 

「わしとしてもそう願ったが、現在の当主は一時的に帝国華撃団を預かるしか応じないと言うことで当主の部隊に配属という形になった期間限定のな」

 

「そしてこれ以降の事は紫藤家の当主に聞いて貰いたい」

 

「しかし、米田司令俺達紫藤家の当主と面識がありませんけど?」

 

「それは問題ないと思うぞ大神」

 

「はあ・・・」

 

「うわあ、懐かしいね皆」

 

「「「「「ええ」」」」だな」

 

織姫とㇾニ以外の花組が答える。

 

「それで米田さん、特殊遊撃部隊の事についてはどこまで言ってくれました」

 

「ああ、帝国華撃団が一時的に軍から離れて特殊遊撃部隊に配属されるというところまでだ」

 

「なるほどわかりました。帝国華撃団の皆さん。これから暫くの間ですが貴方達には、帝都以外に現れる全ての脅威と戦うことが特殊遊撃としてのたった一つの任務となります。」

 

「ちょっと待ってください。全ての脅威とはどういう意味ですか」

 

「言葉通りですよ特殊遊撃部隊管轄は簡単に言えば、融合世界の全ての守り手なのですから」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「あ、それ以外に友好的な異世界とも交流等もしていますがね」

 

「まさか俺達にノイズやメガビョーゲンと戦えということですか?」

 

「ええ、そうですよ、ただその二つが融合世界の脅威とは違いますけどね」

 

!!

 

「ノイズとメガビョーゲンはあくまで融合世界内部に存在する敵に過ぎません。僕達の今の段階の脅威は融合世界の外からくるので」

 

 

!!

 

帝国華撃団の関係者は直哉の言葉に驚いていた。

 

「この話を聞いた時は驚いたな」

 

「そうですわね後すこやか市に行った時のあれもですね」

 

カンナとすみれがそう言った後直哉がその時の映像を再生した。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

それぞれのプリキュアの力について2

「さて皆さん準備はいいですか?」

 

「「「「「「「「はい」」」」」」」」

 

 

「のどかさん守護者の人達も全員揃ってますか」

 

 

「うん揃ってるよ」

 

 

それではすこやか市の隣にある街の大型ショッピングモールに向けて駅に行きますよ」

 

すこやか駅にて・・・

 

「「「「「「「「きゃあきゃあこれ何?」なんですの?」なんだあ進めねぞ」面白い機械や」私としたことが・・・」少尉さん助けてください」・・・」

 

 

「「「「「「直哉君これは・・・」」」」」」

 

「ええ、少しどころかかなり目立ちますね」

 

「だよね、ほら逆に珍しいから写真撮られてるよさくらさん達」

 

「もう、さくら達なにしてんの?ほらさっき買った切符を入れてよ」

 

「「「「「「「こう」」」」」」」

 

そして、大神とアイリス以外のメンバーは漸く改札を抜ける事が出来た。

 

 

「「「「流石アイリスちゃん」」」」

 

「子供は覚えるの早いからね」

 

「そうですね。エステルさん」

 

そして皆で電車に乗った。

 

映像停止・・・

 

「あはは、すみれさん達何してるんですか?アイリスより覚えが悪いですね」

 

!!

 

「織姫さん失礼ですわよ」

 

「でも事実だよねすみれ?」

 

「このガキは・・・」

 

「確かにあったわね。でもみんなでも映像を見ましょう」

 

マリアがそう言う。

 

そして直哉が新たな映像を再生した。

 

 

「話は終わりにしよう。帝国華撃団」

 

 

そしてワイズマンは再び降魔を拘束している隊員の数と同じ降魔を出現させた。

 

 

 

「何だこの降魔は」

 

 

 

「フフ、この降魔達は私が今研究している降魔人間を作り出すための試験体さ」

 

 

「降魔人間だと、馬鹿なそんなの出来るわけがないだろ」

 

 

「出来ないと決め付けるのは早いぞ。なあそうだろう。真宮寺さくらよ」

 

 

!!

 

「何せ、未来でで作られた降魔人間と、真宮寺さくらお前は戦っているからな」

 

 

「夜叉の事ね」

 

「何だと!!馬鹿な、夜叉は降魔人間では無い筈だ」

 

 

「ほう、南米演習に行っていた。君がそれを知っているとは、米田一基から聞いたのかね?」

 

「そうか、ならば出てこい夜叉」

 

 

ワイズマンがそう言うとワイズマンの体内から夜叉が出てきた。

 

 

!!

 

 

「「「「「「「「「「なっ」」」」」」」」」

 

 

「およびですかわが主ワイズマン」

 

「夜叉よお前に命令する。拘束を逃れているあの2人を帝国華撃団の前で殺せ」

 

「了解しました」

 

「グレースさんラビリン。レ二さんとアイリスちゃんを助けます」

 

 

「「了解」ラビ」

 

「ぷにシールド」

 

 

「2人は殺させないよ。夜叉」

 

 

「ほう、やはりこちらに来ていたか、紫藤直哉と守護者のキュアグレースよ」

 

 

「「ワイズマン」」

 

 

「行け、降魔共拘束している帝国華撃団と同化しろ」

 

 

そしてワイズマンの命令を受けた特殊降魔達が動き出す。

 

 

 

「フフ、これで帝国華撃団は我が主の手駒よ」

 

 

夜叉がグレースに言う。

 

「そう上手く行くかしら」

 

「食らいなさい鳳凰烈波」

 

 

!!

 

エステルの鳳凰烈波により複数の特殊降魔は消滅した。

 

「ほう、エステル・ブライトとクローゼ姫もこちらに来ていたか」

 

 

「漸く会えたわね。ワイズマン」

 

 

「フフ、私的には別に会えなくてもよかったんだが、エステル・ブライトお前がこちらにいるのならば、少し計画を修正するか」

 

 

「何ですって」

 

 

「夜叉今回はもういい、撤収をするぞ」

 

「わかりました。我が主」

 

映像停止・・・

 

「ああーーやっぱりあの怪物あの時のに似てる」

 

「え、どういう事ゆい?」

 

「実はねマリちゃん」

 

そしてゆいがローズマリーに説明する。

 

 

「そうです。トワにも言われたと思いますけど守護者達の時代が微妙に違うのでもしゆいさんが困ったら同じプリキュアの人に言ってくださいね」

 

「わかりました」

 

「さてと観光しながらゆいさんの日用品を買いましょうか」

 

「え、悪いですよ直哉さん」

 

「気にしないで下さい。ゆいさんこれは特殊遊撃部隊に協力してくれる全員にしてる事なので」

 

「でも・・・」

 

そして直哉が、ゆいの日用品を買う買い物をしていると悲鳴が聞こえた。

 

「きゃああ。降魔ーー」

 

 

「え、何何・・・きゃああ怪物だーー。直哉さんあれは何なんですか?」

 

「あれは、中心世界に存在する降魔と呼ばれる存在です。ゆいさん逃げますよ」

 

「え、直哉さん戦わないんですか?」

 

「ええ、今僕達は何も出来ません。ですが帝都を守る彼女達がいます」

 

「対降魔迎撃部隊の・・・」

 

「「「「「「「「帝国華撃団参上!!」」」」」」」」

 

「え、帝国華撃団何ですかそれ?」

 

「それについては避難してから話しますから避難しますよ」

 

「はい」

 

そしてゆいと直哉は避難をし、その後帝国華撃団の活躍で、降魔は撃退されたのだった。

 

「漸く俺の時間だな。まず軽く降魔出したが、特殊遊撃部隊が出て来ると思っていたが、どうやら帝国華撃団とは別の組織のようだな」

 

「そして、ブルーがいないようだな」

 

「そう言う事があったんだよマリちゃん」

 

「そうなのね知らなかったわ」

 

「さてと少し休憩をして、それからは夏海まなつちゃん達の世界のプリキュアについて話しますよ」

 

「「「「「「「「「はーい」」」」」」」」」

 

直哉がそう言うと全員が返事をする。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワからの秘密の連絡

「そう言う事があったんだよマリちゃん」

 

「そうなのね知らなかったわ」

 

「さてと少し休憩をして、それからは夏海まなつちゃん達の世界のプリキュアについて話しますよ」

 

「「「「「「「「「はーい」」」」」」」」」

 

直哉がそう言うと全員が返事をする。

 

ピーピーピーピー

 

「あっ通信が来たので、皆さんはそのまま見ていてくださいね」

 

「「「「「「「「「はーい」」」」」」」」」

 

そう言って直哉は通信室に向かった。

 

通信室・・・

 

「はい直哉です」

 

「直哉ブルーとブンドル団の幹部ちゃんと動いた?」

 

「ええ、動きましたよ」

 

 

「厳密に言えば違うと思うが、結果的にはそうなるだろうな。帝国陸軍の装備では全く止める事の出来ない装備よりも倒す事は出来なくとも敵の進軍を止めれる花組民衆の感覚で言うならどっちを残す?かえで君」

 

「・・・成程そう言う事ですか」

 

「ああ、どうやら特殊遊撃部隊の敵対組織の連中も今陸軍が進めている帝国華撃団に代わる兵器導入を止めたいようだな」

 

「しかし何故彼等が我々を・・・」

 

「何、単純に俺がヤフキエルが嫌いなだけだ」

 

!!

 

「誰?」

 

「お初にお目にかかります。私はブルーと言いいます。現状帝国華撃団と戦っているブンドル団の幹部の臨時上司をしています」

 

「・・・成程お前がブルーか」

 

 

「ブルーとやら何をしにここに来た?」

 

「ああ、それは・・・うるさいハエを叩き落としたからな」

 

そう言いブルーは叩いたハエを米田達に見せた。

 

!!

 

「「加山」加山君」

 

そうハエとは重傷を負った月組隊長の加山雄一の事だった。

 

「・・・うう」

 

「「生きてる」」

 

「ああ、こんな男でも必要だろ?米田一基」

 

「ああ」

 

「だったら部下のしつけはちゃんとしろよな・・・おっと特殊遊撃部隊が来たようだな」

 

「こんな感じで米田さん達と話をしたそうですよ。ブルーとして」

 

「そうなのね、それで直哉達はどうしてる?」

 

「え、何何・・・きゃああ怪物だーー。直哉さんあれは何なんですか?」

 

「あれは、中心世界に存在する降魔と呼ばれる存在です。ゆいさん逃げますよ」

 

「え、直哉さん戦わないんですか?」

 

「ええ、今僕達は何も出来ません。ですが帝都を守る彼女達がいます」

 

「対降魔迎撃部隊の・・・」

 

「「「「「「「「帝国華撃団参上!!」」」」」」」」

 

「え、帝国華撃団何ですかそれ?」

 

「それについては避難してから話しますから避難しますよ」

 

「はい」

 

そしてゆいと直哉は避難をし、その後帝国華撃団の活躍で、降魔は撃退されたのだった。

 

「漸く俺の時間だな。まず軽く降魔出したが、特殊遊撃部隊が出て来ると思っていたが、どうやら帝国華撃団とは別の組織のようだな」

 

「そして、ブルーがいないようだな」

 

「そう言う事があったんだよマリちゃん」

 

「そうなのね知らなかったわ」

 

「さてと少し休憩をして、それからは夏海まなつちゃん達の世界のプリキュアについて話しますよ」

 

「「「「「「「「「はーい」」」」」」」」」

 

「僕達は今帝国華撃団の皆さんに3組のプリキュアの違いや力について説明の途中ですけど・・・何かあったんですか?」

 

「レイからダグラス社の社長を演じてると聞きましたけど?」

 

「ええ、そっち方面でね厄介な事が起きてね」

 

そうトワが言う。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

緊急連絡の理由前編

今回の話の中で7人世界の事が出て来ます

ご了承ください。


「さてと少し休憩をして、それからは夏海まなつちゃん達の世界のプリキュアについて話しますよ」

 

「「「「「「「「「はーい」」」」」」」」」

 

「僕達は今帝国華撃団の皆さんに3組のプリキュアの違いや力について説明の途中ですけど・・・何かあったんですか?」

 

「レイからダグラス社の社長を演じてると聞きましたけど?」

 

「ええ、そっち方面でね厄介な事が起きてね」

 

そうトワが言う。

 

「厄介な事ですか?」

 

「ええ、貴方も私の失態で過去の7人世界でヤフキエル事変を見たでしょう?」

 

「ええ覚えてますよ」

 

「何故こんなに早く来れる?真宮寺姉弟」

 

「お前、米田長官から聞いたんだろ?」

 

「何?あの話は本当なのか?」

 

「ああ、そうだ俺たちは、並行世界からお前のくだらない野望を砕く為に、来てもらった」

 

「初めまして、ブレント・ファーロング、私は並行世界から来た、紫藤直哉と言います」

 

「何!!紫藤だと、卓と桜花の関係者なのか?」

 

「何故、お前が父さんと母さんの事を知っている?」

 

「ははは、これは傑作だ、あの二人が並行世界の住人とはな、そうだ良い事を、教えてやろう、お前の両親を殺したのは、この私だ」

 

!!

 

「なっ何だと」

 

「お前の両親は、我々の実験中に現れ、最初は、協力的だったが、二人は、我々を裏切った、その為殺したのだが、翌日には、二人に関連する物は全てこの世界から消えていた」

 

「そうかあの二人は、平行世界で死体で発見されたか、私も見たかったぞあの二人の死体をな」

 

「ブレント・ファーロング貴方が僕の両親を殺したのなら、何を使い殺しました?」

 

「それは勿論拳銃だ!!

「成る程・・・直哉君こいつに聞く事は無くなりました」

 

「ブレント・ファーロングお前は、僕の両親を殺したと錯覚させられている」

 

「何だと!!」

 

「ついでにお前は、生きてはいけない人だ」

 

「何を言う、小僧が」

 

そして、戦いが始まった。

 

「グッやる」

 

「さくらちゃん大丈夫?」

 

「ええ、何とか」

 

「直哉君そっちはどう」

 

直哉は真双焔武に通信を送るが、答えが返ってこなかった。

 

「まさか・・・」

 

真双焔武の二人は気絶していた。そして、巨大ヤフキエルは、真双焔武を鷲掴みし握り潰そうとした。

 

「拙い、さくらちゃん二人を助けるよ」

 

「うん」

 

「「破邪剣征・桜花放神」」

 

桜花放神を放つが、桜武に乗る二人も消耗しすぎて、本来より弱い威力になり、ヤフキエルには効かなかった。

 

そして、誰もが諦めかけた時、あの男が、光武F2に乗って、帝都に帰ってきた。

 

「確かこんな展開で最後が・・・」

 

「君達は?」

 

「僕達の事は、千明さんや前鬼君から聞いてませんか?」

 

「ああ、思い出した、君達が並行世界のもう一つの帝国華撃団の方達ですね」

 

「「そうですわ少尉」」

 

「うわあすみれ君」

 

「「お兄ちゃんアイリスもいるよ」」

 

「アイリス」

 

「「うちもおるで」」

 

「紅蘭」

 

「「隊長」」

 

「「マリア」」

 

「「隊長行こうぜ」」

 

「カンナ」

 

「大神さん。私達の指揮をお願いします」

 

「さくら君」

 

「ああ、わかった二つの帝国華撃団の指揮は、俺に任せろ」

 

ついに後にヤフキエル事変と言われるようになる事件の最終決戦が始まった。

 

「そんな感じで、7人世界と幼馴染世界の2つの帝国華撃団が倒したんですよね?」

 

「ええ、そうよ直哉」

 

「その話と緊急連絡に何の関係があるんですか?」

 

直哉がトワに聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

緊急連絡の理由中編

今回の話の中で7人世界の事が出て来ます

ご了承ください。


「ああ、わかった二つの帝国華撃団の指揮は、俺に任せろ」

 

ついに後にヤフキエル事変と言われるようになる事件の最終決戦が始まった。

 

「そんな感じで、7人世界と幼馴染世界の2つの帝国華撃団が倒したんですよね?」

 

「ええ、そうよ直哉」

 

「その話と緊急連絡に何の関係があるんですか?」

 

直哉がトワに聞く。

 

「・・・ダグラス社の社長のブレント・ファーロングの死亡が確認されたわ」

 

!!

 

「どうして彼が死んだのですか?」

 

「その検証はまだやれてないからこれから始めるのだけど、ブレント・ファーロングを殺した犯人は黙示録の三騎士かもしれない」

 

「え、黙示録の三騎士ですか・・・まあ、ヤフキエル事変に関わる彼等ですが、雇い主のブレント・ファーロングを殺す理由がありませんが?」

大帝国劇場前・・・

 

「早く出て来い、真宮寺姉弟」

 

「慌てるなよパトリック・ハミルトン」

 

「「お姉ちゃん行こう、ええ、直哉君、二人は・・・さくらいろ」」

 

!!

 

二人の全体必殺技が4人を襲う。

 

「惜しかったね、僕たちの虚を突いたつもりだろうけど、僕達にそう言うのは聞かないよ」

 

白騎士がそう言うが、白騎士たちは視界が晴れた時その事実に驚愕したのだった。

 

「帝国華撃団参上!!」

 

「馬鹿な!!我等の主ブレント様の策で分断されたはず何故全員揃っているんですか?」

 

「さあな、何故だろうな、だがこれで、前力でお前にやられた借りを返せるよ」

 

「行くわよ直哉君」

 

「うんお姉ちゃん覚悟しろ、パトリック、そして黙示録の三騎士」

 

「「「舐めるな、小僧がああ」」」

 

そして、戦いが始まった。

 

 

「へえー貴方がパトリックさんですか?貴女の守護者である3人は真双焔武に夢中のようですから、貴方の動きを、封じますね」

 

「な、何をする気ですか?」

 

「さくらちゃんお願い」

 

「うん」

 

桜武の一振りが、パトリックの両足の骨を砕いた。

 

「ぎゃあああああ。痛い、痛い痛い」

 

!!

 

「パトリック様」

 

パトリックの悲鳴を聞きつけ、赤騎士が、桜武と対峙した。

 

「貴様許さんぞ!!よくもパトリック様を」

 

「今ですマリアさん」

 

「了解」

 

マリアの神武からはなたれた銃弾がパトリックの心臓を貫いた。

 

「あ・・・が、私がこん・・・な・・所で・・・」

 

パトリックの絶命と同時に巨大ヤフキエルが現れ、三騎士は何処へ消えていた。

 

あの時はダグラス社の社長と良好な関係でしたよ。パトリックが死んだら撤退しましたけど・・・」

 

「ええ、初期の頃はそうだったわ。でも白騎士と赤騎士はあの頃のあれで変化が起きたみたいね」

 

その頃守護者と白騎士は・・・

 

「「「はあ、はあ」」」

 

「ふふ、そろそろお姉さん達限界かな?」

 

「認めたくないけどこれ以上は・・・」

 

フォンテーヌがそう言う。

 

だがその時白騎士に連絡が来た。

 

「何赤騎士もうすぐパトリック様の欲しい物を持って帰るよ」

 

「すまん白騎士パトリック様は帝国華撃団に殺された」

 

 

「はあ――どういう事だよ」

 

あの時にグレース達出会ったから黙示録の三騎士に変化が起き始めたと考えてるわ」

 

「仮にトワの言う通り僕の力を手に入れる為のあれ自体が駄目だったと言う事ですか?」

 

「いえ私が問題視してるのはその後の事よ。あの時のタイムスリップはのどか達や貴方に直接見て欲しいと言う気持ちもあったからね」

 

「成程・・・まさかトワが問題視してるのは」

 

そして直哉が思い出す。

 

「どうしたの?直哉君」

 

「いえ何でもないですよ。のどかさん、ジェミニさん今何年ですか?」

 

「え、今年は1927年だよ。それがどうしたの君?」

 

ジェミニが直哉に聞く。

 

「ふむ、ジェミニさん信じられないかもですけど、僕達は約93年後の未来から来た可能性があります」

 

「ええ――未来からーー」

 

「はい、そうです」

 

そう言って直哉は、ポケットから携帯を出してジェミニ見せる。

 

「うわあ、何それ見た事無いよ」

 

「ええ――携帯見た事無いの?」

 

ひなたがジェミニ言って自分のを取り出す。

 

「あれそれ形が違うね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

緊急連絡の理由後編1

「成程・・・まさかトワが問題視してるのは」

 

そして直哉が思い出す。

 

「どうしたの?直哉君」

 

「いえ何でもないですよ。のどかさん、ジェミニさん今何年ですか?」

 

「え、今年は1927年だよ。それがどうしたの君?」

 

ジェミニが直哉に聞く。

 

「ふむ、ジェミニさん信じられないかもですけど、僕達は約93年後の未来から来た可能性があります」

 

「ええ――未来からーー」

 

「はい、そうです」

 

そう言って直哉は、ポケットから携帯を出してジェミニ見せる。

 

「うわあ、何それ見た事無いよ」

 

「ええ――携帯見た事無いの?」

 

ひなたがジェミニ言って自分のを取り出す。

 

「あれそれ形が違うね」

 

「僕達あの世界で黙示録の三騎士と戦ってしまったからと思ってます?」

 

直哉がトワに聞く。

 

「成る程ブレッドさんは赤騎士に部隊を壊滅される前に幻術によって戻っているわけですね」

 

「そのようですね。しかもこの幻術は何度も繰り返し見る事で対象者の命を奪う仕様みたいですね」

 

「「「ええ――」」」

 

のどか達はアスミの言葉に驚いていた。

 

「直哉君とアスミちゃん。直哉さん達を助けるにはどうしたらいいの?」

 

「単純に考えるなら幻術をかけてる者を探して止めるですけど」

 

「そう簡単にはいかないですね」

 

「僕達がが幻術にかかっていない事は、相手も知っている筈。つまりここで黙示録の三騎士の誰かが動いたら僕達が止めるでしょ」

 

 

「「「うん」」当り前だよ」

 

「だからこれは、あくまで僕の予測ですけど、黙示録の三騎士は、僕達を試している可能性があります」

 

「あくまで奇跡の少女を守るのか、それともジェミニ達を優先するのかを」

 

「そこまで予測していたか、融合世界の紫藤直哉」

 

 

!!

 

 

「お前は赤騎士どうして僕達の世界の名前を」

 

「ええ、あの時メルクの希望している事をしなければ・・・」

 

「ええ――プリキュアと飛鳥ちゃん達ーー」

 

「ジェミニさんここは私達が受け持つから貴方は早く行って」

 

「わかった」

 

そしてジェミニが最深部に向かった。

 

「やはり来てくれたなプリキュアと紫藤直哉」

 

 

「貴方は一体誰なの?この世界の人は私達の事は知らない筈」

 

「ならこの姿ならどうだ?」

 

黒騎士がそう言うと、次第に黒騎士の姿が変化し始め、白騎士の少年の姿に戻って行く。

 

「「「ああーー」」」

 

「貴方は白騎士」

 

 

「何で何で、ジェミニ達にやられた筈なのに」

 

 

「成る程、白騎士貴方は赤騎士と同じようにどういう経緯で来たのか知らないですけど、7人世界の白騎士ですね」

 

「正解だよ紫藤直哉」

 

「「「ええ――」」」

 

直哉の言葉に驚きながらグレース達は思い出す。

 

「でもトワあれは僕達が対処しなければ悪化してましたよ」

 

「そうなのよね」

 

「そうそして僕は言ったよね次はお姉さん達を必ず殺すとね」

 

そして白騎士はグレース達に襲い掛かるが・・・

 

 

「「させない」グレースさん達はメガビョーゲンを浄化してください」

 

「ありがとう飛鳥ちゃん薫ちゃん」

 

 

「邪魔をするな小娘が」

 

 

「何言ってんのあんたも変わらない子供でしょう」

 

 

薫がそう言う。

 

 

「五月蠅い!!黙れよ小娘」

 

 

 

「皆今の内にメガビョーゲンを浄化するよ」

 

「うん」

 

「ええ」

 

「はい」

 

 

そしてグレース達は3体のメガビョーゲンを浄化する準備に入った。

 

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

 

そしてキュアアースは3体の内の1体の斧型メガビョーゲンを浄化した。

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

そしてキュアグレース達が3体の斧型メガビョーゲンを浄化すると、白騎士と赤騎士がメガビョーゲンと同じように消滅しかけていた。

 

「うわあああ。僕の体が消えていくどういう事なんだ――」

 

その頃赤騎士は・・・

 

 

「うわあ私の体が何故急に消えるのだ―――私はまだーーー」

 

そう言って赤騎士は消滅した。

 

「でもこれがあったから今回に繋がっていると思うとね」

 

トワがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

緊急連絡の理由後編2

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

そしてキュアグレース達が3体の斧型メガビョーゲンを浄化すると、白騎士と赤騎士がメガビョーゲンと同じように消滅しかけていた。

 

「うわあああ。僕の体が消えていくどういう事なんだ――」

 

その頃赤騎士は・・・

 

「うわあ私の体が何故急に消えるのだ―――私はまだーーー」

 

そう言って赤騎士は消滅した。

 

「でもこれがあったから今回に繋がっていると思うとね」

 

トワがそう言う。

 

「後可能性があるとすれば・・・」

 

「「「あ、見つけた」」」」

 

のどか達となのはと紫藤直哉がそれぞれそう言った。

 

「やっぱり君達はこの時代の人間だったんだね」

 

「「「「ええ、お久しぶりです。紫藤直哉さん」」」」」

 

「今回はメルクさんの依頼でこちらに来たとの事でよろしいですか?」

 

「ああ、間違いないよ」

 

 

「ええ、僕達の世界は真宮寺直哉君がいる7人世界をアレンジした世界だと僕達の世界の管理者が教えてくれたのです」

 

「ですから7人世界との交流は出来たのですが、今回はその交流は駄目と言われたので帝国華撃団としては動く事はしません」

 

「あ、謎の怪物消滅しました」

 

「椿さん月組に花やしき遊園地の調査を依頼して下さい」

 

「了解です」

 

「あの時はメルクの依頼で彼女達に任せましたけど」

 

「ええ、それで良いわよ。ねえ直哉貴方融合世界に行きたくない?」

 

「ええ――融合世界にですか?」

 

「そうよ」

 

「それなのに僕を過去に行かせてまさかまたメガビョーゲンを見る事になるなんて思わなかったですよ」

 

「ええ、でもメガビョーゲンを見てるのはあの時間軸の直哉だけだし仕方なかったのよ」

 

「まあ行けと言われれば行きますけど、良いんですか融合世界の場合米田健二の複製人間の立場である僕が行く事で、いらぬ混乱を与えるだけではないです?」

 

「僕としてもメルクの希望で来てくれた彼女達の世界を混乱させる原因にはなりたくないですよ」

 

「ああ、それは大丈夫よ」

 

「後から融合世界の管理者に連絡しておくから」

 

「・・・それなら良いですけど融合世界にどう行けばいいのでしょう?」

 

「それはこれを使うのよ」

 

そう言ってメルクは融合世界で使われている簡易ゲートを出した。

 

「そう言う事で僕達はここに来たんだけど君達は?」

 

「私達はトワさんの依頼で」

 

「確かにそうですね。あまり2人を悪く言いたくありませんがあの時も2人は関わってますからね」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

 

「「届け!」」

 

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

 

そしてフワニータを狙う者が作り出した2体目のメガビョーゲンは、キュアグレース達によって浄化され、ほぼ同じタイミングで魔道兵器と呼ばれる機械兵器もそして量産型ヤフキエルも破壊された。

 

 

 

「さあ、お前の出した戦力は全部倒したぞ」

 

 

「ちっやるね、まあいいやプリキュアの力を見るのも目的でもあるし」

 

「今回はここまでしておいてやるよ、次はそうはいかないからな」

 

 

 

そう言って襲撃者は撤退した。

 

「そうねあの2人が来た事で黙示録の三騎士の記憶と幼馴染世界での記憶が混ざり合いそして幼馴染世界の記憶が残ってダグラス社の社長がいない方が良いと判断したのかしら?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2つの可能性

「それでは特殊遊撃部隊としてどう動けば良いですか?」

 

「そうね本当だったら・・・隼人に依頼した事をして貰う予定だったけど」

 

『ああ、ヤラネーダとウバウゾーを使って帝国華撃団の存在価値を高めるんでしたっけ?」

 

「ええ、そうよ」

 

帝国軍部では・・・

 

「ほうほうこれはいい機体だ、何より維持コストが格段に安い」

 

「ありがとうございます。これを機会に、わが社ダグラス社をよろしくお願いします」

 

「ああこちらこそだ」

 

こうして、帝国陸軍とダグラス社の軍事協力が、決定した。

 

「こちらではまだ決まってないのよ」

 

 

「それでお前はこれからどうするのだ?」

 

「私は何もしないさ今の所はな」

 

帝国軍部では・・・

 

「ほうほうこれはいい機体だ、何より維持コストが格段に安い」

 

「ありがとうございます。これを機会に、わが社ダグラス社をよろしくお願いします」

 

「ああこちらこそだ」

 

こうして、帝国陸軍とダグラス社の軍事協力が、決定した。

 

「この話を進めたが正式にヤフキエルを譲渡はしない。帝国陸軍の本気を見る為にな」

 

「そう言う事か、それでお前は俺とのコンタクト取る為に呼んだのか?」

 

「そう言う事だブルー(隼人)私に協力して貰おうか?」

 

「いいぜ社長(トワ)・・・」

 

「それで俺はまず何をすればいい?」

 

「まずお前の手駒であるあれを帝都中に出現させろ」

 

あとまわしの魔女の執事であるバトラーがヌメリーとエルダとカニを呼び新型ヤラネーダを生み出す球を3人に渡した。

 

「「「何だこれは」何何」何よこれ」

 

「これはゼンゼンヤラネーダを生み出す球です」

 

「「「ゼンゼンヤラネーダ?」」」

 

「ふん要するにヤラネーダを帝都で暴れる様に仕向ければいいんだな?」

 

「そう言う事だ」

 

どのタイプのヤラネーダが良いとかそう言うのはあるのか?」

 

「それはお前に任せる。ブルー」

 

「そうかわかった・・・」

 

「この条件のおかげでね」

 

「成程・・・でも中心世界のダグラス社の社長が本当に黙示録の三騎士の手により殺されていた場合トワの時間稼ぎをしたとしても無駄になるんですね?」

 

「ええ、それとあまり考えたくないないけどね・・・」

 

「どうしたのよ?」

 

「ああ、過去の幼馴染世界から来た2人が、どうやら僕達の後を追いかけてゼムリア大陸に来たみたいですね」

 

!!

 

「それは本当なの?」

 

「ええ、ロレント地方にいるみたいです」

 

「そうですか・・・それならまだいいですね」

 

「そうね、まだロレントは、直哉達が割と交流会等してたからね」

 

「そうだったね」

 

「そうですね」

 

「それで直哉貴方ロレントに行くのなら私達も行くわよ」

 

「・・・良いですか?皆さん」

 

「「「ええ」」ああ」

 

そして直哉とエステル質はロレントに行き、そのままエステルVSなのはの戦いが始まった。

 

「もしかしたらこのタイミングであの2人がダグラス社の社長を殺した可能性も出て来るわね」

 

「ダグラス社の社長が早く来日していてそれを2人が見つけ先走って殺したとそう言う事です?」

 

「そうよ」

 

「でも2人がそう言う事をしたのならトワとかにメルクさんから連絡来てもおかしくないのでは?」

 

そう言われたらそうね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊のこれからの行動について2

「もしかしたらこのタイミングであの2人がダグラス社の社長を殺した可能性も出て来るわね」

 

「ダグラス社の社長が早く来日していてそれを2人が見つけ先走って殺したとそう言う事です?」

 

「そうよ」

 

「でも2人がそう言う事をしたのならトワとかにメルクさんから連絡来てもおかしくないのでは?」

 

「そう言われたらそうね」

 

「とりあえず前者が原因ならそれようにヤフキエル事変を少しアレンジするようにすれば済むけど、問題は融合世界ダグラス社の社長が後者の2人によって殺されたのなら最悪メルクに確認後、事実なら、幼馴染世界の紫藤直哉を変化させてダグラス社の社長にするしかないわね」

 

「ええ――そんな事をして大丈夫なんですか?」

 

「隼人叔父さんの前世の方ですよね?」

 

「ああ、それは・・・大丈夫よ融合世界に来た2人はIF の扱いになるから隼人の存在を脅かす事はないわ」

 

「そうなんですね」

 

「僕としては黙示録の三騎士の手によって殺されたと言う事実の方が良いですね」

 

「それは私もよ」

 

「とりあえずこの件は守護者にも秘密ですか?」

 

「そうね、レイにも手伝って貰うわもし後者が原因なら監視者の不手際で殺された事になるしね」

 

「トワ特殊遊撃部隊のこれからの事についてどうしたらいいですか?建前でブルーとブンドル団の幹部が帝都にいるので、帝都にいるんですが」

 

「ああ、その問題もあったわね」

 

「とりあえず、中心世界にいてねどちらにしろ急な変更は帝国華撃団の方にも守護者にしろ与える必要もないショックを与える事になるからね」

 

「そうですね確かに、帝国華撃団の方にはここで手をひかれたら帝国華撃団が消滅するとか言いそうですし」

 

「過去の幼馴染世界の2人が原因として考えているのなら飛鳥ちゃんと薫ちゃんにも手伝ってもらうんですか?」

 

「そのつもりよ。現状使えるものは使わないといけないと思うのよ」

 

「出来る事ならイヨやヒミコにも手伝って貰いたいくらいだもの」

 

「そうなんですね。原因による対処法が違うとそう言う部分での協力要請をするんですね」

 

「そうよ」

 

「直哉君まだ通信してるの?」

 

その時のどかが通信室に来た。

 

「どうやらとりあえずここまでね」

 

「そうですね」

 

そう言い直哉がトワとの通信を切った。

 

「あ、直哉君ごめんまだしてた?」

 

「いえ、話は終わってましたよのどかさん。ただトワの愚痴を聞いてたんですよ」

 

「ああ、成程・・・」

 

「トワのストレスもかなり溜まっていましたからね」

 

「それってやっぱりあれが原因?」

 

「ええ、僕も言いたくないですが・・・」

 

「僕としては直哉さん達の認識を正したいんですよ」

 

「7人世界と幼馴染世界は介入されて助けてくれてありがとうだったかもしれませんけど、融合世界にとってはただの余計なお世話で、余計な事はしないで欲しいんですよ」

 

「成程」

 

「こちらにしてみればレイやトワにも余計な仕事が増えてる状態で僕としても今回の件でトワ達にお願いするのは心苦しいのですが、僕があの2人の行動に対する決定権はありませんから」

 

「2人は管理者同士の決め事で決まったお客さんなので」

 

「それにこれは僕の勘違いかも知れないのですが、紫藤なのはさんは何者かに操られているかもしれないので」

 

「なっ彼は僕達がトワから聞かされた可能性について知っていて黙っていたのか?」

 

「そうよ、この一件に関してでもそうだけどこちらの直哉は自分で考えて融合世界や友好世界のバランスを壊すような事態が起きない限り介入は最低限にしてるし」

 

「まあ、似たようなものね。何故なら貴方達が融合世界での生活全て中継されてたのよ」

 

「「ええーー」」

 

「特になのはの私を融合世界の人間にしてと言う言葉にショックを受けたわ」

 

「・・・ごめんなさい」

 

なのはがメルクに謝る。

 

「トワ本当にごめんなさいね」

 

「いやいや謝るんだったら特殊遊撃部隊全員に謝って欲しいわ。そこの2人がこんな事をしなければ、歓迎会を開く準備もしていたのに」

 

「「そんなーー」」

 

トワの発言に驚く2人だった。

 

「どのみち融合世界に貴方達が行くのはもう無理よ」

 

「「ええーー」」

 

「「何でですか?メルク」メルクさん」

 

2人がメルクに聞く。

 

「当たり前じゃない貴方達が融合世界と友好世界の関係を壊しかけたからよ」

 

「それは・・・メルクがやってはいけない事を事前に教えてくれないからですよ」

 

もう1人の直哉がそう言う。

 

メルクがトワに聞く。

 

「それは無いわね。他の管理者ならその世界に起きてる事を簡単に説明するけど私は、そこまでしないわ」

 

「そうよね融合世界の直哉君はうちの直哉となのはがしつこくプリキュアの事を聞いても喋るのを渋ってたし少なくとも融合世界の直哉君達にとっては過去の幼馴染世界にもちゃんと配慮してくれてたから私も楽だったわよ」

 

「「ぐっ」」

 

「本当に私が行くまで自分達の力を隠すつもりだったのだから凄いわね」

 

「とまあトワはその時に言えなかった事を言ったので」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワの苦労話とのどかの迎え

今回の回想で残酷な表現と感じる場合があるかも知れませんが7人世界の主人公にとっての必要な場面なのでご了承下さい


それは無いわね。他の管理者ならその世界に起きてる事を簡単に説明するけど私は、そこまでしないわ」

 

「そうよね融合世界の直哉君はうちの直哉となのはがしつこくプリキュアの事を聞いても喋るのを渋ってたし少なくとも融合世界の直哉君達にとっては過去の幼馴染世界にもちゃんと配慮してくれてたから私も楽だったわよ」

 

「「ぐっ」」

 

「本当に私が行くまで自分達の力を隠すつもりだったのだから凄いわね」

 

「とまあトワはその時に言えなかった事を言ったので」

 

「トワさんも最近忙しいもんね」

 

「その件が、終わったと思ったらダグラス社の件で・・・」

 

 

「こういう形で協力を要請されたのだから」

 

「それでお前はこれからどうするのだ?」

 

「私は何もしないさ今の所はな」

 

帝国軍部では・・・

 

「ほうほうこれはいい機体だ、何より維持コストが格段に安い」

 

「ありがとうございます。これを機会に、わが社ダグラス社をよろしくお願いします」

 

「ああこちらこそだ」

 

こうして、帝国陸軍とダグラス社の軍事協力が、決定した。

 

「この話を進めたが正式にヤフキエルを譲渡はしない。帝国陸軍の本気を見る為にな」

 

「そう言う事か、それでお前は俺とのコンタクト取る為に呼んだのか?」

 

「そう言う事だブルー(隼人)私に協力して貰おうか?」

 

「いいぜ社長(トワ)・・・」

 

「それで俺はまず何をすればいい?」

 

「まずお前の手駒であるあれを帝都中に出現させろ」

 

あとまわしの魔女の執事であるバトラーがヌメリーとエルダとカニを呼び新型ヤラネーダを生み出す球を3人に渡した。

 

「「「何だこれは」何何」何よこれ」

 

「これはゼンゼンヤラネーダを生み出す球です」

 

「「「ゼンゼンヤラネーダ?」」」

 

「ふん要するにヤラネーダを帝都で暴れる様に仕向ければいいんだな?」

 

「そう言う事だ」

 

どのタイプのヤラネーダが良いとかそう言うのはあるのか?」

 

「それはお前に任せる。ブルー」

 

「そうかわかった・・・」

 

「こんな事になったりしたしね」

 

「その辺は仕方ないですね」

 

「真宮寺直哉君の裏の人格裏直哉が来てその為融合世界を封印したりしたので恐らくその影響も受けていると思います」

 

 

「でも彼の両親は霊力とかの存在を知らなくて結果的に真宮寺直哉君の力が暴走し、大勢の人を殺してしまってる以上そう言われても仕方ないかもしれないわ」

 

「うんそうだね。真宮寺直哉君の視点から見れば訳のわからないまま捨てられた形になるけど、両親視点から見るとこれも親の愛なのかもしれないね」

 

「成程捨てると言うのは真宮寺直哉を山に逃がしたとも言えますね」

 

「私も話を聞いた時驚いたけど、昔では当たり前だったのかな?」

 

「それはわかりませんが、自分も太正生まれと思っていたら生まれた世界自体が違った事には驚きましたけど・・・」

 

「まあ、真宮寺直哉君は自分を守る為に裏直哉君を生み出しただからこそ・・・」

 

 

「よう、漸く会えたな、兄さん」

 

「ほうお前は、珍しいな、俺の分身体になり切れなかった、闇の一部よ、直哉に憑依していたか」

 

「兄さん直哉は、やらせない」

 

「ふっ貴様如きが俺に勝てると思うなよ」

 

行くぞ桜花!!」

 

「はいお父さん」

 

「さくら姉さん俺達も行こう」

 

「ええ」

 

そして改めて、宿命の兄弟対決が再開された。

 

「ほらほら、どうした、直哉よ先ほどまでの勢いは?」

 

 

「グッ強いだけどこれぐらいで、弱音を吐いてちゃ、意味がねえ」

 

「そうよ。直哉君私たちは、3人でこれまでのピンチを切り抜けて来たんだから」

 

「さくら姉さん」

 

(そうだよもう一人の僕)

 

「直哉・・・」

 

「わかったぜ相棒」

 

「フンそんな、トラウマ如き出、精神崩壊を起こす宿主を選ぶとはな」

 

「なあ、桜花?」

 

「そうですね、あなたがお父さんの一部と認めません。死になさい。破邪剣征・桜花放神」

 

双武弐式に乗る桜花は桜花放神を放つ。

 

「あの戦いの時にそう言う動きがあったそうですよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

魔城江戸城でのそれぞれの記録

こちらでも掲載してたサクラ大戦7人目の隊員のキャラがその時の設定で再び出てきますので宜しくお願い致します



「そうだったんだでも直哉君。ワイズマンが介入した事でかなり変わったけど?」

 

「そうですね、僕達の関わったのでは・・・」

 

 

「え、私が・・・」

 

飛鳥が直哉の言葉に驚いていた。

 

 

「ええ、そうですよ。現状の守護者達の中で米田健二の事に詳しいのは飛鳥ちゃんだけだしね」

 

 

「それに響さんだけだと高い確率でワイズマンには勝てないだろうし」

 

 

!!

 

「直哉君酷いよそれ」

 

「じゃあ響さん考えながら攻撃をできます?」

 

 

「うーん無理だよ」

 

 

「と言うことですので、飛鳥ちゃん響さんをよろしく」

 

「わかりました」

 

その頃江戸城の天守閣では・・・」

 

「ワイズマンと言ったなお前の目的は何だ?」

 

「何、君の邪魔をする気はないよ。米田健二」

 

 

「こいつ俺の事を知っているのか?」

 

 

「私がここに来たのは、米田健二そして真宮寺直哉とついでにそこにいる紫藤直哉と共闘で私の準備した降魔と戦って貰いたいのだよ」

 

 

「何だと!!」

 

 

「何故俺達がそんなことをしなければならないんだ?」

 

 

「ふむ理由がいるのか」

 

「米田健二今のお前の力ではお前の目的は絶対にかなう事はない」

 

 

「だが私の実験に付き合えばお前に新たな力の切っ掛けを与えてやるがどうする?

 

「お父さんこの男は危険です」

 

 

「・・・」

 

「決め切らないようだな。ならば私が君に見せようではないか、出でよ巨大ノイズ達」

 

ワイズマンがそういい、ソロモンの笛を使うと巨大ノイズが、15体出てきた。

 

!!

 

ワイズマンが自分の知らない存在を召喚したことに驚く健二だった。

 

「こういう形で変化をし、響さんと飛鳥ちゃん達に任せるしかなかったですね」

 

「確かにそうだったね。直哉君」

 

「ええ、ですが本来は・・・」

 

「そんなの避けれるぜ」

 

「直哉がそう言って避けた直後・・・「破邪剣征・桜花爛漫」

 

桜花が連続で桜花爛漫を放った。

 

 

「うわあああ」

 

「きゃあああ」

 

 

真双焔武は攻撃に耐えられず吹き飛ばされた。

 

「どうした?この程度の実力で、俺と桜花を倒すだと、よく言えたものだな」

 

「ぐわあ」

 

双武弐式は、直哉の乗っている箇所だけを狙い、打撃攻撃を加える。

 

 

「ぎゃあああ」

 

次々と、打撃攻撃を受け、ついに直哉は、両手両足を動かせなくなっていた。

 

 

「さあこれで、最後だ。心静かに死ね、真宮寺姉弟よ」

 

 

双武弐式の刃が、動けない真双焔武に、襲い掛かる。

 

「だめえーーーーー」

 

さくらの叫びが奇跡を起こした。

 

各階に残った、二つの帝国華撃団全員が天守閣に集結したのだった。

 

「なっばかな!!こんな事起こせるはずない」

 

「一体何をした?真宮寺さくらーーーーーーーー」

 

「俺たちが連れて来たのさ、護法リングの力でな」

 

「何者だ?」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

「何だと!!鬼神なんてこの世界にいるはずが・・・」

 

「お前には関係ねえ、くらえヴァジュラー」

 

「ぐわあああ。おのれーー」

 

「いまだ全員の最強技で倒せーーーー直哉さくら」

 

「「「「「「「了解」」」」」」」

 

「馬鹿な、こんな事があってたまるか」

 

「貴方達の時間は、終わったんです。ゆっくり寝てください」

 

「こういう流れだとレイさんが言ってましたね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について13 紫藤家にて前編

「それで直哉君私達の行動については当初の予定のままで良いの?」

 

3組のプリキュアを代表してちゆが直哉に確認する。

 

「ええ、そう言う考えで良いですよ。ただブルーの元にブンドル団の幹部nジェントルーさんがいるのは誤算ですが・・・ジェントルーさんがブルーの元にいると言う事は3組のプリキュアの敵だった。メガビョーゲン、ヤラネーダ、ウバウゾーを同時に出現させる事で広範囲に動く事も可能だと言う事です」

 

「「「「確かに」」」確かにね」

 

「私とゆいはブルーを映像でしか見てないけどキュアグレース達の敵の尖兵のメガビョーゲンとキュアサマー達の敵の尖兵のヤラネーダを使えるのは脅威だわ」

 

「私もそう思ったよ。それとデリシャスフィールドがない戦いばっかりだったし」

 

ローズマリーとゆいがそれぞれ言う。「それを言うなら私達もあのフィールドが欲しいよ」

 

まなつがそう言う。

 

「そうねあのフィールドを使えたら街への被害も抑えることが出来るわね」

 

「それもあるが正体ばれの心配もしなくていいしな」

 

ローラと飛鳥が言う」

 

「確かにそうですね。ですがのどかさん達やローラさん達にそう言う能力がないのは、メガビョーゲンは地球を蝕む事が目的ですよね?そしてヤラネーダは人間のやる気を奪う事を目的にしている以上、デリシャスフィールドみたいな異空間で戦う意味がありませんよね」

 

「「「「「「「「「確かに」」」」」」」」」

 

直哉の説明を聞いた全員が納得する。

 

「では直哉特殊遊撃部隊は、このまま帝都に残りブルーが送って来るメガビョーゲンヤラネーダ等を、大神さん抜きの帝国華撃団と協力していくと言う事で良いんですね?」

 

アスミが直哉に聞く。

 

「そうですね。大まかな流れとしては、ただヤフキエル事変が起きれば特殊遊撃部隊としての仕事は終わりですね」

 

「やっぱりそうなるんだね」

 

「「ええーー」何でよ」

 

「敵がいるのに戦わないんですか」

 

「ええ、基本ヤフキエル事変の敵とは戦いませんよ。まなつさんとローラさん」

 

「その理由はまなつさんとローラさんは経験している筈ですよ」

 

直哉にそう言われまなつ達は思い出していた。

 

「ふう、ただいま皆」

 

「「「相変わらずガングニール・シャドーは、規格外だな」」」

 

翼と奏とクリスがしみじみに言う。

 

 

 

「うわあ、響さん凄い早いし強いですね」

 

サマーが言う。

 

「ありがとうサマー」

 

「しかし響さん。私達は本当にヤラネーダやノイズが出るまで、帝国華撃団の前に出なくていいんですか?」

 

キュアフラミンゴが響に聞く。

 

「うん、それでいいよあくまでも帝国華撃団がメインでないと困るからね」

 

「あ、響さん帝国華撃団の人達が先に進みだしました」

 

「ありがとうコーラル、それじゃ私達も行こうか」

 

そして響達も動き出した。

 

 

「ねえ、皆」

 

「「「どうしたの?」」何だ?」

 

「改めて直哉さん達は凄いね、ここは融合世界だけど特殊遊撃部隊が目立っても良い筈なのに帝国華撃団がこの事件を解決できるように動いてるのは」

 

「そうだね」

 

「そうね、特に私達の世界の時が大変だったと思う。直哉さんにとっては」

 

「そうね、それで私達に新生帝国華撃団のメンバーを預からせてなるべくその世界に悪影響が出ないようにしてたわね」

 

「まあ、直哉さんの体調面でそうせざるえなかったのもあったが」

 

「プリキュアの皆話はそこまでだよ」

 

「あ、そう言えば響さんが言ってたような気が・・・」

 

「そうですヤフキエル事変は帝国華撃団にとっても必要な戦いなので、トワさんやレイさんからも介入は控えるようにと言われているんですよ」

 

「「「「「成程」」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について13 紫藤家にて中編

「ねえ、皆」

 

「「「どうしたの?」」何だ?」

 

「改めて直哉さん達は凄いね、ここは融合世界だけど特殊遊撃部隊が目立っても良い筈なのに帝国華撃団がこの事件を解決できるように動いてるのは」

 

「そうだね」

 

「そうね、特に私達の世界の時が大変だったと思う。直哉さんにとっては」

 

「そうね、それで私達に新生帝国華撃団のメンバーを預からせてなるべくその世界に悪影響が出ないようにしてたわね」

 

「まあ、直哉さんの体調面でそうせざるえなかったのもあったが」

 

「プリキュアの皆話はそこまでだよ」

 

「あ、そう言えば響さんが言ってたような気が・・・」

 

「そうですヤフキエル事変は帝国華撃団にとっても必要な戦いなので、トワさんやレイさんからも介入は控えるようにと言われているんですよ」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「直哉さん良いかしら」

 

「何ですかローズマリーさん」

 

「貴方の言い方だとヤフキエル事変でどんな事が起きるか知ってるの?」

 

「ええ、知ってますよ。僕とのどかさん達4人は・・・知ってると言うか見てましたから過去の世界で」

 

「そう言う事ね・・・」

 

「ええ――ずるいよ」

 

「私も見たいです」

 

「まなつちゃんそんな無茶は駄目だよ」

 

「そうだぞまなつ過去の世界の映像があるわけ・・・」

 

「「「あはは、あるけど見る?」」」

 

!!

 

「「「「あるんですか?」」」」

 

「みたいみたい」

 

そしてヤフキエル事変の鑑賞会が始まった。

「早く出て来い、真宮寺姉弟」

 

「慌てるなよパトリック・ハミルトン」

 

「「お姉ちゃん行こう、ええ、直哉君、二人は・・・さくらいろ」」

 

!!

 

二人の全体必殺技が4人を襲う。

 

「惜しかったね、僕たちの虚を突いたつもりだろうけど、僕達にそう言うのは聞かないよ」

 

白騎士がそう言うが、白騎士たちは視界が晴れた時その事実に驚愕したのだった。

 

「帝国華撃団参上!!」

 

「馬鹿な!!我等の主ブレント様の策で分断されたはず何故全員揃っているんですか?」

 

「さあな、何故だろうな、だがこれで、前力でお前にやられた借りを返せるよ」

 

「行くわよ直哉君」

 

「うんお姉ちゃん覚悟しろ、パトリック、そして黙示録の三騎士」

 

「「「舐めるな、小僧がああ」」」

 

そして、戦いが始まった。

 

 

「へえー貴方がパトリックさんですか?貴女の守護者である3人は真双焔武に夢中のようですから、貴方の動きを、封じますね」

 

「な、何をする気ですか?」

 

「さくらちゃんお願い」

 

「うん」

 

桜武の一振りが、パトリックの両足の骨を砕いた。

 

「ぎゃあああああ。痛い、痛い痛い」

 

!!

 

「パトリック様」

 

パトリックの悲鳴を聞きつけ、赤騎士が、桜武と対峙した。

 

「貴様許さんぞ!!よくもパトリック様を」

 

「今ですマリアさん」

 

「了解」

 

マリアの神武からはなたれた銃弾がパトリックの心臓を貫いた。

 

「あ・・・が、私がこん・・・な・・所で・・・」

 

パトリックの絶命と同時に巨大ヤフキエルが現れ、三騎士は何処へ消えていた。

 

映像停止・・・

 

「これが過去の世界の2人の直哉さんサイドの映像です」

 

そう言って直哉はもう1つの映像を再生した。

 

「まさか、貴方が、今回の黒幕とはな、ダグラス社社長のブレント・ファーロング」

 

「フフ、その通りです。今回の騒乱は、私が、陸軍を動かしましたよ。米田一基」

 

「お前さんの目的は何だ?」

 

「只私は、嫌いなのだよ、帝都を偽善のまま守る彼女達帝国華撃団がね」

 

「何だと!!」

 

「まあ帝国華撃団が大事なお二人さんに良いもの見せましょう」

 

ブレント・ファーロングがそう言うと、巨大なスクリーンが現れ、帝都各地で戦う花組とヤフキエルとの戦いが写った。

 

 

「「こ、これは」」

 

「そうです今帝と各地では、ヤフキエルの戦闘デモンストレーションを行っています」

 

「相手は、帝国華撃団にして貰ってますが、おかしいですね、帝国華撃団最強の機体真双焔武が見えないですね」

 

ブレント・ファーロングは、そう言うが、米田は動揺は無かった。

 

「お前さんの目は節穴か、真双焔武なら、お前さんの配下である黙示録の三騎士と戦っているぞ」

 

「馬鹿な!!私の陽動に乗らなかっただと」

 

「だが、1対4で勝てるかな?」

 

「ついでに言うが7対4だぞブレント・ファーロング」

 

「なっ馬鹿な、帝国華撃団は陽動で、各地で戦っているはずだ」

 

「ああ、お前の策は成功したよ、だがなそれは、あくまでこちらの世界のだがな」

 

「どういう意味だ米田」

 

「お前さんは、俺と直哉の罠に嵌まったのさ」

 

「・・・」

 

「今真双焔武と、戦っている帝国華撃団はな、お前さんの計画を潰す為の俺たちの切り札なのさ、ブレント・ファーロング覚悟するんだな」

 

「おのれえええ許さんぞ、米田一基」

 

映像停止・・・

 

「この米田さんと話していた男性がヤフキエル事変の黒幕社長です」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について13 紫藤家にて後編

「だが、1対4で勝てるかな?」

 

「ついでに言うが7対4だぞブレント・ファーロング」

 

「なっ馬鹿な、帝国華撃団は陽動で、各地で戦っているはずだ」

 

「ああ、お前の策は成功したよ、だがなそれは、あくまでこちらの世界のだがな」

 

「どういう意味だ米田」

 

「お前さんは、俺と直哉の罠に嵌まったのさ」

 

「・・・」

 

「今真双焔武と、戦っている帝国華撃団はな、お前さんの計画を潰す為の俺たちの切り札なのさ、ブレント・ファーロング覚悟するんだな」

 

「おのれえええ許さんぞ、米田一基」

 

映像停止・・・

 

「この米田さんと話していた男性がヤフキエル事変の黒幕社長です」

 

「「「「「「「ええーー」」」」」」」」

 

のどか達以外の全員が驚く。

 

「あの人が・・・人は見かけによらないって本当なんだ」

 

みのりが呟く。

 

「そうですね。実際にそう言う話をしなければ好青年の社長のように見れますからね」

 

「そうね私もああいうタイプ好きよ」

 

「マリちゃん?」

 

「でも皆が驚くのはわかるかな?実際見た私達でも驚いたし」

 

「のどか」

 

「のどかっち」

 

「それでヤフキエル事変のその後はどうなったのよ?」

 

ローラが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・」

 

そして直哉は映像を再び再生した。

 

「何故こんなに早く来れる?真宮寺姉弟」

 

「お前、米田長官から聞いたんだろ?」

 

「何?あの話は本当なのか?」

 

「ああ、そうだ俺たちは、並行世界からお前のくだらない野望を砕く為に、来てもらった」

 

「初めまして、ブレント・ファーロング、私は並行世界から来た、紫藤直哉と言います」

 

「何!!紫藤だと、卓と桜花の関係者なのか?」

 

「何故、お前が父さんと母さんの事を知っている?」

 

「ははは、これは傑作だ、あの二人が並行世界の住人とはな、そうだ良い事を、教えてやろう、お前の両親を殺したのは、この私だ」

 

!!

 

「なっ何だと」

 

「お前の両親は、我々の実験中に現れ、最初は、協力的だったが、二人は、我々を裏切った、その為殺したのだが、翌日には、二人に関連する物は全てこの世界から消えていた」

 

「そうかあの二人は、平行世界で死体で発見されたか、私も見たかったぞあの二人の死体をな」

 

「ブレント・ファーロング貴方が僕の両親を殺したのなら、何を使い殺しました?」

 

「それは勿論拳銃だ!!」

 

「成る程・・・直哉君こいつに聞く事は無くなりました」

 

「ブレント・ファーロングお前は、僕の両親を殺したと錯覚させられている」

 

「何だと!!」

 

「ついでにお前は、生きてはいけない人だ」

 

「何を言う、小僧が」

 

そして、戦いが始まった。

 

「おお――こういう形で最終決戦を迎えるんですね」

 

「まなつちゃん興奮したら危ないよ」

 

「さんごも応援しよう」

 

「あはは、まなつちゃん響さんみたいだね」

 

「そうね」

 

ひなたの言葉にちゆがそう答える。

 

「さくらちゃん大丈夫?」

 

「ええ、何とか」

 

「直哉君そっちはどう」

 

直哉は真双焔武に通信を送るが、答えが返ってこなかった。

 

「まさか・・・」

 

真双焔武の二人は気絶していた。そして、巨大ヤフキエルは、真双焔武を鷲掴みし握り潰そうとした。

 

「拙い、さくらちゃん二人を助けるよ」

 

「うん」

 

「「破邪剣征・桜花放神」」

 

桜花放心を放つが、桜武に乗る二人も消耗しすぎて、本来より弱い威力になり、ヤフキエルには聞かなかった。

 

そして、誰もが諦めかけた時、あの男が光武F2に乗って帝都に帰ってきた。

 

「直哉君、さくら君今助けるぞ」

 

光武F2は巨大ヤフキエルに、囚われている真双焔武を助ける為に行動を開始した。

 

「大神さん僕達も手伝います」

 

「君達は?」

 

「僕達の事は、千明さんや前鬼君から聞いてませんか?」

 

「ああ、思い出した、君達が並行世界のもう一つの帝国華撃団の方達ですね」

 

 

「ああ、わかった二つの帝国華撃団の指揮は、俺に任せろ」

 

ついに後にヤフキエル事変と言われるようになる事件の最終決戦が始まる。

 

「グルウオオ」

 

もはや巨大ヤフキエルに取り込まれたブレントには、自我は殆ど残っていなかった。

 

「さくら君、直哉君無事か?」

 

「「あ、大神さん」」

 

「二人共無事かい?」

 

「「大丈夫です」」

 

「なら俺たちで、決めるぞ!!」

 

「「はい」」

 

「狼虎滅却・古今無双」

 

「「破邪剣征・桜花爛漫」」

 

「グルギャアア」

 

大神と、真宮寺姉弟の必殺技をうけ、巨大ヤフキエルは、消滅した。

 

「「「「「「「おおーーやったーーー」」」」」」」

 

そして直哉が映像を止めた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

プリキュア達に今後の事を終えた夜

太正15年11月上旬鶯谷紫藤家の玄関先にて・・・

 

「さてと行きますか」

 

「響さんとエステルさんにはレイさんの方から僕の行動と特殊遊撃部隊の行動について連絡が言ってる筈だからいいか」

 

そう言って直哉が玄関を出るとそこには・・・」

 

「お待たせしました。グレ響さん」

 

「ああ、構わない急にこちらに来た奴等が直哉と私を呼んだのが悪いからな」

 

そう言って直哉とグレ響は目的の地点に向かった。

 

帝都郊外・・・

 

「こんな所に私達を呼ぶなんてどういうつもり?」

 

「それも私に直哉を迎えに行かせるなんて」

 

「直哉の協力が欲しいのなら自分で行けよ」

 

グレ響がそう言うと天羽奏と風鳴弦十郎が姿を見せた。

 

「うわあ、直哉久しぶりだな――」

 

「え、貴女はまさかあの時の奏さんですか?」

 

「恐らく貴女は貴女が死んだと思った時にこちらの融合世界に転移をしてきたのでしょうねあの存在と共に」

 

直哉にそう言われ奏は窓を見るとそこにはノイズの集団がいた。

 

!!

 

「ノイズだとこの世界にノイズがいるのか?」

 

「いえこちらの中心世界にはいませんが、融合世界としてはノイズが存在する世界はありますが.今回のノイズは天羽奏さんと共に転移してきたのでしょうね」

 

 

「それじゃあなおのこと私が戦わないと」

 

 

「その心配はありませんよ」

 

!!

 

「シンフォギアを纏う者が二人もいるのか?」

 

「ええ.そうです中心世界には融合世界を守る為の組織の本部が売るのでノイズだろうがそれぞれの敵だろうが対応は出来ますから」

 

 

「そうなのか)

 

「ええそうです。貴女自分の助かった命を大切にしてくださいね」

 

「・・・わかったよ」

 

直哉が奏に確認する。

 

「ああ、そうだぜ直哉」

 

「嫌ーーネフィリム怖いーー」

 

 

「響さん落ち着いてくださいまだ敵もいるし」

 

「おいおい大丈夫なのかフォンテーヌ」

 

「響さんは仕方ないペン響さんあのネフィリムに体の一部を食べられたらしいペン」

 

「うへえ体の一部を、完全聖遺物に食われたのかよ。私だったらもうシンフォギアを纏えなくなってるよそんな事になっていたら」

 

「遅くなってごめんフォンテーヌ」

 

そしてプリキュアとシンフォギア奏者が全員集合したのだった。

 

「直哉君どうする?」

 

「そうですね。スパークルと太陽の響さんは残っている狼型のメガビョーゲンを浄化してください。あれをネフィリムに食べられてまたメガネフィリムに進化されたら面倒な事になりますから」

 

「「了解」」

 

「他のメンバーで響さんとスパークルさんがメガビョーゲンを浄化するまでネフィリムの足止めをしてください」

 

 

「「「「「了解」」」」」

 

そしてプリキュアとシンフォギア奏者は行動を開始した。

 

「そしてあの戦いで協力した奏様だぜ」

 

「おいこんな子供が俺達の希望なのか?奏」

 

「ああ、そうだぜ弦十郎の旦那」

 

「え、希望僕達がですか?」

 

「ああ、直哉私達に力を貸してほしい」

 

「私達の世界はアルカノイズと錬金術師達と戦ってたんだが突如ワイズマンと名乗る男と夜叉と名乗る女が錬金術師と共闘を初めてな」

 

「何ですって、ワイズマンが・・・」

 

直哉とグレ響は奏の言葉に驚いた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

奏から聞かされた事実

 

「おいこんな子供が俺達の希望なのか?奏」

 

「ああ、そうだぜ弦十郎の旦那」

 

「え、希望僕達がですか?」

 

「ああ、直哉私達に力を貸してほしい」

 

「私達の世界はアルカノイズと錬金術師達と戦ってたんだが突如ワイズマンと名乗る男と夜叉と名乗る女が錬金術師と共闘を初めてな」

 

「何ですって、ワイズマンが・・・」

 

直哉とグレ響は奏の言葉に驚いた。

 

「ちょっと待って下さい奏さん。今僕達別の任務をしていて僕自身はこの世界から離れられないんですよ」

 

「そこを何とか頼むよ」

 

その時直哉と奏の間にグレ響が割り込んだ。

 

「そこまでにして貰うよ奏」

 

「何だよ響お前もちゃんと協力してくれれば・・・」

 

「陽だまりのいない世界なんて私は認めないし、お前達は何もしなかった」

 

「響君・・・」

 

「確かに結果だけを見れば響君の言う通り我々の手違いで未来君を殺したと言われても仕方がない。事実だからな」

 

「だが、友達や仲間を失ったのは君だけではない。我々も翼を失ったのだから」

 

「そんなの関係ない私には」

 

「成程グレ響さんの世界はグレ響要素と片翼が入れ替わった世界なのか・・・」

 

「そう言う事なら3種のシンフォギア世界が融合世界に接触した事になるな。まず融合世界の内部にある世界と・・・」

 

「あははすみません了子さん。私のシンフォギアと定期検診までしていただいて」

 

「いえいえ響ちゃんは気にしなくていいわよ。ただ貴女達の世界の事を少し教えてくれないかしら?もしかすると貴女達の世界と私達の世界が繋がったままなのかその辺がわかるかもだから」

 

「そうですね恐らくこちらの世界はギャランホルンが繋げたと思っているですよね」

 

「ええそうよ。響ちゃん」

 

「恐らくこちらの世界の神がギャランホルンを通して私のサポートとして繋げた可能性が高いです」

 

「成る程、そういう可能性もあるのね」

 

「そちらの了子さんはフィーネの意識はあるんですか?」

 

「ああ、一応あるが月を穿つ準備中にばれてな」

 

「そうなんですね、さしあたりそちらの問題は私ですかね?」

 

「ああ、こちらの君は一匹狼のようだよ」

 

「僕はてっきり融合世界の響さんをサポートしてくれた世界の住人と思ってたけどなあ」

 

直哉は思い出していた。

 

「どうして連絡が繋がらない響さんに・・・もしや」

 

そう言って直哉は時間を見ると、時計は午後13時を指していた。

 

「ああーしまった。まだ響さんのお昼寝タイムの時間だったーー」

 

「あんですってーー何より響肝心なときにこれないの?」

 

「小型ノイズはなんとか出来るけど幻獣もいる状況では厳しいよ」

 

「直哉さん私達もぞろぞろ限界です」

 

「仕方がないですねノイズは放置で・・・」

 

「その心配は無用」

 

「ノイズ達は私が殺す」

 

「え、翼さん・・・それに響さんですか?」

 

「ああ、この響はグレ響だかな」

 

「翼後で覚えていろ」

 

「おお、恐い恐い」

 

「一緒に来てたからなあ。てっきりそう思ってた」

 

「今の内に融合世界に来ているトワに事情を説明しよう」

 

そう言って直哉はグレ響達と離れ、トワに緊急連絡として連絡を取った。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉とトワの緊急連絡と結論前編

「え、希望僕達がですか?」

 

「ああ、直哉私達に力を貸してほしい」

 

「私達の世界はアルカノイズと錬金術師達と戦ってたんだが突如ワイズマンと名乗る男と夜叉と名乗る女が錬金術師と共闘を初めてな」

 

「何ですって、ワイズマンが・・・」

 

直哉とグレ響は奏の言葉に驚いた。

 

「ちょっと待って下さい奏さん。今僕達別の任務をしていて僕自身はこの世界から離れられないんですよ」

 

「そこを何とか頼むよ」

 

その時直哉と奏の間にグレ響が割り込んだ。

 

「そこまでにして貰うよ奏」

 

「何だよ響お前もちゃんと協力してくれれば・・・」

 

「陽だまりのいない世界なんて私は認めないし、お前達は何もしなかった」

 

「響君・・・」

 

「確かに結果だけを見れば響君の言う通り我々の手違いで未来君を殺したと言われても仕方がない。事実だからな」

 

「だが、友達や仲間を失ったのは君だけではない。我々も翼を失ったのだから」

 

「そんなの関係ない私には」

 

「その流れの話し合いが続いていて今の内にトワに連絡したんです」

 

「成程ね、直哉的には受けたくないのね?」

 

「ええ、正直に言えば・・・無事にヤフキエル事変が起きるまでの流れになるまでは、余計な事はしたくないですね」

 

「ならしなくて良いわよ」

 

「え、でも・・・」

 

「心配なら夜叉がいるならレイに頼んで新生帝国華撃団とこちらの響をそちらに行かせたら?」

 

「どうせワイズマンの事だから・・・」

 

 

「ちなみにその研究者は、アルバと名乗りませんでしたか?」

 

「何故響君が、その研究者の名前を?」

 

「やはりそうでしたか、ワイズマン自身の世界でも偽名でアルバと名乗っていたと特殊遊撃部隊の仲間がそう言っていたので」

 

「成程な」

 

「亜種型メガビョーゲンが出てからのアルバと名乗る研究者と防衛大臣の足取りはわかってますか?」

 

 

「あおい、どうだ?」

 

「司令大変です。亜種型メガビョーゲンが出現した時を境に2人が消えました」

 

「何だと!!」

 

あおいの報告に驚く弦十郎だった。

 

「恐らくと思いますけど・・・」

 

 

「やれやれ私は、グワイワルを連れて帰りたいだけなんだかな」

 

「仕方ない出てこい夜叉」

 

 

!!

 

 

「お呼びでしょうかマスター」

 

 

ワイズマンの体内から夜叉が出て来た。

 

 

「げ、何なんだあいつは」

 

 

「まあワイズマンもグレースと同じ事が出来たんですね」

 

 

「「ちょっアースあれは違うからね」そうですよ。僕とグレースさんはあんな主従関係じゃないですよ」

 

 

「フフ、わかってますよ」

 

 

「すまないが、夜叉プリキュア達の相手を頼むぞ」

 

 

「はっお任せくださいマスター」

 

 

そしてワイズマンはその場から消えた。

 

「この騒動中にワイズマンはこの世界でフィーネが作り出した亜種型メガビョーゲンの記録を見つけ、私達特殊遊撃部隊を足止めをする事が彼の目的かも知れません」

 

「本人は研究を中心にしてるわよ。そして錬金術師達には夜叉と降魔に任せてると思うから」

 

「確かにその可能性はありそうですね」

 

「でしょう。そして本来ならエステルと新生帝国華撃団を派遣する形で良いと思うけどグレ響があれだから、こちらの響と新生帝国華撃団に向こうのシンフォギア世界に行ってもらうのはどう?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉とトワの緊急連絡と結論後編1 立花響について

 

「この騒動中にワイズマンはこの世界でフィーネが作り出した亜種型メガビョーゲンの記録を見つけ、私達特殊遊撃部隊を足止めをする事が彼の目的かも知れません」

 

「本人は研究を中心にしてるわよ。そして錬金術師達には夜叉と降魔に任せてると思うから」

 

「確かにその可能性はありそうですね」

 

「でしょう。そして本来ならエステルと新生帝国華撃団を派遣する形で良いと思うけどグレ響があれだから、こちらの響と新生帝国華撃団に向こうのシンフォギア世界に行ってもらうのはどう?」

 

「確かにヤフキエル事変関連のイベントを優先的に考えると、そう言うチーム分けの方が良いように思えますけど・・・」

 

「やはり気になる?」

 

「それはそうですね今まで守護者だけを別世界に送り込む形はなかったからですね」

 

「そう言えばそうだったわね。例外として響も別世界の住人なんだけど本来の融合世界にいる筈だった、立花響がいないから代役でやってるんだけど、もはや代役じゃないよてぐらいに馴染んでいるしね」

 

「そうですね」

 

 

「翼お前も自己紹介しようぜ。同じシンフォギア奏者で私達の後輩なのだから」

 

 

「ちょっ奏やめてよ。私はまだ認めてないんだから」

 

「ああ、成程こちらの風鳴翼さんには、私の説明がされてないんですね」

 

 

「ああ、すまない響君翼は、君達が私達の世界を救ってくれた後に目覚めて、まだ紫藤直哉君や、響君について話せていないんだ」

 

 

「わかりました。風鳴翼さん私は、この世界の人間ではありません。簡単に言えば、並行世界の人間です」

 

!!

 

「私の世界では、2年前にコンサート事件により天羽奏さんのギアの欠片が心臓に刺さり、私はガングニールを纏う事になりました。ですが、私は生存者狩りにあい、そこで、弦十郎さんも言っていた。紫藤直哉さんに会い、私は死ぬ事をやめる事になりました」

 

 

「本来なら生存者を助けるように動いてもいい筈の貴女達は全く動いてくれませんでしたが」

 

!!

 

「そんな叔父様が」

 

「元の世界の事なんで気にしないで下さいね翼さん」

 

「あの頃はそう言ってましたけど・・・」

 

「行くよコーラル」

 

「うんサマー」

 

「ハートルージュロッド!」

 

「プリキュア!おてんとサマーストライク!」

 

「ハートルージュロッド!」

 

 

「プリキュア!もこもこコーラルディフュージョン!」

 

 

「今だよパパイヤ、フラメンゴ」

 

「ハートルージュロッド!」

 

 

「プリキュア !ぱんぱかパパイアショット!」

 

「ハートルージュロッド!」

 

 

「プリキュア!ぶっとびフラミンゴスマッシュ!」

 

「今だよクリスちゃん合わせて」

 

「おう」

 

プリキュアの浄化技に合わせるように響とクリスがノイズヤラネーダにシンフォギアの力を同時に当て、ノイズヤラネーダを浄化していく。

 

「「「「やった、直哉さんの言う通り左側にヤラネーダの力の源があった――」」」」

 

「おいおいまじで私のシンフォギアの力で倒せたぞ。ノイズヤラネーダを」

 

「正確には、ノイズヤラネーダのノイズの力を使われないように同時に攻撃しただけどね」

 

「身も蓋もない言い方はやめろよ響」

 

「あはは、ごめんクリスちゃん」

 

「でもこの頃の響さんは、自分が代役と言うのを忘れて交流をしてるように見えますね」

 

「確かにそう見えるわね・・・」

 

トワがそう言う。

 

「まあ、それが本人にとって良ければ良いのですけど」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉とトワの緊急連絡と結論後編2

「さて響の事は置いておいて」

 

「本人は研究を中心にしてるわよ。そして錬金術師達には夜叉と降魔に任せてると思うから」

 

「確かにその可能性はありそうですね」

 

「でしょう。そして本来ならエステルと新生帝国華撃団を派遣する形で良いと思うけどグレ響があれだから、こちらの響と新生帝国華撃団に向こうのシンフォギア世界に行ってもらうのはどう?」

 

「現状の向こうからの緊急依頼をトワの案で対応したとしてもその後面倒な事になりませんか?」

 

「ああ、そうだだが、俺達のように彼等の事情を知らない連中は、異世界の戦争に巻き込んだ国が一番わるい、そんな国は滅べなんて言われてるがな」

 

「まあ、シンフォギアに関しては秘密に出来てるがな、彼等の存在が世界の目を逸らしてくれる形となっているな」

 

「何なんだよ、それ響や直哉達が悪者じゃねえか」

 

「そうです。伯父様彼等は私達の代わりに世界の為に戦ってくれた恩人ですよ」

 

「それはわかっているが、政府からの通達でな彼等が再び来たら捕獲しろダそうだ」

 

!!

 

「まじかよ」

 

「ああ、防衛大臣からの通達だ」

 

「取り消しは出来ねえのか?」

 

「無理だ防衛大臣や政府が変わらなければ」

 

「ああ、それは・・・大丈夫よ本当に向こうでそう言う事があれば見限ればいいんだから」

 

「見限る・・・つまり見捨てると言う事ですか」

 

「そうよ直哉。貴方だって全ての世界が主人公が勝つ世界とは限らないでしょう?」

 

「それはそうですけど・・・」

 

「直哉の話を聞いて私はあの2人を思い出すわ」

 

「なのはさん貴女は幼馴染世界にやって来てくれた時空管理局の人達に向かって私は、紫藤直哉の妹として生きる事を選択したんですよね」

 

「それは・・・」

 

「なのはさん貴女紫藤直哉の妹として生きる事が辛くなったんですか?」

 

「そうだとしても貴女はその選択をしたので、その責任は果たすべきですよ」

 

「・・・」

 

「確かに融合世界の場合は一時保護として来訪者に管理者のトワさんやレイさんに預かって貰えますが、なのはさんが幼馴染世界に転移した時はその制度がなかったんですよね?」

 

「うん」

 

「だから貴女は融合世界で生活をしている自分が羨ましいのですね」

 

「正直に言えば羨ましいよ。だって貴方達が本当に最低限の干渉で終わらせたよね?ジェミニさんの時だって」

 

「ええ、あの時はそういう形でするしかなかったんですけどね」

 

「それでもあの後私達の世界に悪影響無かったよ」

 

「それは、メルクさんがしっかり後始末したからでは」

 

「直哉さんお願い私を融合世界の人間にして」

 

!!

 

「何を言っているんですか?そんな事出来ませんよ」

 

その後紫藤なのはが興奮状態となり過去の直哉達とまなつ達と響がやって来てなのはを落ち着かせていた。

 

「なっ彼は僕達がトワから聞かされた可能性について知っていて黙っていたのか?」

 

「そうよ、この一件に関してでもそうだけどこちらの直哉は自分で考えて融合世界や友好世界のバランスを壊すような事態が起きない限り介入は最低限にしてるし」

 

「別にこちらの直哉の自慢をしてるつもりはないけど、貴方達の場合米田健二の闇の力と戦う使命があったのなら、もっと管理者と繋がるべきだったのではないい?」

 

「はあ、耳が痛いわ」

 

その時過去の幼馴染世界の管理者メルクが管理者の神殿にやって来た。

 

!!

 

「メルクどうしてここに?」

 

「どうしてって貴方達が融合世界以外に行ったからに決まってるじゃん」

 

「まさか・・・あの子に呼ばれて?」

 

そしてもう1人の直哉が思い出す。

 

「いやいや謝るんだったら特殊遊撃部隊全員に謝って欲しいわ。そこの2人がこんな事をしなければ、歓迎会を開く準備もしていたのに」

 

「「そんなーー」」

 

トワの発言に驚く2人だった。

 

「どのみち融合世界に貴方達が行くのはもう無理よ」

 

「「ええーー」」

 

「「何でですか?メルク」メルクさん」

 

2人がメルクに聞く。

 

「当たり前じゃない貴方達が融合世界と友好世界の関係を壊しかけたからよ」

 

「それは・・・メルクがやってはいけない事を事前に教えてくれないからですよ」

 

もう1人の直哉がそう言う。

 

「確かに似ているかもですね」

 

そしてその後直哉はトワとの通信を終えた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

グレ響達の話し合いと結果を通達

時を少し戻して・・・

 

「ちょっと待って下さい奏さん。今僕達別の任務をしていて僕自身はこの世界から離れられないんですよ」

 

「そこを何とか頼むよ」

 

その時直哉と奏の間にグレ響が割り込んだ。

 

「そこまでにして貰うよ奏」

 

「何だよ響お前もちゃんと協力してくれれば・・・」

 

「陽だまりのいない世界なんて私は認めないし、お前達は何もしなかった」

 

「響君・・・」

 

「確かに結果だけを見れば響君の言う通り我々の手違いで未来君を殺したと言われても仕方がない。事実だからな」

 

「だが、友達や仲間を失ったのは君だけではない。我々も翼を失ったのだから」

 

「そんなの関係ない私には」

 

「関係なくないだろ?私達の世界の危機なんだぞ」

 

「ふんたかが降魔1種類の乱入だけで世界の危機だとか言わないで欲しい。恥ずかしいから」

 

「何だと!!」

 

「だってそうじゃない?今私達がいる中心世界は少なくとも降魔以外の敵ノイズも含めれば4種類の異世界の敵と戦ってんだよ。今でも」

 

!!

 

「「そんなに敵が多いのか」」

 

「そうだ、その敵が中心世界を狙い動こうとしているタイミングで助けて欲しいだの虫が良いんだよ」

 

「だけどよ・・・」

 

「だけどよじゃない。急に来て助けを求めてすぐに助けて貰えると思ったら間違いだ」

 

「確かにそうだな。奏を助けてくれたからと言って甘えるなと響君は言いたいんだな」

 

「そうだ」

 

「グレ響さん。ありがとうございます僕達を気にしてくれて」

 

「ですが、安心してくださいそちらの奏さん達の要請を最低レベルの条件で受ける事になりました」

 

「良いのか直哉?」

 

グレ響が直哉に聞く。

 

「本人は研究を中心にしてるわよ。そして錬金術師達には夜叉と降魔に任せてると思うから」

 

「確かにその可能性はありそうですね」

 

「でしょう。そして本来ならエステルと新生帝国華撃団を派遣する形で良いと思うけどグレ響があれだから、こちらの響と新生帝国華撃団に向こうのシンフォギア世界に行ってもらうのはどう?」

 

「はいこういう条件で最低限の戦力をグレ響さんの世界に派遣する事になりました。

 

「あくまでもグレ響さんの世界の守る為ですので夜叉やワイズマンとの戦いにのみ動くと言う条件なので、錬金術師達が降魔を使役してたとしてもこちらはそちらとは共闘しませんので」

 

「何だよそれ酷いじゃねえか」

 

「仕方がありません。僕達の上司がその条件でなければ要請は受けなくて構わないと言われているので、こんな立て込んでいる時にそんな要請で来られても迷惑ですと、上司が言ってました」

 

「なっそれじゃあ脅迫じゃないか?」

 

「それはお互い様でしょう。まあ僕の言いたい事はグレ響さんが言ってくれたのでもう言いませんが・・・2人はどうぞ家に泊まってください」

 

そして直哉に案内され2人は紫藤家に泊まった。

 

翌日・・・

 

グレ響の世界から来た天羽奏は面識のあるのどか達3人と再会していた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第22章 第2部 新たな来訪者と想定外の依頼者編
天羽奏とのどか達の再会1


「よっ3人共元気だったか?」

 

「「「えっ奏さん」」」

 

「そうだぞ」

 

「ううん、ここは私はコンサート会場で翼やあの少女を助ける為にあれを使って死んだ筈なのに」

 

「どうやら目が覚めたのね、天羽奏ちゃん」

 

!!

 

「誰だどうして私の名前を知ってるんだ?」

 

 

「私ははトワよ、そして私の隣にいるのが」

 

「僕の名前は紫藤直哉と言います。よろしくお願いいたします」

 

 

「おうよろしくな。それで私は死んだ筈なんだがどうして生きているか知ってるか?」

 

「恐らく貴女は貴女が死んだと思った時にこちらの融合世界に転移をしてきたのでしょうねあの存在と共に」

 

直哉にそう言われ奏は窓を見るとそこにはノイズの集団がいた。

 

!!

 

「ノイズだとこの世界にノイズがいるのか?」

 

「いえこちらの中心世界にはいませんが、融合世界としてはノイズが存在する世界はありますが.今回のノイズは天羽奏さんと共に転移してきたのでしょうね」

 

「それじゃあなおのこと私が戦わないと」

 

「その心配はありませんよ」

 

 

!!

 

「シンフォギアを纏う者が二人もいるのか?」

 

「ええ.そうです中心世界には融合世界を守る為の組織の本部が売るのでノイズだろうがそれぞれの敵だろうが対応は出来ますから」

 

 

「そうなのか)

 

「ええそうです。貴女自分の助かった命を大切にしてくださいね」

 

「・・・わかったよ」

 

「あの時の奏さんだぞ」

 

「「「ええ――どうして」」」

 

「奏さんはあの後自分の世界に戻った筈?」

 

ちゆが思い出す。

 

「あれは私達の敵であるビョーゲンズと言う連中が生み出すナノビョーゲンと言う者に感染した狼達です」

 

 

「要するに厄介な敵と言う事だな?」

 

「ええそうです。奏さん3体の内2体は私が相手をするので1体は相手をしてくれますか?少しの間」

 

 

「おう、わかったメガビョーゲンは浄化をしないと倒した事にならないんだろ?」

 

「ええそうです」

 

そしてフォンテイーヌと天羽奏は狼型のメガビョウゲーンとと戦い始めた。

 

「「「メガビョーゲン、メガビョーゲン」」」

 

 

狼型のメガビョウゲーンは牙と爪を使い二人に攻撃を仕掛けるがフォンテイーヌと天羽奏の即席コンビの動きについて行くのに精一杯だった。

 

「ああ、あったな懐かしいよ」

 

「しかし何でまたあの奏さん達が融合世界に来たんですか?」

 

のどかが奏に聞く。

 

「ああ、それは・・・」

 

「おいこんな子供が俺達の希望なのか?奏」

 

「ああ、そうだぜ弦十郎の旦那」

 

「え、希望僕達がですか?」

 

「ああ、直哉私達に力を貸してほしい」

 

「私達の世界はアルカノイズと錬金術師達と戦ってたんだが突如ワイズマンと名乗る男と夜叉と名乗る女が錬金術師と共闘を初めてな」

 

「何ですって、ワイズマンが・・・」

 

直哉とグレ響は奏の言葉に驚いた。

 

「ちょっと待って下さい奏さん。今僕達別の任務をしていて僕自身はこの世界から離れられないんですよ」

 

「そこを何とか頼むよ」

 

「そう言う事が私達の世界で起きて直哉に助けて貰おうとしたんだけどね・・・」

 

 

「確かにその可能性はありそうですね」

 

「でしょう。そして本来ならエステルと新生帝国華撃団を派遣する形で良いと思うけどグレ響があれだから、こちらの響と新生帝国華撃団に向こうのシンフォギア世界に行ってもらうのはどう?」

 

「はいこういう条件で最低限の戦力をグレ響さんの世界に派遣する事になりました。

 

「あくまでもグレ響さんの世界の守る為ですので夜叉やワイズマンとの戦いにのみ動くと言う条件なので、錬金術師達が降魔を使役してたとしてもこちらはそちらとは共闘しませんので」

 

「何だよそれ酷いじゃねえか」

 

「仕方がありません。僕達の上司がその条件でなければ要請は受けなくて構わないと言われているので、こんな立て込んでいる時にそんな要請で来られても迷惑ですと、上司が言ってました」

 

「なっそれじゃあ脅迫じゃないか?」

 

「それはお互い様でしょう。まあ僕の言いたい事はグレ響さんが言ってくれたのでもう言いませんが・・・2人はどうぞ家に泊まってください」

 

「直哉にこう言われてここにいると言う訳さ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

天羽奏とのどか達の再会2

「仕方がありません。僕達の上司がその条件でなければ要請は受けなくて構わないと言われているので、こんな立て込んでいる時にそんな要請で来られても迷惑ですと、上司が言ってました」

 

「なっそれじゃあ脅迫じゃないか?」

 

「それはお互い様でしょう。まあ僕の言いたい事はグレ響さんが言ってくれたのでもう言いませんが・・・2人はどうぞ家に泊まってください」

 

「直哉にこう言われてここにいると言う訳さ」

 

「「「ああ、成程」」」

 

「のどか達も私達が悪いと思うか?」

 

「いえ、そう言う訳ではないですけど。奏さん達は融合世界に来ると連絡しました?」

 

のどかが奏に聞く。

 

「いやしてねえよ。サプライズしたかったしな」

 

「ああ、それは・・・最悪じゃないですか奏さん」

 

「そうなのか?」

 

「そうですよ。ただでさえ奏さん達の世界とは友好世界にすらなっていないのに救援要請するなんて驚きですよ」

 

「へ・・・そんな決まり事があるのかよ」

 

「ありますよ特殊遊撃部隊が動くには最低でも友好世界にならないと特殊遊撃部隊が依頼して来た世界の依頼を破棄しますよ」

 

「マジかよ?」

 

「それは本当ですよ」

 

のどかに代わりちゆが奏に説明をする。

 

「だけどブルーも僕達の世界人間である以上僕に責任になるんだ。僕は元々世界のバランスを保つために複数の世界を見守る仕事をしていて、君達の世界は僕達の世界から見て未知の世界だったんだ」

 

「「「「「未知の世界?」」」」」

 

「そうつまり僕達もこの世界に行って良いのかわからない状態で、調べていたら、僕達と交流しているさくらさん達の存在を知り、助けようと動き出した時にブルーが、君達の敵である者達と行動をしてたからこの世界にプリキュア伝説がある事を知ったんだ」

 

「今私が例に話した世界も奏さん達の世界の状況にそっくりですよね?」

 

『ああ、そうだな。違いをあげるなら特殊遊撃部隊のメンバーが未知の世界に行ってるな」

 

「ええ、そうですね本来ならこういう形で未知の世界を調べて、直哉君の知っている情報もしくはシンフォギア世界なら響さん達の記憶を元に相違点などを調べた上で、漸く現地の調査をするんですよ」

 

「ゲッそこまで面倒くさい事をするんだよ?」

 

「それはその世界を消滅させない為だよ」

 

奏の質問にひなたが答える。

 

「でも良かったね奏さん」

 

「何がだ?」

 

「はいこういう条件で最低限の戦力をグレ響さんの世界に派遣する事になりました。

 

「あくまでもグレ響さんの世界の守る為ですので夜叉やワイズマンとの戦いにのみ動くと言う条件なので、錬金術師達が降魔を使役してたとしてもこちらはそちらとは共闘しませんので」

 

「何だよそれ酷いじゃねえか」

 

「仕方がありません。僕達の上司がその条件でなければ要請は受けなくて構わないと言われているので、こんな立て込んでいる時にそんな要請で来られても迷惑ですと、上司が言ってました」

 

「なっそれじゃあ脅迫じゃないか?」

 

「だって直哉っちにそう言われたんでしょう?本当ならのどかっちが言っていた依頼を受けないと言う答えを言われてもおかしくない状況で最低限の人数を出して貰えるんだよ」

 

「そう言われたらそうだな」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

花寺直哉と風鳴弦十郎

天羽奏とのどか達が話し合っている頃別室では・・・

 

「直哉君昨日はすまなかった」

 

「いえいえ、風鳴弦十郎が謝る事はありませんよ」

 

「しかし・・・俺達が君達の作戦行動の邪魔をしたのは事実だ」

 

「ああ、それは・・・気にしないで良いですよ。あくまでもこちらの世界においての敵の動き方によっての話し合いをしてた後に呼ばれたので」

 

 

「あくまでもグレ響さんの世界の守る為ですので夜叉やワイズマンとの戦いにのみ動くと言う条件なので、錬金術師達が降魔を使役してたとしてもこちらはそちらとは共闘しませんので」

 

「何だよそれ酷いじゃねえか」

 

「仕方がありません。僕達の上司がその条件でなければ要請は受けなくて構わないと言われているので、こんな立て込んでいる時にそんな要請で来られても迷惑ですと、上司が言ってました」

 

「なっそれじゃあ脅迫じゃないか?」

 

「それはお互い様でしょう。まあ僕の言いたい事はグレ響さんが言ってくれたのでもう言いませんが・・・2人はどうぞ家に泊まってください」

 

「ですが貴方達は融合世界のルールを破ったのも事実です」

 

「君達の世界のルールだと?」

 

「ええ、これを見て下さい」

 

そう言って直哉はのどか達と奏のいる部屋の映像を見せた。

 

 

「いえ、そう言う訳ではないですけど。奏さん達は融合世界に来ると連絡しました?」

 

のどかが奏に聞く。

 

「いやしてねえよ。サプライズしたかったしな」

 

「ああ、それは・・・最悪じゃないですか奏さん」

 

「そうなのか?」

 

「そうですよ。ただでさえ奏さん達の世界とは友好世界にすらなっていないのに救援要請するなんて驚きですよ」

 

「へ・・・そんな決まり事があるのかよ」

 

「ありますよ特殊遊撃部隊が動くには最低でも友好世界にならないと特殊遊撃部隊が依頼して来た世界の依頼を破棄しますよ」

 

「マジかよ?」

 

「それは本当ですよ」

 

のどかに代わりちゆが奏に説明をする。

 

「だけどブルーも僕達の世界人間である以上僕に責任になるんだ。僕は元々世界のバランスを保つために複数の世界を見守る仕事をしていて、君達の世界は僕達の世界から見て未知の世界だったんだ」

 

「「「「「未知の世界?」」」」」

 

「そうつまり僕達もこの世界に行って良いのかわからない状態で、調べていたら、僕達と交流しているさくらさん達の存在を知り、助けようと動き出した時にブルーが、君達の敵である者達と行動をしてたからこの世界にプリキュア伝説がある事を知ったんだ」

 

「今私が例に話した世界も奏さん達の世界の状況にそっくりですよね?」

 

『ああ、そうだな。違いをあげるなら特殊遊撃部隊のメンバーが未知の世界に行ってるな」

 

「ええ、そうですね本来ならこういう形で未知の世界を調べて、直哉君の知っている情報もしくはシンフォギア世界なら響さん達の記憶を元に相違点などを調べた上で、漸く現地の調査をするんですよ」

 

「ゲッそこまで面倒くさい事をするんだよ?」

 

「それはその世界を消滅させない為だよ」

 

奏の質問にひなたが答える。

 

「でも良かったね奏さん」

 

映像終了・・・

 

「まさか君達は新しい異世界に行く前にそこまで調べていくのか?」

 

弦十郎が直哉に聞く。

 

「ええ、当然じゃないですか?僕達にとっては異世界でも僕達が全ての敵を倒すリスクをその世界に負わせるわけにはいかないんですよ。弦十郎さん」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

世界のバランスを守る為に

「ゲッそこまで面倒くさい事をするんだよ?」

 

「それはその世界を消滅させない為だよ」

 

奏の質問にひなたが答える。

 

「でも良かったね奏さん」

 

映像終了・・・

 

「まさか君達は新しい異世界に行く前にそこまで調べていくのか?」

 

弦十郎が直哉に聞く。

 

「ええ、当然じゃないですか?僕達にとっては異世界でも僕達が全ての敵を倒すリスクをその世界に負わせるわけにはいかないんですよ。弦十郎さん」

 

「世界のリスクだと?」

 

「そうですよ風鳴弦十郎さん。貴女達は簡単に考えているんですね。それがどれだけ貴方達の世界に影響を与えるのかを」

 

直哉はそう言ってある映像を再生した。

 

「やれやれ私は、グワイワルを連れて帰りたいだけなんだかな」

 

「仕方ない出てこい夜叉」

 

 

!!

 

 

「お呼びでしょうかマスター」

 

 

ワイズマンの体内から夜叉が出て来た。

 

 

「げ、何なんだあいつは」

 

 

「まあワイズマンもグレースと同じ事が出来たんですね」

 

 

「「ちょっアースあれは違うからね」そうですよ。僕とグレースさんはあんな主従関係じゃないですよ」

 

 

「フフ、わかってますよ」

 

 

「すまないが、夜叉プリキュア達の相手を頼むぞ」

 

 

「はっお任せくださいマスター」

 

 

そしてワイズマンはその場から消えた。

 

「久しぶりねキュアグレース。あの時以来ね」

 

「夜叉」

 

映像停止・・・

 

「なっこれは・・・」

 

「この映像は僕達が関わっているもう1つのシンフォギア世界の映像となります」

 

「ほぼそちらが言った状況と同じようなので使いますが、その後のシンフォギア世界の映像を見て下さい」

 

「「相変わらずすげえよな」ええ、そうね私達より年下なのに、チームワークは良いわね」

 

「そうだな」

 

「だが、あの男ワイズマンと言ったか?奏」

 

「ああ、あいつはひとめで見て、怪物だとわかったよ。ノイズや降魔やメガビョーゲンだっけ、そいつを一度に出現させたんだからな旦那」

 

「ああ、それは俺達も直接見たからな。正直響君のガングニール・シャドーは過剰戦力と思っていたが、敵が複数の戦力を同時に使役するとはな」

 

「本当ですね、それに私はあれが気持ち悪かったですよ」

 

 

「ああ、そうだだが、俺達のように彼等の事情を知らない連中は、異世界の戦争に巻き込んだ国が一番わるい、そんな国は滅べなんて言われてるがな」

 

「まあ、シンフォギアに関しては秘密に出来てるがな、彼等の存在が世界の目を逸らしてくれる形となっているな」

 

 

「何なんだよ、それ響や直哉達が悪者じゃねえか」

 

 

「そうです。伯父様彼等は私達の代わりに世界の為に戦ってくれた恩人ですよ」

 

「それはわかっているが、政府からの通達でな彼等が再び来たら捕獲しろダそうだ」

 

!!

 

「まじかよ」

 

「ああ、防衛大臣からの通達だ」

 

「取り消しは出来ねえのか?」

 

「無理だ某絵大臣や政府が変わらなければ」

 

「そんな」

 

!!

 

「馬鹿な助けてくれた君達を捕獲しろだとー―」

 

「そうです僕達と交流していてもこういう形で裏切られたので、正直行きたくないと言う気持ちもありますね」

 

「まして、交流のないシンフォギア世界に行った場合映像の世界以上の混乱を与え最悪の場合貴方達のシンフォギア世界は、世界の本来の流れを壊す事にもなりかねませんよ」

 

「成程な・・・」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

弦十郎が知る特殊遊撃部隊の事情前編

「馬鹿な助けてくれた君達を捕獲しろだとー―」

 

「そうです僕達と交流していてもこういう形で裏切られたので、正直行きたくないと言う気持ちもありますね」

 

「まして、交流のないシンフォギア世界に行った場合映像の世界以上の混乱を与え最悪の場合貴方達のシンフォギア世界は、世界の本来の流れを壊す事にもなりかねませんよ」

 

「成程な・・・」

 

「そう言う事だったのか、あの時の言葉は・・・」

 

「ちょっと待って下さい奏さん。今僕達別の任務をしていて僕自身はこの世界から離れられないんですよ」

 

「そこを何とか頼むよ」

 

その時直哉と奏の間にグレ響が割り込んだ。

 

「そこまでにして貰うよ奏」

 

「何だよ響お前もちゃんと協力してくれれば・・・」

 

「陽だまりのいない世界なんて私は認めないし、お前達は何もしなかった」

 

「響君・・・」

 

「確かにその可能性はありそうですね」

 

「でしょう。そして本来ならエステルと新生帝国華撃団を派遣する形で良いと思うけどグレ響があれだから、こちらの響と新生帝国華撃団に向こうのシンフォギア世界に行ってもらうのはどう?」

 

「はいこういう条件で最低限の戦力をグレ響さんの世界に派遣する事になりました。

 

「あくまでもグレ響さんの世界の守る為ですので夜叉やワイズマンとの戦いにのみ動くと言う条件なので、錬金術師達が降魔を使役してたとしてもこちらはそちらとは共闘しませんので」

 

「何だよそれ酷いじゃねえか」

 

「仕方がありません。僕達の上司がその条件でなければ要請は受けなくて構わないと言われているので、こんな立て込んでいる時にそんな要請で来られても迷惑ですと、上司が言ってました」

 

「なっそれじゃあ脅迫じゃないか?」

 

「それはお互い様でしょう。まあ僕の言いたい事はグレ響さんが言ってくれたのでもう言いませんが・・・2人はどうぞ家に泊まってください」

 

「直哉君君は損な役回りで良いのか?いくら俺達の為に部隊の規律を変えてまで戦力を用意してくれるとは」

 

「その辺は僕の上司が決めた事で、僕は関係ないですよ」

 

「しかし君が伝えなければ・・・」

 

「ああ、それは・・・グレ響さんと奏さんの口喧嘩が長くなりそうな気配があったので、その待ち時間を利用して話し合ったので」

 

「あははそう言う事か、直哉君君は響君と奏の性格を知っているんだな?」

 

「ええ、先程の映像でもちゆさんが言いましたが・・・」

「今私が例に話した世界も奏さん達の世界の状況にそっくりですよね?」

 

「ああ、そうだな。違いをあげるなら特殊遊撃部隊のメンバーが未知の世界に行ってるな」

 

「ええ、そうですね本来ならこういう形で未知の世界を調べて、直哉君の知っている情報もしくはシンフォギア世界なら響さん達の記憶を元に相違点などを調べた上で、漸く現地の調査をするんですよ」

 

「そしてその後に僕達の都合がいい時に一度実地調査をするんですよ」

 

「実地調査と言うのは主にどういう事を調べるんだ?」

 

「ああ、それは・・・グレ響さんを例に挙げると小日向未来さんの死についてとか、グレ響さんと二課の関係性等、後グレ響さんがどれだけ様々な事件を解決及び関わったかを調べてその中でその世界での干渉頻度を決めてから動き出すんです」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

弦十郎が知る特殊遊撃部隊の事情後編

「直哉君の率いる部隊は自分達が関わる場合細心の注意を払って行動をしているんだな」

 

「それはそうですよ。弦十郎さん少なくとも僕達は自分達の世界に接触した世界を混乱させたりその世界の本来の流れを壊すつもりはないのですから」

 

「そうか・・・」

 

「あ、すみません。弦十郎さんもうすぐここに2人程やって来るのでいいですか?」

 

「ああ、それは構わんが」

 

弦十郎がそう言った直後ローズマリーと和実ゆいが直哉と弦十郎のいる部屋に来た。

 

「大変よ直哉私達の世界に残して来ていたパムパムとメンメンが見知らぬ女の子と一緒にこの家に現れたわ」

 

「そうですかゆいさんは現れた女の子とは面識があるんですか?」

 

「それは・・・余り無いけど同じ学校の子達です」

 

「わかりました。ゆいさんとローズマリーさん少し落ち着いてくださいね。一応僕は来客中なんですが・・・」

 

「「あ、ごめんなさい」」

 

ああ、俺のことは気にしないで良いぞ」

 

「ありがとうございます。弦十郎さん」

 

「恐らくですが僕達がウバウゾーを見た事による結果と思います」

 

「どういう事?」

 

「思い出して下さい」

 

 

「そうだな連中の監視が緩い時に出しとくべきだな」

 

「可能なら早めにしておくべきと思います」

 

「わかったそうしておこう。後直哉すまないが別の事件も解決してくれないか?」

 

「別の事件ですか?」

 

「ああ、最近帝都の各地にあるレストランで急に料理の味が変わったという苦情が出始めてな」

 

「成程」

 

「わしが調べた範囲でわかった事だが怪盗らしき者が現れた後から料理の味が変わったと言う事だ」

 

「怪盗ですか?」

 

「そうだ」

 

「トワさん」

 

のどかがトワに言う。

 

「そうね、米田一基その怪盗は異世界の存在よ」

 

「「異世界の人間」ですって」

 

トワの言葉に驚く米田とエステルだった。

 

「皆少し長いけどこの映像を見て貰えるかしら?」

 

「僕達がウバウゾーの事を知ったのはこのタイミングですが・・・実際に見たのは」

 

「500キロカロリーパンチ!!」

 

「ウバ・・・ウゾ」

 

「良いわよ。プレシャスレシピッピが2体捕まってるけど何とか、プレシャスだけでも行けそうね」

 

「ジェントルレシピッピを返して貰うよ」

 

「ふん、お前達もう勝った気でいるのか?」

 

「「どういう事よ」」

 

「私は、お前達がこのフィールドを作るのを待っていたのだ。キュアプレシャスに確実に勝つ為に」

 

「行きなさいナノビョーゲン」

 

!!

 

「そ、それは・・・」

 

ジェントルがそう言い放たれたナノビョーゲンに感染された岩が、メガビョーゲンに進化した。

 

「あはは、どうだこのメガビョーゲンを浄化出来るプリキュアはこのフィールドをの中にはいないぞ。どうするプリキュア?」

 

「どうしょうマリちゃん?」

 

「困ったわこのままだとどちらか一方しか浄化が出来ないわ」

 

「その心配はないラビ」

 

「安心するペン」

 

「岩型のメガビョーゲンは俺達に任せろニャン」

 

!!

 

「なっお前達がどうしてこのフィールド内にいるキュアグレース達」

 

ジェントルが怒りの感情をぶつける。

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

「あれれ、私達貴女と直接会うの初めてなのに?どうして名前を知ってるのかな?」

 

スパークルがジェントルに聞く。

 

「う、それは・・・」

 

「ともかく助かったわ。これで2体纏めての浄化が可能よ」

 

そして互いの浄化技が発動した。

 

「プリキュア!プレシャス・トライアングル!」

 

「オナカイッパーイ」

 

「ごちそうさまでした」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「あの時に融合世界がゆいさん達の力を持つエナジー妖精とパートナーとなる人物を見つけたが融合世界に転移をさせれなかったんでしょうね」

 

「どうして?」

 

ゆいが直哉に聞く。

 

「それは僕と僕の上司達がゆいさんの世界を知らないからですよ」

 

「「ああ、成程」」

 

ゆいとローズマリーは直哉の説明に納得する。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

17番目のプリキュアの世界からの新たな来訪者

 

「プリキュア!プレシャス・トライアングル!」

 

「オナカイッパーイ」

 

「ごちそうさまでした」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「あの時に融合世界がゆいさん達の力を持つエナジー妖精とパートナーとなる人物を見つけたが融合世界に転移をさせれなかったんでしょうね」

 

「どうして?」

 

ゆいが直哉に聞く。

 

「それは僕と僕の上司達がゆいさんの世界を知らないからですよ」

 

「「ああ、成程」」

 

ゆいとローズマリーは直哉の説明に納得する。

 

「でもどうして、マリちゃんが置いて来たエナジー妖精が融合世界に来たの?私の通っている2人をと共に?」

 

「それについては2つの可能性があります。まず1つ目は・・・」

 

「それは俺達が融合世界に来た時の座標を融合世界に使われたのだろう?」

 

「ええ、その可能性が高いと思います」

 

「そしてそれぞれのエナジー妖精とゆいさんの学校の女の子達が融合世界に来たのは・・・そこにいる2人がプリキュアになってしまったからだと思います」

 

「「ええーー」何ですって」

 

直哉の説明に驚くゆいとローズマリーだった。

 

「ローズマリーさん貴女が初めてトワと会った時を思い出して下さい」

 

そしてローズマリーは思い出した。

「改めて私はトワよ」

 

「私はローズマリーよ」

 

「この世界は一体何なの?さっきのキュアグレースと言う子は、貴女の部下なの?」

 

ローズマリーがトワに聞く。

 

「そうね正確的に言えば協力者よ」

 

「協力者ですって」

 

「そうよ貴女達が来た世界は複数の世界が混じり合っているの、貴女をここに連れて来たキュアグレースもその協力者の1人なの」

 

「そう言う事なのね、つまり私がゆいを探しているのをのどかちゃんに聞いたから私をここにのどかちゃんいえ、キュアグレースに案内させたのね?」

 

「そうよ。貴女以外の和実唯人エナジー妖精コメコメは今医務室にいるわよ」

 

「それ本当?」

 

「ええ、意識は無いけど」

 

「そんな!!」

 

「大丈夫よ命を落とすような怪我はしてないわ」

 

「そう、良かったわ」

 

「貴女にいくつか確認するけどいい?

 

「ええ、良いわよ」

 

「まず貴女と和実ゆいは別の世界の住人で良いのよね」

 

「ええ、そうよ」

 

「ふむ、わかったわ次はこの映像を見て」

 

「見た映像に貴女達の世界のプリキュアは、食に関わる物に宿る妖精を助ける力があるのね」

 

「ええ、その通りよ」

 

「成程ね、さしずめ貴女が、レシピッピと言う妖精を守る為に和実ゆいのいる世界に来たけど、事情があって和実ゆいがプリキュアになっていた時に私達の世界に来た事により、貴女が2人を探しに来たよ言う所かしら」

 

「ええ、ほぼ当たってるわ」

 

「ふむ、そうなると貴女達の敵対組織も融合世界の方に来てるのかしら?」

 

「ブンドル団の方はわからないわね。融合世界で良いかしらこちらにゆいを探してる時は見てないから」

 

「そうなのねだけど、貴女達が戦っている時に跳ばされたのなら融合世界に来ている可能性があるわ」

 

「ありがとうローズマリー」

 

「あ、そう言えば私とゆいがここに来たタイミングがゆいがプリキュアになった直後だったわ」

 

「つまり直哉君君は、この少女達がここに来たのはプリキュアになれると確信があるんだな?」

 

「そう言う事ですよ。弦十郎さん」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉が語るもう1つのシンフォギア世界で起きた出来事

「ブンドル団の方はわからないわね。融合世界で良いかしらこちらにゆいを探してる時は見てないから」

 

「そうなのねだけど、貴女達が戦っている時に跳ばされたのなら融合世界に来ている可能性があるわ」

 

「ありがとうローズマリー」

 

「あ、そう言えば私とゆいがここに来たタイミングがゆいがプリキュアになった直後だったわ」

 

「つまり直哉君君は、この少女達がここに来たのはプリキュアになれると確信があるんだな?」

 

「そう言う事ですよ。弦十郎さん」

 

「だが融合世界は自分の意思があるとは奏から聞いていたが、本当だったとはな」

 

「その辺りは明確に僕達との意思疎通を出来るわけではありませんが・・・今回のような事態が起きれば以前の奏さんのようにいつの間にか元の世界に戻った時は融合世界の意思が強く反映したのです」

 

「あの当時は純粋な異世界からの来訪者に慣れてなかったので」

 

「「「成程」」」

 

「良い機会ですので3人共この映像を見て下さい」

 

直哉が再生した。

 

「司令大変です。未知のゲートがここリディアン周辺に開きます」

 

「何だと!!一体何が来るんだ」

 

「ゲート開きました」

 

 

「今日も元気だ!」

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

「「「はっ」」」

 

弦十郎と奏と了子は、唖然とした。

 

ゲート開通後に、そう言いながら現れる少女達を見て。

 

 

「ローラお願い」

 

 

「任せなさい全部取り返してあげるわ」

 

「オーライ」

 

「マーメイドアクアポットサーチ」

 

「全部青」

 

 

「やる気パワーカムバック」

 

そして人間のやる気を奪っている全てのノイズヤラネーダローラがからやる気パワーを奪い返した」

 

 

「今よ、響クリス、サマー」

 

「「了解」」

 

 

「行くよコーラル」

 

「うんサマー」

 

「ハートルージュロッド!」

 

「プリキュア!おてんとサマーストライク!」

 

「ハートルージュロッド!」

 

 

「プリキュア!もこもこコーラルディフュージョン!」

 

 

「今だよパパイヤ、フラメンゴ」

 

「ハートルージュロッド!」

 

 

「プリキュア !ぱんぱかパパイアショット!」

 

「ハートルージュロッド!」

 

 

「プリキュア!ぶっとびフラミンゴスマッシュ!」

 

「今だよクリスちゃん合わせて」

 

「おう」

 

プリキュアの浄化技に合わせるように響とクリスがノイズヤラネーダにシンフォギアの力を同時に当て、ノイズヤラネーダを浄化していく。

 

 

「「「「やった、直哉さんの言う通り左側にヤラネーダの力の源があった――」」」」

 

「おいおいまじで私のシンフォギアの力で倒せたぞ。ノイズヤラネーダを」

 

「正確には、ノイズヤラネーダのノイズの力を使われないように同時に攻撃しただけどね」

 

「身も蓋もない言い方はやめろよ響」

 

「あはは、ごめんクリスちゃん」

 

映像停止・・・

 

「「「これは・・・」

 

「この映像は融合世界の中にあるシンフォギア世界の映像です」

 

「馬鹿な別世界の俺のいる世界にはシンフォギアで未知の怪物と戦っているのか?」

 

「はい、ですが弦十郎さんあの怪物はノイズの一種ですよ。分類的には」

 

「何だと!!あれもノイズなのか?」

 

「ええ、ノイズとヤラネーダと言う怪物の能力を持つ怪物ですが」

 

「「何ですって」何だと!!」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ノイズヤラネーダの脅威

「「「これは・・・」

 

「この映像は融合世界の中にあるシンフォギア世界の映像です」

 

「馬鹿な別世界の俺のいる世界にはシンフォギアで未知の怪物と戦っているのか?」

 

「はい、ですが弦十郎さんあの怪物はノイズの一種ですよ。分類的には」

 

「何だと!!あれもノイズなのか?」

 

「ええ、ノイズとヤラネーダと言う怪物の能力を持つ怪物ですが」

 

「「何ですって」何だと!!」

 

「こちらの映像を見て下さい」

 

「うわああ。ノイズだああ皆俺は炭になるんだ―――」

 

「やる気カイシュウ」

 

「うわあ。・・・もう何もしたくない」

 

!!

 

「何だと!!ノイズが人に触れても炭化が起きないだと」

 

 

二課司令室では、ノイズヤラネーダが通常のノイズと違う事に驚きを隠せないでいた。

 

「了子人を炭化にしないノイズの進化は存在するのか?」

 

「いえ・・・私の知る限りそんな事例は無いわね。ただ」

 

 

「ただ、何だ?」

 

「メガビョーゲン等の私達の世界の外から持って来られた技術で、仮に通常のノイズ自体を改造されたのであれば、炭化させないノイズがいても不思議じゃないわね」

 

 

「成程な、ならばシンフォギアでは倒せないと思うべきなのか?」

 

「それはわからないわ。ベースは通常のノイズと色が違うだけだから倒せない事は無いと思うけど、注意が必要ね」

 

 

「注意だと」

 

「ええ、先程ノイズが人間から奪った何かを取り返すならそのノイズを倒すのは後の方が良いと思うわよ」

 

「あおい翼に連絡をしておいてくれ」

 

「はい」

 

「今回の特殊なノイズは人から何かを奪うだけか、メガビョーゲンよりは被害は限定的だな」

 

「ええ、だけど嫌な感じがするのよね」

 

「嫌な感じとはどういう事だ了子」

 

「それは・・・」

 

映像停止・・・

 

「成程ノイズヤラネーダは人を炭に変えるのはないんだな」

 

「ええ、ここでゆいさんに問題です。ノイズヤラネーダの脅威は何だと思いますか?」

 

「ええと、ノイズの脅威は触れられると炭になるでしたよね」

 

「そうね私も勉強会を見て驚いたけど」

 

「あ、まさか皆のやる気がないから誰も仕事をしなくなるです」

 

「そんな事無いでしょうゆい」

 

そして直哉が違う映像を再生した。

 

「あはは、すみません皆さん。本当にシンフォギア世界の世界各国と決別するのなら、新型ノイズと戦わず静観してますよ」

 

「その方が確実に世界は滅びますから人間から活動意欲を奪うノイズによってね」

 

「「「活動意欲だってーー」」」

 

「ええ、そうですよ皆さんは世界が滅びる条件は、人間がいなくなることが、滅びと思ってますか?」

 

「「ああ」そうじゃないのか?」

 

翼と奏がそう言う。

 

「違いますよ。翼さんと奏さん。人間がいても世界は滅びますよ。この世界の人間から活動意欲・・・つまりやる気を奪われて全てのひとが、怠け者になってしまうんですよ」

 

!!

 

「そうか、そうなれば人間社会自体が成り立たなくなる」

 

「そういう事ですよ弦十郎さん」

 

「成程な皆が怠けたら確かに、特殊遊撃部隊の目的にも支障が出るから私達をシンフォギア世界に戻したのか」

 

「そういう事だよ。クリスちゃん」

 

「そういう事なので私達は、シンフォギア世界も部隊としてたまに来ることがあると思うので、ちゃんと言っておいてくださいね」

 

「ああ、わかった」

 

映像停止・・・

 

「ゆいさん正解です」

 

「やったーー」

 

「成程な、人間の生きる為のやる気を奪えば人間は、自然とこの世界からいなくなるな」

 

「ええ、そうですね弦十郎さん貴方が僕達に、継続して救援要請する場合降魔以外のノイズヤラネーダ等と交戦する確率が高くなりますよ?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

説明を終えてのローズマリーと弦十郎

「ゆいさん正解です」

 

「やったーー」

 

「成程な、人間の生きる為のやる気を奪えば人間は、自然とこの世界からいなくなるな」

 

「ええ、そうですね弦十郎さん貴方が僕達に、継続して救援要請する場合降魔以外のノイズヤラネーダ等と交戦する確率が高くなりますよ?」

 

暫くして・・・

 

「かなり長くなりましたがこの世界融合世界の現状となります」

 

直哉はそう言うと。弦十郎達の部屋を出た。

 

「待って下さい直哉さん」

 

ゆいもそう言って直哉を追いかける。

 

「「・・・」」

 

「君は行かないのか?」

 

「そう言う貴方こそ行かないの?」

 

「・・・ねえ行かないのなら私の話を聞いてくれるかしら?」

 

「・・・ああ」

 

そしてローズマリーは話し出した。

 

私達が融合世界に来てからあの子のお世話になってたんだけど融合世界の状況をここまで聞かされたのは初めてだったの?」

 

「そうなのか?」

 

「ええ、当初はこんな大事は思わず楽観的に考えていたわ。でも実際は融合世界に私達の仲間が来るなんて思わないわ」

 

「大変よ直哉私達の世界に残して来ていたパムパムとメンメンが見知らぬ女の子と一緒にこの家に現れたわ」

 

「そうですかゆいさんは現れた女の子とは面識があるんですか?」

 

「それは・・・余り無いけど同じ学校の子達です」

 

「わかりました。ゆいさんとローズマリーさん少し落ち着いてくださいね。一応僕は来客中なんですが・・・」

 

「「あ、ごめんなさい」」

 

ああ、俺のことは気にしないで良いぞ」

 

「あの時に言ってた子達の事か?」

 

「そうよ、まさかあの子達まで融合世界に来ちゃうなんてね」

 

「失礼だが、君達の仲間が融合世界に来たのは、直哉君の言葉で言えばやるべき事があるんじゃないのか?」

 

「部外者の俺が言うのも変だがな」

 

「やるべき事・・・確かにそうかもね」

 

そしてローズマリーは思い出す。

 

 

「あら、のどかちゃんこんにちは」

 

「あ、ローズマリーさんこんにちは」

 

「今日は昨日の友達とは違うのね」

 

「初めましてローズマリーさん僕はのどかお姉ちゃんの弟です」

 

「あら、そうなのね」

 

「年齢は12歳です。ローズマリーさん質問ですけどローズマリーさんて異世界の人ですよね?」

 

!!

 

「何故そう思うの?」

 

「いえ、ローズマリーさんの周りにおにぎりのような妖精が見えるので」

 

!!

 

「貴方レシピッピが見えるの?」

 

「「レシピッピ?」」

 

「ああ、レシピッピは料理に宿る妖精よ」

 

「「成程」」

 

「どうやら17番目のプリキュアの世界は、食事関係のテーマみたいだねのどかお姉ちゃん」

 

「そうだね」

 

「へえ、あれがレシピッピて言うんだ」

 

「そうよ大人になるとレシピッピを見れる人が少なくなるからね」

 

「そうなんだ。いい事教えてくれてありがとう。ローズマリーさん」

 

「思えばあの出会いがあったからゆいを見つけられたのよね」

 

「どうやら何かを見つけたようだな」

 

「ええ、元の世界もだけどブンドル団の幹部が融合世界に来たのなら敵も味方も関係なく全員が元の世界に戻る事を目指すわ」

 

「・・・そうか」

 

「ふん勝手に言うがいい間もなくブンドル団は融合世界の全ての世界にあるレシピッピをブルーと共に奪ってやる」

 

そう言ってブルーの力で紫藤家にいる全員にジェントルーの宣言が響いた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

移動中のゆいと直哉1

「どうやら何かを見つけたようだな」

 

「ええ、元の世界もだけどブンドル団の幹部が融合世界に来たのなら敵も味方も関係なく全員が元の世界に戻る事を目指すわ」

 

「・・・そうか」

 

「ふん勝手に言うがいい間もなくブンドル団は融合世界の全ての世界にあるレシピッピをブルーと共に奪ってやる」

 

そう言ってブルーの力で紫藤家にいる全員にジェントルーの宣言が響いた。

 

その頃直哉とゆいは・・・

 

「直哉さんこの声ジェントルーです」

 

「成程要するに特殊遊撃部隊への宣戦布告のようですね」

 

「・・・ゆいさん特殊遊撃部隊とブルー達との戦いが始まる前に確認しますが、本当に良いんですね?」

 

「直哉がゆいに確認する。

 

「ええ、そうよ和実ゆい貴女がいるこの世界が融合世界の中で安全な世界なのよ」

 

「わかりました。トワさん私マリちゃんと一緒に融合世界の為にお手伝いをします」

 

「ゆい良いの?」

 

「うん良いよ。マリちゃんそれに私達の敵ブンドル団も融合世界に来てるかもしれないし、それに私とコメコメを助けてくれたトワさん達にもお礼をしたいしね」

 

「・・・そうね」

 

「そう言う訳でして私とマリちゃんはトワさん達のお仕事を手伝います」

 

「・・・和実ゆいそれが貴女達17番目のプリキュアの世界の総意で良いのね?」

 

「「「はい」」コメ」

 

「わかったわ・・・レイ直哉達はどうしてる?」

 

「ああ、あおぞら市での戦いの後一旦シンフォギア世界に戻ったようだぞ」

 

「そうならレイ直哉達と可能ならエステル達と旧帝国華撃団に連絡してくれるかしら」

 

「あの時トワさんに言った言葉や気持ちも変わりません。マリちゃんが融合世界に対して悩んでいるみたいだけど・・・私は融合世界には来た理由があると考えているんです」

 

「そうだな連中の監視が緩い時に出しとくべきだな」

 

「可能なら早めにしておくべきと思います」

 

「わかったそうしておこう。後直哉すまないが別の事件も解決してくれないか?」

 

「別の事件ですか?」

 

「ああ、最近帝都の各地にあるレストランで急に料理の味が変わったという苦情が出始めてな」

 

「成程」

 

「わしが調べた範囲でわかった事だが怪盗らしき者が現れた後から料理の味が変わったと言う事だ」

 

「怪盗ですか?」

 

「成程・・・ゆいさんは自分達がここに来たのは何かの意味があると、思っているんですね」

 

「はいだけど、それをマリちゃんに言うと不安にさせるので言えなかったんです」

 

「だけど、直哉さんが教えてくれた事でマリちゃんにも少し希望を持って生活を送れると思うんです」

 

「だってここには様々な世界の人達が集まって特殊遊撃部隊として、協力しているのを見ると、これが私達とマリちゃんが目指す形なのかなとと思うんです」

 

「ああ、そういう意味で・・・」

 

「はい」

 

「確かにそうかもしれませんね。歴代のプリキュアにしても異世界との繋がりがあるのは事実ですし、ヒーリングアニマル達が住むヒーリングガーデンやローラさんが住んでいた。人魚の国グランオーシャンがありますからね」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

移動中のゆいと直哉2

「成程・・・ゆいさんは自分達がここに来たのは何かの意味があると、思っているんですね」

 

「はいだけど、それをマリちゃんに言うと不安にさせるので言えなかったんです」

 

「だけど、直哉さんが教えてくれた事でマリちゃんにも少し希望を持って生活を送れると思うんです」

 

「だってここには様々な世界の人達が集まって特殊遊撃部隊として、協力しているのを見ると、これが私達とマリちゃんが目指す形なのかなとと思うんです」

 

「ああ、そういう意味で・・・」

 

「はい」

 

「確かにそうかもしれませんね。歴代のプリキュアにしても異世界との繋がりがあるのは事実ですし、ヒーリングアニマル達が住むヒーリングガーデンやローラさんが住んでいた。人魚の国グランオーシャンがありますからね」

 

「はい、それで私考えてみたんです」

 

「考えた?何をですか」

 

「3組のプリキュアの中で一番特殊遊撃部隊の力を借りなければいけないプリキュアは・・・夏海まなつちゃん達と考えています」

 

「ゆいさんその理由は何ですか?」

 

「はいその理由は、直哉さんが言っていた融合世界は、IFの世界と言う言葉です」

 

「そう言う意味ではのどかさん達は表と裏の世界が友好世界になっていますし、私達の場合は元の世界から人だけが融合世界に来た形なので、最悪の場合私達がIF 世界の人間になるだけなので」

 

「でも夏海まなつちゃん達は・・・」

 

夜叉がいなくなった直後、融合世界全ての世界で大地震が起こりその地震により、偽りの魔神器による封印の影響を受けた大神一郎を乗せた船と16番目のプリキュアの世界が、もう一つのすこやか市に隣接する形で出現したのだった。

 

その後大神一郎は、真宮寺さくらによって封印を解除され、さくらの希望により何事もなく。特殊遊撃部隊により大神と船は中心世界に戻り、中心世界の巴里に向かう航海を続けるのだった

 

そしてこの地震は、融合世界の内部の世界にも新たな変化をもたらす事になる事を、トワ達もそして特殊遊撃部隊も知る事は現時点では無かった。

 

「こういう形で世界ごと来てしまったんですから」

 

「確かに境遇的に言えば夏海まなつちゃん達が今の所元の世界があった場所に戻れるかかは現時点では、何とも言えないですね」

 

「帰還難易度が高いのは16番目のプリキュアの世界だと言えますね」

 

「それにもう1つ16番目のプリキュアの世界が帰還困難の理由がこれです」

 

プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「乾いた心に!キュアオアシス!」

 

「ええ――直哉さんが別のプリキュアに変身した―」

 

ゆいが驚いたその直後・・・。

 

「「「「ああーーキュアオアシスさん。どうしてここにいるんですか?」」」」」

 

「それよりまなつちゃん。どうしてここに来たの?」

 

ゆいがまなつに聞く。

 

「あ、そうそうゆいちゃんの世界の子達が気がついたからそれを教えにね」

 

「そうなんだ。ありがとうね」

 

「たくっただ呼びに行くだけなのにぞろぞろ行かないといけないんだ?」

 

「あすか先輩抑えて抑えて」

 

そしてゆいはまなつ達と共にゆい達の世界から来た子達の元に向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

合流した響への説明前編

その夜紫藤家では・・・

 

奏達の世界に行く為に新生帝国華撃団のメンバーとガングニールシャドーを纏える響が合流していた。

 

「大変よ直哉私達の世界に残して来ていたパムパムとメンメンが見知らぬ女の子と一緒にこの家に現れたわ」

 

「そうですかゆいさんは現れた女の子とは面識があるんですか?」

 

「それは・・・余り無いけど同じ学校の子達です」

 

「わかりました。ゆいさんとローズマリーさん少し落ち着いてくださいね。一応僕は来客中なんですが・・・」

 

「「あ、ごめんなさい」」

 

ああ、俺のことは気にしないで良いぞ」

 

「ありがとうございます。弦十郎さん」

 

「恐らくですが僕達がウバウゾーを見た事による結果と思います」

 

「どういう事?」

 

「ふん勝手に言うがいい間もなくブンドル団は融合世界の全ての世界にあるレシピッピをブルーと共に奪ってやる」

 

そう言ってブルーの力で紫藤家にいる全員にジェントルーの宣言が響いた。

 

「これが響さんと新生帝国華撃団の皆さんが来る前にあった事です」

 

「成程ね・・・私と新生帝国華撃団のメンバーだけで行くには不安だけどブルーとブンドル団が動くとなれば直哉君は残るべきだろうね」

 

「ええ、残らないとまずいんですよねべつの意味で」

 

「どういう事?」

 

「ふん要するにヤラネーダを帝都で暴れる様に仕向ければいいんだな?」

 

「そう言う事だ」

 

「どのタイプのヤラネーダが良いとかそう言うのはあるのか?」

 

「それはお前に任せる。ブルー」

 

「そうかわかった・・・」

 

「ただ俺が動くとお邪魔虫が帝都に来るけど構わないんだな?」

 

 

「別に構わんさ。帝都がダグラス社によって混乱するするよりも連中によって経済が止まる方が会社としては都合がいいからな」

 

「成程な、ヤラネーダ能力。人間のやる気を奪った後に人材を交換するだけで、簡単に乗っ取る事が出来るな」

 

「そうだだからこそ、連中の乱入は歓迎さ」

 

そう言った直後ダグラス社の社長の姿がトワの姿に戻った。

 

「おいおい姿を戻していいのか?」

 

「構わないわさっきの会話で私達はこの部屋から退室したからね」

 

「成程そう言う風に見せたのか?」

 

「そうよそれに管理者の神殿の者として隼人に聞きたいのよ」

 

「何をだ?」

 

「成程あおぞら市での戦いの時にのどか達が幼馴染世界に跳んだのか過去の」

 

「ああ、だが隼人はどうして和実ゆい達を・・・融合世界に連れて来た?」

 

レイが隼人に聞く。

 

「ああ、それは・・・融合世界に戻れない事を知った後一度夏海まなつ達の世界で状況を確認をしていた時にあの娘ジェントルが落ちて来たんだ」

 

「ブルーどうしたのだ?」

 

「ああ、すまん今後の事を考えていた」

 

「今後の事を?」

 

「ああ、今の融合世界はジェントルお前やキュアプレシャスの出現により世界の常識が変わったのさ、その為の今後の行動を俺は考える事があるのさ」

 

「それはどういう意味だ?ブルー」

 

「ああ、それは・・・ジェントルお前が今知るべきではない事だ」

 

「ええ――トワさんがダグラス社の社長をしてるの?」

 

「そうなんですよ」

 

「ですから僕自身はこちらに残らないと・・・でも夜叉は放置は出来ないですし」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

合流した響への説明後編

「ああ、すまん今後の事を考えていた」

 

「今後の事を?」

 

「ああ、今の融合世界はジェントルお前やキュアプレシャスの出現により世界の常識が変わったのさ、その為の今後の行動を俺は考える事があるのさ」

 

「それはどういう意味だ?ブルー」

 

「ああ、それは・・・ジェントルお前が今知るべきではない事だ」

 

「ええ――トワさんがダグラス社の社長をしてるの?」

 

「そうなんですよ」

 

「ですから僕自身はこちらに残らないと・・・でも夜叉は放置は出来ないですし」

 

「そうだねワイズマンが前線に出てくる場合は興味の持っている相手がいる時か何かを知りたい時ぐらいだもんね」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

こうして巴里を舞台に、鬼神とカルマの因縁の対決、再び始まった。

 

「「おおーーまさか本物の鬼をリアルで見れるなんて」」

 

2人の響が、興奮していた。

 

「ほうあの子供にそんな力があるとは」

 

ワイズマンは前鬼に興味を示したのだった。

 

「「「「・・・何なの?あの怪物」」」」

 

「大神さんが怪物になったんだけど」

 

「落ち着けスパークルあの現象は異界事変の時も見ただろう」

 

「そうだよスパークル」

 

「それにしても、人の欲望を糧に成長する憑依の実ですか・・・」

 

「確かに憑依獣とメガビョーゲンは似ていますね、まあメガビョーゲンを超えるメガビョーゲンに進化したらナノビョーゲンに感染するものに人も入るかもですね」

 

「確かにそうね。ダルイゼンシンドイ―ネグワイワルが進化すれば、ナノビョーゲンも進化すると考えられるわね」

 

「皆さん戦いに変化がありましたよ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「ほうこれは面白いですね」

 

「最近ではワイズマンと時間旅行をした時が最後でしたが・・・」

 

でも直哉君こう言ったら悪いけどさ、奏さんが生き残っている世界って私がグレ響になっているんだよね?」

 

「そうですね」

 

「そしてフロンティア事変が解決し魔法少女事変が起きているんだよね」

 

「ええ、そう言う流れらしいですよ」

 

「じゃあ本来の流れに近い世界だよね。いくらアルカノイズがいるとしてもワイズマンが進んで研究をその世界ですると思う?」

 

「・・・確かにアルカノイズが珍しいとは言っても表の世界に出た以上その世界の2課の敵と共闘してまで得たい物ではないと思います」

 

「そうだよね・・・私的にはアルカノイズより後からワイズマンが作るだろうと思う亜種型ノイズが嫌だよ」

 

「ああ、ルナ・アタック後に政府のメンバーが変わってな、その新防衛大臣の秘書の一人に研究者がいてな、防衛大臣がその者をフィーネが使っていた屋敷に連れて行ったのが、一昨日なんだがみるみる亜種型メガビョーゲンが増えてな」

 

「成程なら防衛大臣が連れていた研究者が、ワイズマンの変装でしょうね」

 

!!

 

「「「「何だって――」」」何だと」

 

響の言葉に驚く弦十郎と翼達だった。

 

 

「ちなみにその研究者は、アルバと名乗りませんでしたか?」

 

「何故響君が、その研究者の名前を?」

 

「やはりそうでしたか、ワイズマン自身の世界でも偽名でアルバと名乗っていたと特殊遊撃部隊の仲間がそう言っていたので」

 

「成程な」

 

「亜種型メガビョーゲンが出てからのアルバと名乗る研究者と防衛大臣の足取りはわかってますか?」

 

 

「あおい、どうだ?」

 

「司令大変です。亜種型メガビョーゲンが出現した時を境に2人が消えました」

 

「何だと!!」

 

あおいの報告に驚く弦十郎だった。

 

「確かに亜種型メガビョーゲンをアレンジして亜種型メガノイズを作り出そうと研究をしてたりして」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

間章8 帝国華撃団活動停止編
大帝国劇場で出会った人


「それはそれで相手するのが面倒だと嫌ですね」

 

「あはは、それは言えてるね」

 

「さて時間も時間だから再確認しようか?」

 

「そうですね」

 

そして響と直哉は、それぞれの役割を確認しその夜は眠りについた。

 

翌日・・・

 

奏と弦十郎は、新生帝国華撃団のメンバーと響を連れて自分達の世界に戻っていった。

 

数時間後・・・

 

直哉とのどか達4人は大帝国劇場に呼ばれて来ていた。

 

「直哉っちどうして私達だけ大帝国劇場に来たの?」

 

ひなたが直哉に聞く。

 

「それはですねもうすぐヤフキエル事変が起きる前に、帝国華撃団に新たなメンバーが来てたじゃないですか?真宮寺直哉君の世界で」

 

「「「ああ、そう言えばそうだった」」」

 

「どうやらその人物を帝国華撃団に所属させるようにと言ってるようですね陸軍が」

 

「米田さん的に陸軍の要請に答える前に、特殊遊撃部隊としての意見を聞きたいそうでして」

 

「「「「成程」」」」

 

「確かに融合世界の帝国華撃団は特殊遊撃部隊の一員と言う立場だったわね」

 

ちゆがそう言う。

 

「ですので、新隊員に特殊遊撃部隊の事をどこまで行って良いのかを聞きたいみたいですね」

 

「確かにメガビョーゲンやヤラネーダやウバウゾーを見る前にある程度言っておきたいよね。米田さん的に」

 

「ええ、僕もそう思い皆さんに着いて来て貰ったんですが・・・」

 

「大帝国劇場が臨時休館になってますね?何があったのでしょう」

 

アスミがそう言うと1人のおばあさんが直哉達に声をかけて来た。

 

「あんた達大帝国劇場に用事かい?」

 

「ええ、そうなんですけど大帝国劇場が休館で驚いているんですけど何かあったんですか?」

 

「ああ、昨日の夜大帝国劇場で食当たりが起きてね大帝国劇場で生活している全員が、昨夜の内に病院に入院してしまってね」

 

「「「「ええ――そうなんですか」」」」

 

「所でおばあさんは誰なの?」

 

ひなたがおばあさんに聞く。

 

「私はこういう者だよ」

 

そしておばあさんが直哉に名刺を見せる」

 

!!

 

「馬鹿な、おばあさんこれは本当ですか?」

 

「おばあさんは本当に京極圭吾の身内なのですか?」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「本当じゃよただ。お前さん達が知る歴史には出ない私じゃがな」

 

「つまり貴女の存在は融合世界のオリジナルの設定ですか?」

 

「そうじゃな・・・」

 

その直後帝国華撃団は最後の攻撃を仕掛けた。

 

 

「行くぞ京極圭吾これで貴様を倒す!!」

 

「ぬう!!来るか、帝国華撃団」

 

「「大神さん皆行きますよ」」

 

「帝都に我等のいるかぎり」

 

「悪の栄えることはなし」

 

「たとえどんなに苦しい戦いでも」

 

「自分自身の力と」

 

「愛する力で戦う」

 

「そして勝利を掴むまで」

 

「僕たちは、決して負けない」

 

「それが帝国華撃団だぜ」

 

 

「俺たちは正義だ!!

 

「悪を蹴散らし、正義を示せ!!」

 

 

「絶」

 

「対」

 

「正」

 

「儀」

 

「帝」

 

「国」

 

「華」

 

「撃」

 

「団」

 

 

「ぐおおおお。この私が、負けるだとーー」

 

神王は、花組全員による一斉攻撃により、沈黙した。

 

「フフ、流石だ、帝国華撃団、だが私を倒した所で、何も代わらんぞ、何故なら何れまた、帝都に悪意を持つ者が現れるだろう」

 

「せいぜい、その時まで、この薄汚れた帝都での平和を楽しむがいい」

 

京極がそう言った直後、神王は爆発をし始めた。

 

京極は爆発の中で自分の身が燃えてるにも、関わらず、不敵な笑みを最後まで浮べていた。

 

そして空中要塞武蔵も、神王の爆発で崩壊を始めていた。

 

「私の孫があの時に倒されたままだったら私の存在もこの世界に現れる事はなかったと思う」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

流れに変化があった日1 陸軍病院に向かう直哉達

「ぐおおおお。この私が、負けるだとーー」

 

神王は、花組全員による一斉攻撃により、沈黙した。

 

「フフ、流石だ、帝国華撃団、だが私を倒した所で、何も代わらんぞ、何故なら何れまた、帝都に悪意を持つ者が現れるだろう」

 

「せいぜい、その時まで、この薄汚れた帝都での平和を楽しむがいい」

 

京極がそう言った直後、神王は爆発をし始めた。

 

京極は爆発の中で自分の身が燃えてるにも、関わらず、不敵な笑みを最後まで浮べていた。

 

そして空中要塞武蔵も、神王の爆発で崩壊を始めていた。

 

「私の孫があの時に倒されたままだったら私の存在もこの世界に現れる事はなかったと思う」

 

「つまりおばあさんは、未来から来た敵によって本来あちらの世界にいた京極圭吾さんが生き返ったから。おばあさんが京極圭吾の魂を導く為の存在ですか?」

 

「簡単に言えばそういう事じゃな」

 

「でもおかしいですよ。2度目の京極圭吾は・・・」

 

「馬鹿な何故神王にダメージを与えられる?立花響」

 

「さあ何でだろうね?京極圭吾さん」

 

「くっ立花響お前のシンフォギアは、ノイズしか倒せない筈が・・・」

 

「へえ、京極さんよく知ってますねいったい誰から聞いたのやら?」

 

「簡単に言うと思うなよ。小娘」

 

「私に集中してていいんですか?」

 

「何?を言っている」

 

「神崎風塵流・不死鳥の舞」

 

「聖獣ロボ改」

 

「シェルクーンチク」

 

「鷺牌五段」

 

「イル・フラウト・マジーコ」

 

「ディ・ワリキューレ」

 

!!

 

「うおおお。負けんぞ帝国華撃団」

 

帝国華撃団の5人の必殺攻撃を受けた神王は持ちこたえようとしたが・・・

 

「今ですわ健二さん」

 

!!

 

「ぬうっしまった珠が露出していたのか、させんぞ米田健二」

 

京極は、神王の内部に隠していた珠を帝国華撃団の必殺攻撃により球が出て来たのだった。

 

京極は、健二の存在を察知したが立花響に邪魔をされた。

 

「フン」

 

「がああああ。おのれーー立花響ーー」

 

「これで終わりだ――京極再び地獄へ帰れ」

 

そして健二の光武改の武器が偽りの魔神器の珠を貫いた。

 

そして珠の消滅と共に空中要塞武蔵と共に神王も崩壊していくのだった。

 

帝国華撃団は武蔵の中で簡易ゲートを使って万能戦艦に戻るのだった。

 

「こういう結果で倒されたのに?」

 

のどかがそう言う。

 

「確かにそう言う結果になった時私が、こちらに来たのだから」

 

「だが、京極圭吾の魂は現時点でも見つかっていないんですね?」

 

「そう言う事じゃ、私は一度向こうに戻る前に京極圭吾と戦った帝国華撃団のメンバーに圭吾の事を聞こうとしたら全員が食当たりになってね・・・」

 

「成程おばあちゃんが滞在できる時間が少ないんですね?」

 

「そうじゃ、出来れば魂の居場所さえわかれば、事情説明である程度の猶予期間が貰えるんじゃがなあ」

 

「直哉君手伝ったら駄目?」

 

「そうですね、そう言う事情なら僕達の担当になるでしょうがひとまずは今している仕事を優先させましょうね」

 

そして直哉達は京極圭吾のおばあさんと名乗る霊と共に帝国華撃団のメンバーが入院している陸軍病院に向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

流れに変化があった日2 陸軍病院にて前編

米田の病室・・・

 

「いやあすまねえな。直哉今日お前達を劇場に呼んでいたのにな」

 

「いやそれは良いんですけど、この時期に帝国華撃団のメンバー全員が食当たりで全滅とかやめて下さいよ」

 

「ああ、それは・・・花小路伯爵にも同じ事を言われたよ」

 

「花小路伯爵ですか・・・あの人は元老院の方でしたよね」

 

「ああ、元老院の中ではワシとの関係は良好だがな・・・」

 

「直哉が来ないが、帝国華撃団と異世界組の今後の協力体制での変更点を伝える。

 

 

「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

米田の突然の発表に地下司令室に集まった全員が驚いていた。

 

 

「落ち着け皆これから発表することは、直哉も了承済みだ」

 

「一体どういう事ですか?米田司令」

 

大神が米田に質問をする。

 

「帝国華撃団は一時的に帝国陸軍から離脱し特殊遊撃部隊として再編成する」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「特殊遊撃部隊として再編成される理由は、黒之巣会との戦い以降に帝国華撃団が強制解散される可能性があるからだ」

 

「何ですって‼」

 

「その暴走をされる前に帝国華撃団は、紫藤家の当主が持つ特殊遊撃部隊に配属することが決まった。その特殊遊撃部隊に配属されるのはわしと、あやめ君を除く全員が対象だ」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

再び、米田の発言に驚く全員だった。

 

「何故司令や副司令がついてこないんですか?」

 

「大神これは一時的にと言ったはずだ。わしとあやめが残るのは暴走を止めるためなのだよ。そしてわしとあやめ君が止める事が出来なければ、帝国華撃団を守れる事の出来るのは紫藤家の当主だけだ」

 

「何故なら、帝国華撃団を誕生させようとしたのは、前の紫藤家の当主による発案だったからだ」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

再び帝国華撃団の隊員達が驚きの声をあげていた。

 

「わしや、あやめ君、そしてさくらの父親の三人は、前当主に協力者として帝国華撃団結成を準備をしていたとき前当主が死んだことによりわし達がその意思を継ぎ、帝国華撃団を誕生させたのだ」

 

「なら今回の特殊遊撃部隊に配属という事は本来あるべき姿になるのですか?」

 

「わしとしてもそう願ったが、現在の当主は一時的に帝国華撃団を預かるしか応じないと言うことで当主の部隊に配属という形になった期間限定のな」

 

「そしてこれ以降の事は紫藤家の当主に聞いて貰いたい」

 

「あの件以来伯爵とは最低限の付き合いをしていてな」

 

「まあ、その方が良いでしょうね。母親が生きていたら今の関係は改善していると思いますから」

 

「そうだろうな・・・それでな伯爵に異世界についての報告を早くしてほしいと言われたよ」

 

「成程、米田さん元老院の方にメガビョーゲンやヤラネーダの情報を教えてないんですか?」

 

「当たり前よメガビョーゲンやヤラネーダの情報開示なんてしたら帝国華撃団を潰す理由を与えるだろうが」

 

「「「「「ああ、成程」」」」」

 

「確かに米田さんの言う可能性がありますね」

 

「ああ、ただでさえ元老院の方から帝国華撃団に新隊員を配属されて困っているのによ」

 

そう言い米田は愚痴をこぼす。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

流れに変化があった日2 陸軍病院にて中編

「まあ、その方が良いでしょうね。母親が生きていたら今の関係は改善していると思いますから」

 

「そうだろうな・・・それでな伯爵に異世界についての報告を早くしてほしいと言われたよ」

 

「成程、米田さん元老院の方にメガビョーゲンやヤラネーダの情報を教えてないんですか?」

 

「当たり前よメガビョーゲンやヤラネーダの情報開示なんてしたら帝国華撃団を潰す理由を与えるだろうが」

 

「「「「「ああ、成程」」」」」

 

「確かに米田さんの言う可能性がありますね」

 

「ああ、ただでさえ元老院の方から帝国華撃団に新隊員を配属されて困っているのによ」

 

そう言い米田は愚痴をこぼす。

 

「ああ、その件ですが僕と言うか母さんが米田さんに伝えた内容を、今度来る新隊員に教えても良いですよ。米田さん」

 

!!

 

「良いのかよ?」

 

米田は直哉の言葉を聞き、驚いていた。

 

「ええ、構いませんよ先程米田さんが言った「当たり前よメガビョーゲンやヤラネーダの情報開示なんてしたら帝国華撃団を潰す理由を与えるだろうが」

その辺は米田さんの自由で良いですけど」

 

「でもいいのかよ?元老院に情報を渡してもよ」

 

「ああ、それは・・・」

 

その時米田の病室が別の次元に跳んだ。

 

「こいつは・・・?」

 

「すみませんこれから言う事は監視下で言うには、流石に危険なので、この病室だけを帝都から移動させました」

 

「こんな事も出来るのかよ?」

 

「ええ、ですので先ほども言いましたが母さんが米田さん達に伝えた情報は中心世界全体に流す為の物でしたので」

 

「そうだったのか」

 

「まあ、仮にその情報を伝えていてもメガビョーゲンやヤラネーダ等の存在を信じられるか疑問ですけどね」

 

「また別の世界みたいに・・・」

 

「ああ、そうだだが、俺達のように彼等の事情を知らない連中は、異世界の戦争に巻き込んだ国が一番わるい、そんな国は滅べなんて言われてるがな」

 

「まあ、シンフォギアに関しては秘密に出来てるがな、彼等の存在が世界の目を逸らしてくれる形となっているな」

 

 

「何なんだよ、それ響や直哉達が悪者じゃねえか」

 

「そうです。伯父様彼等は私達の代わりに世界の為に戦ってくれた恩人ですよ」

 

「それはわかっているが、政府からの通達でな彼等が再び来たら捕獲しろダそうだ」

 

!!

 

 

「まじかよ」

 

「ああ、防衛大臣からの通達だ」

 

「取り消しは出来ねえのか?」

 

「無理だ某絵大臣や政府が変わらなければ」

 

「こういう反応になると思いますね」

 

「確かにな・・・強い力は人を惑わす力があるからな」

 

「そう言う点では帝国華撃団と京極圭吾は良い協力者になれたかも知れませんね」

 

「ああ、それは・・・そうだな。ワシ自身も京極と協力者になれたんじゃないかと思うよ。あいつの帝都を守るは最終的に人間を排除すると言う答えになっちまったがな」

 

「後悔してますか?」

 

「後悔してないと言えば噓になるな。京極と言う人間は天才だったからな」

 

「だからよ・・・」

 

 

「久しぶりだな、大神一郎よ」

 

「あ、貴方は、京極圭吾陸軍大臣どうして帝劇に、来てるんですか?」

 

「それはな・・・」

 

「お前達帝国華撃団に、宣戦布告する為だ」

 

「何だって!!」

 

京極の言葉を聞き、驚く現職の陸軍大臣が、軍事クーデターの主犯そして、黒鬼会の首領とは思っていなかった。

 

「何で、現職の大臣の貴方が何故このようなことを?」

 

「何故だと?私はかつて、自分が自分でない者に支配されたかすかな記憶が残っている。実に気持ちが良かったが、お前達によって、その者は倒されたが、その時私は、実感した。この世を支配するには、絶対的な力が必要だとな」

 

「それは断じて違う、そんなのはまやかしだ」

 

「何だと!!ならば試してみるがいい、私の言葉が正しいか、大神貴様が正しいかをな」

 

「ふ、せいぜい頑張る事だな、行くぞ鬼王」

 

「ハッ帝国華撃団よ、我等の本拠赤坂へ来い、そこで我らとの決着を付けようぞ」

 

そう言って、京極と鬼王は、消えていった。

 

「そう言われてショックを受けたさ」

 

その時あのおばあさんが、米田の前に現れた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

流れに変化があった日2 陸軍病院にて後編1

「貴女は誰ですか?」

 

「私は本来あるべき形ではない復活をしてしまった者を冥府へと送る者として貰うのじゃ」

 

「ああ、米田さん簡単に言えば、僕の上司が以前黄昏の三騎士を復活させてましたよね」

 

「ああ、あったな」

 

米田は思い出す。

 

「復活した黄昏の三騎士を帝国華撃団の力を使わずに倒せと言う目的をこなせと言われていて」

 

「成る程な。そう言う理由で黄昏の三騎士を復活させたのか?」

 

「確かにこれから直哉達の部隊に人が集まるのならこういう事も必要だろうな。その世界の敵以外と戦うためには」

 

「そう言う意味で本来なら中心世界以外で行う予定でしたが、響さんの連絡を受けてこちらに戻って来たのですよ」

 

「それで直哉君は数日間こちらにいてどうするの?「ええ、もうすぐこちらに新たな守護者を転移させるという上司から連絡を受けてまして、その人物と合流するつもりですね」

 

「その人物は女の子なの?」

 

「ええ、そうですよ。最終的に女の子3人が合流するそうですね。上司が言うには」

 

「また女の子なの?あはは頑張れやさくら」

 

「ああ、米田さんとさくらさんこれは僕達の上司が言ったことなのですけど二人には覚えておいて下さいね」

 

「はいそうですあの時はこちらの方とトワとの調整もあり上手くイベントとして黄昏の三騎士を復活させたんですけど」

 

「成程彼女に頼めば真宮寺さくらの父親の一馬も生き返れるのか?」

 

米田が直哉達に聞く。

 

「ああ、それは可能だが、ただ生き返らせるだけなら現世に滞在させるなら制限時間と言う制約が付くが・・・」

 

「成程黄昏の三騎士のように長期的に復活されるには何かの条件があるんですね」

 

「ああ、黄昏の三騎士の場合猪鹿蝶いずれかを特殊遊撃部隊が倒すと言う条件じゃった」

 

「ああ、だから直哉はあの時蝶を倒していたんですね」

 

そう言い米田は思い出す。

 

 

 

「違うよ、あれは貴方の仲間の蝶だよ」

 

「何だと!!あれが蝶だと」

 

 

「所で猪貴女何しに来たの?」

 

 

薫が猪に聞く。

 

 

 

「それはな・・・」

 

 

「危ない響それと薫」

 

 

!!

 

 

二人は奏の呼びかけで蝶の攻撃をかわすが、猪は奇麗に切断され蝶により食べられた。

 

「「うええ気持ち悪い」」

 

 

映像終了

 

「ひっ蝶が猪を食べたんですか?」

 

さくらが恐る恐る米田に聞く。

 

 

「ああその通りだ」

 

 

「以上で大神が復帰前に起きた黄昏の三騎士との戦いの記録だ」

 

「そして神山これが遊撃部隊が戦う敵と戦う敵の一部だ」

 

「これで一部なんですか?」

 

 

「ああそうだ。これも直哉から聞いたが、近いうちに神山達と同じ境遇の者達が来るそうだ」

 

「と言う事は司令、俺達がその世界の敵とも戦うんですね」

 

「それであの映像の流れになり特殊遊撃部隊が蝶を倒してイベントが終わったのですね」

 

「そう言う事じゃそして今回未来から来た敵によって蘇った京極の魂がいまだに冥府に戻らないのでな。帝国華撃団の総司令であるお主と話をする為に彼女達について来たのじゃ」

 

「何ですって京極の魂があの世に戻っていないですってーー」

 

米田は京極の魂の件に対し驚いていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

流れに変化があった日2 陸軍病院にて後編2

「ああそうだ。これも直哉から聞いたが、近いうちに神山達と同じ境遇の者達が来るそうだ」

 

「と言う事は司令、俺達がその世界の敵とも戦うんですね」

 

「それであの映像の流れになり特殊遊撃部隊が蝶を倒してイベントが終わったのですね」

 

「そう言う事じゃそして今回未来から来た敵によって蘇った京極の魂がいまだに冥府に戻らないのでな。帝国華撃団の総司令であるお主と話をする為に彼女達について来たのじゃ」

 

「何ですって京極の魂があの世に戻っていないですってーー」

 

米田は京極の魂の件に対し驚いていた。

 

「ちょっと待って下さい。確かに京極圭吾は2度目の死を迎えましたよ」

 

「だあああ」

 

!!

 

「馬鹿な何故神王にダメージを与えられる?立花響」

 

「さあ何でだろうね?京極圭吾さん」

 

「くっ立花響お前のシンフォギアは、ノイズしか倒せない筈が・・・」

 

「へえ、京極さんよく知ってますねいったい誰から聞いたのやら?」

 

「簡単に言うと思うなよ。小娘」

 

「私に集中してていいんですか?」

 

「何?を言っている」

 

「神崎風塵流・不死鳥の舞」

 

 

「聖獣ロボ改」

 

 

「シェルクーンチク」

 

 

「鷺牌五段」

 

 

「イル・フラウト・マジーコ」

 

「ディ・ワリキューレ」

 

!!

 

「うおおお。負けんぞ帝国華撃団」

 

帝国華撃団の5人の必殺攻撃を受けた神王は持ちこたえようとしたが・・・

 

「今ですわ健二さん」

 

!!

 

「ぬうっしまった珠が露出していたのか、させんぞ米田健二」

 

京極は、神王の内部に隠していた珠を帝国華撃団の必殺攻撃により球が出て来たのだった。

 

京極は、健二の存在を察知したが立花響に邪魔をされた。

 

「フン」

 

「がああああ。おのれーー立花響ーー」

 

「これで終わりだ――京極再び地獄へ帰れ」

 

そして健二の光武改の武器が偽りの魔神器の珠を貫いた。

 

そして珠の消滅と共に空中要塞武蔵と共に神王も崩壊していくのだった。

 

帝国華撃団は武蔵の中で簡易ゲートを使って万能戦艦に戻るのだった。

 

米田が京極圭吾の2度目の死の経緯を説明した。

 

「ああ、その辺り関しては冥府の調査でも書かれていたから間違いないんじゃが・・・」

 

「それでも京極圭吾の魂は冥府に戻っていないので貴女が来たのですよね」

 

「そうじゃ念の為特殊遊撃部隊が、事情を知ってると思ってな・・・」

 

「ねえ直哉君もしかしたら京極圭吾さんの魂の件とあの件実は繋がってないかな?」

 

のどかの言葉に彼女が反応する。

 

「あの件じゃと?」

 

そしてのどかが話し出す。

 

 

「ええ、そうよ直哉」

 

「その話と緊急連絡に何の関係があるんですか?」

 

直哉がトワに聞く。

 

「・・・ダグラス社の社長のブレント・ファーロングの死亡が確認されたわ」

 

!!

 

「どうして彼が死んだのですか?」

 

「その検証はまだやれてないからこれから始めるのだけど、ブレント・ファーロングを殺した犯人は黙示録の三騎士かもしれない」

 

「え、黙示録の三騎士ですか・・・まあ、ヤフキエル事変に関わる彼等ですが、雇い主のブレント・ファーロングを殺す理由がありませんが?」

 

「もしかするとあの時には既に・・・」

 

「フン」

 

「がああああ。おのれーー立花響ーー」

 

「これで終わりだ――京極再び地獄へ帰れ」

 

そして健二の光武改の武器が偽りの魔神器の珠を貫いた。

 

そして珠の消滅と共に空中要塞武蔵と共に神王も崩壊していくのだった。

 

「あの時既に黙示録の三騎士が動いていたとは考えられませんか?」

 

「「成程」」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

のどかが言った仮説

「もしかするとあの時には既に・・・」

 

「フン」

 

「がああああ。おのれーー立花響ーー」

 

「これで終わりだ――京極再び地獄へ帰れ」

 

そして健二の光武改の武器が偽りの魔神器の珠を貫いた。

 

そして珠の消滅と共に空中要塞武蔵と共に神王も崩壊していくのだった。

 

「あの時既に黙示録の三騎士が動いていたとは考えられませんか?」

 

「「成程」」

 

「確かにもし黙示録の三騎士が2度目の京極圭吾を倒した直後に帝都に来ていたとしたら・・・」

 

「うむ、そしてあの戦いの後に直哉の行った連中が、冥府に行く筈の京極圭吾の魂を回収したのか?」

 

「まあ、理屈としては通るが・・・」

 

「なあ、のどかは何故そう思った?」

 

米田がのどかに聞く。

 

「別に深い意味はないんですが、ただ中心世界の時間軸ではダグラス社による下準備の時期に当たるんじゃないかと思いまして」

 

「ふむ、だがあれは大神が巴里に行ったタイミングではなかったか?」

 

「あ、そう言えばそうだった」

 

「いくら陸軍でも長期間ダグラス社との繋がりは隠せないと思うが・・・その頃は黒鬼会の首領として動いてと思うからな」

 

「だが、あの時に京極の言葉の意味が今の状況を言うのならあながち間違っていないがな」

 

 

「俺たちは正義だ!!

 

「悪を蹴散らし、正義を示せ!!」

 

 

「絶」

 

「対」

 

「正」

 

「儀」

 

「帝」

 

「国」

 

「華」

 

「撃」

 

「団」

 

 

「ぐおおおお。この私が、負けるだとーー」

 

神王は、花組全員による一斉攻撃により、沈黙した。

 

「フフ、流石だ、帝国華撃団、だが私を倒した所で、何も代わらんぞ、何故なら何れまた、帝都に悪意を持つ者が現れるだろう」

 

「せいぜい、その時まで、この薄汚れた帝都での平和を楽しむがいい」

 

京極がそう言った直後、神王は爆発をし始めた。

 

京極は爆発の中で自分の身が燃えてるにも、関わらず、不敵な笑みを最後まで浮べていた。

 

そして空中要塞武蔵も、神王の爆発で崩壊を始めていた。

 

「確かに米田さんが言うように京極圭吾が陸軍を使ってダグラス社の社長と繋がりがないと一軍事企業が陸軍と対等に交渉はしないと思いますし」

 

「言われたらそうだな。陸軍とダグラス社の社長と言うピースを合わせるのが京極であれば、少なくとも陸軍とダグラス社の関係を維持したいという奴が出て来ても不思議じゃねえな」

 

「ええ、結果的には未来の降魔達が京極を復活させた事で、途切れていた関係が復活したのかもですね」

 

「成程な、どちらにしろワシらは動けねえからその辺の調査を頼んでいいか?直哉」

 

「ええ、良いですよ米田さん。少なくとも・・・」

 

「フン」

 

「がああああ。おのれーー立花響ーー」

 

「これで終わりだ――京極再び地獄へ帰れ」

 

そして健二の光武改の武器が偽りの魔神器の珠を貫いた。

 

そして珠の消滅と共に空中要塞武蔵と共に神王も崩壊していくのだった。

 

「あの一件からは特殊遊撃部隊が関わっているのですからその延長として動きますよ」

 

「そうかありがてぇ」

 

その後直哉達は陸軍病院を出てその直後管理者の神殿に向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

管理者の神殿での直哉の説明会の前

「まさかのどかさんの一言で・・・」

 

「確かに米田さんが言うように京極圭吾が陸軍を使ってダグラス社の社長と繋がりがないと一軍事企業が陸軍と対等に交渉はしないと思いますし」

 

「言われたらそうだな。陸軍とダグラス社の社長と言うピースを合わせるのが京極であれば、少なくとも陸軍とダグラス社の関係を維持したいという奴が出て来ても不思議じゃねえな」

 

「ええ、結果的には未来の降魔達が京極を復活させた事で、途切れていた関係が復活したのかもですね」

 

「成程な、どちらにしろワシらは動けねえからその辺の調査を頼んでいいか?直哉」

 

「ええ、良いですよ米田さん。少なくとも・・・」

 

「フン」

 

「がああああ。おのれーー立花響ーー」

 

「これで終わりだ――京極再び地獄へ帰れ」

 

そして健二の光武改の武器が偽りの魔神器の珠を貫いた。

 

そして珠の消滅と共に空中要塞武蔵と共に神王も崩壊していくのだった。

 

「あの一件からは特殊遊撃部隊が関わっているのですからその延長として動きますよ」

 

京極が密かにダグラス社との関係があるかも知れない。そう考えるとダグラス社の社長の件も理由として納得できるんだよな」

 

そう言いながら直哉は思い出す。

「ええ、そうよ直哉」

 

「その話と緊急連絡に何の関係があるんですか?」

 

直哉がトワに聞く。

 

「・・・ダグラス社の社長のブレント・ファーロングの死亡が確認されたわ」

 

!!

 

「どうして彼が死んだのですか?」

 

「その検証はまだやれてないからこれから始めるのだけど、ブレント・ファーロングを殺した犯人は黙示録の三騎士かもしれない」

 

「え、黙示録の三騎士ですか・・・まあ、ヤフキエル事変に関わる彼等ですが、雇い主のブレント・ファーロングを殺す理由がありませんが?」

 

「今なら黙示録の三騎士が京極側に付いたと仮定すれば・・・」

 

「トワが言ったブレント・ファーロングの死亡したと言う理由としてそれなりに納得できるけど」

 

「惜しかったね、僕たちの虚を突いたつもりだろうけど、僕達にそう言うのは聞かないよ」

 

白騎士がそう言うが、白騎士たちは視界が晴れた時その事実に驚愕したのだった。

 

「帝国華撃団参上!!」

 

「馬鹿な!!我等の主ブレント様の策で分断されたはず何故全員揃っているんですか?」

 

「さあな、何故だろうな、だがこれで、前力でお前にやられた借りを返せるよ」

 

「行くわよ直哉君」

 

「うんお姉ちゃん覚悟しろ、パトリック、そして黙示録の三騎士」

 

「「「舐めるな、小僧がああ」」」

 

そして、戦いが始まった。

 

「過去の世界で見たパトリック・ハミルトンが、簡単にブレント・ファーロングを見限るとは思えないけどな」

 

「どちらにしても融合世界のヤフキエル事変は、僕達が資料として見て来た過去の映像は役に立たない可能性が高いな・・・」

 

直哉がそう言った直後レイが部屋に入って来た。

 

「待たせたな直哉」

 

そして直哉はレイに今までの経緯を話し出した。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

レイへの説明会終了後

鶯谷紫藤家にて・・・

 

「ねえ直哉君レイさんへの説明の映像見なくて良いの?」

 

「ああ、それは・・・必要ないとレイさんがいらないと言ったので全部カットですよ。ちゆさん」

 

「そうなのね」

 

「それでこれからはまなつちゃん達とゆいさんとローズマリーさんで、ブルーとブンドル団に備えて貰って、僕とグレ響さんとアスミさんで米田さんの依頼を調査します」

 

「言われたらそうだな。陸軍とダグラス社の社長と言うピースを合わせるのが京極であれば、少なくとも陸軍とダグラス社の関係を維持したいという奴が出て来ても不思議じゃねえな」

 

「ええ、結果的には未来の降魔達が京極を復活させた事で、途切れていた関係が復活したのかもですね」

 

「成程な、どちらにしろワシらは動けねえからその辺の調査を頼んでいいか?直哉」

 

「ええ、良いですよ米田さん。少なくとも・・・」

 

「フン」

 

「がああああ。おのれーー立花響ーー」

 

「これで終わりだ――京極再び地獄へ帰れ」

 

そして健二の光武改の武器が偽りの魔神器の珠を貫いた。

 

そして珠の消滅と共に空中要塞武蔵と共に神王も崩壊していくのだった。

 

「あの一件からは特殊遊撃部隊が関わっているのですからその延長として動きますよ」

 

「そうかありがてぇ」

 

「ええ、わかったわでも3人で大丈夫?」

 

「大丈夫ですよ。戦いがメインでは無いので、それにのどかさんとちゆさんとひなたさんを調査チームから外したのはアスミさんとグレ響さんの2人より変身前の姿を陸軍に知られている可能性があるので」

 

「ああ、確かにそうかも知れないわね」

「まさか貴方が家に来られるとは思いませんでしたよ。現職の陸軍大臣の京極圭吾大臣」

 

 

「何、君には直接伝えた方がいいと思ってね」

 

 

「伝える事ですか?」

 

「ああ、最近陸軍将校達の中に黒鬼会となる者に我々の情報が流されていたんだ」

 

「成る程」

 

「そこで情報を流していた将校から得た情報で黒鬼会は、1週間後の11月9日に帝都を巻き込んだ大規模クーデターをするつもりらしい」

 

 

!!

 

「何ですって」

 

 

「京極陸軍大臣その情報を海軍には伝えたのですか?」

 

「いやまだだな。私の方でも数10分前に得た情報で、我々は君個人が運営している特殊遊撃部隊に伝える事を優先したのだよ」

 

 

「そうなんですね。ありがとうございました」

 

「確認ですが11月9日に起きるんですね」

 

 

「ああ、そういう事になるらしい」

 

「わかりました。その前日から僕達は帝都から離れておきます」

 

「ああ、そのほうがいい」

 

「ええ、あの時京極圭吾陸軍大臣として来た時に高い確率でその当時いたメンバーの姿を見られたと思った方が安全だと思うので」

 

「成程ね」

 

「それとは別に隼人叔父さんの事ですからまなつちゃん達やゆいさん達にメガビョーゲンだけを召喚した場合の予防策でもありますが・・・ブルーとして仕事をすればいいのですけどブンドル団の幹部がいるので遊ぶかもしれないので」

 

「そう言う意味で私達を外したのね?」

 

「ええ、そう言う事です。そして調査は明日から動きます。後1ヶ月後にはヤフキエル事変と大神さんが巴里から帝都に戻る予定なので」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

グレ響とアスミへの説明前編

ちゆとの話を終えた後直哉はアスミとグレ響を自室に呼び寄せた。

 

「直哉アスミと私を呼んでどうしたんだ?」

 

「ええ実は、融合世界の方で今後起きる予定のヤフキエル事変の流れが大きく変わる可能性が高くなったんです」

 

「「ええ――」」

 

どうしてそうなるようになったんだ?」

 

グレ響が直哉に聞く。

 

「ええ、それは・・・」

 

「まあ、こちらでも起きないとは限らないんですよね」

 

「そうなのか?」

 

「ええ」

 

「それに、直哉君帝国華撃団がある並行世界に行った時に過去の記録を見たけど、大神さんが巴里に着く前に行方不明になる事は記録になかったよね?」

 

「そうですね、響さん」

 

 

「何だと!!融合世界で初めてなのか?大神の行方不明事件は」

 

 

「「はい」」

 

「ですので、身内関連の場合は、先ほど言った老人達の関与がある可能性ですけど、僕は可能性が低い考えています」

 

「それは何故だ?」

 

「普通に考えて老人達の仕業なら国内ですると思いますよ。まだ自分達の力が及ぶね」

 

 

「まあ確かにな」

 

 

「後大神さんの行方不明事件が、公になれば国際問題に発展する可能性がありますよね?」

 

「ああ、そうだな少なくとも、巴里と帝都で戦争までとは言わんが、いろんな問題が発生するだろうな」

 

 

「そう言う面倒な事を米田さんから見て、老人達がすると思います?」

 

「確かに老人達がしても得は無いだろうな」

 

「ええ、ですから可能性が低いと思っています」

 

 

「なら・・・大神を行方不明にした連中は誰なんだ?」

 

「それは、調査をしてみないとわからないですけど、少なくとも僕達の特殊遊撃部隊が戦う相手の仕業とも考えて置く必要もあるかもしれませんね」

 

 

「成程」

 

「この大神さん誘拐事件が起きたからです」

 

「ちょっと待って下さい直哉その事件は京極圭吾によって行われたのではなかったですか?」

 

アスミがそう言う。

 

「ええ、それは間違いないですよ。本人も言ってましたからね」

 

「ククッ特殊遊撃部隊の君達とは、こういう形で会うのは初めてだな」

 

「「「ああ、貴方は元帝国陸軍大臣の京極圭吾」」」

 

「ええーーどうして生きてるの?貴方はあの時帝国華撃団に倒された筈なのに」

 

「この時アスミさんも聞きましたよね?」

 

「はい」

 

「スパークルの言う通りです。京極圭吾誰が、貴方をこの世に呼び戻したのですか?」

 

「そして大神一郎行方不明事件を起こしたのも貴方ですね?」

 

 

アースとグレースが京極に聞く。

 

「クク、流石だな。大神行方不明事件を実行したのはこの私だよ」

 

 

「何故そんな事をしたの?」

 

「この世界にとって大神という人間は害悪でしかない。いや人間自体が、地球と言う星にとっては、人間の存在自体が、君達の敵ビョーゲンズと同じだとは思わないか?」

 

 

「「「「「「それは・・・」」」」」」

 

「確かにそうかもしれない。人間の共通している敵がいなければ、地球を人間の手によって星を破壊するかもしれない世界を私達は知ってる」

 

「ならば、君達もわかるだろう?」

 

「ですが、京極圭吾貴方の目的は、私達特殊遊撃部隊が必ず止めて見せます」

 

「だが私は太陽から聞いた話では京極も何者かに生き返らされたと・・・」

 

「ええ、生き返らされた人物は未だに判明はしてませんが、恐らく天宮さくらさん達の時代の敵だと思いますが」

 

!!

 

「そうか奴等か」

 

「ですが京極の件とヤフキエル事変の変化にどう繋がるんですか?」

 

「ああ、それは・・・」

 

アスミが直哉に聞く。

 

「ええ、そうよ直哉」

 

「その話と緊急連絡に何の関係があるんですか?」

 

直哉がトワに聞く。

 

「・・・ダグラス社の社長のブレント・ファーロングの死亡が確認されたわ」

 

!!

 

「どうして彼が死んだのですか?」

 

「その検証はまだやれてないからこれから始めるのだけど、ブレント・ファーロングを殺した犯人は黙示録の三騎士かもしれない」

 

「え、黙示録の三騎士ですか・・・まあ、ヤフキエル事変に関わる彼等ですが、雇い主のブレント・ファーロングを殺す理由がありませんが?」

 

!!

 

「馬鹿なヤフキエル事変の黒幕が既に死んでるのか?」

 

「ええ、そう言う事です。アスミさんグレ響さん」

 

「「一体誰が・・・」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

グレ響とアスミへの説明後編

「その検証はまだやれてないからこれから始めるのだけど、ブレント・ファーロングを殺した犯人は黙示録の三騎士かもしれない」

 

「え、黙示録の三騎士ですか・・・まあ、ヤフキエル事変に関わる彼等ですが、雇い主のブレント・ファーロングを殺す理由がありませんが?」

 

!!

 

「馬鹿なヤフキエル事変の黒幕が既に死んでるのか?」

 

「ええ、そう言う事です。アスミさんグレ響さん」

 

「「一体誰が・・・」」

 

「あくまで仮定での話ですが聞いて貰えますか?」

 

「ああ」

 

「ええ」

 

僕は疑問に思ったんですけど」

 

「大神さん、今です」

 

「よし行くぞ鬼王」

 

「ぬう!!」

 

狼虎滅却・三刃成虎」

 

「グオオ。まさか.この私を倒すとは・・・見事だ、帝国華撃団」

 

そして、鬼王の闇神威は、沈黙した。その同時刻地上では、太正維新軍も、海軍により鎮圧され、帝国陸軍大臣京極圭吾も、自害をし、クーデター騒動は幕を閉じた。

 

そして彼は武蔵で死ぬんですが、彼の死後半年足らずで陸軍にダグラス社の社長が接触してるんですよ。いくら軍事企業と言っても陸軍と接点がなければ・・・」

 

「ほうほうこれはいい機体だ、何より維持コストが格段に安い」

 

「ありがとうございます。これを機会に、わが社ダグラス社をよろしくお願いします」

 

「ああこちらこそだ」

 

こうして、帝国陸軍とダグラス社の軍事協力が、決定した。

 

「他の世界であった陸軍とダグラス社の社長が直接会うと言う事態普通は無いですよね」

 

「まあ、そうだろうな」

 

「前の7人世界でのヤフキエル事変でのメインは2つの帝国華撃団の共闘だったらしく京極とダグラス社の社長との関係性は無しの方向でやってたみたいですね」

 

「「成程」」

 

「ですがこちら側では朧や夜叉達が、京極圭吾を復活させた事により・・・」

 

「うおおお。負けんぞ帝国華撃団」

 

帝国華撃団の5人の必殺攻撃を受けた神王は持ちこたえようとしたが・・・

 

「今ですわ健二さん」

 

!!

 

「ぬうっしまった珠が露出していたのか、させんぞ米田健二」

 

京極は、神王の内部に隠していた珠を帝国華撃団の必殺攻撃により球が出て来たのだった。

 

京極は、健二の存在を察知したが立花響に邪魔をされた。

 

「フン」

 

「がああああ。おのれーー立花響ーー」

 

「これで終わりだ――京極再び地獄へ帰れ」

 

そして健二の光武改の武器が偽りの魔神器の珠を貫いた。

 

そして珠の消滅と共に空中要塞武蔵と共に神王も崩壊していくのだった。

 

帝国華撃団は武蔵の中で簡易ゲートを使って万能戦艦に戻るのだった。

 

 

「ああ、その辺り関しては冥府の調査でも書かれていたから間違いないんじゃが・・・」

 

「それでも京極圭吾の魂は冥府に戻っていないので貴女が来たのですよね」

 

「そうじゃ念の為特殊遊撃部隊が、事情を知ってると思ってな・・・」

 

「ねえ直哉君もしかしたら京極圭吾さんの魂の件とあの件実は繋がってないかな?」

 

のどかの言葉に彼女が反応する。

 

「あの件じゃと?」

 

そしてのどかが話し出す。

 

 

「ええ、そうよ直哉」

 

「その話と緊急連絡に何の関係があるんですか?」

 

直哉がトワに聞く。

 

「・・・ダグラス社の社長のブレント・ファーロングの死亡が確認されたわ」

 

!!

 

「どうして彼が死んだのですか?」

 

「その検証はまだやれてないからこれから始めるのだけど、ブレント・ファーロングを殺した犯人は黙示録の三騎士かもしれない」

 

「え、黙示録の三騎士ですか・・・まあ、ヤフキエル事変に関わる彼等ですが、雇い主のブレント・ファーロングを殺す理由がありませんが?」

 

「もしかするとあの時には既に・・・」

 

「「成程、そう言う繋がりが出て来たんですね」」

 

「ええ、あの時に京極は帝国華撃団と米田健二に倒されたにも関わらず冥府に魂が戻っていないそれと同じ時期かはわかりませんが、ダグラス社の社長が何者かに殺されたにも関わらず、ダグラス社の動きがみられないのも不思議ですがね」

 

「「確かに」」

 

「トワがダグラス社の社長に化けてるとは言え・・・不自然なんですよ」

 

「本当に2つの事件がリンクしているとなると、相当厄介な事件になるので」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

闇に協力する組織の調査と帝都を襲う者達前編

「「成程、そう言う繋がりが出て来たんですね」」

 

「ええ、あの時に京極は帝国華撃団と米田健二に倒されたにも関わらず冥府に魂が戻っていないそれと同じ時期かはわかりませんが、ダグラス社の社長が何者かに殺されたにも関わらず、ダグラス社の動きがみられないのも不思議ですがね」

 

「「確かに」」

 

「トワがダグラス社の社長に化けてるとは言え・・・不自然なんですよ」

 

「本当に2つの事件がリンクしているとなると、相当厄介な事件になるので」

 

翌日・・・

 

「さて直哉、どういう形で陸軍とダグラス社の踏査するんだ?」

 

「そうですね、このまま素直に陸軍に行ったとしても門前払いでしょうね」

 

グレ響とアスミがそれぞれ言う。

 

「ああ、それは・・・まず簡易ゲートで日本橋に行ってから言いますね」

 

直哉がそう言い簡易ゲートで日本橋に向かった。

 

 

「「これは・・・まさか陸軍の主力部隊がヤラネーダの能力で無力化している」」

 

「ええ、これはトワと隼人叔父さんとの話し合いでそう言う決め事になったと言う事で・・・ほら来ましたよ彼女達が」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

 

「ドレス!」

 

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「今日も元気だ!」

 

 

「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」」

 

「成程、ヤラネーダで陸軍を無力化した上で、特殊遊撃部隊がブルーとブンドル団に対応させて時間を稼ぐのか?」

 

「そうです。こちらが調査を終えるまでの時間稼ぎは出来ないと思いますが」

 

そして直哉は日本橋での説明を終えて簡易ゲートで陸軍省に潜入した。

 

陸軍省内部・・・

 

「「ここが本当に陸軍省内部なのか?」なのでしょうか?あまりにも静かすぎます」

 

!!

 

その時陸軍省内部に小型ノイズの集団が現れた。

 

「アスミ直哉を頼む」

 

「わかりました。さあ先に行きますよ」

 

「さあ相手になってやるよ。ノイズども」

 

そして直哉達は一時別行動を取らざるえなくなった。

 

「直哉先程のノイズもあの時の仕掛けですか?」

 

アスミが直哉に聞く。

 

 

「「「はあ、はあ」」」

 

「グレース、やはりここ何かおかしいわ」

 

「そうです。降魔兵器の動力源でもある空中要塞武蔵が存在してないのに、降魔兵器がこれほどの数が、活動出来るのはおかしいです」

 

 

フォンテーヌとアースがそれぞれの意見を言う。

 

 

「それより何とか数を減らさないとじり貧ラビ」

 

「そうペン」

 

「そうだな皆一気に行くニャン」

 

 

「「「ええ」」」

 

「わかりました」

 

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

 

「「届け!」」

 

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「何?今降魔兵器が言葉を喋ったーー」

 

「一体どういう事なの?」

 

「・・・ここにいる降魔兵器は、もしかしたら、人間と融合した降魔かも」

 

!!

 

「まだ断定は出来ませんが一種の警報装置かも知れません」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

闇に協力する組織の調査と帝都を襲う者達後編

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「何?今降魔兵器が言葉を喋ったーー」

 

「一体どういう事なの?」

 

「・・・ここにいる降魔兵器は、もしかしたら、人間と融合した降魔かも」

 

!!

 

「まだ断定は出来ませんが一種の警報装置かも知れません」

 

直哉がアスミに言う。

 

「どちらにせよ僕達は、今回の潜入で京極とダグラス社の関係を示す物を探さなければ・・・」

 

「そんな事はさせんぞ特殊遊撃部隊」

 

!!

 

「やはり復活していたか京極圭吾さん」

 

「ああ、そうだ俺はあの時ゲンアンと名乗る者によって奴の計画である大神抹殺計画の一部として戦い・・・」

 

「馬鹿な何故神王にダメージを与えられる?立花響」

 

「さあ何でだろうね?京極圭吾さん」

 

「くっ立花響お前のシンフォギアは、ノイズしか倒せない筈が・・・」

 

「へえ、京極さんよく知ってますねいったい誰から聞いたのやら?」

 

「簡単に言うと思うなよ。小娘」

 

「私に集中してていいんですか?」

 

「何?を言っている」

 

「神崎風塵流・不死鳥の舞」

 

 

「聖獣ロボ改」

 

 

「シェルクーンチク」

 

 

「鷺牌五段」

 

 

「イル・フラウト・マジーコ」

 

「ディ・ワリキューレ」

 

!!

 

「うおおお。負けんぞ帝国華撃団」

 

帝国華撃団の5人の必殺攻撃を受けた神王は持ちこたえようとしたが・・・

 

「今ですわ健二さん」

 

!!

 

「ぬうっしまった珠が露出していたのか、させんぞ米田健二」

 

京極は、神王の内部に隠していた珠を帝国華撃団の必殺攻撃により球が出て来たのだった。

 

京極は、健二の存在を察知したが立花響に邪魔をされた。

 

 

「フン」

 

「がああああ。おのれーー立花響ーー」

 

「これで終わりだ――京極再び地獄へ帰れ」

 

そして健二の光武改の武器が偽りの魔神器の珠を貫いた。

 

そして珠の消滅と共に空中要塞武蔵と共に神王も崩壊していくのだった。

 

「そして2度目の死を迎えたのだが手筈通りに金剛とダグラス社の社の雇っていた黙示録の三騎士の暗躍によりブレント・ファーロングを殺し奴の計画を私が奪ったのだよ」

 

「成程つまり京極圭吾貴方はゲンアンと言う人物に生き返せて貰った時に今回の事件が起きるのを知りゲンアンに頼んだのですね?今回の事件にあわせて復活出来るように」

 

「そうだ、ブレント・ファーロングと言う若造に帝都をくれてやれるか、帝都を魔都に変えるのは私の役目だからな」

 

直哉が思い出す。

 

「がああああ。おのれーー立花響ーー」

 

「これで終わりだ――京極再び地獄へ帰れ」

 

そして健二の光武改の武器が偽りの魔神器の珠を貫いた。

 

そして珠の消滅と共に空中要塞武蔵と共に神王も崩壊していくのだった。

 

「つまりあの時の戦いは京極圭吾にとっては帝国華撃団に負ける事が復活への条件だったと言う所でしょうか?」

 

「ククッ流石だな、頭の回転が速いな」

 

「それほどでもないですよ本当に頭の回転が速いのであれば京極圭吾に3度目の復活は阻止できる筈ですし」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

圭吾と朧との再会

 

「成程つまり京極圭吾貴方はゲンアンと言う人物に生き返せて貰った時に今回の事件が起きるのを知りゲンアンに頼んだのですね?今回の事件にあわせて復活出来るように」

 

「そうだ、ブレント・ファーロングと言う若造に帝都をくれてやれるか、帝都を魔都に変えるのは私の役目だからな」

 

直哉が思い出す。

 

「がああああ。おのれーー立花響ーー」

 

「これで終わりだ――京極再び地獄へ帰れ」

 

そして健二の光武改の武器が偽りの魔神器の珠を貫いた。

 

そして珠の消滅と共に空中要塞武蔵と共に神王も崩壊していくのだった。

 

「つまりあの時の戦いは京極圭吾にとっては帝国華撃団に負ける事が復活への条件だったと言う所でしょうか?」

 

「ククッ流石だな、頭の回転が速いな」

 

「それほどでもないですよ本当に頭の回転が速いのであれば京極圭吾に3度目の復活は阻止できる筈ですし」

 

「ほう、私の復活の仕組みを知っていれば止めれたか?」

 

「ええ、高確率で京極の復活は彼が止めたでしょうから」

 

「彼だと誰だそいつは?」

 

「ああ、それは・・・京極さんの後ろにさっきからいるんですけど、見えませんか?」

 

!!

 

そして京極が後ろを見るとそこには・・・ワイズマンと朧がいた。

 

「何で朧がここにいるんだ?」

 

「朧はあの時に死んだ筈だ」

 

そして京極が話し出す。

 

「何だと!!同じ人間が2人いるだと――馬鹿なここは融合世界の異世界ではないのかーー」

 

「ああ、そういう事ですか?残念ですがここは融合世界ではありませんよ朧」

 

「ここは、本来僕達も干渉してはいけない世界なんですよ」

 

!!

 

「だがお前達は降魔皇復活の為か知らないが、大神一郎を16番目のプリキュアの世界に封印し、16番目のプリキュアの世界全体を融合世界に干渉させた罪は許されな」

 

「ひっ俺は何も知らない。京極と俺様の上司がメインで考えていたんだ」

 

「成程なら神器を過去から奪い、それを偽りの魔神器にしたのを認めるのか?」

 

「ああ、そして大神を封印する場所を俺達に提示したのは・・・ギャアアア」

 

朧は悲鳴を上げて絶命したのだった。

 

「けっけ久しぶりだな京極、まさか裏切られるとは思わなかったぞ」

 

!!

 

「何を言い出すんだ朧。私を復活させてくれたゲンアン様を裏切る訳ないだろう」

 

「だったら先程の言葉は何だ?

 

朧がそう言う。

 

「そして2度目の死を迎えたのだが手筈通りに金剛とダグラス社の社の雇っていた黙示録の三騎士の暗躍によりブレント・ファーロングを殺し奴の計画を私が奪ったのだよ」

 

「成程つまり京極圭吾貴方はゲンアンと言う人物に生き返せて貰った時に今回の事件が起きるのを知りゲンアンに頼んだのですね?今回の事件にあわせて復活出来るように」

 

「そうだ、ブレント・ファーロングと言う若造に帝都をくれてやれるか、帝都を魔都に変えるのは私の役目だからな」

 

「少なくともゲンアン様を利用していたと言う事じゃないのか?」

 

「ちっ五月蠅い朧もう一度消滅するがいい私の法術でな」

 

そして、朧と京極が戦い始めた。

 

朧と京極が戦いを始めた直後直哉とアスミとワイズマンは陸軍省内部の奥に向かった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ワイズマンとの合流1

以前こちらでも掲載してたサクラ大戦7人目の隊員のキャラがその時の設定の回想の中で出てきますので宜しくお願い致します



「いやー時間ぴったりでしたねワイズマン」

 

『ああ、こちらもトワとキングビョーゲン様から特殊遊撃部隊を援護しろと言われて来てみたら・・・」

 

 

「そして2度目の死を迎えたのだが手筈通りに金剛とダグラス社の社の雇っていた黙示録の三騎士の暗躍によりブレント・ファーロングを殺し奴の計画を私が奪ったのだよ」

 

「成程つまり京極圭吾貴方はゲンアンと言う人物に生き返せて貰った時に今回の事件が起きるのを知りゲンアンに頼んだのですね?今回の事件にあわせて復活出来るように」

 

「そうだ、ブレント・ファーロングと言う若造に帝都をくれてやれるか、帝都を魔都に変えるのは私の役目だからな」

 

「成程、でもよく協力要請を受けてくれましたね?」

 

「何、私も融合世界で起きるヤフキエル事変を楽しみだったのだよ」

 

「直哉君、さくら君今助けるぞ」

 

光武F2は巨大ヤフキエルに、囚われている真双焔武を助ける為に行動を開始した。

 

「大神さん僕達も手伝います」

 

「君達は?」

 

「僕達の事は、千明さんや前鬼君から聞いてませんか?」

 

「ああ、思い出した、君達が並行世界のもう一つの帝国華撃団の方達ですね」

 

「「そうですわ少尉」」

 

「うわあすみれ君」

 

「「お兄ちゃんアイリスもいるよ」」

 

「アイリス」

 

「「うちもおるで」」

 

「紅蘭」

 

「「隊長」」

 

「「マリア」」

 

「「隊長行こうぜ」」

 

「カンナ」

 

「大神さん。私達の指揮をお願いします」

 

「さくら君」

 

「ああ、わかった二つの帝国華撃団の指揮は、俺に任せろ」

 

ついに後にヤフキエル事変と言われるようになる事件の最終決戦が始まった。

 

「グルウオオ」

 

もはや巨大ヤフキエルに取り込まれたブレントには、自我は殆ど残っていなかった。

「さくら君、直哉君無事か?」

 

「「あ、大神さん」」

 

「二人共無事かい?」

 

「「大丈夫です」」

 

「なら俺たちで、決めるぞ!!」

 

「「はい」」

 

「狼虎滅却・古今無双」

 

「「破邪剣征・桜花爛漫」」

 

「グルギャアア」

 

大神と、真宮寺姉弟の必殺技をうけ、巨大ヤフキエルは、消滅した。

 

「何気に私はこの時から7人世界にいたんだよ」

 

「ええ――それは本当ですか?」

 

「ああ、事実だ私とて無粋な乱入はしないよ」

 

「そんな事言いつつヤフキエル事変後に乱入したじゃないですか」

 

「ワイズマンと言ったなお前の目的は何だ?」

 

「何、君の邪魔をする気はないよ。米田健二」

 

 

「こいつ俺の事を知っているのか?」

 

 

「私がここに来たのは、米田健二そして真宮寺直哉とついでにそこにいる紫藤直哉と共闘で私の準備した降魔と戦って貰いたいのだよ」

 

 

「何だと!!」

 

 

「何故俺達がそんなことをしなければならないんだ?」

 

 

「ふむ理由がいるのか」

 

「米田健二今のお前の力ではお前の目的は絶対にかなう事はない」

 

 

「だが私の実験に付き合えばお前に新たな力の切っ掛けを与えてやるがどうする?」

 

「お父さんこの男は危険です」

 

「・・・」

 

「決め切らないようだな。ならば私が君に見せようではないか、出でよ巨大ノイズ達」

 

ワイズマンがそういい、ソロモンの笛を使うと巨大ノイズが、15体出てきた。

 

 

!!

 

ワイズマンが自分の知らない存在を召喚したことに驚く健二だった。

 

 

「さて、巨大ノイズよそこにいる者達を炭に変えろ」

 

「いけない響さん僕達の存在をワイズマンはすでに知ってるようです」

 

直哉がワイズマンにそう言う。

 

「ああ、それは・・・私も米田健二を知りたかったからだ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ワイズマンとの合流2

「決め切らないようだな。ならば私が君に見せようではないか、出でよ巨大ノイズ達」

 

ワイズマンがそういい、ソロモンの笛を使うと巨大ノイズが、15体出てきた。

 

 

!!

 

ワイズマンが自分の知らない存在を召喚したことに驚く健二だった。

 

 

「さて、巨大ノイズよそこにいる者達を炭に変えろ」

 

「いけない響さん僕達の存在をワイズマンはすでに知ってるようです」

 

直哉がワイズマンにそう言う。

 

「ああ、それは・・・私も米田健二を知りたかったからだ」

 

「成程」

 

「では直哉グレ響さんと合流しましょうか」

 

「え、物的証拠がまだ・・・見つけてないですよ」

 

「ああ、それは・・・これでいいでしょうか?」

 

そしてアスミがスマホを取り出し再生をした。

 

「これで終わりだ――京極再び地獄へ帰れ」

 

そして健二の光武改の武器が偽りの魔神器の珠を貫いた。

 

そして珠の消滅と共に空中要塞武蔵と共に神王も崩壊していくのだった。

 

「そして2度目の死を迎えたのだが手筈通りに金剛とダグラス社の社の雇っていた黙示録の三騎士の暗躍によりブレント・ファーロングを殺し奴の計画を私が奪ったのだよ」

 

「成程つまり京極圭吾貴方はゲンアンと言う人物に生き返せて貰った時に今回の事件が起きるのを知りゲンアンに頼んだのですね?今回の事件にあわせて復活出来るように」

 

「そうだ、ブレント・ファーロングと言う若造に帝都をくれてやれるか、帝都を魔都に変えるのは私の役目だからな」

 

「確かにこれなら行けますね。でもアスミさんいつの間にスマホを使えるようになったんです?」

 

「ああ、それは・・・以前ひなたが教えてくれたんですよ。スマホの知っておくべき便利機能を」

 

「成程そう言う訳でしたか、そう言う事ならグレ響さんと合流して撤退をしましょうか」

 

「ワイズマンはどうしますか?」

 

「私はもう少し調べてから帰るよ。個人的に京極には恨みもあるから。ヤフキエル事変が起きれば、私は帝国華撃団と特殊遊撃部隊を邪魔する事はしないと言っておこう」

 

「わかりましたワイズマンに1つお願いがあるんですけどいいです?」

 

そして直哉はワイズマンに説明した。

 

「・・・直哉もし君の言っている事が実際に融合世界の京極圭吾に起きているとしたら融合世界の京極は自分の意思で事件を起こしたとは言えない事になるぞ」

 

「そうですよね・・・」

 

「久しぶりだな、大神一郎よ」

 

「あ、貴方は、京極圭吾陸軍大臣どうして帝劇に、来てるんですか?」

 

「それはな・・・」

 

「お前達帝国華撃団に、宣戦布告する為だ」

 

「何だって!!」

 

京極の言葉を聞き、驚く現職の陸軍大臣が、軍事クーデターの主犯そして、黒鬼会の首領とは思っていなかった。

 

「何で、現職の大臣の貴方が何故このようなことを?」

 

「何故だと?私はかつて、自分が自分でない者に支配されたかすかな記憶が残っている。実に気持ちが良かったが、お前達によって、その者は倒されたが、その時私は、実感した。この世を支配するには、絶対的な力が必要だとな」

 

「でもあの言葉の本当の意味を知りたくなったので」

 

「成程なそう言う意味なら調べてやろう」

 

その後直哉達はワイズマンと別れグレ響と合流し、陸軍省から撤退した。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

レイへの報告と今後の動きについて前編

管理者の神殿・・・

 

「成程そう言う理由だったか融合世界のヤフキエル事変に主要キャラ達の変化は・・・そう言う事ならトワにも帰還させよう」

 

「え、良いんですか?トワがダグラス社のコントロールしなくても」

 

「別に構わんよ。ブレントを殺した相手が分かった時点でトワのやる仕事は終わったと言っていいからな」

 

「そうなんですね」

 

「しかしまさか京極が黙示録の三騎士と面識を持っていたとはな?」

 

「ええ、それに関しては僕も驚きましたが、レイやはり京極も7人世界や旧幼馴染世界の影響が、まだ残っていたんですかね?」

 

「いやそれはないと言いたいが・・・最初のあれを見ると残っていたのだろうな?」

 

レイが思い出す。

 

「あ、貴方は、京極圭吾陸軍大臣どうして帝劇に、来てるんですか?」

 

「それはな・・・」

 

「お前達帝国華撃団に、宣戦布告する為だ」

 

「何だって!!」

 

京極の言葉を聞き、驚く現職の陸軍大臣が、軍事クーデターの主犯そして、黒鬼会の首領とは思っていなかった。

 

「何で、現職の大臣の貴方が何故このようなことを?」

 

 

「何故だと?私はかつて、自分が自分でない者に支配されたかすかな記憶が残っている。実に気持ちが良かったが、お前達によって、その者は倒されたが、その時私は、実感した。この世を支配するには、絶対的な力が必要だとな」

 

「それは断じて違う、そんなのはまやかしだ」

 

「何だと!!ならば試してみるがいい、私の言葉が正しいか、大神貴様が正しいかをな」

 

「ふ、せいぜい頑張る事だな、行くぞ鬼王」

 

 

「ハッ帝国華撃団よ、我等の本拠赤坂へ来い、そこで我らとの決着を付けようぞ」

 

そう言って、京極と鬼王は、消えていった。

 

「でも、融合世界の京極が見た過去の記憶とは一体?」

 

「ああ、それは・・・これだろうな」

 

そう言ってレイが再生した。

 

「いやまだだよ、さくらちゃん油断しないで」

 

「え、直哉君?」「さくらちゃん後ろに飛んで、早く」

 

「分かった」

 

光武が後ろに飛んだ瞬間、光武がいた場所には1本の刀が、突き刺さった」

 

「よくぞかわせたな、褒めてやろう」

 

「お前まだ生きていたのか?」

 

「当然だ!!私がこの程度でやられる訳が無いだろ」

 

「成る程な、先ほどの爆発は、真宮寺姉弟に、憑依するための布石か?」

 

「その通りだ、よく分かったな人間」

 

「だが貴様らでは、私を倒す事は無理だ」

 

「確かに今のままではそうだな、だが、これはどうかな」

 

「前鬼ーーー」

 

「何で千明の声が?」

 

「私も何でか知らないけど、直哉君とさくらさんを救うには、金剛臨ルドラしかないわ」

 

「行くわよZENKI」

 

「おう」

「「「食らいやがれ悪霊憑依獣、金剛臨ルドラだああああ」」」

 

 

「ぎゃあああ。馬鹿なああこの私がまたしても、霊力しか持たない者に敗れるというのか」

 

場面が変わり・・・

 

「私が再び負けるのか、この者達にーーーーならばこの体を貰うぞ、紫藤直哉」

 

「何だと!!」

 

最後の力を使い、京極が 直哉の体を奪おうとする。

 

「直哉君避けてーーー」

 

さくらは叫ぶが、直哉の体は身動きが取れずにいた。

 

「貰ったぞ、その体!!」

 

京極が、勝ち誇ったように、直哉の体に、近づいた時どこからか声が聞こえた。

 

「させぬその者達には触れさせぬ、異世界の者よ」

 

「何ーー貴様一体何者だ?」

 

「フ、我の事等気にするな、我は、彼らの守護者に過ぎない

 

「それにな我の力でこの者達も連れて来た」

 

「あれ、お姉ちゃんここは?」

 

「直哉君大丈夫?」

 

「わからないわ、私にしか聞こえなかった声が、私達をここに連れて来たの?」

 

「そうだ、ここにお前達が戦うべき者がいるから我が連れて来た」

 

「貴方は誰なんですか?」

 

「我は、真宮寺さくらと、紫藤直哉を守護する者」

 

 

「「ええーーーじゃあここは、紫藤直哉さん達の世界の空中要塞武蔵内部?」」

 

「その通りだよ、直哉君さくらさん」

 

「あれは大日剣!!と言う事は、金剛なのか?」

 

「・・・金剛だと違うぞ・・・久しぶりだな真宮寺姉弟よ」

 

「「なっお前は京極圭吾こちらの世界で、生き延びていたのか」」

 

「左様こちらの世界で、お前達に倒された後でもな」

 

「しぶといなあ、成る程直哉さんさくらさん僕達もこの武蔵での戦いに協力します。まずは、京極を倒しましょう」

 

「ああ」

 

「さくらさん協力お願いします」

 

「わかったわ、さくらちゃん」

 

こうして、桜天武&真双焔武VS大日剣の戦いが始まった。

 

映像終了・・・

 

「恐らくだが融合世界の京極にはこういう感じで見てたんじゃないか?」

 

「過去の京極の怨念が彼に憑いたと言う事だろうな」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第23章 立花響達が向かった世界からの要請編
レイへの報告と今後の動きについて後編


「成程、京極の件の経緯はわかりましたけど今後起きるヤフキエル事変への対応はどうしたらいいですか?」

 

「ああ、それは・・・帝国華撃団任せで基本良いぞ」

 

「ええ――良いんですか?一応黒幕が変わってますけど」

 

「それは問題はない。融合世界の中のイベントだから多少の理由が必要だろうが今現在黒幕が変わっているのを知っているのは特殊遊撃部隊とワイズマンだけならその問題は暫く放置しても良い」

 

「少なくとも京極にとっては想定外の出来事だったに違いはないだろうな」

「あの時既に黙示録の三騎士が動いていたとは考えられませんか?」

 

「「成程」」

 

「確かにもし黙示録の三騎士が2度目の京極圭吾を倒した直後に帝都に来ていたとしたら・・・」

 

「うむ、そしてあの戦いの後に直哉の行った連中が、冥府に行く筈の京極圭吾の魂を回収したのか?」

 

「まあ、理屈としては通るが・・・」

 

「あの時ののどかの一言で陸軍省への調査をしたら・・・」

 

「そして2度目の死を迎えたのだが手筈通りに金剛とダグラス社の社の雇っていた黙示録の三騎士の暗躍によりブレント・ファーロングを殺し奴の計画を私が奪ったのだよ」

 

「成程つまり京極圭吾貴方はゲンアンと言う人物に生き返せて貰った時に今回の事件が起きるのを知りゲンアンに頼んだのですね?今回の事件にあわせて復活出来るように」

 

「そうだ、ブレント・ファーロングと言う若造に帝都をくれてやれるか、帝都を魔都に変えるのは私の役目だからな」

 

「まさかの本人が現れ、ダグラス社の社長の件を自白したのだからそうそう動けないぞ」

 

「確かにそうですね」

 

そして2度目の死を迎えたのだが手筈通りに金剛とダグラス社の社の雇っていた黙示録の三騎士の暗躍によりブレント・ファーロングを殺し奴の計画を私が奪ったのだよ」

 

「成程つまり京極圭吾貴方はゲンアンと言う人物に生き返せて貰った時に今回の事件が起きるのを知りゲンアンに頼んだのですね?今回の事件にあわせて復活出来るように」

 

「そうだ、ブレント・ファーロングと言う若造に帝都をくれてやれるか、帝都を魔都に変えるのは私の役目だからな」

 

「あの爆弾発言がなければ少なくとも、特殊遊撃部隊に対しても優位になっていた筈ですね」

 

『ああ、京極の復活そしてダグラス社の社長の死について動揺を誘う事が出来た筈なのだがな」

 

「ですね、やはりこれも過去の京極の影響ですかね?」

 

「それはわからんが、これで中心世界の封印も出来るようになったがな」

 

「え、どういう事ですか?」

 

「ああ、直哉がここに来る前に響から連絡があってな」

 

「直哉に会いたいと言っている人物達がいるそうでな」

 

「よく来てくれ・・・」

 

 

「おお、君が立花響君か・・・合格だ。今すぐ私の部隊に・・・ぐっはーーー」

 

 

「私は、そう言う事をされるために呼ばれたんですか?弦十郎さん」

 

「ああ、違うんだ大臣が勝手に言いだしたんだ」

 

 

「しかし、防衛大臣きれいに気絶してるぜ」

 

「ああ、きれいな一撃だった。見習わなければ」

 

「ちなみに何を見習うんだ?」

 

 

「権力に負けない力持つ事だな」

 

 

「成る程な」

 

「来てすぐこんな事に付き合わされるなんて、私は直哉君から離れるなんて絶対しないのに」

 

「まさかまたこういう形での呼び出しですか?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響からの連絡

「ああ、きれいな一撃だった。見習わなければ」

 

「ちなみに何を見習うんだ?」

 

 

「権力に負けない力持つ事だな」

 

 

「成る程な」

 

「来てすぐこんな事に付き合わされるなんて、私は直哉君から離れるなんて絶対しないのに」

 

「まさかまたこういう形での呼び出しですか?」

 

「安心しろ。今回は違うようだむしろ向こうからの要望のようだ」

 

「向こうからの要望ですか?」

 

「直哉君昨日はすまなかった」

 

「いえいえ、風鳴弦十郎が謝る事はありませんよ」

 

「しかし・・・俺達が君達の作戦行動の邪魔をしたのは事実だ」

 

「ああ、それは・・・気にしないで良いですよ。あくまでもこちらの世界においての敵の動き方によっての話し合いをしてた後に呼ばれたので」

 

 

「あくまでもグレ響さんの世界の守る為ですので夜叉やワイズマンとの戦いにのみ動くと言う条件なので、錬金術師達が降魔を使役してたとしてもこちらはそちらとは共闘しませんので」

 

「何だよそれ酷いじゃねえか」

 

「仕方がありません。僕達の上司がその条件でなければ要請は受けなくて構わないと言われているので、こんな立て込んでいる時にそんな要請で来られても迷惑ですと、上司が言ってました」

 

「なっそれじゃあ脅迫じゃないか?」

 

「それはお互い様でしょう。まあ僕の言いたい事はグレ響さんが言ってくれたのでもう言いませんが・・・2人はどうぞ家に泊まってください」

 

「ですが貴方達は融合世界のルールを破ったのも事実です」

 

「君達の世界のルールだと?」

 

「ええ、これを見て下さい」

 

「まさか君達は新しい異世界に行く前にそこまで調べていくのか?」

 

弦十郎が直哉に聞く。

 

「ええ、当然じゃないですか?僕達にとっては異世界でも僕達が全ての敵を倒すリスクをその世界に負わせるわけにはいかないんですよ。弦十郎さん」

 

「今回は以前の世界のような感じではなく直哉に説明して欲しいようだな」

 

「説明ですか?」

 

『ああ、特殊遊撃部隊についての説明だな」

 

「説明と言っても向こうのシンフォギア世界とは交流する予定はないですよね?」

 

「ああ、それは・・・ないな」

 

「なら説明だけに行く必要ないのでは?」

 

「直哉にこう言われてここにいると言う訳さ」

 

「「「ああ、成程」」」

 

「のどか達も私達が悪いと思うか?」

 

「いえ、そう言う訳ではないですけど。奏さん達は融合世界に来ると連絡しました?」

 

のどかが奏に聞く。

 

「いやしてねえよ。サプライズしたかったしな」

 

「ああ、それは・・・最悪じゃないですか奏さん」

 

「そうなのか?」

 

「そうですよ。ただでさえ奏さん達の世界とは友好世界にすらなっていないのに救援要請するなんて驚きですよ」

 

「へ・・・そんな決まり事があるのかよ」

 

「ありますよ特殊遊撃部隊が動くには最低でも友好世界にならないと特殊遊撃部隊が依頼して来た世界の依頼を破棄しますよ」

 

「マジかよ?」

 

「それは本当ですよ」

 

のどかに代わりちゆが奏に説明をする。

 

「だけどブルーも僕達の世界人間である以上僕に責任になるんだ。僕は元々世界のバランスを保つために複数の世界を見守る仕事をしていて、君達の世界は僕達の世界から見て未知の世界だったんだ」

 

「「「「「未知の世界?」」」」」

 

「そうつまり僕達もこの世界に行って良いのかわからない状態で、調べていたら、僕達と交流しているさくらさん達の存在を知り、助けようと動き出した時にブルーが、君達の敵である者達と行動をしてたからこの世界にプリキュア伝説がある事を知ったんだ」

 

「今私が例に話した世界も奏さん達の世界の状況にそっくりですよね?」

 

『ああ、そうだな。違いをあげるなら特殊遊撃部隊のメンバーが未知の世界に行ってるな」

 

「ええ、そうですね本来ならこういう形で未知の世界を調べて、直哉君の知っている情報もしくはシンフォギア世界なら響さん達の記憶を元に相違点などを調べた上で、漸く現地の調査をするんですよ」

 

「ゲッそこまで面倒くさい事をするんだよ?」

 

「それはその世界を消滅させない為だよ」

 

奏の質問にひなたが答える。

 

「でも良かったね奏さん」

 

「何がだ?」

 

「はいこういう条件で最低限の戦力をグレ響さんの世界に派遣する事になりました。

 

「あくまでもグレ響さんの世界の守る為ですので夜叉やワイズマンとの戦いにのみ動くと言う条件なので、錬金術師達が降魔を使役してたとしてもこちらはそちらとは共闘しませんので」

 

「だがのどかや直哉があの2人に言った以上お前に説明責任があるんじゃないか?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

不満爆発前編

「それはそうですけど、なんか納得が出来ないんですよ」

 

「納得できないだと?」

 

「そうですよ。誰かしら特殊遊撃部隊を便利屋みたいに使われているようで・・・」

 

「ふむ、直哉の言いたい事はわかるだがな・・・」

 

 

「そこまでにして貰うよ奏」

 

「何だよ響お前もちゃんと協力してくれれば・・・」

 

「陽だまりのいない世界なんて私は認めないし、お前達は何もしなかった」

 

「響君・・・」

 

「確かに結果だけを見れば響君の言う通り我々の手違いで未来君を殺したと言われても仕方がない。事実だからな」

 

「だが、友達や仲間を失ったのは君だけではない。我々も翼を失ったのだから」

 

「そんなの関係ない私には」

 

「関係なくないだろ?私達の世界の危機なんだぞ」

 

「ふんたかが降魔1種類の乱入だけで世界の危機だとか言わないで欲しい。恥ずかしいから」

 

「何だと!!」

 

「だってそうじゃない?今私達がいる中心世界は少なくとも降魔以外の敵ノイズも含めれば4種類の異世界の敵と戦ってんだよ。今でも」

 

!!

 

「「そんなに敵が多いのか」」

 

「そうだ、その敵が中心世界を狙い動こうとしているタイミングで助けて欲しいだの虫が良いんだよ」

 

「だけどよ・・・」

 

「だけどよじゃない。急に来て助けを求めてすぐに助けて貰えると思ったら間違いだ」

 

「確かにそうだな。奏を助けてくれたからと言って甘えるなと響君は言いたいんだな」

 

「そうだ」

 

「グレ響さん。ありがとうございます僕達を気にしてくれて」

 

「ですが、安心してくださいそちらの奏さん達の要請を最低レベルの条件で受ける事になりました」

 

「良いのか直哉?」

 

グレ響が直哉に聞く。

 

「本人は研究を中心にしてるわよ。そして錬金術師達には夜叉と降魔に任せてると思うから」

 

「確かにその可能性はありそうですね」

 

「でしょう。そして本来ならエステルと新生帝国華撃団を派遣する形で良いと思うけどグレ響があれだから、こちらの響と新生帝国華撃団に向こうのシンフォギア世界に行ってもらうのはどう?」

 

「はいこういう条件で最低限の戦力をグレ響さんの世界に派遣する事になりました。

 

「あくまでもグレ響さんの世界の守る為ですので夜叉やワイズマンとの戦いにのみ動くと言う条件なので、錬金術師達が降魔を使役してたとしてもこちらはそちらとは共闘しませんので」

 

「何だよそれ酷いじゃねえか」

 

「仕方がありません。僕達の上司がその条件でなければ要請は受けなくて構わないと言われているので、こんな立て込んでいる時にそんな要請で来られても迷惑ですと、上司が言ってました」

 

「なっそれじゃあ脅迫じゃないか?」

 

「こちらにしてみればレイやトワにも余計な仕事が増えてる状態で僕としても今回の件でトワ達にお願いするのは心苦しいのですが、僕があの2人の行動に対する決定権はありませんから」

 

「2人は管理者同士の決め事で決まったお客さんなので」

 

「それにこれは僕の勘違いかも知れないのですが、紫藤なのはさんは何者かに操られているかもしれないので」

 

「なっ彼は僕達がトワから聞かされた可能性について知っていて黙っていたのか?」

 

「そうよ、この一件に関してでもそうだけどこちらの直哉は自分で考えて融合世界や友好世界のバランスを壊すような事態が起きない限り介入は最低限にしてるし」

 

「別にこちらの直哉の自慢をしてるつもりはないけど、貴方達の場合米田健二の闇の力と戦う使命があったのなら、もっと管理者と繋がるべきだったのではないい?」

 

「はあ、耳が痛いわ」

 

その時過去の幼馴染世界の管理者メルクが管理者の神殿にやって来た。

 

!!

 

「メルクどうしてここに?」

 

「どうしてって貴方達が融合世界以外に行ったからに決まってるじゃん」

 

「まさか・・・あの子に呼ばれて?」

 

「あの人達の時もそう感じましたけどね今回のシンフォギア世界には僕は行かなくていい筈でしたよね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

不満爆発中編

「確かにそうだったな直哉が行かなくても良いようにl人選してたんだったな」

 

「そうですよレイ、僕だってこんな事言いたくないですけど何で友好世界にもなっていない世界の為にそこまでしないといけないんです?」

 

「友好世界ではないのだから・・・16番目のプリキュアの世界みたいになっても良いんですね」

 

「・・・エステルさん。やはりこの世界に来た事怒ってますか?」

 

「直哉と他の守護者達には怒りなんてないわよ。むしろ体調を崩してる間に新しい仕事を入れたトワには怒りはあるわよ」

 

 

「そうなんですね」

 

「でも直哉あんた一度融合世界に帰る事を進めるわよ。このままだと死ぬわよ」

 

「ええ、それはわかってます。恐らくこの僕の衰弱状態はこの世界にいる間は、治る事もないでしょう。のどかさん達を変身させる事も時期に出来なくなるでしょうね」

 

「う、それを言われたらつらいな」

 

「せめて僕に行って欲しいならそれくらいのサポートはしてくださいよ」

 

「そうね今回は直哉の方が正しいわね」

 

「「トワ」」

 

「だが、行きたくないと言う理由で断っていい物か?」

 

「別に良いわよだって・・・」

 

「本人は研究を中心にしてるわよ。そして錬金術師達には夜叉と降魔に任せてると思うから」

 

「確かにその可能性はありそうですね」

 

「でしょう。そして本来ならエステルと新生帝国華撃団を派遣する形で良いと思うけどグレ響があれだから、こちらの響と新生帝国華撃団に向こうのシンフォギア世界に行ってもらうのはどう?」

 

「現状の向こうからの緊急依頼をトワの案で対応したとしてもその後面倒な事になりませんか?」

 

「ああ、それは・・・大丈夫よ本当に向こうでそう言う事があれば見限ればいいんだから」

 

「見限る・・・つまり見捨てると言う事ですか」

 

「そうよ直哉。貴方だって全ての世界が主人公が勝つ世界とは限らないでしょう?」

 

「それはそうですけど・・・」

 

「こういう風に私と直哉が話し合って響と新生帝国華撃団を派遣したのにこちらに来いと言って来たの?レイ」

 

『ああ、夜叉について聞きたいそうだ。どうやら向こうのシンフォギア世界では夜叉も融合世界の敵と言う認識のようだな」

 

「成程ねでも失礼だわね」

 

「まだ夜叉達も含めた天宮さくら達全員が融合世界出身者とはわからないのに」

 

 

「サンキューな私と隊長を助けてくれて」

 

「本当にありがとう。融合世界のプリキュアより君達の方が役に立つよ。君達がクラリスとあざみも助けてくれたんだろ?」

 

 

「そうよ、ありがたく思いなさい。誠十郎」

 

 

「パパイヤ隊長さん達に本当の事言ったらダメ?」

 

「駄目よ、隊長さんの言葉を聞いたでしょう」

 

「今は嘘でもいいからそのままの方が良いわ」

 

 

「確かにな、今私達が直哉さんと知り合いと知られるのはまずいな」

 

 

「それで誠十郎貴方達はどうしてここに来たの?」

 

 

「ああ、俺達は融合世界と言うこことは違う世界から来たんだ」

 

「そうだぜ、凄いだろう」

 

 

「ああ、簡単に融合世界や異世界の人て言ったよ」

 

 

「この人自分が信用出来ると考えたら全てを話すタイプみたいだね」

 

 

「人を疑わないんだろうな。まあ太正時代の人達だし」

 

 

「それでも初対面で話す?」

 

 

「へえ、融合世界ね、そこはどんな世界なの?」

 

 

「くだらないね。私達はそこで、特殊遊撃部隊の一員で仕事をしてたんだがねそこの上司が駄目でさ」

 

 

「「「「うわあこの2人簡単に所属まで言ったよ」」」」

 

 

「これは流石に駄目でしょう」

 

 

「聞いてるローラまで機嫌が悪くなってる」

 

 

「まあ、そうだな聞いてない事まで言ってるしな」

 

 

「あ、皆クラリスさんとあざみちゃんが来たよ」

 

「どうせ初穂が自慢げにペラペラ喋った挙句直哉を呼ぶようになったんじゃない?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

不満爆発後編

 

「聞いてるローラまで機嫌が悪くなってる」

 

「まあ、そうだな聞いてない事まで言ってるしな」

 

「あ、皆クラリスさんとあざみちゃんが来たよ」

 

「どうせ初穂が自慢げにペラペラ喋った挙句直哉を呼ぶようになったんじゃない?」

 

「そう言う理由ではないみたいだが、聞いた感じでは」

 

そうなのレイ?」

 

『ああ、どちらかと言えばな・・・仕方ない響に連絡を取る」

 

そしてレイは響に連絡を取った。

 

そして・・・レイが説明をした。

 

「そこまでにして貰うよ奏」

 

「何だよ響お前もちゃんと協力してくれれば・・・」

 

「陽だまりのいない世界なんて私は認めないし、お前達は何もしなかった」

 

「響君・・・」

 

「確かにその可能性はありそうですね」

 

「でしょう。そして本来ならエステルと新生帝国華撃団を派遣する形で良いと思うけどグレ響があれだから、こちらの響と新生帝国華撃団に向こうのシンフォギア世界に行ってもらうのはどう?」

 

「はいこういう条件で最低限の戦力をグレ響さんの世界に派遣する事になりました。

 

「あくまでもグレ響さんの世界の守る為ですので夜叉やワイズマンとの戦いにのみ動くと言う条件なので、錬金術師達が降魔を使役してたとしてもこちらはそちらとは共闘しませんので」

 

「何だよそれ酷いじゃねえか」

 

「仕方がありません。僕達の上司がその条件でなければ要請は受けなくて構わないと言われているので、こんな立て込んでいる時にそんな要請で来られても迷惑ですと、上司が言ってました」

 

「なっそれじゃあ脅迫じゃないか?」

 

「それはお互い様でしょう。まあ僕の言いたい事はグレ響さんが言ってくれたのでもう言いませんが・・・2人はどうぞ家に泊まってください」

 

「直哉君君は損な役回りで良いのか?いくら俺達の為に部隊の規律を変えてまで戦力を用意してくれるとは」

 

「その辺は僕の上司が決めた事で、僕は関係ないですよ」

 

『ああ、そうでしたねじゃあ私達はこのまま融合世界に戻りますよレイさん」

 

「おいおい響私が言うのもあれだが、そちらのシンフォギア世界は駄目なのか?」

 

「ええ、駄目ですね新生帝国華撃団の皆さんも呆れるくらい自分達の世界の事しか頭にないので」

 

「今回の直哉君の訪問の話も向こうが勝手に要望して私と神山さんは直哉君は来ないとはっきり言ったんですけどね・・・」

 

「成程な私との通信をした時向こうのシンフォギア世界のメンバーが近くにいたのか?」

 

「そうです。そう言う訳で・・・」

 

「夜叉がそちらのシンフォギア世界にいないのであれば帰還をしていいぞ。響」

 

「わかりました。夜叉に関しては最終的に逃げられた形ですけどね」

 

「まあそれでも良いだろう。それでは通信を切るぞ」

 

そしてレイは響との通信を切り、再び直哉とトワと話し出した。

 

「そう言う訳で響と新生帝国華撃団に帰還命令を伝えた。

 

「いいんじゃないかしら?それで」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響と新生帝国華撃団への帰還指令

「本当に良かったのかトワ?」

 

「ええ、向こうのシンフォギア世界にはこれくらいで良いのよ」

 

「少なくとも直哉に無理をさせないですんだのよ。夏海まなつちゃん達の世界のようにしてはいけないのよ」

 

「チースプリキュア」

 

 

!!

 

 

「何でここにバテデモーダがいるの――――」

 

 

のどかの叫びで直哉の自宅にいる全員がその場に集まった。

 

 

「バテデモーダ直哉君に変な事してないよね?」

 

 

「しませんよ宿主さんですし、それに宿主に最悪な事があればおいらも大変な事になりますし」

 

 

「大変な事?」

 

ちゆが、バテデモーダに聞く。

 

「皆さんはおいらと宿主の関係は知ってますよね?」

 

 

「おいらと宿主さんの場合不完全な状態で、本来なら完全分裂する筈だったんですけどそれがまだできてないんすよね」

 

「確認だけどいい?」

 

「いいすっよエステルの姉さん」

 

 

「今貴方を浄化したら直哉も死ぬの?」

 

「ええと、それは高いと思いますよ。ただでさえ宿主は死にかけですし」

 

 

「じゃあ。直哉が回復した状態では?」

 

「それでも影響はあると思うっす。グワイワルやシンドイ―ネは浄化しても問題はないっすよ何故なら宿主さんから独立してますし」

 

「成る程、ならバテデモーダとダルイゼンは、浄化するとまずいのね宿主さん的に」

 

「そう言う事っすよ。ただおいらも定期的に宿主を助けないといけないんすけど」

 

 

「え、じゃあここにバテデモーダが来たのは?」

 

 

「おいらの霊力を少し与えに来たっすよ宿主さんにね」

 

「「「「「ええ――」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「あの時はバテデモーダがいたから良かったけどね」

 

「そうだな。所でトワこれからどうする気だ響と新生帝国華撃団を帰還させて」

 

「ああ、それは・・・」

 

「成程つまり京極圭吾貴方はゲンアンと言う人物に生き返せて貰った時に今回の事件が起きるのを知りゲンアンに頼んだのですね?今回の事件にあわせて復活出来るように」

 

「そうだ、ブレント・ファーロングと言う若造に帝都をくれてやれるか、帝都を魔都に変えるのは私の役目だからな」

 

直哉が思い出す。

 

「がああああ。おのれーー立花響ーー」

 

「これで終わりだ――京極再び地獄へ帰れ」

 

そして健二の光武改の武器が偽りの魔神器の珠を貫いた。

 

そして珠の消滅と共に空中要塞武蔵と共に神王も崩壊していくのだった。

 

「つまりあの時の戦いは京極圭吾にとっては帝国華撃団に負ける事が復活への条件だったと言う所でしょうか?」

 

「ククッ流石だな、頭の回転が速いな」

 

「それほどでもないですよ本当に頭の回転が速いのであれば京極圭吾に3度目の復活は阻止できる筈ですし」

 

「ほう、私の復活の仕組みを知っていれば止めれたか?」

 

「ええ、高確率で京極の復活は彼が止めたでしょうから」

 

「彼だと誰だそいつは?」

 

「ああ、それは・・・京極さんの後ろにさっきからいるんですけど、見えませんか?」

 

!!

 

そして京極が後ろを見るとそこには・・・ワイズマンと朧がいた。

 

「何で朧がここにいるんだ?」

 

「朧はあの時に死んだ筈だ」

 

「ああいう形で京極が復活したのなら、もはやこの時代の帝国華撃団が戦わずに新生帝国華撃団に頼むのもありと思って」

 

「確かにそうだな。本来の黒幕がいないのなら現在の帝国華撃団に拘る必要もないな」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

神達の決定とプリキュア達の話し合い1

「ええ、高確率で京極の復活は彼が止めたでしょうから」

 

「彼だと誰だそいつは?」

 

「ああ、それは・・・京極さんの後ろにさっきからいるんですけど、見えませんか?」

 

!!

 

そして京極が後ろを見るとそこには・・・ワイズマンと朧がいた。

 

「何で朧がここにいるんだ?」

 

「朧はあの時に死んだ筈だ」

 

「ああいう形で京極が復活したのなら、もはやこの時代の帝国華撃団が戦わずに新生帝国華撃団に頼むのもありと思って」

 

「確かにそうだな。本来の黒幕がいないのなら現在の帝国華撃団に拘る必要もないな」

 

「だから直哉をレイが響と話している時に中心世界の方に帰したわ」

 

「3組のプリキュア達に教える為にね」

 

「確かに言うべきだろうな。帝国華撃団に所属するメンバーが・・・」

 

「いやあすまねえな。直哉今日お前達を劇場に呼んでいたのにな」

 

「いやそれは良いんですけど、この時期に帝国華撃団のメンバー全員が食当たりで全滅とかやめて下さいよ」

 

「あんな理由で入院してしまうとは思わんぞ」

 

「まあ、食当たりになったもんは仕方ないわよ。逆に食当たりになった事で今回の京極による改変に巻き込まれないと考えた方が良いわ」

 

「まあ確かにな、帝国華撃団動けないからこそ特殊遊撃部隊が大きく動けるか・・・」

 

「ええ、そうよそれに元老院の方にも本格的に見せる様にね」

 

「ああ、奴等か・・・」

 

「ダグラス社の社長になってる時にしつこいのよ。特殊遊撃部隊を手に入れてくれって」

 

「成程な」

 

その頃直哉は中心世界に戻り、3組のプリキュアに事の成り行きを説明をしていた。

 

「つまりあの時の戦いは京極圭吾にとっては帝国華撃団に負ける事が復活への条件だったと言う所でしょうか?」

 

「ククッ流石だな、頭の回転が速いな」

 

「それほどでもないですよ本当に頭の回転が速いのであれば京極圭吾に3度目の復活は阻止できる筈ですし」

 

「成程、直哉君達が潜入した時にそう言う理由でわかったのね」

 

「そうですね、ですので・・・」

 

 

「グルウオオ」

 

もはや巨大ヤフキエルに取り込まれたブレントには、自我は殆ど残っていなかった。

 

「「やったーー大神さん」」

 

「直哉君見た?大神さん真宮寺直哉君とさくらさんを助けたよ」

 

 

「ええ凄いと思いますよ。僕自身霊力を持っていても光武を動かせなかったので」

 

「直哉っちは直哉っちのやり方がるし、霊力があるから光武に乗る必要性は無いよ」

 

 

「そうね融合世界の帝国華撃団と協力することになっても直哉君は前線に出る必要はないと思うわ」

 

 

ひなたとちゆが言う。

 

 

「そうだよ直哉君には響さんと雨宮さくらさんとエステルさんそして私達がいるからね」

 

 

「のどかさん・・・現状ではそうですねでも。僕のどかさんの言葉に負けましたけど・・・まさかのどかさんに攻撃をされるとは思いませんでした」

 

 

 

「あれは直哉君に言ったんじゃないの本当だよ」

 

「ええ、分かってますけどいまはでも、ダメージを受けたのも事実です。頭ではわかってても、これが本音だったらと思うと」

 

 

「だから僕は逃げたんですよのどかさんの体の一部になることで」

 

 

「そうだったんだ。ならひなたちゃんが言った事が当たってたんだね」

 

「ええ、そうですねあ、決着がつきそうですね」

 

「さくら君、直哉君無事か?」

 

「「あ、大神さん」」

 

「二人共無事かい?」

 

「「大丈夫です」」

 

「なら俺たちで、決めるぞ!!」

 

「「はい」」

 

「狼虎滅却・古今無双」

 

「「破邪剣征・桜花爛漫」」

 

「グルギャアア」

 

大神と、真宮寺姉弟の必殺技をうけ、巨大ヤフキエルは、消滅した。

 

「以前過去の世界で見た流れとは確実に違いますからね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

神達の決定とプリキュア達の話し合い2

 

「さくら君、直哉君無事か?」

 

「「あ、大神さん」」

 

「二人共無事かい?」

 

「「大丈夫です」」

 

「なら俺たちで、決めるぞ!!」

 

「「はい」」

 

「狼虎滅却・古今無双」

 

「「破邪剣征・桜花爛漫」」

 

「グルギャアア」

 

大神と、真宮寺姉弟の必殺技をうけ、巨大ヤフキエルは、消滅した。

 

「以前過去の世界で見た流れとは確実に違いますからね」

 

「じゃあ直哉さんこれから起きるヤフキエル事変にはどう対応するんですか?」

 

さんごが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・」

 

そして京極が後ろを見るとそこには・・・ワイズマンと朧がいた。

 

「何で朧がここにいるんだ?」

 

「朧はあの時に死んだ筈だ」

 

「ああいう形で京極が復活したのなら、もはやこの時代の帝国華撃団が戦わずに新生帝国華撃団に頼むのもありと思って」

 

「確かにそうだな。本来の黒幕がいないのなら現在の帝国華撃団に拘る必要もないな」

「こういう指示がトワからありまして・・・今回のヤフキエル事変は特殊遊撃部隊対応する事になりそうです」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

米田達が入院している事を知らないまなつ達とゆいとローズマリーが驚く。

 

「一体どういう事よ?特殊遊撃部隊でヤフキエル事変を解決していいの?」

 

ローラが直哉に聞く。

 

「ええ、そうせざるえない事情が起きまして・・・」

 

直哉が説明を始めた。

 

「直哉っちどうして私達だけ大帝国劇場に来たの?」

 

ひなたが直哉に聞く。

 

「それはですねもうすぐヤフキエル事変が起きる前に、帝国華撃団に新たなメンバーが来てたじゃないですか?真宮寺直哉君の世界で」

 

「「「ああ、そう言えばそうだった」」」

 

「どうやらその人物を帝国華撃団に所属させるようにと言ってるようですね陸軍が」

 

「米田さん的に陸軍の要請に答える前に、特殊遊撃部隊としての意見を聞きたいそうでして」

 

「「「「成程」」」」

 

「確かに融合世界の帝国華撃団は特殊遊撃部隊の一員と言う立場だったわね」

 

ちゆがそう言う。

 

「ですので、新隊員に特殊遊撃部隊の事をどこまで行って良いのかを聞きたいみたいですね」

 

「確かにメガビョーゲンやヤラネーダやウバウゾーを見る前にある程度言っておきたいよね。米田さん的に」

 

「ええ、僕もそう思い皆さんに着いて来て貰ったんですが・・・」

 

「大帝国劇場が臨時休館になってますね?何があったのでしょう」

 

アスミがそう言うと1人のおばあさんが直哉達に声をかけて来た。

 

「あんた達大帝国劇場に用事かい?」

 

「ええ、そうなんですけど大帝国劇場が休館で驚いているんですけど何かあったんですか?」

 

「ああ、昨日の夜大帝国劇場で食当たりが起きてね大帝国劇場で生活している全員が、昨夜の内に病院に入院してしまってね」

 

「「「「ええ――そうなんですか」」」」

 

「そう言う事が起きて帝国華撃団がほぼ機能しない状況なんですよね」

 

「「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「食当たりで全滅ですってーー」

 

「はいそうなんですよ。ローラさんそして・・・黒幕が変わってしまったので、現在の帝国華撃団が復帰前に動く事も踏まえて考えてみると特殊遊撃部隊で対応する方向で考えているようですね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第24章 第1部 変わってしまったヤフキエル事変準備編
守護者として・・・直哉とのどか


「ああ、昨日の夜大帝国劇場で食当たりが起きてね大帝国劇場で生活している全員が、昨夜の内に病院に入院してしまってね」

 

「「「「ええ――そうなんですか」」」」

 

「そう言う事が起きて帝国華撃団がほぼ機能しない状況なんですよね」

 

「「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「食当たりで全滅ですってーー」

 

「はいそうなんですよ。ローラさんそして・・・黒幕が変わってしまったので、現在の帝国華撃団が復帰前に動く事も踏まえて考えてみると特殊遊撃部隊で対応する方向で考えているようですね」

 

説明を終えて・・・」

 

「直哉君トワさんとレイさんは今回の件を特殊遊撃部隊で対応すると決めたんだね」

 

「そうですよのどかさん。ただトワの本音は・・・」

 

「ああいう形で京極が復活したのなら、もはやこの時代の帝国華撃団が戦わずに新生帝国華撃団に頼むのもありと思って」

 

「確かにそうだな。本来の黒幕がいないのなら現在の帝国華撃団に拘る必要もないな」

 

「いやそれは良いんですけど、この時期に帝国華撃団のメンバー全員が食当たりで全滅とかやめて下さいよ」

 

「あんな理由で入院してしまうとは思わんぞ」

 

「まあ、食当たりになったもんは仕方ないわよ。逆に食当たりになった事で今回の京極による改変に巻き込まれないと考えた方が良いわ」

 

「まあ確かにな、帝国華撃団動けないからこそ特殊遊撃部隊が大きく動けるか・・・」

 

「ええ、そうよそれに元老院の方にも本格的に見せる様にね」

 

「ああ、奴等か・・・」

 

「ダグラス社の社長になってる時にしつこいのよ。特殊遊撃部隊を手に入れてくれって」

 

「成程な」

 

「そう言う個人的な理由もあるようですね」

 

「あはは、確かに守護者達にしか言えないね」

 

「そうなんですけど、まさか元老院が特殊遊撃部隊をも手に入れたがってる事実は少しまずいかも知れません」

 

「そうだね最悪の場合融合世界のシンフォギア世界に近い状況になるのかな?」

 

のどかが思い出す。

 

「ああ、そうだだが、俺達のように彼等の事情を知らない連中は、異世界の戦争に巻き込んだ国が一番わるい、そんな国は滅べなんて言われてるがな」

 

「まあ、シンフォギアに関しては秘密に出来てるがな、彼等の存在が世界の目を逸らしてくれる形となっているな」

 

 

「何なんだよ、それ響や直哉達が悪者じゃねえか」

 

 

「そうです。伯父様彼等は私達の代わりに世界の為に戦ってくれた恩人ですよ」

 

「それはわかっているが、政府からの通達でな彼等が再び来たら捕獲しろダそうだ」

 

!!

 

 

「まじかよ」

 

「ああ、防衛大臣からの通達だ」

 

「取り消しは出来ねえのか?」

 

「無理だ某絵大臣や政府が変わらなければ」

 

 

「そこの辺りは元老院の動き次第ですが、中心世界の場合はメガビョーゲンやヤラネーダやウバウゾーを直接見たと言う所があるので、少なくとも融合世界のシンフォギア世界みたいに自分達の世界の私欲のような影響は少ないと思いますがね」

 

「成程ね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ラチェット・アルタイルとの出会い前編

直哉が米田から帝国華撃団に新隊員の事を聞いてから4日後・・・

 

1人の少女がアメリカからはるばる帝都にやって来た。

 

「漸く日本に来たのね私は、早速ミスター米田の待つ大帝国劇場に行きましょう」

 

 

大帝国劇場ロビー・・・

 

「ようこそラチェット・アルタイルさんですね」

 

「ええ、そうだけど貴方はだれなの?」

 

「自分は帝国華撃団総司令の米田一基の代理人でラチェット・アルタイルさんの配属先変更による為の案内人と言う訳です」

 

「ええ――配属先ですって」

 

「そうです今帝国華撃団はまともに機能していないのですよ。ラチェット・アルタイルさん」

 

「どうしてそんな事になったのですか?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「いやあすまねえな。直哉今日お前達を劇場に呼んでいたのにな」

 

「いやそれは良いんですけど、この時期に帝国華撃団のメンバー全員が食当たりで全滅とかやめて下さいよ」

 

「ああ、それは・・・花小路伯爵にも同じ事を言われたよ」

 

「花小路伯爵ですか・・・あの人は元老院の方でしたよね」

 

「ああ、元老院の中ではワシとの関係は良好だがな・・・」

 

「こういう理由で帝国華撃団は活動停止なので」

 

それじゃ私はどうすればいいですか?」

 

「ああ、ただでさえ元老院の方から帝国華撃団に新隊員を配属されて困っているのによ」

 

そう言い米田は愚痴をこぼす。

 

「ああ、その件ですが僕と言うか母さんが米田さんに伝えた内容を、今度来る新隊員に教えても良いですよ。米田さん」

 

!!

 

「良いのかよ?」

 

米田は直哉の言葉を聞き、驚いていた。

 

「ええ、構いませんよ先程米田さんが言った「当たり前よメガビョーゲンやヤラネーダの情報開示なんてしたら帝国華撃団を潰す理由を与えるだろうが」

その辺は米田さんの自由で良いですけど」

 

「でもいいのかよ?元老院に情報を渡してもよ」

 

「ああ、それは・・・」

 

その時米田の病室が別の次元に跳んだ。

 

「こいつは・・・?」

 

「すみませんこれから言う事は監視下で言うには、流石に危険なので、この病室だけを帝都から移動させました」

 

「安心して下さいラチェット・アルタイルさん貴女は帝国華撃団ではなく特殊遊撃部隊の一員として動いて貰いますので」

 

「特殊遊撃部隊ですって」

 

「はい、そうですそして自分は特殊遊撃部隊の総司令をしている紫藤直哉と言います」

 

!!

 

「ちょっと待って下さい紫藤直哉と言えば・・・」

 

 

「ここで臨時ニュースです。昨日に発生した赤坂の地下で起きた爆発事故により、紫藤家当主の紫藤直哉さんが死亡しました。また紫藤直哉さんに同行していたと思われる4人の人物の行方も今だわかってません」

 

 

「何だと!!直哉が死んだだとーー」

 

 

「「「「「「「「ええーー」」」」」」」」

 

 

「嘘よ直哉君が死ぬなんて」

 

 

「さくら・・・」

 

 

「そうですわ中尉もそうですけど、直哉さんが死ぬなんて想像出来ませんわ」

 

「すみれさん・・・」

 

「貴方はこの時に死んだ筈では?」

 

ラチェット・アルタイルがそう言う。

 

「確かにあの時は自分の死を偽装してましたよ。それはあくまでも帝都だけの処置ですから」

 

「どういう事?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ラチェット・アルタイルとの出会い中編

「すみれさん・・・」

 

「貴方はこの時に死んだ筈では?」

 

ラチェット・アルタイルがそう言う。

 

「確かにあの時は自分の死を偽装してましたよ。それはあくまでも帝都だけの処置ですから」

 

「どういう事?」

 

「ラチェット・アルタイルさん貴女はここに来る前にミスター米田から特殊遊撃部隊の説明を受けましたよね?」

 

「ええ、それは受けているわ。帝都には降魔を超える怪物達が現れ、その怪物を倒せるのが特殊遊撃部隊と聞いてるわ」

 

「成程わかりました。ラチェット・アルタイルさんまずこの映像を見て下さい」

 

 

そしてのどか達がプリキュアになった時、彼等も来た。

 

「帝国華撃団参上!!」

 

 

「ふっふっふ、来ましたね帝国華撃団」

 

!!

 

「大神さん見てください。火車の後ろにメガビョーゲンと少年がいます」

 

「何だと!!」

 

大神はさくらの言葉を聞いて驚いていた。

 

 

「火車何故お前の後ろにメガビョーゲンがいるんだ」

 

 

「さて、何故でしょうね」

 

 

「火車囚われた人々はどこだ?」

 

「あの小屋の中ですよ」

 

火車が差す小屋を見ると、脇侍が小屋に隣接すると、脇侍が爆発した。

 

 

「さてさて帝国華撃団の諸君、君達は小屋が、爆発する前に、爆弾を解除で来ますかな?」

 

 

そして火車は、見学する為、安全地帯に、移動した。

 

 

 

!!

 

 

「まさか脇侍自身が起爆装置代わりなのか」

 

 

「うん、プリキュア見つけた」

 

 

そう言ってダルイゼンとメガビョーゲンがグレース達に接近する。

 

 

「メガビョーゲン」

 

 

「皆ダルイゼンに見つかりました。なるべくここから離れて向かい打ちましょう」

 

 

「「「了解」」」

 

 

 

「プリキュア今日は俺達を無視して、何をしてたのかな?やれメガビョーゲン」

 

 

 

「メガビョーゲン」

 

プリキュアがメガビョーゲンと戦い始めた頃帝国華撃団は起爆装置付きの脇侍を全て倒し、火車を戦場に引きずり出した。

 

そしてその結果に、不満だった火車が、襲い掛かってきたが、織姫と大神の合体攻撃の直撃を受け、火車と、火車の魔装機兵は、爆発を起こし消滅した。

 

「どうやら帝国華撃団は火車を倒したようです。こちらも決着をつけましょう」

 

 

「それじゃあ行きますよ」

 

「「「「「「うん」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

映像終了・・・

 

「この映像は、昨年帝都を震撼させた黒鬼会と黒鬼会に協力する異世界の敵です」

 

「何ですって、これが異世界の敵・・・」

 

「ええ、そうですと言ってもその感覚はラチェット・アルタイルさんがいる世界での感覚ですが」

 

「どういう事?」

 

「では次はこちらを見て下さい」

 

それで米田さん、特殊遊撃部隊の事についてはどこまで言ってくれました」

 

「ああ、帝国華撃団が一時的に軍から離れて特殊遊撃部隊に配属されるというところまでだ」

 

「なるほどわかりました。帝国華撃団の皆さん。これから暫くの間ですが貴方達には、帝都以外に現れる全ての脅威と戦うことが特殊遊撃としてのたった一つの任務となります。」

 

「ちょっと待ってください。全ての脅威とはどういう意味ですか」

 

「言葉通りですよ特殊遊撃部隊管轄は簡単に言えば、融合世界の全ての守り手なのですから」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「あ、それ以外に友好的な異世界とも交流等もしていますがね」

 

「まさか俺達にノイズやメガビョーゲンと戦えということですか?」

 

「ええ、そうですよ、ただその二つが融合世界の脅威とは違いますけどね」

 

!!

 

「ノイズとメガビョーゲンはあくまで融合世界内部に存在する敵に過ぎません。僕達の今の段階の脅威は融合世界の外からくるので」

 

 

!!

 

帝国華撃団の関係者は直哉の言葉に驚いていた。

 

映像終了・・・

 

!!

 

「ありえない」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ラチェット・アルタイルとの出会い後編

「言葉通りですよ特殊遊撃部隊管轄は簡単に言えば、融合世界の全ての守り手なのですから」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「あ、それ以外に友好的な異世界とも交流等もしていますがね」

 

「まさか俺達にノイズやメガビョーゲンと戦えということですか?」

 

「ええ、そうですよ、ただその二つが融合世界の脅威とは違いますけどね」

 

!!

 

「ノイズとメガビョーゲンはあくまで融合世界内部に存在する敵に過ぎません。僕達の今の段階の脅威は融合世界の外からくるので」

 

 

!!

 

帝国華撃団の関係者は直哉の言葉に驚いていた。

 

映像終了・・・

 

!!

 

「ありえない」

 

「いえこれがこの世界の現実ですよ。ラチェット・アルタイルさん」

 

「そしてラチェット・アルタイルさんもう1つこの映像を見て下さい

 

「どうやらこの間の出頭をしなかった。報復だろうね」

 

「指令書の内容は、陸軍に帝国華撃団のメンバー一人を出向させるか、真双焔武を渡せとかいていて、制限時間が明日までなんだ」

 

 

「えええええーーーー」

 

隊員達は驚いていた。

 

そして話し合いの結果、織姫が陸軍に出向する事となった。

 

「ごめんね織姫お姉ちゃん。僕のために、嫌なやくさせて」

 

「いいですよ、私は、直哉君のお姉ちゃんなのですから」

 

「それに真双焔武を、渡すわけにはいけませんからね」

 

「織姫お姉ちゃん」

 

そして織姫は陸軍に出向しに行った。

 

「この映像は?」

 

「これは別世界のラチェット・アルタイルさんが帝国華撃団に追加隊員された時の記録映像です」

 

「ラチェット・アルタイルさん。貴女はダグラス社の社長と結託して帝国華撃団にダメージを与えるつもりでしたね?」

 

!!

 

「何故それを?」

 

「それは・・・別世界の貴女も同じ理由で帝国華撃団にいましたからね」

 

彼女の名はラチェット・アルタイル。元星組隊長である彼女は今紐育に向かう船の中にいた。

 

「どうして彼は私を、助けてくれたんだろう?」

 

ラチェットは、ダグラス社と共に帝劇内での動きを見張っていたにも関わらず。結果的に、帝国華撃団に負けて、ダグラス社は、崩壊の道を辿った。

 

だが、彼は、私に一言。「よく頑張りましたね」と言って研修が終了後、何事もなく自分の故郷であるニューヨークに、戻っていたその時、彼女は見た突如現れた大穴から、数人の人たちが、大帝国劇場付近に落ちるのを。

 

 

「一体また帝都で何が起きようとしているの」

 

「そう言う事が起きると思い準備をしていたので」

 

「そうなの、要は紫藤直哉と米田は私の正体を知りながら受け入れたのね」

 

「そうですが、ラチェット・アルタイルさん貴女に伝えないといけません」

 

「貴女の上司が殺されました」

 

!!

 

「嘘よ、嘘彼が死ぬわけが・・・」

 

「言え、残念ながら特殊遊撃部隊総司令として僕もダグラス社の社長の死を確認しましたから」

 

「でも私は昨日も彼と連絡してたのよ」

 

ラチェット・アルタイルがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ラチェットのショック

「そう言う事が起きると思い準備をしていたので」

 

「そうなの、要は紫藤直哉と米田は私の正体を知りながら受け入れたのね」

 

「そうですが、ラチェット・アルタイルさん貴女に伝えないといけません」

 

「貴女の上司が殺されました」

 

!!

 

「嘘よ、嘘彼が死ぬわけが・・・」

 

「言え、残念ながら特殊遊撃部隊総司令として僕もダグラス社の社長の死を確認しましたから」

 

「でも私は昨日も彼と連絡してたのよ」

 

ラチェット・アルタイルがそう言う。

 

その日の深夜・・・

 

「ふう、やっぱりトワが化けていたダグラス社の社長を信じている様子でしたね」

 

「ええ、そうねあの時はブレントを演じないと流れを壊すと思っていたから」

 

「ふん要するにヤラネーダを帝都で暴れる様に仕向ければいいんだな?」

 

「そう言う事だ」

 

「どのタイプのヤラネーダが良いとかそう言うのはあるのか?」

 

「それはお前に任せる。ブルー」

 

「そうかわかった・・・」

 

「ただ俺が動くとお邪魔虫が帝都に来るけど構わないんだな?」

 

『ああ、構わん奴等を怪しまれずにつれて来るにはその方法がいいからな」

 

「ふむだが、ヤラネーダ関連で俺が動くと連中も来るかもしれんぞ」

 

 

「別に構わんさ。帝都がダグラス社によって混乱するするよりも連中によって経済が止まる方が会社としては都合がいいからな」

 

「成程な、ヤラネーダ能力。人間のやる気を奪った後に人材を交換するだけで、簡単に乗っ取る事が出来るな」

 

「そうだだからこそ、連中の乱入は歓迎さ」

 

そう言った直後ダグラス社の社長の姿がトワの姿に戻った。

 

「おいおい姿を戻していいのか?」

 

「構わないわさっきの会話で私達はこの部屋から退室したからね」

 

「成程そう言う風に見せたのか?」

 

「そうよそれに管理者の神殿の者として隼人に聞きたいのよ」

 

「何をだ?」

 

「あの時のように隼人に迷惑をかける事になったけどね」

 

「確かにそうですね。隼人叔父さんには悪いタイミングで黒幕が変わった事が判明して、ラチェットさんと隼人叔父さんが貧乏くじを引いているような気がします」

 

「そうね、ラチェットに関しては特殊遊撃部隊に任せるわね」

 

「隼人たちは私とレイで対応するわ」

 

「わかりました。でもかなり落ち込んでいますが」

 

「仕方ないわ。ラチェットはある意味ブレントを好きになってた可能性があるからね」

 

「まあその気持ちのせいで従っていたとも見えるしね」

 

「本音の所は明確に描写されていたわけでも無いからね」

 

「成程」

 

「トワ今後のヤフキエル事変は、京極しだいですかね?」

 

「そうね・・・」

 

「つまりあの時の戦いは京極圭吾にとっては帝国華撃団に負ける事が復活への条件だったと言う所でしょうか?」

 

「ククッ流石だな、頭の回転が速いな」

 

「それほどでもないですよ本当に頭の回転が速いのであれば京極圭吾に3度目の復活は阻止できる筈ですし」

 

「ああいう形で存在を明かした以上京極が動かない以上こちらとしても動けないでしょう?」

 

「それは・・・そうですね」

 

「どちらにしても特殊遊撃部隊から動くのは得策ではないですね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紫藤直哉としての活動1

「さて、どうしたものかな?」

 

「わかりました。でもかなり落ち込んでいますが」

 

「仕方ないわ。ラチェットはある意味ブレントを好きになってた可能性があるからね」

 

「まあその気持ちのせいで従っていたとも見えるしね」

 

「本音の所は明確に描写されていたわけでも無いからね」

 

「成程」

 

「トワ今後のヤフキエル事変は、京極しだいですかね?」

 

「そうね・・・」

 

「つまりあの時の戦いは京極圭吾にとっては帝国華撃団に負ける事が復活への条件だったと言う所でしょうか?」

 

「ククッ流石だな、頭の回転が速いな」

 

「それほどでもないですよ本当に頭の回転が速いのであれば京極圭吾に3度目の復活は阻止できる筈ですし」

 

「ああいう形で存在を明かした以上京極が動かない以上こちらとしても動けないでしょう?」

 

「それは・・・そうですね」

 

「どちらにしても特殊遊撃部隊から動くのは得策ではないですね」

 

「トワにああ言われた以上うかつに動けないからやはりラチェット・アルタイルさん関連から攻めるしかないなあ」

 

「それも久しぶりの紫藤直哉として・・・大変だな」

 

「直哉さんどうしたんですか?」

 

「ああ、神山さん。神山さん達もお疲れ様でしたもう1つのシンフォギア世界での降魔退治」

 

「あはは、でも直哉さんにご迷惑をおかけして・・・」

 

「確かにそうだったな直哉が行かなくても良いようにl人選してたんだったな」

 

「そうですよレイ、僕だってこんな事言いたくないですけど何で友好世界にもなっていない世界の為にそこまでしないといけないんです?」

 

「友好世界ではないのだから・・・16番目のプリキュアの世界みたいになっても良いんですね」

 

「ああ、あの件なら気にしなくて良いですよ。ただ初穂さん僕に対する敵意は強くなりそうですけど」

 

「すみません直哉さん」

 

「まあ、そういう役割も僕の仕事ですから」

 

「でも今回はもう1つのシンフォギア世界側が一方的に・・・」

 

「それ以上は駄目ですよ神山さん」

 

「でも直哉さん」

 

成程ね・・・私と新生帝国華撃団のメンバーだけで行くには不安だけどブルーとブンドル団が動くとなれば直哉君は残るべきだろうね」

 

「ええ、残らないとまずいんですよねべつの意味で」

 

「どういう事?」

 

「ふん要するにヤラネーダを帝都で暴れる様に仕向ければいいんだな?」

 

「そう言う事だ」

 

「どのタイプのヤラネーダが良いとかそう言うのはあるのか?」

 

「それはお前に任せる。ブルー」

 

「そうかわかった・・・」

 

「ただ俺が動くとお邪魔虫が帝都に来るけど構わないんだな?」

 

 

「別に構わんさ。帝都がダグラス社によって混乱するするよりも連中によって経済が止まる方が会社としては都合がいいからな」

 

「成程な、ヤラネーダ能力。人間のやる気を奪った後に人材を交換するだけで、簡単に乗っ取る事が出来るな」

 

「そうだだからこそ、連中の乱入は歓迎さ」

 

そう言った直後ダグラス社の社長の姿がトワの姿に戻った。

 

「おいおい姿を戻していいのか?」

 

「構わないわさっきの会話で私達はこの部屋から退室したからね」

 

「成程そう言う風に見せたのか?」

 

「貴方はそう言う理由で残っているのに、向こうの彼等は」

 

「それは仕方ないですから。神山さん特殊遊撃部隊の事情と彼等の事情があえばいいのですけど」

 

「現実問題としてそれは無理ですから」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紫藤直哉としての活動2

「おいおい姿を戻していいのか?」

 

「構わないわさっきの会話で私達はこの部屋から退室したからね」

 

「成程そう言う風に見せたのか?」

 

「貴方はそう言う理由で残っているのに、向こうの彼等は」

 

「それは仕方ないですから。神山さん特殊遊撃部隊の事情と彼等の事情があえばいいのですけど」

 

「現実問題としてそれは無理ですから」

 

「そうですね、向こうのシンフォギア世界としては今後も特殊遊撃部隊の力を借りたいのでしょうけど、特殊遊撃部隊としては特例でトワさんに許可を得て貸したにすぎませんから」

 

「そうでしたね、俺自身も直哉さんが来れない状況を知った上で向こうの勝手な要望で文句を言われると、昔の自分達を思い出してしまって・・・」

 

 

「ふむ、そうなんですか?それで帝国華撃団の皆さんは、どうして私達に接触をしようとしたのですか?」

 

「それは・・・」

 

「もしかして活動停止問題が起きたからですか?」

 

!!

 

「何でお前がその事を知ってるんだよ」

 

 

初穂が喧嘩腰で響に聞く。

 

 

「落ち着け初穂」

 

 

「でもよ隊長こいつの事信用出来ないぜ私は」

 

誠十郎が初穂を静める。

 

 

「すみません響さん」

 

「いえ気にしてませんよ神山さん。私達はこちらの世界では異邦人なので、こちらの世界の情報を得るために本来はしてはいけない方法で情報を得てるのでお互い様ですね」

 

「・・・そうなんですね」

 

 

誠十郎は響の言葉に驚きを隠せないでいた。

 

「さてこんな所で立ち話もあれなので奥の部屋で話しましょうか」

 

 

「成る程帝国華撃団として活躍停止になったから降魔やメガビョウゲーンを倒せる私達の仲間に貴女達を組み込んで欲しいとはずいぶん勝手ですね」

 

 

「そちらの司令官は本当にそう指示をしたんですね?」

 

 

「ええそうです」

 

 

「・・・わかりましたそちらの提案を受けましょう」

 

「本当ですかありがとうございます」

 

「やったなみんなこれで帝都を守れるぜ」

 

「ああそれは出来ませんよ。私達後一時間後にこの世界を離れますので」

 

 

!!

 

「何だよそれは」

 

 

「私達もずっとこちらの世界にいられないんですよ。ここにいる子供達の為に定期的にそれぞれの世界に行くことで衣食の元を購入したり子供達の家族にも合わせたりしないのはまずいですからね」

 

「ああ、それは・・・確かに神山さん達には嫌な思い出を思い出したのかも知れませんね」

 

「向こうのシンフォギア世界のやり方を見てしまうと」

 

「ええ、直哉さんすみません。俺達がこんな嫌な感じで仲間に入れてくれと言っていれてくれたのに・・・」

 

 

「サンキューな私と隊長を助けてくれて」

 

「本当にありがとう。融合世界のプリキュアより君達の方が役に立つよ。君達がクラリスとあざみも助けてくれたんだろ?」

 

 

「そうよ、ありがたく思いなさい。誠十郎」

 

 

「パパイヤ隊長さん達に本当の事言ったらダメ?」

 

「駄目よ、隊長さんの言葉を聞いたでしょう」

 

「今は嘘でもいいからそのままの方が良いわ」

 

 

「確かにな、今私達が直哉さんと知り合いと知られるのはまずいな」

 

 

「それで誠十郎貴方達はどうしてここに来たの?」

 

 

「ああ、俺達は融合世界と言うこことは違う世界から来たんだ」

 

「そうだぜ、凄いだろう」

 

 

「ああ、簡単に融合世界や異世界の人て言ったよ」

 

 

「この人自分が信用出来ると考えたら全てを話すタイプみたいだね」

 

 

「人を疑わないんだろうな。まあ太正時代の人達だし」

 

 

「それでも初対面で話す?」

 

 

「へえ、融合世界ね、そこはどんな世界なの?」

 

 

「くだらないね。私達はそこで、特殊遊撃部隊の一員で仕事をしてたんだがねそこの上司が駄目でさ」

 

 

「「「「うわあこの2人簡単に所属まで言ったよ」」」」

 

 

「これは流石に駄目でしょう」

 

 

「聞いてるローラまで機嫌が悪くなってる」

 

 

「まあ、そうだな聞いてない事まで言ってるしな」

 

 

「あ、皆クラリスさんとあざみちゃんが来たよ」

 

 

「あ、本当だ。直哉さんが連絡したのかな?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新生帝国華撃団への依頼

「「「「うわあこの2人簡単に所属まで言ったよ」」」」

 

「これは流石に駄目でしょう」

 

「聞いてるローラまで機嫌が悪くなってる」

 

「まあ、そうだな聞いてない事まで言ってるしな」

 

「あ、皆クラリスさんとあざみちゃんが来たよ」

 

「あ、本当だ。直哉さんが連絡したのかな?」

 

「ああ、ありましたねそんな事が」

 

「僕個人では16番目のプリキュアの世界が一番きつい世界でしたよ」

 

「すみません」

 

「謝らないで下さい神山さん済んだ事なので」

 

「でも・・・」

 

「神山さん。貴方がその様子だと本題に行けませんよ」

 

「本題ですか?」

 

「ええ、そうです」

 

そして直哉が話し出す。

 

「いやあすまねえな。直哉今日お前達を劇場に呼んでいたのにな」

 

「いやそれは良いんですけど、この時期に帝国華撃団のメンバー全員が食当たりで全滅とかやめて下さいよ」

 

「あんな理由で入院してしまうとは思わんぞ」

 

「まあ、食当たりになったもんは仕方ないわよ。逆に食当たりになった事で今回の京極による改変に巻き込まれないと考えた方が良いわ」

 

「まあ確かにな、帝国華撃団動けないからこそ特殊遊撃部隊が大きく動けるか・・・」

 

「ええ、そうよそれに元老院の方にも本格的に見せる様にね」

 

「ああ、奴等か・・・」

 

「ダグラス社の社長になってる時にしつこいのよ。特殊遊撃部隊を手に入れてくれって」

 

「成程な」

 

「こういう理由で新生帝国華撃団にヤフキエル事変に対応して貰う事になりました」

 

「ええ――」

 

「本気ですか?」

 

「はいそうですよ。実際現在の帝国華撃団は・・・」

 

「いやそれは良いんですけど、この時期に帝国華撃団のメンバー全員が食当たりで全滅とかやめて下さいよ」

 

「あんな理由で入院してしまうとは思わんぞ」

 

「まあ、食当たりになったもんは仕方ないわよ。逆に食当たりになった事で今回の京極による改変に巻き込まれないと考えた方が良いわ」

 

「まあ確かにな、帝国華撃団動けないからこそ特殊遊撃部隊が大きく動けるか・・・」

 

「そういう状況ですから所謂初穂さんが望んでいる状況ですね」

 

「ああ、それは・・・確かにそうですね」

 

「ですが直哉さん。俺達はその依頼を受けません」

 

「と言うか受ける資格がないからです」

 

「「いいんですかグレースさん」」

 

「いいも悪いもありません。実際に過去の7人世界に出現しない筈のメガ降魔とメガビョーゲンが出たのですから、浄化しないと」

 

 

「確かにそうですね」

 

「なら、俺達も行きます」

 

「隊長行きましょう3人で行けばグレースさん達の負担も減らせますし」

 

「そうだなクラリス」

 

「ありがとうございますですが、姿を見られるのは私だけで良いので2人はこれを使って着いて来て下さい」

 

「「わかりました」」

 

「おいおい、この世界には、こんな怪物がいるのかよ」

 

「ケン文句を言う前に俺達で倒せる降魔を倒せ」

 

「やってるよリュウ」

 

「直哉君この怪物は何なの?」

 

「それがわからないよお姉ちゃん。こんな怪物紫藤直哉さんの世界でも見た事無いよ」

 

「そんなそれじゃこのまま帝都が赤黒くなっていくのを見るしかないの?」

 

「うん、悔しいけどあの2体の怪物に対する有効的な手段が無いよ」

 

だがその時、彼等の前にキュアグレースが現れた。

 

「エレメントチャージ!」

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

「プリキュア!スカイヒーリングフラワー!」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「お大事に」

 

!!

 

「「「「「凄いあの子俺達が戦ってもダメージを与えらなかったのにあっさり倒した」」」」」」

 

「そんな事無いですよ。皆さんがあの怪物を抑えてくれたので倒すことが出来たのですから」

 

「それでは皆さん。私は失礼します」

 

「でもあ神山さんあの時貴方は純粋に手伝いたいと思ったからじゃないんですか?」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

先輩と後輩前編

「「「「「凄いあの子俺達が戦ってもダメージを与えらなかったのにあっさり倒した」」」」」」

 

「そんな事無いですよ。皆さんがあの怪物を抑えてくれたので倒すことが出来たのですから」

 

「それでは皆さん。私は失礼します」

 

「でもあ神山さんあの時貴方は純粋に手伝いたいと思ったからじゃないんですか?」

 

「それは・・・」

 

「いや俺を米田支配人が呼び戻すくらいなのだからそれだけこれから起きる事は大変だと言う事も考えられるよ」

 

「成る程」

 

 

「まあ俺達の戦いを歴史と言う形で知る神山君にはこの時も過去なのだろうけど」

 

 

「いえ、そんなことは、ただ・・・正史世界から来た俺達が融合世界の戦いに堂々と介入していいのか悩んでいて」

 

 

「成る程ね、神山君君はこの世界をどう見てる?」

 

 

「この世界とは?融合世界の事でしょうか」

 

 

「ああ」

 

「気持ち悪い世界ですね。降魔やノイズメガビョーゲン等の敵が複数存在しながら共存してるみたいで」

 

 

 

「神山君その感想が言える君は、正史世界の人間と判断できるよ。逆に言えば俺からしたら人間の脅威が降魔だけの世界は信じられないんだよ」

 

 

「そうなんですか?」

 

「ああ、以前俺達は直哉君から融合世界について教えられたことがあってね」

 

「神山さん。何を恐れているんです」

 

「俺は恐れてなんかないですよ」

 

「神山さんや新生帝国華撃団の皆さんは、帝国華撃団を恐れてますよ」

 

「それは太正16年に私達の代の最後の戦いを終えた3年後に突然降魔皇と言う者達が帝都に現れてその時に私は霊力を失ってしまい、私は降魔皇との戦いには参加しないことでこちらの世界に残る事となったんですわ」

 

 

「それじゃ帝国華撃団と巴里華撃団ともうひとつの華撃団は?」

 

 

「直哉さん3華撃団は降魔皇を封印するために幻都にいます」

 

 

「「「「幻都に」」」」

 

 

「幻都と言うのは何ですか?」

 

 

「幻都と言うのは降魔皇を封印しているもうひとつの帝都と思ってください」

 

 

「「「「成る程」」」」

 

 

「つまりすみれさん以外の3華撃団は幻都にいるわけですね」

 

「ええ、生きていればですけど」

 

「「「そんな生きていればって」」」

 

その時すみれに仕える一人の女性がやって来た。

 

「すみれ様。そろそろ約束の時間となりますがどういたしましょう?」

 

「もうそんな時間ですかカオルさんありがとう。直哉さんもうすぐここに新隊長がやって来るので少し席を外して貰えるかしら?」

 

「わかりましたのどかさんとちゆさんひなたさん。行きましょう」

 

「「「うん」」わかったわ」

 

そして直哉達は大帝国劇場を出ていく。

 

「まあ、神山さん達の世界のすみれさんも諦めていたので仕方がないですけど、どうして帝国華撃団関連になると弱気になるんですか?」

 

「う、それは・・・」

 

「そんなに、旧帝国華撃団に勝てないと決めつけているんですか?僕と喧嘩してまで別行動をしてまで動いた行動力を帝国華撃団関連で動かないのですか?」

 

「それは・・・」

 

「歴史が変わるのを恐れているのですか?」

 

「・・・」

 

「答えて下さい神山誠十郎さん」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

先輩と後輩後編

「まあ、神山さん達の世界のすみれさんも諦めていたので仕方がないですけど、どうして帝国華撃団関連になると弱気になるんですか?」

 

「う、それは・・・」

 

「そんなに、旧帝国華撃団に勝てないと決めつけているんですか?僕と喧嘩してまで別行動をしてまで動いた行動力を帝国華撃団関連で動かないのですか?」

 

「それは・・・」

 

「歴史が変わるのを恐れているのですか?」

 

「・・・」

 

「答えて下さい神山誠十郎さん」

 

「直哉さんの言う通り℉です。俺は帝国華撃団が存在する世界を改変する事を恐れています」

 

「理由は何ですか?」

 

「怖くなったのかも知れません。異界事変に巻き込まて」

 

「・・・あの事件ですか」

 

「最初はまなつちゃん達や初穂達を見つける事しか考える余裕がなかったんですが」

 

「特殊遊撃部隊が過去の敵によって異界事変に巻き込まれたと知った時恐怖したんです」

 

「久しぶりですね鬼神を操る姉弟よ」

 

「成る程、貴女方が、私を復活させてくれたのですね?」

 

「ええ、そうよ」

 

「ならばお礼をしなければなりませんね。行きなさいナノビョーゲンそこの降魔を進化させてあげなさい」

 

「ナノ――」

 

「きゃあああ。何よこれーー」

 

そして殺女はメガ降魔殺女に進化した。

 

!!

 

「おほほ、良いわね憑依の実とは違うが、同じ性質の物を使う事がこんなに楽しいとは」

 

「この見た事のない怪物はお前の仕業だったのかカルマ」

 

「ふん今頃気がついたのか?真宮寺直哉」

 

「フフ、やはり貴女達も来ましたか特殊遊撃部隊」

 

「特殊遊撃部隊とは一体何なんだ?」

 

真宮寺直哉が治療を受けながら考えていると・・・

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

 

「フフ、成程あれがイシュメルガとデボネアが言っていた力ですか」

 

カルマがそう呟く。

 

「カルマ、イシュメルガとデボネアとは何者だ?」

 

真宮寺直哉がカルマに聞く。

 

「ああ、遥か未来から来た私の協力者ですよ」

 

!!

 

「遥か未来から来た協力者だと」

 

「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「そうです。それで間違いないですね?花寺薫」

 

「薫ちゃんの名字が違う」

 

「ええ、あの時は俺の中で過去の世界で見た敵が特殊遊撃部隊の存在知っていたなんて驚きでしたから」

 

「カルマに関してはイシュメルガとデボネアが教えていたと言う流れでしたし気にしなくても良いですよ」

 

「ただ神山誠十郎さん。僕と喧嘩をした時に僕が言った言葉の意味を理解してくれました?」

 

「はい・・・」

 

「そうなら良いですが、新生帝国華撃団がヤフキエル事変事変を解決する為の話をしましょうか」

 

「ええ――それって本当にするんですか?俺達が」

 

「そうですよ現在の帝国華撃団は活動不可状態なので」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

京極と黙示録の三騎士前編

深夜上野公園周辺・・・

 

「黙示録の三騎士赤騎士と白騎士出てまいれ」

 

「「ははーー」」

 

 

「そして2度目の死を迎えたのだが手筈通りに金剛とダグラス社の社の雇っていた黙示録の三騎士の暗躍によりブレント・ファーロングを殺し奴の計画を私が奪ったのだよ」

 

「成程つまり京極圭吾貴方はゲンアンと言う人物に生き返せて貰った時に今回の事件が起きるのを知りゲンアンに頼んだのですね?今回の事件にあわせて復活出来るように」

 

「そうだ、ブレント・ファーロングと言う若造に帝都をくれてやれるか、帝都を魔都に変えるのは私の役目だからな」

 

「赤騎士と白騎士よお前達が恨みを持つのはあの紫藤直哉で良いのだな?」

 

「「はっ」」

 

そして2人は思い出す。

 

「やはり来てくれたなプリキュアと紫藤直哉」

 

 

「貴方は一体誰なの?この世界の人は私達の事は知らない筈」

 

「ならこの姿ならどうだ?」

 

黒騎士がそう言うと、次第に黒騎士の姿が変化し始め、白騎士の少年の姿に戻って行く。

 

 

「「「ああーー」」」

 

「貴方は白騎士」

 

 

「何で何で、ジェミニ達にやられた筈なのに」

 

 

「成る程、白騎士貴方は赤騎士と同じようにどういう経緯で来たのか知らないですけど、7人世界の白騎士ですね」

 

「正解だよ紫藤直哉」

 

 

 

「「「ええ――」」」

 

直哉の言葉に驚きながらグレース達は思い出す。

 

「あはは、お姉さんたちの技面白いね。一見僕に聞かないように見えてちゃんとダメージを入れるなんて・・・だけど」

 

 

「「「きゃあああ」」」

 

 

「その程度の力じゃ僕は殺せない」

 

 

白騎士の反撃を受けてしまったプリキュア達だった。

 

 

「「「はあ、はあ」」」

 

 

 

「ふふ、そろそろお姉さん達限界かな?」

 

 

「認めたくないけどこれ以上は・・・」

 

 

フォンテーヌがそう言う。

 

 

そうそして僕は言ったよね次はお姉さん達を必ず殺すとね」

 

そして白騎士はグレース達に襲い掛かるが・・・

 

 

「「させない」グレースさん達はメガビョーゲンを浄化してください」

 

「ありがとう飛鳥ちゃん薫ちゃん」

 

 

「邪魔をするな小娘が」

 

 

「何言ってんのあんたも変わらない子供でしょう」

 

 

薫がそう言う。

 

 

「五月蠅い!!黙れよ小娘」

 

 

 

「皆今の内にメガビョーゲンを浄化するよ」

 

「うん」

 

「ええ」

 

「はい」

 

 

そしてグレース達は3体のメガビョーゲンを浄化する準備に入った。

 

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

 

そしてキュアアースは3体の内の1体の斧型メガビョーゲンを浄化した。

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

 

「「届け!」」

 

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

そしてキュアグレース達が3体の斧型メガビョーゲンを浄化すると、白騎士と赤騎士がメガビョーゲンと同じように消滅しかけていた。

 

「うわあああ。僕の体が消えていくどういう事なんだ――」

 

その頃赤騎士は・・・

 

 

「うわあ私の体が何故急に消えるのだ―――私はまだーーー」

 

 

そう言って赤騎士は消滅した。

 

「「今思い出してもあのプリキュアと紫藤直哉は殺したい」」

 

「そうか・・・」

 

「だが、お前達2人はプリキュア対峙出来るのか?」

 

「ああ、それは・・・問題ないその辺りをフォローしてくれる奴を見つけたからな」

 

「そう言う事さ京極」

 

「成程な」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

京極と黙示録の三騎士後編

「うわあ私の体が何故急に消えるのだ―――私はまだーーー」

 

 

そう言って赤騎士は消滅した。

 

「「今思い出してもあのプリキュアと紫藤直哉は殺したい」」

 

「そうか・・・」

 

「だが、お前達2人はプリキュア対峙出来るのか?」

 

「ああ、それは・・・問題ないその辺りをフォローしてくれる奴を見つけたからな」

 

「そう言う事さ京極」

 

「成程な」

 

「お前達の恨みもかなりあるな」

 

「そう言うお前もかなり恨みがあるようだが」

 

「そりゃそうでしょ赤騎士こいつは2回も帝国華撃団が倒したのにしぶとく生き返った猛者だからね」

 

白騎士に言われ思い出す京極だった。

 

 

「行くぞ京極圭吾これで貴様を倒す!!」

 

「ぬう!!来るか、帝国華撃団」

 

「「大神さん皆行きますよ」」

 

「帝都に我等のいるかぎり」

 

「悪の栄えることはなし」

 

「たとえどんなに苦しい戦いでも」

 

「自分自身の力と」

 

「愛する力で戦う」

 

「そして勝利を掴むまで」

 

「僕たちは、決して負けない」

 

「それが帝国華撃団だぜ」

 

 

「俺たちは正義だ!!

 

「悪を蹴散らし、正義を示せ!!」

 

 

「絶」

 

「対」

 

「正」

 

「儀」

 

「帝」

 

「国」

 

「華」

 

「撃」

 

「団」

 

 

「ぐおおおお。この私が、負けるだとーー」

 

神王は、花組全員による一斉攻撃により、沈黙した。

 

「フフ、流石だ、帝国華撃団、だが私を倒した所で、何も代わらんぞ、何故なら何れまた、帝都に悪意を持つ者が現れるだろう」

 

「せいぜい、その時まで、この薄汚れた帝都での平和を楽しむがいい」

 

京極がそう言った直後、神王は爆発をし始めた。

 

京極は爆発の中で自分の身が燃えてるにも、関わらず、不敵な笑みを最後まで浮べていた。

「くっ立花響お前のシンフォギアは、ノイズしか倒せない筈が・・・」

 

「へえ、京極さんよく知ってますねいったい誰から聞いたのやら?」

 

「簡単に言うと思うなよ。小娘」

 

「私に集中してていいんですか?」

 

「何?を言っている」

 

「神崎風塵流・不死鳥の舞」

 

 

「聖獣ロボ改」

 

 

「シェルクーンチク」

 

 

「鷺牌五段」

 

 

「イル・フラウト・マジーコ」

 

「ディ・ワリキューレ」

 

!!

 

「うおおお。負けんぞ帝国華撃団」

 

帝国華撃団の5人の必殺攻撃を受けた神王は持ちこたえようとしたが・・・

 

「今ですわ健二さん」

 

!!

 

「ぬうっしまった珠が露出していたのか、させんぞ米田健二」

 

京極は、神王の内部に隠していた珠を帝国華撃団の必殺攻撃により球が出て来たのだった。

 

京極は、健二の存在を察知したが立花響に邪魔をされた。

 

 

「フン」

 

「がああああ。おのれーー立花響ーー」

 

「これで終わりだ――京極再び地獄へ帰れ」

 

そして健二の光武改の武器が偽りの魔神器の珠を貫いた。

 

そして珠の消滅と共に空中要塞武蔵と共に神王も崩壊していくのだった。

 

「思い出しただけでもイライラするが現状の状況で特殊遊撃部隊を倒すのは難しいな」

 

「そうとも限らないよ京極」

 

「どういう意味だ白騎士?」

 

「フフ、少しばかり現在の帝国華撃団に関しての面白い情報を手に入れてね」

 

そう言い白騎士は不敵に笑うのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

合流と説明1 特殊遊撃部隊の役割前編

鶯谷紫藤家・・・

 

「皆さんおはようございます」

 

「「「「「「「おはよう」」」」」」」」

 

「今日から響さんと新生帝国華撃団の皆さんが合流しましたので改めて説明をしますね」

 

「「「「「「「はい」」」」」」」

 

「そんなの必要ないだろ。必要なのは私達の力だけなんだしよ」

 

「初穂またそんな言い方して」

 

「いや事実だろ。だから私達が呼び戻されたんだろうがさくら」

 

「そうですね。その為に新生帝国華撃団の皆さんを呼び戻したのは事実です」

 

「ですので新生帝国華撃団の皆さんと特殊遊撃部隊の協力者の皆さんに今までの経緯を説明します。まずはこちらを見て下さい」

 

 

「その話と緊急連絡に何の関係があるんですか?」

 

直哉がトワに聞く。

 

「・・・ダグラス社の社長のブレント・ファーロングの死亡が確認されたわ」

 

!!

 

「どうして彼が死んだのですか?」

 

「その検証はまだやれてないからこれから始めるのだけど、ブレント・ファーロングを殺した犯人は黙示録の三騎士かもしれない」

 

「え、黙示録の三騎士ですか・・・まあ、ヤフキエル事変に関わる彼等ですが、雇い主のブレント・ファーロングを殺す理由がありませんが?」

 

映像中断・・・

 

「「「「なっ馬鹿なそんな事したら・・・」」」」

 

「そうなんです。これが起きた事でヤフキエル事変は大きく変わりました。続きを見て下さい」

 

「いやあすまねえな。直哉今日お前達を劇場に呼んでいたのにな」

 

「いやそれは良いんですけど、この時期に帝国華撃団のメンバー全員が食当たりで全滅とかやめて下さいよ」

 

「ああ、それは・・・花小路伯爵にも同じ事を言われたよ」

 

「貴女は誰ですか?」

 

「私は本来あるべき形ではない復活をしてしまった者を冥府へと送る者として貰うのじゃ」

 

「ああ、米田さん簡単に言えば、僕の上司が以前黄昏の三騎士を復活させてましたよね」

 

「ああ、あったな」

 

米田は思い出す。

 

「復活した黄昏の三騎士を帝国華撃団の力を使わずに倒せと言う目的をこなせと言われていて」

 

「成る程な。そう言う理由で黄昏の三騎士を復活させたのか?」

 

「そう言う事じゃそして今回未来から来た敵によって蘇った京極の魂がいまだに冥府に戻らないのでな。帝国華撃団の総司令であるお主と話をする為に彼女達について来たのじゃ」

 

「何ですって京極の魂があの世に戻っていないですってーー」

 

「「「「「まさか食当たりで私達が呼ばれた理由?」」」」理由かよふざけんな!」

 

初穂怒り出したと同時に映像が終了した。

 

「何だよ私達の力が必要じゃねえのかよ?」

 

「ええ、必要ですけどあくまでも帝国華撃団がヤフキエル事変を解決したと言う事実が必要なんですよ」

 

 

「成程つまり京極圭吾貴方はゲンアンと言う人物に生き返せて貰った時に今回の事件が起きるのを知りゲンアンに頼んだのですね?今回の事件にあわせて復活出来るように」

 

「そうだ、ブレント・ファーロングと言う若造に帝都をくれてやれるか、帝都を魔都に変えるのは私の役目だからな」

 

映像中断・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

合流と説明1 特殊遊撃部隊の役割後編

「「「「「まさか食当たりで私達が呼ばれた理由?」」」」理由かよふざけんな!」

 

初穂怒り出したと同時に映像が終了した。

 

「何だよ私達の力が必要じゃねえのかよ?」

 

「ええ、必要ですけどあくまでも帝国華撃団がヤフキエル事変を解決したと言う事実が必要なんですよ」

 

 

「成程つまり京極圭吾貴方はゲンアンと言う人物に生き返せて貰った時に今回の事件が起きるのを知りゲンアンに頼んだのですね?今回の事件にあわせて復活出来るように」

 

「そうだ、ブレント・ファーロングと言う若造に帝都をくれてやれるか、帝都を魔都に変えるのは私の役目だからな」

 

映像中断・・・

 

「そうなんですよ。食当たりで皆さんが病院に入院しているので、トワが新生帝国華撃団を代役にして対応してと言うので」

 

「「「「ああ成る程、敵が思いっきり流れを変えたから気にしないで良いから新生帝国華撃団がメインなんですね?」

 

「非常に言いにくいですが、あそこまで変えられたらもはやヤフキエルが登場するだけでいいやと割り切ったようですね」

 

「「「「成程」」」」

 

「個人的に京極に関しては、もはや特殊遊撃部隊の敵と見て、現在の帝国華撃団が相手するより新生帝国華撃団が相手した方が現在の帝国華撃団に対して悪影響を与える可能性が少ないと考えてるので」

 

「漸く私達の凄さを認めたか」

 

「「「「・・・それは違うよ」」」」

 

「はっ急に体が凍ったです。話を続けますね皆さん」

 

「はい直哉さん質問です」

 

「はいゆいさんどうぞ」

 

「どうしてこんなに大きく変わったんですか?」

 

「その答えに関しては明確に答えは出ませんが・・・」

 

「複合的な管理者達の干渉が原因と見ても良いでしょうね」

 

「こちらの映像を見て下さい」

 

「ほう、キュアグレースと紫藤直哉もこの世界に来ていたのだったな。ならばこの場にいる全ての者よきえうせろ。この技は私の技ではないが食らうがいい。ブラックホールクラスター」

 

 

「「ええ――それはグランゾンの」」

 

「だから言っただろうブラックホールに飲み込まれるがいい」

 

 

「直哉君どういたらいいの?」

 

「この状況に打開策があるとすれば、ブラックホールクラスターと同等もしくはそれを超える技で消滅させるしかありません」

 

「そんな」

 

 

そしてヴォルクルスがブラックホールクラスターを地上に向けてはなった。

 

 

「薫・・・私やるよ」

 

 

「飛鳥ちゃん」

 

「サイバスター私に力をかして・・・行くぞ!!ヴォルクルスコスモノヴァ発射」

 

 

「うおおお。コスモノヴァだと、紫藤飛鳥め小癪な真似を・・・だがこの2つの技により次元に穴が開くだろう」

 

 

ヴォルクルスがそう言った直後次元の穴が開き、その場にいるもの全てが次元の穴にに吸い込まれた。

 

 

「「「「「「うわあああ」」」」」」」

 

そして次元の穴を通って出た場所はまさかの融合世界の管理をする管理者の神殿の中だった。

 

「この戦いによって特殊遊撃部隊の一部のメンバーが・・・」

 

「のどか、フワニータ危ない」

 

その時敵の攻撃がのどかとフワニータに敵の攻撃が2人を襲う。

 

 

「フワニータちゃん」

 

 

のどかがフワニータを庇う。

 

「破邪剣征・桜花放神」

 

「貴女達大丈夫?」

 

 

その時のどか達は、もう1人の紫藤直哉達と出会った。

 

「貴女達大丈夫?」

 

 

「「はい」」

 

 

そしてさくらはのどか達から離れた。

 

 

暫くして・・・

 

 

「終わったねアスミさん」

 

 

「そうですね、ジェミニ。あの2人がいなければ危ない所でしたね」

 

「そうだね」

 

 

 

そして紫藤直哉と真宮寺さくらがジェミニの所に来た。

 

 

「助けてくれてありがとうございました。僕はジェミニ・サンライズと言います」

 

 

「僕は、紫藤直哉だよよろしく」

 

 

「私は真宮寺さくらよ。よろしくね」

 

 

「あれが過去の直哉ですか?」

 

 

「そうだよアスミちゃん」

 

「もう1人の紫藤直哉さんは、帝国華撃団の総司令だった筈だよ」

 

 

「へえ、そうなんですね。それだとお酒の好きなおじいさんさんはいないのですか?」

 

 

「お酒の好きなおじいさん・・・ああ、米田さんの事?」

 

「融合世界に戻らず過去の世界のヤフキエル事変を解決した後の時代に漂着したんです」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

合流と説明2 ゆいと新生帝国華撃団が知る事実

「そうですね、ジェミニ。あの2人がいなければ危ない所でしたね」

 

「そうだね」

 

そして紫藤直哉と真宮寺さくらがジェミニの所に来た。

 

 

「助けてくれてありがとうございました。僕はジェミニ・サンライズと言います」

 

 

「僕は、紫藤直哉だよよろしく」

 

 

「私は真宮寺さくらよ。よろしくね」

 

 

「あれが過去の直哉ですか?」

 

 

「そうだよアスミちゃん」

 

「もう1人の紫藤直哉さんは、帝国華撃団の総司令だった筈だよ」

 

「へえ、そうなんですね。それだとお酒の好きなおじいさんさんはいないのですか?」

 

「お酒の好きなおじいさん・・・ああ、米田さんの事?」

 

「融合世界に戻らず過去の世界のヤフキエル事変を解決した後の時代に漂着したんです」

 

そして直哉は話を続ける。

 

「その後僕達は過去の世界の直哉さんと合流後僕達がその世界に来た理由を知る事になるんです」

 

「単刀直入に聞くけど君達は一体何者なんだ?」

 

 

「それは未来が見える直哉さんが、何故私達に聞くんですか?」

 

!!

 

「何故君達が僕の能力の事を・・・知っている?」

 

 

「未来が見える事は、ほとんど知られて無いのに」

 

 

「その能力を使って私達の事を知れないと言う現実を見てください。紫藤直哉さん」

 

「私達は、真宮寺直哉君の7人世界と貴方の世界幼馴染世界が滅んだ後に出来た世界の住人だからですよ」

 

「なっ馬鹿な僕達の世界と7人世界が滅ぶありえない」

 

 

「残念だけどその子達の言葉は事実よ直哉」

 

 

「その声はメルク」

 

 

紫藤直哉がそう言うと、メルクが現れた。

 

 

「あ、メルクさん」

 

「久しぶりね花寺のどかとラビリンそして融合世界の紫藤直哉君」

 

 

!!

 

「メルクさんまさか記憶があるんですか?」

 

「ええ、あるわよと言うより貴女達の世界の彼女から連絡があってここに来たのよ」

 

 

「ええ――じゃあ彼女は知ってるんですね?」

 

 

「ええ管轄外だから動いてないだけよ。それにしても紫藤直哉君出て来てよ」

 

 

「はいわかりました。メルクさん」

 

そう言って、融合世界の紫藤直哉12歳が何もない所から現れる。

 

!!

 

 

「僕より小さいけど、僕に似ている」

 

「お久しぶりですねメルクさん僕はあちらの幼馴染世界かと思ってましたけど違いましたね?」

 

 

「実はね今君達がいる時代は、私が少し手を加えたの」

 

「「え、どういう事ですか?」」

 

 

直哉とのどかがメルクに聞く。

 

「そして僕達は過去の世界の管理者であるメルクさんから聞いたのが・・・」

 

「あのメルクさん親子喧嘩と言うか、僕達はどうすればここから帰れるのですか?」

 

 

融合世界の直哉がメルクに聞く。

 

「ああ、そうだったわね貴女達が、元の世界に戻るにはフワニータを黙示録の三騎士とパトリックから守りなさい。融合世界の彼女達は黙示録の三騎士と戦う場合のみ本来の力を使って良いわ」

 

 

「「「「ええ――」」」」

 

のどか達はメルクの言葉に驚く。

 

「彼女達の本来の力とはいったい?」

 

「時が来ればわかるわ息子」

 

「でもいいんですかメルクさん?」

 

「いいわよこれは私からの特別イベントと思って、黙示録の三騎士にはあれをと一緒に媒体となるアイテムを持たせてるから」

 

 

「「「「ええ――」」」」

 

「それ危ないですよメルクさん」

 

「大丈夫よ黙示録の三騎士が貴女達を見たらすぐ使うように改変しているし使って戦いが終わればそれらの記憶は消えるから」

 

 

「仮にそうだったとしても危険ですよ」

 

 

「それでも私は見たいのよ。メガビョーゲンを倒す貴女達をね」

 

 

「それじゃあ私は会えるね」

 

 

そう言って、メルクは消えた。

 

「そしていろんなイベントをこなして最終的に先程の映像に繋がるんです」

 

「「「「直哉君これは一体どういう事」」」」

 

「何でメガビョーゲンを浄化すると白騎士が消えたの?」

 

 

「・・・成る程これがメルクさんの言葉の真実ですか」

 

「皆さんメルクさんの言葉を思い出してください」

 

 

直哉の言葉を聞いてグレース達がメルクの言葉を思い出す。

 

 

「あのメルクさん親子喧嘩と言うか、僕達はどうすればここから帰れるのですか?」

 

 

融合世界の直哉がメルクに聞く。

 

「ああ、そうだったわね貴女達が、元の世界に戻るにはフワニータを黙示録の三騎士とパトリックから守りなさい。融合世界の彼女達は黙示録の三騎士と戦う場合のみ本来の力を使って良いわ」

 

 

「「「「ええ――」」」」

 

 

「「「あ、まさか・・・」

 

「この世界の黙示録の三騎士の本体は最後の3体のナノビョーゲンだったの?」

 

 

「恐らくそうなのでしょうね、トワとメルクさんによって今自分達が、存在してても違和感の無いようにしたんでしょうね」

 

「「「「成る程」」」」

 

「それと、白騎士と赤騎士を7人世界の使った理由は、僕達は白騎士とこちらの直哉さんは赤騎士と繋がりがそれなりにあったからだと思いますよ」

 

 

「「「「「「「「成る程」」」」成る程ね」」」」」」

 

「君達が、ここで3体のメガビョーゲンを浄化したから赤騎士も消えたんだね」

 

「「「あ、直哉さん」」」

 

「「パパ」」

 

「飛鳥と薫向こうに行っても元気でね」

 

「「うん」」

 

「直哉君この子達誰?そんな事よりジェミニと合流しよ」

 

「わかったよさくらちゃん」

 

その時融合世界から来た全員が光に包まれた。

 

「そして僕達は融合世界に戻ってこれたんです」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

合流と説明3 説明終了後

「「「成程」」成程ね」

 

「そう言う事が今回の事件に影響を与えたと考えてるのね」

 

ローズマリーが、直哉に確認をする。

 

「ええ。僕はそう考えています」

 

「そして黙示録の三騎士にしても京極にしても両者のターゲットは特殊遊撃部隊のようですから」

 

「まだヤフキエル事変の本来の黒幕が生きていれば修正出来たのかも知れませんが・・・」

「そして2度目の死を迎えたのだが手筈通りに金剛とダグラス社の社の雇っていた黙示録の三騎士の暗躍によりブレント・ファーロングを殺し奴の計画を私が奪ったのだよ」

 

「成程つまり京極圭吾貴方はゲンアンと言う人物に生き返せて貰った時に今回の事件が起きるのを知りゲンアンに頼んだのですね?今回の事件にあわせて復活出来るように」

 

「そうだ、ブレント・ファーロングと言う若造に帝都をくれてやれるか、帝都を魔都に変えるのは私の役目だ」

 

「京極と黙示録の三騎士がダグラス社の社長を殺した以上融合世界においてはそう言うイベントとして行くしかないので」

 

「ですのでトワから新生帝国華撃団の出撃許可が下りたんですよ」

 

「初穂さん以外の皆さんにとっては複雑でしょうけど」

 

「「「「はい」」」」

 

「何落ち込んでるんだよ?トワがついに俺達を認めたんだぜ」

 

「「「「「「「「「まあそうとも取れるけど・・・絶対修正したくないから同じ帝国華撃団の新生帝国華撃団に任せようとしただけと思う」」」」」」」」」

 

3組のプリキュアが全員が、心の中でそう呟く。

 

説明後・・・

 

「直哉、今後のメインが新生帝国華撃団になるのはわかったわ」

 

「でも初穂のあれはどうにかした方が良いんじゃないの?」

 

ローラが直哉の部屋でそう言う。

 

「そうなんですけどあれが初穂さんの個性と考えてるので、それにああいう態度を取り続けるのもローラさんもやっていましたし」

 

「あんたそこまで言う?」

 

 

「ええ、言いますよ。このままだとまなつさんとさんごさんは、可哀想ですから」

 

 

!!

 

「どういう事よ?」

 

 

「貴女は将来女王になる為にまなつさんとさんごさんのいる陸に来たのですよね?」

 

「直哉っちかなり怒ってるね」

 

「ええ、仕方ないわね。恐らく人魚の考え方が上から命令をしているのと、自分は悪いと思ってないと言うのが態度で出てるし」

 

 

「だから直哉君も人魚と言う部分も考慮してまだ穏便な言葉を使ってるけど・・・」

 

「そうよ、それが悪いわけ?そしてまなつやさんごもプリキュアになったんだから私に協力するのが、当たり前でしょ」

 

 

!!

 

 

「ラビリンローラのような人は絶対女王になってほしくないラビ」

 

「国の人が可哀想ペン」

 

「だなおいらも、そんな楽しくない国は嫌だニャン」

 

 

「・・・何よ、あんた達には関係ないじゃない」

 

 

「関係なくないよ。ローラ」

 

 

「ヒーリングアニマルさん達は、教えてくれてるだよ。ローラが変わらないとそう言う女王になるって何でわからないの?」

 

 

「まなつ・・・」

 

 

「確かに私も、自分の事を優先したりするけど、自分の事ばっかり言い過ぎるとみんなが、ローラから離れちゃうよ。それって私は寂しいよ」

 

 

「まなつ・・・じゃあどうしたらいいのよ?」

 

 

「ローラローラが、こっちにいる間は人間として生活してると思ってしてみたら」

 

 

「なっそんな事出来るわけないでしょ」

 

「どうして?した事もないのに何で言えるの?」

 

 

「それは・・・」

 

「ああ――思い出させないでよ」

 

「すみません」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

大神と直哉の巴里での話し合い

直哉が特殊遊撃部隊に所属するメンバー全員に今回の事件について説明してから3日後・・・

 

直哉は紫藤家の通信室で大神と連絡を取っていた。

 

「大神さん帝国華撃団からの通達来てますよね?」

 

「ああ、それは・・・10月に来てたんだが、俺とエリカ君が異世界に跳ばされて異世界から戻って来たのが2週間前なんだ」

 

「何ですって!!」

 

「どうも君達が異界事変に巻き込まれたその後に新たな異界事変に俺とエリカ君が巻き込まれたようで、別世界のさくら君達や君とプリキュアを知る人物達もいたから」

 

「そうですか・・・」

 

「そう言う事でしたら、僕が簡易ゲートでそちらに行きます」

 

「そうかいそうしてくれると助かるよ」

 

そして直哉は一旦大神との通信を切り、簡易ゲートを使い大神のいる巴里に向かった。

 

巴里大神のアパート・・・

 

「お待たせしました大神さん」

 

「待ってたよ直哉君。さっそく帝都に・・・」

 

「待って下さい大神さん。まず今帝都で起きている事を説明します」

 

そして直哉は話し出した。

「そして2度目の死を迎えたのだが手筈通りに金剛とダグラス社の社の雇っていた黙示録の三騎士の暗躍によりブレント・ファーロングを殺し奴の計画を私が奪ったのだよ」

 

「成程つまり京極圭吾貴方はゲンアンと言う人物に生き返せて貰った時に今回の事件が起きるのを知りゲンアンに頼んだのですね?今回の事件にあわせて復活出来るように」

 

「そうだ、ブレント・ファーロングと言う若造に帝都をくれてやれるか、帝都を魔都に変えるのは私の役目だからな」

 

「何だってあの時直哉君や響さんと帝国華撃団が倒した京極が復活してヤフキエル事変の黒幕の座になっただってーー」

 

「ええ、そうなんですよ」

 

「皆はどうして動かないんだい?」

 

「いやあすまねえな。直哉今日お前達を劇場に呼んでいたのにな」

 

「いやそれは良いんですけど、この時期に帝国華撃団のメンバー全員が食当たりで全滅とかやめて下さいよ」

 

「はっ食当たりで全員が病院に入院しているだってーー」

 

「そうなんですよ。大神さんが異界事変に巻き込まれている間にそれが起こって、退院までもう少しかかるようなので」

 

「それじゃあ京極達の野望は?成就するのかい」

 

「ああ、それは・・・心配しないで良いですよ」

 

「新生帝国華撃団に帝都防衛をお願いしているので」

 

「ああ、神山誠十郎さん達か・・・でも直哉君大丈夫なのかい?」

 

「何がです?」

 

「神山誠十郎さん達に帝都防衛を任せて、俺が言うのもあれだけど彼等は、ここが自分達の時代ではないからと言ってきょひするんじゃ?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「「「「「まさか食当たりで私達が呼ばれた理由?」」」」理由かよふざけんな!」

 

初穂怒り出したと同時に映像が終了した。

 

「何だよ私達の力が必要じゃねえのかよ?」

 

「ええ、必要ですけどあくまでも帝国華撃団がヤフキエル事変を解決したと言う事実が必要なんですよ」

 

「彼等に伝えていますから呼ばれた理由が食当たりで入院している花組の代役と言う事はね」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

大神一郎に新生帝国華撃団との付き合い方を聞こう前編

「神山誠十郎さん達に帝都防衛を任せて、俺が言うのもあれだけど彼等は、ここが自分達の時代ではないからと言ってきょひするんじゃ?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「「「「「まさか食当たりで私達が呼ばれた理由?」」」」理由かよふざけんな!」

 

初穂怒り出したと同時に映像が終了した。

 

「何だよ私達の力が必要じゃねえのかよ?」

 

「ええ、必要ですけどあくまでも帝国華撃団がヤフキエル事変を解決したと言う事実が必要なんですよ」

 

「彼等に伝えていますから呼ばれた理由が食当たりで入院している花組の代役と言う事はね」

 

「そう言う風に隠さずに伝えたんですけどね」

 

「そうですか初穂さんが直哉さんに過剰に反応しているですね」

 

「そうですね絶対に認めねえみたいな感じですね。僕個人は初穂さんがどう思っていても任務中は集中してほしいんですけど」

 

「成程確かに俺が一緒にいた頃は特殊遊撃部隊に所属していても特に問題を起こす風には見えなかったんですけどね」

 

「やはりあの時のやり取りが悪かったのかな?」

 

直哉が思い出す。

 

 

「成る程帝国華撃団として活躍停止になったから降魔やメガビョウゲーンを倒せる私達の仲間に貴女達を組み込んで欲しいとはずいぶん勝手ですね」

 

 

「そちらの司令官は本当にそう指示をしたんですね?」

 

 

「ええそうです」

 

 

「・・・わかりましたそちらの提案を受けましょう」

 

「本当ですかありがとうございます」

 

「やったなみんなこれで帝都を守れるぜ」

 

 

 

「ああそれは出来ませんよ。私達後一時間後にこの世界を離れますので」

 

 

!!

 

「何だよそれは」

 

 

「私達もずっとこちらの世界にいられないんですよ。ここにいる子供達の為に定期的にそれぞれの世界に行くことで衣食の元を購入したり子供達の家族にも合わせたりしないのはまずいですからね」

 

「そうですかそう言う理由では俺達も無理に反対出来ませんね」

 

「隊長いいのかよ。私達が帝都を離れても」

 

「帝都を離れるのは俺とさくらの二人だ初穂とクラリスとあざみは帝都に残って欲しい」

 

 

!!

 

「「「隊長本気か?」」」

 

「ああ、俺は本気だ」

 

「響さんもそれで構いませんか?」

 

 

「私達は提案に乗った以上帝国華撃団の何人が私達と行動を共にするかはこちらに決定権があるわけではないので構いませんよ」

 

 

「ただ先ほども言いましたが、一時間後にこの世界を離れるのでついてくる方は準備をお願いしますね」

 

「ああ、直哉さん達が初めて新生帝国華撃団に出会った頃の事かい?」

 

「ええそうです」

 

「俺としてはタイミングが悪かったとしか言えないな」

 

「タイミングですか?」

 

「うん直哉さん達は、その当時米田健二に会うわけにはいかなかったからトワさんに強制的に別の世界に跳ばされたんですよね?」

 

「ええ、そうです」

 

「でその世界のすみれ君が直哉さん達に接触し断っているにもかかわらずしつこく言うものだから受け入れたんですよね」

 

「そうです。そうしなければ融合世界での仕事が溜まる一方でしたから」

 

「そう言う部分では、響君が新生帝国華撃団に伝えたのは良いと思いますが・・・新生帝国華撃団側の態度が悪かった・・・と言うか全員で行こうと言えば初穂さんが怒る事も無くすんなり進んでいたのかも知れませんね」

 

「成程」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

大神一郎に新生帝国華撃団との付き合い方を聞こう後編

「成程」

 

「直哉さん良ければ新生帝国華撃団を巴里に連れて来て貰えませんか?」

 

「え、何をする気です?大神さん」

 

「少し神山誠十郎さん達の実力を見たくなりまして・・・」

 

そして大神が直哉に説明をする。

 

暫くして・・・

 

「ふむ、成程確かにそのやり方なら巴里華撃団にとっても新生帝国華撃団にとっても団結力は増すでしょうけど、下手したら初穂さんが孤立しませんか?」

 

「直哉さんが言う可能性もありますが、やってみませんか?」

 

 

「・・・確かにやってみない事にはずっとこのままですし、それだと新生帝国華撃団が辛いだけですからね」

 

「そうですよ。これがうまくいけば新生帝国華撃団は、部隊のレベルが上がると思いますよ」

 

その後直哉は、大神と一緒に巴里で行うイベント内容を考えつつ下準備をしていく。

 

「ふう、とりあえずはこんなもんですね直哉さん」

 

「そうですね大神さん」

 

そして直哉は一旦簡易ゲートで紫藤家に戻った。

 

「あっ直哉君今までどこにいたの?」

 

「あ、すみませんのどかさん。通信で大神さんと話をしていたらですね」

 

「大神さん帝国華撃団からの通達来てますよね?」

 

「ああ、それは・・・10月に来てたんだが、俺とエリカ君が異世界に跳ばされて異世界から戻って来たのが2週間前なんだ」

 

「何ですって!!」

 

「どうも君達が異界事変に巻き込まれたその後に新たな異界事変に俺とエリカ君が巻き込まれたようで、別世界のさくら君達や君とプリキュアを知る人物達もいたから」

 

「そうですか・・・」

 

「そう言う事でしたら、僕が簡易ゲートでそちらに行きます」

 

「そうかいそうしてくれると助かるよ」

 

そして直哉は一旦大神との通信を切り、簡易ゲートを使い大神のいる巴里に向かった。

 

「ええ――大神さんとエリカさんが私達が経験した別の異界事変に巻き込まれたの?」

 

「そうみたいですねそしてあの時に会った人達もいたみたいです」

 

「「メガビョーゲンメガビョーゲン」」

 

「おいおい、この世界には、こんな怪物がいるのかよ」

 

「ケン文句を言う前に俺達で倒せる降魔を倒せ」

 

「やってるよリュウ」

 

「直哉君この怪物は何なの?」

 

「それがわからないよお姉ちゃん。こんな怪物紫藤直哉さんの世界でも見た事無いよ」

 

「そんなそれじゃこのまま帝都が赤黒くなっていくのを見るしかないの?」

 

「うん、悔しいけどあの2体の怪物に対する有効的な手段が無いよ」

 

だがその時、彼等の前にキュアグレースが現れた。

 

「エレメントチャージ!」

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

「プリキュア!スカイヒーリングフラワー!」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「お大事に」

 

!!

 

「「「「「凄いあの子俺達が戦ってもダメージを与えらなかったのにあっさり倒した」」」」」」

 

「そんな事無いですよ。皆さんがあの怪物を抑えてくれたので倒すことが出来たのですから」

 

「それでは皆さん。私は失礼します」

 

「待ってください。貴女の名前を教えてくれませんか?」

 

「ああ、真宮寺直哉はいない異界事変だったそうですけど」

 

「そうなんだ」

 

「後は大神さんに悩みを聞いて貰っていました」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉の悩みを解決する方法の案

「「「「「凄いあの子俺達が戦ってもダメージを与えらなかったのにあっさり倒した」」」」」」

 

「そんな事無いですよ。皆さんがあの怪物を抑えてくれたので倒すことが出来たのですから」

 

「それでは皆さん。私は失礼します」

 

「待ってください。貴女の名前を教えてくれませんか?」

 

「ああ、真宮寺直哉はいない異界事変だったそうですけど」

 

「そうなんだ」

 

「後は大神さんに悩みを聞いて貰っていました」

 

「直哉君の悩み?」

 

「ああ、もしかして初穂さんとの関係改善の為?」

 

「はいそれで大神さんがこう言ったんです」

 

「直哉さん良ければ新生帝国華撃団を巴里に連れて来て貰えませんか?」

 

「え、何をする気です?大神さん」

 

「少し神山誠十郎さん達の実力を見たくなりまして・・・」

 

そして大神が直哉に説明をする。

 

暫くして・・・

 

「ふむ、成程確かにそのやり方なら巴里華撃団にとっても新生帝国華撃団にとっても団結力は増すでしょうけど、下手したら初穂さんが孤立しませんか?」

 

「直哉さんが言う可能性もありますが、やってみませんか?」

 

 

「・・・確かにやってみない事にはずっとこのままですし、それだと新生帝国華撃団が辛いだけですからね」

 

「そうですよ。これがうまくいけば新生帝国華撃団は、部隊のレベルが上がると思いますよ」

 

その後直哉は、大神と一緒に巴里で行うイベント内容を考えつつ下準備をしていく。

 

「ふう、とりあえずはこんなもんですね直哉さん」

 

「そうですね大神さん」

 

そして直哉は一旦簡易ゲートで紫藤家に戻った。

 

「そして僕と大神さんはそれぞれの華撃団に説明をする為に戻って来たんです」

 

「大神さんの案てまさか・・・」

 

「ここで模擬戦のルールを言いますね」

 

 

「響さんお願いします」

 

 

「うん、まず帝国華撃団の皆さん勝利条件は、制限時間内に、プリキュアになった大神さんに一撃を与える事、そしてプリキュアチームは制限時間内にプリキュアになった大神さんを守る事」

 

 

「攻撃の有効と無効はの判定はエステルさんとクローゼさんが判定します」

 

 

「制限時間は10分それでは始め」

 

 

そしてプリキュアチームと帝国華撃団の模擬戦が始まった。

 

 

「よーし皆、隊長に一撃入れて直哉に昼飯とプレゼントを貰うぞ」

 

「「「「「「「おーー」」」」」」」

 

 

「皆、大神さんを守って勝つよ」

 

 

「のどかちゃん達そこまで俺の心配を・・・」

 

 

「そうだね大神さんを守らないと、直哉っちの財布がピンチになるもんね」

 

 

「あらーーそっちの心配が優先か・・・まあ、彼女達がそう言うのもわかるな。直哉さんは俺達のすこやか市に滞在するのにかなりの金額を使っている筈だからな」

 

「俺も今回は直哉さんの財布を守るぞ」

 

「まさかこれじゃないよね」

 

のどかがそう言いながら思い出す。

 

「ああ、違いますよそう言う模擬戦なら大神さんが新生帝国華撃団を巴里に来て欲しいとは言いませんよ」

 

「それもそうだね」

 

「ただ、大神さんがこの模擬戦結果次第では初穂さんが孤立を深めるかも知れないとも言ってましたね」

 

「そうなんだ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

大神が提案した模擬戦とは

「成程ね、大神さんが提案している模擬戦ってどんなのなの?」

 

「簡単に言えば巴里華撃団の指揮を大神さんの代わり光武Fに乗って僕が指揮を執るんですよ」

 

「ええ――それ大丈夫なの?」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

 

「「「「ええ――」」」」

 

「直哉さんがプリキュアの武器の中に入った――」

 

 

「それよりなのは、直哉さん男の筈なのにプリキュアに変身したよ」

 

「うわあ、変身かあ僕もしたいな」

 

 

ジェミニがそう言う。

 

 

「あ―そう言えば、こういう変身ものは条件がある筈、実はそちらの直哉さんは実は女性とか?」

 

 

「それは絶対ないからね、なのはちゃん」

 

「ちっ惜しいの」

 

「少し落ち着いてなのは」

 

「でも、直哉君君から、それなりに強い霊力感じるんだけどどういう事だい」

 

「ああ、それは僕達の世界にも降魔が存在しますからね」

 

「何だって――じゃあ君も帝国華撃団なのかい?」

 

 

「いえ、確かに帝国華撃団とは交流はありますが、僕の霊力では光武は起動しませんでしたし」

 

「何だって――それだけの霊力があるのに」

 

「どうやら僕の霊力は、光武とは、相性が悪いようでしたね」

 

「確かあの時直哉君がそう言ったんだけど?」

 

「ああ、それは・・・大丈夫みたいですよ・本物の光武Fではなく戦術シミュレーションでの模擬戦の許可を巴里華撃団に大神さんを通してお願いをしているので」

 

「成程ね機械を使っての模擬戦なら直哉君も出来るね」

 

「ええ、それに大神さんが言うには初穂さんが僕にそう言う態度を取るのは、僕が現場に出ないで自分は安全な所にいて自分達に指示ばかりだからじゃないのか」

 

「そう言われて納得してしまいました」

 

「了解」飛鳥ちゃん」

 

「「ハイ・ファミリア行って」」

 

 

飛鳥と薫がそう言うと、サイバスターとザムジードから遠隔自動攻撃装置それぞれから数機ずつ出てヴォルクルスに攻撃する。

 

 

「グオオオ」

 

 

「やったダメージを与えてる」

 

 

「皆」

 

「「「グレース直哉君は」」」

 

「死霊機兵型ヤラネーダを倒す為に霊力タンクモードになってサマー達の宝玉の機能を解放したよ」

 

 

「それでグレース直哉は今後の戦いについて何と言ってました?」

 

 

「うん、直哉君は・・・」

 

 

「現状でヴォルクルスに有効なのは魔装機神なので、ヴォルクルスが出て来たら皆さんに伝えてください」

 

 

「成る程わかりました私達は、サイバスターとザムジードを援護しながら戦えばいいんですね」

 

 

「ちょっと待ってくれその役目俺達にも手伝わせてくれないか?」

 

「神山さん・・・いいんですか?」

 

「ああ、勿論だよキュアグレース」

 

 

「はいはい、私達も手伝いますよグレースさん」

 

 

「ありがとうねサマー」

 

 

「それでは皆さん行きましょう。邪神ヴォルクルスを倒す為に」

 

 

「「「「「「「「「おーー」」」」」」」」」

 

そして2組のプリキュアと新生帝国華撃団はサイバスターとザムジードを援護する為に向かった。

 

「この時も僕はグレースさんの中にいて新生帝国華撃団の皆さんの前には出なかったので、もしあの時に出ていたら・・・少しは変わっていたのかも知れませんね」

 

「直哉君・・・」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

巴里華撃団からの挑戦状

「それでは皆さん行きましょう。邪神ヴォルクルスを倒す為に」

 

「「「「「「「「「おーー」」」」」」」」」

 

そして2組のプリキュアと新生帝国華撃団はサイバスターとザムジードを援護する為に向かった。

 

「この時も僕はグレースさんの中にいて新生帝国華撃団の皆さんの前には出なかったので、もしあの時に出ていたら・・・少しは変わっていたのかも知れませんね」

 

「直哉君・・・」

 

「さて僕は、新生帝国華撃団に渡してきますね」

 

「うん・・・」

 

「神山さんと花組の皆さん居ますか?」

 

「いますよ直哉さん」

 

天宮さくらが答え直哉を部屋に入れる。

 

「けっなにしやがった?」

 

「初穂その態度やめたら?」

 

「いやだね」

 

「・・・そうです神山さんこの手紙をどうぞ」

 

「ありがとうございます直哉さん」

 

「用が終わったんならこの部屋を出ろ」

 

「そう言うけどここ直哉さんの家だから初穂が出るのが当然なんじゃ?」

 

あずみがそう言う。

 

「グッわかったよ出れば良いんだろ?」

 

そう言って初穂が家を出ようとした時・・・

 

「何だって――大神さんが率いる巴里華撃団に俺達新生帝国華撃団に挑戦状が届いたぞ」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

直哉以外のその場にいる全員が驚いていた。

 

「直哉さんこれはどういう事ですか?」

 

神山が、直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・」

 

「そうだ、ブレント・ファーロングと言う若造に帝都をくれてやれるか、帝都を魔都に変えるのは私の役目だからな」

 

「何だってあの時直哉君や響さんと帝国華撃団が倒した京極が復活してヤフキエル事変の黒幕の座になっただってーー」

 

「ええ、そうなんですよ」

 

「皆はどうして動かないんだい?」

 

「いやあすまねえな。直哉今日お前達を劇場に呼んでいたのにな」

 

「いやそれは良いんですけど、この時期に帝国華撃団のメンバー全員が食当たりで全滅とかやめて下さいよ」

 

「はっ食当たりで全員が病院に入院しているだってーー」

 

「そうなんですよ。大神さんが異界事変に巻き込まれている間にそれが起こって、退院までもう少しかかるようなので」

 

「それじゃあ京極達の野望は?成就するのかい」

 

「ああ、それは・・・心配しないで良いですよ」

 

「新生帝国華撃団に帝都防衛をお願いしているので」

 

「ああ、神山誠十郎さん達か・・・でも直哉君大丈夫なのかい?」

 

「何がです?」

 

「神山誠十郎さん達に帝都防衛を任せて、俺が言うのもあれだけど彼等は、ここが自分達の時代ではないからと言ってきょひするんじゃ?」

 

「こういう話の中で大神さんが言ったんですよ」

 

「直哉さん良ければ新生帝国華撃団を巴里に連れて来て貰えませんか?」

 

「え、何をする気です?大神さん」

 

「少し神山誠十郎さん達の実力を見たくなりまして・・・」

 

そして大神が直哉に説明をする。

 

「直哉さん俺達大神さんに勝負挑まれているんですけどどうすれば」

 

「その手紙の内容に関しては、あくまでも大神さんと新生帝国華撃団の事柄なので基本僕の方から何かを言うつもりもありませんので」

 

「もし巴里華撃団の挑戦を受けるのであれば、明日の夕方までに僕の方に伝えて下さい」

 

「最終的な模擬戦の準備があるので」

 

「わかりました」

 

そう言って直哉は新生帝国華撃団の部屋を出て行った。

 

「さて、新生帝国華撃団の皆さんはどういう答えを出すかな?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

もう1つのすこやか市からの相談事1

「直哉さん俺達大神さんに勝負挑まれているんですけどどうすれば」

 

「その手紙の内容に関しては、あくまでも大神さんと新生帝国華撃団の事柄なので基本僕の方から何かを言うつもりもありませんので」

 

「もし巴里華撃団の挑戦を受けるのであれば、明日の夕方までに僕の方に伝えて下さい」

 

「最終的な模擬戦の準備があるので」

 

「わかりました」

 

そう言って直哉は新生帝国華撃団の部屋を出て行った。

 

「さて、新生帝国華撃団の皆さんはどういう答えを出すかな?」

 

その後直哉はもう1つのすこやか市に呼ばれていた。

 

「成程今回呼ばれたのはそちらで助けた風のエレメントさんによってのどかさん達の前のプリキュアについて聞かされたからですか」

 

「「「そうだよ」」」

 

「でも、相談されてもこちらと融合世界の4人目についてはかなり違う経緯を通っていますからね・・・アドバイスのしようがないのも事実ですよ」

 

「そこを何とか」

 

「それでは融合世界の4人目が僕達と初めてであった時の事を話しますね」

 

「「貴女は一体誰ですか?」」

 

 

直哉とのどかは出迎えた少女に聞く。

 

 

「申し遅れました。私は、風鈴アスミと言います」

 

 

!!

 

「馬鹿な、貴女はまだ誕生して無い筈それがどうして?」

 

 

「直哉君どうしたの?」

 

 

 

「とりあえずのどかお姉ちゃんの部屋に行きましょう。アスミさんもいいですか?」

 

 

「はい」

 

そして直哉達はのどかの部屋に入った。

 

 

 

のどかの部屋・・・

 

 

「それで直哉君、アスミさん見て何で驚いたの?」

 

 

「のどかお姉ちゃん。以前プリキュアの事を言いましたよね覚えてます?」

 

 

 

「うん」

 

 

「「「「あ、」」」」

 

 

「その言葉が気になり、調べたら確かに僕が4人目のプリキュアとなるのならパートナーは、ラテになるはずですよね?ヒーリングアニマルの中でパートナーがいないのは」

 

 

 

「「「「「「「「確かに」」」」」」」」

 

「のどかお姉ちゃんこの風鈴アスミさんは4人目のプリキュアでラテのパートナーなんですよ」

 

 

「「ええーー」ラビ―」

 

 

「でもでも、直哉君まだ生まれてないって言ったよね」

 

 

「ええ、僕も原作世界のすこやか市と接触した事により全てがリセットされたと思ってましたよ」

 

「だから生まれてもないと考えていましたが・・・アスミさんどうしてこのタイミングで来たのですか?」

 

「それは、ラテのお母さんが直哉さんに迫る危機から守ってほしいと頼まれたんです」

 

「「ええーー」」

 

「僕に迫る危機ですか?」

 

「はい、ビョーゲンズやノイズ達とは異なる脅威からです」

 

「つまりアスミさんは直哉君とラテを守る為にヒーリングガーデンから来たんですか?」

 

「ええ、そうです。それにこちらの融合世界の状況もラテのお母さんから聞いてるので迷惑をかける事はしませんよ」

 

 

「ふむ、もしかするとこのアスミさんは・・・」

 

 

「アスミさん僕達の世界の常識を知ってます?」

 

「はい、桜花さんに教えられてますから」

 

「そう言う訳でアスミさんとの出会いでしたが、僕の母さんによって人間界の常識等の心配は無かったので助かりましたけど」

 

「「「そうなんだ」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

もう1つのすこやか市からの相談事2 融合世界のお祭り前編

「そうですね、ですのでこちらで4人目が現れるタイミングで来れたらいいんですけど」

 

「難しそうなの?」

 

ちゆが直哉に聞く。

 

「ええ、想定外の来客や新たな世界の人間達が融合世界に来たりして、融合世界の中心世界でのイベントにも大きな変化があったりしてますがトワさんやレイさんとの話し合いの結果この変化を融合世界オリジナルとして消化することなり、今はその準備の段階でした」

 

「「「そうだったんだ」」」

 

「ごめんね忙しい時に呼んで」

 

のどかが直哉に謝る。

 

「いえ、良いですよこちらのすこやか市は融合世界のすこやか市と多少の差があるとはいえ、融合世界のお祭りが終わったら同じイベントが起きると思っていましたから」

 

「ねえ直哉君融合世界のお祭りイベント見せて」

 

ひなたがそう言う。

 

「ええ――良いですよ」

 

「「良いのーー」」

 

「はい以前の異界事変のように突然知るような事にしない為ですよ」

 

「「「成程」」」

 

そして直哉は話し出す。

 

 

「仕方ないわよ。今回は米田さんだけが行くから大帝国劇場から出るのに苦労してるんじゃないかしら」

 

「あ、米田さんが来たよ。ちゆちゃんひなたちゃん」

 

「おう、少し遅れてすまん。椿に捕まってな」

 

「やっぱりそうでしたか」

 

ちゆがそう言う。

 

「おう、そう言えば直哉はどうした?」

 

「直哉君は向こうで明日の準備をしています」

 

「成程な、しかし帝都で被害が出てるが・・・今だ信じられんよ」

 

「融合世界でのお祭りイベントでは米田さんが特別参加でした」

 

「「「そうなんだ」」」

 

「おいおいこれが祭りの規模かよ?祭りと言うからにゃ神社とかだけの一部で出店だけじゃねえんだな?」

 

「ええ、確かに昔はそうでしたが私達が知る祭りは、街全体でやるのが普通でしたから」

 

「そうか・・・時代と世界が違うとショックを受けるぜ・・・なんて言ってたかの」

 

「・・・もしかしてカルチャーショックですか?」

 

「おう。それだそれだ」

 

「ちょっと意味が違う気もするけど」

 

ちゆは米田の言葉をを聞き、心の中でそう呟く。

 

「しかしよこちらの世界の物価は帝都より高いんだが良く不満がでないな?」

 

「ああ、それは・・・こちらではお金の価値が違うので、そのせいで物を買える最低金額が50円からなんですよ」

 

!!

 

「なっ何だと!!50円だと――」

 

米田さんの時代では、まだ50銭と言う額がふつうでしたね」

 

「そうだぞ、円なんて相当買い物をしてやっとお目にかかれる言葉だぜ」

 

「成程それであの時大神さんがああ言ったのね」

 

ちゆがその時を思い出す。

 

「よーし皆、隊長に一撃入れて直哉に昼飯とプレゼントを貰うぞ」

 

「「「「「「「おーー」」」」」」」

 

「皆、大神さんを守って勝つよ」

 

「のどかちゃん達そこまで俺の心配を・・・」

 

「そうだね大神さんを守らないと、直哉っちの財布がピンチになるもんね」

 

「あらーーそっちの心配が優先か・・・まあ、彼女達がそう言うのもわかるな。直哉さんは俺達のすこやか市に滞在するのにかなりの金額を使っている筈だからな」

 

「俺も今回は直哉さんの財布を守るぞ」

 

「米田さん驚いてる所すみませんがそろそろ行きたいと思うのですが?」

 

「ああ、すまねえ」

 

「あ、ちゆちゃん」

 

「あ、のどか」

 

「げっのどか」

 

その時ちゆと米田はのどかとのどかの両親と合流した。

 

その後・・・

 

「貴方が帝国華撃団の総司令官の米田さんなのですね」

 

「そうですが貴方達は?」

 

「私達はのどかの親です」

 

「「「へえ、米田さんも驚くんだ」」」

 

「それはそうでしょう。融合世界の内部の世界同士でも異世界なのですから」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

もう1つのすこやか市からの相談事2 融合世界のお祭り後編

「あ、ちゆちゃん」

 

「あ、のどか」

 

「げっのどか」

 

その時ちゆと米田はのどかとのどかの両親と合流した。

 

その後・・・

 

「貴方が帝国華撃団の総司令官の米田さんなのですね」

 

「そうですが貴方達は?」

 

「私達はのどかの親です」

 

「「「へえ、米田さんも驚くんだ」」」

 

「それはそうでしょう。融合世界の内部の世界同士でも異世界なのですから」

 

そして直哉は話を続ける。

 

のどか達は変身するとそのまま怪物の所に行くとその瞬間グレース達はローズマリーが作り出した空間に入ってしまった。

 

「成程そういう事ですか」

 

「何直哉君何かわかったの」

 

「いえ、確実な理由はわかりませんが、このフィールドは現実の世界とは隔離されていますね」

 

「「「ええーーー」」」

 

「それはつまり・・・このフィールドを作った人物を探さないと出られない可能性があるのね」

 

フォンテーヌが直哉に聞く。

 

「ええ、そうだと思いますが、このフィールドを作ったのはローズマリーさんだと思うので、ひとまずキュアプレシャスとローズマリーさんと合流しましょう」

 

「「「「「「了解」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「そして米田さん達と合流直後新たな敵ウバウゾーがすこやか市に現れたんです」

 

「「「ええーー」」」

「500キロカロリーパンチ!!」

 

「ウバ・・・ウゾ」

 

「良いわよ。プレシャスレシピッピが2体捕まってるけど何とか、プレシャスだけでも行けそうね」

 

「ジェントルレシピッピを返して貰うよ」

 

「ふん、お前達もう勝った気でいるのか?」

 

「「どういう事よ」」

 

「私は、お前達がこのフィールドを作るのを待っていたのだ。キュアプレシャスに確実に勝つ為に」

 

「行きなさいナノビョーゲン」

 

!!

 

「そ、それは・・・」

 

ジェントルがそう言い放たれたナノビョーゲンに感染された岩が、メガビョーゲンに進化した。

 

「あはは、どうだこのメガビョーゲンを浄化出来るプリキュアはこのフィールドをの中にはいないぞ。どうするプリキュア?」

 

「どうしょうマリちゃん?」

 

「困ったわこのままだとどちらか一方しか浄化が出来ないわ」

 

「その心配はないラビ」

 

「安心するペン」

 

「岩型のメガビョーゲンは俺達に任せろニャン」

 

!!

 

「なっお前達がどうしてこのフィールド内にいるキュアグレース達」

 

ジェントルが怒りの感情をぶつける。

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

「僕達がウバウゾーを見つけた時ウバウゾーを操る敵がナノビョーゲンを取り出しメガビョーゲンを誕生させたんですよ」

 

「「「ええーー」」」

 

「その後何とかウバウゾーとメガビョーゲンを浄化した僕達は・・・」

「「お疲れ皆」」

 

「おう直哉久しぶりにお前のプリキュアの姿を見たぜ」

 

のどかの両親と米田が戻って来た直哉とのどか達に言う。

 

!!

 

「ちょっとちょっとのどか達のご両親達、貴女達がプリキュアだって知ってるの?」

 

「「「はい」」」

 

「えーーいいな」

 

「コメ」

 

「あら、かわいい。ゆいさんの妖精さんは赤ちゃんにもなれるのね」

 

「え、普通コメコメを妖精と認識しないのに、のどかのお母さんやるわね」

 

「あはは、お母さんもお父さんもある意味桜花さんに鍛えられたからですね」

 

「そうなの?ところで桜花さんて誰なの?」

 

「ああ、それは・・・僕の母親ですよ。ローズマリーさん」

 

「最も僕は母親の記憶は殆どないですけど」

 

「え、そう嫌な事を思い出させたわね」

 

「別に構いませんよ。ローズマリーさん」

 

「ねえ、直哉お願いがあるの聞いてくれるかしら?」

 

「内容次第で断るかも知れませんけどそれでもいいのなら」

 

「暫くゆいとコメコメをこのすこやか市で生活させてくれないかしら?」

 

「・・・一応確認ですけどその間のローズマリーさんは、どうするんですか?」

 

「私?私は、私達とブンドル団を融合世界に連れて来た奴を探すわ」

 

「1人でですか?」

 

「そうよ」

 

「戦う為の力を失っている貴女がですか?」

 

!!

 

「そしてお祭りも終わり僕達は米田さんを中心世界に連れて行ったら、今中心世界で起きているイベントが起きていたんですよ」

 

「「「成程」」」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

模擬戦をするか皆で考えよう前編

直哉が、もう1つのすこやか市に行ってる頃神山達は・・・

 

「隊長巴里華撃団と戦おうぜ」

 

「初穂また簡単に言って、大神さん率いる巴里華撃団が弱いわけないよ」

 

「そうですね仮にも最弱の帝国華撃団と言われている私達が勝つなんて・・・」

 

「だけどよ向こうからの要望なんだろ?受けて立つしかないじゃねえか?」

 

「「それは・・・」」

 

「隊長はどう考えてるの?隊長」

 

あずみが神山に聞く。

 

「・・・ああ、すまん聞いてなかった」

 

「しっかりしろよ隊長」

 

「ああ、すまん」

 

「しかしこのタイミングで大神さんが俺達に模擬戦を行おうと言って来たのか?」

 

「そして直哉さんがこの模擬戦を受ける受けないを俺達に任せたんだ?」

 

「どちらにしても・・・初穂が乗りきになる事で皆を巻き込むだろう」

 

「だが、こちらと違い大神さんと巴里華撃団は・・・」

 

 

オーク巨樹内部・・・

 

 

「ふう、何とか潜り込めたな、エリカ君」

 

「ええ、ですが皆と逸れちゃいましたけど」

 

「仕方が無い皆を探しながら最深部に行くしかない」

 

「行くぞ!!エリカ君」

 

「はい、大神さん」

 

 

そして、大神とエリカは、最深部に向かう過程で、コクリコ&花火、グリシーヌ、ロベリアの順で、合流をして、オーク巨樹最深部手前で、ピエロ少年サリュが操る蒸気獣オパドが現れた。

 

そして、戦いはサリュの乗る蒸気獣オバトの敗北となった。

 

「馬鹿なこんな事があっていいはずはないんだ」

 

 

そしてサリュは、最終手段を使った。

 

 

ピエロ少年サリュとオパドを倒した直後サリュは、最後の力を使い、オーク巨樹と融合し、絶対神ガルニエとなっていた。

 

 

そして巴里華撃団の最後の攻撃が、始まろうとしていた。

 

「正義」

 

「友情」

 

「勝利」

 

「平和」

 

「そして、愛」

 

「消えろ巴里に仇名す敵よ」

 

 

そしてガルニエは、攻撃を受け次第に消滅していく。

 

「馬鹿なこの僕が消える」

 

そしてサリュも消えていく。

 

巴里に平穏が戻った瞬間だった。

 

「直哉さんに教えて貰いこんな激闘をして魔を封じた巴里華撃団が俺達と模擬戦とはいえ、やる価値があるのか?」

 

「どうしたのでしょう?隊長は」

 

「うーん受けるか迷ってるんじゃないかな?」

 

「何で迷う必要があるんだ?受ければいいじゃねえか模擬戦」

 

「初穂模擬戦をするにしても、何が必要?」

 

「そりゃあ霊子甲冑だろ?」

 

「うんそうだね、でも私達の霊子甲冑は、融合世界には存在しない。そして当然だけど、融合世界の暦は私達の時代ではないから、シュミレーションで模擬戦をする事も出来ないよ」

 

「「「「あっそうだ」」」」

 

「くっそーーー」

 

「せっかく巴里華撃団と模擬戦を出来ると思ったのによ」

 

「あっ待って下さいもしかしたら出来るかも知れませんよ。初穂さん」

 

「本当か?」

 

「「お大事に」」

 

「すげえ3体をあっけなく倒しやがった」

 

「あんなの魔術にもありませんよ」

 

 

「少し興味がわいた」

 

 

そして新生帝国華撃団の3人はグレースと協力をすることを選んで。残りのメガビョーゲンと戦い始めた。

 

「あの時に私達も出撃したので、直哉さんに頼めば・・・」

 

「嫌だね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

模擬戦をするか皆で考えよう中編

「くっそーーー」

 

「せっかく巴里華撃団と模擬戦を出来ると思ったのによ」

 

「あっ待って下さいもしかしたら出来るかも知れませんよ。初穂さん」

 

「本当か?」

 

「「お大事に」」

 

「すげえ3体をあっけなく倒しやがった」

 

「あんなの魔術にもありませんよ」

 

 

「少し興味がわいた」

 

 

そして新生帝国華撃団の3人はグレースと協力をすることを選んで。残りのメガビョーゲンと戦い始めた。

 

「あの時に私達も出撃したので、直哉さんに頼めば・・・」

 

「嫌だね」

 

「何で初穂は直哉の事嫌いなの?」

 

あずみが初穂に聞く。

 

「そりゃあ直哉が前線に出ずに、安全な場所で指揮を執るからだ」

 

「「「はあーー」」」

 

「初穂さん。特殊遊撃部隊において直哉さんの立場は神崎司令と同じですよ」

 

「へっそうなのか・・・おい私非常にまずい態度を取ってないか?」

 

「そうだよそれにね・・・」

 

さくらが話す。

 

「サンキューな私と隊長を助けてくれて」

 

「本当にありがとう。融合世界のプリキュアより君達の方が役に立つよ。君達がクラリスとあざみも助けてくれたんだろ?」

 

「そうよ、ありがたく思いなさい。誠十郎」

 

「よく聞いてね初穂」

 

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

そして直哉は、キュアグレースの体内に入った。

 

そしてキュアグレース達は出撃した。

 

「直哉君神山さんと初穂さん2人だからちょっと負担になるかもだけどいい?」

 

 

「いいですよ。グレースさん」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

「「パワー!」」

 

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

そして、ヒーリング・オアシスはそのまま、動きを止めているメガ無限2体に突き刺さった。

 

その光景を見たサマー達は・・・

 

 

「「「「ええ――あんな遠くから2体も同時に浄化するなんて」」」」

 

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

そして、神山と初穂の乗る無限は元に戻り地球の蝕みも止まり元に戻った。

 

 

「きー悔しい」

 

「これが初穂と誠兄さんを助けた直哉さんとのどかちゃん達の行動だよ」

 

!!

 

「馬鹿なそれでは、直哉はプリキュア達と前線に出てたのかよ?」

 

「そうだよ」

 

その頃誠十郎は・・・

 

漸く思考の海から戻って来た。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

模擬戦をするか皆で考えよう後編

「これが初穂と誠兄さんを助けた直哉さんとのどかちゃん達の行動だよ」

 

!!

 

「馬鹿なそれでは、直哉はプリキュア達と前線に出てたのかよ?」

 

「そうだよ」

 

その頃誠十郎は・・・

 

漸く思考の海から戻って来た。

 

「ふう、一旦考えるのはよそう。あ、皆どうした?」

 

「なあ隊長、隊長は直哉がプリキュア達と一緒に前線に出てたの知ってたのか?」

 

「ああ、それは・・・」

 

 

7人世界の真宮寺姉弟が7人世界に起きた新たな事件に関わり始めた頃グレース達は・・・

 

「先程出現した次元の穴は、俺達を帰還させる物ではなく大帝国劇場に突如現れた彼等の穴なのかな?」

 

神山がそう言う。

 

「ええ、多分そうですね。と言っても私が持つ簡易ゲートが、この世界いや7人世界では使えないのは当たり前ですね」

 

「グレースさん達も良いですか?」

 

「どうしてずっと変身したままなんですか?」

 

「あ、それはですねこの世界が7人世界なので、今変身を解くと私達の正体を知られるのを防ぐ為ですよ」

 

「それと7人世界に悪影響を与えない為です。これでも私達は7人世界の住人たちからすれば、遠い未来から来た人間になりますから」

 

「あ、確かにこの世界の住人達とはあまり関わらない方が良いかもですね」

 

「グレースさん隊長あちらの戦いに動きがありましたよ」

 

クラリスがそう言う。

 

「俺とクラリスは異界事変の時に直哉さんから聞いた」

 

「そんな早くからかよ」

 

「ああ、だが直哉さんが表に出るとグレースさんの変身が解除されるとは知らなかったが、直哉さんがのどかちゃん達と行動していた理由が」

 

「何だよその制限は酷いぜ」

 

「ああ、それは・・・俺も思ったが2人は当たり前のようにしてたからな」

 

「皆どうする巴里華撃団との模擬戦は?」

 

「「「「「あっ」」」」」

 

神山誠十郎さん達に帝都防衛を任せて、俺が言うのもあれだけど彼等は、ここが自分達の時代ではないからと言ってきょひするんじゃ?」

 

「こういう話の中で大神さんが言ったんですよ」

 

「直哉さん良ければ新生帝国華撃団を巴里に連れて来て貰えませんか?」

 

「え、何をする気です?大神さん」

 

「少し神山誠十郎さん達の実力を見たくなりまして・・・」

 

そして大神が直哉に説明をする。

 

「直哉さん俺達大神さんに勝負挑まれているんですけどどうすれば」

 

「その手紙の内容に関しては、あくまでも大神さんと新生帝国華撃団の事柄なので基本僕の方から何かを言うつもりもありませんので」

 

「もし巴里華撃団の挑戦を受けるのであれば、明日の夕方までに僕の方に伝えて下さい」

 

「私としては模擬戦としても巴里華撃団とはしたくないですね。もしするとしたら直哉さんが率いる帝国華撃団としたいです」

 

そうクラリスがそう言う。

 

「「私も」」

 

さくらとあずみが続けて言う。

 

「ええ――それは無理だから大神さんが計画してくれたのに」

 

「何なら模擬戦をすると回答すればいいじゃねえ?巴里華撃団に」

 

「・・・わかった直哉さんにそう伝えるよ」

 

そして新生帝国華撃団の話し合いが終わった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

もう1つのすこやか市での相談終了後の時間

時を少し戻して・・・

 

「別に構いませんよ。ローズマリーさん」

 

「ねえ、直哉お願いがあるの聞いてくれるかしら?」

 

「内容次第で断るかも知れませんけどそれでもいいのなら」

 

「暫くゆいとコメコメをこのすこやか市で生活させてくれないかしら?」

 

「・・・一応確認ですけどその間のローズマリーさんは、どうするんですか?」

 

「私?私は、私達とブンドル団を融合世界に連れて来た奴を探すわ」

 

「1人でですか?」

 

「そうよ」

 

「戦う為の力を失っている貴女がですか?」

 

!!

 

「そしてお祭りも終わり僕達は米田さんを中心世界に連れて行ったら、今中心世界で起きているイベントが起きていたんですよ」

 

「「「成程」」」

 

「以上が融合世界のお祭りイベントの様子です」

 

「まったく違うと言っても良いでしょう」

 

「そうね・・・」

 

「やっぱ直哉っちは凄いね」

 

「え、どういう事ですか?ひなたさん」

 

「だってさいきなり変な空間に閉じ込められたのにメガビョーゲンを慌てないでもう一人の私達にさせるんだから」

 

「そうだよね」

 

「変な空間?ああ、デリシャスフィールドの事ですね」

 

「そうそう、それ」

 

「デリシャスフィールドは17番目のプリキュア達をサポート役として同行しているローズマリーさんが使える異空間生成技みたいですね」

 

「生成技と言う事は、17番目のプリキュアと同じ世界ならだれでも使えるのかしら?」

 

「その辺は詳しく聞いていないので憶測となりますが・・・デリシャスフィールドは怪盗ブンドル団が逃げないようにと言う意味もあると思います」」」

 

「「「怪盗ブンドル団?」」」

 

「はい、そうです怪盗ブンドル団が17番目のプリキュアの敵と言う事です」

 

「「「ええーー」」」

 

「詳しい事は今は聞かないで下さい」

 

「まだ僕達も詳しく調査が出来てないので」

 

「成程つまり京極圭吾貴方はゲンアンと言う人物に生き返せて貰った時に今回の事件が起きるのを知りゲンアンに頼んだのですね?今回の事件にあわせて復活出来るように」

 

「そうだ、ブレント・ファーロングと言う若造に帝都をくれてやれるか、帝都を魔都に変えるのは私の役目だからな」

 

「ククッ流石だな、頭の回転が速いな」

 

「それほどでもないですよ本当に頭の回転が速いのであれば京極圭吾に3度目の復活は阻止できる筈ですし」

 

「ほう、私の復活の仕組みを知っていれば止めれたか?」

 

「ええ、高確率で京極の復活は彼が止めたでしょうから」

 

「彼だと誰だそいつは?」

 

「ああ、それは・・・京極さんの後ろにさっきからいるんですけど、見えませんか?」

 

「今は改変されたヤフキエル事変を解決する事を優先しているので」

 

「成程ね」

 

「ええ、そうなんですよ今帝国華撃団が動けないので、特殊遊撃部隊で対応する事になって」

 

「「「ええーー」」」

 

「どういう事?」

 

「実は帝国華撃団に所属する全員が食当たりで病院に入院しているですよ」

 

「「「ええーー」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

米田との面会

もう1つのすこやか市での原作世界ののどか達との話を終えた後、直哉は家に帰らずに帝国華撃団のメンバーが入院している病院に向かった。

 

陸軍病院院内・・・

 

「お加減はどうですか?米田さん」

 

「ああ、直哉か」

 

「体調は良いんだがなどうも陸軍病院に陸軍省からの圧力か知らんが俺達全員の退院に関して遅らせる様に動いているみたいだな」

 

「成程」

 

「いや―すまんなのどかと直哉すこやか市にある日本酒が美味くて飲み過ぎてしまった」

 

「まったく米田さん。花組の人達に秘密ですこやか市に来たのに・・・」

 

「これじゃあばれますよ」

 

「う、すまねえのどか」

 

「仕方ないですね。暫くそこの公園で酔いを冷ましましょうか」

 

「そうするか」

 

そして米田達はすぐそばにある小さな公園に向かう。

 

暫くして・・・

 

「ふう、大分酔いもさめたからお前達ともここで別れようと思う」

 

「え、でも・・・」

 

「お前達が大帝国劇場についてはいけないだろう?」

 

「それはそうですけど・・・直哉君どうしたの?」

 

「のどかさん米田さん。気をつけてください僕達は何者かに狙われているみたいです」

 

「「ええ――」何だと」

 

「来ます」

 

その時大柄の金髪の男達が複数人が米田を狙い行動を起こした。

 

「狙いは俺かよっと直哉とのどかは・・・連中に姿を見られていないのなら都合ががいい」

 

そして米田は男たちから逃げる為に公園を脱出した。

 

あの時は米田さんを封じる為に動いていた陸軍が、米田さんのその後を見てお土産としてすこやか市で買ったもので食当たりが起きたので、それを利用されているんですね」

 

「ああ、そう言う事だ」

 

「後米田さん大神さんの到着が遅れそうです」

 

「何だと!!」

 

「大神さん帝国華撃団からの通達来てますよね?」

 

「ああ、それは・・・10月に来てたんだが、俺とエリカ君が異世界に跳ばされて異世界から戻って来たのが2週間前なんだ」

 

「何ですって!!」

 

「どうも君達が異界事変に巻き込まれたその後に新たな異界事変に俺とエリカ君が巻き込まれたようで、別世界のさくら君達や君とプリキュアを知る人物達もいたから」

 

「そうですか・・・」

 

「皆はどうして動かないんだい?」

 

「いやあすまねえな。直哉今日お前達を劇場に呼んでいたのにな」

 

「いやそれは良いんですけど、この時期に帝国華撃団のメンバー全員が食当たりで全滅とかやめて下さいよ」

 

「はっ食当たりで全員が病院に入院しているだってーー」

 

「そうなんですよ。大神さんが異界事変に巻き込まれている間にそれが起こって、退院までもう少しかかるようなので」

 

「それじゃあ京極達の野望は?成就するのかい」

 

「ああ、それは・・・心配しないで良いですよ」

 

「一応大神さんには帝国華撃団の状況を伝えておきました」

 

「そうかありがとうよ」

 

「しかしよ大神も大変だな。直哉達とは別に異界事変に巻き込まれたのか」

 

「ええ、そうみたいですね。僕自身も異界事変が2回も起きるとは思っていなかったので」

 

「そうか・・・」」

 

「でも解決したんだろう?」

 

「そうみたいですが、そのおかげで帝国華撃団への帰還が遅くなるそうです」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

大神とラチェットの話前編

「一応大神さんには帝国華撃団の状況を伝えておきました」

 

「そうかありがとうよ」

 

「しかしよ大神も大変だな。直哉達とは別に異界事変に巻き込まれたのか」

 

「ええ、そうみたいですね。僕自身も異界事変が2回も起きるとは思っていなかったので」

 

「そうか・・・」」

 

「でも解決したんだろう?」

 

「そうみたいですが、そのおかげで帝国華撃団への帰還が遅くなるそうです」

 

「その件については了解した。だがお前達のあれを使えばいいじゃねえか?」

 

「確かにそうですが・・・」

 

「まったく米田さん。一応特殊遊撃部隊の物なんですけど、お墓戦艦は?」

 

「それは・・・重々わかっているだから花組を大神に会わせて連れ帰ってくれたらいい」

 

つまり米田さんは私達のお墓戦艦を使えば、花組の皆さんをいつでも呼び出しが可能だから使いたいんですね?」

 

「そう言う事になるが、実際シャノワールから大帝国劇場に戻れるのは簡易ゲートを使えば戻れるからな」

 

「それは確かにそうですけど・・・どうするの?直哉君」

 

響が直哉に聞く。

 

「確かに帝国華撃団としては簡易ゲートが使えれば、花組の要望をクリア出来ますね」

 

「ぐっ認めたくないが、お前達の協力が無ければ大帝国劇場は倒産するしかないのだ」

 

「ええーーどういう事ですか?」

 

「つまり花組全員が大神に会わせてくれるとわかるまで劇の仕事はしないと言い出したんだ」

 

「ええーー」

 

「響さんの世界で言えばストライキですね」

 

「成程、大帝国劇場がこんなに静かなのは、そう言う理由だったんですね」

 

「頼む直哉」

 

「お墓戦艦を帝国華撃団の要請で使う分には、問題は無いですが、1つ気にしてる事があるんですよ」

 

「今回は、簡単に大神さんを迎えに行くと敵のの動きが早くなる可能性があるので」

 

「ああ、成程な」

 

「それにラチェット・アルタイルさんの為の時間がなくなりますからね」

 

「そうか、彼女が来たか」

 

「一応素直に言いましたよ」

 

 

「ようこそラチェット・アルタイルさんですね」

 

「ええ、そうだけど貴方はだれなの?」

 

「自分は帝国華撃団総司令の米田一基の代理人でラチェット・アルタイルさんの配属先変更による為の案内人と言う訳です」

 

「ええ――配属先ですって」

 

「そうです今帝国華撃団はまともに機能していないのですよ。ラチェット・アルタイルさん」

 

「どうしてそんな事になったのですか?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「いやあすまねえな。直哉今日お前達を劇場に呼んでいたのにな」

 

「いやそれは良いんですけど、この時期に帝国華撃団のメンバー全員が食当たりで全滅とかやめて下さいよ」

 

「ああ、それは・・・花小路伯爵にも同じ事を言われたよ」

 

「花小路伯爵ですか・・・あの人は元老院の方でしたよね」

 

「ああ、元老院の中ではワシとの関係は良好だがな・・・」

 

「こういう理由で帝国華撃団は活動停止なので」

 

それじゃ私はどうすればいいですか?」

 

「ああ構わんさ」

 

「そう聞かれたので・・・」

 

「安心して下さいラチェット・アルタイルさん貴女は帝国華撃団ではなく特殊遊撃部隊の一員として動いて貰いますので」

 

「特殊遊撃部隊ですって」

 

「はい、そうですそして自分は特殊遊撃部隊の総司令をしている紫藤直哉と言います」

 

!!

 

「ちょっと待って下さい紫藤直哉と言えば・・・」

 

「ここで臨時ニュースです。昨日に発生した赤坂の地下で起きた爆発事故により、紫藤家当主の紫藤直哉さんが死亡しました。また紫藤直哉さんに同行していたと思われる4人の人物の行方も今だわかってません」

 

 

「何だと!!直哉が死んだだとーー」

 

 

「「「「「「「「ええーー」」」」」」」」

 

「嘘よ直哉君が死ぬなんて」

 

 

「さくら・・・」

 

 

「そうですわ中尉もそうですけど、直哉さんが死ぬなんて想像出来ませんわ」

 

「すみれさん・・・」

 

「貴方はこの時に死んだ筈では?」

 

ラチェット・アルタイルがそう言う。

 

「僕の死の真実を言いました」

 

「良いのか?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

大神とラチェットの話後編

 

「そうですわ中尉もそうですけど、直哉さんが死ぬなんて想像出来ませんわ」

 

「すみれさん・・・」

 

「貴方はこの時に死んだ筈では?」

 

ラチェット・アルタイルがそう言う。

 

「僕の死の真実を言いました」

 

「良いのか?」

 

「良いも悪いもありません。既にラチェット・アルタイルさんはその情報を知っていたので」

 

「そうだな・・・」

 

「そしてラチェット・アルタイルさんに僕達の戦いを見せたんです」

 

「それじゃあ行きますよ」

 

「「「「「「うん」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

映像終了・・・

 

「この映像は、昨年帝都を震撼させた黒鬼会と黒鬼会に協力する異世界の敵です」

 

「何ですって、これが異世界の敵・・・」

 

「ええ、そうですと言ってもその感覚はラチェット・アルタイルさんがいる世界での感覚ですが」

 

「どういう事?」

 

「では次はこちらを見て下さい」

 

それで米田さん、特殊遊撃部隊の事についてはどこまで言ってくれました」

 

「ああ、帝国華撃団が一時的に軍から離れて特殊遊撃部隊に配属されるというところまでだ」

 

「なるほどわかりました。帝国華撃団の皆さん。これから暫くの間ですが貴方達には、帝都以外に現れる全ての脅威と戦うことが特殊遊撃としてのたった一つの任務となります。」

 

「ちょっと待ってください。全ての脅威とはどういう意味ですか」

 

「言葉通りですよ特殊遊撃部隊管轄は簡単に言えば、融合世界の全ての守り手なのですから」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「あ、それ以外に友好的な異世界とも交流等もしていますがね」

 

「まさか俺達にノイズやメガビョーゲンと戦えということですか?」

 

「ええ、そうですよ、ただその二つが融合世界の脅威とは違いますけどね」

 

!!

 

「ノイズとメガビョーゲンはあくまで融合世界内部に存在する敵に過ぎません。僕達の今の段階の脅威は融合世界の外からくるので」

 

 

!!

 

帝国華撃団の関係者は直哉の言葉に驚いていた。

 

映像終了・・・

 

!!

 

「ありえない」

 

「そう言って唖然としてましたね」

 

「まあ、その反応になるよな?常識が壊される感じだしよ。そう言えば巴里華撃団の方はどういう感じだったんだ?」

 

米田が直哉に聞く。

 

「それはご自分で頼んでみては?特殊遊撃部隊の司令官は先程入っていた立花響君と共にシャノワールの地下司令室にいますよ」

 

!!

 

「何だってーー」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

迫水の言葉を聞いて驚くグラン・マとエリカ達だった。

 

迫水大使に言われ、グラン・マ達がその周囲を見ると1人の青年紫藤直哉18歳バージョンがいた。

 

「初めましてライラック婦人、自分が特殊遊撃部隊の総司令をしている紫藤直哉と言います」

 

「「若いな」」

 

「ええ、自分は今18歳ですので、帝国華撃団や巴里華撃団に比べたら若造が司令を務めてますけどね、ご不満があるのでしょうか?」グリシーヌさんとロベリアさん」

 

!!

 

「「こいつ私達の名前を知っている」知っていやがる」

 

「グリシーヌさんとロベリアさんだけではありませんよ。そこのちびっ子はコクリコさん。赤い修道服を着ているのが、エリカさんそして最後の人が花火さんですよね」

 

「うわあ、凄い全部当たってますよ」

 

エリカが1人大はしゃぎをする。

 

「気に入らないね、そう言うやり方をする奴は」

 

「ロベリアさんすみませんね。僕達特殊遊撃部隊の敵は、巴里華撃団の本来戦うべき相手以外を特殊遊撃部隊の敵として戦うのです」

 

「巴里華撃団の本来の敵以外が特殊遊撃部隊の敵と言う意味はどういう事なんだい?」

 

「簡単に言えば、今凱旋門に出ている異形の怪物と言うノイズは、本来はこちらの世界にはいない存在なんです」

 

「「「「「何だって――」」」」」」

 

「巴里華撃団とのファーストコンタクトはこんな感じでしたね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

米田が知る特殊遊撃部隊と巴里華撃団1

 

「気に入らないね、そう言うやり方をする奴は」

 

「ロベリアさんすみませんね。僕達特殊遊撃部隊の敵は、巴里華撃団の本来戦うべき相手以外を特殊遊撃部隊の敵として戦うのです」

 

「巴里華撃団の本来の敵以外が特殊遊撃部隊の敵と言う意味はどういう事なんだい?」

 

「簡単に言えば、今凱旋門に出ている異形の怪物と言うノイズは、本来はこちらの世界にはいない存在なんです」

 

「「「「「何だって――」」」」」」

 

「巴里華撃団とのファーストコンタクトはこんな感じでしたね」

 

「そうかだが迫水が言っていたが、巴里華撃団に協力したんだろ?」

 

「さて僕はこれで失礼しますね」

 

「・・・待っておくれ」

 

直哉が、シャノワールの地下司令室を出ようとした時グラン・マが直哉を呼び止めた。

 

「何でしょうか?ライラック婦人」

 

「お願いだよ。特殊遊撃部隊に巴里華撃団に協力してほしいんだよ」

 

「ふむ・・・協力ですか?しかし内容によりますね」

 

「受けるか受けないかを決めるのは」

 

そしてグラン・マが話し出す。

 

 

「今のあんた達では、オプスキュールにも、あのイカ公爵にも勝てないだろうね」

 

「勝てるとしたら、帝国華撃団だけだろうね」

 

!!

 

「ムッシュ帝国華撃団には、空宙戦艦ミカサがあるんだよね」

 

「ええ、ありますがそれがどうしたんですか?」

 

「ああ、現状の巴里華撃団の装備の中に、カルマールの秘密兵器に対応できる装備が未完成なのでね」

 

「「「「「そんな」」」」」

 

「それじゃあ僕達何も出来ないまま負けるんだ」

 

コクリコがそう言う。

 

「成程ですがグラン・マ正直に言いますが、帝国華撃団にミカサを借りれたとしても実際にカルマールの秘密兵器の本格的な攻撃が始まるまでに到着出来るかわかりませんが」

 

「ああ、そっちの問題があったね」

 

「そう言う理由で、カルマールの所まであの子達を連れて行く手段がないのさ」

 

「ふむ・・・そう言う理由でですか」

 

「そちらの事情はわかりましたが、正直厳しいですね特殊遊撃部隊が協力するには」

 

「ええ、最終的にはですが・・・」

 

「何だ直哉本当に助ける気がなかったのか?」

 

「はい、助けるつもりはなかったですね。大神さんの為を思って」

 

「どういう事だ?」

 

「いえ、融合世界の大神さんの場合黒鬼会や黒之巣会等の戦いの時はどうしても僕達特殊遊撃部隊の敵とも戦う事もありましたから」

 

「巴里では本来の敵とだけ戦わせたかったんですが・・・」

 

「クッこのままでは」

 

「如何するの?イチロー」

 

「大神さん指示を」

 

「隊長!!」

 

「おい如何するんだ隊長よ?」

 

「大神さん皆逃げてください」

 

「エリカ君諦めるな」

 

「でもこのままじゃ・・・」

 

「さあ死になさい巴里華撃・・・」

 

その時蒸気獣セレナード2を1人の少女によって行動不能にまでさせられたのだった。

 

「あーあ人違いだったかまあいいや。邪魔な烏は黙らせたしね」

 

「さてと、大神一郎光と戦う前にお前を殺すよ」

 

「この私がね」

 

!!

 

「「「「何だって――」」」」

 

「じゃあ死んでね。大神一郎炎の矢ーー」

 

「ちっなにもんか知らねえが私達に喧嘩を売るなんてよくやるよ」

 

そう言いながらロベリアの光武℉が同じ炎で少女の攻撃を相殺した。

 

「へえ、やるじゃんおばさんのくせに」

 

「なら、これならどうかしら?出でよ降魔兵器よ」

 

!!

 

「降魔兵器だと馬鹿な、空中要塞武蔵の消滅で降魔兵器は消滅した筈だ、それを何故君が扱っている?」

 

「ああ、母様の言う通り、大神一郎には2度目の空中要塞武蔵と京極圭吾が復活した事を知らないんだね」

 

「どういう意味だそれは?」

 

「知りたければ紫藤直哉に聞いてみな、大神一郎だけど疲れている状態で降魔兵器を倒せるかしらね、その降魔兵器の中にはワイズマンの特注もあるから、動けない奴を見捨てても良いのよ。じゃあね生きてたら会いましょうね」

 

そう言って巴里華撃団の前から謎の少女だけが消えた。

 

大神は少女の言葉を聞いてある時の事を思い出していた。

 

「成程な」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

米田が知る特殊遊撃部隊と巴里華撃団2

「ああ、母様の言う通り、大神一郎には2度目の空中要塞武蔵と京極圭吾が復活した事を知らないんだね」

 

「どういう意味だそれは?」

 

「知りたければ紫藤直哉に聞いてみな、大神一郎だけど疲れている状態で降魔兵器を倒せるかしらね、その降魔兵器の中にはワイズマンの特注もあるから、動けない奴を見捨てても良いのよ。じゃあね生きてたら会いましょうね」

 

そう言って巴里華撃団の前から謎の少女だけが消えた。

 

大神は少女の言葉を聞いてある時の事を思い出していた。

 

「成程な」

 

ええ、そして・・・巴里に降魔兵器が現れてからノイズも現れたんです」

 

そして直哉はその時を思い出しながら話し出す。

 

「あくまでも名前が被らないようにする為ですが。そして特殊遊撃部隊が担当している世界は複数存在しているので皆さんのいるこの世界もその内の1つなのです」

 

「直哉君凱旋門に出たノイズは倒したけど私はどうしたらいい?」

 

その時響から直哉に連絡が来た。

 

「そうですね、大神さんは今巴里華撃団に出向しているとはいえ特殊遊撃部隊の仲間なので、大神さんが、望むのなら響さんが出来る範囲で協力しても良いですよ」

 

「本当に?やった――」

 

「それでは、これから巴里における事柄に対して響さんに全権を委譲しますね」

 

「わかったよ直哉君」

 

「それでは、通信をを切りますね」

 

「うん」

 

「皆さん聞こえたと思いますが、これから巴里華撃団の皆さんが交渉する人物は僕より現場に出ている彼女が判断するので、協力要請の件も彼女がいると判断したら特殊遊撃部隊は動きますから」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

「あんた本気かい?隊員に全権を与えるなんて?」

 

グラン・マが直哉に言う。

 

「え、迫水さん巴里華撃団には副司令いないのですか?」

 

「うん、そうだね直哉君大神君が隊長と副司令の立場を兼任してた感じだね」

 

「成程そう言う事ですか、まあ特殊遊撃部隊は総司令なんて自己紹介の時に使う形だけの物ですからね」

 

「まあそりゃ驚くだろうな。グラン・マの気持ちもわからなくはないな」

 

「そんなんですかね?自分は司令と言う立場ですけど中間管理職のような立場ですよ、米田さん」

 

「確かにな特殊遊撃部隊の場合はトワさんやレイさんからの指示で動く場合があるから直哉がそう感じるのも仕方がないか」

 

「それでその後巴里華撃団が巴里の平和を取り戻すまで巴里にいたんだろう?」

 

「そうですね」

そして巴里華撃団の最後の攻撃が、始まろうとしていた。

 

「正義」

 

「友情」

 

「勝利」

 

「平和」

 

「そして、愛」

 

「消えろ巴里に仇名す敵よ」

 

 

そしてガルニエは、攻撃を受け次第に消滅していく。

 

「馬鹿なこの僕が消える」

 

そしてサリュも消えていく。

 

巴里に平穏が戻った瞬間だった。

 

「ふう、これで巴里編は終わりで良いの?飛鳥ちゃん」

 

「はい、そうですよ兄さん」

 

「一応物語的には終わってます。大神さんが巴里から帝都に帰還中に帝都では、あの事件が起きるんですけどね本来の順序でいえば」

 

「ああ、ヤフキエル事変の事?」

 

「そうですよ兄さん」

 

「あの頃からかなり時間が経った上まさかヤフキエル事変を解決するには特殊遊撃部隊でする事態になるとは思いませんよ」

 

「ああ、すまん」

 

「あ、米田さん大神さんとラチェット・アルタイルさんの2人は特殊遊撃部隊の戦力として使って良いですね?」

 

「ああ、構わん」

 

そして直哉は米田との面会を終えた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第24章 第2部 変わってしまったヤフキエル事変開始編
大帝国劇場再開準備とラチェットについて


太正15年12月上旬・・・

 

大帝国劇場は特殊遊撃部隊のメンバーが本来の団員に代わり劇場の運営に関わっていた。

 

「響さんこれは売店に置けばいいんですか?」

 

「そうですね12月24日用の品物らしいですからさくらさんと神山さん」

 

「ええ、じゃあクリスマス用なんですね」

 

「そうですよ。と言ってもクリスマスまでそれほど時間も無いですからね」

 

「しかし響さん。あのラチェット・アルタイルさんて誰なんですか?」

 

「あれさくらさんと神山さん知らないんですかラチェットさんについて」

 

そして響は2人にラチェット・アルタイルに関する事を話し出す。

 

その頃直哉はラチェットと話していた。

 

「ラチェット・アルタイルさんいかがでしたか?先日の巴里華撃団とのシミュレーターを使った模擬戦は?」

 

「正直驚いたわ。特殊遊撃部隊の中に未来の霊子甲冑のデータがあるなんて」

 

「それは僕達が受ける任務によって未来の霊子甲冑を使う場合が出て来る可能性がありますから」

 

「なるほどわかりました。帝国華撃団の皆さん。これから暫くの間ですが貴方達には、帝都以外に現れる全ての脅威と戦うことが特殊遊撃としてのたった一つの任務となります。」

 

「ちょっと待ってください。全ての脅威とはどういう意味ですか」

 

「言葉通りですよ特殊遊撃部隊管轄は簡単に言えば、融合世界の全ての守り手なのですから」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「あ、それ以外に友好的な異世界とも交流等もしていますがね」

 

「まさか俺達にノイズやメガビョーゲンと戦えということですか?」

 

「ええ、そうですよ、ただその二つが融合世界の脅威とは違いますけどね」

 

!!

 

「ノイズとメガビョーゲンはあくまで融合世界内部に存在する敵に過ぎません。僕達の今の段階の脅威は融合世界の外からくるので」

 

「以前も言いましたけど僕達の敵は最近はいろんな時代から来たりしてますから」

 

「そうなのね、それじゃあミスター米田たちは?」

 

「ああ、それは・・・恐らくクリスマスまでは退院出来ないと思います」

 

「そうなの?それも以前教えてくれた事による影響?」

 

 

「ラチェット・アルタイルさん。貴女はダグラス社の社長と結託して帝国華撃団にダメージを与えるつもりでしたね?」

 

!!

 

「何故それを?」

 

「それは・・・別世界の貴女も同じ理由で帝国華撃団にいましたからね」

 

彼女の名はラチェット・アルタイル。元星組隊長である彼女は今紐育に向かう船の中にいた。

 

「どうして彼は私を、助けてくれたんだろう?」

 

ラチェットは、ダグラス社と共に帝劇内での動きを見張っていたにも関わらず。結果的に、帝国華撃団に負けて、ダグラス社は、崩壊の道を辿った。

 

だが、彼は、私に一言。「よく頑張りましたね」と言って研修が終了後、何事もなく自分の故郷であるニューヨークに、戻っていたその時、彼女は見た突如現れた大穴から、数人の人たちが、大帝国劇場付近に落ちるのを。

 

 

「一体また帝都で何が起きようとしているの」

 

「そう言う事が起きると思い準備をしていたので」

 

「そうなの、要は紫藤直哉と米田は私の正体を知りながら受け入れたのね」

 

「そうですが、ラチェット・アルタイルさん貴女に伝えないといけません」

 

「貴女の上司が殺されました」

 

!!

 

「嘘よ、嘘彼が死ぬわけが・・・」

 

「言え、残念ながら特殊遊撃部隊総司令として僕もダグラス社の社長の死を確認しましたから」

 

「そう言う事になります」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ラチェットに京極についての説明前編

そうですが、ラチェット・アルタイルさん貴女に伝えないといけません」

 

「貴女の上司が殺されました」

 

!!

 

「嘘よ、嘘彼が死ぬわけが・・・」

 

「言え、残念ながら特殊遊撃部隊総司令として僕もダグラス社の社長の死を確認しましたから」

 

「そう言う事になります」

 

「ここまでを以前教えましたよね?」

 

「ええ」

 

「そして当初の予定では、ラチェットさんが帝国華撃団の内部に入り込んでダグラス社の方に情報を提供する予定でしたよね」

 

「ええ、そうよだけどする必要ないのでしょう?」

 

「いえ、ラチェットさん貴女にはダグラス社の方に情報を流して貰います」

 

「どういう事?」

 

「実はですね・・・」

 

「そして2度目の死を迎えたのだが手筈通りに金剛とダグラス社の社の雇っていた黙示録の三騎士の暗躍によりブレント・ファーロングを殺し奴の計画を私が奪ったのだよ」

 

「成程つまり京極圭吾貴方はゲンアンと言う人物に生き返せて貰った時に今回の事件が起きるのを知りゲンアンに頼んだのですね?今回の事件にあわせて復活出来るように」

 

「そうだ、ブレント・ファーロングと言う若造に帝都をくれてやれるか、帝都を魔都に変えるのは私の役目だからな」

 

「この黒幕は、ラチェットさんの存在を知らないのです」

 

「つまり私が定期的にダグラス社の方に情報を流すと言う事はその黒幕に彼が生きていると思わせる事で、相手の動きを鈍らせるのね」

 

「そう言う事です。そうする事で敵の信頼関係を壊すように持って行くんです」

 

「直哉貴方酷いやり方をするのね」

 

「これが酷いやり方と言うなら本来のラチェットさんや帝国華撃団の役割を奪った彼等に対しては、特殊遊撃部隊としても怒っているので」

 

「そうなのね」

 

「ラチェット・アルタイルさんこれから見せる映像は黒幕を奪った者の映像です」

 

そして直哉は映像を再生した。

 

「行くぞ京極圭吾これで貴様を倒す!!」

 

「ぬう!!来るか、帝国華撃団」

 

「「大神さん皆行きますよ」」

 

「帝都に我等のいるかぎり」

 

「悪の栄えることはなし」

 

「たとえどんなに苦しい戦いでも」

 

「自分自身の力と」

 

「愛する力で戦う」

 

「そして勝利を掴むまで」

 

「僕たちは、決して負けない」

 

「それが帝国華撃団だぜ」

 

 

「俺たちは正義だ!!

 

「悪を蹴散らし、正義を示せ!!」

 

 

「絶」

 

「対」

 

「正」

 

「儀」

 

「帝」

 

「国」

 

「華」

 

「撃」

 

「団」

 

 

「ぐおおおお。この私が、負けるだとーー」

 

神王は、花組全員による一斉攻撃により、沈黙した。

 

「フフ、流石だ、帝国華撃団、だが私を倒した所で、何も代わらんぞ、何故なら何れまた、帝都に悪意を持つ者が現れるだろう」

 

「せいぜい、その時まで、この薄汚れた帝都での平和を楽しむがいい」

 

京極がそう言った直後、神王は爆発をし始めた。

 

京極は爆発の中で自分の身が燃えてるにも、関わらず、不敵な笑みを最後まで浮べていた。

 

そして空中要塞武蔵も、神王の爆発で崩壊を始めていた。

 

「ああ、ㇾニや織姫もこちらに来てたわね」

 

「そうですよ。ラチェットさん貴女とㇾニさんと織姫さんは以前同じ隊にいたんですよね?」

 

「そうよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ラチェットに京極についての説明後編

 

「フフ、流石だ、帝国華撃団、だが私を倒した所で、何も代わらんぞ、何故なら何れまた、帝都に悪意を持つ者が現れるだろう」

 

「せいぜい、その時まで、この薄汚れた帝都での平和を楽しむがいい」

 

京極がそう言った直後、神王は爆発をし始めた。

 

京極は爆発の中で自分の身が燃えてるにも、関わらず、不敵な笑みを最後まで浮べていた。

 

そして空中要塞武蔵も、神王の爆発で崩壊を始めていた。

 

「ああ、ㇾニや織姫もこちらに来てたわね」

 

「そうですよ。ラチェットさん貴女とㇾニさんと織姫さんは以前同じ隊にいたんですよね?」

 

「そうよ」

 

「私達の頃は織姫もレニもあんなに感情を出す事はなかったわ。レ二の場合は国の指示でしょうけど、完全にロボットのようだったわ」

 

「確かに人が完全に感情を捨てる様にすれば霊力を持ち続ける限り理想の兵士ですね」

 

「僕個人としては人として最悪と言われても仕方ない人造ロボット計画を完全に否定は出来ません」

 

「レニさんの国がそう言う計画を実行しようとしたのは、人道的から見れば悪魔の計画かも知れません」

 

「ですが、今この世界にある華撃団構想もそう言う見方をすれば、若い女性霊力が使えると言うだけで、帝国華撃団及び巴里華撃団に配属されるんですよ」

 

「そう言われたらそうね。スカウトで断っても軍が見張っているわね」

 

「ええ、今まではスカウトされた時点でその人も受けた方が自分にとって都合がいいと言う人達が多かったのでしょうけどね」

 

「もしくは華撃団構想もしくは華撃団の存在をその前から知っていたりした場合は違ってきますけどね」

 

「成程ね」

 

「ですが、帝国華撃団の存在は許されていますね、それはなぜか?」

 

「うおおお。負けんぞ帝国華撃団」

 

帝国華撃団の5人の必殺攻撃を受けた神王は持ちこたえようとしたが・・・

 

「今ですわ健二さん」

 

!!

 

「ぬうっしまった珠が露出していたのか、させんぞ米田健二」

 

京極は、神王の内部に隠していた珠を帝国華撃団の必殺攻撃により球が出て来たのだった。

 

京極は、健二の存在を察知したが立花響に邪魔をされた。

 

 

「フン」

 

「がああああ。おのれーー立花響ーー」

 

「これで終わりだ――京極再び地獄へ帰れ」

 

そして健二の光武改の武器が偽りの魔神器の珠を貫いた。

 

そして珠の消滅と共に空中要塞武蔵と共に神王も崩壊していくのだった。

 

帝国華撃団は武蔵の中で簡易ゲートを使って万能戦艦に戻るのだった。

 

「帝都及び巴里防衛の実績があるからです」

 

「成程ね、だから私を帝国華撃団の新メンバーとして入れるのに比較的早かったのね」

 

「ええ、陸軍もラチェットさんを受け入れるのを早くしたのはダグラス社と陸軍の双方の利害が一致したからだと思います」

 

「そして、ラチェットさんの経歴を見てスパイとして利用したのでしょうけど、運悪く京極によって、ダグラス社の社長が殺され陸軍も予定通り計画が実行出来ずにいるのでしょうね」

 

「つまり私は今回の件で罪を犯す事は無いのね」

 

「そうですねラチェットさんはまだスパイ行為をしてませんからね」

 

直哉がラチェットにそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

プリキュア組のこれからの話1 帝都での生活とこれからの不安前編

直哉がラチェットに説明をしている頃3組のプリキュア達は・・・

 

「「「うわあ、劇場だちょっと古いけど」」」

 

「やっぱりゆいちゃん達もそう言った」

 

「それじゃあまなつちゃん達も?」

 

ゆいがまなつに聞く。

 

「「「「うわあここが、大帝国劇場大きい」」」」

 

「想像してたのよりしっかり作られてる」

 

太正だからもっと脆いのかと思った」

 

 

「うんなわけあるかよ」

 

「「「「おじいさん誰」ですか」」」

 

「俺は、大帝国劇場の支配人の米田一基だが」

 

 

!!

 

 

「「「「すみません脆そうとか言って」」」」

 

 

「ああ、構わんよ。実際お前さん達の時代の建物にくらべたら脆いだろうしな」

 

 

「よう直哉、今回はゆっくりだったな」

 

 

「ええ、帝都観光ツアーも兼ねてましたから」

 

 

「そう言えば、この子達は融合世界に来ること自体がが初めてだったな」

 

 

「ええ、そうです米田さん。2週間彼女達の事お願いしますね」

 

 

「ああ任せろ」

 

 

「ああ、そうだ明後日なんだが、大神が巴里に行く日が近くなったからよ。花組のメンバーがのどか達もいれて送別会をするそうだぞ」

 

「成る程わかりました。この後別件ですこやか市に行くので伝えておきますね」

 

「そうかそれなら頼むわ」

 

「はい、それではまなつさん。さんごさん。みのりさん。あすかさん融合世界の生活を楽しんでいってくださいね」

 

「私達の場合はこんな感じだったね」

 

「そうそう思い出した」

 

さんごとまなつがそれぞれ言う。

 

「そうなんですね」

 

ここねがそう言う。

 

「でも、私達がこの劇場を運営するんですよね?臨時とはいえ」

 

らんが不安そうにちゆに聞く。

 

「大丈夫よ特殊遊撃部隊の全員でやるから」

 

「と言ってもエステルさん達は来れないけどね」

 

「何で来れないんですか?のどかさん」

 

「うん、直哉さんが言うにはエステルさん達を呼ぶとエステルさんの世界でもうすぐ大変な事態が起きると聞いたと言う事で、今回は呼べなかったんだって」

 

「「「「「「「成程」」」」」」」

 

「そう言えば光ちゃんはどこにいるんですか?」

 

「ああ、それは・・・光ちゃんとローラさんは、鶯谷のもう1つの家に行ってるよ」

 

「トワさんやレイさん達に報告も兼ねてね」

 

「成程でも、直哉さんは何故私とらんを加えたのでしょう?はっきり言って私とらんはプリキュアになったばかりですよ」

 

「そうだねだからだよ。ここねちゃんプリキュアの人数が増えると言う事は近い内にキュアプレシャスだけではウバウゾーを浄化しきれない事態が起きると考えているんだと思うよ」

 

のどかがそう言う。

 

「確かにそうかも知れない。私達の場合でも・・・」

 

 

「そりゃ無理でしょカニ、プリキュアだけではゼンゼンヤラネーダからやる気も取り戻せないんだから」

 

「はは、そうかそうだったな。やれゼンゼンヤラネーダ」

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

「「「くっ」」」

 

「悔しいけどヌメリーの言う通りよ」

 

「「「「だけど私達も諦めない」」」」

 

その頃まなつ達の世界に着いた飛鳥と新生帝国華撃団は・・・

 

 

「おい、助けに行かなくて良いのかよ?」

 

「ええ、行く必要ありませんよ。このタイミングで行くなんてそんな野暮な事出来ませんよ」

 

「どういう事だよ?」

 

「まあ初穂さんには口で言うより見てください直接」

 

そして場面はプリキュア達に切り替わる。

 

「その意気よサマー皆」

 

「「「「その声はローラ?」」」」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「「「「「「ええ――」ローラがプリキュアになってる――」」」」何だとーー」

 

その場にいる者達は、ローラがプリキュアに変身した事に驚いていた。

 

「こんな感じで苦戦したから」

 

みのりがゆい達に説明をする。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

プリキュア組のこれからの話1 帝都での生活とこれからの不安後編

「「「「その声はローラ?」」」」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「「「「「「ええ――」ローラがプリキュアになってる――」」」」何だとーー」

 

その場にいる者達は、ローラがプリキュアに変身した事に驚いていた。

 

「こんな感じで苦戦したから」

 

みのりがゆい達に説明をする。

 

「確かにそうだったな。それに直哉さんが私達の世界で必要な事柄が起きる事がわかれば教えてくれてそう言う意味では、助かってるな」

 

あすかがそう言いもう1つのイベントの事を話し出す。

 

「ああ、私達だけで戻ってよかったのかな」

 

「良いのよ直哉だって言ってたでしょいずれ私達だけで人魚の宝を探させると言ってたじゃない」

 

「それはそうだけど・・・でも直哉さん達には言っておくべきだった」

 

「ふむ、ならば私の計画通りに事が進んでいるようですね」

 

「誰なの?」

 

「私は、あとまわしの魔女の執事のバトラーと申します。以後お見知りおきを」 

 

「出でよ超ゼッタイヤラネーダ」

 

そう言ってバトラーは異質のヤラネーダを生み出した。

 

「皆行くよ」

 

「「「「ええ」」」」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

 

「ドレス!」

 

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「今日も元気だ!」

 

 

「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」」

 

「一気に決めるわ」

 

「パフュームシャイニーリング!」

 

「シャボンフォーム!」

 

「アクアチャージ!」

 

「プリキュア!オーシャンバブルシャワー!」

 

「ビクトリー!」

 

「何を言ってるんでしょうね貴女は」

 

「その時私達の全てが通じないヤラネーダの登場で、私達はピンチを迎えたんだ」

 

「「「ええーー」」」

 

「その後はどうなったんです?」

 

ここねがあすかに聞く。

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「乾いた心に!キュアオアシス!」

 

「「「「「ええーー新しいプリキュア」」」」」そんな馬鹿なお前は既に・・・まあいいでしょう。超ゼッタイヤラネーダ彼女を戦闘不能にしなさい」

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

「直哉さん行きますよ」

 

「わかりました、ですが現状だと、オアシスとして動けるのは3分です」

 

「わかりましたすぐに終わらせます」

 

そしてキュアオアシスは行動を開始した。

 

「ランドハートクルリング!」

 

「プリキュア!ランドビート・ダイナミック!」

 

「ビクトリー!」

 

「「「「「凄いあのヤラネーダを1人で浄化するなんて」」」」」

 

「ぬう!!やはり彼女は・・・まあいい出でよメガ降魔プリキュア達を倒しなさい」

 

「その時私達の知らない6人目のプリキュアが現れて、私達に代わってヤラネーダの浄化をしてくれたんだ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

プリキュア組のこれからの話2 グレース達の秘密を知るゆい達

「「「ええーー6人目のプリキュアが」」」

 

「ああ、私達は助けられたがいまだに6人目のプリキュアが誰なのかはわからないんだ」

 

「そうなんですね」

 

「ああそう言う事例があって直哉さんは17番目のプリキュアのメンバーが揃った以上チームとして動くようにしたんだと思うよ」

 

「「「成程」」」

 

「でも、のどかさん達が、デリシャスフィールドに来た時気のせいかも知れないけど直哉さんの声が聞こえたような気がするんだけど」

 

ゆいがそう言いながらその時を思い出す。

 

「良いわよ。プレシャスレシピッピが2体捕まってるけど何とか、プレシャスだけでも行けそうね」

 

「ジェントルレシピッピを返して貰うよ」

 

「ふん、お前達もう勝った気でいるのか?」

 

「「どういう事よ」」

 

「私は、お前達がこのフィールドを作るのを待っていたのだ。キュアプレシャスに確実に勝つ為に」

 

「行きなさいナノビョーゲン」

 

!!

 

「そ、それは・・・」

 

ジェントルがそう言い放たれたナノビョーゲンに感染された岩が、メガビョーゲンに進化した。

 

「あはは、どうだこのメガビョーゲンを浄化出来るプリキュアはこのフィールドをの中にはいないぞ。どうするプリキュア?」

 

「どうしょうマリちゃん?」

 

「困ったわこのままだとどちらか一方しか浄化が出来ないわ」

 

「その心配はないラビ」

 

「安心するペン」

 

「岩型のメガビョーゲンは俺達に任せろニャン」

 

!!

 

「なっお前達がどうしてこのフィールド内にいるキュアグレース達」

 

ジェントルが怒りの感情をぶつける。

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

「あれれ、私達貴女と直接会うの初めてなのに?どうして名前を知ってるのかな?」

 

スパークルがジェントルに聞く。

 

「う、それは・・・」

 

「ともかく助かったわ。これで2体纏めての浄化が可能よ」

 

そして互いの浄化技が発動した。

 

「プリキュア!プレシャス・トライアングル!」

 

「オナカイッパーイ」

 

「ごちそうさまでした」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「おお、ゆいっち凄いねあの時直哉っちはお大事にしか言わなかったんだけど」

 

「やっぱり直哉さんはあの時いたんですね?一体どこに」

 

そしてのどか達が話し出す。

 

 

「「「「了解」」」わかりました」

 

「皆行くラビ」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

そして直哉は、キュアグレースの体内に吸い込まれた。

 

「「「ええーー嘘ーー」」」

 

「直哉さんがグレースさんの体内にいるなんて」

 

ゆい達3人は驚きを隠せないでいた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

プリキュア組のこれからの話3

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

そして直哉は、キュアグレースの体内に吸い込まれた。

 

「「「ええーー嘘ーー」」」

 

「直哉さんがグレースさんの体内にいるなんて」

 

ゆい達3人は驚きを隠せないでいた。

 

「うん、私達の事情で直哉君がいないと全力を出せなくてね」

 

「「「そうなんですか?」」」

 

「うん、それらの話は直哉さんから直接聞いた方が良いよ」

 

まなつがゆい達に言う。

 

「そうだね今は大帝国劇場再開の為の準備を整えて、新生帝国華撃団の皆さんが迅速に動けるようにしよう」

 

「「「「「「「「はい」」」」」」」

 

その頃獅童光とローラは紫藤家の通信室でトワと話をしていた。

 

「ふむ、直哉は予定通りラチェット・アルタイルにちゃんと伝えたのね」

 

「帝都及び巴里防衛の実績があるからです」

 

「成程ね、だから私を帝国華撃団の新メンバーとして入れるのに比較的早かったのね」

 

「ええ、陸軍もラチェットさんを受け入れるのを早くしたのはダグラス社と陸軍の双方の利害が一致したからだと思います」

 

「そして、ラチェットさんの経歴を見てスパイとして利用したのでしょうけど、運悪く京極によって、ダグラス社の社長が殺され陸軍も予定通り計画が実行出来ずにいるのでしょうね」

 

「つまり私は今回の件で罪を犯す事は無いのね」

 

「そうですねラチェットさんはまだスパイ行為をしてませんからね」

 

直哉がラチェットにそう言う。

 

「ええ、トワの言う通りラチェット・アルタイル伝えたわ」

 

「トワさんここでラチェット・アルタイルさんに教えた理由はダグラス社の社長の死を伝えたからですか?」

 

光がトワに聞く。

 

「ええ、それもあるけど、ラチェット・アルタイルには新生帝国華撃団の司令をして貰いたいと考えてるの」

 

どうしてですか?」

 

「成程ね、直哉をブンドル団とブルー用にしたいのね」

 

「ええ、それもあるけど・・・」

 

「どうしたのよ?」

 

「ああ、その可能性なら十分ありますよ。どうやらのどかさん達以外にプリキュアという存在は少なくとも14組は存在している世界もあるようなので」

 

「「「「「「ええーーー」」」」」」

 

直哉の言葉にのどか達が驚く。

 

「「「「「「14組のプリキュアガ存在する世界」」」」」

 

「ええ、その世界の14組の内の何組と原作世界ののどかさん達が共闘するかもしれない可能性がありますが」

 

 

「「「ええーーー」」」

 

「あくまでこの情報は原作世界ののどかさん達の未来を見た時にその映像が見えたので」

 

「以前直哉達に伝えたのよこの件についてね」

 

「仮に別のプリキュアと共闘するような事態になったとしたら安心してください僕達も巻き込まれるので」

 

 

「「ええーーー」」

 

「嘘でしょう」

 

『嘘では無いですよひなたお姉ちゃん。何故なら原作世界ののどかさん達世界は、ゼムリア大陸と同じ立場になったので」

 

 

「「「ええーーー」」」

 

「「「どういう事」」」

 

「つまりですねのどかさん達はもう裏の住人になる事無く霊力を使えますよと言う事です」

 

「「「ええーーー」」」

 

「実はですね。のどかさん達が勉強会に参加している間に、原作世界が融合世界に接触し、融合世界と友好的な世界としての許可が下りたので」

 

「どうも3度目の京極の復活の影響で、そっち方面の次元が緩くなってきているからこちらから跳ばされるか、向こうからやって来てしまうのか、それはわからないんだけど、ローラ光今の話を直哉に伝えて」

 

「「はい」」

 

そしてローラと光はトワとの通信を終えて大帝国劇場に向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

奇妙な兆しの事を考える直哉

その日の夕方・・・

 

「さてととりあえずラチェット・アルタイルさんにはトワから言われた事は伝えたし、後は奇妙な次元の緩みについてローラさんと光さんの帰還次第で色々わかればいいけどな」

 

「恐らくもう1つのすこやか市で本当に起きたのかも知れない。複数のプリキュア達が協力して戦うような事態が・・・」

 

「仮にそうだったとして・・・」

 

「そして2度目の死を迎えたのだが手筈通りに金剛とダグラス社の社の雇っていた黙示録の三騎士の暗躍によりブレント・ファーロングを殺し奴の計画を私が奪ったのだよ」

 

「成程つまり京極圭吾貴方はゲンアンと言う人物に生き返せて貰った時に今回の事件が起きるのを知りゲンアンに頼んだのですね?今回の事件にあわせて復活出来るように」

 

「そうだ、ブレント・ファーロングと言う若造に帝都をくれてやれるか、帝都を魔都に変えるのは私の役目だからな」

 

「やっぱりこの一件が奇妙な兆しと言うか視線を感じる様になってるし、それも自分だけのようだから恐らくは・・・」

 

 

「ああ、その可能性なら十分ありますよ。どうやらのどかさん達以外にプリキュアという存在は少なくとも14組は存在している世界もあるようなので」

 

「「「「「「ええーーー」」」」」」

 

直哉の言葉にのどか達が驚く。

 

「「「「「「14組のプリキュアガ存在する世界」」」」」

 

「ええ、その世界の14組の内の何組と原作世界ののどかさん達が共闘するかもしれない可能性がありますが」

 

「「「ええーーー」」」

 

「あくまでこの情報は原作世界ののどかさん達の未来を見た時にその映像が見えたので」

 

「仮に別のプリキュアと共闘するような事態になったとしたら安心してください僕達も巻き込まれるので」

 

 

「「ええーーー」」

 

「嘘でしょう」

 

「嘘では無いですよひなたお姉ちゃん。何故なら原作世界ののどかさん達世界は、ゼムリア大陸と同じ立場になったので」

 

 

「「「ええーーー」」」

 

「「「どういう事」」」

 

「つまりですねのどかさん達はもう裏の住人になる事無く霊力を使えますよと言う事です」

 

「「「ええーーー」」」

 

「ただ以前の話と違うのは、融合世界ののどかさん達込みの花寺直哉ではなく、僕個人だけが助けを求められている点と、奇妙な視線を感じるようになった頃からもう1つのすこやか市と連絡取れなくなっている点も含めると何かの事件が起きていると考えておくべきでしょうね」

 

「正直に言えば、変わってしまったヤフキエル事変を解決するまでは起きないで欲しかったですね」

 

そしてその夜直哉の自室では・・・

 

「お帰りなさい2人共」

 

「「ただいま」」

 

そして2人は直哉に報告をする。

 

「ええ、トワの言う通りラチェット・アルタイル伝えたわ」

 

「トワさんここでラチェット・アルタイルさんに教えた理由はダグラス社の社長の死を伝えたからですか?」

 

光がトワに聞く。

 

「ええ、それもあるけど、ラチェット・アルタイルには新生帝国華撃団の司令をして貰いたいと考えてるの」

 

どうしてですか?」

 

「成程ね、直哉をブンドル団とブルー用にしたいのね」

 

「ええ、それもあるけど・・・」

 

「どうしたのよ?」

 

「どうも3度目の京極の復活の影響で、そっち方面の次元が緩くなってきているからこちらから跳ばされるか、向こうからやって来てしまうのか、それはわからないんだけど、ローラ光今の話を直哉に伝えて」

 

「「はい」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

光とローラの報告を受ける直哉

「「ただいま」」

 

そして2人は直哉に報告をする。

 

「ええ、トワの言う通りラチェット・アルタイル伝えたわ」

 

「トワさんここでラチェット・アルタイルさんに教えた理由はダグラス社の社長の死を伝えたからですか?」

 

光がトワに聞く。

 

「ええ、それもあるけど、ラチェット・アルタイルには新生帝国華撃団の司令をして貰いたいと考えてるの」

 

どうしてですか?」

 

「成程ね、直哉をブンドル団とブルー用にしたいのね」

 

「ええ、それもあるけど・・・」

 

「どうしたのよ?」

 

「どうも3度目の京極の復活の影響で、そっち方面の次元が緩くなってきているからこちらから跳ばされるか、向こうからやって来てしまうのか、それはわからないんだけど、ローラ光今の話を直哉に伝えて」

 

「「はい」」

 

「「以上よ」以上です」

 

「やっぱりトワ達もそう言う風に考えてるんだね」

 

「そうみたいよ。そして直哉にしかわからない視線に対しては何も言及はなかったわ」

 

「でも何なんですかね?直哉さんを見てる視線の正体は?」

 

「ああ、その可能性なら十分ありますよ。どうやらのどかさん達以外にプリキュアという存在は少なくとも14組は存在している世界もあるようなので」

 

「「「「「「ええーーー」」」」」」

 

直哉の言葉にのどか達が驚く。

 

「「「「「「14組のプリキュアガ存在する世界」」」」」

 

「ええ、その世界の14組の内の何組と原作世界ののどかさん達が共闘するかもしれない可能性がありますが」

 

「「「ええーーー」」」

 

「あくまでこの情報は原作世界ののどかさん達の未来を見た時にその映像が見えたので」

 

「恐らくですが以前もう1人ののどかさん達に伝えた事が現実に起きたのでしょう。3度目の復活を果たした京極の復活によって出来た次元の緩みによってもう1つのすこやか市に僕を見ている者とその者が敵対している者とね」

 

「やばいじゃない直哉」

 

「そうですよ助けに行かないと」

 

「それが無理なんですよ。恐らくもう1つのすこやか市に行くには向こうにいるのどかさん達が、僕との通信が出来る状況でないと簡易ゲートでの行き来は危険なんです」

 

「そうなの?」

 

「ええ、それにこれはあくまで僕の予測ですけど、今のもう1つのすこやか市は異界事変に似た状況だと思うんです」

 

「「成程」」

 

「ですので、光さんとローラさん僕がいつもう1つのすこやか市に跳ばされたらこちらの融合世界ののどかさん達に説明をお願いしますね」

 

「それは良いですけど、いつ跳ばされるとかわかっているんです?」

 

「いえ、正確にはわからないけど、予測としてはこの奇妙な視線の正体がわかれば跳ばされると思います」

 

「でもどうして今回は直哉だけなの?」

 

「それは・・・のどかさん達以外のプリキュア達がもう1人ののどかさん達と同じ事件に巻き込まれている可能性があるからですよ」

 

「ああ、成程14組のプリキュア達ね」

 

「はい、その可能性が高いと考えて良いと思います」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

イベントの同時進行に備える為に前編

「ですので、光さんとローラさん僕がいつもう1つのすこやか市に跳ばされたらこちらの融合世界ののどかさん達に説明をお願いしますね」

 

「それは良いですけど、いつ跳ばされるとかわかっているんです?」

 

「いえ、正確にはわからないけど、予測としてはこの奇妙な視線の正体がわかれば跳ばされると思います」

 

「でもどうして今回は直哉だけなの?」

 

「それは・・・のどかさん達以外のプリキュア達がもう1人ののどかさん達と同じ事件に巻き込まれている可能性があるからですよ」

 

「ああ、成程14組のプリキュア達ね」

 

「はい、その可能性が高いと考えて良いと思います」

 

「それでは私達は特殊遊撃部隊としてのどかさん達をサポートすれば良いんですね」

 

光が直哉に聞く。

 

「ええ、今回はのどかさんには宝玉で変身するようお願いしてるのでその辺りのサポートお願いしますね」

 

「おやお姉さんたちも、そこの動物顔の奴と同類なのかな?ピンクのお姉さん」

 

 

 

「「「「早い」」」」

 

 

「僕はパトリック様の僕の黙示録の三騎士の一人の白騎士だよよろしくねお姉さん」

 

 

「白騎士貴方の目的は何なの?」

 

「パトリック様が、動物顔の出したあれに興味を持ったからね捕獲するのさ」

 

「邪魔をするなら4人共殺すよ」

 

 

 

「「「そうはさせないよ。白騎士そこにいるバテデモーダを捕まえさせない」」」

 

 

 

「そうなんだ。お姉さん氏を選ぶんだね。嬉しいな僕人間を殺すのが好きなんだ」

 

 

 

「うええ、そういう趣味はやめた方がいいよ」

 

 

スパークルが白騎士に言う。

 

 

 

「うるさいな黄色のお姉さんから殺そうと」

 

 

「来るぞスパークル」

 

 

そして3人のプリキュアと雨宮さくらVS黙示録の三騎士の一人の白騎士と戦い始めた。

 

 

その頃飛鳥と響は・・・

 

大帝国劇場前・・・

 

「早く出て来い、真宮寺姉弟」

 

「慌てるなよパトリック・ハミルトン」

 

「「お姉ちゃん行こう、ええ、直哉君、二人は・・・さくらいろ」」

 

!!

 

二人の全体必殺技が3人を襲う。

 

 

「帝国華撃団参上!!」

 

「馬鹿な!!我等の主ブレント様の策で分断されたはず何故全員揃っているんですか?」

 

「さあな、何故だろうな、だがこれで、前力でお前にやられた借りを返せるよ」

 

「行くわよ直哉君」

 

「うんお姉ちゃん覚悟しろ、パトリック、そして黙示録の三騎士」

 

「「「舐めるな、小僧がああ」」」

 

そして、戦いが始まった。

 

 

「やはり来てくれたなプリキュアと紫藤直哉」

 

 

「貴方は一体誰なの?この世界の人は私達の事は知らない筈」

 

「ならこの姿ならどうだ?」

 

黒騎士がそう言うと、次第に黒騎士の姿が変化し始め、白騎士の少年の姿に戻って行く。

 

 

「「「ああーー」」」

 

「貴方は白騎士」

 

 

「何で何で、ジェミニ達にやられた筈なのに」

 

 

「成る程、白騎士貴方は赤騎士と同じようにどういう経緯で来たのか知らないですけど、7人世界の白騎士ですね」

 

「正解だよ紫藤直哉」

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

 

そしてキュアアースは3体の内の1体の斧型メガビョーゲンを浄化した。

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

 

「「届け!」」

 

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

そしてキュアグレース達が3体の斧型メガビョーゲンを浄化すると、白騎士と赤騎士がメガビョーゲンと同じように消滅しかけていた。

 

「恐らく黙示録の三騎士はキュアグレース達を狙う筈です。彼等に今までの記憶があるとすれば出すけど」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

イベントの同時進行に備える為に中編

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

そしてキュアグレース達が3体の斧型メガビョーゲンを浄化すると、白騎士と赤騎士がメガビョーゲンと同じように消滅しかけていた。

 

「恐らく黙示録の三騎士はキュアグレース達を狙う筈です。彼等に今までの記憶があるとすれば出すけど」

 

「「確かに、その黙示録の三騎士がキュアグレース達と戦った記憶があるのならそう動くかも知れないわね」知れませんがでもあの時は・・・」

 

 

「そして2度目の死を迎えたのだが手筈通りに金剛とダグラス社の社の雇っていた黙示録の三騎士の暗躍によりブレント・ファーロングを殺し奴の計画を私が奪ったのだよ」

 

「成程つまり京極圭吾貴方はゲンアンと言う人物に生き返せて貰った時に今回の事件が起きるのを知りゲンアンに頼んだのですね?今回の事件にあわせて復活出来るように」

 

「そうだ、ブレント・ファーロングと言う若造に帝都をくれてやれるか、帝都を魔都に変えるのは私の役目だからな」

 

直哉が思い出す。

 

「がああああ。おのれーー立花響ーー」

 

「これで終わりだ――京極再び地獄へ帰れ」

 

そして健二の光武改の武器が偽りの魔神器の珠を貫いた。

 

そして珠の消滅と共に空中要塞武蔵と共に神王も崩壊していくのだった。

 

「つまりあの時の戦いは京極圭吾にとっては帝国華撃団に負ける事が復活への条件だったと言う所でしょうか?」

 

「ククッ流石だな、頭の回転が速いな」

 

「それほどでもないですよ本当に頭の回転が速いのであれば京極圭吾に3度目の復活は阻止できる筈ですし」

 

「あの時京極以外に会わなかったんですか?」

 

「ええ、あの時は何故か京極だけでしたからね」

 

「成程ね、黙示録の三騎士としては直哉とプリキュア達との繋がりを知らないんじゃないかしら」

 

「ああ、もしかするとそうかもしれませんね、黙示録の三騎士との時直哉はグレースの体内にいたんでしょ」

 

「そうですね」

 

 

「あらあらせっかちねまだ戦う何て言ってないのに」

 

「そんなの信じられないにゃ」

 

「まあそうだろうねいいわよ直哉君に慰めてもらうから」

 

「「「「はあ」」」」」

 

四人はシンドイーネの言葉に驚いていた。

 

「ちょっと待ってください。貴方はキュアグレースさん達の敵ですよね」

 

「ええ、そうよだからすこし痛いけど我慢してね」

 

 

そう言ってシンドイーネは小さい魔力弾を直哉の腹部に当てた。

 

「え、うわああ」

 

「直哉君」

 

グレースが直哉を助けに行こうとしたときグレースにも異変が起きたのだった。

 

「がはっ何で急にお腹に痛みが・・・」

 

「ふーん成る程ならこれならどうかしら」

 

そう言ってシンドイーネは直哉をグレースから700メートル以上離すとグレースの変身が強制解除されたのだった。

 

 

「「ええーー何でラビ」」

 

突然起きた変身解除に驚く二人だった。

 

「これもキングビョウゲーン様が言ってた通りね、これがプリキュアと直哉君に対しての制約なのかしらね」

 

「そこまでよシンドイーネ」

 

「成る程、制約の対象はキュアグレースだけのようね」

 

「制約がなんなのか知らないけど再び活動するなら止めるだけよ」

 

「こういう事態を避ける為ですけど」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

イベントの同時進行に備える為に後編

グレースが直哉を助けに行こうとしたときグレースにも異変が起きたのだった。

 

「がはっ何で急にお腹に痛みが・・・」

 

「ふーん成る程ならこれならどうかしら」

 

そう言ってシンドイーネは直哉をグレースから700メートル以上離すとグレースの変身が強制解除されたのだった。

 

「「ええーー何でラビ」」

 

突然起きた変身解除に驚く二人だった。

 

「これもキングビョーゲン様が言ってた通りね、これがプリキュアと直哉君に対しての制約なのかしらね」

 

「そこまでよシンドイーネ」

 

「成る程、制約の対象はキュアグレースだけのようね」

 

「制約がなんなのか知らないけど再び活動するなら止めるだけよ」

 

「こういう事態を避ける為ですけど」

 

「「成程」」

 

「じゃあ私もそう言う誓約が出来るかも知れないんですね」

 

「光さんの場合は魔神レイアースの封印が解けないと誓約は出来ないと思います。守護者だとしても」

 

「何故なら今の光さんは全力で戦えないので・・・もし今の光さんにのどかさんと同じ誓約が出た場合、僕は光さんに待機をさせますよ」

 

「っそんな」

 

「でもそうね、相棒のいない光にそんな条件が付けば私やトワも止めるわよ」

 

「まあ、もしもの話はその辺でやめておきましょう」

 

 

「成程ね、だから私を帝国華撃団の新メンバーとして入れるのに比較的早かったのね」

 

「ええ、陸軍もラチェットさんを受け入れるのを早くしたのはダグラス社と陸軍の双方の利害が一致したからだと思います」

 

「そして、ラチェットさんの経歴を見てスパイとして利用したのでしょうけど、運悪く京極によって、ダグラス社の社長が殺され陸軍も予定通り計画が実行出来ずにいるのでしょうね」

 

「つまり私は今回の件で罪を犯す事は無いのね」

 

「そうですねラチェットさんはまだスパイ行為をしてませんからね」

 

直哉がラチェットにそう言う。

 

「今はヤフキエル事変を無事に解決出来るように出来る事をして起きましょう」

 

そして数日後・・・

 

帝都ではクリスマスまでの期間までのセールや割引などのが行われていた。

 

「「「うわあ、まさかこの時代にクリスマスセールがあるなんて」」」

 

ゆいとここねとらんが驚いていた。

 

「うん、驚くよね私たちも驚いたし最初は」

 

ひなたがそう言う。

 

「でも良いんですか?もうすぐ特殊遊撃部隊の敵が動き出すのでは?」

 

ここねが質問する。

 

「ええ、それは新生帝国華撃団の皆さんに任せる形になるけど、私達の敵も同時に動くかも知れないのよ」

 

「「私達の敵?」」

 

「そうよ」

 

そう言ってちゆが話し出す。

 

「ゆいちゃんはわかるよね?」

 

のどかがゆいに聞く。

 

「はい」

 

「良いわよ。プレシャスレシピッピが2体捕まってるけど何とか、プレシャスだけでも行けそうね」

 

「ジェントルレシピッピを返して貰うよ」

 

「ふん、お前達もう勝った気でいるのか?」

 

「「どういう事よ」」

 

「私は、お前達がこのフィールドを作るのを待っていたのだ。キュアプレシャスに確実に勝つ為に」

 

「行きなさいナノビョーゲン」

 

!!

 

「そ、それは・・・」

 

ジェントルがそう言い放たれたナノビョーゲンに感染された岩が、メガビョーゲンに進化した。

 

「あはは、どうだこのメガビョーゲンを浄化出来るプリキュアはこのフィールドをの中にはいないぞ。どうするプリキュア?」

 

「どうしょうマリちゃん?」

 

「困ったわこのままだとどちらか一方しか浄化が出来ないわ」

 

「その心配はないラビ」

 

「安心するペン」

 

「岩型のメガビョーゲンは俺達に任せろニャン」

 

!!

 

「なっお前達がどうしてこのフィールド内にいるキュアグレース達」

 

ジェントルが怒りの感情をぶつける。

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

「あれれ、私達貴女と直接会うの初めてなのに?どうして名前を知ってるのかな?」

 

スパークルがジェントルに聞く。

 

「う、それは・・・」

 

「ともかく助かったわ。これで2体纏めての浄化が可能よ」

 

そして互いの浄化技が発動した。

 

「プリキュア!プレシャス・トライアングル!」

 

「オナカイッパーイ」

 

「ごちそうさまでした」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「私達の敵のメガビョーゲンをブンドル団が使う事もあるから」

 

「「ええ――」」

 

「実際見た時は驚いたよ。ここねちゃんらんちゃん」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

京極とバテデモーダの再会

「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「私達の敵のメガビョーゲンをブンドル団が使う事もあるから」

 

「「ええ――」」

 

「実際見た時は驚いたよ。ここねちゃんらんちゃん」

 

その頃バテデモーダは再びキングビョーゲンの指示で京極と接触していた。

 

「いやあ京極の旦那久しぶりすっね」

 

「そうだなあれ以来か・・・」

 

「あらら、鬼王本当に負けたんすね」

 

「誰だお前は」

 

「おいらはビョーゲンズのバテデモーダと言います。縁があって今京極圭吾に協力しています」

 

 

「何だと!!」

 

 

「さて、鬼王おいらがここに来た理由はわかるすっね?」

 

 

「ああ、私を処分しに来たのだろう?」

 

 

 

「正解すっよ。じゃあ死んでくださいね」

 

 

そしてバテデモーダが鬼王を攻撃した。

 

 

「グフッどうして一撃で殺さない?」

 

 

「京極さんに言われているんですよね、貴方が負けた時の場合簡単に殺すなとね」

 

 

「何だと」

 

 

そして、バテデモーダは、鬼王の懐から何かを取り出した。

 

 

「貴様何故それの存在を・・・」

 

「あら、鬼王さんおいらと紫藤直哉が記憶を共有している事を知らなかったようですっね」

 

 

 

!!

 

 

「危ない危ない。それを持たれていたら転移の条件を満たすところだった」

 

そしてバテデモーダはそれを破壊し再び鬼王を攻撃したその時・・・

 

「お父様は殺させない」

 

そう言ってさくらが、バテデモーダの攻撃を受け止めた。

 

「さくら君」

 

大神がさくらに声をかける。

 

その時帝国華撃団の前に彼が現れた。

 

「そこまでだ鬼王」

 

「下らぬ親子の再会もそこまでだ」

 

!!

 

「お、お前は、京極」

 

「鬼王、お前の使い道は、ここまでのようだな」

 

「京極貴様、死者を蘇らせたのか?」

 

「左様、山崎も、真宮寺も私が蘇らせたのだ、こいつらは、いわば道具だ」

 

「京極許さんぞ」

 

大神が京極に、対し怒りを顕にする。

 

「さて、破邪の血統には死んでもらおう」

 

「そうっすね」

 

「それでどうした?またキングビョーゲンからの指示で私と接触したか?」

 

「そうですよ。京極の旦那。それに面白い物を手に入れたんでどうぞ」

 

そう言ってバテデモーダは映像を再生した。

 

「ふん要するにヤラネーダを帝都で暴れる様に仕向ければいいんだな?」

 

「そう言う事だ」

 

「どのタイプのヤラネーダが良いとかそう言うのはあるのか?」

 

「それはお前に任せる。ブルー」

 

「そうかわかった・・・」

 

「ただ俺が動くとお邪魔虫が帝都に来るけど構わないんだな?」

 

『ああ、構わん奴等を怪しまれずにつれて来るにはその方法がいいからな」

 

「ふむだが、ヤラネーダ関連で俺が動くと連中も来るかもしれんぞ」

 

「別に構わんさ。帝都がダグラス社によって混乱するするよりも連中によって経済が止まる方が会社としては都合がいいからな」

 

「成程な、ヤラネーダ能力。人間のやる気を奪った後に人材を交換するだけで、簡単に乗っ取る事が出来るな」

 

「そうだだからこそ、連中の乱入は歓迎さ」

 

映像終了・・・

 

「なっ馬鹿な、奴は死んでいる筈だ黙示録の三騎士がな」

 

映像を見た京極が驚いていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

京極との再会後のバテデモーダの行動

「ふむだが、ヤラネーダ関連で俺が動くと連中も来るかもしれんぞ」

 

「別に構わんさ。帝都がダグラス社によって混乱するするよりも連中によって経済が止まる方が会社としては都合がいいからな」

 

「成程な、ヤラネーダ能力。人間のやる気を奪った後に人材を交換するだけで、簡単に乗っ取る事が出来るな」

 

「そうだだからこそ、連中の乱入は歓迎さ」

 

映像終了・・・

 

「なっ馬鹿な、奴は死んでいる筈だ黙示録の三騎士がな」

 

映像を見た京極が驚いていた。

 

「ですけどこうして生きてますよダグラス社の社長が・・・」

 

「ぐっバテデモーダお前は何をしたい?俺にこれを見せて」

 

「いや別に・・・こちらにはキングビョーゲン様の命令で来てるだけで、そちらが望むのであれば以前のように協力してあげても良いと言うスタンスですよ」

 

「何だと!!ウイルス如きが・・・」

 

「まあ、決まったら連絡を頂戴な京極ちゃん」

 

そう言って、バテデモーダは京極の元から消えた。

 

その後京極と黙示録の三騎士の行動のスピードが落ちていた。

 

大帝国劇場の中庭では・・・

 

「すまんバテデモーダこれで、ヤフキエル事変の開始時期をクリスマス直前に遅らせる事に成功した」

 

「いえいえ、宿主構いませんよ」

此度の作戦は、バテデモーダとダルイゼンに任せる」

 

「何で、バテデモーダとダルイゼンなんですか?キングビョーゲン様」

 

 

シンドイ―ネはキングビョーゲンに聞く。

 

 

「此度の作戦は実験だ」

 

 

「「「「実験ですか」」」」

 

 

「そうだ。バテデモーダお前は、中心世界の暦で11月9日に人間共が大きな動きをする。その中でお前には黒鬼会と言う組織に潜入しろ」

 

「ええーーーおいらが人間共の組織に」

 

 

「その黒鬼会と組織は、帝国華撃団と戦っている。つまりバテデモーダお前の力も奴等と戦えるだろう」

 

 

「まあそうですね。それが今回の実験にどう繋がるんで?キングビョーゲン様」

 

「我等の目的は融合世界を蝕む事だが、邪魔な紫藤直哉とプリキュアだけでなく、帝国華撃団も奴等と共闘して、邪魔をしていたな」

 

 

「だが、我等には帝国華撃団と対抗する手駒が少ない」

 

「「「「確かに」」」」

 

 

「その戦力補給するのがバテデモーダお前の目的だ。ダルイゼンお前は今中心世界で黒鬼会が行動起こす時にメガビョーゲンを使い、黒鬼会を助けてやれいいな」

 

「「了解」了解す」

 

そしてバテデモーダとダルイゼンは、中心世界の帝都に向かった。

 

「まあ、今回もバテデモーダのパイプを使って京極に動揺させて疑心暗鬼にさせる事が目的だったからね」

 

「でも宿主京極と黙示録の三騎士があれだけでダグラス社の社長が生きていると信じますかね?」

 

「そこは、賭けになるけど大丈夫と思って備える様にしなければいけないが」

 

「でもあのダグラス社の社長が偽物とは思えないすよ」

「別に構わんさ。帝都がダグラス社によって混乱するするよりも連中によって経済が止まる方が会社としては都合がいいからな」

 

「成程な、ヤラネーダ能力。人間のやる気を奪った後に人材を交換するだけで、簡単に乗っ取る事が出来るな」

 

「そうだだからこそ、連中の乱入は歓迎さ」

 

そう言った直後ダグラス社の社長の姿がトワの姿に戻った。

 

「おいおい姿を戻していいのか?」

 

「構わないわさっきの会話で私達はこの部屋から退室したからね」

 

「成程そう言う風に見せたのか?」

 

「そうよそれに管理者の神殿の者として隼人に聞きたいのよ」

 

「何をだ?」

 

「成程あおぞら市での戦いの時にのどか達が幼馴染世界に跳んだのか過去の」

 

「ああ、だが隼人はどうして和実ゆい達を・・・融合世界に連れて来た?」

 

レイが隼人に聞く。

 

「ああ、それは・・・融合世界に戻れない事を知った後一度夏海まなつ達の世界で状況を確認をしていた時にあの娘ジェントルが落ちて来たんだ」

 

バテデモーダがそう言う。

 

「確かに正体はわからないと思うが・・・あ、バテデモーダ17番目のプリキュアが、今帝都の地理を勉強する為に行ってるから挨拶していいぞ」

 

「へえーそれは面白そうですね」

 

そう言ってバテデモーダは直哉との話を終えてゆい達の元に向かった。

 

「さて、僕もトワとレイに会いに行かないとな」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

管理者の神殿での話し合い1

管理者の神殿管理者達の執務室・・・

 

「失礼しますトワレイ」

 

「直哉ここに来たと言う事は、もう1つのすこやか市で起きている事件に干渉するのね」

 

「でも良いのか?あの事件に干渉すると厄介な事になるんじゃないのか?」

 

「ですがもう1つのすこやか市で行われている戦いの中でメガ降魔を召喚されてただでさえ時間を操られて大変な時に、僕の所に来たこの妖精をもう1人ののどかさん達の所に連れて行くべきと思うんです」

 

「気持ちはわかるが・・・」

 

「ああ、その可能性なら十分ありますよ。どうやらのどかさん達以外にプリキュアという存在は少なくとも14組は存在している世界もあるようなので」

 

 

「「「「「「ええーーー」」」」」」

 

 

直哉の言葉にのどか達が驚く。

 

「「「「「「14組のプリキュアガ存在する世界」」」」」

 

「ええ、その世界の14組の内の何組と原作世界ののどかさん達が共闘するかもしれない可能性がありますが」

 

 

「「「ええーーー」」」

 

「あくまでこの情報は原作世界ののどかさん達の未来を見た時にその映像が見えたので」

 

「そうなんだ」

 

「少なくとも融合世界のビョーゲンズが活動する前の情報なので」

 

「仮に別のプリキュアと共闘するような事態になったとしたら安心してください僕達も巻き込まれるので」

 

「「ええーーー」」

 

「嘘でしょう」

 

 

『嘘では無いですよひなたお姉ちゃん。何故なら原作世界ののどかさん達世界は、ゼムリア大陸と同じ立場になったので」

 

「簡単に言えば、今のもう1つのすこやか市で起きているのはあの時に話していた事が現実になったんだぞ」

 

「わかってますよレイ、だからこそこの妖精を連れて行かないともう1人ののどかさん達を含めたプリキュアがその相手に勝てないんですよ」

 

「だがな、今回の件によって14組のプリキュアが融合世界の方に来るんじゃないのか?」

「それは大丈夫よレイ、基本直哉は妖精の奇跡の力の一部として干渉させるつもりだから」

 

「成程」

 

「皆さん・・・1つ訂正しますね。恐らくこの事件の黒幕の背後には特殊遊撃部隊の戦う相手がいると思います」

 

「「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

直哉の言葉を聞いて驚くまなつ達と原作世界のグレース達だった。

 

「誠十郎さんとクラリスさんもそう思いますよね?」

 

「「ええ、恐らくはそれがイシュメルガとデボネアの他にいるのかはわかりませんが」」

 

「「少なくともイシュメルガとデボネアのどちらかが協力していると想定していた方が、良いと思います」

 

「ええ、それが妥当だと思いますがもし協力者がイシュメルガとデボネアではない可能性もあるんですよね」

 

「あ、そうかイシュメルガとデボネアは、のどかちゃんやまなつちゃん達の世界自体を知らない・・・」

 

「そうです。僕も言ってて嫌になるんですけどね。融合世界の事を知りなおかつ原作世界のグレース達の事も知っていて、16番目のプリキュアの世界の事も知っていて極めつけ過去の7人世界の事件に関わった特殊遊撃部隊の敵の名は・・・」

 

「「「「「「「「「「ワイズマン」」」」」」」」」」

 

「ええ、そう考えるのがしっくり来るんですよね」

 

「「「「「確かに」」」」」

 

誠十郎とクラリスと原作世界のグレース達は納得する。

 

「以前とは違い部分的な干渉なんだな」

 

「そう言う事よ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

管理者の神殿での話し合い2

「ええ、それが妥当だと思いますがもし協力者がイシュメルガとデボネアではない可能性もあるんですよね」

 

「あ、そうかイシュメルガとデボネアは、のどかちゃんやまなつちゃん達の世界自体を知らない・・・」

 

「そうです。僕も言ってて嫌になるんですけどね。融合世界の事を知りなおかつ原作世界のグレース達の事も知っていて、16番目のプリキュアの世界の事も知っていて極めつけ過去の7人世界の事件に関わった特殊遊撃部隊の敵の名は・・・」

 

「「「「「「「「「「ワイズマン」」」」」」」」」」

 

「ええ、そう考えるのがしっくり来るんですよね」

 

「「「「「確かに」」」」」

 

誠十郎とクラリスと原作世界のグレース達は納得する。

 

「以前とは違い部分的な干渉なんだな」

 

「そう言う事よ」

 

「そうよ直哉を認識できるプリキュアは、もう1人ののどかさん達だと思うわ。彼女の力を借りればね」

 

「だがもう1つのすこやか市に素直に簡易ゲートで行けないのは何故だ?」

 

「憶測で良いなら言うわ」

 

「ああ、頼むトワ」

 

「恐らくだけど、プリキュアを襲っている敵がどういう理屈でなのかわからないけど、プリキュアを時の牢獄みたいなものに閉じ込められてしまったんじゃないかしら」

 

「時の牢獄ですか?」

 

「ええ、時の牢獄と言っても、もう1つのすこやか市では同じ日を何度もループさせてるんじゃないかしらね?」

 

「「成程」」

 

「つまりのどかさん達は時の牢獄のような能力を持つ敵によって同じ日をループをさせられていて、そのループを断ち切るにはあの妖精の力が必要と考えて良いですか?」

 

「ええ、そうね」

 

「さてととりあえずラチェット・アルタイルさんにはトワから言われた事は伝えたし、後は奇妙な次元の緩みについてローラさんと光さんの帰還次第で色々わかればいいけどな」

 

「恐らくもう1つのすこやか市で本当に起きたのかも知れない。複数のプリキュア達が協力して戦うような事態が・・・」

 

「仮にそうだったとして・・・」

「ただ以前の話と違うのは、融合世界ののどかさん達込みの花寺直哉ではなく、僕個人だけが助けを求められている点と、奇妙な視線を感じるようになった頃からもう1つのすこやか市と連絡取れなくなっている点も含めると何かの事件が起きていると考えておくべきでしょうね」

 

「正直に言えば、変わってしまったヤフキエル事変を解決するまでは起きないで欲しかったですね」

 

「直哉お前も以前こう考えていただろ?何で今行こうと考えた?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「すまんバテデモーダこれで、ヤフキエル事変の開始時期をクリスマス直前に遅らせる事に成功した」

 

「いえいえ、宿主構いませんよ」

 

 

「まあ、今回もバテデモーダのパイプを使って京極に動揺させて疑心暗鬼にさせる事が目的だったからね」

 

「でも宿主京極と黙示録の三騎士があれだけでダグラス社の社長が生きていると信じますかね?」

 

「そこは、賭けになるけど大丈夫と思って備える様にしなければいけないが」

「確かに正体はわからないと思うが・・・あ、バテデモーダ17番目のプリキュアが、今帝都の地理を勉強する為に行ってるから挨拶していいぞ」

 

「へえーそれは面白そうですね」

 

そう言ってバテデモーダは直哉との話を終えてゆい達の元に向かった。

 

バテデモーダのおかげで、京極と黙示録の三騎士によるヤフキエル事変が遅れそうからですよ。レイ」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第25章 第1部 ヤフキエル事変とまさかの事態編
もう1つのすこやか市に現れた襲撃者について話すのどか達前編


「まあ、今回もバテデモーダのパイプを使って京極に動揺させて疑心暗鬼にさせる事が目的だったからね」

 

「でも宿主京極と黙示録の三騎士があれだけでダグラス社の社長が生きていると信じますかね?」

 

「そこは、賭けになるけど大丈夫と思って備える様にしなければいけないが」

「確かに正体はわからないと思うが・・・あ、バテデモーダ17番目のプリキュアが、今帝都の地理を勉強する為に行ってるから挨拶していいぞ」

 

「へえーそれは面白そうですね」

 

そう言ってバテデモーダは直哉との話を終えてゆい達の元に向かった。

 

バテデモーダのおかげで、京極と黙示録の三騎士によるヤフキエル事変が遅れそうからですよ。レイ」

 

その頃もう1つのすこやか市では・・・

 

「これからどうするのどかっちとちゆっち、あのリフレインて人強すぎるよ」

 

「そうね2度も戦ったけど2回とも時間が巻き戻されてしまうなんて」

 

「そして2回目の戦いの最中にミラクルンが行方不明になるなんて」

 

「ひなたちゃん落ち着いて今はどうにかして融合世界の直哉君にリフレインの使役する敵の中にメガ降魔がいる事を伝えないと・・・」

 

「そうね・・・このままだとずっと同じ日を繰り返す事になるわ」

 

「確かにメガ降魔なら宝玉の力を使えばいいけど、使用回数があるからね」

 

「それにメガ降魔を先輩達に見せるわけにはいかないし」

 

「「確かに」」

 

「先輩で思い出したけどまさか本当に起きるなんて・・・」

 

そう言ってのどかが思い出す。

 

「ああ、その可能性なら十分ありますよ。どうやらのどかさん達以外にプリキュアという存在は少なくとも14組は存在している世界もあるようなので」

 

「「「「「「ええーーー」」」」」」

 

直哉の言葉にのどか達が驚く。

 

「「「「「「14組のプリキュアガ存在する世界」」」」」

 

「ええ、その世界の14組の内の何組と原作世界ののどかさん達が共闘するかもしれない可能性がありますが」

 

「「「ええーーー」」」

 

「あくまでこの情報は原作世界ののどかさん達の未来を見た時にその映像が見えたので」

 

「「そうね」そうだね」

 

「それにどう言う訳かリフレインによる時間巻き戻しによる私達の記憶もなぜか他の先輩プリキュアとは違い、記憶の消失が全くないのも不思議だよ」

 

「そう言われたらそうね、他の先輩プリキュア達は私達と知り合う前まで記憶も戻っていたみたいだし」

 

「あ、もしかしたらミラクルンと出会った影響かも?」

 

「そうねその可能性もあるわねひなた」

 

「あ、もしかしたら・・・」

「トワのどかさん達を連れてきました」

 

「お疲れ様直哉。3人もありがとうね」

 

「「「いえいえ」」」

 

「トワさん直哉君から聞いたんですが新しい宝玉を渡すと聞いたんですけど」

 

「ええ、そうよ依然渡した宝玉を出して貰えるかしら?」

 

「「「はい」」」

 

そしてのどか達はトワに宝玉を渡すと、トワの持つ3つの宝玉が以前の宝玉を取り込み新たな形の宝玉となった。

 

「「「ええーーどういう事ですか?」」」

 

「説明するわね、新たな宝玉は成長する宝玉なのよ」

 

「「「成長する宝玉」」」

 

「この機能は貴女達だけの機能よ。この機能により融合世界に関連する敵が貴女達の世界に現れた場合自動的に敵に適した力を使えるようになるわ」

 

「「「ええーー」」」

 

「つまりどういう事?」

 

ひなたがそう言う。

 

「つまりですねひなたさん。降魔やノイズの場合僕や飛鳥ちゃんや響さんのシンフォギアの力がその宝玉をセットすれば使えるんですよ」

 

「凄いじゃんそれ」

 

直哉の説明にひなたが喜ぶ。

 

「トワさんがパワーアップさせた宝玉の影響かな?」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

もう1つのすこやか市に現れた襲撃者について話すのどか達後編

「説明するわね、新たな宝玉は成長する宝玉なのよ」

 

「「「成長する宝玉」」」

 

「この機能は貴女達だけの機能よ。この機能により融合世界に関連する敵が貴女達の世界に現れた場合自動的に敵に適した力を使えるようになるわ」

 

「「「ええーー」」」

 

「つまりどういう事?」

 

ひなたがそう言う。

 

「つまりですねひなたさん。降魔やノイズの場合僕や飛鳥ちゃんや響さんのシンフォギアの力がその宝玉をセットすれば使えるんですよ」

 

「凄いじゃんそれ」

 

直哉の説明にひなたが喜ぶ。

 

「トワさんがパワーアップさせた宝玉の影響かな?」

 

「それは現時点では何とも言えないわね」

 

ちゆがそう言う。

 

「そうだね、それに直哉君も言ってたけど、あくまでも先輩プリキュア達との出会いや、リフレイン達との戦いはビョーゲンズと基本無関係の筈って聞いたんだけど実際に遭遇すると違う部分もあったしね」

 

「そうね、メガ降魔の存在が代表的よね」

 

「でもさミラクルンが行方不明なのも気になるけどさ、今回出会った2組の先輩プリキュア達も融合世界に入るのかな?」

 

「「あ、そう言えばどうなるんだろう?」」

 

「ひなたの言葉に納得するのどかとちゆ。

 

「確かに私達の世界の場合は・・・」

 

 

「「「「ええーーー私がもう一人」グレースがもう一人現れた」」」

 

 

原作世界のグレースとヒーリングアニマル達が驚いていた。

 

 

「メガガガガビョーゲン」

 

 

「見ろあのメガビョーゲン苦しんでいるぞ」

 

「「「ええーー」ラビ」ペン」

 

予想外の事態に驚く原作世界のキュアグレースとヒーリングアニマル達だった。

 

「ほう、霊力バリアを霊力で相殺させたか、キュアグレースよ」

 

「ワイズマン。これで貴方のメガビョーゲンは通常のメガビョーゲンだよ。まだ何かするの?」

 

 

「いや今回の実験はすでに終わっているので、これで失礼するよ。だがこの世界は私達の事を認識してしまったからこれからが楽しみだなキュアグレースよ」

 

 

「そう言ってワイズマンは消えた。

 

「相変わらず逃げ足は速いラビ」

 

「そうだね。ワイズマンもこの世界から消えたみたいだし、私達も元の世界に戻ろうか」

 

「わかったラビ」

 

「ちょっと待って貴女は私なの?」

 

「そうだよ。私はワイズマンが言ったように並行世界世界から来たんだよワイズマンを追ってね」

 

「これからもう1人の私達と出会ったんだよね」

 

「ねえのどかっち駄目もとでさトワさん達の方に簡易ゲートで通信を送ってみたら」

 

「あ、それしてみるよひなたちゃん」

 

そしてのどかが行動を開始した。

 

「あ、繋がった」

 

 

「だがもう1つのすこやか市に素直に簡易ゲートで行けないのは何故だ?」

 

「憶測で良いなら言うわ」

 

「ああ、頼むトワ」

 

「恐らくだけど、プリキュアを襲っている敵がどういう理屈でなのかわからないけど、プリキュアを時の牢獄みたいなものに閉じ込められてしまったんじゃないかしら」

 

「時の牢獄ですか?」

 

「ええ、時の牢獄と言っても、もう1つのすこやか市では同じ日を何度もループさせてるんじゃないかしらね?」

 

「「成程」」

 

「つまりのどかさん達は時の牢獄のような能力を持つ敵によって同じ日をループをさせられていて、そのループを断ち切るにはあの妖精の力が必要と考えて良いですか?」

 

「ええ、そうね」

 

映像終了・・・

 

「「「やっぱりミラクルンは直哉君に接触してたんだ」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

管理者の神殿と繋がるもう1つのすこやか市

「だがもう1つのすこやか市に素直に簡易ゲートで行けないのは何故だ?」

 

「憶測で良いなら言うわ」

 

「ああ、頼むトワ」

 

「恐らくだけど、プリキュアを襲っている敵がどういう理屈でなのかわからないけど、プリキュアを時の牢獄みたいなものに閉じ込められてしまったんじゃないかしら」

 

「時の牢獄ですか?」

 

「ええ、時の牢獄と言っても、もう1つのすこやか市では同じ日を何度もループさせてるんじゃないかしらね?」

 

「「成程」」

 

「つまりのどかさん達は時の牢獄のような能力を持つ敵によって同じ日をループをさせられていて、そのループを断ち切るにはあの妖精の力が必要と考えて良いですか?」

 

「ええ、そうね」

 

映像終了・・・

 

「「「やっぱりミラクルンは直哉君に接触してたんだ」」」

 

その時管理者の神殿では・・・

 

ピカ――

 

「うおっなんだこのひかりはーー」

 

レイが目を閉じながら言う。

 

「うんこれは・・・直哉今なら管理者の神殿から直接もう1つのすこやか市に行けるわ」

 

「はああ、一体どういう事ですか?トワ」

 

「どうやら向こうでも妖精の居場所を認識したようよ

 

「うおっなんだこのひかりはーー」

 

レイが目を閉じながら言う。

 

この時管理者の神殿で起きた事象は、原作世界のキュアグレース達と同じ事が起きていたが、トワ達3人は気が付かずに同じシーンを繰り返していた。

 

「うんこれは・・・直哉今なら管理者の神殿から直接もう1つのすこやか市に行けるわ」

 

「はああ、一体どういう事ですか?トワ」

「どうやら向こうでも妖精の居場所を認識したようよ」

 

「ねえのどかっち駄目もとでさトワさん達の方に簡易ゲートで通信を送ってみたら」

 

「あ、それしてみるよひなたちゃん」

 

そしてのどかが行動を開始した。

 

「あ、繋がった」

 

「まもなく道が完成するわ直哉準備して」

 

「はい」

 

そして直哉達は、何とかループから抜け出して、もう1つのすこやか市に向かう準備を始めた。

 

果たして直哉は間に合うのか。

 

その頃原作世界のキュアグレースがいるすこやか市では・・・

 

「さあ3度目の対決だプリキュア」

 

「「ああまた変な怪物がリフレインと合体してる」」

 

先輩プリキュア達代表して2人が言う。

 

「いや、これは融合だ。これにより私は新たな力を得た。これを見ろ」

 

メガ降魔と融合したリフレインが攻撃すると、大地が赤黒く変色をし始めた」

 

「「ええ――大地がーー」」

 

「素晴らしいこの力があれば・・・」

 

「さて、プリキュア達よ消えたミラクルンの事を教えて貰おうか?」

 

「「ええ――ミラクルンが消えたのーー」」

 

先輩プリキュア達はリフレインの言葉に驚いていた。

 

「リフレイン何故、ミラクルンが消えたと知ってるの?」

 

キュアグレース達がリフレインに聞く。

 

「「ええ――グレース達もミラクルンが消えた事を知ってるの?」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

メガ降魔と融合したリフレインを倒せ1

今回の話ではプリキュアの映画の要素が入ってます


原作世界のキュアグレース達がいるすこやか市では・・・

 

「さあ3度目の対決だプリキュア」

 

「「ああまた変な怪物がリフレインと合体してる」」

 

先輩プリキュア達代表して2人が言う。

 

「いや、これは融合だ。これにより私は新たな力を得た。これを見ろ」

 

メガ降魔と融合したリフレインが攻撃すると、大地が赤黒く変色をし始めた」

 

「「ええ――大地がーー」」

 

「素晴らしいこの力があれば・・・」

 

「さて、プリキュア達よ消えたミラクルンの事を教えて貰おうか?」

 

「「ええ――ミラクルンが消えたのーー」」

 

先輩プリキュア達はリフレインの言葉に驚いていた。

 

「リフレイン何故、ミラクルンが消えたと知ってるの?」

 

キュアグレース達がリフレインに聞く。

 

「「ええ――グレース達もミラクルンが消えた事を知ってるの?」」

 

時を少し戻して・・・管理者の神殿では

 

ピカ――

 

「うおっなんだこのひかりはーー」

 

レイが目を閉じながら言う。

 

「うんこれは・・・直哉今なら管理者の神殿から直接もう1つのすこやか市に行けるわ」

 

「はああ、一体どういう事ですか?トワ」

 

「どうやら向こうでも妖精の居場所を認識したようよ」

 

 

「ねえのどかっち駄目もとでさトワさん達の方に簡易ゲートで通信を送ってみたら」

 

「あ、それしてみるよひなたちゃん」

 

そしてのどかが行動を開始した。

 

「あ、繋がった」

 

「まもなく道が完成するわ直哉準備して」

 

「はい」

 

もう1つのすこやか市に向かうゲートが出来た事で管理者の神殿でももう1つのすこやか市の状況を見る事が出来るようになった。

 

「さあ3度目の対決だプリキュア」

 

「「ああまた変な怪物がリフレインと合体してる」」

 

先輩プリキュア達代表して2人が言う。

 

「いや、これは融合だ。これにより私は新たな力を得た。これを見ろ」

 

メガ降魔と融合したリフレインが攻撃すると、大地が赤黒く変色をし始めた」

 

「「ええ――大地がーー」」

 

「素晴らしいこの力があれば・・・」

 

「さて、プリキュア達よ消えたミラクルンの事を教えて貰おうか?」

 

「「ええ――ミラクルンが消えたのーー」」

 

先輩プリキュア達はリフレインの言葉に驚いていた。

 

「リフレイン何故、ミラクルンが消えたと知ってるの?」

 

キュアグレース達がリフレインに聞く。

 

「「ええ――グレース達もミラクルンが消えた事を知ってるの?」」

 

「成程ね、もう1つのすこやか市で本来ならリフレインはこんな形での進化は無かったわね」

 

「成程なだからこそ、あの妖精もといミラクルンは、奴が時を戻す前に融合世界に跳んだのか?原作世界のキュアグレースの記憶にある融合世界に」

 

「その可能性はあるわね。だからこそ融合世界ののどか達も含めたパターンではなく、メガ降魔と融合したリフレインを倒すには直哉だけを連れて行く方向にしたんだと思うわ」

 

「だが、あのリフレインという者は何故メガ降魔を知っていたのだ?」

 

「・・・もしかすると」

 

「ダグラス社の社長の魂がリフレインと融合したのかも知れないわ」

 

「あくまでも予想だけどね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

メガ降魔と融合したリフレインを倒せ2

今回は神殿側の視点です


「成程ね、もう1つのすこやか市で本来ならリフレインはこんな形での進化は無かったわね」

 

「成程なだからこそ、あの妖精もといミラクルンは、奴が時を戻す前に融合世界に跳んだのか?原作世界のキュアグレースの記憶にある融合世界に」

 

「その可能性はあるわね。だからこそ融合世界ののどか達も含めたパターンではなく、メガ降魔と融合したリフレインを倒すには直哉だけを連れて行く方向にしたんだと思うわ」

 

「だが、あのリフレインという者は何故メガ降魔を知っていたのだ?」

 

「・・・もしかすると」

 

「ダグラス社の社長の魂がリフレインと融合したのかも知れないわ」

 

「あくまでも予想だけどね」

 

「だが不思議とトワの予想を否定しきれない事態が融合世界で起きているからな」

 

そして珠の消滅と共に空中要塞武蔵と共に神王も崩壊していくのだった。

 

「そして2度目の死を迎えたのだが手筈通りに金剛とダグラス社の社の雇っていた黙示録の三騎士の暗躍によりブレント・ファーロングを殺し奴の計画を私が奪ったのだよ」

 

「成程つまり京極圭吾貴方はゲンアンと言う人物に生き返せて貰った時に今回の事件が起きるのを知りゲンアンに頼んだのですね?今回の事件にあわせて復活出来るように」

 

「そうだ、ブレント・ファーロングと言う若造に帝都をくれてやれるか、帝都を魔都に変えるのは私の役目だからな」

 

「そうね、まさかこんな形でブレント・ファーロングの魂を見つける事になるなんてね」

 

「ブレント・ファーロング悪運が強いのか?よくわからんな」

 

「そうね、普通ならあちらに行く筈なのにどうして世界を移動出来たのかしら?」

 

「リフレインという奴が、ブレント・ファーロングを京極と黙示録の三騎士が殺す前に何かをしたんじゃないのか?」

 

「いえ、仮にリフレインが融合世界に来たとしたら少なくともレイがそれに気づくでしょ?」

 

「まあそうだな」

 

「さあ3度目の対決だプリキュア」

 

「「ああまた変な怪物がリフレインと合体してる」」

 

先輩プリキュア達代表して2人が言う。

 

「いや、これは融合だ。これにより私は新たな力を得た。これを見ろ」

 

メガ降魔と融合したリフレインが攻撃すると、大地が赤黒く変色をし始めた」

 

「「ええ――大地がーー」」

 

「素晴らしいこの力があれば・・・」

 

「さて、プリキュア達よ消えたミラクルンの事を教えて貰おうか?」

 

「「ええ――ミラクルンが消えたのーー」」

 

先輩プリキュア達はリフレインの言葉に驚いていた。

 

「リフレイン何故、ミラクルンが消えたと知ってるの?」

 

キュアグレース達がリフレインに聞く。

 

「それにリフレインの言い方では、メガ降魔のみの情報が流れた感じがするわね」

 

「ふむ、融合世界の事はリフレインは知らないと思っていいのか?それに直哉が原作世界のキュアグレースの体内に入ったとしてもメガ降魔と融合したリフレインに勝てるのか?」

 

「それは・・・わからないわね。メガ降魔の要素が強く出ている今なら行けると思うけど・・・」

 

トワとレイはそう言いながらもう1つのすこやか市での戦いを見る。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

メガ降魔と融合したリフレインを倒せ3

今回の話ではプリキュアの映画の要素が入ってます




「さあ3度目の対決だプリキュア」

 

「「ああまた変な怪物がリフレインと合体してる」」

 

先輩プリキュア達代表して2人が言う。

 

「いや、これは融合だ。これにより私は新たな力を得た。これを見ろ」

 

メガ降魔と融合したリフレインが攻撃すると、大地が赤黒く変色をし始めた」

 

「「ええ――大地がーー」」

 

「素晴らしいこの力があれば・・・」

 

「さて、プリキュア達よ消えたミラクルンの事を教えて貰おうか?」

 

「「ええ――ミラクルンが消えたのーー」」

 

先輩プリキュア達はリフレインの言葉に驚いていた。

 

「リフレイン何故、ミラクルンが消えたと知ってるの?」

 

キュアグレース達がリフレインに聞く。

 

「「ええ――グレース達もミラクルンが消えた事を知ってるの?」」

 

「先輩達後で説明しますから大きく反応しないで」

 

「「うう、わかったよ」」

 

先輩達は、スパークルの言葉でグレースとリフレインのやり取りに集中した。

 

「貴方本当にリフレインなの?」

 

「最初の時にはみせなかったその怪物をよく知っているようだったけど?」

 

「「そう言えばそうだよ」」

 

「フフ、流石だなキュアグレース。だが私は進化したのだよ」

 

「進化したですって」

 

「そうその通りだ、キュアフォンテーヌ私は君達の時間を戻した後にミラクルンが次元の穴を見つけてそこに行こうとした時に私の前に次元の穴から怨霊と言ってもいい魂を私は吸収したのだ」

 

「「ええ――」」

 

「「「やっぱり融合世界の降魔の力とメガビョーゲンの力がリフレインと言う素体に2つの力が融合したんだね」」」したのね」

 

「ほう、お前達はこの力が流れて来た世界の事を知っているようだな」

 

「知ってるけどリフレイン貴方にはその世界には行かせない」

 

!!

 

「成程キュアグレースお前はいや、お前達3人はメガ降魔を見るのは初めてではないのか?」

 

「そうかそう言う事か、キュアグレースお前は異世界に行った事がありそこでメガ降魔と戦った事があるのだな」

 

「「ええ――それ本当なの?グレース」」

 

先輩達がリフレインの話を聞き驚いてグレースに確認する。

 

「ええ、事実です先輩ですので今のメガリフレインにはメガビョーゲンの力も使えるので十分気をつけてください」

 

「「了解」」

 

そしてプリキュア達とメガリフレインの戦いが始まった。

 

その頃融合世界の帝都では・・・

 

「「ええーー嘘ーー」」」

 

「直哉さんがグレースさんの体内にいるなんて」

 

ゆい達3人は驚きを隠せないでいた。

 

「うん、私達の事情で直哉君がいないと全力を出せなくてね」

 

「「「そうなんですか?」」」

 

「うん、それらの話は直哉さんから直接聞いた方が良いよ」

 

まなつがゆい達に言う。

 

「そうだね今は大帝国劇場再開の為の準備を整えて、新生帝国華撃団の皆さんが迅速に動けるようにしよう」

 

その準備中・・・

 

「のどか大丈夫?なんだかきつそうだけど」

 

「ちゆちゃん。大丈夫だよこれはあの時と同じと思うから」

 

「あの時?」

 

 

「きゃああああ。脇腹が痛いよ――」

 

 

!!

 

「「どうしたのグレース」」

 

 

フォンテーヌスパークルがグレースに近づく。それを見てアースが動く。

 

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

 

「グレース大丈夫ですか?一体グレースに何が?」

 

「ごめんねアースこれは直哉君の痛みだから、私の直接的な痛みじゃないよ」

 

「ですが無理をしては」

 

「ありがとう。でも私が痛みを感じると言う事は、直哉君の状態が、悪いかもしれない」

 

「「それじゃあ急がないと」

 

「わかりました」

 

そしてアースが風の力を使い直哉達の所に繋がるゲートを作った。

 

「それってまさか・・・直哉君のダメージが、のどかに来ているの?」

 

「そうみたい」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

融合世界ののどか達への説明

「グレース大丈夫ですか?一体グレースに何が?」

 

「ごめんねアースこれは直哉君の痛みだから、私の直接的な痛みじゃないよ」

 

「ですが無理をしては」

 

「ありがとう。でも私が痛みを感じると言う事は、直哉君の状態が、悪いかもしれない」

 

「「それじゃあ急がないと」

 

「わかりました」

 

そしてアースが風の力を使い直哉達の所に繋がるゲートを作った。

 

「それってまさか・・・直哉君のダメージが、のどかに来ているの?」

 

「そうみたい」

 

「一体直哉君は誰と戦ってるの?」

 

「それは彼よのどかちゆひなた」

 

「「「トワさんどうしてここに?」」」

 

「ああ、それは・・・貴女達には伝えようと思ってね。直哉が今いるのはもう1つのすこやか市よ」

 

「「「ええーー」」」

 

「貴方本当にリフレインなの?」

 

「最初の時にはみせなかったその怪物をよく知っているようだったけど?」

 

「「そう言えばそうだよ」」

 

「フフ、流石だなキュアグレース。だが私は進化したのだよ」

 

「進化したですって」

 

「そうその通りだ、キュアフォンテーヌ私は君達の時間を戻した後にミラクルンが次元の穴を見つけてそこに行こうとした時に私の前に次元の穴から怨霊と言ってもいい魂を私は吸収したのだ」

 

「「ええ――」」

 

「「「やっぱり融合世界の降魔の力とメガビョーゲンの力がリフレインと言う素体に2つの力が融合したんだね」」」したのね」

 

「ほう、お前達はこの力が流れて来た世界の事を知っているようだな」

 

「知ってるけどリフレイン貴方にはその世界には行かせない」

 

!!

 

「成程キュアグレースお前はいや、お前達3人はメガ降魔を見るのは初めてではないのか?」

 

「そうかそう言う事か、キュアグレースお前は異世界に行った事がありそこでメガ降魔と戦った事があるのだな」

 

「「ええ――それ本当なの?グレース」」

 

先輩達がリフレインの話を聞き驚いてグレースに確認する。

 

「ええ、事実です先輩ですので今のメガリフレインにはメガビョーゲンの力も使えるので十分気をつけてください」

 

「「了解」」

 

そしてプリキュア達とメガリフレインの戦いが始まった。

 

「今もう1つのすこやか市では、この戦いが起きてるの」

 

「「「ええーー」」」

 

「ちょっと待って下さいこの戦いはまさか・・・」

 

「ああ、その可能性なら十分ありますよ。どうやらのどかさん達以外にプリキュアという存在は少なくとも14組は存在している世界もあるようなので」

 

 

「「「「「「ええーーー」」」」」」

 

直哉の言葉にのどか達が驚く。

 

「「「「「「14組のプリキュアガ存在する世界」」」」」

 

「ええ、その世界の14組の内の何組と原作世界ののどかさん達が共闘するかもしれない可能性がありますが」

 

 

「「「ええーーー」」」

 

「あくまでこの情報は原作世界ののどかさん達の未来を見た時にその映像が見えたので」

 

「そうなんだ」

 

「少なくとも融合世界のビョーゲンズが活動する前の情報なので」

 

 

「仮に別のプリキュアと共闘するような事態になったとしたら安心してください僕達も巻き込まれるので」

 

 

「「ええーーー」」

 

「嘘でしょう」

 

「確か直哉君がそう言ったはずでは」

 

「ええ、当初は誰もがそう考えていたわ。だが実際はミラクルンが連れて行こうとしたのは直哉だけなの」

 

「「「そんな」」」

 

「そしてリフレインの中に京極と黙示録の三騎士が殺したダグラス社の社長の魂が存在しまた面倒な事態になってるわ」

 

「「「ええーー」」」

 

「そしてのどかに入ったダメージを考えると最後の戦いが始まったて所かしら」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

戦いを気にするのどか達

「仮に別のプリキュアと共闘するような事態になったとしたら安心してください僕達も巻き込まれるので」

 

「「ええーーー」」

 

「嘘でしょう」

 

「確か直哉君がそう言ったはずでは」

 

「ええ、当初は誰もがそう考えていたわ。だが実際はミラクルンが連れて行こうとしたのは直哉だけなの」

 

「「「そんな」」」

 

「そしてリフレインの中に京極と黙示録の三騎士が殺したダグラス社の社長の魂が存在しまた面倒な事態になってるわ」

 

「「「ええーー」」」

 

「そしてのどかに入ったダメージを考えると最後の戦いが始まったて所かしら」

 

「その戦いを見る事は出来ませんか?」

 

のどかがトワに聞く。

 

「それは出来るけど・・・それをしたらリフレインが融合世界に来るわよ高確率で」

 

「「「あっ」」」

 

「貴方本当にリフレインなの?」

 

「最初の時にはみせなかったその怪物をよく知っているようだったけど?」

 

「「そう言えばそうだよ」」

 

「フフ、流石だなキュアグレース。だが私は進化したのだよ」

 

「進化したですって」

 

「そうその通りだ、キュアフォンテーヌ私は君達の時間を戻した後にミラクルンが次元の穴を見つけてそこに行こうとした時に私の前に次元の穴から怨霊と言ってもいい魂を私は吸収したのだ」

 

「「ええ――」」

 

「「「やっぱり融合世界の降魔の力とメガビョーゲンの力がリフレインと言う素体に2つの力が融合したんだね」」」したのね」

 

「ほう、お前達はこの力が流れて来た世界の事を知っているようだな」

 

「知ってるけどリフレイン貴方にはその世界には行かせない」

 

!!

 

「成程キュアグレースお前はいや、お前達3人はメガ降魔を見るのは初めてではないのか?」

 

「そうかそう言う事か、キュアグレースお前は異世界に行った事がありそこでメガ降魔と戦った事があるのだな」

 

「「ええ――それ本当なの?グレース」」

 

先輩達がリフレインの話を聞き驚いてグレースに確認する。

 

「ええ、事実です先輩ですので今のメガリフレインにはメガビョーゲンの力も使えるので十分気をつけてください」

 

「「了解」」

 

「「「確かにリフレインと言う人は融合世界に興味を持っていた」」」

 

「仮にあのリフレインがこちらに来た場合こちらも覚悟しておくべきね」

 

 

「恐らくだけど、プリキュアを襲っている敵がどういう理屈でなのかわからないけど、プリキュアを時の牢獄みたいなものに閉じ込められてしまったんじゃないかしら」

 

「時の牢獄ですか?」

 

「ええ、時の牢獄と言っても、もう1つのすこやか市では同じ日を何度もループさせてるんじゃないかしらね?」

 

「「成程」」

 

「つまりのどかさん達は時の牢獄のような能力を持つ敵によって同じ日をループをさせられていて、そのループを断ち切るにはあの妖精の力が必要と考えて良いですか?」

 

「「「あ、そうだ時を操れるから」」」

 

「そうね、あり得ないと思うけど京極と黙示録の三騎士がリフレインを利用するかもしれないし」

 

「「「確かに」」」

 

「そう言う理由もあって、今はもう1つのすこやか市とは通信を繋げないわ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

1つ目の戦いの後

「ええ、時の牢獄と言っても、もう1つのすこやか市では同じ日を何度もループさせてるんじゃないかしらね?」

 

「「成程」」

 

「つまりのどかさん達は時の牢獄のような能力を持つ敵によって同じ日をループをさせられていて、そのループを断ち切るにはあの妖精の力が必要と考えて良いですか?」

 

「「「あ、そうだ時を操れるから」」」

 

「そうね、あり得ないと思うけど京極と黙示録の三騎士がリフレインを利用するかもしれないし」

 

「「「確かに」」」

 

「そう言う理由もあって、今はもう1つのすこやか市とは通信を繋げないわ」

 

それから融合世界の時間で4日後・・・

 

直哉は1人で管理者の神殿に戻って来た。

 

「ただいま戻りました。トワ、レイ」

 

「お疲れ様直哉どうだった?」

 

「ええ、やっぱりリフレインの体内に本来のダグラス社の社長の魂がいましたが、スーパーキュアグレースになってリフレインと共に浄化しました」

 

「そうか・・・こちらに戻せなかったか?」

 

「ええ、後先輩プリキュア達はリーダーをしていた子達以外の記憶は調整出来たのですが・・・」

 

「一部のリーダーのみもう1つのすこやか市でのどかさん達と居て貰ってます」

 

「やっぱりそう言う人間が出て来たのね」

 

「どうするのだ、トワ」

 

「どうするも何も現時点では決めれないわ」

 

「さあ3度目の対決だプリキュア」

 

「「ああまた変な怪物がリフレインと合体してる」」

 

先輩プリキュア達代表して2人が言う。

 

「いや、これは融合だ。これにより私は新たな力を得た。これを見ろ」

 

メガ降魔と融合したリフレインが攻撃すると、大地が赤黒く変色をし始めた」

 

「「ええ――大地がーー」」

 

「素晴らしいこの力があれば・・・」

 

「さて、プリキュア達よ消えたミラクルンの事を教えて貰おうか?」

 

「「ええ――ミラクルンが消えたのーー」」

 

先輩プリキュア達はリフレインの言葉に驚いていた。

 

「リフレイン何故、ミラクルンが消えたと知ってるの?」

 

キュアグレース達がリフレインに聞く。

 

「「ええ――グレース達もミラクルンが消えた事を知ってるの?」」

 

「先輩達後で説明しますから大きく反応しないで」

 

「「うう、わかったよ」」

 

「恐らくキュアグレース達から聞いた先輩プリキュアの2人が、今もう1人ののどか達といるんでしょう?」

 

「はいそう言う事です」

 

「なら直哉は京極と黙示録の三騎士が雨後おいても良いように大神を迎えに行ってくれない?」

 

「え、どういう事ですか?」

 

「実はね、米田達の退院が少し早まってね、恐らくもう1つのすこやか市で浄化されたダグラス社の社長の魂が現在の帝国華撃団にいい意味での干渉が起こったのよ」

 

「成程」

 

「確かに現在の帝国華撃団の指揮を任せるには大神さんが必要ですね」

 

「しかしもう1つのすこやか市での戦いにより、融合世界のヤフキエル事変の起きる前にそんな影響が出るとは、思いませんでしたよ」

 

直哉がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2つの帝国華撃団の共闘作戦とパトリックについて前編

「なら直哉は京極と黙示録の三騎士が雨後おいても良いように大神を迎えに行ってくれない?」

 

「え、どういう事ですか?」

 

「実はね、米田達の退院が少し早まってね、恐らくもう1つのすこやか市で浄化されたダグラス社の社長の魂が現在の帝国華撃団にいい意味での干渉が起こったのよ」

 

「成程」

 

「確かに現在の帝国華撃団の指揮を任せるには大神さんが必要ですね」

 

「しかしもう1つのすこやか市での戦いにより、融合世界のヤフキエル事変の起きる前にそんな影響が出るとは、思いませんでしたよ」

 

直哉がそう言う。

 

「そう言う事ならトワとレイは、2つの帝国華撃団の共闘で京極と黙示録の三騎士を倒す方向で行くんですか?」

 

「そうだな先に改変したのは京極と黙示録の三騎士のせいで偶然だが、リフレインという奴に吸収された事である意味ダグラス社の社長の野望は潰えたからある意味ヤフキエル事変は終わったようなものなのだ」

 

「確かにそう言われてると、後は混乱の元凶である京極と黙示録の三騎士を倒すだけですね」

 

「あ、でもパトリックはどうするんです?」

 

「ああ、それは・・・無視をする」

 

「は、無視ですか?良いんですか」

 

「ああ、それは・・・パトリックを生かしておいた方が再利用する時に余計な手間がかからないからな」

 

レイがそう言う。

 

「再利用ですか?」

 

「ああ、パトリックは本来はマリアに殺され黙示録の三騎士によりジェミニ・サンライズが紐育華撃団に入隊する前に1人の少女を助ける冒険をしながら紐育を目指すのだよ」

 

「ああ、それは・・・まさか」

 

直哉が思い出す。

 

「僕は紫藤直哉と言います。よろしくお願いいたします」

 

 

「私は花寺のどかです」

 

「私は、沢泉ちゆです」

 

「私は、平光ひなただよよろしく」

 

 

「私は、風鈴アスミと言います」

 

「わかったよ、直哉にのどかに、ちゆとひなたにアスミだね」

 

 

そして自己紹介終わった。

 

「それでジェミニさんはどこまで旅をするんですか?」

 

のどかがジェミニに質問する。

 

 

「ああ、僕の師匠の遺言で、自分がいなくなったら紐育に行けって書いてあったからね」

 

「「「ええ――ニューヨークーー」」」

 

ジェミニの答えに、驚くのどか達だった。

 

「フワニータちゃん危ない」

 

 

「ぐっかはっ」

 

 

「のどか大丈夫?」

 

 

「うん、大丈夫だよ」

 

「でもこのままだとじり貧ね」

 

「実際戦えるのはアスミンとジェミニさんだけだし」

 

「そうねこちらの直哉君がほぼ姿を出せないし」

 

「出たら出たで面倒な事になるよ、ひなたちゃん」

 

 

「とりあえず今出来る範囲でやろう」

 

「のどか、ひなたも、ちゆも何で私を守ってくれるの?ジェミニと同じで」

 

「フワニータちゃん、確かに私達は出会ったばかりだからフワニータちゃんも私達を信用できないのは仕方ないと思うよ」

 

 

「だけど、私達もジェミニさんもフワニータちゃんを助けたいと思ってるからね」

 

「のどか」

 

!!

 

 

「のどか、フワニータ危ない」

 

その時敵の攻撃がのどかとフワニータに敵の攻撃が2人を襲う。

 

「フワニータちゃん」

 

「まさかあの子関連がパトリックに関係してるんですか?」

 

「そう言う事だ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2つの帝国華撃団の共闘作戦とパトリックについて中編

「フワニータちゃん、確かに私達は出会ったばかりだからフワニータちゃんも私達を信用できないのは仕方ないと思うよ」

 

「だけど、私達もジェミニさんもフワニータちゃんを助けたいと思ってるからね」

 

「のどか」

 

!!

 

「のどか、フワニータ危ない」

 

その時敵の攻撃がのどかとフワニータに敵の攻撃が2人を襲う。

 

「フワニータちゃん」

 

「まさかあの子関連がパトリックに関係してるんですか?」

 

「そう言う事だ」

 

「まあ、パトリックとフワニータの関係を知る前に戻ったしね」

 

そしてキュアグレース達が3体の斧型メガビョーゲンを浄化すると、白騎士と赤騎士がメガビョーゲンと同じように消滅しかけていた。

 

「うわあああ。僕の体が消えていくどういう事なんだ――」

 

その頃赤騎士は・・・

 

「うわあ私の体が何故急に消えるのだ―――私はまだーーー」

 

そう言って赤騎士は消滅した。

 

「直哉君これはどういう事?」

 

「わからないなのは、さくらちゃん、フェイトちゃんジェミニを追いかけよう」

 

「「うん」」ええ」

 

「ああ、そうだったわね貴女達が、元の世界に戻るにはフワニータを黙示録の三騎士とパトリックから守りなさい。融合世界の彼女達は黙示録の三騎士と戦う場合のみ本来の力を使って良いわ」

 

 

「「「「ええ――」」」」

 

 

「「「あ、まさか・・・」

 

「この世界の黙示録の三騎士の本体は最後の3体のナノビョーゲンだったの?」

 

「恐らくそうなのでしょうね、トワとメルクさんによって今自分達が、存在してても違和感の無いようにしたんでしょうね」

 

「「「「成る程」」」」

 

「それと、白騎士と赤騎士を7人世界の使った理由は、僕達は白騎士とこちらの直哉さんは赤騎士と繋がりがそれなりにあったからだと思いますよ」

 

 

「「「「「「「「成る程」」」」成る程ね」」」」」」

 

「君達が、ここで3体のメガビョーゲンを浄化したから赤騎士も消えたんだね」

 

「「「あ、直哉さん」」」

 

「「パパ」」

 

「飛鳥と薫向こうに行っても元気でね」

 

「「うん」」

 

「直哉君この子達誰?そんな事よりジェミニと合流しよ」

 

「わかったよさくらちゃん」

 

その時融合世界から来た全員が光に包まれた。

 

「あの後まで直哉とキュアグレース達がいなかったしそこは仕方ないわよレイ」

 

「それはわかっている。それに京極と黙示録の三騎士に殺されたブレントがプリキュアの敵に吸収されて浄化されたのは良いが、その辺の調整はどうする?」

 

「そうね、個人的には改めてダグラス社の社長としてブレントには動いて貰うつもりよ。リフレインという奴の体内に取り込まれたと言う記憶があるからね」

 

「成程な良いんじゃないか、大久保長安が復活する前のイベントとしては」

 

レイがそう言う。

 

「まあ、それをするにしても暫く帝都関連は進めず、ゼムリア大陸やシンフォギア世界やリフレインとの戦いの本当の意味での後始末があるからね」

 

「後直哉はリフレインの問題の後始末は来なくて良いわ」

 

「ええ――良いんですか?」

 

トワの言葉に直哉が驚いていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2つの帝国華撃団の共闘作戦とパトリックについて後編

「それはわかっている。それに京極と黙示録の三騎士に殺されたブレントがプリキュアの敵に吸収されて浄化されたのは良いが、その辺の調整はどうする?」

 

「そうね、個人的には改めてダグラス社の社長としてブレントには動いて貰うつもりよ。リフレインという奴の体内に取り込まれたと言う記憶があるからね」

 

「成程な良いんじゃないか、大久保長安が復活する前のイベントとしては」

 

レイがそう言う。

 

「まあ、それをするにしても暫く帝都関連は進めず、ゼムリア大陸やシンフォギア世界やリフレインとの戦いの本当の意味での後始末があるからね」

 

「後直哉はリフレインの問題の後始末は来なくて良いわ」

 

「ええ――良いんですか?」

 

トワの言葉に直哉が驚いていた。

 

「ええ、良いわよ。もし貴方が関わったらアスミ以外の3人が文句を言うかもだからね」

 

「ああ、それは・・・あり得ますね」

 

「ああ、その可能性なら十分ありますよ。どうやらのどかさん達以外にプリキュアという存在は少なくとも14組は存在している世界もあるようなので」

 

 

「「「「「「ええーーー」」」」」」

 

 

直哉の言葉にのどか達が驚く。

 

「「「「「「14組のプリキュアガ存在する世界」」」」」

 

「ええ、その世界の14組の内の何組と原作世界ののどかさん達が共闘するかもしれない可能性がありますが」

 

 

「「「ええーーー」」」

 

「あくまでこの情報は原作世界ののどかさん達の未来を見た時にその映像が見えたので」

 

「そうなんだ」

 

 

「少なくとも融合世界のビョーゲンズが活動する前の情報なので」

 

「仮に別のプリキュアと共闘するような事態になったとしたら安心してください僕達も巻き込まれるので」

 

 

「「ええーーー」」

 

「嘘でしょう」

 

「あくまでもあの当時は予想の状況ででしたが、実際は僕だけが参加し、その上もう1つのすこやか市で起きた戦いに関しては、情報規制をかけられてますからね」

 

「フフ、流石だなキュアグレース。だが私は進化したのだよ」

 

「進化したですって」

 

「そうその通りだ、キュアフォンテーヌ私は君達の時間を戻した後にミラクルンが次元の穴を見つけてそこに行こうとした時に私の前に次元の穴から怨霊と言ってもいい魂を私は吸収したのだ」

 

「「ええ――」」

 

「「「やっぱり融合世界の降魔の力とメガビョーゲンの力がリフレインと言う素体に2つの力が融合したんだね」」」したのね」

 

「ほう、お前達はこの力が流れて来た世界の事を知っているようだな」

 

「知ってるけどリフレイン貴方にはその世界には行かせない」

 

!!

 

「成程キュアグレースお前はいや、お前達3人はメガ降魔を見るのは初めてではないのか?」

 

「そうかそう言う事か、キュアグレースお前は異世界に行った事がありそこでメガ降魔と戦った事があるのだな」

 

「「ええ――それ本当なの?グレース」」

 

先輩達がリフレインの話を聞き驚いてグレースに確認する。

 

「ええ、事実です先輩ですので今のメガリフレインにはメガビョーゲンの力も使えるので十分気をつけてください」

 

「「了解」」

 

「ええ、これが原因としてのどか達には見せる事が出来なかったの」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

最悪の事態を避ける為に

「成程キュアグレースお前はいや、お前達3人はメガ降魔を見るのは初めてではないのか?」

 

「そうかそう言う事か、キュアグレースお前は異世界に行った事がありそこでメガ降魔と戦った事があるのだな」

 

「「ええ――それ本当なの?グレース」」

 

先輩達がリフレインの話を聞き驚いてグレースに確認する。

 

「ええ、事実です先輩ですので今のメガリフレインにはメガビョーゲンの力も使えるので十分気をつけてください」

 

「「了解」」

 

「ええ、これが原因としてのどか達には見せる事が出来なかったの」

 

「そうですか、確かにリフレインの体内にダグラス社の社長のお魂があるだけで、リフレインに融合世界の情報が伝わっていると考えると、簡単にもう1つのすこやか市で行われた戦いを見る=リフレインに融合世界の存在を教えてしまう事になりますし、それに先輩プリキュア達にもショックを与える事にもなるでしょうし」

 

「そうなのよね、もう一組ののどか達の存在を知ったら驚くしね」

 

「確かにそうですね。先輩プリキュア達にはなるべく知られないようにしたんですが、キュアグレースと行動していた2人の先輩プリキュアには多少僕の力に触れる時間が、他の先輩プリキュアより長かったのでそのせいだと思います」

 

「わかったわ、その事も含めて私がもう1つのすこやか市で説明をするわね」

 

そう言ったトワはもう1つのすこやか市に向かった。

 

「しかしレイ、本当に大丈夫でしょうか?」

 

「仕方ないだろう?今回の件は我々にとっても想定外の事態だからな」

「そして2度目の死を迎えたのだが手筈通りに金剛とダグラス社の社の雇っていた黙示録の三騎士の暗躍によりブレント・ファーロングを殺し奴の計画を私が奪ったのだよ」

 

「成程つまり京極圭吾貴方はゲンアンと言う人物に生き返せて貰った時に今回の事件が起きるのを知りゲンアンに頼んだのですね?今回の事件にあわせて復活出来るように」

 

「そうだ、ブレント・ファーロングと言う若造に帝都をくれてやれるか、帝都を魔都に変えるのは私の役目だからな」

 

「まあ、京極と黙示録の三騎士がダグラス社の社長を殺す所までは我々も想定内だったが・・・」

「フフ、流石だなキュアグレース。だが私は進化したのだよ」

 

「進化したですって」

 

「そうその通りだ、キュアフォンテーヌ私は君達の時間を戻した後にミラクルンが次元の穴を見つけてそこに行こうとした時に私の前に次元の穴から怨霊と言ってもいい魂を私は吸収したのだ」

 

「「ええ――」」

 

「「「やっぱり融合世界の降魔の力とメガビョーゲンの力がリフレインと言う素体に2つの力が融合したんだね」」」したのね」

 

「ほう、お前達はこの力が流れて来た世界の事を知っているようだな」

 

「知ってるけどリフレイン貴方にはその世界には行かせない」

 

!!

 

「成程キュアグレースお前はいや、お前達3人はメガ降魔を見るのは初めてではないのか?」

 

「そうかそう言う事か、キュアグレースお前は異世界に行った事がありそこでメガ降魔と戦った事があるのだな」

 

「「ええ――それ本当なの?グレース」」

 

先輩達がリフレインの話を聞き驚いてグレースに確認する。

 

「ええ、事実です先輩ですので今のメガリフレインにはメガビョーゲンの力も使えるので十分気をつけてください」

 

「「了解」」

 

「まさかあんな特大の事実が隠されてるとはな」

 

その後直哉も管理者の神殿から、中心世界に戻った。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帰還後の話し合いとそれぞれの準備1

「ただいま戻りました皆さん」

 

「「「「「「「「「直哉君」」」直哉さん」」」」直哉戻ったのね」」

 

「ええ、まさか京極と黙示録の三騎士に殺されたダグラス社の社長の魂がもう1つのすこやか市に跳んでいたとは思いませんでしたけど」

 

「あ、のどかさん響さんと神山さんと光さんに伝えたい事がありますので呼んで貰えますか」

 

「うん良いけどどこで話をするの?」

 

「そうですね・・・地下でします」

 

「わかったよ直哉君」

 

そして直哉はのどか達と別れて話し合いの為の準備を始めた。

 

暫くして・・・

 

大帝国劇場地下司令室・・・

 

「皆さん揃いましたね」

 

「「「「はい」」」」

 

「皆さん特に神山さん達には申し訳ないですが、融合世界のヤフキエル事変対する対応が変更する事にトワさんとレイさんからの通達がありました」

 

「「「ええーー」」」

 

響と神山と光が直哉の言葉に驚いていた。

 

そして直哉がそれぞれの質問を受けた後その場にいる全員に説明を始めた。

 

「いやあすまねえな。直哉今日お前達を劇場に呼んでいたのにな」

 

「いやそれは良いんですけど、この時期に帝国華撃団のメンバー全員が食当たりで全滅とかやめて下さいよ」

 

「ああ、それは・・・花小路伯爵にも同じ事を言われたよ」

 

「成程、米田さん元老院の方にメガビョーゲンやヤラネーダの情報を教えてないんですか?」

 

「当たり前よメガビョーゲンやヤラネーダの情報開示なんてしたら帝国華撃団を潰す理由を与えるだろうが」

 

「「「「「ああ、成程」」」」」

 

「確かに米田さんの言う可能性がありますね」

 

「ああ、ただでさえ元老院の方から帝国華撃団に新隊員を配属されて困っているのによ」

 

そう言い米田は愚痴をこぼす。

 

「まずこう言う経緯で現在の帝国華撃団が活動出来ないと言う事で・・・」

 

「成程つまり京極圭吾貴方はゲンアンと言う人物に生き返せて貰った時に今回の事件が起きるのを知りゲンアンに頼んだのですね?今回の事件にあわせて復活出来るように」

 

「そうだ、ブレント・ファーロングと言う若造に帝都をくれてやれるか、帝都を魔都に変えるのは私の役目だからな」

 

京極と黙示録の三騎士が奪ったヤフキエル事変を新生帝国華撃団に対応して貰うようにしてましたよね」

 

「ええそうです」

 

「そうだよ直哉君

 

「そうですよ」

 

「ですが、もう1つのすこやか市で起きた事件により意外な事実がわかったんです」

 

「「「意外な事実」」」

 

「はい」

「さあ3度目の対決だプリキュア」

 

「「ああまた変な怪物がリフレインと合体してる」」

 

先輩プリキュア達代表して2人が言う。

 

「いや、これは融合だ。これにより私は新たな力を得た。これを見ろ」

 

メガ降魔と融合したリフレインが攻撃すると、大地が赤黒く変色をし始めた」

 

「「ええ――大地がーー」」

 

「素晴らしいこの力があれば・・・」

 

「さて、プリキュア達よ消えたミラクルンの事を教えて貰おうか?」

 

「「ええ――ミラクルンが消えたのーー」」

 

先輩プリキュア達はリフレインの言葉に驚いていた。

 

「リフレイン何故、ミラクルンが消えたと知ってるの?」

 

「フフ、流石だなキュアグレース。だが私は進化したのだよ」

 

「進化したですって」

 

「そうその通りだ、キュアフォンテーヌ私は君達の時間を戻した後にミラクルンが次元の穴を見つけてそこに行こうとした時に私の前に次元の穴から怨霊と言ってもいい魂を私は吸収したのだ」

 

「「ええ――」」

 

「「「やっぱり融合世界の降魔の力とメガビョーゲンの力がリフレインと言う素体に2つの力が融合したんだね」」」したのね」

 

「ほう、お前達はこの力が流れて来た世界の事を知っているようだな」

 

「知ってるけどリフレイン貴方にはその世界には行かせない」

 

!!

 

「成程キュアグレースお前はいや、お前達3人はメガ降魔を見るのは初めてではないのか?」

 

「そうかそう言う事か、キュアグレースお前は異世界に行った事がありそこでメガ降魔と戦った事があるのだな」

 

「「ええ――それ本当なの?グレース」」

 

先輩達がリフレインの話を聞き驚いてグレースに確認する。

 

「ええ、事実です先輩ですので今のメガリフレインにはメガビョーゲンの力も使えるので十分気をつけてください」

 

「「了解」」

 

そしてプリキュア達とメガリフレインの戦いが始まった。

 

「「「ええーー」」」

 

「ダグラス社長の魂が原作世界のキュアグレース達の敵の中にいたの」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帰還後の話し合いとそれぞれの準備2

「そうかそう言う事か、キュアグレースお前は異世界に行った事がありそこでメガ降魔と戦った事があるのだな」

 

「「ええ――それ本当なの?グレース」」

 

先輩達がリフレインの話を聞き驚いてグレースに確認する。

 

「ええ、事実です先輩ですので今のメガリフレインにはメガビョーゲンの力も使えるので十分気をつけてください」

 

「「了解」」

 

そしてプリキュア達とメガリフレインの戦いが始まった。

 

「「「ええーー」」」

 

「ダグラス社長の魂が原作世界のキュアグレース達の敵の中にいたの」

 

響が直哉に聞く。

 

「ええ、そうですよ。響さん」

 

「しかし何という運命の悪戯なんでしょうね」

 

「京極と黙示録の三騎士に殺された、ダグラス社長の魂が異世界に存在してプリキュアの敵になるなんて」

 

「まあ、そこは僕も驚きましたが、何とかプリキュアの敵であるリフレインを浄化した時に一緒に、ダグラス社長の魂が中心世界にある奇跡を起こしたんです」

 

「「「ある奇跡を」」」」

 

「そうです」

 

「なら直哉は京極と黙示録の三騎士が動いてもても良いように大神を迎えに行ってくれない?」

 

「え、どういう事ですか?」

 

「実はね、米田達の退院が少し早まってね、恐らくもう1つのすこやか市で浄化されたダグラス社の社長の魂が現在の帝国華撃団にいい意味での干渉が起こったのよ」

 

「成程」

 

「確かに現在の帝国華撃団の指揮を任せるには大神さんが必要ですね」

 

「しかしもう1つのすこやか市での戦いにより、融合世界のヤフキエル事変の起きる前にそんな影響が出るとは、思いませんでしたよ」

 

直哉がそう言う。

 

「そう言う事ならトワとレイは、2つの帝国華撃団の共闘で京極と黙示録の三騎士を倒す方向で行くんですか?」

 

「そうだな先に改変したのは京極と黙示録の三騎士のせいで偶然だが、リフレインという奴に吸収された事である意味ダグラス社の社長の野望は潰えたからある意味ヤフキエル事変は終わったようなものなのだ」

 

「確かにそう言われてると、後は混乱の元凶である京極と黙示録の三騎士を倒すだけですね」

 

「そう言う事で、僕はこの後大神さんを迎えに行くんですよ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「信じられないと言うか・・・そんな形で現在の帝国華撃団復活が、早くなるなんて」

 

のどかと神山がそう言う。

 

「ですが、この出来事は事実で、レイさんもトワさんもプリキュアの浄化技を受けてダグラス社長の魂が改心をした為に起きた奇跡と考えているようです」

 

「個人的にはその解釈には無理があると思いますが・・・実際に起きている事ですから」

 

「「「「確かに」」」」

 

「そして、レイさんとトワさんは決めたんですよ。京極と黙示録の三騎士との戦いを現在の帝国華撃団と新生帝国華撃団の共闘で倒す事を」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「2人からの京極と黙示録の三騎士へのプレゼントみたいですよ」

 

「「あはは、そうなんだ」」

 

直哉の言葉に響とのどかがそう言う。

 

その後直哉は大神を迎えに行く為に、簡易ゲートを使い巴里へやって来た。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紫藤直哉再び巴里へ1 大神一郎を迎えに前編

太正15年12月下旬・・・

 

直哉は1人で再び巴里に来ていた。

 

その目的は、大神一郎を帝都に戻す為である。

 

「また巴里に来る事になるなんて思わなかったなあ」

 

「初めて会った時大変だったな」

 

直哉はそう言いながら巴里の街を歩きながら思い出していた。

 

「それはご自分で頼んでみては?特殊遊撃部隊の司令官は先程入っていた立花響君と共にシャノワールの地下司令室にいますよ」

 

!!

 

「何だってーー」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

迫水の言葉を聞いて驚くグラン・マとエリカ達だった。

 

迫水大使に言われ、グラン・マ達がその周囲を見ると1人の青年紫藤直哉18歳バージョンがいた。

 

「初めましてライラック婦人、自分が特殊遊撃部隊の総司令をしている紫藤直哉と言います」

 

「「若いな」」

 

「ええ、自分は今18歳ですので、帝国華撃団や巴里華撃団に比べたら若造が司令を務めてますけどね、ご不満があるのでしょうか?」グリシーヌさんとロベリアさん」

 

!!

 

「あいつ私達の名前を知っている」知っていやがる」

 

「グリシーヌさんとロベリアさんだけではありませんよ。そこのちびっ子はコクリコさん。赤い修道服を着ているのが、エリカさんそして最後の人が花火さんですよね」

 

「うわあ、凄い全部当たってますよ」

 

エリカが1人大はしゃぎをする。

 

「気に入らないね、そう言うやり方をする奴は」

 

「ロベリアさんすみませんね。僕達特殊遊撃部隊の敵は、巴里華撃団の本来戦うべき相手以外を特殊遊撃部隊の敵として戦うのです」

 

「巴里華撃団の本来の敵以外が特殊遊撃部隊の敵と言う意味はどういう事なんだい?」

 

「簡単に言えば、今凱旋門に出ている異形の怪物と言うノイズは、本来はこちらの世界にはいない存在なんです」

 

「「「「「何だって――」」」」」」

 

「あの時はさくらさん達と巴里華撃団のやり取りで知ったなんて言える状況じゃなかったなあ」

 

「明らかにグリシーヌさんとロベリアさんは、敵意を持ってたからなあ」

 

「あれからこちらの世界の時間で3ヶ月くらいなんだよな」

 

「なら直哉は京極と黙示録の三騎士が雨後おいても良いように大神を迎えに行ってくれない?」

 

「え、どういう事ですか?」

 

「実はね、米田達の退院が少し早まってね、恐らくもう1つのすこやか市で浄化されたダグラス社の社長の魂が現在の帝国華撃団にいい意味での干渉が起こったのよ」

 

「成程」

 

「確かに現在の帝国華撃団の指揮を任せるには大神さんが必要ですね」

 

「しかしもう1つのすこやか市での戦いにより、融合世界のヤフキエル事変の起きる前にそんな影響が出るとは、思いませんでしたよ」

 

直哉がそう言う。

 

「今回はそう言う依頼を受けてるけど・・・まさかトワがあれだったら巴里華撃団の参加も良いわよと言うとは」

 

「そして2度目の死を迎えたのだが手筈通りに金剛とダグラス社の社の雇っていた黙示録の三騎士の暗躍によりブレント・ファーロングを殺し奴の計画を私が奪ったのだよ」

 

「成程つまり京極圭吾貴方はゲンアンと言う人物に生き返せて貰った時に今回の事件が起きるのを知りゲンアンに頼んだのですね?今回の事件にあわせて復活出来るように」

 

「そうだ、ブレント・ファーロングと言う若造に帝都をくれてやれるか、帝都を魔都に変えるのは私の役目だからな」

 

「それほど、京極と黙示録の三騎士にやられた事がショックのようですねトワは」

 

「あ、直哉さんどうして巴里にいるんですか?」

 

その時直哉はエリカと出会った。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紫藤直哉再び巴里へ1 大神一郎を迎えに中編

「成程つまり京極圭吾貴方はゲンアンと言う人物に生き返せて貰った時に今回の事件が起きるのを知りゲンアンに頼んだのですね?今回の事件にあわせて復活出来るように」

 

「そうだ、ブレント・ファーロングと言う若造に帝都をくれてやれるか、帝都を魔都に変えるのは私の役目だからな」

 

「それほど、京極と黙示録の三騎士にやられた事がショックのようですねトワは」

 

「あ、直哉さんどうして巴里にいるんですか?」

 

その時直哉はエリカと出会った。

 

「あ、エリカさんお久しぶりです」

 

「大神さん帝国華撃団からの通達来てますよね?」

 

「ああ、それは・・・10月に来てたんだが、俺とエリカ君が異世界に跳ばされて異世界から戻って来たのが2週間前なんだ」

 

「何ですって!!」

 

「どうも君達が異界事変に巻き込まれたその後に新たな異界事変に俺とエリカ君が巻き込まれたようで、別世界のさくら君達や君とプリキュアを知る人物達もいたから」

 

「そうですか・・・」

 

「そう言う事でしたら、僕が簡易ゲートでそちらに行きます」

 

「そうかいそうしてくれると助かるよ」

 

「今回この報告を受けたので、後帝国華撃団の依頼で大神さんを迎えに来たんです」

 

「ああ、成程そうなんですね」

 

「そう言う訳なんですけど、大神さんはシャノワールにいますか?」

 

「いますよ、今はグラン・マに呼ばれてますよ」

 

「わかりましたそれでは、支配人室に行きますね」

 

そう言って直哉は、エリカと別れた。

 

その頃大神は・・・」

 

「そんな状況になってるのかい?帝都が?」

 

「ええ、今朝直哉さんから俺を迎えに行くと言った時にそう言ってました」

 

「まさかムッシュ大神がこちらに来る前に倒した敵が蘇りその敵が本来帝国華撃団と戦う筈だった敵を倒しただなんて、信じられないよ」

 

「ええ、俺も信じれないので直哉さんに映像を送って貰いました」

 

大神がそう言い、映像を再生した。

 

 

「どちらにせよ僕達は、今回の潜入で京極とダグラス社の関係を示す物を探さなければ・・・」

 

「そんな事はさせんぞ特殊遊撃部隊」

 

!!

 

「やはり復活していたか京極圭吾さん」

 

「ああ、そうだ俺はあの時ゲンアンと名乗る者によって奴の計画である大神抹殺計画の一部として戦い・・・」

 

「そして2度目の死を迎えたのだが手筈通りに金剛とダグラス社の社の雇っていた黙示録の三騎士の暗躍によりブレント・ファーロングを殺し奴の計画を私が奪ったのだよ」

 

「成程つまり京極圭吾貴方はゲンアンと言う人物に生き返せて貰った時に今回の事件が起きるのを知りゲンアンに頼んだのですね?今回の事件にあわせて復活出来るように」

 

「そうだ、ブレント・ファーロングと言う若造に帝都をくれてやれるか、帝都を魔都に変えるのは私の役目だからな」

 

映像終了・・・

 

「「・・・」」

 

「信じられないけど、この映像が証拠と言うのも納得せざるえないね」

 

「ですね」

 

「ですが、これが今の帝都で起きている事件の事実ですよ」

 

「グラン・マさんと大神さん」

 

!!

 

「もう来たのかい?ムッシュ紫藤」

 

「ええ、来ましたよグラン・マさん」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紫藤直哉再び巴里へ1 大神一郎を迎えに後編

「成程つまり京極圭吾貴方はゲンアンと言う人物に生き返せて貰った時に今回の事件が起きるのを知りゲンアンに頼んだのですね?今回の事件にあわせて復活出来るように」

 

「そうだ、ブレント・ファーロングと言う若造に帝都をくれてやれるか、帝都を魔都に変えるのは私の役目だからな」

 

映像終了・・・

 

「「・・・」」

 

「信じられないけど、この映像が証拠と言うのも納得せざるえないね」

 

「ですね」

 

「ですが、これが今の帝都で起きている事件の事実ですよ」

 

「グラン・マさんと大神さん」

 

!!

 

「もう来たのかい?ムッシュ紫藤」

 

「ええ、来ましたよグラン・マさん」

 

「先程の映像のように、本来なら特殊遊撃部隊の敵として対応する予定でしたが、何を思ったのか自分の上司が・・・」

 

「あ、そうだこの戦い大神と巴里華撃団も参加させてね」

 

「と言って僕達は準備を始めたんですが・・・急にそう要請が来て驚きますよね」

 

「ああ、それは・・・驚いたね」

 

「特殊遊撃部隊の上司は、参加前提で話をしていますが、巴里華撃団側の意見を考慮もするので安心してください」

 

「良いのかい?こちらとしては嬉しいけど」

 

「良いんですよ巴里もあの戦いから時間がそれほど経っていないんですし」

 

そして、大神とエリカは、最深部に向かう過程で、コクリコ&花火、グリシーヌ、ロベリアの順で、合流をして、オーク巨樹最深部手前で、ピエロ少年サリュが操る蒸気獣オパドが現れた。

 

そして、戦いはサリュの乗る蒸気獣オバトの敗北となった。

 

「馬鹿なこんな事があっていいはずはないんだ」

 

 

そしてサリュは、最終手段を使った。

 

 

ピエロ少年サリュとオパドを倒した直後サリュは、最後の力を使い、オーク巨樹と融合し、絶対神ガルニエとなっていた。

 

 

そして巴里華撃団の最後の攻撃が、始まろうとしていた。

 

「正義」

 

「友情」

 

「勝利」

 

「平和」

 

「そして、愛」

 

「消えろ巴里に仇名す敵よ」

 

そしてガルニエは、攻撃を受け次第に消滅していく。

 

「馬鹿なこの僕が消える」

 

そしてサリュも消えていく。

 

巴里に平穏が戻った瞬間だった。

 

直哉に言われ、大神とグラン・マはその当時の事を思い出していた。

 

「「確かに」」

 

「大神さんに関しては、また異世界に跳んだと言う報告をつい最近受けましたけど」

 

「え、そうなのかい?ムッシュ」

 

「ええ、そうなんですよ。グラン・マ」

 

「どうやら今回大神さんが巻き込まれた事件の間の巴里華撃団は、大神さんがいる様に見せていたようですね」

 

「「成程」」

 

「異世界については後日聞かせて貰うとして今はこちらの上司の無茶ぶりに参加しますか?」

 

「ねえムッシュ、ムッシュ紫藤の上司はそんなに無茶ぶりをするのかい?」

 

「え、ああかなりしますね。そのせいで直哉さんは死にかけた事もあるようですよ」

 

「そんなにかい」

 

「ええ、後最低限の仕事をした後は、全て現場任せみたいですよ」

 

「まあ、その辺はどこも一緒だね」

 

「あの大神さんとグラン・マさん?何を話しているんですか?小声で」

 

『ああ、何でもないんだ。ただ巴里華撃団が、帝国華撃団と共闘しても良いのかと思ってね」

 

「ああ、それは・・・問題ないですよ。両華撃団の隊長が大神さんなので」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第25章 第2部 神達の介入と変化するヤフキエル事変編
紫藤直哉再び巴里へ2 


「ねえムッシュ、ムッシュ紫藤の上司はそんなに無茶ぶりをするのかい?」

 

「え、ああかなりしますね。そのせいで直哉さんは死にかけた事もあるようですよ」

 

「そんなにかい」

 

「ええ、後最低限の仕事をした後は、全て現場任せみたいですよ」

 

「まあ、その辺はどこも一緒だね」

 

「あの大神さんとグラン・マさん?何を話しているんですか?小声で」

 

『ああ、何でもないんだ。ただ巴里華撃団が、帝国華撃団と共闘しても良いのかと思ってね」

 

「ああ、それは・・・問題ないですよ。両華撃団の隊長が大神さんなので」

 

「え、どういう事ですか?直哉さん」

 

「ああ、それは・・・現在大神さんの立場は巴里華撃団の隊長ですが、自分が大神さんの迎えに来た時点で大神さんの立場は特殊遊撃部隊になっているんですよ。つまり巴里華撃団の隊長である大神さんが望めば巴里華撃団の隊長として特殊遊撃部隊の事件に参加する事も可能ですよ」

 

「ええ――」

 

「そうなのかい?」

 

「そうですね特殊遊撃部隊の上がそう言ってますから」

 

「本当にいい意味でムッシュに教えられたよ。巴里の伝統なんて関係なく自分が住んだ街での思い出を守りたいなんてさ」

 

「そうですねグラン・マ」

 

「大神君は僕の想像を超える男だと思いましたよ」

 

「そうなのかい?ミスター迫水が選んだからこれぐらい出来るのが普通ではないのかい?」

 

「いえ、帝国華撃団の頃の大神君は、隊長として頑張るというイメージでしたが、巴里に来た大神君は自然体だったので驚きましたよ」

 

「成程、私はあれがムッシュ大神の性格と思ってたんだけど違うんだね」

 

「ええ、恐らくですが大神君があそこまで鍛えたのは特殊遊撃部隊でしょうね」

 

「そうなのかい?なら巴里華撃団全員を特殊遊撃部隊に預けて強化して貰うのも悪くないね」

 

「そうですね」

 

「以前グラン・マさんと迫水さんが言っていた、巴里華撃団の強化案で特殊遊撃部隊を使うと言うのも今なら可能だと思いますよ」

 

!!

 

「本当かい?」

 

「今回巴里華撃団の参加も良いとの事でしたしもしかすると試験なのかも知れませんね」

 

「試験だってー」

 

「ええ、以前も言いましたが・・・」

 

「成程、つまり特殊遊撃部隊とは、世界のバランスが崩れ鮭た時に介入する部隊と思っていいんだね」

 

「ええ、そうですねただ先程も言いましたが、特殊遊撃部隊はあくまでもその世界における異世界の敵対戦力が特殊遊撃部隊の敵となるので」

 

「巴里の怪人達と貴女達巴里華撃団の戦いには干渉しないので安心して下さいね」

 

「さて僕はこれで失礼しますね」

 

「・・・待っておくれ」

 

直哉が、シャノワールの地下司令室を出ようとした時グラン・マが直哉を呼び止めた。

 

「何でしょうか?ライラック婦人」

 

「お願いだよ。特殊遊撃部隊に巴里華撃団に協力してほしいんだよ」

 

「ふむ・・・協力ですか?しかし内容によりますね」

 

「受けるか受けないかを決めるのは」

 

「確かに言ってたね」

 

「でもどうして今頃になって巴里華撃団の参加が許されたんだい?」

 

「ああ、それは・・・今回の帝都での戦いの後に巴里華撃団が、大神さんの出撃命令を受けて帝都に来るイベントがあるんですが、今回の大きな改変によりどうなるかわからないので、今回のこのタイミングで大神さんと巴里華撃団を帝都に呼べばその後の流れが安定するとの事ですので」

 

「「成程」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワの要請について前編

「何でしょうか?ライラック婦人」

 

「お願いだよ。特殊遊撃部隊に巴里華撃団に協力してほしいんだよ」

 

「ふむ・・・協力ですか?しかし内容によりますね」

 

「受けるか受けないかを決めるのは」

 

「確かに言ってたね」

 

「でもどうして今頃になって巴里華撃団の参加が許されたんだい?」

 

「ああ、それは・・・今回の帝都での戦いの後に巴里華撃団が、大神さんの出撃命令を受けて帝都に来るイベントがあるんですが、今回の大きな改変によりどうなるかわからないので、今回のこのタイミングで大神さんと巴里華撃団を帝都に呼べばその後の流れが安定するとの事ですので」

 

「「成程」」

 

「混乱した流れを戻すには一時的にそれ以上の混乱させて世界の時間を勘違いをさせると言う事ですね」

 

「ええ、そうらしいです。自分もそう聞いたので」

 

「でもその発想はないよ。普通なら余計に混乱が増すのに、でも本当に巴里華撃団の皆が帝都に行くのかい?」

 

「それは間違いないですね」

 

そう言って直哉はグラン・マ達にある映像を見せた。

 

!!「いい、エリカ君話が違うだろ?グラン・マの依頼の事を、直哉君に伝えるんだろう?」

 

大神は、エリカにここに来た理由を教えた。

 

「あ、そうでした。直哉君グラン・マがこの本を直哉君に見せて欲しいと言って持ってきました」

 

「・・・本ですか、わかりました。大神さん、エリカさん支配人室に行きましょう」

 

そして、3人は支配人室に向かった。

 

そのころさくらは、上野公園に来ていた。

 

「まさかこんなに早くに、大河新次郎君が、帝国華撃団に配属されるなんて、思わなかったわ」

 

「あ、丁度きたみたいね、あのー貴方は大河新次郎君ですか?」

 

「あ、貴女は、真宮寺さくらさん?どうしてここにいるんですか?」

 

「それは、貴方を迎えに来たからです。さあ大帝国劇場に参りましょう」

 

「はいわかりました」

 

当初の予想より早い大河新次郎の帝国華撃団への着任。果たしてこれからどうなるのか?

 

そして、エリカが持って来た、1冊の本の内容とは?

 

支配人室・・・

 

「それでエリカさん。この本なんですね?」

 

「はい、どうぞ」

 

「直哉君この本は、何なんだい?」

 

 

「ああ、大神さんこの本は単なる帝都の歴史を纏めた本ですよ」

 

「そうなのかい?エリカ君が持って来たんだから、凄い本かと思ったよ」

 

「大神さん巴里の事件覚えてますよね」

 

「ああ、覚えてるカルマール達のだろ」

 

「あれはパリと言う土地の怨霊的な存在でしたね、帝都で言えば、降魔や、空中要塞武蔵が、それに当たります」

 

「グラン・マ夜迫水大使は、帝都で三度大きな戦いが起きることを危惧して、この本を送ってくれたんですよ」

 

「成る程直哉君君は、おきると思ってるのかい?」

 

映像中断・・・

 

「「これは」」

 

「この映像は、僕達の住んでいる世界とは違いますが、この事件はヤフキエル事変後に起きている事件なのです」

 

「「・・・」」

 

「まあ簡単には信じられないと思いますが・・・」

 

「ああ、それは・・・自分以外の自分を見るのに驚いたので」

 

「ああ、そう言う事ですか大神さん」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワの要請について中編1

「あれはパリと言う土地の怨霊的な存在でしたね、帝都で言えば、降魔や、空中要塞武蔵が、それに当たります」

 

「グラン・マ夜迫水大使は、帝都で三度大きな戦いが起きることを危惧して、この本を送ってくれたんですよ」

 

「成る程直哉君君は、おきると思ってるのかい?」

 

映像中断・・・

 

 

「「これは」」

 

「この映像は、僕達の住んでいる世界とは違いますが、この事件はヤフキエル事変後に起きている事件なのです」

 

「「・・・」」

 

「まあ簡単には信じられないと思いますが・・・」

 

「ああ、それは・・・自分以外の自分を見るのに驚いたので」

 

「ああ、そう言う事ですか大神さん」

 

「ああ、これは私も驚いたね。まさか昔の世界で今と同じ事件が起きていたとはね」

 

大神とグラン・マが驚いていた。

 

「全てが同じと言うわけではありませんけどね、簡単に言うならこちらの世界にはプリキュアの存在がありますが、あちらには存在していません」

 

「「そうなのか」そうなのかい?」

 

「ええ、そうです」

 

「のどかちゃん達やまなつちゃんが、融合世界からの付き合いだったのか?」

 

「ええ、そうですねもう1つの映像を見て下さいグラン・マさん」

 

「よーし皆、隊長に一撃入れて直哉に昼飯とプレゼントを貰うぞ」

 

「「「「「「「おーー」」」」」」」

 

 

「皆、大神さんを守って勝つよ」

 

 

「のどかちゃん達そこまで俺の心配を・・・」

 

 

「そうだね大神さんを守らないと、直哉っちの財布がピンチになるもんね」

 

「あらーーそっちの心配が優先か・・・まあ、彼女達がそう言うのもわかるな。直哉さんは俺達のすこやか市に滞在するのにかなりの金額を使っている筈だからな」

 

 

 

「俺も今回は直哉さんの財布を守るぞ」

 

 

模擬戦開始3分経過・・・

 

 

「ねえ直哉君今回の模擬戦する意味あるの?」

 

「ええ、ありますよ。プリキュアとヒーリングアニマルにとっては生きた霊力攻撃を受けるチャンスですし、帝国華撃団にとってはある種のトラウマがありますからね、プリキュアも帝国華撃団にとっては異世界の力ですし」

 

 

「ああ、帝国華撃団のトラウマは私達が助けた時の事?」

 

「そうですよエステルさん」

 

「そうですね。短期で決まるなら、チームワークのプリキュアチームで、長期戦になるなら場慣れの多い帝国華撃団ですね」

 

 

「でも直哉君プリキュアチームの勝利条件は、制限時間時間まで大神さんを守るんだから、帝国華撃団が有利なのでは?」

 

「普通に考えたらそうですが、見てください響さん。帝国華撃団有利になるとしたら光武改等の霊子甲冑があればと思いませんか?」

 

 

「あ、そう言えば」

 

 

「それに、この模擬戦には僕と響さんが出す昼食代が決まりますからね」

 

 

「え、直哉君が出すんじゃ?」

 

 

「ええ、出しますよですが、もし帝国華撃団が勝てばですけど、一応僕は勝者に奢る事になってますから」

 

 

「うんそうだね」

 

 

「仮にプリキュアチームが勝った場合負けた方は自腹ですが、帝国華撃団がこちらのお金を持っていません」

 

「ふんふん」

 

 

「僕以外でこちらのお金を持っているのは・・・」

 

「・・・私が払うの――」

 

映像終了・・・

 

「何だって――帝国華撃団とプリキュアと言う女の子が模擬戦をしたのかい?」

 

「はい」

 

「それで結果は?」

 

「それは・・・帝国華撃団の敗北でした」

 

直哉の代わりに大神がグラン・マに伝える。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワの要請について中編2

「仮にプリキュアチームが勝った場合負けた方は自腹ですが、帝国華撃団がこちらのお金を持っていません」

 

「ふんふん」

 

 

「僕以外でこちらのお金を持っているのは・・・」

 

「・・・私が払うの――」

 

映像終了・・・

 

「何だって――帝国華撃団とプリキュアと言う女の子が模擬戦をしたのかい?」

 

「はい」

 

「それで結果は?」

 

「それは・・・帝国華撃団の敗北でした」

 

直哉の代わりに大神がグラン・マに伝える。

 

「信じられないね、いくら不思議パワーを持っているとはいえ民間人に帝国華撃団の8人が負けるなんて・・・」

 

「ですが事実です。グラン・マ」

 

大神がそう言う。

 

「ああ、ここにいたのか隊長にグラン・マ」

 

その時巴里華撃団のメンバーが全員がやって来た。

 

「グリシーヌ達こそどうしたんだい?」

 

「ああ、それは・・・エリカが紫藤直哉が来てると言ってたのでなお礼を言いにな」

 

「お礼ですか?」

 

「ああ」

 

「うおお、本当に焼けたぞ。こんな小さい箱なのに」

 

ロベリアは電子レンジを見て驚く。

 

「凄いよ皆この箱に預言者がいる」

 

「「「「ええ」」馬鹿な預言者などあてになるものか」そうだな」

 

「この後00地区では急な雷雨に注意して下さい」

 

暫くして・・・

 

巴里華撃団のいるホテルでは天気予報通り急な雷雨が降り出した。

 

「「「「「「ええーー」」」」」

 

「馬鹿なあの預言者は未来がわかるのか?」

 

「ありえねえだろ。私以上の怪物を私は見たぞ」

 

「・・・ただの天気予報なんだけど。巴里華撃団の存在していた頃には天気予報をここまで正確に当てる事は出来なかったのかな?」

 

未来が心の声でつぶやく。

 

暫くして響が戻って来た。

 

「ただいま未来」

 

「あ、お帰り響」

 

「未来エリカさん達はどうしてる?」

 

「うん、御覧の通りテレビに夢中だよ」

 

「ふふ、やっぱり太正の人には、こちらの世界は刺激が強いみたいだね」

 

「そうみたいよ。テレビでしてた天気予報が当たった時凄かったし」

 

「そうなんだ」

 

「異世界で、さまざまの経験や戦いを通してな勉強になったしな」

 

「でもあれは・・・」

 

 

「それでライラック婦人。決まりました?巴里華撃団の5人の異世界で何を強化してほしいのか」

 

「ああ、それは、紫藤直哉貴方が決めてくれないか?」

 

「それは無理ですね。巴里華撃団総司令と言う立場にいるのはライラック婦人なのですから貴女が大本の方針を言って貰わないと、一時的に預かるこちらとしても計画が立てられませんから」

 

「そうなのかい?すまないねえ。ならあの子達に異世界旅行をさせてあげてくれないか?」

 

「あの子達は漸く解放されたからね。パリシイから」

 

「成程その世界では1つの戦いが終わったからの旅行なのだな」

 

「そう言う事です。ですのでシンフォギア世界での常識を超えての奇行に見える行動をするかも知れませんがそこは、協力をお願いするかも知れません」

 

「ああ、わかった。響君」

 

「それでは私は、これで失礼をします」

 

「グラン・マさんの依頼ですしお礼を言われるのは違うと思いますけど」

 

直哉がそう言う。

 

「違いませんよ直哉さん。経緯がどうあれ直哉さんが許可をくれたから行けたんですよ私達」

 

「エリカが真面目に喋ってる」

 

「こりゃ明日は雨だね」

 

「酷いよコクリコにロベリアさん」

 

「それで直哉さんはどうして巴里にいるんですか?」

 

花火が直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・大神さんのお迎えと、特殊遊撃部隊の上司の要請を巴里華撃団が受けるかを聞きに来たんですよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワの要請について後編

「エリカが真面目に喋ってる」

 

「こりゃ明日は雨だね」

 

「酷いよコクリコにロベリアさん」

 

「それで直哉さんはどうして巴里にいるんですか?」

 

花火が直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・大神さんのお迎えと、特殊遊撃部隊の上司の要請を巴里華撃団が受けるかを聞きに来たんですよ」

 

「え、それはどういう事ですか?」

 

エリカが直哉に聞く。

 

「ええ、実はもうすぐ帝都で事件が起きるんですが、その事件は大きな改変により本来の黒幕が改変により黒幕を奪われたんですよ」

 

「一体誰にやられたのだ?」

 

「それは・・・元陸軍大臣京極と黙示録の三騎士によってですね」

 

!!

 

「待てよ、京極と言えば隊長が巴里に来る前に倒したんじゃねえのか?」

 

ロベリアがそう言う。

 

「ええ、ロベリアさんの言う通り京極は・・・」

 

 

「行くぞ京極圭吾これで貴様を倒す!!」

 

「ぬう!!来るか、帝国華撃団」

 

「「大神さん皆行きますよ」」

 

「帝都に我等のいるかぎり」

 

「悪の栄えることはなし」

 

「たとえどんなに苦しい戦いでも」

 

「自分自身の力と」

 

「愛する力で戦う」

 

「そして勝利を掴むまで」

 

「僕たちは、決して負けない」

 

「それが帝国華撃団だぜ」

 

 

「俺たちは正義だ!!

 

「悪を蹴散らし、正義を示せ!!」

 

 

「絶」

 

「対」

 

「正」

 

「儀」

 

「帝」

 

「国」

 

「華」

 

「撃」

 

「団」

 

 

「ぐおおおお。この私が、負けるだとーー」

 

神王は、花組全員による一斉攻撃により、沈黙した。

 

「フフ、流石だ、帝国華撃団、だが私を倒した所で、何も代わらんぞ、何故なら何れまた、帝都に悪意を持つ者が現れるだろう」

 

「せいぜい、その時まで、この薄汚れた帝都での平和を楽しむがいい」

 

京極がそう言った直後、神王は爆発をし始めた。

 

京極は爆発の中で自分の身が燃えてるにも、関わらず、不敵な笑みを最後まで浮べていた。

 

そして空中要塞武蔵も、神王の爆発で崩壊を始めていた。

 

「こうして京極は倒されたのですが」

 

「成程その京極と言う人を生き返らさせたのが直哉さんの言っていた。黙示録の三騎士と言う事ですね?」

 

花火がそう言う。

 

「そうですよ」

 

「成程つまり京極圭吾貴方はゲンアンと言う人物に生き返せて貰った時に今回の事件が起きるのを知りゲンアンに頼んだのですね?今回の事件にあわせて復活出来るように」

 

「そうだ、ブレント・ファーロングと言う若造に帝都をくれてやれるか、帝都を魔都に変えるのは私の役目だからな」

 

「生き返った京極が自分で自分に言いましたからね」

 

「そこまでの執念は凄いな」

 

「けっなんか気に入らねえな。やられたんならもう出てくんなよ」

 

「何でそこまで自分でしたいのかな?」

 

「私が成仏させてあげますよ京極さん」

 

「あはは、グラン・マどうします?」

 

「仕方ないね・・・これから巴里華撃団は帝都に出撃するよ。皆準備を急ぐんだよ」

 

「「「「「了解」」」」」

 

そして、エリカ達は出撃を始めた。

 

その頃帝都では、京極と黙示録の三騎士とは別の存在が異世界からやって来ていた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ブルー達と新たな闇の欠片

特殊遊撃部隊が、変異ヤフキエル事変の対応をしている頃ブルーとジェントルーの2人は・・・

 

「良いのか?ブルーこの世界のレシピッピを奪わなくて」

 

「ああ、今は良い今動いても世界が滅びるのを手伝うだけだぞ」

 

「それは聞いたが、実績がなければ私は・・・」

 

「そう慌てるなジェントルー確かに悪の組織にいる以上そう言う事を考えるだろうが、この世界に来てからブンドル団と連絡取れたか?」

 

「それは・・・取れていない」

 

「なら、慌てなくて良いと思うがな」

 

「だが、奴がいる」

 

ジェントルーがそう言い思い出す。

 

 

「500キロカロリーパンチ!!」

 

「ウバ・・・ウゾ」

 

「良いわよ。プレシャスレシピッピが2体捕まってるけど何とか、プレシャスだけでも行けそうね」

 

「ジェントルレシピッピを返して貰うよ」

 

「ふん、お前達もう勝った気でいるのか?」

 

「「どういう事よ」」

 

「私は、お前達がこのフィールドを作るのを待っていたのだ。キュアプレシャスに確実に勝つ為に」

 

「行きなさいナノビョーゲン」

 

!!

 

「そ、それは・・・」

 

ジェントルがそう言い放たれたナノビョーゲンに感染された岩が、メガビョーゲンに進化した。

 

「あはは、どうだこのメガビョーゲンを浄化出来るプリキュアはこのフィールドをの中にはいないぞ。どうするプリキュア?」

 

「どうしょうマリちゃん?」

 

「困ったわこのままだとどちらか一方しか浄化が出来ないわ」

 

「その心配はないラビ」

 

「安心するペン」

 

「岩型のメガビョーゲンは俺達に任せろニャン」

 

!!

 

「なっお前達がどうしてこのフィールド内にいるキュアグレース達」

 

ジェントルが怒りの感情をぶつける。

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

「あれれ、私達貴女と直接会うの初めてなのに?どうして名前を知ってるのかな?」

 

スパークルがジェントルに聞く。

 

「う、それは・・・」

 

「ともかく助かったわ。これで2体纏めての浄化が可能よ」

 

そして互いの浄化技が発動した。

 

「プリキュア!プレシャス・トライアングル!」

 

「オナカイッパーイ」

 

「ごちそうさまでした」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「成程な・・・!! ジェントルーこれ以上は感情を出すな」

 

「どうした?ブルー」

 

「いや、厄介な物があったからな」

 

「厄介な物だと」

 

「ああ」

 

「おいおい何で憑依の実が融合世界にあるんだよ。トワが言っていたあの異界事変の影響か?最悪これ1つみたいだからまだいいが・・・」

 

そう言ってブルーはトワから聞いた話を思い出す。

 

 

「フフ、やはり貴女達も来ましたか特殊遊撃部隊」

 

「特殊遊撃部隊とは一体何なんだ?」

 

真宮寺直哉が治療を受けながら考えていると・・・

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

 

「フフ、成程あれがイシュメルガとデボネアが言っていた力ですか」

 

カルマがそう呟く。

 

「カルマ、イシュメルガとデボネアとは何者だ?」

 

真宮寺直哉がカルマに聞く。

 

「ああ、遥か未来から来た私の協力者ですよ」

 

!!

 

「遥か未来から来た協力者だと」

 

「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「そうです。それで間違いないですね?花寺薫」

 

「薫ちゃんの名字が違う」

 

「その通りだよカルマ。よくそこまで融合世界の事を熟知してるね」

 

「イシュメルガとデボネアでも私の名字変更の事は知らなかったのに」

 

「融合世界?飛鳥ちゃんどういう事?」君達は幼馴染世界から来たんだよね」

 

「違いますよ。真宮寺直哉さん」

 

「おい、直哉しっかりしろ面倒な奴は倒されたんだ」

 

「そうよ直哉君後はカルマを倒せば・・・えっ」

 

その時千明は見た。光武F2が炭になる所を」

 

「いやあああ。巴里華撃団の皆が炭になったわ――」

 

「あはは、良いですね。ある程度制限がありますが、触れた物全部を炭に変える能力を持つノイズと言う兵器は」

 

「「「「「「何だと!!触れたら炭にされるだと」」」」」」

 

「一体どうやって倒すんだよ」

 

「安心して下さい皆さん」

 

「「だああああ」」

 

!!

 

「「「何だノイズが消滅していく」」」

 

「まさか、特殊遊撃部隊の奴等めシンフォギア奏者をこちらに連れて来たのか?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ブルーと管理者の神殿での話し合い前編

その時千明は見た。光武F2が炭になる所を」

 

「いやあああ。巴里華撃団の皆が炭になったわ――」

 

「あはは、良いですね。ある程度制限がありますが、触れた物全部を炭に変える能力を持つノイズと言う兵器は」

 

「「「「「「何だと!!触れたら炭にされるだと」」」」」」

 

「一体どうやって倒すんだよ」

 

「安心して下さい皆さん」

 

「「だああああ」」

 

!!

 

「「「何だノイズが消滅していく」」」

 

「まさか、特殊遊撃部隊の奴等めシンフォギア奏者をこちらに連れて来たのか?」

 

「融合世界の直哉達が直接カルマや憑依獣を見たのはあれが最初で最後と聞いていたが、もしかすると・・・京極と黙示録の三騎士関連でついて来たのかも知れんな」

 

そしてブルーはジェントルー一時別れ管理者の神殿に向かった。

 

管理者の神殿・・・

 

「失礼するぞレイ」

 

「おう、隼人どうした?ここに来るとは」

 

「ああ、それは・・・融合世界にあってはいけない憑依の実を見つけたから持って来た」

 

!!

 

「憑依の実だと」

 

「ああ」

 

隼人はレイに憑依の実を渡した。

 

「本当に憑依の実だな」

 

そう言いつつレイは憑依の実を枯らした。

 

「これで良いだろう」

 

「レイ一体どうして融合世界に憑依の実が出て来たんだ?」

 

隼人がレイに聞く。

 

「恐らくだが・・・」

 

「「ああまた変な怪物がリフレインと合体してる」」

 

先輩プリキュア達代表して2人が言う。

 

「いや、これは融合だ。これにより私は新たな力を得た。これを見ろ」

 

メガ降魔と融合したリフレインが攻撃すると、大地が赤黒く変色をし始めた」

 

「「ええ――大地がーー」」

 

「素晴らしいこの力があれば・・・」

 

「さて、プリキュア達よ消えたミラクルンの事を教えて貰おうか?」

 

「「ええ――ミラクルンが消えたのーー」」

 

先輩プリキュア達はリフレインの言葉に驚いていた。

 

「リフレイン何故、ミラクルンが消えたと知ってるの?」

 

「フフ、流石だなキュアグレース。だが私は進化したのだよ」

 

「進化したですって」

 

「そうその通りだ、キュアフォンテーヌ私は君達の時間を戻した後にミラクルンが次元の穴を見つけてそこに行こうとした時に私の前に次元の穴から怨霊と言ってもいい魂を私は吸収したのだ」

 

「「ええ――」」

 

「「「やっぱり融合世界の降魔の力とメガビョーゲンの力がリフレインと言う素体に2つの力が融合したんだね」」」したのね」

 

「ほう、お前達はこの力が流れて来た世界の事を知っているようだな」

 

「知ってるけどリフレイン貴方にはその世界には行かせない」

 

!!

 

「成程キュアグレースお前はいや、お前達3人はメガ降魔を見るのは初めてではないのか?」

 

「そうかそう言う事か、キュアグレースお前は異世界に行った事がありそこでメガ降魔と戦った事があるのだな」

 

「「ええ――それ本当なの?グレース」」

 

先輩達がリフレインの話を聞き驚いてグレースに確認する。

 

「ええ、事実です先輩ですので今のメガリフレインにはメガビョーゲンの力も使えるので十分気をつけてください」

 

「「了解」」

 

そしてプリキュア達とメガリフレインの戦いが始まった。

 

「何だと!!ダグラス社長の魂がもう1つのすこやか市で戦っている敵に憑依してただと」

 

「そうだその為次元の緩みが出来た時にこの憑依の実が融合世界に落ちたと見て良いだろう」

 

「しかし大丈夫なのか?想定外の事態ばかり起こるヤフキエル事変をクリアー出来るのか」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ブルーと管理者の神殿での話し合い後編

「「ええ――それ本当なの?グレース」」

 

先輩達がリフレインの話を聞き驚いてグレースに確認する。

 

「ええ、事実です先輩ですので今のメガリフレインにはメガビョーゲンの力も使えるので十分気をつけてください」

 

「「了解」」

 

そしてプリキュア達とメガリフレインの戦いが始まった。

 

「何だと!!ダグラス社長の魂がもう1つのすこやか市で戦っている敵に憑依してただと」

 

「そうだその為次元の緩みが出来た時にこの憑依の実が融合世界に落ちたと見て良いだろう」

 

「しかし大丈夫なのか?想定外の事態ばかり起こるヤフキエル事変をクリアー出来るのか」

 

「ああ、それは・・・大丈夫だ」

 

レイが話し出す。

 

「ふむ・・・協力ですか?しかし内容によりますね」

 

「受けるか受けないかを決めるのは」

 

「確かに言ってたね」

 

「でもどうして今頃になって巴里華撃団の参加が許されたんだい?」

 

「ああ、それは・・・今回の帝都での戦いの後に巴里華撃団が、大神さんの出撃命令を受けて帝都に来るイベントがあるんですが、今回の大きな改変によりどうなるかわからないので、今回のこのタイミングで大神さんと巴里華撃団を帝都に呼べばその後の流れが安定するとの事ですので」

 

「「成程」」

 

「混乱した流れを戻すには一時的にそれ以上の混乱させて世界の時間を勘違いをさせると言う事ですね」

 

「ええ、そうらしいです。自分もそう聞いたので」

 

「でもその発想はないよ。普通なら余計に混乱が増すのに、でも本当に巴里華撃団の皆が帝都に行くのかい?」

 

「それは間違いないですね」

 

そう言って直哉はグラン・マ達にある映像を見せた。

 

「これがトワのヤフキエル事変に対する対応だ」

 

!!

 

「馬鹿な。巴里華撃団をそのままヤフキエル事変に投入する気なのか」

 

「ああ」

 

「だが良いのか?そこまでしても」

 

「構わんさ先に京極と黙示録の三騎士が大きく変えてしまったからな。あくまでも今回のは、それに対する報復と巴里華撃団の特殊遊撃部隊の中での運用実験も兼ねているからな」

 

「成程パリシイの後に大久保長安が出てくる予定の筈だが、今回の京極と黙示録の三騎士が大きく変えた事で、ヤフキエル事変中に巴里華撃団を帝都に連れて来てその後に備えておくのか?」

 

「ああ、そう言う事だ」

 

「どのみち混乱している中心世界は、この後に封印状態にして世界を整える予定だからな」

 

「成程そう言う事か」

 

「そうだ、異界事変の影響を受けた2つのプリキュアの世界以上に異物が混じっているからな。隼人が見つけた憑依の実やそう言うものを完全に無くすための封印状態だからな」

 

「所で隼人お前は大丈夫か?」

 

「ああ、今の所過去の魂達の欠片は静かだからな」

 

「そうか、それなら良いが・・・」

 

「どうしたレイ?何を気にしている」

 

「いや、ここ数日中心世界で真宮寺直哉の気配を感じるんだ」

 

「何だと!!」

 

隼人はレイの言葉に驚いていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

隼人の驚き

「馬鹿な真宮寺直哉はトワが封印した筈だろう」

 

「ああ、そうだだが中心世界の混乱により抜け出した可能性がある」

 

「確かに今の中心世界の状況なら裏直哉が封印を破ったとしても驚かんな」

 

「そして2度目の死を迎えたのだが手筈通りに金剛とダグラス社の社の雇っていた黙示録の三騎士の暗躍によりブレント・ファーロングを殺し奴の計画を私が奪ったのだよ」

 

「成程つまり京極圭吾貴方はゲンアンと言う人物に生き返せて貰った時に今回の事件が起きるのを知りゲンアンに頼んだのですね?今回の事件にあわせて復活出来るように」

 

「そうだ、ブレント・ファーロングと言う若造に帝都をくれてやれるか、帝都を魔都に変えるのは私の役目だからな」

 

「フフ、流石だなキュアグレース。だが私は進化したのだよ」

 

「進化したですって」

 

「そうその通りだ、キュアフォンテーヌ私は君達の時間を戻した後にミラクルンが次元の穴を見つけてそこに行こうとした時に私の前に次元の穴から怨霊と言ってもいい魂を私は吸収したのだ」

 

「「ええ――」」

 

「「「やっぱり融合世界の降魔の力とメガビョーゲンの力がリフレインと言う素体に2つの力が融合したんだね」」」したのね」

 

「ほう、お前達はこの力が流れて来た世界の事を知っているようだな」

 

「知ってるけどリフレイン貴方にはその世界には行かせない」

 

!!

 

「成程キュアグレースお前はいや、お前達3人はメガ降魔を見るのは初めてではないのか?」

 

「そうかそう言う事か、キュアグレースお前は異世界に行った事がありそこでメガ降魔と戦った事があるのだな」

 

「「ええ――それ本当なの?グレース」」

 

先輩達がリフレインの話を聞き驚いてグレースに確認する。

 

「ええ、事実です先輩ですので今のメガリフレインにはメガビョーゲンの力も使えるので十分気をつけてください」

 

「「了解」」

 

そしてプリキュア達とメガリフレインの戦いが始まった。

 

「この2つの話を聞いた後だからな米田健二関連でも何かあったとしても不思議じゃないだろ?」

 

「まあ、そうなんだがな」

 

「どのみち、奴等が動き出したら俺に変調が起きるのだからそこまで気にしなくていいのでは?」

 

「そうなのだが、嫌な感じがしてな」

 

「いやな感じだと」

 

「その後のイベントが終わった時に言いましたよね」

 

「融合世界の事は忘れるようにと」

 

「それなのに僕を過去に行かせてまさかまたメガビョーゲンを見る事になるなんて思わなかったですよ」

 

「ええ、でもメガビョーゲンを見てるのはあの時間軸の直哉だけだし仕方なかったのよ」

 

「まあ行けと言われれば行きますけど、良いんですか融合世界の場合米田健二の複製人間の立場である僕が行く事で、いらぬ混乱を与えるだけではないです?」

 

「僕としてもメルクの希望で来てくれた彼女達の世界を混乱させる原因にはなりたくないですよ」

 

「ああ、それは大丈夫よ」

 

「後から融合世界の管理者に連絡しておくから」

 

「・・・それなら良いですけど融合世界にどう行けばいいのでしょう?」

 

「それはこれを使うのよ」

 

そう言ってメルクは融合世界で使われている簡易ゲートを出した。

 

「それは以前のような過去の世界からの来訪者を受け入れた時みたいにか?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

レイの不安

「僕としてもメルクの希望で来てくれた彼女達の世界を混乱させる原因にはなりたくないですよ」

 

「ああ、それは大丈夫よ」

 

「後から融合世界の管理者に連絡しておくから」

 

「・・・それなら良いですけど融合世界にどう行けばいいのでしょう?」

 

「それはこれを使うのよ」

 

そう言ってメルクは融合世界で使われている簡易ゲートを出した。

 

「それは以前のような過去の世界からの来訪者を受け入れた時みたいにか?」

 

「いや今回の不安は旧幼馴染世界に飛鳥と薫の世界を作った時のような不安だな」

 

「成程な融合世界に新たな世界もしくは新たな看視者が必要になる可能性があるだな」

 

「ああ、杞憂ですめばいいが・・・」

 

「気にしても仕方ないだろう。今は大きな改変により変わってしまったヤフキエル事変が無事に終わるようにすればいいんじゃないか?」

 

「確かにそうなのだがな・・・」

 

「レイお前の中であの時代に起きた事が融合世界に起きると思ってるのか?」

 

 

「兄者来たようだぞ」

 

「帝国華撃団参上!!」

 

 

「待ってたよ、帝国華撃団。僕の名前は刹那蒼き刹那覚えていてね」

 

 

そして黒乃巣会の2大幹部との戦いが始まった。

 

 

2大幹部との戦いの最中に、花組に緊急通信が入って来た。

 

 

「大神大変だ浅草にまた、ウサギの怪人が現れたぞ」

 

「何ですって!!」

 

大神達は、通信の内容に驚き、2大幹部の必殺技を感知するのを遅れただが、直哉の言葉を受け、花組は回避することが出来たが、ただ一人を除いて」

 

!!「お姉ちゃん早く避けてーー」

 

 

だがさくらは、体調不良の為反応が遅れてしまった。

 

 

誰もが諦めたその時、敵の必殺攻撃向かって行く桜色の光」

 

「「これはまさか・・・お姉ちゃんの・・・さくら君の桜花放神に似ている」」

 

 

直哉と大神がそう感じた時、さくら機を助けた人物がさくらに声をかけた。

 

「さくらちゃん大丈夫?」

 

「ええ、大丈夫ですけど、ウサギの怪人が出たらしいんですけど、大丈夫ですか?」

 

「ああ、その件は、対処済みだから」

 

「ええーーそれと、さくらさん・・・その機体は一体?」

 

「この機体はね・・・」

 

 

そのころ桜花とコクリコとシゾーの三人は・・・

 

 

「こんなの嘘だピョン。またシゾー様が負けるなんて」

 

 

シゾーが逃げる為に空けた空間から、一人の少年が出てきた。

 

 

「あれこの子誰だろう?桜花走ってる?」

 

コクリコが、桜花に質問をする。

 

「ええ、コクリコ姉さん。私も見たことがある方なんですが、思い出せないです」

 

「そうなんだ取り合えず、大神さん達に合流しようか」

 

「ええ、分かりました」

 

こうして、コクリコと桜花は、救助した少年と共に、帝国華撃団花組と、合流する為向かっていた。

 

「成程特殊遊撃部隊の原点が、この空組と言う事ですね」

 

「ああ、今の融合世界に真宮寺直哉の封印が無い状態、そして隼人が揃って行動しだすとなると米田健二が完全復活する為の条件がそろうからな」

 

「ああ、そう言う事か

 

「だが、さっきも言ったが俺の体には変化は無いぞ」

 

時を少し戻して・・・

 

「そうだ、ブレント・ファーロングと言う若造に帝都をくれてやれるか、帝都を魔都に変えるのは私の役目だからな」

 

「生き返った京極が自分で自分に言いましたからね」

 

「そこまでの執念は凄いな」

 

「けっなんか気に入らねえな。やられたんならもう出てくんなよ」

 

「何でそこまで自分でしたいのかな?」

 

「私が成仏させてあげますよ京極さん」

 

「あはは、グラン・マどうします?」

 

「仕方ないね・・・これから巴里華撃団は帝都に出撃するよ。皆準備を急ぐんだよ」

 

「「「「「了解」」」」」

 

「はい皆さんお疲れ様です。ここは鶯谷にある紫藤家の家なので、暫く巴里華撃団の皆さんはここを拠点にしてくださいね」

 

「「「「「了解」」」」」



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

巴里華撃団帝都に到着1

「本当にすぐに着いたな帝都に」

 

「そうねグリシーヌ」

 

「「ああ――テレビがありますよ」テレビがあるよ」

 

「「何!!」」

 

直哉の家にテレビがある事を知ったエリカとコクリコが言うと、慌ててグリシーヌとロベリアがやって来てあの時を思い出していた。

 

響が、リディアン学園に行った後の巴里華撃団は・・・

 

「うおお、本当に焼けたぞ。こんな小さい箱なのに」

 

ロベリアは電子レンジを見て驚く。

 

「凄いよ皆この箱に預言者がいる」

 

「「「「ええ」」馬鹿な預言者などあてになるものか」そうだな」

 

「この後00地区では急な雷雨に注意して下さい」

 

暫くして・・・

 

巴里華撃団のいるホテルでは天気予報通り急な雷雨が降り出した。

 

「「「「「「ええーー」」」」」

 

「馬鹿なあの預言者は未来がわかるのか?」

 

「ありえねえだろ。私以上の怪物を私は見たぞ」

 

「・・・ただの天気予報なんだけど。巴里華撃団の存在していた頃には天気予報をここまで正確に当てる事は出来なかったのかな?」

 

未来が心の声でつぶやく。

 

そして、再び巴里華撃団の5人はテレビショックを受けるのだった。

 

その頃別室にいる大神と直哉は・・・

 

「大神さんまずはこれを見て下さい」

 

 

 

「直哉君、さくら君今助けるぞ」

 

光武F2は巨大ヤフキエルに、囚われている真双焔武を助ける為に行動を開始した。

 

「大神さん僕達も手伝います」

 

「君達は?」

 

「僕達の事は、千明さんや前鬼君から聞いてませんか?」

 

「ああ、思い出した、君達が並行世界のもう一つの帝国華撃団の方達ですね」

 

「「そうですわ少尉」」

 

「うわあすみれ君」

 

「「お兄ちゃんアイリスもいるよ」」

 

「アイリス」

 

「「うちもおるで」」

 

「紅蘭」

 

「「隊長」」

 

「「マリア」」

 

「「隊長行こうぜ」」

 

「カンナ」

 

「大神さん。私達の指揮をお願いします」

 

「さくら君」

 

「ああ、わかった二つの帝国華撃団の指揮は、俺に任せろ」

 

ついに後にヤフキエル事変と言われるようになる事件の最終決戦が始まった。

 

 

「さくら君、直哉君無事か?」

 

「「あ、大神さん」」

 

「二人共無事かい?」

 

「「大丈夫です」」

 

「なら俺たちで、決めるぞ!!」

 

「「はい」」

 

「狼虎滅却・古今無双」

 

「「破邪剣征・桜花爛漫」」

 

「グルギャアア」

 

大神と、真宮寺姉弟の必殺技をうけ、巨大ヤフキエルは、消滅した。

 

映像終了・・・

 

「直哉さんこの映像は?」

 

「この映像に出ている巨大ヤフキエルの中にいる人間こそがヤフキエル事変の本来の黒幕です」

 

「話では聞いていたものの信じられないですね」

 

「その男から京極が黒幕の座を奪うとは・・・」

 

「ええ、その点は特殊遊撃部隊としても驚きましたね」

 

「直哉さん今回のヤフキエル事変ですか?その戦いの中で俺はどう動けばいいんですか?」

 

「ああ、それは・・・まずは神山さん達新生帝国華撃団の皆さんに動いて貰う予定ですよ。大神さん」

 

「成程」

 

「そしてトワさんが頃合いを見て、食当たりから復帰した帝国華撃団の皆さんと巴里華撃団のの皆さんに出て貰う予定です」

 

「でもこれは戦いが始まる前の計画なので」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

巴里華撃団帝都に到着2 これからの動きについて

「この映像に出ている巨大ヤフキエルの中にいる人間こそがヤフキエル事変の本来の黒幕です」

 

「話では聞いていたものの信じられないですね」

 

「その男から京極が黒幕の座を奪うとは・・・」

 

「ええ、その点は特殊遊撃部隊としても驚きましたね」

 

「直哉さん今回のヤフキエル事変ですか?その戦いの中で俺はどう動けばいいんですか?」

 

「ああ、それは・・・まずは神山さん達新生帝国華撃団の皆さんに動いて貰う予定ですよ。大神さん」

 

「成程」

 

「そしてトワさんが頃合いを見て、食当たりから復帰した帝国華撃団の皆さんと巴里華撃団のの皆さんに出て貰う予定です」

 

「でもこれは戦いが始まる前の計画なので」

 

「成程、最初は以前言っていたプランで行っているように見せるんですね」

 

「はっ食当たりで全員が病院に入院しているだってーー」

 

「そうなんですよ。大神さんが異界事変に巻き込まれている間にそれが起こって、退院までもう少しかかるようなので」

 

「それじゃあ京極達の野望は?成就するのかい」

 

「ああ、それは・・・心配しないで良いですよ」

 

「新生帝国華撃団に帝都防衛をお願いしているので」

 

「ああ、神山誠十郎さん達か・・・でも直哉君大丈夫なのかい?」

 

「何がです?」

 

「神山誠十郎さん達に帝都防衛を任せて、俺が言うのもあれだけど彼等は、ここが自分達の時代ではないからと言ってきょひするんじゃ?」

 

「そうですね。僕自身も現在の帝国華撃団がこんなに早くに退院するとは予測していませんでした」

 

「そしてトワの要請で巴里華撃団の皆さんも参加させると言う事も」

 

「でもどうして今頃になって巴里華撃団の参加が許されたんだい?」

 

「ああ、それは・・・今回の帝都での戦いの後に巴里華撃団が、大神さんの出撃命令を受けて帝都に来るイベントがあるんですが、今回の大きな改変によりどうなるかわからないので、今回のこのタイミングで大神さんと巴里華撃団を帝都に呼べばその後の流れが安定するとの事ですので」

 

「「成程」」

 

「混乱した流れを戻すには一時的にそれ以上の混乱させて世界の時間を勘違いをさせると言う事ですね」

 

「ええ、そうらしいです。自分もそう聞いたので」

 

「でもその発想はないよ。普通なら余計に混乱が増すのに、でも本当に巴里華撃団の皆が帝都に行くのかい?」

 

「それは間違いないですね」

 

 

「それは俺もですよ直哉さん確認ですけど俺が本当に現在の帝国華撃団と巴里華撃団の2つを指揮していいんですか?」

 

「構いませんよ大神さん」

 

「むしろその方が僕達としても嬉しいんですよ」

 

ピーピー

 

その時直哉の持つ通信機からのどかの声が聞こえた。

 

「直哉君今どこにいるの?」

 

「今は鶯谷の方にいますよ。のどかさん」

 

「あ、そうなんだそう言う事なら、大神さんと巴里華撃団の皆さんが帝都に来たんだね」

 

「はいそうです。のどかさん何かありましたか?」

 

「うん米田さんから話があるから直哉君を呼んで欲しいと言われて」

 

「成程、米田さんのいる場所は病院ですか?」

 

「ううんそれが・・・上野公園周辺なの」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

奇妙な米田からの呼び出し

ピーピー

 

その時直哉の持つ通信機からのどかの声が聞こえた。

 

「直哉君今どこにいるの?」

 

「今は鶯谷の方にいますよ。のどかさん」

 

「あ、そうなんだそう言う事なら、大神さんと巴里華撃団の皆さんが帝都に来たんだね」

 

「はいそうです。のどかさん何かありましたか?」

 

「うん米田さんから話があるから直哉君を呼んで欲しいと言われて」

 

「成程、米田さんのいる場所は病院ですか?」

 

「ううんそれが・・・上野公園周辺なの」

 

「ふむ、上野公園周辺ですか・・・何か気になりますが米田さんに呼ばれたのは僕だけですか?」

 

直哉がのどかに聞く。

 

「それが・・・私とちゆちゃんひなたちゃん、そしてアスミちゃんの4人なの」

 

「それは・・・また不思議ですね。わかりました僕が大帝国劇場に行くので、呼ばれた4人は準備をして待っていてください」

 

「わかったよ直哉君」

 

そして直哉はのどかとの通信を切った。

 

「直哉さん今の話は?」

 

「大神さん恐らくですが京極と黙示録の三騎士が動いたと見て良いと思います」

 

「そんな!!直哉さんこの呼び出しが京極達の罠と知りつつ行くんですか?」

 

「ええ、そうです恐らくですが、上野公園周辺で黙示録の三騎士が僕とキュアグレース達を足止めをしその間に京極が大帝国劇場及び帝都中枢を破壊すると言う動きになると思いますので、大神さんもいざという時にお願いしますね」

 

「わかりました」

 

大神にそう言った直哉は、簡易ゲートで大帝国劇場にいるのどか達と合流した。

 

「皆さんお待たせしました。行きましょうか」

 

上野公園周辺へ移動中・・・

 

「直哉君今回の米田さんの呼び出しはどう考えてる?」

 

ちゆが直哉に聞く。

 

「ええ、恐らくですが黙示録の三騎士の誰かが米田さんに化けている可能性があります」

 

「ええ――じゃあ応じない方が良いの?」

 

ひなたがそう言う。

 

「いえ、ここで行かなければ京極が動かない筈ですから」

 

「成程確かにそうですね」

 

アスミがそう言い、思い出す。

 

「うおおお。負けんぞ帝国華撃団」

 

帝国華撃団の5人の必殺攻撃を受けた神王は持ちこたえようとしたが・・・

 

「今ですわ健二さん」

 

!!

 

「ぬうっしまった珠が露出していたのか、させんぞ米田健二」

 

京極は、神王の内部に隠していた珠を帝国華撃団の必殺攻撃により球が出て来たのだった。

 

京極は、健二の存在を察知したが立花響に邪魔をそうでしたそうでした

 

「フン」

 

「がああああ。おのれーー立花響ーー」

 

「これで終わりだ――京極再び地獄へ帰れ」

 

そして健二の光武改の武器が偽りの魔神器の珠を貫いた。

 

そして珠の消滅と共に空中要塞武蔵と共に神王も崩壊していくのだった。

 

「確かにそうでしたね、あの時は現在の帝国華撃団が、京極を倒したのですから京極側にも現在の帝国華撃団が食当たりで動けない以上彼等が脅威と思うのは私達ですね」

 

「「「あ、そっか」」」

 

「アスミさんの言う通りそう考えていると思います。ただプリキュアの戦力が上がっているのを彼等も知っていると思うので」

 

「うーんデリシャススマイル。この時代の料理もおいしいね、マリちゃん」

 

「ええ、そうねゆい」

 

「コメ」

 

「うーんいまだに信じられませーん食事を守るプリキュアがいるなんて」

 

織姫がそう言う。

 

「実は私もなんです。今までのプリキュアと言えば地球のお医者さんとかでしたから、どちらかかと言えば遠い存在でしたから」

 

さくらがそう言う。

 

「そうやな、それがゆいはん達が守る存在レシピッピが奪われる事でまさか料理自体の味が最悪な方向に変化するなんてな」

 

「料理の味を変えるなんて許せませんわ」

 

「だな、今回のプリキュアの敵はあたい達の生活にも関わって来るからな」

 

すみれとカンナがそれぞれ言う。

 

「確かブンドル団と言う名前だったね」

 

「そうよ、ブンドル団の目的は本来はゆい達の世界にいるレシピッピを捕らえる事で全ての料理を独り占めする事なのよ」

 

「「「「「「「そんな」」」」」」」そんな事をして何になる?」

 

「確かにレ二の疑問もわかるけど、私達にはプリキュアの敵の目的もどれもすぐには納得出来ないわ」

 

マリアがそう言う。

 

「せやな、まだそう言う意味ではノヴァと言う子の方がわかりやすいわ」

 

「「「あ、確かに」」」

 

「でも京極にとってはプリキュアの戦力がいくらあっても問題にはしないでしょうね」

 

「「「どうして?」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

上野公園周辺に移動中ののどか達前編

 

「そうよ、ブンドル団の目的は本来はゆい達の世界にいるレシピッピを捕らえる事で全ての料理を独り占めする事なのよ」

 

「「「「「「「そんな」」」」」」」そんな事をして何になる?」

 

「確かにレ二の疑問もわかるけど、私達にはプリキュアの敵の目的もどれもすぐには納得出来ないわ」

 

マリアがそう言う。

 

「せやな、まだそう言う意味ではノヴァと言う子の方がわかりやすいわ」

 

「「「あ、確かに」」」

 

「でも京極にとってはプリキュアの戦力がいくらあっても問題にはしないでしょうね」

 

「「「どうして?」」」

 

「だって彼等の本命は帝国華撃団の抹殺ですし」

 

「それに僕達が大帝国劇場にいたら対応されるのを防ぎたいでしょうし」

 

「「「成程」」」

 

「確かに私達と居んねんがあるとすれば黙示録の三騎士ですね」

 

「でも直哉っちこちらの世界の黙示録の三騎士は因縁関係ないんじゃ」

 

ひなたが直哉に聞く。

 

「ええ、その可能性もありますが・・・皆さん思い出して下さい」

 

「久しぶりだな、大神一郎よ」

 

「あ、貴方は、京極圭吾陸軍大臣どうして帝劇に、来てるんですか?」

 

「それはな・・・」

 

「お前達帝国華撃団に、宣戦布告する為だ」

 

「何だって!!」

 

京極の言葉を聞き、驚く現職の陸軍大臣が、軍事クーデターの主犯そして、黒鬼会の首領とは思っていなかった。

 

「何で、現職の大臣の貴方が何故このようなことを?」

 

 

「何故だと?私はかつて、自分が自分でない者に支配されたかすかな記憶が残っている。実に気持ちが良かったが、お前達によって、その者は倒されたが、その時私は、実感した。この世を支配するには、絶対的な力が必要だとな」

 

「以前京極はこう言ってました」

 

「つまり直哉君はこちらの世界の黙示録の三騎士にも7人世界や幼馴染世界の記憶を持っている設定でいるんだね」

 

のどかが言う。

 

「ええそうです。京極の例がありますから」

 

「でも直哉君直哉君が言っている事が事実として黙示録の三騎士にある記憶はどちらだと思うの?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

 

そしてキュアアースは3体の内の1体の斧型メガビョーゲンを浄化した。

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

そしてキュアグレース達が3体の斧型メガビョーゲンを浄化すると、白騎士と赤騎士がメガビョーゲンと同じように消滅しかけていた。

 

「うわあああ。僕の体が消えていくどういう事なんだ――」

 

その頃赤騎士は・・・

 

「うわあ私の体が何故急に消えるのだ―――私はまだーーー」

 

「あくまでも予想ですがメルクさんさんの要望で行った幼馴染世界で出会った記憶を持っていると考えています」

 

「「「それはどうして?」」」

 

「明確に米田さんがのどかさん達を名指しして呼び出したからですよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

上野公園周辺に移動中ののどか達後編

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

そしてキュアグレース達が3体の斧型メガビョーゲンを浄化すると、白騎士と赤騎士がメガビョーゲンと同じように消滅しかけていた。

 

「うわあああ。僕の体が消えていくどういう事なんだ――」

 

その頃赤騎士は・・・

 

「うわあ私の体が何故急に消えるのだ―――私はまだーーー」

 

「あくまでも予想ですがメルクさんさんの要望で行った幼馴染世界で出会った記憶を持っていると考えています」

 

「「「それはどうして?」」」

 

「明確に米田さんがのどかさん達を名指しして呼び出したからですよ」

 

「本物のと言うかいつもの米田さんなら僕に通してからだれだれを一緒に来てくれと言うのに」

 

「「「あ、そうだ」」」

 

「今回はのどかさん達に直接連絡をした事に違和感があったんですよ」

 

「確かにそうね。他のプリキュアの場合でも米田さんは直哉君に依頼をする形を取っていたわ」

 

「そうか、直哉すまんが帝国華撃団を少しすこやか市で預かってくれないか?」

 

「霊子甲冑をオーバーホールしたいんですね。レ二の機体の」

 

「ああそうだ」

 

「わかりました本来は2泊3日の予定でしたけど滞在期間を延ばしますよ」

 

「ありがとう」

 

「少し僕の方でも調整するので、米田さん達は花組の皆さんに夕方家に来るよう通達してください」

 

「わかった」

 

そして米田とかえでは、大帝国劇場に戻った。

 

「こういう緊急事態でも直哉君に連絡していたわ」

 

そう言いながらちゆはその時を思い出しながら話す。

 

「じゃあ直哉っち私達はどうするの?」

 

ひなたが直哉に聞く。

 

「このまま上野公園周辺に行きますよ」

 

「え、それって危ないんじゃ」

 

「ええ、僕が言ったような事を黙示録の三騎士がしていたらと言うあくまでも予想として言っただけなので、実際に現地に行かないとわからないんですよ」

 

「直哉君今どこにいるの?」

 

「今は鶯谷の方にいますよ。のどかさん」

 

「あ、そうなんだそう言う事なら、大神さんと巴里華撃団の皆さんが帝都に来たんだね」

 

「はいそうです。のどかさん何かありましたか?」

 

「うん米田さんから話があるから直哉君を呼んで欲しいと言われて」

 

「成程、米田さんのいる場所は病院ですか?」

 

「ううんそれが・・・上野公園周辺なの」

 

「ふむ、上野公園周辺ですか・・・何か気になりますが米田さんに呼ばれたのは僕だけですか?」

 

直哉がのどかに聞く。

 

「それが・・・私とちゆちゃんひなたちゃん、そしてアスミちゃんの4人なの」

 

「それは・・・また不思議ですね。わかりました僕が大帝国劇場に行くので、呼ばれた4人は準備をして待っていてください」

 

「実際に入院していた米田さんが何かの理由で、上野公園周辺に跳ばされたので、単純にのどかさん達助けを求めたと言う可能性もあるので何とも言えませんが」

 

「「「成程私達は京極と黙示録の三騎士の可能性として考えてたけど直哉君の言った可能性もあるんだ」」」

 

「ええそうですけど、そう考えると何で米田さんが上野公園周辺にいるのかと言う疑問を持ってしまうんですよね」

 

「「「「成程確かに」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

呼び出した米田とのどか達

上野公園・・・

 

「いやあ呼び出してすまねえな。のどかにちゆにひなたにアスミ」

 

「「「「いえいえ気にしないで下さい米田さん」」」」」

 

のどか達4人がそう答える。

 

「でも助かったよ4人で来てくれて、これは直哉がいるとなかなか聞けないからな」

 

「そうなんですか?それで何を聞きたいんです?」

 

ちゆが米田に聞く。

 

「ああ、それは・・・君達4人には、死んで貰いたいのだよ」

 

!!

 

そう言って米田だった者が白騎士に代わりのどか達4人を襲撃を始めた。だが・・・

 

「皆行くラビ」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

そして直哉は、キュアグレースの体内に吸い込まれた。

 

!!

 

「何だと!!馬鹿な紫藤直哉が何故ここにいる?」

 

白騎士が突然現れた直哉に驚く。

 

「まあ、黙示録の三騎士のミスがありすぎてすこちらの米田はお前達の誰かと決め付けて来れたからな」

 

「何だと!!俺は完ぺきに米田一基を演じた筈だ」

 

「ああ、それは・・・間違いなく完ぺきだったよ。本物もフルネームでものどかさん達の名前を呼ばないのに」

 

!!

 

「ちっそう言う事か」

 

「そう言う事さ白騎士」

 

直哉はキュアグレーの体内から白騎士に向け言う。

 

「くっだが、紫藤直哉そしてプリキュア達よ、お前達がここに来たのは失敗だったな」

 

「何」

 

「僕がお前達を足止めしている以上、お前達には京極と黙示録の三騎士の残りを対処する手段はないぞ」

 

「さあ、それはどうかな?」

 

「行くぞ無限縦横無尽嵐!!」

 

初手から神山は無限の必殺技を放つ。

 

「正義」

 

「友情」

 

「勝利」

 

「平和」

 

「そして、愛」

 

「行くぞ京極圭吾これで貴様を倒す!!」

 

「ぬう!!来るか、帝国華撃団」

 

「「大神さん皆行きますよ」」

 

「帝都に我等のいるかぎり」

 

「悪の栄えることはなし」

 

「たとえどんなに苦しい戦いでも」

 

「自分自身の力と」

 

「愛する力で戦う」

 

「そして勝利を掴むまで」

 

「僕たちは、決して負けない」

 

「それが帝国華撃団だぜ」

 

 

「俺たちは正義だ!!

 

「悪を蹴散らし、正義を示せ!!」

 

「絶」

 

「対」

 

「正」

 

「儀」

 

「帝」

 

「国」

 

「華」

 

「撃」

 

「団」

 

 

「「「ぐわあああ」」きゃあああ」

 

キュアグレースが見せた映像には3つの華撃団に敗れた白騎士を除く京極と黙示録の三騎士の姿が見えた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

間章9 戦いの終わりと暫しの休息編
京極達の最後


「行くぞ無限縦横無尽嵐!!」

 

初手から神山は無限の必殺技を放つ。

 

「正義」

 

「友情」

 

「勝利」

 

「平和」

 

「そして、愛」

 

「行くぞ京極圭吾これで貴様を倒す!!」

 

「ぬう!!来るか、帝国華撃団」

 

「「大神さん皆行きますよ」」

 

「帝都に我等のいるかぎり」

 

「悪の栄えることはなし」

 

「たとえどんなに苦しい戦いでも」

 

「自分自身の力と」

 

「愛する力で戦う」

 

「そして勝利を掴むまで」

 

「僕たちは、決して負けない」

 

「それが帝国華撃団だぜ」

 

「俺たちは正義だ!!

 

「悪を蹴散らし、正義を示せ!!」

 

「絶」

 

「対」

 

「正」

 

「儀」

 

「帝」

 

「国」

 

「華」

 

「撃」

 

「団」

 

 

「「「ぐわあああ」」きゃあああ」

 

キュアグレースが見せた映像には3つの華撃団に敗れた白騎士を除く京極と黙示録の三騎士の姿が見えた。

 

!!

 

「馬鹿な帝国華撃団の連中が何故動ける?それに加え帝国華撃団ではない連中もいやがる」

 

「聞きたい?白騎士」

 

スパークルがそう言う。

 

「それは貴女達黙示録の三騎士がダグラス社長を裏切り殺したからよ」

 

「何どういう事だ?それは」

 

「貴女達が京極につかなければ、白騎士貴方の作戦は成功したのに、京極についた事で融合世界を管理する者の怒りを買ったのよ」

 

「何だと!!」

 

「だからもう観念した方が良いんじゃない」

 

「黙れよ小娘殿、いくら帝国華撃団が復活し京極と赤騎士達を倒した所で、君達プリキュア達には、僕は倒せないよ」

 

「何故なら君達には霊力が無いのだから」

 

そう言って白騎士はプリキュア達を襲うが・・・

 

「行くよ直哉君」

 

「はい、久しぶりですがやりましょうグレースさん」

 

「「破邪剣征・桜花爛漫」」

 

「なっぐわあああ」

 

「どうしてこの世界の住人ではないプリキュア達がどうして・・・霊力を」

 

「それは・・・自分が霊力をグレースさん達に霊力を貸していいたんですよ」

 

「ちっやっぱりお前の存在が一番厄介だったよ。別世界の記憶を持って色々対策をしたつもりが・・・対策のし過ぎで僕達が負けるとはね」

 

「やはりお前達黙示録の三騎士は別世界の記憶を持っていたのか?」

 

「ああ」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

そしてキュアグレース達が3体の斧型メガビョーゲンを浄化すると、白騎士と赤騎士がメガビョーゲンと同じように消滅しかけていた。

 

 

「うわあああ。僕の体が消えていくどういう事なんだ――」

 

その頃赤騎士は・・・

 

 

「うわあ私の体が何故急に消えるのだ―――私はまだーーー」

 

 

そう言って赤騎士は消滅した。

 

「ああ、この時の事を知っていたからこそ、プリキュア達だけを呼んだつもりが・・・こんな事になるとは」

 

そう言って白騎士は息絶えた。

 

「「「「・・・」」」」

 

「直哉君これからどうする?」

 

「そうですねとりあえず大帝国劇場に行きましょう」

 

「大神さん達と新生帝国華撃団の皆さんの方の状況も知りたいので」

 

そう言った直哉とキュアグレース達は、大帝国劇場に向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

戦いの直後の大帝国劇場

時を少し戻して・・・

 

「行くぞ無限縦横無尽嵐!!」

 

初手から神山は無限の必殺技を放つ。

 

「正義」

 

「友情」

 

「勝利」

 

「平和」

 

「そして、愛」

 

「行くぞ京極圭吾これで貴様を倒す!!」

 

「ぬう!!来るか、帝国華撃団」

 

「「大神さん皆行きますよ」」

 

「帝都に我等のいるかぎり」

 

「悪の栄えることはなし」

 

「たとえどんなに苦しい戦いでも」

 

「自分自身の力と」

 

「愛する力で戦う」

 

「そして勝利を掴むまで」

 

「僕たちは、決して負けない」

 

「それが帝国華撃団だぜ」

 

「俺たちは正義だ!!

 

「悪を蹴散らし、正義を示せ!!」

 

「絶」

 

「対」

 

「正」

 

「儀」

 

「帝」

 

「国」

 

「華」

 

「撃」

 

「団」

 

 

「「「ぐわあああ」」きゃあああ」

 

「やったな隊長」

 

「やりましたね神山隊長」

 

『ああ、初穂にクラリス君達の協力のおかげで黒騎士を倒すことが出来た」

 

「へへ」

 

「フフ」

 

「でも誠兄さん私達が黒騎士に集中出来たのは先輩達のお陰ですよ」

 

「ああ、そうだな巴里華撃団の皆さんには、赤騎士をそして京極には因縁のある帝国華撃団の皆さんが相手してくれたからな」

 

誠十郎がそう言う。

 

その頃巴里華撃団は・・・

 

「もう終わりかよ私暴れたりねえよ」

 

「ロベリア奇遇だな私もだよ」

 

「何言ってるのさ2人共僕達が赤騎士を倒せたのはそれぞれの帝国華撃団のおかげだよ」

 

「コクリコがそう言う。

 

「そうですよ」

 

「しかし新生帝国華撃団は、特殊遊撃部隊としては自分勝手な部隊だと聞いてましたけど・・・何とか協力してくれましたね」

 

「「「「あうっ」」」」

 

エリカの発言が天宮さくら達に聞こえ、新生帝国華撃団にとっては苦笑いするしかなかった。

 

現在の帝国華撃団は・・・

 

「皆ただいまそしてお疲れ様」

 

「お帰りなさい大神さん」

 

「でもどうやって巴里から日本に戻ってきたんですの?」

 

すみれが大神に聞く。

 

「ああ、それは・・・」

 

「ああ、それは・・・大神さんのお迎えと、特殊遊撃部隊の上司の要請を巴里華撃団が受けるかを聞きに来たんですよ」

 

「え、それはどういう事ですか?」

 

エリカが直哉に聞く。

 

「ええ、実はもうすぐ帝都で事件が起きるんですが、その事件は大きな改変により本来の黒幕が改変により黒幕を奪われたんですよ」

 

「一体誰にやられたのだ?」

 

「それは・・・元陸軍大臣京極と黙示録の三騎士によってですね」

 

!!

 

「待てよ、京極と言えば隊長が巴里に来る前に倒したんじゃねえのか?」

 

ロベリアがそう言う。

 

「成程その京極と言う人を生き返らさせたのが直哉さんの言っていた。黙示録の三騎士と言う事ですね?」

 

花火がそう言う。

 

「そうですよ」

 

「成程つまり京極圭吾貴方はゲンアンと言う人物に生き返せて貰った時に今回の事件が起きるのを知りゲンアンに頼んだのですね?今回の事件にあわせて復活出来るように」

 

「そうだ、ブレント・ファーロングと言う若造に帝都をくれてやれるか、帝都を魔都に変えるのは私の役目だからな」

 

「生き返った京極が自分で自分に言いましたからね」

 

「そこまでの執念は凄いな」

 

「けっなんか気に入らねえな。やられたんならもう出てくんなよ」

 

「何でそこまで自分でしたいのかな?」

 

「私が成仏させてあげますよ京極さん」

 

「あはは、グラン・マどうします?」

 

「仕方ないね・・・これから巴里華撃団は帝都に出撃するよ。皆準備を急ぐんだよ」

 

「「「「「了解」」」」」

 

そして、エリカ達は出撃を始めた。

 

「こういう形で簡易ゲートで巴里華撃団の皆と戻って来たんだ」

 

「そうでしたの」

 

そして数日後・・・帝都は新年を迎えた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

休息と依頼1

特殊遊撃部隊は融合世界のヤフキエル事変を終えた後全員で融合世界のシンフォギア世界に来ていた。

 

「「「「「ここがシンフォギア世界か」」」」」」

 

新生帝国華撃団の隊員がそう言うのを聞いたロベリアが喋った。

 

「お前達ここに来たの初めてなのか?私達より特殊遊撃部隊と出会ったが早いのに?」

 

「う、それは・・・」

 

新生帝国華撃団の全員がロベリアへの返答に困っていた。

 

少し離れた場所で響と大神と神山が話していた。

 

「しかし休息の為にシンフォギア世界に来て良いのかい?響君」

 

「そうですよ響さん。直哉さんから聞きましたけどシンフォギア世界は、特殊遊撃部隊が悪役みたいになっていると聞きましたよ」

 

「あはは、そうですよね私達も悪役みたいに追いかけられていますね」

 

「響君や未来君はそれでいいのかい?」

 

大神が響に聞く。

 

「ええ、今のシンフォギア世界には、世界共通の敵が必要な時期ですから」

 

「今度こそお前達を殺してやる」

 

「私達は死なない。フォンテーヌ、スパークル、アース夜叉は任せて、3人は残りの敵をお願い」

 

「「「了解」」了解しました」

 

「行くぞ、キュアグレース」

 

「破邪剣征・桜花放神」

 

「直哉君行くよ」

 

「はい」

 

「「破邪剣征・桜花放神」」

 

「そうだったな。お前も霊力を持っていたな。キュアグレース」

 

そして2つの破邪剣征・桜花放神のぶつかりによって爆発が起こった。

 

「うおおお」

 

「きゃあああ」

 

その時、響達の所でも爆発が起こり、デュランダル輸送任務自体が中止になった。

 

「最初はワイズマンがシンフォギア世界に来て特殊遊撃部隊が対応した事がきっかけで・・・」

 

「ああ、そうだだが、俺達のように彼等の事情を知らない連中は、異世界の戦争に巻き込んだ国が一番わるい、そんな国は滅べなんて言われてるがな」

 

「まあ、シンフォギアに関しては秘密に出来てるがな、彼等の存在が世界の目を逸らしてくれる形となっているな」

 

「何なんだよ、それ響や直哉達が悪者じゃねえか」

 

「そうです。伯父様彼等は私達の代わりに世界の為に戦ってくれた恩人ですよ」

 

「それはわかっているが、政府からの通達でな彼等が再び来たら捕獲しろダそうだ」

 

!!

 

 

「まじかよ」

 

「ああ、防衛大臣からの通達だ」

 

「取り消しは出来ねえのか?」

 

「無理だ某絵大臣や政府が変わらなければ」

 

「そんな」

 

「そしてシンフォギア世界の全ての国家が特殊遊撃部隊の持つ戦力を手に入れる為に動きだしたんです」

 

「「そんな無茶な」」

 

「全ての国が相手だなんて・・・」

 

「落ち着いて欲しい神山君」

 

「しかし大神さん」

 

「あくまで響君は特殊遊撃部隊の戦力に興味を持った国の事を言ってるだけだ」

 

「ですが大神さん」

 

「安心して下さい神山さん今回の滞在期間では、そう言う事は起きませんから」

 

「「え、そうなのかい」」

 

「はい、今回の休息の地にシンフォギア世界が選ばれたのはある依頼がシンフォギア世界の方から届いたんですよ」

 

「ああ、そう言う事だったのかここに到着後から直哉君の姿が無いのは」

 

「そう言う事ですよ。大神さん」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

休息と依頼2

「安心して下さい神山さん今回の滞在期間では、そう言う事は起きませんから」

 

「「え、そうなのかい」」

 

「はい、今回の休息の地にシンフォギア世界が選ばれたのはある依頼がシンフォギア世界の方から届いたんですよ」

 

「ああ、そう言う事だったのかここに到着後から直哉君の姿が無いのは」

 

「そう言う事ですよ。大神さん」

 

その頃直哉は・・・1人でファミリーレストランに行くと、風鳴翼と天羽奏の2人がいた。

 

「お久しぶりです」

 

「久しぶりだな直哉」

 

「久しぶりですね翼さんと奏さん」

 

「響君どうしてこちらの世界に来たんだい?まだ各政府が君達を探しているのに」

 

「お久しぶりですね弦十郎さん」

 

「今回こちらに来たのは旅行なのですが、一応二課の人である弦十郎さんには直接伝えようと思いまして」

 

「しかしまだ諦めてなかったんですね」

 

響はそう言って思い出す。

 

「ええ、そうですね響があの時来ましたが直哉さんとは亜種型メガビョーゲンが出た時以来ですね」

 

そう翼が言う。

 

「そうでしたね、それで2人が弦十郎さんの代役と思っていいのですか?」

 

「「はい」ああそれでいいよ」

 

そして翼と奏は直哉に話し出した。

 

暫くして・・・

 

「成程シンフォギア世界の各国がシンフォギアと特殊遊撃部隊との友好状態を独占するなと言いだしているんですね」

 

「ええ、そう言う事です」

 

「正直に言えば、シンフォギアに関しては特殊遊撃部隊が介入するつもりはないですよ」

 

!!

 

「「それはどうしてですか?」どうしてだい?」

 

「それは・・・弦十郎さんにも言いましたが・・・」

 

「世界各国がシンフォギアの開示を求めるのは本来の流れなので」

 

「「ああーーそうなのですか?」ああ――そうなのかよ」

 

「はいその通りです」

 

「まいったな翼まさか正しい流れの中の一部だとは」

 

「うんそうだね奏」

 

「あのーー奏さん貴女は純粋の流れでしたら既に死んでいるですけどね」

 

「「はあーーー」」

 

「以前響さんが言ったと思いますが、響さんの世界では・・・」

 

「私の世界では、2年前にコンサート事件により天羽奏さんのギアの欠片が心臓に刺さり、私はガングニールを纏う事になりました。ですが、私は生存者狩りにあい、そこで、弦十郎さんも言っていた。紫藤直哉さんに会い、私は死ぬ事をやめる事になりました」

 

「本来なら生存者を助けるように動いてもいい筈の貴女達は全く動いてくれませんでしたが」

 

!!

 

「そんな叔父様が」

 

「元の世界の事なんで気にしないで下さいね翼さん」

 

「このイベントで、天羽奏は絶唱を使い己の命と引き換えによってコンサート事件に現れたノイズを全滅させたんですよ」

 

「そんな・・・奏が本来なら死んでいるんなんて」

 

「翼さんには厳しい事実でしたね。すいません」

 

「いや、構わねえよ。そうか本来なら私は死んでいる筈だったんだ」

 

「ええ、ですがこちらでは天羽奏さんは生きているんですから」

 

「なあ、直哉から見て私が死ななかった原因は何だと思う?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「旦那ここは私が残る。旦那は輸送任務の方を頼む」

 

「しかし奏」

 

「私には響や紫藤直哉の言う世界の流れを守ると言う意味がよくわからない事もあったが、今回流れを変えようとする者が言ったあの女と言う言葉を聞いて私達の行動の結果次第で、私達も彼女達の敵になるかもしれないと言うのがわかったよ」

 

 

「・・・そうだな」

 

「だけど、私達の行動が決められた事だけを、紫藤直哉は求めているわけでなく。響のギアにしろ異世界の件にしろ本当なら教える必要が無い筈だ」

 

「確かにな」

 

「だが私達3人には、教えてくれた。だから私は語られる事の出来ない戦いだから見ておきたいんだ」

 

「そうか・・・」

 

「恐らくですがこのワイズマン達との出会いが奏さんを変えたからでしょうね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

休息と依頼3 奏の疑問とこれからの事前編

「私には響や紫藤直哉の言う世界の流れを守ると言う意味がよくわからない事もあったが、今回流れを変えようとする者が言ったあの女と言う言葉を聞いて私達の行動の結果次第で、私達も彼女達の敵になるかもしれないと言うのがわかったよ」

 

「・・・そうだな」

 

「だけど、私達の行動が決められた事だけを、紫藤直哉は求めているわけでなく。響のギアにしろ異世界の件にしろ本当なら教える必要が無い筈だ」

 

「確かにな」

 

「だが私達3人には、教えてくれた。だから私は語られる事の出来ない戦いだから見ておきたいんだ」

 

「そうか・・・」

 

「恐らくですがこのワイズマン達との出会いが奏さんを変えたからでしょうね」

 

「やっぱりそうか」

 

「奏良いかな先に直哉さんに依頼について説明したいから」

 

「ああ、そうだったなすまん翼」

 

「そう言う話でしたね翼さん風鳴弦十郎さんの依頼を聞かせて下さい」

 

「はい、風鳴弦十郎からの依頼は2つあったんですが、1つになりましたが・・・」

 

「成程シンフォギア世界の各国がシンフォギアと特殊遊撃部隊との友好状態を独占するなと言いだしているんですね」

 

「ええ、そう言う事です」

 

「正直に言えば、シンフォギアに関しては特殊遊撃部隊が介入するつもりはないですよ」

 

!!

 

「「それはどうしてですか?」どうしてだい?」

 

「それは・・・弦十郎さんにも言いましたが・・・」

 

「世界各国がシンフォギアの開示を求めるのは本来の流れなので」

 

「「ああーーそうなのですか?」ああ――そうなのかよ」

 

「はいその通りです」

 

「成程風鳴弦十郎さんから見てシンフォギアの情報開示要求は正しいイベントと認識していなかったから特殊遊撃部隊に救援要請をしたのですね?」

 

「はいその通りです」

 

直哉の質問に翼が答えた。

 

「まあ、私達も100%特殊遊撃部隊の助力を受けられるとは思ってねえけど頼むよ」

 

 

「よく来てくれ・・・」

 

「おお、君が立花響君か・・・合格だ。今すぐ私の部隊に・・・ぐっはーーー」

 

「私は、そう言う事をされるために呼ばれたんですか?弦十郎さん」

 

「ああ、違うんだ大臣が勝手に言いだしたんだ」

 

 

「しかし、防衛大臣きれいに気絶してるぜ」

 

「ああ、きれいな一撃だった。見習わなければ」

 

「ちなみに何を見習うんだ?」

 

「権力に負けない力持つ事だな」

 

「ああ、そうだだが、俺達のように彼等の事情を知らない連中は、異世界の戦争に巻き込んだ国が一番わるい、そんな国は滅べなんて言われてるがな」

 

「まあ、シンフォギアに関しては秘密に出来てるがな、彼等の存在が世界の目を逸らしてくれる形となっているな」

 

「何なんだよ、それ響や直哉達が悪者じゃねえか」

 

「そうです。伯父様彼等は私達の代わりに世界の為に戦ってくれた恩人ですよ」

 

「それはわかっているが、政府からの通達でな彼等が再び来たら捕獲しろダそうだ」

 

!!

 

「まじかよ」

 

「ああ、防衛大臣からの通達だ」

 

「取り消しは出来ねえのか?」

 

「無理だ某絵大臣や政府が変わらなければ」

 

「ええ、私達の世界は直哉さん達にとって守るべき世界の為の行動を邪魔しているのはわかっていますが・・・」

 

「気にしないで良いですよ翼さんと奏さん」

 

「僕達がシンフォギア世界から手を引く時は僕達の上司達の意思で、関わるなと言われた時ですから」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

休息と依頼3 奏の疑問とこれからの事後編

「ええ、私達の世界は直哉さん達にとって守るべき世界の為の行動を邪魔しているのはわかっていますが・・・」

 

「気にしないで良いですよ翼さんと奏さん」

 

「僕達がシンフォギア世界から手を引く時は僕達の上司達の意思で、関わるなと言われた時ですから」

 

「「へっそれでは・・・」」

 

「ええ、後1つの風鳴弦十郎さんからの依頼内容によって可能なら受けますよ」

 

直哉が2人にそう伝えた。

 

そして翼は風鳴弦十郎のもう1つの依頼内容を直哉に伝えた。

 

「・・・」

 

「成程、風鳴弦十郎さんは翼さんと奏さんとクリスさんの3人を特殊遊撃部隊の一員として一時的に預かって欲しいと言う事ですか?」

 

「簡単に言えばそうなる」

 

奏が直哉に言う。

 

「しかしシンフォギア世界のノイズ対策の要のシンフォギア奏者全員が特殊遊撃部隊の一員に一時的になると言う意味はわかっているんですか?」

 

「ええ、司令もわかっていて直哉さんに依頼を出したのです」

 

「ふむ、まさか自分達の国が秘密していたものを、そんな物はないと言う事実を世界に言う為に風鳴弦十郎さん以外の全スタッフを特殊遊撃部隊の一員にして欲しいと依頼して来るとは思いませんでしたよ」

 

「はは、すまねえな直哉旦那のわがままを聞いて貰って」

 

「ああ、それは・・・まだ受けますとは言っていないですよ」」

 

「「確かに」」

 

「ああ、話を戻そうか響君。もう一度我々に協力してほしい」

 

「はあ、おっさん何言ってんだお前達は政府の組織だろ?」

 

 

「ああ、だが恥を忍んで頼む響君」

 

そう言って弦十郎は頭を下げる。

 

 

「・・・弦十郎さん。忘れてませんか?直哉君の言葉を」

 

 

「何?」

 

 

「ただ僕や、響さん達が協力するのは国ではなく、二課と言う貴女達なんですよ」

 

「貴女達は国から立花響とその技術を手に入れろとでも言われていますよね?弦十郎さん」

 

 

「・・・ああ君の言う通りそれに近い事を言われている」

 

「そしてここでの会話も聞かれていると思うので言いますね。変な動きをしようとするすべての国に通達します。立花響に関する全ての情報及び身柄確保を目論む国は、滅ぼしますよ。特に二課のある政府さんは身をもって知ってますよね・・・以上」

 

「そう直哉君は言ったはずですよ、弦十郎さん」

 

 

「確かにそう言ってたが・・・結局政府が君達の事を敵と認定しただろう」

 

「それはあくまで、シンフォギア世界の世界各国の政府ですよね決めたのは?」

 

「ああ」

 

「なら、何も変わりませんよ。二課の立場ではこの国の政府に文句を言うには、勇気がいると思うので」

 

「特殊遊撃部隊として協力しているのは、あくまでも二課なのですから」

 

「そうか・・・ならいいんだ」

 

「それに以前響さんが言いましたが、特殊遊撃部隊は二課との協力をすると言う約束は終わって良いんですね?」

 

「「それは・・・」」

 

「一応確認ですけど、風鳴弦十郎さんの依頼を受けた場合歴史改変にも抵触するのでこちらとしてはお勧めはしませんね」

 

「そうですか・・・」

 

「まあ、ルナ・アタック事件時から改変なってるから良いじゃないかと言われますがね」

 

「「確かに」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

風鳴弦十郎の依頼について

「特殊遊撃部隊として協力しているのは、あくまでも二課なのですから」

 

「そうか・・・ならいいんだ」

 

「それに以前響さんが言いましたが、特殊遊撃部隊は二課との協力をすると言う約束は終わって良いんですね?」

 

「「それは・・・」」

 

「一応確認ですけど、風鳴弦十郎さんの依頼を受けた場合歴史改変にも抵触するのでこちらとしてはお勧めはしませんね」

 

「そうですか・・・」

 

「まあ、ルナ・アタック事件時から改変なってるから良いじゃないかと言われますがね」

 

「「確かに」」

 

「ルナ・アタック事件の場合は・・・」

 

 

「あっ響と直哉さん」

 

「未来とまなつちゃん達よかった」

 

 

「さて、響さんここからグレースさん達の所まで遠くなさそうなので一人で行きますね」

 

 

「わかったよ気をつけて」

 

 

「はい」

 

 

「未来とまなつちゃん達も行くよ」

 

 

「・・・直哉さん私達も行きたいです」

 

「まなつちゃん危険だよ。いくらプリキュアでも」

 

 

未来が言う。

 

「それでも行きたいんです。お願いします直哉さん」

 

 

「・・・この世界に関する決定権を持つ響さんどうしますか?」

 

 

「「「「え、どういう事ですか?」」」」

 

 

「ここは融合世界ですよね」

 

 

「そうですよ。ですが今の響さんは別の仕事の途中で、自分の担当世界に対する介入を許可するかの決定権を今僕ではなく、彼女が持っているんですよ」

 

「あ、そう言えばそうだった。響どうする?」

 

「・・・まなつちゃん達は、この世界でのプリキュアに変身を禁止します」

 

「「「「ええ――」」」」

 

「ですが、それを守れるのなら、皆でグレース達の所に行こう」

 

「「「「はい」」」」

 

「ごめんね未来」

 

「シンフォギア世界におけるフィーネとの対決前にグワイワル等が、出て来たりしてましたからね」

 

「「成程」」

 

「ですが、今はシンフォギア世界には大きな事件も起きてないので、特殊遊撃部隊の休息の場所としてこちらは来たのもあるんですよ」

 

「旦那にそのまま伝えていいかい?」

 

「ええ、良いですよついでにここでキャンプをしていますよ」

 

直哉はそう言い、現在の拠点の場所を翼と奏に伝えた。

 

そして直哉は2人と別れた。

 

その頃響達は・・・

 

「「「ほええーー本当に異世界だーー」」」

 

和実ゆい達は驚きを隠せないでいた。

 

「よう響と未来ひさしぶりだな」

 

「「ああ――クリスちゃん」クリス久しぶり」

 

「あのーー響さんと未来さんこの人は」

 

ゆいが響と未来に聞く。

 

「ああ、この人はクリスちゃんて言ってねシンフォギア奏者の1人で一時期特殊遊撃部隊の一員だったんだよ」

 

「そうだぜ、お前達が17番目のプリキュア達で良いんだよな」

 

「「「はい」」」

 

「どうして私達の事を知ってるんですか?」

 

ここねがクリスに聞く。

 

「ああ、それは・・・まなつから聞いたからな」

 

そう言いながらクリスは思い出す。

 

 

「今よ、響クリス、サマー」

 

「「了解」」

 

 

「行くよコーラル」

 

「うんサマー」

 

「ハートルージュロッド!」

 

「プリキュア!おてんとサマーストライク!」

 

「ハートルージュロッド!」

 

 

「プリキュア!もこもこコーラルディフュージョン!」

 

 

「今だよパパイヤ、フラメンゴ」

 

「ハートルージュロッド!」

 

 

「プリキュア !ぱんぱかパパイアショット!」

 

「ハートルージュロッド!」

 

 

「プリキュア!ぶっとびフラミンゴスマッシュ!」

 

「今だよクリスちゃん合わせて」

 

「おう」

 

プリキュアの浄化技に合わせるように響とクリスがノイズヤラネーダにシンフォギアの力を同時に当て、ノイズヤラネーダを浄化していく。

 

 

「「「「やった、直哉さんの言う通り左側にヤラネーダの力の源があった――」」」」

 

「おいおいまじで私のシンフォギアの力で倒せたぞ。ノイズヤラネーダを」

 

「そう言う事があってな」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

雪音クリスと和実ゆい達の出会い1

「今だよパパイヤ、フラメンゴ」

 

「ハートルージュロッド!」

 

「プリキュア !ぱんぱかパパイアショット!」

 

「ハートルージュロッド!」

 

「プリキュア!ぶっとびフラミンゴスマッシュ!」

 

「今だよクリスちゃん合わせて」

 

「おう」

 

プリキュアの浄化技に合わせるように響とクリスがノイズヤラネーダにシンフォギアの力を同時に当て、ノイズヤラネーダを浄化していく。

 

 

「「「「やった、直哉さんの言う通り左側にヤラネーダの力の源があった――」」」」

 

「おいおいまじで私のシンフォギアの力で倒せたぞ。ノイズヤラネーダを」

 

「そう言う事があってな」

 

「「「へえーーそうだったんですね」」」

 

「ああ、それ以来の付き合いでな。特に和実ゆい達と出会った後のまなつのテンションがやばくてな。それ以来まなつと話す内容は後輩プリキュアの事ばかりだったんだ」

 

「「「あはは、すみません」」」

 

「気にすんなよ。それにしても食に関するプリキュアとはな」

 

「そう言えばまなつが言ってたっけ響と翼はプリキュアの先輩に声が似てると」

 

「「「そうなんですね」」」

 

「ああ、響と似ているのはのどかだがな」

 

「「「ああそう言えばそうだ」」」

 

「お前達気づいてなかった?」

 

「「「はい、そう言う事を考える余裕が無かったので」」」

 

「成程な確かにそうかもしれないな」

 

「まあどういう経緯で融合世界に来たか知らねえけど、来た以上は何かの意味がある筈だ」

 

クリスがそう言うとゆい達が考えた。

そしてトワに許可を貰い地下司令室に和実ゆいとエナジー妖精のコメコメが入って来た。

 

「トワこの子誰?」

 

「それに直哉ものどかもおどろいてるのよ?」

 

エステルがそう言う。

 

「ゆい自己紹介お願いね」

 

「はいトワさん。私は和実ゆい中学2年生です」

 

「この子はコメコメです。よろしくお願いします」

 

「はい表の紹介はこれくらいで良いわよ」

 

「はい」

 

「プリキュア!デリシャスタンバイ!」

 

「パーティーゴー!」

 

「にぎにぎ!」

 

「コメコメ!」

 

「ハートを」

 

「コメコメ!」

 

「シェアリンエナジー!」

 

「あつあつごはんで、みなぎるパワー!キュアプレシャス!」

 

「おいしい笑顔で満たしてあげる!」

 

「「はっ」ちょっとーーどういう事よ彼女がプリキュアですって」

 

「そうよ17番目のプリキュアの世界のプリキュアよ彼女がローズマリーに協力してレシピッピを取り戻す事をしていたのよ」

 

「ならもっと早めに紹介しなさいよ」

 

「そう言う訳にもいかないのよ。彼女達目覚めて1時間も経ってないし」

 

「私の場合はトワさんの説明や・・・この融合世界でウバウゾーを実際に浄化したから」

 

「その心配はないラビ」

 

「安心するペン」

 

「岩型のメガビョーゲンは俺達に任せろニャン」

 

!!

 

「なっお前達がどうしてこのフィールド内にいるキュアグレース達」

 

ジェントルが怒りの感情をぶつける。

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

「あれれ、私達貴女と直接会うの初めてなのに?どうして名前を知ってるのかな?」

 

スパークルがジェントルに聞く。

 

「う、それは・・・」

 

「ともかく助かったわ。これで2体纏めての浄化が可能よ」

 

そして互いの浄化技が発動した。

 

「プリキュア!プレシャス・トライアングル!」

 

「オナカイッパーイ」

 

「ごちそうさまでした」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

ゆいがその時を思い出す事に集中しすぎてクリスに少し怒られた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

雪音クリスと和実ゆい達の出会い2

「和実ゆい達がクリスと話している頃・・・

 

「ただいま戻りました」

 

「あ、直哉君翼さん達の話どうだった?」

 

「ええ、実は・・・」

 

そして直哉が響に報告する。

 

そう言う話でしたね翼さん風鳴弦十郎さんの依頼を聞かせて下さい」

 

「はい、風鳴弦十郎からの依頼は2つあったんですが、1つになりましたが・・・」

 

「成程シンフォギア世界の各国がシンフォギアと特殊遊撃部隊との友好状態を独占するなと言いだしているんですね」

 

「ええ、そう言う事です」

 

「正直に言えば、シンフォギアに関しては特殊遊撃部隊が介入するつもりはないですよ」

 

!!

 

「「それはどうしてですか?」どうしてだい?」

 

「それは・・・弦十郎さんにも言いましたが・・・」

 

「世界各国がシンフォギアの開示を求めるのは本来の流れなので」

 

「「ああーーそうなのですか?」ああ――そうなのかよ」

 

「はいその通りです」

 

「成程風鳴弦十郎さんから見てシンフォギアの情報開示要求は正しいイベントと認識していなかったから特殊遊撃部隊に救援要請をしたのですね?」

 

「はいその通りです」

 

直哉の質問に翼が答えた。

 

「ええ、私達の世界は直哉さん達にとって守るべき世界の為の行動を邪魔しているのはわかっていますが・・・」

 

「気にしないで良いですよ翼さんと奏さん」

 

「僕達がシンフォギア世界から手を引く時は僕達の上司達の意思で、関わるなと言われた時ですから」

 

「成程、風鳴弦十郎さんは翼さんと奏さんとクリスさんの3人を特殊遊撃部隊の一員として一時的に預かって欲しいと言う事ですか?」

 

「簡単に言えばそうなる」

 

奏が直哉に言う。

 

「しかしシンフォギア世界のノイズ対策の要のシンフォギア奏者全員が特殊遊撃部隊の一員に一時的になると言う意味はわかっているんですか?」

 

「ええ、司令もわかっていて直哉さんに依頼を出したのです」

 

「ふむ、まさか自分達の国が秘密していたものを、そんな物はないと言う事実を世界に言う為に風鳴弦十郎さん以外の全スタッフを特殊遊撃部隊の一員にして欲しいと依頼して来るとは思いませんでしたよ」

 

「はは、すまねえな直哉旦那のわがままを聞いて貰って」

 

「ああ、それは・・・まだ受けますとは言っていないですよ」」

 

「「確かに」」

 

「そう言う依頼でした」

 

「成程ねそろそろフロンティア事変が始まるのかな?」

 

「そうでしょうね、新しい奏者達の1人がアイドルとして翼さんと奏さんと歌手としてコラボするようですよ」

 

「ああ、マリアさんが来るんだ」

 

「そうみたいですよ」

 

「それじゃあ私と未来はまたリディアンに行けばいいの?」

 

「それに関してはまだ保留中なのでそうしなくて良いですよ」

 

「そうなの?」

 

「ええ、シンフォギア世界に来たのは休息の方が強いので」

 

「それにトワとレイはこの後シンフォギア世界での活動は考えてないみたいですよ」

 

「やっぱり世界各国の対応の仕方にふまんがあるのかな?」

 

「そう言う事では無さそうですけどね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワ達とシンフォギア世界

「成程ねそろそろフロンティア事変が始まるのかな?」

 

「そうでしょうね、新しい奏者達の1人がアイドルとして翼さんと奏さんと歌手としてコラボするようですよ」

 

「ああ、マリアさんが来るんだ」

 

「そうみたいですよ」

 

「それじゃあ私と未来はまたリディアンに行けばいいの?」

 

「それに関してはまだ保留中なのでそうしなくて良いですよ」

 

「そうなの?」

 

「ええ、シンフォギア世界に来たのは休息の方が強いので」

 

「それにトワとレイはこの後シンフォギア世界での活動は考えてないみたいですよ」

 

「やっぱり世界各国の対応の仕方にふまんがあるのかな?」

 

「そう言う事では無さそうですけどね」

 

「ただ気がかりなのが、トワだけがシンフォギア世界のお付き合い方に難色を示すのなら良いんですが、今回はレイさんの方もそう言う感じなんですよね」

 

「それってまずくない?直哉君」

 

「どうでしょうか?まあ、シンフォギア世界を消去はしないと思いますが、もしかしたら・・・」

 

まさか君達は新しい異世界に行く前にそこまで調べていくのか?」

 

弦十郎が直哉に聞く。

 

「ええ、当然じゃないですか?僕達にとっては異世界でも僕達が全ての敵を倒すリスクをその世界に負わせるわけにはいかないんですよ。弦十郎さん」

 

「世界のリスクだと?」

 

「そうですよ風鳴弦十郎さん。貴女達は簡単に考えているんですね。それがどれだけ貴方達の世界に影響を与えるのかを」

 

「なっこれは・・・」

 

「この映像は僕達が関わっているもう1つのシンフォギア世界の映像となります」

 

「ほぼそちらが言った状況と同じようなので使いますが、その後のシンフォギア世界の映像を見て下さい」

 

 

「馬鹿な助けてくれた君達を捕獲しろだとー―」

 

「そうです僕達と交流していてもこういう形で裏切られたので、正直行きたくないと言う気持ちもありますね」

 

「まして、交流のないシンフォギア世界に行った場合映像の世界以上の混乱を与え最悪の場合貴方達のシンフォギア世界は、世界の本来の流れを壊す事にもなりかねませんよ」

 

「成程な・・・」

 

「もしかしたらグレ響さんの世界のようにある程度距離を置くつもりかもしれません」

 

「成程ね、でも意外だったな私達は風鳴弦十郎さん達に協力してるのにいつの間にか、ここの国と協力しているように見られてるなんて」

 

「まあ、その辺は国の意地の張り合いの結果ですからね」

 

「・・・そうだけどいいの?クリスちゃんを通して聞かれてるかも?」

 

「別に構いませんよ。聞かれている前提で言ってるので」

 

「え、良いの?」

 

「初めまして貴女が、立花響さんですね」

 

「はい、貴方は英雄好きのウィル博士ですよね?」

 

「おお、自分の事を知って貰えてるとは嬉しいですね」

 

「どうしてウィル博士はフィーネさんを通じて私と会いたいと言って来たんです?」

 

「ああ、それは」

 

 

「私は、あの戦いを見て衝撃を受けました」

 

「あはは、ありがとうございます」

 

「そして私は考えたんです。今自分が所属する部隊より貴女達がいる組織に行きたいとね」

 

「ええ――困りますよ。博士にはフロンティア事変を起こして貰わないとこの世界のバランスが崩れるので」

 

「ああ、やはりフィーネの言う通り立花響さんには自分の計画が知られているんですね」

 

「すいませんでも、私達はウィル博士の計画は最低限の干渉で終わらせるつもりですので」

 

「成程」

 

「つまり貴女達が私の計画に干渉する場合は今のような状況にでもならないと干渉しないのですね?」

 

「恐らくですが二課にはシンフォギア世界で、ウィル博士との話し合いを聞かれているかもしれません」

 

「ええーー」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

休息と言う目的前編

 

「私は、あの戦いを見て衝撃を受けました」

 

「あはは、ありがとうございます」

 

「そして私は考えたんです。今自分が所属する部隊より貴女達がいる組織に行きたいとね」

 

「ええ――困りますよ。博士にはフロンティア事変を起こして貰わないとこの世界のバランスが崩れるので」

 

「ああ、やはりフィーネの言う通り立花響さんには自分の計画が知られているんですね」

 

「すいませんでも、私達はウィル博士の計画は最低限の干渉で終わらせるつもりですので」

 

「成程」

 

「つまり貴女達が私の計画に干渉する場合は今のような状況にでもならないと干渉しないのですね?」

 

「恐らくですが二課にはシンフォギア世界で、ウィル博士との話し合いを聞かれているかもしれません」

 

「ええーー」

 

響が直哉の言葉に驚く。

 

「聞かれていても問題はないですよ。あの出会いは単純にウィル博士からの要望ですし、弦十郎さん達も不用意に動けないのでしょうし」

 

「特殊遊撃部隊の休息期間中にフロンティア事変のイベントが始まっても僕達に頼る事は立花響を貸してくれくらいと思いますし」

 

「確かにそうだね私と未来が残ればいいからね」

 

「ただ響さんはネフィリムに腕を食べられるかもしれませんね」

 

「え、あれ消滅してないの?」

 

「ええそうですよ。フロンティア事変の中のイベントとして残る可能性がありますから」

 

「それでも同じガングニールを纏う天羽奏さんが生きているので、もしネフィリムがガングニールを食べると言う意味でなら、少なくとも天羽奏さんもターゲットでしょうね」

 

「成程ね」

 

「おうなんだありゃ魔神なのか?」

 

「大きい」

 

!!

 

「まさかあれは、ネフィリム。あれまでゼムリア大陸に現れるなんて・・・」

 

「響さんあいつの事知ってるの?」

 

「ええ、これは直哉達に会う前の世界でフロンティア事変といわれる事件の元凶と言っていい自立型完全聖遺物なの」

 

かつての世界では、私の左腕を食べて爆発的に強くなりましたから」

 

「ええーー左腕を食べてですか・・・」

 

直哉はネフィリムが人間を食べることに恐怖した。

 

「よし、女今回も左腕をあいつに食べさせろ」

 

「イヤーですよあんな思いは二度としたくないですよ。」

 

「以前ゼムリア大陸で戦いを見てた時よりシンフォギア世界のネフィリムよりは弱いと思いますけどね」

 

「それでも嫌だよ」

 

「仕方ないですよこちらのシンフォギア世界には、立花響と小日向未来が存在しないので」

 

「それはわかってるけど・・・」

 

「それでも嫌だな」

 

「まあ、さっきも言いましたが、響さんが経験している世界とは確実に異なる流れなので誰も食べられないかも知れませんよ」

 

「それならいいけどなあ・・・」

 

「久しぶりだな。直哉」

 

「ええ、そうですねクリスさん」

 

その時クリスが直哉に声をかけた。

 

「しかしよう、直哉特殊遊撃部隊によく新しいプリキュアが良く集まるなあ」

 

「あはは、こちらが意図して集めてはないんですけどね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

休息と言う目的後編

「久しぶりだな。直哉」

 

「ええ、そうですねクリスさん」

 

その時クリスが直哉に声をかけた。

 

「しかしよう、直哉特殊遊撃部隊によく新しいプリキュアが良く集まるなあ」

 

「あはは、こちらが意図して集めてはないんですけどね」

 

「しかし、どうしてこちらに来たんだ?」

 

「ああ、それは・・・休息の為ですよ」

 

「休息だと?」

 

「ええそうです」

 

そして直哉が話し出す。

 

「行くぞ無限縦横無尽嵐!!」

 

初手から神山は無限の必殺技を放つ。

 

「正義」

 

「友情」

 

「勝利」

 

「平和」

 

「そして、愛」

 

「行くぞ京極圭吾これで貴様を倒す!!」

 

「ぬう!!来るか、帝国華撃団」

 

「「大神さん皆行きますよ」」

 

「帝都に我等のいるかぎり」

 

「悪の栄えることはなし」

 

「たとえどんなに苦しい戦いでも」

 

「自分自身の力と」

 

「愛する力で戦う」

 

「そして勝利を掴むまで」

 

「僕たちは、決して負けない」

 

「それが帝国華撃団だぜ」

 

「俺たちは正義だ!!

 

「悪を蹴散らし、正義を示せ!!」

 

「絶」

 

「対」

 

「正」

 

「儀」

 

「帝」

 

「国」

 

「華」

 

「撃」

 

「団」

 

 

「「「ぐわあああ」」きゃあああ」

 

キュアグレースが見せた映像には3つの華撃団に敗れた白騎士を除く京極と黙示録の三騎士の姿が見えた。

 

!!

 

「馬鹿な帝国華撃団の連中が何故動ける?それに加え帝国華撃団ではない連中もいやがる」

 

「聞きたい?白騎士」

 

スパークルがそう言う。

 

「それは貴女達黙示録の三騎士がダグラス社長を裏切り殺したからよ」

 

「何どういう事だ?それは」

 

「貴女達が京極につかなければ、白騎士貴方の作戦は成功したのに、京極についた事で融合世界を管理する者の怒りを買ったのよ」

 

「何だと!!」

 

「だからもう観念した方が良いんじゃない」

 

「黙れよ小娘殿、いくら帝国華撃団が復活し京極と赤騎士達を倒した所で、君達プリキュア達には、僕は倒せないよ」

 

「何故なら君達には霊力が無いのだから」

 

そう言って白騎士はプリキュア達を襲うが・・・

 

「行くよ直哉君」

 

「はい、久しぶりですがやりましょうグレースさん」

 

「「破邪剣征・桜花爛漫」」

 

「なっぐわあああ」

 

「どうしてこの世界の住人ではないプリキュア達がどうして・・・霊力を」

 

「それは・・・自分が霊力をグレースさん達に霊力を貸していいたんですよ」

 

「ちっやっぱりお前の存在が一番厄介だったよ。別世界の記憶を持って色々対策をしたつもりが・・・対策のし過ぎで僕達が負けるとはね」

 

「中心世界の戦いの1つが終わったのでその為の休暇ですよ」

 

「成程ね、あのおっさんまた生き返ったのかよ」

 

「ええ、そのせいでトワ達が京極におしおきをして・・・」

 

「そのおしおきが3組の華撃団による戦いかよ」

 

「そうですよクリスさん」

 

「しかし、クリスさんの方は二課になれたようですね」

 

「そんな事ねえよ。結局フィーネと戦っても特殊遊撃部隊のおかげでフィーネは生きてるしな」

 

「記録上では死んでいるですけどね」

 

「そこが気になるんだが、聞いていいか?」

 

「はい何ですか?」

 

「何故フィーネは生きているのに、死んでいる様にしたんだ?」

 

「ああ、それは・・・」

さてと、予定通り私達も動くよ未来」

 

 

「了解響」

 

 

「でも響かえでさんに直哉さんが生きてる事を言わなかったの?」

 

「それはね・・・」

 

「「「死んでいる方が特殊遊撃部隊の都合がいいからだろ」」いいからだろう」

 

 

「あ、翼さんに奏さん。それにクリスちゃん来れたんですね」

 

「「ああ、まさか直哉が僕もうすぐ死ぬので来てくださいと言ってたからな」」

 

「そうだぜ、簡易ゲートを貰ってたから来たが、本当すこやか市とは全然違うな」

 

 

クリスがそう言う。

 

「しかしよ、紫藤直哉もやるね自分の死を偽装してまでこちらで事件を起こしている黒幕を探すとはね」

 

 

「それで、立花私達が呼ばれた理由は?」

 

「はい、翼さんと奏さんには、こちらの世界で敢えてシンフォギアを纏ってアイドル活動をしてください」

 

 

「「何だって――」」

 

「そして私とクリスちゃんが2人のマネージャーで未来が、専属のスタイリストです」

 

「おいおい私がマネージャーだなんて無理だぜ」

 

「大丈夫だよ。クリスちゃん黒幕が出て来るまで私達3人は出番無いから」

 

「「「どういう事だ」」」

 

翼と奏とクリスが響に聞く。

 

「ようはあの時と同じ理由ですよクリスさん

 

暫くして・・・

 

シンフォギア世界での休息を終えた特殊遊撃部隊はそのまま別の世界に移動をしたのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第26章 管理者の依頼と世界のパトロール編
ゼムリア大陸に到着した特殊遊撃部隊


「「「うわあ。何ここ」」」

 

和実ゆい達がゼムリア大陸に驚く。

 

「ここは融合世界と友好を結んでいる異世界ゼムリア大陸だよ」

 

直哉がゆい達に説明をする。

 

「「「そうなんですね」」」

 

「さてとゆいちゃん達はまなつちゃん達と大神さん達とリベール王国を観光していいから」

 

「え、直哉さんは行かないの?」

 

らんが直哉に聞く。

 

「うん僕達は守護者達との話し合いがあるからね」

 

「残念です」

 

そして直哉達は簡易ゲートでエステルのいる場所へ向かった。

 

久しぶりね直哉」

 

 

「ふん、これに懲りたらさっさと自分の世界に帰る事ね」

 

「ひっすみませんでした」

 

「よし終わったわね。わがまま女の迷惑行為を止めるクエストが」

 

「え、まさか僕達の人探し行為がこの世界の迷惑行為だなんて知らなかった」

 

もう1人の直哉がそう言う。

 

「貴方達の事は聞いているけど、貴方達が行動を許されてるのは融合世界の中だけでしょう?」

 

「「ええーー」」

 

「「ここ融合世界の中じゃないの?」」

 

「違うわよ」

 

「「ええーー本当にごめんなさい」」

 

「成程2人はここを融合世界の中だと思ってたんですね、ここは融合世界との友好世界と言う複数あるうちの1つの世界です」

 

「友好世界?」

 

「ええ、そうですよ。基本友好世界に指定できるのは、世界丸ごと融合世界と接触した場合ですね」

 

「それってつまり、僕達の世界で言えば時空管理局や7人世界との行き来が出来るような感じかな?」

 

「ええ、そうですね」

 

「ただ違うのは、貴女達の幼馴染世界と7人世界の場合はどちらかの世界のイベントとかが進まないと言う事がありませんでしたか?」

 

「それは・・・」

 

「あの時以来ね」

 

「そうですねエステルさん。クロスベルの方はどうですか?」

 

「ええ、あれ以来特務支援課の評判は良いわよ」

 

「そうですか、それなら良かったです」

 

嫌な奴だぜ俺達とヨハヒムで遊んでやがって」

 

「ですが、ランディさんワイズマンの目的が私達とヨハヒムの対決だとすればあのワイズマンの情報は本物と言う事になりませんか?」

 

「・・・そうねワイズマンの目的がティォちゃんの言う通りなら太陽の砦に行って見るしかないわね」

 

「そうだが、クロスベル警察としての権限のない俺達がクロスベルから出れないじゃあ何も出来ない」

 

「「「・・・確かに」」」

 

「何諦めているんですか皆さん」

 

!!

 

「君達はグレース達どうしてここに?」

 

「ええ、私達はレンちゃんから特務支援課がここにいると聞いたのですが、どうやらキーアちゃんは、元DG教団のヨハヒムの元にいるんですね」

 

「おいおい、あのヨハヒムが元DG教団の関係者なのかよ?」

 

「ええ、特殊遊撃部隊の調査で判明した情報ですよ」

 

「DG教団の事については皆さんの方が詳しいのでもう言いませんが、特務支援課の皆さん。もし皆さんがキーアちゃんを助ける気があるなら私達も特務支援課に協力しますよ」

 

「おお、それは心強いぜ」

 

「そうですね。私達の所にも来てますし」

 

「ロイドどうするの?」

 

「・・・俺は」

 

「・・・直哉君どうしよう?ロイドさんかなり落ち込んでるよ」

 

「まあ、仕方ないですね。キーアちゃんの正体そしてグノーシスの背後にいたヨハヒムがキーアちゃんを誘拐され、特務支援課の活動も出来ないですからね」

 

「あの時みたいに落ち込んでいたらこちらも会いにくいですしね」

 

「そうね・・・でも特殊遊撃部隊全員で来る事無かったんじゃないの?」

 

エステルが直哉に聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

クロスベルで起きる事と連動する事

「DG教団の事については皆さんの方が詳しいのでもう言いませんが、特務支援課の皆さん。もし皆さんがキーアちゃんを助ける気があるなら私達も特務支援課に協力しますよ」

 

「おお、それは心強いぜ」

 

「そうですね。私達の所にも来てますし」

 

「ロイドどうするの?」

 

「・・・俺は」

 

「・・・直哉君どうしよう?ロイドさんかなり落ち込んでるよ」

 

「まあ、仕方ないですね。キーアちゃんの正体そしてグノーシスの背後にいたヨハヒムがキーアちゃんを誘拐され、特務支援課の活動も出来ないですからね」

 

「あの時みたいに落ち込んでいたらこちらも会いにくいですしね」

 

「そうね・・・でも特殊遊撃部隊全員で来る事無かったんじゃないの?」

 

エステルが直哉に聞く。

 

「それがですね、レイさんから言われたんですがもう一度クロスベルで事件が起きた頃エレポニア帝国内で事件が連動すると聞いたのでその報告とこれから特殊遊撃部隊について守護者に伝えますので」

 

暫くして・・・

 

「成程ね中心世界を長期間封印するから17番目のプリキュア達の融合世界と友好世界を見せているのね」

 

「ええ、彼女達とジェントル―は身1つで融合世界に来てますからね」

 

「最終的に彼女達のベースとなる世界はプリキュアの世界になるんですけどね」

 

「成程ね、3人を友好世界預けようとしてるのね」

 

「ええ、そうですジェントルー側に隼人叔父さんがついているようなので・・・」

 

「ああ、それは・・・ジェントルお前が今知るべきではない事だ」

 

「そうか・・・わかった」

 

「ジェントルこの世界にもレシピッピが誕生したぞ、さしあたり今日はこの世界のお祭りがあってないろんな食材を扱う出店があるぞ」

 

「そうなのか?ぜひ言って見よう。すべてはゴーダッツ様の為に」

 

「そう言いながらジェントルはひなたと直哉がいるお祭り会場に向かった。

 

「これで良い後の事は和実ゆい達がジェントルを止めるだろう。・・・レイそこにいるんだろう?」

 

「隼人叔父さんがついていれば、僕達と離れていたとしても安全ですから」

 

「確かにね、でも3人を一時的に離れて貰うのは何故?」

 

響が直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・ローズマリーさんのお願いだからですよ」

 

「「「「ローズマリーさんの?」」」」

 

エステル以外の守護者が、直哉の言葉に驚いていた。

 

「恐らくだけどローズマリーは、自分達の戦いに特殊遊撃部隊を巻き込む事に、抵抗感があるんじゃないのかしら?」

 

「「「「そんな」」」」

 

「エステルさんの言う通りかも知れませんね」

 

「良いわよ。プレシャスレシピッピが2体捕まってるけど何とか、プレシャスだけでも行けそうね」

 

「ジェントルレシピッピを返して貰うよ」

 

「ふん、お前達もう勝った気でいるのか?」

 

「「どういう事よ」」

 

「私は、お前達がこのフィールドを作るのを待っていたのだ。キュアプレシャスに確実に勝つ為に」

 

「行きなさいナノビョーゲン」

 

!!

 

「そ、それは・・・」

 

ジェントルがそう言い放たれたナノビョーゲンに感染された岩が、メガビョーゲンに進化した。

 

「あはは、どうだこのメガビョーゲンを浄化出来るプリキュアはこのフィールドをの中にはいないぞ。どうするプリキュア?」

 

「どうしょうマリちゃん?」

 

「困ったわこのままだとどちらか一方しか浄化が出来ないわ」

 

「その心配はないラビ」

 

「安心するペン」

 

「岩型のメガビョーゲンは俺達に任せろニャン」

 

!!

 

「なっお前達がどうしてこのフィールド内にいるキュアグレース達」

 

ジェントルが怒りの感情をぶつける。

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

「あれれ、私達貴女と直接会うの初めてなのに?どうして名前を知ってるのかな?」

 

スパークルがジェントルに聞く。

 

「う、それは・・・」

 

「ともかく助かったわ。これで2体纏めての浄化が可能よ」

 

そして互いの浄化技が発動した。

 

「プリキュア!プレシャス・トライアングル!」

 

「オナカイッパーイ」

 

「ごちそうさまでした」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「この戦いがきっかけかも知れません」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

レシピッピとウバウゾーについて前編

「プリキュア!プレシャス・トライアングル!」

 

「オナカイッパーイ」

 

「ごちそうさまでした」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「この戦いがきっかけかも知れません」

 

「「「「「成程ね」」」」」」

 

「つまりローズマリーは、特殊遊撃部隊に遠慮してるのね」

 

「ええ、そうだと思います。今までは別世界と言ってもブンドル団がウバウゾー以外の戦力を使うなんて思っていなかったと思います」

 

「「「確かに」

 

「そう言っても、私と光ちゃんはウバウゾーを見た事ないんだけど」

 

響が言う。

 

「ああ、そう言えばそうでしたね。それではこの映像を見てください」

 

そう言って直哉は映像を再生した。

 

「ええ、こちらの調査でブルーと言う人物がキュアプレシャス達を融合世界に転移させたと言う事が判明しましたので」

 

!!

 

「何だと・・・」

 

直哉の説明に驚く米田だった。

 

「直哉ブルーと言う人間が今回の怪物を操っている可能性はあるのか?」

 

「確率としては、低いですが完全に無いとも断言は出来ません」

 

「米田さんにも言いましたが、ブルーが操っている場合まなつちゃん達の姿を見た場合ヤラネーダを出現させてしまい色々大変な事に帝都が鳴りますから」

 

「あ、そうか」

 

「そう言う訳で今回は米田さんの要請通りローズマリーさんとキュアプレシャスに先行してウバウゾーを浄化して貰います」

 

「それでは和実ゆいさん。帝都では変身する時間も取れないので、ここでキュアプレシャスに変身して下さい」

 

「わかりました」

 

「プリキュア!デリシャスタンバイ!」

 

「パーティーゴー!」

 

「にぎにぎ!」

 

「コメコメ!」

 

「ハートを」

 

「コメコメ!」

 

「シェアリンエナジー!」

 

「あつあつごはんで、みなぎるパワー!キュアプレシャス!」

 

「おいしい笑顔で満たしてあげる!」

 

そして直哉とローズマリーとキュアプレシャスは、簡易ゲートを使い帝都に向かった。

 

その頃帝都では・・・

 

「神崎風塵流・不死鳥の舞」

 

「シェルクーンチク」

 

「聖獣ロボ・改」

 

「三十六掌」

 

 

「ヴィアッジョ・ローズ」

 

「ジークフリード」

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

「ウバウゾーウバウゾー」

 

「ちっこいつもメガビョーゲンと同じであたい達の攻撃に耐性があるみたいだな」

 

「ええ、そうみたいですわね。カンナさん」

 

カンナの言葉にすみれが答える。

 

映像終了・・・

 

「この映像は帝都にウバウゾーが現れた時の映像です」

 

「「「これがウバウゾー」」成程私もウバウゾーを見たのは初めてだけど、プリキュアが食に関する物だからウバウゾーは調理器具なのね」

 

「ええ、帝都ではそうでした」

 

「成程ね、場合によっては違う可能性もあるのね?」

 

「ウバウゾーに関してはまだ不明な点があるので」

 

「「「そうなの?」」」

 

響とエステルと光が直哉に聞く。

 

「はい、現在融合世界でレシピッピが確認出来るのが、中心世界とすこやか市で確認されていますので」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

レシピッピとウバウゾーについて後編

「この映像は帝都にウバウゾーが現れた時の映像です」

 

「「「これがウバウゾー」」成程私もウバウゾーを見たのは初めてだけど、プリキュアが食に関する物だからウバウゾーは調理器具なのね」

 

「ええ、帝都ではそうでした」

 

「成程ね、場合によっては違う可能性もあるのね?」

 

「ウバウゾーに関してはまだ不明な点があるので」

 

「「「そうなの?」」」

 

響とエステルと光が直哉に聞く。

 

「はい、現在融合世界でレシピッピが確認出来るのが、中心世界とすこやか市で確認されていますので」

 

「「「「「成程つまり17番目の世界のゆい達は融合世界のすこやか市で活動するんですね」」」」するのね」

 

「ええそうです暫く中心世界には行けないので」

 

今の段階では和実ゆい達とブンドル団が狙うレシピッピの存在が確認しているのが2か所ですから」

 

「じゃあ直哉ゼムリア大陸の次に融合世界のすこやか市に行くの?」

 

エステルが直哉に聞く。

 

「いえ、その前にまなつちゃん達の世界に行きます。僕の中にいる先代プリキュアさんの要請で」

 

「成程」

 

「この映像を見て下さい」

 

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「乾いた心に!キュアオアシス!」

 

「「「「「ええーー新しいプリキュア」」」」」そんな馬鹿なお前は既に・・・まあいいでしょう。超ゼッタイヤラネーダ彼女を戦闘不能にしなさい」

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

「直哉さん行きますよ」

 

「わかりました、ですが現状だと、オアシスとして動けるのは3分です」

 

「わかりましたすぐに終わらせます」

 

そしてキュアオアシスは行動を開始した。

 

「ランドハートクルリング!」

 

「プリキュア!ランドビート・ダイナミック!」

 

「ビクトリー!」

 

「「「「「凄いあのヤラネーダを1人で浄化するなんて」」」」」

 

「ぬう!!やはり彼女は・・・まあいい出でよメガ降魔プリキュア達を倒しなさい」

 

GAOON

 

「「「「「ええーーここに来てメガ降魔」」」」ですって」」」」」」

 

「直哉さん大丈夫ですか?」

 

オアシスが直哉に聞く。

 

「ええ、まだ大丈夫です。バトラーがメガ降魔を出した事で彼女達が介入する切欠が出来ましたからね」

 

映像終了・・・

 

「この映像に出ている「ランドハートクルリング!」

 

「プリキュア!ランドビート・ダイナミック!」

 

「対となる海のリングと呼ばれる物が16番目のプリキュア世界にあると言う事なので」

 

「このタイミングで捜索と調査をしておこうかと思いまして」

 

「捜索はわかるけど調査は何をするの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・グランオーシャンについてですよ。のどかさん」

 

「「「「「グランオーシャンについて?」」」」」

 

「ええ、僕も先代プリキュアさんに出会ってから感じた違和感が生まれたんです」

 

 

「あの時はキュアオアシスの行動に違和感を感じたの」

 

「違和感ですか?」

 

「ええ、私1人でグランオーシャンの記憶の中に私達の前のプリキュアは少なくとも100年以上前の人間だったの」

 

「成程ローラさんは、先代プリキュアが生きているとは考えない理由は何ですか?」

 

「それは・・・グランオーシャンの伝説ではプリキュアは、人間しかなれないと・・・」

 

「確かに僕も当初はそう考えましたけど、ですがその定説はローラさんが嘘だと証明したじゃないですか?」

 

「あ・・・」

 

「その意気よサマー皆」

 

「「「「その声はローラ?」」」」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「最初は人間しかなれないと言われていた。プリキュアにローラさんが鳴った事も違和感があって」」」」」

 

「「「「「確かに」」」」」

 

「それに先代プリキュアと言う存在が事実としてあるのに何故ローラさんが知らなかったのか?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

グランオーシャンの秘密

「あ・・・」

 

「その意気よサマー皆」

 

「「「「その声はローラ?」」」」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「最初は人間しかなれないと言われていた。プリキュアにローラさんが鳴った事も違和感があって」」」」」

 

「「「「「確かに」」」」」

 

「それに先代プリキュアと言う存在が事実としてあるのに何故ローラさんが知らなかったのか?」

 

「「「「「確かに」」」」」

 

「私達の前に出たのは直哉君が霊力を持っているからと思ってたけど違うんだね」

 

のどかがそう言う。

 

「16番目のプリキュアは、グランオーシャンと言う国から人魚と共に変身アイテムを人間に渡し協力してその時の敵と戦ったのがまなつちゃん達の先代プリキュアになるようですが」

 

「「「「「ええーー新しいプリキュア」」」」」そんな馬鹿なお前は既に・・・まあいいでしょう。超ゼッタイヤラネーダ彼女を戦闘不能にしなさい」

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

「直哉さん行きますよ」

 

「わかりました、ですが現状だと、オアシスとして動けるのは3分です」

 

「わかりましたすぐに終わらせます」

 

そしてキュアオアシスは行動を開始した。

 

「ランドハートクルリング!」

 

「プリキュア!ランドビート・ダイナミック!」

 

「ビクトリー!」

 

「「「「「凄いあのヤラネーダを1人で浄化するなんて」」」」」

 

「あの時のローラさんの反応がおかしいんですよ。まだあのバトラーの反応が普通なんですが」

 

「そして、何故キュアオアシスさんの存在をローラさんが知らなかったのかです」

 

「まあ、人魚の寿命がどれくらいなのかはわからないですけど先代プリキュアnキュアオアシスが言うには約150年前後くらい時間が経っているそうです」

 

「成程ね、ゼムリア大陸での仕事が終わったらその調査とアイテム捜索に行くのね」

 

「はい、ですがまずはクロスベルの状況を確認後何もなければあおぞら市に行きます」

 

「守護者の皆さんもその予定を頭に入れといてください」

 

「「「「「はい」」」」」

 

「しかし直哉こういうのは休暇中にするもんじゃないんじゃない?」

 

「あ、エステルさんもそう思いますよね」

 

響がエステルに聞く。

 

「え、ああゼムリア大陸とあおぞら市の件はレイさんに言われた任務でもあるので心配しないで下さい」

 

「ああ、そうなのね」

 

「ええ――聞いてないよそんな事」

 

「ああ、すみません今特殊遊撃部隊の人数が多いのでこの態勢中は、守護者に通達してからその世界の協力者に通達するようにします」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「でもそうですね。全員で話すとかなりの時間がかかりますね」

 

光がそう言う。

 

「そうだねここまで人数が増えるとある程度そう言う手段も必要だね」

 

のどかがそう言う。

 

暫くして・・・

 

特殊遊撃部隊はクロスベルに向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特務支援課との再会1

特殊遊撃部隊は以前レンの協力で借りていた家に直哉と響とエステルとヨシュアの4人でクロスベルに来た。

 

特殊遊撃部隊の他のメンバーはお墓戦艦で待機となっていた。

 

「ねえ直哉君今回は4人で良いの?」

 

響が直哉に聞く。

 

「ええ、それで良いんですよ響さん。エステルさんとヨシュアさんに関しては、守護者とそのサポートの為の人選なのですから」

「ごめんグレース達俺達が間違ってたよキーアに、どんな過去があったとしても過去だが、俺達が過去のキーアに戻そうとするヨハヒムから救い出してやる」

 

「そうねロイド現在のキーアちゃんは私達の家族だからね」

 

「はい」

 

「いいねえ、そう言うの好きだぜ」

 

「じゃあ俺達は太陽の砦に行くぞ」

 

「だがどうするロイド俺達ここから出ると即ばれるぞ?」

 

「それは・・・」

 

「ああ、それは・・・大丈夫ですよこのゲートを通れば太陽の砦に行けますよ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「「「「本当に太陽の砦に来てる」」」」

 

特務支援課の4人は簡易ゲートによって目的地の太陽の砦に来てる事に驚きを隠せないでいた。

 

「ありがとうグレース達後は任せてくれ」

 

「ちょっと待ちなさいロイド君達」

 

「エステルとヨシュアどうしてここに?」

 

私とヨシュアは特殊遊撃部隊の一員として特務支援課に同行するわよ」

 

「「「ええーー」」」

 

「エステルとヨシュアも特殊遊撃部隊のメンバーなのか?」

 

「うん僕は、正確的に言えば違うけどね」

 

「そうなのか?」

 

「それではエステルさん後はお任せしていいですか?」

 

「ええ、良いわよあのケガも完治したから、グレースと直哉、ワイズマンが2人を呼んでるのは意外だけど、気をつけなさいよ」

 

「「はい」」

 

「まあ、ワイズマンの呼び出しもここだったからいいけど」

 

そして特務支援課とエステルとヨシュアは、太陽の砦の内部に入って行った。

 

「それに前回の戦いにエステルさんとヨシュアさんもいましたしね」

 

「そうね、それにこのメンバーだとロイド君達も緊張はしないでしょうし」

 

「あ・・・」

 

響は思い出していた。

 

「「エステルにヨシュア」エステルさんヨシュアさんどうしてここに」

 

「あ、昨日ぶりだねロイド君」

 

「エリィさんもお疲れ様です」

 

「エステルどうしてここに?」

 

「ああ、降魔とノイズを倒す為よ」

 

「降魔?ノイズ?」

 

「ええ、そうよ。私達がリベールにいた頃にね出て来た異世界の怪物よ」

 

!!

 

「「異世界の怪物だって―」ですって」

 

「そうよ、私達を助けてくれたのが、隣りにいる彼女立花響よ」

 

「初めまして立花響15歳です」

 

そう言って響は自己紹介をした。

 

暫くして・・・

 

「成程要は響さんの部隊の敵が、再びゼムリア大陸で動いている情報を掴んで響さんは、上司の依頼で協力者のエステルととヨシュアと行動をしてたんですね」

 

「はい、簡単に言えばそういう事です」

 

「それではエステルさんヨシュアさん行きましょうか。この周囲の降魔やノイズは一掃しましたし」

 

「そうね、そろそろ響定期連絡の時間よ」

 

「あ、そうですね」

 

「待ってくれ俺達にも響さん達の仕事を手伝わせて欲しい」

 

!!

 

「ロイド!!」

 

エリィはロイドの発言に驚く。

 

「え、ロイドさん貴方本気ですか?」

 

「ああ」

 

「駄目ですね」

 

「何故だい?」

 

「ロイドさんとエリィさんは就職してますよね。クロスベル警察に・・・ですから、貴方達とは協力は出来ません。まだ、制限のない遊撃手の方に協力を頼むんですよ」

 

「しかし俺達もあれを見た以上警察官として放置できない」

 

「確かに、ロイド君の言う通りかもしれないね。だけど異世界の怪物の事をロイド君君達はどう説明する?」

 

「それは・・・」

 

「確かにそうだね」

 

ヨシュアがエステルに同意する。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特務支援課との再会2 再会前の行動前編

「へえ、ここがクロスベルなんですね、初めて自分の足で来ましたよ」

 

「「「え・・・」」」

 

「だって・・・」

 

昨日の事件が終わって数日間は、何も無い筈なので」

 

「そうなのですか?」

 

「はいそうです。ちなみにのどかさん達は、その時はプリキュアに変身した状態で参加して下さいね」

 

「それはそうね、特務支援課の人は私達が変身してるとは思ってもない筈だしね」

 

「そうですねそれに、そこまで教える必要も無いですね」

 

ちゆとアスミがそう言う。

 

「でも直哉君私達やノイズの事言っても良いの?」

 

「まあ、特務支援課の場合は、ワイズマンによってわざと特務支援課に見られるように降魔、ノイズ、そして今回のメガビョーゲンを出しているように感じるので」

 

「「「そんな」」」

 

「でも直哉仮にワイズマンの目的が、直哉の予測通りとして何のメリットがワイズマンにあるんですか?」

 

「恐らく特殊遊撃部隊に向けてでは無く、特務支援課がどう関わるかを見てるんじゃないですかね?後はクロスベル自治州が降魔やメガビョーゲンの存在を知った時、どういう行動に出るのかを見てワイズマンのこれからの行動を決めるのではと思ってます」

 

「成程」

 

「3日後エステルさんヨシュアさんと響さんを一度自宅に来て貰って、そこから特務支援課の方に出向く形になると思います」

 

「「「「了解」」」わかりました」

 

「あの時は僕はグレースさんの体内にいて、降魔やノイズやメガビョーゲンの説明を聞いたので」

 

「「ああ――確かにそうだった」そうだったわ」

 

響とエステルは直哉の説明を聞いてその時を思い出した。

 

「それでこれからすぐにロイド君達に会いに行くの?」

 

エステルが直哉に聞く。

 

「いえ、少し寄り道をしてから行きたいと思います」

 

「「「寄り道を」」」

 

「はいそうです。グノーシス関連で気になる事がありまして」

 

「何ですって」

 

「レンさん流通させている奴は一体?」

 

「その辺は、まだわからないわ。何が目的で流通させているのかもわからないのよ」

 

「今のクロスベルは、誰もがグノーシスに浸食されてもおかしくない状況よ。貴女達もクロスベルの状況を見たと思うけど非常に危険な状況よ」

 

1人でもグノーシスの侵入された人間がいればクロスベルは、魔都となるでしょうね」

 

「「「そんな!!」」」

 

「いえレンさんの言う通り、邪気に飲まれる寸前です」

 

「もしかしてクロスベルがこの状況になったのは、DG教団関係者に、キーアちゃんが見つかったからですか?」

 

「以前レンさんやエステルさんが達の報告でグノーシスの原料となる物がクロスベルに存在し幻獣騒動を引き起こす可能性の事を」

 

「ええしたわね」

 

「皆さん思い出して下さい」

 

エステル達が紅い植物を見つける前の浅草浅草寺周辺では・・・

 

「フフ、兄者の汚名返上をするために天海様に出撃許可をいただき感謝します。」

 

「さて、兄者が築地で入れられなかった楔も遠隔操作で入れるか」

 

「オンキリキリバサラウンバッタ、オンキリキリバサラウンバッタ」

 

そして羅刹は二つの楔をそれぞれの場所に埋め込んだ瞬間浅草全体に異変が起きた。

 

「なんだ、あの紅い植物は?うわああ」

 

なんと紅い植物は瞬く間に咲き乱れ羅刹を飲み込んだ。

 

 

その時紅い植物が淡い光を放ちその中心に大型植物魔獣ヒドラプラントとプラントアーム4体があり得ないことに体と浅草に出演したのだった。

 

「「大型魔獣」」

 

「エステル」

 

「うんヨシュア」

 

「待ってくださいヨシュアさんエステルさん。あの魔獣は通常の魔獣ではなく、幻獣と呼ばれるものです」

 

「「幻獣!!」

 

ユウナの言葉を聞いたエステルとヨシュアは警戒を強めながら幻獣ヒドラプラントに近づく。

 

「あの時ユウナさんが幻獣と言いましたが、紅い植物が幻獣を召喚したように思えたので」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特務支援課との再会2 再会前の行動中編

「なんだ、あの紅い植物は?うわああ」

 

なんと紅い植物は瞬く間に咲き乱れ羅刹を飲み込んだ。

 

 

その時紅い植物が淡い光を放ちその中心に大型植物魔獣ヒドラプラントとプラントアーム4体があり得ないことに体と浅草に出演したのだった。

 

「「大型魔獣」」

 

「エステル」

 

「うんヨシュア」

 

「待ってくださいヨシュアさんエステルさん。あの魔獣は通常の魔獣ではなく、幻獣と呼ばれるものです」

 

「「幻獣!!」

 

ユウナの言葉を聞いたエステルとヨシュアは警戒を強めながら幻獣ヒドラプラントに近づく」

「あの時ユウナさんが幻獣と言いましたが、紅い植物が幻獣を召喚したように思えたので」

 

「「確かに」」

 

「え、どういう事?」

 

「響さん最初期にイシュメルガが融合世界に来た時にグノーシスの原料になる物に似た植物が出現してたんですよ」

 

「ええ――そうなの?」

 

「そうなんですよ。その時は幻獣と呼ばれる怪物を倒す事で、その植物は枯れて消えたんですけどね」

 

「成程、直哉君はグノーシスの原料の植物がゼムリア大陸以外で育つかの調査の為に確保したいのねその植物を」

 

「いえ、そう言う事ではなくその植物がどういう状況で幻獣と呼ばれる存在を召喚するかを可能なら見たいんですよ」

 

「正直それはやめた方が良いわよ。直哉」

 

「どうしてですかエステルさん」

 

「だって今私達の行動予定を聞いたワイズマンがいたから」

 

「「ええーー」」

 

エステルの言葉に驚く直哉と響だった。

 

「どうするの?直哉君」

 

「仕方ないです。グノーシスの原料の調査は諦めます。ワイズマンと関わりたくないですし」

 

「「うん同意するわ」僕も今はその方が良いね」

 

「そうなると・・・」

 

直哉は思い出していた。

 

その直後灰の機神ヴァリマールとその担い手のリィン・シュバルツァーが出てきたことによりヒドラプラントとプラントアームは圧死し、浅草周辺に咲いていた紅い植物は全部消えた。

 

「ユウナリィンだよ」

 

「ウソリィン教官がどうしてここに」

 

 

「ああ、すみません!」

 

「貴方は紫藤直哉さんどうしてここに」

 

そう言いながら青年が直哉に近づこうとしたときエステルが二人の間に入った。

 

「そこまでよ私の名前は、エステル・ブライトよ。貴方の名前は」

 

「・・・灰色の騎士と呼んでくれ」

 

「灰の騎士ですって」

 

「ちょっユウナさんこれはどういう意味です。リィンさんが灰色の騎士と名乗るのは?」

 

 

「恐らく教官はエステルさんとヨシュアさんの格好をみて、自分の本名を名乗るのは得策ではないと判断したのでは」

 

 

「成る程」

 

「あのーエステルさんと騎士さんと翼さんは一緒に大帝国劇場に行きましょう」

 

「「「ええ、いいてすよ」」」

 

それぞれの代表者の同意が得られた直哉達は大帝国劇場に向かった。

 

 

「あ、すいません騎士さん光武を5機運んで頂けませんか?騎士さんの機体で」

 

「いいてすよ。直哉さん」

 

「あのりィンさんが以前言ったような事が起きるならそろそろの筈だよね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特務支援課との再会2 再会前の行動後編

「恐らく教官はエステルさんとヨシュアさんの格好をみて、自分の本名を名乗るのは得策ではないと判断したのでは」

 

 

「成る程」

 

「あのーエステルさんと騎士さんと翼さんは一緒に大帝国劇場に行きましょう」

 

「「「ええ、いいてすよ」」」

 

それぞれの代表者の同意が得られた直哉達は大帝国劇場に向かった。

 

 

「あ、すいません騎士さん光武を5機運んで頂けませんか?騎士さんの機体で」

 

「いいてすよ。直哉さん」

 

「あのりィンさんが以前言ったような事が起きるならそろそろの筈だよね」

 

「・・・」

 

「直哉君どうしたの?」

 

響が直哉に聞く。

 

「ああ、すみませんエレポニア帝国とカルバート共和国の2国の動きはどうですか?特にあの事件以降は?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「相変わらずよクロスベルに関しては・・・ただエレポニア帝国に関しては近い内に内戦が起きるんじゃないかと噂が流れているわね」

 

「そうだね、ただこの内戦もエレポニア帝国の自作自演だと言っている人達もいて真実はわからないけど」

 

「そうですか」

 

「何直哉エレポニア帝国が気になるの?」

 

エステルが直哉に聞く。

 

「ああ、少し思い出していたんですよ。この時期くらいにエレポニア帝国側の英雄を」

そう言いながら青年が直哉に近づこうとしたときエステルが二人の間に入った。

 

「そこまでよ私の名前は、エステル・ブライトよ。貴方の名前は」

 

「・・・灰色の騎士と呼んでくれ」

 

「灰の騎士ですって」

 

「ああ、思い出したわと言うか、灰の騎士はエレポニア帝国側だったの」

 

「ええそうですよ。と言ってもまだ、灰の騎士と言う名は貰ってないでしょうが・・・」

 

「ちょっと待ってくれ直哉君が、そう言う話するのはもしかして何か関係があるのかい?」

 

「ええ、関係ありますよヨシュアさん」

 

「このままだと、クロスベルは期間限定でエレポニア帝国に併合されます」

 

「「何ですって」何だってーー」

 

「まさか直哉君その併合の立役者が、灰の騎士なの?」

 

響が直哉に聞く。

 

「はいその通りです。そしてイシュメルガを滅ぼす人物も灰の騎士達なのです」

 

!!

 

「それは本当かい?」

 

「はいそうですよヨシュアさん」

 

「達と言う事は、灰の騎士にも仲間がいるんだね」

 

「はい、主にエレポニア帝国内の仲間達と特務支援課と遊撃手達ですね」

 

「ええ――そんな大人数でイシュメルガと戦ったんだ」

 

響が驚く。

 

「この話はあくまでも彼のいた世界でのイシュメルガとの決戦時の事ですから」

 

「ほう、仲間を先に行かせて自分達は残るとはな」

 

「そりゃそうですよ。僕達2人しか見てないですからね。貴方が存在する所には紅い花が出現しますからね。イシュメルガ」

 

 

「フフ、そうだったな」

 

そう言ってイシュメルガは、グレース達の前に現れた。

 

「くっまだマリアさんの体を・・・」

 

「何この娘の体を使うのは、その方がお前達には効果的だからな」

 

!!

 

「何を考えてるの?イシュメルガ」

 

「この庭園そして、この空間におけるゲームは、貴方が仕組んだの?」

 

「そういう事だ、最もそこにある赤い扉は一切手をだしていないがな」

 

!!

 

「つまり紫の扉とオレンジの扉は、イシュメルガお前が作り出したのか?」

 

「ああ、簡単に獅童光を救出するのは、我もデボネアも認めるわけにはいかないからな」

 

 

「何!!この一件デボネアも関与してるのか?」

 

「ああ、2つの扉の世界でな」

 

「まあデボネアの干渉が無くとも、奴等の一部はその世界の虜だろうがな。その点に関しては、紫藤直哉お前に感謝しているぞ」

 

!!

 

「少なくともこちらでは特殊遊撃部隊もイシュメルガとの決戦に参加すると思いますので」

 

「流れはかなり変わる可能性があります」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特務支援課との再会3

 

「まあデボネアの干渉が無くとも、奴等の一部はその世界の虜だろうがな。その点に関しては、紫藤直哉お前に感謝しているぞ」

 

!!

 

「少なくともこちらでは特殊遊撃部隊もイシュメルガとの決戦に参加すると思いますので」

 

「流れはかなり変わる可能性があります」

 

「いやいや変わるだろうけど、直哉君さらっと未来を暴露してない?」

 

響がそう言う。

 

「いえしてませんよ。響さん」

 

「そうねそれに、こちらのゼムリア大陸にとってはほぼ意味のない話である感じだし」

 

「そうだねただ、エレポニア帝国に関しては現実になりそうだけど」

 

ヨシュアがそう言う。

 

「それじゃあ直哉特務支援課に行く?」

 

「そうですね」

 

そして4人は特務支援課の拠点に移動を開始した。

 

特務支援課・・・

 

「こんにちはエリィさん」

 

「あら響さんにエステルさんとヨシュアさんどうしてクロスベルに?」

 

「まさか遊撃手として来たんですか?」

 

「いえ、違うわ今回は特殊遊撃部隊の一員でここに来たのよ」

 

「そうなんですか?」

 

「ええ、それで残りの3人は?」

 

「ああ、それは・・・ロイドは共和国にDG教団関連の捜査協力の為不在でティオちゃんはオーバルスタッフの関連でランディはクロスベル警察の方に出向していますね」

 

「成程タイミング的に言えば序章と言う所か」

 

直哉がそう言う。

 

「そう言えばキーアちゃんはどうしてるの?」

 

「はい元気で日曜学校に行ってますね」

 

「そうなんだ」

 

「ええ、キーアちゃんの事考えたら・・・」

 

「おいおい、ロイドそれ本当かよ?」

 

「信じたくないけどあの先生がグノーシスを流通させたなんて」

 

「でもロイドさんの推理通りあの先生が犯人だと仮定すれば、今クロスベルで起こっている人間が悪魔に変異し、その悪魔がキーアさんを探している事に納得出来ますね」

 

「ああ、あのヨハヒム先生がキーアを狙うなんて」

 

「俺も信じられないよ」

 

「簡単に言えば長い間眠ってたキーアちゃんが、それぞれの思惑によって特務支援課に保護された事によってヨハヒムがキーアちゃんを見つけてしまった事で起きた事だから」

 

「でもあの太陽の砦では、ありがとうエステルにヨシュア君」

 

「でも、まだキーアちゃんを狙っている組織はあると思うわ」

 

「ええ、それはわかってます」

 

そしてエリィは思い出す。

 

「ああ、これから巴里華撃団は響君の指揮下に入るよ」

 

!!

 

大神の言葉に驚く巴里華撃団に隊員達だった。

 

「ありがとうございます。大神さん」

 

 

「それでは、この特務支援を受けて貰えるのか?」

 

「はい受けさせて貰います。特例として」

 

「そうか、それなら足を準備せねばな」

 

「あ、部長さん足はあるのですが、身元保証人として特務支援を貸して貰えますか?」

 

!!

 

「何!!特務支援課をだと」

 

響の言葉に驚くセルゲイとロイド達だった。

 

「ふむ、確かに君の意見ももっともだな。クロスベル警察がこの世界の地理を知らない人物達だけで行動させて目的地に着く前に捕まる事もあるな」

 

「よし特務支援課全員で彼女達をサポートしろ」

 

「「「「了解」」」」

 

「それで部長さん。出発はいつですか?」

 

「ああ、それは・・・今日の昼ミシュラム行きのクルーザーがあるからそれで行って来てくれ」

 

「それだとお金がかかりますが?」

 

「そこは依頼をした警察が払う事になっているから気にしないで欲しい」

 

「おおー気米が良いですねセルゲイ部長。ありがとうございます」

 

「何勘違いしている?ランディあくまで警察が出すのは彼女達のお金だけだ」

 

「彼女達の要請で行く特務支援課は自腹だ」

 

「ええーーそんなケチな事言わないで下さいよ」

 

「うるさいぞランディ」

 

「さっさとお前達も準備しろ」

 

その後響と巴里華撃団は、特務支援課の準備が出来るまで謎の怪物の事を話していた。

 

「あの時に響さんが特務支援課に協力要請しなければ私達はキーアちゃん会えなかったのですから」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特務支援課との再会4 エリィとの会話

「何勘違いしている?ランディあくまで警察が出すのは彼女達のお金だけだ」

 

「彼女達の要請で行く特務支援課は自腹だ」

 

「ええーーそんなケチな事言わないで下さいよ」

 

「うるさいぞランディ」

 

「さっさとお前達も準備しろ」

 

その後響と巴里華撃団は、特務支援課の準備が出来るまで謎の怪物の事を話していた。

 

「あの時に響さんが特務支援課に協力要請しなければ私達はキーアちゃん会えなかったのですから」

 

「いえいえあの時は本当に特務支援課に道案内をお願いしただけですよ」

 

「それで皆さんは特殊遊撃部隊としてここに来たのはそう言う話をしに来たんです?」

 

「いえ違いますよエリィさん」

 

「あら、貴方は?」

 

「自分は紫藤直哉と言います。特殊遊撃部隊の総司令をしています」

 

「え、貴方が特殊遊撃部隊の偉い人なの?」

 

「いえいえ自分は上司から総司令をしなさいと言われてしてるだけですよ」

 

「え、そうなの?それでも凄いわ」

 

「エリィさん。クロスベル周辺で何か異変みたいなのありませんでした?」

「いいねえ、そう言うの好きだぜ」

 

「じゃあ俺達は太陽の砦に行くぞ」

 

「だがどうするロイド俺達ここから出ると即ばれるぞ?」

 

「それは・・・」

 

「ああ、それは・・・大丈夫ですよこのゲートを通れば太陽の砦に行けますよ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「「「「本当に太陽の砦に来てる」」」」

 

特務支援課の4人は簡易ゲートによって目的地の太陽の砦に来てる事に驚きを隠せないでいた。

 

「ありがとうグレース達後は任せてくれ」

 

「ちょっと待ちなさいロイド君達」

 

「エステルとヨシュアどうしてここに?」

 

私とヨシュアは特殊遊撃部隊の一員として特務支援課に同行するわよ」

 

「「「ええーー」」」

 

「エステルとヨシュアも特殊遊撃部隊のメンバーなのか?」

 

「うん僕は、正確的に言えば違うけどね」

 

「そうなのか?」

 

「それではエステルさん後はお任せしていいですか?」

 

「ええ、良いわよあのケガも完治したから、グレースと直哉、ワイズマンが2人を呼んでるのは意外だけど、気をつけなさいよ」

 

「「はい」」

 

「まあ、ワイズマンの呼び出しもここだったからいいけど」

 

そして特務支援課とエステルとヨシュアは、太陽の砦の内部に入って行った。

 

「え、そう言えば1回だけ異世界と繋がった事があったわ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「本当ですか?」

 

「ええ、変な空間が出来たのだけど、その穴からは誰も出てこなかったの」

 

「その現象はいつ頃ありましたか?」

 

「そうね2週間くらい前かしら3人がそれぞれの仕事に行く前だったから」

 

「2週間まえですか・・・」

 

「ねえ直哉あれと関係あるかしら?」

 

エステル直哉に聞く。

 

「私達も行きましょう」

 

「「「うん」」ええ」

 

そしてのどか達もキュアプレシャスを追いかけた。

 

「そして何とかレシピッピを助けたんだけど・・・」

 

「ああ、その報告ですか?」

 

「違うのその戦闘中に紫藤なのはさんと直哉さんが来たのどうしたらいいかしら?」

 

「またあの2人が来たんですか?」

 

「まったく好奇心旺盛すぎますよ。まあ本人達の世界が滅んでいるから関係なく動いているのなら・・・あの時の真宮寺直哉より質が悪いですね」

 

「いえ、それは無いですよと言いたいですが・・・」

 

「ありえそうで怖いですね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

エリィから聞いた不思議な現象の謎

 

「ねえ直哉あれと関係あるかしら?」

 

エステル直哉に聞く。

 

「私達も行きましょう」

 

「「「うん」」ええ」

 

そしてのどか達もキュアプレシャスを追いかけた。

 

「そして何とかレシピッピを助けたんだけど・・・」

 

「ああ、その報告ですか?」

 

「違うのその戦闘中に紫藤なのはさんと直哉さんが来たのどうしたらいいかしら?」

 

「またあの2人が来たんですか?」

 

「まったく好奇心旺盛すぎますよ。まあ本人達の世界が滅んでいるから関係なく動いているのなら・・・あの時の真宮寺直哉より質が悪いですね」

 

「いえ、それは無いですよと言いたいですが・・・」

 

「ありえそうで怖いですね」

 

「それにトワから聞いたんですが・・・」

「まあ行けと言われれば行きますけど、良いんですか融合世界の場合米田健二の複製人間の立場である僕が行く事で、いらぬ混乱を与えるだけではないです?」

 

「僕としてもメルクの希望で来てくれた彼女達の世界を混乱させる原因にはなりたくないですよ」

 

「ああ、それは大丈夫よ」

 

「後から融合世界の管理者に連絡しておくから」

 

「・・・それなら良いですけど融合世界にどう行けばいいのでしょう?」

 

「それはこれを使うのよ」

 

そう言ってメルクは融合世界で使われている簡易ゲートを出した。

 

「そう言う理由で簡易ゲートでを貸したらしいです」

 

「「成程」」

 

「それでエリィの言う現象が起きた可能性があるのね」

 

「あくまで可能性があると言う事ですし」

 

「いやいや直哉君案外正解かもよ」

 

響がそう言う。

 

「案外あの2人が簡易ゲートの使い方を間違えてリベール王国に繋がらずにクロスベルに繋がったと言う事もありえなくない」

 

「確かにその可能性もあると思いますが・・・」

「いたた、まさか私の魔法が全然効かないなんて・・・」

 

「ふん、これに懲りたらさっさと自分の世界に帰る事ね」

 

「ひっすみませんでした」

 

「よし終わったわね。わがまま女の迷惑行為を止めるクエストが」

 

「え、まさか僕達の人探し行為がこの世界の迷惑行為だなんて知らなかった」

 

もう1人の直哉がそう言う。

 

「貴方達の事は聞いているけど、貴方達が行動を許されてるのは融合世界の中だけでしょう?」

 

「「ええーー」」

 

「「ここ融合世界の中じゃないの?」」

 

「違うわよ」

 

「「ええーー本当にごめんなさい」」

 

「成程2人はここを融合世界の中だと思ってたんですね、ここは融合世界との友好世界と言う複数あるうちの1つの世界です」

 

「友好世界?」

 

「ええ、そうですよ。基本友好世界に指定できるのは、世界丸ごと融合世界と接触した場合ですね」

 

「それってつまり、僕達の世界で言えば時空管理局や7人世界との行き来が出来るような感じかな?」

 

「ええ、そうですね」

 

「ただ違うのは、貴女達の幼馴染世界と7人世界の場合はどちらかの世界のイベントとかが進まないと言う事がありませんでしたか?」

 

「それは・・・」

 

「でもあの当時の2人からも簡易ゲートの使い方を間違えたとかそう言う話は聞いて無いんですけどトワ達からも」

 

「「え、そうなの?」」

 

「はい」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特務支援課からの帰り道前編

「直哉君これからどうする?」

 

「そうですね、もう少しこちらにいて例の件を調べようと思います」

 

「成程2人はここを融合世界の中だと思ってたんですね、ここは融合世界との友好世界と言う複数あるうちの1つの世界です」

 

「友好世界?」

 

「ええ、そうですよ。基本友好世界に指定できるのは、世界丸ごと融合世界と接触した場合ですね」

 

「それってつまり、僕達の世界で言えば時空管理局や7人世界との行き来が出来るような感じかな?」

 

「ええ、そうですね」

 

「ただ違うのは、貴女達の幼馴染世界と7人世界の場合はどちらかの世界のイベントとかが進まないと言う事がありませんでしたか?」

 

「それは・・・」

 

「でもあの当時の2人からも簡易ゲートの使い方を間違えたとかそう言う話は聞いて無いんですけどトワ達からも」

 

「「え、そうなの?」」

 

「はい」

 

「あの場ではああ言いましたけど、もしかするとイシュメルガとデボネアがこちら側に戻って来た可能性もありますしね」

 

「「「ああ、成程」」」

 

「成程な・・・!! ジェントルーこれ以上は感情を出すな」

 

「どうした?ブルー」

 

「いや、厄介な物があったからな」

 

「厄介な物だと」

 

「ああ」

 

「おいおい何で憑依の実が融合世界にあるんだよ。トワが言っていたあの異界事変の影響か?最悪これ1つみたいだからまだいいが・・・」

 

「それにこの話もレイから聞いたのですが・・・隼人叔父さんが中心世界で憑依の実を見つけたそうです」

 

「ええ――」

 

「何ですって」

 

「ええ、その実は隼人叔父さんが対処したらしいのですが」

 

「ちょっと待って直哉君憑依の実てあれ?」

 

響が思い出す。

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

 

「フフ、成程あれがイシュメルガとデボネアが言っていた力ですか」

 

カルマがそう呟く。

 

「カルマ、イシュメルガとデボネアとは何者だ?」

 

真宮寺直哉がカルマに聞く。

 

「ああ、遥か未来から来た私の協力者ですよ」

 

!!

 

「遥か未来から来た協力者だと」

 

「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「そうです。それで間違いないですね?花寺薫」

 

「薫ちゃんの名字が違う」

 

「その通りだよカルマ。よくそこまで融合世界の事を熟知してるね」

 

「イシュメルガとデボネアでも私の名字変更の事は知らなかったのに」

 

「融合世界?飛鳥ちゃんどういう事?」君達は幼馴染世界から来たんだよね」

 

「違いますよ。真宮寺直哉さん」

 

「おい、直哉しっかりしろ面倒な奴は倒されたんだ」

 

「そうよ直哉君後はカルマを倒せば・・・えっ」

 

その時千明は見た。光武F2が炭になる所を」

 

「いやあああ。巴里華撃団の皆が炭になったわ――」

 

「あはは、良いですね。ある程度制限がありますが、触れた物全部を炭に変える能力を持つノイズと言う兵器は」

 

「「「「「「何だと!!触れたら炭にされるだと」」」」」」

 

「一体どうやって倒すんだよ」

 

「安心して下さい皆さん」

 

「「だああああ」」

 

!!

 

「「「何だノイズが消滅していく」」」

 

「まさか、特殊遊撃部隊の奴等めシンフォギア奏者をこちらに連れて来たのか?」

 

「そうだよカルマ私達を貴女が、エキストラプレイヤーとして与えた特権として与えた力で、仲間と合流して、貴女がノイズを使う可能性があったからね」

 

「おのれーーキュアグレースそして紫藤直哉め」

 

「さあ、皆さん後は邪精霊カルマを倒すだけです。ノイズやメガビョーゲンは私達に任せて下さい」

 

「「「「「ああ、任せた」」」」」

 

そして特殊遊撃部隊はカルマ以外と戦い始めた。

 

「しかし邪精霊カルマに、それなりの融合世界世界の情報が流れてたな」

 

グレースの中にいる直哉が呟いた。

 

「そうだね直哉君」

 

「恐らく邪精霊カルマを倒したら僕達と融合世界は、異界との繋がりは切れると思います」

 

「後は僕達はサポート役に徹していいと思います」

 

「ええそうですよ。響さん」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特務支援課からの帰り道後編

「「「何だノイズが消滅していく」」」

 

「まさか、特殊遊撃部隊の奴等めシンフォギア奏者をこちらに連れて来たのか?」

 

「そうだよカルマ私達を貴女が、エキストラプレイヤーとして与えた特権として与えた力で、仲間と合流して、貴女がノイズを使う可能性があったからね」

 

「おのれーーキュアグレースそして紫藤直哉め」

 

「さあ、皆さん後は邪精霊カルマを倒すだけです。ノイズやメガビョーゲンは私達に任せて下さい」

 

「「「「「ああ、任せた」」」」」

 

そして特殊遊撃部隊はカルマ以外と戦い始めた。

 

「しかし邪精霊カルマに、それなりの融合世界世界の情報が流れてたな」

 

グレースの中にいる直哉が呟いた。

 

「そうだね直哉君」

 

「恐らく邪精霊カルマを倒したら僕達と融合世界は、異界との繋がりは切れると思います」

 

「後は僕達はサポート役に徹していいと思います」

 

「ええそうですよ。響さん」

 

「正確に言えばカルマは邪精霊ではなく憑依の実を宿す憑依の木の精霊らしいです」

 

「そうなのね、それもレイ達からの情報?」

 

エステルが直哉に聞く。

 

「いえ、以前エステルさん達が特務支援課と共に太陽の砦に行ってる間にのどかさん達とワイズマンで真宮寺直哉君の歴史を見る為の旅をしたんですよ」

 

「「「ええ――」」」

 

「ふ、やはり私達の障害は、貴女なのね真宮寺さくら」

 

「無論直哉を守るのは、さくらだけではないぞ、我等もいることを忘れるな」

 

「おーおーサクラチーム燃えてるね」

 

「当然だろう。奴らの統一の目的が、ミユの力と、直哉の霊力とわかったんだからな、ケン」

 

「だな、さくら雑魚の相手は、俺達に任せろ」

 

「ありがとうございます。ケンさん」

 

「フフ、本当に貴方達の相手が、私たちだけと思っているの?」

 

「何ですって!!」

 

「巴里に眠る異界の精霊よ、我が声に答え眠りから覚めよ」

 

殺女がそう言うと、かつてパリシイの怪人と共に巴里を襲撃した。オーク巨樹と共に現れた憑依の木の精霊であるカルマが復活した。

 

「おい直哉、あの大きな木はなんだ?」

 

「あれは、異世界からの侵略者です」

 

「「「「異世界からの侵略者だとーーー」」」」

 

「久しぶりですね鬼神を操る姉弟よ」

 

「成る程、貴女方が、私を復活させてくれたのですね?」

 

「ええ、そうよ」

 

「ワイズマンに説明する時は異界事変側で説明しているんですけどね」

 

「成程ねその影響で、憑依の実が中心世界で見つかったのね」

 

「まさか、あの異界事変の影響がこのタイミングで出るなんて」

 

響は驚いていた。

 

「トワからはそちらに関しての調査結果をまだ聞いていないので、推測での話なんですけどね」

「え、そう言えば1回だけ異世界と繋がった事があったわ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「本当ですか?」

 

「ええ、変な空間が出来たのだけど、その穴からは誰も出てこなかったの」

 

「その現象はいつ頃ありましたか?」

 

「そうね2週間くらい前かしら3人がそれぞれの仕事に行く前だったから」

 

「2週間まえですか・・・」

 

「でももしかしたらエリィさんが言った穴から憑依の実がゼムリア大陸に来ていたとしたら?」

 

!!

 

「それはまずいわ孵化したら誰も倒せなくなるし」

 

エステルがそう言う。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

憑依の実が世界を超えて来ている可能性

「え、そう言えば1回だけ異世界と繋がった事があったわ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「本当ですか?」

 

「ええ、変な空間が出来たのだけど、その穴からは誰も出てこなかったの」

 

「その現象はいつ頃ありましたか?」

 

「そうね2週間くらい前かしら3人がそれぞれの仕事に行く前だったから」

 

「2週間まえですか・・・」

 

「でももしかしたらエリィさんが言った穴から憑依の実がゼムリア大陸に来ていたとしたら?」

 

!!

 

「それはまずいわ孵化したら誰も倒せなくなるし」

 

エステルがそう言う。

 

「そうなんですけど今はクロスベルにを中心に注意喚起ともし憑依の実らしきものを見たら特殊遊撃部隊の方に連絡して貰えるように、エステルさんとヨシュアさんに遊撃手協会に行って貰えますか?」

 

「「わかった」」

 

「僕と響さんでトワとレイに確認してきます」

 

「成程な・・・!! ジェントルーこれ以上は感情を出すな」

 

「どうした?ブルー」

 

「いや、厄介な物があったからな」

 

「厄介な物だと」

 

「ああ」

 

「おいおい何で憑依の実が融合世界にあるんだよ。トワが言っていたあの異界事変の影響か?最悪これ1つみたいだからまだいいが・・・」

 

「もしかしたらトワとレイが見落としているかもしれないので」

 

「わかったよ直哉君」

 

そして直哉と響は簡易ゲートで管理者の神殿に向かった。

 

管理者の神殿では・・・

 

「あら直哉と響どうしたの?何かあった」

 

「あ、トワ実は・・・」

 

「え、そう言えば1回だけ異世界と繋がった事があったわ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「本当ですか?」

 

「ええ、変な空間が出来たのだけど、その穴からは誰も出てこなかったの」

 

「その現象はいつ頃ありましたか?」

 

「そうね2週間くらい前かしら3人がそれぞれの仕事に行く前だったから」

 

「2週間まえですか・・・」

 

「そう言う事がゼムリア大陸と言うかクロスベルに起きたらしいのですけど」

 

「これは、あれとは関係ないでしょうか?」

 

響がトワに接続する。

 

「成程な・・・!! ジェントルーこれ以上は感情を出すな」

 

「どうした?ブルー」

 

「いや、厄介な物があったからな」

 

「厄介な物だと」

 

「ああ」

 

「おいおい何で憑依の実が融合世界にあるんだよ。トワが言っていたあの異界事変の影響か?最悪これ1つみたいだからまだいいが・・・」

 

「ああ、クロスベルに憑依の実が現れたかも知れないから、調べたらいいのね」

 

「ええそうですけど、もし憑依獣になった場合の対策はどうすれば?」

 

「ああ、それは・・・響が突撃すれば良いわ」

 

「ええ――」

 

「嘘よもう本気にならないでよ」

 

「もし、ゼムリア大陸に憑依の実が出たりすると中心世界のように劣化型と思うのよ」

 

「どういう事ですか?」

 

「良い響」

 

「デボネアよ異世界の邪精霊の依頼を受けてやるとは思わなかったぞ」

 

「フフ、イシュメルガ確かにお前の立てたゲームをしても他生の時間稼ぎにしかならないからな。魔神セレスと魔神ウィンダムのマジックナイトを堕とす為にはまだ時間が必要だから」

 

「だが、何故魔神レイアースも堕とさないのだ?」

 

「ああ、魔神レイアースとその乗り手のマジックナイトには紫藤直哉達が持っている力によってこちら側には引き込めないのだ」

 

「成程な」

 

「特殊遊撃部隊が異界事変の影響受けたその元々の原因はこの2人でしょ?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワの推測

 

「どういう事ですか?」

 

「良い響」

 

「デボネアよ異世界の邪精霊の依頼を受けてやるとは思わなかったぞ」

 

「フフ、イシュメルガ確かにお前の立てたゲームをしても他生の時間稼ぎにしかならないからな。魔神セレスと魔神ウィンダムのマジックナイトを堕とす為にはまだ時間が必要だから」

 

「だが、何故魔神レイアースも堕とさないのだ?」

 

「ああ、魔神レイアースとその乗り手のマジックナイトには紫藤直哉達が持っている力によってこちら側には引き込めないのだ」

 

「成程な」

 

「特殊遊撃部隊が異界事変の影響受けたその元々の原因はこの2人でしょ?」

 

「ええ、そうですね。僕達を異界事変に巻き込んだのは」

 

「そしてその見返りにカルマが・・・メガビョーゲンやノイズを使ってましたし」

 

そう言って直哉は思い出す。

 

「フフ、本当に貴方達の相手が、私たちだけと思っているの?」

 

「何ですって!!」

 

「巴里に眠る異界の精霊よ、我が声に答え眠りから覚めよ」

 

殺女がそう言うと、かつてパリシイの怪人と共に巴里を襲撃した。オーク巨樹と共に現れた憑依の木の精霊であるカルマが復活した。

 

「おい直哉、あの大きな木はなんだ?」

 

「あれは、異世界からの侵略者です」

 

「「「「異世界からの侵略者だとーーー」」」」

 

 

「久しぶりですね鬼神を操る姉弟よ」

 

「成る程、貴女方が、私を復活させてくれたのですね?」

 

「ええ、そうよ」

 

「ならばお礼をしなければなりませんね。行きなさいナノビョーゲンそこの降魔を進化させてあげなさい」

 

「ナノ――」

 

「きゃあああ。何よこれーー」

 

そして殺女はメガ降魔殺女に進化した。

 

!!

 

「おほほ、良いわね憑依の実とは違うが、同じ性質の物を使う事がこんなに楽しいとは」

 

「この見た事のない怪物はお前の仕業だったのかカルマ」

 

「ふん今頃気がついたのか?真宮寺直哉」

 

「カルマ、イシュメルガとデボネアとは何者だ?」

 

真宮寺直哉がカルマに聞く。

 

「ああ、遥か未来から来た私の協力者ですよ」

 

!!

 

「遥か未来から来た協力者だと」

 

「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「そうです。それで間違いないですね?花寺薫」

 

「薫ちゃんの名字が違う」

 

「その通りだよカルマ。よくそこまで融合世界の事を熟知してるね」

 

「イシュメルガとデボネアでも私の名字変更の事は知らなかったのに」

 

「融合世界?飛鳥ちゃんどういう事?」君達は幼馴染世界から来たんだよね」

 

「違いますよ。真宮寺直哉さん」

 

「おい、直哉しっかりしろ面倒な奴は倒されたんだ」

 

「そうよ直哉君後はカルマを倒せば・・・えっ」

 

その時千明は見た。光武F2が炭になる所を」

 

「いやあああ。巴里華撃団の皆が炭になったわ――」

 

「あはは、良いですね。ある程度制限がありますが、触れた物全部を炭に変える能力を持つノイズと言う兵器は」

 

「「「「「「何だと!!触れたら炭にされるだと」」」」」」

 

「一体どうやって倒すんだよ」

 

「安心して下さい皆さん」

 

「「だああああ」」

 

!!

 

「「「何だノイズが消滅していく」」」

 

「まさか、特殊遊撃部隊の奴等めシンフォギア奏者をこちらに連れて来たのか?」

 

「そうだよカルマ私達を貴女が、エキストラプレイヤーとして与えた特権として与えた力で、仲間と合流して、貴女がノイズを使う可能性があったからね」

 

「そしてカルマからのお礼があの劣化型憑依の実と言う事ですか?」

 

「ええ、私はそう考えているわ」

 

「でも劣化型と言っても憑依の実ですよね」

 

「ええ、劣化型だから危険はないわよ」

 

「「え、どうしてですか?」」

 

「だってこの世界に呪力が存在しないもの」

 

「あ、そう言う事ですか」

 

「ええ、憑依の実が存在できる環境は呪力と人間の欲だから」

 

「融合世界では中心世界とゼムリア大陸に転移しかしないわよ」

 

「「成程」」

 

「ただゼムリア大陸に憑依の実が複数落ちていた場合イシュメルガとデボネアが、改良する可能性があるわね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

憑依の実が改良された場合の話

「だってこの世界に呪力が存在しないもの」

 

「あ、そう言う事ですか」

 

「ええ、憑依の実が存在できる環境は呪力と人間の欲だから」

 

「融合世界では中心世界とゼムリア大陸に転移しかしないわよ」

 

「「成程」」

 

「ただゼムリア大陸に憑依の実が複数落ちていた場合イシュメルガとデボネアが、改良する可能性があるわね」

 

「「イシュメルガがですか?」」

 

「ええ、そうなった場合はもはや憑依獣ではなく暗黒獣と言う風に名前を変えるべきね」

 

「そっか品種改良された憑依の実だからか」

 

「そうね、後何故中心世界とゼムリア大陸に憑依の実が適しているのかと言うのは」

 

太正14年3月31日深夜・・・

 

1年前東京湾に出現した、降魔の城と言うべき聖魔城今ここに、鬼の面を被った男の反魂の術により、あの男が蘇ると、聖魔城は、静かに、沈むのだった。

 

「こういう感じの術があるからね」

 

「「成程」」

 

「ゼムリア大陸の場合は・・・」

 

やはりそうでしたかマリアベルさん」

 

「あら、意外に驚きが少ないですわね」

 

「ええ、ある程度はこの状況のままでそれぞれの世界から人材を連れてくる手はあるにはあるんですよね」

 

「あら、そうなんですの」

 

「ええ、あまり使用をするのは世界に混乱を招く恐れのある術なので」

 

「「「「そんな術があるんですか?」」」ですの」

 

「ええ、紫藤家の当主しか使う事のできない術ですけど」

 

「それなら直哉さんにしかつかえないのでは?」

 

「それがね、例外に1人いるんだよね。紫藤隼人と言う人物はね例外なんだよね」

 

「最近出番のないマリアベルが得意とする錬金術がゼムリア大陸にあるからね」

 

「「つまり中心世界にしろ、ゼムリア大陸にしろ呪力の代用が聞く力が存在する世界は注意すべきなんですね」」

 

「あくまでも私の推測だけどね」

 

「でも確かにそう言われると、シンフォギア世界や2つのすこやか市やあおぞら市には、呪力はほぼ無いに等しいですからね」

 

「そうだね、でもフィーネやウィル博士は興味を持つかもね」

 

「初めまして貴女が、立花響さんですね」

 

「はい、貴方は英雄好きのウィル博士ですよね?」

 

「おお、自分の事を知って貰えてるとは嬉しいですね」

 

「どうしてウィル博士はフィーネさんを通じて私と会いたいと言って来たんです?」

 

「私は、あの戦いを見て衝撃を受けました」

 

「あはは、ありがとうございます」

 

「そして私は考えたんです。今自分が所属する部隊より貴女達がいる組織に行きたいとね」

 

「ええ――困りますよ。博士にはフロンティア事変を起こして貰わないとこの世界のバランスが崩れるので」

 

「ああ、やはりフィーネの言う通り立花響さんには自分の計画が知られているんですね」

 

「すいませんでも、私達はウィル博士の計画は最低限の干渉で終わらせるつもりですので」

 

「成程」

 

「つまり貴女達が私の計画に干渉する場合は今のような状況にでもならないと干渉しないのですね?」

 

「簡単に言えばそうですね」

 

「確かにそうですね」

 

「あの2人なら興味を持ちそうですね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について14 ゼムリア大陸編

「それではトワゼムリア大陸に劣化型憑依の実が来た場合対処お願い出来ます?」

 

「ええ、良いわよ。直哉もあおぞら市の件お願いね」

 

「はい、出来るだけ先代プリキュアの依頼を終わらせます」

 

「お願いね劣化型憑依の実の件を除外したとしても次に本格的なイベントが起きるのはゼムリア大陸になりそうだから」

 

「ああ、それは・・・蒼の書物に書かれているイベントですよね」

 

「まあ、簡単に言えば蒼編の原作なのだけどね。ただ蒼編が始まると言う事はエレポニア帝国でも英雄が動き出すのよね」

 

「ええ――それじゃあまたチームに別れるんですか?」

 

響がトワに質問する。

 

「ええ、最初はそう思ったんだけど蒼編の終了直後にエレポニア帝国の英雄とクロスするのよね」

 

「成程つまり一時的に2チームに別れると特殊遊撃部隊同士の潰し合いになる・・・それはイシュメルガとデボネアが望む結果になりえると考えられると言う事ですか?」

 

「ええ私はそう考えているわ」

 

「まあ、イシュメルガとデボネアの件がなくても個人的にギリアス・オズボーンが好きになれないのよね」

 

「ああ、エレポニア帝国の宰相をしてるおじさんですよね?」

 

「そうよ響」

 

「確かにあの人も油断は出来ませんね。少なくとも敵と手をつないでt言う風に考える響さんには天敵になるかもしれませんね」

 

「ええ――」

 

「そうね、響はすぐに落とされそうね」

 

「ええ――トワさんまで酷い」

 

「でもそうですよね。現段階でのゼムリア大陸の中で最強の敵である事に間違いはないのですから」

 

「それは間違いないわね」

 

「ええ――あのおじさんそんなに強いんですか?」

 

「ある意味面倒なコンビだからまあ、仕方ないわね」

 

「え、面倒なコンビ?どういう事?」

 

「ああ、それは・・・」

 

そしてトワが話し出す。

 

「何だと!!この映像の言葉現実にリベール王国で起きたことなのか?」

 

「ああ、そうだ」

 

「だが何故リベール王国にあんな怪物や魔法少女みたいなのがいるのだ?」

 

「ああその理由はリベール王国が密かに融合世界と交流することに成功したからだ」

 

!!

 

「その融合世界とは何なんだ?」

 

「簡単に言えば異世界に存在する世界の事だ」

 

「なんとそんな世界が

あるのか?」

 

「ああ、我がその世界に行ったときの事を教えてやる」

 

「ええ――あのおじさんがイシュメルガの本当の宿主ーーー」

 

「そう言う事よ響」

 

「まさかあのおじさんが・・・イシュメルガだなんて」

 

「まあ、驚くのも無理はないわね」

 

「そうですね、蒼編だと省かれている部分と言うかその辺はエレポニア帝国編に書かれている部分ですから」

 

「そうね・・・」

 

「でも良いんですか?蒼編を終わらせるとクロスベルにエレポニア帝国が来ますが・・・」

 

「ああ、それは・・・問題ないわ蒼編終了後に一時的に時を止めるし、その直後からエレポニア帝国編をするつもりはないし」

 

「そうなんですか?それなら良いですけど」

 

「ただ気がかりなのがまた新たな世界が融合世界に出来そうなのと接触しそうなのよね」

 

「「ええ――」」

 

トワの言葉を聞き驚く直哉と響だった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

3組のプリキュアあおぞら市へ1

「そう言う事でここが、夏海まなつちゃん達の街あおぞら市です」

 

「「「うわあいい所だ」」」

 

「ありがとうねゆい」

 

まなつがそう言う。

 

「さあ、皆さん今日は基本的自由時間ですのでゆいさん達はのどかさん達と行動して下さいね」

 

 

「え、直哉さんとまなつちゃん達は?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「え、直哉さんその姿はどうしたんですか?」

 

「ああ、今から君達の親達に説明する為に行くから怪しまれないように、姿を変えたんだけど変かな?」

 

「変じゃないんですけど」

 

「この状況で私達の親の居場所がわかるんですか?」

 

「大丈夫だよ。みのりちゃん」

 

「皆の親のいる場所はわかってるから」

 

「それじゃ、行くよ皆」

 

「「「「「はい」」」」」

 

そして直哉とまなつ達はそれぞれの家族の元に向かった。

 

「前回同様まなつちゃん達をそれぞれの自宅に連れて行くんですよ」

 

「そう言う約束なのでそれぞれの家庭とのね」

 

「そうだったんですか」

 

「うん。ゆいさん達とは違い世界まるごと融合世界の周辺に現れたから僕達の対応もそれに合わせて変えるんだよ」

 

そして直哉とまなつ達はゆい達と別行動を始めた。

 

「直哉さん本当に良いんですか?ゆいさん達と別行動で?」

 

みのりが直哉に聞く。

 

「良いですよ今回はトワから、僕はまなつちゃん達と行動をするようにと言われてますから」

 

 

「流石ですね私の気配を感じるとは」

 

「貴方はタツノオトシゴなの?

 

フォンテーヌが現れた者に聞く。

 

「ふむ、成程貴女達が、ブルーが言っていたもう1組のプリキュアですか」

 

!!

 

グレース達は現れた者のブルーと言う言葉に警戒を強める。

 

「ああ、そう言えばお初にお目にかかります。私はあとまわしの魔女様の忠実な僕のバトラーと申します」

 

「「「「バトラー」」」」

 

「ちょっとあとまわしの魔女の部下の人が何で私達を襲うの?」

 

「すみませんね私は、霊力と言うのをに興味を持っていてですね」

 

「前回あおぞら市で貴女達の力を見る為にブルーが残したナノビョーゲンを多少アレンジさせたメガビョーゲンを放ったんですがね」

 

「あのメガビョーゲンを使ったのは貴方なの?」

 

グレースがバトラーに聞く。

 

そうですよ。それにブルーが言っていた異世界のプリキュアにも興味がありましたからね」

 

「一体何の為に私達に興味を持つの?」

 

「それは貴女達に惹かれて彼女が出て来たら面倒ですからね」

 

バトラーがそう言う。

 

「以前はあとまわしの魔女の配下のバトラーが動いていたので、今回はブルーとブンドル団がどちらに現れても良いようにチームに別れて行動をするんですよ」

 

「「「「成程」」」」

 

「でも直哉さん守護者をつけないで良いんですか?」

 

さんごが直哉に聞く。

 

「ええ、今回はあおぞら市なので、さんごちゃん達と行動をするので皆忘れてると思うけど皆も守護者見習いだったからね」

 

「「「「あ、忘れてた」」」」

 

「ねっローラさん」

 

「そうね・・・」

 

「ねえ直哉本当にいいの?」

 

ローラが直哉に聞く。

 

「ええ、良いですよトワにも言われてますから」

 

そう言いながら直哉がその時の事をローラに言う。

 

「ええ、良いわよ。直哉もあおぞら市の件お願いね」

 

「はい、出来るだけ先代プリキュアの依頼を終わらせます」

 

「お願いね劣化型憑依の実の件を除外したとしても次に本格的なイベントが起きるのはゼムリア大陸になりそうだから」

 

「ああ、それは・・・蒼の書物に書かれているイベントですよね」

 

「成程ね」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

3組のプリキュアあおぞら市へ2

「ねっローラさん」

 

「そうね・・・」

 

「ねえ直哉本当にいいの?」

 

ローラが直哉に聞く。

 

「ええ、良いですよトワにも言われてますから」

 

そう言いながら直哉がその時の事をローラに言う。

 

「ええ、良いわよ。直哉もあおぞら市の件お願いね」

 

「はい、出来るだけ先代プリキュアの依頼を終わらせます」

 

「お願いね劣化型憑依の実の件を除外したとしても次に本格的なイベントが起きるのはゼムリア大陸になりそうだから」

 

「ああ、それは・・・蒼の書物に書かれているイベントですよね」

 

「成程ね」

 

「それにしても直哉がついて来るのは貴女の指示?」

 

「はいそうです。貴女達の元にあれを使える物が現れたので」

「この世界を救って。そして、あとまわしの魔女になってしまった魔女を・・・」

 

そして、皆で手作りしたドレッサーが目の前に現れて姿を変える。

 

「わたし達のドレッサーが!」

 

「そのドレッサーをトロピカルハートドレッサー」

 

「新しいハートクルリングは」

 

「ランドハートクルリング」

 

「行くよ!」

 

「ランドハートクルリング!」

 

「「「「「おめかしアップ!」」」」」

 

「「「「「エクセレン・トロピカルスタイル!」」」」」

 

「「「「「5つの力!大地を照らせ!」」」」」

 

「「「「「プリキュア!ランドビート・ダイナミック!」」」」」

 

「「「「「ビクトリー!」」」」」

 

「何この映像?」

 

「この映像はの戦いに僕がキュアオアシスさんと介入した後にトワ達が見つけた映像です

 

「ああ、そう言う事ね」

 

「私達があの力を使うにはドレッサーの力が必要なのね」

 

「はい私の場合は時代的に1人でしたので」

 

「成程ね」

 

そしてローラは先代プリキュアと話しながら海のリングを捜索をするのだった。

 

その頃のどか達は・・・

 

「・・・ちゆちゃん、ひなたちゃん、アスミちゃん」

 

「あちゃ、やっぱり来ちゃうのね」

 

「そうがっかりするなよキュアスパークル・・・いや今は平光ひなただったな」

 

「「「ああーー貴方は誰?」」」

 

「ああ、お前達がレシピッピを守るプリキュアの1人か」

 

「何でレシピッピを知ってるの?」

 

「ああ、それは・・・俺がジェントルーの臨時上司だからだ」

 

!!

 

「改めて自己紹介をしよう。俺の名はブルーだ」

 

「「「ブルー?」」」

 

「そうだ、俺はバトラーに呼ばれて来たのだが、お前達を見つけたからこちらに来たのさ」

 

「のどかさんこの人は一体?」

 

ゆいがのどかに聞く。

 

「この男は融合世界に現れた謎の敵だよ」

 

「フッ謎の敵か・・・そう言わざるえないな」

 

「皆行くよ」

 

「「「ええ」うん」はい」

 

「皆行くラビ」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

「ほう、良いだろう少し遊ぶとするか」

 

「出てこいナノビョーゲン達そして降魔共よ」

 

!!

 

「「「何あれ?」」」

 

「あれがメガ降魔だよゆいちゃん達」

 

グレースがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

それぞれの襲撃者達前編

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

「ほう、良いだろう少し遊ぶとするか」

 

「出てこいナノビョーゲン達そして降魔共よ」

 

!!

 

「「「何あれ?」」」

 

「あれがメガ降魔だよゆいちゃん達」

 

グレースがそう言う。

 

「ほへーー本当にプリキュアなんだのどかちゃん達」

 

「らん信じてなかったの?」

 

「だって私達が来てのどかちゃん達プリキュアになってないからさーー」

 

「うんそう言われると事実なんだよね」

 

「それより私達も手伝わなくちゃ」

 

ここねがそう言う。

 

「でも私達の敵じゃないし勝てるの?」

 

らんがそう言う。

 

その頃まなつ達は・・・

 

「久しぶりですねプリキュアの皆さん」

 

「「「「「バトラー」」」」」

 

「どうやら特殊遊撃部隊には私の作戦を見抜かれていたようですね」

 

「「「「「作戦?」」」」」

 

「まあいいでしょう。行きなさい超ゼッタイヤラネーダ」

 

バトラーがそう言うと、ビーチパラソル型の著超ゼッタイヤラネーダが現れた。

 

「皆行くよ」

 

「「「「ええ」」」ああ」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「今日も元気だ!」

 

「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」」

 

「フッ貴女達が、変身した所で超ゼッタイヤラネーダは浄化出来ないようですからね」

 

「「「「う」」」」

 

サマー達は思い出していた。

 

「乾いた心に!キュアオアシス!」

 

「「「「「ええーー新しいプリキュア」」」」」そんな馬鹿なお前は既に・・・まあいいでしょう。超ゼッタイヤラネーダ彼女を戦闘不能にしなさい」

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

「直哉さん行きますよ」

 

「わかりました、ですが現状だと、オアシスとして動けるのは3分です」

 

「わかりましたすぐに終わらせます」

 

そしてキュアオアシスは行動を開始した。

 

「ランドハートクルリング!」

 

「プリキュア!ランドビート・ダイナミック!」

 

「ビクトリー!」

 

「「「「「凄いあのヤラネーダを1人で浄化するなんて」」」」」

 

「ぬう!!やはり彼女は・・・まあいい出でよメガ降魔プリキュア達を倒しなさい」

 

GAOON

 

今回は、ただ1人超ゼッタイヤラネーダを浄化出来る彼女がいませんね」

 

「つまり今回は私の勝ちです。プリキュア」

 

バトラーがそう言うと超ゼッタイヤラネーダが、サマー達に攻撃を仕掛けてきた。

 

その頃少し離れた場所にいる直哉とキュアオアシスは・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

それぞれの襲撃者達後編

「今回は、ただ1人超ゼッタイヤラネーダを浄化出来る彼女がいませんね」

 

「つまり今回は私の勝ちです。プリキュア」

 

バトラーがそう言うと超ゼッタイヤラネーダが、サマー達に攻撃を仕掛けてきた。

 

その頃少し離れた場所にいる直哉とキュアオアシスは・・・

 

「直哉さんこれで良いんですか?」

 

「ええ、これで本来の流れに似た形で渡せますからね」

 

「あ、そう言えば」

 

キュアオアシスが思い出す。

 

「この世界を救って。そして、あとまわしの魔女になってしまった魔女を・・・」

 

そして、皆で手作りしたドレッサーが目の前に現れて姿を変える。

 

「わたし達のドレッサーが!」

 

「そのドレッサーをトロピカルハートドレッサー」

 

「新しいハートクルリングは」

 

「ランドハートクルリング」

 

「行くよ!」

 

「ランドハートクルリング!」

 

「「「「「おめかしアップ!」」」」」

 

「「「「「エクセレン・トロピカルスタイル!」」」」」

 

「「「「「5つの力!大地を照らせ!」」」」」

 

「「「「「プリキュア!ランドビート・ダイナミック!」」」」」

 

「「「「「ビクトリー!」」」」」

 

「何この映像?」

 

「この映像はの戦いに僕がキュアオアシスさんと介入した後にトワ達が見つけた映像です

 

映像終了・・・

 

「つまりこの映像が私達の未来なの?」

 

「ええ、その筈でした。本来超ゼッタイヤラネーダは・・・」

 

「この世界を救って。そして、あとまわしの魔女になってしまった魔女を・・・」

 

そして、皆で手作りしたドレッサーが目の前に現れて姿を変える。

 

「わたし達のドレッサーが!」

 

「そのドレッサーをトロピカルハートドレッサー」

 

「新しいハートクルリングは「ランドハートクルリング」

 

「行くよ!」

 

「ランドハートクルリング!」

 

「「「「「おめかしアップ!」」」」」

 

「「「「「エクセレン・トロピカルスタイル!」」」」」

 

「「「「「5つの力!大地を照らせ!」」」」」

 

「「「「「プリキュア!ランドビート・ダイナミック!」」」」」

 

「「「「「ビクトリー!」」」」」

 

「そう言う事後はお願いしますね。キュアオアシスさん」

 

「はい」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「乾いた心に!キュアオアシス!」

 

そして直哉はキュアオアシスとなってサマー達の元に向かった。

 

その頃ブルーとメガ降魔と戦っているキュアグレース達は・・・」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

「「パワー!」」

 

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「ふむ、お前達はずいぶん霊力をコントロール出来るようになったな」

 

「花寺直哉がいないのに」

 

「当然だよどれだけメガ降魔やメガヤラネーダと戦ったと思ってるの?ほぼそう言う時はブルーのせいじゃん」

 

キュアスパークルがそう言う。

 

「フフ、すまんすまんそう言えばそうだったな」

 

「17番目のプリキュアがいるんだったらジェントルーを連れて来るべきだったな」

 

「次は和実ゆい達の力を見せて貰おうか」

 

「「「え」」」

 

「と言いたいところだがキュアサマー達が超ゼッタイヤラネーダを浄化したみたいだからな、ここが潮時か」

 

そう言ってブルーは撤退した。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第27章 第1部 突然の呼び出し編
不自然な長い休暇とトワの緊急来訪前編


直哉達特殊遊撃部隊は、トワの依頼を含めた融合世界と友好世界のパトロールを終えて1週間後・・・

 

特殊遊撃部隊のメンバーは融合世界すこやか市でしばしの休息謳歌していた」

 

「久しぶりの休息だね直哉君」

 

「そうですね、のどかお姉ちゃん」

 

「1週間も休暇をくれるとは思いませんでしたけどね」

 

「そうだね」

 

「ええ、良いわよ。直哉もあおぞら市の件お願いね」

 

「はい、出来るだけ先代プリキュアの依頼を終わらせます」

 

「お願いね劣化型憑依の実の件を除外したとしても次に本格的なイベントが起きるのはゼムリア大陸になりそうだから」

 

「ああ、それは・・・蒼の書物に書かれているイベントですよね」

 

「まあ、簡単に言えば蒼編の原作なのだけどね。ただ蒼編が始まると言う事はエレポニア帝国でも英雄が動き出すのよね」

 

「ええ、その筈ですよあの言い方をしていて、1週間もこちらに連絡をしないのは不自然ですよね」

 

「ふむ、お前達はずいぶん霊力をコントロール出来るようになったな」

 

「花寺直哉がいないのに」

 

「当然だよどれだけメガ降魔やメガヤラネーダと戦ったと思ってるの?ほぼそう言う時はブルーのせいじゃん」

 

キュアスパークルがそう言う。

 

「フフ、すまんすまんそう言えばそうだったな」

 

「17番目のプリキュアがいるんだったらジェントルーを連れて来るべきだったな」

 

「次は和実ゆい達の力を見せて貰おうか」

 

「「「え」」」

 

「と言いたいところだがキュアサマー達が超ゼッタイヤラネーダを浄化したみたいだからな、ここが潮時か」

 

そう言ってブルーは撤退した。

 

「いくらブルーの乱入があっとはいえ、僕や守護者達にも連絡をしないのは不自然に見えます」

 

「うんトワさんだけなら、連絡をしないのは不自然じゃないけどね。でもレイさんも連絡が無いのは何かあったと考えてしまうね」

 

「そうですね。現状守護者は、のどかさんと光ちゃんそして響さんの3人ですからね」

 

「そうだね、エステルさんはゼムリア大陸の全体に対応して貰わないといけないし・・・」

 

「もしかしたらトワとレイさんが反応が無いのは突発的な事件が起きているのかも知れませんね」

 

「どういう事?」

 

「「メガビョーゲン、メガビョーゲン」」

 

「「「「「何だ奴等は」」」」」」

 

当然だがその場にいる全員が、突然現れたメガビョーゲンとメガ降魔の出現に戸惑っていた。

 

!!

 

「神山さんクラリスさん。私行きますね」

 

「「いいんですかグレースさん」」

 

「いいも悪いもありません。実際に過去の7人世界に出現しない筈のメガ降魔とメガビョーゲンが出たのですから、浄化しないと」

 

「本当にすまない直哉君。まさかなのはが暴走するなんて思わなかったよ」

 

「それに響さんとまなつちゃん達もありがとう」

 

「「いえいえ気にしないで下さい」」

 

「さてと、直哉何でこういう事態が起きたのか教えてくれる?」

 

「はい」

 

そして融合世界の直哉は説明をした。

 

「「「「「「「・・・」」」」」」」

 

「なっなのはがそんな事を言ったのかい?」

 

「ええ、僕も驚きました。僕としては本気で言っていないと思うのでこのなのはさんの要望はスルーしておきます」

 

「ああ、ありがとう」

 

「とりあえず直哉さんはなのはさんといて下さい」

 

「ああ、そうするよ」

 

そう言って過去から来た紫藤直哉はなのはと共に寝室に向かった。

 

「僕達は結果的に7人世界や過去の幼馴染世界等の人物達と出会ってますよね」

 

「うん」

 

「それの関連で問題が発生しているのではと考えています僕は」

 

「そんな・・・」

 

「それは違うわよ。直哉のどか突然だけど2人には私と来て貰うわ」」

 

「「ええーー」」

 

「「どこに行くんですか?」」

 

4人目の監視者が直哉とのどかに会いたいと言ってるの」

 

「「ええーー」」



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

不自然な長い休暇とトワの緊急来訪後編

「それの関連で問題が発生しているのではと考えています僕は」

 

「そんな・・・」

 

「それは違うわよ。直哉のどか突然だけど2人には私と来て貰うわ」

 

「「ええーー」」

 

「「どこに行くんですか?」」

 

「4人目の監視者が直哉とのどかに会いたいと言ってるの」

 

「「ええーー」」

 

「4人目ってヒミコさんですよね?」

 

「そうよ直哉」

 

「ヒミコさんは基本7人世界や新旧幼馴染世界等の滅びた世界にいる方ですよね?」

 

「そうよ」

 

「ならトワさんとレイさんはこの1週間はヒミコさんの所にいたんですか?」

 

のどかがトワに聞く。

 

「ええ、私とレイとイヨもヒミコに呼ばれてね」

 

「ああ、それは・・・7人世界が私達4人の想定外の仕方で復活しようとしてるの。それも滅びた世界がね」

 

「「ええーー」」

 

「つまり、融合世界の近郊にある7人世界とは別の7人世界が何者かによってヒミコさんの管轄からこのままだと外れると言う事ですね?」

 

「そう言う事よ。そして7人世界がヒミコの管轄から外れると融合世界の近郊にある7人世界が、融合世界全体に悪影響を及ぼす可能性があるの」

 

「「ええーー」」

 

「いい、2人共跳ぶわよ」

 

「「ちょっと待って下さいトワ」トワさん」

 

「何?」

 

「何で、ヒミコさんに呼ばれたのが私と直哉君なんですか?」

 

「ああ、それは・・・のどかと直哉が設定上での姉弟だからよ」

 

「「ああ、成程」」

 

「あの時に作った設定を利用したんですね」

 

そう言って直哉が思い出す。

 

「なっ・・・トワこれはどういう事ですか?」

 

「いい時に来たわね。直哉過去の紫藤直哉が特殊遊撃部隊で貴方の影武者として、動く事になったからそのつもりでいてね」

 

「ええ――本気ですか?それ」

 

「ええ、本気よどのみち紫藤直哉が2人同時に存在したらまずいから、融合世界の直哉はこれから紫藤ではなく花寺の姓を名乗りなさい」

 

「ええ――」

 

融合世界の直哉はトワの言葉に驚いた。

 

「すまない僕の為に・・・」

 

「ああ、それは・・・気にしないで下さい。トワの突然の体制変更や、僕自身の設定変更は何度も経験してるんで良いんですけど、過去の人間と言うか僕の方が、影武者ですね」

 

「そう言う経緯を経験している人間がヒミコの作戦には必要だと言ってたのよ」

 

「「成程」」

 

「でも直哉君と私とラビリンが融合世界から離れている間やトワさんの依頼はどうするんですか?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「お願いね劣化型憑依の実の件を除外したとしても次に本格的なイベントが起きるのはゼムリア大陸になりそうだから」

 

「ああ、それは・・・蒼の書物に書かれているイベントですよね」

 

「まあ、簡単に言えば蒼編の原作なのだけどね。ただ蒼編が始まると言う事はエレポニア帝国でも英雄が動き出すのよね」

 

「ええ――それじゃあまたチームに別れるんですか?」

 

響がトワに質問する。

 

「ええ、最初はそう思ったんだけど蒼編の終了直後にエレポニア帝国の英雄とクロスするのよね」

 

「ゼムリア大陸の依頼は一時凍結するわ」

 

「何故なら、貴女達がヒミコが指定している世界に跳んだら融合世界と友好世界全て封印されるから」

 

「「ええーー」」

 

トワの言葉を聞いて直哉とのどかは驚いていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

4人目の管理者ヒミコとの出会う前の観察

とある異空間内・・・

 

「「ここはどこ?」」

 

「ここは私達の世界とは異なる別次元の異空間よ」

 

「ヒミコが私達に話がある時しか開かない空間よ」

 

「そしてこの空間の最奥にヒミコの部屋があるわ」

 

「「そうなんですね」」

 

「さあ、2人共早く変身しないと死ぬわよ」

 

「「ええーー」」

 

トワの言葉を聞いた2人は驚いていた。

 

「変身するラビ」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

そして直哉は、キュアグレースのヒーリングステッキに吸い込まれた。

 

「よし変身したわね、これなら行けるわ」

 

「トワさんさっきの変身しなければ死ぬと言うのはどういう意味ですか?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「4人目の監視者が直哉とのどかに会いたいと言ってるの」

 

「「ええーー」」

 

「4人目ってヒミコさんですよね?」

 

「そうよ直哉」

 

「ヒミコさんは基本7人世界や新旧幼馴染世界等の滅びた世界にいる方ですよね?」

 

「そうよ」

 

「直哉も言ってたわよね、基本ヒミコは滅びた世界にいるって」

 

「ええ、まさかこの道も普通の人には毒なんですか?」

 

「ある意味では正解よ。正確に言えばこの道は死者達の為の道なのよ」

 

「ええーー」

 

「ああ、大丈夫よ今は私といるからね」

 

「そうなんですね」

 

「だけど貴女達はヒミコに呼ばれたと言う事は、少なくともこれからも呼ばれる事になると思うわ」

 

「ええ――」

 

「ええ、現に今グレースと直哉はヒミコに観察されているから」

 

!!

 

「直哉君と私が今後もここに来る可能性があるからですか?」

 

「恐らくそうだと思うわ」

 

「どうして私達が選ばれたんですか?」

 

「ああ、それは・・・」

 

 

 

「何でわかったの!!」

 

 

「ひなた」

 

「あ、ごめん」

 

「そんなに気にしないで良いわよ。直哉を見れば分かることだし」

 

「所でイヨはどうして過去の世界に来たんだ。何かまずい改変でも起きたのか?」

 

 

「私はただ貴方達の後を追いかけて来たのよ」

 

 

「何の為にですか?」

 

 

「貴方達があの城を見て余計なことをしないようにね」

 

 

イヨがそう言った直後帝都全域に大きな地震が起きた。

 

「「「「「きゃあああ」」」」」

 

 

地震がおさまった時帝都に大きな城が出てきた。

 

!!

 

 

「貴方達は誰?私とアリシアの憩いの時間を奪わないで」

 

「それは失礼しました。プレシア女史。貴女を逮捕する前にフェイトさんについて聞きたいだけです」

 

「・・・フェイトで時空管理局が、あの出来損ないの複製人間の事を気にするなんて不思議ね」

 

「それは僕も同意はするが、彼女にも自分の意思があるのでねプリシア女史の言う複製人間にもね、だから確認する貴女にとってフェイト・テスタロッサは何になる?」

 

「それは・・・出来の悪い人形よ」

 

クロノとプレシアの会話は、の通信機能で、なのはたちにも聞こえていた。

 

「私が、母さんにとって、只の人形だなんて・・・」

 

「・・・フェイトちゃん」

 

フェイトには、自分の母親であるプレシアの言葉がかなりショックだった。

 

「そうか・・・ならプレシア・テスタロッサ貴女を逮捕する」

 

「そうはいかないわ。私はアルハザードに行くのよ。アリシアと共にね」

 

そう言ってプレシア・テスタロッサは、アリシアの亡骸を抱え虚数空間に落ちようとした時、死んでいる筈のアリシアが喋った。

 

「アルハザードに行くのなら1人で行ってねお母さま」

 

!!

 

「アリシアーーー」

 

そしてプレシア・テスタロッサは1人虚数空間に落ちて行くのだった。

 

「貴女達は、結果的にだけど私が今あげた2つの事件で7人世界と幼馴染世界の世界に干渉したわよね」

 

「それは・・・」

 

「別にそれについてヒミコが怒ってるわけじゃないから」

 

トワとグレースが話している間にヒミコのいる部屋に到着した。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ヒミコとの出会いそして・・・ヒミコの依頼1

今回以前こちらでも掲載していた過去の作品でもある7人世界で起きたイベントの一部を回想として使用しています

ご了承ください。


ヒミコの執務室・・・

 

「失礼しますヒミコ様ご要望の人物達を連れてきました」

 

「おう、待ちわびたぞトワ、早く入るがいい」

 

「わかりました」

 

そう言ってトワは、グレースを連れて中に入った。

 

そして互いに挨拶をした後ヒミコが言った。

 

「すまんがキュアグレースこの映像を見て欲しい」

 

そう言い、ヒミコが映像を再生した。

 

そして米田が言った、映像を見ると、そこには・・・。

 

「「ええーー聖魔城」」

 

「そうだ聖魔城が再び浮上した」

 

「「皆は?」」

 

「お前達以外、全員聖魔城に、囚われている。大神や巴里華撃団のメンバーもな」

 

「「えええーー」」

 

「さくら、直哉絶望的な状況だが、出撃してくれるか?」

 

「「はい」」

 

「二人ともすまない、後は頼むぞ」

 

「「はい」」

 

そして、真宮寺姉弟は、聖魔城に向けて真双焔武で出撃した,

 

果たして二人は、囚われた仲間たちを救い出せれるのか?それとも・・・

 

そして、真双焔武は聖魔城最深部に着くと、そこで直哉とさくらが見た光景は・・・

 

「さくら君、直哉君、逃げるんだこいつの目的は、君達二人だ」

 

「「大神さん。皆」」

 

そう言って、大神は気絶した。

 

「はあ、やっと来ましたね、この世界を歪めている元凶の真宮寺直哉」

 

「お前は何者だ?」

 

「死に行く者に語る名はないんだがな」

 

「何だと!!」

 

「良かろう我が名は、ヒミコ。貴様ら歪みを粛清する者だ」

 

「ヒミコだと!!」

 

「じゃあ貴様は、邪神巫女イヨの関係者か?」

 

「ほうお前達、我娘を知っておるのか?」

 

「「娘だって」ですって」

 

「何じゃ、知らなかったのか?まあ当然じゃな、ワシが出てきた以上お前達に生き延びる術はないからの」

 

「「くっ」」

 

「だが、今は機嫌がいい、真宮寺直哉よ」

 

「何だ?」

 

「お主が封印されれば、ワシはこの世界を去るぞ?」

 

「・・・それは、本当か?」

 

「ああ、ワシは、嘘はつかん。ただしお主が封印されれば、お前の姉は地獄を見るがな」

 

「なっどういう事だ!!。うわああああああ。お姉ちゃんーー」

 

「きゃああああ。直哉君が、石になったよ」

 

「ふむこれで、封印は完了だ。真宮寺姉弟よ再び過去に戻り、私を見事に倒せるようになるがいい」

 

「きゃああ」

 

「真宮寺姉よ、弟を忘れている世界で、いつまで耐えられるかな?」

 

そう言って、ヒミコは消えたのだった。

 

映像終了・・・

 

「この映像は?」

 

「この映像は私自身が7人世界で出会った真宮寺直哉と真宮寺さくらをある意味殺した時の映像だ」

 

「それはわかりましたが、その映像を私達に見せるんですか?」

 

「何お前達には、私の代わりにこのイベントを起こしてほしいのだ」

 

「「ええーー」」

 

「どういう事ですか?」

 

グレースがヒミコに聞く。

 

「トワから聞いていると思うが・・・」

 

「まさか・・・」

 

「でも直哉君と私とラビリンが融合世界から離れている間やトワさんの依頼はどうするんですか?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「お願いね劣化型憑依の実の件を除外したとしても次に本格的なイベントが起きるのはゼムリア大陸になりそうだから」

 

「ああ、それは・・・蒼の書物に書かれているイベントですよね」

 

「まあ、簡単に言えば蒼編の原作なのだけどね。ただ蒼編が始まると言う事はエレポニア帝国でも英雄が動き出すのよね」

 

「ええ――それじゃあまたチームに別れるんですか?」

 

響がトワに質問する。

 

「ええ、最初はそう思ったんだけど蒼編の終了直後にエレポニア帝国の英雄とクロスするのよね」

 

「ゼムリア大陸の依頼は一時凍結するわ」

 

「何故なら、貴女達がヒミコが指定している世界に跳んだら融合世界と友好世界全て封印されるから」

 

「「ええーー」」

 

トワの言葉を聞いて直哉とのどかは驚いていた。

 

「トワさんが融合世界と友好世界の凍結させたのはこの為ですか?」

 

「ええ、そうよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ヒミコとの出会いそして・・・ヒミコの依頼2

「ええ、最初はそう思ったんだけど蒼編の終了直後にエレポニア帝国の英雄とクロスするのよね」

 

「ゼムリア大陸の依頼は一時凍結するわ」

 

「何故なら、貴女達がヒミコが指定している世界に跳んだら融合世界と友好世界全て封印されるから」

 

「「ええーー」」

 

トワの言葉を聞いて直哉とのどかは驚いていた。

 

「トワさんが融合世界と友好世界の凍結させたのはこの為ですか?」

 

「ええ、そうよ」

 

「だってこちらを放置すると第2の融合世界になるしね」

 

「それはそうですけど、私達がヒミコさんの言ったイベントを忠実にするのは厳しいですよ」

 

「それはわかっています。今回の相手は完全に闇堕ちをした真宮寺さくら達帝国華撃団の隊員達ですから」

 

「「ええーー」」

 

「闇堕ちした帝国華撃団の隊員達が敵になったんですか?」

 

「どうしてラビ?」

 

「ああ、それは・・・真宮寺直哉がやったんですよ」

 

「融合世界にも似た改変が起きたと聞いていますよ」

 

「え・・・あっまさか」

 

そう言いながらグレースが思い出す。

 

 

「ぬうっしまった珠が露出していたのか、させんぞ米田健二」

 

京極は、神王の内部に隠していた珠を帝国華撃団の必殺攻撃により球が出て来たのだった。

 

京極は、健二の存在を察知したが立花響に邪魔をされた。

 

 

「フン」

 

「がああああ。おのれーー立花響ーー」

 

「これで終わりだ――京極再び地獄へ帰れ」

 

そして健二の光武改の武器が偽りの魔神器の珠を貫いた。

 

そして珠の消滅と共に空中要塞武蔵と共に神王も崩壊していくのだった。

 

「そして2度目の死を迎えたのだが手筈通りに金剛とダグラス社の社の雇っていた黙示録の三騎士の暗躍によりブレント・ファーロングを殺し奴の計画を私が奪ったのだよ」

 

「成程つまり京極圭吾貴方はゲンアンと言う人物に生き返せて貰った時に今回の事件が起きるのを知りゲンアンに頼んだのですね?今回の事件にあわせて復活出来るように」

 

「そうだ、ブレント・ファーロングと言う若造に帝都をくれてやれるか、帝都を魔都に変えるのは私の役目だからな」

 

「そして貴女達が倒したとも聞いてますよ」

 

ヒミコがグレースに言う。

 

「あ、でもあれは・・・」

 

「行くぞ無限縦横無尽嵐!!」

 

初手から神山は無限の必殺技を放つ。

 

「正義」

 

「友情」

 

「勝利」

 

「平和」

 

「そして、愛」

 

「行くぞ京極圭吾これで貴様を倒す!!」

 

「ぬう!!来るか、帝国華撃団」

 

「「大神さん皆行きますよ」」

 

「帝都に我等のいるかぎり」

 

「悪の栄えることはなし」

 

「たとえどんなに苦しい戦いでも」

 

「自分自身の力と」

 

「愛する力で戦う」

 

「そして勝利を掴むまで」

 

「僕たちは、決して負けない」

 

「それが帝国華撃団だぜ」

 

「俺たちは正義だ!!

 

「悪を蹴散らし、正義を示せ!!」

 

「絶」

 

「対」

 

「正」

 

「儀」

 

「帝」

 

「国」

 

「華」

 

「撃」

 

「団」

 

 

「「「ぐわあああ」」きゃあああ」

 

キュアグレースが見せた映像には3つの華撃団に敗れた白騎士を除く京極と黙示録の三騎士の姿が見えた。

 

「元凶は直接戦ってないですよ。私達は」

 

グレースがヒミコに説明をする。

 

「ええ、その辺の事はレイとトワから聞いています。ですがキュアグレースそういう形で対処したのは貴女の中にいる花寺直哉の提案ですよね」

 

「それは・・・そうですが」

 

グレースがヒミコにそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

キュアグレースの疑問

今回以前こちらでも掲載していた過去の作品でもある7人世界で起きたイベントの一部を回想として使用しています

ご了承ください


「元凶は直接戦ってないですよ。私達は」

 

グレースがヒミコに説明をする。

 

「ええ、その辺の事はレイとトワから聞いています。ですがキュアグレースそういう形で対処したのは貴女の中にいる花寺直哉の提案ですよね」

 

「それは・・・そうですが」

 

グレースがヒミコにそう言う。

 

「でも疑問なんですがいいですか?」

 

「はいどうぞ」

 

「それはわかっています。今回の相手は完全に闇堕ちをした真宮寺さくら達帝国華撃団の隊員達ですから」

 

「「ええーー」」

 

「闇堕ちした帝国華撃団の隊員達が敵になったんですか?」

 

「どうしてラビ?」

 

「ああ、それは・・・真宮寺直哉がやったんですよ」

 

「ヒミコさんはそう言ってましたが、本当に真宮寺直哉君が帝国華撃団の隊員達を闇堕ちさせるほどの事をしたんですか?」

 

「はいその通りです」

 

「ですけど、話や映像を見ても真宮寺直哉君が闇堕ちしているようには見えないんですが?」

 

「ああ、それは・・・」

 

映像の世界と、キュアグレース達に行って貰う世界は別の7人世界になりますから」

 

「え、そうだったんですねすみません」

 

「いえ、構いませんどちらの世界も滅びてますからね」

 

ヒミコがそう言う。

 

「ですが滅びた世界に異物が入り込み、貴女達が知る7人世界のIF世界だった帝国華撃団の隊員達と真宮寺直哉を操り大神一郎を殺したのです」

 

「でも滅びた世界でそう言う事をしたとしても意味がないんじゃ?」

 

「いえそう言う訳でもないのよグレース。滅びた世界にも滅びた世界のルールがあるのよ」

 

トワがそう言う。

 

「滅びた世界のルールですか?」

 

「そうよ、滅びた世界のルールは、いかなる理由があっても滅びた世界に生者を入れてはいけないのよ」

 

「つまり融合世界の関係者が、ヒミコさんが管理している滅びた世界に侵入しその世界の7人世界で帝国華撃団を操り大神さんを殺したと言う事をしたから、融合世界の近郊にある7人世界に関係している世界も影響を受けているんですね」

 

「そう言う事よ」

 

「ほうお前達、我娘を知っておるのか?」

 

「「娘だって」ですって」

 

「何じゃ、知らなかったのか?まあ当然じゃな、ワシが出てきた以上お前達に生き延びる術はないからの」

 

「「くっ」」

 

「だが、今は機嫌がいい、真宮寺直哉よ」

 

「何だ?」

 

「お主が封印されれば、ワシはこの世界を去るぞ?」

 

「・・・それは、本当か?」

 

「ああ、ワシは、嘘はつかん。ただしお主が封印されれば、お前の姉は地獄を見るがな」

 

「なっどういう事だ!!。うわああああああ。お姉ちゃんーー」

 

「きゃああああ。直哉君が、石になったよ」

 

「ふむこれで、封印は完了だ。真宮寺姉弟よ再び過去に戻り、私を見事に倒せるようになるがいい」

 

「きゃああ」

 

「そして4人の管理者が考えたのが、今回私達に見せた過去の世界でヒミコさんが使ったやり方だったんですね」

 

「ええそうですが、問題がその後に判明したんです」

 

「その問題が、滅びた世界に命を持つ者によって滅びた世界に新たな災厄をもたらした」

 

「そうです。命あるものの命令には滅びた世界にいる者達は逆らう事は出来ないのです」

 

「成程、それで真宮寺直哉や帝国華撃団を操り大神さんを殺し、その上で命ある者が、次の行動をする前に4人の管理者が考えた作戦が、私達をその世界に送って命ある者を止めて欲しいと言う事を考えたんですね?」

 

「そうよ」

 

トワがそう答える。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

滅びた世界のルールを曲げた者

「そして4人の管理者が考えたのが、今回私達に見せた過去の世界でヒミコさんが使ったやり方だったんですね」

 

「ええそうですが、問題がその後に判明したんです」

 

「その問題が、滅びた世界に命を持つ者によって滅びた世界に新たな災厄をもたらした」

 

「そうです。命あるものの命令には滅びた世界にいる者達は逆らう事は出来ないのです」

 

「成程、それで真宮寺直哉や帝国華撃団を操り大神さんを殺し、その上で命ある者が、次の行動をする前に4人の管理者が考えた作戦が、私達をその世界に送って命ある者を止めて欲しいと言う事を考えたんですね?」

 

「そうよ」

 

トワがそう答える。

 

「そして滅びた世界の中にいる命ある者と言うのがイシュメルガとデボネアの関係者の可能性が高いのよ」

 

「え、それってノヴァの事ですか?」

 

「ええ、私達4人はそう睨んでいるわ。グレース思い出してみて」

 

トワがそう言う。

 

「あーあ人違いだったかまあいいや。邪魔な烏は黙らせたしね」

 

「さてと、大神一郎光と戦う前にお前を殺すよ」

 

「この私がね」

 

!!

 

「「「「何だって――」」」」

 

「じゃあ死んでね。大神一郎炎の矢ーー」

 

「ちっなにもんか知らねえが私達に喧嘩を売るなんてよくやるよ」

 

そう言いながらロベリアの光武℉が同じ炎で少女の攻撃を相殺した。

 

「へえ、やるじゃんおばさんのくせに」

 

「なら、これならどうかしら?出でよ降魔兵器よ」

 

!!

 

「降魔兵器だと馬鹿な、空中要塞武蔵の消滅で降魔兵器は消滅した筈だ、それを何故君が扱っている?」

 

「ああ、母様の言う通り、大神一郎には2度目の空中要塞武蔵と京極圭吾が復活した事を知らないんだね」

 

「どういう意味だそれは?」

 

「知りたければ紫藤直哉に聞いてみな、大神一郎だけど疲れている状態で降魔兵器を倒せるかしらね、その降魔兵器の中にはワイズマンの特注もあるから、動けない奴を見捨てても良いのよ。じゃあね生きてたら会いましょうね」

 

そう言って巴里華撃団の前から謎の少女だけが消えた。

 

「あ、確かに巴里でも大神さんを狙って命を奪おうとしてた」

 

「でも、どうしてノヴァが、滅びた世界に行けたのか?そこが不思議なんですけど」

 

「多分だけどその辺はイシュメルガとデボネアが動いたんじゃないの?」

 

「ほら、イシュメルガとデボネアは怨念や負の集合体みたいな存在じゃない?」

 

「・・・確かにそうですね」

 

「本当にノヴァが、滅びた世界にいるとしたら私と直哉君だけでなく獅童光の力が必要ですよ。本来ノヴァは、獅童光ちゃん達の敵キャラですから」

 

「ええ、グレースの言う事はわかるけど、それは厳しいのよ」

 

「どうしてですか?」

 

「それは・・・魔神レイアースが復活してないからよ」

 

「あ・・・」

 

「それにノヴァが、光を見つけたら恐らく魔神レガリアを出すわよ」

 

「そうなれば滅びた世界にイシュメルガとデボネアが侵入する可能性があるわよ」

 

「だからこそ・・・」

 

「成る程ね、お前があの時紫藤直哉を殺すのを邪魔した奴か」

 

「いいよ貴女はわたしが殺してあげる。行くよ炎の矢ーー」

 

「くっかわしても、付いてくる」

 

そしてノヴァとグレースが戦い始めた頃・・・

 

帝国華撃団の機体の5色の神武が深川に到着した。

 

「「「「「帝国華撃団参上!!」」」」」

 

「フーンあれが帝国華撃団かいいよ殺し甲斐が増えたね。でもまずお前から殺すけどね」

 

そう言ってノヴァはグレースを見る。

 

「あの時ノヴァと戦った経験しているキュアグレース達を選んだの」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第27章 第2部 4人目の管理者ヒミコの依頼編
違う運命を辿った帝国華撃団1 到着後の情報収集するグレース前編


「ここが目的の世界なの?」

 

「間違いないラビトワの言った目印がそこら中にあるからラビ」

 

「ねえ直哉君、本当に私達だけで大丈夫かな?」

 

「正直に言えば不安ですがここが僕達の知る理由でない以上大人数で来るとそれはそれで問題が起きますからね」

 

「いいよ貴女はわたしが殺してあげる。行くよ炎の矢ーー」

 

「くっかわしても、付いてくる」

 

そしてノヴァとグレースが戦い始めた頃・・・

 

帝国華撃団の機体の5色の神武が深川に到着した。

 

「「「「「帝国華撃団参上!!」」」」」

 

「フーンあれが帝国華撃団かいいよ殺し甲斐が増えたね。でもまずお前から殺すけどね」

 

そう言ってノヴァはグレースを見る。

 

「あの時ノヴァと戦った経験しているキュアグレース達を選んだの」

 

「それにノヴァが、本当にこの世界の帝国華撃団を手駒としているのなら本当に僕達が・・・」

 

「「皆は?」」

 

「お前達以外、全員聖魔城に、囚われている。大神や巴里華撃団のメンバーもな」

 

「「えええーー」」

 

「さくら、直哉絶望的な状況だが、出撃してくれるか?」

 

「「はい」」

 

「二人ともすまない、後は頼むぞ」

 

「「はい」」

 

そして、真宮寺姉弟は、聖魔城に向けて真双焔武で出撃した,

 

果たして二人は、囚われた仲間たちを救い出せれるのか?それとも・・・

 

そして、真双焔武は聖魔城最深部に着くと、そこで直哉とさくらが見た光景は・・・

 

「さくら君、直哉君、逃げるんだこいつの目的は、君達二人だ」

 

「「大神さん。皆」」

 

そう言って、大神は気絶した。

 

「はあ、やっと来ましたね、この世界を歪めている元凶の真宮寺直哉」

 

「お前は何者だ?」

 

「死に行く者に語る名はないんだがな」

 

「何だと!!」

 

「良かろう我が名は、ヒミコ。貴様ら歪みを粛清する者だ」

 

「ヒミコだと!!」

 

「じゃあ貴様は、邪神巫女イヨの関係者か?」

 

「ほうお前達、我娘を知っておるのか?」

 

「「娘だって」ですって」

 

「何じゃ、知らなかったのか?まあ当然じゃな、ワシが出てきた以上お前達に生き延びる術はないからの」

 

「「くっ」」

 

「だが、今は機嫌がいい、真宮寺直哉よ」

 

「何だ?」

 

「お主が封印されれば、ワシはこの世界を去るぞ?」

 

「・・・それは、本当か?」

 

「ああ、ワシは、嘘はつかん。ただしお主が封印されれば、お前の姉は地獄を見るがな」

 

「こういう形での帝国華撃団を全滅させないといけないんですよ」

 

「う、なんか嫌だけど・・・」

 

仕方ないです。ヒミコさんの依頼がそう言う希望ですし、基本はノヴァをこの世界から追い出してノヴァに操られていた時の記憶を消してそれから・・・」

 

「さくら君、直哉君、逃げるんだこいつの目的は、君達二人だ」

 

「「大神さん。皆」」

 

そう言って、大神は気絶した。

 

「はあ、やっと来ましたね、この世界を歪めている元凶の真宮寺直哉」

 

「お前は何者だ?」

 

「死に行く者に語る名はないんだがな」

 

「何だと!!」

 

「良かろう我が名は、ヒミコ。貴様ら歪みを粛清する者だ」

 

「ヒミコだと!!」

 

「じゃあ貴様は、邪神巫女イヨの関係者か?」

 

「ほうお前達、我娘を知っておるのか?」

 

「「娘だって」ですって」

 

「何じゃ、知らなかったのか?まあ当然じゃな、ワシが出てきた以上お前達に生き延びる術はないからの」

 

「「くっ」」

 

「だが、今は機嫌がいい、真宮寺直哉よ」

 

「何だ?」

 

「お主が封印されれば、ワシはこの世界を去るぞ?」

 

「・・・それは、本当か?」

 

「ああ、ワシは、嘘はつかん。ただしお主が封印されれば、お前の姉は地獄を見るがな」

 

 

「なっどういう事だ!!。うわああああああ。お姉ちゃんーー」

 

「きゃああああ。直哉君が、石になったよ」

 

「ふむこれで、封印は完了だ。真宮寺姉弟よ再び過去に戻り、私を見事に倒せるようになるがいい」

 

「きゃああ」

 

「真宮寺姉よ、弟を忘れている世界で、いつまで耐えられるかな?」

 

そう言って、ヒミコは消えたのだった。

 

「せめてこういう形が理想ですけどね」

 

「さてここの世界の情報をある程度調べましょうか」

 

「そうだね」

 

そしてキュアグレースが動き出した。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

違う運命を辿った帝国華撃団1 到着後の情報収集するグレース中編1

今回の話の中に突然僕が帝国華撃団の隊長代理になりましたでの内容が出て来ます。



その頃ヒミコの執務室では・・・

 

「ヒミコ貴女意図的に融合世界の敵を滅びた世界に転移させたでしょう?」

 

トワがそう言う。

 

「ええ、そうですよ。ただ守護者達の実力見たいからですよ」

 

「だとしても、あの黒歴史の7人世界を選んだのよ」

 

「あの世界ならどう事態が変化しようが、融合世界に悪影響が出る事がないからよ」

 

「まったく良い趣味をしてるわ。あの7人世界の真宮寺直哉は、ある事件に巻き込まれ表人格が悪に染まったのよね?」

 

「ええそうです。その結果原初の世界の米田健二と同様に自分で世界を滅ぼしたのです」

 

「それってメルクが過労死した理由と同じ?」

 

「ええそうです。それを踏まえて私があの7人世界と分岐した7人世界の敵として行くのと、あの方に7人世界の監視を頼まれたのが始まりでしたね」

 

「成程ね」

 

 

「さくら君、直哉君、逃げるんだこいつの目的は、君達二人だ」

 

「「大神さん。皆」」

 

そう言って、大神は気絶した。

 

「はあ、やっと来ましたね、この世界を歪めている元凶の真宮寺直哉」

 

「お前は何者だ?」

 

「死に行く者に語る名はないんだがな」

 

「何だと!!」

 

「良かろう我が名は、ヒミコ。貴様ら歪みを粛清する者だ」

 

「ヒミコだと!!」

 

「じゃあ貴様は、邪神巫女イヨの関係者か?」

 

「ほうお前達、我娘を知っておるのか?」

 

「「娘だって」ですって」

 

「何じゃ、知らなかったのか?まあ当然じゃな、ワシが出てきた以上お前達に生き延びる術はないからの」

 

「「くっ」」

 

「だが、今は機嫌がいい、真宮寺直哉よ」

 

「何だ?」

 

「お主が封印されれば、ワシはこの世界を去るぞ?」

 

「・・・それは、本当か?」

 

「ああ、ワシは、嘘はつかん。ただしお主が封印されれば、お前の姉は地獄を見るがな」

 

「なっどういう事だ!!。うわああああああ。お姉ちゃんーー」

 

「きゃああああ。直哉君が、石になったよ」

 

「ふむこれで、封印は完了だ。真宮寺姉弟よ再び過去に戻り、私を見事に倒せるようになるがいい」

 

「きゃああ」

 

「真宮寺姉よ、弟を忘れている世界で、いつまで耐えられるかな?」

 

そう言って、ヒミコは消えたのだった。

 

「あの映像はあの方に頼まれてやった事なのね?」

 

「そうよだけどその前に、かなり幼馴染世界と交流してたから最終的に・・・」

 

「直哉が作田に呼びかける。

 

 

「直哉君ここは?」

 

 

「恐らく僕達の心の闇の中だと思います」

 

 

「私達の心の闇の中?」

 

 

 

「恐らくですけどね、僕達は直哉君や直哉さんの世界にお世話になったとしても心では泣いてましたからね」

 

 

「その気持ちが具現化したんだと思います」

 

 

 

「そんな直哉君の闇を祓う事なんて出来ないの私には」

 

 

「そうだお前は誰も救うことなどできない、お前が出来るのは、せいぜい人柱になる事だな」

 

 

「人柱・・・まさか」

 

 

「そうだ馬鹿なお前の父親みたいにな」

 

 

 

「いやあああああああああ。お父様ーーーー」

 

 

突然さくらは聞こえた言葉に錯乱してしまった。

 

 

「いけないさくらさん」

 

 

直哉は何とかさくらを落ち着かせようとするが、なかなかうまくいかないでいた。

 

 

「誰だお前は?なぜ僕達にこんな事をする?」

 

 

「何故だと?お前達の役目は終わったのさ、佐谷直哉そして真宮寺さくらよ」

 

「僕達の役目は終わっただってーーー」

 

「ああ、そうだ、だからこそ原初の闇である俺が迎えに来たのさ佐谷直哉・・・いや俺の息子よ」

 

 

!!

 

「何故貴方が・・・うわあああああああ」

 

そして直哉は健二の作り出した術に拘束され消えた。

 

「その結果米田健二を使い佐谷直哉を米田健二に吸収させた事により真宮寺直哉君を止める事に成功したんだけどね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

違う運命を辿った帝国華撃団1 到着後の情報収集するグレース中編2

ヒミコの依頼で来た世界の夜・・・

 

「それでは本日この世界で得た情報を確認しておきましょう」

 

「「うん」ラビ」

 

「それでは確認ですが、こちらの世界でもヤフキエル事変が起きたようですね」

 

「うん、首謀者の変更は起きずに・・・」

 

 

「まさか、貴方が今回の黒幕とはな、ダグラス社社長のブレント・ファーロング」

 

「フフ、その通りです。今回の騒乱は、私が、陸軍を動かしましたよ。米田一基」

 

「お前さんの目的は何だ?」

 

「只私は、嫌いなのだよ、帝都を偽善のまま守る彼女達帝国華撃団がね」

 

「何だと!!」

 

「まあ帝国華撃団が大事なお二人さんに良いもの見せましょう」

 

ブレント・ファーロングがそう言うと、巨大なスクリーンが現れ、帝都各地で戦う花組とヤフキエルとの戦いが写った。

 

 

「「こ、これは」」

 

「そうです今帝と各地では、ヤフキエルの戦闘デモンストレーションを行っています」

 

「相手は、帝国華撃団にして貰ってますが、おかしいですね、帝国華撃団最強の機体真双焔武が見えないですね」

 

ブレント・ファーロングは、そう言うが、米田は動揺は無かった。

 

「お前さんの目は節穴か、真双焔武なら、お前さんの配下である黙示録の三騎士と戦っているぞ」

 

「馬鹿な!!私の陽動に乗らなかっただと」

 

「だが、1対4で勝てるかな?」

 

「ついでに言うが7対3だぞブレント・ファーロング」

 

「なっ馬鹿な、帝国華撃団は陽動で、各地で戦っているはずだ」

 

「ああ、お前の策は成功したよ、だがなそれは、あくまでこちらの世界のだがな」

 

「どういう意味だ米田」

 

「お前さんは、俺と直哉の罠に嵌まったのさ」

 

「・・・」

 

「今真双焔武と、戦っている帝国華撃団はな、お前さんの計画を潰す為の俺たちの切り札なのさ、ブレント・ファーロング覚悟するんだな」

 

「おのれえええ許さんぞ、米田一基」

 

「そうですね、やはりそう言う部分の変更が少ないのは融合世界の言い方をするのであれば同じ世界にすこやか市やシンフォギア世界等の系統の違う世界がない分異世界等の攻撃には脆いようですね」

 

「そうラビね、でもこの世界では異世界からの侵略は少ないからも理由ラビね」

 

「そうだね、それにこの頃はレイさんやメルクさんヒミコさん達がそれぞれの世界を作っていた時代だったから、共通している世界がメインで、そしてメルクさんの世界に来た異世界が・・・」

 

「よく来てくれたな三人共早速本題に入るけど君達は何者なん?」

 

「飛鳥ちゃんと薫ちゃんが連れてきた、人やから信頼は出来るけど念の為直哉お兄さんに確認したら響さんと雨宮さくらさんについては、お兄さんの方で確認したけど君ら三人については知らないと言ってたんや」

 

 

「そうですか・・・はやてさん。あなたが知る異世界はいくつありますか?」

 

「異世界、それは原初の世界や7人世界や幼馴染世界の三つやな」

 

 

「それがどないしたん?」

 

「はやてさんこれから話すことは、幼馴染世界と7人世界にと関わってる貴女にとっては未来に関わる事も含みますが、それでも聞きますか?」

 

「なんやてーー君たち未来人なんかーー」

 

「それやったらこの時代に君達の情報がはないんは納得したで」

 

「ね、ちゆっちはやてさんが納得してるけどいいのかな?」

 

 

「今はそれで納得してもらえるならその方がいいわよ」

 

 

「はやてさん話は終わりですか?」

 

 

「ああ、もう一つあるんやけど喋るウサギとペンギンとネコが食糧庫に侵入したと報告があってな、きみら該当する人形を持ってたよね」

 

「「「ぎくっ」」」

 

「私達も行ったミッドチルダだったんだよね」

 

「ええそうですね、ただ飛鳥ちゃんや薫ちゃんが未来から来た事で、幼馴染世界とミッドチルダにも変化があったようですけど」

 

「だけど直哉君。ここは7人世界の筈なのにあの人達がいないね」

 

「そうですね。明日はその辺を調べましょうか」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

違う運命を辿った帝国華撃団1 到着後の情報収集するグレース後編

「ああ、もう一つあるんやけど喋るウサギとペンギンとネコが食糧庫に侵入したと報告があってな、きみら該当する人形を持ってたよね」

 

「「「ぎくっ」」」

 

「私達も行ったミッドチルダだったんだよね」

 

「ええそうですね、ただ飛鳥ちゃんや薫ちゃんが未来から来た事で、幼馴染世界とミッドチルダにも変化があったようですけど」

 

「だけど直哉君。ここは7人世界の筈なのにあの人達がいないね」

 

「そうですね。明日はその辺を調べましょうか」

 

翌日・・・帝都市内

 

「直哉君滅びた世界なのに人々達は普通に生活してるんだね」

 

「ああ、それは・・・恐らくですが滅びた世界と言うのはトワやレイやヒミコ等の管理者の手から離れた世界の事だと思いますよ」

 

「「ああ成る程」成程ラビ」

 

「まあ、僕達の知る7人世界や幼馴染世界は本当に米田健二によって滅びた世界を1つに纏めたのが融合世界なのですから」

 

「それは知ってるけど・・・やっぱり鬼の子や女の人いないね」

 

そう言ってのどかが思い出す。

 

「千明ちゃん少しいいかな?」

 

「はーいさくらさん」

 

「私に、ついて来て」

 

そして、さくらは、千明共に、支配人室に、入った。

 

 

「おうおめえさんがさくらと直哉は保護した人物だな?」

 

「はい、私役千明16才です」

 

「お前さん声がさくらに、似てるな?」

 

「「え、そうですか」」

 

さくらと千明は、同時に声を出した。

 

 

「そう言えば、あの子供もよばねえとな」

 

米田がそう言うと、千明が前鬼を召還した。

 

「前鬼召還」

 

千明の持つリングが光を放つとそこから前鬼が出てきた。

 

「うお!!こいつが、お嬢さんの式神と言う奴か」

 

米田が驚いてると、直哉が支配人室に入って来た。

 

「あー前鬼こんなとこにいたーー急にいなくなるから心配したじゃん」

 

「おーワリイな直哉この馬鹿女に、呼ばれたからな」

 

「また前鬼私の事を、バカ女といってー」

 

その時、前鬼が、千明に耳打ちをした。

 

「千明俺も信じられねえが、この劇場に憑依の実の匂いがしやがる」

 

「えーーーそれ本当前鬼?」

 

「ああ」

 

「どうすんのゴキが居ないと超鬼神になれないわよ」

 

「千明見てみろあの二人護法リングしてやがるぜ」

 

「そう言えば、さくらさんと直哉君も持ってるわね」

 

「おい、おめえたち何?ひそひそ話しているんだ?「「うわあ」」

 

千明と前鬼は、米田の呼びかけに驚いてしまった。

 

「まあいいや、さくらと直哉すまねえが、二人に帝都の案内してくれや、いつ元の世界に戻れるかわからないみたいだからな」

 

「ああ、確かにそうですね。僕達が行った過去にもいたようですから」

 

「こちらの方にもこのタイミングならいても不思議ではないんですが?」

 

時を少し進めて・・・

 

「やはり、彼女達の存在はこの世界にはいませんね。念の為巴里の方にも調査しましたが」

 

「直哉君この世界はもしかして、鬼の子とあの女の子が来ない世界線なのかな?」

 

「ええ、その可能性がかなり高いと思います」

 

「それとこの世界の帝国華撃団についてですが、どうやらノヴァによって闇堕ちしたとは考えにくいです」

 

「どういう事?」

 

「つまりこの世界の真宮寺直哉君は既に闇側に堕ちていたようです」

 

「見つけたぞスパイ」

 

「まさかこんな子供2人がダグラス社の残党の生き残りとはな」

 

!!

 

「のどかさん貴女は例の場所に行ってください」

 

「うん気をつけてね」

 

そう言ってのどかは逃げようとする。

 

「逃がすかよ」

 

「貴方の相手は僕ですよ」

 

「ちっおもしれえ、まずはお前から殺してやるよ。スパイ野郎が」

 

そして2人の戦いが始まった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

違う運命を辿った帝国華撃団2 襲撃者と花寺直哉

「のどかさん貴女は例の場所に行ってください」

 

「うん気をつけてね」

 

そう言ってのどかは逃げようとする。

 

「逃がすかよ」

 

「貴方の相手は僕ですよ」

 

「ちっおもしれえ、まずはお前から殺してやるよ。スパイ野郎が」

 

そして2人の戦いが始まった。

 

「お前は誰だ何故お前から俺達を見限ったヒミコの匂いがするんだ」

 

「・・・成程僕達を見つけた理由がヒミコさんの匂いと言う訳か」

 

「何とか言ったらどうだよ。ヒミコの手下がよ」

 

「・・・ふむどうしたものか?彼は本当に僕をヒミコさんの手下として見てるが、真麻ここに来た理由がヒミコさんの依頼だから、あながち間違ってはいないんだけど」

 

「オラオラどうして戦わない?お前は俺達帝国華撃団を殺す為に来たんだろうが・・・くらえ!!破邪剣征・桜花放神」

 

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

2人の放った技が互いにぶつかり合い、花寺直哉の技が襲撃者を飲み込んだ」

 

そして直哉は襲撃者が気絶してるのを確認して、その場を離れた。

 

その頃のどかとラビリンは・・・

 

「はあ、はあ」

 

「ラビリンあの子は?」

 

「どうやら直哉が惹きつけてくれたおかげで撒けたようラビ」

 

「そうなんだふう良かった」

 

「ラビリンやっぱりあの人は・・・」

 

「うん、真宮寺直哉君で間違いないラビ」

 

 

「じゃああのメガ降魔を浄化する?」

 

「いえ少し待ってください。何やら動きがあるようです」

 

「さくらお姉ちゃん前鬼を召喚して、ここでなら出来るから」

 

「わかったわ直哉君」

 

さくらは前鬼を召喚した。

 

「前鬼話は、後でするから、今は封印を解くよ」

 

「わかったぜ」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

こうして巴里を舞台に、鬼神とカルマの因縁の対決、再び始まった。

 

「「おおーーまさか本物の鬼をリアルで見れるなんて」」

 

2人の響が、興奮していた。

 

「響達はそんなに鬼が見たかったんですか?」

 

「「「あはは」」」

 

「後でアースに説明して直哉君」

 

グレースが直哉に言う。

 

「わかりました」

 

「でもあの人が真宮寺直哉君とは思えない性格だったよ」

 

「確かにラビ、異界事変の時とは全然違うのはわかったラビ」

 

「人ってここまで変われる物なんだね」

 

「そうだよ花寺のどか。久しぶりだね」

 

!!

 

「その声はノヴァどうしてここに?」

 

「それは、こちらのセリフだよどうしてのどかがここにいるの?」

 

「そ、それは・・・」

 

「あはは、気にしなくて良いよ。のどかノヴァを元の世界に連れ戻す為に来たんでしょ?」

 

「それくらいわかるよ。だって・・・」

「お前は誰だ何故お前から俺達を見限ったヒミコの匂いがするんだ」

 

「・・・成程僕達を見つけた理由がヒミコさんの匂いと言う訳か」

 

「何とか言ったらどうだよ。ヒミコの手下がよ」

 

「・・・ふむどうしたものか?彼は本当に僕をヒミコさんの手下として見てるが、真麻ここに来た理由がヒミコさんの依頼だから、あながち間違ってはいないんだけど」

 

「オラオラどうして戦わない?お前は俺達帝国華撃団を殺す為に来たんだろうが・・・くらえ!!破邪剣征・桜花放神」

 

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

2人の放った技が互いにぶつかり合い、花寺直哉の技が襲撃者を飲み込んだ」

 

「あの男にのどか達の事教えたのは、ノヴァだから」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ノヴァ達の目的

「オラオラどうして戦わない?お前は俺達帝国華撃団を殺す為に来たんだろうが・・・くらえ!!破邪剣征・桜花放神」

 

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

2人の放った技が互いにぶつかり合い、花寺直哉の技が襲撃者を飲み込んだ」

 

「あの男にのどか達の事教えたのは、ノヴァだから」

 

「「ええーー」」

 

「ノヴァどうしてこの世界に来たの?目的は何なの」

 

「私の目的?そんな決まってるじゃない、私の忠実な僕になる帝国華撃団を手に入れる為よ」

 

!!

 

「まさか帝国華撃団を手に入れる事が目的だなんて」

 

「ああ、だから・・・ヒミコさんはああ言ったんだ」

 

 

「だが、今は機嫌がいい、真宮寺直哉よ」

 

「何だ?」

 

「お主が封印されれば、ワシはこの世界を去るぞ?」

 

「・・・それは、本当か?」

 

「ああ、ワシは、嘘はつかん。ただしお主が封印されれば、お前の姉は地獄を見るがな」

 

「なっどういう事だ!!。うわああああああ。お姉ちゃんーー」

 

「きゃああああ。直哉君が、石になったよ」

 

「ふむこれで、封印は完了だ。真宮寺姉弟よ再び過去に戻り、私を見事に倒せるようになるがいい」

 

「きゃああ」

 

「真宮寺姉よ、弟を忘れている世界で、いつまで耐えられるかな?」

 

そう言って、ヒミコは消えたのだった。

 

映像終了・・・

 

「この映像は?」

 

「この映像は私自身が7人世界で出会った真宮寺直哉と真宮寺さくらをある意味殺した時の映像だ」

 

「それはわかりましたが、その映像を私達に見せるんですか?」

 

「何お前達には、私の代わりにこのイベントを起こしてほしいのだ」

 

「ヒミコさんのあの言葉はそう言う意味だったんだ、ノヴァに使われるなら封印して欲しいと言う事だったんだ」

 

「何でノヴァは帝国華撃団が欲しいラビ?」

 

ラビリンがノヴァに聞く。

 

「深い理由はないよ。ただ・・・」

 

「あーあ人違いだったかまあいいや。邪魔な烏は黙らせたしね」

 

「さてと、大神一郎光と戦う前にお前を殺すよ」

 

「この私がね」

 

!!

 

「「「「何だって――」」」」

 

「じゃあ死んでね。大神一郎炎の矢ーー」

 

「ちっなにもんか知らねえが私達に喧嘩を売るなんてよくやるよ」

 

そう言いながらロベリアの光武℉が同じ炎で少女の攻撃を相殺した。

 

「へえ、やるじゃんおばさんのくせに」

 

「なら、これならどうかしら?出でよ降魔兵器よ」

 

!!

 

「降魔兵器だと馬鹿な、空中要塞武蔵の消滅で降魔兵器は消滅した筈だ、それを何故君が扱っている?」

 

「ああ、母様の言う通り、大神一郎には2度目の空中要塞武蔵と京極圭吾が復活した事を知らないんだね」

 

「どういう意味だそれは?」

 

「知りたければ紫藤直哉に聞いてみな、大神一郎だけど疲れている状態で降魔兵器を倒せるかしらね、その降魔兵器の中にはワイズマンの特注もあるから、動けない奴を見捨てても良いのよ。じゃあね生きてたら会いましょうね」

 

そう言って巴里華撃団の前から謎の少女だけが消えた。

 

「あの時に思ったんだ人間を手駒して、人間の恐怖や絶望で満たせばお母様の復活が早くなるじゃない」

 

「成程そう言う理由で、この世界の帝国華撃団を手に入れようとしたんですね」

 

その時直哉がノヴァの前に現れた。

 

「そうだよ。紫藤直哉・・・いや花寺直哉の方かな?」

 

「どちらでも構いませんよ。ノヴァ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ノヴァ達の目的を知ったその後

 

「知りたければ紫藤直哉に聞いてみな、大神一郎だけど疲れている状態で降魔兵器を倒せるかしらね、その降魔兵器の中にはワイズマンの特注もあるから、動けない奴を見捨てても良いのよ。じゃあね生きてたら会いましょうね」

 

そう言って巴里華撃団の前から謎の少女だけが消えた。

 

「あの時に思ったんだ人間を手駒して、人間の恐怖や絶望で満たせばお母様の復活が早くなるじゃない」

 

「成程そう言う理由で、この世界の帝国華撃団を手に入れようとしたんですね」

 

その時直哉がノヴァの前に現れた。

 

「そうだよ。紫藤直哉・・・いや花寺直哉の方かな?」

 

「どちらでも構いませんよ。ノヴァ」

 

「フーンまあどうでもいいけど、今回は私の勝ちだよね?紫藤直哉」

 

「ええ、そうですね今回はこの世界の帝国華撃団を守れなかった特殊遊撃部隊の負けですよ」

 

「「ええーー」」

 

直哉の発言に驚くのどかとラビリンだった。

 

「直哉君どういう事?」

 

「実はですね・・・」

 

「逃がすかよ」

 

「貴方の相手は僕ですよ」

 

「ちっおもしれえ、まずはお前から殺してやるよ。スパイ野郎が」

 

そして2人の戦いが始まった。

 

「お前は誰だ何故お前から俺達を見限ったヒミコの匂いがするんだ」

 

「・・・成程僕達を見つけた理由がヒミコさんの匂いと言う訳か」

 

「何とか言ったらどうだよ。ヒミコの手下がよ」

 

「・・・ふむどうしたものか?彼は本当に僕をヒミコさんの手下として見てるが、ここに来た理由がヒミコさんの依頼だから、あながち間違ってはいないんだけど」

 

「オラオラどうして戦わない?お前は俺達帝国華撃団を殺す為に来たんだろうが・・・くらえ!!破邪剣征・桜花放神」

 

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

2人の放った技が互いにぶつかり合い、花寺直哉の技が襲撃者を飲み込んだ」

 

そして直哉は襲撃者が気絶してるのを確認して、その場を離れた。

 

「あの襲撃者を撃退した後、大帝国劇場に行って確かめたら・・・帝国華撃団・花組の隊員達全員にも襲撃者と同じ暗示をそこにいるノヴァにかけられていましたから」

 

「「ええーー」ラビ―ー」

 

「そしてその暗示はノヴァに解いて貰うしかないようです」

 

「あの時に思ったんだ人間を手駒して、人間の恐怖や絶望で満たせばお母様の復活が早くなるじゃない」

 

「成程そう言う理由で、この世界の帝国華撃団を手に入れようとしたんですね」

 

その時直哉がノヴァの前に現れた。

 

「そうだよ。紫藤直哉・・・いや花寺直哉の方かな?」

 

「でもノヴァ貴女は帝国華撃団にかけた暗示は解くつもりはないでしょう?」

 

「そりゃそうだよ。せっかく私の帝国華撃団を手に入れたんだから」

 

そうノヴァが言う。

 

「ならばノヴァ貴女はこの世界に用はないのですね」

 

「そうだよ。後は帝国華撃団を回収するだけだったんだけど、その時にキュアグレースに変身する子を見つけたからね」

 

「あの時に思ったんだ人間を手駒して、人間の恐怖や絶望で満たせばお母様の復活が早くなるじゃない」

 

「そして教えたのさ」

「成程・・・巴里華撃団にちょっかいだした理由は、大神さんを殺す事でこの世界の帝国華撃団を手に入れる事を想定していた実験だった。もしくはあの時に大神さんを殺す事に成功していれば、巴里華撃団を手駒にする予定だった?」

 

「・・・当たりだよ紫藤直哉」

 

その後直哉達とノヴァはこちらの世界では戦わない事を約束し互いにこの世界から消えたのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

再びヒミコの執務室での報告

「「すみませんでした」」

 

「何じゃ、知らなかったのか?まあ当然じゃな、ワシが出てきた以上お前達に生き延びる術はないからの」

 

「「くっ」」

 

「だが、今は機嫌がいい、真宮寺直哉よ」

 

「何だ?」

 

「お主が封印されれば、ワシはこの世界を去るぞ?」

 

「・・・それは、本当か?」

 

「ああ、ワシは、嘘はつかん。ただしお主が封印されれば、お前の姉は地獄を見るがな」

 

「なっどういう事だ!!。うわああああああ。お姉ちゃんーー」

 

「きゃああああ。直哉君が、石になったよ」

 

「ふむこれで、封印は完了だ。真宮寺姉弟よ再び過去に戻り、私を見事に倒せるようになるがいい」

 

「きゃああ」

 

「真宮寺姉よ、弟を忘れている世界で、いつまで耐えられるかな?」

 

そう言って、ヒミコは消えたのだった。

 

映像終了・・・

 

「この映像は?」

 

「この映像は私自身が7人世界で出会った真宮寺直哉と真宮寺さくらをある意味殺した時の映像だ」

 

「それはわかりましたが、その映像を私達に見せるんですか?」

 

「何お前達には、私の代わりにこのイベントを起こしてほしいのだ」

 

「ヒミコさんの要望をかなえられませんでした」

 

「・・・やはり間に合いませんでしたか?」

 

「はい」

 

「オラオラどうして戦わない?お前は俺達帝国華撃団を殺す為に来たんだろうが・・・くらえ!!破邪剣征・桜花放神」

 

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

2人の放った技が互いにぶつかり合い、花寺直哉の技が襲撃者を飲み込んだ」

 

「あの男にのどか達の事教えたのは、ノヴァだから」

 

「「ええーー」」

 

「ノヴァどうしてこの世界に来たの?目的は何なの」

 

「私の目的?そんな決まってるじゃない、私の忠実な僕になる帝国華撃団を手に入れる為よ」

 

!!

 

「まさか帝国華撃団を手に入れる事が目的だなんて」

 

「自分達が行った時には既にあの世界の帝国華撃団はノヴァの手駒となっていました」

 

「そうですか・・・3人共お疲れ様です。また何かあればトワかレイに伝えますので」

 

「「はいお疲れ様でした」」

 

そして直哉達は一旦管理者の神殿に向かった。

 

その頃トワ達は・・・

 

「オラオラどうして戦わない?お前は俺達帝国華撃団を殺す為に来たんだろうが・・・くらえ!!破邪剣征・桜花放神」

 

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

2人の放った技が互いにぶつかり合い、花寺直哉の技が襲撃者を飲み込んだ」

 

「あの男にのどか達の事教えたのは、ノヴァだから」

 

「「ええーー」」

 

「ノヴァどうしてこの世界に来たの?目的は何なの」

 

「私の目的?そんな決まってるじゃない、私の忠実な僕になる帝国華撃団を手に入れる為よ」

 

!!

 

「まさか帝国華撃団を手に入れる事が目的だなんて」

 

「何て事だノヴァ達が帝国華撃団を手に入れたぞ」

 

「ふーん成程ね、これはこれで面倒な事になりそうね」

 

「ああ、ノヴァ達が帝国華撃団を手に入れた事になるからな」

 

「まあ、ヒミコの予想通りの手遅れだったし、のどか達のせいではないし」

 

「そうだな報告の映像をほぼリアルタイムで見れたしな」

 

「そうね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

管理者の神殿に戻って来た2人

「あ、お帰り直哉にのどかお疲れ様」

 

「滅びた世界世界だったからやりにくかったでしょう?」

 

「ええ、まあそうですね。情報を得る為に動いていたら」

 

そして直哉が一連の事を話し出した。

 

「逃がすかよ」

 

「貴方の相手は僕ですよ」

 

「ちっおもしれえ、まずはお前から殺してやるよ。スパイ野郎が」

 

そして2人の戦いが始まった。

 

「お前は誰だ何故お前から俺達を見限ったヒミコの匂いがするんだ」

 

「・・・成程僕達を見つけた理由がヒミコさんの匂いと言う訳か」

 

「何とか言ったらどうだよ。ヒミコの手下がよ」

 

「・・・ふむどうしたものか?彼は本当に僕をヒミコさんの手下として見てるが、真麻ここに来た理由がヒミコさんの依頼だから、あながち間違ってはいないんだけど」

 

「オラオラどうして戦わない?お前は俺達帝国華撃団を殺す為に来たんだろうが・・・くらえ!!破邪剣征・桜花放神」

 

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

2人の放った技が互いにぶつかり合い、花寺直哉の技が襲撃者を飲み込んだ」

 

そして直哉は襲撃者が気絶してるのを確認して、その場を離れた。

 

「こんな襲撃をされてしまって、良く調べたら滅びた世界の帝国華撃団は既にノヴァの手駒となっていたんです」

 

「あらー行動が遅かったのね私達の」

 

「ええ、悔しいですけどそう言う事になります」

 

「成程ね、それではヒミコには報告したの?」

 

「はいしました」

 

「ヒミコさんの要望をかなえられませんでした」

 

「・・・やはり間に合いませんでしたか?」

 

「はい」

 

「ノヴァどうしてこの世界に来たの?目的は何なの」

 

「私の目的?そんな決まってるじゃない、私の忠実な僕になる帝国華撃団を手に入れる為よ」

 

!!

 

「まさか帝国華撃団を手に入れる事が目的だなんて」

 

「自分達が行った時には既にあの世界の帝国華撃団はノヴァの手駒となっていました」

 

「そうですか・・・3人共お疲れ様です。また何かあればトワかレイに伝えますので」

 

「「はいお疲れ様でした」」

 

そして直哉達は一旦管理者の神殿に向かった。

 

「成程ね、ヒミコも2人に言ったけどある程度間に合わない事も想定してたのね?」

 

「ええ、そうみたいですね。僕達もヒミコさんの真意に気づければよかったんですが・・・」

 

「ああ、それは・・・無理よ私やレイでもヒミコの真意を知るのは不可能に近いから」

 

「そうなんですか?」

 

「そうよ、それでこれからの特殊遊撃部隊の行動について何だけど」

 

「暫く融合世界に世界に自分の世界があるメンバーはその世界にいて貰う形にするわ」

 

「「ええ、どういう事ですか?」」

 

「ああ、それは・・・」

 

「あの男にのどか達の事教えたのは、ノヴァだから」

 

「「ええーー」」

 

「ノヴァどうしてこの世界に来たの?目的は何なの」

 

「私の目的?そんな決まってるじゃない、私の忠実な僕になる帝国華撃団を手に入れる為よ」

 

!!

 

「まさか帝国華撃団を手に入れる事が目的だなんて」

 

「ノヴァ達の介入により、滅びた世界から融合世界や友好世界にやって来る可能性があるから今はそれぞれの世界にいて貰う必要性があるのよ」

 

「「ああ、確かに」」

 

「ただ中心世界は封印中だから3つの華撃団は、シンフォギア世界の方にいて貰う形になるわ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第28章 第1部 シンフォギア奏者達の新たな戦いへ編
特殊遊撃部隊のこれからについて3


「まさか帝国華撃団を手に入れる事が目的だなんて」

 

「ノヴァ達の介入により、滅びた世界から融合世界や友好世界にやって来る可能性があるから今はそれぞれの世界にいて貰う必要性があるのよ」

 

「「ああ、確かに」」

 

「ただ中心世界は封印中だから3つの華撃団は、シンフォギア世界の方にいて貰う形になるわ」

 

「そう言う意味では3組のプリキュアは融合世界のすこやか市に集める事になるわ」

 

「ただまなつが一緒が良いとか言われそうだからその辺を考慮してね」

 

「「成程」」

 

「問題としてノヴァ達が戦力を増強した事には変わらないから、そろそろ魔神レイアースを復活させないとまずいわね」

 

「確かにそうですね。でも今の光ちゃんで封印状態の魔神レイアースの封印を解除できますかね?」

 

「それはわからないわ」

 

「光にとってはデボネアもノヴァも本来なら過去の敵だしそれに他の2人もいない状態だしね」

 

「あ・・・」

 

そしてのどかが思い出す。

 

「確か海と風と言う人でしたよね?」

 

「ええ、そうよ」

 

「でも・・・あの2人も覚悟していた方が良いと思うわ」

 

「オラオラどうして戦わない?お前は俺達帝国華撃団を殺す為に来たんだろうが・・・くらえ!!破邪剣征・桜花放神」

 

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

2人の放った技が互いにぶつかり合い、花寺直哉の技が襲撃者を飲み込んだ」

 

「あの男にのどか達の事教えたのは、ノヴァだから」

 

「「ええーー」」

 

「ノヴァどうしてこの世界に来たの?目的は何なの」

 

「私の目的?そんな決まってるじゃない、私の忠実な僕になる帝国華撃団を手に入れる為よ」

 

!!

 

「まさか帝国華撃団を手に入れる事が目的だなんて」

 

「でもね私はこの事態を見た時ノヴァの本命はいまだにセフィーロに封印されている2人を闇の魔法騎士にする為の実験じゃないかと考えてるの」

 

「あの男にのどか達の事教えたのは、ノヴァだから」

 

「「ええーー」」

 

「ノヴァどうしてこの世界に来たの?目的は何なの」

 

「私の目的?そんな決まってるじゃない、私の忠実な僕になる帝国華撃団を手に入れる為よ」

 

「もちろんノヴァの言葉通り、帝国華撃団を手に入れて入れる事が目的かも知れないけどね」

 

「成程それでは僕の任務は魔神レイアースを封印を解く事ですか?」

 

「正確に言えば魔神レイアースの封印は、光に解かせるけど」

 

「特殊遊撃部隊の他のメンバーは基本・・・」

 

 

「ノヴァ達の介入により、滅びた世界から融合世界や友好世界にやって来る可能性があるから今はそれぞれの世界にいて貰う必要性があるのよ」

 

「「ああ、確かに」」

 

「ただ中心世界は封印中だから3つの華撃団は、シンフォギア世界の方にいて貰う形になるわ」

 

「そう言う基本の形で行くわよ。もちろん光のサポートもしながらね」

 

「成程確かに、ノヴァの性格なら手に入れたおもちゃを使いたがる可能性がありますね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

後手になった不安とそれに対応しなければならない事実

「もちろんノヴァの言葉通り、帝国華撃団を手に入れて入れる事が目的かも知れないけどね」

 

「成程それでは僕の任務は魔神レイアースを封印を解く事ですか?」

 

「正確に言えば魔神レイアースの封印は、光に解かせるけど」

 

「特殊遊撃部隊の他のメンバーは基本・・・」

 

 

「ノヴァ達の介入により、滅びた世界から融合世界や友好世界にやって来る可能性があるから今はそれぞれの世界にいて貰う必要性があるのよ」

 

「「ああ、確かに」」

 

「ただ中心世界は封印中だから3つの華撃団は、シンフォギア世界の方にいて貰う形になるわ」

 

「そう言う基本の形で行くわよ。もちろん光のサポートもしながらね」

 

「成程確かに、ノヴァの性格なら手に入れたおもちゃを使いたがる可能性がありますね」

 

「ええ、その辺りを何とか出来れば滅びた世界の帝国華撃団は、ノヴァから解放できると思うんだけどね、以前のようにイシュメルガとデボネアがノヴァを助ける様に動くかもしれないしね」

 

「ああ、それは・・・あの時ですか?」

 

そう言って直哉が思い出す。

 

「一体この扉は何なんだろう?」

 

「赤とオレンジと紫の扉があって、鍵はオレンジと紫の2色しかないよ」

 

「しかしこの扉は大きいなお墓型戦艦でも余裕じゃないか?クラリス」

 

「そうですね隊長。しかし3つの扉に2つの鍵の秘密は一体?」

 

「そうだな、案外紫の扉その次にオレンジの扉を開ければ赤の扉が開いたりしてな」

 

「そんな安直だったらゲームにもなりませんよ」

 

「そうだよな。クラリス」

 

「・・・もしかして2人の響さん2人でオレンジの扉の前に行ってみてください」

 

「「うん」ああ」

 

そして2人の響がオレンジの扉に行くとオレンジの扉に変化が起きた。

 

「「ええ――正解です。そのまま対となる鍵をその者が扉に入れよだって」」

 

2人の響がオレンジの扉の前に落ちていた紙を拾って読む。

 

「成程なら、2人の響さん紙の指示通りして見て下さい」

 

「「わかった」」

 

そして2人の響がオレンジの扉を開ける為に指示通りするが、扉は全く反応をしなかった。

 

「直哉君これはどういう事?」

 

「どうやらこの扉は、紫の扉を最初に開けないと適応する人物がいても作動しないようですね」

 

「つまりよくあるゲームのこのイベントが起きないと先に進めない状態なんですか?」

 

「そう言う理解で、良いと思いますあすかさん」

 

「そうするとまず紫の扉を開けて、そこから何をすればいいんだろう?」

 

「それは開けてみないとわかりませんけど。この扉がゲームの一部なら決められた世界に跳ばされて必要なアイテムなんかを探すのかもですね」

 

「成程」

 

のどかが直哉の答えを聞いて納得する。

 

「ええ、そうよ。まあの時はノヴァがいなかったけど、今回のような事は少なくともイシュメルガとデボネアのどちらがノヴァをサポートしてないとヒミコや私達を出し抜く事は厳しいと思うの」

 

「「確かに言われてみれば・・・そうですね」」

 

「「どちらかと言うとノヴァは自分が遊びたいタイプですね」」

 

「そう言うタイプに見えて策士かも知れないけど、そこまでノヴァは器用とは思えないからね」

 

「どちらにしろ今回はノヴァが動かないとこちらからは動けないから」

 

「「わかりました」」

 

そして直哉達は管理者の神殿かたすこやか市に戻るのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

3組の華撃団隊長と奏者達前編

時を少し戻して・・・

 

直哉とのどかがヒミコに報告している頃

 

残りの特殊遊撃部隊のメンバ―である響は3組の華撃団と共にシンフォギア世界のリディアンに3組の華撃団の2人の隊長とやってきた。

 

「「ここはもしかして音楽学校かな?」」

 

「はいそうです。シンフォギアは歌いながら戦うので、拠点とある場所も怪しまれないようにだと思います」

 

「「成程帝国華撃団や巴里華撃団と同じ理由かい?」」

 

「厳密に言えば違いますけどね」

 

「ノヴァ達の介入により、滅びた世界から融合世界や友好世界にやって来る可能性があるから今はそれぞれの世界にいて貰う必要性があるのよ」

 

「「ああ、確かに」」

 

「ただ中心世界は封印中だから3つの華撃団は、シンフォギア世界の方にいて貰う形になるわ」

 

「そう言う基本の形で行くわよ。もちろん光のサポートもしながらね」

 

「ただトワさんが特殊遊撃部隊にそう指示をしたので、2人の隊長には本来のシンフォギアとその奏者と、奏者をバックアップする人達を知ってもらおうと思いまして」

 

「「成程」」

 

「やあ待たせたね、響君?」

 

「いえ、そんな事はないですよ弦十郎さん」

 

「そうか・・・君達が帝国華撃団の隊長かね?」

 

「「はい」」

 

「君達と特殊遊撃部隊に関しては基本的に干渉はしないが・・・」

 

ああ、そうだだが、俺達のように彼等の事情を知らない連中は、異世界の戦争に巻き込んだ国が一番わるい、そんな国は滅べなんて言われてるがな」

 

「まあ、シンフォギアに関しては秘密に出来てるがな、彼等の存在が世界の目を逸らしてくれる形となっているな」

 

「何なんだよ、それ響や直哉達が悪者じゃねえか」

 

 

「そうです。伯父様彼等は私達の代わりに世界の為に戦ってくれた恩人ですよ」

 

「それはわかっているが、政府からの通達でな彼等が再び来たら捕獲しろダそうだ」

 

!!

 

「まじかよ」

 

「ああ、防衛大臣からの通達だ」

 

「取り消しは出来ねえのか?」

 

「無理だ某絵大臣や政府が変わらなければ」

 

「こういう経緯で特殊遊撃部隊は我々の世界では犯人のような扱いをされているんだが」

 

「「ええ、知っています」」

 

「そうか」

 

「後響君確認だが、君達の言うシンフォギア世界のに滞在するのは響君と未来君と、帝国華撃団のメンバーで良いのだね?」

 

「そうですよ弦十郎さん。後特殊遊撃部隊を作られた方が滞在中に、シンフォギア世界の方で事件が起きた場合二課に協力しても構わないと言われているので」

 

「そうなのか?」

 

「はい何かありましたか?」

 

「ああ、ある博士の元にソロモンの笛を輸送任務任務があるんだが、奏者の人数が確保する事が厳しいのだ」

 

「ええ――大神さんその任務俺達もするんでしょうか?」

 

響と弦十郎の話を聞いていた神山が大神に聞く。

 

「いや、俺達は参加しないだろうな。あくまで響君と未来君がシンフォギア世界に参加する為のイベント依頼じゃないかな?」

 

「ああ、成程」

 

「それにこの世界に存在するノイズの怖さは俺も知ってるから」

 

「ノイズは人に触れると人が炭にする特性があるんでしたね」

 

「その通りだ神山君」

 

暫くして・・・

 

響と大神と神山は、風鳴弦十郎の案内で二課の拠点に入るのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

3組の華撃団隊長と奏者達中編

「「ここがシンフォギア世界の秘密基地ですか?」」

 

「ああ、一般的に言えばそうとも言うが、我々は政府の機関だからな」

 

「「成程そう言う事でしたか」」

 

「ふむ、直哉君から聞いていたが君達は軍人のようだな」

 

「こうしてみると、君達は親父に好かれそうだな」

 

「「はあ・・・」」

 

「それで響さんはどちらに?」

 

神山が弦十郎に聞く。

 

「ああ、それは・・・」

 

「後響君確認だが、君達の言うシンフォギア世界のに滞在するのは響君と未来君と、帝国華撃団のメンバーで良いのだね?」

 

「そうですよ弦十郎さん。後特殊遊撃部隊を作られた方が滞在中に、シンフォギア世界の方で事件が起きた場合二課に協力しても構わないと言われているので」

 

「そうなのか?」

 

「はい何かありましたか?」

 

「ああ、ある博士の元にソロモンの笛を輸送任務任務があるんだが、奏者の人数が確保する事が厳しいのだ」

 

「先程響君に言ったこちらの任務についての流れを響君に説明をしているのさ」

 

「成程、その任務はいつやるんですか?」

 

大神が弦十郎に聞く。

 

「ああ、それは・・・博士の都合次第だな」

 

「そういうと?」

 

「博士が祖国に帰るタイミングで輸送任務を行う事を博士側の要望があったのだ」

 

「「成程」」

 

「そう言う事なのさ、我々の仕事は・・・」

 

「しかし疑問なのですが、何故響さんにその任務を言ったのですか?」

 

「私達の所にいる奏者は3人いるのだが、その内の2人がアイドルユニットとしても活動していてなその関係で輸送任務に参加出来ないのだよ」

 

「「成程正体を隠す為の表の仕事がそのアイドルと言うお仕事なのですね」」

 

「そう言う事になるな。そちらの仕事の日程は決まっているがな」

 

「そう言う事でしたら俺達もアイドルユニットの裏方のお仕事を手伝いますよ?」

 

「良いのかい?」

 

「大神さん本気ですか?」

 

「ああ、神山君本気だよ。少なくとも響君が・・・」

 

 

「後響君確認だが、君達の言うシンフォギア世界のに滞在するのは響君と未来君と、帝国華撃団のメンバーで良いのだね?」

 

「そうですよ弦十郎さん。後特殊遊撃部隊を作られた方が滞在中に、シンフォギア世界の方で事件が起きた場合二課に協力しても構わないと言われているので」

 

「そうなのか?」

 

「はい何かありましたか?」

 

「ああ、ある博士の元にソロモンの笛を輸送任務任務があるんだが、奏者の人数が確保する事が厳しいのだ」

 

「先程響君に言ったこちらの任務についての流れを響君に説明をしているのさ」

 

「この依頼を受けた以上俺達も弦十郎さん達の近くにいるべきと俺は思うよ」

 

「それは・・・俺もそう思いますけど」

 

「それにこの世界のアイドルユニットの興行を見るのもお互いの華撃団にとっても糧になると思うんだ」

 

「ですが俺は・・・」

 

「ある種の隊長のわがままかな」

 

「ええ、そのような感じですね」

 

「「「「「ええーー」」」」その理由私より酷くない」

 

「ローラ自覚はあるんだ」

 

 

「五月蠅いまなつ」

 

 

「私達は紫藤直哉さんの戦力として、色んな世界で戦いを見て、私達の隊長が救出に行きたいと言っても、部隊を動かさなかったりして、隊長的に不満があったみたいでね」

 

「それが爆発した感じかな」

 

「そうですね」

 

「それで、その救出を、拒否したのかを直哉さんに聞いたら」

 

「その子は本来助ける人がいるから自分達の行動で、その世界の歴史を極力変えない為だとね」

 

「直哉さんは、自分達の世界移動だけでも慎重にしてた理由を始めて聞いて驚いたよ」

 

「俺達はそう言う経験をしているので・・・怖いです」

 

「そうかなら猶更やるべきだな」

 

「ええ――」

 

その頃響は・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

3組の華撃団隊長と奏者達後編1

その頃響は・・・

 

「久しぶりだな響」

 

「「久しぶりだな立花」よう久しぶりだな」

 

「皆さんお久しぶりです」

 

「立花どうしてこちらに帝国華撃団と来たんだ?」

 

「ああ、それは・・・中心世界で問題が起きて中心世界を一時的に封印状態にして問題を解決するあいだ帝国華撃団の皆さんをこちらに連れて行くよう頼まれたんですよ」

 

「「「成程」」」

 

「じゃあ響は、私達とマリアとのコラボ企画の為に旦那が援護妖精したんじゃないのか?」

 

「いえ違いますけど、結果的には要請されましたよ輸送任務ですけど」

 

「「ああ、そっちでか」」

 

そして響が話し出す。

 

「後響君確認だが、君達の言うシンフォギア世界のに滞在するのは響君と未来君と、帝国華撃団のメンバーで良いのだね?」

 

「そうですよ弦十郎さん。後特殊遊撃部隊を作られた方が滞在中に、シンフォギア世界の方で事件が起きた場合二課に協力しても構わないと言われているので」

 

「そうなのか?」

 

「はい何かありましたか?」

 

「ああ、ある博士の元にソロモンの笛を輸送任務任務があるんだが、奏者の人数が確保する事が厳しいのだ」

 

「おいおい私だけじゃ失敗すると思ってんのか?」

 

「それは違うよクリスちゃん。私の知る流れでも私とクリスちゃんは輸送任務をしてて、こっちとの違いは奏さんの存在がいる事かな」

 

「そうなのか?」

 

「うん、だから奏さんが存在していてシンフォギアを纏える状態の世界はとっても貴重な世界ってトワさん達も行ってたし」

 

「以前も言いましたけど、私の世界よりかなりいい状況ですよ」

 

「わかりました。風鳴翼さん私は、この世界の人間ではありません。簡単に言えば、並行世界の人間です」

 

 

!!

 

「私の世界では、2年前にコンサート事件により天羽奏さんのギアの欠片が心臓に刺さり、私はガングニールを纏う事になりました。ですが、私は生存者狩りにあい、そこで、弦十郎さんも言っていた。紫藤直哉さんに会い、私は死ぬ事をやめる事になりました」

 

「本来なら生存者を助けるように動いてもいい筈の貴女達は全く動いてくれませんでしたが」

 

!!

 

「そんな叔父様が」

 

「元の世界の事なんで気にしないで下さいね翼さん」

 

「そして、私は紫藤直哉さんの仲間達の協力により心臓に刺さったガングニールの欠片を改良してくれたのがこのガングニール・シャドーと言う事になります」

 

そう言って響は、ガングニール・シャドーを纏う。

 

「だが、以前響が纏ってたのは普通のガングニールだった筈だろう」

 

奏がそう言う。

 

「「「確かに」」」

 

「改めて聞いてもお前のいた世界は凄かったんだな生き残りに対するあれが」

 

クリスがそう言う。

 

「どちらにしてもあの世界は私と未来の消失によって世界としては機能してないでしょうけど」

 

「「ああ、そう言う事か主要人物の2人が消えたから元の世界では、世界の維持が出来ないくらい深刻なダメージを受けている可能性があるんだな」

 

「ええ、そう言う事です。それに元の世界に戻れても私は異物扱いでしょうけど」

 

「私のギアであるガングニール・シャドーの存在のせいで」

 

「「「確かにその理由なら納得できる」」」

 

翼達が響の説明に納得した。

 

暫くして・・・

 

風鳴弦十郎と大神と神山が響達の部屋に来た。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

3組の華撃団隊長と奏者達後編2

「どちらにしてもあの世界は私と未来の消失によって世界としては機能してないでしょうけど」

 

「「ああ、そう言う事か主要人物の2人が消えたから元の世界では、世界の維持が出来ないくらい深刻なダメージを受けている可能性があるんだな」

 

「ええ、そう言う事です。それに元の世界に戻れても私は異物扱いでしょうけど」

 

「私のギアであるガングニール・シャドーの存在のせいで」

 

「「「確かにその理由なら納得できる」」」

 

翼達が響の説明に納得した。

 

暫くして・・・

 

風鳴弦十郎と大神と神山が響達の部屋に来た。

 

「翼、奏ちょっといいか?」

 

「はい叔父様なんですか?」

 

「何か用か旦那?」

 

「ああ、彼等が裏方で今度の大規模コンサートに参加する事となった。帝国華撃団の花組全員が」

 

「「ええーー」」

 

翼と奏は弦十郎の説明に驚いていた。

 

「翼さん、奏さん突然の申し出をしてすまない。俺は大神一郎で、隣が、神山君だ、2人共帝国華撃団の隊長をしているよ」

 

「成程わかりましたが、大神や神山さん達が我々のコンサートの裏方をする事に?」

 

翼が大神に聞く。

 

「ああ、それは・・・」

 

「後響君確認だが、君達の言うシンフォギア世界のに滞在するのは響君と未来君と、帝国華撃団のメンバーで良いのだね?」

 

「そうですよ弦十郎さん。後特殊遊撃部隊を作られた方が滞在中に、シンフォギア世界の方で事件が起きた場合二課に協力しても構わないと言われているので」

 

「そうなのか?」

 

「はい何かありましたか?」

 

「ああ、ある博士の元にソロモンの笛を輸送任務任務があるんだが、奏者の人数が確保する事が厳しいのだ」

 

「先程響君に言ったこちらの任務についての流れを響君に説明をしているのさ」

 

「成程、その任務はいつやるんですか?」

 

大神が弦十郎に聞く。

 

「ああ、それは・・・博士の都合次第だな」

 

「そういうと?」

 

「博士が祖国に帰るタイミングで輸送任務を行う事を博士側の要望があったのだ」

 

「「成程」」

 

「そう言う事なのさ、我々の仕事は・・・」

 

「響君に要請された任務を響君が受ける場合俺達のフォローも大変だからねそれに、俺達も劇場でショーをしているから直に未来のショーに関わる事も勉強になるからね」

 

「成程」

 

「面白そうだな」

 

「良いかな響君」

 

「ええ、私としても大神さんの申し出は良いと思います。実際にコンサート中にノイズが出ても帝国華撃団のサポートでお客さん達の生存率が上がると思いますし」

 

「後、私とクリスちゃんがコンサートに到着するのが遅くなると思うので、翼さんと奏さんのフォローもお願いします」

 

「え、2人のフォローも?どういう事だい響君」

 

大神が響に聞く。

 

「大神さんその理由は、帝国華撃団と同じ理由ですよ」

 

「帝国華撃団と同じ理由・・・あ、もしかして公にシンフォギア奏者の正体をコンサートとかで変身したら、その人がアイドルでもシンフォギアとしても敵に知られるからかな」

 

「ええ、そうですよ。大神さん」

 

「成程確かに、そう言われると、翼さんや奏さんが安心してシンフォギアを纏える状況にする事も俺達の仕事だね。響君」

 

「そうですけど、今言ったのはあくまで似たケースの世界の事柄ですよ皆さん」

 

そう響が言う。

 

その後響達は、リディアンを出て花組のいるホテルに戻った。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉とのどかが戻る前のすこやか市での話し合い前編

「ええ、そうよ。まあの時はノヴァがいなかったけど、今回のような事は少なくともイシュメルガとデボネアのどちらがノヴァをサポートしてないとヒミコや私達を出し抜く事は厳しいと思うの」

 

「「確かに言われてみれば・・・そうですね」」

 

「「どちらかと言うとノヴァは自分が遊びたいタイプですね」」

 

「そう言うタイプに見えて策士かも知れないけど、そこまでノヴァは器用とは思えないからね」

 

「どちらにしろ今回はノヴァが動かないとこちらからは動けないから」

 

「「わかりました」」

 

そして直哉達は管理者の神殿からすこやか市に戻るのだった。

 

直哉とのどかが管理者の神殿にいる頃まで時を戻して・・・

 

その頃すこやか市では3組のプリキュア達が旅館沢泉に集まっていた。

 

「それでちゆさん特殊遊撃部隊はプリキュア組と光さんと、響さんと3組の華撃団に別れて、融合世界の移動出来る世界を守るで良いんですね」

 

あすかが、ちゆに聞く。

 

「ええ、そうよあすかさん」

 

「でも、不思議よね今回トワ達を出し抜いた敵は光ちゃんのライバルだったのでしょう?」

 

「そうですローズマリーさん。私と海ちゃんと風ちゃんと協力してノヴァとデボネアを倒したんですが、その後に私が融合世界のに来た事が原因だとは思うんですが、ノヴァとデボネアが復活をしたんです」

 

「成程ね」

 

「だったらその2人を倒したら私達も元の世界に戻れるのかな?」

 

ゆいがそういう。

 

「うーんそれは難しいと思うよゆい」

 

「どうしてここねちゃん?」

 

「まず光さんと私達が融合世界に来た経緯が異なるから、例えノヴァとデボネアを倒せても私達が元の世界に戻れるとは限らないわ」

 

「ああそっかーーもしノヴァとデボネアを倒せて帰れるのは光ちゃんだけなのか」

 

「そう言う点では私達は良いよね」

 

まなつがそう言う。

 

「そうだね」

 

さんごがそう言う。

 

「どう違うの?」

 

らんがさんごに聞く。

 

「それはね・・・」

 

「ああ、以前君達と会ったのが僕の本来の姿で18歳モードとしてて、今は霊力を安定させるために強制的に12歳モードなんだよね」

 

「えー―12歳なんですかなら私達と変わりませんね」

 

「あ、そうだ直哉さん私達の学校に行きませんか?」

 

 

「「「「「はーーまなつ何言ってんの」まなつちゃん本気」無茶言うな」

 

 

「ちゃんと考えてるよ。直哉さんが近くにいてくれたら助かるよね」

 

 

「「「それは・・・」」」

 

 

「まなつちゃんそれは出来ないよ。僕が君達と直接的に関わる事はね」

 

 

「そうなんですか」

 

 

「うん、今まで通り相談は出来るけどね」

 

「その理由は僕達は、君達の世界にとっては異邦人だからね」

 

 

「それは・・・そうですがブルーの事もありますしどうにか出来ませんか?」

 

「確かにブルー関連の問題は僕達の世界の事だから動けると言えば動けるけど、大規模には動けないんだよね」

 

「この時は私達は直哉さん達と出会ったばかりだったんだけどね」

 

「そして私達は帝国華撃団の仲間を助けた後の戦いの結果、今のゆいさん達の状態になったんだけど、融合世界の近くに私達の世界が現れたの」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「それにしても、16番目のプリキュアの世界が原作世界のすこやか市に隣接する形になるとはな」

 

「ええでも原作世界の方に現れて助かったと思うわ。これが融合世界の方に現れていた方がもっと面倒な事になってたわよ」

 

「・・・確かにな」

 

「それでトワ、特殊遊撃部隊として16番目のプリキュアの世界の転移後の状況を見守る感じで良いすか?」

 

「そうね、とりあえずあおぞら市にまなつ達を連れて行き、事情を説明しなさい」

 

「いいんですか?」

 

「ええ、良いわよ」

 

「そして私達は直哉さん達と一緒にあおぞら市に行ったの」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉とのどかが戻る前のすこやか市での話し合い中編

「うわあ、本当にあおぞら市に戻って来た――」

 

「そうだねまなつちゃん」

 

「戻ってこれた」

 

「ああ、そうだな」

 

「でも、街はあの時のままだな」

 

「何であれからかなりの時間が経つのに・・・ってローラの足が人魚に戻ってる――」

 

「あら本当ね」

 

「それは恐らくトワの介入のせいだよまなつちゃん」

 

その時直哉が、青年の姿でまなつ達の前に現れた。

 

「え、直哉さんその姿はどうしたんですか?」

 

「ああ、今から君達の親達に説明する為に行くから怪しまれないように、姿を変えたんだけど変かな?」

 

「変じゃないんですけど」

 

「この状況で私達の親の居場所がわかるんですか?」

 

「大丈夫だよ。みのりちゃん」

 

「皆の親のいる場所はわかってるから」

 

「それじゃ、行くよ皆」

 

「「「「「はい」」」」」

 

そして直哉とまなつ達はそれぞれの家族の元に向かった。

 

「「「「お母さん」」」」親父」

 

「「「「まなつ」さんご」みのり」!!」

 

「貴女達今までどこにいたの?大地震が起きてこっちは大変だったのに」

 

まなつの母親が、まなつ達に聞く。

 

「「「ごめんなさい。私達はこのお兄さんに特別なシェルターに連れて行って貰ってたの」」」

 

まなつ達がそう言うと、直哉が親たちの前に出て行く。

 

「貴方が娘達を助けてくれたんですか?」

 

「結果的に言えばそうなりますね。自分の名前は紫藤直哉と申します」

 

「あの大地震が起きる直前に、自分はたまたまあおぞら中学方面にある仕事場に行く時に被災をして、学校から避難してくる子達を仕事場に地下シェルターを完備してたので、子供たちをそこに避難させてました」

 

「申し訳ございませんでした。本来ならこんな誘拐紛いの避難ではなく、ちゃんと連絡すべきでした」

 

「いえ、頭をあげてください。直哉さんのおかげで沢山の子供の命が助かったのは、事実なのですから」

 

「ありがとうございます。それじゃあね。まなつちゃん、さんごちゃん、みのりちゃん、あすかちゃん」

 

「「「「ありがとう直哉さん」」」」

 

そして直哉はまなつ達を親に渡して自分の家に戻った。

 

「こうして私達の世界と私達は友好世界していろんなサポート受けているんだよ」

 

「「「「成程」」」」

 

「でも何のサポート受けてるの?」

 

ローズマリーが聞く。

 

「それは・・・いつか世界が元の場所に戻れるようにする為のサポートよ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「そんな事が出来るの?」

 

「ええ、私達の世界の場合融合世界の敵によって世界も来たからと言ってトワ達がそう手続きをしてくれたのよ」

 

「成程ね、私達の場合は人だけで来たからトワ達の対応の仕方に戸惑いがあるのね」

 

「そうですね。今までのプリキュア達の来訪者者の場合最終的にそれぞれの世界が現れたので」

 

ちゆが説明をする。

 

「そう人だけで来るのは私達が初めてなのね」

 

「ええ、今の所はですがもしかすると不謹慎かも知れませんが、17番目の世界が融合世界に来る可能性もありますから」

 

「そっかーーまなつちゃん達の世界も後から来た事になるのかーー」

 

らんがそう言う。

 

「そう言う事よ」

 

「でも話は戻りますけどちゆさんノヴァとデボネアはこちらに来るんですか?」

 

みのりがちゆに聞く。

 

「それはわからないわ。ノヴァだけなら光ちゃんを狙う可能性があるんだけど」

 

「今は断言が難しいわ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉とのどかが戻る前のすこやか市での話し合い後編

 

「ええ、今の所はですがもしかすると不謹慎かも知れませんが、17番目の世界が融合世界に来る可能性もありますから」

 

「そっかーーまなつちゃん達の世界も後から来た事になるのかーー」

 

らんがそう言う。

 

「そう言う事よ」

 

「でも話は戻りますけどちゆさんノヴァとデボネアはこちらに来るんですか?」

 

みのりがちゆに聞く。

 

「それはわからないわ。ノヴァだけなら光ちゃんを狙う可能性があるんだけど」

 

「今は断言が難しいわ」

 

「そうですか」

 

ここねがそう言う。

 

「そうだなちゆの言う通りだ」

「「「ええーーレイさんどうしてここに」」」

 

ちゆとひなたとアスミが突然のレイの登場に驚く。

 

「レイさんどうしてここに来たの?」

 

ひなたがレイに聞く。

 

「ああ、それは・・・直哉とのどかが特別な依頼を受けて帰って来たから、その時の様子の映像をプリキュア達と光に見せようと思ってな」

 

そしてレイは映像を再生する。

「オラオラどうして戦わない?お前は俺達帝国華撃団を殺す為に来たんだろうが・・・くらえ!!破邪剣征・桜花放神」

 

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

2人の放った技が互いにぶつかり合い、花寺直哉の技が襲撃者を飲み込んだ」

 

「あの男にのどか達の事教えたのは、ノヴァだから」

 

「「ええーー」」

 

「ノヴァどうしてこの世界に来たの?目的は何なの」

 

「私の目的?そんな決まってるじゃない、私の忠実な僕になる帝国華撃団を手に入れる為よ」

 

!!

 

「まさか帝国華撃団を手に入れる事が目的だなんて」

 

「あの時に思ったんだ人間を手駒して、人間の恐怖や絶望で満たせばお母様の復活が早くなるじゃない」

 

「成程そう言う理由で、この世界の帝国華撃団を手に入れようとしたんですね」

 

その時直哉がノヴァの前に現れた。

 

「そうだよ。紫藤直哉・・・いや花寺直哉の方かな?」

 

「どちらでも構いませんよ。ノヴァ」

 

映像終了・・・

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「嘘でしょう」

 

「これは想定外ですね」

 

「まさかノヴァが、帝国華撃団を手駒にするなんて」

 

「さしずめ闇の帝国華撃団と言った所だな」

 

「まさかこんな形で敵が増えるなんて」

 

「それでレイさん特殊遊撃部隊としてはどうすれば?」

 

「現状のままで良いぞ。正直ノヴァと闇の帝国華撃団が融合世界の内部のどちらに現れるかわからないしな」

 

「確かにそうですね」

 

「それにな、直哉とトワもそう言う話をしているしな」

 

「もちろんノヴァの言葉通り、帝国華撃団を手に入れて入れる事が目的かも知れないけどね」

 

「成程それでは僕の任務は魔神レイアースを封印を解く事ですか?」

 

「正確に言えば魔神レイアースの封印は、光に解かせるけど」

 

「特殊遊撃部隊の他のメンバーは基本・・・」

 

 

「ノヴァ達の介入により、滅びた世界から融合世界や友好世界にやって来る可能性があるから今はそれぞれの世界にいて貰う必要性があるのよ」

 

「「ああ、確かに」」

 

「ただ中心世界は封印中だから3つの華撃団は、シンフォギア世界の方にいて貰う形になるわ」

 

「そう言う基本の形で行くわよ。もちろん光のサポートもしながらね」

 

「成程確かに、ノヴァの性格なら手に入れたおもちゃを使いたがる可能性がありますね」

 

「ええ、その辺りを何とか出来れば滅びた世界の帝国華撃団は、ノヴァから解放できると思うんだけどね、以前のようにイシュメルガとデボネアがノヴァを助ける様に動くかもしれないしね」

 

「今後はそう言う方向にシフトして対応するみたいだな」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

報告後の直哉とのどか

ヒミコとトワへの報告を終えた直哉達は・・・

 

「ねえ直哉君これから私達はどうするの?」

 

「ちょっと待って下さい。今シンフォギア世界とすこやか市で・・・」

 

「あの時に思ったんだ人間を手駒して、人間の恐怖や絶望で満たせばお母様の復活が早くなるじゃない」

 

「成程そう言う理由で、この世界の帝国華撃団を手に入れようとしたんですね」

 

その時直哉がノヴァの前に現れた。

 

「そうだよ。紫藤直哉・・・いや花寺直哉の方かな?」

 

「どちらでも構いませんよ。ノヴァ」

 

「フーンまあどうでもいいけど、今回は私の勝ちだよね?紫藤直哉」

 

「ええ、そうですね今回はこの世界の帝国華撃団を守れなかった特殊遊撃部隊の負けですよ」

 

「「ええーー」」

 

直哉の発言に驚くのどかとラビリンだった。

 

「あの時の経緯を話しているみたいですね」

 

「そうなんだ」

 

ええ響さんと帝国華撃団の方で、どうやらフロンティア事変関連のイベントの話をしてますので」

 

そして2人は映像を見る。

 

「後響君確認だが、君達の言うシンフォギア世界のに滞在するのは響君と未来君と、帝国華撃団のメンバーで良いのだね?」

 

「そうですよ弦十郎さん。後特殊遊撃部隊を作られた方が滞在中に、シンフォギア世界の方で事件が起きた場合二課に協力しても構わないと言われているので」

 

「そうなのか?」

 

「はい何かありましたか?」

 

「ああ、ある博士の元にソロモンの笛を輸送任務任務があるんだが、奏者の人数が確保する事が厳しいのだ」

 

「ええ――大神さんその任務俺達もするんでしょうか?」

 

響と弦十郎の話を聞いていた神山が大神に聞く。

 

「いや、俺達は参加しないだろうな。あくまで響君と未来君がシンフォギア世界に参加する為のイベント依頼じゃないかな?」

 

「ああ、成程」

 

「それにこの世界に存在するノイズの怖さは俺も知ってるから」

 

「ノイズは人に触れると人が炭にする特性があるんでしたね」

 

「その通りだ神山君」

 

映像終了・・・

 

「それじゃあ私達はシンフォギア世界に行くの?」

 

「ええ、その方が良いと思います。ノヴァが手に入れた闇の帝国華撃団の力を確認するには同じ力を持つ相手が理想的ですから」

 

「「成程」ラビ」

 

「ですが、どのタイミングでノヴァが介入するかがわからないですよね」

 

「そうかそう言う問題があったね」

 

「そう言えば、直哉君フロンティア事変と言えば響さんのトラウマのネフィリムも出てくるんでしょう?」

 

のどかがそう言いながら当時を思い出す。

 

「嫌ーーネフィリム怖いーー」

 

「響さん落ち着いてくださいまだ敵もいるし」

 

「おいおい大丈夫なのかフォンテーヌ」

 

「響さんは仕方ないペン響さんあのネフィリムに体の一部を食べられたらしいペン」

 

「うへえ体の一部を、完全聖遺物に食われたのかよ。私だったらもうシンフォギアを纏えなくなってるよそんな事になっていたら」

 

「遅くなってごめんフォンテーヌ」

 

そしてプリキュアとシンフォギア奏者が全員集合したのだった。

 

「直哉君どうする?」

 

「そうですね。スパークルと太陽の響さんは残っている狼型のメガビョーゲンを浄化してください。あれをネフィリムに食べられてまたメガネフィリムに進化されたら面倒な事になりますから」

 

「「了解」」

 

「他のメンバーで響さんとスパークルさんがメガビョーゲンを浄化するまでネフィリムの足止めをしてください」

 

「「「「「了解」」」」」

 

そしてプリキュアとシンフォギア奏者は行動を開始した。

 

「ダアアアア」

 

「メガ・・・ビョーゲン」

 

 

狼型のメガビョーゲンは響の怒涛の連続攻撃に体力を奪われていた。

 

「今だよ、スパークル」

 

「たまに響さんの声がグレースに聞こえるけどわかった」

 

「ああ、それは・・・大丈夫だと思いますよ」

 

「いくらフロンティア事変が始まったとしてもすぐにネフィリムと戦わないので」

 

「そうなの?」

 

「はい、まずはウィル博士と響さんとクリスさんが出会う所からですよ」

 

「その任務が映像でも言っていた・・・」

 

「そうですよ弦十郎さん。後特殊遊撃部隊を作られた方が滞在中に、シンフォギア世界の方で事件が起きた場合二課に協力しても構わないと言われているので」

 

「そうなのか?」

 

「はい何かありましたか?」

 

「ああ、ある博士の元にソロモンの笛を輸送任務任務があるんだが、奏者の人数が確保する事が厳しいのだ」

 

「ああ、成程」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

フロンティア事変における心配事

「はい、まずはウィル博士と響さんとクリスさんが出会う所からですよ」

 

「その任務が映像でも言っていた・・・」

 

「そうですよ弦十郎さん。後特殊遊撃部隊を作られた方が滞在中に、シンフォギア世界の方で事件が起きた場合二課に協力しても構わないと言われているので」

 

「そうなのか?」

 

「はい何かありましたか?」

 

「ああ、ある博士の元にソロモンの笛を輸送任務任務があるんだが、奏者の人数が確保する事が厳しいのだ」

 

「ああ、成程」

 

「それとは別に少し心配なんですよね」

 

「え、フロンティア事変で心配してるの?」

 

「ええ」

 

「その心配事の元はウィル博士ですよ」

 

「初めまして貴女が、立花響さんですね」

 

「はい、貴方は英雄好きのウィル博士ですよね?」

 

「おお、自分の事を知って貰えてるとは嬉しいですね」

 

「どうしてウィル博士はフィーネさんを通じて私と会いたいと言って来たんです?」

 

「ああ、それは」

 

見つけたペン。バスの下の方に雷のエレメントさんがいるペン」

 

「でも、どうするの?乗客がいるから私達やアースの技だと乗客に恐怖を与えない?」

 

 

「そうね、まずメガビョーゲンの動きを止めないと」

 

 

「そんな事はさせんぞプリキュア」

 

 

そう言いながらグワイワルが、グレース達を襲う。

 

 

「「「くっ」」」

 

「直哉君どうすればいい?」

 

 

「グレースさん。バス型メガビョーゲンを浄化するなら零距離からの一撃です」

 

「そうか、響さんに浄化をして貰うんだね」

 

「ええ、その方が乗っている乗客の事を考えると、その方が安全だと思うので」

 

「正直こういう形でのメガビョーゲンを浄化は、初めてなので」

 

 

「うん、わかるよ」

 

そしてグレース達は動き出した。

 

 

「アース、響さんメガビョーゲンを浄化するのは任せるね」

 

「ええ――私浄化出来ないよ。出来ますよシャドーにはプリキュアの力があるので」

 

 

「あ、そっかそれでアースさんにメガビョーゲンを浄化するサポートを頼のんだんだ」

 

「響さんが慣れない間ですけどね」

 

そして響とアースがメガビョーゲンを浄化することに成功した。

 

「私は、あの戦いを見て衝撃を受けました」

 

「あはは、ありがとうございます」

 

「そして私は考えたんです。今自分が所属する部隊より貴女達がいる組織に行きたいとね」

 

「ええ――困りますよ。博士にはフロンティア事変を起こして貰わないとこの世界のバランスが崩れるので」

 

「ああ、やはりフィーネの言う通り立花響さんには自分の計画が知られているんですね」

 

「すいませんでも、私達はウィル博士の計画は最低限の干渉で終わらせるつもりですので」

 

「成程」

 

「つまり貴女達が私の計画に干渉する場合は今のような状況にでもならないと干渉しないのですね?」

 

「簡単に言えばそうですね」

 

「ちゃんとシンフォギア世界における役割をしてくれるかが心配なんですよ」

 

「ああ、そう言う心配なんだね」

 

「ええ、今思えばウィル博士にとってあの時の響さんとの出会いは悪影響を与えかねないと今思ってしまいました」

 

「でもあの時に会ったから流れが極端に変わるような事態の時協力して対応出来そうだけど?」

 

「確かにそう言う考えも出来そうですね」

 

「のどかさんとラビリンには、悪いんですが、このままシンフォギア世界の観察を続けます。フロンティア事変の進行次第では響さん達と合流します」

 

「「了解」了解ラビ」

 

その頃響達は・・・

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ソロモンの杖輸送作戦正式決定前編

響と3組の華撃団が、シンフォギア世界に来てから3週間が経ったある日響は二課に呼ばれていた。

 

「響君漸く政府がソロモンの笛をウィル博士に渡す事を了承したよ」

 

「そうですか、意外に時間がかかりましたね?どうしてですか?」

 

「ああ、それは・・・ワイズマン達の件があったからな」

 

「響さん二課の人達の任務を続けてください」

 

「わかったよグレース。了子さん翼さん行きましょう」

 

「いいのね響ちゃん?」

 

「ええ、構いませんよ了子さん」

 

響がそう言うと、了子が車を出す。

 

「ちょっ立花良いのか?あの子達はお前の仲間なのだろう?」

 

翼の乗る車も響と了子の車と同様に動き出す。

 

「旦那ここは私が残る。旦那は輸送任務の方を頼む」

 

「しかし奏」

 

「ああ、成程この国の政府高官が輸送中に前回のような失敗を恐れていたんですね」

 

「そう言う事だそして今回は相手国との関係を悪化させたくないと言う政府の気持ちもあって一ヶ月以上も返事尾遅らせるわけにはいかなかったんだろう」

 

「そして政府の決定と同時に正式に延期していたコラボコンサートも輸送作戦と同じ日になったぞ」

 

「そうですかこの2つはペアでなければいけなかったので良かったです」

 

「響君それを私に言ってもいいのか?」

 

「ええ、シンフォギア世界で起きる2つ目のイベントでは最初のイベントが分離して行われた方が特殊遊撃部隊としては、問題だったので」

 

「成程な、君達が一番気にしていたのはそう言う所だったのか?」

 

「ええ、ルナ・アタック時の変化によっては、本来なら死んでいるのに生きている人がいるので」

 

「それだけでも本来起きる筈のイベントが起きなかったりするので」

 

「ふむ、奏の生存が世界を狂わせる原因になるとは・・・」

 

「あ、原因は奏さんだけではないですよ。一番の原因は、私と未来が不在だからでしょうね」

 

「ああ、それは・・・君が言ってたな」

 

「私の世界では、2年前にコンサート事件により天羽奏さんのギアの欠片が心臓に刺さり、私はガングニールを纏う事になりました。ですが、私は生存者狩りにあい、そこで、弦十郎さんも言っていた。紫藤直哉さんに会い、私は死ぬ事をやめる事になりました」

 

「本来なら生存者を助けるように動いてもいい筈の貴女達は全く動いてくれませんでしたが」

!!

 

「そんな叔父様が」

 

「元の世界の事なんで気にしないで下さいね翼さん」

 

「そして特殊遊撃部隊が、俺達の世界を調べたら立花響と、小日向未来が存在しない事に気づき代役として君達がする事になった、それで良いんだよな」

 

「はいそれで間違いありません。ですがこの世界の住人である立花響と小日向未来の存在はいまだ見つかっていません」

 

「響君特殊遊撃部隊として、2人の不在は意図的に存在を消されたと思ってるのか?」

 

「ええ、初期の頃は融合世界のミスかと思いましたが融合世界の内部に存在している以上立花響と小日向未来も融合世界の内部にあるこの世界に存在しないと、弦十郎さん達も含めてシンフォギア世界が維持されませんから」

 

「ふむ、そう言う考えか?」

 

「ならこちらの響君と未来君が我々の敵になる事も考えられるか?」

 

「それは・・・全くないとも言い切れません。少なくとも2課の皆さん達は複数の敵と戦うので、その中にその2人がいたとしても不思議ではないので」

 

「成程、世界から主要人物がいないのであれば世界が維持が出来ないのか」

 

「ええ、主要人物がいない=世界を救える手段が使えないと言う事になりますので」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ソロモンの杖輸送作戦正式決定後編

「響君特殊遊撃部隊として、2人の不在は意図的に存在を消されたと思ってるのか?」

 

「ええ、初期の頃は融合世界のミスかと思いましたが融合世界の内部に存在している以上立花響と小日向未来も融合世界の内部にあるこの世界に存在しないと、弦十郎さん達も含めてシンフォギア世界が維持されませんから」

 

「ふむ、そう言う考えか?」

 

「ならこちらの響君と未来君が我々の敵になる事も考えられるか?」

 

「それは・・・全くないとも言い切れません。少なくとも2課の皆さん達は複数の敵と戦うので、その中にその2人がいたとしても不思議ではないので」

 

「成程、世界から主要人物がいないのであれば世界が維持が出来ないのか」

 

「ええ、主要人物がいない=世界を救える手段が使えないと言う事になりますので」

 

「成程な、主要人物と言うのはその事件を解決するのに必要な人物と言う事か」

 

「そう言う事です。ですからフィーネとの決戦時に私と未来がシンフォギア世界に来てたでしょう」

 

「ああ、そうだなあの時響君達が来なければこの世界の月がフィーネによって破壊されただろうな」

 

「実は私はルナ・アタック事件の事始めから知ってたんですよ」

 

!!

 

「私の本来の世界はフィーネの月破壊で地球も滅びたと直哉君から聞いていたので」

 

「そうだったのか。ならば了子君がフィーネだった事も?」

 

「はい、初対面時から知っていました」

 

「その時にこういう会話もしましたし」

 

 

「はい、そうですよ弦十郎さん。後了子さん私に関してですけど検査とかガングニール・シャドーに関する情報を渡すことは拒否しますから」

 

 

「ええ――響ちゃんお願いよーー」

 

「駄目ですよ。あと貴女の真の姿の事も知ってますけど、バラしますよ?」

 

!!

 

了子は、響の小声で言った言葉に驚く。

 

「何故私の事を知っている小娘」

 

「私は、これからこの世界で起こる事を既に知ってますので」

 

「何だと!!貴様は未来を知ってるのか?」

 

「知ってますよ。私達の部隊の目的がその世界のあるべき流れを守るのが仕事なんですから」

 

「ですから、私はフィーネとしてあった時二貴女を倒す事が出来ましたが、それは本来の流れではないんで」

 

 

「そうか・・・ならお前達は私の計画を潰す気はないんだな?」

 

「特殊遊撃部隊としては無いですよ。ただこの世界に立花響と言う存在がいないとそれはそれで困るんですよ」

 

「成る程お前は代役と言う事か?」

 

「そう言う事です。弦十郎さん、そろそろ帰っていいですか?正式に二課との協力体制になった事を伝えに行きたいので」

 

「まさか特殊遊撃部隊は、フィーネと繋がっていたとは・・・」

 

弦十郎は響の話に驚きを隠せないでいた。

 

フィーネの館では・・・

 

「フフ、クリスは紫藤直哉の部隊と共に世界を超えたか、ならば塔を完成させる前に、害虫を駆除するか」

 

「立花響とついでに二課の奏者と戦う前にな」

 

「うん、その前にこの館に来た連中を歓迎しなければな」

 

そしてフィーネは動き出す。

 

「すみません。双方に最低限繋がりを持っていないとルナ・アタックでの流れが変わりそうデしたから」

 

「成程な」

 

「君達はどうしてそこまで流れとやらに拘るんだ?」

 

「それは・・・」

 

「それは・・・融合世界は、基本鏡の世界のような立場になるよう作られた世界だからですよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

融合世界の立場と響達の立場

「すみません。双方に最低限繋がりを持っていないとルナ・アタックでの流れが変わりそうデしたから」

 

「成程な」

 

「君達はどうしてそこまで流れとやらに拘るんだ?」

 

「それは・・・」

 

「それは・・・融合世界は、基本鏡の世界のような立場になるよう作られた世界だからですよ」

 

「鏡の世界のようなものだと!!」

 

「はいそうですよ。基本的に融合世界の内部に存在する世界は殆ど鏡の世界のような世界です」

 

「最近の言い方で言えばIF(もしもの世界)と言う風に考えて下さい」

 

「この映像はを見て下さい」

 

響がそう言うと再生する。

 

「それはクリスさんが、あのシンフォギア世界の住人だからですよ」

 

「「「「あ、成程」」」」

 

「いいですかクリスさん僕達のいる融合世界は裏の世界と言われています」

 

「裏の世界とは、どういう事だ?」

 

「原作世界が表の世界と言われています」

 

「それがどうしたのか?」

 

 

「そうですねここにいるクリスさんは表の世界のクリスさんの鏡に映る存在と考えますね」

 

 

「ああ」

 

「現状のクリスさんの状態は表の世界のクリスさんからしたら鏡を見ても貴女がいない状態なんですよ」

 

 

「ああ、そうだな私は今、お前達の言うシンフォギア世界にいないからか」

 

「そうですね」

 

「そしてここにいる。グレースさん達にも表の世界がありますが、彼女達の表の世界はある事故により融合世界に隣接する世界となりました現状では」

 

「そんな事があったのか?」

 

「ええ、ありましたねですがクリスさんの場合はそう言う特例では無いので、シンフォギア世界内での協力者と言う感じが僕の現状出来る最大の譲歩ですね」

 

「そうかわかった」

 

「期待に沿えなくてすいません。クリスさん」

 

「いやそう言う事情があるのなら仕方ねえよ。確かに響も積極的に二課の連中と行動をしてなかったのも紫藤直哉の説明と関係するんだろ?」

 

 

「ええ、特殊遊撃部隊の響さんと未来さんはクリスさんとは違う並行世界の2人なんですよ」

 

「そういう事かつまりこいつは代役と言う事なのか?」

 

「そうですよ。シンフォギア世界の世界には、立花響と小日向未来の2人がいないのはまずいですので」

 

映像終了・・・

 

「成程、原作世界それが響君と未来君がいた世界なのか?」

 

「いえ、直哉君に聞かされたのが私と未来未来の世界は分岐点での選択時に異なる選択をした事によって君達の世界はIF世界になったと」

 

「そして直哉君は私に聞きました。このまま世界と共に死ぬか、世界と決別し生きて行くかを」

 

「成程」

 

「わかりました。風鳴翼さん私は、この世界の人間ではありません。簡単に言えば、並行世界の人間です」

 

 

!!

 

「私の世界では、2年前にコンサート事件により天羽奏さんのギアの欠片が心臓に刺さり、私はガングニールを纏う事になりました。ですが、私は生存者狩りにあい、そこで、弦十郎さんも言っていた。紫藤直哉さんに会い、私は死ぬ事をやめる事になりました」

 

「本来なら生存者を助けるように動いてもいい筈の貴女達は全く動いてくれませんでしたが」

 

!!

 

「そんな叔父様が」

 

「元の世界の事なんで気にしないで下さいね翼さん」

 

「そして、私は紫藤直哉さんの仲間達の協力により心臓に刺さったガングニールの欠片を改良してくれたのがこのガングニール・シャドーと言う事になります」

 

「そして君があの時に説明をしてくれた内容に繋がるんだな」

 

「はいそうです」

 

「しかし響君君は凄いな、生きる為とはいえ決断出来るとは」

 

「そんなに凄くないですよ。私はただ何も知らないまま死ぬのが嫌だったんです」

 

「そうか・・・」

 

「でも特殊遊撃部隊として動く事で、私達のシンフォギア世界で起きた事を知れましたし」

 

「あ、弦十郎さん。ソロモンの笛の輸送についての連絡は以上ですか?」

 

「ああ、そうだな」

 

「そうでしたら私、トワさんに呼ばれたので失礼します」

 

そう言って響は二課から出て行った。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワに呼ばれた響1

管理者の神殿・・・

 

「すまないわね呼び出して」

 

「それは問題ないですよトワさん。どうしたんですか?」

 

「ああ、それは・・・直哉とのどかだけに来ていた件とこれからの直哉とのどかの動きについて教えておこうと思ってね」

 

そう言ってトワが話し出す。

 

「ノヴァ達の介入により、滅びた世界から融合世界や友好世界にやって来る可能性があるから今はそれぞれの世界にいて貰う必要性があるのよ」

 

「「ああ、確かに」」

 

「ただ中心世界は封印中だから3つの華撃団は、シンフォギア世界の方にいて貰う形になるわ」

 

「そう言う意味では3組のプリキュアは融合世界のすこやか市に集める事になるわ」

 

「ただまなつが一緒が良いとか言われそうだからその辺を考慮してね」

 

「「成程」」

 

「問題としてノヴァ達が戦力を増強した事には変わらないから、そろそろ魔神レイアースを復活させないとまずいわね」

 

「確かにそうですね。でも今の光ちゃんで封印状態の魔神レイアースの封印を解除できますかね?」

 

「それはわからないわ」

 

「光にとってはデボネアもノヴァも本来なら過去の敵だしそれに他の2人もいない状態だしね」

 

「もちろんノヴァの言葉通り、帝国華撃団を手に入れて入れる事が目的かも知れないけどね」

 

「成程それでは僕の任務は魔神レイアースを封印を解く事ですか?」

 

「正確に言えば魔神レイアースの封印は、光に解かせるけど」

 

「特殊遊撃部隊の他のメンバーは基本・・・」

 

 

「ノヴァ達の介入により、滅びた世界から融合世界や友好世界にやって来る可能性があるから今はそれぞれの世界にいて貰う必要性があるのよ」

 

「「ああ、確かに」」

 

「ただ中心世界は封印中だから3つの華撃団は、シンフォギア世界の方にいて貰う形になるわ」

 

「そう言う基本の形で行くわよ。もちろん光のサポートもしながらね」

 

「成程確かに、ノヴァの性格なら手に入れたおもちゃを使いたがる可能性がありますね」

 

「一応直哉達には、そう説明したわ」

 

「確かに2人が戻る前にトワさんとレイさんがそれぞれのメンバーに説明をしてましたね」

 

「そうよ、正直ノヴァが闇の帝国華撃団を手に入れた時点で光を狙うのか、大神を狙うかわからなかったし」

 

「確かにそうですね、巴里の状況を見れば」

 

そう言いながら響は思い出す。

 

「あーあ人違いだったかまあいいや。邪魔な烏は黙らせたしね」

 

「さてと、大神一郎光と戦う前にお前を殺すよ」

 

「この私がね」

 

!!

 

「「「「何だって――」」」」

 

「じゃあ死んでね。大神一郎炎の矢ーー」

 

「ちっなにもんか知らねえが私達に喧嘩を売るなんてよくやるよ」

 

そう言いながらロベリアの光武℉が同じ炎で少女の攻撃を相殺した。

 

「へえ、やるじゃんおばさんのくせに」

 

「なら、これならどうかしら?出でよ降魔兵器よ」

 

!!

 

「降魔兵器だと馬鹿な、空中要塞武蔵の消滅で降魔兵器は消滅した筈だ、それを何故君が扱っている?」

 

「ああ、母様の言う通り、大神一郎には2度目の空中要塞武蔵と京極圭吾が復活した事を知らないんだね」

 

「どういう意味だそれは?」

 

「そうなのよねもしかしたらノヴァがこの一連の介入で、霊力と言う力に興味が出たのかも知れないわね」

 

「成程」

 

「つまり今直哉君とのどかちゃんが別行動なのは、闇の帝国華撃団がいつ出て来ても良いように待機してるんですね?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワに呼ばれた響2

「降魔兵器だと馬鹿な、空中要塞武蔵の消滅で降魔兵器は消滅した筈だ、それを何故君が扱っている?」

 

「ああ、母様の言う通り、大神一郎には2度目の空中要塞武蔵と京極圭吾が復活した事を知らないんだね」

 

「どういう意味だそれは?」

 

「そうなのよねもしかしたらノヴァがこの一連の介入で、霊力と言う力に興味が出たのかも知れないわね」

 

「成程」

 

「つまり今直哉君とのどかちゃんが別行動なのは、闇の帝国華撃団がいつ出て来ても良いように待機してるんですね?」

 

「別に私がそう言ったわけでもないんだけど」

 

「あの2人今回の件で想定外の事態を見てるからね直接」

 

「ええ、私でも驚いているので・・・」

 

「そうとりあえず直哉達は・・・」

 

「すいませんでも、私達はウィル博士の計画は最低限の干渉で終わらせるつもりですので」

 

「成程」

 

「つまり貴女達が私の計画に干渉する場合は今のような状況にでもならないと干渉しないのですね?」

 

「簡単に言えばそうですね」

 

「ちゃんとシンフォギア世界における役割をしてくれるかが心配なんですよ」

 

「ああ、そう言う心配なんだね」

 

「ええ、今思えばウィル博士にとってあの時の響さんとの出会いは悪影響を与えかねないと今思ってしまいました」

 

「でもあの時に会ったから流れが極端に変わるような事態の時協力して対応出来そうだけど?」

 

「確かにそう言う考えも出来そうですね」

 

「シンフォギア世界の方に、闇の帝国華撃団が、出現すると思ってるようね」

 

「成程、とりあえずフロンティア事変が始まるので何とかしますよ」

 

「どちらにしろ、今回の方が厄介よ」

 

「フフ、立花響お前が私を覚えていてくれるとは、お前とは直接会う事は少ない筈だが?」

 

「まあ、グレース達や直哉君から色々聞いてるからね」

 

「成る程そう言う事か」

 

「響さん二課の人達の任務を続けてください」

 

「わかったよグレース。了子さん翼さん行きましょう」

 

「いいのね響ちゃん?」

 

「ええ、構いませんよ了子さん」

 

響がそう言うと、了子が車を出す。

 

「前回はワイズマン達だったからね」

 

「そうですね今回はノヴァですからね・・・どのタイミングで来るのか予測が出来ませんね」

 

「そうなのよね。もしかすると・・・」

 

「あーあ人違いだったかまあいいや。邪魔な烏は黙らせたしね」

 

「さてと、大神一郎光と戦う前にお前を殺すよ」

 

「この私がね」

 

!!

 

「「「「何だって――」」」」

 

「じゃあ死んでね。大神一郎炎の矢ーー」

 

「ちっなにもんか知らねえが私達に喧嘩を売るなんてよくやるよ」

 

そう言いながらロベリアの光武℉が同じ炎で少女の攻撃を相殺した。

 

「へえ、やるじゃんおばさんのくせに」

 

「なら、これならどうかしら?出でよ降魔兵器よ」

 

「こんな感じで、フロンティア事変が大きく異なる流れになりそうね」

 

「まあ、ノヴァはその辺の事なんて考えてないでしょうね」

 

「ある意味良い敵キャラの性格ですよね?」

 

「そうね、あえてデボネアがそう言う性格にしたんでしょうけど」

 

「でも、フロンティア事変中にノヴァと闇の帝国華撃団が来たらどうすれば良いです?」

 

「そうね、闇の帝国華撃団がいる場合は大神と神山達に任せなさい。そしてノヴァ単独の場合は、響が相手をしなさい。例えば、フロンティア事変で重要イベントの最中以外はね」

 

「わかりました」

 

その後響とトワは細かい設定を決めた後響はシンフォギア世界に戻った。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

その頃の直哉達

時を少し戻して・・・

 

「そして君があの時に説明をしてくれた内容に繋がるんだな」

 

「はいそうです」

 

「しかし響君君は凄いな、生きる為とはいえ決断出来るとは」

 

「そんなに凄くないですよ。私はただ何も知らないまま死ぬのが嫌だったんです」

 

「そうか・・・」

 

「でも特殊遊撃部隊として動く事で、私達のシンフォギア世界で起きた事を知れましたし」

 

「あ、弦十郎さん。ソロモンの笛の輸送についての連絡は以上ですか?」

 

「ああ、そうだな」

 

「そうでしたら私、トワさんに呼ばれたので失礼します」

 

そう言って響は二課から出て行った。

 

映像終了・・・

 

「直哉君これからどうする?」

 

「そうですね・・・響さんがトワに呼ばれたのは恐らくノヴァ達の事を伝える為だと思いますので、響さんがシンフォギア世界に戻ってきたら僕達も動きますよ」

 

「え、どういう事?」

 

「こちらのシンフォギア世界の立花響と小日向未来の捜索をするんです」

 

「あ、そっかー響さんと未来さんは代役だったね」

 

「ええ、そうです」

 

「知りたければ紫藤直哉に聞いてみな、大神一郎だけど疲れている状態で降魔兵器を倒せるかしらね、その降魔兵器の中にはワイズマンの特注もあるから、動けない奴を見捨てても良いのよ。じゃあね生きてたら会いましょうね」

 

そう言って巴里華撃団の前から謎の少女だけが消えた。

 

「あの時に思ったんだ人間を手駒して、人間の恐怖や絶望で満たせばお母様の復活が早くなるじゃない」

 

「ですが、あの時のノヴァは、帝国華撃団を手駒にしてましたし、手駒にした方法もわからないんですけどね」

 

「確かにそうだね」

 

「後これは可能性の話ですけどもしかしたらシンフォギア世界の立花響と小日向未来ふざいに関して、イシュメルガとデボネアが神隠しに見せて2人を誘拐したとも考えられますが」

 

「でも、確かあの時はシンフォギア世界は封印状態だったんじゃ?」

 

「ええ、その筈なんですよね」

 

そして直哉は思い出す。

 

 

「翼後で覚えていろ」

 

「おお、恐い恐い」

 

「所で翼さん最近連絡が取れなかったのも何か理由があったんですか?」

 

「ああ、後で話す。今はノイズとあの巨大植物を倒すのが先決だ」

 

そしてシンフォギア組は巨大ノイズを含めた全部のノイズと戦闘を開始した。

 

エステル達四人と帝国華撃団からさくらとアイリスが幻獣と戦いを始めた。

 

 

「くそー俺達も戦えたら戦いたい」

 

「そうか、なら我と契約すればその機体を動けるようにしてやるぞ」

 

「誰だ!!お前は」

 

「我の名は、黒のイシュメルガどうする我と契約するか?」

 

「イシュメルガだって、本当に契約者になればこの状況を打破出来るんだな」

 

「ああ出来るとも」

 

大神がイシュメルガとの契約をしようとしたとき次元の裂け目ができた。

 

!!

 

「ちっ奴め、ここまで来たか。だが、まだ奴等に見つかるわけにはいかん。我とデボネアの紫藤直哉と魔法騎士に復讐するまでは」

その直後灰の機神ヴァリマールとその担い手のリィン・シュバルツァーが出てきたことによりヒドラプラントとプラントアームは圧死し、浅草周辺に咲いていた紅い植物は全部消えた。

 

「もしかしたらあの時融合世界全体に悪影響があったとしたら?」

 

「それが、シンフォギア世界では立花響さんと小日向未来さんの消失と言う事?」

 

「ええ、考えたくはないんですが、2人は既にイシュメルガとデボネアに捕まっているのかも知れませんね」

 

「「ええーー」ラビ―」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

動き出す物語と最悪の事態前編

「ちっ奴め、ここまで来たか。だが、まだ奴等に見つかるわけにはいかん。我とデボネアの紫藤直哉と魔法騎士に復讐するまでは」

その直後灰の機神ヴァリマールとその担い手のリィン・シュバルツァーが出てきたことによりヒドラプラントとプラントアームは圧死し、浅草周辺に咲いていた紅い植物は全部消えた。

 

「もしかしたらあの時融合世界全体に悪影響があったとしたら?」

 

「それが、シンフォギア世界では立花響さんと小日向未来さんの消失と言う事?」

 

「ええ、考えたくはないんですが、2人は既にイシュメルガとデボネアに捕まっているのかも知れませんね」

 

「「ええーー」ラビ―」

 

「あくまでも可能性の話ですよ」

 

「でも直哉君のはなしを聞いていると、絶対にそうじゃないと言い切れない」

 

「そうラビね」

 

「確実にそうなるとは言えませんがね、少なくとも闇の帝国華撃団の実験をするなら同じ力を持つ者達がいる世界ですると思うんですよ」

 

「確かに今は中心世界が封印状態だから、帝国華撃団を狙うにしても帝国華撃団がいる世界に行かないといけないんだよね」

 

「そうですね。まあノヴァが帝国華撃団の今の居場所を知らないと言う事もあり得ますしね」

 

「「成程」ラビ」

 

「もしそう言う事態が起きれば、フロンティア事変に与える影響を抑える事が出来るんですが」

 

でも、フロンティア事変も変わって来るよね?」

 

「大筋は変わらないと思いますが・・・」

「私は、あの戦いを見て衝撃を受けました」

 

「あはは、ありがとうございます」

 

「そして私は考えたんです。今自分が所属する部隊より貴女達がいる組織に行きたいとね」

 

「ええ――困りますよ。博士にはフロンティア事変を起こして貰わないとこの世界のバランスが崩れるので」

 

「ああ、やはりフィーネの言う通り立花響さんには自分の計画が知られているんですね」

 

「すいませんでも、私達はウィル博士の計画は最低限の干渉で終わらせるつもりですので」

 

「成程」

 

「つまり貴女達が私の計画に干渉する場合は今のような状況にでもならないと干渉しないのですね?」

 

「簡単に言えばそうですね」

 

「ただあの会談が無駄になる事は避けたいですね」

 

「そうだね」

 

その頃響達は・・・

 

響とクリスは予定通りソロモンの笛輸送任務を実行していた。

 

「なあ、響これ私が貰って良いのか?」

 

「うんいいよ、それイチイバルシューターがクリスちゃんを選んだから」

 

「それで奏さん。僕に願い事とは?」

 

「ああ、私に新しいタイプのシンフォギアをくれ」

 

「・・・一応理由を教えてください」

 

 

「ああ、今の私はシンフォギアを纏うことが出来なくなっている。そんな私をずっと待っている翼がいるだけでよかった」

 

 

「だが、ここ最近聖遺物の関連でキナ臭くなりつつあるしな」

 

「ええ、それは否定はしませんけど、まさかと思いますけど奏さん響さんと同じシンフォギアが欲しいと言うつもりですか?」

 

「ああ、そうだ」

 

「残念ですが、それは無理です」

 

 

!!

 

 

「何でだよ、翼を助けたいと言うのは駄目な理由なのか?」

 

「いえ、仲間を助けたいと言う奏さんの気持ちはわかりますが、恐らくギア自身が奏さんを奏者に選ばないと思います」

 

「何だと!!ギア自身が奏者を選ぶのかよ?」

 

「ああ、奏さんが以前言ってたな、特殊遊撃部隊の持つシンフォギアは意思を持つと」

 

「そうだよクリスちゃん」

 

「そのイチイバルシューターは、クリスちゃんを選んだんだよ」

 

「何で私を?」

 

!!

 

その時輸送任務をしている響とクリスの前に大量の降魔兵器と亜種型メガビョーゲンが現れたのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

動き出す物語と最悪の事態中編

「何でだよ、翼を助けたいと言うのは駄目な理由なのか?」

 

「いえ、仲間を助けたいと言う奏さんの気持ちはわかりますが、恐らくギア自身が奏さんを奏者に選ばないと思います」

 

「何だと!!ギア自身が奏者を選ぶのかよ?」

 

「ああ、奏さんが以前言ってたな、特殊遊撃部隊の持つシンフォギアは意思を持つと」

 

「そうだよクリスちゃん」

 

「そのイチイバルシューターは、クリスちゃんを選んだんだよ」

 

「何で私を?」

 

!!

 

その時輸送任務をしている響とクリスの前に大量の降魔兵器と亜種型メガビョーゲンが現れたのだった。

 

その頃二課では・・・

 

「大変です司令輸送任務をしているクリスさん達の前に大量の降魔と亜種型メガビョーゲンが出現しました」

 

「何だと!!ノイズの間違いではないのか?」

 

「いえ、間違いなくノイズの出現はありません」

 

「まずいない暗響君でもこの状況は厳しいぞ」

 

!!

 

「司令大変ですクリスさんが響さんのガングニール・シャドーと同じギアを纏い亜種型メガビョーゲン達を倒しています」

 

「何だと!!クリス君が選ばれたとでも言うのか?」

 

弦十郎は思い出していた。

 

 

「それで奏さん。僕に願い事とは?」

 

「ああ、私に新しいタイプのシンフォギアをくれ」

 

「・・・一応理由を教えてください」

 

 

「ああ、今の私はシンフォギアを纏うことが出来なくなっている。そんな私をずっと待っている翼がいるだけでよかった」

 

 

「だが、ここ最近聖遺物の関連でキナ臭くなりつつあるしな」

 

「ええ、それは否定はしませんけど、まさかと思いますけど奏さん響さんと同じシンフォギアが欲しいと言うつもりですか?」

 

「ああ、そうだ」

 

「残念ですが、それは無理です」

 

 

!!

 

 

「何でだよ、翼を助けたいと言うのは駄目な理由なのか?」

 

「いえ、仲間を助けたいと言う奏さんの気持ちはわかりますが、恐らくギア自身が奏さんを奏者に選ばないと思います」

 

 

「何だと!!ギア自身が奏者を選ぶのかよ?」

 

「ええ、奏さんもご存じのように、僕達特殊遊撃部隊の敵はノイズだけでなく降魔や、メガビョーゲン等です。他にも敵対組織はありますが、主に融合世界での戦いのメインはその3種類ですね今の所」

 

「ですので響さんのガングニール・シャドーには3つの異なる力を使えるように作ったんです。響さんが3つの力を使えるまでガングニール・シャドーは響さんが纏いたくても纏えなかったので」

 

「まじかよあの響でも、認められなかったのかよ」

 

「そうですね。だから今の奏さんには僕達の持つシンフォギアを纏う事は無理と思います」

 

「確か奏が直哉君に頼みに行った時にそう言われただったな」

 

「しかしギア自身が纏う人物を選ぶと聞いた時信じられずにいたが、今回の事で信じなくてはいけんな」

 

その頃響とクリスは・・・

 

「おいおい、イチイバルシューター軽く殴っただけで亜種型メガビョーゲンと降魔兵器が瞬殺だぞ、それに私は霊力攻撃してないぞ」

 

「ああ、そこはガングニール・シャドーと同じで、イチイバルシューターも敵の弱点を自動的に調整してくれるんだ」

 

「そうなのか、凄いな」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

動き出す物語と最悪の事態後編

 

「確か奏が直哉君に頼みに行った時にそう言われただったな」

 

「しかしギア自身が纏う人物を選ぶと聞いた時信じられずにいたが、今回の事で信じなくてはいけんな」

 

その頃響とクリスは・・・

 

「おいおい、イチイバルシューター軽く殴っただけで亜種型メガビョーゲンと降魔兵器が瞬殺だぞ、それに私は霊力攻撃してないぞ」

 

「ああ、そこはガングニール・シャドーと同じで、イチイバルシューターも敵の弱点を自動的に調整してくれるんだ」

 

「そうなのか、凄いな」

 

「しかし何で異世界のギアイチイバルシューターに選ばれたんだ?」

 

「クリスちゃん覚えてない?」

 

「なんかあったか?」

 

そして響が話し出す。

 

「フィーネだと!!その人物がクリス君を使い我々に挑発をしていたのか?」

 

「ああ、そうだ最初の内はそこにいるアーティストの2人に興味を持っていたが」

 

「立花響の登場によってフィーネにとっても興味は立花響になって行ったがな」

 

「くっ敵も私より立花を選ぶのか・・・」

 

「まあ、その気持ちは分かるぜ、立花響は本当に人間なのか疑うレベルだしな」

 

「ちょっクリスちゃん」

 

「事実だろ?大体降魔やメガビョーゲンそしてノイズと、誰が3種類の怪物を1つのギアガングニール・シャドーだけで対応してる響に否定は出来ないだろ?」

 

「う、それは・・・」

 

何故かその部屋にいる全員がクリスの言葉に頷く。

 

「それはそうだけど、そんないい方しなくても・・・」

 

「うるせえ、私は裏ましいんだよ」

 

「ああ、成程クリスちゃんこれはあくまでも可能性だけどね」

 

「ガングニール・シャドーと同じ技術を用いた新型ギアに、クリスちゃんが選ばれる可能性があるって言ってたよ直哉君が」

 

!!

 

「それは本当か?響」

 

「うん、あくまでも可能性があるだけだから」

 

「いやそれでもいい」

 

「くっ」

 

「何で私じゃなく別のクリスなんだよ」

 

「ああ、それ言われたなまさか本当になるとは思わなかったぞ」

 

「さてクリスちゃんウィル博士に会いに行こうか?」

 

「そうだな」

 

そして2人はウィル博士に会いに向かった。

 

「いやあ、2人共お疲れ様でした」

 

「はいこちらがソロモンの笛とあれです」

 

「おお、ありがとうございます響さん」

 

「なっ響博士と知り合いなのかよ」

 

「うん、特殊遊撃部隊として少し繋がりを持ってと言われてね」

 

「ああ、成程特殊遊撃部隊の言うイベントだっけその中で博士が重要人物になるからか?」

 

「そうだよクリスちゃん」

 

「貴女も特殊遊撃部隊の関係者ですか?」

 

「え、私は違う二課の方だ」

 

「え、そうなのですか?響さんのガングニール・シャドーと同じシンフォギアを纏っているので・・・てっきり特殊遊撃部隊かと思いました」

 

「博士輸送任務中に降魔兵器と亜種型メガビョーゲンに襲われたんですが・・・」

 

「ああ、それは・・・どうやら第三勢力が動いているようですね。ですがコンサート会場は、我々の戦力で動いています。これで良いんですよね?響さん」

 

「はい、ありがとうございます。博士」

 

「しかし、第三勢力に対する対応は、どうするんです?」

 

「我々と二課の衝突時に現れたら?」

 

「ああ、それは・・・彼等に動いて貰います。帝国華撃団にね」

 

「まあ、私達の戦いの場所に来た場合は共闘を要請するかもですので、先程のあれ持ってて下さいね」

 

「成程そう言う意味もありましたか」

 

「そう言う事です」

 

その頃コンサート会場では・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

コンサート会場での宣言前編

「貴女も特殊遊撃部隊の関係者ですか?」

 

「え、私は違う二課の方だ」

 

「え、そうなのですか?響さんのガングニール・シャドーと同じシンフォギアを纏っているので・・・てっきり特殊遊撃部隊かと思いました」

 

「博士輸送任務中に降魔兵器と亜種型メガビョーゲンに襲われたんですが・・・」

 

「ああ、それは・・・どうやら第三勢力が動いているようですね。ですがコンサート会場は、我々の戦力で動いています。これで良いんですよね?響さん」

 

「はい、ありがとうございます。博士」

 

「しかし、第三勢力に対する対応は、どうするんです?」

 

「我々と二課の衝突時に現れたら?」

 

「ああ、それは・・・彼等に動いて貰います。帝国華撃団にね」

 

「まあ、私達の戦いの場所に来た場合は共闘を要請するかもですので、先程のあれ持ってて下さいね」

 

「成程そう言う意味もありましたか」

 

「そう言う事です」

 

その頃コンサート会場では・・・

 

「我々は武装集団フィーネだ」

 

「「武装集団フィーネだと?」」

 

「何を言っているマリア?」

 

「お気楽な物ね風鳴翼と天羽奏」

 

「先の大戦の英雄様は少し黙って貰うわよ」

 

「ここで貴女達の正体を知られたくなければね」

 

「「くっ・・・」」

 

「我々武装集団フィーネの要求はこの国が持つシンフォギア奏者の情報を全世界に提示する事そして、全世界の国全ての領土を武装集団フィーネに捧げる事」

 

「タイムリミットは今から24時間以内に答えを貰えるかしら?それが出来なければ、出て来なさいノイズよ」

 

!!

 

「「「きゃああああノイズよ」」」

 

「殺される逃げろ――」

 

「未来も逃げよ」

 

「ううん、このノイズはあの人がコントロールしてるから大丈夫だよ」

 

「これで良いんですよね?直哉さん」

 

未来が小さい声で呟く。

 

「そうです未来さん。後少ししたら響さんとクリスさんが二課の増援として来るので、それまではその場は安全です」

 

直哉そう言う。

 

その頃マリア達は・・・

 

「しかしこんなに大々的に正体をばらしていいのか?マリア」

 

「別に問題はないわよ。天羽奏」

 

そう言いながらマリアはガングニールを纏った。

 

!!

 

「「ガングニールだと!!」」

 

「そうよ、ただし黒いガングニールだけどね」

 

その頃大神と神山は・・・」

 

「大神さんと神山さん。すみませんが、僕がこの会場にあるテレビカメラを機能停止にするのを手伝いお願いします」

 

「今の状況だと翼さんと奏さんは、シンフォギア奏者の姿になれませんから」

 

「「わかりました」」

 

そして猪川と大神と神山の3人が動き出した。

 

「天羽奏にとってはショックかしら?同じガングニールを纏う者が現れて?」

 

「いーやそんな事無いぞなんせマリアで2人目だからな」

 

「そうだな奏」

 

「なっ何よ私の他にガングニールの適合者がいるの?」

 

マリアが翼と奏の言葉に動揺した時コンサート会場が一時停電となった。

 

「「「いまだ2人共」」」

 

「奏」

 

「ああ、サンキュー!猪川さん達」

 

翼と奏は停電を利用し、シンフォギアを纏う事に成功した。

 

「くっやられたわ。調、切歌出て来なさい」

 

マリアがそう言うと、新たなシンフォギアを纏った少女が現れたのだが・・・

 

「お待たせしました翼さん奏さん」

 

「なっ貴女もガングニールを纏えるの?」

 

「「来たな響とクリス」来たな立花と雪音」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

コンサート会場での宣言後編

マリアが翼と奏の言葉に動揺した時コンサート会場が一時停電となった。

 

「「「いまだ2人共」」」

 

「奏」

 

「ああ、サンキュー!猪川さん達」

 

翼と奏は停電を利用し、シンフォギアを纏う事に成功した。

 

「くっやられたわ。調、切歌出て来なさい」

 

マリアがそう言うと、新たなシンフォギアを纏った少女が現れたのだが・・・

 

「お待たせしました翼さん奏さん」

 

「なっ貴女もガングニールを纏えるの?」

 

「「来たな響とクリス」来たな立花と雪音」

 

そしてそれぞれの奏者が戦っている頃・・・

 

3組の華撃団によりコンサート会場内にいるお客は全員無事に脱出したのだった。

 

「「「「ありがとうございました。神山さん」」」」

 

「気にしないで下さい。俺達は出来る事をしてるだけですから」

 

「「うわあ、かっこいい」」

 

「未来もやる事はしてるのね、こんないい人を知り合うなんて」

 

「違うよ、直哉さんを介して、知り合った人だよ」

 

未来がそう言う。

 

「えっと響の友達でしょうか?」

 

「はい、私板場 弓美と言います」

 

「私は安藤 創世です」

 

「私は寺島 詩織ですわ」

 

 

「それで板場さんの質問の答えですけど、確かに僕は紫藤桜花の息子ですけど・・・」

 

「きゃあああ。やっぱりーー」

 

 

「と言うか、僕のお母さんがアニメの声優してたの僕が生まれる前の2年くらいしかしてないって僕は聞いたけど?」

 

「て事は17年前ーー」

 

響が驚く。

 

「そう言えば未来の言う直哉さんは、響を女の子にしたあの人?」

 

「そうだよ、創世ちゃん」

 

「やっぱりそうなんだ」

 

「そう言う事なら、直哉さんも来てるのかしら?」

 

「ええ――来てるのなら桜花様の話を聞きたいーー」

 

「「「ある意味弓美凄いね」」」

 

3人は心の中で呟く。

 

「ああ、ごめんね直哉さんは来てないんだよ」

 

「ええ――そうなんですか残念」

 

「へえ、そうなんだ良いこと聞いた。じゃあそこの女達を殺せば来るかな?」

 

「「「ひっ」」」

 

「お前はノヴァ」

 

その頃シンフォギア奏者達は・・・

 

「「「ぐう」きゃあああ」」

 

「「「何なのあのギアは」早いでーす」ついて行けない」

 

「「おいおい、クリス本当にギアに選ばれたのか?」そのようだな」

 

奏は思い出していた。

 

 

「くっ敵も私より立花を選ぶのか・・・」

 

「まあ、その気持ちは分かるぜ、立花響は本当に人間なのか疑うレベルだしな」

 

 

「ちょっクリスちゃん」

 

「事実だろ?大体降魔やメガビョーゲンそしてノイズと、誰が3種類の怪物を1つのギアガングニール・シャドーだけで対応してる響に否定は出来ないだろ?」

 

「う、それは・・・」

 

何故かその部屋にいる全員がクリスの言葉に頷く。

 

「それはそうだけど、そんないい方しなくても・・・」

 

「うるせえ、私は裏ましいんだよ」

 

「ああ、成程クリスちゃんこれはあくまでも可能性だけどね」

 

「ガングニール・シャドーと同じ技術を用いた新型ギアに、クリスちゃんが選ばれる可能性があるって言ってたよ直哉君が」

 

 

!!

 

「それは本当か?響」

 

「うん、あくまでも可能性があるだけだから」

 

 

「いやそれでもいい」

 

「くっ」

 

「何で私じゃなく別のクリスなんだよ」

 

「やっぱりショックだぜ本当にクリスがこのタイミングで選ばれて戻って来ると」

 

「奏・・・」

 

「オラオラ、どうしたそちら3人もいて私に負けそうだぜ」

 

「馬鹿にするなです」

 

「やめなさい切歌」

 

「きゃあああ」

 

!!

 

「調」

 

「クリスちゃんここ任せて良い?」

 

「うんどうした?響」

 

「特殊遊撃部隊として動くから」

 

「ああ、わかった」

 

響はそう言い、コンサート会場の外に出て行った。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ノヴァシンフォギア世界に出現する

時を少し戻して・・・

 

「そう言えば未来の言う直哉さんは、響を女の子にしたあの人?」

 

「そうだよ、創世ちゃん」

 

「やっぱりそうなんだ」

 

「そう言う事なら、直哉さんも来てるのかしら?」

 

「ええ――来てるのなら桜花様の話を聞きたいーー」

 

「「「ある意味弓美凄いね」」」

 

3人は心の中で呟く。

 

「ああ、ごめんね直哉さんは来てないんだよ」

 

「ええ――そうなんですか残念」

 

「へえ、そうなんだ良いこと聞いた。じゃあそこの女達を殺せば来るかな?」

 

「「「ひっ」」」

 

「お前はノヴァ」

 

「あら、お兄さんとは初対面の筈だけど?ノヴァの邪魔をするんだ」

 

「ああ、そうだ」

 

「なら先にお兄さんが死んでよ―――」

 

そう言いながらノヴァが神山を襲う。

 

「未来ちゃん達は今の内に逃げるんだ」

 

!!

 

「「「「はい」」」」

 

そして未来達は逃げだした。

 

その頃シンフォギア世界の状況を映像で見ている直哉達は・・・

 

「直哉君コンサート会場の外にノヴァが出て来たけど行く?」

 

「そうですね。いや少し待って下さいのどかさん」

 

「どうしたの直哉君?」

 

「クリスちゃんここ任せて良い?」

 

「うんどうした?響」

 

「特殊遊撃部隊として動くから」

 

「ああ、わかった」

 

響はそう言い、コンサート会場の外に出て行った。

 

「どうやら響さんがノヴァの方に向かうようです」

 

「そうなんだ、直哉君今の内に聞いておきたいんだけどいい?」

 

「はい何ですか?」

 

 

「大変です司令輸送任務をしているクリスさん達の前に大量の降魔と亜種型メガビョーゲンが出現しました」

 

「何だと!!ノイズの間違いではないのか?」

 

「いえ、間違いなくノイズの出現はありません」

 

「まずいない暗響君でもこの状況は厳しいぞ」

 

!!

 

「司令大変ですクリスさんが響さんのガングニール・シャドーと同じギアを纏い亜種型メガビョーゲン達を倒しています」

 

「何だと!!クリス君が選ばれたとでも言うのか?」

 

弦十郎は思い出していた。

 

「あの時に出た亜種型メガビョーゲンと降魔を出現させたのはノヴァで良い?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「あーあ人違いだったかまあいいや。邪魔な烏は黙らせたしね」

 

「さてと、大神一郎光と戦う前にお前を殺すよ」

 

「この私がね」

 

!!

 

「「「「何だって――」」」」

 

「じゃあ死んでね。大神一郎炎の矢ーー」

 

「ちっなにもんか知らねえが私達に喧嘩を売るなんてよくやるよ」

 

そう言いながらロベリアの光武℉が同じ炎で少女の攻撃を相殺した。

 

「へえ、やるじゃんおばさんのくせに」

 

「なら、これならどうかしら?出でよ降魔兵器よ」

 

!!

 

「降魔兵器だと馬鹿な、空中要塞武蔵の消滅で降魔兵器は消滅した筈だ、それを何故君が扱っている?」

 

「ああ、母様の言う通り、大神一郎には2度目の空中要塞武蔵と京極圭吾が復活した事を知らないんだね」

 

「どういう意味だそれは?」

 

「知りたければ紫藤直哉に聞いてみな、大神一郎だけど疲れている状態で降魔兵器を倒せるかしらね、その降魔兵器の中にはワイズマンの特注もあるから、動けない奴を見捨てても良いのよ。じゃあね生きてたら会いましょうね」

 

そう言って巴里華撃団の前から謎の少女だけが消えた。

 

「ええ、降魔兵器に関しては間違いないでしょう」

 

「ただ・・・」

 

「亜種型メガビョーゲンに関してはまだわからないです」

 

「そうなんだ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ノヴァの撤退後 直哉とのどかサイド1

「知りたければ紫藤直哉に聞いてみな、大神一郎だけど疲れている状態で降魔兵器を倒せるかしらね、その降魔兵器の中にはワイズマンの特注もあるから、動けない奴を見捨てても良いのよ。じゃあね生きてたら会いましょうね」

 

そう言って巴里華撃団の前から謎の少女だけが消えた。

 

「ええ、降魔兵器に関しては間違いないでしょう」

 

「ただ・・・」

 

「亜種型メガビョーゲンに関してはまだわからないです」

 

「そうなんだ」

 

暫くして・・・

 

「どうやらノヴァは顔見せのようでしたね」

 

「うんその後の増殖するノイズは気落ち悪かったけど」

 

「あれが出て来て本来の流れに戻ったので良かったですよ」

 

「あのノイズはどうやって倒すの?」

 

「ああ、それは・・・翼さん響さんクリスさんの協力絶唱で消滅させたんですが、こちらではガングニール・シャドーと同じイチイバルシューターがあったので、心配は無いと思いましたよ」

 

「そうなんだ、直哉君これからどうするの?」

 

「か管理者の神殿に行きますよのどかさん」

 

「ノヴァ達の介入により、滅びた世界から融合世界や友好世界にやって来る可能性があるから今はそれぞれの世界にいて貰う必要性があるのよ」

 

「「ああ、確かに」」

 

「ただ中心世界は封印中だから3つの華撃団は、シンフォギア世界の方にいて貰う形になるわ」

 

「そう言う基本の形で行くわよ。もちろん光のサポートもしながらね」

 

「成程確かに、ノヴァの性格なら手に入れたおもちゃを使いたがる可能性がありますね」

 

「ええ、その辺りを何とか出来れば滅びた世界の帝国華撃団は、ノヴァから解放できると思うんだけどね、以前のようにイシュメルガとデボネアがノヴァを助ける様に動くかもしれないしね」

 

「ああ、それは・・・あの時ですか?」

 

「一応トワ達の懸念していた事が起きましたからね」

 

「成程」

 

「でも、出来る事なら・・・」

 

「オラオラどうして戦わない?お前は俺達帝国華撃団を殺す為に来たんだろうが・・・くらえ!!破邪剣征・桜花放神」

 

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

2人の放った技が互いにぶつかり合い、花寺直哉の技が襲撃者を飲み込んだ」

 

「あの男にのどか達の事教えたのは、ノヴァだから」

 

「「ええーー」」

 

「ノヴァどうしてこの世界に来たの?目的は何なの」

 

「私の目的?そんな決まってるじゃない、私の忠実な僕になる帝国華撃団を手に入れる為よ」

 

「シンフォギア世界に闇の帝国華撃団が、出てくれば僕達も介入で来たんですけど」

 

そして直哉とのどかは管理者の神殿に向かった。

 

管理者の神殿・・・

 

「お疲れ直哉とのどか、2人がここに来ると言う事は、ノヴァが動いたの?」

 

「はいこちらを見て下さい」

 

「ああ、ごめんね直哉さんは来てないんだよ」

 

「ええ――そうなんですか残念」

 

「へえ、そうなんだ良いこと聞いた。じゃあそこの女達を殺せば来るかな?」

 

「「「ひっ」」」

 

「お前はノヴァ」

 

その頃シンフォギア奏者達は・・・

 

「「「ぐう」きゃあああ」」

 

「「「何なのあのギアは」早いでーす」ついて行けない」

 

「「おいおい、クリス本当にギアに選ばれたのか?」そのようだな」

 

奏は思い出していた。

 

映像終了・・・

 

「成程ね、このタイミングでノヴァが来たのね?」

 

「はい」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第28章 第2部 シンフォギア世界の新たな敵の登場編
ノヴァの撤退後 直哉とのどかサイド2


「お疲れ直哉とのどか、2人がここに来ると言う事は、ノヴァが動いたの?」

 

「はいこちらを見て下さい」

 

「ああ、ごめんね直哉さんは来てないんだよ」

 

「ええ――そうなんですか残念」

 

「へえ、そうなんだ良いこと聞いた。じゃあそこの女達を殺せば来るかな?」

 

「「「ひっ」」」

 

「お前はノヴァ」

 

その頃シンフォギア奏者達は・・・

 

「「「ぐう」きゃあああ」」

 

「「「何なのあのギアは」早いでーす」ついて行けない」

 

「「おいおい、クリス本当にギアに選ばれたのか?」そのようだな」

 

奏は思い出していた。

 

映像終了・・・

 

「成程ね、このタイミングでノヴァが来たのね?」

 

「はい」

 

「それで、ノヴァが撃退されたのね?」

 

「クリスちゃんここ任せて良い?」

 

「うんどうした?響」

 

「特殊遊撃部隊として動くから」

 

「ああ、わかった」

 

響はそう言い、コンサート会場の外に出て行った。

 

「ええ、撃退したのは響さんと神山さんです」

 

「成程ね、ノヴァの撃退後は?」

 

「「「ぐう」きゃあああ」」

 

「「「何なのあのギアは」早いでーす」ついて行けない」

 

「「おいおい、クリス本当にギアに選ばれたのか?」そのようだな」

「何で私じゃなく別のクリスなんだよ」

 

「やっぱりショックだぜ本当にクリスがこのタイミングで選ばれて戻って来ると」

 

「奏・・・」

 

「オラオラ、どうしたそちら3人もいて私に負けそうだぜ」

 

「馬鹿にするなです」

 

「やめなさい切歌」

 

「きゃあああ」

 

!!

 

「調」

 

「成程本来の流れの戦いに戻ったのね」

 

「はいただこれを見て下さい」

 

そう言って直哉は別の映像をトワに見せた。

 

「おいおい、イチイバルシューター軽く殴っただけで亜種型メガビョーゲンと降魔兵器が瞬殺だぞ、それに私は霊力攻撃してないぞ」

 

「ああ、そこはガングニール・シャドーと同じで、イチイバルシューターも敵の弱点を自動的に調整してくれるんだ」

 

「そうなのか、凄いな」

 

さてクリスちゃんウィル博士に会いに行こうか?」

 

「そうだな」

 

そして2人はウィル博士に会いに向かった。

 

「いやあ、2人共お疲れ様でした」

 

「はいこちらがソロモンの笛とあれです」

 

「おお、ありがとうございます響さん」

 

「なっ響博士と知り合いなのかよ」

 

「うん、特殊遊撃部隊として少し繋がりを持ってと言われてね」

 

「ああ、成程特殊遊撃部隊の言うイベントだっけその中で博士が重要人物になるからか?」

 

「そうだよクリスちゃん」

 

「貴女も特殊遊撃部隊の関係者ですか?」

 

「え、私は違う二課の方だ」

 

「え、そうなのですか?響さんのガングニール・シャドーと同じシンフォギアを纏っているので・・・てっきり特殊遊撃部隊かと思いました」

 

「博士輸送任務中に降魔兵器と亜種型メガビョーゲンに襲われたんですが・・・」

 

「ああ、それは・・・どうやら第三勢力が動いているようですね。ですがコンサート会場は、我々の戦力で動いています。これで良いんですよね?響さん」

 

「はい、ありがとうございます。博士」

 

「しかし、第三勢力に対する対応は、どうするんです?」

 

「我々と二課の衝突時に現れたら?」

 

「ああ、それは・・・彼等に動いて貰います。帝国華撃団にね」

 

「まあ、私達の戦いの場所に来た場合は共闘を要請するかもですので、先程のあれ持ってて下さいね」

 

「成程そう言う意味もありましたか」

 

「そう言う事です」

 

映像終了・・・

 

「トワはこの第三勢力は本当にノヴァ達と闇の帝国華撃団だと思いますか?」

 

「それはこの段階で、決め打ちで行くのは厳しいわよ」

 

「もう少しシンフォギア世界を見ておく必要があると思うわ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ノヴァの撤退後 二課サイド1

「しかし、第三勢力に対する対応は、どうするんです?」

 

「我々と二課の衝突時に現れたら?」

 

「ああ、それは・・・彼等に動いて貰います。帝国華撃団にね」

 

「まあ、私達の戦いの場所に来た場合は共闘を要請するかもですので、先程のあれ持ってて下さいね」

 

「成程そう言う意味もありましたか」

 

「そう言う事です」

 

映像終了・・・

 

「トワはこの第三勢力は本当にノヴァ達と闇の帝国華撃団だと思いますか?」

 

「それはこの段階で、決め打ちで行くのは厳しいわよ」

 

「もう少しシンフォギア世界を見ておく必要があると思うわ」

 

「わかりました。現状ではノヴァ達達を第三勢力として見ておきますね」

 

「うん、お願いね後のどか達4人全員でシンフォギア世界に行ってくれない?降魔とウィル博士が同時に出現したら面倒だし」

 

「でも、降魔なら大神さん達がいるから大丈夫じゃないんですか?」

 

のどかがトワに聞く。

 

「嫌な予感がするのよ」

 

「「嫌な予感・・・」」

 

その頃響達は・・・

 

「いやー助かったぞ立花と雪音」

 

「まったくだぜあんな増殖型の巨大ノイズだと絶唱でも倒せるかわからないしな」

 

「そうだな奏、しかし次の敵があの歌姫だとは」

 

「ああ、でもマリアも驚いてたな響を見て」

 

「あはは、それは仕方ないですよ奏さん。私は二課に所属していない謎のシンフォギア奏者の設定ですからね」

 

「でもマリアの驚いた顔を見れたのはよかったぜ」

 

そう言い奏は思い出していた。

 

「「「いまだ2人共」」」

 

「奏」

 

「ああ、サンキュー!猪川さん達」

 

翼と奏は停電を利用し、シンフォギアを纏う事に成功した。

 

「くっやられたわ。調、切歌出て来なさい」

 

マリアがそう言うと、新たなシンフォギアを纏った少女が現れたのだが・・・

 

「お待たせしました翼さん奏さん」

 

「なっ貴女もガングニールを纏えるの?」

 

「「来たな響とクリス」来たな立花と雪音」

 

「オラオラ、どうしたそちら3人もいて私に負けそうだぜ」

 

「馬鹿にするなです」

 

「やめなさい切歌」

 

「きゃあああ」

 

!!

 

「調」

 

「確かにあいつ恐怖を感じていたな。私も同じ恐怖を感じた事あるからな」

 

クリスが思い出す。

 

「よう、初めましてだな融合症例、悪いがお前を捕獲させて貰うぜ」

 

「何で私を狙うの?」

 

「お前の体とギア話欲しがる奴がいるんだよ覚悟しろよ」

 

 

「いやだよ、私のギアと体は誰にも渡さないよ」

 

 

「だったら仕方ねえ実力行使だ。お前の仲間は暫く来ないぞ」

 

 

そう言って謎の少女が響に攻撃をする。

 

「え・・・」

 

「フン」

 

「がああああ。何が起きた?フィーネの情報だと、戦いは素人の筈だ」

 

謎の少女は響の攻撃を受け、吹き飛ばされた。

 

「くそ、フィーネの野郎何が簡単な仕事だよ行けノイズども奴を取り押さえろ」

 

謎の少女がノイズに命令するが・・・

 

「フン」

 

響が、1体のノイズを撃破すると他のノイズもすべてがノイズがほぼ同時に撃破された。

 

 

「なっ馬鹿な奴は1体にしか攻撃してないのに全てのノイズがやられたんだ」

 

謎の少女にとっては信じられない事態を響が、起こしていた。

 

「何なんだよ本当にこいつは、バケモンかよ」

 

 

「初対面なのにバケモンは酷くない?」

 

「私の名前は、立花響だよ、これからは名前で呼んで欲しいな、融合症例とかでも、バケモノでもなくね」

 

「ああ・・・わかったよ立花響。これでいいんだろ?」

 

 

「うん、ありがとう」

 

「本当こいつは何なんだよ。バケモンみたいな力を持ちながら、子供のような笑顔を見せて、無邪気に喜んでいやがるし」

 

 

「フィーネ私には、立花響を捕獲できそうにない」

 

「ああ、そんな時もあったね。クリスちゃん」

 

「それで翼さんと奏さんこれからどうするですか?」

 

「ああ、それは・・・二課に帰還してこれからの事を見守る事になるだろうな」

 

「そうだな」

 

「我々は武装集団フィーネだ」

 

「「武装集団フィーネだと?」」

 

「何を言っているマリア?」

 

「お気楽な物ね風鳴翼と天羽奏」

 

「先の大戦の英雄様は少し黙って貰うわよ」

 

「ここで貴女達の正体を知られたくなければね」

 

「「くっ・・・」」

 

「我々武装集団フィーネの要求はこの国が持つシンフォギア奏者の情報を全世界に提示する事そして、全世界の国全ての領土を武装集団フィーネに捧げる事」

 

「タイムリミットは今から24時間以内に答えを貰えるかしら?それが出来なければ、出て来なさいノイズよ」

 

!!

 

「「「きゃああああノイズよ」」」

 

「殺される逃げろ――」

 

「結果的には奴等の目的は全ての国が知ったからな」

 

「どちらにしろこちらにいる特殊遊撃部隊も一緒に来て貰いたいが」

 

「わかりました」

 

そして響と3組の華撃団は二課と共に帰還した。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ノヴァの撤退後 二課サイド2弦十郎の確認前編

「我々武装集団フィーネの要求はこの国が持つシンフォギア奏者の情報を全世界に提示する事そして、全世界の国全ての領土を武装集団フィーネに捧げる事」

 

「タイムリミットは今から24時間以内に答えを貰えるかしら?それが出来なければ、出て来なさいノイズよ」

 

!!

 

「「「きゃああああノイズよ」」」

 

「殺される逃げろ――」

 

「結果的には奴等の目的は全ての国が知ったからな」

 

「どちらにしろこちらにいる特殊遊撃部隊も一緒に来て貰いたいが」

 

「わかりました」

 

そして響と3組の華撃団は二課と共に帰還した。

 

二課施設内・・・

 

「すまない響君と神山君」

 

「そう言う事なら、直哉さんも来てるのかしら?」

 

「ええ――来てるのなら桜花様の話を聞きたいーー」

 

「「「ある意味弓美凄いね」」」

 

3人は心の中で呟く。

 

「ああ、ごめんね直哉さんは来てないんだよ」

 

「ええ――そうなんですか残念」

 

「へえ、そうなんだ良いこと聞いた。じゃあそこの女達を殺せば来るかな?」

 

「「「ひっ」」」

 

「お前はノヴァ」

 

「あら、お兄さんとは初対面の筈だけど?ノヴァの邪魔をするんだ」

 

「ああ、そうだ」

 

「なら先にお兄さんが死んでよ―――」

 

そう言いながらノヴァが神山を襲う。

 

「未来ちゃん達は今の内に逃げるんだ」

 

!!

 

「「「「はい」」」」

 

そして未来達は逃げだした。

 

「この少女が君達の敵で間違いないんだな?」」

 

「「はい」」

 

「そうか・・・」

 

「次の質問だが・・・」

 

「ああ、奏さんが以前言ってたな、特殊遊撃部隊の持つシンフォギアは意思を持つと」

 

「そうだよクリスちゃん」

 

「そのイチイバルシューターは、クリスちゃんを選んだんだよ」

 

「何で私を?」

 

!!

 

その時輸送任務をしている響とクリスの前に大量の降魔兵器と亜種型メガビョーゲンが現れたのだった。

 

「あのクリス君のギアについて聞きたい」

 

「はい良いですよ。弦十郎さん」

 

「あのギアは、君の持つギアと同じ力を秘めているのか?」

 

「そうですね、以前も言いましたが」

 

「成る程お前は代役と言う事か?」

 

「そう言う事です。弦十郎さん、そろそろ帰っていいですか?正式に二課との協力体制になった事を伝えに行きたいので」

 

「ああ、それは構わないよ。響君」

 

「それじゃあ皆さん・・・」

 

「待て、立花私と勝負しろ」

 

「いいですけど翼さん。日を改めてして貰えます?」

 

「何故だ?」

 

「今の私のギアの最低出力でも、ここ一体を更地にしてしまうので」

 

「「何だと!!」」

 

響の発言に翼と弦十郎が大きく声をあげていた。

 

「私ののガングニール・シャドーの約30%の出力で戦えば、シンフォギア世界に出てきた彼女を殺すことが出来ますね」

 

「我々は武装集団フィーネだ」

 

「「武装集団フィーネだと?」」

 

「何を言っているマリア?」

 

「お気楽な物ね風鳴翼と天羽奏」

 

「先の大戦の英雄様は少し黙って貰うわよ」

 

「ここで貴女達の正体を知られたくなければね」

 

「「くっ・・・」」

 

「我々武装集団フィーネの要求はこの国が持つシンフォギア奏者の情報を全世界に提示する事そして、全世界の国全ての領土を武装集団フィーネに捧げる事」

 

「タイムリミットは今から24時間以内に答えを貰えるかしら?それが出来なければ、出て来なさいノイズよ」

 

!!

 

「「「きゃああああノイズよ」」」

 

「殺される逃げろ――」

 

弦十郎はその時を思い出していた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ノヴァの撤退後 二課サイド2弦十郎の確認中編

「我々は武装集団フィーネだ」

 

「「武装集団フィーネだと?」」

 

「何を言っているマリア?」

 

「お気楽な物ね風鳴翼と天羽奏」

 

「先の大戦の英雄様は少し黙って貰うわよ」

 

「ここで貴女達の正体を知られたくなければね」

 

「「くっ・・・」」

 

「我々武装集団フィーネの要求はこの国が持つシンフォギア奏者の情報を全世界に提示する事そして、全世界の国全ての領土を武装集団フィーネに捧げる事」

 

「タイムリミットは今から24時間以内に答えを貰えるかしら?それが出来なければ、出て来なさいノイズよ」

 

!!

 

「「「きゃああああノイズよ」」」

 

「殺される逃げろ――」

 

弦十郎はその時を思い出していた。

 

「響君は低出力あの3人の奏者に勝てるのか?」

 

「ええ、勝てますと言うかそれくらいにしなければ、彼女達の体とシンフォギアに悪影響を与えるので」

 

「成程そう言う意味での殺すと言うのは」

 

「そう言う事です。ただクリスちゃんのイチイバルシューターはギア自身が、出力調整をするように進化しているので心配しないでください」

 

「しかし、何故クリス君が、イチイバルシューターに選ばれたのだ?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「くっ敵も私より立花を選ぶのか・・・」

 

「まあ、その気持ちは分かるぜ、立花響は本当に人間なのか疑うレベルだしな」

 

 

「ちょっクリスちゃん」

 

「事実だろ?大体降魔やメガビョーゲンそしてノイズと、誰が3種類の怪物を1つのギアガングニール・シャドーだけで対応してる響に否定は出来ないだろ?」

 

「う、それは・・・」

 

何故かその部屋にいる全員がクリスの言葉に頷く。

 

「それはそうだけど、そんないい方しなくても・・・」

 

「うるせえ、私は裏ましいんだよ」

 

「ああ、成程クリスちゃんこれはあくまでも可能性だけどね」

 

「ガングニール・シャドーと同じ技術を用いた新型ギアに、クリスちゃんが選ばれる可能性があるって言ってたよ直哉君が」

 

 

!!

 

「それは本当か?響」

 

「うん、あくまでも可能性があるだけだから」

 

 

「いやそれでもいい」

 

「くっ」

 

「何で私じゃなく別のクリスなんだよ」

 

「あの時の会話が現実になっただけですよ」

 

「ああ、確かにそう言っていたが・・・現実になるとは」

 

「響君クリス君のイチイバルシューターは通常のイチイバルとしても問題ないのか?」

 

「はい問題ないですよ。イチイバルシューターは敵によって霊力攻撃が有効なら通常兵器に霊力を入れて攻撃するので」

 

「成程な」

 

「奏大丈夫か?」

 

「ああ、私は大丈夫だが響という奴大丈夫なのか?

 

 

「ああ、響君の出力は、シンフォギアの力だけでは、無理な出力だそれに奏者が恐らく耐えられん。まさしく諸刃の剣だ」

 

 

!!

 

 

「だったら止めねえと」

 

「やめろ奏そんなことしたらこの世界が大変な被害を生まれるぞ」

 

 

「もはや、響君にこの世界の命運を委ねるしかない」

 

「まじか」

 

 

「うおおおこれで終わりだ――蝶」

 

そして響は3つの力を同時に使った。

 

!!

 

「ギャアアア」

 

 

響の攻撃が蝶に直撃した。

 

「クリス君のイチイバルシューターは、響君のガングニールの犠牲を無駄にしない様に作られたのか?」

 

「簡単に言えばそう言う事です。私のガングニール・シャドーと同じ能力を持っているので、ギア自身が奏者を選ぶとはいえ、イチイバルシューターには奏者への安全を考える様に改良をしたんです」

 

「成程」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ノヴァの撤退後 二課サイド2弦十郎の確認後編

響の攻撃が蝶に直撃した。

 

「クリス君のイチイバルシューターは、響君のガングニールの犠牲を無駄にしない様に作られたのか?」

 

「簡単に言えばそう言う事です。私のガングニール・シャドーと同じ能力を持っているので、ギア自身が奏者を選ぶとはいえ、イチイバルシューターには奏者への安全を考える様に改良をしたんです」

 

「成程」

 

「なら響君最後の確認だが、君と未来君は前回と同様に協力者として、武装集団フィーネと戦うと思っていいのか?」

 

「それで間違いないですよ弦十郎さん。華撃団の皆さんは、シンフォギア世界以外の戦力として運用しますので」

 

「わかったその辺は響君に任せる。我々としても・・・」

 

 

「いやあ、2人共お疲れ様でした」

 

「はいこちらがソロモンの笛とあれです」

 

「おお、ありがとうございます響さん」

 

「なっ響博士と知り合いなのかよ」

 

「うん、特殊遊撃部隊として少し繋がりを持ってと言われてね」

 

「ああ、成程特殊遊撃部隊の言うイベントだっけその中で博士が重要人物になるからか?」

 

「そうだよクリスちゃん」

 

「貴女も特殊遊撃部隊の関係者ですか?」

 

「え、私は違う二課の方だ」

 

「え、そうなのですか?響さんのガングニール・シャドーと同じシンフォギアを纏っているので・・・てっきり特殊遊撃部隊かと思いました」

 

「博士輸送任務中に降魔兵器と亜種型メガビョーゲンに襲われたんですが・・・」

 

「あのような事は避けたいからな」

 

「そうですねその気持ちはわかりますよ。弦十郎さん」

 

響も同意する。

 

「しかしあの少女の目的は何なのだ?」

 

「ああ、それは・・・特殊遊撃部隊を遊び相手としてるんですよ」

 

「それは面倒な相手だな」

 

「そうですよ。もしかしたら二課や武装集団フィーネ側に興味を持つかも知れませんね」

 

「それはそれで困るがな」

 

時を少し戻して・・・

 

 

「我々と二課の衝突時に現れたら?」

 

「ああ、それは・・・彼等に動いて貰います。帝国華撃団にね」

 

「まあ、私達の戦いの場所に来た場合は共闘を要請するかもですので、先程のあれ持ってて下さいね」

 

「成程そう言う意味もありましたか」

 

「そう言う事です」

 

映像終了・・・

 

「トワはこの第三勢力は本当にノヴァ達と闇の帝国華撃団だと思いますか?」

 

「それはこの段階で、決め打ちで行くのは厳しいわよ」

 

「もう少しシンフォギア世界を見ておく必要があると思うわ」

 

「「はい」」

 

「だからね、直哉とのどか貴女達は一旦融合世界のすこやか市核にしてきて欲しいの」

 

「「確認ですか?」」

 

「そうよ」

 

「トワはこの第三勢力は本当にノヴァ達と闇の帝国華撃団だと思いますか?」

 

「それはこの段階で、決め打ちで行くのは厳しいわよ」

 

「もう少しシンフォギア世界を見ておく必要があると思うわ」

 

「さっきの直哉の質問の答えじゃないけど、可能性があると思える事は調査しておく必要があると思うの」

 

「トワ何が気になるんです?」

 

「ああ、それは・・・バテデモーダと隼人の動向よ」

 

!!

 

直哉とのどかはトワの言葉に驚いていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワのすこやか市での調査依頼

「だからね、直哉とのどか貴女達は一旦融合世界のすこやか市核にしてきて欲しいの」

 

「「確認ですか?」」

 

「そうよ」

 

「トワはこの第三勢力は本当にノヴァ達と闇の帝国華撃団だと思いますか?」

 

「それはこの段階で、決め打ちで行くのは厳しいわよ」

 

「もう少しシンフォギア世界を見ておく必要があると思うわ」

 

「さっきの直哉の質問の答えじゃないけど、可能性があると思える事は調査しておく必要があると思うの」

 

「トワ何が気になるんです?」

 

「ああ、それは・・・バテデモーダと隼人の動向よ」

 

!!

 

直哉とのどかはトワの言葉に驚いていた。

 

「何故今なんですか?トワさん今シンフォギア世界でイベントが始まったのに?」

 

「確かにのどかの言う通りよだからこそバテデモーダと隼人の動向を知るべきなの、2人は単独で異世界移動出来るからね」

 

「「あっそう言えばそうだ」」

 

直哉とのどかは思い出す。

 

「ジェントルこの世界にもレシピッピが誕生したぞ、さしあたり今日はこの世界のお祭りがあってないろんな食材を扱う出店があるぞ」

 

「そうなのか?ぜひ言って見よう。すべてはゴーダッツ様の為に」

 

「そう言いながらジェントルはひなたと直哉がいるお祭り会場に向かった。

 

「これで良い後の事は和実ゆい達がジェントルを止めるだろう。・・・レイそこにいるんだろう?」

 

「そしてジェントルだけが融合世界の友好世界に来ていたら色々面倒だからな」

 

「確かにねでもよかったわこれで、和実ゆい達の世界が融合世界世界ではなく16番目のプリキュアの世界と同じ立場として色々出来るわ」

 

「確かにあの時や融合世界でのヤフキエル事変以降姿をトワとレイさんは隼人叔父さんを見てないんですね」

 

「そうよ。ブンドル団の幹部の奴もね」

 

「成程トワ、貴女はソロモンの笛輸送任務中に出た降魔兵器と亜種型メガビョーゲンは、隼人叔父さんが絡んでいると考えていますね?」

 

「ええ――」

 

のどかは直哉の言葉に驚く。

 

「ええその通りよ」

「いやあ、2人共お疲れ様でした」

 

「はいこちらがソロモンの笛とあれです」

 

「おお、ありがとうございます響さん」

 

「なっ響博士と知り合いなのかよ」

 

「うん、特殊遊撃部隊として少し繋がりを持ってと言われてね」

 

「ああ、成程特殊遊撃部隊の言うイベントだっけその中で博士が重要人物になるからか?」

 

「そうだよクリスちゃん」

 

「貴女も特殊遊撃部隊の関係者ですか?」

 

「え、私は違う二課の方だ」

 

「え、そうなのですか?響さんのガングニール・シャドーと同じシンフォギアを纏っているので・・・てっきり特殊遊撃部隊かと思いました」

 

「博士輸送任務中に降魔兵器と亜種型メガビョーゲンに襲われたんですが・・・」

 

「ああ、それは・・・どうやら第三勢力が動いているようですね。ですがコンサート会場は、我々の戦力で動いています。これで良いんですよね?響さん」

 

「はい、ありがとうございます。博士」

 

「しかし、第三勢力に対する対応は、どうするんです?」

 

「我々と二課の衝突時に現れたら?」

 

「ああ、それは・・・彼等に動いて貰います。帝国華撃団にね」

 

「あの時のウィル博士は見た事のない筈の亜種型メガビョーゲンにも平然としてたからね」

 

「「あ、そう言えば」」

 

「それに隼人なら亜種型メガビョーゲンの存在を知ってる筈だしね、シンフォギア世界にあるのを」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワの依頼の為のすこやか市への帰還

「ああ、それは・・・どうやら第三勢力が動いているようですね。ですがコンサート会場は、我々の戦力で動いています。これで良いんですよね?響さん」

 

「はい、ありがとうございます。博士」

 

「しかし、第三勢力に対する対応は、どうするんです?」

 

「我々と二課の衝突時に現れたら?」

 

「ああ、それは・・・彼等に動いて貰います。帝国華撃団にね」

 

「あの時のウィル博士は見た事のない筈の亜種型メガビョーゲンにも平然としてたからね」

 

「「あ、そう言えば」」

 

「それに隼人なら亜種型メガビョーゲンの存在を知ってる筈だしね、シンフォギア世界にあるのを」

 

暫くして・・・

 

2人はトワの依頼を実行するため、融合世界のすこやか市に戻った。

 

「直哉君このトワさんの依頼ちゆちゃん達に手伝って貰う?」

 

「そうですね、隼人叔父さんが敵になっている状態だと思うのでこちらも全力を出せる状態で動くべきでしょう」

 

「うんわかった」

 

そしてのどかはちゆ達に連絡を取りすこやか市の森林公園で合流し、直哉が合流した3人に今までの経緯の説明を始めた。

 

 

「「「成程そう言う事で私達が呼ばれたのね」呼ばれたんですね」呼ばれたんだ」

 

「はいそうです」

 

「では、私達は融合世界のすこやか市でブルー達を探すんですね」

 

「そうです。それがトワの依頼ですから」

「成程トワ、貴女はソロモンの笛輸送任務中に出た降魔兵器と亜種型メガビョーゲンは、隼人叔父さんが絡んでいると考えていますね?」

 

「ええ――」

 

のどかは直哉の言葉に驚く。

 

「ええその通りよ」

「いやあ、2人共お疲れ様でした」

 

「はいこちらがソロモンの笛とあれです」

 

「おお、ありがとうございます響さん」

 

「なっ響博士と知り合いなのかよ」

 

「うん、特殊遊撃部隊として少し繋がりを持ってと言われてね」

 

「ああ、成程特殊遊撃部隊の言うイベントだっけその中で博士が重要人物になるからか?」

 

「そうだよクリスちゃん」

 

「貴女も特殊遊撃部隊の関係者ですか?」

 

「え、私は違う二課の方だ」

 

「え、そうなのですか?響さんのガングニール・シャドーと同じシンフォギアを纏っているので・・・てっきり特殊遊撃部隊かと思いました」

 

「博士輸送任務中に降魔兵器と亜種型メガビョーゲンに襲われたんですが・・・」

 

「ああ、それは・・・どうやら第三勢力が動いているようですね。ですがコンサート会場は、我々の戦力で動いています。これで良いんですよね?響さん」

 

「はい、ありがとうございます。博士」

 

「しかし、第三勢力に対する対応は、どうするんです?」

 

「我々と二課の衝突時に現れたら?」

 

「ああ、それは・・・彼等に動いて貰います。帝国華撃団にね」

 

「あの時のウィル博士は見た事のない筈の亜種型メガビョーゲンにも平然としてたからね」

 

「「あ、そう言えば」」

 

「それに隼人なら亜種型メガビョーゲンの存在を知ってる筈だしね、シンフォギア世界にあるのを」

 

「成程トワさんはシンフォギア世界で起きた事件にノヴァ達とは別に単独行動が出来るバテデモーダとブルーが関わっていると思ってるのね」

 

「はいそうです。あのソロモンの笛輸送時に出るのはノイズの筈ですので」

 

「そしてもし、バテデモーダがいた場合降魔はメガ降魔になる確率が高い」

 

「それでトワさんはブルーがシンフォギア世界に行っていると考えた上で私達だけを呼んだんだ」

 

「恐らくそうだと思います」

 

そして直哉達は行動を開始した。

 

その頃武装集団フィーネは・・・

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

武装集団フィーネの誤算前編

武装集団フィーネのアジトに帰還中の輸送機内・・・

 

「マリアごめんなさい」

 

「マムやめて、マムのせいじゃないから」

 

「しかしあれは・・・指揮官である私のミスです」

 

「我々は武装集団フィーネだ」

 

「「武装集団フィーネだと?」」

 

「何を言っているマリア?」

 

「お気楽な物ね風鳴翼と天羽奏」

 

「先の大戦の英雄様は少し黙って貰うわよ」

 

「ここで貴女達の正体を知られたくなければね」

 

「「くっ・・・」」

 

「我々武装集団フィーネの要求はこの国が持つシンフォギア奏者の情報を全世界に提示する事そして、全世界の国全ての領土を武装集団フィーネに捧げる事」

 

「タイムリミットは今から24時間以内に答えを貰えるかしら?それが出来なければ、出て来なさいノイズよ」

 

「しかしこんなに大々的に正体をばらしていいのか?マリア」

 

「別に問題はないわよ。天羽奏」

 

そう言いながらマリアはガングニールを纏った。

 

!!

 

「「ガングニールだと!!」」

 

「そうよ、ただし黒いガングニールだけどね」

 

その頃大神と神山は・・・」

 

「大神さんと神山さん。すみませんが、僕がこの会場にあるテレビカメラを機能停止にするのを手伝いお願いします」

 

「今の状況だと翼さんと奏さんは、シンフォギア奏者の姿になれませんから」

 

「「わかりました」」

 

そして猪川と大神と神山の3人が動き出した。

 

「天羽奏にとってはショックかしら?同じガングニールを纏う者が現れて?」

 

「いーやそんな事無いぞなんせマリアで2人目だからな」

 

「そうだな奏」

 

「なっ何よ私の他にガングニールの適合者がいるの?」

 

マリアが翼と奏の言葉に動揺した時コンサート会場が一時停電となった。

 

「「「いまだ2人共」」」

 

「奏」

 

「ああ、サンキュー!猪川さん達」

 

翼と奏は停電を利用し、シンフォギアを纏う事に成功した。

 

「くっやられたわ。調、切歌出て来なさい」

 

マリアがそう言うと、新たなシンフォギアを纏った少女が現れたのだが・・・

 

「お待たせしました翼さん奏さん」

 

「なっ貴女もガングニールを纏えるの?」

 

「「来たな響とクリス」来たな立花と雪音」

 

「確かに二課の増援が来るまでは我々の計画通りに侵攻してましたが・・・立花響と言う我々の知らないシンフォギア奏者が出て来て我々は・・・」

 

「オラオラ、どうしたそちら3人もいて私に負けそうだぜ」

 

「馬鹿にするなです」

 

「やめなさい切歌」

 

「きゃあああ」

 

!!

 

「調」

 

「我々は負けました」

 

「くっそれは相手が悪いの、私達が知らないギアを使うから」

 

「そうかも知れませんが、事実切歌と調は暫く活動は無理ですしね」

 

「初戦からこんな代償を払う事になるとはおもいませんでした」

 

「こうなった以上計画を少し変更しなければいけませんね」

 

!!

 

「マム、計画変更はしないで元々フィーネの転生の器である私がすればいいんだから」

 

「マリア・・・貴女」

 

「健気ですね」

 

!!

 

「ああ、博士例の物は?」

 

「あ、はいちゃんと二課の輸送任務をしている者達からね」

 

「そうですか・・・それは良かったです」

 

「それでそちらはどうでした?」

 

「それは・・・」

 

「まさか失敗したのですか?私が囮をしたのに?」

 

「これは貴女達の指揮官であるマムに罰を与えましょうか?」

 

!!

 

「や、やめてそれだけは」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

武装集団フィーネの誤算後編

「健気ですね」

 

!!

 

「ああ、博士例の物は?」

 

「あ、はいちゃんと二課の輸送任務をしている者達からね」

 

「そうですか・・・それは良かったです」

 

「それでそちらはどうでした?」

 

「それは・・・」

 

「まさか失敗したのですか?私が囮をしたのに?」

 

「これは貴女達の指揮官であるマムに罰を与えましょうか?」

 

!!

 

「や、やめてそれだけは」

 

「ならば教えてくれればいいんですが」

 

そしてマムが話し出す。

 

「確かに二課の増援が来るまでは我々の計画通りに侵攻してましたが・・・立花響と言う我々の知らないシンフォギア奏者が出て来て我々は・・・」

 

「オラオラ、どうしたそちら3人もいて私に負けそうだぜ」

 

「馬鹿にするなです」

 

「やめなさい切歌」

 

「きゃあああ」

 

!!

 

「調」

 

「我々は負けました」

 

「くっそれは相手が悪いの、私達が知らないギアを使うから」

 

「そうかも知れませんが、事実切歌と調は暫く活動は無理ですしね」

 

「初戦からこんな代償を払う事になるとはおもいませんでした」

 

「こうなった以上計画を少し変更しなければいけませんね」

 

「成程それで計画変更ですか?」

 

「はい、博士の夢が遠くなりますが?」

 

「別に構いませんよ。どうやら我々とは別の第三勢力がこの世界で活躍してるようですからね」

 

!!

 

「「未知の勢力がですって」ですか?」

 

マリアとマムが博士に聞く。

 

そして博士が話し出す。

 

「いやあ、2人共お疲れ様でした」

 

「はいこちらがソロモンの笛とあれです」

 

「おお、ありがとうございます響さん」

 

「なっ響博士と知り合いなのかよ」

 

「うん、特殊遊撃部隊として少し繋がりを持ってと言われてね」

 

「ああ、成程特殊遊撃部隊の言うイベントだっけその中で博士が重要人物になるからか?」

 

「そうだよクリスちゃん」

 

「貴女も特殊遊撃部隊の関係者ですか?」

 

「え、私は違う二課の方だ」

 

「え、そうなのですか?響さんのガングニール・シャドーと同じシンフォギアを纏っているので・・・てっきり特殊遊撃部隊かと思いました」

 

「博士輸送任務中に降魔兵器と亜種型メガビョーゲンに襲われたんですが・・・」

 

「ああ、それは・・・どうやら第三勢力が動いているようですね。ですがコンサート会場は、我々の戦力で動いています。これで良いんですよね?響さん」

 

「はい、ありがとうございます。博士」

 

「しかし、第三勢力に対する対応は、どうするんです?」

 

「我々と二課の衝突時に現れたら?」

 

「ああ、それは・・・彼等に動いて貰います。帝国華撃団にね」

 

「まあ、私達の戦いの場所に来た場合は共闘を要請するかもですので、先程のあれ持ってて下さいね」

 

「成程そう言う意味もありましたか」

 

「そう言う事です」

 

「そしてこれがその時の記録です」

 

「「馬鹿な異世界のシンフォギア奏者だなんて」」

 

「だとすれば立花響と戦わないで済むのでは?」

 

マムがそう言う。

 

「いえ、それは無理ですよ。私の計画でもマリア達3人には立花響と戦う事を前提として計画しているので、戦ってくださいね」

 

「そんな」

 

「私に反対するのならマムさんの治療はもうしませんよ?それで良いのならご自由にどうぞ」

 

そう言って博士は輸送機の中の自室に戻った。

 

「マム・・・」

 

「仕方ありません。元々我々には博士と言う協力者がいなければこの計画は実行出来ませんから」

 

マム・・・」

 

その頃響達は・・・

 

二課の基地から少し離れた所にあるホテルに泊まっていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について13

ホテルの一室・・・

 

「いやーー大神さんに神山さんお疲れ様でした。コンサート会場では」

 

「そう言う響君こそお疲れ様」

 

「そうですよ響さん。でもあんな事約束して良いんですか?」

 

「約束?」

 

神山が大神に話す。

 

「簡単に言えばそう言う事です。私のガングニール・シャドーと同じ能力を持っているので、ギア自身が奏者を選ぶとはいえ、イチイバルシューターには奏者への安全を考える様に改良をしたんです」

 

「成程」

 

「なら響君最後の確認だが、君と未来君は前回と同様に協力者として、武装集団フィーネと戦うと思っていいのか?」

 

「それで間違いないですよ弦十郎さん。華撃団の皆さんは、シンフォギア世界以外の戦力として運用しますので」

 

「わかったその辺は響君に任せる。我々としても・・・」

 

「あのような事は避けたいからな」

 

「そうですねその気持ちはわかりますよ。弦十郎さん」

 

響も同意する。

 

「しかしあの少女の目的は何なのだ?」

 

「ああ、それは・・・特殊遊撃部隊を遊び相手としてるんですよ」

 

「それは面倒な相手だな」

 

「そうですよ。もしかしたら二課や武装集団フィーネ側に興味を持つかも知れませんね」

 

「それはそれで困るがな」

 

「そう言ったんですよ」

 

「成程な」

 

「実はな、神山君響君と未来君は、シンフォギア世界では特殊遊撃部隊の隊員以外で重要な仕事があるのさ」

 

「重要な仕事ですか?」

 

「ああ、それは・・・本来ならいる筈の人物の代役と言う仕事をね」

 

「何ですって大神さんの言い方だと、本来シンフォギア世界には立花響と小日向未来の2人がいる筈だったと言う風に聞こえますけど?」

 

「その通りさ」

 

「だが、実際はシンフォギア世界には立花響と小日向未来の2人が不在だったので、彼女達が代役として動くのさ」

 

「成程」

 

「なら響君最後の確認だが、君と未来君は前回と同様に協力者として、武装集団フィーネと戦うと思っていいのか?」

 

「それで間違いないですよ弦十郎さん。華撃団の皆さんは、シンフォギア世界以外の戦力として運用しますので」

 

「わかったその辺は響君に任せる。我々としても・・・」

 

「あのような事は避けたいからな」

 

「だから向こう側もああ言ったんですね」

 

「そう言う事さ、響君明日以降俺達はどうしたらいい?」

 

「ああ、それは・・・大神さん達を呼ぶ前に直哉君から連絡受けまして」

「だからね、直哉とのどか貴女達は一旦融合世界のすこやか市核にしてきて欲しいの」

 

「「確認ですか?」」

 

「そうよ」

 

「トワはこの第三勢力は本当にノヴァ達と闇の帝国華撃団だと思いますか?」

 

「それはこの段階で、決め打ちで行くのは厳しいわよ」

 

「もう少しシンフォギア世界を見ておく必要があると思うわ」

 

「さっきの直哉の質問の答えじゃないけど、可能性があると思える事は調査しておく必要があると思うの」

 

「トワ何が気になるんです?」

 

「ああ、それは・・・バテデモーダと隼人の動向よ」

 

!!

 

直哉とのどかはトワの言葉に驚いていた。

 

「何故今なんですか?トワさん今シンフォギア世界でイベントが始まったのに?」

 

「確かにのどかの言う通りよだからこそバテデモーダと隼人の動向を知るべきなの、2人は単独で異世界移動出来るからね」

 

「ああ、それは・・・どうやら第三勢力が動いているようですね。ですがコンサート会場は、我々の戦力で動いています。これで良いんですよね?響さん」

 

「はい、ありがとうございます。博士」

 

「しかし、第三勢力に対する対応は、どうするんです?」

 

「我々と二課の衝突時に現れたら?」

 

「ああ、それは・・・彼等に動いて貰います。帝国華撃団にね」

 

「トワさんがノヴァ達以外の介入も考えているようです」

 

「「成程」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

それぞれの第三勢力について

 

「何故今なんですか?トワさん今シンフォギア世界でイベントが始まったのに?」

 

「確かにのどかの言う通りよだからこそバテデモーダと隼人の動向を知るべきなの、2人は単独で異世界移動出来るからね」

 

「ああ、それは・・・どうやら第三勢力が動いているようですね。ですがコンサート会場は、我々の戦力で動いています。これで良いんですよね?響さん」

 

「はい、ありがとうございます。博士」

 

「しかし、第三勢力に対する対応は、どうするんです?」

 

「我々と二課の衝突時に現れたら?」

 

「ああ、それは・・・彼等に動いて貰います。帝国華撃団にね」

 

「トワさんがノヴァ達以外の介入も考えているようです」

 

「「成程」」

 

「なら響君俺達はノヴァ達に注意していればいいんだね?」

 

「ええ、そうですねブルー達は直哉君が動くみたいですから」

 

「直哉君このトワさんの依頼ちゆちゃん達に手伝って貰う?」

 

「そうですね、隼人叔父さんが敵になっている状態だと思うのでこちらも全力を出せる状態で動くべきでしょう」

 

「うんわかった」

 

そしてのどかはちゆ達に連絡を取りすこやか市の森林公園で合流し、直哉が合流した3人に今までの経緯の説明を始めた。

 

「「「成程そう言う事で私達が呼ばれたのね」呼ばれたんですね」呼ばれたんだ」

 

「はいそうです」

 

「では、私達は融合世界のすこやか市でブルー達を探すんですね」

 

「そうです。それがトワの依頼ですから」

 

「成程トワ、貴女はソロモンの笛輸送任務中に出た降魔兵器と亜種型メガビョーゲンは、隼人叔父さんが絡んでいると考えていますね?」

 

「ええ――」

 

のどかは直哉の言葉に驚く。

 

「ええその通りよ」

 

「こういう形で直哉君達はすこやか市を中心にブルー達を探すみたいです」

 

「「成程」」

 

「それでは、もしシンフォギア世界にブルー達がいれば直哉さん達も来るんです?」

 

神山が響に聞く。

 

「いやそうとも限らないぞ神山君」

 

「え」

 

「成程それでは僕の任務は魔神レイアースを封印を解く事ですか?」

 

「正確に言えば魔神レイアースの封印は、光に解かせるけど」

 

「特殊遊撃部隊の他のメンバーは基本・・・」

 

「ノヴァ達の介入により、滅びた世界から融合世界や友好世界にやって来る可能性があるから今はそれぞれの世界にいて貰う必要性があるのよ」

 

「「ああ、確かに」」

 

「ただ中心世界は封印中だから3つの華撃団は、シンフォギア世界の方にいて貰う形になるわ」

 

「そう言う基本の形で行くわよ。もちろん光のサポートもしながらね」

 

「成程確かに、ノヴァの性格なら手に入れたおもちゃを使いたがる可能性がありますね」

 

「ええ、その辺りを何とか出来れば滅びた世界の帝国華撃団は、ノヴァから解放できると思うんだけどね、以前のようにイシュメルガとデボネアがノヴァを助ける様に動くかもしれないしね」

 

「以前トワさんが言ってたが直哉君達は光君のサポートする為にすこやか市に残るかも知らないぞ」

 

「確かにそうかも知れませんね」

 

「ええ、現状はブルー達もこちらのイベントに関わったのかは不明ですから今の所はわかりません」

 

そして響と大神と神山話し合いは終わった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ブルーとノヴァ達前編

時を少し戻して・・・

 

そしてのどかはちゆ達に連絡を取りすこやか市の森林公園で合流し、直哉が合流した3人に今までの経緯の説明を始めた。

 

「「「成程そう言う事で私達が呼ばれたのね」呼ばれたんですね」呼ばれたんだ」

 

「はいそうです」

 

「では、私達は融合世界のすこやか市でブルー達を探すんですね」

 

「そうです。それがトワの依頼ですから」

 

「成程トワ、貴女はソロモンの笛輸送任務中に出た降魔兵器と亜種型メガビョーゲンは、隼人叔父さんが絡んでいると考えていますね?」

 

「ええ――」

 

のどかは直哉の言葉に驚く。

 

「はいそうです。あのソロモンの笛輸送時に出るのはノイズの筈ですので」

 

「そしてもし、バテデモーダがいた場合降魔はメガ降魔になる確率が高い」

 

「それでトワさんはブルーがシンフォギア世界に行っていると考えた上で私達だけを呼んだんだ」

 

「恐らくそうだと思います」

 

そして直哉達は行動を開始した。

 

暫くして・・・

 

「何の痕跡もないね」

 

「そうですね、ブルー時に異世界に行ったのならお墓戦艦のセンサーを使えば移動をした痕跡がわかると思ったんですが・・・」

 

「そう簡単には行きませんね」

 

「でもさ直哉っちシンフォギア世界に降魔や亜種型メガビョーゲン出た時ノヴァも出たんでしょう?」

 

ひなたがそう言う。

 

「博士輸送任務中に降魔兵器と亜種型メガビョーゲンに襲われたんですが・・・」

 

「ああ、それは・・・どうやら第三勢力が動いているようですね。ですがコンサート会場は、我々の戦力で動いています。これで良いんですよね?響さん」

 

「はい、ありがとうございます。博士」

 

「しかし、第三勢力に対する対応は、どうするんです?」

 

「我々と二課の衝突時に現れたら?」

 

「ああ、それは・・・彼等に動いて貰います。帝国華撃団にね」

 

「そうです。タイミング的には誤差がありますが」

 

「そう言えば未来の言う直哉さんは、響を女の子にしたあの人?」

 

「そうだよ、創世ちゃん」

 

「やっぱりそうなんだ」

 

「そう言う事なら、直哉さんも来てるのかしら?」

 

「ええ――来てるのなら桜花様の話を聞きたいーー」

 

「「「ある意味弓美凄いね」」」

 

3人は心の中で呟く。

 

「ああ、ごめんね直哉さんは来てないんだよ」

 

「ええ――そうなんですか残念」

 

「へえ、そうなんだ良いこと聞いた。じゃあそこの女達を殺せば来るかな?」

 

「「「ひっ」」」

 

「お前はノヴァ」

 

「これが響さんが気づく前です」

 

「その頃の響さんは・・・」

 

「「「ぐう」きゃあああ」」

 

「「「何なのあのギアは」早いでーす」ついて行けない」

 

「「おいおい、クリス本当にギアに選ばれたのか?」そのようだな」

 

「オラオラ、どうしたそちら3人もいて私に負けそうだぜ」

 

「馬鹿にするなです」

 

「やめなさい切歌」

 

「きゃあああ」

 

!!

 

「調」

 

「クリスちゃんここ任せて良い?」

 

「うんどうした?響」

 

「特殊遊撃部隊として動くから」

 

「ああ、わかった」

 

響はそう言い、コンサート会場の外に出て行った。

 

「こういう経緯でノヴァを見つけノヴァを撤退させたようです」

 

「「「成程」」」

 

「ですが、直哉この一連の流れを見るとブルー達の介入は無いように見えますが?」

 

「確かにそうですねノヴァも巴里で降魔兵器を召喚してましたが、亜種型メガビョーゲンは、ノヴァも存在を知らない筈なのに」

 

「「「「あ、そう言えばそうだ」」」」

 

のどか達は直哉の言葉に納得したのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ブルーとノヴァ達後編

「クリスちゃんここ任せて良い?」

 

「うんどうした?響」

 

「特殊遊撃部隊として動くから」

 

「ああ、わかった」

 

響はそう言い、コンサート会場の外に出て行った。

 

「こういう経緯でノヴァを見つけノヴァを撤退させたようです」

 

「「「成程」」」

 

「ですが、直哉この一連の流れを見るとブルー達の介入は無いように見えますが?」

 

「確かにそうですねノヴァも巴里で降魔兵器を召喚してましたが、亜種型メガビョーゲンは、ノヴァも存在を知らない筈なのに」

 

「「「「あ、そう言えばそうだ」」」」

 

のどか達は直哉の言葉に納得したのだった。

 

「確かにそうね私達がノヴァに会ったのは・・・」

 

「あはは、いいじゃない光の次に楽しいよ」

 

 

「貴女も戦いが好きなの?」」

 

 

「私は・・・人を殺すのが好きなの」

 

 

!!

 

 

「だからね、前の世界で私の光を奪った紫藤直哉を殺したいのよ」

 

 

「やっぱり前の世界からの来訪者でしたか」

 

「グレース僕を出してください」

 

!!

 

 

「「危ないよ」ラビ」

 

 

「大丈夫です。時が来ましたので」

 

その時深川地区に紅い光のシャワーが降り出した。

 

「グレース僕を光のシャワーが起きている中心に連れて行ってください。そこに新たな守護者の獅童光さんが、やって来ますので」

 

「分かったよ直哉君」

 

「のどかと直哉君が本格的に戦ったのよね」

 

「そうですねあの時は光さんを目覚めさせる時ですね」

 

「結果的には無理でしたけど」

 

「亜種型メガビョーゲンの時は・・・」

「そういう事ですので、とりあえずリディアンまでの亜種型メガビョーゲンを優先的に浄化しますよ」

 

「「「「「「了解」」」」」」

 

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

 

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

 

そして直哉は、キュアグレースの体内に吸い込まれた。

 

「うーーのどかちゃん羨ましい」

 

「ほら行くぞ太陽」

 

そして2人の響とグレース達は、情報を得るためにリディアンに向かった。

 

 

その頃二課では・・・

 

「あおいまだ特殊遊撃部隊と連絡取れないか?」

 

「はい、あ待ってください。立花響ちゃんのガングニール・シャドーの反応と地球のお医者さんである彼女達がリディアンに向かって来てくれてます」

 

!!

 

「それは本当かあおい?」

 

「はい、それによりリディアン周辺の亜種型メガビョーゲンの数が減ってます」

 

「そうか、翼に彼女達を迎えに行かせてくれ」

 

「わかりました」

 

「あの当時の亜種型メガビョーゲンはフィーネさんの研究成果の一部でしたから」

 

「ノヴァもシンフォギア世界に来てなかったですし」

 

「「「そうだね」」」

 

「それでは私達もノヴァを追いますか?」

 

「・・・そうですね」

 

そして直哉達もシンフォギア世界に行くことにしたのだった。

 

その頃シンフォギア世界では・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

二課からの緊急連絡と動き出す博士

武装集団フィーネによる宣言から数日後・・・

 

響の元に風鳴弦十郎から連絡が来ていた。

 

「おはようございます。弦十郎さんどうしました?」

 

「おはよう響君今日連絡したのは・・・」

 

「しかしこんなに大々的に正体をばらしていいのか?マリア」

 

「別に問題はないわよ。天羽奏」

 

そう言いながらマリアはガングニールを纏った。

 

!!

 

「「ガングニールだと!!」」

 

「そうよ、ただし黒いガングニールだけどね」

 

「先日の彼女達の潜伏している可能性が高い場所を見つけたのだ」

 

「成程」

 

「それで私も含めた4人でそこを調査をすると言う形で行くんですね?」

 

「いや、それには及ばない響君は後で合流して欲しい。少なくとも我々の戦いでもあるからな」

 

「わかりました。状況に応じて私がすべきことをしますね」

 

「ああ、頼む」

 

そして響は弦十郎との通信を切ると、ウィル博士からの通信が来た。

 

「響さん我々と二課が衝突しますけど来ますよね?」

 

「はい、ただ二課とは別行動ですのであの時にあげた物を使ってネフィリムを強化知ってください。私はその後にそちらに行きます」

 

「わかりました」

 

そしてウィル博士との通信は切れた。

 

暫くして・・・二課サイドでは

 

 

「「「うわあうじゃうじゃいるなノイズが」」」

 

「やっぱりソロモンの笛は、武装集団フィーネにに奪われたか」

 

「旦那どうするよ?」

 

「仕方ない3人共強行突破をしろ。ノイズも放置出来ないからな」

 

「「「了解」」」

 

そして三人はトンネル内でノイズと戦い始めた。

 

「ふふ、計画通り来ましたね彼女達が」

 

「さてもう少し時間稼ぎをさせていただきますよ」

 

「立花響の準備が整うまでの為にね」

 

 

「博士輸送任務中に降魔兵器と亜種型メガビョーゲンに襲われたんですが・・・」

 

「ああ、それは・・・どうやら第三勢力が動いているようですね。ですがコンサート会場は、我々の戦力で動いています。これで良いんですよね?響さん」

 

「はい、ありがとうございます。博士」

 

「しかし、第三勢力に対する対応は、どうするんです?」

 

「我々と二課の衝突時に現れたら?」

 

「ああ、それは・・・彼等に動いて貰います。帝国華撃団にね」

 

「まあ、私達の戦いの場所に来た場合は共闘を要請するかもですので、先程のあれ持ってて下さいね」

 

「成程そう言う意味もありましたか」

 

「そう言う事です」

 

「まさかあのアイテムが立花響になるとは思わなかったんですがこれも以前聞いた件に関わるのでしょうね」

 

そう言ってウィル博士は思い出す。

 

「そして私は考えたんです。今自分が所属する部隊より貴女達がいる組織に行きたいとね」

 

「ええ――困りますよ。博士にはフロンティア事変を起こして貰わないとこの世界のバランスが崩れるので」

 

「ああ、やはりフィーネの言う通り立花響さんには自分の計画が知られているんですね」

 

「すいませんでも、私達はウィル博士の計画は最低限の干渉で終わらせるつもりですので」

 

「成程」

 

「つまり貴女達が私の計画に干渉する場合は今のような状況にでもならないと干渉しないのですね?」

 

「簡単に言えばそうですね」

 

その頃ノイズと戦っている3人は・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

窮地に立たされた3人の奏者

まさかあのアイテムが立花響になるとは思わなかったんですがこれも以前聞いた件に関わるのでしょうね」

 

そう言ってウィル博士は思い出す。

 

「そして私は考えたんです。今自分が所属する部隊より貴女達がいる組織に行きたいとね」

 

「ええ――困りますよ。博士にはフロンティア事変を起こして貰わないとこの世界のバランスが崩れるので」

 

「ああ、やはりフィーネの言う通り立花響さんには自分の計画が知られているんですね」

 

「すいませんでも、私達はウィル博士の計画は最低限の干渉で終わらせるつもりですので」

 

「成程」

 

「つまり貴女達が私の計画に干渉する場合は今のような状況にでもならないと干渉しないのですね?」

 

「簡単に言えばそうですね」

 

その頃ノイズと戦っている3人は・・・

 

「「「はあ、はあ」」」

 

「どういうこったこのノイズども私や先輩の攻撃を受けてるのに消滅しねえ」

 

「それよりここでの戦いをはじめてからの違和感は何だ?」

 

「翼これはまずい撤退するべき・・・ちっ適合率が下がり過ぎたか」

 

そして天羽奏はシンフォギアを纏う事が出来なくなった。

 

その状況を見ていた二課の司令室では・・・

 

「いかん翼、クリス君急いでその場から離れるんだ。奏と同じ状況になるぞ」

 

「しかしノイズがいるのに撤退なぞ出来ません」

 

「翼・・・」

 

「だな、それにおっさん私達の前にあの3人が現れたからな」

 

「なっ何だと俺達の画面には映ってないぞ」

 

「「「ぐう」きゃあああ」」

 

「「「何なのあのギアは」早いでーす」ついて行けない」

 

「「おいおい、クリス本当にギアに選ばれたのか?」そのようだな」

 

弦十郎はその時の一部を思い出しながら驚いていた。

 

その頃響達は・・・

 

「響君二課の救援に行かないのかい?」

 

大神が響に聞く。

 

「ええ、私は行きませんよ。何故なら立花響は既にあの場にいるので」

 

「ええ、どういうことだい?」

 

「実は・・・」

「え、そうなのですか?響さんのガングニール・シャドーと同じシンフォギアを纏っているので・・・てっきり特殊遊撃部隊かと思いました」

 

「博士輸送任務中に降魔兵器と亜種型メガビョーゲンに襲われたんですが・・・」

 

「ああ、それは・・・どうやら第三勢力が動いているようですね。ですがコンサート会場は、我々の戦力で動いています。これで良いんですよね?響さん」

 

「はい、ありがとうございます。博士」

 

「しかし、第三勢力に対する対応は、どうするんです?」

 

「我々と二課の衝突時に現れたら?」

 

「ああ、それは・・・彼等に動いて貰います。帝国華撃団にね」

 

「まあ、私達の戦いの場所に来た場合は共闘を要請するかもですので、先程のあれ持ってて下さいね」

 

「あの時に私の代わりに犠牲となる人形をウィル博士に渡したんです」

 

「何故そんな事を?」

 

「まさかあれは、ネフィリム。あれまでゼムリア大陸に現れるなんて・・・」

 

「響さんあいつの事知ってるの?」

 

「ええ、これは直哉達に会う前の世界でフロンティア事変といわれる事件の元凶と言っていい自立型完全聖遺物なの」

 

かつての世界では、私の左腕を食べて爆発的に強くなりましたから」

 

「ええーー左腕を食べてですか・・・」

 

 

直哉はネフィリムが人間を食べることに恐怖した。

 

「よし、女今回も左腕をあいつに食べさせろ」

 

「イヤーですよあんな思いは二度としたくないですよ。」

 

「響さん。あんな魔神みたいな者が僕達の世界にもいるんですね?」

 

「私がいるから恐らくね」

 

そして主に劫炎とレーヴェが巨大ノイズと自立型完全聖遺物ネフィリムに戦い始めた。

 

「そう言う事がありまして」

 

「成程それで人形を使うのか」

 

「そうです。これも本来の流れに沿う形ですので」

 

そして響達はその後のイベントが終わるまで見ていた。

 

「へえ、あのネフィリムと言う怪物面白いじゃん」

 

「ノヴァ欲しくなっちゃった」

 

そう言ってノヴァは消えた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

3人の奏者の危機プリキュアサイド1

「あの当時の亜種型メガビョーゲンはフィーネさんの研究成果の一部でしたから」

 

「ノヴァもシンフォギア世界に来てなかったですし」

 

「「「そうだね」」」

 

「それでは私達もノヴァを追いますか?」

 

「・・・そうですね」

 

そして直哉達もシンフォギア世界に行くことにしたのだった。

 

「「「「ここは」」」」

 

「どうやらここは、ウィル博士によって目覚めるネフィリムが二課のシンフォギア奏者達と出会う頃のようですね」

 

「あれを見て下さい」

 

 

「「「はあ、はあ」」」

 

「どういうこったこのノイズども私や先輩の攻撃を受けてるのに消滅しねえ」

 

「それよりここでの戦いをはじめてからの違和感は何だ?」

 

「翼これはまずい撤退するべき・・・ちっ適合率が下がり過ぎたか」

 

そして天羽奏はシンフォギアを纏う事が出来なくなった。

 

その状況を見ていた二課の司令室では・・・

 

「いかん翼、クリス君急いでその場から離れるんだ。奏と同じ状況になるぞ」

 

「しかしノイズがいるのに撤退なぞ出来ません」

 

「翼・・・」

 

「だな、それにおっさん私達の前にあの3人が現れたからな」

 

「なっ何だと俺達の画面には映ってないぞ」

 

「「「ぐう」きゃあああ」」

 

「「「何なのあのギアは」早いでーす」ついて行けない」

 

「「おいおい、クリス本当にギアに選ばれたのか?」そのようだな」

 

弦十郎はその時の一部を思い出しながら驚いていた。

 

「どうやらイベントが順調に進んでいるようですね」

 

直哉がそう言う。

 

「「「「え、そうなの?」」」」

 

「そうですよ皆さん」

 

「おうなんだありゃ魔神なのか?」

 

「大きい」

 

!!

 

「まさかあれは、ネフィリム。あれまでゼムリア大陸に現れるなんて・・・」

 

「響さんあいつの事知ってるの?」

 

「ええ、これは直哉達に会う前の世界でフロンティア事変といわれる事件の元凶と言っていい自立型完全聖遺物なの」

 

かつての世界では、私の左腕を食べて爆発的に強くなりましたから」

 

「ええーー左腕を食べてですか・・・」

 

直哉はネフィリムが人間を食べることに恐怖した。

 

「よし、女今回も左腕をあいつに食べさせろ」

 

「イヤーですよあんな思いは二度としたくないですよ。」

 

「え、じゃあ直哉君響さんは左腕を食べられるのネフィリムに?」

 

「はいそうですよ」

 

「「「ええーー」」」

 

のどか以外の3人が直哉の説明に驚く。

 

「ですが今僕が言ったのは、あくまでも本来の流れでのイベントの無いようですしね」

 

「直哉君それって、シンフォギア世界の流れが違うから?」

 

「ええ、最大の違いは天羽奏さんが生きている事です」

「我々は武装集団フィーネだ」

 

「「武装集団フィーネだと?」」

 

「何を言っているマリア?」

 

「お気楽な物ね風鳴翼と天羽奏」

 

「先の大戦の英雄様は少し黙って貰うわよ」

 

「ここで貴女達の正体を知られたくなければね」

 

「「くっ・・・」」

 

「我々武装集団フィーネの要求はこの国が持つシンフォギア奏者の情報を全世界に提示する事そして、全世界の国全ての領土を武装集団フィーネに捧げる事」

 

「タイムリミットは今から24時間以内に答えを貰えるかしら?それが出来なければ、出て来なさいノイズよ」

 

!!

 

「「「きゃああああノイズよ」」」

 

「本来ならあのイベントは風鳴翼が1人でマリアさんとするんですよ」

 

「「「「え、そうなの?」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

3人の奏者の危機プリキュアサイド2

「我々は武装集団フィーネだ」

 

「「武装集団フィーネだと?」」

 

「何を言っているマリア?」

 

「お気楽な物ね風鳴翼と天羽奏」

 

「先の大戦の英雄様は少し黙って貰うわよ」

 

「ここで貴女達の正体を知られたくなければね」

 

「「くっ・・・」」

 

「我々武装集団フィーネの要求はこの国が持つシンフォギア奏者の情報を全世界に提示する事そして、全世界の国全ての領土を武装集団フィーネに捧げる事」

 

「タイムリミットは今から24時間以内に答えを貰えるかしら?それが出来なければ、出て来なさいノイズよ」

 

!!

 

「「「きゃああああノイズよ」」」

 

「本来ならあのイベントは風鳴翼が1人でマリアさんとするんですよ」

 

「「「「え、そうなの?」」」」

 

「そうなんですよ。融合世界のシンフォギア世界には天羽奏の生存と立花響と小日向未来の2人が不在と言う2つの相違点がありますから」

 

「本来の流れにならないとおもいですか?」

 

アスミが直哉に聞く。

 

「ええ、ほぼ難しいでしょうね、少なくとも・・・」

 

「初めまして貴女が、立花響さんですね」

 

「はい、貴方は英雄好きのウィル博士ですよね?」

 

「おお、自分の事を知って貰えてるとは嬉しいですね」

 

「どうしてウィル博士はフィーネさんを通じて私と会いたいと言って来たんです?」

「私は、あの戦いを見て衝撃を受けました」

 

「あはは、ありがとうございます」

 

「そして私は考えたんです。今自分が所属する部隊より貴女達がいる組織に行きたいとね」

 

「ええ――困りますよ。博士にはフロンティア事変を起こして貰わないとこの世界のバランスが崩れるので」

 

「ああ、やはりフィーネの言う通り立花響さんには自分の計画が知られているんですね」

 

「すいませんでも、私達はウィル博士の計画は最低限の干渉で終わらせるつもりですので」

 

「成程」

 

「つまり貴女達が私の計画に干渉する場合は今のような状況にでもならないと干渉しないのですね?」

 

「簡単に言えばそうですね」

 

「フロンティア事変が起きる前に2人が既に出会ってますしね」

 

「「「「確かに」」」」

 

「すでに出会っていて、ウィル博士に特殊遊撃部隊の事も言ってますし」

 

「それとこの記録を見て下さい」

 

「貴女も特殊遊撃部隊の関係者ですか?」

 

「え、私は違う二課の方だ」

 

「え、そうなのですか?響さんのガングニール・シャドーと同じシンフォギアを纏っているので・・・てっきり特殊遊撃部隊かと思いました」

 

「博士輸送任務中に降魔兵器と亜種型メガビョーゲンに襲われたんですが・・・」

 

「ああ、それは・・・どうやら第三勢力が動いているようですね。ですがコンサート会場は、我々の戦力で動いています。これで良いんですよね?響さん」

 

「はい、ありがとうございます。博士」

 

「しかし、第三勢力に対する対応は、どうするんです?」

 

「我々と二課の衝突時に現れたら?」

 

「ああ、それは・・・彼等に動いて貰います。帝国華撃団にね」

 

「まあ、私達の戦いの場所に来た場合は共闘を要請するかもですので、先程のあれ持ってて下さいね」

 

「成程そう言う意味もありましたか」

 

「そう言う事です」

 

「「「「これは?」」」」

 

「僕達がシンフォギア世界に来る前に起きたイベントです」

 

「でも直哉君響さんの腕の件はどうするの?」

 

「ああ、それは・・・大丈夫ですよ響さんの人形がウィル博士に届いている筈ですから」

 

「「「「ええーー」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ウィル博士とネフィリムとの対峙後

「我々と二課の衝突時に現れたら?」

 

「ああ、それは・・・彼等に動いて貰います。帝国華撃団にね」

 

「まあ、私達の戦いの場所に来た場合は共闘を要請するかもですので、先程のあれ持ってて下さいね」

 

「成程そう言う意味もありましたか」

 

「そう言う事です」

 

「「「「これは?」」」」

 

「僕達がシンフォギア世界に来る前に起きたイベントです」

 

「でも直哉君響さんの腕の件はどうするの?」

 

「ああ、それは・・・大丈夫ですよ響さんの人形がウィル博士に届いている筈ですから」

 

「「「「ええーー」」」」

 

暫くして・・・

 

「「「まさかあの響さんが人形だったなんて」

 

「ええ、本人の腕を餌には出来ませんからね、ウィル博士に響さんから渡して貰ったんです」

 

「「「いつの間に?」」」

 

「博士輸送任務中に降魔兵器と亜種型メガビョーゲンに襲われたんですが・・・」

 

「ああ、それは・・・どうやら第三勢力が動いているようですね。ですがコンサート会場は、我々の戦力で動いています。これで良いんですよね?響さん」

 

「はい、ありがとうございます。博士」

 

「しかし、第三勢力に対する対応は、どうするんです?」

 

「我々と二課の衝突時に現れたら?」

 

「ああ、それは・・・彼等に動いて貰います。帝国華撃団にね」

 

「まあ、私達の戦いの場所に来た場合は共闘を要請するかもですので、先程のあれ持ってて下さいね」

 

「成程そう言う意味もありましたか」

 

「そう言う事です」

 

「それはこの時ですよ」

 

その頃二課では・・・

 

「あおい奏者達の様子はどうだ?」

 

「3人共完全聖遺物ネフィリムによるダメージと・・・」

 

「「「はあ、はあ」」」

 

「どういうこったこのノイズども私や先輩の攻撃を受けてるのに消滅しねえ」

 

「それよりここでの戦いをはじめてからの違和感は何だ?」

 

「翼これはまずい撤退するべき・・・ちっ適合率が下がり過ぎたか」

 

そして天羽奏はシンフォギアを纏う事が出来なくなった。

 

その状況を見ていた二課の司令室では・・・

 

「いかん翼、クリス君急いでその場から離れるんだ。奏と同じ状況になるぞ」

 

「しかしノイズがいるのに撤退なぞ出来ません」

 

「翼・・・」

 

「だな、それにおっさん私達の前にあの3人が現れたからな」

 

「なっ何だと俺達の画面には映ってないぞ」

 

「「「ぐう」きゃあああ」」

 

「「「何なのあのギアは」早いでーす」ついて行けない」

 

「「おいおい、クリス本当にギアに選ばれたのか?」そのようだな」

 

弦十郎はその時の一部を思い出しながら驚いていた。

 

「あの時に受けた適合率低下障害の影響がまだ続いています」

 

「そうか・・・」

 

「厳しいな」

 

「そうですね頼みの綱響ちゃんも左腕を失いましたし」

 

「ああ、そうだな・・・しかしあの響君は本物の響君なのか?」

 

弦十郎はそう考えていた。

 

ビービービービー

 

その時二課の司令室に緊急事態を知らせるサイレンが鳴った。

 

「どうした?あおい」

 

「大変です司令。突然この世界にメガビョーゲンが出現しました」

 

「何だと!!」

 

弦十郎はあおいの報告に驚いていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

メガビョーゲン再び前編

 

「そうですね頼みの綱響ちゃんも左腕を失いましたし」

 

「ああ、そうだな・・・しかしあの響君は本物の響君なのか?」

 

弦十郎はそう考えていた。

 

ビービービービー

 

その時二課の司令室に緊急事態を知らせるサイレンが鳴った。

 

「どうした?あおい」

 

「大変です司令。突然この世界にメガビョーゲンが出現しました」

 

「何だと!!」

 

弦十郎はあおいの報告に驚いていた。

 

その頃直哉達は・・・

 

「クチュン」

 

「「「「ラテ」」」」

 

「これはまさかシンフォギア世界にメガビョーゲンが現れたのですか?」

 

そしてアスミがラテに聴診器を当てる。

 

「向こうで水のエレメントさんが泣いてるラテ」

 

「向こう側と言う事は少し大きなダムがあるみたいです」

 

「皆行こう」

 

「ええ」

 

「うん」

 

「はい」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

 

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

「ニャン!」

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

そしてキュアグレース達はメガビョーゲンの出現した場所に向かった。

 

その頃響達はトワから連絡を受けていた。

 

「「「ええーー」」」

 

「「「第3勢力がノヴァと闇の帝国華撃団だけでは無いかもだってーーー」」」

 

「ええ」

 

「これを見て」

 

そしてトワは映像を再生した。

 

 

「トワはこの第三勢力は本当にノヴァ達と闇の帝国華撃団だと思いますか?」

 

「それはこの段階で、決め打ちで行くのは厳しいわよ」

 

「もう少しシンフォギア世界を見ておく必要があると思うわ」

 

「さっきの直哉の質問の答えじゃないけど、可能性があると思える事は調査しておく必要があると思うの」

 

「トワ何が気になるんです?」

 

「ああ、それは・・・バテデモーダと隼人の動向よ」

 

!!

 

直哉とのどかはトワの言葉に驚いていた。

 

「何故今なんですか?トワさん今シンフォギア世界でイベントが始まったのに?」

 

「確かにのどかの言う通りよだからこそバテデモーダと隼人の動向を知るべきなの、2人は単独で異世界移動出来るからね」

 

トワが映像を停止した。

 

「「「ええーー」」」

 

「ブルーやバテデモーダが来てる可能性があるんですか?」

 

「そうよだから、念の為に直哉とキュアグレース達をシンフォギア世界に送ったわ」

 

「「「わかりました」」」

 

その時、新生帝国華撃団の天宮さくらが響達の所に来て報告した。

 

「響さんと隊長大変ですたった今、シンフォギア世界にメガビョーゲンの反応が出ました」

 

「「「ええーー」」」

 

「馬鹿なメガビョーゲンの反応が、タイミング良く出るなんて」

 

「響君どうする?」

 

大神が響に聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

メガビョーゲン再び後編

「ああ、それは・・・バテデモーダと隼人の動向よ」

 

!!

 

直哉とのどかはトワの言葉に驚いていた。

 

「何故今なんですか?トワさん今シンフォギア世界でイベントが始まったのに?」

 

「確かにのどかの言う通りよだからこそバテデモーダと隼人の動向を知るべきなの、2人は単独で異世界移動出来るからね」

 

トワが映像を停止した。

 

「「「ええーー」」」

 

「ブルーやバテデモーダが来てる可能性があるんですか?」

 

「そうよだから、念の為に直哉とキュアグレース達をシンフォギア世界に送ったわ」

 

「「「わかりました」」」

 

その時、新生帝国華撃団の天宮さくらが響達の所に来て報告した。

 

「響さんと隊長大変ですたった今、シンフォギア世界にメガビョーゲンの反応が出ました」

 

「「「ええーー」」」

 

「馬鹿なメガビョーゲンの反応が、タイミング良く出るなんて」

 

「響君どうする?」

 

大神が響に聞く。

 

「いえ、今回は純粋なメガビョーゲンようなのでキュアグレース達に任せますよ」

 

「一応私も負傷者状態ですしね」

 

「「ああ、成程」」

 

「それでトワさんメガビョーゲン浄化後は、キュアグレース達は私達と合流するんですか?」

 

「ああ、それは・・・合流はさせるつもりはないわ。メガビョーゲンがシンフォギア世界に出たと言うならブルーもしくは融合世界のバテデモーダがいる可能性もあると言う事だから」

 

「少なくともノヴァが誰かと共闘関係を作るとは思えないのよね」

 

「「「「成程」」」」

 

「それにねノヴァは響と帝国華撃団存在を知ってるでしょ」

 

「そう言う事なら、直哉さんも来てるのかしら?」

 

「ええ――来てるのなら桜花様の話を聞きたいーー」

 

「「「ある意味弓美凄いね」」」

 

3人は心の中で呟く。

 

「ああ、ごめんね直哉さんは来てないんだよ」

 

「ええ――そうなんですか残念」

 

「へえ、そうなんだ良いこと聞いた。じゃあそこの女達を殺せば来るかな?」

 

「「「ひっ」」」

 

「お前はノヴァ」

 

「あら、お兄さんとは初対面の筈だけど?ノヴァの邪魔をするんだ」

 

「ああ、そうだ」

 

「なら先にお兄さんが死んでよ―――」

 

そう言いながらノヴァが神山を襲う。

 

「未来ちゃん達は今の内に逃げるんだ」

 

!!

 

「「「「はい」」」」

 

そして未来達は逃げだした。

 

「「ああ、そう言えば」」

 

「だからよ、ノヴァはキュアグレース達はシンフォギア世界に来てないから少し動いてたわ」

 

「「「本当ですか?」」」

 

「ええ、どうやらネフィリムに興味持ってるみたいね」

 

「ええ――」

 

その頃キュアグレース達は・・・

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「ふう、何とか浄化出来たわね」

 

「ですね、でもここにはブルーもバテデモーダもいませんでしたね」

 

「そうだよね同して何だろ?直哉っちわかる」

 

「いえ、、わかりませんね。もしここに純粋のメガビョーゲンではなく、亜種型メガビョーゲンなら何かの関連性がわかったかもしれませんが・・・」

 

「そっか」

 

「まあ、今の段階で言えるのは第3勢力が複数存在する可能性があると言う事ですね」

 

「「「「それって」」」」

 

「ええ、ノヴァと闇の帝国華撃団と亜種型メガビョーゲンと降魔兵器を使った存在と、メガビョーゲンを使った存在となります」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第28章 第3部 異世界の第3勢力出現編
謎のメガビョーゲン浄化後


「ふう、何とか浄化出来たわね」

 

「ですね、でもここにはブルーもバテデモーダもいませんでしたね」

 

「そうだよねどうして何だろ?直哉っちわかる」

 

「いえ、、わかりませんね。もしここに純粋のメガビョーゲンではなく、亜種型メガビョーゲンなら何かの関連性がわかったかもしれませんが・・・」

 

「そっか」

 

「まあ、今の段階で言えるのは第3勢力が複数存在する可能性があると言う事ですね」

 

「「「「それって」」」」

 

「ええ、ノヴァと闇の帝国華撃団と亜種型メガビョーゲンと降魔兵器を使った存在と、メガビョーゲンを使った存在となります」

 

「まあ、2番目と最後は同じ第3勢力が使った可能性があるので」

 

「何とも言えませんけどね」

 

「とりあえず僕達は響さん達とは別動隊としてシンフォギア世界に出て来ると思われるメガビョーゲンを中心に対処しましょう」

 

「「ええーーノヴァ達は良いの?」」

 

「ええ今回は、ノヴァと闇の帝国華撃団は基本的に響さん達に任せますよ。ちゆさんとひなたさん」

 

「その理由は・・・」

 

「そう言えば未来の言う直哉さんは、響を女の子にしたあの人?」

 

「そうだよ、創世ちゃん」

 

「やっぱりそうなんだ」

 

「そう言う事なら、直哉さんも来てるのかしら?」

 

「ええ――来てるのなら桜花様の話を聞きたいーー」

 

「「「ある意味弓美凄いね」」」

 

3人は心の中で呟く。

 

「ああ、ごめんね直哉さんは来てないんだよ」

 

「ええ――そうなんですか残念」

 

「へえ、そうなんだ良いこと聞いた。じゃあそこの女達を殺せば来るかな?」

 

「「「ひっ」」」

 

「お前はノヴァ」

 

「あら、お兄さんとは初対面の筈だけど?ノヴァの邪魔をするんだ」

 

「ああ、そうだ」

 

「なら先にお兄さんが死んでよ―――」

 

そう言いながらノヴァが神山を襲う。

 

「未来ちゃん達は今の内に逃げるんだ」

 

!!

 

「「「「はい」」」」

 

そして未来達は逃げだした。

 

「神山さんが、ノヴァにそう言う風に説明をしているので」

 

「「成程」」

 

「それでは私達は、ノヴァ達以外の第三勢力を捜索するのですね?」

 

「そうですよ。アスミさん」

 

「結果的に二課やノヴァ達と共闘や敵対をするかも知れませんがね」

 

「あ、そうかあくまでウィル博士と特殊遊撃部隊の関係を知ってるのは、守護者達とウィル博士だけだから・・・」

 

「そう言う事です」

 

「我々は武装集団フィーネだ」

 

「「武装集団フィーネだと?」」

 

「何を言っているマリア?」

 

「お気楽な物ね風鳴翼と天羽奏」

 

「先の大戦の英雄様は少し黙って貰うわよ」

 

「ここで貴女達の正体を知られたくなければね」

 

「「くっ・・・」」

 

「我々武装集団フィーネの要求はこの国が持つシンフォギア奏者の情報を全世界に提示する事そして、全世界の国全ての領土を武装集団フィーネに捧げる事」

 

「タイムリミットは今から24時間以内に答えを貰えるかしら?それが出来なければ、出て来なさいノイズよ」

 

「ですからマリアさんや調さんや切歌さんも知らないんですよ」

 

「「「成程」」」」

 

「じゃあ直哉君私達はどこから捜索する?」

 

ちゆが直哉に聞く。

 

「そうですねまずこのダムを調べます。もしかすると・・・」

 

「え、響さんどうしたのですか?」

 

「直哉君今いるメガビョーゲンやゼンゼンヤラネーダを召喚しているゲートは最初に現れた地点の海の中にあるよ」

 

「ええーーそうなんですか」

 

「うん二課の人に手伝って貰ったから間違いないよ」

 

「わかりました」

 

そして響からの情報を直哉がサマー達に伝えグレース達とサマー達はもう一度メガビョーゲンとゼンゼンヤラネーダを浄化し召喚ゲートの場所を把握して三度召喚ゲートを巻き込む形で浄化技を撃った。

 

「あの時のような仕掛けが存在するかも知れません」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

博士の計画の真実を知るマム

二課の奏者達を撃退後の深夜・・・

 

「ウィル博士少しいいですか?」

 

「何でしょうかマム?」

 

「今回あの子達を二課の奏者達にあててる時、博士はネフィリムに何をしていたんですか?」

 

「ああ、それは・・・私が密かに手に入れたガングニールの一部を食事としてネフィリムに与えたんですよ」

 

「何ですって!!ガングニールの一部をネフィリムに・・・」

 

「ええ、そうですよ。ナスターシャさん。私は貴女達の目的には興味等ありませんが、完全聖遺物でもある。ネフィリムがどこまで進化をするのかを見届けたいんですよ」

 

!!

 

「博士貴方は私達を裏切ったんですか?」

 

ナスターシャがウィル博士に聞く。

 

「いえ、裏切ったわけではないですよ。ただ貴女達と自分の最終地点が違うだけですよ」

 

「そこに行くまでの課程が一緒なので・・・それに貴女の延命治療をしてるのは自分ですからね」

 

「・・・」

 

「ナスターシャ話は終わりですか?」

 

「いえ後1つあります」

「「「ぐう」きゃあああ」」

 

「「「何なのあのギアは」早いでーす」ついて行けない」

 

「「おいおい、クリス本当にギアに選ばれたのか?」そのようだな」

 

「オラオラ、どうしたそちら3人もいて私に負けそうだぜ」

 

「馬鹿にするなです」

 

「やめなさい切歌」

 

「きゃあああ」

 

!!

 

「調」

 

「ウィル博士あの時マリア達を圧倒したシンフォギア知ってますか?」

 

「うーん見た事無いですね」

 

「ですが、我々が動き出す前の時、我々の世界に異形の怪物と共に現れた男については多少は調べましたけど、聞きます?」

 

「いえ、結構です」

 

「そうですか・・・」

 

そしてナスターシャはウィル博士の屋から出て行った。

 

「さてとそろそろかな?ナスターシャはこれで自分への不信感を持つでしょうね」

 

「まあ、それも予定通りだから良いんですけどね」

 

「そして次の予定では、リディアンにあの2人が行くんでしたね」

 

「暫くは大丈夫でしょう。第三勢力が出て来てもね。頼みますよ英雄さん」

 

数日後・・・リディアンでは文化祭が始まろうとしていた。

 

「ねえ響良いの?このタイミングでリディアンに行っても?」

 

「うん、何未来」

 

「だからこのタイミングで、リディアンに行って大丈夫なの?左腕を無くした事になってるじゃない」

 

「ああ、それは・・・大丈夫だよ」

 

 

「ああ、言ってませんでしたね、私のギアガングニール・シャドーには奏者が受けたダメージをも自動的に治療してくれるので、二課での治療は不要ですよ」

 

「何だと!!ギア自身が治療してくれるのか?」

 

「そうですよ以前直哉君から聞いてると思いますけど、ガングニール・シャドーは奏者を自分で決めると」

 

 

「ああ」

 

ギアが選んだ奏者にはギア自身も最大限協力してくれるんですよ。奏者が動けない状況にならないようにね」

 

 

「だからもう私の体は、完治してるんですよ」

 

「だからと言って消えるんじゃねえよ。心配するだろ?」

 

「ああ、そちらの機密情報は取ってないですから安心してください」

 

「そういう事を心配してねえよ。私は響の事が・・・」

 

「以前に説明をしているからね」

 

「本当に大丈夫かな?」

 

心配する未来であった。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

リディアン音楽学校での再会とノヴァの襲来前編

「だからもう私の体は、完治してるんですよ」

 

「だからと言って消えるんじゃねえよ。心配するだろ?」

 

「ああ、そちらの機密情報は取ってないですから安心してください」

 

「そういう事を心配してねえよ。私は響の事が・・・」

 

「以前に説明をしているからね」

 

「本当に大丈夫かな?」

 

心配する未来であった。

 

「未来そんなに心配する序とないよ」

 

「そうかな?でもダムがある方向で別の怪物も出たって聞くよ?」

 

「ああ、それは・・・メガビョーゲンだよ未来」

 

「ええ――そうなの?」

 

「うんメガビョーゲンはキュアグレース達が浄化したからね」

 

「そうなの?キュアグレース達と合流するの?」

 

「それはしないよ」

 

「どうして?」

 

「そう言う事なら、直哉さんも来てるのかしら?」

 

「ええ――来てるのなら桜花様の話を聞きたいーー」

 

「「「ある意味弓美凄いね」」」

 

3人は心の中で呟く。

 

「ああ、ごめんね直哉さんは来てないんだよ」

 

「ええ――そうなんですか残念」

 

「へえ、そうなんだ良いこと聞いた。じゃあそこの女達を殺せば来るかな?」

 

「「「ひっ」」」

 

「お前はノヴァ」

 

「あら、お兄さんとは初対面の筈だけど?ノヴァの邪魔をするんだ」

 

「ああ、そうだ」

 

「なら先にお兄さんが死んでよ―――」

 

そう言いながらノヴァが神山を襲う。

 

「未来ちゃん達は今の内に逃げるんだ」

 

!!

 

「「「「はい」」」」

 

そして未来達は逃げだした。

 

「だって誠十郎さんがノヴァに直哉君達は来てないと言ったんでしょう?」

 

「あ、うんそうだった」

 

「今回直哉君達は私達とは別の依頼で動くとトワさんが言ってたからね」

 

「成程それで合流はしないんだ」

 

「そう言う事」

 

「それに分散して行動をした方がノヴァ達が直哉君達が追っている敵と合流させないと言う理由もあるけどね」

 

「成程ね、確かにこの世界に複数の異世界の戦力がいるならそう言う手段もありね」

 

「あ、あの子達は・・・」

 

「どうしたの響?」

 

「あ、未来あの子達ね・・・」

 

そして響が話し出す。

 

「「「ぐう」きゃあああ」」

 

「「「何なのあのギアは」早いでーす」ついて行けない」

 

「オラオラ、どうしたそちら3人もいて私に負けそうだぜ」

 

「馬鹿にするなです」

 

「やめなさい切歌」

 

「きゃあああ」

 

!!

 

「調」

 

「あの時に戦った2人なんだけど、何してるのかな?」

 

「そうなんだ、なら敵情視察じゃないの?普通に考えて」

 

「ええ――スパイって事?」

 

「うん、ルナ・アタックだっけあの時から二課の基地がリディアンにあるのが知られたんじゃないの?もしくはリディアンの文化祭に来たとか」

 

「ま、まさか・・・」

 

「調この焼きそば美味しいでーす」

 

「うん切っちゃんこの焼きおにぎりも美味しいよ」

 

「うわあ。本当に屋台を楽しんでるよ」

 

「本当だねこう見てると・・・」

「オラオラ、どうしたそちら3人もいて私に負けそうだぜ」

 

「馬鹿にするなです」

 

「やめなさい切歌」

 

「きゃあああ」

 

!!

 

「調」

 

「戦いをするような子には見えないね」

 

「うん」

 

そして響達は調達に近づく。

 

!!

 

「「お前は」」

 

「私達は戦いをしに来たんじゃないよ信じて」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

リディアン音楽学校での再会とノヴァの襲来中編1

「うん、ルナ・アタックだっけあの時から二課の基地がリディアンにあるのが知られたんじゃないの?もしくはリディアンの文化祭に来たとか」

 

「ま、まさか・・・」

 

「調この焼きそば美味しいでーす」

 

「うん切っちゃんこの焼きおにぎりも美味しいよ」

 

「うわあ。本当に屋台を楽しんでるよ」

 

「本当だねこう見てると・・・」

 

「オラオラ、どうしたそちら3人もいて私に負けそうだぜ」

 

「馬鹿にするなです」

 

「やめなさい切歌」

 

「きゃあああ」

 

!!

 

「調」

 

「戦いをするような子には見えないね」

 

「うん」

 

そして響達は調達に近づく。

 

!!

 

「「お前は」」

 

「私達は戦いをしに来たんじゃないよ信じて」

 

「そんなの信じられるかです」

 

「調」

 

「うん、切っちゃん」

 

そして2人がシンフォギアを纏う瞬間。未来によって止められた。

 

「こら、こんな所でシンフォギアを纏ったら他の人に迷惑でしょう。今日は文化祭なんだから」

 

「「うんごめんなさいお姉さん」」

 

「ちゃんと謝れたね偉いよ。2人共」

 

「未来凄いな。あの子達と仲良くなってる」

 

「響私がこの子達と行動するのはまずい?」

 

「うん別に良いよ。最終的に未来はその子達の陣営に行くから」

 

「成程」

 

「でも奏さんが生きているから厳密には変わってるけど繋がりは作っていた方が良いかも」

 

「了解」

 

そして響は未来達と別れた。

 

暫くして・・・

 

未来達3人は講堂で開催されているカラオケ大会に飛び入り参加で、雪音クリスとカラオケバトルをしていた。雪音クリスのシンフォギアであるイチイバルをかけて。

 

その頃響は、3組の華撃団と共にリディアン敷地内の中でノヴァが、興味を持ちそうな物について話をしていた。

 

「響君いいのかい?未来君にあの子達を任せて?」

 

「ええ、良いですよ大神さん。大神さん達も文化祭を楽しんでくださいね」

 

「楽しむ為に、確認するけどあの子達は特殊遊撃部隊の敵ではないんだね?」

 

「はい、特殊遊撃部隊の敵ではありません。二課の人達にとっては敵と言う立場ですがね」

 

「成程」

 

「つまりこの文化祭は、あの子達がリディアンに潜入する為のイベントと思っていんだね?」

 

「はい、今頃クリスちゃんと歌で競ってると思います」

 

ドーンドーン

 

「きゃあああ。怪物よーー」

 

「響君」

 

「はい、3組の華撃団の皆さんは今リディアンに出現した怪物が降魔なら退治して下さい」

 

「「「「「了解」」」」」

 

「響さんはどうするんです?」

 

天宮さくらが響に聞く。

 

「私は、この騒動に乗じて動くかもしれない。武装集団フィーネとノヴァが来るかもしれませんから」

 

「「「「「え、これがノヴァの襲来じゃないんですか?」」」」」

 

「これはもう一組の第三勢力が動いたのでしょう」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

そして響は説明をする。

 

「さっきの直哉の質問の答えじゃないけど、可能性があると思える事は調査しておく必要があると思うの」

 

「トワ何が気になるんです?」

 

「ああ、それは・・・バテデモーダと隼人の動向よ」

 

!!

 

直哉とのどかはトワの言葉に驚いていた。

 

「何故今なんですか?トワさん今シンフォギア世界でイベントが始まったのに?」

 

「確かにのどかの言う通りよだからこそバテデモーダと隼人の動向を知るべきなの、2人は単独で異世界移動出来るからね」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「「「「「まさか・・・この世界にブルー達が来てるんですか?」」」」」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

リディアン音楽学校での再会とノヴァの襲来中編2

 

「さっきの直哉の質問の答えじゃないけど、可能性があると思える事は調査しておく必要があると思うの」

 

「トワ何が気になるんです?」

 

!!

 

直哉とのどかはトワの言葉に驚いていた。

 

「何故今なんですか?トワさん今シンフォギア世界でイベントが始まったのに?」

 

「確かにのどかの言う通りよだからこそバテデモーダと隼人の動向を知るべきなの、2人は単独で異世界移動出来るからね」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「「「「「まさか・・・この世界にブルー達が来てるんですか?」」」」」

 

「そうです。現にメガビョーゲンが最近出ましたので」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「じゃあ、そのメガビョーゲン響さんが浄化したんです?」

 

クラリスが響に聞く。

 

その頃キュアグレース達は・・・

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「ふう、何とか浄化出来たわね」

 

「ですね、でもここにはブルーもバテデモーダもいませんでしたね」

 

「そうだよね同して何だろ?直哉っちわかる」

 

「いえ、、わかりませんね。もしここに純粋のメガビョーゲンではなく、亜種型メガビョーゲンなら何かの関連性がわかったかもしれませんが・・・」

 

 

「そっか」

 

「そのメガビョーゲンはキュアグレース達が浄化しました」

 

「皆さんもういいですか?行動して下さい」

 

「「「「「了解」」」」」

 

その頃直哉達は・・・

 

「直哉どうしますか?リディアンに行きますか?」

 

「いえ今はリディアンでは、文化祭をしているので僕達は僕達の依頼を優先します」

 

「薄情かも知れませんけど、僕の予想ではノヴァ達と僕達が追っている敵とウィル博士が一時的に手を組むかもしれないんです」

 

「直哉君どうして思ったの?」

 

ちゆが直哉に聞く。

 

「それは文化祭に現れたのは、通常の降魔ですから」

 

「「「あ、そう言えばそうだ」」」

 

 

「あーあ人違いだったかまあいいや。邪魔な烏は黙らせたしね」

 

「さてと、大神一郎光と戦う前にお前を殺すよ」

 

「この私がね」

 

!!

 

「「「「何だって――」」」」

 

「じゃあ死んでね。大神一郎炎の矢ーー」

 

「ちっなにもんか知らねえが私達に喧嘩を売るなんてよくやるよ」

 

そう言いながらロベリアの光武℉が同じ炎で少女の攻撃を相殺した。

 

「へえ、やるじゃんおばさんのくせに」

 

「なら、これならどうかしら?出でよ降魔兵器よ」

 

!!

 

「降魔兵器だと馬鹿な、空中要塞武蔵の消滅で降魔兵器は消滅した筈だ、それを何故君が扱っている?」

 

「ああ、母様の言う通り、大神一郎には2度目の空中要塞武蔵と京極圭吾が復活した事を知らないんだね」

 

「どういう意味だそれは?」

 

「知りたければ紫藤直哉に聞いてみな、大神一郎だけど疲れている状態で降魔兵器を倒せるかしらね、その降魔兵器の中にはワイズマンの特注もあるから、動けない奴を見捨てても良いのよ。じゃあね生きてたら会いましょうね」

 

そう言って巴里華撃団の前から謎の少女だけが消えた。

 

「ノヴァの場合は降魔兵器を使ってるので、恐らくこの降魔はブルーが召喚した物と考えています」

 

「「「一体何の為に?」」」

 

「それは・・・」

 

「ブルーがノヴァをリディアンに呼ぶ為ですね」

 

「「「ええーー」」」

 

のどか達がアスミの言葉に驚いていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

リディアン音楽学校での再会とノヴァの襲来後編1

「ああ、母様の言う通り、大神一郎には2度目の空中要塞武蔵と京極圭吾が復活した事を知らないんだね」

 

「どういう意味だそれは?」

 

「知りたければ紫藤直哉に聞いてみな、大神一郎だけど疲れている状態で降魔兵器を倒せるかしらね、その降魔兵器の中にはワイズマンの特注もあるから、動けない奴を見捨てても良いのよ。じゃあね生きてたら会いましょうね」

 

そう言って巴里華撃団の前から謎の少女だけが消えた。

 

「ノヴァの場合は降魔兵器を使ってるので、恐らくこの降魔はブルーが召喚した物と考えています」

 

「「「一体何の為に?」」」

 

「それは・・・」

 

「ブルーがノヴァをリディアンに呼ぶ為ですね」

 

「「「ええーー」」」

 

のどか達がアスミの言葉に驚いていた。

 

「ええ、そうです恐らくブルーがこういう行動に出たのは、ノヴァへの挑発でしょうね」

 

「「「どういう事?」」」

 

「皆さん思い出して下さい」

 

直哉そう言う。

 

「そう言えば未来の言う直哉さんは、響を女の子にしたあの人?」

 

「そうだよ、創世ちゃん」

 

「やっぱりそうなんだ」

 

「そう言う事なら、直哉さんも来てるのかしら?」

 

「ええ――来てるのなら桜花様の話を聞きたいーー」

 

「「「ある意味弓美凄いね」」」

 

3人は心の中で呟く。

 

「ああ、ごめんね直哉さんは来てないんだよ」

 

「ええ――そうなんですか残念」

 

「へえ、そうなんだ良いこと聞いた。じゃあそこの女達を殺せば来るかな?」

 

「「「ひっ」」」

 

「お前はノヴァ」

 

「あら、お兄さんとは初対面の筈だけど?ノヴァの邪魔をするんだ」

 

「ああ、そうだ」

 

「なら先にお兄さんが死んでよ―――」

 

そう言いながらノヴァが神山を襲う。

 

「未来ちゃん達は今の内に逃げるんだ」

 

!!

 

「「「「はい」」」」

 

そして未来達は逃げだした。

 

「そしてノヴァの2度目は・・・」

 

「そう言う事がありまして」

 

「成程それで人形を使うのか」

 

「そうです。これも本来の流れに沿う形ですので」

 

そして響達はその後のイベントが終わるまで見ていた。

 

「へえ、あのネフィリムと言う怪物面白いじゃん」

 

「ノヴァ欲しくなっちゃった」

 

そう言ってノヴァは消えた。

 

「こういう形で、ノヴァ自身が次のターゲットをネフィリムにしているからこそブルーが僕達の代わりを指定るんだと思います」

 

「「「「成程」」」」

 

「ですのでノヴァには、ネフィリムを俺も狙っているぞと教える為と、響さん達には警戒するならちゃんとしろよと言う意味もあるんだと思います」

 

「それに3組の華撃団がいるのに通常の降魔だけなんておかしくなくないじゃないですか?」

 

「「「「「確かに」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「そう言われると私達もブルーに連れて来られたの?シンフォギア世界に」

 

「・・・高確率でそうだと思います」

 

「一体何の為に?」

 

「それはわかりませんが・・・」

 

その頃響達は・・・

 

「天剣・桜吹雪ーー」

 

「アルビトル・ダンフェール」

 

そしてクラリスの叫びと共に、魔法陣から無数の魔導弾が発射された。

 

「狼虎滅却・天狼転化ーー」

 

「破邪剣征・桜花放神」

 

「エリカ達も行きますよ」

 

「「「「おう」」」」

 

そして3組の華撃団がリディアンに現れた降魔と戦っている時に闇の帝国華撃団が現れたのだった。

 

!!

 

「何で俺達がいるんだ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

リディアン音楽学校での再会とノヴァの襲来後編2

「狼虎滅却・天狼転化ーー」

 

「破邪剣征・桜花放神」

 

「エリカ達も行きますよ」

 

「「「「おう」」」」

 

そして3組の華撃団がリディアンに現れた降魔と戦っている時に闇の帝国華撃団が現れたのだった。

 

!!

 

「何で俺達がいるんだ」

 

その頃未来達は・・・

 

「「一体何なのですか?」何あの怪物は」

 

「あ、降魔だと言っても私も直接見るのは初めてだけど」

 

「調どうするんですか?」

 

「切っちゃんとりあえずお姉さんを守ろう」

 

「そうですね」

 

そう言って2人はシンフォギア纏った瞬間。

 

「あはは、見つけたよ立花響の大切な人間」

 

「あ、貴女はノヴァ」

 

そう言って未来が思い出す。

 

「そう言う事なら、直哉さんも来てるのかしら?」

 

「ええ――来てるのなら桜花様の話を聞きたいーー」

 

「「「ある意味弓美凄いね」」」

 

3人は心の中で呟く。

 

「ああ、ごめんね直哉さんは来てないんだよ」

 

「ええ――そうなんですか残念」

 

「へえ、そうなんだ良いこと聞いた。じゃあそこの女達を殺せば来るかな?」

 

「「「ひっ」」」

 

「お前はノヴァ」

 

「あら、お兄さんとは初対面の筈だけど?ノヴァの邪魔をするんだ」

 

「ああ、そうだ」

 

「なら先にお兄さんが死んでよ―――」

 

そう言いながらノヴァが神山を襲う。

 

「未来ちゃん達は今の内に逃げるんだ」

 

!!

 

「「「「はい」」」」

 

そして未来達は逃げだした。

 

「覚えていてくれたんだ。じゃあ私の為に来て貰うよ」

 

「え、きゃあああ」

 

そして未来はノヴァの手に堕ちた。

 

「お姉さんを返すでーす」

 

「切っちゃん無理は駄目」

 

「ふーんノヴァとやるんだ。良いよ少しだけ遊んであげる」

 

暫くして・・・

 

「がっはっうう」

 

「もう終わりなのつまんないなあ」

 

「まあいいや。響と戦う為のエサを確保できたしね」

 

「そろそろお兄さんを殺せたかな?」

 

そう言ってノヴァと未来達は消えた。

 

その頃響達は・・・

 

「まさかあれが、ノヴァの手に入れた闇の帝国華撃団なの?」

 

「「「「「ええーー闇の帝国華撃団ってどういう事ですかーー」」」」」

 

そして響は説明をする。

 

「オラオラどうして戦わない?お前は俺達帝国華撃団を殺す為に来たんだろうが・・・くらえ!!破邪剣征・桜花放神」

 

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

2人の放った技が互いにぶつかり合い、花寺直哉の技が襲撃者を飲み込んだ」

 

「あの男にのどか達の事教えたのは、ノヴァだから」

 

「「ええーー」」

 

「ノヴァどうしてこの世界に来たの?目的は何なの」

 

「私の目的?そんな決まってるじゃない、私の忠実な僕になる帝国華撃団を手に入れる為よ」

 

!!

 

「まさか帝国華撃団を手に入れる事が目的だなんて」

 

「そしてノヴァは別世界で帝国華撃団を手駒にして闇の帝国華撃団として使う可能性があるとトワさん達から聞いたのです」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「そう言う事なら彼等は俺達自身で良いんですね?」

 

「ええ、あくまでも大神さん達時代の帝国華撃団です」

 

「「「「「了解」」」」」



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

3組の華撃団VS闇の帝国華撃団

「まさか帝国華撃団を手に入れる事が目的だなんて」

 

「そしてノヴァは別世界で帝国華撃団を手駒にして闇の帝国華撃団として使う可能性があるとトワさん達から聞いたのです」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「そう言う事なら彼等は俺達自身で良いんですね?」

 

「ええ、あくまでも大神さん達時代の帝国華撃団です」

 

「「「「「了解」」」」」

 

そして戦いが再開した。

 

「「「「「「「うう、自分達と戦うのは気持ち悪いなあ」」」」」気持ち悪いでーす」・・・」

 

現在の帝国華撃団がそう言う。

 

その頃二課では・・・

 

「状況はどうだあおい?」

 

「はい司令、降魔による第1陣は特殊遊撃部隊の活躍により撃破されましたが、すぐに新たな敵が特殊遊撃部隊と戦いが始まりました」

 

「そうか、特殊遊撃部隊と戦っている相手は誰なんだ?」

 

「それが・・・帝国華撃団が相手なんです」

 

「な、何だと!!」

 

「司令これが響ちゃん達のやり取りです」

 

そう言いあおいが再生した。

 

 

「そしてノヴァは別世界で帝国華撃団を手駒にして闇の帝国華撃団として使う可能性があるとトワさん達から聞いたのです」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「そう言う事なら彼等は俺達自身で良いんですね?」

 

「ええ、あくまでも大神さん達時代の帝国華撃団です」

 

「「「「「了解」」」」」

 

「以上となります」

 

「まさか、彼等にとってはここは異世界でその異世界で自分達と戦うことになるとは・・・」

 

「あおい、彼等が言う闇の帝国華撃団が現れた頃に他に異変が起きてないか調べて見てくれ」

 

「わかりました」

 

「現状ノイズが出ていない状況ではこれくらいしか出来んからな」

 

弦十郎がそう言う。

 

「そうですね司令」

 

「しかしこれが霊力か、凄いなこれが人の体内に秘められている力か」

 

「狼虎滅却・天狼転化ーー」

 

「破邪剣征・桜花放神」

 

「エリカ達も行きますよ」

 

「「「「おう」」」」

 

「もしかしたら司令も使えるかも知れませんね」

 

「はは、実際に使えたらいいが・・・あおい君頼んだ調査はどうなっている?」

 

「あ、今出します」

 

「「一体何なのですか?」何あの怪物は」

 

「あ、降魔だと言っても私も直接見るのは初めてだけど」

 

「調どうするんですか?」

 

「切っちゃんとりあえずお姉さんを守ろう」

 

「そうですね」

 

そう言って2人はシンフォギア纏った瞬間。

 

「あはは、見つけたよ立花響の大切な人間」

 

「あ、貴女はノヴァ」

 

「覚えていてくれたんだ。じゃあ私の為に来て貰うよ」

 

「え、きゃあああ」

 

そして未来はノヴァの手に堕ちた。

 

「お姉さんを返すでーす」

 

「切っちゃん無理は駄目」

 

「ふーんノヴァとやるんだ。良いよ少しだけ遊んであげる」

 

暫くして・・・

 

「がっはっうう」

 

「もう終わりなのつまんないなあ」

 

「まあいいや。響と戦う為のエサを確保できたしね」

 

「そろそろお兄さんを殺せたかな?」

 

そう言ってノヴァと未来達は消えた。

 

「「なっ馬鹿なリディアンに武装集団フィーネのシンフォギア奏者が来ていて未来君達と共に消えただとーーあおい急いで響君に連絡を」

 

「はい司令」

 

二課でそんな動きをしている頃ノヴァが、未来達共に現れた。

 

「久しぶりだね立花響」

 

「ノヴァ未来達を離して」

 

「嫌だよ。離したら響と戦えないじゃん」

 

「私がノヴァと戦ったら3人を解放してよ」

 

「良いよ私は立花響を殺してこの世界を手に入れるんだから」

 

ノヴァとがそう言うと闇の帝国華撃団がパワーアップをしてしまい3組の華撃団を追い込み始めた。

 

「「ぐうっこのままだとまずいぞ」」

 

大神と神山が言う。

 

再び二課司令室では・・・二課所属の3人の奏者が集まっていた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

弦十郎の決断とナスターシャの迷い

「叔父様」

 

「旦那」

 

「「私達にも出撃許可を」」

 

「だが、翼と奏のシンフォギアでは・・・」

 

弦十郎は思い出していた。

 

「ぐわああああああ」

 

「おほほいい声で鳴く人形だ事」

 

「馬鹿な!!聖遺物の力が効かないだと、そしてシンフォギアの装甲が経った一撃で・・・ぐわあああ」

 

「「翼!!」」

 

「ほら早く行かないと死ぬわよ彼女」

 

「ちっ確かに翼を助けねえと」

 

「だな先輩達のシンフォギア今出ている敵には有効な効果を与えられないぜ」

 

「私のイチイバルシューターじゃねえとな」

 

 

「ああ、奏さんが以前言ってたな、特殊遊撃部隊の持つシンフォギアは意思を持つと」

 

「そうだよクリスちゃん」

 

「そのイチイバルシューターは、クリスちゃんを選んだんだよ」

 

「何で私を?」

 

!!

 

その時輸送任務をしている響とクリスの前に大量の降魔兵器と亜種型メガビョーゲンが現れたのだった。

 

「そうだな、クリス君頼めるか?クリス君の目標は、未来君と武装集団フィーネのシンフォギア奏者の解放だ」

 

「あいよ了解だぜ」

 

そう言ってクリスは出撃した。

 

「これで何とかなればいいが・・・」

 

「やっぱり叔父様私も行きます」

 

「翼待つんだ。彼等の戦いを見るんだ」

 

「あおい彼等の最初の部分を再生してくれ」

 

「わかりました」

 

ドーンドーン

 

「きゃあああ。怪物よーー」

 

「響君」

 

「はい、3組の華撃団の皆さんは今リディアンに出現した怪物が降魔なら退治して下さい」

 

「「「「「了解」」」」」

 

「響さんはどうするんです?」

 

天宮さくらが響に聞く。

 

「私は、この騒動に乗じて動くかもしれない。武装集団フィーネとノヴァが来るかもしれませんから」

 

 

「「「「「え、これがノヴァの襲来じゃないんですか?」」」」」

 

「これはもう一組の第三勢力が動いたのでしょう」

 

「「「「「ええーー」」」」」

「天剣・桜吹雪ーー」

 

「アルビトル・ダンフェール」

 

そしてクラリスの叫びと共に、魔法陣から無数の魔導弾が発射された。

 

「狼虎滅却・天狼転化ーー」

 

「破邪剣征・桜花放神」

 

「エリカ達も行きますよ」

 

「「「「おう」」」」

 

そして3組の華撃団がリディアンに現れた降魔と戦っている時に闇の帝国華撃団が現れたのだった。

 

!!

 

「何で俺達がいるんだ」

 

「これが今の戦いの前の戦いだ」

 

その頃武装集団フィーネ側でもリディアンでの戦いに介入するかを話をしていた。

 

「「一体何なのですか?」何あの怪物は」

 

「あ、降魔だと言っても私も直接見るのは初めてだけど」

 

「調どうするんですか?」

 

「切っちゃんとりあえずお姉さんを守ろう」

 

「そうですね」

 

そう言って2人はシンフォギア纏った瞬間。

 

「あはは、見つけたよ立花響の大切な人間」

 

「あ、貴女はノヴァ」

「覚えていてくれたんだ。じゃあ私の為に来て貰うよ」

 

「え、きゃあああ」

 

そして未来はノヴァの手に堕ちた。

 

「お姉さんを返すでーす」

 

「切っちゃん無理は駄目」

 

「ふーんノヴァとやるんだ。良いよ少しだけ遊んであげる」

 

暫くして・・・

 

「がっはっうう」

 

「もう終わりなのつまんないなあ」

 

「まあいいや。響と戦う為のエサを確保できたしね」

 

「そろそろお兄さんを殺せたかな?」

 

そう言ってノヴァと未来達は消えた。

 

「ああ、2人が」

 

「マム私に行かせて」

 

「ですが・・・」

 

ナスターシャは迷っていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ナスターシャの苦悩と決断1

がっはっうう」

 

「もう終わりなのつまんないなあ」

 

「まあいいや。響と戦う為のエサを確保できたしね」

 

「そろそろお兄さんを殺せたかな?」

 

そう言ってノヴァと未来達は消えた。

 

「ああ、2人が」

 

「マム私に行かせて」

 

「ですが・・・」

 

ナスターシャは迷っていた。

 

「どうすれば良いの?調達がいる怪物は恐らくシンフォギアの力は効かないのにみすみすマリアを行かせても・・・」

 

「マムお願いよ」

 

「・・・」

 

「おやおや、わがままはいけませんよ」

 

「貴方には関係ありません」

 

「そうですね、しかし貴女はフィーネの器なのですから貴女は」

 

「くっ・・・」

 

「まあ、マリアさんがフィーネになる事はありませんけどね」

 

「ああ、それは・・・明日だ、場所はここだ」

 

「成程、僕達が下手に動かないで良いようにの処置ですね」

 

「ああ、ウィル博士がお前達の状況を理解した上で受けてくれた」

 

「しかしウィル博士が響さんに興味を持った切欠は何でですか?」

 

「ああ、奴が言うには」

 

「あの時の映像を偶然見た事により、ウィル博士は、響に興味を持ったそうだ」

 

「ええ――あの時にあの博士に興味を持たれたの」

 

「どうやらそのようですね」

 

「しかも博士と会うのが明日だなんて」

 

「あの時に会談の事を伝えたのがフィーネなのだから」

 

ウィル博士は心の中で呟いた。

 

「マリア冷静になって今リディアンを襲っている怪物の情報がないから迂闊には動けないの」

 

「けれど切歌と調が殺されるわ」

 

「その心配は無いでしょう。彼女達が対処している限りね」

 

「博士それはどういう意味ですか?」

 

ナスターシャはウィル博士に聞く。

 

「ああ、それは・・・まあ仕方ありませんね響さん達も許してくれるでしょう」

 

「2人共これから見せるものについては内密でお願いしますね」

 

そう言いながらウィル博士は再生した。

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

 

「「届け!」」

 

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

 

「「パワー!」」

 

 

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

そしてワイズマンが出した増援の降魔とメガ降魔はプリキュア達の技により全てが浄化されたのだった。

 

「あ、皆来てくれたんだ」

 

 

「響さん二課の人達の任務を続けてください」

 

映像停止・・・

 

「「なっこの怪物リディアンに出ている怪物に似ている」」

 

「まだ続きがありますよ」

 

「フォンテーヌ、ぺギタン」

 

「わかったわ」

 

「キュアスキャン!」

 

「見つけたペン。バスの下の方に雷のエレメントさんがいるペン」

 

「でも、どうするの?乗客がいるから私達やアースの技だと乗客に恐怖を与えない?」

 

 

「そうね、まずメガビョーゲンの動きを止めないと」

 

 

「そんな事はさせんぞプリキュア」

 

 

そう言いながらグワイワルが、グレース達を襲う。

 

 

「「「くっ」」」

 

「直哉君どうすればいい?」

 

 

「グレースさん。バス型メガビョーゲンを浄化するなら零距離からの一撃です」

 

「そうか、響さんに浄化をして貰うんだね」

 

「ええ、その方が乗っている乗客の事を考えると、その方が安全だと思うので」

 

「正直こういう形でのメガビョーゲンを浄化は、初めてなので」

 

 

「うん、わかるよ」

 

そしてグレース達は動き出した。

 

 

「アース、響さんメガビョーゲンを浄化するのは任せるね」

 

「ええ――私浄化出来ないよ。出来ますよシャドーにはプリキュアの力があるので」

 

 

「あ、そっかそれでアースさんにメガビョーゲンを浄化するサポートを頼のんだんだ」

 

 

「響さんが慣れない間ですけどね」

 

そして響とアースがメガビョーゲンを浄化することに成功した。

 

映像終了・・・

 

「これが、この世界で置いた事件です」

 

「「・・・」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ナスターシャの苦悩と決断2

「うん、わかるよ」

 

そしてグレース達は動き出した。

 

「アース、響さんメガビョーゲンを浄化するのは任せるね」

 

「ええ――私浄化出来ないよ。出来ますよシャドーにはプリキュアの力があるので」

 

「あ、そっかそれでアースさんにメガビョーゲンを浄化するサポートを頼のんだんだ」

 

「響さんが慣れない間ですけどね」

 

そして響とアースがメガビョーゲンを浄化することに成功した。

 

映像終了・・・

 

「これが、この世界で起きた事件です」

 

「「・・・」」

 

「ウィル博士はどうしてこの事を知ってるですか?」

 

「個人的に先程紹介した事件を調べていたんですよ。その時に彼等に会えて話をする時に聞いたのです。彼等の目的を」

 

「それは何ですか?」

 

「それは・・・世界のバランスを崩す可能性があると思われる存在を倒すと言う事です」

 

「「・・・世界のバランス?」」

 

「そうです彼等は世界のバランスを崩してしまう存在と戦う人達ですから」

 

「でもあの子はどうなるの?」

「「「ぐう」きゃあああ」」

 

「「「何なのあのギアは」早いでーす」ついて行けない」

 

マリアそう言う。

 

「ああ、それは・・・あの人立花響さんは異世界の組織にいますが一応この世界の住人ですので」

 

!!

 

「「そんな」」

 

「彼女が所属する組織は二課と連携しているので、武装集団フィーネつまり私達と戦う事もあるんです」

 

「ウィル博士立花響と言う少女と連絡を取れませんか?」

 

「どうしてですか?」

 

「これ以上彼女に私達に干渉させないようにする為です」

 

「成程・・・ですが、無理です立花響が武装集団フィーネに関わらなければこの世界のバランスを崩す事になるので」

 

!!

 

「何ですって」

 

「何てことなの?私達は絶対勝てない相手をしなければいけないの」

 

「そう言う事になりますね。ですからここでマリアがあの2人を助けに行ったとしても返り討ちにあってしまい計画が遅れるのを気にするんですよ」

 

「彼女立花響がね」

 

「そう言う事なのでマリアさんはここで待機して下さい。この世界の為に」

 

そう言ってウィル博士はマリア達と別れた。

 

「・・・」

 

「マリア・・・」

 

「マリア行きなさい切歌と調の元に」

 

「でも・・・」

 

「確かにウィル博士の言う世界のバランスと言う意味ではマリアを行かすのは間違いかも知れませんが、マリアにとって切歌と調は家族でしょ?」

 

!!

 

「ありがとうマム」

 

そう言ってマリアはリディアンにに向かった。

 

「「やれやれ仕方ありませんね」

 

そう言ってウィル博士はどこかに連絡した。

 

時を少し戻して・・・

 

「じゃあ直哉君私達はどこから捜索する?」

 

ちゆが直哉に聞く。

 

「そうですねまずこのダムを調べます。もしかすると・・・」

 

「え、響さんどうしたのですか?」

 

「直哉君今いるメガビョーゲンやゼンゼンヤラネーダを召喚しているゲートは最初に現れた地点の海の中にあるよ」

 

「ええーーそうなんですか」

 

「うん二課の人に手伝って貰ったから間違いないよ」

 

「わかりました」

 

そして響からの情報を直哉がサマー達に伝えグレース達とサマー達はもう一度メガビョーゲンとゼンゼンヤラネーダを浄化し召喚ゲートの場所を把握して三度召喚ゲートを巻き込む形で浄化技を撃った。

 

「あの時のような仕掛けが存在するかも知れません」

 

「じゃあ、その調査を始める?」

 

「そうですね」

 

ピーピーピーピー

 

その時直哉の通信機に連絡が来た。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ウィル博士からの緊急依頼

「直哉君今いるメガビョーゲンやゼンゼンヤラネーダを召喚しているゲートは最初に現れた地点の海の中にあるよ」

 

「ええーーそうなんですか」

 

「うん二課の人に手伝って貰ったから間違いないよ」

 

「わかりました」

 

そして響からの情報を直哉がサマー達に伝えグレース達とサマー達はもう一度メガビョーゲンとゼンゼンヤラネーダを浄化し召喚ゲートの場所を把握して三度召喚ゲートを巻き込む形で浄化技を撃った。

 

「あの時のような仕掛けが存在するかも知れません」

 

「じゃあ、その調査を始める?」

 

「そうですね」

 

ピーピーピーピー

 

その時直哉の通信機に連絡が来た。

 

「あ、ウィル博士どうしました?今イベント中ですよね文化祭の」

 

「はいそうですが、緊急事態が起きたので連絡しました」

 

ウィル博士はこれまでの経緯を離した。

 

「「「ぐう」きゃあああ」」

 

「「「何なのあのギアは」早いでーす」ついて行けない」

 

マリアそう言う。

 

「ああ、それは・・・あの人立花響さんは異世界の組織にいますが一応この世界の住人ですので」

 

!!

 

「「そんな」」

 

「彼女が所属する組織は二課と連携しているので、武装集団フィーネつまり私達と戦う事もあるんです」

 

「ウィル博士立花響と言う少女と連絡を取れませんか?」

 

「どうしてですか?」

 

「これ以上彼女に私達に干渉させないようにする為です」

 

「成程・・・ですが、無理です立花響が武装集団フィーネに関わらなければこの世界のバランスを崩す事になるので」

 

!!

 

「何ですって」

 

「何てことなの?私達は絶対勝てない相手をしなければいけないの」

 

「そう言う事になりますね。ですからここでマリアがあの2人を助けに行ったとしても返り討ちにあってしまい計画が遅れるのを気にするんですよ」

 

「彼女立花響がね」

 

「そう言う事なのでマリアさんはここで待機して下さい。この世界の為に」

 

そう言ってウィル博士はマリア達と別れた。

 

「成程そのマムさんが、マリアさんを文化祭会場にいる仲間を助ける為に向かったから僕達に泊めて欲しいのですね?」

 

「そう言う事です」

 

「しかしウィル博士今のマリアさんには効果が薄いと思いますけど?」

 

「・・・」

 

「マリア・・・」

 

「マリア行きなさい切歌と調の元に」

 

「でも・・・」

 

「確かにウィル博士の言う世界のバランスと言う意味ではマリアを行かすのは間違いかも知れませんが、マリアにとって切歌と調は家族でしょ?」

 

!!

 

「ありがとうマム」

 

そう言ってマリアはリディアンにに向かった。

 

「そう言う経緯でウィル博士の制止を振り切っている以上、面識のない僕達がマリアさんを止めても止まらない可能性もありますよ」

 

「確かにそうかも知れませんが・・・」

 

「「「ぐう」きゃあああ」」

 

「「「何なのあのギアは」早いでーす」ついて行けない」

 

「「おいおい、クリス本当にギアに選ばれたのか?」そのようだな」

 

「オラオラ、どうしたそちら3人もいて私に負けそうだぜ」

 

「馬鹿にするなです」

 

「やめなさい切歌」

 

「きゃあああ」

 

!!

 

「調」

 

「響さん達と会ったら戦いになりそうで」

 

「成程・・・その可能性もあるか」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第28章 第4部 予期せぬ事態発生編
二課とノヴァ達への直哉達の干渉開始


「そう言う経緯でウィル博士の制止を振り切っている以上、面識のない僕達がマリアさんを止めても止まらない可能性もありますよ」

 

「確かにそうかも知れませんが・・・」

 

「「「ぐう」きゃあああ」」

 

「「「何なのあのギアは」早いでーす」ついて行けない」

 

「「おいおい、クリス本当にギアに選ばれたのか?」そのようだな」

 

「オラオラ、どうしたそちら3人もいて私に負けそうだぜ」

 

「馬鹿にするなです」

 

「やめなさい切歌」

 

「きゃあああ」

 

!!

 

「調」

 

「響さん達と会ったら戦いになりそうで」

 

「成程・・・その可能性もあるか」

 

「確かに、ノヴァ達を退けた後が不安ですね響さんや大神さん達はそんなに心配しなくてもいいでしょうが、二課所属のシンフォギア奏者が、武装集団フィーネ側の3人の奏者に対して動くかもしれませんね」

 

「そうなんですよね・・・」

「調どうするんですか?」

 

「切っちゃんとりあえずお姉さんを守ろう」

 

「そうですね」

 

そう言って2人はシンフォギア纏った瞬間。

 

「あはは、見つけたよ立花響の大切な人間」

 

「あ、貴女はノヴァ」

 

そう言って未来が思い出す。

「覚えていてくれたんだ。じゃあ私の為に来て貰うよ」

 

「え、きゃあああ」

 

そして未来はノヴァの手に堕ちた。

 

「お姉さんを返すでーす」

 

「切っちゃん無理は駄目」

 

「ふーんノヴァとやるんだ。良いよ少しだけ遊んであげる」

 

暫くして・・・

 

「がっはっうう」

 

「もう終わりなのつまんないなあ」

 

「まあいいや。響と戦う為のエサを確保できたしね」

 

「そろそろお兄さんを殺せたかな?」

 

そう言ってノヴァと未来達は消えた。

 

そして今の状況になってるので」

 

「ウィル博士マリアさんを止める時おもいっきりやって良いですか?」

 

「もしリディアンにマリアさんが着く前に追いついたら?」

 

「ええ、構いませんよ私としてはマリアをリディアンに行く前に止める事が理想なので」

 

「わかりました」

 

そして直哉はウィル博士との通信を切り、のどか達に言った。

 

「皆さん緊急事態です。変身して下さい」

 

「「「「ええーー」」」」

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

 

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

「ニャン!」

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

その後直哉はキュアグレース達に説明した。

 

「「「「成程」」」」

 

キュアグレース達はその後簡易ゲートを使い移動した。

 

その頃響達は・・・

 

3組の華撃団はもう1人の自分達に苦戦していた。

 

「「「「「相手が自分だとやりにくい」」」やりにくいぜ」戦いたくない」

 

現在の帝国華撃団がそう言う。

 

「大神さん達大丈夫ですか?」

 

響がそういう。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

リディアンに集結する者達前編

その後直哉はキュアグレース達に説明した。

 

「「「「成程」」」」

 

キュアグレース達はその後簡易ゲートを使い移動した。

 

その頃響達は・・・

 

3組の華撃団はもう1人の自分達に苦戦していた。

 

「「「「「相手が自分だとやりにくい」」」やりにくいぜ」戦いたくない」

 

現在の帝国華撃団がそう言う。

 

「大神さん達大丈夫ですか?」

 

響がそういう。

 

「ああ、響君闇の帝国華撃団は俺達に任せて欲しい」

 

「わかりましたそれじゃあ私は・・・」

 

「それなら私と戦ってよ立花響ーーー」

 

「その声はノヴァどこにいるの?」

 

「ここよ」

 

ノヴァがそう言い姿を見せると・・・

 

!!

 

「未来」

 

「ああ、そうだった立花響私と戦わないとこの3人には死んで貰うからね」

 

「くっ」

 

「さあ、どうするの?立花響」

 

「わかった勝負を受ける・・・よ」

 

「うわあああ。2人を離しなさい」

 

!!

 

「「マリアさん駄目」ああ――ウザイ紅い稲妻ーーー」

 

「ぎゃあああ」

 

マリアはノヴァが放った魔法を受けダメージを受けてしまった。

 

「マリアさんどうしてここに?」

 

響はそう言いながらノヴァが放った魔法を受けたマリアを助けた。

 

「うう、切歌と調待ってて今助けるから」

 

「何故体が動かないの?」

 

その頃簡易ゲートを使ってリディアンに来たキュアグレース達は・・・。

 

「あちゃあ、ギリギリ間に合わなかったね、どうする直哉っち?」

 

スパークルが直哉に聞く。

 

「「「ぐう」きゃあああ」」

 

「「「何なのあのギアは」早いでーす」ついて行けない」

 

「「おいおい、クリス本当にギアに選ばれたのか?」そのようだな」

 

「オラオラ、どうしたそちら3人もいて私に負けそうだぜ」

 

「馬鹿にするなです」

 

「やめなさい切歌」

 

「きゃあああ」

 

!!

 

「調」

 

「響さん達と会ったら戦いになりそうで」

 

「成程・・・その可能性もあるか」

 

「確かに、ノヴァ達を退けた後が不安ですね響さんや大神さん達はそんなに心配しなくてもいいでしょうが、二課所属のシンフォギア奏者が、武装集団フィーネ側の3人の奏者に対して動くかもしれませんね」

 

「そうなんですよね・・・」

 

「リディアンの状況を見ると・・・既にウィル博士の希望をする状況ではないので、少し嫌なやり方でこの状況をクリアしたいと思います」

 

「「「「どういう事?」」」どういう事ですか?」

 

そして直哉が説明する。

 

 

「それに隼人なら亜種型メガビョーゲンの存在を知ってる筈だしね、シンフォギア世界にあるのを」

 

「成程トワさんはシンフォギア世界で起きた事件にノヴァ達とは別に単独行動が出来るバテデモーダとブルーが関わっていると思ってるのね」

 

「はいそうです。あのソロモンの笛輸送時に出るのはノイズの筈ですので」

 

「そしてもし、バテデモーダがいた場合降魔はメガ降魔になる確率が高い」

 

「それでトワさんはブルーがシンフォギア世界に行っていると考えた上で私達だけを呼んだんだ」

 

「恐らくそうだと思います」

 

そして直哉達は行動を開始した。

 

「まず僕達がシンフォギア世界に来たのは、トワの依頼ですよね?」

 

「「「「うん」」」はい」

 

「そして恐らくですが響さんや3組の華撃団の皆さんも聞いている筈です」

 

「「「「成程」」」」

 

「そう言う経緯でウィル博士の制止を振り切っている以上、面識のない僕達がマリアさんを止めても止まらない可能性もありますよ」

 

「確かにそうかも知れませんが・・・」

 

「「「ぐう」きゃあああ」」

 

「「「何なのあのギアは」早いでーす」ついて行けない」

 

「「おいおい、クリス本当にギアに選ばれたのか?」そのようだな」

 

「オラオラ、どうしたそちら3人もいて私に負けそうだぜ」

 

「馬鹿にするなです」

 

「やめなさい切歌」

 

「きゃあああ」

 

!!

 

「調」

 

「響さん達と会ったら戦いになりそうで」

 

「その後この依頼が来ました。当初はこうなる前に終わらせたかったんですが・・・僕達は一時的に二課と敵対をします」

 

「「「「ええーー」」」」



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

リディアンに集結する者達後編1 グレース達への説明1

「その後この依頼が来ました。当初はこうなる前に終わらせたかったんですが・・・僕達は一時的に二課と敵対をします」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「「「「二課との敵対ってどういう事直哉君」」」どういう事ですか?」

 

「皆さん落ち着いてください本当に敵対するんではなくノヴァにそう言う状況を見せるんです」

 

「「「え、どういう事?」」」

 

「良いですか、二課や武装集団フィーネにとってはノヴァ達異世界の第三勢力が邪魔ですよね?」

 

「「「「うん」」」はい」

 

「彼女らがいなければフロンティア事変のイベントが進むんですが・・・マリアさんの行動で特殊遊撃部隊としては避けなければいけない事が起きたのです」

 

「「「「それが、マリアさんの足止め」」」そうなのですか?」

 

「そうですしかし・・・」

 

 

「ああ、そうだった立花響私と戦わないとこの3人には死んで貰うからね」

 

「くっ」

 

「さあ、どうするの?立花響」

 

「わかった勝負を受ける・・・よ」

 

「うわあああ。2人を離しなさい」

 

!!

 

「「マリアさん駄目」ああ――ウザイ紅い稲妻ーーー」

 

「ぎゃあああ」

 

マリアはノヴァが放った魔法を受けダメージを受けてしまった。

 

「マリアさんどうしてここに?」

 

響はそう言いながらノヴァが放った魔法を受けたマリアを助けた。

 

「うう、切歌と調待ってて今助けるから」

 

「何故体が動かないの?」

 

「実際はこういう形でになり武装集団フィーネ側が不利になったので」

 

「このままマリアさん達が戻らないと、フロンティア事変のイベント進行にも影響が出るので」

 

「「「「成程」」」」

 

「つまり私達がウィル博士に操り人形にされた感じで、3組の華撃団の皆さんと戦って皆のを混乱させればいいの?」

 

「そうですよグレースさん。そうすればノヴァやデボネア達の事ですから、特殊遊撃部隊がウィル博士によって同士討ちをしてるとしたら少なくともそれを利用すると思うので、異世界の第三勢力が介入するタイミングを調整する事が出来ますからね」

 

「「「「成程」」」」

 

「ですが、ノヴァ達はそれで上手くいくかも知れませんが、ブルー達が動いた場合はどうするんです?」

 

「「「そうだよ」」」

 

「ああ、それは・・・」

 

「そりゃこのパテデモーダを作り出したのは、紫藤直哉とそこにいるキュアグレースなのですからね」

 

 

!!

 

「だからこういう事も出来ますよ。破邪剣征・桜花爛漫」

 

 

パテデモーダが漆黒の破邪剣征・桜花爛を放った

 

「「「その技は、直哉君のきゃあああ」」」

 

3人は桜花爛漫によって吹き飛ばされた。

 

「ふむ、力のコントロールが上手くいかないようだ」

 

「まあいいや後はメガビョウゲーンに任せるか」

 

「うう、何でバテデモーダが直哉君の技を使えるの?」

 

「グレース今はメガビョーゲンの浄化に専念するラビ」

 

「そうだな。バテデモーダの奴は別の事を考えてるみたいだからな」

 

「もしバテデモーダが動いた場合は、宿主権限で協力者にしますよ」

 

「「「あはは」」」

 

「ブルーの場合は最近仕事してないので、仕事をしてと言いますね。その場で」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

リディアンに集結する者達後編1 グレース達への説明2

今回以前こちらでも掲載していた過去の作品でもある7人世界で起きたイベントの一部を回想として使用しています

ご了承ください。


「そうだな。バテデモーダの奴は別の事を考えてるみたいだからな」

 

「もしバテデモーダが動いた場合は、宿主権限で協力者にしますよ」

 

「「「あはは」」」

 

「ブルーの場合は最近仕事してないので、仕事をしてと言いますね。その場で」

 

「「それはやめて欲しい」それはやめてくれっす宿主」

 

「「「「ええーー」」」」

 

その直後グレース達の前にブルーとバテデモーダが現れた。

 

「やっぱり2人共来たんですね。恐らく・・・ソロモンの笛を輸送してる時と今回は隼人叔父さんの仕業ですね」

 

「う・・・」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「「「何で2人がここにいるの?」」」

 

グレース達がブルーとバテデモーダに聞く。

 

「「それは・・・」」

 

「2人がここにいるのは、僕とグレースさんと同じ理由だと思いますよ」

 

え。それって・・・」

 

「なっどういう事だ!!。うわああああああ。お姉ちゃんーー」

 

「きゃああああ。直哉君が、石になったよ」

 

「ふむこれで、封印は完了だ。真宮寺姉弟よ再び過去に戻り、私を見事に倒せるようになるがいい」

 

「きゃああ」

 

「真宮寺姉よ、弟を忘れている世界で、いつまで耐えられるかな?」

 

そう言って、ヒミコは消えたのだった。

 

映像終了・・・

 

「この映像は?」

 

「この映像は私自身が7人世界で出会った真宮寺直哉と真宮寺さくらをある意味殺した時の映像だ」

 

「それはわかりましたが、その映像を私達に見せるんですか?」

 

「何お前達には、私の代わりにこのイベントを起こしてほしいのだ」

 

「「ええーー」」

 

「どういう事ですか?」

 

グレースがヒミコに聞く。

 

「トワから聞いていると思うが・・・」

 

「あの依頼を受けて私達は闇の帝国華撃団を知ったんだよね」

 

「そうですね、そしてこの2人もヒミコさんから同様の依頼を受けたのでしょう?」

 

「「はいそうです」」

 

「そして2人が受けた頃、僕達がノヴァ達と接触してた頃で良いんですよね?」

 

「ああ・・・」

 

ブルーが思い出す。

 

「オラオラどうして戦わない?お前は俺達帝国華撃団を殺す為に来たんだろうが・・・くらえ!!破邪剣征・桜花放神」

 

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

2人の放った技が互いにぶつかり合い、花寺直哉の技が襲撃者を飲み込んだ」

 

「あの男にのどか達の事教えたのは、ノヴァだから」

 

「「ええーー」」

 

「ノヴァどうしてこの世界に来たの?目的は何なの」

 

「私の目的?そんな決まってるじゃない、私の忠実な僕になる帝国華撃団を手に入れる為よ」

 

!!

 

「そう言う事だ」

 

「だけどどうして2人がヒミコさんの依頼を?」

 

「それはすっね。宿主受けた依頼は元々自分とブルーだけが受け持つはずだったすよ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「本当にそうなんですか?」

 

グレースがブルーに聞く。

 

「ああ、それは・・・間違いない本来なら闇の側の仕事だからな」

 

「確かにそうかも知れませんね、ブルーそして直哉とグレースにその任務をやらせた理由が、ブンドル団と和実ゆい達が融合世界に来たからですね?」

 

キュアアースがブルーに聞く。

 

「その通りだアース」

「現時点で深く考えたくないが、俺が直哉と別れてからの後の事をレイ達に聞いてみるか?その為に奴等の元に和実ゆいとコメコメを転移させたんだからな」

 

「ブルーどうしたのだ?」

 

「ああ、すまん今後の事を考えていた」

 

「今後の事を?」

 

「ああ、今の融合世界はジェントルお前やキュアプレシャスの出現により世界の常識が変わったのさ、その為の今後の行動を俺は考える事があるのさ」

 

「それはどういう意味だ?ブルー」

 

「ああ、それは・・・ジェントルお前が今知るべきではない事だ」

 

「そうか・・・わかった」

 

「ジェントルこの世界にもレシピッピが誕生したぞ、さしあたり今日はこの世界のお祭りがあってないろんな食材を扱う出店があるぞ」

 

「そうなのか?ぜひ言って見よう。すべてはゴーダッツ様の為に」

 

「そう言いながらジェントルはひなたと直哉がいるお祭り会場に向かった。

 

「これで良い後の事は和実ゆい達がジェントルを止めるだろう。・・・レイそこにいるんだろう?」

 

「ああ、隼人お前が17番目のプリキュアの世界から和実ゆい達を連れて来たのか?」

 

「ああ、結果的にはそうなるな。融合世界が完全封印されるとは思わなかった」

 

「やはり原因は真宮寺直哉の出現なのか?」

 

「ああ言う形でジェントル―をお前達にぶつけた後にヒミコから呼ばれてたんだ」

 

「結果的にはお前達と大差ないタイミングで話を聞いた」

 

「「「「「成程」」」」」」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

リディアンに集結する者達後編2 ブルーとバテデモーダへの説明

「ああ、隼人お前が17番目のプリキュアの世界から和実ゆい達を連れて来たのか?」

 

「ああ、結果的にはそうなるな。融合世界が完全封印されるとは思わなかった」

 

「やはり原因は真宮寺直哉の出現なのか?」

 

「ああ言う形でジェントル―をお前達にぶつけた後にヒミコから呼ばれてたんだ」

 

「結果的にはお前達と大差ないタイミングで話を聞いた」

 

「「「「「成程」」」」」」

 

「それで直哉状況はどうだ?」

 

「そうですね。今の所はシンフォギア世界で3回ほどノヴァが出ました。フロンティア事変が始まって」

 

「そうか」

 

「時間が無いので、こちらを見て下さい」

 

「やっぱりそうなんだ」

 

「そう言う事なら、直哉さんも来てるのかしら?」

 

「ええ――来てるのなら桜花様の話を聞きたいーー」

 

「「「ある意味弓美凄いね」」」

 

3人は心の中で呟く。

 

「ああ、ごめんね直哉さんは来てないんだよ」

 

「ええ――そうなんですか残念」

 

「へえ、そうなんだ良いこと聞いた。じゃあそこの女達を殺せば来るかな?」

 

「「「ひっ」」」

 

「お前はノヴァ」

 

「これが1回目です」

「イヤーですよあんな思いは二度としたくないですよ。」

 

「響さん。あんな魔神みたいな者が僕達の世界にもいるんですね?」

 

「私がいるから恐らくね」

 

そして主に劫炎とレーヴェが巨大ノイズと自立型完全聖遺物ネフィリムに戦い始めた。

 

「そう言う事がありまして」

 

「成程それで人形を使うのか」

 

「そうです。これも本来の流れに沿う形ですので」

 

そして響達はその後のイベントが終わるまで見ていた。

 

「へえ、あのネフィリムと言う怪物面白いじゃん」

 

「ノヴァ欲しくなっちゃった」

 

そう言ってノヴァは消えた。

 

「これが2度目です」

 

「成程」

 

そして3回目が今です」

 

「「一体何なのですか?」何あの怪物は」

 

「あ、降魔だと言っても私も直接見るのは初めてだけど」

 

「調どうするんですか?」

 

「切っちゃんとりあえずお姉さんを守ろう」

 

「そうですね」

 

そう言って2人はシンフォギア纏った瞬間。

 

「あはは、見つけたよ立花響の大切な人間」

 

「あ、貴女はノヴァ」

 

 

「覚えていてくれたんだ。じゃあ私の為に来て貰うよ」

 

「え、きゃあああ」

 

そして未来はノヴァの手に堕ちた。

 

「お姉さんを返すでーす」

 

「切っちゃん無理は駄目」

 

「ふーんノヴァとやるんだ。良いよ少しだけ遊んであげる」

 

暫くして・・・

 

「がっはっうう」

 

「もう終わりなのつまんないなあ」

 

「まあいいや。響と戦う為のエサを確保できたしね」

 

「そろそろお兄さんを殺せたかな?」

 

そう言ってノヴァと未来達は消えた。

 

その直後にまずい展開になって・・・」

 

「その後この依頼が来ました。当初はこうなる前に終わらせたかったんですが・・・僕達は一時的に二課と敵対をします」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「「「「二課との敵対ってどういう事直哉君」」」どういう事ですか?」

 

「皆さん落ち着いてください本当に敵対するんではなくノヴァにそう言う状況を見せるんです」

 

「「「え、どういう事?」」」

 

「良いですか、二課や武装集団フィーネにとってはノヴァ達異世界の第三勢力が邪魔ですよね?」

 

「「「「うん」」」はい」

 

「彼女らがいなければフロンティア事変のイベントが進むんですが・・・マリアさんの行動で特殊遊撃部隊としては避けなければいけない事が起きたのです」

 

「「「「それが、マリアさんの足止め」」」そうなのですか?」

 

「そうですしかし・・・」

 

 

「ああ、そうだった立花響私と戦わないとこの3人には死んで貰うからね」

 

「くっ」

 

「さあ、どうするの?立花響」

 

「わかった勝負を受ける・・・よ」

 

「うわあああ。2人を離しなさい」

 

!!

 

「「マリアさん駄目」ああ――ウザイ紅い稲妻ーーー」

 

「ぎゃあああ」

 

マリアはノヴァが放った魔法を受けダメージを受けてしまった。

 

「マリアさんどうしてここに?」

 

響はそう言いながらノヴァが放った魔法を受けたマリアを助けた。

 

「うう、切歌と調待ってて今助けるから」

 

「何故体が動かないの?」

 

「実際はこういう形でになり武装集団フィーネ側が不利になったので」

 

「このままマリアさん達が戻らないと、フロンティア事変のイベント進行にも影響が出るので」

 

「「「「成程」」」」

 

「そんな状況なんすか?」

 

「ああ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ブルーからの提案

マリアさんどうしてここに?」

 

響はそう言いながらノヴァが放った魔法を受けたマリアを助けた。

 

「うう、切歌と調待ってて今助けるから」

 

「何故体が動かないの?」

 

「実際はこういう形でになり武装集団フィーネ側が不利になったので」

 

「このままマリアさん達が戻らないと、フロンティア事変のイベント進行にも影響が出るので」

 

「「「「成程」」」」

 

「そんな状況なんすか?」

 

「ああ」

 

「それで宿主は、一時的に敵になろうとしてたんですね」

 

「そう言う事なら俺とバテデモーダに任せろ、どのみち俺達もノヴァを止める為にここに来ているんだからな」

 

「でも・・・」

 

「直哉お前、キュアグレース達が美味く悪役が出来ると思うか?」

 

「う、確かに難しいかもしれません」

 

「だろう?まあ・・・」

 

「そうなの?それならいいけど、またワイズマンが別の世界を連れてこようとしてるかと思ったよ」

 

「ああ、その可能性なら十分ありますよ。どうやらのどかさん達以外にプリキュアという存在は少なくとも14組は存在している世界もあるようなので」

 

「「「「「「ええーーー」」」」」」

 

直哉の言葉にのどか達が驚く。

 

「「「「「「14組のプリキュアガ存在する世界」」」」」

 

「ええ、その世界の14組の内の何組と原作世界ののどかさん達が共闘するかもしれない可能性がありますが」

 

 

「「「ええーーー」」」

 

「あくまでこの情報は原作世界ののどかさん達の未来を見た時にその映像が見えたので」

 

「そうなんだ」

 

「以前直哉が伝えた14組のプリキュアの中には悪サイドに堕ちたプリキュアも存在するから出来なくもないがな」

 

「「「「ええーー」」」」

 

グレース達がブルーの言葉に驚いていた。

 

「そうなんですね」

 

「そこで提案なんだが、武装集団フィーネ側の3人を救うのを俺とバテデモーダに任せないか?」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「ちょっブルーさん。オイラも行くんすか?」

 

「当たり前だろお前もヒミコの受けたんだしな」

 

「それは・・・そうですけど」

 

「ブルーその提案の真意は何ですか?」

 

アースがブルーに聞く。

 

「ああ、それは・・・今まで悪側をした事ないお前たちがやるより、幼馴染世界でブルーとして動いていた記憶がある自分が適任だろ?」

 

それは確かに」

 

「そしてバテデモーダは直哉と記憶で繋がってるんだろ?」

 

「それは間違って無いっすね」

 

バテデモーダがそう言う。

 

「そう言う意味でも、直哉達が行くより安全だと思うがな、シンフォギア世界の世界各国に余計な疑念を持たれるよりは」

 

「「「「「あっ」」」」」

 

ブルーに言われ直哉達が思い出す。

 

「ああ、そうだだが、俺達のように彼等の事情を知らない連中は、異世界の戦争に巻き込んだ国が一番わるい、そんな国は滅べなんて言われてるがな」

 

「まあ、シンフォギアに関しては秘密に出来てるがな、彼等の存在が世界の目を逸らしてくれる形となっているな」

 

 

「何なんだよ、それ響や直哉達が悪者じゃねえか」

 

 

「そうです。伯父様彼等は私達の代わりに世界の為に戦ってくれた恩人ですよ」

 

「それはわかっているが、政府からの通達でな彼等が再び来たら捕獲しろダそうだ」

 

!!

 

 

「まじかよ」

 

「ああ、防衛大臣からの通達だ」

 

「取り消しは出来ねえのか?」

 

「無理だ某絵大臣や政府が変わらなければ」

 

「確かに2課側でああ言う感じでしたし、一時的でも武装集団フィーネ側に行ったら余計混乱させるかも知れませんね」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉の答えと行動による変化前編

「まあ、シンフォギアに関しては秘密に出来てるがな、彼等の存在が世界の目を逸らしてくれる形となっているな」

 

「何なんだよ、それ響や直哉達が悪者じゃねえか」

 

「そうです。伯父様彼等は私達の代わりに世界の為に戦ってくれた恩人ですよ」

 

「それはわかっているが、政府からの通達でな彼等が再び来たら捕獲しろダそうだ」

 

!!

 

「まじかよ」

 

「ああ、防衛大臣からの通達だ」

 

「取り消しは出来ねえのか?」

 

「無理だ某絵大臣や政府が変わらなければ」

 

「確かに二課側でああ言う感じでしたし、一時的でも武装集団フィーネ側に行ったら余計混乱させるかも知れませんね」

 

「「「「確かにやっぱり侵略者て思われるね」」」」

 

「お前達がそう思われる事で、行動制限がまた出るぞ?」

 

「「「確かに以前はすこやか市で待機してたね」」してたわね」

 

グレース達が思い出す。

 

「でも大会まで1週間以上あるわよ」

 

「うん、だからだと思うよちゆちゃんが万全の状態で大会に臨めるようにそして、クリスさんの為にこちらでの時間を長くしたんじゃないかな?」

 

「「成程」」

 

「でも、やっぱりあれは納得できないよ」

 

「ひなたちゃん」

 

「まさか、ワイズマンや夜叉から守ったのに侵略者として扱われるなんて」

 

「だがひなた俺達は、シンフォギア世界からしては異世界人だぜニャン」

 

 

「そうだとしても納得できなーい」

 

「そうね、ひなたの気持ちもわからなくは無いわね」

 

「ちゆっち」

 

「私だって、あんな風に言われて怒らないのは何も知らない人達に言われるよりきついわ」

 

「きついのはわかるけど、僕達よりきついのは直哉じゃないペン?」

 

 

「「あ」そうね」

 

「ぺギタンの言う通りね、直哉君の方が私達よりショックを受けているかもね」

 

「どのみち、シンフォギア世界の途中の話は最後まで関わるのでしょう?のどか」

 

「うんそれはね、まさかこんな形で中断するとは思ってなかったけど」

 

「でも、ちゆちゃんとひなたちゃん。私達がシンフォギア世界の人達だったら、今私達が言っているのは、信じられるかな?」

 

 

「それは・・・難しいわね恐らく一般人には、そう言う情報はある程度操作されているだろうし」

 

「そっか、それで直哉っちはすこやか市に戻って来たんだ」

 

「そうだ、だが今回直哉達とキュアグレース達が、武装集団フィーネ側の援軍で出たら取り返しのつかない溝が出来る可能性があるからな」

 

「そうっすねオイラもそう思うっすよ。ただでさえ出番の少ないオイラにチャンスを下さい」

 

「わかりましたここは2人に任せます。ただあの闇の帝国華撃団には気をつけてください」

 

「気をつけろとはどういう事だ?」

 

ブルーが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・」

「さて、兄者が築地で入れられなかった楔も遠隔操作で入れるか」

 

「オンキリキリバサラウンバッタ、オンキリキリバサラウンバッタ」

 

そして羅刹は二つの楔をそれぞれの場所に埋め込んだ瞬間浅草全体に異変が起きた。

 

「なんだ、あの紅い植物は?うわああ」

 

なんと紅い植物は瞬く間に咲き乱れ羅刹を飲み込んだ。

その時紅い植物が淡い光を放ちその中心に大型植物魔獣ヒドラプラントとプラントアーム4体があり得ないことに体と浅草に出演したのだった。

 

「「大型魔獣」」

 

「エステル」

 

「うんヨシュア」

 

「待ってくださいヨシュアさんエステルさん。あの魔獣は通常の魔獣ではなく、幻獣と呼ばれるものです」

 

「「幻獣!!」

 

 

ユウナの言葉を聞いたエステルとヨシュアは警戒を強めながら幻獣ヒドラプラントに近づく。

 

 

そして帝国華撃団が到着した。

 

「「「「「「「帝国華撃団参上!!」」」」」」

 

「なんだあの巨大な植物は」

 

「あんな植物兵器も持っているのか黒之巣会のは」

 

「いえ違うようです。隊長」

 

マリアが大神に言ったとき、50を超える量産型魔操機兵が、プラントアームに攻撃を仕掛けていた。

 

「かすかに、あの時のような力を闇の帝国華撃団の光武から感じるんです」

 

「「「「ええーー」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉の答えと行動による変化後編

「「「「「「「帝国華撃団参上!!」」」」」」

 

「なんだあの巨大な植物は」

 

「あんな植物兵器も持っているのか黒之巣会のは」

 

「いえ違うようです。隊長」

 

マリアが大神に言ったとき、50を超える量産型魔操機兵が、プラントアームに攻撃を仕掛けていた。

 

「かすかに、あの時のような力を闇の帝国華撃団の光武から感じるんです」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「成程な、ノヴァが運用しやすいように、イシュメルガとデボネアの闇の力が、闇の帝国華撃団の隊員に仕込まれているかも知れないんだな?」

 

「はい」

 

「わかったそこら辺は注意しておく」

 

「行くぞバテデモーダ」

 

「わかりました」

 

その頃響達は・・・

 

時を少し戻して・・・

 

「さあ、どうするの?立花響」

 

「わかった勝負を受ける・・・よ」

 

「うわあああ。2人を離しなさい」

 

!!

 

「「マリアさん駄目」ああ――ウザイ紅い稲妻ーーー」

 

「ぎゃあああ」

 

マリアはノヴァが放った魔法を受けダメージを受けてしまった。

 

「マリアさんどうしてここに?」

 

響はそう言いながらノヴァが放った魔法を受けたマリアを助けた。

 

「うう、切歌と調待ってて今助けるから」

 

「何故体が動かないの?」

 

「あはは、やるじゃん立花響そんなお荷物を抱えて私と戦えるなんて」

 

「貴女私を見捨てなさい。私は二課に何か降らないわよ」

 

「マリアさん私立花響は二課所属ではないので、安心して」

 

!!

 

「何ですって!!」

 

マリアは響の説明に驚いていた。

 

「じゃあ博士の言った事が事実なの?」

 

マリアが思い出す。

 

 

「ああ、それは・・・あの人立花響さんは異世界の組織にいますが一応この世界の住人ですので」

 

!!

 

「「そんな」」

 

「彼女が所属する組織は二課と連携しているので、武装集団フィーネつまり私達と戦う事もあるんです」

 

「ウィル博士立花響と言う少女と連絡を取れませんか?」

 

「どうしてですか?」

 

「これ以上彼女に私達に干渉させないようにする為です」

 

「成程・・・ですが、無理です立花響が武装集団フィーネに関わらなければこの世界のバランスを崩す事になるので」

 

!!

 

「何ですって」

 

「何てことなの?私達は絶対勝てない相手をしなければいけないの」

 

「そう言う事になりますね。ですからここでマリアがあの2人を助けに行ったとしても返り討ちにあってしまい計画が遅れるのを気にするんですよ」

 

「彼女立花響がね」

 

「そう言う事なのでマリアさんはここで待機して下さい。この世界の為に」

 

そう言ってウィル博士はマリア達と別れた。

 

「・・・」

 

「ああ、マリアさん貴女は私達の事をウィル博士から聞いたんですね?」

 

「ええ、貴女達が世界のバランスを守る者とね」

 

「そうですか・・・」

 

「ぐわあああ」

 

「「「「きゃあああ」」」」

 

!!

 

その時響達が悲鳴に気がつくと、闇の帝国華撃団の光武に吸収されかけている大神達初代帝国華撃団のメンバー達達だった。

 

「そのままいけーーこれで闇の帝国華撃団の本当の意味での完成だ」

 

「ノヴァ貴女達の目的は、初代帝国華撃団が目的だったの?」

 

「そうだよ立花響」

 

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

2人の放った技が互いにぶつかり合い、花寺直哉の技が襲撃者を飲み込んだ」

 

「あの男にのどか達の事教えたのは、ノヴァだから」

 

「「ええーー」」

 

「ノヴァどうしてこの世界に来たの?目的は何なの」

 

「私の目的?そんな決まってるじゃない、私の忠実な僕になる帝国華撃団を手に入れる為よ」

 

「あの時に手に入れた光武の乗り手が使い物にならないからね」

 

「だから大神一郎達を貰う事にしたの」

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

その時闇の光武に攻撃が当たり初代帝国華撃団メンバーの吸収が止まった。

 

!!

 

「誰ノヴァの邪魔をするのは?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

二課にとっての想定外の人物達の登場

「あの男にのどか達の事教えたのは、ノヴァだから」

 

「「ええーー」」

 

「ノヴァどうしてこの世界に来たの?目的は何なの」

 

「私の目的?そんな決まってるじゃない、私の忠実な僕になる帝国華撃団を手に入れる為よ」

 

「あの時に手に入れた光武の乗り手が使い物にならないからね」

 

「だから大神一郎達を貰う事にしたの」

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

その時闇の光武に攻撃が当たり初代帝国華撃団メンバーの吸収が止まった。

 

!!

 

「誰ノヴァの邪魔をするのは?」

 

「それは俺達だよ。ノヴァ」

 

そう言って響達とノヴァの前にブルーとバテデモーダが現れた。

 

!!

 

「お前達は、良くもあの世界の帝国華撃団を殺してくれたね」

 

「何言ってんすか?ノヴァさんがあんな事をしなければ、おいら達も追いかけなくて良かったんすよ」

 

「五月蠅い。ここにいる全員なんて死ねばいいんだーーー」

 

「仕方ない行くぞバテデモーダ」

 

「了解っす」

 

「立花響ノヴァは俺達が惹きつけるお前達は闇の光武に、帝国華撃団メンバー吸収されない様にしろ。あれは・・・」

 

「フフ、この降魔達は私が今研究している降魔人間を作り出すための試験体さ」

 

「降魔人間だと、馬鹿なそんなの出来るわけがないだろ」

 

 

「出来ないと決め付けるのは早いぞ。なあそうだろう。真宮寺さくらよ」

 

 

!!

 

「何せ、未来でで作られた降魔人間と、真宮寺さくらお前は戦っているからな」

 

 

「夜叉の事ね」

 

「何だと!!馬鹿な、夜叉は降魔人間では無い筈だ」

 

 

「ほう、南米演習に行っていた。君がそれを知っているとは、米田一基から聞いたのかね?」

 

「ぷにシールド」

 

 

「2人は殺させないよ。夜叉」

 

 

「ほう、やはりこちらに来ていたか、紫藤直哉と守護者のキュアグレースよ」

 

 

「「ワイズマン」」

 

 

「行け、降魔共拘束している帝国華撃団と同化しろ」

 

 

そしてワイズマンの命令を受けた特殊降魔達が動き出す。

 

 

 

「フフ、これで帝国華撃団は我が主の手駒よ」

 

夜叉がグレースに言う。

 

「そう上手く行くかしら」

 

「食らいなさい鳳凰烈波」

 

!!

 

エステルの鳳凰烈波により複数の特殊降魔は消滅した。

 

「ほう、エステル・ブライトとクローゼ姫もこちらに来ていたか」

 

「漸く会えたわね。ワイズマン」

 

「フフ、私的には別に会えなくてもよかったんだが、エステル・ブライトお前がこちらにいるのならば、少し計画を修正するか」

 

「何ですって」

 

「夜叉今回はもういい、撤収をするぞ」

 

「わかりました。我が主」

 

「あの光武には、ワイズマン達の作った特殊降魔と同じ機能がある」

 

「ええ――」

 

その頃二課では・・・

 

「司令クリスさんへの出撃待機解除しますか?」

 

あおいが司令の風鳴弦十郎にに聞く。

 

「ううむ・・・正直ここまでの大乱戦になるとは思ってなかったが・・・あおいクリスに伝えてくれ。響君の仲間達の救援を優先するように」

 

「了解です」

 

そして二課代表として雪音クリスが戦線に参加したのだった。

 

「この戦いの後始末が大変だな」

 

「そうですねある意味あれより大変だと思いますよ」

 

「響さん二課の人達の任務を続けてください」

 

「わかったよグレース。了子さん翼さん行きましょう」

 

「いいのね響ちゃん?」

 

「ええ、構いませんよ了子さん」

 

響がそう言うと、了子が車を出す。

 

 

「ちょっ立花良いのか?あの子達はお前の仲間なのだろう?」

 

翼の乗る車も響と了子の車と同様に動き出す。

 

 

「旦那ここは私が残る。旦那は輸送任務の方を頼む」

 

「しかし奏」

 

「私には響や紫藤直哉の言う世界の流れを守ると言う意味がよくわからない事もあったが、今回流れを変えようとする者が言ったあの女と言う言葉を聞いて私達の行動の結果次第で、私達も彼女達の敵になるかもしれないと言うのがわかったよ」

 

「・・・そうだな」

 

「だけど、私達の行動が決められた事だけを、紫藤直哉は求めているわけでなく。響のギアにしろ異世界の件にしろ本当なら教える必要が無い筈だ」

 

「確かにな」

 

「そうだな・・・」

 

暫くして・・・

 

リディアンで行われた大乱戦は痛み分けとなった。現在の帝国華撃団メンバー8人の内3人が闇の光武に吸収されてしまった。武装集団フィーネ側は、3人の奏者全員を助ける事は出来たが、イベントを続けるには時間が必要だった。

 

二課側も今回の一件の後始末にかなり時間が必要になっていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

間章10 今後の相談とイヨの帰還編
特殊遊撃部隊としての行動について3


「直哉君特殊遊撃部隊としてこれからどうするの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「そうですね・・・」

 

「僕としてもここまで互いに被害が出るとは思いませんでした」

 

リディアンで行われた大乱戦は痛み分けとなった。現在の帝国華撃団メンバー8人の内3人が闇の光武に吸収されてしまった。武装集団フィーネ側は、3人の奏者全員を助ける事は出来たが、イベントを続けるには時間が必要だった。

 

二課側も今回の一件の後始末にかなり時間が必要になっていた。

 

「最低限ノヴァがネフィリムを手に入れる事は防げましたが、代わりに帝国華撃団メンバーであるマリアさんとアイリスさんとレ二さんが、闇の光武に捕まってしまいましたが」

 

「そうね直哉君このままフロンティア事変を見るの?」

 

ちゆが直哉に聞く。

 

「いえ、恐らく中断でしょうね。今回の件で、武装集団フィーネ側は3人の奏者が治療が必要ですし、二課側は・・・」

 

 

「ああ、そうだだが、俺達のように彼等の事情を知らない連中は、異世界の戦争に巻き込んだ国が一番わるい、そんな国は滅べなんて言われてるがな」

 

「まあ、シンフォギアに関しては秘密に出来てるがな、彼等の存在が世界の目を逸らしてくれる形となっているな」

 

「何なんだよ、それ響や直哉達が悪者じゃねえか」

 

「そうです。伯父様彼等は私達の代わりに世界の為に戦ってくれた恩人ですよ」

 

「それはわかっているが、政府からの通達でな彼等が再び来たら捕獲しろダそうだ」

 

!!

 

「まじかよ」

 

「ああ、防衛大臣からの通達だ」

 

「取り消しは出来ねえのか?」

 

「無理だ防衛大臣や政府が変わらなければ」

 

「今回の件でも、以前のような横槍を入れて来る可能性がありますからね」

 

「「「「確かにあり得そう」」」ありそうですね」

 

「ですので、皆さんはトワの判断でシンフォギア世界から一時的に撤退指示が出たと言って会いに行ってください」

 

「「「「了解」」」」

 

そして僕は今後の行動についてトワとレイに相談してきます」

 

そして直哉は管理者の神殿に向かった。

 

管理者の神殿では・・・

 

リディアンで行われた大乱戦は痛み分けとなった。現在の帝国華撃団メンバー8人の内3人が闇の光武に吸収されてしまった。武装集団フィーネ側は、3人の奏者全員を助ける事は出来たが、イベントを続けるには時間が必要だった。

 

二課側も今回の一件の後始末にかなり時間が必要になっていた。

 

「こりゃまた派手に介入したな隼人とバテデモーダ」

 

「そうね、個人的には仕方ないわねかなり危機的状況だったし」

 

「だなしかし・・・」

 

「立花響ノヴァは俺達が惹きつけるお前達は闇の光武に、帝国華撃団メンバー吸収されない様にしろ。あれは・・・」

 

「あの光武には、ワイズマン達の作った特殊降魔と同じ機能がある」

 

「ええ――」

 

「トワあの闇の光武に捕まった3人はどうするのだ?」

 

「そうね・・・」

 

その時直哉が管理者の神殿にやって来た。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワとレイに相談する直哉1

「ああ、2人共ここにいましたか?」

 

「ええ」

 

「直哉はブルーが教えたと思うけど」

 

「そこで提案なんだが、武装集団フィーネ側の3人を救うのを俺とバテデモーダに任せないか?」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「ちょっブルーさん。オイラも行くんすか?」

 

「当たり前だろお前もヒミコの受けたんだしな」

 

「それは・・・そうですけど」

 

「ブルーその提案の真意は何ですか?」

 

アースがブルーに聞く。

 

「ああ、それは・・・今まで悪側をした事ないお前たちがやるより、幼馴染世界でブルーとして動いていた記憶がある自分が適任だろ?」

 

それは確かに」

 

「そしてバテデモーダは直哉と記憶で繋がってるんだろ?」

 

「それは間違って無いっすね」

 

バテデモーダがそう言う。

 

「そう言う意味でも、直哉達が行くより安全だと思うがな、シンフォギア世界の世界各国に余計な疑念を持たれるよりは」

 

「ヒミコの依頼関係で隼人とバテデモーダがいた理由を」

 

「ええ、驚きましたが」

 

「我等もヒミコから聞かされた時驚いたが」

 

「悪には悪と言う意味で、隼人とバテデモーダにヒミコが依頼したみたいね」

 

「成程」

 

「それで直哉どうしたの?」

 

トワが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・」

 

「そうですね・・・」

 

「僕としてもここまで互いに被害が出るとは思いませんでした」

 

リディアンで行われた大乱戦は痛み分けとなった。現在の帝国華撃団メンバー8人の内3人が闇の光武に吸収されてしまった。武装集団フィーネ側は、3人の奏者全員を助ける事は出来たが、イベントを続けるには時間が必要だった。

 

二課側も今回の一件の後始末にかなり時間が必要になっていた。

 

「最低限ノヴァがネフィリムを手に入れる事は防げましたが、代わりに帝国華撃団メンバーであるマリアさんとアイリスさんとレ二さんが、闇の光武に捕まってしまいましたが」

 

「そうね直哉君このままフロンティア事変を見るの?」

 

ちゆが直哉に聞く。

 

「いえ、恐らく中断でしょうね。今回の件で、武装集団フィーネ側は3人の奏者が治療が必要ですし、二課側は・・・」

 

「一応最悪のケースに近い形でフロンティア事変が中断しましたので、今後の行動について相談しに来たんです」

 

「成程ね」

 

「やはり今後はノヴァに誘拐された帝国華撃団メンバーのマリアさんととアイリスさんとレ二さんの救出作戦ですかね?」

 

「いえ、その3人の救出は暫く無理よ」

 

「どうしてですか?」

 

「ノヴァが崩壊した世界に行った事が切欠で融合世界によくない事象が起きつつあるのよ」

 

「えっそれってまさか・・・歴史の改変ですか」

 

「うむ、ただの歴史改変ですめばいいがな」

 

「直哉融合世界の誕生には4つの世界が滅んだ結果出来たと説明したわね」

 

「ええ、そう聞きましたが」

 

「もし4つの世界の内7人世界と幼馴染世界が生き残りその世界がベースとなった融合世界があったとしたらどうする?」

 

「ええ、その世界って以前お互いに行き来が出来ない筈では?」

 

「それがなノヴァが崩壊し合世界に行った頃から7人世界をベースにした世界に我等が行けるようになったのだ」

 

「ええ――」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワとレイに相談する直哉2

「うむ、ただの歴史改変ですめばいいがな」

 

「直哉融合世界の誕生には4つの世界が滅んだ結果出来たと説明したわね」

 

「ええ、そう聞きましたが」

 

「もし4つの世界の内7人世界と幼馴染世界が生き残りその世界がベースとなった融合世界があったとしたらどうする?」

 

「ええ、その世界って以前お互いに行き来が出来ない筈では?」

 

「それがなノヴァが崩壊し合世界に行った頃から7人世界をベースにした世界に我等が行けるようになったのだ」

 

「ええ――」

 

「そんな事態になっているなんて」

 

「まだ我等しか行けないが、もしかするとこちらの世界に侵攻してくるかもしれんな」

 

レイが直哉に言う。

 

「もしそうなると融合世界をかけた戦いになるんですか?」

 

「最終的にはそうなるかも知れないわね。もし向こうがその気ならね」

 

「今イヨがその世界の調査をしていて、もう少しで帰って来るから」

 

「具体的な話はその後になるわね。向こうに侵攻するのかしないかはね」

 

「そうですか・・・」

 

「まあ直哉は今聞いた話は頭のすみに入れておいてくれ」

 

「わかりました」

 

「当然だけど今の会話は、守護者達にも内密にね」

 

「はい」

 

「それで直哉はのどか達になんて言ったの?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「今回の件でも、以前のような横槍を入れて来る可能性がありますからね」

 

「「「「確かにあり得そう」」」ありそうですね」

 

「ですので、皆さんはトワの判断でシンフォギア世界から一時的に撤退指示が出たと言って会いに行ってください」

 

「「「「了解」」」」

 

「そして僕は今後の行動についてトワとレイに相談してきます」

 

「成程後で響達に聞かれたらそう答えたら良いわね」

 

「はいお願いします」

 

「しかし、直哉あの闇の光武に対抗出来るのか?」

 

レイが直哉に聞く。

 

「かすかに、あの時のような力を闇の帝国華撃団の光武から感じるんです」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「成程な、ノヴァが運用しやすいように、イシュメルガとデボネアの闇の力が、闇の帝国華撃団の隊員に仕込まれているかも知れないんだな?」

 

「はい」

 

「わかったそこら辺は注意しておく」

 

「行くぞバテデモーダ」

 

「わかりました」

 

「当初はそう考えたんですが・・・ノヴァの仲間を考えれば」

 

「成程な」

 

「ですが実際は・・・」

 

「何言ってんすか?ノヴァさんがあんな事をしなければ、おいら達も追いかけなくて良かったんすよ」

 

「五月蠅い。ここにいる全員なんて死ねばいいんだーーー」

 

「仕方ない行くぞバテデモーダ」

 

「了解っす」

 

「立花響ノヴァは俺達が惹きつけるお前達は闇の光武に、帝国華撃団メンバー吸収されない様にしろ。あれは・・・」

 

「あの光武には、ワイズマン達の作った特殊降魔と同じ機能がある」

 

「ええ――」

 

「隼人叔父さんがそう言い響さんに教えていたんです」

 

「自分はまだまだ、そう言う面では隼人叔父さんの方が上だなと思いましたよ」

 

「まあ、気にしなくて良いわよ、隼人は旧幼馴染世界の紫藤直哉の生まれ変わりなのだから」

 

「そう言われてもやはり気になりますよ」

 

その頃響達はノヴァ達との戦いの後ブルーと話していた。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響とブルーの話し合いとグレース達との合流

ホテル内にて・・・

 

「ブルーさん助けてくれてありがとうございました」

 

「気にするな俺もバテデモーダもノヴァが手に入れた闇の帝国華撃団のメンバーを融合世界に入れないようにメンバーを殺したにすぎん」

 

「でも・・・」

 

「だからノヴァが自分で言っただろ」

「私の目的?そんな決まってるじゃない、私の忠実な僕になる帝国華撃団を手に入れる為よ」

 

「あの時に手に入れた光武の乗り手が使い物にならないからね」

 

「だから大神一郎達を貰う事にしたの」

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

その時闇の光武に攻撃が当たり初代帝国華撃団メンバーの吸収が止まった。

 

!!

 

「誰ノヴァの邪魔をするのは?」

 

「それは俺達だよ。ノヴァ」

 

そう言って響達とノヴァの前にブルーとバテデモーダが現れた。

 

!!

 

「お前達は、良くもあの世界の帝国華撃団を殺してくれたね」

 

「何言ってんすか?ノヴァさんがあんな事をしなければ、おいら達も追いかけなくて良かったんすよ」

 

「五月蠅い。ここにいる全員なんて死ねばいいんだーーー」

 

「仕方ない行くぞバテデモーダ」

 

「了解っす」

 

「あ、確かにそうだった」

 

「でもここまで狂うとフロンティア事変は起きないのかな?」

 

「それはわからんぞ、レイなら小言は言うかも知れんが」」

 

「そうですね。でも今特殊遊撃部隊としてやるべき事は現在の帝国華撃団のメンバーの救出ですよね」

 

「いやそうじゃないみたいだぞ?響お前達はノヴァ達のホームグラウンドでもあるセフィーロに行けないだろう?」

 

「そう言えばそうだった」

 

「だからこそトワがこいつらをここに来させていたのだろう」

 

ブルーがそう言うとグレース達がやって来た。

 

そしてグレースはここに来た理由を説明した。

 

「今回の件でも、以前のような横槍を入れて来る可能性がありますからね」

 

「「「「確かにあり得そう」」」ありそうですね」

 

「ですので、皆さんはトワの判断でシンフォギア世界から一時的に撤退指示が出たと言って会いに行ってください」

 

「「「「了解」」」」

 

「そして僕は今後の行動についてトワとレイに相談してきます」

 

「やっぱりトワさん達も一時的にフロンティア事変を中断するべきと思ってグレース達が来たんだね」

 

「それもありますけど、そこにいる人の行動によって来てたのもあるので」

 

「ふう、何とか浄化出来たわね」

 

「ですね、でもここにはブルーもバテデモーダもいませんでしたね」

 

「そうだよね同して何だろ?直哉っちわかる」

 

「いえ、、わかりませんね。もしここに純粋のメガビョーゲンではなく、亜種型メガビョーゲンなら何かの関連性がわかったかもしれませんが・・・」

 

「そっか」

 

「まあ、今の段階で言えるのは第3勢力が複数存在する可能性があると言う事ですね」

 

「「「「それって」」」」

 

「まあ良いだろ結果的には、早く合流出来たんだから」

 

「まったくそう言う所はトワさんそっくりですね隼人さん」

 

フォンテーヌがそう言う

 

「ええ――」

 

「それは違うだろ」

 

その頃管理者の神殿では・・・

 

「直哉は寝た?」

 

「ああ、しかし良いのか?トワ直哉に融合世界に新たな世界が誕生した事を?」

 

「ええ、まだいいわあの世界は物語開始直後になったら行かせるわ」

 

「そうか・・・」

 

「まあなんにせよ新たな物語による新たな介入をする事になるのか?」



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新たな世界と新たな物語前編

その頃管理者の神殿では・・・

 

「直哉は寝た?」

 

「ああ、しかし良いのか?トワ直哉に融合世界に新たな世界が誕生した事を?」

 

「ええ、まだいいわあの世界は物語開始直後になったら行かせるわ」

 

「そうか・・・」

 

「まあなんにせよ新たな物語による新たな介入をする事になるのか?」

 

「恐らくはね、融合世界が新たな世界を誕生させたのは差別化をする為だと思うの」

 

「差別化・・・つまりプリキュアと同様に7人世界では呪力幼馴染世界の場合は魔法のようなその世界にしかない力の事か?」

 

「ええ、そう言う事よまあ魔法に関してはイヨ達が試験的に作った世界にもあるけど」

 

要するに融合世界が一連のノヴァ達の行動を見て守り強化しようとしてるのか?」

 

「そうそして答えが新たな世界と新たな物語と言う事じゃない?」

 

「しかし良いのか新たな世界と言うのは?」

 

「別に問題はないわよ。融合世界が必要として作った世界なんだし」

 

「それはそうなんだが・・・まだ初期の世界のイベント全て終わってないんだが?」

 

「その辺は気にしても仕方ないわよ。真宮寺直哉や、過去の紫藤直哉の世界よりはオリジナルイベントも含めて順調に進んでるしね」

 

「ノヴァ達の一連の動きがなくても融合世界が新たな世界を作った可能性もあるしね」

 

「確かにな」

 

「今言えるのは融合世界が新たな世界を作ったと言う事実だけよ」

 

「融合世界が新たな世界を作った件はいつ公表するんだ?」

 

「そこはまだ考えていないわ。直哉も守護者達もノヴァの件で悩んでるし」

 

「確かにな、これ以上新たな世界を作ったなんて伝えたら倒れる可能性もあるな」

 

「倒れないとは思うけどストレスになると思うわ」

 

「ふむ、そうだな・・・」

 

「直哉融合世界の誕生には4つの世界が滅んだ結果出来たと説明したわね」

 

「ええ、そう聞きましたが」

 

「もし4つの世界の内7人世界と幼馴染世界が生き残りその世界がベースとなった融合世界があったとしたらどうする?」

 

「ええ、その世界って以前お互いに行き来が出来ない筈では?」

 

「それがなノヴァが崩壊し合世界に行った頃から7人世界をベースにした世界に我等が行けるようになったのだ」

 

「ええ――」

 

「そんな事態になっているなんて」

 

「まだ我等しか行けないが、もしかするとこちらの世界に侵攻してくるかもしれんな」

 

「あの事態だけでもショックを受けていたからな」

 

「うんそれにあの子ノヴァ達にしてやられたのが気になってるみたいね」

 

「そう言ってもあ仕方がないと思うがあれは」

 

「オラオラどうして戦わない?お前は俺達帝国華撃団を殺す為に来たんだろうが・・・くらえ!!破邪剣征・桜花放神」

 

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

2人の放った技が互いにぶつかり合い、花寺直哉の技が襲撃者を飲み込んだ」

 

「あの男にのどか達の事教えたのは、ノヴァだから」

 

「「ええーー」」

 

「ノヴァどうしてこの世界に来たの?目的は何なの」

 

「私の目的?そんな決まってるじゃない、私の忠実な僕になる帝国華撃団を手に入れる為よ」

 

「直哉とのどかが行った時には、既にあの世界の帝国華撃団のメンバーは、ノヴァによって操られてたしな」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新たな世界と新たな物語後編

「あの男にのどか達の事教えたのは、ノヴァだから」

 

「「ええーー」」

 

「ノヴァどうしてこの世界に来たの?目的は何なの」

 

「私の目的?そんな決まってるじゃない、私の忠実な僕になる帝国華撃団を手に入れる為よ」

 

「直哉とのどかが行った時には、既にあの世界の帝国華撃団のメンバーは、ノヴァによって操られてたしな」

 

「そうね・・・本来は気にしなくちゃいけないのは、私達だしね」

 

「そうだなトワお前が・・・あんな遊びをしなければ」

 

「「ここはどこ?」」

 

「ここは私達の世界とは異なる別次元の異空間よ」

 

「ヒミコが私達に話がある時しか開かない空間よ」

 

「そしてこの空間の最奥にヒミコの部屋があるわ」

 

「「そうなんですね」」

 

「さあ、2人共早く変身しないと死ぬわよ」

 

「「ええーー」」

 

トワの言葉を聞いた2人は驚いていた。

 

「変身するラビ」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

そして直哉は、キュアグレースのヒーリングステッキに吸い込まれた。

 

「よし変身したわね、これなら行けるわ」

 

「ちょっとあれは私のせいじゃないわ。ヒミコの依頼よ」

 

「そうなのか?だがあれのおかげで、ノヴァ相手に後手になったんじゃないか?」

 

「う、それは否定は出来ないけど」

 

「あのタイミングで、融合世界に新たな世界や第二の融合世界に行ける事態になると予測出来る?」

 

「・・・無理だな」

 

「以前のような異界事変級のような事が起きなければ」

 

「そうね、フロンティア事変をしているシンフォギア世界にとってはかなり大変でしょうね」

 

「そうだろうな」

 

「あの時に手に入れた光武の乗り手が使い物にならないからね」

 

「だから大神一郎達を貰う事にしたの」

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

その時闇の光武に攻撃が当たり初代帝国華撃団メンバーの吸収が止まった。

 

!!

 

「誰ノヴァの邪魔をするのは?」

 

「それは俺達だよ。ノヴァ」

 

そう言って響達とノヴァの前にブルーとバテデモーダが現れた。

 

!!

 

「お前達は、良くもあの世界の帝国華撃団を殺してくれたね」

 

「何言ってんすか?ノヴァさんがあんな事をしなければ、おいら達も追いかけなくて良かったんすよ」

 

「五月蠅い。ここにいる全員なんて死ねばいいんだーーー」

 

「仕方ない行くぞバテデモーダ」

 

「了解っす」

 

「これで4つ巴戦になって、戦いの後処理も大変だったと思うぞ」

 

リディアンで行われた大乱戦は痛み分けとなった。現在の帝国華撃団メンバー8人の内3人が闇の光武に吸収されてしまった。武装集団フィーネ側は、3人の奏者全員を助ける事は出来たが、イベントを続けるには時間が必要だった。

 

二課側も今回の一件の後始末にかなり時間が必要になっていた。

 

「そうね、二課も武装集団フィーネ側も動けない状況だしね」

 

「ただいまレイにトワ」

 

その時イヨが管理者の神殿に戻って来た。

 

「イヨ調査はどうだった?」

 

「やっぱりあちらは7人世界が生き残った歴史がある。まだ不完全な世界だったよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

イヨの報告と依頼

「ただいまレイにトワ」

 

その時イヨが管理者の神殿に戻って来た。

 

「イヨ調査はどうだった?」

 

「やっぱりあちらは7人世界が生き残った歴史がある。まだ不完全な世界だったよ」

 

「やはりか・・・と言うか不完全だと」

 

「どういう事?イヨ」

 

「つまり私達がいないのよ」

 

!!

 

「成程ね、つまり第二の融合世界だけど管理者の存在がいないから不完全なのね」

 

「そう言う事ただ7人世界と関わった人間達は存在してたからその人間達の敵が、こちらの融合世界のオリジナルの存在を知るかも知れないけどね」

 

「ふむ、幼馴染世界のメルクが過労死した状態というのか?」

 

「ええ、それに近いかもね」

 

「その世界はやはり真宮寺直哉がこちらの直哉と同じ立場?」

 

トワがイヨに聞く。

 

「立場的に言えばそうね、ただこちらの直哉との違いがあって守護者達がいないわ」

 

「「成程」」

 

「7人世界を引き継いでいるから事実上真宮寺直哉が所属する帝国華撃団が、守護者の役割をしてるのね」

 

「成程な」

 

「イヨ向こうは異世界の第三勢力がいるのか?」

 

「いるわ。カルマや役千明達を含めてその他にもなのは達がたまに来てたりしてるみたい」

 

「「成程本当に7人世界のその後を続けているのね」続けているのか」

 

「あくまで私が見れた範囲ではと言う言葉がつくけど、融合世界の方ではどんな様子?」

 

融合世界が新たに新たな世界を作ったわ」

 

「ええ――」

 

「新たな世界を作ったーー」

 

「ええ、恐らく・・・」

 

 

「やっぱりあちらは7人世界が生き残った歴史がある。まだ不完全な世界だったよ」

 

「やはりか・・・と言うか不完全だと」

 

「どういう事?イヨ」

 

「つまり私達がいないのよ」

 

!!

 

「成程ね、つまり第二の融合世界だけど管理者の存在がいないから不完全なのね」

 

「この件に対する融合世界の行動だと思うわ」

 

「成程ね、でも母さんが行動遅く動いたせいでこんな事態になるなんて」

 

「仕方がないわ。誰も想定してない状況だし」

 

「そうだな。まあこれからをどうするか決めて動くべきだろう」

 

「そうね」

 

「そう言えば直哉君は今動ける?」

 

「ええ、今こちらで寝てるけどどうしたの?」

 

「私達が試験的に作った世界を改めて融合世界の基準に変えたから、一度来て欲しいのよ」

 

「成程ね、イベント進行的に闇の書事件から融合世界の基準にしたのね」

 

「そう言う事、変更点としては海鳴市の住人が特殊遊撃部隊のメンバーを知っている状態にしてるから」

 

「ただね・・・」

 

 

「艦長大変ですアースラに侵入者です」

 

!!

 

「何ですってエイミィ本当ですか?」

 

「はい間もなく侵入者がブリッジに辿り着きます」

 

「来ます」

 

その時トワがアースラの艦長であるリンディ・ハラウオンのの元に来た。

 

「へえ、貴女が無断調査をしている艦の艦長ね」

 

「貴女は誰ですか?」

 

「私はトワよ、今貴女達がいる世界とその他の世界を管理している者よ」

 

「世界を管理しているだとバカバカしい・・・うっ」

 

!!

 

「「クロノ」クロノ君」

 

「貴女クロノに何をしたの?」

 

「そこの子供の周りだけ空気を消滅させたわ、私の言葉を信じようとしないようだったからね」

 

「わかりました・・・だから」

 

「嫌だねこれだから時空管理局と言う組織は駄目だわね。良い貴女達は無断で私の管理するこの世界に来て色々してくれたわよね?」

 

「それは・・・」

 

「こちらとしても侵入者対策の為の仕掛けを起動したに過ぎないの」

 

「勝手に調査されていい気持ちなわけないわよね。リンディ・ハラウオン大事な夫を、闇の書に殺されたんでしょう?」

 

!!

 

「貴女どうしてそれを?」

 

「あら、怒ったの私は貴女達のやった事と同じ事をしてるのよ」

 

!!

 

「わかりましたこちらでの全記録を消去しますこれで良いですね?」

 

「駄目ね貴女達全員私の部下になりなさい。それで許すわ返事の期間は2日あげるわ」

 

!!

 

「それじゃあいい返事を一応期待してるわ」

 

そう言ってトワが消えるとクロノの周りの空気が復活した。

 

「トワが時空管理局にした事は消去してるからね」

 

「ありがとう」

 






目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

神達による今後の行動計画の話し合い

「しかし今後の行動を話と言っても、シンフォギア世界のイベントも中断しているからな、そこで海鳴市に行かせるのは酷ではないか?」

 

「レイの言い分もわかるわ。けど二課と武装集団フィーネ側が動けない以上別の依頼を受けさせるべきと思わない?悪い結果を忘れさせる為に」

 

「確かに2人の意見は正しいと思うけど、2人共直哉の気持ち聞いて無いよ」

 

「「あ・・・」」

 

「普通直哉が依頼を受ける気があるか、ないかくらい聞くべきでしょう?どうせレイとトワは、現場に行かないでしょ?」

 

「「う・・・」」

 

「依頼しているだけで現場に行く人の事考えないで話するのは勝手じゃない?」

 

「そしてその切欠が・・・」

 

「オラオラどうして戦わない?お前は俺達帝国華撃団を殺す為に来たんだろうが・・・くらえ!!破邪剣征・桜花放神」

 

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

2人の放った技が互いにぶつかり合い、花寺直哉の技が襲撃者を飲み込んだ」

 

「あの男にのどか達の事教えたのは、ノヴァだから」

 

「「ええーー」」

 

「ノヴァどうしてこの世界に来たの?目的は何なの」

 

「私の目的?そんな決まってるじゃない、私の忠実な僕になる帝国華撃団を手に入れる為よ」

 

!!

 

 

「まさか帝国華撃団を手に入れる事が目的だなんて」

 

「母さんの依頼だし、私も気にしてるんですけど?」

 

「そうね、少なくとも直哉が起きて決めやすくしてあげるべきね」

 

「ちなみにノヴァはシンフォギア世界から逃げたの?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「あの時に手に入れた光武の乗り手が使い物にならないからね」

 

「だから大神一郎達を貰う事にしたの」

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

その時闇の光武に攻撃が当たり初代帝国華撃団メンバーの吸収が止まった。

 

!!

 

「誰ノヴァの邪魔をするのは?」

 

「それは俺達だよ。ノヴァ」

 

そう言って響達とノヴァの前にブルーとバテデモーダが現れた。

 

!!

 

「お前達は、良くもあの世界の帝国華撃団を殺してくれたね」

 

「何言ってんすか?ノヴァさんがあんな事をしなければ、おいら達も追いかけなくて良かったんすよ」

 

「五月蠅い。ここにいる全員なんて死ねばいいんだーーー」

 

「仕方ない行くぞバテデモーダ」

 

「了解っす」

 

「あれ以降ブルーとバテデモーダに追いかけられいる筈よ」

 

トワがそう言う。

 

「成程ね」

 

その頃融合世界のすこやか市に戻って来た響達は・・・

 

「くそっマリア、レ二、アイリスすまない」

 

「「大神さん」」

 

「そう言う事なら彼等は俺達自身で良いんですね?」

 

「ええ、あくまでも大神さん達時代の帝国華撃団です」

 

「「「「「了解」」」」」

 

そして戦いが再開した。

 

「「「「「「「うう、自分達と戦うのは気持ち悪いなあ」」」」」気持ち悪いでーす」・・・」

 

現在の帝国華撃団がそう言う。

 

「ぐわあああ」

 

「「「「きゃあああ」」」」

 

!!

 

その時響達が悲鳴に気がつくと、闇の帝国華撃団の光武に吸収されかけている大神達初代帝国華撃団のメンバー達達だった。

 

「そのままいけーーこれで闇の帝国華撃団の本当の意味での完成だ」

 

「ノヴァ貴女達の目的は、初代帝国華撃団が目的だったの?」

 

大神の近くにいるエリカと真宮寺さくらはあの時を思い出していた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

融合世界のすこやか市に帰還した響達

その頃響達は・・・

 

「やっぱり帝国華撃団の皆さん落ち込んでるね」

 

「そりゃそうよひなた仲間がノヴァに捕まったんだから」

 

「そっか・・・」

 

「そうだよひなたちゃん。今回は以前のように簡単に救出出来ないからね」

 

そう響が言う。

 

「あ、そうか今ノヴァ達は、異世界セフィーロに本拠地にしてるからかあ」

 

「その通りだよ。のどかちゃん」

 

「でもこれからどうするのでしょうか?」

 

アスミが言う。

 

「だからこそトワがこいつらをここに来させていたのだろう」

 

ブルーがそう言うとグレース達がやって来た。

 

そしてグレースはここに来た理由を説明した。

 

「今回の件でも、以前のような横槍を入れて来る可能性がありますからね」

 

「「「「確かにあり得そう」」」ありそうですね」

 

「ですので、皆さんはトワの判断でシンフォギア世界から一時的に撤退指示が出たと言って会いに行ってください」

 

「「「「了解」」」」

 

「そして僕は今後の行動についてトワとレイに相談してきます」

 

「やっぱりトワさん達も一時的にフロンティア事変を中断するべきと思ってグレース達が来たんだね」

 

「一応直哉の言う通りにこちらに戻りましたが、管理者の神殿に行ってる直哉から連絡ありました?」

 

「それはまだないわね」

 

「案外直哉君寝てたりして」

 

「ひなたじゃねえんだからそれはないだろうと思うがニャン」

 

「ありそうペン」

 

ニャトランとぺギタンが言う。

 

「そうラビここの所かなり動いてたラビ」

 

「うん少なくともレイさんが強制的に寝かせてるかも」

 

「そうすると、特殊遊撃部隊の行動も休みかな?」

 

響がそう言う。

 

「そうかも知れませんね、少なくとも直哉君が戻るまでは」

 

「そうか・・・」

 

その頃新しく融合世界に出来た世界では・・・

 

「白金あれは何?」

 

「わからんむやみに近づくなよ。いちご」

 

「たくっエイリアンの尖兵を倒した直後に不気味な穴が現れやがって」

 

「きゃあああ」

 

その直後いちごと名乗る少女が穴に吸い込まれたのだった。

 

管理者の神殿では・・・

 

「あらら、今回融合世界にしては動き早いわね」

 

「そうだな」

 

「レイあの少女を連れて来て混乱してる筈だから」

 

「そうだな」

 

そう言ってレイは、いちごと名乗る少女を迎えに向かった。

 

「これからどうなるのかしら?どちらにしろ和実ゆい達の件は早めに動かないといけないかもね」

 

そしてトワは17番目のプリキュアの世界の捜索を始めた。

 

それから管理者の神殿の時間で1週間が経った頃・・・

 

直哉が起き上がり、トワ達の執務室に向かう。

 

「起きたのね直哉」

 

「はいトワあれから時間はどれくらい経ってます?」

 

「こちらの時間で1週間ね」

 

「そんなに経ってるんですか?」

 

「ええ、それで・・・」

 

「融合世界が新たに新たな世界を作ったわ」

 

「ええ――」

 

「新たな世界を作ったーー」

 

「そうよ、恐らくノヴァ達に対する対策としてね」

 

 

「だからノヴァが自分で言っただろ」

「私の目的?そんな決まってるじゃない、私の忠実な僕になる帝国華撃団を手に入れる為よ」

 

「あの時に手に入れた光武の乗り手が使い物にならないからね」

 

「だから大神一郎達を貰う事にしたの」

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

その時闇の光武に攻撃が当たり初代帝国華撃団メンバーの吸収が止まった。

 

!!

 

「誰ノヴァの邪魔をするのは?」

 

「それは俺達だよ。ノヴァ」

 

そう言って響達とノヴァの前にブルーとバテデモーダが現れた。

 

!!

 

「お前達は、良くもあの世界の帝国華撃団を殺してくれたね」

 

「何言ってんすか?ノヴァさんがあんな事をしなければ、おいら達も追いかけなくて良かったんすよ」

 

「五月蠅い。ここにいる全員なんて死ねばいいんだーーー」

 

「仕方ない行くぞバテデモーダ」

 

「了解っす」

 

「確かにあの件で帝国華撃団のメンバーが、ノヴァ達に奪われてしまいましたからね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワによる直哉への説明1

「お前達は、良くもあの世界の帝国華撃団を殺してくれたね」

 

「何言ってんすか?ノヴァさんがあんな事をしなければ、おいら達も追いかけなくて良かったんすよ」

 

「五月蠅い。ここにいる全員なんて死ねばいいんだーーー」

 

「仕方ない行くぞバテデモーダ」

 

「了解っす」

 

「確かにあの件で帝国華撃団のメンバーが、ノヴァ達に奪われてしまいましたからね」

 

「トワ、特殊遊撃部隊としての行動は?」

 

「ああ、それは・・・直哉が決めて」

 

「はっどういう事です?」

 

「単純に特殊遊撃部隊に回す仕事との量が多いのよ」

 

「ノヴァ達の追撃や、新しく出来た世界の調査や、シンフォギア世界の続きに関わる事や、既存の世界のパトロールや、イヨからの依頼などね」

 

「確かに多いですね。でも優先順位はノヴァ達の追撃では?」

 

「そうしたいけど、現状セフィーロに行く手段がないのよ」

 

「あ、そう言えば・・・」

 

「じゃあ、シンフォギア世界の継続は・・・?」

 

「無理ね二課も武装集団フィーネ側も再行動するには時間がないわ」

 

「そんな、それじゃあ中途半端な状態で新たな依頼を受けなければいけないんですか?」

 

「そう言う事ね」

 

「あくまで依頼をする場合ね」

 

「え、どういう事です?」

 

「だから直哉次第よ。依頼を受けるのも、受けないですこやか市でゆっくりするのも」

 

「え、それって悪くないですいろんなイベントが残ってるのに」

 

「別に気にしないで良いわよ。昔のように予想外の来客もないしね」

 

「ああ、それは・・・何となくわかりました」

 

「でも1つ気になるのがゆいさん達の事とです」

 

 

「それは恐らくトワの介入のせいだよまなつちゃん」

 

その時直哉が、青年の姿でまなつ達の前に現れた。

 

「え、直哉さんその姿はどうしたんですか?」

 

「ああ、今から君達の親達に説明する為に行くから怪しまれないように、姿を変えたんだけど変かな?」

 

「変じゃないんですけど」

 

「この状況で私達の親の居場所がわかるんですか?」

 

「大丈夫だよ。みのりちゃん」

 

「皆の親のいる場所はわかってるから」

 

「それじゃ、行くよ皆」

 

「「「「「はい」」」」」

 

「夏海まなつちゃん達の場合とは違うので、何とも言えないですが何とか帰還出来るように出来ません?」

 

「そう思って色々探してるんだけど、16番目のプリキュアの世界のように見つける事が出来ないのよ」

 

「それってあおぞら市のように外部ではなく融合世界の内部の世界になるんですか?」

 

「いえ、それも現状無いのよ」

 

!!

 

「トワまさかと思いますが、和実ゆいさん達は・・・未来から来たと思うんですか?」

 

「信じたくないけど外部世界にもそれらしい世界も存在しないし融合世界が今回作った世界は獅童光と同じような世界だしね」

 

「そうなんですね」

 

「だから和実ゆい達4人がほんの少しだけ未来の世界から来たのなら世界が存在しないのも納得できるじゃない?」

 

「それは確かに・・・そうですが」

 

「今回言った事は仮説段階だから何とも言えないけどね」

 

「未来から来た食を守るプリキュアか・・・」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第29章 休息と融合世界の変化編
トワによる直哉への説明2 未来から来た可能性


 

「トワまさかと思いますが、和実ゆいさん達は・・・未来から来たと思うんですか?」

 

「信じたくないけど外部世界にもそれらしい世界も存在しないし融合世界が今回作った世界は獅童光と同じような世界だしね」

 

「そうなんですね」

 

「だから和実ゆい達4人がほんの少しだけ未来の世界から来たのなら世界が存在しないのも納得できるじゃない?」

 

「それは確かに・・・そうですが」

 

「今回言った事は仮説段階だから何とも言えないけどね」

 

「未来から来た食を守るプリキュアか・・・」

 

「でも未来から来たのは、飛鳥や薫もでしょう?」

 

「そう言えばそうだ」

 

そして直哉は思いだす。

 

「よ、飛鳥に薫今お前達のいる世界にガジェット反応が出てると思うが、あれはミッドチルダのガジェットではないから気を付けろ」

 

「「ええ、どういう事?」」

 

「ミッドチルダでは、魔導師殺しの機械だったが、お前達の世界にあるガジェットはミッドチルダに存在していたガジェットとは別の形としてそちらの世界に誕生している可能性があるから」

 

「「そんなそれじゃこちらの世界も改変されたということなの?」」

 

「いや正確には違うよ。飛鳥と薫その改変を止めているのは融合世界から来た自分がいるからね」

 

「「ええーーパパどういう意味なの?」」

 

「融合世界の自分がいるからと言うことは前の世界の事を思い出してごらん」

 

「「ええ」」

 

「飛鳥ならわかると思うけど前の世界に新生帝国華撃団のメンバーが前の自分に会わなかった?」

 

「ああ、そう言えば原作世界から来た人がいた」

 

「恐らくだけどトワさんはそう言う世界の記憶も密かに入れていたのかもね」

 

「成る程、それで先に直哉さんがのどかさん達とすみれさんに会ったときすみれさんが、直哉さん達を知っていたのはそう言う理由だったんだ」

 

 

「まあ自分が出る幕はないと思ってたけど少なくともガジェット関連は伝えないとまずいと思ったからね、後飛鳥自分に変わってくれる」

 

「確かに飛鳥ちゃんと薫ちゃんとトワさんも正確に言えば未来から来た人物でしたね」

 

「お待たせしました」

 

「貴女がこちらの神の業務をしている方ですか?」

 

「はい私は融合世界の神の業務を受け持っている者達の内の一人でトワと言います」

 

!!

 

「ちょっと待ってください。普通は一つの世界に神は一人の筈ですよ、この融合世界には複数の神がいるんですか?」

 

「ええ、こちらの融合世界の想像を私達に命じたのは、メルクさんも神なら知っているあの方の直接の指示ですので」

 

 

!!

 

「何ですって!こちらの世界ではあの方も復活しているの?」

 

「ええ、そうです。後メルクさんも感じていると思いますから伝えますけど、この中心世界は貴女が過労死で死んだ幼馴染を新たな神が引き継ぎをした世界をベースに世界を再構築した世界なので」

 

「何ですって、それじゃこちらの世界は私の未来の可能性と言うことなの?」

 

「いえ、それは違いますよ。メルクさん貴女は過労死で死んで何らかの理屈で生き返った・・・神なので生き返ったと言う表現は適切ではないかもしれませんけどね」

 

「こちらの場合は過労死で死んだ後、分岐をしたのですよ。貴女生き返った世界のようにその分岐が世界の複数回の再生ですね」

 

「なっこちらでは世界再生が頻繁にしないといけなくなったの?」

 

 

「ええその影響を受けてあの方の指示で融合世界の担当の神は複数を置くことになったんですよ」

 

「成る程ね」

 

「私が死んでからそんな事が起きていたのねそちらの世界に」

 

「それでメルク貴女が融合世界の一部になりたいとはどういう意味で言ったの?」

 

「それは、何故か私が生き返った事による世界の変化を見るためかしら何せ私が目覚めたら隣に知らない世界があったからね。何で私的に紫藤直哉は私の前で獅童と名乗ったのかが貴女と話をして色んな混乱を避ける為だったのね」

 

「成る程ねその原因は!恐らくイシュメルガのせいかもね」

 

「そうねあの時、メルクが来た時は驚いたけどね」

 

「和実ゆい達の可能性があるのはわかりましたが、彼女たちの扱いはどうすれば良いです?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

和実ゆい達の扱いについて

「ああ、それは・・・」

 

「今まで通りで良いわよ。私が言った可能性を先に到達するのはローズマリーだと思うから」

 

「後ジェントルー以外のブンドル団の幹部が来た場合私達の推測が立証されるかもだけど」

 

「そうですね・・・今まで深く考えてませんでしたけど」

 

「改めて私はトワよ」

 

「私はローズマリーよ」

 

「この世界は一体何なの?さっきのキュアグレースと言う子は、貴女の部下なの?」

 

ローズマリーがトワに聞く。

 

「そうね正確的に言えば協力者よ」

 

「協力者ですって」

 

「そうよ貴女達が来た世界は複数の世界が混じり合っているの、貴女をここに連れて来たキュアグレースもその協力者の1人なの」

 

「そう言う事なのね、つまり私がゆいを探しているのをのどかちゃんに聞いたから私をここにのどかちゃんいえ、キュアグレースに案内させたのね?」

 

「そうよ。貴女以外の和実唯人エナジー妖精コメコメは今医務室にいるわよ」

 

「それ本当?」

 

「ええ、意識は無いけど」

 

「そんな!!」

 

「大丈夫よ命を落とすような怪我はしてないわ」

 

「そう、良かったわ」

 

「貴女にいくつか確認するけどいい?

 

「ええ、良いわよ」

 

「まず貴女と和実ゆいは別の世界の住人で良いのよね」

 

「ええ、そうよ」

 

「あの感じだと異世界から来た人間と思いますよ」

 

「そうね私やレイも当初はそう思ってたわ」

「ああ、それは・・・ジェントルお前が今知るべきではない事だ」

 

「そうか・・・わかった」

 

「ジェントルこの世界にもレシピッピが誕生したぞ、さしあたり今日はこの世界のお祭りがあってないろんな食材を扱う出店があるぞ」

 

「そうなのか?ぜひ言って見よう。すべてはゴーダッツ様の為に」

 

「そう言いながらジェントルはひなたと直哉がいるお祭り会場に向かった。

 

「これで良い後の事は和実ゆい達がジェントルを止めるだろう。・・・レイそこにいるんだろう?」

 

「ああ、隼人お前が17番目のプリキュアの世界から和実ゆい達を連れて来たのか?」

 

「ああ、結果的にはそうなるな。融合世界が完全封印されるとは思わなかった」

 

「やはり原因は真宮寺直哉の出現なのか?」

 

ブルーもとい隼人がレイに聞く。

 

「隼人がそう言ったし」

 

「どちらにしても和実ゆい達の基本的な扱いはそのままで、カテゴリーを未来人にするくらいですか?」

 

「そうね、未来人と言っても17番目のプリキュアだから遠い未来じゃないけど」

 

「それはそうですけど」

 

「さて、和実ゆい達の件はこれで良いわね?」

 

「それでこれからどうするんです?」

 

「それはさっきも言ったけど・・・」

「トワ、特殊遊撃部隊としての行動は?」

 

「ああ、それは・・・直哉が決めて」

 

「はっどういう事です?」

 

「単純に特殊遊撃部隊に回す仕事との量が多いのよ」

 

「ノヴァ達の追撃や、新しく出来た世界の調査や、シンフォギア世界の続きに関わる事や、既存の世界のパトロールや、イヨからの依頼などね」

 

「確かに多いですね。でも優先順位はノヴァ達の追撃では?」

 

「そうしたいけど、現状セフィーロに行く手段がないのよ」

 

「あ、そう言えば・・・」

 

「じゃあ、シンフォギア世界の継続は・・・?」

 

「無理ね二課も武装集団フィーネ側も再行動するには時間がないわ」

 

「そんな、それじゃあ中途半端な状態で新たな依頼を受けなければいけないんですか?」

 

「そう言う事ね」

 

「あくまで依頼をする場合ね」

 

「え、どういう事です?」

 

「だから直哉次第よ。依頼を受けるのも、受けないですこやか市でゆっくりするのも」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

すこやかフェスティバルへのお誘い

「無理ね二課も武装集団フィーネ側も再行動するには時間がないわ」

 

「そんな、それじゃあ中途半端な状態で新たな依頼を受けなければいけないんですか?」

 

「そう言う事ね」

 

「あくまで依頼をする場合ね」

 

「え、どういう事です?」

 

「だから直哉次第よ。依頼を受けるのも、受けないですこやか市でゆっくりするのも」

 

暫くして・・・

 

直哉は、融合世界のすこやか市に戻ると・・・そこに連絡が来た。

 

「直哉君少し私達の世界に来れるかな?」

 

「あ、ちゆさん何かありました?」

 

「うん、こちらですこやかフェスティバルがあるから一緒にどうかなと思って」

 

「ああ、成程前回のイベントが・・・」

 

「成程そうなんですね。そう言えば僕がすこやか市に来た時大規模な静電気騒動が起きてましたけど何か関係してますかね?」

 

「「「静電気?あ、そう言えば・・・」」」

 

「思い当たる事があるようですね。それでは僕はそのイベントが終わるまでのどかさんの家にいますから」

 

そう言って直哉はのどか達と別れようとしたが・・・

 

「直哉君私達ともチームだよね?一緒に行こう」

 

「・・・わかりました。ですが今回は一緒に戦う事は出来ませんからね」

 

「うん」

 

「大丈夫大丈夫直哉っちがいれば」

 

その後直哉とのどか達はメガビョーゲンを探していた時ナノビョーゲンに感染したドローンを見つけた。

 

「皆これを見るラビ」

 

「きっとこれがビョーゲンズに襲われたんだペン」

 

「これはドローンね」

 

「あ、そっか今回のメガビョーゲンは、空を飛べるんだ」

 

「だからラテが感知しても私達が付く前に移動出来るのね」

 

「どうする?のどかっち」

 

「あ、ひなたちゃんスマホでわからない?」

 

「あ、成程いくら空を飛べるメガビョーゲンでも姿を見られているかもしれないね」

 

そう言って、ひなたは自分のスマホを使い検索を始めた。

 

そして検索の結果・・・

 

「見つけた、すこやか駅から来たに行ったぽい」

 

「皆行こう」

 

「そう言うイベントでしたね」

 

「そうだったわね。それでどうかな?」

 

「ええ、良いですよ色々あって僕も遊びたいなと思いまして」

 

「そうなの?」

 

「はい、そう言えば・・・」

 

「貴方本当にリフレインなの?」

 

「最初の時にはみせなかったその怪物をよく知っているようだったけど?」

 

「「そう言えばそうだよ」」

 

「フフ、流石だなキュアグレース。だが私は進化したのだよ」

 

「進化したですって」

 

「そうその通りだ、キュアフォンテーヌ私は君達の時間を戻した後にミラクルンが次元の穴を見つけてそこに行こうとした時に私の前に次元の穴から怨霊と言ってもいい魂を私は吸収したのだ」

 

「「ええ――」」

 

「「「やっぱり融合世界の降魔の力とメガビョーゲンの力がリフレインと言う素体に2つの力が融合したんだね」」」したのね」

 

「ほう、お前達はこの力が流れて来た世界の事を知っているようだな」

 

「知ってるけどリフレイン貴方にはその世界には行かせない」

 

!!

 

「成程キュアグレースお前はいや、お前達3人はメガ降魔を見るのは初めてではないのか?」

 

「そうかそう言う事か、キュアグレースお前は異世界に行った事がありそこでメガ降魔と戦った事があるのだな」

 

「あの戦いの影響は出てませんか?」

 

「ああ、それは・・・今の所は何も変わらないわ」

 

「そうですか?わかりましたそれでは簡易ゲートを使って、すこやかフェスティバルの会場の方に行きますね」

 

「ええ、わかったわ」

 

そして直哉は、原作世界のちゆとの通信を切り、その直後簡易ゲートを使って原作世界のすこやか市に移動した。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

もう1人ののどか達とトワの秘密の話前編

時を少し戻して・・・

 

直哉が管理者の神殿から融合世界のすこやか市に戻った直後・・・

 

トワは原作世界のキュアグレースに連絡していた。

 

「「「トワさん、どうしたんですか?」」」

 

「3人共ごめんね。少し協力者になってくれない?」

 

「「「協力者にですか?」」」

 

「ええ、そうよ」

 

そしてトワは事情を説明した。

 

「「「成程」」」

 

「そう言う理由で直哉君が落ち込んでるんですね?」

 

ちゆがトワに聞く。

 

「どちらかと言えば・・・」

 

「おいおいひなた。さっき言ってたプリキュアをやめる発言はどういう事ニャン?」

 

「そうラビ。教えて欲しいラビ」

 

「そうペン」

 

「近い近い!それにやめると言ってないし」

 

そしてひなたは、家族に対して思ってる事を説明した。

 

「そして考えちゃったと言うか、さ。プリキュアに関しても、あの時直哉っちがのどかっちの所に来ないともっと大変なことになってたかと思うと・・・」

 

「「「「「確かに」」」」」

 

「そちらのひなたが『プリキュアをやめる』と言い出した時のような感じなのよ」

 

「「なるほど。つまり精神的にまいっているんですね」」

 

無言でうなずく。

 

「ちょっ!なんで私のアレで説明するんですか⁉トワさん‼」

 

ひなたが顔を赤らめる

 

「え。・・・だって直哉もひなたが言ったような状態だからね」

 

「いったい、直哉君に何があったんです」

 

のどかが疑問を口にする。

 

「それはね、とある『任務』での事なの」

 

トワは口を開く。

 

「オラオラオラ!!!!どうして戦わない?お前は俺達『帝国華撃団』を殺す為に来たんだろうが・・・!!!!くらえぇぇぇ!!破邪剣征・桜花放神!!!!」

 

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なッ‼お前もお前も破邪剣征を使うのか?だが、俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああぁぁぁぁ!!!!」

 

2人の放った技が互いにぶつかり合い、花寺直哉の技が襲撃者を飲み込んだ。

 

「『あの男』にのどか達の事教えたのは、ノヴァだから」

 

「「ええーー!!!!」」

 

「ノヴァ、どうしてこの世界に来たの?目的はなんなの?」

 

「私の目的?そんなの決まってるじゃない。私の、忠実な僕となる帝国華撃団を手に入れる為よ」

 

「あの時、手に入れた光武の乗り手が使い物にならないからね」

 

「だから、大神一郎達を貰う事にしたの」

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

その時、闇の光武に攻撃が当たった。初代帝国華撃団メンバーの吸収が、止まった。

 

!!

 

「誰?ノヴァの邪魔をするのは?」

 

「それは俺達だよ。ノヴァ」

 

そう言って響達とノヴァの前にブルーとバテデモーダが現れた。

 

!!

 

「お前達はよくも『あの世界の帝国華撃団』を殺してくれたね?」

 

「な~に言ってんすか?ノヴァさんがあんな事をしなければ、おいら達も追いかけなくて良かったんすよ」

 

「五月蠅い。ここにいる全員なんて死ねばいいんだーーー」

 

「仕方ない。行くぞバテデモーダ」

 

「了解っす」

 

リディアンで行われた大乱戦は痛み分けとなった。現在の帝国華撃団メンバー8人の内3人が闇の光武に吸収されてしまった。武装集団フィーネ側は、3人の奏者全員を助ける事は出来たが、イベントを続けるには時間が必要だった。

 

二課側も今回の一件の後始末にかなり時間が必要になっていた。

 

「「「・・・なるほど。この2つの出来事が、直哉君自身が気にしているんですね?」」」

 

「そう言う事なのよ」

 

「私も直哉がそこまで気にしなくて良いと言ったんだけどね」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

もう1人ののどか達とトワの秘密の話中編

「「「成程この2つの出来事が、直哉君自身が気にしているんですね?」」」

 

「そう言う事なのよ」

 

「私も直哉がそこまで気にしなくて良いと言ったんだけどね」

 

「だけど直哉君が予想以上に責任を感じているんですね?」

 

のどかが言う。

 

「そうなのよね、2つの内の1つは、私達のミスなのに・・・」

 

「そこまで自分のせいと言い張るのよ」

 

「「「成程」」」

 

「どちらにしても特殊遊撃部隊の皆には休息を与えたとしても」

 

「直哉は仕事をしようとすると思うのよ」

 

「「「確かにそれはありそう」」」

 

「だから何とかして直哉には休息とばれないようにしたいんだけどね」

 

その時ひなたが思いつく。

 

「あ、トワさん融合世界のすこやか市ではすこやかフェスティバル終わりました?」

 

「はい、お姉さんとひなたさんそれぞれのパンケーキが出来ました」

 

「「ありがとう」」

 

お祭りが始まりひなたのお姉さんのお店は若い世代が中心にお客がやって来ていた。

 

パンケーキを買ってくれたお客さんを直哉が見ると、そのお客の上を楽しそうに動く、パンケーキのレシピッピがいた。

 

「おう、・・・ここが目的のお店か・・・ガクッ」

 

「「米田さんおじいちゃんしっかりして」

 

「俺はまだ爺さんではない」

 

米田の状態の経緯を知らない直哉とひなたがそう言うと米田が反論した。

 

「一体米田さんの身に何があったんですかのどかさん?」

 

「あはは・・・実はね、うちのお母さんとかえでさんが、米田さんに1年間の禁酒を相談して決めて、米田さんに言ったらああなって・・・」

 

「「成程」」

 

「そのやり取りをしていたからちゆさん達が少し遅かったんですね」

 

「うん」

 

「ええ、こんな感じであったわよ」

 

「「「へえーー米田さんも来たんですね」」」

 

「そうよ、後呼んでいないものも来たけど」

 

「「「え」」」

 

「良いわよ。プレシャスレシピッピが2体捕まってるけど何とか、プレシャスだけでも行けそうね」

 

「ジェントルレシピッピを返して貰うよ」

 

「ふん、お前達もう勝った気でいるのか?」

 

「「どういう事よ」」

 

「私は、お前達がこのフィールドを作るのを待っていたのだ。キュアプレシャスに確実に勝つ為に」

 

「行きなさいナノビョーゲン」

 

!!

 

「そ、それは・・・」

 

ジェントルがそう言い放たれたナノビョーゲンに感染された岩が、メガビョーゲンに進化した。

 

「あはは、どうだこのメガビョーゲンを浄化出来るプリキュアはこのフィールドをの中にはいないぞ。どうするプリキュア?」

 

「どうしょうマリちゃん?」

 

「困ったわこのままだとどちらか一方しか浄化が出来ないわ」

 

「その心配はないラビ」

 

「安心するペン」

 

「岩型のメガビョーゲンは俺達に任せろニャン」

 

!!

 

「なっお前達がどうしてこのフィールド内にいるキュアグレース達」

 

ジェントルが怒りの感情をぶつける。

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

「あれれ、私達貴女と直接会うの初めてなのに?どうして名前を知ってるのかな?」

 

スパークルがジェントルに聞く。

 

「う、それは・・・」

 

「ともかく助かったわ。これで2体纏めての浄化が可能よ」

 

そして互いの浄化技が発動した。

 

「プリキュア!プレシャス・トライアングル!」

 

「オナカイッパーイ」

 

「ごちそうさまでした」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「こんな感じで終わったわ」

 

「「「「「ええーー」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「「「まさか別のプリキュアの世界の敵が乱入するなんて」」」

 

のどか達が驚いていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

もう1人ののどか達とトワの秘密の話後編

「プリキュア!プレシャス・トライアングル!」

 

「オナカイッパーイ」

 

「ごちそうさまでした」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「こんな感じで終わったわ」

 

「「「「「ええーー」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「「「まさか別のプリキュアの世界の敵が乱入するなんて」」」

 

のどか達が驚いていた。

 

「まあ、融合世界のすこやか市にはよくある事だし」

 

「それでも別の組織の人がナノビョーゲンを使うなんて」

 

「ああ、それは・・・」

 

「ブルーどうしたのだ?」

 

「ああ、すまん今後の事を考えていた」

 

「今後の事を?」

 

「ああ、今の融合世界はジェントルお前やキュアプレシャスの出現により世界の常識が変わったのさ、その為の今後の行動を俺は考える事があるのさ」

 

「それはどういう意味だ?ブルー」

 

「ああ、それは・・・ジェントルお前が今知るべきではない事だ」

 

「そうか・・・わかった」

 

「ジェントルこの世界にもレシピッピが誕生したぞ、さしあたり今日はこの世界のお祭りがあってないろんな食材を扱う出店があるぞ」

 

「そうなのか?ぜひ言って見よう。すべてはゴーダッツ様の為に」

 

「そう言いながらジェントルはひなたと直哉がいるお祭り会場に向かった。

 

「これで良い後の事は和実ゆい達がジェントルを止めるだろう。・・・レイそこにいるんだろう?」

 

「ああ、隼人お前が17番目のプリキュアの世界から和実ゆい達を連れて来たのか?」

 

「ああ、結果的にはそうなるな。融合世界が完全封印されるとは思わなかった」

 

「やはり原因は真宮寺直哉の出現なのか?」

 

ブルーもとい隼人がレイに聞く。

 

「ああ、そうだ」

 

そしてレイが説明を始める。

 

「ブルーが、17番目のプリキュアの敵組織と繋がりを持ったからなのよ」

 

「「「成程」」」

 

「まあその辺にして、直哉の事をお願いしていいかしら?」

 

「「「はい」」」

 

そして話し合いが終わり、ちゆが直哉に連絡した。

 

 

「直哉君少し私達の世界に来れるかな?」

 

「あ、ちゆさん何かありました?」

 

「うん、こちらですこやかフェスティバルがあるから一緒にどうかなと思って」

 

「ああ、成程前回のイベントが・・・」

 

「成程そうなんですね。そう言えば僕がすこやか市に来た時大規模な静電気騒動が起きてましたけど何か関係してますかね?」

 

「そう言うイベントでしたね」

 

「そうだったわね。それでどうかな?」

 

「ええ、良いですよ色々あって僕も遊びたいなと思いまして」

 

「そうなの?」

 

「あの戦いの影響は出てませんか?」

 

「ああ、それは・・・今の所は何も変わらないわ」

 

「そうですか?わかりましたそれでは簡易ゲートを使って、すこやかフェスティバルの会場の方に行きますね」

 

「ええ、わかったわ」

 

そして直哉は、原作世界のちゆとの通信を切り、その直後簡易ゲートを使って原作世界のすこやか市に移動した。

 

「直哉君こっちに来てくれるそうよ。のどかにひなた」

 

「「やったー」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉もう1人ののどか達との合流前

「あの戦いの影響は出てませんか?」

 

「ああ、それは・・・今の所は何も変わらないわ」

 

「そうですか?わかりましたそれでは簡易ゲートを使って、すこやかフェスティバルの会場の方に行きますね」

 

「ええ、わかったわ」

 

そして直哉は、原作世界のちゆとの通信を切り、その直後簡易ゲートを使って原作世界のすこやか市に移動した。

 

「ああ、行ったもののなんか行きづらいなあ」

 

「とは言ってもあのタイミングでのお誘いには有難いけど、絶対トワが関わってるんだろうな」

「トワはこの第三勢力は本当にノヴァ達と闇の帝国華撃団だと思いますか?」

 

「それはこの段階で、決め打ちで行くのは厳しいわよ」

 

「もう少しシンフォギア世界を見ておく必要があると思うわ」

 

「さっきの直哉の質問の答えじゃないけど、可能性があると思える事は調査しておく必要があると思うの」

 

「トワ何が気になるんです?」

 

「ああ、それは・・・バテデモーダと隼人の動向よ」

 

!!

 

直哉とのどかはトワの言葉に驚いていた。

 

「何故今なんですか?トワさん今シンフォギア世界でイベントが始まったのに?」

 

「確かにのどかの言う通りよだからこそバテデモーダと隼人の動向を知るべきなの、2人は単独で異世界移動出来るからね」

 

「恐らくあの頃から自分の様子を見てたんだろうなあ」

 

「だからもう1人ののどか達に呼ばれたんだろうな」

 

 

「ああ、それは・・・直哉が決めて」

 

「はっどういう事です?」

 

「単純に特殊遊撃部隊に回す仕事との量が多いのよ」

 

「ノヴァ達の追撃や、新しく出来た世界の調査や、シンフォギア世界の続きに関わる事や、既存の世界のパトロールや、イヨからの依頼などね」

 

「確かに多いですね。でも優先順位はノヴァ達の追撃では?」

 

「そうしたいけど、現状セフィーロに行く手段がないのよ」

 

「あ、そう言えば・・・」

 

「じゃあ、シンフォギア世界の継続は・・・?」

 

「無理ね二課も武装集団フィーネ側も再行動するには時間がないわ」

 

「そんな、それじゃあ中途半端な状態で新たな依頼を受けなければいけないんですか?」

 

「そう言う事ね」

 

「あくまで依頼をする場合ね」

 

「え、どういう事です?」

 

「だから直哉次第よ。依頼を受けるのも、受けないですこやか市でゆっくりするのも」

 

「もう1人ののどかさん達に誘われたこれも僕の取り方次第で休暇にも仕事になるわけですね」

 

「直哉君少し私達の世界に来れるかな?」

 

「あ、ちゆさん何かありました?」

 

「うん、こちらですこやかフェスティバルがあるから一緒にどうかなと思って」

 

「ああ、成程前回のイベントが・・・」

 

「成程そうなんですね。そう言えば僕がすこやか市に来た時大規模な静電気騒動が起きてましたけど何か関係してますかね?」

 

「そう言うイベントでしたね」

 

「そうだったわね。それでどうかな?」

 

「ええ、良いですよ色々あって僕も遊びたいなと思いまして」

 

「そうなの?」

 

「あの戦いの影響は出てませんか?」

 

「ああ、それは・・・今の所は何も変わらないわ」

 

「そうですか?わかりましたそれでは簡易ゲートを使って、すこやかフェスティバルの会場の方に行きますね」

 

「ええ、わかったわ」

 

「たくっトワ達ともう1人ののどかさん達には感謝しないと」

 

そう言いながら直哉は、すこやかフェスティバルの会場に着いた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

合流と少しの変化前編

今回の話ではプリキュアの映画のキャラ達が一部出て来ますがご了承ください。


すこやかフェスティバルの会場内・・・

 

「あ、いたいたのどかさんとひなたさん」

 

「「あ、直哉君」直哉っち」

 

そして直哉はのどかとひなたの2人と合流した。

 

「あれ?ちゆさんは」

 

「多分旅館の方じゃないかな?この連休に予約が多いと言ったから」

 

「ああ成る程、しかしこちらのすこやかフェスティバルの会場の人出多いですね」

 

「そうかな?」

 

「ええ、多いですね」

「はい、お姉さんとひなたさんそれぞれのパンケーキが出来ました」

 

「「ありがとう」」

 

お祭りが始まりひなたのお姉さんのお店は若い世代が中心にお客がやって来ていた。

 

パンケーキを買ってくれたお客さんを直哉が見ると、そのお客の上を楽しそうに動く、パンケーキのレシピッピがいた。

 

「やっぱりだ・・・あの時から融合世界が変化を起こしたのか?」

 

「融合世界のすこやか市では、ひなたさんのお姉さんのお店を少し手伝いましたから」

 

「ええ、直哉っちこっちでも手伝って」

 

「ええ、良いですよ」

 

「もうひなたちゃんたら」

 

そしてひなたが直哉を連れて行った。

 

「直哉少しでも気分転換になればいいラビね」

 

「そうだねラビリン」

 

暫くして・・・

 

「え、嘘はなちゃん」

 

「あ、のどかちゃん見つけた」

 

「はなちゃんどうしてここに?」

 

「まさかまだリフレインの影響が?」

 

のどかが思い出す。

「さあ3度目の対決だプリキュア」

 

「「ああまた変な怪物がリフレインと合体してる」」

 

先輩プリキュア達代表して2人が言う。

 

「いや、これは融合だ。これにより私は新たな力を得た。これを見ろ」

 

メガ降魔と融合したリフレインが攻撃すると、大地が赤黒く変色をし始めた」

 

「「ええ――大地がーー」」

 

「素晴らしいこの力があれば・・・」

 

「さて、プリキュア達よ消えたミラクルンの事を教えて貰おうか?」

 

「「ええ――ミラクルンが消えたのーー」」

 

先輩プリキュア達はリフレインの言葉に驚いていた。

 

「リフレイン何故、ミラクルンが消えたと知ってるの?」

 

キュアグレース達がリフレインに聞く。

 

「「ええ――グレース達もミラクルンが消えた事を知ってるの?」」

 

「先輩達後で説明しますから大きく反応しないで」

 

「「うう、わかったよ」」

 

先輩達は、スパークルの言葉でグレースとリフレインのやり取りに集中した。

 

「ああ、違うよ私が来たかったから来たんだよ」

 

「それにここに来れば教えて貰えると聞いたから」

 

「ええ――」

 

「やっぱり来ましたか、はなさん」

 

「うん来たよ紫藤直哉さん」

 

「え、直哉君はなちゃんと面識あるの?」

 

「いえ、直接は今回が初めてですよ」

 

「のどかさん僕がこちらに来る前に聞きましたよねちゆさんを通して?」

 

「うん」

 

「あの戦いの影響は出てませんか?」

 

「ああ、それは・・・今の所は何も変わらないわ」

 

「そうですか?わかりましたそれでは簡易ゲートを使って、すこやかフェスティバルの会場の方に行きますね」

 

「ええ、わかったわ」

 

そして直哉は、原作世界のちゆとの通信を切り、その直後簡易ゲートを使って原作世界のすこやか市に移動した。

 

「どうやら僕をここに行かせたのは、トワとレイがリフレインと戦ったプリキュアの代表者に説明をさせる事のようですね。当然僕はその事を知ったのは今ですが・・・」

 

「ええ――」

 

そして直哉は話を始めた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

合流と少しの変化後編

今回の話ではプリキュアの映画のキャラ達が一部出て来ますがご了承ください。


「あの戦いの影響は出てませんか?」

 

「ああ、それは・・・今の所は何も変わらないわ」

 

「そうですか?わかりましたそれでは簡易ゲートを使って、すこやかフェスティバルの会場の方に行きますね」

 

「ええ、わかったわ」

 

そして直哉は、原作世界のちゆとの通信を切り、その直後簡易ゲートを使って原作世界のすこやか市に移動した。

 

「どうやら僕をここに行かせたのは、トワとレイがリフレインと戦ったプリキュアの代表者に説明をさせる事のようですね。当然僕はその事を知ったのは今ですが・・・」

 

「ええ――」

 

そして直哉は話を始めた。

 

「貴女は何を聞きたいんですか?最初に」

 

「まずはリフレイン言っていた・・・」

 

「素晴らしいこの力があれば・・・」

 

「さて、プリキュア達よ消えたミラクルンの事を教えて貰おうか?」

 

「「ええ――ミラクルンが消えたのーー」」

 

先輩プリキュア達はリフレインの言葉に驚いていた。

 

「リフレイン何故、ミラクルンが消えたと知ってるの?」

 

キュアグレース達がリフレインに聞く。

 

「「ええ――グレース達もミラクルンが消えた事を知ってるの?」」

 

「先輩達後で説明しますから大きく反応しないで」

 

「「うう、わかったよ」」

 

先輩達は、スパークルの言葉でグレースとリフレインのやり取りに集中した。

 

「貴方本当にリフレインなの?」

 

「最初の時にはみせなかったその怪物をよく知っているようだったけど?」

 

「「そう言えばそうだよ」」

 

「フフ、流石だなキュアグレース。だが私は進化したのだよ」

 

「進化したですって」

 

「そうその通りだ、キュアフォンテーヌ私は君達の時間を戻した後にミラクルンが次元の穴を見つけてそこに行こうとした時に私の前に次元の穴から怨霊と言ってもいい魂を私は吸収したのだ」

 

「「ええ――」」

 

「「「やっぱり融合世界の降魔の力とメガビョーゲンの力がリフレインと言う素体に2つの力が融合したんだね」」」したのね」

 

「「ええ――それ本当なの?グレース」」

 

先輩達がリフレインの話を聞き驚いてグレースに確認する。

 

「ええ、事実です先輩ですので今のメガリフレインにはメガビョーゲンの力も使えるので十分気をつけてください」

 

「「了解」」

 

「世界について教えてほしいかな」

 

「わかりました」

 

「「ええーー良いの?」良いラビ」

 

「構いませんよ」

 

「はなさん貴女は異世界と言う物を信じますか?」

 

「え、漫画やアニメの題材によく使われる設定の異世界?」

 

「そうです。貴方達3組のプリキュアとリフレインの戦いに現れたメガ降魔は異世界の怪物なのです」

 

「ええ――」

 

「異世界なんて妄想だけだと思ったよ」

 

「まさか本当に実在するなんて」

 

「ほう、お前達はこの力が流れて来た世界の事を知っているようだな」

 

「知ってるけどリフレイン貴方にはその世界には行かせない」

 

!!

 

「成程キュアグレースお前はいや、お前達3人はメガ降魔を見るのは初めてではないのか?」

 

「そうかそう言う事か、キュアグレースお前は異世界に行った事がありそこでメガ降魔と戦った事があるのだな」

 

「じゃあ、あのリフレインの言葉は・・・のどかちゃん貴女は異世界に行った事あるんだね?」

 

「はいあります」

 

「そっか・・・」

 

「はなさん僕から質問良いですか?」

 

「うん良いよ」

 

「はなさんは、誰から僕の事を聞きました?」

 

「それは・・・レイさんと言う女性だよ」

 

「成程、そのレイさんから僕の事を聞いたんですね?」

 

「うん間違いないよ」

 

「直哉さん貴方はレイさんの知り合いですか?」

 

「そうですね、レイさんは僕の住む世界の神様の1人ですけど」

 

「ええ――神様ーー」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

説明と短い交流

今回の話ではプリキュアの映画のキャラ達が一部出て来ますがご了承ください。


「はなさんは、誰から僕の事を聞きました?」

 

「それは・・・レイさんと言う女性だよ」

 

「成程、そのレイさんから僕の事を聞いたんですね?」

 

「うん間違いないよ」

 

「直哉さん貴方はレイさんの知り合いですか?」

 

「そうですね、レイさんは僕の住む世界の神様の1人ですけど」

 

「ええ――神様ーー」

 

「ええはなさんには具体的に説明は僕の立場上出来ないのですが」

 

「何で私達の所に、直哉さんの世界の神様が?」

 

「ああ、それは・・・先程言いましたけど」

 

「貴方本当にリフレインなの?」

 

「最初の時にはみせなかったその怪物をよく知っているようだったけど?」

 

「「そう言えばそうだよ」」

 

「フフ、流石だなキュアグレース。だが私は進化したのだよ」

 

「進化したですって」

 

「そうその通りだ、キュアフォンテーヌ私は君達の時間を戻した後にミラクルンが次元の穴を見つけてそこに行こうとした時に私の前に次元の穴から怨霊と言ってもいい魂を私は吸収したのだ」

 

「「ええ――」」

 

「「「やっぱり融合世界の降魔の力とメガビョーゲンの力がリフレインと言う素体に2つの力が融合したんだね」」」したのね」

 

「「ええ――それ本当なの?グレース」」

 

先輩達がリフレインの話を聞き驚いてグレースに確認する。

 

「ええ、事実です先輩ですので今のメガリフレインにはメガビョーゲンの力も使えるので十分気をつけてください」

 

「「了解」」

 

「本来ならリフレインの進化は別の形になる筈でしたので」

 

「成程ね」

 

「じゃあ、私達の所に来たレイさんは?」

 

「恐らく僕達の世界の怪物と遭遇したので、はなさん達に悪影響を及ぼす可能性もあるので調査をしたんですよ」

 

「「成程」」

 

「それじゃあ私が今日呼ばれたのは?」

 

「ええ、貴方の身の回りに小規模の異変が起きていたので、今回レイさんの方から説明をしてくれと急遽頼まれたのです」

 

「そうだったんだ」

 

「ええ、気づいていないかもですけど、僕がここに来た時からはなさんそしてのどかさんとラビリン以外の時間は止まっているので」

 

「「ええーー」」

 

直哉の言葉にのどかとはなが驚く。

 

「あくまで今回のはなさんの来訪は緊急性の高い突発な物ですから」

 

のどかさん達全員がはなさんと会うのは避けて、ピンクプリキュアなら良いとなって現在の状態なのですよ」

 

「成程、直哉さん何故プリキュアを知ってるんです?」

 

「ああ、それは・・・僕達の世界にものどかさん達がいるんですよ、もう1人ののどかさん達が」

 

「ええ――」

 

そして直哉は話し出した。

 

「ああ、その可能性なら十分ありますよ。どうやらのどかさん達以外にプリキュアという存在は少なくとも14組は存在している世界もあるようなので」

 

「「「「「「ええーーー」」」」」」

 

直哉の言葉にのどか達が驚く。

 

「「「「「「14組のプリキュアガ存在する世界」」」」」

 

「ええ、その世界の14組の内の何組と原作世界ののどかさん達が共闘するかもしれない可能性がありますが」

 

「「「ええーーー」」」

 

「あくまでこの情報は原作世界ののどかさん達の未来を見た時にその映像が見えたので」

 

「そう言う理由ではなさん達のプリキュアの事も記録で知ってたんです」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

説明終了後の2人

「ああ、その可能性なら十分ありますよ。どうやらのどかさん達以外にプリキュアという存在は少なくとも14組は存在している世界もあるようなので」

 

「「「「「「ええーーー」」」」」」

 

直哉の言葉にのどか達が驚く。

 

「「「「「「14組のプリキュアガ存在する世界」」」」」

 

「ええ、その世界の14組の内の何組と原作世界ののどかさん達が共闘するかもしれない可能性がありますが」

 

「「「ええーーー」」」

 

「あくまでこの情報は原作世界ののどかさん達の未来を見た時にその映像が見えたので」

 

「そう言う理由ではなさん達のプリキュアの事も記録で知ってたんです」

 

暫くして・・・

 

「直哉君はなちゃんにあそこまで伝えて良かったの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「ええ、レイさんにその辺の説明してとひなたさんのお姉さんのお店を手伝っていたらそう連絡を受けたので」

 

「そうなんだ、それで時間を止めてるんだ、今も」

 

「ええ、リフレインの事を言うと・・・」

 

「グレースさん。大至急ここから出てください」

 

「直哉君どういう事」

 

「恐らくこの周辺の降魔の反応は、帝国華撃団を葬るためにまかれた餌です」

 

「「ええーー」ラビ」

 

「そして最初の降魔達は、本拠地を爆破をする為に必要な起爆スイッチの代わりでしょう」

 

「グレースさん急いで皆さんに伝えてください」

 

「「わかった」わかったラビ」

 

グレースと直哉の話が終わった直後、1人の男性がグレース達の前に現れた。

 

「ククッ特殊遊撃部隊の君達とは、こういう形で会うのは初めてだな」

 

「「「ああ、貴方は元帝国陸軍大臣の京極圭吾」」」

 

「ええーーどうして生きてるの?貴方はあの時帝国華撃団に倒された筈なのに」

 

 

「何故そんな事をしたの?」

 

「この世界にとって大神という人間は害悪でしかない。いや人間自体が、地球と言う星にとっては、人間の存在自体が、君達の敵ビョーゲンズと同じだとは思わないか?」

 

 

「「「「「「それは・・・」」」」」」

 

「確かにそうかもしれない。人間の共通している敵がいなければ、地球を人間の手によって星を破壊するかもしれない世界を私達は知ってる」

 

 

「ならば、君達もわかるだろう?」

 

「ですが、京極圭吾貴方の目的は、私達特殊遊撃部隊が必ず止めて見せます」

 

「そうか、それは残念だ。君達には死んでもらおう」

 

「倒している敵を生き返らせる術があるので、この世界の時間を止めて情報漏洩防止の為に使いました」

 

「「成程」ラビ」

 

「でも直哉君これじゃ、仕事で来てるのか遊びで来てるのかわからないね」

 

「あはは、そうですね」

 

「しかし時間を止めて大丈夫ラビ?」

 

「ああ、それは・・・大丈夫だよ。はなさんがいなくなったら元に戻るから」

 

そして、もう1つのすこやか市の時間が動き出した。

 

暫くして・・・

 

ひなたさんのお姉さんのお店にのどかとひなたとちゆが集合したのだった。

 

その後ひなたさんのお姉さんの一言で、4人はすこやかフェスティバルの会場を見て回る事になった。

 

その頃融合世界のすこやか市では・・・

 

トワの連絡により直哉の事を聞いた特殊遊撃部隊のメンバーでまなつが羨ましいと言っていた。

 

再びもう一つのすこやか市では・・・

 

「あ、そうだ僕がラビリン達と行動をしますよ。のどかさん」

 

「え、悪いよ直哉君」

 

「いえ、気にしなくて良いですよ。のどかさんはちゆさんとひなたさんに言う事がありそうですから」

 

「直哉君気がついてたの?」

 

「はい」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ヒーリングアニマルと直哉そして・・・1

その後ひなたさんのお姉さんの一言で、4人はすこやかフェスティバルの会場を見て回る事になった。

 

その頃融合世界のすこやか市では・・・

 

トワの連絡により直哉の事を聞いた特殊遊撃部隊のメンバーでまなつが羨ましいと言っていた。

 

再びもう一つのすこやか市では・・・

 

「あ、そうだ僕がラビリン達と行動をしますよ。のどかさん」

 

「え、悪いよ直哉君」

 

「いえ、気にしなくて良いですよ。のどかさんはちゆさんとひなたさんに言う事がありそうですから」

 

「直哉君気がついてたの?」

 

「はい」

 

そして直哉とヒーリングアニマル3匹と、のどか達とラテに別れてすこやかフェスティバルの会場を回るのだった。

 

「さてとラビリンこれを食べたいんだよね?」

 

そう言って直哉はラビリン達にすこやか饅頭を渡した。

 

「直哉良いラビ?」

 

「良いよでも食べ過ぎもいけないよ。食べ過ぎでのどかさんがプリキュアになれないのはまずいからね」

 

「そんな失敗しないラビ」

 

ラビリンはそう言いすこやか饅頭を食べる。

 

「でもさぺギタンとニャトランさ」

 

「「何だニャン」何だペン」

 

「君達ヒーリングアニマルとプリキュアが喧嘩をしたら、当然信頼がないからプリキュアに変身出来なくなる事も無いとは言えなくない?」

 

「「確かにニャン」確かにペン」

 

「そうペン直哉聞いていいペン?」

 

「何が聞きたいんだい?」

 

「17番目のプリキュアと16番目のプリキュアの事ペン」

 

「内容によっては答えられないよ?」

 

「それでもいいペン」

 

「何が聞きたいの?」

 

「僕達は16番目プリキュアと共闘するペン?」

 

「ああ、それは・・・今の所はないよ。一応融合世界に17番目のプリキュアが来た事により歴史関連も見れる幅が増えているけど」

 

「成程ペン」

 

「なら、おいら達が融合世界に行って17番目のプリキュアに会うのは良いのか?」

 

「うーんどうなんだろう?まだ16番目のプリキュアの方に会うなら・・・」

 

「直哉さん来ましたよ」

 

 

 

 

 

「ええ――何で君がここにいるのーー?」

 

 

 

 

 

「何故ってのどかさんがしましたよね。トワさんに連絡を?」

 

 

 

「ああ、それで君はトワにお願いされて僕達の所に来たんだね」

 

 

 

 

 

「はいそう言う事です」

 

 

 

「あのーー直哉君今ゲートから来た子も特殊遊撃部隊の人?」

 

 

 

原作世界ののどかが代表して直哉に聞く。

 

 

 

「ああ、この子は・・・」

 

 

 

 

 

「何言ってるんですか、私を呼んだののどかさんなのに」

 

 

 

 

 

「へっ・・・」

 

 

 

 

 

「夏海まなつちゃん」

 

 

 

「あれおかしいなあ、後ろからものどかさんの声が聞こえる」

 

!!

 

 

「どういう事ですかのどかさん達が2人いるーーー」 

 

「「「「「「あ、気がついて無かったんだ」」」

 

暫くして・・・

 

「ここが君達と本来の関係性を持つかも知れない。プリキュアの世界さ」 

 

「そうなんですね。感激です」

 

「さて自己紹介をお願い」

 

「私は夏海まなつです。よろしくお願いします」

 

「「「私達のはまなつちゃんが知ってるからいいかな?」

 

「はい、構いませんよのどかさん」

 

「ああいう形で会ってるしね」

 

「「成程ペン」成程ニャン」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ヒーリングアニマルと直哉そして・・・2

「どういう事ですかのどかさん達が2人いるーーー」 

 

「「「「「「あ、気がついて無かったんだ」」」

 

暫くして・・・

 

「ここが君達と本来の関係性を持つかも知れない。プリキュアの世界さ」 

 

「そうなんですね。感激です」

 

「さて自己紹介をお願い」

 

「私は夏海まなつです。よろしくお願いします」

 

「「「私達のはまなつちゃんが知ってるからいいかな?」

 

「はい、構いませんよのどかさん」

 

「ああいう形で会ってるしね」

 

「「成程ペン」成程ニャン」

 

「ただ、17番目のプリキュアの場合はまだ敵が融合世界から外に出てないからね」

 

「「成程ペン」成程ニャン」

 

「まなつちゃん達の場合は」

 

「フフ、良くあの世界から帰還できたものだな。キュアグレース」

 

 

「正直危なかったけどね、ワイズマン貴方でしょ。ブルーにあの世界の事を教えたのは?」

 

 

「正解だ。キュアグレースよ、そしてお前達と新生帝国華撃団の状況を見て、ブルーに気づかれないように奴等をあの世界に転移させたのさ。その時に紫藤飛鳥と、真宮寺薫がついて来たのはいい意味での誤算だったがな」

 

「やっぱりあのタイミングで新生帝国華撃団の居場所がわかったのは意図的だったのね」

 

 

「そう言う事だよキュアフォンテーヌ」

 

 

「相変わらず陰険手を使ってくるんだから」

 

「すまんな、キュアスパークルその時の研究題材が、どうすれば紫藤直哉を簡単に殺せるかと言う研究だったからな」

 

 

 

!!

 

 

「「「「「「「「何だって――」」」」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

ワイズマンの言葉ここにいる全員が驚いていた。

 

「しかし私は、キュアグレース達を過小評価していたようだ。まさか君達を葬るために仕掛けを突破するとはな」

 

 

「エッヘン、私達と直哉君の絆を甘く見るからだよ」

 

「そうだニャン」

 

 

「確かにそれもあるだろうが、私にはまさかあの世界に16番目のプリキュアがいるとは思わなかったぞ」

 

 

!!

 

 

「「「「「「16番目のプリキュア」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

原作世界のキュアグレース達はワイズマンの言葉に再び驚いていた。

 

 

「さて、私も戻るとしようでは、さらばだ諸君」

 

 

そう言って、ワイズマンは転移したのだった。

 

「君達はこうしてまなつちゃん達の世界を知ったよね?」

 

「うん」

 

「ああ」

 

「こういう形なら事故として処理できるけど、17番目のプリキュアの場合は」

「500キロカロリーパンチ!!」

 

「ウバ・・・ウゾ」

 

「良いわよ。プレシャスレシピッピが2体捕まってるけど何とか、プレシャスだけでも行けそうね」

 

「ジェントルレシピッピを返して貰うよ」

 

「ふん、お前達もう勝った気でいるのか?」

 

「「どういう事よ」」

 

「私は、お前達がこのフィールドを作るのを待っていたのだ。キュアプレシャスに確実に勝つ為に」

 

「行きなさいナノビョーゲン」

 

!!

 

「そ、それは・・・」

 

ジェントルがそう言い放たれたナノビョーゲンに感染された岩が、メガビョーゲンに進化した。

 

「あはは、どうだこのメガビョーゲンを浄化出来るプリキュアはこのフィールドをの中にはいないぞ。どうするプリキュア?」

 

「どうしょうマリちゃん?」

 

「困ったわこのままだとどちらか一方しか浄化が出来ないわ」

 

「その心配はないラビ」

 

「安心するペン」

 

「岩型のメガビョーゲンは俺達に任せろニャン」

 

!!

 

「なっお前達がどうしてこのフィールド内にいるキュアグレース達」

 

ジェントルが怒りの感情をぶつける。

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

「あれれ、私達貴女と直接会うの初めてなのに?どうして名前を知ってるのかな?」

 

スパークルがジェントルに聞く。

 

「う、それは・・・」

 

「ともかく助かったわ。これで2体纏めての浄化が可能よ」

 

「この話をしただけだからね」

 

「僕ももう1つのすこやか市を本来の流れを中断させたくないしね」

 

「そう言えば融合世界すこやか市は進んでるのかニャン?」

 

「ほぼこちらと変わらないよ。アスミさんの存在以外は」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ヒーリングアニマルと直哉そして・・・3

「あれれ、私達貴女と直接会うの初めてなのに?どうして名前を知ってるのかな?」

 

スパークルがジェントルに聞く。

 

「う、それは・・・」

 

「ともかく助かったわ。これで2体纏めての浄化が可能よ」

 

「この話をしただけだからね」

 

「僕ももう1つのすこやか市を本来の流れを中断させたくないしね」

 

「そう言えば融合世界すこやか市は進んでるのかニャン?」

 

「ほぼこちらと変わらないよ。アスミさんの存在以外は」

 

「しかしよ、ラビリンお前食べ過ぎだろ」

 

「そんな事ないラビ、まだまだ食べるラビ」

 

そしてラビリンはすこやか饅頭を再び食べるのだった。

 

「これは少しまずいかも知れないから手を打つねぺギタンとニャトラン」

 

「そうしてくれると助かるペン」

 

そして直哉は融合世界のラビリンとのどかに連絡し2人を呼んだ。

 

暫くして・・・

 

「お待たせ直哉君どうした・・・のええ――もう1人のラビリンがまんまるになってる」

 

「ええ、そうなんです。すこやか饅頭の食べ過ぎで・・・」

 

「何でそんなになるまで食べたラビ?限度を考えるラビよ」

 

「ごめんラビ苦しくて動けないラビ」

 

「そう言う事で2人を緊急で呼んだんです」

 

「「成程」ラビ」

 

「確かにこの状態のラビリンでもう1人の私と変身したら・・・」

 

「どんな怖い事になるかわからないもんね」

 

「そうだな」

 

「そうペンね」

 

「さて原作世界のラビリンの状況をもう1人ののどかさんに伝えてきますね」

 

「うん」

 

「ぺギタンとニャトラン行くよ」

 

「おう」

 

「わかったペン」

 

そして直哉と2匹のヒーリングアニマルはのどか達と合流する為に向かった。

 

暫くして・・・

 

「きゃあああ怪物よ」

 

「皆さんこちらから逃げて下さい」

 

すこやかフェスティバル会場に扇風機型のメガビョーゲンが出現したのだった。

 

「こんな時にかよ」

 

そして直哉達はもう1人ののどか達に合流した。

 

「直哉君」

 

「ちゆ」

 

「ぺギタン」

 

「ひなた」

 

「ニャトラン」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

「ニャン!」

 

そしてちゆとひなたがキュアフォンテーヌとスパークルに変身した。

 

「ねえ直哉君ラビリンは?」

 

「実は・・・」

 

「しかしよ、ラビリンお前食べ過ぎだろ」

 

「そんな事ないラビ、まだまだ食べるラビ」

 

そしてラビリンはすこやか饅頭を再び食べるのだった。

 

「これは少しまずいかも知れないから手を打つねぺギタンとニャトラン」

 

「そうしてくれると助かるペン」

 

「こちらのラビリンはすこやか饅頭の食べ過ぎで・・・」

 

そして直哉は融合世界のラビリンとのどかに連絡し2人を呼んだ。

 

暫くして・・・

 

「お待たせ直哉君どうした・・・のええ――もう1人のラビリンがまんまるになってる」

 

「ええ、そうなんです。すこやか饅頭の食べ過ぎで・・・」

 

「何でそんなになるまで食べたラビ?限度を考えるラビよ」

 

「ごめんラビ苦しくて動けないラビ」

 

「そういう状況で、一応融合世界ののどかさんとラビリンに代役を頼める状況です」

 

「どうしますか?のどかさん」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

花寺のどかの答えとすこやか市とプリキュアについて前編

「お待たせ直哉君どうした・・・のええ――もう1人のラビリンがまんまるになってる」

 

「ええ、そうなんです。すこやか饅頭の食べ過ぎで・・・」

 

「何でそんなになるまで食べたラビ?限度を考えるラビよ」

 

「ごめんラビ苦しくて動けないラビ」

 

「そういう状況で、一応融合世界ののどかさんとラビリンに代役を頼める状況です」

 

「どうしますか?のどかさん」

 

「融合世界の2人に代役を頼みますか?」

 

「それは・・・」

 

「どちらにしろフォンテーヌさんとスパークルさんに先行してメガビョーゲンの被害を抑えて貰いましょう」

 

「「了解」」

 

そしてフォンテーヌとスパークルはメガビョーゲンがいる場所に急行した。

 

「直哉君私をラビリンの所に連れて行って」

 

「わかりました」

 

そして直哉は簡易ゲートを使ってもう1人ののどかを動けないラビリンのいる場所に転移した。

 

時を少し戻して・・・

 

動けないラビリンの介抱している融合世界ののどかは・・・

 

「本当にラビリンまんまるだよ。もしこの状態で変身したらどうなるのかな?」

 

のどかがそう言い想像する。

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

「う、駄目体が重くて動けない」

 

「あはは、何やってんのキュアグレース。面白いよ」

 

「馬鹿ね、自己管理も出来ないなんて」

 

「本当にダルイゼンやシンドイ―ネなら言いそうだけど」

 

「ねえ融合世界のラビリン。私が不調の時変身したらプリキュアの動きにも影響あったけどヒーリングアニマルが悪影響を与える事あるのかな?」

 

「それはわからないラビ。ただ信頼や絆がない状態だと変身は出来ないから、変身する2人の肉体状況は、関係ないと思うラビ」

 

「そっか」

 

「でももう1人ののどかがラビリンの状況を見て変身出来ないと思う可能性があるラビ」

 

「う・・・ラビ」

 

その時最悪な事が起きた。

 

「きゃあああ怪物よ」

 

「皆さんこちらから逃げて下さい」

 

すこやかフェスティバル会場に扇風機型のメガビョーゲンが出現したのだった。

 

!!

 

「ラビリンこれは?」

 

「こちらのビョーゲンズが出現した筈ラビ」

 

「ええ――ラビ」

 

その時融合世界ののどかの元に直哉から連絡が来た。

 

「のどかお姉ちゃんメガビョーゲンが出ました。今先行してキュアフォンテーヌとスパークルの2人に行って貰ってます」

 

「じゃあ私達が代役で浄化だね」

 

「ああ、それは・・・少し待って下さい」

 

「え、どういう事?」

 

「実は・・・」

 

「融合世界の2人に代役を頼みますか?」

 

「それは・・・」

 

「どちらにしろフォンテーヌさんとスパークルさんに先行してメガビョーゲンの被害を抑えて貰いましょう」

 

「「了解」」

 

そしてフォンテーヌとスパークルはメガビョーゲンがいる場所に急行した。

 

「直哉君私をラビリンの所に連れて行って」

 

「わかりました」

 

「そう言う理由です

 

そして直哉は簡易ゲートを使ってもう1人ののどかを動けないラビリンのいる場所に転移した。

 

暫くして・・・

 

直哉ともう1人ののどかが合流した。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

花寺のどかの答えとすこやか市とプリキュアについて後編1

 

「どちらにしろフォンテーヌさんとスパークルさんに先行してメガビョーゲンの被害を抑えて貰いましょう」

 

「「了解」」

 

そしてフォンテーヌとスパークルはメガビョーゲンがいる場所に急行した。

 

「直哉君私をラビリンの所に連れて行って」

 

「わかりました」

 

「そう言う理由です

 

そして直哉は簡易ゲートを使ってもう1人ののどかを動けないラビリンのいる場所に転移した。

 

暫くして・・・

 

直哉ともう1人ののどかが合流した。

 

「ラビリン大丈夫?」

 

「のどかごめんラビすこやか饅頭が美味しくて食べ過ぎてしまったラビ」

 

「もう1人の私とラビリンもありがとう来てくれて」

 

「ううん気にしないで、直哉君どうするの?」

 

「もう1人ののどかさん代役を頼みますか?」

 

「直哉君一時的にラビリンだけを交代させてくれない?」

 

「ふむ、ヒーリングアニマルの交代ですか?2人のラビリン実際は可能ですか?」

 

「うーんそんな事した事ないからわからないけど多分無理ラビ」

 

「どうしてですか?」

 

もう1人ののどかが変身する時強制的にまんまるラビリンがヒーリングステッキになると思うラビ」

 

「「「成程」」」

 

「そう言う事なら融合世界の私達が行くのが良いんじゃ」

 

「でも・・・」

 

「確かにこのラビリンの件は僕にも責任があるのは事実です」

 

「あれれ、私達貴女と直接会うの初めてなのに?どうして名前を知ってるのかな?」

 

スパークルがジェントルに聞く。

 

「う、それは・・・」

 

「ともかく助かったわ。これで2体纏めての浄化が可能よ」

 

「この話をしただけだからね」

 

「僕ももう1つのすこやか市を本来の流れを中断させたくないしね」

 

「そう言えば融合世界すこやか市は進んでるのかニャン?」

 

「ほぼこちらと変わらないよ。アスミさんの存在以外は」

 

「この話をしただけだからね」

 

「僕ももう1つのすこやか市を本来の流れを中断させたくないしね」

 

「そう言えば融合世界すこやか市は進んでるのかニャン?」

 

「ほぼこちらと変わらないよ。アスミさんの存在以外は」

 

「しかしよ、ラビリンお前食べ過ぎだろ」

 

「そんな事ないラビ、まだまだ食べるラビ」

 

そしてラビリンはすこやか饅頭を再び食べるのだった。

 

「これは少しまずいかも知れないから手を打つねぺギタンとニャトラン」

 

「そうしてくれると助かるペン」

 

「こういう事態になる前に、すこやか饅頭を没収するべきでしたね」

 

その頃キュアフォンテーヌとスパークルは・・・

 

「おやおや今日は2人だけですか?キュアグレースはどうしたんですか?」

 

「「バテデモーダ」」

 

「あんたなんか2人で十分よ」

 

「いやあ、あんた達ではおいらの相手は務まらないっすよ」

 

バテデモーダがそう言い話し出す。

 

 

「「チース貴女達がそれぞれのプリキュアですか?」」

 

「そうだとしたら何?」

 

「何、融合世界の自分から聞いて自分は融合世界のプリキュア達と戦いたくて仕方が無かったんすよ」

 

「何で私達なのよ。普通向こうのプリキュアでしょう?」

 

「その答えは感嘆すよそれは融合世界のプリキュア達がおいらより強いからすよ」

 

そして原作世界のバテデモーダが融合世界のプリキュア達に襲い掛かる。

 

 

「「グレース、こちらのバテデモーダは、私達が相手するから貴女は彼女達サポートとバテデモーダとの話し合いをを任せるよ」

 

「わかった」

 

そして原作世界のバテデモーダを連れて融合世界のフォンテーヌとスパークルがその場を離れる。

 

「あんた達より融合世界の方が楽しいですからね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

花寺のどかの答えとすこやか市とプリキュアについて後編2

「何、融合世界の自分から聞いて自分は融合世界のプリキュア達と戦いたくて仕方が無かったんすよ」

 

「何で私達なのよ。普通向こうのプリキュアでしょう?」

 

「その答えは感嘆すよそれは融合世界のプリキュア達がおいらより強いからすよ」

 

そして原作世界のバテデモーダが融合世界のプリキュア達に襲い掛かる。

 

「「グレース、こちらのバテデモーダは、私達が相手するから貴女は彼女達サポートとバテデモーダとの話し合いをを任せるよ」

 

「わかった」

 

そして原作世界のバテデモーダを連れて融合世界のフォンテーヌとスパークルがその場を離れる。

 

「あんた達より融合世界の方が楽しいですからね」

 

「確かに今は融合世界の私達が強いかも知れない。だけど私達も強くなってキングビョーゲンを浄化する」

 

「へえ、ですがね言うだけならだれでも出来ますよそれ」

 

「「きゃあああ」」

 

フォンテーヌとスパークルはバテデモーダとメガビョーゲンの攻撃を受けダメージを受けた。

 

「ほら結局オイラにもメガビョーゲンにも勝てないじゃないっすね」

 

「「そんな事ない」」」

 

「「メガビョーゲン必ず浄化するわ」浄化するし」

 

「エレメントチャージ!」

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

「プリキュア!ヒーリングフラッシュ!」

 

「行くわよぺギタン」

 

「了解ペン」

 

「エレメントチャージ!」

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

「プリキュア!ヒーリングストリーム!」

 

フォンテーヌとスパークルの浄化技がメガビョーゲンに向けられ放たれたのだが・・・メガビョーゲンはフォンテーヌとスパークルの浄化技に耐えていた。

 

「「そんな」」

 

「あはは、だから言ったでしょ浄化は無理だとこいつを浄化するには協力技しか浄化出来ませんよ」

 

「「くっ」」

 

「しかし協力技をしようにも、キュアグレースがいなければ出来ませんね」

 

「「そんな事ないよ」

 

「なぬっ」

 

「バテデモーダ私が相手するよ」

 

「おおーー融合世界のキュアグレースじゃないすか――」

 

そう言ってバテデモーダは融合世界のキュアグレースと戦い始めた。

 

「お待たせ、さあ私達も」

 

「そうね」

 

「キュアスキャン」

 

「あそこに風のエレメントさんがいるニャン」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「「「お大事に」」」

 

「ちっメガビョーゲンが浄化されてしまいましたすね」

 

そう言いバテデモーダは撤退した。

 

「ふう、何とかなったね直哉君」

 

「ええ、まさか僕の力でラビリンの時間操作でこの問題を解決させるなんて」

 

「ごめんね、もうラビリンの時間を戻していいよ」

 

「はい」

 

その頃助けた風のエレメントさんから遠い昔に存在したと言うプリキュアの話をもう1人ののどか達が聞いていた。

 

「直哉君これからどうするの?」

 

「そうですね、もう1つのすこやか市でのすこやかフェスティバルは終わりですし、一旦融合世界のすこやか市に戻りましょうか」

 

「キュアアースフラグも立ちましたから」

 

そう言って直哉達は融合世界のすこやか市に戻るのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

融合世界のすこやか市に戻って

「直哉君これからどうするの?」

 

「そうですね、もう1つのすこやか市でのすこやかフェスティバルは終わりですし、一旦融合世界のすこやか市に戻りましょうか」

 

「キュアアースフラグも立ちましたから」

 

そう言って直哉達は融合世界のすこやか市に戻るのだった。

 

「いやあ、お疲れ様ですお姉ちゃん」

 

「本当だよ」

 

「お待たせ直哉君どうした・・・のええ――もう1人のラビリンがまんまるになってる」

 

「ええ、そうなんです。すこやか饅頭の食べ過ぎで・・・」

 

「何でそんなになるまで食べたラビ?限度を考えるラビよ」

 

「ごめんラビ苦しくて動けないラビ」

 

「個人的にも驚きましたよ。さてこちらに帰ってきた以上考えないといけないですね」

 

「あ・・・」

 

「ああ、それは・・・直哉が決めて」

 

「はっどういう事です?」

 

「単純に特殊遊撃部隊に回す仕事との量が多いのよ」

 

「ノヴァ達の追撃や、新しく出来た世界の調査や、シンフォギア世界の続きに関わる事や、既存の世界のパトロールや、イヨからの依頼などね」

 

「確かに多いですね。でも優先順位はノヴァ達の追撃では?」

 

「そうしたいけど、現状セフィーロに行く手段がないのよ」

 

「あ、そう言えば・・・」

 

「じゃあ、シンフォギア世界の継続は・・・?」

 

「無理ね二課も武装集団フィーネ側も再行動するには時間がないわ」

 

「そんな、それじゃあ中途半端な状態で新たな依頼を受けなければいけないんですか?」

 

「そう言う事ね」

 

「あくまで依頼をする場合ね」

 

「え、どういう事です?」

 

「だから直哉次第よ。依頼を受けるのも、受けないですこやか市でゆっくりするのも」

 

「え、それって悪くないですいろんなイベントが残ってるのに」

 

「別に気にしないで良いわよ。昔のように予想外の来客もないしね」

 

「ああ、それは・・・何となくわかりました」

 

「それで直哉君どうするの?仕事をするにしてもどこから行くの」

 

まあ、具体的には考えてないですが、融合世界の内部の問題を優先しようと考えてます」

 

「やっぱりノヴァに捕まった帝国華撃団メンバーの救出を優先するつもりだから?」

 

「ええ、それもありますが・・・」

 

「そう思って色々探してるんだけど、16番目のプリキュアの世界のように見つける事が出来ないのよ」

 

「それってあおぞら市のように外部ではなく融合世界の内部の世界になるんですか?」

 

「いえ、それも現状無いのよ」

 

!!

 

「トワまさかと思いますが、和実ゆいさん達は・・・未来から来たと思うんですか?」

 

「信じたくないけど外部世界にもそれらしい世界も存在しないし融合世界が今回作った世界は獅童光と同じような世界だしね」

 

「そうなんですね」

 

「だから和実ゆい達4人がほんの少しだけ未来の世界から来たのなら世界が存在しないのも納得できるじゃない?」

 

「それは確かに・・・そうですが」

 

「今回言った事は仮説段階だから何とも言えないけどね」

 

「ええ――和実ゆいちゃん達が未来から来たかも知れないの?」

 

「ええ、そうです。あくまでも仮説段階ですが、外部世界にも融合世界にも和実ゆいちゃん達の世界そのものがないんですよ」

 

「のどかお姉ちゃんとラビリンこの件はまだ確実そうだと言い切れないんで、まだ秘密でお願いしますね」

 

「うんわかった」

 

そして直哉達は、のどかの家に向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

その日の夜の花寺家

「「お帰りなさい直哉君」」

 

「ただいまです」

 

「色々あって大変でしたでしょう?」

 

「ええ、まあ・・・」

 

「おっと忘れる前に言わないと・・・直哉君とのどかが戻る前に飛鳥ちゃんと薫ちゃんから連絡があって、明日トワさん達に報告するからのどかと2人で管理者の神殿に来て欲しいと伝えてと言われたよ」

 

「「「ええ――」」ラビ」

 

「そう言えば、最近飛鳥ちゃんと薫ちゃん見ないと思ったら何処かに行ってたんだね」

 

「恐らくですが・・・」

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

2人の放った技が互いにぶつかり合い、花寺直哉の技が襲撃者を飲み込んだ」

 

「あの男にのどか達の事教えたのは、ノヴァだから」

 

「「ええーー」」

 

「ノヴァどうしてこの世界に来たの?目的は何なの」

 

「私の目的?そんな決まってるじゃない、私の忠実な僕になる帝国華撃団を手に入れる為よ」

 

!!

 

「まさか帝国華撃団を手に入れる事が目的だなんて」

 

「これらの影響でイヨさんが調査をしたのと同様の調査を飛鳥ちゃんと薫ちゃんに依頼したんでしょうね、幼馴染世界がベースとなった融合世界を」

 

「成程」

 

「へえ、今融合世界の外ではそんな事が起きてるのね」

 

「まったく次から色々起きるね」

 

のどかの父親がそう言い思い出す。

 

「「お疲れ皆」」

 

「おう直哉久しぶりにお前のプリキュアの姿を見たぜ」

 

のどかの両親と米田が戻って来た直哉とのどか達に言う。

 

!!

 

「ちょっとちょっとのどか達のご両親達、貴女達がプリキュアだって知ってるの?」

 

「「「はい」」」

 

「えーーいいな」

 

「コメ」

 

「あら、かわいい。ゆいさんの妖精さんは赤ちゃんにもなれるのね」

 

「え、普通コメコメを妖精と認識しないのに、のどかのお母さんやるわね」

 

「あはは、お母さんもお父さんもある意味桜花さんに鍛えられたからですね」

 

「そうなの?ところで桜花さんて誰なの?」

 

「ああ、それは・・・僕の母親ですよ。ローズマリーさん」

 

「最も僕は母親の記憶は殆どないですけど」

 

「え、そう嫌な事を思い出させたわね」

 

「別に構いませんよ。ローズマリーさん」

 

「ねえ、直哉お願いがあるの聞いてくれるかしら?」

 

「内容次第で断るかも知れませんけどそれでもいいのなら」

 

「暫くゆいとコメコメをこのすこやか市で生活させてくれないかしら?」

 

「・・・一応確認ですけどその間のローズマリーさんは、どうするんですか?」

 

「私?私は、私達とブンドル団を融合世界に連れて来た奴を探すわ」

 

「あの時も僕は驚いたけどね」

 

「「あはは」」

 

暫くして・・・

 

直哉とのどかはのどかの部屋で話をしていた。

 

「直哉君飛鳥ちゃんと薫ちゃんどうやってあの世界に入れたんだろ?」

 

「恐らくイヨさんの報告後に何かを見つけたんじゃないですかね?」

 

「一体この扉は何なんだろう?」

 

「赤とオレンジと紫の扉があって、鍵はオレンジと紫の2色しかないよ」

 

「しかしこの扉は大きいなお墓型戦艦でも余裕じゃないか?クラリス」

 

「そうですね隊長。しかし3つの扉に2つの鍵の秘密は一体?」

 

「そうだな、案外紫の扉その次にオレンジの扉を開ければ赤の扉が開いたりしてな」

 

「そんな安直だったらゲームにもなりませんよ」

 

「そうだよな。クラリス」

 

「・・・もしかして2人の響さん2人でオレンジの扉の前に行ってみてください」

 

「「うん」ああ」

 

そして2人の響がオレンジの扉に行くとオレンジの扉に変化が起きた。

 

「「ええ――正解です。そのまま対となる鍵をその者が扉に入れよだって」」

 

「あの時のようなものではないと思いますけどね」

 

「明日管理者の神殿に行けばわかりますよ」

 

「そうだね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

管理者の神殿での再会前編

「直哉のどか来たわね。それじゃあ始めましょうか」

 

「「はい」」

 

「良いだろう」

 

「ちょっと待って下さい。飛鳥ちゃんと薫ちゃんかなり前からいなかったけどどこにいたの?」

 

「「それは・・・過去に戻ってました」」

 

「過去って僕達の融合世界の誕生前の事?」

 

「「はい」」

 

「何でそんな所に?」

 

「「私達が本当の意味での融合世界の住人になる為ですよ」」

 

「よ、飛鳥に薫今お前達のいる世界にガジェット反応が出てると思うが、あれはミッドチルダのガジェットではないから気を付けろ」

 

「「ええ、どういう事?」」

 

「ミッドチルダでは、魔導師殺しの機械だったが、お前達の世界にあるガジェットはミッドチルダに存在していたガジェットとは別の形としてそちらの世界に誕生している可能性があるから」

 

「「そんなそれじゃこちらの世界も改変されたということなの?」」

 

「いや正確には違うよ。飛鳥と薫その改変を止めているのは融合世界から来た自分がいるからね」

 

「「ええーーパパどういう意味なの?」」

 

 

「融合世界の自分がいるからと言うことは前の世界の事を思い出してごらん」

 

「「ええ」」

 

「「私達は旧幼馴染世界の住人のまま協力してましたが・・・」」

 

「イヨ調査はどうだった?」

 

「やっぱりあちらは7人世界が生き残った歴史がある。まだ不完全な世界だったよ」

 

「やはりか・・・と言うか不完全だと」

 

「どういう事?イヨ」

 

「つまり私達がいないのよ」

 

!!

 

「成程ね、つまり第二の融合世界だけど管理者の存在がいないから不完全なのね」

 

「そう言う事ただ7人世界と関わった人間達は存在してたからその人間達の敵が、こちらの融合世界のオリジナルの存在を知るかも知れないけどね」

 

「ふむ、幼馴染世界のメルクが過労死した状態というのか?」

 

「ええ、それに近いかもね」

 

「立場的に言えばそうね、ただこちらの直哉との違いがあって守護者達がいないわ」

 

「「成程」」

 

「7人世界を引き継いでいるから事実上真宮寺直哉が所属する帝国華撃団が、守護者の役割をしてるのね」

 

「成程な」

 

「イヨ向こうは異世界の第三勢力がいるのか?」

 

「いるわ。カルマや役千明達を含めてその他にもなのは達がたまに来てたりしてるみたい」

 

「「成程本当に7人世界のその後を続けているのね」続けているのか」

 

「あくまで私が見れた範囲ではと言う言葉がつくけど、融合世界の方ではどんな様子?」

 

融合世界が新たに新たな世界を作ったわ」

 

「ええ――」

 

「私達はイヨの報告を受けて、私達自身が旧幼馴染世界に取り込まれるのを防ぎたくて」

 

「「成程」」

 

「君達は過去を完全に捨てたのか?」

 

「「はい」」

 

「ならいいけど、トワ飛鳥ちゃんはどういう立場です?薫ちゃんは・・・」

 

「すみませんお二人にトワがおしつけてしまって」

 

「いいのよ、直哉君気にしなくて」

 

「そうだよ僕達は飛鳥ちゃんと薫ちゃんの事情をトワさんから聞いてあの2人は僕達やのどかやちゆちゃんやひなちゃんが送っている平和な日常を出来ない環境だった事に驚いたけど」

 

 

「そうだったんですね、僕もあの2人に関してはパパと言われる事に抵抗がありましたから。確かに僕は飛鳥ちゃんと薫ちゃんの父親と同じようにトワ達がしたかも知れないけど、今の僕に子供がいるのは無理があるでしょう」

 

「「「「「確かに」」」」」

 

直哉の言葉にのどか達とのどかの両親が、納得する。

 

「18歳でも娘は厳しいわね」

 

「そうよね8歳での子供になるわね」

 

「そうなんですよね。それでトワはそのてんを考量して2人に薫ちゃんをお願いしたんだと思います」

 

 

「家としては、飛鳥ちゃんも一緒でも良いのにと思ったよ」

 

「恐らく2人だと、今までの環境が変わらないと判断したんだと思います」

 

「こういう立場ですが?」

 

「ああ、それは・・・大丈夫よ飛鳥は私の娘にしたから」

 

「「「ええーー」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

管理者の神殿での再会中編

「そうだったんですね、僕もあの2人に関してはパパと言われる事に抵抗がありましたから。確かに僕は飛鳥ちゃんと薫ちゃんの父親と同じようにトワ達がしたかも知れないけど、今の僕に子供がいるのは無理があるでしょう」

 

「「「「「確かに」」」」」

 

直哉の言葉にのどか達とのどかの両親が、納得する。

 

「18歳でも娘は厳しいわね」

 

「そうよね8歳での子供になるわね」

 

「そうなんですよね。それでトワはそのてんを考量して2人に薫ちゃんをお願いしたんだと思います」

 

 

「家としては、飛鳥ちゃんも一緒でも良いのにと思ったよ」

 

「恐らく2人だと、今までの環境が変わらないと判断したんだと思います」

 

「こういう立場ですが?」

 

「ああ、それは・・・大丈夫よ飛鳥は私の娘にしたから」

 

「「「ええーー」」」

 

直哉とのどかと薫はトワの発言に驚いていた。

 

「ちゃんとした理由として、飛鳥の能力を奪われるのを避ける為と飛鳥と薫の存在を消させない為よ」

 

「「ええーーどういう事です?」」

 

「良い、理由としては薫を花寺薫と言う存在を作った時と一緒よ」

 

「成程」

 

「つまり・・・」

 

「オラオラどうして戦わない?お前は俺達帝国華撃団を殺す為に来たんだろうが・・・くらえ!!破邪剣征・桜花放神」

 

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

2人の放った技が互いにぶつかり合い、花寺直哉の技が襲撃者を飲み込んだ」

 

「あの男にのどか達の事教えたのは、ノヴァだから」

 

「「ええーー」」

 

「ノヴァどうしてこの世界に来たの?目的は何なの」

 

「私の目的?そんな決まってるじゃない、私の忠実な僕になる帝国華撃団を手に入れる為よ」

 

!!

 

「まさか帝国華撃団を手に入れる事が目的だなんて」

 

「ノヴァのあの行動で、事前に融合世界の住人記録を持つ薫ちゃんより飛鳥ちゃんの存在が不安定になる事を防ぐ為の処置ですか?」

 

「そうよ」

 

「すみませんお二人にトワがおしつけてしまって」

 

「いいのよ、直哉君気にしなくて」

 

「そうだよ僕達は飛鳥ちゃんと薫ちゃんの事情をトワさんから聞いてあの2人は僕達やのどかやちゆちゃんやひなちゃんが送っている平和な日常を出来ない環境だった事に驚いたけど」

 

「そうだったんですね、僕もあの2人に関してはパパと言われる事に抵抗がありましたから。確かに僕は飛鳥ちゃんと薫ちゃんの父親と同じようにトワ達がしたかも知れないけど、今の僕に子供がいるのは無理があるでしょう」

 

「「「「「確かに」」」」」

 

直哉の言葉にのどか達とのどかの両親が、納得する。

 

「今回も薫と飛鳥は別々の所で生活拠点とした方がいいと思ってね」

 

「確かにそうですね、少なくともどちらかが取り込まれるような事があっても救出出来るかも知れませんしね」

 

「そうだな言葉は悪いが2人共敵になるよりはましだな」

 

レイがそう言う。

 

「確実に敵になるとは言い切れないけどね」

 

「最悪な事態は避けたいからね」

 

「だから2人を過去の融合世界に行かせたんですね?」

 

「そうよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

管理者の神殿での再会後編

「今回も薫と飛鳥は別々の所で生活拠点とした方がいいと思ってね」

 

「確かにそうですね、少なくともどちらかが取り込まれるような事があっても救出出来るかも知れませんしね」

 

「そうだな言葉は悪いが2人共敵になるよりはましだな」

 

レイがそう言う。

 

「確実に敵になるとは言い切れないけどね」

 

「最悪な事態は避けたいからね」

 

「だから2人を過去の融合世界に行かせたんですね?」

 

「そうよ」

 

「念の為に飛鳥と薫の記憶を上書きさせたわ」

 

「上書きってまさか・・・」

 

のどかが思い出す。

 

「グランドキャニオン周辺での戦いは異邦人のどかさん達を始め私と薫も参加できないんですよ」

 

 

「参加するとこの世界の歴史が大きく変わるから?」

 

「はい」

 

 

「でも飛鳥ちゃんと薫ちゃんは私達の娘よ・・・あれ」

 

「どうやらママに記憶の上書きが始まりましたね」

 

 

「そのようだね」

 

「でもパパは時が来るまで私達の事は忘れませんよ」

 

「え、どういう事」

 

「パパともう1人の紫藤直哉さんは記憶の部分は共通なので」

 

 

「つまり今回の出会いによって僕と直哉さんにありえない繋がりが出来たかも知れないの?」

 

「それは、あるかもしれないけど違うよパパ。直哉さんの世界の帝都はパパ達の世界をアレンジしていると言う事だよ」

 

「あくまでも帝都はね」

 

「成る程ね、僕と直哉君にはそう言う部分での繋がちはあるんだね」

 

「ただパパみたいにあちらの直哉さんは米田健二達との繋がりは無いから」

 

「成る程僕や真宮寺直哉君みたいに使命かされてないんだね」

 

「そういう事だよ」

 

「しかし、さっきまで僕達の娘だったのにごめんね飛鳥ちゃんと薫ちゃん」

 

「いえ、気にしないで下さい。紫藤直哉さんこれで私達も決断出来ましたから」

 

「あの時のさくらさんと同じようにしたんですね」

 

「そうだけど2人の同意はとってるわよ」

 

「2人共本当?」

 

「「はい」」

 

「それならいいけど、それで本題は何ですか?」

 

「そうね飛鳥報告お願い」

 

「はい、兄さん私達ノヴァの一件後イヨの調査とほぼ同時にもう1つの幼馴染世界に行ってみたんです」

 

「そこで和実ゆい達の世界オイシ-ナタウンを見つけたんです」

 

!!

 

「何だって――あそこは旧幼馴染世界をベースになった融合世界の筈」

 

「そこに和実ゆい達の世界が・・・それに順番が違う」

 

「飛鳥ちゃん旧幼馴染世界には、プリキュアの存在はなかったよ」

 

のどかがそう言う。

 

「・・・まさか飛鳥ちゃん」

 

「ええ、兄さん兄さんの想像通りと思います」

 

「ああ、そうだったわね貴女達が、元の世界に戻るにはフワニータを黙示録の三騎士とパトリックから守りなさい。融合世界の彼女達は黙示録の三騎士と戦う場合のみ本来の力を使って良いわ」

 

 

「「「「ええ――」」」」

 

のどか達はメルクの言葉に驚く。

 

「彼女達の本来の力とはいったい?」

 

「時が来ればわかるわ息子」

 

「でもいいんですかメルクさん?」

 

 

「いいわよこれは私からの特別イベントと思って、黙示録の三騎士にはあれをと一緒に媒体となるアイテムを持たせてるから」

 

 

「「「「ええ――」」」」

 

「要は僕達がここにいるのをあの仕事しない神が知っていてメルクさんの要望に答える形で僕達の世界の敵つまりナノビョーゲンをメルクさんに渡したと言う事で良いのかな?」

 

「ええ、そういう事です。それで直哉さん。メガビョーゲンは何体浄化しました?」

 

「白騎士が2体使っていたから2体だよ」

 

「じゃあ、後4体浄化すれば私達が元の世界に連れて行きますね」

 

「「「本当飛鳥ちゃん?」」」

 

「ええ、メガビョーゲンを浄化出来れば連れて帰ってと言われたので」

「それと、向こうで動きもあるようなので、本来ならここの最終ボス戦までおらせる予定みたいだったようですけど、メガビョーゲンを浄化するまでに変更したようです」

 

「そう言う事なら、飛鳥ちゃん達は僕達と同じように最低限の干渉しかしないんだね」

 

「恐らくこれらの一件で旧幼馴染世界の分岐が起こり和実ゆい達の世界が、分岐した幼馴染世界に接触したのでしょう」

 

「「成程」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

間章11 2つ目の融合世界についてとこれからの行動について編
分岐した幼馴染世界から来た可能性がある和実ゆい達


「ええ、そういう事です。それで直哉さん。メガビョーゲンは何体浄化しました?」

 

「白騎士が2体使っていたから2体だよ」

 

「じゃあ、後4体浄化すれば私達が元の世界に連れて行きますね」

 

「「「本当飛鳥ちゃん?」」」

 

「ええ、メガビョーゲンを浄化出来れば連れて帰ってと言われたので」

「それと、向こうで動きもあるようなので、本来ならここの最終ボス戦までおらせる予定みたいだったようですけど、メガビョーゲンを浄化するまでに変更したようです」

 

「そう言う事なら、飛鳥ちゃん達は僕達と同じように最低限の干渉しかしないんだね」

 

「恐らくこれらの一件で旧幼馴染世界の分岐が起こり和実ゆい達の世界が、分岐した幼馴染世界に接触したのでしょう」

 

「「成程」」

 

「でもその可能性できた場合和実ゆいちゃん達に紫藤直哉と言う名前に反応する筈なのに、何もないのは?」

 

「それは・・・和実ゆい達は、こちらの融合世界に来た者達と分岐した幼馴染世界にいるメンバーに別れているので」

 

「「「ええーー」」ラビ」

 

「馬鹿なそんな事が起きるなんて」

 

「2人はその可能性を見越してましたか?」

 

直哉がトワとレイに聞く。

 

「いやそれは想定していない」

 

「そうね分岐した幼馴染世界からの来訪者なんて想定外だし、旧幼馴染世界にもちゃんと和実ゆい達がいるんだから、こちらの融合世界に和実ゆい達が来たとしてもバランスは取れるわね」

 

「いやこちらに2組のプリキュアの存在を知って向こうが何かをした事で、和実ゆい達が分身体を作ってこちらに来たとも考えられるな」

 

「いやいやそんな事をして誰が得するんですか?」

 

「それはわからんが・・・」

 

「「あ、もしかして」」

 

その時飛鳥とのどかが思いつく。

 

「皆行くラビ」

 

「「「うん」」」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

 

そして直哉は、キュアグレースのヒーリングステッキ中に吸い込まれた。

 

 

「「「「ええ――どういう事ーーー」」」」

 

 

「あはは知らなかったら驚くよね」

 

 

「これが感じてた力の正体」

 

「うわあ、かわいいなあ」

 

「皆さん詳しいことは後で伝えるので、今はそれぞれの敵を倒しましょう」

 

「ああ、そうだね」

 

「あの時の事が切欠なら、分岐後の幼馴染世界はプリキュアの存在する世界を探していたとしたら」

 

「「成程」成程な」

 

「時空管理局に協力させて探した結果が、和実ゆい達の世界だった。そして何かが起きて・・・」

 

「レイ確認なんだけど17番目のプリキュアの世界が融合世界に接触した経緯は無いのね?」

 

「ああ、それは間違いない」

 

「だが、管理者の神殿に来た2人しか融合世界と接触してないぞ」

 

「ええーー」

 

レイの言葉に驚く直哉だった。

 

「ちょっと待って下さい、レイさん今回は最終的に16番目のプリキュアの世界が来たような状況になってないんですか?」

 

「ああ、ワイズマンの行動の影響で融合世界の周囲とワイズマンの行動によっての異常な世界移動は、今の所はない」

 

「そして融合世界に現れたと言う所かしらね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

和実ゆい達のこれからの立場について1

「あの時の事が切欠なら、分岐後の幼馴染世界はプリキュアの存在する世界を探していたとしたら」

 

「「成程」成程な」

 

「時空管理局に協力させて探した結果が、和実ゆい達の世界だった。そして何かが起きて・・・」

 

「レイ確認なんだけど17番目のプリキュアの世界が融合世界に接触した経緯は無いのね?」

 

「ああ、それは間違いない」

 

「だが、管理者の神殿に来た2人しか融合世界と接触してないぞ」

 

「ええーー」

 

レイの言葉に驚く直哉だった。

 

「ちょっと待って下さい、レイさん今回は最終的に16番目のプリキュアの世界が来たような状況になってないんですか?」

 

「ああ、ワイズマンの行動の影響で融合世界の周囲とワイズマンの行動によっての異常な世界移動は、今の所はない」

 

「そして融合世界に現れたと言う所かしらね」

 

「でも、僕達の話の内容が事実として、和実ゆいちゃん達の対応はどうすれば?」

 

「確かにそうね直哉の言う通りこちらの融合世界に来ている和実ゆい達とブンドル団の立場の事を安易に言えないわね」

 

「そうだな」

 

「2人はその可能性を見越してましたか?」

 

直哉がトワとレイに聞く。

 

「いやそれは想定していない」

 

「そうね分岐した幼馴染世界からの来訪者なんて想定外だし、旧幼馴染世界にもちゃんと和実ゆい達がいるんだから、こちらの融合世界に和実ゆい達が来たとしてもバランスは取れるわね」

 

「いやこちらに2組のプリキュアの存在を知って向こうが何かをした事で、和実ゆい達が分身体を作ってこちらに来たとも考えられるな」

 

「まさか自分達は帰る世界が無いとは言えんからな理由を言っても」

 

「そうですね、まだ私や薫みたいに自分達の世界の最後を見れば信じやすいんですけど」

 

「そうだね飛鳥ちゃん」

 

「ちょっと待って下さい。最初は和実ゆいちゃんとコメコメとローズマリーさんが来ましたよね?」

 

「そうね」

 

「そして僕達の世界でそれなりに時間が経っていた時に・・・」

 

「大変よ直哉私達の世界に残して来ていたパムパムとメンメンが見知らぬ女の子と一緒にこの家に現れたわ」

 

「そうですかゆいさんは現れた女の子とは面識があるんですか?」

 

「それは・・・余り無いけど同じ学校の子達です」

 

「わかりました。ゆいさんとローズマリーさん少し落ち着いてくださいね。一応僕は来客中なんですが・・・」

 

「「あ、ごめんなさい」」

 

「それは僕と僕の上司達がゆいさんの世界を知らないからですよ」

 

「「ああ、成程」」

 

ゆいとローズマリーは直哉の説明に納得する。

 

「でもどうして、マリちゃんが置いて来たエナジー妖精が融合世界に来たの?私の通っている2人をと共に?」

 

「それについては2つの可能性があります。まず1つ目は・・・」

 

「それは俺達が融合世界に来た時の座標を融合世界に使われたのだろう?」

 

「ええ、その可能性が高いと思います」

 

「そしてそれぞれのエナジー妖精とゆいさんの学校の女の子達が融合世界に来たのは・・・そこにいる2人がプリキュアになってしまったからだと思います」

 

「「ええーー」何ですって」

 

直哉の説明に驚くゆいとローズマリーだった。

 

「遅れてきた2人も分身体なのでしょう?飛鳥ちゃんや薫ちゃんが見ている以上は」

 

「そうね」

 

「そうだな」

 

「それなら3人同時に分身体を作らなかったんでしょう?」

 

「「「「「あ、そう言えばそうだ」」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

和実ゆい達のこれからの立場について2

「そしてそれぞれのエナジー妖精とゆいさんの学校の女の子達が融合世界に来たのは・・・そこにいる2人がプリキュアになってしまったからだと思います」

 

「「ええーー」何ですって」

 

直哉の説明に驚くゆいとローズマリーだった。

 

「遅れてきた2人も分身体なのでしょう?飛鳥ちゃんや薫ちゃんが見ている以上は」

 

「そうね」

 

「そうだな」

 

「それなら3人同時に分身体を作らなかったんでしょう?」

 

「「「「「あ、そう言えばそうだ」」」」」

 

「僕の予想では、ここねさんとらんさんがプリキュアになるのが遅かったからだと思います」

 

「そして分岐後の幼馴染世界で彼女達がどういう状況かわかりませんが、分身体を作ると言う事は、彼女達は否定したんだと思います」

 

「成程ね和実ゆい達は協力を断ってしまった事で馬鹿な組織が和実ゆい達の分身体を作ったと考えているのね」

 

「ええ、あの時空管理局のままだった場合ですが」

 

「あ、そう言う事か」

 

薫が思い出す。

 

「この一件で、迎えに来たクロノという少年はお父さんとお母さんや帝国華撃団に襲い掛かる事もありましたね、黒鬼会と手を組んだりしていたみたいです」

 

 

「勿論その当時の記録は、ミッドチルダには残されていませんでした」

 

 

「それは何故?」

 

「時空管理局にとって都合の悪い記録だからですよ」

 

 

そして薫が話を続ける。

 

「何故君達は僕達の邪魔をする?僕達は犯罪者を連行したいだけなのだが」

 

「君は直哉達が犯罪者とでも言うのか?」

 

「ああ、そうだ、彼らはことごとく、僕達の邪魔をしたからな、逮捕して、我等の手駒として死ぬまで、使うのさ。そこにいる哀れな人形フェイトのようにな」

 

「クロノ君貴方どうして、そんなことが出来るの?」

 

なのはがクロノに問いかける。

 

「高町なのは、僕は君を絶対許さない、そして君が、この世界で大切にしている者を僕は、壊す事に決めたのだから」

 

 

!!

 

「そ、そんな」

 

(それじゃあお兄ちゃんやさくらさんがこんな事になったのは私のせい)

 

 

「それは絶対に違うでなのはちゃん」

 

その時上空からやって来たのは、八神はやてと、守護騎士の4人だった。

 

「はやてちゃん」

 

「はやて何故勝手に出てくるんだ」

 

「嘘、はやてちゃんまさか・・・」

 

「ごめんななのはちゃん、うちはまだ管理局の一員なんよ」

 

「まあいい出てきた以上、仕事をしてもらうぞはやて」

 

「わかっとる、ヴィータなのはちゃんに攻撃するんや」

 

「あいよはやて、覚悟はいいか紫藤なのは、兄妹仲良く管理局のペットになれよ」

 

「いやそれだけは絶対に嫌、フェイトちゃんも、お兄ちゃんもお姉ちゃんは私が守るもん」

 

!!

 

 

「ヴィータ今や」

 

「おう」

 

「スターライト・・・ブレイカーーーーー」

 

ヴィータは上手くなのはの背後を取り、スターライトブレイカーの射線上にクロノを入れた。

 

「なッしまったーーーーー己はやてまでもが裏切るとは覚えておけよ」

 

そう言いながらクロノタチ管理局全員撤退した。

 

「なっクロノと言う少年が、人を操り君達の両親を襲ったのか?」

 

「あの時のように手段を選ばない時空管理局なら、少なくともプリキュアの力だけに興味を持っていたとしてもおかしくないでしょうし」

 

「ただ分岐後の紫藤直哉が彼女達を助けたと言う場合は分身体ではないでしょうね」

 

「「「「「成程」」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

和実ゆい達のこれからの立場について3

 

ヴィータは上手くなのはの背後を取り、スターライトブレイカーの射線上にクロノを入れた。

 

「なッしまったーーーーー己はやてまでもが裏切るとは覚えておけよ」

 

そう言いながらクロノタチ管理局全員撤退した。

 

「なっクロノと言う少年が、人を操り君達の両親を襲ったのか?」

 

「あの時のように手段を選ばない時空管理局なら、少なくともプリキュアの力だけに興味を持っていたとしてもおかしくないでしょうし」

 

「ただ分岐後の紫藤直哉が彼女達を助けたと言う場合は分身体ではないでしょうね」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「じゃあ、直哉君はあの和実ゆいちゃん達は本物の人間だと考えてるの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「ええ、そして融合世界に送ったのはあの時に会った紫藤直哉さんだと思います」

 

!!

 

「やはり直哉もそう考えか」

 

「そうですね・・・いやな予想ですけど旧幼馴染世界ベースの融合世界は、攻め込む気があるかも知れませんね」

 

「もしかするとあの時から動いてたのかも知れませんね」

 

「ワイズマンが異世界に接触するには、融合世界にその世界がいけないんだろ?」

 

「ええ、その筈です」

 

「だが、管理者の神殿に来た2人しか融合世界と接触してないぞ」

 

「ええーー」

 

レイの言葉に驚く直哉だった。

 

「ちょっと待って下さい、レイさん今回は最終的に16番目のプリキュアの世界が来たような状況になってないんですか?」

 

「ああ、ワイズマンの行動の影響で融合世界の周囲とワイズマンの行動によっての異常な世界移動は、今の所はない」

 

「そうなんですね、なら管理者の神殿にいる人物達は一体どうやってこちらに来てるんです?」

 

「それは今は調査を始めたばかりだからな」

 

「あの時は今のような事を考えていませんでしたからね」

 

そうだな」

 

「それはどういう意味だ?ブルー」

 

「ああ、それは・・・ジェントルお前が今知るべきではない事だ」

 

「そうか・・・わかった」

 

「ジェントルこの世界にもレシピッピが誕生したぞ、さしあたり今日はこの世界のお祭りがあってないろんな食材を扱う出店があるぞ」

 

「そうなのか?ぜひ言って見よう。すべてはゴーダッツ様の為に」

 

「そう言いながらジェントルはひなたと直哉がいるお祭り会場に向かった。

 

「これで良い後の事は和実ゆい達がジェントルを止めるだろう。・・・レイそこにいるんだろう?」

 

「ああ、隼人お前が17番目のプリキュアの世界から和実ゆい達を連れて来たのか?」

 

「ああ、結果的にはそうなるな。融合世界が完全封印されるとは思わなかった」

 

「やはり原因は真宮寺直哉の出現なのか?」

 

ブルーもとい隼人がレイに聞く。

 

「ああ、そうだ」

 

「あの時の隼人がああ言ったのもあり、こちら側に和実ゆい達の世界が来たと思ってしまったのが失敗だったな」

 

「そうね・・・もう少し早くこの可能性に気づけば・・・」

 

「改めて私はトワよ」

 

「私はローズマリーよ」

 

「この世界は一体何なの?さっきのキュアグレースと言う子は、貴女の部下なの?」

 

ローズマリーがトワに聞く。

 

「そうね正確的に言えば協力者よ」

 

「協力者ですって」

 

「そうよ貴女達が来た世界は複数の世界が混じり合っているの、貴女をここに連れて来たキュアグレースもその協力者の1人なの」

 

「そう言う事なのね、つまり私がゆいを探しているのをのどかちゃんに聞いたから私をここにのどかちゃんいえ、キュアグレースに案内させたのね?」

 

「そうよ。貴女以外の和実唯人エナジー妖精コメコメは今医務室にいるわよ」

 

「それ本当?」

 

「ええ、意識は無いけど」

 

「そんな!!」

 

「大丈夫よ命を落とすような怪我はしてないわ」

 

「そう、良かったわ」

 

「貴女にいくつか確認するけどいい?

 

「ええ、良いわよ」

 

「まず貴女と和実ゆいは別の世界の住人で良いのよね」

 

「ええ、そうよ」

 

「ローズマリーへの説明をもう少し真面目な感じでしたのに」

 

「トワお前な」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について14 直哉の決断と新しい世界について前編

「レイさんここは大人の対応をしましょう」

 

「そうだな直哉」

 

「ふんだどうせ子供ですよ。それより決めたの?」

 

「ええ、一応決めました」

 

「あ、そう言えば・・・」

 

「じゃあ、シンフォギア世界の継続は・・・?」

 

「無理ね二課も武装集団フィーネ側も再行動するには時間がないわ」

 

「そんな、それじゃあ中途半端な状態で新たな依頼を受けなければいけないんですか?」

 

「そう言う事ね」

 

「あくまで依頼をする場合ね」

 

「え、どういう事です?」

 

「だから直哉次第よ。依頼を受けるのも、受けないですこやか市でゆっくりするのも」

 

「え、それって悪くないですいろんなイベントが残ってるのに」

 

「別に気にしないで良いわよ。昔のように予想外の来客もないしね」

 

「ああ、それは・・・何となくわかりました」

 

「あの時に決められなかったこれからの行動についてですが・・・まずイヨさんの依頼を受けて海鳴市に行きます」

 

「成程イヨの依頼を最初にするのね」

 

「はい」

 

トワがイヨとの話をした時を思い出す。

 

「そう言えば直哉君は今動ける?」

 

「ええ、今こちらで寝てるけどどうしたの?」

 

「私達が試験的に作った世界を改めて融合世界の基準に変えたから、一度来て欲しいのよ」

 

「成程ね、イベント進行的に闇の書事件から融合世界の基準にしたのね」

 

「そう言う事、変更点としては海鳴市の住人が特殊遊撃部隊のメンバーを知っている状態にしてるから」

 

「その後はどうするの?」

 

「現状では決めていません状況によっては・・・」

 

 

「僕としてもここまで互いに被害が出るとは思いませんでした」

 

リディアンで行われた大乱戦は痛み分けとなった。現在の帝国華撃団メンバー8人の内3人が闇の光武に吸収されてしまった。武装集団フィーネ側は、3人の奏者全員を助ける事は出来たが、イベントを続けるには時間が必要だった。

 

二課側も今回の一件の後始末にかなり時間が必要になっていた。

 

「最低限ノヴァがネフィリムを手に入れる事は防げましたが、代わりに帝国華撃団メンバーであるマリアさんとアイリスさんとレ二さんが、闇の光武に捕まってしまいましたが」

 

「ノヴァに捕まった3人の捜索任務に当てるのもいいかもしれませんし、フロンティア事変が再開してるかもしれませんし」

 

「確かにそうね、聞かせてイヨの依頼を先に受ける理由は?」

 

「それは・・・海鳴市に行けば時空管理局とコンタクトが取れると思うからです」

 

「直哉貴方・・・」

 

「あの時の事が切欠なら、分岐後の幼馴染世界はプリキュアの存在する世界を探していたとしたら」

 

「「成程」成程な」

 

「時空管理局に協力させて探した結果が、和実ゆい達の世界だった。そして何かが起きて・・・」

 

「これを実際に、リンディ達にやらせる気なのね」

 

「はいそうすれば和実ゆい達が本来の世界に戻れると思うので」

 

「そう言う事なら却下ね、直哉の計悪書は」

 

「我もそれには反対だな」

 

!!

 

「兄さんわかりませんか、兄さんは・・・」

 

「なっクロノと言う少年が、人を操り君達の両親を襲ったのか?」

 

「あの時のように手段を選ばない時空管理局なら、少なくともプリキュアの力だけに興味を持っていたとしてもおかしくないでしょうし」

 

「あの時のクロノと同じ事を和実ゆい達にしようとしたんですよ」

 

飛鳥がそう言う。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について14 直哉の決断と新しい世界について後編1

「これを実際に、リンディ達にやらせる気なのね」

 

「はいそうすれば和実ゆい達が本来の世界に戻れると思うので」

 

「そう言う事なら却下ね、直哉の計悪書は」

 

「我もそれには反対だな」

 

!!

 

「兄さんわかりませんか、兄さんは・・・」

 

「なっクロノと言う少年が、人を操り君達の両親を襲ったのか?」

 

「あの時のように手段を選ばない時空管理局なら、少なくともプリキュアの力だけに興味を持っていたとしてもおかしくないでしょうし」

 

「あの時のクロノと同じ事を和実ゆい達にしようとしたんですよ」

 

飛鳥がそう言う。

 

「いやいや誤解だよ僕は・・・」

 

和実ゆいちゃん達為になると思って」

 

「本当にそうですか?兄さんはノヴァ問題やフロンティア事変やトワとレイに聞いた新たな世界の事で頭がいっぱいなのではないですか?」

 

「う、それは・・・」

 

「だから兄さんは同じ事を時空管理局した」

 

「・・・そうだよ。それがいけないんだよ」

 

「大体なんだよ分岐した世界から来た来訪者って、それこそ分岐の切欠を作ったメルクさんと紫藤直哉さんが扱う問題の筈でしょう」

 

「「それはそうね」たしかにそこは直哉の言う通りかもしれんな」

 

「だったら僕が彼女達を返す為に同じ方法を取るのに問題はないでしょう」

 

「問題はあるよ直哉君」

 

「え」

 

「500キロカロリーパンチ!!」

 

「ウバ・・・ウゾ」

 

「良いわよ。プレシャスレシピッピが2体捕まってるけど何とか、プレシャスだけでも行けそうね」

 

「ジェントルレシピッピを返して貰うよ」

 

「ふん、お前達もう勝った気でいるのか?」

 

「「どういう事よ」」

 

「私は、お前達がこのフィールドを作るのを待っていたのだ。キュアプレシャスに確実に勝つ為に」

 

「行きなさいナノビョーゲン」

 

!!

 

「そ、それは・・・」

 

ジェントルがそう言い放たれたナノビョーゲンに感染された岩が、メガビョーゲンに進化した。

 

「あはは、どうだこのメガビョーゲンを浄化出来るプリキュアはこのフィールドをの中にはいないぞ。どうするプリキュア?」

 

「どうしょうマリちゃん?」

 

「困ったわこのままだとどちらか一方しか浄化が出来ないわ」

 

「ブンドル団は既にナノビョーゲンを使ってるんだよ。ナノビョーゲンを使っている以上私達の・・・特殊遊撃部隊のやるべき案件の筈だよ」

 

「それは・・・」

 

「それに直哉君和実ゆいちゃん達抜きでウバウゾーを浄化出来るの?」

 

「まず降魔についてだけど、降魔を倒すには霊力と言う力が必要なんだ」

 

「「「「霊力」」」」

 

「そう降魔には、霊力を纏った攻撃しか受けないんだ」

 

「「「「「成る程」」」」」

 

「そしてメガビョーゲンの場合は、のどかさんが変身するプリキュアの攻撃しか有効手段がない。それはのどかさん達の攻撃が、ヤラネーダに効かないのと同じなんだ」

 

「それは当然ね。プリキュアの力1つで全部の敵に効いたら怖いわ」

 

「そしてメガビョーゲンの元となるナノビョーゲンが偶然に降魔に感染してしまい、メガ降魔が誕生し、その時に僕とラビリンがパートナーとなって2人目のねこうしてグレースとフォンテーヌとスパークルそしてアースは、僕の霊力を使えるようになってメガ降魔を、浄化することがなったんだよ」

 

「これは直哉君自身がまなつちゃん達に説明している事だよ」

 

「・・・確かにそうですね。僕が馬鹿でした」

 

「でもまあ、直哉の気持ちもわかるのよね、結局メルクが直哉やプリキュアに興味持ったから余計な分岐が出来たのは間違いないし」

 

「そうだな」

 

「トワ新しい世界についても言わないか?」

 

「そうね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新たな世界についての話し合い

「でもまあ、直哉の気持ちもわかるのよね、結局メルクが直哉やプリキュアに興味持ったから余計な分岐が出来たのは間違いないし」

 

「そうだな」

 

「トワ新しい世界についても言わないか?」

 

「そうね」

 

「そう言えばイヨもそう言ってたんですが本当に出来たんです?」

 

飛鳥がトワに聞く。

 

「そうなのよ」

 

そしてトワが話す。

 

融合世界が新たに新たな世界を作ったわ」

 

「ええ――」

 

「新たな世界を作ったーー」

 

「ええ、恐らく・・・」

 

「やっぱりあちらは7人世界が生き残った歴史がある。まだ不完全な世界だったよ」

 

「やはりか・・・と言うか不完全だと」

 

「どういう事?イヨ」

 

「つまり私達がいないのよ」

 

「そう言う話をした時に言ったのよ」

 

「その世界はどういう世界です?」

 

「時代的にはのどか達やまなつ達の世界が近いわね」

 

「主な拠点は東京みたいだから時代が違えば帝国華撃団とかいてもおかしくないわね」

 

「成程東京からレイアースみたいな事はありそうですか?」

 

「それは無さそうよ飛鳥」

 

「だって、動物の力を何かに使おうとしてたからね」

 

「動物の力を」

 

「ええ、何かに備えようとしている感じだったわ」

 

「それじゃあまだ具体的にはわからないんですね」

 

「具体的にわからなくとも、今までに遭遇した事のない世界よ」

 

「確かにそうですね。過去の世界でも魔法や呪力の力は遭遇したけど、動物の力を使って戦う者達と遭遇した事はないですね」

 

「そうだな我も見た事ないな。似ていそうな物で言えば・・・グノーシスだな」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「成程、何でグノーシスの試薬がこの短期間で出来上がったのが謎だったんだけど、直哉の言葉によって解けたわ」

 

「私達が完全封印されている間にワイズマンがグノーシスを流通させている奴の背後にいるわね」

 

「レンさん流通させている奴は一体?」

 

「その辺は、まだわからないわ。何が目的で流通させているのかもわからないのよ」

 

「おいおい、ロイドそれ本当かよ?」

 

「信じたくないけどあの先生がグノーシスを流通させたなんて」

 

「でもロイドさんの推理通りあの先生が犯人だと仮定すれば、今クロスベルで起こっている人間が悪魔に変異し、その悪魔がキーアさんを探している事に納得出来ますね」

 

「ああ、あのヨハヒム先生がキーアを狙うなんて」

 

「俺も信じられないよ」

 

「グノーシスはあの時にクロスベルに蔓延した薬ですよ」

 

「ああ、それは・・・グノーシスは適応した人間を悪魔に変える要素が新たな世界で動物の力を適応する人間に打ち込むらしいからな」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「そう言う部分では似てると言ったんだ」

 

「そう言われると早めに行くべきですよね?」

 

「そう言う事ね」

 

「あくまで依頼をする場合ね」

 

「え、どういう事です?」

 

「だから直哉次第よ。依頼を受けるのも、受けないですこやか市でゆっくりするのも」

 

「え、それって悪くないですいろんなイベントが残ってるのに」

 

「別に気にしないで良いわよ。昔のように予想外の来客もないしね」

 

「ああ、それは・・・何となくわかりました」

 

「それは以前も言ったけど直哉が決めて、私達は情報与えるしか余裕がないから」

 

トワがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第30章 第1部 突如現れた世界の調査編
特殊遊撃部隊としての行動について4


「わかりました」

 

「やはり海鳴市にまず行って時間がある程度経った後フロンティア事変の続きするか突発的に起きた事に対応する形でいきたいと思います」

 

「成程海鳴市にイベント開始後に行くのではなくて」

 

 

「アリサちゃんすずかちゃんまたね」

 

「なのはまた来週学校でね」

 

「またねなのはちゃん」

 

「うわあ、あのなのはさんが融合世界にヒミコとイヨが作った世界にいるよさくらさん」

 

「そうですね響さん」

 

「おいおい2人で納得しないで説明してくれさくら」

 

「はいはい」

 

「あの時のようにイベント開始に行くのね?」

 

「はい、そして一旦海鳴市から離れます」

 

「あら、どうして?」

 

「今回のイヨさんの依頼にイベント終了後までいて欲しいとは言ってませんでしたからね」

 

「成程ね、でも母さんが行動遅く動いたせいでこんな事態になるなんて」

 

「仕方がないわ。誰も想定してない状況だし」

 

「そうだな。まあこれからをどうするか決めて動くべきだろう」

 

「そうね」

 

「そう言えば直哉君は今動ける?」

 

「ええ、今こちらで寝てるけどどうしたの?」

 

「私達が試験的に作った世界を改めて融合世界の基準に変えたから、一度来て欲しいのよ」

 

「成程ね、イベント進行的に闇の書事件から融合世界の基準にしたのね」

 

「そう言う事、変更点としては海鳴市の住人が特殊遊撃部隊のメンバーを知っている状態にしてるから」

 

「確かにイベント開始に来てとは言っていないわね」

 

「ですので今後のイベントの主要キャラ達の確認後、海鳴市から離れてフロンティア事変の続きゃもしくは新たな世界の調査やノヴァの動向がわかればそっち関連を進めようと思います」

 

「成程ね、つまりもう1人ののどか達の世界やあおぞら市やゼムリア大陸には行かないのね?」

 

「はい、暫くは融合世界の内部の世界の事をします」

 

「了解したわ、その方向で行きましょう」

 

ビービービービー

 

その時管理者の神殿に非常事態を知らせるサイレンが鳴り始めた。

 

「レイ何が起きたの?」

 

「皆驚かないで欲しい」

 

「時代的にはのどか達やまなつ達の世界が近いわね」

 

「主な拠点は東京みたいだから時代が違えば帝国華撃団とかいてもおかしくないわね」

 

「成程東京からレイアースみたいな事はありそうですか?」

 

「それは無さそうよ飛鳥」

 

「だって、動物の力を何かに使おうとしてたからね」

 

「動物の力を」

 

「ええ、何かに備えようとしている感じだったわ」

 

「それじゃあまだ具体的にはわからないんですね」

 

「具体的にわからなくとも、今までに遭遇した事のない世界よ」

 

「確かにそうですね。過去の世界でも魔法や呪力の力は遭遇したけど、動物の力を使って戦う者達と遭遇した事はないですね」

 

「そうだな我も見た事ないな。似ていそうな物で言えば・・・グノーシスだな」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「先程話していた世界の周囲に突如別の世界が融合世界内部に現れた」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「トワこれはもしかして・・・」

 

「ええ、その可能性が高いわね。最悪の場合別の融合世界からちょっかいを受けるかも知れないわ」

 

「直哉まず今現れた世界の状況調査をお願い」

 

「わかりました」

 

そして直哉達は講堂を開始したのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

突然現れた世界の調査前の説明前編

お墓戦艦内部・・・

 

「「「「「ええーーそんな事起きるなんてーー」」」」」

 

直哉は現在特殊遊撃部隊に協力している全員に今回の調査に対する経緯を説明をしていた。

 

「直哉君それは本当かい?」

 

「先程話していた世界の周囲に突如別の世界が融合世界内部に現れた」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「トワこれはもしかして・・・」

 

「ええ、その可能性が高いわね。最悪の場合別の融合世界からちょっかいを受けるかも知れないわ」

 

「直哉まず今現れた世界の状況調査をお願い」

 

「わかりました」

 

「ええ、事実です大神さん」

 

「突然融合世界の内部に予定のない世界が出現したのです」

 

「それでは・・・マリアやアイリス達の捜索は」

 

「当然ですが後回しとなります」

 

「トワ、特殊遊撃部隊としての行動は?」

 

「ああ、それは・・・直哉が決めて」

 

「はっどういう事です?」

 

「単純に特殊遊撃部隊に回す仕事との量が多いのよ」

 

「ノヴァ達の追撃や、新しく出来た世界の調査や、シンフォギア世界の続きに関わる事や、既存の世界のパトロールや、イヨからの依頼などね」

 

「確かに多いですね。でも優先順位はノヴァ達の追撃では?」

 

「そうしたいけど、現状セフィーロに行く手段がないのよ」

 

「あ、そう言えば・・・」

 

「じゃあ、シンフォギア世界の継続は・・・?」

 

「無理ね二課も武装集団フィーネ側も再行動するには時間がないわ」

 

「そんな、それじゃあ中途半端な状態で新たな依頼を受けなければいけないんですか?」

 

「そう言う事ね」

 

「あくまで依頼をする場合ね」

 

「え、どういう事です?」

 

「だから直哉次第よ。依頼を受けるのも、受けないですこやか市でゆっくりするのも」

 

「え、それって悪くないですいろんなイベントが残ってるのに」

 

「別に気にしないで良いわよ。昔のように予想外の来客もないしね」

 

「自分もトワから言われて、最初は戸惑いましたし」

 

「そうかそう言う理由なら仕方ないなあ」

 

「おいおい、酷いじゃねえか本来なら先輩救出が優先だろ?」

 

「やめろ初穂、今回の件に関して先輩達がいると思われる世界にこちらから行く術がないのだから仕方ないだろ」

 

「でもよ隊長・・・」

 

「ありがとう初穂君君の気持は嬉しいが特殊遊撃部隊の指示は従うべきだよ。帝国華撃団は軍隊なのだから」

 

「わかりました」

 

「納得出来ねえけど」

 

「それで直哉君特殊遊撃部隊は、トワさんの指示通り」

 

「先程話していた世界の周囲に突如別の世界が融合世界内部に現れた」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「トワこれはもしかして・・・」

 

「ええ、その可能性が高いわね。最悪の場合別の融合世界からちょっかいを受けるかも知れないわ」

 

「直哉まず今現れた世界の状況調査をお願い」

 

「わかりました」

 

「その調査結果で長居はするのかい?」

 

「いえ、調査が終わり次第一旦その世界から離れます。特殊遊撃部隊を分散しないで」

 

「成程、未知の世界が突如としてこちらに来たからか」

 

「そうです。もう1つのすこやか市とあおぞら市と違い、僕達にとっても未知の世界ですから」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

突然現れた世界の調査前の説明後編

「トワこれはもしかして・・・」

 

「ええ、その可能性が高いわね。最悪の場合別の融合世界からちょっかいを受けるかも知れないわ」

 

「直哉まず今現れた世界の状況調査をお願い」

 

「わかりました」

 

「その調査結果で長居はするのかい?」

 

「いえ、調査が終わり次第一旦その世界から離れます。特殊遊撃部隊を分散しないで」

 

「成程、未知の世界が突如としてこちらに来たからか」

 

「そうです。もう1つのすこやか市とあおぞら市と違い、僕達にとっても未知の世界ですから」

 

「「「「「完全な未知の世界」」」」」

 

3組の華撃団が驚く。

 

「はいそうです。ですが出現した世界に心当たりはあるんです」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「皆さん考えて下さい。現状で特殊遊撃部隊の協力者の中で自分達の世界がわからないのは・・・」

 

「あ、和実ゆいちゃん達だ」

 

「「「「「ああ――そうだ」」」」」

 

夏海まなつの言葉でその場にいる全員が正解にたどり着いた。

 

「そうです皆さんの想像通りあの世界は和実ゆいさん達の世界だと想定をしています」

 

「何故想定しているんです?」

 

みのりが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・ノヴァの事件と多少リンクするんですが・・・」

 

「オラオラどうして戦わない?お前は俺達帝国華撃団を殺す為に来たんだろうが・・・くらえ!!破邪剣征・桜花放神」

 

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

2人の放った技が互いにぶつかり合い、花寺直哉の技が襲撃者を飲み込んだ」

 

「あの男にのどか達の事教えたのは、ノヴァだから」

 

「「ええーー」」

 

「ノヴァどうしてこの世界に来たの?目的は何なの」

 

「私の目的?そんな決まってるじゃない、私の忠実な僕になる帝国華撃団を手に入れる為よ」

 

!!

 

「まさか帝国華撃団を手に入れる事が目的だなんて」

 

「この時に起きた事件が切欠で僕達が住んでいる融合世界と異なる歴史を持つ2つの融合世界が動き出したのです」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「まさかその内の1つはまさか・・・」

 

ローラがそう言う。

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

 

「クラリスさんを助けるぞ!」

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア !」」」」

 

 

「あはは、まさかお前達がプリキュアだったとはな」

 

 

「何がおかしいの?」

 

 

「くく、これを笑えるだろ。だってよ俺が以前作り出した闇神威型ヤラネーダに負けた奴等だぜ、俺の今日のターゲットが」

 

!!

 

真宮寺直哉の言葉にサマー達は思い出していた。

 

「ローラさんの想像通り1つ目は、真宮寺直哉が僕の立場になっている融合世界です」

 

「「「「「ええーー」」」何だって――」」

 

「ですが、真宮寺直哉はこの件には確実に関わっていないと僕の上司が言ってるので間違いはないと思いますが、想定外の事態が起きるかも知れません」

 

「「「「「はい」」」」」

 

その後お墓戦艦は、調査対象の世界に侵入した。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

調査開始1 想定外と想定内の調査前編

謎の世界・・・

 

直哉は響と光で3人で調査対象の世界に来ていた。

 

「直哉君この世界美味しいものが多いよ」

 

「響さん食べ過ぎても知りませんよ」

 

「うーん美味しい」

 

「直哉さんやはりここは・・・」

 

「うん光さんここが17番目のプリキュアの世界のオイシーナタウンだと思います」

 

「え、でも17番目のプリキュアの世界には行けないと聞いてたんですが?」

 

「うんその筈だったんだけどね」

 

「そう言う事なら、飛鳥ちゃん達は僕達と同じように最低限の干渉しかしないんだね」

 

「恐らくこれらの一件で旧幼馴染世界の分岐が起こり和実ゆい達の世界が、分岐した幼馴染世界に接触したのでしょう」

 

「「成程」」

 

「もしかするとこの世界は、過去の幼馴染世界から分岐した世界から僕達の融合世界にやって来た可能性もあるんだ」

 

「「ええーー」」

 

「だからなの?直哉君今回は3組のプリキュアと別行動なの」

 

響が直哉に聞く。

 

「今回は調査がメインですからね」

 

「先程話していた世界の周囲に突如別の世界が融合世界内部に現れた」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「トワこれはもしかして・・・」

 

「ええ、その可能性が高いわね。最悪の場合別の融合世界からちょっかいを受けるかも知れないわ」

 

「直哉まず今現れた世界の状況調査をお願い」

 

「わかりました」

 

「その調査結果で長居はするのかい?」

 

「いえ、調査が終わり次第一旦その世界から離れます。特殊遊撃部隊を分散しないで」

 

「成程、未知の世界が突如としてこちらに来たからか」

 

「そうです。もう1つのすこやか市とあおぞら市と違い、僕達にとっても未知の世界ですから」

 

「そう響さんと光さんと別の説明会で言いましたので」

 

「「成程」」

 

「じゃあここが17番目のプリキュアの世界とわかった時点で調査は終わりなの?」

 

「いえ違いますよ。響さん」

 

「あの時の事が切欠なら、分岐後の幼馴染世界はプリキュアの存在する世界を探していたとしたら」

 

「「成程」成程な」

 

「時空管理局に協力させて探した結果が、和実ゆい達の世界だった。そして何かが起きて・・・」

 

「そうね分岐した幼馴染世界からの来訪者なんて想定外だし、旧幼馴染世界にもちゃんと和実ゆい達がいるんだから、こちらの融合世界に和実ゆい達が来たとしてもバランスは取れるわね」

 

「いやこちらに2組のプリキュアの存在を知って向こうが何かをした事で、和実ゆい達が分身体を作ってこちらに来たとも考えられるな」

 

「まさか自分達は帰る世界が無いとは言えんからな理由を言っても」

 

「そうですね、まだ私や薫みたいに自分達の世界の最後を見れば信じやすいんですけど」

 

「そうだね飛鳥ちゃん」

 

「つまり、この世界に旧幼馴染世界から分岐した証拠を見つける事が目的なの?」

 

「そうですよ。それは3組のプリキュア達は違う目的として動いてますがね」

 

「ああ、それは・・・和実ゆいちゃん達にとっては帰還と言う事になるから?」

 

「そうです。のどかさん達とまなつちゃん達と神山さんには、和実ゆいちゃん達の長期不在についてを説明する場合の時の為に同行して貰ってます」

 

「その間に僕達大神さんが率いる3組の華撃団がこの世界を調査してるんですよ」

 

「「成程」」

 

「どのみち、今のタイミングで調査が出来なければ和実ゆいちゃん達に僕が最終通告しなければいけなかったので」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

調査開始1 想定外と想定内の調査後編

「つまり、この世界に旧幼馴染世界から分岐した証拠を見つける事が目的なの?」

 

「そうですよ。それは3組のプリキュア達は違う目的として動いてますがね」

 

「ああ、それは・・・和実ゆいちゃん達にとっては帰還と言う事になるから?」

 

「そうです。のどかさん達とまなつちゃん達と神山さんには、和実ゆいちゃん達の長期不在についてを説明する場合の時の為に同行して貰ってます」

 

「その間に僕達大神さんが率いる3組の華撃団がこの世界を調査してるんですよ」

 

「「成程」」

 

「どのみち、今のタイミングで調査が出来なければ和実ゆいちゃん達に僕が最終通告しなければいけなかったので」

 

「「成程」」

 

「でも僕には違和感を感じるんですよね」

 

「「違和感を?」」

 

「はい」

 

「隼人がそう言ったし」

 

「どちらにしても和実ゆい達の基本的な扱いはそのままで、カテゴリーを未来人にするくらいですか?」

 

「そうね、未来人と言っても17番目のプリキュアだから遠い未来じゃないけど」

 

「それはそうですけど」

 

「さて、和実ゆい達の件はこれで良いわね?」

 

「それでこれからどうするんです?」

 

「最初は単純な未来人レベルだったのが・・・」

 

「いやいや誤解だよ僕は・・・」

 

和実ゆいちゃん達為になると思って」

 

「本当にそうですか?兄さんはノヴァ問題やフロンティア事変やトワとレイに聞いた新たな世界の事で頭がいっぱいなのではないですか?」

 

「う、それは・・・」

 

「だから兄さんは同じ事を時空管理局した」

 

「・・・そうだよ。それがいけないんだよ」

 

「大体なんだよ分岐した世界から来た来訪者って、それこそ分岐の切欠を作ったメルクさんと紫藤直哉さんが扱う問題の筈でしょう」

 

「「それはそうね」たしかにそこは直哉の言う通りかもしれんな」

 

「だったら僕が彼女達を返す為に同じ方法を取るのに問題はないでしょう」

 

「問題はあるよ直哉君」

 

「え」

 

「500キロカロリーパンチ!!」

 

「ウバ・・・ウゾ」

 

「良いわよ。プレシャスレシピッピが2体捕まってるけど何とか、プレシャスだけでも行けそうね」

 

「ジェントルレシピッピを返して貰うよ」

 

「ふん、お前達もう勝った気でいるのか?」

 

「「どういう事よ」」

 

「私は、お前達がこのフィールドを作るのを待っていたのだ。キュアプレシャスに確実に勝つ為に」

 

「行きなさいナノビョーゲン」

 

!!

 

「そ、それは・・・」

 

ジェントルがそう言い放たれたナノビョーゲンに感染された岩が、メガビョーゲンに進化した。

 

「あはは、どうだこのメガビョーゲンを浄化出来るプリキュアはこのフィールドをの中にはいないぞ。どうするプリキュア?」

 

「どうしょうマリちゃん?」

 

「困ったわこのままだとどちらか一方しか浄化が出来ないわ」

 

「ブンドル団は既にナノビョーゲンを使ってるんだよ。ナノビョーゲンを使っている以上私達の・・・特殊遊撃部隊のやるべき案件の筈だよ」

 

「それは・・・」

 

「いつの間にか過去の幼馴染世界から分岐した世界からの来訪者と言う事になってしまった、和実ゆいちゃん達を切り捨てようと考えていたんだから

 

「それは仕方ないではすまないけど結果的には和実ゆいちゃん達は帰ってこれたんだからね」

 

「フフ、そうだぞ特殊遊撃部隊お前達のおかげで私も17番目のプリキュアの世界にやって来れたのだから感謝するぞ」

 

!!

 

「「「その声はワイズマン」」」

 

「そうだ」

 

そう言ってワイズマンが直哉達の前に現れた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

調査開始2 まさかのワイズマンとの遭遇と家への帰宅

「それは仕方ないではすまないけど結果的には和実ゆいちゃん達は帰ってこれたんだからね」

 

「フフ、そうだぞ特殊遊撃部隊お前達のおかげで私も17番目のプリキュアの世界にやって来れたのだから感謝するぞ」

 

!!

 

「「「その声はワイズマン」」」

 

「そうだ」

 

そう言ってワイズマンが直哉達の前に現れた。

 

「「ワイズマンどうしてここに?」」

 

「何私も君達と同じ17番目のプリキュアの世界の調査だ。特殊遊撃部隊のおかげで16番目のプリキュアの世界に来れたのだからな」

 

「・・・おや花寺直哉、今回はプリキュア達と一緒ではないのか?」

 

「ああ、別行動中だ今回はこの世界の調査がメインなのだからな

 

「成程、ならば私がプリキュア達と遊んでいいかな?」

 

「ご自由にどうぞ、ただあまり遊ぶと大変になりますよ」

 

「ああ、それは・・・よく知っているよ。融合世界のすこやか市で私も見たからな」

 

!!

 

「まさかあの時ワイズマン自身がいたのか?」

 

直哉がその時を思い出す。

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

「ペエ!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

「ニャン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

のどか達は変身するとそのまま怪物の所に行くとその瞬間グレース達はローズマリーが作り出した空間に入ってしまった。

 

「ワイズマン貴方はあの時すこやか市にいたんですか?」

 

「ああ」

 

時を少し戻して・・・

 

「「「「やった―――私達の世界だ」」」」

 

和実ゆい達が喜んでいた。

 

そして神山が和実ゆい達の家族に説明をして3人を自宅に送った後・・・

 

「お疲れ様です神山さん」

 

「ありがとうまなつちゃん」

 

「あ、のどかさん達は何か聞いてます?俺がこの世界のプリキュア達を送る事になった理由を?」

 

「一応聞いてますけど、大神さんの年齢だとちょっと事件になりそうだからだそうですよ」

 

「ああ、それは・・・なんと言えばいいか・・・」

 

「この世界というか私達のすこやか市でも私達がちゃんとした理由もない場合神山さんと帰ってきたら怪しまれますからね」

 

「若い神山さんでも」

 

「そうなのかい?」

 

「そうだよ時代が違うから」

 

「それに大神さんは、結果的に13人の女性と仲がいいので・・・その点神山さんは天宮さくらさん1人に恋愛関係になりたいと考えてますよね」

 

みのりがそう言う。

 

「いい、どうしてそれを?」

 

「ほお、それは面白いこと聞いたな

 

!!

 

「「「その声はワイズマン」」」

 

「どうしてここに」

 

「何ここに来る前に、花寺直哉に会って来たさ」

 

!!

 

「「「その声はワイズマン」」」

 

「そうだ」

 

そう言ってワイズマンが直哉達の前に現れた。

 

「「ワイズマンどうしてここに?」」

 

「何私も君達と同じ17番目のプリキュアの世界の調査だ。特殊遊撃部隊のおかげで16番目のプリキュアの世界に来れたのだからな」

 

「・・・おや花寺直哉、今回はプリキュア達と一緒ではないのか?」

 

「ああ、別行動中だ今回はこの世界の調査がメインなのだからな

 

「成程、ならば私がプリキュア達と遊んでいいかな?」

 

「ご自由にどうぞ、ただあまり遊ぶと大変になりますよ」

 

「ああ、それは・・・よく知っているよ。融合世界のすこやか市で私も見たからな」

 

「そして私は君達に会いに来たのさ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

まさかの発見前編

のどか達がワイズマンと遭遇している頃直哉達は・・・

 

「まさかこの世界にこんな秘密があるなんて・・・」

 

「直哉さんどういう事ですか?」

 

「うん響さんと光さんは融合世界の中心世界が旧幼馴染世界の帝都をアレンジしてるのは知ってる?」

 

「そうだったんですか?」

 

「覚えてないごめん」

 

そして直哉は話し出す。

 

「参加するとこの世界の歴史が大きく変わるから?」

 

「はい」

 

「でも飛鳥ちゃんと薫ちゃんは私達の娘よ・・・あれ」

 

「どうやらママに記憶の上書きが始まりましたね」

 

「そのようだね」

 

「でもパパは時が来るまで私達の事は忘れませんよ」

 

「え、どういう事」

 

「パパともう1人の紫藤直哉さんは記憶の部分は共通なので」

 

「つまり今回の出会いによって僕と直哉さんにありえない繋がりが出来たかも知れないの?」

 

「それは、あるかもしれないけど違うよパパ。直哉さんの世界の帝都はパパ達の世界をアレンジしていると言う事だよ」

 

「あくまでも帝都はね」

 

「成る程ね、僕と直哉君にはそう言う部分での繋がちはあるんだね」

 

「ただパパみたいにあちらの直哉さんは米田健二達との繋がりは無いから」

 

「そう飛鳥ちゃんが言ってたんですよ」

 

「でも直哉君それとこれは関係なくない?」

 

「いえそうとも限りませんよ響さん」

 

「皆行くラビ」

 

「「「うん」」」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

 

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

そして直哉は、キュアグレースのヒーリングステッキ中に吸い込まれた。

 

「「「「ええ――どういう事ーーー」」」」

 

「あそこでプリキュアになってメガビョーゲンが出現したので浄化したんですから」

 

 

「そうね飛鳥報告お願い」

 

「はい、兄さん私達ノヴァの一件後イヨの調査とほぼ同時にもう1つの幼馴染世界に行ってみたんです」

 

「そこで和実ゆい達の世界オイシ-ナタウンを見つけたんです」

 

!!

 

「何だって――あそこは旧幼馴染世界をベースになった融合世界の筈」

 

「そこに和実ゆい達の世界が・・・それに順番が違う」

 

「飛鳥ちゃん旧幼馴染世界には、プリキュアの存在はなかったよ」

 

のどかがそう言う。

 

「・・・まさか飛鳥ちゃん」

 

「ええ、兄さん兄さんの想像通りと思います」

 

「ああ、そうだったわね貴女達が、元の世界に戻るにはフワニータを黙示録の三騎士とパトリックから守りなさい。融合世界の彼女達は黙示録の三騎士と戦う場合のみ本来の力を使って良いわ」

 

 

「「「「ええ――」」」」

 

のどか達はメルクの言葉に驚く。

 

「このイベントで旧幼馴染世界の分岐世界が出来てその上その世界にまさか融合世界のすこやか市に繋がるゲートが存在するとは思いませんでしたよ」

 

「それで直哉さんこれからどうするんですか?」

 

光が直哉に聞く。

 

「どうしようかな?まさかこんな重要な物が見つけるなんて想定外だったよ」

 

「でもこれは早めに管理者の神殿に報告行くべきと思うよ」

 

「そうですね」

 

そして直哉1人で簡易ゲートを使って管理者の神殿に向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第30章 第2部 新たな世界の調査とエステル達の動き編
まさかの発見後編


管理者の神殿トワの執務室・・・

 

「失礼します」

 

「直哉どうしたの?」

 

「実は・・・」

 

「このイベントで旧幼馴染世界の分岐世界が出来てその上その世界にまさか融合世界のすこやか市に繋がるゲートが存在するとは思いませんでしたよ」

 

「それで直哉さんこれからどうするんですか?」

 

光が直哉に聞く。

 

「どうしようかな?まさかこんな重要な物が見つけるなんて想定外だったよ」

 

「でもこれは早めに管理者の神殿に報告行くべきと思うよ」

 

「そうですね」

 

そして直哉1人で簡易ゲートを使って管理者の神殿に向かった。

 

「何と17番目のプリキュアの世界から融合世界のすこやか市に繋がる直通ゲートを見つけました」

 

「何ですって――」

 

「この件は恐らく・・・」

 

「恐らくこれらの一件で旧幼馴染世界の分岐が起こり和実ゆい達の世界が、分岐した幼馴染世界に接触したのでしょう」

 

「「成程」」

 

「でもその可能性できた場合和実ゆいちゃん達に紫藤直哉と言う名前に反応する筈なのに、何もないのは?」

 

「それは・・・和実ゆい達は、こちらの融合世界に来た者達と分岐した幼馴染世界にいるメンバーに別れているので」

 

「あの時に分岐した幼馴染世界との接触した名残が17番目のプリキュアの世界の住人には見えないようにしてたので」

 

「成程ね」

 

「後は何かあった?」

 

「ええ、17番目のプリキュアの世界でワイズマンに会いました」

 

そして直哉が話し出す。

 

「フフ、そうだぞ特殊遊撃部隊お前達のおかげで私も17番目のプリキュアの世界にやって来れたのだから感謝するぞ」

 

!!

 

「「「その声はワイズマン」」」

 

「そうだ」

 

そう言ってワイズマンが直哉達の前に現れた。

 

「「ワイズマンどうしてここに?」」

 

「何私も君達と同じ17番目のプリキュアの世界の調査だ。特殊遊撃部隊のおかげで16番目のプリキュアの世界に来れたのだからな」

 

「・・・おや花寺直哉、今回はプリキュア達と一緒ではないのか?」

 

「ああ、別行動中だ今回はこの世界の調査がメインなのだからな

 

「成程、ならば私がプリキュア達と遊んでいいかな?」

 

「ご自由にどうぞ、ただあまり遊ぶと大変になりますよ」

 

「ああ、それは・・・よく知っているよ。融合世界のすこやか市で私も見たからな」

 

!!

 

「まさかあの時ワイズマン自身がいたのか?」

 

「ああ、やっぱり現れたのねあいつ」

 

「ええ、感謝されましたけどね」

 

「何私も君達と同じ17番目のプリキュアの世界の調査だ。特殊遊撃部隊のおかげで16番目のプリキュアの世界に来れたのだからな」

 

「・・・おや花寺直哉、今回はプリキュア達と一緒ではないのか?」

 

「ああ、別行動中だ今回はこの世界の調査がメインなのだからな

 

「成程、ならば私がプリキュア達と遊んでいいかな?」

 

「ご自由にどうぞ、ただあまり遊ぶと大変になりますよ」

 

「でも今の所は直通ゲートの存在は知らないと見ていいと思います」

 

「そうなら直哉一旦特殊遊撃部隊を連れて戻って来て」

 

「それはつまり・・・」

 

「そうよ謎の世界が17番目のプリキュアの世界とわかった以上目的は達成したからね」

 

「後まだ直通ゲートをの知らせるのは得策とは思えないからね」

 

「成程わかりました」

 

「その後イヨさんの依頼ともう1つの新たな世界の調査に行きますね」

 

「お願いね」

 

そして特殊遊撃部隊は一旦17番目のプリキュアの世界から融合世界に帰還するのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

再び海鳴市へ到着

「さて皆さん着きましたよ」

 

「あれ直哉君ここは海鳴市」

 

響や以前海鳴市に来た事があるメンバーが直哉に聞く。

 

「ええ、そうですよ今回はイヨさんの依頼で・・・」

 

「そう言えば直哉君は今動ける?」

 

「ええ、今こちらで寝てるけどどうしたの?」

 

「私達が試験的に作った世界を改めて融合世界の基準に変えたから、一度来て欲しいのよ」

 

「成程ね、イベント進行的に闇の書事件から融合世界の基準にしたのね」

 

「そう言う事、変更点としては海鳴市の住人が特殊遊撃部隊のメンバーを知っている状態にしてるから」

 

「前回のイベント時はあくまでも試験的に作った世界と言う事で特殊遊撃部隊の干渉はせずに」

 

「艦長大変ですアースラに侵入者です」

 

!!

 

「何ですってエイミィ本当ですか?」

 

「はい間もなく侵入者がブリッジに辿り着きます」

 

「来ます」

 

その時トワがアースラの艦長であるリンディ・ハラウオンのの元に来た。

 

「へえ、貴女が無断調査をしている艦の艦長ね」

 

「貴女は誰ですか?」

 

「私はトワよ、今貴女達がいる世界とその他の世界を管理している者よ」

 

「世界を管理しているだとバカバカしい・・・うっ」

 

!!

 

「「クロノ」クロノ君」

 

「貴女クロノに何をしたの?」

 

「そこの子供の周りだけ空気を消滅させたわ、私の言葉を信じようとしないようだったからね」

 

「わかりました・・・だから」

 

「嫌だねこれだから時空管理局と言う組織は駄目だわね。良い貴女達は無断で私の管理するこの世界に来て色々してくれたわよね?」

 

「それは・・・」

 

「こちらとしても侵入者対策の為の仕掛けを起動したに過ぎないの」

 

「勝手に調査されていい気持ちなわけないわよね。リンディ・ハラウオン大事な夫を、闇の書に殺されたんでしょう?」

 

!!

 

「貴女どうしてそれを?」

 

「あら、怒ったの私は貴女達のやった事と同じ事をしてるのよ」

 

!!

 

「わかりましたこちらでの全記録を消去しますこれで良いですね?」

 

「駄目ね貴女達全員私の部下になりなさい。それで許すわ返事の期間は2日あげるわ」

 

!!

 

「それじゃあいい返事を一応期待してるわ」

 

そう言ってトワが消えるとクロノの周りの空気が復活した。

 

「こういう形でトワ達が動いていたんですよ」

 

「ですが今回から融合世界の世界の一部として再始動したので何か不都合な事はないかチェックしてと言う依頼ですからね」

 

「成程、それではこの間と同じ感じでやるの?」

 

「ええそうです。兄さんは青年モードで一人旅をしている設定でなのはちゃんの家族が経営する翠屋に行ってください」

 

「そしてのどかさんとちゆさんとひなたさんは、修学旅行に来ている学生としてあの3人と接触して下さい」

 

「魔法を知る前にその子とその家族に僕達が何者なのかを向こうに知ってもらう為か」

 

「ええ、そうですけど恐らく間に合いません。あのフェレットはなのはちゃんに魔法を授ける役目と彼女の魔法の師になる人間ですから」

 

「「「「「「ええーー」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

飛鳥の言葉に驚くのどか達だった。

 

「いえ、期間は3日間でこの後高町なのはちゃんの家族の経営する翠屋に行きますよ」

 

「ええ――良いの?」

 

「はい」

 

そして全員で翠屋に向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワとレイと隼人の話し合い1

「レイと隼人聞こえるかしら?」

 

「「ああ聞こえている」」

 

「先程直哉が来て報告したわ」

「それで直哉さんこれからどうするんですか?」

 

光が直哉に聞く。

 

「どうしようかな?まさかこんな重要な物が見つけるなんて想定外だったよ」

 

「でもこれは早めに管理者の神殿に報告行くべきと思うよ」

 

「そうですね」

 

そして直哉1人で簡易ゲートを使って管理者の神殿に向かった。

 

「何と17番目のプリキュアの世界から融合世界のすこやか市に繋がる直通ゲートを見つけました」

 

「何ですって――」

 

「この件は恐らく・・・」

 

「恐らくこれらの一件で旧幼馴染世界の分岐が起こり和実ゆい達の世界が、分岐した幼馴染世界に接触したのでしょう」

 

「「成程」」

 

「でもその可能性できた場合和実ゆいちゃん達に紫藤直哉と言う名前に反応する筈なのに、何もないのは?」

 

「それは・・・和実ゆい達は、こちらの融合世界に来た者達と分岐した幼馴染世界にいるメンバーに別れているので」

 

「あの時に分岐した幼馴染世界との接触した名残が17番目のプリキュアの世界の住人には見えないようにしてたので」

 

「成程ね」

 

「後は何かあった?」

 

「ええ、17番目のプリキュアの世界でワイズマンに会いました」

 

そして直哉が話し出す。

 

「フフ、そうだぞ特殊遊撃部隊お前達のおかげで私も17番目のプリキュアの世界にやって来れたのだから感謝するぞ」

 

!!

 

「突如現れた世界は17番目のプリキュアの世界だったわ」

 

「「そうか」そうかやっぱりなら俺はジェントルを連れて行く事にする」

 

「その方が良いわね」

 

「後まずい事もあるみたいだし」

 

「どういう事だ?」

 

レイがトワに聞く。

 

「ええ、感謝されましたけどね」

 

「何私も君達と同じ17番目のプリキュアの世界の調査だ。特殊遊撃部隊のおかげで16番目のプリキュアの世界に来れたのだからな」

 

「・・・おや花寺直哉、今回はプリキュア達と一緒ではないのか?」

 

「ああ、別行動中だ今回はこの世界の調査がメインなのだからな

 

「成程、ならば私がプリキュア達と遊んでいいかな?」

 

「ご自由にどうぞ、ただあまり遊ぶと大変になりますよ」

 

「でも今の所は直通ゲートの存在は知らないと見ていいと思います」

 

「そうなら直哉一旦特殊遊撃部隊を連れて戻って来て」

 

「それはつまり・・・」

 

「そうよ謎の世界が17番目のプリキュアの世界とわかった以上目的は達成したからね」

 

「後まだ直通ゲートをの知らせるのは得策とは思えないからね」

 

「「なっ直通ゲートがあるのか?」まさかそんな物が17番目のプリキュアの世界にあるのか」

 

「ええ、まだ直哉達しか知らないけど」

 

「そうか」

 

「だが、どうして17番目のプリキュアの世界に融合世界のすこやか市に行けるゲートがあるんだ」

 

「ああ、隼人には言ってなかったわね」

 

 

「そうね飛鳥報告お願い」

 

「はい、兄さん私達ノヴァの一件後イヨの調査とほぼ同時にもう1つの幼馴染世界に行ってみたんです」

 

「そこで和実ゆい達の世界オイシ-ナタウンを見つけたんです」

 

!!

 

「何だって――あそこは旧幼馴染世界をベースになった融合世界の筈」

 

「そこに和実ゆい達の世界が・・・それに順番が違う」

 

「飛鳥ちゃん旧幼馴染世界には、プリキュアの存在はなかったよ」

 

のどかがそう言う。

 

「・・・まさか飛鳥ちゃん」

 

「ええ、兄さん兄さんの想像通りと思います」

 

「成程なそう言う経緯でそのタイミングで分岐した幼馴染世界の連中がすこやか市ではなく、和実ゆい達の世界と接触したんだな」

 

「恐らくね直通ゲートがその証拠になると思うわ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワとレイと隼人の話し合い2

「何だって――あそこは旧幼馴染世界をベースになった融合世界の筈」

 

「そこに和実ゆい達の世界が・・・それに順番が違う」

 

「飛鳥ちゃん旧幼馴染世界には、プリキュアの存在はなかったよ」

 

のどかがそう言う。

 

「・・・まさか飛鳥ちゃん」

 

「ええ、兄さん兄さんの想像通りと思います」

 

「成程なそう言う経緯でそのタイミングで分岐した幼馴染世界の連中がすこやか市ではなく、和実ゆい達の世界と接触したんだな」

 

「恐らくね直通ゲートがその証拠になると思うわ」

 

「確かにな、あおぞら市やゼムリア大陸にはこんな形での直通ゲートが存在はなく、こちらが簡易ゲートを渡していたしな」

 

「待てよ仮にそうだとしてどうしてこちら側に来たんだ?」

 

「ああ、それは・・・隼人貴方も覚えていない?」

 

嘘、はやてちゃんまさか・・・」

 

「ごめんななのはちゃん、うちはまだ管理局の一員なんよ」

 

「まあいい出てきた以上、仕事をしてもらうぞはやて」

 

「わかっとる、ヴィータなのはちゃんに攻撃するんや」

 

「あいよはやて、覚悟はいいか紫藤なのは、兄妹仲良く管理局のペットになれよ」

 

「いやそれだけは絶対に嫌、フェイトちゃんも、お兄ちゃんもお姉ちゃんは私が守るもん」

 

!!

 

 

「ヴィータ今や」

 

「おう」

 

「スターライト・・・ブレイカーーーーー」

 

ヴィータは上手くなのはの背後を取り、スターライトブレイカーの射線上にクロノを入れた。

 

「なッしまったーーーーー己はやてまでもが裏切るとは覚えておけよ」

 

そう言いながらクロノタチ管理局全員撤退した。

 

「なっクロノと言う少年が、人を操り君達の両親を襲ったのか?」

 

「ええ、時空管理局にとって最大の汚点となったんですよ。クロノと言う存在を消したいからですね」

 

「成程ね、時空管理局にとってはクロノと言う少年は存在してほしくない人物になっていたんだ」

 

「おいそれは俺の前世のイベント時じゃないか?・・・おいまさか」

 

「ええ、ここからは推測になるけど・・・」

 

「「「「ええ――どういう事ーーー」」」」

 

「あはは知らなかったら驚くよね」

 

「これが感じてた力の正体」

 

「うわあ、かわいいなあ」

 

「皆さん詳しいことは後で伝えるので、今はそれぞれの敵を倒しましょう」

 

「ああ、そうだね」

 

「あの時の事が切欠なら、分岐後の幼馴染世界はプリキュアの存在する世界を探していたとしたら」

 

「「成程」成程な」

 

「時空管理局に協力させて探した結果が、和実ゆい達の世界だった。そして何かが起きて・・・」

 

「直哉が予想したのはあながち間違いではないかも知れない」

 

「成程な」

 

「あはは知らなかったら驚くよね」

 

「これが感じてた力の正体」

 

「うわあ、かわいいなあ」

 

「皆さん詳しいことは後で伝えるので、今はそれぞれの敵を倒しましょう」

 

「ああ、そうだね」

 

「この出会いで時空管理局にプリキュアの存在が知られ紫藤直哉達と協力していたが、時空管理局側がプリキュアの存在を手に入れようとしたから、彼女達を融合世界に転移させたと言う事か?」

 

「そうよ」

 

「まあ、ありそうなパターンだが・・・本当にそうなのかと疑いを持てるが・・・」

 

「それは私達も感じてるけど・・・直通ゲートがあるからね」

 

「「そうだな」」

 

その頃直哉達は・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

翠屋での直哉

「こんにちは」

 

「直哉君じゃないか?今日はなのはの家庭教師の日じゃないだろ?」

 

「ええ、今日は別の家の子達のグループ授業が海鳴市であったので・・・」

 

「成程そう言う事か」

 

「それでグループ授業が終わったのでせっかく海鳴市に来たので甘いものが欲しくなったので」

 

「そう言う事なら準備するから待ってくれ」

 

「はい」

 

少し離れた場所に待機しているのどか達とまなつ達は・・・

 

「良いなあ私も食べたいよ」

 

「まなつちゃんこれも仕事だからね」

 

「でも食べたい」

 

「しかし今回は、家庭教師と言う役なのか」

 

「そうみたいね本当に融合世界用の設定にしてるようね」

 

あすかの質問にちゆが答える。

 

「直哉さんの青年モード久しぶりに見た」

 

「そう言えばそうですねみのりん先輩」

 

みのりの言葉にまなつが同意してまなつが思い出していた。

 

「え、直哉さんその姿はどうしたんですか?」

 

「ああ、今から君達の親達に説明する為に行くから怪しまれないように、姿を変えたんだけど変かな?」

 

「変じゃないんですけど」

 

「この状況で私達の親の居場所がわかるんですか?」

 

「大丈夫だよ。みのりちゃん」

 

「皆の親のいる場所はわかってるから」

 

「それじゃ、行くよ皆」

 

「「「「「はい」」」」」

 

そして直哉とまなつ達はそれぞれの家族の元に向かった。

 

「「「ごめんなさい。私達はこのお兄さんに特別なシェルターに連れて行って貰ってたの」」」

 

まなつ達がそう言うと、直哉が親たちの前に出て行く。

 

「貴方が娘達を助けてくれたんですか?」

 

「結果的に言えばそうなりますね。自分の名前は紫藤直哉と申します」

 

「あの大地震が起きる直前に、自分はたまたまあおぞら中学方面にある仕事場に行く時に被災をして、学校から避難してくる子達を仕事場に地下シェルターを完備してたので、子供たちをそこに避難させてました」

 

「申し訳ございませんでした。本来ならこんな誘拐紛いの避難ではなく、ちゃんと連絡すべきでした」

 

「いえ、頭をあげてください。直哉さんのおかげで沢山の子供の命が助かったのは、事実なのですから」

 

「ありがとうございます。それじゃあね。まなつちゃん、さんごちゃん、みのりちゃん、あすかちゃん」

 

「「「「ありがとう直哉さん」」」」

 

そして直哉はまなつ達を親に渡して自分の家に戻った。

 

「そんな事もあったなあ」

 

その頃翠屋店内では・・・

 

「そうだ直哉君少しなのはに関して聞きたいのだがいいかね?」

 

「はい構いませんよ」

 

「ここ最近のなのはの様子は同だろうか?主にここ3ヶ月の」

 

「それってなのはさんがフェレットを飼いだした頃ですよね?」

 

「ああ、その頃からなのはが無断で出かける事が多くなってな」

 

「私も前の仕事では、家族に言わずに色々行ってたからな」

 

「成程・・・確かに心配ですね僕自身はなのはちゃんからは直接聞いたわけではないですが、なのはちゃんも悩んでいるようです。詳細には僕にも説明はしませんでしたがね」

 

「やはりなのはは私達に言えない悩みがあるか」

 

「ありがとう直哉君」

 

「いえ、士郎さんの不安を煽る結果になりましたが」

 

その後直哉はお菓子を食べて翠屋出てのどか達と合流した。

 

合流した後のどか達とまなつ達は、直哉が翠屋で買ったお菓子を食べた後直哉が今後について話を始めた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

のどか達との合流後に感じる違和感

「「「「「「「「「美味しい」」」」」」」」」

 

「とりあえずなのはさんの父親と話しましたけど」

 

「そう言えば直哉君は今動ける?」

 

「ええ、今こちらで寝てるけどどうしたの?」

 

「私達が試験的に作った世界を改めて融合世界の基準に変えたから、一度来て欲しいのよ」

 

「成程ね、イベント進行的に闇の書事件から融合世界の基準にしたのね」

 

「そう言う事、変更点としては海鳴市の住人が特殊遊撃部隊のメンバーを知っている状態にしてるから」

 

「イヨさんの言う通り今の海鳴市は融合世界に適応しているのは間違いないですね」

 

「そうなんだ」

 

「そうなのねなら、海鳴市では一旦終了?」

 

「ええ、そうなんですけどね・・・」

 

「何か心配事ですか?」

 

「いえ、たいした事ではないんですけど皆さん覚えてます」

 

「ここの世界はイヨとヒミコさんにより過去の幼馴染世界と親密になった海鳴市の筈なんですが・・・」

 

「何故か17番目のプリキュアの世界と同様の力場みたいな物を感じるんですよ」

 

「「「ええーー」」」

 

「それって・・・」

 

「このイベントで旧幼馴染世界の分岐世界が出来てその上その世界にまさか融合世界のすこやか市に繋がるゲートが存在するとは思いませんでしたよ」

 

「それで直哉さんこれからどうするんですか?」

 

光が直哉に聞く。

 

「どうしようかな?まさかこんな重要な物が見つけるなんて想定外だったよ」

 

「でもこれは早めに管理者の神殿に報告行くべきと思うよ」

 

「そうですね」

 

「あの時に見つけたものと同じ物?」

 

「ええ、恐らく同じ物だと思いますのどかさん」

 

「でもどうして以前はなかったのに?」

 

「もしかして融合世界に17番目のプリキュアの世界が来た事で、イヨさんの知らない変化が起きたんじゃないかな?」

 

「・・・あり得ますね」

 

「皆行くラビ」

 

「「「うん」」」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

 

そして直哉は、キュアグレースのヒーリングステッキ中に吸い込まれた。

 

「「「「ええ――どういう事ーーー」」」」

 

「一応17番目のプリキュアの世界と接触したとされる分岐した幼馴染世界はこのタイミングで誕生したとされるので」

 

「「「成程」」」

 

「つまり私達が新たな可能性を旧幼馴染世界に見せたと言う事ですね」

 

アスミがそう言う。

 

「でもそう考えると、和実ゆいちゃん達にしたらたまったものじゃないわね」

 

「そうですね本当のやって来た経緯を知ったら混乱するでしょうし」

 

「でも自分達の世界に戻れて良かったね」

 

「そうですね・・・しかしまなつちゃん達とひなたさんは食べ過ぎで寝てますが」

 

「「あはは」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

海鳴市とオイシーナタウンの謎について

お墓戦艦内部・・・

 

「やはり不自然と言えば不自然だな。まだオイシーナタウンに直通ゲートがあるのは驚いたけどちゃんとした説明が出来るからな」

 

「ただ海鳴市は・・・」

 

「イヨ向こうは異世界の第三勢力がいるのか?」

 

「いるわ。カルマや役千明達を含めてその他にもなのは達がたまに来てたりしてるみたい」

 

「「成程本当に7人世界のその後を続けているのね」続けているのか」

 

「あくまで私が見れた範囲ではと言う言葉がつくけど、融合世界の方ではどんな様子?」

 

融合世界が新たに新たな世界を作ったわ」

 

「ええ――」

 

「新たな世界を作ったーー」

 

「ええ、恐らく・・・」

 

「イヨさんがこの話を聞いて直通ゲートを追加したとも考えれるけど、オイシーナタウンに融合世界のすこやか市に繋がる直通ゲートがあるのがわかるのはまだ後だからやはり・・・」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

 

そして直哉は、キュアグレースのヒーリングステッキ中に吸い込まれた。

 

 

「「「「ええ――どういう事ーーー」」」」

 

 

「あはは知らなかったら驚くよね」

 

 

「これが感じてた力の正体」

 

「うわあ、かわいいなあ」

 

「皆さん詳しいことは後で伝えるので、今はそれぞれの敵を倒しましょう」

 

「ああ、そうだね」

 

「あの時の事が切欠なら、分岐後の幼馴染世界はプリキュアの存在する世界を探していたとしたら」

 

「「成程」成程な」

 

「時空管理局に協力させて探した結果が、和実ゆい達の世界だった。そして何かが起きて・・・」

 

「この出会いがまずオイシーナタウンと出会いをさせて、そのオイシーナタウンタウンがこちらに現れた事で、海鳴市の設定が上書き考えるとしっくりするな」

 

「でも正直な話他の融合世界と戦うなんて思わなかったな」

 

「まだないんだけどね戦っては・・・でもオイシーナタウンが分岐した旧幼馴染世界から来たのなら」

 

「少なくとも技術的な部分では向こうが上だよな」

 

「まだこちらは簡易ゲートを運用してる段階だからな。将来的には直通ゲートが出来れば良いけど、それは禁忌の技術になる可能性が高いなあ」

 

「まあ、それはゼムリア大陸やあおぞら市等で使う場合は」

 

「融合世界の内部で使う場合は問題は起きないと思うけど・・・」

 

「とりあえず一旦この問題は置いておこう」

 

そして直哉は自分の部屋に戻って就寝したのだった。

 

翌日・・・

 

お墓戦艦は調査任務の最終目的地に着いたのだった。

 

「ここ私の知る東京に似てる」

 

光がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第30章 第3部 調査と出会いと驚き編
クロスベル対する動き前編


先程手違いで少し未来の話を投稿してしまいましたすみません


直哉達が新たな世界とイヨからの依頼を受けたその世界での依頼を終えて最終目的地に行った頃ゼムリア大陸では・・・

 

「エステルさん呼び出してごめんなさい」

 

「構わないわクローゼトワから連絡があったからクローゼにも伝える為だったし」

 

「え、トワさんからですか?」

 

「そうよ、新たに世界が融合世界の内部に出来たようよ」

 

「このタイミングでですか?」

 

「ええ、単なる偶然と思いたいけど・・・もうすぐクロスベルとエレポニア帝国のイベントが動きを見せようとしてるのにね」

 

「それで、特殊遊撃部隊の動きはどうしてるんです?」

 

「それは・・・」

 

「まだないんだけどね戦っては・・・でもオイシーナタウンが分岐した旧幼馴染世界から来たのなら」

 

「少なくとも技術的な部分では向こうが上だよな」

 

「まだこちらは簡易ゲートを運用してる段階だからな。将来的には直通ゲートが出来れば良いけど、それは禁忌の技術になる可能性が高いなあ」

 

「まあ、それはゼムリア大陸やあおぞら市等で使う場合は」

 

「融合世界の内部で使う場合は問題は起きないと思うけど・・・」

 

「とりあえず一旦この問題は置いておこう」

 

そして直哉は自分の部屋に戻って就寝したのだった。

 

翌日・・・

 

お墓戦艦は調査任務の最終目的地に着いたのだった。

 

「ここ私の知る東京に似てる」

 

光がそう言う。

 

「今調査依頼の最後の世界にいるようね」

 

「そうなんですね」

 

「ええ、一応トワにはこちらの事情を伝えたから、終わり次第来てくれると思うわ」

 

「そうですかならこちらの案件は大丈夫ですね」

 

「問題はあると言えばあるけどまあ、直哉達が来るまでに事が動き出さなければいいけどね」

 

「ああ、エレポニア帝国とカルバート共和国ですね」

 

「ええ、以前直哉が言ってたけどクロスベルでの事件は続くと言ってたしそのキーとなる物がキーアと言う少女らしいの」

 

「そうなんですね、そう言う事ならまたキーアちゃんが狙われると言う事ですよね?」

 

「恐らくね、でも私はエレポニア帝国の闇が動き出す方が脅威だわ」

 

そう言ってエステルが思い出す。

「待っていたぞエステルヨシュア」

 

「「レーヴェ」」

 

エステルとヨシュアは待ち合わせの場所にレーヴェがいることに驚いていた。

 

 

「レーヴェあんた私達を倒す気で呼んだの?」

 

「いや違う盟主からの直接な命令だが、今回はレオンハルトで頼む」

 

「とういうことは紫藤直哉さんの関連性の案件なの?レオンハルト」

 

ヨシュアがレオンハルトに確認をする。

 

 

「ああ、盟主が言うには紫藤直哉の世界にもう一つのゼムリア大陸が接触を持ったということだ」

 

「「はあーーもう一つのゼムリア大陸ーー」」

 

 

エステルとヨシュアはレオンハルトの言葉に驚いていた。

 

 

「ちょっとどういう事よそれ」

 

「それがわからないからお前達の協力が必要だ」

 

「中心世界に行くにはエステルの同行が必須だからね」

 

 

「仕方ないわね直哉君から預かっているゲートを開くわよ」

 

「「ああ」」

 

そして3人はゲートを通過した。

 

「そもそも何でもう一つのゼムリア大陸が接触したのがわかったの?」

 

「ああ、突然俺達の計画とは別の計画に関わる予定の仲間が行方不明なったからだ」

 

「何ですってーー」

 

エステルヨシュアはレオンハルトの言葉に驚いていた。

 

その時エステル達の前に黒色の靄が三人を包み込んだ。

 

「フフ、見つけたエステル・ブライト、ヨシュア・ブライトよ」

 

「ここでお前たちを殺せば二つのゼムリア大陸が我の物となる」

 

「何ですってーーお前は何者なの?」

 

「死に行くお前達が知る必要はない」

 

そして黒色の靄が人形のような者を大量に産み出した。

 

「そう言えばイシュメルガとの出会いはこんな感じだったわね」

 

「それでエステルさんとヨシュアさんはどうするんですか?」

 

「今の所直哉からも指示特にないから現状維持よ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

クロスベル対する動き中編

「フフ、見つけたエステル・ブライト、ヨシュア・ブライトよ」

 

「ここでお前たちを殺せば二つのゼムリア大陸が我の物となる」

 

「何ですってーーお前は何者なの?」

 

「死に行くお前達が知る必要はない」

 

そして黒色の靄が人形のような者を大量に産み出した。

 

「そう言えばイシュメルガとの出会いはこんな感じだったわね」

 

「それでエステルさんとヨシュアさんはどうするんですか?」

 

「今の所直哉からも指示特にないから現状維持よ」

 

「そうなんですね」

 

「まあ、クローゼはクロスベルで通商会議があるからそっちを頑張って貰うわよ」

 

「ええ、それは頑張りますけど、鉄血宰相とカルバート共和国の大統領には勝てませんよ」

 

「別に勝たなくていいのよ、勝った場合流れが微妙に変わるしね」

 

「直哉が言うには通商会議にクローゼが特務支援課に接触して欲しいみたいよ」

 

「あくまでも、エレポニア帝国とカルバート共和国に疑われないレベルでね」

 

「成程」

 

「今回は特殊遊撃部隊が前面に出過ぎるとエレポニア帝国とカルバート共和国を刺激して状況を悪化させるとシンフォギア世界のようになるかもしれないと言う事で、クローゼにお願いをするらしいわ」

 

「確かにそうですね。特殊遊撃部隊はある意味異質な存在ととられかねないですね」

 

「異質でしょうね結社が協力的だからね」

 

「ああ、そうでしたね」

 

「奴は特殊でな仲間でも奴自身で認めないと響達のいう仲間にはなれないのさ」

 

「ええーーそれってもしかして戦闘狂のする思考を持った人なんですか?」

 

「否定はしない」

 

「おい、女この任務が終わったら俺様と戦えよ。お前の持っている力に興味があるからな」

 

クローゼは響から聞いた時の事を思い出した。

 

「まあ、結社としたら前回が静観だったし兄さんもシャーリィ―達と動くみたいだし」

 

「そうなのですか?」

 

「あくまでも紅い星座の依頼で動くみたい」

 

「紅い星座と言えば以前エステルさんはあってますよね?」

 

「ああ、大神さん強化でね」

 

「あーあ大神のお兄さん勿体ないな。もう少し時間があればもっと強い猟兵になれたのに」

 

 

「本当だぜ、大神お前のような根性がランディにもあればな」

 

 

「あはは、大丈夫ですよきっと甥っ子さんにも伝わりますよ」

 

「そうだといいがな」

 

「それとナオヤ俺達は、エレポニア帝国と契約したからな」

 

「そうですかついにエレポニア帝国とカルバート共和国がクロスベルを標的にして動きますか」

 

 

「ああ、帝国はそのようだ」

 

 

「結社はまだ動かないようですね」

 

 

「そうか、お前を通して、結社の動向が知れるのはいいが、問題はランディだな」

 

「大丈夫ですよランディは、今後紅い星座の前に現れますよ」

 

「そうか、シャーリィーお前は大神について行け、そして異世界で戦ってこい」

 

 

「いいの?」

 

 

「ああ」

 

「やった――」

 

「クロスベル側の方が今の所地獄ね」

 

「でもクロスベルとエレポニア帝国は、同時期にイベントが起きるんですよね?エステルさん」

 

「そうよ、クローゼ」

 

「クロスベルに特務支援課が英雄だとしたら、エレポニア帝国にも英雄が出てくるわ」

 

「英雄がですか?」

 

「そうよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

クロスベル対する動き後編

「クロスベル側の方が今の所地獄ね」

 

「でもクロスベルとエレポニア帝国は、同時期にイベントが起きるんですよね?エステルさん」

 

「そうよ、クローゼ」

 

「クロスベルに特務支援課が英雄だとしたら、エレポニア帝国にも英雄が出てくるわ」

 

「英雄がですか?」

 

「そうよ」

 

「私も以前話した事もあるわ」

 

「ああ、すみません!」

 

「貴方は紫藤直哉さんどうしてここに」

 

そう言いながら青年が直哉に近づこうとしたときエステルが二人の間に入った。

 

「そこまでよ私の名前は、エステル・ブライトよ。貴方の名前は」

 

「・・・灰色の騎士と呼んでくれ」

 

「灰の騎士ですって」

 

「ちょっユウナさんこれはどういう意味です。リィンさんが灰色の騎士と名乗るのは?」

 

「恐らく教官はエステルさんとヨシュアさんの格好をみて、自分の本名を名乗るのは得策ではないと判断したのでは」

 

 

「成る程」

 

「あのーエステルさんと騎士さんと翼さんは一緒に大帝国劇場に行きましょう」

 

「「「ええ、いいてすよ」」」

 

それぞれの代表者の同意が得られた直哉達は大帝国劇場に向かった。

 

「あ、すいません騎士さん光武を5機運んで頂けませんか?騎士さんの機体で」

 

「いいてすよ。直哉さん」

 

「恐らくねあの場にいた数人が、エレポニア帝国側の英雄になるんじゃないかしら?」

 

エステルがそう言う。

 

「成程そう言うやり取りがあったんですね融合世界で」

 

「そうねでもこれから会うのはあの世界の彼等じゃないしね」

 

「そうですね、このゼムリア大陸の彼等ですね」

 

そしてエステルとクローゼの話は暫くしてから終わった。

 

時を少し戻して・・・

 

「まだこちらは簡易ゲートを運用してる段階だからな。将来的には直通ゲートが出来れば良いけど、それは禁忌の技術になる可能性が高いなあ」

 

「まあ、それはゼムリア大陸やあおぞら市等で使う場合は」

 

「融合世界の内部で使う場合は問題は起きないと思うけど・・・」

 

「とりあえず一旦この問題は置いておこう」

 

そして直哉は自分の部屋に戻って就寝したのだった。

 

翌日・・・

 

お墓戦艦は調査任務の最終目的地に着いたのだった。

 

「ここ私の知る東京に似てる」

 

光がそう言う。

 

「そう言えば、異世界とは思えないね」

 

響がそう言う。

 

そしてプリキュア達も同じような事を言う。

 

「どうやらこの世界で違和感を感じてるのは3組の華撃団の皆さんのようですね大神さん」

 

「ああ、それは・・・」

 

「「「「「「「「きゃあきゃあこれ何?」なんですの?」なんだあ進めねぞ」面白い機械や」私としたことが・・・」少尉さん助けてください」・・・」

 

 

「「「「「「直哉君これは・・・」」」」」」

 

 

「ええ、少しどころかかなり目立ちますね」

 

「だよね、ほら逆に珍しいから写真撮られてるよさくらさん達」

 

 

 

「もう、さくら達なにしてんの?ほらさっき買った切符を入れてよ」

 

「「「「「「「こう」」」」」」」

 

 

そして、大神とアイリス以外のメンバーは漸く改札を抜ける事が出来た。

 

 

「「「「流石アイリスちゃん」」」」

 

「子供は覚えるの早いからね」

 

 

「そうですね。エステルさん」

 

 

そして皆で電車に乗った。

 

電車内にて・・・」

 

「「「「「「「うわあ―――早い」」」」」」」

 

「これが電車かいな。よっしゃうちが電車を超える移動手段を作ったる」

 

「紅蘭さんこの電車が、最速と思ってるよ」

 

「特急とか言わない方がいいかもね」

 

「お兄ちゃんさくら達子供みたいだね」

 

「仕方ないよアイリス。さくら君達は初めてだし」

 

「「ガーンアイリスに子供って言われた」くっなにも言えませんわ」

 

さくらとすみれはアイリスの言葉に、ショックを受けていた。

 

「まあ、太正の人間だし仕方ないですよね?響さん」

 

「うんそれはね・・・でも花組の皆さん楽しそうですね」

 

「直哉君すまない人の多さに驚いてね」

 

大神が直哉にそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新たな世界に着いた直後

「お兄ちゃんさくら達子供みたいだね」

 

「仕方ないよアイリス。さくら君達は初めてだし」

 

「「ガーンアイリスに子供って言われた」くっなにも言えませんわ」

 

さくらとすみれはアイリスの言葉に、ショックを受けていた。

 

「まあ、太正の人間だし仕方ないですよね?響さん」

 

「うんそれはね・・・でも花組の皆さん楽しそうですね」

 

「直哉君すまない人の多さに驚いてね」

 

大神が直哉にそう言う。

 

「成程、確かに大神さん達の時代とくらべたらこちらの方が多いですね」

 

「それでももっと人口の多い国はありますから」

 

「そうなのかい?」

 

「はい、ひとまず3組の華撃団の皆さんは響さんやプリキュア組の皆さんと行動して下さい」

 

「わかったよ直哉君」

 

「その方が良いようですね」

 

そして特殊遊撃部隊は行動を開始した。

 

その頃管理者の神殿では・・・

 

「どうやら直哉達は最後の調査対象の世界に着いたようだな」

 

「そうね」

 

「どうした気になる事があるのか?」

 

「ええ、少しね」

 

「それは無さそうよ飛鳥」

 

「だって、動物の力を何かに使おうとしてたからね」

 

「動物の力を」

 

「ええ、何かに備えようとしている感じだったわ」

 

「それじゃあまだ具体的にはわからないんですね」

 

「具体的にわからなくとも、今までに遭遇した事のない世界よ」

 

「確かにそうですね。過去の世界でも魔法や呪力の力は遭遇したけど、動物の力を使って戦う者達と遭遇した事はないですね」

 

「そうだな我も見た事ないな。似ていそうな物で言えば・・・グノーシスだな」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「あの時レイが1つの例として挙げたグノーシスみたいな薬とは言わない物で動物の力を得るとしたらその世界は、その力を使わないといけない敵がいると言う事よね?」

 

「まあ、普通に考えたらそうじゃないか?」

 

「そうだったらまずいわね、特殊遊撃部隊がいるタイミングでイベントが起きなければ良いわね」

 

「大丈夫だろう調査対象となる人物とも出会ってないしな」

 

「そうだと良いけど・・・この後ゼムリア大陸に行って貰うつもりだしね」

 

「そうなのか?」

 

「ええ、エステルと話してね」

 

「そうか蒼編と閃編が始まるか」

 

「ええ、一応トワにはこちらの事情を伝えたから、終わり次第来てくれると思うわ」

 

「そうですかならこちらの案件は大丈夫ですね」

 

「問題はあると言えばあるけどまあ、直哉達が来るまでに事が動き出さなければいいけどね」

 

「ああ、エレポニア帝国とカルバート共和国ですね」

 

「ええ、以前直哉が言ってたけどクロスベルでの事件は続くと言ってたしそのキーとなる物がキーアと言う少女らしいの」

 

「そうなんですね、そう言う事ならまたキーアちゃんが狙われると言う事ですよね?」

 

「恐らくね、でも私はエレポニア帝国の闇が動き出す方が脅威だわ」

 

そう言ってエステルが思い出す。

「待っていたぞエステルヨシュア」

 

「「レーヴェ」」

 

エステルとヨシュアは待ち合わせの場所にレーヴェがいることに驚いていた。

 

 

「レーヴェあんた私達を倒す気で呼んだの?」

 

「いや違う盟主からの直接な命令だが、今回はレオンハルトで頼む」

 

「とういうことは紫藤直哉さんの関連性の案件なの?レオンハルト」

 

ヨシュアがレオンハルトに確認をする。

 

「ああ、盟主が言うには紫藤直哉の世界にもう一つのゼムリア大陸が接触を持ったということだ」

 

「「はあーーもう一つのゼムリア大陸ーー」」

 

エステルとヨシュアはレオンハルトの言葉に驚いていた。

 

「ちょっとどういう事よそれ」

 

「それがわからないからお前達の協力が必要だ」

 

「中心世界に行くにはエステルの同行が必須だからね」

 

「仕方ないわね直哉君から預かっているゲートを開くわよ」

 

「「ああ」」

 

そして3人はゲートを通過した。

 

「そもそも何でもう一つのゼムリア大陸が接触したのがわかったの?」

 

「ああ、突然俺達の計画とは別の計画に関わる予定の仲間が行方不明なったからだ」

 

「何ですってーー」

 

「そうね最初期に出会った彼等と出会うわ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

調査中の遭遇1

「やはり現在の東京で、光さんやプリキュア組と同じで電力が存在するようですね」

 

「ですが光さん達魔法騎士の知る東京では無さそうですねやはり」

 

直哉はこの世界では1人で調査を18歳モードでしていた。

 

「やはりトワの言っていたように・・・」

 

「その世界はどういう世界です?」

 

「時代的にはのどか達やまなつ達の世界が近いわね」

 

「主な拠点は東京みたいだから時代が違えば帝国華撃団とかいてもおかしくないわね」

 

「成程東京からレイアースみたいな事はありそうですか?」

 

「それは無さそうよ飛鳥」

 

「だって、動物の力を何かに使おうとしてたからね」

 

「動物の力を」

 

「ええ、何かに備えようとしている感じだったわ」

 

「それじゃあまだ具体的にはわからないんですね」

 

「具体的にわからなくとも、今までに遭遇した事のない世界よ」

 

「確かにそうですね。過去の世界でも魔法や呪力の力は遭遇したけど、動物の力を使って戦う者達と遭遇した事はないですね」

 

「動物に関する所に調査地点を絞るべきかな?」

 

「きゃ」

 

「おっと君大丈夫?」

 

その時1人の女の子が前にいる直哉に気がつかないでぶつかったのだった。

 

「本当にごめんなさい」

 

「いや君に怪我がなくて良かったよ」

 

「私は、桃宮いちごと言います」

 

「あ、僕は花寺直哉と言います。よろしくね」

 

「はい」

 

「それで桃宮さんは、何を慌ててたの?」

 

「あ、やばい青山君とのデートに遅れちゃう」

 

「ああ、そう言う事そう言う事なら、僕の事は気にせず行って良いよ」

 

「え、でも・・・直哉さんに迷惑かけたのは私ですから」

 

「わかったよ・・・失礼だけどどこでデートだったの?」

 

「それは・・・○○動物園です」

 

「ああ、それは・・・ちょうどよかった僕○○動物園に行く途中だったから桃宮さんが良ければ一緒に行かない?」

 

「ええ、それなら良いですよ」

 

そして2人は目的地の動物園に向かった。

 

移動中・・・

 

「あのーー直哉さんは何歳なんですか?」

 

「18だけど学年は今年高校生になったんだよ」

 

「え、そうなんですか?」

 

「両親が、海外を行き来していてね僕も付き添いで行ってて1ヶ月単位でいろんな国に行くからね」

 

「落ち着いて高校生をやれないまま今日まで来たと言う感じだね」

 

「そうなんですね、海外で生活なんて羨ましいと思いましたけど大変なんですね」

 

「大変なのは大変だけど慣れれば意外に大丈夫だよ」

 

「ただ時差が離れすぎだときついけどね」

 

「あはは」

 

「そう言えば、桃宮さんはもしかして彼氏と初デートかな?」

 

「・・・そうです」

 

そしていちごが直哉にチケットを見せた。

 

その頃のどか達は・・・

 

「うーん直哉っち1人で行くなんて」

 

「仕方ないわよ3組の華撃団皆さんと行く私達と行くより断然調査するだけなら早いから」

 

「それはそうかもしれないけど・・・」

 

「ひなたものどかと同じく直哉が取られるのが嫌なんですね」

 

アスミがそう言う。

 

「そう言う訳じゃないけど、なんかね」

 

「あれもしかして直哉さんかな?」

 

!!

 

その時のどかとひなたがまなつの声に反応する。

 

「大変なのは大変だけど慣れれば意外に大丈夫だよ」

 

「ただ時差が離れすぎだときついけどね」

 

「あはは」

 

「そう言えば、桃宮さんはもしかして彼氏と初デートかな?」

 

「・・・そうです」

 

そしていちごが直哉にチケットを見せた。

 

ちょうどのどか達はその一連の流れを見て少し勘違いをしながら直哉達の後を追いかけるのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

調査中の遭遇2

「着きましたね桃宮さん」

 

「そうですね直哉さん。あの今度いつ会えますか?」

 

「え、ああ僕が高校に転入するのは1週間先ですよ。ちなみに僕が通うのは桃宮さんと同じ高校ですので」

 

「ええ――」

 

「そうなんですか?もっと偏差値の高い所の高校だと思って連絡先を聞こうとしたのに」

 

「ああ、それは・・・すみません」

 

「自分偏差値の高い学校は息苦しいので余り好きじゃないんですよ」

 

「何となくわかりますその気持ち」

 

「そうですか、それでは彼氏が来る前にお邪魔虫は退散しますね」

 

「ありがとうございました直哉さん」

 

そして直哉はいちごと別れた。

 

その直後・・・

 

「そろそろ出てきたらどうですか?」

 

「「「「・・・」」」」

 

そしてのどか達4人が出てきた。

 

「直哉っちあの子誰?」

 

ひなたが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・おそらくですがこの世界の主人公の1人の筈ですよ」

 

「「「ええーー」」」

 

「一体どうしてそれがわかったんです?」

 

「のどかさんたちは見てると思うんですが」

 

「いや君に怪我がなくて良かったよ」

 

「私は、桃宮いちごと言います」

 

「あ、僕は花寺直哉と言います。よろしくね」

 

「はい」

 

「それで桃宮さんは、何を慌ててたの?」

 

「あ、やばい青山君とのデートに遅れちゃう」

 

「ああ、そう言う事そう言う事なら、僕の事は気にせず行って良いよ」

 

「え、でも・・・直哉さんに迷惑かけたのは私ですから」

 

「わかったよ・・・失礼だけどどこでデートだったの?」

 

「それは・・・○○動物園です」

 

「そして桃宮さんは彼とデートをすると言ってここに来たのですが・・・」

 

「どうやらこの動物園に桃宮さんさんは誘い出されたようですね」

 

「「「ええーー」」」

 

「もちろんデートもするでしょうが、別の思惑が当人の意思とは別に動いてるようですね。この動物園で」

 

「そう動いている者達がトワの言った計画をするのかはまだわかりませんが」

 

「それは無さそうよ飛鳥」

 

「だって、動物の力を何かに使おうとしてたからね」

 

「動物の力を」

 

「ええ、何かに備えようとしている感じだったわ」

 

「それじゃあまだ具体的にはわからないんですね」

 

「具体的にわからなくとも、今までに遭遇した事のない世界よ」

 

「確かにそうですね。過去の世界でも魔法や呪力の力は遭遇したけど、動物の力を使って戦う者達と遭遇した事はないですね」

 

「恐らくですが動物の力とは絶滅危惧種の動物の本能的な物ではないかとこの動物園に来てそう考えました」

 

「どうして?」

 

「ああ、それは・・・桃宮さんが見せてくれたチケットがそう言うイベントでしたから」

 

「「「「成程」」」」

 

「それにあまり考えたくないですが、桃宮さんのデート自体がその者達に利用されている可能性もあります」

 

「「まさか、彼女が動物の力の適合者だから?」

 

「ええ、その可能性があります」

 

「ただ桃宮さんのデート相手が適合者の可能性も出てくるので」

 

「「「ああ、そうだよね」」」

 

「少なくともこの動物園で何かが起きる可能性が一番高いですね」

 

「直哉君特殊遊撃部隊としてはどうするの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

イベントが始まる前にする行動の相談

「それにあまり考えたくないですが、桃宮さんのデート自体がその者達に利用されている可能性もあります」

 

「「まさか、彼女が動物の力の適合者だから?」

 

「ええ、その可能性があります」

 

「ただ桃宮さんのデート相手が適合者の可能性も出てくるので」

 

「「「ああ、そうだよね」」」

 

「少なくともこの動物園で何かが起きる可能性が一番高いですね」

 

「直哉君特殊遊撃部隊としてはどうするの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「そうですね・・・ちゆさんとひなたさんは他の皆さんを一旦融合世界に帰還させてください」

 

「そしてのどかさんとアスミさんはこちら僕と共にこちらのイベントを見届けてくれますか?」

 

「直哉どうして私とのどかを残すのですか?」

 

アスミが直哉に聞く。

 

「もうすぐこの世界における最初のイベントが始まるような気がするのでトワから受けた依頼は終わっているので、そう言う意味で大人数での調査は終わりで良いと思ったからです」

 

「そしてイベントが始まる以上この世界の勢力図が把握していない状態で、特殊遊撃部隊全体で動くのは危険だと思うので」

 

「その点少数なら・・・」

 

「成程東京からレイアースみたいな事はありそうですか?」

 

「それは無さそうよ飛鳥」

 

「だって、動物の力を何かに使おうとしてたからね」

 

「動物の力を」

 

「ええ、何かに備えようとしている感じだったわ」

 

「それじゃあまだ具体的にはわからないんですね」

 

「具体的にわからなくとも、今までに遭遇した事のない世界よ」

 

「確かにそうですね。過去の世界でも魔法や呪力の力は遭遇したけど、動物の力を使って戦う者達と遭遇した事はないですね」

 

「動物の力の秘密とその力を与えて何に対応する相手が何者かを見て帰還出来ると思うからです」

 

「「「「成程」」」」

 

「じゃあアスミンを一緒に選んだのは精霊の力で危険になったら戻る為?」

 

「そうですね、まあエレメントさんの力を十分に使えるかわかりませんがね、都市化してますからね」

 

「とりあえずそう言う方向でお願いします」

 

!!

 

「あれは何ですか?」

 

直哉がそう言うと、5色の光が飛んでいくのが見えた」

 

「始まったようですね」

 

そして直哉達はそれぞれの行動を開始した。

 

その頃トワ達は・・・

 

「あれ5色の光が動物の力の正体なのか?」

 

「成程東京からレイアースみたいな事はありそうですか?」

 

「それは無さそうよ飛鳥」

 

「だって、動物の力を何かに使おうとしてたからね」

 

「動物の力を」

 

「ええ、そのようね」

 

トワはそう言いながら思い出した。

 

「イベントが始まったがどうする?」

 

「直哉君特殊遊撃部隊としてはどうするの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「そうですね・・・ちゆさんとひなたさんは他の皆さんを一旦融合世界に帰還させてください」

 

「そしてのどかさんとアスミさんはこちら僕と共にこちらのイベントを見届けてくれますか?」

 

「直哉どうして私とのどかを残すのですか?」

 

アスミが直哉に聞く。

 

「もうすぐこの世界における最初のイベントが始まるような気がするのでトワから受けた依頼は終わっているので、そう言う意味で大人数での調査は終わりで良いと思ったからです」

 

「そしてイベントが始まる以上この世界の勢力図が把握していない状態で、特殊遊撃部隊全体で動くのは危険だと思うので」

 

「とりあえず直哉の言う通り動くようだからそのサポートするわ」

 

「わかった」

 

そう言ってトワとレイも動き出した。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

この世界の初めてのイベントを見て

「「「・・・」」」

 

「直哉君これが動物の力の意味なんだね」

 

「しかしこれは・・・私達とビョーゲンズに似てますね立場が」

 

「確かにそうですね、絶滅危惧種の動物の力の因子を適合者に打ち込みミュウミュウと言う戦士に変身させ怪物を浄化させると言う行動までもが似ていましたね」

 

「そうですねただこの世界のナノビョーゲンは媒体にした生物を凶暴にさせるようですね」

 

「ええ、そのようですね今回はネズミの怪物でしたね」

 

「ただ・・・」

 

「それにあまり考えたくないですが、桃宮さんのデート自体がその者達に利用されている可能性もあります」

 

「「まさか、彼女が動物の力の適合者だから?」

 

「ええ、その可能性があります」

 

「ただ桃宮さんのデート相手が適合者の可能性も出てくるので」

 

「「「ああ、そうだよね」」」

 

「予想した通り桃宮さんは、ミュウミュウにされるためにこの動物園に誘導されたようでしたね」

 

「うん、何も知らないまま戦いをさせられるなんて酷い」

 

「確かにそうかもしれませんね、だけどそれが現実なんですよ」

 

「のどかさん覚えてますか?原作世界のキュアグレース達がすこやか市に来た時を」

 

そして直哉は話し出す。

 

「「「うわあ、ここがもう一つのすこやか市ーー」」」

 

 

「あはは、ちゆっち向こうの私達も同じ事を言ってるよ」

 

「そうね」

 

 

「それで直哉君。私達を待っている人は何処にいるの?」

 

 

原作世界のちゆが、直哉に聞く。

 

 

 

「ああ、それは融合世界ののどかさんの家ですよ」

 

 

 

「「「ええーーー」」」

 

 

「のどかの家ですってーープリキュアの話もするかもしれないのに大丈夫?」

 

 

「ああ、それは・・・」

 

 

「ただいまお父さんお母さん」

 

 

「「お邪魔します」」

 

 

「いらっしゃいちゆちゃん、ひなたちゃん」

 

「「そしてお帰りなさいでいいのかしら?お帰りのどか達」」

 

 

「ただいまです。おじさんおばさん」

 

 

「「お帰り直哉君」」

 

 

「ねえ直哉君聞いていい?もう一人ののどかも不思議な力ラビリンちゃん達と一緒なの?」

 

 

のどかの母親が原作世界の3人に聞こえるように直哉に聞く。

 

 

「「「え、」」」

 

 

「ええ、いますよ」

 

 

「「「ええーーー何で教えるの?直哉君」」」

 

 

「融合世界ののどかさんの両親は、僕の母親の影響でヒーリングアニマルの事を知っているんですよ」

 

 

「「「ええーーー」」」

 

 

直哉の言葉を聞き驚く、原作世界の3人だった。

 

「まさかの衝撃的な展開ラビ」

 

 

「僕達の世界では考えられないペン」

 

「いいなお前らニャン」

 

「本来なら原作世界ののどかさん達のようにしなければ子供を平気で戦わせる親達がいると思いますか?」

 

「そうだねだけど今回のは許せないよ」

 

「なら彼等を追いかけますか?」

 

「うん」

 

その頃いちごは・・・

 

「ええ――どういう事?チケットをくれた子が助けてくれてその後何処かに連れてかれたのに、どうして私カフェでバイトする事になってんの?」

 

いちごは混乱しながらもバイトを続けていた。

 

「圭一郎お前から見て桃宮いちごはどう思う?」

 

「そうですねいちごさんは、良い戦士になると思いますよ。白銀ただ・・・」

 

「ミュウミュウとは異なる力を感知したので注意が必要と思います」

 

「やはりあれは勘違いではなかったか」

 

「そう言えば直哉さんと青山君大丈夫かな?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

騒動後のカフェでの再会

「圭一郎お前から見て桃宮いちごはどう思う?」

 

「そうですねいちごさんは、良い戦士になると思いますよ。白銀ただ・・・」

 

「ミュウミュウとは異なる力を感知したので注意が必要と思います」

 

「やはりあれは勘違いではなかったか」

 

「そう言えば直哉さんと青山君大丈夫かな?」

 

時を少し進めて・・・

 

カフェ閉店前に直哉が来店した。

 

!!

 

「白銀未知の力をあの青年から感じます」

 

「何だと!!

 

その頃店にいるいちごは・・・

 

「直哉さんいらっしゃい」

 

「ああ、桃宮さん無事騒動から逃げられたんですね」

 

「うん何とか青山君には怒られたけど」

 

「そうなんですね…(気がついたかな)でも仕方がないですよあんな事が人為的に起こされたんですから」

 

「え、直哉さんどうしてそれを知っているんですか?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「それはぜひとも俺も聞きたいね」

 

「白銀」

 

「ああ、貴方が動物の力の生存本能をミュウミュウと言う力に変えて桃宮さんを含めた5人に打ち込んだ本人ですね」

 

「お前何で知ってやがる」

 

「それは僕もあの動物園にいたんですよ。そこにいる桃宮さんとね最もデート中はいませんがね」

 

「そうなんですか直哉さん」

 

「ええ、そうですよ僕がこの世界に来たのは調査の為でした」

 

!!させたものを

 

「お前この世界に来ただと!!お前は別の世界の人間なのか?」

 

「そうですよ。ただそれはこちらの世界認識ではと言う事になるでしょうけど」

 

「どういう事だよ」

 

「成程ミュウミュウ世界の住人は、落ち着きがないですね。そんなに落ち着きがないと組織の長は務まりませんよ」

 

「お前に関係ないだろう」

 

「それは事実ですね、貴方達が動物の力の一部を使いあのネズミを凶暴化させたものを倒していたのも僕には関係ありませんね」

 

「ですが、動物の力に適合者だからと言って本人に説明をせずにいきなり戦わせるのは間違いですよね」

 

「直哉さん確かに、直哉さんの言う通り白銀は、私に説明をしてくれたので納得してますから」

 

「そうですか?それなら良いですけど、そこにいるお嬢様は桃宮さんさんが覚醒せずに変身しなかった場合の事も考えてますか?」

 

「それは・・・」

 

「どうせ貴方達はあの怪物によって殺された場合その怪物の存在を知られて混乱するの防ぐ為に死んだ人がいた場合行方不明にするのでしょうけどね」

 

「それは否定できねえ、お前に言う通りそう言う事態になってもおかしくないな」

 

「後カフェのバイト中にティ―タイムだからと言って堂々とさぼるのはどうかと思いますが、貴女が動かないから他の人に負担が増えるんですよ」

 

「う、それは・・・」

 

「貴方もこの店と司令をしているならしっかり言いなさい」

 

「う、すまねえ俺も経営初めてだから・・・」

 

「誰でも初めてはありますからそこは良いですけど、白銀さんで良いですか?」

 

「ああ」

 

「これから言う事は完全に余計なお世話と思われるでしょうが、せめて桃宮さんの両親に貴方が、このカフェで桃宮さんがバイトをする事になった理由を話した方が良いと思いますよ。ミュウミュウだからバイトをさせているではなくね」

 

「確かにな娘が勝手にバイトを無断でしていると思われるのは、気分が悪いな」

 

「それにミュウミュウの活動が昼だけとは限らないのでしょう?」

 

「そうだが・・・」

 

「せめてその辺を白銀さんがカバーすればこれから合流する人達の環境を整えると、良いバイト先と思われると思いますよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

お節介と白銀達の疑問前編

 

「これから言う事は完全に余計なお世話と思われるでしょうが、せめて桃宮さんの両親に貴方が、このカフェで桃宮さんがバイトをする事になった理由を話した方が良いと思いますよ。ミュウミュウだからバイトをさせているではなくね」

 

「確かにな娘が勝手にバイトを無断でしていると思われるのは、気分が悪いな」

 

「それにミュウミュウの活動が昼だけとは限らないのでしょう?」

 

「そうだが・・・」

 

「せめてその辺を白銀さんがカバーすればこれから合流する人達の環境を整えると、良いバイト先と思われると思いますよ」

 

「本当に余計なお世話ですわ。大体貴方は何者ですか」

 

「ミント」

 

「やめろミント」

 

「僕が何者かを聞いているんですね、良いですよすみませんがそちらにビデオ類ありますか?」

 

「ああ、用意する」

 

暫くして・・・

 

そして直哉は、映像を再生した。

 

「時代的にはのどか達やまなつ達の世界が近いわね」

 

「主な拠点は東京みたいだから時代が違えば帝国華撃団とかいてもおかしくないわね」

 

「成程東京からレイアースみたいな事はありそうですか?」

 

「それは無さそうよ飛鳥」

 

「だって、動物の力を何かに使おうとしてたからね」

 

「動物の力を」

 

「ええ、何かに備えようとしている感じだったわ」

 

「それじゃあまだ具体的にはわからないんですね」

 

「具体的にわからなくとも、今までに遭遇した事のない世界よ」

 

「確かにそうですね。過去の世界でも魔法や呪力の力は遭遇したけど、動物の力を使って戦う者達と遭遇した事はないですね」

 

映像終了・・・

 

!!

 

「「馬鹿な」」

 

「そんな信じられませんわ」

 

「わあ、異世界は本当にあったんだ」

 

「いちご何でそんな事言うんですの」

 

「何でって直哉さんはいい人だよミント」

 

「異世界の人間なんて信用できませんわ」

 

「信じたくなければ、別に信じなくても良いですよ」

 

「動物の力を」

 

「ええ、何かに備えようとしている感じだったわ」

 

「それじゃあまだ具体的にはわからないんですね」

 

「具体的にわからなくとも、今までに遭遇した事のない世界よ」

 

「自分は、先程の映像にあるように、自分の上司から新たな世界が誕生したから調査して欲しいと言われたので来ただけですし」

 

「調査とはどういう意味だ?」

 

「ああ、それは・・・この世界が自分の上司にとって有害な世界だったらまずいので」

 

「有害な世界だと!!まさか・・・お前に対する態度でそれが決まるのか?」

 

「自分にそう言う決定権はないので安心して下さい」

 

「もし有害な世界と判断された場合・・・自分が長々と話をした内容を桃宮さん以外全員が忘れます」

 

!!

 

「直哉さんどうして私だけ記憶が残るんですか?」

 

いちごが直哉に聞く。

 

「それは・・・有害な世界だからと言ってもその世界の住人伝える義務があるので」

 

「そしてその役に桃宮さんが選ばれたのが・・・」

 

「動物に関する所に調査地点を絞るべきかな?」

 

「きゃ」

 

「おっと君大丈夫?」

 

その時1人の女の子が前にいる直哉に気がつかないでぶつかったのだった。

 

「本当にごめんなさい」

 

「いや君に怪我がなくて良かったよ」

 

「私は、桃宮いちごと言います」

 

「あ、僕は花寺直哉と言います。よろしくね」

 

「はい」

 

「それで桃宮さんは、何を慌ててたの?」

 

「あ、やばい青山君とのデートに遅れちゃう」

 

「ああ、そう言う事そう言う事なら、僕の事は気にせず行って良いよ」

 

「え、でも・・・直哉さんに迷惑かけたのは私ですから」

 

「わかったよ・・・失礼だけどどこでデートだったの?」

 

「それは・・・○○動物園です」

 

「ああ、それは・・・ちょうどよかった僕○○動物園に行く途中だったから桃宮さんが良ければ一緒に行かない?」

 

「ええ、それなら良いですよ」

 

そして2人は目的地の動物園に向かった。

 

「自分がこの世界に来た時に初めて出会った住人だからですよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

お節介と白銀達の疑問後編

「それで桃宮さんは、何を慌ててたの?」

 

「あ、やばい青山君とのデートに遅れちゃう」

 

「ああ、そう言う事そう言う事なら、僕の事は気にせず行って良いよ」

 

「え、でも・・・直哉さんに迷惑かけたのは私ですから」

 

「わかったよ・・・失礼だけどどこでデートだったの?」

 

「それは・・・○○動物園です」

 

「ああ、それは・・・ちょうどよかった僕○○動物園に行く途中だったから桃宮さんが良ければ一緒に行かない?」

 

「ええ、それなら良いですよ」

 

そして2人は目的地の動物園に向かった。

 

「自分がこの世界に来た時に初めて出会った住人だからですよ」

 

「一応今まで有害な世界と判断をされた事はありませんが、自分達の規則なので」

 

「そうなんだ」

 

「はい、ですので桃宮さんには少し酷い役割をやって貰う事になりますが」

 

「おい、その判断はいつするんだ?」

 

「少なくとも自分が戻って報告してからだと思いますが・・・既に決めているかも知れませんね」

 

「そうか・・・」

 

「なら教えてくれお前はどこから来たんだ?」

 

「それは・・・融合世界ですよ」

 

「「「「融合世界?」」」」

 

「そうです。融合世界に関してはこちらの映像を見て下さい」

 

そう言って直哉は映像再生した。

 

「それはクリスさんが、あのシンフォギア世界の住人だからですよ」

 

「「「「あ、成程」」」」

 

「いいですかクリスさん僕達のいる融合世界は裏の世界と言われています」

 

「裏の世界とは、どういう事だ?」

 

「原作世界が表の世界と言われています」

 

「それがどうしたのか?」

 

 

「そうですねここにいるクリスさんは表の世界のクリスさんの鏡に映る存在と考えますね」

 

 

「ああ」

 

「現状のクリスさんの状態は表の世界のクリスさんからしたら鏡を見ても貴女がいない状態なんですよ」

 

 

「ああ、そうだな私は今、お前達の言うシンフォギア世界にいないからか」

 

「そうですね」

 

「そしてここにいる。グレースさん達にも表の世界がありますが、彼女達の表の世界はある事故により融合世界に隣接する世界となりました現状では」

 

「そんな事があったのか?」

 

「ええ、ありましたねですがクリスさんの場合はそう言う特例では無いので、シンフォギア世界内での協力者と言う感じが僕の現状出来る最大の譲歩ですね」

 

「そうかわかった」

 

「期待に沿えなくてすいません。クリスさん」

 

「いやそう言う事情があるのなら仕方ねえよ。確かに響も積極的に二課の連中と行動をしてなかったのも紫藤直哉の説明と関係するんだろ?」

 

「ええ、特殊遊撃部隊の響さんと未来さんはクリスさんとは違う並行世界の2人なんですよ」

 

「そういう事かつまりこいつは代役と言う事なのか?」

 

「そうですよ。シンフォギア世界の世界には、立花響と小日向未来の2人がいないのはまずいですので」

 

映像停止・・・

 

「「なっ俺達の世界が偽物なのか?」偽物なんですの」

 

「いえ、敢えてミュウミュウ世界と言いますがミュウミュウ世界は全て本物ですよ」

 

「どういう事だ?」

 

「貴方達はお米派ですか?パン派ですか?」

 

「「「はっ?」」」

 

「つまり貴方は僕達の世界が融合世界に行く事を選んだと言いたいのですか?」

 

!!

 

「そう言う事かサンキュー圭一郎」

 

白銀がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

表と裏1

 

映像停止・・・

 

「「なっ俺達の世界が偽物なのか?」偽物なんですの」

 

「いえ、敢えてミュウミュウ世界と言いますがミュウミュウ世界は全て本物ですよ」

 

「どういう事だ?」

 

「貴方達はお米派ですか?パン派ですか?」

 

「「「はっ?」」」

 

「つまり貴方は僕達の世界が融合世界に行く事を選んだと言いたいのですか?」

 

!!

 

「そう言う事かサンキュー圭一郎」

 

白銀がそう言う。

 

「ええ、そうです。ですが今貴方達の世界が原作世界つまり表の世界から来たのならそう言う扱いになりますね」

 

「表の世界から来た人もいるの?」

 

「ええ、いますね。事故で自分の世界ごと来た場合もありますから」

 

「「「「「ええーー」」」」

 

 

「どうやらアスミの言う事があってるかもね?のどか16番目のプリキュアの世界を見つけたわ」

 

 

「「「トワさん本当ですか?」」」

 

「ええ、別口で調べたら漸く見つけたわ」

 

 

「別口とは?」

 

「紫藤隼人の痕跡を改めて調べたら飛鳥と薫と交っていた未知の世界があったのよ」

 

 

 

「「「ええーー」」」

 

「「「隼人さんが16番目のプリキュアの世界にーーー」」」

 

 

「確かにあの人も世界を移動出来るけど、どうしてその世界に?」

 

 

 

「どうやら隼人はその世界で敵の幹部してるみたいね、その頃に新生帝国華撃団と飛鳥達がその世界に漂着したみたいね」

 

 

 

「そこまでがわかった所よ」

 

 

「それじゃあ。私達は隼人さんと戦うんですか?直哉君の叔父さんなのに」

 

 

「のどか待ってもしかしたら隼人さんの力を敵が利用していると言う可能性もあるわ」

 

「そうだよのどかっち」

 

「ええ、確かにちゆの言った可能性が無くなったわけでは無いわ。どのみち現地に行って新生帝国華撃団を助けないといけないだろうし」

 

「そうですね確かに」

 

 

「もし未知の敵が洗脳とかしている場合、新生帝国華撃団が敵に回ってる可能性があるわね」

 

 

!!

 

「あくまでもこれは可能性の話よ」

 

 

「「「「はい」」」」

 

「もしあちらのプリキュアに負け続けていた時に融合世界から来た人物の力に興味がある場合どうする?」

 

「これが初めて表の世界から来た世界についての話し合いです」

 

「この時は自分達も初めてのケースだったので戸惑いましたが、自分達の調査で自分達の世界の敵がその世界に侵攻していたので」

 

「「ええーー」」

 

「何だと」

 

「直哉と言ったなそのケースは逆もあり得るのか?」

 

「逆?」

 

「ああ、それは・・・十分あり得ますね。白銀さん達が恐れている敵が存在するのなら、条件次第でミュウミュウ世界の敵が異世界に出現したりしますよ」

 

「その条件とは何だ?」

 

「それは僕達の世界融合世界を認識する事です」

 

「「「「融合世界ーー」」」」

 

「融合世界それが俺達の住む世界の地名か?」

 

「正確に言えば違いますが、そう言う認識でも問題はないですね」

 

「そうか」

 

「そして直哉お前は融合世界から調査の為に来て・・・」

 

「本当にごめんなさい」

 

「いや君に怪我がなくて良かったよ」

 

「私は、桃宮いちごと言います」

 

「あ、僕は花寺直哉と言います。よろしくね」

 

「はい」

 

「それで桃宮さんは、何を慌ててたの?」

 

「あ、やばい青山君とのデートに遅れちゃう」

 

「ああ、そう言う事そう言う事なら、僕の事は気にせず行って良いよ」

 

「え、でも・・・直哉さんに迷惑かけたのは私ですから」

 

そしていちごと出会った」

 

「そうですよ先程言いましたよ白銀さん」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

表と裏2 神達の緊急相談前編

時を少し戻して・・・

 

「レイどうだった?」

 

「うむやはり直哉とのどかとアスミ以外融合世界に帰還してるぞ」

 

「そうですね・・・ちゆさんとひなたさんは他の皆さんを一旦融合世界に帰還させてください」

 

「そしてのどかさんとアスミさんはこちら僕と共にこちらのイベントを見届けてくれますか?」

 

「直哉どうして私とのどかを残すのですか?」

 

アスミが直哉に聞く。

 

「もうすぐこの世界における最初のイベントが始まるような気がするのでトワから受けた依頼は終わっているので、そう言う意味で大人数での調査は終わりで良いと思ったからです」

 

「そしてイベントが始まる以上この世界の勢力図が把握していない状態で、特殊遊撃部隊全体で動くのは危険だと思うので」

 

「そうやはり直哉達は残ったのね」

 

「我が迎えに行くべきか?」

 

「それはしないで良いでしょう。恐らく直哉は原作世界か、裏の世界なのかを見極めるつもりでしょうね」

 

「それに向こうは世界が動きだしたしね」

 

「しかしだが」

 

「そんなに気になるなら見てみましょうか?」

 

「え、直哉さんどうしてそれを知っているんですか?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「それはぜひとも俺も聞きたいね」

 

「白銀」

 

「ああ、貴方が動物の力の生存本能をミュウミュウと言う力に変えて桃宮さんを含めた5人に打ち込んだ本人ですね」

 

「お前何で知ってやがる」

 

「それは僕もあの動物園にいたんですよ。そこにいる桃宮さんとね最もデート中はいませんがね」

 

「そうなんですか直哉さん」

 

「ええ、そうですよ僕がこの世界に来たのは調査の為でした」

 

「お前この世界に来ただと!!お前は別の世界の人間なのか?」

 

「そうですよ。ただそれはこちらの世界認識ではと言う事になるでしょうけど」

 

「どういう事だよ」

 

「成程ミュウミュウ世界の住人は、落ち着きがないですね。そんなに落ち着きがないと組織の長は務まりませんよ」

 

「お前に関係ないだろう」

 

「それは事実ですね、貴方達が動物の力の一部を使いあのネズミを凶暴化させたものを倒していたのも僕には関係ありませんね」

 

「ですが、動物の力に適合者だからと言って本人に説明をせずにいきなり戦わせるのは間違いですよね」

 

「直哉さん確かに、直哉さんの言う通り白銀は、私に説明をしてくれたので納得してますから」

 

「そうですか?それなら良いですけど、そこにいるお嬢様は桃宮さんさんが覚醒せずに変身しなかった場合の事も考えてますか?」

 

「それは・・・」

 

「どうせ貴方達はあの怪物によって殺された場合その怪物の存在を知られて混乱するの防ぐ為に死んだ人がいた場合行方不明にするのでしょうけどね」

 

「それは否定できねえ、お前に言う通りそう言う事態になってもおかしくないな」

 

「後カフェのバイト中にティ―タイムだからと言って堂々とさぼるのはどうかと思いますが、貴女が動かないから他の人に負担が増えるんですよ」

 

「う、それは・・・」

 

「貴方もこの店と司令をしているならしっかり言いなさい」

 

「う、すまねえ俺も経営初めてだから・・・」

 

「誰でも初めてはありますからそこは良いですけど、白銀さんで良いですか?」

 

「ああ」

 

「これから言う事は完全に余計なお世話と思われるでしょうが、せめて桃宮さんの両親に貴方が、このカフェで桃宮さんがバイトをする事になった理由を話した方が良いと思いますよ。ミュウミュウだからバイトをさせているではなくね」

 

「確かにな娘が勝手にバイトを無断でしていると思われるのは、気分が悪いな」

 

映像中断・・・

 

「おい普通に説教になってるのだが、良いのか?」

 

「良いじゃない?レイだって怒るような理由だし」

 

「それはそうだが、直哉目的忘れてないか?」

 

「それは大丈夫でしょう。あの子もあの白銀と言う子と同じ立場だし」

 

「しかしトワ、ミュウミュウ世界をお前どうする気なのだ?」

 

「ああ、それは・・・今回現れたミュウミュウ世界の判定次第ね」

 

「そうか・・・」

 

「つまり、あおぞら市のように表の世界から来た場合助けるんだな?」

 

「そうよ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

表と裏2 神達の緊急相談後編

「おい普通に説教になってるのだが、良いのか?」

 

「良いじゃない?レイだって怒るような理由だし」

 

「それはそうだが、直哉目的忘れてないか?」

 

「それは大丈夫でしょう。あの子もあの白銀と言う子と同じ立場だし」

 

「しかしトワ、ミュウミュウ世界をお前どうする気なのだ?」

 

「ああ、それは・・・今回現れたミュウミュウ世界の判定次第ね」

 

「そうか・・・」

 

「つまり、あおぞら市のように表の世界から来た場合助けるんだな?」

 

「そうよ」

 

「ミュウミュウ世界のトワの考えはわかったが、でも良いのか?」

 

「何が?」

 

「あれだ」

「一応今まで有害な世界と判断をされた事はありませんが、自分達の規則なので」

 

「そうなんだ」

 

「はい、ですので桃宮さんには少し酷い役割をやって貰う事になりますが」

 

「おい、その判断はいつするんだ?」

 

「少なくとも自分が戻って報告してからだと思いますが・・・既に決めているかも知れませんね」

 

「そうか・・・」

 

「なら教えてくれお前はどこから来たんだ?」

 

「それは・・・融合世界ですよ」

 

「「「「融合世界?」」」」

 

「そうです。融合世界に関してはこちらの映像を見て下さい」

 

そう言って直哉は映像再生した。

 

「それはクリスさんが、あのシンフォギア世界の住人だからですよ」

 

「「「「あ、成程」」」」

 

「いいですかクリスさん僕達のいる融合世界は裏の世界と言われています」

 

「裏の世界とは、どういう事だ?」

 

「原作世界が表の世界と言われています」

 

「それがどうしたのか?」

 

「そうですねここにいるクリスさんは表の世界のクリスさんの鏡に映る存在と考えますね」

 

 

「ああ」

 

「現状のクリスさんの状態は表の世界のクリスさんからしたら鏡を見ても貴女がいない状態なんですよ」

 

レイが言った映像には融合世界について話す直哉がいた。

 

「まあある程度の情報開示は仕方ないわよ。正直真宮寺直哉や旧幼馴染世界の頃よりそう言う事は少ないし」

 

そしてレイが思い出す。

 

「来たか、真宮寺姉弟、とこの世界の帝国華撃団」

 

「さあ覚悟は出来たな、殺してやるぞ

 

「いくわよ前鬼」

 

「おう」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

 

「うわあ前鬼君が大きくなったよ、直哉君」

 

「落ち着いてね。さくらちゃん」

 

「「超鬼神力、ヴァジュラマハル、サムスカーラ」」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

 

「きゃあああ。前鬼君が、変身来たーこれで勝ったわ」

 

(なんか今回さくらちゃんが崩壊してる気がする)

 

そして、ついに悪霊憑依獣との最終決戦が始まろうとしていた。

 

「行くよお姉ちゃんZENKI」

 

「おう」

 

「行きましょう」

 

真双焔武は、ZENKI共に突撃した。

 

「さくらちゃん僕達も行こう」

 

「うん直哉君」

 

「「破邪剣征・桜花放神」」

 

「二つの必殺技が重なり悪霊憑依獣にぶつかる。

 

「グオオ。この程度のことで、我が敗れるのか」

 

二人の必殺技を受けた悪霊憑依獣京極は爆発を起こした。

 

映像終了・・・

 

 

「「「何――鬼がいたのかよ」」」

 

 

翼達は映像を見て驚いていた。

 

「ええ、融合世界にはいない鬼が7人世界の彼等に従っていて紫藤直哉さんと共闘してたみたいです」

 

「成程な、頻繁に来られたら物語が進まんな」

 

「だから融合世界紫藤直哉も私達の世界で、自分が動かずに響をリディアンに入れたのもちゃんと物語が壊れないようにする為だったのか」

 

「まあそれもありますが、表のすこやか市とかも実際に融合世界に来たりしてるので、余計に原作世界のイベントには注意をしてますね」

 

「「「成程」」」

 

 

「まあ、ワイズマンやその他の敵がその世界のバランスを壊すならこちらも迅速に動きますよ」

 

 

「さてと、融合世界誕生前の世界についてはこれで終わりますね」

 

「「「ああ」」」

 

「確かにあの頃にくらべると想定外の事態は少ないな」

 

「それにミュウミュウ世界に関しては想定内だから直哉に任せるわ」

 

「そうか」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

白銀の確認と要請

「本当にごめんなさい」

 

「いや君に怪我がなくて良かったよ」

 

「私は、桃宮いちごと言います」

 

「あ、僕は花寺直哉と言います。よろしくね」

 

「はい」

 

「それで桃宮さんは、何を慌ててたの?」

 

「あ、やばい青山君とのデートに遅れちゃう」

 

「ああ、そう言う事そう言う事なら、僕の事は気にせず行って良いよ」

 

「え、でも・・・直哉さんに迷惑かけたのは私ですから」

 

「そしていちごと出会った」

 

「そうですよ先程言いましたよ白銀さん」

 

「ああ、ただの確認だ」

 

「そしてこれから言うのは、直哉に対する俺からの要請だ」

 

「・・・とりあえずその要請とやらの内容を教えて下さい」

 

「ああ、それは・・・俺といちごを直哉お前の世界に連れて行って欲しい」

 

「「ええーー」」

 

「白銀正気ですの?異世界に行くなんて」

 

「ああ」

 

「それでも何で私まで行く事になるわけ?」

 

いちごが白銀に聞く。

 

「お前は直哉が説明した時普通に話してたからな」

 

「「馬鹿な」」

 

「そんな信じられませんわ」

 

「わあ、異世界は本当にあったんだ」

 

「いちご何でそんな事言うんですの」

 

「何でって直哉さんはいい人だよミント」

 

「異世界の人間なんて信用できませんわ」

 

「信じたくなければ、別に信じなくても良いですよ」

 

「少なくともあの時直哉の言葉を否定した俺達、そしてそれを疑わずにいたいちごだからな」

 

「え、でもそれはさっきも直哉さんが言ったけど・・・」

「あのーー直哉さんは何歳なんですか?」

 

「18だけど学年は今年高校生になったんだよ」

 

「え、そうなんですか?」

 

「両親が、海外を行き来していてね僕も付き添いで行ってて1ヶ月単位でいろんな国に行くからね」

 

「落ち着いて高校生をやれないまま今日まで来たと言う感じだね」

 

「そうなんですね、海外で生活なんて羨ましいと思いましたけど大変なんですね」

 

「大変なのは大変だけど慣れれば意外に大丈夫だよ」

 

「ただ時差が離れすぎだときついけどね」

 

「あはは」

 

「そう言えば、桃宮さんはもしかして彼氏と初デートかな?」

 

「・・・そうです」

 

そしていちごが直哉にチケットを見せた。

 

「あの出会いがあったからで・・・それに直哉さんがこの世界の人じゃない事に驚いてるよ」

 

「成程、白銀さんの要請はわかりました。白銀さんどうやら貴方は遊び気分で異世界に行こうとはしていませんからね」

 

「当たり前だ」

 

「ただ確認ですが、白銀さん貴方は融合世界に行ってなにをしたいのですか?」

 

「まあ直接融合世界に行かないと、信じられないと言う人もいますが」

 

「俺は・・・直接会ってみたいのさ表の世界から来た彼女達に」

 

「ああ、表の世界から来た彼女達に会ってどうするんですか?」

 

「白銀さんと面識のない彼女達に簡単に会えると思っているんですか?」

 

「それは・・・」

 

ピーピーピーピー

 

その時直哉の通信機が鳴り直哉が通信出た。

 

「何ですかトワ?」

 

「別に融合世界に連れて来て良いわよ。桃宮いちごと白銀と言う男を」

 

「え、良いんですか?」

 

「ええ、良いわよ。私とレイもリアルタイムに近い形で話を聞いてたからね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉とトワの要請に対する答え

 

「ただ確認ですが、白銀さん貴方は融合世界に行ってなにをしたいのですか?」

 

「まあ直接融合世界に行かないと、信じられないと言う人もいますが」

 

「俺は・・・直接会ってみたいのさ表の世界から来た彼女達に」

 

「ああ、表の世界から来た彼女達に会ってどうするんですか?」

 

「白銀さんと面識のない彼女達に簡単に会えると思っているんですか?」

 

「それは・・・」

 

ピーピーピーピー

 

その時直哉の通信機が鳴り直哉が通信出た。

 

「何ですかトワ?」

 

「別に融合世界に連れて来て良いわよ。桃宮いちごと白銀と言う男を」

 

「え、良いんですか?」

 

「ええ、良いわよ。私とレイもリアルタイムに近い形で話を聞いてたからね」

 

「でも1つだけ悩んでいるんですが彼等の対応プランとして表の世界から来た対応で良いのか、それとも裏の対応で良いのかがわからないので」

 

「ああ、それは・・・現状では原作世界から来たと言う扱いで良いわ」

 

「そうなんですか?」

 

「そうよあくまでもお客さんとして対応してね」

 

「まあ、トワがそれでいいのなら僕は良いですけど、彼等を融合世界に連れて行くのは」

 

「それは以前やって来た2人も似た感じでしたから」

 

僕としては直哉さん達の認識を正したいんですよ」

 

「7人世界と幼馴染世界は介入されて助けてくれてありがとうだったかもしれませんけど、融合世界にとってはただの余計なお世話で、余計な事はしないで欲しいんですよ」

 

「成程」

 

「こちらにしてみればレイやトワにも余計な仕事が増えてる状態で僕としても今回の件でトワ達にお願いするのは心苦しいのですが、僕があの2人の行動に対する決定権はありませんから」

 

「2人は管理者同士の決め事で決まったお客さんなので」

 

「それにこれは僕の勘違いかも知れないのですが、紫藤なのはさんは何者かに操られているかもしれないので」

 

「なっ彼は僕達がトワから聞かされた可能性について知っていて黙っていたのか?」

 

「そうよ、この一件に関してでもそうだけどこちらの直哉は自分で考えて融合世界や友好世界のバランスを壊すような事態が起きない限り介入は最低限にしてるし」

 

「別にこちらの直哉の自慢をしてるつもりはないけど、貴方達の場合米田健二の闇の力と戦う使命があったのなら、もっと管理者と繋がるべきだったのではないい?」

 

「はあ、耳が痛いわ」

 

その時過去の幼馴染世界の管理者メルクが管理者の神殿にやって来た。

 

!!

 

「メルクどうしてここに?」

 

「どうしてって貴方達が融合世界以外に行ったからに決まってるじゃん」

 

「まさか・・・あの子に呼ばれて?」

 

 

「まあ、似たようなものね。何故なら貴方達が融合世界での生活全て中継されてたのよ」

 

「「ええーー」」

 

「特になのはの私を融合世界の人間にしてと言う言葉にショックを受けたわ」

 

「・・・ごめんなさい」

 

なのはがメルクに謝る。

 

「トワ本当にごめんなさいね」

 

「いやいや謝るんだったら特殊遊撃部隊全員に謝って欲しいわ。そこの2人がこんな事をしなければ、歓迎会を開く準備もしていたのに」

 

「「そんなーー」」

 

トワの発言に驚く2人だった。

 

「どのみち融合世界に貴方達が行くのはもう無理よ」

 

「「ええーー」」

 

「「何でですか?メルク」メルクさん」

 

2人がメルクに聞く。

 

「当たり前じゃない貴方達が融合世界と友好世界の関係を壊しかけたからよ」

 

「それは・・・メルクがやってはいけない事を事前に教えてくれないからですよ」

 

もう1人の直哉がそう言う。

 

「確かに似てるわね。直哉のお説教が効いたんじゃない?」

 

「・・・それでは許可がおりたと伝えますね」

 

「お願いね」

 

そして直哉は通信を切った。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第31章 招待された者達と蒼の始まり編
融合世界に行く前に前編


 

「当たり前じゃない貴方達が融合世界と友好世界の関係を壊しかけたからよ」

 

「それは・・・メルクがやってはいけない事を事前に教えてくれないからですよ」

 

もう1人の直哉がそう言う。

 

「確かに似てるわね。直哉のお説教が効いたんじゃない?」

 

「・・・それでは許可がおりたと伝えますね」

 

「お願いね」

 

そして直哉は通信を切った。

 

「あ、白銀さん貴女の要請は何でしたっけ」

 

「はっだから・・・」

 

「ああ、ただの確認だ」

 

「そしてこれから言うのは、直哉に対する俺からの要請だ」

 

「・・・とりあえずその要請とやらの内容を教えて下さい」

 

「ああ、それは・・・俺といちごを直哉お前の世界に連れて行って欲しい」

 

「「ええーー」」

 

「白銀正気ですの?異世界に行くなんて」

 

「ああ」

 

「それでも何で私まで行く事になるわけ?」

 

いちごが白銀に聞く。

 

「お前は直哉が説明した時普通に話してたからな」

 

「俺といちごを異世界に連れて行けと言ってんだよ」

 

「ああ、そうでしたね白銀さんと桃宮いちごさんが融合世界に行く許可はおりてますからいいですよ」

 

!!

 

「「「「いつの間に」」」」

 

「そこは白銀さん達は気にする必要はありませんよ」

 

「何だと!!」

 

「一応貴方達2人はお客として招待しますが、こちらの指示通りしないと次元の狭間に迷い込んで二度と戻って来れなくなりますよ」

 

「後こちらを見て下さい」

「僕達もこういう事何度もされると貴方達の融合世界における滞在拒否も視野に入れた事も考えて行きたいと思います」

 

「そんな」

 

「エステルさん良いですか?」

 

「何?」

 

「すみませんけど直哉さんとなのはさんをトワ達の所に連れて行って下さい」

 

「良いのね?」

 

「ええ、今回は許可のない世界に不法侵入しただけではないので、流石に不問と言う訳にもいかないですから」

 

「最悪の場合ゼムリア大陸との関係も悪化させるかも知れませんし、同じ名前でこちらの行動に支障が出るかも知れないですし」

 

「ああ、そっちの問題ね」

 

エステルが融合世界の直哉の言葉に納得する。

 

そしてエステルは2人を管理者の神殿に連れて行った。

 

「まあ、似たようなものね。何故なら貴方達が融合世界での生活全て中継されてたのよ」

 

「「ええーー」」

 

「特になのはの私を融合世界の人間にしてと言う言葉にショックを受けたわ」

 

「・・・ごめんなさい」

 

なのはがメルクに謝る。

 

「トワ本当にごめんなさいね」

 

「いやいや謝るんだったら特殊遊撃部隊全員に謝って欲しいわ。そこの2人がこんな事をしなければ、歓迎会を開く準備もしていたのに」

 

「「そんなーー」」

 

トワの発言に驚く2人だった。

 

「どのみち融合世界に貴方達が行くのはもう無理よ」

 

「「ええーー」」

 

「「何でですか?メルク」メルクさん」

 

2人がメルクに聞く。

 

「当たり前じゃない貴方達が融合世界と友好世界の関係を壊しかけたからよ」

 

映像終了・・・

 

「これは以前融合世界に来た人達ですがあまりにも勝手な行動をするので強制退場をして貰った時の映像となります」

 

「白銀さんは、注意して下さいねあの2人と似た感じがありますから」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

融合世界に行く前に後編1

「いやいや謝るんだったら特殊遊撃部隊全員に謝って欲しいわ。そこの2人がこんな事をしなければ、歓迎会を開く準備もしていたのに」

 

「「そんなーー」」

 

トワの発言に驚く2人だった。

 

「どのみち融合世界に貴方達が行くのはもう無理よ」

 

「「ええーー」」

 

「「何でですか?メルク」メルクさん」

 

2人がメルクに聞く。

 

「当たり前じゃない貴方達が融合世界と友好世界の関係を壊しかけたからよ」

 

映像終了・・・

 

「これは以前融合世界に来た人達ですがあまりにも勝手な行動をするので強制退場をして貰った時の映像となります」

 

「白銀さんは、注意して下さいねあの2人と似た感じがありますから」

 

「待て待て、何で俺がそんな事をする前提で言うんだよ」

 

「え、白銀さんてそう言う認識されてないんですか?」

 

「どういう意味だよ」

 

「本人が気がついてないようですので控えた方が良いですね」

 

「ありがとうございます直哉さん」

 

!!

 

「圭一郎お前まで・・・」

 

「さて、真面目になりましょうか」

 

「直哉お前――」

 

「先程も言いましたが」

 

「何ですかトワ?」

 

「別に融合世界に連れて来て良いわよ。桃宮いちごと白銀と言う男を」

 

「え、良いんですか?」

 

「ええ、良いわよ。私とレイもリアルタイムに近い形で話を聞いてたからね」

 

「でも1つだけ悩んでいるんですが彼等の対応プランとして表の世界から来た対応で良いのか、それとも裏の対応で良いのかがわからないので」

 

「ああ、それは・・・現状では原作世界から来たと言う扱いで良いわ」

 

「そうなんですか?」

 

「そうよあくまでもお客さんとして対応してね」

 

「まあ、トワがそれでいいのなら僕は良いですけど、彼等を融合世界に連れて行くのは」

 

「そう言う許可が通達したので、行く前に事前準備としてこの映像を見て下さい」

 

そして直哉は映像を再生した。

「さくらさんあの怪物は私が戦います」

 

「あれを見てください」

 

響が言う場所を見るとノイズが通った場所には大量の炭があった。

 

「響さんあの炭はまさか・・・」

 

「そうですあの炭はノイズに触れた人間です」

 

そしてこの世界の時間が進み・・・

 

 

その時響が街の人々に大声を上げて逃げるように言うが街の人々には最初は意味がわからず数人の人がハイゴニぶつかった後になにも言わなくなった異変に気づいた人が背後を見るとノイズが存在していてその近くには新品の炭が3つ存在していた。

 

 

「「「「うわあーー逃げろーー」」」」

 

「うわあ」

 

大勢の人々が一斉に逃げたしたことによりとらきち少年は転んでしまった。

 

「大丈夫?とらきち君」

 

「さくらお姉ちゃん僕の事はもういいからお姉ちゃんだけでも逃げて」

 

「何いってんのとらきち君一緒に逃げるよ」

 

「でも・・・」

 

渋るとらきちをさくらが背中におぶって逃げようとした時声が聞こえた。

 

「天ノ逆鱗」

 

!!

その声が聞こえた時さくら達を襲うノイズ達は巨大な剣が大量に現れてノイズ達を倒していく。

 

!!

 

「この技はまさか・・・翼さんとの技」

 

響は事態に驚きながらもノイズと戦い続ける」

 

「立花」

 

「よう久しぶり響」

 

 

「ええーー翼さんと奏さんどうしてここに?」

 

「詳しい話は後だ行くぞ奏、立花」

 

「はい」

 

「任せろ翼」

 

 

そして三人の奏者は残っているノイズを倒していく。

 

「「なっ私と翼がいる」」

 

「いったいどういう事なんだ直哉君」

 

「ああ、それは並行世界の翼さんと奏さんですよ」

 

「「「並行世界の」」」だと」

 

「ええ、弦十郎さんには以前言いましたけど、響さんは生存者狩りによって地獄を見ているんです」

 

「その当時僕は響さんを助けた時にガングニールの破片が響さんの体内にある事がわかり、僕は響さんの世界ではなく別の世界の貴女達に助けてもらう事にしたんですよ」

 

「成る程それが彼女達か?」

 

 

「そうです。そして響さんはその世界で、シンフォギアの最低限の使い方を覚え孤軍奮闘で」

 

そして直哉達は、中心世界の別の時間軸に移動する。

 

映像中断・・・

 

「「「「ええーー」」」」

 

「馬鹿な直哉お前の住む世界はこんな怪物がいるのか?」

 

白銀が直哉に聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

融合世界に行く前に後編2

「白銀さんその通りです。では映像の続きを見て下さい」

 

「響さん貴方は今現れたノイズ30体を一人で相手して下さい」

 

「ええーーー一人で」

 

「そうです。今からグレ響さんを呼んでも間に合わないので」

 

「何とかしてみるよ」

 

「お願いします」

 

そして響はノイズ撃退の為に向かった。

 

「「「何だって――1人で30体を相手にするだと――」」」

 

「ええ、その時はシンフォギア奏者は響さん1人しかいませんでしたから」

 

映像終了・・・

 

「「「「ええーー」」」」

 

「ありえねえだろ複数の敵達がいるなんて」

 

「融合世界は複数の世界が1つになった世界なので、こういう事態は普通ですね」

 

 

「「「「ええーー」」」」

 

信じられないのはわかりますがもう1つ映像を見て下さい」

 

 

「そうか、直哉すまんが帝国華撃団を少しすこやか市で預かってくれないか?」

 

 

「霊子甲冑をオーバーホールしたいんですね。レ二の機体の」

 

 

 

「ああそうだ」

 

 

「わかりました本来は2泊3日の予定でしたけど滞在期間を延ばしますよ」

 

 

「ありがとう」

 

「少し僕の方でも調整するので、米田さん達は花組の皆さんに夕方家に来るよう通達してください」

 

 

「わかった」

 

 

そして米田とかえでは、大帝国劇場に戻った。

 

「さてと、のどかさんのお母さんに連絡をして沢泉に部屋の予約をして貰わないと」

 

 

そして直哉はのどかのお母さんに連絡をした。

 

「あら、直哉君どうしたの?のどか達と一緒に戻ってくるんじゃなかったの?」

 

「それが、帝都で人と会う予定が出来まして、先にのどかさん達を戻したんです」

 

 

「そうだったの、それが終わったから私に連絡を?」

 

 

「ええ、それもありますが、お母さんにお願いがありまして」

 

「お願い?」

 

「ええ、今から沢泉に帝国歌劇団一行様の名前で予約してもらえますか?」

 

「勿論お金は僕が、彼女達を連れて来たら払うので」

 

 

「わかったわ。何人で予約したらいいの?」

 

「9人でお願いします」

 

 

「9人ね」

 

 

そして直哉はのどかのお母さんとの通信を切った。

 

「お母さん今の電話直哉君から?」

 

 

「ええ、大神さん達が9人で帝都からすこやか市に数日間滞在するから沢泉に予約してって言われたわ」

 

「ええーーー大神さん達がすこやか市にーー」

 

「そうみたいよ旅館に泊まるから旅行として来るんでしょうね」

 

 

「うわあ、熱海の温泉旅館みたいに歓迎帝国歌劇団て書いてる」

 

 

アイリスが、それを見つけると、花組の皆のテンションが上がった。

 

 

そして旅館に入ると・・・

 

 

「ようこそ沢泉へ」

 

 

「「「「「「「「よろしくお願いします」」」」」」」」

 

そしてちゆが帝国歌劇団の皆を客室に案内を始めると、直哉がちゆの母親に話し出した。

 

「すみません。女将さん急に予約入れてしまって、こちらでは、何日か前に予約が普通なのに」

 

 

「気にしなくていいわよ直哉君。こちらはお客に来てもらう為の商売ですもの」

 

映像終了・・・

 

「御覧の通り融合世界の世界はそれぞれに行き来出来るので、情報の伝達も早いので気をつけて下さいね特に白銀さんはナンパをしてそうですから」

 

「あ、直哉さんの言ってる事わかる気がする」

 

「そうですわね」

 

「ナンパなんてしねえよ」

 

「それくらいですね注意する事は」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

融合世界に来た白銀達

「うわあ、本当に異世界に来ちゃったよ白銀」

 

「ああ、五月蠅いぞいちいちはしゃぐないちご」

 

いちごと白銀は現在すこやか市の旅館沢泉に宿泊していた。

 

時を少し戻して・・・

 

「御覧の通り融合世界の世界はそれぞれに行き来出来るので、情報の伝達も早いので気をつけて下さいね特に白銀さんはナンパをしてそうですから」

 

「あ、直哉さんの言ってる事わかる気がする」

 

「そうですわね」

 

「ナンパなんてしねえよ」

 

「それくらいですね注意する事は」

 

その後いちごと白銀はのどかとアスミと合流し、簡易ゲートを使い融合世界のすこやか市にやって来た。

 

「しかし、世界の行き来が出来るゲートがあるとはな。もし連中がゲートの存在を知ったらまずいな」

 

「ねえ、白銀こちらの世界の散歩しようよ」

 

「はあ――何で俺が・・・」

 

「1人じゃつまらないからさあ」

 

「勝手に行けよ俺は追い出されたくないからな」

 

「ああ、白銀気にしてるの?まだ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「ありえねえだろ複数の敵達がいるなんて」

 

「融合世界は複数の世界が1つになった世界なので、こういう事態は普通ですね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「御覧の通り融合世界の世界はそれぞれに行き来出来るので、情報の伝達も早いので気をつけて下さいね特に白銀さんはナンパをしてそうですから」

 

「あ、直哉さんの言ってる事わかる気がする」

 

「そうですわね」

 

「ナンパなんてしねえよ」

 

「それくらいですね注意する事は」

 

「あの時の直哉さんの言葉と言うか融合世界の実態を見て怖くなった?」

 

「ああ、それは・・・事実だよ。まさか複数の世界が1つになっていて、それらの世界の敵が直哉の敵とは思わねえよ」

 

「あいつは場数だけは俺以上だよ」

 

「そうだね私も驚いたよ。まさか直哉さんが融合世界全体の治安を扱う仕事をしているなんて」

 

「着きましたね桃宮さん」

 

「そうですね直哉さん。あの今度いつ会えますか?」

 

「え、ああ僕が高校に転入するのは1週間先ですよ。ちなみに僕が通うのは桃宮さんと同じ高校ですので」

 

「ええ――」

 

「そうなんですか?もっと偏差値の高い所の高校だと思って連絡先を聞こうとしたのに」

 

「ああ、それは・・・すみません」

 

「自分偏差値の高い学校は息苦しいので余り好きじゃないんですよ」

 

「何となくわかりますその気持ち」

 

「そうですか、それでは彼氏が来る前にお邪魔虫は退散しますね」

 

「ありがとうございました直哉さん」

 

「そりゃそうだろ。いちごのような素人に見破れるほど甘くねえよ」

 

「そうだね・・・」

 

 

「どういう事だよ」

 

「成程ミュウミュウ世界の住人は、落ち着きがないですね。そんなに落ち着きがないと組織の長は務まりませんよ」

 

「お前に関係ないだろう」

 

「それは事実ですね、貴方達が動物の力の一部を使いあのネズミを凶暴化させたものを倒していたのも僕には関係ありませんね」

 

「ですが、動物の力に適合者だからと言って本人に説明をせずにいきなり戦わせるのは間違いですよね」

 

「直哉さん確かに、直哉さんの言う通り白銀は、私に説明をしてくれたので納得してますから」

 

「そうですか?それなら良いですけど、そこにいるお嬢様は桃宮さんさんが覚醒せずに変身しなかった場合の事も考えてますか?」

 

「それは・・・」

 

「どうせ貴方達はあの怪物によって殺された場合その怪物の存在を知られて混乱するの防ぐ為に死んだ人がいた場合行方不明にするのでしょうけどね」

 

「それは否定できねえ、お前に言う通りそう言う事態になってもおかしくないな」

 

「後カフェのバイト中にティ―タイムだからと言って堂々とさぼるのはどうかと思いますが、貴女が動かないから他の人に負担が増えるんですよ」

 

「う、それは・・・」

 

「貴方もこの店と司令をしているならしっかり言いなさい」

 

「う、すまねえ俺も経営初めてだから・・・」

 

「誰でも初めてはありますからそこは良いですけど、白銀さんで良いですか?」

 

「ああ」

 

「これから言う事は完全に余計なお世話と思われるでしょうが、せめて桃宮さんの両親に貴方が、このカフェで桃宮さんがバイトをする事になった理由を話した方が良いと思いますよ。ミュウミュウだからバイトをさせているではなくね」

 

「確かにな娘が勝手にバイトを無断でしていると思われるのは、気分が悪いな」

 

「だが、あの時のアドバイスは正直嬉しかったぜ。確かに俺はいちごやミントを地球を守る道具としか見てなかった」

 

「白銀」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉と響がリベール王国呼ばれた理由1

桃宮いちごと白銀がすこやか市で過ごしている頃直哉と響はエステルに呼ばれてゼムリア大陸に来ていた。

 

「ごめんね直哉と響急に呼んで」

 

「いえ、それは良いんですが、クロスベルで想定外の事態が起きました?」

 

「そう言う訳じゃないのよ直哉」

 

「なら何ですか?響さんクローゼさんと話してるみたいですが」

 

「実はね・・・」

 

エステルが説明を始めた。

 

「エステルさん呼び出してごめんなさい」

 

「構わないわクローゼトワから連絡があったからクローゼにも伝える為だったし」

 

「え、トワさんからですか?」

 

「そうよ、新たに世界が融合世界の内部に出来たようよ」

 

「このタイミングでですか?」

 

「ええ、単なる偶然と思いたいけど・・・もうすぐクロスベルとエレポニア帝国のイベントが動きを見せようとしてるのにね」

 

「それで、特殊遊撃部隊の動きはどうしてるんです?」

 

「それは・・・」

 

「今調査依頼の最後の世界にいるようね」

 

「そうなんですね」

 

「ええ、一応トワにはこちらの事情を伝えたから、終わり次第来てくれると思うわ」

 

「そうですかならこちらの案件は大丈夫ですね」

 

「問題はあると言えばあるけどまあ、直哉達が来るまでに事が動き出さなければいいけどね」

 

「ああ、エレポニア帝国とカルバート共和国ですね」

 

「ええ、以前直哉が言ってたけどクロスベルでの事件は続くと言ってたしそのキーとなる物がキーアと言う少女らしいの」

 

「そうなんですね、そう言う事ならまたキーアちゃんが狙われると言う事ですよね?」

 

「恐らくね、でも私はエレポニア帝国の闇が動き出す方が脅威だわ」

 

「直哉が私にした話をクローゼにした時女王様が途中参加してきて・・・」

 

「通商会議の時響さんも同行を頼んでみたらと言われたから」

 

「成程」

 

「あの時の繋がり行かす為ですか?」

 

「ふーん旅行者ねえ。まあいいやすまんがここに立花響と言う人物はいるか?」

 

「はい、私が立花響ですけど」

そう言って響が、セルゲイの前に出る。

 

「君が立花響か、若いな」

 

「クロスベル警察から君への特務支援を要請する」

 

「「「「ええー」」」」

 

「なんすかそれは?」

 

「そうですよ部長彼女に、特務支援は無理ですよ」

 

「そうか?彼女の強さはお前達以上と思うぞ」

 

「まあ俺も直接会うまで信じれなかったが」

 

「特務支援ですか一体どういう経緯で私にクロスベル警察が依頼を?」

 

「ああ、クロスベル警察は以前アルモリカ村で特務支援課が遭遇した怪物の事を完全に信用して無かったが事情が変わってな」

 

「成程そう言う理由ですか?部長さん私に依頼された怪物はどこに現れたのですか?」

 

「ああ、この依頼は遊撃手協会との共同作戦となる」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「部長それは本当ですか?」

 

ロイドがセルゲイに確認をする。

 

「そうだちなみに遊撃手協会からエステル・ブライトとヨシュア・ブライトが参加をする」

 

「エステルとヨシュアが」

 

「君の参加については彼女達も要望しているのでな」

 

「そして謎の怪物が出現している場所はミシュラムだ」

 

「ミシュラムですか?」

 

「そうだ」

 

「「「「ええー」」」」

 

「それは本当かよ?ミシュラムと言えばあのオークションがある所だぜ」

 

「そうだだからこそクロスベル警察は、遊撃手協会と彼女に期待しているのさ。上の連中はな。謎の怪物がいたんじゃオークション自体が中止になるのは困るのさ」

 

「「「「そんな」」」」

 

「別に気になくていいですよ。ロイドさん達こういう仕事は私達の本来の仕事ですし」

 

「そうよ、それにクロスベルで新たなイベントが始まったからね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉と響がリベール王国呼ばれた理由2

「そうだちなみに遊撃手協会からエステル・ブライトとヨシュア・ブライトが参加をする」

 

「エステルとヨシュアが」

 

「君の参加については彼女達も要望しているのでな」

 

「そして謎の怪物が出現している場所はミシュラムだ」

 

「ミシュラムですか?」

 

「そうだ」

 

「「「「ええー」」」」

 

「それは本当かよ?ミシュラムと言えばあのオークションがある所だぜ」

 

「そうだだからこそクロスベル警察は、遊撃手協会と彼女に期待しているのさ。上の連中はな。謎の怪物がいたんじゃオークション自体が中止になるのは困るのさ」

 

「「「「そんな」」」」

 

「別に気になくていいですよ。ロイドさん達こういう仕事は私達の本来の仕事ですし」

 

「そうよ、それにクロスベルで新たなイベントが始まったからね」

 

「成程だから響さんが呼ばれたんですね。通商会議後のイベントの為に」

 

「そうよ響はあくまでクローゼと特務支援課との橋渡しの役目とクローゼの付き人としてね」

 

「あくまでもリベール王国としてではなく個人的な関係としての接触なら共通している友人が必要ですね。それが響さんですか」

 

「でもそれなら僕はいらないんじゃないです?」

 

「あくまでも特殊遊撃部隊の中では、響さんが特務支援課と関係を持ってますし・・・」

 

「確かにね、直哉には私とヨシュアと一緒にエレポニア帝国への潜入調査を手伝って欲しいの」

 

「ああ、エレポニア帝国関連ですか」

 

「確か大神さんの体とマリアさんを弄んだイシュメルガが動くからですか?」

 

「それもあるけど、通商会議にはエレポニア帝国の鉄血宰相が来るみたいだし彼のいない間にある程度帝国の状況を把握しておきたいのよ」

 

「鉄血宰相がいるとイシュメルガ関連の状況も操作されそうだしね」

 

「成程つまり特殊遊撃部隊の持つ情報で知った流れの答え合わせをしたいんですね?」

 

「現在のエレポニア帝国内の状況を知る事で」

 

「そう言う事よ。潜入には簡易ゲートを使えば簡単だからね」

 

「それはそうですが、潜入はいつするんですか?」

 

「それはクローゼが通商会議に向かった後よ。そう言えば直哉新しい世界はどうだったの?」

 

「ああ、それは・・・」

 

そして直哉は話し出す。

 

「直哉君これが動物の力の意味なんだね」

 

「しかしこれは・・・私達とビョーゲンズに似てますね立場が」

 

「確かにそうですね、絶滅危惧種の動物の力の因子を適合者に打ち込みミュウミュウと言う戦士に変身させ怪物を浄化させると言う行動までもが似ていましたね」

 

「そうですねただこの世界のナノビョーゲンは媒体にした生物を凶暴にさせるようですね」

 

「ええ、そのようですね今回はネズミの怪物でしたね」

 

「ただ・・・」

 

「それにあまり考えたくないですが、桃宮さんのデート自体がその者達に利用されている可能性もあります」

 

「「まさか、彼女が動物の力の適合者だから?」

 

「ええ、その可能性があります」

 

「何と言うかそれなりの問題がある世界でしたね」

 

「今トワの指示で融合世界のすこやか市に滞在してますけどね」

 

「そうなのね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響の悩みと受けた依頼前編

グランゼル市内のホテルにて・・・

 

「成程直哉君の方にはエレポニア帝国関連のエステルさんからの依頼だったんだ」

 

「ええ・・・」

 

直哉が話し出す。

 

 

「そうよ、それにクロスベルで新たなイベントが始まったからね」

 

「成程だから響さんが呼ばれたんですね。通商会議後のイベントの為に」

 

「そうよ響はあくまでクローゼと特務支援課との橋渡しの役目とクローゼの付き人としてね」

 

「あくまでもリベール王国としてではなく個人的な関係としての接触なら共通している友人が必要ですね。それが響さんですか」

 

「でもそれなら僕はいらないんじゃないです?」

 

「あくまでも特殊遊撃部隊の中では、響さんが特務支援課と関係を持ってますし・・・」

 

「確かにね、直哉には私とヨシュアと一緒にエレポニア帝国への潜入調査を手伝って欲しいの」

 

「ああ、エレポニア帝国関連ですか」

 

「確か大神さんの体とマリアさんを弄んだイシュメルガが動くからですか?」

 

「それもあるけど、通商会議にはエレポニア帝国の鉄血宰相が来るみたいだし彼のいない間にある程度帝国の状況を把握しておきたいのよ」

 

「鉄血宰相がいるとイシュメルガ関連の状況も操作されそうだしね」

 

「成程つまり特殊遊撃部隊の持つ情報で知った流れの答え合わせをしたいんですね?」

 

「現在のエレポニア帝国内の状況を知る事で」

 

「そう言う事よ。潜入には簡易ゲートを使えば簡単だからね」

 

「それはそうですが、潜入はいつするんですか?」

 

「それはクローゼが通商会議に向かった後よ。そう言えば直哉新しい世界はどうだったの?」

 

「こんな話で流れ的に響さんへの依頼内容も聞きましたけどね」

 

「そうなんだ」

 

「直哉君私この依頼を受けて良いのかな?」

 

「どうしてそう思ったんですか?響さん」

 

「だって私シンフォギア世界で失敗てるんだよ。ノヴァの乱入で」

 

響が思い出す。

 

「大神さん達大丈夫ですか?」

 

響がそういう。

 

「ああ、響君闇の帝国華撃団は俺達に任せて欲しい」

 

「わかりましたそれじゃあ私は・・・」

 

「それなら私と戦ってよ立花響ーーー」

 

「その声はノヴァどこにいるの?」

 

「ここよ」

 

ノヴァがそう言い姿を見せると・・・

 

!!

 

「未来」

 

「ああ、そうだった立花響私と戦わないとこの3人には死んで貰うからね」

 

「くっ」

 

「さあ、どうするの?立花響」

 

「わかった勝負を受ける・・・よ」

 

「うわあああ。2人を離しなさい」

 

!!

 

「「マリアさん駄目」ああ――ウザイ紅い稲妻ーーー」

 

「ぎゃあああ」

 

マリアはノヴァが放った魔法を受けダメージを受けてしまった。

 

「マリアさんどうしてここに?」

 

響はそう言いながらノヴァが放った魔法を受けたマリアを助けた。

 

「うう、切歌と調待ってて今助けるから」

 

「結局私が美味くマリアさん達や未来達を助けれなかったからシンフォギア世界のイベントフロンティア事変の進行が止まったから・・・」

 

「それを言うのなら責任は僕にありますよ」

 

「すいませんでも、私達はウィル博士の計画は最低限の干渉で終わらせるつもりですので」

 

「成程」

 

「つまり貴女達が私の計画に干渉する場合は今のような状況にでもならないと干渉しないのですね?」

 

「簡単に言えばそうですね」

 

「ちゃんとシンフォギア世界における役割をしてくれるかが心配なんですよ」

 

「ああ、そう言う心配なんだね」

 

「ええ、今思えばウィル博士にとってあの時の響さんとの出会いは悪影響を与えかねないと今思ってしまいました」

 

「でもあの時に会ったから流れが極端に変わるような事態の時協力して対応出来そうだけど?」

 

「あの時に響さんにああ言わせたからだと思うので・・・でも今はクローゼさんの依頼について考えませんか?」

 

「・・・そうだね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響の悩みと受けた依頼後編

「すいませんでも、私達はウィル博士の計画は最低限の干渉で終わらせるつもりですので」

 

「成程」

 

「つまり貴女達が私の計画に干渉する場合は今のような状況にでもならないと干渉しないのですね?」

 

「簡単に言えばそうですね」

 

「ちゃんとシンフォギア世界における役割をしてくれるかが心配なんですよ」

 

「ああ、そう言う心配なんだね」

 

「ええ、今思えばウィル博士にとってあの時の響さんとの出会いは悪影響を与えかねないと今思ってしまいました」

 

「でもあの時に会ったから流れが極端に変わるような事態の時協力して対応出来そうだけど?」

 

「あの時に響さんにああ言わせたからだと思うので・・・でも今はクローゼさんの依頼について考えませんか?」

 

「・・・そうだね」

 

特殊遊撃部隊の司令としては響さんにはクローゼさんの依頼は受けて欲しいと考えてます」

 

「どうして?」

 

「通商会議は西ゼムリア大陸地域に存在する各国僕達の存在を各国に教える為ですよ」

 

「既にクロスベルでは新たなイベントが動き出したようですから」

 

「ああ、それは・・・エレポニア帝国とカルバート共和国が利用しようと考えてもおかしくないね」

 

「はい」

 

 

「あーあ大神のお兄さん勿体ないな。もう少し時間があればもっと強い猟兵になれたのに」

 

 

「本当だぜ、大神お前のような根性がランディにもあればな」

 

 

「あはは、大丈夫ですよきっと甥っ子さんにも伝わりますよ」

 

「そうだといいがな」

 

「それとナオヤ俺達は、エレポニア帝国と契約したからな」

 

「そうですかついにエレポニア帝国とカルバート共和国がクロスベルを標的にして動きますか」

 

「ああ、帝国はそのようだ」

 

「結社はまだ動かないようですね」

 

「そうか、お前を通して、結社の動向が知れるのはいいが、問題はランディだな」

 

「大丈夫ですよランディは、今後紅い星座の前に現れますよ」

 

「そうか、シャーリィーお前は大神について行け、そして異世界で戦ってこい」

 

「いいの?」

 

「ああ」

 

「やった――」

 

「エステル良いの?」

 

ヨシュアがエステルに聞く。

 

「いいわ。ここで疲れたくないし、帝都で直哉に説明をしたらいいし」

 

「わかったよエステル」

 

「以前エステルさんから報告を聞いていたので」

 

「そうなんだ」

 

「少なくともエレポニア帝国とカルバート共和国の関係を見ると、エレポニア帝国が動くと、必然的にカルバート共和国としても動かないわけにはいきませんからね」

 

「そうだね、エレポニア帝国もカルバート共和国もクロスベルを取り込みたい筈だから」

 

「そうですね。クロスベル行政府は現状の立場を維持したいと思ってるんでしょうが、エレポニア帝国とカルバート共和国にとっても利用出来るイベント通商会議がある場所でもし襲撃が起きれば・・・」

 

「そうか、通商会議を開いたクロスベル行政府は無能だから大国が手伝いそのまま・・・取り込む気なのかな?」

 

「恐らくそうでしょうエレポニア帝国側の襲撃役が・・・」

 

「それとナオヤ俺達は、エレポニア帝国と契約したからな」

 

「そうですかついにエレポニア帝国とカルバート共和国がクロスベルを標的にして動きますか」

 

「ああ、帝国はそのようだ」

 

「結社はまだ動かないようですね」

 

「彼等紅い星座なのでしょうね」

 

「なら私の役目はクローゼさんの依頼と各国の代表団の護衛かな?」

 

「そう言う事です。ただ各国代表団護衛時は特務支援課とは話はしないで気宇ダサいね」

 

「了解」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

通商会議前日前編

通商会議開催2日まえ

 

「本当にいいのね響?」

 

「ええ、クローゼさんと出席者は私と特務支援課が守ります」

 

「そう、響直哉から聞いたのね?」

 

「はい」

 

「以前エステルさんから報告を聞いていたので」

 

「そうなんだ」

 

「少なくともエレポニア帝国とカルバート共和国の関係を見ると、エレポニア帝国が動くと、必然的にカルバート共和国としても動かないわけにはいきませんからね」

 

「そうだね、エレポニア帝国もカルバート共和国もクロスベルを取り込みたい筈だから」

 

「そうですね。クロスベル行政府は現状の立場を維持したいと思ってるんでしょうが、エレポニア帝国とカルバート共和国にとっても利用出来るイベント通商会議がある場所でもし襲撃が起きれば・・・」

 

「そうか、通商会議を開いたクロスベル行政府は無能だから大国が手伝いそのまま・・・取り込む気なのかな?」

 

「恐らくそうでしょうエレポニア帝国側の襲撃役が・・・」

 

「それとナオヤ俺達は、エレポニア帝国と契約したからな」

 

「そうですかついにエレポニア帝国とカルバート共和国がクロスベルを標的にして動きますか」

 

「ああ、帝国はそのようだ」

 

「結社はまだ動かないようですね」

 

「彼等紅い星座なのでしょうね」

 

「なら私の役目はクローゼさんの依頼と各国の代表団の護衛かな?」

 

「そう言う事です。ただ各国代表団護衛時は特務支援課とは話はしないで下さいね」

 

「一応クロスベル騒乱後の流れを壊さないように動きますよ」

 

「お願いね響」

 

「はいエステルさん達も直哉君に無理はさせないで下さいね」

 

「わかってるわ」

 

そして翌日・・・

 

クローゼ達はクロスベルに向かった。

 

通商会議前日の朝のクロスベルでは・・・

 

「ロイドいよいよ通商会議ね」

 

「そうだなエリィ」

 

「そうですね通商会議を理由でタワー周辺は厳重な警戒がされていますね」

 

「それはそうだろうな、ここでエレポニア帝国側の使者とカルバート共和国の使者に何かが起きれば、間違いなくエレポニア帝国とカルバート共和国はそれを餌にクロスベルの自治権を奪うだろうな」

 

「ああ、ランディが言った事が起きれば確実にそう言う展開になるだろうな」

 

「ええ、クロスベルにとっては最悪ね」

 

「でもこの通商会議には、エレポニア帝国とカルバート共和国以外にリベール王国や法国がいるのであからさまな行動はしないのでは?」

 

「確かにね、リベール王国はあの子とも繋がってるしエレポニア帝国とカルバート共和国もうかつに動けないんじゃない」

 

エリィがそう言い思い出す。

 

「ああ、これから巴里華撃団は響君の指揮下に入るよ」

 

!!

 

大神の言葉に驚く巴里華撃団に隊員達だった。

 

「ありがとうございます。大神さん」

 

「それでは、この特務支援を受けて貰えるのか?」

 

「はい受けさせて貰います。特例として」

 

「そうか、それなら足を準備せねばな」

 

「あ、部長さん足はあるのですが、身元保証人として特務支援を貸して貰えますか?」

 

!!

 

「何!!特務支援課をだと」

 

響の言葉に驚くセルゲイとロイド達だった。

 

「ふむ、確かに君の意見ももっともだな。クロスベル警察がこの世界の地理を知らない人物達だけで行動させて目的地に着く前に捕まる事もあるな」

 

「よし特務支援課全員で彼女達をサポートしろ」

 

「「「「了解」」」」

 

「それで部長さん。出発はいつですか?」

 

「ああ、それは・・・今日の昼ミシュラム行きのクルーザーがあるからそれで行って来てくれ」

 

「それだとお金がかかりますが?」

 

「そこは依頼をした警察が払う事になっているから気にしないで欲しい」

 

「おおー気米が良いですねセルゲイ部長。ありがとうございます」

 

「何勘違いしている?ランディあくまで警察が出すのは彼女達のお金だけだ」

 

「彼女達の要請で行く特務支援課は自腹だ」

 

「ええーーそんなケチな事言わないで下さいよ」

 

「うるさいぞランディ」

 

「さっさとお前達も準備しろ」

 

「確かにあの時彼女は俺達がミシュラムに行けるようにしてくれた事で俺達は、キーアと家族になれたんだ」

 

「そうだな」

 

「そうでしたね」

 

「そうだったわね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

通商会議前日後編

「それで部長さん。出発はいつですか?」

 

「ああ、それは・・・今日の昼ミシュラム行きのクルーザーがあるからそれで行って来てくれ」

 

「それだとお金がかかりますが?」

 

「そこは依頼をした警察が払う事になっているから気にしないで欲しい」

 

「おおー気米が良いですねセルゲイ部長。ありがとうございます」

 

「何勘違いしている?ランディあくまで警察が出すのは彼女達のお金だけだ」

 

「彼女達の要請で行く特務支援課は自腹だ」

 

「ええーーそんなケチな事言わないで下さいよ」

 

「うるさいぞランディ」

 

「さっさとお前達も準備しろ」

 

「確かにあの時彼女は俺達がミシュラムに行けるようにしてくれた事で俺達は、キーアと家族になれたんだ」

 

「そうだな」

 

「そうでしたね」

 

「そうだったわね」

 

「でもよ、今更だが何で特殊遊撃部隊の連中は俺達を助けてくれるんだ?」

 

「「「それは・・・」」」

 

「あいつらの目的は聞いてるがヨハヒムによってキーアを奪われた時に何で特殊遊撃部隊は俺達の状況を知ってたんだ?」

 

「そう言われたらそうね」

 

 

「私達は、響さんの仲間です。よろしくお願いいたしますねロイドさんとエリィさん」

 

「その通りだ、私は君達をその時から見ていたのさ。あの時はほんのあいさつ代わりでメガビョーゲンを出したのさ」

 

「何故出した?」

 

「おっとそろそろ時間切れだな。ロイド・バニングス君君がどんな選択をするのか楽しみにしているよ」

 

そう言って、ワイズマンは消えた。

 

「確かにこの直後にプリキュアの皆さんが来て・・・」

 

「何諦めているんですか皆さん」

 

!!

 

「君達はグレース達どうしてここに?」

 

「ええ、私達はレンちゃんから特務支援課がここにいると聞いたのですが、どうやらキーアちゃんは、元DG教団のヨハヒムの元にいるんですね」

 

「おいおい、あのヨハヒムが元DG教団の関係者なのかよ?」

 

「ええ、特殊遊撃部隊の調査で判明した情報ですよ」

 

「DG教団の事については皆さんの方が詳しいのでもう言いませんが、特務支援課の皆さん。もし皆さんがキーアちゃんを助ける気があるなら私達も特務支援課に協力しますよ」

 

「おお、それは心強いぜ」

 

「そうですね。私達の所にも来てますし」

 

「確かに響さん達が通商会議に来てくれればクロスベルが抱えてる問題は解決はある意味ではしますが・・・エレポニア帝国とカルバート共和国はクロスベルを見捨てる可能性がありますから」

 

「そうだ、ランディの言う通り彼女達がクロスベルの状況を知ってるのであれば、今回は来ないと思うが、来そうな予感がしてるんだ」

 

「そうね案外来るかもねロイド」

 

「そうですね、とりあえず明日の通商会議が無事終わるように頑張りましょう」

 

「「そうだな」」

 

その頃エステルとヨシュアと直哉は・・・

 

「やはり簡易ゲートは使えるわね」

 

「そうだねエステル」

 

「とりあえずエレポニア帝国に入りましたけどエステルさん。これからどうするんです?」

 

「それは、待ち人がいる所に行くのよ」

 

「待ち人ですか?」

 

「そうよ私の兄さんが幻焔計画が発動したから鉄血宰相がいない時を狙って来てくれと言ってたのよ」

 

「成程、ナオヤさんがエステルさん達を呼んだんですね」

 

「そう言う事よ。多分紅い星座関連で確認したいんだと思うわ」

 

「成程」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ナオヤ・ブライトとの合流の前に

「やはり簡易ゲートは使えるわね」

 

「そうだねエステル」

 

「とりあえずエレポニア帝国に入りましたけどエステルさん。これからどうするんです?」

 

「それは、待ち人がいる所に行くのよ」

 

「待ち人ですか?」

 

「そうよ私の兄さんが幻焔計画が発動したから鉄血宰相がいない時を狙って来てくれと言ってたのよ」

 

「成程、ナオヤさんがエステルさん達を呼んだんですね」

 

「そう言う事よ。多分紅い星座関連で確認したいんだと思うわ」

 

「成程」

 

「そう言う事なら、ナオヤさんとの合流前にすこやか市にいる新たな世界から来たお客さんの状況を確認したいのですが良いですか?」

 

「ああ、直哉が今回ゼムリア大陸と同時にしてる依頼ね」

 

「そうです具体的には調査段階が終わってその世界の人物達に接触した後に・・・」

 

直哉がその時のやり取りを話し出す。

 

 

「ああ、それは・・・俺といちごを直哉お前の世界に連れて行って欲しい」

 

「「ええーー」」

 

「白銀正気ですの?異世界に行くなんて」

 

「ああ」

 

「それでも何で私まで行く事になるわけ?」

 

いちごが白銀に聞く。

 

「お前は直哉が説明した時普通に話してたからな」

 

「「馬鹿な」」

 

「そんな信じられませんわ」

 

「わあ、異世界は本当にあったんだ」

 

「いちご何でそんな事言うんですの」

 

「何でって直哉さんはいい人だよミント」

 

「異世界の人間なんて信用できませんわ」

 

「信じたくなければ、別に信じなくても良いですよ」

 

「少なくともあの時直哉の言葉を否定した俺達、そしてそれを疑わずにいたいちごだからな」

 

「え、でもそれはさっきも直哉さんが言ったけど・・・」

 

「ただ確認ですが、白銀さん貴方は融合世界に行ってなにをしたいのですか?」

 

「まあ直接融合世界に行かないと、信じられないと言う人もいますが」

 

「俺は・・・直接会ってみたいのさ表の世界から来た彼女達に」

 

「ああ、表の世界から来た彼女達に会ってどうするんですか?」

 

「白銀さんと面識のない彼女達に簡単に会えると思っているんですか?」

 

「それは・・・」

 

ピーピーピーピー

 

その時直哉の通信機が鳴り直哉が通信出た。

 

「何ですかトワ?」

 

「別に融合世界に連れて来て良いわよ。桃宮いちごと白銀と言う男を」

 

「え、良いんですか?」

 

「ええ、良いわよ。私とレイもリアルタイムに近い形で話を聞いてたからね」

 

「でも1つだけ悩んでいるんですが彼等の対応プランとして表の世界から来た対応で良いのか、それとも裏の対応で良いのかがわからないので」

 

「ああ、それは・・・現状では原作世界から来たと言う扱いで良いわ」

 

「そうなんですか?」

 

「そうよあくまでもお客さんとして対応してね」

 

「まあ、トワがそれでいいのなら僕は良いですけど、彼等を融合世界に連れて行くのは」

 

「そう言う経緯で新たな世界から来た2人を融合世界に招待して今は、すこやか市にいるので」

 

「大変だね直哉君も」

 

ヨシュアが直哉に言う。

 

「今更僕の役割に文句言ってもトワのあの性格は変わらないと思いますから」

 

「そうよね、別に直哉達が負担になるようなら言うべきでしょうけど、今の所は大丈夫なの?」

 

「はい」

 

そしてエステルさん達と少し離れてすこやか市に連絡を取った。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

白銀といちごすこやか市を観光1

時を少し戻して・・・

 

白銀と桃宮いちごは沢泉ちゆにすこやか市を案内して貰っていた。

 

「白銀すこやか市て自然がいっぱいあっていいね」

 

「そうだな、だが人間は自然を破壊する事は頭が回るからないつかこの自然も少なくなるだろうさ」

 

「もう白銀そんな事言わないでよ」

 

「だが俺達の世界では事実絶滅危惧種の動物が多くなってるだろ?」

 

「全て人間の欲望が原因で絶滅した動物もいるからな」

 

「その事実はそうかも知れないけど・・・」

 

「・・・人の欲望か」

 

ちゆは白銀といちごの話を聞きながら思い出していた。

 

「直哉君そろそろ行く?」

 

「そうですね、とりあえず僕達のターゲットはメガ降魔です」

 

そして特殊遊撃部隊は、メガ降魔を浄化する為に動きだした。

 

その頃真宮寺直哉達の方にも援軍の先行部隊が到着していた。

 

「はあ、はあ、千明貴女どうしてここに?」

 

「千明さん」

 

「エリカさん直哉君とさくらさんの体力の回復お願いします」

 

「はい、グラース・オ・スィエール」

 

エリカの霊力によって、周囲の仲間の失った体力が、回復される。

 

「くっおのれーー小角の子孫めまた私の邪魔をするのか?」

 

「カルマあんたもいい加減しつこいわよ」

 

「私は人間の欲望がある限り、不滅だーー死ねー小娘共

 

カルマの怒りの攻撃が放たれたが、何とか直哉達は回避する事が出来たが、ZENKIがダメージを受けると、さくらと直哉の二人もダメージを受けていた。

 

「何だ、何であの二人が苦しむんだ?」

 

「いけない!!直哉君とさくらさんの精神が、ZENKIとシンクロしてるんだわ」

 

「おいおい穣ちゃんそれはどういうこった?」

 

ケンが千明に理由を聞く。

 

「つまりこういうことだ、ケン、があの鬼の状態になったときから二人とのシンクロが強くなり、その反動で、鬼が受けたダメージが、二人を襲っているのだろう」

 

「はい、その通りです。二人がそれから逃れるためには、超鬼神状態を解除しなければなりません」

 

「でも今解除すると、復活したカルマを倒せなくなります」

 

「それじゃ意味がないじゃんか?」

 

「いやケン意味ならあるぞ、ようは、カルマの攻撃から、俺たち全員で、鬼を守りつつ、エリカたち、サクラチームが二人を回復させるんだ」

 

「確かに人の欲望は完全に無くす事は難しいわね。カルマのような存在を見ているからこそ」

 

「あれ沢泉ちゆさん大丈夫?」

 

「ああ、ごめんなさい少し考えていたの白銀さんが言ってた人の欲望についてをね」

 

「へえ、それは気になるね。貴女の人の欲望について考えた事を教えてくれ」

 

「ええ、良いですよ」

 

「確かに白銀さんが言ったように人によって絶滅した動物や植物があるのは事実ですが、それでも人間はここまで文明を発達させたのも言い方を変えれば生活を豊かにしたいと言う欲望があったからじゃないですか?」

 

「へえーーそう言う風にも確かに言えるな」

 

「あ、確かにそうだよ」

 

いちごがそう言う。

 

「そして白銀さん貴方自身も地球を守りたい為に色々したのでしょう?」

 

「それ等の行為も第三者から見れば白銀さんの自己満足や自分の欲丸出しだと言われるかもしれません」

 

「確かにな、ミュウミュウの力を使い地球を守る事は知らねえ奴が聞いたら呆れるだろう。だが俺はミュウミュウの力に適合する人間を探して地球を守るように動いて貰うしかないんだよ。俺が出来る事は」

 

「白銀」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

白銀といちごすこやか市を観光2

「へえーーそう言う風にも確かに言えるな」

 

「あ、確かにそうだよ」

 

いちごがそう言う。

 

「そして白銀さん貴方自身も地球を守りたい為に色々したのでしょう?」

 

「それ等の行為も第三者から見れば白銀さんの自己満足や自分の欲丸出しだと言われるかもしれません」

 

「確かにな、ミュウミュウの力を使い地球を守る事は知らねえ奴が聞いたら呆れるだろう。だが俺はミュウミュウの力に適合する人間を探して地球を守るように動いて貰うしかないんだよ。俺が出来る事は」

 

「白銀」

 

「確かにお前の言う通り人間は少なからず誰もが欲を持つようになってるからな」

 

「そうですね私達学生で言えば、学年トップを取る為の意欲も、学年トップになって褒められたいと言う気持ちがある場合が多いですからね」

 

「そうだな、俺自身もそう言う自分のモチベーションを上げる為の欲望は必要と思うぜ」

 

「欲張りだね白銀」

 

「おう、俺は人間だからな」

 

「はあ、はあ、千明貴女どうしてここに?」

 

「千明さん」

 

「エリカさん直哉君とさくらさんの体力の回復お願いします」

 

「はい、グラース・オ・スィエール」

 

エリカの霊力によって、周囲の仲間の失った体力が、回復される。

 

「くっおのれーー小角の子孫めまた私の邪魔をするのか?」

 

「カルマあんたもいい加減しつこいわよ」

 

「私は人間の欲望がある限り、不滅だーー死ねー小娘共

 

「そうだからこそ私達人間は欲望をコントロールしないとね」

 

「そうだよ白銀沢泉さんの言う通りだよ」

 

その頃のどかは直哉と通信していた。

 

「うんわかったよ直哉君。桃宮いちごさん達の事は、私達に任せて」

 

「はいのどかお姉ちゃん」

 

「やはり簡易ゲートは使えるわね」

 

「そうだねエステル」

 

「とりあえずエレポニア帝国に入りましたけどエステルさん。これからどうするんです?」

 

「それは、待ち人がいる所に行くのよ」

 

「待ち人ですか?」

 

「そうよ私の兄さんが幻焔計画が発動したから鉄血宰相がいない時を狙って来てくれと言ってたのよ」

 

「成程、ナオヤさんがエステルさん達を呼んだんですね」

 

「そう言う事よ。多分紅い星座関連で確認したいんだと思うわ」

 

「成程」

 

「そう言う事なら、ナオヤさんとの合流前にすこやか市にいる新たな世界から来たお客さんの状況を確認したいのですが良いですか?」

 

「ああ、直哉が今回ゼムリア大陸と同時にしてる依頼ね」

 

「でもまさかエステルさんのお兄さんが、直哉君を呼んでるなんて驚いたよ」

 

「それは僕もですよただ・・・エステルさんも守護者をして貰ってますからその関連で、一緒に呼んだとも言えますね」

 

「エステルさんのお兄さんとしては」

 

「成程ね」

 

「後可能性があるとすればエステルさんのお兄さんが所属している結社関連で特殊遊撃部隊との情報交換をしたいのかも知れませんね」

 

「確かにそっちかも知れないね」

 

「まあ、ゼムリア大陸にすむ人達には、結社は悪者と言う感じですからね」

 

「そうだよね響きさんはマクバーンさんに会いたくないとか言うけど」

 

「そうですね別に、個人で付き合うならいい人なんですけど」

 

その後直哉は通信を切った。

 

そのタイミングでちゆが、いちごと白銀を連れてのどかの家に来たのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

のどか達といちご達前編

「いらっしゃいちゆちゃん。この人達が今回来てる人達だね」

 

「そうよのどか」

 

「初めまして桃宮いちごです」

 

「白銀だよろしく」

 

「私は花寺のどかです。よろしくお願いいたします」

 

「早速ですまないが、直哉が言っていたんだが自分の不在時は花寺家に行けと言ったから来たんだが・・・」

 

「はい聞いてますよ。まず融合世界にいくつ世界があるのか簡単に説明しますね」

 

「ああ、頼む」

 

のどか説明中・・・

 

 

「馬鹿なそんな多くの世界が1つの世界として存在してるのか?俺達の世界もその世界の一部となったのか」

 

「はい、白銀さん達が私達の世界に来ても平穏無事にいられるのは融合世界に拒絶されていない証拠ですから」

 

「拒絶される奴もいるのか?」

 

「ええ、前例はありますね。まあ、その人達は外部世界から来た人達なので」

 

「成程な」

 

「のどかさん聞いていいかな?」

 

「はい何ですか?いちごさん」

 

「直哉さんはどこにいるんですか?」

 

「ああ、それは・・・直哉君なら別の世界で特殊遊撃部隊の仕事をしていますよ」

 

「そうなんだ・・・て直哉君?」直哉さんより年下だよね?」

 

「ああ、それは・・・直哉君の特殊能力で世界によって年齢が変わるんですよ」

 

「ええ――」

 

「何だと!!」

 

「正確には直哉君の役割で年齢が変わるんですよ。例えば私達の世界では、私の弟として暮らすので少なくとも年下になるんですよ」

 

「成程な、俺達の世界では俺やいちご達と繋がりを持つ為にいちごの同級生になるようになったのか」

 

「そう言う事です。私やちゆちゃんは中学生なので」

 

「ええ、そうです。ですが今貴方達の世界が原作世界つまり表の世界から来たのならそう言う扱いになりますね」

 

「表の世界から来た人もいるの?」

 

「ええ、いますね。事故で自分の世界ごと来た場合もありますから」

 

「「「「「ええーー」」」」

 

「たくっ俺達の世界でもう驚く事がないと思っていたが、まさか直哉の奴肉体年齢すら自由に変えられるだと」

 

「じゃあのどかさん直哉さんは永遠の命を持ってるの?」

 

「厳密に言えばその世界に肉体が適応して若返ったり大人になりますから」

 

「別に永遠の命があるからとは違いますよ」

 

「そうなんだ」

 

「他に聞きたい事ありますか?」

 

「ああ、それは・・・直哉の言っていた調査について聞きたい」

 

「え、直哉さんどうしてそれを知っているんですか?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「それはぜひとも俺も聞きたいね」

 

「白銀」

 

「ああ、貴方が動物の力の生存本能をミュウミュウと言う力に変えて桃宮さんを含めた5人に打ち込んだ本人ですね」

 

「お前何で知ってやがる」

 

「それは僕もあの動物園にいたんですよ。そこにいる桃宮さんとね最もデート中はいませんがね」

 

「そうなんですか直哉さん」

 

「ええ、そうですよ僕がこの世界に来たのは調査の為でした」

 

「ああ、それは・・・白銀さん達がここに来てから最終判断をするようですね」

 

「つまり俺達は有害な世界の住人かを見ているんだな?」

 

「ええ、融合世界の複数の神様がですが・・・」

 

「ええ――」

 

「神がだと――」

 

「はいそうです」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

のどか達といちご達後編

「ええ、そうですよ僕がこの世界に来たのは調査の為でした」

 

「ああ、それは・・・白銀さん達がここに来てから最終判断をするようですね」

 

「つまり俺達は有害な世界の住人かを見ているんだな?」

 

「ええ、融合世界の複数の神様がですが・・・」

 

「ええ――」

 

「神がだと――」

 

「はいそうです」

 

そしてのどかが2人に説明を始めた。

 

それで直哉君特殊遊撃部隊は、トワさんの指示通り」

 

「先程話していた世界の周囲に突如別の世界が融合世界内部に現れた」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「トワこれはもしかして・・・」

 

「ええ、その可能性が高いわね。最悪の場合別の融合世界からちょっかいを受けるかも知れないわ」

 

「直哉まず今現れた世界の状況調査をお願い」

 

「わかりました」

 

「その調査結果で長居はするのかい?」

 

「いえ、調査が終わり次第一旦その世界から離れます。特殊遊撃部隊を分散しないで」

 

「成程、未知の世界が突如としてこちらに来たからか」

 

「そうです。もう1つのすこやか市とあおぞら市と違い、僕達にとっても未知の世界ですから」

 

「こうして特殊遊撃部隊は、いちごさんと白銀さんの住む東京に来たのです」

 

「成程な、少し疑問なのだがどうして初接触が直哉1人だったんだ?」

 

「それは規定で決まっているんです。先程直哉君の能力でその世界に適応出来ると言いましたね」

 

「ああ」

 

「適応出来ると言う事はその世界に負担をかけずに調査をすることが出来るからですよ」

 

「ようは、直哉の役目は特殊遊撃部隊のメンバーが活動出来るようにする為の足場づくりと言う事か?」

 

「そうです。それとその世界に住む人と交流する事ですね」

 

「ええ――じゃああれも仕事をしてだったの?」

 

いちごがそう言い思い出していた。

 

「着きましたね桃宮さん」

 

「そうですね直哉さん。あの今度いつ会えますか?」

 

「え、ああ僕が高校に転入するのは1週間先ですよ。ちなみに僕が通うのは桃宮さんと同じ高校ですので」

 

「ええ――」

 

「そうなんですか?もっと偏差値の高い所の高校だと思って連絡先を聞こうとしたのに」

 

「ああ、それは・・・すみません」

 

「自分偏差値の高い学校は息苦しいので余り好きじゃないんですよ」

 

「何となくわかりますその気持ち」

 

「そうですか、それでは彼氏が来る前にお邪魔虫は退散しますね」

 

「ありがとうございました直哉さん」

 

そして直哉はいちごと別れた。

 

「あれも意図的ですか?」

 

「その辺は直哉君自身から聞かないとわかりませんが、いちごさんが言う事が起きたのは偶然だと思いますよ。もし仕事で意図的であったのなら最低限の接触ですませる筈なので」

 

「着きましたね桃宮さん」

 

「そうですね直哉さん。あの今度いつ会えますか?」

 

「え、ああ僕が高校に転入するのは1週間先ですよ。ちなみに僕が通うのは桃宮さんと同じ高校ですので」

 

「ええ――」

 

「そうなんですか?もっと偏差値の高い所の高校だと思って連絡先を聞こうとしたのに」

 

「それに直哉君と桃宮いちごさんが出会った時はミュウミュウの力で良いんですよね?その力を受け取る前ですよね」

 

「そう言えばそうだった」

 

「ですので桃宮いちごさんをミュウミュウ世界の重要人物と判断していいのか迷ったんだと思います」

 

「成程な、そして直哉は俺達の世界で使う設定を使いいちごと動物園に行き別れたんだな」

 

「恐らくそんな理由だと思います」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ブライト兄妹の情報交換

エレポニア帝国内にある温泉郷ユミルにて・・・

 

「久しぶりだねエステルにヨシュア」

 

「シャーリィあんた紅い星座に戻ってないの?」

 

「ああ、それは・・・エステルに達がエレポニア帝国行くのならエステル達とクロスベルに来いって親父が」

 

「成程ね」

 

「それでこちらにいるのね」

 

「そう言う事だよ」

 

「すまないなエステルにヨシュアそして特殊遊撃部隊の総司令殿、こちらに来させて」

 

「それは構いません。何やらエレポニア帝国の鉄血宰相がいない間に情報交換をしたいと、そう聞きましたが、間違いありませんか?」

 

「ああ」

 

「早速だが盟主が特殊遊撃部隊の方にマクバーンとレオンハルトの2人を預かって欲しいとの事を俺とカンパネルラに通達して来たんだ」

 

「ええ――まあ、レオンハルトさんはリベール王国で本来ならいなくなるので良いですが、マクバーンさんはエレポニア帝国の方で活動する筈では?」

 

「ああ、それは・・・マクバーンは先に立花響とやりたいからだと」

 

「確かにマクバーンさんは言ってましたね」

 

「一応とはどういう意味ですか?」

 

響がレーヴェに聞く。

 

「奴は特殊でな仲間でも奴自身で認めないと響達のいう仲間にはなれないのさ」

 

「ええーーそれってもしかして戦闘狂のする思考を持った人なんですか?」

 

「否定はしない」

 

「おい、女この任務が終わったら俺様と戦えよ。お前の持っている力に興味があるからな」

 

「ああ、今マクバーンはシンフォギアに興味を持つようになってるからな」

 

「それは複雑ですね」

 

「ああ、結社としてはな、だがマクバーンが興味を持った者を戦わせないでいると、抜けられる方が痛手らしい」

 

「成程抜けられるくらいなら特殊遊撃部隊の方に出向させればマクバーンさんにとってやりたい事をするタイミングが出来るからですね」

 

「ああ、その通りだ」

 

「何と言うか響は厄介な人に好かれたわね」

 

「あはは、僕も同意するよエステル」

 

「でも幻焔計画的に良いんですか?いくらまだクロスベルが中心とはいえ」

 

「ああ、総司令殿もある程度知ってると思うが、エレポニア帝国で内戦が起きた後が本番だからな。結社としては」

 

「え、兄さんそれ本当なの?」

 

「ああ」

 

「エステルさんのお兄さんの言う通り自分はある程度の未来の事象の結果は知る事が出来ますが・・・」

 

「くそー俺達も戦えたら戦いたい」

 

「そうか、なら我と契約すればその機体を動けるようにしてやるぞ」

 

「誰だ!!お前は」

 

「我の名は、黒のイシュメルガどうする我と契約するか?」

 

「イシュメルガだって、本当に契約者になればこの状況を打破出来るんだな」

 

「ああ出来るとも」

 

大神がイシュメルガとの契約をしようとしたとき次元の裂け目ができた。

 

!!

 

「ちっ奴め、ここまで来たか。だが、まだ奴等に見つかるわけにはいかん。我とデボネアの紫藤直哉と魔法騎士に復讐するまでは」

 

その直後灰の機神ヴァリマールとその担い手のリィン・シュバルツァーが出てきたことによりヒドラプラントとプラントアームは圧死し、浅草周辺に咲いていた紅い植物は全部消えた。

 

「ユウナリィンだよ」

 

「ウソリィン教官がどうしてここに」

 

「中心世界に現れたイシュメルガとヴァリマールの要素によってそれが崩されてしまうかと思い今までは語りませんでした」

 

「成程な、だがクロスベル編が後編を始めた以上エレポニア帝国編も時期的に被るから俺の招待を受けてくれたのだな」

 

「はい、自分も通商会議のタイミングで帝国の状況を知る為にトールズ士官学校に行ってみようと思ってたので」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

移動中のクローゼ達

ブライト兄妹と直哉が情報交換をしている頃響とクローゼは・・・

 

「まさか私を王族の付き人に本当にするなんて思いませんでしたよ」

 

「ごめんなさい響さん。どうしても私だけが特務支援課と会うといらぬ混乱を避ける為に」

 

「わかってますよクローゼさん。エレポニア帝国とカルバート共和国を刺激させない為にですよね」

 

「そうです響さん特務支援課はそれなりに付き合いがあるのでその辺を利用する事にしたんです。これは直哉さんの許可を得てますから」

 

「でも確かに、クローゼ姫としてなら特務支援課と会うかもですけどそうなるといろんな意味でエレポニア帝国とカルバート共和国に見られますね」

 

「そうなんですよ。でもそういう形にすると特務支援課の皆さんとは野関係が無い事になりますから」

 

「だから私の友達のクローゼとして会うんだね特務支援課に」

 

「そうです」

 

「あの時の事はエステルさん達から聞きましたよ」

 

「はい・・・ああああああ別の怪物の集団が空から来た――」

 

「くそしっかり俺達に捕まってください」

 

「エアスラスト」

 

エリィが風のアーツを空から来た降魔に放つが効かなかった。

 

「アーツが効かない」

 

「その魔獣にはアーツは効きませんよ。大神さん貴方の技を借ります」

 

「「ええ」」

 

「狼虎滅却・天狼転化ーー」

 

そして響のガングニール・シャドーから大量の霊力が放出され、ロイド達3人を襲う降魔全てを撃退した。

 

「「「凄い」」」

 

3人がそう言った直後

 

「響そっちは終わった?」

 

「終わりましたよエステルさん」

 

!!

 

「村長さん以外に2人程に見られましたけど」

 

「響さんはあの時やあの時の関連で特務支援課とはそれなりにあるのでしょう?」

 

「うんまああると言えばあるかな?」

 

響はその時を思い出す。

 

「ふーん旅行者ねえ。まあいいやすまんがここに立花響と言う人物はいるか?」

 

「はい、私が立花響ですけど」

そう言って響が、セルゲイの前に出る。

 

「君が立花響か、若いな」

 

「クロスベル警察から君への特務支援を要請する」

 

「「「「ええー」」」」

 

「なんすかそれは?」

 

「そうですよ部長彼女に、特務支援は無理ですよ」

 

「そうか?彼女の強さはお前達以上と思うぞ」

 

「まあ俺も直接会うまで信じれなかったが」

 

「特務支援ですか一体どういう経緯で私にクロスベル警察が依頼を?」

 

「ああ、クロスベル警察は以前アルモリカ村で特務支援課が遭遇した怪物の事を完全に信用して無かったが事情が変わってな」

 

「あの時にクロスベル警察から依頼が来てね」

 

「そして謎の怪物が出現している場所はミシュラムだ」

 

「ミシュラムですか?」

 

「そうだ」

 

「「「「ええー」」」」

 

「それは本当かよ?ミシュラムと言えばあのオークションがある所だぜ」

 

「そうだだからこそクロスベル警察は、遊撃手協会と彼女に期待しているのさ。上の連中はな。謎の怪物がいたんじゃオークション自体が中止になるのは困るのさ」

 

「「「「そんな」」」」

 

「別に気になくていいですよ。ロイドさん達こういう仕事は私達の本来の仕事ですし」

 

「そうですよね大神さん」

 

「ああ、これから巴里華撃団は響君の指揮下に入るよ」

 

!!

 

大神の言葉に驚く巴里華撃団に隊員達だった。

 

「ありがとうございます。大神さん」

 

「それでは、この特務支援を受けて貰えるのか?」

 

「はい受けさせて貰います。特例として」

 

「そうか、それなら足を準備せねばな」

 

「あ、部長さん足はあるのですが、身元保証人として特務支援を貸して貰えますか?」

 

!!

 

「何!!特務支援課をだと」

 

響の言葉に驚くセルゲイとロイド達だった。

 

「そして特務支援課も一緒に行けるように要請したんだよ」

 

「そうだったんですねなら響さんは本来の流れも知ってたんですね」

 

「正確には覚えてないけどね」

 

「姫様間もなくクロスベルに到着します」

 

「わかりました」

 

そしてクローゼ達は下船の準備を始めた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

クロスベルとエレポニア帝国での一日前編

「ここがクロスベルですか、2つの大国に挟まれながらも2つ大国の特色が共存している特異な街ですね」

 

「そうだねリベール王国や法国からすれば不思議だろうねクロスベルを併合しようと考えてるなんて」

 

「ええ、現状でもエレポニア帝国とカルバート共和国は損をしないと思うんですが?」

 

クローゼがそう言う。

 

「やっぱりエレポニア帝国もカルバート共和国もクロスベルにある程度投資してるからひくに引けないんだと思うよ」

 

「投資・・・ああ、そう言う側面も原因の一面にもなってるんですね」

 

「うん、クローゼさん今から一般人としてクロスベルを見れる?」

 

「ええ、良いですよ響さん」

 

その後2人はクロスベルを見学を始めた。

 

暫くして・・・

 

「成程響さんの言った意味がわかった気がします。確かに遊撃手協会クロスベル支部がある地域はカルバート共和国のような感じでしたから」

 

「そして歓楽街周辺はエレポニア帝国のような感じがしましたね」

 

「そうですねクローゼさん。これは直哉君が言ってましたが、もしクロスベルが1つの国ならばエレポニア帝国とカルバート共和国が睨み合いをしなかっただろうと言ってましたよ」

 

「確かにそうかも知れませんね、自治州ですからエレポニア帝国もカルバート共和国が、虎視眈々とクロスベルを狙っているんでしょう。それを改めて感じました」

 

「その結果クロスベルは繁栄をしている。何と言うか不思議な運命なのでしょう」

 

「そうですねクローゼさん。その中でも特務支援課と言う若者たちが頑張ってますが」

 

「ウフフ、響さんそんな言い方だと響さんは若者ではないと言ってるように聞こえますよ」

 

「あ、そう言えばそうだ」

 

「さてそろそろ戻りますか?」

 

「あ、待って下さい最後に行きたい所があるので良いですか?」

 

「良いよクローゼさん」

 

そして2人は移動した。

 

その頃ユミルでは・・・

 

「ちっ奴め、ここまで来たか。だが、まだ奴等に見つかるわけにはいかん。我とデボネアの紫藤直哉と魔法騎士に復讐するまでは」

 

その直後灰の機神ヴァリマールとその担い手のリィン・シュバルツァーが出てきたことによりヒドラプラントとプラントアームは圧死し、浅草周辺に咲いていた紅い植物は全部消えた。

 

「ユウナリィンだよ」

 

「ウソリィン教官がどうしてここに」

 

「中心世界に現れたイシュメルガとヴァリマールの要素によってそれが崩されてしまうかと思い今までは語りませんでした」

 

「成程な、だがクロスベル編が後編を始めた以上エレポニア帝国編も時期的に被るから俺の招待を受けてくれたのだな」

 

「はい、自分も通商会議のタイミングで帝国の状況を知る為にトールズ士官学校に行ってみようと思ってたので」

 

「成程な、確かにリベール王国で結社との戦いのタイミングの時にイシュメルガ関連する者達が一時的とはいえ集合した事には代わりはないからな」

 

「ええ、その後も・・・」

 

 

「ほう、仲間を先に行かせて自分達は残るとはな」

 

「そりゃそうですよ。僕達2人しか見てないですからね。貴方が存在する所には紅い花が出現しますからね。イシュメルガ」

 

 

「フフ、そうだったな」

 

そう言ってイシュメルガは、グレース達の前に現れた。

 

「くっまだマリアさんの体を・・・」

 

「何この娘の体を使うのは、その方がお前達には効果的だからな」

 

!!

 

「何を考えてるの?イシュメルガ」

 

「この庭園そして、この空間におけるゲームは、貴方が仕組んだの?」

 

「そういう事だ、最もそこにある赤い扉は一切手をだしていないがな」

 

!!

 

「つまり紫の扉とオレンジの扉は、イシュメルガお前が作り出したのか?」

 

「ああ、簡単に獅童光を救出するのは、我もデボネアも認めるわけにはいかないからな」

 

「何!!この一件デボネアも関与してるのか?」

 

「ああ、2つの扉の世界でな」

 

「まあデボネアの干渉が無くとも、奴等の一部はその世界の虜だろうがな。その点に関しては、紫藤直哉お前に感謝しているぞ」

 

「こんな事までするんですから」

 

直哉がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

クロスベルとエレポニア帝国での一日後編

「何を考えてるの?イシュメルガ」

 

「この庭園そして、この空間におけるゲームは、貴方が仕組んだの?」

 

「そういう事だ、最もそこにある赤い扉は一切手をだしていないがな」

 

!!

 

「つまり紫の扉とオレンジの扉は、イシュメルガお前が作り出したのか?」

 

「ああ、簡単に獅童光を救出するのは、我もデボネアも認めるわけにはいかないからな」

 

「何!!この一件デボネアも関与してるのか?」

 

「ああ、2つの扉の世界でな」

 

「まあデボネアの干渉が無くとも、奴等の一部はその世界の虜だろうがな。その点に関しては、紫藤直哉お前に感謝しているぞ」

 

「こんな事までするんですから」

 

直哉がそう言う。

 

「何気にイシュメルガも楽しんでいるな」

 

エステルのお兄さんがそう言う。

 

「こちらにしたら迷惑ですよ」

 

「そうだなすまん。それとなこれは確認だが特殊遊撃部隊はこの通商会議の終了後もクロスベルにいるのか?」

 

「ああ、それは・・・残る予定ですよ。僕自身は別件でこの話し合いが終わり次第戻りますが」

 

「成程そう言う事か俺もクロスベルに行くが、総司令殿は忙しいか」

 

「え、兄さんがクロスベルに行くの?」

 

エステルがそう聞く。

 

「ああ、ランディ関連でな」

 

「何となくわかったわそこにいるシャーリィーのせいね」

 

その頃響とクローゼは・・・

 

「・・・これで良いのかな?」

 

少し時を戻して・・・

 

「確かにそうかも知れませんね、自治州ですからエレポニア帝国もカルバート共和国が、虎視眈々とクロスベルを狙っているんでしょう。それを改めて感じました」

 

「その結果クロスベルは繁栄をしている。何と言うか不思議な運命なのでしょう」

 

「そうですねクローゼさん。その中でも特務支援課と言う若者たちが頑張ってますが」

 

「ウフフ、響さんそんな言い方だと響さんは若者ではないと言ってるように聞こえますよ」

 

「あ、そう言えばそうだ」

 

「さてそろそろ戻りますか?」

 

「あ、待って下さい最後に行きたい所があるので良いですか?」

 

「良いよクローゼさん」

 

そして2人は移動した。

 

「まさかクローゼさんの行きたい最後の場所が、特務支援課だなんて・・・まあいいか、フライングみたいだけどこれで特務支援課の本来の状況が見れるから」

 

「響さんどうしたんですか?」

 

「ああ、ティオちゃん何でもないよ」

 

「そうですか?そう言えば響さんはどうしてクロスベルに?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「前回のようにクロスベル警察に依頼される可能性もあったので」

 

「「「「あ、成程」」」」

 

4人は思い出していた。

 

「ふーん旅行者ねえ。まあいいやすまんがここに立花響と言う人物はいるか?」

 

「はい、私が立花響ですけど」

そう言って響が、セルゲイの前に出る。

 

「君が立花響か、若いな」

 

「クロスベル警察から君への特務支援を要請する」

 

「「「「ええー」」」」

 

「なんすかそれは?」

 

「そうですよ部長彼女に、特務支援は無理ですよ」

 

「そうか?彼女の強さはお前達以上と思うぞ」

 

「まあ俺も直接会うまで信じれなかったが」

 

「特務支援ですか一体どういう経緯で私にクロスベル警察が依頼を?」

 

「ああ、クロスベル警察は以前アルモリカ村で特務支援課が遭遇した怪物の事を完全に信用して無かったが事情が変わってな」

 

「ですから私が先行しているんですよ。ですが通商会議の方には行きませんが」

 

「そうなのか?」

 

「そうですよ。異世界人の私が行くには少なくともリベール王国が許可を出さないといけませんし」

 

「「「「成程」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第32章 第1部 2人のお客様と共にクロスベルへ編
通商会議当日1 動き出す計画前編


通商会議当日の早朝・・・

 

「おはようございます響さん」

 

「おはよう直哉君どうしたの?朝早くから」

 

そして直哉が話し出す。

 

「そうだなすまん。それとなこれは確認だが特殊遊撃部隊はこの通商会議の終了後もクロスベルにいるのか?」

 

「ああ、それは・・・残る予定ですよ。僕自身は別件でこの話し合いが終わり次第戻りますが」

 

「成程そう言う事か俺もクロスベルに行くが、総司令殿は忙しいか」

 

「え、兄さんがクロスベルに行くの?」

 

エステルがそう聞く。

 

「ああ、ランディ関連でな」

 

「何となくわかったわそこにいるシャーリィーのせいね」

 

「実はエステルさんのお兄さんが紅い星座と共にクロスベルに入るので可能な限り響さんの方でもフォローして貰えませんか?」

 

「ええ――」

 

「私特務支援課の側で動くんじゃないの?」

 

「違いますけど?」

 

「昨日までそう思ってたんだけど」

 

「確かに昨日までは僕もそのつもりでしたけど、本来の流れではいないエステルさんの立場は結社所属と知られるといろんな意味で面倒になりそうですから」

 

「そう言われるとそうかも、私が近くにいれば特殊遊撃部隊の一員という風にごまかすんだね」

 

「はいそうです。そうすれば結社がクロスベルに介入をすると言う事実は消えるので」

 

「あ、そうかクロスベル編では、結社が動く事は殆どないんだっけ?」

 

「ええ、鋼さん達が特務支援課と戦うくらいですね」

 

「そうなんだ」

 

「ですので、特殊遊撃部隊としてはエステルさんのお兄さんの身バレを防ぎ余計な混乱を避ける事が優先とします」

 

「そう言う意味ね確かにエステルさんのお兄さんは、本来の流れなら存在しないけど、こちらでは存在しているからね」

 

「ええ、ですがゼムリア大陸の違いはエステルさんのお兄さんがいるかいないかの違いだけですし」

 

「まああの時のような事はないと思いますが・・・」

 

「ほう、仲間を先に行かせて自分達は残るとはな」

 

「そりゃそうですよ。僕達2人しか見てないですからね。貴方が存在する所には紅い花が出現しますからね。イシュメルガ」

 

「フフ、そうだったな」

 

そう言ってイシュメルガは、グレース達の前に現れた。

 

「くっまだマリアさんの体を・・・」

 

「何この娘の体を使うのは、その方がお前達には効果的だからな」

 

!!

 

「何を考えてるの?イシュメルガ」

 

「この庭園そして、この空間におけるゲームは、貴方が仕組んだの?」

 

「そういう事だ、最もそこにある赤い扉は一切手をだしていないがな」

 

!!

 

「つまり紫の扉とオレンジの扉は、イシュメルガお前が作り出したのか?」

 

「ああ、簡単に獅童光を救出するのは、我もデボネアも認めるわけにはいかないからな」

 

「あはは、そうだね」

 

「でもエレポニア帝国側もイベントとしては始まった筈ですし、クロスベル側ではなくエレポニア帝国側に大きな違いが出るかも知れませんね」

 

「ああ、今回は同時進行だったね」

 

「ええ、時間系列は同時進行ですね」

 

「とりあえず特殊遊撃部隊はクロスベルサイドから始めているので、近い内にエレポニア帝国側もすると思います」

 

「成程」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

通商会議当日1 動き出す計画後編

「つまり紫の扉とオレンジの扉は、イシュメルガお前が作り出したのか?」

 

「ああ、簡単に獅童光を救出するのは、我もデボネアも認めるわけにはいかないからな」

 

「あはは、そうだね」

 

「でもエレポニア帝国はもイベントとしては始まった筈ですし、クロスベル側ではなくエレポニア帝国側に大きな違いが出るかも知れませんね」

 

「ああ、今回は同時進行だったね」

 

「ええ、時間系列は同時進行ですね」

 

「とりあえず特殊遊撃部隊はクロスベルサイドから始めているので、近い内にエレポニア国側もすると思います」

 

「成程」

 

「それでもエレポニア帝国側は紅い星座を利用してきますから、当然カルバート共和国も猟兵団を雇ってますがね」

 

「ええ――」

 

「ええ――って言わないで下さい響さん」

 

「だってもありません。今言った事は絶対に特務支援課には言わないで下さいね。彼等の成長チャンスを奪う事になるかもしれないので」

 

「うんわかったよ直哉君」

 

「後以前のような事が起きれば介入して下さいね」

 

「ええ、そうだけどロイド行きましょう」

 

「ああ、村長さん行きますよ」

 

「はい・・・ああああああ別の怪物の集団が空から来た――」

 

「くそしっかり俺達に捕まってください」

 

「エアスラスト」

 

エリィが風のアーツを空から来た降魔に放つが効かなかった。

 

「アーツが効かない」

 

「その魔獣にはアーツは効きませんよ。大神さん貴方の技を借ります」

 

「「ええ」」

 

「狼虎滅却・天狼転化ーー」

 

そして響のガングニール・シャドーから大量の霊力が放出され、ロイド達3人を襲う降魔全てを撃退した。

 

「「「凄い」」」

 

「その介入の結果鉄血宰相や共和国の大統領に特殊遊撃部隊の事を知られても良いですから」

 

「でも良いの本当に?」

 

「わかってますよクローゼさん。エレポニア帝国とカルバート共和国を刺激させない為にですよね」

 

「そうです響さん特務支援課はそれなりに付き合いがあるのでその辺を利用する事にしたんです。これは直哉さんの許可を得てますから」

 

「でも確かに、クローゼ姫としてなら特務支援課と会うかもですけどそうなるといろんな意味でエレポニア帝国とカルバート共和国に見られますね」

 

「そうなんですよ。でもそういう形にすると特務支援課の皆さんとは野関係が無い事になりますから」

 

「だから私の友達のクローゼとして会うんだね特務支援課に」

 

「そうです」

 

「クローゼさんには、ああ言ったけど」

 

「ああ、それは・・・構いませんよ。エレポニア帝国側は僕達特殊遊撃部隊の事をイシュメルガを通して知ってるでしょうしごく一部の人には」

 

「成程ね、そう言う意味ではカルバート共和国に教えると言う事ね」

 

「そうです。発表後に多少の混乱はあると思いますが、特殊遊撃部隊はリベール王国と歩調を合わせて下さい」

 

「わかったよ直哉君」

 

「それでは僕は一度すこやか市に戻りますね」

 

「了解」

 

そして直哉は融合世界のすこやか市に戻った。

 

時を少し戻して・・・すこやか市では・・・

 

「それに直哉君と桃宮いちごさんが出会った時はミュウミュウの力で良いんですよね?その力を受け取る前ですよね」

 

「そう言えばそうだった」

 

「ですので桃宮いちごさんをミュウミュウ世界の重要人物と判断していいのか迷ったんだと思います」

 

「成程な、そして直哉は俺達の世界で使う設定を使いいちごと動物園に行き別れたんだな」

 

「恐らくそんな理由だと思います」

 

「しかし特殊遊撃部隊も大変だな融合世界内部にある世界だけでも時代が違う世界もあるようだし」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

融合世界に戻った直哉が合流する前

「ですので桃宮いちごさんをミュウミュウ世界の重要人物と判断していいのか迷ったんだと思います」

 

「成程な、そして直哉は俺達の世界で使う設定を使いいちごと動物園に行き別れたんだな」

 

「恐らくそんな理由だと思います」

 

「しかし特殊遊撃部隊も大変だな融合世界内部にある世界だけでも時代が違う世界もあるようだし」

 

「ええ、私達や白銀さん達の世界にある電気がない世界等が存在しますから」

 

「ええ――」

 

「電気がない世界か・・・そうすると別の物が発展したのか?」

 

「はい、それは蒸気機械による発展です」

 

!!

 

「蒸気機械だと――」

 

「はい」

 

白銀はのどかの説明に驚いていた。

 

そしてのどかは白銀達にある映像を見せた。

 

「しかし帝都と言う所は、電気と言う動力が無いのに明るいな」

 

「そうだねもう夕方なのに」

 

「あはは、確かに電気で生活している君達にしたら暗いかも知れないけどね」

 

「確かに少し暗いかもだけど夜は星が、きれいに見えるかも」

 

「そうだね」

 

「あれ、みのりん先輩どうしたの?

 

「ああ、ごめん本当に異世界て存在するんだなーて思って」

 

「そうだよね。私達にとっては帝都は異世界だけど、帝都で暮らしてる人達は当たり前の光景なんだよね」

 

「そうだな。どんな世界にでも当たり前の生活が出来る事が良いよな」

 

「だけど帝都には降魔がいて当たり前の生活を壊そうとするから帝国華撃団みたいのが存在するんですね」

 

 

「うん、そうだよまなつちゃん。君達にもいずれ学ぶと思うけど君達4人は経緯はどうあれプリキュアの力を授かった以上力を行使する君達に責任生まれてくるからね」

 

「「「「はい」」」」

 

「後ローラさんも責任もあるからね」

 

「君達の場合プリキュアになれるかは、コンパクトが使えるかだそうだけど、そもそもローラさんと会わないとプリキュアと言う存在を知らなかったでしょ」

 

「「「「確かに」」」」

 

「さてそろそろ移動しようか」

 

「「「「はい」」」」

 

映像終了・・・

 

「おいおいこの世界マジで大正時代かよ」

 

「ええ――」

 

「正確には太正時代ですよ白銀さん」

 

「そしていちごさんと白銀さんの知る大正とは異なる決定的な物を見て貰います」

 

映像再生開始・・・

 

「「帝国華撃団参上!!」」

 

「ああ、あれを見てください、大神さん」

 

「何てことだ、みんなが氷の十字架に磔にされている」

 

「くそ皆今助けるぞ」

 

「駄目で・・ス・・・隊長これは罠です逃げて・・・」

 

マリアがかすかに意識を取り戻し、大神に逃げるように伝えた。

 

「だが俺は、君達を見捨てる事など出来るわけない」

 

「フン相変わらず甘いな、大神一郎よ」

 

「何!!お前は、京極圭吾、生きていたのか?」

 

「お前達帝国華撃団では、私の計画を止める事は、絶対に不可能だ」

 

「何だと!!貴様一人で何が出来る京極」

 

「フン誰が一人と言った、出でよわが僕達よ」

 

京極がそう言うと、土蜘蛛、金剛、鬼王の順にさくら達の前に現れた。

 

「久しぶりだね、大神一郎次に会った時お前を殺してやるよ」

 

「なっ土蜘蛛だと!!」

 

「よッさくら、また会えたな」

 

「貴方は、金剛生きてたの」

 

「・・・」

 

「さて私は、やらねばならぬことがある。ここは鬼王貴様に任せる」

 

「御意に」

 

「行くぞ、土蜘蛛、金剛よ」

 

「「ハッ」」

 

映像終了・・・

 

「「はあ―――何あの怪物」何なんだよあれは」

 

「あれはあの世界の人間の敵降魔と呼ばれる者です」

 

「「降魔・・・」」

 

「あの映像の世界にはあんな者がいるのかよ?」

 

「そうですよ白銀さん」

 

暫くして・・・

 

直哉が戻りのどか達全員に伝えた。

 

「今からいちごさんと白銀さんをクロスベルへ連れて行きます」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉に伝えられた事態前編

「「はあ―――何あの怪物」何なんだよあれは」

 

「あれはあの世界の人間の敵降魔と呼ばれる者です」

 

「「降魔・・・」」

 

「あの映像の世界にはあんな者がいるのかよ?」

 

「そうですよ白銀さん」

 

暫くして・・・

 

直哉が戻りのどか達全員に伝えた。

 

「今からいちごさんと白銀さんをクロスベルへ連れて行きます」

 

「「「「「「ええ――どういう事」」」」どういう事だよ」

 

「実は・・・」

 

そして直哉はのどか達に合流する前に立ち寄っていた管理者の神殿での話を始めた。

 

 

管理者の神殿執務室・・・

 

「来ましたよレイさん」

 

「ああ、直哉すまんなエステルの兄との会談直後に呼んで」

 

「いえきにしないで下さいレイ」

 

直哉はそう言いながらその時を思い出す。

 

「早速だが盟主が特殊遊撃部隊の方にマクバーンとレオンハルトの2人を預かって欲しいとの事を俺とカンパネルラに通達して来たんだ」

 

「ええ――まあ、レオンハルトさんはリベール王国で本来ならいなくなるので良いですが、マクバーンさんはエレポニア帝国の方で活動する筈では?」

 

「ああ、それは・・・マクバーンは先に立花響とやりたいからだと」

 

「確かにマクバーンさんは言ってましたね」

 

「一応とはどういう意味ですか?」

 

響がレーヴェに聞く。

 

「奴は特殊でな仲間でも奴自身で認めないと響達のいう仲間にはなれないのさ」

 

「ええーーそれってもしかして戦闘狂のする思考を持った人なんですか?」

 

「否定はしない」

 

「おい、女この任務が終わったら俺様と戦えよ。お前の持っている力に興味があるからな」

 

「ああ、今マクバーンはシンフォギアに興味を持つようになってるからな」

 

「それは複雑ですね」

 

「ああ、結社としてはな、だがマクバーンが興味を持った者を戦わせないでいると、抜けられる方が痛手らしい」

 

「成程抜けられるくらいなら特殊遊撃部隊の方に出向させればマクバーンさんにとってやりたい事をするタイミングが出来るからですね」

 

「ああ、その通りだ」

 

「何と言うか響は厄介な人に好かれたわね」

 

「あはは、僕も同意するよエステル」

 

「でも幻焔計画的に良いんですか?いくらまだクロスベルが中心とはいえ」

 

「ああ、総司令殿もある程度知ってると思うが、エレポニア帝国で内戦が起きた後が本番だからな。結社としては」

 

「そうだレイさんに聞いてみよう」

 

「レイさん少しいいですか?」

 

「ああ」

 

そして直哉がレイに相談をした。

 

「成程な、結社がそう言う依頼をしてくるとはな思いもしなかったな」

 

「すみません本来の話を後回しにしてしまい」

 

「それは構わぬよ。結社の依頼は受けるとエステルの兄に伝えてくれ直哉」

 

「了解です。それで今回の本題は何ですか?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「直哉君これが動物の力の意味なんだね」

 

「しかしこれは・・・私達とビョーゲンズに似てますね立場が」

 

「確かにそうですね、絶滅危惧種の動物の力の因子を適合者に打ち込みミュウミュウと言う戦士に変身させ怪物を浄化させると言う行動までもが似ていましたね」

 

「そうですねただこの世界のナノビョーゲンは媒体にした生物を凶暴にさせるようですね」

 

「ええ、そのようですね今回はネズミの怪物でしたね」

 

「ただ・・・」

 

「それにあまり考えたくないですが、桃宮さんのデート自体がその者達に利用されている可能性もあります」

 

「「まさか、彼女が動物の力の適合者だから?」

 

「ええ、その可能性があります」

 

「ただ桃宮さんのデート相手が適合者の可能性も出てくるので」

 

「「「ああ、そうだよね」」」

 

「予想した通り桃宮さんは、ミュウミュウにされるためにこの動物園に誘導されたようでしたね」

 

「うん、何も知らないまま戦いをさせられるなんて酷い」

 

「確かにそうかもしれませんね、だけどそれが現実なんですよ」

 

「お前とのどか達がミュウミュウの力を見た敵の生物が一体だがゼムリア大陸のクロスベルで見つけたらしい響から連絡があった」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉に伝えられた事態後編

 

「「まさか、彼女が動物の力の適合者だから?」

 

「ええ、その可能性があります」

 

「ただ桃宮さんのデート相手が適合者の可能性も出てくるので」

 

「「「ああ、そうだよね」」」

 

「予想した通り桃宮さんは、ミュウミュウにされるためにこの動物園に誘導されたようでしたね」

 

「うん、何も知らないまま戦いをさせられるなんて酷い」

 

「確かにそうかもしれませんね、だけどそれが現実なんですよ」

 

「お前とのどか達がミュウミュウの力を見た敵の生物が一体だがゼムリア大陸のクロスベルで見つけたらしい響から連絡があった」

 

現在・・・

 

「レイからの情報は以上となります」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「馬鹿なエイリアン達は俺達の世界以外にも狙っていたのか?」

 

「いえ、そう言う訳では無さそうですね」

 

「どういう事だ」

 

「実はですね・・・」

 

「「まさか、彼女が動物の力の適合者だから?」

 

「ええ、その可能性があります」

 

「ただ桃宮さんのデート相手が適合者の可能性も出てくるので」

 

「「「ああ、そうだよね」」」

 

「予想した通り桃宮さんは、ミュウミュウにされるためにこの動物園に誘導されたようでしたね」

 

「うん、何も知らないまま戦いをさせられるなんて酷い」

 

「確かにそうかもしれませんね、だけどそれが現実なんですよ」

 

「このタイミングで現れた動物達に寄生する者の反応がゼムリア大陸のクロスベルと言う所で見つかったと言う事で、まだ動物には寄生はしていないようですが」

 

「そうか・・・

 

「白銀さん質問良いですか?」

 

「ああ」

 

「あの時ネズミを凶暴化させた者は人間にも効くんですか?」

 

「その辺りは具体的にはわからない。ただ俺達の中で凶暴化した生物をキメラアニマルと呼んでいる。

 

「キメラアニマルですか?言い得て妙ですね」

 

「ですがそう言う意味では・・・」

 

「「「「ええ――どういう事ーーー」」」」

 

 

「あはは知らなかったら驚くよね」

 

 

「これが感じてた力の正体」

 

「うわあ、かわいいなあ」

 

「皆さん詳しいことは後で伝えるので、今はそれぞれの敵を倒しましょう」

 

「ああ、そうだね」

 

 

そしてそれぞれの敵と対峙した。

 

「「メガビョーゲンメガビョーゲン」」

 

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

 

そしてキュアアースは2体の内の1体の弓型メガビョーゲンを浄化した。

 

 

「私達も行くよ」

 

 

「ええ」

 

「行こうグレース」

 

 

「行くよ皆」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「「「「お大事に」」」」

 

そしてフワニータを狙う者が作り出した2体目のメガビョーゲンは、キュアグレース達によって浄化され、ほぼ同じタイミングで魔道兵器と呼ばれる機械兵器もそして量産型ヤフキエルも破壊された。

 

「こちらの世界に存在するナノビョーゲンが厄介ですね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

いちごと白銀が知るのどか達の正体

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「「「「お大事に」」」」

 

そしてフワニータを狙う者が作り出した2体目のメガビョーゲンは、キュアグレース達によって浄化され、ほぼ同じタイミングで魔道兵器と呼ばれる機械兵器もそして量産型ヤフキエルも破壊された。

 

「こちらの世界に存在するナノビョーゲンが厄介ですね」

 

「おいおいこの世界に俺達の世界に来ている敵がいるのか?」

 

「ああ、それは・・・正確にはすこやか市にいる敵は星を蝕むウイルスのような存在ですよ」

 

「「星を蝕む敵」敵だと」

 

「はい事実ですよ」

 

「そんな敵がすこやか市を狙うなんて」

 

いちごが不安そうに言う。

 

「直哉つまりこの世界にもミュウミュウ似た力があるんだな」

 

「はい、貴方達にはもう少し後で伝えようと思いましたが、事情が変わったので」

 

「のどかさんちゆさんひなたさんアスミさん。ラビリンぺギタンニャトランラテお願いいたします」

 

「任せるラビ」

 

「行くペン」

 

「おうよニャン」

 

「ええ――ウサギとペンギンとネコが言葉を喋ったーー」

 

!!

 

「ありえねえだろ」

 

いちごと白銀は予想外の事態により驚いていた。

 

「皆行くラビ」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

「ニャン!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」

 

「ええ――のどかちゃん達も変身したーー」

 

「プリキュアだと―そんなものは俺は知らないぞ」

 

「それは当たり前ですよ。白銀さん貴方達の前で変身したのは初めてですので」

 

「確かにそれはそうだが、俺のいい事は違うんだが・・・」

 

「直哉っち緊急で行くのは私達といちごさん達だけ?」

 

スパークル直哉に聞く。

 

「ええ、そうですよあくまでキメラアニマルになる前に浄化及び捕獲が目的です」

 

「でも確かに、クローゼ姫としてなら特務支援課と会うかもですけどそうなるといろんな意味でエレポニア帝国とカルバート共和国に見られますね」

 

「そうなんですよ。でもそういう形にすると特務支援課の皆さんとは野関係が無い事になりますから」

 

「だから私の友達のクローゼとして会うんだね特務支援課に」

 

「そうです」

 

「クローゼさんには、ああ言ったけど」

 

「ああ、それは・・・構いませんよ。エレポニア帝国側は僕達特殊遊撃部隊の事をイシュメルガを通して知ってるでしょうしごく一部の人には」

 

「成程ね、そう言う意味ではカルバート共和国に教えると言う事ね」

 

「そうです。発表後に多少の混乱はあると思いますが、特殊遊撃部隊はリベール王国と歩調を合わせて下さい」

 

「わかったよ直哉君」

 

「それでは僕は一度すこやか市に戻りますね」

 

「了解」

 

「現在クロスベルでは、重要イベントが始まっている筈なので慎重に動いて下さいね」

 

そして直哉達は簡易ゲートを使いクロスベルに移動をしたのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

通商会議当日2 響が連絡した後のクロスベル

「まさかクロスベルにレイさんとトワさんから聞いたナノビョーゲンに似た性質の物を見つけてしまうなんて」

 

「でも・・・」

 

「現在クロスベルでは、重要イベントが始まっている筈なので慎重に動いて下さいね」

 

そして直哉達は簡易ゲートを使いクロスベルに移動をしたのだった。

 

「その後のレイさんの連絡では直哉君達とその敵の本来の世界からの救援者が来てくれるから少しは安心かな?」

 

「でも恐らく通商会議関連は予定通りシャーリィちゃんとナオヤ・ブライトさんでしまきゃいけないんだけど・・・」

 

響は悩んでいた。

 

「それは構いません。何やらエレポニア帝国の鉄血宰相がいない間に情報交換をしたいと、そう聞きましたが、間違いありませんか?」

 

「ああ」

 

「早速だが盟主が特殊遊撃部隊の方にマクバーンとレオンハルトの2人を預かって欲しいとの事を俺とカンパネルラに通達して来たんだ」

 

「ええ――まあ、レオンハルトさんはリベール王国で本来ならいなくなるので良いですが、マクバーンさんはエレポニア帝国の方で活動する筈では?」

 

「ああ、それは・・・マクバーンは先に立花響とやりたいからだと」

 

 

「こちらにしたら迷惑ですよ」

 

「そうだなすまん。それとなこれは確認だが特殊遊撃部隊はこの通商会議の終了後もクロスベルにいるのか?」

 

「ああ、それは・・・残る予定ですよ。僕自身は別件でこの話し合いが終わり次第戻りますが」

 

「成程そう言う事か俺もクロスベルに行くが、総司令殿は忙しいか」

 

「え、兄さんがクロスベルに行くの?」

 

エステルがそう聞く。

 

「ああ、ランディ関連でな」

 

「何となくわかったわそこにいるシャーリィーのせいね」

 

「そうレイさんがエステルさんのお兄さん達の話を教えてくれたのは良いけど・・・あのマクバーンさんが特殊遊撃部隊に来るなんて怖いよーー」

 

響は恐怖していた。

 

「響さん大丈夫ですか?」

 

クローゼが響に声をかける。

 

「ああ、姫様大丈夫ですよ。少しい昔の事を思い出しただけですから」

 

「そうですか?それなら良いですけど・・・そう言えばレイさんにゼムリア大陸にいる筈のない生物については何て言ってました?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「お前とのどか達がミュウミュウの力を見た敵の生物が一体だがゼムリア大陸のクロスベルで見つけたらしい響から連絡があった」

 

現在・・・

 

「レイからの情報は以上となります」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「馬鹿なエイリアン達は俺達の世界以外にも狙っていたのか?」

 

「いえ、そう言う訳では無さそうですね」

 

「どういう事だ」

 

「実はですね・・・」

 

「「まさか、彼女が動物の力の適合者だから?」

 

「ええ、その可能性があります」

 

「ただ桃宮さんのデート相手が適合者の可能性も出てくるので」

 

「「「ああ、そうだよね」」」

 

「予想した通り桃宮さんは、ミュウミュウにされるためにこの動物園に誘導されたようでしたね」

 

「うん、何も知らないまま戦いをさせられるなんて酷い」

 

「確かにそうかもしれませんね、だけどそれが現実なんですよ」

 

「このタイミングで現れた動物達に寄生する者の反応がゼムリア大陸のクロスベルと言う所で見つかったと言う事で、まだ動物には寄生はしていないようですが」

 

「そうか・・・」

 

「レイさんは直哉君に伝えてそして・・・」

 

「ええ――のどかちゃん達も変身したーー」

 

「プリキュアだと―そんなものは俺は知らないぞ」

 

「それは当たり前ですよ。白銀さん貴方達の前で変身したのは初めてですので」

 

「確かにそれはそうだが、俺のいい事は違うんだが・・・」

 

「直哉っち緊急で行くのは私達といちごさん達だけ?」

 

スパークル直哉に聞く。

 

「ええ、そうですよあくまでキメラアニマルになる前に浄化及び捕獲が目的です」

 

「直哉君達はクロスベルに来るそうです」

 

「そうですか良かったです。通商会議前に響さんが対応するかなと思ったので」

 

「いやいや今回のはガングニール・シャドーでも対象外の敵ですよ」

 

暫くして・・・

 

クロスベルの運命を左右する通商会議がついに始まった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

通商会議当日3 通商会議開催中の裏では前編

今年もよろしくお願いします。


 

「直哉っち緊急で行くのは私達といちごさん達だけ?」

 

スパークル直哉に聞く。

 

「ええ、そうですよあくまでキメラアニマルになる前に浄化及び捕獲が目的です」

 

「直哉君達はクロスベルに来るそうです」

 

「そうですか良かったです。通商会議前に響さんが対応するかなと思ったので」

 

「いやいや今回のはガングニール・シャドーでも対象外の敵ですよ」

 

暫くして・・・

 

クロスベルの運命を左右する通商会議がついに始まった。

 

時を少し戻して・・・

 

「現在クロスベルでは、重要イベントが始まっている筈なので慎重に動いて下さいね」

 

そして直哉達は簡易ゲートを使いクロスベルに移動をしたのだった。

 

「ここがクロスベルと言う所ですか?直哉さん」

 

いちごが直哉に聞く。

 

「そうですよ桃宮さん」

 

「一瞬で別の異世界に転移するだと・・・この技術が使えれば」

 

「さてここからは白銀さんと桃宮さんにお任せしますね」

 

「僕達では、キメラアニマルを察知出来ませんから」

 

「ああ」

 

「出てこいマシャ」

 

「了解」

 

白銀がそう言うと空を飛ぶ小さな生き物が現れた。

 

「こいつはマシャと言ってキメラアニマルにした元凶を捕獲する機能がついている」

 

「つまり私達で言えばナノビョーゲンを捕獲することが出来るんだ」

 

スパークルがそう言う。

 

「ああ、だがマシャには戦闘能力はない」

 

「「「「成程」」」」

 

白銀の説明にキュアグレース達が納得する。

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「つまりナノビョーゲンが進化したメガビョーゲンはプリキュアの浄化技を受ければ浄化出来ますが、キメラアニマルの場合はミュウミュウの力で憑依した動物から追い出す事は出来るが憑依した物自体にミュウミュウの力が完全には効かないのですね?」

 

「その通りだ。その為のマシャだ」

 

「そしてミュウミュウの力を使い過ぎると・・・適合者この場合桃宮さんがネコ化する可能性がありませんか?」

 

!!

 

「直哉お前そこまで知っていたのか?」

 

「いえ、そう言う訳では無いですがあのお店に入ってから気がつきましたミュウミュウの力の異質さに」

 

そして直哉がその時を思い出す。

 

「直哉さんいらっしゃい」

 

「ああ、桃宮さん無事騒動から逃げられたんですね」

 

「うん何とか青山君には怒られたけど」

 

「そうなんですね…(気がついたかな)でも仕方がないですよあんな事が人為的に起こされたんですから」

 

「え、直哉さんどうしてそれを知っているんですか?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「それはぜひとも俺も聞きたいね」

 

「白銀」

 

「ああ、貴方が動物の力の生存本能をミュウミュウと言う力に変えて桃宮さんを含めた5人に打ち込んだ本人ですね」

 

「お前何で知ってやがる」

 

「それは僕もあの動物園にいたんですよ。そこにいる桃宮さんとね最もデート中はいませんがね」

 

「あの時に白銀さん達と話している時に桃宮さんともう1人のミュウミュウの力を宿す女の子を観察させて貰ったんですよ」

 

「成程あの時か・・・」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

通商会議当日3 通商会議開催中の裏では中編

「え、直哉さんどうしてそれを知っているんですか?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「それはぜひとも俺も聞きたいね」

 

「白銀」

 

「ああ、貴方が動物の力の生存本能をミュウミュウと言う力に変えて桃宮さんを含めた5人に打ち込んだ本人ですね」

 

「お前何で知ってやがる」

 

「それは僕もあの動物園にいたんですよ。そこにいる桃宮さんとね最もデート中はいませんがね」

 

「あの時に白銀さん達と話している時に桃宮さんともう1人のミュウミュウの力を宿す女の子を観察させて貰ったんですよ」

 

「成程あの時か・・・」

 

「ええ、あの時ですね。桃宮さんとミントさんでしたっけ2人の肉体の状態を見た時浸食度と言う表示が見えたのでもしかするとその可能性があるのかと思いまして聞いたのです」

 

「ねえ白銀私やミントもミュウミュウの力を持っている限り直哉さんが言っているような事が起きるの?」

 

「ああ、それは・・・可能性が無いとは言い切れない。だからこそ早急に俺達の世界での戦いが終わればその心配は無くなる」

 

「成程」

 

「ですが貴方達の世界にも、先程見せた」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「「「「お大事に」」」」

 

そしてフワニータを狙う者が作り出した2体目のメガビョーゲンは、キュアグレース達によって浄化され、ほぼ同じタイミングで魔道兵器と呼ばれる機械兵器もそして量産型ヤフキエルも破壊された。

 

「こちらの世界に存在するナノビョーゲンが厄介ですね」

 

「あの映像のメガビョーゲン等が現れるかも知れませんし、現実にこちらの世界のクロスベルには、貴方達の世界のキメラアニマルに進化させる事が出来る者がいるんですから」

 

「むしろその逆も十分にあると思いませんか?」

 

「そうだなそしてその可能性を否定出来る材料がないな」

 

白銀が落ち込んだ表情をしながらそう言う。

 

「だがこれはいちご達にとっては死活問題だな。異世界での戦いにミュウミュウの力を使う場合どうすれば良いんだ?」

 

「ミュウミュウの力を使って行けば適合者の動物化は早まる。ミュウミュウの力を使わねければクロスベルに住む人達が襲われる」

 

「でも確かに桃宮いちごさん達の変身にそんなデメリットがあるのなら避けるべきでしょうね」

 

キュアフォンテーヌが真剣な顔でそう言う。

 

「しかし現実は響さんがミュウミュウ世界の敵がいるのを見てる以上はいちごさんに変身して貰うしかないですよ。フォンテーヌ」

 

キュアアースがフォンテーヌに言う。

 

「直哉君どうしたらいいの?」

 

「グレースさん達も白銀さんも落ち着いてください。ここは桃宮さんの気持ちが重要でしょう?」

 

「「「「「確かに」」」」」

 

「桃宮いちごさん。貴女はこの世界の為にミュウミュウの力を使いますか?」

 

直哉がいちごに質問をする。

 

「・・・」

 

「まあ、桃宮いちごさんが変身をしなくてもこの世界には・・・」

 

「クックッあの女は面白いな」

 

「マクバーン遊ぶのもほどほどにしておけよ」

 

「そのようだな連中に気づかれたみたいだな」

 

レーヴェと火炎魔神がそう言うと直哉達を囲むように大量のノイズが出現した。

 

「「わわ、ノイズが出たーー」」

 

響と直哉が戦闘体勢をとる前に二人が動いた。

 

「さてやるか」

 

「俺様を楽しませろよノイズ」

 

マクバーンとレーヴェはノイズと戦いという遊びを始めた。

 

そして戦いは二人の圧勝だった。

 

「「ええーー普通の斬撃でノイズを倒せるなんてあり得ないんですけど?」」

 

「ノイズには炭素化と位相差障壁があってその障壁を何とかしないといけないんですけど」

 

「ああ、そうだっだな。だが、俺の持ったケルンバイターと火炎魔神の炎にはそんなものは通用しない最初からな」

 

「あはは、そうなんですね。何この非常識の塊のような世界は、この二人と師匠会わせたら世界が壊れるまで戦うかもしれない」

 

「絶対会わせたら駄目だ」

 

「こう言った、非常識な力を持つ人達にお願いをする事も可能ですけどどうしますか?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

通商会議当日3 通商会議開催中の裏では後編

「さてやるか」

 

「俺様を楽しませろよノイズ」

 

マクバーンとレーヴェはノイズと戦いという遊びを始めた。

 

そして戦いは二人の圧勝だった。

 

「「ええーー普通の斬撃でノイズを倒せるなんてあり得ないんですけど?」」

 

「ノイズには炭素化と位相差障壁があってその障壁を何とかしないといけないんですけど」

 

「ああ、そうだっだな。だが、俺の持ったケルンバイターと火炎魔神の炎にはそんなものは通用しない最初からな」

 

「あはは、そうなんですね。何この非常識の塊のような世界は、この二人と師匠会わせたら世界が壊れるまで戦うかもしれない」

 

「絶対会わせたら駄目だ」

 

「こう言った、非常識な力を持つ人達にお願いをする事も可能ですけどどうしますか?」

 

「確かにそんな奴等がいるのなら任せても良いんだがな・・・」

 

「駄目だよ絶対に、直哉さんその人達に任せたらキメラアニマルにされた生物はどうなりますか?」

 

「ああ、それは・・・当然キメラアニマルになった状態でのママ消滅する事になると思います。この世界には魔獣と呼ばれる生物が存在済ますので」

 

「「魔獣がーー」」

 

「おいおいこの世界俺達の世界だと空想の世界の中に出て来るような魔獣がいるのか?」

 

「ええ、魔獣は存在しますが白銀が想像しているような魔獣がいるかわはわからないですが」

 

「それではいちごさんどうしますか?」

 

「私が変身して助けるよ直哉さん」

 

「それが最終判断の答えですか?いちごさん」

 

「うん」

 

「それなら行動を始めましょうか、どうやら通商会議も始まったようですし」

 

直哉がそう言いながら全員がクロスベル市外に出て行った。

 

時を少し戻して・・・響は通商会議会場の外に来て考えていた。

 

「まさかクロスベルにレイさんとトワさんから聞いたナノビョーゲンに似た性質の物を見つけてしまうなんて」

 

「でも・・・」

 

「現在クロスベルでは、重要イベントが始まっている筈なので慎重に動いて下さいね」

 

そして直哉達は簡易ゲートを使いクロスベルに移動をしたのだった。

 

「その後のレイさんの連絡では直哉君達とその敵の本来の世界からの救援者が来てくれるから少しは安心かな?」

 

「でも恐らく通商会議関連は予定通りシャーリィちゃんとナオヤ・ブライトさんでしまきゃいけないんだけど・・・」

 

響は悩んでいた。

 

「久しぶり響」

 

!!

 

「シャーリィちゃん久しぶりだね」

 

「そうだねあれ以来だね」

 

シャーリィがそう言う。

 

「たくっ何であんたがついて来るのよ」

 

「情報提供者の義務だよ」

 

「そんな義務聞いた事無いわよ」

 

「別に良いじゃん。私も特殊遊撃部隊に入ってるんだし」

 

「あはは、シャーリィーちゃん良いの?特務支援課もこの件に関わって来るけど」

 

「ああ、その時はその装置を貸して響」

 

「成程ちゃんと考えてるんだね」

 

「当然よ」

 

「そう言えばエステルの兄さんはどうしてるの?」

 

「兄さんは結社側に行ってるわ。紫藤直哉とトワ達の介入する事を事前にね」

 

「成程」

 

!!

 

「皆気をつけて出て来るよ巨大ノイズと小型ノイズと降魔が」

 

「グレ響は巨大ノイズをお願い、エステルさんとヨシュアさんとシャーリィーさんは小型ノイズをお願いします」

 

「「「了解」」」

 

「そして私が降魔をやります」

 

「確かにそうだけどまさかシャーリィちゃんと行動するとは思わなかったよ」

 

響がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響とシャーリィーの再会

「皆気をつけて出て来るよ巨大ノイズと小型ノイズと降魔が」

 

「グレ響は巨大ノイズをお願い、エステルさんとヨシュアさんとシャーリィーさんは小型ノイズをお願いします」

 

「「「了解」」」

 

「そして私が降魔をやります」

 

「確かにそうだけどまさかシャーリィーちゃんと行動するとは思わなかったよ」

 

響がそう言う。

 

「そう?ゼムリア大陸の状況がこんなんだし響達と協力もあり得るよ」

 

「そっか」

 

「あくまで特殊遊撃部隊とは非公式にだけどね協力体制は」

 

「それは当然だよ。シンフォギア世界にならないようにするにはね」

 

響がそう言い思い出す。

 

「ああ、そうだだが、俺達のように彼等の事情を知らない連中は、異世界の戦争に巻き込んだ国が一番わるい、そんな国は滅べなんて言われてるがな」

 

「まあ、シンフォギアに関しては秘密に出来てるがな、彼等の存在が世界の目を逸らしてくれる形となっているな」

 

「何なんだよ、それ響や直哉達が悪者じゃねえか」

 

「そうです。伯父様彼等は私達の代わりに世界の為に戦ってくれた恩人ですよ」

 

「それはわかっているが、政府からの通達でな彼等が再び来たら捕獲しろダそうだ」

 

!!

 

「まじかよ」

 

「ああ、防衛大臣からの通達だ」

 

「取り消しは出来ねえのか?」

 

「無理だ某絵大臣や政府が変わらなければ」

 

「ああいう事が無ければ・・・」

 

「ああ、そうだった立花響私と戦わないとこの3人には死んで貰うからね」

 

「くっ」

 

「さあ、どうするの?立花響」

 

「わかった勝負を受ける・・・よ」

 

「うわあああ。2人を離しなさい」

 

!!

 

「「マリアさん駄目」ああ――ウザイ紅い稲妻ーーー」

 

「ぎゃあああ」

 

マリアはノヴァが放った魔法を受けダメージを受けてしまった。

 

「マリアさんどうしてここに?」

 

響はそう言いながらノヴァが放った魔法を受けたマリアを助けた。

 

「うう、切歌と調待ってて今助けるから」

 

「何故体が動かないの?」

 

「あの時の出来事が変えられたんじゃないかな?」

 

「響さランディ兄のようだよ」

 

「え」

 

「まあ、ランディ兄の場合は後悔によって紅い星座から逃げたんだけどね」

 

「だけどさ人間誰しも全く後悔せずに生活してる人はいないよ」

 

「シャーリィーちゃん」

 

「私も響が後悔したイベントの事を直哉から聞いてるけど、響はランディ兄とは違い逃げて無いね」

 

「え、逃げてるよ私は・・・」

 

「いいや逃げてないよ。本当に逃げてるならランディ兄のように思い出す事も嫌な筈だから」

 

「はっそう言えば・・・」

 

「だけど響は・・・」

 

「ああ、そうだった立花響私と戦わないとこの3人には死んで貰うからね」

 

「くっ」

 

「さあ、どうするの?立花響」

 

「わかった勝負を受ける・・・よ」

 

「うわあああ。2人を離しなさい」

 

!!

 

「「マリアさん駄目」ああ――ウザイ紅い稲妻ーーー」

 

「ぎゃあああ」

 

マリアはノヴァが放った魔法を受けダメージを受けてしまった。

 

「マリアさんどうしてここに?」

 

響はそう言いながらノヴァが放った魔法を受けたマリアを助けた。

 

「うう、切歌と調待ってて今助けるから」

 

「何故体が動かないの?」

 

「私のいる前でその事を口に出して思い出してたからね」

 

「だから響は、ランディ兄とは違う」

 

「ありがとうシャーリィーちゃん」

 

暫くして・・・

 

通商会議開催が謎の武装集団に占拠されたとクローゼから報告を受けた響とシャーリィーだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

占拠された通商会議会場からの脱出1

「さてとシャーリィちゃんどうしょうか?」

 

「そうだねどうやら共和国側が差し向けた猟兵団の仕業だと思うよ」

 

「現に紅い星座がまだ動いてないし」

 

「そう言われたらそうだねシャーリィーちゃんがここにいるしね」

 

「響こそ行かなくてもいいの?」

 

「ああ、それは・・・あくまでクロスベルに滞在する為の理由で通商会議中は特殊遊撃部隊として動くから心配いらないよ」

 

「成程ね」

 

「相変わらずずる賢いね響」

 

「ずる賢いじゃなくてそれが安全だからねゼムリア大陸にある全ての国にとってもね」

 

「確かに特殊遊撃部隊と言う物を知らなければ国家間による無駄な争いは起きないね」

 

「うん猟兵団レベルの付き合いなら気にしないけどね契約を結んですし」

 

「そうだね、そう言えばさ特殊遊撃部隊が契約してるのは紅い星座だけ?」

 

「そうだよシャーリィーちゃんだから以前大神さんが来たでしょ」

 

「あーあ大神のお兄さん勿体ないな。もう少し時間があればもっと強い猟兵になれたのに」

 

「本当だぜ、大神お前のような根性がランディにもあればな」

 

「あはは、大丈夫ですよきっと甥っ子さんにも伝わりますよ」

 

「そうだといいがな」

 

「そう言えばそうだった。あれもうちと契約してからだったんだ」

 

「実はそうだったんだよ。契約は秘密裏にしたらしいよ」

 

「成程ね・・・」

 

その時シャーリィーに出撃命令が来た。

 

「どうしたの?」

 

「親父のいる場所にランディ兄達が占拠された場所から逃げるルートに選んだみたいで戻って来いってさ」

 

「成程なら私も一旦クローゼさんと合流しようかな?」

 

「それが良いよ私達もエレポニア帝国側だからある程度派手に動くと思うし」

 

「それに親父達も響がいるのを知ってるから関係の無い国の被害は響がいれば問題ないしね」

 

「そんな事ないよ失敗してるし」

 

「そうだシャーリィーちゃん簡易ゲートを使っていく?」

 

「うーんそうしたいけど・・・ランディ兄達に見られたら特殊遊撃部隊との関係を知られそうだからやめとく」

 

「わかったシャーリィーちゃん」

 

そして響とシャーリィーはそれぞれの場所に向かった。

 

その頃特務支援課は・・・」

 

「はあ、はあ、もうすぐこのビルの地下通路の出口だ」

 

「皆さんも頑張ってください」

 

「「はい」」

 

エリィが同行している2人に声をかける。

 

「姫様どうしますか?響様が来る前に特務支援課と出会うとは?」

 

「仕方ありません。現状はこのままで任せましょう」

 

「それに・・・」

 

「親父のいる場所にランディ兄達が占拠された場所から逃げるルートに選んだみたいで戻って来いってさ」

 

「成程なら私も一旦クローゼさんと合流しようかな?」

 

「それが良いよ私達もエレポニア帝国側だからある程度派手に動くと思うし」

 

「それに親父達も響がいるのを知ってるから関係の無い国の被害は響がいれば問題ないしね」

 

「そんな事ないよ失敗してるし」

 

「そうだシャーリィーちゃん簡易ゲートを使っていく?」

 

「うーんそうしたいけど・・・ランディ兄達に見られたら特殊遊撃部隊との関係を知られそうだからやめとく」

 

「響さんとシャーリィさんがもうすぐ合流するのでそれまでは大丈夫ですユリアさん」

 

「姫様」

 

その直後特務支援課の前に猟兵団紅い星座が現れた。

 

「ようランディよく占拠されたビルから逃げ出せたな」

 

「紅い星座にしちゃ遅い到着だな」

 

「何契約のぶんは働くがその前にそこにいるのはリベール王国の王女と従者だろ?」

 

「それがどうした叔父」

 

ランディが自分の叔父にそう言う。

 

「何ちょっとした確認だよランディ」

 

「確認だと?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

占拠された通商会議会場からの脱出2

「そんな事ないよ失敗してるし」

 

「そうだシャーリィーちゃん簡易ゲートを使っていく?」

 

「うーんそうしたいけど・・・ランディ兄達に見られたら特殊遊撃部隊との関係を知られそうだからやめとく」

 

「響さんとシャーリィさんがもうすぐ合流するのでそれまでは大丈夫ですユリアさん」

 

「姫様」

 

その直後特務支援課の前に猟兵団紅い星座が現れた。

 

「ようランディよく占拠されたビルから逃げ出せたな」

 

「紅い星座にしちゃ遅い到着だな」

 

「何契約のぶんは働くがその前にそこにいるのはリベール王国の王女と従者だろ?」

 

「それがどうした叔父」

 

ランディが自分の叔父にそう言う。

 

「何ちょっとした確認だよランディ」

 

「確認だと?」

 

「そうさそこにいるリベール王国の2人は俺達と会う事のないまま安全な場所に避難出来た筈だぜ、立花響と言う人物がこのクロスベルに来ているのにな」

 

!!

 

「そうだろ?王女」

 

「はいその通りです。響さんには会議中は特殊遊撃部隊としての仕事をして貰っていました。そして私にも今回のような事が起きた場合の打ち合わせもしてました」

 

「流石だな特殊遊撃部隊は危機管理もしっかりしてやがるな」

 

「そんな俺達はそんな2人を勝手に連れて来て危険にさらしたのか?」

 

ロイドが後悔しながら言う。

 

「まあそう言うこったな、だが安心しろ特務支援課のお前達を倒した後で王女達は低調に特殊遊撃部隊に渡すからな」

 

!!

 

「「「「なっ紅い星座が特殊遊撃部隊と繋がってるのか?」」」」

 

「ああ、具体的な事は言えんが交流があるな特殊遊撃部隊とのな」

 

「「「「つまり特殊遊撃部隊はこの事件が起きる事を知っていた?」」」」

 

「そう言う事だだがこの事件に直接関わったのは紅い星座とお前達がここに来るまでに制圧した猟兵団だがな」

 

「あーあ言っちゃたよ親父が、響に怒られるの私なんだけど?」

 

「来たかシャーリィー」

 

「良いだろあれくらいなら特殊遊撃部隊は怒らねえだろうよ」

 

「親父のせいでランディ兄達と遊ぶ時間が短くなったよ」

 

「それはすまんな。さてやるか特務支援課」

 

「「「「くっ流石に紅い星座のトップ」」」

 

「叔父久しぶりに闘気を感じたが衰えてねえな」

 

「当たり前だ行くぞ!!ランディ」

 

「来い!叔父にシャーリィー」

 

「じゃあ遠慮なくランディ兄を殺すね・・・おっと観戦者もいるから優しくしてあげるよ特務支援課」

 

時を少し戻して・・・

 

「成程クローゼさん達が予定の場所にいなかったのは特務支援課がクローゼさん達を見つけたからか」

 

「とりあえずクローゼさん達の居場所はすぐわかるから良いけど・・・まさか紅い星座に遭遇するルートを通るなんて・・・そしてシャーリィーのお父さん余計な事は言わないで下さい」

 

「そんな俺達はそんな2人を勝手に連れて来て危険にさらしたのか?」

 

ロイドが後悔しながら言う。

 

「まあそう言うこったな、だが安心しろ特務支援課のお前達を倒した後で王女達は低調に特殊遊撃部隊に渡すからな」

 

!!

 

「「「「なっ紅い星座が特殊遊撃部隊と繋がってるのか?」」」」

 

「ああ、具体的な事は言えんが交流があるな特殊遊撃部隊とのな」

 

「「「「つまり特殊遊撃部隊はこの事件が起きる事を知っていた?」」」」

 

「そう言う事だだがこの事件に直接関わったのは紅い星座とお前達がここに来るまでに制圧した猟兵団だがな」

 

「あーあ言っちゃたよ親父が、響に怒られるの私なんだけど?」

 

「来たかシャーリィー」

 

響は簡易ゲートの中でこのやり取りを見ていた。

 

「仕方ない戦いが落ち着くまで待機だね」

 

響は簡易ゲートの中でそう決めたのだった。

 

その頃直哉達は・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

キメラ魔獣撃退後

星見の塔最上階にて・・・

 

皆さんお疲れ様でした。それにレンさんとアリオスさんご助力ありがとうございました」

 

「フフ、気にしなくて良いわよ。私も新たな世界から来た人間を見たかったし」

 

「私の方も気にしなくていい通商会議よりこちらを優先して欲しいとミシェルが言ったからな

 

レンとアリオスが直哉に向け言う。

 

「「「「はあ、はあ」」」」

 

「何とかキメラ魔獣を通常の魔獣に戻せましたね」

 

キュアアースが言う。

 

「ねえ白銀今回のあれやたら頑丈だっだけどどうして?」

 

「ああ、それは・・・ゼムリア大陸と言う異世界と霊的な力を増幅させるこの塔が何らかの影響が出たと推測している俺の中ではな」

 

「そうなの?」

 

「そうねそこのお兄さんが言ったのが正解かも知れないわね。ここに来る前に直哉からあいつの能力を聞いたけど本当にナノビョーゲンに似てるわよね」

 

「ああ、ここは上位三属性が働いているからな」

 

「つまりここにいた俺達の世界の敵を上位三属性とやらの力で強化されたと考えていいのか?」

 

白銀がレンに聞く。

 

「ええ、そう言う風に考えて良いと思うわ。少なくとも上位三属性が発現する時は必ず厄介な事が起きるから」

 

「そうなのか?」

 

「ああ、そう言う時の方が多い。さて直哉一旦出ないか?星見の塔から」

 

「あ、そうですねアリオスさん」

 

そして直哉達は星見の塔を出てクロスベル市の東通りにある宿泊施設に向かい、途中でアリオスとは遊撃手協会で別れていた。

 

「直哉君私達はこれからどうするの?」

 

ちゆが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・一旦すこやか市に戻りますよ」

 

「「「ええーー」」」

 

「響さんを手伝わなくていいの?」

 

「のどかが直哉に言う。

 

「ああ、それは・・・この映像見て下さい」

 

「親父のいる場所にランディ兄達が占拠された場所から逃げるルートに選んだみたいで戻って来いってさ」

 

「成程なら私も一旦クローゼさんと合流しようかな?」

 

「それが良いよ私達もエレポニア帝国側だからある程度派手に動くと思うし」

 

「それに親父達も響がいるのを知ってるから関係の無い国の被害は響がいれば問題ないしね」

 

「そんな事ないよ失敗してるし」

 

「そうだシャーリィーちゃん簡易ゲートを使っていく?」

 

「うーんそうしたいけど・・・ランディ兄達に見られたら特殊遊撃部隊との関係を知られそうだからやめとく」

 

「響さんとシャーリィさんがもうすぐ合流するのでそれまでは大丈夫ですユリアさん」

 

「姫様」

 

その直後特務支援課の前に猟兵団紅い星座が現れた。

 

「ようランディよく占拠されたビルから逃げ出せたな」

 

「紅い星座にしちゃ遅い到着だな」

 

「何契約のぶんは働くがその前にそこにいるのはリベール王国の王女と従者だろ?」

 

「それがどうした叔父」

 

ランディが自分の叔父にそう言う。

 

「どうやら通商会議襲撃イベントは始まっていて本来の流れでは特務支援課と紅い星座が戦う時その場にクローゼさん達はいなのですが・・・」

 

「どうやら響さんがクローゼさん達と行動をしてないタイミングで特務支援課が、クローゼさん達見つけて行動をする事にしたのでしょうね」

 

「「「「成程」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特務支援課と紅い星座の対応の違い

「うーんそうしたいけど・・・ランディ兄達に見られたら特殊遊撃部隊との関係を知られそうだからやめとく」

 

「響さんとシャーリィさんがもうすぐ合流するのでそれまでは大丈夫ですユリアさん」

 

「姫様」

 

その直後特務支援課の前に猟兵団紅い星座が現れた。

 

「ようランディよく占拠されたビルから逃げ出せたな」

 

「紅い星座にしちゃ遅い到着だな」

 

「何契約のぶんは働くがその前にそこにいるのはリベール王国の王女と従者だろ?」

 

「それがどうした叔父」

 

ランディが自分の叔父にそう言う。

 

「どうやら通商会議襲撃イベントは始まっていて本来の流れでは特務支援課と紅い星座が戦う時その場にクローゼさん達はいなのですが・・・」

 

「どうやら響さんがクローゼさん達と行動をしてないタイミングで特務支援課が、クローゼさん達見つけて行動をする事にしたのでしょうね」

 

「「「「成程」」」」

 

「ええ――仲間じゃないんですか?2人は」

 

いちごが直哉に聞く。

 

「ああ、そう言う意味では特務支援課より猟兵団紅い星座の方と特殊遊撃部隊は親交があるんですよ」

 

「ええ――悪者そうなのにですか?」

 

いちごが驚きながら直哉に聞く。

 

「ええ、そうですよ。桃宮いちごさんと白銀さんの世界のに当てはめると、特務支援課は警察組織となります。そして紅い星座の場合は裏の事情に精通している情報屋として考えて見て下さい」

 

「「・・・」」

 

「成程な、特殊遊撃部隊は異世界の部隊だからこそ猟兵団との繋がりを早く作れるからこそか」

 

「ええ、彼等は戦いを生活の糧としているので彼等の信頼を得るには異世界から来たと言う証拠を見せれば良いんですよ力と言う名のね」

 

「成程な」

 

「確かに警察組織の連中はそもそも異世界から来たと言っても信じる奴は少ないと言うかいないだろうな」

 

「そんな事はないって言いたいけど・・・時間がかかるね」

 

「だな後特殊遊撃部隊の性質を考えると余計な事を聞かない猟兵団と親交もしくは契約をした方が特殊遊撃部隊としても早く動けるからな」

 

「そして皆さん先程の映像の続きを見て下さい」

 

 

「まあそう言うこったな、だが安心しろ特務支援課のお前達を倒した後で王女達は低調に特殊遊撃部隊に渡すからな」

 

!!

 

「「「「なっ紅い星座が特殊遊撃部隊と繋がってるのか?」」」」

 

「ああ、具体的な事は言えんが交流があるな特殊遊撃部隊とのな」

 

「「「「つまり特殊遊撃部隊はこの事件が起きる事を知っていた?」」」」

 

「そう言う事だだがこの事件に直接関わったのは紅い星座とお前達がここに来るまでに制圧した猟兵団だがな」

 

「あーあ言っちゃたよ親父が、響に怒られるの私なんだけど?」

 

「来たかシャーリィー」

 

「良いだろあれくらいなら特殊遊撃部隊は怒らねえだろうよ」

 

「親父のせいでランディ兄達と遊ぶ時間が短くなったよ」

 

「それはすまんな。さてやるか特務支援課」

 

「「「「くっ流石に紅い星座のトップ」」」

 

「叔父久しぶりに闘気を感じたが衰えてねえな」

 

「当たり前だ行くぞ!!ランディ」

 

「来い!叔父にシャーリィー」

 

「じゃあ遠慮なくランディ兄を殺すね・・・おっと観戦者もいるから優しくしてあげるよ特務支援課」

 

「「「「「「ええ――戦いが始まったーー」」」」」」

 

直哉以外の全員が映像を見て驚いていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第32章 第2部 ミュウミュウ世界を知る編
特殊遊撃部隊と紅い星座の関係前編


「「「「つまり特殊遊撃部隊はこの事件が起きる事を知っていた?」」」」

 

「そう言う事だだがこの事件に直接関わったのは紅い星座とお前達がここに来るまでに制圧した猟兵団だがな」

 

「あーあ言っちゃたよ親父が、響に怒られるの私なんだけど?」

 

「来たかシャーリィー」

 

「良いだろあれくらいなら特殊遊撃部隊は怒らねえだろうよ」

 

「親父のせいでランディ兄達と遊ぶ時間が短くなったよ」

 

「それはすまんな。さてやるか特務支援課」

 

「「「「くっ流石に紅い星座のトップ」」」

 

「叔父久しぶりに闘気を感じたが衰えてねえな」

 

「当たり前だ行くぞ!!ランディ」

 

「来い!叔父にシャーリィー」

 

「じゃあ遠慮なくランディ兄を殺すね・・・おっと観戦者もいるから優しくしてあげるよ特務支援課」

 

「「「「「「ええ――戦いが始まったーー」」」」」」

 

暫くして・・・

 

響と直哉はクロスベル市内の百貨店で合流していた。

 

「直哉君ごめんねこっちに来て貰って」

 

「いえいえ良いですよこちらの目的達成後に通商会議会場の襲撃イベントを見てたので、特殊遊撃部隊と紅い星座の関係が特務支援課に知られたんですよね」

 

「うんそうなんだけどいいの?」

 

「ああ、それは・・・別に気にしないで良いですよ」

 

「ええ――いいの?」

 

「ええ、あくまでも特殊遊撃部隊はゼムリア大陸における情報得る為にリベール王国以外の周辺の情報を得る為にエステルさんのお兄さんの知り合いがたまたま紅い星座と言う猟兵団だったと言う事ですし」

 

「その辺まで特務支援課が特殊遊撃部隊の決定事項に文句を言う事がおかしいんですよ」

 

「それはそうだけど・・・」

 

「何度でも言いますが隠れて僕達を監視している特務支援課の皆さんに言いますがそんな事してまで特殊遊撃部隊と紅い星座の関係を絶たせたいのなら、僕達は特務支援課との関係を断ちますから」

 

「え、直哉君私達監視されてたの?いつから」

 

「最初からのようですよ響さん」

 

「ええ――」

 

響が驚いたと同時に特務支援課の4人が響達の前に現れた。

 

「やはり響さん貴女は・・・」

 

「残念です・・・」

 

「さあご同行願いましょうか?」

 

「来いよほら」

 

「あのー私の容疑は何ですか?」

 

「「「「はあ―――何言ってやがる大それた事したくせに」そうです」私達は直接聞いたんですよ」

 

「そうですかでもこれ誤認逮捕になりますけど良いんですね?」

 

「それは・・・響さん貴女は何を知ってるんです?」

 

ロイドが響に聞いた時響は直哉を見たそして直哉が許可を出した。

 

「皆さんには1つ映像をここで見て貰います」

 

「「「「ええーー」」」」

 

そして響は特務支援課の4人のエニグマに映像を流した。

 

 

「それとナオヤ俺達は、エレポニア帝国と契約したからな」

 

「そうですかついにエレポニア帝国とカルバート共和国がクロスベルを標的にして動きますか」

 

 

「ああ、帝国はそのようだ」

 

「結社はまだ動かないようですね」

 

「そうか、お前を通して、結社の動向が知れるのはいいが、問題はランディだな」

 

「大丈夫ですよランディは、今後紅い星座の前に現れますよ」

 

「そうか、シャーリィーお前は大神について行け、そして異世界で戦ってこい」

 

「いいの?」

 

「ああ」

 

「やった――」

 

「エステル良いの?」

 

ヨシュアがエステルに聞く。

 

「いいわ。ここで疲れたくないし、帝都で直哉に説明をしたらいいし」

 

「わかったよエステル」

 

そしてシャーリィーを入れたエステル達と大神はリベールに戻るのだった。

 

映像終了・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊と紅い星座の関係中編

「それとナオヤ俺達は、エレポニア帝国と契約したからな」

 

「そうですかついにエレポニア帝国とカルバート共和国がクロスベルを標的にして動きますか」

 

「ああ、帝国はそのようだ」

 

「結社はまだ動かないようですね」

 

「そうか、お前を通して、結社の動向が知れるのはいいが、問題はランディだな」

 

「大丈夫ですよランディは、今後紅い星座の前に現れますよ」

 

「そうか、シャーリィーお前は大神について行け、そして異世界で戦ってこい」

 

「いいの?」

 

「ああ」

 

「やった――」

 

「エステル良いの?」

 

ヨシュアがエステルに聞く。

 

「いいわ。ここで疲れたくないし、帝都で直哉に説明をしたらいいし」

 

「わかったよエステル」

 

そしてシャーリィーを入れたエステル達と大神はリベールに戻るのだった。

 

映像終了・・・

 

「「なっ何だこの映像は?」」

 

ロイドとランディが驚く。

 

「この映像は通商会議が行われる前に特殊遊撃部隊のメンバーが紅い星座のお世話になった時にシャーリィーちゃんのお父さんが言った内容です」

 

「本当なのかよ?紅い星座がエレポニア帝国側なのは?」

 

「ええ、残念ですがそれは事実ですよ。ランディさん」

 

「くっまさかエレポニア帝国が関与してたとはな」

 

「そうねでもこれを公表できれば・・・」

 

エリィがそう言う。

 

「お気楽なんですね特務支援課の人達は」

 

「貴方誰なんですか?」

 

「自分は特殊遊撃部隊のお総司令をしている紫藤直哉と言います。よろしくお願いいたします」

 

「「「「なっ何だってーー」」」」

 

「総司令はトワさんではないのか?」

 

ロイドが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・あの時自分が別の案件でゼムリア大陸に行けなかったのでトワ様にお願いしたのですよ」

 

「そしてトワ様の思い付きで・・・」

「おいおいそりゃまずいぞ」

 

「トワさんそれは俺達に対する忠告ですか?」

 

「そうよ。今の特務支援課と私達は知りあったばかりだし、貴方達も心の底から信頼してないでしょ?」

 

「それは・・・」

 

「それが普通なのよ。エステルやヨシュアが異常過ぎなのよ。何も疑いもしないでいきなり友好的だし」

 

「何ですってトワ」

 

「少しは疑いなさいよ。そんな事だからヨシュアの気苦労が絶えないのよ」

 

「「「「「あはは」」」」」

 

エステルとトワの話を聞いたヨシュアと響達は苦笑いをするしかなかった。

 

暫くして・・・

 

「そうだ、特務支援課の4人今から融合世界に来なさい」

 

「「「「はああーーー」」」」

 

「今からですか?」

 

「そうよ、言葉の説明だけで、ちゃんと理解できた?」

 

「「「「それは」」」」

 

「確かにトワさんの言う通りですよ。皆さん異世界を見れるなんてめったにないですよ」

 

「「「ティオちゃんが興奮してる」ティオ助がはしゃいでいる」ティオが行きたいみたいだな」

 

そしてロイド達は、トワの提案を受け入れた。

 

「そして貴方達4人は融合世界に来たのは知ってますよ」

 

「まあ、貴方達4人がすんなりすこやか中学に教職員と生徒として入れるようにしたのは自分ですし、融合世界に戸籍の無い貴方達にね」

 

「戸籍・・・まさか特殊遊撃部隊が紅い星座に接触したのはリベール王国以外のゼムリア大陸における世界状況把握する為?」

 

「その通りですよ。後は自分達が知るタイミングでそれぞれの事件が起きるのかの確認をする為ですね」

 

「そうだ、特殊遊撃部隊は未来を知ってるのか?」

 

「そう言う質問の答えは知っていると言えるでしょうね」

 

ロイドの質問に直哉がそう答える。

 

「つまり未来を知ってるが、答える事が出来ない?そう言う事ですね」

 

「そうですよロイドさん」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊と紅い星座の関係後編

「まあ、貴方達4人がすんなりすこやか中学に教職員と生徒として入れるようにしたのは自分ですし、融合世界に戸籍の無い貴方達にね」

 

「戸籍・・・まさか特殊遊撃部隊が紅い星座に接触したのはリベール王国以外のゼムリア大陸における世界状況把握する為?」

 

「その通りですよ。後は自分達が知るタイミングでそれぞれの事件が起きるのかの確認をする為ですね」

 

「そうだ、特殊遊撃部隊は未来を知ってるのか?」

 

「そう言う質問の答えは知っていると言えるでしょうね」

 

ロイドの質問に直哉がそう答える。

 

「つまり未来を知ってるが、答える事が出来ない?そう言う事ですね」

 

「そうですよロイドさん」

 

「何で教えるのが駄目なんだ?」

 

ランディが直哉に聞く。

 

「それはこれ以降の事件にエレポニア帝国やカルバート共和国がクロスベルを巡って動きますよと伝えた場合貴方達は阻止するように動きますよね?」

 

「「「「当たり前だ」」当り前よ」当り前です

 

「それはある意味では当然の事と思いますが・・・」

 

「今現在のクロスベル警察が特務支援課の報告を聞いて本気で動きますかね?」

 

「「「「あっ」」」」

 

「もし例としてあげたエレポニア帝国とカルバート共和国の動きが見えてれば変わって来るでしょうけどね」

 

「ですが未来の話となればどうなりますか?」

 

「確かに信じる人は少ないだろうな」

 

「そうね」

 

「悔しいですが事実でしょうね」

 

「逆に何で俺達が知っているのかを聞かれたら答えられない・・・」

 

「そう言う事ですよ特殊遊撃部隊が特務支援課より猟兵団を優遇するのはそう言う面倒な部分を関係なしで話せますし必要であれば模擬戦と言う形で友好を深めますし」

 

「ついでに紅い星座を選んだ理由の1つにランディさんがいたと言う事も理由ですけどね」

 

「なっ俺の事も知っていたのか?」

 

「ええ、特務支援課の4人の過去も知っていましたよ僕達は」

 

!!

 

「「「「何だって――」」」」

 

「その理由は先程も言いましたが、未来を知っているからですよ」

 

「直哉君そこまで言っていいの?」

 

響が直哉に聞く。

 

「ええ、構いません特務支援課の皆さんが選んだ選択ですので」

 

「だけどさ4人共固まってるよ」

 

「まあ、こちらとしては伝える事はしましたし、後はキーアちゃん関連のイベントが始まる頃までゼムリア大陸における直接的な干渉は控えるつもりですが」

 

「ええ――いいの?」

 

「はい後結社の要望なんですよね」

 

「え、結社の」

 

「はいそうです」

 

直哉が響に説明を始めた。

 

 

「すまないなエステルにヨシュアそして特殊遊撃部隊の総司令殿、こちらに来させて」

 

「それは構いません。何やらエレポニア帝国の鉄血宰相がいない間に情報交換をしたいと、そう聞きましたが、間違いありませんか?」

 

「ああ」

 

「早速だが盟主が特殊遊撃部隊の方にマクバーンとレオンハルトの2人を預かって欲しいとの事を俺とカンパネルラに通達して来たんだ」

 

「ええ――まあ、レオンハルトさんはリベール王国で本来ならいなくなるので良いですが、マクバーンさんはエレポニア帝国の方で活動する筈では?」

 

「ああ、それは・・・マクバーンは先に立花響とやりたいからだと」

 

「確かにマクバーンさんは言ってましたね」

 

「そう理由でレオンハルトさんとマクバーンさんが暫く特殊遊撃部隊に合流するので」

 

「ええ――直哉君私死ぬよーーー」

 

響の叫びが百貨店に響くのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワ達への報告

通商会議とそれぞれの問題を片付けて特殊遊撃部隊に合流した結社の執行者を連れて融合世界に帰還した響達だった。

 

 

管理者の神殿にて・・・

 

「直哉お疲れ様ね」

 

「いや今回はまいりましたよトワ、特務支援課に予定外の告白をする羽目になりましたし」

 

「あれは仕方ないわね一応私達も見てたけど」

 

「そうですか?」

 

「ええ」

 

「「「「当たり前だ」」当り前よ」当り前です

 

「それはある意味では当然の事と思いますが・・・」

 

「今現在のクロスベル警察が特務支援課の報告を聞いて本気で動きますかね?」

 

「「「「あっ」」」」

 

「もし例としてあげたエレポニア帝国とカルバート共和国の動きが見えてれば変わって来るでしょうけどね」

 

「ですが未来の話となればどうなりますか?」

 

「確かに信じる人は少ないだろうな」

 

「そうね」

 

「悔しいですが事実でしょうね」

 

「逆に何で俺達が知っているのかを聞かれたら答えられない・・・」

 

「そう言う事ですよ特殊遊撃部隊が特務支援課より猟兵団を優遇するのはそう言う面倒な部分を関係なしで話せますし必要であれば模擬戦と言う形で友好を深めますし」

 

「あれ以上は問題になるけど、疑いを晴らす為にエレポニア帝国に対する警戒心を与えのね」

 

「ええ、多少強引でしたがね」

 

「仕方ないだろうこちらを疑いを持たれた以上はな」

 

「あらレイ戻って来たのね」

 

「ああ、何とか抑える事には成功した」

 

「何かあったんですか?」

 

「真宮寺直哉の中に存在していた米田健二の力の一部が中心世界で暴走仕掛けたのだよ」

 

「ええーーそれって大丈夫ですか?」

 

「ああ、それは・・・暴走仕掛けた力を再封印出来たからな」

 

「それでは真宮寺直哉は弱体したんですね」

 

「いや弱体はしてない。いずれ真宮寺直哉に吸収されるだろう」

 

「そんな」

 

「ひとまず落ち着いたのね」

 

「ああ」

 

「それなら良いわ。直哉これからの事だけど・・・」

 

「すまないなエステルにヨシュアそして特殊遊撃部隊の総司令殿、こちらに来させて」

 

「それは構いません。何やらエレポニア帝国の鉄血宰相がいない間に情報交換をしたいと、そう聞きましたが、間違いありませんか?」

 

「ああ」

 

「早速だが盟主が特殊遊撃部隊の方にマクバーンとレオンハルトの2人を預かって欲しいとの事を俺とカンパネルラに通達して来たんだ」

 

「ええ――まあ、レオンハルトさんはリベール王国で本来ならいなくなるので良いですが、マクバーンさんはエレポニア帝国の方で活動する筈では?」

 

「ああ、それは・・・マクバーンは先に立花響とやりたいからだと」

 

「ナオヤ・ブライトから預かった2人を連れて行ってみて欲しいのよ」

 

「それってまさかセフィーロですか?」

 

「そうよあの2人の件は次元を破壊出来るでしょう」

 

「確かに出来るとは聞きましたけど、修復は無理ですよ」

 

「そうなの?いい手と思ったのだけど」

 

「それにマクバーンさんが本気にならないと使う事はまずないらしいですよ」

 

「確かにトワの言う通り魔法騎士関連もそろそろ進めて行きたいと考えるのもわかるが・・・」

 

「厳しくないか?どのみちもうすぐイシュメルガも動くだろう?」

 

「そうね・・・」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊としての行動について4 今後の予定前編

「ナオヤ・ブライトから預かった2人を連れて行ってみて欲しいのよ」

 

「それってまさかセフィーロですか?」

 

「そうよあの2人の件は次元を破壊出来るでしょう」

 

「確かに出来るとは聞きましたけど、修復は無理ですよ」

 

「そうなの?いい手と思ったのだけど」

 

「それにマクバーンさんが本気にならないと使う事はまずないらしいですよ」

 

「確かにトワの言う通り魔法騎士関連もそろそろ進めて行きたいと考えるのもわかるが・・・」

 

「厳しくないか?どのみちもうすぐイシュメルガも動くだろう?」

 

「そうね・・・」

 

「とりあえずセフィーロは置いておけトワ」

 

「今やるべき事は特殊遊撃部隊としての今後の予定を伝える事だろう?」

 

「そう言えばそうね、とりあえずゼムリア大陸に関しては直哉も響に言ってた通り・・・」

「なっ俺の事も知っていたのか?」

 

「ええ、特務支援課の4人の過去も知っていましたよ僕達は」

 

!!

 

「「「「何だって――」」」」

 

「その理由は先程も言いましたが、未来を知っているからですよ」

 

「直哉君そこまで言っていいの?」

 

響が直哉に聞く。

 

「ええ、構いません特務支援課の皆さんが選んだ選択ですので」

 

「だけどさ4人共固まってるよ」

 

「まあ、こちらとしては伝える事はしましたし、後はキーアちゃん関連のイベントが始まる頃までゼムリア大陸における直接的な干渉は控えるつもりですが」

 

「ええ――いいの?」

 

「はい後結社の要望なんですよね」

 

「え、結社の」

 

「はいそうです」

 

直哉が響に説明を始めた。

 

「すまないなエステルにヨシュアそして特殊遊撃部隊の総司令殿、こちらに来させて」

 

「それは構いません。何やらエレポニア帝国の鉄血宰相がいない間に情報交換をしたいと、そう聞きましたが、間違いありませんか?」

 

「ああ」

 

「早速だが盟主が特殊遊撃部隊の方にマクバーンとレオンハルトの2人を預かって欲しいとの事を俺とカンパネルラに通達して来たんだ」

 

「ええ――まあ、レオンハルトさんはリベール王国で本来ならいなくなるので良いですが、マクバーンさんはエレポニア帝国の方で活動する筈では?」

 

「ああ、それは・・・マクバーンは先に立花響とやりたいからだと」

 

「確かにマクバーンさんは言ってましたね」

 

「そう理由でレオンハルトさんとマクバーンさんが暫く特殊遊撃部隊に合流するので」

 

「ええ――直哉君私死ぬよーーー」

 

「響には悪いけどさっさと結社の要請を受けさせて」

 

「良いんですね?」

 

「構わないわ。他のメンバーには後1人守護者を増やそうと思ってるの」

 

「何でまた?」

 

「それはなあおぞら市とミュウミュウ世界の東京が今後に真宮寺直哉に狙われている可能性が出て来たのだ」

 

「ええ――どういう事です」

 

「まあ、ミュウミュウ世界なら新しい世界ですからわからなくはないですけど」

 

「あはは、まさかお前達がプリキュアだったとはな」

 

「何がおかしいの?」

 

「くく、これを笑えるだろ。だってよ俺が以前作り出した闇神威型ヤラネーダに負けた奴等だぜ、俺の今日のターゲットが」

 

!!

 

「あおぞら市に関しては真宮寺直哉は知ってる筈ですよ。ブルーの手伝いをしているので」

 

「所がな今回の件後真宮寺直哉の記憶に欠落している部分があった」

 

「欠落している記憶は全て融合世界に関連している記憶だ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊としての行動について4 今後の予定後編1

今回の話で一部別作品の突然僕が帝国華撃団の隊長代理になりましたで出て来る話が出て来ます



「それはなあおぞら市とミュウミュウ世界の東京が今後に真宮寺直哉に狙われている可能性が出て来たのだ」

 

「ええ――どういう事です」

 

「まあ、ミュウミュウ世界なら新しい世界ですからわからなくはないですけど」

 

「あはは、まさかお前達がプリキュアだったとはな」

 

「何がおかしいの?」

 

「くく、これを笑えるだろ。だってよ俺が以前作り出した闇神威型ヤラネーダに負けた奴等だぜ、俺の今日のターゲットが」

 

!!

 

「あおぞら市に関しては真宮寺直哉は知ってる筈ですよ。ブルーの手伝いをしているので」

 

「所がな今回の件後真宮寺直哉の記憶に欠落している部分があった」

 

「欠落している記憶は全て融合世界に関連している記憶だ」

 

「つまり彼は融合世界に復活した事すら忘れていてその中であおぞら市やミュウミュウ世界を調査と言う名の侵略をするかもしれないと言う事ですか?」

 

「そう言う事だ

 

あ、でも真宮寺直哉の中にいた彼は?」

 

「自分もあった事ありますが・・・」

 

 

「それは恐らく、米田健二を佐谷直哉が乗っ取る為ですよ。アスミさんとバテデモーダ」

 

「成程宿主さんのプリキュアの力が目的ですか」

 

「そうさ、僕は君の体に宿る未知の力が目的さ。記憶の持たない米田健二の中にいても退屈だからね。こうして出て来たのさ」

 

 

「成程なら、真宮寺直哉も米田健二の中で、治療中か?」

 

「「「直哉君大丈夫?」」」

 

紫藤直哉が佐谷直哉に問いかけた時、グレースとフォンテーヌとスパークルがやって来た。

 

「うええ、何あれ気持ち悪いんだけど」

 

「皆さんあれは、米田健二によって殺された人間佐谷直哉の魂です」

 

「「「「「「ええーー」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「ちょっと待って佐谷直哉君は、米田健二に吸収された筈それがどうしてこちらに来てるの?」

 

グレースが融合世界の直哉に聞く。

 

「へえ、、ピンクのお姉さんも僕の事よく知ってるね。かなり前の世界の事だけど知っていてくれて嬉しいな」

 

「それで貴方の目的は何?」

 

「僕の目的は米田健二を倒す為に、そこにいる紫藤直哉君の体と力が欲しいのさ」

 

!!

 

佐谷直哉の目的を知るとグレースとフォンテーヌとスパークルが警戒を強める。

 

 

「ああ、慌てないでよ。僕も漸く自由になる順番が来たのだから遊びたいからね」

 

「それじゃあね融合世界の紫藤直哉君」

 

そう言って魂状態の佐谷直哉は転移をした。

 

「ああ、佐谷直哉の事か?」

 

「はい彼が真宮寺直哉の中にいるのなら動く筈ですよ。真宮寺直哉の体=佐谷直哉の体でもあるんですから」

 

「・・・そう言われたらそうね。レイその辺りはどうなの?」

 

「それがな飛鳥や薫に聞いても真宮寺直哉の意識しか感じなかったと言ってな。もしかすると真宮寺直哉と佐谷直哉の意識は、分裂したんじゃないかと考えている」

 

「「分裂?」」

 

「うっ何だこの映像は?これはもしかすると・・・」

 

 

「そうですよこれは僕の記憶ですよ、直哉さん」

 

 

!!

 

「何故お前が存在している?佐谷直哉、お前は兄さんに吸収された筈だ」

 

 

「あれ、聞いてないんですか?貴方は健二さんに捨てられたんですよ、姉弟揃ってね」

 

 

「何だと!!馬鹿な」

 

 

 

「嘘をつくなよ、佐谷直哉?」

 

「いえいえ嘘じゃないですよ、現にあなた達の現状を見てください」

 

そう言って、佐谷直哉は裏直哉に自分の状況を確認させた。

 

!!

 

「何なんだ?この姿はーーーー」

 

 

「俺とさくらの魂が何か機械的な物に作り替えられている」

 

「どういう事だ?佐谷直哉ーーー」

 

「ふふ、そんな大声を出さなくても聞こえますよ」

 

 

「これが終焉弐式の仕様ですよ」

 

「何だと!!」

 

 

「終焉弐式を起動させるには、強烈な闇の力を持つ魂を二つほど生贄にしないといけないんですよ」

 

!!

 

「確かにあの2人はこういう形で融合したわね」

 

「ああ、その融合が解けるとは思わなかったが・・・」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊としての行動について4 今後の予定後編2

「確かにあの2人はこういう形で融合したわね」

 

「ああ、その融合が解けるとは思わなかったが・・・」

 

「本当にその時の融合が解けたのならまずくないですか?」

 

「融合世界になる前に起きたサバイバルが再発するのでは?」

 

「ああ、それは・・・心配ないわよ」

 

「だって真宮寺直哉に関しては、7人世界をベースにした融合世界が存在してるじゃない」

 

「あ、そう言えば・・・」

 

直哉が思い出す。

 

 

「イヨ調査はどうだった?」

 

「やっぱりあちらは7人世界が生き残った歴史がある。まだ不完全な世界だったよ」

 

「やはりか・・・と言うか不完全だと」

 

「どういう事?イヨ」

 

「つまり私達がいないのよ」

 

!!

 

「成程ね、つまり第二の融合世界だけど管理者の存在がいないから不完全なのね」

 

「そう言う事ただ7人世界と関わった人間達は存在してたからその人間達の敵が、こちらの融合世界のオリジナルの存在を知るかも知れないけどね」

 

「ふむ、幼馴染世界のメルクが過労死した状態というのか?」

 

「ええ、それに近いかもね」

 

「その世界はやはり真宮寺直哉がこちらの直哉と同じ立場?」

 

トワがイヨに聞く。

 

「立場的に言えばそうね、ただこちらの直哉との違いがあって守護者達がいないわ」

 

「「成程」」

 

「7人世界を引き継いでいるから事実上真宮寺直哉が所属する帝国華撃団が、守護者の役割をしてるのね」

 

「成程な」

 

「イヨ向こうは異世界の第三勢力がいるのか?」

 

「いるわ。カルマや役千明達を含めてその他にもなのは達がたまに来てたりしてるみたい」

 

「「成程本当に7人世界のその後を続けているのね」続けているのか」

 

「あくまで私が見れた範囲ではと言う言葉がつくけど、融合世界の方ではどんな様子?」

 

融合世界が新たに新たな世界を作ったわ」

 

「ええ――」

 

「新たな世界を作ったーー」

 

「確かにそう言う話をしてましたね」

 

「ああ、イヨが言ってた奴の時か?」

 

「ええ、問題は真宮寺直哉と分離した可能性のある佐谷直哉の方が厄介ね魂の状態だからね」

 

「あ、そうですねまだこちらの融合世界にいる場合僕達も接触出来ませんよ」

 

「だから直哉達は、真宮寺直哉が出てくるかも知れないあおぞら市に暫く滞在して」

 

「え、滞在するだけですか?」

 

「そうよ。特殊遊撃部隊としてはね」

 

「まなつ達も暫く帰ってないしね」

 

「確かにそうですね。まなつちゃんがあおぞら市に戻ったのは・・・」

 

「ああ、私達だけで戻ってよかったのかな」

 

「良いのよ直哉だって言ってたでしょいずれ私達だけで人魚の宝を探させると言ってたじゃない」

 

「それはそうだけど・・・でも直哉さん達には言っておくべきだった」

 

「ふむ、ならば私の計画通りに事が進んでいるようですね」

 

「誰なの?」

 

「私は、あとまわしの魔女の執事のバトラーと申します。以後お見知りおきを」 

 

「出でよ超ゼッタイヤラネーダ」

 

そう言ってバトラーは異質のヤラネーダを生み出した。

 

「皆行くよ」

 

「「「「ええ」」」」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「今日も元気だ!」

 

「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」」

 

「あの時以来ですが、あの時は家族に直接会う事は無かったので」

 

「かなり久しぶりですね」

 

「そう言う事だから結社の2人にもあおぞら市に行かせてね」

 

「え、レオンハルトさんならともかく響さん目当てのマクバーンさんがあおぞら市に行きますかね?」

 

「まあ、声をかけて見て行くと言えば連れて行けばいいと思うぞ」

 

「わかりましたそうしてみますレイ」

 

その後直哉はすこやか市に戻って行った。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第32章 第3部 あおぞら市とミュウミュウ世界が繋がる時編
あおぞら市への帰還


「直哉さん私達家に帰って良いんですか?」

 

「うん、良いですよさんごさんこれはトワの指示でもあるので気にしないで下さいね

 

「ただ、ゼムリア大陸出身の人達が一緒に来てますけどまなつちゃん達は気にせずそれぞれゆっくりして下さいね」

 

「ですが前回のような事は避けて下さいね」

 

「ああ、私達だけで戻ってよかったのかな」

 

「良いのよ直哉だって言ってたでしょいずれ私達だけで人魚の宝を探させると言ってたじゃない」

 

「それはそうだけど・・・でも直哉さん達には言っておくべきだった」

 

「ふむ、ならば私の計画通りに事が進んでいるようですね」

 

「誰なの?」

 

「私は、あとまわしの魔女の執事のバトラーと申します。以後お見知りおきを」 

 

「出でよ超ゼッタイヤラネーダ」

 

そう言ってバトラーは異質のヤラネーダを生み出した。

 

「皆行くよ」

 

「「「「ええ」」」」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

 

「ドレス!」

 

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「今日も元気だ!」

 

 

「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「乾いた心に!キュアオアシス!」

 

「「「「「ええーー新しいプリキュア」」」」」そんな馬鹿なお前は既に・・・まあいいでしょう。超ゼッタイヤラネーダ彼女を戦闘不能にしなさい」

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

「直哉さん行きますよ」

 

「わかりました、ですが現状だと、オアシスとして動けるのは3分です」

 

「わかりましたすぐに終わらせます」

 

そしてキュアオアシスは行動を開始した。

 

「ランドハートクルリング!」

 

「プリキュア!ランドビート・ダイナミック!」

 

「ビクトリー!」

 

「「「「「凄いあのヤラネーダを1人で浄化するなんて」」」」」

 

「ぬう!!やはり彼女は・・・まあいい出でよメガ降魔プリキュア達を倒しなさい」

 

「今回は前回のようにあとまわしの魔女達は超ゼッタイヤラネーダを使ってくると思うので気をつけてね」

 

「「「「はい」」」」

 

「後もう1つのプリキュアのアイテムの捜索もこのタイミングでして下さいね」

 

「「「「「わかりました」」」」わかったわ」

 

「後自分は桃宮いちごさん達を彼女達の世界に連れて行きますから暫く響さんと光さんに特殊遊撃部隊への救援などが欲しい場合言ってくださいね」

 

「「「「はい」」」」

 

「でもいちごさんに聞いたんですけど殆ど私達の世界と変わらないと聞きました」

 

あすかがそう言う。

 

「そうですね基本的にシンフォギア世界とそれぞれのプリキュアの世界とミュウミュウ世界はほとんど変わらないですね。多少の違いと言えば年号が違う感じですね」

 

「「「「成程」」」」

 

その後直哉はまなつ達と別れて桃宮いちごさん達と共にミュウミュウ世界に向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉再びミュウミュウ世界へ1

ミュウミュウ世界の東京・・・

 

「しかし良いのか直哉?お前だけで俺達を送って」

 

「それは問題ないですよ。特殊遊撃部隊としてもこのミュウミュウ世界について調べる事を追加注文を受けたので」

 

 

「それはどういう事か教えてくれるのか?」

 

「ああ、それは・・・年号の違いとかミュウミュウ世界の方が物価が高いとか安いとかの日常生活に関する調査ですよ」

 

「主にね」

 

「おいおいそんな調査までするのかよ?」

 

「当たり前ですよ特殊遊撃部隊は大半が異世界人の協力者で構成されているので、基本的には自分達の世界の物で衣食住のうちの衣食は自分達世界の物を買ってますからね」

 

「そこまで気を使うのか凄いな」

 

「いえいえ、他にも退室でこの世界の物しか食べてはいけないと言う人もいますし」

 

「食物アレルギーの事だね」

 

「はいそうですよ。いちごさん」

 

「ああ、それは・・・確かに多いなそう言うお客は」

 

「俺達の場合はまだ、菓子類やフルーツを扱うからそこまで深く聞かれる事がほぼないな」

 

「前回の調査は・・・」

 

「お前この世界に来ただと!!お前は別の世界の人間なのか?」

 

「そうですよ。ただそれはこちらの世界認識ではと言う事になるでしょうけど」

 

「どういう事だよ」

 

「成程ミュウミュウ世界の住人は、落ち着きがないですね。そんなに落ち着きがないと組織の長は務まりませんよ」

 

「お前に関係ないだろう」

 

「それは事実ですね、貴方達が動物の力の一部を使いあのネズミを凶暴化させたものを倒していたのも僕には関係ありませんね」

 

「ですが、動物の力に適合者だからと言って本人に説明をせずにいきなり戦わせるのは間違いですよね」

 

「直哉さん確かに、直哉さんの言う通り白銀は、私に説明をしてくれたので納得してますから」

 

「そうですか?それなら良いですけど、そこにいるお嬢様は桃宮さんさんが覚醒せずに変身しなかった場合の事も考えてますか?」

 

「それは・・・」

 

「どうせ貴方達はあの怪物によって殺された場合その怪物の存在を知られて混乱するの防ぐ為に死んだ人がいた場合行方不明にするのでしょうけどね」

 

「それは否定できねえ、お前に言う通りそう言う事態になってもおかしくないな」

 

「後カフェのバイト中にティ―タイムだからと言って堂々とさぼるのはどうかと思いますが、貴女が動かないから他の人に負担が増えるんですよ」

 

「う、それは・・・」

 

「貴方もこの店と司令をしているならしっかり言いなさい」

 

「う、すまねえ俺も経営初めてだから・・・」

 

「誰でも初めてはありますからそこは良いですけど、白銀さんで良いですか?」

 

「ああ」

 

「これから言う事は完全に余計なお世話と思われるでしょうが、せめて桃宮さんの両親に貴方が、このカフェで桃宮さんがバイトをする事になった理由を話した方が良いと思いますよ。ミュウミュウだからバイトをさせているではなくね」

 

「ミュウミュウ世界の人間や動物の調査が主体でしたから」

 

「成程な、そして第一段階の調査が終わり第二段階の調査が日常生活と物価の調査か?」

 

「そう言う事ですよ。2人共ちなみに物価を調べるのはミュウミュウ世界で特殊遊撃部隊が駐屯する可能性があるからですよ」

 

「え、そうなんですか?」

 

いちごが直哉に聞く。

 

「ええ、その理由はプリキュアの世界の子達の小旅行の計画をトワ達が立てているので」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉再びミュウミュウ世界へ2

「これから言う事は完全に余計なお世話と思われるでしょうが、せめて桃宮さんの両親に貴方が、このカフェで桃宮さんがバイトをする事になった理由を話した方が良いと思いますよ。ミュウミュウだからバイトをさせているではなくね」

 

「ミュウミュウ世界の人間や動物の調査が主体でしたから」

 

「成程な、そして第一段階の調査が終わり第二段階の調査が日常生活と物価の調査か?」

 

「そう言う事ですよ。2人共ちなみに物価を調べるのはミュウミュウ世界で特殊遊撃部隊が駐屯する可能性があるからですよ」

 

「え、そうなんですか?」

 

いちごが直哉に聞く。

 

「ええ、その理由はプリキュアの世界の子達の小旅行の計画をトワ達が立てているので」

 

「へえ、そうなんですか?直哉さん」

 

「はいトワが言うには彼女達の世界より自然破壊が進みそれが原因の1つとして、キメラアニマルにするエイリアン達の尖兵がやって来たのではと考えてるようです」

 

「そんな私達の行いが原因でキメラアニマルに変えられてるの?」

 

「あくまで一例としてあげているだけですけど」

 

「いやあながち間違いではないかも知れんなその例えが・・・直哉キメラアニマルメガビョーゲンが似てるのは、地球を病気にするか地球を汚染するかの違いで良いんだよな?」

 

「ええ、以前も言いましたが・・・」

 

「こちらの世界に存在するナノビョーゲンが厄介ですね」

 

「おいおいこの世界に俺達の世界に来ている敵がいるのか?」

 

「ああ、それは・・・正確にはすこやか市にいる敵は星を蝕むウイルスのような存在ですよ」

 

「「星を蝕む敵」敵だと」

 

「はい事実ですよ」

 

「そんな敵がすこやか市を狙うなんて」

 

いちごが不安そうに言う。

 

「直哉つまりこの世界にもミュウミュウ似た力があるんだな」

 

「はい、貴方達にはもう少し後で伝えようと思いましたが、事情が変わったので」

 

「のどかさんちゆさんひなたさんアスミさん。ラビリンぺギタンニャトランラテお願いいたします」

 

「任せるラビ」

 

「行くペン」

 

「おうよニャン」

 

「ええ――ウサギとペンギンとネコが言葉を喋ったーー」

 

!!

 

「ありえねえだろ」

 

いちごと白銀は予想外の事態により驚いていた。

 

「本当に驚きましたよ直哉さん」

 

「ああ、キメラアニマルとメガビョーゲン細かな差はあるが同類に近い物なのだな」

 

「直哉こちらの世界でメガビョーゲン達のデーターは使って良いのか?」

 

「ええ、ミュウミュウ達の仲間達で共有するだけなら構いませんよ」

 

「そうかわかった。いちごお前は暫く直哉達と行動しろ」

 

「ええ――どういう事?」

 

「ああ、それは・・・ミュウミュウの力の浸食度のスピードを抑える為にはいちごを変身する事を少なくするしかないからな」

 

「でも・・・まだ仲間が少ないのに・・・」

 

「仲間が少ない今だからやるんだよ。俺達のエゴでミュウミュウの力を与えた5人の為に」

 

「白銀」

 

「それが理由としても、いちごさんが僕と行動する理由はないのでは?白銀さん」

 

「いやそうでもねえよ。直哉お前は物価調査をするんだよな?」

 

「そうですけど・・・ああ、そう言う事ですか」

 

「そう言うこった、後すまんがいちごの家族に謝ってくれ」

 

白銀はそう言い直哉達と別れた。

 

そしていちごは直哉の物価調査に付き合うのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

物価調査終了後の2人

「今日はありがとうねいちごさん」

 

「いえいえ、直哉さんこそいろんな世界の平和を維持してるんですから大変ですよね?」

 

「いや僕はあくまで少し手伝っているにすぎませんよ。本来の敵以外とその世界が戦いをしなくて済むようにね」

 

「そうなんですか?」

 

「そうだよそれをする為に僕はトワ達複数の神によって生まれた生命体だからね」

 

「え・・・ええ――どういう事ですか?」

 

そして直哉はいちごに話した。

 

「まなつ・・・」

 

トワは、まなつに視線を合わせるとまなつはトワに速攻謝っていた。

 

「トワさんごめんなさい」

 

「トワ丁度いいわあんた。融合世界が平和になったら直哉を殺すの?」

 

!!

 

「ええ、そうよ。直哉はその為だけに生まれた存在なのよ。当り前じゃない」

 

 

「その辺は直哉も、納得しているわよ。それを私に聞くと言う事は直哉が貴女達に喋ったのね」

 

 

「はい直哉さんが教えてくれました」

 

「みんな・・・」

 

 

「そう言う事を避ける為に現地調査をしっかりするんだ」

 

 

「直哉、私からの質問よ融合世界の平和と安定が実現したら貴方はどうなるの?」

 

 

「それは恐らく僕は死ぬでしょうね。その時が来たら」

 

 

!!

 

 

「「そんな」」

 

「あんたは本当にそれでいいの?」

 

「いいも悪いもそう言う条件の下で生まれた身ですし、場合によっては上司の気まぐれで、それを迎えても死ぬことは無いかもですけど」

 

 

「おいおいちょっと待て」

 

「特殊遊撃部隊の上司はまさか・・・」

 

 

「ええ、そうですよ。融合世界の神様です」

 

 

「「「「「ええ――神様ーー」」」」」

 

まなつ達とローラは直哉の言葉に驚いていた。

 

「貴女達も暫く融合世界で暮らすとしても、直哉と私達の決めた事に異議を唱えるのなら罰をあたえるわよ。貴女達は今特殊遊撃部隊の臨時隊員なのでしょう」

 

 

「「ひっ」」

 

「謝るから許してーー」

 

 

「駄目だ許さん。これを食らいなさい」

 

そう言ってトワから放たれた。紫色のビームがローラに直撃した。

 

「きゃあああ」

 

「ローラ」

 

そして、煙が晴れるとローラの人魚の部分が無くなり、代わりに人の足になっていた。

 

「「ええ―ローラの足が」私の足が人間の足になってる」

 

「ええ、これが人魚の罰よ、融合世界関連の異世界に行く時人魚のままだと行動しにくいでしょう?」

 

「ちなみにこの効果は融合世界と関係しない世界つまり貴女達の世界に戻ると元に戻るわよ」

 

「こういう経緯で最初は僕の誕生の秘密は知られたんですけどね」

 

「そんな直哉さんは言い方が悪いですがトワさん達の人形なんですか?」

 

「当初はそうだったよ。自分と言う存在は融合世界共にあるべきとね」

「確かに私達は、まなつだったから部活にしろ。プリキュアにしても今までやってこれたもんな」

 

「そうだね」

 

「だね」

 

「みんな・・・」

 

 

「そう言う事を避ける為に現地調査をしっかりするんだ」

 

 

「直哉、私からの質問よ融合世界の平和と安定が実現したら貴方はどうなるの?」

 

 

「それは恐らく僕は死ぬでしょうね。その時が来たら」

 

 

!!

 

 

「「そんな」」

 

「あんたは本当にそれでいいの?」

 

「いいも悪いもそう言う条件の下で生まれた身ですし、場合によっては上司の気まぐれで、それを迎えても死ぬことは無いかもですけど」

 

 

「おいおいちょっと待て」

 

「特殊遊撃部隊の上司はまさか・・・」

 

 

「ええ、そうですよ。融合世界の神様です」

 

「「「「「ええ――神様ーー」」」」」

 

まなつ達とローラは直哉の言葉に驚いていた。

 

「あはは、やっぱりまなつちゃん達驚いてるね直哉っち」

 

「そうですね。暫くは話をするのは無理ですね」

 

「そうでも考えて無ければあんな説明はしないと思いますしね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉といちごの話とミュウミュウ世界の異変前編

 

「あんたは本当にそれでいいの?」

 

「いいも悪いもそう言う条件の下で生まれた身ですし、場合によっては上司の気まぐれで、それを迎えても死ぬことは無いかもですけど」

 

「おいおいちょっと待て」

 

「特殊遊撃部隊の上司はまさか・・・」

 

「ええ、そうですよ。融合世界の神様です」

 

「「「「「ええ――神様ーー」」」」」

 

まなつ達とローラは直哉の言葉に驚いていた。

 

「あはは、やっぱりまなつちゃん達驚いてるね直哉っち」

 

「そうですね。暫くは話をするのは無理ですね」

 

「そうでも考えて無ければあんな説明はしないと思いますしね」

 

「そうなんですね、今は違うんですか?」

 

「ああ、それは・・・違いますねこれまでいろんな世界に現地調査で苦労した事により、僕自身がトワ達の代弁者ではなく1人の人間としていろんな人達を相手していく内に今のような関係に落ち着きましたね」

 

「直哉さんも大変だったんですね」

 

いちごがそう言う。

 

「大変と言うかほら特殊遊撃部隊が家族のような物でしたから」

 

「ああ成る程そう言う感じですね?」

 

「そうですね。そう言ういちごさんは良いんですか?」

 

「何がです?」

 

「ええ、ミュウミュウ達の仲間達で共有するだけなら構いませんよ」

 

「そうかわかった。いちごお前は暫く直哉達と行動しろ」

 

「ええ――どういう事?」

 

「ああ、それは・・・ミュウミュウの力の浸食度のスピードを抑える為にはいちごを変身する事を少なくするしかないからな」

 

「でも・・・まだ仲間が少ないのに・・・」

 

「仲間が少ない今だからやるんだよ。俺達のエゴでミュウミュウの力を与えた5人の為に」

 

「白銀」

 

「それが理由としても、いちごさんが僕と行動する理由はないのでは?白銀さん」

 

「いやそうでもねえよ。直哉お前は物価調査をするんだよな?」

 

「そうですけど・・・ああ、そう言う事ですか」

 

「そう言うこった、後すまんがいちごの家族に謝ってくれ」

 

白銀はそう言い直哉達と別れた。

 

「白銀さんにああ言われたんですけど受け入れますか?」

 

「ああ、それは・・・納得したわけじゃないですけど、直哉さん言ってくれましたよね変身に対する危険性を」

 

「ええ、言いましたけど必要に応じて変身をするなら止めませんよ」

 

「ミュウミュウの力は少なくともいちごさん達の世界を守る為には必要ですから」

 

「直哉さん」

 

ゴゴゴーーーー

 

「うわあ、地震だーー」

 

「これは大きな地震のようですね」

 

そして2人は地震が収まるまで近くに会った公園に避難をしたのだが、この地震はあおぞら市からやって来た者達の影響だとはこの時の直哉達にはわからないのだった。

 

時を少し戻して・・・

 

あおぞら市では・・・

 

「久しぶりだなプリキュア」

 

「あ、かにさん久しぶり」

 

「カニじゃねえーーチョンギーレ様だいい加減覚えろよ」

 

「まあいい、俺は仕事をするだけだ。出てこい超ゼッタイヤラネーダ」

 

チョンギーレがそう言い超ゼッタイヤラネーダの元を投げた先にはバスケットボールのゴールが超ゼッタイヤラネーダに変化した。

 

「皆行くよ」

 

「「「「ええ」」」」

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「今日も元気だ!」

 

「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」」

 

そしてキュアサマー達はバスケットボールゴール型の超ゼッタイヤラネーダと戦い始めた。

 

その頃バトラーはキュアオアシスを探していたがついにある事に気がついた。

 

「もしや、キュアオアシスは・・・可能性としてはありますね」

 

「ちょうどキュアサマー達はこちらにいますし私が行きましょう」

 

そう言ってバトラーはブルーの転移装置を使い花寺直哉を追いかけてミュウミュウ世界に密かに跳んだ。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉といちごの話とミュウミュウ世界の異変後編

時を少し戻して・・・ミュウミュウ世界では

 

「白銀さんにああ言われたんですけど受け入れますか?」

 

「ああ、それは・・・納得したわけじゃないですけど、直哉さん言ってくれましたよね変身に対する危険性を」

 

「ええ、言いましたけど必要に応じて変身をするなら止めませんよ」

 

「ミュウミュウの力は少なくともいちごさん達の世界を守る為には必要ですから」

 

「直哉さん」

 

ゴゴゴーーーー

 

「うわあ、地震だーー」

 

「これは大きな地震のようですね」

 

地震が収まった直後・・・

 

「どうやら収まったようですね地震は」

 

「そうですね直哉さん。直哉さんは私達の世界ではどこで宿泊するんですか?」

 

「そうですね街中にあるホテルですかね?そんなに長い期間は利用しないですが」

 

「そうなんですか」

 

「・・・」

 

「直哉さんどうしたんですか?急に黙って」

 

「ああ、それは・・・そこにある街頭テレビを見て下さい」

 

そしていちごが街頭テレビを見るとそこにはバトラーとバスケットボールゴール型のヤラネーダが東京に出現していた。

 

 

「ええ――あれは何ーーー」

 

「あれは融合世界の友好世界の1つの現れた敵が使役する超ゼッタイヤラネーダと言うものです」

 

「ええ――あれもプリキュアの敵なのですか?」

 

「はい」

 

「それじゃあプリキュアを呼ばないと」

 

「ああ、それは・・・」

 

「次はこちらの映像を見て下さい」

「久しぶりだなプリキュア」

 

「あ、かにさん久しぶり」

 

「カニじゃねえーーチョンギーレ様だいい加減覚えろよ」

 

「まあいい、俺は仕事をするだけだ。出てこい超ゼッタイヤラネーダ」

 

チョンギーレがそう言い超ゼッタイヤラネーダの元を投げた先にはバスケットボールのゴールが超ゼッタイヤラネーダに変化した。

 

「皆行くよ」

 

「「「「ええ」」」」

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「今日も元気だ!」

 

「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」」

 

そしてキュアサマー達はバスケットボールゴール型の超ゼッタイヤラネーダと戦い始めた。

 

映像終了・・・

 

「ええ――同じ怪物が向こうにも出現しているなんて」

 

「直哉さんどうするんですか?確かプリキュアの敵は対象となるプリキュアの力が必須なんですよね?」

 

「そうですよいちごさん」

 

「ですから彼女に対応して貰いますよ」

 

「え、彼女って誰ですか?」

 

いちごが直哉に聞く。

 

「すみませんいちごさん。僕がこれからする事に対して秘密にしてくださいね」

 

「え、それはどういう意味ですか?」

 

「行きますよオアシスさん」

 

「はい、行きましょう直哉さん」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「乾いた心に!キュアオアシス!」

 

「ええ――直哉さんがプリキュアになっちゃた」

 

「いちごさん着いて来て貰えますか?」

 

「まだミュウミュウ世界の地理がわからないので」

 

「あ、わかりました」

 

そしていちごとキュアオアシスはバスケットボールゴール型の超ゼッタイヤラネーダとバトラーがいる場所に向かった。

 

その頃白銀は・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

白銀達の帰還と衝撃

ミュウミュウ世界に地震と異変が起きる前・・・

 

「圭一郎今帰った」

 

「あ、お帰りなさい陵異世界はどうでしたか?」

 

「ああ、それは・・・為になったよ。ミュウミュウの力からの危険性もな」

 

「ミュウミュウの力の危険性ですか?」

 

「ああ、この記録を見てくれ」

 

「はいトワが言うには彼女達の世界より自然破壊が進みそれが原因の1つとして、キメラアニマルにするエイリアン達の尖兵がやって来たのではと考えてるようです」

 

「そんな私達の行いが原因でキメラアニマルに変えられてるの?」

 

「あくまで一例としてあげているだけですけど」

 

「いやあながち間違いではないかも知れんなその例えが・・・直哉キメラアニマルメガビョーゲンが似てるのは、地球を病気にするか地球を汚染するかの違いで良いんだよな?」

 

「ええ、以前も言いましたが・・・」

 

「こちらの世界に存在するナノビョーゲンが厄介ですね」

 

「おいおいこの世界に俺達の世界に来ている敵がいるのか?」

 

「ああ、それは・・・正確にはすこやか市にいる敵は星を蝕むウイルスのような存在ですよ」

 

「「星を蝕む敵」敵だと」

 

「はい事実ですよ」

 

「そんな敵がすこやか市を狙うなんて」

 

いちごが不安そうに言う。

 

映像停止・・・

 

「なっ異世界でも私達のキメラアニマルに似た者が存在するんですか?」

 

「ああ、それに・・・」

 

そう言って白銀が映像を再生する。

 

「のどかさんちゆさんひなたさんアスミさん。ラビリンぺギタンニャトランラテお願いいたします」

 

「任せるラビ」

 

「行くペン」

 

「おうよニャン」

 

「ええ――ウサギとペンギンとネコが言葉を喋ったーー」

 

!!

 

「ありえねえだろ」

 

いちごと白銀は予想外の事態により驚いていた。

 

「本当に驚きましたよ直哉さん」

 

「ああ、キメラアニマルとメガビョーゲン細かな差はあるが同類に近い物なのだな」

 

「直哉こちらの世界でメガビョーゲン達のデーターは使って良いのか?」

 

「ええ、ミュウミュウ達の仲間達で共有するだけなら構いませんよ」

 

「そうかわかった。いちごお前は暫く直哉達と行動しろ」

 

映像終了・・・

 

「人の言葉を喋る動物ですか?あれは」

 

「いや彼等は妖精と言う事らしい」

 

「妖精ですか」

 

「ああ、彼女達は妖精と協力する事で、地球を病気にするウイルスと戦っているらしい」

 

「ええ――地球を病気にするウイルスが存在するとは・・・」

 

「俺も驚いたが圭一郎メガビョーゲンとキメラアニマルは似てるとは思わねえか?」

 

「確かに地球を病気にするメガビョーゲンそして地球を汚染する事を前提に動くキメラアニマ・・・キメラアニマによって作られるキメラアニマル両者ともその過程でのプロセスが異なるだけで最終目的はほぼ一緒に見えますね」

 

「しかし陵貴方よくこの情報を提供してくれましたね。あの人が」

 

「ああ、ミュウミュウの力を使うのを最低限にする事を約束したからな」

 

「どういう事ですか」

 

「圭一郎俺達は今まで、ミュウミュウの力との適合者を見つけると言う事に集中してたが、それが仇になるんだよ」

 

「・・・つまり適合者とのリンクが強ければそれだけ動物化が早くなる」

 

「ああ、それは・・・その事実は確実だがもしミュウミュウの力が俺達が倒すべき敵を倒しても消えない可能性が出来たんだよ」

 

「まさかその理由が・・・」

 

「ああ、それは・・・俺達の世界が融合世界を知ったからな」

 

その後地震が起きた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ミュウミュウ世界に現れたヤラネーダ

「大丈夫か圭一郎?」

 

「はい陵こそ大丈夫ですか?」

 

「ああ、しかし大きな地震だったな」

 

「ええ、とりあえず周辺の調査を始めます」

 

「ああ、頼む」

 

暫くして・・・

 

「「何だあのバスケットボールゴール型の怪物は?」」

 

「あれもメガビョーゲンという者ですか?」

 

「いや違うメガビョーゲンなら大地が赤黒く変色するし、今回のバスケットボールゴール型の怪物はそう言う事をしていない」

 

「もしかすると融合世界の別の敵が先程の地震で来たのかもな」

 

「そんな馬鹿な」

 

「だが事実バスケットボールゴール型の怪物がいるしな」

 

!!

 

「陵大変ですバスケットボールゴール型の怪物の元に1人の少女が現れました」

 

「何だと!!」

 

時を少し戻して・・・

 

「ええ――同じ怪物が向こうにも出現しているなんて」

 

「直哉さんどうするんですか?確かプリキュアの敵は対象となるプリキュアの力が必須なんですよね?」

 

「そうですよいちごさん」

 

「ですから彼女に対応して貰いますよ」

 

「え、彼女って誰ですか?」

 

いちごが直哉に聞く。

 

「すみませんいちごさん。僕がこれからする事に対して秘密にしてくださいね」

 

「え、それはどういう意味ですか?」

 

「行きますよオアシスさん」

 

「はい、行きましょう直哉さん」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「乾いた心に!キュアオアシス!」

 

「ええ――直哉さんがプリキュアになっちゃた」

 

「いちごさん着いて来て貰えますか?」

 

「まだミュウミュウ世界の地理がわからないので」

 

「あ、わかりました」

 

そしていちごとキュアオアシスはバスケットボールゴール型の超ゼッタイヤラネーダとバトラーがいる場所に向かった。

 

「バトラー貴方どうしてここに」

 

「やはりキュアオアシスは死んでいてその魂が紫藤直哉に・・・いや花寺直哉に宿っていたのですね」

 

「バトラー貴方は私達の事を調べる為にこちらの世界に超ゼッタイヤラネーダを誕生させたんですね?」

 

キュアオアシスバトラーに聞く。

 

「その通りですよ。キュアオアシス謎が解けたので私はこれで失礼します」

 

そう言ってバトラーはミュウミュウ世界から姿を消した。

 

そして・・・

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

「直哉さん行きますよ」

 

「わかりました、ですが現状でこの世界においてもオアシスとして動けるのは3分です」

 

「わかりましたすぐに終わらせます」

 

そしてキュアオアシスは行動を開始した。

 

「ランドハートクルリング!」

 

「プリキュア!ランドビート・ダイナミック!」

 

「ビクトリー!」

 

そしてキュアオアシスは、バスケットボールゴール型の超ゼッタイヤラネーダを浄化する事に成功したのだった。

 

「「「凄い」」」

 

いちごと陵と圭一郎は、実際にプリキュアが超ゼッタイヤラネーダを浄化する所を見て驚きを隠せないでいた。

 

その後・・・

 

「直哉さん凄かったですよ」

 

「でも何で直哉さんがプリキュアになれるんです?」

 

「ありがとうございますいちごさん」

 

「ああ、それは・・・」

 

ビービービービー

 

その時直哉にキュアサマーから連絡が来た。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

キュアサマーからの連絡

「直哉さん大変です」

 

「どうしたのサマー」

 

「実は・・・」

 

「久しぶりだなプリキュア」

 

「あ、かにさん久しぶり」

 

「カニじゃねえーーチョンギーレ様だいい加減覚えろよ」

 

「まあいい、俺は仕事をするだけだ。出てこい超ゼッタイヤラネーダ」

 

チョンギーレがそう言い超ゼッタイヤラネーダの元を投げた先にはバスケットボールのゴールが超ゼッタイヤラネーダに変化した。

 

「皆行くよ」

 

「「「「ええ」」」」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「今日も元気だ!」

 

「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」」

 

「そして私達はバスケットボールゴール型の超ゼッタイヤラネーダを戦ってたんですけど、その超ゼッタイヤラネーダが浄化前に消えたんです」

 

「ああ、成程そう言う事があったんですね」

 

「サマー実はバトラーとバスケットボールゴール型の超ゼッタイヤラネーダがミュウミュウ世界にも現れたんですけど」

 

「ええ――大丈夫ですか?」

 

「何とかサマーを助けた事のある謎のプリキュアがミュウミュウ世界に来てくれてバスケットボールゴール型の超ゼッタイヤラネーダを浄化したのが本体でサマー達が戦ったのが影だったのかも知れないね」

 

「ああ、成程」

 

「要するに以前シンフォギア世界で起きたような事ですね?」

 

そう言いキュアサマーは直哉に言う。

 

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

「「「「「ええーー嘘――浄化した筈なのに」」」」」

 

サマー達の背後に再び浮き輪型ヤラネーダが現れた。

 

その頃タコ型メガビョーゲンと戦ってるグレース達は・・・

 

「直哉君これは?」

 

「やはりこのタコ型メガビョーゲンも単純に浄化しても恐らくすぐに、新しいメガビョーゲンを召喚されるでしょうね」

 

「だとすれば今出ているメガビョーゲンの本体は。まさか・・・召喚ゲート自体と言う事?」

 

「恐らくは、あの時に似ていますね。日本橋の地下の時と」

 

「そう言われたらそうだ」

 

そしてグレースがその時を思い出す。

 

3人のシンフォギア奏者の同時攻撃を受けたネフィリムは機能を停止した。

 

「今です。フォンテイーヌさんスパークルさん、グレースさん。今こそゲートを浄化してください」

 

「「「ええーーどういう事直哉君」」」

 

「私達がやるより響さん達の方がいいんじゃないの?」

 

「いえ、僕も今気づいたんですけど、日本橋の地下のゲートはどうやらメガビョーゲンのようなんです」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

直哉の発言にその場にいる全員が驚いていた。

 

「まさか、今回も召喚ゲートがメガビョーゲンやヤラネーダの本体なの?」

 

「いえ、確証があるわけではありませんけど」

 

「でも、その可能性が高いんだよね?」

 

「ええ、それはそうだと思いますけど、今回は地形とうまくカモフラージュされているので、時間が必要です」

 

「そんな」

 

「ラビ、どうにか出来ないラビ?」

 

「確かに、近いかもしれませんが、ミュウミュウ世界の方が本体と言う事実があるので・・・あの浮き輪ヤラネーダと同じに考えるには危険だと思いますよ」

 

「とりあえずあおぞら市とミュウミュウ世界で同じ超ゼッタイヤラネーダが出現した以上トワさん達に連絡してください」

 

「わかりました直哉さん」

 

「それとトワさん達に連絡後キュアサマー達は一度ミュウミュウ世界に来て下さい」

 

「わかりました直哉さん」

 

そして直哉はキュアサマーとの通信を切ったのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

キュアサマー達管理者の神殿にて・・・

管理者の神殿トワの執務室では・・・

 

「確かに、近いかもしれませんが、ミュウミュウ世界の方が本体と言う事実があるので・・・あの浮き輪ヤラネーダと同じに考えるには危険だと思いますよ」

 

「とりあえずあおぞら市とミュウミュウ世界で同じ超ゼッタイヤラネーダが出現した以上トワさん達に連絡してください」

 

「わかりました直哉さん」

 

「それとトワさん達に連絡後キュアサマー達は一度ミュウミュウ世界に来て下さい」

 

「わかりました直哉さん」

 

そして直哉はキュアサマーとの通信を切ったのだった。

 

「成程ね、そう言う事がミュウミュウ世界とそしてあおぞら市で超ゼッタイヤラネーダの侵略があったのね」

 

「「「「はい」」」」

 

「それで直哉さんがトワさんに報告後私達にミュウミュウ世界に来て欲しいと言ってました」

 

「わかったわ先にまなつ達と結社の2人を連れて直哉と合流して」

 

「でも良いんですか?あの2人の目的は響さんと戦う為ですよね」

 

「そうなんだけどこのままだとシンフォギア世界でのイベントが再開した時を考えたら少しは離れさせる時間が必要と思うしね」

 

「「「「成程」」」」

 

「そう言う訳でローラ以外の4人は直哉がいるミュウミュウ世界に向かって」

 

「「「「はい」」」」

 

そして4人は結社の2人を連れてミュウミュウ世界に向かった。

 

「それでトワ何で私をここに残したの?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「これを見て」

 

 

「ええ――同じ怪物が向こうにも出現しているなんて」

 

「直哉さんどうするんですか?確かプリキュアの敵は対象となるプリキュアの力が必須なんですよね?」

 

「そうですよいちごさん」

 

「ですから彼女に対応して貰いますよ」

 

「え、彼女って誰ですか?」

 

いちごが直哉に聞く。

 

「すみませんいちごさん。僕がこれからする事に対して秘密にしてくださいね」

 

「え、それはどういう意味ですか?」

 

「行きますよオアシスさん」

 

「はい、行きましょう直哉さん」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「乾いた心に!キュアオアシス!」

 

「ええ――直哉さんがプリキュアになっちゃた」

 

「いちごさん着いて来て貰えますか?」

 

「まだミュウミュウ世界の地理がわからないので」

 

「あ、わかりました」

 

そしていちごとキュアオアシスはバスケットボールゴール型の超ゼッタイヤラネーダとバトラーがいる場所に向かった。

 

「バトラー貴方どうしてここに」

 

「やはりキュアオアシスは死んでいてその魂が紫藤直哉に・・・いや花寺直哉に宿っていたのですね」

 

「バトラー貴方は私達の事を調べる為にこちらの世界に超ゼッタイヤラネーダを誕生させたんですね?」

 

キュアオアシスバトラーに聞く。

 

「その通りですよ。キュアオアシス謎が解けたので私はこれで失礼します」

 

そう言ってバトラーはミュウミュウ世界から姿を消した。

 

そして・・・

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

「直哉さん行きますよ」

 

「わかりました、ですが現状でこの世界においてもオアシスとして動けるのは3分です」

 

「わかりましたすぐに終わらせます」

 

そしてキュアオアシスは行動を開始した。

 

「ランドハートクルリング!」

 

「プリキュア!ランドビート・ダイナミック!」

 

「ビクトリー!」

 

そしてキュアオアシスは、バスケットボールゴール型の超ゼッタイヤラネーダを浄化する事に成功したのだった。

 

「「「凄い」」」

 

いちごと陵と圭一郎は、実際にプリキュアが超ゼッタイヤラネーダを浄化する所を見て驚きを隠せないでいた。

 

映像終了・・・

 

「成程バトラーはキュアオアシスの正体を知る為にミュウミュウ世界まで来たのねブルーの残した転移装置で」

 

「恐らくね」

 

「そしてバトラーの独断によって動かれるとあおぞら市で用意しているイベントが行えないからなるべくバトラーを捕まえるかあおぞら市に転送して欲しいのよ」

 

「わかったわ」

 

そしてローラもミュウミュウ世界に向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

通信後の直哉といちご

時を少し戻して・・・

 

「とりあえずあおぞら市とミュウミュウ世界で同じ超ゼッタイヤラネーダが出現した以上トワさん達に連絡してください」

 

「わかりました直哉さん」

 

「それとトワさん達に連絡後キュアサマー達は一度ミュウミュウ世界に来て下さい」

 

「わかりました直哉さん」

 

そして直哉はキュアサマーとの通信を切ったのだった。

 

「直哉さん私達はどうします?」

 

「そうですね、一旦白銀さんに合流して先程の敵についても説明もした方が良いようですからね」

 

「そう言えば、直哉さんの変身については秘密が良いんですか?」

 

いちごがそう言いながら思い出す。

 

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

「直哉さん行きますよ」

 

「わかりました、ですが現状でこの世界においてもオアシスとして動けるのは3分です」

 

「わかりましたすぐに終わらせます」

 

そしてキュアオアシスは行動を開始した。

 

「ランドハートクルリング!」

 

「プリキュア!ランドビート・ダイナミック!」

 

「ビクトリー!」

 

そしてキュアオアシスは、バスケットボールゴール型の超ゼッタイヤラネーダを浄化する事に成功したのだった。

 

「「「凄い」」」

 

いちごと陵と圭一郎は、実際にプリキュアが超ゼッタイヤラネーダを浄化する所を見て驚きを隠せないでいた。

 

その後・・・

 

「直哉さん凄かったですよ」

 

「でも何で直哉さんがプリキュアになれるんです?」

 

「ありがとうございますいちごさん」

 

「ああ、それは・・・」

 

「それについてはまだいちごさんの中にだけにしてください。あくまで僕が変身したと言う事実だけは」

 

「変身後については問題はないので、話しても」

 

「わかりました」

 

そして2人はカフェミュウミュウに向かった。

 

その頃カフェミュウミュウでは・・・

 

「驚きましたね陵」

 

「ああ」

 

「ランドハートクルリング!」

 

「プリキュア!ランドビート・ダイナミック!」

 

「ビクトリー!」

 

そしてキュアオアシスは、バスケットボールゴール型の超ゼッタイヤラネーダを浄化する事に成功したのだった。

 

「「「凄い」」」

 

「直哉に改めて聞く必要があるな」

 

「ええ、メガビョーゲンとは異なる敵についてですね」

 

「ああ、恐らくプリキュアが関係してると思うが・・・?」

 

「しかし我々の世界がとんでもない事態に巻き込まれましたね」

 

「巻き込まれたんではなく融合世界の内部世界に俺達の世界が現れたと言う認識が正しいと思うがな」

 

「そうなんですか?」

 

「ああ、いちごと融合世界に行ってみてそう感じたしな」

 

白銀は思い出す。

 

「ねえ、白銀こちらの世界の散歩しようよ」

 

「はあ――何で俺が・・・」

 

「1人じゃつまらないからさあ」

 

「勝手に行けよ俺は追い出されたくないからな」

 

「ああ、白銀気にしてるの?まだ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「ありえねえだろ複数の敵達がいるなんて」

 

「融合世界は複数の世界が1つになった世界なので、こういう事態は普通ですね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「そして今実際に異世界の敵を見たからな。それも否定出来る状況じゃないからな」

 

「そうですね」

 

その後直哉といちごがまなつ達と共にカフェミュウミュウにやって来た。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

まなつ達とミュウミュウ前編

「ただいま」

 

「おうお帰り、大丈夫だったか?いちご」

 

「うん何とかね?」

 

「しかしそいつらは何だ?」

 

白銀が引き気味に言う先には大量のお菓子を注文をするまなつ達がいた。

 

「あはは、すみません彼女達は先程この世界に現れたヤラネーダと言う敵を浄化を出来る力を持つ者ですよ」

 

!!

 

「おいおい直哉それってこいつら5人もプリキュアなのか?」

 

「はいそうですよ。まなつちゃん達お願いしますね」

 

「「「「「はい」」」」」

 

「皆行くよ」

 

「「「「ええ」」」」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「今日も元気だ!」

 

「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」」

 

「うわあまなつちゃん達は、南国のプリキュアなんだね」

 

「ありえませんわ・・・」

 

「ああ、今回は俺達もミントと同じ気持ちだ」

 

白銀がそう言う。

 

「まあ、それはこちらも同じよ」

 

「動物の力を、こういう形に変えて地球を襲う敵と戦うなんて」

 

ローラがそう言う。

 

「そうだな俺達はプリキュアが1組以上いるとは思わなかったが」

 

「それは・・・のどか達ね」

 

「ああ、そうだ」

 

そして白銀が思い出す。

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

「ニャン!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」

 

「ええ――のどかちゃん達も変身したーー」

 

「プリキュアだと―そんなものは俺は知らないぞ」

 

「それは当然よ今プリキュアが17組いるのだから」

 

!!

 

「ええ――プリキュアってそんなに存在するの?」

 

いちごがローラに質問する。

 

「ええ、そうよ現在プリキュアは先程も言ったけど17組いてその中の3組が何らかの形で、融合世界に関わってるわね」

 

「そうなんだ」

 

「でもどうして融合世界に協力したのです?」

 

「それは・・・既に私達の世界に融合世界の敵幹部が、私達の敵と協力体制を取っていたからよ」

 

「何ですって」

 

「ならお前達の世界同様な事が、俺達の世界でも起きると思うか?」

 

「それはわからないわね、貴方達さえエイリアン達の幹部を見てないでしょう?」

 

「ああ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

まなつ達とミュウミュウ中編

「それは当然よ今プリキュアが17組いるのだから」

 

!!

 

「ええ――プリキュアってそんなに存在するの?」

 

いちごがローラに質問する。

 

「ええ、そうよ現在プリキュアは先程も言ったけど17組いてその中の3組が何らかの形で、融合世界に関わってるわね」

 

「そうなんだ」

 

「でもどうして融合世界に協力したのです?」

 

「それは・・・既に私達の世界に融合世界の敵幹部が、私達の敵と協力体制を取っていたからよ」

 

「何ですって」

 

「ならお前達の世界同様な事が、俺達の世界でも起きると思うか?」

 

「それはわからないわね、貴方達さえエイリアン達の幹部を見てないでしょう?」

 

「ああ」

 

「少なくともキメラアニマルにしていた元凶しか見ていない」

 

「成程そうすると今の状況では偵察部隊という感じか?」

 

「恐らくそう思うそして動き出そうかとした時に・・・」

 

「バトラー貴方どうしてここに」

 

「やはりキュアオアシスは死んでいてその魂が紫藤直哉に・・・いや花寺直哉に宿っていたのですね」

 

「バトラー貴方は私達の事を調べる為にこちらの世界に超ゼッタイヤラネーダを誕生させたんですね?」

 

キュアオアシスバトラーに聞く。

 

「その通りですよ。キュアオアシス謎が解けたので私はこれで失礼します」

 

そう言ってバトラーはミュウミュウ世界から姿を消した。

 

そして・・・

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

「直哉さん行きますよ」

 

「わかりました、ですが現状でこの世界においてもオアシスとして動けるのは3分です」

 

「わかりましたすぐに終わらせます」

 

そしてキュアオアシスは行動を開始した。

 

「ランドハートクルリング!」

 

「プリキュア!ランドビート・ダイナミック!」

 

「ビクトリー!」

 

そしてキュアオアシスは、バスケットボールゴール型の超ゼッタイヤラネーダを浄化する事に成功したのだった。

 

「「「凄い」」」

 

いちごと陵と圭一郎は、実際にプリキュアが超ゼッタイヤラネーダを浄化する所を見て驚きを隠せないでいた。

 

「その時にバトラーとバスケットボールゴール型の超ゼッタイヤラネーダが現れて本来の敵が様子見に徹するかもしれない」

 

「それも厄介ね」

 

「でも何でキュアオアシスがこっちにいたんだろうね?」

 

「「「確かに」」」

 

事情を知らないプリキュアのメンバーがサマーの意見に同意をする。

 

「ああ、直哉さんはまなつちゃん達に秘密にしてるんだだから・・・」

 

「ですから彼女に対応して貰いますよ」

 

「え、彼女って誰ですか?」

 

いちごが直哉に聞く。

 

「すみませんいちごさん。僕がこれからする事に対して秘密にしてくださいね」

 

「え、それはどういう意味ですか?」

 

「行きますよオアシスさん」

 

「はい、行きましょう直哉さん」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「乾いた心に!キュアオアシス!」

 

「ええ――直哉さんがプリキュアになっちゃた」

 

「いちごさん着いて来て貰えますか?」

 

「まだミュウミュウ世界の地理がわからないので」

 

「あ、わかりました」

 

そしていちごとキュアオアシスはバスケットボールゴール型の超ゼッタイヤラネーダとバトラーがいる場所に向かった。

 

「直哉さんはあんな事を言ったんだ」

 

いちごが心の中でそう言う。

 

「それで直哉さん私達をこの世界に呼んだのはなんですか?」」

 

さんごが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・バトラーとバスケットボールゴール型の超ゼッタイヤラネーダが現れる前にミュウミュウ世界で地震が起きたんですよ」

 

「「「「「ええ――本当ですか?」」」」本当に?」

 

「おいおい地震が起きたくらいで何驚いてるんだよ」

 

白銀が直哉に聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第32章 第4部 それぞれの世界の変化編
まなつ達とミュウミュウ後編


 

「いちごさん着いて来て貰えますか?」

 

「まだミュウミュウ世界の地理がわからないので」

 

「あ、わかりました」

 

そしていちごとキュアオアシスはバスケットボールゴール型の超ゼッタイヤラネーダとバトラーがいる場所に向かった。

 

「直哉さんはあんな事を言ったんだ」

 

いちごが心の中でそう言う。

 

「それで直哉さん私達をこの世界に呼んだのはなんですか?」」

 

さんごが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・バトラーとバスケットボールゴール型の超ゼッタイヤラネーダが現れる前にミュウミュウ世界で地震が起きたんですよ」

 

「「「「「ええ――本当ですか?」」」」本当に?」

 

「おいおい地震が起きたくらいで何驚いてるんだよ」

 

白銀が直哉に聞く。

 

「それは・・・」

 

「それは私達の世界も地震が起きた時に気がついたら融合世界の近くに来てたのよ」

 

「「「「何ですって」」何だと!!」ええ――」

 

ローラの言葉を聞き驚くミュウミュウ世界の4人だった。

 

「この人の言葉は本当なのですか?」

 

圭一郎が直哉に聞く。

 

「ええ、事実ですよとりあえずこの一連の映像を見て下さい」

 

直哉がそう言い映像を再生した。

 

夜叉がいなくなった直後、融合世界全ての世界で大地震が起こりその地震により、偽りの魔神器による封印の影響を受けた大神一郎を乗せた船と16番目のプリキュアの世界が、もう一つのすこやか市に隣接する形で出現したのだった。

 

その後大神一郎は、真宮寺さくらによって封印を解除され、さくらの希望により何事もなく。特殊遊撃部隊により大神と船は中心世界に戻り、中心世界の巴里に向かう航海を続けるのだった

 

そしてこの地震は、融合世界の内部の世界にも新たな変化をもたらす事になる事を、トワ達もそして特殊遊撃部隊も知る事は現時点では無かった。

 

映像中断・・・

 

「この事件後に16番目のプリキュアが融合世界にやって来たのです」

 

映像再生・・・

 

「ただし、先ほども言ったが大神一郎達を助けた場合、夏海まなつ達の世界が、花寺のどか達の原作世界のようになる可能性が高い」

 

「それにしても、16番目のプリキュアの世界が原作世界のすこやか市に隣接する形になるとはな」

 

「ええでも原作世界の方に現れて助かったと思うわ。これが融合世界の方に現れていた方がもっと面倒な事になってたわよ」

 

「・・・確かにな」

 

 

「それでトワ、特殊遊撃部隊として16番目のプリキュアの世界の転移後の状況を見守る感じで良いすか?」

 

「そうね、とりあえずあおぞら市にまなつ達を連れて行き、事情を説明しなさい」

 

「いいんですか?」

 

「ええ、良いわよ」

 

映像終了・・・

 

「最後に見せた映像はその当時の特殊遊撃部隊の動きについて話していた事です」

 

「「「「確かに地震が起きる前のあれは違うが」でも地震後は似ている」」」

 

「そうだな、直哉お前は俺達の世界が正式に融合世界の一部となったと考えているのか?」

 

白銀が直哉に聞く。

 

「ええ、少なくともそう考えて良いと思いますよ。何故なら地震後に恐らくですが彼女達の世界とリンクしたんだと思います」

 

「リンクだと?」

 

「ああ、それは・・・僕が白銀さんといちごさんを融合世界の世界に連れて行ったゲートの道が出来たと言う事ですよ」

 

「成程なそのタイミングでたまたま俺達の世界に出た異世界の敵が・・・」

 

「大丈夫か圭一郎?」

 

「はい陵こそ大丈夫ですか?」

 

「ああ、しかし大きな地震だったな」

 

「ええ、とりあえず周辺の調査を始めます」

 

「ああ、頼む」

 

暫くして・・・

 

「「何だあのバスケットボールゴール型の怪物は?」」

 

「あれもメガビョーゲンという者ですか?」

 

「いや違うメガビョーゲンなら大地が赤黒く変色するし、今回のバスケットボールゴール型の怪物はそう言う事をしていない」

 

「もしかすると融合世界の別の敵が先程の地震で来たのかもな」

 

「そんな馬鹿な」

 

「だが事実バスケットボールゴール型の怪物がいるしな」

 

!!

 

「陵大変ですバスケットボールゴール型の怪物の元に1人の少女が現れました」

 

「何だと!!」

 

「奴等だったと言う事か?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ノイズVSゼムリア大陸の猛者達

「「何だあのバスケットボールゴール型の怪物は?」」

 

「あれもメガビョーゲンという者ですか?」

 

「いや違うメガビョーゲンなら大地が赤黒く変色するし、今回のバスケットボールゴール型の怪物はそう言う事をしていない」

 

「もしかすると融合世界の別の敵が先程の地震で来たのかもな」

 

「そんな馬鹿な」

 

「だが事実バスケットボールゴール型の怪物がいるしな」

 

!!

 

「陵大変ですバスケットボールゴール型の怪物の元に1人の少女が現れました」

 

「何だと!!」

 

「奴等だったと言う事か?」

 

「ええそうです。ゲートが繋がった時次に現れてくるのが・・・」

 

ビービービービー

 

!!

 

「陵大変です。バトラーと名乗る者が撤退したゲートから触れた人間を炭に変える怪物が10体以上現れました」

 

「何だと!!」

 

「やはりノイズまでミュウミュウ世界を見つけて来たか?」

 

「おいおい直哉俺達は、この怪物について聞いて無いぞ」

 

「そうですね。ノイズについては本来のノイズとの遭遇率は天文学的確率な数値なので」

 

「つまり、現れて遭遇した場合運が相当良いと言う事か?」

 

「そう言う事ですよ。白銀さん」

 

「ならこの怪物を倒す手段はあるのか?」

 

「ああ、それは・・・」

 

直哉がそう言いかけた時直哉はレオンハルトとマクバーンの姿を見た。

 

「ノイズに対しては有効な手段はありますが・・・今回は安心してみてて良いと思いますよ」

 

「何それはどういう意味だ?」

 

「言葉通りですよ」

 

「さてサマーちょっと聞きたいだけどいい?」

 

「はい」

 

「成程ね、そう言う事がミュウミュウ世界とそしてあおぞら市で超ゼッタイヤラネーダの侵略があったのね」

 

「「「「はい」」」」

 

「それで直哉さんがトワさんに報告後私達にミュウミュウ世界に来て欲しいと言ってました」

 

「わかったわ先にまなつ達と結社の2人を連れて直哉と合流して」

 

「でも良いんですか?あの2人の目的は響さんと戦う為ですよね」

 

「そうなんだけどこのままだとシンフォギア世界でのイベントが再開した時を考えたら少しは離れさせる時間が必要と思うしね」

 

「「「「成程」」」」

 

「そう言う訳でローラ以外の4人は直哉がいるミュウミュウ世界に向かって」

 

「「「「はい」」」」

 

そして4人は結社の2人を連れてミュウミュウ世界に向かった。

 

「成程ね、トワは響さんが動けないと考えレオンハルトさんとマクバーンさんをサマー達と一緒に来て貰ったんですね」

 

「はいそうです」

 

「確かにグレ響さんと響さんがいない現状だとしたらレオンハルトさんとマクバーンさんはノイズと戦っている人達ですからね」

 

直哉がその時を思い出す。

 

「「わわ、ノイズが出たーー」」

 

響と直哉が戦闘体勢をとる前に二人が動いた。

 

「さてやるか」

 

「俺様を楽しませろよノイズ」

 

マクバーンとレーヴェはノイズと戦いという遊びを始めた。

 

そして戦いは二人の圧勝だった。

 

「「ええーー普通の斬撃でノイズを倒せるなんてあり得ないんですけど?」」

 

「ノイズには炭素化と位相差障壁があってその障壁を何とかしないといけないんですけど」

 

「ああ、そうだっだな。だが、俺の持ったケルンバイターと火炎魔神の炎にはそんなものは通用しない最初からな」

 

「あはは、そうなんですね。何この非常識の塊のような世界は、この二人と師匠会わせたら世界が壊れるまで戦うかもしれない」

 

「絶対会わせたら駄目だ」

 

響はそういって決意する。

 

「響さん気持ちは痛いほどわかるから今はゼムリア大陸はそんなものと思った方がいいよ」

 

「そうだね。私疲れたよ。エステルさんやヨシュアさんとは違う驚きで」

 

そして直哉が思い出している間もレオンハルトとマクバーンはミュウミュウ世界に現れたノイズを倒していった。

 

その頃あおぞら市に滞在している特殊遊撃部隊は・・・」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について15 レイからの通達後前編

「それでこれからの行動はどうするの?のどか」

 

「うん皆はまなつちゃん達とレオンハルトさんとマクバーンさんが直哉君の要請でミュウミュウ世界に行ってるのは知ってるよね」

 

「「「「「ええ」」」」」

 

プリキュア組のちゆひなたアスミの3人と獅童光と立花響が答える。

 

「そしてレイさんがこう言ったの」

 

「もしかするとミュウミュウ世界に起きた事が対となったあおぞら市に起きるかも知れないと」

 

「「「「「対となったってどういう事?」」」」」

 

「それはこの映像を見てだって」

 

のどかはそう言い映像を再生した。

 

「大丈夫か圭一郎?」

 

「はい陵こそ大丈夫ですか?」

 

「ああ、しかし大きな地震だったな」

 

「ええ、とりあえず周辺の調査を始めます」

 

「ああ、頼む」

 

暫くして・・・

 

「「何だあのバスケットボールゴール型の怪物は?」」

 

「あれもメガビョーゲンという者ですか?」

 

「いや違うメガビョーゲンなら大地が赤黒く変色するし、今回のバスケットボールゴール型の怪物はそう言う事をしていない」

 

「もしかすると融合世界の別の敵が先程の地震で来たのかもな」

 

「そんな馬鹿な」

 

「だが事実バスケットボールゴール型の怪物がいるしな」

 

!!

 

「陵大変ですバスケットボールゴール型の怪物の元に1人の少女が現れました」

 

「何だと!!」

 

時を少し戻して・・・

 

「ええ――同じ怪物が向こうにも出現しているなんて」

 

「直哉さんどうするんですか?確かプリキュアの敵は対象となるプリキュアの力が必須なんですよね?」

 

「そうですよいちごさん」

 

「ですから彼女に対応して貰いますよ」

 

「え、彼女って誰ですか?」

 

いちごが直哉に聞く。

 

「すみませんいちごさん。僕がこれからする事に対して秘密にしてくださいね」

 

「え、それはどういう意味ですか?」

 

「行きますよオアシスさん」

 

「はい、行きましょう直哉さん」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「乾いた心に!キュアオアシス!」

 

「ええ――直哉さんがプリキュアになっちゃた」

 

「いちごさん着いて来て貰えますか?」

 

「まだミュウミュウ世界の地理がわからないので」

 

「あ、わかりました」

 

そしていちごとキュアオアシスはバスケットボールゴール型の超ゼッタイヤラネーダとバトラーがいる場所に向かった。

 

「バトラー貴方どうしてここに」

 

「やはりキュアオアシスは死んでいてその魂が紫藤直哉に・・・いや花寺直哉に宿っていたのですね」

 

映像中断・・・

 

「「「「「成程」」」」」

 

「向こうの地震が起きてあおぞら市と対となったミュウミュウ世界にバトラーと超ゼッタイヤラネーダが現れたからまなつちゃん達が向こうに行ったのね」

 

「そうみたいよちゆちゃん」

 

「映像はまだあるから進めるね」

 

「「「「「はい」」」」」

 

「陵大変です。バトラーと名乗る者が撤退したゲートから触れた人間を炭に変える怪物が10体以上現れました」

 

「何だと!!」

 

「やはりノイズまでミュウミュウ世界を見つけて来たか?」

 

「おいおい直哉俺達は、この怪物について聞いて無いぞ」

 

「そうですね。ノイズについては本来のノイズとの遭遇率は天文学的確率な数値なので」

 

「つまり、現れて遭遇した場合運が相当良いと言う事か?」

 

「そう言う事ですよ。白銀さん」

 

「ならこの怪物を倒す手段はあるのか?」

 

「ああ、それは・・・」

 

直哉がそう言いかけた時直哉はレオンハルトとマクバーンの姿を見た。

 

「ノイズに対しては有効な手段はありますが・・・今回は安心してみてて良いと思いますよ」

 

「何それはどういう意味だ?」

 

「言葉通りですよ」

 

映像終了・・・

 

「「「「「成程」」」」」

 

「新しい世界ではそう言う事が起きたからあおぞら市でミュウミュウ世界における敵が来てもおかしくないのね?」

 

ちゆがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について15 レイからの通達後中編

直哉がそう言いかけた時直哉はレオンハルトとマクバーンの姿を見た。

 

「ノイズに対しては有効な手段はありますが・・・今回は安心してみてて良いと思いますよ」

 

「何それはどういう意味だ?」

 

「言葉通りですよ」

 

映像終了・・・

 

「「「「「成程」」」」」

 

「新しい世界ではそう言う事が起きたからあおぞら市でミュウミュウ世界における敵が来てもおかしくないのね?」

 

ちゆがそう言う。

 

「うんそう言う事なんだ」

 

「「「・・・」」」

 

「直哉君これが動物の力の意味なんだね」

 

「しかしこれは・・・私達とビョーゲンズに似てますね立場が」

 

「確かにそうですね、絶滅危惧種の動物の力の因子を適合者に打ち込みミュウミュウと言う戦士に変身させ怪物を浄化させると言う行動までもが似ていましたね」

 

「そうですねただこの世界のナノビョーゲンは媒体にした生物を凶暴にさせるようですね」

 

「ええ、そのようですね今回はネズミの怪物でしたね」

 

「ただ・・・」

 

「それにあまり考えたくないですが、桃宮さんのデート自体がその者達に利用されている可能性もあります」

 

「「まさか、彼女が動物の力の適合者だから?」

 

「ええ、その可能性があります」

 

「つまりのどかっちはあの時見たキメラアニマルになった動物達があおぞら市で出現するかもしれないと言ってるんだね?」

 

ひなたがのどかに確認する。

 

「うんそれに・・・」

 

 

「行きますよオアシスさん」

 

「はい、行きましょう直哉さん」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「乾いた心に!キュアオアシス!」

 

「ええ――直哉さんがプリキュアになっちゃた」

 

「いちごさん着いて来て貰えますか?」

 

「まだミュウミュウ世界の地理がわからないので」

 

「あ、わかりました」

 

そしていちごとキュアオアシスはバスケットボールゴール型の超ゼッタイヤラネーダとバトラーがいる場所に向かった。

 

「バトラー貴方どうしてここに」

 

「やはりキュアオアシスは死んでいてその魂が紫藤直哉に・・・いや花寺直哉に宿っていたのですね」

 

「バトラー貴方は私達の事を調べる為にこちらの世界に超ゼッタイヤラネーダを誕生させたんですね?」

 

キュアオアシスバトラーに聞く。

 

「その通りですよ。キュアオアシス謎が解けたので私はこれで失礼します」

 

そう言ってバトラーはミュウミュウ世界から姿を消した。

 

「バトラーの目的はキュアオアシスの正体を確認する為の方が強かったみたい」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「やはりですかあのバトラーと言う者は、キュアオアシスに対して相当驚いてたので、彼自身がかなり独断で動いてたのでしょうね」

 

「でもアスミさん私だったら特殊遊撃部隊と関わるのは避けますけど」

 

光がアスミに言う。

 

「確かにそう言う考えもわかります。ただバトラーにとってはキュアオアシスの存在は存在する事自体あり得ないのでしょうね」

 

「だからこそバトラーは単独で動いていたんだね」

 

響がそう言う。

 

「でもまさかノイズまでミュウミュウ世界に現れたなんて」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について15 レイからの通達後後編

「でもアスミさん私だったら特殊遊撃部隊と関わるのは避けますけど」

 

光がアスミに言う。

 

「確かにそう言う考えもわかります。ただバトラーにとってはキュアオアシスの存在は存在する事自体あり得ないのでしょうね」

 

「だからこそバトラーは単独で動いていたんだね」

 

響がそう言う。

 

「でもまさかノイズまでミュウミュウ世界に現れたなんて」

 

「そうですね響さん。ですが今回の一連のイベントが起きた事でミュウミュウ世界における特殊遊撃部隊の介入する事がしやすくなったのは事実ですよ」

 

「でも確かにのどかちゃんの言う通りかもしれないね」

 

「あおぞら市ではブルーの介入が原因で・・・」

「どうやらアスミの言う事があってるかもね?のどか16番目のプリキュアの世界を見つけたわ」

 

「「「トワさん本当ですか?」」」

 

「ええ、別口で調べたら漸く見つけたわ」

 

「別口とは?」

 

「紫藤隼人の痕跡を改めて調べたら飛鳥と薫と交っていた未知の世界があったのよ」

 

「「「ええーー」」」

 

「「「隼人さんが16番目のプリキュアの世界にーーー」」」

 

「確かにあの人も世界を移動出来るけど、どうしてその世界に?」

 

「どうやら隼人はその世界で敵の幹部してるみたいね、その頃に新生帝国華撃団と飛鳥達がその世界に漂着したみたいね」

 

「そこまでがわかった所よ」

 

「最初はそう言う感じで簡単に考えていたら落とし穴がありましたしね」

 

「つまり今のメガ無限を止めることが出来るのは・・・あの子達とさくら達と言う事で良いのね?」

 

「はい」

 

 

「ラビリン。ぺギタン。ニャトラン。これから3人が来たらラビリンはサマ-にぺギタンはコーラルに、ニャトランは新しい人に力を与えて」

 

 

「何で、直哉があげたらいいラビなのに?」

 

 

「駄目なんだ、今自分でも霊力のコントロールが出来てないんだよね」

 

 

「それに16番目のプリキュア達との信頼関係が出来てないからね、さくらさんほどにはね」

 

 

「「「わかったラビ」ペン」ニャン」

 

 

「ありがとう」

 

 

「それじゃあ私達はメガ無限の足止めかな?」

 

 

「「ええ、そうね」」

 

 

「頑張りましょう」

 

 

暫くして・・・

 

「大丈夫グレース」

 

 

「あ、さくらさんこちらに来たと言う事は、あの子達もいますか?」

 

「来ているけどどうしたの?あれメガビョーゲンの一種よね?何で浄化しないの?」

 

そしてサマー達はグレース達と合流した。

 

「さくらさん落ち着いてください。あれはメガビョーゲンの力を持つヤラネーダなんです。ヤラネーダの力を前面に出ているので、直哉君がやる気を奪われて」

 

「そんな!!」

 

「ですのでヤラネーダ要素が出ている以上私達はうかつに手が出せないんです」

 

「あの時は苦労したね」

 

「ええ、でも融合世界の事を話す時は楽だったわね実際に見てるからねまなつちゃん達が」

 

「そうですね。ですがまなつ達の世界とミュウミュウ世界は何かの繋がりがあるんですか?まだもう1つのすこやか市と繋がるのだったら理解できるんですが?」

 

アスミがそう言う。

 

「確かにアスミちゃんが言ったようにもう1人の私達のいる世界ならナノビョーゲンのような存在がいるからね」

 

「それなら何故あおぞら市になったのでしょう」

 

「恐らくバトラーがブルーの技術を使いもう1つのすこやか市に繋がる前にあおぞら市に繋げたんじゃないかな?」

 

響がアスミに説明をする。

 

「成程」

 

その頃ミュウミュウ世界では・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

まなつ達白銀達との出会い後

「直哉さん私達これからどうしますか?」

 

みのりが直哉に聞く。

 

「そうですね・・・まなつさん達の役目的には終わっているので、ミュウミュウ世界のお店とか見て回りたいのなら言っても良いですよ」

 

「え、良いんですか?」

 

「はい、ミュウミュウ世界のお金もプリキュアの世界のお金は変わらないようですから」

 

「やった――」

 

「良かったねまなつちゃん」

 

「うん」

 

そしてまなつとさんごとみのりとあすかの4人はミュウミュウ世界のお店巡りを始めた。

 

「あれローラは行かないの?」

 

「・・・直哉とオアシスごめんなさい」

 

「「え、何でローラさんが謝るの?」」

 

「だって、私達が本体のいるミュウミュウ世界に来れたら貴女達の秘密がバトラーにばれなかった筈じゃない?」

 

「ああ、それは・・・ローラさんには言っておきますねあの時の超ゼッタイヤラネーダは2体とも本物ですよ」

 

「ええ――どういう事?」

 

「つまりですね今回のバトラーがミュウミュウ世界に来たのは融合世界の意思によるものですから」

 

「ええ――」

 

「ローラさん思い出して下さい。貴女達が融合世界に来た経緯を」

 

「それは・・・」

 

ローラは思い出していた。

 

「ほう、キュアグレースと紫藤直哉もこの世界に来ていたのだったな。ならばこの場にいる全ての者よきえうせろ。この技は私の技ではないが食らうがいい。ブラックホールクラスター」

 

 

「「ええ――それはグランゾンの」」

 

「だから言っただろうブラックホールに飲み込まれるがいい」

 

 

「直哉君どういたらいいの?」

 

「この状況に打開策があるとすれば、ブラックホールクラスターと同等もしくはそれを超える技で消滅させるしかありません」

 

「そんな」

 

そしてヴォルクルスがブラックホールクラスターを地上に向けてはなった。

 

「薫・・・私やるよ」

 

「飛鳥ちゃん」

 

「サイバスター私に力をかして・・・行くぞ!!ヴォルクルスコスモノヴァ発射」

 

「うおおお。コスモノヴァだと、紫藤飛鳥め小癪な真似を・・・だがこの2つの技により次元に穴が開くだろう」

 

ヴォルクルスがそう言った直後次元の穴が開き、その場にいるもの全てが次元の穴にに吸い込まれた。

 

「そして私達は融合世界に来て・・・」

 

夜叉がいなくなった直後、融合世界全ての世界で大地震が起こりその地震により、偽りの魔神器による封印の影響を受けた大神一郎を乗せた船と16番目のプリキュアの世界が、もう一つのすこやか市に隣接する形で出現したのだった。

 

その後大神一郎は、真宮寺さくらによって封印を解除され、さくらの希望により何事もなく。特殊遊撃部隊により大神と船は中心世界に戻り、中心世界の巴里に向かう航海を続けるのだった

 

「その後あの事件後に地震が起きて・・・ちょっと待ってあの地震てまさか」

 

「ええ、僕の方でも信じれませんが融合世界が、まなつさん達の心に秘めていた願いを叶えたのではと思っています」

 

「じゃあ今回のミュウミュウ世界での地震も直哉貴方は、融合世界の意思があおぞら市に繋がりを持つようにしたと考えてるの?」

 

「ええ」

 

「どうしてあおぞら市なの?」

 

「それは恐らく・・・あとまわしの魔女側にブルーの転移装置と言う技術があるからと思いますよ」

 

!!

 

「成程そう繋がる訳ね」

 

「ええ、融合世界のパターンとして今までも世界の安定もしくは融合世界に迷い込んだ人物を元の世界に戻すと言う事をローラさんは経験済みですよね?」

 

「そうね・・・それでこれからどうするの?」

 

「それはバトラーを追いかけますよローラさん」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

バトラーとオアシスの関係と遭遇1

「じゃあ今回のミュウミュウ世界での地震も直哉貴方は、融合世界の意思があおぞら市に繋がりを持つようにしたと考えてるの?」

 

「ええ」

 

「どうしてあおぞら市なの?」

 

「それは恐らく・・・あとまわしの魔女側にブルーの転移装置と言う技術があるからと思いますよ」

 

!!

 

「成程そう繋がる訳ね」

 

「ええ、融合世界のパターンとして今までも世界の安定もしくは融合世界に迷い込んだ人物を元の世界に戻すと言う事をローラさんは経験済みですよね?」

 

「そうね・・・それでこれからどうするの?」

 

「それはバトラーを追いかけますよローラさん」

 

「まあ、こちらが追いかけなくともバトラーがオアシスさんを狙う可能性が高いので」

 

「そうねエルダやチョンギーレ達はオアシスの存在を知らなさそうだから、

キュアオアシスは前の時のプリキュアになった人間なのかも?」

 

「成程」

 

「その辺はオアシスから聞いてないの?」

 

「ええ、本人からは何も聞いてませんね」

 

「何故聞いてないの?」

 

「聞いてないんではなくそう言う話をする暇がないと言うのが事実ですね」

 

「ああ、それは・・・納得だわ。最近の直哉は働き過ぎじゃない?」

 

ローラがそう言う。

 

「そうですねまずシンフォギア世界で起きた事件から・・・」

 

「そう言う意味でも、直哉達が行くより安全だと思うがな、シンフォギア世界の世界各国に余計な疑念を持たれるよりは」

 

「「「「「あっ」」」」」

 

ブルーに言われ直哉達が思い出す。

 

「ああ、そうだだが、俺達のように彼等の事情を知らない連中は、異世界の戦争に巻き込んだ国が一番わるい、そんな国は滅べなんて言われてるがな」

 

「まあ、シンフォギアに関しては秘密に出来てるがな、彼等の存在が世界の目を逸らしてくれる形となっているな」

 

「何なんだよ、それ響や直哉達が悪者じゃねえか」

 

「そうです。伯父様彼等は私達の代わりに世界の為に戦ってくれた恩人ですよ」

 

「それはわかっているが、政府からの通達でな彼等が再び来たら捕獲しろダそうだ」

 

「そしてその後に・・・」

 

「その介入の結果鉄血宰相や共和国の大統領に特殊遊撃部隊の事を知られても良いですから」

 

「でも良いの本当に?」

 

「わかってますよクローゼさん。エレポニア帝国とカルバート共和国を刺激させない為にですよね」

 

「そうです響さん特務支援課はそれなりに付き合いがあるのでその辺を利用する事にしたんです。これは直哉さんの許可を得てますから」

 

「でも確かに、クローゼ姫としてなら特務支援課と会うかもですけどそうなるといろんな意味でエレポニア帝国とカルバート共和国に見られますね」

 

「そうなんですよ。でもそういう形にすると特務支援課の皆さんとは野関係が無い事になりますから」

 

「だから私の友達のクローゼとして会うんだね特務支援課に」

 

「そうです」

 

「クロスベルにおける通商会議とミュウミュウ世界の同時進行ですね」

 

「本当に直哉大変ね」

 

「大変ですけど、和実ゆいちゃん達の世界が本当に見つかって良かったですよ」

 

「本当に君が見つかって良かったよ。

 

!!

 

「「誰だ?」誰」」

 

その時直哉とローラが声のした方向に振り向く。そこには1人の少年が空中に浮いていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

バトラーとオアシスの関係と遭遇2

「クロスベルにおける通商会議とミュウミュウ世界の同時進行ですね」

 

「本当に直哉大変ね」

 

「大変ですけど、和実ゆいちゃん達の世界が本当に見つかって良かったですよ」

 

「本当に君が見つかって良かったよ。

 

!!

 

「「誰だ?」誰」」

 

その時直哉とローラが声のした方向に振り向く。そこには1人の少年が空中に浮いていた。

 

時を少し戻して・・・

 

カフェミュウミュウでは・・・

 

「まさか直哉さんが司令をしている部隊の大半が私達より年下のメンバーが多いだなんて」

 

「そうですわね今回来たあの子達も・・・中学生と言ってましたわね」

 

「圭一郎もう一度あの子達の変身を見せてくれ」

 

「わかりました」

 

そして圭一郎は映像を再生した。

 

「しかしそいつらは何だ?」

 

白銀が引き気味に言う先には大量のお菓子を注文をするまなつ達がいた。

 

「あはは、すみません彼女達は先程この世界に現れたヤラネーダと言う敵を浄化を出来る力を持つ者ですよ」

 

!!

 

「おいおい直哉それってこいつら5人もプリキュアなのか?」

 

「はいそうですよ。まなつちゃん達お願いしますね」

 

「「「「「はい」」」」」

 

「皆行くよ」

 

「「「「ええ」」」」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「今日も元気だ!」

 

「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」」

 

「うわあまなつちゃん達は、南国のプリキュアなんだね」

 

「ありえませんわ・・・」

 

映像終了・・・

 

「いちごこいつらとのどか達の変身の違いわかるよな?」

 

「「変身の違い?」」

 

圭一郎とミントがそう言う。

 

「うんわかるよ。まなつちゃん達はアイテムで変身してたしそしてのどかちゃん達は妖精と協力して変身してた」

 

「「妖精?」」

 

「ああ、そうだなプリキュアと言ってもいろんなパターンがあるんだな」

 

「そうだね」

 

その時マシャが感知した。

 

「エイリアン発見エイリアン発見」

 

!!

 

マシャの言葉を聞きカフェミュウミュウにいる全員がモニターを見る。

 

「クロスベルにおける通商会議とミュウミュウ世界の同時進行ですね」

 

「本当に直哉大変ね」

 

「大変ですけど、和実ゆいちゃん達の世界が本当に見つかって良かったですよ」

 

「本当に君が見つかって良かったよ。

 

!!

 

「「誰だ?」誰」」

 

その時直哉とローラが声のした方向に振り向く。そこには1人の少年が空中に浮いていた。

 

「まさか僕達が目を付けた子の惑星にあんな怪物と君達のような存在が生まれていたとはね」

 

そう言って少年は話し出す。

 

「バトラー貴方どうしてここに」

 

「やはりキュアオアシスは死んでいてその魂が紫藤直哉に・・・いや花寺直哉に宿っていたのですね」

 

「バトラー貴方は私達の事を調べる為にこちらの世界に超ゼッタイヤラネーダを誕生させたんですね?」

 

キュアオアシスバトラーに聞く。

 

「その通りですよ。キュアオアシス謎が解けたので私はこれで失礼します」

 

そう言ってバトラーはミュウミュウ世界から姿を消した。

 

そして・・・

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

「直哉さん行きますよ」

 

「わかりました、ですが現状でこの世界においてもオアシスとして動けるのは3分です」

 

「わかりましたすぐに終わらせます」

 

そしてキュアオアシスは行動を開始した。

 

「ランドハートクルリング!」

 

「プリキュア!ランドビート・ダイナミック!」

 

「ビクトリー!」

 

そしてキュアオアシスは、バスケットボールゴール型の超ゼッタイヤラネーダを浄化する事に成功したのだった。

 

「本当に驚いたよ。あの力には」

 

「成程君は地球を汚染する為にキメラアニマルを誕生させた犯人で良いんですね」

 

「そうさこういう風にね」

 

そして少年がばらまいたクラゲ状の者に動物が触れるとその動物はキメラアニマルに進化をした。

 

「成程こういう仕組みだったんですね」

 

「そうさじゃあ死んでくれ」

 

「「それさはせない」」

 

「何!!」

 

少年の攻撃を防いだのはミュウミュウの力で変身した。いちごとミントだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

エイリアンの幹部との遭遇後

「本当に驚いたよ。あの力には」

 

「成程君は地球を汚染する為にキメラアニマルを誕生させた犯人で良いんですね」

 

「そうさこういう風にね」

 

そして少年がばらまいたクラゲ状の者に動物が触れるとその動物はキメラアニマルに進化をした。

 

「成程こういう仕組みだったんですね」

 

「そうさじゃあ死んでくれ」

 

「「それさはせない」」

 

「何!!」

 

少年の攻撃を防いだのはミュウミュウの力で変身した。いちごとミントだった。

 

「直哉さん。ここは私達に任せて下さい」

 

「そうですわ。キメラアニマルとの戦いは任せて下さいな」

 

「・・・直哉どうするの?」

 

ローラが直哉に聞く。

 

「ここはミュウミュウの皆さんの好意に甘えます」

 

「わかったわ急いで逃げましょう」

 

「逃がすか」

 

「行かせないよ。ミントキメラアニマルをお願い私は直哉さん達が逃げる間こいつを足止めするから」

 

わかりましたわ」

 

その頃まなつ達は・・・

 

「本当に私達の世界のお金が使えた」

 

「そうだねまなつちゃん」

 

「直哉さん私達これからどうしますか?」

 

みのりが直哉に聞く。

 

「そうですね・・・まなつさん達の役目的には終わっているので、ミュウミュウ世界のお店とか見て回りたいのなら言っても良いですよ」

 

「え、良いんですか?」

 

「はい、ミュウミュウ世界のお金もプリキュアの世界のお金は変わらないようですから」

 

「やった――」

 

「良かったねまなつちゃん」

 

「うん」

 

そしてまなつとさんごとみのりとあすかの4人はミュウミュウ世界のお店巡りを始めた。

 

「やっぱり事前調査は大切なんだね」

 

みのりがそう言う。

 

「ああ、私達も以前聞いていたが、事前調査が無ければ私達の持っているお金で買い物を出来るとはわからないよな」

 

「そうですね私もあの時はわからなかったけど・・・」

 

「生きてる世界としてはね、たまに新しい世界と接触しては僕達が現地調査をするよ」

 

「「「「現地調査」」」」

 

「うん、君達との場合は新生帝国華撃団のメンバーの天宮さくらさんがしたような事だよ」

 

「「「「ああ、成る程」」

 

「基本僕達は融合世界周辺の世界と融合世界内部にある世界の平和や安定を目的として作られた部隊だからね、今回は僕の娘や新生帝国華撃団のメンバーが、関わった案件だから来れたんだ」

 

「色んなルールがあるんですね。特殊遊撃部隊にも」

 

「あの時の言葉の意味が良くわかったよ」

 

「ほへさんご何がわかったの?」

 

「「「まなつちゃん」」まなつ」

 

「しかし先程から嫌な感じがするな」

 

「一応変身しておこう皆」

 

「「「うん」」」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「今日も元気だ!」

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

そして4人が変身した直後4人は直哉とローラと合流し直哉が説明した。

 

「本当に君が見つかって良かったよ。

 

!!

 

「「誰だ?」誰」」

 

その時直哉とローラが声のした方向に振り向く。そこには1人の少年が空中に浮いていた。

 

「まさか僕達が目を付けた子の惑星にあんな怪物と君達のような存在が生まれていたとはね」

 

そう言って少年は話し出す。

 

「バトラー貴方どうしてここに」

 

「やはりキュアオアシスは死んでいてその魂が紫藤直哉に・・・いや花寺直哉に宿っていたのですね」

 

「バトラー貴方は私達の事を調べる為にこちらの世界に超ゼッタイヤラネーダを誕生させたんですね?」

 

キュアオアシスバトラーに聞く。

 

「その通りですよ。キュアオアシス謎が解けたので私はこれで失礼します」

 

そう言ってバトラーはミュウミュウ世界から姿を消した。

「本当に驚いたよ。あの力には」

 

「成程君は地球を汚染する為にキメラアニマルを誕生させた犯人で良いんですね」

 

「そうさこういう風にね」

 

そして少年がばらまいたクラゲ状の者に動物が触れるとその動物はキメラアニマルに進化をした。

 

「成程こういう仕組みだったんですね」

 

「そうさじゃあ死んでくれ」

 

「「それさはせない」」

 

「何!!」

 

少年の攻撃を防いだのはミュウミュウの力で変身した。いちごとミントだった。

 

「そう言う事がありまして」

 

「「「「ええ――」」」」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帰還命令

「成程君は地球を汚染する為にキメラアニマルを誕生させた犯人で良いんですね」

 

「そうさこういう風にね」

 

そして少年がばらまいたクラゲ状の者に動物が触れるとその動物はキメラアニマルに進化をした。

 

「成程こういう仕組みだったんですね」

 

「そうさじゃあ死んでくれ」

 

「「それさはせない」」

 

「何!!」

 

少年の攻撃を防いだのはミュウミュウの力で変身した。いちごとミントだった。

 

「そう言う事がありまして」

 

「「「「ええ――」」」」

 

「そう言う事だから今から融合世界に戻るわよ皆」

 

「ええ――そんな――いちごさん達を助けたら駄目ですか?」

 

「まなつちゃんには悪いけどそれは駄目だよ」

 

「今襲撃しているのは、ミュウミュウ世界の本来の敵だからね」

 

「う、そうなんだ」

 

「何か悔しいな。手伝えないのは」

 

「うんでも私達がこの世界の歴史を大きく変える事は許されないのよ」

 

「「ローラ」」

 

「それにあの話を思い出しなさい」

 

「「「「それは」」」」

 

「ある種の隊長のわがままかな」

 

「ええ、そのような感じですね」

 

「「「「「ええーー」」」」その理由私より酷くない」

 

「ローラ自覚はあるんだ」

 

「五月蠅いまなつ」

 

「私達は紫藤直哉さんの戦力として、色んな世界で戦いを見て、私達の隊長が救出に行きたいと言っても、部隊を動かさなかったりして、隊長的に不満があったみたいでね」

 

「それが爆発した感じかな」

 

「そうですね」

 

「それで、その救出を、拒否したのかを直哉さんに聞いたら」

 

「その子は本来助ける人がいるから自分達の行動で、その世界の歴史を極力変えない為だとね」

 

「直哉さんは、自分達の世界移動だけでも慎重にしてた理由を始めて聞いて驚いたよ」

 

「こういっちゃなんだが、さくらさん達の隊長は、目の前の事しか見えてないのか?自分が異世界で活躍するリスクなど考えないのか」

 

「「「「あっ」」」」

 

「今の私達神山さん達がしようとしていた事をしようとしてた」

 

「そうよ」

 

「だからこそ、今は割り込んでは駄目なのよ」

 

「まあ、この状況でメガビョーゲンやヤラネーダが出てくれば変わるんですが・・・今の所そう言う兆候もないので一旦融合世界に戻ります」

 

そして直哉達は融合世界のすこやか市に戻った。

 

「ただいま戻りました」

 

「お帰りラビ直哉」

 

「あれ、ラビリンだけのどかお姉ちゃん達は?」

 

「それが・・・もう1つのすこやか市でラビリンとのどかの喧嘩が起きて」

 

「ああ、成程そのイベントが起きたんだね」

 

「それでラビリン以外のメンバーがもう1つのすこやか市に行ってるんだね?」

 

「そうラビ」

 

「正直喧嘩イベントはこちらでは起こせないからね」

 

「何でラビ?」

 

「だって僕と言う異分子が変身に必要なった時点で消えたから」

 

「のどかお姉ちゃんとラビリンが喧嘩しても僕とはしないでしょ」

 

「確かにラビ」

 

「つまり僕がいる事によって喧嘩イベントが成立しない可能背が高いんだ」

 

「そう言う事もあるんだラビね」

 

「ただ、喧嘩イベントに関して僕は率先して関わる事はしないけどね」

 

「どうしてラビ?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ラビリンと直哉の話し合い

「正直喧嘩イベントはこちらでは起こせないからね」

 

「何でラビ?」

 

「だって僕と言う異分子が変身に必要なった時点で消えたから」

 

「のどかお姉ちゃんとラビリンが喧嘩しても僕とはしないでしょ」

 

「確かにラビ」

 

「つまり僕がいる事によって喧嘩イベントが成立しない可能性が高いんだ」

 

「そう言う事もあるんだラビね」

 

「ただ、喧嘩イベントに関して僕は率先して関わる事はしないけどね」

 

「どうしてラビ?」

 

「喧嘩とかは基本的に当人同士でしないと余計にこじらせるからね」

 

「そんなものラビ?」

 

「例えば今回はラビリンにとってかわいいぬいぐるみをゲットしたい為にのどかさんに協力して貰ったけど周りはかわいいとは思わない人達がいる事でラビリンも欲しいぬいぐるみを周りと合わせていらないとか言ったらラビリンはどう思う?」

 

「それはのどかに悪い事したと思うラビ」

 

「そうだねでも僕の説明がない状態だったらそう思える?」

 

「それはわからないラビ」

 

「そうだからのどかさんにとってはラビリンが欲しいからその為の協力したのに、ラビリンがそう言う事を言えば・・・喧嘩になるよね」

 

「そうラビね」

 

「恐らくもう1つのすこやか市ではそう言う理由で喧嘩イベントが起きたんだと思うよ」

 

「本当に直哉は行かないラビ?」

 

「うん、僕がいない方が良い時もあると思うからね、後ミュウミュウ世界の観察もしないといけないしね」

 

「成程ラビ、ミュウミュウ世界についてはラビリンも驚いたラビ」

 

そしてラビリンが思い出す。

 

「皆さんお疲れ様でした。それにレンさんとアリオスさんご助力ありがとうございました」

 

「フフ、気にしなくて良いわよ。私も新たな世界から来た人間を見たかったし」

 

「私の方も気にしなくていい通商会議よりこちらを優先して欲しいとミシェルが言ったからな

 

レンとアリオスが直哉に向け言う。

 

「「「「はあ、はあ」」」」

 

「何とかキメラ魔獣を通常の魔獣に戻せましたね」

 

キュアアースが言う。

 

「ねえ白銀今回のあれやたら頑丈だっだけどどうして?」

 

「ああ、それは・・・ゼムリア大陸と言う異世界と霊的な力を増幅させるこの塔が何らかの影響が出たと推測している俺の中ではな」

 

「そうなの?」

 

「そうねそこのお兄さんが言ったのが正解かも知れないわね。ここに来る前に直哉からあいつの能力を聞いたけど本当にナノビョーゲンに似てるわよね」

 

「ああ、ここは上位三属性が働いているからな」

 

「つまりここにいた俺達の世界の敵を上位三属性とやらの力で強化されたと考えていいのか?」

 

白銀がレンに聞く。

 

「ええ、そう言う風に考えて良いと思うわ。少なくとも上位三属性が発現する時は必ず厄介な事が起きるから」

 

「そうなのか?」

 

「ああ、そう言う時の方が多い。さて直哉一旦出ないか?星見の塔から」

 

「確かにあの時がラビリン達にとって初めてのキメラアニマルの亜種となるキメラ魔獣との戦いでしたね」

 

「そうラビよ」

 

「あの時はキメラパラサイトがゼムリア大陸の魔獣を凶暴化させたので普通に討伐と言う手段が取れたんですよね、遊撃手協会協会に依頼と言う形でね」

 

「そうだったラビね」

 

「成程君は地球を汚染する為にキメラアニマルを誕生させた犯人で良いんですね」

 

「そうさこういう風にね」

 

そして少年がばらまいたクラゲ状の者に動物が触れるとその動物はキメラアニマルに進化をした。

 

「成程こういう仕組みだったんですね」

 

「そうさじゃあ死んでくれ」

 

「「それさはせない」」

 

「何!!」

 

少年の攻撃を防いだのはミュウミュウの力で変身した。いちごとミントだった。

 

「でもこういう形で融合世界でも侵略するなら考えないといけませんね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊がもう1つのすこやか市に呼ばれた訳前編

直哉とローラ達がミュウミュウ世界から融合世界へ帰還中の頃・・・

 

特殊遊撃部隊の待機組の元にもう1つのすこやか市から緊急事態が発生が起きたと連絡を受けて待機組全員ですこやか市に来ていた。

 

「それで特殊遊撃部隊を呼ぶくらいの緊急事態が起きたと言ってたけど具体的に何が起きたの?」

 

響が原作世界ののどか達に聞く。

 

「「「実は私達プリキュアに変身出来なくなったんです」」」

 

「「「「「「ええーー」」」」ペン」ニャン」

 

「のどか達の言っている事は本当ラビ」

 

「間違いないペン」

 

「ああ、そうだニャン」

 

原作世界のラビリン達がそう言う。

 

「ねえ、君達の変身にはヒーリングガーデンの影響を受けたりそう言う理由で変身できないとかではないんだよね?」

 

獅童光がラビリン達に聞く。

 

「そう言う事はないラビよ」

 

「そうなのか」

 

「だとするともしかすると私みたいに誓約が発生したのかな?」

 

融合世界ののどかが話し出す。

 

「うわああのどかちゃんが変身したーー」

 

直哉はのどかの変身に驚いていた。

 

 

「あらあらせっかちねまだ戦う何て言ってないのに」

 

「そんなの信じられないにゃ」

 

「まあそうだろうねいいわよ直哉君に慰めてもらうから」

 

「「「「はあ」」」」」

 

四人はシンドイーネの言葉に驚いていた。

 

「ちょっと待ってください。貴方はキュアグレースさん達の敵ですよね」

 

「ええ、そうよだからすこし痛いけど我慢してね」

 

そう言ってシンドイーネは小さい魔力弾を直哉の腹部に当てた。

 

「え、うわああ」

 

「直哉君」

 

グレースが直哉を助けに行こうとしたときグレースにも異変が起きたのだった。

 

「がはっ何で急にお腹に痛みが・・・」

 

「ふーん成る程ならこれならどうかしら」

 

そう言ってシンドイーネは直哉をグレースから700メートル以上離すとグレースの変身が強制解除されたのだった。

 

「「ええーー何でラビ」」

 

突然起きた変身解除に驚く二人だった。

 

「そして私とラビリンは直哉君がいないと力が制限された状態になるようになったの」

 

「「「そうなんだ」」」

 

「でものどかそれはのどかだけですよね?」

 

アスミが融合世界ののどかに聞く。

 

「そうなんだよね。まさか3人が同時に変身不能状態になるのは想定外だよ」

 

「あ、もしかしたらリフレインの戦いのせいかな?」

 

原作世界ののどかが話し出す。

 

 

「貴方本当にリフレインなの?」

 

「最初の時にはみせなかったその怪物をよく知っているようだったけど?」

 

「「そう言えばそうだよ」」

 

「フフ、流石だなキュアグレース。だが私は進化したのだよ」

 

「進化したですって」

 

「そうその通りだ、キュアフォンテーヌ私は君達の時間を戻した後にミラクルンが次元の穴を見つけてそこに行こうとした時に私の前に次元の穴から怨霊と言ってもいい魂を私は吸収したのだ」

 

「「ええ――」」

 

「「「やっぱり融合世界の降魔の力とメガビョーゲンの力がリフレインと言う素体に2つの力が融合したんだね」」」したのね」

 

「ほう、お前達はこの力が流れて来た世界の事を知っているようだな」

 

「知ってるけどリフレイン貴方にはその世界には行かせない」

 

!!

 

「成程キュアグレースお前はいや、お前達3人はメガ降魔を見るのは初めてではないのか?」

 

「そうかそう言う事か、キュアグレースお前は異世界に行った事がありそこでメガ降魔と戦った事があるのだな」

 

「「ええ――それ本当なの?グレース」」

 

先輩達がリフレインの話を聞き驚いてグレースに確認する。

 

「ええ、事実です先輩ですので今のメガリフレインにはメガビョーゲンの力も使えるので十分気をつけてください」

 

「「了解」」

 

そしてプリキュア達とメガリフレインの戦いが始まった。

 

「あの時に私がミラクルンと直哉君の力を取り込んだせいかな?」

 

「それは違うペン。直哉が言ってたけどリフレインとの戦いは特殊な扱いになるからイベントには実害は無いと聞いたペン」

 

融合世界のぺギタンがそう説明する。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊がもう1つのすこやか市に呼ばれた訳中編

「ええ、事実です先輩ですので今のメガリフレインにはメガビョーゲンの力も使えるので十分気をつけてください」

 

「「了解」」

 

そしてプリキュア達とメガリフレインの戦いが始まった。

 

「あの時に私がミラクルンと直哉君の力を取り込んだせいかな?」

 

「それは違うペン。直哉が言ってたけどリフレインとの戦いは特殊な扱いになるからイベントには実害は無いと聞いたペン」

 

融合世界のぺギタンがそう説明する。

 

「そうなんだ」

 

「そうペンそれにリフレインとの戦いの時にフォンテーヌとスパークルも同じ状況になっているのなら、それが原因かもしれないと思うけどペン」

 

「あ、そっかあの時私がパワーアップしてリフレインを浄化したんだった」

 

「成程ねぺギタンが言いたいのは原作世界ののどか以外が変身不能になるのが不自然と言いたいのね」

 

「そうペン」

 

融合世界のちゆがそう言う。

 

「そう言えば直哉っちは何でいないの?」

 

原作世界のひなたが聞く。

 

「それはまなつちゃん達と別の世界に行っててねそこに・・・」

 

「バトラー貴方どうしてここに」

 

「やはりキュアオアシスは死んでいてその魂が紫藤直哉に・・・いや花寺直哉に宿っていたのですね」

 

「バトラー貴方は私達の事を調べる為にこちらの世界に超ゼッタイヤラネーダを誕生させたんですね?」

 

キュアオアシスバトラーに聞く。

 

「その通りですよ。キュアオアシス謎が解けたので私はこれで失礼します」

 

そう言ってバトラーはミュウミュウ世界から姿を消した。

 

そして・・・

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

「直哉さん行きますよ」

 

「わかりました、ですが現状でこの世界においてもオアシスとして動けるのは3分です」

 

「わかりましたすぐに終わらせます」

 

そしてキュアオアシスは行動を開始した。

 

「ランドハートクルリング!」

 

「プリキュア!ランドビート・ダイナミック!」

 

「ビクトリー!」

 

そしてキュアオアシスは、バスケットボールゴール型の超ゼッタイヤラネーダを浄化する事に成功したのだった。

 

「「「凄い」」」

 

いちごと陵と圭一郎は、実際にプリキュアが超ゼッタイヤラネーダを浄化する所を見て驚きを隠せないでいた。

 

その後・・・

 

「直哉さん凄かったですよ」

 

「でも何で直哉さんがプリキュアになれるんです?」

 

「ありがとうございますいちごさん」

 

「ああ、それは・・・」

 

「こういう事が新しい世界で起きてね」

 

融合世界ののどかが説明をした。

 

「「「成程」」」

 

「直哉君はそっちでの仕事をしてるのね」

 

「そうだよちゆちゃん」

 

原作世界のちゆの質問に融合世界ののどかが答える。 ・・・」

 

「でもそうすると原作世界ののどかさんさん達に変身不能は一体どうして起きたのか?響さんわかります」

 

獅童光が響に聞く。

 

「うーんそうだね。確かに主役に危機的状況の一環として、今の原作世界ののどかちゃん達がなっているような事例は直哉君やレイさん達からきいているけど・・・」

 

「大体そう言う事態になるのは1人か2人なんだけどね」

 

「「「ええ――」」」

 

響の説明を受けた原作世界ののどか達は驚いていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊がもう1つのすこやか市に呼ばれた訳後編1

「うんだって3人チームで3人共変身出来なければ物語が進まないよね」

 

「「「あ、確かに」」」

 

響の指摘に原作世界ののどか達が納得する。

 

「これは直哉君かトワさんやレイさんに報告した方が良いかもね」

 

「そうですね。融合世界の方に残しているラビリンに連絡をしてみます」

 

「お願いのどかちゃん」

 

そして融合世界ののどかがラビリンに連絡を取ろうとしていた。

 

その頃融合世界のすこやか市では・・・

 

「つまり僕がいる事によって喧嘩イベントが成立しない可能性が高いんだ」

 

「そう言う事もあるんだラビね」

 

「ただ、喧嘩イベントに関して僕は率先して関わる事はしないけどね」

 

「どうしてラビ?」

 

「喧嘩とかは基本的に当人同士でしないと余計にこじらせるからね」

 

「そんなものラビ?」

 

「例えば今回はラビリンにとってかわいいぬいぐるみをゲットしたい為にのどかさんに協力して貰ったけど周りはかわいいとは思わない人達がいる事でラビリンも欲しいぬいぐるみを周りと合わせていらないとか言ったらラビリンはどう思う?」

 

「それはのどかに悪い事したと思うラビ」

 

「そうだねでも僕の説明がない状態だったらそう思える?」

 

「それはわからないラビ」

 

「そうだからのどかさんにとってはラビリンが欲しいからその為の協力したのに、ラビリンがそう言う事を言えば・・・喧嘩になるよね」

 

「そうラビね」

 

「恐らくもう1つのすこやか市ではそう言う理由で喧嘩イベントが起きたんだと思うよ」

 

融合世界のすこやか市に戻って来た直哉が残っていたラビリンと話していた。

 

暫くして・・・

 

プープー

 

「あ、のどかからの連絡ラビ」

 

そう言いラビリンは通信に出る。

 

「ええ――」

 

「うわあどうしたのラビリン?」

 

直哉がラビリンに聞く。

 

「直哉大変ラビ原作世界ののどか達全員がプリキュアに変身出来なくなったラビ」

 

「・・・はっはあああ―――そんなイベント見たこともないよ」

 

「直哉君戻って来てるならこっちに来て」

 

「わかりました」

 

そしてラビリンと直哉は原作世界ののどか達の元に向かった。

 

暫くして原作世界ののどか達が直哉に説明を始めた。

 

「「「実は私達プリキュアに変身出来なくなったんです」」」

 

「「成程」ええ――ラビ」

 

「のどか達の言っている事は本当ラビ」

 

「間違いないペン」

 

「ああ、そうだニャン」

 

原作世界のラビリン達がそう言う。

 

「ああ、これはただのエネルギー切れですね。安心していいですよ3人共」

 

「「「「「「「はッエネルギー切れ――」」」」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「はい、エネルギー切れと言うのは宝玉のですよ」

 

「原作世界ののどかさん達覚えてますか?」

 

「渡す決め手となったのは、先程も言ったけど・・・」

 

「ふふ、久しぶりだな3人のプリキュア。ここにバテデモーダがいる以上4人目のプリキュアが現れるのももうすぐかな?」

 

「「「ワイズマンどうしてここに?」」」

 

「何君達に伝言を頼みたいのさ」

 

「伝言をですって」

 

「そうさ、キュアフォンテーヌ。伝言を伝える相手は、紫藤直哉だがね」

 

「だったら早く言いなさいよ」

 

「相変わらずせっかちだなキュアスパークル」

 

「うるさい」

 

「まあ、良いだろう紫藤直哉に伝えたい事は、君達の世界にした事を新たに見つけ世界を対象として私は動き出したとな」

 

!!

 

「「「それはつまり」」」

 

ワイズマンはそう言って消えた。

 

「あの時に渡した宝玉には、のどかさん達が変身をするたびに宝玉のエネルギーを使う仕様となっていたんです」

 

「「「「「「ええ――」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

原作世界ののどか達が直哉の説明に驚いていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊がもう1つのすこやか市に呼ばれた訳後編2

「まあ、良いだろう紫藤直哉に伝えたい事は、君達の世界にした事を新たに見つけ世界を対象として私は動き出したとな」

 

!!

 

「「「それはつまり」」」

 

ワイズマンはそう言って消えた。

 

「あの時に渡した宝玉には、のどかさん達が変身をするたびに宝玉のエネルギーを使う仕様となっていたんです」

 

「「「「「「ええ――」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

原作世界ののどか達が直哉の説明に驚いていた。

 

「すみません説明する事を忘れてました。何せ僕が少しでも原作世界ののどかさん達と会うだけで自動的に回復する仕様なので」

 

「「「ええ――」」」

 

「ですのでもう変身をする事出来ると思いますよ」

 

直哉がそう言うと原作世界ののどか達はプリキュアに変身をしてみた。

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

「ペエ!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

「ニャン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」

 

「「「変身出来た――」」」

 

「ほら出来ましたね」

 

「「「「「まさか変身出来ない理由が宝玉のエネルギー切れだなんて」」」」」」

 

原作世界ののどか達以外の響や光達が言う。

 

「ええ、本来ならこの事態が起きる前に原作世界のすこやか市に行く予定でしたが・・・」

 

「ミュウミュウ世界関連を優先的にしなければいけない状況でしたから」

 

「ああ、そうだったんだそれで戻ってこちらに来たんだ」

 

「そうですよ」

 

「バトラー貴方は私達の事を調べる為にこちらの世界に超ゼッタイヤラネーダを誕生させたんですね?」

 

キュアオアシスバトラーに聞く。

 

「その通りですよ。キュアオアシス謎が解けたので私はこれで失礼します」

 

そう言ってバトラーはミュウミュウ世界から姿を消した。

 

そして・・・

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

「直哉さん行きますよ」

 

「わかりました、ですが現状でこの世界においてもオアシスとして動けるのは3分です」

 

「わかりましたすぐに終わらせます」

 

そしてキュアオアシスは行動を開始した。

 

「ランドハートクルリング!」

 

「プリキュア!ランドビート・ダイナミック!」

 

「ビクトリー!」

 

そしてキュアオアシスは、バスケットボールゴール型の超ゼッタイヤラネーダを浄化する事に成功したのだった。

 

「「「凄い」」」

 

いちごと陵と圭一郎は、実際にプリキュアが超ゼッタイヤラネーダを浄化する所を見て驚きを隠せないでいた。

 

「ミュウミュウ世界が融合世界とリンク前にバトラーによりまなつちゃん達の世界とリンクした事により、ミュウミュウ世界へ行ける道が出来たようです」

 

「「「「「「ええ――」」」」」」

 

直哉の説明にその場にいる全員が驚いていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

間章12 もう1つの融合世界に侵入編
直哉の説明の衝撃


「「「「「「ええ――」」」」」」

 

「直哉君それって大丈夫なの?」

 

響が直哉に聞く。

 

「ええ、自分も気になりトワさんとレイさんに聞いたんですが、ミュウミュウ世界があるのは融合世界の内部の世界と言うのが幸いして、バトラーが使ったゲートは元々こちらの技術なのでバトラーがした事は僕の仕事を代わりにしただけだそうです」

 

「「「「「「成程」」」」」」

 

「ですのでまなつちゃん達は念の為にあおぞら市に戻って貰っていますがね」

 

「待機組の皆さんがこちらにいますので伝えますね」

 

「特殊遊撃部隊はこれからオイシーナタウンに行きます」

 

「「「「「オイシーナタウン?」」」」」

 

「はい、17番目のプリキュアが住む街ですよ」

 

「「「ええーー」」」

 

「どうして急に?」

 

原作世界ののどかさん達には伝えてませんでしたね。実は・・・」

 

「このイベントで旧幼馴染世界の分岐世界が出来てその上その世界にまさか融合世界のすこやか市に繋がるゲートが存在するとは思いませんでしたよ」

 

「それで直哉さんこれからどうするんですか?」

 

光が直哉に聞く。

 

「どうしようかな?まさかこんな重要な物が見つけるなんて想定外だったよ」

 

「でもこれは早めに管理者の神殿に報告行くべきと思うよ」

 

「そうですね」

 

そして直哉1人で簡易ゲートを使って管理者の神殿に向かった。

 

「つまり原作世界のすこやか市にどういう理由で存在するのかわからないのですが、オイシーナタウンに繋がるゲートがこの世界にあるんですよ」

 

「「「ええーー」」」

 

原作世界ののどか達が驚いていた。

 

「どうして私達の世界にゲートがあるの?」

 

それはわかりませんが、ゲートは安定しているので大丈夫ですよ」

 

「でも・・・」

 

「これは僕の推測ですがもう1つのすこやか市自体が融合世界の一部と認識された可能性が高いと見ています」

 

「その原因となったのは恐らく・・・」

 

「飛鳥がそう言う事言うのはある意味この世界が危ないから言ってるのかも知れないニャン」

 

「「「ええーー」」」

 

「それに融合世界も危ないかもしれないラビ」

 

「ああ、そうかこのまま過去の7人世界の人達が融合世界の関係している世界にいたら・・・」

 

「「まさか融合世界そのものが消えるかも知れないのね」消えるの」

 

「あくまでも可能性があると言うだけペン。もしかしたら僕達の世界や16番目のプリキュアの世界は何も影響はないかもだけどペン」

 

「・・・駄目だよそんなの駄目だよ」

 

「確かに私達が融合世界と言う世界に触れて、私達の未来を知ったりしたけど、特殊遊撃部隊の人は悪影響が出ないようにしてくれたよね」

 

「「「「「それは」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「全部が元通りには出来ない部分はあるけど、それでもいろんな協力してくれたのは事実だよね」

 

「だったらもうすぐ飛鳥ちゃん達がこちらの世界に来てくれるから私達も融合世界の為に、私はしたい」

 

「「グレース」」

 

「何なら私達が蒸気獣ての倒す?」

 

「「それはやめた方が良いですよ。スパークルさん」」

 

「「「飛鳥ちゃんに薫ちゃん」」」

 

「何とか来れたね飛鳥ちゃん」

 

「そうだね薫」

 

「飛鳥ちゃんどうして私達が今暴れている敵とも戦ったらいけないの?接触したらいけないのは、真宮寺直哉君達だけじゃないの?」

 

スパークルが飛鳥に聞く。

 

「そうですよスパークルさん。ここで貴方達が出て行って双方に接触したら融合世界の歴史では滅んだ世界が同じようにならないといろんな意味で大変なんですよ」

 

「あの事件異界事変に巻き込まれた事が原因かもしれないのです」

 

「「「「「「ええ――」」」ラビ」ペン」ニャン」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

異界事変による影響の調査へ1

「「それはやめた方が良いですよ。スパークルさん」」

 

「「「飛鳥ちゃんに薫ちゃん」」」

 

「何とか来れたね飛鳥ちゃん」

 

「そうだね薫」

 

「飛鳥ちゃんどうして私達が今暴れている敵とも戦ったらいけないの?接触したらいけないのは、真宮寺直哉君達だけじゃないの?」

 

スパークルが飛鳥に聞く。

 

「そうですよスパークルさん。ここで貴方達が出て行って双方に接触したら融合世界の歴史では滅んだ世界が同じようにならないといろんな意味で大変なんですよ」

 

「あの事件異界事変に巻き込まれた事が原因かもしれないのです」

 

「「「「「「ええ――」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「でも確かに異界事変に巻き込まれる前特殊遊撃部隊の皆の声を聞いたような気がするの」

 

「それは本当ですか?ちゆさん」

 

「ええ、3人が聞いたもしくは空耳かと思ったんだけど次の瞬間私達の世界に・・・」

 

「どうしたんですかのどかさん。緊急通信をしてくるなんて」

 

「よかった、飛鳥ちゃんに繋がって」

 

「大変なの飛鳥ちゃん。私達の世界に見た事がないロボットが街に現れたの」

 

「見た事とないロボット?」

 

「うん、後ウサギ男と蛇女がそのロボットと現れたの」

 

!!

 

「それは本当ですかのどかさん」

 

「うんそうだよ。飛鳥ちゃん私達関わって言い?」

 

「それは待ってくださいのどかさん。とりあえず私の話を聞いてください」

 

「うん」

 

そして飛鳥が話し出す。

 

「のどかさん恐らくのどかさん達が見たウサギ男と蛇女はシゾーとピトンと言う名で、ロボットの名は蒸気獣ポーンと言う名です。ただ彼等はまだ融合世界にはまだ出て来てないので、過去の世界ともう1つのすこやか市が何らかの繋がりを持った可能性があります」

 

「そんな私達はどうしたらいいの?」

 

「とりあえず特殊遊撃部隊のメンバーであるのどかさん達が、今回の事件に強制参加しているので、不用意に関わらないで下さいね」

 

「うんわかったよ。飛鳥ちゃん」

 

「そしてあのイベントが始まったのよ」

 

「「「「「成程」」」」」

 

直哉以外のメンバーが原作世界のちゆの説明に納得する。

 

「やっぱり異界事変が原因で出来たのかな?直哉君」

 

融合世界のののどかが直哉に聞く。

 

「ええ、そうでしょうね。原作世界ののどかさん達の世界はワイズマンによって融合世界に接触する事となった稀な世界でしたからね」

 

「「「「「「どういう事?」」」」」」

 

「つまりですね、ワイズマンが原因でと言う事はワイズマンがもう1つのすこやか市だけを連れて来たと言う事になりますよね」

 

他のプリキュアの世界との接触は、もう1つのすこやか市とは違い、融合世界に多少の悪影響を与えたと思うんですよ」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「「「「「そう言われたらそうかもしれない」」」」」

 

「まあ悪影響を受けない方が良いわけではないですけどね」

 

「そう言う事なら、異界事変事件が切欠で知らない間にゲートが出来たんだ」

 

「「でもでもそんなゲートが勝手に出来るの?」」

 

2人のひなたが聞く。

 

「まあ、ひなたさん達が言うように本来はゲートが勝手に出来る事はありません」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

異界事変による影響の調査へ2

「「「「「成程」」」」」

 

「「「「「そう言われたらそうかもしれない」」」」」

 

「まあ悪影響を受けない方が良いわけではないですけどね」

 

「そう言う事なら、異界事変事件が切欠で知らない間にゲートが出来たんだ」

 

「「でもでもそんなゲートが勝手に出来るの?」」

 

2人のひなたが聞く。

 

「まあ、ひなたさん達が言うように本来はゲートが勝手に出来る事はありません」

 

「ただし例外がありますが、その例として言えるのが・・・」

 

「リィン教官」

 

「リィン」

 

次元の裂け目より出てきた機体から降りてきた青年が突然声をかけられ驚いていた。

 

!!

 

「ユウナにミリアムがどうして未知のこの世界にいるんだ?」

 

「君達は復活したかもしれない幼馴染世界に向かった筈では、紫藤直哉君の安否を確認する為に」

 

「あはは、それがですね・・・」

 

「この時に初めて出会ったリィンと言う人物が乗っていたヴァリマールと言う機体自身がゲートがの役割をしてたので、先程言った異界事変の影響が残っていて・・・」

「それはですね帝都をよく見て下さい」

 

「「「「ああーー帝都中の扉が光ってる」」」ラビ」

 

「どういう事直哉君?」

 

グレースが直哉に聞く。

 

「実はですね皆さんと話しながら真宮寺直哉達を見てたんですよ」

 

そして直哉は話し出す。

 

「私は、真宮寺さくらです。そして、私の後ろにいるのが、私の弟の真宮寺直哉です」

 

「「宜しくお願いします」」

 

「ああ、宜しく、ここは大正なのか?俺たちの知る?」

 

「いえ、ここは、エリカさんと、ジェミニさんにとっては本来の世界ですが、他の方々にとっては、パラレルワールドの過去と、言う事になると思います」

 

「成る程な」

 

「お姉ちゃん。多分だけど、暫く帝劇に帰れないと思う」

 

「何でなの?直哉君」

 

「多分。帝劇の扉を開いたら、異世界に繋がってる可能性が高いから、他の人も準備いいですか?」

 

「「「ああ」」」

 

「そう真宮寺直哉が予測して出発したら帝都が今の状態になったので」

 

「「「つまり俺達もあれを通れば」私達も通れば」」

 

「「「簡易ゲートが使えなくても融合世界に戻れる可能性があるの?」」」

 

「ええ、あくまでも可能性としてですよ」

 

「「「あ、思い出した」」」

 

「そうだ私達は変異した扉からしか移動出来なくてあおぞら市でまなつちゃん達と合流後に融合世界の友好世界が巻き込まれたのを知って色々動き出したんだっけ?」

 

「そうですね。恐らくオイシーナタウンと繋がったゲートは、オイシーナタウンからは一方通行かもしれませんがもう1つのすこやか市から行くとランダムに別の世界に跳ばされる可能性がありますが」

 

「「「ええ――」」」

 

原作世界ののどか達が直哉の説明に驚いていた。

 

「ええ、少なくとも原作世界のすこやか市は、あおぞら市と同様に異界事変のステージとして使われたので・・・」

 

「その影響は全く無いとは言い切れません」

 

「このイベントで旧幼馴染世界の分岐世界が出来てその上その世界にまさか融合世界のすこやか市に繋がるゲートが存在するとは思いませんでしたよ」

 

「それで直哉さんこれからどうするんですか?」

 

光が直哉に聞く。

 

「どうしようかな?まさかこんな重要な物が見つけるなんて想定外だったよ」

 

「でもこれは早めに管理者の神殿に報告行くべきと思うよ」

 

「そうですね」

 

そして直哉1人で簡易ゲートを使って管理者の神殿に向かった。

 

「その為すこやか市からそのゲートを通り実験をするようにしました」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ゲートの先の世界の正体

特殊遊撃部隊がもう1つのすこやか市に現れたゲートを通過してオイシーナタウンを目指したのだが・・・ゲートの出口はオイシーナタウンではなくまた別の世界のようだった。

 

「直哉君ここは一体?」

 

「そうですね。少なくともオイシーナタウンでは無さそうですねちゆさん」

 

「じゃあここは異世界なの?」

 

「異世界と言えば異世界でしょうね。でも全く知らない世界でも無さそうですね」

 

「え、どういう事?」

 

「ひとまずこの映像を見て下さい」

 

そして直哉は映像を再生した。

 

「「飛鳥ちゃん薫ちゃん。どうしてここに」」

 

「フフ、やはり貴女達も来ましたか特殊遊撃部隊」

 

「特殊遊撃部隊とは一体何なんだ?」

 

真宮寺直哉が治療を受けながら考えていると・・・

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

 

「フフ、成程あれがイシュメルガとデボネアが言っていた力ですか」

 

カルマがそう呟く。

 

「カルマ、イシュメルガとデボネアとは何者だ?」

 

真宮寺直哉がカルマに聞く。

 

「ああ、遥か未来から来た私の協力者ですよ」

 

!!

 

「遥か未来から来た協力者だと」

 

「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「そうです。それで間違いないですね?花寺薫」

 

「薫ちゃんの名字が違う」

 

「その通りだよカルマ。よくそこまで融合世界の事を熟知してるね」

 

「イシュメルガとデボネアでも私の名字変更の事は知らなかったのに」

 

「融合世界?飛鳥ちゃんどういう事?」君達は幼馴染世界から来たんだよね」

 

「違いますよ。真宮寺直哉さん」

 

「おい、直哉しっかりしろ面倒な奴は倒されたんだ」

 

「そうよ直哉君後はカルマを倒せば・・・えっ」

 

その時千明は見た。光武F2が炭になる所を」

 

「いやあああ。巴里華撃団の皆が炭になったわ――」

 

「あはは、良いですね。ある程度制限がありますが、触れた物全部を炭に変える能力を持つノイズと言う兵器は」

 

映像終了・・・

 

「「「「この映像はまさか異界事変の・・・」」」」

 

「そうです念の為この世界の記録をお墓戦艦で解析した結果出てきた映像です」

 

「「「「「「ええ――」」」」」」

 

直哉の説明にお墓戦艦で話を聞いている全員が驚いていた。

 

「それじゃあまさかここは・・・7人世界なの?」

 

響がそう言う。

 

「はい、簡単に言えばこの世界はあの異界事変から分岐した7人世界ですね」

 

「「「「「「ええ――」」」」」」

 

ちょっと待って直哉君7人世界と幼馴染世界が滅んで融合世界になったんじゃ・・・」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「はいそうですよ。僕達の住む融合世界に関してはね」

 

「「「「「「え、どういう事?」」」」」」

 

 

「やっぱりあちらは7人世界が生き残った歴史がある。まだ不完全な世界だったよ」

 

「やはりか・・・と言うか不完全だと」

 

「どういう事?イヨ」

 

「つまり私達がいないのよ」

 

!!

 

「成程ね、つまり第二の融合世界だけど管理者の存在がいないから不完全なのね」

 

「そう言う事ただ7人世界と関わった人間達は存在してたからその人間達の敵が、こちらの融合世界のオリジナルの存在を知るかも知れないけどね」

 

「ふむ、幼馴染世界のメルクが過労死した状態というのか?」

 

「ええ、それに近いかもね」

 

「その世界はやはり真宮寺直哉がこちらの直哉と同じ立場?」

 

トワがイヨに聞く。

 

「立場的に言えばそうね、ただこちらの直哉との違いがあって守護者達がいないわ」

 

「「成程」」

 

「7人世界を引き継いでいるから事実上真宮寺直哉が所属する帝国華撃団が、守護者の役割をしてるのね」

 

「成程な」

 

「イヨ向こうは異世界の第三勢力がいるのか?」

 

「いるわ。カルマや役千明達を含めてその他にもなのは達がたまに来てたりしてるみたい」

 

「「成程本当に7人世界のその後を続けているのね」続けているのか」

 

「あくまで私が見れた範囲ではと言う言葉がつくけど、融合世界の方ではどんな様子?」

 

「つまり今僕達がいる世界は・・・7人世界がベースとなったもう1つの融合世界と言う事になります」

 

「「「「「「ええ――」」」」」」

 

「まさかこんな形でもう1つの融合世界に侵入する事になるとは思いませんでしたが」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第33章 分岐した7人世界の調査編
貴重な調査機会前編


「イヨ向こうは異世界の第三勢力がいるのか?」

 

「いるわ。カルマや役千明達を含めてその他にもなのは達がたまに来てたりしてるみたい」

 

「「成程本当に7人世界のその後を続けているのね」続けているのか」

 

「あくまで私が見れた範囲ではと言う言葉がつくけど、融合世界の方ではどんな様子?」

 

「つまり今僕達がいる世界は・・・7人世界がベースとなったもう1つの融合世界と言う事になります」

 

「「「「「「ええ――」」」」」」

 

「まさかこんな形でもう1つの融合世界に侵入する事になるとは思いませんでしたが」

 

「じゃあこの世界では、直哉っちの役割を果たすのはあの真宮寺直哉君なの?」

 

ひなたが直哉に聞く。

 

「ええ、その筈ですよ7人世界や幼馴染世界や佐谷直哉君の世界は元々融合世界と言う1つの世界を作る為のベース世界の役割があったらしいのです」

 

「「「「「「成程」」」」」」

 

「ですが原初の世界が他の3つの世界を崩壊させた事で、トワとレイ達が今僕達の住む融合世界を作ったのです」

 

「それじゃあこの世界は私達も巻き込まれた異界事変を経た7人世界なの?」

 

原作世界ののどかが直哉に聞く。

 

「そう言う事ですよ。のどかさん」

 

「しかし不思議ですよね直哉さん」

 

獅童光が言う。

 

「何と17番目のプリキュアの世界から融合世界のすこやか市に繋がる直通ゲートを見つけました」

 

「何ですって――」

 

「融合世界ではオイシーナタウンへの直通ゲートの場所と同じ場所に別の融合世界へのゲートがあるなんて」

 

「確かにあの時は僕も驚いたよ。基本的に融合世界と同じ場所だからてっきりオイシーナタウンだと思ってたんだけど・・・まさか別の融合世界へのゲートがあるとは思わなかったよ」

 

「まあよくよく考えたら・・・」

 

 

「そんな私達はどうしたらいいの?」

 

「とりあえず特殊遊撃部隊のメンバーであるのどかさん達が、今回の事件に強制参加しているので、不用意に関わらないで下さいね」

 

「うんわかったよ。飛鳥ちゃん」

 

「でも、ビョーゲンズが出たら動いていいですから」

 

「後兄さん達がそっちに現れたら情報を提供して下さいね」

 

「うん・・・あーー空間に穴が出来て誰かが落ちて来たよ。飛鳥ちゃん」

 

「はいのどかさんこちらでも落ちて来たのが見えましたよ。落ちて来たのは過去の7人世界の真宮寺姉弟とエリカさんとジェミニさんの4人ですよ」

 

「ええ――どういう事飛鳥ちゃん」

 

「のどかさん。私も信じられないんですけど、1つだけのどかさんの世界がこういう事に巻き込まれた原因は恐らく16番目のプリキュアの世界と隣接していたからだと思います」

 

「ええ――」

 

「異界事変でもう1つのすこやか市と7人世界が繋がった事でもう1つのすこやか市が7人世界に存在する可能性があります」

 

「「「「「「ええ――」」」」」」

 

「「「じゃあ私達もついに裏の人間?」」」

 

「ああ、それは・・・安心して下さい。7人世界をベースの融合世界にあると思われるすこやか市とは真宮寺直哉君達がまだ接触をしていない可能性もありますから」

 

「つまり僕達で言う現地調査の途中かも知れませんね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

貴重な調査機会後編

「異界事変でもう1つのすこやか市と7人世界が繋がった事でもう1つのすこやか市が7人世界に存在する可能性があります」

 

「「「「「「ええ――」」」」」」

 

「「「じゃあ私達もついに裏の人間?」」」

 

「ああ、それは・・・安心して下さい。7人世界をベースの融合世界にあると思われるすこやか市とは真宮寺直哉君達がまだ接触をしていない可能性もありますから」

 

「つまり僕達で言う現地調査の途中かも知れませんね」

 

「「「「「「成程」」」」」」

 

「それじゃ私達も現地調査するの?」

 

融合世界ののどかが直哉に聞く。

 

「いえ僕達は動かずこの世界の観察にだけにします」

 

「「「「「ええ――いいの?」」」」」」

 

「ええ、良いんですよここで大きく調査をした所でこちらにとってはデメリットが大きいですから」

 

「「デメリットつまり私達の行動が大きい事でこちらの世界に不要な情報を提供することになりかねないと言う事ね」」

 

「はいそうです。しかし貴重な調査機会なのは事実ですから観察はするんですよ」

 

「一体誰を観察するの?」

 

響が直哉に聞く。

 

「それはこの世界にいる真宮寺姉弟ですよ」

 

「「「「「「ええ――」」」」」」

 

「でも確かにここが7人世界なら真宮寺姉弟が、世界の調停者になってるだろうしね」

 

「ええ、響さんが言った体制だと思いますただ・・・」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「クラリスさんを助けるぞ!」

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア !」」」」

 

「あはは、まさかお前達がプリキュアだったとはな」

 

「何がおかしいの?」

 

「くく、これを笑えるだろ。だってよ俺が以前作り出した闇神威型ヤラネーダに負けた奴等だぜ、俺の今日のターゲットが」

 

!!

 

真宮寺直哉の言葉にサマー達は思い出していた。

 

「あの時のように裏直哉の人格ではないと思うので、戸惑うかも知れませんが」

 

「「「成程」」」

「千明ちゃん少しいいかな?」

 

「はーいさくらさん」

 

「私に、ついて来て」

 

そして、さくらは、千明共に、支配人室に、入った。

 

 

「おうおめえさんがさくらと直哉は保護した人物だな?」

 

「はい、私役千明16才です」

 

「お前さん声がさくらに、似てるな?」

 

「「え、そうですか」」

 

さくらと千明は、同時に声を出した。

 

 

「そう言えば、あの子供もよばねえとな」

 

米田がそう言うと、千明が前鬼を召還した。

 

「前鬼召還」

 

千明の持つリングが光を放つとそこから前鬼が出てきた。

 

「うお!!こいつが、お嬢さんの式神と言う奴か」

 

米田が驚いてると、直哉が支配人室に入って来た。

 

「あー前鬼こんなとこにいたーー急にいなくなるから心配したじゃん」

 

「おーワリイな直哉この馬鹿女に、呼ばれたからな」

 

「また前鬼私の事を、バカ女といってー」

 

その時、前鬼が、千明に耳打ちをした。

 

「千明俺も信じられねえが、この劇場に憑依の実の匂いがしやがる」

 

「えーーーそれ本当前鬼?」

 

「ああ」

 

「どうすんのゴキが居ないと超鬼神になれないわよ」

 

「千明見てみろあの二人護法リングしてやがるぜ」

 

「そう言えば、さくらさんと直哉君も持ってるわね」

 

 

「おい、おめえたち何?ひそひそ話しているんだ?「「うわあ」」

 

千明と前鬼は、米田の呼びかけに驚いてしまった。

 

「まあいいや、さくらと直哉すまねえが、二人に帝都の案内してくれや、いつ元の世界に戻れるかわからないみたいだからな」

 

「この時の真宮寺直哉君ね」

 

融合世界ののどかが代表して言う。

 

「そう言う事ですよ」

 

そして特殊遊撃部隊はもう1つの融合世界の観察を始めた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

異界事変から分岐したもう1つの7人世界1

今回登場する7人世界は異界事変でプリキュアの存在を知って彼等の分岐した世界が舞台となります。


7人世界の大帝国劇場では・・・

 

「直哉さん帝国華撃団花組全員揃いましたわ」

 

「皆さん朝早くから集まっていただきありがとうございます。今回の任務が正式に決まりましたので通達します」

 

「「「「「「「「・・・」」」」」」」」

 

「今回の調停者としての仕事内容は最近この融合世界の内部に突如現れた2つの世界の調査をしてくれとの事でした」

 

「やはりですか?」

 

「はい、マリアさんこの2つの大陸は僕とお姉ちゃんが約2ヶ月前に強制的に参加する事となった異界事変が起きた頃に現れた世界の全貌を把握する事が目的です」

 

「ですけど私達は直哉君とチェリーさんとは違って異界事変の事を知らないんですけど?」

 

「それについては大丈夫ですよ織姫さん」

 

そう言って真宮寺直哉が映像を再生した。

 

「「そんな馬鹿な!!」」

 

「フフ、久しぶりね、直哉君、さくら」

 

「大神君はいないのね、残念だわ」

 

「おい坊主、あの女の知り合いか?」

 

「はいかつて、僕達が倒した・・・・敵です」

 

「そうかい、敵なら容赦しねえ」

 

「直哉君・・・大丈夫?」

 

「うん・・・お姉ちゃんありがとう」

 

「ううん私も、ショックだよ」

 

真宮寺直哉とさくらが復活した降魔殺女に就て話していると、彼等の死角から7人世界には存在しなずの敵メガビョーゲンとメガ降魔の2体が突然現れた。

 

「「メガビョーゲン、メガビョーゲン」」

 

「「「「「何だ奴等は」」」」」」

 

当然だがその場にいる全員が、突然現れたメガビョーゲンとメガ降魔の出現に戸惑っていた。

 

!!

 

映像停止・・・

 

!!

 

「「「「「「「「・・・何あれ見た事無いよ」」」」」」」

 

真宮寺姉弟を除く全員が驚く。

 

「ええ、僕とお姉ちゃんも見た時驚きましたよ、何故なら異界事変で初めて出会った協力したメンバー全員の攻撃が効かないと言う状況になりましたので」

 

「「「「「「ええ――」」」」」」」

 

「じゃあどうやって倒したん?」

 

紅蘭が直哉に聞く。

 

「それは・・・この映像の続きを見て下さい」

 

真宮寺直哉が再び映像を再生した。

 

「「メガビョーゲンメガビョーゲン」」

 

「おいおい、この世界には、こんな怪物がいるのかよ」

 

「ケン文句を言う前に俺達で倒せる降魔を倒せ」

 

「やってるよリュウ」

 

「直哉君この怪物は何なの?」

 

「それがわからないよお姉ちゃん。こんな怪物紫藤直哉さんの世界でも見た事無いよ」

 

「そんなそれじゃこのまま帝都が赤黒くなっていくのを見るしかないの?」

 

「うん、悔しいけどあの2体の怪物に対する有効的な手段が無いよ」

 

だがその時、彼等の前にキュアグレースが現れた。

 

「エレメントチャージ!」

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

「プリキュア!スカイヒーリングフラワー!」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「お大事に」

 

!!

 

「「「「「凄いあの子俺達が戦ってもダメージを与えらなかったのにあっさり倒した」」」」」」

 

「そんな事無いですよ。皆さんがあの怪物を抑えてくれたので倒すことが出来たのですから」

 

「それでは皆さん。私は失礼します」

 

「待ってください。貴女の名前を教えてくれませんか?」

 

映像終了・・・

 

「「「「「「ええ――謎の怪物を簡単に倒した――」」」」」」

 

「そうなんです。あれは倒すと言うより浄化をしたと言う感じでしょうね」

 

「「「「「「浄化?」」」」」」」

 

「はいそうです。僕達が降魔相手にしている浄化とは違うんですけどね」

 

「「「「「「「成程」」」」」」」」

 

「直哉は新たな2つの世界の内の1つが異界事変で出会った謎の敵と救援者の世界と考えてるの?」

 

レニが直哉に聞く。

 

「ええ、僕自身はそう考えていますが、その為の調査任務ですので皆さんよろしくお願いします。大神さん帰って来たら出撃です」

 

「「「「「「「了解」」」」」」」

 

暫くして・・・

 

帝国華撃団は調査任務を開始した。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

異界事変から分岐したもう1つの7人世界1 花寺直哉編前編

お墓戦艦内部・・・

 

「はいそうです。僕達が降魔相手にしている浄化とは違うんですけどね」

 

「「「「「「「成程」」」」」」」」

 

「直哉は新たな2つの世界の内の1つが異界事変で出会った謎の敵と救援者の世界と考えてるの?」

 

レニが直哉に聞く。

 

「ええ、僕自身はそう考えていますが、その為の調査任務ですので皆さんよろしくお願いします。大神さん帰って来たら出撃です」

 

「「「「「「「了解」」」」」」」

 

暫くして・・・

 

帝国華撃団は調査任務を開始した。

 

「やはり彼もそう言う考えになりましたか」

 

「そりゃそうだと思うよ直哉君」

 

「そうですね異界事変後にそう言う事があればその答えにたどり着くと思います」

 

響と光が直哉に言う。

 

「でもこれで・・・異界事変による分岐した7人世界と言う答えで確定しましたね。ちゆさん試しに管理者の神殿に連絡できるか試してください」

 

直哉が融合世界のちゆに言う。

 

「わかったわ」

 

「こちらの彼等が動き出したのを確認後動いて下さいね」

 

「それじゃあ私達も動くの?」

 

「ええ、管理者の神殿に連絡がつけばレイさんとトワさんも含めて一緒に調査を出来るんですけど・・・」

 

「やっぱり不安?」

 

「そうですね」

「「飛鳥ちゃん薫ちゃん。どうしてここに」」

 

「フフ、やはり貴女達も来ましたか特殊遊撃部隊」

 

「特殊遊撃部隊とは一体何なんだ?」

 

真宮寺直哉が治療を受けながら考えていると・・・

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

「フフ、成程あれがイシュメルガとデボネアが言っていた力ですか」

 

カルマがそう呟く。

 

「カルマ、イシュメルガとデボネアとは何者だ?」

 

真宮寺直哉がカルマに聞く。

 

「ああ、遥か未来から来た私の協力者ですよ」

 

!!

 

「遥か未来から来た協力者だと」

 

「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「少なくともあの時にカルマは真宮寺直哉に余計な情報を提供していたので」

 

「ああ、成程・・・彼の話の中に私と直哉君と神山さんとクラリスさんでメガビョーゲンを浄化した話があったね」

 

「そうです。そこが気がかりで真宮寺直哉の記憶がどこまで異界事変の事を覚えているかによっては、こちらの調査任務を中断して帰還も視野に入れておくべきでしょうね」

 

「そうだね」

 

「それに彼等の調査対象はすこやか市とあおぞら市でしょうから」

 

「あ、そっかあの時エクストラステージとして選ばれたのが・・・」

 

「「「「「「うーん俺達は一体何をしていたんだ」」」」」」

 

「大丈夫ですか皆さん」

 

キュアコーラルが真宮寺直哉達に声をかける。

 

「ああ、今は何ともないが、君は一体何者なんだ?」

 

「それはワタシガ皆さんに聞きたいんですけど、ここは私の住んでいるあおぞら市です」

 

「ああ、ごめん僕達は帝都と言う所からここあおぞら市に来てしまったんだ」

 

「来てしまったと言う事は、皆さんはこのあおぞら市に自分の意思で来たわけでは無いんですね」

 

「そう言う事になるね、君達の世界まで僕達の世界で起きた異変に巻き込んだかもしれない。本当にごめんね」

 

「いえ、こちらこそ私達の敵の目的の対象にさせてしまってすみません」

 

コーラルがそう言うと真宮寺直哉達はあおぞら市から消えた。

 

「「破邪剣征・桜花爛漫」」

 

「馬鹿なああ、このピトン様がこんな奴らにーー」

 

「これで終わりですウサギさん」

 

「お前の最後だ」

 

「ギャアアア。何故転送されないピョン」

 

ピトンは真宮寺姉弟に倒された。そしてシゾーもエリカとジェミニに倒される筈だったが、その時何者かの横槍によってシゾーの周りの時が止まっていた。

 

その直後原作世界のグレース達の敵であるビョーゲンズのダルイゼンとシンドイ―ネが現れた。

 

「そうですね、そして・・・面倒な事になりましたし」

 

「そうだね」

 

融合世界ののどかがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

異界事変から分岐したもう1つの7人世界1 花寺直哉編後編

「「破邪剣征・桜花爛漫」」

 

「馬鹿なああ、このピトン様がこんな奴らにーー」

 

「これで終わりですウサギさん」

 

「お前の最後だ」

 

「ギャアアア。何故転送されないピョン」

 

ピトンは真宮寺姉弟に倒された。そしてシゾーもエリカとジェミニに倒される筈だったが、その時何者かの横槍によってシゾーの周りの時が止まっていた。

 

その直後原作世界のグレース達の敵であるビョーゲンズのダルイゼンとシンドイ―ネが現れた。

 

「そうですね、そして・・・面倒な事になりましたし」

 

「そうだね」

 

融合世界ののどかがそう言う。

 

ピトンは真宮寺姉弟に倒された。そしてシゾーもエリカとジェミニに倒される筈だったが、その時何者かの横槍によってシゾーの周りの時が止まっていた。

 

「もうここまで来てそれは言わないでよ。早くウサギにナノビョーゲンを入れなさいよ」

 

「はいはい、進化しろ!!ナノビョーゲン」

 

「なのー」

 

そしてダルイゼン達が撤退すると時が動き出した。

 

そして時が動き出す。

 

「「きゃあああああ」」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

!!

 

「「ええ――シゾーがあの怪物に変身したーー」」

 

その頃特殊遊撃部隊では・・・

 

「クチュン」

 

「「「ラテ」」」

 

原作世界のグレース達がラテに聴診器を当てる。

 

「異世界のウサギさんが泣いてるラテ」

 

「「「異世界のウサギ」」」

 

原作世界のグレース達はラテの言葉に戸惑っていた。

 

「それは、真宮寺直哉達と同じく過去の7人世界の世界からの来訪者の1人の怪人シゾーと名乗るウサギの怪人の事と思います」

 

「「「ええ――怪人ーー」」」

 

「はい、飛鳥ちゃんと薫ちゃん原作世界のグレースさん達のサポートお願いできるかな?」

 

「「うん良いけど」兄さん達はどうするの?」

 

「僕とのどかお姉ちゃんは、このタイミングでトワとレイに相談して来るよ。誠十郎さんとクラリスさんを連れて」

 

「「わかった」」

 

「グレースさんフォンテーヌさんとスパークルさん。宝玉の力を使えば、怪人をベースにしたメガビョーゲンでも浄化出来るので、浄化をお願いします。念の為に飛鳥ちゃんと薫ちゃんに同行して貰いますから」

 

「「「了解」」」

 

そして、原作世界のグレース達と飛鳥と薫は、メガビョーゲンになったシゾーの所に向かった。

 

「さて僕達も行きましょう」

 

「「「了解」」」

 

「こういう事例を異界事変のイベントで知った彼等の記憶を元に彼等の融合世界が読み込みあおぞら市とすこやか市を再現したんでしょうね」

 

「「「「「「え、再現なの?」」」」」」

 

「ええ、再現だと思いますよ。これは僕の推測ですが7人世界をベースにした融合世界は、僕達の住む融合世界とは違いあくまで真宮寺姉弟が異界事変で出会った人物もしくは跳ばされた世界限定なのかも知れません」

 

「「「「「「成程」」」」」」

 

「立場的に言えばそうね、ただこちらの直哉との違いがあって守護者達がいないわ」

 

「「成程」」

 

「7人世界を引き継いでいるから事実上真宮寺直哉が所属する帝国華撃団が、守護者の役割をしてるのね」

 

「成程な」

 

「イヨ向こうは異世界の第三勢力がいるのか?」

 

「いるわ。カルマや役千明達を含めてその他にもなのは達がたまに来てたりしてるみたい」

 

「「成程本当に7人世界のその後を続けているのね」続けているのか」

 

「あくまで私が見れた範囲ではと言う言葉がつくけど、融合世界の方ではどんな様子?」

 

「以前トワ達に聞いた話でもそう言う事を聞いたので」

 

「「でも直哉っちの予測が当たっているとしたら私達がここにいて良いの?」」

 

2人のひなたが直哉に聞く。

 

「それに関しては明確な答えは言えません。その理由は複数の融合世界が、存在していると言う前提でトワやイヨさんヒミコさんそしてレイさんが考えていないので、これから考えて行けるようになるべく情報を得たいんですよ」

 

「少なくとも7人世界をベースにした融合世界があるのなら幼馴染世界をベースにした融合世界もいずれ出てくるかもしれないですから」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

分岐した世界の住人たちの調査開始

「直哉君ここが新しく出来た世界かい?」

 

大神が真宮寺直哉に聞く。

 

「ええ、そうですここで・・・」

 

そして真宮寺直哉は話し出す。

 

「そんな事出来ないわ。私達も・・・」

 

「エレメントチャージ!」

 

「キュン、キュン、キュン!」

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

「プリキュア!スカイヒーリングフラッシュ!」

 

「メガガガガビョーゲン」

 

!!

 

「「「何が起きたの?」」」

 

「どうやらあの人が仲間と共に来てくれたようですね」

 

「今よグレース」

 

「うん」

 

「エレメントチャージ!」

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

「プリキュア!スカイヒーリングフラワー!」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

そしてメガビョーゲンが浄化されたと同時にパリシイの怪人シゾーも浄化され天に帰ったのだった。

 

「そんな事があったのかい?」

 

「はい僕達では謎の怪物になったシゾーは倒せませんでした」

 

真宮寺直哉はそう言いながら悔しい表情をしながら言う。

 

「しかしようここにそんな凶悪な敵がいるとは思えないぐらい平和だぞ」

 

カンナがそう言う。

 

そして真宮寺直哉達はこの世界すこやか市を探索を始めた。

 

その頃7人世界ベースの融合世界にあるすこやか市の学校に通っている3人は・・・

 

「この力は?」

 

「のどか」

 

「のどかっち」

 

「ちゆちゃんひなたちゃん」

 

「まさか夢で見たあの人達が本当に来るなんて」

 

そして3人は夢の事を思い出していた。

 

「「「ありがとう貴女達私達を助けてくれて」」」

 

さくらとエリかとジェミニ達が原作世界のグレース達にお礼を言う。

 

「いえ、気にしないで下さい。私達はメガビョーゲンを浄化しに来ただけですので」

 

フォンテーヌがそう言う。

 

「「「え」」」

 

さくらとエリカとジェミニが驚く。

 

「その言い方私達がどうなっても良いような言い方ですね」

 

「ええ、そうですよ。貴女達の世界がこんな異常現象を起こした原因で、私達の世界は巻き込まれたので怒っているんですよ」

 

「「「それは・・・だから私達はそれを解決しようと・・・」」」

 

「解決できるなら早く解決して下さいね。さあ行きましょう」

 

「夢の私達はあの人達に対して冷たい態度だったけど」

 

「そうね、でも最低限の接触だけではすみそうにないわね」

 

「私達の街が見知らぬ世界に跳ばされたからね」

 

「そうね夢で見る私達になれるかと思ったけど厳しいわね」

 

「うん、なんか付き合いにくそうな感じがするよね」

 

「まあ、夢の状況にならないようにしておこうよ」

 

「そうねのどか」

 

「そうだよね」

 

そう言いながら3人は午後の授業の準備を始めた。

 

その頃真宮寺直哉達帝国華撃団は・・・

 

すこやか駅にて・・・

 

「「「「「「「「きゃあきゃあこれ何?」なんですの?」なんだあ進めねぞ」面白い機械や」私としたことが・・・」少尉さん助けてください」・・・」

 

「何なんだこの世界は僕達のお金が使えないなんて」

 

暫く真宮寺直哉達はすこやか市駅で悪戦苦闘してしまい、その日の調査は終了したのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

沢泉ちゆからの緊急通信

管理者の神殿トワの執務室・・・

 

「え、ちゆちゃんそれ本当なの?」

 

「はい本当です私達今7人世界をベースの融合世界にいるんです」

 

そしてちゆは今までの経緯を話し出した。

 

「つまり今僕達がいる世界は・・・7人世界がベースとなったもう1つの融合世界と言う事になります」

 

「「「「「「ええ――」」」」」」

 

「まさかこんな形でもう1つの融合世界に侵入する事になるとは思いませんでしたが」

 

「成程ね、原作世界の方にも同じ場所にゲートがあると仮定した話を直哉にしたけど、まさか侵入不可だと思っていた7人世界をベースの融合世界に入れるとは・・・」

 

「私達の方でも驚きましたよ」

 

「気持ちはわかるわ。それで7人世界をベースの融合世界ではどんなイベントが起きてるの?」

 

「ああ、それは・・・」

 

ちゆが話し出す。

 

「直哉さん帝国華撃団花組全員揃いましたわ」

 

「皆さん朝早くから集まっていただきありがとうございます。今回の任務が正式に決まりましたので通達します」

 

「「「「「「「「・・・」」」」」」」」

 

「今回の調停者としての仕事内容は最近この融合世界の内部に突如現れた2つの世界の調査をしてくれとの事でした」

 

「やはりですか?」

 

「はい、マリアさんこの2つの大陸は僕とお姉ちゃんが約2ヶ月前に強制的に参加する事となった異界事変が起きた頃に現れた世界の全貌を把握する事が目的です」

 

「ですけど私達は直哉君とチェリーさんとは違って異界事変の事を知らないんですけど?」

 

真宮寺直哉とさくらが復活した降魔殺女に就て話していると、彼等の死角から7人世界には存在しなずの敵メガビョーゲンとメガ降魔の2体が突然現れた。

 

「「メガビョーゲン、メガビョーゲン」」

 

「「「「「何だ奴等は」」」」」」

 

当然だがその場にいる全員が、突然現れたメガビョーゲンとメガ降魔の出現に戸惑っていた。

 

!!

 

映像停止・・・

 

!!

 

「「「「「「「「・・・何あれ見た事無いよ」」」」」」」

 

真宮寺姉弟を除く全員が驚く。

 

「ええ、僕とお姉ちゃんも見た時驚きましたよ、何故なら異界事変で初めて出会った協力したメンバー全員の攻撃が効かないと言う状況になりましたので」

 

「「「「「「ええ――」」」」」」」

 

「じゃあどうやって倒したん?」

 

紅蘭が直哉に聞く。

 

「成程ね、あの時の真宮寺姉弟の経験が切欠で、7人世界をベースの融合世界にすこやか市とあおぞら市が入る様になったのね」

 

「はいこちらの直哉君はそう言う見立てでいますね」

 

「あながち間違って無いわね」

 

「どういう事です?」

 

「7人世界が誕生した時期は今みたいにいろんな世界との接触には厳しい状況だったの、だけど物語がすぐ終わる欠点があってねそれを回避する為に幼馴染世界が作られ7人世界と交流させようと思いついたの」

 

「だけどその2つの世界は私達の世界においては滅んだんだけどね」

 

「トワさん私達の世界に戻った方が良いですか?」

 

「そうね・・・まだ7人世界の融合世界の調査を現状のメンバーでして欲しいわ」

 

「良いんですか?」

 

「ええ、こんなチャンスそんなにないもの。それに向こうには気づいた様子はないのでしょう?」

 

「はい」

 

「それじゃ向こうが気づく前までなるべく調査して欲しいとこちらの直哉に伝えて」

 

「わかりました」

 

そしてちゆはトワとの通信を終えた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワからの依頼と彼等の遭遇前編

「だけどその2つの世界は私達の世界においては滅んだんだけどね」

 

「トワさん私達の世界に戻った方が良いですか?」

 

「そうね・・・まだ7人世界の融合世界の調査を現状のメンバーでして欲しいわ」

 

「良いんですか?」

 

「ええ、こんなチャンスそんなにないもの。それに向こうには気づいた様子はないのでしょう?」

 

「はい」

 

「それじゃ向こうが気づく前までなるべく調査して欲しいとこちらの直哉に伝えて」

 

「わかりました」

 

「成程トワはこれを機に7人世界ベースの融合世界を調査をするべきと言ったんですね?」

 

「ええ、無理はしない範囲内でとも言ってたわ」

 

「そうですね、無理をしなくてもすみそうですけどね」

 

そう言いながら直哉は彼等の観察を始める。

 

「そんな事があったのかい?」

 

「はい僕達では謎の怪物になったシゾーは倒せませんでした」

 

真宮寺直哉はそう言いながら悔しい表情をしながら言う。

 

「しかしようここにそんな凶悪な敵がいるとは思えないぐらい平和だぞ」

 

カンナがそう言う。

 

そして真宮寺直哉達は調査を再開するのだが・・・

 

すこやか駅にて・・・

 

「「「「「「「「きゃあきゃあこれ何?」なんですの?」なんだあ進めねぞ」面白い機械や」私としたことが・・・」少尉さん助けてください」・・・」

 

「何なんだこの世界は僕達のお金が使えないなんて」

 

暫く真宮寺直哉達はすこやか市駅で悪戦苦闘してしまい、その日の調査は終了したのだった。

 

「「・・・なんかデジャヴを感じる」」

 

直哉とちゆは帝国華撃団の映像を見ながらそう言うのだった。

 

そして次の日・・・

 

「「「「「「「「もう動けない」」」」」」」」

 

帝国華撃団は昨日から何も買えずに食べる事も出来ずに公園内で寝ていると声をかけられた。

 

「君達大丈夫かね?」

 

「「「「「「「「はい」」」」」」」」

 

「それじゃあ君達の住所を教えて欲しい」

 

「え、住所ですか?」

 

「ああ、親御さんに連絡するから」

 

「「「「「「「「それは困ります」」」」」」」」

 

「どうして困るんだい?」

 

警察官が直哉に聞く。

 

「それは・・・」

 

その時この世界ののどか達が学校に行く為真宮寺直哉達がいる公園を通り過ぎようとした時のどかと真宮寺直哉の目があった。

 

「あ、待ってお姉ちゃん」

 

「うん、君達この少年と知り合いかい?」

 

「え、いえ違いますよ。私達はこの少年とは初対面の人ですよ」

 

「そうなのかい?ごめんね学校を頑張ってね」

 

「「「はい失礼します」」」

 

そう言いながら警察官と別れたのどか達だった。

 

その頃お墓戦艦では・・・

 

「これは一体どういう事?」

 

響が真宮寺直哉達とのどか達のやり取りに違和感を感じていた。

 

「恐らくですが、7人世界の融合世界は真宮寺姉弟の記憶を元に再現した弊害としてこちらのすこやか市ののどかさん達には何らかの形で異界事変の時の・・・」

 

「「「ありがとう貴女達私達を助けてくれて」」」

 

さくらとエリかとジェミニ達が原作世界のグレース達にお礼を言う。

 

「いえ、気にしないで下さい。私達はメガビョーゲンを浄化しに来ただけですので」

 

原作世界のフォンテーヌがそう言う。

 

「「「え」」」

 

さくらとエリカとジェミニが驚く。

 

「その言い方私達がどうなっても良いような言い方ですね」

 

「ええ、そうですよ。貴女達の世界がこんな異常現象を起こした原因で、私達の世界は巻き込まれたので怒っているんですよ」

 

「「「それは・・・だから私達はそれを解決しようと・・・」」」

 

「解決できるなら早く解決して下さいね。さあ行きましょう」

 

そう言って、原作世界のグレース達は、サクラチームの4人と別れた直後サクラチームの4人は異空間に戻って行った。

 

「この時のキュアグレースさんの態度を彼女達に再現したのではと考えてますが」

 

「成程ね、再現で新たな世界を作るからこその性格改変かな?」

 

響がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワからの依頼と彼等の遭遇中編

「その言い方私達がどうなっても良いような言い方ですね」

 

「ええ、そうですよ。貴女達の世界がこんな異常現象を起こした原因で、私達の世界は巻き込まれたので怒っているんですよ」

 

「「「それは・・・だから私達はそれを解決しようと・・・」」」

 

「解決できるなら早く解決して下さいね。さあ行きましょう」

 

そう言って、原作世界のグレース達は、サクラチームの4人と別れた直後サクラチームの4人は異空間に戻って行った。

 

「この時のキュアグレースさんの態度を彼女達に再現したのではと考えてますが」

 

「成程ね、再現で新たな世界を作るからこその性格改変かな?」

 

響がそう言う。

 

「そうだと思いますね。厳密に言えば僕達の融合世界方でも原作世界ののどかさん達の性格を反映させたつもりですけど、それでも反映出来ていない部分もありますからね」

 

「難しいね」

 

「そうですね」

 

「それにしても向こうの俺達の扱いあれで良いのかい?」

 

大神が哀れむ様な表情で言う。

 

「まあ、これが普通と言えば普通の対応ですよね」

 

「あくまでも、すこやか市の住人してみれば・・・」

 

すこやか駅にて・・・

 

「「「「「「「「きゃあきゃあこれ何?」なんですの?」なんだあ進めねぞ」面白い機械や」私としたことが・・・」少尉さん助けてください」・・・」

 

「何なんだこの世界は僕達のお金が使えないなんて」

 

暫く真宮寺直哉達はすこやか市駅で悪戦苦闘してしまい、その日の調査は終了したのだった。

 

「前日に昔のお金で、電車に乗って移動しようとする。集団がいたら警戒するでしょうから」

 

「少なくともすこやか駅での一連の騒動で周辺の警察に注意しておくように連絡があったんではないですか?」

 

「確かにそうかもしれない。俺達の時代と同じ感覚だとこういう悲惨な目にあうのか」

 

「いや違いますよ。これは真宮寺姉弟の単純なミスですよ」

 

「へえーーここはいま大正時代なんだ」

 

「千明ちゃんは、どれくらい未来の人なの?」

 

直哉は、千明に質問したが、千明は戸惑っていた。

 

「困ったわね。本当のこと言って、私達の歴史に干渉したら困るけど、けどこんなかわいい子供に、嘘なんて付きたくないよー」

 

 

「こら直哉君千明お姉さんを困らせたら駄目じゃない」

 

 

「ごめんなさい」

 

 

「!!さくらお姉ちゃん。嫌な感じのものがここに来るよ」

 

「ええ、私も感じるわ。一体何が来るのよ」

 

!!「千明俺様を召還しろ、憑依獣だこの匂いは」

 

「ええ、わかったわ」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

だが、前鬼の封印は解けなかった。

 

「何で、封印が解けないの?」

 

千明があたふたしている間に、実に取り憑かれた人物が現れ、それを見たさくらと直哉は、驚いた。

 

「「大神さん」」

 

「何?憑依の実に取り憑かれたの、さくらさんの知り合いの人?」

 

「ええ、そうです」

 

「見つけた・・・直哉君」

 

そう言いながら大神は、直哉に近づくが、その直前に欲望を吸い取られ憑依獣となってしまった。

 

そして、今度は千明と前鬼が、驚いた。何故なら、大神が変身した憑依獣が元の世界で直前まで戦っていた奴だったのだ。

 

 

「どうだ鬼神と祓い師よ、呪力が殆ど使えない世界での生活は」

 

「何ですって」

 

「この世界では、呪力の変わりの力霊力が無ければならない」

 

「貴様らには無いだろう。死ね」

 

「そういうことか、さくらお姉ちゃん千明お姉ちゃん今から前鬼君の封印を解くから呪文3にんで唱えるよ」

 

「「わかったわ」」

 

「「「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」」」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

「何故だ!!鬼神の封印が何故解けた?」

 

「それは・・・7人世界には未来から来た鬼と呪術師が一時期いた筈です。その7人世界のベースの融合世界なら呪術師と鬼の世界が融合世界に組み込まれていてもおかしくない筈ですし」

 

「「「「「成程」」」」」

 

直哉の説明にその場にいる全員が納得する。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワからの依頼と彼等の遭遇後編

「そういうことか、さくらお姉ちゃん千明お姉ちゃん今から前鬼君の封印を解くから呪文3にんで唱えるよ」

 

「「わかったわ」」

 

「「「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」」」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

「何故だ!!鬼神の封印が何故解けた?」

 

「それは・・・7人世界には未来から来た鬼と呪術師が一時期いた筈です。その7人世界のベースの融合世界なら呪術師と鬼の世界が融合世界に組み込まれていてもおかしくない筈ですし」

 

「「「「「成程」」」」」

 

直哉の説明にその場にいる全員が納得する。

 

「しかし彼等がこの調子だと、いつこのすこやか市のイベントに遭遇するのやら」

 

「「「「「そうだね」」」」」

 

「まあここは彼等の融合世界なので別に干渉する必要はないのですが・・・」

 

「うんあのままだと警察署から出して貰えなさそうだよね」

 

「そうですね響さん」

 

光と響がそう言う。

 

「でも直哉さんと同じ役職をしているのにこうも違いが出るとは・・・」

 

「それは仕方ないですよ。神山さん貴方と大神さんも同じ隊長ですが、それぞれの特徴が違うのと同じですよ」

 

「確かにそう言われるとそうですね」

 

「どちらがいいとかは決めれませんけどね」

 

「正しい答え何て無い様なものですからこういう問題は」

 

「個人的に言わせて貰えば、事前調査段階で先程も言った・・・」

 

「それは・・・7人世界には未来から来た鬼と呪術師が一時期いた筈です。その7人世界のベースの融合世界なら呪術師と鬼の世界が融合世界に組み込まれていてもおかしくない筈ですし」

 

「いろんな時代の協力者に来て貰らうように頼んでおくべきだったですね」

 

「「「「「確かに」」」」」

 

「現在使われるお金はあの鬼を使役する女の子の時代とのどかちゃん達の時代でもお金は共通しているかも知れないよね」

 

「ええ、僕達の世界で言えばシンフォギア世界のお金ですこやか市やあおぞら市やミュウミュウ世界で使えますからね」

 

「そう言う部分では現在世界が多い融合世界の方がやりやすいと思います」

 

「でも直哉さん。調査対象者達があの状況なのですが調査する意味あるんですか?」

 

神山が直哉に聞く。

 

「ええ、現状で中心世界の時代は・・・」

 

「大神さん。私達の指揮をお願いします」

 

「さくら君」

 

「ああ、わかった二つの帝国華撃団の指揮は、俺に任せろ」

 

ついに後にヤフキエル事変と言われるようになる事件の最終決戦が始まった。

 

「グルウオオ」

 

もはや巨大ヤフキエルに取り込まれたブレントには、自我は殆ど残っていなかった。

 

「「やったーー大神さん」」

 

「直哉君見た?大神さん真宮寺直哉君とさくらさんを助けたよ」

 

「恐らく異界事変が先に起こったてその後にヤフキエル事変と大神さんの帰還後すぐに、7人世界の融合世界にすこやか市とあおぞら市が現れたんだと推測します」

 

「成程、少なくとも7人世界の融合世界の中心世界の戦いはある程度終わっていると見て良いのかい?」

 

大神が直哉に聞く。

 

「それはまだ断定できません」

 

「どうしてだい?」

 

「それは、神山さん達新生帝国華撃団の皆さんも異界事変に関わっているので」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新生帝国華撃団による改変?

「恐らく異界事変が先に起こったてその後にヤフキエル事変と大神さんの帰還後すぐに、7人世界の融合世界にすこやか市とあおぞら市が現れたんだと推測します」

 

「成程、少なくとも7人世界の融合世界の中心世界の戦いはある程度終わっていると見て良いのかい?」

 

大神が直哉に聞く。

 

「それはまだ断定できません」

 

「どうしてだい?」

 

「それは、神山さん達新生帝国華撃団の皆さんも異界事変に関わっているので」

 

「成程あの時俺とクラリスが直哉さんと合流後でしたね」

 

そう言いながら神山は思い出す。

 

「「ええ――あの後に紫の扉の世界が消失した――」」

 

「はいそうなんです。ですが直哉君が言うには、紫の扉の世界にいた特殊遊撃部隊の関係者に死者はいないとの事ですから」

 

「それなら安心ですね」

 

「でも隊長早く他の人達を見つけないと」

 

そうだな、だがここは俺達やグレースさんが知っている帝都ではない可能性があるんですよね?」

 

「はい、直哉君が言うにはこちらの世界の辿り着く未来には新生帝国華撃団が生まれる確率は低いそうです」

 

「そんな」

 

「だが、クラリス今いる世界が俺達の時代に辿り着かない方が、直哉君とグレースさんが、動けないぶん俺達が動けると言う事にならないか?」

 

「それは・・・確かにそうですけど」

 

「お墓戦艦や私達のベース基地はどうするんですか?」

 

「ああ、クラリスさんと神山さんに関しては、大帝国劇場の一般社員として住み込みが出来れば問題ないですよね」

 

「確かにこの世界にどれくらい滞在するかわからない以上グレースさんの案が現実的だな」

 

「でもそれだと、ラビリンちゃんと直哉さんとのどかちゃんはどうするんですか?」

 

「あ、そうだった君達を野宿させるわけにはいかないよな」

 

「神山さんクラリスさん。一度銀座に行きましょう」

 

!!

 

「「しかし」」

 

どのみち、上野公園周辺では神山さんとクラリスさんの情報以外手に入れる事が出来なかったので」

 

「確かにグレースさんの言う通りだけど、何故銀座に拘るんだい?」

 

「それはもうすぐこの世界に新たな事件が銀座を中心に起きると直哉君が教えてくれているので」

 

!!

 

そしてグレース達は銀座に向かった。

 

「そしてその直後に異界事変が始まったんですよね」

 

「そうですもし、7人世界の融合世界の再現が異界事変発生直前も再現対象なら・・・」

 

「そうか俺とクラリスを再現していても不思議ではないな」

 

「でも直哉さん俺とクラリスはいませんよ。どういう事でしょうか?」

 

「それは・・・7人世界の融合世界は神山さん達の世界そのものを知らないからです」

 

「それはどういう意味です?」

 

7人世界及び幼馴染世界には、神山さん達が知る歴史が始まる前にイベントが終了しているのです」

 

「つまり俺達の歴史に存在する降魔皇が襲来しないと言う事ですか?」

 

「そう言う事です」

 

 

その時青年は見た。

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

GOOO

 

 

その時少女と青年の二人を襲う降魔に向けて桜色の渦が降魔の動きを封じた。

 

 

!!

 

「何だこれは!!

 

突然の出来事に戸惑う青年だった。

 

「今しかない」

 

 

そう思った青年は持っている刀で動きを封じてられている降魔を切り伏せた。

 

「ありがとうお兄ちゃん」

 

「どういたしましてもう少し危ないかもしれないから早く両親の所に行くんだよ」

 

「うん、わかった」

 

そして青年は少女と別れて目的地に向かい始めた。

 

「と言うことなんだ」

 

「成る程。理由がわかりませんが、駅での技は私達ではありません」

 

「そんな」

 

「ただこの技は私達の家族は誰でも使えるので」

 

 

「そうなのかい?良ければ君達の親に会わせてくれないかい?」

 

「どうするの飛鳥ちゃん?」

 

 

薫が飛鳥に聞く。

 

「任せて薫。お兄さん。私達の親に会いたいのなら先に用事を終えてからのがいいですよ」

 

「え)

 

「やっと見つけましたわ。神山誠十郎さんいつまで着任をしないつもりですか?」

 

「まあ、自分達もあのタイミングで神山さん達と会うとは思いませんでしたからね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について15 7人世界の融合世界内編前編

「任せて薫。お兄さん。私達の親に会いたいのなら先に用事を終えてからのがいいですよ」

 

「え」

 

「やっと見つけましたわ。神山誠十郎さんいつまで着任をしないつもりですか?」

 

「まあ、自分達もあのタイミングで神山さん達と会うとは思いませんでしたからね」

 

「それにどうやら神山さん達が異界事変に参戦した事で真宮寺姉弟に悪影響を与える結果になったのでしょうね」

 

「ええーー俺達のせいですか?」

 

神山がそう言う。

 

「いえ違いますよ結果的に言えばカルマが悪いのです」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

 

「フフ、成程あれがイシュメルガとデボネアが言っていた力ですか」

 

カルマがそう呟く。

 

「カルマ、イシュメルガとデボネアとは何者だ?」

 

真宮寺直哉がカルマに聞く。

 

「ああ、遥か未来から来た私の協力者ですよ」

 

!!

 

「遥か未来から来た協力者だと」

 

「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「そうです。それで間違いないですね?花寺薫」

 

「薫ちゃんの名字が違う」

 

「その通りだよカルマ。よくそこまで融合世界の事を熟知してるね」

 

「イシュメルガとデボネアでも私の名字変更の事は知らなかったのに」

 

「融合世界?飛鳥ちゃんどういう事?」君達は幼馴染世界から来たんだよね」

 

「違いますよ。真宮寺直哉さん」

 

「おい、直哉しっかりしろ面倒な奴は倒されたんだ」

 

「「「「「成程」」」」」」

 

「確かに直哉君の言う通りだね、でもこれからの行動はどうするの?この世界の守護者達である帝国華撃団全員が警察署にいるし」

 

融合世界ののどかがそう言い直哉に聞く。

 

「そうですね、恐らくこのままだと思うので、彼等を調査する意味も無くなるかも知れませんね」

 

 

「成程ね、あの時の真宮寺姉弟の経験が切欠で、7人世界をベースの融合世界にすこやか市とあおぞら市が入る様になったのね」

 

「はいこちらの直哉君はそう言う見立てでいますね」

 

「あながち間違って無いわね」

 

「どういう事です?」

 

「7人世界が誕生した時期は今みたいにいろんな世界との接触には厳しい状況だったの、だけど物語がすぐ終わる欠点があってねそれを回避する為に幼馴染世界が作られ7人世界と交流させようと思いついたの」

 

「だけどその2つの世界は私達の世界においては滅んだんだけどね」

 

「トワさん私達の世界に戻った方が良いですか?」

 

「そうね・・・まだ7人世界の融合世界の調査を現状のメンバーでして欲しいわ」

 

「良いんですか?」

 

「ええ、こんなチャンスそんなにないもの。それに向こうには気づいた様子はないのでしょう?」

 

「はい」

 

「それじゃ向こうが気づく前までなるべく調査して欲しいとこちらの直哉に伝えて」

 

「わかりました」

 

そしてちゆはトワとの通信を終えた。

 

「トワもそう言っていた様なので・・・」

 

「これ以上すこやか市で行動すらしないのであれば帰還も考えます」

 

直哉がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について15 7人世界の融合世界内編後編

「ええ、こんなチャンスそんなにないもの。それに向こうには気づいた様子はないのでしょう?」

 

「はい」

 

「それじゃ向こうが気づく前までなるべく調査して欲しいとこちらの直哉に伝えて」

 

「わかりました」

 

そしてちゆはトワとの通信を終えた。

 

「トワもそう言っていた様なので・・・」

 

「これ以上すこやか市で行動すらしないのであれば帰還も考えます」

 

直哉がそう言う。

 

「帝国華撃団全員が警察署に連れて行かれた時点で詰んでいる可能性が高いですがね」

 

「それでも何とかなるんじゃないかな?直哉君」

 

原作世界ののどかが直哉に言う。

 

「ええ、それは出来ますがこちらの融合世界の基本的なルールを知らないので何とも言えないけど」

 

「基本的なルール?」

 

「はい例としてあおぞら市に行った時にエステルさんに伝えた事をもう一度言いますね」

 

「・・・エステルさん。やはりこの世界に来た事怒ってますか?」

 

「直哉と他の守護者達には怒りなんてないわよ。むしろ体調を崩してる間に新しい仕事を入れたトワには怒りはあるわよ」

 

「そうなんですね」

 

「でも直哉あんた一度融合世界に帰る事を進めるわよ。このままだと死ぬわよ」

 

「ええ、それはわかってます。恐らくこの僕の衰弱状態はこの世界にいる間は、治る事もないでしょう。のどかさん達を変身させる事も時期に出来なくなるでしょうね」

 

「この時のあおぞら市は、融合世界とは関係ない世界でしたから、僕の力は融合世界の内部世界及び、友好世界だけに制限されているんです」

 

「あくまでも融合世界周辺を守る為に」

 

「「「「「「成程」」」」」」

 

「ですので、同じ融合世界なので基本的なルールがあるんですが・・・」

 

「もしかすると7人世界時のようにイヨさんとヒミコさんが意図してルールを作らなかったのかも知れませんね」

 

「「「「「ええ――」」」」」

 

「基本的なルールの中には、調停者を守る為の制限もあるんですがどうもそれすらも機能してないみたいです」

 

「「「これが分身体の世界か」」」

 

「そうです分身体の世界の1つの7人世界です」

 

「「「7人世界」」」

 

「はいこの7人世界は原初の世界の管理者だった神の娘が管理してたんですが、米田健二が介入した事により、神の親子で管理してました。そしてこの映像が、親子管理する事になる時の事件です」

 

天守閣・・・

 

仲間達に助けられ、天守閣に、辿り着いた二人の直哉と、二人のさくらだったが、天守閣にいる二人の人物を見た時、真宮寺姉弟の表情が変わっていった。

 

「何故貴方がここに・・・」

 

「まさかこんな事が・・・」

 

「久しぶりだな、直哉」

 

「お久しぶりです。さくらさん」

 

「何故貴方達がここにいる!!答えろ米田健二、真宮寺桜花」

 

「え、あの子母さんと同じ名前だ」

 

紫藤直哉はそう思いながら、その場で静観していた。

 

「直哉、さくら教えてやるよ、俺達が、お前達の倒す敵なのだ」

 

そういって、健二と桜花と名乗る男女は、双武弐式に乗り込み直哉とさくらに襲い掛かった。

 

映像終了・・・

 

「おい、響何であの戦いに紫藤直哉が写ってるんだよ?」

 

「ああ、それは過去の紫藤直哉さんだよ。クリスちゃん」

 

「7人世界と過去の紫藤直哉さんの世界は世界同士の交流があったみたいだよ」

 

「勿論融合世界のように関わる世界の重要なイベントを潰れないようにしてるとは言えないけどね」

 

「まあ、7人世界時代からこんな感じの世界だったので・・・融合世界になってもその辺りは変わらなかったのでしょうね」

 

その時調査対象の、帝国華撃団全員がいるすこやか市警察署周辺に降魔30体以上が突然現れたのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第34章 第1部 4年後の世界からの来訪者編
降魔の突然の襲来


 

「ああ、それは過去の紫藤直哉さんだよ。クリスちゃん」

 

「7人世界と過去の紫藤直哉さんの世界は世界同士の交流があったみたいだよ」

 

「勿論融合世界のように関わる世界の重要なイベントを潰れないようにしてるとは言えないけどね」

 

「まあ、7人世界時代からこんな感じの世界だったので・・・融合世界になってもその辺りは変わらなかったのでしょうね」

 

その時調査対象の、帝国華撃団全員がいるすこやか市警察署周辺に降魔30体以上が突然現れたのだった。

 

その頃すこやか市の警察署周辺では・・・

 

きゃああ。何あれ怪物ーーーー」

 

GAOON

 

!!

 

「きゃああ怪物が人間を殺したわ皆逃げて――」

 

「ああ、私はここまでのようね。出来る事なら・・・結婚をして見たかったわ」

 

「「「「ギャアアアア死にたくないーーー」」」」

 

そして警察署周辺に現れた降魔によって警察署内にいた帝国華撃団全員が脱出しその後降魔は、帝国華撃団によって全滅させていった。その一部始終を見ていた生き残った警察官達が降魔を倒した帝国華撃団を讃えていた。

 

お墓戦艦では・・・

 

「「何なんだこれは?」」

 

大神と神山がそう言う。

 

「成程これがこちらの融合世界の神の介入の仕方ですか」

 

「「なっこれが融合世界の神の仕業?」」

 

「恐らくですがすこやか市の調査を邪魔をした警察に降魔をぶつけ、たまたま帝国華撃団に倒させる事で警察に帝国華撃団の行動を黙認させる事が目的なのでしょう」

 

「それではあんまりじゃないですか?直哉さん」

 

「ええ、僕もそう思いますがどうやらこちらの融合世界では違うと言う事みたいですね」

 

「この時のあおぞら市は、融合世界とは関係ない世界でしたから、僕の力は融合世界の内部世界及び、友好世界だけに制限されているんです」

 

「あくまでも融合世界周辺を守る為に」

 

「「「「「「成程」」」」」」

 

「ですので、同じ融合世界なので基本的なルールがあるんですが・・・」

 

「もしかすると7人世界時のようにイヨさんとヒミコさんが意図してルールを作らなかったのかも知れませんね」

 

「先程も言いましたがルールをつけるのが普通なのですが、どうやら担当の神がすこやか市の住人を・・・したかったからかもですね」

 

「「「「「なっ」」」」」

 

「そんな横暴良いんですか?」

 

「横暴でもないんですよねこれは、あくまでも神側の調査の一環としてやっている事ですからね」

 

「それにこちらの融合世界ではプリキュアと言う存在をまだ知らないので」

 

「それでもあんまりですよその為に死者までもいるんですよ」

 

「確かに神山さん達の気持ちもわかりますが・・・僕もこんなやり方でその世界の住人におしつけるのは駄目と思いますけど、ここは僕達の知る融合世界ではないので」

 

!!

 

「7人世界がベース世界の融合世界ではこれが普通なのでしょうね」

 

「何か嫌だなそう言うのは」

 

「そうね、だけど直哉君の言う通り私達は別の世界の住人だから口出しは駄目よ」

 

「それはわかっているんだけど」

 

のどかとちゆとひなたがそれぞれがそう言う。

 

「さてそろそろ自分達の融合世界に戻りますよ」

 

直哉がそう言うとお墓戦艦は自分達の融合世界に帰還したのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊の帰還と2人の神

「成程ね予想以上にヤバいわね」

 

「そうだな。イヨとヒミコも自由にやりすぎだろ?」

 

「きゃああ。何あれ怪物ーーーー」

 

GAOON

 

!!

 

「きゃああ怪物が人間を殺したわ皆逃げて――」

 

「ああ、私はここまでのようね。出来る事なら・・・結婚をして見たかったわ」

 

「「「「ギャアアアア死にたくないーーー」」」」

 

そして警察署周辺に現れた降魔によって警察署内にいた帝国華撃団全員が脱出しその後降魔は、帝国華撃団によって全滅させていった。その一部始終を見ていた生き残った警察官達が降魔を倒した帝国華撃団を讃えていた。

 

「そうねああいう形での介入するなら穏便にすべきね、そもそもプリキュア世界に警察はいる筈だけど基本でて来ない人間よね」

 

「そうだなすこやか市の場合家族に警察関係はいないからな」

 

「しかし向こうのイヨとヒミコ何考えてる現地の人間殺すとは」

 

「これ以上すこやか市で行動すらしないのであれば帰還も考えます」

 

直哉がそう言う。

 

「帝国華撃団全員が警察署に連れて行かれた時点で詰んでいる可能性が高いですがね」

 

「それでも何とかなるんじゃないかな?直哉君」

 

原作世界ののどかが直哉に言う。

 

「ええ、それは出来ますがこちらの融合世界の基本的なルールを知らないので何とも言えないけど」

 

「仕方ないわよレイ帝国華撃団を助ける形はとってるし文句は言えないわよ」

 

「それにこれは向こうの融合世界の問題だし」

 

「それはそうだが・・・」

 

「でもよく直哉は動かなかったわね」

 

「ええ、動かなかった理由としては・・・」

 

「ウオオオオオ」

 

雄たけびをあげながら降魔甲冑は桜武に襲い掛かる。

 

「さくらちゃん」

 

「ええ、任せて直哉君」

 

「「破邪剣征・桜花放神」」

 

桜武が破邪剣征・桜花放神を放つが・・・

 

「破邪凶征・蛇王放神」

 

「「なっ意思があるの?」」

 

降魔甲冑から破邪剣征・桜花放神に似た技が桜武を襲う。

 

「かつての7人世界と幼馴染世界のようにしたくなかったが本音ですね。後7人世界のベースの融合世界に別の融合世界が存在する事を知らせない為ですね」

 

「「成程」」

 

「そう言う理由なら静観が一番だな」

 

「そうねあの世界のイヨとヒミコには関わらない方が良いわね」

 

「やはりですか?」

 

「ええ、危ない気がするから。それと直哉戻って来てすぐだけどクロスベルに行ってくれない?」

 

「クロスベルですか?」

 

「「「「何だって――」」」」

 

「その理由は先程も言いましたが、未来を知っているからですよ」

 

「直哉君そこまで言っていいの?」

 

響が直哉に聞く。

 

「ええ、構いません特務支援課の皆さんが選んだ選択ですので」

 

「だけどさ4人共固まってるよ」

 

「まあ、こちらとしては伝える事はしましたし、後はキーアちゃん関連のイベントが始まる頃までゼムリア大陸における直接的な干渉は控えるつもりですが」

 

「ええ――いいの?」

 

「はい後結社の要望なんですよね」

 

「確かこういう話をしたのですけど、あれから動きがあったんですか?」

 

「そうみたいね、エステルとクローゼから連絡を受けたから」

 

「連れて行くメンバーは、指定している人いますか?」

 

「そう言うのは聞いてないわね。だけど響とのどか達はいるかも知れない」

 

「わかりました」

 

そして直哉は融合世界のすこやか市に戻り、クロスベルに向かう為の準備を始めた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

その頃のエステル達1

王都グランゼルにて・・・

 

「エステルさん。クロスベルが大変な事に・・・」

 

「そうね、通商会議の襲撃がエレポニア帝国とカルバート共和国両国にクロスベル侵攻への大義名分を与えてしまったからね」

 

「そうですね・・・」

 

そう言いながらクローゼは思い出す。

 

「はあ、はあ、もうすぐこのビルの地下通路の出口だ」

 

「皆さんも頑張ってください」

 

「「はい」」

 

エリィが同行している2人に声をかける。

 

「姫様どうしますか?響様が来る前に特務支援課と出会うとは?」

 

「仕方ありません。現状はこのままで任せましょう」

 

「それに・・・」

 

その直後特務支援課の前に猟兵団紅い星座が現れた。

 

「ようランディよく占拠されたビルから逃げ出せたな」

 

「紅い星座にしちゃ遅い到着だな」

 

「何契約のぶんは働くがその前にそこにいるのはリベール王国の王女と従者だろ?」

 

「それがどうした叔父」

 

ランディが自分の叔父にそう言う。

 

「何ちょっとした確認だよランディ」

 

「確認だと?」

 

出来た筈だぜ、立花響と言う人物がこのクロスベルに来ているのにな」

 

!!

 

「そうだろ?王女」

 

「はいその通りです。響さんには会議中は特殊遊撃部隊としての仕事をして貰っていました。そして私にも今回のような事が起きた場合の打ち合わせもしてました」

 

「流石だな特殊遊撃部隊は危機管理もしっかりしてやがるな」

 

「そんな俺達はそんな2人を勝手に連れて来て危険にさらしたのか?」

 

ロイドが後悔しながら言う。

 

「まあそう言うこったな、だが安心しろ特務支援課のお前達を倒した後で王女達は丁重に特殊遊撃部隊に渡すからな」

 

!!

 

「「「「なっ紅い星座が特殊遊撃部隊と繋がってるのか?」」」」

 

「ああ、具体的な事は言えんが交流があるな特殊遊撃部隊とのな」

 

「「「「つまり特殊遊撃部隊はこの事件が起きる事を知っていた?」」」」

 

「そう言う事だだがこの事件に直接関わったのは紅い星座とお前達がここに来るまでに制圧した猟兵団だがな」

 

「あーあ言っちゃたよ親父が、響に怒られるの私なんだけど?」

 

「来たかシャーリィー」

 

「良いだろあれくらいなら特殊遊撃部隊は怒らねえだろうよ」

 

「親父のせいでランディ兄達と遊ぶ時間が短くなったよ」

 

「あの一件でエレポニア帝国とカルバート共和国が動き出したのはイベントが順調に進んでいるんですよね?」

 

「ええ、だけどカルバート共和国内で異形の怪物が出現すると言う噂があるのよね」

 

「カルバート共和国に現れる異形の怪物ですか?ノイズやメガビョーゲンではなくて」

 

「ええ、カルバート共和国だしこのタイミングだから、イシュメルガやデボネアやワイズマン達が陽動で動いているかも知れないから」

 

「確かにその可能性はありますが、直哉さん達は今別の融合世界に調査をしているんですよね?」

 

「そうみたいねトワに連絡したらそんな事を言ってたわね」

 

「しかし新たな融合世界に遭遇するなんて」

 

「その事については神達全員が驚いていたわね」

 

「まあ、今回特殊遊撃部隊が来る前に厄介な事にならなければいいんだけど・・・」

 

「それに期待するのは無理と思いますよ。エステルさん」

 

「そうよね、今までのパターンとして考えるとね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

その頃のエステル達2

「確かにその可能性はありますが、直哉さん達は今別の融合世界に調査をしているんですよね?」

 

「そうみたいねトワに連絡したらそんな事を言ってたわね」

 

「しかし新たな融合世界に遭遇するなんて」

 

「その事については神達全員が驚いていたわね」

 

「まあ、今回特殊遊撃部隊が来る前に厄介な事にならなければいいんだけど・・・」

 

「それに期待するのは無理と思いますよ。エステルさん」

 

「そうよね、今までのパターンとして考えるとね」

 

「ですが国家として調査をするにしても時間は消費しますし、カルバート共和国にノイズやメガビョーゲンの情報を提供する事が良いのか不安があるんですよね」

 

「そうよね其をした事で特殊遊撃部隊の仕事に支障をきたす事になりそうなのよね」

 

「そうですね、それにリベール王国はクロスベルに関して中立的な立場だったのが、カルバート共和国に接近する事でいらぬ誤解を諸外国に与えると思いますし」

 

「やはり特殊遊撃部隊に、カルバート共和国で出ている噂を調査をして貰う事が良いのかしら?」

 

「現在のクロスベルにおける状況とエレポニア帝国とカルバート共和国がクロスベルに集中している今ですから、その方が確実と思いますが」

 

「何故カルバート共和国に異世界の敵が出現するようになったのでしょう?」

 

「ああ、それは・・・エレポニア帝国側でもイベントが始まったからよ」

 

「成程・・・確かトールズ士官学院の生徒さん達が中心になり起きるイベントですね」

 

「ええ、そうよ」

 

「私は守護者として事前に聞いているだけどね」

 

「それに時が来るまで知らないふりする事がきついのよ」

 

「あはは、そうなんですね」

 

「そう言えばエステルさん」

 

「何」

 

「トワさんに直哉さん達について聞いた時、映像を見ました?」

 

「ああ、それは・・・一応見たわね」

 

エステルが話し出す。

 

そして真宮寺直哉達は調査を再開するのだが・・・

 

すこやか駅にて・・・

 

「「「「「「「「きゃあきゃあこれ何?」なんですの?」なんだあ進めねぞ」面白い機械や」私としたことが・・・」少尉さん助けてください」・・・」

 

「何なんだこの世界は僕達のお金が使えないなんて」

 

暫く真宮寺直哉達はすこやか市駅で悪戦苦闘してしまい、その日の調査は終了したのだった。

 

「「・・・なんかデジャヴを感じる」」

 

直哉とちゆは帝国華撃団の映像を見ながらそう言うのだった。

 

そして次の日・・・

 

「「「「「「「「もう動けない」」」」」」」」

 

帝国華撃団は昨日から何も買えずに食べる事も出来ずに公園内で寝ていると声をかけられた。

 

「君達大丈夫かね?」

 

「「「「「「「「はい」」」」」」」」

 

「それじゃあ君達の住所を教えて欲しい」

 

「え、住所ですか?」

 

「ああ、親御さんに連絡するから」

 

「「「「「「「「それは困ります」」」」」」」」

 

「どうして困るんだい?」

 

警察官が直哉に聞く。

 

「それは・・・」

 

「その時は真宮寺姉弟達が警察署に連れて行かれる所までだったわね」

 

「あら大変じゃないですか?」

 

「どうやらもう1つの融合世界は私達の知る融合世界のルールが、違うみたいね」

 

「そうなんですね、でももう1つの融合世界には彼等を助ける神様はいないんですか?」

 

「その辺りは直哉達の帰還待ちのようね」

 

「そうなんですね」

 

その頃特殊遊撃部隊は、ゼムリア大陸に向かう間にトワからの依頼の内容を直哉が説明をしていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

クロスベルに向かう道中の説明

「直哉っちどうして戦艦でゼムリア大陸に行ってるの?」

 

「そうね今回は融合世界の私達と響さんだけなのに」

 

「「トワさんから指定でもあったの?」」

 

「はいそうなんですよ実は・・・」

 

「確かこういう話をしたのですけど、あれから動きがあったんですか?」

 

「そうみたいね、エステルとクローゼから連絡を受けたから」

 

「連れて行くメンバーは、指定している人いますか?」

 

「そう言うのは聞いてないわね。だけど響とのどか達はいるかも知れない」

 

「わかりました」

 

そして直哉は融合世界のすこやか市に戻り、クロスベルに向かう為の準備を始めた。

 

「成程エステルからの要請ですか」

 

「そうらしいのですアスミさん。恐らくクロスベルと特務支援課におけるイベントで想定外な事態が起きそうだから呼ばれたと考えています」

 

「「「「「ゼムリア大陸における想定外?」」」」」

 

「はい、そしてトワが指定したこのメンバーと言う事で・・・」

 

「「「「「ワイズマンが動き出した」」」」」

 

「ワイズマンとは断定出来ませんがイシュメルガが同時侵攻の可能性もありますね、考えれる想定外の事態としては」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「でも自分としては、前者の方だと思うので」

 

「まったく違う勢力とは思わない?」

 

響が直哉に聞く。

 

「響さんの言う通りその可能性も無いとは言い切れません」

 

「皆さんお疲れ様でした。それにレンさんとアリオスさんご助力ありがとうございました」

 

「フフ、気にしなくて良いわよ。私も新たな世界から来た人間を見たかったし」

 

「私の方も気にしなくていい通商会議よりこちらを優先して欲しいとミシェルが言ったからな

 

レンとアリオスが直哉に向け言う。

 

「「「「はあ、はあ」」」」

 

「何とかキメラ魔獣を通常の魔獣に戻せましたね」

 

キュアアースが言う。

 

「ねえ白銀今回のあれやたら頑丈だっだけどどうして?」

 

「ああ、それは・・・ゼムリア大陸と言う異世界と霊的な力を増幅させるこの塔が何らかの影響が出たと推測している俺の中ではな」

 

「そうなの?」

 

「そうねそこのお兄さんが言ったのが正解かも知れないわね。ここに来る前に直哉からあいつの能力を聞いたけど本当にナノビョーゲンに似てるわよね」

 

「ああ、ここは上位三属性が働いているからな」

 

「つまりここにいた俺達の世界の敵を上位三属性とやらの力で強化されたと考えていいのか?」

 

白銀がレンに聞く。

 

「ええ、そう言う風に考えて良いと思うわ。少なくとも上位三属性が発現する時は必ず厄介な事が起きるから」

 

「そうなのか?」

 

「ああ、そう言う時の方が多い。さて直哉一旦出ないか?星見の塔から」

 

「あ、そうですねアリオスさん」

 

そして直哉達は星見の塔を出てクロスベル市の東通りにある宿泊施設に向かい、途中でアリオスとは遊撃手協会で別れていた。

 

「実際にキメラ魔獣と言う敵も誕生したりしてるので、ミュウミュウ世界のキメラアニマがまだいて暴れているのかも知れません。どちらにしても一度エステルさん達と合流して詳しい説明を聞かないとですね」

 

「「「「「そうだね」」」」そうですね」

 

そしてお墓戦艦は一旦エステル達と合流する為リベール王国のグランゼルに向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

王都グランゼルでの合流

リベール王国王都グランゼルにあるホテルにて・・・

 

「ええ、だけどカルバート共和国内で異形の怪物が出現すると言う噂があるのよね」

 

「カルバート共和国に現れる異形の怪物ですか?ノイズやメガビョーゲンではなくて」

 

「ええ、カルバート共和国だしこのタイミングだから、イシュメルガやデボネアやワイズマン達が陽動で動いているかも知れないから」

 

「「「「「「成程」」」」」」

 

「そう言う訳でしたか」

 

「ええ、そう言う理由で特殊遊撃部隊を呼んだのよ。異形の怪物がこの時代の存在とも限らないじゃない。私達はその前例と会っているしね」

 

「あのーそろそろいいですか?」

 

「ああ、すみません!」

 

「貴方は紫藤直哉さんどうしてここに」

 

そう言いながら青年が直哉に近づこうとしたときエステルが二人の間に入った。

 

「そこまでよ私の名前は、エステル・ブライトよ。貴方の名前は」

 

「・・・灰色の騎士と呼んでくれ」

 

「灰の騎士ですって」

 

「ちょっユウナさんこれはどういう意味です。リィンさんが灰色の騎士と名乗るのは?」

 

「恐らく教官はエステルさんとヨシュアさんの格好をみて、自分の本名を名乗るのは得策ではないと判断したのでは」

 

「成る程」

 

そうエステルが話す。

 

「正確に言えばあのリイン達は別世界の人間ですから・・・未来人ではないですね」

 

「ですがエステルさんの言いたい事はわかります」

 

「仮に異形の怪物が未来人の可能性もなくはないんですよね」

 

「「「「どういう事?」」」」

 

「皆さんエステルさんとヨシュアさんが太陽の砦に行くイベントは未来を変えられた結果なのですよ」

 

「「「「ええ――」」」」

 

「やはりそうでしたか」

 

「アスミちゃん知ってたの?」

 

「いえ何故かクロスベルにいる時特務支援の4人に対して違和感を感じたんです」

 

「アスミさんの言う通り本来の歴史は、太陽の砦で特務支援課の4人は魔人となったヨハヒムによって殺されたのです」

 

!!

 

「ちょっと待ってよなら誰が改ざんしたの?」

 

「それは・・・キーアちゃんですよ。皆さん」

 

「エステルさんはあの時キーアちゃんが500年前に作られた存在と言う話を聞きましたよね?」

 

「ええ、聞いたわ。つまりキーアは特務支援課を助ける為の確率の高い方法が、特殊遊撃部隊と私達の出会いだったわけね」

 

「そう言う事です」

 

「当然キーアちゃんの介入によりゼムリア大陸における未来が新たな可能性が生まれたのでもしかすると、今回カルバート共和国に現れた異形の怪物は本来ならもう少し先の未来に現れる存在なのかも知れませんね」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「そう言う考えも出来るわね。少なくとも異形の怪物が出ると言われるカルバート共和国に行くしかないわね」

 

「そうですねまずカルバート共和国で手がかりを得るしかないですね」

 

「でも直哉君。クロスベルについてはどうするの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・クロスベルに関しては今の所イベントは順調に進んでいるので暫くは大丈夫だと思います」

 

直哉がそう答えカルバート共和国に向かう為の準備を始めた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

カルバート共和国に現れた者達前編




特殊遊撃部隊がリベール王国でエステル達と合流している頃カルバート共和国では・・・

 

「・・・はっここはイーディス?ヴァンさんは」」

 

「どうやらここにいるのはアニエスと私のようだね」

 

「シズナさんどうして私達だけが首都に・・・」

 

「うーん確証がないけど良いかな?」

 

「多分私とアニエスとヴァンは過去に跳ばされたんだと思うあのゲームに割り込んで来た存在にね」

 

「ええ――でもカレンダーを見ると1204年ですから約5年前に私とシズナさんとヴァンさんだけが過去に跳ばされたんですよね」

 

「多分だけど、見た所エレポニア帝国とカルバート共和国がクロスベルに侵攻する準備を進めているみたいだね」

 

「うんその認識で間違いないよ。ただヴァンとの合流は早めにした方が良いかもね」

 

「え」

 

「さっき遊撃手協会に行ったら異形の怪物がカルバート共和国に現れたと言ってたから」

 

「異形の怪物それって変身中のヴァンさん」

 

「多分そうだと思う。過去の時代だから異形の怪物と見られたんだろうね」

 

「そんなヴァンさんが討伐されるんですか?」

 

「それは大丈夫と思うけど急いだ方が良い」

 

そして未来から来た者達は異形の怪物が出ると言われるクレイユ村に向かった。

 

その頃特殊遊撃部隊は・・・

 

「ここが異形の怪物が良く出るクレイユ村ですか?」

 

「うんジンさん達から聞いた情報ではそう言う事みたい」

 

ヨシュアがそう答える。

 

「ヨシュアさん。その異形の怪物によるクレイユ村の被害はあるんですか?」

 

「ううん、その怪物による被害は人的被害も含めても0なんだ」

 

「だからこそカルバート共和国の遊撃手協会も対処に困ってるから僕達の方に情報が来てね」

 

「確かこういう話をしたのですけど、あれから動きがあったんですか?」

 

「そうみたいね、エステルとクローゼから連絡を受けたから」

 

「連れて行くメンバーは、指定している人いますか?」

 

「そう言うのは聞いてないわね。だけど響とのどか達はいるかも知れない」

 

「わかりました」

 

「そしてこういう流れで僕の方に連絡が来たんですね」

 

「でも現場を直接見たら先程のエステルさんの可能性も高くなりましたね」

 

 

「そう言う訳でしたか」

 

「ええ、そう言う理由で特殊遊撃部隊を呼んだのよ。異形の怪物がこの時代の存在とも限らないじゃない。私達はその前例と会っているしね」

 

「あのーそろそろいいですか?」

 

「ああ、すみません!」

 

「貴方は紫藤直哉さんどうしてここに」

 

そう言いながら青年が直哉に近づこうとしたときエステルが二人の間に入った。

 

「そこまでよ私の名前は、エステル・ブライトよ。貴方の名前は」

 

「・・・灰色の騎士と呼んでくれ」

 

「灰の騎士ですって」

 

「ちょっユウナさんこれはどういう意味です。リィンさんが灰色の騎士と名乗るのは?」

 

「恐らく教官はエステルさんとヨシュアさんの格好をみて、自分の本名を名乗るのは得策ではないと判断したのでは」

 

「成る程」

 

そうエステルが話す。

 

「正確に言えばあのリイン達は別世界の人間ですから・・・未来人ではないですね」

 

「ですがエステルさんの言いたい事はわかります」

 

「仮に異形の怪物が未来人の可能性もなくはないんですよね」

 

「あの時はゼムリア大陸に巨大ロボットがある事に驚いた経験もありますから」

 

「「「「確かに」」」」

 

「そして今回は異形な怪物が現れたが、クレイユ村では被害は0と言う事は・・・」

 

「「「「「異形の怪物が村を守っている?」」」」」

 

「単純に考えるとそう言う答えに行き着くと思いますがね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

カルバート共和国に現れた者達中編

「仮に異形の怪物が未来人の可能性もなくはないんですよね」

 

「あの時はゼムリア大陸に巨大ロボットがある事に驚いた経験もありますから」

 

「「「「確かに」」」」

 

「そして今回は異形な怪物が現れたが、クレイユ村では被害は0と言う事は・・・」

 

「「「「「異形の怪物が村を守っている?」」」」」

 

「単純に考えるとそう言う答えに行き着くと思いますがね」

 

「でもどうしてその怪物はここの村を守ってるんだろう?」

 

「恐らく響さんその行為自体が異形の怪物は未来人と考えて問題ないと思います」

 

「どうして?」

 

「異形の怪物がこのクレイユ村を守っているのは異形の怪物の時代にはクレイユ村は存在していないのでしょう」

 

「「「「「成程そう言う理由ね」」」」」

 

「そして異形の怪物は自分がタイムスリップをしていると言う事を知らないのでしょうね」

 

「じゃあこの怪物騒動はスルーで良いの?」

 

「いえ、そう言う訳には行きませんよ。エステルさん」

 

「もし異形の怪物が人間だった場合彼は特殊遊撃部隊が保護しなければなりませんし」

 

「ああ、確かにそう言う規定が出来たのよね和実ゆい達のような現在のゼムリア大陸にこういう形では存在しない筈の人間だからと言う事ね」

 

「ええ、和実ゆいさん達のおかげで未来人の保護と対応策に関しての強化が出来たので」

 

「あの異形の怪物に変身をしている人をどうやって保護するの?」

 

「そこは響さんの十八番でしょう」

 

「確かにね」

 

「ええ――」

 

「ですが異形の怪物に変身をしている人の仲間か知っている人がこの時代にいれば、異形の怪物に変身している人の事を知れるんですけど・・・」

 

「そうだよねならここで捜索する?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「それは駄目よのどか、あくまでも異形の怪物の事はこの時代の人間には秘密なのよ・・・まあ、そこにいるダメ親父と同じ気配を持つ2人には言っても良いわよ」

 

「「「「ええ――」」」」

 

エステルの言葉によって姿を見せたアニエスとシズナを見て響とのどか達が驚いていた。

 

暫くして・・・

 

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

直哉とアニエスはお互いにそう言った。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

カルバート共和国に現れた者達後編

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

直哉とアニエスはお互いにそう言った。

 

「そうは言ってもヴァン・アークライドの暴走状態を止めない事にはどうしょうもないわよ。直哉」

 

エステルがそう言う。

 

「確かにそうなんですよね、シズナさん変身しているヴァン・アークライドさんを止める手段はないんですか?外部から強制的に」

 

直哉がシズナに聞く。

 

「私ならヴァンを体力を限界まで削って変身解除させるかな」

 

「シズナさん」

 

「やはり僕と同じ考えですか、シズナさん良ければ僕達と共闘してくれませんか?」

 

「それは構わないよ。私達としてもヴァンと合流して今後の事を考えないと置けないし」

 

「今後の事・・・」

 

アニエスが呟く。

 

「わかりましたこちらとしてもそれで構いません」

 

そして直哉はヴァン・アークライド救出作戦について話し出した。

 

暫くして・・・

 

「成程、グレンデル化したヴァンと主に戦うのは私とそちらにいる立花響何だね」

 

「ええ、あのグレンデルと言うのに対応出来るのはこちらでは立花響だけですから」

 

「成程格闘船主体何だね彼女は」

 

「はいそう言う事です」

 

「成程ね、じゃあついでに教えてくれないかい?何で精霊が人間の姿をして存在してるのかを?」

 

「え、嘘あの人人間じゃないのですか?」

 

「そうですよ直接見て貰った方が良いですね」

 

「「「「わかった」」」わかりました」

 

「皆行くラビ」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」

 

「ええ――皆さんもヴァンさんと同じように変身した――」

 

アニエスが大声を出して驚いていた。

 

「成程そう言う理由だったんだ。つまり特殊遊撃部隊も異世界から来た人間で良いのかな?」

 

シズナがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第34章 第2部 クロスベル独立宣言と蒼の大樹編
暴走状態とトワの驚き


「「「「地球をお手当て!」」」」

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」

 

「ええ――皆さんもヴァンさんと同じように変身した――」

 

アニエスが大声を出して驚いていた。

 

「成程そう言う理由だったんだ。つまり特殊遊撃部隊も異世界から来た人間で良いのかな?」

 

シズナがそう言う。

 

「そうですが今は貴女達の仲間のヴァン・アークライドさんの救出を優先しましょう」

 

そうだね」

 

そして直哉達は遊撃手協会から得た異形の怪物、グレンデルの出現地点に向かうのだった。

 

暫くして・・・

 

「え、何でここにゲネシスが・・・」

 

アニエスは小声でその名前を言った。

 

「ゲネシスか・・・」

 

「直哉君どうする?ここを突破しないとグレンデルに変身しているヴァンさんの所に行けないよ」

 

響が言う。

 

「予定通り響さんとシズナさんはグレンデル暴走状態を止める為に突き進んでください。この魔獣の群れは僕達が抑えるので」

 

「わかったよ」

 

「承知した」

 

そして響とシズナはグレンデルの元に向かいグレンデルと戦い始めた。

 

その頃管理者の神殿では・・・

 

「ちょっとちょっと何であのシリーズの三人がもう来てるのよ?」

 

「落ち着けトワ未来から来るパターンは経験済みだろ?」

 

「それはそうだけど・・・」

 

「それにもう直哉達と会っているのだから、和実ゆい達の対応で良いだろ?」

 

「それはそれで良いけど何か嫌な感じがするわね」

 

「それは我自身も感じるが現に未来から来た3人はアルマータのサバイバルゲーム中にこちらに来たんだろうな」

 

「そのようね。そうでなければ斑鳩がヴァン・アークライド達と共闘はしないからね」

 

「あーあ、まさかヴァン・アークライド達が融合世界に関わるなんて想定外よ」

 

「本来ならエレポニア帝国編で一旦止めようとしたのに」

 

「まあ、仕方ないだろこの出会いは誰も想定してないぞ。向こうにゲネシスがあるとしてもな」

 

「・・・そうねとりあえず直哉達がヴァン・アークライドを助けた後ゲネシスやグレンデルについて少し情報開示してやるしかないだろうな」

 

「そうね、一体誰が彼等をこちらに連れて来たのかしら?」

 

「今の段階ではわからんな、イシュメルガやデボネアのような気もしないが・・・3人がいた時代はイシュメルガは消滅している時代だしな」

 

「もしくは・・・」

 

「フフ、成程あれがイシュメルガとデボネアが言っていた力ですか」

 

カルマがそう呟く。

 

「カルマ、イシュメルガとデボネアとは何者だ?」

 

真宮寺直哉がカルマに聞く。

 

「ああ、遥か未来から来た私の協力者ですよ」

 

!!

 

「遥か未来から来た協力者だと」

 

「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「そうです。それで間違いないですね?花寺薫」

 

「薫ちゃんの名字が違う」

 

「その通りだよカルマ。よくそこまで融合世界の事を熟知してるね」

 

「イシュメルガとデボネアでも私の名字変更の事は知らなかったのに」

 

「融合世界?飛鳥ちゃんどういう事?」君達は幼馴染世界から来たんだよね」

 

「違いますよ。真宮寺直哉さん」

 

「おい、直哉しっかりしろ面倒な奴は倒されたんだ」

 

「そうよ直哉君後はカルマを倒せば・・・えっ」

 

その時千明は見た。光武F2が炭になる所を」

 

「いやあああ。巴里華撃団の皆が炭になったわ――」

 

「あはは、良いですね。ある程度制限がありますが、触れた物全部を炭に変える能力を持つノイズと言う兵器は」

 

「「「「「「何だと!!触れたら炭にされるだと」」」」」」

 

「一体どうやって倒すんだよ」

 

「安心して下さい皆さん」

 

「「だああああ」」

 

!!

 

「「「何だノイズが消滅していく」」」

 

「まさか、特殊遊撃部隊の奴等めシンフォギア奏者をこちらに連れて来たのか?」

 

「そうだよカルマ私達を貴女が、エキストラプレイヤーとして与えた特権として与えた力で、仲間と合流して、貴女がノイズを使う可能性があったからね」

 

「おのれーーキュアグレースそして紫藤直哉め」

 

「さあ、皆さん後は邪精霊カルマを倒すだけです。ノイズやメガビョーゲンは私達に任せて下さい」

 

「「「「「ああ、任せた」」」」」

 

「あの異界事変の影響がゼムリア大陸に対してはこういう形で出たとも考えられるな」

 

「成程ね」

 

トワはレイの説明に納得した。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

救出後の話し合い前編

クレイユ村から離れた場所にて・・・

 

「何とかグレンデルの暴走を止める事が出来ましたね」

 

「そうだねでも響のそれも凄いね」

 

「ああ、これはシンフォギアと言うですよ」

 

「フーンシンフォギアね・・・少し興味があるから戦うよ響」

 

「ええ――私疲れているので今度にしません?ほらヴァン・アークライドさんを連れて行かないと」

 

「仕方ないな」

 

そして響とシズナは気絶しているヴァン・アークライドを連れて来た。

 

「ヴァンさん」

 

そう言いながらアニエスはヴァンの応急処置を始めた。

 

クレイユ村宿屋にて・・・

 

「アニエスさんヴァン・アークライドさんの様子はどうですか?」

 

直哉がアニエスに聞く。

 

「ええ、グレンデル状態が長く続いた影響で数日はこのまま起きないと思います」

 

「そうですか」

 

「直哉さんありがとうございます。ヴァンさんを助けてくれて」

 

「お礼を言われるような事はしてませんよ」

 

「先程も言いましたが・・・」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「アニエスさん達がいなければ、ヴァン・アークライドの命は僕達のせいで消えていた筈ですから」

 

「いえ、そうだとしてもありがとうございましたです」

 

「そうだ、アニエスさん少し真面目な話をしたいので来て貰えますか?」

 

「はい」

 

そしてアニエスは直哉について行った。

 

「改めてこれからについて話したいと思いますが、確認からしますね」

 

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

「そして貴女達3人はこの時代に来たので良いんですね」

 

「「はい」その通りさ」

 

「偶発的な事故の原因が貴女達を過去に跳ばされたのなら元の時代に戻る方法がわからないのでしょう?」

 

「それは・・・」

 

「うん確かにそこは直哉の言う通りさ、無理矢理帰る事も出来そうだけどね、それをするとこちらの時代に悪影響を与えると思うからしないけど」

 

「成程・・・これは提案なのですが貴女達3人一時的に僕達と行動しませんか?」

 

「フーン提案ね・・・でも仕方ないかな?良いよその提案受けるよ」

 

「シズナさん良いんですか?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

救出後の話し合い後編

「そして貴女達3人はこの時代に来たので良いんですね」

 

「「はい」その通りさ」

 

「偶発的な事故の原因が貴女達を過去に跳ばされたのなら元の時代に戻る方法がわからないのでしょう?」

 

「それは・・・」

 

「うん確かにそこは直哉の言う通りさ、無理矢理帰る事も出来そうだけどね、それをするとこちらの時代に悪影響を与えると思うからしないけど」

 

「成程・・・これは提案なのですが貴女達3人一時的に僕達と行動しませんか?」

 

「フーン提案ね・・・でも仕方ないかな?良いよその提案受けるよ」

 

「シズナさん良いんですか?」

 

アニエスがシズナに聞く。

 

「仕方ないねアニエス実際私達は過去のカルバート共和国にいるし、それに私やヴァン・アークライドだけなら目立たないように自分達に会わないように生活出来るけど、アニエスはそう言う訳にはいかないよね」

 

「う、それは・・・そうですけど」

 

「4年前なら12歳くらいですね私は」

 

アニエスがそう言う。

 

「成程アニエスさん貴女は4年後の世界世界で立場的にばれると厄介な立場になってるんですね」

 

「そうなんです直哉さん」

 

「そう言う事なら一緒に行動した方が余計な歴史への干渉避けれますね」

 

「はいよろしくお願いします」

 

「でも直哉君。気になるんだけど誰がヴァン・アークライドさん達をこの時代にタイムスリップさせたんだろ?」

 

「響さんそれは今の所は不明ですけど、少なくとも1208年においてタイムスリップを起こすような事態が起きるのは確定なのでしょうね。このまま歴史が変わらなければ」

 

「「「「そんな」」」」

 

「それじゃアニエスさん達は時の放浪者なの?」

 

「そう言う事ではないので安心して下さい。のどかさん」

 

そして話し合いは続き・・・

 

「それでは今度はこちらの時代について話しますね」

 

そして直哉が話し出す

 

「響さんとシャーリィさんがもうすぐ合流するのでそれまでは大丈夫ですユリアさん」

 

「姫様」

 

その直後特務支援課の前に猟兵団紅い星座が現れた。

 

「ようランディよく占拠されたビルから逃げ出せたな」

 

「紅い星座にしちゃ遅い到着だな」

 

「何契約のぶんは働くがその前にそこにいるのはリベール王国の王女と従者だろ?」

 

「それがどうした叔父」

 

ランディが自分の叔父にそう言う。

 

「何ちょっとした確認だよランディ」

 

「確認だと?」

 

「はいその通りです。響さんには会議中は特殊遊撃部隊としての仕事をして貰っていました。そして私にも今回のような事が起きた場合の打ち合わせもしてました」

 

「流石だな特殊遊撃部隊は危機管理もしっかりしてやがるな」

 

「そんな俺達はそんな2人を勝手に連れて来て危険にさらしたのか?」

 

ロイドが後悔しながら言う。

 

「まあそう言うこったな、だが安心しろ特務支援課のお前達を倒した後で王女達は低調に特殊遊撃部隊に渡すからな」

 

!!

 

「「「「なっ紅い星座が特殊遊撃部隊と繋がってるのか?」」」」

 

「ああ、具体的な事は言えんが交流があるな特殊遊撃部隊とのな」

 

「「「「つまり特殊遊撃部隊はこの事件が起きる事を知っていた?」」」」

 

「そう言う事だだがこの事件に直接関わったのは紅い星座とお前達がここに来るまでに制圧した猟兵団だがな」

 

「あーあ言っちゃたよ親父が、響に怒られるの私なんだけど?」

 

「来たかシャーリィー」

 

「良いだろあれくらいなら特殊遊撃部隊は怒らねえだろうよ」

 

「親父のせいでランディ兄達と遊ぶ時間が短くなったよ」

 

「それはすまんな。さてやるか特務支援課」

 

「「「くっ流石に紅い星座のトップ」」」

 

「叔父久しぶりに闘気を感じたが衰えてねえな」

 

「当たり前だ行くぞ!!ランディ」

 

「来い!叔父にシャーリィー」

 

「じゃあ遠慮なくランディ兄を殺すね・・・おっと観戦者もいるから優しくしてあげるよ特務支援課」

 

「こちらの時代ではエレポニア帝国とカルバート共和国によるクロスベル争奪戦が始まったばかりの時間となります」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

情報交換を終えてクロスベルでは・・・

「「「くっ流石に紅い星座のトップ」」」

 

「叔父久しぶりに闘気を感じたが衰えてねえな」

 

「当たり前だ行くぞ!!ランディ」

 

「来い!叔父にシャーリィー」

 

「じゃあ遠慮なくランディ兄を殺すね・・・おっと観戦者もいるから優しくしてあげるよ特務支援課」

 

「こちらの時代ではエレポニア帝国とカルバート共和国によるクロスベル争奪戦が始まったばかりの時間となります」

 

「成程わかったこれからよろしくね」

 

「「「「「はあ。なんか軽いなあ」」」」」

 

「そうかなグダグダ考えるよりはいいと思うけど?」

 

「確かにそうですけど・・・はあ、シズナさんだから仕方ないですね」

 

アニエスがそう言う。

 

暫くして・・・

 

直哉達はクレイユ村からクロスベルに向かう為お墓戦艦に帰還しそのままクロスベルに侵入した。

 

その頃特務支援課は・・・

 

「おいおいこりゃやばいぜ風の剣聖IBC取締役社長のせいで」

 

「クロスベル国ですか」

 

「一体何をする気なの?叔父様」

 

「馬鹿なここでクロスベルが国と宣言した所でエレポニア帝国とカルバート共和国が許すわけがない。これでは市民に被害が出るぞ」

 

「そうだなと言っても風の剣聖達はやる気みたいだな」

 

「ロイドどうする?」

 

「・・・俺達で風の剣聖達を止めよう。ワジすまないが君に頼みたい事がある」

 

「何だいロイド?」

 

「ワジ君には特殊遊撃部隊と合流して欲しい」

 

「特殊遊撃部隊と言えば君達を助けたと言う彼等かい?」

 

「ああ、今回俺達が風の剣聖達を止めたとしてもエレポニア帝国とカルバート共和国をクロスベルだけでは止める事は難しいだろう」

 

「そうだね普通に考えてもそう言う答えになるだろうね」

 

「だがもしこの状態が特殊遊撃部隊にとって手伝えない出来事だとしたらどうするんだい?」

 

「それは・・・」

 

「そんな事あるわけないだろう」

 

「現にあの時だって」

 

 

「あーあ言っちゃたよ親父が、響に怒られるの私なんだけど?」

 

「来たかシャーリィー」

 

「良いだろあれくらいなら特殊遊撃部隊は怒らねえだろうよ」

 

「親父のせいでランディ兄達と遊ぶ時間が短くなったよ」

 

「それはすまんな。さてやるか特務支援課」

 

「「「「くっ流石に紅い星座のトップ」」」

 

「叔父久しぶりに闘気を感じたが衰えてねえな」

 

「当たり前だ行くぞ!!ランディ」

 

「来い!叔父にシャーリィー」

 

「じゃあ遠慮なくランディ兄を殺すね・・・おっと観戦者もいるから優しくしてあげるよ特務支援課」

 

「この直後に響が来たぞ」

 

「ああ、それは・・・僕も知っている。だがあれはリベール王国の2人がいたからじゃないのかな?」

 

「それは否定出来ないけどそれでも私達の味方よ」

 

「そうですよワジさん」

 

「味方ね・・・ロイド達には伝えておく。僕達教会は特殊遊撃部隊を結社と同等の敵対組織として見ている」

 

「「「「何だって――」」」」

 

ワジの告白に驚くロイド達だった。

 

その頃直哉達は・・・

 

お墓戦艦の通信室にいる直哉はある通信を聞いていた。

 

「ああ、それは・・・僕も知っている。だがあれはリベール王国の2人がいたからじゃないのかな?」

 

「それは否定出来ないけどそれでも私達の味方よ」

 

「そうですよワジさん」

 

「味方ね・・・ロイド達には伝えておく。僕達教会は特殊遊撃部隊を結社と同等の敵対組織として見ている」

 

「「「「何だって――」」」」

 

「やはり教会は僕達を危険視しているみたいですね」

 

直哉がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

教会の敵対組織に認識された特殊遊撃部隊1

「ああ、それは・・・僕も知っている。だがあれはリベール王国の2人がいたからじゃないのかな?」

 

「それは否定出来ないけどそれでも私達の味方よ」

 

「そうですよワジさん」

 

「味方ね・・・ロイド達には伝えておく。僕達教会は特殊遊撃部隊を結社と同等の敵対組織として見ている」

 

「「「「何だって――」」」」

 

「やはり教会は僕達を危険視しているみたいですね」

 

直哉がそう言う。

 

「「「「「「ええ――」」」」」」

 

「直哉君それでいいの?」

 

「まあ、結社とは繋がりが全く無いとは言えば言えないですし」

 

「すまないなエステルにヨシュアそして特殊遊撃部隊の総司令殿、こちらに来させて」

 

「それは構いません。何やらエレポニア帝国の鉄血宰相がいない間に情報交換をしたいと、そう聞きましたが、間違いありませんか?」

 

「ああ」

 

「早速だが盟主が特殊遊撃部隊の方にマクバーンとレオンハルトの2人を預かって欲しいとの事を俺とカンパネルラに通達して来たんだ」

 

「ええ――まあ、レオンハルトさんはリベール王国で本来ならいなくなるので良いですが、マクバーンさんはエレポニア帝国の方で活動する筈では?」

 

「ああ、それは・・・マクバーンは先に立花響とやりたいからだと」

 

「確かにマクバーンさんは言ってましたね」

 

「一応とはどういう意味ですか?」

 

響がレーヴェに聞く。

 

「奴は特殊でな仲間でも奴自身で認めないと響達のいう仲間にはなれないのさ」

 

「ええーーそれってもしかして戦闘狂のする思考を持った人なんですか?」

 

「否定はしない」

 

「おい、女この任務が終わったら俺様と戦えよ。お前の持っている力に興味があるからな」

 

「ああ、今マクバーンはシンフォギアに興味を持つようになってるからな」

 

「それは複雑ですね」

 

「現にこういう依頼も受けているので、教会からとしては危険視されていてもおかしくはないと思いますよ」

 

「「「「「それは確かに」」」」」」

 

「それじゃあ、特務支援課とは関係を切るの?」

 

ちゆが直哉に聞く。

 

「いえ、それはしませんよ頻度を減らすだけですよ。以前のような事が起きやすくなっているような気がするので」

 

「皆さんお疲れ様でした。それにレンさんとアリオスさんご助力ありがとうございました」

 

「フフ、気にしなくて良いわよ。私も新たな世界から来た人間を見たかったし」

 

「私の方も気にしなくていい通商会議よりこちらを優先して欲しいとミシェルが言ったからな

 

レンとアリオスが直哉に向け言う。

 

「「「「はあ、はあ」」」」

 

「何とかキメラ魔獣を通常の魔獣に戻せましたね」

 

キュアアースが言う。

 

「ねえ白銀今回のあれやたら頑丈だっだけどどうして?」

 

「ああ、それは・・・ゼムリア大陸と言う異世界と霊的な力を増幅させるこの塔が何らかの影響が出たと推測している俺の中ではな」

 

「そうなの?」

 

「そうねそこのお兄さんが言ったのが正解かも知れないわね。ここに来る前に直哉からあいつの能力を聞いたけど本当にナノビョーゲンに似てるわよね」

 

「ああ、ここは上位三属性が働いているからな」

 

「つまりここにいた俺達の世界の敵を上位三属性とやらの力で強化されたと考えていいのか?」

 

白銀がレンに聞く。

 

「ええ、そう言う風に考えて良いと思うわ。少なくとも上位三属性が発現する時は必ず厄介な事が起きるから」

 

「あの時のように特務支援課とは別にイレギュラーに備えておく事が現時点での理想だと思いますよ。エレポニア帝国とカルバート共和国の同時侵攻も必要なイベントですから」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

教会の敵対組織に認識された特殊遊撃部隊2

「そうねそこのお兄さんが言ったのが正解かも知れないわね。ここに来る前に直哉からあいつの能力を聞いたけど本当にナノビョーゲンに似てるわよね」

 

「ああ、ここは上位三属性が働いているからな」

 

「つまりここにいた俺達の世界の敵を上位三属性とやらの力で強化されたと考えていいのか?」

 

白銀がレンに聞く。

 

「ええ、そう言う風に考えて良いと思うわ。少なくとも上位三属性が発現する時は必ず厄介な事が起きるから」

 

「あの時のように特務支援課とは別にイレギュラーに備えておく事が現時点での理想だと思いますよ。エレポニア帝国とカルバート共和国の同時侵攻も必要なイベントですから」

 

「「「「「重要イベント?」」」」」

 

「はいそうです。蒼の大樹の発現です」

 

つまりキーアちゃんの覚醒ですそして結社の幻焔計画の幻の宝珠を回収する事に繋がるんです」

 

「「「「「ああーーそうつながるんだーー」」」」」

 

「そう言う事ですよ皆さん」

 

「正直これからのクロスベルでのイベント自体には、現時点では介入する必要性は無いのですが、見届ける感じでいて下さいね」

 

暫くして・・・

 

クロスベル自治国として西ゼムリア全土に独立宣言を行ってしまった。

 

「ついに宣言してしまったわね独立宣言を」

 

「そうですね私は歴史の授業で聞いていた事を直接見る事になるなんて思いませんでしたけど」

 

ちゆとアニエスがそれぞれ言う。

 

「でも直哉エレポニア帝国とカルバート共和国の進撃は止まるのですか?」

 

アスミが直哉に聞く。

 

「それは間違いないですよ。特務支援課が独立宣言を実行された人物の捕縛後キーアちゃんの力の発現によりエレポニア帝国とカルバート共和国の秘密兵器も含めて使えなくなるので」

 

「そうなのですか?」

 

「エレポニア帝国の列車砲に関しては消滅するので」

 

「「「「「「ええ――」」」」」」

 

「大丈夫なの?」

 

「ええ、その辺もエレポニア帝国側にいるリインさん達が見てるので」

 

「「「「「「ええ――」」」」」」

 

「リインさん達ってあの人達?」

 

ひなたが直哉に聞く。

 

「成る程幼馴染世界に行こうとしてゲートを通ったら未知の世界に繋がりのある世界についたのか?」

 

「はい」

 

「僕達も変だなと思ったけどあの時は飛鳥や薫がいたからそう思わなかったよ」

 

「そうか」

 

「あのーそろそろいいですか?」

 

「ああ、すみません!」

 

「貴方は紫藤直哉さんどうしてここに」

 

そう言いながら青年が直哉に近づこうとしたときエステルが二人の間に入った。

 

「その通りですよひなたさん。西ゼムリア大陸の中で珍しく同時期にクロスベル編とエレポニア帝国編がイベントで同時進行してるんですよ」

 

「特殊遊撃部隊としては起きたタイミングが早い順でゼムリア大陸におけるイベントを見ているんですよ」

 

「じゃあこの次がリイン達ならイシュメルガが動き出すんだね直哉君?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「ええ、そうですよのどかさん。ただゼムリア大陸のイベントに大きなズレが無ければですが」

 

「大きなズレつまり私とアニエス達の事かな?」

 

「そうですシズナさん。恐らくですがカルバート共和国側にも変化が起きている可能性があります」

 

「教会が僕達を結社のように見るのはゼムリア大陸からしたらシンフォギアやプリキュアの存在や霊力等は理の外の力と認識された結果だと思います」

 

「「「「「「成程」」」」」」

 

「未来から来た3人の影響がどういう形で出るのかが未知数ですけどね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特務支援課と錬金術師一族前編

 

「ええ、そうですよのどかさん。ただゼムリア大陸のイベントに大きなズレが無ければですが」

 

「大きなズレつまり私とアニエス達の事かな?」

 

「そうですシズナさん。恐らくですがカルバート共和国側にも変化が起きている可能性があります」

 

「教会が僕達を結社のように見るのはゼムリア大陸からしたらシンフォギアやプリキュアの存在や霊力等は理の外の力と認識された結果だと思います」

 

「「「「「「成程」」」」」」

 

「未来から来た3人の影響がどういう形で出るのかが未知数ですけどね」

 

「まあ、どちらにしても蒼の大樹が覚醒するまでは多少の時間がありますので」

 

その頃特務支援課は・・・

 

オニキスタワー屋上

 

「叔父様もうこんな事はやめて御爺様達を解放して下さい」

 

「そうだぜ独立宣言ごっこも終わりにしようぜ」

 

「そうです」

 

「そうか・・・私は特務支援課に期待していたのだがな・・・」

 

「どういう事だ」

 

「君達は直接異世界に行ったにも関わらず何にも感じなく帰って来たのか?」

 

「それが何だと言うんだ?特殊遊撃部隊は俺達の敵なんだろう?」」

 

「成程聖杯騎士のそこの男の言葉を全面的に信じるのだな?君達は・・・それでいいのだな」

 

「ロイド・バニングス君」

 

「それは・・・」

 

そしてロイドは今までの事を思い出していた。

 

 

「ええ、そうだけどロイド行きましょう」

 

「ああ、村長さん行きますよ」

 

「はい・・・ああああああ別の怪物の集団が空から来た――」

 

「くそしっかり俺達に捕まってください」

 

「エアスラスト」

 

エリィが風のアーツを空から来た降魔に放つが効かなかった。

 

「アーツが効かない」

 

「その魔獣にはアーツは効きませんよ。大神さん貴方の技を借ります」

 

「「ええ」」

 

「狼虎滅却・天狼転化ーー」

 

そして響のガングニール・シャドーから大量の霊力が放出され、ロイド達3人を襲う降魔全てを撃退した。

 

「「「凄い」」」

 

3人がそう言った直後

 

「響そっちは終わった?」

 

「終わりましたよエステルさん」

 

「ロイドさん貴方にとってキーアちゃんは、その程度の繋がりで家族だと言っていたんですか?」

 

!!

 

「君に俺達の繋がりに対して何がわかるんだ?」

 

「正直わかりませんよ。私達はキーアちゃんに会ったことありませんし」

 

「だったら口出ししないでくれ」

 

「いえ、口出しさせていただきますよ。特務支援課の皆さんにとってキーアちゃんは家族じゃないんですか?今の皆さんはキーアちゃんの正体を知って怖がる家族のようにしか見えませんよ」

 

!!

 

「うわあ、グレースそこまでいうの?」

 

「違うわねこれは直哉君が言ってるわ」

 

「成程直哉の言葉をグレースが代弁してるんですね」

 

「特務支援課の皆さんがキーアちゃんの家族になると言った時キーアちゃんは喜んでいませんでしたか?」

 

「「「「それは・・・」」」」

 

「確かに特殊遊撃部隊の皆はあれ程の戦力があるのに俺達には敵対を一切しないで俺達に協力してくれた事実は変わらない」

 

「・・・まさか俺達の敵である貴方にこんな大切な事を思い出させてもらうとは思いいませんでしたよ」

 

ロイドがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特務支援課と錬金術師一族後編

「違うわねこれは直哉君が言ってるわ」

 

「成程直哉の言葉をグレースが代弁してるんですね」

 

「特務支援課の皆さんがキーアちゃんの家族になると言った時キーアちゃんは喜んでいませんでしたか?」

 

「「「「それは・・・」」」」

 

「確かに特殊遊撃部隊の皆はあれ程の戦力があるのに俺達には敵対を一切しないで俺達に協力してくれた事実は変わらない」

 

「・・・まさか俺達の敵である貴方にこんな大切な事を思い出させてもらうとは思いいませんでしたよ」

 

ロイドがそう言う。

 

「フフ、気にする事はない私とて1人の親だからな子供が間違いを犯す前に正すのは親の役目だからな」

 

「だったら何故ベルの事を考えないでこんな事したの?叔父さん」

 

エリィが叫ぶ。

 

「それは違うエリィさんこれはクロスベルが独り立ちする為に必要な事なのさ」

 

「「「「クロスベルが独り立ちする為に必要な事だって――」」」」

 

「そうだ今のクロスベルは、エレポニア帝国とカルバート共和国の2つの大国によって発展した自治州それは君達もわかるだろう?」

 

「「「「それは・・・」」」」

 

「それはクロスベルがエレポニア帝国とカルバート共和国の子供と言う認識しているのだよ。西ゼムリアにある国達がなだからこそ中立な立場を取って直接的なかかわりを持つ事を避けて来たのだよ」

 

「まあ、百日戦役でエレポニア帝国と戦ったリベール王国は除外するが」

 

「そして教会も聖杯騎士も同様にそう言う理由でクロスベルに干渉しなかったのに、今更結社や特殊遊撃部隊を敵と認定して動くなど余りに都合がいい様な気がするが?」

 

「う、それは・・・」

 

「だから私は決めたのだよ。今までのクロスベルではいけないとね」

 

「確かに貴方の言う通り、貴方が引き起こした独立宣言は、クロスベルに住む住人に少なからずとも希望を与えたのは事実です」

 

「「「ロイド」」ロイドさん」

 

「ですが・・・俺達特務支援課は貴方のやり方を否定します」

 

「成程仕方ないな。それが君達の出した答えならば私の敵に認定しよう。出でよアイオーン」

 

!!

 

「「「「「「巨大ロボット」」」」」

 

「そうだこのアイオーンは結社より預かった試作機でねこれからはこういう機動兵器が主役になるのだ。その為の贄となって貰うぞ特務支援課

 

そしてタワー屋上にて機動兵器アイオーンVS特務支援課の戦いが始まった。

 

その頃レイ達は・・・

 

「少し修正が必要だがクロスベル編の戦いにおいては最終盤に入ったな」

 

「そうね・・・」

 

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

直哉とアニエスはお互いにそう言った。

 

「まさか直哉が独断で私達がすべき事をやるとは思わなかったけど」

 

「そうだな」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

クロスベルの未来の為の方法

「独立宣言後エレポニア帝国とカルバート共和国の2か国が競うようにクロスベルに向かっているね」

 

「そうねクロスベル侵攻を行う為の大義を得てしまったからね」

 

「シズナさんこの侵攻を私達が止めても駄目なんですよね?」

 

「そうだね、この時代のカルバート共和国の大統領は前の大統領だからね」

 

「私達はこの結果を知っているから余計な事をしない方が良いよ」

 

「そうですね・・・」

 

「でも直哉君まさかあの人があんなことをいうなんて思わなかったよ」

 

のどかがそう言う。

 

オニキスタワー屋上

 

「叔父様もうこんな事はやめて御爺様達を解放して下さい」

 

「そうだぜ独立宣言ごっこも終わりにしようぜ」

 

「そうです」

 

「そうか・・・私は特務支援課に期待していたのだがな・・・」

 

「どういう事だ」

 

「君達は直接異世界に行ったにも関わらず何にも感じなく帰って来たのか?」

 

「それが何だと言うんだ?特殊遊撃部隊は俺達の敵なんだろう?」」

 

「成程聖杯騎士のそこの男の言葉を全面的に信じるのだな?君達は・・・それでいいのだな」

 

「ロイド・バニングス君」

 

「それは・・・」

 

 

「確かに特殊遊撃部隊の皆はあれ程の戦力があるのに俺達には敵対を一切しないで俺達に協力してくれた事実は変わらない」

 

「・・・まさか俺達の敵である貴方にこんな大切な事を思い出させてもらうとは思いいませんでしたよ」

 

ロイドがそう言う。

 

「フフ、気にする事はない私とて1人の親だからな子供が間違いを犯す前に正すのは親の役目だからな」

 

「だったら何故ベルの事を考えないでこんな事したの?叔父さん」

 

エリィが叫ぶ。

 

「それは違うエリィさんこれはクロスベルが独り立ちする為に必要な事なのさ」

 

「「「「クロスベルが独り立ちする為に必要な事だって――」」」」

 

「そうだ今のクロスベルは、エレポニア帝国とカルバート共和国の2つの大国によって発展した自治州それは君達もわかるだろう?」

 

「「「「それは・・・」」」」

 

「それはクロスベルがエレポニア帝国とカルバート共和国の子供と言う認識しているのだよ。西ゼムリアにある国達がなだからこそ中立な立場を取って直接的なかかわりを持つ事を避けて来たのだよ」

 

「まあ、百日戦役でエレポニア帝国と戦ったリベール王国は除外するが」

 

「そして教会も聖杯騎士も同様にそう言う理由でクロスベルに干渉しなかったのに、今更結社や特殊遊撃部隊を敵と認定して動くなど余りに都合がいい様な気がするが?」

 

「う、それは・・・」

 

「だから私は決めたのだよ。今までのクロスベルではいけないとね」

 

「確かにこの方法はエレポニア帝国とカルバート共和国の逆鱗に触れる方法で間違いないのですがその一方で住人たちにクロスベル自治州の未来について本気で考える切欠になった筈なんですよ」

 

「そうだねクロスベルこういう形で行動したから私達の知る歴史になって行くんだから」

 

「ですから特務支援課の考えも共感できる人もいれば出来ない人だっているからこうして衝突するのです」

 

「でもお互いの言葉を聞くと互いにクロスベルの未来を真剣に考えてるからどちらの意見も否定はしにくいよ」

 

「そうですねこれは、最終目的地が同じなのに通る道が違うだけと言うだけですからね」

 

「その過程が違うだけでここまでの考えの違いになるのね」

 

「何か悲しいね。本当なら戦わなくて協力出来たのかも知れないのに」

 

ちゆとひなたがそれぞれが言う。

 

「そう言う部分をコントロールが出来るなら人同士の衝突等は起きませんよ」

 

「そうだね、そう言う事を繰り返しながら人は成長して行くものだしね」

 

「「「「「・・・」」」」」

 

そして機動兵器アイオーンVS特務支援課の戦いは特務支援課に軍配が上がったのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

アイオーン撃退後の特務支援課

「その過程が違うだけでここまでの考えの違いになるのね」

 

「何か悲しいね。本当なら戦わなくて協力出来たのかも知れないのに」

 

ちゆとひなたがそれぞれが言う。

 

「そう言う部分をコントロールが出来るなら人同士の衝突等は起きませんよ」

 

「そうだね、そう言う事を繰り返しながら人は成長して行くものだしね」

 

「「「「「・・・」」」」」

 

そして機動兵器アイオーンVS特務支援課の戦いは特務支援課に軍配が上がったのだった。

 

「戦いが終わったようね」

 

「やっぱり特務支援課の勝ちだね」

 

「そうだね直哉君どうするの?」

 

「先程も言いましたが・・・」

 

「あの時のように特務支援課とは別にイレギュラーに備えておく事が現時点での理想だと思いますよ。エレポニア帝国とカルバート共和国の同時侵攻も必要なイベントですから」

 

「「「「「重要イベント?」」」」」

 

「はいそうです。蒼の大樹の発現です」

 

つまりキーアちゃんの覚醒ですそして結社の幻焔計画の幻の宝珠を回収する事に繋がるんです」

 

「「「「「ああーーそうつながるんだーー」」」」」

 

「そう言う事ですよ皆さん」

 

「正直これからのクロスベルでのイベント自体には、現時点では介入する必要性は無いのですが、見届ける感じでいて下さいね」

 

「この一連のイベントは静観しますよ。のどかさん」

 

直哉がそう言う。

 

その頃特務支援課は・・・

 

「「「「「「はあ、はあ、やった」」」」」」

 

「フフ、まさか君達にこのアイオーンが倒されるとはな」

 

「けっロボットで俺達を止められると思ったのかよ」

 

「特務支援課を甘く見ないで下さい」

 

「そうだな・・・だが十分な時は稼がせて貰ったぞ」

 

!!

 

「まさか新大統領とこのアイオーンは囮なのか」

 

「その通りだあの少女キーアの覚醒させる為にはクロスベルを危機的な状況にしなければ真の覚醒とはならないらしいのだよ」

 

「なっあんたはそんな事の為にキーアを利用したのか?」

 

「いや違うそう言う意味での利用はヨハヒムとDG教団の残党の方だ」

 

「「「「「「なっどういう事だ?」」」」」」

 

「詳しい事はベルから聞く事だな。特務支援課」

 

「さあ、下がりたまえ勝者の特務支援課の諸君」

 

「娘とクロスベルの未来を頼んだぞ。特務支援課」

 

そう言って大統領はアイオーンの爆発に巻き込まれ散っていった。

 

そして特務支援課は、キーアを助ける為に最後の敵であるマリアベルの元に向かった。

 

その頃直哉達は・・・

 

「「「ええ――マリアベルさんが最後の相手なの?」」」

 

「そうですよ皆さん」

 

そして驚いたのどか達は思い出していた。

 

「あらあらかわいい子達がいますわね」

 

「お姉さん誰」

 

「あらあらごめんなさい私はマリアベル・クロイツと言いますわ直哉さんのお知り合いですわ」

 

「マリアベルさん今日はどうしました?」

 

「いえ、この間の写真の事を結社のネットワークで調べた結果中心世界の中にシンフォギア世界と言う世界ありますか?直哉さん」

 

「ええありますけど」

 

「その世界の来ていることが…わかりましたわ」

 

「なんですって」

 

直哉はマリアベルの言葉に驚いていた。

 

「「「まさかあの人が特務支援課の敵だなんて」」」

 

のどか達3人がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

のどか達のショックと海鳴市の日常

「あらあらかわいい子達がいますわね」

 

「お姉さん誰」

 

「あらあらごめんなさい私はマリアベル・クロイツと言いますわ直哉さんのお知り合いですわ」

 

「マリアベルさん今日はどうしました?」

 

「いえ、この間の写真の事を結社のネットワークで調べた結果中心世界の中にシンフォギア世界と言う世界ありますか?直哉さん」

 

「ええありますけど」

 

「その世界の来ていることが…わかりましたわ」

 

「なんですって」

 

直哉はマリアベルの言葉に驚いていた。

 

「「「まさかあの人が特務支援課の敵だなんて」」」

 

のどか達3人がそう言う。

 

「ああ、それは・・・すいませんあの時はまだ詳しく言う時期ではなかったので」

 

「それは良いわ。私達もマリアベルさんから聞くチャンスもあったんだし」

 

「そうだよ。それにあの時はクロスベルのイベントが起きるか微妙な感じだったし」

 

「確かにあの当時は・・・」

 

ゴゴゴーー

 

ワイズマンがそう言い指先を鳴らすとリベルアークに大きな振動がなり始めた。

 

「ワイズマンあんた何をしたの?」

 

「何をだと、私は必要になくなった物を片付けているだけど、ああそうだ。君たちも死にたくなければ逃げるがいいよリベルアークは後5分で崩壊を始めるから」

 

「「「「「はあーーーー」」」」」

 

その場にいる全員がワイスマンの言葉に驚いていた。そしてワイスマンはその場から消えた。

 

そして直哉は響達と連絡をとり事情を説明をしそれぞれいる場所からリベルアークの外に脱出した。

 

そして5分後空中都市は崩壊を始めたのだった。

 

「あの時ワイズマンを取り逃がしゼムリア大陸における歴史が狂う可能性が高かったので」

 

「「「そうだったね」」そうだったわね」

 

「ですのでクロスベルでの話をすると余計な混乱を与えるより安全だと思ったので」

 

「「「成程」」」

 

「まあこういう秘密主義な所も僕の悪い所ですけどね」

 

「そうかな?仲間に必要な話だけを伝えるのは悪くないと思うよ」

 

「そうでしょうか?シズナさん」

 

「うん仲間だからって全員に伝えてそれで悪化する事もあるからね」

 

「成程」

 

「私も皆に指示する立場だから気持ちわかるよ」

 

「そうなんですか?シズナさん」

 

「うんうんお互い疲れるよね」

 

「え、シズナさんは自由奔放で動いてる感じなのに。そういう指示はクロガネさんじゃないのかな?」

 

「何か言いたいみたいだねアニエス?」

 

「いえいえ何でもないですよシズナさん」

 

「・・・それなら良いけど」

 

「危なかったシズナさんはそういうのに鋭いんだった」

 

アニエスが心の中で言う。

 

その頃海鳴市では・・・

 

「なのは遅いぞ」

 

「なのはちゃんおはよう」

 

「うんおはようすずかちゃんとアリサちゃん」

 

「うんそう言えばユーノ君は?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「・・・なのはもしかしたらだけどあの女性紫藤飛鳥さんが、金髪の魔導士の仲間かも知れないよ」

 

「ええーー」

 

「別に私は、貴女にジュエルシードを集めるのをやめろとは言ってないわ。ただ闇雲に頑張ればいいと言うのは、違うからね」

 

「必ず無理をしてると取り返しのつかない事態が起きるから気をつけてね」

 

「はい、ありがとうございます飛鳥さん」

 

「それじゃあ私は行くわね、ちゃんとフェレット君と話し合ってジュエルシードを集めるにしてもやめるにしてもね」

 

「紫藤飛鳥さんは僕達が言う前にジュエルシードの事を言ってたし、ジュエルシードの危険性を知ってたからね」

 

「でもそれは・・・」

 

「なのはお待たせ」

 

「なのはちゃんごめんね遅くなって」

 

そしてなのははアリサとすずかと一緒に温泉に入る為に向かった。

 

「あれからすぐにユーノ君の本当の飼い主が見つかって」

 

「そうだったわね」

 

「寂しいね」

 

「うん」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

融合世界と友好世界の役割変更案1

「でもそれは・・・」

 

「なのはお待たせ」

 

「なのはちゃんごめんね遅くなって」

 

そしてなのははアリサとすずかと一緒に温泉に入る為に向かった。

 

「あれからすぐにユーノ君の本当の飼い主が見つかって」

 

「そうだったわね」

 

「寂しいね」

 

「うん」

 

「でもまた会えそうな気がするから」

 

そう言いながら3人は送迎バスが停車するバス停に向かっていた。

 

「おいトワ何でゼムリア大陸の方を見ないで海鳴市を見てるんだ?」

 

「ああ、それは・・・融合世界における友好世界を巻き込んだ事例があるわよね」

 

「ああ」

「このイベントで旧幼馴染世界の分岐世界が出来てその上その世界にまさか融合世界のすこやか市に繋がるゲートが存在するとは思いませんでしたよ」

 

「それで直哉さんこれからどうするんですか?」

 

光が直哉に聞く。

 

「どうしようかな?まさかこんな重要な物が見つけるなんて想定外だったよ」

 

「でもこれは早めに管理者の神殿に報告行くべきと思うよ」

 

「そうですね」

 

そして直哉1人で簡易ゲートを使って管理者の神殿に向かった。

 

「何と17番目のプリキュアの世界から融合世界のすこやか市に繋がる直通ゲートを見つけました」

 

「何ですって――」

 

「ええ――同じ怪物が向こうにも出現しているなんて」

 

「直哉さんどうするんですか?確かプリキュアの敵は対象となるプリキュアの力が必須なんですよね?」

 

「そうですよいちごさん」

 

「ですから彼女に対応して貰いますよ」

 

「え、彼女って誰ですか?」

 

いちごが直哉に聞く。

 

「すみませんいちごさん。僕がこれからする事に対して秘密にしてくださいね」

 

「え、それはどういう意味ですか?」

 

「行きますよオアシスさん」

 

「はい、行きましょう直哉さん」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「乾いた心に!キュアオアシス!」

 

「ええ――直哉さんがプリキュアになっちゃた」

 

「いちごさん着いて来て貰えますか?」

 

「まだミュウミュウ世界の地理がわからないので」

 

「あ、わかりました」

 

そしていちごとキュアオアシスはバスケットボールゴール型の超ゼッタイヤラネーダとバトラーがいる場所に向かった。

 

「バトラー貴方どうしてここに」

 

「やはりキュアオアシスは死んでいてその魂が紫藤直哉に・・・いや花寺直哉に宿っていたのですね」

 

「バトラー貴方は私達の事を調べる為にこちらの世界に超ゼッタイヤラネーダを誕生させたんですね?」

 

「今の所その2つだな」

 

「そうねでもミュウミュウ世界とあおぞら市の件はまずいと思うのよ」

 

「このままだとあおぞら市は本来の表の世界に戻れなくなる可能性があるわ」

 

「確かに、ミュウミュウ世界世界と繋がったなあおぞら市は」

 

「基本あおぞら市は友好世界の1つだったのにミュウミュウ世界と繋がった事で余計な混乱が増えると今後のイベントに支障が出ると思うの」

 

「確かにな・・・」

 

「「「「ええ――神様だとーー」ですって」」」

 

「ええ、正確には違う部分もあるけど間違ってないわね。特殊遊撃部隊を立ち上げたのは私だし」

 

「特殊遊撃部隊?それがエステルや響さんが協力している部隊の名前ですか?」

 

「そうよ、ロイド・バニングス君」

 

!!

 

「どうして俺の名前を知ってるんですか?」

 

「そりゃあ、貴方達の世界が私達の世界に近づいて来たから調べたのよこちらでね」

 

「世界の調査ですか?」

 

「そうよ、ゼムリア大陸が来た時は、リベール側との交流でねエステルやヨシュアに協力をしてもらうことにしたのよ」

 

「特殊遊撃部隊の目的は、世界のバランスを壊そうとする者を相手にする事よ」

 

「「「「世界のバランスを壊す者?」」」」

 

「ああ、ゼムリア大陸で言えば降魔やノイズやメガビョーゲンの事よ」

 

「勿論ゼムリア大陸の勢力が、メガビョーゲンが本来の敵の世界で活動をすれば、特殊遊撃部隊の対処する敵勢力となるわ」

 

「「「「成程」」」」

 

「例えばクロスベル警察全体が特殊遊撃部隊の敵になる可能性もあるわよ」

 

!!

 

「そんな事は・・・」

 

「そんな事ないと言い切れないわよね。もしノイズやメガビョーゲンの存在がクロスベルから帝国や共和国に流れたら、ワイズマンが3国を巻き込むような事を考えるかもね」

 

!!

 

「おいおいそりゃまずいぞ」

 

「トワさんそれは俺達に対する忠告ですか?」

 

「そうよ。今の特務支援課と私達は知りあったばかりだし、貴方達も心の底から信頼してないでしょ?」

 

「それは・・・」

 

「以前特務支援課が融合世界に来た時もトワの許可があったからな」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

融合世界と友好世界の役割変更案2

「そうよ、まなつ達は特殊遊撃部隊に協力しているから良いけど彼女達の街を守るには融合世界に一時的に入れるしかないと思うの」

 

「そうだろうなだが、一時的にとは言えどこを外す?」

 

「それは封印している帝都にしようと思うの」

 

「成程帝都はイベント自体消化しているしそこまで重要イベントが残っているわけでもないからな」

 

「友好世界にしたとしてもいいか」

 

「ええ、でももう1つの融合世界に対して対応が遅れるけどね、友好世界にしたぶんだけ」

 

「その心配よりあおぞら市の方が優先順位が高いだろう?」

 

「そうなんだけどイヨとヒミコは良いかしら?」

 

「あいつらなら良いだろうどのみち動けないからなヒミコは」

 

そうすると中心世界をのどか達のすこやか市にするのか?」

 

「それは現状と変わらない方が良いわ。今後の融合世界における世界が増える可能性があるから」

 

「ああ、それは・・・」

「はいそうです。僕達が降魔相手にしている浄化とは違うんですけどね」

 

「「「「「「「成程」」」」」」」」

 

「直哉は新たな2つの世界の内の1つが異界事変で出会った謎の敵と救援者の世界と考えてるの?」

 

レニが直哉に聞く。

 

「ええ、僕自身はそう考えていますが、その為の調査任務ですので皆さんよろしくお願いします。大神さん帰って来たら出撃です」

 

「「「「「「「了解」」」」」」」

 

暫くして・・・

 

帝国華撃団は調査任務を開始した。

 

「やはり彼もそう言う考えになりましたか」

 

「そりゃそうだと思うよ直哉君」

 

「そうですね異界事変後にそう言う事があればその答えにたどり着くと思います」

 

響と光が直哉に言う。

 

「だがこちらの融合世界の事とは限らないんだな」

 

「ええ、少なくとも私達は7人世界ベースの融合世界とまだ動きのない幼馴染世界をベースにした融合世界が動き出すと言う前提でこれからの事やイベントの事も考えないと・・・」

 

「私の目的?そんな決まってるじゃない、私の忠実な僕になる帝国華撃団を手に入れる為よ」

 

「あの時に手に入れた光武の乗り手が使い物にならないからね」

 

「だから大神一郎達を貰う事にしたの」

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

その時闇の光武に攻撃が当たり初代帝国華撃団メンバーの吸収が止まった。

 

!!

 

「誰ノヴァの邪魔をするのは?」

 

「それは俺達だよ。ノヴァ」

 

そう言って響達とノヴァの前にブルーとバテデモーダが現れた。

 

!!

 

「お前達は、良くもあの世界の帝国華撃団を殺してくれたね」

 

「何言ってんすか?ノヴァさんがあんな事をしなければ、おいら達も追いかけなくて良かったんすよ」

 

「五月蠅い。ここにいる全員なんて死ねばいいんだーーー」

 

「仕方ない行くぞバテデモーダ」

 

「了解っす」

 

「立花響ノヴァは俺達が惹きつけるお前達は闇の光武に、帝国華撃団メンバー吸収されない様にしろ。あれは・・・」

 

「そうだなこちらの融合世界のノヴァやイシュメルガやデボネアによって、7人世界ベースの融合世界及び幼馴染世界ベースの融合世界が奪われるかも知れんな」

 

「ええ、7人世界ベースの融合世界の管理者があの頃のイヨとヒミコだからこそ注意しないと」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

神達の新たな計画始動前編

「仕方ない行くぞバテデモーダ」

 

「了解っす」

 

「立花響ノヴァは俺達が惹きつけるお前達は闇の光武に、帝国華撃団メンバー吸収されない様にしろ。あれは・・・」

 

「そうだなこちらの融合世界のノヴァやイシュメルガやデボネアによって、7人世界ベースの融合世界及び幼馴染世界ベースの融合世界が奪われるかも知れんな」

 

「ええ、7人世界ベースの融合世界の管理者があの頃のイヨとヒミコだからこそ注意しないと」

 

「それと守護者達には伝えるのか?」

 

レイがトワに聞く。

 

「ああ、それは・・・一応伝えるわよ」

 

「ただ、直哉とか一部の守護者は、特殊遊撃部隊の待機場所を変更した時に気づいたかも知れないけどね」

 

「成程な、しかしこういう案はいつ頃から考えていた?トワ」

 

「それは・・・」

 

「失礼します」

 

「直哉どうしたの?」

 

「実は・・・」

 

「このイベントで旧幼馴染世界の分岐世界が出来てその上その世界にまさか融合世界のすこやか市に繋がるゲートが存在するとは思いませんでしたよ」

 

「それで直哉さんこれからどうするんですか?」

 

光が直哉に聞く。

 

「どうしようかな?まさかこんな重要な物が見つけるなんて想定外だったよ」

 

「でもこれは早めに管理者の神殿に報告行くべきと思うよ」

 

「そうですね」

 

そして直哉1人で簡易ゲートを使って管理者の神殿に向かった。

 

「何と17番目のプリキュアの世界から融合世界のすこやか市に繋がる直通ゲートを見つけました」

 

「何ですって――」

 

「考え出したのは、これの報告を受けた頃で本当に実行しようとした案としては・・・」

「バトラー貴方どうしてここに」

 

「やはりキュアオアシスは死んでいてその魂が紫藤直哉に・・・いや花寺直哉に宿っていたのですね」

 

「バトラー貴方は私達の事を調べる為にこちらの世界に超ゼッタイヤラネーダを誕生させたんですね?」

 

キュアオアシスバトラーに聞く。

 

「その通りですよ。キュアオアシス謎が解けたので私はこれで失礼します」

 

そう言ってバトラーはミュウミュウ世界から姿を消した。

 

そして・・・

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

「直哉さん行きますよ」

 

「わかりました、ですが現状でこの世界においてもオアシスとして動けるのは3分です」

 

「わかりましたすぐに終わらせます」

 

そしてキュアオアシスは行動を開始した。

 

「ランドハートクルリング!」

 

「プリキュア!ランドビート・ダイナミック!」

 

「ビクトリー!」

 

そしてキュアオアシスは、バスケットボールゴール型の超ゼッタイヤラネーダを浄化する事に成功したのだった。

 

「このイベント後よ」

 

「そういう事か、しかし海鳴市の様子を見ていた?」

 

「ああ、これをきっかけにして海鳴市の処遇も融合世界の内部世界に正式にするか、あおぞら市の代わりに友好世界にするか決めようと思って見てたのよ」

 

「良い機会だな確かに、今後の為の体制変更もありだと思うぞ」

 

「守護者は今の所は変更はないのだろう?」

 

「ええ、今の所はね・・・」

 

「うんどうした?」

 

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あの出会う筈のない3人との出会いが気になるのよ・・・」

 

「そういう事か」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

神達の新たな計画始動後編1

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あの出会う筈のない3人との出会いが気になるのよ・・・」

 

「そういう事か」

 

「明らかに超常現象の類の力が働いてるのでしょうね」

 

「「アニエスと言う少女の持つ5つのゲネシスが原因?」」

 

「あらイヨ来れたの?」

 

「まあね、ゲネシスがヴァン・アークライド達を友好世界のゼムリア大陸に来た以上ね」

 

「ちょっと待って今回ヴァン・アークライド達のタイムスリップにはゲネシスが原因なのね」

 

「そうだよ後ヴァン・アークライドの体内にある魔王の因子も関係あるかな」

 

「「どういう事だ」どういう事」

 

「今回タイムスリップして来た3人は元の時代では既に死んでたの。とあるデスゲームによってね。当然彼等の仲間も死んだの同じタイミングで」

 

「まさか魔王の因子がゲネシスを介してヴァン・アークライド達の生存する可能性が高い世界が、特殊遊撃部隊が関与したゼムリア大陸とういう事ね」

 

「そうみたいね」

 

「・・・はっここはイーディス?ヴァンさんは」」

 

「どうやらここにいるのはアニエスと私のようだね」

 

「シズナさんどうして私達だけが首都に・・・」

 

「うーん確証がないけど良いかな?」

 

「多分私とアニエスとヴァンは過去に跳ばされたんだと思うあのゲームに割り込んで来た存在にね」

 

「ええ――でもカレンダーを見ると1204年ですから約5年前に私とシズナさんとヴァンさんだけが過去に跳ばされたんですよね」

 

「多分だけど、見た所エレポニア帝国とカルバート共和国がクロスベルに侵攻する準備を進めているみたいだね」

 

「うんその認識で間違いないよ。ただヴァンとの合流は早めにした方が良いかもね」

 

「え」

 

「さっき遊撃手協会に行ったら異形の怪物がカルバート共和国に現れたと言ってたから」

 

「異形の怪物それって変身中のヴァンさん」

 

「多分そうだと思う。過去の時代だから異形の怪物と見られたんだろうね」

 

「そんなヴァンさんが討伐されるんですか?」

 

「それは大丈夫と思うけど急いだ方が良い」

 

「「成程そういう理由であの3人は自分達が死んだと言う自覚がない状態でタイムスリップして来たのね」来たのか」

 

「ええ、どうやって生き返ったのかは不明だけどね」

 

「単純に考えられるとしたらヴァン・アークライドの体内にある魔王の因子か、ゲネシスと言う物の力か、はたまたその両方かも知れんな」

 

「そうね・・・」

 

「「成程そういう理由であの3人は自分達が死んだと言う自覚がない状態でタイムスリップして来たのね」来たのか」

 

「ええ、どうやって生き返ったのかは不明だけどね」

 

「単純に考えられるとしたらヴァン・アークライドの体内にある魔王の因子か、ゲネシスと言う物の力か、はたまたその両方かも知れんな」

 

「とりあえず特殊遊撃部隊にはイヨの調査結果と私達の仮説を伝えてレイ」

 

「わかった」

 

そしてレイは特殊遊撃部隊にこの件を伝える為に部屋を出たのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

神達の新たな計画始動後編2

「でもさトワレイに伝えて貰ってこの後どうするつもりよ」

 

「そうね、私達神がしないといけないのは7人世界ベースの融合世界が私達のお融合世界に気がついた場合ね」

 

「ふむ、そうなのね。でも見せて貰ったけどあれは酷いね・・・」

 

イヨがそう言う。

 

すこやか駅にて・・・

 

「「「「「「「「きゃあきゃあこれ何?」なんですの?」なんだあ進めねぞ」面白い機械や」私としたことが・・・」少尉さん助けてください」・・・」

 

「何なんだこの世界は僕達のお金が使えないなんて」

 

暫く真宮寺直哉達はすこやか市駅で悪戦苦闘してしまい、その日の調査は終了したのだった。

 

「「・・・なんかデジャヴを感じる」」

 

直哉とちゆは帝国華撃団の映像を見ながらそう言うのだった。

 

そして次の日・・・

 

「「「「「「「「もう動けない」」」」」」」」

 

帝国華撃団は昨日から何も買えずに食べる事も出来ずに公園内で寝ていると声をかけられた。

 

「君達大丈夫かね?」

 

「「「「「「「「はい」」」」」」」」

 

「それじゃあ君達の住所を教えて欲しい」

 

「え、住所ですか?」

 

「ああ、親御さんに連絡するから」

 

「「「「「「「「それは困ります」」」」」」」」

 

「どうして困るんだい?」

 

警察官が直哉に聞く。

 

「それは・・・」

 

その時この世界ののどか達が学校に行く為真宮寺直哉達がいる公園を通り過ぎようとした時のどかと真宮寺直哉の目があった。

 

「あ、待ってお姉ちゃん」

 

「うん、君達この少年と知り合いかい?」

 

「え、いえ違いますよ。私達はこの少年とは初対面の人ですよ」

 

「そうなのかい?ごめんね学校を頑張ってね」

 

「「「はい失礼します」」」

 

そう言いながら警察官と別れたのどか達だった。

 

「あんな感じの調査の仕方って酷いよね」

 

「そうは言っても向こうの融合世界の管理は昔のイヨとヒミコよ」

 

トワがイヨに言う。

 

「それでも雑よね。その結果警察署に連行されて調査が出来なくなることで・・・」

 

「「何なんだこれは?」」

 

大神と神山がそう言う。

 

「成程これがこちらの融合世界の神の介入の仕方ですか」

 

「「なっこれが融合世界の神の仕業?」」

 

「恐らくですがすこやか市の調査を邪魔をした警察に降魔をぶつけ、たまたま帝国華撃団に倒させる事で警察に帝国華撃団の行動を黙認させる事が目的なのでしょう」

 

「それではあんまりじゃないですか?直哉さん」

 

「ええ、僕もそう思いますがどうやらこちらの融合世界では違うと言う事みたいですね」

 

「この時のあおぞら市は、融合世界とは関係ない世界でしたから、僕の力は融合世界の内部世界及び、友好世界だけに制限されているんです」

 

「あくまでも融合世界周辺を守る為に」

 

「「「「「「成程」」」」」」

 

「ですので、同じ融合世界なので基本的なルールがあるんですが・・・」

 

「もしかすると7人世界時のようにイヨさんとヒミコさんが意図してルールを作らなかったのかも知れませんね」

 

「先程も言いましたがルールをつけるのが普通なのですが、どうやら担当の神がすこやか市の住人を・・・したかったからかもですね」

 

「「「「「なっ」」」」」

 

「そんな横暴良いんですか?」

 

「横暴でもないんですよねこれは、あくまでも神側の調査の一環としてやっている事ですからね」

 

「このやり方の介入だもん。ありえないでしょう?」

 

「まあ、7人世界ベースの融合世界のルールを知らない私達が言ってもしかたなくないよ」

 

「そりゃそうだけどさ」」

 

その頃レイは・・・

 

花寺直哉と通信をしていた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

間章13 融合世界における変更編
レイからの通達と蒼の大樹関連報告1


お墓戦艦通信室・・・

 

「成程特務支援課は無事に蒼の大樹に行ったのか」

 

「はい」

 

そして直哉がレイに説明をする。

 

「そして教会も聖杯騎士も同様にそう言う理由でクロスベルに干渉しなかったのに、今更結社や特殊遊撃部隊を敵と認定して動くなど余りに都合がいい様な気がするが?」

 

「う、それは・・・」

 

「だから私は決めたのだよ。今までのクロスベルではいけないとね」

 

「確かに貴方の言う通り、貴方が引き起こした独立宣言は、クロスベルに住む住人に少なからずとも希望を与えたのは事実です」

 

「「「ロイド」」ロイドさん」

 

「ですが・・・俺達特務支援課は貴方のやり方を否定します」

 

「成程仕方ないな。それが君達の出した答えならば私の敵に認定しよう。出でよアイオーン」

 

!!

 

「「「「「「巨大ロボット」」」」」

 

「そうだこのアイオーンは結社より預かった試作機でねこれからはこういう機動兵器が主役になるのだ。その為の贄となって貰うぞ特務支援課」

 

 

「「「「「「はあ、はあ、やった」」」」」」

 

「フフ、まさか君達にこのアイオーンが倒されるとはな」

 

「けっロボットで俺達を止められると思ったのかよ」

 

「特務支援課を甘く見ないで下さい」

 

「そうだな・・・だが十分な時は稼がせて貰ったぞ」

 

!!

 

「まさか新大統領とこのアイオーンは囮なのか」

 

「その通りだあの少女キーアの覚醒させる為にはクロスベルを危機的な状況にしなければ真の覚醒とはならないらしいのだよ」

 

「なっあんたはそんな事の為にキーアを利用したのか?」

 

「いや違うそう言う意味での利用はヨハヒムとDG教団の残党の方だ」

 

「「「「「「なっどういう事だ?」」」」」」

 

「詳しい事はベルから聞く事だな。特務支援課」

 

「さあ、下がりたまえ勝者の特務支援課の諸君」

 

「娘とクロスベルの未来を頼んだぞ。特務支援課」

 

そう言って大統領はアイオーンの爆発に巻き込まれ散っていった。

 

そして特務支援課は、キーアを助ける為に最後の敵であるマリアベルの元に向かった。

 

「こちらではイベントにはイレギュラーは無く蒼の大樹発言も無事終わりました」

 

「そうか、無事に終わったか」

 

「レイさんどうしたんですか?」

 

「ああ、それは・・・お前達がカルバート共和国で見つけてきた3人についてだが彼等がどうしてこちらに来たのかが判明した。

 

!!

 

「本当ですか?」

 

「ああ」

 

そしてレイが話し出す。

 

「あらイヨ来れたの?」

 

「まあね、ゲネシスがヴァン・アークライド達を友好世界のゼムリア大陸に来た以上ね」

 

「ちょっと待って今回ヴァン・アークライド達のタイムスリップにはゲネシスが原因なのね」

 

「そうだよ後ヴァン・アークライドの体内にある魔王の因子も関係あるかな」

 

「「どういう事だ」どういう事」

 

「今回タイムスリップして来た3人は元の時代では既に死んでたの。とあるデスゲームによってね。当然彼等の仲間も死んだの同じタイミングで」

 

「まさか魔王の因子がゲネシスを介してヴァン・アークライド達の生存する可能性が高い世界が、特殊遊撃部隊が関与したゼムリア大陸とういう事ね」

 

「そうみたいね」

 

「何ですって未来で彼等が死んだ上でタイムスリップして来たと言う事になるんですか?」

 

「ああ、あくまで特殊遊撃部隊と合流している3人についてだがな」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

レイからの通達と蒼の大樹関連報告2

そしてレイが話し出す。

 

「あらイヨ来れたの?」

 

「まあね、ゲネシスがヴァン・アークライド達を友好世界のゼムリア大陸に来た以上ね」

 

「ちょっと待って今回ヴァン・アークライド達のタイムスリップにはゲネシスが原因なのね」

 

「そうだよ後ヴァン・アークライドの体内にある魔王の因子も関係あるかな」

 

「「どういう事だ」どういう事」

 

「今回タイムスリップして来た3人は元の時代では既に死んでたの。とあるデスゲームによってね。当然彼等の仲間も死んだの同じタイミングで」

 

「まさか魔王の因子がゲネシスを介してヴァン・アークライド達の生存する可能性が高い世界が、特殊遊撃部隊が関与したゼムリア大陸とういう事ね」

 

「そうみたいね」

 

「何ですって未来で彼等が死んだ上でタイムスリップして来たと言う事になるんですか?」

 

「ああ、あくまで特殊遊撃部隊と合流している3人についてだがな」

 

「それではアニエスさん達の仲間は・・・」

 

「ああ、それは・・・全滅確実だろうな。生き返りの要素とタイムスリップの原因の要素が揃っている状態でその3人しか来なかった以上はな」

 

「そうですか・・・」

 

「ああ、勘違いするなよ。直哉あくまでもタイムスリップした3人は代役が不可能な3人がタイムスリップをして来た可能性もある」

 

「え、どういう事ですか?」

 

「良いかワイズマンの事を思い出せ」

 

 

ワイスマンがそう言うと三種類の怪物がエステル達の前に現れた。

 

その時同じく響達の前にもノイズとメガビョウゲーンと降魔が現れたのだった。

 

「何だと!!ノイズメガビョウゲーンがどうしてリベルアーク内部に」

 

ナオヤ・ブライトは驚いていた。

 

「それだけじゃない。まさか降魔まで現れたなんて」

 

「ナオヤさん貴方達なら小型ノイズなら倒す事ができる筈なので大型ノイズと降魔は私が帝国華撃団の人達と戦います」

 

「ああ、わかった。メガビョーゲンはどうする?」

 

「現状メガビョーゲンはブリキュアの力を使わないときついので最低限の迎撃でおさえて下さい」

 

「わかったリィンユウナミリアム頼んだ」

 

「「「了解」」」

 

そしてリィン達はそれぞれの敵に戦いを始めた。

 

その頃分断された響と帝国華撃団は・・・

 

「「「「うわあノイズとメガビョーゲンと見たことがない怪物がいるぞ」」」」

 

「皆さん戦ってください死にたくなければ」

 

「わかりました響さん。破邪剣征・桜花放神」

 

響の言葉に一番早く反応したさくらが降魔に攻撃をした。

 

「グギャアアア」

 

「本来ならワイズマンはリベールで死ぬ筈が死なずに生き残りゼムリア大陸の歴史がその段階で大きく変わった事で、魔王の因子は融合世界に関わったゼムリア大陸には存在していない状況だったのだが・・・」

「・・・はっここはイーディス?ヴァンさんは」」

 

「どうやらここにいるのはアニエスと私のようだね」

 

「シズナさんどうして私達だけが首都に・・・」

 

「うーん確証がないけど良いかな?」

 

「多分私とアニエスとヴァンは過去に跳ばされたんだと思うあのゲームに割り込んで来た存在にね」

 

「ええ――でもカレンダーを見ると1204年ですから約5年前に私とシズナさんとヴァンさんだけが過去に跳ばされたんですよね」

 

「多分だけど、見た所エレポニア帝国とカルバート共和国がクロスベルに侵攻する準備を進めているみたいだね」

 

「うんその認識で間違いないよ。ただヴァンとの合流は早めにした方が良いかもね」

 

「え」

 

「さっき遊撃手協会に行ったら異形の怪物がカルバート共和国に現れたと言ってたから」

 

「異形の怪物それって変身中のヴァンさん」

 

「多分そうだと思う。過去の時代だから異形の怪物と見られたんだろうね」

 

「そんなヴァンさんが討伐されるんですか?」

 

「それは大丈夫と思うけど急いだ方が良い」

 

そして未来から来た者達は異形の怪物が出ると言われるクレイユ村に向かった。

 

「そしてアニエスさん達が来た事でワイズマンが潰した筈の歴史とイベントが復活したと言う事ですか?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

未来から来た3人の事実

「さっき遊撃手協会に行ったら異形の怪物がカルバート共和国に現れたと言ってたから」

 

「異形の怪物それって変身中のヴァンさん」

 

「多分そうだと思う。過去の時代だから異形の怪物と見られたんだろうね」

 

「そんなヴァンさんが討伐されるんですか?」

 

「それは大丈夫と思うけど急いだ方が良い」

 

そして未来から来た者達は異形の怪物が出ると言われるクレイユ村に向かった。

 

「そしてアニエスさん達が来た事でワイズマンが潰した筈の歴史とイベントが復活したと言う事ですか?」

 

「いや違う強制的にIFの未来を魔王の因子が作り上げたと言ってもいいな」

 

「それってつまりゼムリア大陸全体に自分の存在をねじこんだと言う事ですか?」

 

「ああ、そう言う事だ。本来ならイシュメルガとの対決後はゼムリア大陸には少し封印して貰う予定だったのだが・・・」

 

「何とかグレンデルの暴走を止める事が出来ましたね」

 

「そうだねでも響のそれも凄いね」

 

「ああ、これはシンフォギアと言うですよ」

 

「フーンシンフォギアね・・・少し興味があるから戦うよ響」

 

「ええ――私疲れているので今度にしません?ほらヴァン・アークライドさんを連れて行かないと」

 

「仕方ないな」

 

そして響とシズナは気絶しているヴァン・アークライドを連れて来た。

 

「ヴァンさん」

 

そう言いながらアニエスはヴァンの応急処置を始めた。

 

クレイユ村宿屋にて・・・

 

「アニエスさんヴァン・アークライドさんの様子はどうですか?」

 

直哉がアニエスに聞く。

 

「ええ、グレンデル状態が長く続いた影響で数日はこのまま起きないと思います」

 

「そうですか」

 

「直哉さんありがとうございます。ヴァンさんを助けてくれて」

 

「お礼を言われるような事はしてませんよ」

 

「先程も言いましたが・・・」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「彼女達を存在を維持する為にゼムリア大陸への改変が起こりそれによってエレポニア帝国編で一時的に終われなくなった」

 

「その理由はヴァン・アークライドさんの魔王の因子がこのゼムリア大陸に来てしまったからですか?」

 

「その通りだ。と言ってもある程度の時間を置いた後にカルバート共和国編もやる予定ではあったのは事実だがな」

 

「予定が早まったと言う事ですか?」

 

「ああ、それは・・・人物達がタイムスリップしてくる以外は想定内だな」

 

「そうですか・・・レイさん特殊遊撃部隊はどうしたらいいですか?」

 

「この通信後特殊遊撃部隊は一旦管理者の神殿に来て欲しい。そこで融合世界に関する変更点を伝えるから」

 

「融合世界に関する変更点ですか?」

 

「ああ」

 

「このイベントで旧幼馴染世界の分岐世界が出来てその上その世界にまさか融合世界のすこやか市に繋がるゲートが存在するとは思いませんでしたよ」

 

「それで直哉さんこれからどうするんですか?」

 

光が直哉に聞く。

 

「どうしようかな?まさかこんな重要な物が見つけるなんて想定外だったよ」

 

「でもこれは早めに管理者の神殿に報告行くべきと思うよ」

 

「そうですね」

 

そして直哉1人で簡易ゲートを使って管理者の神殿に向かった。

 

「何と17番目のプリキュアの世界から融合世界のすこやか市に繋がる直通ゲートを見つけました」

 

「何ですって――」

 

「そして私達はバスケットボールゴール型の超ゼッタイヤラネーダを戦ってたんですけど、その超ゼッタイヤラネーダが浄化前に消えたんです」

 

「ああ、成程そう言う事があったんですね」

 

「サマー実はバトラーとバスケットボールゴール型の超ゼッタイヤラネーダがミュウミュウ世界にも現れたんですけど」

 

「ええ――大丈夫ですか?」

 

「何とかサマーを助けた事のある謎のプリキュアがミュウミュウ世界に来てくれてバスケットボールゴール型の超ゼッタイヤラネーダを浄化したのが本体でサマー達が戦ったのが影だったのかも知れないね」

 

「ああ、成程」

 

「主にその2つのイベントについてだな」

 

暫くして・・・

 

レイとの通信を終えた直哉はお墓戦艦で全員に説明をし管理者の神殿に向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

管理者の神殿に帰還中のお墓戦艦内

「直哉特務支援課は最後の戦いに勝ったわよ」

 

「そうですかならエステルさんも簡易ゲートで先に管理者の神殿に行って下さい」

 

「わかったわ」

 

そしてエステルとの通信は切れた。

 

「ふう、ひとまずクロスベル編の第1部は終わりましたね」

 

「でもすぐにエレポニア帝国に併合されるので、束の間の休息でしょうけどね特務支援課にとっては」

 

直哉がそう呟く。

 

「しかしあの出会いこそが・・・」

 

 

「そしてアニエスさん達が来た事でワイズマンが潰した筈の歴史とイベントが復活したと言う事ですか?」

 

「いや違う強制的にIFの未来を魔王の因子が作り上げたと言ってもいいな」

 

「それってつまりゼムリア大陸全体に自分の存在をねじこんだと言う事ですか?」

 

「ああ、そう言う事だ。本来ならイシュメルガとの対決後はゼムリア大陸には少し封印して貰う予定だったのだが・・・」

 

「何とかグレンデルの暴走を止める事が出来ましたね」

 

「そうだねでも響のそれも凄いね」

 

「ああ、これはシンフォギアと言うですよ」

 

「フーンシンフォギアね・・・少し興味があるから戦うよ響」

 

「ええ――私疲れているので今度にしません?ほらヴァン・アークライドさんを連れて行かないと」

 

「仕方ないな」

 

そして響とシズナは気絶しているヴァン・アークライドを連れて来た。

 

「ヴァンさん」

 

そう言いながらアニエスはヴァンの応急処置を始めた。

 

クレイユ村宿屋にて・・・

 

「アニエスさんヴァン・アークライドさんの様子はどうですか?」

 

「まさかの魔王の因子が引き起こしたゼムリア大陸に対する改変とは、まあ今回の改変はゼムリア大陸に対する改変のみだったからある意味イヨさんには感謝だな」

 

「そのおかげで悪いのは魔王の因子であって、ヴァン・アークライド本人は被害者と言うのがわかったのはいい事なのですが・・・ヴァン・アークライドのグレンデル状態のヴァン・アークライドさんの方が魔王と言うような雰囲気だったように感じるよ」

 

「あ、直哉君良いかな?」

 

「のどかさんどうしました?」

 

「うん、何で特務支援課の戦いを見ずに管理者の神殿に戻るの?やっぱりアニエスさん達が理由?」

 

「ああ、それは・・・違いますよのどかさん」

 

「そうなの?」

 

「はい」

 

そして直哉が話し出す。

 

「彼女達を存在を維持する為にゼムリア大陸への改変が起こりそれによってエレポニア帝国編で一時的に終われなくなった」

 

「その理由はヴァン・アークライドさんの魔王の因子がこのゼムリア大陸に来てしまったからですか?」

 

「その通りだ。と言ってもある程度の時間を置いた後にカルバート共和国編もやる予定ではあったのは事実だがな」

 

「予定が早まったと言う事ですか?」

 

「ああ、それは・・・人物達がタイムスリップしてくる以外は想定内だな」

 

「そうですか・・・レイさん特殊遊撃部隊はどうしたらいいですか?」

 

「この通信後特殊遊撃部隊は一旦管理者の神殿に来て欲しい。そこで融合世界に関する変更点を伝えるから」

 

「融合世界に関する変更点ですか?」

 

「融合世界における変更点の発表なの?」

 

「はいそうです」

 

暫くして・・・

 

お墓戦艦は管理者の神殿に到着したのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

融合世界の変更点前編

管理者の神殿会議室・・・

 

「皆お疲れ様一応クロスベル編も終わったから融合世界におけるテコ入れをしないとまずい事になったのよ」

 

「「「それってまさか・・・」」」

 

のどかと響と光が言う。

 

「このイベントで旧幼馴染世界の分岐世界が出来てその上その世界にまさか融合世界のすこやか市に繋がるゲートが存在するとは思いませんでしたよ」

 

「それで直哉さんこれからどうするんですか?」

 

光が直哉に聞く。

 

「どうしようかな?まさかこんな重要な物が見つけるなんて想定外だったよ」

 

「でもこれは早めに管理者の神殿に報告行くべきと思うよ」

 

「そうですね」

 

「「「これが原因ですか?」」」

 

「いえ、テコ入れをしないといけないのはあおぞら市の方よ」

 

「「「「「ええ――」」」」」

 

「どうして急にテコ入れをしないといけなくなったの?」

 

エステルがこの会議室にいる全員を代表してトワに聞く。

 

「ああ、それは・・・」

 

「「何だあのバスケットボールゴール型の怪物は?」」

 

「あれもメガビョーゲンという者ですか?」

 

「いや違うメガビョーゲンなら大地が赤黒く変色するし、今回のバスケットボールゴール型の怪物はそう言う事をしていない」

 

「もしかすると融合世界の別の敵が先程の地震で来たのかもな」

 

「そんな馬鹿な」

 

「だが事実バスケットボールゴール型の怪物がいるしな」

 

!!

 

「陵大変ですバスケットボールゴール型の怪物の元に1人の少女が現れました」

 

「何だと!!」

 

時を少し戻して・・・

 

「ええ――同じ怪物が向こうにも出現しているなんて」

 

「直哉さんどうするんですか?確かプリキュアの敵は対象となるプリキュアの力が必須なんですよね?」

 

「そうですよいちごさん」

 

「ですから彼女に対応して貰いますよ」

 

「え、彼女って誰ですか?」

 

いちごが直哉に聞く。

 

「すみませんいちごさん。僕がこれからする事に対して秘密にしてくださいね」

 

「え、それはどういう意味ですか?」

 

「行きますよオアシスさん」

 

「はい、行きましょう直哉さん」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「乾いた心に!キュアオアシス!」

 

「ええ――直哉さんがプリキュアになっちゃた」

 

「このミュウミュウ世界とあおぞら市とのゲートが繋がった事によって融合世界における変更をしないとまずいのよ。主にあおぞら市がね」

 

「「「「「どういう事ですか?」」」」」

 

「良い皆ミュウミュウ世界は、融合世界の内部の世界とは言え、すこやか市や海鳴市等の世界とくらべても友好世界に近い状態なのよ。そしてあおぞら市は融合世界内部にあおぞら市は存在しないから」

 

「友好世界ではありながら原作世界と言う扱いするのよ。立場的にはね」

 

「「「「あっ」」」」

 

「成程ね・・・」

 

「ええ――同じ怪物が向こうにも出現しているなんて」

 

「直哉さんどうするんですか?確かプリキュアの敵は対象となるプリキュアの力が必須なんですよね?」

 

「そうですよいちごさん」

 

「ですから彼女に対応して貰いますよ」

 

「え、彼女って誰ですか?」

 

いちごが直哉に聞く。

 

「すみませんいちごさん。僕がこれからする事に対して秘密にしてくださいね」

 

「え、それはどういう意味ですか?」

 

「つまりトワやレイはミュウミュウ世界の敵があおぞら市に行くのは防ぎたいのね?原作世界になるかも知れないあおぞら市を」

 

「そうよエステル」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

融合世界の変更点後編

「直哉さんどうするんですか?確かプリキュアの敵は対象となるプリキュアの力が必須なんですよね?」

 

「そうですよいちごさん」

 

「ですから彼女に対応して貰いますよ」

 

「え、彼女って誰ですか?」

 

いちごが直哉に聞く。

 

「すみませんいちごさん。僕がこれからする事に対して秘密にしてくださいね」

 

「え、それはどういう意味ですか?」

 

「つまりトワやレイはミュウミュウ世界の敵があおぞら市に行くのは防ぎたいのね?原作世界になるかも知れないあおぞら市を」

 

「そうよエステル」

 

「でもトワさん今回の件で影響を受ける人はいないんですか?」

 

のどかがトワに聞く。

 

「それはいるわよ。一時的にとは言え、友好世界扱いをしているあおぞら市を融合世界に入れるんだからね」

 

「「「「「ええ――」」」」」

 

そしてトワが説明を始める。

 

「やはりキュアオアシスは死んでいてその魂が紫藤直哉に・・・いや花寺直哉に宿っていたのですね」

 

「バトラー貴方は私達の事を調べる為にこちらの世界に超ゼッタイヤラネーダを誕生させたんですね?」

 

「今の所その2つだな」

 

「そうねでもミュウミュウ世界とあおぞら市の件はまずいと思うのよ」

 

「このままだとあおぞら市は本来の表の世界に戻れなくなる可能性があるわ」

 

「確かに、ミュウミュウ世界世界と繋がったなあおぞら市は」

 

「基本あおぞら市は友好世界の1つだったのにミュウミュウ世界と繋がった事で余計な混乱が増えると今後のイベントに支障が出ると思うの」

 

「確かにな・・・」

 

「そうよ、まなつ達は特殊遊撃部隊に協力しているから良いけど彼女達の街を守るには融合世界に一時的に入れるしかないと思うの」

 

「そうだろうなだが、一時的にとは言えどこを外す?」

 

「それは封印している帝都にしようと思うの」

 

「成程帝都はイベント自体消化しているしそこまで重要イベントが残っているわけでもないからな」

 

「友好世界にしたとしてもいいか」

 

「ええ、でももう1つの融合世界に対して対応が遅れるけどね、友好世界にしたぶんだけ」

 

「その心配よりあおぞら市の方が優先順位が高いだろう?」

 

「そうなんだけどイヨとヒミコは良いかしら?」

 

「あいつらなら良いだろうどのみち動けないからなヒミコは」

 

そうすると中心世界をのどか達のすこやか市にするのか?」

 

「それは現状と変わらない方が良いわ。今後の融合世界における世界が増える可能性があるから」

 

「そういう理由で帝都を一時的に友好世界にしてその間の中心世界の役割をのどか達の世界にして貰うから」

 

「「「ええ――」」」

 

のどかとちゆとひなたはトワの説明に驚きを隠せないでいた。

 

「俺達の世界が中心世界世界から外れるとは・・・」

 

大神と神山がそう呟く。

 

「ごめんね、大神貴方達の世界のイベントが一番進んでいるからの処置なのよ」

 

「成程そういう理由でなら仕方ないですね」

 

「良いんですか?大神さんこんな仕打ちされていますが」

 

「ああ、それにレイさんもトワさんも俺達の世界を無下に扱うじゃないのがわかったからね、確かに融合世界の中で帝都はある程度成長した世界だからね。それに神山君も事情を聞いて反対するのかい?」

 

「それは・・・」

 

「俺としてはレイさんとトワさん達の考えを支持します」

 

「ありがとう。大神」

 

トワがそう言う。

 

「さてここからもう1つの本題よ」

 

「「「「「もう1つの本題?」」」」」

 

「そうよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

もう1つの本題

「そうよ貴女達はゼムリア大陸で本来出会う事のない予定の人物達と出会ったからね」

 

「「「「「それってまさか・・・」」」」」

 

響達守護者達が思い出す。

 

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

直哉とアニエスはお互いにそう言った。

 

「そうよ響達が出会ったアニエス達の処遇よ」

 

「まずはこの映像を見て」

 

「彼女達を存在を維持する為にゼムリア大陸への改変が起こりそれによってエレポニア帝国編で一時的に終われなくなった」

 

「その理由はヴァン・アークライドさんの魔王の因子がこのゼムリア大陸に来てしまったからですか?」

 

「その通りだ。と言ってもある程度の時間を置いた後にカルバート共和国編もやる予定ではあったのは事実だがな」

 

「予定が早まったと言う事ですか?」

 

「ああ、それは・・・人物達がタイムスリップしてくる以外は想定内だな」

 

「そうですか・・・レイさん特殊遊撃部隊はどうしたらいいですか?」

 

「この通信後特殊遊撃部隊は一旦管理者の神殿に来て欲しい。そこで融合世界に関する変更点を伝えるから」

 

「この映像はレイに直哉の方にあの3人の正体を伝えた時のものなんだけど、ヴァン・アークライドとアニエスとシズナによって友好世界ゼムリア大陸の本来の流れを改変されてしまったの」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「そして歴史の改変をしたのは、ヴァン・アークライドの体内にある魔王の因子が原因よ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「そこまで断定するのね?トワ」

 

エステルがトワに聞く。

 

「そうよ、だってヴァン・アークライドの魔王の因子はゼムリア大陸の記録にない未知の魔王の因子なのよ」

 

!!

 

「何ですって」

 

「そして歴史の改変後に記録を見るとその魔王はこのゼムリア大陸に最初から存在している事になってるのよ」

 

そして歴史の改変が起きてトワ達が気づいた時の事を離す。

 

「あの出会う筈のない3人との出会いが気になるのよ・・・」

 

「そういう事か」

 

「明らかに超常現象の類の力が働いてるのでしょうね」

 

「「アニエスと言う少女の持つ5つのゲネシスが原因?」」

 

「あらイヨ来れたの?」

 

「まあね、ゲネシスがヴァン・アークライド達を友好世界のゼムリア大陸に来た以上ね」

 

「ちょっと待って今回ヴァン・アークライド達のタイムスリップにはゲネシスが原因なのね」

 

「そうだよ後ヴァン・アークライドの体内にある魔王の因子も関係あるかな」

 

「「どういう事だ」どういう事」

 

「今回タイムスリップして来た3人は元の時代では既に死んでたの。とあるデスゲームによってね。当然彼等の仲間も死んだの同じタイミングで」

 

「まさか魔王の因子がゲネシスを介してヴァン・アークライド達の生存する可能性が高い世界が、特殊遊撃部隊が関与したゼムリア大陸とういう事ね」

 

「そうみたいね」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

その場にいるほぼ全員がトワの説明を聞き驚いていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

歴史の改変と現在の脅威について

「ちょっと待って今回ヴァン・アークライド達のタイムスリップにはゲネシスが原因なのね」

 

「そうだよ後ヴァン・アークライドの体内にある魔王の因子も関係あるかな」

 

「「どういう事だ」どういう事」

 

「今回タイムスリップして来た3人は元の時代では既に死んでたの。とあるデスゲームによってね。当然彼等の仲間も死んだの同じタイミングで」

 

「まさか魔王の因子がゲネシスを介してヴァン・アークライド達の生存する可能性が高い世界が、特殊遊撃部隊が関与したゼムリア大陸とういう事ね」

 

「そうみたいね」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

その場にいるほぼ全員がトワの説明を聞き驚いていた。

 

「成程ね、それは大変だわね。私達としても」

 

「ちょっとエステルさんその言い方冷めてません?」

 

ちゆがそう言う。

 

「そうかも知れないわね。そう言っても私達としては未来の出来事だし、実感が無いのよね」

 

「今私達の重要イベントはエレポニア帝国の動きとクロスベルの後片付けだもの」

 

「「「「確かに」」」」

 

「未来とは今の延長線なのでエステルさんの言う通り大まかな歴史改変が行われたとしても、そこまでに至る過程の途中でイシュメルガやデボネアに負けるかも知れませんし」

 

「そうね、アスミの言う通りね私達やリイン達がイシュメルガやデボネアに負けたらそこで終わりなのだから。未来の魔王とか言ってられないわね」

 

「しかしエステル君は凄いなあ。未来に敵がいるのに今の出来事に集中出来るんだから」

 

「そんな事無いですよ大神さん。ただ自分がやれる事をする事でイシュメルガやデボネアや魔王のような存在を恐れずにいられますから」

 

「確かにそうかもしれない。俺達もそうだったよ・・・」

 

「そう言いながら大神が思い出す。

 

 

「行くぞ京極圭吾これで貴様を倒す!!」

 

「ぬう!!来るか、帝国華撃団」

 

「「大神さん皆行きますよ」」

 

「帝都に我等のいるかぎり」

 

「悪の栄えることはなし」

 

「たとえどんなに苦しい戦いでも」

 

「自分自身の力と」

 

「愛する力で戦う」

 

「そして勝利を掴むまで」

 

「僕たちは、決して負けない」

 

「それが帝国華撃団だぜ」

 

 

「俺たちは正義だ!!

 

「悪を蹴散らし、正義を示せ!!」

 

 

「絶」

 

「対」

 

「正」

 

「儀」

 

「帝」

 

「国」

 

「華」

 

「撃」

 

「団」

 

 

「ぐおおおお。この私が、負けるだとーー」

 

神王は、花組全員による一斉攻撃により、沈黙した。

 

「フフ、流石だ、帝国華撃団、だが私を倒した所で、何も代わらんぞ、何故なら何れまた、帝都に悪意を持つ者が現れるだろう」

 

「せいぜい、その時まで、この薄汚れた帝都での平和を楽しむがいい」

 

京極がそう言った直後、神王は爆発をし始めた。

 

京極は爆発の中で自分の身が燃えてるにも、関わらず、不敵な笑みを最後まで浮べていた。

 

「馬鹿なこんな事があっていいはずはないんだ」

 

そしてサリュは、最終手段を使った。

 

ピエロ少年サリュとオパドを倒した直後サリュは、最後の力を使い、オーク巨樹と融合し、絶対神ガルニエとなっていた。

 

そして巴里華撃団の最後の攻撃が、始まろうとしていた。

 

「正義」

 

「友情」

 

「勝利」

 

「平和」

 

「そして、愛」

 

「消えろ巴里に仇名す敵よ」

 

そしてガルニエは、攻撃を受け次第に消滅していく。

 

「馬鹿なこの僕が消える」

 

そしてサリュも消えていく。

 

巴里に平穏が戻った瞬間だった。

 

「俺達も天海や京極やパリシイの怪人との戦いの時も目の前の戦いに集中するしかなかったからな・・・エステル君の言う気持ちもわかるよ」

 

「ありがとうございます。大神さん」

 

「話がずれて来ているから戻すわよ」

 

「「「「「はい」」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

神達が懸念している事態前編

「俺達も天海や京極やパリシイの怪人との戦いの時も目の前の戦いに集中するしかなかったからな・・・エステル君の言う気持ちもわかるよ」

 

「ありがとうございます。大神さん」

 

「話がずれて来ているから戻すわよ」

 

「「「「「はい」」」」」

 

「まず私が懸念している件は、イシュメルガやデボネアが魔王の因子持つヴァン・アークライドの存在に気がついてないかと言う事よ」

 

「「「「確かに」」」」

 

「カルバート共和国内での出来事とは言え、響がガングニール・シャドーを使わなければならない相手だったのでしょう?」

 

「はいそうです。すみません」

 

「いや謝る事じゃないわ。響暴走グレンデル状態で、私達には正真正銘の未知との遭遇だったんだからね」

 

「トワさん・・・」

 

トワが響に対して言う。

 

「トワの懸念も理解できるな。直哉トワの懸念に関してはどう考えている?」

 

「そうですねとりあえずエレポニア帝国側のイベントの変化があるかを見てみないと何とも言えませんが・・・少なくともイシュメルガやデボネアが突然現れた魔王に対して即動くとは思えませんね」

 

「その理由は何だ?」

 

「それは・・・アニエスさんの持っているゲネシスと言う物がイシュメルガやデボネアにとって異質なものとして見えているからと思います」

 

「ヴァン・アークライドさんとアニエスさん達とシズナさんはこちらのゼムリア大陸の暦で4年後なので、そしてイシュメルガとの対決は2年後の1206年ですからね」

 

「本来なら知らない物を知った場合慎重になると思うので」

 

「成程知らないからこそ余計な事をしないと思っているのか?」

 

「そうです」

 

「イシュメルガやデボネアは、ああ見えて状況が有利になるような感じなら静観すると思いますよ」

 

 

「ノイズ達は私が殺す」

 

「え、翼さん・・・それに響さんですか?」

 

「ああ、この響はグレ響だかな」

 

「翼後で覚えていろ」

 

「おお、恐い恐い」

 

「所で翼さん最近連絡が取れなかったのも何か理由があったんですか?」

 

「ああ、後で話す。今はノイズとあの巨大植物を倒すのが先決だ」

 

そしてシンフォギア組は巨大ノイズを含めた全部のノイズと戦闘を開始した。

 

エステル達四人と帝国華撃団からさくらとアイリスが幻獣と戦いを始めた。

 

「くそー俺達も戦えたら戦いたい」

 

「そうか、なら我と契約すればその機体を動けるようにしてやるぞ」

 

「誰だ!!お前は」

 

「我の名は、黒のイシュメルガどうする我と契約するか?」

 

「イシュメルガだって、本当に契約者になればこの状況を打破出来るんだな」

 

「ああ出来るとも」

 

大神がイシュメルガとの契約をしようとしたとき次元の裂け目ができた。

 

「以前のように大神さんを手に入れると言う目的がイシュメルガにあれば違ってきますが」

 

「成程な」

 

「でも私としてはイシュメルガやデボネアそしてヴァン・アークライドの体内にある魔王の因子には動いて貰いたくないけどね」

 

「それは無理でしょう。トワクロスベル編とエレポニア帝国編はほぼ同時進行なのですよね」

 

「そうよ、だからエレポニア帝国編をする時は少しタイムスリップする事になるわ」

 

暫くして・・・

 

「次は我の懸念だが・・・」

 

そう言ってレイが話し出した。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第35章 第1部 融合世界の変革と再調査編
神達が懸念している事態後編


「我の懸念している件はオイシーナタウンといまだゲートが繋がっている件だ」

 

「「「「「ええ」」」」」

 

「ああ、そう言えば私達はゆい達をオイシーナタウンに行ったのを見てゲートを閉じた筈だけど・・・まさかゼムリア大陸の改変の影響を受けてゲートがまた繋がってしまったの?」

 

トワがレイに聞く。

 

「あくまで推測なのだが、魔王の因子が融合世界のゲート関連にタイムスリップ要素が働いた可能性が考えられる」

 

「「ああ、成程」成程ね」

 

「レイの推測は当たっているかもしれないわね、私達の使ってる簡易ゲートも含めたゲートは時空間ゲートでもあるからね」

 

「「「「「時空間ゲート?」」」」」

 

「そうよ、タイムスリップも出来るのよ、だから先程・・・」

 

「でも私としてはイシュメルガやデボネアそしてヴァン・アークライドの体内にある魔王の因子には動いて貰いたくないけどね」

 

「それは無理でしょう。トワクロスベル編とエレポニア帝国編はほぼ同時進行なのですよね」

 

「そうよ、だからエレポニア帝国編をする時は少しタイムスリップする事になるわ」

 

「こう言ったでしょう」

 

「「「「「ああーーそう言えばーー」」」」」

 

トワの説明を思い出した全員が驚いていた。

 

「それでは、再びオイシーナタウンへのゲートを閉じるのですね」

 

「それが・・・無理だ直哉」

 

「はっどういう事ですか?まさか・・・魔王の因子とゲネシスの影響で時空間ゲートが不具合を起こしたのですか?」

 

「ああ、その通りだ直哉」

 

「それ500キロカロリーパンチ!!」

 

「ウバ・・・ウゾ」

 

「良いわよ。プレシャスレシピッピが2体捕まってるけど何とか、プレシャスだけでも行けそうね」

 

「ジェントルレシピッピを返して貰うよ」

 

「ふん、お前達もう勝った気でいるのか?」

 

「「どういう事よ」」

 

「私は、お前達がこのフィールドを作るのを待っていたのだ。キュアプレシャスに確実に勝つ為に」

 

「行きなさいナノビョーゲン」

 

!!

 

「そ、それは・・・」

 

ジェントルがそう言い放たれたナノビョーゲンに感染された岩が、メガビョーゲンに進化した。

 

「あはは、どうだこのメガビョーゲンを浄化出来るプリキュアはこのフィールドをの中にはいないぞ。どうするプリキュア?」

 

「どうしょうマリちゃん?」

 

「困ったわこのままだとどちらか一方しか浄化が出来ないわ」

 

「その心配はないラビ」

 

「安心するペン」

 

「岩型のメガビョーゲンは俺達に任せろニャン」

 

!!

 

「なっお前達がどうしてこのフィールド内にいるキュアグレース達」

 

ジェントルが怒りの感情をぶつける。

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

「あれれ、私達貴女と直接会うの初めてなのに?どうして名前を知ってるのかな?」

 

スパークルがジェントルに聞く。

 

「う、それは・・・」

 

「ともかく助かったわ。これで2体纏めての浄化が可能よ」

 

そして互いの浄化技が発動した。

 

「プリキュア!プレシャス・トライアングル!」

 

「オナカイッパーイ」

 

「ごちそうさまでした」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「じゃあまた私達の世界にウバウゾーやブンドル団が出てくるかも知れないの?あの時みたいに」

 

ひなたがそう言う。

 

「その可能性はゲートが閉じなければ十分にあり得るな」

 

レイがそう言う。

 

「「「そんな」」」

 

「あくまでも可能性があると言うだけだがな」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について16

「じゃあまた私達の世界にウバウゾーやブンドル団が出てくるかも知れないの?あの時みたいに」

 

ひなたがそう言う。

 

「その可能性はゲートが閉じなければ十分にあり得るな」

 

レイがそう言う。

 

「「「そんな」」」

 

「あくまでも可能性があると言うだけだがな」

 

「まあその辺は僕と4人の神達が対応策を考えると言う事で良いですか?」

 

「そうね実際に起きていない事に考える時間は無駄とは言わないけど」

 

「さて次は特殊遊撃部隊の仕事について何だけど、イヨの依頼なんだけど受ける?」

 

「どんな依頼なんですか?」

 

「ああ、それは・・・海鳴市関係よ融合世界の体制変更するなら海鳴市を改めて現地調査をして正式に融合世界の内部世界にしてくれだそうよ」

 

「え、でも海鳴市は試験的な世界だったのでは?」

 

アスミがトワに聞く。

 

「そうね当初は試験的に作った世界でジュエルシード事件後に壊す予定がある来訪者達が融合世界に来た事により影響を受けて壊す事がこんなんになったそうよ」

 

「「「「「「ああ成る程」」」」」」

 

そしてのどか達は思い出す。

「本当にすまない直哉君。まさかなのはが暴走するなんて思わなかったよ」

 

「それに響さんとまなつちゃん達もありがとう」

 

「「いえいえ気にしないで下さい」」

 

「さてと、直哉何でこういう事態が起きたのか教えてくれる?」

 

「はい」

 

そして融合世界の直哉は説明をした。

 

「「「「「「「・・・」」」」」」」

 

「なっなのはがそんな事を言ったのかい?」

 

「ええ、僕も驚きました。僕としては本気で言っていないと思うのでこのなのはさんの要望はスルーしておきます」

 

「ああ、ありがとう」

 

「とりあえず直哉さんはなのはさんといて下さい」

 

「ああ、そうするよ」

 

そう言って過去から来た紫藤直哉はなのはと共に寝室に向かった。

 

「さて皆さん今から管理者の神殿に行きますよ」

 

「「「「「「はーい」」」」」」」

 

融合世界の直哉は、響とまなつ達を連れて管理者の神殿に向かった。

 

「やっぱり同じ人間がいる世界に悪影響が出たんですね?」

 

「そうみたいねだけど、改変とかはないみたいね。少しこれを見て」

 

「なのは遅いぞ」

 

「なのはちゃんおはよう」

 

「うんおはようすずかちゃんとアリサちゃん」

 

「うんそう言えばユーノ君は?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「なのはお待たせ」

 

「なのはちゃんごめんね遅くなって」

 

そしてなのははアリサとすずかと一緒に温泉に入る為に向かった。

 

「あれからすぐにユーノ君の本当の飼い主が見つかって」

 

「そうだったわね」

 

「寂しいね」

 

「うん」

 

「これがジュエルシード事件後の海鳴市の様子よ」

 

「今の所は大きな変化は無いから、今の内に融合世界の内部世界にして欲しいみたいよ。壊せなくなったから」

 

「成程イベント的には闇の書事件前に調査をしておけばいいのですね?」

 

「そうね向こうの世界の時間でね」

 

「しかし闇の書事件の主要人物達が過去の幼馴染世界に来ていたと言う話を聞いた時を思い出しましたよ」

 

そして直哉が話し出す。

 

「何故君達は僕達の邪魔をする?僕達は犯罪者を連行したいだけなのだが」

 

「君は直哉達が犯罪者とでも言うのか?」

 

「ああ、そうだ、彼らはことごとく、僕達の邪魔をしたからな、逮捕して、我等の手駒として死ぬまで、使うのさ。そこにいる哀れな人形フェイトのようにな」

 

「クロノ君貴方どうして、そんなことが出来るの?」

 

なのはがクロノに問いかける。

 

「高町なのは、僕は君を絶対許さない、そして君が、この世界で大切にしている者を僕は、壊す事に決めたのだから」

 

 

!!

 

「そ、そんな」

 

(それじゃあお兄ちゃんやさくらさんがこんな事になったのは私のせい)

 

 

「それは絶対に違うでなのはちゃん」

 

その時上空からやって来たのは、八神はやてと、守護騎士の4人だった。

 

「はやてちゃん」

 

「はやて何故勝手に出てくるんだ」

 

「嘘、はやてちゃんまさか・・・」

 

「ごめんななのはちゃん、うちはまだ管理局の一員なんよ」

 

「まあいい出てきた以上、仕事をしてもらうぞはやて」

 

「わかっとる、ヴィータなのはちゃんに攻撃するんや」

 

「あいよはやて、覚悟はいいか紫藤なのは、兄妹仲良く管理局のペットになれよ」

 

「いやそれだけは絶対に嫌、フェイトちゃんも、お兄ちゃんもお姉ちゃんは私が守るもん」

 

!!

 

 

「ヴィータ今や」

 

「おう」

 

「スターライト・・・ブレイカーーーーー」

 

ヴィータは上手くなのはの背後を取り、スターライトブレイカーの射線上にクロノを入れた。

 

「なッしまったーーーーー己はやてまでもが裏切るとは覚えておけよ」

 

そう言いながらクロノ達管理局全員撤退した。

 

「ああ、あったわねそんなイベントが」

 

「まあどちらにしても、そこまで悪い管理局じゃないから気にしなくて良いわよ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

イヨの依頼とトワのお願い

「ああ、あったわねそんなイベントが」

 

「まあどちらにしても、そこまで悪い管理局じゃないから気にしなくて良いわよ」

 

「そうですか?」

 

「ええ、私達としてはこの依頼中に・・・」

 

「いえ、テコ入れをしないといけないのはあおぞら市の方よ」

 

「「「「「ええ――」」」」」

 

「どうして急にテコ入れをしないといけなくなったの?」

 

エステルがこの会議室にいる全員を代表してトワに聞く。

 

「ああ、それは・・・」

 

「「何だあのバスケットボールゴール型の怪物は?」」

 

「あれもメガビョーゲンという者ですか?」

 

「いや違うメガビョーゲンなら大地が赤黒く変色するし、今回のバスケットボールゴール型の怪物はそう言う事をしていない」

 

「もしかすると融合世界の別の敵が先程の地震で来たのかもな」

 

「そんな馬鹿な」

 

「だが事実バスケットボールゴール型の怪物がいるしな」

 

!!

 

「陵大変ですバスケットボールゴール型の怪物の元に1人の少女が現れました」

 

「何だと!!」

 

時を少し戻して・・・

 

「ええ――同じ怪物が向こうにも出現しているなんて」

 

「直哉さんどうするんですか?確かプリキュアの敵は対象となるプリキュアの力が必須なんですよね?」

 

「そうですよいちごさん」

 

「ですから彼女に対応して貰いますよ」

 

「え、彼女って誰ですか?」

 

いちごが直哉に聞く。

 

「すみませんいちごさん。僕がこれからする事に対して秘密にしてくださいね」

 

「え、それはどういう意味ですか?」

 

「行きますよオアシスさん」

 

「はい、行きましょう直哉さん」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「乾いた心に!キュアオアシス!」

 

「ええ――直哉さんがプリキュアになっちゃた」

 

「このミュウミュウ世界とあおぞら市とのゲートが繋がった事によって融合世界における変更をしないとまずいのよ。主にあおぞら市がね」

 

「「「「「どういう事ですか?」」」」」

 

「良い皆ミュウミュウ世界は、融合世界の内部の世界とは言え、すこやか市や海鳴市等の世界とくらべても友好世界に近い状態なのよ。そしてあおぞら市は融合世界内部にあおぞら市は存在しないから」

 

「友好世界ではありながら原作世界と言う扱いするのよ。立場的にはね」

 

「「「「あっ」」」」

 

「成程ね・・・」

 

「こちらの件での体制変更をしたいのよ」

 

「僕達が海鳴市に行く事でまなつちゃん達があおぞら市から出て行くように誘えばいいんですね」

 

「うんそう言う事よ直哉」

 

「別にまなつちゃん達を誘うのは良いですが、期間的にはどれくらいと見れば良いですか?」

 

「そうね、具体的な日数は、初めてみないとわからないわ」

 

「ただこの作業を始めると一時的に対象となる世界が封印状態になるから作業中は海鳴市とシンフォギア世界の2つしか移動出来ないわよ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「じゃあもう1つのすこやか市の方もいけないの?」

 

ひなたがトワに聞く。

 

「そうよ関連する世界としてその世界のイベントに関わらない部分は融合世界のすこやか市と同じようにアップグレードさせるから」

 

「だってすこやか市の場合は一時的にとは言え融合世界の中心世界になるんだから、もう1つのすこやか市もそれに合わせないと色々面倒になるしね」

 

「確かにそうですね。主にもう1人ののどかさん達への再びの勉強会などですよね」

 

「そういう事よ一応あの子達には帝都が中心世界と言う風に教えてるからね」

 

「「「「「「成程」」」」」」

 

そして管理者の神殿での話し合いを終えた特殊遊撃部隊は、お墓戦艦であおぞら市に行きその後まなつ達を連れて海鳴市に向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

再調査開始と再会前編

「さてどうしましょうかね、海鳴市事態の調査自体は・・・」

 

「その通りですよ。兄さん」

 

「それによりその当時の紫藤直哉さんにとっては、義理の妹の紫藤なのはは白い悪魔と恐れていたそうです」

 

「白い悪魔か・・・」

 

「飛鳥ちゃんと薫ちゃん君達の両親は過去の幼馴染世界の10年後の世界だよね?」

 

「「そうですよ」」

 

「つまり、新生帝国華撃団と同じ時間軸で良いんだよね?」

 

「ええそうですね」

 

「で、過去の紫藤直哉が義理の妹達と協力して一時的に帝国華撃団の一員として、黒鬼会と戦ったんだよね」

 

直哉が飛鳥ちゃんと薫ちゃんに聞く。

 

「「お疲れ様でしたなのはさん」」

 

「本当にあそこまでして良かったんですか?新人の子達に」

 

雨宮さくらがなのはに聞く。

 

「気にしないで下さいさくらさん。私達の部隊はミッドチルダの中の敵対組織だけでなく降魔や魔装機兵等を使う敵対組織も対象なので」

 

「そうなんですね」

 

「それに私とフェイトちゃんは帝都で帝国華撃団の一員でしたし」

 

そしてなのははその時の事を話し出す。

 

「色々な世界の海鳴市やミッドチルダを含めた話を聞いたからな」

 

直哉がそう言いながら思案する。

 

「やっぱりここはなのはちゃんに接触するしかないかな?でも僕自身がなのはちゃんと面識ないんだよな。なのはちゃんと面識のある・・・飛鳥ちゃんの事を伝えるには勇気がいるしな」

 

直哉はその時を思い出す。

 

「それは・・・」

 

「それは・・・貴方がジュエルシードの搬送中にこの世界の地球にジュエルシードをばらまいたからですよね」

 

!!

 

「君は誰なんだ?もしかして管理局の・・・」

 

「安心して下さい。私の名前は紫藤飛鳥と言います私は、時空管理局の人間ではありませんので、そこのフェレットを捕まえたりはしませんよ」

 

「え、ユーノ君捕まるんですか?」

 

「そうですね、このままジュエルシードによる事件が多発すれば、時空管理局と言う警察組織が介入する事になると思います」

 

「そんなユーノ君悪い事をしてないのに?」

 

「いえ、そこのフェレットは時空管理局からしたら既に犯罪者ですよ。彼等の考えでは未開の世界ましてや魔法が無い世界にmジュエルシードをばらまいた時点でフェレットに対する印象は最悪だと思いますが?」

 

そんな・・・」

 

「なのは、ごめん恐らく僕は、紫藤飛鳥さんの言う通りになると思う。だからもう僕の事は忘れて欲しい」

 

「いや、私ユーノ君と約束したもん。ジュエルシードを全部集めるって」

 

「そうですか、貴女がそう決めたのなら構いませんが、これからのジュエルシードに関わるのなら命を落とすかもしれない事も考えていますか?」

 

「それは・・・」

 

「あの出会いで、なのはちゃんに恐怖心を与えたかも知れないしな」

 

「僕が飛鳥ちゃんと知り合いと知ったらせっかく本来の日常に戻っている彼女を非日常に連れ出す事にならないかなあ?そこが気になるなあ」

 

「そうは言ってもなのはちゃんはこれからミッドチルダと関わるからイベント絡みで、正直僕が考えても仕方ないけどね」

 

「とりあえず海鳴市に行こうかな」

 

直哉がそう言い海鳴市に向かうのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

再調査開始と再会中編1

海鳴市市内・・・

 

「あのーーのどかさん達直哉さんどうしたんです?」

 

「少し悩んでいるだけだよ。これからの融合世界の体制が変わるからね」

 

「「「「ああ、こちらに来る前に聞いた説明のあれですか?」」」」

 

まなつ達は思い出す。

 

 

「このミュウミュウ世界とあおぞら市とのゲートが繋がった事によって融合世界における変更をしないとまずいのよ。主にあおぞら市がね」

 

「「「「「どういう事ですか?」」」」」

 

「良い皆ミュウミュウ世界は、融合世界の内部の世界とは言え、すこやか市や海鳴市等の世界とくらべても友好世界に近い状態なのよ。そしてあおぞら市は融合世界内部にあおぞら市は存在しないから」

 

「友好世界ではありながら原作世界と言う扱いするのよ。立場的にはね」

 

「「「「あっ」」」」

 

「成程ね・・・」

 

「こちらの件での体制変更をしたいのよ」

 

「僕達が海鳴市に行く事でまなつちゃん達があおぞら市から出て行くように誘えばいいんですね」

 

「うんそう言う事よ直哉」

 

「別にまなつちゃん達を誘うのは良いですが、期間的にはどれくらいと見れば良いですか?」

 

「そうね、具体的な日数は、初めてみないとわからないわ」

 

「ただこの作業を始めると一時的に対象となる世界が封印状態になるから作業中は海鳴市とシンフォギア世界の2つしか移動出来ないわよ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「「「「そういう理由で大規模な移動制限をする事になったんですよね?」」」」

 

「うんそうだよ皆」

 

「後海鳴市と言う理由もあるんだけどね」

 

「どういう事です?」

 

あすかがちゆに聞く。

 

「それはね、飛鳥ちゃんと薫ちゃんの実のお父さんの世界と強い繋がりを持ってたのが海鳴市とミッドチルダと言う都市だったのよ」

 

「そして飛鳥ちゃんと薫ちゃんの世界に繋がる世界から来たんだけど・・・」

 

「普通は幼馴染世界のバランスを考えたら一度なのはを時空管理局に渡す約束をしてれば、プレシア・テスタロッサの事件後に帰還させて幼馴染世界のバランスを保つ事が出来たんじゃないの?」

 

「う、それは・・・」

 

「人間だから感情的になるのは仕方ないけど貴方や真宮寺直哉がかき回した事でメルクが過労死して飛鳥と薫の住む世界が誕生した事を忘れないでね」

 

「いやいや世界のバランスを僕が考えるなんてありえないよ。そういう事はメルクの仕事じゃないか?」

 

「そうかしらね?これを見てもそう言えるかしら?」

 

そう言ってトワは映像を再生した。

 

 

「直哉さん。あんなに脅していいんですか?」

 

クローゼが直哉に聞く。

 

「クローゼさん。別に脅してませんよそれにあの2人が今回のような事をすると思ってましたから」

 

「そうなんです?」

 

「ええ」

 

そして直哉は話し出す。

 

「僕としては直哉さん達の認識を正したいんですよ」

 

「7人世界と幼馴染世界は介入されて助けてくれてありがとうだったかもしれませんけど、融合世界にとってはただの余計なお世話で、余計な事はしないで欲しいんですよ」

 

「成程」

 

「こちらにしてみればレイやトワにも余計な仕事が増えてる状態で僕としても今回の件でトワ達にお願いするのは心苦しいのですが、僕があの2人の行動に対する決定権はありませんから」

 

「2人は管理者同士の決め事で決まったお客さんなので」

 

「それにこれは僕の勘違いかも知れないのですが、紫藤なのはさんは何者かに操られているかもしれないので」

 

「なっ彼は僕達がトワから聞かされた可能性について知っていて黙っていたのか?」

 

「そうよ、この一件に関してでもそうだけどこちらの直哉は自分で考えて融合世界や友好世界のバランスを壊すような事態が起きない限り介入は最低限にしてるし」

 

「別にこちらの直哉の自慢をしてるつもりはないけど、貴方達の場合米田健二の闇の力と戦う使命があったのなら、もっと管理者と繋がるべきだったのではないい?」

 

「はあ、耳が痛いわ」

 

「それ以来直哉君は海鳴市に行くのをさけていた節があるのよ」

 

「「「「成程」」」」

 

「まあ、直哉君の気持ちもわかるけどね」

 

「こちらの世界の人でも、付き合い方が難しいと苦労するからね」

 

のどかがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

再調査開始と再会中編2

「それ以来直哉君は海鳴市に行くのをさけていた節があるのよ」

 

「「「「成程」」」」

 

「まあ、直哉君の気持ちもわかるけどね」

 

「こちらの世界の人でも、付き合い方が難しいと苦労するからね」

 

のどかがそう言う。

 

「そんな事があったんですね」

 

「それじゃあ直哉さんにとってはトラウマ的な人なんですね。高町なのはちゃんと言う人は?」

 

さんごがそう言う。

 

「正確に言えば違うけどそういう理由と考えて良いよ」

 

その頃響と新生帝国華撃団とエステル達は・・・

 

高町なのはとの接触をする為に翠屋付近にあるコンビニで様子を見ていた。

 

「響さんどうして俺達を同行させてくれたんです?」

 

「ああ、それは・・・」

 

 

「助けてくれたのにこんな事を聞くのは失礼と思いますが、貴女達は何者なんですか?」

 

「俺達は帝国華撃団・花組です」

 

「その帝国華撃団と言う組織は一体どんなそしきなのでしょうか?」

 

「それは・・・」

 

 

「「「それは・・・」」」

 

「対降魔迎撃部隊を引き継ぐ形で新たな部隊として作られたのが、帝国華撃団なのですよ」

 

「「「・・・よくわからない」」」

 

リンディとクロノとエイミィが心の中で突っ込む。

 

「神山隊長そんな説明だと私達の世界でないと、理解出来ないかもですよ」

 

雨宮さくらが神山隊長に助言をする。

 

「ああ、そうだったな。俺達は召喚で呼び出された怪物の降魔を倒す為の特殊部隊と思ってください」

 

「ああ、成程帝国華撃団とはそう言う部類の部隊なのですね」

 

「明らかにおかしいだろう。メンバー構成が何で男1人で後が全員女性なんだ?」

 

「何クロノ君羨ましいの?」

 

「ああ」

 

「うん、クロノ君素直でよろしい」

 

「ああ、メンバー編成に関してはそう言う決まりなんだ。降魔を倒す為に必要な力が男性よりも女性に目覚めるのが多いんだ」

 

「成程そう言う事なら、あまり人員補充が出来ないと思っていいんですか?」

 

「そうですね。あったとしても最大で2人が一度に来た人数ですね」

 

「そんなに少ないのか」

 

クロノがそう言う。

 

「そうですね、その力を実戦で使えるまでになるにそれ相応の時間が必要なんですよ」

 

「そうなんですか?」

 

「ええ、歌劇団としての役割も隊員達にありますから」

 

「「「歌劇団だって――」」」

 

「新生帝国華撃団の皆さんは、今の特殊遊撃部隊の中でなのはちゃんや時空管理局のメンバーと知り合いですからね」

 

「確かに、そうですね」

 

「少なくとも、なのはちゃんに接触するならなのはちゃんの警戒をさせない為に全く面識のないのどかちゃん達が会うよりはいいだろうと言う直哉君の判断ですね」

 

「成程」

 

暫くして・・・

 

響達のいるコンビニを横切るなのは達だった。

 

そして響達は、なのはが1人になる前に新生帝国華撃団がそれとなく接触した。それを見た響は直哉に通信を入れた。

 

時を少し戻して・・・

 

「あの出会いで、なのはちゃんに恐怖心を与えたかも知れないしな」

 

「僕が飛鳥ちゃんと知り合いと知ったらせっかく本来の日常に戻っている彼女を非日常に連れ出す事にならないかなあ?そこが気になるなあ」

 

「そうは言ってもなのはちゃんはこれからミッドチルダと関わるからイベント絡みで、正直僕が考えても仕方ないけどね」

 

その時、直哉の持つ通信機に響から連絡が来たのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

再調査開始と再会後編

「僕が飛鳥ちゃんと知り合いと知ったらせっかく本来の日常に戻っている彼女を非日常に連れ出す事にならないかなあ?そこが気になるなあ」

 

「そうは言ってもなのはちゃんはこれからミッドチルダと関わるからイベント絡みで、正直僕が考えても仕方ないけどね」

 

その時、直哉の持つ通信機に響から連絡が来たのだった。

 

「はい響さんどうしました?」

 

「うん今なのはちゃんと神山さん達が接触したんだけど、その後はどうしたらいい?」

 

響が直哉に相談する。

 

「そうですね取り敢えず世間話をしながら様子を見て下さい。相手は子供なので時間をかけてもいいので関係を悪化させるのは避けて下さい」

 

「わかったよ直哉君」

 

「あ、そうだあくまでも・・・」

 

「ユーノ君」

 

「アルフ」

 

「「あの怪物は、一体何なの?」」

 

「さあ」

 

「ごめん僕にもわからない」

 

「少なくともあの人達が来なければ僕達はジュエルシードを封印出来なかったと思うから」

 

「ああ、そうだろうねあたしたちがジュエルシードの暴走を止めて封印しなきゃ、もっと大変な事になっていただろうね」

 

「「・・・」」

 

「なのは?」

 

「フェイト?」

 

その時なのはとフェイトにある映像が見えていた。

 

「何この記憶私があの子と共闘をするなんて・・・でも知らない筈なんだけどあの2人には敵対したくないな」

 

「君どうする?」

 

「何をだい?」

 

「ああ、もうすぐあの怪物についての説明があるから君もどうかなと思ってね」

 

「成程ね、まあ確かにジュエルシードの暴走であんな怪物が出て来るなんて、こちらとしても想定外だったからね」

 

「確かにねだからこそなのはとあの子が、ジュエルシードをかけて勝負する時にも出てくるかもしれないよね」

 

「・・・2人共負けず嫌いだからねえ」

 

「だから、もしもの為に僕達が話を聞くべきと思うんだ2人のパートナーとして」

 

「じゃあ行くか話を聞きに」

 

そしてユーノとアルフは降魔に関する話し合いが行わるアースラ内の別の部屋に向かった。

 

「恐らくですが、今の高町なのはちゃんに魔法についての話は極力こちらから話し出す事は避けて下さいね。そういう役目は時空管理局がすべき事ですので」

 

「了解」

 

そして直哉は響との通信を切った。

 

「さてと、なのはちゃんに時空管理局に関しては新生帝国華撃団と響さんに任せるとして・・・問題はあの子達かな?」

 

直哉がそう言う。

 

「それは絶対に違うでなのはちゃん」

 

その時上空からやって来たのは、八神はやてと、守護騎士の4人だった。

 

「はやてちゃん」

 

「はやて何故勝手に出てくるんだ」

 

「嘘、はやてちゃんまさか・・・」

 

「ごめんななのはちゃん、うちはまだ管理局の一員なんよ」

 

「まあいい出てきた以上、仕事をしてもらうぞはやて」

 

「わかっとる、ヴィータなのはちゃんに攻撃するんや」

 

「あいよはやて、覚悟はいいか紫藤なのは、兄妹仲良く管理局のペットになれよ」

 

「いやそれだけは絶対に嫌、フェイトちゃんも、お兄ちゃんもお姉ちゃんは私が守るもん」

 

!!

 

 

「ヴィータ今や」

 

「おう」

 

「スターライト・・・ブレイカーーーーー」

 

ヴィータは上手くなのはの背後を取り、スターライトブレイカーの射線上にクロノを入れた。

 

「なッしまったーーーーー己はやてまでもが裏切るとは覚えておけよ」

 

「あの子達に関しては薫ちゃんとの話だけに出てきた子達だからなあ、本当に海鳴市で生活してるのかもわからないからなあ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

プリキュア達とはやての出会い1

響達がなのはと会っている頃海鳴市を見て踏査をしている2組のプリキュアは・・・

 

「あの子大丈夫かな?」

 

のどかが病院に向かう車椅子に乗っている少女を見つけた。

 

「・・・」

 

「のどか行って来て良いわよ」

 

「え、でも調査は」

 

「私達の本当の調査対象はあの子だから」

 

「「ええ――聞いてないよ」」

 

「実はね直哉君がのどかとまなつちゃん以外に教えていたの」

 

「「ええ――」」

 

「恐らく直哉君がのどかとまなつちゃんに伝えなかったのは、デリケートな部分でしょ、のどかも経験してるしね」

 

「「あ、そうか」」

 

「そして、まなつちゃんの場合いろんな意味であの子にショックを与える可能性があると聞いたからね」

 

「ええーーそんな事無いよね。皆?」

 

「「「「ごめん直哉さんの心配無いとは言えない」」」」

 

「うん、持病を持っている子にまなつは毒になるかもしれないから」

 

「ええ――酷いよみのりん先輩」

 

まなつがそう言う。

 

「だがあの子が助からない病気だったら」

 

「ええ、精一杯生きてるのにマイナス思考になるのはまずいわね」

 

「あ、そういう事なんだ」

 

「だからこそあの子と会うのはのどかが最初が良いのよ」

 

「そうか、そういう事ならのどかさん頑張ってください」

 

「もう、そんなに期待の目で見ないでまなつちゃん」

 

「でもあの車椅子の子が向かってる方にあるの病院だし、今は接触はやめた方が良いんじゃ?」

 

「確かにそうね、病院に行く間に友達になったとしてもターゲットの子が情報交換してくれるとは限らないわね」

 

「言われてみればそうですね。あの子からしたら車椅子をおしてくれた優しいお姉さんと言う印象と言う感じでしょうね」

 

ちゆとあすかがそれぞれが言う。

 

「それじゃあ今回は接触無し?」

 

「そうね今回はトワさんも言ってたけど・・・」

 

「僕達が海鳴市に行く事でまなつちゃん達があおぞら市から出て行くように誘えばいいんですね」

 

「うんそう言う事よ直哉」

 

「別にまなつちゃん達を誘うのは良いですが、期間的にはどれくらいと見れば良いですか?」

 

「そうね、具体的な日数は、初めてみないとわからないわ」

 

「ただこの作業を始めると一時的に対象となる世界が封印状態になるから作業中は海鳴市とシンフォギア世界の2つしか移動出来ないわよ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

「成程そういう理由で通信に出れなかったんですね?」

 

!!

 

そう言って直哉がのどか達の前に現れた。

 

「直哉君どうしてここに」

 

「ああ、それは・・・」

 

「はい響さんどうしました?」

 

「うん今なのはちゃんと神山さん達が接触したんだけど、その後はどうしたらいい?」

 

響が直哉に相談する。

 

「そうですね取り敢えず世間話をしながら様子を見て下さい。相手は子供なので時間をかけてもいいので関係を悪化させるのは避けて下さい」

 

「わかったよ直哉君」

 

「あ、そうだあくまでも・・・」

 

「ユーノ君」

 

「アルフ」

 

「「あの怪物は、一体何なの?」」

 

「さあ」

 

「ごめん僕にもわからない」

 

「少なくともあの人達が来なければ僕達はジュエルシードを封印出来なかったと思うから」

 

「ああ、そうだろうねあたしたちがジュエルシードの暴走を止めて封印しなきゃ、もっと大変な事になっていただろうね」

 

「「・・・」」

 

「なのは?」

 

「フェイト?」

 

その時なのはとフェイトにある映像が見えていた。

 

「何この記憶私があの子と共闘をするなんて・・・でも知らない筈なんだけどあの2人には敵対したくないな」

 

「君どうする?」

 

「何をだい?」

 

「ああ、もうすぐあの怪物についての説明があるから君もどうかなと思ってね」

 

「成程ね、まあ確かにジュエルシードの暴走であんな怪物が出て来るなんて、こちらとしても想定外だったからね」

 

「確かにねだからこそなのはとあの子が、ジュエルシードをかけて勝負する時にも出てくるかもしれないよね」

 

「・・・2人共負けず嫌いだからねえ」

 

「だから、もしもの為に僕達が話を聞くべきと思うんだ2人のパートナーとして」

 

「じゃあ行くか話を聞きに」

 

そしてユーノとアルフは降魔に関する話し合いが行わるアースラ内の別の部屋に向かった。

 

「恐らくですが、今の高町なのはちゃんに魔法についての話は極力こちらから話し出す事は避けて下さいね。そういう役目は時空管理局がすべき事ですので」

 

「了解」

 

そして直哉は響との通信を切った。

 

「響さん達の報告があったのでこちらに来てみたんですよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

プリキュア達とはやての出会い1 はやて発見後前編

「恐らくですが、今の高町なのはちゃんに魔法についての話は極力こちらから話し出す事は避けて下さいね。そういう役目は時空管理局がすべき事ですので」

 

「了解」

 

そして直哉は響との通信を切った。

 

「響さん達の報告があったのでこちらに来てみたんですよ」

 

「「そうだったんだ」」

 

のどかとまなつがそう言う。

 

「そうなんですよ、それで皆さんは・・・ああ、成程八神はやてちゃんを見つけたんですね」

 

「うんそうなのでもまさか、車椅子で生活してるの見て驚いて」

 

「成程やはりのどかさんは八神はやてちゃんを自分の過去と重ねているんですね」

 

「うん、ねえ直哉君教えてこのままだと八神はやてちゃんは死ぬの?」

 

「・・・そうですよのどかさん」

 

!!

 

「「「やはり」」」

 

「どうにか助けられないんですか?直哉さん」

 

まなつが直哉に聞く。

 

「どうどうまなつちゃん落ち着いて・・・そもそも八神はやてちゃんの病気はこの世界のにある物が原因なんです」

 

「「「「「ある物」」」」」」

 

「そうですこの映像を見て下さい」

 

「ああ、それは確かに性質は似ていますが、憑依の実はあくまでも動物の欲望を糧にふかしますが、ジュエルシードは気候や天候もあやつれますから」

 

通常あまり台風が出来ない所で超巨大台風や雷を、ジュエルシードの持つ魔力で作ったりしたそうですよ」

 

「「「「「「ええーー」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「何と言うか怖いニャン」

 

「憑依獣やメガビョーゲンとくらべたらまだましですね。何故ならジュエルシードはロストロギアなので・・・」

 

!!

 

「ロストロギアなのかい?ジュエルシードは?」

 

「あ、はいそうですよ兄さん」

 

そして直哉は思い出す。

 

映像終了・・・

 

「「「「「ええ――ロストギア」」」」」

 

「はいそうです。この世界には魔法と呼ばれる物が存在し別の次元に存在する世界がありその世界では魔法をこちらの世界で言う電気と同じように日常生活で使うレベルなんですよ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「まあ今はその世界については飛ばしますが、ロストギアと呼ばれる物の形はそれぞれで異なるので、魔法を知らない人が宝石や本として拾う可能性もあるんですよね」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「じゃあ直哉君あの子もロストギアに関りがあるの?」

 

「そこはトワからは聞いてないので、この調査でそう言う所を自分達で見なさいと言う感じて言わないと言う事かも知れないですね」

 

「「「「成程」」」」

 

「どちらにしても八神はやてちゃんに接触するなら早くした方が良いですよ」

 

「「「「「「「「「あっ」」」」」」」」」

 

直哉がそう言うとのどか達が慌てて追いかけて行った。

 

「あの子が・・・」

 

「そ、そんな」

 

(それじゃあお兄ちゃんやさくらさんがこんな事になったのは私のせい)

 

 

「それは絶対に違うでなのはちゃん」

 

その時上空からやって来たのは、八神はやてと、守護騎士の4人だった。

 

「はやてちゃん」

 

「はやて何故勝手に出てくるんだ」

 

「嘘、はやてちゃんまさか・・・」

 

「ごめんななのはちゃん、うちはまだ管理局の一員なんよ」

 

「まあいい出てきた以上、仕事をしてもらうぞはやて」

 

「わかっとる、ヴィータなのはちゃんに攻撃するんや」

 

「あいよはやて、覚悟はいいか紫藤なのは、兄妹仲良く管理局のペットになれよ」

 

「いやそれだけは絶対に嫌、フェイトちゃんも、お兄ちゃんもお姉ちゃんは私が守るもん」

 

!!

 

 

「ヴィータ今や」

 

「おう」

 

「スターライト・・・ブレイカーーーーー」

 

ヴィータは上手くなのはの背後を取り、スターライトブレイカーの射線上にクロノを入れた。

 

「なッしまったーーーーー己はやてまでもが裏切るとは覚えておけよ」

 

「八神はやてちゃんの様子を見るとまだ覚醒をしてないみたいだな」

 

直哉がそう呟く。

 

「さて一旦僕はお墓戦艦に戻りましょうか」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

プリキュア達とはやての出会い1 はやて発見後後編

「じゃあ直哉君あの子もロストギアに関りがあるの?」

 

「そこはトワからは聞いてないので、この調査でそう言う所を自分達で見なさいと言う感じて言わないと言う事かも知れないですね」

 

「「「「成程」」」」

 

「どちらにしても八神はやてちゃんに接触するなら早くした方が良いですよ」

 

「「「「「「「「「あっ」」」」」」」」」

 

直哉がそう言うとのどか達が慌てて追いかけて行った。

 

「はあ、はあ」

 

「あの―お姉さん達大丈夫ですか?」

 

「私達は直哉君にはやてちゃんの事を聞いて慌てて追いかけるといつの間にか追い抜きはやてちゃんに心配されていた。

 

「うん私達は大丈夫だよありがとう」

 

「そうですか・・・あっ私の名前は八神はやてです宜しくお願いします」

 

「うんよろしくね。私は花寺のどかだよ」

 

「のどかさんですねよろしくお願いいたします。のどかさん達はどうして走ってたんですか?」

 

「それは・・・バスに乗り遅れると思って」

 

「ああ、成程ここの本数少ないですし、納得ですね」

 

「そういうはやてちゃん1人で大丈夫なの?」

 

「うちなら大丈夫ですよ。病院から家まで1人で帰れるので」

 

「ねえ、はやてちゃん迷惑じゃないならはやてちゃんを遅らせてくれないかな?」

 

「え、でものどかさんに迷惑になるんじゃ?」

 

「そんな事無いよ。はやてちゃん」

 

「本当に良いんですか?甘えても」

 

「うん良いよ」

 

「よろしくお願いいたします」

 

そしてのどかは八神はやてと共に八神はやての自宅に向かう事になった。

 

その頃のどか以外のプリキュア達は・・・

 

「何とかのどかさんが八神はやてちゃんに接触する事になって良かったですね」

 

「でも問題はここからよ。本当に直哉が言ったロストギアがあるのかわからないけど」

 

ローラの言葉に他のメンバーが思い出す。

 

「うんそうなのでもまさか、車椅子で生活してるの見て驚いて」

 

「成程やはりのどかさんは八神はやてちゃんを自分の過去と重ねているんですね」

 

「うん、ねえ直哉君教えてこのままだと八神はやてちゃんは死ぬの?」

 

「・・・そうですよのどかさん」

 

!!

 

「「「やはり」」」

 

「どうにか助けられないんですか?直哉さん」

 

まなつが直哉に聞く。

 

「どうどうまなつちゃん落ち着いて・・・そもそも八神はやてちゃんの病気はこの世界のにある物が原因なんです」

 

「「「「「ある物」」」」」」

 

「「「「「ええ――ロストギア」」」」」

 

「はいそうです。この世界には魔法と呼ばれる物が存在し別の次元に存在する世界がありその世界では魔法をこちらの世界で言う電気と同じように日常生活で使うレベルなんですよ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「まあ今はその世界については飛ばしますが、ロストギアと呼ばれる物の形はそれぞれで異なるので、魔法を知らない人が宝石や本として拾う可能性もあるんですよね」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「仮に八神はやてちゃんの命を奪う可能性があるロストギアってどんなものかな?」

 

「ろくなものじゃないわよ。所持者になった者の命を奪うなんてね」

 

「そうですね私もそう思います。

 

まなつの言葉にローラとアスミが答える。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

融合世界変革作業開始前の2人

管理者の神殿特殊作業室・・・

 

「ヤッホー―トワ」

 

「五月蠅いわよイヨ。今から融合世界変革作業をするんだから」

 

「でもまだしないんだからいいじゃん?」

 

「・・・あんたのマイペースが今は羨ましいわ」

 

「ふふんいいでしょう。と言う弄りは終わりにしてと、特殊遊撃部隊の皆が海鳴市に居る高町なのはと八神はやてに接触したわよ」

 

「そうなのそれで?なのは側が響と新生帝国華撃団とエステルで会ってるのよね?予定通り」

 

「うんこれを見て」

 

イヨが小型再生機を起動させた。

 

「はい響さんどうしました?」

 

「うん今なのはちゃんと神山さん達が接触したんだけど、その後はどうしたらいい?」

 

響が直哉に相談する。

 

「そうですね取り敢えず世間話をしながら様子を見て下さい。相手は子供なので時間をかけてもいいので関係を悪化させるのは避けて下さい」

 

「わかったよ直哉君」

 

「あ、そうだあくまでも・・・」

 

「恐らくですが、今の高町なのはちゃんに魔法についての話は極力こちらから話し出す事は避けて下さいね。そういう役目は時空管理局がすべき事ですので」

 

「了解」

 

そして直哉は響との通信を切った。

 

「さてと、なのはちゃんに時空管理局に関しては新生帝国華撃団と響さんに任せるとして・・・問題はあの子達かな?」

 

直哉がそう言う。

 

「成程ね、八神はやて側はどうなの?」

 

「ああ、それは・・・」

 

イヨが再び再生機を起動させた。

 

「うんそうなのでもまさか、車椅子で生活してるの見て驚いて」

 

「成程やはりのどかさんは八神はやてちゃんを自分の過去と重ねているんですね」

 

「うん、ねえ直哉君教えてこのままだと八神はやてちゃんは死ぬの?」

 

「・・・そうですよのどかさん」

 

!!

 

「「「やはり」」」

 

「どうにか助けられないんですか?直哉さん」

 

まなつが直哉に聞く。

 

「どうどうまなつちゃん落ち着いて・・・そもそも八神はやてちゃんの病気はこの世界のにある物が原因なんです」

 

「「「「「ある物」」」」」」

 

「「「「「ええ――ロストギア」」」」」

 

「はいそうです。この世界には魔法と呼ばれる物が存在し別の次元に存在する世界がありその世界では魔法をこちらの世界で言う電気と同じように日常生活で使うレベルなんですよ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「まあ今はその世界については飛ばしますが、ロストギアと呼ばれる物の形はそれぞれで異なるので、魔法を知らない人が宝石や本として拾う可能性もあるんですよね」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「じゃあ直哉君あの子もロストギアに関りがあるの?」

 

「そこはトワからは聞いてないので、この調査でそう言う所を自分達で見なさいと言う感じて言わないと言う事かも知れないですね」

 

「「「「成程」」」」

 

「ねえトワ八神はやてについて直哉に言ったの?」

 

「ええ、伝えたわよ闇の書事件の件を伝えるタイミングでね」

 

「そうなのね」

 

「まあ、直哉がのどか達に伝えてないのは驚きだったけどね」

 

「でも花寺のどかと八神はやては似た境遇持ちなのね」

 

イヨがそう言う。

 

「さて作業を始めましょう」

 

そう言って4人の神は揃って作業を始めた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

花寺のどかと八神はやて1

八神はやての自宅に向かう道中・・・

 

「のどかさん良いですか?」

 

「何かなはやてちゃん?」

 

「のどかさんはどうして海鳴市に来たんですか?」

 

「ああ、それは・・・海鳴市に居る友達に会いに来たんだけど、海鳴市の学校が終わってない時間だったからね」

 

「成程そう言う訳ですか?」

 

「そうそう、それで時間を待つ間街を散策してたらはやてちゃんを見つけたと思ったら犬に追いかけられて・・・」

 

「ご愁傷様ですのどかさん」

 

「あはは、ありがとうそういうはやてちゃんこそ車椅子でこの距離を通院してるの?」

 

「はい今日は主治医の先生が送り迎え出来ない日だったんで」

 

「成程いつもは主治医の先生の送迎で通院してるんだね」

 

「はいそうです」

 

「でも、はやてちゃん君は小学校に通ってる筈だよね?ご両親は」

 

「それは・・・うちの小さい頃に両親が死んで、今は叔父さんの援助を受けて生活をしている状態なのでとても学校には・・・」

 

「ごめんねはやてちゃん」

 

「成程八神はやてちゃんがロストギアの所持者に選ばれた理由ははやてちゃんが死んだとしても、両親がいないそしてはやてちゃん自身が外に出たとしても会う人間が限られているから怪しまれないと言う事ね」

 

「そういう人物を意図的に選んでいるんなら今回のロストギアは厄介そうだね」

 

「のどかさんどうして私に優しくしてくれるんですか?」

 

「・・・はやてちゃん私ね小さい頃からはやてちゃんと同じ状態だったの」

 

「ええ――そんな風に見えませんよ」

 

「うん、お医者さん達が一生懸命私の為に頑張ってくれていたのを私も知ってたからね」

 

「そのお医者さんの努力を無駄にしたくなくて、私も病気に負けないように頑張ろうと思ったの」

 

「のどかさんは凄いんですね。私にはそう思える勇気がありません」

 

「確かにはやてちゃんの気持ちもわかるし安易にはやてちゃんに頑張ってとも言えない」

 

「え、どうしてです?」

 

「だってはやてちゃんは病気に負けないで懸命に生きてるからだよ」

 

!!

 

「私が懸命に生きている?こんな生きる希望すら持てない私が・・・」

 

「そうだよ。はやてちゃんの姿を見て、主治医の先生や他の先生達にはやてちゃんが生きる事をやめてない限り先生達ははやてちゃんに有効な治療法を探してくれてる筈だからね」

 

!!

 

「のどかさん、ありがとうございます。私この病気になって生きると言う事に希望を持てませんでしたが、のどかさんの話を聞いて私は私の病気を治す為に頑張ってくれている先生達の事を思い出せました」

 

「私は少し手伝っただけだよ」

 

「同じ境遇の経験者としてね」

 

「それでも私は1人じゃないと教えてくれたのは事実ですから」

 

「はやてちゃん」

 

そしてのどかとはやては、はやての自宅に到着した。

 

その頃直哉は・・・

 

「何とかはやてちゃんの生きる希望を持てるようになったからとよかったな」

 

「本来なら闇の書の守護騎士が出て来てかr改善する問題なんだけど、はやてちゃんの心が予想以上に落ち込んでいたからのどかさんに動いて貰ったのが良かったなあ」

 

「ただ気になるのがプリキュアの力に闇の書が反応しないかが不安だ」

 

直哉がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

花寺のどかと八神はやて2

「のどかさんは私の部屋で待っててすぐお茶の準備するから」

 

「え、私も一緒にするよはやてちゃん」

 

「ええんよのどかさんはお客様なんやし、お客様に手伝わせたら私が気にするからええんよ」

 

「でも・・・」

 

そしてのどかは先にはやての部屋で待つ事になった。

 

はやての自室・・・

 

「ラビリン用意は良い?」

 

「いつでもいいラビ」

 

「じゃあ行くよ。直哉君の依頼の実験開始するよ」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

のどかがキュアグレースに変身した時はやての部屋の本棚にある一冊の本が、不気味な動きを見せていた。

 

「「これはまさか本型のロストロギア?」」

 

「本型のロストロギアなら取集が目的かも知れないラビね」

 

「うんそうだね変身を解除したら本型のロストロギアも動かなくなったしね」

 

「これで直哉の心配事が、現実になるかも知れないラビね」

 

「うん、昔の幼馴染世界の海鳴市で起きた本型のロストロギアは、魔法のみを収集してたって教えてくれたけど、まさか私達の力まで取集対象だなんて・・・」

 

「これも融合世界に過去から来た2人の影響?」

 

のどかが思い出す。

 

「「「「あ、見つけた」」」」

 

のどか達となのはと紫藤直哉がそれぞれそう言った。

 

「やっぱり君達はこの時代の人間だったんだね」

 

「「「「ええ、お久しぶりです。紫藤直哉さん」」」」」

 

「今回はメルクさんの依頼でこちらに来たとの事でよろしいですか?」

 

「ああ、間違いないよ」

 

 

「ええ、僕達の世界は真宮寺直哉君がいる7人世界をアレンジした世界だと僕達の世界の管理者が教えてくれたのです」

 

「ですから7人世界との交流は出来たのですが、今回はその交流は駄目と言われたので帝国華撃団としては動く事はしません」

 

「あ、謎の怪物消滅しました」

 

「椿さん月組に花やしき遊園地の調査を依頼して下さい」

 

「了解です」

 

「あの時はメルクの依頼で彼女達に任せましたけど」

 

「ええ、それで良いわよ。ねえ直哉貴方融合世界に行きたくない?」

 

「ええ――融合世界にですか?」

 

「そうよ」

 

「それなのに僕を過去に行かせてまさかまたメガビョーゲンを見る事になるなんて思わなかったですよ」

 

「ええ、でもメガビョーゲンを見てるのはあの時間軸の直哉だけだし仕方なかったのよ」

 

「まあ行けと言われれば行きますけど、良いんですか融合世界の場合米田健二の複製人間の立場である僕が行く事で、いらぬ混乱を与えるだけではないです?」

 

「僕としてもメルクの希望で来てくれた彼女達の世界を混乱させる原因にはなりたくないですよ」

 

「ああ、それは大丈夫よ」

 

「後から融合世界の管理者に連絡しておくから」

 

「・・・それなら良いですけど融合世界にどう行けばいいのでしょう?」

 

「それはこれを使うのよ」

 

そう言ってメルクは融合世界で使われている簡易ゲートを出した。

 

「うーんのどかの言う可能性もあるかも知れないけどラビリンは・・・はやてが来たラビ」

 

そう言ってラビリンは再び隠れた。

 

「お待たせのどかさん。滅多にお客さんなんて来ないからコップやお菓子を選ぶのに時間がかかってもうて堪忍な」

 

はやてがそう言う。

 

「ううん気にしないではやてちゃん。私も知り合ったばかりのはやてちゃんの家に来たのが悪いんだし」

 

「そんな事はないよのどかさん。うちものどかさんに甘えていたのが悪いんやし」

 

「はやてちゃん」

 

その後のどかははやての家に滞在し、はやてと会う約束をしてお墓戦艦に戻ったのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第35章 第2部 新たな融合世界編
のどか達の帰還


「ただいま直哉君」

 

「お帰りなさいのどかさん」

 

「なのはちゃん側は、旧幼馴染世界とくらべても大きな違いはないとの報告でしたが、はやてちゃん側はどうでした?」

 

「直哉君実はね・・・」

 

のどかが話し出す。

 

「いつでもいいラビ」

 

「じゃあ行くよ。直哉君の依頼の実験開始するよ」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

のどかがキュアグレースに変身した時はやての部屋の本棚にある一冊の本が、不気味な動きを見せていた。

 

「「これはまさか本型のロストロギア?」」

 

「本型のロストロギアなら取集が目的かも知れないラビね」

 

「うんそうだね変身を解除したら本型のロストロギアも動かなくなったしね」

 

「これで直哉の心配事が、現実になるかも知れないラビね」

 

「うん、昔の幼馴染世界の海鳴市で起きた本型のロストロギアは、魔法のみを収集してたって教えてくれたけど、まさか私達の力まで取集対象だなんて・・・」

 

「これも融合世界に過去から来た2人の影響?」

 

「成程やはり闇の書が変異をしてましたか」

 

「直哉君知ってたの今回のロストロギアの名前を」

 

「トワから聞いてました。すみません」

 

「だったら何で事前に教えてくれなかったの?」

 

「それをしていたら八神はやてちゃんを闇の書が殺してしまう事になり、その上海鳴市が壊滅してしまうと知ったらのどかさんは言えますか?」

 

!!

 

「それは・・・」

 

「今回のロストロギアはトワ達の説明によると太古の時代から手にした所有者が死ぬたびに闇の書が吸収するらしいんです」

 

「ええ――」

 

「そしてその時代で収集した魔法は闇の書に記され新たな時代で闇の書の新たな所有者が使えるそうなんです」

 

「じゃあ、はやてちゃんが絶望したら・・・」

 

「その時は闇の書の判断で八神はやてを吸収して海鳴市を壊滅させていたでしょうね」

 

「そんな・・・」

 

「ですので、闇の書が八神はやてちゃんを捨てないようにするには、少し言い方が悪いですが、今の時代に興味を持たせるつまり・・・八神はやてちゃんを捨てる=レアな魔法及び力を取集出来ないと見せる事が必要だったんですよ」

 

「それに八神はやてちゃんに希望を持たせる事の出来るのは今現在ではのどかさんにしか出来ないのもありましたけど。本来ならその役目はなのはちゃんとフェイトちゃんなんですがまだ会ってないので」

 

「そっかー緊急処置だったんだねはやてちゃんに冷静に周りを見る事を教える為に」

 

「そこまでやるつもりはなかったのですがね・・・」

 

「でも直哉君闇の書の変異の理由は?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「ゲネシスと言う物と魔王の因子がゼムリア大陸を通じて融合世界にも影響を与えた可能性があると僕は考えています」

 

「とりあえずこれで再調査は終了とします」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

融合世界変革作業終了後の3人

「ふう何とか終わったわね」

 

「そうだな」

 

「もう動きたくない」

 

「イヨの気持ちもわかるな。思った以上の仕事量だったからな」

 

「まあ仕方ないわね。ゲネシスと言う物と魔王の因子の改変が予想以上に融合世界の内部世界に影響があったし」

 

「この分だと海鳴市やシンフォギア世界にも大きく出てるんじゃないかしら」

 

「そんな事になってたらまずくない?」

 

「大丈夫よそういう変化を闇の書事件が起きる前に突き止めることが出来れば良いんだから」

 

「そうだな直哉達の様子を見るか」

 

「そうね」

 

そしてトワ達は直哉達の様子を見始めた。

 

「なのはちゃん側は、旧幼馴染世界とくらべても大きな違いはないとの報告でしたが、はやてちゃん側はどうでした?」

 

「直哉君実はね・・・」

 

のどかが話し出す。

 

「いつでもいいラビ」

 

「じゃあ行くよ。直哉君の依頼の実験開始するよ」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

のどかがキュアグレースに変身した時はやての部屋の本棚にある一冊の本が、不気味な動きを見せていた。

 

「「これはまさか本型のロストロギア?」」

 

「本型のロストロギアなら取集が目的かも知れないラビね」

 

「うんそうだね変身を解除したら本型のロストロギアも動かなくなったしね」

 

「これで直哉の心配事が、現実になるかも知れないラビね」

 

「うん、昔の幼馴染世界の海鳴市で起きた本型のロストロギアは、魔法のみを収集してたって教えてくれたけど、まさか私達の力まで取集対象だなんて・・・」

 

映像終了・・・

 

「おい、トワどうするんだこの件?」

 

レイがトワに聞く。

 

「これくらいの改変で驚いてどうするの?」

 

「何?」

 

「だってそうでしょう」

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

直哉とアニエスはお互いにそう言った。

 

「そうは言ってもヴァン・アークライドの暴走状態を止めない事にはどうしょうもないわよ。直哉」

 

エステルがそう言う。

 

「確かにそうなんですよね、シズナさん変身しているヴァン・アークライドさんを止める手段はないんですか?外部から強制的に」

 

直哉がシズナに聞く。

 

「私ならヴァンを体力を限界まで削って変身解除させるかな」

 

「ゲネシスと言う物と魔王の因子は、本来こちら世界に存在しない筈の魔王の存在を認める様に改変できるのよ。既存の世界の重要アイテムの改変なんて簡単に出来ると思わない方がおかしいわよ」

 

「「まあ、確かに」」

 

「でも直哉達はどうするつもりだ?一応再調査は終わったんだろ」

 

「ああ、それは・・・終わったようね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワの思惑

「ゲネシスと言う物と魔王の因子は、本来こちら世界に存在しない筈の魔王の存在を認める様に改変できるのよ。既存の世界の重要アイテムの改変なんて簡単に出来ると思わない方がおかしいわよ」

 

「「まあ、確かに」」

 

「でも直哉達はどうするつもりだ?一応再調査は終わったんだろ」

 

「ああ、それは・・・終わったようね」

 

「一応考えてあるわよ。再調査を終えて戻って来た時に言うつもりだけど」

 

「・・・こうして貰うつもりよ」

 

「「おいおい本気か?」下手したら私達がこの仕事をした意味すらなくなるんだけど」

 

「ええ、そうね友好世界と言う物が無くなるからねもちろん友好世界として関わった記憶も消えるけど」

 

「流石にやりすぎではないか、ゲネシスと言う物と魔王の因子が友好世界と融合世界に改変したとはいえ、大半の世界は正常なのだから良いと思うが?」

 

「確かにそうね現状はね、だからあくまでも直哉達には伝えるだけよ」

 

「対処出来ないと判断すればそういう行動に出るとね」

 

「「成程」」

 

「でも良いのか?トワの思惑の件を実行したら米田健二が原初の世界及び7人世界にした事になるんだが・・・」

 

「そうだよそれに直哉達特殊遊撃部隊全員が反対するよ」

 

「反対するでしょうねでもこれからも同程度の改変がゲネシスと言う物と魔王の因子の勝手で起きないとも限らないでしょう」

 

「「それは・・・」そうだな」

 

「だから今回は私達が対応したけどこれが頻繁に起きるのなら融合世界にとっても都合が悪いからね、なら作り直した方が良いでしょう。ゲネシスと言う物と魔王の因子が侵入しないように」

 

「トワの言い分もわかるが・・・」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

直哉とアニエスはお互いにそう言った。

 

「あの3人も被害者になるんだが、それでも排除対象なのか?」

 

「そうよ、ゲネシスと言う物と魔王の因子が強く反応するのはゲネシスはあのアニエスと言う少女が持つからよ」

 

「そして魔王の因子はヴァン・アークライドグレンデル状態時に強く出てたのよ」

 

「「成程」」

 

「そちらの件はわかったがこのまま直哉達には海鳴市に居させて闇の書事件を体験させるのか?」

 

「ああ、それは・・・帰還後は新たな中心世界を体験させてオイシーナタウンやあおぞら市に行って貰うつもりよ」

 

「ああ、プリキュア世界を中心に仕事をさせるのか」

 

「だってオイシーナタウンは融合世界のすこやか市と繋がったままだしね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

神達の話し合いのその後

「そうよ、ゲネシスと言う物と魔王の因子が強く反応するのはゲネシスはあのアニエスと言う少女が持つからよ」

 

「そして魔王の因子はヴァン・アークライドグレンデル状態時に強く出てたのよ」

 

「「成程」」

 

「そちらの件はわかったがこのまま直哉達には海鳴市に居させて闇の書事件を体験させるのか?」

 

「ああ、それは・・・帰還後は新たな中心世界を体験させてオイシーナタウンやあおぞら市に行って貰うつもりよ」

 

「ああ、プリキュア世界を中心に仕事をさせるのか」

 

「だってオイシーナタウンは融合世界のすこやか市と繋がったままだしね」

 

暫くして・・・

 

「そう言う訳で、特殊遊撃部隊には新生中心世界を中心に依頼やイベントをこなして貰うわ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「海鳴市やシンフォギア世界じゃないんですか?」

 

のどかがトワに聞く。

 

「ええ、違うわ。確かにイベント的に優先順位は高いけどまずは融合世界の変革に関わった世界のバランスを整えて欲しいのよ」

 

「成程トワわかりました」

 

「トワが融合世界のバランスを優先するのは未来から来た3人が絡んでいるからですか?」

 

「その通りよ直哉」

 

「ゲネシスと言う物と魔王の因子は、本来こちら世界に存在しない筈の魔王の存在を認める様に改変できるのよ。既存の世界の重要アイテムの改変なんて簡単に出来ると思わない方がおかしいわよ」

 

「今回の融合世界の変革の理由の1つに、ゲネシスと見知らぬ魔王の因子がゼムリア大陸に現れた事によっての改変が融合世界や友好世界に影響を与える様になっていたからよ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

トワの説明を聞いた直哉以外の全員が驚いていた。

 

「「「「「ええーーそれじゃああの人達は私達の敵ですか?」」」」」

 

「そう言いきれないのも事実なのよね」

 

「「「「「どういう事ですか?」」」」」

 

「・・・はっここはイーディス?ヴァンさんは」」

 

「どうやらここにいるのはアニエスと私のようだね」

 

「シズナさんどうして私達だけが首都に・・・」

 

「うーん確証がないけど良いかな?」

 

「多分私とアニエスとヴァンは過去に跳ばされたんだと思うあのゲームに割り込んで来た存在にね」

 

「ええ――でもカレンダーを見ると1204年ですから約5年前に私とシズナさんとヴァンさんだけが過去に跳ばされたんですよね」

 

「多分だけど、見た所エレポニア帝国とカルバート共和国がクロスベルに侵攻する準備を進めているみたいだね」

 

「うんその認識で間違いないよ。ただヴァンとの合流は早めにした方が良いかもね」

 

「え」

 

「さっき遊撃手協会に行ったら異形の怪物がカルバート共和国に現れたと言ってたから」

 

「異形の怪物それって変身中のヴァンさん」

 

「多分そうだと思う。過去の時代だから異形の怪物と見られたんだろうね」

 

「そんなヴァンさんが討伐されるんですか?」

 

「3人はゲネシスと魔王の因子によって一度死んでこちらのゼムリア大陸に来たのだからあくまで不可抗力で来たと言えるからそこまでは敵視しないわよ」

 

「だけどゲネシスに関しては融合世界の悪影響を考えて幻獣に封印するとアニエスに伝えて」

 

「その処置は彼等が本来の時間に戻るまでですね?」

 

「そうよ直哉」

 

「仕方ないですね。まさか・・・」

 

「・・・はっここはイーディス?ヴァンさんは」」

 

「どうやらここにいるのはアニエスと私のようだね」

 

「シズナさんどうして私達だけが首都に・・・」

 

「うーん確証がないけど良いかな?」

 

「多分私とアニエスとヴァンは過去に跳ばされたんだと思うあのゲームに割り込んで来た存在にね」

 

「ええ――でもカレンダーを見ると1204年ですから約5年前に私とシズナさんとヴァンさんだけが過去に跳ばされたんですよね」

 

「多分だけど、見た所エレポニア帝国とカルバート共和国がクロスベルに侵攻する準備を進めているみたいだね」

 

「彼女達がゼムリア大陸に現れた時から八神はやてちゃんの所にある闇の書に改変が起きたのですね」

 

「そうよ」

 

「魔王の因子による改変を完全に無くす事は出来るんですか?」

 

直哉がトワに聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

想定外の改変について前編

「彼女達がゼムリア大陸に現れた時から八神はやてちゃんの所にある闇の書に改変が起きたのですね」

 

「そうよ」

 

「魔王の因子による改変を完全に無くす事は出来るんですか?」

 

直哉がトワに聞く。

 

「あるにはあるけど・・・」

 

「成程」

 

「調査の結果その改変は誰にも違和感を抱かせない物だったのよ」

 

「「「「「それってどういう事ですか?」」」」」

 

「皆さん思い出して下さい。僕達がこの異変を知る前どこにいましたか?」

 

「あっまさか・・・」

 

「フフ、気にしなくて良いわよ。私も新たな世界から来た人間を見たかったし」

 

「私の方も気にしなくていい通商会議よりこちらを優先して欲しいとミシェルが言ったからな

 

レンとアリオスが直哉に向け言う。

 

「「「「はあ、はあ」」」」

 

「何とかキメラ魔獣を通常の魔獣に戻せましたね」

 

キュアアースが言う。

 

「ねえ白銀今回のあれやたら頑丈だっだけどどうして?」

 

「ああ、それは・・・ゼムリア大陸と言う異世界と霊的な力を増幅させるこの塔が何らかの影響が出たと推測している俺の中ではな」

 

「そうなの?」

 

「そうねそこのお兄さんが言ったのが正解かも知れないわね。ここに来る前に直哉からあいつの能力を聞いたけど本当にナノビョーゲンに似てるわよね」

 

「ああ、ここは上位三属性が働いているからな」

 

「つまりここにいた俺達の世界の敵を上位三属性とやらの力で強化されたと考えていいのか?」

 

白銀がレンに聞く。

 

「ええ、そう言う風に考えて良いと思うわ。少なくとも上位三属性が発現する時は必ず厄介な事が起きるから」

 

「そうなのか?」

 

「ああ、そう言う時の方が多い。さて直哉一旦出ないか?星見の塔から」

 

「いちごさん達の問題やゲートが不安定になったのも魔王の因子によるもの?」

 

「全てがそうだとは言いませんが、改変の被害を拡大させてしまった要因になった可能性がありますね」

 

直哉がそう言う。

 

「ええ、直哉の言う通り融合世界と友好世界に広がった改変はそういう過程で広がったと見て対応すべきと思うわ。その当時封印状態だった帝都は影響は受けてないと思うけど・・・その他の世界は影響の大小はその世界で違うと思うけどね」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

のどかがキュアグレースに変身した時はやての部屋の本棚にある一冊の本が、不気味な動きを見せていた。

 

「「これはまさか本型のロストロギア?」」

 

「本型のロストロギアなら取集が目的かも知れないラビね」

 

「うんそうだね変身を解除したら本型のロストロギアも動かなくなったしね」

 

「これで直哉の心配事が、現実になるかも知れないラビね」

 

「うん、昔の幼馴染世界の海鳴市で起きた本型のロストロギアは、魔法のみを収集してたって教えてくれたけど、まさか私達の力まで取集対象だなんて・・・」

 

「これも融合世界に過去から来た2人の影響?」

 

のどかが思い出す。

 

「その影響の結果が海鳴市での答えが・・・闇の書の性質の変化ですか?」

 

のどかがトワに聞く。

 

「その通りよのどか。後2つのすこやか市とオイシーナタウンシンフォギア世界そしてミュウミュウ世界とあおぞら市がどういう影響を受けているのか全く分からない状況だから」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

想定外の改変について後編

「その影響の結果が海鳴市での答えが・・・闇の書の性質の変化ですか?」

 

のどかがトワに聞く。

 

「その通りよのどか。後2つのすこやか市とオイシーナタウンシンフォギア世界そしてミュウミュウ世界とあおぞら市がどういう影響を受けているのか全く分からない状況だから」

 

「成程そういう理由で融合世界内部の世界の調査が優先するように言ったんですね」

 

「そういう事よ。それに融合世界の変革作業も終わってそれぞれの世界の確認もして貰いたいし」

 

それでは海鳴市は放置で良いんですか?」

 

「今の所はね」

 

のどかがキュアグレースに変身した時はやての部屋の本棚にある一冊の本が、不気味な動きを見せていた。

 

「「これはまさか本型のロストロギア?」」

 

「本型のロストロギアなら取集が目的かも知れないラビね」

 

「うんそうだね変身を解除したら本型のロストロギアも動かなくなったしね」

 

「これで直哉の心配事が、現実になるかも知れないラビね」

 

「うん、昔の幼馴染世界の海鳴市で起きた本型のロストロギアは、魔法のみを収集してたって教えてくれたけど、まさか私達の力まで取集対象だなんて・・・」

 

「これも融合世界に過去から来た2人の影響?」

 

「現に海鳴市での改変は闇の書自身の改変だからね。私達の中ではそんなに重要性のの高い改変じゃないのよ」

 

「私達の危惧するレベルは・・・」

 

「きゃああ怪物が人間を殺したわ皆逃げて――」

 

「ああ、私はここまでのようね。出来る事なら・・・結婚をして見たかったわ」

 

「「「「ギャアアアア死にたくないーーー」」」」

 

そして警察署周辺に現れた降魔によって警察署内にいた帝国華撃団全員が脱出しその後降魔は、帝国華撃団によって全滅させていった。その一部始終を見ていた生き残った警察官達が降魔を倒した帝国華撃団を讃えていた。

 

お墓戦艦では・・・

 

「「何なんだこれは?」」

 

大神と神山がそう言う。

 

「成程これがこちらの融合世界の神の介入の仕方ですか」

 

「「なっこれが融合世界の神の仕業?」」

 

「恐らくですがすこやか市の調査を邪魔をした警察に降魔をぶつけ、たまたま帝国華撃団に倒させる事で警察に帝国華撃団の行動を黙認させる事が目的なのでしょう」

 

「それではあんまりじゃないですか?直哉さん」

 

「ええ、僕もそう思いますがどうやらこちらの融合世界では違うと言う事みたいですね」

 

「この時のあおぞら市は、融合世界とは関係ない世界でしたから、僕の力は融合世界の内部世界及び、友好世界だけに制限されているんです」

 

「あくまでも融合世界周辺を守る為に」

 

「こちらの融合世界の変革の隙をついて、7人世界ベースの融合世界からの侵入もあるかも知れない事よ」

 

「偶然とはいえ特殊遊撃部隊が7人世界ベースの融合世界に行った事は向こうでも神達のレベルでは知っている可能性もあり、その中で向こうのすこやか市のように力を無断で行使をしてくる可能性もあると考えておくべきだから」

 

「成程僕達の世界の存在が知られているとそう考えながらこれからの依頼や任務をこなすと思った方が良いですね?」

 

「ええ、そう思っていて、迷惑をかけてしまうけど」

 

「でもこういう迷惑は気になりませんよ。トワさんやレイさんイヨさんそしてヒミコさんの苦労がわかりますから」

 

「確かにゲネシスや魔王の因子による改変よりそういう介入をされた方がまずいですからね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊のこれからの行動について5 

「成程僕達の世界の存在が知られているとそう考えながらこれからの依頼や任務をこなすと思った方が良いですね?」

 

「ええ、そう思っていて、迷惑をかけてしまうけど」

 

「でもこういう迷惑は気になりませんよ。トワさんやレイさんイヨさんそしてヒミコさんの苦労がわかりますから」

 

「確かにゲネシスや魔王の因子による改変よりそういう介入をされた方がまずいですからね」

 

「それではトワ内部世界はどういう順序で行けばいいです?」

 

「そうねまず、中心世界になったすこやか市とオイシーナタウンの後にもう1つのすこやか市の後にあおぞら市とミュウミュウ世界を調べて」

 

「わかりました。主に3つのプリキュア世界を調べたらいいんですね」

 

「そうね他の世界はイベント的に封印状態だからね」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「そういう意味でプリキュア世界を重視する方向なんですね」

 

「それにオイシーナタウンもそろそろ調査をしておきたいからね」

 

暫くして・・・

 

神達の依頼を受けた特殊遊撃部隊は、お墓戦艦で最初の目的地であるオイシーナタウンに向かっていた。

 

お墓戦艦内部では・・・

 

「しかしトワさんがかなり怒っていたね直哉君」

 

「そうですね響さん」

 

「まあ、トワが怒る理由もゲネシスの特殊能力がどの融合世界にも厄介な物ですからね」

「まあね、ゲネシスがヴァン・アークライド達を友好世界のゼムリア大陸に来た以上ね」

 

「ちょっと待って今回ヴァン・アークライド達のタイムスリップにはゲネシスが原因なのね」

 

「そうだよ後ヴァン・アークライドの体内にある魔王の因子も関係あるかな」

 

「「どういう事だ」どういう事」

 

「今回タイムスリップして来た3人は元の時代では既に死んでたの。とあるデスゲームによってね。当然彼等の仲間も死んだの同じタイミングで」

 

「まさか魔王の因子がゲネシスを介してヴァン・アークライド達の生存する可能性が高い世界が、特殊遊撃部隊が関与したゼムリア大陸とういう事ね」

 

「そうみたいね」

 

「普通ならありえないんですよ。アーティファクトだとしてもまあ時の宝珠関連の物だとしても、ゲネシスは所持者の命が失われた瞬間に所持者自身を巻き戻らせるなんてそれ自体が、どういう条件で発動条件なのかは不明ですけど」

 

「ゲネシスは本来ならどの世界にも存在してはいけない物だとトワは答えを出したんだと思います」

 

「そう言われるとそうかもね。ゲネシスが常にその能力を発動すればアニメや漫画でよくある永遠の命を得る事になるからね」

 

「・・・まあ発動すればですが」

 

「ただ・・・」

 

「「成程そういう理由であの3人は自分達が死んだと言う自覚がない状態でタイムスリップして来たのね」来たのか」

 

「ええ、どうやって生き返ったのかは不明だけどね」

 

「単純に考えられるとしたらヴァン・アークライドの体内にある魔王の因子か、ゲネシスと言う物の力か、はたまたその両方かも知れんな」

 

「そうね・・・」

 

「「成程そういう理由であの3人は自分達が死んだと言う自覚がない状態でタイムスリップして来たのね」来たのか」

 

「ええ、どうやって生き返ったのかは不明だけどね」

 

「単純に考えられるとしたらヴァン・アークライドの体内にある魔王の因子か、ゲネシスと言う物の力か、はたまたその両方かも知れんな」

 

「とりあえず特殊遊撃部隊にはイヨの調査結果と私達の仮説を伝えてレイ」

 

「わかった」

 

「初めてトワ達がこの事実を知った時タイムスリップ=死者蘇生と言う風には考えてみたいですね」

 

「そりゃそうでしょう。誰もそう考えないよ。直哉君」

 

響がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

オイシーナタウンに向かう道中1

「単純に考えられるとしたらヴァン・アークライドの体内にある魔王の因子か、ゲネシスと言う物の力か、はたまたその両方かも知れんな」

 

「とりあえず特殊遊撃部隊にはイヨの調査結果と私達の仮説を伝えてレイ」

 

「わかった」

 

「初めてトワ達がこの事実を知った時タイムスリップ=死者蘇生と言う風には考えてみたいですね」

 

「そりゃそうでしょう。誰もそう考えないよ。直哉君」

 

響がそう言う。

 

「それでこれからは」

 

「ええ、トワの指示通り・・・」

 

「成程僕達の世界の存在が知られているとそう考えながらこれからの依頼や任務をこなすと思った方が良いですね?」

 

「ええ、そう思っていて、迷惑をかけてしまうけど」

 

「でもこういう迷惑は気になりませんよ。トワさんやレイさんイヨさんそしてヒミコさんの苦労がわかりますから」

 

「確かにゲネシスや魔王の因子による改変よりそういう介入をされた方がまずいですからね」

 

「それではトワ内部世界はどういう順序で行けばいいです?」

 

「そうねまず、中心世界になったすこやか市とオイシーナタウンの後にもう1つのすこやか市の後にあおぞら市とミュウミュウ世界を調べて」

 

「わかりました。主に3つのプリキュア世界を調べたらいいんですね」

 

「そうね他の世界はイベント的に封印状態だからね」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「そういう意味でプリキュア世界を重視する方向なんですね」

 

「それにオイシーナタウンもそろそろ調査をしておきたいからね」

 

「そういう方向で行きますが、オイシーナタウンに行く事で新たな変化を僕達が、17番目のプリキュア世界に与えてしまう事は確実なのでそれによる17番目のプリキュア世界にとって悪い事に繋がらないようにしないと」

 

「そうだね、今までは融合世界に来るのを撃退してただけだし」

 

「そうですねすこやか市に現れた時は・・・」

 

直哉がそう言いながら思い出す。

 

「ウバウゾーウバウゾー」

 

「「「何この声?」」」

 

直哉が話していると異形な声が聞こえた。

 

「どうやらブンドル団が操る怪物の名はウバウゾーみたいですね」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

「ペエ!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

「ニャン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

のどか達は変身するとそのまま怪物の所に行くとその瞬間グレース達はローズマリーが作り出した空間に入ってしまった。

 

「500キロカロリーパンチ!!」

 

「ウバ・・・ウゾ」

 

「良いわよ。プレシャスレシピッピが2体捕まってるけど何とか、プレシャスだけでも行けそうね」

 

「ジェントルレシピッピを返して貰うよ」

 

「ふん、お前達もう勝った気でいるのか?」

 

「「どういう事よ」」

 

「私は、お前達がこのフィールドを作るのを待っていたのだ。キュアプレシャスに確実に勝つ為に」

 

「行きなさいナノビョーゲン」

 

!!

 

「そ、それは・・・」

 

ジェントルがそう言い放たれたナノビョーゲンに感染された岩が、メガビョーゲンに進化した。

 

「あはは、どうだこのメガビョーゲンを浄化出来るプリキュアはこのフィールドをの中にはいないぞ。どうするプリキュア?」

 

「どうしょうマリちゃん?」

 

「困ったわこのままだとどちらか一方しか浄化が出来ないわ」

 

「その心配はないラビ」

 

「安心するペン」

 

「岩型のメガビョーゲンは俺達に任せろニャン」

 

!!

 

「なっお前達がどうしてこのフィールド内にいるキュアグレース達」

 

ジェントルが怒りの感情をぶつける。

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

「あれれ、私達貴女と直接会うの初めてなのに?どうして名前を知ってるのかな?」

 

スパークルがジェントルに聞く。

 

「う、それは・・・」

 

「ともかく助かったわ。これで2体纏めての浄化が可能よ」

 

そして互いの浄化技が発動した。

 

「プリキュア!プレシャス・トライアングル!」

 

「オナカイッパーイ」

 

「ごちそうさまでした」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「こんな感じでこれ以降帝都や他の融合世界の内部世界には出て来る事が少ない状況でしたので、和実ゆいちゃん達にはオイシーナタウンに戻って貰ったんですが」

 

「まさかこんな事態になろうとは思いませんでしたよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第35章 第3部 序 記憶が解放される時編
オイシーナタウンに向かう道中2


「プリキュア!プレシャス・トライアングル!」

 

「オナカイッパーイ」

 

「ごちそうさまでした」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「こんな感じでこれ以降帝都や他の融合世界の内部世界には出て来る事が少ない状況でしたので、和実ゆいちゃん達にはオイシーナタウンに戻って貰ったんですが」

 

「まさかこんな事態になろうとは思いませんでしたよ」

 

「そうだよね、まあ直通ゲートが出来たからいずれ行くとは思ったけど・・・ねえ直哉君私達は大丈夫だよね?」

 

「響さん?もしかして7人世界ベースの融合世界の事を思い出したんですか?」

 

「うん」

 

「直哉さん帝国華撃団花組全員揃いましたわ」

 

「皆さん朝早くから集まっていただきありがとうございます。今回の任務が正式に決まりましたので通達します」

 

「「「「「「「「・・・」」」」」」」」

 

「今回の調停者としての仕事内容は最近この融合世界の内部に突如現れた2つの世界の調査をしてくれとの事でした」

 

「やはりですか?」

 

「はい、マリアさんこの2つの大陸は僕とお姉ちゃんが約2ヶ月前に強制的に参加する事となった異界事変が起きた頃に現れた世界の全貌を把握する事が目的です」

 

「ですけど私達は直哉君とチェリーさんとは違って異界事変の事を知らないんですけど?」

 

「それについては大丈夫ですよ織姫さん」

 

「こんな感じで調査対象のすこやか市で大勢の人を巻き込んだ挙句最後は・・・」

 

 

きゃああ。何あれ怪物ーーーー」

 

GAOON

 

!!

 

「きゃああ怪物が人間を殺したわ皆逃げて――」

 

「ああ、私はここまでのようね。出来る事なら・・・結婚をして見たかったわ」

 

「「「「ギャアアアア死にたくないーーー」」」」

 

そして警察署周辺に現れた降魔によって警察署内にいた帝国華撃団全員が脱出しその後降魔は、帝国華撃団によって全滅させていった。その一部始終を見ていた生き残った警察官達が降魔を倒した帝国華撃団を讃えていた。

 

お墓戦艦では・・・

 

「「何なんだこれは?」」

 

大神と神山がそう言う。

 

「成程これがこちらの融合世界の神の介入の仕方ですか」

 

「「なっこれが融合世界の神の仕業?」」

 

「恐らくですがすこやか市の調査を邪魔をした警察に降魔をぶつけ、たまたま帝国華撃団に倒させる事で警察に帝国華撃団の行動を黙認させる事が目的なのでしょう」

 

「それではあんまりじゃないですか?直哉さん」

 

「ええ、僕もそう思いますがどうやらこちらの融合世界では違うと言う事みたいですね」

 

「確かにこんな感じでオイシーナタウンに行ったら真宮寺直哉君達のような常識が違い過ぎて同じような事になるかも知れませんが、トワさん達はオイシーナタウンに迷惑はかけませんよ」

 

「でももしかしたらイヨさんが・・・するかもしれないし」

 

「ああ、それは・・・絶対ないですよ響さん」

 

「何でそう言い切れるの?」

 

「だって僕達の融合世界は全ての神が管理していた世界が消滅した後に出来た世界だからですよ」

 

「成程」

 

暫くして・・・

 

お墓戦艦は無事にオイシーナタウンに到着したのだった。

 

「「「「「ここがオイシーナタウン?」」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

オイシーナタウンに到着

「「「「「ここがオイシーナタウン」」」」」

 

「見てみて1つの街にかなりの飲食店があるよ」

 

まなつがそう言う。

 

「本当だね」

 

「それより凄いのは、和洋中それぞれのロードがあるから目的のお店に行きやすい」

 

「そうだな」

 

「貴女達わかってるのこれは調査なのよ?」

 

「わかってるよローラ。でも食べたいじゃん」

 

「ああ、成程直哉観光客として調査をして欲しいのね」

 

そう言ってローラ達はオイシーナタウンの食べ歩きと言う名の調査を始めた。

 

その頃のどか達4人は・・・

 

「「「ここがローズマリーさんがいるシェアハウス?」」」

 

「あら、のどか達じゃないどうしたの?」

 

「どうやら部屋にいるみたいですね」

 

「直哉君が言うようにまずは大人のローズマリーさんに言うべきだしね」

 

そしてのどか達はローズマリーのいる部屋に向かった。

 

「久しぶりねどうしてオイシーナタウンに来たの?」

 

ローズマリーがそう言う。

 

「「「実は・・・」」」

 

そしてのどか達がローズマリーに説明をする。

 

「「これはまさか本型のロストロギア?」」

 

「本型のロストロギアなら取集が目的かも知れないラビね」

 

「うんそうだね変身を解除したら本型のロストロギアも動かなくなったしね」

 

「これで直哉の心配事が、現実になるかも知れないラビね」

 

「うん、昔の幼馴染世界の海鳴市で起きた本型のロストロギアは、魔法のみを収集してたって教えてくれたけど、まさか私達の力まで取集対象だなんて・・・」

 

「これも融合世界に過去から来た2人の影響?」

 

のどかが思い出す。

 

「その影響の結果が海鳴市での答えが・・・闇の書の性質の変化ですか?」

 

のどかがトワに聞く。

 

「その通りよのどか。後2つのすこやか市とオイシーナタウンシンフォギア世界そしてミュウミュウ世界とあおぞら市がどういう影響を受けているのか全く分からない状況だから」

 

「成程そういう理由でオイシーナタウンに来たのね」

 

「そうです。トワさんが私達の世界と間接的に繋がりを持つオイシーナタウンにも影響が出てないかを調べてと言われたので」

 

「確かに融合世界を影響下に置くくらいの事案が起きたのだから当たり前ね」

 

「ねえ、この件ゆい達にも言っていいかしら?」

 

「でも本来の戦いをしてるゆいちゃん達を巻き込むわけには・・・」

 

のどかが悩みだす。

 

「確かに本来の世界に戻っているゆい達を巻き込むのは流れを変えてしまう事なのよね?」

 

「そうです」

 

「「これはまさか本型のロストロギア?」」

 

「本型のロストロギアなら取集が目的かも知れないラビね」

 

「うんそうだね変身を解除したら本型のロストロギアも動かなくなったしね」

 

「これで直哉の心配事が、現実になるかも知れないラビね」

 

「うん、昔の幼馴染世界の海鳴市で起きた本型のロストロギアは、魔法のみを収集してたって教えてくれたけど、まさか私達の力まで取集対象だなんて・・・」

 

「これも融合世界に過去から来た2人の影響?」

 

のどかが思い出す。

 

「その影響の結果が海鳴市での答えが・・・闇の書の性質の変化ですか?」

 

のどかがトワに聞く。

 

「その通りよのどか。後2つのすこやか市とオイシーナタウンシンフォギア世界そしてミュウミュウ世界とあおぞら市がどういう影響を受けているのか全く分からない状況だから」

 

「でも、私からしたら大きな改変が現地の敵の強化イベントになっている可能性もあるわよね?」

 

「「「それは・・・」」」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ローズマリーとの話し合い前編

「その影響の結果が海鳴市での答えが・・・闇の書の性質の変化ですか?」

 

のどかがトワに聞く。

 

「その通りよのどか。後2つのすこやか市とオイシーナタウンシンフォギア世界そしてミュウミュウ世界とあおぞら市がどういう影響を受けているのか全く分からない状況だから」

 

「でも、私からしたら大きな改変が現地の敵の強化イベントになっている可能性もあるわよね?」

 

「「「それは・・・」」」

 

「確かにそうですね。私もローズマリーさんの意見が今の私達の懸念している筈ですよ」

 

「それではトワ内部世界はどういう順序で行けばいいです?」

 

「そうねまず、中心世界になったすこやか市とオイシーナタウンの後にもう1つのすこやか市の後にあおぞら市とミュウミュウ世界を調べて」

 

「わかりました。主に3つのプリキュア世界を調べたらいいんですね」

 

「そうね他の世界はイベント的に封印状態だからね」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「そういう意味でプリキュア世界を重視する方向なんですね」

 

「それにオイシーナタウンもそろそろ調査をしておきたいからね」

 

「それに今までのトワならばその世界にとってのイレギュラーが起きてからの介入でしたが、オイシーナタウンやローズマリーさんの様子からでも特に変化は無いように見えますね」

 

「ええ、強いて言えばジェントルーがプリキュアになったくらいね」

 

「「「ええ――」」」

 

のどかとちゆとひなたはローズマリーの説明に驚いていた。

 

「ちょっと待ってジェントルーてあの子だよね」

 

ひなたが思い出す。

 

「どうしょうマリちゃん?」

 

「困ったわこのままだとどちらか一方しか浄化が出来ないわ」

 

「その心配はないラビ」

 

「安心するペン」

 

「岩型のメガビョーゲンは俺達に任せろニャン」

 

!!

 

「なっお前達がどうしてこのフィールド内にいるキュアグレース達」

 

ジェントルが怒りの感情をぶつける。

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

「あれれ、私達貴女と直接会うの初めてなのに?どうして名前を知ってるのかな?」

 

スパークルがジェントルに聞く。

 

「う、それは・・・」

 

「ともかく助かったわ。これで2体纏めての浄化が可能よ」

 

そして互いの浄化技が発動した。

 

「まさかあの子がプリキュアに変身出来るなんて」

 

「あまねはブンドル団によって、ジェントルーにされていたみたいなの」

 

「「「そんな酷い」」」

 

「成程つまり、ブンドル団には普通の人間を幹部に出来るほどのマインドコントロール技術を持っていると言う事ですね?」

 

「ええ、あまねの状況から見てもかなり強力だったわ」

 

「他にこれと言った変化は無かったわね」

 

「そうですか」

 

「それでどうかしら私達の協力については」

 

「それについては現状ローズマリーさんだけと言う事でどうでしょうか?」

 

「「「直哉君」」直哉っち」

 

その時のどか達の持つ通信機から直哉の声が聞こえた。

 

「どういう意味私だけとは?」

 

「ローズマリーさん。今回の件については、極力キュアプレシャス達には秘密裏に動こうと思っています」

 

「それは何故?」

 

「それは・・・これ以上ブンドル団の強化は好ましくないので」

 

直哉がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ローズマリーとの話し合い中編

「それでどうかしら私達の協力については」

 

「それについては現状ローズマリーさんだけと言う事でどうでしょうか?」

 

「「「直哉君」」直哉っち」

 

その時のどか達の持つ通信機から直哉の声が聞こえた。

 

「どういう意味私だけとは?」

 

「ローズマリーさん。今回の件については、極力キュアプレシャス達には秘密裏に動こうと思っています」

 

「それは何故?」

 

「それは・・・これ以上ブンドル団の強化は好ましくないので」

 

直哉がそう言う。

 

「ブンドル団の強化ですってどういう事かしら?」

 

「ローズマリーさん今僕達特殊遊撃部隊に和実ゆいちゃん達を同行させたら・・・」

 

「ちょっと待って今回ヴァン・アークライド達のタイムスリップにはゲネシスが原因なのね」

 

「そうだよ後ヴァン・アークライドの体内にある魔王の因子も関係あるかな」

 

「「どういう事だ」どういう事」

 

「今回タイムスリップして来た3人は元の時代では既に死んでたの。とあるデスゲームによってね。当然彼等の仲間も死んだの同じタイミングで」

 

「まさか魔王の因子がゲネシスを介してヴァン・アークライド達の生存する可能性が高い世界が、特殊遊撃部隊が関与したゼムリア大陸とういう事ね」

 

「そうみたいね」

 

今の状況を作り上げた元凶に取り込まれる可能性があるのでお勧めできません」

 

「ですので現状ローズマリーさんが間に入るのであれば、ローズマリーさんは今の状態では前線で戦う事は無いようですので改変した元凶に興味は持たれないと思うので」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「取り込まれたらオイシーナタウンやクッキングダムにまで悪影響が出るのね」

 

「ええ、どれくらいの規模はその世界で異なるようですので」

 

「ローズマリーさんまずはこちらを見て下さい」

 

直哉がそう言い映像を再生した。

 

「ラビリン用意は良い?」

 

「いつでもいいラビ」

 

「じゃあ行くよ。直哉君の依頼の実験開始するよ」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

のどかがキュアグレースに変身した時はやての部屋の本棚にある一冊の本が、不気味な動きを見せていた。

 

「「これはまさか本型のロストロギア?」」

 

「本型のロストロギアなら取集が目的かも知れないラビね」

 

「うんそうだね変身を解除したら本型のロストロギアも動かなくなったしね」

 

「これで直哉の心配事が、現実になるかも知れないラビね」

 

「うん、昔の幼馴染世界の海鳴市で起きた本型のロストロギアは、魔法のみを収集してたって教えてくれたけど、まさか私達の力まで取集対象だなんて・・・」

 

映像停止・・・

 

「この映像は?」

 

「この映像は歴史改変をされた世界の被害が少ない世界の映像ですが、改変を受けた物は、もうすぐ始まるイベントのキーアイテムなんですよ」

 

「何ですって!!そんな大事な物が改変の影響を受けたのね」

 

「そうなんです。改変の影響は、恐らくですが人やレシピッピにも影響が出てしまう可能性もないとは言い切れません」

 

「成程ね、そういう理由でオイシーナタウン出身ではない私が特殊遊撃部隊と連携する事でオイシーナタウンでの調査や改変の影響をもしゆい達が受けた場合それに対応すればいいのね?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ローズマリーとの話し合い後編

 

「この映像は?」

 

「この映像は歴史改変をされた世界の被害が少ない世界の映像ですが、改変を受けた物は、もうすぐ始まるイベントのキーアイテムなんですよ」

 

「何ですって!!そんな大事な物が改変の影響を受けたのね」

 

「そうなんです。改変の影響は、恐らくですが人やレシピッピにも影響が出てしまう可能性もないとは言い切れません」

 

「成程ね、そういう理由でオイシーナタウン出身ではない私が特殊遊撃部隊と連携する事でオイシーナタウンでの調査や改変の影響をもしゆい達が受けた場合それに対応すればいいのね?」

 

「ええ、そうですお願い出来ますか?」

 

「それは良いけど特殊遊撃部隊が来てるのもいわないほうがいいかしら?」

 

「そうですね基本的には秘密でお願いします」

 

「ただ・・・」

 

「良いわよ。プレシャスレシピッピが2体捕まってるけど何とか、プレシャスだけでも行けそうね」

 

「ジェントルレシピッピを返して貰うよ」

 

「ふん、お前達もう勝った気でいるのか?」

 

「「どういう事よ」」

 

「私は、お前達がこのフィールドを作るのを待っていたのだ。キュアプレシャスに確実に勝つ為に」

 

「行きなさいナノビョーゲン」

 

!!

 

「そ、それは・・・」

 

ジェントルがそう言い放たれたナノビョーゲンに感染された岩が、メガビョーゲンに進化した。

 

「あはは、どうだこのメガビョーゲンを浄化出来るプリキュアはこのフィールドをの中にはいないぞ。どうするプリキュア?」

 

「どうしょうマリちゃん?」

 

「困ったわこのままだとどちらか一方しか浄化が出来ないわ」

 

「その心配はないラビ」

 

「安心するペン」

 

「岩型のメガビョーゲンは俺達に任せろニャン」

 

!!

 

「なっお前達がどうしてこのフィールド内にいるキュアグレース達」

 

「以前のような事があれば迷わず連絡してください」

 

「そういう状況を特殊遊撃部隊が追っている元凶に利用されている可能性があるのね」

 

「はい、あくまでもメガビョーゲンはビョーゲンズが生み出すナノビョーゲンに感染されたものが、メガビョーゲンとなるので」

 

「成程・・・」

 

「良いわよ。プレシャスレシピッピが2体捕まってるけど何とか、プレシャスだけでも行けそうね」

 

「ジェントルレシピッピを返して貰うよ」

 

「ふん、お前達もう勝った気でいるのか?」

 

「「どういう事よ」」

 

「私は、お前達がこのフィールドを作るのを待っていたのだ。キュアプレシャスに確実に勝つ為に」

 

「行きなさいナノビョーゲン」

 

!!

 

「そ、それは・・・」

 

ジェントルがそう言い放たれたナノビョーゲンに感染された岩が、メガビョーゲンに進化した。

 

「あはは、どうだこのメガビョーゲンを浄化出来るプリキュアはこのフィールドをの中にはいないぞ。どうするプリキュア?」

 

「どうしょうマリちゃん?」

 

「あの時はジェントルーがビョーゲンズの役回りをしていたわけね?」

 

「そういう事です。別にその過程をしないとメガビョーゲンに出来ないわけでは無いみたいですけど、そういう事をすればコントロールしやすくなるみたいですね。ビョーゲンズ以外でもメガビョーゲンのコントロールが」

 

「成程ね」

 

暫くして・・・

 

のどか達はローズマリーと別れた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

まなつ達とゆい達の遭遇

のどか達がローズマリーと会っている頃まなつ達はオイシーナタウンにある一軒のラーメン屋を訪れていた。

 

「「「「「美味しいーー」」」」」

 

「そうでしょう家のラーメンは最高だよ」

 

らんがまなつ達に言う。

 

「うんこれは認めるしかないわね」

 

「それにしても貴女達どこから来たの?」

 

「私達はあおぞら市と言う所から来たばかりだよ」

 

「あおぞら市?」

 

「うん」 

 

「でも学校は無いの?今日平日だよ?」

 

「「「「それは学校が創立記念日だから」」」」

 

「なら私達と同じなんだね」

 

「らんちゃん来たよ」

 

「あ、ゆいちゃんとここねちゃんいらっしゃい」

 

「うん、マリちゃんがいないね?」

 

「うん、朝から出かけてるみたいなんだよ」

 

「そうなんだ」

 

ゆい達の話を聞いていたまなつ達は・・・

 

「この子達が私達の後の17番目のプリキュアの3人なんだ」

 

「そうだね直哉さんが言ってたけど17番目のプリキュアは、食のプリキュアだって言ってたけど」

 

「まさにその通りね」

 

「ああ、極め付きが街の名前がオイシーナタウンだからな」

 

「安直な名前だけどね」

 

ピロロンピロロン

 

その時ゆい達の持つ時計が音をなった。

 

「何この音?」

 

「ここねちゃん行こう」

 

「うん、でもマリちゃんがいないしどうしょう?」

 

「でも行かないとレシピッピが危ないよ」

 

そしてゆいとここねが店を出て行った。

 

「どうやらこの世界の敵ブンドル団が出たみたいね」

 

「まなつどうする?私達はオイシーナタウンの調査だけを依頼を受けて来てるけど?」

 

「皆行こう、調査中に敵と遭遇したとして」

 

「良いのねそれで?」

 

「うん」

 

まなつがそう言うとまなつ達も店を出てゆい達を追いかけた。

 

暫くして・・・

 

ウバウゾー出現したゆい達はプリキュアに変身したが、ローズマリー不在の為にデリシャスフィールドを使えないままの状態でウバウゾーとモットウウバウゾーの2体と戦っていた。

 

それを見ていたまなつが・・・

 

「助けよう」

 

「そう言った。

 

「仕方ないわね」

 

「「「了解」」」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「異世界でも今日も元気だ!」

 

「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」」

 

「サマーどうするの敵は2体ともウバウゾー系列だよ」

 

コーラルがそう言う。

 

「ラメール直哉さんに連絡をして恐らくローズマリーさのどかさん達と会ってると思うから」

 

「了解よ」

 

そしてラメールは直哉に連絡をした。

 

「私達はローズマリーさんが来るまで3人のサポートをするよ」

 

「「「了解」」」

 

時を少し戻して・・・

 

ジェントルがそう言い放たれたナノビョーゲンに感染された岩が、メガビョーゲンに進化した。

 

「あはは、どうだこのメガビョーゲンを浄化出来るプリキュアはこのフィールドをの中にはいないぞ。どうするプリキュア?」

 

「どうしょうマリちゃん?」

 

「あの時はジェントルーがビョーゲンズの役回りをしていたわけね?」

 

「そういう事です。別にその過程をしないとメガビョーゲンに出来ないわけでは無いみたいですけど、そういう事をすればコントロールしやすくなるみたいですね。ビョーゲンズ以外でもメガビョーゲンのコントロールが」

 

「成程ね」

 

暫くして・・・

 

その時直哉にラメールからの緊急連絡が来た。

 

「大変ですローズマリーさんたった今2体のウバウゾーが現れその内の1体がウバウゾーの強化版らしいです」

 

「何ですって!!」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2体のウバウゾーの襲来前線

「あの時はジェントルーがビョーゲンズの役回りをしていたわけね?」

 

「そういう事です。別にその過程をしないとメガビョーゲンに出来ないわけでは無いみたいですけど、そういう事をすればコントロールしやすくなるみたいですね。ビョーゲンズ以外でもメガビョーゲンのコントロールが」

 

「成程ね」

 

暫くして・・・

 

その時直哉にラメールからの緊急連絡が来た。

 

「大変ですローズマリーさんたった今2体のウバウゾーが現れその内の1体がウバウゾーの強化版らしいです」

 

「何ですって!!」

 

「そして、ローズマリーさんがこちらにいる為にオイシーナタウンでの戦いになってるそうです」

 

「あ、デリシャスフィールドで戦う事に慣れてるゆいちゃん達にとって現実世界では不利なんじゃ」

 

ひなたがそう言う。

 

「そういう理由でのどかさん達はすみませんが簡易ゲートを使ってローズマリーさんを送った後キュアサマー達と合流して一旦お墓戦艦に戻って来て下さい」

 

「「「了解」」」

 

「わかりましたけど今キュアサマー達はどこに?」

 

「それはここです」

 

そう言って直哉が映像をを繋げた。

 

「まなつどうする?私達はオイシーナタウンの調査だけを依頼を受けて来てるけど?」

 

「皆行こう、調査中に敵と遭遇したとして」

 

「良いのねそれで?」

 

「うん」

 

まなつがそう言うとまなつ達も店を出てゆい達を追いかけた。

 

暫くして・・・

 

ウバウゾー出現したゆい達はプリキュアに変身したが、ローズマリー不在の為にデリシャスフィールドを使えないままの状態でウバウゾーとモットウウバウゾーの2体と戦っていた。

 

それを見ていたまなつが・・・

 

「助けよう」

 

「そう言った。

 

「仕方ないわね」

 

「「「了解」」」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「異世界でも今日も元気だ!」

 

「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」」

 

「サマーどうするの敵は2体ともウバウゾー系列だよ」

 

コーラルがそう言う。

 

「ラメール直哉さんに連絡をして恐らくローズマリーさのどかさん達と会ってると思うから」

 

「了解よ」

 

そしてラメールは直哉に連絡をした。

 

「私達はローズマリーさんが来るまで3人のサポートをするよ」

 

「「「了解」」」

 

映像停止・・・

 

「どうやらキュアサマー達は、キュアプレシャス達のサポート役をするみたいですね。先輩プリキュアとして」

 

「直哉君私達もキュアプレシャス達のサポートしたらいけない?」

 

「のどかさんその言葉の意味わかってますか?今回何故まなつちゃん達をキュアプレシャス達と接触させて、のどかさん達にローズマリーさんに会うようにお願いしたのは・・・」

 

「この映像は歴史改変をされた世界の被害が少ない世界の映像ですが、改変を受けた物は、もうすぐ始まるイベントのキーアイテムなんですよ」

 

「何ですって!!そんな大事な物が改変の影響を受けたのね」

 

「そうなんです。改変の影響は、恐らくですが人やレシピッピにも影響が出てしまう可能性もないとは言い切れません」

 

「成程ね、そういう理由でオイシーナタウン出身ではない私が特殊遊撃部隊と連携する事でオイシーナタウンでの調査や改変の影響をもしゆい達が受けた場合それに対応すればいいのね?」

 

「ええ、そうですお願い出来ますか?」

 

「それは良いけど特殊遊撃部隊が来てるのもいわないほうがいいかしら?」

 

「そうですね基本的には秘密でお願いします」

 

「こういう話だった筈ですが、後輩を助けたくなったのですか?」

 

直哉がのどかに聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2体のウバウゾーの襲来後編

「何ですって!!そんな大事な物が改変の影響を受けたのね」

 

「そうなんです。改変の影響は、恐らくですが人やレシピッピにも影響が出てしまう可能性もないとは言い切れません」

 

「成程ね、そういう理由でオイシーナタウン出身ではない私が特殊遊撃部隊と連携する事でオイシーナタウンでの調査や改変の影響をもしゆい達が受けた場合それに対応すればいいのね?」

 

「ええ、そうですお願い出来ますか?」

 

「それは良いけど特殊遊撃部隊が来てるのもいわないほうがいいかしら?」

 

「そうですね基本的には秘密でお願いします」

 

「こういう話だった筈ですが、後輩を助けたくなったのですか?」

 

直哉がのどかに聞く。

 

「うん直哉君。もう1人の私達からリフレインの事を聞いてね」

 

「成程あの時と似ていますね」

 

直哉がそう言いながら思い出していた。

 

「貴方本当にリフレインなの?」

 

「最初の時にはみせなかったその怪物をよく知っているようだったけど?」

 

「「そう言えばそうだよ」」

 

「フフ、流石だなキュアグレース。だが私は進化したのだよ」

 

「進化したですって」

 

「そうその通りだ、キュアフォンテーヌ私は君達の時間を戻した後にミラクルンが次元の穴を見つけてそこに行こうとした時に私の前に次元の穴から怨霊と言ってもいい魂を私は吸収したのだ」

 

「「ええ――」」

 

「「「やっぱり融合世界の降魔の力とメガビョーゲンの力がリフレインと言う素体に2つの力が融合したんだね」」」したのね」

 

「ほう、お前達はこの力が流れて来た世界の事を知っているようだな」

 

「知ってるけどリフレイン貴方にはその世界には行かせない」

 

!!

 

「成程キュアグレースお前はいや、お前達3人はメガ降魔を見るのは初めてではないのか?」

 

「そうかそう言う事か、キュアグレースお前は異世界に行った事がありそこでメガ降魔と戦った事があるのだな」

 

「「ええ――それ本当なの?グレース」」

 

先輩達がリフレインの話を聞き驚いてグレースに確認する。

 

「ええ、事実です先輩ですので今のメガリフレインにはメガビョーゲンの力も使えるので十分気をつけてください」

 

「「了解」」

 

「でも今回はキュアプレシャス達の本来の敵が相手ですよ。それでも行きたいのですか?」

 

「行きたい」

 

「・・・ちゆさんとひなたさんも同じ気持ちですか?」

 

「ええ」

 

「うん」

 

「・・・わかりました。リフレイン時のメンバーでのみ出撃を許可しますが、あくまでサポート役に徹して下さいね」

 

「「「リフレイン時の人数って」」」

 

「それはキュアアースとラテを除いた、キュアグレース、キュアフォンテーヌとスパークルの3人ですよ」

 

「「「ええ――」」」

 

「ちょっと待ってリフレインて私達3人と2組の先輩プリキュアだよね」

 

「そうですよ総勢13人のプリキュアがリフレインを倒しましたよ」

 

「つまり先輩プリキュア2組は5人いたのねプリキュアが」

 

「そうですよちゆさん」

 

「うへ――そうだったんだ」

 

「どうしますか?その条件で行きますか?のどかさん」

 

「うんそれでも行く」

 

「わかりました」

 

そして直哉は通信を切り、その後のどか達はプリキュアに変身して簡易ゲートを使いローズマリーと共にキュアプレシャス達の元に向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉とエステルの話し合い1

お墓戦艦内部の部屋にて・・・

 

「直哉本当にいいの?のどか達のあれは」

 

「ええ、部隊としては許してはいけないと思いますがね」

 

直哉が思い出す。

 

「・・・ちゆさんとひなたさんも同じ気持ちですか?」

 

「ええ」

 

「うん」

 

「・・・わかりました。リフレイン時のメンバーでのみ出撃を許可しますが、あくまでサポート役に徹して下さいね」

 

「「「リフレイン時の人数って」」」

 

「それはキュアアースとラテを除いた、キュアグレース、キュアフォンテーヌとスパークルの3人ですよ」

 

「「「ええ――」」」

 

「ちょっと待ってリフレインて私達3人と2組の先輩プリキュアだよね」

 

「そうですよ総勢13人のプリキュアがリフレインを倒しましたよ」

 

「つまり先輩プリキュア2組は5人いたのねプリキュアが」

 

「そうですよちゆさん」

 

「うへ――そうだったんだ」

 

「どうしますか?その条件で行きますか?のどかさん」

 

「うんそれでも行く」

 

「わかりました」

 

そして直哉は通信を切り、その後のどか達はプリキュアに変身して簡易ゲートを使いローズマリーと共にキュアプレシャス達の元に向かった。

 

「本当に直哉はのどか達に甘いわよね」

 

「それはじかくしてますよ。家族として役柄もありますが、誓約の影響でのどかさん達には甘くなるのかも知れなせんね」

 

「誓約ねあの影響て確か・・・」

 

エステルが思い出す。

 

「ちょっと待ってください。貴方はキュアグレースさん達の敵ですよね」

 

「ええ、そうよだからすこし痛いけど我慢してね」

 

 

そう言ってシンドイーネは小さい魔力弾を直哉の腹部に当てた。

 

「え、うわああ」

 

「直哉君」

 

グレースが直哉を助けに行こうとしたときグレースにも異変が起きたのだった。

 

「がはっ何で急にお腹に痛みが・・・」

 

「ふーん成る程ならこれならどうかしら」

 

そう言ってシンドイーネは直哉をグレースから700メートル以上離すとグレースの変身が強制解除されたのだった。

 

 

「「ええーー何でラビ」」

 

突然起きた変身解除に驚く二人だった。

 

 

「これもキングビョウゲーン様が言ってた通りね、これがプリキュアと直哉君に対しての制約なのかしらね」

 

「そこまでよシンドイーネ」

 

「成る程、制約の対象はキュアグレースだけのようね」

 

「制約がなんなのか知らないけど再び活動するなら止めるだけよ」

 

「まあいいわ。キングビョーゲン様の依頼はこなしたから。ナノビョウゲーン進化しなさい」

 

そう言ってシンドイーネはナノビョウゲーンをだし源泉の管理する機械にナノビョウゲーンが入りメガビョーゲンとなった。

 

その後シンドイーネは撤退をした。

 

「確かこれよね?」そのせいでのどかは直哉と一緒じゃないといけなくなった」

 

「そうですねそれで僕もプリキュアに変身することとなり・・・」

 

「ええ、それは間違いありませんよ、大神さん」

 

「それにしても直哉その格好は似合うな大神がプリキュアになった映像を見たときより」

 

「「「「「嘘ーーー隊長がこの格好は流石に、直哉さんは隊長より子供体型ですからそこまで私達も違和感はありませんけど」」」」」

 

アイリス以外の隊員はありませんけど大神がプリキュアに一時的になったことに驚いていた。

 

「何だろう?この差は・・・

 

「大神はん。頑張ってや」

 

「紅蘭・・・」

 

「しかしその格好では皆が真面目に話を聞けないと思うからなんとか出来ないか?直哉」

 

「僕も解除したいんですけど。僕の意思では無理なので」

 

そう言ってグレースの方を直哉が見ると、突如直哉の体が光だし、その光が収まると直哉の格好は普通に戻るのだった。

 

「一時は大変でしたがね本当に」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉とエステルの話し合い2

「何だろう?この差は・・・

 

「大神はん。頑張ってや」

 

「紅蘭・・・」

 

「しかしその格好では皆が真面目に話を聞けないと思うからなんとか出来ないか?直哉」

 

「僕も解除したいんですけど。僕の意思では無理なので」

 

そう言ってグレースの方を直哉が見ると、突如直哉の体が光だし、その光が収まると直哉の格好は普通に戻るのだった。

 

「一時は大変でしたがね本当に」

 

「でも真面目な話今の特殊遊撃部隊には疫病神的なヴァン・アークライド達の影響を与える可能性があるわよ」

 

「そこは、理解してますが何とか彼女達の希望も叶えるにはこの案が一番いいと思い折れましたよ」

 

「優しさだけじゃ身を亡ぼす事になるわよ」

 

「確かにゼムリア大陸の敵は災害級や終焉をもたらすイシュメルガや悪魔を崇拝する悪の教団等が存在していますからね、そんなゼムリア大陸に住んでいる人達からすれば、甘いと思われますが基本プリキュア世界にはそこまで酷い敵はいませんか

 

「そうねのどか達の世界でも、基本的に星を病気にする事で結果的に動植物が生きて行く事が出来ずに最終的にそういう結果になるけど」

 

「そうですね人間を直接襲うわけではないですしね」

 

「どちらの方が良いのかしらね?」

 

「人に危機感を覚えさせる為ならゼムリア大陸のような敵の方がいいと思います」

 

「成程ね、逆にプリキュア世界ではプリキュアの正体を隠す必要があるから戦いも人知れずにするのね」

 

「まあ、その辺はそれぞれの世界のルールがあるので僕達はそれに沿ってやっていくしかないんですけどね」

 

「直哉オイシーナタウンへの調査はどうなの?」

 

「そうですね現段階では、ヴァン・アークライドさんの体内にある魔王の因子による改変の影響はほぼ無いみたいですが・・・海鳴市のパターンもあるのでもう少しオイシーナタウンで滞在する必要はあると思います」

 

のどかがキュアグレースに変身した時はやての部屋の本棚にある一冊の本が、不気味な動きを見せていた。

 

「「これはまさか本型のロストロギア?」」

 

「本型のロストロギアなら取集が目的かも知れないラビね」

 

「うんそうだね変身を解除したら本型のロストロギアも動かなくなったしね」

 

「これで直哉の心配事が、現実になるかも知れないラビね」

 

「うん、昔の幼馴染世界の海鳴市で起きた本型のロストロギアは、魔法のみを収集してたって教えてくれたけど、まさか私達の力まで取集対象だなんて・・・」

 

「成程ね大きな改変ではなくてそんな小規模な改変の場合もあるのね」

 

「ええ、ありますが闇の書の改変は海鳴市で起きるイベントでは最重要アイテムなんですけど」

 

「へえ、そうなの?ごめんなさい」

 

「まあ、闇の書もロストロギアの一種ですけどね」

 

「ロストロギアっていろんな形のがあるのね」

 

「ですね時空管理局ですら全てのロストロギアを見つけていないそうなので」

 

「そうなの?」

 

「ええ、飛鳥ちゃん達がそう言ってたので」

 

「ああ、あの2人もミッドチルダで生活してるのだったのよね」

 

「過去の幼馴染世界の紫藤直哉の双子の娘としてですね」

 

「あの子達を最近見てないけど大丈夫なの?」

 

「ああ、それは・・・大丈夫ですですよ。7人世界ベースの融合世界関連で動きを自粛しているだけですし」

 

「成程」

 

暫くして・・・

 

直哉とエステルが話をしていると、のどか達がウバウゾー達を浄化したと連絡が来た。

 

「一体どういう事ですか?」

 

直哉がのどか達に聞いた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第35章 第3部 破 記憶を取り戻したプリキュア編
報告と合流


「あの子達を最近見てないけど大丈夫なの?」

 

「ああ、それは・・・大丈夫ですですよ。7人世界ベースの融合世界関連で動きを自粛しているだけですし」

 

「成程」

 

暫くして・・・

 

直哉とエステルが話をしていると、のどか達がウバウゾー達を浄化したと連絡が来た。

 

「一体どういう事ですか?」

 

直哉がのどか達に聞いた。

 

「つまりこういう事ですか?最初は普通のウバウゾー達が、時間がある程度経ったらメガビョーゲンとヤラネーダの特性が出てグレース達とサマー達が浄化する羽目になったんですね?」

 

「「「そうだよ」」」

 

「そうですか、確認ですがその時にブルー達を見ていませんね?」

 

「「「え、見てないよ」見てないわ」私見たかも・・・」

 

「「ええ――」」

 

のどかの発現に驚くちゆとひなただった。

 

「やはりそういう事ならば以前と同じ事をしたんだと思います」

 

 

「仕方ない浄化技をしてみよう」

 

「ええ―大丈夫?」

 

「仕方ないか」

 

「やってみるか」

 

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア !ミックストロピカル!」」」」

 

サマー達は三式光武型ヤラネーダに浄化技を放った。

 

 

「「よしこれでさくらは助かる」」

 

 

誰もがそう思った時新たな絶望の始まりだった。三式光武型ヤラネーダが姿を変えた。

 

 

メガビョーゲンメガビョーゲン

 

 

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

プリキュア!ミックストロピカルは三式光武の形態変化により完全に無効化され、メガビョーゲンになぅた事により大地が、赤黒く変色していく。

 

「「「「ええ――ヤラネーダがメガビョーゲンになったーー」」」」

 

 

「ああ、成程これがあの時の答えなのね」

 

「ブルー様あのヤラネーダは一体?」

 

「ああ、バトラーか何お前から数個貸してもらった球を俺達の持つ記憶にある奴を、現実に実体化出来るか?あの者に渡して試したんだ。勿論エルダちゃんが使うやり方でも使う事は出来るがな」

 

「成る程記憶の物を具現化ですか、そうなれば実際に戦った者にしか倒せませんな」

 

「嫌それはわからん。あの少年に貸したのはあくまで試験的に作り上げた物であり、別の因子もいれているからな」

 

「別の因子ですか? 」

 

「「「あっそう言えばそうだ」」」

 

「恐らくですがブルー達今回のイベントに介入ををしたんだと思います」

 

「しかしどうして?」

 

「神達の依頼を受けたのでしょう。その為にメガビョーゲンとヤラネーダの特性を出したウバウゾー達にして介入を出来るようにしたのでしょうね。デリシャスフィールドが無い戦いに慣れていないキュアプレシャス達を助ける為かもしれません」

 

「「「成程」」」

 

「確かに私達とまなつちゃん達を本格的に介入をさせるならメガビョーゲンとヤラネーダ要素を出さなければいけない」

 

「だからこそ・・・」

 

「仕方ない浄化技をしてみよう」

 

「ええ―大丈夫?」

 

「仕方ないか」

 

「やってみるか」

 

「ハートカルテットリング!」

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア !ミックストロピカル!」」」」

 

サマー達は三式光武型ヤラネーダに浄化技を放った。

 

 

「「よしこれでさくらは助かる」」

 

 

誰もがそう思った時新たな絶望の始まりだった。三式光武型ヤラネーダが姿を変えた。

 

 

メガビョーゲンメガビョーゲン

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

プリキュア!ミックストロピカルは三式光武の形態変化により完全に無効化され、メガビョーゲンになぅた事により大地が、赤黒く変色していく。

 

「「「「ええ――ヤラネーダがメガビョーゲンになったーー」」」」

 

「あおぞら市で起こしたイベントの再現をしたのね」

 

「恐らくですが」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について16 プリキュア世界の調査について編

誰もがそう思った時新たな絶望の始まりだった。三式光武型ヤラネーダが姿を変えた。

 

メガビョーゲンメガビョーゲン

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

プリキュア!ミックストロピカルは三式光武の形態変化により完全に無効化され、メガビョーゲンになぅた事により大地が、赤黒く変色していく。

 

「「「「ええ――ヤラネーダがメガビョーゲンになったーー」」」」

 

「あおぞら市で起こしたイベントの再現をしたのね」

 

「恐らくですが」

 

「そしてこれからについては・・・」

 

「でも真面目な話今の特殊遊撃部隊には疫病神的なヴァン・アークライド達の影響を与える可能性があるわよ」

 

「そこは、理解してますが何とか彼女達の希望も叶えるにはこの案が一番いいと思い折れましたよ」

 

「優しさだけじゃ身を亡ぼす事になるわよ」

 

「確かにゼムリア大陸の敵は災害級や終焉をもたらすイシュメルガや悪魔を崇拝する悪の教団等が存在していますからね、そんなゼムリア大陸に住んでいる人達からすれば、甘いと思われますが基本プリキュア世界にはそこまで酷い敵はいませんか

 

「そうねのどか達の世界でも、基本的に星を病気にする事で結果的に動植物が生きて行く事が出来ずに最終的にそういう結果になるけど」

 

「そうですね人間を直接襲うわけではないですしね」

 

「どちらの方が良いのかしらね?」

 

「人に危機感を覚えさせる為ならゼムリア大陸のような敵の方がいいと思います」

 

「成程ね、逆にプリキュア世界ではプリキュアの正体を隠す必要があるから戦いも人知れずにするのね」

 

「まあ、その辺はそれぞれの世界のルールがあるので僕達はそれに沿ってやっていくしかないんですけどね」

 

「エステルさんにも言われましたが今回のイベントもそうですがこれからは想定外のそれぞれの敵がパワーアップをすると思って行動をしてください。それに伴い本来のイベントが起きにくくなるかもしれませんが」

 

「起きたとしても海鳴市での様に・・・」

 

「いつでもいいラビ」

 

「じゃあ行くよ。直哉君の依頼の実験開始するよ」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

のどかがキュアグレースに変身した時はやての部屋の本棚にある一冊の本が、不気味な動きを見せていた。

 

「「これはまさか本型のロストロギア?」」

 

「本型のロストロギアなら取集が目的かも知れないラビね」

 

「うんそうだね変身を解除したら本型のロストロギアも動かなくなったしね」

 

「これで直哉の心配事が、現実になるかも知れないラビね」

 

「うん、昔の幼馴染世界の海鳴市で起きた本型のロストロギアは、魔法のみを収集してたって教えてくれたけど、まさか私達の力まで取集対象だなんて・・・」

 

「知らずの内に基本設定を変えると言うパターンもあるようなので、恐らくですが魔王の因子による改変はブルー達が改変を先にしたから発現しなかったとも思えるので」

 

「「「成程」」」

 

「つまりこういう事?魔王の因子による改変は魔王の因子を持つ人と共に行動して改変出来るとしてたら改変をするけど今回のように先にされれば上書き出来ないんだね」

 

「あくまでも海鳴市とオイシーナタウンでの違いですからもう少しオイシーナタウンでの調査が必要ですけどね」

 

直哉がのどか達にそう言う。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

3人への説明とゆい達のその後前編

 

「知らずの内に基本設定を変えると言うパターンもあるようなので、恐らくですが魔王の因子による改変はブルー達が改変を先にしたから発現しなかったとも思えるので」

 

「「「成程」」」

 

「つまりこういう事?魔王の因子による改変は魔王の因子を持つ人と共に行動して改変出来るとしてたら改変をするけど今回のように先にされれば上書き出来ないんだね」

 

「あくまでも海鳴市とオイシーナタウンでの違いですからもう少しオイシーナタウンでの調査が必要ですけどね」

 

直哉がのどか達にそう言う。

 

「「「成程」」」

 

「そしてオイシーナタウンへの調査はまなつちゃん達を継続して貰いますがそのまなつちゃん達はどこにいますか?」

 

「それがここに帰還してないんだよ直哉君」

 

のどかが直哉に言う。

 

その頃まなつ達は・・・

 

「助かったわ私がプレシャス達と合流するまで貴女達がサポートしてくれたおかげで助かったわ」

 

「うん、ありがとうね」

 

「「「「いえいえ当たり前の事をしただけですよ」」」」

 

「そうよ人魚である私が助けてあげたのよ」

 

「「「「「え、人魚」」」」」

 

「何信じてないの?ほら」

 

ポン

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

和実ゆい達はローラが人魚モードになったのを見て驚いていた。

 

「本当に人魚が存在したんだな」

 

「あまねちゃん落ち着いて」

 

「そうよ落ち着くのよ皆。それに貴女もお遊びはやめてね」

 

ローズマリーがそう言う。

 

「へえ、貴方私達の事聞いてるのね」

 

ローラがそう言う。

 

「ええ、一応直哉君から聞いたわ。貴女達がオイシーナタウンに来た理由もね」

 

「つまらないわね知ってる人がいると」

 

「そう言う風に言わないで欲しいわね。さてとデリシャスフィールドを展開するわね」

 

デリシャスフィールド展開後・・・

 

「マリちゃん何でデリシャスフィールドを展開したの?」

 

和実ゆいがマリちゃんに聞く。

 

「それはね・・・じゃあお願い」

「・・・わかりました。皆行こう」

 

「「「「うん」」」」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

 

「ドレス!」

 

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「今日も元気だ!」

 

 

「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」」

 

!!

 

「「「「「「ええ――プリキュアーー」」」」」」

 

「貴女達もブンドル団と戦っているのか?」

 

あまねがサマー達に聞く。

 

「ううん私達の敵は別にいるよ」

 

「そうなのか?」

 

「じゃあ、今回のウバウゾー達の変化したのは貴女達のせいなの?」

 

ここねがサマー達に聞く。

 

「うーん正確には、私達も調査をしないとわからないんだけどね」

 

キュアパパイヤが和実ゆい達に伝える。

 

「なららん達もその調査手伝うよ」

 

「そうだな2チームで調査をすべきだ。それに助けて貰ったお礼をしないと」

 

らんとあまねがそれぞれ言う。

 

「必要ないわ」

 

「何だと!!どういう意味だ?」

 

「言葉通りよこの調査任務には、オイシーナタウンを守るプリキュアの力は必要ないと言ったの」

 

ラメールがそう言う。

 

「「「どうしてそう言うの?」」そんな事を言うのだ」

 

「それは私達の為ですよね・・・どうして私忘れてしまったのかな?皆さんや直哉さんの事を」

 

和実ゆいがそう言う。

 

「・・・やっぱり思い出したのねゆい」

 

「マリちゃん?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

3人への説明とゆい達のその後中編

「言葉通りよこの調査任務には、オイシーナタウンを守るプリキュアの力は必要ないと言ったの」

 

ラメールがそう言う。

 

「「「どうしてそう言うの?」」そんな事を言うのだ」

 

「それは私達の為ですよね・・・どうして私忘れてしまったのかな?皆さんや直哉さんの事を」

 

和実ゆいがそう言う。

 

「・・・やっぱり思い出したのねゆい」

 

「マリちゃん?」

 

「らんとここねには向こうの思い出はほとんどない状態だったからね」

 

「だけどゆいとあまねには、記憶の封印をお願いしたのよ私がね」

 

「「「記憶の封印?」」」

 

ここねとらんとあまねがそう言う。

 

「あまねはジェントルーだった頃と言った方が良いわね」

 

「サマーさん彼から許可は出ているんだよね今回の件に関しては?」

 

「ええ、私達と対面した時に4人に変化があればローズマリーさんの判断で話して構わないとの事です」

 

「そう・・・わかったわ」

 

「皆この映像を見て欲しいの」

 

そう言ってローズマリーが映像を再生する。

 

お祭り会場で調理機材の確認の為にひなたが数枚試験的にパンケーキを焼き、それを唯とコメコメが試食していた。

 

「うーんデリシャススマイル」

 

「ひなたさんとっても美味しいよ」

 

「ありがとうゆいちゃん」

 

「あらそんなに美味しいの?そのパンケーキ」

 

「うんってマリちゃんいたの?」

 

「あら失礼ねトワ達に頼んで送って貰ったのよ。ブンドル団がこのお祭り会場に現れるかも知れないんでしょ?」

 

「ええ、ですがこれはある種の実験なんですよローズマリーさん」

 

「実験?どういう事なの」

 

映像停止・・・

 

「ちょっと待ってゆいとマリちゃんが映ってる場所オイシーナタウンじゃないよね」

 

ここねがそう言う。

 

「ええ――嘘ーー」

 

「流石だねここねちゃんこの映像はすこやか市と言う場所だよ」

 

「「「すこやか市」」」

 

「そうだよさあ映像の続きを見よう」

 

そう言ってゆいが再生させた。

 

 

「500キロカロリーパンチ!!」

 

「ウバ・・・ウゾ」

 

「良いわよ。プレシャスレシピッピが2体捕まってるけど何とか、プレシャスだけでも行けそうね」

 

「ジェントルレシピッピを返して貰うよ」

 

「ふん、お前達もう勝った気でいるのか?」

 

「「どういう事よ」」

 

「私は、お前達がこのフィールドを作るのを待っていたのだ。キュアプレシャスに確実に勝つ為に」

 

「行きなさいナノビョーゲン」

 

!!

 

「そ、それは・・・」

 

ジェントルがそう言い放たれたナノビョーゲンに感染された岩が、メガビョーゲンに進化した。

 

「あはは、どうだこのメガビョーゲンを浄化出来るプリキュアはこのフィールドをの中にはいないぞ。どうするプリキュア?」

 

「どうしょうマリちゃん?」

 

「困ったわこのままだとどちらか一方しか浄化が出来ないわ」

 

「その心配はないラビ」

 

「安心するペン」

 

「岩型のメガビョーゲンは俺達に任せろニャン」

 

!!

 

「なっお前達がどうしてこのフィールド内にいるキュアグレース達」

 

ジェントルが怒りの感情をぶつける。

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

「あれれ、私達貴女と直接会うの初めてなのに?どうして名前を知ってるのかな?」

 

スパークルがジェントルに聞く。

 

「う、それは・・・」

 

「ともかく助かったわ。これで2体纏めての浄化が可能よ」

 

そして互いの浄化技が発動した。

 

「プリキュア!プレシャス・トライアングル!」

 

「オナカイッパーイ」

 

「ごちそうさまでした」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

映像終了・・・

 

「「ええ――また別のプリキュアが出てるーー」」

 

ここねとらんは映像を見て驚いていた。

 

「このシーンは見た事ある私は」

 

あまねもそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

3人への説明とゆい達のその後後編1

 

「「ええ――また別のプリキュアが出てるーー」」

 

ここねとらんは映像を見て驚いていた。

 

「このシーンは見た事ある私は」

 

あまねもそう言う。

 

「そうだよあまねちゃんはジェントルーとして先輩プリキュアと戦った時だもん」

 

「何!!」

 

「「ええ――」」

 

「待ってゆいちゃんそもそもプリキュアは私達だけじゃないの?」

 

らんがゆいに聞く。

 

「ううんらんちゃんそれは違うよ」

 

そしてゆいが話し出す。

 

 

「ええ――プリキュアがいっぱいだーー」

 

「コメコメ」

 

「あ、コメコメおはよう」

 

「コメ」

 

「あの話を続けていいかしら?」

 

「あ、ごめんなさい」

 

「それで貴女の友人のローズマリーさんは、私にこう言ったわ」

 

 

「ローズマリーさん貴女達が特殊遊撃部隊の協力者になる場合本来なら遭遇しない存在とも場合によっては戦う事をお願いするかもしれませんよ」

 

「まあ、どうしても無理ならば、今管理者の神殿にいる仲間と一緒に17番目のプリキュアの世界に戻るまでトワが面倒を見ますが」

 

「ちょっと何言ってんの直哉」

 

トワが直哉の言葉に戸惑う。

「あらそれも良いわね。そそるわねでも私は元の世界に戻るまでは、特殊遊撃部隊の協力者になるわよ」

 

「・・・わかりました。ローズマリーさんよろしくお願いいたします」

 

「ふう、どうやら纏まったわね。直哉数日後に響とまなつ達を連れてシンフォギア世界に行ってくれない?」

 

「この経緯で、ローズマリーは私達の協力者として貴方達の世界へ帰還するまでの間までやってくれるんだけど和実ゆい貴女はどうする?」

 

「え」

 

「勿論この答えによって和実ゆいやコメコメに対する扱いは変わる事は無いから安心して」

 

「あのトワさん協力しないって決めたらどうなるんですか?」

 

「そうね、その時は管理者の神殿にずっと貴女の世界に戻れるまでいて貰う事になるわね」

 

「一応貴女達は要保護者の立場だからね」

 

「要保護者」

 

「そうよ」

 

「これを見て」

 

「その通りですよまなつちゃん」

 

「17番目のプリキュアの世界に関連する人たちは保護対象となるから、臨時隊員になる事を強く勧めたりはしないんだよ」

 

「フーン本当私達とは違うわね」

 

ローラが言う。

 

「貴女達は自分達の意思で融合世界に来た訳ではないのがわかってるから保護対象として自分達の世界に戻る時まで私達が面倒みるわよ」

 

「そうなんですか?それじゃああの大勢のプリキュアに会う事は出来ますか?」

 

「それは無理ね、彼女達のいる場所には彼女達の敵がいるからね」

 

「ええ――そうなんですか?」

 

「ええ、そうよ和実ゆい貴女がいるこの世界が融合世界の中で安全な世界なのよ」

 

「わかりました。トワさん私マリちゃんと一緒に融合世界の為にお手伝いをします」

 

「ゆい良いの?」

 

「うん良いよ。マリちゃんそれに私達の敵ブンドル団も融合世界に来てるかもしれないし、それに私とコメコメを助けてくれたトワさん達にもお礼をしたいしね」

 

「・・・そうね」

 

「最初別世界に来た時にそう説明を受けて協力してたんだよ。ねえマリちゃん?」

 

「そうね基本的にはジェントルーが動いた時だけど」

 

「つまり私とゆいが異世界に最初に跳ばされたからマリちゃんが来たのか?」

 

「そうよ、あまねとゆいとコメコメは同じタイミングで来たけどここねとらんは少し違うタイミングだったわね」

 

ローズマリーが話し出す。

 

「大変よ直哉私達の世界に残して来ていたパムパムとメンメンが見知らぬ女の子と一緒にこの家に現れたわ」

 

「そうですかゆいさんは現れた女の子とは面識があるんですか?」

 

「それは・・・余り無いけど同じ学校の子達です」

 

「わかりました。ゆいさんとローズマリーさん少し落ち着いてくださいね。一応僕は来客中なんですが・・・」

 

「「あ、ごめんなさい」」

 

ああ、俺のことは気にしないで良いぞ」

 

「ありがとうございます。弦十郎さん」

 

「恐らくですが僕達がウバウゾーを見た事による結果と思います」

 

「どういう事?」

 

「思い出して下さい」

 

 

「そうだな連中の監視が緩い時に出しとくべきだな」

 

「可能なら早めにしておくべきと思います」

 

「わかったそうしておこう。後直哉すまないが別の事件も解決してくれないか?」

 

「別の事件ですか?」

 

「ああ、最近帝都の各地にあるレストランで急に料理の味が変わったという苦情が出始めてな」

 

「成程」

 

「わしが調べた範囲でわかった事だが怪盗らしき者が現れた後から料理の味が変わったと言う事だ」

 

「怪盗ですか?」

 

「そうだ」

 

「トワさん」

 

のどかがトワに言う。

 

「そうね、米田一基その怪盗は異世界の存在よ」

 

「「異世界の人間」ですって」

 

トワの言葉に驚く米田とエステルだった。

 

「皆少し長いけどこの映像を見て貰えるかしら?」

 

「僕達がウバウゾーの事を知ったのはこのタイミングですが・・・実際に見たのは」

 

「「ええ――」」

 

「ここねとらんが来たのはこのタイミングだったのよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

3人への説明とゆい達のその後後編2

「そうね、米田一基その怪盗は異世界の存在よ」

 

「「異世界の人間」ですって」

 

トワの言葉に驚く米田とエステルだった。

 

「皆少し長いけどこの映像を見て貰えるかしら?」

 

「僕達がウバウゾーの事を知ったのはこのタイミングですが・・・実際に見たのは」

 

「「ええ――」」

 

「ここねとらんが来たのはこのタイミングだったのよ」

 

「そんな事が起きてたなんて」

 

ここねがそう言う。

 

「話の途中ですけどそろそろ私達行って良いですか?」

 

コーラルがローズマリーに言う。

 

「あ、ごめんなさいそれじゃデリシャスフィールドを解除するわね」

 

デリシャスフィールド解除後・・・

 

キュアサマー達はローズマリーたちと別れお墓戦艦に戻るのだった。

 

その頃直哉達は・・・

 

「やはり記憶が戻りましたか。仕方ありませんね和実ゆいちゃんだけが特殊遊撃部隊との交流期間も長かったからなあ」

 

直哉は思い出す。

「さてと観光しながらゆいさんの日用品を買いましょうか」

 

「え、悪いですよ直哉さん」

 

「気にしないで下さい。ゆいさんこれは特殊遊撃部隊に協力してくれる全員にしてる事なので」

 

「でも・・・」

 

そして直哉が、ゆいの日用品を買う買い物をしていると悲鳴が聞こえた。

 

「きゃああ。降魔ーー」

 

 

「え、何何・・・きゃああ怪物だーー。直哉さんあれは何なんですか?」

 

「あれは、中心世界に存在する降魔と呼ばれる存在です。ゆいさん逃げますよ」

 

「え、直哉さん戦わないんですか?」

 

「ええ、今僕達は何も出来ません。ですが帝都を守る彼女達がいます」

 

「対降魔迎撃部隊の・・・」

 

「「「「「「「「帝国華撃団参上!!」」」」」」」」

 

「え、帝国華撃団何ですかそれ?」

 

「それについては避難してから話しますから避難しますよ」

 

「はい」

 

そしてゆいと直哉は避難をし、その後帝国華撃団の活躍で、降魔は撃退されたのだった。

 

「漸く俺の時間だな。まず軽く降魔出したが、特殊遊撃部隊が出て来ると思っていたが、どうやら帝国華撃団とは別の組織のようだな」

 

「うーんデリシャススマイル」

 

「ひなたさんとっても美味しいよ」

 

「ありがとうゆいちゃん」

 

「あらそんなに美味しいの?そのパンケーキ」

 

「うんってマリちゃんいたの?」

 

「あら失礼ねトワ達に頼んで送って貰ったのよ。ブンドル団がこのお祭り会場に現れるかも知れないんでしょ?」

 

「ええ、ですがこれはある種の実験なんですよローズマリーさん」

 

「実験?どういう事なの」

 

「あんな感じで色々一緒に動いたりしたからなあそりゃ効果薄くなるな」

 

「助かったわ私がプレシャス達と合流するまで貴女達がサポートしてくれたおかげで助かったわ」

 

「うん、ありがとうね」

 

「「「「いえいえ当たり前の事をしただけですよ」」」」

 

「そうよ人魚である私が助けてあげたのよ」

 

「「「「「え、人魚」」」」」

 

「何信じてないの?ほら」

 

ポン

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

和実ゆい達はローラが人魚モードになったのを見て驚いていた。

 

「本当に人魚が存在したんだな」

 

「あまねちゃん落ち着いて」

 

「そうよ落ち着くのよ皆。それに貴女もお遊びはやめてね」

 

ローズマリーがそう言う。

 

「へえ、貴方私達の事聞いてるのね」

 

ローラがそう言う。

 

「ええ、一応直哉君から聞いたわ。貴女達がオイシーナタウンに来た理由もね」

 

「つまらないわね知ってる人がいると」

 

「そう言う風に言わないで欲しいわね。さてとデリシャスフィールドを展開するわね」

 

デリシャスフィールド展開後・・・

 

「マリちゃん何でデリシャスフィールドを展開したの?」

 

和実ゆいがマリちゃんに聞く。

 

「それはね・・・じゃあお願い」

「・・・わかりました。皆行こう」

 

「「「「うん」」」」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

 

「ドレス!」

 

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「今日も元気だ!」

 

 

「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」」

 

!!

 

「「「「「「ええ――プリキュアーー」」」」」」

 

「貴女達もブンドル団と戦っているのか?」

 

あまねがサマー達に聞く。

 

「ううん私達の敵は別にいるよ」

 

「そうなのか?」

 

「じゃあ、今回のウバウゾー達の変化したのは貴女達のせいなの?」

 

ここねがサマー達に聞く。

 

「うーん正確には、私達も調査をしないとわからないんだけどね」

 

キュアパパイヤが和実ゆい達に伝える。

 

「なららん達もその調査手伝うよ」

 

「そうだな2チームで調査をすべきだ。それに助けて貰ったお礼をしないと」

 

らんとあまねがそれぞれ言う。

 

「必要ないわ」

 

「何だと!!どういう意味だ?」

 

「言葉通りよこの調査任務には、オイシーナタウンを守るプリキュアの力は必要ないと言ったの」

 

ラメールがそう言う。

 

「まあ、ローラさんがあんな事を言って焦ったけど良いかな」

 

「さてもう1つの問題に移行しようかな」

 

直哉が呟く。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直通ゲートが存在する理由を考えろ

「さてとこちらの方が難題だな」

 

「タイミング的に改変を受ける前だものな」

 

「このイベントで旧幼馴染世界の分岐世界が出来てその上その世界にまさか融合世界のすこやか市に繋がるゲートが存在するとは思いませんでしたよ」

 

「それで直哉さんこれからどうするんですか?」

 

光が直哉に聞く。

 

「どうしようかな?まさかこんな重要な物が見つけるなんて想定外だったよ」

 

「でもこれは早めに管理者の神殿に報告行くべきと思うよ」

 

「そうですね」

 

そして直哉1人で簡易ゲートを使って管理者の神殿に向かった。

 

「何と17番目のプリキュアの世界から融合世界のすこやか市に繋がる直通ゲートを見つけました」

 

「何ですって――」

 

「そしてオイシーナタウンタウンは旧幼馴染世界にプリキュア世界を作り出したものの僕達が旧幼馴染世界のベース世界に行かないままにいたから・・・」

 

「ちょっと待って今回ヴァン・アークライド達のタイムスリップにはゲネシスが原因なのね」

 

「そうだよ後ヴァン・アークライドの体内にある魔王の因子も関係あるかな」

 

「「どういう事だ」どういう事」

 

「今回タイムスリップして来た3人は元の時代では既に死んでたの。とあるデスゲームによってね。当然彼等の仲間も死んだの同じタイミングで」

 

「まさか魔王の因子がゲネシスを介してヴァン・アークライド達の生存する可能性が高い世界が、特殊遊撃部隊が関与したゼムリア大陸とういう事ね」

 

「そうみたいね」

 

「魔王の因子とゲネシスによって17番目のプリキュアの世界はこちらの融合世界の世界だと認識を変えられたとしても何故あの直通ゲートがまだ存在するのか?」

 

「恐らくですがブルー達今回のイベントに介入ををしたんだと思います」

 

「しかしどうして?」

 

「神達の依頼を受けたのでしょう。その為にメガビョーゲンとヤラネーダの特性を出したウバウゾー達にして介入を出来るようにしたのでしょうね。デリシャスフィールドが無い戦いに慣れていないキュアプレシャス達を助ける為かもしれません」

 

「「「成程」」」

 

「確かに私達とまなつちゃん達を本格的に介入をさせるならメガビョーゲンとヤラネーダ要素を出さなければいけない」

 

「のどかさん達にはああ言ったものの、魔王の因子とゲネシスの改変が旧幼馴染世界ベース世界の融合世界から17番目のプリキュア世界を切り離したとしたら・・・」

 

「普通に考えれば、直通ゲートが消えるのが当たり前と言うか使えなくなると考えるんだけど」

 

「もしかしたら本当にブルー達が別の形の直通ゲートを繋げたのか?だとしてもブルー達がトワやレイ達に伝えている筈だから」

 

「僕達にも連絡がある筈からな。トワが忘れていたとしてもレイが連絡をしないと言う事はないと思うけどな」

 

「まあ、秘密裏にブルー達を動かしたと言う事もあり得そうだけどね。とりあえずこの件もまなつちゃん達が戻ってから直通ゲートがある場所に行くか決めよう」

 

直哉がそう言って考える事をやめたのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ウバウゾーの変化と神達の思惑

管理者の神殿トワの執務室・・・

 

「おーいトワまた干渉依頼したのブルー達に?」

 

「何イヨどういう意味よそれ」

 

そしてイヨが説明する。

 

「恐らくですがブルー達今回のイベントに介入ををしたんだと思います」

 

「しかしどうして?」

 

「神達の依頼を受けたのでしょう。その為にメガビョーゲンとヤラネーダの特性を出したウバウゾー達にして介入を出来るようにしたのでしょうね。デリシャスフィールドが無い戦いに慣れていないキュアプレシャス達を助ける為かもしれません」

 

「「「成程」」」

 

「確かに私達とまなつちゃん達を本格的に介入をさせるならメガビョーゲンとヤラネーダ要素を出さなければいけない」

 

「そう直哉が言ってたからオイシーナタウンを見てたら」

 

「ああ、それは・・・レイが依頼したのよ」

 

「へえ、レイが珍しいね」

 

「そんな事無いわよ。元々17番目のプリキュア関連はレイが最初に見つけたからね」

 

「成程ね」

 

「それは良いとして、イヨ直通ゲートの件調査進んでるの?」

 

「直哉が仮説を立ててるみたいよ見る?」

 

「ええ」

 

 

「魔王の因子とゲネシスによって17番目のプリキュアの世界はこちらの融合世界の世界だと認識を変えられたとしても何故あの直通ゲートがまだ存在するのか?」

 

「恐らくですがブルー達今回のイベントに介入ををしたんだと思います」

 

「しかしどうして?」

 

「神達の依頼を受けたのでしょう。その為にメガビョーゲンとヤラネーダの特性を出したウバウゾー達にして介入を出来るようにしたのでしょうね。デリシャスフィールドが無い戦いに慣れていないキュアプレシャス達を助ける為かもしれません」

 

「「「成程」」」

 

「確かに私達とまなつちゃん達を本格的に介入をさせるならメガビョーゲンとヤラネーダ要素を出さなければいけない」

 

「のどかさん達にはああ言ったものの、魔王の因子とゲネシスの改変が旧幼馴染世界ベース世界の融合世界から17番目のプリキュア世界を切り離したとしたら・・・」

 

「普通に考えれば、直通ゲートが消えるのが当たり前と言うか使えなくなると考えるんだけど」

 

「もしかしたら本当にブルー達が別の形の直通ゲートを繋げたのか?だとしてもブルー達がトワやレイ達に伝えている筈だから」

 

「僕達にも連絡がある筈からな。トワが忘れていたとしてもレイが連絡をしないと言う事はないと思うけどな」

 

「まあ、秘密裏にブルー達を動かしたと言う事もあり得そうだけどね。とりあえずこの件もまなつちゃん達が戻ってから直通ゲートがある場所に行くか決めよう」

 

「成程直哉はレイの介入をした事は気づいてはいるけどレイが連絡を入れてないから疑心暗鬼になっているのね」

 

「何で教えないの?」

 

「レイに考えがあるみたいだからね」

 

「考えが?」

 

「うん現状オイシーナタウンでの調査は一旦終えてもう1つのすこやか市に行っても良いけどね、最近7人世界ベースの融合世界にあの子達行ったわよね」

 

「うんそうだね・・・ってまさかあの直通ゲートを通れば旧幼馴染世界のベース世界の融合世界に行けるか試す気なの?特殊遊撃部隊で」

 

イヨがトワに聞く。

 

「ええ、そうよあくまでも直哉と守護者が行くと判断すればだけどね」

 

「危険じゃないの?行きは良いとしても無事帰れるかわからないわよ」

 

「だからこそ直哉達が行くと言えば行かせるのよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ゆい達の気持ち前編

時を少し戻して・・・

 

「「ええ――」」

 

「ここねとらんが来たのはこのタイミングだったのよ」

 

「そんな事が起きてたなんて」

 

ここねがそう言う。

 

「話の途中ですけどそろそろ私達行って良いですか?」

 

コーラルがローズマリーに言う。

 

「あ、ごめんなさいそれじゃデリシャスフィールドを解除するわね」

 

デリシャスフィールド解除後・・・

 

キュアサマー達はローズマリーたちと別れお墓戦艦に戻るのだった。

 

「まさか私とらんが少し未来から人間だなんて」

 

「そうだね私も驚いたよ」

 

「ゆい大丈夫か?」

 

「あ、あまねちゃん・・・」

 

「私異世界に行った時いっぱいお世話になったからお礼をしたいのにその気持ちは駄目なのかな?」

 

「それは・・・」

 

「ゆいその気持ちは大切にするのよ。だけどもう彼等の事は忘れた方が良いわ。それに彼等の目的は終わってるかもしれないのよ」

 

「そうかも知れないけど私は嫌だ、このまま何も言わないまま別れるのは・・・」

 

「ゆい・・・」

 

「「「確かにあんな事言われたままじゃ嫌だね」」嫌だな」

 

3人がそう言う。

 

「言葉通りよこの調査任務には、オイシーナタウンを守るプリキュアの力は必要ないと言ったの」

 

ラメールがそう言う。

 

「「「どうしてそう言うの?」」そんな事を言うのだ」

 

「それは私達の為ですよね・・・どうして私忘れてしまったのかな?皆さんや直哉さんの事を」

 

和実ゆいがそう言う。

 

「・・・やっぱり思い出したのねゆい」

 

「マリちゃん?」

 

「らんとここねには向こうの思い出はほとんどない状態だったからね」

 

「だけどゆいとあまねには、記憶の封印をお願いしたのよ私がね」

 

「「「記憶の封印?」」」

 

ここねとらんとあまねがそう言う。

 

「あまねはジェントルーだった頃と言った方が良いわね」

 

「サマーさん彼から許可は出ているんだよね今回の件に関しては?」

 

「ええ、私達と対面した時に4人に変化があればローズマリーさんの判断で話して構わないとの事です」

 

「そう・・・わかったわ」

 

「皆この映像を見て欲しいの」

 

そう言ってローズマリーが映像を再生する。

 

お祭り会場で調理機材の確認の為にひなたが数枚試験的にパンケーキを焼き、それを唯とコメコメが試食していた。

 

「うーんデリシャススマイル」

 

「ひなたさんとっても美味しいよ」

 

「ありがとうゆいちゃん」

 

「あらそんなに美味しいの?そのパンケーキ」

 

「うんってマリちゃんいたの?」

 

「あら失礼ねトワ達に頼んで送って貰ったのよ。ブンドル団がこのお祭り会場に現れるかも知れないんでしょ?」

 

「ええ、ですがこれはある種の実験なんですよローズマリーさん」

 

「実験?どういう事なの」

 

映像停止・・・

 

「ちょっと待ってゆいとマリちゃんが映ってる場所オイシーナタウンじゃないよね」

 

ここねがそう言う。

 

「ええ――嘘ーー」

 

「流石だねここねちゃんこの映像はすこやか市と言う場所だよ」

 

「「「すこやか市」」」

 

「大体同じプリキュアでも頭にくるよね」

 

「へっらんちゃんキュアラメールさんは私達の事を思っていってくれたんだけど?」

 

「それでもあれは言い過ぎだよ」

 

「そうね私もそう思うわ」

 

「同感だ」

 

「よーしあの人達に会いに行こう」

 

「「「おおーー」」」

 

そして3人は動きだした。

 

「あ、待ってよ皆」

 

「マリちゃんどうしょう?」

 

「仕方ないわねゆい私達も行くわよ」

 

「うん」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ゆい達の気持ち後編

「それでもあれは言い過ぎだよ」

 

「そうね私もそう思うわ」

 

「同感だ」

 

「よーしあの人達に会いに行こう」

 

「「「おおーー」」」

 

そして3人は動きだした。

 

「あ、待ってよ皆」

 

「マリちゃんどうしょう?」

 

「仕方ないわねゆい私達も行くわよ」

 

「うん」

 

そしてゆいとローズマリーも3人を追いかけながら直哉に連絡を取った。

 

「ああ、そう言う訳でここに3人が来てるんですね?」

 

迷惑をかけてごめんなさい」

 

「いえ、気にしなくて良いですよまなつちゃん達をあそこへ依頼している以上多少の衝突はあると思っていましたから」

 

「そうなの?」

 

「ええ、自分達の街で起きているのに参加ダメと言われたら誰でも嫌な気持ちになりますからね」

 

「でもあれは直哉の意思でしょう?」

 

「違いますよローズマリーさん。あれはローラさんの独断ですよ?」

 

「ええ――あれは独断なのーー」

 

「ええ、恐らくですが・・・」

 

「「「「いえいえ当たり前の事をしただけですよ」」」」

 

「そうよ人魚である私が助けてあげたのよ」

 

「「「「「え、人魚」」」」」

 

「何信じてないの?ほら」

 

ポン

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

和実ゆい達はローラが人魚モードになったのを見て驚いていた。

 

「本当に人魚が存在したんだな」

 

「あまねちゃん落ち着いて」

 

「そうよ落ち着くのよ皆。それに貴女もお遊びはやめてね」

 

ローズマリーがそう言う。

 

「へえ、貴方私達の事聞いてるのね」

 

ローラがそう言う。

 

「ええ、一応直哉君から聞いたわ。貴女達がオイシーナタウンに来た理由もね」

 

「つまらないわね知ってる人がいると」

 

「そう言う風に言わないで欲しいわね。さてとデリシャスフィールドを展開するわね」

 

デリシャスフィールド展開後・・・

 

「マリちゃん何でデリシャスフィールドを展開したの?」

 

和実ゆいがマリちゃんに聞く。

 

「貴女達もブンドル団と戦っているのか?」

 

あまねがサマー達に聞く。

 

「ううん私達の敵は別にいるよ」

 

「そうなのか?」

 

「じゃあ、今回のウバウゾー達の変化したのは貴女達のせいなの?」

 

ここねがサマー達に聞く。

 

「うーん正確には、私達も調査をしないとわからないんだけどね」

 

キュアパパイヤが和実ゆい達に伝える。

 

「なららん達もその調査手伝うよ」

 

「そうだな2チームで調査をすべきだ。それに助けて貰ったお礼をしないと」

 

らんとあまねがそれぞれ言う。

 

「必要ないわ」

 

「何だと!!どういう意味だ?」

 

「言葉通りよこの調査任務には、オイシーナタウンを守るプリキュアの力は必要ないと言ったの」

 

ラメールがそう言う。

 

「「「どうしてそう言うの?」」そんな事を言うのだ」

 

「それは私達の為ですよね・・・どうして私忘れてしまったのかな?皆さんや直哉さんの事を」

 

和実ゆいがそう言う。

 

「恐らくこのやり取りで3人の気持ちを察して文句を言いに来るならよし来なければそれまでと思って言っただけと思いますよ」

 

「成程ね」

 

「そう言う事なのでゆいさんとローズマリーさんはゆっくり来て下さい」

 

「いいの?」

 

「ええ、構いませんよ。3人にもそれなりの時間が必要ですから」

 

「じゃあお願いするわ」

 

そう言ってローズマリーは直哉との通信を切った。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

過去と現在の違い1

 

「恐らくこのやり取りで3人の気持ちを察して文句を言いに来るならよし来なければそれまでと思って言っただけと思いますよ」

 

「成程ね」

 

「そう言う事なのでゆいさんとローズマリーさんはゆっくり来て下さい」

 

「いいの?」

 

「ええ、構いませんよ。3人にもそれなりの時間が必要ですから」

 

「じゃあお願いするわ」

 

そう言ってローズマリーは直哉との通信を切った。

 

「さて互いの想いをぶつける時間は確保したけどどうなってるかな?」

 

「あ、直哉さん」

 

「直哉君ローズマリーとの連絡終わったの?」

 

「光ちゃんと響さん終わりましたよ。とりあえず彼女達のぶつかりをしっかりさせてからじゃないと後に響きますからね」

 

「え、そうなんですか?」

 

光が直哉に聞く。

 

「うん僕達が以前初めて行った時もこんな事があってね・・・」

 

「失礼しますよ」

 

「やばっ」

 

ローラは直哉の声を聞き、慌ててアクアポットの中に隠れる。

 

 

「おやおや賑やかでしたね。少しジュースと海水を持って来たので休憩したらどうですか?」

 

 

「「ありがとうございますって・・・海水」」

 

「ええ、のどかさん達から聞いて、君達二人と人魚が来てると言う事をね」

 

 

「「「ええーー」」」

 

「何で教えるのよのどか?」

 

「あはは、ごめんねこのお兄さんが、さくらさんや私達が所属する所の一番偉い人だからね」

 

「「ええーー」」」

 

「初めまして自分は紫藤直哉と言います。よろしくね。夏海まなつちゃん。涼村さんごちゃん」

 

「「凄い、名前言ってないのに」」

 

「そして、ローラ・アポロドロース・ヒュギーヌス・ラメールさん」

 

 

!!

 

「何で私のフルネームを」

 

「すみませんね、僕の仕事で主要人物の身辺調査をしているので」

 

 

「「成る程、そう言う事ですか」

 

「そうです。お二人には申し訳ないですけど、雨宮さくらさんが助けてもらった人物の事も調べていくとこちらにもプリキュア伝説があると知ってね」

 

「まなつちゃんありがとう助けてくれて」

 

「あったねえ直哉君そんな事が」

 

「ええ、あの時のあおぞら市と今回はすんなり収まるとは思えないんですよ」

 

「どういう事ですか?」

 

「光さん良いですかあおぞら市の場合は新生帝国華撃団と飛鳥ちゃんと薫ちゃんの2人がブルー達によってあおぞら市に連れて行かれたそう言う経緯で干渉しました。僕自身の力の制限を受けながらね」

 

「そしてまなつちゃん達も新生帝国華撃団を助けながら仲間探しをしてたので特殊遊撃部隊の説明を受ける時間がありましたが、17番目のプリキュアに関しては・・・」

 

「この経緯で、ローズマリーは私達の協力者として貴方達の世界へ帰還するまでの間までやってくれるんだけど和実ゆい貴女はどうする?」

 

「え」

 

「勿論この答えによって和実ゆいやコメコメに対する扱いは変わる事は無いから安心して」

 

「あのトワさん協力しないって決めたらどうなるんですか?」

 

「そうね、その時は管理者の神殿にずっと貴女の世界に戻れるまでいて貰う事になるわね」

 

「一応貴女達は要保護者の立場だからね」

 

「要保護者」

 

「そうよ」

 

「貴女達は自分達の意思で融合世界に来た訳ではないのがわかってるから保護対象として自分達の世界に戻る時まで私達が面倒みるわよ」

 

「そうなんですか?それじゃああの大勢のプリキュアに会う事は出来ますか?」

 

「それは無理ね、彼女達のいる場所には彼女達の敵がいるからね」

 

「ええ――そうなんですか?」

 

「ええ、そうよ和実ゆい貴女がいるこの世界が融合世界の中で安全な世界なのよ」

 

「わかりました。トワさん私マリちゃんと一緒に融合世界の為にお手伝いをします」

 

「ゆい良いの?」

 

「うん良いよ。マリちゃんそれに私達の敵ブンドル団も融合世界に来てるかもしれないし、それに私とコメコメを助けてくれたトワさん達にもお礼をしたいしね」

 

「・・・そうね」

 

「こういう説明を受けたのは和実ゆいちゃんとローズマリーさんでしたので」

 

「「ああ、そういえばそうだ」」

 

「ですので僕達はここねさんとらんさんがきても話をしなかったんですよ」

 

「何故なら・・・」

 

「大変よ直哉私達の世界に残して来ていたパムパムとメンメンが見知らぬ女の子と一緒にこの家に現れたわ」

 

「そうですかゆいさんは現れた女の子とは面識があるんですか?」

 

「それは・・・余り無いけど同じ学校の子達です」

 

「わかりました。ゆいさんとローズマリーさん少し落ち着いてくださいね。一応僕は来客中なんですが・・・」

 

「「あ、ごめんなさい」」

 

「でもどうして、マリちゃんが置いて来たエナジー妖精が融合世界に来たの?私の通っている2人をと共に?」

 

「それについては2つの可能性があります。まず1つ目は・・・」

 

「それは俺達が融合世界に来た時の座標を融合世界に使われたのだろう?」

 

「ええ、その可能性が高いと思います」

 

「そしてそれぞれのエナジー妖精とゆいさんの学校の女の子達が融合世界に来たのは・・・そこにいる2人がプリキュアになってしまったからだと思います」

 

「「ええーー」何ですって」

 

直哉の説明に驚くゆいとローズマリーだった。

 

「あの時ここねさんとらんさんはゆいさんnお友人と言ってましたがあくまでプリキュアとしての友人ではない感じがしたので」

 

「「成程」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

過去と現在の違い2

「でもどうして、マリちゃんが置いて来たエナジー妖精が融合世界に来たの?私の通っている2人をと共に?」

 

「それについては2つの可能性があります。まず1つ目は・・・」

 

「それは俺達が融合世界に来た時の座標を融合世界に使われたのだろう?」

 

「ええ、その可能性が高いと思います」

 

「そしてそれぞれのエナジー妖精とゆいさんの学校の女の子達が融合世界に来たのは・・・そこにいる2人がプリキュアになってしまったからだと思います」

 

「「ええーー」何ですって」

 

直哉の説明に驚くゆいとローズマリーだった。

 

「あの時ここねさんとらんさんはゆいさんnお友人と言ってましたがあくまでプリキュアとしての友人ではない感じがしたので」

 

「「成程」」

 

「つまり直哉君はここねさんとらんさん達は特殊遊撃部隊に関 わるのはやめた方が良いと思ってる?」

 

「いえ、そう言う訳ではありませんちゃんと考えた答えでならローラさんが否定はしなかったでしょうしね」

 

「興味で手伝いたいもしくは自分達ならやれると過信していたからとかですか?」

 

光が直哉に聞く。

 

「恐らくですがローラさんが3人の意見を否定したのはプリキュアである自信が出て過ぎているからだと思います」

 

「「どういう事?」どういう事ですか?」

 

「つまりですね光さんは魔法騎士として自信がついて自分の力を過信してピンチになったりした事ありませんか?」

 

「「ああ、そういう事ならあります」」

 

「もしウバウゾー達関連でそう言うイベントを終えているのなら問題はないのですが、そう言う経験が無いと判断したのでしょう」

 

「でもそろそろ行かないとやばくない?直哉君」

 

響がそう言う。

 

「それはそうなのですがここは、プリキュアチームで話して貰いましょう」

 

「直哉君逃げたね」

 

「逃げてませんよ。時間を無駄にしたくないだけですよ」

 

そう言って直哉が思い出しながら話す。

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

「「「「「・・・ええ――直哉さんがプリキュアの武器の中に――入った―――」」」」というか男なのにプリキュアに変身したですってーー」

 

「これがアースさんが言った5人目の正体です」

 

「「「「ちょっとどういう事ですか?詳しく教えてください」」」」

 

「ええ――見せたら満足しないの?」

 

「「「「「出来るわけ無いですよ」」」」出来るわけないわよ」

 

「ほら、直哉君見せない方が良かったよ」

 

「ああ、それは・・・確かに話が止まってたね」

 

「そういう事もありまずはプリキュアの当事者及び第三者と役割が出来ますしね」

 

「「成程」」

 

「でも直哉さん的にはどうするのか決めてるんですか?」

 

光が直哉に聞く。

 

「一応方向性の提示はするつもりだよ。でも第三者役割ののどかさん達が動かない以上は、僕の出番はないんだよね。少なくともローラとここねさんとらんさんの言い合いがある程度終わらない事にはね」

 

「「確かに」」

 

その頃プリキュア達は・・・

 

「もういい加減私達の事認めてよ」

 

「そうだ、それにオイシーナタウンでの調査するなら協力してやればいいじゃないか?」

 

「そういう事に拘っている時点で駄目なのよ」

 

「どういう事?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

プリキュア達の話し合い

その頃プリキュア達は・・・

 

「もういい加減私達の事認めてよ」

 

「そうだ、それにオイシーナタウンでの調査するなら協力してやればいいじゃないか?」

 

「そういう事に拘っている時点で駄目なのよ」

 

「どういう事?」

 

「良い本来なら私達は出会う筈のない出会いをしたのはわかってるわね」

 

「ああ、それは・・・わかってるだからこそ手伝いたいんだ」

 

「へえ、あまねて言ってったわね」

 

「ああ」

 

「貴女一時的にとは言え、敵として私達がお世話になっている世界に襲撃してたわよね」

 

「それは・・・」

 

「まあ、その辺の問題は17番目のプリキュア達に任せるけど・・・」

 

 

「良いわよ。プレシャスレシピッピが2体捕まってるけど何とか、プレシャスだけでも行けそうね」

 

「ジェントルレシピッピを返して貰うよ」

 

「ふん、お前達もう勝った気でいるのか?」

 

「「どういう事よ」」

 

「私は、お前達がこのフィールドを作るのを待っていたのだ。キュアプレシャスに確実に勝つ為に」

 

「行きなさいナノビョーゲン」

 

!!

 

「そ、それは・・・」

 

ジェントルがそう言い放たれたナノビョーゲンに感染された岩が、メガビョーゲンに進化した。

 

「あはは、どうだこのメガビョーゲンを浄化出来るプリキュアはこのフィールドをの中にはいないぞ。どうするプリキュア?」

 

「どうしょうマリちゃん?」

 

「困ったわこのままだとどちらか一方しか浄化が出来ないわ」

 

「その心配はないラビ」

 

「安心するペン」

 

「岩型のメガビョーゲンは俺達に任せろニャン」

 

!!

 

「なっお前達がどうしてこのフィールド内にいるキュアグレース達」

 

ジェントルが怒りの感情をぶつける。

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

「あれれ、私達貴女と直接会うの初めてなのに?どうして名前を知ってるのかな?」

 

スパークルがジェントルに聞く。

 

「う、それは・・・」

 

「あまね貴女がジェントルー時代にナノビョーゲンを使った事自体世界のバランスを乱す行為行為なのよ」

 

「本来すこやか市にはレシピッピは存在していなかったのにあれ以降レシピッピが存在するようになったのよ」

 

「ええ――別にいいじゃんいい事じゃん」

 

「すこやか市にとっては迷惑な事よ」

 

「別に私達には関係ないもん知らない街については」

 

「らん言い過ぎよ」

 

そうだジェントルー時代の私が原因だがその言い方は駄目だ」

 

「だって私達が悪いわけじゃないのに怒られなきゃいけないの」

 

らんが不満を漏らす。

 

その頃直哉達は・・・

 

「うんこれはまずいかもしれませんね」

 

「そうだねらんさんの他の街について関係ないは流石にまずいかな」

 

「現に帝都やすこやか市に被害が出たケースもあってゆいちゃんとローズマリーさんが動いて解決したケースもあるのに」

 

「でも響さんその事実を彼女達に言っても無理なんじゃ」

 

「そうなんだよね光ちゃん。彼女達は敵だったりまだ融合世界に来る前の出来事だから」

 

「確かにそうですね。まなつちゃん達みたいなパターンなら良いのですが説明が楽なので」

 

「それに、どうやら和実ゆいちゃん自身も戸惑っているみたいですね」

 

「ここねさんとらんさんがゆいちゃんとローズマリーさんがこちらに来たタイミングが違うので何でこの2人フランクなの?と思ってるみたいですね」

 

「必要ないわ」

 

「何だと!!どういう意味だ?」

 

「言葉通りよこの調査任務には、オイシーナタウンを守るプリキュアの力は必要ないと言ったの」

 

ラメールがそう言う。

 

「「「どうしてそう言うの?」」そんな事を言うのだ」

 

「それは私達の為ですよね・・・どうして私忘れてしまったのかな?皆さんや直哉さんの事を」

 

和実ゆいがそう言う。

 

「「成程」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉修羅場に突入する前編

「それに、どうやら和実ゆいちゃん自身も戸惑っているみたいですね」

 

「ここねさんとらんさんがゆいちゃんとローズマリーさんがこちらに来たタイミングが違うので何でこの2人フランクなの?と思ってるみたいですね」

 

「必要ないわ」

 

「何だと!!どういう意味だ?」

 

「言葉通りよこの調査任務には、オイシーナタウンを守るプリキュアの力は必要ないと言ったの」

 

ラメールがそう言う。

 

「「「どうしてそう言うの?」」そんな事を言うのだ」

 

「それは私達の為ですよね・・・どうして私忘れてしまったのかな?皆さんや直哉さんの事を」

 

和実ゆいがそう言う。

 

「「成程」」

 

「それにどうやら僕自身が行かないといけないかも知れませんね」

 

「ああ、なんかのどかちゃん達まで不機嫌になってるね」

 

「ああ、それは・・・」

 

「あれれ、私達貴女と直接会うの初めてなのに?どうして名前を知ってるのかな?」

 

スパークルがジェントルに聞く。

 

「う、それは・・・」

 

「あまね貴女がジェントルー時代にナノビョーゲンを使った事自体世界のバランスを乱す行為行為なのよ」

 

「本来すこやか市にはレシピッピは存在していなかったのにあれ以降レシピッピが存在するようになったのよ」

 

「ええ――別にいいじゃんいい事じゃん」

 

「すこやか市にとっては迷惑な事よ」

 

「別に私達には関係ないもん知らない街については」

 

「らん言い過ぎよ」

 

そうだジェントルー時代の私が原因だがその言い方は駄目だ」

 

「だって私達が悪いわけじゃないのに怒られなきゃいけないの」

 

らんが不満を漏らす。

 

「らんさんにとっては悪気が無くともすこやか市にレシピッピが生まれた以上は食のプリキュア達の役目を放棄したと見られますし」

 

「「成程」」

 

「本来なららんさんの考えは否定されない筈ですが・・・」

 

「融合世界と言う世界に関わったから否定されてしまう」

 

「そうです。それに加え17番目のプリキュア世界がどうして融合世界と関わったのかそこも不明なので」

 

「あ、そっかまなつちゃん達の場合はちゃんとした介入理由があったし原作世界のキュアグレース達の場合は・・・」

 

「ほう、霊力バリアを霊力で相殺させたか、キュアグレースよ」

 

 

 

「ワイズマン。これで貴方のメガビョーゲンは通常のメガビョーゲンだよ。まだ何かするの?」

 

 

「いや今回の実験はすでに終わっているので、これで失礼するよ。だがこの世界は私達の事を認識してしまったからこれからが楽しみだなキュアグレースよ」

 

 

「そう言ってワイズマンは消えた。

 

 

「相変わらず逃げ足は速いラビ」

 

 

「そうだね。ワイズマンもこの世界から消えたみたいだし、私達も元の世界に戻ろうか」

 

 

「わかったラビ」

 

「ちょっと待って貴女は私なの?」

 

「そうだよ。私はワイズマンが言ったように並行世界世界から来たんだよワイズマンを追ってね」

 

「「「並行世界だって――ラビ」ペン」「ニャン

 

「それに、グレースの服が違うペン」

 

「本当だなラビリンなら同じはずなのにニャン」

 

「それよりメガビョーゲンの浄化するラビよ」

 

融合世界のラビリンが原作世界のキュアグレースに言う。

 

「え、貴女が浄化したんじゃ・・・」

 

「あの技はワイズマンが作ったメガビョーゲンの能力を無力化しただけラビ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「早くメガビョーゲンを浄化するラビ」

 

「あのまた会えますか」

 

「近いうちに会えるかもね」

 

そう言って融合世界のキュアグレースは融合世界の獅童光が眠る場所に戻った。

 

「そうですね今までのプリキュア世界の場合はこちら側の敵がちょっかいを出したのを解決すると言うパターンでしたしね」

 

「さてと僕が行っても変わらないと思いますが行きますねある種の地獄へ」

 

「「うん行ってらっしゃい」」

 

そして直哉は別室にいるプリキュア達の元に向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉修羅場に突入する後編

「あまね貴女がジェントルー時代にナノビョーゲンを使った事自体世界のバランスを乱す行為行為なのよ」

 

「本来すこやか市にはレシピッピは存在していなかったのにあれ以降レシピッピが存在するようになったのよ」

 

「ええ――別にいいじゃんいい事じゃん」

 

「すこやか市にとっては迷惑な事よ」

 

「別に私達には関係ないもん知らない街については」

 

「らん言い過ぎよ」

 

そうだジェントルー時代の私が原因だがその言い方は駄目だ」

 

「だって私達が悪いわけじゃないのに怒られなきゃいけないの」

 

らんが不満を漏らす。

 

「はいはいとりあえず休憩時間ですよ皆」

 

「「「え、貴方は誰?」」」

 

「僕は今都合上本名は教えられないんだけど皆からは特殊遊撃部隊の司令と呼ばれたりしているよ」

 

「「「ええ――貴方が特殊遊撃部隊の司令官さん」

 

「え、直哉さんだよねあれ?」

 

「うん多分年齢を変えておじさんになってるんだと思う」

 

「ああ、そうだろうなそして名前を教えていないから何か考えがあるんだろうな」

 

まなつとみのりとあすかがそう言う。

 

「それで皆さんはここでも揉めてたんですね」

 

「「すみません」」

 

「らん達悪くないもん」

 

「ええ、皆さんは悪くありませんが貴女達が特殊遊撃部隊の仕事をした瞬間から貴女達が大切にしている家族の記憶が消えますけど良いんですね?」

 

「「「なっそんな」」」

 

「そのリスクを貴女達が背負えますか?」

 

「じゃあ私達が手伝えば家族は私達を忘れるんですか?」

 

「そう言う事です。世界のバランスを保つ為です」

 

「特殊遊撃部隊は、異邦人の集まりですのでね、今回の調査にしても貴女達との背lt食は予定のないイレギュラーだったんですよ」

 

「じゃあゆいちゃんはゆいちゃんはよくて私達は駄目なの?」

 

「ああ、それは・・・ゆいさんの場合は自分の上司が許可を出したので」

 

「貴女達は自分達の意思で融合世界に来た訳ではないのがわかってるから保護対象として自分達の世界に戻る時まで私達が面倒みるわよ」

 

「そうなんですか?それじゃああの大勢のプリキュアに会う事は出来ますか?」

 

「それは無理ね、彼女達のいる場所には彼女達の敵がいるからね」

 

「ええ――そうなんですか?」

 

「ええ、そうよ和実ゆい貴女がいるこの世界が融合世界の中で安全な世界なのよ」

 

「わかりました。トワさん私マリちゃんと一緒に融合世界の為にお手伝いをします」

 

「ゆい良いの?」

 

「うん良いよ。マリちゃんそれに私達の敵ブンドル団も融合世界に来てるかもしれないし、それに私とコメコメを助けてくれたトワさん達にもお礼をしたいしね」

 

「・・・そうね」

 

「そう言う訳でして私とマリちゃんはトワさん達のお仕事を手伝います」

 

「・・・和実ゆいそれが貴女達17番目のプリキュアの世界の総意で良いのね?」

 

「「「はい」」コメ」

 

「わかったわ・・・レイ直哉達はどうしてる?」

 

「そう言う理由で手伝う事になったので、オイシーナタウンに戻るまで手伝って貰いオイシーナタウンに戻る時には、ゆいさんには記憶の封印をしたのですが、すでに解けたようですね」

 

「まあ、ゆいさんの件はお互いの了解を元にした事ですが貴女達3人の場合は違いますよね?」

 

「「「それは・・・」」」

 

「先程も言いましたが、今の生活を捨てる事が出来るのなら特殊遊撃部隊の仕事を手伝って構いませんよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

3人の選択

「そう言う訳でして私とマリちゃんはトワさん達のお仕事を手伝います」

 

「・・・和実ゆいそれが貴女達17番目のプリキュアの世界の総意で良いのね?」

 

「「「はい」」コメ」

 

「わかったわ・・・レイ直哉達はどうしてる?」

 

「そう言う理由で手伝う事になったので、オイシーナタウンに戻るまで手伝って貰いオイシーナタウンに戻る時には、ゆいさんには記憶の封印をしたのですが、すでに解けたようですね」

 

「まあ、ゆいさんの件はお互いの了解を元にした事ですが貴女達3人の場合は違いますよね?」

 

「「「それは・・・」」」

 

「先程も言いましたが、今の生活を捨てる事が出来るのなら特殊遊撃部隊の仕事を手伝って構いませんよ」

 

「「「すみません今の生活を捨てる事は来ません」」」

 

「そうでしょうね皆さんならそう答えると思ってましたよ」

 

「「「え」」」

 

「とりあえず今の生活を捨てる事を選べなかったので3人にはすみませんが邪魔はしないで貰えますね」

 

「「「はい」」」

 

「まもなくゆいさんとローズマリーさんがこちらに来るので、それまでゆっくりしてて下さいね」

 

「他の人達に伝えますが、特殊遊撃部隊は次の目的地にもうすぐ出発するので準備をしておいてくださいね」

 

直哉がその場にいる全員に伝える。

 

「それでは自分は行きますね」

 

直哉はそう言い部屋御出るとちょうどお墓戦艦に着いたゆいとローズマリーがいた。

 

「あ、直哉さんここねちゃん達は?」

 

「あ、ゆいさんとローズマリーさん今3人の為の説明は終わりましたよ」

 

「そうそれで彼女達の答えは?・・・」

 

「まあ、ゆいさんの件はお互いの了解を元にした事ですが貴女達3人の場合は違いますよね?」

 

「「「それは・・・」」」

 

「先程も言いましたが、今の生活を捨てる事が出来るのなら特殊遊撃部隊の仕事を手伝って構いませんよ」

 

「「「すみません今の生活を捨てる事は来ません」」」

 

「そうでしょうね皆さんならそう答えると思ってましたよ」

 

「「「え」」」

 

「とりあえず今の生活を捨てる事を選べなかったので3人にはすみませんが邪魔はしないで貰えますね」

 

「「「はい」」」

 

「まもなくゆいさんとローズマリーさんがこちらに来るので、それまでゆっくりしてて下さいね」

 

「他の人達に伝えますが、特殊遊撃部隊は次の目的地にもうすぐ出発するので準備をしておいてくださいね」

 

直哉がその場にいる全員に伝える。

 

「一応こういう答えになる様に調整をしましたけど良いんですね?」

 

「ありがとう助かったわ。あの3人にはまだ早いものね私やゆいみたいに融合世界の仕事を実際に見てないからプリキュアの延長と考えるのは危険だものね」

 

「そうですけど余り時間がないかも知れませんね」

 

「2体のウバウゾー達が、メガビョーゲンとヤラネーダに変異した事ね」

 

「あ、あれってどうしてそうなったんです?」

 

「ああ、それは・・・融合世界の神達がキュアサマー達をゆいさん達に安心して接触させる為に依頼を出したみたいですよ」

 

「ええ――じゃああれトワさん達の仕業なんですか?」

 

「簡単に言えばそうですね。でもオイシーナタウンに最低限の干渉に抑える為にああいう形を取ったみたいですね。今回のはメガビョーゲンとヤラネーダと言う存在がいる事と実際にオイシーナタウンに侵略目的で来るかも知れないので」

 

「成程ね」

 

融合世界のすこやか市に、オイシーナタウンに繋がる直通ゲートがある以上はそう言う事態が起きても不思議ではないですから」

 

「「確かに」」

 

「そう言う仕込みの段階ではゆいさんとコメコメとローズマリーさんにしか伝えていない状態だったですしね」

 

「その結果が3人の不満を爆発させてしまったと言う所でしょうね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第35章 第4部 事実と残りの依頼の調査へ編
和実ゆい達の今後について


「ああ、それは・・・融合世界の神達がキュアサマー達をゆいさん達に安心して接触させる為に依頼を出したみたいですよ」

 

「ええ――じゃああれトワさん達の仕業なんですか?」

 

「簡単に言えばそうですね。でもオイシーナタウンに最低限の干渉に抑える為にああいう形を取ったみたいですね。今回のはメガビョーゲンとヤラネーダと言う存在がいる事と実際にオイシーナタウンに侵略目的で来るかも知れないので」

 

「成程ね」

 

融合世界のすこやか市に、オイシーナタウンに繋がる直通ゲートがある以上はそう言う事態が起きても不思議ではないですから」

 

「「確かに」」

 

「そう言う仕込みの段階ではゆいさんとコメコメとローズマリーさんにしか伝えていない状態だったですしね」

 

「その結果が3人の不満を爆発させてしまったと言う所でしょうね」

 

「でもこれからどうするの?」

 

「確かゆいの記憶を封印した理由は3人の違和感を消す為よね」

 

「ええ、そうですねそれと同時にここねさんとらんさんの事実を知らせない為ですね」

 

「でもどうして、マリちゃんが置いて来たエナジー妖精が融合世界に来たの?私の通っている2人をと共に?」

 

「それについては2つの可能性があります。まず1つ目は・・・」

 

「それは俺達が融合世界に来た時の座標を融合世界に使われたのだろう?」

 

「ええ、その可能性が高いと思います」

 

「そしてそれぞれのエナジー妖精とゆいさんの学校の女の子達が融合世界に来たのは・・・そこにいる2人がプリキュアになってしまったからだと思います」

 

「「ええーー」何ですって」

 

「あの時僕は違和感を感じたんですよ」

 

「「違和感を?」」

 

「はい、過去ののどかさん達以降のプリキュアの歴史を調べていて気がついたのですが」

 

「大体敵の侵攻と同時にプリキュアの覚醒が起きてその敵達と戦う感じなのですが、失礼ですがオイシーナタウンの歴史を調べたらローズマリーさんと同じクッキングダムでしたかそこから数人がオイシーナタウンに来てるような記録がありましたよ」

 

「それも十数年前に」

 

「何ですって!!」

 

「もしこの事実が本当だとしたら・・・クッキングダムは異世界がある事を知りつつ秘密にしていたと言う事ですよね」

 

「そうね、良いように考えれば無用の接触を避ける為だと言われると言われそうね」

 

「でも過去にクッキングダムの人がオイシーナタウンに来ている以上その辺の調査は、ローズマリーさんに任せますね」

 

「了解よ」

 

「それでは僕達は・・・」

 

「とりあえず今の生活を捨てる事を選べなかったので3人にはすみませんが邪魔はしないで貰えますね」

 

「「「はい」」」

 

「まもなくゆいさんとローズマリーさんがこちらに来るので、それまでゆっくりしてて下さいね」

 

「他の人達に伝えますが、特殊遊撃部隊は次の目的地にもうすぐ出発するので準備をしておいてくださいね」

 

直哉がその場にいる全員に伝える。

 

「それでは自分は行きますね」

 

「予定通りそれぞれのプリキュアの世界に行きますので」

 

「わかったわこちらは任せて」

 

「直哉さん私も行きたいです」

 

「ゆい・・・」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

和実ゆい達の希望と感じた違和感の正体

「他の人達に伝えますが、特殊遊撃部隊は次の目的地にもうすぐ出発するので準備をしておいてくださいね」

 

直哉がその場にいる全員に伝える。

 

「それでは自分は行きますね」

 

「予定通りそれぞれのプリキュアの世界に行きますので」

 

「わかったわこちらは任せて」

 

「直哉さん私も行きたいです」

 

「ゆい・・・」

 

「ゆいさん貴女がその希望を出すだろうと思っていましたがそれを特殊遊撃部隊が受けた場合の影響を考えて見て下さい」

 

「影響を・・・あ、そうかここで私の希望を受けたら・・・」

 

「もういい加減私達の事認めてよ」

 

「そうだ、それにオイシーナタウンでの調査するなら協力してやればいいじゃないか?」

 

「そういう事に拘っている時点で駄目なのよ」

 

「どういう事?」

 

「良い本来なら私達は出会う筈のない出会いをしたのはわかってるわね」

 

「ああ、それは・・・わかってるだからこそ手伝いたいんだ」

 

「へえ、あまねて言ってったわね」

 

「ああ」

 

「貴女一時的にとは言え、敵として私達がお世話になっている世界に襲撃してたわよね」

 

「それは・・・」

 

「まあ、その辺の問題は17番目のプリキュア達に任せるけど・・・」

 

「あの時のように不満がいろんな意味で飛び火するから?」

 

「そうですですので、ゆいさんとコメコメだけを連れて行くわけには・・・」

 

「それにオイシーナタウンに戻れたんですからブンドル団だけに集中して下さい」

 

「僕達の事ならローズマリーさんに連絡係を頼んでいるので」

 

「それでも嫌です。直哉さん確かに直哉さんの言う通りにすればオイシーナタウンにとっては良い事かも知れませんけど私とマリちゃんにとっては、このオイシーナタウンは偽物なんです」

 

「え、それは本当ですか2人共?」

 

「ええ、本当よ」

 

「そしてそれぞれのエナジー妖精とゆいさんの学校の女の子達が融合世界に来たのは・・・そこにいる2人がプリキュアになってしまったからだと思います」

 

「「ええーー」何ですって」

 

「あの時僕は違和感を感じたんですよ」

 

「「違和感を?」」

 

「はい、過去ののどかさん達以降のプリキュアの歴史を調べていて気がついたのですが」

 

「大体敵の侵攻と同時にプリキュアの覚醒が起きてその敵達と戦う感じなのですが、失礼ですがオイシーナタウンの歴史を調べたらローズマリーさんと同じクッキングダムでしたかそこから数人がオイシーナタウンに来てるような記録がありましたよ」

 

「それも十数年前に」

 

「何ですって!!」

 

「もしこの事実が本当だとしたら・・・クッキングダムは異世界がある事を知りつつ秘密にしていたと言う事ですよね」

 

「そうね、良いように考えれば無用の接触を避ける為だと言われると言われそうね」

 

「でも過去にクッキングダムの人がオイシーナタウンに来ている以上その辺の調査は、ローズマリーさんに任せますね」

 

「了解よ」

 

「先程直哉が説明をしてくれたクッキングダムからの来訪者の記録では20年前なのよ」

 

「ええ――それでは僕が調べた調査は嘘と言う事ですか?」

 

「いえ、違うわね恐らく、融合世界のすこやか市ともう1つのすこやか市と同じなのかも知れないわね」

 

「つまりここねさんとらんさんは今いるオイシーナタウン出身でゆいさんとローズマリーさんにあまねさんが原作世界のオイシーナタウンから来たと言う事ですか?」

 

「恐らくそう言う事だと思うわ」

 

「でもそう考えるとゆいさんの違和感とローズマリーさんの記憶の年数の違いがあったとしても納得が出来ますし」

 

でもここが裏のオイシーナタウンとしてもローズマリーさんにゆいさんやあまねさんのもう1人は一体どこにいるのでしょうね?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

裏のオイシーナタウン?

「いえ、違うわね恐らく、融合世界のすこやか市ともう1つのすこやか市と同じなのかも知れないわね」

 

「つまりここねさんとらんさんは今いるオイシーナタウン出身でゆいさんとローズマリーさんにあまねさんが原作世界のオイシーナタウンから来たと言う事ですか?」

 

「恐らくそう言う事だと思うわ」

 

「でもそう考えるとゆいさんの違和感とローズマリーさんの記憶の年数の違いがあったとしても納得が出来ますし」

 

でもここが裏のオイシーナタウンとしてもローズマリーさんにゆいさんやあまねさんのもう1人は一体どこにいるのでしょうね?」

 

「「確かに」」

 

「正直あおぞら市のように、表の世界が融合世界に引き寄せられたのだと考えていましたが、表と裏で致命的な違いが見つかるとは思いませんでしたよ。これではプランの練り直しが必等ですね」

 

「プランの練り直し?」

 

「ええ、そうです」

 

「まあ、ゆいさんの件はお互いの了解を元にした事ですが貴女達3人の場合は違いますよね?」

 

「「「それは・・・」」」

 

「先程も言いましたが、今の生活を捨てる事が出来るのなら特殊遊撃部隊の仕事を手伝って構いませんよ」

 

「「「すみません今の生活を捨てる事は来ません」」」

 

「そうでしょうね皆さんならそう答えると思ってましたよ」

 

「「「え」」」

 

「とりあえず今の生活を捨てる事を選べなかったので3人にはすみませんが邪魔はしないで貰えますね」

 

「「「はい」」」

 

「まもなくゆいさんとローズマリーさんがこちらに来るので、それまでゆっくりしてて下さいね」

 

「他の人達に伝えますが、特殊遊撃部隊は次の目的地にもうすぐ出発するので準備をしておいてくださいね」

 

直哉がその場にいる全員に伝える。

 

「先程伝えた内容にはゆいさんと3人の友情を破壊させない為に伝えたのですが。ゆいさんの本来の世界でなければそこまでイベントを重視する必要はないですから」

 

「貴方がそんな事を言っていいのかしら?」

 

「ええ、構いません。それにここがゆいさん達のオイシーナタウンでなければ・・・あれもまだ有効ですから」

 

「ローズマリーさん貴女達が特殊遊撃部隊の協力者になる場合本来なら遭遇しない存在とも場合によっては戦う事をお願いするかもしれませんよ」

 

「まあ、どうしても無理ならば、今管理者の神殿にいる仲間と一緒に17番目のプリキュアの世界に戻るまでトワが面倒を見ますが」

 

「ちょっと何言ってんの直哉」

 

トワが直哉の言葉に戸惑う。

「あらそれも良いわね。そそるわねでも私は元の世界に戻るまでは、特殊遊撃部隊の協力者になるわよ」

 

「・・・わかりました。ローズマリーさんよろしくお願いいたします」

 

「ふう、どうやら纏まったわね。直哉数日後に響とまなつ達を連れてシンフォギア世界に行ってくれない?」

 

「この経緯で、ローズマリーは私達の協力者として貴方達の世界へ帰還するまでの間までやってくれるんだけど和実ゆい貴女はどうする?」

 

「え」

 

「勿論この答えによって和実ゆいやコメコメに対する扱いは変わる事は無いから安心して」

 

「あのトワさん協力しないって決めたらどうなるんですか?」

 

「そうね、その時は管理者の神殿にずっと貴女の世界に戻れるまでいて貰う事になるわね」

 

「一応貴女達は要保護者の立場だからね」

 

「要保護者」

 

「そうよ」

 

「「ああ、そう言えばそうだ」」

 

「そうです。まだトワの約束が有効となります」

 

「それじゃあ私は一緒に行っても良いんですね」

 

「ええ、ですがあまねさんは自分の世界と思っているので、何とか伝えれば良いんですが?」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ローズマリーの案

「勿論この答えによって和実ゆいやコメコメに対する扱いは変わる事は無いから安心して」

 

「あのトワさん協力しないって決めたらどうなるんですか?」

 

「そうね、その時は管理者の神殿にずっと貴女の世界に戻れるまでいて貰う事になるわね」

 

「一応貴女達は要保護者の立場だからね」

 

「要保護者」

 

「そうよ」

 

「「ああ、そう言えばそうだ」」

 

「そうです。まだトワの約束が有効となります」

 

「それじゃあ私は一緒に行っても良いんですね」

 

「ええ、ですがあまねさんは自分の世界と思っているので、何とか伝えれば良いんですが?」

 

「そうねならこうしましょう。ゆいはコメコメと一緒に特殊遊撃部隊と一緒に行きなさい」

 

「え、でもマリちゃんはどうするの?」

 

「私はあまねに付いて救出するわ」

 

「現状ではそれが一番でしょうね。正直あまねさんに割く時間が無いですから」

 

「直哉さん」

 

「とりあえず今の生活を捨てる事を選べなかったので3人にはすみませんが邪魔はしないで貰えますね」

 

「「「はい」」」

 

「まもなくゆいさんとローズマリーさんがこちらに来るので、それまでゆっくりしてて下さいね」

 

「他の人達に伝えますが、特殊遊撃部隊は次の目的地にもうすぐ出発するので準備をしておいてくださいね」

 

直哉がその場にいる全員に伝える。

 

「それでは自分は行きますね」

 

「ゆいさんすみません。特殊遊撃部隊としても今後の予定を伝えた以上はこちらのオイシーナタウンには滞在が出来ないので」

 

「いえ、違うわね恐らく、融合世界のすこやか市ともう1つのすこやか市と同じなのかも知れないわね」

 

「つまりここねさんとらんさんは今いるオイシーナタウン出身でゆいさんとローズマリーさんにあまねさんが原作世界のオイシーナタウンから来たと言う事ですか?」

 

「恐らくそう言う事だと思うわ」

 

「でもそう考えるとゆいさんの違和感とローズマリーさんの記憶の年数の違いがあったとしても納得が出来ますし」

 

でもここが裏のオイシーナタウンとしてもローズマリーさんにゆいさんやあまねさんのもう1人は一体どこにいるのでしょうね?」

 

「「確かに」」

 

「それに裏のオイシーナタウンについてもトワ達に報告をして管理者の神殿側で出来る事をして貰わィといけませんし、ゆいさん達の待遇の復活も今は僕が復活させたいと言ってるだけなので」

 

「そっち方面の問題もクリアーしないといけないんで」

 

そして特殊遊撃部隊は、オイシーナタウンから離れもう1つのすこやか市に向かい始めた。

 

「所で和実ゆいがここにいるのかしら?」

 

「あはは、実はですね」

 

そしてゆいは特殊遊撃部隊に所属するメンバー全員に説明をする。

 

「いえ、違うわね恐らく、融合世界のすこやか市ともう1つのすこやか市と同じなのかも知れないわね」

 

「つまりここねさんとらんさんは今いるオイシーナタウン出身でゆいさんとローズマリーさんにあまねさんが原作世界のオイシーナタウンから来たと言う事ですか?」

 

「恐らくそう言う事だと思うわ」

 

「「「「「ええーーあのオイシーナタウンが裏のオイシーナタウン」」」」」

 

「はい実はそうだったんですよ。私も驚きましたよ」

 

「何でゆいちゃんも驚くの?」

 

ひなたがゆいに聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

知らされた事実と和実ゆいの立場の確認

「つまりここねさんとらんさんは今いるオイシーナタウン出身でゆいさんとローズマリーさんにあまねさんが原作世界のオイシーナタウンから来たと言う事ですか?」

 

「恐らくそう言う事だと思うわ」

 

「「「「「ええーーあのオイシーナタウンが裏のオイシーナタウン」」」」」

 

「はい実はそうだったんですよ。私も驚きましたよ」

 

「何でゆいちゃんも驚くの?」

 

ひなたがゆいに聞く。

 

「え、だって驚きません?自分の世界だと思っていたら実は裏のオイシーナタウンだなんて」

 

「まあ、そうだけどさ・・・どういう事?裏のオイシーナタウンってまさかワイズマンが何かしたのかな?」

 

「その可能性は一応あるとして想定しておくべきね」

 

「どちらにしてもこのケース初めてですね」

 

みのりがそう言う。

 

「そうだなまさか和実ゆいとローズマリーさんがやって来た世界ではないオイシーナタウンが先に融合世界に接触するとはな」

 

「それで、結局ゆいさんはどうするの?」

 

まなつがゆいに聞く。

 

「ああ、それは・・・」

 

「一応貴女達は要保護者の立場だからね」

 

「要保護者」

 

「そうよ」

 

「「ああ、そう言えばそうだ」」

 

「そうです。まだトワの約束が有効となります」

 

「それじゃあ私は一緒に行っても良いんですね」

 

「ええ、ですがあまねさんは自分の世界と思っているので、何とか伝えれば良いんですが?」

 

「そうねならこうしましょう。ゆいはコメコメと一緒に特殊遊撃部隊と一緒に行きなさい」

 

「え、でもマリちゃんはどうするの?」

 

「私はあまねに付いて救出するわ」

 

「現状ではそれが一番でしょうね。正直あまねさんに割く時間が無いですから」

 

「直哉さん」

 

「そう言う事になりましたのでまたよろしくお願いします」

 

その頃直哉達は・・・

 

「まさかそう言うオチになるとはね」

 

「そうですねエステルさん」

 

「じゃあ、これからはどうするの?」

 

「ああ、それは・・・トワ達の依頼をしますよのどかさん」

 

「成程僕達の世界の存在が知られているとそう考えながらこれからの依頼や任務をこなすと思った方が良いですね?」

 

「ええ、そう思っていて、迷惑をかけてしまうけど」

 

「でもこういう迷惑は気になりませんよ。トワさんやレイさんイヨさんそしてヒミコさんの苦労がわかりますから」

 

「確かにゲネシスや魔王の因子による改変よりそういう介入をされた方がまずいですからね」

 

「それではトワ内部世界はどういう順序で行けばいいです?」

 

「そうねまず、中心世界になったすこやか市とオイシーナタウンの後にもう1つのすこやか市の後にあおぞら市とミュウミュウ世界を調べて」

 

「わかりました。主に3つのプリキュア世界を調べたらいいんですね」

 

「そうね他の世界はイベント的に封印状態だからね」

 

「確かこんな依頼でしたよね直哉さん?」

 

「そうですよ光さん」

 

「でもさ正直どうするの?直哉君オイシーナタウンの件は?」

 

響が直哉にに聞く。

 

「そうですね。もう1つのすこやか市に着いたら僕とゆいちゃんとエステルさんで管理者の神殿に直接行きますので、新生帝国華撃団も含めた全員で依頼を継続して調査をしてください」

 

「「「「「了解」」」」」

 

「後はその時の状況次第でそれぞれが動いても良いので」

 

「個人的に2つのビョーゲンズが動いて来てもおかしくないと思っていますがね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

久しぶりのもう1つのすこやか市前編

「でもさ正直どうするの?直哉君オイシーナタウンの件は?」

 

響が直哉にに聞く。

 

「そうですね。もう1つのすこやか市に着いたら僕とゆいちゃんとエステルさんで管理者の神殿に直接行きますので、新生帝国華撃団も含めた全員で依頼を継続して調査をしてください」

 

「「「「「了解」」」」」

 

「後はその時の状況次第でそれぞれが動いても良いので」

 

「個人的に2つのビョーゲンズが動いて来てもおかしくないと思っていますがね」

 

その頃原作世界のすこやか市では・・・

 

「最近ビョーゲンズがおとなしいわよね」

 

「「そう言われたそうかも」」

 

「もしかしたらこっちのビョーゲンズが融合世界に行ってるから来ないとかかなあ?」

 

「あ、それって現実にありそうだよ。ひなたちゃん」

 

「そうねのどかの言う通りだとしたらもう1人の私達に悪いわね」

 

「でも直哉君が来たのがあれ以来だよね」

 

「フフ、流石だなキュアグレース。だが私は進化したのだよ」

 

「進化したですって」

 

「そうその通りだ、キュアフォンテーヌ私は君達の時間を戻した後にミラクルンが次元の穴を見つけてそこに行こうとした時に私の前に次元の穴から怨霊と言ってもいい魂を私は吸収したのだ」

 

「「ええ――」」

 

「「「やっぱり融合世界の降魔の力とメガビョーゲンの力がリフレインと言う素体に2つの力が融合したんだね」」」したのね」

 

「ほう、お前達はこの力が流れて来た世界の事を知っているようだな」

 

「知ってるけどリフレイン貴方にはその世界には行かせない」

 

!!

 

「成程キュアグレースお前はいや、お前達3人はメガ降魔を見るのは初めてではないのか?」

 

「そうかそう言う事か、キュアグレースお前は異世界に行った事がありそこでメガ降魔と戦った事があるのだな」

 

「「ええ――それ本当なの?グレース」」

 

先輩達がリフレインの話を聞き驚いてグレースに確認する。

 

「ええ、事実です先輩ですので今のメガリフレインにはメガビョーゲンの力も使えるので十分気をつけてください」

 

「「了解」」

 

「そうだねあの時は直哉君とミラクルンがパワーアップパーツになってたから話は出来なかったけど」

 

「話が出来たとしてもそういう状況では無理だしね?」

 

「「確かに」」

 

「その後に・・・」

「はなさんは、誰から僕の事を聞きました?」

 

「それは・・・レイさんと言う女性だよ」

 

「成程、そのレイさんから僕の事を聞いたんですね?」

 

「うん間違いないよ」

 

「直哉さん貴方はレイさんの知り合いですか?」

 

「そうですね、レイさんは僕の住む世界の神様の1人ですけど」

 

「ええ――神様ーー」

 

「ええはなさんには具体的に説明は僕の立場上出来ないのですが」

 

「何で私達の所に、直哉さんの世界の神様が?」

 

 

「本来ならリフレインの進化は別の形になる筈でしたので」

 

「成程ね」

 

「じゃあ、私達の所に来たレイさんは?」

 

「恐らく僕達の世界の怪物と遭遇したので、はなさん達に悪影響を及ぼす可能性もあるので調査をしたんですよ」

 

「「成程」」

 

「それじゃあ私が今日呼ばれたのは?」

 

「ええ、貴方の身の回りに小規模の異変が起きていたので、今回レイさんの方から説明をしてくれと急遽頼まれたのです」

 

「そうだったんだ」

 

「ええ、気づいていないかもですけど、僕がここに来た時からはなさんそしてのどかさんとラビリン以外の時間は止まっているので」

 

「「ええーー」」

 

直哉の言葉にのどかとはなが驚く。

 

「あくまで今回のはなさんの来訪は緊急性の高い突発な物ですから」

 

のどかさん達全員がはなさんと会うのは避けて、ピンクプリキュアなら良いとなって現在の状態なのですよ」

 

「成程、直哉さん何故プリキュアを知ってるんです?」

 

「ああ、それは・・・僕達の世界にものどかさん達がいるんですよ、もう1人ののどかさん達が」

 

「ええ――」

 

「「そんな事あったのね」あったんだ」

 

「うんそうなんだ」

 

「相変わらず直哉っちは凄いね」

 

「そうね」

 

「でもあの時はレイさんに言われて来てたんだけど」

 

「それでも凄いよリフレインの事もそうだけど他の先輩プリキュアの事まで対応してるんだし」

 

「そう言われたらそうかも知れないけど」

 

「直哉君もリフレインの時は巻き込まれて来たんだよ」

 

「そう言えばそうだったわね」

 

「直哉君今何してるんだろうね」

 

ピロロンピロロン

 

その時原作世界のの元にトワから連絡が来た。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

久しぶりのもう1つのすこやか市中編

「「そんな事あったのね」あったんだ」

 

「うんそうなんだ」

 

「相変わらず直哉っちは凄いね」

 

「そうね」

 

「でもあの時はレイさんに言われて来てたんだけど」

 

「それでも凄いよリフレインの事もそうだけど他の先輩プリキュアの事まで対応してるんだし」

 

「そう言われたらそうかも知れないけど」

 

「直哉君もリフレインの時は巻き込まれて来たんだよ」

 

「そう言えばそうだったわね」

 

「直哉君今何してるんだろうね」

 

ピロロンピロロン

 

その時原作世界のの元にトワから連絡が来た。

 

「3人共久しぶり」

 

「「「トワさん」」」

 

「どうしたんですか急に?」

 

「少しね融合世界に接触した世界に直哉達を送ったから到着前に伝えておこうと思ってね」

 

「え、何その言い方また何かあったの?」

 

ひなたがトワに聞く。

 

「ちょっと待って今回ヴァン・アークライド達のタイムスリップにはゲネシスが原因なのね」

 

「そうだよ後ヴァン・アークライドの体内にある魔王の因子も関係あるかな」

 

「「どういう事だ」どういう事」

 

「今回タイムスリップして来た3人は元の時代では既に死んでたの。とあるデスゲームによってね。当然彼等の仲間も死んだの同じタイミングで」

 

「まさか魔王の因子がゲネシスを介してヴァン・アークライド達の生存する可能性が高い世界が、特殊遊撃部隊が関与したゼムリア大陸とういう事ね」

 

「そうみたいね」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

その場にいるほぼ全員がトワの説明を聞き驚いていた。

 

「そんな事が起きてから融合世界を再編する事になってね」

 

「「「ええ――融合世界を作り直したーー」」」

 

「ええ、簡単に言えば中心世界や友好世界の立場を変えたのよ」

 

「つまりね」

 

 

「異形の怪物それって変身中のヴァンさん」

 

「多分そうだと思う。過去の時代だから異形の怪物と見られたんだろうね」

 

「そんなヴァンさんが討伐されるんですか?」

 

「それは大丈夫と思うけど急いだ方が良い」

 

そして未来から来た者達は異形の怪物が出ると言われるクレイユ村に向かった。

 

「そしてアニエスさん達が来た事でワイズマンが潰した筈の歴史とイベントが復活したと言う事ですか?」

 

「いや違う強制的にIFの未来を魔王の因子が作り上げたと言ってもいいな」

 

「それってつまりゼムリア大陸全体に自分の存在をねじこんだと言う事ですか?」

 

「ああ、そう言う事だ。本来ならイシュメルガとの対決後はゼムリア大陸には少し封印して貰う予定だったのだが・・・」

 

「何とかグレンデルの暴走を止める事が出来ましたね」

 

「そうだねでも響のそれも凄いね」

 

「ああ、これはシンフォギアと言うですよ」

 

「フーンシンフォギアね・・・少し興味があるから戦うよ響」

 

「ええ――私疲れているので今度にしません?ほらヴァン・アークライドさんを連れて行かないと」

 

「仕方ないな」

 

そして響とシズナは気絶しているヴァン・アークライドを連れて来た。

 

「ヴァンさん」

 

そう言いながらアニエスはヴァンの応急処置を始めた。

 

クレイユ村宿屋にて・・・

 

「アニエスさんヴァン・アークライドさんの様子はどうですか?」

 

直哉がアニエスに聞く。

 

「ええ、グレンデル状態が長く続いた影響で数日はこのまま起きないと思います」

 

「そうですか」

 

「直哉さんありがとうございます。ヴァンさんを助けてくれて」

 

「この3人が友好世界のゼムリア大陸に来た事で融合世界も含めた世界に改変を起こしたのよ」

 

「「「改変を・・・」」」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

久しぶりのもう1つのすこやか市後編1

「そうよ例えばこの映像を見て」

 

トワが影響を再生した。

 

「ラビリン用意は良い?」

 

「いつでもいいラビ」

 

「じゃあ行くよ。直哉君の依頼の実験開始するよ」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

のどかがキュアグレースに変身した時はやての部屋の本棚にある一冊の本が、不気味な動きを見せていた。

 

「「これはまさか本型のロストロギア?」」

 

「本型のロストロギアなら取集が目的かも知れないラビね」

 

「うんそうだね変身を解除したら本型のロストロギアも動かなくなったしね」

 

「これで直哉の心配事が、現実になるかも知れないラビね」

 

「うん、昔の幼馴染世界の海鳴市で起きた本型のロストロギアは、魔法のみを収集してたって教えてくれたけど、まさか私達の力まで取集対象だなんて・・・」

 

「これも融合世界に過去から来た2人の影響?」

 

「改変によりイベントのキーアイテムがある意味では強化されたり・・・」

 

「ええ――直哉さんがプリキュアになっちゃた」

 

「いちごさん着いて来て貰えますか?」

 

「まだミュウミュウ世界の地理がわからないので」

 

「あ、わかりました」

 

そしていちごとキュアオアシスはバスケットボールゴール型の超ゼッタイヤラネーダとバトラーがいる場所に向かった。

 

「バトラー貴方どうしてここに」

 

「やはりキュアオアシスは死んでいてその魂が紫藤直哉に・・・いや花寺直哉に宿っていたのですね」

 

「バトラー貴方は私達の事を調べる為にこちらの世界に超ゼッタイヤラネーダを誕生させたんですね?」

 

キュアオアシスバトラーに聞く。

 

「その通りですよ。キュアオアシス謎が解けたので私はこれで失礼します」

 

そう言ってバトラーはミュウミュウ世界から姿を消した。

 

「バトラーの目的はキュアオアシスの正体を確認する為の方が強かったみたい」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「やはりですかあのバトラーと言う者は、キュアオアシスに対して相当驚いてたので、彼自身がかなり独断で動いてたのでしょうね」

 

「友好世界のあおぞら市融合世界に出来た世界が直通ゲートで結ばれたりと色々とされているの」

 

「「「ええ――」」」

 

原作世界ののどか達はトワの説明に驚きを隠せないでいた。

 

「そんな事が実際に起きていたなんて」

 

「これらに関しては私やレイ達の意思とは関係なく・・・」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

直哉とアニエスはお互いにそう言った。

 

「そうは言ってもヴァン・アークライドの暴走状態を止めない事にはどうしょうもないわよ。直哉」

 

エステルがそう言う。

 

「確かにそうなんですよね、シズナさん変身しているヴァン・アークライドさんを止める手段はないんですか?外部から強制的に」

 

直哉がシズナに聞く。

 

「私ならヴァンを体力を限界まで削って変身解除させるかな」

 

「シズナさん」

 

「やはり僕と同じ考えですか、シズナさん良ければ僕達と共闘してくれませんか?」

 

「それは構わないよ。私達としてもヴァンと合流して今後の事を考えないと置けないし」

 

「この3人が来てしまった事で起きた事だしだから友好世界と主にプリキュアの世界の調査を始めたのよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

久しぶりのもう1つのすこやか市後編2

「私ならヴァンを体力を限界まで削って変身解除させるかな」

 

「シズナさん」

 

「やはり僕と同じ考えですか、シズナさん良ければ僕達と共闘してくれませんか?」

 

「それは構わないよ。私達としてもヴァンと合流して今後の事を考えないと置けないし」

 

「この3人が来てしまった事で起きた事だしだから友好世界と主にプリキュアの世界の調査を始めたのよ」

 

「「「成程」」」

 

「それで質問なんだけどそちらのすこやか市では、何か変わった事はなかった?」

 

「「私達は特になかったです」ですね」

 

「そうのどかは?」

 

「私は不思議な夢を2日連続で見ました」

 

「変な夢?もしかしたら・・・ねえのどか念の為にこの映像を見て」

 

「はい」

 

そしてトワは再び映像を再生した。

 

「そんな事があったのかい?」

 

「はい僕達では謎の怪物になったシゾーは倒せませんでした」

 

真宮寺直哉はそう言いながら悔しい表情をしながら言う。

 

「しかしようここにそんな凶悪な敵がいるとは思えないぐらい平和だぞ」

 

カンナがそう言う。

 

そして真宮寺直哉達はこの世界すこやか市を探索を始めた。

 

その頃7人世界ベースの融合世界にあるすこやか市の学校に通っている3人は・・・

 

「この力は?」

 

「のどか」

 

「のどかっち」

 

「ちゆちゃんひなたちゃん」

 

「まさか夢で見たあの人達が本当に来るなんて」

 

そして3人は夢の事を思い出していた。

 

映像中断・・・

 

「あ、これです1日目はもう少しありました」

 

「そうなのね」

 

映像再生・・・

 

「夢の私達はあの人達に対して冷たい態度だったけど」

 

「そうね、でも最低限の接触だけではすみそうにないわね」

 

「私達の街が見知らぬ世界に跳ばされたからね」

 

「そうね夢で見る私達になれるかと思ったけど厳しいわね」

 

「うん、なんか付き合いにくそうな感じがするよね」

 

「まあ、夢の状況にならないようにしておこうよ」

 

「そうねのどか」

 

「そうだよね」

 

そう言いながら3人は午後の授業の準備を始めた。

 

映像終了・・・

 

「成程貴女達の世界の異変は7人世界がベースとなっている融合世界にすこやか市が転移後に起きたイベントの一部よ」

 

「「「ええ――」」」

 

「7人世界がベースの融合世界ってあったんですか?」

 

ちゆがトワに聞く。

 

「あったと言うか・・・先程話した改変により現れたと言う方が正しいわね」

 

「それじゃあ私達の世界もそう言う事態になるの?」

 

「ああ、それは・・・大丈夫よ。こちらの融合世界と7人世界がベースの融合世界は別々の世界の扱いになるから。詳しい事は直哉から聞いて」

 

「「「わかりました」」」

 

「それでのどかの見た2日目の夢はこれかな?」

 

「君達大丈夫かね?」

 

「「「「「「「「はい」」」」」」」」

 

「それじゃあ君達の住所を教えて欲しい」

 

「え、住所ですか?」

 

「ああ、親御さんに連絡するから」

 

「「「「「「「「それは困ります」」」」」」」」

 

「どうして困るんだい?」

 

警察官が直哉に聞く。

 

「それは・・・」

 

その時この世界ののどか達が学校に行く為真宮寺直哉達がいる公園を通り過ぎようとした時のどかと真宮寺直哉の目があった。

 

「あ、待ってお姉ちゃん」

 

「うん、君達この少年と知り合いかい?」

 

「え、いえ違いますよ。私達はこの少年とは初対面の人ですよ」

 

「そうなのかい?ごめんね学校を頑張ってね」

 

「「「はい失礼します」」」

 

そう言いながら警察官と別れたのどか達だった。

 

「そうですこういう夢でした」

 

暫くして・・・

 

原作世界ののどか達の所に特殊遊撃部隊がやって来た。

 

「お久しぶりです皆さん」

 

直哉がのどか達に言った。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊の到着後の合流

「皆さんお久しぶりです。こちらではリフレインの時以来ですね」

 

「まあ、のどかさん個人で言えば違いますが・・・」

 

「そうだね」

 

そして2人は思い出す。

 

「世界について教えてほしいかな」

 

「わかりました」

 

「「ええーー良いの?」良いラビ」

 

「構いませんよ」

 

「はなさん貴女は異世界と言う物を信じますか?」

 

「え、漫画やアニメの題材によく使われる設定の異世界?」

 

「そうです。貴方達3組のプリキュアとリフレインの戦いに現れたメガ降魔は異世界の怪物なのです」

 

「ええ――」

 

「異世界なんて妄想だけだと思ったよ」

 

 

「そうかそう言う事か、キュアグレースお前は異世界に行った事がありそこでメガ降魔と戦った事があるのだな」

 

「じゃあ、あのリフレインの言葉は・・・のどかちゃん貴女は異世界に行った事あるんだね?」

 

「はいあります」

 

「そっか・・・」

 

「はなさん僕から質問良いですか?」

 

「うん良いよ」

 

「はなさんは、誰から僕の事を聞きました?」

 

「それは・・・レイさんと言う女性だよ」

 

「成程、そのレイさんから僕の事を聞いたんですね?」

 

「うん間違いないよ」

 

「直哉さん貴方はレイさんの知り合いですか?」

 

「そうですね、レイさんは僕の住む世界の神様の1人ですけど」

 

「ええ――神様ーー」

 

「あの時のはなさんの反応が普通なんですけどね」

 

「「「そうだね」」そうね」

 

「それで特殊遊撃部隊皆ですこやか市に来たのはどうして?」

 

ひなたが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・」

「このミュウミュウ世界とあおぞら市とのゲートが繋がった事によって融合世界における変更をしないとまずいのよ。主にあおぞら市がね」

 

「「「「「どういう事ですか?」」」」」

 

「良い皆ミュウミュウ世界は、融合世界の内部の世界とは言え、すこやか市や海鳴市等の世界とくらべても友好世界に近い状態なのよ。そしてあおぞら市は融合世界内部にあおぞら市は存在しないから」

 

「友好世界ではありながら原作世界と言う扱いするのよ。立場的にはね」

 

「「「「あっ」」」」

 

「成程ね・・・」

 

「こちらの件での体制変更をしたいのよ」

 

「僕達が海鳴市に行く事でまなつちゃん達があおぞら市から出て行くように誘えばいいんですね」

 

「うんそう言う事よ直哉」

 

「別にまなつちゃん達を誘うのは良いですが、期間的にはどれくらいと見れば良いですか?」

 

「そうね、具体的な日数は、初めてみないとわからないわ」

 

「ただこの作業を始めると一時的に対象となる世界が封印状態になるから作業中は海鳴市とシンフォギア世界の2つしか移動出来ないわよ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「じゃあもう1つのすこやか市の方もいけないの?」

 

ひなたがトワに聞く。

 

「そうよ関連する世界としてその世界のイベントに関わらない部分は融合世界のすこやか市と同じようにアップグレードさせるから」

 

「当初はこちらに来ることは出来なくなった筈が・・・」

 

「大きな改変が起きて私達の世界に調査に来たんだよね」

 

「そうですけど・・・トワですか?」

 

「そうだよ」

 

そしてのどかが話し出す。

 

 

「夢の私達はあの人達に対して冷たい態度だったけど」

 

「そうね、でも最低限の接触だけではすみそうにないわね」

 

「私達の街が見知らぬ世界に跳ばされたからね」

 

「そうね夢で見る私達になれるかと思ったけど厳しいわね」

 

「うん、なんか付き合いにくそうな感じがするよね」

 

「まあ、夢の状況にならないようにしておこうよ」

 

「そうねのどか」

 

「そうだよね」

 

そう言いながら3人は午後の授業の準備を始めた。

 

映像終了・・・

 

「成程貴女達の世界の異変は7人世界がベースとなっている融合世界にすこやか市が転移後に起きたイベントの一部よ」

 

「「「ええ――」」」

 

「7人世界がベースの融合世界ってあったんですか?」

 

ちゆがトワに聞く。

 

「あったと言うか・・・先程話した改変により現れたと言う方が正しいわね」

 

「それじゃあ私達の世界もそう言う事態になるの?」

 

「ああ、それは・・・大丈夫よ。こちらの融合世界と7人世界がベースの融合世界は別々の世界の扱いになるから。詳しい事は直哉から聞いて」

 

「トワさんにこう言われたの」

 

「成程」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

3人への事情説明1

「成程貴女達の世界の異変は7人世界がベースとなっている融合世界にすこやか市が転移後に起きたイベントの一部よ」

 

「「「ええ――」」」

 

「7人世界がベースの融合世界ってあったんですか?」

 

ちゆがトワに聞く。

 

「あったと言うか・・・先程話した改変により現れたと言う方が正しいわね」

 

「それじゃあ私達の世界もそう言う事態になるの?」

 

「ああ、それは・・・大丈夫よ。こちらの融合世界と7人世界がベースの融合世界は別々の世界の扱いになるから。詳しい事は直哉から聞いて」

 

「トワさんにこう言われたの」

 

「成程」

 

「原作世界ののどかさん達はゆめという形で、7人世界がベースの融合世界でのすこやか市での調査中の出来事が夢になって見たんですね?」

 

「うん」

 

そして原作世界ののどかが直哉に話し出した。

 

「君達大丈夫かね?」

 

「「「「「「「「はい」」」」」」」」

 

「それじゃあ君達の住所を教えて欲しい」

 

「え、住所ですか?」

 

「ああ、親御さんに連絡するから」

 

「「「「「「「「それは困ります」」」」」」」」

 

「どうして困るんだい?」

 

警察官が直哉に聞く。

 

「それは・・・」

 

その時この世界ののどか達が学校に行く為真宮寺直哉達がいる公園を通り過ぎようとした時のどかと真宮寺直哉の目があった。

 

「あ、待ってお姉ちゃん」

 

「うん、君達この少年と知り合いかい?」

 

「え、いえ違いますよ。私達はこの少年とは初対面の人ですよ」

 

「そうなのかい?ごめんね学校を頑張ってね」

 

「「「はい失礼します」」」

 

そう言いながら警察官と別れたのどか達だった。

 

「そうですこういう夢でした」

 

「私はここまでしか見てないよ」

 

「成程・・・あれ以降は見てないんですね」

 

「見てないけど続きがあるの?」

 

「ありますけど余り見せるのは勇気がいりますね」

 

「ある種のホラーみたいになりますが見ますか?」

 

「ええ――ホラーはちょっと嫌かも」

 

ひなたがそう言う。

 

「でも続きがあるなら私は知りたいわね」

 

ちゆがそう言う。

 

「のどかさんはどうしますか?」

 

「・・・直哉君見せて」

 

「わかりました」

 

「きゃああ。何あれ怪物ーーーー」

 

GAOON

 

!!

 

「きゃああ怪物が人間を殺したわ皆逃げて――」

 

「ああ、私はここまでのようね。出来る事なら・・・結婚をして見たかったわ」

 

「「「「ギャアアアア死にたくないーーー」」」」

 

そして警察署周辺に現れた降魔によって警察署内にいた帝国華撃団全員が脱出しその後降魔は、帝国華撃団によって全滅させていった。その一部始終を見ていた生き残った警察官達が降魔を倒した帝国華撃団を讃えていた。

 

「「「う、酷い」」」

 

「何でこんな事になったの?」

 

「これはあくまでも僕の推測で、大神さん達にも言っていますが」

 

「成程これがこちらの融合世界の神の介入の仕方ですか」

 

「「なっこれが融合世界の神の仕業?」」

 

「恐らくですがすこやか市の調査を邪魔をした警察に降魔をぶつけ、たまたま帝国華撃団に倒させる事で警察に帝国華撃団の行動を黙認させる事が目的なのでしょう」

 

「それではあんまりじゃないですか?直哉さん」

 

「ええ、僕もそう思いますがどうやらこちらの融合世界では違うと言う事みたいですね」

 

「この時のあおぞら市は、融合世界とは関係ない世界でしたから、僕の力は融合世界の内部世界及び、友好世界だけに制限されているんです」

 

「あくまでも融合世界周辺を守る為に」

 

「「「「「「成程」」」」」」

 

「ですので、同じ融合世界なので基本的なルールがあるんですが・・・」

 

「もしかすると7人世界時のようにイヨさんとヒミコさんが意図してルールを作らなかったのかも知れませんね」

 

「先程も言いましたがルールをつけるのが普通なのですが、どうやら担当の神がすこやか市の住人を・・・したかったからかもですね」

 

「「「「「なっ」」」」」

 

「そんな横暴良いんですか?」

 

「横暴でもないんですよねこれは、あくまでも神側の調査の一環としてやっている事ですからね」

 

「それにこちらの融合世界ではプリキュアと言う存在をまだ知らないので」

 

「それでもあんまりですよその為に死者までもいるんですよ」

 

「確かに神山さん達の気持ちもわかりますが・・・僕もこんなやり方でその世界の住人におしつけるのは駄目と思いますけど、ここは僕達の知る融合世界ではないので」

 

!!

 

「7人世界がベース世界の融合世界ではこれが普通なのでしょうね」

 

「あくまで7人世界がベースの融合世界と僕達の融合世界は別の物としてそれぞれのルールでしているので」

 

「「「でもこれは酷いよ」」」

 

「酷いのは僕やトワさんとレイさんも認めてますが、神達が考えて動いているのを僕達が止めてしまうとまた厄介な事になるので戻って来たんですよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

3人への事情説明2

「それにこちらの融合世界ではプリキュアと言う存在をまだ知らないので」

 

「それでもあんまりですよその為に死者までもいるんですよ」

 

「確かに神山さん達の気持ちもわかりますが・・・僕もこんなやり方でその世界の住人におしつけるのは駄目と思いますけど、ここは僕達の知る融合世界ではないので」

 

!!

 

「7人世界がベース世界の融合世界ではこれが普通なのでしょうね」

 

「あくまで7人世界がベースの融合世界と僕達の融合世界は別の物としてそれぞれのルールでしているので」

 

「「「でもこれは酷いよ」」」

 

「酷いのは僕やトワさんとレイさんも認めてますが、神達が考えて動いているのを僕達が止めてしまうとまた厄介な事になるので戻って来たんですよ」

 

「「「成程」」」

 

「まさかあの夢の続きがあんなことがおきるなんて、あの世界の私達大丈夫かな?」

 

「その辺は僕達ではわかりませんね。真宮寺直哉君達が早めに世界の違いに気がつきその上で現在の情報に強い協力者を連れて来れれば何とかなるんじゃないかと思いますよ」

 

「それで確認ですがトワさんからどこまで聞いてますか?」

 

「「「ああ、それは・・・」」」

 

そして3人が話し出す。

 

「少しね融合世界に接触した世界に直哉達を送ったから到着前に伝えておこうと思ってね」

 

「え、何その言い方また何かあったの?」

 

ひなたがトワに聞く。

 

「ちょっと待って今回ヴァン・アークライド達のタイムスリップにはゲネシスが原因なのね」

 

「そうだよ後ヴァン・アークライドの体内にある魔王の因子も関係あるかな」

 

「「どういう事だ」どういう事」

 

「今回タイムスリップして来た3人は元の時代では既に死んでたの。とあるデスゲームによってね。当然彼等の仲間も死んだの同じタイミングで」

 

「まさか魔王の因子がゲネシスを介してヴァン・アークライド達の生存する可能性が高い世界が、特殊遊撃部隊が関与したゼムリア大陸とういう事ね」

 

「そうみたいね」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

その場にいるほぼ全員がトワの説明を聞き驚いていた。

 

「そんな事が起きてから融合世界を再編する事になってね」

 

「「「ええ――融合世界を作り直したーー」」」

 

「ええ、簡単に言えば中心世界や友好世界の立場を変えたのよ」

 

のどかがキュアグレースに変身した時はやての部屋の本棚にある一冊の本が、不気味な動きを見せていた。

 

「「これはまさか本型のロストロギア?」」

 

「本型のロストロギアなら取集が目的かも知れないラビね」

 

「うんそうだね変身を解除したら本型のロストロギアも動かなくなったしね」

 

「これで直哉の心配事が、現実になるかも知れないラビね」

 

「うん、昔の幼馴染世界の海鳴市で起きた本型のロストロギアは、魔法のみを収集してたって教えてくれたけど、まさか私達の力まで取集対象だなんて・・・」

 

「これも融合世界に過去から来た2人の影響?」

 

「改変によりイベントのキーアイテムがある意味では強化されたり・・・」

 

「ええ――直哉さんがプリキュアになっちゃた」

 

「いちごさん着いて来て貰えますか?」

 

「まだミュウミュウ世界の地理がわからないので」

 

「あ、わかりました」

 

そしていちごとキュアオアシスはバスケットボールゴール型の超ゼッタイヤラネーダとバトラーがいる場所に向かった。

 

「バトラー貴方どうしてここに」

 

「やはりキュアオアシスは死んでいてその魂が紫藤直哉に・・・いや花寺直哉に宿っていたのですね」

 

「バトラー貴方は私達の事を調べる為にこちらの世界に超ゼッタイヤラネーダを誕生させたんですね?」

 

キュアオアシスバトラーに聞く。

 

「その通りですよ。キュアオアシス謎が解けたので私はこれで失礼します」

 

そう言ってバトラーはミュウミュウ世界から姿を消した。

 

「バトラーの目的はキュアオアシスの正体を確認する為の方が強かったみたい」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「やはりですかあのバトラーと言う者は、キュアオアシスに対して相当驚いてたので、彼自身がかなり独断で動いてたのでしょうね」

 

「友好世界のあおぞら市融合世界に出来た世界が直通ゲートで結ばれたりと色々とされているの」

 

「「「ええ――」」」

 

原作世界ののどか達はトワの説明に驚きを隠せないでいた。

 

「「「ここまで聞いているよ」」」

 

「成程僕達の負担を減らす為にトワが率先して動いてくれるとは・・・驚きましたよ」

 

「いやいやトワさんてそんなに仕事しないの?」

 

「最初の頃よりは仕事はしてくれてますね」

 

「「「ええ――」」」

 

「さて、もう1つのすこやか市に対しては魔王の因子とゲネシスによっての改変はほぼ無かったようですね。のどかさんの夢以外では今の所は?」

 

「「「うん」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

のどか達への事情説明後の質問タイム

「「「ええ――」」」

 

原作世界ののどか達はトワの説明に驚きを隠せないでいた。

 

「「「ここまで聞いているよ」」」

 

「成程僕達の負担を減らす為にトワが率先して動いてくれるとは・・・驚きましたよ」

 

「いやいやトワさんてそんなに仕事しないの?」

 

「最初の頃よりは仕事はしてくれてますね」

 

「「「ええ――」」」

 

「さて、もう1つのすこやか市に対しては魔王の因子とゲネシスによっての改変はほぼ無かったようですね。のどかさんの夢以外では今の所は?」

 

「「「うん」」」

 

「ねえ、直哉っち聞いていい?」

 

「何ですかひなたさん?」

 

「リフレインの時直哉っちはミラクルンが連れて来たんだよね?」

 

「ああ、それは・・・事実ですよ。まだ時間はあるのでお墓戦艦に向かいながら話しますね」

 

「やった」

 

そして直哉が話し出した。

 

「ただ以前の話と違うのは、融合世界ののどかさん達込みの花寺直哉ではなく、僕個人だけが助けを求められている点と、奇妙な視線を感じるようになった頃からもう1つのすこやか市と連絡取れなくなっている点も含めると何かの事件が起きていると考えておくべきでしょうね」

 

「正直に言えば、変わってしまったヤフキエル事変を解決するまでは起きないで欲しかったですね」

 

「ですので、光さんとローラさん僕がいつもう1つのすこやか市に跳ばされたらこちらの融合世界ののどかさん達に説明をお願いしますね」

 

「それは良いですけど、いつ跳ばされるとかわかっているんです?」

 

「いえ、正確にはわからないけど、予測としてはこの奇妙な視線の正体がわかれば跳ばされると思います」

 

「でもどうして今回は直哉だけなの?」

 

「それは・・・のどかさん達以外のプリキュア達がもう1人ののどかさん達と同じ事件に巻き込まれている可能性があるからですよ」

 

「ああ、成程14組のプリキュア達ね」

 

「はい、その可能性が高いと考えて良いと思います」

 

「それでは私達は特殊遊撃部隊としてのどかさん達をサポートすれば良いんですね」

 

「実はこの頃からミラクルンの気配は感じていたんですけど姿を見る事は出来ない状況でした」

 

「「「そうなんだ」」」

 

「以前とは違い部分的な干渉なんだな」

 

「そう言う事よ」

 

「そうよ直哉を認識できるプリキュアは、もう1人ののどかさん達だと思うわ。彼女の力を借りればね」

 

「だがもう1つのすこやか市に素直に簡易ゲートで行けないのは何故だ?」

 

「憶測で良いなら言うわ」

 

「ああ、頼むトワ」

 

「恐らくだけど、プリキュアを襲っている敵がどういう理屈でなのかわからないけど、プリキュアを時の牢獄みたいなものに閉じ込められてしまったんじゃないかしら」

 

「時の牢獄ですか?」

 

「ええ、時の牢獄と言っても、もう1つのすこやか市では同じ日を何度もループさせてるんじゃないかしらね?」

 

「「成程」」

 

「つまりのどかさん達は時の牢獄のような能力を持つ敵によって同じ日をループをさせられていて、そのループを断ち切るにはあの妖精の力が必要と考えて良いですか?」

 

「ええ、そうね」

 

「さてととりあえずラチェット・アルタイルさんにはトワから言われた事は伝えたし、後は奇妙な次元の緩みについてローラさんと光さんの帰還次第で色々わかればいいけどな」

 

「恐らくもう1つのすこやか市で本当に起きたのかも知れない。複数のプリキュア達が協力して戦うような事態が・・・」

 

「トワ達も気づいていたんですけどまさかリフレインの時を操る力がここまで協力とは思いませんでしたよ」

 

「「「そう言う事だったんだ」」」

 

「ええ、ですから僕がミラクルンと共にそちらに行くにはリフレインの能力が薄まるタイミングしかなかったんですよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

お墓戦艦での再会

「まなつちゃん達久しぶりだね」

 

「「「「はいもう1人ののどかさん達お久しぶりです」」」」

 

「それで貴女が17番目のプリキュアの世界の人かな?」

 

「はい、私は和実ゆいです中学2年生です」

 

「中学2ね生と言う事は私達3人とみのりさんと同級生なのね」

 

原作世界の沢泉ちゆが言う。

 

「そうなんですか?」

 

「そうだけどプリキュア歴は私達の方が上だよ」

 

「それは当たり前でしょ。直哉君から聞いたけどまなつちゃん達が16番目のプリキュアで私達は15番目のプリキュアなんだから」

 

「あ、皆さんに聞きたいんですけど良いですか?」

 

和実ゆいが、原作世界ののどか達に聞く。

 

「あの―皆さんの世界が、直哉さんが言う原作世界なのですよね?」

 

「うんそうだよ」

 

「じゃあ、私達やまなつちゃん達に会うのはまずいのでは?」

 

「ああ、それは・・・大丈夫だよ。今ここにいるプリキュアは皆表世界の住人だから」

 

「それに私達はプリキュアとして近い内にお互いの事を知ったりすることになるかもしれないからね」

 

「ただ私達の場合が、特殊遊撃部隊を通して知ったと言うだけよ本来の知り方と違うのは」

 

「そうですけど・・・何か変な感じがしますね」

 

「その気持ちわかるよゆいちゃん」

 

その頃直哉とエステル達は・・・

 

「成程、原作世界ののどかが見た夢・・・つまり7人世界がベースの融合世界のあのイベントをのどかだけが途中まで見ていたとそう言う事ね」

 

「そう言う事ですエステルさん」

 

「はいそうです。ですのでこちらでの異変は・・・」

 

 

「フフ、流石だなキュアグレース。だが私は進化したのだよ」

 

「進化したですって」

 

「そうその通りだ、キュアフォンテーヌ私は君達の時間を戻した後にミラクルンが次元の穴を見つけてそこに行こうとした時に私の前に次元の穴から怨霊と言ってもいい魂を私は吸収したのだ」

 

「「ええ――」」

 

「「「やっぱり融合世界の降魔の力とメガビョーゲンの力がリフレインと言う素体に2つの力が融合したんだね」」」したのね」

 

「ほう、お前達はこの力が流れて来た世界の事を知っているようだな」

 

「知ってるけどリフレイン貴方にはその世界には行かせない」

 

!!

 

「成程キュアグレースお前はいや、お前達3人はメガ降魔を見るのは初めてではないのか?」

 

「そうかそう言う事か、キュアグレースお前は異世界に行った事がありそこでメガ降魔と戦った事があるのだな」

 

「「ええ――それ本当なの?グレース」」

 

先輩達がリフレインの話を聞き驚いてグレースに確認する。

 

「ええ、事実です先輩ですので今のメガリフレインにはメガビョーゲンの力も使えるので十分気をつけてください」

 

「「了解」」

 

そしてプリキュア達とメガリフレインの戦いが始まった。

 

「このイベントの影響で僕が7人世界がベースの融合世界で見た映像をのどかさんに見せていたとも考えられますし」

 

「確かにねあの当時は、ヴァン・アークライド達が来る前の出来事だから直哉の言う通り直哉とミラクルンだっけその存在の力が夢と言う形で繋げたのかも知れないわね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について16 あおぞら市に行く前の確認編前編

「このイベントの影響で僕が7人世界がベースの融合世界で見た映像をのどかさんに見せていたとも考えられますし」

 

「確かにねあの当時は、ヴァン・アークライド達が来る前の出来事だから直哉の言う通り直哉とミラクルンだっけその存在の力が夢と言う形で繋げたのかも知れないわね」

 

「それじゃあ直哉今度はあおぞら市とミュウミュウ世界に調査に行くのね?」

 

「そうですねトワの依頼通りにするのならですけど」

 

「どういう事?」

 

「エステルさん思いさしてください魔王の因子とゲネシスの改変で・・・」

 

「海鳴市では・・・」

 

「いつでもいいラビ」

 

「じゃあ行くよ。直哉君の依頼の実験開始するよ」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

のどかがキュアグレースに変身した時はやての部屋の本棚にある一冊の本が、不気味な動きを見せていた。

 

「「これはまさか本型のロストロギア?」」

 

「本型のロストロギアなら取集が目的かも知れないラビね」

 

「うんそうだね変身を解除したら本型のロストロギアも動かなくなったしね」

 

「これで直哉の心配事が、現実になるかも知れないラビね」

 

「うん、昔の幼馴染世界の海鳴市で起きた本型のロストロギアは、魔法のみを収集してたって教えてくれたけど、まさか私達の力まで取集対象だなんて・・・」

 

「こんな感じで改変を起こして、オイシーナタウンでは・・・」

 

「いえ、違うわね恐らく、融合世界のすこやか市ともう1つのすこやか市と同じなのかも知れないわね」

 

「つまりここねさんとらんさんは今いるオイシーナタウン出身でゆいさんとローズマリーさんにあまねさんが原作世界のオイシーナタウンから来たと言う事ですか?」

 

「恐らくそう言う事だと思うわ」

 

「でもそう考えるとゆいさんの違和感とローズマリーさんの記憶の年数の違いがあったとしても納得が出来ますし」

 

でもここが裏のオイシーナタウンとしてもローズマリーさんにゆいさんやあまねさんのもう1人は一体どこにいるのでしょうね?」

 

「「確かに」」

 

「正直あおぞら市のように、表の世界が融合世界に引き寄せられたのだと考えていましたが、表と裏で致命的な違いが見つかるとは思いませんでしたよ。これではプランの練り直しが必等ですね」

 

「大規模改変で表を裏に変えたのに、もう1つのすこやか市には影響が出ていないと言うのが不思議なんですよね」

 

「言われてみれば確かに不思議ね」

 

「さっきののどかの夢が魔王の因子とゲネシスの改変だと考えても腑に落ちないしまだ直哉とミラクルンの力によって見れていたと言うのが、正しいのだけど・・・」

 

「ええ、そう言う答えを出した場合魔王の因子とゲネシスによる改変がもう1つのすこやか市では行われていない事になります」

 

「そうねそしてトワ達も魔王の因子とゲネシスによって改変された世界の調査だったわね」

 

「はいあくまでも融合世界と友好世界の全ての世界が改変を受けたと言う設定で動いていた調査任務何ですがもう1つのすこやか市によって、魔王の因子とゲネシスによる改変を受けていない世界が存在する可能性が出て来たので」

 

「そうね、これからトワ達に連絡するの?」

 

「そのつもりです」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第36章 あおぞら市とミュウミュウ世界の調査編
これからの行動について16 あおぞら市に行く前の確認編後編


「さっきののどかの夢が魔王の因子とゲネシスの改変だと考えても腑に落ちないしまだ直哉とミラクルンの力によって見れていたと言うのが、正しいのだけど・・・」

 

「ええ、そう言う答えを出した場合魔王の因子とゲネシスによる改変がもう1つのすこやか市では行われていない事になります」

 

「そうねそしてトワ達も魔王の因子とゲネシスによって改変された世界の調査だったわね」

 

「はいあくまでも融合世界と友好世界の全ての世界が改変を受けたと言う設定で動いていた調査任務何ですがもう1つのすこやか市によって、魔王の因子とゲネシスによる改変を受けていない世界が存在する可能性が出て来たので」

 

「そうね、これからトワ達に連絡するの?」

 

「そのつもりです」

 

「でもそれは少し待った方が良いわよ」

 

「何故ですか?」

 

「少なくとも魔王の因子とゲネシスの改変失敗をしている世界があると言ったら神達に負担を増やす事になるわよ」

 

「確かにそうかもしれませんね」

 

「こちらの件での体制変更をしたいのよ」

 

「僕達が海鳴市に行く事でまなつちゃん達があおぞら市から出て行くように誘えばいいんですね」

 

「うんそう言う事よ直哉」

 

「別にまなつちゃん達を誘うのは良いですが、期間的にはどれくらいと見れば良いですか?」

 

「そうね、具体的な日数は、初めてみないとわからないわ」

 

「ただこの作業を始めると一時的に対象となる世界が封印状態になるから作業中は海鳴市とシンフォギア世界の2つしか移動出来ないわよ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「じゃあもう1つのすこやか市の方もいけないの?」

 

ひなたがトワに聞く。

 

「そうよ関連する世界としてその世界のイベントに関わらない部分は融合世界のすこやか市と同じようにアップグレードさせるから」

 

「だってすこやか市の場合は一時的にとは言え融合世界の中心世界になるんだから、もう1つのすこやか市もそれに合わせないと色々面倒になるしね」

 

「確かにそうですね。主にもう1人ののどかさん達への再びの勉強会などですよね」

 

「そういう事よ一応あの子達には帝都が中心世界と言う風に教えてるからね」

 

「「「「「「成程」」」」」」

 

「もしかするともう1つのすこやか市に改変が鳴ったのは融合世界の体制の変更に伴うあれが改変から守ったのでしょうか?」

 

「タイミング的に考えればそう言うみかたも出来るわね」

 

「そうなんですがそう考えると矛盾があるんですよね、オイシーナタウンに関してはそう言う処置をしていなかったと言う言い訳が出来るんですが・・・」

 

「ああ、海鳴市のあれね」

 

「「これはまさか本型のロストロギア?」」

 

「本型のロストロギアなら取集が目的かも知れないラビね」

 

「うんそうだね変身を解除したら本型のロストロギアも動かなくなったしね」

 

「これで直哉の心配事が、現実になるかも知れないラビね」

 

「うん、昔の幼馴染世界の海鳴市で起きた本型のロストロギアは、魔法のみを収集してたって教えてくれたけど、まさか私達の力まで取集対象だなんて・・・」

 

「これも融合世界に過去から来た2人の影響?」

 

「はい、帝都はその前から封印されていたし、シンフォギア世界もある意味封印状態で影響を受けていなくても納得できるんですが」

 

「確かにそうね、もう1つのすこやか市でこういう風に改変から守られたのかを調べる事も必要になりそうね」

 

「まずは一旦あおぞら市に行くべきでしょうね」

 

「そうですねあおぞら市は、もう1つのすこやか市と同じような立場でしたから、もしかすると魔王の因子とゲネシスの改変を受けていない可能性も出て来ますからね」

 

暫くして・・・

 

お墓戦艦は次の目的地のあおぞら市に向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

あおぞら市での調査開始前

お墓戦艦内部・・・

 

「どうやらあおぞら市もすこやか市と同様に大きな改変が行われた訳ではないみたいね」

 

「そうですね、あくまで外から見た感じで言えばですが」

 

「そうね海鳴市のようにごく一部が改変されたパターンもあるしね」

 

「そうですねあおぞら市の調査はまなつちゃん達と2組の帝国華撃団の人達にお願いしようと思っています」

 

「大丈夫かしら?誠十郎達も行かせて」

 

「大丈夫ですよ新生帝国華撃団の皆さんもあおぞら市では滞在も長かったので」

 

「まあ確かにそうね」

 

エステルは思い出す。

 

「隊長あいつが体調が悪いの何でわかるんだよ」

 

「それは・・・彼女達が纏っている霊力が融合世界の時とは小さいからな」

 

 

「そう言う所はすぐ気づくのに何で突っ走るのかしらね」

 

「エステルさん貴女までこちらに」

 

「そうよ、誠十郎今の内にこの家に入りなさい。もうすぐこの世界での私達にとっての最後の戦いが起きるわ」

 

「「何だって――」」

 

エステルの言葉に驚く誠十郎と初穂だった。

 

「まあ、誠十郎は気がつく時は色々な面で気がつくからね」

 

「そうですね・・・」

 

「でもあの時は助かりましたよ

 

「恐らくそれは俺達新生帝国華撃団とここにいるキュアグレース達は実際に地底世界に行ったことがあるからね」

 

 

「「「「何だって――」」」」

 

誠十郎の言葉に驚くサマー達達だった。

 

 

そして誠十郎が話し出す。

 

 

 

「果たしてどうかな?出でよ降魔」

 

 

ヴォルクルスがそう言うと大量の降魔が出現した。

 

「「「「「「ええーー降魔ーー」」」」」」

3人のプリキュアと誠十郎達は降魔の出現に驚いていた。

 

「フフ、我は融合世界に現れてからこちらに戻るまでに、脇侍と降魔を取り込み自身の力として使えるようになったのだ」

 

「「「何だってーー」」」

 

「さて我は高見の見物の前に裏切り者の始末をするか」

 

「覚悟はいいかシュウ・シラカワ?」

 

「くっこれはまずいですね。異世界の戦力を取り込んだヴォルクルスの存在は想定外です」

 

「グレース急いでシュウさんの元に行って」

 

「でもあれだけの脇侍と降魔がいたら間に合うかわからないよ」

 

「それでも行くのよ。グレース貴女はシュウさんの事を信じてるんでしょう」

 

「フォンテイーヌ・・・」

 

「わかった」

 

「ですが、どうやら間に合ったようですよグレースさん」

 

「ええーー」

 

「死ね裏切り者」

 

ヴォルクルスはグランゾンに最後の攻撃をしたその時・・・

 

!!

 

ヴォルクルスの攻撃が当たる前に2体の霊子甲冑がグランゾンを守るように現れた。

 

「なっ貴様達はあの時の帝国華撃団か?」

 

「ああ、まなつ達に降魔やヴォルクルスの事を教える時ね」

 

「はいそうです」

 

「確かに新生帝国華撃団とまなつ達の関係は悪くないでしょうけど、もしかしたら家族と会った場合の時を想定しているわよね直哉?」

 

「え、してませんよまなつちゃん達が上手くしますよ」

 

「本当にあのメンバーで絶対安心だと言えるの?」

 

「う、それは・・・」

 

「え、直哉さんその姿はどうしたんですか?」

 

「ああ、今から君達の親達に説明する為に行くから怪しまれないように、姿を変えたんだけど変かな?」

 

「変じゃないんですけど」

 

「この状況で私達の親の居場所がわかるんですか?」

 

「大丈夫だよ。みのりちゃん」

 

「皆の親のいる場所はわかってるから」

 

「それじゃ、行くよ皆」

 

「「「「「はい」」」」」

 

そして直哉とまなつ達はそれぞれの家族の元に向かった。

 

 

その頃直哉の自宅では・・・

 

「ううっ羨ましいまなつちゃん。あんな青年の直哉君と・・・」

 

「あはは、やっぱりのどかっち羨ましがってる」

 

「そうね、今回だけの特別と言ってたわね」

 

!!

 

「「ええ――そんな・・・」」

 

響とのどかは、ちゆの言葉を聞きショックを受けた。

 

避難所では・・・

 

「「「「お母さん」」」」親父」

 

「「「「まなつ」さんご」みのり」!!」

 

「貴女達今までどこにいたの?大地震が起きてこっちは大変だったのに」

 

まなつの母親が、まなつ達に聞く。

 

「「「ごめんなさい。私達はこのお兄さんに特別なシェルターに連れて行って貰ってたの」」」

 

 

まなつ達がそう言うと、直哉が親たちの前に出て行く。

 

「貴方が娘達を助けてくれたんですか?」

 

「結果的に言えばそうなりますね。自分の名前は紫藤直哉と申します」

 

「あの大地震が起きる直前に、自分はたまたまあおぞら中学方面にある仕事場に行く時に被災をして、学校から避難してくる子達を仕事場に地下シェルターを完備してたので、子供たちをそこに避難させてました」

 

「申し訳ございませんでした。本来ならこんな誘拐紛いの避難ではなく、ちゃんと連絡すべきでした」

 

「いえ、頭をあげてください。直哉さんのおかげで沢山の子供の命が助かったのは、事実なのですから」

 

「ありがとうございます。それじゃあね。まなつちゃん、さんごちゃん、みのりちゃん、あすかちゃん」

 

「確かまなつ達の親は青年モードの直哉しか知らないわよね?」

 

「ああ、それは・・・そうですね」

 

「ここで青年モードの直哉がいれば変な疑いもはれるのに行かなかったのね」

 

「はは、すみませんでした」

 

その頃調査に出たまなつ達と2組の帝国華撃団は・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

あおぞら市の違和感1

「へえ、ここがまなつちゃん達が住んでいる街かい?」

 

そうですよ大神さん」

 

「そうなのですね。私はすこやか市みたいなのと想像していたので都会ですかね?そう言うイメージとは思いませんでした」

 

「何言ってるのですかさくらさん。これくらいなら我が神崎重工でも出来ますわ」」

 

「「すみませんすみれさん」」

 

「何で貴女も謝るのです?天宮さくらさん私は真宮寺さくらさんに言ったのですが」

 

「あ、すいません。わたしもさくらなのでつい」

 

「まあしゃあないわな。たまたま同じ名前なんやしな」

 

「そうですよ天宮さくらさん。気にしちゃ駄目ですよ」

 

「さくらさん・・・私さくらさんが好きです」

 

「ええーーそれは恋愛的な気持ちでですか?」

 

「いえいえそう言う気持ちは誠兄さんに向けてますが兄さんが鈍感で」

 

「いいっ俺のせいなのか?」

 

「おお。さくらやるじゃんここで隊長に告白するなんてよ」

 

「ついに言いましたねさくらさん」

 

「さくら頑張った」

 

「・・・」

 

「いいなさくらさんは、私の場合はライバルが12人もいるし」

 

真宮寺さくらが小声で呟く。

 

「「「「あっ」」」」

 

2組の帝国華撃団とまなつが話をしている少し後方で話しているローラ達は・・・

 

「ねえ、さんごみのり、あすか気がついてる」

 

「「うん」」

 

「ああ」

 

「この感じは異界事変で感じた事がある奴よね?」

 

「「「うん」」ああ」

 

「まさかトワさんが言っていたあれが原因で・・・」

「ちょっと待って今回ヴァン・アークライド達のタイムスリップにはゲネシスが原因なのね」

 

「そうだよ後ヴァン・アークライドの体内にある魔王の因子も関係あるかな」

 

「「どういう事だ」どういう事」

 

「今回タイムスリップして来た3人は元の時代では既に死んでたの。とあるデスゲームによってね。当然彼等の仲間も死んだの同じタイミングで」

 

「まさか魔王の因子がゲネシスを介してヴァン・アークライド達の生存する可能性が高い世界が、特殊遊撃部隊が関与したゼムリア大陸とういう事ね」

 

「そうみたいね」

 

「あおぞら市の場合は異界事変の時まで時間が戻ったのかな?」

 

さんごがそう言う。

 

「うんその可能性もないとは言い切れないけど異界事変以外で感じた力も感じるから」

 

「そうだな恐らく・・・」

 

「何だと!!同じ人間が2人いるだと――馬鹿なここは融合世界の異世界ではないのかーー」

 

「ああ、そういう事ですか?残念ですがここは融合世界ではありませんよ朧」

 

「ここは、本来僕達も干渉してはいけない世界なんですよ」

 

!!

 

「だがお前達は降魔皇復活の為か知らないが、大神一郎を16番目のプリキュアの世界に封印し、16番目のプリキュアの世界全体を融合世界に干渉させた罪は許されな」

 

「ひっ俺は何も知らない。京極と俺様の上司がメインで考えていたんだ」

 

「成程なら神器を過去から奪い、それを偽りの魔神器にしたのを認めるのか?」

 

「ああ、そして大神を封印する場所を俺達に提示したのは・・・ギャアアア」

 

朧は悲鳴を上げて絶命したのだった。

 

「あはは、愚かね朧でもこれからは一緒よ」

 

「「「夜叉」」」

 

「「「どうしてここに」」」

 

「融合世界のキュアグレース達久しぶりね、そして真宮寺さくら」

 

!!

 

「貴女が夜叉・・・本当に私にそっくりなのね」

 

「フフそうよ私は、雨宮さくらに地獄を与えたのよ」

 

「憧れる真宮寺さくらによって殺されるかもしれないという地獄をね」

 

!!

 

「そんな・・・」

 

夜叉の言葉にショックを受けるさくらだった。

 

「何故夜叉が朧を倒したの?」

 

融合世界のキュアグレースが夜叉に聞く。

 

「それは京極の持つ偽りの魔神器が破壊されたからよ」

 

「もしかするとこの2人が、1人は改変で生き返りもう1人はワイズマンの命令であおぞら市にいるのかも知れない」

 

あすかがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

あおぞら市の違和感2

「何故夜叉が朧を倒したの?」

 

融合世界のキュアグレースが夜叉に聞く。

 

「それは京極の持つ偽りの魔神器が破壊されたからよ」

 

「もしかするとこの2人が、1人は改変で生き返りもう1人はワイズマンの命令であおぞら市にいるのかも知れない」

 

あすかがそう言う。

 

「あすかの言う通りの可能性の方が高いかも知れないわね」

 

「それじゃあ待機している直哉さん達に連絡すべきじゃ?」

 

「さんごそれはまだしない方が良いよ」

 

「そうねあくまで、降魔の気配があおぞら市からする段階だしそして何で新旧の帝国華撃団の皆がこの気配に反応しないのは不思議じゃない?」

 

「そう言われたらそうかも」

 

さんごがそう言う。

 

「もしかすると・・・」

 

「ちょっと待って今回ヴァン・アークライド達のタイムスリップにはゲネシスが原因なのね」

 

「そうだよ後ヴァン・アークライドの体内にある魔王の因子も関係あるかな」

 

「「どういう事だ」どういう事」

 

「今回タイムスリップして来た3人は元の時代では既に死んでたの。とあるデスゲームによってね。当然彼等の仲間も死んだの同じタイミングで」

 

「まさか魔王の因子がゲネシスを介してヴァン・アークライド達の生存する可能性が高い世界が、特殊遊撃部隊が関与したゼムリア大陸とういう事ね」

 

「そうみたいね」

 

「あの改変で帝国華撃団の行動を抑制させる為にしたのかも知れないわね」

 

「でもそんな事をして何の意味が・・・」

 

「直哉から聞いたんだけど、魔王の因子とゲネシスの改変は私達の常識は通じないらしいわ」

 

「ええーー」

 

「普通に考えたらトワさんやレイさんがわからないと言っているんだから」

 

みのりがそう言う。

 

「確かに報告は明確に敵が出て来てからの方が良いと思う」

 

「そうね幸いあとまわしの魔女達も動きも無さそうだし」

 

「でもそうすると何でもう1つのすこやか市は魔王の因子とゲネシスの改変を受けていなかったんだろう?」

 

「ああ、直哉達と守護者の皆が説明をしてた奴の件ね」

 

「うん不思議もう1つのすこやか市のようなパターンもあると言う事であおぞら市も期待される状況だったけど」

 

「見事に改変の影響を受けていたな」

 

「そうね」

 

「でもまだワイズマンの介入の件と言う可能性だってあるよ」

 

「そうだったわね。特殊遊撃部隊としてはワイズマンの介入でこの状況になっている方が良いと思ってるでしょうね」

 

「「「確かに」」」

 

暫く街を散策していると・・・

 

「出てこいゼッタイヤラネーダ」

 

そう言う声が聞こえたのでまなつ達が急いで行くとそこには・・・」

 

「皆行くよ」

 

「「「ええ」」・・・」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「今日も元気だ!」

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「「「「お母さん達がプリキュアにへんしんしたーー」」」」

 

「皆落ち着いてこれは多分魔王の因子とゲネシスの改変の影響よ」

 

ローラがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

神達の想定をも超えた事態との遭遇前編

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「「「「お母さん達がプリキュアにへんしんしたーー」」」」

 

「皆落ち着いてこれは多分魔王の因子とゲネシスの改変の影響よ」

 

ローラがそう言う。

 

同時時刻の神達・・・

 

「「「はあ―――まさかそんな改変パターンで来るの」」来るのか」

 

「まあ確かにゲネシスの力は巻き戻しだけど、まなつ達の親達を子供に戻して本来まなつ達がする筈の役目を子供にした彼女達にさせるなんて」

 

イヨが驚きながらそう言う。

 

「だが時代はまなつ達の時代のようだぞ」

 

「そうみたいねだけど気になる事を言ってたわね。イヨ少し戻して貰える?」

 

「いいよ」

 

そしてイヨが映像を巻き戻し再び再生した。

 

「ねえ、さんごみのり、あすか気がついてる」

 

「「うん」」

 

「ああ」

 

「この感じは異界事変で感じた事がある奴よね?」

 

「「「うん」」ああ」

 

「まさかトワさんが言っていたあれが原因で・・・」

 

「ちょっと待って今回ヴァン・アークライド達のタイムスリップにはゲネシスが原因なのね」

 

「そうだよ後ヴァン・アークライドの体内にある魔王の因子も関係あるかな」

 

「「どういう事だ」どういう事」

 

「今回タイムスリップして来た3人は元の時代では既に死んでたの。とあるデスゲームによってね。当然彼等の仲間も死んだの同じタイミングで」

 

「まさか魔王の因子がゲネシスを介してヴァン・アークライド達の生存する可能性が高い世界が、特殊遊撃部隊が関与したゼムリア大陸とういう事ね」

 

「そうみたいね」

 

「あおぞら市の場合は異界事変の時まで時間が戻ったのかな?」

 

さんごがそう言う。

 

「うんその可能性もないとは言い切れないけど異界事変以外で感じた力も感じるから」

 

「そうだな恐らく・・・」

 

「おいおい改変があおぞら市だけで2つ起きたのか?」

 

「異界事変の敵がいるとしたら大変じゃん」

 

「トワどうするの?」

 

「イヨヒミコに連絡してあおぞら市にどういう形で今の形の改変になったのかをキュアオアシスの魂に聞いて欲しいと伝えて」

 

「え、でもキュアオアシス直哉といるんじゃ?」

 

「大丈夫まなつ達が変身出来ない以上キュアオアシスの魂は直哉と分離している筈だから」

 

「成程な、改変で変身者が変わっている以上あおぞら市に来た以上2人も改変の影響を受けていると考えておくべきか」

 

「そうね、キュアオアシスの魂は最近直哉とも話はしてないみたいだけどね」

 

「まあ確かに色々あったしなプリキュア関連ではな」

 

「成程それでお母さんヒミコに頼むんだね」

 

「そうよキュアオアシスは死者だから」

 

「私やレイが聞くより早く聞けるからね」

 

「それもそうだね」

 

「トワとレイは生者関連で私が両方の行き来するメッセンジャーみたいな立場だけど」

 

「ねえ、今ふっと思ったんだけどさ」

 

「何よ」

 

「もしもだよ。7人世界ベースの融合世界に魔王の因子とゲネシスが来たらどうしょう?」

 

「まあ向こうは全ての世界で影響が出て原初の世界のように崩壊するんじゃないの」

「きゃああ怪物が人間を殺したわ皆逃げて――」

 

「ああ、私はここまでのようね。出来る事なら・・・結婚をして見たかったわ」

 

「「「「ギャアアアア死にたくないーーー」」」」

 

そして警察署周辺に現れた降魔によって警察署内にいた帝国華撃団全員が脱出しその後降魔は、帝国華撃団によって全滅させていった。その一部始終を見ていた生き残った警察官達が降魔を倒した帝国華撃団を讃えていた。

 

「自分達の介入で無関係な人間を襲わせてるし向こうの神達の方が魔王の因子にとっては都合がいいのかも知れないわね」

 

「そうかも知れんな」

 

「どちらにしてもあおぞら市に起きている改変をどう対処させるつもりだ?」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

神達の想定をも超えた事態との遭遇後編1

「ああ、それは・・・」

 

「可能ならあおぞら市ににあるゲートからミュウミュウ世界の確認を優先して貰うわ」

 

「その上で改変の酷い所から改変の影響の元凶を叩いて貰うわ」

 

「元凶なんてあったか?」

 

「ええ、あったわ」

 

そしてトワが説明を始めた。

 

「まず海鳴市の改変の影響を受けたのは間違いなく闇の書よ」

 

のどかがキュアグレースに変身した時はやての部屋の本棚にある一冊の本が、不気味な動きを見せていた。

 

「「これはまさか本型のロストロギア?」」

 

「本型のロストロギアなら取集が目的かも知れないラビね」

 

「うんそうだね変身を解除したら本型のロストロギアも動かなくなったしね」

 

「これで直哉の心配事が、現実になるかも知れないラビね」

 

「うん、昔の幼馴染世界の海鳴市で起きた本型のロストロギアは、魔法のみを収集してたって教えてくれたけど、まさか私達の力まで取集対象だなんて・・・」

 

「これも融合世界に過去から来た2人の影響?」

 

「それは確かにそうだな、だが特殊遊撃部隊が闇の書を倒していいのか?」

 

「それは問題ないわ姿は闇の書だけど魔王の因子だから海鳴市に存在しない物つまり特殊遊撃部隊が介入すべき敵なのよ」

 

「成程そう言う建前で改変された世界を解放させるのね」

 

イヨがそう言う。

 

「100パーセントその方法で改変された世界が元の状態になるとは現時点では言えないけど」

 

「そしてオイシーナタウンでは・・・」

 

「僕達の事ならローズマリーさんに連絡係を頼んでいるので」

 

「それでも嫌です。直哉さん確かに直哉さんの言う通りにすればオイシーナタウンにとっては良い事かも知れませんけど私とマリちゃんにとっては、このオイシーナタウンは偽物なんです」

 

「え、それは本当ですか2人共?」

 

「ええ、本当よ」

 

「そしてそれぞれのエナジー妖精とゆいさんの学校の女の子達が融合世界に来たのは・・・そこにいる2人がプリキュアになってしまったからだと思います」

 

「「ええーー」何ですって」

 

「あの時僕は違和感を感じたんですよ」

 

「「違和感を?」」

 

「はい、過去ののどかさん達以降のプリキュアの歴史を調べていて気がついたのですが」

 

「大体敵の侵攻と同時にプリキュアの覚醒が起きてその敵達と戦う感じなのですが、失礼ですがオイシーナタウンの歴史を調べたらローズマリーさんと同じクッキングダムでしたかそこから数人がオイシーナタウンに来てるような記録がありましたよ」

 

「それも十数年前に」

 

「何ですって!!」

 

「もしこの事実が本当だとしたら・・・クッキングダムは異世界がある事を知りつつ秘密にしていたと言う事ですよね」

 

「そうね、良いように考えれば無用の接触を避ける為だと言われると言われそうね」

 

「でも過去にクッキングダムの人がオイシーナタウンに来ている以上その辺の調査は、ローズマリーさんに任せますね」

 

「了解よ」

 

「先程直哉が説明をしてくれたクッキングダムからの来訪者の記録では20年前なのよ」

 

「ええ――それでは僕が調べた調査は嘘と言う事ですか?」

 

「いえ、違うわね恐らく、融合世界のすこやか市ともう1つのすこやか市と同じなのかも知れないわね」

 

「つまりここねさんとらんさんは今いるオイシーナタウン出身でゆいさんとローズマリーさんにあまねさんが原作世界のオイシーナタウンから来たと言う事ですか?」

 

「設定と勝手にオイシーナタウンを作ると言う事をしたんだもん」

 

「「ええ――あれって改変のせいなの?」改変のせいなのか?」

 

「ええ、巧妙に隠されていたけどね、ここねとらんが特殊遊撃部隊に敵意を持つようにね」

 

「成程プリキュア達のきずなや信頼に対しての改変をした結果があの修羅場だったんだ」

 

「そうみたいね」

 

「でもよくここねとらんが改変を受けている事がわかったな」

 

「ああ、それは・・・」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

神達の想定をも超えた事態との遭遇後編2

「「ええ――あれって改変のせいなの?」改変のせいなのか?」

 

「ええ、巧妙に隠されていたけどね、ここねとらんが特殊遊撃部隊に敵意を持つようにね」

 

「成程プリキュア達のきずなや信頼に対しての改変をした結果があの修羅場だったんだ」

 

「そうみたいね」

 

「でもよくここねとらんが改変を受けている事がわかったな」

 

「ああ、それは・・・」

 

「改変の意図的な法則を見つけたからよ」

 

「「法則」」

 

「ええ、法則よどうやら魔王の因子の改変は本来は1つしか選べないようね。海鳴市なら無機物の闇の書とか、オイシーナタウンなら対象は人とか、あおぞら市に関しては、時間を改変の対象にしてるようね」

 

「「成程」」

 

「出てこいゼッタイヤラネーダ」

 

そう言う声が聞こえたのでまなつ達が急いで行くとそこには・・・」

 

「皆行くよ」

 

「「「ええ」」・・・」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「今日も元気だ!」

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「「「「お母さん達がプリキュアにへんしんしたーー」」」」

 

「だからまなつ達の親の時間を改変した結果あおぞら市の時間まで改変する事になって・・・」

 

「大丈夫ですか皆さん」

 

キュアコーラルが真宮寺直哉達に声をかける。

 

「ああ、今は何ともないが、君は一体何者なんだ?」

 

「それはワタシガ皆さんに聞きたいんですけど、ここは私の住んでいるあおぞら市です」

 

「ああ、ごめん僕達は帝都と言う所からここあおぞら市に来てしまったんだ」

 

「来てしまったと言う事は、皆さんはこのあおぞら市に自分の意思で来たわけでは無いんですね」

 

「そう言う事になるね、君達の世界まで僕達の世界で起きた異変に巻き込んだかもしれない。本当にごめんね」

 

「いえ、こちらこそ私達の敵の目的の対象にさせてしまってすみません」

 

コーラルがそう言うと真宮寺直哉達はあおぞら市から消えた。

 

「この一連のイベントを見たんだね」

 

「恐らくね」

 

「つまりこういう事か?まず海鳴市そしてオイシーナタウンをゆい達の記憶から再現しその後にあおぞら市で時間を改変した事で面白い記憶があったから真宮寺直哉を探した結果、原作世界ののどかだけが見た夢へと繋がるのか?」

 

レイがトワに聞きながら思い出す。

 

「あ、これです1日目はもう少しありました」

 

「そうなのね」

 

映像再生・・・

 

「夢の私達はあの人達に対して冷たい態度だったけど」

 

「そうね、でも最低限の接触だけではすみそうにないわね」

 

「私達の街が見知らぬ世界に跳ばされたからね」

 

「そうね夢で見る私達になれるかと思ったけど厳しいわね」

 

「うん、なんか付き合いにくそうな感じがするよね」

 

「まあ、夢の状況にならないようにしておこうよ」

 

「そうねのどか」

 

「そうだよね」

 

そう言いながら3人は午後の授業の準備を始めた。

 

映像終了・・・

 

「成程貴女達の世界の異変は7人世界がベースとなっている融合世界にすこやか市が転移後に起きたイベントの一部よ」

 

「「「ええ――」」」

 

「7人世界がベースの融合世界ってあったんですか?」

 

「どうやらそうみたいよ。あくまでもミュウミュウ世界の改変を見ていない現段階ではね」

 

「そうねミュウミュウ世界での改変が法則通りの改変が行われていたら・・・条件次第で大変じゃん」

 

「そう言う事になるわね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

神達の今後の介入について

「7人世界がベースの融合世界ってあったんですか?」

 

「どうやらそうみたいよ。あくまでもミュウミュウ世界の改変を見ていない現段階ではね」

 

「そうねミュウミュウ世界での改変が法則通りの改変が行われていたら・・・条件次第で大変じゃん」

 

「そう言う事になるわね」

 

「成程、そう言う意味であおぞら市よりミュウミュウ世界の調査を優先させるのか?」

 

「ええ、結果的にはそうせざるえないと言う状況だけどね」

 

「そうだね、帝都とシンフォギア世界も調査対象にならなかっただけでもラッキーだったね」

 

「そうね、対象になっていたら今の状況になるまでに時間がもっと必要だったでしょうね」

 

「だが、やはりあおぞら市のあれは少しでも介入させるべきではないか?」

 

「出てこいゼッタイヤラネーダ」

 

そう言う声が聞こえたのでまなつ達が急いで行くとそこには・・・」

 

「皆行くよ」

 

「「「ええ」」・・・」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「今日も元気だ!」

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「「「「お母さん達がプリキュアにへんしんしたーー」」」」

 

「皆落ち着いてこれは多分魔王の因子とゲネシスの改変の影響よ」

 

「確かに普通ならそう言う任務よ。だけど今回の根本にあるのは魔王の因子とゲネシスの力よ、現にいろんな世界で改変されてるけど、世界そのものに悪影響を与える事も考えられるでしょう」

 

「こちらがある程度は見極めてあげないと現場にだけ任せるわけにはいかないでしょう今回は」

 

「それは確かに特殊遊撃部隊に任せているだけだったな」

 

「まあ、そう言う時が多かったのも事実だし、そこは否定出来ないしね」

 

「でもイヨ達も決断しないといけないかな?」

 

「そうね、7人世界ベースの融合世界に行けるようになった以上は・・・」

 

 

きゃああ。何あれ怪物ーーーー」

 

GAOON

 

!!

 

「きゃああ怪物が人間を殺したわ皆逃げて――」

 

「ああ、私はここまでのようね。出来る事なら・・・結婚をして見たかったわ」

 

「「「「ギャアアアア死にたくないーーー」」」」

 

そして警察署周辺に現れた降魔によって警察署内にいた帝国華撃団全員が脱出しその後降魔は、帝国華撃団によって全滅させていった。その一部始終を見ていた生き残った警察官達が降魔を倒した帝国華撃団を讃えていた。

 

お墓戦艦では・・・

 

「「何なんだこれは?」」

 

大神と神山がそう言う。

 

「成程これがこちらの融合世界の神の介入の仕方ですか」

 

「「なっこれが融合世界の神の仕業?」」

 

「いつ向こうの神達がこちらの融合世界に気がつくかによるけど融合世界同士の潰し合いに発展するかもしれないしね」

 

「その可能性もあるんだったな」

 

「だけどね魔王の因子とゲネシスの改変は融合世界同士の潰し合いを回避してくれた可能性もあるのよね」

 

「そうか、魔王の因子はゲネシスを使って自分の存在を世界に認めさせる為に力を使ったんだからこちらの融合世界が厄介な事に巻き込まれるのは嫌な筈よね」

 

「まあ、魔王の因子とゲネシスに意思があればね」

 

「それでは決めた事を直哉に伝えるのか?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉達の受けた衝撃と改変についての話し合い前編

特殊遊撃部隊があおぞら市に到着した少し後に時を戻して・・・

 

お墓戦艦内部で中継を見ていた直哉と守護者達は・・・

 

「あすかの言う通りの可能性の方が高いかも知れないわね」

 

「それじゃあ待機している直哉さん達に連絡すべきじゃ?」

 

「さんごそれはまだしない方が良いよ」

 

「そうねあくまで、降魔の気配があおぞら市からする段階だしそして何で新旧の帝国華撃団の皆がこの気配に反応しないのは不思議じゃない?」

 

「そう言われたらそうかも」

 

さんごがそう言う。

 

「あの改変で帝国華撃団の行動を抑制させる為にしたのかも知れないわね」

 

「でもそんな事をして何の意味が・・・」

 

「直哉から聞いたんだけど、魔王の因子とゲネシスの改変は私達の常識は通じないらしいわ」

 

「ええーー」

 

「普通に考えたらトワさんやレイさんがわからないと言っているんだから」

 

みのりがそう言う。

 

「確かに報告は明確に敵が出て来てからの方が良いと思う」

 

「そうね幸いあとまわしの魔女達も動きも無さそうだし」

 

「でもそうすると何でもう1つのすこやか市は魔王の因子とゲネシスの改変を受けていなかったんだろう?」

 

「ああ、直哉達と守護者の皆が説明をしてた奴の件ね」

 

「うん不思議もう1つのすこやか市のようなパターンもあると言う事であおぞら市も期待される状況だったけど」

 

中継一時中断・・・

 

「成程あおぞら市は改変の影響を受けていましたか」

 

「でも直哉さん。私達やエステルさん達は影響を受けてませんよ」

 

光がそう言う。

 

「それは恐らくあおぞら市に関わる人間にしかわからない違和感なのでしょうね」

 

「「「「「成程」」」」」

 

そして直哉が再び中継映像を出した。その直後・・・

 

「出てこいゼッタイヤラネーダ」

 

そう言う声が聞こえたのでまなつ達が急いで行くとそこには・・・」

 

「皆行くよ」

 

「「「ええ」」・・・」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「今日も元気だ!」

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「「「「お母さん達がプリキュアにへんしんしたーー」」」」

 

「皆落ち着いてこれは多分魔王の因子とゲネシスの改変の影響よ」

 

ローラがそう言う。

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

中継終了・・・

 

「「「「「何でまなつちゃん達の親がプリキュアに変身してるの?」」」」

 

「成程あおぞら市に対する魔王の因子とゲネシスの改変は時間が過去に戻っているのでしょうねだけどあとまわしの魔女の手下達にはプリキュアで対抗しなければいけないと判断しているのでしょうね」

 

「成程ねだから改変を使って本来の変身者の親が時間の巻き戻しによって子供に戻ったから彼女達をプリキュアに仕立てたのね」

 

エステルがそう言う。

 

「よくよく考えてみると、魔王の因子とゲネシスによって引き起こされた改変は今の所あおぞら市で行われた改変の規模が大きいんですよ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

直哉の言葉に驚く守護者達だった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉達の受けた衝撃と改変についての話し合い中編

「成程ねだから改変を使って本来の変身者の親が時間の巻き戻しによって子供に戻ったから彼女達をプリキュアに仕立てたのね」

 

エステルがそう言う。

 

「よくよく考えてみると、魔王の因子とゲネシスによって引き起こされた改変は今の所あおぞら市で行われた改変の規模が大きいんですよ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

直哉の言葉に驚く守護者達だった。

 

「皆さん思い出して下さいまず海鳴市では闇の書に対する改変でした。そうですねのどかさん」

 

「うんそうだよ直哉君」

 

そしてのどかが思い出す。

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

のどかがキュアグレースに変身した時はやての部屋の本棚にある一冊の本が、不気味な動きを見せていた。

 

「「これはまさか本型のロストロギア?」」

 

「本型のロストロギアなら取集が目的かも知れないラビね」

 

「うんそうだね変身を解除したら本型のロストロギアも動かなくなったしね」

 

「これで直哉の心配事が、現実になるかも知れないラビね」

 

「うん、昔の幼馴染世界の海鳴市で起きた本型のロストロギアは、魔法のみを収集してたって教えてくれたけど、まさか私達の力まで取集対象だなんて・・・」

 

「これも融合世界に過去から来た2人の影響?」

 

「のどかさんありがとうございました。そして次はオイシーナタウンに行きそこで・・・」

 

「先程も言いましたが、今の生活を捨てる事が出来るのなら特殊遊撃部隊の仕事を手伝って構いませんよ」

 

「「「すみません今の生活を捨てる事は来ません」」」

 

「そうでしょうね皆さんならそう答えると思ってましたよ」

 

「「「え」」」

 

「とりあえず今の生活を捨てる事を選べなかったので3人にはすみませんが邪魔はしないで貰えますね」

 

「「「はい」」」

 

「まもなくゆいさんとローズマリーさんがこちらに来るので、それまでゆっくりしてて下さいね」

 

「他の人達に伝えますが、特殊遊撃部隊は次の目的地にもうすぐ出発するので準備をしておいてくださいね」

 

直哉がその場にいる全員に伝える。

 

「それでは自分は行きますね」

 

「そして1つの問題が解決後に、予想外の事実を知る事になりましたそれが」

「いえ、違うわね恐らく、融合世界のすこやか市ともう1つのすこやか市と同じなのかも知れないわね」

 

「つまりここねさんとらんさんは今いるオイシーナタウン出身でゆいさんとローズマリーさんにあまねさんが原作世界のオイシーナタウンから来たと言う事ですか?」

 

「恐らくそう言う事だと思うわ」

 

「でもそう考えるとゆいさんの違和感とローズマリーさんの記憶の年数の違いがあったとしても納得が出来ますし」

 

でもここが裏のオイシーナタウンとしてもローズマリーさんにゆいさんやあまねさんのもう1人は一体どこにいるのでしょうね?」

 

「「確かに」」

 

「正直あおぞら市のように、表の世界が融合世界に引き寄せられたのだと考えていましたが、表と裏で致命的な違いが見つかるとは思いませんでしたよ。これではプランの練り直し必要ですね」

 

「オイシーナタウンでは設定変更と言う改変をしプリキュアの絆を壊そうとしていたので」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「あおぞら市では時間に改変をして、ローラ達が言った異界事変での敵やプリキュアに変身する人物を強制変更により、僕の中にいる筈のキュアオアシスさんが消えているので」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

その時お墓戦艦にトワからの通信が来た。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉達の受けた衝撃と改変についての話し合い後編

「オイシーナタウンでは設定変更と言う改変をしプリキュアの絆を壊そうとしていたので」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「あおぞら市では時間に改変をして、ローラ達が言った異界事変での敵やプリキュアに変身する人物を強制変更により、僕の中にいる筈のキュアオアシスさんが消えているので」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

その時お墓戦艦にトワからの通信が来た。

 

「直哉達もその辺は気がついたみたいね」

 

「はい」

 

「ただもう1つのすこやか市も改変を受けていた事には気がついてないようね」

 

「「「「「「ええ――」」」」」」

 

そしてトワが通信で話し出した。

 

 

「恐らくね」

 

「つまりこういう事か?まず海鳴市そしてオイシーナタウンをゆい達の記憶から再現しその後にあおぞら市で時間を改変した事で面白い記憶があったから真宮寺直哉を探した結果、原作世界ののどかだけが見た夢へと繋がるのか?」

 

レイがトワに聞きながら思い出す。

 

「あ、これです1日目はもう少しありました」

 

「そうなのね」

 

映像再生・・・

 

「夢の私達はあの人達に対して冷たい態度だったけど」

 

「そうね、でも最低限の接触だけではすみそうにないわね」

 

「私達の街が見知らぬ世界に跳ばされたからね」

 

「そうね夢で見る私達になれるかと思ったけど厳しいわね」

 

「うん、なんか付き合いにくそうな感じがするよね」

 

「まあ、夢の状況にならないようにしておこうよ」

 

「そうねのどか」

 

「そうだよね」

 

そう言いながら3人は午後の授業の準備を始めた。

 

映像終了・・・

 

「成程貴女達の世界の異変は7人世界がベースとなっている融合世界にすこやか市が転移後に起きたイベントの一部よ」

 

「「「ええ――」」」

 

「7人世界がベースの融合世界ってあったんですか?」

 

「どうやらそうみたいよ。あくまでもミュウミュウ世界の改変を見ていない現段階ではね」

 

「そうねミュウミュウ世界での改変が法則通りの改変が行われていたら・・・条件次第で大変じゃん」

 

「なっつまりもう1つのすこやか市での改変は夢を改変したと言う事ですか?」

 

「そう言う事になるわ」

 

「でも何故のどかさんの夢を改変してまで、7人世界ベースの融合世界を見せたのでしょう?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「いつ向こうの神達がこちらの融合世界に気がつくかによるけど融合世界同士の潰し合いに発展するかもしれないしね」

 

「その可能性もあるんだったな」

 

「だけどね魔王の因子とゲネシスの改変は融合世界同士の潰し合いを回避してくれた可能性もあるのよね」

 

「そうか、魔王の因子はゲネシスを使って自分の存在を世界に認めさせる為に力を使ったんだからこちらの融合世界が厄介な事に巻き込まれるのは嫌な筈よね」

 

「まあ、魔王の因子とゲネシスに意思があればね」

 

「そう言う訳だから貴女達は、まなつ達と2組の帝国華撃団と合流して先にミュウミュウ世界の調査を優先して」

 

「「「「「「わかりました」」」」」」

 

そしてトワとの通信が切れた。

 

「まさかもう1つのすこやか市でも改変が行われてなおかつその改変のおかげで融合世界同士の接触が回避された可能性があるなんて」

 

「そうだね直哉君とりあえずまなつちゃん達迎えに行く?」

 

「そうですね響さん。そう言う訳だから貴女達は、まなつ達と2組の帝国華撃団と合流して先にミュウミュウ世界の調査を優先してとトワも言ってましたし、それに今のまなつちゃん達は、現状ではプリキュアに変身出来ない筈なので合流するなら急いだ方が良いです」

 

「そっか今のあおぞら市ではまなつちゃん達の親達がプリキュアの役割をしているから」

 

「そう言う事ですよのどかさん」

 

「でも直哉さん。本当に調査するだけで良いんですか?」

 

光が直哉に聞く。

 

「光さんの言う通り現時点で海鳴市とあおぞら市の改変については早めに解決するべきですが、現状では改変に対する情報や改変前に戻す方法等の情報が不足してるんです」

 

「ここで焦って状況を悪化させるような事は避けるべきと考えます」

 

暫くして・・・

 

まなつ達と2組の帝国華撃団と合流した特殊遊撃部隊はそのままミュウミュウ世界に向かった。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

カフェミュウミュウにて

カフェミュウミュウにて・・・

 

「・・・」

 

「ミントさんいちごさんどうしたんでしょうか?白銀さんに呼ばれた後からあの様子ですけど」

 

「ああ、それは・・・大丈夫ですわただ、久しぶりにあの人達がこちらに来ると聞いたからですから」

 

「あの人達?」

 

「れたすもミュウミュウになって白銀から聞いたでしょう?」

 

「ええ、あの事件の事は聞きましたよ」

 

 

「もしかすると融合世界の別の敵が先程の地震で来たのかもな」

 

「そんな馬鹿な」

 

「だが事実バスケットボールゴール型の怪物がいるしな」

 

!!

 

「陵大変ですバスケットボールゴール型の怪物の元に1人の少女が現れました」

 

「何だと!!」

 

時を少し戻して・・・

 

「ええ――同じ怪物が向こうにも出現しているなんて」

 

「直哉さんどうするんですか?確かプリキュアの敵は対象となるプリキュアの力が必須なんですよね?」

 

「そうですよいちごさん」

 

「ですから彼女に対応して貰いますよ」

 

「え、彼女って誰ですか?」

 

いちごが直哉に聞く。

 

「すみませんいちごさん。僕がこれからする事に対して秘密にしてくださいね」

 

「え、それはどういう意味ですか?」

 

「行きますよオアシスさん」

 

「はい、行きましょう直哉さん」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「乾いた心に!キュアオアシス!」

 

「ええ――直哉さんがプリキュアになっちゃた」

 

「いちごさん着いて来て貰えますか?」

 

「まだミュウミュウ世界の地理がわからないので」

 

「あ、わかりました」

 

そしていちごとキュアオアシスはバスケットボールゴール型の超ゼッタイヤラネーダとバトラーがいる場所に向かった。

 

「そして未知の怪物は謎の人物に倒されたんですよね?」

 

「そうですわ、そして・・・」

 

「おい、ミントレタスそろそろ時間だからいちごを元に戻しておいてくれ」

 

「わかりましたわ」

 

「あれ、白銀さんお店閉めちゃうんですか?お客さんが来るのに」

 

「ああ、それは・・・レタスにはまだ言ってなかったな。今日来るお客はミュウミュウの司令官として会うからな」

 

「ええ――私達を助けてくれる人がいたんですか?」

 

「ああ、ただし異世界の協力者だがな」

 

「ええ――異世界の人なんですかこれから来る人は?」

 

「そうだ、ちょうどいい異世界での事を教えてやるよれたすの為にな」

 

白銀と桃宮いちごは沢泉ちゆにすこやか市を案内して貰っていた。

 

「白銀すこやか市て自然がいっぱいあっていいね」

 

「そうだな、だが人間は自然を破壊する事は頭が回るからないつかこの自然も少なくなるだろうさ」

 

「もう白銀そんな事言わないでよ」

 

「だが俺達の世界では事実絶滅危惧種の動物が多くなってるだろ?」

 

「全て人間の欲望が原因で絶滅した動物もいるからな」

 

「その事実はそうかも知れないけど・・・」

「あれ沢泉ちゆさん大丈夫?」

 

「ああ、ごめんなさい少し考えていたの白銀さんが言ってた人の欲望についてをね」

 

「へえ、それは気になるね。貴女の人の欲望について考えた事を教えてくれ」

 

「ええ、良いですよ」

 

「確かに白銀さんが言ったように人によって絶滅した動物や植物があるのは事実ですが、それでも人間はここまで文明を発達させたのも言い方を変えれば生活を豊かにしたいと言う欲望があったからじゃないですか?」

 

「へえーーそう言う風にも確かに言えるな」

 

「あ、確かにそうだよ」

 

いちごがそう言う。

 

「そして白銀さん貴方自身も地球を守りたい為に色々したのでしょう?」

 

「それ等の行為も第三者から見れば白銀さんの自己満足や自分の欲丸出しだと言われるかもしれません」

 

「確かにな、ミュウミュウの力を使い地球を守る事は知らねえ奴が聞いたら呆れるだろう。だが俺はミュウミュウの力に適合する人間を探して地球を守るように動いて貰うしかないんだよ。俺が出来る事は」

 

「へえ、異世界でも人のせいで絶滅危惧種の動物がいるんですね」

 

「まあ、その異世界には星を病気にするウイルスがいたがな」

 

「ええ――」

 

「そんなウイルスがいたんですか?」

 

「ああ」

 

その直後、特殊遊撃部隊がカフェミュウミュウに到着した。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

再会と協力について1

「遅くなりました。白銀さん」

 

「いや時間通りだから気にしないでくれ」

 

「あれ、直哉さん今日はのどかちゃん達は一緒じゃないんですか?」

 

いちご直哉に聞く。

 

「彼女達には以前こちらで調べていたデータと違いがないのかを調べて貰っているんですよミュウミュウ世界はいろんな意味で僕達の世界が今後迎えるかも知れない状況に近い世界ですからね」

 

「成程な、そして直哉お前が伝えてきた事も関係している可能性もあると思っているんだな?」

 

「はい」

 

「わかった、圭一郎すまんが一緒に来てくれ」

 

「わかりました」

 

そして直哉と白銀達は奥の部屋に向かった。

 

「何なんですの?あれはまるで私達に聞かれないようにしたにしか見えませんわ」

 

「まあまあミントさん落ち着いて」

 

れたすがそう言う。

 

「でもあの人本当に異世界の人なのでしょうか?いちごさん」

 

「それは間違いないよレタス」

 

そしていちごが話し出す。

 

「皆さんお疲れ様でした。それにレンさんとアリオスさんご助力ありがとうございました」

 

「フフ、気にしなくて良いわよ。私も新たな世界から来た人間を見たかったし」

 

「私の方も気にしなくていい通商会議よりこちらを優先して欲しいとミシェルが言ったからな」

 

レンとアリオスが直哉に向け言う。

 

「「「「はあ、はあ」」」」

 

「何とかキメラ魔獣を通常の魔獣に戻せましたね」

 

キュアアースが言う。

 

「ねえ白銀今回のあれやたら頑丈だっだけどどうして?」

 

「ああ、それは・・・ゼムリア大陸と言う異世界と霊的な力を増幅させるこの塔が何らかの影響が出たと推測している俺の中ではな」

 

「そうなの?」

 

「そうねそこのお兄さんが言ったのが正解かも知れないわね。ここに来る前に直哉からあいつの能力を聞いたけど本当にナノビョーゲンに似てるわよね」

 

「ああ、ここは上位三属性が働いているからな」

 

「つまりここにいた俺達の世界の敵を上位三属性とやらの力で強化されたと考えていいのか?」

 

白銀がレンに聞く。

 

「ええ、そう言う風に考えて良いと思うわ。少なくとも上位三属性が発現する時は必ず厄介な事が起きるから」

 

「そうなのか?」

 

「ああ、そう言う時の方が多い。さて直哉一旦出ないか?星見の塔から」

 

「あ、そうですねアリオスさん」

 

「え、キメラアニマって異世界にもいるんですか?」

 

れたすがいちごに聞く。

 

「あ、それはこちらにいるキメラアニマが偶然異世界に着いて来てた事があって皆さんと協力して浄化したんだよ」

 

「でも白銀さんといちごさんは凄いですね異世界に行った事があるなんて」

 

「いやーーそんな事ないよ」

 

「そうですわ。異世界の担当者が名前を知ってただけで選ばれただけですもんめ」

 

「むっそう言うミントこそあの人に怒られてたじゃん」

 

「あれはその・・・」

 

ミントが思い出す。

 

 

「直哉さん確かに、直哉さんの言う通り白銀は、私に説明をしてくれたので納得してますから」

 

「そうですか?それなら良いですけど、そこにいるお嬢様は桃宮さんさんが覚醒せずに変身しなかった場合の事も考えてますか?」

 

「それは・・・」

 

「どうせ貴方達はあの怪物によって殺された場合その怪物の存在を知られて混乱するの防ぐ為に死んだ人がいた場合行方不明にするのでしょうけどね」

 

「それは否定できねえ、お前に言う通りそう言う事態になってもおかしくないな」

 

「後カフェのバイト中にティ―タイムだからと言って堂々とさぼるのはどうかと思いますが、貴女が動かないから他の人に負担が増えるんですよ」

 

「う、それは・・・」

 

「貴方もこの店と司令をしているならしっかり言いなさい」

 

「う、すまねえ俺も経営初めてだから・・・」

 

「誰でも初めてはありますからそこは良いですけど、白銀さんで良いですか?」

 

「ああ」

 

「これから言う事は完全に余計なお世話と思われるでしょうが、せめて桃宮さんの両親に貴方が、このカフェで桃宮さんがバイトをする事になった理由を話した方が良いと思いますよ。ミュウミュウだからバイトをさせているではなくね」

 

「私だってあんな事言われたのは初めてで驚きましたわ」

 

「うわあ、あの人凄いですねミントさんを変えられる人だったんですね」

 

その頃直哉と白銀達は・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

再会と協力について2

「それではトワ内部世界はどういう順序で行けばいいです?」

 

「そうねまず、中心世界になったすこやか市とオイシーナタウンの後にもう1つのすこやか市の後にあおぞら市とミュウミュウ世界を調べて」

 

「わかりました。主に3つのプリキュア世界を調べたらいいんですね」

 

「そうね他の世界はイベント的に封印状態だからね」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「そういう意味でプリキュア世界を重視する方向なんですね」

 

「それにオイシーナタウンもそろそろ調査をしておきたいからね」

 

「成程な融合世界に現れた魔王の因子とゲネシスと言う物によって俺達の世界も含む複数の世界が改変を受けているから特殊遊撃部隊が動いて調査を始めているのか?」

 

「そう言う事です」

 

「しかし改変とは厄介な事態になってるな」

 

「ええ、融合世界の神達も改変を受けている世界を完全に戻すのは現状では厳しいだろうと言っていますし」

 

「おいおい融合世界の技術でも厳しいのか?」

 

「いえ、対処するのは簡単なんですけど、ゼムリア大陸で魔王の因子を倒せばいいんですけど」

 

「こちらを見て下さい」

 

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

直哉とアニエスはお互いにそう言った。

 

映像終了・・・

 

「成程ですから今は改変元を対象とした行動が出来ないんですね?」

 

「そう言う事です赤坂さん」

 

「ですが特殊遊撃部隊はある程度のタイムスリップは出来た筈では?」

 

「ええ、タイムスリップは出来ますが、この時代で生きている人が対象なのですよ」

 

「つまりこういう事か?タイムスリップをする場合の条件として利用出来るのは現在の特殊遊撃部隊と関りを持つ者と言う事か?」

 

「ええ、そうですね未来で特殊遊撃部隊と関わる者でも現在の規則から逃れる事は出来ません」

 

「その理由が歴史の改変に関わる可能性があるからか?」

 

「そうですよ白銀さん」

 

「だが実際改変を受けているのだろ?皮肉にも」

 

「ああ、それは・・・否定できないですね」

 

「それで今回僕が来たのは、白銀さんや赤坂さん達ミュウミュウを支える側の人間とミュウミュウに変身する方達に対する改変が起きているかを調べる為に来たのです」

 

「「成程」」

 

「ならいい方法があるぞ。直哉お前数日カフェミュウミュウでバイトしたらどうだ?」

 

「ああ、確かに良いですね。僕がバイトとして働けば、お客として来るより効率が良いですね」

 

「よし決まりだ」

 

そして直哉は数日の間カフェミュウミュウでバイトをする事になったのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉のバイト決定後の白銀達

「ならいい方法があるぞ。直哉お前数日カフェミュウミュウでバイトしたらどうだ?」

 

「ああ、確かに良いですね。僕がバイトとして働けば、お客として来るより効率が良いですね」

 

「よし決まりだ」

 

そして直哉は数日の間カフェミュウミュウでバイトをする事になったのだった。

 

直哉がカフェミュウミュウから帰った後の白銀の部屋では・・・

 

「でも本当に良いんですか?彼をバイトとして扱っても?」

 

「ああ、直哉自身がやる気だからな」

 

「ですがこの件をいちごさんさん達にはどう説明するんです?特殊遊撃部隊の司令を見てないれたすさんやミントさんは何も言わないでしょうが・・・いちごさんは言うと思いますよ」

 

「確かにないちごは悪い意味でいろんな物を見ているからな」

 

「そうですね」

 

「これは俺の勘だが、直哉の言っていた改変の影響を受けているのはいちごかも知れないな」

 

「そう言う風には見えませんけどね?」

 

「俺も勘で言っているから確証があるわけではないが、俺達は何かを見落としてる可能性もあるからな」

 

「しかし改変とは厄介な事態になってるな」

 

「ええ、融合世界の神達も改変を受けている世界を完全に戻すのは現状では厳しいだろうと言っていますし」

 

「おいおい融合世界の技術でも厳しいのか?」

 

「その改変を受けたら違和感に気がつきにくいみたいだからな」

 

「ですが何故いちごさんが・・・」

 

「ああ、それは・・・青山に対する言動が少ないからだ」

 

「ああ、言われたら確かに・・・陵はそれを見て改変の影響を受けていると考えたんですね?」

 

「ああ」

 

「きゃ」

 

「おっと君大丈夫?」

 

その時1人の女の子が前にいる直哉に気がつかないでぶつかったのだった。

 

「本当にごめんなさい」

 

「いや君に怪我がなくて良かったよ」

 

「私は、桃宮いちごと言います」

 

「あ、僕は花寺直哉と言います。よろしくね」

 

「はい」

 

「それで桃宮さんは、何を慌ててたの?」

 

「あ、やばい青山君とのデートに遅れちゃう」

 

「ああ、そう言う事そう言う事なら、僕の事は気にせず行って良いよ」

 

「え、でも・・・直哉さんに迷惑かけたのは私ですから」

 

「わかったよ・・・失礼だけどどこでデートだったの?」

 

「それは・・・○○動物園です」

 

「ああ、それは・・・ちょうどよかった僕○○動物園に行く途中だったから桃宮さんが良ければ一緒に行かない?」

 

「ええ、それなら良いですよ」

 

そして2人は目的地の動物園に向かった。

 

「直哉に教えて貰ったがこの時も青山君の事を言ってたらしいしな」

 

「それが最近と来たらその系統の話がほとんどないからな」

 

「それでフラれたのかと思ったが、もしかすると・・・改変によって青山君と言う人間の存在を消されたか?」

 

「もし陵の推測通りなら、異世界の改変無機物、時間、夢そして存在がそれぞれ改変された事になりますよ」

 

「確かに、俺自身もいちごが最近青山君の話をしない事に違和感を持っていなかったから」

 

「それではいちごさんを呼びますか?」

 

「いやいい、どうせ明日直哉がバイトに来るんだ、その時に2人を同じ休憩時間にした時に話をした方が良いだろう。改変については俺達と直哉の間だけの話にしておくよ」

 

「確かにそれがいいかも知れませんね」

 

その頃直哉達は・・・

 

「突然ですが僕は明日から数日間カフェミュウミュウでバイトをする事になりました」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

直哉の発言に守護者達は驚いていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

突然のバイト決定の説明前編

その頃直哉達は・・・

 

「突然ですが僕は明日から数日間カフェミュウミュウでバイトをする事になりました」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

直哉の発言に守護者達は驚いていた。

 

「驚いたけどよくよく考えたらその可能性が高いわね」

 

「そうなんですよエステルさん」

 

「「え、どういう事ですかエステルさん?」」

 

光と響がエステルに聞く。

 

「いい皆聞いてね。まず闇の書所の改変を受けた時闇の書の持ち主は八神はやてよここで問題よ。特殊遊撃部隊と八神はやての接点は?」

 

「「あ、もしかして」」

 

響とのどかが思い出す。

 

「それはほんまかいな?」

 

「君達の世界に複数の神様がいて君達が神様の依頼によってここに来たんやな」

 

「ええ簡単に言えばそういう事です」

 

ちゆがはやてに説明する。

 

「その神の依頼内容教えてくれへん?」

 

「それは無理ですよはやてさんは喋りすぎますし、現に今も機動六課の方に情報流してるでしょう」

 

!!

 

「何故ばれたんや」

 

「私は元々幼馴染世界の出身でミッドチルダに住んでましたし」

 

「ついでに言うと、ここに入ってから一切通信は遮断してますし」

 

「なんやて!!飛鳥ちゃん私達を裏切るんかいな?」

 

「裏切るも何も無いですよ私と薫は最善と思うことをするだけです」

 

「確かに私達は幼馴染世界の紫藤直哉と真宮寺さくらの間に生まれたのは事実ですが」

 

「その事実だけで、勝手に決めつけないでくださいね」

 

「「うわあ飛鳥ちゃん。そこまで言わなくても・・・」」

 

話を聞いていた。響とさくらが言う。

 

「いえ、いいんですよこのおばさん達に気兼ねなく言っても。どのみち米田健二一派に負けるのですし」

 

「「そう言う接点があった」」

 

「そしてオイシーナタウンの場合は、特殊遊撃部隊と和実ゆい達との出会いでしょうね」

 

「「「成程」」」

 

「もう1つのすこやか市ではもう1人ののどかの夢」

 

「あおぞら市では・・・」

 

「皆行くよ」

 

「「「ええ」」・・・」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「今日も元気だ!」

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「「「「お母さん達がプリキュアにへんしんしたーー」」」」

 

「今までの改変を見ると全て特殊遊撃部隊と何らかの形で関わった事のある人間もしくは物になってるのよ」

 

「「「あ、そう言えばそうだ」」」

 

響達はエステルの説明に納得した。

 

「ええ、そうなんですただもう1人ののどかさんの夢ですので正確には違うかも知れませんが」

 

「少なくともエステさんの推測通りなら恐らく・・・」

 

「きゃ」

 

「おっと君大丈夫?」

 

その時1人の女の子が前にいる直哉に気がつかないでぶつかったのだった。

 

「本当にごめんなさい」

 

「いや君に怪我がなくて良かったよ」

 

「私は、桃宮いちごと言います」

 

「あ、僕は花寺直哉と言います。よろしくね」

 

「はい」

 

「それで桃宮さんは、何を慌ててたの?」

 

「あ、やばい青山君とのデートに遅れちゃう」

 

「ああ、そう言う事そう言う事なら、僕の事は気にせず行って良いよ」

 

「え、でも・・・直哉さんに迷惑かけたのは私ですから」

 

「わかったよ・・・失礼だけどどこでデートだったの?」

 

「それは・・・○○動物園です」

 

「ああ、それは・・・ちょうどよかった僕○○動物園に行く途中だったから桃宮さんが良ければ一緒に行かない?」

 

「ええ、それなら良いですよ」

 

そして2人は目的地の動物園に向かった。

 

「こういう形で僕と知り合った桃宮いちごさんの可能性があると思いカフェミュウミュウでのバイトを数日間受ける事にしたんです」

 

「「「「成程」」」」



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

突然のバイト決定の説明後編

「ああ、それは・・・ちょうどよかった僕○○動物園に行く途中だったから桃宮さんが良ければ一緒に行かない?」

 

「ええ、それなら良いですよ」

 

そして2人は目的地の動物園に向かった。

 

「こういう形で僕と知り合った桃宮いちごさんの可能性があると思いカフェミュウミュウでのバイトを数日間受ける事にしたんです」

 

「「「「成程」」」」

 

「確かにそう言われるとミュウミュウ世界で条件がそろうのは彼女が高いわね」

 

「ええ、皆さんに協力して貰い街の改変が行われていない事がわかったので恐らくミュウミュウ世界もあの法則通りのようですからね」

 

「ええ――それでは僕が調べた調査は嘘と言う事ですか?」

 

「いえ、違うわね恐らく、融合世界のすこやか市ともう1つのすこやか市と同じなのかも知れないわね」

 

「つまりここねさんとらんさんは今いるオイシーナタウン出身でゆいさんとローズマリーさんにあまねさんが原作世界のオイシーナタウンから来たと言う事ですか?」

 

「設定と勝手にオイシーナタウンを作ると言う事をしたんだもん」

 

「「ええ――あれって改変のせいなの?」改変のせいなのか?」

 

「ええ、巧妙に隠されていたけどね、ここねとらんが特殊遊撃部隊に敵意を持つようにね」

 

「成程プリキュア達のきずなや信頼に対しての改変をした結果があの修羅場だったんだ」

 

「そうトワから聞いた時何か法則があると思い考えていたんですよ」

 

「「「法則?」」」

 

「ええ、そうです皆さん思い出して下さい」

 

「直哉君どうする?ここを突破しないとグレンデルに変身しているヴァンさんの所に行けないよ」

 

響が言う。

 

「予定通り響さんとシズナさんはグレンデル暴走状態を止める為に突き進んでください。この魔獣の群れは僕達が抑えるので」

 

「わかったよ」

 

「承知した」

 

そして響とシズナはグレンデルの元に向かいグレンデルと戦い始めた。

 

「あの時に僕達はグレンデル状態のヴァン・アークライドと対峙しましたね」

 

「「「うんうん」」」

 

「その後に魔王の因子とゲネシスと言う物を本格的に知り、その結果・・・」

 

「いや違う強制的にIFの未来を魔王の因子が作り上げたと言ってもいいな」

 

「それってつまりゼムリア大陸全体に自分の存在をねじこんだと言う事ですか?」

 

「ああ、そう言う事だ。本来ならイシュメルガとの対決後はゼムリア大陸には少し封印して貰う予定だったのだが・・・」

 

「魔王の因子は新たな世界を構築した時に融合世界の各世界に改変を行ったのは覚えてますね?」

 

「「「うん」」」

 

「はやてさんの闇の書、プリキュア達の絆、もう1人ののどかさんの恐怖の一部の夢、そしてまなつちゃん達の本来の時間が魔王の因子とゲネシスが起こした改変によって各世界はそれが当たり前になっているから厄介なんですよね」

 

「そうねでも直哉本当にどうするの?桃宮いちごが改変されたとわかった場合」

 

エステルが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・僕が一旦管理者の神殿に行き報告するのでその間皆さんは念の為に待機していてください」

 

「バトラー貴方どうしてここに」

 

「やはりキュアオアシスは死んでいてその魂が紫藤直哉に・・・いや花寺直哉に宿っていたのですね」

 

「バトラー貴方は私達の事を調べる為にこちらの世界に超ゼッタイヤラネーダを誕生させたんですね?」

 

キュアオアシスバトラーに聞く。

 

「その通りですよ。キュアオアシス謎が解けたので私はこれで失礼します」

 

そう言ってバトラーはミュウミュウ世界から姿を消した。

 

そして・・・

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

「直哉さん行きますよ」

 

「わかりました、ですが現状でこの世界においてもオアシスとして動けるのは3分です」

 

「わかりましたすぐに終わらせます」

 

そしてキュアオアシスは行動を開始した。

 

「ランドハートクルリング!」

 

「プリキュア!ランドビート・ダイナミック!」

 

「ビクトリー!」

 

そしてキュアオアシスは、バスケットボールゴール型の超ゼッタイヤラネーダを浄化する事に成功したのだった。

 

「またこういう事があるかも知れませんからね」

 

「「「「成程」」」」

 

そして話し合いは終わった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

間章14 直哉のバイトに来た理由編
直哉のバイト初日とチーム発表


「はあ、はあ学校の日直で遅くなっちゃたよミント怒ってるだろうな」

 

そう言いながらいちごはカフェミュウミュウに行くと・・・

 

「あ、お疲れ様ですいちごさん」

 

「へ・・・な、何で直哉さんがカフェミュウミュウの店員の制服着てるんですか?」

 

「何故って僕もカフェミュウミュウでバイトをする事になったからですよ。そう言う事でよろしくお願いいたしますねいちごさん」

 

「ええ――」

 

「おう、漸く来たないちご」

 

「ちょっ白銀どういう事?」

 

「何が?」

 

「何で直哉さんがここでバイトしてんのよ?」

 

「ああ、その事か?俺からお願いをした」

 

「はあ」

 

「成程ミュウミュウ世界の住人は、落ち着きがないですね。そんなに落ち着きがないと組織の長は務まりませんよ」

 

「お前に関係ないだろう」

 

「それは事実ですね、貴方達が動物の力の一部を使いあのネズミを凶暴化させたものを倒していたのも僕には関係ありませんね」

 

「ですが、動物の力に適合者だからと言って本人に説明をせずにいきなり戦わせるのは間違いですよね」

 

「直哉さん確かに、直哉さんの言う通り白銀は、私に説明をしてくれたので納得してますから」

 

「そうですか?それなら良いですけど、そこにいるお嬢様は桃宮さんさんが覚醒せずに変身しなかった場合の事も考えてますか?」

 

「それは・・・」

 

「どうせ貴方達はあの怪物によって殺された場合その怪物の存在を知られて混乱するの防ぐ為に死んだ人がいた場合行方不明にするのでしょうけどね」

 

「それは否定できねえ、お前に言う通りそう言う事態になってもおかしくないな」

 

「後カフェのバイト中にティ―タイムだからと言って堂々とさぼるのはどうかと思いますが、貴女が動かないから他の人に負担が増えるんですよ」

 

「う、それは・・・」

 

「貴方もこの店と司令をしているならしっかり言いなさい」

 

「う、すまねえ俺も経営初めてだから・・・」

 

「だってよあんな事言われて改善出来てないと思われたら嫌じゃねえか?」

 

「まあ確かに気持ちはわかるけどね」

 

「後れたすを直哉に慣らさせる為でもあるがな」

 

「成程ね、ミュウミュウ世界以外に行く事もあるかも知れないから?」

 

「そうだ、そう言う事だからいちごお前は暫く直哉とのペアな」

 

「はあーーーそんな話聞いてないわよ」

 

「当たり前だろ昨日直哉と決めたんだからよ」

 

「何で私なのよ。れたすじゃなくていいの?」

 

「ああ、直哉がいちごの変化を俺に教えてくれたからな」

 

「え、直哉さんが・・・」

 

「ああ、いちごお前の悩みはミュウミュウ世界の俺達やミントれたすすら気づいてないのに直哉が言ってくれたお陰で気がつけた一体なにがあった?」

 

「はいはいそこの2人そろそろ開店しますわよ」

 

「ああ、すまん」

 

「ごめんミント」

 

「謝るくらいなら手を動かしなさいな」

 

「フフ」

 

「何がおかしいのですの?」

 

「だって・・・」

 

「どうせ貴方達はあの怪物によって殺された場合その怪物の存在を知られて混乱するの防ぐ為に死んだ人がいた場合行方不明にするのでしょうけどね」

 

「それは否定できねえ、お前に言う通りそう言う事態になってもおかしくないな」

 

「後カフェのバイト中にティ―タイムだからと言って堂々とさぼるのはどうかと思いますが、貴女が動かないから他の人に負担が増えるんですよ」

 

「う、それは・・・」

 

「貴方もこの店と司令をしているならしっかり言いなさい」

 

「う、すまねえ俺も経営初めてだから・・・」

 

「直哉さんがいるからテキパキ動くミントが見れたからね」

 

「何ですって」

 

そして直哉のバイト初日は無事に終了したのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

カフェミュウミュウ閉店後の直哉達1

「貴方もこの店と司令をしているならしっかり言いなさい」

 

「う、すまねえ俺も経営初めてだから・・・」

 

「直哉さんがいるからテキパキ動くミントが見れたからね」

 

「何ですって」

 

そして直哉のバイト初日は無事に終了したのだった。

 

カフェミュウミュウ閉店後・・・

 

「さて改めて自己紹介をしますね。自分は花寺直哉このミュウミュウ世界では18歳ですのでよろしくお願いしますね。特にれたすさん」

 

「はいよろしくお願いいたします直哉さん。あのーー直哉さんは本当に異世界の人なんですか?」

 

「そうですよれたすさん」

 

「そうなんですか?どうもそんな感じがしないので・・・すみません」

 

「ああ、自分がミュウミュウ世界に馴染みすぎてると感じたのですね」

 

「自分が馴染んでいるのはミュウミュウ世界の他にもお金や携帯電話等発展している物が同じだったりしているので」

 

「れたす直哉の言う事は事実だ」

 

「白銀さん」

 

「直哉あの時の事をれたすに言っていいか?」

 

「構いませんよ」

 

「へえーーそう言う風にも確かに言えるな」

 

「あ、確かにそうだよ」

 

いちごがそう言う。

 

「そして白銀さん貴方自身も地球を守りたい為に色々したのでしょう?」

 

「それ等の行為も第三者から見れば白銀さんの自己満足や自分の欲丸出しだと言われるかもしれません」

 

「確かにな、ミュウミュウの力を使い地球を守る事は知らねえ奴が聞いたら呆れるだろう。だが俺はミュウミュウの力に適合する人間を探して地球を守るように動いて貰うしかないんだよ。俺が出来る事は」

 

「白銀」

 

「いらっしゃいちゆちゃん。この人達が今回来てる人達だね」

 

「そうよのどか」

 

「初めまして桃宮いちごです」

 

「白銀だよろしく」

 

「私は花寺のどかです。よろしくお願いいたします」

 

「早速ですまないが、直哉が言っていたんだが自分の不在時は花寺家に行けと言ったから来たんだが・・・」

 

「はい聞いてますよ。まず融合世界にいくつ世界があるのか簡単に説明しますね」

 

「ああ、頼む」

 

のどか説明中・・・

 

「馬鹿なそんな多くの世界が1つの世界として存在してるのか?俺達の世界もその世界の一部となったのか」

 

「はい、白銀さん達が私達の世界に来ても平穏無事にいられるのは融合世界に拒絶されていない証拠ですから」

 

「拒絶される奴もいるのか?」

 

「ええ、前例はありますね。まあ、その人達は外部世界から来た人達なので」

 

「成程な」

 

「のどかさん聞いていいかな?」

 

「はい何ですか?いちごさん」

 

「直哉さんはどこにいるんですか?」

 

「ああ、それは・・・直哉君なら別の世界で特殊遊撃部隊の仕事をしていますよ」

 

「そうなんだ・・・て直哉君?」直哉さんより年下だよね?」

 

「ああ、それは・・・直哉君の特殊能力で世界によって年齢が変わるんですよ」

 

「ええ――」

 

「何だと!!」

 

「正確には直哉君の役割で年齢が変わるんですよ。例えば私達の世界では、私の弟として暮らすので少なくとも年下になるんですよ」

 

「成程な、俺達の世界では俺やいちご達と繋がりを持つ為にいちごの同級生になるようになったのか」

 

「とまあ、こんな感じで俺といちごはれたすの来る前に異世界に招待されたのさそこにいる花寺直哉にな」

 

「ええ――そうだったんですね、羨ましいな異世界に行けていちごさん」

 

「れたすは異世界に興味あるの?」

 

いちごがれたすに聞く。

 

「ええ、私友達が少なかったから本とかの空想に浸る事が多かったから」

 

「ああ、成程」

 

「直哉さん私に異世界の事を教えて下さい」

 

「良いですけどいきなりテンションが上がりましたねれたすさん」

 

「はい上がりました」

 

「ああ、直哉すまんがこの際だから3人にも昨日俺と圭一郎にした話をしてくれないか?」

 

「わかりました」

 

そして直哉は、いちご達に話し出した。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

カフェミュウミュウ閉店後の直哉達2

「それで僕がここに来たのは・・・」

 

「そうねまず、中心世界になったすこやか市とオイシーナタウンの後にもう1つのすこやか市の後にあおぞら市とミュウミュウ世界を調べて」

 

「わかりました。主に3つのプリキュア世界を調べたらいいんですね」

 

「そうね他の世界はイベント的に封印状態だからね」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「そういう意味でプリキュア世界を重視する方向なんですね」

 

「それにオイシーナタウンもそろそろ調査をしておきたいからね」

 

「成程な融合世界に現れた魔王の因子とゲネシスと言う物によって俺達の世界も含む複数の世界が改変を受けているから特殊遊撃部隊が動いて調査を始めているのか?」

 

「そう言う事です」

 

「しかし改変とは厄介な事態になってるな」

 

「成程ですから今は改変元を対象とした行動が出来ないんですね?」

 

「そう言う事です赤坂さん」

 

「ですが特殊遊撃部隊はある程度のタイムスリップは出来た筈では?」

 

「ええ、タイムスリップは出来ますが、この時代で生きている人が対象なのですよ」

 

「つまりこういう事か?タイムスリップをする場合の条件として利用出来るのは現在の特殊遊撃部隊と関りを持つ者と言う事か?」

 

「ええ、そうですね未来で特殊遊撃部隊と関わる者でも現在の規則から逃れる事は出来ません」

 

「その理由が歴史の改変に関わる可能性があるからか?」

 

「そうですよ白銀さん」

 

「だが実際改変を受けているのだろ?皮肉にも」

 

「ああ、それは・・・否定できないですね」

 

「それで今回僕が来たのは、白銀さんや赤坂さん達ミュウミュウを支える側の人間とミュウミュウに変身する方達に対する改変が起きているかを調べる為に来たのです」

 

「「成程」」

 

「ならいい方法があるぞ。直哉お前数日カフェミュウミュウでバイトしたらどうだ?」

 

「ああ、確かに良いですね。僕がバイトとして働けば、お客として来るより効率が良いですね」

 

「よし決まりだ」

 

「上司の指示で改変によって影響を受けた世界をどういう改変が出てるのかを調べているんです」

 

「「「成程」」」

 

「それでは私達の世界で起きた改変て何ですの?」

 

「ああ、それは・・・恐らく」

 

「とりあえずその答えを言う前に特殊遊撃部隊で考えた改変を受けた可能性がある人物について話をしますね」

 

そして直哉は話し出す。

 

 

「こういう形で僕と知り合った桃宮いちごさんの可能性があると思いカフェミュウミュウでのバイトを数日間受ける事にしたんです」

 

「「「「成程」」」」

 

「確かにそう言われるとミュウミュウ世界で条件がそろうのは彼女が高いわね」

 

「ええ、皆さんに協力して貰い街の改変が行われていない事がわかったので恐らくミュウミュウ世界もあの法則通りのようですからね」

 

「魔王の因子は新たな世界を構築した時に融合世界の各世界に改変を行ったのは覚えてますね?」

 

「「「うん」」」

 

「はやてさんの闇の書、プリキュア達の絆、もう1人ののどかさんの恐怖の一部の夢、そしてまなつちゃん達の本来の時間が魔王の因子とゲネシスが起こした改変によって各世界はそれが当たり前になっているから厄介なんですよね」

 

「そうねでも直哉本当にどうするの?桃宮いちごが改変されたとわかった場合」

 

エステルが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・僕が一旦管理者の神殿に行き報告するのでその間皆さんは念の為に待機していてください」

 

「そう言う理由で僕達はミュウミュウ世界での改変を受けたのは桃宮いちごさんと考えていますが、いちごさんどうですか?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

カフェミュウミュウ閉店後の直哉達3

「はやてさんの闇の書、プリキュア達の絆、もう1人ののどかさんの恐怖の一部の夢、そしてまなつちゃん達の本来の時間が魔王の因子とゲネシスが起こした改変によって各世界はそれが当たり前になっているから厄介なんですよね」

 

「そうねでも直哉本当にどうするの?桃宮いちごが改変されたとわかった場合」

 

エステルが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・僕が一旦管理者の神殿に行き報告するのでその間皆さんは念の為に待機していてください」

 

「そう言う理由で僕達はミュウミュウ世界での改変を受けたのは桃宮いちごさんと考えていますが、いちごさんどうですか?」

 

「私は・・・私は・・・青山君が元から居なかった事には出来ないよーー」

 

「成程そう言う事ですか、つまりミュウミュウ世界の改変はいちごさんの恋愛の対象の消失といちごさん以外の人間からの青山さんの記憶の消失が改変を受けた結果ですか?」

 

「直哉さん青山君を助ける事は出来ないの?」

 

「いちごさん。残念ですが現状では、改変を受けた物を改変を受ける前に戻すのは出来ません」

 

「そんな・・・」

 

「何故ですか?直哉さん」

 

れたすが直哉に聞く。

 

「その理由とはこの一連の改変によって、人間が消されたのはミュウミュウ世界が初めてなので」

 

「「「え、本当なの?」」」

 

「何本当なのか?直哉」

 

「はい、最初の世界ではその世界でキーアイテムが改変の影響を受けていたのです。その次の世界ではその世界の絆を改変され大変でしたね」

 

「「「そんな人の絆をおもちゃにするなんて」」」

 

「恐らくですがミュウミュウ世界での改変は、絆を改変した別パターンの可能性がありますね。少しこちらの映像を見て下さい」

 

直哉がそう言うと映像を再生した。

 

「先程も言いましたが、今の生活を捨てる事が出来るのなら特殊遊撃部隊の仕事を手伝って構いませんよ」

 

「「「すみません今の生活を捨てる事は来ません」」」

 

「そうでしょうね皆さんならそう答えると思ってましたよ」

 

「「「え」」」

 

「とりあえず今の生活を捨てる事を選べなかったので3人にはすみませんが邪魔はしないで貰えますね」

 

「「「はい」」」

 

「まもなくゆいさんとローズマリーさんがこちらに来るので、それまでゆっくりしてて下さいね」

 

「他の人達に伝えますが、特殊遊撃部隊は次の目的地にもうすぐ出発するので準備をしておいてくださいね」

 

直哉がその場にいる全員に伝える。

 

「それでは自分は行きますね」

 

直哉はそう言い部屋御出るとちょうどお墓戦艦に着いたゆいとローズマリーがいた。

 

映像終了・・・

 

「この映像は、自分が乱入した後ですが、特殊遊撃部隊の仕事をしたいとさせないに別れて言い争いをする事によって絆を作らせないようにしたんでしょうね」

 

「成程つまり俺達の世界のはその世界の別パターンで極端な話絆を作らせないようにする為の簡単な方法に切り替えたんだな」

 

「ええ、そうだと思います。そして今回の改変のターゲットさんでなおかつ絆を作らせないようにしたのでしょう」

 

「その絆が恋愛感情と気がつかないまま改変されたために、青山さんの存在が消されたのでしょう」

 

「そんな私が青山君の存在を消したの?」

 

「それは違いますよいちごさん。あくまでいちごさんと青山さんの2人被害者なのですから」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ミュウミュウチームのこれから

「成程つまり俺達の世界のはその世界の別パターンで極端な話絆を作らせないようにする為の簡単な方法に切り替えたんだな」

 

「ええ、そうだと思います。そして今回の改変のターゲットさんでなおかつ絆を作らせないようにしたのでしょう」

 

「その絆が恋愛感情と気がつかないまま改変されたために、青山さんの存在が消されたのでしょう」

 

「そんな私が青山君の存在を消したの?」

 

「それは違いますよいちごさん。あくまでいちごさんと青山さんの2人被害者なのですから」

 

「原因がわかったが直哉これからどうするんだ?」

 

白銀が直哉に聞く。

 

「ええ、当初は・・・」

 

「そうねでも直哉本当にどうするの?桃宮いちごが改変されたとわかった場合」

 

エステルが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・僕が一旦管理者の神殿に行き報告するのでその間皆さんは念の為に待機していてください」

 

「この予定でしたが、白銀さんと赤坂さんとミュウミュウの皆さん今からこの簡易ゲートで管理者の神殿に行きましょう」

 

「「「ええ――」」」

 

「何で皆で行く必要があるんです?」

 

れたすが直哉に聞く。

 

「良いですか皆さん。いくら改変をしようと通常なら登場人物その者を消すと言う事はミュウミュウ世界は本来あるべき流れから逸脱してしまうんです」

 

「「「ええ――」」」

 

「成程私達がこの世界にいる事が別のIF世界に私達が巻き込まれる可能性があるんですね?」

 

「はいそうです」

 

「おい、圭一郎どういう事だよ?」

 

「良いですか皆さん直哉さんが言った事は簡単に言えば、直哉さんや特殊遊撃部隊がこの世界から離れた直後からIFの世界に切り替える可能性があるんです」

 

「ええ――でも直哉さんの言った世界はそんな事になっていませんでしたよ」

 

「はっまさか・・・この事態の原因は」

 

「ああ、それは・・・恐らくいちごの想い人である青山の存在が消えた事による修正のせいだろうな」

 

「そんな・・・」

 

「直哉このままこの世界にいたらどうなる?」

 

「可能性の話になりますが青山さんの存在しない世界の住人となり当然僕や特殊遊撃部隊と関わった記憶は全て消えるでしょうね」

 

「そして新たなミュウミュウ世界の鏡の世界になる可能性があります」

 

「そうか・・・最後に後2人のミュウミュウは影響を受ける事はないんだな?」

 

「ええ、僕の上司達もこの世界の異変に気がつき皆さんが特殊遊撃部隊と一緒に避難すれば、IF世界にならないように動いてくれると思うので」

 

「成程そう言う処置をするのに俺達がいると出来ないんだな?」

 

「そう言う事ですよ。世界を一時的にとは言え封印状態にするので」

 

「「「「「世界を封印ーーー」」」」」

 

「ええ、そうですよ。それをしないとIF世界になるんですよね」

 

「現に別の事情で封印されていた世界は今回の改変の影響は受けていないので」

 

「このミュウミュウ世界とあおぞら市とのゲートが繋がった事によって融合世界における変更をしないとまずいのよ。主にあおぞら市がね」

 

「「「「「どういう事ですか?」」」」」

 

「良い皆ミュウミュウ世界は、融合世界の内部の世界とは言え、すこやか市や海鳴市等の世界とくらべても友好世界に近い状態なのよ。そしてあおぞら市は融合世界内部にあおぞら市は存在しないから」

 

「友好世界ではありながら原作世界と言う扱いするのよ。立場的にはね」

 

「「「「あっ」」」」

 

「成程ね・・・」

 

「こちらの件での体制変更をしたいのよ」

 

「僕達が海鳴市に行く事でまなつちゃん達があおぞら市から出て行くように誘えばいいんですね」

 

「うんそう言う事よ直哉」

 

「別にまなつちゃん達を誘うのは良いですが、期間的にはどれくらいと見れば良いですか?」

 

「そうね、具体的な日数は、初めてみないとわからないわ」

 

「ただこの作業を始めると一時的に対象となる世界が封印状態になるから作業中は海鳴市とシンフォギア世界の2つしか移動出来ないわよ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「じゃあもう1つのすこやか市の方もいけないの?」

 

ひなたがトワに聞く。

 

「そうよ関連する世界としてその世界のイベントに関わらない部分は融合世界のすこやか市と同じようにアップグレードさせるから」

 

「だってすこやか市の場合は一時的にとは言え融合世界の中心世界になるんだから、もう1つのすこやか市もそれに合わせないと色々面倒になるしね」

 

「確かにそうですね。主にもう1人ののどかさん達への再びの勉強会などですよね」

 

「そういう事よ一応あの子達には帝都が中心世界と言う風に教えてるからね」

 

「「「「「「成程」」」」」」

 

「今回の調査はこの依頼によって行われているのです」

 

「成程わかった直哉俺達5人を異世界に連れて行ってくれ」

 

「良いですか?」

 

「ああ」

 

「わかりました」

 

そして直哉は簡易ゲートを使いお墓戦艦に戻ってお墓戦艦で管理者の神殿に戻るのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第37章 第1部 神達への報告とこれから編
直哉3人の神達に報告する前編


管理者の神殿レイの執務室にて・・・

 

「ただいま戻りました」

 

「「「お帰り直哉」」」

 

「ミュウミュウ世界の改変の影響どうだった?」

 

イヨが直哉に聞く。

 

「それが・・・ミュウミュウ世界は急がないと世界がIF世界になるかも知れません」

 

「「「ええ――」」」

 

「まずオイシーナタウンの改変覚えてます?」

 

「ええ、覚えてるわよ」

 

そう言ってトワ達が思い出す。

 

「それで皆さんはここでも揉めてたんですね」

 

「「すみません」」

 

「らん達悪くないもん」

 

「ええ、皆さんは悪くありませんが貴女達が特殊遊撃部隊の仕事をした瞬間から貴女達が大切にしている家族の記憶が消えますけど良いんですね?」

 

「「「なっそんな」」」

 

「そのリスクを貴女達が背負えますか?」

 

「じゃあ私達が手伝えば家族は私達を忘れるんですか?」

 

「そう言う事です。世界のバランスを保つ為です」

 

「特殊遊撃部隊は、異邦人の集まりですのでね、今回の調査にしても貴女達との背lt食は予定のないイレギュラーだったんですよ」

 

「じゃあゆいちゃんはゆいちゃんはよくて私達は駄目なの?」

 

「ああ、それは・・・ゆいさんの場合は自分の上司が許可を出したので」

 

「確かこんな形でプリキュア同士を喧嘩させてたね」

 

イヨがそう答える。

 

「そうですねプリキュア達の絆を壊そうとしたんですよ。そしてミュウミュウ世界でも似た事が起きたんですよ。桃宮いちごさんの周りで」

 

「ちょっと待ってその改変て、桃宮いちごが受けているんじゃないの?」

 

トワが直哉に聞く。

 

「いえ、改変自体は桃宮いちごさんに向けられたものですが・・・これを見て下さい」

 

「はやてさんの闇の書、プリキュア達の絆、もう1人ののどかさんの恐怖の一部の夢、そしてまなつちゃん達の本来の時間が魔王の因子とゲネシスが起こした改変によって各世界はそれが当たり前になっているから厄介なんですよね」

 

「そうねでも直哉本当にどうするの?桃宮いちごが改変されたとわかった場合」

 

エステルが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・僕が一旦管理者の神殿に行き報告するのでその間皆さんは念の為に待機していてください」

 

「そう言う理由で僕達はミュウミュウ世界での改変を受けたのは桃宮いちごさんと考えていますが、いちごさんどうですか?」

 

「私は・・・私は・・・青山君が元から居なかった事には出来ないよーー」

 

「成程そう言う事ですか、つまりミュウミュウ世界の改変はいちごさんの恋愛の対象の消失といちごさん以外の人間からの青山さんの記憶の消失が改変を受けた結果ですか?」

 

「直哉さん青山君を助ける事は出来ないの?」

 

「いちごさん。残念ですが現状では、改変を受けた物を改変を受ける前に戻すのは出来ません」

 

「そんな・・・」

 

「何故ですか?直哉さん」

 

れたすが直哉に聞く。

 

「その理由とはこの一連の改変によって、人間が消されたのはミュウミュウ世界が初めてなので」

 

「「「え、本当なの?」」」

 

「何本当なのか?直哉」

 

「はい、最初の世界ではその世界でキーアイテムが改変の影響を受けていたのです。その次の世界ではその世界の絆を改変され大変でしたね」

 

「「「そんな人の絆をおもちゃにするなんて」」」

 

「恐らくですがミュウミュウ世界での改変は、絆を改変した別パターンの可能性がありますね。少しこちらの映像を見て下さい」

 

「「「はっ魔王のの因子とゲネシスが引き起こした改変でミュウミュウ世界の主要キャラの存在が消されたの?」」消されたのか」

 

「ええ、そうなんですそれで・・・」

 

「今回の調査はこの依頼によって行われているのです」

 

「成程わかった直哉俺達5人を異世界に連れて行ってくれ」

 

「良いですか?」

 

「ああ」

 

「わかりました」

 

そして直哉は簡易ゲートを使いお墓戦艦に戻ってお墓戦艦で管理者の神殿に戻るのだった。

 

「一応IF世界に組み込まれるのは嫌そうですのでお墓戦艦に乗って貰ってます」

 

「そうなのね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉3人の神達に報告する中編

「恐らくですがミュウミュウ世界での改変は、絆を改変した別パターンの可能性がありますね。少しこちらの映像を見て下さい」

 

「「「はっ魔王のの因子とゲネシスが引き起こした改変でミュウミュウ世界の主要キャラの存在が消されたの?」」消されたのか」

 

「ええ、そうなんですそれで・・・」

 

「今回の調査はこの依頼によって行われているのです」

 

「成程わかった直哉俺達5人を異世界に連れて行ってくれ」

 

「良いですか?」

 

「ああ」

 

「わかりました」

 

そして直哉は簡易ゲートを使いお墓戦艦に戻ってお墓戦艦で管理者の神殿に戻るのだった。

 

「一応IF世界に組み込まれるのは嫌そうですのでお墓戦艦に乗って貰ってます」

 

「そうなのね」

 

「しかしまたとんでもない改変が起きたな」

 

「そうだね私なんてあおぞら市以上は起きないと思ってたのに」

 

そう言いながらイヨは思い出していた。

 

「皆行くよ」

 

「「「ええ」」・・・」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「今日も元気だ!」

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「「「「お母さん達がプリキュアにへんしんしたーー」」」」

 

「皆落ち着いてこれは多分魔王の因子とゲネシスの改変の影響よ」

 

「まあ確かにあれはあれで驚かされたが」

 

「レイがそう言う。

 

「それで直哉ミュウミュウ世界の封印してIF世界化を防げばいいの?」

 

「ええ、出来ればそうして欲しいですね。彼女達の希望でもありますから」

 

そして直哉はその時を一時的に思い出す。

 

「良いですか皆さん。いくら改変をしようと通常なら登場人物その者を消すと言う事はミュウミュウ世界は本来あるべき流れから逸脱してしまうんです」

 

「「「ええ――」」」

 

「成程私達がこの世界にいる事が別のIF世界に私達が巻き込まれる可能性があるんですね?」

 

「はいそうです」

 

「おい、圭一郎どういう事だよ?」

 

「良いですか皆さん直哉さんが言った事は簡単に言えば、直哉さんや特殊遊撃部隊がこの世界から離れた直後からIFの世界に切り替える可能性があるんです」

 

「ええ――でも直哉さんの言った世界はそんな事になっていませんでしたよ」

 

「はっまさか・・・この事態の原因は」

 

「ああ、それは・・・恐らくいちごの想い人である青山の存在が消えた事による修正のせいだろうな」

 

「そんな・・・」

 

「直哉このままこの世界にいたらどうなる?」

 

「可能性の話になりますが青山さんの存在しない世界の住人となり当然僕や特殊遊撃部隊と関わった記憶は全て消えるでしょうね」

 

「そして新たなミュウミュウ世界の鏡の世界になる可能性があります」

 

「そうか・・・最後に後2人のミュウミュウは影響を受ける事はないんだな?」

 

「ええ、僕の上司達もこの世界の異変に気がつき皆さんが特殊遊撃部隊と一緒に避難すれば、IF世界にならないように動いてくれると思うので」

 

「直哉正直に言うわよ。今回封印したとしても修復が正常に出来るかわからないわよ」

 

「それはやはり魔王の因子とゲネシスの改変だからですか?」

 

「そうねそれもあるけど消された青山と言う人物がヒミコの所に行ってればいいんだけど」

 

「あ、そう言う意味ですか青山さんが消された=死んでいるとは限らないんですね」

 

「ええ、そうなのよそうすると封印して修復するよりもIF世界にした後にその世界を新たにミュウミュウ世界にするかもう1つのすこやか市のようにするかの方が、確実と思うけど?」

 

「確かにその方がいいかもしれません。彼女達の気持ちを無視するのであれば」

 

「そうなのよね結局は生きていた世界が消える事には変わらないからね」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉3人の神達に報告する後編

「直哉正直に言うわよ。今回封印したとしても修復が正常に出来るかわからないわよ」

 

「それはやはり魔王の因子とゲネシスの改変だからですか?」

 

「そうねそれもあるけど消された青山と言う人物がヒミコの所に行ってればいいんだけど」

 

「あ、そう言う意味ですか青山さんが消された=死んでいるとは限らないんですね」

 

「ええ、そうなのよそうすると封印して修復するよりもIF世界にした後にその世界を新たにミュウミュウ世界にするかもう1つのすこやか市のようにするかの方が、確実と思うけど?」

 

「確かにその方がいいかもしれません。彼女達の気持ちを無視するのであれば」

 

「そうなのよね結局は生きていた世界が消える事には変わらないからね」

 

「それにな、魔王の因子とゲネシスの改変によって本当にIF世界が誕生するかも確実とは言えないしな」

 

「そうだね、むしろこれはチャンスなんだよね融合世界の管理をしている私達4人にとってはね」

 

レイとイヨがそれぞれ言う。

 

「そうね当事者であるミュウミュウ世界の人間には悪いけど魔王の因子とゲネシスによって改変された世界の滅びを見る事で、他に改変をされた世界を救う手段が見つかるかもしれないしね」

 

「でもそれって結局助けないって言ってますよね」

 

「そうね酷いと思われるかもだけど」

 

「世界を見る私達だからこそ時には助ける事をしないでその行方を見る事も必要と思わないとやってはいけないもの」

 

「それが魔王の因子とゲネシスによって改変を受けた世界でもね」

 

「つまり・・・」

 

「きゃああ。何あれ怪物ーーーー」

 

GAOON

 

!!

 

「きゃああ怪物が人間を殺したわ皆逃げて――」

 

「ああ、私はここまでのようね。出来る事なら・・・結婚をして見たかったわ」

 

「「「「ギャアアアア死にたくないーーー」」」」

 

そして警察署周辺に現れた降魔によって警察署内にいた帝国華撃団全員が脱出しその後降魔は、帝国華撃団によって全滅させていった。その一部始終を見ていた生き残った警察官達が降魔を倒した帝国華撃団を讃えていた。

 

お墓戦艦では・・・

 

「「何なんだこれは?」」

 

大神と神山がそう言う。

 

「成程これがこちらの融合世界の神の介入の仕方ですか」

 

「「なっこれが融合世界の神の仕業?」」

 

「恐らくですがすこやか市の調査を邪魔をした警察に降魔をぶつけ、たまたま帝国華撃団に倒させる事で警察に帝国華撃団の行動を黙認させる事が目的なのでしょう」

 

「それではあんまりじゃないですか?直哉さん」

 

「ええ、僕もそう思いますがどうやらこちらの融合世界では違うと言う事みたいですね」

 

「つまりトワ達も7人世界がベースの融合世界みたいには直接介入する事はしないが結果的には世界が壊れるのを見るのは変わらないんですね」

 

「そうよ幻滅した?」

 

「別に時にはそう言う汚れ役もしないといけないと自分も思いますからね」

 

「とりあえずいちごさん達への説明は3人に任せますね」

 

「わかったわ。後既存の融合世界内部の世界について何だけど、シンフォギア世界と帝都も少し影響を受けてたみたいね」

 

「え、大丈夫なんですか?」

 

「ええ、時間が巻き戻ったりしてたけど帝都の場合は中心世界から友好世界になって多少は同じ敵が復活してたからそこは面倒ね」

 

「シンフォギア世界も同じでノヴァ達の介入のダメージは無いものになったみたいよ」

 

「成程」

 

「いい方向に影響も出たんですね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

友好世界になった帝都の説明1 改変を受けた為のやり直し

「わかったわ。後既存の融合世界内部の世界について何だけど、シンフォギア世界と帝都も少し影響を受けてたみたいね」

 

「え、大丈夫なんですか?」

 

「ええ、時間が巻き戻ったりしてたけど帝都の場合は中心世界から友好世界になって多少は同じ敵が復活してたからそこは面倒ね」

 

「シンフォギア世界も同じでノヴァ達の介入のダメージは無いものになったみたいよ」

 

「成程」

 

「いい方向に影響も出たんですね」

 

「そうねそれと特殊遊撃部隊の仕事に関してだけど」

 

「はい」

 

「それは基本今まで通りで中心世界がすこやか市になると言う感じね」

 

「それでは再び巴里に大神さんが行く事になるんですか?」

 

「ええ、そうねただあの時の私のミスも帳消しになってるわ」

 

「響君それは脅しじゃないか?」

 

「ええ、脅しですよでもトワさんはこうしないと仕事をしないんですよ」

 

「響今回は私の許可で、特殊遊撃部隊の介入する許可を与える」

 

!!

 

「「レイ」レイさん」

 

響とトワはレイの言葉に驚いていた。

 

「ちょっとレイふざけないでよ」

 

「別にふざけていない。怠けていたお前とは違ってな」

 

「グッ」

 

「トワお前はどうせワイズマンが来るしリボルバーキャノンを使えるようにしなくてもいいね」

 

「そう言ってトワリボルバーキャノンを使える状態にしなかったせいで巴里華撃団が、負け確定になっても特殊遊撃部隊の介入するの止める権利は無いと思うが?」

 

「トワお前の失態を認めろいい加減にな。私自身もこれ以上黙ってるわけにはいかんぞ」

 

「管理者の管理ミスで中心世界の巴里が消滅したら我らの上司がなんて言うのか考えてみろ」

 

「・・・嫌ああああああ」

 

「わかったわ。特殊遊撃部隊の介入を許可するわ。これで良いでしょレイ?」

 

「駄目だ。トワお前自身が巴里に行って巴里華撃団に説明をして来い」

 

「ええーー」

 

「よくこんな最悪な事態まで悪化させておいて変なプライドを持つなよ」

 

「あ――――――――五月蠅いもう私帰る」

 

あ、トワさん」

 

響はトワを呼び止めるが、トワはその場から消えた。

 

「まあいい、響達は介入の許可がおりたと直哉に伝えろ」

 

「え、トワさんを放置してて良いのですか?」

 

「構わんよ大神、あいつも驚いたんだろう。我も巴里華撃団がカルマールの秘密兵器と戦う前に、特殊遊撃部隊が結果的に助ける形となってリボルバーキャノンを使わない流れになると想定したのは否定できない」

 

「成程サクラ大戦世界にとっては、魔王の因子とゲネシスによって本来のリボルバーキャノンが使えるんですね」

 

「そうよただ旧帝国華撃団のメンバーにとっては・・・」

 

「お久しぶりです。大神さん」

 

「なっ、まさか本当に、さくら君なのかい?」

 

「大神さん、私も夢のようです。花の都で大神さんと再会出来るなんて」

 

「ああ、夢のようだ」

 

「夢じゃないよ、お兄ちゃん、アイリスお兄ちゃんに会いたくて巴里まで来たんだから」

 

「アイリス君も来たのか?」

 

「確かに、夢のような出来事ですわね、中尉」

 

「すみれ君まで」

 

「きゃあああああ。東京の花組の皆さーん」

 

エリカは興奮のあまり派手に転んだ。

 

「あれ・・・きゃあああああああ。大神さーーーーーん」

 

「ぐえええ。エリカ君・・・」

 

大神はエリカによってノックアウトされてしまった。

 

暫くして・・・

 

大神は、気が付いた。

 

「うう、ここは」

 

「ごめんなさい。大神さん」

 

そしてエリカが、大神に謝った。

 

その後・・・

 

「さて、大神さん私達は暫く巴里観光して来ますね」

 

「ああ、わかった」

 

さくら達3人が大神達と別れようとした時、エリカに呼び止められた。

 

「このあたりからの再スタートになるから」

 

「成程友好世界になった帝都及び巴里に行けば旧帝国華撃団全員がそう言う処置を受けるんですね」

 

「そう言う事よ」

 

「後は勝手になるから気にしないでね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

友好世界になった帝都の説明2

その後・・・

 

「さて、大神さん私達は暫く巴里観光して来ますね」

 

「ああ、わかった」

 

さくら達3人が大神達と別れようとした時、エリカに呼び止められた。

 

「このあたりからの再スタートになるから」

 

「成程友好世界になった帝都及び巴里に行けば旧帝国華撃団全員がそう言う処置を受けるんですね」

 

「そう言う事よ」

 

「後は勝手になるから気にしないでね」

 

「しかしまた中途半端ですねパリシイとの戦いの途中ですね」

 

「恐らくシンフォギア世界と同じ理由と思うわ。帝国華撃団全員が巴里にいた時にノヴァ達が乱入したじゃない?」

 

「あ、そう言えば・・・」

 

直哉が思い出す。

 

「あーあ人違いだったかまあいいや。邪魔な烏は黙らせたしね」

 

「さてと、大神一郎光と戦う前にお前を殺すよ」

 

「この私がね」

 

!!

 

「「「「何だって――」」」」

 

「じゃあ死んでね。大神一郎炎の矢ーー」

 

「ちっなにもんか知らねえが私達に喧嘩を売るなんてよくやるよ」

 

そう言いながらロベリアの光武℉が同じ炎で少女の攻撃を相殺した。

 

「へえ、やるじゃんおばさんのくせに」

 

「なら、これならどうかしら?出でよ降魔兵器よ」

 

!!

 

「降魔兵器だと馬鹿な、空中要塞武蔵の消滅で降魔兵器は消滅した筈だ、それを何故君が扱っている?」

 

「ああ、母様の言う通り、大神一郎には2度目の空中要塞武蔵と京極圭吾が復活した事を知らないんだね」

 

「どういう意味だそれは?」

 

「知りたければ紫藤直哉に聞いてみな、大神一郎だけど疲れている状態で降魔兵器を倒せるかしらね、その降魔兵器の中にはワイズマンの特注もあるから、動けない奴を見捨てても良いのよ。じゃあね生きてたら会いましょうね」

 

そう言って巴里華撃団の前から謎の少女だけが消えた。

 

「本当にノヴァが融合世界にいた」

 

光は、巴里華撃団の前に出て来たノヴァを見て驚いていた。

 

「確かにシンフォギア世界と巴里にはノヴァが出ましたがそれが、魔王の因子とゲネシスによって行われた改変と何か関係してるんですか?」

 

「ええ、私達3人で1つの仮説を考えたの」

 

「仮説ですか?」

 

「ええ、それは魔王の因子はノヴァ=デボネアの破滅に向かわせる力が邪魔と思ってる可能性があるんじゃないかとね」

 

「確かにノヴァとデボネアの設定を光さんから聞いたら全てを無に帰す事がデボネアの最終的な目的ですからね」

 

「デボネアとは対照的に魔王の因子は・・・」

 

「ちょっと待って今回ヴァン・アークライド達のタイムスリップにはゲネシスが原因なのね」

 

「そうだよ後ヴァン・アークライドの体内にある魔王の因子も関係あるかな」

 

「「どういう事だ」どういう事」

 

「今回タイムスリップして来た3人は元の時代では既に死んでたの。とあるデスゲームによってね。当然彼等の仲間も死んだの同じタイミングで」

 

「まさか魔王の因子がゲネシスを介してヴァン・アークライド達の生存する可能性が高い世界が、特殊遊撃部隊が関与したゼムリア大陸とういう事ね」

 

「そうみたいね」

 

「このように自分が存在できるように改変をしていたので、自分を消滅させれるデボネアを嫌ってノヴァの介入の記憶の上書きをしたのでしょうか?」

 

「正直その辺はまだわからないわね、たまたまかもしれないしね」

 

「どちらにしても魔王の因子とゲネシス問題の解決する為の切欠を見つけないと管理者の神殿総出でね」

 

「わかりました」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉達の行動計画について前編

「まさか魔王の因子がゲネシスを介してヴァン・アークライド達の生存する可能性が高い世界が、特殊遊撃部隊が関与したゼムリア大陸とういう事ね」

 

「そうみたいね」

 

「このように自分が存在できるように改変をしていたので、自分を消滅させれるデボネアを嫌ってノヴァの介入の記憶の上書きをしたのでしょうか?」

 

「正直その辺はまだわからないわね、たまたまかもしれないしね」

 

「どちらにしても魔王の因子とゲネシス問題の解決する為の切欠を見つけないと管理者の神殿総出でね」

 

「わかりました」

 

「それではミュウミュウ世界の住人達は管理者の神殿にいて貰う為に伝えますね」

 

「後帝国華撃団と巴里華撃団にも伝えるから連絡お願いね」

 

「え、良いんですか?」

 

「良いわよレイがするから問題として、今回の改変の件は私達がもっと早く気がついて対処してれば良かった筈だからね」

 

「だからその説明は私達がすべきなのよ」

 

「トワ・・・」

 

「そうだなこの件に関しては我々がすべきだろう。大神達に対する説明はな」

 

そして、大神とエリカは、最深部に向かう過程で、コクリコ&花火、グリシーヌ、ロベリアの順で、合流をして、オーク巨樹最深部手前で、ピエロ少年サリュが操る蒸気獣オパドが現れた。

 

そして、戦いはサリュの乗る蒸気獣オバトの敗北となった。

 

「馬鹿なこんな事があっていいはずはないんだ」

 

 

そしてサリュは、最終手段を使った。

 

 

ピエロ少年サリュとオパドを倒した直後サリュは、最後の力を使い、オーク巨樹と融合し、絶対神ガルニエとなっていた。

 

そして巴里華撃団の最後の攻撃が、始まろうとしていた。

 

「正義」

 

「友情」

 

「勝利」

 

「平和」

 

「そして、愛」

 

「消えろ巴里に仇名す敵よ」

 

そしてガルニエは、攻撃を受け次第に消滅していく。

 

「馬鹿なこの僕が消える」

 

そしてサリュも消えていく。

 

巴里に平穏が戻った瞬間だった。

 

「ふう、これで巴里編は終わりで良いの?飛鳥ちゃん」

 

「はい、そうですよ兄さん」

 

「一応物語的には終わってます。大神さんが巴里から帝都に帰還中に帝都では、あの事件が起きるんですけどね本来の順序でいえば」

 

「結果的にとは言え、彼等の戦いを無駄にしたからな巻き戻しと言う結果を許したからな」

 

「それになミュウミュウ世界についても我々の責任がある・・・」

 

「直哉正直に言うわよ。今回封印したとしても修復が正常に出来るかわからないわよ」

 

「それはやはり魔王の因子とゲネシスの改変だからですか?」

 

「そうねそれもあるけど消された青山と言う人物がヒミコの所に行ってればいいんだけど」

 

「あ、そう言う意味ですか青山さんが消された=死んでいるとは限らないんですね」

 

「ええ、そうなのよそうすると封印して修復するよりもIF世界にした後にその世界を新たにミュウミュウ世界にするかもう1つのすこやか市のようにするかの方が、確実と思うけど?」

 

「確かにその方がいいかもしれません。彼女達の気持ちを無視するのであれば」

 

「そうなのよね結局は生きていた世界が消える事には変わらないからね」

 

「それにな、魔王の因子とゲネシスの改変によって本当にIF世界が誕生するかも確実とは言えないしな」

 

「そうだね、むしろこれはチャンスなんだよね融合世界の管理をしている私達4人にとってはね」

 

レイとイヨがそれぞれ言う。

 

「そうね当事者であるミュウミュウ世界の人間には悪いけど魔王の因子とゲネシスによって改変された世界の滅びを見る事で、他に改変をされた世界を救う手段が見つかるかもしれないしね」

 

「でもそれって結局助けないって言ってますよね」

 

「そうね酷いと思われるかもだけど」

 

「世界を見る私達だからこそ時には助ける事をしないでその行方を見る事も必要と思わないとやってはいけないもの」

 

「トワがお前に言ったようにな」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉達の行動計画について中編

「それにな、魔王の因子とゲネシスの改変によって本当にIF世界が誕生するかも確実とは言えないしな」

 

「そうだね、むしろこれはチャンスなんだよね融合世界の管理をしている私達4人にとってはね」

 

レイとイヨがそれぞれ言う。

 

「そうね当事者であるミュウミュウ世界の人間には悪いけど魔王の因子とゲネシスによって改変された世界の滅びを見る事で、他に改変をされた世界を救う手段が見つかるかもしれないしね」

 

「でもそれって結局助けないって言ってますよね」

 

「そうね酷いと思われるかもだけど」

 

「世界を見る私達だからこそ時には助ける事をしないでその行方を見る事も必要と思わないとやってはいけないもの」

 

「トワがお前に言ったようにな」

 

「確かにレイさんやトワさん達の方が適任ですが、本当に彼等は納得してくれますか?」

 

「「「それは厳しい状況になるでしょうね」」なるだろうな」

 

「ならその話は僕がやりますよ」

 

「でも直哉達には新生中心世界で準備をして欲しいのよ」

 

「準備ですか?」

 

「ええ、新生中心世界のすこやか市は・・・」

 

「ふう、今日もいい天気だね、響さんとのどかちゃん。僕が君達を見つけて1週間になるけど君達は家出とかしたの?」

 

「「いいえ私達は貴方の生活のサポートをするように言われてきた家政婦と思ってください」」

 

「家政婦ねえ・・・両親が不慮の事故にあってから天涯孤独の僕に君達を送りつける人はいないはずなんだけど?」

 

「あははそんな事気にしなくていいですよ。貴方は貴方のままでいてくれれば」

 

「そうなの?まあ、良いや今日は大帝国劇場の米田さんに呼ばれていたから僕は行くよ」

 

「「行ってらっしゃいませ」」

 

そう言ってこの家の主は大帝国劇場に向かった。

 

「響さん。あの人本当に紫藤直哉さん何ですか?」

 

「うんそれは間違いないよ。ただトワ達の記憶操作の影響が強く出てるけどね」

 

 

そう言って響はこの家にある新聞を開いて年号を見ると太正8年3月と書かれていた。

 

「響さん。私達はどうしたらいいんですか?」

 

のどかは今後に対して不安を持っていた。

 

「確かに、のどかちゃんの気持ちもわかるけど今直哉さんをサポートできるのは私達だけなんだから」

 

「でも・・・」

 

「最初の記憶の無い直哉と同じ状況なの、その為新生中心世界は不安定なのよ。それが安定しないと、すこやかフェスティバル後のイベントがもう1つのすこやか市と連動が出来ないのよ」

 

「成程、僕達が新生中心世界に滞在中にイベントの連動させて過去のイベントを消化させないと最初のすこやか市でのイベントをする事になるんですね?」

 

「そう言う事よ。直哉も嫌でしょう?」

 

「まあ確かに嫌ですね。省略出来るならしたいですね。ただでさえ・・・」

 

「まさか魔王の因子がゲネシスを介してヴァン・アークライド達の生存する可能性が高い世界が、特殊遊撃部隊が関与したゼムリア大陸とういう事ね」

 

「そうみたいね」

 

「このように自分が存在できるように改変をしていたので、自分を消滅させれるデボネアを嫌ってノヴァの介入の記憶の上書きをしたのでしょうか?」

 

「正直その辺はまだわからないわね、たまたまかもしれないしね」

 

「どちらにしても魔王の因子とゲネシス問題の解決する為の切欠を見つけないと管理者の神殿総出でね」

 

「わかりました」

 

「サクラ世界の巻き戻し確定している世界の後に聞くとね」

 

「でもサクラ世界の巻き戻しはそれくらいですんで良かったと思っている自分がいますが」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉達の行動計画について後編

「そうねそれには同感ね、またやる羽目にちゃんとした理由でやるのだったらまだいいけど」

 

トワがそう言う。

 

「それでは新生中心世界が安定したらサクラ世界かシンフォギア世界のフロンティア事変の途中からイベントをさいかいよていです?」

 

「うんその予定だけどそう上手く行きそうじゃないのよね?」

 

「え、どういう事ですか?」

 

「特殊遊撃部隊がミュウミュウ世界に行っている間に一瞬だけど海鳴市と友好世界になった帝都に佐谷直哉の霊力反応があったのよ」

 

「え・・・まさかそんな」

 

「そしてその後真宮寺直哉達の手によりカルマは倒され特殊遊撃部隊は異界事変から脱出したんだ」

 

「成程な、それで融合世界の一部の世界に異なる真宮寺直哉の霊力の名残があるんだな」

 

「ああ、そう言う事だ、僕達はその名残が変異しないかを見て、浄化すべきと判断したら動くようになると思う」

 

「そう言う事ならば、お前達を足止めしない方が良いな」

 

「それは気にしなくていいけどな。この街の住人でもある彼女達に先に調査をして貰ってるからな」

 

「ああ、病院であった子達か」

 

「そうだ」

 

「その通りだよ直哉っちは、のどかっちより頑固だからね」

 

「「「「「そうなんですね」」」」そうなのね」

 

「わかりましたよ、休息取りますよ」

 

「「「「おおーー直哉さんが折れた」」」」

 

「「素直でよろしい」」

 

「融合世界の直哉君が戻って来たと言う事で来てみたけど、君その恰好は何だい」

 

そう言いながら、佐谷直哉の漆黒の魂が病室に現れた。

 

「ええーーお化けーーバターン」

 

まなつは気絶した。

 

「何で来てるんだ?佐谷直哉」

 

「うーん君のお見舞いも兼ねてと、中心世界の真宮寺さくらについてかな」

 

「何がお見舞いだよ。敵なのに」

 

「酷いなあ、僕の所にも今は君と戦うなと言われてるんだから」

 

「あの子達の方が、いろんな変化に敏感だからなこの街の変化にな」

 

「佐谷直哉君とはあれ以来会っていないのにどうしてまた急に動いているのですか?」

 

「それは私達もそう思ってるの、それに反応が一瞬だったから追跡出来なかっただけかもしれないし」

 

「でももし本当に佐谷直哉だとしたら、魔王の因子とゲネシスの改変の影響が佐谷直哉を再び活動再開させたとしたら・・・」

 

「それは・・・真宮寺直哉の活動再開も意味するんですよね?」

 

「まあその辺は魔王の因子とゲネシスによって起きた改変が融合世界にも影響が出るとわかってから起きるとは予測してたけどね」

 

イヨがそう言う。

 

「我等の予想よりは早かったと言う所だな」

 

「じゃあ、佐谷直哉の捜索も依頼にするんですか?」

 

「ああ、それは・・・そこまではしないわ。今佐谷直哉と接触しようとするだけ時間の浪費になると思うしね」

 

「そうだな少なくとも佐谷直哉の状態なら特殊遊撃部隊に接触するだろうしな」

 

「レイの言う事も一理あるわね」

 

「最初の記憶の無い直哉と同じ状況なの、その為新生中心世界は不安定なのよ。それが安定しないと、すこやかフェスティバル後のイベントがもう1つのすこやか市と連動が出来ないのよ」

 

「成程、僕達が新生中心世界に滞在中にイベントの連動させて過去のイベントを消化させないと最初のすこやか市でのイベントをする事になるんですね?」

 

「そう言う事よ。直哉も嫌でしょう?」

 

「先程も言ったけど、新生中心世界を重点的にして欲しいのよ」

 

「成程、今は足場を固める事に集中するんですね?」

 

「そうよ、魔王の因子とゲネシスの改変が本当に1回だけと限らないから」

 

「そうだよね、もし定期的にされたらされたで私達が魔王の因子とゲネシスに選ばれた者を排除しないといけない状況になるからね」

 

イヨがそう言いきった。

 

そして直哉と3人の神達との話し合いは終わり、その後ミュウミュウ世界の住人と帝国華撃団メンバーと巴里華撃団の以外のメンバーは新生中心世界に向かったのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第37章 第2部 新生中心世界始動へ編
新生中心世界についての説明会


お墓戦艦内部の会議室では・・・

 

「直哉君どうして光ちゃんと私と3組のプリキュアだけが先行して新生中心世界に行くようになったの?」

 

響の質問に3組のプリキュアが同意する。

 

「ああ、それは・・・」

 

「でも直哉達には新生中心世界で準備をして欲しいのよ」

 

「準備ですか?」

 

「ええ、新生中心世界のすこやか市は・・・」

 

「ふう、今日もいい天気だね、響さんとのどかちゃん。僕が君達を見つけて1週間になるけど君達は家出とかしたの?」

 

「「いいえ私達は貴方の生活のサポートをするように言われてきた家政婦と思ってください」」

 

「家政婦ねえ・・・両親が不慮の事故にあってから天涯孤独の僕に君達を送りつける人はいないはずなんだけど?」

 

「あははそんな事気にしなくていいですよ。貴方は貴方のままでいてくれれば」

 

「そうなの?まあ、良いや今日は大帝国劇場の米田さんに呼ばれていたから僕は行くよ」

 

「「行ってらっしゃいませ」」

 

そう言ってこの家の主は大帝国劇場に向かった。

 

「響さん。あの人本当に紫藤直哉さん何ですか?」

 

「うんそれは間違いないよ。ただトワ達の記憶操作の影響が強く出てるけどね」

 

そう言って響はこの家にある新聞を開いて年号を見ると太正8年3月と書かれていた。

 

「響さん。私達はどうしたらいいんですか?」

 

のどかは今後に対して不安を持っていた。

 

「確かに、のどかちゃんの気持ちもわかるけど今直哉さんをサポートできるのは私達だけなんだから」

 

「でも・・・」

 

「最初の記憶の無い直哉と同じ状況なの、その為新生中心世界は不安定なのよ。それが安定しないと、すこやかフェスティバル後のイベントがもう1つのすこやか市と連動が出来ないのよ」

 

「成程、僕達が新生中心世界に滞在中にイベントの連動させて過去のイベントを消化させないと最初のすこやか市でのイベントをする事になるんですね?」

 

「こういう理由で僕達が先行して行く事になったんです」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

「「「まさか中心世界が記憶喪失だなんて」」」」

 

「まあ、本当に僕がなった記憶喪失とは違いますが、本来なら新生中心世界はまだ実行する段階ではなかったようですが、魔王の因子とゲネシスによって起きた改変によりトワ達の考えていた改造計画を実行したんですよ」

 

「その計画内容は守護者の皆さんは知ってますね」

 

「つまりのどかと響とエステルと光は知っているのね?」

 

ローラがそう言う。

 

「そうですねただこれから言う事は僕しか聞いてないのですが」

 

そして直哉は話し出す。

 

「確かにシンフォギア世界と巴里にはノヴァが出ましたがそれが、魔王の因子とゲネシスによって行われた改変と何か関係してるんですか?」

 

「ええ、私達3人で1つの仮説を考えたの」

 

「仮説ですか?」

 

「ええ、それは魔王の因子はノヴァ=デボネアの破滅に向かわせる力が邪魔と思ってる可能性があるんじゃないかとね」

 

「確かにノヴァとデボネアの設定を光さんから聞いたら全てを無に帰す事がデボネアの最終的な目的ですからね」

 

「デボネアとは対照的に魔王の因子は・・・」

 

「このように自分が存在できるように改変をしていたので、自分を消滅させれるデボネアを嫌ってノヴァの介入の記憶の上書きをしたのでしょうか?」

 

「正直その辺はまだわからないわね、たまたまかもしれないしね」

 

「どちらにしても魔王の因子とゲネシス問題の解決する為の切欠を見つけないと管理者の神殿総出でね」

 

「わかりました」

 

「それではミュウミュウ世界の住人達は管理者の神殿にいて貰う為に伝えますね」

 

「後帝国華撃団と巴里華撃団にも伝えるから連絡お願いね」

 

「え、良いんですか?」

 

「良いわよレイがするから問題として、今回の改変の件は私達がもっと早く気がついて対処してれば良かった筈だからね」

 

「だからその説明は私達がすべきなのよ」

 

「トワ・・・」

 

「そうだなこの件に関しては我々がすべきだろう。大神達に対する説明はな」

 

「そう言う理由でミュウミュウ世界から来た人と帝国華撃団メンバーと巴里華撃団とは別こうどうなんですよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ミュウミュウ世界の今後1

「後直哉に聞きたいんだけどいいかしら?」

 

「何ですか?ローラさん」

 

「トワ達はミュウミュウ世界を見捨てるつもりなの?」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

「直哉っちそれは本当なの?」

 

ひなたが事情を知らないメンバーを代表して直哉に聞く。

 

「まったくローラさんのせいでギリギリまで言わないでと言われてた事まで聞くんですか?罰として暫くアクアポット中でだけで生活して下さい」

 

「当然表に出たらおしおきをしますからね。と言う事でまなつちゃんがおしおきをして下さいね」

 

「「ええーー」」

 

「ええ――じゃありません。協力者としての域を超えてますよたくっローラさんが余計な事を言ったのでその延長で言いますね」

 

「ミュウミュウ世界についてトワ達は・・・」

「直哉正直に言うわよ。今回封印したとしても修復が正常に出来るかわからないわよ」

 

「それはやはり魔王の因子とゲネシスの改変だからですか?」

 

「そうねそれもあるけど消された青山と言う人物がヒミコの所に行ってればいいんだけど」

 

「あ、そう言う意味ですか青山さんが消された=死んでいるとは限らないんですね」

 

「ええ、そうなのよそうすると封印して修復するよりもIF世界にした後にその世界を新たにミュウミュウ世界にするかもう1つのすこやか市のようにするかの方が、確実と思うけど?」

 

「確かにその方がいいかもしれません。彼女達の気持ちを無視するのであれば」

 

「そうなのよね結局は生きていた世界が消える事には変わらないからね」

 

「それにな、魔王の因子とゲネシスの改変によって本当にIF世界が誕生するかも確実とは言えないしな」

 

「そうだね、むしろこれはチャンスなんだよね融合世界の管理をしている私達4人にとってはね」

 

レイとイヨがそれぞれ言う。

 

「そうね当事者であるミュウミュウ世界の人間には悪いけど魔王の因子とゲネシスによって改変された世界の滅びを見る事で、他に改変をされた世界を救う手段が見つかるかもしれないしね」

 

「でもそれって結局助けないって言ってますよね」

 

「そうね酷いと思われるかもだけど」

 

「世界を見る私達だからこそ時には助ける事をしないでその行方を見る事も必要と思わないとやってはいけないもの」

 

「それが魔王の因子とゲネシスによって改変を受けた世界でもね」

 

「そう言い、ミュウミュウ世界の住人達を見捨てる可能性を示したのは事実です」

 

「「「「「「そうなんだ」」」」」」

 

「もちろんミュウミュウ世界を見捨てる理由としてIF世界になる切欠となった青山さんを見つけるまでにかなり時間を使いますし、その間ミュウミュウ世界を封印状態にしても、あまりいい効果が期待出来ないからです」

 

「まあ、僕の言葉はあくまで神達の言い分なので納得出来ない人もいるでしょうが・・・」

 

「「「「「「「それは・・・」」」」」」」

 

「「「でも、トワさん達の主張もわかる」」」

 

「「「「「ええーーどうしてですか?」」」」」」」

 

ちゆとひなたとアスミの言葉に対してまなつ達4人と和実ゆいが疑問の声をあげる。

 

そしてアスミが話し出す。

 

「確かにトワ達の判断は一方的に見れば酷い判断かも知れませんが、原因は魔王の因子とゲネシスによって起きた改変ですからその最悪のケースが今回のミュウミュウ世界に起きたと言う事実です」

 

「もしかしたらあおぞら市やオイシーナタウンでも起きていたかもしれないんですよ」

 

「「「「「それはそうかもしれないけど・・・」」」」」

 

「わかりますかローラさん。貴女が不用意に聞いてまなつ達がこういう風になることぐらい想像できませんでしたか?」

 

「う、それは・・・」

 

「当然命に優劣はありませんが、結果的にミュウミュウ世界を助ける事が出来ない場合でも、魔王の因子とゲネシスによって起きた改変について知る事が出来れば良いと考えたトワ達を私は、否定出来ません」

 

そうアスミは言い切る。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ミュウミュウ世界の今後2

「「「「「それはそうかもしれないけど・・・」」」」」

 

「わかりますかローラさん。貴女が不用意に聞いてまなつ達がこういう風になることぐらい想像できませんでしたか?」

 

「う、それは・・・」

 

「当然命に優劣はありませんが、結果的にミュウミュウ世界を助ける事が出来ない場合でも、魔王の因子とゲネシスによって起きた改変について知る事が出来れば良いと考えたトワ達を私は、否定出来ません」

 

そうアスミは言い切る。

 

「確かにこの話題は安易にするものではなかったわ。直接的にその問題に関わる人がいない所でするものではなかったわ」

 

「わかってくれたのなら良いですよ。ローラさん」

 

アスミがそう言う。

 

「でも直哉君いいの?ミュウミュウ世界の事を言っても?」

 

ちゆが直哉に聞く。

 

「まあ仕方ありません。元々新生中心世界が落ち着いたら特殊遊撃部隊に所属している皆さんに伝える予定でしたし、ここにいない帝国華撃団メンバーと巴里華撃団にはトワ達が伝えてくれる筈ですから」

 

「そうなの?」

 

「はいですから皆さんも情報共有として僕がカフェミュウミュウ閉店後にどういう話をしたかを見てトワ達がそう言う答えに辿り着いたかを考えて見て下さいね」

 

直哉はそう言い映像を再生した。

 

 

「成程な融合世界に現れた魔王の因子とゲネシスと言う物によって俺達の世界も含む複数の世界が改変を受けているから特殊遊撃部隊が動いて調査を始めているのか?」

 

「そう言う事です」

 

「しかし改変とは厄介な事態になってるな」

 

「成程ですから今は改変元を対象とした行動が出来ないんですね?」

 

「そう言う事です赤坂さん」

 

「ですが特殊遊撃部隊はある程度のタイムスリップは出来た筈では?」

 

「ええ、タイムスリップは出来ますが、この時代で生きている人が対象なのですよ」

 

「つまりこういう事か?タイムスリップをする場合の条件として利用出来るのは現在の特殊遊撃部隊と関りを持つ者と言う事か?」

 

「ええ、そうですね未来で特殊遊撃部隊と関わる者でも現在の規則から逃れる事は出来ません」

 

「その理由が歴史の改変に関わる可能性があるからか?」

 

「そうですよ白銀さん」

 

「だが実際改変を受けているのだろ?皮肉にも」

 

「ああ、それは・・・否定できないですね」

 

「それで今回僕が来たのは、白銀さんや赤坂さん達ミュウミュウを支える側の人間とミュウミュウに変身する方達に対する改変が起きているかを調べる為に来たのです」

 

「「成程」」

 

「ならいい方法があるぞ。直哉お前数日カフェミュウミュウでバイトしたらどうだ?」

 

「ああ、確かに良いですね。僕がバイトとして働けば、お客として来るより効率が良いですね」

 

「よし決まりだ」

 

再生停止・・・

 

「ここまでがある意味平和でしたが・・・」

 

再生再開・・・

 

「はやてさんの闇の書、プリキュア達の絆、もう1人ののどかさんの恐怖の一部の夢、そしてまなつちゃん達の本来の時間が魔王の因子とゲネシスが起こした改変によって各世界はそれが当たり前になっているから厄介なんですよね」

 

「そうねでも直哉本当にどうするの?桃宮いちごが改変されたとわかった場合」

 

エステルが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・僕が一旦管理者の神殿に行き報告するのでその間皆さんは念の為に待機していてください」

 

「そう言う理由で僕達はミュウミュウ世界での改変を受けたのは桃宮いちごさんと考えていますが、いちごさんどうですか?」

 

「私は・・・私は・・・青山君が元から居なかった事には出来ないよーー」

 

「成程そう言う事ですか、つまりミュウミュウ世界の改変はいちごさんの恋愛の対象の消失といちごさん以外の人間からの青山さんの記憶の消失が改変を受けた結果ですか?」

 

「直哉さん青山君を助ける事は出来ないの?」

 

「いちごさん。残念ですが現状では、改変を受けた物を改変を受ける前に戻すのは出来ません」

 

「そんな・・・」

 

「何故ですか?直哉さん」

 

れたすが直哉に聞く。

 

「その理由とはこの一連の改変によって、人間が消されたのはミュウミュウ世界が初めてなので」

 

映像終了・・・

 

「「「「成程そう言う理由でミュウミュウ世界が危ないんですね」」」」

 

まなつとさんごとみのりとあすかが映像を見て納得する。

 

「正直な話僕もトワ達も改変でその世界の人間の存在を消すなんておもいもしない事が起きたのですが、とにかくいちごさん達を落ち着かせる為もありトワ達ならなんとか出来ると伝えたのです」

 

「でも自分の中では厳しい状況になると思いましたが、事実そう言う答えをトワ達から聞きました」

 

「「「なんか悲しいね改変を回避するにしても結果的には自分達の世界じゃなくなるなんて」」」

 

のどかとちゆとひなたがそう言う。

 

「ええ、出来ればそれは避けたかったですがね」

 

「それで私達とは別行動なんですね?」

 

和実ゆいがそう言う。

 

「そうです。それは帝国華撃団メンバーと巴里華撃団についても似た事が言えますね」

 

そして直哉は話し出す。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

サクラ世界とシンフォギア世界について前編

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

「それはどういう事よ直哉帝都とシンフォギア世界は魔王の因子とゲネシスによって起きた改変から守られたんじゃないの?」

 

ローラが驚きを隠せないまま直哉に聞く。

 

「それはですね・・・

 

「わかったわ。後既存の融合世界内部の世界について何だけど、シンフォギア世界と帝都も少し影響を受けてたみたいね」

 

「え、大丈夫なんですか?」

 

「ええ、時間が巻き戻ったりしてたけど帝都の場合は中心世界から友好世界になって多少は同じ敵が復活してたからそこは面倒ね」

 

「シンフォギア世界も同じでノヴァ達の介入のダメージは無いものになったみたいよ」

 

「成程」

 

「いい方向に影響も出たんですね」

 

「そう言う意味でのね」

 

「へえ、魔王の因子とゲネシスの影響もいい事したんですね」

 

みのりがそう言う。

 

「だけどねその影響でサクラ世界の巻き戻しが・・・」

 

「成程サクラ大戦世界にとっては、魔王の因子とゲネシスによって本来のリボルバーキャノンが使えるんですね」

 

「そうよただ旧帝国華撃団のメンバーにとっては・・・」

 

「お久しぶりです。大神さん」

 

「なっ、まさか本当に、さくら君なのかい?」

 

「大神さん、私も夢のようです。花の都で大神さんと再会出来るなんて」

 

「ああ、夢のようだ」

 

「夢じゃないよ、お兄ちゃん、アイリスお兄ちゃんに会いたくて巴里まで来たんだから」

 

「アイリス君も来たのか?」

 

「確かに、夢のような出来事ですわね、中尉」

 

「すみれ君まで」

 

「きゃあああああ。東京の花組の皆さーん」

 

エリカは興奮のあまり派手に転んだ。

 

「あれ・・・きゃあああああああ。大神さーーーーーん」

 

「ぐえええ。エリカ君・・・」

 

大神はエリカによってノックアウトされてしまった。

 

暫くして・・・

 

大神は、気が付いた。

 

「うう、ここは」

 

「ごめんなさい。大神さん」

 

そしてエリカが、大神に謝った。

 

その後・・・

 

「さて、大神さん私達は暫く巴里観光して来ますね」

 

「ああ、わかった」

 

さくら達3人が大神達と別れようとした時、エリカに呼び止められた。

 

「このあたりからの再スタートになるから」

 

「成程友好世界になった帝都及び巴里に行けば旧帝国華撃団全員がそう言う処置を受けるんですね」

 

「そう言う事よ」

 

「ここまで戻った事で再びパリシイの怪人とヤフキエル事変の敵が必然的に生き返る事になりましたけどね」

 

「「「「「「「「「ええーー」」」」」」」」」

 

「じゃあまさか・・・」

 

「黙示録の三騎士赤騎士と白騎士出てまいれ」

 

「「ははーー」」

 

「そして2度目の死を迎えたのだが手筈通りに金剛とダグラス社の社の雇っていた黙示録の三騎士の暗躍によりブレント・ファーロングを殺し奴の計画を私が奪ったのだよ」

 

「成程つまり京極圭吾貴方はゲンアンと言う人物に生き返せて貰った時に今回の事件が起きるのを知りゲンアンに頼んだのですね?今回の事件にあわせて復活出来るように」

 

「そうだ、ブレント・ファーロングと言う若造に帝都をくれてやれるか、帝都を魔都に変えるのは私の役目だからな」

 

「赤騎士と白騎士よお前達が恨みを持つのはあの紫藤直哉で良いのだな?」

 

「「はっ」」

 

「また京極さんが生き返るの?」

 

のどかが代表して直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・無いようですよ。今回の巻き戻しではですけどね」

 

「そうなの?」

 

「ええ、そうみたいですねサクラ世界とシンフォギア世界に関しては」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

サクラ世界とシンフォギア世界について後編

「そうだ、ブレント・ファーロングと言う若造に帝都をくれてやれるか、帝都を魔都に変えるのは私の役目だからな」

 

「赤騎士と白騎士よお前達が恨みを持つのはあの紫藤直哉で良いのだな?」

 

「「はっ」」

 

「また京極さんが生き返るの?」

 

のどかが代表して直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・無いようですよ。今回の巻き戻しではですけどね」

 

「そうなの?」

 

「ええ、そうみたいですねサクラ世界とシンフォギア世界に関しては」

 

「そして次にシンフォギア世界の改変は・・・」

「「一体何なのですか?」何あの怪物は」

 

「あ、降魔だと言っても私も直接見るのは初めてだけど」

 

「調どうするんですか?」

 

「切っちゃんとりあえずお姉さんを守ろう」

 

「そうですね」

 

そう言って2人はシンフォギア纏った瞬間。

 

「あはは、見つけたよ立花響の大切な人間」

 

「あ、貴女はノヴァ」

 

「覚えていてくれたんだ。じゃあ私の為に来て貰うよ」

 

「え、きゃあああ」

 

そして未来はノヴァの手に堕ちた。

 

「お姉さんを返すでーす」

 

「切っちゃん無理は駄目」

 

「ふーんノヴァとやるんだ。良いよ少しだけ遊んであげる」

 

暫くして・・・

 

「がっはっうう」

 

「もう終わりなのつまんないなあ」

 

「まあいいや。響と戦う為のエサを確保できたしね」

 

「そろそろお兄さんを殺せたかな?」

 

そう言ってノヴァと未来達は消えた。

 

その頃響達は・・・

 

「まさかあれが、ノヴァの手に入れた闇の帝国華撃団なの?」

 

「「「「「ええーー闇の帝国華撃団ってどういう事ですかーー」」」」」

 

そして響は説明をする。

 

「この時に襲来したノヴァと闇の帝国華撃団との戦いの記録が魔王の因子とゲネシスの改変により削除されたようですよ」

 

「ええ――そんな都合のいい改変が起きるなんて信じられないよ」

 

響がそう言う。

 

「ですがそれが実際に起きているんですよ響さん」

 

「確かにシンフォギア世界と巴里にはノヴァが出ましたがそれが、魔王の因子とゲネシスによって行われた改変と何か関係してるんですか?」

 

「ええ、私達3人で1つの仮説を考えたの」

 

「仮説ですか?」

 

「ええ、それは魔王の因子はノヴァ=デボネアの破滅に向かわせる力が邪魔と思ってる可能性があるんじゃないかとね」

 

「確かにノヴァとデボネアの設定を光さんから聞いたら全てを無に帰す事がデボネアの最終的な目的ですからね」

 

「デボネアとは対照的に魔王の因子は・・・」

 

「ちょっと待って今回ヴァン・アークライド達のタイムスリップにはゲネシスが原因なのね」

 

「そうだよ後ヴァン・アークライドの体内にある魔王の因子も関係あるかな」

 

「「どういう事だ」どういう事」

 

「今回タイムスリップして来た3人は元の時代では既に死んでたの。とあるデスゲームによってね。当然彼等の仲間も死んだの同じタイミングで」

 

「まさか魔王の因子がゲネシスを介してヴァン・アークライド達の生存する可能性が高い世界が、特殊遊撃部隊が関与したゼムリア大陸とういう事ね」

 

「このように自分が存在できるように改変をしていたので、自分を消滅させれるデボネアを嫌ってノヴァの介入の記憶の上書きをしたのでしょうか?」

 

「正直その辺はまだわからないわね、たまたまかもしれないしね」

 

「どちらにしても魔王の因子とゲネシス問題の解決する為の切欠を見つけないと管理者の神殿総出でね」

 

「「「「「「「「「ええーー」」」」」」」」」

 

「まさかそんな繋がりがあるかも知れないの?」

 

「ええ、あくまでもトワ達が言っていたようにたまたまの可能性もありますが、サクラ世界とシンフォギア世界のノヴァ達の介入そのものが消えているのは事実ですから」

 

直哉はその場にいる全員にそう伝えた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉の通達終了後と到着直前

「このように自分が存在できるように改変をしていたので、自分を消滅させれるデボネアを嫌ってノヴァの介入の記憶の上書きをしたのでしょうか?」

 

「正直その辺はまだわからないわね、たまたまかもしれないしね」

 

「どちらにしても魔王の因子とゲネシス問題の解決する為の切欠を見つけないと管理者の神殿総出でね」

 

「「「「「「「「「ええーー」」」」」」」」」

 

「まさかそんな繋がりがあるかも知れないの?」

 

「ええ、あくまでもトワ達が言っていたようにたまたまの可能性もありますが、サクラ世界とシンフォギア世界のノヴァ達の介入そのものが消えているのは事実ですから」

 

直哉はその場にいる全員にそう伝えた。

 

「以上が融合世界における魔王の因子とゲネシスの改変の影響の状況です。他に質問がなければ間もなく新生中心世界に着きますので」

 

「はいはい、直哉さん質問です」

 

「はいゆいさん何でしょうか?」

 

「私達は新生中心世界で何をすればいいんでしょうか?」

 

「ああ、それは・・・基本的に新生中心世界になったすこやか市で数日間過ごす事が目的です」

 

「過ごす事がですか?」

 

「はい先程も言いましたが・・・」

 

「最初の記憶の無い直哉と同じ状況なの、その為新生中心世界は不安定なのよ。それが安定しないと、すこやかフェスティバル後のイベントがもう1つのすこやか市と連動が出来ないのよ」

 

「成程、僕達が新生中心世界に滞在中にイベントの連動させて過去のイベントを消化させないと最初のすこやか市でのイベントをする事になるんですね?」

 

「そう言う事よ。直哉も嫌でしょう?」

 

「先程も言ったけど、新生中心世界を重点的にして欲しいのよ」

 

「成程、今は足場を固める事に集中するんですね?」

 

「そうよ、魔王の因子とゲネシスの改変が本当に1回だけと限らないから」

 

「そうだよね、もし定期的にされたらされたで私達が魔王の因子とゲネシスに選ばれた者を排除しないといけない状況になるからね」

 

「今融合世界や友好世界にとって魔王の因子とゲネシスの改変で不安定ですから」

 

「そんなヴァン・アークライドさん達を最悪の場合トワさん達も覚悟してるの?殺す事になるかも知れないに」

 

「ええ、トワ達も最悪の場合はそう言ってましたから」

 

「そしてアニエスさん達が来た事でワイズマンが潰した筈の歴史とイベントが復活したと言う事ですか?」

 

「いや違う強制的にIFの未来を魔王の因子が作り上げたと言ってもいいな」

 

「それってつまりゼムリア大陸全体に自分の存在をねじこんだと言う事ですか?」

 

「ああ、そう言う事だ。本来ならイシュメルガとの対決後はゼムリア大陸には少し封印して貰う予定だったのだが・・・」

 

「何とかグレンデルの暴走を止める事が出来ましたね」

 

「そうだねでも響のそれも凄いね」

 

「ああ、これはシンフォギアと言うですよ」

 

「フーンシンフォギアね・・・少し興味があるから戦うよ響」

 

「ええ――私疲れているので今度にしません?ほらヴァン・アークライドさんを連れて行かないと」

 

「仕方ないな」

 

そして響とシズナは気絶しているヴァン・アークライドを連れて来た。

 

「ヴァンさん」

 

そう言いながらアニエスはヴァンの応急処置を始めた。

 

「以前クレイユ村で共闘していた響さんならわかるでしょ?グレンデル状態は人智を超えている事を」

 

「まあ。あの時は目の前の事を止める事に集中してたから・・・でも体は覚えてるよあれは暴走はさせてはいけないって」

 

「現にヴァン・アークライドさんは、まだ目覚めてないですから何故暴走する事になったのかは今後ですがね」

 

その後お墓戦艦は新生中心世界のすこやか市に到着した。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新生中心世界に到着後

「さて新生中心世界のすこやか市に到着しましたね。ひとまずちゆさんはまずまなつちゃん達とゆいさんの滞在する為に旅館沢泉に連れて行って下さい。のどかさん達の家族は今までの記憶があるので気にしないで下さい」

 

「わかったわ」

 

「のどかさんとひなたさんアスミさんもそれぞれの家に戻って下さい」

 

「直哉君はどうするの?」

 

「僕は・・・」

 

 

「ええ、そうなのよそうすると封印して修復するよりもIF世界にした後にその世界を新たにミュウミュウ世界にするかもう1つのすこやか市のようにするかの方が、確実と思うけど?」

 

「確かにその方がいいかもしれません。彼女達の気持ちを無視するのであれば」

 

「そうなのよね結局は生きていた世界が消える事には変わらないからね」

 

「それにな、魔王の因子とゲネシスの改変によって本当にIF世界が誕生するかも確実とは言えないしな」

 

「そうだね、むしろこれはチャンスなんだよね融合世界の管理をしている私達4人にとってはね」

 

レイとイヨがそれぞれ言う。

 

「そうね当事者であるミュウミュウ世界の人間には悪いけど魔王の因子とゲネシスによって改変された世界の滅びを見る事で、他に改変をされた世界を救う手段が見つかるかもしれないしね」

 

「でもそれって結局助けないって言ってますよね」

 

「そうね酷いと思われるかもだけど」

 

「世界を見る私達だからこそ時には助ける事をしないでその行方を見る事も必要と思わないとやってはいけないもの」

 

「それが魔王の因子とゲネシスによって改変を受けた世界でもね」

 

「ミュウミュウ世界の住人であるいちごさん達や大神さん達への説明のフォローの為に待機しておきますから暫くは、お墓戦艦にいますよ」

 

「あ、そっかまた初穂さんみたいになる人もいそうだね」

 

「ええ、事情が事情だけに」

 

「それでトワどうしたんですか?レイさんから来てくれと言われたんですけど」

 

「ごめんね、そこの初穂が暴走してね」

 

「ああ、初穂さんの暴走ですか?どうせ朧が中心世界に出て来たから未来の降魔は無限でしか倒せないとでも言ったんですか?」

 

「ぐっ当てやがった化け物かこいつは」

 

「「いや初穂がわかりやすいだけじゃ」わかりやすいだけでは?」

 

神山とクラリスはそう心の中で叫んだ。

 

「それでトワは僕に新生帝国華撃団の4人を使えと言うのですか?」

 

「あ、別に使わなくても良いけど、初穂の相手をしたくないだけだから」

 

「何だと!!」

 

「ああやめろ初穂神様に手をあげるな」

 

そう言いながら神山が初穂を抑える。

 

「まあ正直に言えば、あれはトワも遊んでましたしね初穂さんで」

 

「でも今回は・・・トワやレイイヨにしてもかなり真剣でしたからね」

 

「そうだねまさかあんな事まで言うなんて・・・」

 

「最初の記憶の無い直哉と同じ状況なの、その為新生中心世界は不安定なのよ。それが安定しないと、すこやかフェスティバル後のイベントがもう1つのすこやか市と連動が出来ないのよ」

 

「成程、僕達が新生中心世界に滞在中にイベントの連動させて過去のイベントを消化させないと最初のすこやか市でのイベントをする事になるんですね?」

 

「そう言う事よ。直哉も嫌でしょう?」

 

「先程も言ったけど、新生中心世界を重点的にして欲しいのよ」

 

「成程、今は足場を固める事に集中するんですね?」

 

「そうよ、魔王の因子とゲネシスの改変が本当に1回だけと限らないから」

 

「そうだよね、もし定期的にされたらされたで私達が魔王の因子とゲネシスに選ばれた者を排除しないといけない状況になるからね」

 

「うん私も驚いたし、融合世界の事をちゃんと考えてくれてるだと言う事もわかったから」

 

その後直哉は全員と別れてお墓戦艦に残っていると通信が来たのだった。

 

「はい、トワですか?」

 

「・・・」

 

「トワじゃない?・・・誰だお前は?」

 

「覚えてないのか俺様を?」

 

「何?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

まさかの崩壊した世界からの通信前編

その後直哉は全員と別れてお墓戦艦に残っていると通信が来たのだった。

 

「はい、トワですか?」

 

「・・・」

 

「トワじゃない?・・・誰だお前は?」

 

「覚えてないのか俺様を?」

 

「何?」

 

そして直哉は通信者に言われ思い出していた。

 

「それとこの世界の帝国華撃団についてですが、どうやらノヴァによって闇堕ちしたとは考えにくいです」

 

「どういう事?」

 

「つまりこの世界の真宮寺直哉君は既に闇側に堕ちていたようです」

 

「見つけたぞスパイ」

 

「まさかこんな子供2人がダグラス社の残党の生き残りとはな」

 

!!

 

「のどかさん貴女は例の場所に行ってください」

 

「うん気をつけてね」

 

そう言ってのどかは逃げようとする。

 

「逃がすかよ」

 

「貴方の相手は僕ですよ」

 

「ちっおもしれえ、まずはお前から殺してやるよ。スパイ野郎が」

 

「お前は誰だ何故お前から俺達を見限ったヒミコの匂いがするんだ」

 

「・・・成程僕達を見つけた理由がヒミコさんの匂いと言う訳か」

 

「何とか言ったらどうだよ。ヒミコの手下がよ」

 

「・・・ふむどうしたものか?彼は本当に僕をヒミコさんの手下として見てるが、真麻ここに来た理由がヒミコさんの依頼だから、あながち間違ってはいないんだけど」

 

「オラオラどうして戦わない?お前は俺達帝国華撃団を殺す為に来たんだろうが・・・くらえ!!破邪剣征・桜花放神」

 

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

2人の放った技が互いにぶつかり合い、花寺直哉の技が襲撃者を飲み込んだ。

 

「・・・お前はあの時僕達を襲った奴か?」

 

「そうだやっと思い出したかヒミコの手下が」

 

「どうしてお前がこちらの世界にいるんだ?」

 

「さーてどうしてだろうな。考えてみろよ」

 

直哉はそう言われ考え出した。

 

「・・・まさかと思うが」

 

「ちょっと待って今回ヴァン・アークライド達のタイムスリップにはゲネシスが原因なのね」

 

「そうだよ後ヴァン・アークライドの体内にある魔王の因子も関係あるかな」

 

「「どういう事だ」どういう事」

 

「今回タイムスリップして来た3人は元の時代では既に死んでたの。とあるデスゲームによってね。当然彼等の仲間も死んだの同じタイミングで」

 

「まさか魔王の因子がゲネシスを介してヴァン・アークライド達の生存する可能性が高い世界が、特殊遊撃部隊が関与したゼムリア大陸とういう事ね」

 

「このように自分が存在できるように改変をしていたので、自分を消滅させれるデボネアを嫌ってノヴァの介入の記憶の上書きをしたのでしょうか?」

 

「正直その辺はまだわからないわね、たまたまかもしれないしね」

 

「どちらにしても魔王の因子とゲネシス問題の解決する為の切欠を見つけないと管理者の神殿総出でね」

 

「「「「「「「「「ええーー」」」」」」」」」

 

「まさかそんな繋がりがあるかも知れないの?」

 

「ええ、あくまでもトワ達が言っていたようにたまたまの可能性もありますが、サクラ世界とシンフォギア世界のノヴァ達の介入そのものが消えているのは事実ですから」

 

「魔王の因子とゲネシスの改変の影響は崩壊した筈の世界をも改変したのか?」

 

「ああ、それが正解だ。だが復活したのは俺だけだがな」

 

直哉は再び思い出す。

 

「貴方の相手は僕ですよ」

 

「ちっおもしれえ、まずはお前から殺してやるよ。スパイ野郎が」

 

「お前は誰だ何故お前から俺達を見限ったヒミコの匂いがするんだ」

 

「・・・成程僕達を見つけた理由がヒミコさんの匂いと言う訳か」

 

「何とか言ったらどうだよ。ヒミコの手下がよ」

 

「・・・ふむどうしたものか?彼は本当に僕をヒミコさんの手下として見てるが、真麻ここに来た理由がヒミコさんの依頼だから、あながち間違ってはいないんだけど」

 

「オラオラどうして戦わない?お前は俺達帝国華撃団を殺す為に来たんだろうが・・・くらえ!!破邪剣征・桜花放神」

 

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

「つまりあの時に出会ったからお前が改変の影響を受けたと言う事で良いんだな?」

 

「恐らくな、だが俺はそんな事の為にお前に連絡したんじゃねえよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

まさかの崩壊した世界からの通信後編1

 

「・・・ふむどうしたものか?彼は本当に僕をヒミコさんの手下として見てるが、真麻ここに来た理由がヒミコさんの依頼だから、あながち間違ってはいないんだけど」

 

「オラオラどうして戦わない?お前は俺達帝国華撃団を殺す為に来たんだろうが・・・くらえ!!破邪剣征・桜花放神」

 

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

「お前へのリベンジが出来る事を心からできる事が嬉しいんだ」

 

「自分はもう嫌なんだが、わけのわからない襲撃を受けるのは」

 

「はは、すまんあの後ヒミコから聞いたからな」

 

「「ええーー聖魔城」」

 

「そうだ聖魔城が再び浮上した」

 

「「皆は?」」

 

「お前達以外、全員聖魔城に、囚われている。大神や巴里華撃団のメンバーもな」

 

「「えええーー」」

 

「さくら、直哉絶望的な状況だが、出撃してくれるか?」

 

「「はい」」

 

「二人ともすまない、後は頼むぞ」

 

「「はい」」

 

そして、真宮寺姉弟は、聖魔城に向けて真双焔武で出撃した,

 

果たして二人は、囚われた仲間たちを救い出せれるのか?それとも・・・

 

そして、真双焔武は聖魔城最深部に着くと、そこで直哉とさくらが見た光景は・・・

 

「さくら君、直哉君、逃げるんだこいつの目的は、君達二人だ」

 

「「大神さん。皆」」

 

そう言って、大神は気絶した。

 

「はあ、やっと来ましたね、この世界を歪めている元凶の真宮寺直哉」

 

「お前は何者だ?」

 

「死に行く者に語る名はないんだがな」

 

「何だと!!」

 

「良かろう我が名は、ヒミコ。貴様ら歪みを粛清する者だ」

 

「ヒミコだと!!」

 

「じゃあ貴様は、邪神巫女イヨの関係者か?」

 

「ほうお前達、我娘を知っておるのか?」

 

「「娘だって」ですって」

 

「何じゃ、知らなかったのか?まあ当然じゃな、ワシが出てきた以上お前達に生き延びる術はないからの」

 

「「くっ」」

 

「だが、今は機嫌がいい、真宮寺直哉よ」

 

「何だ?」

 

「お主が封印されれば、ワシはこの世界を去るぞ?」

 

「・・・それは、本当か?」

 

「ああ、ワシは、嘘はつかん。ただしお主が封印されれば、お前の姉は地獄を見るがな」

 

「なっどういう事だ!!。うわああああああ。お姉ちゃんーー」

 

「きゃああああ。直哉君が、石になったよ」

 

「ふむこれで、封印は完了だ。真宮寺姉弟よ再び過去に戻り、私を見事に倒せるようになるがいい」

 

「きゃああ」

 

「真宮寺姉よ、弟を忘れている世界で、いつまで耐えられるかな?」

 

そう言って、ヒミコは消えたのだった。

 

「俺の人生はあの時に終わったのだとな」

 

「そして俺とは違う俺がお前達の世界に、ちょっかいだしていると言う事もな」

 

「俺が7人世界で生きている時は・・・」

 

「そろそろ話してくれない?コクリコ、桜花それにそこにいる二人」

 

直哉がそう言うと、コクリコたちの背後から、健二たちが出てきた。

 

「え、嘘私がもう一人いるーー」

 

直哉と一緒にいたさくらは、もう一人の自分を見た時驚いていた。

 

「さくらお姉ちゃんこの人たちにあったことは秘密にしたほうが、いいみたいだよ」

 

「ええ、わかったわ」

 

「話が早くて、助かるぜ、直哉ここは太正12年だよな」

 

「ええ、ですけど、ここは貴方達の世界ではないと思いますよ」

 

 

「どういう事だ?」

 

「ここは、サクラ大戦7人目の隊員と言う作品の世界ですから」

 

「「「「何だってーー」」」」

 

「多分この世界で、アンタ達のことを、認識できるのは君達が、探してるジェミニと、僕たちと、君達の追っている邪神巫女と言う奴だけだろう」

 

「直哉君は何故、邪神巫女の事を知っている?」

 

「ごめんなさい健二さん。それはこのリングの力なんです」

 

「そのリングの力?」

 

「ええ、この護法リングによって、自分がどういうことに、関わるかが、見えるんですよ」

 

「成る程な、要するに直哉君君は、俺に似た力があるんだな。それでそのリングが制御装置の変わりかなんかだろ?」

 

 

健二がそう言うと、さくらが不満そうな表情をしていた。

 

「でも、直哉君、本当に凄いよ。僕と桜花は名前しか言ってないのに」

 

コクリコはかなり驚いていた。

 

「そんなにいいものじゃないよ、確かに僕には、健二さんが言ったような力が、あります。この力のせいで、実の両親から、怖がられて、その上、捨てられたんだ」

 

「異世界との繋がりはこれくらいだぞ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

その頃のプリキュア達

時を少し戻して・・・

 

「さて新生中心世界のすこやか市に到着しましたね。ひとまずちゆさんはまずまなつちゃん達とゆいさんの滞在する為に旅館沢泉に連れて行って下さい。のどかさん達の家族は今までの記憶があるので気にしないで下さい」

 

「わかったわ」

 

「のどかさんとひなたさんアスミさんもそれぞれの家に戻って下さい」

 

「直哉君はどうするの?」

 

「僕は・・・」

 

「成程、僕達が新生中心世界に滞在中にイベントの連動させて過去のイベントを消化させないと最初のすこやか市でのイベントをする事になるんですね?」

 

「そう言う事よ。直哉も嫌でしょう?」

 

「先程も言ったけど、新生中心世界を重点的にして欲しいのよ」

 

「成程、今は足場を固める事に集中するんですね?」

 

「そうよ、魔王の因子とゲネシスの改変が本当に1回だけと限らないから」

 

「そうだよね、もし定期的にされたらされたで私達が魔王の因子とゲネシスに選ばれた者を排除しないといけない状況になるからね」

 

「うん私も驚いたし、融合世界の事をちゃんと考えてくれてるだと言う事もわかったから」

 

「のどかそれじゃあ私達は行くわね」

 

「あっちゆちゃんゆいちゃん達をお願いね」

 

「わかったわのどか」

 

そしてちゆはのどかとアスミとひなたと別れた。

 

「のどかっちどうしたの?」

 

「うん中心世界と言えば帝都だったからなんか変な感じで・・・」

 

「ああ、その気持ちわかるよのどかっち実は私もなんだよね」

 

「ひなたちゃんも?」

 

「それは仕方ないかも知れませんね。特にのどかは」

 

アスミがそう言う。

 

「「いいえ私達は貴方の生活のサポートをするように言われてきた家政婦と思ってください」」

 

「家政婦ねえ・・・両親が不慮の事故にあってから天涯孤独の僕に君達を送りつける人はいないはずなんだけど?」

 

「あははそんな事気にしなくていいですよ。貴方は貴方のままでいてくれれば」

 

「そうなの?まあ、良いや今日は大帝国劇場の米田さんに呼ばれていたから僕は行くよ」

 

「「行ってらっしゃいませ」」

 

そう言ってこの家の主は大帝国劇場に向かった。

 

「響さん。あの人本当に紫藤直哉さん何ですか?」

 

「うんそれは間違いないよ。ただトワ達の記憶操作の影響が強く出てるけどね」

 

そう言って響はこの家にある新聞を開いて年号を見ると太正8年3月と書かれていた。

 

「響さん。私達はどうしたらいいんですか?」

 

のどかは今後に対して不安を持っていた。

 

「確かに、のどかちゃんの気持ちもわかるけど今直哉さんをサポートできるのは私達だけなんだから」

 

「でも・・・」

 

「それにね今の時間は物語の始まる前の時間みたいだしね」

 

「それにねトワとレイの二人も言ってたけど私達だけがここにいるわけじゃないしね」

 

「それはわかりますけど私達がなんでこんな初期からの出番なんですか?」

 

「ああそっちの不安なんだね」

 

「のどかは最初からの出番でしたからね」

 

「ああ、成程ね、それが急に新生中心世界になって戸惑っている?」

 

「うん正直に言うとね」

 

「でも基本的には今までと同じでしょう?」

 

ひなたがのどかに聞く。

 

「うん直哉君もトワさん達もその辺の変更点は何も言ってなかったからね」

 

「どちらにしてものどかは考え過ぎですよ」

 

「そうかな?」

 

「うん私もそう思うよ。でも今問題なのはプリキュア達で言えば和実ゆいちゃんが大変だと思う」

 

「そうですね」

 

アスミもひなたに同意をした。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

大神と白銀に伝えられる事実前編

管理者の神殿トワの執務室・・・

 

「よく来てくれたわね大神と白銀」

 

「はい、俺達の世界に関する事で呼ばれたので」

 

「早く教えてくれ」

 

「わかったわ、白銀は直哉から聞いていると思うけど改めて聞いてね」

 

「ああ」

 

そしてトワが話し出す。

 

「あのね大神貴方達の帝都だけれど、魔王の因子とゲネシスの改変で・・・」

 

「わかったわ。後既存の融合世界内部の世界について何だけど、シンフォギア世界と帝都も少し影響を受けてたみたいね」

 

「え、大丈夫なんですか?」

 

「ええ、時間が巻き戻ったりしてたけど帝都の場合は中心世界から友好世界になって多少は同じ敵が復活してたからそこは面倒ね」

 

「シンフォギア世界も同じでノヴァ達の介入のダメージは無いものになったみたいよ」

 

「成程」

 

「いい方向に影響も出たんですね」

 

「そうねそれと特殊遊撃部隊の仕事に関してだけど」

 

「はい」

 

「それは基本今まで通りで中心世界がすこやか市になると言う感じね」

 

「それでは再び巴里に大神さんが行く事になるんですか?」

 

「ええ、そうねただあの時の私のミスも帳消しになってるわ」

 

「え、つまり俺は俺達の世界に行けばパリシイの怪人と戦うんですか?」

 

「ええ、そう言う事になるわね。そしてその時間が・・・この時間よ」

 

「お久しぶりです。大神さん」

 

「なっ、まさか本当に、さくら君なのかい?」

 

「大神さん、私も夢のようです。花の都で大神さんと再会出来るなんて」

 

「ああ、夢のようだ」

 

「夢じゃないよ、お兄ちゃん、アイリスお兄ちゃんに会いたくて巴里まで来たんだから」

 

「アイリス君も来たのか?」

 

「確かに、夢のような出来事ですわね、中尉」

 

「すみれ君まで」

 

「きゃあああああ。東京の花組の皆さーん」

 

エリカは興奮のあまり派手に転んだ。

 

「あれ・・・きゃあああああああ。大神さーーーーーん」

 

「ぐえええ。エリカ君・・・」

 

大神はエリカによってノックアウトされてしまった。

 

暫くして・・・

 

大神は、気が付いた。

 

「うう、ここは」

 

「ごめんなさい。大神さん」

 

そしてエリカが、大神に謝った。

 

「ええ――かなり戻りますね実際に見ると」

 

大神がトワに言う。

 

「そうね、帝国華撃団や巴里華撃団にとってはイベントのやり直しとも言えるけど問題は白銀達の方ね」

 

どういう事だ?」

 

「ああ、それは・・・僕が一旦管理者の神殿に行き報告するのでその間皆さんは念の為に待機していてください」

 

「そう言う理由で僕達はミュウミュウ世界での改変を受けたのは桃宮いちごさんと考えていますが、いちごさんどうですか?」

 

「私は・・・私は・・・青山君が元から居なかった事には出来ないよーー」

 

「成程そう言う事ですか、つまりミュウミュウ世界の改変はいちごさんの恋愛の対象の消失といちごさん以外の人間からの青山さんの記憶の消失が改変を受けた結果ですか?」

 

「直哉さん青山君を助ける事は出来ないの?」

 

「いちごさん。残念ですが現状では、改変を受けた物を改変を受ける前に戻すのは出来ません」

 

「そんな・・・」

 

「何故ですか?直哉さん」

 

れたすが直哉に聞く。

 

「その理由とはこの一連の改変によって、人間が消されたのはミュウミュウ世界が初めてなので」

 

「「「え、本当なの?」」」

 

「何本当なのか?直哉」

 

「はい、最初の世界ではその世界でキーアイテムが改変の影響を受けていたのです。その次の世界ではその世界の絆を改変され大変でしたね」

 

「「「そんな人の絆をおもちゃにするなんて」」」

 

「恐らくですがミュウミュウ世界での改変は、絆を改変した別パターンの可能性がありますね。少しこちらの映像を見て下さい」

 

「ええ、そうだと思います。そして今回の改変のターゲットさんでなおかつ絆を作らせないようにしたのでしょう」

 

「その絆が恋愛感情と気がつかないまま改変されたために、青山さんの存在が消されたのでしょう」

 

「そんな私が青山君の存在を消したの?」

 

「それは違いますよいちごさん。あくまでいちごさんと青山さんの2人被害者なのですから」

 

「原因がわかったが直哉これからどうするんだ?」

 

白銀が直哉に聞く。

 

「ええ、当初は・・・」

 

「そうねでも直哉本当にどうするの?桃宮いちごが改変されたとわかった場合」

 

エステルが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・僕が一旦管理者の神殿に行き報告するのでその間皆さんは念の為に待機していてください」

 

「この予定でしたが、白銀さんと赤坂さんとミュウミュウの皆さん今からこの簡易ゲートで管理者の神殿に行きましょう」

 

「そう直哉に言われて来たのよね?」

 

「そうだ、融合世界の神達ならなんとか出来るかもと言って」

 

そう白銀が言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

大神と白銀に伝えられる事実後編

「ええ、当初は・・・」

 

「そうねでも直哉本当にどうするの?桃宮いちごが改変されたとわかった場合」

 

エステルが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・僕が一旦管理者の神殿に行き報告するのでその間皆さんは念の為に待機していてください」

 

「この予定でしたが、白銀さんと赤坂さんとミュウミュウの皆さん今からこの簡易ゲートで管理者の神殿に行きましょう」

 

「そう直哉に言われて来たのよね?」

 

「そうだ、融合世界の神達ならなんとか出来るかもと言って」

 

そう白銀が言う。

 

「まさか君達に過酷な事が起きているとは・・・」

 

大神が白銀の話を聞き驚いていた。

 

「そして私達は答えを出したの」

 

「答えですか?」

 

「そうよ・・・」

 

そしてトワが話し出す。

 

「直哉正直に言うわよ。今回封印したとしても修復が正常に出来るかわからないわよ」

 

「それはやはり魔王の因子とゲネシスの改変だからですか?」

 

「そうねそれもあるけど消された青山と言う人物がヒミコの所に行ってればいいんだけど」

 

「あ、そう言う意味ですか青山さんが消された=死んでいるとは限らないんですね」

 

「ええ、そうなのよそうすると封印して修復するよりもIF世界にした後にその世界を新たにミュウミュウ世界にするかもう1つのすこやか市のようにするかの方が、確実と思うけど?」

 

「確かにその方がいいかもしれません。彼女達の気持ちを無視するのであれば」

 

「そうなのよね結局は生きていた世界が消える事には変わらないからね」

 

「それにな、魔王の因子とゲネシスの改変によって本当にIF世界が誕生するかも確実とは言えないしな」

 

「そうだね、むしろこれはチャンスなんだよね融合世界の管理をしている私達4人にとってはね」

 

レイとイヨがそれぞれ言う。

 

「そうね当事者であるミュウミュウ世界の人間には悪いけど魔王の因子とゲネシスによって改変された世界の滅びを見る事で、他に改変をされた世界を救う手段が見つかるかもしれないしね」

 

「でもそれって結局助けないって言ってますよね」

 

「そうね酷いと思われるかもだけど」

 

「世界を見る私達だからこそ時には助ける事をしないでその行方を見る事も必要と思わないとやってはいけないもの」

 

「それが魔王の因子とゲネシスによって改変を受けた世界でもね」

 

「やはり俺達の世界は救えないのか?」

 

「ええ、ごめんなさい」

 

「そして白銀達を助けたのは偶然なの」

 

トワが再び話し出すが白銀がその時を思い出す。

 

「そんな私が青山君の存在を消したの?」

 

「それは違いますよいちごさん。あくまでいちごさんと青山さんの2人被害者なのですから」

 

「原因がわかったが直哉これからどうするんだ?」

 

白銀が直哉に聞く。

 

「ええ、当初は・・・」

 

「そうねでも直哉本当にどうするの?桃宮いちごが改変されたとわかった場合」

 

エステルが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・僕が一旦管理者の神殿に行き報告するのでその間皆さんは念の為に待機していてください」

 

「この予定でしたが、白銀さんと赤坂さんとミュウミュウの皆さん今からこの簡易ゲートで管理者の神殿に行きましょう」

 

「「「ええ――」」」

 

「何で皆で行く必要があるんです?」

 

れたすが直哉に聞く。

 

「良いですか皆さん。いくら改変をしようと通常なら登場人物その者を消すと言う事はミュウミュウ世界は本来あるべき流れから逸脱してしまうんです」

 

「「「ええ――」」」

 

「成程私達がこの世界にいる事が別のIF世界に私達が巻き込まれる可能性があるんですね?」

 

「はいそうです」

 

「おい、圭一郎どういう事だよ?」

 

「良いですか皆さん直哉さんが言った事は簡単に言えば、直哉さんや特殊遊撃部隊がこの世界から離れた直後からIFの世界に切り替える可能性があるんです」

 

「ええ――でも直哉さんの言った世界はそんな事になっていませんでしたよ」

 

「はっまさか・・・この事態の原因は」

 

「ああ、それは・・・恐らくいちごの想い人である青山の存在が消えた事による修正のせいだろうな」

 

「そして直哉は貴方達を融合世界に連れて来た事は間違って無いのよ」

 

「どういう事ですか?」

 

白銀がトワに聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

3人の話し合いと伝えられた情報前編

「おい、圭一郎どういう事だよ?」

 

「良いですか皆さん直哉さんが言った事は簡単に言えば、直哉さんや特殊遊撃部隊がこの世界から離れた直後からIFの世界に切り替える可能性があるんです」

 

「ええ――でも直哉さんの言った世界はそんな事になっていませんでしたよ」

 

「はっまさか・・・この事態の原因は」

 

「ああ、それは・・・恐らくいちごの想い人である青山の存在が消えた事による修正のせいだろうな」

 

「そして直哉は貴方達を融合世界に連れて来た事は間違って無いのよ」

 

「どういう事ですか?」

 

白銀がトワに聞く。

 

「直哉が言ったIF世界の事を覚えてる?」

 

「ああ」

 

「直哉このままこの世界にいたらどうなる?」

 

「可能性の話になりますが青山さんの存在しない世界の住人となり当然僕や特殊遊撃部隊と関わった記憶は全て消えるでしょうね」

 

「そして新たなミュウミュウ世界の鏡の世界になる可能性があります」

 

「そうか・・・最後に後2人のミュウミュウは影響を受ける事はないんだな?」

 

「ええ、僕の上司達もこの世界の異変に気がつき皆さんが特殊遊撃部隊と一緒に避難すれば、IF世界にならないように動いてくれると思うので」

 

「成程そう言う処置をするのに俺達がいると出来ないんだな?」

 

「そう言う事ですよ。世界を一時的にとは言え封印状態にするので」

 

「「「「「世界を封印ーーー」」」」」

 

「ええ、そうですよ。それをしないとIF世界になるんですよね」

 

「現に別の事情で封印されていた世界は今回の改変の影響は受けていないので」

 

「確かそう言ってた俺達がIF世界の住人にならないようにする為の処置だと」

 

「ええ、私達が世界を守る為に封印状態にしているのはその世界に余計な横槍が入らなくする為で」

 

「成程直哉が言った理由ではないんですね?」

 

「そうよ融合世界になる前に今回に似たような事が帝都で起きたのよ」

 

「「ええ――」」

 

「ちょっとこの映像を見て」

 

「いえ7人世界の主人公にはそう言う力は無いのですが、米田健二と出会い本来の物語を歩むことが出来なくなりました」

 

そして結果的には7人世界全体で異世界に跳ばされその世界で7人世界は消滅しました」

 

「ですが主人公達の魂は神達により回収されているので問題ないんです」

 

「「「成程」」」

 

「次に融合世界の中心世界の元となった幼馴染世界の説明をしますね」

 

 

「ねえ直哉君どうして、上野公園に来たの?」

 

「それはね、この手紙の差出人に会う為さ、さくらちゃん」

 

「そろそろ出てきて良いよ、ご希望の人を連れて来たから」

 

「さくらお姉ちゃん探したよ」

 

少年がいきなりさくらに抱きついた。

 

「きゃあ何この子!!直哉君見てないで助けて」

 

「落ち着いて、僕名前は、なんて言うの?」

 

「ごめんなさい僕の名前は、真宮寺直哉18才です。巴里から日本に戻る途中に、僕の持つこのリングが光りだして気がついたらここに来てたんです」

 

「なるほどね、君は並行世界から来たと認識して良いのかな?」

 

「はいその認識で良いと思います。それで貴方の名前はなんでしょう」

 

「僕は紫藤直哉、この世界で、帝国華撃団の総司令をしてるよ」

 

「ええーー米田さんいないんですか?」

 

「いるのはいるけど、帝劇にいないんだ」

 

「そうなんですか?」

 

「ところで直哉君、君帝劇に来ないか?君のお姉さんも探してあげるよ」

 

「え、でも・・・」

 

「直哉君だっけ一緒に行こうよ、君のお姉さんが見つかるまで、私が一緒にいてあげるから」

 

「わかりました・・・」

 

映像中断・・・

 

「これが前の世界での出会いの一部よ」

 

「「出会いの一部?」」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

3人の話し合いと伝えられた情報中編

「ごめんなさい僕の名前は、真宮寺直哉18才です。巴里から日本に戻る途中に、僕の持つこのリングが光りだして気がついたらここに来てたんです」

 

「なるほどね、君は並行世界から来たと認識して良いのかな?」

 

「はいその認識で良いと思います。それで貴方の名前はなんでしょう」

 

「僕は紫藤直哉、この世界で、帝国華撃団の総司令をしてるよ」

 

「ええーー米田さんいないんですか?」

 

「いるのはいるけど、帝劇にいないんだ」

 

「そうなんですか?」

 

「ところで直哉君、君帝劇に来ないか?君のお姉さんも探してあげるよ」

 

「え、でも・・・」

 

「直哉君だっけ一緒に行こうよ、君のお姉さんが見つかるまで、私が一緒にいてあげるから」

 

「わかりました・・・」

 

映像中断・・・

 

「これが前の世界での出会いの一部よ」

 

「「出会いの一部?」」

 

「それによっていい出会いと悪い出会いが前の世愛で起こり・・・」

 

来たか、真宮寺姉弟、とこの世界の帝国華撃団」

 

「さあ覚悟は出来たな、殺してやるぞ

 

「行くわよ前鬼」

 

 

「おう」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

 

「うわあ前鬼君が大きくなったよ、直哉君」

 

「落ち着いてね。さくらちゃん」

 

「「超鬼神力、ヴァジュラマハル、サムスカーラ」」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「きゃあああ。前鬼君が、変身来たーこれで勝ったわ」

 

(なんか今回さくらちゃんが崩壊してる気がする)

 

そして、ついに悪霊憑依獣との最終決戦が始まろうとしていた。

 

「行くよお姉ちゃんZENKI」

 

「おう」

 

「行きましょう」

 

真双焔武は、ZENKI共に突撃した。

 

「さくらちゃん僕達も行こう」

 

「うん直哉君」

 

「「破邪剣征・桜花放神」」

 

「二つの必殺技が重なり悪霊憑依獣にぶつかる。

 

「グオオ。この程度のことで、我が敗れるのか」

 

二人の必殺技を受けた悪霊憑依獣京極は爆発を起こした。

 

映像終了・・・

 

「「・・・これは本当に融合世界の前の世界で起きた事なんですか?」」

 

大神と白銀がトワに聞く。

 

「ええ、事実よ」

 

「それが原因でその世界にたびたび現れては管理者の調整をし過ぎて管理者は過労で死んでねその世界のバランスは大きく乱れてその隙を突かれ、米田健二によって滅ぼされたのよ」

 

「米田健二?それが特殊遊撃部隊のラスボスなのか?」

 

「その筈だったんだけどね。魔王の因子とゲネシスの改変により米田健二の存在が消されたかも知れないのよね」

 

!!

 

「成程つまり俺達の世界のはその世界の別パターンで極端な話絆を作らせないようにする為の簡単な方法に切り替えたんだな」

 

「ええ、そうだと思います。そして今回の改変のターゲットさんでなおかつ絆を作らせないようにしたのでしょう」

 

「その絆が恋愛感情と気がつかないまま改変されたために、青山さんの存在が消されたのでしょう」

 

「そんな私が青山君の存在を消したの?」

 

「それは違いますよいちごさん。あくまでいちごさんと青山さんの2人被害者なのですから」

 

「つまり俺達の世界のように重要人物が消えたのですか?」

 

白銀がトワに聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

3人の話し合いと伝えられた情報後編

「成程つまり俺達の世界のはその世界の別パターンで極端な話絆を作らせないようにする為の簡単な方法に切り替えたんだな」

 

「ええ、そうだと思います。そして今回の改変のターゲットさんでなおかつ絆を作らせないようにしたのでしょう」

 

「その絆が恋愛感情と気がつかないまま改変されたために、青山さんの存在が消されたのでしょう」

 

「そんな私が青山君の存在を消したの?」

 

「それは違いますよいちごさん。あくまでいちごさんと青山さんの2人被害者なのですから」

 

「つまり俺達の世界のように重要人物が消えたのですか?」

 

白銀がトワに聞く。

 

「そう言う事になるのかしらね?まあ、米田健二は頻繁に消えたりするからそう言う意識で見てないからね」

 

「おいおいそんなんで良いのか?」

 

「それでいいのよ肩ひじばっかり張ってると疲れるじゃない?」

 

「「まあ、そうですね」」

 

大神と白銀も同意する。

 

暫くして・・・

 

トワの元にレイが来た。

 

「トワ大変だこれを見てくれ」

 

「つまりあの時に出会ったからお前が改変の影響を受けたと言う事で良いんだな?」

 

「恐らくな、だが俺はそんな事の為にお前に連絡したんじゃねえよ」

 

「どういう事だ?」

 

「俺が現世に蘇るのは異常の事だと思うが。俺は・・・」

 

「・・・ふむどうしたものか?彼は本当に僕をヒミコさんの手下として見てるが、真麻ここに来た理由がヒミコさんの依頼だから、あながち間違ってはいないんだけど」

 

「オラオラどうして戦わない?お前は俺達帝国華撃団を殺す為に来たんだろうが・・・くらえ!!破邪剣征・桜花放神」

 

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

「お前へのリベンジが出来る事を心からできる事が嬉しいんだ」

 

「自分はもう嫌なんだが、わけのわからない襲撃を受けるのは」

 

「はは、すまんあの後ヒミコから聞いたからな」

 

「俺の人生はあの時に終わったのだとな」

 

「そして俺とは違う俺がお前達の世界に、ちょっかいだしていると言う事もな」

 

「俺が7人世界で生きている時は・・・」

 

「以上が直哉達のやり取りだ」

 

「まさか滅ぼされた世界の住人であるあの子まで生き返るなんて・・・これは想定外だわ」

 

「どうするトワ?」

 

「ひとまずヒミコに確認取って、その後直哉にどういう経緯でこんな話をしたのか聞いて」

 

「わかったでもこんな事態を引き起こすのはゲネシスのちからが強大と言う事を再認識させられるな」

 

「そうね、白銀達には申し訳ないけどね」

 

そしてトワが再び言う。

 

「直哉正直に言うわよ。今回封印したとしても修復が正常に出来るかわからないわよ」

 

「それはやはり魔王の因子とゲネシスの改変だからですか?」

 

「そうねそれもあるけど消された青山と言う人物がヒミコの所に行ってればいいんだけど」

 

「あ、そう言う意味ですか青山さんが消された=死んでいるとは限らないんですね」

 

「ええ、そうなのよそうすると封印して修復するよりもIF世界にした後にその世界を新たにミュウミュウ世界にするかもう1つのすこやか市のようにするかの方が、確実と思うけど?」

 

「確かにその方がいいかもしれません。彼女達の気持ちを無視するのであれば」

 

「そうなのよね結局は生きていた世界が消える事には変わらないからね」

 

「それにな、魔王の因子とゲネシスの改変によって本当にIF世界が誕生するかも確実とは言えないしな」

 

「そうだね、むしろこれはチャンスなんだよね融合世界の管理をしている私達4人にとってはね」

 

レイとイヨがそれぞれ言う。

 

「そうね当事者であるミュウミュウ世界の人間には悪いけど魔王の因子とゲネシスによって改変された世界の滅びを見る事で、他に改変をされた世界を救う手段が見つかるかもしれないしね」

 

「でもそれって結局助けないって言ってますよね」

 

「そうね酷いと思われるかもだけど」

 

「世界を見る私達だからこそ時には助ける事をしないでその行方を見る事も必要と思わないとやってはいけないもの」

 

「それが魔王の因子とゲネシスによって改変を受けた世界でもね」

 

「ごめんなさい」

 

その頃直哉は・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

滅ぼされた世界の住人からの通達終了後

時を少し戻して・・・

 

「つまりあの時に出会ったからお前が改変の影響を受けたと言う事で良いんだな?」

 

「恐らくな、だが俺はそんな事の為にお前に連絡したんじゃねえよ」

 

「どういう事だ?」

 

「俺が現世に蘇るのは異常の事だと思うが。俺は・・・」

 

「・・・ふむどうしたものか?彼は本当に僕をヒミコさんの手下として見てるが、真麻ここに来た理由がヒミコさんの依頼だから、あながち間違ってはいないんだけど」

 

「オラオラどうして戦わない?お前は俺達帝国華撃団を殺す為に来たんだろうが・・・くらえ!!破邪剣征・桜花放神」

 

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

「お前へのリベンジが出来る事を心からできる事が嬉しいんだ」

 

「自分はもう嫌なんだが、わけのわからない襲撃を受けるのは」

 

「はは、すまんあの後ヒミコから聞いたからな」

 

「まさか、ゲネシスの力で滅ぼされた世界の住人を生き返るようにするとは・・・いや違うか、滅ぼされた世界の時間を巻き戻したと言う事の方がある意味正解なのかも知れないな」

 

「そうすると、ゲネシスの力も含めて時の宝玉に関連するものかもしれない。もしかするとリベルアークやクロスベルの蒼の大樹より厄介かも知れないな」

 

「まあ、ゼムリア大陸関連だからある程度は覚悟していたけど・・・とりあえず今は」

 

「ああ、それは・・・基本的に新生中心世界になったすこやか市で数日間過ごす事が目的です」

 

「過ごす事がですか?」

 

「はい先程も言いましたが・・・」

 

「最初の記憶の無い直哉と同じ状況なの、その為新生中心世界は不安定なのよ。それが安定しないと、すこやかフェスティバル後のイベントがもう1つのすこやか市と連動が出来ないのよ」

 

「成程、僕達が新生中心世界に滞在中にイベントの連動させて過去のイベントを消化させないと最初のすこやか市でのイベントをする事になるんですね?」

 

「そう言う事よ。直哉も嫌でしょう?」

 

「先程も言ったけど、新生中心世界を重点的にして欲しいのよ」

 

「成程、今は足場を固める事に集中するんですね?」

 

「そうよ、魔王の因子とゲネシスの改変が本当に1回だけと限らないから」

 

「そうだよね、もし定期的にされたらされたで私達が魔王の因子とゲネシスに選ばれた者を排除しないといけない状況になるからね」

 

「今融合世界や友好世界にとって魔王の因子とゲネシスの改変で不安定ですから」

 

「そんなヴァン・アークライドさん達を最悪の場合トワさん達も覚悟してるの?殺す事になるかも知れないに」

 

「トワ達が言うように新生中心世界に力を入れるべきだけど基本的なアップデートは自動的にするから良いんだけど」

 

「ちょっと気になるな」

 

アニエスが大声を出して驚いていた。

 

「成程そう言う理由だったんだ。つまり特殊遊撃部隊も異世界から来た人間で良いのかな?」

 

シズナがそう言う。

 

「そうですが今は貴女達の仲間のヴァン・アークライドさんの救出を優先しましょう」

 

そうだね」

 

そして直哉達は遊撃手協会から得た異形の怪物、グレンデルの出現地点に向かうのだった。

 

暫くして・・・

 

「え、何でここにゲネシスが・・・」

 

アニエスは小声でその名前を言った。

 

「ゲネシスか・・・」

 

「あの時ゲネシス以外にアニエスさんは小声でメアちゃんと言っていたなあ、それもグレンデル状態のヴァン・アークライドさんに対して・・・」

 

「考えるのは後にして今はのどかさん達と合流しておいた方が良いかな?」

 

直哉はそう言いお墓戦艦を後にした。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

その頃の旅館沢泉では・・・1

時を少し戻して・・・

 

「さて新生中心世界のすこやか市に到着しましたね。ひとまずちゆさんはまずまなつちゃん達とゆいさんの滞在する為に旅館沢泉に連れて行って下さい。のどかさん達の家族は今までの記憶があるので気にしないで下さい」

 

「わかったわ」

 

「のどかさんとひなたさんアスミさんもそれぞれの家に戻って下さい」

 

「直哉君はどうするの?」

 

「僕は・・・」

 

「うん私も驚いたし、融合世界の事をちゃんと考えてくれてるだと言う事もわかったから」

 

「のどかそれじゃあ私達は行くわね」

 

「あっちゆちゃんゆいちゃん達をお願いね」

 

「わかったわのどか」

 

そしてちゆはのどかとアスミとひなたと別れた。

 

現在旅館沢泉では・・・

 

「でもどうやるのかな?新生中心世界に記憶を思い出させるって」

 

「そうだねまなつちゃん」

 

「でもその秘密の解くカギはゆいちゃんの質問である程度予測が出来たよ」

 

「え、わたしのですか?」

 

「うん」

 

そしてみのりが話し出す。

 

「どちらにしても魔王の因子とゲネシス問題の解決する為の切欠を見つけないと管理者の神殿総出でね」

 

「「「「「「「「「ええーー」」」」」」」」」

 

「まさかそんな繋がりがあるかも知れないの?」

 

「ええ、あくまでもトワ達が言っていたようにたまたまの可能性もありますが、サクラ世界とシンフォギア世界のノヴァ達の介入そのものが消えているのは事実ですから」

 

直哉はその場にいる全員にそう伝えた。

 

「以上が融合世界における魔王の因子とゲネシスの改変の影響の状況です。他に質問がなければ間もなく新生中心世界に着きますので」

 

「はいはい、直哉さん質問です」

 

「はいゆいさん何でしょうか?」

 

「私達は新生中心世界で何をすればいいんでしょうか?」

 

「ああ、それは・・・基本的に新生中心世界になったすこやか市で数日間過ごす事が目的です」

 

「そう直哉さんはそういい、記憶喪失の事も言ってたしね」

 

「ああ、でも融合世界の事知ってるようで知らない事が多かったよな」

 

「うんでも・・・不思議だね私達あおぞら市以外では・・・」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「今日も元気だ!」

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

「ちゃんとプリキュアに変身出来て良かったよね」

 

「恐らくまなつ達があおぞら市で変身出来ないのはまなつ達が生まれる前の時代にされてその上でまなつ達の親の世代がプリキュアになっているからだと思うわ。魔王の因子とゲネシスの改変によってね」

 

「やはり改変を解除できない限りあのままなのか?」

 

「もしくは・・・ミュウミュウ世界と同じようにIF世界として存在するかも知れないけどね」

 

「どちらにしても現状では手が打てない状態よ」

 

「トワ達があんな事を言うくらいだから」

 

「でも世界が無くなるのは可哀想だよね」

 

「うんそうは思うけど、ローラが言う通りトワさん達も魔王の因子とゲネシスの改変によって、ミュウミュウ世界の存在が危なくなるとは思っていなかったと思うしね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

その頃の旅館沢泉では・・・2

「もしくは・・・ミュウミュウ世界と同じようにIF世界として存在するかも知れないけどね」

 

「どちらにしても現状では手が打てない状態よ」

 

「トワ達があんな事を言うくらいだから」

 

「でも世界が無くなるのは可哀想だよね」

 

「うんそうは思うけど、ローラが言う通りトワさん達も魔王の因子とゲネシスの改変によって、ミュウミュウ世界の存在が危なくなるとは思っていなかったと思うしね」

 

「やっぱり私達がいても無理なのかな?」

 

そういう事じゃないわよまなつ」

 

「多分そうだと思う。過去の時代だから異形の怪物と見られたんだろうね」

 

「そんなヴァンさんが討伐されるんですか?」

 

「それは大丈夫と思うけど急いだ方が良い」

 

そして未来から来た者達は異形の怪物が出ると言われるクレイユ村に向かった。

 

「そしてアニエスさん達が来た事でワイズマンが潰した筈の歴史とイベントが復活したと言う事ですか?」

 

「いや違う強制的にIFの未来を魔王の因子が作り上げたと言ってもいいな」

 

「それってつまりゼムリア大陸全体に自分の存在をねじこんだと言う事ですか?」

 

「ああ、そう言う事だ。本来ならイシュメルガとの対決後はゼムリア大陸には少し封印して貰う予定だったのだが・・・」

 

「何とかグレンデルの暴走を止める事が出来ましたね」

 

「そうだねでも響のそれも凄いね」

 

「ああ、これはシンフォギアと言うですよ」

 

「フーンシンフォギアね・・・少し興味があるから戦うよ響」

 

「誰もこの出会いから大事になるとは思わないわよ」

 

「そうだなまずは・・・」

 

「「これはまさか本型のロストロギア?」」

 

「本型のロストロギアなら取集が目的かも知れないラビね」

 

「うんそうだね変身を解除したら本型のロストロギアも動かなくなったしね」

 

「これで直哉の心配事が、現実になるかも知れないラビね」

 

「うん、昔の幼馴染世界の海鳴市で起きた本型のロストロギアは、魔法のみを収集してたって教えてくれたけど、まさか私達の力まで取集対象だなんて・・・」

 

「これも融合世界に過去から来た2人の影響?」

 

「そして裏のオイシーナタウン発覚事件」

 

 

「それでも嫌です。直哉さん確かに直哉さんの言う通りにすればオイシーナタウンにとっては良い事かも知れませんけど私とマリちゃんにとっては、このオイシーナタウンは偽物なんです」

 

「え、それは本当ですか2人共?」

 

「ええ、本当よ」

 

「そしてそれぞれのエナジー妖精とゆいさんの学校の女の子達が融合世界に来たのは・・・そこにいる2人がプリキュアになってしまったからだと思います」

 

「「ええーー」何ですって」

 

「あの時僕は違和感を感じたんですよ」

 

「「違和感を?」」

 

「はい、過去ののどかさん達以降のプリキュアの歴史を調べていて気がついたのですが」

 

「大体敵の侵攻と同時にプリキュアの覚醒が起きてその敵達と戦う感じなのですが、失礼ですがオイシーナタウンの歴史を調べたらローズマリーさんと同じクッキングダムでしたかそこから数人がオイシーナタウンに来てるような記録がありましたよ」

 

「それも十数年前に」

 

「何ですって!!」

 

「もしこの事実が本当だとしたら・・・クッキングダムは異世界がある事を知りつつ秘密にしていたと言う事ですよね」

 

「そうね、良いように考えれば無用の接触を避ける為だと言われると言われそうね」

 

「でも過去にクッキングダムの人がオイシーナタウンに来ている以上その辺の調査は、ローズマリーさんに任せますね」

 

「了解よ」

 

「先程直哉が説明をしてくれたクッキングダムからの来訪者の記録では20年前なのよ」

 

「ええ――それでは僕が調べた調査は嘘と言う事ですか?」

 

「いえ、違うわね恐らく、融合世界のすこやか市ともう1つのすこやか市と同じなのかも知れないわね」

 

「つまりここねさんとらんさんは今いるオイシーナタウン出身でゆいさんとローズマリーさんにあまねさんが原作世界のオイシーナタウンから来たと言う事ですか?」

 

「恐らくそう言う事だと思うわ」

 

「でもそう考えるとゆいさんの違和感とローズマリーさんの記憶の年数の違いがあったとしても納得が出来ますから」

 

「確かにいろんな事が魔王の因子とゲネシスの改変によって起こされてるわね」

 

ローラがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

のどか達と合流した直哉

新生中心世界すこやか市のどかの家にて・・・

 

「「「それで本当に日常生活していいの?」」」

 

「ええ、良いですよ。今回の任務は日常生活をする事が重要なんですから」

 

「「そうは言っても」」

 

「確かにアスミちゃんやのどかの気持ちを考えるときついでしょうね」

 

「そうだね今までの世界を知ってて動けないのはつらいよね」

 

そう言うのどかの両親だった。

 

「しかし融合世界の体制変更せざるえない事態が起きたんだね?」

 

のどかの父親が直哉に聞く。

 

「いえ、体制変更は今回の事件とは直接的には関係ないですけどね」

 

「あらそうなの?」

 

「そうなんですよ。融合世界に3種のプリキュア達との出会いやもう1人ののどかさん達との関連で僕自身がすこやか市や別のプリキュア達の街を拠点に生活をしていて、中心世界の帝都で生活を殆どしてない状況だったんで・・・」

 

「「成程ね」成程そう言う理由で中心世界を交換する予定だったのが・・・」

 

「そういう事か、しかし海鳴市の様子を見ていた?」

 

「ああ、これをきっかけにして海鳴市の処遇も融合世界の内部世界に正式にするか、あおぞら市の代わりに友好世界にするか決めようと思って見てたのよ」

 

「良い機会だな確かに、今後の為の体制変更もありだと思うぞ」

 

「守護者は今の所は変更はないのだろう?」

 

「ええ、今の所はね・・・」

 

「うんどうした?」

 

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あの出会う筈のない3人との出会いが気になるのよ・・・」

 

「そういう事か」

 

「直哉君達がこの人達と出会った頃よね?」

 

「良く知ってますね2人共・・・トワから全部聞いてます?」

 

「「うん直哉君やのどかが何をしているとかは、トワさんやレイさんが必要な時に教えてくれてるから」」

 

「成程それなら納得ですね」

 

「直哉君再度確認なんだけど・・・」

 

「「「それで本当に日常生活していいの?」」」

 

「ええ、良いですよ。今回の任務は日常生活をする事が重要なんですから」

 

「「そうは言っても」」

 

「確かにアスミちゃんやのどかの気持ちを考えるときついでしょうね」

 

「のどか達は日常生活を送るだけでいいの?」

 

「そうですね新生中心世界にアップグレードするには中心世界になる世界の本来の世界の姿なんです。もちろんビョーゲンズとの戦いの後の世界を記憶させる事が必要らしいので」

 

「「成程」」

 

「基本アップグレードは自動で行われるのでそれが終わるまで特殊遊撃部隊はその世界で待機なんです」

 

そして数日後・・・

 

すこやか市は融合世界の新たな中心世界の役割を持つ事になった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第37章 第3部 新たな体制と不安要素編
新体制開始後の管理者達


「漸く新生中心世界が動き出したわね」

 

「そうだな特殊遊撃部隊はまだすこやか市にいるのか?」

 

「ええ、まだ特殊遊撃部隊が動く仕事がないからね」

 

「そう言えばそうだな。魔王の因子とゲネシス問題にしろ佐谷直哉の件にしろ、まあ滅ぼされた世界の住人の件はヒミコの担当だが最近の大きな問題はほとんどが管理者が担当だな」

 

「それが普通よレイ」

 

「まあ確かに間違いではないな。我等が動いている間は特殊遊撃部隊は休息期間だな?」

 

「そう言う事」

 

「きゃああ怪物が人間を殺したわ皆逃げて――」

 

「ああ、私はここまでのようね。出来る事なら・・・結婚をして見たかったわ」

 

「「「「ギャアアアア死にたくないーーー」」」」

 

そして警察署周辺に現れた降魔によって警察署内にいた帝国華撃団全員が脱出しその後降魔は、帝国華撃団によって全滅させていった。その一部始終を見ていた生き残った警察官達が降魔を倒した帝国華撃団を讃えていた。

 

「あの世界のその後が気になるよな」

 

「ええ、いい意味でも悪い意味でもね」

 

「まあ、あちらのヒミコは悪のラスボスの設定が残ってるのかも知れんな」

 

「そうねある意味では向こう側が本来の意味では成功例かもね。創造神のね」

 

「そうかもな」

 

「いろんな意味でこちらの融合世界は問題が多すぎるからな」

 

「そうね問題と言えばイヨはどうしたの?」

 

「きゃああ怪物が人間を殺したわ皆逃げて――」

 

「ああ、私はここまでのようね。出来る事なら・・・結婚をして見たかったわ」

 

「「「「ギャアアアア死にたくないーーー」」」」

 

そして警察署周辺に現れた降魔によって警察署内にいた帝国華撃団全員が脱出しその後降魔は、帝国華撃団によって全滅させていった。その一部始終を見ていた生き残った警察官達が降魔を倒した帝国華撃団を讃えていた。

 

「あいつはあちらの融合世界に偵察に行ったな」

 

「はあ、聞いてないんだけど」

 

「まあ、それはあいつなりの飛鳥と薫の為だしな」

 

「ああ、そう言う事ね。あちらの融合世界がどういう動きをするかで、7人世界と幼馴染世界の関係者である2人を特殊遊撃部隊に戻す為の調査ね」

 

「そう言う事だ」

 

「いずれにしても隼人が行方不明状態の上に双子まで動けないのはまずいだろ?」

 

「そうね米田健二にしろ隼人にしろこれが・・・魔王の因子とゲネシス問題のせいで起きていなければ良いけどね」

 

「そうだな」

 

「こちらの融合世界の変革の隙をついて、7人世界ベースの融合世界からの侵入もあるかも知れない事よ」

 

「偶然とはいえ特殊遊撃部隊が7人世界ベースの融合世界に行った事は向こうでも神達のレベルでは知っている可能性もあり、その中で向こうのすこやか市のように力を無断で行使をしてくる可能性もあると考えておくべきだから」

 

「成程僕達の世界の存在が知られているとそう考えながらこれからの依頼や任務をこなすと思った方が良いですね?」

 

「ええ、そう思っていて、迷惑をかけてしまうけど」

 

「正直魔王の因子とゲネシス問題が起きて融合世界変革が進んだのは事実だけどね」

 

「そうだなだが全体のイベント消化率も下がったのは痛いなあ」

 

「え、つまり俺は俺達の世界に行けばパリシイの怪人と戦うんですか?」

 

「ええ、そう言う事になるわね。そしてその時間が・・・この時間よ」

 

「お久しぶりです。大神さん」

 

「なっ、まさか本当に、さくら君なのかい?」

 

「大神さん、私も夢のようです。花の都で大神さんと再会出来るなんて」

 

「ああ、夢のようだ」

 

「夢じゃないよ、お兄ちゃん、アイリスお兄ちゃんに会いたくて巴里まで来たんだから」

 

「アイリス君も来たのか?」

 

「確かに、夢のような出来事ですわね、中尉」

 

「すみれ君まで」

 

「きゃあああああ。東京の花組の皆さーん」

 

エリカは興奮のあまり派手に転んだ。

 

「あれ・・・きゃあああああああ。大神さーーーーーん」

 

「ぐえええ。エリカ君・・・」

 

大神はエリカによってノックアウトされてしまった。

 

暫くして・・・

 

大神は、気が付いた。

 

「うう、ここは」

 

「ごめんなさい。大神さん」

 

そしてエリカが、大神に謝った。

 

「ええ――かなり戻りますね実際に見ると」

 

大神がトワに言う。

 

「と言ってもイベントのやり直しは大神達だけよ」

 

その頃特殊遊撃部隊は・・・

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊としての行動について6 大神と白銀と前編

「皆さんおはようございます」

 

「白銀さん達や帝国華撃団と巴里華撃団の皆さんもお疲れ様です」

 

「トワの説明で自分達の状況を把握したと思いますが」

 

「ああ、嫌って程な」

 

「ええこちらもですよ」

 

「え、つまり俺は俺達の世界に行けばパリシイの怪人と戦うんですか?」

 

「ええ、そう言う事になるわね。そしてその時間が・・・この時間よ」

 

「お久しぶりです。大神さん」

 

「なっ、まさか本当に、さくら君なのかい?」

 

「大神さん、私も夢のようです。花の都で大神さんと再会出来るなんて」

 

「ああ、夢のようだ」

 

「夢じゃないよ、お兄ちゃん、アイリスお兄ちゃんに会いたくて巴里まで来たんだから」

 

「アイリス君も来たのか?」

 

「確かに、夢のような出来事ですわね、中尉」

 

「すみれ君まで」

 

「きゃあああああ。東京の花組の皆さーん」

 

エリカは興奮のあまり派手に転んだ。

 

「あれ・・・きゃあああああああ。大神さーーーーーん」

 

「ぐえええ。エリカ君・・・」

 

大神はエリカによってノックアウトされてしまった。

 

暫くして・・・

 

大神は、気が付いた。

 

「うう、ここは」

 

「ごめんなさい。大神さん」

 

そしてエリカが、大神に謝った。

 

「ええ――かなり戻りますね実際に見ると」

 

大神がトワに言う。

 

「と言ってもイベントのやり直しは大神達だけよ」

 

「トワさんからそう言われたんですが本当に?」

 

大神が直哉に聞く。

 

「ええ、それは間違いありません」

 

 

「しかしまたとんでもない改変が起きたな」

 

「そうだね私なんてあおぞら市以上は起きないと思ってたのに」

 

そう言いながらイヨは思い出していた。

 

「皆行くよ」

 

「「「ええ」」・・・」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「今日も元気だ!」

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「「「「お母さん達がプリキュアにへんしんしたーー」」」」

 

「皆落ち着いてこれは多分魔王の因子とゲネシスの改変の影響よ」

 

「まあ確かにあれはあれで驚かされたが」

 

「レイがそう言う。

 

「2人もトワから聞いたでしょうけど、帝都で起きたのがまなつちゃん達の世界と同種とみています。そして白銀さんの世界で起きたのが・・・」

 

「それで皆さんはここでも揉めてたんですね」

 

「「すみません」」

 

「らん達悪くないもん」

 

「ええ、皆さんは悪くありませんが貴女達が特殊遊撃部隊の仕事をした瞬間から貴女達が大切にしている家族の記憶が消えますけど良いんですね?」

 

「「「なっそんな」」」

 

「そのリスクを貴女達が背負えますか?」

 

「じゃあ私達が手伝えば家族は私達を忘れるんですか?」

 

「そう言う事です。世界のバランスを保つ為です」

 

「特殊遊撃部隊は、異邦人の集まりですのでね、今回の調査にしても貴女達との背lt食は予定のないイレギュラーだったんですよ」

 

「じゃあゆいちゃんはゆいちゃんはよくて私達は駄目なの?」

 

「ああ、それは・・・ゆいさんの場合は自分の上司が許可を出したので」

 

「貴女達は自分達の意思で融合世界に来た訳ではないのがわかってるから保護対象として自分達の世界に戻る時まで私達が面倒みるわよ」

 

「そうなんですか?それじゃああの大勢のプリキュアに会う事は出来ますか?」

 

「それは無理ね、彼女達のいる場所には彼女達の敵がいるからね」

 

「ええ――そうなんですか?」

 

「ええ、そうよ和実ゆい貴女がいるこの世界が融合世界の中で安全な世界なのよ」

 

「わかりました。トワさん私マリちゃんと一緒に融合世界の為にお手伝いをします」

 

「ゆい良いの?」

 

「うん良いよ。マリちゃんそれに私達の敵ブンドル団も融合世界に来てるかもしれないし、それに私とコメコメを助けてくれたトワさん達にもお礼をしたいしね」

 

「・・・そうね」

 

「そう言う訳でして私とマリちゃんはトワさん達のお仕事を手伝います」

 

「・・・和実ゆいそれが貴女達17番目のプリキュアの世界の総意で良いのね?」

 

「「「はい」」コメ」

 

「わかったわ・・・レイ直哉達はどうしてる?」

 

「そう言う理由で手伝う事になったので、オイシーナタウンに戻るまで手伝って貰いオイシーナタウンに戻る時には、ゆいさんには記憶の封印をしたのですが、すでに解けたようですね」

 

「まあ、ゆいさんの件はお互いの了解を元にした事ですが貴女達3人の場合は違いますよね?」

 

「「「それは・・・」」」

 

「この派生で最も残酷な物と考えています」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊としての行動について6 大神と白銀と中編

「わかったわ・・・レイ直哉達はどうしてる?」

 

「そう言う理由で手伝う事になったので、オイシーナタウンに戻るまで手伝って貰いオイシーナタウンに戻る時には、ゆいさんには記憶の封印をしたのですが、すでに解けたようですね」

 

「まあ、ゆいさんの件はお互いの了解を元にした事ですが貴女達3人の場合は違いますよね?」

 

「「「それは・・・」」」

 

「この派生で最も残酷な物と考えています」

 

「そうだろうな」

 

「俺にも言われたよ」

 

「直哉正直に言うわよ。今回封印したとしても修復が正常に出来るかわからないわよ」

 

「それはやはり魔王の因子とゲネシスの改変だからですか?」

 

「そうねそれもあるけど消された青山と言う人物がヒミコの所に行ってればいいんだけど」

 

「あ、そう言う意味ですか青山さんが消された=死んでいるとは限らないんですね」

 

「ええ、そうなのよそうすると封印して修復するよりもIF世界にした後にその世界を新たにミュウミュウ世界にするかもう1つのすこやか市のようにするかの方が、確実と思うけど?」

 

「確かにその方がいいかもしれません。彼女達の気持ちを無視するのであれば」

 

「そうなのよね結局は生きていた世界が消える事には変わらないからね」

 

「それにな、魔王の因子とゲネシスの改変によって本当にIF世界が誕生するかも確実とは言えないしな」

 

「そうだね、むしろこれはチャンスなんだよね融合世界の管理をしている私達4人にとってはね」

 

レイとイヨがそれぞれ言う。

 

「そうね当事者であるミュウミュウ世界の人間には悪いけど魔王の因子とゲネシスによって改変された世界の滅びを見る事で、他に改変をされた世界を救う手段が見つかるかもしれないしね」

 

「やっぱりトワにそう言われたんですね?」

 

「ああ、でも直哉が言った方法でも俺達が生きていた世界では無くなるとも言われたからな」

 

「そうですか」

 

「白銀さんは僕を恨んでますか?」

 

「ああ、そう言う気持ちもあるのは当然だ」

 

「はっまさか・・・この事態の原因は」

 

「ああ、それは・・・恐らくいちごの想い人である青山の存在が消えた事による修正のせいだろうな」

 

「そんな・・・」

 

「直哉このままこの世界にいたらどうなる?」

 

「可能性の話になりますが青山さんの存在しない世界の住人となり当然僕や特殊遊撃部隊と関わった記憶は全て消えるでしょうね」

 

「そして新たなミュウミュウ世界の鏡の世界になる可能性があります」

 

「そうか・・・最後に後2人のミュウミュウは影響を受ける事はないんだな?」

 

「ええ、僕の上司達もこの世界の異変に気がつき皆さんが特殊遊撃部隊と一緒に避難すれば、IF世界にならないように動いてくれると思うので」

 

「成程そう言う処置をするのに俺達がいると出来ないんだな?」

 

「そう言う事ですよ。世界を一時的にとは言え封印状態にするので」

 

「「「「「世界を封印ーーー」」」」」

 

「ええ、そうですよ。それをしないとIF世界になるんですよね」

 

「現に別の事情で封印されていた世界は今回の改変の影響は受けていないので」

 

「このミュウミュウ世界とあおぞら市とのゲートが繋がった事によって融合世界における変更をしないとまずいのよ。主にあおぞら市がね」

 

「「「「「どういう事ですか?」」」」」

 

「良い皆ミュウミュウ世界は、融合世界の内部の世界とは言え、すこやか市や海鳴市等の世界とくらべても友好世界に近い状態なのよ。そしてあおぞら市は融合世界内部にあおぞら市は存在しないから」

 

「友好世界ではありながら原作世界と言う扱いするのよ。立場的にはね」

 

「あの時の言葉の結果がこれだからな・・・」

 

「白銀君・・・確かに直哉君は結果的にとは言え恨んじゃいけないよ。俺達の世界に降魔と言う存在がいるだが降魔は、人の恨みや妬みなどの負の感情が降魔を生み出す元になってるからね」

 

「そうなんですね。俺達の所では人間による自然破壊や地球の大気を汚していたからエイリアンが地球に来たのかも知れないと考えたら。本当に人間は存在が消された方が良いのかも知れませんね」

 

「白銀君」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊としての行動について6 大神と白銀と後編

「それで直哉君これからの特殊遊撃部隊の行動計画はどうなるんだい?」

 

「ああ、それは・・・融合世界内部世界の方を重視する予定ですよ大神さん」

 

「それはつまり改変を受けたとしてもイベントに影響が出てない所から進める感じかな?」

 

「そうですねでもこれはあくまでもトワ達の調査が終わったらになるので、正直暫くは事件が起きたら動くと言う帝国華撃団と巴里華撃団でしてた感じになりますね」

 

「成程」

 

「まあ、ワイズマンやノヴァ達が動いたりした場合は関係なしで動きますが、現状ではすこやか市で日常生活を送って貰うと言う形ですね」

 

「日常生活か・・・確かに」

 

「「「「「「直哉君これは・・・」」」」」」

 

「ええ、少しどころかかなり目立ちますね」

 

「だよね、ほら逆に珍しいから写真撮られてるよさくらさん達」

 

「もう、さくら達なにしてんの?ほらさっき買った切符を入れてよ」

 

「「「「「「「こう」」」」」」」

 

そして、大神とアイリス以外のメンバーは漸く改札を抜ける事が出来た。

 

「「「「流石アイリスちゃん」」」」

 

「子供は覚えるの早いからね」

 

「そうですね。エステルさん」

 

 

「うおお、本当に焼けたぞ。こんな小さい箱なのに」

 

ロベリアは電子レンジを見て驚く。

 

「凄いよ皆この箱に預言者がいる」

 

「「「「ええ」」馬鹿な預言者などあてになるものか」そうだな」

 

「この後00地区では急な雷雨に注意して下さい」

 

暫くして・・・

 

巴里華撃団のいるホテルでは天気予報通り急な雷雨が降り出した。

 

「「「「「「ええーー」」」」」

 

「馬鹿なあの預言者は未来がわかるのか?」

 

「ありえねえだろ。私以上の怪物を私は見たぞ」

 

「・・・ただの天気予報なんだけど。巴里華撃団の存在していた頃には天気予報をここまで正確に当てる事は出来なかったのかな?」

 

未来が心の声でつぶやく。

 

「もうあんな事態が起きないようにしないといけなかったし有難いよ」

 

「え、大神さん流石に帝国華撃団と巴里華撃団の皆さんを信じていません?」

 

「うん異世界では皆は信用ないから」

 

「まあ、帝国華撃団と巴里華撃団の皆さんが行った世界はそれぞれ違いますけどそこまで意識しなくても良いんですよ?」

 

「いやそう言う訳にはいかないよせっかくこういう経験をさせて貰ってる以上はちゃんと自分の糧にしないと」

 

「おい直哉良いのか?大神さん自分の世界に入ったが・・・」

 

「ああ、それは・・・気にしなくて良いですよ。白銀さん大神さんにとっては・・・いや帝国華撃団と巴里華撃団の皆さん全員にとっては降魔のいない未来の東京を見てる感じですので」

 

「ああ、そうだったな大神さん達は俺達にとって過去の時代のになるんだったな」

 

「そうですね。特殊遊撃部隊にいればそう言う事を忘れるのも仕方ありませんけどね」

 

「そうだな。しかし昔の人に現在の乗りもを利用する事がいかに難しいと言うのががわかったが」

 

「それは仕方ありませんよ」

 

ほうこれがテレビと言う物か、本当に人間が芝居をしてやがるぜ」

 

米田は旅館の部屋でテレビを見ながら夕食を食べていた。

 

「本当にこの時代の発展力は凄いな。これはアイリス達じゃねえが病みつきになるな。冷蔵庫も各部屋にあるみたいだしな。この世界にある電気と言う物で全部が動かせる事に驚いたぜ」

 

「失礼します」

 

その時ちゆが米田の部屋に来た。

 

「おう、ちゆどうした?」

 

「お食事が済んだようなのでお膳を取りに来ました」

 

「それはすまねえな。ちゆ1つ聞きたいんだがいいか?」

 

「はい何でしょう?」

 

そして米田がちゆに質問しながら以前の事を交えて聞く。

 

「大神さんおはようございます」

 

「さくら君おはよう」

 

 

「皆は起きてるかな」

 

 

「ええ、大広間に私達の朝食が準備されているそうですよ」

 

 

「そうなのかい?それでは行こう。さくら君」

 

「はい」

 

 

そしてさくらと大神が大広間に行くと、そこには和食と洋食の朝食が各自の席に準備されていた。

 

 

「「これは」」

 

「あ、大神さんにさくらさん。お二人も席に着いてください」

 

「あ、ちゆさん。この朝食全員が同じものではないのはどうしてですか?」

 

 

「それはですね、私達の時代では皆さんの故郷の食べ物を使い和食と洋食に変化させているんですよ。まあこれは直哉君が事前に用意をした食材で作っているので」

 

「「「「「「「「ええ――」」」」」」」」

 

「直哉君がどうして?」

 

「詳しい理由は私も知りませんけど、ただ美味しく食べてもらう為と思いますよ」

 

「後、アイリスちゃんと大神さんは、分かると思いますけど、いい意味でも悪い意味でもこちらの時代と太正での常識が違いますから」

 

「この食事は、大神の時みたいに直哉が準備したのか?」

 

「ああ、それは・・・違いますよ。米田さんのお食事は全部私達の世界の食材を使ってますよ」

 

「おお、そうだったのか」

 

「今回は観光ツアーでは無いので、そこまではしてませんが、このお部屋だけは大神さん達が使った部屋を使用しています」

 

「成程な」

 

「このお部屋の電話やテレビ等の使い方は書いているので見ておいてください」

 

「ああ、わかった」

 

「それでは失礼します」

 

「以前こちらに来た大神さん達の上司も同じ感じでしたし」

 

その後大神と白銀は直哉と別れた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉の計画の流れの予想前編

「さてとどうしたものかな?」

 

「それで直哉君これからの特殊遊撃部隊の行動計画はどうなるんだい?」

 

「ああ、それは・・・融合世界内部世界の方を重視する予定ですよ大神さん」

 

「それはつまり改変を受けたとしてもイベントに影響が出てない所から進める感じかな?」

 

「そうですねでもこれはあくまでもトワ達の調査が終わったらになるので、正直暫くは事件が起きたら動くと言う帝国華撃団と巴里華撃団でしてた感じになりますね」

 

「成程」

 

「まあ、ワイズマンやノヴァ達が動いたりした場合は関係なしで動きますが、現状ではすこやか市で日常生活を送って貰うと言う形ですね」

 

「日常生活か・・・確かに」

 

「大神さん達には「ああ言ったけどトワさんやレイさんのある程度動いていいと言う連絡待ちなのは事実だから良いとして・・・個人的な予想としては」

 

「恐らくシンフォギア世界のイベントから再開すると思うんだよな」

 

「そう言えば未来の言う直哉さんは、響を女の子にしたあの人?」

 

「そうだよ、創世ちゃん」

 

「やっぱりそうなんだ」

 

「そう言う事なら、直哉さんも来てるのかしら?」

 

「ええ――来てるのなら桜花様の話を聞きたいーー」

 

「「「ある意味弓美凄いね」」」

 

3人は心の中で呟く。

 

「ああ、ごめんね直哉さんは来てないんだよ」

 

「ええ――そうなんですか残念」

 

「へえ、そうなんだ良いこと聞いた。じゃあそこの女達を殺せば来るかな?」

 

「「「ひっ」」」

 

「お前はノヴァ」

 

「あら、お兄さんとは初対面の筈だけど?ノヴァの邪魔をするんだ」

 

「魔王の因子とゲネシス問題が原因でノヴァが壊した部分が元になっているのなら少なくとも・・・」

 

「我々は武装集団フィーネだ」

 

「「武装集団フィーネだと?」」

 

「何を言っているマリア?」

 

「お気楽な物ね風鳴翼と天羽奏」

 

「先の大戦の英雄様は少し黙って貰うわよ」

 

「ここで貴女達の正体を知られたくなければね」

 

「「くっ・・・」」

 

「我々武装集団フィーネの要求はこの国が持つシンフォギア奏者の情報を全世界に提示する事そして、全世界の国全ての領土を武装集団フィーネに捧げる事」

 

「タイムリミットは今から24時間以内に答えを貰えるかしら?それが出来なければ、出て来なさいノイズよ」

 

!!

 

「「「きゃああああノイズよ」」」

 

「殺される逃げろ――」

 

「未来も逃げよ」

 

「ううん、このノイズはあの人がコントロールしてるから大丈夫だよ」

 

「これで良いんですよね?直哉さん」

 

未来が小さい声で呟く。

 

「そうです未来さん。後少ししたら響さんとクリスさんが二課の増援として来るので、それまではその場は安全です」

 

「この辺りからの再開になると思うんだけどなあ」

 

「正直、シンフォギア世界はイベントを再開するだけならほぼ弊害がないし」

 

どちらにしろ融合世界内部だけで限るならすこやか市は新生中心世界になったばかりですぐイベント再開は厳しいみたいだし、帝都に関しては・・・」

「そうよただ旧帝国華撃団のメンバーにとっては・・・」

 

「お久しぶりです。大神さん」

 

「なっ、まさか本当に、さくら君なのかい?」

 

「大神さん、私も夢のようです。花の都で大神さんと再会出来るなんて」

 

「ああ、夢のようだ」

 

「夢じゃないよ、お兄ちゃん、アイリスお兄ちゃんに会いたくて巴里まで来たんだから」

 

「アイリス君も来たのか?」

 

「確かに、夢のような出来事ですわね、中尉」

 

「すみれ君まで」

 

「きゃあああああ。東京の花組の皆さーん」

 

エリカは興奮のあまり派手に転んだ。

 

「あれ・・・きゃあああああああ。大神さーーーーーん」

 

「ぐえええ。エリカ君・・・」

 

大神はエリカによってノックアウトされてしまった。

 

暫くして・・・

 

大神は、気が付いた。

 

「うう、ここは」

 

「ごめんなさい。大神さん」

 

そしてエリカが、大神に謝った。

 

その後・・・

 

「さて、大神さん私達は暫く巴里観光して来ますね」

 

「ああ、わかった」

 

さくら達3人が大神達と別れようとした時、エリカに呼び止められた。

 

「このあたりからの再スタートになるから」

 

「成程友好世界になった帝都及び巴里に行けば旧帝国華撃団全員がそう言う処置を受けるんですね」

 

「トワが大神さんに伝えた話を帝国華撃団と巴里華撃団の皆さんが受け入れる為の時間が必要だろうしな」

 

直哉が声を出しながら言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉の計画の流れの予想後編

「さて、大神さん私達は暫く巴里観光して来ますね」

 

「ああ、わかった」

 

さくら達3人が大神達と別れようとした時、エリカに呼び止められた。

 

「このあたりからの再スタートになるから」

 

「成程友好世界になった帝都及び巴里に行けば旧帝国華撃団全員がそう言う処置を受けるんですね」

 

「トワが大神さんに伝えた話を帝国華撃団と巴里華撃団の皆さんが受け入れる為の時間が必要だろうしな」

 

直哉が声を出しながら言う。

 

「後は改変を受けた海鳴市と裏のオイシーナタウンは現時点でイベントを行う事自体危険を伴うからなあ」

 

「まだ海鳴市の方は闇の書自体がはやてさんの制御下にあるうちは良いのだけど、予想外な実例もあったからな」

 

直哉はそう言いながら思い出す。

「じゃあ行くよ。直哉君の依頼の実験開始するよ」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

のどかがキュアグレースに変身した時はやての部屋の本棚にある一冊の本が、不気味な動きを見せていた。

 

「「これはまさか本型のロストロギア?」」

 

「本型のロストロギアなら取集が目的かも知れないラビね」

 

「うんそうだね変身を解除したら本型のロストロギアも動かなくなったしね」

 

「これで直哉の心配事が、現実になるかも知れないラビね」

 

「うん、昔の幼馴染世界の海鳴市で起きた本型のロストロギアは、魔法のみを収集してたって教えてくれたけど、まさか私達の力まで取集対象だなんて・・・」

 

「これも融合世界に過去から来た2人の影響?」

 

「あの違いによって闇の書事件がどう変化をするかで時空管理局となのはさん達では対処が出来なくなりそうな感じがするしな」

 

「後すこやか市はあくまでも可能性だけどもう1つのすこやか市で浄化したリフレインをゲネシスの力で生きかえらせてリフレインがこちらに来そうなかんじがあるんだよな」

 

「貴方本当にリフレインなの?」

 

「最初の時にはみせなかったその怪物をよく知っているようだったけど?」

 

「「そう言えばそうだよ」」

 

「フフ、流石だなキュアグレース。だが私は進化したのだよ」

 

「進化したですって」

 

「そうその通りだ、キュアフォンテーヌ私は君達の時間を戻した後にミラクルンが次元の穴を見つけてそこに行こうとした時に私の前に次元の穴から怨霊と言ってもいい魂を私は吸収したのだ」

 

「「ええ――」」

 

「「「やっぱり融合世界の降魔の力とメガビョーゲンの力がリフレインと言う素体に2つの力が融合したんだね」」」したのね」

 

「ほう、お前達はこの力が流れて来た世界の事を知っているようだな」

 

「知ってるけどリフレイン貴方にはその世界には行かせない」

 

!!

 

「成程キュアグレースお前はいや、お前達3人はメガ降魔を見るのは初めてではないのか?」

 

「そうかそう言う事か、キュアグレースお前は異世界に行った事がありそこでメガ降魔と戦った事があるのだな」

 

「「ええ――それ本当なの?グレース」」

 

先輩達がリフレインの話を聞き驚いてグレースに確認する。

 

「ええ、事実です先輩ですので今のメガリフレインにはメガビョーゲンの力も使えるので十分気をつけてください」

 

「「了解」」

 

「あの時リフレインも融合世界の存在を知っていたみたいだから」

 

「最後は、ミュウミュウ世界なんだけど・・・」

 

「ミュウミュウ世界についてはトワさんやレイさん達の管轄だからな、そうだトワさんやレイさんに相談してみるかな?いつまでも特殊遊撃部隊を動かさないとストレスや士気にも影響するから」

 

そう言い直哉は1人で管理者の神殿に向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉のお願い

以前こちらでも投稿していた作品サクラ大戦来訪者は私の幼馴染の中で登場していた人物達がその作品の設定で出てきますが、直哉の説明の一部として出て来ます


管理者の神殿リビングにて・・・

 

あら直哉どうしたの?」

 

「実はトワさんやレイさん達にお願いがありまして」

 

お願いですって」

 

「そうなんです」

「そうかそう言う事か、キュアグレースお前は異世界に行った事がありそこでメガ降魔と戦った事があるのだな」

 

「「ええ――それ本当なの?グレース」」

 

先輩達がリフレインの話を聞き驚いてグレースに確認する。

 

「ええ、事実です先輩ですので今のメガリフレインにはメガビョーゲンの力も使えるので十分気をつけてください」

 

「「了解」」

 

「あの時リフレインも融合世界の存在を知っていたみたいだから」

 

「最後は、ミュウミュウ世界なんだけど・・・」

 

「ミュウミュウ世界についてはトワさんやレイさん達の管轄だからな、そうだトワさんやレイさんに相談してみるかな?いつまでも特殊遊撃部隊を動かさないとストレスや士気にも影響するから」

 

そう言い直哉は1人で管理者の神殿に向かった。

 

「成程ね確かに最近はそう言う依頼も出してなかったわね。僕や守護者達は状況を把握できてるので良いのですが、まなつちゃん達の場合は・・・」

 

「出てこいゼッタイヤラネーダ」

 

そう言う声が聞こえたのでまなつ達が急いで行くとそこには・・・」

 

「皆行くよ」

 

「「「ええ」」・・・」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「今日も元気だ!」

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「「「「お母さん達がプリキュアにへんしんしたーー」」」」

 

「皆落ち着いてこれは多分魔王の因子とゲネシスの改変の影響よ」

 

ローラがそう言う。

 

「あれ以降の情報が少ないと言うかほぼ無い上に行くことも出来ないのでストレスや不安で士気を保てないと思うんですよねどこかでガス抜きをしないと」

 

「成程ねずっとすこやか市に缶詰状態のだもんね。わかったわどこかに連れて行きたいのね?」

 

「はい、それで行き先は・・・」

 

「貴女は誰なの?」

 

「?私の名前は、真宮寺桜花ですよ、さくらお母様」

 

 

「「「「「えーー」」」」」」

 

桜花の答えに驚く6人だった。

 

「貴女本当に私の娘なの?」

 

「ええ、そうですよ、そして紫藤直哉さんの母親でもあります」

 

「「「「「「えええーーー」」」」」」

 

再び6人は驚いていた。

 

「本当に、君が僕の母さんなのかい?」

 

「ええ、そうですよ。しかしこのままだと紫藤直哉さんの存在が消滅しますが?」

 

「ええ、それはどういう事ですか?」

 

「簡単に言えば、貴方のお母さんが、この世界に来ないと言う事ですよ」

 

「この世界に来ない、貴方のお父さんと結婚しない事を意味してるので」

 

「それじゃあ直哉君は・・・」

 

「皆さん慌てないでください。今すぐ直哉さんが消える訳ではないんです」

 

「元々貴方達が住むこの世界は、真宮寺直哉君達の世界と私達の世界が干渉した為出来た世界なのです」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

「この世界軸に行きたいと思います」

 

「貴方本気で言ってるの?この世界に行くと言う事は・・・」

 

「ええ、わかってますよ。魔王の因子とゲネシス問題によって復活した世界が存在しますからね」

 

「オラオラどうして戦わない?お前は俺達帝国華撃団を殺す為に来たんだろうが・・・くらえ!!破邪剣征・桜花放神」

 

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

「つまりあの時に出会ったからお前が改変の影響を受けたと言う事で良いんだな?」

 

「恐らくな、だが俺はそんな事の為にお前に連絡したんじゃねえよ」

 

「どういう事だ?」

 

「俺が現世に蘇るのは異常の事だと思うが。俺は・・・」

 

「確かにそうだけど貴方には米田健二に潜む悪意と対峙しなくていいのよ「

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワと直哉の話し合い前編

「貴方本気で言ってるの?この世界に行くと言う事は・・・」

 

「ええ、わかってますよ。魔王の因子とゲネシス問題によって復活した世界が存在しますからね」

 

「オラオラどうして戦わない?お前は俺達帝国華撃団を殺す為に来たんだろうが・・・くらえ!!破邪剣征・桜花放神」

 

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

「つまりあの時に出会ったからお前が改変の影響を受けたと言う事で良いんだな?」

 

「恐らくな、だが俺はそんな事の為にお前に連絡したんじゃねえよ」

 

「どういう事だ?」

 

「俺が現世に蘇るのは異常の事だと思うが。俺は・・・」

 

「確かにそうだけど貴方には米田健二に潜む悪意と対峙しなくていいのよ」

 

「ええ、わかってますよ僕だってこの可能性を否定したいですよ出来るなら」

 

「でもゲネシスの力で滅ぼされた世界の住人が生きてこちらに連絡したんですよ」

 

「それはつまり、ゲネシスの力で融合世界誕生前の4つの世界が復活する可能性があると言う事ですよね?」

 

「それはそうね・・・」

 

「ならそう言う事態になる前に佐谷直哉の世界を除く世界を特殊遊撃部隊としてその特性つまり・・・」

 

「おいおい直哉正気か、俺と交代することの意味知ってるだろう?」

 

「知ってるよ」

 

「本当にいいんだな」

 

「うん隊長命令だからね、バイバイさくらお姉ちゃん」

 

そして、直哉は、裏直哉と入れ替わった。

 

 

その直後さくらは直哉の異変に気づき、直哉のいる地下に向かった。その後ろから大神がついて来た。

 

「やっぱりあんたは凄いなさくら姉さん」

 

「何で貴方が表に出てきてるの?ナオヤ君?」

 

「ああ、それは、その男にさくらのために死ねと命令したから、俺が出てきたのさ」

 

!!「大神さん貴方はなんて事を、命令したんですか?」

 

「「「「ここは?」」」」

 

「どうやら裏直哉が初めて表に出た頃のようですね」

 

「何か凶暴な口調じゃないね」

 

「そうね冷静ね」

 

スパークルとフォンテーヌが言う。

 

 

「俺は、さくら君のためだと思って言っただけだ」

 

「大神さんのせいで帝都どころか、世界が消滅することに決定しましたね」

 

「ええーー何でそうなったの?直哉君が死ぬだけなのに?」

 

「ねえナオヤクンもう一度チャンスくれない?」

 

「いくらさくら姉さんの頼みでも、流石に俺も我慢の限界だ、それに直哉自身が、限界だった見たいだしな、そこの馬鹿隊長のせいでな」

 

「なっ馬鹿隊長は言いすぎだろう」

 

大神はナオヤの言葉に、否定の言葉を言うが、彼を守る人物はいなかった。

 

「うん確かに、大神さんが馬鹿隊長なのは、認めるわ」

 

「ちょさくら君君まで」

 

「事実ですしね」

 

「何度も無自覚で直哉君を、追い詰めたのは、本当のことですし、特に私が許せないのは、浅草での一件ですよ。大神さんが無計画で、放った必殺技が、敵が直哉君の盾にならなければ、直哉君に直撃でしたよ」

 

「馬鹿な俺は、さくら君を襲う敵に放ったんだ、仲間に向けて撃ってない」

 

「大神さんあの時敵が私に、近づいたのは、大神さんのせいで召還された直哉君を双武改に乗せる為だったんですよ」

 

「そんな馬鹿な!!」

 

「僕達は少なくとも裏直哉君の事や飛鳥ちゃんや薫ちゃんの世界の事などをもっと詳しく知る事が必要だと思いませんか?」

 

「それは認めるけど慌てなくて良いんじゃない?直哉の言った事だって確実にそうなるとは思っていないんでしょう?」

 

「それは・・・そうですが」

 

「確かに直哉の言う通りもしもの為に融合世界誕生前の世界の情報があるのは良いかも知れないけど、仮にそれが起きたとしても。魔王の因子とゲネシスの改変で役に立つとは思えないけど」

 

「あ・・・確かに、そうかもしれない」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

間章15 双子を迎えに行く特殊遊撃部隊編
トワと直哉の話し合い後編


「僕達は少なくとも裏直哉君の事や飛鳥ちゃんや薫ちゃんの世界の事などをもっと詳しく知る事が必要だと思いませんか?」

 

「それは認めるけど慌てなくて良いんじゃない?直哉の言った事だって確実にそうなるとは思っていないんでしょう?」

 

「それは・・・そうですが」

 

「確かに直哉の言う通りもしもの為に融合世界誕生前の世界の情報があるのは良いかも知れないけど、仮にそれが起きたとしても。魔王の因子とゲネシスの改変で役に立つとは思えないけど」

 

「あ・・・確かに、そうかもしれない」

 

「でも特殊遊撃部隊としてはずっとすこやか市に置いてくと言うのも新生帝国華撃団もいる以上不満が出て来ても厄介ね」

 

「・・・仕方ないわ直哉これから言う事は秘密にしたままこちらの座標にお墓戦艦で向かいなさい。その世界に飛鳥と薫がいるから合流して2人を手伝いなさい」

 

「え、それってトワさんと飛鳥と薫ちゃんが生まれた世界ですよね?」

 

「その世界は、その時代のブルーの仕込んでいた罠で崩壊したのでは?」

 

「そうなんだけど・・・」

 

「・・・ふむどうしたものか?彼は本当に僕をヒミコさんの手下として見てるが、真麻ここに来た理由がヒミコさんの依頼だから、あながち間違ってはいないんだけど」

 

「オラオラどうして戦わない?お前は俺達帝国華撃団を殺す為に来たんだろうが・・・くらえ!!破邪剣征・桜花放神」

 

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

「つまりあの時に出会ったからお前が改変の影響を受けたと言う事で良いんだな?」

 

「恐らくな、だが俺はそんな事の為にお前に連絡したんじゃねえよ」

 

「どういう事だ?」

 

「俺が現世に蘇るのは異常の事だと思うが。俺は・・・」

 

「直哉がその事実を教えてくれた時に双子がいてねダメ元で自分達の世界に帰還したら復活していたみたいなのよ」

 

「成程、そう言う理由で最近飛鳥と薫ちゃんの姿が見えなかったんですね」

 

「そう言う事よと言っても私からしたら偽物の世界なんだけどね」

 

「それは飛鳥と薫ちゃんもわかってると思いますよ。ただたとえ偽物とわかってても、ブルーによって滅ぼされた世界の住人としては嬉しいんですよ」

 

「最も僕にはわからない気持ちですが」

 

「ああ、そうだったわね貴方は・・・」

 

「こうでもしないと私が直哉をここに留まらせた意味が無くなるから」

 

「どういう事です?」

 

 

「私が直哉にすこやか市に留まらせたのはあの子に子供らしい生活を体験してほしいからなのに」

 

 

「そうか、ノヴァと言う子が来たことでトワさんの目的とは違う方向に直哉君が向くことにより中心世界の他の世界同様世界安定に向けての仕事をするからですか?」

 

 

 

「ええそうよ。のどか達には悪いけどここは直哉の精神を休ませる世界に私はしたいのよ」

 

「「成る程」」

 

「今まで飛鳥と薫の父親の頃から融合世界になるまでの間紫藤直哉と言う魂を休ませれる世界はなかったの、だけど前の世界で花寺のどかとラビリンと言うヒーリングアニマルと接していた紫藤直哉を見ると彼の魂の負担が軽減してたの」

 

「「ええーーそうなんですか」ラビーー」

 

「それにこれは貴女達の秘密にしててね、直哉は人間なのだけど基本はねでも貴女達の言葉で言えばエレメントさんと言っていいのよ」

 

「「ええーー直哉君がエレメントさん」ラビーー」

 

「ええそうよ。紫藤直哉のオリジナルは米田健二が作り出したわ。真宮寺直哉と共にね」

 

「だけどのどかとラビリンが知る二人の紫藤直哉は私とレイがその世界の一部の力を使って作り出したわ」

 

「世界の安定のためにですか?」

 

「ええそうよ。だから直哉の体内にメガ因子が入っても困らないように人間として作り出したわ」

 

「じゃあ直哉君の両親の事も作り話ですか?」」

 

「いえそれは違うわ。米田桜花本人に協力してもらって紫藤直哉を産んで貰ったの」

 

「「米田桜花?」」

 

「米田桜花は紫藤直哉の父親紫藤卓と結婚する前の名前よ」

 

「「まさか・・・紫藤直哉君のお母さんは米田健二と関係者なの?」ラビ」

 

「その通りよ米田桜花の父親は米田健二で母親は真宮寺さくらよ」

 

「そう言う設定で私とレイが作ったんだったわね」

 

「そうですよ忘れないで下さいよ」

 

その後2人は話し合いを続けその結果特殊遊撃部隊全員で双子を迎えに行く事が決まった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワの特別依頼とお迎えへ

お墓戦艦内の会議室では・・・

 

「直哉さん急に出撃なんてどうしてなんですか?」

 

「ああ神山さんと帝国華撃団と巴里華撃団の皆さんすみませんね」

 

「トワが急ぎの依頼を言って来たので」

 

「急ぎの依頼?」

 

「そうです。双子の彼女達との通信が最近音信不通になったそうなんです」

 

「え、飛鳥ちゃんと薫ちゃんがですか?」

 

「そうです。天宮さくらさん飛鳥ちゃんも薫ちゃんも時代的には新生帝国華撃団の皆さんと同じ時代ですね」

 

「そうですね世界は違いますけど」

 

天宮さくらがそう言う。

 

「じゃあ、パパ達ををここに連れてきたのはさくらさんなの?」

 

 

「ええそうですよ薫ちゃん」

 

 

「でもどうしてそんな事を?」

 

 

「それはゼムリア大陸での戦いの影響で一時的に融合世界の結界が緩んだ隙をつき彼が侵入したからです」

 

 

「「「ええーーさくらさんは米田健二が融合世界に侵入したのをみたんですか?」」」

 

「いえ正確には融合世界とリンクしていたゼムリア大陸にこちらの降魔が現れたことにより直哉さんを呼ぶことが出来たの」

 

「成る程あの時のワイスマンとの時の出来事が原因でですか」

 

そう言って飛鳥は思い出す。

 

「ほうこれが星の医者の力か実にお目白いなその力は?」

 

 

「うえ、何々あの人気持ち悪いんだけど」

 

スパークルがワイスマンに言う。

 

「ふんだがお前達を率いる男は軟弱だな。これで終わりにしてやろう出でよ降魔よ」

 

そして再びワイスマンは降魔を召喚した。

 

「くっまだ降魔を召喚するきか僕がターゲットなのか」

 

「確かに僕の霊力はあるほうだけど直接戦闘するには心許ないのを気がつかれたかな?」

 

「破邪剣征・桜花放神」

 

 

その時召喚された降魔が一瞬で消滅した。

 

「「「「何が起きた」の?」」」

 

突然の事にその場にいる直哉以外が驚いていた。

 

「直哉さん大丈夫ですか?」

 

「「「飛鳥ちゃん」」」「飛鳥」

 

「「「「どうしてここに?」」」」

 

「フフ、ここで彼女の登場ですか?面白くなりましたね」

 

ワイスマンがそう言い不敵に笑う。

 

「ああ、助かったよ飛鳥ちゃん」

 

「そう言えば天宮さくらは飛鳥ちゃんと仲が良かったですよね」

 

「そうですね年齢の割にしっかりしてるので飛鳥ちゃんが・・・いつも負けてましたね」

 

「それで直哉君特殊遊撃部隊の任務はその双子の仲間を迎えに行くんだね」

 

「はいその通りです大神さん。でも皆さんこの件も魔王の因子とゲネシス問題が原因の依頼となりますから注意して下さい」

 

「「何だってーー」」

 

「魔王の因子とゲネシス問題とは何でしょうか?」

 

「守護者の皆さんは通達してますがここで教えますね」

 

「直哉がその事実を教えてくれた時に双子がいてねダメ元で自分達の世界に帰還したら復活していたみたいなのよ」

 

「成程、そう言う理由で最近飛鳥と薫ちゃんの姿が見えなかったんですね」

 

「そう言う事よと言っても私からしたら偽物の世界なんだけどね」

 

「それは飛鳥と薫ちゃんもわかってると思いますよ。ただたとえ偽物とわかってても、ブルーによって滅ぼされた世界の住人としては嬉しいんですよ」

 

「「「「「なっそれってまさか・・・」」」」」

 

「そうなんです。飛鳥ちゃんと薫ちゃんは魔王の因子とゲネシスの改変を受け復活した自分達の世界に行ったままなんですよ」

 

「その世界にいる事が駄目な事なのか?別にいいんじゃね迎えに行く必要あるのか?」

 

「おい初穂」

 

誠十郎が初穂に言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

双子の世界が復活?1

「それは飛鳥と薫ちゃんもわかってると思いますよ。ただたとえ偽物とわかってても、ブルーによって滅ぼされた世界の住人としては嬉しいんですよ」

 

「「「「「なっそれってまさか・・・」」」」」

 

「そうなんです。飛鳥ちゃんと薫ちゃんは魔王の因子とゲネシスの改変を受け復活した自分達の世界に行ったままなんですよ」

 

「その世界にいる事が駄目な事なのか?別にいいんじゃね迎えに行く必要あるのか?」

 

「おい初穂」

 

誠十郎が初穂に言う。

 

「そうですね初穂さんの言う通りかも知れませんね。ただ魔王の因子とゲネシス問題がなければですね」

 

「「「「「あ、そう言えば」」」」」

 

「恐らくですが今回はゲネシスの力が大きく出た結果滅ぼされた世界が復活した可能性が高いと現状では見ています」

 

「しかし直哉さん実際にそんな事あるんですか?」

 

「ええ、実際に僕とのどかさんはトワ達の依頼を受けて滅ぼされた世界に行った事がありますから」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

そして直哉はその時の事を話し出した。

 

「ここが目的の世界なの?」

 

「間違いないラビトワの言った目印がそこら中にあるからラビ」

 

「ねえ直哉君、本当に私達だけで大丈夫かな?」

 

「正直に言えば不安ですがここが僕達の知る理由でない以上大人数で来るとそれはそれで問題が起きますからね」

 

「いいよ貴女はわたしが殺してあげる。行くよ炎の矢ーー」

 

「くっかわしても、付いてくる」

 

そしてノヴァとグレースが戦い始めた頃・・・

 

帝国華撃団の機体の5色の神武が深川に到着した。

 

「「「「「帝国華撃団参上!!」」」」」

 

「フーンあれが帝国華撃団かいいよ殺し甲斐が増えたね。でもまずお前から殺すけどね」

 

そう言ってノヴァはグレースを見る。

 

「あの時ノヴァと戦った経験しているキュアグレース達を選んだの」

 

「それにノヴァが、本当にこの世界の帝国華撃団を手駒としているのなら本当に僕達が・・・」

「じゃあ貴様は、邪神巫女イヨの関係者か?」

 

「ほうお前達、我娘を知っておるのか?」

 

「「娘だって」ですって」

 

「何じゃ、知らなかったのか?まあ当然じゃな、ワシが出てきた以上お前達に生き延びる術はないからの」

 

「「くっ」」

 

「だが、今は機嫌がいい、真宮寺直哉よ」

 

「何だ?」

 

「お主が封印されれば、ワシはこの世界を去るぞ?」

 

「・・・それは、本当か?」

 

「ああ、ワシは、嘘はつかん。ただしお主が封印されれば、お前の姉は地獄を見るがな」

 

「こういう形での帝国華撃団を全滅させないといけないんですよ」

 

「う、なんか嫌だけど・・・」

 

仕方ないです。ヒミコさんの依頼がそう言う希望ですし、基本はノヴァをこの世界から追い出してノヴァに操られていた時の記憶を消してそれから・・・」

 

「「「「「なっ直哉君達は滅ぼされた世界に行ったノヴァが手駒にしていた帝国華撃団を予定していた形で倒せなかったんです」」」」」

 

「ええ、ノヴァが邪魔をしてですね」

 

「ちょっと待ってくれ直哉君まさか・・・」

 

大神がそう言いながら思い出していた。

 

「そしてノヴァは別世界で帝国華撃団を手駒にして闇の帝国華撃団として使う可能性があるとトワさん達から聞いたのです」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「そう言う事なら彼等は俺達自身で良いんですね?」

 

「ええ、あくまでも大神さん達時代の帝国華撃団です」

 

「「「「「了解」」」」」

 

そして戦いが再開した。

 

「まさかあの時に戦ったのが直哉君達が倒す予定だった?」

 

「その通りですよ大神さん」

 

「今回は、魔王の因子とゲネシス問題が原因なので最悪の場合全ての敵が存在するかも知れません」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

双子の世界が復活?2 最悪の場合の話

「そう言う事なら彼等は俺達自身で良いんですね?」

 

「ええ、あくまでも大神さん達時代の帝国華撃団です」

 

「「「「「了解」」」」」

 

そして戦いが再開した。

 

「まさかあの時に戦ったのが直哉君達が倒す予定だった?」

 

「その通りですよ大神さん」

 

「今回は、魔王の因子とゲネシス問題が原因なので最悪の場合全ての敵が存在するかも知れません」

 

「それってつまり」

 

「大神さん達が今まで帝国華撃団が戦った黒之巣会、黒鬼会、そしてヤフキエル事変そして次の帝都のイベントで姿を現す筈だった。大久保長安があの世界ではすでに倒されているので、ゲネシスの力で生き返っている可能性がありますので十分気を付けて下さいね」

 

「ええーーあの世界俺達の世代の戦いは終わっているのかい?」

 

「本来の流れでは太正16年に大久保長安との戦いが終わりその3年後に帝国華撃団役目は終わりましたので、飛鳥ちゃんと薫ちゃんの世界では新生帝国華撃団が誕生していない世界線と言う事になりますね

 

「それが魔王の因子とゲネシス問題で改変されているかがわからないのだね」

 

「はい、先程も言いましたが本来の飛鳥ちゃんと薫ちゃんの世界では新生帝国華撃団は存在しませんが、可能性としては魔王の因子とゲネシス問題によって神山さん達の本来の世界と繋がっていてごちゃまぜの世界になっている可能性も否定できませんから」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

直哉の言葉に驚く神山達だった。

 

「いえまだ大神さん達や神山さん達の敵が蘇るだけでしたらそんなに気にする事はないんです元々帝都と巴里には死者を生き返らせる反魂の術と言うのがあるので」

 

「「あ、そう言えば」」

 

直哉の言葉に大神と真宮寺さくらが反応する。

 

「うおおおおお。面が、面がーーー」

 

ついに鬼王は膝をついた。そして鬼の面が砕けた。

 

その時、別の声が帝国華撃団全員に聞こえた。

 

「あらら、鬼王本当に負けたんすね」

 

 

「誰だお前は」

 

「おいらはビョーゲンズのバテデモーダと言います。縁があって今京極圭吾に協力しています」

 

 

「何だと!!」

 

 

「さて、鬼王おいらがここに来た理由はわかるすっね?」

 

 

「ああ、私を処分しに来たのだろう?」

 

 

 

「正解すっよ。じゃあ死んでくださいね」

 

 

そしてバテデモーダが鬼王を攻撃した。

 

 

「グフッどうして一撃で殺さない?」

 

 

「京極さんに言われているんですよね、貴方が負けた時の場合簡単に殺すなとね」

 

「何だと」

 

そして、バテデモーダは、鬼王の懐から何かを取り出した。

 

「貴様何故それの存在を・・・」

 

「あら、鬼王さんおいらと紫藤直哉が記憶を共有している事を知らなかったようですっね」

 

!!

 

「危ない危ない。それを持たれていたら転移の条件を満たすところだった」

 

そしてバテデモーダはそれを破壊し再び鬼王を攻撃したその時・・・

 

「お父様は殺させない」

 

そう言ってさくらが、バテデモーダの攻撃を受け止めた。

 

「さくら君」

 

大神がさくらに声をかける。

 

その時帝国華撃団の前に彼が現れた。

 

「そこまでだ鬼王」

 

「下らぬ親子の再会もそこまでだ」

 

!!

 

「お、お前は、京極」

 

「鬼王、お前の使い道は、ここまでのようだな」

 

「京極貴様、死者を蘇らせたのか?」

 

「左様、山崎も、真宮寺も私が蘇らせたのだ、こいつらは、いわば道具だ」

 

「京極許さんぞ」

 

大神が京極に、対し怒りを顕にする。

 

「さて、破邪の血統には死んでもらおう」

 

京極がそう言うと、さくら一馬の2人に法術を放つ。

 

だが一馬が、さくらの前に出てさくらを法術から守りそしてさくらに伝えた」

 

「いいか、さくら武蔵の行動を完全に止めるには、御柱の間で、二剣二刀の儀を行い御柱を斬れ、さすれば、武蔵への魔力供給は止まり、武蔵の行動にも制限がつくだろう。があああ」

 

「「確かに京極はそう言っていたが」言ってましたね」

 

「そうです僕が気にしている事は最悪の場合この世界でキングビョーゲンやあとまわしの魔女と戦う可能性があるかも知れないんですよね」

 

「「「「「「「「「ええーー」」」」」」」」」

 

「勿論本物ではなく魔王の因子とゲネシス問題によって作られた者ですけど」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

最悪な可能性がある世界へ突入

「さて、破邪の血統には死んでもらおう」

 

京極がそう言うと、さくら一馬の2人に法術を放つ。

 

だが一馬が、さくらの前に出てさくらを法術から守りそしてさくらに伝えた」

 

「いいか、さくら武蔵の行動を完全に止めるには、御柱の間で、二剣二刀の儀を行い御柱を斬れ、さすれば、武蔵への魔力供給は止まり、武蔵の行動にも制限がつくだろう。があああ」

 

「「確かに京極はそう言っていたが」言ってましたね」

 

「そうです僕が気にしている事は最悪の場合この世界でキングビョーゲンやあとまわしの魔女と戦う可能性があるかも知れないんですよね」

 

「「「「「「「「「ええーー」」」」」」」」」

 

「勿論本物ではなく魔王の因子とゲネシス問題によって作られた者ですけど」

 

プリキュア達は直哉の言葉に驚きを隠せないでいた。

 

「勿論僕が言っているのは可能性の話ですのでそこまで悪化をしてない事も考慮していてください」

 

「「「「「「「うん」」」」」」」」

 

「どちらにしてももうすぐ着く世界は帝国華撃団と巴里華撃団の皆さんが主に動くと言う形になると思います。その上でプリキュア達が飛鳥ちゃんと薫ちゃんに接触すると言う形の方がいいと思うのでので」

 

「でも直哉さん。もし飛鳥ちゃんと薫ちゃんの世界にも俺達の世界に起きた事が起きてませんか?」

 

「ああ、それは・・・可能性がないわけではありませんがそれに関しては無いと言えますね」

 

「それは何故?」

 

「「「「どうして解散したんです」」」」

 

「それは太正16年に私達の代の最後の戦いを終えた3年後に突然降魔皇と言う者達が帝都に現れてその時に私は霊力を失ってしまい、私は降魔皇との戦いには参加しないことでこちらの世界に残る事となったんですわ」

 

 

「それじゃ帝国華撃団と巴里華撃団ともうひとつの華撃団は?」

 

 

「直哉さん3華撃団は降魔皇を封印するために幻都にいます」

 

「「「「幻都に」」」」

 

「幻都と言うのは何ですか?」

 

「幻都と言うのは降魔皇を封印しているもうひとつの帝都と思ってください」

 

「「「「成る程」」」」

 

「つまりすみれさん以外の3華撃団は幻都にいるわけですね」

 

「ええ、生きていればですけど」

 

「「「そんな生きていればって」」」

 

その時すみれに仕える一人の女性がやって来た。

 

「すみれ様。そろそろ約束の時間となりますがどういたしましょう?」

 

「もうそんな時間ですかカオルさんありがとう。直哉さんもうすぐここに新隊長がやって来るので少し席を外して貰えるかしら?」

 

「わかりましたのどかさんとちゆさんひなたさん。行きましょう」

 

「「「うん」」わかったわ」

 

そして直哉達は大帝国劇場を出ていく。

 

「あの時代のすみれさんが言ったように3華撃団がいないのは降魔皇が現れた為ですので降魔オウガ現れていなければ3華撃団に在籍していた人達は少なくとも飛鳥ちゃんと薫ちゃんの世界の帝都にいる筈ですから」

 

「成程、そう言う理由ですか?」

 

「はい、それに魔王の因子とゲネシスが降魔皇の存在を知らないと言う可能性もありますからね」

 

「あ、そう言えばそうだ」

 

暫くして・・・

 

お墓戦艦は双子がいる世界に突入したのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

その頃の飛鳥と薫は前編

「飛鳥ちゃんどうしょう?私達融合世界に帰れなくなってるけど」

 

「仕方ないよこれは私達は魔王の因子の罠にかかったから」

 

「罠ってまさか・・・」

 

「・・・ふむどうしたものか?彼は本当に僕をヒミコさんの手下として見てるが、真麻ここに来た理由がヒミコさんの依頼だから、あながち間違ってはいないんだけど」

 

「オラオラどうして戦わない?お前は俺達帝国華撃団を殺す為に来たんだろうが・・・くらえ!!破邪剣征・桜花放神」

 

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

「つまりあの時に出会ったからお前が改変の影響を受けたと言う事で良いんだな」

「恐らくな、だが俺はそんな事の為にお前に連絡したんじゃねえよ」

 

「どういう事だ?」

 

「俺が現世に蘇るのは異常の事だと思うが。俺は・・・」

 

「私達は直哉さんの報告を受けてトワに私達の世界が影響を受けて復活しているかもと言われ調査をしたら時代は私達の世界で間違いなかったからね」

 

「そうだったねでも本当に滅ぼされた世界を時間を操り復活させるなんて・・・」

 

「ただ復活しただけじゃないよ薫」

 

「え、どういう事飛鳥ちゃん?」

 

「明らかにこの世界には私達が知る世界にはあったものがこの世界には無いから」

 

「・・・あっミッドチルダへの転送ゲートが無いね」

 

「つまりこの世界はミッドチルダと言う世界を知らないんだ」

 

「恐らくね」

 

「だからこそビョーゲンズとあとまわしの魔女の配下達のコピー体を入れてると思うんだ」

 

「成程、私達の場合滅ぼされた世界だけど融合世界によって生きている世界になってたからね」

 

「正確に言うと私達の世界に繋がる幼馴染をアレンジしてプリキュア世界やシンフォギア世界を加えたのが初期の融合世界だったんだけどね」

 

「そうだったね」

 

「確かに普通ならそう言う任務よ。だけど今回の根本にあるのは魔王の因子とゲネシスの力よ、現にいろんな世界で改変されてるけど、世界そのものに悪影響を与える事も考えられるでしょう」

 

「こちらがある程度は見極めてあげないと現場にだけ任せるわけにはいかないでしょう今回は」

 

「それは確かに特殊遊撃部隊に任せているだけだったな」

 

「まあ、そう言う時が多かったのも事実だし、そこは否定出来ないしね」

 

「でもイヨ達も決断しないといけないかな?」

 

「そうね、7人世界ベースの融合世界に行けるようになった以上は・・・」

 

「いつ向こうの神達がこちらの融合世界に気がつくかによるけど融合世界同士の潰し合いに発展するかもしれないしね」

 

「その可能性もあるんだったな」

 

「だけどね魔王の因子とゲネシスの改変は融合世界同士の潰し合いを回避してくれた可能性もあるのよね」

 

「そうか、魔王の因子はゲネシスを使って自分の存在を世界に認めさせる為に力を使ったんだからこちらの融合世界が厄介な事に巻き込まれるのは嫌な筈よね」

 

「実際トワやレイさん達も今回の改変に対して世界がどうやったら安全に改変から解放できるのか考えてると思うしね」

 

「それはそうだけど・・・どうするの?」

 

「改変の元凶の魔王の因子がどこにいるのかわからないんだけど?」

 

「それは私達の立場を利用するの」

 

「立場を?」

 

薫が飛鳥に聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

その頃の飛鳥と薫は中編1

「そうか、魔王の因子はゲネシスを使って自分の存在を世界に認めさせる為に力を使ったんだからこちらの融合世界が厄介な事に巻き込まれるのは嫌な筈よね」

 

「実際トワやレイさん達も今回の改変に対して世界がどうやったら安全に改変から解放できるのか考えてると思うしね」

 

「それはそうだけど・・・どうするの?」

 

「改変の元凶の魔王の因子がどこにいるのかわからないんだけど?」

 

「それは私達の立場を利用するの」

 

「立場を?」

 

薫が飛鳥に聞く。

 

「うんこちらの世界の帝国華撃団は、年齢的に大神さん達の世代ではなく神山さん達だけど、司令と副司令は紫藤直哉と真宮寺さくらがしているみたいで私達も大帝国劇場で生活をしている設定で、どうやら私達が融合世界に戻れないのはその役目を魔王の因子に押し付けられたからみたいだね」

 

「成程その立場を利用する事でこの世界の改変に関する情報を手に入れるんだね」

 

「そう言う事、ちょうどその役目を与えられた事で大帝国劇場では怪しまれずに情報収集をする事が出来るからね」

 

じゃあその方針で行く?でも特殊遊撃部隊が来ないかも知れないけど?」

 

「ああ、それは・・・多分大丈夫よ」

 

 

「確かに直哉の言う通りもしもの為に融合世界誕生前の世界の情報があるのは良いかも知れないけど、仮にそれが起きたとしても。魔王の因子とゲネシスの改変で役に立つとは思えないけど」

 

「あ・・・確かに、そうかもしれない」

 

「でも特殊遊撃部隊としてはずっとすこやか市に置いてくと言うのも新生帝国華撃団もいる以上不満が出て来ても厄介ね」

 

「・・・仕方ないわ直哉これから言う事は秘密にしたままこちらの座標にお墓戦艦で向かいなさい。その世界に飛鳥と薫がいるから合流して2人を手伝いなさい」

 

「え、それってトワさんと飛鳥と薫ちゃんが生まれた世界ですよね?」

 

「その世界は、その時代のブルーの仕込んでいた罠で崩壊したのでは?」

 

「そうなんだけど・・・」

 

「直哉がその事実を教えてくれた時に双子がいてねダメ元で自分達の世界に帰還したら復活していたみたいなのよ」

 

「成程、そう言う理由で最近飛鳥と薫ちゃんの姿が見えなかったんですね」

 

「そう言う事よと言っても私からしたら偽物の世界なんだけどね」

 

「それは飛鳥と薫ちゃんもわかってると思いますよ。ただたとえ偽物とわかってても、ブルーによって滅ぼされた世界の住人としては嬉しいんですよ」

 

「最も僕にはわからない気持ちですが」

 

「ああ、そうだったわね貴方は・・・」

 

「多分こちらに直哉さん達を向かうようにしてくれてると思うしね」

 

「あはは、トワならやりそうだね。でもそうすると主にどういう情報を特殊遊撃部隊にが来る前に調べたらいいんだろう?」

 

「ああ、それは・・・」

 

その時飛鳥の持つ通信機にこちらの世界の父親である紫藤直哉から通信が来た。

 

「飛鳥と薫急いでそのエリアから避難しなさい。邪神ヴォルクルスを復活させようとする神官ルオゾールの機体の反応があるから」

 

「「わかったよパパ」」

 

そう言って2人は通信を切る。

 

「成程あの時のイベントも混ざってるわけね」

 

飛鳥がそう言う。

 

 

「「ぎゃあああ悪霊だーー」」

 

「いやああ。こっちには岩の怪物よ――」

 

死霊機兵とデモンゴーレム16番目のプリキュアの世界に大量に現れた。

 

そして深夜の街を破壊し始める。

 

「「「「「「何なんだあれは?」」」」」」

 

「あいつはルオゾールの呪霊機ナグツァートよ」

 

「ルオゾールの召喚術で召喚されたデモンゴーレムと死霊機兵よ」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

「馬鹿な俺達が地底世界に行った時こんなものを見た事無いぞ」

 

「神山今すぐ無限で死霊機兵とデモンゴーレムを倒してきなさい」

 

「あれはロボットでなければ倒せないから」

 

「了解」

 

そして、さくら以外の新生帝国華撃団は出撃した。

 

その頃ブルー達もデモンゴーレムや死霊機兵を見て驚いていた。

 

「「ブル―あいつら何?」」

 

「説明するから待て、バトラー、エルダ、ヌメリー」

 

「あれは岩の怪物の名が、デモンゴーレム、そして悪魔みたいのが、死霊機兵と呼ばれるロボットだ」

 

「「「ええ――あれが、ロボット――」ですと」ですって――」

 

「ああ、その2つは術者がいないと基本異世界には出てこないんだがな。バトラー念の為ヴォルクルス型メガヤラネーダに異常がないか見てくれないか」

 

「飛鳥ちゃんどうする?」

 

「とりあえず大帝国劇場でに戻ろう」

 

「了解」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

その頃の飛鳥と薫は中編2

双子世界の大帝国劇場では・・・

 

「直哉司令俺達が出撃しましょうか?」

 

「いやここはマサキさんに任せるんだ神山隊長」

 

「しかし彼は信用出来ません。今回の襲撃のタイミングもマサキさんが帝都に来てすぐじゃないですか?」

 

「それは・・・そうだが」

 

「司令には悪いですがマサキさんも実はグルじゃないんですか?」

 

そう言い、神山は直哉と別れる。

 

「「ただいま」」

 

「ああ、お帰り飛鳥に薫」

 

そして飛鳥と薫が大帝国劇場に戻って来た。

 

その頃特殊遊撃部隊は・・・

 

「直哉君あとどれくらいで飛鳥ちゃん達の世界に着くの?」

 

 

「そうですね後1週間はかかりますね。ちゆさん」

 

「そんなにかかるの?」

 

「ええ、念の為にゆっくり移動をしているので」

 

「何でゆっくり移動するの」

 

「ああ、それは・・・これを見て下さい」

 

「ただ復活しただけじゃないよ薫」

 

「え、どういう事飛鳥ちゃん?」

 

「明らかにこの世界には私達が知る世界にはあったものがこの世界には無いから」

 

「・・・あっミッドチルダへの転送ゲートが無いね」

 

「つまりこの世界はミッドチルダと言う世界を知らないんだ」

 

「恐らくね」

 

「だからこそビョーゲンズとあとまわしの魔女の配下達のコピー体を入れてると思うんだ」

 

「成程、私達の場合滅ぼされた世界だけど融合世界によって生きている世界になってたからね」

 

「正確に言うと私達の世界に繋がる幼馴染をアレンジしてプリキュア世界やシンフォギア世界を加えたのが初期の融合世界だったんだけどね」

 

「そうだったね」

 

 

「実際トワやレイさん達も今回の改変に対して世界がどうやったら安全に改変から解放できるのか考えてると思うしね」

 

「それはそうだけど・・・どうするの?」

 

「改変の元凶の魔王の因子がどこにいるのかわからないんだけど?」

 

「それは私達の立場を利用するの」

 

「立場を?」

 

薫が飛鳥に聞く。

 

「うんこちらの世界の帝国華撃団は、年齢的に大神さん達の世代ではなく神山さん達だけど、司令と副司令は紫藤直哉と真宮寺さくらがしているみたいで私達も大帝国劇場で生活をしている設定で、どうやら私達が融合世界に戻れないのはその役目を魔王の因子に押し付けられたからみたいだね」

 

「成程その立場を利用する事でこの世界の改変に関する情報を手に入れるんだね」

 

「そう言う事、ちょうどその役目を与えられた事で大帝国劇場では怪しまれずに情報収集をする事が出来るからね」

 

じゃあその方針で行く?でも特殊遊撃部隊が来ないかも知れないけど?」

 

「ああ、それは・・・多分大丈夫よ」

 

「こういう理由で遅く行ってるんですよ」

 

「でもこの映像どうやって手に入れたの?」

 

「ああ、それは・・・トワがちょっと細工をしたみたいですよ。飛鳥ちゃんと薫ちゃんの世界=ミズキとナナの世界でもありますから」

 

「ああ、成程その世界の構造を魔王の因子に変えられてなければそう言う事は出来るのね」

 

「そうみたいですね自分も初めて知りましたが、この映像の飛鳥ちゃんと薫ちゃんの2人は特殊遊撃部隊が来るだろうと信じて、その世界の立場を利用して調査をするみたいですからね」

 

「成程ね確かに敢えてゆっくり行く事で余計な混乱を避ける出来るわね」

 

「それにこの世界も魔王の因子とゲネシスの改変の影響も出てるみたいですから」

 

その頃飛鳥達は・・・

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

その頃の飛鳥と薫は後編1

大帝国劇場双子の部屋・・・

 

「飛鳥ちゃんやっぱり神山さんと一応パパのあれは・・・」

 

「うん恐らくあれと同じと思う」

 

「あまね貴女がジェントルー時代にナノビョーゲンを使った事自体世界のバランスを乱す行為行為なのよ」

 

「本来すこやか市にはレシピッピは存在していなかったのにあれ以降レシピッピが存在するようになったのよ」

 

「ええ――別にいいじゃんいい事じゃん」

 

「すこやか市にとっては迷惑な事よ」

 

「別に私達には関係ないもん知らない街については」

 

「らん言い過ぎよ」

 

そうだジェントルー時代の私が原因だがその言い方は駄目だ」

 

「だって私達が悪いわけじゃないのに怒られなきゃいけないの」

 

らんが不満を漏らす。

 

「はいはいとりあえず休憩時間ですよ皆」

 

「「「え、貴方は誰?」」」

 

「僕は今都合上本名は教えられないんだけど皆からは特殊遊撃部隊の司令と呼ばれたりしているよ」

 

「「「ええ――貴方が特殊遊撃部隊の司令官さん」

 

「え、直哉さんだよねあれ?」

 

「うん多分年齢を変えておじさんになってるんだと思う」

 

「ああ、そうだろうなそして名前を教えていないから何か考えがあるんだろうな」

 

まなつとみのりとあすかがそう言う。

 

「それで皆さんはここでも揉めてたんですね」

 

「「すみません」」

 

「らん達悪くないもん」

 

「ええ、皆さんは悪くありませんが貴女達が特殊遊撃部隊の仕事をした瞬間から貴女達が大切にしている家族の記憶が消えますけど良いんですね?」

 

「「「なっそんな」」」

 

「そのリスクを貴女達が背負えますか?」

 

「あの時オイシーナタウンでの絆をターゲットにしたあれと同じと思う」

 

「ただターゲットがパパと神山さんと言う状況みたいだね」

 

「そして地底世界ラ・ギアス関連が改変の影響で出てるみたいだね」

 

「でもさその内メガビョーゲンとヤラネーダ等のプリキュア世界の敵が出て来そうだね?」

 

「それは別口の敵がやると思う」

 

「え、それってまさか・・・」

 

「ワイズマンかブルーが来てる?」

 

「うん恐らく前者ワイズマンがね」

 

「でもワイズマンは・・・」

 

「成程そう言う訳でしたか、そう言う事ならグレ響さんと合流して撤退をしましょうか」

 

「ワイズマンはどうしますか?」

 

「私はもう少し調べてから帰るよ。個人的に京極には恨みもあるから。ヤフキエル事変が起きれば、私は帝国華撃団と特殊遊撃部隊を邪魔する事はしないと言っておこう」

 

「わかりましたワイズマンに1つお願いがあるんですけどいいです?」

 

そして直哉はワイズマンに説明した。

 

「・・・直哉もし君の言っている事が実際に融合世界の京極圭吾に起きているとしたら融合世界の京極は自分の意思で事件を起こしたとは言えない事になるぞ」

 

「そうですよね・・・」

 

「あれ以降出て来てないよ?それに魔王の因子とゲネシスの改変時に姿を見せてすらいないよ?」

 

「そうなんだけど、私にはわかるの殺気だった夜叉の妖力を」

 

「ああ、そう言う事ね」

グレースは飛鳥に言われて止まった時一つの攻撃がグレースの前を横切った。

 

「「これは破邪剣征・桜花放神」」

 

グレースとグレースのヒーリングステッキの中にいる直哉は突然の攻撃に驚いていた。

 

「ちっまた君が邪魔をするのか?紫藤飛鳥」

 

「そう言う貴女こそ前の世界みたいに負けますよ夜叉さん。ここで負けたらゲンアン様に嫌われますよ」

 

「五月蝿い勝てば文句ないわ。ここで今代紫藤直哉より厄介なお前たち姉妹を確実に殺してやる」

 

そして夜叉は飛鳥と薫に襲いかかる。

 

「ああ確かになあずみと同じくらいの年齢の子供があれだけの力を使いこなしていることに驚いたよ」

 

「あざみ持つものだと驚いたけど戦いは何が起こるかわからない」

 

その時3人が魔空空間の発生を見る。

 

「「これはあの時の」」

 

「あの時?」

 

あざみが首をかしげる。

 

「あの時この空間に入った時私達の無限が動かなくなっちまったんだ」

 

「そんな事が」

 

「だが今回は私達は動ける。クラリスあざみ早くあの子達と合流するぞ」

 

「はい」

 

「了解」

 

「そうよ夜叉だけがここにいるのかすらわからないけどね現状では」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

その頃の飛鳥と薫は後編2

「「これはあの時の」」

 

「あの時?」

 

あざみが首をかしげる。

 

「あの時この空間に入った時私達の無限が動かなくなっちまったんだ」

 

「そんな事が」

 

「だが今回は私達は動ける。クラリスあざみ早くあの子達と合流するぞ」

 

「はい」

 

「了解」

 

「そうよ夜叉だけがここにいるのかすらわからないけどね現状では」

 

「でも夜叉単独なら・・・私達や帝都の状況を見ても司令といるべきなのに姿を見せない真宮寺さくらが怪しいと思うのが自然じゃない?」

 

「確かに夜叉の見た目は真宮寺さくらと言っても問題ないね」

 

「この件にもしワイズマンと夜叉まで関わってたら確実にこの世界が本来あるべき状況になったとしても大変だよ」

 

「あら何が大変なの?薫」

 

!!

 

「「ママいつの間に来たの?」」

 

「今よ・・・」

 

「直哉司令俺達が出撃しましょうか?」

 

「いやここはマサキさんに任せるんだ神山隊長」

 

「しかし彼は信用出来ません。今回の襲撃のタイミングもマサキさんが帝都に来てすぐじゃないですか?」

 

「それは・・・そうだが」

 

「司令には悪いですがマサキさんも実はグルじゃないんですか?」

 

そう言い、神山は直哉と別れる。

 

「あの人がそう決断したから帝国華撃団の出番は無くなったからね」

 

「そうなんだ」

 

薫がそう言う。

 

「そうなのよ。せっかく私があのお方の命令でこの世界にルオゾールを再現したのにね、どう思う?」

 

!!

 

「お前は真宮寺さくらではなく、夜叉なのか?」

 

「あら、この世界の人間には真宮寺さくらに見える様にしているのだけど?どうしてわかったのかしら・・・」

 

「・・・成程」

 

 

「ちっまた君が邪魔をするのか?紫藤飛鳥」

 

 

「そう言う貴女こそ前の世界みたいに負けますよ夜叉さん。ここで負けたらゲンアン様に嫌われますよ」

 

 

「五月蝿い勝てば文句ないわ。ここで今代紫藤直哉より厄介なお前たち姉妹を確実に殺してやる」

 

 

そして夜叉は飛鳥と薫に襲いかかる。

 

「「破邪剣征・桜花放神」」

 

 

飛鳥と夜叉の二人が放った桜花放神が戦いの開幕を知らせるベルとなった。

 

 

「飛鳥ちゃんと薫ちゃん」

 

 

グレースが二人に声をかける。

 

「グレースさんとパパ私と薫が夜叉を抑えるので、二人はメガ降魔を浄化してください」

 

 

「させないわ魔空空間」

 

 

夜叉がそう呟くとグレース達がいる場所中心に魔空空間と言う異空間が作られ夜叉の誘導により飛鳥と薫は魔空空間の外のエリアにつれだされた

 

「しまった!!」

 

急ぎ飛鳥と薫はグレースの所に戻ろうとしたが、魔空空間によりグレースと合流は出来なかった。

 

 

魔空に取り残される形になったグレースと直哉とラビリンは・・・

 

「ああまた異空間に閉じ込められたよ」

 

「落ち着くラビグレースとりあえず夜叉が召喚した降魔を浄化するラビ」

 

「でも降魔だよ。ラビリン」

 

「グレースこれはラビリン達も驚く事だけどこの降魔達は体内ナノビョウゲーンが侵入したタイプのメガ降魔ではなく人為的に作られたタイプのメガ降魔ラビ」

 

「ええーー人為的に作られたメガ降魔ーー」

 

グレースはラビリンの言葉に驚いていた。

 

「成る程、人為的に作られたメガ降魔を上級降魔の夜叉がテストをしている。これは本当にこの世界の降魔を率いている者が、ダルイゼンやグワイワルと手を結んだ可能性が高くなりましたね」

 

「ええそれは無理ラビよグワイワルは頭を使うタイプのビョウゲーンズだし、ダルイゼンは面倒な事はしたくないタイプのビョーゲンズだし」

 

ラビリンが直哉に言う。

 

「ああ、貴女達はあの時私を邪魔をした2人か?」

 

「飛鳥ちゃんどういう事?夜叉の記憶も改変されてるのかなそれはわからないけど戦うよ薫」

 

「うん」

 

そして戦いは始まった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

管理者達の衝撃と直哉達の衝撃1

「おいおいこれはまじか」

 

「ええ、これは私も驚いたわね」

 

「レイこれ直哉達に送ってる?」

 

「ああ」

 

「「ママいつの間に来たの?」」

 

「今よ・・・」

 

「直哉司令俺達が出撃しましょうか?」

 

「いやここはマサキさんに任せるんだ神山隊長」

 

「しかし彼は信用出来ません。今回の襲撃のタイミングもマサキさんが帝都に来てすぐじゃないですか?」

 

「それは・・・そうだが」

 

「司令には悪いですがマサキさんも実はグルじゃないんですか?」

 

そう言い、神山は直哉と別れる。

 

「あの人がそう決断したから帝国華撃団の出番は無くなったからね」

 

「そうなんだ」

 

薫がそう言う。

 

「そうなのよ。せっかく私があのお方の命令でこの世界にルオゾールを再現したのにね、どう思う?」

 

!!

 

「お前は真宮寺さくらではなく、夜叉なのか?」

 

「あら、この世界の人間には真宮寺さくらに見える様にしているのだけど?どうしてわかったのかしら・・・」

 

「・・・成程」

 

「ああ、貴女達はあの時私を邪魔をした2人か?」

 

「飛鳥ちゃんどういう事?夜叉の記憶も改変されてるのかなそれはわからないけど戦うよ薫」

 

「うん」

 

そして戦いは始まった。

 

「まさか、ワイズマンが夜叉を使い双子世界を調査をしていたとは」

 

「彼なら魔王の因子とゲネシスの改変に対して興味を持つと思ったけど、まさか滅ぼされた世界の双子世界に手をだしていたとはね」

 

「だが何故ワイズマンは双子世界に目を付けたんだ?奴なら・・・」

 

「前鬼話は、後でするから、今は封印を解くよ」

 

「わかったぜ」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

こうして巴里を舞台に、鬼神とカルマの因縁の対決、再び始まった。

 

「「おおーーまさか本物の鬼をリアルで見れるなんて」」

 

2人の響が、興奮していた。

 

「ほうあの子供にそんな力があるとは」

 

ワイズマンは前鬼に興味を示したのだった。

 

「ふむ、興味がありますね」

 

そしてグレース達とワイズマンはその後もそのイベントを見るのだった。

 

「いいなあ。あの子直哉君と出かけれて、俺も直哉君と出かけたいな」

 

「その願い、我が叶えてやろうぞ」

 

「な、何だ!!うわああああ」

 

そして、実が大神に取り憑いてしまった。

 

「何今の?お兄ちゃんがお兄ちゃんじゃなくなったようなこの感じは?」

 

アイリスだけが、感じた大神の異変を。

 

「へえーーここはいま大正時代なんだ」

 

「千明ちゃんは、どれくらい未来の人なの?」

 

直哉は、千明に質問したが、千明は戸惑っていた。

 

「困ったわね。本当のこと言って、私達の歴史に干渉したら困るけど、けどこんなかわいい子供に、嘘なんて付きたくないよー」

 

「こら直哉君千明お姉さんを困らせたら駄目じゃない」

 

「ああ言う風に7人世界のベース世界に手をだせばよかったんじゃないのか?」

 

「恐らくだけど7人世界ベース世界は、すこやか市と接触しなおかつ・・・」

 

「きゃああ。何あれ怪物ーーーー」

 

GAOON

 

!!

 

「きゃああ怪物が人間を殺したわ皆逃げて――」

 

「ああ、私はここまでのようね。出来る事なら・・・結婚をして見たかったわ」

 

「「「「ギャアアアア死にたくないーーー」」」」

 

そして警察署周辺に現れた降魔によって警察署内にいた帝国華撃団全員が脱出しその後降魔は、帝国華撃団によって全滅させていった。その一部始終を見ていた生き残った警察官達が降魔を倒した帝国華撃団を讃えていた。

 

「ああ言う事が起きたから手を引いたんじゃないのかしら?」

 

「成程な」

 

その頃お墓戦艦では・・・

 

「「「ええーー夜叉がいるの?」」」

 

「この事態は僕でも驚きましたよねえ、神山さん?」

 

「ああ、そうですねそれより俺はあの世界に自分がいる事に驚きましたけど」

 

神山がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

管理者達の衝撃と直哉達の衝撃2

「「「ええーー夜叉がいるの?」」」

 

「この事態は僕でも驚きましたよねえ、神山さん?」

 

「ああ、そうですねそれより俺はあの世界に自分がいる事に驚きましたけど」

 

神山がそう言う。

 

「確かにそちらも驚きですがここでワイズマンと夜叉が出てくるとは」

 

「直哉君あの夜叉と言う者は本当に降魔なのかい?」

 

「え、大神さんどういう事ですか?」

 

大神が直哉にした質問に天宮さくらが反応する。

 

「ああ、天宮さくら君あくまでこれは俺の直感だが夜叉と言う上級降魔は、人工的に作られた降魔ではないかと思えてならないんだよ」

 

「どうしてそう思えるんですか?」

 

「それは・・・さくら君に似すぎているからかな?」

 

「「ええ」」

 

大神の答えに驚く神山と天宮さくらだった。

 

「ええ、私も夜叉と言う降魔を改めて見て降魔兵器みたいだなと感じました」

 

真宮寺さくらがそう言う。

 

「まさか大神さんとさくらさんがそんな事言うなんて」

 

「成程大神さんと真宮寺さくらさんが提示してくれた事で僕が感じていた違和感に対する答えが出て来たかも知れません」

 

「まずこの映像を見て下さい」

 

「驚くのはまだ早いですよ朧」

 

「何だと!!」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

そして直哉は、キュアグレースのヒーリングステッキに吸い込まれた。

 

「何だと!!同じ人間が2人いるだと――馬鹿なここは融合世界の異世界ではないのかーー」

 

「ああ、そういう事ですか?残念ですがここは融合世界ではありませんよ朧」

 

「あ、私ここ覚えてます。2人ののどかさん達と朧と戦いました」

 

「その通りまなつちゃんの言う通りここで2人のキュアグレース達を朧に見せたら慌てたりたりしたんですが・・・夜叉は」

 

 

「ひっ俺は何も知らない。京極と俺様の上司がメインで考えていたんだ」

 

「成程なら神器を過去から奪い、それを偽りの魔神器にしたのを認めるのか?」

 

「ああ、そして大神を封印する場所を俺達に提示したのは・・・ギャアアア」

 

朧は悲鳴を上げて絶命したのだった。

 

!!

 

「あはは、愚かね朧でもこれからは一緒よ」

 

「「「夜叉」」」

 

「「「どうしてここに」」」

 

「融合世界のキュアグレース達久しぶりね、そして真宮寺さくら」

 

!!

 

「貴女が夜叉・・・本当に私にそっくりなのね」

 

「フフそうよ私は、天宮さくらに地獄を与えたのよ」

 

「憧れる真宮寺さくらによって殺されるかもしれないという地獄をね」

 

!!

 

「そんな・・・」

 

夜叉の言葉にショックを受けるさくらだった。

 

「この時に真宮寺さくらと会っても動揺をしてなかったので」

 

本来なら嫌悪感を持ってもおかしくないのに、何故か天宮さくらに対しては夜叉は、自分が真宮寺さくらだと言う事を強調してたように感じたので」

 

「「そう言われればそうかもしれない」」

 

神山と天宮さくらがそう言い納得する。

 

「これからどうするの?飛鳥ちゃんと薫ちゃんと夜叉の戦いの後に介入するの?」

 

「そのつもりですよ。響さん」

 

直哉がそう言う。

 

直哉がそう伝えた直後お墓戦艦は飛鳥と薫と合流する為に大帝国劇場に向かうのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

飛鳥&薫VS夜叉戦終了直後

「「「はあ、はあ」」」

 

「なかなかやるわね。天宮さくら達とは違うわね」

 

夜叉がそう言う。

 

「それは褒めてくれてありがとう」

 

飛鳥がそう言う。

 

「だけどもう時間のようだ」

 

「どういう事?」

 

「何特殊遊撃部隊と会うなとワイズマン様に言われていてな、決着はいずれね真宮寺さくらの娘達」

 

「そう言って夜叉は撤退した。

 

「飛鳥ちゃん今の夜叉の言葉は・・・」

 

「言葉通りと思うよ。特殊遊撃部隊が来たんだと思う」

 

「はいそうです。僕達が降魔相手にしている浄化とは違うんですけどね」

 

「「「「「「「成程」」」」」」」」

 

「直哉は新たな2つの世界の内の1つが異界事変で出会った謎の敵と救援者の世界と考えてるの?」

 

レニが直哉に聞く。

 

「ええ、僕自身はそう考えていますが、その為の調査任務ですので皆さんよろしくお願いします。大神さん帰って来たら出撃です」

 

「「「「「「「了解」」」」」」」

 

暫くして・・・

 

帝国華撃団は調査任務を開始した。

 

「やはり彼もそう言う考えになりましたか」

 

「そりゃそうだと思うよ直哉君」

 

「そうですね異界事変後にそう言う事があればその答えにたどり着くと思います」

 

響と光が直哉に言う。

 

「あの時の世界のように道が出来たか、この世界はトワの世界でもあるし裏道で来たかも知れないし」

 

「成程」

 

「じゃあ私達はこのまま特殊遊撃部隊に合流して帰還するの?」

 

「その方が良いかも知れない。正直夜叉とやり合った以上は滅ぼされた世界(こちらの世界の)皆に怪しまれると思うしね」

 

「「ママいつの間に来たの?」」

 

「今よ・・・」

 

「直哉司令俺達が出撃しましょうか?」

 

「いやここはマサキさんに任せるんだ神山隊長」

 

「しかし彼は信用出来ません。今回の襲撃のタイミングもマサキさんが帝都に来てすぐじゃないですか?」

 

「それは・・・そうだが」

 

「司令には悪いですがマサキさんも実はグルじゃないんですか?」

 

そう言い、神山は直哉と別れる。

 

「あの人がそう決断したから帝国華撃団の出番は無くなったからね」

 

「そうなんだ」

 

「そうなのよ。せっかく私があのお方の命令でこの世界にルオゾールを再現したのにね、どう思う?」

 

!!

 

「お前は真宮寺さくらではなく、夜叉なのか?」

 

「あら、この世界の人間には真宮寺さくらに見える様にしているのだけど?どうしてわかったのかしら・・・」

 

「確かに夜叉がそう言ってたね、少なくとも私達が母親である真宮寺さくらに剣を向けた事になり・・・多分だけどこちらの世界の人間には真宮寺さくらは私達によって殺されたと言う既成事実がワイズマンには欲しいものだったでいいのかな?」

 

「正直その辺はワイズマンが欲しがるとは思えないけど、少なくともワイズマンは夜叉を使いこの世界の調査をしていたのは間違いないと思う」

 

「そうだよね夜叉は久しぶりに遭遇したし」

 

「一体何の調査をしていたのかな?」

 

「もしかするとワイズマンは」

 

「へえ、貴女が無断調査をしている艦の艦長ね」

 

「貴女は誰ですか?」

 

「私はトワよ、今貴女達がいる世界とその他の世界を管理している者よ」

 

「世界を管理しているだとバカバカしい・・・うっ」

 

!!

 

「「クロノ」クロノ君」

 

「貴女クロノに何をしたの?」

 

「そこの子供の周りだけ空気を消滅させたわ、私の言葉を信じようとしないようだったからね」

 

「わかりました・・・だから」

 

「嫌だねこれだから時空管理局と言う組織は駄目だわね。良い貴女達は無断で私の管理するこの世界に来て色々してくれたわよね?」

 

「それは・・・」

 

「こちらとしても侵入者対策の為の仕掛けを起動したに過ぎないの」

 

「勝手に調査されていい気持ちなわけないわよね。リンディ・ハラウオン大事な夫を、闇の書に殺されたんでしょう?」

 

!!

 

「貴女どうしてそれを?」

 

「あら、怒ったの私は貴女達のやった事と同じ事をしてるのよ」

 

!!

 

「わかりましたこちらでの全記録を消去しますこれで良いですね?」

 

「駄目ね貴女達全員私の部下になりなさい。それで許すわ返事の期間は2日あげるわ」

 

「時空管理局の情報が欲しかったのかも」

 

「ああ、ありそうだね」

 

その後飛鳥と薫はお墓戦艦に合流し特殊遊撃部隊にこちらの世界の事を報告するのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉と双子の時間

お墓戦艦内会議室・・・

 

「以上がこの世界で私達が知った事です」

 

「成程こちらではマサキさん達の世界地底世界ラ・ギアスの敵が侵攻していてそれに紫藤直哉と神山さん達の帝国華撃団が存在するんですね」

 

「ええ、恐らくですが神山さん達の帝国華撃団の存在がこの世界における魔王の因子による影響と考えます」

 

飛鳥がそう言う。

 

「成程」

 

「そうなんです。飛鳥ちゃんと薫ちゃんは魔王の因子とゲネシスの改変を受け復活した自分達の世界に行ったままなんですよ」

 

「その世界にいる事が駄目な事なのか?別にいいんじゃね迎えに行く必要あるのか?」

 

「おい初穂」

 

誠十郎が初穂に言う。

 

「そうですね初穂さんの言う通りかも知れませんね。ただ魔王の因子とゲネシス問題がなければですね」

 

「「「「「あ、そう言えば」」」」」

 

「恐らくですが今回はゲネシスの力が大きく出た結果滅ぼされた世界が復活した可能性が高いと現状では見ています」

 

「しかし直哉さん実際にそんな事あるんですか?」

 

「ええ、実際に僕とのどかさんはトワ達の依頼を受けて滅ぼされた世界に行った事がありますから」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「特殊遊撃部隊の中で若干数名ですが飛鳥ちゃんと薫ちゃんを迎えに行く事に反対意見もありましたけどね」

 

「「あはは、何となくわかります本来の世界に戻ったと言う理由でですよね?」」

 

「はい、そうです」

 

「どちらにしろワイズマンが干渉したと言う理由で真宮寺さくらとして夜叉がいたのならそんなに注意する事はないけどね」

 

「そうですね比較的にワイズマンは研究の一環で・・・」

 

「「「「なっ貴様が降魔を」」」

 

「この降魔は特殊でな、いけ降魔よ米田健二達の機体双武二式と融合しろ」

 

!!

 

「何だとワイズマン俺を即裏切るのか?」

 

「何を言ってる。米田健二お前は私の実験に付き合うのだろう?」

 

「何だと」

 

「私の実験はこの特殊降魔と霊子甲冑の融合生物を作る事なのだよ」

 

「うおおおお」

 

そして米田健二と、真宮寺桜花が乗る双武二式は、特殊降魔に取り込まれた。

 

そして降魔甲冑が誕生した。

 

「こんな事をして米田健二を翻弄してましたから」

 

「あったねかなり古いけど」

 

「仕方ないでしょう」

 

「それで直哉さん特殊遊撃部隊の今後はどうするんです?」

 

飛鳥が直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・」

 

「最初の記憶の無い直哉と同じ状況なの、その為新生中心世界は不安定なのよ。それが安定しないと、すこやかフェスティバル後のイベントがもう1つのすこやか市と連動が出来ないのよ」

 

「成程、僕達が新生中心世界に滞在中にイベントの連動させて過去のイベントを消化させないと最初のすこやか市でのイベントをする事になるんですね?」

 

「そう言う事よ。直哉も嫌でしょう?」

 

「まあ確かに嫌ですね。省略出来るならしたいですね。ただでさえ・・・」

 

「まさか魔王の因子がゲネシスを介してヴァン・アークライド達の生存する可能性が高い世界が、特殊遊撃部隊が関与したゼムリア大陸とういう事ね」

 

「そうみたいね」

 

「このように自分が存在できるように改変をしていたので、自分を消滅させれるデボネアを嫌ってノヴァの介入の記憶の上書きをしたのでしょうか?」

 

「正直その辺はまだわからないわね、たまたまかもしれないしね」

 

「どちらにしても魔王の因子とゲネシス問題の解決する為の切欠を見つけないと管理者の神殿総出でね」

 

「今まではこの依頼をする為に新生中心世界にいたんだよ」

 

「「成程」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第38章 第1部 リベール王国滞在編
双子の管理者の神殿への帰還前編


管理者の神殿トワの執務室・・・

 

「「ただいま」」

 

「お帰り2人共」

 

「直哉もお疲れ様」

 

「それ程面倒ではなかったですよ。ただ・・・」

 

「そうよ夜叉だけがここにいるのかすらわからないけどね現状では」

 

「でも夜叉単独なら・・・私達や帝都の状況を見ても司令といるべきなのに姿を見せない真宮寺さくらが怪しいと思うのが自然じゃない?」

 

「確かに夜叉の見た目は真宮寺さくらと言っても問題ないね」

 

「この件にもしワイズマンと夜叉まで関わってたら確実にこの世界が本来あるべき状況になったとしても大変だよ」

 

「あら何が大変なの?薫」

 

!!

 

「「ママいつの間に来たの?」」

 

「今よ・・・」

 

「直哉司令俺達が出撃しましょうか?」

 

「いやここはマサキさんに任せるんだ神山隊長」

 

「しかし彼は信用出来ません。今回の襲撃のタイミングもマサキさんが帝都に来てすぐじゃないですか?」

 

「それは・・・そうだが」

 

「司令には悪いですがマサキさんも実はグルじゃないんですか?」

 

そう言い、神山は直哉と別れる。

 

「あの人がそう決断したから帝国華撃団の出番は無くなったからね」

 

「そうなんだ」

 

薫がそう言う。

 

「そうなのよ。せっかく私があのお方の命令でこの世界にルオゾールを再現したのにね、どう思う?」

 

!!

 

「お前は真宮寺さくらではなく、夜叉なのか?」

 

「あら、この世界の人間には真宮寺さくらに見える様にしているのだけど?どうしてわかったのかしら・・・」

 

「2人の母親が夜叉だったを除けばですが」

 

直哉がそう言う。

 

「ふむ成る程ね、ワイズマンはどうやら融合世界の前の滅ぼされた世界が今は研究対象なのかしらね?」

 

「恐らくですが・・・」

 

「前鬼話は、後でするから、今は封印を解くよ」

 

「わかったぜ」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

こうして巴里を舞台に、鬼神とカルマの因縁の対決、再び始まった。

 

「「おおーーまさか本物の鬼をリアルで見れるなんて」」

 

2人の響が、興奮していた。

 

「ほうあの子供にそんな力があるとは」

 

ワイズマンは前鬼に興味を示したのだった。

 

「ふむ、興味がありますね」

 

そしてグレース達とワイズマンはその後もそのイベントを見るのだった。

 

「いいなあ。あの子直哉君と出かけれて、俺も直哉君と出かけたいな」

 

「その願い、我が叶えてやろうぞ」

 

「な、何だ!!うわああああ」

 

そして、実が大神に取り憑いてしまった。

 

「ええ、あの時も憑依獣になった大神さんと鬼の戦いも見てましたし」

 

「あの時は憑依の実が珍しいからと思いましたが、今思えばワイズマンは融合世界のの前の世界に興味を持ってたような気がします」

 

「それを実現したのが未来のゼムリア大陸から来た魔王の因子とゲネシスを持つ少女と青年とはね」

 

「そうだトワヴァン・アークライドさん達と僕達特殊遊撃部隊の今後の仕事はどんですか?」

 

直哉がトワに聞く。

 

「ああ、それは・・・一度飛鳥と薫を含んで一度ゼムリア大陸に行って欲しいのよ」

 

「え、ゼムリア大陸にですか?」

 

「そうよ、ゼムリア大陸の意思による要請なのよね」

 

トワが直哉と双子に伝える。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

双子の管理者の神殿への帰還後編

「それを実現したのが未来のゼムリア大陸から来た魔王の因子とゲネシスを持つ少女と青年とはね」

 

「そうだトワヴァン・アークライドさん達と僕達特殊遊撃部隊の今後の仕事はどんですか?」?」

 

直哉がトワに聞く。

 

「ああ、それは・・・一度飛鳥と薫を含んで一度ゼムリア大陸に行って欲しいのよ」

 

「え、ゼムリア大陸にですか?」

 

「そうよ、ゼムリア大陸の意思による要請なのよね」

 

トワが直哉と双子に伝える。

 

「ゼムリア大陸からの要請ですか?」

 

「そうよ要請内容はリベール王国に数日滞在して欲しいと言う事よ」

 

「つまり新生中心世界でした事をゼムリア大陸でもして欲しいと言う事ですか?」

 

「そうみたいね後エレポニア帝国とカルバート共和国が・・・」

「何とかグレンデルの暴走を止める事が出来ましたね」

 

「そうだねでも響のそれも凄いね」

 

「ああ、これはシンフォギアと言うですよ」

 

「フーンシンフォギアね・・・少し興味があるから戦うよ響」

 

「ええ――私疲れているので今度にしません?ほらヴァン・アークライドさんを連れて行かないと」

 

「仕方ないな」

 

そして響とシズナは気絶しているヴァン・アークライドを連れて来た。

 

「ヴァンさん」

 

そう言いながらアニエスはヴァンの応急処置を始めた。

 

「このクレイユ村村での調査をしようとしてるみたいね」

 

「成程、エレポニア帝国にしてみれば、クレイユ村の件が想定外の事態だからですか?」

 

「いえ、鉄血宰相ギリアス・オズボーンにとっては彼の知っている黒の書には存在しないからでしょうね」

 

「ああ、それは確かに・・・」

 

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

直哉とアニエスはお互いにそう言った。

 

「確かにアニエスさんが1208年から来たと言ってましたしね」

 

「つまり直哉さん。ギリアス・オズボーンは1208年以前に死ぬんですか?」

 

薫が直哉に聞く。

 

「いや、具体的に言うとイシュメルガの野望がリベール王国とクロスベルとエレポニア帝国の英雄達によって潰えるんだけどね」

 

「「成程」」

 

「じゃあ、トワここでエレポニア帝国がゲネシス関連の何かを手に入れたりしたら・・・本来の流れのように、イシュメルガを倒す事が厳しくなる?」

 

飛鳥がトワに聞く

 

「・・・否定は出来ないわね」

 

「あらイヨ来れたの?」

 

「まあね、ゲネシスがヴァン・アークライド達を友好世界のゼムリア大陸に来た以上ね」

 

「ちょっと待って今回ヴァン・アークライド達のタイムスリップにはゲネシスが原因なのね」

 

「そうだよ後ヴァン・アークライドの体内にある魔王の因子も関係あるかな」

 

「「どういう事だ」どういう事」

 

「今回タイムスリップして来た3人は元の時代では既に死んでたの。とあるデスゲームによってね。当然彼等の仲間も死んだの同じタイミングで」

 

「まさか魔王の因子がゲネシスを介してヴァン・アークライド達の生存する可能性が高い世界が、特殊遊撃部隊が関与したゼムリア大陸とういう事ね」

 

「そうみたいね」

 

「まあ、イヨの報告を聞いてからいずれエレポニア帝国とカルバート共和国が動くとは思っていたけど想定よりギリアス・オズボーンがエレポニア帝国内の計画より優先した事に驚いてるけどね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帝国から見た共和国の事件

「旦那戻りましたぜ」

 

「レスターご苦労だったそれでどうだった?カルバート共和国共和国で起きた奇妙な事件は?」

 

「それがですね不思議なんすよ。確かに謎のモンスターがカルバート共和国のクレイユ村で発見されて数時間後には謎のモンスターを見た筈のクレイユ村の住人の記憶が無かったんですよね」

 

「何!!住人の記憶が?」

 

「はい、カルバート共和国側では集団催眠を受けたと言う事にしたみたいです」

 

「成程確かに謎のモンスターがいると公表するよりは国民の信用度は上がるな」

 

「ええ、ですがカルバート共和国側も目撃者達が全滅状態なので調査は難航しているみたいですね」

 

「そうだろうなどちらにしても我々の計画の妨げになるような事になれば色々動かねばな」

 

「現状ではそう言う事をしなければいけない状況にはなりそうも無いですけどね」

 

「何一応の備えとしてだがな」

 

「そうすっか、もう1つの報告ですが、リィン・シュバルツァーがトールズ士官学校にに無事入学した様ですよ」

 

「そうか、報告ご苦労下がっていいぞレスター」

 

「へいへい」

 

そう言いながらレスターと言う青年は部屋を出た。

 

「さてお前はどう考えている?イシュメルガ」

 

「ああ、カルバート共和国の謎のモンスター騒動については・・・」

「まさか新大統領とこのアイオーンは囮なのか」

 

「その通りだあの少女キーアの覚醒させる為にはクロスベルを危機的な状況にしなければ真の覚醒とはならないらしいのだよ」

 

「なっあんたはそんな事の為にキーアを利用したのか?」

 

「いや違うそう言う意味での利用はヨハヒムとDG教団の残党の方だ」

 

「「「「「「なっどういう事だ?」」」」」」

 

「詳しい事はベルから聞く事だな。特務支援課」

 

「さあ、下がりたまえ勝者の特務支援課の諸君」

 

「娘とクロスベルの未来を頼んだぞ。特務支援課」

 

そう言って大統領はアイオーンの爆発に巻き込まれ散っていった。

 

そして特務支援課は、キーアを助ける為に最後の敵であるマリアベルの元に向かった。

 

「クロスベルに出現した蒼の大樹と同様何らかの至宝が関わっていると見るべきだろう」

 

「ふむ結社は動くと思うか?」

 

「それは無いだろう奴等は今幻焔計画を優先しているからな」

 

「そうかならば・・・」

 

「くそー俺達も戦えたら戦いたい」

 

「そうか、なら我と契約すればその機体を動けるようにしてやるぞ」

 

「誰だ!!お前は」

 

「我の名は、黒のイシュメルガどうする我と契約するか?」

 

「イシュメルガだって、本当に契約者になればこの状況を打破出来るんだな」

 

「ああ出来るとも」

 

大神がイシュメルガとの契約をしようとしたとき次元の裂け目ができた。

 

!!

 

「ちっ奴め、ここまで来たか。だが、まだ奴等に見つかるわけにはいかん。我とデボネアの紫藤直哉と魔法騎士に復讐するまでは」

 

その直後灰の機神ヴァリマールとその担い手のリィン・シュバルツァーが出てきたことによりヒドラプラントとプラントアームは圧死し、浅草周辺に咲いていた紅い植物は全部消えた。

 

「お前を追い詰めた奴等がリベール王国と繋がっているみたいだがどうする?」

 

「ようランディよく占拠されたビルから逃げ出せたな」

 

「紅い星座にしちゃ遅い到着だな」

 

「何契約のぶんは働くがその前にそこにいるのはリベール王国の王女と従者だろ?」

 

「それがどうした叔父」

 

ランディが自分の叔父にそう言う。

 

「何ちょっとした確認だよランディ」

 

「確認だと?」

 

「そうさそこにいるリベール王国の2人は俺達と会う事のないまま安全な場所に避難出来た筈だぜ、立花響と言う人物がこのクロスベルに来ているのにな」

 

!!

 

「そうだろ?王女」

 

「はいその通りです。響さんには会議中は特殊遊撃部隊としての仕事をして貰っていました。そして私にも今回のような事が起きた場合の打ち合わせもしてました」

 

「流石だな特殊遊撃部隊は危機管理もしっかりしてやがるな」

 

「そんな俺達はそんな2人を勝手に連れて来て危険にさらしたのか?」

 

ロイドが後悔しながら言う。

 

「まあそう言うこったな、だが安心しろ特務支援課のお前達を倒した後で王女達は丁重に特殊遊撃部隊に渡すからな」

 

「ああ、それは・・・放置で構わん。奴等は俺とは直接戦わんしな」

 

「そうか・・・私としても問題はないがちょっと遊んでみるか」

 

ギリアス・オズボーンがそう言った。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

リベール王国に戻って来た特殊遊撃部隊前編

王都グランゼル市内のホテルにて・・・

 

「そうだトワヴァン・アークライドさん達と僕達特殊遊撃部隊の今後の仕事はどんですか?」?」

 

直哉がトワに聞く。

 

「ああ、それは・・・一度飛鳥と薫を含んで一度ゼムリア大陸に行って欲しいのよ」

 

「え、ゼムリア大陸にですか?」

 

「そうよ、ゼムリア大陸の意思による要請なのよね」

 

トワが直哉と双子に伝える。

 

「ゼムリア大陸からの要請ですか?」

 

「そうよ要請内容はリベール王国に数日滞在して欲しいと言う事よ」

 

「つまり新生中心世界でした事をゼムリア大陸でもして欲しいと言う事ですか?」

 

「そうみたいね後エレポニア帝国とカルバート共和国が・・・」

「じゃあ、トワここでエレポニア帝国がゲネシス関連の何かを手に入れたりしたら・・・本来の流れのように、イシュメルガを倒す事が厳しくなる?」

 

飛鳥がトワに聞く

 

「・・・否定は出来ないわね」

 

「成程直哉さん達はそう言う理由でこちらに来たんですね」

 

そう言う事ですクローゼさん。ヴァン・アークライドさん達の騒動後こちらでは何かありました?」

 

「そうですね謎のモンスターがクレイユ村に現れたと言う事についてエレポニア帝国とカルバート共和国が調べ始めてますね」

 

「やはりですか」

 

本来は謎のモンスター=ヴァン・アークライドさんなので村人全員に記憶を封印状態にしたのが裏目に出た格好ですよね」

 

「でもヴァン・アークライドさんのあの変身能力は今の時代には余り知られるのはいけないのですよね?」

 

「ええ、そうですね。出来ればエレポニア帝国で起きる筈のイベントが終わるまでは公になると面倒になってしまいますから」

 

「そうは言ってもヴァン・アークライドの暴走状態を止めない事にはどうしょうもないわよ。直哉」

 

エステルがそう言う。

 

「確かにそうなんですよね、シズナさん変身しているヴァン・アークライドさんを止める手段はないんですか?外部から強制的に」

 

直哉がシズナに聞く。

 

「私ならヴァンを体力を限界まで削って変身解除させるかな」

 

「シズナさん」

 

「やはり僕と同じ考えですか、シズナさん良ければ僕達と共闘してくれませんか?」

 

「それは構わないよ。私達としてもヴァンと合流して今後の事を考えないと置けないし」

 

「今後の事・・・」

 

アニエスが呟く。

 

「わかりましたこちらとしてもそれで構いません」

 

そして直哉はヴァン・アークライド救出作戦について話し出した。

 

暫くして・・・

 

「成程、グレンデル化したヴァンと主に戦うのは私とそちらにいる立花響何だね」

 

「ええ、あのグレンデルと言うのに対応出来るのはこちらでは立花響だけですから」

 

「成程格闘船主体何だね彼女は」

 

「はいそう言う事です」

 

「成程ね、じゃあついでに教えてくれないかい?何で精霊が人間の姿をして存在してるのかを?」

 

「え、嘘あの人人間じゃないのですか?」

 

「まあそうですよねそれで未来人の人達に見せたんですか?」

 

「そうですねあのタイミングで言わなければグレンデル状態のヴァン・アークライドさんも助ける事も厳しい状況になると判断したので」

 

「私もあの後レイさんからヴァン・アークライドさん達の影響を近隣の全ての世界が受けたと聞いて驚きました」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

リベール王国に戻って来た特殊遊撃部隊後編

「成程格闘船主体何だね彼女は」

 

「はいそう言う事です」

 

「成程ね、じゃあついでに教えてくれないかい?何で精霊が人間の姿をして存在してるのかを?」

 

「え、嘘あの人人間じゃないのですか?」

 

「まあそうですよねそれで未来人の人達に見せたんですか?」

 

「そうですねあのタイミングで言わなければグレンデル状態のヴァン・アークライドさんも助ける事も厳しい状況になると判断したので」

 

「私もあの後レイさんからヴァン・アークライドさん達の影響を近隣の全ての世界が受けたと聞いて驚きました」

 

「ええ、改変が酷かったのは・・・あおぞら市と新しく出来た世界ですね」

 

直哉が説明を始めた。

 

「出てこいゼッタイヤラネーダ」

 

そう言う声が聞こえたのでまなつ達が急いで行くとそこには・・・」

 

「皆行くよ」

 

「「「ええ」」・・・」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「今日も元気だ!」

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「「「「お母さん達がプリキュアにへんしんしたーー」」」」

 

「皆落ち着いてこれは多分魔王の因子とゲネシスの改変の影響よ」

 

ローラがそう言う。

 

「なっこれはまなつちゃん達の親がプリキュアになっていますがこれも改変のせいですか?」

 

「そう言う事になります。あおぞら市の場合はあおぞら市がある世界に時間の巻き戻しと同時にまなつちゃん達がプリキュアではないと言う改変を引き起こしたと考えられます」

 

「成程それではもう1つの世界の方はどうだったんです?」

 

クローゼが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・」

 

そうねでも直哉本当にどうするの?桃宮いちごが改変されたとわかった場合」

 

エステルが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・僕が一旦管理者の神殿に行き報告するのでその間皆さんは念の為に待機していてください」

 

「そう言う理由で僕達はミュウミュウ世界での改変を受けたのは桃宮いちごさんと考えていますが、いちごさんどうですか?」

 

「私は・・・私は・・・青山君が元から居なかった事には出来ないよーー」

 

「成程そう言う事ですか、つまりミュウミュウ世界の改変はいちごさんの恋愛の対象の消失といちごさん以外の人間からの青山さんの記憶の消失が改変を受けた結果ですか?」

 

「直哉さん青山君を助ける事は出来ないの?」

 

「いちごさん。残念ですが現状では、改変を受けた物を改変を受ける前に戻すのは出来ません」

 

「そんな・・・」

 

「何故ですか?直哉さん」

 

れたすが直哉に聞く。

 

「その理由とはこの一連の改変によって、人間が消されたのはミュウミュウ世界が初めてなので」

 

「「「え、本当なの?」」」

 

「何本当なのか?直哉」

 

「はい、最初の世界ではその世界でキーアイテムが改変の影響を受けていたのです。その次の世界ではその世界の絆を改変され大変でしたね」

 

「「「そんな人の絆をおもちゃにするなんて」」」

 

「恐らくですがミュウミュウ世界での改変は、絆を改変した別パターンの可能性がありますね。少しこちらの映像を見て下さい」

「成程つまり俺達の世界のはその世界の別パターンで極端な話絆を作らせないようにする為の簡単な方法に切り替えたんだな」

 

「ええ、そうだと思います。そして今回の改変のターゲットさんでなおかつ絆を作らせないようにしたのでしょう」

 

「その絆が恋愛感情と気がつかないまま改変されたために、青山さんの存在が消されたのでしょう」

 

「そんな私が青山君の存在を消したの?」

 

「それは違いますよいちごさん。あくまでいちごさんと青山さんの2人被害者なのですから」

 

「何と言う事ですのその世界の重要人物の存在そのものを今回の件で失った人物がいてその結果その世界は消滅の危機にあるんですか?」

 

「そうなんですクローゼさん」

 

「直哉さん私とアニエスさんに会わせて貰えませんか?その世界の人達に」

クローゼが直哉に言った。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

クローゼの提案

「その絆が恋愛感情と気がつかないまま改変されたために、青山さんの存在が消されたのでしょう」

 

「そんな私が青山君の存在を消したの?」

 

「それは違いますよいちごさん。あくまでいちごさんと青山さんの2人被害者なのですから」

 

「何と言う事ですのその世界の重要人物の存在そのものを今回の件で失った人物がいてその結果その世界は消滅の危機にあるんですか?」

 

「そうなんですクローゼさん」

 

「直哉さん私とアニエスさんに会わせて貰えませんか?その世界の人達に」

 

クローゼが直哉に言った。

 

「クローゼさん本気でですか?」

 

「はい、少なくともエステルさん達はイシュメルガとの戦いまではゼムリア大陸をかけて戦うんですよね?」

 

「そうですねもしかするとそれ以降も別世界のイシュメルガやワイズマンとかも出てくるかも知れませんね。魔王の因子とゲネシス関連で」

 

「そうだとすると私もアニエスさんといちご達に会うべきではないですか?」

 

「確かにクローゼさんの言う意味はわかりますが、ヴァン・アークライドさん達に会うのは・・・おすすめ出来ません」

 

「何故でしょう?」

 

「ああ、それは・・・まだ明確にカルバート共和国編の本来の流れが見えないからです」

 

「成程」

 

「特殊遊撃部隊としては私とヴァン・アークライドさんやアニエスさんに会う事で新たな改変になるのではと危惧してるんですね?」」

 

「はい、時代は違いますが同じゼムリア大陸で起きたので」

 

「わかりました。それではいちごさん達に会うのは?」

 

「そちらは会っても構いませんが、あくまでも守護者見習いのクローゼさんとしてですよ」

 

「わかりましたわ」

 

そしてクローゼと直哉はお墓戦艦に戻った。

 

その頃お墓戦艦内にいる桃宮いちご達は・・・

 

「いちごさん」

 

「何?れたす」

 

「直哉さんて何者何ですか?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「「それは・・・」」

 

「私もわからないけど、直哉さん説明してくれたよね?」

 

「そうねまず、中心世界になったすこやか市とオイシーナタウンの後にもう1つのすこやか市の後にあおぞら市とミュウミュウ世界を調べて」

 

「わかりました。主に3つのプリキュア世界を調べたらいいんですね」

 

「そうね他の世界はイベント的に封印状態だからね」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「そういう意味でプリキュア世界を重視する方向なんですね」

 

「それにオイシーナタウンもそろそろ調査をしておきたいからね」

 

「成程な融合世界に現れた魔王の因子とゲネシスと言う物によって俺達の世界も含む複数の世界が改変を受けているから特殊遊撃部隊が動いて調査を始めているのか?」

 

「そう言う事です」

 

「しかし改変とは厄介な事態になってるな」

 

「成程ですから今は改変元を対象とした行動が出来ないんですね?」

 

「そう言う事です赤坂さん」

 

「ですが特殊遊撃部隊はある程度のタイムスリップは出来た筈では?」

 

「ええ、タイムスリップは出来ますが、この時代で生きている人が対象なのですよ」

 

「つまりこういう事か?タイムスリップをする場合の条件として利用出来るのは現在の特殊遊撃部隊と関りを持つ者と言う事か?」

 

「ええ、そうですね未来で特殊遊撃部隊と関わる者でも現在の規則から逃れる事は出来ません」

 

「その理由が歴史の改変に関わる可能性があるからか?」

 

「そうですよ白銀さん」

 

「だが実際改変を受けているのだろ?皮肉にも」

 

「ああ、それは・・・否定できないですね」

 

「それで今回僕が来たのは、白銀さんや赤坂さん達ミュウミュウを支える側の人間とミュウミュウに変身する方達に対する改変が起きているかを調べる為に来たのです」

 

「そうですけど私達が全てを把握するには、厳しいですわね」

 

「そうですね白銀さんや赤坂さんが理解出来ないのなら私達も厳しいですよ」

 

「しかしここはゼムリア大陸でしたわね。ここは本当に異世界と言う感じがしますわ」

 

ミントがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ミュウミュウとクローゼが会う前1

「それで今回僕が来たのは、白銀さんや赤坂さん達ミュウミュウを支える側の人間とミュウミュウに変身する方達に対する改変が起きているかを調べる為に来たのです」

 

「そうですけど私達が全てを把握するには、厳しいですわね」

 

「そうですね白銀さんや赤坂さんが理解出来ないのなら私達も厳しいですよ」

 

「しかしここはゼムリア大陸でしたわね。ここは本当に異世界と言う感じがしますわ」

 

ミントがそう言う。

 

「そうですね私も異世界なんて初めてですから」

 

「それを言うな私も初めてですわよ」

 

「あ、そっか2人共ここは初めてだっけ?」

 

「まあ、私もリベール王国は初めてだけど」

 

「ああ、そうでしたわねあの時は・・・」

 

星見の塔最上階にて・・・

 

皆さんお疲れ様でした。それにレンさんとアリオスさんご助力ありがとうございました」

 

「フフ、気にしなくて良いわよ。私も新たな世界から来た人間を見たかったし」

 

「私の方も気にしなくていい通商会議よりこちらを優先して欲しいとミシェルが言ったからな

 

レンとアリオスが直哉に向け言う。

 

「「「「はあ、はあ」」」」

 

「何とかキメラ魔獣を通常の魔獣に戻せましたね」

 

キュアアースが言う。

 

「ねえ白銀今回のあれやたら頑丈だっだけどどうして?」

 

「ああ、それは・・・ゼムリア大陸と言う異世界と霊的な力を増幅させるこの塔が何らかの影響が出たと推測している俺の中ではな」

 

「そうなの?」

 

「そうねそこのお兄さんが言ったのが正解かも知れないわね。ここに来る前に直哉からあいつの能力を聞いたけど本当にナノビョーゲンに似てるわよね」

 

「ああ、ここは上位三属性が働いているからな」

 

「つまりここにいた俺達の世界の敵を上位三属性とやらの力で強化されたと考えていいのか?」

 

白銀がレンに聞く。

 

「ええ、そう言う風に考えて良いと思うわ。少なくとも上位三属性が発現する時は必ず厄介な事が起きるから」

 

「そうなのか?」

 

「ああ、そう言う時の方が多い。さて直哉一旦出ないか?星見の塔から」

 

「あ、そうですねアリオスさん」

 

そして直哉達は星見の塔を出てクロスベル市の東通りにある宿泊施設に向かい、途中でアリオスとは遊撃手協会で別れていた。

 

「ええ――いちごさんと白銀さん先に異世界に行ったんですか?」

 

「何と言うか成り行きでね」

 

「そうでしたわね。あの時はれたすはいませんでしたからね」

 

「そうだったねミントあの時は面白いのが見れたもん」

 

「何があったんですか?」

 

れたすがいちごに聞く。

 

「ああ、それは・・・」

 

「そうなんですね…(気がついたかな)でも仕方がないですよあんな事が人為的に起こされたんですから」

 

「え、直哉さんどうしてそれを知っているんですか?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「それはぜひとも俺も聞きたいね」

 

「白銀」

 

「ああ、貴方が動物の力の生存本能をミュウミュウと言う力に変えて桃宮さんを含めた5人に打ち込んだ本人ですね」

 

「お前何で知ってやがる」

 

「それは僕もあの動物園にいたんですよ。そこにいる桃宮さんとね最もデート中はいませんがね」

 

「そうなんですか直哉さん」

 

「ええ、そうですよ僕がこの世界に来たのは調査の為でした」

 

!!させたものを

 

「お前この世界に来ただと!!お前は別の世界の人間なのか?」

 

「そうですよ。ただそれはこちらの世界認識ではと言う事になるでしょうけど」

 

「どういう事だよ」

 

「成程ミュウミュウ世界の住人は、落ち着きがないですね。そんなに落ち着きがないと組織の長は務まりませんよ」

 

「お前に関係ないだろう」

 

「それは事実ですね、貴方達が動物の力の一部を使いあのネズミを凶暴化させたものを倒していたのも僕には関係ありませんね」

 

「ですが、動物の力に適合者だからと言って本人に説明をせずにいきなり戦わせるのは間違いですよね」

 

「直哉さん確かに、直哉さんの言う通り白銀は、私に説明をしてくれたので納得してますから」

 

「そうですか?それなら良いですけど、そこにいるお嬢様は桃宮さんさんが覚醒せずに変身しなかった場合の事も考えてますか?」

 

「それは・・・」

 

「どうせ貴方達はあの怪物によって殺された場合その怪物の存在を知られて混乱するの防ぐ為に死んだ人がいた場合行方不明にするのでしょうけどね」

 

「それは否定できねえ、お前に言う通りそう言う事態になってもおかしくないな」

 

「後カフェのバイト中にティ―タイムだからと言って堂々とさぼるのはどうかと思いますが、貴女が動かないから他の人に負担が増えるんですよ」

 

「う、それは・・・」

 

「貴方もこの店と司令をしているならしっかり言いなさい」

 

「う、すまねえ俺も経営初めてだから・・・」

 

「誰でも初めてはありますからそこは良いですけど、白銀さんで良いですか?」

 

「ああ」

 

「これから言う事は完全に余計なお世話と思われるでしょうが、せめて桃宮さんの両親に貴方が、このカフェで桃宮さんがバイトをする事になった理由を話した方が良いと思いますよ。ミュウミュウだからバイトをさせているではなくね」

 

「確かにな娘が勝手にバイトを無断でしていると思われるのは、気分が悪いな」

 

「それにミュウミュウの活動が昼だけとは限らないのでしょう?」

 

「そうだが・・・」

 

「せめてその辺を白銀さんがカバーすればこれから合流する人達の環境を整えると、良いバイト先と思われると思いますよ」

 

「こんな感じでミントと白銀が、直哉さんに怒られてねえ」

 

「ええ――そうなんですか」

 

れたすが驚く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ミュウミュウとクローゼが会う前2

「せめてその辺を白銀さんがカバーすればこれから合流する人達の環境を整えると、良いバイト先と思われると思いますよ」

 

「こんな感じでミントと白銀が、直哉さんに怒られてねえ」

 

「ええ――そうなんですか」

 

れたすが驚く。

 

「いちごそれはもう忘れなさい」

 

「嫌だよ。ああいう事も大切な思い出だから」

 

「「・・・いちご」いちごさん」

 

「成程つまり俺達の世界のはその世界の別パターンで極端な話絆を作らせないようにする為の簡単な方法に切り替えたんだな」

 

「ええ、そうだと思います。そして今回の改変のターゲットさんでなおかつ絆を作らせないようにしたのでしょう」

 

「その絆が恋愛感情と気がつかないまま改変されたために、青山さんの存在が消されたのでしょう」

 

「そんな私が青山君の存在を消したの?」

 

「それは違いますよいちごさん。あくまでいちごさんと青山さんの2人被害者なのですから」

 

「原因がわかったが直哉これからどうするんだ?」

 

「ああ、それは・・・僕が一旦管理者の神殿に行き報告するのでその間皆さんは念の為に待機していてください」

 

「この予定でしたが、白銀さんと赤坂さんとミュウミュウの皆さん今からこの簡易ゲートで管理者の神殿に行きましょう」

 

「「「ええ――」」」

 

「何で皆で行く必要があるんです?」

 

れたすが直哉に聞く。

 

「良いですか皆さん。いくら改変をしようと通常なら登場人物その者を消すと言う事はミュウミュウ世界は本来あるべき流れから逸脱してしまうんです」

 

「「「ええ――」」」

 

「成程私達がこの世界にいる事が別のIF世界に私達が巻き込まれる可能性があるんですね?」

 

「はいそうです」

 

「おい、圭一郎どういう事だよ?」

 

「良いですか皆さん直哉さんが言った事は簡単に言えば、直哉さんや特殊遊撃部隊がこの世界から離れた直後からIFの世界に切り替える可能性があるんです」

 

「ええ――でも直哉さんの言った世界はそんな事になっていませんでしたよ」

 

「はっまさか・・・この事態の原因は」

 

「ああ、それは・・・恐らくいちごの想い人である青山の存在が消えた事による修正のせいだろうな」

 

「そんな・・・」

 

「直哉このままこの世界にいたらどうなる?」

 

「可能性の話になりますが青山さんの存在しない世界の住人となり当然僕や特殊遊撃部隊と関わった記憶は全て消えるでしょうね」

 

「だって私達の世界が無くなっても覚えておきたいもん」

 

「何を覚えてたいんだ?」

 

「うわあ、白銀いたの」

 

「ああ、直哉から連絡を受けてな戻って来たんだ」

 

「「「ええ直哉さんから」」何て?」

 

「ああ、それは・・・こちらの世界に住んでいる協力者が俺達と会いたいそうだ」

 

「ええ、何でーー」

 

「知るかよただ、もうすぐ来るらしいから戻って来たんだよ」

 

「特殊遊撃部隊の協力者だからな俺達の常識が通じるかすらわからないが」

 

「「「ああ、確かに・・・」」」

 

「普通の中学生と思っていたのどかちゃん達が・・・」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「「「「お大事に」」」」

 

そしてフワニータを狙う者が作り出した2体目のメガビョーゲンは、キュアグレース達によって浄化され、ほぼ同じタイミングで魔道兵器と呼ばれる機械兵器もそして量産型ヤフキエルも破壊された。

 

「こちらの世界に存在するナノビョーゲンが厄介ですね」

 

「おいおいこの世界に俺達の世界に来ている敵がいるのか?」

 

「ああ、それは・・・正確にはすこやか市にいる敵は星を蝕むウイルスのような存在ですよ」

 

「「星を蝕む敵」敵だと」

 

「はい事実ですよ」

 

「そんな敵がすこやか市を狙うなんて」

 

いちごが不安そうに言う。

 

「直哉つまりこの世界にもミュウミュウ似た力があるんだな」

 

「はい、貴方達にはもう少し後で伝えようと思いましたが、事情が変わったので」

 

「のどかさんちゆさんひなたさんアスミさん。ラビリンぺギタンニャトランラテお願いいたします」

 

「任せるラビ」

 

「行くペン」

 

「おうよニャン」

 

「ええ――ウサギとペンギンとネコが言葉を喋ったーー」

 

!!

 

「ありえねえだろ」

 

いちごと白銀は予想外の事態により驚いていた。

 

「まさかプリキュアになるなんて思わなかった」

 

「そうだなあの時は俺も驚いたがな」

 

その直後・・・

 

「陵直哉さん達が来ましたよ」

 

「わかった中に入れてくれ」

 

陵がそう言うと直哉がクローゼと共に中に入った。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

クローゼといちご達の出会い

「失礼します」

 

「直哉どうしたんだ?お前お姫様と会うんじゃなかったのか?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「「「お姫様!!」」」

 

「直哉さんどういう事ですか?お姫様と会うなんて」

 

「いえいえお姫様とは僕達がここリベール王国に滞在する事情を話しただけですよ」

 

「やはりそうなるのか?」

 

「ええ、トワからの依頼でもありますからね・・・おっと忘れる前に紹介しますね。こちらの方はクローゼさんと行って特殊遊撃部隊の現地協力者の1人ですね」

 

「クローゼと申します。皆さんよろしくお願いいたします」

 

「現地協力者か・・・俺は白銀陵だよろしくな」

 

「私は桃宮いちごです。よろしくね」

 

「・・・貴女がいちごさんですか?この度はいちごさんの彼氏さんが消失件は私達の世界のアイテムが原因と聞いて謝りに来たくて」

 

「良いよ貴女が謝らなくて、初対面でされてもどうしていいか困るし」

 

「でも私がしたいので」

 

「それでクローゼさんの気が済むなら良いよ」

 

そしてクローゼといちご達女性だけの談笑がが始まった。

 

暫くして・・・

 

直哉と白銀は・・・

 

「おい、直哉何で一国のお姫様がいちご達に会いに来るんだよ。それも一般人として」

 

「それが彼女の希望でしたからね」

 

「何?」

 

「特殊遊撃部隊としては私とヴァン・アークライドさんやアニエスさんに会う事で新たな改変になるのではと危惧してるんですね?」」

 

「はい、時代は違いますが同じゼムリア大陸で起きたので」

 

「わかりました。それではいちごさん達に会うのは?」

 

「そちらは会っても構いませんが、あくまでも守護者見習いのクローゼさんとしてですよ」

 

「わかりましたわ」

 

そしてクローゼと直哉はお墓戦艦に戻った。

 

「彼女の要望もありこちらに来たのですよ。彼女が一番最初にした事を」

 

「はあ、嘘だろこの国のお姫様が謝る必要があるんだよ?確かにこの世界に来たゲネシス関連で・・・」

 

「私は・・・私は・・・青山君が元から居なかった事には出来ないよーー」

 

「成程そう言う事ですか、つまりミュウミュウ世界の改変はいちごさんの恋愛の対象の消失といちごさん以外の人間からの青山さんの記憶の消失が改変を受けた結果ですか?」

 

「直哉さん青山君を助ける事は出来ないの?」

 

「いちごさん。残念ですが現状では、改変を受けた物を改変を受ける前に戻すのは出来ません」

 

「そんな・・・」

 

「何故ですか?直哉さん」

 

れたすが直哉に聞く。

 

「その理由とはこの一連の改変によって、人間が消されたのはミュウミュウ世界が初めてなので」

 

「「「え、本当なの?」」」

 

「何本当なのか?直哉」

 

「はい、最初の世界ではその世界でキーアイテムが改変の影響を受けていたのです。その次の世界ではその世界の絆を改変され大変でしたね」

 

「「「そんな人の絆をおもちゃにするなんて」」」

 

「恐らくですがミュウミュウ世界での改変は、絆を改変した別パターンの可能性がありますね。少しこちらの映像を見て下さい」

 

「こんな事になったが、彼女が責任を感じる事はない」

 

「ええ、本当なら白銀さんが言うのが普通かも知れませんが彼女も将来の女王としてするべき事と判断したと思うんですよね」

 

「将来の女王としてか・・・」

 

「そうですこの世界にとってはこれからエレポニア帝国で起きる戦いの結果によってはこの世界も滅びる可能性もあるんですよね」

 

「なっマジかよ」

 

白銀は直哉の言葉に驚きを隠せないでいた。

 

その頃大神達とプリキュア達は・・・

 

「プリキュアの皆ごめんね俺達が簡易ゲートを使えればいいんだが・・・」

 

「気にしなくて良いですよ大神さん」

 

「それで簡易ゲートでどこに行くんですか?」

 

「ああ、それは・・・クロスベルに行きたいんだ」

 

「え、クロスベルにですか?」

 

グレース達は大神の言葉に驚いていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

大神達とプリキュア達クロスベルに行く

クロスベル駅前通り・・・

 

「へえここがクロスベル市か・・・」

 

「あれ大神さん達クロスベルは初めてじゃないよね」

 

ひなたが大神に聞く。

 

「ああ、それは・・・」

 

「なら私達の事はただの旅行者とした方が、色々面倒にならなくて良いと思いますよ」

 

「今回は旅行者で来てる事は間違いではないので」

 

「「「「確かに」」」」

 

「そうだな響ちゃんの言う通り旅行者と言うのは間違いないな」

 

「おう、お前達帰っていたのか?」

 

「「「「あ、セルゲイ部長お疲れ様です」」」」

 

「それにしてもこの団体はどうした?」

 

「はい星見の塔に行った時に俺達が保護した、旅行者達です」

 

「ふーん旅行者ねえ。まあいいやすまんがここに立花響と言う人物はいるか?」

 

「はい、私が立花響ですけど」

 

そう言って響が、セルゲイの前に出る。

 

「君が立花響か、若いな」

 

「クロスベル警察から君への特務支援を要請する」

 

「「「「ええー」」」」

 

「なんすかそれは?」

 

「そうですよ部長彼女に、特務支援は無理ですよ」

 

「そうか?彼女の強さはお前達以上と思うぞ」

 

「まあ俺も直接会うまで信じれなかったが」

 

「特務支援ですか一体どういう経緯で私にクロスベル警察が依頼を?」

 

「ああ、クロスベル警察は以前アルモリカ村で特務支援課が遭遇した怪物の事を完全に信用して無かったが事情が変わってな」

 

「そう言う流れであの時は観光をしてないからね」

 

「「「成程」」」

 

大神の説明に納得するのどかとちゆとひなただった。

 

「でも大神さんクロスベルに来て何するの?」

 

まなつが大神に聞く。

 

「ああ、それは・・・ランディさんにちょっと用事があってね」

 

「え、ランディ先生にですか?」

 

「へ、ランディ先生?ランディさんがまなつちゃん達の先生だってどういう事だい?」

 

「「「「実は・・・」」」」

 

まなつ達が説明を始めた。

 

「それでは、一年生のクラスにロイド先生お願いしますね」

 

「はい」

 

2年生のクラスにエリィ先生お願いします」

 

「わかりました」

 

最後のランディ先生は、3年生のクラスをお願いします」

 

「わかりました」

 

「そして転校生に関してはロイド先生達が副担任として入るクラスに入れますので」

 

「「「わかりました」」」

 

そして、ロイド達はそれぞれの教室にまなつ達を連れて行くのだった。

 

「「「「そう言う時期があって」」」」

 

「成程それでランディ先生と言う訳だね」

 

大神はまなつ達の説明に納得した。

 

「君が和実ゆいちゃんで良いかな?」

 

「はいそうですけど私の名前を大神さんがしってるんです?」

 

「ああ、司令から聞いてね」

 

「ああ、直哉さんからですか?」

 

「違うよもう1人の司令さ」

 

大神にそう言われゆいは思い出していた。

 

「「お疲れ皆」」

 

「おう直哉久しぶりにお前のプリキュアの姿を見たぜ」

 

のどかの両親と米田が戻って来た直哉とのどか達に言う。

 

!!

 

「ちょっとちょっとのどか達のご両親達、貴女達がプリキュアだって知ってるの?」

 

「「「はい」」」

 

「えーーいいな」

 

「コメ」

 

「あら、かわいい。ゆいさんの妖精さんは赤ちゃんにもなれるのね」

 

「え、普通コメコメを妖精と認識しないのに、のどかのお母さんやるわね」

 

「あはは、お母さんもお父さんもある意味桜花さんに鍛えられたからですね」

 

「まさかあの時にいたおじいさんが帝国華撃団の司令さんだった?」

 

「そうだよ。米田司令ていう人なんだ」

 

「ええ――あの人が――同じ人にみえなかった」

 

「え、同じ人とはどういう意味だい?」

 

「実は・・・」

 

ゆいが話し出す

 

「なら、トワそのローズマリーにレシピッピを取り戻すように頼みなさいよ」

 

「残念ながらローズマリーにレシピッピをお取り戻す力は失ってるの」

 

「そうなのなら無理はさせられないわね」

 

「だけどね全く対応出来ないわけじゃないわ。入って良いわよ」

 

「「はい」コメ」

 

「「え、嘘――」」

 

そしてトワに許可を貰い地下司令室に和実ゆいとエナジー妖精のコメコメが入って来た。

 

「トワこの子誰?」

 

「それに直哉ものどかもおどろいてるのよ?」

 

エステルがそう言う。

 

「ゆい自己紹介お願いね」

 

「はいトワさん。私は和実ゆい中学2年生です」

 

「この子はコメコメです。よろしくお願いします」

 

「はい表の紹介はこれくらいで良いわよ」

 

「はい」

 

「プリキュア!デリシャスタンバイ!」

 

「パーティーゴー!」

 

「にぎにぎ!」

 

「コメコメ!」

 

「ハートを」

 

「コメコメ!」

 

「シェアリンエナジー!」

 

「あつあつごはんで、みなぎるパワー!キュアプレシャス!」

 

「おいしい笑顔で満たしてあげる!」

 

「この時に会った雰囲気が全然違ったから・・・」

 

「成程そう言う事かい」

 

「はい」

 

暫くして・・・

 

大神達とプリキュア達は特務支援課に着いたのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

大神一郎とランディ前編

「「「「こんにちは」」」」

 

「おう、珍しいなまなつ達じゃないか?」

 

「「「「お久しぶりですランディ先生」」」」

 

「かあ、嬉しいねまだ俺達を先生と呼んでくれるたあ」

 

「あれ、他の皆さんは?」

 

「ああ、ロイドとエリィ先生は蒼の大樹の一件の後始末で呼ばれてて、ティオは機械関連の仕事に出ているんで俺様は1人なのさ」

 

「それにしても2組のプリキュア達がここに来るとは何か事件なのか?」

 

「いえ、そう言う訳ではないんですけど、こちらの大神一郎さんがランディさんに会いたいと言うので案内をしたんです」

 

のどかがランディに説明する。

 

「あんたが大神一郎さんかい?俺に会いたいと言うのはどうしてだ?」

 

「成程、君がランディ君か・・・流石紅い星座の前団長の息子さんだ」

 

!!

 

「てめえ何もんだ?何故その事を知っている?」

 

「簡単さ、俺が紅い星座にいた時に現団長から聞かされたからな」

 

「なっ紅い星座にいたのか?あんた」

 

「ああ期間限定ではあったけどね」

 

そして大神一郎が話し出す。

 

「あーあ大神のお兄さん勿体ないな。もう少し時間があればもっと強い猟兵になれたのに」

 

「本当だぜ、大神お前のような根性がランディにもあればな」

 

「あはは、大丈夫ですよきっと甥っ子さんにも伝わりますよ」

 

「そうだといいがな」

 

「成程そう言う繋がりが紅い星座と特殊遊撃部隊に会ったのか」

 

そう言いながらランディは思い出していた。

 

「ようランディよく占拠されたビルから逃げ出せたな」

 

「紅い星座にしちゃ遅い到着だな」

 

「何契約のぶんは働くがその前にそこにいるのはリベール王国の王女と従者だろ?」

 

「それがどうした叔父」

 

ランディが自分の叔父にそう言う。

 

「何ちょっとした確認だよランディ」

 

「確認だと?」

 

「そうさそこにいるリベール王国の2人は俺達と会う事のないまま安全な場所に避難出来た筈だぜ、立花響と言う人物がこのクロスベルに来ているのにな」

 

!!

 

「そうだろ?王女」

 

「はいその通りです。響さんには会議中は特殊遊撃部隊としての仕事をして貰っていました。そして私にも今回のような事が起きた場合の打ち合わせもしてました」

 

「流石だな特殊遊撃部隊は危機管理もしっかりしてやがるな」

 

「そんな俺達はそんな2人を勝手に連れて来て危険にさらしたのか?」

 

ロイドが後悔しながら言う。

 

「まあそう言うこったな、だが安心しろ特務支援課のお前達を倒した後で王女達は低調に特殊遊撃部隊に渡すからな」

 

!!

 

「「「「なっ紅い星座が特殊遊撃部隊と繋がってるのか?」」」」

 

「ああ、具体的な事は言えんが交流があるな特殊遊撃部隊とのな」

 

「「「「つまり特殊遊撃部隊はこの事件が起きる事を知っていた?」」」」

 

「そう言う事だだがこの事件に直接関わったのは紅い星座とお前達がここに来るまでに制圧した猟兵団だがな」

 

「あーあ言っちゃたよ親父が、響に怒られるの私なんだけど?」

 

「来たかシャーリィー」

 

「良いだろあれくらいなら特殊遊撃部隊は怒らねえだろうよ」

 

「親父のせいでランディ兄達と遊ぶ時間が短くなったよ」

 

「成程なじゃああんたは叔父に言われ俺に会いに来たのか?」

 

「違う」

 

「はっどういう事だよ?」

 

「俺は特務支援課と言う者達を知る為に来たんだ」

 

「何でそこまであんたがするんだよ。違う世界の人間だからかな」

 

「紅い星座が猟兵団だからこそランディ君はついて行けなくなった?」

 

「・・・ああ」

 

「確かに君の言う面もあるだろう。だが違う方向を見て欲しい」

 

「違う方向を?」

 

「そう例えば特殊遊撃部隊がクロスベル警察より紅い星座との繋がりを強くしたのかを考えてみてくれ」

 

「それは・・・」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

大神一郎とランディ中編

「そう言われたらそうだ、何で特殊遊撃部隊が紅い星座と繋がったのか?」

 

ランディが考える。

 

「やはり響さん貴女は・・・」

 

「残念です・・・」

 

「さあご同行願いましょうか?」

 

「来いよほら」

 

「あのー私の容疑は何ですか?」

 

「「「「はあ―――何言ってやがる大それた事したくせに」そうです」私達は直接聞いたんですよ」

 

「そうですかでもこれ誤認逮捕になりますけど良いんですね?」

 

「それは・・・響さん貴女は何を知ってるんです?」

 

ロイドが響に聞いた時響は直哉を見たそして直哉が許可を出した。

 

「皆さんには1つ映像をここで見て貰います」

 

「「「「ええーー」」」」

 

そして響は特務支援課の4人のエニグマに映像を流した。

 

「ええ、残念ですがそれは事実ですよ。ランディさん」

 

「くっまさかエレポニア帝国が関与してたとはな」

 

「そうねでもこれを公表できれば・・・」

 

エリィがそう言う。

 

「お気楽なんですね特務支援課の人達は」

 

「貴方誰なんですか?」

 

「自分は特殊遊撃部隊のお総司令をしている紫藤直哉と言います。よろしくお願いいたします」

 

「「「「なっ何だってーー」」」」

 

「総司令はトワさんではないのか?」

 

ロイドが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・あの時自分が別の案件でゼムリア大陸に行けなかったのでトワ様にお願いしたのですよ」

 

「そして貴方達4人は融合世界に来たのは知ってますよ」

 

「まあ、貴方達4人がすんなりすこやか中学に教職員と生徒として入れるようにしたのは自分ですし、融合世界に戸籍の無い貴方達にね」

 

「戸籍・・・まさか特殊遊撃部隊が紅い星座に接触したのはリベール王国以外のゼムリア大陸における世界状況把握する為?」

 

「その通りですよ。後は自分達が知るタイミングでそれぞれの事件が起きるのかの確認をする為ですね」

 

「そうだ、特殊遊撃部隊は未来を知ってるのか?」

 

「そう言う質問の答えは知っていると言えるでしょうね」

 

ロイドの質問に直哉がそう答える。

 

「つまり未来を知ってるが、答える事が出来ない?そう言う事ですね」

 

「そうですよロイドさん」

 

「確か直哉がそんな事言ってたな」

 

「君も直哉司令から聞いたと思うが彼はあくまで紅い星座を情報を得る為に使っていたと思うが?」

 

「確かにな」

 

そしてランディはある事を思い出していた。

 

「エステルどうしてここに?」

 

「ああ、降魔とノイズを倒す為よ」

 

「降魔?ノイズ?」

 

「ええ、そうよ。私達がリベールにいた頃にね出て来た異世界の怪物よ」

 

!!

 

「「異世界の怪物だって―」ですって」

 

「そうよ、私達を助けてくれたのが、隣りにいる彼女立花響よ」

 

「初めまして立花響15歳です」

 

そう言って響は自己紹介をした。

 

暫くして・・・

 

「成程要は響さんの部隊の敵が、再びゼムリア大陸で動いている情報を掴んで響さんは、上司の依頼で協力者のエステルととヨシュアと行動をしてたんですね」

 

「はい、簡単に言えばそういう事です」

 

「それではエステルさんヨシュアさん行きましょうか。この周囲の降魔やノイズは一掃しましたし」

 

「そうね、そろそろ響定期連絡の時間よ」

 

「あ、そうですね」

 

「待ってくれ俺達にも響さん達の仕事を手伝わせて欲しい」

 

!!

 

「ロイド!!」

 

エリィはロイドの発言に驚く。

 

「え、ロイドさん貴方本気ですか?」

 

「ああ」

 

「駄目ですね」

 

「何故だい?」

 

「ロイドさんとエリィさんは就職してますよね。クロスベル警察に・・・ですから、貴方達とは協力は出来ません。まだ、制限のない遊撃手の方に協力を頼むんですよ」

 

「しかし俺達もあれを見た以上警察官として放置できない」

 

「確かに、ロイド君の言う通りかもしれないね。だけど異世界の怪物の事をロイド君君達はどう説明する?」

 

「それは・・・」

 

「ヨシュアかっこいい」

 

「・・・ヨシュアの言う通り異世界の怪物でしたと報告しても信じる人はいないだろうな」

 

「だが俺達が動くだけなら・・・」

 

「新設したばかりなのに特務支援課は、そんなに自由に動けるの?」

 

「それは局長に聞いてみないと」

 

「なら、その局長に、今回の事を伝えてから指示を聞いてから響と協力するか話し合うべきじゃないの?」

 

「ふう、そうだった。ありがとうエステル」

 

「どういたしましてロイド君」

 

そして響とエステルとヨシュアはロイド達と別れ、いったん直哉の家に向かった。

 

「確かロイドとエリィが響達に言われた理由と同じで紅い星座に協力して貰っていたとしたら・・・」

 

「なあ大神さん」

 

「何ですか?」

 

「あんたから見て猟兵団は悪に見えるか?」

 

「俺からすれば猟兵団は家族に見えるよ」

 

!!

 

「・・・まさかの家族か」

 

ランディがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

大神一郎とランディ後編

「確かロイドとエリィが響達に言われた理由と同じで紅い星座に協力して貰っていたとしたら・・・」

 

「なあ大神さん」

 

「何ですか?」

 

「あんたから見て猟兵団は悪に見えるか?」

 

「俺からすれば猟兵団は家族に見えるよ」

 

!!

 

「・・・まさかの家族か」

 

ランディがそう言う。

 

「何故俺が家族と言う風に言うのは、帝国華撃団の総司令の言葉なんだ。帝国華撃団や巴里華撃団ではその地域に基地がありその地域で隊員達と共同生活もしたりしたからね」

 

「成程、大神さんにとっては猟兵団は1つの家そして猟兵団員は家族と言う考えか」

 

「そう言う事だね、まあ俺達の世界の考え方だから通じるかはわからないけどね」

 

「いや流石ですね。確かに俺達の世界では猟兵団を家族と考えるのは普通しないからな。よくて仲間レベルだから」

 

「ランディ君、君は叔父さんと義理の妹さんが許せないのかい?」

 

「それは・・・」

 

「これはあくまで俺の疑問なんだ。ランディ君のお父さんがライバルの猟兵団の団長と相打ちで両社とも死んだが君の知る結果だよね」

 

「ああ、そうだ」

 

「俺は叔父さんが俺の親父を殺して紅い星座を自分の物にしたと考えている」

 

「成程・・・それで敵対しているんだね」

 

「だけど本当にランディ君の言う通りなら」

 

「あーあ大神のお兄さん勿体ないな。もう少し時間があればもっと強い猟兵になれたのに」

 

「本当だぜ、大神お前のような根性がランディにもあればな」

 

「あはは、大丈夫ですよきっと甥っ子さんにも伝わりますよ」

 

「そうだといいがな」

 

「こういう言葉も君の事を心配する言葉も出ないと思うんだ。まして俺はゼムリア大陸の人間ではないんだし、ランディ君の叔父さんが俺にそんな言葉を言わなければ良い事だしね」

 

「それは・・・」

 

「だけど俺に教えてくれたランディ君を愛しているからだと思うよ」

 

「叔父さんや義理の妹さんもランディ君を大事にしてるからこそ・・・」

 

「ようランディよく占拠されたビルから逃げ出せたな」

 

「紅い星座にしちゃ遅い到着だな」

 

「何契約のぶんは働くがその前にそこにいるのはリベール王国の王女と従者だろ?」

 

「それがどうした叔父」

 

ランディが自分の叔父にそう言う。

 

「何ちょっとした確認だよランディ」

 

「確認だと?」

 

「そうさそこにいるリベール王国の2人は俺達と会う事のないまま安全な場所に避難出来た筈だぜ、立花響と言う人物がこのクロスベルに来ているのにな」

 

!!

 

「そうだろ?王女」

 

「はいその通りです。響さんには会議中は特殊遊撃部隊としての仕事をして貰っていました。そして私にも今回のような事が起きた場合の打ち合わせもしてました」

 

「流石だな特殊遊撃部隊は危機管理もしっかりしてやがるな」

 

「そんな俺達はそんな2人を勝手に連れて来て危険にさらしたのか?」

 

ロイドが後悔しながら言う。

 

「まあそう言うこったな、だが安心しろ特務支援課のお前達を倒した後で王女達は丁重に特殊遊撃部隊に渡すからな」

 

「ランディ君や特務支援課の皆に情報を公開をしたんだと思う」

 

!!

 

「本来その手の情報は俺達の世界でも機密扱いになるからね、でもそれをしたのは、特務支援課が特殊遊撃部隊と関りを持っているからだと思うんだよ俺はね」

 

その頃大神とランディの話を少し離れている場所で聞いているプリキュア達は・・・

 

「大神さんの言ってる事実感がこもってるね」

 

「そりゃそうだろうな私達は、大帝国劇場に住んでいた大神さんを見ているからな」

 

まなつとあすかがそう言う。

 

「だからこその家族と言う答えね」

 

ローラがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

その頃のプリキュア達

「大神さんの言ってる事実感がこもってるね」

 

「そりゃそうだろうな私達は、大帝国劇場に住んでいた大神さんを見ているからな」

 

まなつとあすかがそう言う。

 

「だからこその家族と言う答えね」

 

ローラがそう言う。

 

「そうかそれで大神さんの事を気にしてんだね」

 

「どういう事のどかっち?」

 

ひなたがのどかに聞く。

 

「うん今は魔王の因子とゲネシスの改変でそれ自体が無い事になったけど・・・」

 

「そしてノヴァは別世界で帝国華撃団を手駒にして闇の帝国華撃団として使う可能性があるとトワさん達から聞いたのです」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「そう言う事なら彼等は俺達自身で良いんですね?」

 

「ええ、あくまでも大神さん達時代の帝国華撃団です」

 

「「「「「了解」」」」」

 

そして戦いが再開した。

 

「「「「「「「うう、自分達と戦うのは気持ち悪いなあ」」」」」気持ち悪いでーす」・・・」

 

「あの時大神さんは仲間を失っていたと言うかノヴァに奪われたからね」

 

「「そう言えばそうだった」そうだったわね」

 

「そしてランディさんは言わば家族の方針に従いたくない家出少年と言う年齢じゃないかもだけど、大神さん的には一度はランディさん側の話を聞きたかったんじゃないかな?」

 

「家族が常に戦場に立っているからね」

 

「そうね戦い自体に嫌気をさしてランディさんは逃げたのは別に悪い事じゃないけど、紅い星座が猟兵団と言う性質上傭兵稼業も生活上しなければいけないからね」

 

「難しい問題ですよね?」

 

「そうねランディさんのわがままに、他の団員を巻き込むなんて出来ないしそれでこその対立か・・・」

 

のどかの言葉にさんごとみのりが言う。

「これはあくまで俺の疑問なんだ。ランディ君のお父さんがライバルの猟兵団の団長と相打ちで両社とも死んだが君の知る結果だよね」

 

「ああ、そうだ」

 

「俺は叔父さんが俺の親父を殺して紅い星座を自分の物にしたと考えている」

 

「成程・・・それで敵対しているんだね」

 

「だけど本当にランディ君の言う通りなら」

 

「あーあ大神のお兄さん勿体ないな。もう少し時間があればもっと強い猟兵になれたのに」

 

「本当だぜ、大神お前のような根性がランディにもあればな」

 

「あはは、大丈夫ですよきっと甥っ子さんにも伝わりますよ」

 

「そうだといいがな」

 

「こういう言葉も君の事を心配する言葉も出ないと思うんだ。まして俺はゼムリア大陸の人間ではないんだし、ランディ君の叔父さんが俺にそんな言葉を言わなければ良い事だしね」

 

「それは・・・」

 

「だけど俺に教えてくれたランディ君を愛しているからだと思うよ」

 

「ランディ君や特務支援課の皆に情報を公開をしたんだと思う」

 

!!

 

「本来その手の情報は俺達の世界でも機密扱いになるからね、でもそれをしたのは、特務支援課が特殊遊撃部隊と関りを持っているからだと思うんだよ俺はね」

 

「これでランディさんとシャーリィちゃん達との関係が改善出来れば良いけど・・・」

 

「「「「「そうね」」そうだね」」」

 

その頃管理者の神殿では・・・

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第38章 第2部 2大国家の変化編
管理者の神殿での確認と異変


「どうやらゼムリア大陸での滞在中でも魔王の因子とゲネシス関連の改変はリベール王国やクロスベルには影響ないみたいだな」

 

「そうねただ・・・」

 

「旦那戻りましたぜ」

 

「レスターご苦労だったそれでどうだった?カルバート共和国共和国で起きた奇妙な事件は?」

 

「それがですね不思議なんすよ。確かに謎のモンスターがカルバート共和国のクレイユ村で発見されて数時間後には謎のモンスターを見た筈のクレイユ村の住人の記憶が無かったんですよね」

 

「何!!住人の記憶が?」

 

「はい、カルバート共和国側では集団催眠を受けたと言う事にしたみたいです」

 

「成程確かに謎のモンスターがいると公表するよりは国民の信用度は上がるな」

 

「ええ、ですがカルバート共和国側も目撃者達が全滅状態なので調査は難航しているみたいですね」

 

「そうだろうなどちらにしても我々の計画の妨げになるような事になれば色々動かねばな」

 

「現状ではそう言う事をしなければいけない状況にはなりそうも無いですけどね」

 

「何一応の備えとしてだがな」

 

「そうすっか、もう1つの報告ですが、リィン・シュバルツァーがトールズ士官学校にに無事入学した様ですよ」

 

「そうか、報告ご苦労下がっていいぞレスター」

 

「へいへい」

 

そう言いながらレスターと言う青年は部屋を出た。

 

「成程、ギリアス・オズボーンがグレンデル状態のヴァン・アークライド存在を知った。つまりイシュメルガにも知られたのか?」

 

「ええ、そうなのよ」

 

「クロスベルに出現した蒼の大樹と同様何らかの至宝が関わっていると見るべきだろう」

 

「ふむ結社は動くと思うか?」

 

「それは無いだろう奴等は今幻焔計画を優先しているからな」

 

「そうかならば・・・」

 

「くそー俺達も戦えたら戦いたい」

 

「そうか、なら我と契約すればその機体を動けるようにしてやるぞ」

 

「誰だ!!お前は」

 

「我の名は、黒のイシュメルガどうする我と契約するか?」

 

「イシュメルガだって、本当に契約者になればこの状況を打破出来るんだな」

 

「ああ出来るとも」

 

大神がイシュメルガとの契約をしようとしたとき次元の裂け目ができた。

 

!!

 

「ちっ奴め、ここまで来たか。だが、まだ奴等に見つかるわけにはいかん。我とデボネアの紫藤直哉と魔法騎士に復讐するまでは」

 

その直後灰の機神ヴァリマールとその担い手のリィン・シュバルツァーが出てきたことによりヒドラプラントとプラントアームは圧死し、浅草周辺に咲いていた紅い植物は全部消えた。

 

「お前を追い詰めた奴等がリベール王国と繋がっているみたいだがどうする?」

 

「彼等は特殊遊撃部隊の方にシフトしようとしてるみたいね」

 

「成程エレポニア帝国で起こす内戦の前に特殊遊撃部隊を抑えるつもりか?」

 

「それとヴァン・アークライド達の事も調査するつもりのようね」

 

「まずくないか?閃編が最初から狂う事にならんか?」

 

「内戦編が始まったら調整をするかもだけどトールズ士官学校編では零編と蒼の大樹編がリンクしてるからそのリンクを使えば、特殊遊撃部隊を過去に連れて行ける筈だからそこまで心配してないんだけど・・・」

 

「どうした?」

 

「ヒミコからの連絡で少し気になる事を言ってたのよ。飛鳥と薫の実の親である紫藤直哉と真宮寺さくらの魂が滅ぼされた世界に存在しないと言って来たのよ」

 

「何だと!!そんな事があったのか?」

 

「トワその件特殊遊撃部隊に言うのか?」

 

「とりあえず直哉には言うつもりよ。この件も魔王の因子とゲネシスの改変による可能性も考えられるし」

 

「確かに魔王の因子とゲネシスの改変で復活世界も改変の対象となると考えればわからなくもないな」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊の依頼はどうする?

「内戦編が始まったら調整をするかもだけどトールズ士官学校編では零編と蒼の大樹編がリンクしてるからそのリンクを使えば、特殊遊撃部隊を過去に連れて行ける筈だからそこまで心配してないんだけど・・・」

 

「どうした?」

 

「ヒミコからの連絡で少し気になる事を言ってたのよ。飛鳥と薫の実の親である紫藤直哉と真宮寺さくらの魂が滅ぼされた世界に存在しないと言って来たのよ」

 

「何だと!!そんな事があったのか?」

 

「トワその件特殊遊撃部隊に言うのか?」

 

「とりあえず直哉には言うつもりよ。この件も魔王の因子とゲネシスの改変による可能性も考えられるし」

 

「確かに魔王の因子とゲネシスの改変で復活世界も改変の対象となると考えればわからなくもないな」

 

「だが直哉に伝えるのは良いが今特殊遊撃部隊に与えている任務はどうする?」

 

「ギリアス・オズボーンが内戦よりヴァン・アークライド達の調査をしているのだろう?」

 

「そうよだから先に調査隊を相手させるわ直哉達とリベール王国にね」

 

「おいおい、エレポニア帝国やカルバート共和国等の国達がこの件については触れれないからと言って、それは危険じゃないのか?」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

直哉とアニエスはお互いにそう言った。

 

「だがカルバート共和国の方はこの一件は無いものと考えたいと思うだろうが、問題はエレポニア帝国の方だ」

 

「もしこの一件で貴族派と革新派が1つになったらどうする?」

 

それでこそ内戦編は無くなるぞ?」

 

「それは確実に無いわね。ギリアス・オズボーンに憑いてるのはあのイシュメルガだから少なくとも別の形で戦いの場を整えようとするわよ」

 

「お前を追い詰めた奴等がリベール王国と繋がっているみたいだがどうする?」

「ああ、それは・・・放置で構わん。奴等は俺とは直接戦わんしな」

 

「そうか・・・私としても問題はないがちょっと遊んでみるか」

 

ギリアス・オズボーンがそう言った。

 

「案外ギリアス・オズボーンの方が特殊遊撃部隊に手をだすかも知れないけどね」

 

「どちらにしても、ゼムリア大陸で起きようとしているならちょうどいいのよね」

「ヒミコからの連絡で少し気になる事を言ってたのよ。飛鳥と薫の実の親である紫藤直哉と真宮寺さくらの魂が滅ぼされた世界に存在しないと言って来たのよ」

 

「何だと!!そんな事があったのか?」

 

「トワその件特殊遊撃部隊に言うのか?」

 

「とりあえず直哉には言うつもりよ。この件も魔王の因子とゲネシスの改変による可能性も考えられるし」

 

「確かに魔王の因子とゲネシスの改変で復活世界も改変の対象となると考えればわからなくもないな」

 

「私達がこの一件を調べる間の繋ぎになるような事件になって欲しいわね」

 

「そうだな、不謹慎ではあるが・・・」

 

暫くして・・・

 

管理者の神殿にいる神達は行動を起こした。

 

その日の深夜直哉は・・・

 

「まさか飛鳥と薫の両親の魂が消えたとは・・・トワが秘密回線で連絡して来た以上事実なんだろうけど、伝えるべきなのか?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

リベールでの夜

その日の深夜直哉は・・・

 

「まさか飛鳥と薫の両親の魂が消えたとは・・・トワが秘密回線で連絡して来た以上事実なんだろうけど、伝えるべきなのか?」

 

「しかし魔王の因子とゲネシスの改変で復活した世界でもまさか重要人物の消失が起こされるとは・・・まあ今回は魂と言う状況だから」

 

「成程つまり俺達の世界のはその世界の別パターンで極端な話絆を作らせないようにする為の簡単な方法に切り替えたんだな」

 

「ええ、そうだと思います。そして今回の改変のターゲットさんでなおかつ絆を作らせないようにしたのでしょう」

 

「その絆が恋愛感情と気がつかないまま改変されたために、青山さんの存在が消されたのでしょう」

 

「そんな私が青山君の存在を消したの?」

 

「それは違いますよいちごさん。あくまでいちごさんと青山さんの2人被害者なのですから」

 

「明らかにミュウミュウ世界とは違うんだよなあ。後付けで飛鳥と薫の両親の存在を消したように感じるんだよなあ」

 

「魔王の因子とゲネシスの改変はまさかと思うが紫藤直哉と言う存在がいらないからか・・・?」

 

「いやいや、仮にそうだったとしたら僕自身も消される対象なんだよなあ」

 

「僕も紫藤直哉だったから」

 

「もしかしたら過去の紫藤直哉さん達のを知って消したりしたんじゃないかな?」

 

「・・・ふう、4人共まだ寝てなかったんですか?」

 

「「「ごめんね」」」

 

「まあ、良いですけど皆さんは」

 

「本当にすまない直哉君。まさかなのはが暴走するなんて思わなかったよ」

 

「それに響さんとまなつちゃん達もありがとう」

 

「「いえいえ気にしないで下さい」」

 

「さてと、直哉何でこういう事態が起きたのか教えてくれる?」

 

「はい」

 

そして融合世界の直哉は説明をした。

 

「「「「「「「・・・」」」」」」」

 

「なっなのはがそんな事を言ったのかい?」

 

「ええ、僕も驚きました。僕としては本気で言っていないと思うのでこのなのはさんの要望はスルーしておきます」

 

「ああ、ありがとう」

 

「とりあえず直哉さんはなのはさんといて下さい」

 

「ああ、そうするよ」

 

そう言って過去から来た紫藤直哉はなのはと共に寝室に向かった。

 

「さて皆さん今から管理者の神殿に行きますよ」

 

「「「「「「はーい」」」」」」」

 

「4人はこの記憶を元に飛鳥と薫の両親を消したと考えるんですね?」

 

「「「うん」」」

 

のどかとちゆとひなたがそう答える。

 

「でもこれが原因なら紫藤直哉と高町なのはと言う人物が消えるべきではないでしょうか?」

 

「「「あ、そうだ」」」

 

「飛鳥と薫の両親は、紫藤直哉と真宮寺さくらの筈ですし」

 

「「「「確かに」」」」

 

「まあこちらの問題はトワ達が調べるので、僕達はもう1つの問題に集中しましょうか」

 

「でもまさかあの事件が・・・」

「何とかグレンデルの暴走を止める事が出来ましたね」

 

「そうだねでも響のそれも凄いね」

 

「ああ、これはシンフォギアと言うですよ」

 

「フーンシンフォギアね・・・少し興味があるから戦うよ響」

 

「ええ――私疲れているので今度にしません?ほらヴァン・アークライドさんを連れて行かないと」

 

「仕方ないな」

 

そして響とシズナは気絶しているヴァン・アークライドを連れて来た。

 

「ヴァンさん」

 

そう言いながらアニエスはヴァンの応急処置を始めた。

 

クレイユ村宿屋にて・・・

 

「アニエスさんヴァン・アークライドさんの様子はどうですか?」

 

直哉がアニエスに聞く。

 

「ええ、グレンデル状態が長く続いた影響で数日はこのまま起きないと思います」

 

「そうですか」

 

「直哉さんありがとうございます。ヴァンさんを助けてくれて」

 

「お礼を言われるような事はしてませんよ」

 

「先程も言いましたが・・・」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「アニエスさん達がいなければ、ヴァン・アークライドの命は僕達のせいで消えていた筈ですから」

 

「いえ、そうだとしてもありがとうございましたです」

 

「そうだ、アニエスさん少し真面目な話をしたいので来て貰えますか?」

 

「はい」

 

「エレポニア帝国に伝わっていたなんて」

 

「情報は流れてたのは別に良いのですが、ギリアス・オズボーンさんが想定外の動きを見せた事が驚きでしたね」

 

「直哉にとってもですか?」

 

「はいそうですねアスミさん」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉とのどか達の深夜の話し合い前編

「アニエスさん達がいなければ、ヴァン・アークライドの命は僕達のせいで消えていた筈ですから」

 

「いえ、そうだとしてもありがとうございました」

 

「そうだ、アニエスさん少し真面目な話をしたいので来て貰えますか?」

 

「はい」

 

「エレポニア帝国に伝わっていたなんて」

 

「情報は流れてたのは別に良いのですが、ギリアス・オズボーンさんが想定外の動きを見せた事が驚きでしたね」

 

「直哉にとってもですか?」

 

「はいそうですねアスミさん」

 

「まず、魔王の因子とゲネシスの改変の方から言いますね」

 

「僕とレイやイヨそしてトワの考えでは双子世界にしても僕とのどかさんとラビリンが行った7人世界の彼が生き返ったのは魔王の因子とゲネシスの改変として考えると・・・」

 

「はやてさんの闇の書、プリキュア達の絆、もう1人ののどかさんの恐怖の一部の夢、そしてまなつちゃん達の本来の時間が魔王の因子とゲネシスが起こした改変によって各世界はそれが当たり前になっているから厄介なんですよね」

 

「そうねでも直哉本当にどうするの?桃宮いちごが改変されたとわかった場合」

 

エステルが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・僕が一旦管理者の神殿に行き報告するのでその間皆さんは念の為に待機していてください」

 

「そう言う理由で僕達はミュウミュウ世界での改変を受けたのは桃宮いちごさんと考えていますが、いちごさんどうですか?」

 

「私は・・・私は・・・青山君が元から居なかった事には出来ないよーー」

 

「成程そう言う事ですか、つまりミュウミュウ世界の改変はいちごさんの恋愛の対象の消失といちごさん以外の人間からの青山さんの記憶の消失が改変を受けた結果ですか?」

 

「ミュウミュウ世界で言った法則が崩れた事になるんですよね」

 

「「「あっそうか」」」

 

「まあ彼についてはギリギリセーフかも知れませんが、双子世界については、確実に魔王の因子とゲネシスの改変が双子世界の復活と飛鳥と薫の両親の魂の消失の2つなんですよね」

 

「「「「言われてみればそうだね」」」」

 

「そしてエレポニア帝国とカルバート共和国については」

 

「カルバート共和国の場合は、グレンデル騒動が起きた地なのである程度は情報が流れるだろうなと思っていたんですが・・・」

 

「それがですね不思議なんすよ。確かに謎のモンスターがカルバート共和国のクレイユ村で発見されて数時間後には謎のモンスターを見た筈のクレイユ村の住人の記憶が無かったんですよね」

 

「何!!住人の記憶が?」

 

「はい、カルバート共和国側では集団催眠を受けたと言う事にしたみたいです」

 

「成程確かに謎のモンスターがいると公表するよりは国民の信用度は上がるな」

 

「ええ、ですがカルバート共和国側も目撃者達が全滅状態なので調査は難航しているみたいですね」

 

「そうだろうなどちらにしても我々の計画の妨げになるような事になれば色々動かねばな」

 

「現状ではそう言う事をしなければいけない状況にはなりそうも無いですけどね」

 

「何一応の備えとしてだがな」

 

「そうすっか、もう1つの報告ですが、リィン・シュバルツァーがトールズ士官学校にに無事入学した様ですよ」

 

「そうか、報告ご苦労下がっていいぞレスター」

 

「へいへい」

 

そう言いながらレスターと言う青年は部屋を出た。

 

「さてお前はどう考えている?イシュメルガ」

 

「まさかエレポニア帝国の鉄血宰相のギリアス・オズボーンさんが興味を持つとは思っていなかったこの2点ですね」

 

「「「「成程」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉とのどか達の深夜の話し合い中編

「そうすっか、もう1つの報告ですが、リィン・シュバルツァーがトールズ士官学校にに無事入学した様ですよ」

 

「そうか、報告ご苦労下がっていいぞレスター」

 

「へいへい」

 

そう言いながらレスターと言う青年は部屋を出た。

 

「さてお前はどう考えている?イシュメルガ」

 

「まさかエレポニア帝国の鉄血宰相のギリアス・オズボーンさんが興味を持つとは思っていなかったこの2点ですね」

 

「「「「成程」」」」

 

「でも実際どうするの?直哉君」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・」

 

「いや、具体的に言うとイシュメルガの野望がリベール王国とクロスベルとエレポニア帝国の英雄達によって潰えるんだけどね」

 

「「成程」」

 

「じゃあ、トワここでエレポニア帝国がゲネシス関連の何かを手に入れたりしたら・・・本来の流れのように、イシュメルガを倒す事が厳しくなる?」

 

飛鳥がトワに聞く

 

「・・・否定は出来ないわね」

 

「「「ええ――そんな事になるかも知れないの?」」」

 

「はい」

 

「最悪じゃん」

 

「まあ、トワも言ってましたが」

 

「まあ、イヨの報告を聞いてからいずれエレポニア帝国とカルバート共和国が動くとは思っていたけど想定よりギリアス・オズボーンがエレポニア帝国内の計画より優先した事に驚いてるけどね」

 

「ギリアス・オズボーンさんが魔王の因子とゲネシスの改変の件に比較的やる気みたいなんですよね。その辺が厄介なんですよね」

 

「それを受けてトワ達が決定したのが」

 

「とりあえず直哉には言うつもりよ。この件も魔王の因子とゲネシスの改変による可能性も考えられるし」

 

「確かに魔王の因子とゲネシスの改変で復活世界も改変の対象となると考えればわからなくもないな」

 

「だが直哉に伝えるのは良いが今特殊遊撃部隊に与えている任務はどうする?」

 

「ギリアス・オズボーンが内戦よりヴァン・アークライド達の調査をしているのだろう?」

 

「そうよだから先に調査隊を相手させるわ直哉達とリベール王国にね」

 

「おいおい、エレポニア帝国やカルバート共和国等の国達がこの件については触れれないからと言って、それは危険じゃないのか?」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「相手も無茶すけどトワさんも無茶させるな」

 

ひなたがそう言う。

 

「確かにそうかもしれませんが、ギリアス・オズボーンさんが動くのならカルバート共和国でもエレポニア帝国に対抗する為に動きを活発させて最悪の事態つまり・・・エレポニア帝国とカルバート共和国の戦争に発展させるのだけは防がなければなりません」

 

「エレポニア帝国とカルバート共和国戦争はイシュメルガやヴァン・アークライドさん達にとってもけしていい事にはなりませんから」

 

「どういう事?」

 

「つまりこういう事ですか?直哉イシュメルガにとっては、もしエレポニア帝国とカルバート共和国の戦争になった場合イシュメルガの目的達成の為に戦争になったらメリットよりデメリットが大きいと言う事ですね」

 

「そう言う事ですアスミさん」

 

「そしてヴァン・アークライドさん達のデメリットは、本来の時代に帰れる時にエレポニア帝国とカルバート共和国の戦争になっていた場合戦争に巻き込まれ命を落とす可能性もありますし」

 

「もしヴァン・アークライドさんが、戦争に巻き込まれてグレンデル化をした場合最悪の場合ヴァン・アークライドさん達は自分達の時代に戻れずなんて事もあり得ますからね」

 

「確かにあり得そうね」

 

「何とかグレンデルの暴走を止める事が出来ましたね」

 

「そうだねでも響のそれも凄いね」

 

「ああ、これはシンフォギアと言うですよ」

 

「フーンシンフォギアね・・・少し興味があるから戦うよ響」

 

「ええ――私疲れているので今度にしません?ほらヴァン・アークライドさんを連れて行かないと」

 

「仕方ないな」

 

そして響とシズナは気絶しているヴァン・アークライドを連れて来た。

 

「ヴァンさん」

 

そう言いながらアニエスはヴァンの応急処置を始めた。

 

「それにクレイユ村の住人の記憶を封印状態にしてもやはりどこからか情報は漏れますからね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉とのどか達の深夜の話し合い後編1

「もしヴァン・アークライドさんが、戦争に巻き込まれてグレンデル化をした場合最悪の場合ヴァン・アークライドさん達は自分達の時代に戻れずなんて事もあり得ますからね」

 

「確かにあり得そうね」

 

「何とかグレンデルの暴走を止める事が出来ましたね」

 

「そうだねでも響のそれも凄いね」

 

「ああ、これはシンフォギアと言うですよ」

 

「フーンシンフォギアね・・・少し興味があるから戦うよ響」

 

「ええ――私疲れているので今度にしません?ほらヴァン・アークライドさんを連れて行かないと」

 

「仕方ないな」

 

そして響とシズナは気絶しているヴァン・アークライドを連れて来た。

 

「ヴァンさん」

 

そう言いながらアニエスはヴァンの応急処置を始めた。

 

「それにクレイユ村の住人の記憶を封印状態にしてもやはりどこからか情報は漏れますからね」

 

「そっか直哉君が言いたいのはそこなんだね」

 

「そうですね。少なくともこの時代に生きているヴァン・アークライドさん達はカルバート共和国内で生活をしているので」

 

「もし未来人であるヴァン・アークライドとアニエスさんの名前がばれると後はわかりますね」

 

「「「「はっまさかこの時代の2人がカルバート共和国に捕まる?」」」」

 

「ええ、そうですね」

 

「そして・・・」

 

「あらイヨ来れたの?」

 

「まあね、ゲネシスがヴァン・アークライド達を友好世界のゼムリア大陸に来た以上ね」

 

「ちょっと待って今回ヴァン・アークライド達のタイムスリップにはゲネシスが原因なのね」

 

「そうだよ後ヴァン・アークライドの体内にある魔王の因子も関係あるかな」

 

「「どういう事だ」どういう事」

 

「今回タイムスリップして来た3人は元の時代では既に死んでたの。とあるデスゲームによってね。当然彼等の仲間も死んだの同じタイミングで」

 

「まさか魔王の因子がゲネシスを介してヴァン・アークライド達の生存する可能性が高い世界が、特殊遊撃部隊が関与したゼムリア大陸とういう事ね」

 

「そうみたいね」

 

「トワ達が、この件の話をしていた時未来から来たヴァン・アークライドさん、シズナさんとアニエスさんは何かの理由で死んだからこちらにやって来たと言ってました」

 

「もしこれから僕が言う事も実際に起きている可能性がありますが」

 

「ちょっと待って下さい直哉。確かに魔王の因子とゲネシスの改変の力で融合世界の各地での改変は未来人ヴァン・アークライドさん達をこの時代の人間にする為ですか?」

 

「「「ええーー」」」

 

「あくまでも僕の予想ですけどねそう考えると・・・」

 

「成程つまり俺達の世界のはその世界の別パターンで極端な話絆を作らせないようにする為の簡単な方法に切り替えたんだな」

 

「ええ、そうだと思います。そして今回の改変のターゲットさんでなおかつ絆を作らせないようにしたのでしょう」

 

「その絆が恋愛感情と気がつかないまま改変されたために、青山さんの存在が消されたのでしょう」

 

「そんな私が青山君の存在を消したの?」

 

「それは違いますよいちごさん。あくまでいちごさんと青山さんの2人被害者なのですから」

 

「内戦編が始まったら調整をするかもだけどトールズ士官学校編では零編と蒼の大樹編がリンクしてるからそのリンクを使えば、特殊遊撃部隊を過去に連れて行ける筈だからそこまで心配してないんだけど・・・」

 

「どうした?」

 

「ヒミコからの連絡で少し気になる事を言ってたのよ。飛鳥と薫の実の親である紫藤直哉と真宮寺さくらの魂が滅ぼされた世界に存在しないと言って来たのよ」

 

「何だと!!そんな事があったのか?」

 

「トワその件特殊遊撃部隊に言うのか?」

 

「とりあえず直哉には言うつもりよ。この件も魔王の因子とゲネシスの改変による可能性も考えられるし」

 

「この2つの世界では改変により存在を消された事実がありますから」

 

「「「それはそうだけど」」」

 

「でもそう考えた方が、しっくりくるんですよね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第38章 第3部 2大国家への対策編
直哉とのどか達の深夜の話し合い後編2


「ヒミコからの連絡で少し気になる事を言ってたのよ。飛鳥と薫の実の親である紫藤直哉と真宮寺さくらの魂が滅ぼされた世界に存在しないと言って来たのよ」

 

「何だと!!そんな事があったのか?」

 

「トワその件特殊遊撃部隊に言うのか?」

 

「とりあえず直哉には言うつもりよ。この件も魔王の因子とゲネシスの改変による可能性も考えられるし」

 

「この2つの世界では改変により存在を消された事実がありますから」

 

「「「それはそうだけど」」」

 

「でもそう考えた方が、しっくりくるんですよね」

 

「この時代のヴァン・アークライドさんとアニエスさんの存在があれば、2人の名前は言えなくなりますし、存在がミュウミュウ世界の青山さんのようになれば未来から来た3人は未来には帰れなくなり新たなIF世界の誕生となりますからね」

 

「「「「うわあ、どちらもきつい未来になりそう」」」」

 

「そうなんですよね。あくまで現状は可能性がありますと言うレベルですが」

 

「エレポニア帝国が動くとカルバート共和国はそう言う方向で調べると思うんですよね・・・あくまでカルバート共和国内で起きた事件なので」

 

「「「「確かに」」」」

 

「アニエスさんヴァン・アークライドさんの様子はどうですか?」

 

直哉がアニエスに聞く。

 

「ええ、グレンデル状態が長く続いた影響で数日はこのまま起きないと思います」

 

「そうですか」

 

「直哉さんありがとうございます。ヴァンさんを助けてくれて」

 

「お礼を言われるような事はしてませんよ」

 

「先程も言いましたが・・・」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「アニエスさん達がいなければ、ヴァン・アークライドの命は僕達のせいで消えていた筈ですから」

 

「いえ、そうだとしてもありがとうございましたです」

 

「そうだ、アニエスさん少し真面目な話をしたいので来て貰えますか?」

 

「はい」

 

そしてアニエスは直哉について行った。

 

「改めてこれからについて話したいと思いますが、確認からしますね」

 

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「直哉君も普通に名前を呼んでたもんね」

 

「はいあの時は和実ゆいちゃんパターンと考えていたので、同一人物が存在しても僕達がすればクリア出来ると思っていたんですが」

 

「それは魔王の因子とゲネシスの改変により叩き潰されました」

 

「それで直哉君。特殊遊撃部隊はこれからどうするの?」

 

「ああ、それは・・・先程も言いましたが・・・」

 

「ヒミコからの連絡で少し気になる事を言ってたのよ。飛鳥と薫の実の親である紫藤直哉と真宮寺さくらの魂が滅ぼされた世界に存在しないと言って来たのよ」

 

「何だと!!そんな事があったのか?」

 

「トワその件特殊遊撃部隊に言うのか?」

 

「とりあえず直哉には言うつもりよ。この件も魔王の因子とゲネシスの改変による可能性も考えられるし」

 

「確かに魔王の因子とゲネシスの改変で復活世界も改変の対象となると考えればわからなくもないな」

 

「だが直哉に伝えるのは良いが今特殊遊撃部隊に与えている任務はどうする?」

 

「ギリアス・オズボーンが内戦よりヴァン・アークライド達の調査をしているのだろう?」

 

「そうよだから先に調査隊を相手させるわ直哉達とリベール王国にね」

 

「こちらの追加任務を主にして行きますよ。本当にグレンデル関連でエレポニア帝国とカルバート共和国の戦争まで発展させない為に」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

女王の呼び出し

その日直哉はグランゼル城に来ていた。

 

その理由は・・・

 

「お前を追い詰めた奴等がリベール王国と繋がっているみたいだがどうする?」

 

「ああ、それは・・・放置で構わん。奴等は俺とは直接戦わんしな」

 

「そうか・・・私としても問題はないがちょっと遊んでみるか」

 

ギリアス・オズボーンがそう言った。

 

「とりあえず直哉には言うつもりよ。この件も魔王の因子とゲネシスの改変による可能性も考えられるし」

 

「確かに魔王の因子とゲネシスの改変で復活世界も改変の対象となると考えればわからなくもないな」

 

「だが直哉に伝えるのは良いが今特殊遊撃部隊に与えている任務はどうする?」

 

「ギリアス・オズボーンが内戦よりヴァン・アークライド達の調査をしているのだろう?」

 

「そうよだから先に調査隊を相手させるわ直哉達とリベール王国にね」

 

「こちらの追加任務を主にして行きますよ。本当にグレンデル関連でエレポニア帝国とカルバート共和国の戦争まで発展させない為に」

 

実際にリベール王国と特殊遊撃部隊に向け、エレポニア帝国からの調査隊がリベール王国に侵入したとクローゼ及びアリシア女王から連絡を受けたからだった。

 

「おはようございます、女王陛下とクローゼ姫」

 

「「おはようございます。直哉さん」」

 

「まさかエレポニア帝国がリベール王国と特殊遊撃部隊に対して動きを見せるとは思いませんでしたよ。直哉さんの予測として2日前に聞いた話通りにエレポニア帝国が動きを見せてますからね」

 

「アリシア女王僕は別に預言者ではないんですが、やはりエレポニア帝国が動いた理由は・・・」

 

「アニエスさんヴァン・アークライドさんの様子はどうですか?」

 

直哉がアニエスに聞く。

 

「ええ、グレンデル状態が長く続いた影響で数日はこのまま起きないと思います」

 

「そうですか」

 

「直哉さんありがとうございます。ヴァンさんを助けてくれて」

 

「お礼を言われるような事はしてませんよ」

 

「先程も言いましたが・・・」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「やはりクレイユ村でのこの騒動でカルバート共和国がヴァン・アークライドさん達の力を手に入れエレポニア帝国に攻め込むかも知れないと思っての行動ですね」

 

「しかし鉄血宰相がそんなに慌てるのでしょうか?」

 

「ええ、それは女王の言う通り鉄血宰相は気にしないと思いますが、エレポニア帝国の内部がいろんな意味で危ないですから」

 

「成程、エレポニア帝国にとってはリベール王国と特殊遊撃部隊は手を出さなければ問題はないが、カルバート共和国は今までの歴史での事があったからですね」

 

「はい自分はそう考えています。今回のエレポニア帝国の動きに関しては」

 

「それで直哉さん対応はどうするんですか?」

 

クローゼ姫が直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・」

 

「とりあえず直哉には言うつもりよ。この件も魔王の因子とゲネシスの改変による可能性も考えられるし」

 

「確かに魔王の因子とゲネシスの改変で復活世界も改変の対象となると考えればわからなくもないな」

 

「だが直哉に伝えるのは良いが今特殊遊撃部隊に与えている任務はどうする?」

 

「ギリアス・オズボーンが内戦よりヴァン・アークライド達の調査をしているのだろう?」

 

「そうよだから先に調査隊を相手させるわ直哉達とリベール王国にね」

 

「おいおい、エレポニア帝国やカルバート共和国等の国達がこの件については触れれないからと言って、それは危険じゃないのか?」

 

「こういう形で指示を受けているので女王の依頼もしくはクローゼ姫の依頼を受ける形で動きますよ」

 

「「そうなのですか?」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

リベール王国と特殊遊撃部隊の動き

「確かに魔王の因子とゲネシスの改変で復活世界も改変の対象となると考えればわからなくもないな」

 

「だが直哉に伝えるのは良いが今特殊遊撃部隊に与えている任務はどうする?」

 

「ギリアス・オズボーンが内戦よりヴァン・アークライド達の調査をしているのだろう?」

 

「そうよだから先に調査隊を相手させるわ直哉達とリベール王国にね」

 

「おいおい、エレポニア帝国やカルバート共和国等の国達がこの件については触れれないからと言って、それは危険じゃないのか?」

 

「こういう形で指示を受けているので女王の依頼もしくはクローゼ姫の依頼を受ける形で動きますよ」

 

「「そうなのですか?」」

 

「ええ、そうです。今回のエレポニア帝国とカルバート共和国の動きは僕達の知る流れとは違いますので」

 

「ある程度リベール王国に不利にならないように対処は出来ます。リベール王国に要請されれば」

 

「成程こちらの要請と言う形でしか動かないのは特殊遊撃部隊を猟兵団にように見せる為ですか?」

 

「ええ、猟兵団とは違うかも知れませんが、リベール王国には協力者が多いので、リベール王国や西ゼムリア大陸の今後を考えるとこういう形を見せておく事が必要だと思いまして」

 

「成程確かに、最近は異世界の影響を受けてエレポニア帝国もカルバート共和国も不穏な感じですから、こう言う警戒も必要なんでしょうね。悲しいですが」

 

「おばあ様」

 

「それで女王様。エレポニア帝国の調査隊についてはどうなってますか?」

 

「ああ、その件についてはいくつかの囮用の調査部隊を使って主に特殊遊撃部隊を重点に調査をしようとしているようです」

 

「成程、カルバート共和国は自国にヴァン・アークライドさん達がいると思って捜索をしているが、ギリアス・オズボーンさんが率いるエレポニア帝国は特殊遊撃部隊を調べる事で、ヴァン・アークライドさん達の事を知ろうとしているですね」

 

「そのようですね。直哉さん今彼等はどこにいるんでしょうか?」

 

「ああ、それは・・・」

 

クレイユ村宿屋にて・・・

 

「アニエスさんヴァン・アークライドさんの様子はどうですか?」

 

直哉がアニエスに聞く。

 

「ええ、グレンデル状態が長く続いた影響で数日はこのまま起きないと思います」

 

「そうですか」

 

「直哉さんありがとうございます。ヴァンさんを助けてくれて」

 

「お礼を言われるような事はしてませんよ」

 

「先程も言いましたが・・・」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「アニエスさん達がいなければ、ヴァン・アークライドの命は僕達のせいで消えていた筈ですから」

 

「彼等はクレイユ村で最低限の治療後は、僕達の拠点の1つのお墓戦艦内にいますね。まだヴァン・アークライドさんの意識が戻らないので」

 

「そうなんですね」

 

「ええ、それにヴァン・アークライドさんの意識が回復しない理由として考えられる原因は・・・恐らくですが融合世界や友好世界を巻き込んだ魔王の因子とゲネシスの改変が原因と考えています」

 

!!

 

「「まさかそう繋がるんですか?」」

 

アリシア女王とクローゼ姫は直哉の説明に驚きを隠せないでいた。

 

「そしてグレンデル化は、現時点でですが魔王の因子に何らかの関係があると考えていますが、現状ヴァン・アークライドさんの意識が無い状態が続いているのでその問題が進むのは、ヴァン・アークライドさんが目覚めた時でしょうね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

立花響からの依頼1

直哉がグランゼル城でアリシア女王とクローゼ姫と謁見している頃・・・響はクロスベルにまだ滞在する紅い星座と接触していた。

 

「成程なクロスベルの異変後のエレポニア帝国とカルバート共和国の奇妙な動きは、特殊遊撃部隊がカルバート共和国のクレイユ村で起きた奇妙な事件が切欠だったか」

 

「私達もまさかあんな事に遭遇するとは思いましたよ」

 

「まあ俺達も普通は思わねえな。特殊遊撃部隊と親交してないとはっそんな事ある訳ないだろうと言うのが関の山だろうしな」

 

そして響は軽くその時の事を話した。

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

「こんな感じで未来から来た仲間の暴走を止めたんです」

 

「やるなあ、流石と言うべきか」

 

「その事案はまだ私達の対処の案件でしたから」

 

「そうだったな少し未来の人間との遭遇だったな」

 

「それで響特殊遊撃部隊は紅い星座に何を依頼するんだ?」

 

「ああ、それは・・・先程言った未来人に関する依頼ですね」

 

「ギリアス・オズボーンが内戦よりヴァン・アークライド達の調査をしているのだろう?」

 

「そうよだから先に調査隊を相手させるわ直哉達とリベール王国にね」

 

「おいおい、エレポニア帝国やカルバート共和国等の国達がこの件については触れれないからと言って、それは危険じゃないのか?」

 

「こういう形で指示を受けているので女王の依頼もしくはクローゼ姫の依頼を受ける形で動きますよ」

 

「エレポニア帝国と言うかギリアス・オズボーンさんがそう言う動きを見せているので、出来れば紅い星座には・・・」

「ええ、猟兵団とは違うかも知れませんが、リベール王国には協力者が多いので、リベール王国や西ゼムリア大陸の今後を考えるとこういう形を見せておく事が必要だと思いまして」

 

「成程確かに、最近は異世界の影響を受けてエレポニア帝国もカルバート共和国も不穏な感じですから、こう言う警戒も必要なんでしょうね。悲しいですが」

 

「おばあ様」

 

「それで女王様。エレポニア帝国の調査隊についてはどうなってますか?」

 

「ああ、その件についてはいくつかの囮用の調査部隊を使って主に特殊遊撃部隊を重点に調査をしようとしているようです」

 

「特殊遊撃部隊だけではエレポニア帝国の調査隊に紅い星座が特殊遊撃部隊に協力していると見せればギリアス・オズボーンさんが特殊遊撃部隊とリベール王国への調査をやめると思うので、その手伝いをして欲しいんです」

 

「成程な」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

立花響からの依頼2

「エレポニア帝国と言うかギリアス・オズボーンさんがそう言う動きを見せているので、出来れば紅い星座には・・・」

「ええ、猟兵団とは違うかも知れませんが、リベール王国には協力者が多いので、リベール王国や西ゼムリア大陸の今後を考えるとこういう形を見せておく事が必要だと思いまして」

 

「成程確かに、最近は異世界の影響を受けてエレポニア帝国もカルバート共和国も不穏な感じですから、こう言う警戒も必要なんでしょうね。悲しいですが」

 

「おばあ様」

 

「それで女王様。エレポニア帝国の調査隊についてはどうなってますか?」

 

「ああ、その件についてはいくつかの囮用の調査部隊を使って主に特殊遊撃部隊を重点に調査をしようとしているようです」

 

「特殊遊撃部隊だけではエレポニア帝国の調査隊に紅い星座が特殊遊撃部隊に協力していると見せればギリアス・オズボーンさんが特殊遊撃部隊とリベール王国への調査をやめると思うので、その手伝いをして欲しいんです」

 

「成程な」

 

「確かに俺達が現れたらそれはそれでエレポニア帝国の連中は驚くだろうが良いのか?」

 

「関係に気がつかれる可能性があるが・・・」

 

「大丈夫ですよ私達はエレポニア帝国がした事をするんで」

 

そして響はあの時の事を話し出す。

 

「ようランディよく占拠されたビルから逃げ出せたな」

 

「紅い星座にしちゃ遅い到着だな」

 

「何契約のぶんは働くがその前にそこにいるのはリベール王国の王女と従者だろ?」

 

「それがどうした叔父」

 

ランディが自分の叔父にそう言う。

 

「何ちょっとした確認だよランディ」

 

「確認だと?」

 

「そうさそこにいるリベール王国の2人は俺達と会う事のないまま安全な場所に避難出来た筈だぜ、立花響と言う人物がこのクロスベルに来ているのにな」

 

!!

 

「そうだろ?王女」

 

「はいその通りです。響さんには会議中は特殊遊撃部隊としての仕事をして貰っていました。そして私にも今回のような事が起きた場合の打ち合わせもしてました」

 

「流石だな特殊遊撃部隊は危機管理もしっかりしてやがるな」

 

「そんな俺達はそんな2人を勝手に連れて来て危険にさらしたのか?」

 

ロイドが後悔しながら言う。

 

「まあそう言うこったな、だが安心しろ特務支援課のお前達を倒した後で王女達は低調に特殊遊撃部隊に渡すからな」

 

!!

 

「「「「なっ紅い星座が特殊遊撃部隊と繋がってるのか?」」」」

 

「ああ、具体的な事は言えんが交流があるな特殊遊撃部隊とのな」

 

「「「「つまり特殊遊撃部隊はこの事件が起きる事を知っていた?」」」」

 

「そう言う事だだがこの事件に直接関わったのは紅い星座とお前達がここに来るまでに制圧した猟兵団だがな」

 

「あーあ言っちゃたよ親父が、響に怒られるの私なんだけど?」

 

「来たかシャーリィー」

 

「良いだろあれくらいなら特殊遊撃部隊は怒らねえだろうよ」

 

「親父のせいでランディ兄達と遊ぶ時間が短くなったよ」

 

「それはすまんな。さてやるか特務支援課」

 

「「「「くっ流石に紅い星座のトップ」」」

 

「叔父久しぶりに闘気を感じたが衰えてねえな」

 

「当たり前だ行くぞ!!ランディ」

 

「来い!叔父にシャーリィー」

 

「じゃあ遠慮なくランディ兄を殺すね・・・おっと観戦者もいるから優しくしてあげるよ特務支援課」

 

「ああ、成程エレポニア帝国も秘密裏に俺達紅い星座と契約した本当の理由を知っている特殊遊撃部隊だからこそ使える手段と言う事か」

 

「ええ、リベール王国が雇えない猟兵団を一時的に特殊遊撃部隊の部隊として使うと言う形にすれば猟兵団ではないと言える形が取れますしね」

 

「それに紅い星座も違うタイプの戦いが経験できますし」

 

「シャーリィーも特殊遊撃部隊として戦いたいとも言ってたが・・・響本当に調査隊だけと戦うだけで済むと思ってるか?」

 

「いえ、まだ確証はありませんが異世界からの介入はあると思っていて下さい」

 

「異世界からの介入か楽しみだぜ」

 

「もう介入あり前提で考えないで下さいよ」

 

「ああ、すまんすまん」

 

「それでは特殊遊撃部隊からの依頼はを受けてくれます?」

 

「ああ、受けるぜ響」

 

「わかりました。直哉君にそう伝えておきます。現状はリベール王国には紅い星座との繋がりは伝えてないと思うのでそのつもりでいて下さい」

 

「ああ、わかった」

 

その後響は紅い星座の拠点から出て行くとその直後に響はレンと再会したのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響とレンとティオ前編

「何とか紅い星座に説明出来たけど、ギリアス・オズボーンさんは既に動いてるから間に合えばいいけど」

 

「でもさっき直哉君の映像を見たら・・・」

 

「ええ、それにヴァン・アークライドさんの意識が回復しない理由として考えられる原因は・・・恐らくですが融合世界や友好世界を巻き込んだ魔王の因子とゲネシスの改変が原因と考えています」

 

!!

 

「「まさかそう繋がるんですか?」」

 

アリシア女王とクローゼ姫は直哉の説明に驚きを隠せないでいた。

 

「そしてグレンデル化は、現時点でですが魔王の因子に何らかの関係があると考えていますが、現状ヴァン・アークライドさんの意識が無い状態が続いているのでその問題が進むのは、ヴァン・アークライドさんが目覚めた時でしょうね」

 

「まさかその可能性があるかもなんて、これは私の独断になるけどレンちゃんとティオちゃんに相談してみよう」

 

そう言って響はまずレンに会いに行った。

 

暫くして・・・

 

「成程ねそう言う面白い事が起きたのね」

 

「面白いってレンちゃん。このままだと閃編が出来ないんだよ」

 

「あらそんな事ないんじゃない?確かに未来から来た3人はエレポニア帝国とカルバート共和国から逃げないといけないでしょうけど、ゼムリア大陸は様々な改変されてもリベール王国とクロスベル編を終えたじゃない」

 

「だから大丈夫と思うわよ。どうしても気になるならティオに話す事も良いと思うわよ響が言ってたようにね」

 

「やっぱりその方が良いのかな?」

 

「ええ、響の話を聞いてヴァン・アークライドが持つグレンデルと言う魔王の因子だったかしら?それよりゲネシスの方がやばいわよ」

 

「ええ――」

 

「響達もゼムリア大陸に戻って来たのは何でなの?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「そうだトワヴァン・アークライドさん達と僕達特殊遊撃部隊の今後の仕事はどんですか?」?」

 

直哉がトワに聞く。

 

「ああ、それは・・・一度飛鳥と薫を含んで一度ゼムリア大陸に行って欲しいのよ」

 

「え、ゼムリア大陸にですか?」

 

「そうよ、ゼムリア大陸の意思による要請なのよね」

 

トワが直哉と双子に伝える。

 

「ゼムリア大陸からの要請ですか?」

 

「そうよ要請内容はリベール王国に数日滞在して欲しいと言う事よ」

 

「つまり新生中心世界でした事をゼムリア大陸でもして欲しいと言う事ですか?」

 

「そうみたいね後エレポニア帝国とカルバート共和国が・・・」

 

「直哉君が上司に言われて来たんだよ」

 

「成程そう言う事ね」

 

「しかしゲネシスは厄介ね」

 

「どういう意味で厄介なの?」

 

「ええ、ゲネシスがあれば不慮の事故による死を無効にするのよ」

 

「死を無効に?」

 

「いえ、死を経験後に強制的にIF世界に経験者達を導く為の道を作ると言うのが正しいかしら?」

 

「ああ、つまりヴァン・アークライドさん達が死んだ原因と遭遇しない選択肢をゲネシスの能力で作っているの?」

 

「あくまでも私は現物を見てないし確定は出来ないわね。と言っても時に干渉するくらいだしもしかしたらキーア関連の力に近いものなのかも知れないわね」

 

「成程やっぱりティオちゃん達当事者に聞いた方が良いかな?」

 

「聞くにしても内容が難しいからティオだけにした方が良いわよ」

 

その後レンがティオに連絡し、響とレンは旧IBCビルでティオと合流する為に向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響とレンとティオ中編

旧IBCビル内・・・

 

「お久しぶりですね響さん」

 

「そうだねティオちゃん」

 

「やはり響さん貴女は・・・」

 

「残念です・・・」

 

「さあご同行願いましょうか?」

 

「来いよほら」

 

「あのー私の容疑は何ですか?」

 

「「「「はあ―――何言ってやがる大それた事したくせに」そうです」私達は直接聞いたんですよ」

 

「そうですかでもこれ誤認逮捕になりますけど良いんですね?」

 

「それは・・・響さん貴女は何を知ってるんです?」

 

ロイドが響に聞いた時響は直哉を見たそして直哉が許可を出した。

 

「あの時以来ですね」

 

「今回はどうしたんですか?レンさんも一緒なんて」

 

「うん実はね・・・」

 

響が話し出す。

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

直哉とアニエスはお互いにそう言った。

 

「成程その未来人が持つゲネシスがキーアの持っていた。やり直しの力に似た力があるんですね」

 

「うんキーアちゃんの力はIF世界を作るけど、例えば融合世界にまでは影響は起きないんだけどゲネシスの場合は・・・これを見て」

 

響が映像を再生する。

 

「はやてさんの闇の書、プリキュア達の絆、もう1人ののどかさんの恐怖の一部の夢、そしてまなつちゃん達の本来の時間が魔王の因子とゲネシスが起こした改変によって各世界はそれが当たり前になっているから厄介なんですよね」

 

「そうねでも直哉本当にどうするの?桃宮いちごが改変されたとわかった場合」

 

エステルが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・僕が一旦管理者の神殿に行き報告するのでその間皆さんは念の為に待機していてください」

 

「そう言う理由で僕達はミュウミュウ世界での改変を受けたのは桃宮いちごさんと考えていますが、いちごさんどうですか?」

 

「私は・・・私は・・・青山君が元から居なかった事には出来ないよーー」

 

「成程そう言う事ですか、つまりミュウミュウ世界の改変はいちごさんの恋愛の対象の消失といちごさん以外の人間からの青山さんの記憶の消失が改変を受けた結果ですか?」

 

「直哉さん青山君を助ける事は出来ないの?」

 

「いちごさん。残念ですが現状では、改変を受けた物を改変を受ける前に戻すのは出来ません」

 

「そんな・・・」

 

「映像終了・・・

 

「成程未来から来た物による改変が融合世界や友好世界にまで影響が出てきたのですね」

 

「そう言う訳でね、私達はゼムリア大陸に来たんだ。ただエレポニア帝国とカルバート共和国が不穏な動きを見せてるけど」

 

「どういう事ですか?」

 

「本来蒼の大樹騒動が終われば、エレポニア帝国は内戦の為に動くんだけど・・・」

 

「旦那戻りましたぜ」

 

「レスターご苦労だったそれでどうだった?カルバート共和国共和国で起きた奇妙な事件は?」

 

「それがですね不思議なんすよ。確かに謎のモンスターがカルバート共和国のクレイユ村で発見されて数時間後には謎のモンスターを見た筈のクレイユ村の住人の記憶が無かったんですよね」

 

「何!!住人の記憶が?」

 

「はい、カルバート共和国側では集団催眠を受けたと言う事にしたみたいです」

 

「成程確かに謎のモンスターがいると公表するよりは国民の信用度は上がるな」

 

「ええ、ですがカルバート共和国側も目撃者達が全滅状態なので調査は難航しているみたいですね」

 

「そうだろうなどちらにしても我々の計画の妨げになるような事になれば色々動かねばな」

 

「現状ではそう言う事をしなければいけない状況にはなりそうも無いですけどね」

 

「何一応の備えとしてだがな」

 

「こんな感じで未来から来た者達に興味を持ってね」

 

「成程」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響とレンとティオ後編

「はい、カルバート共和国側では集団催眠を受けたと言う事にしたみたいです」

 

「成程確かに謎のモンスターがいると公表するよりは国民の信用度は上がるな」

 

「ええ、ですがカルバート共和国側も目撃者達が全滅状態なので調査は難航しているみたいですね」

 

「そうだろうなどちらにしても我々の計画の妨げになるような事になれば色々動かねばな」

 

「現状ではそう言う事をしなければいけない状況にはなりそうも無いですけどね」

 

「何一応の備えとしてだがな」

 

「こんな感じで未来から来た者達に興味を持ってね」

 

「成程」

 

「そう言う事態が起きているんですね。それで私に声をかけた理由は何ですか?」

 

「ああ、それは・・・改変を受けた世界を観察して欲しいんだ」

 

「観察ですか?」

 

「うんそうなんだ。ティオちゃんは特務支援課として融合世界に来たよね」

 

「ええ」

 

ティオはその時の事を思い出す。

 

「そうだな。しかしこの世界には彼女達の言った3種類のどれかがいるのは間違いない」

 

「ああ、そうだな」

 

「まあ、トワさんが迎え来るまでは、ここで生活するんだしこういう経験も特務支援課の大きな糧になるんじゃない?」

 

「「そうだな」そうだといいがな」

 

そしてロイド達も学校を出て、まなつ達とティオがいる旅館沢泉に戻った。

 

「そしてあの時一番驚いたのが・・・」

 

「「「「ここは?」」」」

 

「お疲れ様でした、特務支援課の皆さん」

 

「あ、君達は」

 

「私達はビョーゲンズから本来はこの世界を守っていましたが、ビョーゲンズの力が様々な世界で悪用され始めたので、特殊遊撃部隊の一員となり私達も様々な世界に行ってたんです」

 

そう言ったグレース達は変身を解除した。

 

!!

 

「やはり君達は、花寺のどかちゃんと、沢泉ちゆちゃんと平光ひなたちゃんだったのか」

 

ロイドがそう言う。

 

「「「そうです」」」

 

「どうして皆さんはこのタイミングで正体を明らかにしたんですか?」

 

「「「それは記憶の旅で特務支援課の皆さんが私達とワイズマンとの戦いの記憶の中で私達の変身を見ましたよね?」」」

 

「「「「あ、そう言えばそうだ」」」」

 

「そういう事なので、これ以上隠す事は無い方が良いと思い許可を貰って、特務支援課の皆さんに伝えました」

 

「そういう事だったのか」

 

「ですが特務支援課の皆さんにはそれほど驚かれていないので良かったです」

 

「「「「いやいや十分に驚いているよ」充分驚いてるわ」はい驚きました」まなつ達でも驚いたのに」

 

「とりあえず特務支援課の皆さんは今日は疲れてる筈なので旅館沢泉の方に戻ってください」

 

「プリキュア達の事でしたがでもあの時すこやか市が異常に感じたんですが」

 

「それは正しい証拠ですよ自分がその世界では違うと言う認識が出来るのは」

 

「そうなんですね」

 

「でもそう言う感覚をも改変したのが未来から来たのねこのゼムリア大陸に」

 

「そう言う事だよレンちゃん」

 

「魔王の因子とゲネシスの力で・・・」

 

「まあね、ゲネシスがヴァン・アークライド達を友好世界のゼムリア大陸に来た以上ね」

 

「ちょっと待って今回ヴァン・アークライド達のタイムスリップにはゲネシスが原因なのね」

 

「そうだよ後ヴァン・アークライドの体内にある魔王の因子も関係あるかな」

 

「「どういう事だ」どういう事」

 

「今回タイムスリップして来た3人は元の時代では既に死んでたの。とあるデスゲームによってね。当然彼等の仲間も死んだの同じタイミングで」

 

「まさか魔王の因子がゲネシスを介してヴァン・アークライド達の生存する可能性が高い世界が、特殊遊撃部隊が関与したゼムリア大陸とういう事ね」

 

「未来から来た3人とこちらにいる筈の3人の運命をも変えた可能性があると直哉君mが言ってたから」

 

「つまり私達の特務支援課と言う立場でカルバート共和国に行くかも知れないしひょっとしたら出会うかも知れないから観察ですか?」

 

「そう言う事だよティオちゃん」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

獅童光と和実ゆい前編

お墓戦艦内・・・

 

「光さんこの買って来た食器達はここで良いんですか?」

 

「うんそこで良いよありがとうゆい」

 

「いえいえ私とコメコメも結果的には皆さんと居られるようになりましたけど」

 

「ローズマリーさんとあまねさんが心配?」

 

「はい」

 

ゆいがそう答える。

 

「一応貴女達は要保護者の立場だからね」

 

「要保護者」

 

「そうよ」

 

「「ああ、そう言えばそうだ」」

 

「そうです。まだトワの約束が有効となります」

 

「それじゃあ私は一緒に行っても良いんですね」

 

「ええ、ですがあまねさんは自分の世界と思っているので、何とか伝えれば良いんですが?」

 

「そうねならこうしましょう。ゆいはコメコメと一緒に特殊遊撃部隊と一緒に行きなさい」

 

「え、でもマリちゃんはどうするの?」

 

「私はあまねに付いて救出するわ」

 

「現状ではそれが一番でしょうね。正直あまねさんに割く時間が無いですから」

 

「直哉さん」

 

「とりあえず今の生活を捨てる事を選べなかったので3人にはすみませんが邪魔はしないで貰えますね」

 

「「「はい」」」

 

「まもなくゆいさんとローズマリーさんがこちらに来るので、それまでゆっくりしてて下さいね」

 

「他の人達に伝えますが、特殊遊撃部隊は次の目的地にもうすぐ出発するので準備をしておいてくださいね」

 

直哉がその場にいる全員に伝える。

 

「マリちゃんと直哉さんが動いてくれたから私とコメコメはここにいるんです」

 

「そっかーー」

 

「光さんの方も離れてるんですよね。仲間と?」

 

「うん私の場合は気がついたら融合世界にいた感じだから」

 

「そうなんですか?」

 

「ええーーこれはどういう状況」

 

「ラビーー」

 

のどかとラビリンが直哉の助けてという言葉を聞き行くと直哉が守護者の人に抱き枕状態になっていた。

 

 

「苦しい――のどかちゃん助けて―――」

 

 

 

「うん少し待ってね直哉君」

 

 

暫くして・・・

 

 

「はあ、はあ、助かった」

 

 

「それでも直哉君どうしてあんな格好になったの?」

 

 

「それは・・封印儀式が終わり目覚める筈がなかなか起きてこないので、台座まで言ったら、僕を抱き枕にしてしまったんですよ。獅童光ちゃんは」

 

 

「それで光ちゃんは起きた?」

 

 

「それがあれだけ騒いで助けてもらったんですけど、一向に起きる気配がないんです」

 

 

「「ええーー」ラビ」

 

 

「こちらで行う儀式は間違いなく正常に作動をしたので獅童光ちゃんの覚醒を邪魔する力がどこかにあるのでしょうね」

 

 

「ならここを出て現況を捜さないと」

 

 

「それは出来ません。のどかさんこの部屋で儀式をした以上僕達全員獅童光ちゃんが目覚めない限り僕達はこの部屋から出る事は出来ないので」

 

「「ええーーー」」

 

 

「それ聞いてないよ」

 

 

「僕もこの事態は初めてですよ。自分が守護者を起こすと言う事は」

 

 

「「はっそう言えば」」

 

 

「恐らくですけど守護者を起こすという設定にしたのは、トワさんだと思いますよ」

 

「そうよ、直哉でもこれは守護者の安全を考慮してなのよ」

 

 

その時トワの声が室内に流れてきた。

 

「トワさんそれはどういうことですか?」

 

のどかがトワに聞く。

 

「最近の融合世界はいろんな意味で不安定なのよ」

 

「それでこれからも様々な守護者を連れてこないとまずい状況になるかもしれないでしょう」

 

「うん私が融合世界に来た時にそう言うトラブルが起きてね」

 

「大変でしたね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

獅童光と和実ゆい後編

「トワさんそれはどういうことですか?」

 

のどかがトワに聞く。

 

「最近の融合世界はいろんな意味で不安定なのよ」

 

「それでこれからも様々な守護者を連れてこないとまずい状況になるかもしれないでしょう」

 

「うん私が融合世界に来た時にそう言うトラブルが起きてね」

 

「大変でしたね」

 

「そう言うゆいこそどうやって融合世界に?」

 

「ああ、それは・・・まずマリちゃんと合流した時から話しますね」

「ローズマリーさん貴女達が特殊遊撃部隊の協力者になる場合本来なら遭遇しない存在とも場合によっては戦う事をお願いするかもしれませんよ」

 

「まあ、どうしても無理ならば、今管理者の神殿にいる仲間と一緒に17番目のプリキュアの世界に戻るまでトワが面倒を見ますが」

 

「ちょっと何言ってんの直哉」

 

トワが直哉の言葉に戸惑う。

 

「あらそれも良いわね。そそるわねでも私は元の世界に戻るまでは、特殊遊撃部隊の協力者になるわよ」

 

「・・・わかりました。ローズマリーさんよろしくお願いいたします」

 

「ふう、どうやら纏まったわね。直哉数日後に響とまなつ達を連れてシンフォギア世界に行ってくれない?」

 

「この経緯で、ローズマリーは私達の協力者として貴方達の世界へ帰還するまでの間までやってくれるんだけど和実ゆい貴女はどうする?」

 

「え」

 

「勿論この答えによって和実ゆいやコメコメに対する扱いは変わる事は無いから安心して」

 

「あのトワさん協力しないって決めたらどうなるんですか?」

 

「そうね、その時は管理者の神殿にずっと貴女の世界に戻れるまでいて貰う事になるわね」

 

「一応貴女達は要保護者の立場だからね」

 

「要保護者」

 

「そうよ」

 

「そう言う話を聞いてマリちゃんが手伝うんだったら私もと思って言ったんです」

 

「成程、ねえゆいが答えにくいなら言わなくても良いけどあのオイシーナタウンが違うと知った時はショックだった?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「いえ、違うわね恐らく、融合世界のすこやか市ともう1つのすこやか市と同じなのかも知れないわね」

 

「つまりここねさんとらんさんは今いるオイシーナタウン出身でゆいさんとローズマリーさんにあまねさんが原作世界のオイシーナタウンから来たと言う事ですか?」

 

「恐らくそう言う事だと思うわ」

 

「でもそう考えるとゆいさんの違和感とローズマリーさんの記憶の年数の違いがあったとしても納得が出来ますし」

 

でもここが裏のオイシーナタウンとしてもローズマリーさんにゆいさんやあまねさんのもう1人は一体どこにいるのでしょうね?」

 

「「確かに」」

 

「この話を聞いた時何となくそうじゃないかなあと思っていたので大きなショックはなかったですね」

 

「逆に裏のオイシーナタウンで良かったと思います。ここねさんとらんさんが少し違って見えたので、自分が知るここねちゃんとらんちゃんとは」

 

「ああ、仕草の微妙な違いでの違和感がゆいには感じたんだね?」

 

「そうですねって、遅いですね飛鳥ちゃん達とまなつちゃん達とミュウミュウ世界の人達」

 

「言われたらそうだね、でも何かあれば連絡があるから大丈夫と思うよ」

 

獅童光がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

双子とミュウミュウとプリキュア前編

「「ここが異世界」」

 

「そうだよ。ゼムリア大陸ていう大陸にあるリベール王国だよ」

 

「そうだよねまなつちゃん?」

 

「はいそうですよいちごさん」

 

「はあ、いちごですからあまり期待はしてなかったですけどまさか年下の子達に聞くなんて」

 

「別にいいでしょう?異世界暮らしに関してはまなつちゃん達が長いんだし」

 

その頃双子と陵は・・・

 

「ちょっといいか2人共」「出てこいゼッタイヤラネーダ」

 

そう言う声が聞こえたのでまなつ達が急いで行くとそこには・・・」

 

「皆行くよ」

 

「「「ええ」」・・・」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「今日も元気だ!」

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「「「「お母さん達がプリキュアにへんしんしたーー」」」」

 

「皆落ち着いてこれは多分魔王の因子とゲネシスの改変の影響よ」

 

映像停止・・・

 

「成程な、この組は魔王の因子ゲネシスの改変で何かを失った事の経験をした組と言う訳か」

 

「はいそれと、3組いるプリキュア達を分散させたかったんだと思いますよ」

 

「何でだ?そんな事しなくても良いと思うが・・・」

 

「普通ならそうなんですが・・・」

 

「直哉さんが通信繋げたままにしてくれてたんです」

 

 

「ええ、猟兵団とは違うかも知れませんが、リベール王国には協力者が多いので、リベール王国や西ゼムリア大陸の今後を考えるとこういう形を見せておく事が必要だと思いまして」

 

「成程確かに、最近は異世界の影響を受けてエレポニア帝国もカルバート共和国も不穏な感じですから、こう言う警戒も必要なんでしょうね。悲しいですが」

 

「おばあ様」

 

「それで女王様。エレポニア帝国の調査隊についてはどうなってますか?」

 

「ああ、その件についてはいくつかの囮用の調査部隊を使って主に特殊遊撃部隊を重点に調査をしようとしているようです」

 

「成程、カルバート共和国は自国にヴァン・アークライドさん達がいると思って捜索をしているが、ギリアス・オズボーンさんが率いるエレポニア帝国は特殊遊撃部隊を調べる事で、ヴァン・アークライドさん達の事を知ろうとしているですね」

 

「エレポニア帝国とカルバート共和国がこういう動きを見せているので特殊遊撃部隊の戦力を分散させています」

 

「それに私達もいちごさん達には変身させるなと言われてますから」

 

薫がそう言う。

 

そして白銀が思い出す。

 

「白銀」

 

「ああ、貴方が動物の力の生存本能をミュウミュウと言う力に変えて桃宮さんを含めた5人に打ち込んだ本人ですね」

 

「お前何で知ってやがる」

 

「それは僕もあの動物園にいたんですよ。そこにいる桃宮さんとね最もデート中はいませんがね」

 

「そうなんですか直哉さん」

 

「ええ、そうですよ僕がこの世界に来たのは調査の為でした」

 

!!させたものを

 

「お前この世界に来ただと!!お前は別の世界の人間なのか?」

 

「そうですよ。ただそれはこちらの世界認識ではと言う事になるでしょうけど」

 

「どういう事だよ」

 

「成程ミュウミュウ世界の住人は、落ち着きがないですね。そんなに落ち着きがないと組織の長は務まりませんよ」

 

「お前に関係ないだろう」

 

「それは事実ですね、貴方達が動物の力の一部を使いあのネズミを凶暴化させたものを倒していたのも僕には関係ありませんね」

 

「ですが、動物の力に適合者だからと言って本人に説明をせずにいきなり戦わせるのは間違いですよね」

 

「直哉さん確かに、直哉さんの言う通り白銀は、私に説明をしてくれたので納得してますから」

 

「そうですか?それなら良いですけど、そこにいるお嬢様は桃宮さんさんが覚醒せずに変身しなかった場合の事も考えてますか?」

 

「そして私達はミュウミュウの力を行使しすぎると、どうなるかも聞いているので」

 

飛鳥がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

双子とミュウミュウとプリキュア後編

 

「直哉さん確かに、直哉さんの言う通り白銀は、私に説明をしてくれたので納得してますから」

 

「そうですか?それなら良いですけど、そこにいるお嬢様や桃宮さんが覚醒せずに変身しなかった場合の事も考えてますか?」

 

「そして私達はミュウミュウの力を行使しすぎると、どうなるかも聞いているので」

 

飛鳥がそう言う。

 

「そうかお前達も知ってるんだな?」

 

「ええ、ミュウミュウの力を使い過ぎると適応した動物になる可能性があると」

 

「そうその通りだ。俺としては地球をエイリアンから守るにはミュウミュウの力に頼るしかないん状況だったから」

 

「ええ、聞いてますよ」

 

「これから言う事は完全に余計なお世話と思われるでしょうが、せめて桃宮さんの両親に貴方が、このカフェで桃宮さんがバイトをする事になった理由を話した方が良いと思いますよ。ミュウミュウだからバイトをさせているではなくね」

 

「確かにな娘が勝手にバイトを無断でしていると思われるのは、気分が悪いな」

 

「それにミュウミュウの活動が昼だけとは限らないのでしょう?」

 

「そうだが・・・」

 

「せめてその辺を白銀さんがカバーすればこれから合流する人達の環境を整えると、良いバイト先と思われると思いますよ」

 

「本当に余計なお世話ですわ。大体貴方は何者ですか」

 

「ミント」

 

「やめろミント」

 

「一応貴方達と直哉さんとのやり取りは聞いてますが、ミュウミュウの力を与えた後の対応が悪かったと聞いています」

 

「やはりお前達もそう思うか?」

 

「「いえ、私達はそう言う事を言う資格がないですし、実際に・・・」

 

「直哉君これが動物の力の意味なんだね」

 

「しかしこれは・・・私達とビョーゲンズに似てますね立場が」

 

「確かにそうですね、絶滅危惧種の動物の力の因子を適合者に打ち込みミュウミュウと言う戦士に変身させ怪物を浄化させると言う行動までもが似ていましたね」

 

「そうですねただこの世界のナノビョーゲンは媒体にした生物を凶暴にさせるようですね」

 

「ええ、そのようですね今回はネズミの怪物でしたね」

 

「ただ・・・」

 

「それにあまり考えたくないですが、桃宮さんのデート自体がその者達に利用されている可能性もあります」

 

「「まさか、彼女が動物の力の適合者だから?」

 

「ええ、その可能性があります」

 

「ただ桃宮さんのデート相手が適合者の可能性も出てくるので」

 

「「「ああ、そうだよね」」」

 

「予想した通り桃宮さんは、ミュウミュウにされるためにこの動物園に誘導されたようでしたね」

 

「うん、何も知らないまま戦いをさせられるなんて酷い」

 

「確かにそうかもしれませんね、だけどそれが現実なんですよ」

 

「あのタイミングでいちごさんがミュウミュウの力に覚醒して無ければ死んでたでしょうからね」

 

「時と場合ですよね、エイリアンとの戦いに備えていたら融合世界を知りそして魔王の因子とゲネシスの改変によって・・・」

 

「この予定でしたが、白銀さんと赤坂さんとミュウミュウの皆さん今からこの簡易ゲートで管理者の神殿に行きましょう」

 

「「「ええ――」」」

 

「何で皆で行く必要があるんです?」

 

れたすが直哉に聞く。

 

「良いですか皆さん。いくら改変をしようと通常なら登場人物その者を消すと言う事はミュウミュウ世界は本来あるべき流れから逸脱してしまうんです」

 

「「「ええ――」」」

 

「成程私達がこの世界にいる事が別のIF世界に私達が巻き込まれる可能性があるんですね?」

 

「はいそうです」

 

「おい、圭一郎どういう事だよ?」

 

「良いですか皆さん直哉さんが言った事は簡単に言えば、直哉さんや特殊遊撃部隊がこの世界から離れた直後からIFの世界に切り替える可能性があるんです」

 

「ええ――でも直哉さんの言った世界はそんな事になっていませんでしたよ」

 

「はっまさか・・・この事態の原因は」

 

「ああ、それは・・・恐らくいちごの想い人である青山の存在が消えた事による修正のせいだろうな」

 

「そんな・・・」

 

「直哉このままこの世界にいたらどうなる?」

 

「可能性の話になりますが青山さんの存在しない世界の住人となり当然僕や特殊遊撃部隊と関わった記憶は全て消えるでしょうね」

 

「そして新たなミュウミュウ世界の鏡の世界になる可能性があります」

 

「そうか・・・最後に後2人のミュウミュウは影響を受ける事はないんだな?」

 

「ええ、僕の上司達もこの世界の異変に気がつき皆さんが特殊遊撃部隊と一緒に避難すれば、IF世界にならないように動いてくれると思うので」

 

「成程そう言う処置をするのに俺達がいると出来ないんだな?」

 

「そう言う事ですよ。世界を一時的にとは言え封印状態にするので」

 

「「「「「世界を封印ーーー」」」」」

 

「ええ、そうですよ。それをしないとIF世界になるんですよね」

 

「直哉さんからそう言われたんですよね」

 

「ああ、そうだそしてトワ達に言われたよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

白銀陵と紫藤飛鳥

「ええ、僕の上司達もこの世界の異変に気がつき皆さんが特殊遊撃部隊と一緒に避難すれば、IF世界にならないように動いてくれると思うので」

 

「成程そう言う処置をするのに俺達がいると出来ないんだな?」

 

「そう言う事ですよ。世界を一時的にとは言え封印状態にするので」

 

「「「「「世界を封印ーーー」」」」」

 

「ええ、そうですよ。それをしないとIF世界になるんですよね」

 

「直哉さんからそう言われたんですよね」

 

「ああ、そうだそしてトワ達に言われたよ」

 

「ええ、そうなのよそうすると封印して修復するよりもIF世界にした後にその世界を新たにミュウミュウ世界にするかもう1つのすこやか市のようにするかの方が、確実と思うけど?」

 

「確かにその方がいいかもしれません。彼女達の気持ちを無視するのであれば」

 

「そうなのよね結局は生きていた世界が消える事には変わらないからね」

 

「それにな、魔王の因子とゲネシスの改変によって本当にIF世界が誕生するかも確実とは言えないしな」

 

「そうだね、むしろこれはチャンスなんだよね融合世界の管理をしている私達4人にとってはね」

 

レイとイヨがそれぞれ言う。

 

「そうね当事者であるミュウミュウ世界の人間には悪いけど魔王の因子とゲネシスによって改変された世界の滅びを見る事で、他に改変をされた世界を救う手段が見つかるかもしれないしね」

 

「でもそれって結局助けないって言ってますよね」

 

「そうね酷いと思われるかもだけど」

 

「世界を見る私達だからこそ時には助ける事をしないでその行方を見る事も必要と思わないとやってはいけないもの」

 

「それが魔王の因子とゲネシスによって改変を受けた世界でもね」

 

「やはり俺達の世界は救えないのか?」

 

「ええ、ごめんなさい」

 

「そして白銀達を助けたのは偶然なの」

 

「そこまで言われたからなはっきりとな」

 

「恨んでますかトワさん達を?」

 

「恨んでないと言えば嘘になるが・・・これに関しては助けて貰って感謝している」

 

「感謝ですか?」

 

「ああ、それは・・・カフェミュウミュウの営業体制に関しても俺と圭一郎はミュウミュウの力の得た人物を単純に雇えば良いと思っていただが・・・」

 

「これから言う事は完全に余計なお世話と思われるでしょうが、せめて桃宮さんの両親に貴方が、このカフェで桃宮さんがバイトをする事になった理由を話した方が良いと思いますよ。ミュウミュウだからバイトをさせているではなくね」

 

「確かにな娘が勝手にバイトを無断でしていると思われるのは、気分が悪いな」

 

「それにミュウミュウの活動が昼だけとは限らないのでしょう?」

 

「そうだが・・・」

 

「せめてその辺を白銀さんがカバーすればこれから合流する人達の環境を整えると、良いバイト先と思われると思いますよ」

 

「本当に余計なお世話ですわ。大体貴方は何者ですか」

 

「ミント」

 

「やめろミント」

 

「直哉にそう言われて気がついたんだ。確かにいちごやミントれたすの3人は学生だから少なくともバイトをするには親の許可がなければさせない学校もあると言う事にな」

 

「確かにそうですねミュウミュウとしての戦いが終われば彼女達は日常生活に戻るのですからね。そちらの方面も出来る限りサポートするべきでしょうね」

 

「まあ、私達の世界やもう1つの融合世界のように戦いが日常と共存する世界ではなさそうですしね、ミュウミュウ世界は」

 

飛鳥がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第38章 第4部 特殊遊撃部隊の仲間集結編
女王との謁見後の直哉


「とりあえずはお互いの情報を交換は出来たけど・・・」

 

「それで女王様。エレポニア帝国の調査隊についてはどうなってますか?」

 

「ああ、その件についてはいくつかの囮用の調査部隊を使って主に特殊遊撃部隊を重点に調査をしようとしているようです」

 

「成程、カルバート共和国は自国にヴァン・アークライドさん達がいると思って捜索をしているが、ギリアス・オズボーンさんが率いるエレポニア帝国は特殊遊撃部隊を調べる事で、ヴァン・アークライドさん達の事を知ろうとしているですね」

 

「エレポニア帝国は、あくまで特殊遊撃部隊を危険視するのはイシュメルガの関連である程度予測で来てたから良いけど」

 

「ええ、それにヴァン・アークライドさんの意識が回復しない理由として考えられる原因は・・・恐らくですが融合世界や友好世界を巻き込んだ魔王の因子とゲネシスの改変が原因と考えています」

 

!!

 

「「まさかそう繋がるんですか?」」

 

アリシア女王とクローゼ姫は直哉の説明に驚きを隠せないでいた。

 

「そしてグレンデル化は、現時点でですが魔王の因子に何らかの関係があると考えていますが、現状ヴァン・アークライドさんの意識が無い状態が続いているのでその問題が進むのは、ヴァン・アークライドさんが目覚めた時でしょうね」

 

「自分の予測に女王やクローゼ姫も驚いていたなあ」

 

「言った自分でさえその可能性に気がついた時は驚いたけどまさか・・・双子世界と同様に」

 

「ゼムリア大陸も2度の改変を受けていたのかも知れないと言う事実に」

 

「まず1つ目は・・・」

 

「はやてさんの闇の書、プリキュア達の絆、もう1人ののどかさんの恐怖の一部の夢、そしてまなつちゃん達の本来の時間が魔王の因子とゲネシスが起こした改変によって各世界はそれが当たり前になっているから厄介なんですよね」

 

「そうねでも直哉本当にどうするの?桃宮いちごが改変されたとわかった場合」

 

エステルが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・僕が一旦管理者の神殿に行き報告するのでその間皆さんは念の為に待機していてください」

 

「そう言う理由で僕達はミュウミュウ世界での改変を受けたのは桃宮いちごさんと考えていますが、いちごさんどうですか?」

 

「私は・・・私は・・・青山君が元から居なかった事には出来ないよーー」

 

「成程そう言う事ですか、つまりミュウミュウ世界の改変はいちごさんの恋愛の対象の消失といちごさん以外の人間からの青山さんの記憶の消失が改変を受けた結果ですか?」

 

「この時に未来から来た3人も含めた存在を定着させる事、2つ目が・・・考えたくない予測なんだけど」

 

「旦那戻りましたぜ」

 

「レスターご苦労だったそれでどうだった?カルバート共和国共和国で起きた奇妙な事件は?」

 

「それがですね不思議なんすよ。確かに謎のモンスターがカルバート共和国のクレイユ村で発見されて数時間後には謎のモンスターを見た筈のクレイユ村の住人の記憶が無かったんですよね」

 

「何!!住人の記憶が?」

 

「はい、カルバート共和国側では集団催眠を受けたと言う事にしたみたいです」

 

「成程確かに謎のモンスターがいると公表するよりは国民の信用度は上がるな」

 

「ええ、ですがカルバート共和国側も目撃者達が全滅状態なので調査は難航しているみたいですね」

 

「そうだろうなどちらにしても我々の計画の妨げになるような事になれば色々動かねばな」

 

「現状ではそう言う事をしなければいけない状況にはなりそうも無いですけどね」

 

「何一応の備えとしてだがな」

 

「そうすっか、もう1つの報告ですが、リィン・シュバルツァーがトールズ士官学校にに無事入学した様ですよ」

 

「そうか、報告ご苦労下がっていいぞレスター」

 

「へいへい」

 

そう言いながらレスターと言う青年は部屋を出た。

 

「エレポニア帝国とイシュメルガに敢えて自分の存在を知らせている様に見えるんだよな」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉を監視する者達

「その結果が今の特殊遊撃部隊やリベール王国の状況だとすれば・・・」

 

「今も僕の事を見ているかも知れないな」

 

「まあ、いいか響さんに頼んだ件は上手く行ったみたいだし」

 

そう言い直哉は映像を見る。

 

「特殊遊撃部隊だけではエレポニア帝国の調査隊に紅い星座が特殊遊撃部隊に協力していると見せればギリアス・オズボーンさんが特殊遊撃部隊とリベール王国への調査をやめると思うので、その手伝いをして欲しいんです」

 

「成程な」

 

「確かに俺達が現れたらそれはそれでエレポニア帝国の連中は驚くだろうが良いのか?」

 

「関係に気がつかれる可能性があるが・・・」

 

「大丈夫ですよ私達はエレポニア帝国がした事をするんで」

 

「ああ、成程エレポニア帝国も秘密裏に俺達紅い星座と契約した本当の理由を知っている特殊遊撃部隊だからこそ使える手段と言う事か」

 

「ええ、リベール王国が雇えない猟兵団を一時的に特殊遊撃部隊の部隊として使うと言う形にすれば猟兵団ではないと言える形が取れますしね」

 

「それに紅い星座も違うタイプの戦いが経験できますし」

 

「シャーリィーも特殊遊撃部隊として戦いたいとも言ってたが・・・響本当に調査隊だけと戦うだけで済むと思ってるか?」

 

「いえ、まだ確証はありませんが異世界からの介入はあると思っていて下さい」

 

「異世界からの介入か楽しみだぜ」

 

「もう介入あり前提で考えないで下さいよ」

 

「ああ、すまんすまん」

 

「それでは特殊遊撃部隊からの依頼はを受けてくれます?」

 

「ああ、受けるぜ響」

 

「わかりました。直哉君にそう伝えておきます。現状はリベール王国には紅い星座との繋がりは伝えてないと思うのでそのつもりでいて下さい」

 

「ああ、わかった」

 

「さてと、エレポニア帝国の調査部隊の一部が僕を見ているけどまあ仕方ないかな」

 

「このままローズマリーさん達を迎えに行くかな」

 

そう言って直哉は、直哉を監視する者達の前から消えたのだった。

 

「隊長大変です」

 

「何だどうした?」

 

「我々の調査対象が忽然と姿を消しました」

 

「はあ、何を言っているんだお前は、人間が消えるなんてありえんだろう」

 

そう言う一連のやり取りがエレポニア帝国の調査隊の中で行われたのだった。

 

時を戻して・・・

 

「そうです。まだトワの約束が有効となります」

 

「それじゃあ私は一緒に行っても良いんですね」

 

「ええ、ですがあまねさんは自分の世界と思っているので、何とか伝えれば良いんですが?」

 

「そうねならこうしましょう。ゆいはコメコメと一緒に特殊遊撃部隊と一緒に行きなさい」

 

「え、でもマリちゃんはどうするの?」

 

「私はあまねに付いて救出するわ」

 

「現状ではそれが一番でしょうね。正直あまねさんに割く時間が無いですから」

 

「直哉さん」

 

「とりあえず今の生活を捨てる事を選べなかったので3人にはすみませんが邪魔はしないで貰えますね」

 

「「「はい」」」

 

「まもなくゆいさんとローズマリーさんがこちらに来るので、それまでゆっくりしてて下さいね」

 

「他の人達に伝えますが、特殊遊撃部隊は次の目的地にもうすぐ出発するので準備をしておいてくださいね」

 

特殊遊撃部隊が裏のオイシーナタウンから移動後の少ししてのあまねとローズマリーは・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

あまねとローズマリーの話し合い前編

「なっここはゆいや私とマリちゃんにとっては別の世界なのか?」

 

「そうよあまね、特殊遊撃部隊はここの事を裏のオイシーナタウンと言ってるわ」

 

「裏のオイシーナタウン」

 

「そうよこれは別の世界の時の映像だけど見て欲しいわ」

 

「ええ、そうです。ですが今貴方達の世界が原作世界つまり表の世界から来たのならそう言う扱いになりますね」

 

「表の世界から来た人もいるの?」

 

「ええ、いますね。事故で自分の世界ごと来た場合もありますから」

 

「「「「「ええーー」」」」

 

 

「どうやらアスミの言う事があってるかもね?のどか16番目のプリキュアの世界を見つけたわ」

 

 

「「「トワさん本当ですか?」」」

 

「ええ、別口で調べたら漸く見つけたわ」

 

「別口とは?」

 

「紫藤隼人の痕跡を改めて調べたら飛鳥と薫と交っていた未知の世界があったのよ」

 

「「「ええーー」」」

 

「「「隼人さんが16番目のプリキュアの世界にーーー」」」

 

 

「確かにあの人も世界を移動出来るけど、どうしてその世界に?」

 

「どうやら隼人はその世界で敵の幹部してるみたいね、その頃に新生帝国華撃団と飛鳥達がその世界に漂着したみたいね」

 

「そこまでがわかった所よ」

 

「それじゃあ。私達は隼人さんと戦うんですか?直哉君の叔父さんなのに」

 

「のどか待ってもしかしたら隼人さんの力を敵が利用していると言う可能性もあるのよ」

 

映像終了・・・

 

「マリちゃんこれはどういう事?16番目のプリキュア達はまさか・・・」

 

「そうよ16番目のプリキュア達はまなつ達の事よ」

 

!!

 

「あの子達が表の世界つまり原作世界から来たのか、融合世界に」

 

「ええ、そう言う事になるわ。私達3人とは違い彼女達は世界ごと来たようね」

 

「だからこそあそこまで厳しく言ってたのか」

 

あまねが思い出す。

 

「もういい加減私達の事認めてよ」

 

「そうだ、それにオイシーナタウンでの調査するなら協力してやればいいじゃないか?」

 

「そういう事に拘っている時点で駄目なのよ」

 

「どういう事?」

 

「良い本来なら私達は出会う筈のない出会いをしたのはわかってるわね」

 

「ああ、それは・・・わかってるだからこそ手伝いたいんだ」

 

「へえ、あまねて言ってったわね」

 

「ああ」

 

「貴女一時的にとは言え、敵として私達がお世話になっている世界に襲撃してたわよね」

 

「それは・・・」

 

「まあ、その辺の問題は17番目のプリキュア達に任せるけど・・・」

 

 

「良いわよ。プレシャスレシピッピが2体捕まってるけど何とか、プレシャスだけでも行けそうね」

 

「ジェントルレシピッピを返して貰うよ」

 

「ふん、お前達もう勝った気でいるのか?」

 

「「どういう事よ」」

 

「私は、お前達がこのフィールドを作るのを待っていたのだ。キュアプレシャスに確実に勝つ為に」

 

「行きなさいナノビョーゲン」

 

!!

 

「そ、それは・・・」

 

ジェントルがそう言い放たれたナノビョーゲンに感染された岩が、メガビョーゲンに進化した。

 

「あはは、どうだこのメガビョーゲンを浄化出来るプリキュアはこのフィールドをの中にはいないぞ。どうするプリキュア?」

 

「どうしょうマリちゃん?」

 

「困ったわこのままだとどちらか一方しか浄化が出来ないわ」

 

「その心配はないラビ」

 

「安心するペン」

 

「岩型のメガビョーゲンは俺達に任せろニャン」

 

!!

 

「なっお前達がどうしてこのフィールド内にいるキュアグレース達」

 

ジェントルが怒りの感情をぶつける。

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

「あれれ、私達貴女と直接会うの初めてなのに?どうして名前を知ってるのかな?」

 

スパークルがジェントルに聞く。

 

「確かに私はジェントルーとして融合世界に迷惑をかけたが、私を解放させてくれたのは今いる世界のプリキュア達なんだ」

 

「マリちゃん私はどうしたらいいんだ?」

 

「あまね・・・」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

あまねとローズマリーの話し合い中編

「確かに私はジェントルーとして融合世界に迷惑をかけたが、私を解放させてくれたのは今いる世界のプリキュア達なんだ」

 

「マリちゃん私はどうしたらいいんだ?」

 

「あまね・・・」

 

「そうね、あまねにとって表とか裏のオイシーナタウンとか関係ないわよね、わかったわ。貴女はここにいて良いわ」

 

「マリちゃんどういう意味だ?」

 

「実はね・・・」

 

「一応貴女達は要保護者の立場だからね」

 

「要保護者」

 

「そうよ」

 

「「ああ、そう言えばそうだ」」

 

「そうです。まだトワの約束が有効となります」

 

「それじゃあ私は一緒に行っても良いんですね」

 

「ええ、ですがあまねさんは自分の世界と思っているので、何とか伝えれば良いんですが?」

 

「そうねならこうしましょう。ゆいはコメコメと一緒に特殊遊撃部隊と一緒に行きなさい」

 

「え、でもマリちゃんはどうするの?」

 

「私はあまねに付いて救出するわ」

 

「現状ではそれが一番でしょうね。正直あまねさんに割く時間が無いですから」

 

「直哉さん」

 

「私はそう言う理由であまねに付いていたの。あまねはゆいとこの私と原作世界から来た仲間としてね」

 

「そうだったのか、じゃあゆいは特殊遊撃部隊を信じたのか?」

 

「ゆいの場合はあまねとは違うのよ」

 

「「いえ私達は普通の女の子にしか見えませんね。ただ妖精と言っていいのかわかりませんがあの要請を見ると無性におにぎりとかご飯系を食べたくなりました」

 

「え、そうなの?飛鳥ちゃんと薫ちゃん」

 

「そうですよ。兄さん」

 

「直哉さんはそうならなかったの?」

 

薫が直哉に聞く。

 

「うん、多分ヒーリングガーデンやバテデモーダの関連で、分類的には人間だけどその関連で効果が無いんだと思う」

 

「不幸か幸かわからないけど」

 

「「成程」」

 

「ただ僕としては、この2人は新たなプリキュアの関係者だと思うよ」

 

「ええ、私もそう睨んでるわ。少なくともワイズマンの言葉をそのまま信じるわけにはいかないけどね」

 

「「あああれですか?」」

 

「ゆいとコメコメは最初に融合世界の神様によって助けられたの」

 

「え、神に」

 

「そうよそして・・・」

「この経緯で、ローズマリーは私達の協力者として貴方達の世界へ帰還するまでの間までやってくれるんだけど和実ゆい貴女はどうする?」

 

「え」

 

「勿論この答えによって和実ゆいやコメコメに対する扱いは変わる事は無いから安心して」

 

「あのトワさん協力しないって決めたらどうなるんですか?」

 

「そうね、その時は管理者の神殿にずっと貴女の世界に戻れるまでいて貰う事になるわね」

 

「一応貴女達は要保護者の立場だからね」

 

「要保護者」

 

「そうよ」

 

「貴女達は自分達の意思で融合世界に来た訳ではないのがわかってるから保護対象として自分達の世界に戻る時まで私達が面倒みるわよ」

 

「そうなんですか?それじゃああの大勢のプリキュアに会う事は出来ますか?」

 

「それは無理ね、彼女達のいる場所には彼女達の敵がいるからね」

 

「ええ――そうなんですか?」

 

「ええ、そうよ和実ゆい貴女がいるこの世界が融合世界の中で安全な世界なのよ」

 

「わかりました。トワさん私マリちゃんと一緒に融合世界の為にお手伝いをします」

 

「ゆい良いの?」

 

「うん良いよ。マリちゃんそれに私達の敵ブンドル団も融合世界に来てるかもしれないし、それに私とコメコメを助けてくれたトワさん達にもお礼をしたいしね」

 

「・・・そうね」

 

「そう言う訳でして私とマリちゃんはトワさん達のお仕事を手伝います」

 

「・・・和実ゆいそれが貴女達17番目のプリキュアの世界の総意で良いのね?」

 

「「「はい」」コメ」

 

「わかったわ・・・レイ直哉達はどうしてる?」

 

「ゆいはこういう経緯で特殊遊撃部隊に協力してるのよ。私もだけどね」

 

「成程あの人が言った言葉は事実だったのか」

 

「あの人」

 

「ああ、特殊遊撃部隊の総司令をしてる人だ」

 

「そうなのね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

あまねとローズマリーの話し合い後編

「わかったわ・・・レイ直哉達はどうしてる?」

 

「ゆいはこういう経緯で特殊遊撃部隊に協力してるのよ。私もだけどね」

 

「成程あの人が言った言葉は事実だったのか」

 

「あの人」

 

「ああ、特殊遊撃部隊の総司令をしてる人だ」

 

「そうなのね」

 

「あまね貴女がジェントルー時代にナノビョーゲンを使った事自体世界のバランスを乱す行為行為なのよ」

 

「本来すこやか市にはレシピッピは存在していなかったのにあれ以降レシピッピが存在するようになったのよ」

 

「ええ――別にいいじゃんいい事じゃん」

 

「すこやか市にとっては迷惑な事よ」

 

「別に私達には関係ないもん知らない街については」

 

「らん言い過ぎよ」

 

そうだジェントルー時代の私が原因だがその言い方は駄目だ」

 

「だって私達が悪いわけじゃないのに怒られなきゃいけないの」

 

らんが不満を漏らす。

 

「らんさんにとっては悪気が無くともすこやか市にレシピッピが生まれた以上は食のプリキュア達の役目を放棄したと見られますし」

 

「「成程」」

 

「ああ、こうしてプリキュア達と話をしていたら彼が来たんだ」

 

「はいはいとりあえず休憩時間ですよ皆」

 

「「「え、貴方は誰?」」」

 

「僕は今都合上本名は教えられないんだけど皆からは特殊遊撃部隊の司令と呼ばれたりしているよ」

 

「「「ええ――貴方が特殊遊撃部隊の司令官さん」

 

「え、直哉さんだよねあれ?」

 

「うん多分年齢を変えておじさんになってるんだと思う」

 

「ああ、そうだろうなそして名前を教えていないから何か考えがあるんだろうな」

 

まなつとみのりとあすかがそう言う。

 

「それで皆さんはここでも揉めてたんですね」

 

「「すみません」」

 

「らん達悪くないもん」

 

「ええ、皆さんは悪くありませんが貴女達が特殊遊撃部隊の仕事をした瞬間から貴女達が大切にしている家族の記憶が消えますけど良いんですね?」

 

「「「なっそんな」」」

 

「そのリスクを貴女達が背負えますか?」

 

「じゃあ私達が手伝えば家族は私達を忘れるんですか?」

 

「そう言う事です。世界のバランスを保つ為です」

 

「特殊遊撃部隊は、異邦人の集まりですのでね、今回の調査にしても貴女達との背lt食は予定のないイレギュラーだったんですよ」

 

「彼はそう言い切った。だから私はこの選択をしたんだ・・・それなのにこの世界は私にとって異世界とはな」

 

あまねがそう言い後悔をした。

 

「それではあまねさんは本当に全てを忘れ裏のオイシーナタウンの住人になりますか?」

 

「え、誰だ」

 

「あら、早かったのね花寺直哉君いえ、特殊遊撃部隊の総司令殿」

 

ローズマリーがそう言うと、12歳モードの直哉が現れた。

 

「は、馬鹿なマリちゃん。この子が特殊遊撃部隊の総司令な訳・・・馬鹿な」

 

あまねさんには12歳の直哉があの時あった総司令に見えていた。

 

「ああ、すみません。プリキュア世界やゼムリア大陸での仕事では12歳モードの方がやりやすいので」

 

「それではあの時名前を言わなかったのは?」

 

 

「「「え、貴方は誰?」」」

 

「僕は今都合上本名は教えられないんだけど皆からは特殊遊撃部隊の司令と呼ばれたりしているよ」

 

「「「ええ――貴方が特殊遊撃部隊の司令官さん」

 

「え、直哉さんだよねあれ?」

 

「うん多分年齢を変えておじさんになってるんだと思う」

 

「ああ、そうだろうなそして名前を教えていないから何か考えがあるんだろうな」

 

まなつとみのりとあすかがそう言う。

 

「それで皆さんはここでも揉めてたんですね」

 

「「すみません」」

 

「らん達悪くないもん」

 

「ええ、皆さんは悪くありませんが貴女達が特殊遊撃部隊の仕事をした瞬間から貴女達が大切にしている家族の記憶が消えますけど良いんですね?」

 

「「「なっそんな」」」

 

「そのリスクを貴女達が背負えますか?」

 

「じゃあ私達が手伝えば家族は私達を忘れるんですか?」

 

「そう言う事です。世界のバランスを保つ為です」

 

「あの時も言いましたが融合世界のバランスを保つには裏のオイシーナタウンに余計な情報を与えない為でしたから」

 

「それではあの時の姿は偽りなのか?」

 

「はいそうですよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉とあまね1 直哉が来た理由前編

 

「そのリスクを貴女達が背負えますか?」

 

「じゃあ私達が手伝えば家族は私達を忘れるんですか?」

 

「そう言う事です。世界のバランスを保つ為です」

 

「あの時も言いましたが融合世界のバランスを保つには裏のオイシーナタウンに余計な情報を与えない為でしたから」

 

「それではあの時の姿は偽りなのか?」

 

「はいそうですよ」

 

「その理由はあの時に言ったので省きますが」

 

「じゃあ、何のために現れた?」

 

「それは、ローズマリーさんの連絡を受けたからですよ。現状集まれる特殊遊撃部隊の協力者の中で集まっていないのはあまねさんとローズマリーさんだけですからね」

 

「なっ私とマリちゃん以外集まっているのか?」

 

「そうですね。別にあまねさんが合流したくないのであれば、貴女をブルーのもとに送りますよ」

 

「なっお前はブルーを知ってるのか?」

 

「まあ、立場上敵ですが場合により共闘もしますからね」

 

「これを見て下さい」

 

「わしが調べた範囲でわかった事だが怪盗らしき者が現れた後から料理の味が変わったと言う事だ」

 

「怪盗ですか?」

 

「そうだ」

 

「トワさん」

 

のどかがトワに言う。

 

「そうね、米田一基その怪盗は異世界の存在よ」

 

「「異世界の人間」ですって」

 

トワの言葉に驚く米田とエステルだった。

「ジェントルレシピッピを返して貰うよ」

 

「ふん、お前達もう勝った気でいるのか?」

 

「「どういう事よ」」

 

「私は、お前達がこのフィールドを作るのを待っていたのだ。キュアプレシャスに確実に勝つ為に」

 

「行きなさいナノビョーゲン」

 

!!

 

「そ、それは・・・」

 

ジェントルがそう言い放たれたナノビョーゲンに感染された岩が、メガビョーゲンに進化した。

 

「あはは、どうだこのメガビョーゲンを浄化出来るプリキュアはこのフィールドをの中にはいないぞ。どうするプリキュア?」

 

「どうしょうマリちゃん?」

 

「困ったわこのままだとどちらか一方しか浄化が出来ないわ」

 

「その心配はないラビ」

 

「安心するペン」

 

「岩型のメガビョーゲンは俺達に任せろニャン」

 

!!

 

「なっお前達がどうしてこのフィールド内にいるキュアグレース達」

 

ジェントルが怒りの感情をぶつける。

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

「あれれ、私達貴女と直接会うの初めてなのに?どうして名前を知ってるのかな?」

 

スパークルがジェントルに聞く。

 

「う、それは・・・」

 

「ともかく助かったわ。これで2体纏めての浄化が可能よ」

 

「この2つの映像を見てジェントルー時の貴女に協力していたのはブルーではないですか?」

 

「ああ、確かにそうだった」

 

「だが私は・・・」

 

「ええ、貴女はブンドル団の中で誰かに操られていたのでしょうね」

 

「「ええーー」」

 

「どうして直哉がその事を?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「どうやらキュアサマー達は、キュアプレシャス達のサポート役をするみたいですね。先輩プリキュアとして」

 

「直哉君私達もキュアプレシャス達のサポートしたらいけない?」

 

「のどかさんその言葉の意味わかってますか?今回何故まなつちゃん達をキュアプレシャス達と接触させて、のどかさん達にローズマリーさんに会うようにお願いしたのは・・・」

 

「この映像は歴史改変をされた世界の被害が少ない世界の映像ですが、改変を受けた物は、もうすぐ始まるイベントのキーアイテムなんですよ」

 

「何ですって!!そんな大事な物が改変の影響を受けたのね」

 

「そうなんです。改変の影響は、恐らくですが人やレシピッピにも影響が出てしまう可能性もないとは言い切れません」

 

「成程ね、そういう理由でオイシーナタウン出身ではない私が特殊遊撃部隊と連携する事でオイシーナタウンでの調査や改変の影響をもしゆい達が受けた場合それに対応すればいいのね?」

 

「ええ、そうですお願い出来ますか?」

 

「それは良いけど特殊遊撃部隊が来てるのもいわないほうがいいかしら?」

 

「そうですね基本的には秘密でお願いします」

 

「貴女達がまなつちゃん達と合流前に少し裏のオイシーナタウンのイベントの履歴を見たんですよ」

 

「イベントだとーー」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉とあまね1 直哉が来た理由後編

「成程ね、そういう理由でオイシーナタウン出身ではない私が特殊遊撃部隊と連携する事でオイシーナタウンでの調査や改変の影響をもしゆい達が受けた場合それに対応すればいいのね?」

 

「ええ、そうですお願い出来ますか?」

 

「それは良いけど特殊遊撃部隊が来てるのもいわないほうがいいかしら?」

 

「そうですね基本的には秘密でお願いします」

 

「貴女達がまなつちゃん達と合流前に少し裏のオイシーナタウンのイベントの履歴を見たんですよ」

 

「イベントだとーー」

 

「そうです僕達は融合世界に起きた出来事をイベントと言っています」

 

「何故だ戦いをゲームとして楽しんでいるのか?」

 

「それは違いますが、その理由を説明する前に融合世界世界の前に存在した4つの世界について説明する必要があるので」

 

「まず、ローズマリーさんはトワから融合世界について聞いていると思いますが、聞いてくださいね」

 

「原初の世界の管理者はヒミコと言う神で彼女の子供の1人が今の僕と同じような立場でした。その人物の名前は・・・米田健二と名乗り、原初世界を帝国華撃団と共に守っていたのですがある日を境に、米田健二は闇の存在となり原初の世界を滅ぼしてしまう事態になったんです」

 

「「何ですって!!」」

 

「馬鹿な人間が闇の存在になるとは」

 

「そして暫くの時が経ち再び神達は新たな世界を3つ作りそれぞれに7人世界、幼馴染世界、民間世界が誕生したんですが・・・なんと米田健二も復活してしまったんです」

 

!!

 

「ありえないわ復活するなんて」

 

「本来ならありえないんですが、7人世界の真宮寺直哉、幼馴染世界の紫藤直哉、民間世界の佐谷直哉の3人の体内にほんの僅かな米田健二と同じ細胞が使われていたんです」

 

「何てことだ」

 

「何それ最悪じゃない」

 

あまねとローズマリーがそれぞれ言う。

 

「そして米田健二は3つの世界に介入を始めまず佐谷直哉を吸収し民間世界を消滅させ、残りの2つの世界を互いに戦わせ消耗させた所で、7人世界と幼馴染世界を異世界に跳ばし米田健二は2人を吸収しようとしたその時4人の神達により全ての4つに関わる世界をリセットし1つの世界にしたんです」

 

「それが今の融合世界なのね」

 

「ええ、そうですそして新たなプリキュア世界を入れたそうです。これを見て下さい」

 

「そうか、ノヴァと言う子が来たことでトワさんの目的とは違う方向に直哉君が向くことにより中心世界の他の世界同様世界安定に向けての仕事をするからですか?」

 

「ええそうよ。のどか達には悪いけどここは直哉の精神を休ませる世界に私はしたいのよ」

 

「「成る程」」

 

「今まで飛鳥と薫の父親の頃から融合世界になるまでの間紫藤直哉と言う魂を休ませれる世界はなかったの、だけど前の世界で花寺のどかとラビリンと言うヒーリングアニマルと接していた紫藤直哉を見ると彼の魂の負担が軽減してたの」

 

「「ええーーそうなんですか」ラビーー」

 

「それにこれは貴女達の秘密にしててね、直哉は人間なのだけど基本はねでも貴女達の言葉で言えばエレメントさんと言っていいのよ」

 

「「ええーー直哉君がエレメントさん」ラビーー」

 

「ええそうよ。紫藤直哉のオリジナルは米田健二が作り出したわ。真宮寺直哉と共にね」

 

「だけどのどかとラビリンが知る二人の紫藤直哉は私とレイがその世界の一部の力を使って作り出したわ」

 

「世界の安定のためにですか?」

 

「ええそうよ。だから直哉の体内にメガ因子が入っても困らないように人間として作り出したわ」

 

!!

 

「直哉貴方は人間じゃないの?」

 

「いえ、ギリギリ人間ですよただ寿命と言う制限が無いだけなので」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉とあまね2

今回の話にはこちらでも掲載していた2作のキャラ達の話が回想として出て来ます。ご了承ください。


「だけどのどかとラビリンが知る二人の紫藤直哉は私とレイがその世界の一部の力を使って作り出したわ」

 

「世界の安定のためにですか?」

 

「ええそうよ。だから直哉の体内にメガ因子が入っても困らないように人間として作り出したわ」

 

!!

 

「直哉貴方は人間じゃないの?」

 

「いえ、ギリギリ人間ですよただ寿命と言う制限が無いだけなので」

 

「「寿命が無い?」」

 

「ええ、それについてもこちらを見て下さい」

 

「そう、僕達と僕達の敵の力を異世界で使うと、その世界のバランスが崩れるから、現地調査で最初はしっかり調べないと大変なんだよ」

 

 

「大変な事って?」

 

「そうだね例えばまなつちゃんとローラが、僕と出会って僕がこの世界のプリキュアになったとするよ」

 

「「嫌―――」ラビ」

 

「はい、のどかさん達静かにしてくださいね」

 

「「「「直哉さんが怖い」」」」

 

「なかなかの迫力ね直哉」

 

「世界のバランスはそんな些細な変化でも大きくなるんだよ」

 

「確かに私達は、まなつだったから部活にしろ。プリキュアにしても今までやってこれたもんな」

 

「そうだね」

 

「だね」

 

「みんな・・・」

 

「そう言う事を避ける為に現地調査をしっかりするんだ」

 

「直哉、私からの質問よ融合世界の平和と安定が実現したら貴方はどうなるの?」

 

「それは恐らく僕は死ぬでしょうね。その時が来たら」

 

!!

 

「「そんな」」

 

「あんたは本当にそれでいいの?」

 

「いいも悪いもそう言う条件の下で生まれた身ですし、場合によっては上司の気まぐれで、それを迎えても死ぬことは無いかもですけど」

 

「この映像は、まなつちゃん達に融合世界について説明している時です」

 

「ちょっと待ってくれ貴方は融合世界が平和になれば死ぬのか?」

 

「はいそうですよ。今の所は変更したと連絡を受けてないので」

 

「いやそうじゃない貴方の気持ちはどうなんだ?」

 

「僕は調停者として融合世界を含むそれぞれの世界のバランスやイベントに対しての乱入者を相手をするのが仕事ですからね」

 

「そんな個人の感情は僕が仕事をする上では邪魔になるので」

 

「そんな貴方には優しさはないのか?」

 

「ええ、ありませんね融合世界が優先ですから」

 

「ふざけるな、貴方は自分の管轄する世界だけなら良いのか?」

 

「そうですね。ですのでジェントルーだった貴女やローズマリーをこうして迎えに来てるんじゃないですか」

 

「貴女達は融合世界に現れたので、僕やトワ達が動いたんです」

 

「直哉質問良いかしら?どうしてそこまで本格的に参加しないの?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「これが幼馴染世界の紫藤直哉さんが7人世界の主人公との初の出会いでした」

 

「「「成程」」」

 

「なら、幼馴染世界の敵は、活動出来ずにいたのか?」

 

「7人世界の彼が来た事で?」

 

「ええ、そういう事になります。奏さん」

 

 

「迷惑な事だな」

 

「しかし彼等以外に、幼馴染世界のに来ていた敵もいますけど」

 

「「「何だと!!」」」

 

そして響は、少し早送りをした後再生した

 

来たか真宮寺姉弟、とこの世界の帝国華撃団」

 

「さあ覚悟は出来たな、殺してやるぞ

 

「行くわよ前鬼」

 

「おう」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

「うわあ前鬼君が大きくなったよ、直哉君」

 

「落ち着いてね。さくらちゃん」

 

「「超鬼神力、ヴァジュラマハル、サムスカーラ」」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「きゃあああ。前鬼君が、変身来たーこれで勝ったわ」

 

(なんか今回さくらちゃんが崩壊してる気がする)

 

そして、ついに悪霊憑依獣との最終決戦が始まろうとしていた。

 

「行くよお姉ちゃんZENKI」

 

「おう」

 

「行きましょう」

 

真双焔武は、ZENKI共に突撃した。

 

「さくらちゃん僕達も行こう」

 

「うん直哉君」

 

「「破邪剣征・桜花放神」」

 

「二つの必殺技が重なり悪霊憑依獣にぶつかる。

 

「グオオ。この程度のことで、我が敗れるのか」

 

二人の必殺技を受けた悪霊憑依獣京極は爆発を起こした。

 

映像終了・・・

 

「これは先程話をしていた7人世界のキャラと敵が幼馴染世界で大暴れしている時の物です」

 

「2人はこれを見て幼馴染世界の人間にしては迷惑と感じませんか?」

 

「「確かに」」

 

「ああ言う交流も良いと思いますが、その間本来進めるべきイベントや戦いを中断させないといけないんですよ」

 

「そんな無駄な介入は世界にとってもよくないと言う判断したんですよトワ達が」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉とあまね3 直哉の想いを聞く2人

「これは先程話をしていた7人世界のキャラと敵が幼馴染世界で大暴れしている時の物です」

 

「2人はこれを見て幼馴染世界の人間にしては迷惑と感じませんか?」

 

「「確かに」」

 

「ああ言う交流も良いと思いますが、その間本来進めるべきイベントや戦いを中断させないといけないんですよ」

 

「そんな無駄な介入は世界にとってもよくないと言う判断したんですよトワ達が」

 

「そう言う訳でして、今回の大規模改変関連で、あまねさんとゆいさんには早い段階での情報を開示する事が出来ずに申し訳ございませんでした」

 

直哉があまねに頭を下げる。

 

「あ、頭をあげてくれ確かに私は・・・」

 

「そう言う理由で手伝う事になったので、オイシーナタウンに戻るまで手伝って貰いオイシーナタウンに戻る時には、ゆいさんには記憶の封印をしたのですが、すでに解けたようですね」

 

「まあ、ゆいさんの件はお互いの了解を元にした事ですが貴女達3人の場合は違いますよね?」

 

「「「それは・・・」」」

 

「先程も言いましたが、今の生活を捨てる事が出来るのなら特殊遊撃部隊の仕事を手伝って構いませんよ」

 

「「「すみません今の生活を捨てる事は来ません」」」

 

「そうでしょうね皆さんならそう答えると思ってましたよ」

 

「「「え」」」

 

「とりあえず今の生活を捨てる事を選べなかったので3人にはすみませんが邪魔はしないで貰えますね」

 

「「「はい」」」

 

「まもなくゆいさんとローズマリーさんがこちらに来るので、それまでゆっくりしてて下さいね」

 

「貴方にそう言われショックを受けたが、先程の映像を見て私が裏のオイシーナタウンから逃げなけばそう言う事が起きたのだろう?」

 

「ええ、それは否定出来ません。僕としてもトワ達がどんな想いで融合世界を作り出したかを知っているので」

 

「一個人の希望より大多数の安全を優先しますよ」

 

「成程ね、直哉が・・・特殊遊撃部隊がどうして最低限の行動しかしないのかがわかったわ」

 

ローズマリーがそう言う。

 

「ええ、表と裏本来なら表の世界から3人は表の世界に帰還させないと融合世界に現れた裏のオイシーナタウンも近い内に存在が消えるでしょうから」

 

「何だって!!」

 

「良いですかあまねさん。基本的に融合世界に存在する世界は裏の世界となるんです」

 

「一部例外もありますが、基本的にはそう言う立場なんですよ」

 

「そして貴女達はジェントルーとキュアプレシャスと戦ってる時にこちらに跳ばされたとローズマリーさんから聞いているので、間違いなく3人は表世界つまり原作世界から来たと言えるでしょう」

 

「そして裏のオイシーナタウンとわかったのは・・・」

 

「それでも嫌です。直哉さん確かに直哉さんの言う通りにすればオイシーナタウンにとっては良い事かも知れませんけど私とマリちゃんにとっては、このオイシーナタウンは偽物なんです」

 

「え、それは本当ですか2人共?」

 

「ええ、本当よ」

 

「そしてそれぞれのエナジー妖精とゆいさんの学校の女の子達が融合世界に来たのは・・・そこにいる2人がプリキュアになってしまったからだと思います」

 

「「ええーー」何ですって」

 

「あの時僕は違和感を感じたんですよ」

 

「「違和感を?」」

 

「はい、過去ののどかさん達以降のプリキュアの歴史を調べていて気がついたのですが」

 

「大体敵の侵攻と同時にプリキュアの覚醒が起きてその敵達と戦う感じなのですが、失礼ですがオイシーナタウンの歴史を調べたらローズマリーさんと同じクッキングダムでしたかそこから数人がオイシーナタウンに来てるような記録がありましたよ」

 

「それも十数年前に」

 

「何ですって!!」

 

「もしこの事実が本当だとしたら・・・クッキングダムは異世界がある事を知りつつ秘密にしていたと言う事ですよね」

 

「そうね、良いように考えれば無用の接触を避ける為だと言われると言われそうね」

 

「でも過去にクッキングダムの人がオイシーナタウンに来ている以上その辺の調査は、ローズマリーさんに任せますね」

 

「了解よ」

 

「先程直哉が説明をしてくれたクッキングダムからの来訪者の記録では20年前なのよ」

 

「ええ――それでは僕が調べた調査は嘘と言う事ですか?」

 

「いえ、違うわね恐らく、融合世界のすこやか市ともう1つのすこやか市と同じなのかも知れないわね」

 

「つまりここねさんとらんさんは今いるオイシーナタウン出身でゆいさんとローズマリーさんにあまねさんが原作世界のオイシーナタウンから来たと言う事ですか?」

 

「恐らくそう言う事だと思うわ」

 

「ローズマリーさんとゆいさんが感じていた違和感です」

 

暫くして・・・

 

あまねは一時的に裏のオイシーナタウンから離れる決断をし、直哉は2人を連れてゼムリア大陸に帰還したのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

間章16 リベール王国の遊撃手協会編
その頃の遊撃手協会


直哉があまねたちを迎えに行ってる頃エステルとヨシュアは・・・

 

遊撃手協会グランゼル支部

 

「おい、エステルとヨシュアこれは一体どういう事だよ」

 

「落ち着いてよアガットこの一件は特殊遊撃部隊のお管轄関連だからまだ揃う前に話す事は出来ないのよ」

 

「チッじゃあこの一件は本来の流れから外れる事件なのかよ」

 

「そう言う事になるわ」

 

そして主要メンバー全員が揃いエステルとヨシュアがこの一件の始まりを話し出した。

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

直哉とアニエスはお互いにそう言った。

 

「そうは言ってもヴァン・アークライドの暴走状態を止めない事にはどうしょうもないわよ。直哉」

 

エステルがそう言う。

 

「「「「まさか未来から来た3人がこの一件の原因とは」」」

 

「それで特殊遊撃部隊はどう動くのでしょうか?」

 

「ああ、それは・・・現状では改変が融合世界全体に現れているけど・・・」

 

「レスターご苦労だったそれでどうだった?カルバート共和国共和国で起きた奇妙な事件は?」

 

「それがですね不思議なんすよ。確かに謎のモンスターがカルバート共和国のクレイユ村で発見されて数時間後には謎のモンスターを見た筈のクレイユ村の住人の記憶が無かったんですよね」

 

「何!!住人の記憶が?」

 

「はい、カルバート共和国側では集団催眠を受けたと言う事にしたみたいです」

 

「成程確かに謎のモンスターがいると公表するよりは国民の信用度は上がるな」

 

「ええ、ですがカルバート共和国側も目撃者達が全滅状態なので調査は難航しているみたいですね」

 

「そうだろうなどちらにしても我々の計画の妨げになるような事になれば色々動かねばな」

 

「現状ではそう言う事をしなければいけない状況にはなりそうも無いですけどね」

 

「このエレポニア帝国の動きによって特殊遊撃部隊が介入する理由が出来たとの事よ」

 

「「「「成程」」」」

 

「そして特殊遊撃部隊の上司も・・・」

 

「このクレイユ村村での調査をしようとしてるみたいね」

 

「成程、エレポニア帝国にしてみれば、クレイユ村の件が想定外の事態だからですか?」

 

「いえ、鉄血宰相ギリアス・オズボーンにとっては彼の知っている黒の書には存在しないからでしょうね」

 

「ああ、それは確かに・・・」

 

「まあ、イヨの報告を聞いてからいずれエレポニア帝国とカルバート共和国が動くとは思っていたけど想定よりギリアス・オズボーンがエレポニア帝国内の計画より優先した事に驚いてるけどね」

 

「こう言ったくらい想定外だったみたいね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

遊撃手協会としての会議1

「成程、エレポニア帝国にしてみれば、クレイユ村の件が想定外の事態だからですか?」

 

「いえ、鉄血宰相ギリアス・オズボーンにとっては彼の知っている黒の書には存在しないからでしょうね」

 

「ああ、それは確かに・・・」

 

「まあ、イヨの報告を聞いてからいずれエレポニア帝国とカルバート共和国が動くとは思っていたけど想定よりギリアス・オズボーンがエレポニア帝国内の計画より優先した事に驚いてるけどね」

 

「こう言ったくらい想定外だったみたいね」

 

「「「「成程」」」」

 

「エステルさんとヨシュアさんは特殊遊撃部隊として動くんですよね?」

 

「そう言う事になると思うわ。守護者の役割があるから」

 

「わかりました。では鉄血宰相の目的は、先程説明を受けた3人の保護ですかね?」

 

「保護と言うより彼等の持つ謎の力を解明したいんだと思います」

 

「「謎の力?」謎の力だと!!」

 

「はい」

 

そしてヨシュアが説明を始めた。

 

「何とかグレンデルの暴走を止める事が出来ましたね」

 

「そうだねでも響のそれも凄いね」

 

「ああ、これはシンフォギアと言うですよ」

 

「フーンシンフォギアね・・・少し興味があるから戦うよ響」

 

「ええ――私疲れているので今度にしません?ほらヴァン・アークライドさんを連れて行かないと」

 

「仕方ないな」

 

そして響とシズナは気絶しているヴァン・アークライドを連れて来た。

 

「ヴァンさん」

 

「そんな感じであの響さんのガングニール・シャドーの力をかなり使わないと未来から来た仲間の暴走を止めれなかったので」

 

「おいおい、まじかよ響のガングニール・シャドー装備状態でもヤバイと思うくらい強かったのか?」

 

そうです」

 

「それで今は3人は、特殊遊撃部隊の保護下にあるんですね?」

 

「はい」

 

「偶発的な事故の原因が貴女達を過去に跳ばされたのなら元の時代に戻る方法がわからないのでしょう?」

 

「それは・・・」

 

「うん確かにそこは直哉の言う通りさ、無理矢理帰る事も出来そうだけどね、それをするとこちらの時代に悪影響を与えると思うからしないけど」

 

「成程・・・これは提案なのですが貴女達3人一時的に僕達と行動しませんか?」

 

「フーン提案ね・・・でも仕方ないかな?良いよその提案受けるよ」

 

「シズナさん良いんですか?」

 

アニエスがシズナに聞く。

 

「仕方ないねアニエス実際私達は過去のカルバート共和国にいるし、それに私やヴァン・アークライドだけなら目立たないように自分達に会わないように生活出来るけど、アニエスはそう言う訳にはいかないよね」

 

「う、それは・・・そうですけど」

 

「4年前なら12歳くらいですね私は」

 

アニエスがそう言う。

 

「成程アニエスさん貴女は4年後の世界世界で立場的にばれると厄介な立場になってるんですね」

 

「そうなんです直哉さん」

 

「そう言う事なら一緒に行動した方が余計な歴史への干渉避けれますね」

 

「はいよろしくお願いします」

 

「このやり取りで彼等は特殊遊撃部隊に身をよせてます」

 

「同じ時間に2人が存在しないようにですね?」

 

「はいそうです」

 

「しかしよどうするんだよ。エレポニア帝国特殊調査隊が、リベール王国に入っているんだぞ、いつまで不干渉を決め込むんだよ」

 

アガットと言う青年が言う。

 

「恐らくですが、今回の件への介入は国家間の内政干渉と言われる可能性があります」

 

「やっぱりそうなる原因はエレポニア帝国宰相のギリアス・オズボーンが指示しているからかしら?」

 

エステルがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

遊撃手協会としての会議2

「同じ時間に2人が存在しないようにですね?」

 

「はいそうです」

 

「しかしよどうするんだよ。エレポニア帝国特殊調査隊が、リベール王国に入っているんだぞ、いつまで不干渉を決め込むんだよ」

 

アガットと言う青年が言う。

「恐らくですが、今回の件への介入は国家間の内政干渉と言われる可能性があります」

 

「やっぱりそうなる原因はエレポニア帝国宰相のギリアス・オズボーンが指示しているからかしら?」

 

エステルがそう言う。

 

「はい、エステルさんの言う通り今回はギリアス・オズボーンが指示していると言う事は下手をすればエレポニア帝国内の遊撃手協会だけでなく各国にある遊撃手協会その物が不要と言い出すかも知れません」

 

「何だよそれは、それにそう言う言い分は通らないと思うが?」

 

「たしかにそうなのですが、今西ゼムリアの国はリベール王国にいい感情は持っていない可能性があるんですよ」

 

「それは、特殊遊撃部隊がリベール王国と繋がっていると見ていると考えているからですね」

 

「その通りですヨシュアさん」

 

「「何なんですかその理由は、彼等の協力が無ければリベルアークの時にゼムリア大陸が崩壊したかも知れないのに」

 

「アガットさん本当に良かったんですか?お姉ちゃんとお兄ちゃんがいないのにリベルアーク突入作戦を実行して?」

 

「そんな事は俺は知らない。だがこの突入作戦をを決めたのは依頼者だぜ」

 

「それはそうですけど・・・)

 

「待てティータ・・・そこにいるのは誰だ?」

 

「ふぇ」

 

アガットと名乗る青年が叫ぶ。

 

「流石は遊撃手かなぁ。だけどその程度だよ。」

 

「がっお前、赤い星座の者かよリベールにはいない筈の赤い星座が・・・」

 

「おっとそこまでだよ。お兄さん」

 

「ガあああ」

 

「アガットさん。もうやめてお願いだから」

 

「フフ、大丈夫だよシャーリィーは調べる事があってそれをジャマされたくないから気絶させただけだし」

 

「俺自身はあの戦いに参加してないがな」

 

アガットがそう言う。

 

「なかなかやるではないか?カシウス娘にしては」

 

「何でワイスマンあんたが父さんの事をしってんの?」

 

「何故だと私がカシウス・ブライトをリペールから追い出して帝国に行かせたのだからな」

 

「何ですって!!ならその後のクーデターを起こさせたのもあんたなの?ワイスマン」

 

「ああその通りだエステル・ブライト」

 

「いったいなんのためにそんな事をしたのよ」

 

「それは全てリベルアークの復活そして貴方が手に入れた空の至宝が目的では無いですか?」

 

 

「そうですよあなたの言うとおり私の結社での目的は達成しましたので後は後始末のみです」

 

パチン

 

ゴゴゴーー

 

ワイスマンがそう言い指先を鳴らすとリベルアークに大きな振動がなり始めた。

 

「ワイスマンあんた何をしたの?」

 

「何をだと、私は必要になくなった物を片付けているだけど、ああそうだ。君たちも死にたくなければ逃げるがいいよリベルアークは後5分で崩壊を始めるから」

 

 

「「「「「はあーーーー」」」」」

 

その場にいる全員がワイスマンの言葉に驚いていた。そしてワイスマンはその場から消えた。

 

「確かにあの時は特殊遊撃部隊によって助けられた部分もあるのですが・・・」

 

「それゆえ特殊遊撃部隊に対しての懸念が強いんですよ」

 

「でもそれって通商会議で払拭されたんじゃないんですか?」

 

「確かにそう言う面もありますが・・・」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

遊撃手協会としての会議3

 

「確かにあの時は特殊遊撃部隊によって助けられた部分もあるのですが・・・」

 

「それゆえ特殊遊撃部隊に対しての懸念が強いんですよ」

 

「でもそれって通商会議で払拭されたんじゃないんですか?」

 

「確かにそう言う面もありますが・・・」

 

「通商会議襲撃時に・・・」

 

「ようランディよく占拠されたビルから逃げ出せたな」

 

「紅い星座にしちゃ遅い到着だな」

 

「何契約のぶんは働くがその前にそこにいるのはリベール王国の王女と従者だろ?」

 

「それがどうした叔父」

 

ランディが自分の叔父にそう言う。

 

「何ちょっとした確認だよランディ」

 

「確認だと?」

 

「そうさそこにいるリベール王国の2人は俺達と会う事のないまま安全な場所に避難出来た筈だぜ、立花響と言う人物がこのクロスベルに来ているのにな」

 

!!

 

「そうだろ?王女」

 

「はいその通りです。響さんには会議中は特殊遊撃部隊としての仕事をして貰っていました。そして私にも今回のような事が起きた場合の打ち合わせもしてました」

 

「流石だな特殊遊撃部隊は危機管理もしっかりしてやがるな」

 

「そんな俺達はそんな2人を勝手に連れて来て危険にさらしたのか?」

 

ロイドが後悔しながら言う。

 

「まあそう言うこったな、だが安心しろ特務支援課のお前達を倒した後で王女達は丁重に特殊遊撃部隊に渡すからな」

 

!!

 

「「「「なっ紅い星座が特殊遊撃部隊と繋がってるのか?」」」」

 

「このやり取りが表に出たので、リベール王国と紅い星座が繋がっていると思われているようですね」

 

「成程ね」

 

「確かにそう見えるかも知れませんね。クローゼ姫と紅い星座の団長のやり取りが流れれば、リベール王国と猟兵団が秘密裏に繋がっていると思われますね」

 

「そうなんです。リベール王国は猟兵団は国には入れないと各国に言っているのに」

 

「はあ、何だよそれは、紅い星座と契約してるのは特殊遊撃部隊なんだろ?それがリベール王国が契約してるようにするんだ?」

 

「恐らくですが、それが鉄血宰相の狙いなのかも知れません。世界に恐怖を与え、エレポニア帝国に協力して悪を倒そうと言う風潮を作り出そうとしているのかも知れません」

 

「後付けくわれるとしたら、特殊遊撃部隊を孤立化させようとしていると思うわ」

 

「「「「成程」」」」

 

「確かにリベール王国が、特殊遊撃部隊を切らせる為にギリアス・オズボーンが仕組んだとでも言うべきなのかよ」

 

「いえ、それはあくまでも副産物でしょうね。メインは特殊遊撃部隊が、保護した3人の持つ不思議な能力と時間を行き来出来る謎のアイテムでしょうね」

 

「エステルさんとヨシュアさん。可能ならで構いませんが未来から来た3人について情報をくれませんか?」」

 

「どういう事?未来から来た3人についてはクロスベルで起きた蒼の大樹騒動より後の時代になるから今遊撃手協会に彼等の情報は提示できないわ」

 

「響さんそれは今の所は不明ですけど、少なくとも1208年においてタイムスリップを起こすような事態が起きるのは確定なのでしょうね。このまま歴史が変わらなければ」

 

「「「「そんな」」」」

 

「それじゃアニエスさん達は時の放浪者なの?」

 

「そう言う事ではないので安心して下さい。のどかさん」

 

「ただ、特殊遊撃部隊の方でも未来から来た3人がどういう形で来たのかと言う事については、予想の域を抜け出せないでいるわね」

 

「成程それなら未来から来た3人の帰還させる手段も今はないと言う事ですね?」

 

「そう言う事になるわね」

 

「エステルがそう答える。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

遊撃手協会としての会議4

「「「「そんな」」」」

 

「それじゃアニエスさん達は時の放浪者なの?」

 

「そう言う事ではないので安心して下さい。のどかさん」

 

「ただ、特殊遊撃部隊の方でも未来から来た3人がどういう形で来たのかと言う事については、予想の域を抜け出せないでいるわね」

 

「成程それなら未来から来た3人の帰還させる手段も今はないと言う事ですね?」

 

「そう言う事になるわね」

 

「エステルがそう答える。

 

「それでは、未来から来た3人は・・・元の時代には戻れないんですか?」

 

「ええ、そうよその上未来から来た3人が来たおかげでこちらの世界で歴史の改変が起きて大変なのよね」

 

「「「「そうだな」」そうですね」」

 

「まあ、彼等に対しては特殊遊撃部隊が何とかすると思うから良いけど」

 

「そうですねと言いたいですが特殊遊撃部隊は本当にエレポニア帝国の特殊調査隊をも相手するんですか?」

 

「そうよ、現在の特殊調査隊は本来の流れを壊すようにしか動いてないから、もしかしたら本当に紅い星座を連れて来るかもしれないわね」

 

「あくまでこの意見は、私とヨシュアの意見だけどね」

 

「なあ、エステル特殊遊撃部隊はいつから紅い星座と繋がってたんだ?」

 

アガットがエステルに聞く。

 

「ああ、それは・・・リベルアークが出る前からよ」

 

!!

 

「「「「そんなに早くから!!」」」」

 

「その時はゼムリア大陸に対する情報収集も含まれてたけどね」

「あーあ大神のお兄さん勿体ないな。もう少し時間があればもっと強い猟兵になれたのに」

 

 

「本当だぜ、大神お前のような根性がランディにもあればな」

 

 

「あはは、大丈夫ですよきっと甥っ子さんにも伝わりますよ」

 

「そうだといいがな」

 

 

 

「それとナオヤ俺達は、エレポニア帝国と契約したからな」

 

 

「そうですかついにエレポニア帝国とカルバート共和国がクロスベルを標的にして動きますか」

 

 

「ああ、帝国はそのようだ」

 

 

「結社はまだ動かないようですね」

 

 

「そうか、お前を通して、結社の動向が知れるのはいいが、問題はランディだな」

 

「大丈夫ですよランディは、今後紅い星座の前に現れますよ」

 

「そうか、シャーリィーお前は大神について行け、そして異世界で戦ってこい」

 

 

「いいの?」

 

 

「ああ」

 

 

「やった――」

 

 

「エステル良いの?」

 

 

ヨシュアがエステルに聞く。

 

 

「いいわ。ここで疲れたくないし、帝都で直哉に説明をしたらいいし」

 

「わかったよエステル」

 

そしてシャーリィーを入れたエステル達と大神はリベールに戻るのだった。

 

「「「「何なんだよそれは」」」」

 

「じゃあエステルとヨシュアは、クロスベルでの事は事前に知ってたのかよ」

 

「はい一通り終わったら言える状態でしたので」

 

「レスターご苦労だったそれでどうだった?カルバート共和国共和国で起きた奇妙な事件は?」

 

「それがですね不思議なんすよ。確かに謎のモンスターがカルバート共和国のクレイユ村で発見されて数時間後には謎のモンスターを見た筈のクレイユ村の住人の記憶が無かったんですよね」

 

「何!!住人の記憶が?」

 

「はい、カルバート共和国側では集団催眠を受けたと言う事にしたみたいです」

 

「成程確かに謎のモンスターがいると公表するよりは国民の信用度は上がるな」

 

「ええ、ですがカルバート共和国側も目撃者達が全滅状態なので調査は難航しているみたいですね」

 

「そうだろうなどちらにしても我々の計画の妨げになるような事になれば色々動かねばな」

 

「現状ではそう言う事をしなければいけない状況にはなりそうも無いですけどね」

 

「何一応の備えとしてだがな」

 

「そうすっか、もう1つの報告ですが、リィン・シュバルツァーがトールズ士官学校にに無事入学した様ですよ」

 

「そうか、報告ご苦労下がっていいぞレスター」

 

「成程、エステルとヨシュアが想定外だったのはエレポニア帝国ののこの動きだけだったんですね?」

 

「はい」

 

ヨシュアが返事をする。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ゆいの住むオイシーナタウンについて前編

「この話を聞いた時何となくそうじゃないかなあと思っていたので大きなショックはなかったですね」

 

「逆に裏のオイシーナタウンで良かったと思います。ここねさんとらんさんが少し違って見えたので、自分が知るここねちゃんとらんちゃんとは」

 

「ああ、仕草の微妙な違いでの違和感がゆいには感じたんだね?」

 

「そうですねって、遅いですね飛鳥ちゃん達とまなつちゃん達とミュウミュウ世界の人達」

 

「言われたらそうだね、でも何かあれば連絡があるから大丈夫と思うよ」

 

獅童光がそう言う。

 

時は少し戻り獅童光と和実ゆいが話をしている頃から始まる。

 

「でも直哉さんは無事にあまねさんとマリちゃんを連れて来れるんですか?」

 

「・・・それははっきり言えばわからないけど、それはゆいちゃんとマリさんが感じた違和感をあまねさんが感じれば大丈夫だと思うんだけどね」

 

「それでも嫌です。直哉さん確かに直哉さんの言う通りにすればオイシーナタウンにとっては良い事かも知れませんけど私とマリちゃんにとっては、このオイシーナタウンは偽物なんです」

 

「え、それは本当ですか2人共?」

 

「ええ、本当よ」

 

「そしてそれぞれのエナジー妖精とゆいさんの学校の女の子達が融合世界に来たのは・・・そこにいる2人がプリキュアになってしまったからだと思います」

 

「でも過去にクッキングダムの人がオイシーナタウンに来ている以上その辺の調査は、ローズマリーさんに任せますね」

 

「了解よ」

 

「先程直哉が説明をしてくれたクッキングダムからの来訪者の記録では20年前なのよ」

 

「ええ――それでは僕が調べた調査は嘘と言う事ですか?」

 

「いえ、違うわね恐らく、融合世界のすこやか市ともう1つのすこやか市と同じなのかも知れないわね」

 

「あの時に私とマリちゃんが言わなければ裏のオイシーナタウンの住人になっていたんですね」

 

「うーんそこまで私は断言出来ないな。同じプリキュアののどかちゃん達なら具体的に言えると思うけどね」

 

「でも裏のオイシーナタウンが存在するから少なくともゆいちゃん達が住んでいたオイシーナタウンは無事だと思うよ」

 

「そうかな?」

 

「うん私もそう思うよ。ゆいちゃん」

 

「あ、のどかさん」

 

光とゆいの元にのどかが来た。

 

 

「それはクリスさんが、あのシンフォギア世界の住人だからですよ」

 

「「「「あ、成程」」」」

 

「いいですかクリスさん僕達のいる融合世界は裏の世界と言われています」

 

「裏の世界とは、どういう事だ?」

 

「原作世界が表の世界と言われています」

 

「それがどうしたのか?」

 

 

「そうですねここにいるクリスさんは表の世界のクリスさんの鏡に映る存在と考えますね」

 

 

「ああ」

 

「現状のクリスさんの状態は表の世界のクリスさんからしたら鏡を見ても貴女がいない状態なんですよ」

 

 

「ああ、そうだな私は今、お前達の言うシンフォギア世界にいないからか」

 

「そうですね」

 

「そしてここにいる。グレースさん達にも表の世界がありますが、彼女達の表の世界はある事故により融合世界に隣接する世界となりました現状では」

 

「そんな事があったのか?」

 

「ええ、ありましたねですがクリスさんの場合はそう言う特例では無いので、シンフォギア世界内での協力者と言う感じが僕の現状出来る最大の譲歩ですね」

 

「そうかわかった」

 

「期待に沿えなくてすいません。クリスさん」

 

「いやそう言う事情があるのなら仕方ねえよ。確かに響も積極的に二課の連中と行動をしてなかったのも紫藤直哉の説明と関係するんだろ?」

 

「ええ、特殊遊撃部隊の響さんと未来さんはクリスさんとは違う並行世界の2人なんですよ」

 

「そういう事かつまりこいつは代役と言う事なのか?」

 

 

「そうですよ。シンフォギア世界の世界には、立花響と小日向未来の2人がいないのはまずいですので」

 

「成程、響お前と戦えるのは私達の世界の立花響が見つかるまでか?」

 

「これはゆいちゃん達とは違う形で表と裏を知った人の映像だけど」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ゆいの住むオイシーナタウンについて中編

「期待に沿えなくてすいません。クリスさん」

 

「いやそう言う事情があるのなら仕方ねえよ。確かに響も積極的に二課の連中と行動をしてなかったのも紫藤直哉の説明と関係するんだろ?」

 

「ええ、特殊遊撃部隊の響さんと未来さんはクリスさんとは違う並行世界の2人なんですよ」

 

「そういう事かつまりこいつは代役と言う事なのか?」

 

「そうですよ。シンフォギア世界の世界には、立花響と小日向未来の2人がいないのはまずいですので」

 

「成程、響お前と戦えるのは私達の世界の立花響が見つかるまでか?」

 

「これはゆいちゃん達とは違う形で表と裏を知った人の映像だけど」

 

のどかがそう言う。

 

「どちらかと言えばクリスさんの方がゆいちゃん達に近い事を経験してると思って話したんだよ」

 

「成程でもまさか響さん達も別の世界の住人とは驚きましたよ」

 

「私と未来の場合は代役として関わってるだけだよ」

 

そう言いながら響が戻って来た。

 

「響さん」

 

「ただいま」

 

「クロスベルはどうでした?」

 

「ああ、それは・・・」

「特殊遊撃部隊だけではエレポニア帝国の調査隊に紅い星座が特殊遊撃部隊に協力していると見せればギリアス・オズボーンさんが特殊遊撃部隊とリベール王国への調査をやめると思うので、その手伝いをして欲しいんです」

 

「成程な」

 

「確かに俺達が現れたらそれはそれでエレポニア帝国の連中は驚くだろうが良いのか?」

 

「関係に気がつかれる可能性があるが・・・」

 

「大丈夫ですよ私達はエレポニア帝国がした事をするんで」

 

 

「ああ、成程エレポニア帝国も秘密裏に俺達紅い星座と契約した本当の理由を知っている特殊遊撃部隊だからこそ使える手段と言う事か」

 

「ええ、リベール王国が雇えない猟兵団を一時的に特殊遊撃部隊の部隊として使うと言う形にすれば猟兵団ではないと言える形が取れますしね」

 

「それに紅い星座も違うタイプの戦いが経験できますし」

 

「シャーリィーも特殊遊撃部隊として戦いたいとも言ってたが・・・響本当に調査隊だけと戦うだけで済むと思ってるか?」

 

「いえ、まだ確証はありませんが異世界からの介入はあると思っていて下さい」

 

「異世界からの介入か楽しみだぜ」

 

「もう介入あり前提で考えないで下さいよ」

 

「ああ、すまんすまん」

 

「それでは特殊遊撃部隊からの依頼はを受けてくれます?」

 

「ああ、受けるぜ響」

 

「わかりました。直哉君にそう伝えておきます。現状はリベール王国には紅い星座との繋がりは伝えてないと思うのでそのつもりでいて下さい」

 

「ああ、わかった」

 

その後響は紅い星座の拠点から出て行くとその直後に響はレンと再会したのだった。

 

「とりあえず依頼として受けてくれたよ。後はあまねさんだね」

 

「そうですね、正直に言えばあまねさんは直哉君より隼人さんにやって貰えたら楽でしたが」

 

「ああ、確かに」

 

「隼人さんて誰ですか?」

 

「ああ、それは・・・直哉君の叔父さんででね・・・」

 

「現時点で深く考えたくないが、俺が直哉と別れてからの後の事をレイ達に聞いてみるか?その為に奴等の元に和実ゆいとコメコメを転移させたんだからな」

 

「ブルーどうしたのだ?」

 

「ああ、すまん今後の事を考えていた」

 

「今後の事を?」

 

「ああ、今の融合世界はジェントルお前やキュアプレシャスの出現により世界の常識が変わったのさ、その為の今後の行動を俺は考える事があるのさ」

 

「それはどういう意味だ?ブルー」

 

「ああ、それは・・・ジェントルお前が今知るべきではない事だ」

 

「そうか・・・わかった」

 

「ジェントルこの世界にもレシピッピが誕生したぞ、さしあたり今日はこの世界のお祭りがあってないろんな食材を扱う出店があるぞ」

 

「そうなのか?ぜひ言って見よう。すべてはゴーダッツ様の為に」

 

「そう言いながらジェントルはひなたと直哉がいるお祭り会場に向かった。

 

「そしてジェントルーだったあまねさんを助けたブルーの正体なの」

 

「ええ――それは本当なんですか?」

 

「本当だよゆいちゃん」

 

「じゃあ隼人さんに会えれば、私達の世界について知っているかも知れませんね」

 

ゆいがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ゆいの住むオイシーナタウンについて後編

「ジェントルこの世界にもレシピッピが誕生したぞ、さしあたり今日はこの世界のお祭りがあってないろんな食材を扱う出店があるぞ」

 

「そうなのか?ぜひ言って見よう。すべてはゴーダッツ様の為に」

 

「そう言いながらジェントルはひなたと直哉がいるお祭り会場に向かった。

 

「そしてジェントルーだったあまねさんを助けたブルーの正体なの」

 

「ええ――それは本当なんですか?」

 

「本当だよゆいちゃん」

 

「じゃあ隼人さんに会えれば、私達の世界について知っているかも知れませんね」

 

ゆいがそう言う。

 

「そうなんだけど、上手く会えないかも知れないんだよね」

 

「そうなんですか?」

 

「そうなんだよね私達が会えたのは・・・」

 

「そんな状況なんすか?」

 

「ああ」

 

「それで宿主は、一時的に敵になろうとしてたんですね」

 

「そう言う事なら俺とバテデモーダに任せろ、どのみち俺達もノヴァを止める為にここに来ているんだからな」

 

「でも・・・」

 

「直哉お前、キュアグレース達が美味く悪役が出来ると思うか?」

 

「う、確かに難しいかもしれません」

 

「だろう?まあ・・・」

 

「そうなの?それならいいけど、またワイズマンが別の世界を連れてこようとしてるかと思ったよ」

 

「ああ、その可能性なら十分ありますよ。どうやらのどかさん達以外にプリキュアという存在は少なくとも14組は存在している世界もあるようなので」

 

「「「「「「ええーーー」」」」」」

 

直哉の言葉にのどか達が驚く。

 

「「「「「「14組のプリキュアガ存在する世界」」」」」

 

「ええ、その世界の14組の内の何組と原作世界ののどかさん達が共闘するかもしれない可能性がありますが」

 

「「「ええーーー」」」

 

「あくまでこの情報は原作世界ののどかさん達の未来を見た時にその映像が見えたので」

 

「そうなんだ」

 

「以前直哉が伝えた14組のプリキュアの中には悪サイドに堕ちたプリキュアも存在するから出来なくもないがな」

 

「「「「ええーー」」」」

 

グレース達がブルーの言葉に驚いていた。

 

「この時以来会ってないから今はどこにいるのかわからないんだよね」

 

「そうなんですね」

 

「うんでももしかしたらブルーの立場的にゆいちゃん達の世界のブンドル団を連れて来るかも知れないよ」

 

「はい、お姉さんとひなたさんそれぞれのパンケーキが出来ました」

 

「「ありがとう」」

 

お祭りが始まりひなたのお姉さんのお店は若い世代が中心にお客がやって来ていた。

 

パンケーキを買ってくれたお客さんを直哉が見ると、そのお客の上を楽しそうに動く、パンケーキのレシピッピがいた。

 

「やっぱりだ・・・あの時から融合世界が変化を起こしたのか?」

「そしてあの時僕がローズマリーさんについてたレシピッピを見てしまったからか」

 

「もしくは・・・」

 

「わかったそうしておこう。後直哉すまないが別の事件も解決してくれないか?」

 

「別の事件ですか?」

 

「ああ、最近帝都の各地にあるレストランで急に料理の味が変わったという苦情が出始めてな」

 

「成程」

 

「わしが調べた範囲でわかった事だが怪盗らしき者が現れた後から料理の味が変わったと言う事だ」

 

「怪盗ですか?」

 

「そうだ」

 

「トワさん」

 

のどかがトワに言う。

 

「そうね、米田一基その怪盗は異世界の存在よ」

 

「「異世界の人間」ですって」

 

トワの言葉に驚く米田とエステルだった。

 

「あの時に帝都ではブンドル団の被害が出ていたからやはり、ブンドル団が現れている時点で、17番目のプリキュアの世界の要素が融合世界に流れて来ているのは事実だけど」

 

「あれ以来レシピッピが融合世界に出現したから、もしかしたらそちら方面で調べたら何かわかるかも知れない」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉とあまね達の帰還

時を少し戻して・・・

 

「直哉にそう言われて気がついたんだ。確かにいちごやミントれたすの3人は学生だから少なくともバイトをするには親の許可がなければさせない学校もあると言う事にな」

 

「確かにそうですねミュウミュウとしての戦いが終われば彼女達は日常生活に戻るのですからね。そちらの方面も出来る限りサポートするべきでしょうね」

 

「まあ、私達の世界やもう1つの融合世界のように戦いが日常と共存する世界ではなさそうですしね、ミュウミュウ世界は」

 

飛鳥がそう言う。

 

「そうだね飛鳥ちゃん」

 

「「「直哉さん」」直哉いつの間に」

 

「ああ、それは・・・漸くあまねさん達を迎えに行けて今戻って来たんですよ」

 

「成程それであまねさん達は?」

 

「ああ、それは・・・まなつちゃん達の所だよ」

 

「「え、どうして?」」

 

「もういい加減私達の事認めてよ」

 

「そうだ、それにオイシーナタウンでの調査するなら協力してやればいいじゃないか?」

 

「そういう事に拘っている時点で駄目なのよ」

 

「どういう事?」

 

「良い本来なら私達は出会う筈のない出会いをしたのはわかってるわね」

 

「ああ、それは・・・わかってるだからこそ手伝いたいんだ」

 

「へえ、あまねて言ってったわね」

 

「ああ」

 

「貴女一時的にとは言え、敵として私達がお世話になっている世界に襲撃してたわよね」

 

「それは・・・」

 

「まあ、その辺の問題は17番目のプリキュア達に任せるけど・・・」

 

「あまね貴女がジェントルー時代にナノビョーゲンを使った事自体世界のバランスを乱す行為行為なのよ」

 

「本来すこやか市にはレシピッピは存在していなかったのにあれ以降レシピッピが存在するようになったのよ」

 

「ええ――別にいいじゃんいい事じゃん」

 

「すこやか市にとっては迷惑な事よ」

 

「別に私達には関係ないもん知らない街については」

 

「らん言い過ぎよ」

 

そうだジェントルー時代の私が原因だがその言い方は駄目だ」

 

「だって私達が悪いわけじゃないのに怒られなきゃいけないの」

 

らんが不満を漏らす。

 

その頃直哉達は・・・

 

「うんこれはまずいかもしれませんね」

 

「そうだねらんさんの他の街について関係ないは流石にまずいかな」

 

「現に帝都やすこやか市に被害が出たケースもあってゆいちゃんとローズマリーさんが動いて解決したケースもあるのに」

 

「でも響さんその事実を彼女達に言っても無理なんじゃ」

 

「そうなんだよね光ちゃん。彼女達は敵だったりまだ融合世界に来る前の出来事だから」

 

「確かにそうですね。まなつちゃん達みたいなパターンなら良いのですが説明が楽なので」

 

「この時の事をまなつちゃん達に謝りたいそうなので僕はこちらに来ました」

 

「「「成程」」」

 

飛鳥と薫と白銀は納得した。

 

「まあどちらにしても裏のオイシーナタウンにいた時よりは改善したと思うので」

 

「「「どれだけ酷かったの?」」」

 

「そうですね」

 

 

「何てわがままな人魚ラビ」

 

「何よ、私は女王候補の人魚よ早く教えないよ」

 

「怖いペン」

 

「それが相手に頼む態度かよニャン」

 

 

「うるさいわね」

 

 

「「すみませんローラが」」

 

 

まなつとさんごは、のどかとちゆに謝っていた。

 

「いいよ、まなつちゃんもさんごちゃんも謝らなくても」

 

 

「「でも・・・」」

 

 

「そうね、そろそろ来るだろうし」

 

 

「失礼しますよ」

 

「やばっ」

 

ローラは直哉の声を聞き、慌ててアクアポットの中に隠れる。

 

「おやおや賑やかでしたね。少しジュースと海水を持って来たので休憩したらどうですか?」

 

「「ありがとうございますって・・・海水」」

 

「ええ、のどかさん達から聞いて、君達二人と人魚が来てると言う事をね」

 

「「「ええーー」」」

 

「何で教えるのよのどか?」

 

「あはは、ごめんねこのお兄さんが、さくらさんや私達が所属する所の一番偉い人だからね」

 

「この時のローラさんと同じくらい暗いでしたね」

 

直哉がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

あまねとまなつ達の再会前編

「あんたあそこに残ったんじゃないの?」

 

ローラが思い出す。

 

「そう言う理由で手伝う事になったので、オイシーナタウンに戻るまで手伝って貰いオイシーナタウンに戻る時には、ゆいさんには記憶の封印をしたのですが、すでに解けたようですね」

 

「まあ、ゆいさんの件はお互いの了解を元にした事ですが貴女達3人の場合は違いますよね?」

 

「「「それは・・・」」」

 

「先程も言いましたが、今の生活を捨てる事が出来るのなら特殊遊撃部隊の仕事を手伝って構いませんよ」

 

「「「すみません今の生活を捨てる事は来ません」」」

 

「そうでしょうね皆さんならそう答えると思ってましたよ」

 

「「「え」」」

 

「とりあえず今の生活を捨てる事を選べなかったので3人にはすみませんが邪魔はしないで貰えますね」

 

「「「はい」」」

 

「まもなくゆいさんとローズマリーさんがこちらに来るので、それまでゆっくりしてて下さいね」

 

「他の人達に伝えますが、特殊遊撃部隊は次の目的地にもうすぐ出発するので準備をしておいてくださいね」

 

直哉がその場にいる全員に伝える。

 

「それでは自分は行きますね」

 

直哉はそう言い部屋御出るとちょうどお墓戦艦に着いたゆいとローズマリーがいた。

 

「あ、直哉さんここねちゃん達は?」

 

「あ、ゆいさんとローズマリーさん今3人の為の説明は終わりましたよ」

 

「そうそれで彼女達の答えは?・・・」

 

「まあ、ゆいさんの件はお互いの了解を元にした事ですが貴女達3人の場合は違いますよね?」

 

「「「それは・・・」」」

 

「先程も言いましたが、今の生活を捨てる事が出来るのなら特殊遊撃部隊の仕事を手伝って構いませんよ」

 

「「「すみません今の生活を捨てる事は来ません」」」

 

「そうでしょうね皆さんならそう答えると思ってましたよ」

 

「「「え」」」

 

「とりあえず今の生活を捨てる事を選べなかったので3人にはすみませんが邪魔はしないで貰えますね」

 

「「「はい」」」

 

「あんたは確か直哉にそう答えた筈じゃない?それがどうしてここにいるのよ」

 

「私は漸く貴女の言った意味がわかったからここにいる」

 

「・・・そう期待していいのね?」

 

「ああ任せてくれ、特殊遊撃部隊の協力者として頑張るからな」

 

「何とか仲良くなれたのかな?」

 

「そうだなしかしローラが後輩思いな行動に出るとはな驚いたよ」

 

「「ああ、それは・・・以前にこういう事があったからですよ。あすかさん」」

 

まなつとさんごが思い出しながら話す。

 

「ラビリンローラのような人は絶対女王になってほしくないラビ」

 

「国の人が可哀想ペン」

 

「だなおいらも、そんな楽しくない国は嫌だニャン」

 

 

「・・・何よ、あんた達には関係ないじゃない」

 

 

「関係なくないよ。ローラ」

 

 

「ヒーリングアニマルさん達は、教えてくれてるだよ。ローラが変わらないとそう言う女王になるって何でわからないの?」

 

 

「まなつ・・・」

 

 

「確かに私も、自分の事を優先したりするけど、自分の事ばっかり言い過ぎるとみんなが、ローラから離れちゃうよ。それって私は寂しいよ」

 

 

「まなつ・・・じゃあどうしたらいいのよ?」

 

 

「ローラローラが、こっちにいる間は人間として生活してると思ってしてみたら」

 

「なっそんな事出来るわけないでしょ」

 

「どうして?した事もないのに何で言えるの?」

 

「それは・・・」

 

「そこだよなローラが悪いのは、変にプライドを持ってるからか?」

 

「そうラビね全然ラビリン達より人間に近いんだから、のどか達みたいな生活が出来て羨ましいのにラビ」

 

「あんた達羨ましいの?」

 

「そりゃそうペン。僕とラビリンは絶対に人前では喋れないと言うか、ウサギやペンギンを飼ってる人いないし」

 

「「あ――そうか逆に目立つねそれは」」

 

ぺギタンの言葉に納得するまなつとさんごだった。

 

「だからよローラお前が、まなつとさんごと同じ人間だったらお前も気分悪いだろ?」

 

う、それは・・・そうねプリキュアにしてやった気になったり、私の為に動けなんて、何こいつワガママ言ってるんだと思ったわ」

 

「ほれ見ろおいら達だって、パートナー探し大変だったしよ。それにおいら達の使命に付き合って貰ってるひなた達には感謝してるんだぜ」

 

「成程なローラもそう言う経験があるからあまね達にきつく言ってたのか?」

 

まあ、私達の場合は世界と一緒に来たから直哉さんやヒーリングアニマル達との話し合いで終わりましたけどね」

 

「そこ五月蠅いわよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

あまねとまなつ達の再会後編

「ほれ見ろおいら達だって、パートナー探し大変だったしよ。それにおいら達の使命に付き合って貰ってるひなた達には感謝してるんだぜ」

 

「成程なローラもそう言う経験があるからあまね達にきつく言ってたのか?」

 

まあ、私達の場合は世界と一緒に来たから直哉さんやヒーリングアニマル達との話し合いで終わりましたけどね」

 

「そこ五月蠅いわよ」

 

「それであまね貴女はゆいと同じ世界に帰る気になったのね?」

 

「ああ、それは・・・そのつもりだ」

 

「どういう気持ちの変化なのかしらね?」

 

 

「貴女達がまなつちゃん達と合流前に少し裏のオイシーナタウンのイベントの履歴を見たんですよ」

 

「イベントだとーー」

 

「そうです僕達は融合世界に起きた出来事をイベントと言っています」

 

「何故だ戦いをゲームとして楽しんでいるのか?」

 

「それは違いますが、その理由を説明する前に融合世界世界の前に存在した4つの世界について説明する必要があるので」

 

「まず、ローズマリーさんはトワから融合世界について聞いていると思いますが、聞いてくださいね」

 

「直哉貴方は人間じゃないの?」

 

「いえ、ギリギリ人間ですよただ寿命と言う制限が無いだけなので」

 

「「寿命が無い?」」

 

「ちょっと待ってくれ貴方は融合世界が平和になれば死ぬのか?」

 

「はいそうですよ。今の所は変更したと連絡を受けてないので」

 

「いやそうじゃない貴方の気持ちはどうなんだ?」

 

「僕は調停者として融合世界を含むそれぞれの世界のバランスやイベントに対しての乱入者を相手をするのが仕事ですからね」

 

「そんな個人の感情は僕が仕事をする上では邪魔になるので」

 

「そう貴女も直哉の秘密を知ったのね」

 

「ああ、そうだが貴女も知ってたのか?」

 

「そうよ」

「基本僕達は融合世界周辺の世界と融合世界内部にある世界の平和や安定を目的として作られた部隊だからね、今回は僕の娘や新生帝国華撃団のメンバーが、関わった案件だから来れたんだ」

 

 

「色んなルールがあるんですね。特殊遊撃部隊にも」

 

 

「そうだよ。まなつちゃん特殊遊撃部隊の仲間の持つ力もそうだけどブルー関連のメガビョーゲンや降魔などの力を異世界で使われた君達もわかるだろう」

 

「「「「「確かに」」」」」

 

「さくらさんや異世界のプリキュアさんがいなければ、勝てたかわかりませんでした」

 

「そう、僕達と僕達の敵の力を異世界で使うと、その世界のバランスが崩れるから、現地調査で最初はしっかり調べないと大変なんだよ」

 

 

「大変な事って?」

 

「そうだね例えばまなつちゃんとローラが、僕と出会って僕がこの世界のプリキュアになったとするよ」

 

「「嫌―――」ラビ」

 

「はい、のどかさん達静かにしてくださいね」

 

「「「「直哉さんが怖い」」」」

 

「なかなかの迫力ね直哉」

 

「世界のバランスはそんな些細な変化でも大きくなるんだよ」

 

「確かに私達は、まなつだったから部活にしろ。プリキュアにしても今までやってこれたもんな」

 

「そうだね」

 

「だね」

 

「みんな・・・」

 

 

「そう言う事を避ける為に現地調査をしっかりするんだ」

 

 

「直哉、私からの質問よ融合世界の平和と安定が実現したら貴方はどうなるの?」

 

 

「それは恐らく僕は死ぬでしょうね。その時が来たら」

 

!!

 

「「そんな」」

 

「あんたは本当にそれでいいの?」

 

「いいも悪いもそう言う条件の下で生まれた身ですし、場合によっては上司の気まぐれで、それを迎えても死ぬことは無いかもですけど」

 

「私達の場合はこんな感じで淡々と喋って教えてたわ」

 

「直哉自身自分の死に関してはそれが当然と思ってるから何か言っても変わらないと思うわよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第39章 エレポニア帝国の調査隊撤退後編
ゆいとローズマリーの再会


時を少し戻して・・・

 

「あの時に帝都ではブンドル団の被害が出ていたからやはり、ブンドル団が現れている時点で、17番目のプリキュアの世界の要素が融合世界に流れて来ているのは事実だけど」

 

「あれ以来レシピッピが融合世界に出現したから、もしかしたらそちら方面で調べたら何かわかるかも知れない」

 

「ただいまゆいコメコメ」

 

のどかがそう言うと同時にローズマリーが戻って来た。

 

「マリちゃんあまねさんと一緒じゃないの?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「先程直哉が説明をしてくれたクッキングダムからの来訪者の記録では20年前なのよ」

 

「ええ――それでは僕が調べた調査は嘘と言う事ですか?」

 

「いえ、違うわね恐らく、融合世界のすこやか市ともう1つのすこやか市と同じなのかも知れないわね」

 

「つまりここねさんとらんさんは今いるオイシーナタウン出身でゆいさんとローズマリーさんにあまねさんが原作世界のオイシーナタウンから来たと言う事ですか?」

 

「恐らくそう言う事だと思うわ」

 

「ローズマリーさんとゆいさんが感じていた違和感です」

 

「わかった一緒に行くとしてお願いがある。私をまなつ達の元に送って欲しい」

 

「何故です?」

 

「もういい加減私達の事認めてよ」

 

「そうだ、それにオイシーナタウンでの調査するなら協力してやればいいじゃないか?」

 

「そういう事に拘っている時点で駄目なのよ」

 

「どういう事?」

 

「良い本来なら私達は出会う筈のない出会いをしたのはわかってるわね」

 

「ああ、それは・・・わかってるだからこそ手伝いたいんだ」

 

「へえ、あまねて言ってったわね」

 

「ああ」

 

「貴女一時的にとは言え、敵として私達がお世話になっている世界に襲撃してたわよね」

 

「それは・・・」

 

「まあ、その辺の問題は17番目のプリキュア達に任せるけど・・・」

 

「あの時に迷惑をかけてしまった事を、謝りたいんだ」

 

「成程」

 

そして私達は簡易ゲートで別々のチームに合流したのよ」

 

「「「成程」」」

 

「それで貴女達は何話してたの?」

 

「あ、マリちゃん実はね」

 

「あの時に帝都ではブンドル団の被害が出ていたからやはり、ブンドル団が現れている時点で、17番目のプリキュアの世界の要素が融合世界に流れて来ているのは事実だけど」

 

「あれ以来レシピッピが融合世界に出現したから、もしかしたらそちら方面で調べたら何かわかるかも知れない」

 

「ふむ成る程ね、確かにジェントルーだったあまねを見つけた人物会ってみる余地はあるわね」

 

「少なくとも・・・」

 

「そうよ貴女達が来た世界は複数の世界が混じり合っているの、貴女をここに連れて来たキュアグレースもその協力者の1人なの」

 

「そう言う事なのね、つまり私がゆいを探しているのをのどかちゃんに聞いたから私をここにのどかちゃんいえ、キュアグレースに案内させたのね?」

 

「そうよ。貴女以外の和実唯人エナジー妖精コメコメは今医務室にいるわよ」

 

「それ本当?」

 

「ええ、意識は無いけど」

 

「そんな!!」

 

「大丈夫よ命を落とすような怪我はしてないわ」

 

「そう、良かったわ」

 

「貴女にいくつか確認するけどいい?

 

「ええ、良いわよ」

 

「まず貴女と和実ゆいは別の世界の住人で良いのよね」

 

「ええ、そうよ」

 

「両方の話を聞いて、私以外の2人なのかがわかるような気がするのよね」

 

「「「成程」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

鉄血宰相の誤算

エレポニア帝国宰相の執務室・・・

 

「以上が今回の作戦の結果です」

 

「まさか未来から来た3人を確認もしくは確保が目的だったがまさか確認すらできないとは」

 

「まあ仕方ないですね、彼等特殊調査隊は直接的な戦闘は不慣れだった事と、紅い星座が、特殊遊撃部隊についていたとは・・・」

 

「それは我々もおもいましたが・・・」

 

「それがですね不思議なんすよ。確かに謎のモンスターがカルバート共和国のクレイユ村で発見されて数時間後には謎のモンスターを見た筈のクレイユ村の住人の記憶が無かったんですよね」

 

「何!!住人の記憶が?」

 

「はい、カルバート共和国側では集団催眠を受けたと言う事にしたみたいです」

 

「成程確かに謎のモンスターがいると公表するよりは国民の信用度は上がるな」

 

「ええ、ですがカルバート共和国側も目撃者達が全滅状態なので調査は難航しているみたいですね」

 

「そうだろうなどちらにしても我々の計画の妨げになるような事になれば色々動かねばな」

 

「現状ではそう言う事をしなければいけない状況にはなりそうも無いですけどね」

 

「何一応の備えとしてだがな」

 

「もうこの案件には出さない方が賢明と思いますがね、下手をすれば内戦に負けるかも知れませんよ独断でリベール王国に戦力を送った事がばれて」

 

「そうかも知れぬな、ここで欲を出して本来の計画に支障をきたすわけにはいかんからな」

 

「だが・・・」

 

「それがですね不思議なんすよ。確かに謎のモンスターがカルバート共和国のクレイユ村で発見されて数時間後には謎のモンスターを見た筈のクレイユ村の住人の記憶が無かったんですよね」

 

「何!!住人の記憶が?」

 

「はい、カルバート共和国側では集団催眠を受けたと言う事にしたみたいです」

 

「成程確かに謎のモンスターがいると公表するよりは国民の信用度は上がるな」

 

「ええ、ですがカルバート共和国側も目撃者達が全滅状態なので調査は難航しているみたいですね」

 

「そうだろうなどちらにしても我々の計画の妨げになるような事になれば色々動かねばな」

 

「現状ではそう言う事をしなければいけない状況にはなりそうも無いですけどね」

 

「あの謎の事象の秘密を知りたかったがな」

 

「欲を言えばな」

 

「レスターお前は本来の任務をしつつ可能なら特殊遊撃部隊と接触してみて欲しい」

 

「特殊遊撃部隊と接触ですか?」

 

「そうだ」

 

「ですがリベール王国が特殊遊撃部隊と接触を許すとは思えませんが」

 

レスターがそう言い思い出した。

「ようランディよく占拠されたビルから逃げ出せたな」

 

「紅い星座にしちゃ遅い到着だな」

 

「何契約のぶんは働くがその前にそこにいるのはリベール王国の王女と従者だろ?」

 

「それがどうした叔父」

 

ランディが自分の叔父にそう言う。

 

「何ちょっとした確認だよランディ」

 

「確認だと?」

 

「そうさそこにいるリベール王国の2人は俺達と会う事のないまま安全な場所に避難出来た筈だぜ、立花響と言う人物がこのクロスベルに来ているのにな」

 

!!

 

「そうだろ?王女」

 

「はいその通りです。響さんには会議中は特殊遊撃部隊としての仕事をして貰っていました。そして私にも今回のような事が起きた場合の打ち合わせもしてました」

 

「流石だな特殊遊撃部隊は危機管理もしっかりしてやがるな」

 

「そんな俺達はそんな2人を勝手に連れて来て危険にさらしたのか?」

 

ロイドが後悔しながら言う。

 

「まあそう言うこったな、だが安心しろ特務支援課のお前達を倒した後で王女達は丁重に特殊遊撃部隊に渡すからな」

 

!!

 

「「「「なっ紅い星座が特殊遊撃部隊と繋がってるのか?」」」」

 

「ああ、具体的な事は言えんが交流があるな特殊遊撃部隊とのな」

 

「「「「つまり特殊遊撃部隊はこの事件が起きる事を知っていた?」」」」

 

「そう言う事だだがこの事件に直接関わったのは紅い星座とお前達がここに来るまでに制圧した猟兵団だがな」

 

「あーあ言っちゃたよ親父が、響に怒られるの私なんだけど?」

 

「来たかシャーリィー」

 

「良いだろあれくらいなら特殊遊撃部隊は怒らねえだろうよ」

 

「親父のせいでランディ兄達と遊ぶ時間が短くなったよ」

 

「それはすまんな。さてやるか特務支援課」

 

「「「「くっ流石に紅い星座のトップ」」」

 

「叔父久しぶりに闘気を感じたが衰えてねえな」

 

「彼等に接触するだけで十分に死ねますよ」

 

「頑張れレスター」

 

その後レスターは部屋を出た。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

グランゼル市内のホテルにて1

「いやあ今回の協力ありがとうございました団長さん」

 

「何依頼をこなしただから気にするな。直哉俺達も正直エレポニア帝国やカルバート共和国に対しても少し距離を置きたかったからな」

 

「あーあ大神のお兄さん勿体ないな。もう少し時間があればもっと強い猟兵になれたのに」

 

「本当だぜ、大神お前のような根性がランディにもあればな」

 

「あはは、大丈夫ですよきっと甥っ子さんにも伝わりますよ」

 

「そうだといいがな」

 

「それとナオヤ俺達は、エレポニア帝国と契約したからな」

 

「そうですかついにエレポニア帝国とカルバート共和国がクロスベルを標的にして動きますか」

 

「ああ、帝国はそのようだ」

 

「結社はまだ動かないようですね」

 

「そうか、お前を通して、結社の動向が知れるのはいいが、問題はランディだな」

 

「大丈夫ですよランディは、今後紅い星座の前に現れますよ」

 

「そうか、シャーリィーお前は大神について行け、そして異世界で戦ってこい」

 

「いいの?」

 

「ああ」

 

「やった――」

 

「エステル良いの?」

 

ヨシュアがエステルに聞く。

 

「いいわ。ここで疲れたくないし、帝都で直哉に説明をしたらいいし」

 

「すみませんあの時はナオヤ・ブライトさんにお願いしていたので」

 

「ああ、わかっているさ特務支援課と俺達が戦う事が必要だったんだろ?」

 

「はい、その通りです」

 

「そうさそこにいるリベール王国の2人は俺達と会う事のないまま安全な場所に避難出来た筈だぜ、立花響と言う人物がこのクロスベルに来ているのにな」

 

!!

 

「そうだろ?王女」

 

「はいその通りです。響さんには会議中は特殊遊撃部隊としての仕事をして貰っていました。そして私にも今回のような事が起きた場合の打ち合わせもしてました」

 

「流石だな特殊遊撃部隊は危機管理もしっかりしてやがるな」

 

「そんな俺達はそんな2人を勝手に連れて来て危険にさらしたのか?」

 

ロイドが後悔しながら言う。

 

「まあそう言うこったな、だが安心しろ特務支援課のお前達を倒した後で王女達は丁重に特殊遊撃部隊に渡すからな」

 

!!

 

「「「「なっ紅い星座が特殊遊撃部隊と繋がってるのか?」」」」

 

「ああ、具体的な事は言えんが交流があるな特殊遊撃部隊とのな」

 

「「「「つまり特殊遊撃部隊はこの事件が起きる事を知っていた?」」」」

 

「そう言う事だだがこの事件に直接関わったのは紅い星座とお前達がここに来るまでに制圧した猟兵団だがな」

 

「あーあ言っちゃたよ親父が、響に怒られるの私なんだけど?」

 

「来たかシャーリィー」

 

「良いだろあれくらいなら特殊遊撃部隊は怒らねえだろうよ」

 

「親父のせいでランディ兄達と遊ぶ時間が短くなったよ」

 

「それはすまんな。さてやるか特務支援課」

 

「響さんから報告受けた時は驚きましたよ」

 

「はは、すまんなランディ達が驚くから面白くてな」

 

「まあ、いずれは紅い星座と特殊遊撃部隊の関係は言うつもりでしたけどね」

 

「だったらいいんじゃねえか?」

 

「はいそうなんですけど・・・響さん的に」

 

 

「直哉君ごめんねこっちに来て貰って」

 

「いえいえ良いですよこちらの目的達成後に通商会議会場の襲撃イベントを見てたので、特殊遊撃部隊と紅い星座の関係が特務支援課に知られたんですよね」

 

「うんそうなんだけどいいの?」

 

「ああ、それは・・・別に気にしないで良いですよ」

 

「ええ――いいの?」

 

「ええ、あくまでも特殊遊撃部隊はゼムリア大陸における情報得る為にリベール王国以外の周辺の情報を得る為にエステルさんのお兄さんの知り合いがたまたま紅い星座と言う猟兵団だったと言う事ですし」

 

「その辺まで特務支援課が特殊遊撃部隊の決定事項に文句を言う事がおかしいんですよ」

 

「それはそうだけど・・・」

 

「何度でも言いますが隠れて僕達を監視している特務支援課の皆さんに言いますがそんな事してまで特殊遊撃部隊と紅い星座の関係を絶たせたいのなら、僕達は特務支援課との関係を断ちますから」

 

「え、直哉君私達監視されてたの?いつから」

 

「最初からのようですよ響さん」

 

「ええ――」

 

響が驚いたと同時に特務支援課の4人が響達の前に現れた。

 

「やはり響さん貴女は・・・」

 

「残念です・・・」

 

「さあご同行願いましょうか?」

 

「来いよほら」

 

「あのー私の容疑は何ですか?」

 

「「「「はあ―――何言ってやがる大それた事したくせに」そうです」私達は直接聞いたんですよ」

 

「そうですかでもこれ誤認逮捕になりますけど良いんですね?」

 

「それは・・・響さん貴女は何を知ってるんです?」

 

「誤認逮捕されかけた事が嫌だったらしいですね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

グランゼル市内のホテルにて2

「やはり響さん貴女は・・・」

 

「残念です・・・」

 

「さあご同行願いましょうか?」

 

「来いよほら」

 

「あのー私の容疑は何ですか?」

 

「「「「はあ―――何言ってやがる大それた事したくせに」そうです」私達は直接聞いたんですよ」

 

「そうですかでもこれ誤認逮捕になりますけど良いんですね?」

 

「それは・・・響さん貴女は何を知ってるんです?」

 

「誤認逮捕されかけた事が嫌だったらしいですね」

 

「ああ、それは・・・嬢ちゃんには悪いことしたな」

「それとナオヤ俺達は、エレポニア帝国と契約したからな」

 

「そうですかついにエレポニア帝国とカルバート共和国がクロスベルを標的にして動きますか」

 

「ああ、帝国はそのようだ」

 

「結社はまだ動かないようですね」

 

「そうか、お前を通して、結社の動向が知れるのはいいが、問題はランディだな」

 

「大丈夫ですよランディは、今後紅い星座の前に現れますよ」

 

「そうか、シャーリィーお前は大神について行け、そして異世界で戦ってこい」

 

「いいの?」

 

「ああ」

 

「やった――」

 

「エステル良いの?」

 

ヨシュアがエステルに聞く。

 

「いいわ。ここで疲れたくないし、帝都で直哉に説明をしたらいいし」

 

「わかったよエステル」

 

そしてシャーリィーを入れたエステル達と大神はリベールに戻るのだった。

 

「あの時は大神さんが体験学習の時の話を見せたので、特務支援課は驚いてましたね」

 

「そうか・・・」

「「なっ何だこの映像は?」」

 

ロイドとランディが驚く。

 

「この映像は通商会議が行われる前に特殊遊撃部隊のメンバーが紅い星座のお世話になった時にシャーリィーちゃんのお父さんが言った内容です」

 

「本当なのかよ?紅い星座がエレポニア帝国側なのは?」

 

「ええ、残念ですがそれは事実ですよ。ランディさん」

 

「くっまさかエレポニア帝国が関与してたとはな」

 

「そうねでもこれを公表できれば・・・」

 

エリィがそう言う。

 

「お気楽なんですね特務支援課の人達は」

 

「貴方誰なんですか?」

 

「自分は特殊遊撃部隊のお総司令をしている紫藤直哉と言います。よろしくお願いいたします」

 

「「「「なっ何だってーー」」」」

 

「総司令はトワさんではないのか?」

 

ロイドが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・あの時自分が別の案件でゼムリア大陸に行けなかったのでトワ様にお願いしたのですよ」

 

「その後に自分の事を言い何故紅い星座と関係を持ったかを言いました」

 

「まあ、貴方達4人がすんなりすこやか中学に教職員と生徒として入れるようにしたのは自分ですし、融合世界に戸籍の無い貴方達にね」

 

「戸籍・・・まさか特殊遊撃部隊が紅い星座に接触したのはリベール王国以外のゼムリア大陸における世界状況把握する為?」

 

「その通りですよ。後は自分達が知るタイミングでそれぞれの事件が起きるのかの確認をする為ですね」

 

「そうだ、特殊遊撃部隊は未来を知ってるのか?」

 

「そう言う質問の答えは知っていると言えるでしょうね」

 

ロイドの質問に直哉がそう答える。

 

「つまり未来を知ってるが、答える事が出来ない?そう言う事ですね」

 

「そうですよロイドさん」

 

「成程そこまでランディ達は知っているんだな」

 

「ええ、あくまでも特務支援課が関わった現状での範囲ですけどね」

 

「そうか、直哉これからどうしたらいい?」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

グランゼル市内のホテルにて3

「そうですね紅い星座の皆さんは結社サイドと接触して下さい。今回の件でエレポニア帝国とカルバート共和国が紅い星座を警戒する筈なので」

 

「成程猟兵団として活動停止にするくらいならそっち側に行くのもありだな」

 

「ええ、それにこの案はナオヤ・ブライトさんから出されたあんなので」

 

「つまりナオヤ・ブライトが俺達紅い星座を呼んでいると言う事か?」

 

「ええ、そう言う事ですね具体的な内容は知らされてませんが、クロスベルで蒼の大樹騒動直後に連絡来たので」

 

「ちょうどこの頃ですね」

 

「「「「「重要イベント?」」」」」

 

「はいそうです。蒼の大樹の発現です」

 

つまりキーアちゃんの覚醒ですそして結社の幻焔計画の幻の宝珠を回収する事に繋がるんです」

 

「「「「「ああーーそうつながるんだーー」」」」」

 

「そう言う事ですよ皆さん」

 

「正直これからのクロスベルでのイベント自体には、現時点では介入する必要性は無いのですが、見届ける感じでいて下さいね」

 

「この一連のイベントは静観しますよ。のどかさん」

 

直哉がそう言う。

 

その頃特務支援課は・・・

 

「「「「「「はあ、はあ、やった」」」」」」

 

「フフ、まさか君達にこのアイオーンが倒されるとはな」

 

「けっロボットで俺達を止められると思ったのかよ」

 

「特務支援課を甘く見ないで下さい」

 

「そうだな・・・だが十分な時は稼がせて貰ったぞ」

 

!!

 

「まさか新大統領とこのアイオーンは囮なのか」

 

「その通りだあの少女キーアの覚醒させる為にはクロスベルを危機的な状況にしなければ真の覚醒とはならないらしいのだよ」

 

「なっあんたはそんな事の為にキーアを利用したのか?」

 

「いや違うそう言う意味での利用はヨハヒムとDG教団の残党の方だ」

 

「「「「「「なっどういう事だ?」」」」」」

 

「詳しい事はベルから聞く事だな。特務支援課」

 

「さあ、下がりたまえ勝者の特務支援課の諸君」

 

「娘とクロスベルの未来を頼んだぞ。特務支援課」

 

そう言って大統領はアイオーンの爆発に巻き込まれ散っていった。

 

そして特務支援課は、キーアを助ける為に最後の敵であるマリアベルの元に向かった。

 

「成程な、そう言う事なら結社側も改変関連を知っているんだな」

 

「そうですね」

 

「レスターご苦労だったそれでどうだった?カルバート共和国共和国で起きた奇妙な事件は?」

 

「それがですね不思議なんすよ。確かに謎のモンスターがカルバート共和国のクレイユ村で発見されて数時間後には謎のモンスターを見た筈のクレイユ村の住人の記憶が無かったんですよね」

 

「何!!住人の記憶が?」

 

「はい、カルバート共和国側では集団催眠を受けたと言う事にしたみたいです」

 

「成程確かに謎のモンスターがいると公表するよりは国民の信用度は上がるな」

 

「ええ、ですがカルバート共和国側も目撃者達が全滅状態なので調査は難航しているみたいですね」

 

「そうだろうなどちらにしても我々の計画の妨げになるような事になれば色々動かねばな」

 

「現状ではそう言う事をしなければいけない状況にはなりそうも無いですけどね」

 

「何一応の備えとしてだがな」

 

「実は、クレイユ村も住人にかけた記憶操作には結社側にも協力して貰っていたんですよ」

 

「成程なだからあれだけの短時間で情報封鎖が出来たのか」

 

その後紅い星座は誰も知られずにリベール王国を離れた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

桃宮いちごの悩み

お墓戦艦内客室・・・

 

「はあ、私は一体何してんだろ異世界で?」

 

「何で皆で行く必要があるんです?」

 

れたすが直哉に聞く。

 

「良いですか皆さん。いくら改変をしようと通常なら登場人物その者を消すと言う事はミュウミュウ世界は本来あるべき流れから逸脱してしまうんです」

 

「「「ええ――」」」

 

「成程私達がこの世界にいる事が別のIF世界に私達が巻き込まれる可能性があるんですね?」

 

「はいそうです」

 

「おい、圭一郎どういう事だよ?」

 

「良いですか皆さん直哉さんが言った事は簡単に言えば、直哉さんや特殊遊撃部隊がこの世界から離れた直後からIFの世界に切り替える可能性があるんです」

 

「ええ――でも直哉さんの言った世界はそんな事になっていませんでしたよ」

 

「はっまさか・・・この事態の原因は」

 

「ああ、それは・・・恐らくいちごの想い人である青山の存在が消えた事による修正のせいだろうな」

 

「そんな・・・」

 

「直哉このままこの世界にいたらどうなる?」

 

「可能性の話になりますが青山さんの存在しない世界の住人となり当然僕や特殊遊撃部隊と関わった記憶は全て消えるでしょうね」

 

「そして新たなミュウミュウ世界の鏡の世界になる可能性があります」

 

「そうか・・・最後に後2人のミュウミュウは影響を受ける事はないんだな?」

 

「ええ、僕の上司達もこの世界の異変に気がつき皆さんが特殊遊撃部隊と一緒に避難すれば、IF世界にならないように動いてくれると思うので」

 

「成程そう言う処置をするのに俺達がいると出来ないんだな?」

 

「そう言う事ですよ。世界を一時的にとは言え封印状態にするので」

 

「「「「「世界を封印ーーー」」」」」

 

「ええ、そうですよ。それをしないとIF世界になるんですよね」

 

「現に別の事情で封印されていた世界は今回の改変の影響は受けていないので」

 

「直哉さんからそう言われて、改変された私達の世界から逃げたけど」

 

「結局今の所私達って・・・」

皆さんお疲れ様でした。それにレンさんとアリオスさんご助力ありがとうございました」

 

「フフ、気にしなくて良いわよ。私も新たな世界から来た人間を見たかったし」

 

「私の方も気にしなくていい通商会議よりこちらを優先して欲しいとミシェルが言ったからな

 

レンとアリオスが直哉に向け言う。

 

「「「「はあ、はあ」」」」

 

「何とかキメラ魔獣を通常の魔獣に戻せましたね」

 

キュアアースが言う。

 

「ねえ白銀今回のあれやたら頑丈だっだけどどうして?」

 

「ああ、それは・・・ゼムリア大陸と言う異世界と霊的な力を増幅させるこの塔が何らかの影響が出たと推測している俺の中ではな」

 

「そうなの?」

 

「そうねそこのお兄さんが言ったのが正解かも知れないわね。ここに来る前に直哉からあいつの能力を聞いたけど本当にナノビョーゲンに似てるわよね」

 

「ああ、ここは上位三属性が働いているからな」

 

「つまりここにいた俺達の世界の敵を上位三属性とやらの力で強化されたと考えていいのか?」

 

白銀がレンに聞く。

 

「ええ、そう言う風に考えて良いと思うわ。少なくとも上位三属性が発現する時は必ず厄介な事が起きるから」

 

「そうなのか?」

 

「ああ、そう言う時の方が多い。さて直哉一旦出ないか?星見の塔から」

 

「あ、そうですねアリオスさん」

 

そして直哉達は星見の塔を出てクロスベル市の東通りにある宿泊施設に向かい、途中でアリオスとは遊撃手協会で別れていた。

 

「あれ以来戦っていないからなあ」

 

「それでもいちごは良いですわよ。戦えているんですから」

 

「そうですね私なんて暴走して皆さんに迷惑かけましたし」

 

「3人共ここにいたのか・・・何くらい顔してんだ?」

 

「白銀私達ってここにいて良いのかな?」

 

いちごが白銀に聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ミュウミュウ達の悩みと謎の次元嵐の先にある世界

「あれ以来戦っていないからなあ」

 

「それでもいちごは良いですわよ。戦えているんですから」

 

「そうですね私なんて暴走して皆さんに迷惑かけましたし」

 

「3人共ここにいたのか・・・何くらい顔してんだ?」

 

「白銀私達ってここにいて良いのかな?」

 

いちごが白銀に聞く。

 

「ああ、その件か俺達は特殊遊撃部隊にいるしかないのはわかるよな?」

 

「「「それは」」」

 

「そうね、帝国華撃団や巴里華撃団にとってはイベントのやり直しとも言えるけど問題は白銀達の方ね」

 

どういう事だ?」

 

「ああ、それは・・・僕が一旦管理者の神殿に行き報告するのでその間皆さんは念の為に待機していてください」

 

「そう言う理由で僕達はミュウミュウ世界での改変を受けたのは桃宮いちごさんと考えていますが、いちごさんどうですか?」

 

「私は・・・私は・・・青山君が元から居なかった事には出来ないよーー」

 

「成程そう言う事ですか、つまりミュウミュウ世界の改変はいちごさんの恋愛の対象の消失といちごさん以外の人間からの青山さんの記憶の消失が改変を受けた結果ですか?」

 

「直哉さん青山君を助ける事は出来ないの?」

 

「いちごさん。残念ですが現状では、改変を受けた物を改変を受ける前に戻すのは出来ません」

 

「そんな・・・」

 

「何故ですか?直哉さん」

 

れたすが直哉に聞く。

 

「その理由とはこの一連の改変によって、人間が消されたのはミュウミュウ世界が初めてなので」

 

「「「え、本当なの?」」」

 

「何本当なのか?直哉」

 

「はい、最初の世界ではその世界でキーアイテムが改変の影響を受けていたのです。その次の世界ではその世界の絆を改変され大変でしたね」

 

「「「そんな人の絆をおもちゃにするなんて」」」

 

「恐らくですがミュウミュウ世界での改変は、絆を改変した別パターンの可能性がありますね。少しこちらの映像を見て下さい」

 

「ええ、そうだと思います。そして今回の改変のターゲットさんでなおかつ絆を作らせないようにしたのでしょう」

 

「その絆が恋愛感情と気がつかないまま改変されたために、青山さんの存在が消されたのでしょう」

 

「そんな私が青山君の存在を消したの?」

 

「それは違いますよいちごさん。あくまでいちごさんと青山さんの2人被害者なのですから」

 

「原因がわかったが直哉これからどうするんだ?」

「「・・・これは本当に融合世界の前の世界で起きた事なんですか?」」

 

大神と白銀がトワに聞く。

 

「ええ、事実よ」

 

「それが原因でその世界にたびたび現れては管理者の調整をし過ぎて管理者は過労で死んでねその世界のバランスは大きく乱れてその隙を突かれ、米田健二によって滅ぼされたのよ」

 

「米田健二?それが特殊遊撃部隊のラスボスなのか?」

 

「その筈だったんだけどね。魔王の因子とゲネシスの改変により米田健二の存在が消されたかも知れないのよね」

 

!!

 

「成程つまり俺達の世界のはその世界の別パターンで極端な話絆を作らせないようにする為の簡単な方法に切り替えたんだな」

 

「俺はトワから聞かされ、俺達の知らない世界になる前に逃げる選択肢をくれただろう?」

 

「「「それは確かに」」」

 

「どのみち俺達は特殊遊撃部隊と行くしかないのはわかるな?」

 

「うんでも、私達より年下の皆が戦って私達が戦わないのは・・・」

 

その頃直哉はある報告を響とエステルから受けていた。

 

「え、謎の次元嵐が大量に発生し融合世界内部の世界及び友好世界に帰還が出来ない?」

 

「何やら意図的な物を感じますが・・・響さんとエステルさん。次元嵐を超えれそうな場所はありますか」

 

「ええ、あるわねただ・・・その世界は無調査なのよ。今回初めて見つけた世界だから」

 

「成程」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第40章 第1部 ゆい達の帰還編
次元嵐をやり過ごす為に向かう世界前編


「え、謎の次元嵐が大量に発生し融合世界内部の世界及び友好世界に帰還が出来ない?」

 

「何やら意図的な物を感じますが・・・響さんとエステルさん。次元嵐を超えれそうな場所はありますか」

 

「ええ、あるわねただ・・・その世界は無調査なのよ。今回初めて見つけた世界だから」

 

「成程」

 

「つまり僕達はその世界に行かせたい何者かの意思が介入してるのか、はたまた偶然その世界への入り口が開いたのかどちらですかね?」

 

「私としてはイシュメルガによっての嫌がらせかと思ったのだけど・・・」

 

「以上が今回の作戦の結果です」

 

「まさか未来から来た3人を確認もしくは確保が目的だったがまさか確認すらできないとは」

 

「まあ仕方ないですね、彼等特殊調査隊は直接的な戦闘は不慣れだった事と、紅い星座が、特殊遊撃部隊についていたとは・・・」

 

「それは我々もおもいましたが・・・」

 

「こんな感じだったから違うと感じたわ」

 

「ねえ、直哉君この謎の世界って原作世界のオイシーナタウンの可能性はないかな?」

 

「何故そう思ったの?響」

 

エステルが響に聞く。

 

「だって裏のオイシーナタウンで・・・」

 

「あまね貴女がジェントルー時代にナノビョーゲンを使った事自体世界のバランスを乱す行為行為なのよ」

 

「本来すこやか市にはレシピッピは存在していなかったのにあれ以降レシピッピが存在するようになったのよ」

 

「ええ――別にいいじゃんいい事じゃん」

 

「すこやか市にとっては迷惑な事よ」

 

「別に私達には関係ないもん知らない街については」

 

「らん言い過ぎよ」

 

そうだジェントルー時代の私が原因だがその言い方は駄目だ」

 

「だって私達が悪いわけじゃないのに怒られなきゃいけないの」

 

らんが不満を漏らす。

 

その頃直哉達は・・・

 

「うんこれはまずいかもしれませんね」

 

「そうだねらんさんの他の街について関係ないは流石にまずいかな」

 

「現に帝都やすこやか市に被害が出たケースもあってゆいちゃんとローズマリーさんが動いて解決したケースもあるのに」

 

「でも響さんその事実を彼女達に言っても無理なんじゃ」

 

「そうなんだよね光ちゃん。彼女達は敵だったりまだ融合世界に来る前の出来事だから」

 

「確かにそうですね。まなつちゃん達みたいなパターンなら良いのですが説明が楽なので」

 

「それに、どうやら和実ゆいちゃん自身も戸惑っているみたいですね」

 

「ここねさんとらんさんがゆいちゃんとローズマリーさんがこちらに来たタイミングが違うので何でこの2人フランクなの?と思ってるみたいですね」

 

「必要ないわ」

 

「ここまで進展した上に・・・」

 

「いえ、違うわね恐らく、融合世界のすこやか市ともう1つのすこやか市と同じなのかも知れないわね」

 

「つまりここねさんとらんさんは今いるオイシーナタウン出身でゆいさんとローズマリーさんにあまねさんが原作世界のオイシーナタウンから来たと言う事ですか?」

 

「恐らくそう言う事だと思うわ」

 

「でもそう考えるとゆいさんの違和感とローズマリーさんの記憶の年数の違いがあったとしても納得が出来ますし」

 

でもここが裏のオイシーナタウンとしてもローズマリーさんにゆいさんやあまねさんのもう1人は一体どこにいるのでしょうね?」

 

「「確かに」」

 

「響さんの言う通り裏のオイシーナタウンだけが活発になっている状況は表のオイシーナタウンにも何らかの影響が出て、こちら側の世界に転移して来た可能性もあると考えておくべきでしょうね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

次元嵐をやり過ごす為に向かう世界後編

「恐らくそう言う事だと思うわ」

 

「でもそう考えるとゆいさんの違和感とローズマリーさんの記憶の年数の違いがあったとしても納得が出来ますし」

 

でもここが裏のオイシーナタウンとしてもローズマリーさんにゆいさんやあまねさんのもう1人は一体どこにいるのでしょうね?」

 

「「確かに」」

 

「響さんの言う通り裏のオイシーナタウンだけが活発になっている状況は表のオイシーナタウンにも何らかの影響が出て、こちら側の世界に転移して来た可能性もあると考えておくべきでしょうね」

 

「そうね、無駄かもしれないけど、念の為に管理者の神殿に連絡をしてみるわ」

 

そう言ってエステルは通信室に向かった。

 

「直哉君どうする?」

 

「響さん済みませんが、お墓戦艦の操舵をお願いしたいんですが良いですか?」

 

「うん良いよ。後ローズマリーさん達を直哉君が呼んでると言えば言い?」

 

「はいそうですね。ローズマリーさん達に確認をして貰おうと思うので」

 

「了解」

 

その直後響はローズマリー達に伝えに行く事とお墓戦艦の操舵室に行く為に部屋を出た。

 

暫くして・・・

 

「直哉さん来ましたよ」

 

「待っていましたよ皆さん」

 

「私達を呼ぶなんてどうしたの?」

 

「ああ、それは・・・皆さんに確認して欲しい事がありまして・・・」

 

「「「確認を?」」」

 

「そうですこれを見て下さい」

 

「え、謎の次元嵐が大量に発生し融合世界内部の世界及び友好世界に帰還が出来ない?」

 

「何やら意図的な物を感じますが・・・響さんとエステルさん。次元嵐を超えれそうな場所はありますか」

 

「ええ、あるわねただ・・・その世界は無調査なのよ。今回初めて見つけた世界だから」

 

「成程」

 

「つまり僕達はその世界に行かせたい何者かの意思が介入してるのか、はたまた偶然その世界への入り口が開いたのかどちらですかね?」

 

!!

 

「まさかあの世界は私達のオイシーナタウンが存在する世界よ間違いないわ」

 

「そうですかやはり響さんの予想通りでしたね」

 

「「直哉さん私達の世界に行って下さいお願いします」」

 

「ゆいさんとあまねさん心配しないで下さい。現状お墓戦艦は融合世界に帰還できない状況なので今この状況で行ける世界はゆいさんとあまねさんの記憶があるオイシーナタウンが存在する世界にしか行けないので」

 

「「「成程」」」

 

「つまり行くしかないのね私達の世界に」

 

「そうです。ただ問題としてあまねさんの存在です」

 

「私が?・・・」

 

「はい」

 

「あの時に融合世界がゆいさん達の力を持つエナジー妖精とパートナーとなる人物を見つけたが融合世界に転移をさせれなかったんでしょうね」

 

「どうして?」

 

ゆいが直哉に聞く。

 

「それは僕と僕の上司達がゆいさんの世界を知らないからですよ」

 

「「ああ、成程」」

 

ゆいとローズマリーは直哉の説明に納得する。

 

「でもどうして、マリちゃんが置いて来たエナジー妖精が融合世界に来たの?私の通っている2人をと共に?」

 

「それについては2つの可能性があります。まず1つ目は・・・」

 

「それは俺達が融合世界に来た時の座標を融合世界に使われたのだろう?」

 

「ええ、その可能性が高いと思います」

 

「そしてそれぞれのエナジー妖精とゆいさんの学校の女の子達が融合世界に来たのは・・・そこにいる2人がプリキュアになってしまったからだと思います」

 

「「ええーー」何ですって」

 

直哉の説明に驚くゆいとローズマリーだった。

 

「当初はジェントルーだったあまねさんも含め本来の世界だと思い色々動いたと思いますが、それらが裏のオイシーナタウンだったとわかり混乱している所に・・・」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

本来の世界に戻る前の注意点

「本来の世界では、ここねさんとらんがまだプリキュアになる前だとすると・・・当然あまねさんは向こうではジェントルーでなければ本来の流れとは違うので」

 

「「「あ、そうだった」」」

 

「一時的とはいえ、再び敵対出来ますか?」

 

「確かに私達の世界ではゆいと出会ったばかりの頃だったわ」

 

「そして私は・・・」

 

 

「500キロカロリーパンチ!!」

 

「ウバ・・・ウゾ」

 

「良いわよ。プレシャスレシピッピが2体捕まってるけど何とか、プレシャスだけでも行けそうね」

 

「ジェントルレシピッピを返して貰うよ」

 

「ふん、お前達もう勝った気でいるのか?」

 

「「どういう事よ」」

 

「私は、お前達がこのフィールドを作るのを待っていたのだ。キュアプレシャスに確実に勝つ為に」

 

「行きなさいナノビョーゲン」

 

!!

 

「そ、それは・・・」

 

ジェントルがそう言い放たれたナノビョーゲンに感染された岩が、メガビョーゲンに進化した。

 

「あはは、どうだこのメガビョーゲンを浄化出来るプリキュアはこのフィールドをの中にはいないぞ。どうするプリキュア?」

 

「どうしょうマリちゃん?」

 

「困ったわこのままだとどちらか一方しか浄化が出来ないわ」

 

「その心配はないラビ」

 

「安心するペン」

 

「岩型のメガビョーゲンは俺達に任せろニャン」

 

!!

 

「なっお前達がどうしてこのフィールド内にいるキュアグレース達」

 

ジェントルが怒りの感情をぶつける。

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

「あれれ、私達貴女と直接会うの初めてなのに?どうして名前を知ってるのかな?」

 

スパークルがジェントルに聞く。

 

「う、それは・・・」

 

「ともかく助かったわ。これで2体纏めての浄化が可能よ」

 

そして互いの浄化技が発動した。

 

「ああいう事をしていた時に戻らなければ、他の幹部やゴーダッツに怪しまれるか」

 

「そうですね少なくともあまねさんがプリキュアに変身する場合に使うアイテムは時期が来るまでローズマリーさんに預けておく事がベストでしょうね」

 

「確かにそうだな。一応ブンドル団の操り人形の立場だったからな」

 

「ゆいさんも気をつけて下さいね」

 

「え、何をですか?」

 

「ここねさんとらんさんとの付き合い方ですよ」

 

「ああーーそうですよね、裏のオイシーナタウンでの付き合い方はまだ出来ないんでしたね」

 

「いやしても良いんですけど、相手からひかれてしまう可能性があるのでそこは気をつけて下さい」

 

「最後ですが裏のオイシーナタウンが・・・」

 

「あまね貴女がジェントルー時代にナノビョーゲンを使った事自体世界のバランスを乱す行為行為なのよ」

 

「本来すこやか市にはレシピッピは存在していなかったのにあれ以降レシピッピが存在するようになったのよ」

 

「ええ――別にいいじゃんいい事じゃん」

 

「すこやか市にとっては迷惑な事よ」

 

「別に私達には関係ないもん知らない街については」

 

「らん言い過ぎよ」

 

そうだジェントルー時代の私が原因だがその言い方は駄目だ」

 

「だって私達が悪いわけじゃないのに怒られなきゃいけないの」

 

らんが不満を漏らす。

 

「はいはいとりあえず休憩時間ですよ皆」

 

「「「え、貴方は誰?」」」

 

「僕は今都合上本名は教えられないんだけど皆からは特殊遊撃部隊の司令と呼ばれたりしているよ」

 

「「「ええ――貴方が特殊遊撃部隊の司令官さん」

 

「こんな感じで改変の影響が出てるので対となる貴女達の世界にも影響が出ているかも知れません」

 

「「そんな」」

 

「まあ、そこは事前調査をせずにいるので何とも言えない状況ですから」

 

「「「成程」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

本来の世界に戻った3人と別行動の特殊遊撃部隊前編

「直哉君本当に和実ゆいちゃん達の世界なのかな?」

 

「そう信じるしかないよのどかお姉ちゃん。実際に注意点を伝えてるしね」

 

「ああいう事をしていた時に戻らなければ、他の幹部やゴーダッツに怪しまれるか」

 

「そうですね少なくともあまねさんがプリキュアに変身する場合に使うアイテムは時期が来るまでローズマリーさんに預けておく事がベストでしょうね」

 

「確かにそうだな。一応ブンドル団の操り人形の立場だったからな」

 

「ゆいさんも気をつけて下さいね」

 

「え、何をですか?」

 

「ここねさんとらんさんとの付き合い方ですよ」

 

「ああーーそうですよね、裏のオイシーナタウンでの付き合い方はまだ出来ないんでしたね」

 

「いやしても良いんですけど、相手からひかれてしまう可能性があるのでそこは気をつけて下さい」

 

「でも直哉君ここも魔王の因子とゲネシスの改変を受けているのかな?」

 

「それは・・・厳密に言えば受けていないと思いますよ。現に主要人物達が消えていたんですから」

 

「確かにそうだね」

 

「しかしゆいさん達は裏のオイシーナタウンで少しイベントを進めていたので、こちらでその弊害が出なければ良いんですけどね」

 

「あ、そういう事あまねさんがキュアフィーナーレになるまでキュアプレシャスであるゆいちゃんが見てるからちゃんとブンドル団のジェントルーとしてあまねさんを呼べるかとか、そういう事?」

 

「ええ、それもありますがこちらの世界の方で起きていたと思われる神隠しみたいな事があればそれに対応しなければいけませんし」

 

「あ、そうか・・・」

 

「ふう、どうやら纏まったわね。直哉数日後に響とまなつ達を連れてシンフォギア世界に行ってくれない?」

 

「この経緯で、ローズマリーは私達の協力者として貴方達の世界へ帰還するまでの間までやってくれるんだけど和実ゆい貴女はどうする?」

 

「え」

 

「勿論この答えによって和実ゆいやコメコメに対する扱いは変わる事は無いから安心して」

 

「あのトワさん協力しないって決めたらどうなるんですか?」

 

「そうね、その時は管理者の神殿にずっと貴女の世界に戻れるまでいて貰う事になるわね」

 

「一応貴女達は要保護者の立場だからね」

 

「要保護者」

 

「そうよ」

 

「これを見て」

 

「その通りですよまなつちゃん」

 

「17番目のプリキュアの世界に関連する人たちは保護対象となるから、臨時隊員になる事を強く勧めたりはしないんだよ」

 

「フーン本当私達とは違うわね」

 

ローラが言う。

 

「貴女達は自分達の意思で融合世界に来た訳ではないのがわかってるから保護対象として自分達の世界に戻る時まで私達が面倒みるわよ」

 

「そうなんですか?それじゃああの大勢のプリキュアに会う事は出来ますか?」

 

「それは無理ね、彼女達のいる場所には彼女達の敵がいるからね」

 

「ええ――そうなんですか?」

 

「ええ、そうよ和実ゆい貴女がいるこの世界が融合世界の中で安全な世界なのよ」

 

「わかりました。トワさん私マリちゃんと一緒に融合世界の為にお手伝いをします」

 

「ゆい良いの?」

 

「うん良いよ。マリちゃんそれに私達の敵ブンドル団も融合世界に来てるかもしれないし、それに私とコメコメを助けてくれたトワさん達にもお礼をしたいしね」

 

「・・・そうね」

 

「そう言う訳でして私とマリちゃんはトワさん達のお仕事を手伝います」

 

「・・・和実ゆいそれが貴女達17番目のプリキュアの世界の総意で良いのね?」

 

「「「はい」」コメ」

 

「わかったわ・・・レイ直哉達はどうしてる?」

 

「確かゆいちゃんとあまねさんは同時期に融合世界に来たんだったね」

 

「はいそしてあまねさんは・・・」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

本来の世界に戻った3人と別行動の特殊遊撃部隊中編

「ブルーどうしたのだ?」

 

「ああ、すまん今後の事を考えていた」

 

「今後の事を?」

 

「ああ、今の融合世界はジェントルお前やキュアプレシャスの出現により世界の常識が変わったのさ、その為の今後の行動を俺は考える事があるのさ」

 

「それはどういう意味だ?ブルー」

 

「ああ、それは・・・ジェントルお前が今知るべきではない事だ」

 

「そうか・・・わかった」

 

「ジェントルこの世界にもレシピッピが誕生したぞ、さしあたり今日はこの世界のお祭りがあってないろんな食材を扱う出店があるぞ」

 

「そうなのか?ぜひ言って見よう。すべてはゴーダッツ様の為に」

 

「そう言いながらジェントルはひなたと直哉がいるお祭り会場に向かった。

 

「あまねさんの場合はブルーの隼人叔父さんが助けた後すこやかフェスティバルの会場でレシピッピを捕獲してましたがね」

 

「ああ、あったねそんな事が」

 

のどかはそう言いながらその時を思い出していた。

 

「成程そういう事ですか」

 

「何直哉君何かわかったの」

 

「いえ、確実な理由はわかりませんが、このフィールドは現実の世界とは隔離されていますね」

 

「「「ええーーー」」」

 

「それはつまり・・・このフィールドを作った人物を探さないと出られない可能性があるのね」

 

フォンテーヌが直哉に聞く。

 

「ええ、そうだと思いますが、このフィールドを作ったのはローズマリーさんだと思うので、ひとまずキュアプレシャスとローズマリーさんと合流しましょう」

 

「「「「「「了解」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

そしてグレース達はローズマリーたちと合流する為に移動を始めた。

 

その頃キュアプレシャス達は・・・

 

「500キロカロリーパンチ!!」

 

「ウバ・・・ウゾ」

 

「良いわよ。プレシャスレシピッピが2体捕まってるけど何とか、プレシャスだけでも行けそうね」

 

「ジェントルレシピッピを返して貰うよ」

 

「ふん、お前達もう勝った気でいるのか?」

 

「「どういう事よ」」

 

「私は、お前達がこのフィールドを作るのを待っていたのだ。キュアプレシャスに確実に勝つ為に」

 

「行きなさいナノビョーゲン」

 

!!

 

「そ、それは・・・」

 

ジェントルがそう言い放たれたナノビョーゲンに感染された岩が、メガビョーゲンに進化した。

 

「あはは、どうだこのメガビョーゲンを浄化出来るプリキュアはこのフィールドをの中にはいないぞ。どうするプリキュア?」

 

「どうしょうマリちゃん?」

 

「困ったわこのままだとどちらか一方しか浄化が出来ないわ」

 

「その心配はないラビ」

 

「安心するペン」

 

「岩型のメガビョーゲンは俺達に任せろニャン」

 

!!

 

「なっお前達がどうしてこのフィールド内にいるキュアグレース達」

 

ジェントルが怒りの感情をぶつける。

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

「あれれ、私達貴女と直接会うの初めてなのに?どうして名前を知ってるのかな?」

 

スパークルがジェントルに聞く。

 

「う、それは・・・」

 

「ともかく助かったわ。これで2体纏めての浄化が可能よ」

 

そして互いの浄化技が発動した。

 

「そんなやり取りもあり浄化したんだよね」

 

「そうですね。それ以降のジェントルーは姿を消してしまいましたからね」

 

「そうだね何で姿を消したんだろ?」

 

「恐らくですが隼人叔父さんはあまねさんを・・・」

 

「そんな状況なんすか?」

 

「ああ」

 

「それで宿主は、一時的に敵になろうとしてたんですね」

 

「そう言う事なら俺とバテデモーダに任せろ、どのみち俺達もノヴァを止める為にここに来ているんだからな」

 

「でも・・・」

 

「直哉お前、キュアグレース達が美味く悪役が出来ると思うか?」

 

「う、確かに難しいかもしれません」

 

「だろう?まあ・・・」

 

「そうなの?それならいいけど、またワイズマンが別の世界を連れてこようとしてるかと思ったよ」

 

「ああ、その可能性なら十分ありますよ。どうやらのどかさん達以外にプリキュアという存在は少なくとも14組は存在している世界もあるようなので」

 

あのタイミングでオイシーナタウンに置いたのでしょうね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

本来の世界に戻った3人と別行動の特殊遊撃部隊後編1

 

「そうなの?それならいいけど、またワイズマンが別の世界を連れてこようとしてるかと思ったよ」

 

「ああ、その可能性なら十分ありますよ。どうやらのどかさん達以外にプリキュアという存在は少なくとも14組は存在している世界もあるようなので」

 

あのタイミングでオイシーナタウンに置いたのでしょうね」

 

「成程だからジェントルーの襲撃が少なかったのね」

 

「ええ、多分ですが・・・」

 

「良いわよ。プレシャスレシピッピが2体捕まってるけど何とか、プレシャスだけでも行けそうね」

 

「ジェントルレシピッピを返して貰うよ」

 

「ふん、お前達もう勝った気でいるのか?」

 

「「どういう事よ」」

 

「私は、お前達がこのフィールドを作るのを待っていたのだ。キュアプレシャスに確実に勝つ為に」

 

「行きなさいナノビョーゲン」

 

!!

 

「そ、それは・・・」

 

ジェントルがそう言い放たれたナノビョーゲンに感染された岩が、メガビョーゲンに進化した。

 

「あはは、どうだこのメガビョーゲンを浄化出来るプリキュアはこのフィールドをの中にはいないぞ。どうするプリキュア?」

 

「どうしょうマリちゃん?」

 

「困ったわこのままだとどちらか一方しか浄化が出来ないわ」

 

「その心配はないラビ」

 

「安心するペン」

 

「岩型のメガビョーゲンは俺達に任せろニャン」

 

!!

 

「なっお前達がどうしてこのフィールド内にいるキュアグレース達」

 

ジェントルが怒りの感情をぶつける。

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

「あれれ、私達貴女と直接会うの初めてなのに?どうして名前を知ってるのかな?」

 

スパークルがジェントルに聞く。

 

「う、それは・・・」

 

「ともかく助かったわ。これで2体纏めての浄化が可能よ」

 

そして互いの浄化技が発動した。

 

「プリキュア!プレシャス・トライアングル!」

 

「オナカイッパーイ」

 

「ごちそうさまでした」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「あの戦いの後にジェントルーを見ていて彼女をオイシーナタウンに連れて行った後に魔王の因子とゲネシスの改変によって余計に裏のオイシーナタウンが自分の世界だと思い込まされたから、あの時の衝突になったのでしょうね」

 

「あまね貴女がジェントルー時代にナノビョーゲンを使った事自体世界のバランスを乱す行為行為なのよ」

 

「本来すこやか市にはレシピッピは存在していなかったのにあれ以降レシピッピが存在するようになったのよ」

 

「ええ――別にいいじゃんいい事じゃん」

 

「すこやか市にとっては迷惑な事よ」

 

「別に私達には関係ないもん知らない街については」

 

「らん言い過ぎよ」

 

そうだジェントルー時代の私が原因だがその言い方は駄目だ」

 

「だって私達が悪いわけじゃないのに怒られなきゃいけないの」

 

らんが不満を漏らす。

 

「そう言う流れならあまねさんが一度私達を拒絶した事も納得できるね」

 

「そうですね、彼女がジェントルーと言う操り人形だったのを解放したのは、間違いなく裏のオイシーナタウンでのイベントの消化のおかげだと思いますから」

 

「直哉君これから特殊遊撃部隊としてどう動くの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

本来の世界に戻った3人と別行動の特殊遊撃部隊後編2

 

「すこやか市にとっては迷惑な事よ」

 

「別に私達には関係ないもん知らない街については」

 

「らん言い過ぎよ」

 

そうだジェントルー時代の私が原因だがその言い方は駄目だ」

 

「だって私達が悪いわけじゃないのに怒られなきゃいけないの」

 

らんが不満を漏らす。

 

「そう言う流れならあまねさんが一度私達を拒絶した事も納得できるね」

 

「そうですね、彼女がジェントルーと言う操り人形だったのを解放したのは、間違いなく裏のオイシーナタウンでのイベントの消化のおかげだと思いますから」

 

「直 哉君これから特殊遊撃部隊としてどう動くの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「それはですね、現状ではプリキュアが、ゆいさんだけなのでここねさんとらんさんがプリキュアになるまではイベントには不干渉で行きその間に管理者の神殿に連絡を出来るようにしたいと思います」

 

「成程イベントにへんかがないから?」

 

「ええ、それもありますが・・・個人的に以前のような失態はしたくないので」

 

「そうよ、直哉の霊力よ」

 

「そんな直哉さん、貴重な力を与えたんですか?」

 

「ああ、それは大丈夫よ。直哉が言うには」

 

「ええ、ラビリン達そしてグレースさんに提供する霊力はのどかさんとラビリンそして僕へと循環されている霊力なので僕自身の霊力とは違うので」

 

「成る程そういうやり方なら直哉が、悪化しないのね?」

 

「はい」

 

「そう言う事だから気にしなくて良いわよ。さくら」

 

「そうなんですか、良かった。直哉さんの事を考えると良かったとか言えませんが」

 

「そうね、しかしここで直哉の為に融合世界に戻る事は、飛鳥や薫を見捨てる事になるわ」

 

「ああ、あおぞら市の時のような事だよね?」

 

「そうです。僕自身が動けなくのだけは防ぎたいんですよね。嫌な予感がするので」

 

「え、嫌な予感ってどういう事?」

 

「簡単に言えばあおぞら市の時みたいな夢を見たんです」

 

「ああ、それは・・・」

 

「「「ええ――直哉君それ本気ーーー」」」

 

「ええ、ああいう夢を見たので」

 

 

あとまわしの魔女の執事であるバトラーがヌメリーとエルダとカニを呼び新型ヤラネーダを生み出す球を3人に渡した。

 

「「「何だこれは」何何」何よこれ」

 

「これはゼンゼンヤラネーダを生み出す球です」

 

「「「ゼンゼンヤラネーダ?」」」

 

「そうです。最近は我々の協力者であるブルー様を追いかけて来た異世界のプリキュアが来てますし」

 

 

「何――奴等異世界のプリキュアなのかよ」

 

カニが思い出す。

 

「ええ、こちらの世界のあとまわしの魔女の配下との戦いは極力避けた事により僕達とブルーが、敵対している事が知られ、あとまわしの魔女の配下たちに僕達もターゲットにされてしまったようです」

 

「成る程ねだから直哉とのどか達が、まなつ達の学校に転校するのね」

 

「その方がいつ夢の事態が起きても敵を集める事が出来ますし、エステルさん」

 

「確かにね、でも危険な手でもあるわね」

 

「それを実行すると言う事は、この総力戦の途中で私達も含めて戦いに参加した者は、この世界から融合世界の方に転移する可能性があるのね」

 

「こんな夢だったよね?」

 

「そうです今回もそう言うものだと思って見たら・・・1つ目はオイシーナタウンについての未来で、2つ目の夢が問題で原作世界のオイシーナタウンに隣接するように新たな世界が2つ現れている夢を見たんです」

 

「ええ――それって大丈夫なの名親君?」

 

のどかが直哉に聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

夢の意味

「確かにね、でも危険な手でもあるわね」

 

「それを実行すると言う事は、この総力戦の途中で私達も含めて戦いに参加した者は、この世界から融合世界の方に転移する可能性があるのね」

 

「こんな夢だったよね?」

 

「そうです今回もそう言うものだと思って見たら・・・1つ目はオイシーナタウンについての未来で、2つ目の夢が問題で原作世界のオイシーナタウンに隣接するように新たな世界が2つ現れている夢を見たんです」

 

「ええ――それって大丈夫なの直哉君?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「1つ目夢に関しては、あおぞら市の時に見た系統の夢でしたので、その流れになると思うので、心配はしてないんですが」

 

「ただ2つ目の夢に関しては街や世界については、現状では詳しくわかりませんでした」

 

もしかすると・・・」

 

「成程そう言う事ですか、つまりミュウミュウ世界の改変はいちごさんの恋愛の対象の消失といちごさん以外の人間からの青山さんの記憶の消失が改変を受けた結果ですか?」

 

「直哉さん青山君を助ける事は出来ないの?」

 

「いちごさん。残念ですが現状では、改変を受けた物を改変を受ける前に戻すのは出来ません」

 

「そんな・・・」

 

「何故ですか?直哉さん」

 

れたすが直哉に聞く。

 

「その理由とはこの一連の改変によって、人間が消されたのはミュウミュウ世界が初めてなので」

 

「「「え、本当なの?」」」

 

「何本当なのか?直哉」

 

「はい、最初の世界ではその世界でキーアイテムが改変の影響を受けていたのです。その次の世界ではその世界の絆を改変され大変でしたね」

 

「「「そんな人の絆をおもちゃにするなんて」」」

 

「恐らくですがミュウミュウ世界での改変は、絆を改変した別パターンの可能性がありますね。少しこちらの映像を見て下さい」

 

「このミュウミュウ世界が新たに生まれ変わるのかそれとも別の世界が融合世界に接触する為に現れる世界なのか、正直推測だけなのでわかりませんけど」

 

「もしその世界が新たなミュウミュウ世界になるのならいちごさん達にとっても良い事だけど・・・もし違うのならまだ言わない方が良いよね?」

 

「ですね。ぬか喜びをさせても悪いですから」

 

「成程そう言う事ですか、つまりミュウミュウ世界の改変はいちごさんの恋愛の対象の消失といちごさん以外の人間からの青山さんの記憶の消失が改変を受けた結果ですか?」

 

「直哉さん青山君を助ける事は出来ないの?」

 

「いちごさん。残念ですが現状では、改変を受けた物を改変を受ける前に戻すのは出来ません」

 

「そんな・・・」

 

「少なくともいちごさんはあの一件と・・・」

 

「それでもいちごは良いですわよ。戦えているんですから」

 

「そうですね私なんて暴走して皆さんに迷惑かけましたし」

 

「3人共ここにいたのか・・・何くらい顔してんだ?」

 

「白銀私達ってここにいて良いのかな?」

 

いちごが白銀に聞く。

 

「ああ、その件か俺達は特殊遊撃部隊にいるしかないのはわかるよな?」

 

「「「それは」」」

 

「俺はトワから聞かされ、俺達の知らない世界になる前に逃げる選択肢をくれただろう?」

 

「「「それは確かに」」」

 

「どのみち俺達は特殊遊撃部隊と行くしかないのはわかるな?」

 

「うんでも、私達より年下の皆が戦って私達が戦わないのは・・・」

 

「その件に悩んでいるみたいですね」

 

「そうなんだ」

 

「ええ、白銀さんがそう言ってましたので、そろそろ考えておかないといけないかもですね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ジェントルーからの通信

直哉達特殊遊撃部隊が原作世界のオイシーナタウンにやって来て約2か月後・・・

 

ジェントルーとしての役割を果たしているあまねから直哉が通信を受けていた。

 

「そちらはどうですか?」

 

「ああ、予定通り私はブンドル団から捨てられる予定だ」

 

「そういう事ならキュアプレシャス以外のプリキュアは誕生し貴女の正体を知ったんですね」

 

「ああ、そこまでは順調に、イベントが進んでいる」

 

「そうなんですねこちらも融合世界に帰還する為のルートが構築できそうなので、それが出来次第一旦特殊遊撃部隊は報告を含めて一度融合世界に帰還します」

 

「そうなのか?出来れば私達も行きたいがな」

 

「ええ、こちらとしても考えましたが、ブンドル団がオイシーナタウンやクッキングダム以外の異世界の存在を知らせるリスクを考えると僕達だけで帰還した方がリスクが低いと思うので」

 

「確かにブンドル団にそういう情報を与えかねないな」

 

「500キロカロリーパンチ!!」

 

「ウバ・・・ウゾ」

 

「良いわよ。プレシャスレシピッピが2体捕まってるけど何とか、プレシャスだけでも行けそうね」

 

「ジェントルレシピッピを返して貰うよ」

 

「ふん、お前達もう勝った気でいるのか?」

 

「「どういう事よ」」

 

「私は、お前達がこのフィールドを作るのを待っていたのだ。キュアプレシャスに確実に勝つ為に」

 

「行きなさいナノビョーゲン」

 

!!

 

「そ、それは・・・」

 

ジェントルがそう言い放たれたナノビョーゲンに感染された岩が、メガビョーゲンに進化した。

 

「あはは、どうだこのメガビョーゲンを浄化出来るプリキュアはこのフィールドをの中にはいないぞ。どうするプリキュア?」

 

「どうしょうマリちゃん?」

 

「困ったわこのままだとどちらか一方しか浄化が出来ないわ」

 

「その心配はないラビ」

 

「安心するペン」

 

「岩型のメガビョーゲンは俺達に任せろニャン」

 

!!

 

「なっお前達がどうしてこのフィールド内にいるキュアグレース達」

 

ジェントルが怒りの感情をぶつける。

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

「あれれ、私達貴女と直接会うの初めてなのに?どうして名前を知ってるのかな?」

 

スパークルがジェントルに聞く。

 

「う、それは・・・」

 

「ともかく助かったわ。これで2体纏めての浄化が可能よ」

 

そして互いの浄化技が発動した。

 

「プリキュア!プレシャス・トライアングル!」

 

「オナカイッパーイ」

 

「ごちそうさまでした」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「私がすこやか市でやったような事を」

 

「そうですね。ですがそういう事になるのは時間の問題だと思いますよ」

 

「どういう事だ?」

 

「恐らくですがブンドル団の団長は特殊遊撃部隊を観察をしているようなので」

 

「何だってーー」

 

「安心して下さい。ブンドル団側から見るとジェントルーが消えたと思ったら急に戻って来た時に変な連中がいるぞみたいな感じの観察なので、こちらも気にしてないですし」

 

「だが・・・良いのか?

 

「はい良いですよ。だからこう言ったんですよそうですね。ですがそういう事になるのは時間の問題だと思いますよと」

 

「表の世界のブンドル団が僕達に干渉するなら、僕達もそれを理由にプレシャス達に協力要請が出来ますからね」

 

「成程」

 

「つまりターゲットが貴女達だったとしてもブンドル団の相手をプレシャス達が相手をする事で大きな変化にしないと言う事か?」

 

「そうですね完全になかった事には出来ないので、ブンドル団の団長が知っている時点で・・・」

 

暫くして・・・

 

その後直哉はジェントルーとの通信を終え今後のイベントに備える為に動きだしたのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第40章 第2部 神達と特殊遊撃部隊の動き編
神達の動向1


時を少し戻して・・・管理者の神殿にて

 

「え、謎の次元嵐が大量に発生し融合世界内部の世界及び友好世界に帰還が出来ない?」

 

「何やら意図的な物を感じますが・・・響さんとエステルさん。次元嵐を超えれそうな場所はありますか」

 

「ええ、あるわねただ・・・その世界は無調査なのよ。今回初めて見つけた世界だから」

 

「成程これが特殊遊撃部隊が巻き込まれた次元嵐時に傍受出来た音声なのね」

 

トワがそう言う。

 

「そうだトワこれも魔王の因子とゲネシスの改変によって作られた物と考えるか?」

 

「ええ、次元嵐についてはそう考えるけど直哉達が向かった世界は魔王の因子とゲネシスの改変によって連れて来られた原作世界ではないかと考えてるわ」

 

「おいおいそれって・・・和実ゆい達の世界か」

 

「それでも嫌です。直哉さん確かに直哉さんの言う通りにすればオイシーナタウンにとっては良い事かも知れませんけど私とマリちゃんにとっては、このオイシーナタウンは偽物なんです」

 

「え、それは本当ですか2人共?」

 

「ええ、本当よ」

 

「そしてそれぞれのエナジー妖精とゆいさんの学校の女の子達が融合世界に来たのは・・・そこにいる2人がプリキュアになってしまったからだと思います」

 

「「ええーー」何ですって」

 

「あの時僕は違和感を感じたんですよ」

 

「「違和感を?」」

 

「はい、過去ののどかさん達以降のプリキュアの歴史を調べていて気がついたのですが」

 

「大体敵の侵攻と同時にプリキュアの覚醒が起きてその敵達と戦う感じなのですが、失礼ですがオイシーナタウンの歴史を調べたらローズマリーさんと同じクッキングダムでしたかそこから数人がオイシーナタウンに来てるような記録がありましたよ」

 

「それも十数年前に」

 

「何ですって!!」

 

「もしこの事実が本当だとしたら・・・クッキングダムは異世界がある事を知りつつ秘密にしていたと言う事ですよね」

 

「そうね、良いように考えれば無用の接触を避ける為だと言われると言われそうね」

 

「でも過去にクッキングダムの人がオイシーナタウンに来ている以上その辺の調査は、ローズマリーさんに任せますね」

 

「了解よ」

 

「先程直哉が説明をしてくれたクッキングダムからの来訪者の記録では20年前なのよ」

 

「ええ――それでは僕が調べた調査は嘘と言う事ですか?」

 

「いえ、違うわね恐らく、融合世界のすこやか市ともう1つのすこやか市と同じなのかも知れないわね」

 

「つまりここねさんとらんさんは今いるオイシーナタウン出身でゆいさんとローズマリーさんにあまねさんが原作世界のオイシーナタウンから来たと言う事ですか?」

 

「恐らくそう言う事だと思うわ」

 

「レイの想像通りと思うわ。あの時のゆいとローズマリーの違和感の答えがやって来るとはね」

 

「どうする気だ?」

 

「どうする気だと言ってもこの状況だとお互いが連絡を取り合うのは無理でしょうから、恐らく直哉は原作世界のオイシーナタウンでイベントを再開させる気でしょうね」

 

「イベントを再開?」

 

「ええ、本来の世界でやる事を裏のオイシーナタウンでやったイベントをね」

 

「成程な」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

神達の動向2

「レイの想像通りと思うわ。あの時のゆいとローズマリーの違和感の答えがやって来るとはね」

 

「どうする気だ?」

 

「どうする気だと言ってもこの状況だとお互いが連絡を取り合うのは無理でしょうから、恐らく直哉は原作世界のオイシーナタウンでイベントを再開させる気でしょうね」

 

「イベントを再開?」

 

「ええ、本来の世界でやる事を裏のオイシーナタウンでやったイベントをね」

 

「成程な」

 

「つまり・・・」

 

「そう言う理由で手伝う事になったので、オイシーナタウンに戻るまで手伝って貰いオイシーナタウンに戻る時には、ゆいさんには記憶の封印をしたのですが、すでに解けたようですね」

 

「まあ、ゆいさんの件はお互いの了解を元にした事ですが貴女達3人の場合は違いますよね?」

 

「「「それは・・・」」」

 

「先程も言いましたが、今の生活を捨てる事が出来るのなら特殊遊撃部隊の仕事を手伝って構いませんよ」

 

「「「すみません今の生活を捨てる事は来ません」」」

 

「そうでしょうね皆さんならそう答えると思ってましたよ」

 

「「「え」」」

 

「とりあえず今の生活を捨てる事を選べなかったので3人にはすみませんが邪魔はしないで貰えますね」

 

「「「はい」」」

 

「まもなくゆいさんとローズマリーさんがこちらに来るので、それまでゆっくりしてて下さいね」

 

「他の人達に伝えますが、特殊遊撃部隊は次の目的地にもうすぐ出発するので準備をしておいてくださいね」

 

直哉がその場にいる全員に伝える。

 

「直哉は裏のオイシーナタウンで自動的に進んだ関係を改めてやり直す気か?」

 

「やり直すと言うよりそこまでは確実にしないといけないわよ裏のオイシーナタウンでの記憶を残りのプリキュア達やブンドル団の他の幹部達に気づかれるわけにはいかないでしょう?」

 

「確かにそうだな。よく考えたら4人目のプリキュアが再び敵として動く事に抵抗しないようにサポートをするか?」

 

「恐らくね・・・」

 

「ああ、予定通り私はブンドル団から捨てられる予定だ」

 

「そういう事ならキュアプレシャス以外のプリキュアは誕生し貴女の正体を知ったんですね」

 

「ああ、そこまでは順調に、イベントが進んでいる」

 

「そうなんですねこちらも融合世界に帰還する為のルートが構築できそうなので、それが出来次第一旦特殊遊撃部隊は報告を含めて一度融合世界に帰還します」

 

「そうなのか?出来れば私達も行きたいがな」

 

「ええ、こちらとしても考えましたが、ブンドル団がオイシーナタウンやクッキングダム以外の異世界の存在を知らせるリスクを考えると僕達だけで帰還した方がリスクが低いと思うので」

 

「確かにブンドル団にそういう情報を与えかねないな」

 

「そんな感じで動いているのかも知れないわね」

 

「なら我々はどう動く?」

 

そうねまず通信を確保したいわね。まあ今回は直哉も前回の教訓を覚えてると思うしね」

 

「無理はしないでしょうし」

 

「何でここにバテデモーダがいるの――――」

 

 

のどかの叫びで直哉の自宅にいる全員がその場に集まった。

 

 

「バテデモーダ直哉君に変な事してないよね?」

 

 

「しませんよ宿主さんですし、それに宿主に最悪な事があればおいらも大変な事になりますし」

 

 

「大変な事?」

 

ちゆが、バテデモーダに聞く。

 

「皆さんはおいらと宿主の関係は知ってますよね?」

 

「おいらと宿主さんの場合不完全な状態で、本来なら完全分裂する筈だったんですけどそれがまだできてないんすよね」

 

「確認だけどいい?」

 

「いいすっよエステルの姉さん」

 

「今貴方を浄化したら直哉も死ぬの?」

 

「ええと、それは高いと思いますよ。ただでさえ宿主は死にかけですし」

 

「じゃあ。直哉が回復した状態では?」

 

「それでも影響はあると思うっす。グワイワルやシンドイ―ネは浄化しても問題はないっすよ何故なら宿主さんから独立してますし」

 

「成る程、ならバテデモーダとダルイゼンは、浄化するとまずいのね宿主さん的に」

 

「そう言う事っすよ。ただおいらも定期的に宿主を助けないといけないんすけど」

 

「え、じゃあここにバテデモーダが来たのは?」

 

「おいらの霊力を少し与えに来たっすよ宿主さんにね」

 

「ああ、あおぞら市の時のような事か」

 

「そう言う事よ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

神達の動向3

「成る程、ならバテデモーダとダルイゼンは、浄化するとまずいのね宿主さん的に」

 

「そう言う事っすよ。ただおいらも定期的に宿主を助けないといけないんすけど」

 

「え、じゃあここにバテデモーダが来たのは?」

 

「おいらの霊力を少し与えに来たっすよ宿主さんにね」

 

「ああ、あおぞら市の時のような事か」

 

「そう言う事よ」

 

「確実に向こうのオイシーナタウンに直哉がいるとすれば、まあ状況にもよるけど力を行使するときついけど」

 

「大丈夫じゃないか?仮に特殊遊撃部隊の敵として降魔やヤラネーダが来たとしても帝国華撃団と巴里華撃団やまなつ達がいるし前線で戦う事はないだろうよ」

 

「そうだと良いのだけどね」

 

「まあその辺は過去の直哉達よりましだろ」

 

トワが思い出す。

 

「人間だから感情的になるのは仕方ないけど貴方や真宮寺直哉がかき回した事でメルクが過労死して飛鳥と薫の住む世界が誕生した事を忘れないでね」

 

「いやいや世界のバランスを僕が考えるなんてありえないよ。そういう事はメルクの仕事じゃないか?」

 

「そうかしらね?これを見てもそう言えるかしら?」

 

そう言ってトワは映像を再生した。

 

 

「直哉さん。あんなに脅していいんですか?」

 

クローゼが直哉に聞く。

 

「クローゼさん。別に脅してませんよそれにあの2人が今回のような事をすると思ってましたから」

 

「そうなんです?」

 

「ええ」

 

そして直哉は話し出す。

 

「僕としては直哉さん達の認識を正したいんですよ」

 

「7人世界と幼馴染世界は介入されて助けてくれてありがとうだったかもしれませんけど、融合世界にとってはただの余計なお世話で、余計な事はしないで欲しいんですよ」

 

「成程」

 

「こちらにしてみればレイやトワにも余計な仕事が増えてる状態で僕としても今回の件でトワ達にお願いするのは心苦しいのですが、僕があの2人の行動に対する決定権はありませんから」

 

「2人は管理者同士の決め事で決まったお客さんなので」

 

「それにこれは僕の勘違いかも知れないのですが、紫藤なのはさんは何者かに操られているかもしれないので」

 

「なっ彼は僕達がトワから聞かされた可能性について知っていて黙っていたのか?」

 

「そうよ、この一件に関してでもそうだけどこちらの直哉は自分で考えて融合世界や友好世界のバランスを壊すような事態が起きない限り介入は最低限にしてるし」

 

「別にこちらの直哉の自慢をしてるつもりはないけど、貴方達の場合米田健二の闇の力と戦う使命があったのなら、もっと管理者と繋がるべきだったのではないい?」

 

「はあ、耳が痛いわ」

 

その時過去の幼馴染世界の管理者メルクが管理者の神殿にやって来た。

 

「まあ今の直哉は彼等より考えてるけどそれ故に頑張りすぎるんだよね」

 

「そうだったな」

 

「簡単に言えばその通りよ。だけど今回もこのままだと失敗になるわね」

 

「「え、失敗」」

 

「まさか直哉君を殺すのですか?」

 

「そんなことしないわよ。ただ直哉はこのままだとヒミコヤイヨに奪われるかもね」

 

「私が来る前の直哉は自分の身がどうなってもいいよみたいな感じだったわよね。それって守護者側を信頼してないと思わない。貴女達だってプリキュアに変身するには信頼関係があって成り立つものでしょ」

 

「それは確かにあるラビ」

 

「でもさっきの直哉はノヴァの事しか頭になかったからね。一人で戦いをしようと見えたからねここに来たのよこういう直哉を止めるのは私の仕事と言うか役目だから」

 

「そんな事もあったな」

 

時は少し進み特殊遊撃部隊は・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

依頼についての説明を受けるみのりとあすか

「だが・・・良いのか?

 

「はい良いですよ。だからこう言ったんですよそうですね。ですがそういう事になるのは時間の問題だと思いますよと」

 

「表の世界のブンドル団が僕達に干渉するなら、僕達もそれを理由にプレシャス達に協力要請が出来ますからね」

 

「成程」

 

「つまりターゲットが貴女達だったとしてもブンドル団の相手をプレシャス達が相手をする事で大きな変化にしないと言う事か?」

 

「そうですね完全になかった事には出来ないので、ブンドル団の団長が知っている時点で・・・」

 

暫くして・・・

 

その後直哉はジェントルーとの通信を終え今後のイベントに備える為に動きだしたのだった。

 

翌日・・・あすかとみのりは直哉に呼ばれていた。

 

「「直哉さん私達に話があると聞いてきましたけど何ですか?」」

 

「ああ、すみません。2人には約2週間だけですがオイシーナタウンにある学校に転校して欲しいんですよ」

 

「それってゆいさんとあまねさんのサポートの為ですか?」

 

みのりが直哉に聞く。

 

「ええ、そうですねイメージを言うのなら・・・

 

「うーー緊張だよ転校は」

 

「「そう言えば、のどかは、のどかっちはあの時も緊張してた」してたわね」

 

「あれは久しぶりの学校だったし」

 

「今回は特殊遊撃部隊の仕事の部分があるんだから」

 

「そうだったわね」

 

「そうだった」

 

「まあ、仕事は忘れないようにして下さいね。でも学生と言う事も忘れないでくださいね」

 

「「「はーい」」」

 

そして直哉達は学校の職員室に行き担任の先生共に教室に向かう。

 

教室に着くと、直哉達は担任の先生に待ってねと言われ、その後教室に入った。

 

 

!!

 

みのりが気がつき驚いていた。

 

「花寺のどかです。よろしくお願いいたします」

 

「沢泉ちゆです」

 

「平光ひなただよ。よろしくね」

 

「紫藤直哉です。皆さんよろしくお願いいたします」

 

4人の自己紹介が終わり授業が始まった。

 

「あの時の僕達の役をあすかさんとみのりさんにお願いをしているんです」

 

「「何故私達なんですか?」」

 

「ああ、それは・・・2人の学年がゆいさんとあまねさんの学年と同じだからです。みのりさんには主にゆいさんをサポートをお願いしたいんですが良いです?」

 

「そしてあすかさんはあまねさんの主にジェントルーから解放直後のサポートをお願いしたいと思います」

 

「「わかりました」」

 

「良いですか?」

 

「ええ、のどかさんとの話をのどかさんから聞いていたので」

 

「成る程ねだから直哉とのどか達が、まなつ達の学校に転校するのね」

 

「その方がいつ夢の事態が起きても敵を集める事が出来ますし、エステルさん」

 

「確かにね、でも危険な手でもあるわね」

 

「それを実行すると言う事は、この総力戦の途中で私達も含めて戦いに参加した者は、この世界から融合世界の方に転移する可能性があるのね」

 

「こんな夢だったよね?」

 

「そうです今回もそう言うものだと思って見たら・・・1つ目はオイシーナタウンについての未来で、2つ目の夢が問題で原作世界のオイシーナタウンに隣接するように新たな世界が2つ現れている夢を見たんです」

 

「ええ――それって大丈夫なの名親君?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「成程あの話をした時点でのどかさんは、みのりさんとあすかさんに話が行くと思って事前に話をしていたんですね」

 

「「そうです」」

 

「それではあすかさんとみのりさんお願いしますね」

 

「「はい」」

 

そしてみのりとあすかは部屋を出た。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

1つ目の手札と直哉の作戦

「そうです今回もそう言うものだと思って見たら・・・1つ目はオイシーナタウンについての未来で、2つ目の夢が問題で原作世界のオイシーナタウンに隣接するように新たな世界が2つ現れている夢を見たんです」

 

「ええ――それって大丈夫なの名親君?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「成程あの話をした時点でのどかさんは、みのりさんとあすかさんに話が行くと思って事前に話をしていたんですね」

 

「「そうです」」

 

「それではあすかさんとみのりさんお願いしますね」

 

「「はい」」

 

そしてみのりとあすかは部屋を出た。

 

「ふう、何とかこれで決戦前にあまねさん達をフォローする体制はイベントを壊さないレベルで介入はこれくらいだけど」

 

「まあ、ここには融合世界から来たような特殊遊撃部隊の敵がいないぶん楽ではあるけど」

 

 

「行きます」

 

「行っちゃえ―アース」

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

無数の白い羽根を纏った紫の竜巻を放ち、メガ降魔を浄化した。

 

「おおーーアースが1人でメガ降魔を浄化したーー」

 

「凄いニャン」

 

「私達も行くよ」

 

「ええ」

 

「行こうグレース」

 

「行くよ皆」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

そしてメガ無限は浄化され見事新生帝国華撃団のメンバーの救出に成功したのだった。

 

「今回は以前みたいにこちらの戦力は少ない状態じゃないから仮に融合世界の僕達の敵が来ても対応は出来ると思うけど・・・出来れば出て欲しくないかな」

 

「そうですね。ですがそういう事になるのは時間の問題だと思いますよ」

 

「どういう事だ?」

 

「恐らくですがブンドル団の団長は特殊遊撃部隊を観察をしているようなので」

 

「何だってーー」

 

「安心して下さい。ブンドル団側から見るとジェントルーが消えたと思ったら急に戻って来た時に変な連中がいるぞみたいな感じの観察なので、こちらも気にしてないですし」

 

「だが・・・良いのか?

 

「はい良いですよ。だからこう言ったんですよそうですね。ですがそういう事になるのは時間の問題だと思いますよと」

 

「表の世界のブンドル団が僕達に干渉するなら、僕達もそれを理由にプレシャス達に協力要請が出来ますからね」

 

「成程」

 

「つまりターゲットが貴女達だったとしてもブンドル団の相手をプレシャス達が相手をする事で大きな変化にしないと言う事か?」

 

「そうですね完全になかった事には出来ないので、ブンドル団の団長が知っている時点で・・・」

 

「この可能性もあるからあまり手札を見せたくないけど仕方ないかな」

 

「後は、生徒会長のあまねさんが2人の転校生を見て、こちらの意図に気がついてくればいいけど」

 

「そちらはどうですか?」

 

「ああ、予定通り私はブンドル団から捨てられる予定だ」

 

「そういう事ならキュアプレシャス以外のプリキュアは誕生し貴女の正体を知ったんですね」

 

「ああ、そこまでは順調に、イベントが進んでいる」

 

「そうなんですねこちらも融合世界に帰還する為のルートが構築できそうなので、それが出来次第一旦特殊遊撃部隊は報告を含めて一度融合世界に帰還します」

 

「そうなのか?出来れば私達も行きたいがな」

 

「ええ、こちらとしても考えましたが、ブンドル団がオイシーナタウンやクッキングダム以外の異世界の存在を知らせるリスクを考えると僕達だけで帰還した方がリスクが低いと思うので」

 

「確かにブンドル団にそういう情報を与えかねないな」

 

「以前あまねさんがそう言ってたので恐らくここねさんとらんさんがあまねさんを少し警戒を強めているのでしょうけど、みのりさんとあすかさんがいる事でゆいさんとあまねさんの情報を共有する事の強化になればいいですが・・・」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2人の転校生とそれぞれの接触前編

「ええ、こちらとしても考えましたが、ブンドル団がオイシーナタウンやクッキングダム以外の異世界の存在を知らせるリスクを考えると僕達だけで帰還した方がリスクが低いと思うので」

 

「確かにブンドル団にそういう情報を与えかねないな」

 

「以前あまねさんがそう言ってたので恐らくここねさんとらんさんがあまねさんを少し警戒を強めているのでしょうけど、みのりさんとあすかさんがいる事でゆいさんとあまねさんの情報を共有する事の強化になればいいですが・・・」

 

それから数日後・・・みのりとあすかはそれぞれ和実ゆいのいる学校へ転校する事が出来た。

 

「まさか私が・・・」

 

「うーー緊張だよ転校は」

 

「「そう言えば、のどかは、のどかっちはあの時も緊張してた」してたわね」

 

「あれは久しぶりの学校だったし」

 

「今回は特殊遊撃部隊の仕事の部分があるんだから」

 

「そうだったわね」

 

「そうだった」

 

「まあ、仕事は忘れないようにして下さいね。でも学生と言う事も忘れないでくださいね」

 

「「「はーい」」」

 

そして直哉達は学校の職員室に行き担任の先生共に教室に向かう。

 

教室に着くと、直哉達は担任の先生に待ってねと言われ、その後教室に入った。

 

「まさか同じ経験をする事になって、ゆいさんもあの時の私になってたし」

 

みのりがそう言う。

 

「私とあすか先輩が転校生として来て3日経ったけど、いまだに3人とは関係が薄い状況だけど、あすか先輩の方はあまねさんの方が積極的に接触してみたいだし」

 

「あまねさん側は比較的に情報を交換できてるけど、こちらはまだまだだね」

 

その頃ゆい達は・・・

 

「まさか私が通っている学校にみのりさんが来るなんて聞いてないんだけど」

 

「ゆいちゃんどうしたの最近妙に考え込んでるよ」

 

「え、そんな事ないよ。ただ生徒会長が・・・ジェントルーだった事を考えるとね」

 

「「ああ成る程」」

 

「ゆいちゃんは怒ってないの?私達は生徒会長に騙されてたんだよ」

 

らんがそう言う。

 

「らんがそう言うなら、私達も生徒会長を騙している事になるわよ。プリキュアの事を黙っているんだから」

 

「それは・・・」

 

ここねにそう言われ言葉をつもらせるらんだった。

 

「でもゆいどうするの?今度ジェントルーは、最後の戦いを仕掛けて来るわよ」

 

「その時は全力で戦って生徒会長を取り戻すよここねちゃん」

 

「それにいざとなれば・・・」

 

「そちらはどうですか?」

 

「ああ、予定通り私はブンドル団から捨てられる予定だ」

 

「そういう事ならキュアプレシャス以外のプリキュアは誕生し貴女の正体を知ったんですね」

 

「ああ、そこまでは順調に、イベントが進んでいる」

 

「そういう話をみのりさんを通して聞いてるからブンドル団にとっては衝撃を受ける事になるかも知れないけど」

 

「何かゆいちゃん強気だよね」

 

「そんな事ないよらんちゃん」

 

「そう言えばゆいはあの転校生をどう見てる?」

 

「うん、みのりさんの事?」

 

ゆいがここねに聞く。

 

「うん私はあくまで予想なんだけど、あのみのりさんはブンドル団の関係者かもと思ってるの?」

 

「へ・・・どうして?」

 

「だって転校生としても学期末に来るなんて怪しいから」

 

「そう言われたらそうだよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2人の転校生とそれぞれの接触中編

「そういう話をみのりさんを通して聞いてるからブンドル団にとっては衝撃を受ける事になるかも知れないけど」

 

「何かゆいちゃん強気だよね」

 

「そんな事ないよらんちゃん」

 

「そう言えばゆいはあの転校生をどう見てる?」

 

「うん、みのりさんの事?」

 

ゆいがここねに聞く。

 

「うん私はあくまで予想なんだけど、あのみのりさんはブンドル団の関係者かもと思ってるの?」

 

「へ・・・どうして?」

 

「だって転校生としても学期末に来るなんて怪しいから」

 

「そう言われたらそうだよ」

 

らんがここねの意見に同意した。

 

「うわあ、確かに事情を知らない2人からしたらそう見えるのか・・・すみませんみのりさん」

 

ゆいは心の中でみのりに謝った。

 

「でも実際はそれが普通だよね」

 

「この経緯で、ローズマリーは私達の協力者として貴方達の世界へ帰還するまでの間までやってくれるんだけど和実ゆい貴女はどうする?」

 

「え」

 

「勿論この答えによって和実ゆいやコメコメに対する扱いは変わる事は無いから安心して」

 

「あのトワさん協力しないって決めたらどうなるんですか?」

 

「そうね、その時は管理者の神殿にずっと貴女の世界に戻れるまでいて貰う事になるわね」

 

「一応貴女達は要保護者の立場だからね」

 

「要保護者」

 

「そうよ」

 

「これを見て」

 

「その通りですよまなつちゃん」

 

「17番目のプリキュアの世界に関連する人たちは保護対象となるから、臨時隊員になる事を強く勧めたりはしないんだよ」

 

「フーン本当私達とは違うわね」

 

ローラが言う。

 

「貴女達は自分達の意思で融合世界に来た訳ではないのがわかってるから保護対象として自分達の世界に戻る時まで私達が面倒みるわよ」

 

「そうなんですか?それじゃああの大勢のプリキュアに会う事は出来ますか?」

 

「それは無理ね、彼女達のいる場所には彼女達の敵がいるからね」

 

「ええ――そうなんですか?」

 

「ええ、そうよ和実ゆい貴女がいるこの世界が融合世界の中で安全な世界なのよ」

 

「わかりました。トワさん私マリちゃんと一緒に融合世界の為にお手伝いをします」

 

「ゆい良いの?」

 

「うん良いよ。マリちゃんそれに私達の敵ブンドル団も融合世界に来てるかもしれないし、それに私とコメコメを助けてくれたトワさん達にもお礼をしたいしね」

 

「私とマリちゃんの場合はトワさんや直哉さん達が教えてくれたからなあ・・・」

 

「そして今は前回のような事が無いようにここねちゃんとらんちゃんには秘密にしてるから」

 

「すこやか市にとっては迷惑な事よ」

 

「別に私達には関係ないもん知らない街については」

 

「らん言い過ぎよ」

 

そうだジェントルー時代の私が原因だがその言い方は駄目だ」

 

「だって私達が悪いわけじゃないのに怒られなきゃいけないの」

 

らんが不満を漏らす。

 

「はいはいとりあえず休憩時間ですよ皆」

 

「「「え、貴方は誰?」」」

 

「僕は今都合上本名は教えられないんだけど皆からは特殊遊撃部隊の司令と呼ばれたりしているよ」

 

「「「ええ――貴方が特殊遊撃部隊の司令官さん」

 

「え、直哉さんだよねあれ?」

 

「うん多分年齢を変えておじさんになってるんだと思う」

 

「ああ、そうだろうなそして名前を教えていないから何か考えがあるんだろうな」

 

まなつとみのりとあすかがそう言う。

 

「それで皆さんはここでも揉めてたんですね」

 

「「すみません」」

 

「らん達悪くないもん」

 

「ええ、皆さんは悪くありませんが貴女達が特殊遊撃部隊の仕事をした瞬間から貴女達が大切にしている家族の記憶が消えますけど良いんですね?」

 

「「「なっそんな」」」

 

「そのリスクを貴女達が背負えますか?」

 

「じゃあ私達が手伝えば家族は私達を忘れるんですか?」

 

「そう言う事です。世界のバランスを保つ為です」

 

「特殊遊撃部隊は、異邦人の集まりですのでね、今回の調査にしても貴女達との背lt食は予定のないイレギュラーだったんですよ」

 

「じゃあゆいちゃんはゆいちゃんはよくて私達は駄目なの?」

 

「ああ、それは・・・ゆいさんの場合は自分の上司が許可を出したので」

 

「こちらで、そんな事ならないようにしてくれてるんだけど特殊遊撃部隊の皆がなりそうですみません」

 

その頃あまね達は・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2人の転校生とそれぞれの接触後編

「まさか貴女達が転校生として来るとは」

 

「あの時の僕達の役をあすかさんとみのりさんにお願いをしているんです」

 

「「何故私達なんですか?」」

 

「ああ、それは・・・2人の学年がゆいさんとあまねさんの学年と同じだからです。みのりさんには主にゆいさんをサポートをお願いしたいんですが良いです?」

 

「そしてあすかさんはあまねさんの主にジェントルーから解放直後のサポートをお願いしたいと思います」

 

「「わかりました」」

 

「良いですか?」

 

「ええ、のどかさんとの話をのどかさんから聞いていたので」

 

「直哉さんからこの依頼を受けたから来たのが強いけどな」

 

「それでも感謝してるよ私とゆいにとってはやり直しだがやはり前みたいにはしたくないから」

 

「ああ、それは・・・」

 

「もういい加減私達の事認めてよ」

 

「そうだ、それにオイシーナタウンでの調査するなら協力してやればいいじゃないか?」

 

「そういう事に拘っている時点で駄目なのよ」

 

「どういう事?」

 

「良い本来なら私達は出会う筈のない出会いをしたのはわかってるわね」

 

「ああ、それは・・・わかってるだからこそ手伝いたいんだ」

 

「へえ、あまねて言ってったわね」

 

「ああ」

 

「貴女一時的にとは言え、敵として私達がお世話になっている世界に襲撃してたわよね」

 

「それは・・・」

「あまね貴女がジェントルー時代にナノビョーゲンを使った事自体世界のバランスを乱す行為行為なのよ」

 

「本来すこやか市にはレシピッピは存在していなかったのにあれ以降レシピッピが存在するようになったのよ」

 

「ええ――別にいいじゃんいい事じゃん」

 

「すこやか市にとっては迷惑な事よ」

 

「別に私達には関係ないもん知らない街については」

 

「らん言い過ぎよ」

 

そうだジェントルー時代の私が原因だがその言い方は駄目だ」

 

「だって私達が悪いわけじゃないのに怒られなきゃいけないの」

 

らんが不満を漏らす。

 

「あの時の衝突を避ける為?」

 

「ああ、あの時は他の世界にレシピッピが生まれるとは思わなかったが・・・」

 

「ああ、その件に関しては、ゆいちゃんとあまねとローズマリーさんが融合世界に来た後にレシピッピが存在するのが確認しているから」

 

「え、そうなのか?」

 

「あら、のどかちゃんこんにちは」

 

「あ、ローズマリーさんこんにちは」

 

「今日は昨日の友達とは違うのね」

 

「初めましてローズマリーさん僕はのどかお姉ちゃんの弟です」

 

「あら、そうなのね」

 

「年齢は12歳です。ローズマリーさん質問ですけどローズマリーさんて異世界の人ですよね?」

 

!!

 

「何故そう思うの?」

 

「いえ、ローズマリーさんの周りにおにぎりのような妖精が見えるので」

 

!!

 

「貴方レシピッピが見えるの?」

 

「「レシピッピ?」」

 

「ああ、レシピッピは料理に宿る妖精よ」

 

「「成程」」

 

「どうやら17番目のプリキュアの世界は、食事関係のテーマみたいだねのどかお姉ちゃん」

 

「そうだね」

 

「へえ、あれがレシピッピて言うんだ」

 

「そうよ大人になるとレシピッピを見れる人が少なくなるからね」

 

「そうなんだ。いい事教えてくれてありがとう。ローズマリーさん」

 

「お礼にローズマリーさんが探している探し人のいる場所に連れて行ってあげますね」

 

!!

 

ローズマリーが驚いた直後直哉とのどかとローズマリーは、簡易ゲートを通り管理者の神殿に到着した。

 

「ええ――ここはどこなのよ――」

 

「この時に直哉さんが見たレシピッピが融合世界に現れたのが初めてだったらしい」

 

「そうだったのか」

 

「それからは主に直哉さんがいる世界にレシピッピが少しずつ増えていったと聞いたよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

あすかとあまね

ローズマリーが驚いた直後直哉とのどかとローズマリーは、簡易ゲートを通り管理者の神殿に到着した。

 

「ええ――ここはどこなのよ――」

 

「この時に直哉さんが見たレシピッピが融合世界に現れたのが初めてだったらしい」

 

「そうだったのか」

 

「それからは主に直哉さんがいる世界にレシピッピが少しずつ増えていったと聞いたよ」

 

あすかはそう言いながら話し出した。

 

「はい、お姉さんとひなたさんそれぞれのパンケーキが出来ました」

 

「「ありがとう」」

 

お祭りが始まりひなたのお姉さんのお店は若い世代が中心にお客がやって来ていた。

 

パンケーキを買ってくれたお客さんを直哉が見ると、そのお客の上を楽しそうに動く、パンケーキのレシピッピがいた。

 

「やっぱりだ・・・あの時から融合世界が変化を起こしたのか?」

「そしてあの時僕がローズマリーさんについてたレシピッピを見てしまったからか」

 

「もしくは・・・」

 

「わかったそうしておこう。後直哉すまないが別の事件も解決してくれないか?」

 

「別の事件ですか?」

 

「ああ、最近帝都の各地にあるレストランで急に料理の味が変わったという苦情が出始めてな」

 

「成程」

 

「わしが調べた範囲でわかった事だが怪盗らしき者が現れた後から料理の味が変わったと言う事だ」

 

「怪盗ですか?」

 

「そうだ」

 

「その時に直哉さんはブンドル団のジェントルーとゆいが来ただけでないと思っていたみたいだ」

 

「どういう事だ?」

 

「つまり私達やのどかさん達の場合プリキュアになる人物がたった一人で融合世界に現れた事例が無いからな」

 

「ああ、成程だからこそ私とゆいの住んでいる世界があのオイシーナタウンではないとわかった時驚いていたのか」

「それでも嫌です。直哉さん確かに直哉さんの言う通りにすればオイシーナタウンにとっては良い事かも知れませんけど私とマリちゃんにとっては、このオイシーナタウンは偽物なんです」

 

「え、それは本当ですか2人共?」

 

「ええ、本当よ」

 

「そしてそれぞれのエナジー妖精とゆいさんの学校の女の子達が融合世界に来たのは・・・そこにいる2人がプリキュアになってしまったからだと思います」

 

「「ええーー」何ですって」

 

「あの時僕は違和感を感じたんですよ」

 

「「違和感を?」」

 

「はい、過去ののどかさん達以降のプリキュアの歴史を調べていて気がついたのですが」

 

「大体敵の侵攻と同時にプリキュアの覚醒が起きてその敵達と戦う感じなのですが、失礼ですがオイシーナタウンの歴史を調べたらローズマリーさんと同じクッキングダムでしたかそこから数人がオイシーナタウンに来てるような記録がありましたよ」

 

「それも十数年前に」

 

「何ですって!!」

 

「もしこの事実が本当だとしたら・・・クッキングダムは異世界がある事を知りつつ秘密にしていたと言う事ですよね」

 

「そうね、良いように考えれば無用の接触を避ける為だと言われると言われそうね」

 

「でも過去にクッキングダムの人がオイシーナタウンに来ている以上その辺の調査は、ローズマリーさんに任せますね」

 

「了解よ」

 

「先程直哉が説明をしてくれたクッキングダムからの来訪者の記録では20年前なのよ」

 

「ええ――それでは僕が調べた調査は嘘と言う事ですか?」

 

「いえ、違うわね恐らく、融合世界のすこやか市ともう1つのすこやか市と同じなのかも知れないわね」

 

「つまりここねさんとらんさんは今いるオイシーナタウン出身でゆいさんとローズマリーさんにあまねさんが原作世界のオイシーナタウンから来たと言う事ですか?」

 

「恐らくそう言う事だと思うわ」

 

「「あまねはあの話を聞いたのか?」

 

「正確には聞こえてきたが正解だな」

 

「成程な」

 

「となると今頃みのりは大変だろうな」

 

あすかがそう言う。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ゴーダッツの疑問

「やはりおかしいな」

 

「何がおかしいのでしょうか?ゴーダッツ様」

 

「ああ、セクレトルーここ最近の異空間ゲートが不安定でな暫くはオイシーナタウンへの移動しか使えない状態になりそうでな」

 

「ああ、そういう事なら心配いりません。ゴーダッツ様」

 

そう言いながらセクレトルーは消えた。

 

「だが・・・ジェントルーが帰還後の微妙な変化と記憶は一体?」

 

ゴーダッツは考える。

 

「500キロカロリーパンチ!!」

 

「ウバ・・・ウゾ」

 

「良いわよ。プレシャスレシピッピが2体捕まってるけど何とか、プレシャスだけでも行けそうね」

 

「ジェントルレシピッピを返して貰うよ」

 

「ふん、お前達もう勝った気でいるのか?」

 

「「どういう事よ」」

 

「私は、お前達がこのフィールドを作るのを待っていたのだ。キュアプレシャスに確実に勝つ為に」

 

「行きなさいナノビョーゲン」

 

!!

 

「そ、それは・・・」

 

ジェントルがそう言い放たれたナノビョーゲンに感染された岩が、メガビョーゲンに進化した。

 

「あはは、どうだこのメガビョーゲンを浄化出来るプリキュアはこのフィールドをの中にはいないぞ。どうするプリキュア?」

 

「どうしょうマリちゃん?」

 

「困ったわこのままだとどちらか一方しか浄化が出来ないわ」

 

「その心配はないラビ」

 

「安心するペン」

 

「岩型のメガビョーゲンは俺達に任せろニャン」

 

!!

 

「なっお前達がどうしてこのフィールド内にいるキュアグレース達」

 

ジェントルが怒りの感情をぶつける。

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

「あれれ、私達貴女と直接会うの初めてなのに?どうして名前を知ってるのかな?」

 

スパークルがジェントルに聞く。

 

「う、それは・・・」

 

「ともかく助かったわ。これで2体纏めての浄化が可能よ」

 

そして互いの浄化技が発動した。

 

「プリキュア!プレシャス・トライアングル!」

 

「オナカイッパーイ」

 

「ごちそうさまでした」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「あの時のジェントルーの記憶が正しいのなら・・・」

 

「もしかしたらジェントルーは、私が知らない異世界に跳ばされていたと考えれば辻褄は合うが、そうそう簡単にはいけない筈だがな・・・それにしても異世界に別のプリキュア達がいるとはな」

 

 

「あはは、どうだこのメガビョーゲンを浄化出来るプリキュアはこのフィールドをの中にはいないぞ。どうするプリキュア?」

 

「どうしょうマリちゃん?」

 

「困ったわこのままだとどちらか一方しか浄化が出来ないわ」

 

「その心配はないラビ」

 

「安心するペン」

 

「岩型のメガビョーゲンは俺達に任せろニャン」

 

!!

 

「なっお前達がどうしてこのフィールド内にいるキュアグレース達」

 

ジェントルが怒りの感情をぶつける。

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

「あれれ、私達貴女と直接会うの初めてなのに?どうして名前を知ってるのかな?」

 

スパークルがジェントルに聞く。

 

「う、それは・・・」

 

「少し奴等の事も調べて見るか」

 

ゴーダッツはキュアグレース達の事に興味を持ち始めた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第40章 第3部 ジェントルーとの和解編
待機組のプリキュア達前編


お墓戦艦内で待機中ののどか達・・・

 

「うーー羨ましいよーー」

 

「うわあ、まなつちゃんどうしたの?」

 

「ああ、のどか気にしなくて良いわよ。まなつはみのりとあすかが羨ましいだけだだから」

 

「ああ、それは・・・直哉君が依頼したあれ?」

 

「そうよ」

 

「あの時の僕達の役をあすかさんとみのりさんにお願いをしているんです」

 

「「何故私達なんですか?」」

 

「ああ、それは・・・2人の学年がゆいさんとあまねさんの学年と同じだからです。みのりさんには主にゆいさんをサポートをお願いしたいんですが良いです?」

 

「そしてあすかさんはあまねさんの主にジェントルーから解放直後のサポートをお願いしたいと思います」

 

「「わかりました」」

 

「良いですか?」

 

「ええ、のどかさんとの話をのどかさんから聞いていたので」

 

「成る程ねだから直哉とのどか達が、まなつ達の学校に転校するのね」

 

「その方がいつ夢の事態が起きても敵を集める事が出来ますし、エステルさん」

 

「確かにね、でも危険な手でもあるわね」

 

「それを実行すると言う事は、この総力戦の途中で私達も含めて戦いに参加した者は、この世界から融合世界の方に転移する可能性があるのね」

 

「こんな夢だったよね?」

 

「そうです今回もそう言うものだと思って見たら・・・1つ目はオイシーナタウンについての未来で、2つ目の夢が問題で原作世界のオイシーナタウンに隣接するように新たな世界が2つ現れている夢を見たんです」

 

「ええ――それって大丈夫なの名親君?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「成程あの話をした時点でのどかさんは、みのりさんとあすかさんに話が行くと思って事前に話をしていたんですね」

 

「「そうです」」

 

「それではあすかさんとみのりさんお願いしますね」

 

「「はい」」

 

「でもあれは直哉君も、考えての依頼だからね」

 

「それはわかるんですけど、どうしてみのりさんとあすかさん何ですか?」

 

「それは単純に同学年の方が動きやすいし、それにこちらのオイシーナタウンはまだ融合世界とは関係が無い世界だからね」

 

「直哉君が動くには注意しないと・・・」

 

「でも直哉あんた一度融合世界に帰る事を進めるわよ。このままだと死ぬわよ」

 

「ええ、それはわかってます。恐らくこの僕の衰弱状態はこの世界にいる間は、治る事もないでしょう。のどかさん達を変身させる事も時期に出来なくなるでしょうね」

 

!!

 

「「「「「そんな」」」」」

 

エステルの言葉にのどか達と雨宮さくらは驚いていた。

 

「それじゃあ事実上の特殊遊撃部隊は、活動停止じゃないですか?」

 

「ええそうね雨宮さくらとクラリスを除くとだけど」

 

「そう言う事だからちゆ、ひなた、アスミ良いわね?」

 

「わかりました」

 

「了解」

 

「はい」

 

「のどかもいい?」

 

「・・・」

 

「さくら良いわねこれからは暫く貴女達に任せるからね」

 

「えー―」

 

「それじゃあブルーがメガビョーゲンを使った場合はどうすれば?」

 

「その事なら対処済みよさくら、あの時の事を思い出しなさい」

 

「ああいう事が起きる事だけは避けたいからね」

 

「「「確かに」」」

 

「そうなると、のどかさん達は動くわけにはいきませんね」

 

さんごがそう言う。

 

「動いても良いんだけど直哉君が言ってただけど・・・」

 

「私がすこやか市でやったような事を」

 

「そうですね。ですがそういう事になるのは時間の問題だと思いますよ」

 

「どういう事だ?」

 

「恐らくですがブンドル団の団長は特殊遊撃部隊を観察をしているようなので」

 

「何だってーー」

 

「安心して下さい。ブンドル団側から見るとジェントルーが消えたと思ったら急に戻って来た時に変な連中がいるぞみたいな感じの観察なので、こちらも気にしてないですし」

 

「だが・・・良いのか?

 

「はい良いですよ。だからこう言ったんですよそうですね。ですがそういう事になるのは時間の問題だと思いますよと」

 

「表の世界のブンドル団が僕達に干渉するなら、僕達もそれを理由にプレシャス達に協力要請が出来ますからね」

 

「成程」

 

「つまりターゲットが貴女達だったとしてもブンドル団の相手をプレシャス達が相手をする事で大きな変化にしないと言う事か?」

 

「そうですね完全になかった事には出来ないので、ブンドル団の団長が知っている時点で・・・」

 

「こう言ってたから」

 

「「「ええーー」」」



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

待機組のプリキュア達後編

「表の世界のブンドル団が僕達に干渉するなら、僕達もそれを理由にプレシャス達に協力要請が出来ますからね」

 

「成程」

 

「つまりターゲットが貴女達だったとしてもブンドル団の相手をプレシャス達が相手をする事で大きな変化にしないと言う事か?」

 

「そうですね完全になかった事には出来ないので、ブンドル団の団長が知っている時点で・・・」

 

「こう言ってたから」

 

「「「ええーー」」」

 

「「じゃあ直哉さんはブンドル団が気がつく前提で動いてたんですか?」」

 

まなつとさんごがのどかに聞く。

 

「うん、全部が想定している事じゃないけどね。ほらサクラ世界とすこやか市にレシピッピが現れたじゃないもし17番目のプリキュア世界関連を対応するならあの時点から対応しないといけないでしょう?」

 

「「「確かにそうだ」」そうね」

 

「それをしなかった理由が融合世界に誕生した世界が表のオイシーナタウンだと思っていたからだってそしたら・・・」

 

「それでも嫌です。直哉さん確かに直哉さんの言う通りにすればオイシーナタウンにとっては良い事かも知れませんけど私とマリちゃんにとっては、このオイシーナタウンは偽物なんです」

 

「え、それは本当ですか2人共?」

 

「ええ、本当よ」

 

「もしこの事実が本当だとしたら・・・クッキングダムは異世界がある事を知りつつ秘密にしていたと言う事ですよね」

 

「そうね、良いように考えれば無用の接触を避ける為だと言われると言われそうね」

 

「でも過去にクッキングダムの人がオイシーナタウンに来ている以上その辺の調査は、ローズマリーさんに任せますね」

 

「了解よ」

 

「先程直哉が説明をしてくれたクッキングダムからの来訪者の記録では20年前なのよ」

 

「ええ――それでは僕が調べた調査は嘘と言う事ですか?」

 

「いえ、違うわね恐らく、融合世界のすこやか市ともう1つのすこやか市と同じなのかも知れないわね」

 

「つまりここねさんとらんさんは今いるオイシーナタウン出身でゆいさんとローズマリーさんにあまねさんが原作世界のオイシーナタウンから来たと言う事ですか?」

 

「恐らくそう言う事だと思うわ」

 

「でもそう考えるとゆいさんの違和感とローズマリーさんの記憶の年数の違いがあったとしても納得が出来ますし」

 

「直哉君も正直ショックを受けたんだって」

 

「それはそうでしょうね。直哉もまさかゆいとローズマリーとあまねが表のオイシーナタウンで、ここねとらんが裏のオイシーナタウンの出身と言う事実がありえない事だったんでしょう?」

 

ローラがのどかに聞く。

 

「うんまさか今回現れた世界が表のオイシーナタウンで今まであったオイシーナタウンが裏のオイシーナタウンだなんて考えてないもん」

「本来の世界では、ここねさんとらんがまだプリキュアになる前だとすると・・・当然あまねさんは向こうではジェントルーでなければ本来の流れとは違うので」

 

「「「あ、そうだった」」」

 

「一時的とはいえ、再び敵対出来ますか?」

 

「確かに私達の世界ではゆいと出会ったばかりの頃だったわ」

 

「そして私は・・・」

 

「ああいう事をしていた時に戻らなければ、他の幹部やゴーダッツに怪しまれるか」

 

「そうですね少なくともあまねさんがプリキュアに変身する場合に使うアイテムは時期が来るまでローズマリーさんに預けておく事がベストでしょうね」

 

「確かにそうだな。一応ブンドル団の操り人形の立場だったからな」

 

「ゆいさんも気をつけて下さいね」

 

「え、何をですか?」

 

「ここねさんとらんさんとの付き合い方ですよ」

 

「ああーーそうですよね、裏のオイシーナタウンでの付き合い方はまだ出来ないんでしたね」

 

「いやしても良いんですけど、相手からひかれてしまう可能性があるのでそこは気をつけて下さい」

 

「直哉君も本来の世界に戻すのにかなり説明をしたからね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

プリキュアVSジェントルー開始前の直哉前編

「そうなんですねこちらも融合世界に帰還する為のルートが構築できそうなので、それが出来次第一旦特殊遊撃部隊は報告を含めて一度融合世界に帰還します」

 

「そうなのか?出来れば私達も行きたいがな」

 

「ええ、こちらとしても考えましたが、ブンドル団がオイシーナタウンやクッキングダム以外の異世界の存在を知らせるリスクを考えると僕達だけで帰還した方がリスクが低いと思うので」

 

「確かにブンドル団にそういう情報を与えかねないな」

 

「以前あまねさんがそう言ってたので恐らくここねさんとらんさんがあまねさんを少し警戒を強めているのでしょうけど、みのりさんとあすかさんがいる事でゆいさんとあまねさんの情報を共有する事の強化になればいいですが・・・」

 

「あれから僕がジェントルーとしているあまねさんと話してから今日までは大きな乱れはなく来たけど、何か嫌な予感がするんだよな。例えば・・・」

 

「陵大変ですバスケットボールゴール型の怪物の元に1人の少女が現れました」

 

「何だと!!」

 

時を少し戻して・・・

 

「ええ――同じ怪物が向こうにも出現しているなんて」

 

「直哉さんどうするんですか?確かプリキュアの敵は対象となるプリキュアの力が必須なんですよね?」

 

「そうですよいちごさん」

 

「ですから彼女に対応して貰いますよ」

 

「え、彼女って誰ですか?」

 

いちごが直哉に聞く。

 

「すみませんいちごさん。僕がこれからする事に対して秘密にしてくださいね」

 

「え、それはどういう意味ですか?」

 

「行きますよオアシスさん」

 

「はい、行きましょう直哉さん」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「乾いた心に!キュアオアシス!」

 

「ええ――直哉さんがプリキュアになっちゃた」

 

「いちごさん着いて来て貰えますか?」

 

「まだミュウミュウ世界の地理がわからないので」

 

「あ、わかりました」

 

そしていちごとキュアオアシスはバスケットボールゴール型の超ゼッタイヤラネーダとバトラーがいる場所に向かった。

 

「バトラー貴方どうしてここに」

 

「やはりキュアオアシスは死んでいてその魂が紫藤直哉に・・・いや花寺直哉に宿っていたのですね」

 

「バトラー貴方は私達の事を調べる為にこちらの世界に超ゼッタイヤラネーダを誕生させたんですね?」

 

キュアオアシスバトラーに聞く。

 

「その通りですよ。キュアオアシス謎が解けたので私はこれで失礼します」

 

そう言ってバトラーはミュウミュウ世界から姿を消した。

 

「あの時のようにバトラーが来るような事態があるかも知れないし」

 

「もし本当にバトラーが来たとしてもまなつちゃん達に任せるしかないしな」

 

「皆行くよ」

 

「「「ええ」」・・・」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「今日も元気だ!」

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「「「「お母さん達がプリキュアにへんしんしたーー」」」」

 

「皆落ち着いてこれは多分魔王の因子とゲネシスの改変の影響よ」

 

「この一連の改変の影響でバトラーが望んだとしても魔王の因子とゲネシスの改変によってあおぞら市の歴史が変わって以来キュアオアシスの魂が僕の体から居なくなったから」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

プリキュアVSジェントルー開始前の直哉中編

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「今日も元気だ!」

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「「「「お母さん達がプリキュアにへんしんしたーー」」」」

 

「皆落ち着いてこれは多分魔王の因子とゲネシスの改変の影響よ」

 

「この一連の改変の影響でバトラーが望んだとしても魔王の因子とゲネシスの改変によってあおぞら市の歴史が変わって以来キュアオアシスの魂が僕の体から居なくなったから」

 

「あれ以来まなつちゃん達は自分達の世界では変身が出来ずにいるからそちらの方も何とかしなければいけないんだけど・・・今はオイシーナタウンで起きるイベントを見守るかな」

 

「ただ問題があるとすればこちらかな?」

 

「そう言えばゆいはあの転校生をどう見てる?」

 

「うん、みのりさんの事?」

 

ゆいがここねに聞く。

 

「うん私はあくまで予想なんだけど、あのみのりさんはブンドル団の関係者かもと思ってるの?」

 

「へ・・・どうして?」

 

「だって転校生としても学期末に来るなんて怪しいから」

 

「そう言われたらそうだよ」

 

らんがここねの意見に同意した。

 

「うわあ、確かに事情を知らない2人からしたらそう見えるのか・・・すみませんみのりさん」

 

ゆいは心の中でみのりに謝った。

 

「でも実際はそれが普通だよね」

 

「うんここねさんが言っている事は正論だね。明らかに2人に転校を依頼した自分のミスだけどね」

 

「だけど怪しいからとは言え、すぐにブンドル団と関係があると疑うのはやめて欲しいかな」

 

直哉はそう言いながら飛鳥とあまね側を映像で見る。

 

「あの時僕は違和感を感じたんですよ」

 

「「違和感を?」」

 

「はい、過去ののどかさん達以降のプリキュアの歴史を調べていて気がついたのですが」

 

「大体敵の侵攻と同時にプリキュアの覚醒が起きてその敵達と戦う感じなのですが、失礼ですがオイシーナタウンの歴史を調べたらローズマリーさんと同じクッキングダムでしたかそこから数人がオイシーナタウンに来てるような記録がありましたよ」

 

「それも十数年前に」

 

「何ですって!!」

 

「もしこの事実が本当だとしたら・・・クッキングダムは異世界がある事を知りつつ秘密にしていたと言う事ですよね」

 

「そうね、良いように考えれば無用の接触を避ける為だと言われると言われそうね」

 

「でも過去にクッキングダムの人がオイシーナタウンに来ている以上その辺の調査は、ローズマリーさんに任せますね」

 

「了解よ」

 

「先程直哉が説明をしてくれたクッキングダムからの来訪者の記録では20年前なのよ」

 

「ええ――それでは僕が調べた調査は嘘と言う事ですか?」

 

「いえ、違うわね恐らく、融合世界のすこやか市ともう1つのすこやか市と同じなのかも知れないわね」

 

「つまりここねさんとらんさんは今いるオイシーナタウン出身でゆいさんとローズマリーさんにあまねさんが原作世界のオイシーナタウンから来たと言う事ですか?」

 

「恐らくそう言う事だと思うわ」

 

「こちらでは、あの時の事を話しているタイミングでしたか」

 

直哉がそう呟く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

プリキュアVSジェントルー開始前の直哉後編

「ええ――それでは僕が調べた調査は嘘と言う事ですか?」

 

「いえ、違うわね恐らく、融合世界のすこやか市ともう1つのすこやか市と同じなのかも知れないわね」

 

「つまりここねさんとらんさんは今いるオイシーナタウン出身でゆいさんとローズマリーさんにあまねさんが原作世界のオイシーナタウンから来たと言う事ですか?」

 

「恐らくそう言う事だと思うわ」

 

「こちらでは、あの時の事を話しているタイミングでしたか」

 

直哉がそう呟く。

 

「でもあの違いは僕でも驚いたなあ」

 

「今までのパターンすこやか市の場合は原作世界の時間に融合世界のすこやか市が形で統一していったのに裏のオイシーナタウンと原作世界のオイシーナタウンでは記録自体が異なるなんて思わなかったし、裏のオイシーナタウンではブンドル団の動きは特殊遊撃部隊いない所ではあったみたいだけど」

 

「だけどここでは・・・」

 

「やはりおかしいな」

 

「何がおかしいのでしょうか?ゴーダッツ様」

 

「ああ、セクレトルーここ最近の異空間ゲートが不安定でな暫くはオイシーナタウンへの移動しか使えない状態になりそうでな」

 

「ああ、そういう事なら心配いりません。ゴーダッツ様」

 

そう言いながらセクレトルーは消えた。

 

「だが・・・ジェントルーが帰還後の微妙な変化と記憶は一体?」

 

ゴーダッツは考える。

 

「プリキュア!プレシャス・トライアングル!」

 

「オナカイッパーイ」

 

「ごちそうさまでした」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「あの時のジェントルーの記憶が正しいのなら・・・」

 

「もしかしたらジェントルーは、私が知らない異世界に跳ばされていたと考えれば辻褄は合うが、そうそう簡単にはいけない筈だがな・・・それにしても異世界に別のプリキュア達がいるとはな」

 

「流石ブンドル団の団長と言うべきでしょうね。まさかこんな短期間であまねさんに頼んだ微妙に異なる雰囲気を見破ってなおかつ他者の記憶を見ることが出来るとは」

 

「よくよくそれくらい出来ないと・・・」

 

「ブルーどうしたのだ?」

 

「ああ、すまん今後の事を考えていた」

 

「今後の事を?」

 

「ああ、今の融合世界はジェントルお前やキュアプレシャスの出現により世界の常識が変わったのさ、その為の今後の行動を俺は考える事があるのさ」

 

「それはどういう意味だ?ブルー」

 

「ああ、それは・・・ジェントルお前が今知るべきではない事だ」

 

「そうか・・・わかった」

 

「ジェントルこの世界にもレシピッピが誕生したぞ、さしあたり今日はこの世界のお祭りがあってないろんな食材を扱う出店があるぞ」

 

「そうなのか?ぜひ言って見よう。すべてはゴーダッツ様の為に」

 

「そう言いながらジェントルはひなたと直哉がいるお祭り会場に向かった。

 

「これで良い後の事は和実ゆい達がジェントルを止めるだろう。・・・レイそこにいるんだろう?」

 

「あそこまで忠実な部下にする事は出来ないだろうしなあくまであまねさん状態だと厳しいと思うから催眠術みたいなもの、影山サキがしたような事をしたのか?」

 

直哉が思い出す。

 

「可愛いレニ」

 

「だれだ」

 

「私は貴女を迎えに来たのよ」

 

「サキさん」

 

「さあ、レニ私と行きましょう?」

 

「貴女は、ここにいても、何も変えられないわ」

 

「そんなことはない」

 

「本当に、そうなのかしらね」

 

「どういう意味だ?」

 

レニがサキに聞く。

 

「だって貴女は、ずっと一人なのだから、今のこの瞬間さえもね」

 

!!

 

「だけど、私は貴女の渇きを満たす事ができる、だから私と行きましょう。レニ」

 

そしてついにレニの精神は、影山サキのマインドコントロールの影響下に入ってしまった。

 

「こんな感じでされたのかも知れないし違うかも知れないし」

 

「その辺はあまねさんがプリキュアになればわかるかも知れない」

 

直哉がそう言った直後、ジェントルとプレシャス達の戦いが始まった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第41章 ブンドル団からの接触編
プリキュアVSジェントルー戦後


デリシャスフィールド内・・・

 

「「「「まさかジェントルーがブンドル団に操られていた人間だなんて」」」」

 

プレシャスとコメコメ以外のプリキュアとエナジー妖精が驚いていた。

 

「ああ君達は悪くない。ジェントルーとして動いていたのは事実だからな」

 

「それに・・・来ているのだろう?ナルシストルー」

 

「ほう、ジェントルー気がついていたか」

 

「ああ、私を完全に捨てる気ならお前が監視してると思っただけさ」

 

「フーンなrジェントルー1つだけ聞かせろ」

 

「何だ?」

 

そしてナルシストルーは映像を再生した。

 

「私は、お前達がこのフィールドを作るのを待っていたのだ。キュアプレシャスに確実に勝つ為に」

 

「行きなさいナノビョーゲン」

 

!!

 

「そ、それは・・・」

 

ジェントルがそう言い放たれたナノビョーゲンに感染された岩が、メガビョーゲンに進化した。

 

「あはは、どうだこのメガビョーゲンを浄化出来るプリキュアはこのフィールドをの中にはいないぞ。どうするプリキュア?」

 

「どうしょうマリちゃん?」

 

「困ったわこのままだとどちらか一方しか浄化が出来ないわ」

 

「その心配はないラビ」

 

「安心するペン」

 

「岩型のメガビョーゲンは俺達に任せろニャン」

 

!!

 

「なっお前達がどうしてこのフィールド内にいるキュアグレース達」

 

ジェントルが怒りの感情をぶつける。

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

「あれれ、私達貴女と直接会うの初めてなのに?どうして名前を知ってるのかな?」

 

スパークルがジェントルに聞く。

 

「う、それは・・・」

 

「ともかく助かったわ。これで2体纏めての浄化が可能よ」

 

そして互いの浄化技が発動した。

 

映像終了・・・

 

「「何々私達が知らないプリキュアがいるーー」」

 

「マリちゃんどうしょう?」

 

「仕方ないわジェントルー言って良いわ」

 

「わかった。皆聞いて欲しい私とプレシャスとローズマリーは異世界に跳ばされ最近になって戻って来たんだ」

 

「成程な俺様が見せた映像は」

 

「あはは、どうだこのメガビョーゲンを浄化出来るプリキュアはこのフィールドをの中にはいないぞ。どうするプリキュア?」

 

「どうしょうマリちゃん?」

 

「困ったわこのままだとどちらか一方しか浄化が出来ないわ」

 

「その心配はないラビ」

 

「安心するペン」

 

「岩型のメガビョーゲンは俺達に任せろニャン」

 

!!

 

「なっお前達がどうしてこのフィールド内にいるキュアグレース達」

 

ジェントルが怒りの感情をぶつける。

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

「あれれ、私達貴女と直接会うの初めてなのに?どうして名前を知ってるのかな?」

 

スパークルがジェントルに聞く。

 

「う、それは・・・」

 

ジェントルーとプレシャスが異世界で対峙した映像で、その異世界には別のプリキュアが存在するんだな?」

 

「そういう事だナルシストルー」

 

「そういう事ならまずいな俺達もその異世界に行かされるかも知れないな」

 

「そうかゴーダッツが異世界にレシピッピがいる事が知られたと思っていいのね」

 

ローズマリーがそう言う。

 

「その通りさ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

プレシャスとコメコメ以外のプリキュアとエナジー妖精が驚く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

確認と提案1 ナルシストルーの提案

ジェントルーとプレシャスが異世界で対峙した映像で、その異世界には別のプリキュアが存在するんだな?」

 

「そういう事だナルシストルー」

 

「そういう事ならまずいな俺達もその異世界に行かされるかも知れないな」

 

「そうかゴーダッツが異世界にレシピッピがいる事が知られたと思っていいのね」

 

ローズマリーがそう言う。

 

「その通りさ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

プレシャスとコメコメ以外のプリキュアとエナジー妖精が驚く。

 

「「プレシャス異世界で別のプリキュアと共闘したの?」」

 

「うん実はそうなんだよ。スパイシーとヤムヤム」

 

「そういう事なのよ」

 

「ふむ確かにお前達3人が消えた直後こちらでも謎の光が観測されたが、まさか中心点で異世界に繋がるゲートが出来ていたとは・・・気になるなその現象」

 

「そしてお前達は異世界に跳んで助けられたんだな」

 

「その通りよ」

 

ローズマリーが話し出す。

 

「お疲れ様キュアグレース。後は私が彼の相手をするわ」

 

「誰なの?貴方」

 

「私はトワよ。簡単に言えばそこにいるキュアグレース達の世界の神様よ」

 

「何ですって」

 

「あ、トワさん」

 

「グレース急にこんな事をさせてごめんね」

 

「いえ、良いですよトワさん。それじゃあ私達は戻りますね」

 

「うんお疲れ」

 

そしてキュアグレース達は、すこやか市に戻った。

 

「改めて私はトワよ」

 

「私はローズマリーよ」

 

「この世界は一体何なの?さっきのキュアグレースと言う子は、貴女の部下なの?」

 

ローズマリーがトワに聞く。

 

「そうね正確的に言えば協力者よ」

 

「協力者ですって」

 

「そうよ貴女達が来た世界は複数の世界が混じり合っているの、貴女をここに連れて来たキュアグレースもその協力者の1人なの」

 

「そう言う事なのね、つまり私がゆいを探しているのをのどかちゃんに聞いたから私をここにのどかちゃんいえ、キュアグレースに案内させたのね?」

 

「そうよ。貴女以外の和実唯人エナジー妖精コメコメは今医務室にいるわよ」

 

「それ本当?」

 

「ええ、意識は無いけど」

 

「そんな!!」

 

「大丈夫よ命を落とすような怪我はしてないわ」

 

「そう、良かったわ」

 

「貴女にいくつか確認するけどいい?

 

「ええ、良いわよ」

 

「まず貴女と和実ゆいは別の世界の住人で良いのよね」

 

「ええ、そうよ」

 

「おいちょっと待て異世界には神がいてその神の部下に別のプリキュアがいるのかよ」

 

「ええ、でも彼女は協力者と言っていたから部下ではないわね」

 

「ほへーープレシャス神様に助けられたんだ」

 

「私も追いつけない話に・・・」

 

「なあ、お前達4人を助けた連中と会いたいんだが、それは可能か?」

 

「会うと言うだけなら可能よ。私達を助けてくれた彼等はまだこちらにいるから」

 

「そうか・・・」

 

「ナルシストルー彼等に会ってどうする気なの?」

 

「俺様も科学者だからな。異世界の技術に興味があるのさ」

 

「そういう事ね」

 

「そういう事でしたら会っても良いですよ。ローズマリーさん」

 

その時ローズマリーが持つ通達機から直哉の声が聞こえた。

 

「良いの?」

 

「ええ、構いません。彼の言う通りゴーダッツ自身も異世界のプリキュアと異世界に誕生したレシピッピが気になるようですし」

 

「成程ねゴーダッツが異世界に興味を持っているから私達もそれに合わせたやり方をするしかないのね」

 

「そうですね。そしてこちらはブンドル団の内部の情報は少ないのでそこにいる彼から色々聞けるのならいい交換条件と思いますので」

 

「成程ねわかったわ」

 

そしてローズマリーh直哉との通信を切り、ナルシストルーを含めた全員をお墓戦艦に案内したのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

確認と提案2 お墓戦艦での密会前編

お墓戦艦内会議室・・・

 

「ようこそいらっしゃいました」

 

「お前がここの責任者か?」

 

「はいそうです。自分の名は花寺直哉と言います」

 

「俺はナルシストルーだ」

 

「ナルシストルーさん貴方はどうして僕達と接触したかったんですか?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「500キロカロリーパンチ!!」

 

「ウバ・・・ウゾ」

 

「良いわよ。プレシャスレシピッピが2体捕まってるけど何とか、プレシャスだけでも行けそうね」

 

「ジェントルレシピッピを返して貰うよ」

 

「ふん、お前達もう勝った気でいるのか?」

 

「「どういう事よ」」

 

「私は、お前達がこのフィールドを作るのを待っていたのだ。キュアプレシャスに確実に勝つ為に」

 

「行きなさいナノビョーゲン」

 

!!

 

「そ、それは・・・」

 

ジェントルがそう言い放たれたナノビョーゲンに感染された岩が、メガビョーゲンに進化した。

 

「あはは、どうだこのメガビョーゲンを浄化出来るプリキュアはこのフィールドをの中にはいないぞ。どうするプリキュア?」

 

「どうしょうマリちゃん?」

 

「困ったわこのままだとどちらか一方しか浄化が出来ないわ」

 

「その心配はないラビ」

 

「安心するペン」

 

「岩型のメガビョーゲンは俺達に任せろニャン」

 

!!

 

「なっお前達がどうしてこのフィールド内にいるキュアグレース達」

 

ジェントルが怒りの感情をぶつける。

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

「あれれ、私達貴女と直接会うの初めてなのに?どうして名前を知ってるのかな?」

 

スパークルがジェントルに聞く。

 

「う、それは・・・」

 

「ともかく助かったわ。これで2体纏めての浄化が可能よ」

 

そして互いの浄化技が発動した。

 

「プリキュア!プレシャス・トライアングル!」

 

「オナカイッパーイ」

 

「ごちそうさまでした」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「あれは本当に異世界で起きた事なのか?」

 

「そうですよあれは貴方の知る世界とは違う世界で、貴方達の仲間や敵対者が戦っていたと言う事です」

 

「成程質問だが・・・」

 

「なあ、お前達4人を助けた連中と会いたいんだが、それは可能か?」

 

「会うと言うだけなら可能よ。私達を助けてくれた彼等はまだこちらにいるから」

 

「そうか・・・」

 

「ナルシストルー彼等に会ってどうする気なの?」

 

「俺様も科学者だからな。異世界の技術に興味があるのさ」

 

「そういう事ね」

 

「お前達の技術を使わせてくれないか?」

 

「何の為にですか?」

 

「ああ、それは・・・科学者として興味があるからだ」

 

「成程そういう理由ですか?」

 

「ナルシストルーさん状況次第によっては貴方はブンドル団を脱退できますか?」

 

「どういう事だ?」

 

「あの時のジェントルーの記憶が正しいのなら・・・」

 

「もしかしたらジェントルーは、私が知らない異世界に跳ばされていたと考えれば辻褄は合うが、そうそう簡単にはいけない筈だがな・・・それにしても異世界に別のプリキュア達がいるとはな」

 

「つまりですね。僕達はゴーダッツが異世界に手を出せば介入は出来るんですがこちらの世界では観察ぐらいしか出来ないんですよね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

確認と提案2 お墓戦艦での密会後編

「ああ、それは・・・科学者として興味があるからだ」

 

「成程そういう理由ですか?」

 

「ナルシストルーさん状況次第によっては貴方はブンドル団を脱退できますか?」

 

「どういう事だ?」

 

「あの時のジェントルーの記憶が正しいのなら・・・」

 

「もしかしたらジェントルーは、私が知らない異世界に跳ばされていたと考えれば辻褄は合うが、そうそう簡単にはいけない筈だがな・・・それにしても異世界に別のプリキュア達がいるとはな」

 

「つまりですね。僕達はゴーダッツが異世界に手を出せば介入は出来るんですがこちらの世界では観察ぐらいしか出来ないんですよね」

 

「そうなのか?お前達好き勝手に動いてるんじゃないのか?」

 

「違いますよ。僕達の行動にも行動の誓約があるんですよ」

 

「行動の制約だと」

 

「はいそうです先程ナルシストルーさんが言った映像で説明するのでしたら・・・」

 

「あはは、どうだこのメガビョーゲンを浄化出来るプリキュアはこのフィールドをの中にはいないぞ。どうするプリキュア?」

 

「どうしょうマリちゃん?」

 

「困ったわこのままだとどちらか一方しか浄化が出来ないわ」

 

「その心配はないラビ」

 

「安心するペン」

 

「岩型のメガビョーゲンは俺達に任せろニャン」

 

!!

 

「なっお前達がどうしてこのフィールド内にいるキュアグレース達」

 

ジェントルが怒りの感情をぶつける。

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

「あれれ、私達貴女と直接会うの初めてなのに?どうして名前を知ってるのかな?」

 

スパークルがジェントルに聞く。

 

「う、それは・・・」

 

「ともかく助かったわ。これで2体纏めての浄化が可能よ」

 

そして互いの浄化技が発動した。

 

「プリキュア!プレシャス・トライアングル!」

 

「オナカイッパーイ」

 

「ごちそうさまでした」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「あの世界はキュアプレシャスとジェントルーの世界ではなく割り込んだ彼女達の世界なので僕達が介入で来たんですよ。その世界に本来存在しない敵が現れたからですね」

 

「成程な」

 

「そして俺達の世界で動きがが少ないのは、お前達が言う本来の流れを壊す者がいなかったからか?」

 

「はいこちらを見て下さい」

 

「いや違うメガビョーゲンなら大地が赤黒く変色するし、今回のバスケットボールゴール型の怪物はそう言う事をしていない」

 

「もしかすると融合世界の別の敵が先程の地震で来たのかもな」

 

「そんな馬鹿な」

 

「だが事実バスケットボールゴール型の怪物がいるしな」

 

!!

 

「陵大変ですバスケットボールゴール型の怪物の元に1人の少女が現れました」

 

「何だと!!」

 

時を少し戻して・・・

 

「ええ――同じ怪物が向こうにも出現しているなんて」

 

「直哉さんどうするんですか?確かプリキュアの敵は対象となるプリキュアの力が必須なんですよね?」

 

「そうですよいちごさん」

 

「ですから彼女に対応して貰いますよ」

 

「え、彼女って誰ですか?」

 

いちごが直哉に聞く。

 

「すみませんいちごさん。僕がこれからする事に対して秘密にしてくださいね」

 

「え、それはどういう意味ですか?」

 

「行きますよオアシスさん」

 

「これは別の世界に異世界のプリキュアの敵が現れた時です。先程も言いましたが僕達は自分達が流れを壊す事は禁止されているんです」

 

「つまり流れを壊すような事がなければ俺達の世界のように様子を見るしか出来ないんだな?

 

「はい」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ナルシストルーへの説明

「だからお前は聞いたんだな?」

 

「お前達の技術を使わせてくれないか?」

 

「何の為にですか?」

 

「ああ、それは・・・科学者として興味があるからだ」

 

「成程そういう理由ですか?」

 

「ナルシストルーさん状況次第によっては貴方はブンドル団を脱退できますか?」

 

「俺がお前達の事を聞いた後イレギュラーになる事を防ぐ為に?」

 

「そういう事ではないんですが、僕達の立場上ブンドル団の幹部とある程度協力しないと僕達の最終目的には行けないんですよ。簡単に言えば」

 

「成程な、お前達の存在が俺達やプリキュアにばれた時点で、お前達と言う異物がオイシーナタウンに悪影響を与える可能性があるからそういう事を知られた場合双方にお前達の存在をばらす事で最小限に影響を与える様にしてるんだな」

 

「ええ、今回に関しては・・・」

 

「あの時のジェントルーの記憶が正しいのなら・・・」

 

「もしかしたらジェントルーは、私が知らない異世界に跳ばされていたと考えれば辻褄は合うが、そうそう簡単にはいけない筈だがな・・・それにしても異世界に別のプリキュア達がいるとはな」

 

「貴方の上司がジェントルーの記 憶を見て異世界のプリキュアの存在を知ると言う事態になるとは想定外だったので、こちらにしてもね」

 

「クッキングダムやオイシーナタウンと言う2つの世界がリンクしている世界のようでしたから気をつけて3人を送ったんですけどまさか・・・」

 

ジェントルーとプレシャスが異世界で対峙した映像で、その異世界には別のプリキュアが存在するんだな?」

 

「そういう事だナルシストルー」

 

「そういう事ならまずいな俺達もその異世界に行かされるかも知れないな」

 

「そうかゴーダッツが異世界にレシピッピがいる事が知られたと思っていいのね」

 

ローズマリーがそう言う。

 

「その通りさ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

プレシャスとコメコメ以外のプリキュアとエナジー妖精が驚く。

 

「「プレシャス異世界で別のプリキュアと共闘したの?」」

 

「うん実はそうなんだよ。スパイシーとヤムヤム」

 

「そういう事なのよ」

 

「ふむ確かにお前達3人が消えた直後こちらでも謎の光が観測されたが、まさか中心点で異世界に繋がるゲートが出来ていたとは・・・気になるなその現象」

 

「そしてお前達は異世界に跳んで助けられたんだな」

 

「その通りよ」

 

「この早い段階でゴーダッツ以外に気がつくとは思ってもいなかったので、正直に助かりましたよ」

 

「なあ、お前達4人を助けた連中と会いたいんだが、それは可能か?」

 

「会うと言うだけなら可能よ。私達を助けてくれた彼等はまだこちらにいるから」

 

「そうか・・・」

 

「ナルシストルー彼等に会ってどうする気なの?」

 

「俺様も科学者だからな。異世界の技術に興味があるのさ」

 

「そういう事ね」

 

「そういう事でしたら会っても良いですよ。ローズマリーさん」

 

その時ローズマリーが持つ通達機から直哉の声が聞こえた。

 

「良いの?」

 

「ええ、構いません。彼の言う通りゴーダッツ自身も異世界のプリキュアと異世界に誕生したレシピッピが気になるようですし」

 

「成程ねゴーダッツが異世界に興味を持っているから私達もそれに合わせたやり方をするしかないのね」

 

「そうですね。そしてこちらはブンドル団の内部の情報は少ないのでそこにいる彼から色々聞けるのならいい交換条件と思いますので」

 

「ナルシストルーさんがそう言ってくれた事に」

 

直哉がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

その頃の17番目のプリキュア達1

「直哉さん大丈夫かな?」

 

「大丈夫よゆい、ナルシストルーも状況は見えてるわよ」

 

「ゆいとマリちゃんそろそろ私達にも教えてくれない?」

 

「そうだよ。私達より年下のあの子が本当にゆいちゃんやコメコメを保護した人なの?」

 

ここねとらんがそれぞれがゆいとローズマリーに聞く。

 

「そうね2人も聞いておく必要があるわね」

 

そしてゆいとローズマリーが話し出した。

 

「そうよ貴女達が来た世界は複数の世界が混じり合っているの、貴女をここに連れて来たキュアグレースもその協力者の1人なの」

 

「そう言う事なのね、つまり私がゆいを探しているのをのどかちゃんに聞いたから私をここにのどかちゃんいえ、キュアグレースに案内させたのね?」

 

「そうよ。貴女以外の和実唯人エナジー妖精コメコメは今医務室にいるわよ」

 

「それ本当?」

 

「ええ、意識は無いけど」

 

「そんな!!」

 

「大丈夫よ命を落とすような怪我はしてないわ」

 

「そう、良かったわ」

 

「貴女にいくつか確認するけどいい?

 

「ええ、良いわよ」

 

「まず貴女と和実ゆいは別の世界の住人で良いのよね」

 

「ええ、そうよ」

 

「これがゆいとコメコメを見つけた時のやり取りよ」

 

「「「「ええーーゆいとコメコメ異世界の神様に助けられたんだ」」パム」メン」

 

「うんそうだよそしてね・・・」

「ローズマリーさん貴女達が特殊遊撃部隊の協力者になる場合本来なら遭遇しない存在とも場合によっては戦う事をお願いするかもしれませんよ」

 

「まあ、どうしても無理ならば、今管理者の神殿にいる仲間と一緒に17番目のプリキュアの世界に戻るまでトワが面倒を見ますが」

 

「ちょっと何言ってんの直哉」

 

トワが直哉の言葉に戸惑う。

 

「あらそれも良いわね。そそるわねでも私は元の世界に戻るまでは、特殊遊撃部隊の協力者になるわよ」

 

「・・・わかりました。ローズマリーさんよろしくお願いいたします」

 

「ふう、どうやら纏まったわね。直哉数日後に響とまなつ達を連れてシンフォギア世界に行ってくれない?」

 

「この経緯で、ローズマリーは私達の協力者として貴方達の世界へ帰還するまでの間までやってくれるんだけど和実ゆい貴女はどうする?」

 

「え」

 

「勿論この答えによって和実ゆいやコメコメに対する扱いは変わる事は無いから安心して」

 

「あのトワさん協力しないって決めたらどうなるんですか?」

 

「そうね、その時は管理者の神殿にずっと貴女の世界に戻れるまでいて貰う事になるわね」

 

「一応貴女達は要保護者の立場だからね」

 

「要保護者」

 

「そうよ」

 

「そしてトワさんは説明してくれて私は手伝いをする事にしたんだ」

 

「「何の手伝いを?」」

 

「それは・・・ジェントルーが異世界でレシピッピを奪っていたんだ」

 

「「「「ええーー異世界にレシピッピいるの?」」」」

 

「いえ、違うわ正確には、ゆいと一緒にコメコメがこちらの世界に来た時にレシピッピが来るようになったが正しいと思うわ」

 

ローズマリーがそう言う。

 

「500キロカロリーパンチ!!」

 

「ウバ・・・ウゾ」

 

「良いわよ。プレシャスレシピッピが2体捕まってるけど何とか、プレシャスだけでも行けそうね」

 

「ジェントルレシピッピを返して貰うよ」

 

「ふん、お前達もう勝った気でいるのか?」

 

「「どういう事よ」」

 

「私は、お前達がこのフィールドを作るのを待っていたのだ。キュアプレシャスに確実に勝つ為に」

 

「行きなさいナノビョーゲン」

 

!!

 

「そ、それは・・・」

 

ジェントルがそう言い放たれたナノビョーゲンに感染された岩が、メガビョーゲンに進化した。

 

「あはは、どうだこのメガビョーゲンを浄化出来るプリキュアはこのフィールドをの中にはいないぞ。どうするプリキュア?」

 

「どうしょうマリちゃん?」

 

「困ったわこのままだとどちらか一方しか浄化が出来ないわ」

 

「その心配はないラビ」

 

「安心するペン」

 

「岩型のメガビョーゲンは俺達に任せろニャン」

 

!!

 

「なっお前達がどうしてこのフィールド内にいるキュアグレース達」

 

ジェントルが怒りの感情をぶつける。

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

「あれれ、私達貴女と直接会うの初めてなのに?どうして名前を知ってるのかな?」

 

スパークルがジェントルに聞く。

 

「う、それは・・・」

 

「そして異世界で別のプリキュアと協力したのよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

その頃の17番目のプリキュア達2

「なっお前達がどうしてこのフィールド内にいるキュアグレース達」

 

ジェントルが怒りの感情をぶつける。

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

「あれれ、私達貴女と直接会うの初めてなのに?どうして名前を知ってるのかな?」

 

スパークルがジェントルに聞く。

 

「う、それは・・・」

 

「そして異世界で別のプリキュアと協力したのよ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「その戦いはどうなったの?」

 

ここねがゆいに聞く。

 

「それはね・・・」

 

「ともかく助かったわ。これで2体纏めての浄化が可能よ」

 

そして互いの浄化技が発動した。

 

「プリキュア!プレシャス・トライアングル!」

 

「オナカイッパーイ」

 

「ごちそうさまでした」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「こうしてウバウゾーとメガビョーゲンを浄化出来たんだ」

 

「「「「メガビョーゲン?」」パム」メン」

 

「そうだよ異世界で別のプリキュアが戦う相手がウイルスだからメガビョーゲンなんだよ」

 

「「「「ええーーウイルスが相手ーー」」」」

 

「それは事実よここねとらん」

 

ローズマリーがそう言う。

 

「そうよ彼女達に聞いたんだけど、メガビョーゲンは普通のウイルスと同じように、人間も感染する可能性があるらしいわ」

 

「現状では、そう言った事例はないみたいだけどね」

 

「でもこれを見て」

 

「いえ違うわ、正真正銘のアンノウンよ」

 

「じゃあ今回は私達は退くのね」

 

「ええ、その方が良いわね。奴等もアンノウンに集中してるし」

 

そう言って謎の女性と降魔殺女は撤退をした。

 

「「メガビョーゲンメガビョーゲン」」

 

「おいおい、この世界には、こんな怪物がいるのかよ」

 

「ケン文句を言う前に俺達で倒せる降魔を倒せ」

 

「やってるよリュウ」

 

「直哉君この怪物は何なの?」

 

「それがわからないよお姉ちゃん。こんな怪物紫藤直哉さんの世界でも見た事無いよ」

 

「そんなそれじゃこのまま帝都が赤黒くなっていくのを見るしかないの?」

 

「うん、悔しいけどあの2体の怪物に対する有効的な手段が無いよ」

 

だがその時、彼等の前にキュアグレースが現れた。

 

「エレメントチャージ!」

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

「プリキュア!スカイヒーリングフラワー!」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「お大事に」

 

!!

 

「「「「「凄いあの子俺達が戦ってもダメージを与えらなかったのにあっさり倒した」」」」」」

 

「そんな事無いですよ。皆さんがあの怪物を抑えてくれたので倒すことが出来たのですから」

 

「それでは皆さん。私は失礼します」

 

「「これはメガビョーゲンに似た怪物が出てる」」

 

「そう、あの怪物は元々降魔と呼ばれる物で負の怨念が怪物となっていると聞いたわ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「そんな怪物にも感染してしまうウイルスなのよ」

 

「「凄いそんなメガビョーゲンを浄化出来る彼女は一体?」」

 

「彼女はプリキュアよ」

 

「「「「ええーー」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

その頃の17番目のプリキュア達3 異世界プリキュアの事を知る

「そんな事無いですよ。皆さんがあの怪物を抑えてくれたので倒すことが出来たのですから」

 

「それでは皆さん。私は失礼します」

 

「「これはメガビョーゲンに似た怪物が出てる」」

 

「そう、あの怪物は元々降魔と呼ばれる物で負の怨念が怪物となっていると聞いたわ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「そんな怪物にも感染してしまうウイルスなのよ」

 

「「凄いそんなメガビョーゲンを浄化出来る彼女は一体?」」

 

「彼女はプリキュアよ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

ゆいとコメコメ以外がローズマリーの言葉に驚く。

 

「「あの子もプリキュアなんだ」」

 

ここねとらんがそう呟く。

 

そしてローズマリー話し出す。

 

「ええーー14組もいるのーー」

 

「ええ、現在は14組+ここに3組のプリキュアの関係者がいますから」

 

「合計17組て事ね」

 

「はいその通りですローズマリーさん」

 

「そう言えば私達の世界が17番目のプリキュアの世界になったの?」

 

「それはですね。ローズマリーさん達の世界は作品数で言えば19番目なんですが、プリキュアの世界の数で言えば、17番目のプリキュアの世界になるんです」

 

「これは最近調べたんですが、こちらと接触していない14組の世界のいくつかの世界では複数の敵と戦っていたようなので、その分をひいて計算した答えが17番目のプリキュアの世界になると言う事です」

 

「成程ねえ」

 

「じゃあ、私達も14組の先輩達に会えるのかしら?」

 

「それはほぼ無理だと思ってください。まあローズマリーさん達みたいに事故等の理由で融合世界の方に来た場合等は例外ですけど、仮に今判明しているプリキュアの世界と繋がったらある意味大変なので」

 

「恐らくですけど14組のプリキュアの敵も出て来ると思いますし、それに特殊遊撃部隊の敵はプリキュアの敵だけではありませんからね」

 

「私は彼等からそう教えて貰ったの。私達が17番目のプリキュアだとね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「私もトワさんから同じ事を聞いたよ」

 

「でも信じられないわ私達以外に16組のプリキュアがいるなんて」

 

ここねがそう言う。

 

「らんも信じられないけどさっき見た映像に出てたジェントルーは・・・」

 

「500キロカロリーパンチ!!」

 

「ウバ・・・ウゾ」

 

「良いわよ。プレシャスレシピッピが2体捕まってるけど何とか、プレシャスだけでも行けそうね」

 

「ジェントルレシピッピを返して貰うよ」

 

「ふん、お前達もう勝った気でいるのか?」

 

「「どういう事よ」」

 

「私は、お前達がこのフィールドを作るのを待っていたのだ。キュアプレシャスに確実に勝つ為に」

 

「行きなさいナノビョーゲン」

 

!!

 

「そ、それは・・・」

 

ジェントルがそう言い放たれたナノビョーゲンに感染された岩が、メガビョーゲンに進化した。

 

「あはは、どうだこのメガビョーゲンを浄化出来るプリキュアはこのフィールドをの中にはいないぞ。どうするプリキュア?」

 

「どうしょうマリちゃん?」

 

「困ったわこのままだとどちらか一方しか浄化が出来ないわ」

 

「ウバウゾー以外を使ってメガビョーゲンを使役してたから信じられないけど・・・でもウバウゾー以外のウバウゾーみたいな存在が異世界にいるなんてね」

 

「それでマリちゃんこれから私達は、異世界のプリキュアと協力してブンドル団と戦うの?」

 

ここねがローズマリーに聞く。

 

「それは違うよここねちゃん。異世界のプリキュアはブンドル団とは直接は戦えないんだ」

 

「どういう事ゆい?」

 

「じゃあ今からその理由を聞きに行こう」

 

そしてゆい達は他のプリキュア達がいる部屋に向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

間章17 帰還の為にと3組プリキュア全員集合編
守護者会議前編


「守護者の皆はこの状況どう見てる?」

 

「どう見てると言われても・・・」

 

「直哉さん来ましたよ」

 

「待っていましたよ皆さん」

 

「私達を呼ぶなんてどうしたの?」

 

「ああ、それは・・・皆さんに確認して欲しい事がありまして・・・」

 

「「「確認を?」」」

 

「そうですこれを見て下さい」

 

「え、謎の次元嵐が大量に発生し融合世界内部の世界及び友好世界に帰還が出来ない?」

 

「何やら意図的な物を感じますが・・・響さんとエステルさん。次元嵐を超えれそうな場所はありますか」

 

「ええ、あるわねただ・・・その世界は無調査なのよ。今回初めて見つけた世界だから」

 

「成程」

 

「つまり僕達はその世界に行かせたい何者かの意思が介入してるのか、はたまた偶然その世界への入り口が開いたのかどちらですかね?」

 

!!

 

「まさかあの世界は私達のオイシーナタウンが存在する世界よ間違いないわ」

 

「そうですかやはり響さんの予想通りでしたね」

 

光が響に言う。

 

「でも早く融合世界に戻るべきと思うだよね」

 

「確かに私達が見守るべきは融合世界とその周辺の友好世界ね」

 

エステルが言う。

 

「そう、それに和実ゆいちゃん達を偶然とはいえ送れたんだから早く戻るべきだったと思うんだよね」

 

「それは厳しいでしょう。響さん現状では次元嵐がおさまる所か続いているんですから」

 

飛鳥がそう言う。

 

「そうですよ響さん。それに・・・」

 

「あの時のジェントルーの記憶が正しいのなら・・・」

 

「もしかしたらジェントルーは、私が知らない異世界に跳ばされていたと考えれば辻褄は合うが、そうそう簡単にはいけない筈だがな・・・それにしても異世界に別のプリキュア達がいるとはな」

 

「直哉君もゴーダッツがそう言う考えを持つかも知れないと考えて・・・」

 

「おいちょっと待て異世界には神がいてその神の部下に別のプリキュアがいるのかよ」

 

「ええ、でも彼女は協力者と言っていたから部下ではないわね」

 

「ほへーープレシャス神様に助けられたんだ」

 

「私も追いつけない話に・・・」

 

「なあ、お前達4人を助けた連中と会いたいんだが、それは可能か?」

 

「会うと言うだけなら可能よ。私達を助けてくれた彼等はまだこちらにいるから」

 

「そうか・・・」

 

「ナルシストルー彼等に会ってどうする気なの?」

 

「俺様も科学者だからな。異世界の技術に興味があるのさ」

 

「そういう事ね」

 

「そういう事でしたら会っても良いですよ。ローズマリーさん」

 

その時ローズマリーが持つ通達機から直哉の声が聞こえた。

 

「良いの?」

 

「ええ、構いません。彼の言う通りゴーダッツ自身も異世界のプリキュアと異世界に誕生したレシピッピが気になるようですし」

 

「成程ねゴーダッツが異世界に興味を持っているから私達もそれに合わせたやり方をするしかないのね」

 

「そうですね。そしてこちらはブンドル団の内部の情報は少ないのでそこにいる彼から色々聞けるのならいい交換条件と思いますので」

 

「成程ねわかったわ」

 

「今その人と会ってるんじゃないですか?」

 

のどかがそう言う。

 

「確かに特殊遊撃部隊の総司令は直哉がしてるし考えがあってブンドル団と会ってるなら見てみましょうか」

 

そう言ってエステルが直哉のいる部屋の音声を聞こえる様にしたのだった。

「あれは本当に異世界で起きた事なのか?」

 

「そうですよあれは貴方の知る世界とは違う世界で、貴方達の仲間や敵対者が戦っていたと言う事です」

 

「成程質問だが・・・」

 

「なあ、お前達4人を助けた連中と会いたいんだが、それは可能か?」

 

「会うと言うだけなら可能よ。私達を助けてくれた彼等はまだこちらにいるから」

 

「そうか・・・」

 

「ナルシストルー彼等に会ってどうする気なの?」

 

「俺様も科学者だからな。異世界の技術に興味があるのさ」

 

「そういう事ね」

 

「お前達の技術を使わせてくれないか?」

 

「何の為にですか?」

 

「ああ、それは・・・科学者として興味があるからだ」

 

「成程そういう理由ですか?」

 

「ナルシストルーさん状況次第によっては貴方はブンドル団を脱退できますか?」

 

「どういう事だ?」

 

「あの時のジェントルーの記憶が正しいのなら・・・」

 

「もしかしたらジェントルーは、私が知らない異世界に跳ばされていたと考えれば辻褄は合うが、そうそう簡単にはいけない筈だがな・・・それにしても異世界に別のプリキュア達がいるとはな」

 

「つまりですね。僕達はゴーダッツが異世界に手を出せば介入は出来るんですがこちらの世界では観察ぐらいしか出来ないんですよね」

 

「「「「「・・・」」」」」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

守護者会議中編

「ああ、それは・・・科学者として興味があるからだ」

 

「成程そういう理由ですか?」

 

「ナルシストルーさん状況次第によっては貴方はブンドル団を脱退できますか?」

 

「どういう事だ?」

 

「あの時のジェントルーの記憶が正しいのなら・・・」

 

「もしかしたらジェントルーは、私が知らない異世界に跳ばされていたと考えれば辻褄は合うが、そうそう簡単にはいけない筈だがな・・・それにしても異世界に別のプリキュア達がいるとはな」

 

「つまりですね。僕達はゴーダッツが異世界に手を出せば介入は出来るんですがこちらの世界では観察ぐらいしか出来ないんですよね」

 

「「「「「・・・」」」」」

 

「そうなのか?お前達好き勝手に動いてるんじゃないのか?」

 

「違いますよ。僕達の行動にも行動の誓約があるんですよ」

 

「行動の制約だと」

 

「はいそうです先程ナルシストルーさんが言った映像で説明するのでしたら・・・」

 

「あの世界はキュアプレシャスとジェントルーの世界ではなく割り込んだ彼女達の世界なので僕達が介入で来たんですよ。その世界に本来存在しない敵が現れたからですね」

 

「成程な」

 

「このやり取り本当に直哉さんはブンドル団の幹部を協力者として依頼するかもしれないですね」

 

紫藤飛鳥がそう言う。

 

「そうだね飛鳥ちゃん。正直に言えばブンドル団は、人の集団だからゴーダッツ以外となら部分的に協力出来ると直哉君が考えていた時にブンドル団も私達の存在に気がついたからね」

 

「そうねそれについては響が言ったように早く融合世界に戻らなければいけなかったのでしょうけど、私達がこの世界に来た経緯を考えるとね」

 

 

「ああ、それは・・・皆さんに確認して欲しい事がありまして・・・」

 

「「「確認を?」」」

 

「そうですこれを見て下さい」

 

「え、謎の次元嵐が大量に発生し融合世界内部の世界及び友好世界に帰還が出来ない?」

 

「何やら意図的な物を感じますが・・・響さんとエステルさん。次元嵐を超えれそうな場所はありますか」

 

「ええ、あるわねただ・・・その世界は無調査なのよ。今回初めて見つけた世界だから」

 

「成程」

 

「つまり僕達はその世界に行かせたい何者かの意思が介入してるのか、はたまた偶然その世界への入り口が開いたのかどちらですかね?」

 

!!

 

「まさかあの世界は私達のオイシーナタウンが存在する世界よ間違いないわ」

 

「そうですかやはり響さんの予想通りでしたね」

 

「「直哉さん私達の世界に行って下さいお願いします」」

 

「ゆいさんとあまねさん心配しないで下さい。現状お墓戦艦は融合世界に帰還できない状況なので今この状況で行ける世界はゆいさんとあまねさんの記憶があるオイシーナタウンが存在する世界にしか行けないので」

 

「「「成程」」」

 

「つまり行くしかないのね私達の世界に」

 

「そうです。ただ問題としてあまねさんの存在です」

 

「今回はそういう理由で17番目のプリキュアの世界に干渉する事となったわね?」

 

「だけどみんな思い出して、特殊遊撃部隊として今回に似た事件はなかったかしら?」

 

「あ、それって私と薫と新生帝国華撃団があおぞら市に跳ばされた事件ですか?」

 

飛鳥がそう言う。

 

「「「ああーーそう言えばーー」」」

 

「飛鳥正解よ」

 

「確かに言われたら似てますね」

 

響が言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

守護者会議後編1

「今回はそういう理由で17番目のプリキュアの世界に干渉する事となったわね?」

 

「だけどみんな思い出して、特殊遊撃部隊として今回に似た事件はなかったかしら?」

 

「あ、それって私と薫と新生帝国華撃団があおぞら市に跳ばされた事件ですか?」

 

飛鳥がそう言う。

 

「「「ああーーそう言えばーー」」」

 

「飛鳥正解よ」

 

「確かに言われたら似てますね」

 

響が言う。

 

「どうやらアスミの言う事があってるかもね?のどか16番目のプリキュアの世界を見つけたわ」

 

「「「トワさん本当ですか?」」」

 

「ええ、別口で調べたら漸く見つけたわ」

 

「別口とは?」

 

「紫藤隼人の痕跡を改めて調べたら飛鳥と薫と交っていた未知の世界があったのよ」

 

「「「ええーー」」」

 

「「「隼人さんが16番目のプリキュアの世界にーーー」」」

 

「確かにあの人も世界を移動出来るけど、どうしてその世界に?」

 

「どうやら隼人はその世界で敵の幹部してるみたいね、その頃に新生帝国華撃団と飛鳥達がその世界に漂着したみたいね」

 

「そこまでがわかった所よ」

 

「それじゃあ。私達は隼人さんと戦うんですか?直哉君の叔父さんなのに」

 

「のどか待ってもしかしたら隼人さんの力を敵が利用していると言う可能性もあるわ」

 

「そうだよのどかっち」

 

「確かにエステルさんの言う通りにていますね」

 

「その世界に行く経緯は違うけど行かざるえない状況になっていると言う事は・・・やはり」

 

「魔王の因子とゲネシス関連なのかな?」

 

「いえそれより隼人関連かも知れないわ」

 

「のどかブルーに会ったのはあれ以来よね?」

 

 

「そんな状況なんすか?」

 

「ああ」

 

「それで宿主は、一時的に敵になろうとしてたんですね」

 

「そう言う事なら俺とバテデモーダに任せろ、どのみち俺達もノヴァを止める為にここに来ているんだからな」

 

「でも・・・」

 

「直哉お前、キュアグレース達が美味く悪役が出来ると思うか?」

 

「う、確かに難しいかもしれません」

 

「だろう?まあ・・・」

 

「そうなの?それならいいけど、またワイズマンが別の世界を連れてこようとしてるかと思ったよ」

 

「ああ、その可能性なら十分ありますよ。どうやらのどかさん達以外にプリキュアという存在は少なくとも14組は存在している世界もあるようなので」

 

「「「「「「ええーーー」」」」」」

 

直哉の言葉にのどか達が驚く。

 

「「「「「「14組のプリキュアガ存在する世界」」」」」

 

「ええ、その世界の14組の内の何組と原作世界ののどかさん達が共闘するかもしれない可能性がありますが」

 

 

「「「ええーーー」」」

 

「あくまでこの情報は原作世界ののどかさん達の未来を見た時にその映像が見えたので」

 

「そうなんだ」

 

「以前直哉が伝えた14組のプリキュアの中には悪サイドに堕ちたプリキュアも存在するから出来なくもないがな」

 

「「「「ええーー」」」」

 

グレース達がブルーの言葉に驚いていた。

 

「そうなんですね」

 

「そこで提案なんだが、武装集団フィーネ側の3人を救うのを俺とバテデモーダに任せないか?」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「ちょっブルーさん。オイラも行くんすか?」

 

「当たり前だろお前もヒミコの受けたんだしな」

 

「それは・・・そうですけど」

 

「ブルーその提案の真意は何ですか?」

 

アースがブルーに聞く。

 

「ああ、それは・・・今まで悪側をした事ないお前たちがやるより、幼馴染世界でブルーとして動いていた記憶がある自分が適任だろ?」

 

それは確かに」

 

「そしてバテデモーダは直哉と記憶で繋がってるんだろ?」

 

「それは間違って無いっすね」

 

バテデモーダがそう言う。

 

「そう言う意味でも、直哉達が行くより安全だと思うがな、シンフォギア世界の世界各国に余計な疑念を持たれるよりは」

 

「「「「「あっ」」」」」

 

「確かにそうですけど、エステルさんの言う通りブルーとバテデモーダが原因なら1つ疑問が出て来ます」

 

「疑問ですって?」

 

「はい」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

守護者会議後編2

「ああ、それは・・・今まで悪側をした事ないお前たちがやるより、幼馴染世界でブルーとして動いていた記憶がある自分が適任だろ?」

 

それは確かに」

 

 

「そしてバテデモーダは直哉と記憶で繋がってるんだろ?」

 

「それは間違って無いっすね」

 

バテデモーダがそう言う。

 

「そう言う意味でも、直哉達が行くより安全だと思うがな、シンフォギア世界の世界各国に余計な疑念を持たれるよりは」

 

「「「「「あっ」」」」」

 

「確かにそうですけど、エステルさんの言う通りブルーとバテデモーダが原因なら1つ疑問が出て来ます」

 

「疑問ですって?」

 

「はい」

 

「ブルーとバテデモーダがこの世界の事を知っているのなら何故ジェントルーを裏のオイシーナタウンに送ったんです?」

 

「あ・・・それは」

 

「はいはいとりあえず休憩時間ですよ皆」

 

「「「え、貴方は誰?」」」

 

「僕は今都合上本名は教えられないんだけど皆からは特殊遊撃部隊の司令と呼ばれたりしているよ」

 

「「「ええ――貴方が特殊遊撃部隊の司令官さん」

 

「え、直哉さんだよねあれ?」

 

「うん多分年齢を変えておじさんになってるんだと思う」

 

「ああ、そうだろうなそして名前を教えていないから何か考えがあるんだろうな」

 

まなつとみのりとあすかがそう言う。

 

「それで皆さんはここでも揉めてたんですね」

 

「「すみません」」

 

「らん達悪くないもん」

 

「ええ、皆さんは悪くありませんが貴女達が特殊遊撃部隊の仕事をした瞬間から貴女達が大切にしている家族の記憶が消えますけど良いんですね?」

 

「「「なっそんな」」」

 

「そのリスクを貴女達が背負えますか?」

 

「じゃあ私達が手伝えば家族は私達を忘れるんですか?」

 

「そう言う事です。世界のバランスを保つ為です」

 

「特殊遊撃部隊は、異邦人の集まりですのでね、今回の調査にしても貴女達との背lt食は予定のないイレギュラーだったんですよ」

 

「じゃあゆいちゃんはゆいちゃんはよくて私達は駄目なの?」

 

「ああ、それは・・・ゆいさんの場合は自分の上司が許可を出したので」

 

「裏のオイシーナタウンに彼女を送ってブルーとバテデモーダがこのやり取りをさせて何か利を得るんですか?」

 

「それは確かにそうね」

 

「以前みたいにブルーがやったと思い込んだわ」

 

 

「隼人叔父さん貴方は一体何がしたいんですか?新生帝国華撃団の人をこんなことに使うなんて」

 

「何お前の為だよ。直哉」

 

 

!!

 

「直哉君動揺しないで」

 

「そうラビ、霊力の質が落ちてるラビ」

 

 

「成る程ね、キュアグレース達がメガ無限にどうやってダメージを与えている霊力の供給源はお前か直哉」

 

 

「俺は姿をくらましていた時もお前を見ていたさ」

 

「お前はただトワ達が直哉お前を逃がした世界の住人だった彼等が偶然見た守護者とお前の力を手に入れる為に動いた連中だっただろう」

 

「それは・・・」

 

「「直哉君これ以上あの人の話を聞いたら駄目だよ」そうラビ」

 

「邪魔をするなキュアグレース」

 

そして、新生帝国華撃団は、特殊遊撃部隊入りわがままを言ってたな。この世界の人魚のようにな」

 

「ぐうっ駄目だよ。直哉君そっちに行っては」

 

「皆ブルーの口を塞いでラビ!!早くしないと、直哉が隼人みたいになるラビ」

 

!!

 

「「「はあああああ」」」

 

フォンテーヌとスパークルとアースがブルーに攻撃しブルーの直哉への精神攻撃を止めた。

 

「ふ、まあいいだろうもう俺がいなくても貴様等には止められんさメガ無限はな」

 

そう言ってブルーはメガ無限を残して撤退した。

 

「はあ、はあ、良かった直哉君が堕ちなくて」

 

「エステルさんの言う可能性は無いと思いますよ」

 

響がそう言う。

 

「まだブルーやバテデモーダを疑うなら魔王の因子とゲネシスの改変を疑った方が最近の世界状況的にしっくりすると思いませんか?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

エステルの懸念と侵食される可能性

「「「はあああああ」」」

 

フォンテーヌとスパークルとアースがブルーに攻撃しブルーの直哉への精神攻撃を止めた。

 

「ふ、まあいいだろうもう俺がいなくても貴様等には止められんさメガ無限はな」

 

そう言ってブルーはメガ無限を残して撤退した。

 

「はあ、はあ、良かった直哉君が堕ちなくて」

 

「エステルさんの言う可能性は無いと思いますよ」

 

響がそう言う。

 

「まだブルーやバテデモーダを疑うなら魔王の因子とゲネシスの改変を疑った方が最近の世界状況的にしっくりすると思いませんか?」

 

「そうね・・・でもそうすると」

 

「もういい加減私達の事認めてよ」

 

「そうだ、それにオイシーナタウンでの調査するなら協力してやればいいじゃないか?」

 

「そういう事に拘っている時点で駄目なのよ」

 

「どういう事?」

 

「良い本来なら私達は出会う筈のない出会いをしたのはわかってるわね」

 

「ああ、それは・・・わかってるだからこそ手伝いたいんだ」

 

「へえ、あまねて言ってったわね」

 

「ああ」

 

「貴女一時的にとは言え、敵として私達がお世話になっている世界に襲撃してたわよね」

 

「それは・・・」

 

「まあ、その辺の問題は17番目のプリキュア達に任せるけど・・・」

 

「裏のオイシーナタウンのような面倒な事態になるかも知れないけどね」

 

「そちらの問題はないみたいですよ」

 

響がそう言いある映像を守護者達に見せた。

 

「そんな事無いですよ。皆さんがあの怪物を抑えてくれたので倒すことが出来たのですから」

 

「それでは皆さん。私は失礼します」

 

「「これはメガビョーゲンに似た怪物が出てる」」

 

「そう、あの怪物は元々降魔と呼ばれる物で負の怨念が怪物となっていると聞いたわ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「そんな怪物にも感染してしまうウイルスなのよ」

 

「「凄いそんなメガビョーゲンを浄化出来る彼女は一体?」」

 

「彼女はプリキュアよ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「ウバウゾー以外を使ってメガビョーゲンを使役してたから信じられないけど・・・でもウバウゾー以外のウバウゾーみたいな存在が異世界にいるなんてね」

 

「それでマリちゃんこれから私達は、異世界のプリキュアと協力してブンドル団と戦うの?」

 

ここねがローズマリーに聞く。

 

「それは違うよここねちゃん。異世界のプリキュアはブンドル団とは直接は戦えないんだ」

 

「どういう事ゆい?」

 

「じゃあ今からその理由を聞きに行こう」

 

そしてゆい達は他のプリキュア達がいる部屋に向かった。

 

映像終了・・・

 

「成程ね、確かに裏のオイシーナタウンよりはあの2人は冷静みたいね」

 

「私は初めて17番目のプリキュアが揃った所を見ましたが、やはり中学生なんですね」

 

飛鳥がそう言う。

 

「でも心配ね今の所は融合世界の敵もいないから良いけどゴーダッツだっけここのラスボスは?」

 

「ええ、直哉君からもそう聞いてます」

 

のどかがそう答える。

 

「あの時のジェントルーの記憶が正しいのなら・・・」

 

「もしかしたらジェントルーは、私が知らない異世界に跳ばされていたと考えれば辻褄は合うが、そうそう簡単にはいけない筈だがな・・・それにしても異世界に別のプリキュア達がいるとはな」

 

「そのゴーダッツが変な事を考える可能性があるならそれを止める必要があると思うわ」

 

「「「「確かに」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

のどかとローズマリー1 集合前の話前編

守護者達の話し合いが終わったのどかは自分の部屋に戻ろうとした時ローズマリーと出会った。

 

「あれ、ローズマリーさんどうしたんですか?こんな所で」

 

「ああ、のどか良かったわのどかを探してたの」

 

「私をですか?」

 

「そうよ」

 

そしてローズマリーはのどかを探していた理由について話し出した。

 

「そう、あの怪物は元々降魔と呼ばれる物で負の怨念が怪物となっていると聞いたわ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「そんな怪物にも感染してしまうウイルスなのよ」

 

「「凄いそんなメガビョーゲンを浄化出来る彼女は一体?」」

 

「彼女はプリキュアよ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「ウバウゾー以外を使ってメガビョーゲンを使役してたから信じられないけど・・・でもウバウゾー以外のウバウゾーみたいな存在が異世界にいるなんてね」

 

「それでマリちゃんこれから私達は、異世界のプリキュアと協力してブンドル団と戦うの?」

 

ここねがローズマリーに聞く。

 

「それは違うよここねちゃん。異世界のプリキュアはブンドル団とは直接は戦えないんだ」

 

「どういう事ゆい?」

 

「成程私以外のプリキュア達にメガビョーゲンやヤラネーダの事をゆいちゃん達に聞かせようとしたら、私が良いと言ったら皆喋ると言ったんですね?」

 

「そうなのよ」

 

「正直に言うとゆいちゃん達に融合世界の情報を提供するべきではないと考えていて、大人であるローズマリーさんの場合は違いますし」

 

「一応ゆいちゃんの場合・・・」

 

「貴女達は自分達の意思で融合世界に来た訳ではないのがわかってるから保護対象として自分達の世界に戻る時まで私達が面倒みるわよ」

 

「そうなんですか?それじゃああの大勢のプリキュアに会う事は出来ますか?」

 

「それは無理ね、彼女達のいる場所には彼女達の敵がいるからね」

 

「ええ――そうなんですか?」

 

「ええ、そうよ和実ゆい貴女がいるこの世界が融合世界の中で安全な世界なのよ」

 

「わかりました。トワさん私マリちゃんと一緒に融合世界の為にお手伝いをします」

 

「ゆい良いの?」

 

「うん良いよ。マリちゃんそれに私達の敵ブンドル団も融合世界に来てるかもしれないし、それに私とコメコメを助けてくれたトワさん達にもお礼をしたいしね」

 

「・・・そうね」

 

「そう言う訳でして私とマリちゃんはトワさん達のお仕事を手伝います」

 

「・・・和実ゆいそれが貴女達17番目のプリキュアの世界の総意で良いのね?」

 

「「「はい」」コメ」

 

「この条件があり、裏のオイシーナタウンでは適応外でしたが今いるオイシーナタウンでは適応するので」

 

「成程そうだったわね。でも私は別なの?」

 

「はい、ブンドル団の団長ゴーダッツの今後の動きによっては・・・融合世界にいる私達の敵であるビョーゲンズ及びまなつちゃん達の敵であるあとまわしの魔女の一派と共闘関係になるかも知れないので」

 

「あの時のジェントルーの記憶が正しいのなら・・・」

 

「もしかしたらジェントルーは、私が知らない異世界に跳ばされていたと考えれば辻褄は合うが、そうそう簡単にはいけない筈だがな・・・それにしても異世界に別のプリキュア達がいるとはな」

 

「確かに、融合世界にいレシピッピがいるとすればのどかの言う行動に、ゴーダッツの指示が出されるかも知れないわね」

 

「そうなんです。だからこそ直哉君は、ナルシストルーと言う男性に接触したんです。こちらの世界のゴーダッツの行動によってはキュアプレシャス達やローズマリーさんの力を本格的に借りないといけない状況になるかも知れないので」

 

「成程ね・・・」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

のどかとローズマリー1 集合前の話後編

「あの時のジェントルーの記憶が正しいのなら・・・」

 

「もしかしたらジェントルーは、私が知らない異世界に跳ばされていたと考えれば辻褄は合うが、そうそう簡単にはいけない筈だがな・・・それにしても異世界に別のプリキュア達がいるとはな」

 

「確かに、融合世界にいレシピッピがいるとすればのどかの言う行動に、ゴーダッツの指示が出されるかも知れないわね」

 

「そうなんです。だからこそ直哉君は、ナルシストルーと言う男性に接触したんです。こちらの世界のゴーダッツの行動によってはキュアプレシャス達やローズマリーさんの力を本格的に借りないといけない状況になるかも知れないので」

 

「成程ね・・・」

 

「確かに特殊遊撃部隊としては複雑な状況よね。ブンドル団の行動を見逃さないと動かないといけないかを決められないなんて」

 

まあ、本来の流れを逸脱しなければ特殊遊撃部隊は動く事はないんですが・・・」

 

「一度異世界の存在や行けると知ると・・・」

 

「・・・それなら良いですけど融合世界にどう行けばいいのでしょう?」

 

「それはこれを使うのよ」

 

そう言ってメルクは融合世界で使われている簡易ゲートを出した。

 

「別に貴方達がこちらの世界で動く事を制限するつもりはないから」

 

「「ええーー良いの?」良いのかい?」

 

「別に良いわよ過去の幼馴染世界から来る時にメルクが使った簡易ゲートには融合世界の滞在許可がないとそもそも渡せないから」

 

「そんな仕様になってたんですね」

 

「ええ、でもメガビョーゲンを見てるのはあの時間軸の直哉だけだし仕方なかったのよ」

 

「まあ行けと言われれば行きますけど、良いんですか融合世界の場合米田健二の複製人間の立場である僕が行く事で、いらぬ混乱を与えるだけではないです?」

 

「僕としてもメルクの希望で来てくれた彼女達の世界を混乱させる原因にはなりたくないですよ」

 

「ああ、それは大丈夫よ」

 

「こういう形で来た挙句に問題を起こしてしまい」

「人間だから感情的になるのは仕方ないけど貴方や真宮寺直哉がかき回した事でメルクが過労死して飛鳥と薫の住む世界が誕生した事を忘れないでね」

 

「いやいや世界のバランスを僕が考えるなんてありえないよ。そういう事はメルクの仕事じゃないか?」

 

「そうかしらね?これを見てもそう言えるかしら?」

 

そう言ってトワは映像を再生した。

 

「直哉さん。あんなに脅していいんですか?」

 

クローゼが直哉に聞く。

 

「クローゼさん。別に脅してませんよそれにあの2人が今回のような事をすると思ってましたから」

 

「そうなんです?」

 

「ええ」

 

そして直哉は話し出す。

 

「僕としては直哉さん達の認識を正したいんですよ」

 

「7人世界と幼馴染世界は介入されて助けてくれてありがとうだったかもしれませんけど、融合世界にとってはただの余計なお世話で、余計な事はしないで欲しいんですよ」

 

「成程」

 

「こちらにしてみればレイやトワにも余計な仕事が増えてる状態で僕としても今回の件でトワ達にお願いするのは心苦しいのですが、僕があの2人の行動に対する決定権はありませんから」

 

「2人は管理者同士の決め事で決まったお客さんなので」

 

「それにこれは僕の勘違いかも知れないのですが、紫藤なのはさんは何者かに操られているかもしれないので」

 

「なっ彼は僕達がトワから聞かされた可能性について知っていて黙っていたのか?」

 

「そうよ、この一件に関してでもそうだけどこちらの直哉は自分で考えて融合世界や友好世界のバランスを壊すような事態が起きない限り介入は最低限にしてるし」

 

「別にこちらの直哉の自慢をしてるつもりはないけど、貴方達の場合米田健二の闇の力と戦う使命があったのなら、もっと管理者と繋がるべきだったのではないい?」

 

「はあ、耳が痛いわ」

 

その時過去の幼馴染世界の管理者メルクが管理者の神殿にやって来た。

 

!!

 

「メルクどうしてここに?」

 

「どうしてって貴方達が融合世界以外に行ったからに決まってるじゃん」

 

「そして元の世界に強制送還されたんですけどね」

 

「それはなんか悲しい結果ね」

 

「ブンドル団の場合はこれとは違う問題ですから」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

のどかとローズマリー2

「はあ、耳が痛いわ」

 

その時過去の幼馴染世界の管理者メルクが管理者の神殿にやって来た。

 

!!

 

「メルクどうしてここに?」

 

「どうしてって貴方達が融合世界以外に行ったからに決まってるじゃん」

 

「そして元の世界に強制送還されたんですけどね」

 

「それはなんか悲しい結果ね」

 

「ブンドル団の場合はこれとは違う問題ですから」

 

「違うからこそ特殊遊撃部隊としては和実ゆいちゃん達の扱いに悩んでいます」

 

「成程ね、トワに任せて追い返した彼等より面倒でしょうね。ここで理由を言ってもブンドル団の行動次第ではゆい達の借りなければいけない事態が起きる事が予想される以上安易に悪化させるのは避けたいし、それでもゆい達を関係が薄い融合世界に関する戦いには参加させたくないのよね?」

 

「そうです」

 

「ジェントルーとプレシャスが異世界で対峙した映像で、その異世界には別のプリキュアが存在するんだな?」

 

「そういう事だナルシストルー」

 

「そういう事ならまずいな俺達もその異世界に行かされるかも知れないな」

 

「そうかゴーダッツが異世界にレシピッピがいる事が知られたと思っていいのね」

 

ローズマリーがそう言う。

 

「その通りさ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

プレシャスとコメコメ以外のプリキュアとエナジー妖精が驚く。

 

「「プレシャス異世界で別のプリキュアと共闘したの?」」

 

「うん実はそうなんだよ。スパイシーとヤムヤム」

 

「そういう事なのよ」

 

「ふむ確かにお前達3人が消えた直後こちらでも謎の光が観測されたが、まさか中心点で異世界に繋がるゲートが出来ていたとは・・・気になるなその現象」

 

「そしてお前達は異世界に跳んで助けられたんだな」

 

「その通りよ」

 

「そしてジェントルーが最後の戦いの時に隠れていた彼がこちらの話に興味を持ったのなら直哉君が通信をする手筈だったんです」

 

「なあ、お前達4人を助けた連中と会いたいんだが、それは可能か?」

 

「会うと言うだけなら可能よ。私達を助けてくれた彼等はまだこちらにいるから」

 

「そうか・・・」

 

「ナルシストルー彼等に会ってどうする気なの?」

 

「俺様も科学者だからな。異世界の技術に興味があるのさ」

 

「そういう事ね」

 

「そういう事でしたら会っても良いですよ。ローズマリーさん」

 

その時ローズマリーが持つ通達機から直哉の声が聞こえた。

 

「良いの?」

 

「ええ、構いません。彼の言う通りゴーダッツ自身も異世界のプリキュアと異世界に誕生したレシピッピが気になるようですし」

 

「成程ねゴーダッツが異世界に興味を持っているから私達もそれに合わせたやり方をするしかないのね」

 

「そうですね。そしてこちらはブンドル団の内部の情報は少ないのでそこにいる彼から色々聞けるのならいい交換条件と思いますので」

 

「成程ねわかったわ」

 

そしてローズマリーh直哉との通信を切り、ナルシストルーを含めた全員をお墓戦艦に案内したのだった。

 

「成程あの展開を見越してたのね直哉は?そしてブンドル団の行動を早い段階に得る為に、ナルシストルーと話してるのね」

 

「はいですが話し合いの結果については本来の流れを壊す可能性がありますので、17番目のプリキュア達と関係者には通達出来ませんので」

 

暫くして・・・

 

のどかとローズマリーの2人は3組のプリキュア達がいる部屋に入って行った。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊の記録を聞いて

管理者の神殿にて・・・

 

「トワとイヨどうだ、特殊遊撃部隊が次元嵐に巻き込まれる直前の音声記録は復元できたか?」

 

「「何とか」何とかねレイ」

 

「そうかならば再生してくれ」

 

「「了解」」

 

「え、謎の次元嵐が大量に発生し融合世界内部の世界及び友好世界に帰還が出来ない?」

 

「何やら意図的な物を感じますが・・・響さんとエステルさん。次元嵐を超えれそうな場所はありますか」

 

「ええ、あるわねただ・・・その世界は無調査なのよ。今回初めて見つけた世界だから」

 

「成程」

 

「つまり僕達はその世界に行かせたい何者かの意思が介入してるのか、はたまた偶然その世界への入り口が開いたのかどちらですかね?」

 

「私としてはイシュメルガによっての嫌がらせかと思ったのだけど・・・」

 

「以上が今回の作戦の結果です」

 

「まさか未来から来た3人を確認もしくは確保が目的だったがまさか確認すらできないとは」

 

「まあ仕方ないですね、彼等特殊調査隊は直接的な戦闘は不慣れだった事と、紅い星座が、特殊遊撃部隊についていたとは・・・」

 

「それは我々もおもいましたが・・・」

 

「こんな感じだったから違うと感じたわ」

 

「ねえ、直哉君この謎の世界って原作世界のオイシーナタウンの可能性はないかな?」

 

「何故そう思ったの?響」

 

エステルが響に聞く。

 

「響さんの言う通り裏のオイシーナタウンだけが活発になっている状況は表のオイシーナタウンにも何らかの影響が出て、こちら側の世界に転移して来た可能性もあると考えておくべきでしょうね」

 

「そうね、無駄かもしれないけど、念の為に管理者の神殿に連絡をしてみるわ」

 

そう言ってエステルは通信室に向かった。

 

「直哉君どうする?」

 

「響さん済みませんが、お墓戦艦の操舵をお願いしたいんですが良いですか?」

 

「うん良いよ。後ローズマリーさん達を直哉君が呼んでると言えば言い?」

 

「はいそうですね。ローズマリーさん達に確認をして貰おうと思うので」

 

「了解」

 

その直後響はローズマリー達に伝えに行く事とお墓戦艦の操舵室に行く為に部屋を出た。

 

暫くして・・・

 

「直哉さん来ましたよ」

 

「待っていましたよ皆さん」

 

「私達を呼ぶなんてどうしたの?」

 

音声終了・・・

 

「ここまでが復元出来た範囲よ」

 

「成程な」

 

「でも偶然とはいえ、原作世界のオイシーナタウンに行けるなんてラッキーだったね」

 

「本当にラッキーと言う言葉で片付けて良いものなのかしら?」

 

「どういう意味だ?」

 

「いや、普通に不自然じゃないかしら?次元嵐によって帰還出来ないのにただ1つ行ける世界が、原作世界のオイシーナタウンなんてどんな確率よ」

 

「確かにそう考えるよね。それならまだ魔王の因子とゲネシスの改変の影響で、和実ゆい達の世界が裏のオイシーナタウンによって引きずり出されたとと考えた方が良いんじゃない?」

 

「ふむ、和実ゆい達の世界が現れた事は、17番目のプリキュアには良い事ではあるんだが・・・」

 

「あまね貴女がジェントルー時代にナノビョーゲンを使った事自体世界のバランスを乱す行為行為なのよ」

 

「本来すこやか市にはレシピッピは存在していなかったのにあれ以降レシピッピが存在するようになったのよ」

 

「ええ――別にいいじゃんいい事じゃん」

 

「すこやか市にとっては迷惑な事よ」

 

「別に私達には関係ないもん知らない街については」

 

「らん言い過ぎよ」

 

そうだジェントルー時代の私が原因だがその言い方は駄目だ」

 

「だって私達が悪いわけじゃないのに怒られなきゃいけないの」

 

らんが不満を漏らす。

 

「はいはいとりあえず休憩時間ですよ皆」

 

「「「え、貴方は誰?」」」

 

「僕は今都合上本名は教えられないんだけど皆からは特殊遊撃部隊の司令と呼ばれたりしているよ」

 

「「「ええ――貴方が特殊遊撃部隊の司令官さん」」」

 

「以前のような事が、和実ゆい達の世界で起きなければいいが」

 

「そうね・・・」

 

その頃ナルシストルーとの話し合いを終えた直哉は・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉からの守護者への招集1

お墓戦艦内・・・

 

「皆さんすみませんこんな時間に呼び出して」

 

「気にしなくて良いわ直哉」

 

「「そうですよ直哉さん」」

 

「この時間じゃないと皆が聞きたがるからね」

 

「それで直哉君今日来たブンドル団の幹部と協力するの?」

 

「そうですね答えを先に言えば。ですがあくまでもゴーダッツの行動が融合世界に向かえばという状況になればですけどね」

 

「まあ、それは当然ね」

 

「お前達の技術を使わせてくれないか?」

 

「何の為にですか?」

 

「ああ、それは・・・科学者として興味があるからだ」

 

「成程そういう理由ですか?」

 

「ナルシストルーさん状況次第によっては貴方はブンドル団を脱退できますか?」

 

「俺がお前達の事を聞いた後イレギュラーになる事を防ぐ為に?」

 

「そういう事ではないんですが、僕達の立場上ブンドル団の幹部とある程度協力しないと僕達の最終目的には行けないんですよ。簡単に言えば」

 

「成程な、お前達の存在が俺達やプリキュアにばれた時点で、お前達と言う異物がオイシーナタウンに悪影響を与える可能性があるからそういう事を知られた場合双方にお前達の存在をばらす事で最小限に影響を与える様にしてるんだな」

「ええ、構いません。彼の言う通りゴーダッツ自身も異世界のプリキュアと異世界に誕生したレシピッピが気になるようですし」

 

「成程ねゴーダッツが異世界に興味を持っているから私達もそれに合わせたやり方をするしかないのね」

 

「そうですね。そしてこちらはブンドル団の内部の情報は少ないのでそこにいる彼から色々聞けるのならいい交換条件と思いますので」

 

「ナルシストルーさんがそう言ってくれた事に」

 

「そう言う理由で会ってたんですよ」

 

「確かに今までの特殊遊撃部隊のやり方をよく知らないここねとらんには、敵と手を組むと言ったらちょっと揉めそうね」

 

「そうですね少なくとも裏のオイシーナタウンみたいな事は避けたいです」

 

「でも、直哉さんいつまでも言わないと言う訳にはいかないですよね」

 

飛鳥がそう言う。

 

「飛鳥ちゃんの言う通りいつかは伝えないといけないんですが・・・のどかさんローズマリーさんには伝えました?」

 

「うん伝えたよ」

 

のどかが話し出す。

 

「そうなんです。だからこそ直哉君は、ナルシストルーと言う男性に接触したんです。こちらの世界のゴーダッツの行動によってはキュアプレシャス達やローズマリーさんの力を本格的に借りないといけない状況になるかも知れないので」

 

「成程ね・・・」

 

「確かに特殊遊撃部隊としては複雑な状況よね。ブンドル団の行動を見逃さないと動かないといけないかを決められないなんて」

 

まあ、本来の流れを逸脱しなければ特殊遊撃部隊は動く事はないんですが・・・」

 

「一度異世界の存在や行けると知ると・・・」

 

「そして元の世界に強制送還されたんですけどね」

 

「それはなんか悲しい結果ね」

 

「ブンドル団の場合はこれとは違う問題ですから」

 

「違うからこそ特殊遊撃部隊としては和実ゆいちゃん達の扱いに悩んでいます」

 

「成程ね、トワに任せて追い返した彼等より面倒でしょうね。ここで理由を言ってもブンドル団の行動次第ではゆい達の借りなければいけない事態が起きる事が予想される以上安易に悪化させるのは避けたいし、それでもゆい達を関係が薄い融合世界に関する戦いには参加させたくないのよね?」

 

「そうです」

 

「成程あの展開を見越してたのね直哉は、そしてブンドル団の行動を早い段階に得る為に、ナルシストルーと話してるのね」

 

「はいですが話し合いの結果については本来の流れを壊す可能性がありますので、17番目のプリキュア達と関係者には通達出来ませんので」

 

「一応ここまで説明したよ。ローズマリーさんに」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第42章 第1部 帰還のルート発見とそして・・・編
直哉からの守護者への招集2


 

「成程ね、トワに任せて追い返した彼等より面倒でしょうね。ここで理由を言ってもブンドル団の行動次第ではゆい達の借りなければいけない事態が起きる事が予想される以上安易に悪化させるのは避けたいし、それでもゆい達を関係が薄い融合世界に関する戦いには参加させたくないのよね?」

 

「そうです」

 

「成程あの展開を見越してたのね直哉は、そしてブンドル団の行動を早い段階に得る為に、ナルシストルーと話してるのね」

 

「はいですが話し合いの結果については本来の流れを壊す可能性がありますので、17番目のプリキュア達と関係者には通達出来ませんので」

 

「一応ここまで説明したよ。ローズマリーさんに」

 

「ありがとうございますのどかさん。僕としても17番目のプリキュア達を僕達の都合による戦いに巻き込みたくはないんですよね」

 

「どうして直哉君?」

 

響が直哉に聞く。

 

「「いえ私達は普通の女の子にしか見えませんね。ただ妖精と言っていいのかわかりませんがあの妖精を見ると無性におにぎりとかご飯系を食べたくなりました」

 

「え、そうなの?飛鳥ちゃんと薫ちゃん」

 

「そうですよ。兄さん」

 

「直哉さんはそうならなかったの?」

 

薫が直哉に聞く。

 

「うん、多分ヒーリングガーデンやバテデモーダの関連で、分類的には人間だけどその関連で効果が無いんだと思う」

 

「不幸か幸かわからないけど」

 

「「成程」」

 

「ただ僕としては、この2人は新たなプリキュアの関係者だと思うよ」

 

「ええ、私もそう睨んでるわ。少なくともワイズマンの言葉をそのまま信じるわけにはいかないけどね」

 

「あの出会いは飛鳥ちゃんも覚えてると思うけどね」

 

「はい」

 

「貴女達は自分達の意思で融合世界に来た訳ではないのがわかってるから保護対象として自分達の世界に戻る時まで私達が面倒みるわよ」

 

「そうなんですか?それじゃああの大勢のプリキュアに会う事は出来ますか?」

 

「それは無理ね、彼女達のいる場所には彼女達の敵がいるからね」

 

「ええ――そうなんですか?」

 

「ええ、そうよ和実ゆい貴女がいるこの世界が融合世界の中で安全な世界なのよ」

 

「わかりました。トワさん私マリちゃんと一緒に融合世界の為にお手伝いをします」

 

「ゆい良いの?」

 

「うん良いよ。マリちゃんそれに私達の敵ブンドル団も融合世界に来てるかもしれないし、それに私とコメコメを助けてくれたトワさん達にもお礼をしたいしね」

 

「・・・そうね」

 

「そう言う訳でして私とマリちゃんはトワさん達のお仕事を手伝います」

 

「・・・和実ゆいそれが貴女達17番目のプリキュアの世界の総意で良いのね?」

 

「「「はい」」コメ」

 

「わかったわ・・・レイ直哉達はどうしてる?」

 

「そしてこういう経緯で和実ゆい達の世界が見つかるまで一緒に協力して貰う事になったので」

 

「偶然とはいえ、和実ゆい達の世界に着いた以上少なくとも今までと同じみたいに連れて回る訳には行きませんし」

 

「確かにね」

 

「でもこれから特殊遊撃部隊としてはどうするんです?」

 

獅童光が直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・融合世界に帰還しますよ」

 

「「「「え、出来るの?」」」」

 

「はい、実はナルシストルーとの話し合いの途中で僕達の帰還についてのになり」

 

「やはりおかしいな」

 

「何がおかしいのでしょうか?ゴーダッツ様」

 

「ああ、セクレトルーここ最近の異空間ゲートが不安定でな暫くはオイシーナタウンへの移動しか使えない状態になりそうでな」

 

「最初はブンドル団の方も僕達と同じだったのが、次元嵐の影響受けていないルートが見つかったんです」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について17 直哉の説明前編

「ああ、それは・・・融合世界に帰還しますよ」

 

「「「「え、出来るの?」」」」

 

「はい、実はナルシストルーとの話し合いの途中で僕達の帰還についてのになり」

 

「やはりおかしいな」

 

「何がおかしいのでしょうか?ゴーダッツ様」

 

「ああ、セクレトルーここ最近の異空間ゲートが不安定でな暫くはオイシーナタウンへの移動しか使えない状態になりそうでな」

 

「最初はブンドル団の方も僕達と同じだったのが、次元嵐の影響受けていないルートが見つかったんです」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「勿論見つかったルートが何者かの意思によって作り出されたと言う可能性も十分に考慮すべきでしょうね」

 

「つまりこの融合世界に帰還の為のルートすら罠の可能性もあると思っておいた方が良いのね?」

 

エステルが直哉に確認する。

 

「ええ、エステルさんが言うように僕もその可能性もあると思っています。そしてもう1つの可能性として、このルート自体が融合世界とは別の異世界に繋がっているかもしれません」

 

「まあ、危険を知りつつ見つかったルートでの帰還をするか、または次元嵐がおさまるまで原作世界のオイシーナタウンに滞在するか、僕としてはどちらを選んだとしても厄介事には巻き込まれると思いますけどね」

 

「「「「「確かに」」」」」

 

「このままオイシーナタウンにいたとしてもゴーダッツの動きを速める結果になるかも知れないので」

 

「あの時のジェントルーの記憶が正しいのなら・・・」

 

「もしかしたらジェントルーは、私が知らない異世界に跳ばされていたと考えれば辻褄は合うが、そうそう簡単にはいけない筈だがな・・・それにしても異世界に別のプリキュア達がいるとはな」

 

「ですので、ゴーダッツにして見たら特殊遊撃部隊がこの世界に残留する事によるチャンスを与える事になって大きく流れが変わる可能性が高いです」

 

「それを避けようとすれば、まったく知らない世界に辿り着くかも知れないんですよね」

「そんな事があったのかい?」

 

「はい僕達では謎の怪物になったシゾーは倒せませんでした」

 

真宮寺直哉はそう言いながら悔しい表情をしながら言う。

 

「しかしようここにそんな凶悪な敵がいるとは思えないぐらい平和だぞ」

 

カンナがそう言う。

 

そして真宮寺直哉達はこの世界すこやか市を探索を始めた。

 

「「「「「「「「きゃあきゃあこれ何?」なんですの?」なんだあ進めねぞ」面白い機械や」私としたことが・・・」少尉さん助けてください」・・・」

 

「何なんだこの世界は僕達のお金が使えないなんて」

 

暫く真宮寺直哉達はすこやか市駅で悪戦苦闘してしまい、その日の調査は終了したのだった。

 

「「・・・なんかデジャヴを感じる」」

 

直哉とちゆは帝国華撃団の映像を見ながらそう言うのだった。

 

そして次の日・・・

 

「「「「「「「「もう動けない」」」」」」」」

 

帝国華撃団は昨日から何も買えずに食べる事も出来ずに公園内で寝ていると声をかけられた。

 

「君達大丈夫かね?」

 

「「「「「「「「はい」」」」」」」」

 

「それじゃあ君達の住所を教えて欲しい」

 

「え、住所ですか?」

 

「ああ、親御さんに連絡するから」

 

「「「「「「「「それは困ります」」」」」」」」

 

「どうして困るんだい?」

 

警察官が直哉に聞く。

 

「簡単に言えば僕達が彼等と同じ立場になるかも知れません」

 

直哉がそう言う。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について17 直哉の説明後編

帝国華撃団は昨日から何も買えずに食べる事も出来ずに公園内で寝ていると声をかけられた。

 

「君達大丈夫かね?」

 

「「「「「「「「はい」」」」」」」」

 

「それじゃあ君達の住所を教えて欲しい」

 

「え、住所ですか?」

 

「ああ、親御さんに連絡するから」

 

「「「「「「「「それは困ります」」」」」」」」

 

「どうして困るんだい?」

 

警察官が直哉に聞く。

 

「簡単に言えば僕達が彼等と同じ立場になるかも知れません」

 

直哉がそう言う。

 

「「「「「ああ、成程」」」」」」

 

「まったく特殊遊撃部隊が対応できない常識のある世界に行くかも知れないんだね?」

 

響がそう言う。

 

「そういう事です」

 

「そう考えるとどちらがいいかとかは難しいわね」

 

「そうですねどちらも特殊遊撃部隊にとってはメリットよりデメリットが大きいですねエステルさん」

 

「そうね前者を選択すれば・・・裏のオイシーナタウンで起きたような起こると思うわ少なくとも魔王の因子とゲネシスの改変と言う形ではなくね」

 

「そういう事でしたら会っても良いですよ。ローズマリーさん」

 

その時ローズマリーが持つ通達機から直哉の声が聞こえた。

 

「良いの?」

 

「ええ、構いません。彼の言う通りゴーダッツ自身も異世界のプリキュアと異世界に誕生したレシピッピが気になるようですし」

 

「成程ねゴーダッツが異世界に興味を持っているから私達もそれに合わせたやり方をするしかないのね」

 

「そうですね。そしてこちらはブンドル団の内部の情報は少ないのでそこにいる彼から色々聞けるのならいい交換条件と思いますので」

 

「ナルシストルーさんがそう言ってくれた事に」

 

直哉がそう言う。

 

「直哉がこの仕込みを先にしてくれたおかげで、正直和実ゆい達の世界の変化が起きたとしても対応出来ると思うから私は見つかったルートで先に行くべきと思うわ」

 

エステルがそう言う。

 

「それがエステルさんの意見ですね?」

 

「そうよ」

 

「飛鳥ちゃんはどう考える?」

 

直哉が飛鳥に聞く。

 

「そうですね私は・・・」

 

「そういう事でしたら会っても良いですよ。ローズマリーさん」

 

その時ローズマリーが持つ通達機から直哉の声が聞こえた。

 

「良いの?」

 

「ええ、構いません。彼の言う通りゴーダッツ自身も異世界のプリキュアと異世界に誕生したレシピッピが気になるようですし」

 

「成程ねゴーダッツが異世界に興味を持っているから私達もそれに合わせたやり方をするしかないのね」

 

「そうですね。そしてこちらはブンドル団の内部の情報は少ないのでそこにいる彼から色々聞けるのならいい交換条件と思いますので」

 

「ナルシストルーさんがそう言ってくれた事に」

 

直哉がそう言う。

 

「私はエステルさんとは反対意見になりますね。直哉さんがここまでブンドル団団長の対策をしたんですからもう少しこの世界に留まって講じた作戦の様子を見るのも必要かなと考えます」

 

「成程ね確かに、融合世界に帰還出来るとは限らないから今はブンドル団関連に集中すべきと言うのが飛鳥ちゃんの答えなんだね?」

 

「はい」

 

「でも飛鳥ちゃんの意見も、エステルさんの意見も間違いではないんですよね、エステルさんの答えもオイシーナタウンに被害を抑える為に出来るだけ早くこの世界から移動する方が良いと言う考えから出た答えですしね



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

行動の決定後の不安要素

「私はエステルさんとは反対意見になりますね。直哉さんがここまでブンドル団団長の対策をしたんですからもう少しこの世界に留まって講じた作戦の様子を見るのも必要かなと考えます」

 

「成程ね確かに、融合世界に帰還出来るとは限らないから今はブンドル団関連に集中すべきと言うのが飛鳥ちゃんの答えなんだね?」

 

「はい」

 

「でも飛鳥ちゃんの意見も、エステルさんの意見も間違いではないんですよね、エステルさんの答えもオイシーナタウンに被害を抑える為に出来るだけ早くこの世界から移動する方が良いと言う考えから出た答えですしね」

 

暫くして・・・

 

「結局守護者の意見全員に聞いた結果見つかったルートで帰還を目指すとなったけど・・・」

 

 

「何よ、五月蠅いわねさくら何をしてるの?まなつちゃん達を放置して」

 

 

「エステルさん、本当に直哉さんの力が弱体化してるんですか?」

 

 

「・・・ええ、してるわよ。それも本来なら今すぐにでも融合世界に戻らないといけないレベルなのよ」

 

 

!!

 

 

「そんなどうして、そんな事に?」

 

 

「まあ、のどか達はその理由はわかるわね?」

 

「ええ、それはこちらの世界に来て、私達にプリキュアにしてしまった事ですよね?エステルさん」

 

 

「へっどうしてそれだけで」

 

「ちゆの答えは半分正解よ。正確には花寺のどかを変身する時に直哉の中にある力を消費するの。その上1回はあの技まで使ったわよね」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」 

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「あの技も霊力を消費するのよ」

 

「でも、今まで霊力が無くなりかける事は無かったのに」

 

「それは、さくら今までの戦いは、少なくとも融合世界に関係する世界での戦いだからよ」

 

「あ、そうか」

 

「直哉は融合世界に関係する世界では、どれだけ守護者達達に力を貸しても枯渇しないわ。何故なら融合世界にいるエレメントさん達が世界を超えて中心世界にいる直哉に霊力として補給されてるのよ」

 

「直哉もある意味エレメントさんらしいからね。そうでしょのどか?」

 

「そうです。以前トワさんから私は聞きました」

 

「そんな」

 

「まあエレメントさんの加護があるのは私も知らかったけどね」

 

「エステルさんどうしてそれに、気がついたんですか?」

 

「それはね、直哉の霊力の回復のスピードが異常に遅く感じたから直哉に聞いたの、直哉の口からエレメントさんの加護と言う言葉は聞かなかったけどね」

 

「後不安な要素は僕の体がその世界に適応するかだな。これはあおぞら市以来出てないけど・・・」

 

「それに僕達の融合世界への帰還を邪魔をするあの悪意はまさかと思ったけど・・・」

 

「「うわあ、懐かしいね憑依獣なんて」」

 

「「「「「「「憑依獣?」」」」」」

 

「そうですよカルマがあの3人に植え付けたのが、憑依の実と言って憑依の実は主に人間の欲望や妬み等を糧として、成長した姿が憑依獣と言う者になるんですよ」

 

「「「「「「「成程」」」」」」」

 

「「「だからナノビョーゲンに感染がカルマにとっては同じ性質なんだ」」」

 

「そうですね、ふ化にかかる時間があるか無いかの違いですね」

 

飛鳥がそう説明する。

 

「直哉君そろそろ行く?」

 

「そうですね、とりあえず僕達のターゲットはメガ降魔です」

 

そして特殊遊撃部隊は、メガ降魔を浄化する為に動きだした。

 

「フフ、やはり貴女達も来ましたか特殊遊撃部隊」

 

「特殊遊撃部隊とは一体何なんだ?」

 

真宮寺直哉が治療を受けながら考えていると・・・

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「あの時に感じたカルマの力に似ている力を感じるのは何故だろう?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

見つけたルートでやって来た特殊遊撃部隊

「「「「「何この世界」」」」」

 

お墓戦艦にいる全員がこの言葉を喋っていた。

 

「これは本当に異世界に来たように錯覚しますね。光さんここがもしかしたらセフィーロですか?」

 

「「「「あ」」」」」

 

「ううん、雰囲気は似てるけどここはセフィーロじゃないです」

 

直哉の質問に光がそう答える。

 

「そうですかそれならこの世界を抜けてこちらのルートで行けるもう1つの世界に行ってみましょう」

 

そしてお墓戦艦はもう1つの世界に向かった。

 

暫くして・・・

 

お墓戦艦にいる帝国華撃団やミュウミュウ達や紅い星座にも見つかったルートで遭遇した2つの世界について情報を共有したら全員が驚いていた。

 

そしてその日は2つ目の世界でしばしの休息を取っていた。

 

「ふう、皆寝たようですね。でもまさかここまでルートを通る前に感じた感覚では・・・」

 

「直哉君そろそろ行く?」

 

「そうですね、とりあえず僕達のターゲットはメガ降魔です」

 

そして特殊遊撃部隊は、メガ降魔を浄化する為に動きだした。

 

「フフ、やはり貴女達も来ましたか特殊遊撃部隊」

 

「特殊遊撃部隊とは一体何なんだ?」

 

真宮寺直哉が治療を受けながら考えていると・・・

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「あの時に感じたカルマの力に似ている力を感じるのは何故だろう?」

 

「あの時とは違うものになっているし、なんか嫌な感じがするがまたここでもオイシーナタウンに起きていた現象が起こり、暫くは2つの世界にしか移動が出来ないからなあ」

 

「運が良いのか悪いのかそれはわからないけど、2つの内の1つの世界はプリキュア世界やシンフォギア世界みたいな世界だから生活拠点にする世界はこちら側が良いかな」

 

「見た感じでは、イベント前のようだから出来るならイベントが起きる前にこの世界を離れることが出来れば良いけど難しいかな?」

 

直哉が呟く。

 

「私達を呼ぶなんてどうしたの?」

 

「ああ、それは・・・皆さんに確認して欲しい事がありまして・・・」

 

「「「確認を?」」」

 

「そうですこれを見て下さい」

 

「え、謎の次元嵐が大量に発生し融合世界内部の世界及び友好世界に帰還が出来ない?」

 

「何やら意図的な物を感じますが・・・響さんとエステルさん。次元嵐を超えれそうな場所はありますか」

 

「ええ、あるわねただ・・・その世界は無調査なのよ。今回初めて見つけた世界だから」

 

「成程」

 

「つまり僕達はその世界に行かせたい何者かの意思が介入してるのか、はたまた偶然その世界への入り口が開いたのかどちらですかね?」

 

!!

 

「まさかあの世界は私達のオイシーナタウンが存在する世界よ間違いないわ」

 

「そうですかやはり響さんの予想通りでしたね」

 

「「直哉さん私達の世界に行って下さいお願いします」」

 

「ゆいさんとあまねさん心配しないで下さい。現状お墓戦艦は融合世界に帰還できない状況なので今この状況で行ける世界はゆいさんとあまねさんの記憶があるオイシーナタウンが存在する世界にしか行けないので」

 

「「「成程」」」

 

「つまり行くしかないのね私達の世界に」

 

「前の世界では裏のオイシーナタウンで起こした所までのイベントを起こしたら、今いる世界への道が出来たから、こちらの世界のイベントをいくつか観測したら移動出来るのかも知れないな」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

導いている者の意思前編

「そうですかやはり響さんの予想通りでしたね」

 

「「直哉さん私達の世界に行って下さいお願いします」」

 

「ゆいさんとあまねさん心配しないで下さい。現状お墓戦艦は融合世界に帰還できない状況なので今この状況で行ける世界はゆいさんとあまねさんの記憶があるオイシーナタウンが存在する世界にしか行けないので」

 

「「「成程」」」

 

「つまり行くしかないのね私達の世界に」

 

「前の世界では裏のオイシーナタウンで起こした所までのイベントを起こしたら、今いる世界への道が出来たから、こちらの世界のイベントをいくつか観測したら移動出来るのかも知れないな」

 

「そして今回の2つの世界も皆にはまだ言ってないけど恐らくこの2つの世界は、プリキュアと何らかの関わりを持つ世界なんだろうね」

 

「少なくとも化粧品を販売するお店や商品がほぼあおぞら市と同じ名前だから」

 

「あまりプリキュア関連の人達に伝えたくない情報だけど・・・わかったから仕方がないけど」

 

「一体僕達を巻き込んでいる次元嵐は自然発生した物ではないよな。こんなに都合よく和実ゆい達の帰還等が成功する。そういう奇跡に近い事が起きただけならまだしも、新たなルートが偶然にも発見されるなんて」

 

「明らかに何かの意思が関与してるよね?当初は・・・」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

「フフ、成程あれがイシュメルガとデボネアが言っていた力ですか」

 

カルマがそう呟く。

 

「彼女達の妨害かと思ったけど、イシュメルガやデボネアだったらもっと直接的に攻撃をしてくる方が彼女達らしいしね」

 

「それとは別に、彼女達が特殊遊撃部隊が知らないプリキュアの世界を知っているのかと考えると恐らく知らないだろうなと思えるから」

 

「そして今回の2つの世界も皆にはまだ言ってないけど恐らくこの2つの世界は、プリキュアと何らかの関わりを持つ世界なんだろうね」

 

「少なくとも化粧品を販売するお店や商品がほぼあおぞら市と同じ名前だから」

 

「この街を調査をすれば、何か僕達を導いている者のヒントがあるかも知れないな」

 

「最もこの世界が終着点かも知れないけど」

 

「明日僕だけでこの街を探索した方が良いかも」

 

 

「きゃ」

 

「おっと君大丈夫?」

 

その時1人の女の子が前にいる直哉に気がつかないでぶつかったのだった。

 

「本当にごめんなさい」

 

「いや君に怪我がなくて良かったよ」

 

「私は、桃宮いちごと言います」

 

「あ、僕は花寺直哉と言います。よろしくね」

 

「はい」

 

「それで桃宮さんは、何を慌ててたの?」

 

「あ、やばい青山君とのデートに遅れちゃう」

 

「ああ、そう言う事そう言う事なら、僕の事は気にせず行って良いよ」

 

「え、でも・・・直哉さんに迷惑かけたのは私ですから」

 

「わかったよ・・・失礼だけどどこでデートだったの?」

 

「それは・・・○○動物園です」

 

「ああ、それは・・・ちょうどよかった僕○○動物園に行く途中だったから桃宮さんが良ければ一緒に行かない?」

 

「ええ、それなら良いですよ」

 

そして2人は目的地の動物園に向かった。

 

「ミュウミュウ世界でもこういう形で桃宮いちごさんと会えたし、この2つの世界に関りを持つであろうと言う人物に会うかも知れないし、この世界ではのどかさん達やまなつちゃん達には目立つ行動は避けて貰うしかないな」

 

直哉がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

導いている者の意思後編

翌日・・・

 

直哉は、予定通り1人で街の探索をしているとおばあさんが直哉に声をかけてきた。

 

「はい何でしょうか?」

 

「貴方達別世界から来たわね?」

 

「どうしてそれを知っているんですか?」

 

「ああ、それは・・・夢で貴方達が本来の世界に戻る為の手助けをするように言われたからよ」

 

「え、僕達が来る事を世界が知っていたんですか?」

 

「ああ、成程貴方達の世界では世界自体が意思を持っているのね」

 

「ええ、少数ですがそういう事例を見たことあります」

 

暫くして・・・

 

「まさか複数の世界が1つの世界になっているなんて」

 

「それが僕達の世界です」

 

「ヨヨさんはどうして僕を知ってたんです?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「ええ、構いません。彼の言う通りゴーダッツ自身も異世界のプリキュアと異世界に誕生したレシピッピが気になるようですし」

 

「成程ねゴーダッツが異世界に興味を持っているから私達もそれに合わせたやり方をするしかないのね」

 

「そうですね。そしてこちらはブンドル団の内部の情報は少ないのでそこにいる彼から色々聞けるのならいい交換条件と思いますので」

 

「ナルシストルーさんがそう言ってくれた事に」

 

直哉がそう言う。

 

「私はエステルさんとは反対意見になりますね。直哉さんがここまでブンドル団団長の対策をしたんですからもう少しこの世界に留まって講じた作戦の様子を見るのも必要かなと考えます」

 

「成程ね確かに、融合世界に帰還出来るとは限らないから今はブンドル団関連に集中すべきと言うのが飛鳥ちゃんの答えなんだね?」

 

「はい」

 

「でも飛鳥ちゃんの意見も、エステルさんの意見も間違いではないんですよね、エステルさんの答えもオイシーナタウンに被害を抑える為に出来るだけ早くこの世界から移動する方が良いと言う考えから出た答えですしね

 

「貴方達がこの話をしてた時からこちらに来る事がわかってたの」

 

「つまりヨヨさんはお告げを受けて少し先の未来が見えると言う風に考えて良いです?」

 

「ええ」

 

「でもこれから特殊遊撃部隊としてはどうするんです?」

 

獅童光が直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・融合世界に帰還しますよ」

 

「「「「え、出来るの?」」」」

 

「はい、実はナルシストルーとの話し合いの途中で僕達の帰還についてのになり」

 

「やはりおかしいな」

 

「何がおかしいのでしょうか?ゴーダッツ様」

 

「ああ、セクレトルーここ最近の異空間ゲートが不安定でな暫くはオイシーナタウンへの移動しか使えない状態になりそうでな」

 

「最初はブンドル団の方も僕達と同じだったのが、次元嵐の影響受けていないルートが見つかったんです」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「ならヨヨさん貴女が僕達をここに来るように仕向けたのではないんですね?」

 

「ええ、違うわよ」

 

「でも貴方達がここに来たのは必然よ」

 

「それはどういう意味ですか?」

 

「地球のお医者さん、南国、食事のプリキュア達が貴方と共にいるから連れて来られたんだと思うの」

 

「ヨヨさんは僕達がここに来たのは3組のプリキュア達がいるからと言いたいのですね」

 

「そうよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ヨヨとの出会い1

「最初はブンドル団の方も僕達と同じだったのが、次元嵐の影響受けていないルートが見つかったんです」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「ならヨヨさん貴女が僕達をここに来るように仕向けたのではないんですね?」

 

「ええ、違うわよ」

 

「でも貴方達がここに来たのは必然よ」

 

「それはどういう意味ですか?」

 

「地球のお医者さん、南国、食事のプリキュア達が貴方と共にいるから連れて来られたんだと思うの」

 

「ヨヨさんは僕達がここに来たのは3組のプリキュア達がいるからと言いたいのですね」

 

「そうよ」

 

「そうですか、ヨヨさん貴女の言葉を信じるとすれば少なくともこの世界は地球のお医者さんのプリキュアそして南国のプリキュアと食事のプリキュアと直接関りがなくてもそう言うものが働く世界と思っていいんですね」

 

「そうよ、私が貴方達の存在を知ったのはその力の一部で知ったの」

 

「そして貴方の記憶にリンクして見せて貰ったの」

 

「素晴らしいこの力があれば・・・」

 

 

 

「さて、プリキュア達よ消えたミラクルンの事を教えて貰おうか?」

 

 

 

「「ええ――ミラクルンが消えたのーー」」

 

 

 

先輩プリキュア達はリフレインの言葉に驚いていた。

 

 

 

「リフレイン何故、ミラクルンが消えたと知ってるの?」

 

 

 

キュアグレース達がリフレインに聞く。

 

 

 

「「ええ――グレース達もミラクルンが消えた事を知ってるの?」」

 

 

 

「先輩達後で説明しますから大きく反応しないで」

 

 

 

「「うう、わかったよ」」

 

 

 

先輩達は、スパークルの言葉でグレースとリフレインのやり取りに集中した。

 

「貴方本当にリフレインなの?」

 

「最初の時にはみせなかったその怪物をよく知っているようだったけど?」

 

「「そう言えばそうだよ」」

 

「フフ、流石だなキュアグレース。だが私は進化したのだよ」

 

「進化したですって」

 

「そうその通りだ、キュアフォンテーヌ私は君達の時間を戻した後にミラクルンが次元の穴を見つけてそこに行こうとした時に私の前に次元の穴から怨霊と言ってもいい魂を私は吸収したのだ」

 

「「ええ――」」

 

「「「やっぱり融合世界の降魔の力とメガビョーゲンの力がリフレインと言う素体に2つの力が融合したんだね」」」したのね」

 

「ほう、お前達はこの力が流れて来た世界の事を知っているようだな」

 

「知ってるけどリフレイン貴方にはその世界には行かせない」

 

!!

 

「成程キュアグレースお前はいや、お前達3人はメガ降魔を見るのは初めてではないのか?」

 

「そうかそう言う事か、キュアグレースお前は異世界に行った事がありそこでメガ降魔と戦った事があるのだな」

 

「「ええ――それ本当なの?グレース」」

 

先輩達がリフレインの話を聞き驚いてグレースに確認する。

 

「ええ、事実です先輩ですので今のメガリフレインにはメガビョーゲンの力も使えるので十分気をつけてください」

 

「あの時は驚いたわ。まさか同一人物が同じ世界に関わりを持っていたなんて」

 

「本来なら交わらない筈の世界の筈が僕達の敵によって原作世界の彼女達の街ごと接触した結果・・・」

 

 

「貴女達に聞くけど。もし融合世界のビョーゲンズが貴女達の世界に侵攻を本格的にした場合戦える?」

 

 

「「「それは・・・」」」

 

 

 

3人はそれぞれが思い出していた。

 

「ほう、ああやってエレメントと言う存在を見つけるのか」

 

「これはまさしく星のお医者さんと言って良いだろう」

 

 

 

 

「グレース」

 

 

「エレメントチャージ!」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン!」

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

「プリキュア !ヒーリングフラワー!」

 

だが、ヒーリングフラワーはメガビョーゲンに届く前に消滅した。

 

 

「「ええーー」何でラビ」

 

「言った通りだろう?私の作ったメガビョーゲンは特殊だと、私的にこの世界を蝕む義理はないが、やれメガビョーゲン」

 

「恐らく私達では融合世界のビョーゲンズには勝てません」

 

「そう、認めるのね他の2人はどう?」

 

「「私達ものどとのどかっちの言う通りです」」

 

「そう、ならどうするの?このまま融合世界ののどか達の力を借り続ける?」

 

「「「それはしたくありません」」」

 

「それは自分の世界は自分手で守りたいのかしら?」

 

「ええ、それができれば良いですけど、状況的に無理と思うので、トワさんお願いです私に一時的に霊力を使えるようにしてください」

 

!!

 

「「のどか本気?」のどかっち」

 

「ちゆちゃん、ひなたちゃん。私は本気だよ。いつまでも融合世界私達に頼れないし」

 

「ふむ、まさかそう言うお願いが出てくるとはね」

 

「花寺のどかさん。貴女が霊力を持つ事の意味考えたことある?」

 

「え、それはどういうことですか?」

 

「世界というのは不思議でね。貴女達の世界が表だったら。この融合世界が裏なのよ」

 

「ほとんどの場合本来持つべきではない力を得た場合いかに表の住人が得た場合裏の世界の住人になるのよ」

 

「この話し合いの結果僕達は互いの協力者としてそういう関係を続けています」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ヨヨとの出会い2

「「のどか本気?」のどかっち」

 

「ちゆちゃん、ひなたちゃん。私は本気だよ。いつまでも融合世界私達に頼れないし」

 

「ふむ、まさかそう言うお願いが出てくるとはね」

 

「花寺のどかさん。貴女が霊力を持つ事の意味考えたことある?」

 

「え、それはどういうことですか?」

 

「世界というのは不思議でね。貴女達の世界が表だったら。この融合世界が裏なのよ」

 

「ほとんどの場合本来持つべきではない力を得た場合いかに表の住人が得た場合裏の世界の住人になるのよ」

 

「この話し合いの結果僕達は互いの協力者としてそういう関係を続けています」

 

「成程ね、貴方達がいる世界は俗に言うIF世界で良いのかしら?」

 

「ええ、もっと簡単に言えば鏡の世界のようなものですね」

 

「ただ僕自身はIF世界や鏡の世界限定の人間ですが・・・」

 

「そして僕の仕事は、ヨヨさんも見た通り・・・」

 

「貴方本当にリフレインなの?」

 

「最初の時にはみせなかったその怪物をよく知っているようだったけど?」

 

「「そう言えばそうだよ」」

 

「フフ、流石だなキュアグレース。だが私は進化したのだよ」

 

「進化したですって」

 

「そうその通りだ、キュアフォンテーヌ私は君達の時間を戻した後にミラクルンが次元の穴を見つけてそこに行こうとした時に私の前に次元の穴から怨霊と言ってもいい魂を私は吸収したのだ」

 

「「ええ――」」

 

「「「やっぱり融合世界の降魔の力とメガビョーゲンの力がリフレインと言う素体に2つの力が融合したんだね」」」したのね」

 

「ほう、お前達はこの力が流れて来た世界の事を知っているようだな」

 

「知ってるけどリフレイン貴方にはその世界には行かせない」

 

!!

 

「成程キュアグレースお前はいや、お前達3人はメガ降魔を見るのは初めてではないのか?」

 

「そうかそう言う事か、キュアグレースお前は異世界に行った事がありそこでメガ降魔と戦った事があるのだな」

 

「「ええ――それ本当なの?グレース」」

 

先輩達がリフレインの話を聞き驚いてグレースに確認する。

 

「ええ、事実です先輩ですので今のメガリフレインにはメガビョーゲンの力も使えるので十分気をつけてください」

 

「その世界の本来の流れを壊すような事態に対しては僕達の対処範囲ですね」

 

「成程貴方は世界の調停者なのですね?」

 

「はい、調停者と言う言葉は個人的に好きではありませんがね」

 

そして直哉は話し出す。

 

「こうでもしないと私が直哉をここに留まらせた意味が無くなるから」

 

「どういう事です?」

 

「私が直哉にすこやか市に留まらせたのはあの子に子供らしい生活を体験してほしいからなのに」

 

「そうか、ノヴァと言う子が来たことでトワさんの目的とは違う方向に直哉君が向くことにより中心世界の他の世界同様世界安定に向けての仕事をするからですか?」

 

「ええそうよ。のどか達には悪いけどここは直哉の精神を休ませる世界に私はしたいのよ」

 

「「成る程」」

 

「今まで飛鳥と薫の父親の頃から融合世界になるまでの間紫藤直哉と言う魂を休ませれる世界はなかったの、だけど前の世界で花寺のどかとラビリンと言うヒーリングアニマルと接していた紫藤直哉を見ると彼の魂の負担が軽減してたの」

 

「「ええーーそうなんですか」ラビーー」

 

「それにこれは貴女達の秘密にしててね、直哉は人間なのだけど基本はねでも貴女達の言葉で言えばエレメントさんと言っていいのよ」

 

「「ええーー直哉君がエレメントさん」ラビーー」

 

「ええそうよ。紫藤直哉のオリジナルは米田健二が作り出したわ。真宮寺直哉と共にね」

 

「だけどのどかとラビリンが知る二人の紫藤直哉は私とレイがその世界の一部の力を使って作り出したわ」

 

「世界の安定のためにですか?」

 

「ええそうよ。だから直哉の体内にメガ因子が入っても困らないように人間として作り出したわ」

 

「じゃあ直哉君の両親の事も作り話ですか?」」

 

「いえそれは違うわ。米田桜花本人に協力してもらって紫藤直哉を産んで貰ったの」

 

「「米田桜花?」」

 

「米田桜花は紫藤直哉の父親紫藤卓と結婚する前の名前よ」

 

「「まさか・・・紫藤直哉君のお母さんは米田健二と関係者なの?」ラビ」

 

「その通りよ米田桜花の父親は米田健二で母親は真宮寺さくらよ」

 

「こういう経緯で僕は生まれたらしいです」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

その日の夜の直哉

お墓戦艦内直哉の自室・・・

 

「本当にヨヨさんは一体何者なんだ?」

 

「僕みたいに世界のバランスを存在なのかな?」

 

「でもそれにしては・・・」

 

「はい何でしょうか?」

 

「貴方達別世界から来たわね?」

 

「どうしてそれを知っているんですか?」

 

「ああ、それは・・・夢で貴方達が本来の世界に戻る為の手助けをするように言われたからよ」

 

「え、僕達が来る事を世界が知っていたんですか?」

 

「ああ、成程貴方達の世界では世界自体が意思を持っているのね」

 

「ええ、少数ですがそういう事例を見たことあります」

 

暫くして・・・

 

「まさか複数の世界が1つの世界になっているなんて」

 

「それが僕達の世界です」

 

「ヨヨさんはどうして僕を知ってたんです?」

 

「ならヨヨさん貴女が僕達をここに来るように仕向けたのではないんですね?」

 

「ええ、違うわよ」

 

「でも貴方達がここに来たのは必然よ」

 

「それはどういう意味ですか?」

 

「地球のお医者さん、南国、食事のプリキュア達が貴方と共にいるから連れて来られたんだと思うの」

 

「ヨヨさんは僕達がここに来たのは3組のプリキュア達がいるからと言いたいのですね」

 

「僕を異世界人と知りながら融合世界の基本情報には驚いていたけど、僕としてはこの2つの世界は表裏一体みたいな状況だったから僕も驚いたけど」

 

「そう言えば正確には違うけど結果的には表裏一体になったような事もあったなあ」

 

そして直哉は思い出す。

「はいこの7人世界は原初の世界の管理者だった神の娘が管理してたんですが、米田健二が介入した事により、神の親子で管理してました。そしてこの映像が、親子管理する事になる時の事件です」

 

天守閣・・・

 

仲間達に助けられ、天守閣に、辿り着いた二人の直哉と、二人のさくらだったが、天守閣にいる二人の人物を見た時、真宮寺姉弟の表情が変わっていった。

 

「何故貴方がここに・・・」

 

「まさかこんな事が・・・」

 

「久しぶりだな、直哉」

 

「お久しぶりです。さくらさん」

 

「何故貴方達がここにいる!!答えろ米田健二、真宮寺桜花」

 

 

「え、あの子母さんと同じ名前だ」

 

紫藤直哉はそう思いながら、その場で静観していた。

 

「直哉、さくら教えてやるよ、俺達が、お前達の倒す敵なのだ」

 

来たか、真宮寺姉弟、とこの世界の帝国華撃団」

 

「さあ覚悟は出来たな、殺してやるぞ

 

「行くわよ前鬼」

 

 

「おう」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

 

「うわあ前鬼君が大きくなったよ、直哉君」

 

「落ち着いてね。さくらちゃん」

 

「「超鬼神力、ヴァジュラマハル、サムスカーラ」」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

 

「きゃあああ。前鬼君が、変身来たーこれで勝ったわ」

 

(なんか今回さくらちゃんが崩壊してる気がする)

 

そして、ついに悪霊憑依獣との最終決戦が始まろうとしていた。

 

「行くよお姉ちゃんZENKI」

 

「おう」

 

「行きましょう」

 

真双焔武は、ZENKI共に突撃した。

 

「さくらちゃん僕達も行こう」

 

「うん直哉君」

 

「「破邪剣征・桜花放神」」

 

「二つの必殺技が重なり悪霊憑依獣にぶつかる。

 

「グオオ。この程度のことで、我が敗れるのか」

 

二人の必殺技を受けた悪霊憑依獣京極は爆発を起こした。

 

「こちらの表裏一体はある意味7人世界と幼馴染世界より安定してるからそこまで心配はしてないけど・・・明日からどうしょうかな?」

 

「まだ融合世界関連の世界とは連絡も取れない状況だから」

 

「直哉君ちょっといいかな?」

 

その時直哉の自室にのどかがやって来た。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

深夜ののどかの訪問前編

「こちらの表裏一体はある意味7人世界と幼馴染世界より安定してるからそこまで心配はしてないけど・・・明日からどうしょうかな?」

 

「まだ融合世界関連の世界とは連絡も取れない状況だから」

 

「直哉君ちょっといいかな?」

 

その時直哉の自室にのどかがやって来た。

 

「どうしました?のどかさん。こんな時間に?」

 

「うん直哉君どうして1人でこの街に出かけたの?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「着きましたね桃宮さん」

 

「そうですね直哉さん。あの今度いつ会えますか?」

 

「え、ああ僕が高校に転入するのは1週間先ですよ。ちなみに僕が通うのは桃宮さんと同じ高校ですので」

 

「ええ――」

 

「そうなんですか?もっと偏差値の高い所の高校だと思って連絡先を聞こうとしたのに」

 

「ああ、それは・・・すみません」

 

「自分偏差値の高い学校は息苦しいので余り好きじゃないんですよ」

 

「何となくわかりますその気持ち」

 

「そうですか、それでは彼氏が来る前にお邪魔虫は退散しますね」

 

「ありがとうございました直哉さん」

 

そして直哉はいちごと別れた。

 

「以前のミュウミュウ世界のように1人だと中心人物に出会うかと思いまして」

 

「そうだったんだ、それで結果はどうだったの?」

 

「それが・・・不思議なおばあさんと出会いました」

 

「え、どういう事?」

 

「言葉通りですよ。のどかさん」

 

「はい何でしょうか?」

 

「貴方達別世界から来たわね?」

 

「どうしてそれを知っているんですか?」

 

「ああ、それは・・・夢で貴方達が本来の世界に戻る為の手助けをするように言われたからよ」

 

「え、僕達が来る事を世界が知っていたんですか?」

 

「ああ、成程貴方達の世界では世界自体が意思を持っているのね」

 

「ええ、少数ですがそういう事例を見たことあります」

 

暫くして・・・

 

「まさか複数の世界が1つの世界になっているなんて」

 

「それが僕達の世界です」

 

「ヨヨさんはどうして僕を知ってたんです?」

 

「ならヨヨさん貴女が僕達をここに来るように仕向けたのではないんですね?」

 

「ええ、違うわよ」

 

「でも貴方達がここに来たのは必然よ」

 

「それはどういう意味ですか?」

 

「地球のお医者さん、南国、食事のプリキュア達が貴方と共にいるから連れて来られたんだと思うの」

 

「ヨヨさんは僕達がここに来たのは3組のプリキュア達がいるからと言いたいのですね」

 

「そうよ」

 

「ええ――」

 

「そのおばあさんは少なくとも3組のプリキュアがいるから特殊遊撃部隊はこの世界に呼ばれたと言ってました」

 

「そして最後に・・・」

 

「「のどか本気?」のどかっち」

 

「ちゆちゃん、ひなたちゃん。私は本気だよ。いつまでも融合世界私達に頼れないし」

 

「ふむ、まさかそう言うお願いが出てくるとはね」

 

「花寺のどかさん。貴女が霊力を持つ事の意味考えたことある?」

 

「え、それはどういうことですか?」

 

「世界というのは不思議でね。貴女達の世界が表だったら。この融合世界が裏なのよ」

 

「ほとんどの場合本来持つべきではない力を得た場合いかに表の住人が得た場合裏の世界の住人になるのよ」

 

「この話し合いの結果僕達は互いの協力者としてそういう関係を続けています」

 

「僕達しか知らないもう1人ののどかさん達の事も知ってたと言うか教えて貰っていたようです」

 

「一体誰に?それはまだわかりませんがどうやら・・・」

 

「え、謎の次元嵐が大量に発生し融合世界内部の世界及び友好世界に帰還が出来ない?」

 

「何やら意図的な物を感じますが・・・響さんとエステルさん。次元嵐を超えれそうな場所はありますか」

 

「ええ、あるわねただ・・・その世界は無調査なのよ。今回初めて見つけた世界だから」

 

「成程」

 

「つまり僕達はその世界に行かせたい何者かの意思が介入してるのか、はたまた偶然その世界への入り口が開いたのかどちらですかね?」

 

「僕達をこの状況にした者の意思がこちらの世界にいるようですね」

 

「ええ――」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

深夜ののどかの訪問後編

「一体誰に?それはまだわかりませんがどうやら・・・」

 

「え、謎の次元嵐が大量に発生し融合世界内部の世界及び友好世界に帰還が出来ない?」

 

「何やら意図的な物を感じますが・・・響さんとエステルさん。次元嵐を超えれそうな場所はありますか」

 

「ええ、あるわねただ・・・その世界は無調査なのよ。今回初めて見つけた世界だから」

 

「成程」

 

「つまり僕達はその世界に行かせたい何者かの意思が介入してるのか、はたまた偶然その世界への入り口が開いたのかどちらですかね?」

 

「僕達をこの状況にした者の意思がこちらの世界にいるようですね」

 

「ええ――」

 

「それってまさかの事態だよ。じゃあ今までの限られたルートが出来ていたのは・・・特殊遊撃部隊をここに連れて来る為?」

 

「当初はその可能性も考えていたんですが」

 

「当初はと言う事は今は違うの?」

 

「はいのどかさん思い出してください」

 

「直哉君ここに神山さんとクラリスさんがいるの?」

 

「ええ、その筈です。神山さん達の霊力反応が小さいですが」

 

「あ、あれはさくらさん?」

 

「どうやらそのようですね。それにしてもこちらのさくらさんは融合世界のさくらさんより少し年上のようですね」

 

「そう言う事ならここがさくら達の原作世界ラビ?」

 

「いえ、そうとは限りませんよ。ラビリン以前薫ちゃんに聞いた話では、過去の7人世界も幼馴染世界も一応新生帝国華撃団が登場する原作世界が誕生する以前の物語は全部したらしいので」

 

「つまり私達はまた、過去の7人世界及び幼馴染世界に跳ばされた可能性があると考えても良いんだね」

 

「ええ、ただ今回は特殊遊撃部隊が離ればなれなので、仲間集めをしながら、こちらの流れが壊れないようにしないといけないので大変ですけど」

 

僕達が強制的にその事件に巻き込まれたのは異界事変の時ですね」

 

「そうだね」

 

「確かに今回のやり方はこちらの都合なんて関係無いように見えますが・・・」

 

「え、謎の次元嵐が大量に発生し融合世界内部の世界及び友好世界に帰還が出来ない?」

 

「何やら意図的な物を感じますが・・・響さんとエステルさん。次元嵐を超えれそうな場所はありますか」

 

「ええ、あるわねただ・・・その世界は無調査なのよ。今回初めて見つけた世界だから」

 

「成程」

 

「つまり僕達はその世界に行かせたい何者かの意思が介入してるのか、はたまた偶然その世界への入り口が開いたのかどちらですかね?」

 

「私としてはイシュメルガによっての嫌がらせかと思ったのだけど・・・」

 

「ああ、それは・・・融合世界に帰還しますよ」

 

「「「「え、出来るの?」」」」

 

「はい、実はナルシストルーとの話し合いの途中で僕達の帰還についてのになり」

 

「やはりおかしいな」

 

「何がおかしいのでしょうか?ゴーダッツ様」

 

「ああ、セクレトルーここ最近の異空間ゲートが不安定でな暫くはオイシーナタウンへの移動しか使えない状態になりそうでな」

 

「最初はブンドル団の方も僕達と同じだったのが、次元嵐の影響受けていないルートが見つかったんです」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「勿論見つかったルートが何者かの意思によって作り出されたと言う可能性も十分に考慮すべきでしょうね」

 

「つまりこの融合世界に帰還の為のルートすら罠の可能性もあると思っておいた方が良いのね?」

 

エステルが直哉に確認する。

 

「ええ、エステルさんが言うように僕もその可能性もあると思っています。そしてもう1つの可能性として、このルート自体が融合世界とは別の異世界に繋がっているかもしれません」

 

「まあ、危険を知りつつ見つかったルートでの帰還をするか、または次元嵐がおさまるまで原作世界のオイシーナタウンに滞在するか、僕としてはどちらを選んだとしても厄介事には巻き込まれると思いますけどね」

 

「「「「「確かに」」」」」

 

「このままオイシーナタウンにいたとしてもゴーダッツの動きを速める結果になるかも知れないので」

 

「今回の次元嵐は足止め程度のレベルの影響しか出てないので」

 

「だから直哉君は付き合うんだね?」

 

「はい」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉とのどか家族の会話

「まあ、危険を知りつつ見つかったルートでの帰還をするか、または次元嵐がおさまるまで原作世界のオイシーナタウンに滞在するか、僕としてはどちらを選んだとしても厄介事には巻き込まれると思いますけどね」

 

「「「「「確かに」」」」」

 

「このままオイシーナタウンにいたとしてもゴーダッツの動きを速める結果になるかも知れないので」

 

「今回の次元嵐は足止め程度のレベルの影響しか出てないので」

 

「だから直哉君は付き合うんだね?」

 

「はい」

 

「でもね、直哉君家族としては出来るだけ教えて欲しいかな?」

 

「ごめんなさいのどかお姉ちゃん」

 

「最近僕にゆとりがなくて司令と協力者としての話しか出来なかったですね。これじゃあ・・・」

 

「その上、帝国華撃団の皆さんは、こちらの時代で使えるお金が無いので」

 

「大変直哉君。一旦家に戻ろう。お母さんとお父さんに言って、お金を払ってもらおうよ」

 

!!

 

「それはいけません。のどかお姉ちゃんただでさえ、帝国華撃団の宿泊代を出して貰っているのにこれ以上出して貰う訳には・・・」

 

「確かそうかも知れないけど、お父さんもお母さんもきっと協力してくれるよ」

 

「・・・わかりました」

 

そして直哉達は一度花寺家に戻った。

 

花寺家・・・

 

「お母さん大変なの」

 

「あらのどか達と、直哉君。水族館に行ったはずじゃないの」

 

「うんその筈だったんだけど、緊急事態が起きて」

 

「緊急事態?」

 

 

そして直哉がのどかの母親に説明を始めた。

 

「成る程、そう言う事ならお金出すわよ直哉君」

 

「でも、花寺家のお金を、母さんの友人だからと言って使う訳には・・・」

 

「大丈夫よこのお金は直哉君の会社のお給料だし」

 

「ええーーーお母さんどういう事?」

 

「あの頃の自分と変わりませんね」

 

「そんな事無いよ直哉君」

 

「実際今僕は、怖くてたまらないんですよ。この世界で僕とのどかお姉ちゃん達に、力を行使させてしまう事態になるんじゃないかと、そしてその結果が・・・」

 

「・・・エステルさん。やはりこの世界に来た事怒ってますか?」

 

「直哉と他の守護者達には怒りなんてないわよ。むしろ体調を崩してる間に新しい仕事を入れたトワには怒りはあるわよ」

 

「そうなんですね」

 

「でも直哉あんた一度融合世界に帰る事を進めるわよ。このままだと死ぬわよ」

 

「ええ、それはわかってます。恐らくこの僕の衰弱状態はこの世界にいる間は、治る事もないでしょう。のどかさん達を変身させる事も時期に出来なくなるでしょうね」

 

 

!!

 

 

「「「「「そんな」」」」」

 

エステルの言葉にのどか達と雨宮さくらは驚いていた。

 

「それじゃあ事実上の特殊遊撃部隊は、活動停止じゃないですか?」

 

「ええそうね雨宮さくらとクラリスを除くとだけど」

 

「あの時のような事態になりそうでね」

 

「それはないんじゃあない?」

 

「それが・・・そうでも無さそうなんです」

 

「どういう事?」

 

「実は・・・」

 

「ならヨヨさん貴女が僕達をここに来るように仕向けたのではないんですね?」

 

「ええ、違うわよ」

 

「でも貴方達がここに来たのは必然よ」

 

「それはどういう意味ですか?」

 

「地球のお医者さん、南国、食事のプリキュア達が貴方と共にいるから連れて来られたんだと思うの」

 

「ヨヨさんは僕達がここに来たのは3組のプリキュア達がいるからと言いたいのですね」

 

「そう言われたんです。少なくとも3組のプリキュア達の力を使う時があるかも知れません」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊がこの世界の表舞台に出る可能性

「それが・・・そうでも無さそうなんです」

 

「どういう事?」

 

「実は・・・」

 

「ならヨヨさん貴女が僕達をここに来るように仕向けたのではないんですね?」

 

「ええ、違うわよ」

 

「でも貴方達がここに来たのは必然よ」

 

「それはどういう意味ですか?」

 

「地球のお医者さん、南国、食事のプリキュア達が貴方と共にいるから連れて来られたんだと思うの」

 

「ヨヨさんは僕達がここに来たのは3組のプリキュア達がいるからと言いたいのですね」

 

「そう言われたんです。少なくとも3組のプリキュア達の力を使う時があるかも知れません」

 

「ええ――」

 

「僕が出なくても、キュアグレース達を参戦させる事が出来ればそれでいいみたいです」

 

「どうしてそのおばあさんがプリキュアの事を知ってるの?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「貴方本当にリフレインなの?」

 

「最初の時にはみせなかったその怪物をよく知っているようだったけど?」

 

「「そう言えばそうだよ」」

 

「フフ、流石だなキュアグレース。だが私は進化したのだよ」

 

「進化したですって」

 

「そうその通りだ、キュアフォンテーヌ私は君達の時間を戻した後にミラクルンが次元の穴を見つけてそこに行こうとした時に私の前に次元の穴から怨霊と言ってもいい魂を私は吸収したのだ」

 

「「ええ――」」

 

「「「やっぱり融合世界の降魔の力とメガビョーゲンの力がリフレインと言う素体に2つの力が融合したんだね」」」したのね」

 

「ほう、お前達はこの力が流れて来た世界の事を知っているようだな」

 

「知ってるけどリフレイン貴方にはその世界には行かせない」

 

!!

 

「成程キュアグレースお前はいや、お前達3人はメガ降魔を見るのは初めてではないのか?」

 

「そうかそう言う事か、キュアグレースお前は異世界に行った事がありそこでメガ降魔と戦った事があるのだな」

 

「「ええ――それ本当なの?グレース」」

 

先輩達がリフレインの話を聞き驚いてグレースに確認する。

 

「ええ、事実です先輩ですので今のメガリフレインにはメガビョーゲンの力も使えるので十分気をつけてください」

 

「あの時は驚いたわ。まさか同一人物が同じ世界に関わりを持っていたなんて」

 

「本来なら交わらない筈の世界の筈が僕達の敵によって原作世界の彼女達の街ごと接触した結果・・・」

 

「僕1人がミラクルンやリフレインと対峙した時や原作世界世界のオイシーナタウンで行った・・・」

 

「お前達の技術を使わせてくれないか?」

 

「何の為にですか?」

 

「ああ、それは・・・科学者として興味があるからだ」

 

「成程そういう理由ですか?」

 

「ナルシストルーさん状況次第によっては貴方はブンドル団を脱退できますか?」

 

「俺がお前達の事を聞いた後イレギュラーになる事を防ぐ為に?」

 

「そういう事ではないんですが、僕達の立場上ブンドル団の幹部とある程度協力しないと僕達の最終目的には行けないんですよ。簡単に言えば」

 

「成程な、お前達の存在が俺達やプリキュアにばれた時点で、お前達と言う異物がオイシーナタウンに悪影響を与える可能性があるからそういう事を知られた場合双方にお前達の存在をばらす事で最小限に影響を与える様にしてるんだな」

 

「ええ、今回に関しては・・・」

 

「ナルシストルーさんとの話し合いの結果も見られているようですね」

 

「ええ――」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

のどかのショックと明日の予定

「お前達の技術を使わせてくれないか?」

 

「何の為にですか?」

 

「ああ、それは・・・科学者として興味があるからだ」

 

「成程そういう理由ですか?」

 

「ナルシストルーさん状況次第によっては貴方はブンドル団を脱退できますか?」

 

「俺がお前達の事を聞いた後イレギュラーになる事を防ぐ為に?」

 

「そういう事ではないんですが、僕達の立場上ブンドル団の幹部とある程度協力しないと僕達の最終目的には行けないんですよ。簡単に言えば」

 

「成程な、お前達の存在が俺達やプリキュアにばれた時点で、お前達と言う異物がオイシーナタウンに悪影響を与える可能性があるからそういう事を知られた場合双方にお前達の存在をばらす事で最小限に影響を与える様にしてるんだな」

 

「ええ、今回に関しては・・・」

 

「ナルシストルーさんとの話し合いの結果も見られているようですね」

 

「ええ――」

 

「まさかそんな事まで、そのおばあさんが知ってたの?」

 

「ええ、原作世界のすこやか市で起きたリフレインの件はおばあさんも驚いていたですね」

 

「まあ、そうだろうね同一人物で原作世界の私達とも仲が良いんだからl

 

のどかがそう言う。

 

「それで直哉君明日の予定はどうするの?」

 

「そうですね、3組のプリキュア達にはお墓戦艦での待機として他の大神さん達や神山さん達や光さんにこの街の情報取集と買い物を頼むつもりです」

 

「そうなんだ」

 

「ええ、そのつもりですよ」

 

「え、謎の次元嵐が大量に発生し融合世界内部の世界及び友好世界に帰還が出来ない?」

 

「何やら意図的な物を感じますが・・・響さんとエステルさん。次元嵐を超えれそうな場所はありますか」

 

「ええ、あるわねただ・・・その世界は無調査なのよ。今回初めて見つけた世界だから」

 

「成程」

 

「つまり僕達はその世界に行かせたい何者かの意思が介入してるのか、はたまた偶然その世界への入り口が開いたのかどちらですかね?」

 

「いくら次元嵐のおかげで和実ゆいちゃん達を本来の世界に戻す事が出来たとはいえ、こちらの世界に3組のプリキュア達を何かしら呼んだと言う事なら、特殊遊撃部隊としては、簡単に3組のプリキュア達を利用をさせる訳には行きませんから」

 

「あのおばあさんの話を聞いて少し警戒をしておこうと思ったんですよ」

 

「成程ね」

 

「勿論おばあさん自身には信頼はしてますが、おばあさんが言った・・・」

 

「貴方達がこの話をしてた時からこちらに来る事がわかってたの」

 

「つまりヨヨさんはお告げを受けて少し先の未来が見えると言う風に考えて良いです?」

 

「ええ」

 

「お告げと言うのが気になるんですよ」

 

「どういう事直哉君?」

 

「原作世界のオイシーナタウンでのやり取りはお告げと言う風に取れたとしても、リフレインとの記録がその当時特殊遊撃部隊が認識してない世界の人間にお告げと言う形で伝えるのでしょうか?」

 

「あ、そう言われたらそうだよ。不自然だよ」

 

「そうです。そして僕は1つの仮説を考えましたこれは異界事変に巻き込まれる前にイシュメルガとデボネアが仕組んでいたゲームに似ていると」

 

 

「ほう、仲間を先に行かせて自分達は残るとはな」

 

「そりゃそうですよ。僕達2人しか見てないですからね。貴方が存在する所には紅い花が出現しますからね。イシュメルガ」

 

 

「フフ、そうだったな」

 

そう言ってイシュメルガは、グレース達の前に現れた。

 

「くっまだマリアさんの体を・・・」

 

「何この娘の体を使うのは、その方がお前達には効果的だからな」

 

!!

 

「何を考えてるの?イシュメルガ」

 

「この庭園そして、この空間におけるゲームは、貴方が仕組んだの?」

 

「そういう事だ、最もそこにある赤い扉は一切手をだしていないがな」

 

!!

 

「つまり紫の扉とオレンジの扉は、イシュメルガお前が作り出したのか?」

 

「ああ、簡単に獅童光を救出するのは、我もデボネアも認めるわけにはいかないからな」

 

「何!!この一件デボネアも関与してるのか?」

 

「ああ、2つの扉の世界でな」

 

「まあデボネアの干渉が無くとも、奴等の一部はその世界の虜だろうがな。その点に関しては、紫藤直哉お前に感謝しているぞ」

 

!!

 

「それはまさか・・・」

 

「そうだ融合世界に起きた地震を利用し、捕獲した世界をゲートの中に組み込んだのさ」

 

「その時のお前達の行動は面白かったぞ」

 

「じゃあ直哉君は、今回の件の背後にイシュメルガかデボネアが関与してると考えてるの?」

 

「ええ、あくまでも可能性としてはですが」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第42章 第2部 新たな世界での短期滞在編
デボネアの影


「まあデボネアの干渉が無くとも、奴等の一部はその世界の虜だろうがな。その点に関しては、紫藤直哉お前に感謝しているぞ」

 

!!

 

「それはまさか・・・」

 

「そうだ融合世界に起きた地震を利用し、捕獲した世界をゲートの中に組み込んだのさ」

 

「その時のお前達の行動は面白かったぞ」

 

「じゃあ直哉君は、今回の件の背後にイシュメルガかデボネアが関与してると考えてるの?」

 

「ええ、あくまでも可能性としてはですが」

 

「やっぱりそうなのかな?」

 

「あまりにもこちら側の情報があのおばあさんに流れ込んでいて、それに主にのどかお姉ちゃん達の情報がメインなんだよね」

 

「そうなの?」

 

「うん後こんな時の情報も流された痕跡もあったから」

 

そして直哉が話し出す。

 

「何だと!!同じ人間が2人いるだと――馬鹿なここは融合世界の異世界ではないのかーー」

 

「ああ、そういう事ですか?残念ですがここは融合世界ではありませんよ朧」

 

「ここは、本来僕達も干渉してはいけない世界なんですよ」

 

!!

 

「だがお前達は降魔皇復活の為か知らないが、大神一郎を16番目のプリキュアの世界に封印し、16番目のプリキュアの世界全体を融合世界に干渉させた罪は許されな」

 

「ひっ俺は何も知らない。京極と俺様の上司がメインで考えていたんだ」

 

「成程なら神器を過去から奪い、それを偽りの魔神器にしたのを認めるのか?」

 

「ああ、そして大神を封印する場所を俺達に提示したのは・・・ギャアアア」

 

朧は悲鳴を上げて絶命したのだった。

 

「この頃の特殊遊撃部隊と敵対していた闇の勢力はイシュメルガデボネアでしたが、現在のイシュメルガは・・・」

 

 

「レスターご苦労だったそれでどうだった?カルバート共和国共和国で起きた奇妙な事件は?」

 

「それがですね不思議なんすよ。確かに謎のモンスターがカルバート共和国のクレイユ村で発見されて数時間後には謎のモンスターを見た筈のクレイユ村の住人の記憶が無かったんですよね」

 

「何!!住人の記憶が?」

 

「はい、カルバート共和国側では集団催眠を受けたと言う事にしたみたいです」

 

「成程確かに謎のモンスターがいると公表するよりは国民の信用度は上がるな」

 

「ええ、ですがカルバート共和国側も目撃者達が全滅状態なので調査は難航しているみたいですね」

 

「そうだろうなどちらにしても我々の計画の妨げになるような事になれば色々動かねばな」

 

「現状ではそう言う事をしなければいけない状況にはなりそうも無いですけどね」

 

「この件や自身の計画に注力する筈ですから」

 

「確かにそうだね、そうするとやっぱり・・・」

 

「え、謎の次元嵐が大量に発生し融合世界内部の世界及び友好世界に帰還が出来ない?」

 

「何やら意図的な物を感じますが・・・響さんとエステルさん。次元嵐を超えれそうな場所はありますか」

 

「ええ、あるわねただ・・・その世界は無調査なのよ。今回初めて見つけた世界だから」

 

「成程」

 

「つまり僕達はその世界に行かせたい何者かの意思が介入してるのか、はたまた偶然その世界への入り口が開いたのかどちらですかね?」

 

「私としてはイシュメルガによっての嫌がらせかと思ったのだけど・・・」

 

「今回の件の背後には、デボネアが関与してるのかな?」

 

「確実にそうだと断言は現状出来ませんが、そう考えていた方が良いと思いますね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

この世界の探索とお買い物1

「それで直哉君明日の予定はどうするの?」

 

「そうですね、3組のプリキュア達にはお墓戦艦での待機として他の大神さん達や神山さん達や光さんにこの街の情報取集と買い物を頼むつもりです」

 

「そうなんだ」

 

「ええ、そのつもりですよ」

 

翌日・・・

 

直哉が名前をあげていた大神と神山はそれぞれ相棒の隊員を1人を連れていた。

 

「よっしゃー異世界の探索開始だぜ」

 

「すみません大神さん。カンナさん初穂が騒がしくて」

 

「ああ、俺は気にしないよ神山君」

 

「あたいも気にならないが、あれはやめさせた方が良いんじゃね?」

 

カンナがそう言うと初穂が後ろから来ている飛鳥と光を睨んでいた。

 

「こら初穂やめないか。2人を威嚇するな」

 

「すまない2人共」

 

「「大丈夫です神山さん」」

 

「初穂もいい加減にするんだ。直哉さんへの不満を他の人にぶつけるなよ」

 

「けっ奴があの2人を私達につけたのが悪い」

 

「ありゃ本当に直哉のやる事全てが気に入らないような感じだな」

 

「ああ、俺も話には聞いていたがまさかここまで強い反応とは・・・」

 

「よく直哉が我慢してるな」

 

「そこは響君やのどかちゃん達がフォローしてるんだろうな」

 

「成程な」

 

大神とカンナは小声で話をする。

 

暫くして・・・

 

「やっぱり隊長ここの街はすこやか市の隣町の様な感じしないか?」

「ああ、それは・・・俺も感じていたよカンナ」

 

そして2人は思い出す。

 

「「「「「「「何なのこの大きな建物は」家のより大きいですわ」この大きい所にお店があるのね」こちらの時代には、度肝を抜かれすぎや」でかいな」この中にたくさんのお店があるなんて信じられないでーす」僕もそう思う」

 

「あ、ここお兄ちゃんがプリキュアになった所だ」

 

「「「「「「「えーーー」」」」」」」」

 

「さて、ひなたさん。ニャトランいいですか?」

 

「「うん、準備良いよ」ニャン」

 

「帝国華撃団の皆さんショッピングモールに入る前に少しこちらに来てください。大神さんこの球を持っててくださいね」

 

「ああ」

 

そして直哉達は人通りが少ない場所に向かった。

 

「皆さん全員いますか?」

 

「はーい」

 

「それではここでプリキュアチームVS帝国華撃団で模擬戦をします。この模擬戦に勝った方には僕がおひる代と好きな物をプレゼントしますよ」

 

 

!!

 

 

「「「「「「「「「本当」」」」」」」」

 

「ただプリキュアチームは僕の代わりに代役の人が出ますけどいいですか?」

 

「「「「「「「いいです」」」」」」」

 

「そして俺達は、のどかちゃん達と模擬戦したんだったな」

 

「ああ、面白かったな」

 

「え、大神さんのどかちゃん達と模擬戦をしたんですか?」

 

神山が大神に聞く。

 

「ああしたよ」

 

「どうせ先輩達の圧勝でしょう?」

 

初穂が言う。

 

そして大神が話し出す。

 

「ここで模擬戦のルールを言いますね」

 

「響さんお願いします」

 

「うん、まず帝国華撃団の皆さん勝利条件は、制限時間内に、プリキュアになった大神さんに一撃を与える事、そしてプリキュアチームは制限時間内にプリキュアになった大神さんを守る事」

 

「攻撃の有効と無効はの判定はエステルさんとクローゼさんが判定します」

 

「制限時間は10分それでは始め」

 

「よーし皆、隊長に一撃入れて直哉に昼飯とプレゼントを貰うぞ」

 

「「「「「「「おーー」」」」」」」

 

「皆、大神さんを守って勝つよ」

 

「のどかちゃん達そこまで俺の心配を・・・」

 

「そうだね大神さんを守らないと、直哉っちの財布がピンチになるもんね」

 

「あらーーそっちの心配が優先か・・・まあ、彼女達がそう言うのもわかるな。直哉さんは俺達のすこやか市に滞在するのにかなりの金額を使っている筈だからな」

 

「そう言うルールで結果は・・・」

 

「帝国華撃団の完敗だったんだ」

 

「「え、本当ですか?嘘だろう先輩達が人数多いのに負けるなんて」

 

「ああ、それは・・・俺も驚いたさでも事実のどかちゃん達3人に負けたのさ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

この世界の探索とお買い物2

「皆、大神さんを守って勝つよ」

 

「のどかちゃん達そこまで俺の心配を・・・」

 

「そうだね大神さんを守らないと、直哉っちの財布がピンチになるもんね」

 

「あらーーそっちの心配が優先か・・・まあ、彼女達がそう言うのもわかるな。直哉さんは俺達のすこやか市に滞在するのにかなりの金額を使っている筈だからな」

 

「そう言うルールで結果は・・・」

 

「帝国華撃団の完敗だったんだ」

 

「「え、本当ですか?嘘だろう先輩達が人数多いのに負けるなんて」

 

「ああ、それは・・・俺も驚いたさでも事実のどかちゃん達3人に負けたのさ」

 

「連中自分達の都合のいいルールにしやがったな。そうでもなければ先輩達が負けるなんてありえない」

 

「だがそれが事実さ初穂、あたい達だって常に勝ててたわけじゃねえ、なあ隊長」

 

「ああ、そうだなカンナどうも神山君達の世界の俺達は凄く英雄扱いみたいだったけど、それが許されるのは一般人までだよ」

 

!!

 

「どういう事だよ?」

 

初穂が大神に聞く。

 

「ああ、それは・・・簡単さ、俺達帝国華撃団と巴里華撃団そして紐育華撃団は、降魔皇を倒すことが出来ずに、俺達君達全員過去の帝国華撃団に依存の体を使って封印状態にしたんだろ?」

 

「はいそうです」

 

「まあ、俺達は当事者じゃないがはっきり言うと、新生帝国華撃団はいつまで過去の俺達を追いかけるつもりだい?」

 

「確かに天宮さくらさんが、真宮寺さくら君にあこがれを持つのは良い、ただ君達全員いつまで過去の帝国華撃団とくらべる気なんだい?」

 

「「それは・・・」」

 

「それになこんな事言いたくないが、初穂特殊遊撃部隊が原因じゃねえよ全ては神崎司令の失態だろうが」

 

カンナが言う。

 

「ええ、ここには大人はいませんよ。貴女達も見たですよね?ここに来るまでに」

 

 

「それは・・・」

 

 

「お前達はこんな奇妙な墓の中で暮らしておかしいだろう?」

 

 

「東雲初穂さん。その気持ちは貴女個人の意見ですか?それとも帝国華撃団の総意ですか?」

 

「何だよそれは?」

 

「この部屋に入っての全ての発言は自動的に記録されるので発言には十分気をつけて下さいね」

 

「きたねえぞお前」

 

「汚いもありませんよ。そうやって私達異世界に信頼出来る人がいるのか調べているんですから」

 

「誠兄さん初穂を止めてください。このままでは話が進みませんよ」

 

「ああ、そうだな」

 

暫くして・・・

 

「成る程帝国華撃団として活躍停止になったから降魔やメガビョウゲーンを倒せる私達の仲間に貴女達を組み込んで欲しいとはずいぶん勝手ですね」

 

「そちらの司令官は本当にそう指示をしたんですね?」

 

「ええそうです」

 

「・・・わかりましたそちらの提案を受けましょう」

 

「本当ですかありがとうございます」

 

「やったなみんなこれで帝都を守れるぜ」

 

「ああそれは出来ませんよ。私達後一時間後にこの世界を離れますので」

 

!!

 

「何だよそれは」

 

「私達もずっとこちらの世界にいられないんですよ。ここにいる子供達の為に定期的にそれぞれの世界に行くことで衣食の元を購入したり子供達の家族にも合わせたりしないのはまずいですからね」

 

「お前達が知る神崎司令は特殊遊撃部隊が協力出来ないと言われそこで諦めずにお前達がお願いしに行ったんだろ?」

 

「そうだぜ満足に手伝わねえから私達の世界は・・・」

 

「いつまでも被害者面はや雨た方が良いぜ初穂、そういう意味ではミュウミュウ達の世界も消滅してるぜ」

 

「それも特殊遊撃部隊でもどうしょうもない改変を受けてな」

 

!!

 

「「確かに」」

 

「まだお前達の方は原因もわかっていて将来的に復活出来るかも知れない可能性があるかもと直哉はその可能性が現実になる様に動いているだがなあ」

 

「「それは本当か?」」

 

「ええ、それは計画ではありますが・・・その計画を実行するには初穂さんが少なくとも直哉さんを信頼できない状態だと必ず失敗するので」

 

「なっ私のせいで出来ねえのか?」

 

「はいそうです」

 

飛鳥はそう言いきった。

 

その後大神達は探索と買い物を終えてお墓戦艦に戻った。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響と直哉のデートと言う名の話し合い前編

「すみません響さん」

 

「ううん私は良いんだけど、ここはプリキュア世界の可能性もあると言ってたのに私で良いんだ?」

 

「はいそうです」

 

「でも貴方達がここに来たのは必然よ」

 

「それはどういう意味ですか?」

 

「地球のお医者さん、南国、食事のプリキュア達が貴方と共にいるから連れて来られたんだと思うの」

 

「ヨヨさんは僕達がここに来たのは3組のプリキュア達がいるからと言いたいのですね」

 

「そう言われたんです。少なくとも3組のプリキュア達の力を使う時があるかも知れません」

 

「ええ――」

 

「僕が出なくても、キュアグレース達を参戦させる事が出来ればそれでいいみたいです」

 

「どうしてそのおばあさんがプリキュアの事を知ってるの?」

 

「響さん達にも報告しましたが、ヨヨさんと言うおばあさんがそういう事を僕に言ったので、恐らく3組のプリキュア達がこちらの世界で認識されなければ・・・」

 

「背後にいるだろうと考えている存在は魔法騎士である光さんを狙う形での干渉するだろうと考えているので」

 

「ちょっとちょっと待って直哉君。直哉君の言い方だと原作世界のオイシーナタウンから起きていた事の裏にはデボネアが関与してたの?」

 

「それはまだ確定してませんが、以前特殊遊撃部隊にイシュメルガとデボネアが仕込んでいたあのゲームの状況に似ていませんか?」

 

「あ、そう言えば・・・」

 

響は思い出す。

 

「どうやら扉のようですね」

 

「ちゆさん戦艦をあの3つの扉の周辺に着陸させてください」

 

「了解よ」

 

そしてお墓型戦艦は、2つの扉の周辺に着陸し、直哉達は全員で3つの扉に向かった。

 

謎の扉の前・・・

 

「一体この扉は何なんだろう?」

 

「赤とオレンジと紫の扉があって、鍵はオレンジと紫の2色しかないよ」

 

「しかしこの扉は大きいなお墓型戦艦でも余裕じゃないか?クラリス」

 

「そうですね隊長。しかし3つの扉に2つの鍵の秘密は一体?」

 

「そうだな、案外紫の扉その次にオレンジの扉を開ければ赤の扉が開いたりしてな」

 

「そんな安直だったらゲームにもなりませんよ」

 

「そうだよな。クラリス」

 

「・・・もしかして2人の響さん2人でオレンジの扉の前に行ってみてください」

 

「「うん」ああ」

 

そして2人の響がオレンジの扉に行くとオレンジの扉に変化が起きた。

 

「「ええ――正解です。そのまま対となる鍵をその者が扉に入れよだって」」

 

2人の響がオレンジの扉の前に落ちていた紙を拾って読む。

 

「成程なら、2人の響さん紙の指示通りして見て下さい」

 

「「わかった」」

 

そして2人の響がオレンジの扉を開ける為に指示通りするが、扉は全く反応をしなかった。

 

「直哉君これはどういう事?」

 

「どうやらこの扉は、紫の扉を最初に開けないと適応する人物がいても作動しないようですね」

 

「つまりよくあるゲームのこのイベントが起きないと先に進めない状態なんですか?」

 

「そう言う理解で、良いと思いますあすかさん」

 

「そうするとまず紫の扉を開けて、そこから何をすればいいんだろう?」

 

「それは開けてみないとわかりませんけど。この扉がゲームの一部なら決められた世界に跳ばされて必要なアイテムなんかを探すのかもですね」

 

「成程」

 

のどかが直哉の答えを聞いて納得する。

 

「確かに経緯は違うけど、まず次元嵐によって私達の行動に制限を付けたのは前の時は光ちゃんだった」

 

「そうですねそして今回現れた原作世界のオイシーナタウンは、前の場合は新生帝国華撃団の世界が突如現れたと言う共通点がありますね」

 

「確かに・・・」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響と直哉のデートと言う名の話し合い後編

「それは開けてみないとわかりませんけど。この扉がゲームの一部なら決められた世界に跳ばされて必要なアイテムなんかを探すのかもですね」

 

「成程」

 

のどかが直哉の答えを聞いて納得する。

 

「確かに経緯は違うけど、まず次元嵐によって私達の行動に制限を付けたのは前の時は光ちゃんだった」

 

「そうですねそして今回現れた原作世界のオイシーナタウンは、前の場合は新生帝国華撃団の世界が突如現れたと言う共通点がありますね」

 

「確かに・・・」

 

「本来ならこちらの世界の対となるイベントは・・・」

 

「ただ皆さんが変身した直後に強制された転移によってあの時紫の扉の世界にいた特殊遊撃部隊に関連した人間を転移させる物でしたので」

 

「つまりあの時直哉君に変身を止められたアスミちゃんとラテ以外が、ここに連れられてきている可能性があるんだね?」

 

「ええ、あくまでも僕の予測ですけど」

 

「それにしてもここはどこなんだろう?」

 

「風景を見たら帝都らしいのはわかるけどラビ」

 

「でもなんか変な感じがしないラビリンに直哉君?」

 

そう言われたらそうラビね」

 

「どうやらここの帝都でも何やら事件が起きたのかも知れませんね」

 

「そんな」

 

「でもこの事件がどういう事件なのかわかれば、少なくともどこの帝都なのかがわかりますから」

 

「「成程」ラビ」

 

「それに、神山さんとクラリスさんは早めに見つけないとまずいですし」

 

「とにかくグレースさんこちらではプリキュアの姿のまま跳ばされた仲間を探してください」

 

「「了解」了解ラビ」

 

そしてグレース達は跳ばされれて来た世界の帝都の調査を始めた。

 

「7人世界の異界事変に巻き込まれた為に、正確にはわからないんですよね」

 

「ああ、成程ね」

 

「もしイシュメルガとデボネアが何かをする為に次元嵐とこの未知のプリキュア世界を利用していた場合も考えていますけど」

 

「じゃあ直哉君はこの世界の人達も魔王の因子とゲネシスの改変と言うよりデボネアの干渉のが高いと見てるんだね」

 

「はい、ヨヨさんから聞いた内容が全て事実だったとしても」

 

「はい何でしょうか?」

 

「貴方達別世界から来たわね?」

 

「どうしてそれを知っているんですか?」

 

「ああ、それは・・・夢で貴方達が本来の世界に戻る為の手助けをするように言われたからよ」

 

「え、僕達が来る事を世界が知っていたんですか?」

 

「ああ、成程貴方達の世界では世界自体が意思を持っているのね」

 

「ええ、少数ですがそういう事例を見たことあります」

 

「貴方達がこの話をしてた時からこちらに来る事がわかってたの」

 

「つまりヨヨさんはお告げを受けて少し先の未来が見えると言う風に考えて良いです?」

 

「ええ」

 

「ヨヨさんはああ言いましたけど個人的に予知夢で僕達がここに来る前に話した事全てが夢で見れるとは思いませんからね」

 

「確かに一部が抜けてたりするよね」

 

「まあ、直哉君の場合は・・・」

 

あとまわしの魔女の執事であるバトラーがヌメリーとエルダとカニを呼び新型ヤラネーダを生み出す球を3人に渡した。

 

「「「何だこれは」何何」何よこれ」

 

「これはゼンゼンヤラネーダを生み出す球です」

 

「「「ゼンゼンヤラネーダ?」」」

 

「そうです。最近は我々の協力者であるブルー様を追いかけて来た異世界のプリキュアが来てますし」

 

「何――奴等異世界のプリキュアなのかよ」

 

カニが思い出す。

 

「簡単なゲームさこれからあとまわしの魔女の部下がこの街を襲う時俺の方からも雨宮さくらに向けて刺客を出す。刺客の数は新生帝国華撃団のメンバーの数と言う事だ」

 

「成る程その対象に僕達を入れたんですね。あの植物型メガビョーゲンを使って来てるのかを確認した上で」

 

「そう言う事だ」

 

「仕方ないですね」

 

「その世界にいて初めてその世界の未来がわかるんだもんね」

 

「そうですね、そういう意味ではヨヨさんの予知夢の方が凄いですね」

 

直哉がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響と直哉の推測と起きた異変

「成る程その対象に僕達を入れたんですね。あの植物型メガビョーゲンを使って来てるのかを確認した上で」

 

「そう言う事だ」

 

「仕方ないですね」

 

「その世界にいて初めてその世界の未来がわかるんだもんね」

 

「そうですね、そういう意味ではヨヨさんの予知夢の方が凄いですね」

 

直哉がそう言う。

 

「そうなんだ直哉君これからどうする?」

 

「そうですね、僕達の本命ではない者達がこちらの世界に来たみたいですね」

 

「それってこの2つの世界における物語が始まったの?」

 

「そう言う考えでいいと思います。響さん」

 

「どうするの?」

 

「ああ、それは・・・基本的に原作世界のオイシーナタウンと同じようにしますよ」

 

「今この世界の物語が動き出したのなら少し様子を見ながら僕達は融合世界に帰還のタイミングを探しますよ」

 

「そっかーオイシーナタウンとでも物語が進んだら道が出来たっけ」

 

「あの時はブンドル団が特殊遊撃部隊の存在に気づきましたけどね」

 

「あの時のジェントルーの記憶が正しいのなら・・・」

 

「もしかしたらジェントルーは、私が知らない異世界に跳ばされていたと考えれば辻褄は合うが、そうそう簡単にはいけない筈だがな・・・それにしても異世界に別のプリキュア達がいるとはな」

 

「そういう事だナルシストルー」

 

「そういう事ならまずいな俺達もその異世界に行かされるかも知れないな」

 

「そうかゴーダッツが異世界にレシピッピがいる事が知られたと思っていいのね」

 

ローズマリーがそう言う。

 

「その通りさ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

プレシャスとコメコメ以外のプリキュアとエナジー妖精が驚く。

 

「「プレシャス異世界で別のプリキュアと共闘したの?」」

 

「うん実はそうなんだよ。スパイシーとヤムヤム」

 

「そういう事なのよ」

 

「ふむ確かにお前達3人が消えた直後こちらでも謎の光が観測されたが、まさか中心点で異世界に繋がるゲートが出来ていたとは・・・気になるなその現象」

 

「そしてお前達は異世界に跳んで助けられたんだな」

 

「その通りよ」

 

「なあ、お前達4人を助けた連中と会いたいんだが、それは可能か?」

 

「会うと言うだけなら可能よ。私達を助けてくれた彼等はまだこちらにいるから」

 

「そうか・・・」

 

「ナルシストルー彼等に会ってどうする気なの?」

 

「俺様も科学者だからな。異世界の技術に興味があるのさ」

 

「そういう事ね」

 

「そういう事でしたら会っても良いですよ。ローズマリーさん」

 

「ああ、あったねそんな事が」

 

「じゃあ直哉君今回も基本的に静観するのは、オイシーナタウンで起きたような事を避ける為?」

 

「そうですね、今回僕達のいる世界では敵側の情報もまだわからない状況ですからね」

 

「あ、そうだねもう1つのすこやか市にしてもあおぞら市とオイシーナタウンでも私達が行く前にある程度それぞれのプリキュア達が戦っている敵がすぐにわかったもんね」

 

「そうなんですよね、だけど隣接している2つの世界ではプリキュアと言う言葉も知っている人も少ないみたいですし、もしかするとまだプリキュアと言う存在が生まれる前のタイミングなのかも知れませんね」

 

「ええ――」

 

「とりあえず小さな異変が起きた場所に行きましょうか」

 

「そうだね」

 

直哉と響はその場所に向かったのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

小さな来訪者

時を少し戻して・・・

 

直哉と響が小さな異変に気がつきその場所に向かっている頃その場所では・・・

 

「私の名前はソラと言います」

 

「あ、私の名前はましろだよよろしくね」

 

2人の少女は互いに自己紹介をしたが、内心ではそれどころではなかった」

 

「何なんですかこの世界は・・・」

 

「ありえないよ空から女の子と赤ちゃんが降って来るなんて・・・」

 

2人がそう言うやり取りをしていると直哉と響が現場に来た。

 

「直哉君あの3人がそうなの?」

 

「いえ、恐らくあの青髪の女の子と赤ちゃんがもう1つの世界からの来訪者なのでしょうね」

 

「成程、それじゃあ私達もあの子達に接触する?」

 

「いえ、それはまだ早計でしょう。いくらこの世界の物語が始まったとしても僕達ではあの3人に接触する為の切欠が無い状態なので、安易な接触はこの世界の物語にとっては悪影響を与えるだけかも知れませんから」

 

「直哉君の言ってる事はわかるんだけど、もし私達が融合世界に帰還する為の条件にあの子達との接触が組み込まれていたら?」

 

「確かにそこは絶対に無いとは言いませんがやはり・・・」

 

「お前達の技術を使わせてくれないか?」

 

「何の為にですか?」

 

「ああ、それは・・・科学者として興味があるからだ」

 

「成程そういう理由ですか?」

 

「ナルシストルーさん状況次第によっては貴方はブンドル団を脱退できますか?」

 

「俺がお前達の事を聞いた後イレギュラーになる事を防ぐ為に?」

 

「そういう事ではないんですが、僕達の立場上ブンドル団の幹部とある程度協力しないと僕達の最終目的には行けないんですよ。簡単に言えば」

 

「成程な、お前達の存在が俺達やプリキュアにばれた時点で、お前達と言う異物がオイシーナタウンに悪影響を与える可能性があるからそういう事を知られた場合双方にお前達の存在をばらす事で最小限に影響を与える様にしてるんだな」

 

「ええ、今回に関しては・・・」

 

「あの時のジェントルーの記憶が正しいのなら・・・」

 

「もしかしたらジェントルーは、私が知らない異世界に跳ばされていたと考えれば辻褄は合うが、そうそう簡単にはいけない筈だがな・・・それにしても異世界に別のプリキュア達がいるとはな」

 

「貴方の上司がジェントルーの記 憶を見て異世界のプリキュアの存在を知ると言う事態になるとは想定外だったので、こちらにしてもね」

 

「クッキングダムやオイシーナタウンと言う2つの世界がリンクしている世界のようでしたから気をつけて3人を送ったんですけどまさか・・・」

 

ジェントルーとプレシャスが異世界で対峙した映像で、その異世界には別のプリキュアが存在するんだな?」

 

「そういう事だナルシストルー」

 

「そういう事ならまずいな俺達もその異世界に行かされるかも知れないな」

 

「そうかゴーダッツが異世界にレシピッピがいる事が知られたと思っていいのね」

 

ローズマリーがそう言う。

 

「その通りさ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

プレシャスとコメコメ以外のプリキュアとエナジー妖精が驚く。

 

「「プレシャス異世界で別のプリキュアと共闘したの?」」

 

「うん実はそうなんだよ。スパイシーとヤムヤム」

 

「そういう事なのよ」

 

「オイシーナタウンの時のような情報漏洩は極力避けたいんですよね」

 

「現にこの世界にいるヨヨさんには特殊遊撃部隊の情報が漏洩してましたし」

 

「成程ね」

 

「ですので、少なくともあの3人が、ヨヨさんと何かしら関係があるのなら、ヨヨさんを通じて彼女達と接触した方が余計な疑問を持たせないし最低限の接触で、すむので」

 

直哉がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

彼女達が気づく前に

「オイシーナタウンの時のような情報漏洩は極力避けたいんですよね」

 

「現にこの世界にいるヨヨさんには特殊遊撃部隊の情報が漏洩してましたし」

 

「成程ね」

 

「ですので、少なくともあの3人が、ヨヨさんと何かしら関係があるのなら、ヨヨさんを通じて彼女達と接触した方が余計な疑問を持たせないし最低限の接触で、すむので」

 

直哉がそう言う。

 

「成程、じゃあ今から私達が行くのはヨヨさんの家?」

 

「そうですねヨヨさんの家については・・・」

 

「貴方達別世界から来たわね?」

 

「どうしてそれを知っているんですか?」

 

「ああ、それは・・・夢で貴方達が本来の世界に戻る為の手助けをするように言われたからよ」

 

「え、僕達が来る事を世界が知っていたんですか?」

 

「ああ、成程貴方達の世界では世界自体が意思を持っているのね」

 

「ええ、少数ですがそういう事例を見たことあります」

 

暫くして・・・

 

「まさか複数の世界が1つの世界になっているなんて」

 

「それが僕達の世界です」

 

「ヨヨさんはどうして僕を知ってたんです?」

 

「あの時の話を終えた時に念の為に効いてたんですよ」

 

「僕達が融合世界に帰還する為のピースがヨヨさんとの関係を構築する事とも考えていたので」

 

そして直哉と響はヨヨの自宅に向かった。

 

その頃お墓戦艦に待機しているプリキュア達は・・・」

 

「のどかどういう事よそれは」

 

集められたプリキュア達の疑問をローラがのどかにぶつける。

 

「うん直哉君が私達に対して待機を命じたのは、和実ゆいちゃん達と出会う前に経験した事が今回の事件に似ている事に気がついたからなんだ」

 

そしてのどかがその時の事を話す。

 

「成程ね」

 

「勿論おばあさん自身には信頼はしてますが、おばあさんが言った・・・」

 

「貴方達がこの話をしてた時からこちらに来る事がわかってたの」

 

「つまりヨヨさんはお告げを受けて少し先の未来が見えると言う風に考えて良いです?」

 

「ええ」

 

「お告げと言うのが気になるんですよ」

 

「どういう事直哉君?」

 

「原作世界のオイシーナタウンでのやり取りはお告げと言う風に取れたとしても、リフレインとの記録がその当時特殊遊撃部隊が認識してない世界の人間にお告げと言う形で伝えるのでしょうか?」

 

「あ、そう言われたらそうだよ。不自然だよ」

 

「そうです。そして僕は1つの仮説を考えましたこれは異界事変に巻き込まれる前にイシュメルガとデボネアが仕組んでいたゲームに似ていると」

 

「「「「「「「「「ええ――」」」」」」」」」

 

和実ゆい達以外のメンバーはのどかの話に驚きつつも話の続きを聞いていた。

 

現状ではそう言う事をしなければいけない状況にはなりそうも無いですけどね」

 

「この件や自身の計画に注力する筈ですから」

 

「確かにそうだね、そうするとやっぱり・・・」

 

「え、謎の次元嵐が大量に発生し融合世界内部の世界及び友好世界に帰還が出来ない?」

 

「何やら意図的な物を感じますが・・・響さんとエステルさん。次元嵐を超えれそうな場所はありますか」

 

「ええ、あるわねただ・・・その世界は無調査なのよ。今回初めて見つけた世界だから」

 

「成程」

 

「つまり僕達はその世界に行かせたい何者かの意思が介入してるのか、はたまた偶然その世界への入り口が開いたのかどちらですかね?」

 

「私としてはイシュメルガによっての嫌がらせかと思ったのだけど・・・」

 

「今回の件の背後には、デボネアが関与してるのかな?」

 

「確実にそうだと断言は現状出来ませんが、そう考えていた方が良いと思います」

 

「それで直哉君はこの世界にはデボネアが干渉してくると考えデボネアの狙いだろうプリキュアがいなければこの世界の物語が始まる前のデボネアの干渉は防げると考えたの」

 

「成程ね余計な混乱を避ける為の待機指示なのね」

 

「そういう事だよ皆」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

のどかから受ける説明と直哉達の訪問前編

「今回の件の背後には、デボネアが関与してるのかな?」

 

「確実にそうだと断言は現状出来ませんが、そう考えていた方が良いと思います」

 

「それで直哉君はこの世界にはデボネアが干渉してくると考えデボネアの狙いだろうプリキュアがいなければこの世界の物語が始まる前のデボネアの干渉は防げると考えたの」

 

「成程ね余計な混乱を避ける為の待機指示なのね」

 

「そういう事だよ皆」

 

「そんな理由があったのね」

 

「ごめんね皆デボネアが本当にこの世界にいるかもしれないと想定したからこのタイミングで皆に伝える事になって」

 

「成程ね、この事実は直哉の指示でプリキュア達に伝えたのね?」

 

「そうですこの事実を知っているのは守護者とプリキュア達だけです。ローズマリーさん」

 

「待っていましたよ皆さん」

 

「私達を呼ぶなんてどうしたの?」

 

「ああ、それは・・・皆さんに確認して欲しい事がありまして・・・」

 

「「「確認を?」」」

 

「そうですこれを見て下さい」

 

「え、謎の次元嵐が大量に発生し融合世界内部の世界及び友好世界に帰還が出来ない?」

 

「何やら意図的な物を感じますが・・・響さんとエステルさん。次元嵐を超えれそうな場所はありますか」

 

「ええ、あるわねただ・・・その世界は無調査なのよ。今回初めて見つけた世界だから」

 

「成程」

 

「つまり僕達はその世界に行かせたい何者かの意思が介入してるのか、はたまた偶然その世界への入り口が開いたのかどちらですかね?」

 

!!

 

「まさかあの世界は私達のオイシーナタウンが存在する世界よ間違いないわ」

 

「そうですかやはり響さんの予想通りでしたね」

 

「「直哉さん私達の世界に行って下さいお願いします」」

 

「そしてこちらに来る前も今の状況と同じで和実ゆいちゃん達の世界に行く事になった事もデボネアやイシュメルガの力によって私達が認識出来るようになったとすれば・・・」

 

「のどかはこう言いたいのね、デボネアはプリキュア世界に興味を持っていてゆい達の世界や今いる世界も含めて、プリキュア世界なのね」

 

「「「「「「「「「ええーーここプリキュア世界なの?」」」」」」」」」

 

「そうですよただ漸く物語が動き出したので・・・」

 

「そしてここにいない直哉君もある人に会いに行っているんです」

 

「でも貴方達がここに来たのは必然よ」

 

「それはどういう意味ですか?」

 

「地球のお医者さん、南国、食事のプリキュア達が貴方と共にいるから連れて来られたんだと思うの」

 

「ヨヨさんは僕達がここに来たのは3組のプリキュア達がいるからと言いたいのですね」

 

「そう言われたんです。少なくとも3組のプリキュア達の力を使う時があるかも知れません」

 

「ええ――」

 

「僕が出なくても、キュアグレース達を参戦させる事が出来ればそれでいいみたいです」

 

「どうしてそのおばあさんがプリキュアの事を知ってるの?」

 

「響さん達にも報告しましたが、ヨヨさんと言うおばあさんがそういう事を僕に言ったので、恐らく3組のプリキュア達がこちらの世界で認識されなければ・・・」

 

「背後にいるだろうと考えている存在は魔法騎士である光さんを狙う形での干渉するだろうと考えているので」

 

「ちょっとちょっと待って直哉君。直哉君の言い方だと原作世界のオイシーナタウンから起きていた事の裏にはデボネアが関与してたの?」

 

「それはまだ確定してませんが、以前特殊遊撃部隊にイシュメルガとデボネアが仕込んでいたあのゲームの状況に似ていませんか?」

 

「何そのおばあさん怖すぎよ。いくら夢で見たからってそこまで覚えてるなんて」

 

ローラがそう言う。

 

その頃直哉達は・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

のどかから受ける説明と直哉達の訪問中編

「ここが目的の家?」

 

「そうみたいですね。それではチャイムを押しますね」

 

そして直哉がチャイムを押すとヨヨが出迎えた。

 

「よく来てくれたわね」

 

「いえ、たまたまこの世界における運命が動き出したのを見たので一応貴女に報告しに来ただけですよ」

 

「あら、悪いわね」

 

そして直哉は話し出す。

 

「私の名前はソラと言います」

 

「あ、私の名前はましろだよよろしくね」

 

2人の少女は互いに自己紹介をしたが、内心ではそれどころではなかった」

 

「何なんですかこの世界は・・・」

 

「ありえないよ空から女の子と赤ちゃんが降って来るなんて・・・」

 

2人がそう言うやり取りをしていると直哉と響が現場に来た。

 

「直哉君あの3人がそうなの?」

 

「いえ、恐らくあの青髪の女の子と赤ちゃんがもう1つの世界からの来訪者なのでしょうね」

 

「成程、それじゃあ私達もあの子達に接触する?」

 

「いえ、それはまだ早計でしょう。いくらこの世界の物語が始まったとしても僕達ではあの3人に接触する為の切欠が無い状態なので、安易な接触はこの世界の物語にとっては悪影響を与えるだけかも知れませんから」

 

「直哉君の言ってる事はわかるんだけど、もし私達が融合世界に帰還する為の条件にあの子達との接触が組み込まれていたら?」

 

「確かにそこは絶対に無いとは言いませんがやはり・・・」

 

「一応あの3人にはあのタイミングでは接触しなずにいましたが、ヨヨさん貴女あの子と赤ちゃんがこちらの世界に来るまでの経緯は全部見ていたんじゃないですか?」

 

「あら何でそう思うの?」

 

「この部屋に来るまでに僕達2人に意図的に見せなくていい物を見せてましたよね」

 

「例えばこの家に必要と思えない赤ちゃん用品を僕達に見える様にしていた事です。それも昨日や今日買ったものではなく事前に揃えていたものですよね?」

 

「つまり貴女は・・・」

 

「はい何でしょうか?」

 

「貴方達別世界から来たわね?」

 

「どうしてそれを知っているんですか?」

 

「ああ、それは・・・夢で貴方達が本来の世界に戻る為の手助けをするように言われたからよ」

 

「え、僕達が来る事を世界が知っていたんですか?」

 

「ああ、成程貴方達の世界では世界自体が意思を持っているのね」

 

「ええ、少数ですがそういう事例を見たことあります」

 

暫くして・・・

 

「まさか複数の世界が1つの世界になっているなんて」

 

「それが僕達の世界です」

 

「ヨヨさんはどうして僕を知ってたんです?」

 

「ならヨヨさん貴女が僕達をここに来るように仕向けたのではないんですね?」

 

「ええ、違うわよ」

 

「でも貴方達がここに来たのは必然よ」

 

「それはどういう意味ですか?」

 

「地球のお医者さん、南国、食事のプリキュア達が貴方と共にいるから連れて来られたんだと思うの」

 

「ヨヨさんは僕達がここに来たのは3組のプリキュア達がいるからと言いたいのですね」

 

「そうよ」

 

「貴女は僕に接触する前からあの子達が来る事を知っていたんじゃないんですか?」

 

直哉がヨヨに聞く。

 

「ええ、貴方の言う通りよ。流石ね」

 

「一体なんでこんな回りくどい事をするんです?」

 

「それは・・・あの子達3人の為よ」

 

「それはどういう事ですか?」

 

響がヨヨに聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

のどかから受ける説明と直哉達の訪問後編

「ヨヨさんは僕達がここに来たのは3組のプリキュア達がいるからと言いたいのですね」

 

「そうよ」

 

「貴女は僕に接触する前からあの子達が来る事を知っていたんじゃないんですか?」

 

直哉がヨヨに聞く。

 

「ええ、貴方の言う通りよ。流石ね」

 

「一体なんでこんな回りくどい事をするんです?」

 

「それは・・・あの子達3人の為よ」

 

「それはどういう事ですか?」

 

響がヨヨに聞く。

 

「実はね、貴方達とあの子達が来るのはこのアイテムに写ったからなのよ」

 

「成程、これが貴女の予知夢の正体ですか?」

 

「ええ、そうよただ貴方達を見る直前に黒い影が落ちてきてあの子達をも纏めて黒い影に吸収されてこの世界は一度終わってるの」

 

「「それって本当ですか?」」

 

「ええ、間違いないわよ」

 

「直哉君これはもしかして?」

 

「ええ、ヨヨさん落ち着いて聞いて下さい。もしかするとこちらの世界は一度時を止められた可能性が高いです」

 

「何ですって?」

 

「恐らくですが・・・」

 

「実はね、貴方達とあの子達が来るのはこのアイテムに写ったからなのよ」

 

「成程、これが貴女の予知夢の正体ですか?」

 

「ええ、そうよただ貴方達を見る直前に黒い影が落ちてきてあの子達をも纏めて黒い影に吸収されてこの世界は一度終わってるの」

 

「この時にヨヨさん達の世界は黒い影により僕達が関わる様に世界を強制的に転移をさせた可能性があります。実は僕達の世界でも似たような事例が起きたんです」

 

直哉が話し出す。

 

「あれここってもしかすると帝都なの?」

 

まなつがそう言う。

 

「そんなわけないじゃない。私達は紫の扉から出て来たのよ。扉から出てまた帝都だなんてありえないでしょ」

 

「「「そうだね」」そうだな」

 

「おい、太陽ここはもしかして・・・」

 

「うん、グレ響間違いないよ。ここは新生帝国華撃団の皆さんの時代の帝都だよ」

 

「やはりそうなのか?しかし何故」

 

「恐らく直哉君の予測が当たったんだと思う」

 

「つまり直哉さんと響さんは、新生帝国華撃団の皆さんがそう言う立場になった可能性があると言う事ですか?」

 

「うん、可能性が高いとは思うけど、もう1つの可能性として考えられるのは、新生帝国華撃団の皆さんの世界自体が、別の異世界に取り込まれたと言う可能性も無いとは言い切れないですね」

 

「「「成程」」」

 

直哉の言葉にのどか達が納得する。

 

「僕達がその事例で僕達の世界では滅んだ世界みたいな位置でしたので、ヨヨさん達の世界が受けた事例とは異なりますが」

 

「でも似たような事が起きたのは事実だわ」

 

ヨヨがそう言う。

 

「そうですか」

 

「ねえ、私達を巻き込んだ奴の目的は何なの?」

 

「ああ、それは・・・これはあくまでも仮説の段階ですが相手の目的はプリキュアの力に興味を持っていると思っています」

 

「プリキュアの力ですって」

 

「ええ、そうです」

 

「私の名前はソラと言います」

 

「あ、私の名前はましろだよよろしくね」

 

2人の少女は互いに自己紹介をしたが、内心ではそれどころではなかった」

 

「何なんですかこの世界は・・・」

 

「ありえないよ空から女の子と赤ちゃんが降って来るなんて・・・」

 

2人がそう言うやり取りをしていると直哉と響が現場に来た。

 

「直哉君あの3人がそうなの?」

 

「いえ、恐らくあの青髪の女の子と赤ちゃんがもう1つの世界からの来訪者なのでしょうね」

 

「そして僕と響さんがここに来る前に見かけたあの子達がこの世界におけるプリキュアになると思いますね」

 

直哉がそう言うと、ヨヨの家に先程見かけた3人が入って来た。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第43章 繋がった通信と融合世界への帰還編
彼女達との出会いとこれから


「ただいまお祖母ちゃん。あ、お客さんが来てたんだごめんなさい」

 

「お帰りましろさん。別に構いませんよ。ましろさん貴女が連れて来たあの子達が現れた事をこちらの方達に報告を受けていたので」

 

「え、お祖母ちゃん全部知ってるの?」

 

「ええ、だから気にしなくて良いわよ」

 

暫くして・・・

 

直哉と響はましろとソラと言う少女の話をヨヨと共に聞いていた。

 

「よく頑張ったわね。後赤ちゃん用品はキッチン周辺に置いてるから」

 

「いやいやお祖母ちゃんなんで家に赤ちゃん用品があるの?」

 

「何でってそんな理由より実際あって助かったでしょう?」

 

「それはそうだけど・・・」

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どうしてですか?」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

!!

 

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「でも・・・」

 

「ほとんど響さんに言われましたけど、ソラさん貴女は1人では無いんですよ。貴女にとってここは異世界ですが、貴女は今この家にいるんですか?」

 

「あ、それは・・・ましろさんに連れて来られて」

 

「そうですね。普通なら・・・」

 

「私の名前はソラと言います」

 

「あ、私の名前はましろだよよろしくね」

 

2人の少女は互いに自己紹介をしたが、内心ではそれどころではなかった」

 

「何なんですかこの世界は・・・」

 

「ありえないよ空から女の子と赤ちゃんが降って来るなんて・・・」

 

「この会話後に自分の家に連れて来る事はしないですよ」

 

「確かに」

 

「ですので、響さんが言ったように」

 

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

!!

 

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「少なくとも赤ちゃんを狙う敵がいなくなるまでは、本来の世界に戻るのは危険と思いますよ」

 

「カバ型の敵はソラさん達の世界からヨヨさん達の世界にまで現れていますからね」

 

「そうね、敵の目的が赤ちゃん自身が目的なのかそれ以外が目的なのかそれもわからないのなら敵が赤ちゃんを狙う理由がわかれば帰還させた方が良いかこちら側にいた方が良いかがわかるんじゃない?」

 

「そうですね」

 

そして話し合いは終わった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉と響の帰宅途中

「ねえ直哉君」

 

「何ですか?響さん」

 

「やっぱりあの子達を助けたらいけないよね?」

 

「そうですね理由は響さんが言ってましたけど・・・」

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どうしてですか?」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

!!

 

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「確かに特殊遊撃部隊がヨヨさんのお孫さんとあの子達を預かるようにすれば帰還は簡単ですが、根本的に解決しない事は知ってますよね?」

 

「うん」

 

「少なくともましろちゃんの情報で得たソラさんを認めたからランボーグと言う怪物を浄化出来るプリキュアに変身する事が出来た事が出来た一連の切欠を与えたのは、あの赤ちゃんだと言うのが少し不安ですね」

 

「どういう事?直哉君」

「貴女は僕に接触する前からあの子達が来る事を知っていたんじゃないんですか?」

 

直哉がヨヨに聞く。

 

「ええ、貴方の言う通りよ。流石ね」

 

「一体なんでこんな回りくどい事をするんです?」

 

「それは・・・あの子達3人の為よ」

 

「それはどういう事ですか?」

 

響がヨヨに聞く。

 

「実はね、貴方達とあの子達が来るのはこのアイテムに写ったからなのよ」

 

「成程、これが貴女の予知夢の正体ですか?」

 

「ええ、そうよただ貴方達を見る直前に黒い影が落ちてきてあの子達をも纏めて黒い影に吸収されてこの世界は一度終わってるの」

 

「「それって本当ですか?」」

 

「良いですか、響さんヨヨさんがああ言いましたよね」

 

「うん言ってたけど?」

 

「そういう事ですよ。皆さん行きますよ」

 

「「「「「「「「「「はい」」」」」」」」」」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

 

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

 

「今日も元気だ!」

 

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

「皆行くラビ」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

直哉の言葉にまなつ達と、原作世界ののどか達が変身を終える。

 

「もしかするとこちらの世界のプリキュアになるにはあの赤ちゃんが持つ力が必要なのかも知れません」

 

「ああ、そういう事かデボネアにしてもカバの怪物にしてもプリキュアを誕生させられる赤ちゃんを手に入れたらこの世界の侵略は簡単になる」

 

「その通りですよ」

 

直哉と響はそう話しながらお墓戦艦に帰ると、管理者の神殿からの通信が繋がっていた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

管理者の神殿からの突然の通信1

時を少し戻して・・・

 

「今回の件の背後には、デボネアが関与してるのかな?」

 

「確実にそうだと断言は現状出来ませんが、そう考えていた方が良いと思います」

 

「それで直哉君はこの世界にはデボネアが干渉してくると考えデボネアの狙いだろうプリキュアがいなければこの世界の物語が始まる前のデボネアの干渉は防げると考えたの」

 

「成程ね余計な混乱を避ける為の待機指示なのね」

 

「そういう事だよ皆」

 

「ふうやっぱりショックが大きいよね私もショック大きいし」

 

「ナルシストルーさんとの話し合いの結果も見られているようですね」

 

「ええ――」

 

「まさかそんな事まで、そのおばあさんが知ってたの?」

 

「ええ、原作世界のすこやか市で起きたリフレインの件はおばあさんも驚いていたですね」

 

「まあ、そうだろうね同一人物で原作世界の私達とも仲が良いんだからl

 

のどかがそう言う。

 

「それで直哉君明日の予定はどうするの?」

 

「そうですね、3組のプリキュア達にはお墓戦艦での待機として他の大神さん達や神山さん達や光さんにこの街の情報取集と買い物を頼むつもりです」

 

「そうなんだ」

 

「ええ、そのつもりですよ」

 

「え、謎の次元嵐が大量に発生し融合世界内部の世界及び友好世界に帰還が出来ない?」

 

「何やら意図的な物を感じますが・・・響さんとエステルさん。次元嵐を超えれそうな場所はありますか」

 

「ええ、あるわねただ・・・その世界は無調査なのよ。今回初めて見つけた世界だから」

 

「今から思うとやっぱり私達をこの世界にいさせたいと言う思惑があるのかな?」

 

のどかがそう言いながら通信室に向かっていると管理者の神殿からの通信を傍受している事に気がつく。

 

「あ、のどかやっと繋がったわね」

 

「あ、トワさんどうしたんですか?」

 

「直哉はいるかしら?」

 

『直哉君なら・・・」

 

 

「ああ、それは・・・融合世界に帰還しますよ」

 

「「「「え、出来るの?」」」」

 

「はい、実はナルシストルーとの話し合いの途中で僕達の帰還についてのになり」

 

「やはりおかしいな」

 

「何がおかしいのでしょうか?ゴーダッツ様」

 

「ああ、セクレトルーここ最近の異空間ゲートが不安定でな暫くはオイシーナタウンへの移動しか使えない状態になりそうでな」

 

「最初はブンドル団の方も僕達と同じだったのが、次元嵐の影響受けていないルートが見つかったんです」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「ならヨヨさん貴女が僕達をここに来るように仕向けたのではないんですね?」

 

「ええ、違うわよ」

 

「でも貴方達がここに来たのは必然よ」

 

「それはどういう意味ですか?」

 

「地球のお医者さん、南国、食事のプリキュア達が貴方と共にいるから連れて来られたんだと思うの」

 

「ヨヨさんは僕達がここに来たのは3組のプリキュア達がいるからと言いたいのですね」

 

「そうよ」

 

「こういう事情を知ってる謎のおばあさんがいてその人の調査の為に出かけていて・・・」

 

「成程ね、興味深い人間がいたわね」

 

「トワさんどうして通信出来るんです?」

 

「ああ、それは・・・次元嵐が急に消滅したからよ」

 

「ええ――」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

管理者の神殿からの突然の通信2

「ヨヨさんは僕達がここに来たのは3組のプリキュア達がいるからと言いたいのですね」

 

「そうよ」

 

「こういう事情を知ってる謎のおばあさんがいてその人の調査の為に出かけていて・・・」

 

「成程ね、興味深い人間がいたわね」

 

「トワさんどうして通信出来るんです?」

 

「ああ、それは・・・次元嵐が急に消滅したからよ」

 

「ええ――」

 

「次元嵐が消えたのは事実ですか?」

 

「本当よ次元嵐が消えた理由としては、オイシーナタウンの場合」

 

「お前達の技術を使わせてくれないか?」

 

「何の為にですか?」

 

「ああ、それは・・・科学者として興味があるからだ」

 

「成程そういう理由ですか?」

 

「ナルシストルーさん状況次第によっては貴方はブンドル団を脱退できますか?」

 

「俺がお前達の事を聞いた後イレギュラーになる事を防ぐ為に?」

 

「そういう事ではないんですが、僕達の立場上ブンドル団の幹部とある程度協力しないと僕達の最終目的には行けないんですよ。簡単に言えば」

 

「成程な、お前達の存在が俺達やプリキュアにばれた時点で、お前達と言う異物がオイシーナタウンに悪影響を与える可能性があるからそういう事を知られた場合双方にお前達の存在をばらす事で最小限に影響を与える様にしてるんだな」

 

「ええ、今回に関しては・・・」

 

「この接触があったからこそ特殊遊撃部隊は今いる世界に行けたと考えているわ」

 

「成程ならこの世界から出れるようになったのは?」

 

「恐らくだけど直哉がその世界での主要人物と出会ったからじゃないかしら?」

 

トワがそう言いながら通信をしながら直哉達の映像を出した。

 

「お帰りましろさん。別に構いませんよ。ましろさん貴女が連れて来たあの子達が現れた事をこちらの方達に報告を受けていたので」

 

「え、お祖母ちゃん全部知ってるの?」

 

「ええ、だから気にしなくて良いわよ」

 

暫くして・・・

 

直哉と響はましろとソラと言う少女の話をヨヨと共に聞いていた。

 

「よく頑張ったわね。後赤ちゃん用品はキッチン周辺に置いてるから」

 

「いやいやお祖母ちゃんなんで家に赤ちゃん用品があるの?」

 

「何でってそんな理由より実際あって助かったでしょう?」

 

「それはそうだけど・・・」

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どうしてですか?」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

!!

 

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「でも・・・」

 

映像終了・・・

 

「成程直哉君達がこの子達に会ったから通信を送れるようになったのですね」

 

のどかがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について18 のどかが聞く計画前編

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

!!

 

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「でも・・・」

 

映像終了・・・

 

「成程直哉君達がこの子達に会ったから通信を送れるようになったのですね」

 

のどかがそう言う。

 

「恐らくそう言う切欠と思うわ。のどか直哉達が戻ったら一旦融合世界に戻ってくれない?」

 

「どうしたんです?」

 

「実はね・・・」

 

「何とかグレンデルの暴走を止める事が出来ましたね」

 

「そうだねでも響のそれも凄いね」

 

「ああ、これはシンフォギアと言うですよ」

 

「フーンシンフォギアね・・・少し興味があるから戦うよ響」

 

「ええ――私疲れているので今度にしません?ほらヴァン・アークライドさんを連れて行かないと」

 

「仕方ないな」

 

そして響とシズナは気絶しているヴァン・アークライドを連れて来た。

 

「ヴァンさん」

 

そう言いながらアニエスはヴァンの応急処置を始めた。

 

クレイユ村宿屋にて・・・

 

「アニエスさんヴァン・アークライドさんの様子はどうですか?」

 

直哉がアニエスに聞く。

 

「ええ、グレンデル状態が長く続いた影響で数日はこのまま起きないと思います」

 

「そうですか」

 

「直哉さんありがとうございます。ヴァンさんを助けてくれて」

 

「お礼を言われるような事はしてませんよ」

 

「以前ヴァン・アークライド達が来た時と同じ事象が次元嵐が消えた直後に起きて、恐らくだけどヴァン・アークライド達に関わるだろうとされる関係者が3人が管理者の神殿に現れたのよ」

 

「ええ――」

 

「でもあの時は・・・」

 

「・・・はっここはイーディス?ヴァンさんは」」

 

「どうやらここにいるのはアニエスと私のようだね」

 

「シズナさんどうして私達だけが首都に・・・」

 

「うーん確証がないけど良いかな?」

 

「多分私とアニエスとヴァンは過去に跳ばされたんだと思うあのゲームに割り込んで来た存在にね」

 

「ええ――でもカレンダーを見ると1204年ですから約5年前に私とシズナさんとヴァンさんだけが過去に跳ばされたんですよね」

 

「多分だけど、見た所エレポニア帝国とカルバート共和国がクロスベルに侵攻する準備を進めているみたいだね」

 

「うんその認識で間違いないよ。ただヴァンとの合流は早めにした方が良いかもね」

 

「あの人達も自分達の時代で死んだけどゲネシス関連の力で生き返りその結果こちらの時代に来た時、イヨさんが他のメンバーは生き返ってないと言ってたのに」

 

「確かにヴァン・アークライドやアニエス達が来た時はそうだったけど、もしかすると彼等の時代でゲネシス関連の力が使われヴァン・アークライド関連の人物達を魔王の因子によって、こちらの時代に跳ばされてきたのかも知れないし」

 

「成程」

 

「後レイがのどかと直哉に頼みがあるんだって」

 

「え、頼みですか?」

 

「失礼しますヒミコ様ご要望の人物達を連れてきました」

 

「おう、待ちわびたぞトワ、早く入るがいい」

 

「わかりました」

 

そう言ってトワは、グレースを連れて中に入った。

 

そして互いに挨拶をした後ヒミコが言った。

 

「すまんがキュアグレースこの映像を見て欲しい」

 

そう言い、ヒミコが映像を再生した。

 

「そうよ前回と同様に今度はレイがヒミコに言われて貴女達を連れて行くように頼まれてるの」

 

「ええ――」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について18 のどかが聞く計画後編

「確かにヴァン・アークライドやアニエス達が来た時はそうだったけど、もしかすると彼等の時代でゲネシス関連の力が使われヴァン・アークライド関連の人物達を魔王の因子によって、こちらの時代に跳ばされてきたのかも知れないし」

 

「成程」

 

「後レイがのどかと直哉に頼みがあるんだって」

 

「え、頼みですか?」

 

「失礼しますヒミコ様ご要望の人物達を連れてきました」

 

「おう、待ちわびたぞトワ、早く入るがいい」

 

「わかりました」

 

そう言ってトワは、グレースを連れて中に入った。

 

そして互いに挨拶をした後ヒミコが言った。

 

「すまんがキュアグレースこの映像を見て欲しい」

 

そう言い、ヒミコが映像を再生した。

 

「そうよ前回と同様に今度はレイがヒミコに言われて貴女達を連れて行くように頼まれてるの」

 

「ええ――」

 

「何でまた呼ばれたんですか?」

 

「知らないわね。ヒミコは基本呼び出しをして伝えるタイプだから直接ね」

 

「だから何で呼び出されたとか聞かれても答えられないのよ」

 

「ええ――じゃあまたあそこを通るんです?」

 

のどかが思い出す。

 

「「ここはどこ?」」

 

「ここは私達の世界とは異なる別次元の異空間よ」

 

「ヒミコが私達に話がある時しか開かない空間よ」

 

「そしてこの空間の最奥にヒミコの部屋があるわ」

 

「「そうなんですね」」

 

「さあ、2人共早く変身しないと死ぬわよ」

 

「「ええーー」」

 

トワの言葉を聞いた2人は驚いていた。

 

「変身するラビ」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

そして直哉は、キュアグレースのヒーリングステッキに吸い込まれた。

 

「よし変身したわね、これなら行けるわ」

 

「トワさんさっきの変身しなければ死ぬと言うのはどういう意味ですか?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「4人目の監視者が直哉とのどかに会いたいと言ってるの」

 

「ああ、それは・・・心配しなくて良いわよ」

 

「あそこは通らずに行くからね」

 

「え、そうなんですか?」

 

「そうよ、最初通ったのは通行書を作るのに適した人物なのかを見る為だから」

 

「そして貴女達はヒミコの依頼をこなして戻って来たじゃない」

「ええ、その辺の事はレイとトワから聞いています。ですがキュアグレースそういう形で対処したのは貴女の中にいる花寺直哉の提案ですよね」

 

「それは・・・そうですが」

 

グレースがヒミコにそう言う。

 

「でも疑問なんですがいいですか?」

 

「はいどうぞ」

 

「それはわかっています。今回の相手は完全に闇堕ちをした真宮寺さくら達帝国華撃団の隊員達ですから」

 

「「ええーー」」

 

「闇堕ちした帝国華撃団の隊員達が敵になったんですか?」

 

「どうしてラビ?」

 

「ああ、それは・・・真宮寺直哉がやったんですよ」

 

「ヒミコさんはそう言ってましたが、本当に真宮寺直哉君が帝国華撃団の隊員達を闇堕ちさせるほどの事をしたんですか?」

 

「はいその通りです」

 

「ですけど、話や映像を見ても真宮寺直哉君が闇堕ちしているようには見えないんですが?」

 

「あの時貴女達はあそこを通った?」

 

「あ、そう言えば通ってない」

 

「そういう事よ。のどか」

 

その時直哉と響がお墓戦艦に戻って来た。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

3人での通信

「のどかさんここにいたんですね、トワとの通信が出来るようになったんですね」

 

「そうよ直哉のどかには言ったけど・・・」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

!!

 

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「でも・・・」

 

映像終了・・・

 

「成程直哉君達がこの子達に会ったから通信を送れるようになったのですね」

 

のどかがそう言う。

 

「恐らくそう言う切欠と思うわ。のどか直哉達が戻ったら一旦融合世界に戻ってくれない?」

 

「成程僕と響さんがこの世界の主要人物と会ったから融合世界からの通信そして、融合世界への帰還が出来たと同時に新たな来訪者があったんですね?」

 

「そうよ、タイミングが良すぎるほどにね」

 

「以前ヴァン・アークライド達が来た時と同じ事象が次元嵐が消えた直後に起きて、恐らくだけどヴァン・アークライド達に関わるだろうとされる関係者が3人が管理者の神殿に現れたのよ」

 

「ええ――」

 

「でもあの時は・・・」

 

「・・・はっここはイーディス?ヴァンさんは」」

 

「どうやらここにいるのはアニエスと私のようだね」

 

「シズナさんどうして私達だけが首都に・・・」

 

「うーん確証がないけど良いかな?」

 

「多分私とアニエスとヴァンは過去に跳ばされたんだと思うあのゲームに割り込んで来た存在にね」

 

「ええ――でもカレンダーを見ると1204年ですから約5年前に私とシズナさんとヴァンさんだけが過去に跳ばされたんですよね」

 

「多分だけど、見た所エレポニア帝国とカルバート共和国がクロスベルに侵攻する準備を進めているみたいだね」

 

「うんその認識で間違いないよ。ただヴァンとの合流は早めにした方が良いかもね」

 

「成程ヴァン・アークライドさん達の世界に異変が起きてあの時はシズナさんアニエスさんそして、ヴァン・アークライドさんの3人以外はイヨによって死んでいる事が決定事項だった筈がそれが変わっていたんですね」

 

「そういう事よ」

 

「そして変わった運命によりヴァン・アークライドさん達の仲間が新たに管理者の神殿に現れたんですね?」

 

「そうよそれに、その3人はヴァン・アークライドと同じく意識が無い状態なのよね、それでも生きてるには変わりないけど」

 

「成程わかりました。後個人的にヒミコさんが僕とのどかさんを呼んでいると言う事も気になるので今から融合世界への帰還を始めますね」

 

「そうお願いするわね。私も嫌な予感がするから気をつけてね」

 

「はいわかりました」

 

その後トワと直哉は通信を同時に切った。

 

「直哉君本当に帰還していいの?」

 

「大丈夫ですよこちらでは・・・」

 

「お前達の技術を使わせてくれないか?」

 

「何の為にですか?」

 

「ああ、それは・・・科学者として興味があるからだ」

 

「成程そういう理由ですか?」

 

「ナルシストルーさん状況次第によっては貴方はブンドル団を脱退できますか?」

 

「俺がお前達の事を聞いた後イレギュラーになる事を防ぐ為に?」

 

「そういう事ではないんですが、僕達の立場上ブンドル団の幹部とある程度協力しないと僕達の最終目的には行けないんですよ。簡単に言えば」

 

「成程な、お前達の存在が俺達やプリキュアにばれた時点で、お前達と言う異物がオイシーナタウンに悪影響を与える可能性があるからそういう事を知られた場合双方にお前達の存在をばらす事で最小限に影響を与える様にしてるんだな」

 

「ええ、今回に関しては・・・」

 

「あの時のジェントルーの記憶が正しいのなら・・・」

 

「もしかしたらジェントルーは、私が知らない異世界に跳ばされていたと考えれば辻褄は合うが、そうそう簡単にはいけない筈だがな・・・それにしても異世界に別のプリキュア達がいるとはな」

 

「貴方の上司がジェントルーの記 憶を見て異世界のプリキュアの存在を知ると言う事態になるとは想定外だったので、こちらにしてもね」

 

「クッキングダムやオイシーナタウンと言う2つの世界がリンクしている世界のようでしたから気をつけて3人を送ったんですけどまさか・・・」

 

ジェントルーとプレシャスが異世界で対峙した映像で、その異世界には別のプリキュアが存在するんだな?」

 

「そういう事だナルシストルー」

 

「オイシーナタウン程影響が出ないように出来たと思うので」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

融合世界への帰還前編

「成程ヴァン・アークライドさん達の世界に異変が起きてあの時はシズナさんアニエスさんそして、ヴァン・アークライドさんの3人以外はイヨによって死んでいる事が決定事項だった筈がそれが変わっていたんですね」

 

「そういう事よ」

 

「そして変わった運命によりヴァン・アークライドさん達の仲間が新たに管理者の神殿に現れたんですね?」

 

「そうよそれに、その3人はヴァン・アークライドと同じく意識が無い状態なのよね、それでも生きてるには変わりないけど」

 

「成程わかりました。後個人的にヒミコさんが僕とのどかさんを呼んでいると言う事も気になるので今から融合世界への帰還を始めますね」

 

「そうお願いするわね。私も嫌な予感がするから気をつけてね」

 

「はいわかりました」

 

その後トワと直哉は通信を同時に切った。

 

「直哉君本当に帰還していいの?」

 

「「「「「「「「「成程そう言う理由で、融合世界への帰還する事になったんですね」」」」」」」」」

 

「はいすいません。慌ただしくて」

 

「それは気にしなくて下さいでもまさか・・・」

 

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「でも・・・」

 

映像終了・・・

 

「成程直哉君達がこの子達に会ったから通信を送れるようになったのですね」

 

のどかがそう言う。

 

「恐らくそう言う切欠と思うわ。のどか直哉達が戻ったら一旦融合世界に戻ってくれない?」

 

「まさかこういう方法で特殊遊撃部隊の道が開くとは・・・」

 

神山がそう言う。

 

「確かに神山さんの言う通り僕と響さんもまさか主要人物と出会うだけで、帰還の為の準備が整うとは思いませんでしたよ」

 

「でもそうするとあの次元嵐は何の為に?発生したのかしら」

 

「あ、それは私達をオイシーナタウンに戻す為とか?」

 

「ゆいそれだと辻褄があわないぞ」

 

「成程そういう理由ですか?」

 

「ナルシストルーさん状況次第によっては貴方はブンドル団を脱退できますか?」

 

「俺がお前達の事を聞いた後イレギュラーになる事を防ぐ為に?」

 

「そういう事ではないんですが、僕達の立場上ブンドル団の幹部とある程度協力しないと僕達の最終目的には行けないんですよ。簡単に言えば」

 

「成程な、お前達の存在が俺達やプリキュアにばれた時点で、お前達と言う異物がオイシーナタウンに悪影響を与える可能性があるからそういう事を知られた場合双方にお前達の存在をばらす事で最小限に影響を与える様にしてるんだな」

 

「ええ、今回に関しては・・・」

 

「あの時のジェントルーの記憶が正しいのなら・・・」

 

「もしかしたらジェントルーは、私が知らない異世界に跳ばされていたと考えれば辻褄は合うが、そうそう簡単にはいけない筈だがな・・・それにしても異世界に別のプリキュア達がいるとはな」

 

「貴方の上司がジェントルーの記 憶を見て異世界のプリキュアの存在を知ると言う事態になるとは想定外だったので、こちらにしてもね」

 

「クッキングダムやオイシーナタウンと言う2つの世界がリンクしている世界のようでしたから気をつけて3人を送ったんですけどまさか・・・」

 

「もしゆいが言う条件だったら直哉さんがナルシストルーと話す事はないと思うが?」

 

「ああ、確かにそうだよ。あまねちゃん」

 

「まあ、次元嵐が消えた理由を考えるのはしなくてもいいのですが、改めてオイシーナタウン組の皆に確認をしたいと思います」

 

直哉がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

融合世界への帰還後編

「クッキングダムやオイシーナタウンと言う2つの世界がリンクしている世界のようでしたから気をつけて3人を送ったんですけどまさか・・・」

 

「もしゆいが言う条件だったら直哉さんがナルシストルーと話す事はないと思うが?」

 

「ああ、確かにそうだよ。あまねちゃん」

 

「まあ、次元嵐が消えた理由を考えるのはしなくてもいいのですが、改めてオイシーナタウン組の皆に確認をしたいと思います」

 

直哉がそう言う。

 

「「「「どういう事ですか?」」」」

 

「簡単に言えば、この世界から融合世界に帰るのにオイシーナタウンに寄る事も出来ますから・・・ゆいさん達がブンドル団との戦いを優先するのならこのタイミングしかないですよ」

 

「貴女達が本来の流れに戻れるには」

 

「確かにそうね、直哉の厚意は有難いけど、忘れてない直哉」

 

「500キロカロリーパンチ!!」

 

「ウバ・・・ウゾ」

 

「良いわよ。プレシャスレシピッピが2体捕まってるけど何とか、プレシャスだけでも行けそうね」

 

「ジェントルレシピッピを返して貰うよ」

 

「ふん、お前達もう勝った気でいるのか?」

 

「「どういう事よ」」

 

「私は、お前達がこのフィールドを作るのを待っていたのだ。キュアプレシャスに確実に勝つ為に」

 

「行きなさいナノビョーゲン」

 

!!

 

「そ、それは・・・」

 

ジェントルがそう言い放たれたナノビョーゲンに感染された岩が、メガビョーゲンに進化した。

 

「あはは、どうだこのメガビョーゲンを浄化出来るプリキュアはこのフィールドをの中にはいないぞ。どうするプリキュア?」

 

「どうしょうマリちゃん?」

 

「困ったわこのままだとどちらか一方しか浄化が出来ないわ」

 

「その心配はないラビ」

 

「安心するペン」

 

「岩型のメガビョーゲンは俺達に任せろニャン」

 

!!

 

「なっお前達がどうしてこのフィールド内にいるキュアグレース達」

 

ジェントルが怒りの感情をぶつける。

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

「あれれ、私達貴女と直接会うの初めてなのに?どうして名前を知ってるのかな?」

 

スパークルがジェントルに聞く。

 

「う、それは・・・」

 

「ともかく助かったわ。これで2体纏めての浄化が可能よ」

 

そして互いの浄化技が発動した。

 

「この時点で私達の目的も増えたのよ」

 

「確かにそうですねローズマリーさん」

「あの時のジェントルーの記憶が正しいのなら・・・」

 

「もしかしたらジェントルーは、私が知らない異世界に跳ばされていたと考えれば辻褄は合うが、そうそう簡単にはいけない筈だがな・・・それにしても異世界に別のプリキュア達がいるとはな」

 

「それに、ゴーダッツも異世界にいるレシピッピが狙われるかもしれないしね」

 

「ローズマリーさんの答えはわかりましたが、4人のプリキュアの皆さんはどうですか?」

 

「私は自分のせいでなってる事の責任が取れるならしたい」

 

あまねがそう言う。

 

「私も行きたい異世界に」

 

らんが言う。

 

「私は怖いけど皆が行くなら行く」

 

ここねがそう言う。

 

「・・・」

 

「ゆいさんはどうしますか?」

 

直哉がゆいに聞く。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

間章18 帰還途中の特殊遊撃部隊編
和実ゆい個人の答え


「それに、ゴーダッツも異世界にいるレシピッピが狙われるかもしれないしね」

 

「ローズマリーさんの答えはわかりましたが、4人のプリキュアの皆さんはどうですか?」

 

「私は自分のせいでなってる事の責任が取れるならしたい」

 

あまねがそう言う。

 

「私も行きたい異世界に」

 

らんが言う。

 

「私は怖いけど皆が行くなら行く」

 

ここねがそう言う。

 

「・・・」

 

「ゆいさんはどうしますか?」

 

直哉がゆいに聞く。

 

「私は以前トワさんに言った答えと同じです」

 

「貴女達は自分達の意思で融合世界に来た訳ではないのがわかってるから保護対象として自分達の世界に戻る時まで私達が面倒みるわよ」

 

「そうなんですか?それじゃああの大勢のプリキュアに会う事は出来ますか?」

 

「それは無理ね、彼女達のいる場所には彼女達の敵がいるからね」

 

「ええ――そうなんですか?」

 

「ええ、そうよ和実ゆい貴女がいるこの世界が融合世界の中で安全な世界なのよ」

 

「わかりました。トワさん私マリちゃんと一緒に融合世界の為にお手伝いをします」

 

「ゆい良いの?」

 

「うん良いよ。マリちゃんそれに私達の敵ブンドル団も融合世界に来てるかもしれないし、それに私とコメコメを助けてくれたトワさん達にもお礼をしたいしね」

 

「・・・そうね」

 

「そう言う訳でして私とマリちゃんはトワさん達のお仕事を手伝います」

 

「・・・和実ゆいそれが貴女達17番目のプリキュアの世界の総意で良いのね?」

 

「「はい」」コメ」

 

「成程あくまでも特殊遊撃部隊の手伝いをすると言う事ですね?」

 

「はい」

 

ゆいが直哉に言いきる。

 

「・・・わかりました。皆さんの意思はわかったのでこのまま融合世界に帰還する事を優先とします」

 

「「「「やった――」」」」

 

「ただし、融合世界に帰還した場合オイシーナタウン組の皆さんには暫く管理者の神殿に缶詰状態になりますけど我慢して下さいね。正式に友好世界として登録するので」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「ええ――ではありませんよ。それをしないと特殊遊撃部隊に籍を入れれませんよ協力者枠に」

 

「そんなのがあったの?」

 

ローズマリーがそう言う。

 

「ええ、あったと言うか新設しました。最近は15番目、16番目、17番目と言う風にプリキュアが多くなったので、プリキュア勢が正式に協力者になった場合しっかり融合世界について勉強会をして貰うようにしたんです」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「成程ね、確かにそう言う勉強も必要よね」

 

「勿論のどかさん達やまなつちゃん達もしましたよ」

 

「あれは地獄だった」

 

まなつがそう言う。

 

「でもまなつちゃん私達の時はのどかさん達がいたから良かったよね」

 

さんごがそう言う。

 

「それはそうだけど・・・」

 

「そう言う訳ですので、オイシーナタウン組は融合世界に帰還後は管理者の神殿に行って貰いますね」

 

「「「「はーい」」」」

 

「そしてその他の人達は全員で・・・こちらの依頼をして貰います」

「成程直哉君達がこの子達に会ったから通信を送れるようになったのですね」

 

のどかがそう言う。

 

「恐らくそう言う切欠と思うわ。のどか直哉達が戻ったら一旦融合世界に戻ってくれない?」

 

「成程僕と響さんがこの世界の主要人物と会ったから融合世界からの通信そして、融合世界への帰還が出来たと同時に新たな来訪者があったんですね?」

 

「そうよ、タイミングが良すぎるほどにね」

 

「以前ヴァン・アークライド達が来た時と同じ事象が次元嵐が消えた直後に起きて、恐らくだけどヴァン・アークライド達に関わるだろうとされる関係者が3人が管理者の神殿に現れたのよ」

 

「また未来からヴァン・アークライドさん達の仲間が来たようなんですよね」

 

「「「「「「「「「ええーー」」」」」」」」」

 

直哉の説明を聞いた全員が驚きを隠せないでいた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワからの依頼の説明とゼムリア大陸の状況前編

 

「恐らくそう言う切欠と思うわ。のどか直哉達が戻ったら一旦融合世界に戻ってくれない?」

 

「成程僕と響さんがこの世界の主要人物と会ったから融合世界からの通信そして、融合世界への帰還が出来たと同時に新たな来訪者があったんですね?」

 

「そうよ、タイミングが良すぎるほどにね」

 

「以前ヴァン・アークライド達が来た時と同じ事象が次元嵐が消えた直後に起きて、恐らくだけどヴァン・アークライド達に関わるだろうとされる関係者が3人が管理者の神殿に現れたのよ」

 

「また未来からヴァン・アークライドさん達の仲間が来たようなんですよね」

 

「「「「「「「「「ええーー」」」」」」」」」

 

直哉の説明を聞いた全員が驚きを隠せないでいた。

 

「直哉さんまさかまたその来訪者が来たせいで大規模な改変が起きたんですか?」

 

「いえ、いちごさん安心して下さい。トワさんからはそう言う報告はなかったので」

 

「そうですか・・・よかった」

 

「落ち着いたかいちご?」

 

「ありがとう白銀」

 

「それでは直哉さん、特殊遊撃部隊はその人物達と合流後ゼムリア大陸に行くんですか?」

 

あすかが直哉に聞く。

 

「そうですねあすかさん。ただ管理者の神殿での合流後の状況では、特殊遊撃部隊を2つに分散させます。1つ目はエステルさんを中心としたゼムリア大陸先行部隊組です」

 

「2つ目が帝国華撃団のダブル隊長達が中心となり融合世界に関連する世界に現状では改変の影響が出て無いだけと言う可能性もあり得るので2つ目のメンバーはその任務をしてください

 

「後メンバーの編成についてですが、のどかさん達4人は和実ゆいさん達のフォローして貰う予定なのでその4人を除いてチーム編成をそれぞれのエステルさん大神さん神山さんの3人で話し合ってください」

 

「「「わかったわ」了解です」」

 

「それでは僕からの通達は異常なので、皆さんはゆっくりしてて下さいね」

 

「「「「「「「「「はい」」」」」」」」」

 

「あ、後でのどかさんちゆさんひなたさんアスミさんは僕の部屋に来て下さい。和実ゆいさん達のフォローについてトワから説明をしろと言われてるので」

 

「「「「わかった」」わかったわ」わかりました」

 

そして直哉は自分の自室に戻った。

 

直哉の自室・・・

 

「さてのどかお姉ちゃん達が来る前にあの事を考えてみよう」

 

「後レイがのどかと直哉に頼みがあるんだって」

 

「え、頼みですか?」

 

「失礼しますヒミコ様ご要望の人物達を連れてきました」

 

「おう、待ちわびたぞトワ、早く入るがいい」

 

「わかりました」

 

そう言ってトワは、グレースを連れて中に入った。

 

そして互いに挨拶をした後ヒミコが言った。

 

「すまんがキュアグレースこの映像を見て欲しい」

 

そう言い、ヒミコが映像を再生した。

 

「そうよ前回と同様に今度はレイがヒミコに言われて貴女達を連れて行くように頼まれてるの」

 

「ええ――」

 

「何でまた呼ばれたんですか?」

 

「知らないわね。ヒミコは基本呼び出しをして伝えるタイプだから直接ね」

 

「だから何で呼び出されたとか聞かれても答えられないのよ」

 

「僕ものどかお姉ちゃんに聞かされた時は驚いたけどヒミコさんが僕達を再び呼ぶなんて・・・」

 

「僕としては直哉さん達の認識を正したいんですよ」

 

「7人世界と幼馴染世界は介入されて助けてくれてありがとうだったかもしれませんけど、融合世界にとってはただの余計なお世話で、余計な事はしないで欲しいんですよ」

 

「成程」

 

「こちらにしてみればレイやトワにも余計な仕事が増えてる状態で僕としても今回の件でトワ達にお願いするのは心苦しいのですが、僕があの2人の行動に対する決定権はありませんから」

 

「2人は管理者同士の決め事で決まったお客さんなので」

 

「それにこれは僕の勘違いかも知れないのですが、紫藤なのはさんは何者かに操られているかもしれないので」

 

「なっ彼は僕達がトワから聞かされた可能性について知っていて黙っていたのか?」

 

「そうよ、この一件に関してでもそうだけどこちらの直哉は自分で考えて融合世界や友好世界のバランスを壊すような事態が起きない限り介入は最低限にしてるし」

 

「別にこちらの直哉の自慢をしてるつもりはないけど、貴方達の場合米田健二の闇の力と戦う使命があったのなら、もっと管理者と繋がるべきだったのではないい?」

 

「はあ、耳が痛いわ」

 

その時過去の幼馴染世界の管理者メルクが管理者の神殿にやって来た。

 

!!

 

「メルクどうしてここに?」

 

「どうしてって貴方達が融合世界以外に行ったからに決まってるじゃん」

 

「まさかと思うけどトワとメルクさんが以前したイベントの影響で滅ぼされた世界の中で問題が起きたのかな?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワからの依頼の説明とゼムリア大陸の状況後編

「ああ、4人共すみません」

 

「良いけど何で私とひなたとアスミを呼んだの?一応のどかから聞いているけど」

 

ちゆが直哉に聞く。

 

「そうですねあすかさん。ただ管理者の神殿での合流後の状況では、特殊遊撃部隊を2つに分散させます。1つ目はエステルさんを中心としたゼムリア大陸先行部隊組です」

 

「2つ目が帝国華撃団のダブル隊長達が中心となり融合世界に関連する世界に現状では改変の影響が出て無いだけと言う可能性もあり得るので2つ目のメンバーはその任務をしてください

 

「後メンバーの編成についてですが、のどかさん達4人は和実ゆいさん達のフォローして貰う予定なのでその4人を除いてチーム編成をそれぞれのエステルさん大神さん神山さんの3人で話し合ってください」

 

「「「わかったわ」了解です」」

 

「それでは僕からの通達は異常なので、皆さんはゆっくりしてて下さいね」

 

「「「「「「「「「はい」」」」」」」」」

 

「あ、後でのどかさんちゆさんひなたさんアスミさんは僕の部屋に来て下さい。和実ゆいさん達のフォローについてトワから説明をしろと言われてるので」

 

「一応のどかお姉ちゃんが2つの部隊に入らないようにする為の口実だけど僕自身がそう言う風に決定したと思われると時間が長くなると思うからね」

 

「「「成程」」」

 

「それで、こういう形で僕が話せばトワの命令で僕が動いてるように見えるしね」

 

「そこまでしなくてもいいと思いますけど?」

 

アスミが言う。

 

「まあ、それはそうなんですがどうしても皆さんが気持ちよく仕事が出来るようにする状態にするのが僕の仕事ですから」

 

「それでも大変だね、ヒミコさんに呼ばれるなんて」

 

「そうですねあれ以来ですね」

「ああ、それは・・・」

 

「映像の世界と、キュアグレース達に行って貰う世界は別の7人世界になりますから」

 

「え、そうだったんですねすみません」

 

「いえ、構いませんどちらの世界も滅びてますからね」

 

ヒミコがそう言う。

 

「ですが滅びた世界に異物が入り込み、貴女達が知る7人世界のIF世界だった帝国華撃団の隊員達と真宮寺直哉を操り大神一郎を殺したのです」

 

「でも滅びた世界でそう言う事をしたとしても意味がないんじゃ?」

 

「いえそう言う訳でもないのよグレース。滅びた世界にも滅びた世界のルールがあるのよ」

 

トワがそう言う。

 

「滅びた世界のルールですか?」

 

「そうよ、滅びた世界のルールは、いかなる理由があっても滅びた世界に生者を入れてはいけないのよ」

 

「つまり融合世界の関係者が、ヒミコさんが管理している滅びた世界に侵入しその世界の7人世界で帝国華撃団を操り大神さんを殺したと言う事をしたから、融合世界の近郊にある7人世界に関係している世界も影響を受けているんですね」

 

「そう言う事よ」

 

「ヒミコさんの依頼はあの時以来なので僕の予想として・・・」

 

「なっ彼は僕達がトワから聞かされた可能性について知っていて黙っていたのか?」

 

「そうよ、この一件に関してでもそうだけどこちらの直哉は自分で考えて融合世界や友好世界のバランスを壊すような事態が起きない限り介入は最低限にしてるし」

 

「別にこちらの直哉の自慢をしてるつもりはないけど、貴方達の場合米田健二の闇の力と戦う使命があったのなら、もっと管理者と繋がるべきだったのではないい?」

 

「はあ、耳が痛いわ」

 

その時過去の幼馴染世界の管理者メルクが管理者の神殿にやって来た。

 

!!

 

「メルクどうしてここに?」

 

「どうしてって貴方達が融合世界以外に行ったからに決まってるじゃん」

 

「まさかと思うけどトワとメルクさんが以前したイベントの影響で滅ぼされた世界の中で問題が起きたのかな?」

 

「この時の件で滅ぼされた世界に悪影響が出たのではと個人的に考えてますね」

 

直哉がそう言う、

 

「「「「成程」」」」

 

「もしくは改変により滅ぼされた世界の方が面倒な事態になったから呼ばれたとも考えられますがね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ヒミコに呼ばれる理由

「メルクどうしてここに?」

 

「どうしてって貴方達が融合世界以外に行ったからに決まってるじゃん」

 

「まさかと思うけどトワとメルクさんが以前したイベントの影響で滅ぼされた世界の中で問題が起きたのかな?」

 

「この時の件で滅ぼされた世界に悪影響が出たのではと個人的に考えてますね」

 

直哉がそう言う、

 

「「「「成程」」」」

 

「もしくは改変により滅ぼされた世界の方が面倒な事態になったから呼ばれたとも考えられますがね」

 

「「「「それは確かにあるかも知れない」」」」」

 

「どのみちヒミコさんに依頼される依頼を協力者の皆さんにさせる訳には行きませんし、今回もヒミコさんに指定を受けたのは都合が良かったですね」

 

「確かにそうだね、ヒミコさんの依頼と言う事は滅ぼされた世界に行く事には変わらないし前回は・・・」

 

「オラオラどうして戦わない?お前は俺達帝国華撃団を殺す為に来たんだろうが・・・くらえ!!破邪剣征・桜花放神」

 

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

2人の放った技が互いにぶつかり合い、花寺直哉の技が襲撃者を飲み込んだ」

 

「あの男にのどか達の事教えたのは、ノヴァだから」

 

「「ええーー」」

 

「ノヴァどうしてこの世界に来たの?目的は何なの」

 

「私の目的?そんな決まってるじゃない、私の忠実な僕になる帝国華撃団を手に入れる為よ」

 

!!

 

「まさか帝国華撃団を手に入れる事が目的だなんて」

 

「ここから始まって・・・」

 

「そう言う事なら彼等は俺達自身で良いんですね?」

 

「ええ、あくまでも大神さん達時代の帝国華撃団です」

 

「「「「「了解」」」」」

 

そして戦いが再開した。

 

「「「「「「「うう、自分達と戦うのは気持ち悪いなあ」」」」」気持ち悪いでーす」・・・」

 

現在の帝国華撃団がそう言う。

「狼虎滅却・天狼転化ーー」

 

「破邪剣征・桜花放神」

 

「エリカ達も行きますよ」

 

「「「「おう」」」」

 

「もしかしたら司令も使えるかも知れませんね」

 

「シンフォギア世界までノヴァが来て結果的には・・・」

 

「私の目的?そんな決まってるじゃない、私の忠実な僕になる帝国華撃団を手に入れる為よ」

 

「あの時に手に入れた光武の乗り手が使い物にならないからね」

 

「だから大神一郎達を貰う事にしたの」

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

その時闇の光武に攻撃が当たり初代帝国華撃団メンバーの吸収が止まった。

 

!!

 

「誰ノヴァの邪魔をするのは?」

 

「それは俺達だよ。ノヴァ」

 

そう言って響達とノヴァの前にブルーとバテデモーダが現れた。

 

!!

 

「お前達は、良くもあの世界の帝国華撃団を殺してくれたね」

 

「何言ってんすか?ノヴァさんがあんな事をしなければ、おいら達も追いかけなくて良かったんすよ」

 

「五月蠅い。ここにいる全員なんて死ねばいいんだーーー」

 

「仕方ない行くぞバテデモーダ」

 

「了解っす」

 

「立花響ノヴァは俺達が惹きつけるお前達は闇の光武に、帝国華撃団メンバー吸収されない様にしろ。あれは・・・」

 

「ブルーとバテデモーダが来たおかげで何とかなったけど」

 

「確かにそうだったわね」

 

「そうなると今回の依頼もそういう事がおきるのかな?」

 

ひなたがそう言う。

 

「それは正直ヒミコさんの依頼内容を聞かないとわかりませんね、もしかすると滅ぼされた世界に生者が紛れ込んでしまったと言う可能性もありますから。融合世界を改変された影響でとかですね」

 

「「「「成程」」」」

 

「ですので今は融合世界に帰還しない事には、何も出来ないと言う状況ですけど」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

のどか達の質問1

「ねえ直哉っちそろそろ4つ目のプリキュア世界について教えてよ」

 

ひなたがそう言う。

 

「え、でも僕と響さんはあの世界のプリキュアの姿は見てませんよ」

 

 

「「「え、そうなの?」

 

「そうですよ」

 

「貴女は僕に接触する前からあの子達が来る事を知っていたんじゃないんですか?」

 

直哉がヨヨに聞く。

 

「ええ、貴方の言う通りよ。流石ね」

 

「一体なんでこんな回りくどい事をするんです?」

 

「それは・・・あの子達3人の為よ」

 

「それはどういう事ですか?」

 

響がヨヨに聞く。

 

「実はね、貴方達とあの子達が来るのはこのアイテムに写ったからなのよ」

 

「成程、これが貴女の予知夢の正体ですか?」

 

「ええ、そうよただ貴方達を見る直前に黒い影が落ちてきてあの子達をも纏めて黒い影に吸収されてこの世界は一度終わってるの」

 

「「それって本当ですか?」」

 

「ええ、間違いないわよ」

 

「直哉君これはもしかして?」

 

「ええ、ヨヨさん落ち着いて聞いて下さい。もしかするとこちらの世界は一度時を止められた可能性が高いです」

 

「何ですって?」

 

「恐らくですが・・・」

 

「実はね、貴方達とあの子達が来るのはこのアイテムに写ったからなのよ」

 

「成程、これが貴女の予知夢の正体ですか?」

 

「ええ、そうよただ貴方達を見る直前に黒い影が落ちてきてあの子達をも纏めて黒い影に吸収されてこの世界は一度終わってるの」

 

「この時にヨヨさん達の世界は黒い影により僕達が関わる様に世界を強制的に転移をさせた可能性があります。実は僕達の世界でも似たような事例が起きたんです」

 

「僕と響さんは僕達を知るヨヨさんに接触する事がメインでしたが、その時にヨヨさんのお孫さんが彼女を家に連れて来たんですよ」

 

「ちなみにヨヨさんさんのお孫さんの声はラビリンに似てましたよ」

 

「「ええーー」ラビ」

 

直哉の言葉を聞いてのどかとラビリンは驚いていた。

 

「え、何それ本当なの?」

 

ひなたが直哉に聞く。

 

「ええ、間違いないですよ。こちらを聞いて下さい。

 

「ただいまお祖母ちゃん。あ、お客さんが来てたんだごめんなさい」

 

「お帰りましろさん。別に構いませんよ。ましろさん貴女が連れて来たあの子達が現れた事をこちらの方達に報告を受けていたので」

 

「え、お祖母ちゃん全部知ってるの?」

 

「ええ、だから気にしなくて良いわよ」

 

暫くして・・・

 

直哉と響はましろとソラと言う少女の話をヨヨと共に聞いていた。

 

「よく頑張ったわね。後赤ちゃん用品はキッチン周辺に置いてるから」

 

「いやいやお祖母ちゃんなんで家に赤ちゃん用品があるの?」

 

「何でってそんな理由より実際あって助かったでしょう?」

 

「それはそうだけど・・・」

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どうしてですか?」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

!!

 

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「「「「「「「確かにラビリンに似てる」」」」ワン」ペン」ニャン」

 

「こんなの信じられないラビ」

 

「まあ、後半は関係のない話でしたけどね。現状では」

 

直哉がそう言った。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

のどか達の質問2

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「「「「「「「確かにラビリンに似てる」」」」ワン」ペン」ニャン」

 

「こんなの信じられないラビ」

 

「まあ、後半は関係のない話でしたけどね。現状では」

 

直哉がそう言った。

 

「成程あの世界のプリキュアになったのが異世界から来た子なのね?」

 

「そういう事みたいですね。ちゆさん」

 

「正直あの世界のプリキュアとしての設定的な部分がいまいちわからないので何とも言えないんですよね」

 

「恐らくですがもう1つの世界に行けばそう言う部分はわかると思いますが、現段階では僕達もそこまで介入する必要も無いから放置ですけどね」

 

「ほとんど響さんに言われましたけど、ソラさん貴女は1人では無いんですよ。貴女にとってここは異世界ですが、貴女は今この家にいるんですか?」

 

「あ、それは・・・ましろさんに連れて来られて」

 

「そうですね。普通なら・・・」

 

「私の名前はソラと言います」

 

「あ、私の名前はましろだよよろしくね」

 

2人の少女は互いに自己紹介をしたが、内心ではそれどころではなかった」

 

「何なんですかこの世界は・・・」

 

「ありえないよ空から女の子と赤ちゃんが降って来るなんて・・・」

 

「この会話後に自分の家に連れて来る事はしないですよ」

 

「確かに」

 

「ソラさんはヒーローに憧れながら常に孤独なのだろうなと感じましたね」

 

「「「え、あんな子が孤独なの?」」」

 

「ええ、孤独と言うより友達と言う言葉を知らない感じでヨヨさんのお孫さんにも似たような感じでしたね」

 

「「「成程」」」

 

「どちらにしてもこちらの世界で最初にプリキュアになったのがソラさんと言う事で、不安がありますが」

 

「「「どういう事直哉君?」」」

 

「直哉はこう言いたいんですよね?プリキュアと言う力は私達やまなつ達みたいに仲間と協力していく事で・・・」

 

 

「「ああ」」

 

「そろそろ16番目のプリキュアもヒーリンググッパイかな」

 

「「「「うう、私達は負けない」」」」

 

「ふうんまあいいけど、どうやってこのメガヤラネーダを倒す気かな?」

 

「「「「「それは」」」」」

 

「「あきらめるな」諦めるんじゃねえよ」

 

!!

 

「君達は、俺達を救ってくれたんだろう?」

 

「そうだぜ、それにな・・・」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

お前達の仲間が協力したみたいだぜ

 

「あれはグレースさん達の技!!皆行くよ」

 

「「「「うん」」ああ」

 

「ハートカルテットリング!」

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

「やさしいハート!」

 

「かしこいハート!」

 

「燃え立つハート!」

 

「ハートドキドキ!」

 

「「「ドッキング!」」」

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

「「「「ビクトリー!」」」」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「「「「お大事に」」」」

 

そして2つのプリキュアの浄化技を、同時に受けたメガヤラネーダは見事に浄化されたのだった。

 

「協力する事で新たな力が目覚めたりするが、今回の彼女にとって皆と協力する事が出来るのかとそこを不安なんですね」

 

「そうですね、ソラさんだけでなく他の誰かがプリキュアにになる事がソラさんを追い詰めてしまう可能性もあります」

 

「そんな」

 

「まあ、あくまでも可能性の話ですね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

エステルと2人の隊長の部隊決め1 誠十郎の疑問前編

時を少し戻して・・・

 

「それでは直哉さん、特殊遊撃部隊はその人物達と合流後ゼムリア大陸に行くんですか?」

 

あすかが直哉に聞く。

 

「そうですねあすかさん。ただ管理者の神殿での合流後の状況では、特殊遊撃部隊を2つに分散させます。1つ目はエステルさんを中心としたゼムリア大陸先行部隊組です」

 

「2つ目が帝国華撃団のダブル隊長達が中心となり融合世界に関連する世界に現状では改変の影響が出て無いだけと言う可能性もあり得るので2つ目のメンバーはその任務をしてください

 

「後メンバーの編成についてですが、のどかさん達4人は和実ゆいさん達のフォローして貰う予定なのでその4人を除いてチーム編成をそれぞれのエステルさん大神さん神山さんの3人で話し合ってください」

 

「「「わかったわ」了解です」」

 

「それでは僕からの通達は異常なので、皆さんはゆっくりしてて下さいね」

 

「「「「「「「「「はい」」」」」」」」」

 

「さて大神と神山今回の部隊配置を決めましょうか」

 

「「はい」」

 

「とりあえず私と獅童光はゼムリア大陸組に推薦するわ。そして飛鳥と響を融合世界の防衛に回したいと考えてるんだけど?どうかしら」

 

「ふむいいと思いますが良いんですか?エステルさん」

 

神山がエステルに聞く。

 

「現状では獅童光ちゃんを本当に戦力として使えるんですか?俺からしたら普通の女の子ですよ。そんな女の子を直哉さん護衛者の1人にしているのが不思議で仕方がありません」

 

「神山君言い過ぎだよ」

 

「大神さんすみません。でも言わせて下さい」

 

「まあ、仕方ないわね光に関してはトワやレイからも時が来るまで力は封印状態だからね」

 

「「どういう事なんですか?」」

 

「つまり光の力を解放する時は彼女の仲間や敵が現れた時限定にしてるのよ余りに強すぎるからね」

 

「現に・・・」

 

「くっまだマリアさんの体を・・・」

 

「何この娘の体を使うのは、その方がお前達には効果的だからな」

 

!!

 

「何を考えてるの?イシュメルガ」

 

「この庭園そして、この空間におけるゲームは、貴方が仕組んだの?」

 

「そういう事だ、最もそこにある赤い扉は一切手をだしていないがな」

 

!!

 

「つまり紫の扉とオレンジの扉は、イシュメルガお前が作り出したのか?」

 

「ああ、簡単に獅童光を救出するのは、我もデボネアも認めるわけにはいかないからな」

 

 

「何!!この一件デボネアも関与してるのか?」

 

「ああ、2つの扉の世界でな」

 

「まあデボネアの干渉が無くとも、奴等の一部はその世界の虜だろうがな。その点に関しては、紫藤直哉お前に感謝しているぞ」

 

!!

 

「それはまさか・・・」

 

「そうだ融合世界に起きた地震を利用し、捕獲した世界をゲートの中に組み込んだのさ」

 

「その時のお前達の行動は面白かったぞ」

 

「あの時のイシュメルガやデボネアは明らかに獅童光を恐れてあのゲームを仕掛けて来たのよ」

 

「ついでにあの当時の新生帝国華撃団の世界を再生してね」

 

「そんなそんな理由があるのに何故俺は・・・」

 

「神山君もそうだが俺も精進しないといけないな」

 

「大神さん」

 

「だってそうだろ?俺達は今帝国華撃団でありながら特殊遊撃部隊でもあるんだから、その仲間の事情も知らずにいたなんて」

 

「まあ、仕方ないわね守護者にならなければ教えられない内容だしね」

 

「そうだとしても俺は光ちゃんを信じられなかった」

 

神山そう呟く。

 

「いつまでもうじうじしない。男でしょう?」

 

「そうだぞ神山君君は帝国華撃団の隊長なのだから、隊員達が困るだろ?」

 

大神もそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

エステルと2人の隊長の部隊決め1 誠十郎の疑問後編

「だってそうだろ?俺達は今帝国華撃団でありながら特殊遊撃部隊でもあるんだから、その仲間の事情も知らずにいたなんて」

 

「まあ、仕方ないわね守護者にならなければ教えられない内容だしね」

 

「そうだとしても俺は光ちゃんを信じられなかった」

 

神山そう呟く。

 

「いつまでもうじうじしない。男でしょう?」

 

「そうだぞ神山君君は帝国華撃団の隊長なのだから、隊員達が困るだろ?」

 

大神もそう言う。

 

「そして神山には悪いけど神山以外の新生帝国華撃団はゼムリア大陸の方に来て貰うわ」

 

「何故?」

 

「理由知りたい?」

 

「ええ」

 

「神山を除く全員が神山の命令以外の指示を無視していた事を忘れたとは言わせないわよ」

 

「それは・・・

 

「サンキューな私と隊長を助けてくれて」

 

「本当にありがとう。融合世界のプリキュアより君達の方が役に立つよ。君達がクラリスとあざみも助けてくれたんだろ?」

 

 

「そうよ、ありがたく思いなさい。誠十郎」

 

 

「パパイヤ隊長さん達に本当の事言ったらダメ?」

 

「駄目よ、隊長さんの言葉を聞いたでしょう」

 

「今は嘘でもいいからそのままの方が良いわ」

 

 

「確かにな、今私達が直哉さんと知り合いと知られるのはまずいな」

 

「それで誠十郎貴方達はどうしてここに来たの?」

 

「ああ、俺達は融合世界と言うこことは違う世界から来たんだ」

 

「そうだぜ、凄いだろう」

 

「ああ、簡単に融合世界や異世界の人て言ったよ」

 

「この人自分が信用出来ると考えたら全てを話すタイプみたいだね」

 

「人を疑わないんだろうな。まあ太正時代の人達だし」

 

「それでも初対面で話す?」

 

「へえ、融合世界ね、そこはどんな世界なの?」

 

「くだらないね。私達はそこで、特殊遊撃部隊の一員で仕事をしてたんだがねそこの上司が駄目でさ」

 

「「「「うわあこの2人簡単に所属まで言ったよ」」」」

 

「これは流石に駄目でしょう」

 

「聞いてるローラまで機嫌が悪くなってる」

 

「まあ、そうだな聞いてない事まで言ってるしな」

 

「大神さん貴方は新生帝国華撃団がやった事を自分でもしますか?」

 

エステルが大神に聞く。

 

「いや、俺が直哉君に良い感情を持っていなくても俺は彼女達が特殊遊撃部隊についてどこまで知ってるか知らない以上隊員達には喋らせないね」

 

「う」

 

「くそっどうして三式光武がメガビョーゲンになったんだよ。ヤラネーダのままだったらもう助かった筈なのに」

 

初穂がそういう。

 

 

「何で隊長も初穂さんも紫藤直哉さんにそう言う事を言うんですか?」

 

「何でってあいつが私達に異世界で目立つなと言ったからだろ?せっかく隊長が助けるのを止めていたじゃねーか」

 

「それは・・・世界のバランスの為に」

 

「けっ何が世界のバランスの為だよ。現に紫藤直哉と特殊遊撃部隊の連中は来てねえじゃねえか」

 

パシーン

 

「何しやがる!!人魚」

 

「何が特殊遊撃部隊の連中は来てないよ、あんた達新生帝国華撃団のメンバー助けたのは、異世界のプリキュアと紫藤直哉なのに何でそんなこと言うのよ」

 

!!

 

「「「「ローラ」」」」

 

「ローラさん」

 

メガビョーゲンになった三式光武も話を聞き動きを止めた。

 

「クラリス人魚の言葉はほんとうなのか?」

 

神山がクラリスに聞く。

 

「ええ、事実です。直接の時もあれば間接的の時もありますが、さくらさん以外は全員特殊遊撃部隊によって救出されています」

 

「「そんな」」

 

「なら何でここにいないんだよ。紫藤直哉達は」

 

「そして事実を知ったら急に態度を変えるのはどうかと思うのだけど、まあ私も過去の事を言いたくはないんだけど、まだそう言う態度を取ってるからね」

 

「事実直哉の場合帝国華撃団の隊長じゃないからその人に嫌われていても仕事面では問題にはしないだけよ」

 

「その辺は大神さんもわかるでしょう?」

 

「そうだねそれに・・・」

 

「そうですねあすかさん。ただ管理者の神殿での合流後の状況では、特殊遊撃部隊を2つに分散させます。1つ目はエステルさんを中心としたゼムリア大陸先行部隊組です」

 

「2つ目が帝国華撃団のダブル隊長達が中心となり融合世界に関連する世界に現状では改変の影響が出て無いだけと言う可能性もあり得るので2つ目のメンバーはその任務をしてください

 

「後メンバーの編成についてですが、のどかさん達4人は和実ゆいさん達のフォローして貰う予定なのでその4人を除いてチーム編成をそれぞれのエステルさん大神さん神山さんの3人で話し合ってください」

 

「「「わかったわ」了解です」」

 

「直哉君が俺達にメンバー編成を頼むの初めてだしね」

 

「え、そうなんですか?」

 

「ああ、そうだよ神山君」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第44章 第1部 報告とそれぞれの依頼序編
エステルと2人の隊長の部隊決め2


「2つ目が帝国華撃団のダブル隊長達が中心となり融合世界に関連する世界に現状では改変の影響が出て無いだけと言う可能性もあり得るので2つ目のメンバーはその任務をしてください」

 

「後メンバーの編成についてですが、のどかさん達4人は和実ゆいさん達のフォローして貰う予定です。なのでその4人を除いたチーム編成を、それぞれのエステルさん大神さん神山さんの3人で話し合ってください」

 

「「「わかったわ」了解です」」

 

「直哉君が俺達にメンバー編成を頼むの初めてだしね」

 

「え、そうなんですか?」

 

「ああ、そうだよ神山君」

 

「現に神山君と俺が関わってるじゃないか?本来なら守護者達と直哉君がする筈の仕事をね」

 

「ええ――これって本来俺達が関与しない筈の部分なんですか?」

 

「そうよ、協力者の貴方達に本来ならさせないわよ。あくまでも協力者だからある程度融通が出来るように部隊を分けていたりしたうえで、提示をしてたんだけど・・・初穂と神山が自分達の活躍が出来ないからと言って反発したんでしょう?」

 

「う、それは・・・」

 

「だからよ直哉は考えたの」

 

「なるほど直哉君達がこの子達に会ったから、通信を送れるようになったのですね」

 

のどかがそう言う。

 

「恐らくそういう切欠だと思うわ。のどか。直哉達が戻ったら一旦、融合世界に戻ってくれない?」

 

「なるほど僕と響さんがこの世界の主要人物と会ったから融合世界からの通信そして、融合世界への帰還が出来たと同時に新たな来訪者があったんですね?」

 

「そうよ、タイミングが良すぎるほどにね」

 

「以前ヴァン・アークライド達が来た時と同じ事象が次元嵐が消えた直後に起きて、恐らくだけどヴァン・アークライド達に関わるだろうとされる関係者が3人が管理者の神殿に現れたのよ」

 

「ええ――」

 

「でもあの時は・・・」

 

「・・・はっ!ここはイーディス?ヴァンさんは?」

 

「どうやらここにいるのは、アニエスと私のようだね」

 

「シズナさん、どうして私達だけが首都に・・・」

 

「…うーん。確証はないけど、良いかな?」

 

「多分、私とアニエスとヴァンは過去に跳ばされたんだと思う。あの、『ゲーム』に割り込んで来た存在にね」

 

「ええ――。でもカレンダーを見ると1204年ですから、約5年前に私とシズナさんとヴァンさんだけが過去に跳ばされたんですよね」

 

「多分だけど、見た所エレポニア帝国とカルバート共和国がクロスベルに侵攻する準備を進めているみたいだね」

 

「うん。その認識で間違いないよ。ただ、ヴァンとの合流は早めにした方が良いかもね」

 

「なるほど。ヴァン・アークライドさん達の世界に異変が起きて、あの時はシズナさんとアニエスさんそして、ヴァン・アークライドさんの3人以外はイヨによって死ぬ事が決定事項だった筈なのに、それが変わっていたんですね」

 

「そういう事よ」

 

「そして変わった運命により、ヴァン・アークライドさん達の仲間が新たに管理者の神殿に現れたんですね?」

 

「そうよ。それに、その3人はヴァン・アークライドと同じく意識が無い状態なのよね。それでも生きてることには変わりないけど」

 

「こんな事態が起きて早く融合世界に戻る前に部隊配置を決めないといけなかったから、直哉は守護者全員で決める部分を貴方達に任せたのよ」

 

「そんな!あの直哉さんが、そこまで折れるなんて信じられない」

 

「別に信じなくても良いけど、それが事実よ。………たがが新生帝国華撃団の、初穂と神山の為にね」

 

「だったら、貴方達も成長したら?」

 

!!

 

「確かにそうですね。エステルさん、隊員達をお願いします」

 

「わかったわ。ごめんねきつい事を言って」

 

「いえ、こちらにも非があるので構いません」

 

その後、正式に部隊配置決めが終了したのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

管理者の神殿に戻って来た特殊遊撃部隊

「戻って来たわねのどか達とゆい達」

 

「「「「はい」」」」

 

「あれ他のメンバーは?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「そうですねあすかさん。ただ管理者の神殿での合流後の状況では、特殊遊撃部隊を2つに分散させます。1つ目はエステルさんを中心としたゼムリア大陸先行部隊組です」

 

「2つ目が帝国華撃団のダブル隊長達が中心となり融合世界に関連する世界に現状では改変の影響が出て無いだけと言う可能性もあり得るので2つ目のメンバーはその任務をしてください

 

「後メンバーの編成についてですが、のどかさん達4人は和実ゆいさん達のフォローして貰う予定なのでその4人を除いてチーム編成をそれぞれのエステルさん大神さん神山さんの3人で話し合ってください」

 

「「「わかったわ」了解です」」

 

「それでは僕からの通達は異常なので、皆さんはゆっくりしてて下さいね」

 

「「「「「「「「「はい」」」」」」」」」

 

「あ、後でのどかさんちゆさんひなたさんアスミさんは僕の部屋に来て下さい。和実ゆいさん達のフォローについてトワから説明をしろと言われてるので」

 

「「「「わかった」」わかったわ」わかりました」

 

「直哉君がこう言って管理者の神殿に戻る前にゼムリア大陸先発隊と融合世界の各世界に新たな改変が起きたら対処する部隊にわかれたんですよ」

 

「成程ね」

 

「私の依頼を使って、協力者の代表に部隊決めさせたのね」

 

「そうですそうしないと、管理者の神殿に戻るまでに色々決まらなかったと思うので」

 

「確かにその可能性が高いわね」

 

「それにですねオイシーナタウンの後に行った世界ですが・・・」

 

「よく頑張ったわね。後赤ちゃん用品はキッチン周辺に置いてるから」

 

「いやいやお祖母ちゃんなんで家に赤ちゃん用品があるの?」

 

「何でってそんな理由より実際あって助かったでしょう?」

 

「それはそうだけど・・・」

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どうしてですか?」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

!!

 

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「でも・・・」

 

「直哉君と響さんの調査で新たなプリキュアの世界のようです」

 

「そう、つまり和実ゆい達の後輩の世界ね」

 

「ええ、順番的に言えばそうなりますね」

 

「もっとも私達プリキュア組は、直哉君の指示で待機でしたけど」

 

「あらそうなの」

 

「じゃあ直哉と響が、その世界のプリキュアの姿を見たの?」

 

トワがのどかに聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワへの報告

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「でも・・・」

 

「直哉君と響さんの調査で新たなプリキュアの世界のようです」

 

「そう、つまり和実ゆい達の後輩の世界ね」

 

「ええ、順番的に言えばそうなりますね」

 

「もっとも私達プリキュア組は、直哉君の指示で待機でしたけど」

 

「あらそうなの」

 

「じゃあ直哉と響が、その世界のプリキュアの姿を見たの?」

 

トワがのどかに聞く。

 

「それは見てないそうです」

 

「どういう事?」

 

「ここが目的の家?」

 

「そうみたいですね。それではチャイムを押しますね」

 

そして直哉がチャイムを押すとヨヨが出迎えた。

 

「よく来てくれたわね」

 

「いえ、たまたまこの世界における運命が動き出したのを見たので一応貴女に報告しに来ただけですよ」

 

「あら、悪いわね」

 

「一応あの3人にはあのタイミングでは接触しなずにいましたが、ヨヨさん貴女あの子と赤ちゃんがこちらの世界に来るまでの経緯は全部見ていたんじゃないですか?」

 

「あら何でそう思うの?」

 

「この部屋に来るまでに僕達2人に意図的に見せなくていい物を見せてましたよね」

 

「例えばこの家に必要と思えない赤ちゃん用品を僕達に見える様にしていた事です。それも昨日や今日買ったものではなく事前に揃えていたものですよね?」

 

「つまり貴女は・・・」

 

「はい何でしょうか?」

 

「貴方達別世界から来たわね?」

 

「どうしてそれを知っているんですか?」

 

「ああ、それは・・・夢で貴方達が本来の世界に戻る為の手助けをするように言われたからよ」

 

「え、僕達が来る事を世界が知っていたんですか?」

 

「ああ、成程貴方達の世界では世界自体が意思を持っているのね」

 

「ええ、少数ですがそういう事例を見たことあります」

 

暫くして・・・

 

「まさか複数の世界が1つの世界になっているなんて」

 

「それが僕達の世界です」

 

「ヨヨさんはどうして僕を知ってたんです?」

 

「ならヨヨさん貴女が僕達をここに来るように仕向けたのではないんですね?」

 

「成程直哉と響ははプリキュアの姿を見ずに、不思議おばあさんの相手をしててその後で彼女達が戻って来たのね?」

 

「はいそうです」

 

「わかったわのどか」

 

「あのーこの話私が聞いてて良かったんですか?」

 

ゆいが2人に聞く。

 

「別に問題ないわよ。ゆい達も特殊遊撃部隊の協力者なのだしね、ある程度は耐性をつけないとね、その為の勉強会が始まるわよ」

 

「あ、行ってきます」

 

そう言ってゆいは部屋を出た。

 

「さてトワどうします?」

 

「そうね・・・直哉はどう言ってるの?」

 

「恐らくですが・・・」

 

「実はね、貴方達とあの子達が来るのはこのアイテムに写ったからなのよ」

 

「成程、これが貴女の予知夢の正体ですか?」

 

「ええ、そうよただ貴方達を見る直前に黒い影が落ちてきてあの子達をも纏めて黒い影に吸収されてこの世界は一度終わってるの」

 

「この時にヨヨさん達の世界は黒い影により僕達が関わる様に世界を強制的に転移をさせた可能性があります。実は僕達の世界でも似たような事例が起きたんです」

 

「僕と響さんは僕達を知るヨヨさんに接触する事がメインでしたが、その時にヨヨさんのお孫さんが彼女を家に連れて来たんですよ」

 

「ちなみにヨヨさんさんのお孫さんの声はラビリンに似てましたよ」

 

「「ええーー」ラビ」

 

直哉の言葉を聞いてのどかとラビリンは驚いていた。

 

「え、何それ本当なの?」

「協力する事で新たな力が目覚めたりするが、今回の彼女にとって皆と協力する事が出来るのかとそこを不安なんですね」

 

「そうですね、ソラさんだけでなく他の誰かがプリキュアにになる事がソラさんを追い詰めてしまう可能性もあります」

 

「そんな」

 

「まあ、あくまでも可能性の話ですね」

 

「直哉君はこう言ってました」

 

「成程その世界のプリキュアはいろんな意味で危ないのね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉とのどか受けた依頼前編

「協力する事で新たな力が目覚めたりするが、今回の彼女にとって皆と協力する事が出来るのかとそこを不安なんですね」

 

「そうですね、ソラさんだけでなく他の誰かがプリキュアにになる事がソラさんを追い詰めてしまう可能性もあります」

 

「そんな」

 

「まあ、あくまでも可能性の話ですね」

 

「直哉君はこう言ってました」

 

「成程その世界のプリキュアはいろんな意味で危ないのね」

 

「ええ、ソラさんが憧れているヒーロー像が・・・」

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どうしてですか?」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

!!

 

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「でも・・・」

 

「1人と言う感じの言動があったらしいので」

 

「ふむ、まあ良いわその世界の報告は、本格的に付き合うかわからないんだし」

 

「わかりました」

 

「後ね直哉とのどかにヒミコの所で説明をする予定が変わったからここで言うわね」

 

「え、何かあったんですか?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「ヒミコとメルクがね喧嘩初めてね」

 

「ええ――メルクさんは死んでいるんじゃ?」

 

「死んでいるから向こうで喧嘩を始めちゃって」

 

「ああ、成程その喧嘩の種が直哉君と私が受ける依頼なんですね?」

 

「そういう事になるわね」

 

「そして今回の依頼は・・・」

 

「オラオラどうして戦わない?お前は俺達帝国華撃団を殺す為に来たんだろうが・・・くらえ!!破邪剣征・桜花放神」

 

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

2人の放った技が互いにぶつかり合い、花寺直哉の技が襲撃者を飲み込んだ」

 

「あの男にのどか達の事教えたのは、ノヴァだから」

 

「「ええーー」」

 

「ノヴァどうしてこの世界に来たの?目的は何なの」

 

「私の目的?そんな決まってるじゃない、私の忠実な僕になる帝国華撃団を手に入れる為よ」

 

!!

 

「まさか帝国華撃団を手に入れる事が目的だなんて」

 

「以前こんな事あったじゃない」

 

「はいありましたが、それがまさか・・・旧幼馴染世界でで起きたんですか?」

 

「いえ、起きたとはまだ断定出来てないのよ。メルクがその調査を自分達ですると言ってね」

 

「成程直哉君の予測が当たっていたと言う事ですね」

 

のどかが話し出す。

 

「この時の件で滅ぼされた世界に悪影響が出たのではと個人的に考えてますね」

 

直哉がそう言う、

 

「「「「成程」」」」

 

「もしくは改変により滅ぼされた世界の方が面倒な事態になったから呼ばれたとも考えられますがね」

 

「「「「それは確かにあるかも知れない」」」」」

 

「どのみちヒミコさんに依頼される依頼を協力者の皆さんにさせる訳には行きませんし、今回もヒミコさんに指定を受けたのは都合が良かったですね」

 

「確かにそうだね、ヒミコさんの依頼と言う事は滅ぼされた世界に行く事には変わらないし前回は・・・」

 

「流石直哉ねそう言う予測をしてくれていたなんて」

 

「もしかするとメルクも敵に利用されている可能性の方が高いと思うわ」

 

「敵と言う事はやはりデボネアが動いているんですかね?」

 

のどかがトワに聞く。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉とのどか受けた依頼中編

「もしくは改変により滅ぼされた世界の方が面倒な事態になったから呼ばれたとも考えられますがね」

 

「「「「それは確かにあるかも知れない」」」」」

 

「どのみちヒミコさんに依頼される依頼を協力者の皆さんにさせる訳には行きませんし、今回もヒミコさんに指定を受けたのは都合が良かったですね」

 

「確かにそうだね、ヒミコさんの依頼と言う事は滅ぼされた世界に行く事には変わらないし前回は・・・」

 

「流石直哉ねそう言う予測をしてくれていたなんて」

 

「もしかするとメルクも敵に利用されている可能性の方が高いと思うわ」

 

「敵と言う事はやはりデボネアが動いているんですかね?」

 

のどかがトワに聞く。

 

「それはわからないけど、今回の次元嵐関連で見つかったのは・・・原作世界のオイシーナタウンと新たなプリキュア世界で・・・」

 

「ああ、それは・・・科学者として興味があるからだ」

 

「成程そういう理由ですか?」

 

「ナルシストルーさん状況次第によっては貴方はブンドル団を脱退できますか?」

 

「俺がお前達の事を聞いた後イレギュラーになる事を防ぐ為に?」

 

「そういう事ではないんですが、僕達の立場上ブンドル団の幹部とある程度協力しないと僕達の最終目的には行けないんですよ。簡単に言えば」

 

「成程な、お前達の存在が俺達やプリキュアにばれた時点で、お前達と言う異物がオイシーナタウンに悪影響を与える可能性があるからそういう事を知られた場合双方にお前達の存在をばらす事で最小限に影響を与える様にしてるんだな」

 

「ええ、今回に関しては・・・」

 

「あの時のジェントルーの記憶が正しいのなら・・・」

 

「もしかしたらジェントルーは、私が知らない異世界に跳ばされていたと考えれば辻褄は合うが、そうそう簡単にはいけない筈だがな・・・それにしても異世界に別のプリキュア達がいるとはな」

 

「貴方の上司がジェントルーの記憶を見て異世界のプリキュアの存在を知ると言う事態になるとは想定外だったので、こちらにしてもね」

 

「クッキングダムやオイシーナタウンと言う2つの世界がリンクしている世界のようでしたから気をつけて3人を送ったんですけどまさか・・・」

 

ジェントルーとプレシャスが異世界で対峙した映像で、その異世界には別のプリキュアが存在するんだな?」

 

「そういう事だナルシストルー」

 

「そういう事ならまずいな俺達もその異世界に行かされるかも知れないな」

 

「そうかゴーダッツが異世界にレシピッピがいる事が知られたと思っていいのね」

 

ローズマリーがそう言う。

 

「原作世界のオイシーナタウンを侵攻している連中もこちらに気がついたのよね?のどか」

 

「そうですね」

 

「もう嫌だわ何でこうも新たな世界が出て来るのよ。予定してた事が結果的にとは言え遅延するし」

 

「トワさん落ち着いてください。気持ちはわかりますが」

 

「それではヒミコさんとメルクさんの喧嘩が終わるまで、私と直哉君は」

 

「そうですねあすかさん。ただ管理者の神殿での合流後の状況では、特殊遊撃部隊を2つに分散させます。1つ目はエステルさんを中心としたゼムリア大陸先行部隊組です」

 

「2つ目が帝国華撃団のダブル隊長達が中心となり融合世界に関連する世界に現状では改変の影響が出て無いだけと言う可能性もあり得るので2つ目のメンバーはその任務をしてください

 

「後メンバーの編成についてですが、のどかさん達4人は和実ゆいさん達のフォローして貰う予定なのでその4人を除いてチーム編成をそれぞれのエステルさん大神さん神山さんの3人で話し合ってください」

 

「「「わかったわ」了解です」」

 

「それでは僕からの通達は異常なので、皆さんはゆっくりしてて下さいね」

 

「「「「「「「「「はい」」」」」」」」」

 

「あ、後でのどかさんちゆさんひなたさんアスミさんは僕の部屋に来て下さい。和実ゆいさん達のフォローについてトワから説明をしろと言われてるので」

 

「和実ゆいちゃん達の勉強会を手伝えば良いですか?」

 

「ああ、それは・・・しなくて良いわ」

 

「え、どうしてです?」

 

のどかがトワに聞く。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉とのどか受けた依頼後編

「それでは僕からの通達は異常なので、皆さんはゆっくりしてて下さいね」

 

「「「「「「「「「はい」」」」」」」」」

 

「あ、後でのどかさんちゆさんひなたさんアスミさんは僕の部屋に来て下さい。和実ゆいさん達のフォローについてトワから説明をしろと言われてるので」

 

「和実ゆいちゃん達の勉強会を手伝えば良いですか?」

 

「ああ、それは・・・しなくて良いわ」

 

「え、どうしてです?」

 

のどかがトワに聞く。

 

「本来なら直哉とのどかだけのつもりだったけど5人でメルクの世界に行って欲しいのよ」

 

「ええ――どういう事ですか?一応メルクさん達の世界は滅ぼされた世界になるんですよね?」

 

「そうね」

 

「でも・・・メルクとヒミコが喧嘩になる様に動かされていたとしたら?」

 

あ、まさか・・・」

 

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

2人の放った技が互いにぶつかり合い、花寺直哉の技が襲撃者を飲み込んだ」

 

「あの男にのどか達の事教えたのは、ノヴァだから」

 

「「ええーー」」

 

「ノヴァどうしてこの世界に来たの?目的は何なの」

 

「私の目的?そんな決まってるじゃない、私の忠実な僕になる帝国華撃団を手に入れる為よ」

 

!!

 

「まさか帝国華撃団を手に入れる事が目的だなんて」

 

「ああ、だから・・・ヒミコさんはああ言ったんだ」

 

「またノヴァの仕業です?」

 

「いえ、今回は流石にノヴァよりデボネアの方が可能性があると思うわ」

 

「流石にノヴァに操られたメルクは、想像出来ないもの」

 

「それでもメルクも完全ではないからね」

 

「もしかすると・・・」

 

「どのみち融合世界に貴方達が行くのはもう無理よ」

 

「「ええーー」」

 

「「何でですか?メルク」メルクさん」

 

2人がメルクに聞く。

 

「当たり前じゃない貴方達が融合世界と友好世界の関係を壊しかけたからよ」

 

「それは・・・メルクがやってはいけない事を事前に教えてくれないからですよ」

 

もう1人の直哉がそう言う。

 

「ねえ、トワ貴女の所も全部伝える?」

 

メルクがトワに聞く。

 

「それは無いわね。他の管理者ならその世界に起きてる事を簡単に説明するけど私は、そこまでしないわ」

 

「そうよね融合世界の直哉君はうちの直哉となのはがしつこくプリキュアの事を聞いても喋るのを渋ってたし少なくとも融合世界の直哉君達にとっては過去の幼馴染世界にもちゃんと配慮してくれてたから私も楽だったわよ」

 

「「ぐっ」」

 

「本当に私が行くまで自分達の力を隠すつもりだったのだから凄いわね」

 

「あの頃から狙われていいたのかも知れないわね。メルクが」

 

「成程でもそうするとデボネアの目的はノヴァと同じなのでしょうか?」

 

のどかが思い出す。

 

「私の目的?そんな決まってるじゃない、私の忠実な僕になる帝国華撃団を手に入れる為よ」

 

「あの時に手に入れた光武の乗り手が使い物にならないからね」

 

「だから大神一郎達を貰う事にしたの」

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

その時闇の光武に攻撃が当たり初代帝国華撃団メンバーの吸収が止まった。

 

!!

 

「誰ノヴァの邪魔をするのは?」

 

「それは俺達だよ。ノヴァ」

 

そう言って響達とノヴァの前にブルーとバテデモーダが現れた。

 

!!

 

「お前達は、良くもあの世界の帝国華撃団を殺してくれたね」

 

「その辺はまだわからないけど、メルクの変化は気になるのよね」

 

トワがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

メルクの異変とヒミコの依頼

「あの時に手に入れた光武の乗り手が使い物にならないからね」

 

「だから大神一郎達を貰う事にしたの」

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

その時闇の光武に攻撃が当たり初代帝国華撃団メンバーの吸収が止まった。

 

!!

 

 

「誰ノヴァの邪魔をするのは?」

 

「それは俺達だよ。ノヴァ」

 

そう言って響達とノヴァの前にブルーとバテデモーダが現れた。

 

!!

 

「お前達は、良くもあの世界の帝国華撃団を殺してくれたね」

 

「その辺はまだわからないけど、メルクの変化は気になるのよね」

 

トワがそう言う。

 

「それでトワさんヒミコさんの依頼は何だったんです?」

 

「ああ、それは・・・最初は直哉が予測していた系列だったんだけどね」

 

の中で問題が起きたのかな?」

 

「この時の件で滅ぼされた世界に悪影響が出たのではと個人的に考えてますね」

 

直哉がそう言う、

 

「「「「成程」」」」

 

「もしくは改変により滅ぼされた世界の方が面倒な事態になったから呼ばれたとも考えられますがね」

 

「「「「それは確かにあるかも知れない」」」」」

 

「どのみちヒミコさんに依頼される依頼を協力者の皆さんにさせる訳には行きませんし、今回もヒミコさんに指定を受けたのは都合が良かったですね」

 

「確かにそうだね、ヒミコさんの依頼と言う事は滅ぼされた世界に行く事には変わらないし前回は・・・」

 

「それがいつの間にかメルクが非協力的になったからヒミコが自分が喧嘩をしてメルク達の世界に特殊遊撃部隊を侵入させてと言われててね」

 

「だから私達全員なんですね?」

 

「そうよ前回と似たような調査任務だけど今回はこちらも人数を増やす事で対応策としてやるしかないのよね、メルクが正常ではない可能性がある以上、旧幼馴染世界と関わった者達が襲い掛かる可能性もあるからねメルクが彼等に依頼した時はね」

 

「確かにそうなると私と直哉君だけでは厳しいですね」

 

「逃がすかよ」

 

「貴方の相手は僕ですよ」

 

「ちっおもしれえ、まずはお前から殺してやるよ。スパイ野郎が」

 

そして2人の戦いが始まった。

 

「お前は誰だ何故お前から俺達を見限ったヒミコの匂いがするんだ」

 

「・・・成程僕達を見つけた理由がヒミコさんの匂いと言う訳か」

 

「何とか言ったらどうだよ。ヒミコの手下がよ」

 

「・・・ふむどうしたものか?彼は本当に僕をヒミコさんの手下として見てるが、真麻ここに来た理由がヒミコさんの依頼だから、あながち間違ってはいないんだけど」

 

「オラオラどうして戦わない?お前は俺達帝国華撃団を殺す為に来たんだろうが・・・くらえ!!破邪剣征・桜花放神」

 

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

2人の放った技が互いにぶつかり合い、花寺直哉の技が襲撃者を飲み込んだ」

 

そして直哉は襲撃者が気絶してるのを確認して、その場を離れた。

 

「以前の7人世界のように相手が少ないのならまだしも、トワが言ったような事のなるのは・・・」

 

「そうよ前回と似たような調査任務だけど今回はこちらも人数を増やす事で対応策としてやるしかないのよね、メルクが正常ではない可能性がある以上、旧幼馴染世界と関わった者達が襲い掛かる可能性もあるからねメルクが彼等に依頼した時はね」

 

「そう言う事態は絶対避けたいですね」

 

暫くして・・・

 

のどかとトワの話し合いは終わり、その後直哉とちゆ達を呼んで事情を説明したのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

のどかから聞いた依頼内容

「「「「ええーー」」」」

 

「まさか依頼がそう言う風に変化しているなんて思いませんでしたよ」

 

「「「うんそうだよ」そうね」まさか私達もですか?」

 

「そうだよ皆」

 

「まあ確かにのどかさんから聞いた理由を考えると全員で行った方が最低限の依頼の調査は出来ると思いますね」

 

直哉がそう言う。

 

「うんトワさんが教えてくれたよ」

 

「それでトワさんヒミコさんの依頼は何だったんです?」

 

「ああ、それは・・・最初は直哉が予測していた系列だったんだけどね」

 

の中で問題が起きたのかな?」

 

「この時の件で滅ぼされた世界に悪影響が出たのではと個人的に考えてますね」

 

直哉がそう言う、

 

「「「「成程」」」」

 

「もしくは改変により滅ぼされた世界の方が面倒な事態になったから呼ばれたとも考えられますがね」

 

「「「「それは確かにあるかも知れない」」」」」

 

「どのみちヒミコさんに依頼される依頼を協力者の皆さんにさせる訳には行きませんし、今回もヒミコさんに指定を受けたのは都合が良かったですね」

 

「確かにそうだね、ヒミコさんの依頼と言う事は滅ぼされた世界に行く事には変わらないし前回は・・・」

 

「それがいつの間にかメルクが非協力的になったからヒミコが自分が喧嘩をしてメルク達の世界に特殊遊撃部隊を侵入させてと言われててね」

 

「だから私達全員なんですね?」

 

「そうよ前回と似たような調査任務だけど今回はこちらも人数を増やす事で対応策としてやるしかないのよね、メルクが正常ではない可能性がある以上、旧幼馴染世界と関わった者達が襲い掛かる可能性もあるからねメルクが彼等に依頼した時はね」

 

「「「成程」」」

 

「それで直哉君どうする?」

 

「そうですね・・・あの時のような依頼とは言え正直に言えば、今僕達は・・・」

 

「ああ、それは・・・科学者として興味があるからだ」

 

「成程そういう理由ですか?」

 

「ナルシストルーさん状況次第によっては貴方はブンドル団を脱退できますか?」

 

「俺がお前達の事を聞いた後イレギュラーになる事を防ぐ為に?」

 

「そういう事ではないんですが、僕達の立場上ブンドル団の幹部とある程度協力しないと僕達の最終目的には行けないんですよ。簡単に言えば」

 

「成程な、お前達の存在が俺達やプリキュアにばれた時点で、お前達と言う異物がオイシーナタウンに悪影響を与える可能性があるからそういう事を知られた場合双方にお前達の存在をばらす事で最小限に影響を与える様にしてるんだな」

 

「ええ、今回に関しては・・・」

 

「あの時のジェントルーの記憶が正しいのなら・・・」

 

「もしかしたらジェントルーは、私が知らない異世界に跳ばされていたと考えれば辻褄は合うが、そうそう簡単にはいけない筈だがな・・・それにしても異世界に別のプリキュア達がいるとはな」

 

「貴方の上司がジェントルーの記 憶を見て異世界のプリキュアの存在を知ると言う事態になるとは想定外だったので、こちらにしてもね」

 

「クッキングダムやオイシーナタウンと言う2つの世界がリンクしている世界のようでしたから気をつけて3人を送ったんですけどまさか・・・」

 

ジェントルーとプレシャスが異世界で対峙した映像で、その異世界には別のプリキュアが存在するんだな?」

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どうしてですか?」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

!!

 

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「でも・・・」

 

「新たな世界の登場で僕達が関わるかは現時点ではわかりませんが、それにプラスして滅ぼされた世界に行くのは避けたいですね」

 

「その理由として」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第44章 第1部 報告とそれぞれの依頼破編
直哉の気持ちと決断前編


「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「でも・・・」

 

「新たな世界の登場で僕達が関わるかは現時点ではわかりませんが、それにプラスして滅ぼされた世界に行くのは避けたいですね」

 

「その理由として」

 

「それでは直哉さん、特殊遊撃部隊はその人物達と合流後ゼムリア大陸に行くんですか?」

 

あすかが直哉に聞く。

 

「そうですねあすかさん。ただ管理者の神殿での合流後の状況では、特殊遊撃部隊を2つに分散させます。1つ目はエステルさんを中心としたゼムリア大陸先行部隊組です」

 

「2つ目が帝国華撃団のダブル隊長達が中心となり融合世界に関連する世界に現状では改変の影響が出て無いだけと言う可能性もあり得るので2つ目のメンバーはその任務をしてください

 

「後メンバーの編成についてですが、のどかさん達4人は和実ゆいさん達のフォローして貰う予定なのでその4人を除いてチーム編成をそれぞれのエステルさん大神さん神山さんの3人で話し合ってください」

 

「「「わかったわ」了解です」」

 

「それでは僕からの通達は異常なので、皆さんはゆっくりしてて下さいね」

 

「「「「「「「「「はい」」」」」」」」」

 

「あ、後でのどかさんちゆさんひなたさんアスミさんは僕の部屋に来て下さい。和実ゆいさん達のフォローについてトワから説明をしろと言われてるので」

 

「「「「わかった」」わかったわ」わかりました」

 

「僕は簡単な依頼だと考えて、今回の2つの依頼を協力者達にお願いしたんですが・・・」

 

「もしくは改変により滅ぼされた世界の方が面倒な事態になったから呼ばれたとも考えられますがね」

 

「「「「それは確かにあるかも知れない」」」」」

 

「どのみちヒミコさんに依頼される依頼を協力者の皆さんにさせる訳には行きませんし、今回もヒミコさんに指定を受けたのは都合が良かったですね」

 

「確かにそうだね、ヒミコさんの依頼と言う事は滅ぼされた世界に行く事には変わらないし前回は・・・」

 

「それがいつの間にかメルクが非協力的になったからヒミコが自分が喧嘩をしてメルク達の世界に特殊遊撃部隊を侵入させてと言われててね」

 

「だから私達全員なんですね?」

 

「そうよ前回と似たような調査任務だけど今回はこちらも人数を増やす事で対応策としてやるしかないのよね、メルクが正常ではない可能性がある以上、旧幼馴染世界と関わった者達が襲い掛かる可能性もあるからねメルクが彼等に依頼した時はね」

 

「ここまで、大規模な感じになるのは想定外で、これは一歩間違えると・・・」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

 

「フフ、成程あれがイシュメルガとデボネアが言っていた力ですか」

 

カルマがそう呟く。

 

「カルマ、イシュメルガとデボネアとは何者だ?」

 

真宮寺直哉がカルマに聞く。

 

「ああ、遥か未来から来た私の協力者ですよ」

 

!!

 

「遥か未来から来た協力者だと」

 

「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「以前のような過去世界のイベントに巻き込まれる事も考えておく必要も出て来るでしょうね」

 

「「「「あ、確かに」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉の気持ちと決断後編

「フフ、成程あれがイシュメルガとデボネアが言っていた力ですか」

 

カルマがそう呟く。

 

「カルマ、イシュメルガとデボネアとは何者だ?」

 

真宮寺直哉がカルマに聞く。

 

「ああ、遥か未来から来た私の協力者ですよ」

 

!!

 

「遥か未来から来た協力者だと」

 

「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「以前のような過去世界のイベントに巻き込まれる事も考えておく必要も出て来るでしょうね」

 

「「「「あ、確かに」」」」

 

「それじゃあ直哉君はこの依頼を受けないの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「いえ、そう言う訳ではありませんよ。確かに・・・」

 

「僕としては直哉さん達の認識を正したいんですよ」

 

「7人世界と幼馴染世界は介入されて助けてくれてありがとうだったかもしれませんけど、融合世界にとってはただの余計なお世話で、余計な事はしないで欲しいんですよ」

 

「成程」

 

「こちらにしてみればレイやトワにも余計な仕事が増えてる状態で僕としても今回の件でトワ達にお願いするのは心苦しいのですが、僕があの2人の行動に対する決定権はありませんから」

 

「2人は管理者同士の決め事で決まったお客さんなので」

 

「それにこれは僕の勘違いかも知れないのですが、紫藤なのはさんは何者かに操られているかもしれないので」

 

「なっ彼は僕達がトワから聞かされた可能性について知っていて黙っていたのか?」

 

「そうよ、この一件に関してでもそうだけどこちらの直哉は自分で考えて融合世界や友好世界のバランスを壊すような事態が起きない限り介入は最低限にしてるし」

 

「別にこちらの直哉の自慢をしてるつもりはないけど、貴方達の場合米田健二の闇の力と戦う使命があったのなら、もっと管理者と繋がるべきだったのではないい?」

 

「はあ、耳が痛いわ」

 

その時過去の幼馴染世界の管理者メルクが管理者の神殿にやって来た。

 

!!

 

「メルクどうしてここに?」

 

「どうしてって貴方達が融合世界以外に行ったからに決まってるじゃん」

 

「まさか・・・あの子に呼ばれて?」

 

「こんな感じで迷惑をかけられましたが、それでもメルクさんは僕達には基本的に丁寧に教えてくれたりしたので・・・」

 

 

「いつ貴女の息子に僕がなったんですか?」

 

「直哉の失態を代わりに謝って言るんだから桜花が死んでからずっと私が直哉の親なのよ」

 

!!

 

「何だと!!そんな話聞いて無いぞ」

 

「そりゃそうよ。こんな事無ければ伝えなかったし」

 

「酷いそんな仕打ちされるなんて」

 

「「「流石トワさんのお母さん」」」

 

のどかとちゆとひなたは、メルクともう1人の紫藤直哉のやり取りを見てトワを思い出す。

 

その頃管理者の神殿にいるトワは・・・

 

「クチュンクチュン」

 

「風邪かしら?」

 

「あのメルクさん親子喧嘩と言うか、僕達はどうすればここから帰れるのですか?」

 

融合世界の直哉がメルクに聞く。

 

「ああ、そうだったわね貴女達が、元の世界に戻るにはフワニータを黙示録の三騎士とパトリックから守りなさい。融合世界の彼女達は黙示録の三騎士と戦う場合のみ本来の力を使って良いわ」

 

「「「「ええ――」」」」

 

のどか達はメルクの言葉に驚く。

 

「彼女達の本来の力とはいったい?」

 

「時が来ればわかるわ息子」

 

「でもいいんですかメルクさん?」

 

「いいわよこれは私からの特別イベントと思って、黙示録の三騎士にはあれをと一緒に媒体となるアイテムを持たせてるから」

 

「「「「ええ――」」」」

 

「それ危ないですよメルクさん」

 

「大丈夫よ黙示録の三騎士が貴女達を見たらすぐ使うように改変しているし使って戦いが終わればそれらの記憶は消えるから」

 

「ですので、メルクさんが何故こうなったのかを個人的に知りたいのもありますが、僕自身が個人的な感情で動くわけには・・・」

 

「本当にそれでいいのですか?」

 

「え、どういう意味ですか?アスミさん」

 

直哉がアスミに聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

個人の気持ちを優先しても・・・

「それ危ないですよメルクさん」

 

「大丈夫よ黙示録の三騎士が貴女達を見たらすぐ使うように改変しているし使って戦いが終わればそれらの記憶は消えるから」

 

「ですので、メルクさんが何故こうなったのかを個人的に知りたいのもありますが、僕自身が個人的な感情で動くわけには・・・」

 

「本当にそれでいいのですか?」

 

「え、どういう意味ですか?アスミさん」

 

直哉がアスミに聞く。

 

「言葉通りですよ直哉貴方は、頑張りすぎですよ。せめて私達の前ではのどかの弟に戻ったらどうですか?」

 

「それは・・・」

 

「どのみちヒミコさんに依頼される依頼を協力者の皆さんにさせる訳には行きませんし、今回もヒミコさんに指定を受けたのは都合が良かったですね」

 

「確かにそうだね、ヒミコさんの依頼と言う事は滅ぼされた世界に行く事には変わらないし前回は・・・」

 

「それがいつの間にかメルクが非協力的になったからヒミコが自分が喧嘩をしてメルク達の世界に特殊遊撃部隊を侵入させてと言われててね」

 

「だから私達全員なんですね?」

 

「そうよ前回と似たような調査任務だけど今回はこちらも人数を増やす事で対応策としてやるしかないのよね、メルクが正常ではない可能性がある以上、旧幼馴染世界と関わった者達が襲い掛かる可能性もあるからねメルクが彼等に依頼した時はね」

 

「トワやレイヒミコも私達だけでするように変更したんですよね?」

 

「それはそうですが、本当にそれをして良いんですか?かなり危険な事も起きるかも知れませんよ?」

 

「うん構わないよ私達は、直哉君のしたい事を言って特殊遊撃部隊の役割なんて気にしなくて」

 

「僕は・・・」

 

「確かにそうだね、ヒミコさんの依頼と言う事は滅ぼされた世界に行く事には変わらないし前回は・・・」

 

「それがいつの間にかメルクが非協力的になったからヒミコが自分が喧嘩をしてメルク達の世界に特殊遊撃部隊を侵入させてと言われててね」

 

「だから私達全員なんですね?」

 

「そうよ前回と似たような調査任務だけど今回はこちらも人数を増やす事で対応策としてやるしかないのよね、メルクが正常ではない可能性がある以上、旧幼馴染世界と関わった者達が襲い掛かる可能性もあるからねメルクが彼等に依頼した時はね」

 

「確かにそうなると私と直哉君だけでは厳しいですね」

 

「僕個人としても過去の幼馴染世界にどんな影響が出ているのかが気になりますしこの一件が原因で・・・」

 

「そんな事があったのかい?」

 

「はい僕達では謎の怪物になったシゾーは倒せませんでした」

 

真宮寺直哉はそう言いながら悔しい表情をしながら言う。

 

「しかしようここにそんな凶悪な敵がいるとは思えないぐらい平和だぞ」

 

カンナがそう言う。

 

そして真宮寺直哉達はこの世界すこやか市を探索を始めた。

 

その頃7人世界ベースの融合世界にあるすこやか市の学校に通っている3人は・・・

 

「この力は?」

 

「のどか」

 

「のどかっち」

 

「ちゆちゃんひなたちゃん」

 

「まさか夢で見たあの人達が本当に来るなんて」

 

そして3人は夢の事を思い出していた。

 

「「「ありがとう貴女達私達を助けてくれて」」」

 

さくらとエリかとジェミニ達が原作世界のグレース達にお礼を言う。

 

「いえ、気にしないで下さい。私達はメガビョーゲンを浄化しに来ただけですので」

 

フォンテーヌがそう言う。

 

「「「え」」」

 

さくらとエリカとジェミニが驚く。

 

「その言い方私達がどうなっても良いような言い方ですね」

 

「ええ、そうですよ。貴女達の世界がこんな異常現象を起こした原因で、私達の世界は巻き込まれたので怒っているんですよ」

 

「「「それは・・・だから私達はそれを解決しようと・・・」」」

 

「解決できるなら早く解決して下さいね。さあ行きましょう」

 

「夢の私達はあの人達に対して冷たい態度だったけど」

 

「そうね、でも最低限の接触だけではすみそうにないわね」

 

「私達の街が見知らぬ世界に跳ばされたからね」

 

「そうね夢で見る私達になれるかと思ったけど厳しいわね」

 

「うん、なんか付き合いにくそうな感じがするよね」

 

「こんな事態に発展したので注意が必要だと思います」

 

「「「「確かに」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

その頃の融合世界組1

「ふう、皆大丈夫かな?」

 

「神山さん大丈夫ですか?」

 

「ああ、響さんすみません」

 

「天宮さくらさん達が気になりますか?」

 

「ええ、それは・・・」

 

「いつまでもうじうじしない。男でしょう?」

 

「そうだぞ神山君君は帝国華撃団の隊長なのだから、隊員達が困るだろ?」

 

大神もそう言う。

 

「そして神山には悪いけど神山以外の新生帝国華撃団はゼムリア大陸の方に来て貰うわ」

 

「何故?」

 

「理由知りたい?」

 

「ええ」

 

「神山を除く全員が神山の命令以外の指示を無視していた事を忘れたとは言わせないわよ」

 

「そして事実を知ったら急に態度を変えるのはどうかと思うのだけど、まあ私も過去の事を言いたくはないんだけど、まだそう言う態度を取ってるからね」

 

「事実直哉の場合帝国華撃団の隊長じゃないからその人に嫌われていても仕事面では問題にはしないだけよ」

 

「その辺は大神さんもわかるでしょう?」

 

「そうだねそれに・・・」

 

「そうですねあすかさん。ただ管理者の神殿での合流後の状況では、特殊遊撃部隊を2つに分散させます。1つ目はエステルさんを中心としたゼムリア大陸先行部隊組です」

 

「2つ目が帝国華撃団のダブル隊長達が中心となり融合世界に関連する世界に現状では改変の影響が出て無いだけと言う可能性もあり得るので2つ目のメンバーはその任務をしてください

 

「後メンバーの編成についてですが、のどかさん達4人は和実ゆいさん達のフォローして貰う予定なのでその4人を除いてチーム編成をそれぞれのエステルさん大神さん神山さんの3人で話し合ってください」

 

「「「わかったわ」了解です」」

 

「直哉君が俺達にメンバー編成を頼むの初めてだしね」

 

「え、そうなんですか?」

 

「少しメンバー編成の時に言われた言葉を思い出しまして」

 

「ああ、エステルさんに強く言われたんですね」

 

「そうですね響さんはどうして直哉さんに疑問を持たないんです?」

 

「ああ、それは・・・私元々融合世界の人間ではないからかな」

 

「え、どういう事です」

 

神山が響に聞く。

 

「はい私は、立花響15歳今年からここの上にあるリディアンに入学しています。よろしくお願いします。皆さん」

 

「おう、よろしくな私は、天羽奏だよろしくな響」

 

「よろしくお願いします奏さん」

 

「・・・」

 

「翼お前も自己紹介しようぜ。同じシンフォギア奏者で私達の後輩なのだから」

 

「ちょっ奏やめてよ。私はまだ認めてないんだから」

 

「ああ、成程こちらの風鳴翼さんには、私の説明がされてないんですね」

 

「ああ、すまない響君翼は、君達が私達の世界を救ってくれた後に目覚めて、まだ紫藤直哉君や、響君について話せていないんだ」

 

「わかりました。風鳴翼さん私は、この世界の人間ではありません。簡単に言えば、並行世界の人間です」

 

!!

 

「私の世界では、2年前にコンサート事件により天羽奏さんのギアの欠片が心臓に刺さり、私はガングニールを纏う事になりました。ですが、私は生存者狩りにあい、そこで、弦十郎さんも言っていた。紫藤直哉さんに会い、私は死ぬ事をやめる事になりました」

 

「本来なら生存者を助けるように動いてもいい筈の貴女達は全く動いてくれませんでしたが」

 

!!

 

「そんな叔父様が」

 

「元の世界の事なんで気にしないで下さいね翼さん」

 

「そして、私は紫藤直哉さんの仲間達の協力により心臓に刺さったガングニールの欠片を改良してくれたのがこのガングニール・シャドーと言う事になります」

 

「そんな響さんは自分の世界で悲惨な状況でそれを結果的に助けたのが直哉さん何ですか?」

 

「うんそうだね、そして直哉君に助けられる直前私と未来は本来の世界から立花響と小日向未来の存在はコンサート事件で死んだ事にされたんだ」

 

!!

 

「な、そんな・・・まだ生きてるのにですか」

 

「うん」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

その頃の融合世界組2

「そんな叔父様が」

 

「元の世界の事なんで気にしないで下さいね翼さん」

 

「そして、私は紫藤直哉さんの仲間達の協力により心臓に刺さったガングニールの欠片を改良してくれたのがこのガングニール・シャドーと言う事になります」

 

「そんな響さんは自分の世界で悲惨な状況でそれを結果的に助けたのが直哉さん何ですか?」

 

「うんそうだね、そして直哉君に助けられる直前私と未来は本来の世界から立花響と小日向未来の存在はコンサート事件で死んだ事にされたんだ」

 

!!

 

「な、そんな・・・まだ生きてるのにですか」

 

「うん」

 

「それで本来の流れと違う私は直哉君に助けられたから融合世界にいるんだけどね?」

 

「響さん質問なんですが、本来の世界から外された響さん達以外にいるんですか?」

 

「ああ、それは・・・いますねそう言っても初期から特殊遊撃部隊に協力している人はそう言う人がいるよ。飛鳥ちゃんと薫ちゃんは自分達の世界から融合世界に来てるから」

 

「ええ――」

 

「だからね、直哉君が命令して従わないと扱いが酷くなるのは無いんだよ」

 

「あくまで互いの目的があって、協力しているのだから」

 

「あくまでも協力者として・・・」

 

「そして神山さんには悪いですが・・・」

 

「くそっどうして三式光武がメガビョーゲンになったんだよ。ヤラネーダのままだったらもう助かった筈なのに」

 

初穂がそういう。

 

 

「何で隊長も初穂さんも紫藤直哉さんにそう言う事を言うんですか?」

 

 

「何でってあいつが私達に異世界で目立つなと言ったからだろ?せっかく隊長が助けるのを止めていたじゃねーか」

 

「それは・・・世界のバランスの為に」

 

「けっ何が世界のバランスの為だよ。現に紫藤直哉と特殊遊撃部隊の連中は来てねえじゃねえか」

 

パシーン

 

「何しやがる!!人魚」

 

「何が特殊遊撃部隊の連中は来てないよ、あんた達新生帝国華撃団のメンバー助けたのは、異世界のプリキュアと紫藤直哉なのに何でそんなこと言うのよ」

 

!!

 

「「「「ローラ」」」」

 

「ローラさん」

 

メガビョーゲンになった三式光武も話を聞き動きを止めた。

 

「クラリス人魚の言葉はほんとうなのか?」

 

神山がクラリスに聞く。

 

「ええ、事実です。直接の時もあれば間接的の時もありますが、さくらさん以外は全員特殊遊撃部隊によって救出されています」

 

「「そんな」」

 

「なら何でここにいないんだよ。紫藤直哉達は」

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どうしてですか?」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

!!

 

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「でも・・・」

 

「あの時の神山さん達も、ソラちゃんのように全部自分がと言う気持ちが強すぎたので」

 

「本当にあの時はすみませんでした」

 

「あの当時は新生帝国華撃団全体が特殊遊撃部隊の力を使って旧3華撃団を助けると思っていた感じがしたので」

 

「それは否定できません。すみれさんの気持ちを考えると」

 

「確かに気持ちはわかりますが、神山さんこの世界全体の大規模改変を見てもすみれさん個人の願いを叶える為の改変は必要でしたか?」

 

「それは・・・必要ないと思いました」

 

神山がそういう。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

旧幼馴染世界に潜入直後

「何とか旧幼馴染世界に入れましたね」

 

「「「「うん」」」」

 

「どうやらここは鶯谷のようですね」

 

「それで直哉っちこれからどうするの?」

 

ひなたが直哉に聞く。

 

「そうですねあの時使ったアイテムを使ってこちらの世界の帝都を見て回りましょうか?」

 

「「「「あの時のアイテム?」」」」

 

「そうですよ」

 

そして直哉は話し出す。

 

「あら貴方達はもしかして噂の特務支援課の方かしら」

 

「そうだけど、どうして俺達の事を?」

 

「自己紹介をするわね。私はエステルエステル・ブライトよ」

 

「僕はヨシュア・ブライトだよ」

 

「俺はロイド、ロイド・バニングスだよ」

 

「私は、エリィ・マクダエルよ。よろしくね」

 

「私はティオ・プラトーです」

 

「俺はランディだよろしくな」

 

!!

 

「「成程この人がランディさんか」」

 

「うん?どうした」

 

「何でも無いわ」

 

「そう言えばエステルとヨシュアはどうしてクロスベルに?観光かい」

 

「あ、違うわよ私達は1週間前に東通りにある遊撃手協会に着任したのよ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「商売敵かよ」

 

「そう言えば、特務支援課はどういう仕事をするの?」

 

「「「それは・・・」」」」

 

「エステルそろそろ行こう」

 

「あ、そうねそれじゃあ私達は行くわねロイド君」

 

「ああ」

 

「あ、ロイド君どんな仕事でもクロスベルに住む人達が笑顔になれるように頑張ろうね、お互いに」

 

「・・・ああ」

 

そしてエステル達はロイド達と別れた。

 

「ふう、何とか挨拶は終わったわね」

 

「そうだねでも本当に2人の響さんは、ロイド達に見られなかったね」

 

「まあ、直哉から認識阻害をするアイテムを借りてるからね」

 

「2人には悪いけど街の中にいる時は、それを使うようにするから」

 

「「コクコク」」

 

「「「あ、あのアイテムの事?」」事ね」

 

「はい、そうです今回は一応面識のある人物の世界ですしね」

 

「「「「成程」」」」

 

「確かにそうだね、ヒミコさんの依頼と言う事は滅ぼされた世界に行く事には変わらないし前回は・・・」

 

「それがいつの間にかメルクが非協力的になったからヒミコが自分が喧嘩をしてメルク達の世界に特殊遊撃部隊を侵入させてと言われててね」

 

「だから私達全員なんですね?」

 

「そうよ前回と似たような調査任務だけど今回はこちらも人数を増やす事で対応策としてやるしかないのよね、メルクが正常ではない可能性がある以上、旧幼馴染世界と関わった者達が襲い掛かる可能性もあるからねメルクが彼等に依頼した時はね」

 

「確かにそうなると私と直哉君だけでは厳しいですね」

 

「それに態度が急変したメルクさんに見つけられないように最初から使う方が良いと思っての処置と個人的に会いたくない人物に会わない為の処置ですね」

 

「「「あ、何となく思い出した」」」

 

アスミ以外の3人が思い出す。

 

「こちらにしてみればレイやトワにも余計な仕事が増えてる状態で僕としても今回の件でトワ達にお願いするのは心苦しいのですが、僕があの2人の行動に対する決定権はありませんから」

 

「2人は管理者同士の決め事で決まったお客さんなので」

 

「それにこれは僕の勘違いかも知れないのですが、紫藤なのはさんは何者かに操られているかもしれないので」

 

「なっ彼は僕達がトワから聞かされた可能性について知っていて黙っていたのか?」

 

「そうよ、この一件に関してでもそうだけどこちらの直哉は自分で考えて融合世界や友好世界のバランスを壊すような事態が起きない限り介入は最低限にしてるし」

 

「別にこちらの直哉の自慢をしてるつもりはないけど、貴方達の場合米田健二の闇の力と戦う使命があったのなら、もっと管理者と繋がるべきだったのではないい?」

 

「「「あの人達に会いたくないんだ直哉君は」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

本音と調査開始1

「それにこれは僕の勘違いかも知れないのですが、紫藤なのはさんは何者かに操られているかもしれないので」

 

「なっ彼は僕達がトワから聞かされた可能性について知っていて黙っていたのか?」

 

「そうよ、この一件に関してでもそうだけどこちらの直哉は自分で考えて融合世界や友好世界のバランスを壊すような事態が起きない限り介入は最低限にしてるし」

 

「別にこちらの直哉の自慢をしてるつもりはないけど、貴方達の場合米田健二の闇の力と戦う使命があったのなら、もっと管理者と繋がるべきだったのではないい?」

 

「「「あの人達に会いたくないんだ直哉君は」」」

 

「ええ、出来れば会いたくありませんよ。ですがこの世界の異変が魔王の因子とゲネシスの改変によるものか、はたまた原作世界のオイシーナタウンと新たなプリキュア世界融合世界の周辺に出現させた事例と関連する場合の対処の為の調査ですから」

 

「別に彼等と接触する事が目的では無いので」

 

「確かにそうだね私達の目的は・・・」

 

「それがいつの間にかメルクが非協力的になったからヒミコが自分が喧嘩をしてメルク達の世界に特殊遊撃部隊を侵入させてと言われててね」

 

「だから私達全員なんですね?」

 

「そうよ前回と似たような調査任務だけど今回はこちらも人数を増やす事で対応策としてやるしかないのよね、メルクが正常ではない可能性がある以上、旧幼馴染世界と関わった者達が襲い掛かる可能性もあるからねメルクが彼等に依頼した時はね」

 

「こういう依頼だったし」

 

そして直哉達は旧幼馴染世界に起きた異変の調査を始めた。

 

暫くして・・・

 

「あ、直哉君あのカレンダーを見て」

 

その時ちゆが旧幼馴染世界のカレンダーを見つけた。

 

「ふむどうやらこの世界の暦は今太正15年の4月のようですね」

 

「なら今は大神さんは帝都にいないんだよね?直哉っち」

 

ひなたが直哉に聞く。

 

「ええ、その筈ですが旧幼馴染世界では・・・」

 

「ねえ直哉君どうして、上野公園に来たの?」

 

「それはね、この手紙の差出人に会う為さ、さくらちゃん」

 

「そろそろ出てきて良いよ、ご希望の人を連れて来たから」

 

「さくらお姉ちゃん探したよ」

 

少年がいきなりさくらに抱きついた。

 

「きゃあ何この子!!直哉君見てないで助けて」

 

「落ち着いて、僕名前は、なんて言うの?」

 

「ごめんなさい僕の名前は、真宮寺直哉18才です。巴里から日本に戻る途中に、僕の持つこのリングが光りだして気がついたらここに来てたんです」

 

「なるほどね、君は並行世界から来たと認識して良いのかな?」

 

「はいその認識で良いと思います。それで貴方の名前はなんでしょう」

 

「僕は紫藤直哉、この世界で、帝国華撃団の総司令をしてるよ」

 

「ええーー米田さんいないんですか?」

 

「いるのはいるけど、帝劇にいないんだ」

 

「そうなんですか?」

 

「確かこんな設定だったと飛鳥ちゃんと薫ちゃんが言ってましたから、この後に起きるヤフキエル事変も対応は出来ると思いますが、何となく嫌な予感がするんですよね」

 

「「「「嫌な予感?」」」」

 

「ええ、一応この世界とは・・・」

 

「そちらの直哉さんが、のどかさんに会いたいと強く思ってたのかも知れませんし」

 

「成る程、ごめんねのどかさんうちの息子が無神経な事を言って」

 

「いつ貴女の息子に僕がなったんですか?」

 

「直哉の失態を代わりに謝って言るんだから桜花が死んでからずっと私が直哉の親なのよ」

 

!!

 

「何だと!!そんな話聞いて無いぞ」

 

「そりゃそうよ。こんな事無ければ伝えなかったし」

 

「酷いそんな仕打ちされるなんて」

 

「「「流石トワさんのお母さん」」」

 

のどかとちゆとひなたは、メルクともう1人の紫藤直哉のやり取りを見てトワを思い出す。

 

その頃管理者の神殿にいるトワは・・・

 

「クチュンクチュン」

 

「風邪かしら?」

 

「あのメルクさん親子喧嘩と言うか、僕達はどうすればここから帰れるのですか?」

 

融合世界の直哉がメルクに聞く。

 

「ああ、そうだったわね貴女達が、元の世界に戻るにはフワニータを黙示録の三騎士とパトリックから守りなさい。融合世界の彼女達は黙示録の三騎士と戦う場合のみ本来の力を使って良いわ」

 

「あの頃の僕達が接触した事で分岐した世界だとすれば・・・」

 

「「「あーー黙示録の三騎士がナノビョーゲンを持ってるかも知れない」」」

 

「そういう事です」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

本音と調査開始2

「酷いそんな仕打ちされるなんて」

 

「「「流石トワさんのお母さん」」」

 

のどかとちゆとひなたは、メルクともう1人の紫藤直哉のやり取りを見てトワを思い出す。

 

その頃管理者の神殿にいるトワは・・・

 

「クチュンクチュン」

 

「風邪かしら?」

 

「あのメルクさん親子喧嘩と言うか、僕達はどうすればここから帰れるのですか?」

 

融合世界の直哉がメルクに聞く。

 

「ああ、そうだったわね貴女達が、元の世界に戻るにはフワニータを黙示録の三騎士とパトリックから守りなさい。融合世界の彼女達は黙示録の三騎士と戦う場合のみ本来の力を使って良いわ」

 

「あの頃の僕達が接触した事で分岐した世界だとすれば・・・」

 

「「「あーー黙示録の三騎士がナノビョーゲンを持ってるかも知れない」」」

 

「そういう事です」

 

「ただ違う点があるのは・・・」

 

「「・・・なのはちゃん許可するわ」はいさくらさん」

 

「お兄ちゃん女の子に何言ってんの?ディバインバスター――」

 

 

「ギャアアア」

 

そして話を終えた直哉は、義理の妹のなのはによって制裁を受けたのだった。

 

「ごめんお兄ちゃんが無神経な事言って」

 

「ううん気にしないで、それよりなのはちゃんとフェイトちゃんはいくつなの?」

 

「私とフェイトちゃんは9歳ですけど」

 

「「「ええ――9歳ーー」」」

 

「あの紐育華に行くイベントより前の時間軸なので確実に黙示録の三騎士がナノビョーゲンを持っているのかは不透明ですがね」

 

「そうだねでもメルクさんを操っている人物がいるとすれば・・・」

「皆今の内にメガビョーゲンを浄化するよ」

 

「うん」

 

「ええ」

 

「はい」

 

 

そしてグレース達は3体のメガビョーゲンを浄化する準備に入った。

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

そしてキュアアースは3体の内の1体の斧型メガビョーゲンを浄化した。

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

そしてキュアグレース達が3体の斧型メガビョーゲンを浄化すると、白騎士と赤騎士がメガビョーゲンと同じように消滅しかけていた。

 

「あの記憶は使いたい筈だよね」

 

「そうですね。一応旧幼馴染世界にとメルクさん以外にとっては未知の怪物ですからね」

 

直哉がそう言う。

 

「もしその相手がナノビョーゲンを持っていた場合どうするんですか?」

 

「一応僕達が旧幼馴染世界にいる場合に出た場合はナノビョーゲン及びメガビョーゲンは僕達が浄化はしますが・・・」

 

「オラオラどうして戦わない?お前は俺達帝国華撃団を殺す為に来たんだろうが・・・くらえ!!破邪剣征・桜花放神」

 

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

2人の放った技が互いにぶつかり合い、花寺直哉の技が襲撃者を飲み込んだ」

 

「以前のような事は極力避けますが」

 

「「「「成程」」」」

 

「そうしないと旧幼馴染世界にしても僕達がにとってもやりにくくなりますから」

 

「「「確かにそうだね」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

旧幼馴染世界における改変前編

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

2人の放った技が互いにぶつかり合い、花寺直哉の技が襲撃者を飲み込んだ」

 

「以前のような事は極力避けますが」

 

「「「「成程」」」」

 

「そうしないと旧幼馴染世界にしても僕達がにとってもやりにくくなりますから」

 

「「「確かにそうだね」」」

 

「それで直哉これから調査を再開しますか?」

 

「そうですね、本来ならミッドチルダや7人世界への行き来等が出来る場所があれば行く必要があるんですが・・・」

 

「あ、そう言えばこの時代ではそう言う技術が無かった筈だよね」

 

「ええ、まあ7人世界と幼馴染世界が誕生した経緯を考えると、そう言うシステムは害悪でしかないと判断されても仕方がないでしょうね」

 

「うんそうだね融合世界になったから簡易ゲートやゲートによる交通網とかが整備されて来たけど」

 

「そうねこの頃は他世界との交流は考えられずに世界を生存させて最終的に原初の世界を崩壊させた米田健二を討たせるかが神達の目的だったらしいからね」

 

「そうですねちゆさんの言う通り、この時代ではそれが最終目的だったらしいですが、なかなか上手く行かずにその後に飛鳥ちゃんと薫ちゃんやトワが生まれた世界等が誕生し、この世界の管理者であるメルクさんが過労死してしまう事が起こり、最終的に僕達が知る歴史になって行くんです」

 

「じゃあ調査をどうするの?このままじゃ身動き取れないよ。簡易ゲートも使えないんじゃ?」

 

ひなたそう言う。

 

「そうなんですよね、本来ならこういう場合メルクさんを頼るんですが・・・」

 

「それがいつの間にかメルクが非協力的になったからヒミコが自分が喧嘩をしてメルク達の世界に特殊遊撃部隊を侵入させてと言われててね」

 

「だから私達全員なんですね?」

 

「そうよ前回と似たような調査任務だけど今回はこちらも人数を増やす事で対応策としてやるしかないのよね、メルクが正常ではない可能性がある以上、旧幼馴染世界と関わった者達が襲い掛かる可能性もあるからねメルクが彼等に依頼した時はね」

 

「「「あっそっか、メルクさんが操られている可能性があるから頼れない」」」

 

「そういう事です、ですので現状ではこちらの世界で何かしらの事件が起きればそれに乗じてこちらも動けるんですがね」

 

「「「そんな今は何も出来ないの?」」」

 

「そうですね、下手に動けば見つかる可能性がありますからね」

 

「トワやレイヒミコも私達だけでするように変更したんですよね?」

 

「それはそうですが、本当にそれをして良いんですか?かなり危険な事も起きるかも知れませんよ?」

 

「うん構わないよ私達は、直哉君のしたい事を言って特殊遊撃部隊の役割なんて気にしなくて」

 

「だからあの時確認したんですけど・・・」

 

「「「ごめんなさい」」」

 

「僕自身もこのまま何もしないのはよくないと思うので、僕自身がこの世界に強制的にイベントを発生させようと思いますよ」

 

「「「「ええーーどうやって」」」」

 

「簡単に言えばビョーゲンズのとある人物をここに呼ぶんですよ」

 

「「「あ、まさか・・・」」」

 

のどか達が思い出す。

 

「チースプリキュア」

 

「「「え、誰」」」

 

「出たわねバテデモーダ」

 

「もうひなたさん。自分を腫れもののように扱わないで下さいよ」

 

「遊ばないのよ2人共」

 

「ええ、何であんたのせいで怒られたよ」

 

「ええーー自分のせいですか?」

 

「アースさん。バテデモーダの恰好ビョーゲンズに似てますけど・・・」

 

原作世界のキュアグレースが、アースに聞く。

 

「ええ、バテデモーダは融合世界のビョーゲンズの1人で直哉関連でビョーゲンズに不都合な事が起きれば、彼が来ることになってるんです」

 

「「「「「「ええ――」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「そういう事ですから宜しくっす。ちなみにそちらの世界でももうすぐ生まれるので」

 

「「「「「「ええ――」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

バテデモーダの言葉に再び驚く。原作世界のキュアグレース達だった。

 

「まさか直哉君バテデモーダを呼ぶの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「その通りです」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

旧幼馴染世界における改変後編

「ええ、バテデモーダは融合世界のビョーゲンズの1人で直哉関連でビョーゲンズに不都合な事が起きれば、彼が来ることになってるんです」

 

「「「「「「ええ――」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「そういう事ですから宜しくっす。ちなみにそちらの世界でももうすぐ生まれるので」

 

「「「「「「ええ――」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

バテデモーダの言葉に再び驚く。原作世界のキュアグレース達だった。

 

「まさか直哉君バテデモーダを呼ぶの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「その通りです」

 

「それにバテデモーダに来て貰う目的は別にあるんですよ」

 

「「「え、どういう事?」」」

 

「つまり直哉はメルク自身に直哉を含めた私達とメガビョーゲンを見せてその記憶を思い出させて正気を取り戻させるつもりなんですよ」

 

「「「あ、そういう事なんだ」」」

 

「ええ、アスミさんが説明してくれたのがあくまでも僕達側の理想ですけどね」

 

「私達側の理想?」

 

「そうですよひなたさん。あくまでメルクさんが何者かに操られているかも知れないと言ってたのは、ヒミコさんの言葉でしかトワやレイもそして僕達もそうとしか聞かされていないから僕達もバテデモーダに協力して貰い記憶を思い出させる為に今動き出そうとしてますよね」

 

「うんそうだね」

 

「でもその前提が間違っていてメルクさん自身がヒミコさんが特殊遊撃部隊を旧幼馴染世界に行かせるように仕向けていたら・・・」

 

「「「あ、成程」」」

 

「少なくともメルクさんの目的が特殊遊撃部隊を旧幼馴染世界に連れてくる事が目的なら、メルクさんの目的は達成している事になりますので」

 

「そしてもし今僕が言った事があっていた場合納得が出来ない事が出て来るんですよ」

 

「「「それって何?」」」

 

「それは・・・皆さん思い出して下さい」

 

「もしくは改変により滅ぼされた世界の方が面倒な事態になったから呼ばれたとも考えられますがね」

 

「「「「それは確かにあるかも知れない」」」」」

 

「どのみちヒミコさんに依頼される依頼を協力者の皆さんにさせる訳には行きませんし、今回もヒミコさんに指定を受けたのは都合が良かったですね」

 

「確かにそうだね、ヒミコさんの依頼と言う事は滅ぼされた世界に行く事には変わらないし前回は・・・」

 

「それがいつの間にかメルクが非協力的になったからヒミコが自分が喧嘩をしてメルク達の世界に特殊遊撃部隊を侵入させてと言われててね」

 

「だから私達全員なんですね?」

 

「そうよ前回と似たような調査任務だけど今回はこちらも人数を増やす事で対応策としてやるしかないのよね、メルクが正常ではない可能性がある以上、旧幼馴染世界と関わった者達が襲い掛かる可能性もあるからねメルクが彼等に依頼した時はね」

 

「もしもメルクさんが正常ならヒミコさんと喧嘩なんてしなくてもいいのではとは思いませんか?」

 

「「「「確かに」そうだよ」」そうだわ」

 

直哉の言葉を聞き納得するのどか達だった。

 

「ですのでこのままバテデモーダに連絡をするべきか悩んでるんですよ」

 

「ヒミコさんの依頼もメルクさんの態度の急変に対する依頼だったし、直哉君がさっき言った、でもその前提が間違っていてメルクさん自身がヒミコさんが特殊遊撃部隊を旧幼馴染世界に行かせるように仕向けていたら・・・」

 

「「「あ、成程」」」

 

「少なくともメルクさんの目的が特殊遊撃部隊を旧幼馴染世界に連れてくる事が目的なら、メルクさんの目的は達成している事になりますので」

 

「あれが事実としたら、私達はヒミコさんの依頼は終わっていて融合世界に戻って良いと言う事になるしね」

 

のどかがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

その頃のゼムリア大陸組1 新生帝国華撃団編

少し時を戻して・・・

 

「ああーーむかつくぜ何で隊長と別行動なんだよ」

 

初穂は神山と別のチームになりストレスを溜めていた。

 

「どうせこれも直哉のせいだ」

 

その様子を見る天宮さくらとクラリスは・・・

 

「また、初穂さん直哉さんのせいにしてますよさくらさん」

 

「はあ、今回は直哉さんが決めているわけでもないのに」

 

「確かにそうですね」

 

「それでは直哉さん、特殊遊撃部隊はその人物達と合流後ゼムリア大陸に行くんですか?」

 

あすかが直哉に聞く。

 

「そうですねあすかさん。ただ管理者の神殿での合流後の状況では、特殊遊撃部隊を2つに分散させます。1つ目はエステルさんを中心としたゼムリア大陸先行部隊組です」

 

「2つ目が帝国華撃団のダブル隊長達が中心となり融合世界に関連する世界に現状では改変の影響が出て無いだけと言う可能性もあり得るので2つ目のメンバーはその任務をしてください

 

「後メンバーの編成についてですが、のどかさん達4人は和実ゆいさん達のフォローして貰う予定なのでその4人を除いてチーム編成をそれぞれのエステルさん大神さん神山さんの3人で話し合ってください」

 

「「「わかったわ」了解です」」

 

「直哉さんはこう伝え後の事をエステルさんと隊長さんに任せてから・・・」

「そして変わった運命によりヴァン・アークライドさん達の仲間が新たに管理者の神殿に現れたんですね?」

 

「そうよそれに、その3人はヴァン・アークライドと同じく意識が無い状態なのよね、それでも生きてるには変わりないけど」

 

「こんな事態が起きて早く融合世界に戻る前に部隊配置を決めないといけなかったから直哉は守護者全員で決める部分を貴方達に任せたのよ」

 

「そんな直哉さんがそこまで折れるなんて信じられない」

 

「別に信じなくても良いけど、それが事実よたがが新生帝国華撃団の初穂と神山の為にね」

 

「だったら貴方達も成長したら?」

 

!!

 

「確かにそうですね、エステルさん隊員達をお願いします」

 

「わかったわ。ごめんねきつい事を言って」

 

「いえ、こちらにも非があるので構いません」

 

「そしてエステルさんと隊長達の話し合いの結果現状のチーム編成になったんですよね」

 

「そうだよクラリス」

 

「初穂さんじゃないですが隊長不在でやれるんですか?それも異世界で」

 

「確かにクラリスや初穂が不安になるのはわかるけど、隊長不在なのは私達だけではないし、巴里華撃団や旧帝国華撃団の人達だって同じ状況なんだから」

 

「それはそうなんですが・・・」

 

「やっぱり無理かな?まあ直哉さんと誠兄さんの関係が改善しただけでも良いと思わないとね」

 

「こんな事態が起きて早く融合世界に戻る前に部隊配置を決めないといけなかったから直哉は守護者全員で決める部分を貴方達に任せたのよ」

 

「そんな直哉さんがそこまで折れるなんて信じられない」

 

「別に信じなくても良いけど、それが事実よたがが新生帝国華撃団の初穂と神山の為にね」

 

「だったら貴方達も成長したら?」

 

!!

 

「確かにそうですね、エステルさん隊員達をお願いします」

 

「でも私も驚いたな直哉さんがそこまで隊長達に任せる事に」

 

その頃別室にいるエステルと帝国華撃団と巴里華撃団は・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

その頃のゼムリア大陸組2

「エステルさんこれからどうするのだ?」

 

グリシーヌがエステルに聞く。

 

「とりあえず今回未来から来た子達の情報を皆に見せるわね」

 

そしてエステルが、情報を提示した。

 

「へえ、あの小柄な子がフェリちゃんでお姉さんがリゼットさんて言うんだ」

 

コクリコとアイリスが言う。

 

「そしてあの忍者がクロガネと言うんだな」

 

カンナがそう言う。

 

「「そしてその3人はヴァン・アークライドさんと同様に深い眠りについているんですね?」

 

さくらとエリカが言う。

 

「その通りよ現状では彼等が自力で起きる事を祈るしか私達には出来ないけどね」

 

「アニエスさんはつらいやろうな」

 

「そうね」

 

紅蘭とマリアが言う。

 

「しかしよ何でまたアニエスの仲間がこっちに来たんだ?また魔王の因子とゲネシスの改変のせいなのか?」

 

ロベリアが疑問を口にする。

 

「いえ、今回は魔王の因子とゲネシスの改変ではなく、こちらが原因として見てるわ」

 

「え、謎の次元嵐が大量に発生し融合世界内部の世界及び友好世界に帰還が出来ない?」

 

「何やら意図的な物を感じますが・・・響さんとエステルさん。次元嵐を超えれそうな場所はありますか」

 

「ええ、あるわねただ・・・その世界は無調査なのよ。今回初めて見つけた世界だから」

 

「成程」

 

「つまり僕達はその世界に行かせたい何者かの意思が介入してるのか、はたまた偶然その世界への入り口が開いたのかどちらですかね?」

 

「私としてはイシュメルガによっての嫌がらせかと思ったのだけど・・・」

 

「以上が今回の作戦の結果です」

 

「まさか未来から来た3人を確認もしくは確保が目的だったがまさか確認すらできないとは」

 

「成程確かに、魔王の因子とゲネシスの改変の影響が原因だとすると、今回来た3人のタイムラグがあるのは不自然ですね」

 

花火が言う。

 

「そういう事よ、まあトワ達は両方の可能性も考えているみたいだけど」

 

「もし異形の怪物が人間だった場合彼は特殊遊撃部隊が保護しなければなりませんし」

 

「ああ、確かにそう言う規定が出来たのよね和実ゆい達のような現在のゼムリア大陸にこういう形では存在しない筈の人間だからと言う事ね」

 

「ええ、和実ゆいさん達のおかげで未来人の保護と対応策に関しての強化が出来たので」

 

「あの異形の怪物に変身をしている人をどうやって保護するの?」

 

「そこは響さんの十八番でしょう」

 

「確かにね」

 

「ええ――」

 

「ですが異形の怪物に変身をしている人の仲間か知っている人がこの時代にいれば、異形の怪物に変身している人の事を知れるんですけど・・・」

 

「そうだよねならここで捜索する?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「それは駄目よのどか、あくまでも異形の怪物の事はこの時代の人間には秘密なのよ・・・まあ、そこにいるダメ親父と同じ気配を持つ2人には言っても良いわよ」

 

「「「「ええ――」」」」

 

エステルの言葉によって姿を見せたアニエスとシズナを見て響とのどか達が驚いていた。

 

暫くして・・・

 

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「彼女らの経緯を考えればそう言う風に備えるのは普通だけど」

 

「正直それ関連に時間を使えないのが頭が痛い所なのよね。新生帝国華撃団の件もあるし」

 

「「「「「ああ、成程」」」」」

 

「現状ゼムリア大陸の歴史は大きく変更してないから私達は現状維持だけどその内トワ達から連絡が来ると思うわ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

間章19 過去の幼馴染世界潜入調査編
神達の衝撃とメルクへの疑問


管理者の神殿・・・」

 

「何とかヒミコの希望通り直哉達5人を向こうに送れたな」

 

「ええ、そうねこれでよかったのかしらね?」

 

「何がだ?」

 

「本当にメルクは操られてるのかと言う事よ」

 

「ああ、それは・・・俺達ではわからんな。ヒミコとメルクが協力して直哉とのどか達を旧幼馴染世界に送りたかったと言う可能性もあるがな」

 

「そうなのよね、そうするとどうしてそう言う芝居じみた事をしたのかしら?」

 

「その辺はわからんが、5人の様子を見るか?」

 

「そうね、そうしましょう」

 

 

「確かこんな設定だったと飛鳥ちゃんと薫ちゃんが言ってましたから、この後に起きるヤフキエル事変も対応は出来ると思いますが、何となく嫌な予感がするんですよね」

 

「「「「嫌な予感?」」」」

 

「ええ、一応この世界とは・・・」

 

「そちらの直哉さんが、のどかさんに会いたいと強く思ってたのかも知れませんし」

 

「成る程、ごめんねのどかさんうちの息子が無神経な事を言って」

 

「いつ貴女の息子に僕がなったんですか?」

 

「直哉の失態を代わりに謝って言るんだから桜花が死んでからずっと私が直哉の親なのよ」

 

!!

 

「何だと!!そんな話聞いて無いぞ」

 

「そりゃそうよ。こんな事無ければ伝えなかったし」

 

「酷いそんな仕打ちされるなんて」

 

「「「流石トワさんのお母さん」」」

 

のどかとちゆとひなたは、メルクともう1人の紫藤直哉のやり取りを見てトワを思い出す。

 

その頃管理者の神殿にいるトワは・・・

 

「クチュンクチュン」

 

「風邪かしら?」

 

「あのメルクさん親子喧嘩と言うか、僕達はどうすればここから帰れるのですか?」

 

融合世界の直哉がメルクに聞く。

 

「ああ、そうだったわね貴女達が、元の世界に戻るにはフワニータを黙示録の三騎士とパトリックから守りなさい。融合世界の彼女達は黙示録の三騎士と戦う場合のみ本来の力を使って良いわ」

 

「あの頃の僕達が接触した事で分岐した世界だとすれば・・・」

 

「「「あーー黙示録の三騎士がナノビョーゲンを持ってるかも知れない」」」

 

「そういう事です」

 

「ああ、成程ねあの時の事を一応気にしてるのね」

 

「当然だろうな直哉やのどか達にとってはある意味では初めての世界での管理者との出会いだしな」

 

「まあ、そうねあの時は私も少し手伝ったけど」

 

「だなだがあの当時は・・・」

「直哉君どういたらいいの?」

 

「この状況に打開策があるとすれば、ブラックホールクラスターと同等もしくはそれを超える技で消滅させるしかありません」

 

「そんな」

 

そしてヴォルクルスがブラックホールクラスターを地上に向けてはなった。

 

「薫・・・私やるよ」

 

「飛鳥ちゃん」

 

「サイバスター私に力をかして・・・行くぞ!!ヴォルクルスコスモノヴァ発射」

 

「うおおお。コスモノヴァだと、紫藤飛鳥め小癪な真似を・・・だがこの2つの技により次元に穴が開くだろう」

 

ヴォルクルスがそう言った直後次元の穴が開き、その場にいるもの全てが次元の穴にに吸い込まれた。

 

「「「「「「うわあああ」」」」」」」

 

そして次元の穴を通って出た場所はまさかの融合世界の管理をする管理者の神殿の中だった。

 

だが後になってわかるのだが、紫藤直哉とキュアグレース達がこの場にいない事が判明するのだった。

 

「こんな事態が起きて直哉とのどか達が過去の幼馴染世界に行くとは思わなかったからな」

 

「そうねそして・・・こんな仕打ちをされたけど」

 

「当たり前じゃない貴方達が融合世界と友好世界の関係を壊しかけたからよ」

 

「それは・・・メルクがやってはいけない事を事前に教えてくれないからですよ」

 

もう1人の直哉がそう言う。

 

「ねえ、トワ貴女の所も全部伝える?」

 

メルクがトワに聞く。

 

「それは無いわね。他の管理者ならその世界に起きてる事を簡単に説明するけど私は、そこまでしないわ」

 

「そうよね融合世界の直哉君はうちの直哉となのはがしつこくプリキュアの事を聞いても喋るのを渋ってたし少なくとも融合世界の直哉君達にとっては過去の幼馴染世界にもちゃんと配慮してくれてたから私も楽だったわよ」

 

「「ぐっ」」

 

「そうだなだがあの時は謝っていたからなまさかこんな事態になるとは思わなかったが」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワ達の今後の動きについて

「それは無いわね。他の管理者ならその世界に起きてる事を簡単に説明するけど私は、そこまでしないわ」

 

「そうよね融合世界の直哉君はうちの直哉となのはがしつこくプリキュアの事を聞いても喋るのを渋ってたし少なくとも融合世界の直哉君達にとっては過去の幼馴染世界にもちゃんと配慮してくれてたから私も楽だったわよ」

 

「「ぐっ」」

 

「そうだなだがあの時は謝っていたからなまさかこんな事態になるとは思わなかったが」

 

「それでトワ今後の動きはどうする?直哉達に協力するか」

 

「ああ、それは・・・少し待って直哉達が動くか迷ってるみたいだから」

 

「何!!」

 

「それで直哉これから調査を再開しますか?」

 

「そうですね、本来ならミッドチルダや7人世界への行き来等が出来る場所があれば行く必要があるんですが・・・」

 

「あ、そう言えばこの時代ではそう言う技術が無かった筈だよね」

 

「ええ、まあ7人世界と幼馴染世界が誕生した経緯を考えると、そう言うシステムは害悪でしかないと判断されても仕方がないでしょうね」

 

「うんそうだね融合世界になったから簡易ゲートやゲートによる交通網とかが整備されて来たけど」

 

「そうねこの頃は他世界との交流は考えられずに世界を生存させて最終的に原初の世界を崩壊させた米田健二を討たせるかが神達の目的だったらしいからね」

 

「そうですねちゆさんの言う通り、この時代ではそれが最終目的だったらしいですが、なかなか上手く行かずにその後に飛鳥ちゃんと薫ちゃんやトワが生まれた世界等が誕生し、この世界の管理者であるメルクさんが過労死してしまう事が起こり、最終的に僕達が知る歴史になって行くんです」

 

「じゃあ調査をどうするの?このままじゃ身動き取れないよ。簡易ゲートも使えないんじゃ?」

 

ひなたそう言う。

 

「そうなんですよね、本来ならこういう場合メルクさんを頼るんですが・・・」

「僕自身もこのまま何もしないのはよくないと思うので、僕自身がこの世界に強制的にイベントを発生させようと思いますよ」

 

「「「「ええーーどうやって」」」」

 

「簡単に言えばビョーゲンズのとある人物をここに呼ぶんですよ」

 

「「「あ、まさか・・・」」」

 

「おいおい、直哉の奴バテデモーダを呼ぶ気か?」

 

「成程考えたわね、直哉メガビョーゲンを出す事でメルクの状態を確認する気ね」

 

「どういう事だ?」

 

「いいレイ、のどか達がいる旧幼馴染世界があの子達が干渉した事がある歴史を辿っていたら・・・」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

「ペエ!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

「ニャン!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

「ええ――プリキュアと飛鳥ちゃん達ーー」

 

「ジェミニさんここは私達が受け持つから貴方は早く行って」

 

「わかった」

 

そしてジェミニが最深部に向かった。

 

「やはり来てくれたなプリキュアと紫藤直哉」

 

「少なくとメルクもこれを見ている筈よ」

 

「確かにな直哉達はその記憶にかけるつもりか?」

 

「恐らくね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉達の作戦についての話し合い

「ええ――プリキュアと飛鳥ちゃん達ーー」

 

「ジェミニさんここは私達が受け持つから貴方は早く行って」

 

「わかった」

 

そしてジェミニが最深部に向かった。

 

「やはり来てくれたなプリキュアと紫藤直哉」

 

「少なくとメルクもこれを見ている筈よ」

 

「確かにな直哉達はその記憶にかけるつもりか?」

 

「恐らくね」

 

「あの子達にとって、メルクとの関係は先程言った一連が繋がりとしては強いしね」

 

「確かにそうだろうが、流石にバテデモーダに来て貰うのはまずくないか?」

 

「確かに危険よただ・・・」

 

「どのみちヒミコさんに依頼される依頼を協力者の皆さんにさせる訳には行きませんし、今回もヒミコさんに指定を受けたのは都合が良かったですね」

 

「確かにそうだね、ヒミコさんの依頼と言う事は滅ぼされた世界に行く事には変わらないし前回は・・・」

 

「それがいつの間にかメルクが非協力的になったからヒミコが自分が喧嘩をしてメルク達の世界に特殊遊撃部隊を侵入させてと言われててね」

 

「だから私達全員なんですね?」

 

「そうよ前回と似たような調査任務だけど今回はこちらも人数を増やす事で対応策としてやるしかないのよね、メルクが正常ではない可能性がある以上、旧幼馴染世界と関わった者達が襲い掛かる可能性もあるからねメルクが彼等に依頼した時はね」

 

「ヒミコが私に伝えさせた内容が事実なら操っている人物は知らない所から攻めて崩すのは普通と思うわよ」

 

「それはそうだが、直哉達の作戦も対応されたらどうするんだ?」

 

「そうなった場合は私達が強制的に直哉達を連れ戻せばいいのよ」

 

「だってヒミコの依頼はメルクの調査なんだから」

 

「それがいつの間にかメルクが非協力的になったからヒミコが自分が喧嘩をしてメルク達の世界に特殊遊撃部隊を侵入させてと言われててね」

 

「だから私達全員なんですね?」

 

「そうよ前回と似たような調査任務だけど今回はこちらも人数を増やす事で対応策としてやるしかないのよね、メルクが正常ではない可能性がある以上、旧幼馴染世界と関わった者達が襲い掛かる可能性もあるからねメルクが彼等に依頼した時はね」

 

「成程な、直哉の作戦でメルクがどう動くかでメルクが操られているのか、それとも自分の意思で動いているかがわかれば、直哉やのどか達にとってはヒミコの依頼は終えている事になるわけだな」

 

「そういう事よ。もし・・・」

 

「オラオラどうして戦わない?お前は俺達帝国華撃団を殺す為に来たんだろうが・・・くらえ!!破邪剣征・桜花放神」

 

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

2人の放った技が互いにぶつかり合い、花寺直哉の技が襲撃者を飲み込んだ」

 

「あの男にのどか達の事教えたのは、ノヴァだから」

 

「「ええーー」」

 

「ノヴァどうしてこの世界に来たの?目的は何なの」

 

「私の目的?そんな決まってるじゃない、私の忠実な僕になる帝国華撃団を手に入れる為よ」

 

「7人世界の時みたいに旧幼馴染世界と接触している世界がメガビョーゲンに興味を持つかも知れないわね」

 

「ああ、それは・・・時空管理局か?」

 

「それよりも気になるのはクロノと言う少年よ」

 

「ああ、あの子供か」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

クロノと言う少年

今回の話に以前こちらで掲載していた作品サクラ大戦来訪者は私の幼馴染の中で登場していた人物の事を主に話をしますがご了承ください。


「私の目的?そんな決まってるじゃない、私の忠実な僕になる帝国華撃団を手に入れる為よ」

 

「7人世界の時みたいに旧幼馴染世界と接触している世界がメガビョーゲンに興味を持つかも知れないわね」

 

「ああ、それは・・・時空管理局か?」

 

「それよりも気になるのはクロノと言う少年よ」

 

「ああ、あの子供か」

 

レイが思い出す。

 

「高町なのは、僕は君を絶対許さない、そして君が、この世界で大切にしている者を僕は、壊す事に決めたのだから」

 

!!

 

「そ、そんな」

 

(それじゃあお兄ちゃんやさくらさんがこんな事になったのは私のせい)

 

「それは絶対に違うでなのはちゃん」

 

その時上空からやって来たのは、八神はやてと、守護騎士の4人だった。

 

「はやてちゃん」

 

「はやて何故勝手に出てくるんだ」

 

「嘘、はやてちゃんまさか・・・」

 

「ごめんななのはちゃん、うちはまだ管理局の一員なんよ」

 

「まあいい出てきた以上、仕事をしてもらうぞはやて」

 

「わかっとる、ヴィータなのはちゃんに攻撃するんや」

 

「あいよはやて、覚悟はいいか紫藤なのは、兄妹仲良く管理局のペットになれよ」

 

「いやそれだけは絶対に嫌、フェイトちゃんも、お兄ちゃんもお姉ちゃんは私が守るもん」

 

!!

 

「ヴィータ今や」

 

「おう」

 

「スターライト・・・ブレイカーーーーー」

 

ヴィータは上手くなのはの背後を取り、スターライトブレイカーの射線上にクロノを入れた。

 

「なッしまったーーーーー己はやてまでもが裏切るとは覚えておけよ」

 

そう言いながらクロノタチ管理局全員撤退した。

 

「確か幼馴染世界に関わって闇に堕ちた少年だったよな」

 

「ええ、最終的には・・・」

 

「哀れな最期を迎えたけどねそれも、7人世界でね」

 

「ああ、そうだったな。そう言えば隼人から連絡はあったか?」

 

「いえ、無いわよしたくても出来ないという状況なのかもね」

 

「そうか、まあこちらの計画は特殊遊撃部隊を戦力として使えないのが痛いが」

 

「仕方ないわよ。こちらの計画と言うか対応策は死者に対する対策なんだし」

 

「それもさっき話したクロノと言う少年が対象で、今の特殊遊撃部隊とは面識が無いのだから」

 

「確かにな・・・そしてこの対応策を考える切欠はやはりヴァン・アークライド達が来た事による事が原因か?」

 

「ええ、その可能性が高いわね」

 

「あらイヨ来れたの?」

 

「まあね、ゲネシスがヴァン・アークライド達を友好世界のゼムリア大陸に来た以上ね」

 

「ちょっと待って今回ヴァン・アークライド達のタイムスリップにはゲネシスが原因なのね」

 

「そうだよ後ヴァン・アークライドの体内にある魔王の因子も関係あるかな」

 

「「どういう事だ」どういう事」

 

「今回タイムスリップして来た3人は元の時代では既に死んでたの。とあるデスゲームによってね。当然彼等の仲間も死んだの同じタイミングで」

 

「まさか魔王の因子がゲネシスを介してヴァン・アークライド達の生存する可能性が高い世界が、特殊遊撃部隊が関与したゼムリア大陸とういう事ね」

 

「以前イヨが言ったように死者がゲネシスの力で生き返ってしまう事が旧幼馴染世界でも起きるかも知れないわね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

旧幼馴染世界の帝都を観察するのどか達前編

「うーんやっぱりここは嫌だなあ」

 

キュアグレースがそう言う。

 

「まあ、気持ちはわかるけどこの世界にバテデモーダを呼べるポイントを探そう」

 

スパークルがグレースに言う。

 

「そうね、まずそのポイントを見つけないと・・・」

 

「そういう事です、ですので現状ではこちらの世界で何かしらの事件が起きればそれに乗じてこちらも動けるんですがね」

 

「「「そんな今は何も出来ないの?」」」

 

「そうですね、下手に動けば見つかる可能性がありますからね」

 

「トワやレイヒミコも私達だけでするように変更したんですよね?」

 

「それはそうですが、本当にそれをして良いんですか?かなり危険な事も起きるかも知れませんよ?」

 

「うん構わないよ私達は、直哉君のしたい事を言って特殊遊撃部隊の役割なんて気にしなくて」

 

「だからあの時確認したんですけど・・・」

 

「「「ごめんなさい」」」

 

「僕自身もこのまま何もしないのはよくないと思うので、僕自身がこの世界に強制的にイベントを発生させようと思いますよ」

 

「「「「ええーーどうやって」」」」

 

「簡単に言えばビョーゲンズのとある人物をここに呼ぶんですよ」

 

「直哉君が考えた作戦が上手く機能しないらしいしね」

 

「でも何でその場所が上野公園周辺何でしょうか?」

 

アースが3人に聞く。

 

「ああ、それは・・・」

 

「さくらさんちょっと、これから出かけるので一緒に来てくれますか?」

 

「ええ、私ですか?」

 

「一応護衛と言う事で」

 

「わかりました、着替えるので、待っててください」

 

そして、さくらと直哉は、帝劇から出て行った。

 

上野公園・・・

 

「ねえ直哉君どうして、上野公園に来たの?」

 

「それはね、この手紙の差出人に会う為さ、さくらちゃん」

 

「そろそろ出てきて良いよ、ご希望の人を連れて来たから」

 

「さくらお姉ちゃん探したよ」

 

少年がいきなりさくらに抱きついた。

 

「きゃあ何この子!!直哉君見てないで助けて」

 

「落ち着いて、僕名前は、なんて言うの?」

 

「ごめんなさい僕の名前は、真宮寺直哉18才です。巴里から日本に戻る途中に、僕の持つこのリングが光りだして気がついたらここに来てたんです」

 

「なるほどね、君は並行世界から来たと認識して良いのかな?」

 

「はいその認識で良いと思います。それで貴方の名前はなんでしょう」

 

「僕は紫藤直哉、この世界で、帝国華撃団の総司令をしてるよ」

 

「ええーー米田さんいないんですか?」

 

「いるのはいるけど、帝劇にいないんだ」

 

「そうなんですか?」

 

「ところで直哉君、君帝劇に来ないか?君のお姉さんも探してあげるよ」

 

「え、でも・・・」

 

「直哉君だっけ一緒に行こうよ、君のお姉さんが見つかるまで、私が一緒にいてあげるから」

 

「わかりました・・・」

 

「旧幼馴染世界に初めて来た真宮寺直哉君は上野公園に現れたからそこには次元の穴みたいのがあるんじゃないかと直哉君が言ってたんだ」

 

「成程そう言う理由ですか」

 

「他にも幼馴染世界にしかいない存在が幼馴染世界の直哉さん達に力を貸しているとかで他の世界に行く手段は持ってた可能性もあるけどね」

 

「「「成程」」」

 

「そう言う存在は恐らく時空管理局が、そう言う技術を貸しているかも知れないわね」

 

「フォンテーヌの言う事が当たりかも知れない。飛鳥ちゃんと薫ちゃんも異世界で生活していて帝都にやって来たと言ってたから」

 

グレースがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

旧幼馴染世界の帝都を観察するのどか達中編

「旧幼馴染世界に初めて来た真宮寺直哉君は上野公園に現れたからそこには次元の穴みたいのがあるんじゃないかと直哉君が言ってたんだ」

 

「成程そう言う理由ですか」

 

「他にも幼馴染世界にしかいない存在が幼馴染世界の直哉さん達に力を貸しているとかで他の世界に行く手段は持ってた可能性もあるけどね」

 

「「「成程」」」

 

「そう言う存在は恐らく時空管理局が、そう言う技術を貸しているかも知れないわね」

 

「フォンテーヌの言う事が当たりかも知れない。飛鳥ちゃんと薫ちゃんも異世界で生活していて帝都にやって来たと言ってたから」

 

グレースがそう言う。

 

「「「成程」」」

 

「だから上野公園なんですね?」

 

「でも実際に存在したとしても使えるかはわからないとも私の中にいる直哉君が言ってるけど」

 

「確かに時空管理局が協力したりしているのなら、グレースの中にいる直哉君が言う状況になってたとしてもおかしくないわね」

 

「ええ――それじゃバテデモーダを呼べないじゃん」

 

スパークルがそう言いながら落胆する。

 

「そんな事無いと思いますよ。実際・・・」

 

「なるほどね、君は並行世界から来たと認識して良いのかな?」

 

「はいその認識で良いと思います。それで貴方の名前はなんでしょう」

 

「僕は紫藤直哉、この世界で、帝国華撃団の総司令をしてるよ」

 

「ええーー米田さんいないんですか?」

 

「いるのはいるけど、帝劇にいないんだ」

 

「そうなんですか?」

 

「ところで直哉君、君帝劇に来ないか?君のお姉さんも探してあげるよ」

 

「え、でも・・・」

 

「直哉君だっけ一緒に行こうよ、君のお姉さんが見つかるまで、私が一緒にいてあげるから」

 

「わかりました・・・」

 

「この事例が存在してますし」

 

「その他にも事例があるんですよね?グレース」

 

「うんあるにはあるけど・・・」

 

「来たか、真宮寺姉弟、とこの世界の帝国華撃団」

 

「さあ覚悟は出来たな、殺してやるぞ

 

「行くわよ前鬼」

 

「おう」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

「うわあ前鬼君が大きくなったよ、直哉君」

 

「落ち着いてね。さくらちゃん」

 

「「超鬼神力、ヴァジュラマハル、サムスカーラ」」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「きゃあああ。前鬼君が、変身来たーこれで勝ったわ」

 

(なんか今回さくらちゃんが崩壊してる気がする)

 

そして、ついに悪霊憑依獣との最終決戦が始まろうとしていた。

 

「行くよお姉ちゃんZENKI」

 

「おう」

 

「行きましょう」

 

真双焔武は、ZENKI共に突撃した。

 

「さくらちゃん僕達も行こう」

 

「うん直哉君」

 

「「破邪剣征・桜花放神」」

 

「二つの必殺技が重なり悪霊憑依獣にぶつかる。

 

「グオオ。この程度のことで、我が敗れるのか」

 

二人の必殺技を受けた悪霊憑依獣京極は爆発を起こした。

 

「あの時の鬼達と救援者達がどうやって世界を超えたのかは不明なんだ」

 

「そうなんです?時空管理局がしたんでは?」

 

「ううんその当時時空管理局は、幼馴染世界の存在を知らない時期だったから」

 

「何で貴女お母様の名前を知ってるの?」

 

(もしかしてこのフェイトちゃん、PT事件前のフェイトちゃんみたい)

 

「カンナさんここは、私に任せてください」

 

「いけるんだな、なのは?」

 

「はいカンナさん」

 

「行くよフェイトちゃん、ディバインバスター」

 

「フォトンランサーファイアー」

 

二人の魔法がぶつかり激しい音と光が、幻想的に見えた。

 

「すげえ」

 

「ああ、もしかして幻術にかかった時の事?」

 

「そうです。そしてジェミニさんの世界で紫藤なのはと真宮寺フェイトの本名は、高町なのはとフェイト・テスタロッサといい、その2人が本来ならミッドチルダと関りを持つはずだったんですが、ミッドチルダが存在する世界にはロストロギアが存在します」

 

「時空管理局が幼馴染世界を知ったのはこのイベントの後だから」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

旧幼馴染世界の帝都を観察するのどか達後編

(もしかしてこのフェイトちゃん、PT事件前のフェイトちゃんみたい)

 

「カンナさんここは、私に任せてください」

 

「いけるんだな、なのは?」

 

「はいカンナさん」

 

「行くよフェイトちゃん、ディバインバスター」

 

「フォトンランサーファイアー」

 

二人の魔法がぶつかり激しい音と光が、幻想的に見えた。

 

「すげえ」

 

「ああ、もしかして幻術にかかった時の事?」

 

「そうです。そしてジェミニさんの世界で紫藤なのはと真宮寺フェイトの本名は、高町なのはとフェイト・テスタロッサといい、その2人が本来ならミッドチルダと関りを持つはずだったんですが、ミッドチルダが存在する世界にはロストロギアが存在します」

 

「時空管理局が幼馴染世界を知ったのはこのイベントの後だから」

 

「「「成程」」」

 

「そしてさっき言ったイベントも・・・」

 

「さくらお姉ちゃん探したよ」

 

少年がいきなりさくらに抱きついた。

 

「きゃあ何この子!!直哉君見てないで助けて」

 

「落ち着いて、僕名前は、なんて言うの?」

 

「ごめんなさい僕の名前は、真宮寺直哉18才です。巴里から日本に戻る途中に、僕の持つこのリングが光りだして気がついたらここに来てたんです」

 

「なるほどね、君は並行世界から来たと認識して良いのかな?」

 

「はいその認識で良いと思います。それで貴方の名前はなんでしょう」

 

「僕は紫藤直哉、この世界で、帝国華撃団の総司令をしてるよ」

 

「ええーー米田さんいないんですか?」

 

「いるのはいるけど、帝劇にいないんだ」

 

「そうなんですか?」

 

「ところで直哉君、君帝劇に来ないか?君のお姉さんも探してあげるよ」

 

「え、でも・・・」

 

「直哉君だっけ一緒に行こうよ、君のお姉さんが見つかるまで、私が一緒にいてあげるから」

 

「わかりました・・・」

 

「時系列に言えば時空管理局の介入前ののイベントとなるから次元嵐か穴によって来たと言う事実がある以上私達の技術を使わずにバテデモーダを呼ぶにはそう言う地形を使うしかないから」

 

「確かにそうね簡易ゲートを使えば・・・」

 

「ああ、そうだったわね貴女達が、元の世界に戻るにはフワニータを黙示録の三騎士とパトリックから守りなさい。融合世界の彼女達は黙示録の三騎士と戦う場合のみ本来の力を使って良いわ」

 

「「「「ええ――」」」」

 

のどか達はメルクの言葉に驚く。

 

「彼女達の本来の力とはいったい?」

 

「時が来ればわかるわ息子」

 

「でもいいんですかメルクさん?」

 

「いいわよこれは私からの特別イベントと思って、黙示録の三騎士にはあれをと一緒に媒体となるアイテムを持たせてるから」

 

「「「「ええ――」」」」

 

「それ危ないですよメルクさん」

 

「大丈夫よ黙示録の三騎士が貴女達を見たらすぐ使うように改変しているし使って戦いが終わればそれらの記憶は消えるから」

 

「仮にそうだったとしても危険ですよ」

 

「それでも私は見たいのよ。メガビョーゲンを倒す貴女達をね」

 

「それじゃあ私はかえるね」

 

「あの人達が気がつくかもしれないし、出来ればバテデモーダを呼ぶまでは気づかれたくないわね」

 

「そうだね、私達の都合ではそうなんだけど上手く行かなそうな気がする」

 

「「「え、どういう事?」」」

 

「あ、直哉君がそう言ってるから」

 

「「「成程」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

グレースの中にいる直哉の考え

「あの人達が気がつくかもしれないし、出来ればバテデモーダを呼ぶまでは気づかれたくないわね」

 

 

「そうだね、私達の都合ではそうなんだけど上手く行かなそうな気がする」

 

「「「え、どういう事?」」」

 

「あ、直哉君がそう言ってるから」

 

「「「成程」」」

 

「とりあえずグレースさんが伝えてくれたから現状で怪しい上野公園に行って貰えてるけど、本当に次元の穴があるのか不安だけど、過去の世界でも感じたけど・・・」

 

「さくら君、直哉君無事か?」

 

「「あ、大神さん」」

 

「二人共無事かい?」

 

「「大丈夫です」」

 

「なら俺たちで、決めるぞ!!」

 

「「はい」」

 

「狼虎滅却・古今無双」

 

「「破邪剣征・桜花爛漫」」

 

「グルギャアア」

 

大神と、真宮寺姉弟の必殺技をうけ、巨大ヤフキエルは、消滅した。

 

「「「「「「おおーーやったー」」」」」

 

「どうやらワイズマンは、介入する気はなさそうですね。皆さん融合世界に戻りましょうか」

 

「明らかに7人世界と幼馴染世界は通常の世界とは異なる繋がりがある世界に見えますし」

 

「まあ、元々原初の世界を崩壊させた米田健二を倒す戦士を育成する為に作られた世界なのである程度は似てしまうのは仕方ないですが・・・」

 

「だが、あまりにも繋がりが強すぎる様に思えます。それが強く出てるのはやはり・・・」

 

「来たか、真宮寺姉弟、とこの世界の帝国華撃団」

 

「さあ覚悟は出来たな、殺してやるぞ

 

「行くわよ前鬼」

 

「おう」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

「うわあ前鬼君が大きくなったよ、直哉君」

 

「落ち着いてね。さくらちゃん」

 

「「超鬼神力、ヴァジュラマハル、サムスカーラ」」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「きゃあああ。前鬼君が、変身来たーこれで勝ったわ」

 

(なんか今回さくらちゃんが崩壊してる気がする)

 

そして、ついに悪霊憑依獣との最終決戦が始まろうとしていた。

 

「行くよお姉ちゃんZENKI」

 

「おう」

 

「行きましょう」

 

真双焔武は、ZENKI共に突撃した。

 

「さくらちゃん僕達も行こう」

 

「うん直哉君」

 

「「破邪剣征・桜花放神」」

 

「二つの必殺技が重なり悪霊憑依獣にぶつかる。

 

「グオオ。この程度のことで、我が敗れるのか」

 

二人の必殺技を受けた悪霊憑依獣京極は爆発を起こした。

 

「このイベントだよなああの時のイベントだからイヨさんかメルクさんが同意してしているのなら別に良いんだけど、この時期はそれぞれの世界は単体で運営してた時期と聞いた事があるが、その時期に2人の管理者が知らない状況で・・・」

 

「行くわよ前鬼」

 

「おう」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

「うわあ前鬼君が大きくなったよ、直哉君」

 

「落ち着いてね。さくらちゃん」

 

「「超鬼神力、ヴァジュラマハル、サムスカーラ」」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「きゃあああ。前鬼君が、変身来たーこれで勝ったわ」

 

(なんか今回さくらちゃんが崩壊してる気がする)

 

そして、ついに悪霊憑依獣との最終決戦が始まろうとしていた。

 

「都合よく2組の帝国華撃団が共闘出来る敵が現れるなあと感心するよ」

 

「まあ融合世界の場合はワイズマンやブルーのせいで表の世界と関わったりしたけど、ある程度管理者達に協力して貰っての今だけどやはり7人世界と幼馴染世界は異常だと思えてしまう」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2つの世界の異常性と上野公園に着いたプリキュア達前編

「「超鬼神力、ヴァジュラマハル、サムスカーラ」」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「きゃあああ。前鬼君が、変身来たーこれで勝ったわ」

 

(なんか今回さくらちゃんが崩壊してる気がする)

 

そして、ついに悪霊憑依獣との最終決戦が始まろうとしていた。

 

「都合よく2組の帝国華撃団が共闘出来る敵が現れるなあと感心するよ」

 

「まあ融合世界の場合はワイズマンやブルーのせいで表の世界と関わったりしたけど、ある程度管理者達に協力して貰っての今だけどやはり7人世界と幼馴染世界は異常だと思えてしまう」

 

「何故なら融合世界では手順を踏んでからその世界を友好世界としないとバランスが崩れるからなあ」

 

「だが7人世界と幼馴染世界は・・・そう言う心配は無く逆に異世界の交流が管理者達が知らない内に行われると言う異常が起きている世界と認識せざるえないなあ」

 

「ねえ直哉君どうして、上野公園に来たの?」

 

「それはね、この手紙の差出人に会う為さ、さくらちゃん」

 

「そろそろ出てきて良いよ、ご希望の人を連れて来たから」

 

「さくらお姉ちゃん探したよ」

 

少年がいきなりさくらに抱きついた。

 

「きゃあ何この子!!直哉君見てないで助けて」

 

「落ち着いて、僕名前は、なんて言うの?」

 

「ごめんなさい僕の名前は、真宮寺直哉18才です。巴里から日本に戻る途中に、僕の持つこのリングが光りだして気がついたらここに来てたんです」

 

「なるほどね、君は並行世界から来たと認識して良いのかな?」

 

「はいその認識で良いと思います。それで貴方の名前はなんでしょう」

 

「僕は紫藤直哉、この世界で、帝国華撃団の総司令をしてるよ」

 

「ええーー米田さんいないんですか?」

 

「いるのはいるけど、帝劇にいないんだ」

 

「そうなんですか?」

 

「ところで直哉君、君帝劇に来ないか?君のお姉さんも探してあげるよ」

 

「え、でも・・・」

 

「直哉君だっけ一緒に行こうよ、君のお姉さんが見つかるまで、私が一緒にいてあげるから」

 

「わかりました・・・」

 

 

「行くわよ前鬼」

 

 

「おう」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

「うわあ前鬼君が大きくなったよ、直哉君」

 

「落ち着いてね。さくらちゃん」

 

「「超鬼神力、ヴァジュラマハル、サムスカーラ」」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「きゃあああ。前鬼君が、変身来たーこれで勝ったわ」

 

(なんか今回さくらちゃんが崩壊してる気がする)

 

そして、ついに悪霊憑依獣との最終決戦が始まろうとしていた。

 

「行くよお姉ちゃんZENKI」

 

「おう」

 

「行きましょう」

 

真双焔武は、ZENKI共に突撃した。

 

「さくらちゃん僕達も行こう」

 

「うん直哉君」

 

「「破邪剣征・桜花放神」」

 

「二つの必殺技が重なり悪霊憑依獣にぶつかる。

 

「グオオ。この程度のことで、我が敗れるのか」

 

二人の必殺技を受けた悪霊憑依獣京極は爆発を起こした。

 

「本来ならこんな異物の乱入が続けば世界に悪影響が出る筈なのに、それすら出ないで世界がその事態を受け入れているような感じがするしな。まあとりあえずもうすぐ上野公園に着くから考える事は後にしよう」

 

暫くして・・・

 

キュアグレース達は上野公園に着いたのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2つの世界の異常性と上野公園に着いたプリキュア達後編

「やっと着いたね上野公園に」

 

スパークルがそう言う。

 

「「「・・・」」」

 

「どうしたの?皆」

 

「スパークルあれを見ろ」

 

ニャトランがスパークルに言う。

 

「ええ――どうしてあの扉がこの世界にあるの?」

 

スパークルがそう言いながら考える。

 

「「「「あれは扉かな」」」」

 

「どうやら扉のようですね」

 

「ちゆさん戦艦をあの3つの扉の周辺に着陸させてください」

 

「了解よ」

 

そしてお墓型戦艦は、2つの扉の周辺に着陸し、直哉達は全員で3つの扉に向かった。

 

謎の扉の前・・・

 

「一体この扉は何なんだろう?」

 

「赤とオレンジと紫の扉があって、鍵はオレンジと紫の2色しかないよ」

 

「しかしこの扉は大きいなお墓型戦艦でも余裕じゃないか?クラリス」

 

「そうですね隊長。しかし3つの扉に2つの鍵の秘密は一体?」

 

「そうだな、案外紫の扉その次にオレンジの扉を開ければ赤の扉が開いたりしてな」

 

「そんな安直だったらゲームにもなりませんよ」

 

「そうだよな。クラリス」

 

「・・・もしかして2人の響さん2人でオレンジの扉の前に行ってみてください」

 

「「うん」ああ」

 

そして2人の響がオレンジの扉に行くとオレンジの扉に変化が起きた。

 

「「ええ――正解です。そのまま対となる鍵をその者が扉に入れよだって」」

 

2人の響がオレンジの扉の前に落ちていた紙を拾って読む。

 

「成程なら、2人の響さん紙の指示通りして見て下さい」

 

「「わかった」」

 

そして2人の響がオレンジの扉を開ける為に指示通りするが、扉は全く反応をしなかった。

 

「直哉君これはどういう事?」

 

「どうやらこの扉は、紫の扉を最初に開けないと適応する人物がいても作動しないようですね」

 

「このオレンジの扉があると言う事は融合世界の敵もこちらにいるの?」

 

「それはわからないわ。スパークル」

 

「グレースこれは一体?」

 

「・・・これはもしかすると、私達罠にかかったかも知れない」

 

「「ええーー」」

 

「罠ですか?」

 

「うん以前イシュメルガが教えてくれたんだ」

 

そしてグレースが話し出す。

 

「フフ、そうだったな」

 

そう言ってイシュメルガは、グレース達の前に現れた。

 

「くっまだマリアさんの体を・・・」

 

「何この娘の体を使うのは、その方がお前達には効果的だからな」

 

!!

 

「何を考えてるの?イシュメルガ」

 

「この庭園そして、この空間におけるゲームは、貴方が仕組んだの?」

 

「そういう事だ、最もそこにある赤い扉は一切手をだしていないがな」

 

!!

 

「つまり紫の扉とオレンジの扉は、イシュメルガお前が作り出したのか?」

 

「ああ、簡単に獅童光を救出するのは、我もデボネアも認めるわけにはいかないからな」

 

 

「何!!この一件デボネアも関与してるのか?」

 

「ああ、2つの扉の世界でな」

 

「まあデボネアの干渉が無くとも、奴等の一部はその世界の虜だろうがな。その点に関しては、紫藤直哉お前に感謝しているぞ」

 

「イシュメルガはそう言って教えてくれたんだ」

 

「「じゃああのオレンジの扉にはセフィーロにいけるの?」」

 

「そんな単純な事じゃないと思うけど、ここは一旦トワさんとレイさんに連絡すべきと思う。融合世界の敵が過去の幼馴染世界にいると言う前提では考えてない筈だし、トワさんもね」

 

「「「確かに」」」

 

「幸いオレンジの扉がある場所は私達の持つ通信機も使えるみたいだから早速連絡するよ」

 

そしてグレースは管理者の神殿に連絡を始めた。

 

その頃管理者の神殿では・・・

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

その頃の和実ゆい達

時を少し戻して・・・管理者の神殿では

 

「よしこれでもう1つのオイシーナタウンとは友好世界の設定が済んだ。これから和実ゆい達4人のプリキュアとローズマリーとエナジー妖精は、正式に特殊遊撃部隊の協力者になった」

 

「「「「本当ですか?」」」」

 

「ああ、本当だお疲れ様だ」

 

「でもどうしてちゆさん達が急にいられなくなったんだろ?」

 

「ああ、そうだな」

 

「・・・わかりました。皆さんの意思はわかったのでこのまま融合世界に帰還する事を優先とします」

 

「「「「やった――」」」」

 

「ただし、融合世界に帰還した場合オイシーナタウン組の皆さんには暫く管理者の神殿に缶詰状態になりますけど我慢して下さいね。正式に友好世界として登録するので」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「ええ――ではありませんよ。それをしないと特殊遊撃部隊に籍を入れれませんよ協力者枠に」

 

「そんなのがあったの?」

 

ローズマリーがそう言う。

 

「ええ、あったと言うか新設しました。最近は15番目、16番目、17番目と言う風にプリキュアが多くなったので、プリキュア勢が正式に協力者になった場合しっかり融合世界について勉強会をして貰うようにしたんです」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「成程ね、確かにそう言う勉強も必要よね」

 

「勿論のどかさん達やまなつちゃん達もしましたよ」

 

「あれは地獄だった」

 

まなつがそう言う。

 

「でもまなつちゃん私達の時はのどかさん達がいたから良かったよね」

 

さんごがそう言う。

 

「それはそうだけど・・・」

 

「そう言う訳ですので、オイシーナタウン組は融合世界に帰還後は管理者の神殿に行って貰いますね」

 

「「「「はーい」」」」

 

「直哉さんがああ言ったのに何かあったのか?」

 

「レイさん何か知りませんか?」

 

ゆいがレイに聞く。

 

「ああ、知ってるぞオイシーナタウン組も正式に特殊遊撃部隊の協力者になれた事だし知る権利はあるな。全員これを見て欲しい」

 

そう言ってレイは映像をゆい達に見せた。

 

「この時の件で滅ぼされた世界に悪影響が出たのではと個人的に考えてますね」

 

直哉がそう言う、

 

「「「「成程」」」」

 

「もしくは改変により滅ぼされた世界の方が面倒な事態になったから呼ばれたとも考えられますがね」

 

「「「「それは確かにあるかも知れない」」」」」

 

「どのみちヒミコさんに依頼される依頼を協力者の皆さんにさせる訳には行きませんし、今回もヒミコさんに指定を受けたのは都合が良かったですね」

 

「確かにそうだね、ヒミコさんの依頼と言う事は滅ぼされた世界に行く事には変わらないし前回は・・・」

 

「それがいつの間にかメルクが非協力的になったからヒミコが自分が喧嘩をしてメルク達の世界に特殊遊撃部隊を侵入させてと言われててね」

 

「だから私達全員なんですね?」

 

「そうよ前回と似たような調査任務だけど今回はこちらも人数を増やす事で対応策としてやるしかないのよね、メルクが正常ではない可能性がある以上、旧幼馴染世界と関わった者達が襲い掛かる可能性もあるからねメルクが彼等に依頼した時はね」

 

映像停止・・・

 

「のどか達がいないのはこの特別な依頼の為だな」

 

「成程直哉さんはこの依頼の為にのどかさん達を連れて行ったんですね?」

 

「まあ、のどか達を希望したのは依頼主だがな」

 

「「「「「依頼主?」」」」ですって」

 

「依頼主については言えんが、さて全員でトワの執務室に行くぞ。もしかするとのどか達からの連絡が来てるかも知れんからな」

 

「「「「はい」」」」

 

そしてレイとゆい達はトワの執務室に向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第45章 のどか達の帰還と合流編
トワの受けた報告前編


トワの執務室にて・・・

 

「まあデボネアの干渉が無くとも、奴等の一部はその世界の虜だろうがな。その点に関しては、紫藤直哉お前に感謝しているぞ」

 

「イシュメルガはそう言って教えてくれたんだ」

 

「「じゃああのオレンジの扉にはセフィーロにいけるの?」」

 

「そんな単純な事じゃないと思うけど、ここは一旦トワさんとレイさんに連絡すべきと思う。融合世界の敵が過去の幼馴染世界にいると言う前提では考えてない筈だし、トワさんもね」

 

「「「確かに」」」

 

「幸いオレンジの扉がある場所は私達の持つ通信機も使えるみたいだから早速連絡するよ」

 

「成程ね旧幼馴染世界には存在しない筈のオレンジの扉が上野公園に存在してるのね?」

 

「はい、通信もオレンジの扉が中継器として使えてるので」

 

「ふむ、明らかに怪しいわね。旧幼馴染世界に存在しないオレンジの扉をメルクが放置するとは思えないんだけど」

 

「トワさん私達どうしたらいいです?」

 

「そうね、このまま旧幼馴染世界にいても隠れながら情報収集するのは厳しいようね」

 

「なら一旦戻って来て良いわよグレース」

 

「良いんですか?」

 

「オラオラどうして戦わない?お前は俺達帝国華撃団を殺す為に来たんだろうが・・・くらえ!!破邪剣征・桜花放神」

 

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

2人の放った技が互いにぶつかり合い、花寺直哉の技が襲撃者を飲み込んだ」

 

そして直哉は襲撃者が気絶してるのを確認して、その場を離れた。

 

「以前の7人世界のように相手が少ないのならまだしも、トワが言ったような事のなるのは・・・」

 

「そうよ前回と似たような調査任務だけど今回はこちらも人数を増やす事で対応策としてやるしかないのよね、メルクが正常ではない可能性がある以上、旧幼馴染世界と関わった者達が襲い掛かる可能性もあるからねメルクが彼等に依頼した時はね」

 

「そう言う事態は絶対避けたいですね」

 

「ええ、ヒミコの依頼はある種達成してるじゃない」

 

 

「そうですね、本来ならミッドチルダや7人世界への行き来等が出来る場所があれば行く必要があるんですが・・・」

 

「あ、そう言えばこの時代ではそう言う技術が無かった筈だよね」

 

「ええ、まあ7人世界と幼馴染世界が誕生した経緯を考えると、そう言うシステムは害悪でしかないと判断されても仕方がないでしょうね」

 

「うんそうだね融合世界になったから簡易ゲートやゲートによる交通網とかが整備されて来たけど」

 

「そうねこの頃は他世界との交流は考えられずに世界を生存させて最終的に原初の世界を崩壊させた米田健二を討たせるかが神達の目的だったらしいからね」

 

「そうですねちゆさんの言う通り、この時代ではそれが最終目的だったらしいですが、なかなか上手く行かずにその後に飛鳥ちゃんと薫ちゃんやトワが生まれた世界等が誕生し、この世界の管理者であるメルクさんが過労死してしまう事が起こり、最終的に僕達が知る歴史になって行くんです」

 

「じゃあ調査をどうするの?このままじゃ身動き取れないよ。簡易ゲートも使えないんじゃ?」

 

ひなたそう言う。

 

「そうなんですよね、本来ならこういう場合メルクさんを頼るんですが・・・」

 

「それがいつの間にかメルクが非協力的になったからヒミコが自分が喧嘩をしてメルク達の世界に特殊遊撃部隊を侵入させてと言われててね」

 

「だから私達全員なんですね?」

 

「そうよ前回と似たような調査任務だけど今回はこちらも人数を増やす事で対応策としてやるしかないのよね、メルクが正常ではない可能性がある以上、旧幼馴染世界と関わった者達が襲い掛かる可能性もあるからねメルクが彼等に依頼した時はね」

 

「「「あっそっか、メルクさんが操られている可能性があるから頼れない」」」

 

「あ、操られてていると言う明確な答えが欲しいと言う事じゃないんですね」

 

「そういう事よ貴方達がそれについての可能性を考える事が重要なのよね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワの受けた報告後編

「それがいつの間にかメルクが非協力的になったからヒミコが自分が喧嘩をしてメルク達の世界に特殊遊撃部隊を侵入させてと言われててね」

 

「だから私達全員なんですね?」

 

「そうよ前回と似たような調査任務だけど今回はこちらも人数を増やす事で対応策としてやるしかないのよね、メルクが正常ではない可能性がある以上、旧幼馴染世界と関わった者達が襲い掛かる可能性もあるからねメルクが彼等に依頼した時はね」

 

「「「あっそっか、メルクさんが操られている可能性があるから頼れない」」」

 

「あ、操られてていると言う明確な答えが欲しいと言う事じゃないんですね」

 

「そういう事よ貴方達がそれについての可能性を考える事が重要なのよね」

 

「それにヒミコもレイに伝えてたのよね。メルクが変だと言う事を」

 

「え、つまり知ってて私達に潜入調査を依頼したんですか?」

 

「そうよメルクの真意がわからなかったから貴女達に潜入して貰ったんだけど、結果はメルクは動かないままで、予想外の物が見つかったけどね」

 

「確かにそうですね。オレンジの扉には驚きました」

 

グレースがそう言う。

 

「このオレンジの扉があると言う事は融合世界の敵もこちらにいるの?」

 

「それはわからないわ。スパークル」

 

「グレースこれは一体?」

 

「・・・これはもしかすると、私達罠にかかったかも知れない」

 

「「ええーー」」

 

「罠ですか?」

 

「うん以前イシュメルガが教えてくれたんだ」

 

そしてグレースが話し出す。

 

「フフ、そうだったな」

 

そう言ってイシュメルガは、グレース達の前に現れた。

 

「くっまだマリアさんの体を・・・」

 

「何この娘の体を使うのは、その方がお前達には効果的だからな」

 

!!

 

「何を考えてるの?イシュメルガ」

 

「この庭園そして、この空間におけるゲームは、貴方が仕組んだの?」

 

「そういう事だ、最もそこにある赤い扉は一切手をだしていないがな」

 

!!

 

「つまり紫の扉とオレンジの扉は、イシュメルガお前が作り出したのか?」

 

「ああ、簡単に獅童光を救出するのは、我もデボネアも認めるわけにはいかないからな」

 

「何!!この一件デボネアも関与してるのか?」

 

「ああ、2つの扉の世界でな」

 

「まあデボネアの干渉が無くとも、奴等の一部はその世界の虜だろうがな。その点に関しては、紫藤直哉お前に感謝しているぞ」

 

「イシュメルガはそう言って教えてくれたんだ」

 

「このオレンジ扉が旧幼馴染世界に現れただけで私達の行動は止まるので」

 

「それは仕方ないわ紫の扉のパターンを見てるから慎重になるわよ」

 

「確かにそうですね」

 

そう言いながらグレースが思い出す。

 

「直哉っち答えを教えて」

 

「良いですよ。赤の扉の適応者はのどかさんと異世界のプリキュア達で、残りの紫は誠十郎さんとクラリスさんだと思います」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「僕がそう思う理由として赤い扉の中に獅童光と魔神レイアースがいると思います。そして適応者はのどかさんは光ちゃんと同じく守護者で、光ちゃんは異世界に召喚された経験がありますしね、そして今のメンバーで異世界から来たメンバーは・・・」

 

「「「「あ、成程」」」」

 

「そして、紫の扉の中の世界は恐らく、新生帝国華撃団の皆さんの世界の可能性が高いと思います」

 

「「「「ええーー」」」」

 

直哉がのどか達に説明を終えると同時に誠十郎とクラリスが紫の扉を開けると・・・」

 

ゴゴーーーーー

 

扉の向こうから強い風により直哉とのどか達を除く全員が紫の扉の中に吸い込まれた。

 

!!

 

「いけない紫の扉が閉まります。ちゆさんとひなたさんとアスミさんは。戦艦で突入して下さい」

 

「直哉君と、のどかはどうするの?」

 

「「大丈夫信じて下さい」信じてちゆちゃん」

 

「わかったわ」

 

「ああいう事が起きるかも知れないからですね」

 

「そういう事よ貴女達一旦管理者の神殿に戻ってね」

 

トワはそう言い通信を切った。

 

その後グレース達は潜入した手段を使い管理者の神殿に戻る準備を始めたのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

報告後の神達

「成程な直哉達の調査で幼馴染世界における変化が確認されたか」

 

「ええ」

 

「ねえマリちゃんこの話私達が聞いていいのかな?」

 

ゆいがローズマリーに聞く。

 

「仕方がないわタイミングが悪かったと思うしかないわだって・・・」

 

でもまなつちゃん私達の時はのどかさん達がいたから良かったよね」

 

さんごがそう言う。

 

「それはそうだけど・・・」

 

「そう言う訳ですので、オイシーナタウン組は融合世界に帰還後は管理者の神殿に行って貰いますね」

 

「「「「はーい」」」」

 

「直哉さんがああ言ったのに何かあったのか?」

 

「レイさん何か知りませんか?」

 

ゆいがレイに聞く。

 

「ああ、知ってるぞオイシーナタウン組も正式に特殊遊撃部隊の協力者になれた事だし知る権利はあるな。全員これを見て欲しい」

 

そう言ってレイは映像をゆい達に見せた。

 

映像停止・・・

 

「のどか達がいないのはこの特別な依頼の為だな」

 

「成程直哉さんはこの依頼の為にのどかさん達を連れて行ったんですね?」

 

「まあ、のどか達を希望したのは依頼主だがな」

 

「「「「「依頼主?」」」」ですって」

 

「依頼主については言えんが、さて全員でトワの執務室に行くぞ。もしかするとのどか達からの連絡が来てるかも知れんからな」

 

「「「「はい」」」」

 

そしてレイとゆい達はトワの執務室に向かった。

 

「そして部屋に着いたら・・・」

 

「直哉っち答えを教えて」

 

「良いですよ。赤の扉の適応者はのどかさんと異世界のプリキュア達で、残りの紫は誠十郎さんとクラリスさんだと思います」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「僕がそう思う理由として赤い扉の中に獅童光と魔神レイアースがいると思います。そして適応者はのどかさんは光ちゃんと同じく守護者で、光ちゃんは異世界に召喚された経験がありますしね、そして今のメンバーで異世界から来たメンバーは・・・」

 

「「「「あ、成程」」」」

 

「そして、紫の扉の中の世界は恐らく、新生帝国華撃団の皆さんの世界の可能性が高いと思います」

 

「「「「ええーー」」」」

 

直哉がのどか達に説明を終えると同時に誠十郎とクラリスが紫の扉を開けると・・・」

 

ゴゴーーーーー

 

扉の向こうから強い風により直哉とのどか達を除く全員が紫の扉の中に吸い込まれた。

 

!!

 

「いけない紫の扉が閉まります。ちゆさんとひなたさんとアスミさんは。戦艦で突入して下さい」

 

「直哉君と、のどかはどうするの?」

 

「「大丈夫信じて下さい」信じてちゆちゃん」

 

「わかったわ」

 

「ああいう事が起きるかも知れないからですね」

 

「そういう事よ貴女達一旦管理者の神殿に戻ってね」

 

「この話でレイさんとトワさんが話し込んでしまったのだから待ちましょう」

 

「そうだねマリちゃん」

 

暫くして・・・

 

「あれゆい達いたの?」

 

トワがようやくゆい達がいる事に気がつく。

 

「ああ、そうだった」

 

そしてレイが説明をする。

 

「よしこれでもう1つのオイシーナタウンとは友好世界の設定が済んだ。これから和実ゆい達4人のプリキュアとローズマリーとエナジー妖精は、正式に特殊遊撃部隊の協力者になった」

 

「「「「本当ですか?」」」」

 

「ああ、本当だお疲れ様だ」

 

「でもどうしてちゆさん達が急にいられなくなったんだろ?」

 

「ああ、そうだな」

 

「・・・わかりました。皆さんの意思はわかったのでこのまま融合世界に帰還する事を優先とします」

 

「成程勉強会が終わったのね」

 

「ああ、終わったそれで連れて来たのだった」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新たな協力者の誕生

「よしこれでもう1つのオイシーナタウンとは友好世界の設定が済んだ。これから和実ゆい達4人のプリキュアとローズマリーとエナジー妖精は、正式に特殊遊撃部

隊の協力者になった」

 

「「「「本当ですか?」」」」

 

「ああ、本当だお疲れ様だ」

 

「でもどうしてちゆさん達が急にいられなくなったんだろ?」

 

「ああ、そうだな」

 

「・・・わかりました。皆さんの意思はわかったのでこのまま融合世界に帰還する事を優先とします」

 

「成程勉強会が終わったのね」

 

「ああ、終わったそれで連れて来たのだった」

 

「成程ちょうどいいわゆい達とローズマリーは、もうすぐ戻って来る直哉達と一緒に新生融合世界に行って貰うわよ」

 

「「「「はい」」」」

 

「それでは直哉さん、特殊遊撃部隊はその人物達と合流後ゼムリア大陸に行くんですか?」

 

あすかが直哉に聞く。

 

「そうですねあすかさん。ただ管理者の神殿での合流後の状況では、特殊遊撃部隊を2つに分散させます。1つ目はエステルさんを中心としたゼムリア大陸先行部隊組です」

 

「2つ目が帝国華撃団のダブル隊長達が中心となり融合世界に関連する世界に現状では改変の影響が出て無いだけと言う可能性もあり得るので2つ目のメンバーはその任務をしてください

 

「後メンバーの編成についてですが、のどかさん達4人は和実ゆいさん達のフォローして貰う予定なのでその4人を除いてチーム編成をそれぞれのエステルさん大神さん神山さんの3人で話し合ってください」

 

「「「わかったわ」了解です」」

 

「それでは僕からの通達は異常なので、皆さんはゆっくりしてて下さいね」

 

「「「「「「「「「はい」」」」」」」」」

 

「それでは私達も2チームの内の1つに合流するのね?」

 

ローズマリーがトワに確認する。

 

「そういう事で良いわよ。ただ和実ゆい達の合流については・・・」

 

「さて大神と神山今回の部隊配置を決めましょうか」

 

「「はい」」

 

「とりあえず私と獅童光はゼムリア大陸組に推薦するわ。そして飛鳥と響を融合世界の防衛に回したいと考えてるんだけど?どうかしら」

 

「ふむいいと思いますが良いんですか?エステルさん」

 

神山がエステルに聞く。

 

「現状では獅童光ちゃんを本当に戦力として使えるんですか?俺からしたら普通の女の子ですよ。そんな女の子を直哉さん護衛者の1人にしているのが不思議で仕方がありません」

 

「神山君言い過ぎだよ」

 

「大神さんすみません。でも言わせて下さい」

 

「まあ、仕方ないわね光に関してはトワやレイからも時が来るまで力は封印状態だからね」

 

「「どういう事なんですか?」」

 

「つまり光の力を解放する時は彼女の仲間や敵が現れた時限定にしてるのよ余りに強すぎるからね」

 

「エステル達にも伝えてないから暫くは直哉とのどか達と行動をして貰う形になるけどそれでいいかしら?」

 

「「「「はい」」」」

 

「つまり私達はのどかさん達が戻るまでここで待機なんですね?」

 

「そういう事よ。退屈かも知れないけど」

 

「それは良いのですが、ゴーダッツ達はどうしてるんです?」

 

あまねがトワに聞く。

 

「ああ、それは・・・現時点では沈黙してるな」

 

トワの代わりにレイが答える。

 

「そうですか・・・」

 

「沈黙しているのは融合世界内部世界も含めてだが・・・現時点でイベントが起きそうなのはゼムリア大陸と・・・」

 

「よく頑張ったわね。後赤ちゃん用品はキッチン周辺に置いてるから」

 

「いやいやお祖母ちゃんなんで家に赤ちゃん用品があるの?」

 

「何でってそんな理由より実際あって助かったでしょう?」

 

「それはそうだけど・・・」

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どうしてですか?」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「あの世界の2つだな」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

神達から教えられる特殊遊撃部隊の状況1

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どうしてですか?」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「あの世界の2つだな」

 

「レイがそう言う。

 

「そうね、そして特殊遊撃部隊が関われるのは、ゼムリア大陸のイベントだけよ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「成程、新しく見つかったプリキュア世界は特殊遊撃部隊としてはイレギュラーな世界だから関わるのは避けてるのね?」

 

「そうよ。ただ勘違いしないでね特殊遊撃部隊は、全ての世界を救う為に動いてるわけじゃないのよ」

 

「これにはちゃんとした理由があるのよ。この映像を見て」

 

「久しぶりだな、直哉」

 

「お久しぶりです。さくらさん」

 

「何故貴方達がここにいる!!答えろ米田健二、真宮寺桜花」

 

「え、あの子母さんと同じ名前だ」

 

紫藤直哉はそう思いながら、その場で静観していた。

 

「直哉、さくら教えてやるよ、俺達が、お前達の倒す敵なのだ」

 

そういって、健二と桜花と名乗る男女は、双武弐式に乗り込み直哉とさくらに襲い掛かった。

 

映像終了・・・

 

「おい、響何であの戦いに紫藤直哉が写ってるんだよ?」

 

「ああ、それは過去の紫藤直哉さんだよ。クリスちゃん」

 

「7人世界と過去の紫藤直哉さんの世界は世界同士の交流があったみたいだよ」

 

映像終了・・・

 

「「「「「これは?」」」」」

 

「この映像は融合世界が誕生する前に私達の仲間が管理していた世界だけど、今みたいに管理者と調停者が繋がっていない頃の世界なのよ」

 

「「「「繋がっていない時代ですか?」」」」

 

「ええ、そうよそして融合世界と2つの世界7人世界と幼馴染世界は作られた目的が違うからね」

 

「7人世界と幼馴染世界の誕生理由は・・・」

 

 

「ああ、あんた達がいや、シンフォギア世界の世界各国が、特殊遊撃部隊を侵略者と認定している時にな」

 

「「くっ」」

 

「でもクリスちゃんそれは、あくまで融合世界の基準の裏の世界の話ね」

 

「原初の世界が本来なら原作世界の裏の世界になる筈が・・・」

 

 

「そうならず、原初の世界の分身体と言って良い世界を原作世界が生み出してしまったんです。原初の世界の主人公だった米田健二の大規模な介入によって」

 

!!

 

「「何だと!!」」

 

「その当時世界を管理する神も初めての事だったので、基本放置だったみたいですが、米田健二の暴走により神が原初の世界を崩壊させて米田健二を殺したと思っていたら、原初の世界分身体に当たる世界に、米田健二が現れてしまったんです」

 

「「おいおい本当に過去の亡霊じゃねえか」」

 

奏とクリスがそう言う。

 

「そう、7人世界と幼馴染世界は米田健二と言う世界の破壊者から世界を守る為の戦士を作り出す為の世界だったの」

 

「その為に管理者が調停者と協力者に試練と言う形で様々な事件や漂流者を利用していたの」

 

「そう言う理由で管理者が調停者と繋がっていないのね」

 

ローズマリーがそう言う。

 

「まさか人間が世界を崩壊させるなんて・・・」

 

「残念だけどそれが事実よ。ゆいそして結果的には7人世界と幼馴染世界は、米田健二によって異世界に跳ばされ7人世界と幼馴染世界の調停者は倒されたの」

 

「「「「・・・」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

神達から教えられる特殊遊撃部隊の状況2

「そう、7人世界と幼馴染世界は米田健二と言う世界の破壊者から世界を守る為の戦士を作り出す為の世界だったの」

 

「その為に管理者が調停者と協力者に試練と言う形で様々な事件や漂流者を利用していたの」

 

「そう言う理由で管理者が調停者と繋がっていないのね」

 

ローズマリーがそう言う。

 

「まさか人間が世界を崩壊させるなんて・・・」

 

「残念だけどそれが事実よ。ゆいそして結果的には7人世界と幼馴染世界は、米田健二によって異世界に跳ばされ7人世界と幼馴染世界の調停者は倒されたの」

 

「「「「・・・」」」」

 

「そうなのね、それで米田健二は?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

「この出会いによって融合世界自体が大きく流れを変化したので彼が出て来るのかは不透明だわ」

 

「仮に米田健二が出て来ても彼の問題は管理者が対処する案件だから協力者の貴女た達は気にしなくていいわよ」

 

「「「「「でも・・・」」」」

 

「ああ、それは・・・科学者として興味があるからだ」

 

「成程そういう理由ですか?」

 

「ナルシストルーさん状況次第によっては貴方はブンドル団を脱退できますか?」

 

「俺がお前達の事を聞いた後イレギュラーになる事を防ぐ為に?」

 

「そういう事ではないんですが、僕達の立場上ブンドル団の幹部とある程度協力しないと僕達の最終目的には行けないんですよ。簡単に言えば」

 

「成程な、お前達の存在が俺達やプリキュアにばれた時点で、お前達と言う異物がオイシーナタウンに悪影響を与える可能性があるからそういう事を知られた場合双方にお前達の存在をばらす事で最小限に影響を与える様にしてるんだな」

 

「ええ、今回に関しては・・・」

 

「あの時のジェントルーの記憶が正しいのなら・・・」

 

「もしかしたらジェントルーは、私が知らない異世界に跳ばされていたと考えれば辻褄は合うが、そうそう簡単にはいけない筈だがな・・・それにしても異世界に別のプリキュア達がいるとはな」

 

「貴方の上司がジェントルーの記 憶を見て異世界のプリキュアの存在を知ると言う事態になるとは想定外だったので、こちらにしてもね」

 

「クッキングダムやオイシーナタウンと言う2つの世界がリンクしている世界のようでしたから気をつけて3人を送ったんですけどまさか・・・」

 

ジェントルーとプレシャスが異世界で対峙した映像で、その異世界には別のプリキュアが存在するんだな?」

 

「そういう事だナルシストルー」

 

「そういう事ならまずいな俺達もその異世界に行かされるかも知れないな」

 

「そうかゴーダッツが異世界にレシピッピがいる事が知られたと思っていいのね」

 

ローズマリーがそう言う。

 

「でも貴女達の世界の敵が動いたら遠慮なく手伝って貰うから」

 

「「「「はい」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帰還準備中のグレースと直哉前編

「直哉君と、のどかはどうするの?」

 

「「大丈夫信じて下さい」信じてちゆちゃん」

 

「わかったわ」

 

「ああいう事が起きるかも知れないからですね」

 

「そういう事よ貴女達一旦管理者の神殿に戻ってね」

 

トワはそう言い通信を切った。

 

その後グレース達は潜入した手段を使い管理者の神殿に戻る準備を始めたのだった。

 

「ねえ直哉君今回の依頼こんな形で終わって良いのかな?」

 

「ええ、今回の依頼内で出来る事は誰にも見つからずに旧幼馴染世界における変化を見つける事でしたし、そういう意味ではオレンジ扉見つけた事実がありますしね」

 

「それはそうなんだけど・・・」

 

「僕としても中途半端ですよでも・・・」

 

「オラオラどうして戦わない?お前は俺達帝国華撃団を殺す為に来たんだろうが・・・くらえ!!破邪剣征・桜花放神」

 

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

2人の放った技が互いにぶつかり合い、花寺直哉の技が襲撃者を飲み込んだ」

 

「あの男にのどか達の事教えたのは、ノヴァだから」

 

「「ええーー」」

 

「ノヴァどうしてこの世界に来たの?目的は何なの」

 

「私の目的?そんな決まってるじゃない、私の忠実な僕になる帝国華撃団を手に入れる為よ」

 

!!

 

「まさか帝国華撃団を手に入れる事が目的だなんて」

 

「前回のヒミコさんの依頼より特殊遊撃部隊としての状況が悪化してますしね」

 

「このオレンジ扉の件にしても・・・」

 

「それでは直哉さん、特殊遊撃部隊はその人物達と合流後ゼムリア大陸に行くんですか?」

 

あすかが直哉に聞く。

 

「そうですねあすかさん。ただ管理者の神殿での合流後の状況では、特殊遊撃部隊を2つに分散させます。1つ目はエステルさんを中心としたゼムリア大陸先行部隊組です」

 

「2つ目が帝国華撃団のダブル隊長達が中心となり融合世界に関連する世界に現状では改変の影響が出て無いだけと言う可能性もあり得るので2つ目のメンバーはその任務をしてください

 

「後メンバーの編成についてですが、のどかさん達4人は和実ゆいさん達のフォローして貰う予定なのでその4人を除いてチーム編成をそれぞれのエステルさん大神さん神山さんの3人で話し合ってください」

 

「「「わかったわ」了解です」」

 

「それでは僕からの通達は異常なので、皆さんはゆっくりしてて下さいね」

 

「「「「「「「「「はい」」」」」」」」」

 

「今別行動している守護者の皆や協力者の皆もいるんですからここは一旦撤退した方が良いですよ。ここは滅ぼされた世界なのですから」

 

「それにあのオレンジ扉の先の世界が・・・」

 

「他にも幼馴染世界にしかいない存在が幼馴染世界の直哉さん達に力を貸しているとかで他の世界に行く手段は持ってた可能性もあるけどね」

 

「「「成程」」」

 

「そう言う存在は恐らく時空管理局が、そう言う技術を貸しているかも知れないわね」

 

「フォンテーヌの言う事が当たりかも知れない。飛鳥ちゃんと薫ちゃんも異世界で生活していて帝都にやって来たと言ってたから」

 

グレースがそう言う。

 

「「「成程」」」

 

「だから上野公園なんですね?」

 

「でも実際に存在したとしても使えるかはわからないとも私の中にいる直哉君が言ってるけど」

 

「確かに時空管理局が協力したりしているのなら、グレースの中にいる直哉君が言う状況になってたとしてもおかしくないわね」

 

「ええ――それじゃバテデモーダを呼べないじゃん」

 

スパークルがそう言いながら落胆する。

 

「あの時はああ言いましたがオレンジ扉の先の世界がセフィーロ繋がっていないとは考えてないですよ。僕は」

 

「そうなの?」

 

「そうですね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帰還準備中のグレースと直哉後編

「確かに時空管理局が協力したりしているのなら、グレースの中にいる直哉君が言う状況になってたとしてもおかしくないわね」

 

「ええ――それじゃバテデモーダを呼べないじゃん」

 

スパークルがそう言いながら落胆する。

 

「あの時はああ言いましたがオレンジ扉の先の世界がセフィーロ繋がっていないとは考えてないですよ。僕は」

 

「そうなの?」

 

「そうですね」

 

「仮にオレンジ扉の先の世界がデボネアの存在しているセフィーロとするなら僕達が初めて見た時に・・・」

 

「いえ、扉の意味がわかったんですけど」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「直哉っち答えを教えて」

 

「良いですよ。赤の扉の適応者はのどかさんと異世界のプリキュア達で、残りの紫は誠十郎さんとクラリスさんだと思います」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「僕がそう思う理由として赤い扉の中に獅童光と魔神レイアースがいると思います。そして適応者はのどかさんは光ちゃんと同じく守護者で、光ちゃんは異世界に召喚された経験がありますしね、そして今のメンバーで異世界から来たメンバーは・・・」

 

「「「「あ、成程」」」」

 

「そして、紫の扉の中の世界は恐らく、新生帝国華撃団の皆さんの世界の可能性が高いと思います」

 

「「「「ええーー」」」」

 

直哉がのどか達に説明を終えると同時に誠十郎とクラリスが紫の扉を開けると・・・」

 

ゴゴーーーーー

 

扉の向こうから強い風により直哉とのどか達を除く全員が紫の扉の中に吸い込まれた。

 

!!

 

「いけない紫の扉が閉まります。ちゆさんとひなたさんとアスミさんは。戦艦で突入して下さい」

 

「あの時のように問答無用に吸い込めば・・・」

 

「そうよ前回と似たような調査任務だけど今回はこちらも人数を増やす事で対応策としてやるしかないのよね、メルクが正常ではない可能性がある以上、旧幼馴染世界と関わった者達が襲い掛かる可能性もあるからねメルクが彼等に依頼した時はね」

 

「「「あっそっか、メルクさんが操られている可能性があるから頼れない」」」

 

「あ、操られてていると言う明確な答えが欲しいと言う事じゃないんですね」

 

「そういう事よ貴方達がそれについての可能性を考える事が重要なのよね」

 

「それにヒミコもレイに伝えてたのよね。メルクが変だと言う事を」

 

「え、つまり知ってて私達に潜入調査を依頼したんですか?」

 

「そうよメルクの真意がわからなかったから貴女達に潜入して貰ったんだけど、結果はメルクは動かないままで、予想外の物が見つかったけどね」

 

「確かにそうですね。オレンジの扉には驚きました」

 

グレースがそう言う。

 

「イシュメルガはそう言って教えてくれたんだ」

 

「このオレンジ扉が旧幼馴染世界に現れただけで私達の行動は止まるので」

 

「それは仕方ないわ紫の扉のパターンを見てるから慎重になるわよ」

 

「確かにそうですね」

 

「こんな形で、トワ達にオレンジ扉の存在を知らせないまま僕達を倒す事も出来たと思うんですよね」

 

「・・・確かにそうだね」

 

「これはあくまでもそうやろうと思えばできたと言う可能性のはなしですがね」

 

「とりあえず今は、管理者の神殿への帰還を優先しましょう」

 

「そうだね」

 

そしてグレース達は、管理者の神殿に帰還する事に成功したのだった。

 

その頃トワは響からの緊急通信の内容を聞いていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響からの緊急連絡

管理者の神殿・・・

 

「トワ響からの連絡があったぞ」

 

「あらレイ響から連絡の内容は?」

 

「ああ、久しぶりのワイズマン関連だ」

 

「あら珍しいワイズマンなんて、そのワイズマンがどうしたの?」

 

「ああ、それは・・・ワイズマンが帝都に現れてメガビョーゲンとウバウゾーを使って襲撃してるらしい」

 

「ワイズマンがウバウゾー使ってるの?」

 

「ああ、そうらしい」

 

「だとすると・・・」

 

「ちっこいつもメガビョーゲンと同じであたい達の攻撃に耐性があるみたいだな」

 

「ええ、そうみたいですわね。カンナさん」

 

カンナの言葉にすみれが答える。

 

「でもでも、今回の怪物は変じゃない?」

 

「どういう事だい?アイリス」

 

レ二がアイリスに聞く。

 

「だってメガビョーゲンは、存在するだけで地球を病気にするよね」

 

「「「「「「「確かに」」」」」」」

 

「さくらさん違いますわ。あれはメガビョーゲンではありません。メガビョーゲンの特徴のあれが出てませんから」

 

「あ、そうですねすみれさん」

 

「まあ、敵なら倒すしかない。行くぞ皆」

 

「「「「「「「了解」」」」」」」」

 

ワイズマンはこのタイミングでウバウゾーを手に入れたのかしら?」

 

「そう言えばそうだな、いつ手に入れたんだ?」

 

「もしかして直哉がした事をワイズマンもしたのかしら?」

 

「お前達の技術を使わせてくれないか?」

 

「何の為にですか?」

 

「ああ、それは・・・科学者として興味があるからだ」

 

「成程そういう理由ですか?」

 

「ナルシストルーさん状況次第によっては貴方はブンドル団を脱退できますか?」

 

「俺がお前達の事を聞いた後イレギュラーになる事を防ぐ為に?」

 

「そういう事ではないんですが、僕達の立場上ブンドル団の幹部とある程度協力しないと僕達の最終目的には行けないんですよ。簡単に言えば」

 

「成程な、お前達の存在が俺達やプリキュアにばれた時点で、お前達と言う異物がオイシーナタウンに悪影響を与える可能性があるからそういう事を知られた場合双方にお前達の存在をばらす事で最小限に影響を与える様にしてるんだな」

 

「ええ、今回に関しては・・・」

 

「あの時のジェントルーの記憶が正しいのなら・・・」

 

「もしかしたらジェントルーは、私が知らない異世界に跳ばされていたと考えれば辻褄は合うが、そうそう簡単にはいけない筈だがな・・・それにしても異世界に別のプリキュア達がいるとはな」

 

「貴方の上司がジェントルーの記 憶を見て異世界のプリキュアの存在を知ると言う事態になるとは想定外だったので、こちらにしてもね」

 

「成程な確かにワイズマンならゴーダッツと密かに協力者になっててもおかしくはないな」

 

「ご苦労だったな。ワイズマン我の無茶な依頼を受けさせて」

 

「いいえ私は研究者として可能性を探るのが、好きなので構いませんよキングビョーゲン」

 

「そうか、して首尾はどうだ?」

 

「キングビョーゲン貴方が求めるもう一つのビョーゲーンキングダムとすこやか市を融合世界に引きずり込むのはあと少しの時間と検証が必要となりますが、一つ教えてください」

 

「何だ?」

 

「キングビョーゲーン貴方はそんなにもう一つの・・・原作世界に興味を持つのですか」

 

「進化の為だ」

 

「進化ですか」

 

「しかしそうすると邪魔なプリキュアが8人になりますが?」

 

「そこは問題ない。むしろプリキュアとてすぐには連携は出来まい」

 

「成る程その原因は、こちら側のプリキュアの紫藤直哉という風に仕向けるんですね」

 

「そういう事だ。すまんが話はここまでだ融合世界に封印がかかっているからな」

 

「こういう事例があるからな」

 

「そうね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉達の帰還前の決定事項

「キングビョーゲン貴方が求めるもう一つのビョーゲーンキングダムとすこやか市を融合世界に引きずり込むのはあと少しの時間と検証が必要となりますが、一つ教えてください」

 

「何だ?」

 

「キングビョーゲン貴方はそんなにもう一つの・・・原作世界に興味を持つのですか」

 

「進化の為だ」

 

「進化ですか」

 

「しかしそうすると邪魔なプリキュアが8人になりますが?」

 

「そこは問題ない。むしろプリキュアとてすぐには連携は出来まい」

 

「成る程その原因は、こちら側のプリキュアの紫藤直哉という風に仕向けるんですね」

 

「そういう事だ。すまんが話はここまでだ融合世界に封印がかかっているからな」

 

「こういう事例があるからな」

 

「そうね」

 

「それで響達には言って良いのか?援軍の事を」

 

「それはいいけど、対応出来るプリキュアはまだ融合世界に行くには時間がかかるとね」

 

「わかったどのみち、直哉とのどか達が帰って来てないしな」

 

「ええ、でも響達にはゆい達の手続きに時間がかかっている様に伝えて」

 

「ああ、わかった」

 

「メガビョーゲンは響のガングニール・シャドーでも対処出来るからね」

 

トワがそう言う。

 

「ああ、成程な」

 

「それに・・・」

 

「それにヒミコもレイに伝えてたのよね。メルクが変だと言う事を」

 

「え、つまり知ってて私達に潜入調査を依頼したんですか?」

 

「そうよメルクの真意がわからなかったから貴女達に潜入して貰ったんだけど、結果はメルクは動かないままで、予想外の物が見つかったけどね」

 

「確かにそうですね。オレンジの扉には驚きました」

 

グレースがそう言う。

 

「イシュメルガはそう言って教えてくれたんだ」

 

「このオレンジ扉が旧幼馴染世界に現れただけで私達の行動は止まるので」

 

「それは仕方ないわ紫の扉のパターンを見てるから慎重になるわよ」

 

「確かにそうですね」

 

「直哉達にはこう言った手前追加で言いたくないのよね。慌てさせた結果メルクに見つかるとかそういう事は避けたいし」

 

「確かにそれは避けたいな」

 

「まあ、これは可能性の話だけどメルクは直哉とのどか達が潜入している事を既に知っていて放置しているとも考えられるわ」

 

「おいおい、メルクがそんな事をして・・・おいまさか」

 

「そうよもしあの仮説が正しいのであれば・・・」

「もしくは改変により滅ぼされた世界の方が面倒な事態になったから呼ばれたとも考えられますがね」

 

「「「「それは確かにあるかも知れない」」」」」

 

「どのみちヒミコさんに依頼される依頼を協力者の皆さんにさせる訳には行きませんし、今回もヒミコさんに指定を受けたのは都合が良かったですね」

 

「確かにそうだね、ヒミコさんの依頼と言う事は滅ぼされた世界に行く事には変わらないし前回は・・・」

 

「それがいつの間にかメルクが非協力的になったからヒミコが自分が喧嘩をしてメルク達の世界に特殊遊撃部隊を侵入させてと言われててね」

 

「だから私達全員なんですね?」

 

「そうよ前回と似たような調査任務だけど今回はこちらも人数を増やす事で対応策としてやるしかないのよね、メルクが正常ではない可能性がある以上、旧幼馴染世界と関わった者達が襲い掛かる可能性もあるからねメルクが彼等に依頼した時はね」

 

「確かにそうなると私と直哉君だけでは厳しいですね」

 

「何者かに操られていると言う可能性が出て来るわ」

 

「まあ、この話は直哉とのどか達が戻ったらわかる事だしね」

 

「そうだな」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

オイシーナタウンのプリキュア達を呼ぶ前の神達の疑問

「それがいつの間にかメルクが非協力的になったからヒミコが自分が喧嘩をしてメルク達の世界に特殊遊撃部隊を侵入させてと言われててね」

 

「だから私達全員なんですね?」

 

「そうよ前回と似たような調査任務だけど今回はこちらも人数を増やす事で対応策としてやるしかないのよね、メルクが正常ではない可能性がある以上、旧幼馴染世界と関わった者達が襲い掛かる可能性もあるからねメルクが彼等に依頼した時はね」

 

「確かにそうなると私と直哉君だけでは厳しいですね」

 

「何者かに操られていると言う可能性が出て来るわ」

 

「まあ、この話は直哉とのどか達が戻ったらわかる事だしね」

 

「そうだな」

 

「とりあえずゆい達に説明をしましょう先に」

 

「そうだな」

 

「エステル達にも伝えてないから暫くは直哉とのどか達と行動をして貰う形になるけどそれでいいかしら?」

 

「「「「はい」」」」

 

「つまり私達はのどかさん達が戻るまでここで待機なんですね?」

 

「そういう事よ。退屈かも知れないけど」

 

「それは良いのですが、ゴーダッツ達はどうしてるんです?」

 

あまねがトワに聞く。

 

「ああ、それは・・・現時点では沈黙してるな」

 

トワの代わりにレイが答える。

 

「そうですか・・・」

 

「そうだなだが、今回のメルクが操っている人物はもしかしたらゴーダッツではないかとおもったんだが?」

 

「はっゴーダッツがメルクを操ってるの?まあ出来はなくはないわね」

 

「プリキュア!プレシャス・トライアングル!」

 

「オナカイッパーイ」

 

「ごちそうさまでした」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「あの時のジェントルーの記憶が正しいのなら・・・」

 

「もしかしたらジェントルーは、私が知らない異世界に跳ばされていたと考えれば辻褄は合うが、そうそう簡単にはいけない筈だがな・・・それにしても異世界に別のプリキュア達がいるとはな」

 

「実際あまねを操りジェントルーとして手駒にしてたくらいだからね」

 

「でもゴーダッツがメルク豹変事件の犯人だとしたら疑問が残るのよね、ゴーダッツがメルクを操る必要性が無いのよね」

 

「だってブンドル団の目的はレシピッピを奪う事だから・・・」

 

「はい、お姉さんとひなたさんそれぞれのパンケーキが出来ました」

 

「「ありがとう」」

 

お祭りが始まりひなたのお姉さんのお店は若い世代が中心にお客がやって来ていた。

 

パンケーキを買ってくれたお客さんを直哉が見ると、そのお客の上を楽しそうに動く、パンケーキのレシピッピがいた。

 

「やっぱりだ・・・あの時から融合世界が変化を起こしたのか?」

 

「こういう形で融合世界に誕生したレシピッピを狙うとかならわかるんだけど」

 

「ああ、それは・・・確かになメルクが管理している世界は、旧幼馴染世界だから普通なら関りが無いよな」

 

「だけど・・・」

 

「僕より小さいけど、僕に似ている」

 

「お久しぶりですねメルクさん僕はあちらの幼馴染世界かと思ってましたけど違いましたね?」

 

「実はね今君達がいる時代は、私が少し手を加えたの」

 

「「え、どういう事ですか?」」

 

直哉とのどかがメルクに聞く。

 

「そして、メルクが話す。

 

「この出会いが原因かもしれないわね、現状のメルクの状態は」

 

「ああ、ゆい達が融合世界に来た時にも言ってた原因としてあげていたやつか」

 

「確かにゆい達が来た時はその確証は持てなかったが・・・今回の件でその可能性が出て来たな」

 

「そうね」

 

その後レイはゆい達を呼び出した。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

和実ゆい達への説明1

「「「「レイさん来ました」」」」

 

「ああ、すまんな急に呼んで」

 

「「「「いえ大丈夫です」」」」

 

「どうしたんですか?」

 

ここねがレイに聞く。

 

「ああ、それは・・・」

 

「そうですねあすかさん。ただ管理者の神殿での合流後の状況では、特殊遊撃部隊を2つに分散させます。1つ目はエステルさんを中心としたゼムリア大陸先行部隊組です」

 

「2つ目が帝国華撃団のダブル隊長達が中心となり融合世界に関連する世界に現状では改変の影響が出て無いだけと言う可能性もあり得るので2つ目のメンバーはその任務をしてください

 

「後メンバーの編成についてですが、のどかさん達4人は和実ゆいさん達のフォローして貰う予定なのでその4人を除いてチーム編成をそれぞれのエステルさん大神さん神山さんの3人で話し合ってください」

 

「「「わかったわ」了解です」」

 

「それでは僕からの通達は異常なので、皆さんはゆっくりしてて下さいね」

 

「「「「「「「「「はい」」」」」」」」」

 

「それでは私達も2チームの内の1つに合流するのね?」

 

ローズマリーがトワに確認する。

 

「そういう事で良いわよ。ただ和実ゆい達の合流については・・・」

 

「エステル達にも伝えてないから暫くは直哉とのどか達と行動をして貰う形になるけどそれでいいかしら?」

 

「「「「はい」」」」

 

「つまり私達はのどかさん達が戻るまでここで待機なんですね?」

 

「そういう事よ。退屈かも知れないけど」

 

「こういう予定だったんだが、少々予定が変わった」

 

「「「「え、どういう事ですか?」」」」

 

「ああ、これを見てくれ」

 

「トワ響からの連絡があったぞ」

 

「あらレイ響から連絡の内容は?」

 

「ああ、久しぶりのワイズマン関連だ」

 

「あら珍しいワイズマンなんて、そのワイズマンがどうしたの?」

 

「ああ、それは・・・ワイズマンが帝都に現れてメガビョーゲンとウバウゾーを使って襲撃してるらしい」

 

「ワイズマンがウバウゾー使ってるの?」

 

「ああ、そうらしい」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「エステルさん達の敵がウバウゾー達を使って帝都を襲撃してるんですか?」

 

「そうだ」

 

「なら私達が行かないと」

 

「まあ、落ち着けワイズマンが使役しているウバウゾー達は通常のウバウゾーではないかも知れん」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「ワイズマンは研究者気質でな、以前にもワイズマンが作ったメガビョーゲンが現れてな・・・」

 

「あおいまだ特殊遊撃部隊と連絡取れないか?」

 

「はい、あ待ってください。立花響ちゃんのガングニール・シャドーの反応と地球のお医者さんである彼女達がリディアンに向かって来てくれてます」

 

!!

 

「それは本当かあおい?」

 

「はい、それによりリディアン周辺の亜種型メガビョーゲンの数が減ってます」

 

「そうか、翼に彼女達を迎えに行かせてくれ」

 

「わかりました」

 

その頃2人の響とキュアグレース達は・・・

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「亜種型のメガビョーゲンが喋った」」」

 

グレースとフォンテーヌとスパークルの3人が驚いていた。

 

「フォンテーヌとスパークルこのメガビョーゲンは一体?」

 

「ああ、そう言えばアースは初めてだったね。このメガビョーゲンは直哉君が亜種がメガビョーゲンと言ってるよ」

 

スパークルがアースに説明をする。

 

「こういう事例があってな今回のウバウゾーもそんな仕掛けがあるかも知れんのだ」

 

レイがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第46章 第1部 それぞれの世界で動きを見せる闇編
和実ゆい達への説明2


「「「亜種型のメガビョーゲンが喋った」」」

 

グレースとフォンテーヌとスパークルの3人が驚いていた。

 

「フォンテーヌとスパークルこのメガビョーゲンは一体?」

 

「ああ、そう言えばアースは初めてだったね。このメガビョーゲンは直哉君が亜種がメガビョーゲンと言ってるよ」

 

スパークルがアースに説明をする。

 

「こういう事例があってな今回のウバウゾーもそんな仕掛けがあるかも知れんのだ」

 

レイがそう言う。

 

「成程、ナルシストルータイプの男でなおかつウバウゾーを強化をしている可能性があるのか?」

 

あまねがそう言う。

 

「そういう事だ、直哉が帰ってきたらオイシーナタウンのプリキュア達にアイテムを渡せるそれまで待っていてくれ」

 

「「「「アイテムをですか?」」」」

 

「ああ、そうだ」

 

「それが無ければワイズマンが使役するメガビョーゲンやウバウゾーの浄化が厳しいからな」

 

「「「「そんなにですか?」」」」

 

「ああ、これを見て欲しい」

 

「やってみなきゃわからないラビ。グレース」

 

「うん」

 

「「キュアスキャン」」

 

「ラビリンあれは?」

 

「あれはエレメントさんと言ってメガビョーゲンが地球から奪った力ラビ」

 

 

「ほう、ああやってエレメントと言う存在を見つけるのか」

 

「これはまさしく星のお医者さんと言って良いだろう」

 

「成る程な、私に協力を要請しもう一つのすこやか市に来させた理由がわかった」

 

 

「「何を言ってるの?」ラビ」

 

 

 

「ああ、すまない私はこちらの世界ではない世界から来たのだよ。別の世界にいるキングビョーゲンの依頼でね」

 

 

「「ええーー」ラビ―」

 

 

「「「何だと」ペン」ニャン」

 

「そう驚くこともないだろう。俗に言う並行世界だ」

 

「なあ、そうだろうそこに隠れている。もう一人のキュアグレースよ」

 

「え」

 

「エレメントチャージ」

 

「キュン!キュン!キュン」

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

「プリキュア!スカイヒーリングフラワー」

 

そして融合世界のキュアグレースが現れた。

 

「「「「ええーーー私がもう一人」グレースがもう一人現れた」」」

 

原作世界のグレースとヒーリングアニマル達が驚いていた。

 

「メガガガガビョーゲン」

 

「見ろあのメガビョーゲン苦しんでいるぞ」

 

「「「ええーー」ラビ」ペン」

 

予想外の事態に驚く原作世界のキュアグレースとヒーリングアニマル達だった。

 

「「「「本当に強化されてるーー」」」」

 

ゆい達全員が驚いていた。

 

「貴様は一体何者だ?」

 

「私と君達帝国華撃団は初対面ではないのだがな」

 

!!

 

「私の名はワイズマン。かつて君達がゼムリア大陸に来た時に紫藤飛鳥達から聞いていないか?」

 

ワイズマンの言葉を聞いた大神とマリアとれにと織姫以外の隊員はその時を思い出す。

 

「話は終わりにしよう。帝国華撃団」

 

そしてワイズマンは再び降魔を拘束している隊員の数と同じ降魔を出現させた。

 

「何だこの降魔は」

 

「フフ、この降魔達は私が今研究している降魔人間を作り出すための試験体さ」

 

「降魔人間だと、馬鹿なそんなの出来るわけがないだろ」

 

「出来ないと決め付けるのは早いぞ。なあそうだろう。真宮寺さくらよ」

 

!!

 

時を少し戻して・・・

 

直哉とのどかは帝国華撃団が拘束された頃から見ていた。

 

「これは少しまずいかもしれませんね、レ二とアイリス以外が謎の拘束具によって塚間あっていますね」

 

 

「あ、直哉君あの降魔達7人世界でワイズマンが降ま甲冑を作り出した時の降魔に似てない?」

 

「本当に研究者だな。ワイズマンと言う男は」

 

あまねがそう言う。

 

「そうね、降魔にしてもメガビョーゲンにしても新種をを生み出すなんて」

 

ここねがレイの話を聞き驚く。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

管理者の神殿に戻った直哉達

「「「「ただいま」」」ただいまです」

 

「あ、お帰り皆」

 

「トワすみません今から報告したいんですが?」

 

直哉がトワに言う。

 

「あ、ごめん報告は後から聞くからゆい達を連れてサクラ世界の帝都にいる響達と合流して」

 

「何かあったんですか?」

 

「ええ、実はね・・・」

 

トワが話し出す。

 

「トワ響からの連絡があったぞ」

 

「あらレイ響から連絡の内容は?」

 

「ああ、久しぶりのワイズマン関連だ」

 

「あら珍しいワイズマンなんて、そのワイズマンがどうしたの?」

 

「ああ、それは・・・ワイズマンが帝都に現れてメガビョーゲンとウバウゾーを使って襲撃してるらしい」

 

「ワイズマンがウバウゾー使ってるの?」

 

「ああ、そうらしい」

 

ワイズマンはこのタイミングでウバウゾーを手に入れたのかしら?」

 

「そう言えばそうだな、いつ手に入れたんだ?」

 

「もしかして直哉がした事をワイズマンもしたのかしら?」

 

「お前達の技術を使わせてくれないか?」

 

「何の為にですか?」

 

「ああ、それは・・・科学者として興味があるからだ」

 

「成程そういう理由ですか?」

 

「ナルシストルーさん状況次第によっては貴方はブンドル団を脱退できますか?」

 

「俺がお前達の事を聞いた後イレギュラーになる事を防ぐ為に?」

 

「そういう事ではないんですが、僕達の立場上ブンドル団の幹部とある程度協力しないと僕達の最終目的には行けないんですよ。簡単に言えば」

 

「成程な、お前達の存在が俺達やプリキュアにばれた時点で、お前達と言う異物がオイシーナタウンに悪影響を与える可能性があるからそういう事を知られた場合双方にお前達の存在をばらす事で最小限に影響を与える様にしてるんだな」

 

「ええ、今回に関しては・・・」

 

「あの時のジェントルーの記憶が正しいのなら・・・」

 

「もしかしたらジェントルーは、私が知らない異世界に跳ばされていたと考えれば辻褄は合うが、そうそう簡単にはいけない筈だがな・・・それにしても異世界に別のプリキュア達がいるとはな」

 

「貴方の上司がジェントルーの記 憶を見て異世界のプリキュアの存在を知ると言う事態になるとは想定外だったので、こちらにしてもね」

 

「成程な確かにワイズマンならゴーダッツと密かに協力者になっててもおかしくはないな」

 

「「「「「ええ――ワイズマンがウバウゾーを」」」」」

 

「響からの連絡通りならそうらしいわ」

 

「一応レイがゆい達に同じ話をしているから」

 

「「「「「わかりました」」」」」

 

「後直哉オイシーナタウンのプリキュア達にも宝玉を渡して欲しいの」

 

「あ、そうですねワイズマンが作ったウバウゾーなら通常の浄化技が、効かない可能性がありますね」

 

「あの時のように」

 

直哉が思い出す。

 

「プリキュア 、ヒーリングフラワー」

 

だが、ヒーリングフラワーはメガビョーゲンに届く前に消滅した。

 

「「ええーー」何でラビ」

 

「言った通りだろう?私の作ったメガビョーゲンは特殊だと、私的にこの世界を蝕む義理はないが、やれメガビョーゲン」

 

「メガビョーゲン」

 

そしてワイズマンの命令聞いたメガビョーゲンは地球を蝕みだした。

 

「いったいどうなってるんだ、あのメガビョーゲンは?」

 

原作世界のダルイゼンも驚いていた。

 

「確かにそう言う機能を付けていそうですね」

 

「でしょう。だから出撃前に渡してね、そしてゆい達の所属は・・・」

 

「それでは私達も2チームの内の1つに合流するのね?」

 

ローズマリーがトワに確認する。

 

「そういう事で良いわよ。ただ和実ゆい達の合流については・・・」

 

「エステル達にも伝えてないから暫くは直哉とのどか達と行動をして貰う形になるけどそれでいいかしら?」

 

「「「「はい」」」」

 

「つまり私達はのどかさん達が戻るまでここで待機なんですね?」

 

「そういう事よ。退屈かも知れないけど」

 

「こういう予定だったんだが、少々予定が変わった」

 

「「「「え、どういう事ですか?」」」」

 

「ああ、これを見てくれ」

 

「一応緊急だったからこうしたわ」

 

「了解です」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

遊撃部隊部隊の役割

「エステル達にも伝えてないから暫くは直哉とのどか達と行動をして貰う形になるけどそれでいいかしら?」

 

「「「「はい」」」」

 

「つまり私達はのどかさん達が戻るまでここで待機なんですね?」

 

「そういう事よ。退屈かも知れないけど」

 

「こういう予定だったんだが、少々予定が変わった」

 

「「「「え、どういう事ですか?」」」」

 

「ああ、これを見てくれ」

 

「一応緊急だったからこうしたわ」

 

「了解です」

 

「つまり僕達とオイシーナタウンのプリキュア達は・・・」

 

「そうですねあすかさん。ただ管理者の神殿での合流後の状況では、特殊遊撃部隊を2つに分散させます。1つ目はエステルさんを中心としたゼムリア大陸先行部隊組です」

 

「2つ目が帝国華撃団のダブル隊長達が中心となり融合世界に関連する世界に現状では改変の影響が出て無いだけと言う可能性もあり得るので2つ目のメンバーはその任務をしてください

 

「後メンバーの編成についてですが、のどかさん達4人は和実ゆいさん達のフォローして貰う予定なのでその4人を除いてチーム編成をそれぞれのエステルさん大神さん神山さんの3人で話し合ってください」

 

「この時に決めたチームとは違う指揮系統で動く遊撃部隊の役割を持つんですね」

 

「そうよ。今回のイベントが終わるまでね」

 

「成程、確かにオイシーナタウンのプリキュア達は協力者としての準備中でしたね」

 

「そうよこれを見て」

 

「ああ、そう言えばアースは初めてだったね。このメガビョーゲンは直哉君が亜種がメガビョーゲンと言ってるよ」

 

スパークルがアースに説明をする。

 

「こういう事例があってな今回のウバウゾーもそんな仕掛けがあるかも知れんのだ」

 

レイがそう言う。

 

「成程、ナルシストルータイプの男でなおかつウバウゾーを強化をしている可能性があるのか?」

 

あまねがそう言う。

 

「そういう事だ、直哉が帰ってきたらオイシーナタウンのプリキュア達にアイテムを渡せるそれまで待っていてくれ」

 

「「「「アイテムをですか?」」」」

 

「ああ、そうだ」

 

「それが無ければワイズマンが使役するメガビョーゲンやウバウゾーの浄化が厳しいからな」

 

「「「「そんなにですか?」」」」

 

「直哉とのどか達が戻る前からレイがゆい達に説明をしてたの」

 

「でもまだ終わって無いようですね?」

 

「まあ、話を終える前に貴女達が戻ってきたしね」

 

「成程僕達全員があちらに合流するまで話しているつもりでした?」

 

「そんなつもりはないわよ。ただ・・・」

 

「プリキュア!スカイヒーリングフラワー」

 

そして融合世界のキュアグレースが現れた。

 

「「「「ええーーー私がもう一人」グレースがもう一人現れた」」」

 

原作世界のグレースとヒーリングアニマル達が驚いていた。

 

「メガガガガビョーゲン」

 

「見ろあのメガビョーゲン苦しんでいるぞ」

 

「「「ええーー」ラビ」ペン」

 

予想外の事態に驚く原作世界のキュアグレースとヒーリングアニマル達だった。

 

「「「「本当に強化されてるーー」」」」

 

ゆい達全員が驚いていた。

 

「ワイズマンの作る亜種型メガビョーゲンや人造降魔の説明に時間をかけて説明しているようね」

 

「確かにあの4人はワイズマンがどういう事をしていたかの説明も必要ですね」

 

「そうだから、もう少しゆっくり行ってね」

 

「「「「「わかりました」」」」」

 

そして直哉とのどか達は、ゆい達に合流する為ゆっくり移動を開始した。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

和実ゆい達と合流前の5人前編

「直哉これからどうするんですか?」

 

「アスミが直哉に聞く。

 

「とりあえずトワの言う通りしますよ」

 

「ワイズマンの作る亜種型メガビョーゲンや人造降魔の説明に時間をかけて説明しているようね」

 

「確かにあの4人はワイズマンがどういう事をしていたかの説明も必要ですね」

 

「そうだから、もう少しゆっくり行ってね」

 

「「「「「わかりました」」」」」

 

「でも、のんびりしていていいのかしら?ワイズマンが帝都で動いているのに」

 

ちゆがそう言う。

 

「それは問題ないですよ」

 

「トワ響からの連絡があったぞ」

 

「あらレイ響から連絡の内容は?」

 

「ああ、久しぶりのワイズマン関連だ」

 

「あら珍しいワイズマンなんて、そのワイズマンがどうしたの?」

 

「ああ、それは・・・ワイズマンが帝都に現れてメガビョーゲンとウバウゾーを使って襲撃してるらしい」

 

「ワイズマンがウバウゾー使ってるの?」

 

「ああ、そうらしい」

 

ワイズマンはこのタイミングでウバウゾーを手に入れたのかしら?」

 

「あくまで問題なのはウバウゾー側だけが問題でありメガビョーゲンの方は・・・」

 

「馬鹿者が奴はこの世界の技術ではないシンフォギアを作れる者達が背後にいるんだぞ、そんな奴に挑むなんて馬鹿がする事だぞ」

 

「うん、どうした了子?」

 

「なんでもないわ」

 

 

その頃響達は・・・

 

 

「フォンテーヌ、ぺギタン」

 

「わかったわ」

 

「キュアスキャン!」

 

「見つけたペン。バスの下の方に雷のエレメントさんがいるペン」

 

「でも、どうするの?乗客がいるから私達やアースの技だと乗客に恐怖を与えない?」

 

 

「そうね、まずメガビョーゲンの動きを止めないと」

 

 

「そんな事はさせんぞプリキュア」

 

 

そう言いながらグワイワルが、グレース達を襲う。

 

 

「「「くっ」」」

 

「直哉君どうすればいい?」

 

「グレースさん。バス型メガビョーゲンを浄化するなら零距離からの一撃です」

 

「そうか、響さんに浄化をして貰うんだね」

 

「ええ、その方が乗っている乗客の事を考えると、その方が安全だと思うので」

 

「正直こういう形でのメガビョーゲンを浄化は、初めてなので」

 

「うん、わかるよ」

 

そしてグレース達は動き出した。

 

「アース、響さんメガビョーゲンを浄化するのは任せるね」

 

「ええ――私浄化出来ないよ。出来ますよシャドーにはプリキュアの力があるので」

 

 

「あ、そっかそれでアースさんにメガビョーゲンを浄化するサポートを頼のんだんだ」

 

「響さんが慣れない間ですけどね」

 

そして響とアースがメガビョーゲンを浄化することに成功した。

 

「なっまあいい今回は帰るぞ」

 

「ガングニール・シャドーにはメガビョーゲンをやメガ降魔等の強化種にも対応してますが・・・」

 

「良いわよ。プレシャスレシピッピが2体捕まってるけど何とか、プレシャスだけでも行けそうね」

 

「ジェントルレシピッピを返して貰うよ」

 

「ふん、お前達もう勝った気でいるのか?」

 

「「どういう事よ」」

 

「私は、お前達がこのフィールドを作るのを待っていたのだ。キュアプレシャスに確実に勝つ為に」

 

「行きなさいナノビョーゲン」

 

!!

 

「そ、それは・・・」

 

ジェントルがそう言い放たれたナノビョーゲンに感染された岩が、メガビョーゲンに進化した。

 

「あはは、どうだこのメガビョーゲンを浄化出来るプリキュアはこのフィールドをの中にはいないぞ。どうするプリキュア?」

 

「どうしょうマリちゃん?」

 

「困ったわこのままだとどちらか一方しか浄化が出来ないわ」

 

「その心配はないラビ」

 

「安心するペン」

 

「岩型のメガビョーゲンは俺達に任せろニャン」

 

!!

 

「なっお前達がどうしてこのフィールド内にいるキュアグレース達」

 

ジェントルが怒りの感情をぶつける。

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

「あれれ、私達貴女と直接会うの初めてなのに?どうして名前を知ってるのかな?」

 

スパークルがジェントルに聞く。

 

「う、それは・・・」

 

「ウバウゾーに関しては、いまだ不明な点があるので、ガングニール・シャドーに対応させていませんから」

 

「「「「成程」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

和実ゆい達と合流前の5人後編

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

「あれれ、私達貴女と直接会うの初めてなのに?どうして名前を知ってるのかな?」

 

スパークルがジェントルに聞く。

 

「う、それは・・・」

 

「ウバウゾーに関しては、いまだ不明な点があるので、ガングニール・シャドーに対応させていませんから」

 

「「「「成程」」」」

 

「それに、少し疑問なんですが・・・」

 

「そうだなだが、今回のメルクが操っている人物はもしかしたらゴーダッツではないかとおもったんだが?」

 

「はっゴーダッツがメルクを操ってるの?まあ出来はなくはないわね」

 

「プリキュア!プレシャス・トライアングル!」

 

「オナカイッパーイ」

 

「ごちそうさまでした」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「あの時のジェントルーの記憶が正しいのなら・・・」

 

「もしかしたらジェントルーは、私が知らない異世界に跳ばされていたと考えれば辻褄は合うが、そうそう簡単にはいけない筈だがな・・・それにしても異世界に別のプリキュア達がいるとはな」

 

「実際あまねを操りジェントルーとして手駒にしてたくらいだからね」

 

「でもゴーダッツがメルク豹変事件の犯人だとしたら疑問が残るのよね、ゴーダッツがメルクを操る必要性が無いのよね」

 

「だってブンドル団の目的はレシピッピを奪う事だから・・・」

 

「トワが言ってたように、面識のないワイズマンがウバウゾーを使役している時点で矛盾しているんですが、それはあくまで原作世界のブンドル団との繋がりだけだったとしたら・・・」

 

「「「「まさか・・・裏のオイシーナタウンのゴーダッツがワイズマンに協力している?」」」」

 

「ええ、そういう風に考えなければワイズマンがウバウゾーを使役している事に納得が出来ないんですよね?いくら僕達が融合世界から居ない時期があったとしても」

 

「「「「確かに」」」」

「それでも嫌です。直哉さん確かに直哉さんの言う通りにすればオイシーナタウンにとっては良い事かも知れませんけど私とマリちゃんにとっては、このオイシーナタウンは偽物なんです」

 

「え、それは本当ですか2人共?」

 

「ええ、本当よ」

 

「そしてそれぞれのエナジー妖精とゆいさんの学校の女の子達が融合世界に来たのは・・・そこにいる2人がプリキュアになってしまったからだと思います」

 

「「ええーー」何ですって」

 

「あの時僕は違和感を感じたんですよ」

 

「「違和感を?」」

 

「はい、過去ののどかさん達以降のプリキュアの歴史を調べていて気がついたのですが」

 

「大体敵の侵攻と同時にプリキュアの覚醒が起きてその敵達と戦う感じなのですが、失礼ですがオイシーナタウンの歴史を調べたらローズマリーさんと同じクッキングダムでしたかそこから数人がオイシーナタウンに来てるような記録がありましたよ」

 

「それも十数年前に」

 

「何ですって!!」

 

「もしこの事実が本当だとしたら・・・クッキングダムは異世界がある事を知りつつ秘密にしていたと言う事ですよね」

 

「そうね、良いように考えれば無用の接触を避ける為だと言われると言われそうね」

 

「でも過去にクッキングダムの人がオイシーナタウンに来ている以上その辺の調査は、ローズマリーさんに任せますね」

 

「了解よ」

 

「先程直哉が説明をしてくれたクッキングダムからの来訪者の記録では20年前なのよ」

 

「ええ――それでは僕が調べた調査は嘘と言う事ですか?」

 

「いえ、違うわね恐らく、融合世界のすこやか市ともう1つのすこやか市と同じなのかも知れないわね」

 

「以前このような事があったのでもしかしたらその隙をつかれたのかも知れませんね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

合流と宝玉の使い方の説明

時を少し戻して・・・

 

「こういう予定だったんだが、少々予定が変わった」

 

「「「「え、どういう事ですか?」」」」

 

「ああ、これを見てくれ」

 

「トワ響からの連絡があったぞ」

 

「あらレイ響から連絡の内容は?」

 

「ああ、久しぶりのワイズマン関連だ」

 

「あら珍しいワイズマンなんて、そのワイズマンがどうしたの?」

 

「ああ、それは・・・ワイズマンが帝都に現れてメガビョーゲンとウバウゾーを使って襲撃してるらしい」

 

「ワイズマンがウバウゾー使ってるの?」

 

「ああ、そうらしい」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「エステルさん達の敵がウバウゾー達を使って帝都を襲撃してるんですか?」

 

「そうだ」

 

「なら私達が行かないと」

 

「まあ、落ち着けワイズマンが使役しているウバウゾー達は通常のウバウゾーではないかも知れん」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「ワイズマンは研究者気質でな、以前にもワイズマンが作ったメガビョーゲンが現れてな・・・」

 

暫くして・・・

 

直哉達がゆい達のいる部屋に来た。

 

「ああ、お前達帰って来たか」

 

「はい、そしてトワからオイシーナタウンのプリキュア達に、彼女達の宝玉を渡すようにと言われたので」

 

「成程なそれで宝玉はあるのか?」

 

「はい、今回の宝玉は食に関わるプリキュアと言う事で食べ物の形で作られてますね」

 

「「「「うわあ、これが私達の宝玉ですか」」」です」

 

「そうですよ使い方は宝玉自身が教えるので」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「お疲れ様直哉。3人もありがとうね」

 

「「「いえいえ」」」

 

「トワさん直哉君から聞いたんですが新しい宝玉を渡すと聞いたんですけど」

 

「ええ、そうよ依然渡した宝玉を出して貰えるかしら?」

 

「「「はい」」」

 

そしてのどか達はトワに宝玉を渡すと、トワの持つ3つの宝玉が以前の宝玉を取り込み新たな形の宝玉となった。

 

「「「ええーーどういう事ですか?」」」

 

「説明するわね、新たな宝玉は成長する宝玉なのよ」

 

「「「成長する宝玉」」」

 

「この機能は貴女達だけの機能よ。この機能により融合世界に関連する敵が貴女達の世界に現れた場合自動的に敵に適した力を使えるようになるわ」

 

「「「ええーー」」」

 

「つまりどういう事?」

 

ひなたがそう言う。

 

「つまりですねひなたさん。降魔やノイズの場合僕や飛鳥ちゃんや響さんのシンフォギアの力がその宝玉をセットすれば使えるんですよ」

 

「凄いじゃんそれ」

 

直哉の説明にひなたが喜ぶ。

 

「どうしてこのタイミングで、私達の宝玉をパワーアップさせたんですか?」

 

「それは貴女達も気づいてると思うけどワイズマンが再び姿を見せたからよ」

 

「別の理由としては異界事変にもう1つのすこやか市にと16番目のプリキュアの世界が巻き込まれたと言う事もあるけどね」

ここは過去の7人世界ですけど、何らかの形で今回の事件が起きている間だけは改変が行われて特殊遊撃部隊と、特殊遊撃部隊の敵を引き込んだと考えられます」

 

「そして今回の宝玉からはトワ達によるアップデートが不要になったようです」

 

「「どういうこと?」」

 

「つまり宝玉を使えば使うほど私達にあった形でのアップデートがされるんですね?」

 

「そういう事ですよここねさん」

 

「注意してくださいね。間違えて通常のウバウゾーに宝玉の力を入れた浄化技で浄化したとしても宝玉の経験値は手に入らないので」

 

「成程、そう言う仕様なんですね」

 

あまねがそう言う。

 

「そうですね。本来の敵は皆さんの本来の持つ浄化技で浄化すべきと考えての仕様ですね」

 

「「そうなんだ」」

 

ゆいとらんがそう言う。

 

そして直哉は、ゆい達4人に宝玉を手渡しした。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新生融合世界になっての帝都の初戦闘後

「ふう皆さんお疲れ様でした。何とかワイズマンを撤退させれて良かったですね」

 

「「ええ、まさかワイズマンがウバウゾーを使うとは思いませんでしたが」」

 

大神と神山がそう言う。

 

「あのウバウゾーはワイズマンの改良型試作体ののようで活動に制限がある感じでしたから」

 

「「成程」」

 

「一応神殿にワイズマンの事は言いましたが、オイシーナタウンのプリキュア達にまだ宝玉についての説明が残っていると言ってたので」

 

「ちょっと待って下さい。宝玉て何ですか?」

 

神山が響に聞く。

 

「ああ、それは・・・神山さんなら覚えていると思いますが」

 

 

「何でってあいつが私達に異世界で目立つなと言ったからだろ?せっかく隊長が助けるのを止めていたじゃねーか」

 

「それは・・・世界のバランスの為に」

 

「けっ何が世界のバランスの為だよ。現に紫藤直哉と特殊遊撃部隊の連中は来てねえじゃねえか」

 

 

パシーン

 

「何しやがる!!人魚」

 

 

「何が特殊遊撃部隊の連中は来てないよ、あんた達新生帝国華撃団のメンバー助けたのは、異世界のプリキュアと紫藤直哉なのに何でそんなこと言うのよ」

 

 

!!

 

「「「「ローラ」」」」

 

「ローラさん」

 

メガビョーゲンになった三式光武も話を聞き動きを止めた。

 

 

「クラリス人魚の言葉はほんとうなのか?」

 

 

神山がクラリスに聞く。

 

「ええ、事実です。直接の時もあれば間接的の時もありますが、さくらさん以外は全員特殊遊撃部隊によって救出されています」

 

「「そんな」」

 

「なら何でここにいないんだよ。紫藤直哉達は」

 

その時・・・

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

そう言う声が聞こえ、三式光武型メガビョーゲンは浄化され雨宮さくらを救出した。

 

「サマー達大丈夫?」

 

「大丈夫ですグレースさん達さくらさんも気絶してますけど大丈夫です」

 

「「「よかったーー」」」

 

「あの時天宮さくらさんを助けた時の霊力付与付きの浄化技をしようする時のサポートするのが宝玉の役割ですね。もちろんそれ以外の目的もありますが基本的に、霊力を持たない協力者に与えられる物なので、元々霊力と言う物がある世界の協力者には無いんです」

 

「それはどうしてですか?」

 

「それは・・・」

 

「君が、この世界の4人目のプリキュアペン?」

 

「ああ、そう言う事になるかな?おいおい、この世界と言うのは、どういう事だ?」

 

「フフ、私達は別の世界のプリキュアなの、ぺギタン出来た?」

 

「終わったペン。フォンテーヌ」

 

その時フラミンゴは気づく。

 

「何だこの力は?」

 

「この力があればメガ無限にも対等に戦えるペン」

 

「そうなのかありがとうペンギン」

 

そう言って、フラミンゴはサマー達と合流し、メガ無限と戦いだした。

 

「私達もグレース達と合流するわよ」

 

「了解ペン」

 

「これが宝玉の霊力の元となった直哉君の霊力です」

 

「ええ――これが直哉さんの霊力なんですか?俺より強いじゃないですか?」

 

「強さだけを見るならそうかも知れませんが・・・」

 

「ええ凄いと思いますよ。僕自身霊力を持っていても光武を動かせなかったので」

 

「直哉っちは直哉っちのやり方がるし、霊力があるから光武に乗る必要性は無いよ」

 

「そうね融合世界の帝国華撃団と協力することになっても直哉君は前線に出る必要はないと思うわ」

 

ひなたとちゆが言う。

 

「そうだよ直哉君には響さんと雨宮さくらさんとエステルさんそして私達がいるからね」

 

「のどかさん・・・現状ではそうですねでも。僕のどかさんの言葉に負けましたけど・・・まさかのどかさんに攻撃をされるとは思いませんでした」

 

「直哉君と光武は相性最悪だったから直哉君の霊力をそっち方面で使っていくようにしたんですよ」



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

神山の驚きと神達からの連絡1

「直哉っちは直哉っちのやり方がるし、霊力があるから光武に乗る必要性は無いよ」

 

「そうね融合世界の帝国華撃団と協力することになっても直哉君は前線に出る必要はないと思うわ」

 

ひなたとちゆが言う。

 

「そうだよ直哉君には響さんと雨宮さくらさんとエステルさんそして私達がいるからね」

 

「のどかさん・・・現状ではそうですねでも。僕のどかさんの言葉に負けましたけど・・・まさかのどかさんに攻撃をされるとは思いませんでした」

 

「直哉君と光武は相性最悪だったから直哉君の霊力をそっち方面で使っていくようにしたんですよ」

 

「ええ――大神さんは知ってました?」

 

「ああ、後俺達の帝国華撃団の立ち上げを手助けしてくれたのは直哉君の両親だと、米田司令が言ってたからな」

 

「その辺は直哉君は両親のした事で僕は関係ないと言う態度だからな」

 

「そうですね、直哉君としては自分が関わる前の事を出してまで帝国華撃団との関係を悪化はさせたくないと考えていたみたいですよ。記憶が無い状態でも」

 

「成程」

 

「確かに直哉君は自分から大帝国劇場に来る事が少なく感じていたなあ」

 

「それは、やはり光武の件を思い出すみたいだからみたいですよ」

 

「やはりそうなのかい?」

 

「あのー直哉さんの事よりこれからの事を話しません?」

 

神山がそう言う。

 

「ああ、それについてはワイズマンが現れてウバウゾーを出現した時に連絡したんですよ」

 

「「早い」」

「トワ響からの連絡があったぞ」

 

「あらレイ響から連絡の内容は?」

 

「ああ、久しぶりのワイズマン関連だ」

 

「あら珍しいワイズマンなんて、そのワイズマンがどうしたの?」

 

「ああ、それは・・・ワイズマンが帝都に現れてメガビョーゲンとウバウゾーを使って襲撃してるらしい」

 

「ワイズマンがウバウゾー使ってるの?」

 

「ああ、そうらしい」

 

「成程な確かにワイズマンならゴーダッツと密かに協力者になっててもおかしくはないな」

 

「どうもトワ達はワイズマンが手に入れたウバウゾーに対して・・・」

 

「お前達の技術を使わせてくれないか?」

 

「何の為にですか?」

 

「ああ、それは・・・科学者として興味があるからだ」

 

「成程そういう理由ですか?」

 

「ナルシストルーさん状況次第によっては貴方はブンドル団を脱退できますか?」

 

「俺がお前達の事を聞いた後イレギュラーになる事を防ぐ為に?」

 

「そういう事ではないんですが、僕達の立場上ブンドル団の幹部とある程度協力しないと僕達の最終目的には行けないんですよ。簡単に言えば」

 

「成程な、お前達の存在が俺達やプリキュアにばれた時点で、お前達と言う異物がオイシーナタウンに悪影響を与える可能性があるからそういう事を知られた場合双方にお前達の存在をばらす事で最小限に影響を与える様にしてるんだな」

 

「ええ、今回に関しては・・・」

 

「あの時のジェントルーの記憶が正しいのなら・・・」

 

「もしかしたらジェントルーは、私が知らない異世界に跳ばされていたと考えれば辻褄は合うが、そうそう簡単にはいけない筈だがな・・・それにしても異世界に別のプリキュア達がいるとはな」

 

「貴方の上司がジェントルーの記 憶を見て異世界のプリキュアの存在を知ると言う事態になるとは想定外だったので、こちらにしてもね」

 

「成程な確かにワイズマンならゴーダッツと密かに協力者になっててもおかしくはないな」

 

「直哉君はこういうやり方でナルシストルーと協力を約束したんです」

 

「「成程ワイズマンもこのやり方でゴーダッツに協力してウバウゾーを手に入れたとトワさん達が考えていたんですね?」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

神山の驚きと神達からの連絡2

「もしかしたらジェントルーは、私が知らない異世界に跳ばされていたと考えれば辻褄は合うが、そうそう簡単にはいけない筈だがな・・・それにしても異世界に別のプリキュア達がいるとはな」

 

「貴方の上司がジェントルーの記 憶を見て異世界のプリキュアの存在を知ると言う事態になるとは想定外だったので、こちらにしてもね」

 

「成程な確かにワイズマンならゴーダッツと密かに協力者になっててもおかしくはないな」

 

「直哉君はこういうやり方でナルシストルーと協力を約束したんです」

 

「「成程ワイズマンもこのやり方でゴーダッツに協力してウバウゾーを手に入れたとトワさん達が考えていたんですね?」」

 

「ええ、管理者の神殿ではそう言う視点での疑問が出てきたみたいです」

 

「でも確かにそう言われると疑問ですね」

 

大神がそう言う。

 

「ワイズマンは元々ゼムリア大陸の人間で・・・」

 

シンドイーネがそう言うとナノビョウゲーンが至宝を取り込んだワイスマンに感染したのだった。

 

「何だ私の中にーーーーごぶぁーー」

 

次第にワイスマンが変異していく

 

「ウフフ、成る程ねこれが突然変異の進化なのね」

 

シンドイーネがそう言うとしばらくしたあとワイスマンの体内から進化した新たなビョウゲーンキングダムの幹部候補の人材が現れた。

 

「ウフフ、いいわ来なさい僕」

 

「・・・了解」

 

 

そう言ってシンドイーネはワイスマンの体内から進化した新たなビョウゲーン候補の人材と共に撤退をしたのだった。

 

!!

 

「何なんだワイスマンから現れたビョーゲンキングダムの幹部が誕生したのか」

 

「ええ、そうみたいね私もフォンティーヌとペギタンを送る直前に少しみただけど、これは今後の戦いが厄介になるかもね」

 

「確かにそうかも知れませんね、トワさん一応ナオヤ・ブライトさん達が大神さんの肉体を取り戻す事に成功しましたけどまだマリアさんの肉体はイシュメルガの手元にあるみたいです」

 

「この一連の騒動後ワイズマンは人間としては死んだんですよね」

 

「そうですよ大神さん」

 

「そしてワイズマンは・・・」

 

「「「ええーーヒーリングオアシスが変化した――」」」

 

2体のメガビョーゲーンを浄化した後消える筈のヒーリングオアシスが変化を起こしメガ降魔を狙うだがメガ降魔も浄化されまいと踏ん張る。

 

「お前たちが依然起こしたあれをすると今回は憑依した者がただではすまんぞ」

 

「えーー何でワイズマンがその事を知ってんの?」

 

「スパークル聞いて恐らくミッドチルダでもこちらの帝都でもすべてのメガビョーゲンとメガ降魔を出してたのはワイズマンよ」

 

「ええーバテテモーダじゃないの?」

 

「バテテモーダはこちらでは見てないでしょ」

 

「ふふ、これは面白いまあ頑張り給え諸君」

 

「どういう意味だ?ワイズマン」

 

「フフ、そう言えば大神一郎とマリア・タチバナは、イシュメルガに操られていたな」

 

「なっお前もイシュメルガを知っているのか?」

 

「ああ、イシュメルガはエレポニア帝国に潜む呪いだからな」

 

「話は終わりにしよう。帝国華撃団」

 

そしてワイズマンは再び降魔を拘束している隊員の数と同じ降魔を出現させた。

 

「何だこの降魔は」

 

「フフ、この降魔達は私が今研究している降魔人間を作り出すための試験体さ」

 

「降魔人間だと、馬鹿なそんなの出来るわけがないだろ」

 

「出来ないと決め付けるのは早いぞ。なあそうだろう。真宮寺さくらよ」

 

!!

 

「そして進化したワイズマンは様々な世界で実験を始めていろんな物を生み出したんです」

 

「それが今回戦った亜種型メガビョーゲンを含む彼の独自の戦力です」

 

「「成程」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

神山の驚きと神達からの連絡3

「何だこの降魔は」

 

「フフ、この降魔達は私が今研究している降魔人間を作り出すための試験体さ」

 

「降魔人間だと、馬鹿なそんなの出来るわけがないだろ」

 

「出来ないと決め付けるのは早いぞ。なあそうだろう。真宮寺さくらよ」

 

!!

 

「そして進化したワイズマンは様々な世界で実験を始めていろんな物を生み出したんです」

 

「それが今回戦った亜種型メガビョーゲンを含む彼の独自の戦力です」

 

「「成程」」

 

「じゃあ俺達が戦うのはワイズマンの戦力ですね」

 

「そうとも限らないんですよね神山さん。先程も言いましたが・・・」

 

「あらレイ響から連絡の内容は?」

 

「ああ、久しぶりのワイズマン関連だ」

 

「あら珍しいワイズマンなんて、そのワイズマンがどうしたの?」

 

「ああ、それは・・・ワイズマンが帝都に現れてメガビョーゲンとウバウゾーを使って襲撃してるらしい」

 

「ワイズマンがウバウゾー使ってるの?」

 

「ああ、そうらしい」

 

「成程な確かにワイズマンならゴーダッツと密かに協力者になっててもおかしくはないな」

 

「どうもトワ達はワイズマンが手に入れたウバウゾーに対して・・・」

 

「お前達の技術を使わせてくれないか?」

 

「何の為にですか?」

 

「ああ、それは・・・科学者として興味があるからだ」

 

「成程そういう理由ですか?」

 

「ナルシストルーさん状況次第によっては貴方はブンドル団を脱退できますか?」

 

「俺がお前達の事を聞いた後イレギュラーになる事を防ぐ為に?」

 

「そういう事ではないんですが、僕達の立場上ブンドル団の幹部とある程度協力しないと僕達の最終目的には行けないんですよ。簡単に言えば」

 

「成程な、お前達の存在が俺達やプリキュアにばれた時点で、お前達と言う異物がオイシーナタウンに悪影響を与える可能性があるからそういう事を知られた場合双方にお前達の存在をばらす事で最小限に影響を与える様にしてるんだな」

 

「ゴーダッツがワイズマンの協力して動いて来るかも知れないんです」

 

「あ、そうかもしそうなれば宝玉の力で対応していく形にするしかない」

 

「ええ、そう言う戦術で行く事になりますが・・・」

 

「行くよコーラル」

 

「うんサマー」

 

「ハートルージュロッド!」

 

「プリキュア!おてんとサマーストライク!」

 

「ハートルージュロッド!」

 

「プリキュア!もこもこコーラルディフュージョン!」

 

「今だよパパイヤ、フラメンゴ」

 

「ハートルージュロッド!」

 

「プリキュア !ぱんぱかパパイアショット!」

 

「ハートルージュロッド!」

 

「プリキュア!ぶっとびフラミンゴスマッシュ!」

 

「今だよクリスちゃん合わせて」

 

「おう」

 

プリキュアの浄化技に合わせるように響とクリスがノイズヤラネーダにシンフォギアの力を同時に当て、ノイズヤラネーダを浄化していく。

 

「「「「やった、直哉さんの言う通り左側にヤラネーダの力の源があった――」」」」

 

「おいおいまじで私のシンフォギアの力で倒せたぞ。ノイズヤラネーダを」

 

「正確には、ノイズヤラネーダのノイズの力を使われないように同時に攻撃しただけどね」

 

「身も蓋もない言い方はやめろよ響」

 

「この形での共闘で倒した事もあるので次回襲来して来たとしても何とか出来ると思いますよ」

 

「それに和実ゆいちゃん達も協力者として動けるようになると思いますから」

 

「「成程」」

 

「それにしてもチーム編成時に和実ゆいちゃん達とのどかちゃん達を除外した理由は一体何故なんですか?響さん」

 

「ああ、それは・・・」

 

「もしくは改変により滅ぼされた世界の方が面倒な事態になったから呼ばれたとも考えられますがね」

 

「「「「それは確かにあるかも知れない」」」」」

 

「どのみちヒミコさんに依頼される依頼を協力者の皆さんにさせる訳には行きませんし、今回もヒミコさんに指定を受けたのは都合が良かったですね」

 

「確かにそうだね、ヒミコさんの依頼と言う事は滅ぼされた世界に行く事には変わらないし前回は・・・」

 

「それがいつの間にかメルクが非協力的になったからヒミコが自分が喧嘩をしてメルク達の世界に特殊遊撃部隊を侵入させてと言われててね」

 

「だから私達全員なんですね?」

 

「そうよ前回と似たような調査任務だけど今回はこちらも人数を増やす事で対応策としてやるしかないのよね、メルクが正常ではない可能性がある以上、旧幼馴染世界と関わった者達が襲い掛かる可能性もあるからねメルクが彼等に依頼した時はね」

 

「この依頼を受ける為の別行動だったんですよ神山さん」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

事情を知った隊長達

 

「どのみちヒミコさんに依頼される依頼を協力者の皆さんにさせる訳には行きませんし、今回もヒミコさんに指定を受けたのは都合が良かったですね」

 

「確かにそうだね、ヒミコさんの依頼と言う事は滅ぼされた世界に行く事には変わらないし前回は・・・」

 

「それがいつの間にかメルクが非協力的になったからヒミコが自分が喧嘩をしてメルク達の世界に特殊遊撃部隊を侵入させてと言われててね」

 

「だから私達全員なんですね?」

 

「そうよ前回と似たような調査任務だけど今回はこちらも人数を増やす事で対応策としてやるしかないのよね、メルクが正常ではない可能性がある以上、旧幼馴染世界と関わった者達が襲い掛かる可能性もあるからねメルクが彼等に依頼した時はね」

 

「この依頼を受ける為の別行動だったんですよ神山さん」

 

「まさか直哉さん達にそんな依頼を受けていたとは」

 

「そう言う系統の依頼は頻繁にあるわけではないので、協力者達には基本的にには教える事はしない奴ですしね」

 

「どうしてですか?」

 

「ああ、それは・・・その系統と言う依頼は死者の世界で起きた事についての依頼なので」

 

「ええ――死者の世界ですか?」

 

「ええ、簡単に言えばそういう事になりますね」

 

「後以前行った世界も・・・」

 

「きゃああ怪物が人間を殺したわ皆逃げて――」

 

「ああ、私はここまでのようね。出来る事なら・・・結婚をして見たかったわ」

 

「「「「ギャアアアア死にたくないーーー」」」」

 

そして警察署周辺に現れた降魔によって警察署内にいた帝国華撃団全員が脱出しその後降魔は、帝国華撃団によって全滅させていった。その一部始終を見ていた生き残った警察官達が降魔を倒した帝国華撃団を讃えていた。

 

お墓戦艦では・・・

 

「「何なんだこれは?」」

 

大神と神山がそう言う。

 

「成程これがこちらの融合世界の神の介入の仕方ですか」

 

「「なっこれが融合世界の神の仕業?」」

 

「恐らくですがすこやか市の調査を邪魔をした警察に降魔をぶつけ、たまたま帝国華撃団に倒させる事で警察に帝国華撃団の行動を黙認させる事が目的なのでしょう」

 

「それではあんまりじゃないですか?直哉さん」

 

「ええ、僕もそう思いますがどうやらこちらの融合世界では違うと言う事みたいですね」

 

「この時のあおぞら市は、融合世界とは関係ない世界でしたから、僕の力は融合世界の内部世界及び、友好世界だけに制限されているんです」

 

「あくまでも融合世界周辺を守る為に」

 

「「「「「「成程」」」」」」

 

「ですので、同じ融合世界なので基本的なルールがあるんですが・・・」

 

「もしかすると7人世界時のようにイヨさんとヒミコさんが意図してルールを作らなかったのかも知れませんね」

 

「先程も言いましたがルールをつけるのが普通なのですが、どうやら担当の神がすこやか市の住人を・・・したかったからかもですね」

 

「「「「「なっ」」」」」

 

「そんな横暴良いんですか?」

 

「横暴でもないんですよねこれは、あくまでも神側の調査の一環としてやっている事ですからね」

 

「それにこちらの融合世界ではプリキュアと言う存在をまだ知らないので」

 

「それでもあんまりですよその為に死者までもいるんですよ」

 

「確かに神山さん達の気持ちもわかりますが・・・僕もこんなやり方でその世界の住人におしつけるのは駄目と思いますけど、ここは僕達の知る融合世界ではないので」

 

!!

 

「7人世界がベース世界の融合世界ではこれが普通なのでしょうね」

 

「あの世界も私達の常識では死者の世界になるんですよ」

 

!!

 

「まさかあの世界がですか?」

 

「いえ、あの世界は私達の世界が誕生しない場合の融合世界に代わる世界なので、あの世界も融合世界になるんですよ」

 

「でもあの融合世界の場合ワイズマンのような敵が来たら大変だろうな」

 

大神がそう言う。

 

「そう言われたら俺達も直哉さんに助けられて良かったのかも知れません。あの世界の直哉さん達にくらべたら」

 

神山がそう言いながら思い出す。

 

「「「「「「「「もう動けない」」」」」」」」

 

帝国華撃団は昨日から何も買えずに食べる事も出来ずに公園内で寝ていると声をかけられた。

 

「君達大丈夫かね?」

 

「「「「「「「「はい」」」」」」」」

 

「それじゃあ君達の住所を教えて欲しい」

 

「え、住所ですか?」

 

「ああ、親御さんに連絡するから」

 

「「「「「「「「それは困ります」」」」」」」」

 

「どうして困るんだい?」

 

警察官が直哉に聞く。

 

「それは・・・」

 

その時この世界ののどか達が学校に行く為真宮寺直哉達がいる公園を通り過ぎようとした時のどかと真宮寺直哉の目があった。

 

「あ、待ってお姉ちゃん」

 

「うん、君達この少年と知り合いかい?」

 

「え、いえ違いますよ。私達はこの少年とは初対面の人ですよ」

 

「そうなのかい?ごめんね学校を頑張ってね」

 

「「「はい失礼します」」」

 

そう言いながら警察官と別れたのどか達だった。

 

「絶対あちらの世界と一緒になったら俺達は死ぬかも知れません」

 

「それで響君。直哉君達はその依頼後こちらにくるのかい?」

 

「それはまだわかりません。ゼムリア大陸の方でも同じような事が起きているとトワ達がゼムリア大陸の方を優先させるかも知れませんしね」

 

「「あ、そう言う可能性もあるのか」」

 

そして3人は、大帝国劇場に戻るのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

大帝国劇場での合流前編

「お帰りなさい響さん」

 

「え、ゆいちゃんどうしてここに?特殊遊撃部隊の協力者になる為のあれ終わったの?」

 

「はい、ちょうど終わって・・・」

 

「こういう予定だったんだが、少々予定が変わった」

 

「「「「え、どういう事ですか?」」」」

 

「ああ、これを見てくれ」

 

「トワ響からの連絡があったぞ」

 

「あらレイ響から連絡の内容は?」

 

「ああ、久しぶりのワイズマン関連だ」

 

「あら珍しいワイズマンなんて、そのワイズマンがどうしたの?」

 

「ああ、それは・・・ワイズマンが帝都に現れてメガビョーゲンとウバウゾーを使って襲撃してるらしい」

 

「ワイズマンがウバウゾー使ってるの?」

 

「ああ、そうらしい」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「エステルさん達の敵がウバウゾー達を使って帝都を襲撃してるんですか?」

 

「そうだ」

 

「なら私達が行かないと」

 

「まあ、落ち着けワイズマンが使役しているウバウゾー達は通常のウバウゾーではないかも知れん」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「ワイズマンは研究者気質でな、以前にもワイズマンが作ったメガビョーゲンが現れてな・・・」

 

「レイさんから聞いて直哉さん達に連れて来て貰ったんです」

 

「成程そうなんだ」

 

「それで直哉君達は?」

 

「今向こうと話してますよ。ゼムリア大陸の方にいるチームと」

 

「成程それじゃあゆいちゃん達は私達と合流するの?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「それでは僕からの通達は異常なので、皆さんはゆっくりしてて下さいね」

 

「「「「「「「「「はい」」」」」」」」」

 

「それでは私達も2チームの内の1つに合流するのね?」

 

ローズマリーがトワに確認する。

 

「そういう事で良いわよ。ただ和実ゆい達の合流については・・・」

 

「エステル達にも伝えてないから暫くは直哉とのどか達と行動をして貰う形になるけどそれでいいかしら?」

 

「「「「はい」」」」

 

「つまり私達はのどかさん達が戻るまでここで待機なんですね?」

 

「そういう事よ。退屈かも知れないけど」

 

「こういう予定だったんだが、少々予定が変わった」

 

「「「「え、どういう事ですか?」」」」

 

「ああ、これを見てくれ」

 

「トワ響からの連絡があったぞ」

 

「あらレイ響から連絡の内容は?」

 

「ああ、久しぶりのワイズマン関連だ」

 

「あら珍しいワイズマンなんて、そのワイズマンがどうしたの?」

 

「ああ、それは・・・ワイズマンが帝都に現れてメガビョーゲンとウバウゾーを使って襲撃してるらしい」

 

「ワイズマンがウバウゾー使ってるの?」

 

「ああ、そうらしい」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「エステルさん達の敵がウバウゾー達を使って帝都を襲撃してるんですか?」

 

「そうだ」

 

「なら私達が行かないと」

 

「まあ、落ち着けワイズマンが使役しているウバウゾー達は通常のウバウゾーではないかも知れん」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「ワイズマンは研究者気質でな、以前にもワイズマンが作ったメガビョーゲンが現れてな・・・」

 

「トワさんとレイさんがそう言うので私達はのどかさん達と遊撃部隊として今回のイベントが終わるまでは動くように言われてます」

 

「確かに下手にチーム編成を変えると面倒な事態が起きるかも知れないね」

 

響がそう言い納得する。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

大帝国劇場での合流後編

「「「「ええーー」」」」

 

「エステルさん達の敵がウバウゾー達を使って帝都を襲撃してるんですか?」

 

「そうだ」

 

「なら私達が行かないと」

 

「まあ、落ち着けワイズマンが使役しているウバウゾー達は通常のウバウゾーではないかも知れん」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「ワイズマンは研究者気質でな、以前にもワイズマンが作ったメガビョーゲンが現れてな・・・」

 

「トワさんとレイさんがそう言うので私達はのどかさん達と遊撃部隊として今回のイベントが終わるまでは動くように言われてます」

 

「確かに下手にチーム編成を変えると面倒な事態が起きるかも知れないね」

 

響がそう言い納得する。

 

「そうなんですよトワさんとレイさんも気にしてて・・・」

 

「そうですねあすかさん。ただ管理者の神殿での合流後の状況では、特殊遊撃部隊を2つに分散させます。1つ目はエステルさんを中心としたゼムリア大陸先行部隊組です」

 

「2つ目が帝国華撃団のダブル隊長達が中心となり融合世界に関連する世界に現状では改変の影響が出て無いだけと言う可能性もあり得るので2つ目のメンバーはその任務をしてください

 

「後メンバーの編成についてですが、のどかさん達4人は和実ゆいさん達のフォローして貰う予定なのでその4人を除いてチーム編成をそれぞれのエステルさん大神さん神山さんの3人で話し合ってください」

 

「この時に決まったチーム編成を壊さないように配慮なんですよ私達の遊撃部隊は」

 

「後初めてなので同じプリキュアののどかさん達と一緒にしたかったみたいですね」

 

「成程ね」

 

「響さんワイズマンのウバウゾーどうなりました?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「ふう皆さんお疲れ様でした。何とかワイズマンを撤退させれて良かったですね」

 

「「ええ、まさかワイズマンがウバウゾーを使うとは思いませんでしたが」」

 

大神と神山がそう言う。

 

「あのウバウゾーはワイズマンの改良型試作体ののようで活動に制限がある感じでしたから」

 

「「成程」」

 

「一応神殿にワイズマンの事は言いましたが、オイシーナタウンのプリキュア達にまだ宝玉についての説明が残っていると言ってたので」

 

「ちょっと待って下さい。宝玉て何ですか?」

 

「あの時天宮さくらさんを助けた時の霊力付与付きの浄化技をしようする時のサポートするのが宝玉の役割ですね。もちろんそれ以外の目的もありますが基本的に、霊力を持たない協力者に与えられる物なので、元々霊力と言う物がある世界の協力者には無いんです」

 

「ウバウゾーについてはこんな感じだったんだけどその後の神山さんに宝玉の説明に時間がかかってね」

 

「レイさんに連絡するのを忘れていたんだ」

 

「それは仕方ないですよ。それに・・・」

 

 

「はい、今回の宝玉は食に関わるプリキュアと言う事で食べ物の形で作られてますね」

 

「「「「うわあ、これが私達の宝玉ですか」」」です」

 

「そうですよ使い方は宝玉自身が教えるので」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「お疲れ様直哉。3人もありがとうね」

 

「「「いえいえ」」」

 

「トワさん直哉君から聞いたんですが新しい宝玉を渡すと聞いたんですけど」

 

「ええ、そうよ依然渡した宝玉を出して貰えるかしら?」

 

「「「はい」」」

 

そしてのどか達はトワに宝玉を渡すと、トワの持つ3つの宝玉が以前の宝玉を取り込み新たな形の宝玉となった。

 

「「「ええーーどういう事ですか?」」」

 

「説明するわね、新たな宝玉は成長する宝玉なのよ」

 

「「「成長する宝玉」」」

 

「この機能は貴女達だけの機能よ。この機能により融合世界に関連する敵が貴女達の世界に現れた場合自動的に敵に適した力を使えるようになるわ」

 

「「「ええーー」」」

 

「つまりどういう事?」

 

ひなたがそう言う。

 

「つまりですねひなたさん。降魔やノイズの場合僕や飛鳥ちゃんや響さんのシンフォギアの力がその宝玉をセットすれば使えるんですよ」

 

「凄いじゃんそれ」

 

直哉の説明にひなたが喜ぶ。

 

「どうしてこのタイミングで、私達の宝玉をパワーアップさせたんですか?」

 

「それは貴女達も気づいてると思うけどワイズマンが再び姿を見せたからよ」

 

「別の理由としては異界事変にもう1つのすこやか市にと16番目のプリキュアの世界が巻き込まれたと言う事もあるけどね」

ここは過去の7人世界ですけど、何らかの形で今回の事件が起きている間だけは改変が行われて特殊遊撃部隊と、特殊遊撃部隊の敵を引き込んだと考えられます」

 

「そして今回の宝玉からはトワ達によるアップデートが不要になったようです」

 

「私達も説明を受けました」

 

ゆいがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響と宝玉の新機能

「凄いじゃんそれ」

 

直哉の説明にひなたが喜ぶ。

 

「どうしてこのタイミングで、私達の宝玉をパワーアップさせたんですか?」

 

「それは貴女達も気づいてると思うけどワイズマンが再び姿を見せたからよ」

 

「別の理由としては異界事変にもう1つのすこやか市にと16番目のプリキュアの世界が巻き込まれたと言う事もあるけどね」

ここは過去の7人世界ですけど、何らかの形で今回の事件が起きている間だけは改変が行われて特殊遊撃部隊と、特殊遊撃部隊の敵を引き込んだと考えられます」

 

「そして今回の宝玉からはトワ達によるアップデートが不要になったようです」

 

「私達も説明を受けました」

 

ゆいがそう言う。

 

「成程ね確かに最近は・・・」

 

「私達を呼ぶなんてどうしたの?」

 

「ああ、それは・・・皆さんに確認して欲しい事がありまして・・・」

 

「「「確認を?」」」

 

「そうですこれを見て下さい」

 

「え、謎の次元嵐が大量に発生し融合世界内部の世界及び友好世界に帰還が出来ない?」

 

「何やら意図的な物を感じますが・・・響さんとエステルさん。次元嵐を超えれそうな場所はありますか」

 

「ええ、あるわねただ・・・その世界は無調査なのよ。今回初めて見つけた世界だから」

 

「成程」

 

「つまり僕達はその世界に行かせたい何者かの意思が介入してるのか、はたまた偶然その世界への入り口が開いたのかどちらですかね?」

 

!!

 

「まさかあの世界は私達のオイシーナタウンが存在する世界よ間違いないわ」

 

「そうですかやはり響さんの予想通りでしたね」

 

「「直哉さん私達の世界に行って下さいお願いします」」

 

「ゆいさんとあまねさん心配しないで下さい。現状お墓戦艦は融合世界に帰還できない状況なので今この状況で行ける世界はゆいさんとあまねさんの記憶があるオイシーナタウンが存在する世界にしか行けないので」

 

「「「成程」」」

 

「つまり行くしかないのね私達の世界に」

 

「突発的に新しい世界と関わる事が多くなったりしているから自動成長機能を付ける事で・・・」

「トワさん直哉君から聞いたんですが新しい宝玉を渡すと聞いたんですけど」

 

「ええ、そうよ依然渡した宝玉を出して貰えるかしら?」

 

「「「はい」」」

 

そしてのどか達はトワに宝玉を渡すと、トワの持つ3つの宝玉が以前の宝玉を取り込み新たな形の宝玉となった。

 

「「「ええーーどういう事ですか?」」」

 

「説明するわね、新たな宝玉は成長する宝玉なのよ」

 

「「「成長する宝玉」」」

 

「この機能は貴女達だけの機能よ。この機能により融合世界に関連する敵が貴女達の世界に現れた場合自動的に敵に適した力を使えるようになるわ」

 

「「「ええーー」」」

 

「つまりどういう事?」

 

ひなたがそう言う。

 

「つまりですねひなたさん。降魔やノイズの場合僕や飛鳥ちゃんや響さんのシンフォギアの力がその宝玉をセットすれば使えるんですよ」

 

「凄いじゃんそれ」

 

直哉の説明にひなたが喜ぶ。

 

「どうしてこのタイミングで、私達の宝玉をパワーアップさせたんですか?」

 

「それは貴女達も気づいてると思うけどワイズマンが再び姿を見せたからよ」

 

「トワやレイに依存させない為?」

 

「そう聞いてます」

 

「確かに今までは宝玉関連はトワとレイにアップデートして貰ってたからね」

 

響がそう言う。

 

その頃直哉達は・・・

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第46章 第2部 情報共有と対応編
直哉達とゼムリア大陸組の通信前


「直哉君良いのゆいちゃん達を大帝国劇場に行かせて?」

 

「問題ないですよのどかさん。少なくとも融合世界に残る守護者には伝えておく必要があると思ったので」

 

「それに・・・」

 

「別の理由としては異界事変にもう1つのすこやか市にと16番目のプリキュアの世界が巻き込まれたと言う事もあるけどね」

ここは過去の7人世界ですけど、何らかの形で今回の事件が起きている間だけは改変が行われて特殊遊撃部隊と、特殊遊撃部隊の敵を引き込んだと考えられます」

 

「そして今回の宝玉からはトワ達によるアップデートが不要になったようです」

 

「「どういうこと?」」

 

「つまり宝玉を使えば使うほど私達にあった形でのアップデートがされるんですね?」

 

「そういう事ですよここねさん」

 

「注意してくださいね。間違えて通常のウバウゾーに宝玉の力を入れた浄化技で浄化したとしても宝玉の経験値は手に入らないので」

 

「成程、そう言う仕様なんですね」

 

あまねがそう言う。

 

「そうですね。本来の敵は皆さんの本来の持つ浄化技で浄化すべきと考えての仕様ですね」

 

「「そうなんだ」」

 

ゆいとらんがそう言う。

 

そして直哉は、ゆい達4人に宝玉を手渡しした。

 

初めて宝玉を使う機会があるならサクラ世界の方が良いんですよね。まだ旧中心世界としての機能があるので」

 

「成程」

 

「確かにサクラ世界では・・・」

 

「「ノイズ」」

 

「いくよ奏」

 

「おう」

 

そう言って奏と翼は現場に向かった。

 

その頃ノイズ出現に近い帝都の長屋では・・・

 

「うわあなんだあの怪物は降魔とは違う怪物だ」」

 

!!

 

「まさかそんなこの世界にノイズが現れる何て早すぎるよ」

 

「響さん私達で戦いましょう」

 

そう言ってさくらがノイズに向かおうとしたとき、響がさくらを止めた。

 

「さくらさんあの怪物は私が戦います」

 

「あれを見てください」

 

響が言う場所を見るとノイズが通った場所には大量の炭があった。

 

「響さんあの炭はまさか・・・」

 

「そうですあの炭はノイズに触れた人間です」

 

「何ですって、それじゃ私は戦ってはいけない」

 

そうさくらが言うと響は無言で首を縦にふりその直後響はこの世界に来てからシンフォギアを纏った。

 

「ふーんここが中心世界の紫藤直哉のいる街か?」

 

帝都にビョーゲンキングダムの幹部のダルイゼンが現れた。

 

「まさかキングビョーゲン様が言った奴を助けただけでまさか中心世界に簡単に入れるとはね。奴も中心世界の住人なんだな?」

 

「さて試しにしてみるか、進化しろ‼ナノビョウーゲン」

 

ダルイゼンがそう言うとナノビョーゲンは、近くにある信号機に感染し、メガビョーゲンに進化をした。

 

「くちゅん」

 

「あらワンちゃん、寒いのかしら」

 

「違うよ恐らくメガビョウゲーンが出たんだよさくら」

 

「ええーーどうしたらいいの?今星のお医者さんがいないのに」

 

「とにかく私が米田支配人に連絡してくるわ」

 

そう言うとさくらはのどか達と別れた。

 

「さあ三人は早くメガビョーゲンのもとに行って」

 

ノイズやメガビョーゲンやウバウゾーも帝都に現れた事を考えれば、確かにゆいちゃん達が宝玉になれるまではサクラ世界でやった方が良いね」

 

「でもゆいさん達は遊撃部隊なので、宝玉の戦闘経験値は多く取れると思いますよ」

 

「ああ、そう言えばそうだね」

 

「さてとそろそろゼムリア大陸に行っているエステルさんと光さんに通信をしましょうか」

 

「直哉がそう言い通信を始めた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

エステルと光と直哉1

「「成程わかりました」わかったわ」

 

「あの時のチーム編成に入らなかったメンバーが遊撃部隊として私達と融合世界に残ったチームの援軍なのね」

 

「そうですね、現状ではワイズマンが帝都周辺で何か動いてるみたいなのでしばらくはこちらにいますがね」

 

「ワイズマンが帝都側に出たのね。こちら側ではノヴァの影がちらつく程度で・・・光を狙っていると言うよりはデボネアの代わりにしていると言う感じね」

 

「そうですかまあ・・・」

 

「この庭園そして、この空間におけるゲームは、貴方が仕組んだの?」

 

「そういう事だ、最もそこにある赤い扉は一切手をだしていないがな」

 

!!

 

「つまり紫の扉とオレンジの扉は、イシュメルガお前が作り出したのか?」

 

「ああ、簡単に獅童光を救出するのは、我もデボネアも認めるわけにはいかないからな」

 

「何!!この一件デボネアも関与してるのか?」

 

「ああ、2つの扉の世界でな」

 

「まあデボネアの干渉が無くとも、奴等の一部はその世界の虜だろうがな。その点に関しては、紫藤直哉お前に感謝しているぞ」

 

!!

 

「それはまさか・・・」

 

「そうだ融合世界に起きた地震を利用し、捕獲した世界をゲートの中に組み込んだのさ」

 

「その時のお前達の行動は面白かったぞ」

 

イシュメルガはその時を思い出す。

 

「彼が言ってましたし、ノヴァはデボネアの娘らしいので彼女がイシュメルガに協力していても違和感はないですね」

 

「そうね」

 

「後ワイズマンの方ですが・・・」

 

「トワ響からの連絡があったぞ」

 

「あらレイ響から連絡の内容は?」

 

「ああ、久しぶりのワイズマン関連だ」

 

「あら珍しいワイズマンなんて、そのワイズマンがどうしたの?」

 

「ああ、それは・・・ワイズマンが帝都に現れてメガビョーゲンとウバウゾーを使って襲撃してるらしい」

 

「ワイズマンがウバウゾー使ってるの?」

 

「ああ、そうらしい」

 

「もしかして直哉がした事をワイズマンもしたのかしら?」

 

「お前達の技術を使わせてくれないか?」

 

「何の為にですか?」

 

「ああ、それは・・・科学者として興味があるからだ」

 

「成程そういう理由ですか?」

 

「ナルシストルーさん状況次第によっては貴方はブンドル団を脱退できますか?」

 

「俺がお前達の事を聞いた後イレギュラーになる事を防ぐ為に?」

 

「そういう事ではないんですが、僕達の立場上ブンドル団の幹部とある程度協力しないと僕達の最終目的には行けないんですよ。簡単に言えば」

 

「成程な、お前達の存在が俺達やプリキュアにばれた時点で、お前達と言う異物がオイシーナタウンに悪影響を与える可能性があるからそういう事を知られた場合双方にお前達の存在をばらす事で最小限に影響を与える様にしてるんだな」

 

「ええ、今回に関しては・・・」

 

「あの時のジェントルーの記憶が正しいのなら・・・」

 

「もしかしたらジェントルーは、私が知らない異世界に跳ばされていたと考えれば辻褄は合うが、そうそう簡単にはいけない筈だがな・・・それにしても異世界に別のプリキュア達がいるとはな」

 

「貴方の上司がジェントルーの記 憶を見て異世界のプリキュアの存在を知ると言う事態になるとは想定外だったので、こちらにしてもね」

 

「成程な確かにワイズマンならゴーダッツと密かに協力者になっててもおかしくはないな」

 

「トワ達はそう言う考えでいるみたいです。僕達もワイズマンがサクラ世界に現れた時は間に合いませんでしたし」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

エステルと光と直哉2

「もしかしたらジェントルーは、私が知らない異世界に跳ばされていたと考えれば辻褄は合うが、そうそう簡単にはいけない筈だがな・・・それにしても異世界に別のプリキュア達がいるとはな」

 

「貴方の上司がジェントルーの記 憶を見て異世界のプリキュアの存在を知ると言う事態になるとは想定外だったので、こちらにしてもね」

 

「成程な確かにワイズマンならゴーダッツと密かに協力者になっててもおかしくはないな」

 

「トワ達はそう言う考えでいるみたいです。僕達もワイズマンがサクラ世界に現れた時は間に合いませんでしたし」

 

「成程ね」

「ふう皆さんお疲れ様でした。何とかワイズマンを撤退させれて良かったですね」

 

「「ええ、まさかワイズマンがウバウゾーを使うとは思いませんでしたが」」

 

大神と神山がそう言う。

 

「あのウバウゾーはワイズマンの改良型試作体ののようで活動に制限がある感じでしたから」

 

「「成程」」

 

「一応神殿にワイズマンの事は言いましたが、オイシーナタウンのプリキュア達にまだ宝玉についての説明が残っていると言ってたので」

 

「ちょっと待って下さい。宝玉て何ですか?」

 

神山が響に聞く。

 

「ああ、それは・・・神山さんなら覚えていると思いますが」

 

「あの時天宮さくらさんを助けた時の霊力付与付きの浄化技をしようする時のサポートするのが宝玉の役割ですね。もちろんそれ以外の目的もありますが基本的に、霊力を持たない協力者に与えられる物なので、元々霊力と言う物がある世界の協力者には無いんです」

 

「それはどうしてですか?」

 

「それは・・・」

 

「直哉君と光武は相性最悪だったから直哉君の霊力をそっち方面で使っていくようにしたんですよ」

 

「こう言う経緯があり神山さんに宝玉の事について説明したと聞きましたから響さんから」

 

直哉がそう言う。

 

「それを聞いた時神山は驚いたんでしょうね」

 

 

「ええ――大神さんは知ってました?」

 

「ああ、後俺達の帝国華撃団の立ち上げを手助けしてくれたのは直哉君の両親だと、米田司令が言ってたからな」

 

「その辺は直哉君は両親のした事で僕は関係ないと言う態度だからな」

 

「そうですね、直哉君としては自分が関わる前の事を出してまで帝国華撃団との関係を悪化はさせたくないと考えていたみたいですよ。記憶が無い状態でも」

 

「成程」

 

「確かに直哉君は自分から大帝国劇場に来る事が少なく感じていたなあ」

 

「それは、やはり光武の件を思い出すみたいだからみたいですよ」

 

「やはりそうなのかい?」

 

「あのー直哉さんの事よりこれからの事を話しません?」

 

神山がそう言う。

 

「ああ、それについてはワイズマンが現れてウバウゾーを出現した時に連絡したんですよ」

 

「ええ、こんな感じに驚いていたようですね」

 

「そういう事ね、直哉達はゼムリア大陸に来れないのね」

 

「はいそうですねワイズマンの件もありますしそれに・・・」

 

「どうしてこのタイミングで、私達の宝玉をパワーアップさせたんですか?」

 

「それは貴女達も気づいてると思うけどワイズマンが再び姿を見せたからよ」

 

「トワやレイに依存させない為?」

 

「そう聞いてます」

 

「確かに今までは宝玉関連はトワとレイにアップデートして貰ってたからね」

 

「和実ゆいさん達に宝玉に慣れて貰う為にはサクラ世界の方が良いので」

 

 

「響さんあの炭はまさか・・・」

 

「そうですあの炭はノイズに触れた人間です」

 

「何ですって、それじゃ私は戦ってはいけない」

 

そうさくらが言うと響は無言で首を縦にふりその直後響はこの世界に来てからシンフォギアを纏った。

 

「ふーんここが中心世界の紫藤直哉のいる街か?」

 

帝都にビョーゲンキングダムの幹部のダルイゼンが現れた。

 

「まさかキングビョーゲン様が言った奴を助けただけでまさか中心世界に簡単に入れるとはね。奴も中心世界の住人なんだな?」

 

「確かにそうね、メガビョーゲンにしてもノイズや降魔等様々な勢力の敵が出てたわね」

 

エステルがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

和実ゆい達の研修期間

「響さんあの炭はまさか・・・」

 

「そうですあの炭はノイズに触れた人間です」

 

「何ですって、それじゃ私は戦ってはいけない」

 

そうさくらが言うと響は無言で首を縦にふりその直後響はこの世界に来てからシンフォギアを纏った。

 

「ふーんここが中心世界の紫藤直哉のいる街か?」

 

帝都にビョーゲンキングダムの幹部のダルイゼンが現れた。

 

「まさかキングビョーゲン様が言った奴を助けただけでまさか中心世界に簡単に入れるとはね。奴も中心世界の住人なんだな?」

 

「確かにそうね、メガビョーゲンにしてもノイズや降魔等様々な勢力の敵が出てたわね」

 

エステルがそう言う。

 

「そうです。都合よくこちら側でワイズマンが動いてるので神山さんも含めて研修期間としてやれるので」

 

「研修期間ね・・・相変わらず問題が起きているのにそういう事をするのね」

 

「それはそうですよ。協力者にそういう事を教える事も自分の役割ですし」

「そうですね、僕達の本命ではない者達がこちらの世界に来たみたいですね」

 

「それってこの2つの世界における物語が始まったの?」

 

「そう言う考えでいいと思います。響さん」

 

「どうするの?」

 

「ああ、それは・・・基本的に原作世界のオイシーナタウンと同じようにしますよ」

 

「今この世界の物語が動き出したのなら少し様子を見ながら僕達は融合世界に帰還のタイミングを探しますよ」

 

「そっかーオイシーナタウンとでも物語が進んだら道が出来たっけ」

 

「あの時はブンドル団が特殊遊撃部隊の存在に気づきましたけどね」

 

「最近は突然跳ばされることもありましたから、こういう言い方は不謹慎ですが融合世界や友好世界で問題が起きた方がそういう事をする余裕があるんですよ」

 

「確かのそうかも知れないわね」

 

「相手がワイズマンなら・・・」

 

「それで私達の前に現れた理由は何ですか?」

 

「何私も君達に協力してやろうと思ってね」

 

「貴方が私達に協力なんて・・・まさかここに来る前に会った紫藤直哉さんに何かしたんですか?」

 

「後は自分の目で見るんだな。これはもう一つの試作段階の機体だがな」

 

「いでよノイズ霊子甲冑メガ桜天武」

 

!!

 

ワイズマンの言葉が響いた時響達の前にメガ桜天武が現れた。

 

「気を付けたまえよメガ桜天武の中には彼が乗っていてなおかつこの機体は試作機と言うことで、この機体にはノイズと同じ機能がついている」

 

!!

 

「それってもしかして時間経過によるノイズ自身の自動炭化機能?」

 

「そういう事だよ。立花響」

 

「ちなみにメガ桜天武起動後15分後に自動炭化機能が作動を始める」

 

「つまり私達が15分以内にノイズ霊子甲冑メガ桜天武を浄化すればいいですね」

 

「何だとワイズマン俺を即裏切るのか?」

 

 

「何を言ってる。米田健二お前は私の実験に付き合うのだろう?」

 

「何だと」

 

「私の実験はこの特殊降魔と霊子甲冑の融合生物を作る事なのだよ」

 

「うおおおお」

 

そして米田健二と、真宮寺桜花が乗る双武二式は、特殊降魔に取り込まれた。

 

そして降魔甲冑が誕生した。

 

「「「「「なっ」」」」」

 

「なんて禍々しい力なの?」

 

「ふむ、やはり降魔の力と人間の霊力との相性がいいな。やはり同じ世界に存在するものがいいのか?」

 

「まあいい、私の知りたい過程は知れた後の処理は頼むぞ守護者達と紫藤直哉と真宮寺さくらよ」

 

そう言ってワイズマンは消えた。

 

「ワイズマンが動く時は、何かしらの実験と特殊遊撃部隊を強くする為の試練的な物が多いと感じたわね」

 

「それじゃあ直哉さんは今回のワイズマンの出現にはそう言う意図があると思うのですね?」

 

光が直哉に聞く。

 

「僕個人としては、その可能性が高いと感じてるよ。あくまでも個人としてはね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ワイズマンの作戦の一部として・・・

「なんて禍々しい力なの?」

 

「ふむ、やはり降魔の力と人間の霊力との相性がいいな。やはり同じ世界に存在するものがいいのか?」

 

「まあいい、私の知りたい過程は知れた後の処理は頼むぞ守護者達と紫藤直哉と真宮寺さくらよ」

 

そう言ってワイズマンは消えた。

 

「ワイズマンが動く時は、何かしらの実験と特殊遊撃部隊を強くする為の試練的な物が多いと感じたわね」

 

「それじゃあ直哉さんは今回のワイズマンの出現にはそう言う意図があると思うのですね?」

 

光が直哉に聞く。

 

「僕個人としては、その可能性が高いと感じてるよ。あくまでも個人としてはね」

 

その頃響達と戦いを終えたワイズマンは・・・

 

「ふふ、久しぶりに彼等と戦ったな」

 

「仕方がないのだが、デボネアめ新たなプリキュア世界を引き込むとはな」

 

「ならヨヨさん貴女が僕達をここに来るように仕向けたのではないんですね?」

 

「ええ、違うわよ」

 

「でも貴方達がここに来たのは必然よ」

 

「それはどういう意味ですか?」

 

「地球のお医者さん、南国、食事のプリキュア達が貴方と共にいるから連れて来られたんだと思うの」

 

「ヨヨさんは僕達がここに来たのは3組のプリキュア達がいるからと言いたいのですね」

 

「そうよ」

 

「そうですか、ヨヨさん貴女の言葉を信じるとすれば少なくともこの世界は地球のお医者さんのプリキュアそして南国のプリキュアと食事のプリキュアと直接関りがなくてもそう言うものが働く世界と思っていいんですね」

 

「そうよ、私が貴方達の存在を知ったのはその力の一部で知ったの」

 

「そして貴方の記憶にリンクして見せて貰ったの」

 

「まさかデボネアが次元嵐を使い特殊遊撃部隊の動きを抑えるとはおもいもしなかったが・・・」

 

「そのおかげで・・・ウバウゾーの肉体の一部を取れたが」

 

「神崎風塵流・不死鳥の舞」

 

「シェルクーンチク」

 

「聖獣ロボ・改」

 

「三十六掌」

 

「ヴィアッジョ・ローズ」

 

「ジークフリード」

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

「ウバウゾーウバウゾー」

 

「ちっこいつもメガビョーゲンと同じであたい達の攻撃に耐性があるみたいだな」

 

「ええ、そうみたいですわね。カンナさん」

 

カンナの言葉にすみれが答える。

 

「まああの時私がそれを出来たのは八のおかげでもあるが」

 

「そう言いながらワイズマンが思い出す。

 

「お初にお目にかかります。私はブルーと言いいます。現状帝国華撃団と戦っているブンドル団の幹部の臨時上司をしています」

 

「・・・成程お前がブルーか」

 

その時米田は思い出した。

 

「わかりました。こちらも準備が出来次第帝都に行きます。後米田さん月組の加山さんに伝えてください。もしブンドル団の幹部が帝都にいないのが確定した場合はその怪物を操っている人物に安易に近づかないようにと・・・」

 

「奴が帝国華撃団そして特殊遊撃部隊を結果的に引き連れてくれたおかげで、裏のオイシーナタウンに私が潜伏しても特殊遊撃部隊はスルーだった理由を調べると」

 

「そう言う理由で手伝う事になったので、オイシーナタウンに戻るまで手伝って貰いオイシーナタウンに戻る時には、ゆいさんには記憶の封印をしたのですが、すでに解けたようですね」

 

「まあ、ゆいさんの件はお互いの了解を元にした事ですが貴女達3人の場合は違いますよね?」

 

「「「それは・・・」」」

 

「先程も言いましたが、今の生活を捨てる事が出来るのなら特殊遊撃部隊の仕事を手伝って構いませんよ」

 

「「「すみません今の生活を捨てる事は来ません」」」

 

「こんな事態になるとはな、まあどちらにしてもこれらの事象が起きたので私は動けるようになったのだがな」

 

「どちらにしろ暫くは特殊遊撃部隊に手伝って貰うとしよう」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

もう1つのブンドル団の思惑

「ふむ、成程ワイズマンに協力していたが、もう1つのオイシーナタウンと私達が存在するとはな」

 

「ゴーダッツ様いかがしますか?」

 

「まあ、捨てておけ、今はこちらの世界にいるジェントルーを手に入れるのだそうすれば4人の内の3人のプリキュアが、こちら側に来る可能性があるからな」

 

「そう言う理由で手伝う事になったので、オイシーナタウンに戻るまで手伝って貰いオイシーナタウンに戻る時には、ゆいさんには記憶の封印をしたのですが、すでに解けたようですね」

 

「まあ、ゆいさんの件はお互いの了解を元にした事ですが貴女達3人の場合は違いますよね?」

 

「「「それは・・・」」」

 

「先程も言いましたが、今の生活を捨てる事が出来るのなら特殊遊撃部隊の仕事を手伝って構いませんよ」

 

「「「すみません今の生活を捨てる事は来ません」」」

 

「そうでしょうね皆さんならそう答えると思ってましたよ」

 

「「「え」」」

 

「とりあえず今の生活を捨てる事を選べなかったので3人にはすみませんが邪魔はしないで貰えますね」

 

「「「はい」」」

 

「まもなくゆいさんとローズマリーさんがこちらに来るので、それまでゆっくりしてて下さいね」

 

「他の人達に伝えますが、特殊遊撃部隊は次の目的地にもうすぐ出発するので準備をしておいてくださいね」

 

直哉がその場にいる全員に伝える。

 

「この経緯で少なくとも2人のプリキュアには奴等に対して信じられない心境だろうからその隙を突く」

 

「そして貴方の記憶にリンクして見せて貰ったの」

 

「まさかデボネアが次元嵐を使い特殊遊撃部隊の動きを抑えるとはおもいもしなかったが・・・」

 

「そのおかげで・・・ウバウゾーの肉体の一部を取れたが」

 

「神崎風塵流・不死鳥の舞」

 

「シェルクーンチク」

 

「聖獣ロボ・改」

 

「三十六掌」

 

「ヴィアッジョ・ローズ」

 

「ジークフリード」

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

「ウバウゾーウバウゾー」

 

「ちっこいつもメガビョーゲンと同じであたい達の攻撃に耐性があるみたいだな」

 

「ええ、そうみたいですわね。カンナさん」

 

カンナの言葉にすみれが答える。

 

「まああの時私がそれを出来たのは八のおかげでもあるが」

 

「ワイズマンがウバウゾーの驚いたがまさかあれだけで見返りがこんなに多くなるとはな」

 

「そうですねゴーダッツ様」

 

「まあいい、今は特殊遊撃部隊に介入させる事は極力させるなよ。ナルシストルー」

 

「はっ」

 

「しかしもう1つのブンドル団も使えるかも知れんな」

 

「あの時のジェントルーの記憶が正しいのなら・・・」

 

「もしかしたらジェントルーは、私が知らない異世界に跳ばされていたと考えれば辻褄は合うが、そうそう簡単にはいけない筈だがな・・・それにしても異世界に別のプリキュア達がいるとはな」

 

「なっお前達がどうしてこのフィールド内にいるキュアグレース達」

 

ジェントルが怒りの感情をぶつける。

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

「あれれ、私達貴女と直接会うの初めてなのに?どうして名前を知ってるのかな?」

 

スパークルがジェントルに聞く。

 

「う、それは・・・」

 

「少し奴等の事も調べて見るか」

 

「奴もそう言っていたみたいだからな」

 

「暫くは潜伏の時期だが・・・面白くなりそうだな」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワとレイの調査によって判明した事前編

「まさか本当に・・・」

 

「こういう事例があってな今回のウバウゾーもそんな仕掛けがあるかも知れんのだ」

 

レイがそう言う。

 

「成程、ナルシストルータイプの男でなおかつウバウゾーを強化をしている可能性があるのか?」

 

あまねがそう言う。

 

「そういう事だ、直哉が帰ってきたらオイシーナタウンのプリキュア達にアイテムを渡せるそれまで待っていてくれ」

 

「「「「アイテムをですか?」」」」

 

「ああ、そうだ」

 

「それが無ければワイズマンが使役するメガビョーゲンやウバウゾーの浄化が厳しいからな」

 

「「「「そんなにですか?」」」」

 

「この時に話していた事が現実になりそして・・・」

 

「そうですか、ヨヨさん貴女の言葉を信じるとすれば少なくともこの世界は地球のお医者さんのプリキュアそして南国のプリキュアと食事のプリキュアと直接関りがなくてもそう言うものが働く世界と思っていいんですね」

 

「そうよ、私が貴方達の存在を知ったのはその力の一部で知ったの」

 

「そして貴方の記憶にリンクして見せて貰ったの」

 

「まさかデボネアが次元嵐を使い特殊遊撃部隊の動きを抑えるとはおもいもしなかったが・・・」

 

「そのおかげで・・・ウバウゾーの肉体の一部を取れたが」

 

「先程も言いましたが、今の生活を捨てる事が出来るのなら特殊遊撃部隊の仕事を手伝って構いませんよ」

 

「「「すみません今の生活を捨てる事は来ません」」」

 

「こんな事態になるとはな、まあどちらにしてもこれらの事象が起きたので私は動けるようになったのだがな」

 

「どちらにしろ暫くは特殊遊撃部隊に手伝って貰うとしよう」

 

「ワイズマンがウバウゾーの驚いたがまさかあれだけで見返りがこんなに多くなるとはな」

 

「そうですねゴーダッツ様」

 

「まあいい、今は特殊遊撃部隊に介入させる事は極力させるなよ。ナルシストルー」

 

「はっ」

 

「しかしもう1つのブンドル団も使えるかも知れんな」

 

「トワこのもう1つのブンドル団はどうする?」

 

レイがトワに聞く。

 

「別にスルーで良いわよ」

 

「良いのか?」

 

「ええ、もう1つのブンドル団は特殊遊撃部隊に対して警戒をしてるし簡単には尻尾は出さないだろうし、現状直哉達もそう言う長期的の依頼は出来ないだろうし」

 

「まだワイズマンが特殊遊撃部隊を利用してやろうとしている事の結果を奪おうとする為に動くブンドル団を抑えた方が確実よ」

 

「それは確かにな」

 

「そうさくらが言うと響は無言で首を縦にふりその直後響はこの世界に来てからシンフォギアを纏った。

 

「ふーんここが中心世界の紫藤直哉のいる街か?」

 

帝都にビョーゲンキングダムの幹部のダルイゼンが現れた。

 

「まさかキングビョーゲン様が言った奴を助けただけでまさか中心世界に簡単に入れるとはね。奴も中心世界の住人なんだな?」

 

「確かにそうね、メガビョーゲンにしてもノイズや降魔等様々な勢力の敵が出てたわね」

 

エステルがそう言う。

 

「そうです。都合よくこちら側でワイズマンが動いてるので神山さんも含めて研修期間としてやれるので」

 

「研修期間ね・・・相変わらず問題が起きているのにそういう事をするのね」

 

「それはそうですよ。協力者にそういう事を教える事も自分の役割ですし」

「そうですね、僕達の本命ではない者達がこちらの世界に来たみたいですね」

 

「それに和実ゆい達が宝玉の制御する為の時間があった方が良い筈だし、だから直哉はサクラ世界の方が良いと判断したのでしょうから」

 

トワがそう言う。

 

「しかしワイズマンともう1つのブンドル団について直哉達に伝えるのか?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワとレイの調査によって判明した事後編

「確かにそうね、メガビョーゲンにしてもノイズや降魔等様々な勢力の敵が出てたわね」

 

エステルがそう言う。

 

「そうです。都合よくこちら側でワイズマンが動いてるので神山さんも含めて研修期間としてやれるので」

 

「研修期間ね・・・相変わらず問題が起きているのにそういう事をするのね」

 

「それはそうですよ。協力者にそういう事を教える事も自分の役割ですし」

「そうですね、僕達の本命ではない者達がこちらの世界に来たみたいですね」

 

「それに和実ゆい達が宝玉の制御する為の時間があった方が良い筈だし、だから直哉はサクラ世界の方が良いと判断したのでしょうから」

 

トワがそう言う。

 

「しかしワイズマンともう1つのブンドル団について直哉達に伝えるのか?」

 

「ああ、それは・・・しないわ。過剰な情報も時には毒になるから」

 

「レイ可能なら隼人に連絡を取ってくれない?」

 

「隼人を動かすのか?」

 

「ええ、現状でも最悪な事態を避ける為にね」

 

「最悪な事態だと?」

 

「そうよ覚えてるレイ?」

 

 

「あまね貴女がジェントルー時代にナノビョーゲンを使った事自体世界のバランスを乱す行為行為なのよ」

 

「本来すこやか市にはレシピッピは存在していなかったのにあれ以降レシピッピが存在するようになったのよ」

 

「ええ――別にいいじゃんいい事じゃん」

 

「すこやか市にとっては迷惑な事よ」

 

「別に私達には関係ないもん知らない街については」

 

「らん言い過ぎよ」

 

そうだジェントルー時代の私が原因だがその言い方は駄目だ」

 

「だって私達が悪いわけじゃないのに怒られなきゃいけないの」

 

らんが不満を漏らす。

 

その頃直哉達は・・・

 

「うんこれはまずいかもしれませんね」

 

「そうだねらんさんの他の街について関係ないは流石にまずいかな」

 

「現に帝都やすこやか市に被害が出たケースもあってゆいちゃんとローズマリーさんが動いて解決したケースもあるのに」

 

「でも響さんその事実を彼女達に言っても無理なんじゃ」

 

「そうなんだよね光ちゃん。彼女達は敵だったりまだ融合世界に来る前の出来事だから」

 

「確かにそうですね。まなつちゃん達みたいなパターンなら良いのですが説明が楽なので」

 

「それに、どうやら和実ゆいちゃん自身も戸惑っているみたいですね」

 

「ここねさんとらんさんがゆいちゃんとローズマリーさんがこちらに来たタイミングが違うので何でこの2人フランクなの?と思ってるみたいですね」

 

「必要ないわ」

 

「何だと!!どういう意味だ?」

 

「言葉通りよこの調査任務には、オイシーナタウンを守るプリキュアの力は必要ないと言ったの」

 

「裏の2人のプリキュアと喧嘩したわよね」

 

「そうだなアの衝突は、仕方ない事だと思っていたな」

 

「そうね私も思ってたけどあのタイミングで、ワイズマンがゴーダッツと接触していたら・・・」

 

「まあ、捨てておけ、今はこちらの世界にいるジェントルーを手に入れるのだそうすれば4人の内の3人のプリキュアが、こちら側に来る可能性があるからな」

 

「まああの時私がそれを出来たのは八のおかげでもあるが」

 

「ワイズマンがウバウゾーの驚いたがまさかあれだけで見返りがこんなに多くなるとはな」

 

「そうですねゴーダッツ様」

 

「まあいい、今は特殊遊撃部隊に介入させる事は極力させるなよ。ナルシストルー」

 

「はっ」

 

「しかしもう1つのブンドル団も使えるかも知れんな」

 

「裏のオイシーナタウンを狙うブンドル団がそういう形でプリキュアになれる人物を手に入れようと動いてもおかしくないのよね」

 

「ふむ、そう言う可能性もあるとしての打開策が隼人か?」

 

「そうよ。まあブンドル団がワイズマンと連携を取ると言う確証はないけどね」

 

「その辺は仕方ないだろう、どのみち予測の範囲での話だしな」

 

「そうなのよね」

 

その頃大帝国劇場では・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響達とゆい達1 ワイズマンの話前編

時を少し戻して・・・

 

「それは貴女達も気づいてると思うけどワイズマンが再び姿を見せたからよ」

 

「トワやレイに依存させない為?」

 

「そう聞いてます」

 

「確かに今までは宝玉関連はトワとレイにアップデートして貰ってたからね」

 

響がそう言う。

 

「ゆいちゃん最終確認だけど、直哉君から追加の依頼は来てる?」

 

「いえ、そう言うのは直哉さんからは聞いてませんね」

 

「そうなんだ、ワイズマンの動きを見て決めるのかな?」

 

「そうかも知れませんね」

 

「そう言ってますが私達はワイズマンの事を知らないんですよね」

 

ゆいがそう言う。

 

「あれ、そうだっけ?」

 

「ええ、勉強会で・・・」

 

「すまんな、キュアスパークルその時の研究題材が、どうすれば紫藤直哉を簡単に殺せるかと言う研究だったからな」

 

!!

 

「「「「「「「「何だって――」」」」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

ワイズマンの言葉ここにいる全員が驚いていた。

 

「とかを聞かされて、私も怒ってるからね」

 

「そうなのか許せとは言わんさ。だがそこの女に攫われたグワイワルを連れて帰る間こいつらと戦え立花響」

 

「そういう事をしたと言う事は教えられましたけどね」

 

「成程」

 

「じゃあ直哉君達が稀にワイズマンや融合世界の敵と行動をした事がある話は聞いてる?」

 

響がゆいに聞く。

 

「詳しく聞いてはいませんね」

 

「そうなんだね」

 

「おうおめえさんがさくらと直哉は保護した人物だな?」

 

「はい、私役千明16才です」

 

「お前さん声がさくらに、似てるな?」

 

「「え、そうですか」」

 

さくらと千明は、同時に声を出した。

 

 

「そう言えば、あの子供もよばねえとな」

 

米田がそう言うと、千明が前鬼を召還した。

 

「前鬼召還」

 

千明の持つリングが光を放つとそこから前鬼が出てきた。

 

「うお!!こいつが、お嬢さんの式神と言う奴か」

 

米田が驚いてると、直哉が支配人室に入って来た。

 

「あー前鬼こんなとこにいたーー急にいなくなるから心配したじゃん」

 

「おーワリイな直哉この馬鹿女に、呼ばれたからな」

 

「また前鬼私の事を、バカ女といってー」

 

 

その時、前鬼が、千明に耳打ちをした。

 

「千明俺も信じられねえが、この劇場に憑依の実の匂いがしやがる」

 

「えーーーそれ本当前鬼?」

 

「ああ」

 

「どうすんのゴキが居ないと超鬼神になれないわよ」

 

「千明見てみろあの二人護法リングしてやがるぜ」

 

「そう言えば、さくらさんと直哉君も持ってるわね」

 

「おい、おめえたち何?ひそひそ話しているんだ?「「うわあ」」

 

千明と前鬼は、米田の呼びかけに驚いてしまった。

 

「まあいいや、さくらと直哉すまねえが、二人に帝都の案内してくれや、いつ元の世界に戻れるかわからないみたいだからな」

 

「ええ――のどかさん達ワイズマンと一緒に過去の世界に行ったんですか?」

 

「そうなんだよゆいちゃん。特殊遊撃部隊はトワさんとレイさんも言ってたと思うけど、全ての世界を守る為の組織ではないしね」

 

「確か世界のバランスを守る為ですよね」

 

「そうだよゆいちゃん。融合世界の前の世界はバランスを無視したせいでいろんな意味での混乱が起きて最終的に世界が滅んだからね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響達とゆい達1 ワイズマンの話後編

「まあいいや、さくらと直哉すまねえが、二人に帝都の案内してくれや、いつ元の世界に戻れるかわからないみたいだからな」

 

「ええ――のどかさん達ワイズマンと一緒に過去の世界に行ったんですか?」

 

「そうなんだよゆいちゃん。特殊遊撃部隊はトワさんとレイさんも言ってたと思うけど、全ての世界を守る為の組織ではないしね」

 

「確か世界のバランスを守る為ですよね」

 

 

「そうだよゆいちゃん。融合世界の前の世界はバランスを無視したせいでいろんな意味での混乱が起きて最終的に世界が滅んだからね」

 

「成程ワイズマンが融合世界と友好世界のバランスを壊しやすいタイプの人間と言う事ですね」

 

「うんそうなんだけど、基本ワイズマンは最初から人間と言う枠を超えていたからね、その上で・・・」

 

「漸く来たなエステル・ブライトと君達がプリキュアと言う存在かな?

 

「あんたがワイスマンだったわけ?アルバ教授」

 

「フフ、そう言うことだよ。だが私としては君やヨシュアを騙すつもりはなかったんだがね、結果的にそうなったったのことさ」

 

「それにエステル・ブライト君は何をしにここに来たのかな?」

 

「それは貴方を止めるためよ」

 

「フフ、無駄だな。今の私を止めることは出来ないだろうなお前達の力ごときでな」

 

 

「「「何ですって!!」」」

 

エステル達はワイスマンの言葉に驚いていた。

 

「良いだろうお前達に私の新たな力の一部を見せてやろう」

 

そう言ってワイスマンは言った。

 

「出でよメガビョーゲン、ノイズ、降魔」

 

ワイズマンがそう言うと三種類の怪物がエステル達の前に現れた。

 

「うわあ、ある意味最強の敵じゃないですか」

 

和実ゆいがそう言う。

 

「そうなんだけど研究者としての性格のおかげで・・・」

 

「ふふ、流石だな花寺のどか守護者としての進化が、君をそこまで強くしたのかな?」

 

 

そしてワイズマンが姿を現した。

 

 

「その理由を貴方に言う必要あるとは思いませんよ」

 

 

「そうだろうな。花寺のどか君が私の計画を知るように、私も君達が子にいる理由を知ってるがな」

 

「「えー―のどかちゃんワイズマンの計画を」」

 

響とさくらがワイズマンの説明に驚いていた。

 

「それで私達の前に現れた理由は何ですか?」

 

「何私も君達に協力してやろうと思ってね」

 

「貴方が私達に協力なんて・・・まさかここに来る前に会った紫藤直哉さんに何かしたんですか?」

 

「後は自分の目で見るんだな。これはもう一つの試作段階の機体だがな」

 

「いでよノイズ霊子甲冑メガ桜天武」

 

!!

 

ワイズマンの言葉が響いた時響達の前にメガ桜天武が現れた。

 

「気を付けたまえよメガ桜天武の中には彼が乗っていてなおかつこの機体は試作機と言うことで、この機体にはノイズと同じ機能がついている」

 

!!

 

「それってもしかして時間経過によるノイズ自身の自動炭化機能?」

 

「そういう事だよ。立花響」

 

「ちなみにメガ桜天武起動後15分後に自動炭化機能が作動を始める」

 

「そしてこの時の戦いもワイズマンが敵だったんだけど、この戦いはキュアグレース達の試練の意味合いのある戦いだったんだ」

 

「ええ――敵なのにのどかさん達を強くしたんですか?」

 

「うんそうなんだよ。信じられないと思うけど」

 

「はい」

 

「ワイズマンは特殊遊撃部隊として見れば敵だけどワイズマンが動いて解決に繋がった依頼もあるんだよ」

 

「そうなんですか?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響達とゆい達2

「それってもしかして時間経過によるノイズ自身の自動炭化機能?」

 

「そういう事だよ。立花響」

 

「ちなみにメガ桜天武起動後15分後に自動炭化機能が作動を始める」

 

 

「そしてこの時の戦いもワイズマンが敵だったんだけど、この戦いはキュアグレース達の試練の意味合いのある戦いだったんだ」

 

「ええ――敵なのにのどかさん達を強くしたんですか?」

 

「うんそうなんだよ。信じられないと思うけど」

 

「はい」

 

「ワイズマンは特殊遊撃部隊として見れば敵だけどワイズマンが動いて解決に繋がった依頼もあるんだよ」

 

「そうなんですか?」

 

「そうなんだよねダからサクラ世界に人でその違和感に気がつくのは私と飛鳥ちゃんくらいだと思うよ」

 

「まあこちらに残ってるのは飛鳥ちゃんと私と帝国華撃団の両隊長達だけどね」

 

「ええ――その人数だけですか?」

 

「うん私の場合このガングニール・シャドーを使えば現状でウバウゾー以外の敵は、ガングニール・シャドーで対応出来るしね」

 

「成程」

「いつまでもうじうじしない。男でしょう?」

 

「そうだぞ神山君君は帝国華撃団の隊長なのだから、隊員達が困るだろ?」

 

大神もそう言う。

 

「そして神山には悪いけど神山以外の新生帝国華撃団はゼムリア大陸の方に来て貰うわ」

 

「何故?」

 

「理由知りたい?」

 

「ええ」

 

「神山を除く全員が神山の命令以外の指示を無視していた事を忘れたとは言わせないわよ」

 

「それは・・・

 

「サンキューな私と隊長を助けてくれて」

 

「本当にありがとう。融合世界のプリキュアより君達の方が役に立つよ。君達がクラリスとあざみも助けてくれたんだろ?」

 

 

「そうよ、ありがたく思いなさい。誠十郎」

 

 

「パパイヤ隊長さん達に本当の事言ったらダメ?」

 

「駄目よ、隊長さんの言葉を聞いたでしょう」

 

「今は嘘でもいいからそのままの方が良いわ」

 

 

「確かにな、今私達が直哉さんと知り合いと知られるのはまずいな」

 

「それで誠十郎貴方達はどうしてここに来たの?」

 

「ああ、俺達は融合世界と言うこことは違う世界から来たんだ」

 

「そうだぜ、凄いだろう」

 

「ああ、簡単に融合世界や異世界の人て言ったよ」

 

「この人自分が信用出来ると考えたら全てを話すタイプみたいだね」

 

「人を疑わないんだろうな。まあ太正時代の人達だし」

 

「それでも初対面で話す?」

 

「へえ、融合世界ね、そこはどんな世界なの?」

 

「くだらないね。私達はそこで、特殊遊撃部隊の一員で仕事をしてたんだがねそこの上司が駄目でさ」

 

「「「「うわあこの2人簡単に所属まで言ったよ」」」」

 

「これは流石に駄目でしょう」

 

「聞いてるローラまで機嫌が悪くなってる」

 

「まあ、そうだな聞いてない事まで言ってるしな」

 

「大神さん貴方は新生帝国華撃団がやった事を自分でもしますか?」

 

「それにこのメンバー編成はエステルさんが感じた事に対しての試練なんだ」

「そして事実を知ったら急に態度を変えるのはどうかと思うのだけど、まあ私も過去の事を言いたくはないんだけど、まだそう言う態度を取ってるからね」

 

「事実直哉の場合帝国華撃団の隊長じゃないからその人に嫌われていても仕事面では問題にはしないだけよ」

 

「その辺は大神さんもわかるでしょう?」

 

「そうだねそれに・・・」

 

「そうですねあすかさん。ただ管理者の神殿での合流後の状況では、特殊遊撃部隊を2つに分散させます。1つ目はエステルさんを中心としたゼムリア大陸先行部隊組です」

 

「2つ目が帝国華撃団のダブル隊長達が中心となり融合世界に関連する世界に現状では改変の影響が出て無いだけと言う可能性もあり得るので2つ目のメンバーはその任務をしてください

 

「後メンバーの編成についてですが、のどかさん達4人は和実ゆいさん達のフォローして貰う予定なのでその4人を除いてチーム編成をそれぞれのエステルさん大神さん神山さんの3人で話し合ってください」

 

「「「わかったわ」了解です」」

 

「直哉君が俺達にメンバー編成を頼むの初めてだしね」

 

「え、そうなんですか?」

 

「ああ、そうだよ神山君」

 

「こういう経緯で今のメンバー編成が決まったんだ」

 

「成程」

 

その時ゆいを迎えに来たあまね達が来た。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第46章 第3部 驚きの事実発覚編
ここね達の迎えの理由とレイからの・・・前編


「ゆい響さんとの話終わった?」

 

「あ、皆どうしたの?」

 

「うんゆいちゃんと響さんと飛鳥ちゃんを迎えに来たのだ」

 

「「ええ、どういう事?」」

 

「ああ、それは・・・直哉さんが飛鳥ちゃんと響さんを呼んでいるんだ」

 

「「ええーー」」

 

「どうやらレイさん達から伝えられた情報があるらしく集まって欲しいと言われて迎えに来たんだ」

 

「「成程」」

 

その頃直哉達はレイから話を聞いていた。

 

!!

 

「それは本当ですか?」

 

「必要ないわ」

 

「何だと!!どういう意味だ?」

 

「言葉通りよこの調査任務には、オイシーナタウンを守るプリキュアの力は必要ないと言ったの」

 

「裏の2人のプリキュアと喧嘩したわよね」

 

「そうだなアの衝突は、仕方ない事だと思っていたな」

 

「そうね私も思ってたけどあのタイミングで、ワイズマンがゴーダッツと接触していたら・・・」

 

「まあ、捨てておけ、今はこちらの世界にいるジェントルーを手に入れるのだそうすれば4人の内の3人のプリキュアが、こちら側に来る可能性があるからな」

 

「まああの時私がそれを出来たのは八のおかげでもあるが」

 

「ワイズマンがウバウゾーの驚いたがまさかあれだけで見返りがこんなに多くなるとはな」

 

「そうですねゴーダッツ様」

 

「まあいい、今は特殊遊撃部隊に介入させる事は極力させるなよ。ナルシストルー」

 

「はっ」

 

「しかしもう1つのブンドル団も使えるかも知れんな」

 

「裏のオイシーナタウンを狙うブンドル団がそういう形でプリキュアになれる人物を手に入れようと動いてもおかしくないのよね」

 

「ああ、トワはそう考えているようだ」

 

「むろん我も状況証拠的にその繋がりが強いとみているがな」

 

「でもその情報を僕達に伝えたんです?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「トワこのもう1つのブンドル団はどうする?」

 

レイがトワに聞く。

 

「別にスルーで良いわよ」

 

「良いのか?」

 

「ええ、もう1つのブンドル団は特殊遊撃部隊に対して警戒をしてるし簡単には尻尾は出さないだろうし、現状直哉達もそう言う長期的の依頼は出来ないだろうし」

 

「まだワイズマンが特殊遊撃部隊を利用してやろうとしている事の結果を奪おうとする為に動くブンドル団を抑えた方が確実よ」

 

「それは確かにな」

 

「トワがお前達の体を気にして伝えないのは違うとと思ったからな」

 

「成程」

 

「後決まった事を伝えるが・・・」

 

「あまね貴女がジェントルー時代にナノビョーゲンを使った事自体世界のバランスを乱す行為行為なのよ」

 

「本来すこやか市にはレシピッピは存在していなかったのにあれ以降レシピッピが存在するようになったのよ」

 

「ええ――別にいいじゃんいい事じゃん」

 

「すこやか市にとっては迷惑な事よ」

 

「別に私達には関係ないもん知らない街については」

 

「らん言い過ぎよ」

 

そうだジェントルー時代の私が原因だがその言い方は駄目だ」

 

「だって私達が悪いわけじゃないのに怒られなきゃいけないの」

 

らんが不満を漏らす。

 

「裏の2人のプリキュアと喧嘩したわよね」

 

「そうだなアの衝突は、仕方ない事だと思っていたな」

 

「そうね私も思ってたけどあのタイミングで、ワイズマンがゴーダッツと接触していたら・・・」

 

「まあ、捨てておけ、今はこちらの世界にいるジェントルーを手に入れるのだそうすれば4人の内の3人のプリキュアが、こちら側に来る可能性があるからな」

 

「まああの時私がそれを出来たのは八のおかげでもあるが」

 

「ワイズマンがウバウゾーの驚いたがまさかあれだけで見返りがこんなに多くなるとはな」

 

「そうですねゴーダッツ様」

 

「まあいい、今は特殊遊撃部隊に介入させる事は極力させるなよ。ナルシストルー」

 

「はっ」

 

「しかしもう1つのブンドル団も使えるかも知れんな」

 

「裏のオイシーナタウンを狙うブンドル団がそういう形でプリキュアになれる人物を手に入れようと動いてもおかしくないのよね」

 

「ふむ、そう言う可能性もあるとしての打開策が隼人か?」

 

「そうよ。まあブンドル団がワイズマンと連携を取ると言う確証はないけどね」

 

「その辺は仕方ないだろう、どのみち予測の範囲での話だしな」

 

「そうなのよね」

 

「お前達が喧嘩した裏のプリキュアは隼人に任せる事にしているからな」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ここね達の迎えの理由とレイからの・・・後編

「まああの時私がそれを出来たのは八のおかげでもあるが」

 

「ワイズマンがウバウゾーの驚いたがまさかあれだけで見返りがこんなに多くなるとはな」

 

「そうですねゴーダッツ様」

 

「まあいい、今は特殊遊撃部隊に介入させる事は極力させるなよ。ナルシストルー」

 

「はっ」

 

「しかしもう1つのブンドル団も使えるかも知れんな」

 

「裏のオイシーナタウンを狙うブンドル団がそういう形でプリキュアになれる人物を手に入れようと動いてもおかしくないのよね」

 

「ふむ、そう言う可能性もあるとしての打開策が隼人か?」

 

「そうよ。まあブンドル団がワイズマンと連携を取ると言う確証はないけどね」

 

「その辺は仕方ないだろう、どのみち予測の範囲での話だしな」

 

「そうなのよね」

 

「お前達が喧嘩した裏のプリキュアは隼人に任せる事にしているからな」

 

「ええ――隼人叔父さん見つかったんですか?あれから」

 

直哉がレイに聞く。

 

その時闇の光武に攻撃が当たり初代帝国華撃団メンバーの吸収が止まった。

 

!!

 

「誰ノヴァの邪魔をするのは?」

 

「それは俺達だよ。ノヴァ」

 

そう言って響達とノヴァの前にブルーとバテデモーダが現れた。

 

!!

 

「お前達は、良くもあの世界の帝国華撃団を殺してくれたね」

 

「何言ってんすか?ノヴァさんがあんな事をしなければ、おいら達も追いかけなくて良かったんすよ」

 

「五月蠅い。ここにいる全員なんて死ねばいいんだーーー」

 

「仕方ない行くぞバテデモーダ」

 

「了解っす」

 

「立花響ノヴァは俺達が惹きつけるお前達は闇の光武に、帝国華撃団メンバー吸収されない様にしろ。あれは・・・」

 

「ああ、何とかなあのイベント後隼人は仮死状態になっていたらしい」

 

「ええ――」

 

「ああ、隼人が仮死状態になった理由はあの次元嵐が原因だ」

 

「え、あれですか?」

 

そう言いながら直哉は思い出す。

「え、謎の次元嵐が大量に発生し融合世界内部の世界及び友好世界に帰還が出来ない?」

 

「何やら意図的な物を感じますが・・・響さんとエステルさん。次元嵐を超えれそうな場所はありますか」

 

「ええ、あるわねただ・・・その世界は無調査なのよ。今回初めて見つけた世界だから」

 

「成程」

 

「つまり僕達はその世界に行かせたい何者かの意思が介入してるのか、はたまた偶然その世界への入り口が開いたのかどちらですかね?」

「そして今回の2つの世界も皆にはまだ言ってないけど恐らくこの2つの世界は、プリキュアと何らかの関わりを持つ世界なんだろうね」

 

「少なくとも化粧品を販売するお店や商品がほぼあおぞら市と同じ名前だから」

 

「あまりプリキュア関連の人達に伝えたくない情報だけど・・・わかったから仕方がないけど」

 

「一体僕達を巻き込んでいる次元嵐は自然発生した物ではないよな。こんなに都合よく和実ゆい達の帰還等が成功する。そういう奇跡に近い事が起きただけならまだしも、新たなルートが偶然にも発見されるなんて」

 

「あの次元嵐によって現れた世界と隼人叔父さんとの関係があるんですか?」

 

「ああ、それは・・・直哉は覚えているか?隼人の力は米田健二の力を使っている事を」

 

「あ、そう言えば隼人叔父さんは旧幼馴染世界の紫藤直哉の生まれ変わりでしたね」

 

「ああ、飛鳥や薫の実の親だった紫藤直哉な」

 

レイがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

守護者の情報共有

「一体僕達を巻き込んでいる次元嵐は自然発生した物ではないよな。こんなに都合よく和実ゆい達の帰還等が成功する。そういう奇跡に近い事が起きただけならまだしも、新たなルートが偶然にも発見されるなんて」

 

「あの次元嵐によって現れた世界と隼人叔父さんとの関係があるんですか?」

 

「ああ、それは・・・直哉は覚えているか?隼人の力は米田健二の力を使っている事を」

 

「あ、そう言えば隼人叔父さんは旧幼馴染世界の紫藤直哉の生まれ変わりでしたね」

 

「ああ、飛鳥や薫の実の親だった紫藤直哉な」

 

レイがそう言う。

 

「わかりましたこれは守護者だけに情報共有したらいいですか?」

 

「そうだな。現状ではそうしていて欲しい」

 

「しかしどうすればいいですか?少なくともワイズマンが動いている以上サクラ世界では僕達が動く事になりますが、同時にデボネアの動きによっては・・・」

 

「本当にヨヨさんは一体何者なんだ?」

 

「僕みたいに世界のバランスを存在なのかな?」

 

「でもそれにしては・・・」

 

「はい何でしょうか?」

 

「貴方達別世界から来たわね?」

 

「どうしてそれを知っているんですか?」

 

「ああ、それは・・・夢で貴方達が本来の世界に戻る為の手助けをするように言われたからよ」

 

「え、僕達が来る事を世界が知っていたんですか?」

 

「ああ、成程貴方達の世界では世界自体が意思を持っているのね」

 

「ええ、少数ですがそういう事例を見たことあります」

 

暫くして・・・

 

「まさか複数の世界が1つの世界になっているなんて」

 

「それが僕達の世界です」

 

「ヨヨさんはどうして僕を知ってたんです?」

 

「ならヨヨさん貴女が僕達をここに来るように仕向けたのではないんですね?」

 

「ええ、違うわよ」

 

「でも貴方達がここに来たのは必然よ」

 

「それはどういう意味ですか?」

 

「地球のお医者さん、南国、食事のプリキュア達が貴方と共にいるから連れて来られたんだと思うの」

 

「ヨヨさんは僕達がここに来たのは3組のプリキュア達がいるからと言いたいのですね」

 

「デボネアの干渉で来てしまった世界とも関わる可能性が高いんですけど?」

 

「ああ、それは・・・問題ないあの世界にデボネアの干渉があったと言う事実だけでも動く事は出来るんだ実際わな」

 

「だがそれをしないのは・・・」

「裏のオイシーナタウンを狙うブンドル団がそういう形でプリキュアになれる人物を手に入れようと動いてもおかしくないのよね」

 

「ふむ、そう言う可能性もあるとしての打開策が隼人か?」

 

「そうよ。まあブンドル団がワイズマンと連携を取ると言う確証はないけどね」

 

「その辺は仕方ないだろう、どのみち予測の範囲での話だしな」

 

「お前達の体の為だが」

 

「でもそれで仮死状態になっている隼人叔父さんを復活させるのはきけんじゃないです?」

 

「裏のオイシーナタウンを狙うブンドル団がそういう形でプリキュアになれる人物を手に入れようと動いてもおかしくないのよね」

 

「ふむ、そう言う可能性もあるとしての打開策が隼人か?」

 

「そうよ。まあブンドル団がワイズマンと連携を取ると言う確証はないけどね」

 

「その辺は仕方ないだろう、どのみち予測の範囲での話だしな」

 

「確かに僕達の体を気にするのは良いんですが、少なくとも隼人叔父さんが何故仮死状態になっていたかを検証しないと裏のオイシーナタウンに隼人叔父さんを仮死状態にした相手が裏のオイシーナタウンに来るかもしれないですよ」

 

「あくまでも予測の範囲でですが」

 

直哉が、レイにそう言う。

 

「確かにそう言う可能性もあると考えておくべきだな」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

レイの優しさによって呼ばれた守護者達1

「裏のオイシーナタウンを狙うブンドル団がそういう形でプリキュアになれる人物を手に入れようと動いてもおかしくないのよね」

 

「ふむ、そう言う可能性もあるとしての打開策が隼人か?」

 

「そうよ。まあブンドル団がワイズマンと連携を取ると言う確証はないけどね」

 

「その辺は仕方ないだろう、どのみち予測の範囲での話だしな」

 

「確かに僕達の体を気にするのは良いんですが、少なくとも隼人叔父さんが何故仮死状態になっていたかを検証しないと裏のオイシーナタウンに隼人叔父さんを仮死状態にした相手が裏のオイシーナタウンに来るかもしれないですよ」

 

「あくまでも予測の範囲でですが」

 

直哉が、レイにそう言う。

 

「確かにそう言う可能性もあると考えておくべきだな」

 

「後響と飛鳥を直哉の名前を出して呼んでいるからよろしくな」

 

「ええ――」

 

レイは直哉が驚いている間に通信を切った。

 

暫くして・・・

 

「はあ、どうしょうかな?まさか今回の依頼と・・・」

 

「まさかあの世界は私達のオイシーナタウンが存在する世界よ間違いないわ」

 

「そうですかやはり響さんの予想通りでしたね」

 

「「直哉さん私達の世界に行って下さいお願いします」」

 

「ゆいさんとあまねさん心配しないで下さい。現状お墓戦艦は融合世界に帰還できない状況なので今この状況で行ける世界はゆいさんとあまねさんの記憶があるオイシーナタウンが存在する世界にしか行けないので」

 

「「「成程」」」

 

「つまり行くしかないのね私達の世界に」

 

「前の世界では裏のオイシーナタウンで起こした所までのイベントを起こしたら、今いる世界への道が出来たから、こちらの世界のイベントをいくつか観測したら移動出来るのかも知れないな」

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どうしてですか?」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

!!

 

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「前のイベントで出てきた2つの世界が今回の依頼にもリンクしているとは」

 

「これどうやってサクラ世界にいる守護者に説明をしよう。意外に難しいぞ」

 

「ワイズマンと裏のオイシーナタウンを襲撃しているブンドル団が協力している事に関しては、響さん達が見ているからそこは良いとしても問題は次元嵐と隼人叔父さんの記憶にあった原作世界のオイシーナタウンとソラシド市が、デボネアによってこちら側に連れて来られたと言う事実をどう説明するべきかな?

 

「正直その辺僕自身もまだ信じられないからなあ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

レイの優しさによって呼ばれた守護者達2

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「前のイベントで出てきた2つの世界が今回の依頼にもリンクしているとは」

 

「これどうやってサクラ世界にいる守護者に説明をしよう。意外に難しいぞ」

 

「ワイズマンと裏のオイシーナタウンを襲撃しているブンドル団が協力している事に関しては、響さん達が見ているからそこは良いとしても問題は次元嵐と隼人叔父さんの記憶にあった原作世界のオイシーナタウンとソラシド市が、デボネアによってこちら側に連れて来られたと言う事実をどう説明するべきかな?

 

「正直その辺僕自身もまだ信じられないからなあ」

 

「でも実際隼人叔父さんは・・・」

 

「その辺は仕方ないだろう、どのみち予測の範囲での話だしな」

 

「そうなのよね」

 

「お前達が喧嘩した裏のプリキュアは隼人に任せる事にしているからな」

 

「ええ――隼人叔父さん見つかったんですか?あれから」

 

直哉がレイに聞く。

 

「ああ、何とかなあのイベント後隼人は仮死状態になっていたらしい」

 

「ええ――」

 

「ああ、隼人が仮死状態になった理由はあの次元嵐が原因だ」

 

「え、あれですか?」

 

そう言いながら直哉は思い出す。

 

「え、謎の次元嵐が大量に発生し融合世界内部の世界及び友好世界に帰還が出来ない?」

「一体僕達を巻き込んでいる次元嵐は自然発生した物ではないよな。こんなに都合よく和実ゆい達の帰還等が成功する。そういう奇跡に近い事が起きただけならまだしも、新たなルートが偶然にも発見されるなんて」

 

「あの次元嵐によって現れた世界と隼人叔父さんとの関係があるんですか?」

 

「ああ、それは・・・直哉は覚えているか?隼人の力は米田健二の力を使っている事を」

 

「あ、そう言えば隼人叔父さんは旧幼馴染世界の紫藤直哉の生まれ変わりでしたね」

 

「ああ、飛鳥や薫の実の親だった紫藤直哉な」

 

「レイはそう言ってたけど、なんか嫌な感じがする。デボネアの干渉ではなくもっと深い闇の者がデボネアの干渉を利用してやって来た可能性もあるよなあ」

 

「ちょっと待って今回ヴァン・アークライド達のタイムスリップにはゲネシスが原因なのね」

 

「そうだよ後ヴァン・アークライドの体内にある魔王の因子も関係あるかな」

 

「「どういう事だ」どういう事」

 

「今回タイムスリップして来た3人は元の時代では既に死んでたの。とあるデスゲームによってね。当然彼等の仲間も死んだの同じタイミングで」

 

「まさか魔王の因子がゲネシスを介してヴァン・アークライド達の生存する可能性が高い世界が、特殊遊撃部隊が関与したゼムリア大陸とういう事ね」

 

「そうみたいね」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

その場にいるほぼ全員がトワの説明を聞き驚いていた。

 

「成程ね、それは大変だわね。私達としても」

 

「ちょっとエステルさんその言い方冷めてません?」

 

ちゆがそう言う。

 

「そうかも知れないわね。そう言っても私達としては未来の出来事だし、実感が無いのよね」

 

「この改変によってとか考えられるから嫌なんだよな」

 

直哉はそう言いながらレイが呼んだ響と飛鳥を待っていた。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響と飛鳥への説明

「「成程そういう事も考えられるんですね?」」

 

「うん少なくともワイズマンがウバウゾーを使役したと響さんの報告を受けてもう1つのブンドル団との関係を調べたら・・・」

 

「ゴーダッツ様いかがしますか?」

 

「まあ、捨てておけ、今はこちらの世界にいるジェントルーを手に入れるのだそうすれば4人の内の3人のプリキュアが、こちら側に来る可能性があるからな」

 

「そうでしょうね皆さんならそう答えると思ってましたよ」

 

「「「え」」」

 

「とりあえず今の生活を捨てる事を選べなかったので3人にはすみませんが邪魔はしないで貰えますね」

 

「「「はい」」」

 

「まもなくゆいさんとローズマリーさんがこちらに来るので、それまでゆっくりしてて下さいね」

 

「他の人達に伝えますが、特殊遊撃部隊は次の目的地にもうすぐ出発するので準備をしておいてくださいね」

 

直哉がその場にいる全員に伝える。

 

「この経緯で少なくとも2人のプリキュアには奴等に対して信じられない心境だろうからその隙を突く」

 

「もう1人のゴーダッツはそう言う行動で異世界に向けて行動する可能性があります」

 

「でも兄さんそれは原作世界のゴーダッツでもやれそうですよ?」

 

飛鳥が直哉に言う。

 

「確かにそうですね。ですが原作世界のブンドル団と裏のオイシーナタウンを襲撃しているブンドル団との違いがあるんですよ」

 

「「違い?」」

「お前達の技術を使わせてくれないか?」

 

「何の為にですか?」

 

「ああ、それは・・・科学者として興味があるからだ」

 

「成程そういう理由ですか?」

 

「ナルシストルーさん状況次第によっては貴方はブンドル団を脱退できますか?」

 

「俺がお前達の事を聞いた後イレギュラーになる事を防ぐ為に?」

 

「そういう事ではないんですが、僕達の立場上ブンドル団の幹部とある程度協力しないと僕達の最終目的には行けないんですよ。簡単に言えば」

 

「成程な、お前達の存在が俺達やプリキュアにばれた時点で、お前達と言う異物がオイシーナタウンに悪影響を与える可能性があるからそういう事を知られた場合双方にお前達の存在をばらす事で最小限に影響を与える様にしてるんだな」

 

「ええ、今回に関しては・・・」

 

「あの時のジェントルーの記憶が正しいのなら・・・」

 

「もしかしたらジェントルーは、私が知らない異世界に跳ばされていたと考えれば辻褄は合うが、そうそう簡単にはいけない筈だがな・・・それにしても異世界に別のプリキュア達がいるとはな」

 

「貴方の上司がジェントルーの記 憶を見て異世界のプリキュアの存在を知ると言う事態になるとは想定外だったので、こちらにしてもね」

 

「クッキングダムやオイシーナタウンと言う2つの世界がリンクしている世界のようでしたから気をつけて3人を送ったんですけどまさか・・・」

 

ジェントルーとプレシャスが異世界で対峙した映像で、その異世界には別のプリキュアが存在するんだな?」

 

「そういう事だナルシストルー」

 

「そういう事ならまずいな俺達もその異世界に行かされるかも知れないな」

 

「もし、原作世界のブンドル団がワイズマンと協力していたらナルシストルーさんから何かしら連絡をくれると思うんですよね」

 

「「確かに」」

 

「逆に、もう1つのブンドル団とワイズマンが協力していても・・・」

 

「本来すこやか市にはレシピッピは存在していなかったのにあれ以降レシピッピが存在するようになったのよ」

 

「ええ――別にいいじゃんいい事じゃん」

 

「すこやか市にとっては迷惑な事よ」

 

「別に私達には関係ないもん知らない街については」

 

「らん言い過ぎよ」

 

そうだジェントルー時代の私が原因だがその言い方は駄目だ」

 

「だって私達が悪いわけじゃないのに怒られなきゃいけないの」

 

らんが不満を漏らす。

 

「はいはいとりあえず休憩時間ですよ皆」

 

「「「え、貴方は誰?」」」

 

「僕は今都合上本名は教えられないんだけど皆からは特殊遊撃部隊の司令と呼ばれたりしているよ」

 

「「「ええ――貴方が特殊遊撃部隊の司令官さん」

 

「え、直哉さんだよねあれ?」

 

「うん多分年齢を変えておじさんになってるんだと思う」

 

「ああ、そうだろうなそして名前を教えていないから何か考えがあるんだろうな」

 

まなつとみのりとあすかがそう言う。

 

「それで皆さんはここでも揉めてたんですね」

 

「「すみません」」

 

「らん達悪くないもん」

 

「ええ、皆さんは悪くありませんが貴女達が特殊遊撃部隊の仕事をした瞬間から貴女達が大切にしている家族の記憶が消えますけど良いんですね?」

 

「僕達はトワとレイに言われて、裏のオイシーナタウンとは接触しないようにしてましたので、ワイズマンがもう1つのブンドル団にこのタイミングで接触してたとしても不思議ではないと思うんですよね?」

 

「「確かに」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊としての行動について7

「「「ええ――貴方が特殊遊撃部隊の司令官さん」

 

「え、直哉さんだよねあれ?」

 

「うん多分年齢を変えておじさんになってるんだと思う」

 

「ああ、そうだろうなそして名前を教えていないから何か考えがあるんだろうな」

 

まなつとみのりとあすかがそう言う。

 

「それで皆さんはここでも揉めてたんですね」

 

「「すみません」」

 

「らん達悪くないもん」

 

「ええ、皆さんは悪くありませんが貴女達が特殊遊撃部隊の仕事をした瞬間から貴女達が大切にしている家族の記憶が消えますけど良いんですね?」

 

「僕達はトワとレイに言われて、裏のオイシーナタウンとは接触しないようにしてましたので、ワイズマンがもう1つのブンドル団にこのタイミングで接触してたとしても不思議ではないと思うんですよね?」

 

「「確かに」」

 

「現状サクラ世界ではワイズマンともう1つのブンドル団が出て来そうなんですよね主に・・・」

 

「確かに兄さんが心配する理由もわかります。それに今から考えると・・・」

 

「そうですねあすかさん。ただ管理者の神殿での合流後の状況では、特殊遊撃部隊を2つに分散させます。1つ目はエステルさんを中心としたゼムリア大陸先行部隊組です」

 

「2つ目が帝国華撃団のダブル隊長達が中心となり融合世界に関連する世界に現状では改変の影響が出て無いだけと言う可能性もあり得るので2つ目のメンバーはその任務をしてください

 

「後メンバーの編成についてですが、のどかさん達4人は和実ゆいさん達のフォローして貰う予定なのでその4人を除いてチーム編成をそれぞれのエステルさん大神さん神山さんの3人で話し合ってください」

 

「「「わかったわ」了解です」」

 

「それでは僕からの通達は異常なので、皆さんはゆっくりしてて下さいね」

 

「「「「「「「「「はい」」」」」」」」」

 

「恐らくですがトワ達はこの頃からワイズマンやもう1つのブンドル団が動き出す事を想定していたのではないですか?」

 

「成程だからのどかちゃん達をゆいちゃん達に付け遊撃部隊として動けるようにしたんだ?」

 

「ええ、そうすれば・・・」

「そして神山には悪いけど神山以外の新生帝国華撃団はゼムリア大陸の方に来て貰うわ」

 

「何故?」

 

「理由知りたい?」

 

「ええ」

 

「神山を除く全員が神山の命令以外の指示を無視していた事を忘れたとは言わせないわよ」

 

「それは・・・

 

「サンキューな私と隊長を助けてくれて」

 

「本当にありがとう。融合世界のプリキュアより君達の方が役に立つよ。君達がクラリスとあざみも助けてくれたんだろ?」

 

 

「そうよ、ありがたく思いなさい。誠十郎」

 

 

「パパイヤ隊長さん達に本当の事言ったらダメ?」

 

「駄目よ、隊長さんの言葉を聞いたでしょう」

 

「今は嘘でもいいからそのままの方が良いわ」

 

 

「確かにな、今私達が直哉さんと知り合いと知られるのはまずいな」

 

「それで誠十郎貴方達はどうしてここに来たの?」

 

「ああ、俺達は融合世界と言うこことは違う世界から来たんだ」

 

「そうだぜ、凄いだろう」

 

「ああ、簡単に融合世界や異世界の人て言ったよ」

 

「この人自分が信用出来ると考えたら全てを話すタイプみたいだね」

 

「人を疑わないんだろうな。まあ太正時代の人達だし」

 

「それでも初対面で話す?」

 

「へえ、融合世界ね、そこはどんな世界なの?」

 

「くだらないね。私達はそこで、特殊遊撃部隊の一員で仕事をしてたんだがねそこの上司が駄目でさ」

 

「「「「うわあこの2人簡単に所属まで言ったよ」」」」

 

「これは流石に駄目でしょう」

 

「聞いてるローラまで機嫌が悪くなってる」

 

「まあ、そうだな聞いてない事まで言ってるしな」

 

「大神さん貴方は新生帝国華撃団がやった事を自分でもしますか?」

 

エステルが大神に聞く。

 

「いや、俺が直哉君に良い感情を持っていなくても俺は彼女達が特殊遊撃部隊についてどこまで知ってるか知らない以上隊員達には喋らせないね」

 

「後メンバーの編成についてですが、のどかさん達4人は和実ゆいさん達のフォローして貰う予定なのでその4人を除いてチーム編成をそれぞれのエステルさん大神さん神山さんの3人で話し合ってください」

 

「「「わかったわ」了解です」」

 

「直哉君が俺達にメンバー編成を頼むの初めてだしね」

 

「あの時に決めたメンバー編成を崩さなくてすみますしね」

 

「成程、直哉君私達はワイズマン及びサクラ世界の敵とブンドル団が相手で良いの?」

 

響が直哉に聞く。

 

「そうですねブンドル団は、介入して来たら対処する方向で良いですよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2人に通達後の直哉

「いや、俺が直哉君に良い感情を持っていなくても俺は彼女達が特殊遊撃部隊についてどこまで知ってるか知らない以上隊員達には喋らせないね」

 

「後メンバーの編成についてですが、のどかさん達4人は和実ゆいさん達のフォローして貰う予定なのでその4人を除いてチーム編成をそれぞれのエステルさん大神さん神山さんの3人で話し合ってください」

 

「「「わかったわ」了解です」」

 

「直哉君が俺達にメンバー編成を頼むの初めてだしね」

 

「あの時に決めたメンバー編成を崩さなくてすみますしね」

 

「成程、直哉君私達はワイズマン及びサクラ世界の敵とブンドル団が相手で良いの?」

 

響が直哉に聞く。

 

「そうですねブンドル団は、介入して来たら対処する方向で良いですよ」

 

「これで響さんと飛鳥ちゃんに伝える事は終わりなのですが何か、質問があります?」

 

「うーんこの件ゼムリア大陸にいる守護者にも伝えるの?」

 

「ああ、それは・・・ゼムリア大陸でもイベントが起きているそうなので、お互い今起きている問題がおさまるまでは通達はしませんよ」

 

「「ええーー」」

 

「そして飛鳥ちゃんと薫ちゃんはこれからいう事に対しては一番当事者に近いので言いますね」

 

そう言って直哉は話し出した。

 

「お前達が喧嘩した裏のプリキュアは隼人に任せる事にしているからな」

 

「ええ――隼人叔父さん見つかったんですか?あれから」

 

直哉がレイに聞く。

 

!!

 

「本当に隼人さんが仮死状態何ですか?」

 

「うんレイからの通信で言ってたよ」

 

「「それはまずいですね」

 

「えっどういう事?飛鳥ちゃん」

 

「響さん覚えてませんか?隼人さんの前世を」

 

「あ・・・」

 

「いやそう言う訳にもいきそうにないんだ。直哉お前はわかるな?」

 

「ええ、結果的にとは言え、僕が米田健二、真宮寺直哉、過去の紫藤直哉そして今日の佐谷直哉と会ってしまったからですね」

 

「ああ、直哉がその4人と会った事で俺の前世である。闇に堕ちた紫藤直哉の魂が目覚めようとしている」

 

「「「大丈夫なんですか?」」」

 

「ああ、心配するな。まなつ達の世界で真宮寺直哉を一時的に殺した事で奴の封印が強まったからな」

 

「「「「成程」」」」

 

「つまり隼人さんが仮死状態になっていると言う事は最悪の場合米田健二の復活をしてしまう可能性があるんだね?」

 

「そういう事です」

 

「そこまでよ降魔」

 

「「「「「「「「「帝国華撃団参上!!」」」」」」」」」

 

「「「「何だ空からロボットが堕ちて来たーーー」」」」

 

「そうあれが、帝国華撃団の霊子甲冑光武改だよ。みんな」

 

「「「「ええーー」」」何だと――」

 

響の言葉に驚く未来達だった。

 

「ほうあれがこの時代の帝国華撃団か、行け降魔共よ」

 

上級降魔朧の命令により翼と奏を襲っていた降魔も帝国華撃団と戦いだした。

 

「皆降魔を、速やかに撃破するぞ」

 

「「「「「「「「了解」」」」」」」」

 

「健二お兄ちゃん降魔全部倒したみたいだよ」

 

「ああ、わかったけど、まだ何かが起きる気がする警戒をしてくれ」

 

「「「「「「「了解」」」」」」」」

 

「へえ―やるねえ、だがこの空間の中ならどうかな?」

 

「魔空空間発動)

 

上級降魔朧の声により、魔空空間が芝公園を中心に発生し、魔空空間に取り込まれた地域は帝都とは、完全に遮断されていた。

 

「クク、さて第二幕の始まりだぜ帝国華撃団」

 

その頃大帝国劇場地下司令室では・・・

 

!!

 

「大変です。副司令花組との通信が途絶えました」

 

「何ですって、椿由利復旧はどうなってるの?」

 

「芝公園を中心に突然出来た空間が通信を受け付けなくしているようです」

 

「それって由利さん芝公園を中心に出来た空間の中は異世界と言う事ですか?」

 

「特殊遊撃部隊の皆がいれば、もっと詳しく分かるのだけど・・・」

 

「あの時のように善の米田健二での復活ならまだいいんですけど」

 

「確かに・・・」

 

響は思い出す。

「二人をやらせるわけには、行きません」

 

「誰だお前たちは?桜花やりなさい」

 

「はいお父さん。破邪剣征・桜花爛漫」

 

「「うわあああ。」」「「きゃあああ。」」

 

双武弐式が放った必殺技を受けた桜武と、真双焔武は、互いに近くで倒れていた。

 

「大丈夫?さくらちゃん」

 

「うん、直哉君」

 

桜武は、立ち上がったが、真双焔武はまったく動かなかった。

 

「「「「「ああ、負けちゃんの健二に」」」」」」

 

「お前邪魔だ、消えろ」

 

「「破邪剣征.桜花天昇」」

 

「うわああ」

 

「きゃあああ」

 

「直哉さん、さくらさん」

 

桜武は吹き飛ばされた。

 

「さあ、直哉最後の時だ、死ね」

 

「いえ、死ぬのは貴方ですよ米田健二」

 

「あの頃の米田健二の復活は嫌だな」

 

響がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

米田健二の復活について前編

「お前邪魔だ、消えろ」

 

「「破邪剣征.桜花天昇」」

 

「うわああ」

 

「きゃあああ」

 

「直哉さん、さくらさん」

 

桜武は吹き飛ばされた。

 

「さあ、直哉最後の時だ、死ね」

 

「いえ、死ぬのは貴方ですよ米田健二」

 

「あの頃の米田健二の復活は嫌だな」

 

響がそう言う。

 

「米田健二の件についてですが、レイからの連絡では隼人さんが仮死状態になっているとはいえ、すぐに米田健二が復活ないと言ってるので」

 

「「そうなんですか?」」

 

「はい、あるとすれば魔王の因子とゲネシスの改変が無くなれば米田健二が復活出来る状況になればすると予測してますね」

 

「「成程」」

 

「僕が米田健二を見たのは・・・」

「さて、皆エルダには逃げられたけど、私達も戻りましょう」

 

「うんそうだねローラ」

 

ローラ達が撤収しようとした時米田健二から声をかけられた」

 

「ちょっと待ってくれ。助けてくれてありがとう、だが君達は一体何者何だい」

 

「ええと・・・」

 

「そういうお兄さんは誰ですか?」

 

「ああ、すまない僕は米田健二と言います。今は帝国華撃団花組の臨時隊長をしているよ」

 

!!

 

「「「「米田健二まずくないサマー」どう思うパパイヤ?」ここは最低限の情報提供で乗り切るしかないよ」そうだな、今は米田健二も味方だと言ってたな直哉さんも」

 

「?どうしたんだい」

 

「ええと私達は最後の怪物を追いかけてきたんですよ」

 

「ふむ、成程ね君達が倒した怪物の事も教えてくれないかい?」

 

「それは必要ないですよ」

 

「え、どうしてだい?」

 

「ここで倒したのが最後の怪物なので」

 

パパイヤが健二に言う。

 

「そうとも限らないんじゃないのかい?」

 

「どういう意味ですか?」

 

「そのままの意味だよ。この世界が特殊なのか君達のような存在が現れたりしたりするからね、帝国華撃団が君達をサポートするけどどうかな?」

 

「この一連のやり取りで僕は、米田健二を知りその上で米田健二は・・・」

 

「成程確かに、そういう時期もあったね」

 

「でもねこれも事実なのよ」

 

「お兄ちゃんにはああ言ったけど、お兄ちゃんを使って紫藤直哉をサポートしろってヒミコが言うから」

 

「「ええーー」」

 

「つまりイヨとヒミコは、大神の行方不明事件を知って米田健二を召喚したの?」

 

「そういう事ヒミコが言うには、かつてこの世界に来た悪意がこの事件に関わっている可能性も高いが別の存在がいる可能性もあると見ているだって」

 

「ふむ、そうなるとイシュメルガの可能性がありますね」

 

「そうね、イヨ何で健二にその事を伝えないの?」

 

「お兄ちゃんに人助けなんて無理だよ。今の紫藤直哉は融合世界のバランスや想定外の世界でも、バランスを保つ為に動けてたけど、旧世界の時のお兄ちゃんは最悪だったよね」

 

「それも私の本音だよ。それに16番目のプリキュア世界から来た君達は、融合世界の闇になりえるお兄ちゃんといてはいけないと感じたからね」

 

「あの頃はトワ達全員が僕を守ろうとしてたのが感じ取れたからね」

 

「米田健二側で考えれば、原初の世界での状況を考えれば自身の力をコントロール出来ずに暴走し、その結果世界を代償としてしたんだろうね」

 

「僕が言ったのはあくまで第三者視点での感想だけど」

 

「当然響さんと飛鳥ちゃんは米田健二を倒す敵として今までの行動をしてた人に急にそう言っても気持ち的に難しいと思うけど」

 

直哉がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

米田健二の復活について後編

 

「それも私の本音だよ。それに16番目のプリキュア世界から来た君達は、融合世界の闇になりえるお兄ちゃんといてはいけないと感じたからね」

 

「あの頃はトワ達全員が僕を守ろうとしてたのが感じ取れたからね」

 

「米田健二側で考えれば、原初の世界での状況を考えれば自身の力をコントロール出来ずに暴走し、その結果世界を代償としてしたんだろうね」

 

「僕が言ったのはあくまで第三者視点での感想だけど」

 

「当然響さんと飛鳥ちゃんは米田健二を倒す敵として今までの行動をしてた人に急にそう言っても気持ち的に難しいと思うけど」

 

直哉がそう言う。

 

「そうですね個人的にはワイズマンも米田健二も嫌いですよ」

 

「それで私達の前に現れた理由は何ですか?」

 

「何私も君達に協力してやろうと思ってね」

 

「貴方が私達に協力なんて・・・まさかここに来る前に会った紫藤直哉さんに何かしたんですか?」

 

「後は自分の目で見るんだな。これはもう一つの試作段階の機体だがな」

 

「いでよノイズ霊子甲冑メガ桜天武」

 

!!

 

ワイズマンの言葉が響いた時響達の前にメガ桜天武が現れた。

 

「気を付けたまえよメガ桜天武の中には彼が乗っていてなおかつこの機体は試作機と言うことで、この機体にはノイズと同じ機能がついている」

 

!!

 

「それってもしかして時間経過によるノイズ自身の自動炭化機能?」

 

「そういう事だよ。立花響」

 

「私達の実の父親にあんな実験をするなんて許せないですよ気持ちでは」

 

「飛鳥ちゃん」

 

「ワイズマンと言ったなお前の目的は何だ?」

 

「何、君の邪魔をする気はないよ。米田健二」

 

 

「こいつ俺の事を知っているのか?」

 

 

「私がここに来たのは、米田健二そして真宮寺直哉とついでにそこにいる紫藤直哉と共闘で私の準備した降魔と戦って貰いたいのだよ」

 

 

「何だと!!」

 

 

「何故俺達がそんなことをしなければならないんだ?」

 

 

「ふむ理由がいるのか」

 

「米田健二今のお前の力ではお前の目的は絶対にかなう事はない」

 

 

「だが私の実験に付き合えばお前に新たな力の切っ掛けを与えてやるがどうする?」

 

 

「お父さんこの男は危険です」

 

 

「・・・」

 

「決め切らないようだな。ならば私が君に見せようではないか、出でよ巨大ノイズ達」

 

ワイズマンがそういい、ソロモンの笛を使うと巨大ノイズが、15体出てきた。

 

 

!!

 

ワイズマンが自分の知らない存在を召喚したことに驚く健二だった。

 

 

「さて、巨大ノイズよそこにいる者達を炭に変えろ」

 

「いけない響さん僕達の存在をワイズマンはすでに知ってるようです」

 

「わかったよ」

 

そして響は出撃した。

 

「だああああ」

 

「やはり貴様達もいたか、守護者ども」

 

「立花響、また邪魔をするか」

 

「するよ何度だって、貴方がノイズを悪用する限りね」

 

「くく、まあいいだろう。どうする米田健二私の実験に手伝うか?」

 

「手伝えばこのノイズをコントロール出来るソロモンの笛をお前にやろう」」

 

「いいだろう。ワイズマン貴様の実験とやらに付きやってやる」

 

「そうか感謝するぞ出でよ降魔」

 

「この降魔は特殊でな、いけ降魔よ米田健二達の機体双武二式と融合しろ」

 

!!

 

「何だとワイズマン俺を即裏切るのか?」

 

「何を言ってる。米田健二お前は私の実験に付き合うのだろう?」

 

「何だと」

 

「私の実験はこの特殊降魔と霊子甲冑の融合生物を作る事なのだよ」

 

「うおおおお」

 

そして米田健二と、真宮寺桜花が乗る双武二式は、特殊降魔に取り込まれた。

 

そして降魔甲冑が誕生した。

 

「ただこの時はワイズマンに感謝したけど」

 

飛鳥がそう言った。

 

その後響と飛鳥は大帝国劇場に戻ったのだった。

 

「直哉君響さんと飛鳥ちゃんへの説明終わった?」

 

「ええ、終わりましたよのどかさん」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響と飛鳥と別れた後の直哉とのどか1

「直哉君本当に良かったの?響さんと飛鳥ちゃんに米田健二の件まで言って」

 

「ええ、レイからの連絡でその話が出た時から飛鳥ちゃんに伝えて欲しいと言う雰囲気があったので」

 

「そうなの?」

 

そうですね。それに飛鳥ちゃんと薫ちゃんと米田健二の関係を知る者としては伝えるべきと僕自身も考えたので」

 

融合世界が出来た後から響さんと飛鳥ちゃんと関わるようになった僕達とそれ以前かrs米田健二に関わってる飛鳥ちゃんと薫ちゃんにとっては、世界が変わっても倒すべき敵には変わらないみたいですね」

 

「確かにそうかもしれないけど」

 

「のどかお姉ちゃん覚えてる?僕達が7人世界に行った時の事を?」

 

 

「そろそろ話してくれない?コクリコ、桜花それにそこにいる二人」

 

直哉がそう言うと、コクリコたちの背後から、健二たちが出てきた。

 

「え、嘘私がもう一人いるーー」

 

直哉と一緒にいたさくらは、もう一人の自分を見た時驚いていた。

 

「さくらお姉ちゃんこの人たちにあったことは秘密にしたほうが、いいみたいだよ」

 

「ええ、わかったわ」

 

「話が早くて、助かるぜ、直哉ここは太正12年だよな」

 

「ええ、ですけど、ここは貴方達の世界ではないと思いますよ」

 

 

「どういう事だ?」

 

「ここは、サクラ大戦7人目の隊員と言う作品の世界ですから」

 

「「「「何だってーー」」」」

 

「多分この世界で、アンタ達のことを、認識できるのは君達が、探してるジェミニと、僕たちと、君達の追っている邪神巫女と言う奴だけだろう」

 

「直哉君は何故、邪神巫女の事を知っている?」

 

「ごめんなさい健二さん。それはこのリングの力なんです」

 

「そのリングの力?」

 

「ええ、この護法リングによって、自分がどういうことに、関わるかが、見えるんですよ」

 

「成る程な、要するに直哉君君は、俺に似た力があるんだな。それでそのリングが制御装置の変わりかなんかだろ?」

 

 

健二がそう言うと、さくらが不満そうな表情をしていた。

 

「でも、直哉君、本当に凄いよ。僕と桜花は名前しか言ってないのに」

 

コクリコはかなり驚いていた。

 

「そんなにいいものじゃないよ、確かに僕には、健二さんが言ったような力が、あります。この力のせいで、実の両親から、怖がられて、その上、捨てられたんだ」

 

「そんなの酷い」

 

「そうです余りに酷すぎます」

 

コクリコと.桜花が怒りを顕にするが、直哉は、話を続けた。

 

「でもいいんだ今は、さくらお姉ちゃんや、若菜お母さんや、みんながいてくれるからね」

 

「ちなみに僕と、さくら姉ちゃんは、もうすぐ健二さんと、さくらさんと同じ関係になるから」

 

「「えーーー」」

 

直哉の言葉に、コクリコと桜花が驚いていた。

 

「そんな話は終わって、ジェミニちゃんのところに、行きますか?」

 

「ああ、そうしたいが、すまない直哉君とさくら君、君達の安全の為、空中戦艦ヤマトへ来てもらう」

 

健二がそう言うと直哉たちの体が浮き気がつくとそこは、戦艦の中だった。

 

「ほうこれは、まだ正義の心で動いてるようですね米田健二は」

 

「少し時間を進めますよ」

 

そしてグレース達とワイズマンは少し時間を飛んだ。

 

「うん覚えてるよ、まさかあんな形で見る事になるとは思わなかったけど、でもあの時の米田健二が悪者とは見えなかったよ」

 

「それは僕も感じましたよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響と飛鳥と別れた後の直哉とのどか2

「ほうこれは、まだ正義の心で動いてるようですね米田健二は」

 

「少し時間を進めますよ」

 

そしてグレース達とワイズマンは少し時間を飛んだ。

 

「うん覚えてるよ、まさかあんな形で見る事になるとは思わなかったけど、でもあの時の米田健二が悪者とは見えなかったよ」

 

「それは僕も感じましたよ」

 

「じゃあ何で悪者に戻ったの?」

 

「ああ、それは・・・」

「でも、今の事件が解決までは大丈夫って聞いたけど?」

 

「うんそれは大丈夫だよ。16番目のプリキュア世界のプリキュアさん」

 

「「「「「誰なの?」」」」」

 

「ああ、初めましてだね。私はイヨトワとレイと同じ融合世界の神様をしてた者だよ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「そして米田健二の妹でもあるけどね」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

イヨの言葉を聞いてサマー達は再び驚くのだった。

「そうね、イヨ何で健二にその事を伝えないの?」

 

「お兄ちゃんに人助けなんて無理だよ。今の紫藤直哉は融合世界のバランスや想定外の世界でも、バランスを保つ為に動けてたけど、旧世界の時のお兄ちゃんは最悪だったよね」

 

「それも私の本音だよ。それに16番目のプリキュア世界から来た君達は、融合世界の闇になりえるお兄ちゃんといてはいけないと感じたからね」

 

!!

 

「それはどういう事ですか?イヨさんは健二さんの仲間ですよね」

 

サマーがイヨに聞く。

 

「私は米田健二の家族でもあるけど、融合世界になった頃から米田健二のコントロールする為の仕事が多いけどね」

 

「以前まなつちゃん達にイヨが言ったように、恐らくですが7人世界に現れた米田健二を追いかけて来た・・・」

「そうだね、それに私気に入っちゃた、双武改に乗る男の子を」

 

 

「え、僕の事?」

 

「そうさ君の事さ」

 

 

「イヨ貴様、直哉君をどうする気だ?」

 

 

「へえ君の名前は直哉君ていうんだ」

 

「君凄いね、その体に眠る物は、僕が触れてはいけない物だねだけど、僕君のことを気にいったから、僕と結婚しょう」

 

「嫌だよ僕には、もう将来の相手を決めてるから、君と結婚はしないよ」

 

「ふーん直哉君も、その女が、好きなんだね、なら今この女を殺しちゃおうかな」

 

イヨに、殺気を当てられたさくらは、余りの恐怖で何も出来ずにいた。

 

「あらら、この程度の殺気で、こうなるなら、この世界の為に私が、壊しちゃおうかな?」

 

「駄目だよそれは」

 

「どうして?君の守護者が、こんなんだから、この世界を私が管理するんだよ」

 

「それはつまり直哉君を、守ることになるんだよ」

 

「へっ」

 

「だから直哉君僕と来て、そうすれば君の大事な者を一度だけ助けてあげるから」

 

伊予の言葉に直哉の心は微かに揺らいだ。

 

「駄目よ直哉君、そんな言葉を聞いちゃ」

 

さくらは、恐怖心を抑えながら、直哉に言った。

 

「ああ、面倒だから、この手を使おうと」

 

直哉を不思議な力で操り直哉はイヨともに消えてしまった。

 

イヨさんの登場で本来の記憶を取り戻した高いですね。現在もイヨさんがそういう事を続けているみたいですし」

 

「成程、直哉君はどう思ってるの?今の状況で、米田健二さんが生き返って特殊遊撃部隊の敵として出て来ると思う?」

 

「その辺は正直わかりませんね」

 

「現状僕達は、魔王の因子とゲネシスの改変には手が出せないので、仮に魔王の因子とゲネシスの改変によって米田健二が敵として出てきても対処出来るかわかりません」

 

「そっかー」

 

「もしかすると旧世界で戦った事がある人達なら大丈夫かもですけど」

 

そして直哉とのどかはそれぞれの部屋に向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

間章20 誠十郎の告白編
大量のウバウゾー帝都に現れる


大帝国劇場地下司令室では・・・

 

「一体どうしてこんなに多くのウバウゾーが出現したんだ?ワイズマンがいないのに」

 

「これは響さん」

 

「うんやっぱり情報通りだね飛鳥ちゃん」

 

「どういう事だ?」

 

米田が響達に聞く。

 

「ええ、数日前に直哉君と通信した時に・・・」

 

「この経緯で少なくとも2人のプリキュアには奴等に対して信じられない心境だろうからその隙を突く」

 

「もう1人のゴーダッツはそう言う行動で異世界に向けて行動する可能性があります」

 

「でも兄さんそれは原作世界のゴーダッツでもやれそうですよ?」

 

飛鳥が直哉に言う。

 

「確かにそうですね。ですが原作世界のブンドル団と裏のオイシーナタウンを襲撃しているブンドル団との違いがあるんですよ」

 

「「違い?」」

 

「お前達の技術を使わせてくれないか?」

 

「何の為にですか?」

 

「ああ、それは・・・科学者として興味があるからだ」

 

「成程そういう理由ですか?」

 

「ナルシストルーさん状況次第によっては貴方はブンドル団を脱退できますか?」

 

「俺がお前達の事を聞いた後イレギュラーになる事を防ぐ為に?」

 

「そういう事ではないんですが、僕達の立場上ブンドル団の幹部とある程度協力しないと僕達の最終目的には行けないんですよ。簡単に言えば」

 

「成程な、お前達の存在が俺達やプリキュアにばれた時点で、お前達と言う異物がオイシーナタウンに悪影響を与える可能性があるからそういう事を知られた場合双方にお前達の存在をばらす事で最小限に影響を与える様にしてるんだな」

 

「ええ、今回に関しては・・・」

 

「あの時のジェントルーの記憶が正しいのなら・・・」

 

「もしかしたらジェントルーは、私が知らない異世界に跳ばされていたと考えれば辻褄は合うが、そうそう簡単にはいけない筈だがな・・・それにしても異世界に別のプリキュア達がいるとはな」

 

「貴方の上司がジェントルーの記 憶を見て異世界のプリキュアの存在を知ると言う事態になるとは想定外だったので、こちらにしてもね」

 

「クッキングダムやオイシーナタウンと言う2つの世界がリンクしている世界のようでしたから気をつけて3人を送ったんですけどまさか・・・」

 

ジェントルーとプレシャスが異世界で対峙した映像で、その異世界には別のプリキュアが存在するんだな?」

 

「そういう事だナルシストルー」

 

「そういう事ならまずいな俺達もその異世界に行かされるかも知れないな」

 

「もし、原作世界のブンドル団がワイズマンと協力していたらナルシストルーさんから何かしら連絡をくれると思うんですよね」

 

「「確かに」」

 

「この連絡を受けたんですよ」

 

「成程だがそうすると、ウバウゾーを浄化するのは出来ないんじゃねえか?」

 

「大丈夫ですよ」

 

「「「え、それは・・・」」」

 

飛鳥がそう言った直後食を守る4人のプリキュアが現れ次々にウバウゾーを浄化していく。

 

「「「あれは、キュアプレシャスだ」」」

 

「「まさかもう自由に動けるようになったのか?」」

 

「はいそのようです直哉君の連絡でも言ってました。ただ・・・」

 

「後メンバーの編成についてですが、のどかさん達4人は和実ゆいさん達のフォローして貰う予定なのでその4人を除いてチーム編成をそれぞれのエステルさん大神さん神山さんの3人で話し合ってください」

 

「「「わかったわ」了解です」」

 

「直哉君が俺達にメンバー編成を頼むの初めてだしね」

 

「あの時に決めたメンバー編成を崩さなくてすみますしね」

 

「成程、直哉君私達はワイズマン及びサクラ世界の敵とブンドル団が相手で良いの?」

 

「こういう理由でキュアプレシャス達はどちらの部隊には属さないと言ってます」

 

「「成程」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

全員揃った後の異世界での戦いの後

「皆さんお疲れ様です」

 

「あ、直哉さん」

 

「対した事無いよ通常のウバウゾーだったし」

 

「直哉さんやはりこれは裏のオイシーナタウンを侵攻していたブンドル団の・・・ですか?」

 

「その可能性が高いと思います」

 

「はい、そしてトワからオイシーナタウンのプリキュア達に、彼女達の宝玉を渡すようにと言われたので」

 

「成程なそれで宝玉はあるのか?」

 

「はい、今回の宝玉は食に関わるプリキュアと言う事で食べ物の形で作られてますね」

 

「「「「うわあ、これが私達の宝玉ですか」」」です」

 

「そうですよ使い方は宝玉自身が教えるので」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「お疲れ様直哉。3人もありがとうね」

 

「「「いえいえ」」」

 

「トワさん直哉君から聞いたんですが新しい宝玉を渡すと聞いたんですけど」

 

「ええ、そうよ依然渡した宝玉を出して貰えるかしら?」

 

「「「はい」」」

 

そしてのどか達はトワに宝玉を渡すと、トワの持つ3つの宝玉が以前の宝玉を取り込み新たな形の宝玉となった。

 

「「「ええーーどういう事ですか?」」」

 

「説明するわね、新たな宝玉は成長する宝玉なのよ」

 

「「「成長する宝玉」」」

 

「この機能は貴女達だけの機能よ。この機能により融合世界に関連する敵が貴女達の世界に現れた場合自動的に敵に適した力を使えるようになるわ」

 

「以前宝玉を渡した時通常のウバウゾーを浄化した場合宝玉をアップデートする経験値は入らないと言いましたがおぼえてますか?」

 

「「「「はい」」」」

 

「すみませんが宝玉に経験値が溜まっているか見て下さい。そうすれば通常のウバウゾーかワイズマンが試験的に生み出したウバウゾーかがわかるので」

「「「「はい」」」」

 

暫くして・・・

 

「やはり通常のウバウゾーのようですね全部」

 

「そんな・・・」

 

らんが直哉の言葉に反応する。

 

「でも直哉さん良いんですか?今回出た敵がウバウゾーとは言え・・・」

 

「ああ、それは・・・大丈夫ですよあまねさん」

 

「恐らくですがトワ達はこの頃からワイズマンやもう1つのブンドル団が動き出す事を想定していたのではないですか?」

 

「成程だからのどかちゃん達をゆいちゃん達に付け遊撃部隊として動けるようにしたんだ?」

 

「ええ、そうすれば・・・」

 

「そして神山には悪いけど神山以外の新生帝国華撃団はゼムリア大陸の方に来て貰うわ」

 

「後メンバーの編成についてですが、のどかさん達4人は和実ゆいさん達のフォローして貰う予定なのでその4人を除いてチーム編成をそれぞれのエステルさん大神さん神山さんの3人で話し合ってください」

 

「「「わかったわ」了解です」」

 

「直哉君が俺達にメンバー編成を頼むの初めてだしね」

 

「あの時に決めたメンバー編成を崩さなくてすみますしね」

 

「成程、直哉君私達はワイズマン及びサクラ世界の敵とブンドル団が相手で良いの?」

 

響が直哉に聞く。

 

「そうですねブンドル団は、介入して来たら対処する方向で良いですよ」

 

「今回の介入前に響さんと飛鳥ちゃんには説明後なので心配しないで良いですよ」

 

「そうなのですね」

 

直哉があまねにそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

和実ゆい達が帰還後に知った事

「直哉君が俺達にメンバー編成を頼むの初めてだしね」

 

「あの時に決めたメンバー編成を崩さなくてすみますしね」

 

「成程、直哉君私達はワイズマン及びサクラ世界の敵とブンドル団が相手で良いの?」

 

響が直哉に聞く。

 

「そうですねブンドル団は、介入して来たら対処する方向で良いですよ」

 

「今回の介入前に響さんと飛鳥ちゃんには説明後なので心配しないで良いですよ」

 

「そうなのですね」

 

直哉があまねにそう言う。

 

「そうですねそれに・・・この映像を見て」

 

直哉がそう言い映像を再生した。

 

「この連絡を受けたんですよ」

 

「成程だがそうすると、ウバウゾーを浄化するのは出来ないんじゃねえか?」

 

「大丈夫ですよ」

 

「「「え、それは・・・」」」

 

飛鳥がそう言った直後食を守る4人のプリキュアが現れ次々にウバウゾーを浄化していく。

 

「「「あれは、キュアプレシャスだ」」」

 

「「まさかもう自由に動けるようになったのか?」」

 

「はいそのようです直哉君の連絡でも言ってました。ただ・・・」

 

「後メンバーの編成についてですが、のどかさん達4人は和実ゆいさん達のフォローして貰う予定なのでその4人を除いてチーム編成をそれぞれのエステルさん大神さん神山さんの3人で話し合ってください」

 

「「「わかったわ」了解です」」

 

「直哉君が俺達にメンバー編成を頼むの初めてだしね」

 

「あの時に決めたメンバー編成を崩さなくてすみますしね」

 

「成程、直哉君私達はワイズマン及びサクラ世界の敵とブンドル団が相手で良いの?」

 

「こういう理由でキュアプレシャス達はどちらの部隊には属さないと言ってます」

 

映像終了・・・

 

「既に響さんと飛鳥ちゃんによってキュアプレシャス達の事は大神さん達に知られてますよ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「良いんですか?」

 

「構いませんよここねさん遊撃部隊と言っても守護者になってくれている彼女達には現地での調整もやって貰う事があるので、彼女達が必要だと考えたら教える事もあるんですよ」

 

「基本的に守護者と言ってますが、僕の代理と言う側面もあるんです」

 

「「「「成程」」」」

 

「そうですねあすかさん。ただ管理者の神殿での合流後の状況では、特殊遊撃部隊を2つに分散させます。1つ目はエステルさんを中心としたゼムリア大陸先行部隊組です」

 

「2つ目が帝国華撃団のダブル隊長達が中心となり融合世界に関連する世界に現状では改変の影響が出て無いだけと言う可能性もあり得るので2つ目のメンバーはその任務をしてください

 

「後メンバーの編成についてですが、のどかさん達4人は和実ゆいさん達のフォローして貰う予定なのでその4人を除いてチーム編成をそれぞれのエステルさん大神さん神山さんの3人で話し合ってください」

 

「「「わかったわ」了解です」」

 

「それに僕がメンバー編成をしたのは僕の代理でもある守護者の指揮で動けるようにして貰いたいと言う気持ちもあったんですよ」

 

「「「「成程」」」」

 

「そして今回オイシーナタウン組とのどかさん達がメンバー編成に入らずにいたので遊撃部隊として、サクラ世界の帝都で起きているイベントとゼムリア大陸で起きているイベントに場合によっては介入すると言う流れですね」

 

「今の所遊撃部隊の介入が多いと思われるのは、もう1つのブンドル団がレシピッピが生まれた帝都を狙うと思われるからです」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

役割と行動について前編

「それに僕がメンバー編成をしたのは僕の代理でもある守護者の指揮で動けるようにして貰いたいと言う気持ちもあったんですよ」

 

「「「「成程」」」」

 

「そして今回オイシーナタウン組とのどかさん達がメンバー編成に入らずにいたので遊撃部隊として、サクラ世界の帝都で起きているイベントとゼムリア大陸で起きているイベントに場合によっては介入すると言う流れですね」

 

「今の所遊撃部隊の介入が多いと思われるのは、もう1つのブンドル団がレシピッピが生まれた帝都を狙うと思われるからです」

 

「確かに私達の世界のブンドル団じゃないけど異世界を狙うなら止めないと」

 

「「「そうだね」」そうだな」

 

「でも、特殊遊撃部隊がもう1つのブンドル団と戦えるのはブンドル団が、帝都やゼムリア大陸等の異世界に現れた時ですよ」

 

「「「「あ、そうだった」」」」

 

「彼等と戦うべきプリキュアは裏のオイシーナタウンに住む貴女達なのですから」

 

「必要ないわ」

 

「何だと!!どういう意味だ?」

 

「言葉通りよこの調査任務には、オイシーナタウンを守るプリキュアの力は必要ないと言ったの」

 

ラメールがそう言う。

 

「「「どうしてそう言うの?」」そんな事を言うのだ」

 

「それは私達の為ですよね・・・どうして私忘れてしまったのかな?皆さんや直哉さんの事を」

 

和実ゆいがそう言う。

 

「「成程」」

 

「それにどうやら僕自身が行かないといけないかも知れませんね」

 

「ああ、なんかのどかちゃん達まで不機嫌になってるね」

 

「ああ、それは・・・」

 

「あれれ、私達貴女と直接会うの初めてなのに?どうして名前を知ってるのかな?」

 

スパークルがジェントルに聞く。

 

「う、それは・・・」

 

「あまね貴女がジェントルー時代にナノビョーゲンを使った事自体世界のバランスを乱す行為行為なのよ」

 

「本来すこやか市にはレシピッピは存在していなかったのにあれ以降レシピッピが存在するようになったのよ」

 

「ええ――別にいいじゃんいい事じゃん」

 

「すこやか市にとっては迷惑な事よ」

 

「別に私達には関係ないもん知らない街については」

 

「らん言い過ぎよ」

 

そうだジェントルー時代の私が原因だがその言い方は駄目だ」

 

「だって私達が悪いわけじゃないのに怒られなきゃいけないの」

 

らんが不満を漏らす。

 

「らんさんにとっては悪気が無くともすこやか市にレシピッピが生まれた以上は食のプリキュア達の役目を放棄したと見られますし」

 

「「成程」」

 

「あ、そっかもう1つのブンドル団がいるならもう1人の私達がいる筈」

 

和実ゆいがそう言う。

 

「そうです。そしてこれは僕の考えなんですがのどかさん達やまなつちゃん達や和実ゆいさん達全員に言える事ですが、プリキュアは自分達の日常を守る為に戦う事が本来の力の使い方だと僕は思っているので、決して正義の味方にはならないで下さいね」

 

直哉がそう言う。

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どうしてですか?」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

!!

 

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「でも・・・」

 

「まあ、この人の場合は夢なので例外ですけど」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

役割と行動について中編

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

!!

 

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「でも・・・」

 

「まあ、この人の場合は夢なので例外ですけど」

 

「それに彼女は異世界の人間なので、まだこちらの世界には慣れてないようでしたね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「何故ゆいさん達が異世界人に対して驚くんですか?確かローズマリーさんとエナジー妖精は、異世界クッキングダムからオイシーナタウンに来たはずですが?」

 

「「「「ああ、そうだった」」」」

 

「プリキュア!プレシャス・トライアングル!」

 

「オナカイッパーイ」

 

「ごちそうさまでした」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「あの時のジェントルーの記憶が正しいのなら・・・」

 

「もしかしたらジェントルーは、私が知らない異世界に跳ばされていたと考えれば辻褄は合うが、そうそう簡単にはいけない筈だがな・・・それにしても異世界に別のプリキュア達がいるとはな」

 

「後レシピッピを狙うブンドル団も異世界人と言う分類に入りますね」

 

直哉がそう言う。

 

「確かにそう言われたらそうですね」

 

「だから私とコメコメとあまねちゃんが融合世界来たのかな?」

 

「その辺りの真実はわかりませんが・・・キュアプレシャス達がデリシャスフィールド内で戦っている間に・・・」

「貴方の上司がジェントルーの記 憶を見て異世界のプリキュアの存在を知ると言う事態になるとは想定外だったので、こちらにしてもね」

 

「クッキングダムやオイシーナタウンと言う2つの世界がリンクしている世界のようでしたから気をつけて3人を送ったんですけどまさか・・・」

 

ジェントルーとプレシャスが異世界で対峙した映像で、その異世界には別のプリキュアが存在するんだな?」

 

「そういう事だナルシストルー」

 

「そういう事ならまずいな俺達もその異世界に行かされるかも知れないな」

 

「そうかゴーダッツが異世界にレシピッピがいる事が知られたと思っていいのね」

 

ローズマリーがそう言う。

 

「その通りさ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

プレシャスとコメコメ以外のプリキュアとエナジー妖精が驚く。

 

「「プレシャス異世界で別のプリキュアと共闘したの?」」

 

「うん実はそうなんだよ。スパイシーとヤムヤム」

 

「そういう事なのよ」

 

「ふむ確かにお前達3人が消えた直後こちらでも謎の光が観測されたが、まさか中心点で異世界に繋がるゲートが出来ていたとは・・・気になるなその現象」

 

「そしてお前達は異世界に跳んで助けられたんだな」

 

「その通りよ」

 

「この早い段階でゴーダッツ以外に気がつくとは思ってもいなかったので、正直に助かりましたよ」

 

「この時にゆいさん達達が消えてローズマリーさんとブンドル団も探していた事がわかりましたよね」

 

「ああ、そうだったな」

 

あまねがそう言う。

 

「そしてその後に貴女達の本来の世界に戻ったゆいさんとあまねさんには苦労かけましたね」

 

「「いえいえそんな無いですよ」」

 

「裏のオイシーナタウンでしたイベントを再度して貰う事になりましたし」

 

「でも仕方なかったんじゃ、裏のオイシーナタウンが原作世界だと考えていたんですから、特殊遊撃部隊全員が」

 

ここねがそういう。

 

「確かにここねさんの言う通り、その当時はその考えでいましたからね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

役割と行動について後編

「この時にゆいさん達達が消えてローズマリーさんとブンドル団も探していた事がわかりましたよね」

 

「ああ、そうだったな」

 

あまねがそう言う。

 

「そしてその後に貴女達の本来の世界に戻ったゆいさんとあまねさんには苦労かけましたね」

 

「「いえいえそんな無いですよ」」

 

「裏のオイシーナタウンでしたイベントを再度して貰う事になりましたし」

 

「でも仕方なかったんじゃ、裏のオイシーナタウンが原作世界だと考えていたんですから、特殊遊撃部隊全員が」

 

ここねがそういう。

 

「確かにここねさんの言う通り、その当時はその考えでいましたからね」

 

「でも私とあまねさんは特殊遊撃部隊の皆さんのおかげで戻って来れたので」

 

「そうだなゆい」

 

「しかしここねさんとらんさんはどうですか?」

 

「「私達ですか?」」

 

「はい、貴女達の本来の流れの中に存在するブンドル団については納得しているかもしれませんが、2人には特殊遊撃部隊について詳しい説明をしてない事があったのによかったんですか?」

 

「「ああ、そこは納得してますよ」」

 

「一応ゆいとあまねさんから聞いたので」

 

ここねがそういう。

 

「そう言う理由で手伝う事になったので、オイシーナタウンに戻るまで手伝って貰いオイシーナタウンに戻る時には、ゆいさんには記憶の封印をしたのですが、すでに解けたようですね」

 

「まあ、ゆいさんの件はお互いの了解を元にした事ですが貴女達3人の場合は違いますよね?」

 

「「「それは・・・」」」

 

「先程も言いましたが、今の生活を捨てる事が出来るのなら特殊遊撃部隊の仕事を手伝って構いませんよ」

 

「「「すみません今の生活を捨てる事は来ません」」」

 

「そうだったんですね?」

 

「はいですから遊撃部隊の皆さんのおかげで戻って来れたので」

 

「そうだなゆい」

 

「しかしここねさんとらんさんはどうですか?」

 

「「私達ですか?」」

 

「はい、貴女達の本来の流れの中に存在するブンドル団については納得しているかもしれませんが、2人には特殊遊撃部隊について詳しい説明をしてない事があったのによかったんですか?」

 

「「ああ、そこは納得してますよ」」

 

「一応ゆいとあまねさんから聞いたので」

 

ここねがそういう。

「もういい加減私達の事認めてよ」

 

「そうだ、それにオイシーナタウンでの調査するなら協力してやればいいじゃないか?」

 

「そういう事に拘っている時点で駄目なのよ」

 

「どういう事?」

 

「良い本来なら私達は出会う筈のない出会いをしたのはわかってるわね」

 

「ああ、それは・・・わかってるだからこそ手伝いたいんだ」

 

「へえ、あまねて言ってったわね」

 

「ああ」

 

「貴女一時的にとは言え、敵として私達がお世話になっている世界に襲撃してたわよね」

 

「それは・・・」

 

「まあ、その辺の問題は17番目のプリキュア達に任せるけど・・・」

 

「そう言う理由で手伝う事になったので、オイシーナタウンに戻るまで手伝って貰いオイシーナタウンに戻る時には、ゆいさんには記憶の封印をしたのですが、すでに解けたようですね」

 

「まあ、ゆいさんの件はお互いの了解を元にした事ですが貴女達3人の場合は違いますよね?」

 

「「「それは・・・」」」

 

「先程も言いましたが、今の生活を捨てる事が出来るのなら特殊遊撃部隊の仕事を手伝って構いませんよ」

 

「「「すみません今の生活を捨てる事は来ません」」」

 

「そうだったんですね?」

 

「はいですから、直哉さん達が私とらんの扱いに悩んでいるとも聞いてました」

 

「仕方ないよね向こうの私達はわがままのように聞こえたし」

 

らんがそう言う。

 

「どのみちその世界のブンドル団が異世界にいるレシピッピを狙うなら私達の出番なんだし、それに宝玉のおかげで浄化までが早く出来たし」

 

「それではらんさんもここねさんも特殊遊撃部隊の協力者に正式に登録して良いですか?」

 

「「はい」」

 

「じゃあ登録しておきますね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

間章21 互いの気持ち編
遊撃部隊の行動計画


「仕方ないよね向こうの私達はわがままのように聞こえたし」

 

らんがそう言う。

 

「どのみちその世界のブンドル団が異世界にいるレシピッピを狙うなら私達の出番なんだし、それに宝玉のおかげで浄化までが早く出来たし」

 

「それではらんさんもここねさんも特殊遊撃部隊の協力者に正式に登録して良いですか?」

 

「「はい」」

 

「じゃあ登録しておきますね」

 

「あのー直哉さん。私達はこれからどうするんですか?」

 

和実ゆいが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・皆さんが宝玉の扱いに慣れるまではサクラ世界の帝都にいる予定ですよ」

 

「他の理由としてもう1つのブンドル団はサクラ世界の帝都のレシピッピを狙っていますから不用意にゼムリア大陸に行くのは避けたと良いだろうと考えてます」

 

「その辺の話はゼムリア大陸にいる守護者にも伝えてますから」

 

「やはりそうなのかい?」

 

「あのー直哉さんの事よりこれからの事を話しません?」

 

神山がそう言う。

 

「ああ、それについてはワイズマンが現れてウバウゾーを出現した時に連絡したんですよ」

 

「ええ、こんな感じに驚いていたようですね」

 

「そういう事ね、直哉達はゼムリア大陸に来れないのね」

 

「はいそうですねワイズマンの件もありますしそれに・・・」

 

「どうしてこのタイミングで、私達の宝玉をパワーアップさせたんですか?」

 

「それは貴女達も気づいてると思うけどワイズマンが再び姿を見せたからよ」

 

「トワやレイに依存させない為?」

 

「そう聞いてます」

 

「確かに今までは宝玉関連はトワとレイにアップデートして貰ってたからね」

 

「和実ゆいさん達に宝玉に慣れて貰う為にはサクラ世界の方が良いので」

 

「ふーんここが中心世界の紫藤直哉のいる街か?」

 

帝都にビョーゲンキングダムの幹部のダルイゼンが現れた。

 

「まさかキングビョーゲン様が言った奴を助けただけでまさか中心世界に簡単に入れるとはね。奴も中心世界の住人なんだな?」

 

「確かにそうね、メガビョーゲンにしてもノイズや降魔等様々な勢力の敵が出てたわね」

 

「そう伝えてるのでゆいさん達は気にしなくて良いですよ。後新生帝国華撃団隊員達協調性を鍛える為に・・・」

「直哉君が俺達にメンバー編成を頼むの初めてだしね」

 

「え、そうなんですか?」

 

「ああ、そうだよ神山君」

 

「現に神山君と俺が関わってるじゃないか?本来なら守護者達と直哉君がする筈の仕事をね」

 

「ええ――これって本来俺達が関与しない筈の部分なんですか?」

 

「そうよ、協力者の貴方達に本来ならさせないわよ。あくまでも協力者だからある程度融通が出来るように部隊を分けていたりしたうえで、提示をしてたんだけど・・・初穂と神山が自分達の活躍が出来ないからと言って反発したんでしょう?」

 

「う、それは・・・」

 

「成程ヴァン・アークライドさん達の世界に異変が起きてあの時はシズナさんアニエスさんそして、ヴァン・アークライドさんの3人以外はイヨによって死んでいる事が決定事項だった筈がそれが変わっていたんですね」

 

「そういう事よ」

 

「そして変わった運命によりヴァン・アークライドさん達の仲間が新たに管理者の神殿に現れたんですね?」

 

「そうよそれに、その3人はヴァン・アークライドと同じく意識が無い状態なのよね、それでも生きてるには変わりないけど」

 

「こんな事態が起きて早く融合世界に戻る前に部隊配置を決めないといけなかったから直哉は守護者全員で決める部分を貴方達に任せたのよ」

 

「そんな直哉さんがそこまで折れるなんて信じられない」

 

「別に信じなくても良いけど、それが事実よたがが新生帝国華撃団の初穂と神山の為にね」

 

「だったら貴方達も成長したら?」

 

!!

 

「確かにそうですね、エステルさん隊員達をお願いします」

 

「そう言う経緯で決まったメンバー編成で頑張っている所に僕自身が行けば振り出しになるかも知れないので、緊急連絡が来なければゆいさん達がなれるまでサクラ世界の帝都にいた方が特殊遊撃部隊の戦力アップになると判断したんです」

 

「「「「成程」」」」

 

直哉がそう言う。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

大神一郎と神山誠十郎1

その日の夜

 

大神の部屋・・・

 

「大神さん良いですか?」

 

「神山君どうしたんだい?部屋に入って良いよ」

 

「はい失礼します」

 

そして神山は大神の部屋に入り話を始める。

 

「大神さん俺達て必要だと思いますか?」

 

「神山君?」

 

「クッキングダムやオイシーナタウンと言う2つの世界がリンクしている世界のようでしたから気をつけて3人を送ったんですけどまさか・・・」

 

「ジェントルーとプレシャスが異世界で対峙した映像で、その異世界には別のプリキュアが存在するんだな?」

 

「そういう事だナルシストルー」

 

「そういう事ならまずいな俺達もその異世界に行かされるかも知れないな」

 

「もし、原作世界のブンドル団がワイズマンと協力していたらナルシストルーさんから何かしら連絡をくれると思うんですよね」

 

「「確かに」」

 

「この連絡を受けたんですよ」

 

「成程だがそうすると、ウバウゾーを浄化するのは出来ないんじゃねえか?」

 

「大丈夫ですよ」

 

「「「え、それは・・・」」」

 

飛鳥がそう言った直後食を守る4人のプリキュアが現れ次々にウバウゾーを浄化していく。

 

「「「あれは、キュアプレシャスだ」」」

 

「「まさかもう自由に動けるようになったのか?」」

 

「はいそのようです直哉君の連絡でも言ってました。ただ・・・」

 

「結局俺は大量のウバウゾーを彼女達に任せてしまった。俺達の世界なのに」

 

「神山君確かにここは帝都だから俺達が動くのは普通だろう。だがここは融合世界と言う一部の世界なんだよ」

 

「それは僕の霊力のレベルアップが成功したからさ。降魔蝶、鹿の時は僕がいない状態だったから僕の霊力の餌食にしてあげるよ」

 

「ひいいい助けてーーー」

 

降魔蝶が3人のプリキュアから逃げようとした時、紫電不動の背後からこの世界に無い筈のナノビョーゲンが紫電不動に感染した。

 

「ナノビョーゲン」

 

「ああイヤ私が私で無くなるーー」

 

そして蝶は、紫電不動と共に疑似ナノビョーゲンに感染し全くの別の存在へと変わってしまった。

 

「「「「「「「ええーー」」」」ラビ」ペン」ニャン」

!!

 

「グレースさん気を付けてください。変異した紫電不動にはノイズの特性も持っているようです」

 

「ノイズの特性を?」

 

「「ええーーー」」」

 

「ご覧の通り降魔蝶は、ナノビョーゲンにより別の存在となり直哉と守護者の手に寄り倒された」

 

「以前シンフォギア世界に現れた蝶の映像見ただろ?今回は蝶の時のシンフォギア世界が帝都だっただけだよ」

 

「ですが・・・」

 

「おい、トワ私達を中心世界に行かせろ」

 

初穂がトワに言う。

 

「駄目よあんたたち新生帝国華撃団は活動禁止期間なのだから」

 

「そんなの関係ねえ。今出ている降魔達は私達だけが倒せるんだぞ」

 

「「「初穂やめろ。これ以上俺達の立場を悪くするな」そうですよ初穂さん」暴走は駄目初穂」

 

 

「初穂言ったわね朧の出した降魔がこの時代の帝国華撃団に勝てないと」

 

「ああ」

 

「ならこれを見なさい」

 

「神崎風塵流・不死鳥の舞」

 

「球電ロボ」

 

「シェルクーンチク」

 

「鷺牌五段」

 

「イル・フラウト・マジーコ」

 

「ディ・ワリキューレ」

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

そして各隊員の必殺攻撃を受けて上級降魔朧の召喚した降魔は全滅した。

 

「「「「なっ馬鹿な」」」」

 

「何で旧式の機体で、私達の時代の降魔が倒せるんだよ」

 

「納得いかねえ」

 

「納得いかなくても、これが現実よ」

 

!!

 

「さて、神山貴方ならわかるわよね」

 

「神山君君達の時代の俺達がどういう未来を辿ったのかは聞かないけど、俺からしてみれば何で生き急いでるのかがわからないよ」

 

俺達が生き急いでるですって」

 

神山が大神に言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

大神一郎と神山誠十郎2 栄光の復活の為に前編

「何で旧式の機体で、私達の時代の降魔が倒せるんだよ」

 

「納得いかねえ」

 

「納得いかなくても、これが現実よ」

 

!!

 

「さて、神山貴方ならわかるわよね」

 

「神山君君達の時代の俺達がどういう未来を辿ったのかは聞かないけど、俺からしてみれば何で生き急いでるのかがわからないよ」

 

俺達が生き急いでるですって」

 

神山が大神に言う。

 

「ああ、俺にはそう見える。だからこそ神山君今だけは帝国華撃団の存在を忘れるんだ」

 

!!

 

「大神さん貴方は何を言ってるんだ?帝国華撃団を忘れろと言うのは無理だ」

 

「俺達は神崎司令の為に俺の知る3大華撃団の帰還をさせたいのに・・・」

 

「ああ、成程そう言う理由で反抗してたのかい?」

 

「はい・・・もちろん特殊遊撃部隊のやり方に不満もありましたが・・・」

 

「何で隊長も初穂さんも紫藤直哉さんにそう言う事を言うんですか?」

 

 

「何でってあいつが私達に異世界で目立つなと言ったからだろ?せっかく隊長が助けるのを止めていたじゃねーか」

 

「それは・・・世界のバランスの為に」

 

「けっ何が世界のバランスの為だよ。現に紫藤直哉と特殊遊撃部隊の連中は来てねえじゃねえか」

 

 

パシーン

 

「何しやがる!!人魚」

 

「何が特殊遊撃部隊の連中は来てないよ、あんた達新生帝国華撃団のメンバー助けたのは、異世界のプリキュアと紫藤直哉なのに何でそんなこと言うのよ」

 

!!

 

「「「「ローラ」」」」

 

「ローラさん」

 

メガビョーゲンになった三式光武も話を聞き動きを止めた。

 

 

「クラリス人魚の言葉はほんとうなのか?」

 

神山がクラリスに聞く。

 

「ええ、事実です。直接の時もあれば間接的の時もありますが、さくらさん以外は全員特殊遊撃部隊によって救出されています」

 

「「そんな」」

 

「なら何でここにいないんだよ。紫藤直哉達は」

 

その時・・・

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

そう言う声が聞こえ、三式光武型メガビョーゲンは浄化され雨宮さくらを救出した。

 

「サマー達大丈夫?」

 

「大丈夫ですグレースさん達さくらさんも気絶してますけど大丈夫です」

 

「「「よかったーー」」」

 

そして二つのプリキュアが合流した。

 

「あの時俺達は初めて世界の流れが変えられた世界を見たんですが、それが原因で過去を変えられるなら変えたいと」

 

「成程・・・神山君君達新生帝国華撃団全員が望む世界が3大華撃団の健在する世界だとすると君達は・・・」

 

「なっ馬鹿な、奴は死んでいる筈だ黙示録の三騎士がな」

 

映像を見た京極が驚いていた。

 

「ですけどこうして生きてますよダグラス社の社長が・・・」

 

「ぐっバテデモーダお前は何をしたい?俺にこれを見せて」

 

「いや別に・・・こちらにはキングビョーゲン様の命令で来てるだけで、そちらが望むのであれば以前のように協力してあげても良いと言うスタンスですよ」

 

「何だと!!ウイルス如きが・・・」

 

「まあ、決まったら連絡を頂戴な京極ちゃん」

 

そう言って、バテデモーダは京極の元から消えた。

 

「今の君はあの時の京極圭吾と同じだな」

 

「なっ俺達の願いが京極圭吾と同じですって」

 

「ああ、そうだ」

 

大神がそう言う。

 

大神にそう言われ神山は驚いていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

大神一郎と神山誠十郎2 栄光の復活の為に中編

「何だと!!ウイルス如きが・・・」

 

「まあ、決まったら連絡を頂戴な京極ちゃん」

 

そう言って、バテデモーダは京極の元から消えた。

 

「今の君はあの時の京極圭吾と同じだな」

 

「なっ俺達の願いが京極圭吾と同じですって」

 

「ああ、そうだ」

 

大神がそう言う。

 

大神にそう言われ神山は驚いていた。

 

「神山君君達の知る世界のすみれ君には悪いが、仮に新生帝国華撃団の望む流れに出来たとしてもそれは・・・君達の世界が変わる事はないんだ」

 

!!

 

「そんな事やってみないと分からない」

 

「いやわかるんだ。仮にそれらが成功した場合君達の世界の裏世界が誕生するだけさ」

 

「どうしてなんだ?」

 

「それはクリスさんが、あのシンフォギア世界の住人だからですよ」

 

「「「「あ、成程」」」」

 

「いいですかクリスさん僕達のいる融合世界は裏の世界と言われています」

 

「裏の世界とは、どういう事だ?」

 

「原作世界が表の世界と言われています」

 

「それがどうしたのか?」

 

「そうですねここにいるクリスさんは表の世界のクリスさんの鏡に映る存在と考えますね」

 

「ああ」

 

「現状のクリスさんの状態は表の世界のクリスさんからしたら鏡を見ても貴女がいない状態なんですよ」

 

「ああ、そうだな私は今、お前達の言うシンフォギア世界にいないからか」

 

「そうですね」

 

「そしてここにいる。グレースさん達にも表の世界がありますが、彼女達の表の世界はある事故により融合世界に隣接する世界となりました現状では」

 

「そんな事があったのか?」

 

「神山君君達の立場はこの話に出てくるクリスさんと同じなんだ。そして・・・」

 

「「「それはしたくありません」」」

 

「それは自分の世界は自分手で守りたいのかしら?」

 

「ええ、それができれば良いですけど、状況的に無理と思うので、トワさんお願いです私に一時的に霊力を使えるようにしてください」

 

!!

 

「「のどか本気?」のどかっち」

 

「ちゆちゃん、ひなたちゃん。私は本気だよ。いつまでも融合世界私達に頼れないし」

 

「ふむ、まさかそう言うお願いが出てくるとはね」

 

「花寺のどかさん。貴女が霊力を持つ事の意味考えたことある?」

 

「え、それはどういうことですか?」

 

「世界というのは不思議でね。貴女達の世界が表だったら。この融合世界が裏なのよ」

 

「ほとんどの場合本来持つべきではない力を得た場合いかに表の住人が得た場合裏の世界の住人になるのよ」

 

「花寺のどかさん貴女は直哉から聞いたはずよ。プリキュアがキングビョーゲンを倒すのに必要な人数を」

「そして神山君達の考えはこの時ののどかちゃんの考えに近いんだよ」

 

「君達新生帝国華撃団は、原作世界の住人をやめる気なのかい?」

 

「でも・・・俺達の世界は・・・」

 

「滅びたとでも言いたいのかい?」

 

「違うんですか?」

 

「神山君本当に滅びたのなら・・・イシュメルガ達が使えないと思うけど?」

 

神山はその当時を思い出していた。

 

「「「ああーー隊長はん」神山さん」神山さんそれにクラリスさんよく無事に戻って来てくれたわね」

 

「「はい」」

 

「それで司令俺達にこの世界について教えてください」

 

「わかりました人数が多いので食堂で話しますわ」

 

 

「「はい」」

 

食堂・・・

 

「以上ですわ」

 

「「ありえない」信じらないですよ。私達が融合世界に行ってた時に降魔皇が幻都から出現しこの世界を無に変えたなんて」

 

「そう言えば、世界が終わる前に大地震が起きてそこから降魔皇の復活が早まった気がします」

 

!!

 

「それは本当ですか?カオルさん」

 

「はい、と言ってもあの地震が原因で降魔皇が復活するとは思えませんが」

 

「あ、確かにそうだ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

大神一郎と神山誠十郎2 栄光の復活の為に後編

「以上ですわ」

 

「「ありえない」信じらないですよ。私達が融合世界に行ってた時に降魔皇が幻都から出現しこの世界を無に変えたなんて」

 

「そう言えば、世界が終わる前に大地震が起きてそこから降魔皇の復活が早まった気がします」

 

!!

 

「それは本当ですか?カオルさん」

 

「はい、と言ってもあの地震が原因で降魔皇が復活するとは思えませんが」

 

「あ、確かにそうだ」

 

「それに本当に君達の世界が滅んだのなら・・・」

 

「「「「あ、成程」」」」

 

「そして、紫の扉の中の世界は恐らく、新生帝国華撃団の皆さんの世界の可能性が高いと思います」

 

「「「「ええーー」」」」

 

直哉がのどか達に説明を終えると同時に誠十郎とクラリスが紫の扉を開けると・・・」

 

ゴゴーーーーー

 

扉の向こうから強い風により直哉とのどか達を除く全員が紫の扉の中に吸い込まれた。

 

!!

 

「いけない紫の扉が閉まります。ちゆさんとひなたさんとアスミさんは。戦艦で突入して下さい」

 

「直哉君と、のどかはどうするの?」

 

「「大丈夫信じて下さい」信じてちゆちゃん」

 

「わかったわ」

 

そしてお墓型戦艦が扉を抜けると扉は再び閉まった。

 

「こうして突入した人間は死者にならないと君達の世界に行けないんだけど」

 

「成程」

 

「だが、イシュメルガ達はそんな事を気にせず干渉をしたんじゃないかい?」

 

大神がそう言う。

 

「それでは司令達は、世界が滅びて死んだと思っていたんですね?気がついたら生きていて驚いたと言う事ですか?」

 

「ええ、生きている事に気がついたのは約1週間前なの」

 

「成程わかりました、次に今帝都で、何が起きてるんですか」

 

「「「それは・・・」」」

 

「そうです。昼間なのに人出が少ないんですか?」

 

「それは、4日前に謎の怪物が夜から深夜にかけて、現れ始めて人々のやる気を奪い始めてその影響で帝都の人々が働かなくなりましたの」

 

!!

 

「隊長この帝都で、起きている事件はもしかしてヤラネーダですか?」

 

「ああ、その可能性が高いが、司令達にはヤラネーダの事はまだ言わない方が良いだろう」

 

「わかりました。隊長」

 

その後も誠十郎達の話し合いは続いていた。

 

「確かあの時はヤラネーダが帝都を襲い人間達のやる気を奪っていたです」

 

「神山君少なくともメガビョーゲンやヤラネーダやウバウゾー等のプリキュアの敵が出たと言うなら、新生帝国華撃団の世界は滅んでいないと言えるよ」

 

「何故です?」

 

「ああ、それは・・・プリキュアの敵が出るのは・・・融合世界と友好世界のみで、なおかつ過去に行った世界には存在しないんだよ」

 

「なっ馬鹿な」

きゃああ。何あれ怪物ーーーー」

 

GAOON

 

!!

 

「きゃああ怪物が人間を殺したわ皆逃げて――」

 

「ああ、私はここまでのようね。出来る事なら・・・結婚をして見たかったわ」

 

「「「「ギャアアアア死にたくないーーー」」」」

 

そして警察署周辺に現れた降魔によって警察署内にいた帝国華撃団全員が脱出しその後降魔は、帝国華撃団によって全滅させていった。その一部始終を見ていた生き残った警察官達が降魔を倒した帝国華撃団を讃えていた。

 

お墓戦艦では・・・

 

「「何なんだこれは?」」

 

大神と神山がそう言う。

 

「成程これがこちらの融合世界の神の介入の仕方ですか」

 

「「なっこれが融合世界の神の仕業?」」

 

「恐らくですがすこやか市の調査を邪魔をした警察に降魔をぶつけ、たまたま帝国華撃団に倒させる事で警察に帝国華撃団の行動を黙認させる事が目的なのでしょう」

 

「それではあんまりじゃないですか?直哉さん」

 

「ええ、僕もそう思いますがどうやらこちらの融合世界では違うと言う事みたいですね」

 

「この時のあおぞら市は、融合世界とは関係ない世界でしたから、僕の力は融合世界の内部世界及び、友好世界だけに制限されているんです」

 

「あくまでも融合世界周辺を守る為に」

 

「「「「「「成程」」」」」」

 

「ですので、同じ融合世界なので基本的なルールがあるんですが・・・」

 

「もしかすると7人世界時のようにイヨさんとヒミコさんが意図してルールを作らなかったのかも知れませんね」

 

「先程も言いましたがルールをつけるのが普通なのですが、どうやら担当の神がすこやか市の住人を・・・したかったからかもですね」

 

「「「「「なっ」」」」」

 

「そんな横暴良いんですか?」

 

「横暴でもないんですよねこれは、あくまでも神側の調査の一環としてやっている事ですからね」

 

「それにこちらの融合世界ではプリキュアと言う存在をまだ知らないので」

 

「それでもあんまりですよその為に死者までもいるんですよ」

 

「じゃああの世界の存在はどう説明するんですか?」

 

神山が大神に聞く。

 

「ああ、それは・・・直接体験した神山君が覚えているんじゃないか?」

 

「え」

 

大神にそう言われ神山は思い出していた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

大神一郎と神山誠十郎3

「じゃああの世界の存在はどう説明するんですか?」

 

神山が大神に聞く。

 

「ああ、それは・・・直接体験した神山君が覚えているんじゃないか?」

 

「え」

 

大神にそう言われ神山は思い出していた。

 

「あの時は確か・・・」

 

「「メガビョーゲンメガビョーゲン」」

 

「おいおい、この世界には、こんな怪物がいるのかよ」

 

「ケン文句を言う前に俺達で倒せる降魔を倒せ」

 

「やってるよリュウ」

 

「直哉君この怪物は何なの?」

 

「それがわからないよお姉ちゃん。こんな怪物紫藤直哉さんの世界でも見た事無いよ」

 

「そんなそれじゃこのまま帝都が赤黒くなっていくのを見るしかないの?」

 

「うん、悔しいけどあの2体の怪物に対する有効的な手段が無いよ」

 

だがその時、彼等の前にキュアグレースが現れた。

 

「エレメントチャージ!」

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

「プリキュア!スカイヒーリングフラワー!」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「お大事に」

 

!!

 

「「「「「凄いあの子俺達が戦ってもダメージを与えらなかったのにあっさり倒した」」」」」」

 

「そんな事無いですよ。皆さんがあの怪物を抑えてくれたので倒すことが出来たのですから」

 

「それでは皆さん。私は失礼します」

 

「あ、直哉さんが言っていた異界事変が切欠で出来たIF世界を組み込んだ7人世界と言う事ですか?」

 

「その通りだよ神山君」

 

「まあ、これが普通と言えば普通の対応ですよね」

 

「あくまでも、すこやか市の住人してみれば・・・」

 

すこやか駅にて・・・

 

「「「「「「「「きゃあきゃあこれ何?」なんですの?」なんだあ進めねぞ」面白い機械や」私としたことが・・・」少尉さん助けてください」・・・」

 

「何なんだこの世界は僕達のお金が使えないなんて」

 

暫く真宮寺直哉達はすこやか市駅で悪戦苦闘してしまい、その日の調査は終了したのだった。

 

「前日に昔のお金で、電車に乗って移動しようとする。集団がいたら警戒するでしょうから」

 

「少なくともすこやか駅での一連の騒動で周辺の警察に注意しておくように連絡があったんではないですか?」

 

「確かにそうかもしれない。俺達の時代と同じ感覚だとこういう悲惨な目にあうのか」

 

「いや違いますよ。これは真宮寺姉弟の単純なミスですよ」

 

「でも直哉さんと同じ役職をしているのにこうも違いが出るとは・・・」

 

「それは仕方ないですよ。神山さん貴方と大神さんも同じ隊長ですが、それぞれの特徴が違うのと同じですよ」

 

「確かにそう言われるとそうですね」

 

「どちらがいいとかは決めれませんけどね」

 

「正しい答え何て無い様なものですからこういう問題は」

 

「個人的に言わせて貰えば、事前調査段階で先程も言った・・・」

 

「それは・・・7人世界には未来から来た鬼と呪術師が一時期いた筈です。その7人世界のベースの融合世界なら呪術師と鬼の世界が融合世界に組み込まれていてもおかしくない筈ですし」

 

「いろんな時代の協力者に来て貰らうように頼んでおくべきだったですね」

 

「あの時直哉君も言ってたけど、同じ融合世界だけど全然違う世界だと」

 

「それはそうですが・・・」

 

「それでもどうしても駄目ならトワさん達に話してみたら?」

 

「そうですね」

 

その頃響は・・・

 

「まさか神山さんの本音が聞けるなんて・・・これはトワさんに報告だね」

 

そう言いながら響は大神の部屋を離れた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2人の話を聞いてしまった響

「まさか神山さんの気持ちが聞けるとは思わなかったな」

 

「神山君君達の知る世界のすみれ君には悪いが、仮に新生帝国華撃団の望む流れに出来たとしてもそれは・・・君達の世界が変わる事はないんだ」

 

!!

 

「そんな事やってみないと分からない」

 

「いやわかるんだ。仮にそれらが成功した場合君達の世界の裏世界が誕生するだけさ」

 

「そして神山君達の考えはこの時ののどかちゃんの考えに近いんだよ」

 

「君達新生帝国華撃団は、原作世界の住人をやめる気なのかい?」

 

「でも・・・俺達の世界は・・・」

 

「滅びたとでも言いたいのかい?」

 

「違うんですか?」

 

「神山君本当に滅びたのなら・・・イシュメルガ達が使えないと思うけど?」

 

「確かに大神さんの説明に私も納得できたしね」

 

「神山君少なくともメガビョーゲンやヤラネーダやウバウゾー等のプリキュアの敵が出たと言うなら、新生帝国華撃団の世界は滅んでいないと言えるよ」

 

「何故です?」

 

「ああ、それは・・・プリキュアの敵が出るのは・・・融合世界と友好世界のみで、なおかつ過去に行った世界には存在しないんだよ」

 

「なっ馬鹿な」

 

「こう聞いて納得も出来たし、後滅ぼされた世界についても言ってくれたしね」

 

「まあ、現状では直哉君とキュアグレースが依頼で滅ぼされた世界に行った事あるけどね」

 

響は思い出す。

 

「その問題が、滅びた世界に命を持つ者によって滅びた世界に新たな災厄をもたらした」

 

「そうです。命あるものの命令には滅びた世界にいる者達は逆らう事は出来ないのです」

 

「成程、それで真宮寺直哉や帝国華撃団を操り大神さんを殺し、その上で命ある者が、次の行動をする前に4人の管理者が考えた作戦が、私達をその世界に送って命ある者を止めて欲しいと言う事を考えたんですね?」

 

「そうよ」

 

トワがそう答える。

 

「そして滅びた世界の中にいる命ある者と言うのがイシュメルガとデボネアの関係者の可能性が高いのよ」

 

「え、それってノヴァの事ですか?」

 

「ええ、私達4人はそう睨んでいるわ。グレース思い出してみて」

 

「その調査の為に直哉君達が行くと・・・」

 

「オラオラどうして戦わない?お前は俺達帝国華撃団を殺す為に来たんだろうが・・・くらえ!!破邪剣征・桜花放神」

 

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

2人の放った技が互いにぶつかり合い、花寺直哉の技が襲撃者を飲み込んだ」

 

「あの男にのどか達の事教えたのは、ノヴァだから」

 

「「ええーー」」

 

「ノヴァどうしてこの世界に来たの?目的は何なの」

 

「私の目的?そんな決まってるじゃない、私の忠実な僕になる帝国華撃団を手に入れる為よ」

 

!!

 

「まさか帝国華撃団を手に入れる事が目的だなんて」

 

「滅ぼされた世界にノヴァがいたのは帝国華撃団を手に入れる事だと聞いて驚いたな」

 

「でもまさか歴史の改変をして・・・」

 

「「「「どうして解散したんです」」」」

 

「それは太正16年に私達の代の最後の戦いを終えた3年後に突然降魔皇と言う者達が帝都に現れてその時に私は霊力を失ってしまい、私は降魔皇との戦いには参加しないことでこちらの世界に残る事となったんですわ」

 

「それじゃ帝国華撃団と巴里華撃団ともうひとつの華撃団は?」

 

「直哉さん3華撃団は降魔皇を封印するために幻都にいます」

 

「「「「幻都に」」」」

 

「幻都と言うのは何ですか?」

 

「幻都と言うのは降魔皇を封印しているもうひとつの帝都と思ってください」

 

「「「「成る程」」」」

 

「つまりすみれさん以外の3華撃団は幻都にいるわけですね」

 

「ええ、生きていればですけど」

 

「「「そんな生きていればって」」」

 

その時すみれに仕える一人の女性がやって来た。

 

「自分達の世界の歴史の一部分を改変して3大華撃団を助けたいなんてね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響の考えとトワへの報告

「幻都と言うのは何ですか?」

 

「幻都と言うのは降魔皇を封印しているもうひとつの帝都と思ってください」

 

「「「「成る程」」」」

 

「つまりすみれさん以外の3華撃団は幻都にいるわけですね」

 

「ええ、生きていればですけど」

 

「「「そんな生きていればって」」」

 

その時すみれに仕える一人の女性がやって来た。

 

「自分達の世界の歴史の一部分を改変して3大華撃団を助けたいなんてね」

 

「うーんとりあえず神山さんの気持ちはわからなくはないけど、トワさん達に報告だね」

 

「私個人としては神山さんの望むパターンの流れは新生帝国華撃団メンバー全員があの世界から来てなければ・・・かなえても良かったかもね」

 

「だけど・・・」

 

「それで帝国華撃団の方から私達に接触した理由を聞かせてもらえますね?」

 

「あのその前にここには大人はいないんですか?」

 

誠十郎が響に聞く。

 

「ええ、ここには大人はいませんよ。貴女達も見たですよね?ここに来るまでに」

 

「それは・・・」

 

「お前達はこんな奇妙な墓の中で暮らしておかしいだろう?」

 

「東雲初穂さん。その気持ちは貴女個人の意見ですか?それとも帝国華撃団の総意ですか?」

 

「何だよそれは?」

 

「この部屋に入っての全ての発言は自動的に記録されるので発言には十分気をつけて下さいね」

 

「きたねえぞお前」

 

「汚いもありませんよ。そうやって私達異世界に信頼出来る人がいるのか調べているんですから」

 

「誠兄さん初穂を止めてください。このままでは話が進みませんよ」

 

「ああ、そうだな」

 

暫くして・・・

 

「成る程帝国華撃団として活躍停止になったから降魔やメガビョウゲーンを倒せる私達の仲間に貴女達を組み込んで欲しいとはずいぶん勝手ですね」

 

「そちらの司令官は本当にそう指示をしたんですね?」

 

「ええそうです」

 

「・・・わかりましたそちらの提案を受けましょう」

 

「本当ですかありがとうございます」

 

「やったなみんなこれで帝都を守れるぜ」

 

「ああそれは出来ませんよ。私達後一時間後にこの世界を離れますので」

 

!!

 

「何だよそれは」

 

「私達もずっとこちらの世界にいられないんですよ。ここにいる子供達の為に定期的にそれぞれの世界に行くことで衣食の元を購入したり子供達の家族にも合わせたりしないのはまずいですからね」

 

「そうですかそう言う理由では俺達も無理に反対出来ませんね」

 

「隊長いいのかよ。私達が帝都を離れても」

 

「帝都を離れるのは俺とさくらの二人だ初穂とクラリスとあざみは帝都に残って欲しい」

 

!!

 

「「「隊長本気か?」」」

 

「ああ、俺は本気だ」

 

「響さんもそれで構いませんか?」

 

「私達は提案に乗った以上帝国華撃団の何人が私達と行動を共にするかはこちらに決定権があるわけではないので構いませんよ」

 

「ただ先ほども言いましたが、一時間後にこの世界を離れるのでついてくる方は準備をお願いしますね」

 

「「わかりました」」

 

「あれからの付き合いだから長いね」

 

「トワさんに報告するにしても、面白そうだから放置で良いわとか言われそうだけど」

 

「とりあえず直哉君に伝えようかな」

 

そう言い通信を始める響だった。

 

その頃直哉達は・・・

 

ピーピーピーピー

 

「直哉っち響さんからの通信だよ」

 

「ありがとうございますひなたさん」

 

直哉はひなたにそう言って通信室に向かったのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第47章 遊撃部隊ゼムリア大陸へ編
響から聞いた内容と特殊遊撃部隊としての動き前編


その頃直哉達は・・・

 

ピーピーピーピー

 

「直哉っち響さんからの通信だよ」

 

「ありがとうございますひなたさん」

 

直哉はひなたにそう言って通信室に向かったのだった。

 

通信室・・・

 

「お待たせしました響さん。どうしたんですかこの時間に?」

 

「ごめんねちょっとトワさん達に伝えないと意見しレベルの事実がわかってね」

 

そして響が話し出す。

 

「神山君君達の時代の俺達がどういう未来を辿ったのかは聞かないけど、俺からしてみれば何で生き急いでるのかがわからないよ」

 

俺達が生き急いでるですって」

 

神山が大神に言う。

 

「ああ、俺にはそう見える。だからこそ神山君今だけは帝国華撃団の存在を忘れるんだ」

 

!!

 

「大神さん貴方は何を言ってるんだ?帝国華撃団を忘れろと言うのは無理だ」

 

「俺達は神崎司令の為に俺の知る3大華撃団の帰還をさせたいのに・・・」

 

「ああ、成程そう言う理由で反抗してたのかい?」

 

「はい・・・もちろん特殊遊撃部隊のやり方に不満もありましたが・・・」

 

「ですけどこうして生きてますよダグラス社の社長が・・・」

 

「ぐっバテデモーダお前は何をしたい?俺にこれを見せて」

 

「いや別に・・・こちらにはキングビョーゲン様の命令で来てるだけで、そちらが望むのであれば以前のように協力してあげても良いと言うスタンスですよ」

 

「何だと!!ウイルス如きが・・・」

 

「まあ、決まったら連絡を頂戴な京極ちゃん」

 

そう言って、バテデモーダは京極の元から消えた。

 

「今の君はあの時の京極圭吾と同じだな」

 

「なっ俺達の願いが京極圭吾と同じですって」

 

「ああ、そうだ」

 

「こんな感じで大神さんと神山さんが話をしていたのが聞こえてね」

 

「隊長この帝都で、起きている事件はもしかしてヤラネーダですか?」

 

「ああ、その可能性が高いが、司令達にはヤラネーダの事はまだ言わない方が良いだろう」

 

「わかりました。隊長」

 

その後も誠十郎達の話し合いは続いていた。

 

「確かあの時はヤラネーダが帝都を襲い人間達のやる気を奪っていたです」

 

「神山君少なくともメガビョーゲンやヤラネーダやウバウゾー等のプリキュアの敵が出たと言うなら、新生帝国華撃団の世界は滅んでいないと言えるよ」

 

「何故です?」

 

「ああ、それは・・・プリキュアの敵が出るのは・・・融合世界と友好世界のみで、なおかつ過去に行った世界には存在しないんだよ」

 

「なっ馬鹿な」

 

「大神さんがここまで言ってくれたよ。直哉君」

 

「成程大神さんには感謝ですね」

 

直哉がそう言う。

 

そして響の話は続く。

 

「ええ、僕もそう思いますがどうやらこちらの融合世界では違うと言う事みたいですね」

 

「この時のあおぞら市は、融合世界とは関係ない世界でしたから、僕の力は融合世界の内部世界及び、友好世界だけに制限されているんです」

 

「あくまでも融合世界周辺を守る為に」

 

「「「「「「成程」」」」」」

 

「ですので、同じ融合世界なので基本的なルールがあるんですが・・・」

 

「もしかすると7人世界時のようにイヨさんとヒミコさんが意図してルールを作らなかったのかも知れませんね」

 

「先程も言いましたがルールをつけるのが普通なのですが、どうやら担当の神がすこやか市の住人を・・・したかったからかもですね」

 

「「「「「なっ」」」」」

 

「そんな横暴良いんですか?」

 

「横暴でもないんですよねこれは、あくまでも神側の調査の一環としてやっている事ですからね」

 

「それにこちらの融合世界ではプリキュアと言う存在をまだ知らないので」

 

「それでもあんまりですよその為に死者までもいるんですよ」

 

「じゃああの世界の存在はどう説明するんですか?」

 

神山が大神に聞く。

 

「ああ、それは・・・直接体験した神山君が覚えているんじゃないか?」

 

「え」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響から聞いた内容と特殊遊撃部隊としての動き後編

「横暴でもないんですよねこれは、あくまでも神側の調査の一環としてやっている事ですからね」

 

「それにこちらの融合世界ではプリキュアと言う存在をまだ知らないので」

 

「それでもあんまりですよその為に死者までもいるんですよ」

 

「じゃああの世界の存在はどう説明するんですか?」

 

神山が大神に聞く。

 

「ああ、それは・・・直接体験した神山君が覚えているんじゃないか?」

 

「え」

 

「あの時は確か・・・」

 

「「メガビョーゲンメガビョーゲン」」

 

「おいおい、この世界には、こんな怪物がいるのかよ」

 

「ケン文句を言う前に俺達で倒せる降魔を倒せ」

 

「やってるよリュウ」

 

「直哉君この怪物は何なの?」

 

「それがわからないよお姉ちゃん。こんな怪物紫藤直哉さんの世界でも見た事無いよ」

 

「そんなそれじゃこのまま帝都が赤黒くなっていくのを見るしかないの?」

 

「うん、悔しいけどあの2体の怪物に対する有効的な手段が無いよ」

 

「成程、あの時の異界事変によって変化したと大神さんが説明したんですね」

 

「しかし神山さんが以前原作世界ののどかさんが言ったような事を言いだすとは驚きましたが」

 

「そうだね」

 

「神山君君達の知る世界のすみれ君には悪いが、仮に新生帝国華撃団の望む流れに出来たとしてもそれは・・・君達の世界が変わる事はないんだ」

 

!!

 

「そんな事やってみないと分からない」

 

「いやわかるんだ。仮にそれらが成功した場合君達の世界の裏世界が誕生するだけさ」

 

「そして神山君達の考えはこの時ののどかちゃんの考えに近いんだよ」

 

「それは自分の世界は自分手で守りたいのかしら?」

 

「ええ、それができれば良いですけど、状況的に無理と思うので、トワさんお願いです私に一時的に霊力を使えるようにしてください」

 

!!

 

「「のどか本気?」のどかっち」

 

「ちゆちゃん、ひなたちゃん。私は本気だよ。いつまでも融合世界私達に頼れないし」

 

「ふむ、まさかそう言うお願いが出てくるとはね」

 

「花寺のどかさん。貴女が霊力を持つ事の意味考えたことある?」

 

「え、それはどういうことですか?」

 

「世界というのは不思議でね。貴女達の世界が表だったら。この融合世界が裏なのよ」

 

「ほとんどの場合本来持つべきではない力を得た場合いかに表の住人が得た場合裏の世界の住人になるのよ」

 

「花寺のどかさん貴女は直哉から聞いたはずよ。プリキュアがキングビョーゲンを倒すのに必要な人数を」

 

!!

 

「しかしそうすると邪魔なプリキュアが8人になりますが?」

 

「そこは問題ない。むしろプリキュアとてすぐには連携は出来まい」

 

「成る程その原因は、こちら側のプリキュアの紫藤直哉という風に仕向けるんですね」

 

「そうだった。直哉君が教えてくれた人数は8人のプリキュアだった。つまり後1人いないとキングビョーゲンには勝てない」

 

「貴女は表の世界を捨ててまで霊力が欲しいの?」

 

「・・・」

 

「できる事なら捨てたくありませんけど、捨てないと勝てないなら捨てます」

 

「確かにそうですね。でも神山さんの場合は望む未来の為ですが、原作世界ののどかさんは原作世界の為に言い出した事ですから」

 

「少なくともトワやレイさんにも好意的に取れたと思いますが・・・」

 

「そう言えばそうだね」

 

「仮に響さんがトワ達に説明したとしても、原作世界の住人である神山さんの望みを聞いたら驚くと思いますよ」

 

「神山君君達の時代の俺達がどういう未来を辿ったのかは聞かないけど、俺からしてみれば何で生き急いでるのかがわからないよ」

 

「俺達が生き急いでるですって」

 

神山が大神に言う。

 

「ああ、俺にはそう見える。だからこそ神山君今だけは帝国華撃団の存在を忘れるんだ」

 

!!

 

「大神さん貴方は何を言ってるんだ?帝国華撃団を忘れろと言うのは無理だ」

 

「俺達は神崎司令の為に俺の知る3大華撃団の帰還をさせたいのに・・・」

 

「ああ、成程そう言う理由で反抗してたのかい?」

 

「はい・・・もちろん特殊遊撃部隊のやり方に不満もありましたが・・・」

 

「確かに降魔皇と言う存在が神山さん達の世界に現れたからで、幻都に封印状態にしなければ帝都が滅ぼされた世界になるとすみれさんが言っていたんですよね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉の答えと響への答え前編

「ああ、俺にはそう見える。だからこそ神山君今だけは帝国華撃団の存在を忘れるんだ」

 

!!

 

「大神さん貴方は何を言ってるんだ?帝国華撃団を忘れろと言うのは無理だ」

 

「俺達は神崎司令の為に俺の知る3大華撃団の帰還をさせたいのに・・・」

 

「ああ、成程そう言う理由で反抗してたのかい?」

 

「はい・・・もちろん特殊遊撃部隊のやり方に不満もありましたが・・・」

 

「確かに降魔皇と言う存在が神山さん達の世界に現れたからで、幻都に封印状態にしなければ帝都が滅ぼされた世界になるとすみれさんが言っていたんですよね」

 

「そっかーもしかしたら神山さんはその辺の事情を聞いてないのかな?」

 

「ええ、そうかも知れませんね、あ響さん僕達明日の朝に一度ゼムリア大陸にいる守護者に会いに行きますね」

 

「あ、うんわかったよ。エステルさん達にも米田健二関連などの事を教えるんだね」

 

「そうですよ」

「あの時のチーム編成に入らなかったメンバーが遊撃部隊として私達と融合世界に残ったチームの援軍なのね」

 

「そうですね、現状ではワイズマンが帝都周辺で何か動いてるみたいなのでしばらくはこちらにいますがね」

 

「ワイズマンが帝都側に出たのね。こちら側ではノヴァの影がちらつく程度で・・・光を狙っていると言うよりはデボネアの代わりにしていると言う感じね」

 

「そうですかまあ・・・」

 

「貴方の上司がジェントルーの記 憶を見て異世界のプリキュアの存在を知ると言う事態になるとは想定外だったので、こちらにしてもね」

 

「成程な確かにワイズマンならゴーダッツと密かに協力者になっててもおかしくはないな」

 

「トワ達はそう言う考えでいるみたいです。僕達もワイズマンがサクラ世界に現れた時は間に合いませんでしたし」

 

「エステルさんと光さんにはワイズマンともう1つのブンドル団についてはこのように伝えていたんですが」

 

「米田健二の復活については以前響さんと飛鳥ちゃんに伝えた事を伝えますよ」

 

「そうね、イヨ何で健二にその事を伝えないの?」

 

「お兄ちゃんに人助けなんて無理だよ。今の紫藤直哉は融合世界のバランスや想定外の世界でも、バランスを保つ為に動けてたけど、旧世界の時のお兄ちゃんは最悪だったよね」

 

「それも私の本音だよ。それに16番目のプリキュア世界から来た君達は、融合世界の闇になりえるお兄ちゃんといてはいけないと感じたからね」

 

「あの頃はトワ達全員が僕を守ろうとしてたのが感じ取れたからね」

 

「米田健二側で考えれば、原初の世界での状況を考えれば自身の力をコントロール出来ずに暴走し、その結果世界を代償としてしたんだろうね」

 

「僕が言ったのはあくまで第三者視点での感想だけど」

 

「当然響さんと飛鳥ちゃんは米田健二を倒す敵として今までの行動をしてた人に急にそう言っても気持ち的に難しいと思うけど」

 

「まあ、ゼムリア大陸に米田健二の肉体や魂があるかと言えば・・・魔王の因子とゲネシスの改変があったとしても、僕達はサクラ世界の帝都で復活すると考えているので」

 

「そうだよね、でもさ直哉君仮に米田健二が復活したらどうするの?」

 

響が直哉に聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉の答えと響への答え後編

「米田健二側で考えれば、原初の世界での状況を考えれば自身の力をコントロール出来ずに暴走し、その結果世界を代償としてしたんだろうね」

 

「僕が言ったのはあくまで第三者視点での感想だけど」

 

「当然響さんと飛鳥ちゃんは米田健二を倒す敵として今までの行動をしてた人に急にそう言っても気持ち的に難しいと思うけど」

 

「まあ、ゼムリア大陸に米田健二の肉体や魂があるかと言えば・・・魔王の因子とゲネシスの改変があったとしても、僕達はサクラ世界の帝都で復活すると考えているので」

 

「そうだよね、でもさ直哉君仮に米田健二が復活したらどうするの?」

 

響が直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・トワやレイ飛鳥ちゃんや薫ちゃんに最初は任せますよ」

 

「一応因縁を持つ同士にして貰った方が結果的に最小限で抑えることが出来るでしょうからね」

 

「でも・・・」

 

「大丈夫ですさくらさん。帝国華撃団のやる気は私達が取り戻します」

 

「え、どういう事?」

 

「皆行くよ」

 

「「「うん」」ああ」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「帝国華撃団の皆さんを助けるぞ!」

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

「ああ、プリキュアじゃん久しぶり」

 

「「「「「エルダ」」」」」

 

「貴女もあの次元の穴でこっちに来てたの?」

 

キュアパパイヤがエルダに聞く。

 

「そうよそして気持ちの悪い男に助けられてね」

 

「「「「そうなんだ」」」」

 

「そう言えばプリキュア達ヌメリーとブルー見てない?」

 

「え、私達は見てないよ」

 

その頃朧は離れている場所から現れたプリキュア達とエルダのやり取りを見ていた。

 

「おいおい、プリキュアだと!!あいつらは死んだはずだろう」

 

「もし米田健二悪版復活した時に特殊遊撃部隊の敵が出たら介入する事になると思います」

 

「成程」

 

「どちらにしても・・・」

 

仲間達に助けられ、天守閣に、辿り着いた二人の直哉と、二人のさくらだったが、天守閣にいる二人の人物を見た時、真宮寺姉弟の表情が変わっていった。

 

「何故貴方がここに・・・」

 

「まさかこんな事が・・・」

 

「久しぶりだな、直哉」

 

「お久しぶりです。さくらさん」

 

「何故貴方達がここにいる!!答えろ米田健二、真宮寺桜花」

 

 

「「「「「「「これが米田健二それに後の紫藤桜花さん」」」」」」

 

「「「若い」」」

 

「そう言えば僕ものどかさん達と一緒で米田健二見るのは初めてですね」

 

そして守護者達は映像を見る。

 

「チッこのままじゃ、さくらちゃん」

 

「うん、直哉君」

 

桜武は、双武弐式と真双焔武の間に入った。

 

「二人をやらせるわけには、行きません」

 

「誰だお前たちは?桜花やりなさい」

 

「はいお父さん。破邪剣征・桜花爛漫」

 

「「うわあああ。」」「「きゃあああ。」」

 

 

双武弐式が放った必殺技を受けた桜武と、真双焔武は、互いに近くで倒れていた。

 

「大丈夫?さくらちゃん」

 

「うん、直哉君」

 

桜武は、立ち上がったが、真双焔武はまったく動かなかった。

 

「「「「「ああ、負けちゃんの健二に」」」」」」

 

「お前邪魔だ、消えろ」

 

「「破邪剣征.桜花天昇」」

 

「うわああ」

 

「きゃあああ」

 

「直哉さん、さくらさん」

 

桜武は吹き飛ばされた。

 

「さあ、直哉最後の時だ、死ね」

 

「米田健二との戦いにはあの時代から関わっている人間だけの方が戦いやすいと思うので」

 

「そうかも知れないね」

 

「米田健二が確実に復活した状態ではないですからね」

 

「そうだね」

 

その後直哉は響との通信を切った。

 

そして翌日直哉達はゼムリア大陸に向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ゼムリア大陸に来た先発隊

時を少し戻して・・・

 

「あの時のチーム編成に入らなかったメンバーが遊撃部隊として私達と融合世界に残ったチームの援軍なのね」

 

「そうですね、現状ではワイズマンが帝都周辺で何か動いてるみたいなのでしばらくはこちらにいますがね」

 

「ワイズマンが帝都側に出たのね。こちら側ではノヴァの影がちらつく程度で・・・光を狙っていると言うよりはデボネアの代わりにしていると言う感じね」

 

「エステルさんこれからどうします?」

 

光がエステルに聞く。

 

「そうねワイズマンが帝都にいるのがわかったから予定通りにノヴァを探してみましょうか」

 

「ノヴァどうしてこの世界に来たの?目的は何なの」

 

「私の目的?そんな決まってるじゃない、私の忠実な僕になる帝国華撃団を手に入れる為よ」

 

「あの時に手に入れた光武の乗り手が使い物にならないからね」

 

「だから大神一郎達を貰う事にしたの」

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

その時闇の光武に攻撃が当たり初代帝国華撃団メンバーの吸収が止まった。

 

!!

 

「誰ノヴァの邪魔をするのは?」

 

「それは俺達だよ。ノヴァ」

 

そう言って響達とノヴァの前にブルーとバテデモーダが現れた。

 

!!

 

「お前達は、良くもあの世界の帝国華撃団を殺してくれたね」

 

「以前のシンフォギア世界の時みたいにゼムリア大陸でノヴァ達の戦力を揃えて光と戦う気かも知れないし」

 

「その可能性はあるかもしれませんが、本当に良かったんですか?」

 

「そうですねあすかさん。ただ管理者の神殿での合流後の状況では、特殊遊撃部隊を2つに分散させます。1つ目はエステルさんを中心としたゼムリア大陸先行部隊組です」

 

「2つ目が帝国華撃団のダブル隊長達が中心となり融合世界に関連する世界に現状では改変の影響が出て無いだけと言う可能性もあり得るので2つ目のメンバーはその任務をしてください

 

「後メンバーの編成についてですが、のどかさん達4人は和実ゆいさん達のフォローして貰う予定なのでその4人を除いてチーム編成をそれぞれのエステルさん大神さん神山さんの3人で話し合ってください」

 

「「「わかったわ」了解です」」

 

「それでは僕からの通達は異常なので、皆さんはゆっくりしてて下さいね」

 

「「「「「「「「「はい」」」」」」」」」

 

「さて大神と神山今回の部隊配置を決めましょうか」

 

「あそこで決めたとはいえ、2人の隊長達だけをサクラ世界の帝都に残すと言う部隊編成で?」

 

「良いのよそれで少なくともまなつ達以外は余り違う体制でのイベントは経験が少ないから良いのよ」

 

「ああ、成程・・・」

 

「おうお帰り、大丈夫だったか?いちご」

 

「うん何とかね?」

 

「しかしそいつらは何だ?」

 

白銀が引き気味に言う先には大量のお菓子を注文をするまなつ達がいた。

 

「あはは、すみません彼女達は先程この世界に現れたヤラネーダと言う敵を浄化を出来る力を持つ者ですよ」

 

!!

 

「おいおい直哉それってこいつら5人もプリキュアなのか?」

 

「はいそうですよ。まなつちゃん達お願いしますね」

 

「「「「「はい」」」」」

 

「皆行くよ」

 

「「「「ええ」」」」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「今日も元気だ!」

 

「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」」

 

「うわあまなつちゃん達は、南国のプリキュアなんだね」

 

「ありえませんわ・・・」

 

「ああ、今回は俺達もミントと同じ気持ちだ」

 

白銀がそう言う。

 

「確かにまなつちゃん達は協力者としては異世界での対応がしっかり出来てますね」

 

光がそう言う。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

光とエステル

「今日も元気だ!」

 

「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」」

 

「うわあまなつちゃん達は、南国のプリキュアなんだね」

 

「ありえませんわ・・・」

 

「ああ、今回は俺達もミントと同じ気持ちだ」

 

白銀がそう言う。

 

「確かにまなつちゃん達は協力者としては異世界での対応がしっかり出来てますね」

 

光がそう言う。

 

「そうねまなつ達は・・・」

 

サイバスターが放った技がヤラネーダ化していないデモンゴーレムと死霊機兵を粉砕したその直後、プリキュアの持つ宝玉が音声を出した。

 

「デモンゴーレム型ヤラネーダと死霊機兵型のヤラネーダを浄化する為の技が完成しました」

 

「「「「ええ――」」」」

 

「皆やってみよう」

 

「「「うん」」ああ」

 

「ハートカルテットリング!」

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

「やさしいハート!」

 

「かしこいハート!」

 

「燃え立つハート!」

 

「ハートドキドキ!」

 

「「「ドッキング!」」」

 

「「「「プリキュア!アカシック!トロピカル!」」」」

 

「「「「ビクトリー!」」」」

 

今回の技の違いはサイバスターの技の1つであるアカシックバスターを宝玉が再現したからだ。

 

「やった――浄化出来た」

 

「「やったねサマー」」

 

「しかし何でいきなり浄化出来たんだ?」

 

「詳しくはわからないけど、グレースさんの体内に入った宝玉の変化のせいと思う」

 

その頃ルオゾールは・・・

 

「いけませんねもう少しヴォルクルス様にエネルギーとなる負の感情を貯めたかったですが・・・魔装機神ザムジードとサイバスターが出てきた以上しかたがありません」

 

ゴゴーーーー

 

ルオゾールの言葉の後にその周囲に、大規模な地震が起きた。

「現状でヴォルクルスに有効なのは魔装機神なので、ヴォルクルスが出て来たら皆さんに伝えてください」

 

「成る程わかりました私達は、サイバスターとザムジードを援護しながら戦えばいいんですね」

 

「ちょっと待ってくれその役目俺達にも手伝わせてくれないか?」

 

「神山さん・・・いいんですか?」

 

「ああ、勿論だよキュアグレース」

 

「はいはい、私達も手伝いますよグレースさん」

 

「ありがとうねサマー」

 

「それでは皆さん行きましょう。邪神ヴォルクルスを倒す為に」

 

「「「「「「「「「おーー」」」」」」」」」

 

そして2組のプリキュアと新生帝国華撃団はサイバスターとザムジードを援護する為に向かった。

 

「まなつ達の場合いきなり邪神相手だったし、大神達の場合はダルイゼン達が直接姿を見せたりしてたからね」

 

「確かに」

 

「新生帝国華撃団の時とは違うから信用されるんですかね?」

 

「それは違うと思うわよ」

 

エステルがそう言う。

 

「とりあえず私と獅童光はゼムリア大陸組に推薦するわ。そして飛鳥と響を融合世界の防衛に回したいと考えてるんだけど?どうかしら」

 

「ふむいいと思いますが良いんですか?エステルさん」

 

神山がエステルに聞く。

 

「現状では獅童光ちゃんを本当に戦力として使えるんですか?俺からしたら普通の女の子ですよ。そんな女の子を直哉さん護衛者の1人にしているのが不思議で仕方がありません」

 

「神山君言い過ぎだよ」

 

「大神さんすみません。でも言わせて下さい」

 

「まあ、仕方ないわね光に関してはトワやレイからも時が来るまで力は封印状態だからね」

 

「「どういう事なんですか?」」

 

「つまり光の力を解放する時は彼女の仲間や敵が現れた時限定にしてるのよ余りに強すぎるからね」

 

「現に光を子供として強く見てたしね」

 

「でも事実子供ですよ。私」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

魔法騎士として1

「現状では獅童光ちゃんを本当に戦力として使えるんですか?俺からしたら普通の女の子ですよ。そんな女の子を直哉さん護衛者の1人にしているのが不思議で仕方がありません」

 

「神山君言い過ぎだよ」

 

「大神さんすみません。でも言わせて下さい」

 

「まあ、仕方ないわね光に関してはトワやレイからも時が来るまで力は封印状態だからね」

 

「「どういう事なんですか?」」

 

「つまり光の力を解放する時は彼女の仲間や敵が現れた時限定にしてるのよ余りに強すぎるからね」

 

「現に光を子供として強く見てたしね」

 

「でも事実子供ですよ。私」

 

「そうねでも光貴女達は魔法騎士としてセフィーロと地球を救うと言う事をしたのよね?」

 

「そうですが、結果的には倒した筈のデボネアが復活し海ちゃんや風ちゃんはセフィーロに封印状態だと聞いているので」

 

「それって考えると・・・」

 

「それは太正16年に私達の代の最後の戦いを終えた3年後に突然降魔皇と言う者達が帝都に現れてその時に私は霊力を失ってしまい、私は降魔皇との戦いには参加しないことでこちらの世界に残る事となったんですわ」

 

「それじゃ帝国華撃団と巴里華撃団ともうひとつの華撃団は?」

 

「直哉さん3華撃団は降魔皇を封印するために幻都にいます」

 

「「「「幻都に」」」」

 

「幻都と言うのは何ですか?」

 

「幻都と言うのは降魔皇を封印しているもうひとつの帝都と思ってください」

 

「「「「成る程」」」」

 

「つまりすみれさん以外の3華撃団は幻都にいるわけですね」

 

「ええ、生きていればですけど」

 

「「「そんな生きていればって」」」

 

「デボネアは降魔皇のように邪魔な貴女達を倒すより封印状態の方が楽だったんじゃない?」

 

「そうですかね?」

 

「実際デボネアは魔法騎士である貴女達に倒されたのだから、正直封印状態にせざるえなかった降魔皇とくらべたらまだいいと思うけど?」

 

「それは確かにそうですね」

 

「でもカルマみたいにしつこいですよ」

 

「ああ、それは・・・嫌よね」

 

エステルがそう言いながら思い出す。

 

「「「ヘッ」」」

 

「「「ギャアアアア」」」

 

憑依の実は新たに3人に取り付き3人を憑依獣と化してしまった。

 

「おいおいあいつらまで、別の怪物になったぞ」

 

「ここに来て憑依獣3体なんて持たないわ」

 

「弱気になるんじゃねえさくら。憑依獣なら実を食べれたら俺様は回復出来る憑依獣を中心に俺達はやるぞ」

 

「わかったわ」

 

「「うわあ、懐かしいね憑依獣なんて」」

 

「「「「「「「憑依獣?」」」」」」

 

「そうですよカルマがあの3人に植え付けたのが、憑依の実と言って憑依の実は主に人間の欲望や妬み等を糧として、成長した姿が憑依獣と言う者になるんですよ」

 

「「「「「「「成程」」」」」」」

 

「「「だからナノビョーゲンに感染がカルマにとっては同じ性質なんだ」」」

 

「そうですね、ふ化にかかる時間があるか無いかの違いですね」

 

飛鳥がそう説明する。

 

「直哉君そろそろ行く?」

 

「そうですね、とりあえず僕達のターゲットはメガ降魔です」

 

そして特殊遊撃部隊は、メガ降魔を浄化する為に動きだした。

 

その頃真宮寺直哉達の方にも援軍の先行部隊が到着していた。

 

「はあ、はあ、千明貴女どうしてここに?」

 

「千明さん」

 

「エリカさん直哉君とさくらさんの体力の回復お願いします」

 

「はい、グラース・オ・スィエール」

 

エリカの霊力によって、周囲の仲間の失った体力が、回復される。

 

「くっおのれーー小角の子孫めまた私の邪魔をするのか?」

 

「カルマあんたもいい加減しつこいわよ」

 

「私は人間の欲望がある限り、不滅だーー死ねー小娘共

 

カルマの怒りの攻撃が放たれたが、何とか直哉達は回避する事が出来たが、ZENKIがダメージを受けると、さくらと直哉の二人もダメージを受けていた。

 

「何だ、何であの二人が苦しむんだ?」

 

「いけない!!直哉君とさくらさんの精神が、ZENKIとシンクロしてるんだわ」

 

「おいおい穣ちゃんそれはどういうこった?」

 

ケンが千明に理由を聞く。

 

「つまりこういうことだ、ケン、があの鬼の状態になったときから二人とのシンクロが強くなり、その反動で、鬼が受けたダメージが、二人を襲っているのだろう」

 

「はい、その通りです。二人がそれから逃れるためには、超鬼神状態を解除しなければなりません」

 

「でも今解除すると、復活したカルマを倒せなくなります」

 

「確かにカルマは私も嫌だわ。相手するのは」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

魔法騎士として2

カルマの怒りの攻撃が放たれたが、何とか直哉達は回避する事が出来たが、ZENKIがダメージを受けると、さくらと直哉の二人もダメージを受けていた。

 

「何だ、何であの二人が苦しむんだ?」

 

「いけない!!直哉君とさくらさんの精神が、ZENKIとシンクロしてるんだわ」

 

「おいおい穣ちゃんそれはどういうこった?」

 

ケンが千明に理由を聞く。

 

「つまりこういうことだ、ケン、があの鬼の状態になったときから二人とのシンクロが強くなり、その反動で、鬼が受けたダメージが、二人を襲っているのだろう」

 

「はい、その通りです。二人がそれから逃れるためには、超鬼神状態を解除しなければなりません」

 

「でも今解除すると、復活したカルマを倒せなくなります」

 

「確かにカルマは私も嫌だわ。相手するのは」

 

エステルがそう言う。

 

「私もそう思いますがどうします?」

 

「デボネアが関わっている可能性が高いあの世界もゼムリア大陸に干渉するかもしれませんが」

 

「ああ、それは・・・」

 

「ならヨヨさん貴女が僕達をここに来るように仕向けたのではないんですね?」

 

「ええ、違うわよ」

 

「でも貴方達がここに来たのは必然よ」

 

「それはどういう意味ですか?」

 

「地球のお医者さん、南国、食事のプリキュア達が貴方と共にいるから連れて来られたんだと思うの」

 

「ヨヨさんは僕達がここに来たのは3組のプリキュア達がいるからと言いたいのですね」

 

「そうよ」

 

「そうですか、ヨヨさん貴女の言葉を信じるとすれば少なくともこの世界は地球のお医者さんのプリキュアそして南国のプリキュアと食事のプリキュアと直接関りがなくてもそう言うものが働く世界と思っていいんですね」

 

「そうよ、私が貴方達の存在を知ったのはその力の一部で知ったの」

 

「そして貴方の記憶にリンクして見せて貰ったの」

 

「あの世界ねヨヨと言うおばあさんの世界ね」

 

「はい」

 

「確かにあの世界はデボネアが持って来た世界かも知れないわね」

 

「最初はブンドル団の方も僕達と同じだったのが、次元嵐の影響受けていないルートが見つかったんです」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「勿論見つかったルートが何者かの意思によって作り出されたと言う可能性も十分に考慮すべきでしょうね」

 

「つまりこの融合世界に帰還の為のルートすら罠の可能性もあると思っておいた方が良いのね?」

 

エステルが直哉に確認する。

 

「ええ、エステルさんが言うように僕もその可能性もあると思っています。そしてもう1つの可能性として、このルート自体が融合世界とは別の異世界に繋がっているかもしれません」

 

「まあ、危険を知りつつ見つかったルートでの帰還をするか、または次元嵐がおさまるまで原作世界のオイシーナタウンに滞在するか、僕としてはどちらを選んだとしても厄介事には巻き込まれると思いますけどね」

 

「「「「「確かに」」」」」

 

「そしてその世界に行ってみれば・・・」

 

「よく頑張ったわね。後赤ちゃん用品はキッチン周辺に置いてるから」

 

「いやいやお祖母ちゃんなんで家に赤ちゃん用品があるの?」

 

「何でってそんな理由より実際あって助かったでしょう?」

 

「それはそうだけど・・・」

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どうしてですか?」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

「直哉と響が異世界に来た少女と会ったしね」

 

「そうでしたね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

魔法騎士として3

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どうしてですか?」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

「直哉と響が異世界に来た少女と会ったしね」

 

「そうでしたね」

 

でも正直に言って、デボネアやノヴァに勝つには厳しい状況ですよ」

 

「そうね、レイアースや海たちがデボネアに封印状態にされてるしね」

 

「そうですね、出来ればノヴァとは決着をつけたいんですけどね」

 

「仕方ないわね。ノヴァが・・・」

 

「ノヴァどうしてこの世界に来たの?目的は何なの」

 

「私の目的?そんな決まってるじゃない、私の忠実な僕になる帝国華撃団を手に入れる為よ」

 

「あの時に手に入れた光武の乗り手が使い物にならないからね」

 

「だから大神一郎達を貰う事にしたの」

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

その時闇の光武に攻撃が当たり初代帝国華撃団メンバーの吸収が止まった。

 

!!

 

「誰ノヴァの邪魔をするのは?」

 

「それは俺達だよ。ノヴァ」

 

そう言って響達とノヴァの前にブルーとバテデモーダが現れた。

 

!!

 

「お前達は、良くもあの世界の帝国華撃団を殺してくれたね」

 

「何言ってんすか?ノヴァさんがあんな事をしなければ、おいら達も追いかけなくて良かったんすよ」

 

「五月蠅い。ここにいる全員なんて死ねばいいんだーーー」

 

「仕方ない行くぞバテデモーダ」

 

「了解っす」

 

「あれ以降出て来ないもの」

 

「こちら側より帝都側の方が大変ですよね」

 

「そうねこちらとしても厄介と思うわよ。まだこちらはイシュメルガとノヴァと言う今までの敵だしね」

 

「それに引き換え帝都は・・・」

 

「この連絡を受けたんですよ」

 

「成程だがそうすると、ウバウゾーを浄化するのは出来ないんじゃねえか?」

 

「大丈夫ですよ」

 

「「「え、それは・・・」」」

 

飛鳥がそう言った直後食を守る4人のプリキュアが現れ次々にウバウゾーを浄化していく。

 

「「「あれは、キュアプレシャスだ」」」

 

「「まさかもう自由に動けるようになったのか?」」

 

「はいそのようです直哉君の連絡でも言ってました。ただ・・・」

 

「後メンバーの編成についてですが、のどかさん達4人は和実ゆいさん達のフォローして貰う予定なのでその4人を除いてチーム編成をそれぞれのエステルさん大神さん神山さんの3人で話し合ってください」

 

「「「わかったわ」了解です」」

 

「直哉君が俺達にメンバー編成を頼むの初めてだしね」

 

「あの時に決めたメンバー編成を崩さなくてすみますしね」

 

「成程、直哉君私達はワイズマン及びサクラ世界の敵とブンドル団が相手で良いの?」

 

「こういう理由でキュアプレシャス達はどちらの部隊には属さないと言ってます」

 

「「成程」」

 

「こういう事が起きてるみたいだからね」

 

エステルがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ゼムリア大陸組の行動開始前

「後メンバーの編成についてですが、のどかさん達4人は和実ゆいさん達のフォローして貰う予定なのでその4人を除いてチーム編成をそれぞれのエステルさん大神さん神山さんの3人で話し合ってください」

 

「「「わかったわ」了解です」」

 

「直哉君が俺達にメンバー編成を頼むの初めてだしね」

 

「あの時に決めたメンバー編成を崩さなくてすみますしね」

 

「成程、直哉君私達はワイズマン及びサクラ世界の敵とブンドル団が相手で良いの?」

 

「こういう理由でキュアプレシャス達はどちらの部隊には属さないと言ってます」

 

「「成程」」

 

「こういう事が起きてるみたいだからね」

 

エステルがそう言う。

 

「それではどうしますか?」

 

「そうね全員で一旦クロスベル方面でノヴァが動いていないか調査をして見ましょうか」

 

「良いんですか?ヴァン・アークライドさん達の仲間の件は」

 

光がそう言う。

 

「ああ、それは・・・良いのよ」

 

「実はね・・・」

 

「何とかグレンデルの暴走を止める事が出来ましたね」

 

「そうだねでも響のそれも凄いね」

 

「ああ、これはシンフォギアと言うですよ」

 

「フーンシンフォギアね・・・少し興味があるから戦うよ響」

 

「ええ――私疲れているので今度にしません?ほらヴァン・アークライドさんを連れて行かないと」

 

「仕方ないな」

 

そして響とシズナは気絶しているヴァン・アークライドを連れて来た。

 

「ヴァンさん」

 

そう言いながらアニエスはヴァンの応急処置を始めた。

 

クレイユ村宿屋にて・・・

 

「アニエスさんヴァン・アークライドさんの様子はどうですか?」

 

直哉がアニエスに聞く。

 

「ええ、グレンデル状態が長く続いた影響で数日はこのまま起きないと思います」

 

「そうですか」

 

「直哉さんありがとうございます。ヴァンさんを助けてくれて」

 

「お礼を言われるような事はしてませんよ」

 

「以前ヴァン・アークライド達が来た時と同じ事象が次元嵐が消えた直後に起きて、恐らくだけどヴァン・アークライド達に関わるだろうとされる関係者が3人が管理者の神殿に現れたのよ」

 

「ええ――」

 

「確かに彼等の件も大変よだけどね、ヴァン・アークライド達は未来人とは言えゼムリア大陸の住人だからね」

 

「あ、そう言えばそうでしたね」

 

光が思い出す。

 

「それは駄目よのどか、あくまでも異形の怪物の事はこの時代の人間には秘密なのよ・・・まあ、そこにいるダメ親父と同じ気配を持つ2人には言っても良いわよ」

 

「「「「ええ――」」」」

 

エステルの言葉によって姿を見せたアニエスとシズナを見て響とのどか達が驚いていた。

 

暫くして・・・

 

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

「そういう事よ光、さて調査を始めましょうか」

 

「はい」」

 

そして先発隊は調査を始めたのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帝都からゼムリア大陸に移動中の直哉達前編

時を少し戻して・・・

 

「米田健二との戦いにはあの時代から関わっている人間だけの方が戦いやすいと思うので」

 

「そうかも知れないね」

 

「米田健二が確実に復活した状態ではないですからね」

 

「そうだね」

 

その後直哉は響との通信を切った。

 

そして翌日直哉達はゼムリア大陸に向かった。

 

「ああ、言ったもの現実的に米田健二がどのくらいの力を持つて生き返るかによっては・・・」

 

「何故貴方がここに・・・」

 

「まさかこんな事が・・・」

 

「久しぶりだな、直哉」

 

「お久しぶりです。さくらさん」

 

「何故貴方達がここにいる!!答えろ米田健二、真宮寺桜花」

 

「「「「「「「これが米田健二それに後の紫藤桜花さん」」」」」」

 

「「「若い」」」

 

「そう言えば僕ものどかさん達と一緒で米田健二見るのは初めてですね」

 

そして守護者達は映像を見る。

 

「チッこのままじゃ、さくらちゃん」

 

「うん、直哉君」

 

桜武は、双武弐式と真双焔武の間に入った。

 

「二人をやらせるわけには、行きません」

 

「誰だお前たちは?桜花やりなさい」

 

「はいお父さん。破邪剣征・桜花爛漫」

 

「「うわあああ。」」「「きゃあああ。」」

 

「まだこの時の彼なら良いけど・・・」

 

「そろそろ話してくれない?コクリコ、桜花それにそこにいる二人」

 

直哉がそう言うと、コクリコたちの背後から、健二たちが出てきた。

 

「え、嘘私がもう一人いるーー」

 

直哉と一緒にいたさくらは、もう一人の自分を見た時驚いていた。

 

「さくらお姉ちゃんこの人たちにあったことは秘密にしたほうが、いいみたいだよ」

 

「ええ、わかったわ」

 

「話が早くて、助かるぜ、直哉ここは太正12年だよな」

 

「ええ、ですけど、ここは貴方達の世界ではないと思いますよ」

 

「どういう事だ?」

 

「ここは、サクラ大戦7人目の隊員と言う作品の世界ですから」

 

「「「「何だってーー」」」」

 

「多分この世界で、アンタ達のことを、認識できるのは君達が、探してるジェミニと、僕たちと、君達の追っている邪神巫女と言う奴だけだろう」

 

「直哉君は何故、邪神巫女の事を知っている?」

 

「ごめんなさい健二さん。それはこのリングの力なんです」

 

「そのリングの力?」

 

「ええ、この護法リングによって、自分がどういうことに、関わるかが、見えるんですよ」

 

「成る程な、要するに直哉君君は、俺に似た力があるんだな。それでそのリングが制御装置の変わりかなんかだろ?」

 

「一番厄介なのは悪状態になる前の状態で復活する事だよなあ」

 

「これから向かっているゼムリア大陸でも面倒になっているみたいだしな」

 

「まずヴァン・アークライド関連の来訪者が増えた事とノヴァとデボネアかあ」

「ノヴァどうしてこの世界に来たの?目的は何なの」

 

「私の目的?そんな決まってるじゃない、私の忠実な僕になる帝国華撃団を手に入れる為よ」

 

「あの時に手に入れた光武の乗り手が使い物にならないからね」

 

「だから大神一郎達を貰う事にしたの」

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

その時闇の光武に攻撃が当たり初代帝国華撃団メンバーの吸収が止まった。

 

!!

 

「誰ノヴァの邪魔をするのは?」

 

「それは俺達だよ。ノヴァ」

 

そう言って響達とノヴァの前にブルーとバテデモーダが現れた。

 

!!

 

「お前達は、良くもあの世界の帝国華撃団を殺してくれたね」

 

「何言ってんすか?ノヴァさんがあんな事をしなければ、おいら達も追いかけなくて良かったんすよ」

 

「五月蠅い。ここにいる全員なんて死ねばいいんだーーー」

 

「仕方ない行くぞバテデモーダ」

 

「了解っす」

 

「ノヴァはあれ以来の活動だよな」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帝都からゼムリア大陸に移動中の直哉達中編

「誰ノヴァの邪魔をするのは?」

 

「それは俺達だよ。ノヴァ」

 

そう言って響達とノヴァの前にブルーとバテデモーダが現れた。

 

!!

 

「お前達は、良くもあの世界の帝国華撃団を殺してくれたね」

 

「何言ってんすか?ノヴァさんがあんな事をしなければ、おいら達も追いかけなくて良かったんすよ」

 

「五月蠅い。ここにいる全員なんて死ねばいいんだーーー」

 

「仕方ない行くぞバテデモーダ」

 

「了解っす」

 

「ノヴァはあれ以来の活動だよな」

 

「そうだよね」

 

「うわあ、のどかさんとゆいさんどうしたんですか?」

 

「ああ、それは・・・ゆいちゃん達にゼムリア大陸について教えて良い?現状の全てを」

 

「良いですよ。ただ・・・」

 

「特殊遊撃部隊だけではエレポニア帝国の調査隊に紅い星座が特殊遊撃部隊に協力していると見せればギリアス・オズボーンさんが特殊遊撃部隊とリベール王国への調査をやめると思うので、その手伝いをして欲しいんです」

 

「成程な」

 

「確かに俺達が現れたらそれはそれでエレポニア帝国の連中は驚くだろうが良いのか?」

 

「関係に気がつかれる可能性があるが・・・」

 

「大丈夫ですよ私達はエレポニア帝国がした事をするんで」

 

「ああ、成程エレポニア帝国も秘密裏に俺達紅い星座と契約した本当の理由を知っている特殊遊撃部隊だからこそ使える手段と言う事か」

 

「ええ、リベール王国が雇えない猟兵団を一時的に特殊遊撃部隊の部隊として使うと言う形にすれば猟兵団ではないと言える形が取れますしね」

 

「それに紅い星座も違うタイプの戦いが経験できますし」

 

「シャーリィーも特殊遊撃部隊として戦いたいとも言ってたが・・・響本当に調査隊だけと戦うだけで済むと思ってるか?」

 

「いえ、まだ確証はありませんが異世界からの介入はあると思っていて下さい」

 

「異世界からの介入か楽しみだぜ」

 

「もう介入あり前提で考えないで下さいよ」

 

「ああ、すまんすまん」

 

「それでは特殊遊撃部隊からの依頼はを受けてくれます?」

 

「ああ、受けるぜ響」

 

「この時の件にはゆいさんがローズマリーさんに別に伝えておいてください」

 

「あくまで保険として」

 

「「保険?」」

 

「はいそうです。一応僕達はパトロールと言う形で、ゼムリア大陸に行っている先発隊を観察はしますが観察だけです」

 

「え、帝都の時みたいにしないんですか?」

 

ゆいが直哉に聞く。

 

「ええ、しませんよ・・・」

 

「大丈夫ですよ」

 

「「「え、それは・・・」」」

 

飛鳥がそう言った直後食を守る4人のプリキュアが現れ次々にウバウゾーを浄化していく。

 

「「「あれは、キュアプレシャスだ」」」

 

「「まさかもう自由に動けるようになったのか?」」

 

「皆さんお疲れ様です」

 

「あ、直哉さん」

 

「対した事無いよ通常のウバウゾーだったし」

 

「直哉さんやはりこれは裏のオイシーナタウンを侵攻していたブンドル団の・・・ですか?」

 

「その可能性が高いと思います」

 

「帝都ではあくまでウバウゾーに対応出来るメンバーがいなかったので介入したにすぎません」

 

「成程」

 

「でも、ゼムリア大陸に現れているのはノヴァやデボネア関連なので、光ちゃんがノヴァとデボネアと戦う魔法騎士なので」

 

「僕達まで介入する必要性が帝都より低いんですよゆいさん」

 

「じゃあ何でこちらの世界に来たんです?」

 

「ああ、それは・・・」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帝都からゼムリア大陸に移動中の直哉達後編

「直哉さんやはりこれは裏のオイシーナタウンを侵攻していたブンドル団の・・・ですか?」

 

「その可能性が高いと思います」

 

「帝都ではあくまでウバウゾーに対応出来るメンバーがいなかったので介入したにすぎません」

 

「成程」

 

「でも、ゼムリア大陸に現れているのはノヴァやデボネア関連なので、光ちゃんがノヴァとデボネアと戦う魔法騎士なので」

 

「僕達まで介入する必要性が帝都より低いんですよゆいさん」

 

「じゃあ何でこちらの世界に来たんです?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「これからいう事はあくまでもデボネアがとある戦力を投入された場合の事です」

 

「「とある戦力?」」

 

「はいそうです」

 

「ならヨヨさん貴女が僕達をここに来るように仕向けたのではないんですね?」

 

「ええ、違うわよ」

 

「でも貴方達がここに来たのは必然よ」

 

「それはどういう意味ですか?」

 

「地球のお医者さん、南国、食事のプリキュア達が貴方と共にいるから連れて来られたんだと思うの」

 

「ヨヨさんは僕達がここに来たのは3組のプリキュア達がいるからと言いたいのですね」

 

「そうよ」

 

「そうですか、ヨヨさん貴女の言葉を信じるとすれば少なくともこの世界は地球のお医者さんのプリキュアそして南国のプリキュアと食事のプリキュアと直接関りがなくてもそう言うものが働く世界と思っていいんですね」

 

「そうよ、私が貴方達の存在を知ったのはその力の一部で知ったの」

 

「そして貴方の記憶にリンクして見せて貰ったの」

 

「いやいやお祖母ちゃんなんで家に赤ちゃん用品があるの?」

 

「何でってそんな理由より実際あって助かったでしょう?」

 

「それはそうだけど・・・」

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どうしてですか?」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

「のどかさんとゆいさん。新たなプリキュア世界でのこの話を覚えてますか?」

 

「「うん」はい」

 

「あの世界は確定はしてませんが、デボネアがプリキュアの力を得る為に召喚したのなら少なくともデボネアの戦力として使われる可能性もありますよね?」

 

「「あ、そう言えば」」

 

「でもそうすると私達も危なくないんじゃ?」

 

「ああ、それは・・・大丈夫ですよゆいさん」

 

「あの時のように不満がいろんな意味で飛び火するから?」

 

「そうですですので、ゆいさんとコメコメだけを連れて行くわけには・・・」

 

「それにオイシーナタウンに戻れたんですからブンドル団だけに集中して下さい」

 

「僕達の事ならローズマリーさんに連絡係を頼んでいるので」

 

「それでも嫌です。直哉さん確かに直哉さんの言う通りにすればオイシーナタウンにとっては良い事かも知れませんけど私とマリちゃんにとっては、このオイシーナタウンは偽物なんです」

 

「え、それは本当ですか2人共?」

 

「ゆいさん達の場合はこういう事があり、デボネアが操る仕込みの前に融合世界に来ていた事もあり17番目のプリキュアの存在が知られていたからこそ・・・」

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どうしてですか?」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「デボネアは新たなプリキュア世界を僕達に干渉させたのかも知れません」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

デボネアの欲しがる力

「ゆいさん達の場合はこういう事があり、デボネアが操る仕込みの前に融合世界に来ていた事もあり17番目のプリキュアの存在が知られていたからこそ・・・」

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どうしてですか?」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「デボネアは新たなプリキュア世界を僕達に干渉させたのかも知れません」

 

「「成程」」

 

「でも直哉君デボネアが何故プリキュアを手に入れたいのかな?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・2つの事象が原因だと思います」

 

「2つの事象?」

 

「はい」

「しかし太陽どうする?ここに来てヤラネーダの存在があるとは」

 

「・・・もしかしてこれは、真似てるのかな」

 

「うん、どういう事だ?」

 

「ああ、ごめん今この紫の扉の世界は、特殊遊撃部隊と新生帝国華撃団が始めて出会った時を再現しているような気がしてね。勿論違う部分もあるけど、恐らくその理由は今この場にいるのが、サマー達16番目のプリキュアだからだと思う」

 

「成程、つまりは紫の扉は自身で修正が出来ると言う事か?」

 

「うん恐らく、ここにいるプリキュアがグレース達だったら、このタイミングでの敵はメガビョーゲンになっていたと思う」

 

「「「「「「成程」」」」」」

 

「でも、グレースさん達なかなか合流しませんね。どうしたのかな?」

 

「多分扉に吸い込まれたタイミングで到着した時代が違う可能性もあるのかも」

 

「確かにそう言う可能性もあってもおかしくないわね」

 

そしてその後・・・

 

ローラの元に誠十郎とクラリスから、今夜ヤラネーダの出現予測地点を2か所まで絞ったデータが、送られて来た。

 

「まず1つ目が、イシュメルガとデボネアが共同で仕掛けてきた事件です。あの時前面に出ていたのはイシュメルガでしたがデボネアも見ていたと思います」

 

「2つ目が・・・」

 

「さあ3度目の対決だプリキュア」

 

「「ああまた変な怪物がリフレインと合体してる」」

 

先輩プリキュア達代表して2人が言う。

 

「いや、これは融合だ。これにより私は新たな力を得た。これを見ろ」

 

メガ降魔と融合したリフレインが攻撃すると、大地が赤黒く変色をし始めた」

 

「「ええ――大地がーー」」

 

「素晴らしいこの力があれば・・・」

 

「さて、プリキュア達よ消えたミラクルンの事を教えて貰おうか?」

 

「「ええ――ミラクルンが消えたのーー」」

 

先輩プリキュア達はリフレインの言葉に驚いていた。

 

「リフレイン何故、ミラクルンが消えたと知ってるの?」

 

キュアグレース達がリフレインに聞く。

「フフ、流石だなキュアグレース。だが私は進化したのだよ」

 

「進化したですって」

 

「そうその通りだ、キュアフォンテーヌ私は君達の時間を戻した後にミラクルンが次元の穴を見つけてそこに行こうとした時に私の前に次元の穴から怨霊と言ってもいい魂を私は吸収したのだ」

 

「「ええ――」」

 

「「「やっぱり融合世界の降魔の力とメガビョーゲンの力がリフレインと言う素体に2つの力が融合したんだね」」」したのね」

 

「ほう、お前達はこの力が流れて来た世界の事を知っているようだな」

 

「知ってるけどリフレイン貴方にはその世界には行かせない」

 

!!

 

「成程キュアグレースお前はいや、お前達3人はメガ降魔を見るのは初めてではないのか?」

 

「そうかそう言う事か、キュアグレースお前は異世界に行った事がありそこでメガ降魔と戦った事があるのだな」

 

「「ええ――それ本当なの?グレース」」

 

先輩達がリフレインの話を聞き驚いてグレースに確認する。

 

「ええ、事実です先輩ですので今のメガリフレインにはメガビョーゲンの力も使えるので十分気をつけてください」

 

「「了解」」

 

そしてプリキュア達とメガリフレインの戦いが始まった。

 

「恐らくデボネアがこの2つの事象でプリキュアの力を手に入れようと思ったんだと僕は考えてます」

 

「「成程」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉の言う可能性

「そうかそう言う事か、キュアグレースお前は異世界に行った事がありそこでメガ降魔と戦った事があるのだな」

 

「「ええ――それ本当なの?グレース」」

 

先輩達がリフレインの話を聞き驚いてグレースに確認する。

 

「ええ、事実です先輩ですので今のメガリフレインにはメガビョーゲンの力も使えるので十分気をつけてください」

 

「「了解」」

 

そしてプリキュア達とメガリフレインの戦いが始まった。

 

「恐らくデボネアがこの2つの事象でプリキュアの力を手に入れようと思ったんだと僕は考えてます」

 

「「成程」」

 

「でも確かに直哉君の言う通りデボネアがプリキュアに興味を持ちゆいちゃん達の世界と新たなプリキュア世界を持ってくる理由はありなのかな?」

 

「でもそのおかげで私達も助かった部分もありますが」

 

のどかとゆいがそれぞれが言う。

 

「そうですねゆいさんとあまねさんはそうですね」

 

「良いわよ。プレシャスレシピッピが2体捕まってるけど何とか、プレシャスだけでも行けそうね」

 

「ジェントルレシピッピを返して貰うよ」

 

「ふん、お前達もう勝った気でいるのか?」

 

「「どういう事よ」」

 

「私は、お前達がこのフィールドを作るのを待っていたのだ。キュアプレシャスに確実に勝つ為に」

 

「行きなさいナノビョーゲン」

 

!!

 

「そ、それは・・・」

 

ジェントルがそう言い放たれたナノビョーゲンに感染された岩が、メガビョーゲンに進化した。

 

「あはは、どうだこのメガビョーゲンを浄化出来るプリキュアはこのフィールドをの中にはいないぞ。どうするプリキュア?」

 

「どうしょうマリちゃん?」

 

「困ったわこのままだとどちらか一方しか浄化が出来ないわ」

 

「その心配はないラビ」

 

「安心するペン」

 

「岩型のメガビョーゲンは俺達に任せろニャン」

 

!!

 

「なっお前達がどうしてこのフィールド内にいるキュアグレース達」

 

ジェントルが怒りの感情をぶつける。

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

「あれれ、私達貴女と直接会うの初めてなのに?どうして名前を知ってるのかな?」

 

スパークルがジェントルに聞く。

 

「う、それは・・・」

 

「あまねさんはあの時はジェントルーでしたが、融合世界に関わった事で少なくともデボネアの思惑通りに行かずに混乱したんだと思いますし」

 

「それに僕はローズマリーさんのデリシャスフィールドを作り出す能力がデボネア達に使われないですんで良かったとも思います」

 

「それは言えてるね直哉君。もしゆいちゃん達とローズマリーさんが、私達の敵だったら確実に負けるね確実に」

 

「何故ですか?」

 

「ああ、それは・・・私達をデリシャスフィールドに閉じ込めたら出られないよ」

 

「あ、そうか」

 

のどかの説明に納得するゆいだった。

 

「当時は何故ゆいちゃんが来たのかわからなかったけどね」

 

「クッキングダムやオイシーナタウンと言う2つの世界がリンクしている世界のようでしたから気をつけて3人を送ったんですけどまさか・・・」

 

ジェントルーとプレシャスが異世界で対峙した映像で、その異世界には別のプリキュアが存在するんだな?」

 

「そういう事だナルシストルー」

 

「そういう事ならまずいな俺達もその異世界に行かされるかも知れないな」

 

「そうかゴーダッツが異世界にレシピッピがいる事が知られたと思っていいのね」

 

ローズマリーがそう言う。

 

「その通りさ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

プレシャスとコメコメ以外のプリキュアとエナジー妖精が驚く。

 

「「プレシャス異世界で別のプリキュアと共闘したの?」」

 

「うん実はそうなんだよ。スパイシーとヤムヤム」

 

「そういう事なのよ」

 

「ふむ確かにお前達3人が消えた直後こちらでも謎の光が観測されたが、まさか中心点で異世界に繋がるゲートが出来ていたとは・・・気になるなその現象」

 

「そしてお前達は異世界に跳んで助けられたんだな」

 

「その通りよ」

 

「そうですねでもあの時ナルシストルーさんと話をしてそう言う経緯でゆいさんとあまねさんが融合世界に来る前の状況を知って原作世界のオイシーナタウンがゆいさんとあまねさんを逃がしたんだと考える様になりました」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

オイシーナタウンの意思前編

「「プレシャス異世界で別のプリキュアと共闘したの?」」

 

「うん実はそうなんだよ。スパイシーとヤムヤム」

 

「そういう事なのよ」

 

「ふむ確かにお前達3人が消えた直後こちらでも謎の光が観測されたが、まさか中心点で異世界に繋がるゲートが出来ていたとは・・・気になるなその現象」

 

「そしてお前達は異世界に跳んで助けられたんだな」

 

「その通りよ」

 

「そうですねでもあの時ナルシストルーさんと話をしてそう言う経緯でゆいさんとあまねさんが融合世界に来る前の状況を知って原作世界のオイシーナタウンがゆいさんとあまねさんを逃がしたんだと考える様になりました」

 

「「ええーー」」

 

「あ、でもゼムリア大陸も意思があるしありなのかな?」

 

のどかがそう言う。

 

「ああ、違いますよのどかさん僕が言っているのは裏のオイシーナタウンと原作世界のオイシーナタウンの違いですよ」

 

ウバウゾー出現したゆい達はプリキュアに変身したが、ローズマリー不在の為にデリシャスフィールドを使えないままの状態でウバウゾーとモットウウバウゾーの2体と戦っていた。

 

それを見ていたまなつが・・・

 

「助けよう」

 

「そう言った。

 

「仕方ないわね」

 

「「「了解」」」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「異世界でも今日も元気だ!」

 

「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」」

 

「サマーどうするの敵は2体ともウバウゾー系列だよ」

 

コーラルがそう言う。

 

「ラメール直哉さんに連絡をして恐らくローズマリーさのどかさん達と会ってると思うから」

 

「了解よ」

 

そしてラメールは直哉に連絡をした。

 

「私達はローズマリーさんが来るまで3人のサポートをするよ」

 

「裏のオイシーナタウンでは感じなかったんですが、原作世界のオイシーナタウンでは誰かの意思を常に感じたんです」

 

「「誰かの意思を?」」

 

「はい」

 

「何故ですか?」

 

「ああ、それは・・・私達をデリシャスフィールドに閉じ込めたら出られないよ」

 

「あ、そうか」

 

のどかの説明に納得するゆいだった。

 

「当時は何故ゆいちゃんが来たのかわからなかったけどね」

 

「クッキングダムやオイシーナタウンと言う2つの世界がリンクしている世界のようでしたから気をつけて3人を送ったんですけどまさか・・・」

 

ジェントルーとプレシャスが異世界で対峙した映像で、その異世界には別のプリキュアが存在するんだな?」

 

「そういう事だナルシストルー」

 

「そういう事ならまずいな俺達もその異世界に行かされるかも知れないな」

 

「そうかゴーダッツが異世界にレシピッピがいる事が知られたと思っていいのね」

 

ローズマリーがそう言う。

 

「その通りさ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「ですので以前ナルシストルーさんが見ていた事象はその意志による転移だったのではと・・・」

 

「僕はそう思っています」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第48章 第1部 遊撃部隊の調査編
オイシーナタウンの意思後編


「クッキングダムやオイシーナタウンと言う2つの世界がリンクしている世界のようでしたから気をつけて3人を送ったんですけどまさか・・・」

 

ジェントルーとプレシャスが異世界で対峙した映像で、その異世界には別のプリキュアが存在するんだな?」

 

「そういう事だナルシストルー」

 

「そういう事ならまずいな俺達もその異世界に行かされるかも知れないな」

 

「そうかゴーダッツが異世界にレシピッピがいる事が知られたと思っていいのね」

 

ローズマリーがそう言う。

 

「その通りさ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「ですので以前ナルシストルーさんが見ていた事象はその意志による転移だったのではと・・・」

 

「僕はそう思っています」

 

「つまり私とあまねさんはオイシーナタウンの意思によって融合世界に来たんですか?」

 

「ああ、ゆいさん。本当にオイシーナタウンに意思がある訳じゃないんです」

 

「え」

 

「簡単に言えば・・・」

 

「「帝国華撃団参上!!」」

 

「ああ、あれを見てください、大神さん」

 

「何てことだ、みんなが氷の十字架に磔にされている」

 

「くそ皆今助けるぞ」

 

「駄目で・・ス・・・隊長これは罠です逃げて・・・」

 

マリアがかすかに意識を取り戻し、大神に逃げるように伝えた。

 

「だが俺は、君達を見捨てる事など出来るわけない」

 

「フン相変わらず甘いな、大神一郎よ」

 

「何!!お前は、京極圭吾、生きていたのか?」

 

「お前達帝国華撃団では、私の計画を止める事は、絶対に不可能だ」

 

「何だと!!貴様一人で何が出来る京極」

 

「フン誰が一人と言った、出でよわが僕達よ」

 

京極がそう言うと、土蜘蛛、金剛、鬼王の順にさくら達の前に現れた。

 

「久しぶりだね、大神一郎次に会った時お前を殺してやるよ」

 

「なっ土蜘蛛だと!!」

 

「よッさくら、また会えたな」

 

「貴方は、金剛生きてたの」

 

「・・・」

 

「さて私は、やらねばならぬことがある。ここは鬼王貴様に任せる」

 

「御意に」

 

「行くぞ、土蜘蛛、金剛よ」

 

「「ハッ」」

 

そして、何とか全員を救出することが出来て、降魔兵器を全滅させたのも束の間、京極がついに、八鬼門封魔陣を発動させ、帝都の地下深くに封印されていた空中要塞武蔵の封印を解除してしまった。

 

「鬼王ご苦労もはや、そんなごみにかまわんでいい」

 

「御意に」

 

 

京極に言われ鬼王は撤退した。

 

大神達も状況を整理する為、帝劇に帰還した。

 

「サクラ世界の帝都に封印状態だった武蔵のようなものがオイシーナタウンに隠されているような気がするんです」

 

「「ええーー」」

 

「勿論武蔵のような怨念とは違う力ですので安心して下さい」

 

「でも直哉君オイシーナタウンにその力があるなら調査すべきじゃ?」

 

「いえそれはしません何故なら・・・」

 

「あれれ、私達貴女と直接会うの初めてなのに?どうして名前を知ってるのかな?」

 

スパークルがジェントルに聞く。

 

「う、それは・・・」

 

「ともかく助かったわ。これで2体纏めての浄化が可能よ」

 

そして互いの浄化技が発動した。

 

「プリキュア!プレシャス・トライアングル!」

 

「オナカイッパーイ」

 

「ごちそうさまでした」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「あの時のジェントルーの記憶が正しいのなら・・・」

 

「もしかしたらジェントルーは、私が知らない異世界に跳ばされていたと考えれば辻褄は合うが、そうそう簡単にはいけない筈だがな・・・それにしても異世界に別のプリキュア達がいるとはな」

 

「今調査を始めるとデボネアやゴーダッツの介入をする切欠を与える可能性があるので」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

デボネアによる介入後の影響とゼムリア大陸に到着

「もしかしたらジェントルーは、私が知らない異世界に跳ばされていたと考えれば辻褄は合うが、そうそう簡単にはいけない筈だがな・・・それにしても異世界に別のプリキュア達がいるとはな」

 

「今調査を始めるとデボネアやゴーダッツの介入をする切欠を与える可能性があるので」

 

「「あ、そっか」」

 

「その結果次第でもしキュアプレシャス達がデボネア側に付くような事があれば・・・」

 

「デボネアは、ローズマリーさんに特殊遊撃部隊をデリシャスフィールドに封印状態にするよう言うかも知れませんからね」

 

「「確かに特殊遊撃部隊の動きを封じる事が出来る」」

 

「そしてデボネアがキュアプレシャス達を手に入れた場合・・・」

 

「ジェントルレシピッピを返して貰うよ」

 

「ふん、お前達もう勝った気でいるのか?」

 

「「どういう事よ」」

 

「私は、お前達がこのフィールドを作るのを待っていたのだ。キュアプレシャスに確実に勝つ為に」

 

「行きなさいナノビョーゲン」

 

!!

 

「そ、それは・・・」

 

ジェントルがそう言い放たれたナノビョーゲンに感染された岩が、メガビョーゲンに進化した。

 

「あはは、どうだこのメガビョーゲンを浄化出来るプリキュアはこのフィールドをの中にはいないぞ。どうするプリキュア?」

 

「どうしょうマリちゃん?」

 

「困ったわこのままだとどちらか一方しか浄化が出来ないわ」

 

「その心配はないラビ」

 

「安心するペン」

 

「岩型のメガビョーゲンは俺達に任せろニャン」

 

!!

 

「なっお前達がどうしてこのフィールド内にいるキュアグレース達」

 

ジェントルが怒りの感情をぶつける。

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

「あれれ、私達貴女と直接会うの初めてなのに?どうして名前を知ってるのかな?」

 

スパークルがジェントルに聞く。

 

「う、それは・・・」

 

「ともかく助かったわ。これで2体纏めての浄化が可能よ」

 

そして互いの浄化技が発動した。

 

「プリキュア!プレシャス・トライアングル!」

 

「オナカイッパーイ」

 

「ごちそうさまでした」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「あの時のジェントルーの記憶が正しいのなら・・・」

 

「もしかしたらジェントルーは、私が知らない異世界に跳ばされていたと考えれば辻褄は合うが、そうそう簡単にはいけない筈だがな・・・それにしても異世界に別のプリキュア達がいるとはな」

 

「ブンドル団が本格的にレシピッピを狙うようになります」

 

「その理由としてキュアプレシャス達がデボネア側に捕まっていると言う理由でそう言う事態にもなるかもしれません」

 

「成程もし私達の存在がゼムリア大陸にで知られたら面倒な事になるんだね」

 

「ええ、後鉄血宰相が本来の流れとは違う動きをするかもしれませんし」

 

「まさか未来から来た3人を確認もしくは確保が目的だったがまさか確認すらできないとは」

 

「まあ仕方ないですね、彼等特殊調査隊は直接的な戦闘は不慣れだった事と、紅い星座が、特殊遊撃部隊についていたとは・・・」

 

「それは我々もおもいましたが・・・」

 

「それがですね不思議なんすよ。確かに謎のモンスターがカルバート共和国のクレイユ村で発見されて数時間後には謎のモンスターを見た筈のクレイユ村の住人の記憶が無かったんですよね」

 

「何!!住人の記憶が?」

 

「はい、カルバート共和国側では集団催眠を受けたと言う事にしたみたいです」

 

「成程確かに謎のモンスターがいると公表するよりは国民の信用度は上がるな」

 

「ええ、ですがカルバート共和国側も目撃者達が全滅状態なので調査は難航しているみたいですね」

 

「そうだろうなどちらにしても我々の計画の妨げになるような事になれば色々動かねばな」

 

「現状ではそう言う事をしなければいけない状況にはなりそうも無いですけどね」

 

「何一応の備えとしてだがな」

 

「もうこの案件には出さない方が賢明と思いますがね、下手をすれば内戦に負けるかも知れませんよ独断でリベール王国に戦力を送った事がばれて」

 

「そうかも知れぬな、ここで欲を出して本来の計画に支障をきたすわけにはいかんからな」

 

「ああ、確かにありそうだね以前直哉君も狙われてたしね」

 

「そうですね、でもそちらは心配はしてませんよ」

 

「さてもうすぐゼムリア大陸に到着するので2人共準備をしてくださいね」

 

「「はい」」

 

その頃エステル達は・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

先発隊の心理1

先発隊ゼムリア大陸に着いてから1週間が過ぎた頃・・・

 

「ああーー苛つくぜノヴァの野郎ここ毎日私達をおちょくりやがって」

 

「落ち着いて初穂」

 

「そうだぜ冷静になった方が良いぜ」

 

「さくら、カンナ先輩でも・・・」

 

「あたいも細かい事を考えるのは苦手だが、少なくともノヴァにとっては先発隊は本命では無いかもな」

 

「「それって・・・」」

 

「ノヴァにとっての本命である筈の獅童光ちゃん以外に本命がいると・・・」

 

天宮さくらがカンナに聞く。

 

「ああ、もし光がメインターゲットなら・・・」

 

「そしてノヴァは別世界で帝国華撃団を手駒にして闇の帝国華撃団として使う可能性があるとトワさん達から聞いたのです」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「そう言う事なら彼等は俺達自身で良いんですね?」

 

「ええ、あくまでも大神さん達時代の帝国華撃団です」

 

「「「「「了解」」」」」

 

そして戦いが再開した。

 

「「「「「「「うう、自分達と戦うのは気持ち悪いなあ」」」」」気持ち悪いでーす」・・・」

 

「久しぶりだね立花響」

 

「ノヴァ未来達を離して」

 

「嫌だよ。離したら響と戦えないじゃん」

 

「私がノヴァと戦ったら3人を解放してよ」

 

「良いよ私は立花響を殺してこの世界を手に入れるんだから」

 

ノヴァとがそう言うと闇の帝国華撃団がパワーアップをしてしまい3組の華撃団を追い込み始めた。

 

「「ぐうっこのままだとまずいぞ」」

 

大神と神山が言う。

 

「この先発隊にノヴァのメインターゲットがいるならこんな作戦をするとは思えないんだよなあ」

 

「「そうなんですか?」」

 

カンナは思い出していた。

 

「隊長!!」

 

「おい如何するんだ隊長よ?」

 

「大神さん皆逃げてください」

 

「エリカ君諦めるな」

 

「でもこのままじゃ・・・」

 

「さあ死になさい巴里華撃・・・」

 

その時蒸気獣セレナード2を1人の少女によって行動不能にまでさせられたのだった。

 

「あーあ人違いだったかまあいいや。邪魔な烏は黙らせたしね」

 

「さてと、大神一郎光と戦う前にお前を殺すよ」

 

「この私がね」

 

!!

 

「「「「何だって――」」」」

 

「じゃあ死んでね。大神一郎炎の矢ーー」

 

「ちっなにもんか知らねえが私達に喧嘩を売るなんてよくやるよ」

 

そう言いながらロベリアの光武℉が同じ炎で少女の攻撃を相殺した。

 

「へえ、やるじゃんおばさんのくせに」

 

「なら、これならどうかしら?出でよ降魔兵器よ」

 

!!

 

「降魔兵器だと馬鹿な、空中要塞武蔵の消滅で降魔兵器は消滅した筈だ、それを何故君が扱っている?」

 

「ああ、母様の言う通り、大神一郎には2度目の空中要塞武蔵と京極圭吾が復活した事を知らないんだね」

 

「どういう意味だそれは?」

 

「知りたければ紫藤直哉に聞いてみな、大神一郎だけど疲れている状態で降魔兵器を倒せるかしらね、その降魔兵器の中にはワイズマンの特注もあるから、動けない奴を見捨てても良いのよ。じゃあね生きてたら会いましょうね」

 

そう言って巴里華撃団の前から謎の少女だけが消えた。

 

「はっきり言って今のノヴァはあの頃の方が近いかもな」

 

「じゃあノヴァのメインターゲットは誰なんですか?」

 

「それはあたいでもわからないぜ」

 

カンナがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

先発隊の心理2

 

「知りたければ紫藤直哉に聞いてみな、大神一郎だけど疲れている状態で降魔兵器を倒せるかしらね、その降魔兵器の中にはワイズマンの特注もあるから、動けない奴を見捨てても良いのよ。じゃあね生きてたら会いましょうね」

 

そう言って巴里華撃団の前から謎の少女だけが消えた。

 

「はっきり言って今のノヴァはあの頃の方が近いかもな」

 

「じゃあノヴァのメインターゲットは誰なんですか?」

 

「それはあたいでもわからないぜ」

 

カンナがそう言う。

 

「でもどうしてノヴァはそういう事をしたんだろ?」

 

まなつがカンナ達の話を聞きそう言う。

 

「ノヴァの真意はわからないけど、1つの可能性があるのよ」

 

「「「「どういう事?」」」」

 

まなつ達がローラに聞く。

 

「直哉の言った事覚えてない?」

 

「運が良いのか悪いのかそれはわからないけど、2つの内の1つの世界はプリキュア世界やシンフォギア世界みたいな世界だから生活拠点にする世界はこちら側が良いかな」

 

「見た感じでは、イベント前のようだから出来るならイベントが起きる前にこの世界を離れることが出来れば良いけど難しいかな?」

 

直哉が呟く。

 

「私達を呼ぶなんてどうしたの?」

 

「ああ、それは・・・皆さんに確認して欲しい事がありまして・・・」

 

「「「確認を?」」」

 

「そうですこれを見て下さい」

 

「え、謎の次元嵐が大量に発生し融合世界内部の世界及び友好世界に帰還が出来ない?」

 

「何やら意図的な物を感じますが・・・響さんとエステルさん。次元嵐を超えれそうな場所はありますか」

 

「ええ、あるわねただ・・・その世界は無調査なのよ。今回初めて見つけた世界だから」

 

「成程」

 

「つまり僕達はその世界に行かせたい何者かの意思が介入してるのか、はたまた偶然その世界への入り口が開いたのかどちらですかね?」

 

!!

 

「まさかあの世界は私達のオイシーナタウンが存在する世界よ間違いないわ」

 

「そうですかやはり響さんの予想通りでしたね」

 

「「直哉さん私達の世界に行って下さいお願いします」」

 

「ゆいさんとあまねさん心配しないで下さい。現状お墓戦艦は融合世界に帰還できない状況なので今この状況で行ける世界はゆいさんとあまねさんの記憶があるオイシーナタウンが存在する世界にしか行けないので」

 

「次元嵐で行ける世界の2つ共プリキュア世界だったじゃない」

 

「「「「あ、そう言えば」」」」

 

「つまりあの頃から狙われていた?」

 

みのりがそう言う。

 

「あまね貴女がジェントルー時代にナノビョーゲンを使った事自体世界のバランスを乱す行為行為なのよ」

 

「本来すこやか市にはレシピッピは存在していなかったのにあれ以降レシピッピが存在するようになったのよ」

 

「ええ――別にいいじゃんいい事じゃん」

 

「すこやか市にとっては迷惑な事よ」

 

「別に私達には関係ないもん知らない街については」

 

「らん言い過ぎよ」

 

そうだジェントルー時代の私が原因だがその言い方は駄目だ」

 

「だって私達が悪いわけじゃないのに怒られなきゃいけないの」

 

らんが不満を漏らす。

 

「そうとは言えないけど少なくとも17番目のプリキュア世界の能力に興味があったんだと思うわ」

 

「デリシャスフィールドと言う閉鎖空間にはね」

 

「「「「ああ、成程」」」」

 

「だからこそ17番目のプリキュアの世界の原作世界を持ってきて手駒にしようとしたら・・・」

 

「既にその世界にはローズマリーさんがいない状態だと気付いたんでしょうね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

まなつ達といちご達の回想

「ええ――別にいいじゃんいい事じゃん」

 

「すこやか市にとっては迷惑な事よ」

 

「別に私達には関係ないもん知らない街については」

 

「らん言い過ぎよ」

 

そうだジェントルー時代の私が原因だがその言い方は駄目だ」

 

「だって私達が悪いわけじゃないのに怒られなきゃいけないの」

 

らんが不満を漏らす。

 

「そうとは言えないけど少なくとも17番目のプリキュア世界の能力に興味があったんだと思うわ」

 

「デリシャスフィールドと言う閉鎖空間にはね」

 

「「「「ああ、成程」」」」

 

「だからこそ17番目のプリキュアの世界の原作世界を持ってきて手駒にしようとしたら・・・」

 

「既にその世界にはローズマリーさんがいない状態だと気付いたんでしょうね」

 

「「成程デリシャスフィールドを作れるローズマリーが狙われているんだ」いるんだな」

 

「そう言う事よいちごと白銀」

 

「まあプリキュア関連の力を見た時は驚いたがな」

 

そう言いながら白銀は思い出す。

 

「「何だあのバスケットボールゴール型の怪物は?」」

 

「あれもメガビョーゲンという者ですか?」

 

「いや違うメガビョーゲンなら大地が赤黒く変色するし、今回のバスケットボールゴール型の怪物はそう言う事をしていない」

 

「もしかすると融合世界の別の敵が先程の地震で来たのかもな」

 

「そんな馬鹿な」

 

「だが事実バスケットボールゴール型の怪物がいるしな」

 

!!

 

「陵大変ですバスケットボールゴール型の怪物の元に1人の少女が現れました」

 

「何だと!!」

 

時を少し戻して・・・

 

「ええ――同じ怪物が向こうにも出現しているなんて」

 

「直哉さんどうするんですか?確かプリキュアの敵は対象となるプリキュアの力が必須なんですよね?」

 

「そうですよいちごさん」

 

「ですから彼女に対応して貰いますよ」

 

「え、彼女って誰ですか?」

 

いちごが直哉に聞く。

 

「すみませんいちごさん。僕がこれからする事に対して秘密にしてくださいね」

 

「え、それはどういう意味ですか?」

 

「行きますよオアシスさん」

 

「はい、行きましょう直哉さん」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「乾いた心に!キュアオアシス!」

 

「ええ――直哉さんがプリキュアになっちゃた」

 

「いちごさん着いて来て貰えますか?」

 

「まだミュウミュウ世界の地理がわからないので」

 

「あ、わかりました」

 

そしていちごとキュアオアシスはバスケットボールゴール型の超ゼッタイヤラネーダとバトラーがいる場所に向かった。

 

「バトラー貴方どうしてここに」

 

「やはりキュアオアシスは死んでいてその魂が紫藤直哉に・・・いや花寺直哉に宿っていたのですね」

 

「バトラー貴方は私達の事を調べる為にこちらの世界に超ゼッタイヤラネーダを誕生させたんですね?」

 

キュアオアシスバトラーに聞く。

 

「その通りですよ。キュアオアシス謎が解けたので私はこれで失礼します」

 

そう言ってバトラーはミュウミュウ世界から姿を消した。

 

そして・・・

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

「直哉さん行きますよ」

 

「わかりました、ですが現状でこの世界においてもオアシスとして動けるのは3分です」

 

「わかりましたすぐに終わらせます」

 

そしてキュアオアシスは行動を開始した。

 

「ランドハートクルリング!」

 

「プリキュア!ランドビート・ダイナミック!」

 

「ビクトリー!」

 

そしてキュアオアシスは、バスケットボールゴール型の超ゼッタイヤラネーダを浄化する事に成功したのだった。

 

「「「凄い」」」

 

「あの時は驚いたな」

 

「うんうん私も驚いたよ。いろんな意味で」

 

その頃直哉達は・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉達の調査1 カルバート共和国編前編

「直哉どうしてカルバート共和国に来たの最初に?」

 

「ローズマリーさんそれはですね。あのイベントからそれなりに時間が経ち・・・ヴァン・アークライドさんの仲間が再び現れたので・・・」

 

「仮に異形の怪物が未来人の可能性もなくはないんですよね」

 

「あの時はゼムリア大陸に巨大ロボットがある事に驚いた経験もありますから」

 

「「「「確かに」」」」

 

「そして今回は異形な怪物が現れたが、クレイユ村では被害は0と言う事は・・・」

 

「「「「「異形の怪物が村を守っている?」」」」」

 

「単純に考えるとそう言う答えに行き着くと思いますがね」

 

「でもどうしてその怪物はここの村を守ってるんだろう?」

 

「恐らく響さんその行為自体が異形の怪物は未来人と考えて問題ないと思います」

 

「どうして?」

 

「異形の怪物がこのクレイユ村を守っているのは異形の怪物の時代にはクレイユ村は存在していないのでしょう」

 

「「「「「成程そう言う理由ね」」」」」

 

「そして異形の怪物は自分がタイムスリップをしていると言う事を知らないのでしょうね」

 

「改めてカルバート共和国に変化が無いかを確認する為に来たんですよ」

 

「成程」

 

「後エレポニア帝国が秘密裏に動いてないかの確認も含めてですね」

 

「以上が今回の作戦の結果です」

 

「まさか未来から来た3人を確認もしくは確保が目的だったがまさか確認すらできないとは」

 

「まあ仕方ないですね、彼等特殊調査隊は直接的な戦闘は不慣れだった事と、紅い星座が、特殊遊撃部隊についていたとは・・・」

 

「それは我々もおもいましたが・・・」

 

「それがですね不思議なんすよ。確かに謎のモンスターがカルバート共和国のクレイユ村で発見されて数時間後には謎のモンスターを見た筈のクレイユ村の住人の記憶が無かったんですよね」

 

「何!!住人の記憶が?」

 

「はい、カルバート共和国側では集団催眠を受けたと言う事にしたみたいです」

 

「成程確かに謎のモンスターがいると公表するよりは国民の信用度は上がるな」

 

「ええ、ですがカルバート共和国側も目撃者達が全滅状態なので調査は難航しているみたいですね」

 

「そうだろうなどちらにしても我々の計画の妨げになるような事になれば色々動かねばな」

 

「現状ではそう言う事をしなければいけない状況にはなりそうも無いですけどね」

 

「何一応の備えとしてだがな」

 

「もうこの案件には出さない方が賢明と思いますがね、下手をすれば内戦に負けるかも知れませんよ独断でリベール王国に戦力を送った事がばれて」

 

「そうかも知れぬな、ここで欲を出して本来の計画に支障をきたすわけにはいかんからな」

 

「だが・・・」

 

「エレポニア帝国側もあの事件を知っていて・・・」

 

「今も僕の事を見ているかも知れないな」

 

「まあ、いいか響さんに頼んだ件は上手く行ったみたいだし」

 

そう言い直哉は映像を見る。

 

「特殊遊撃部隊だけではエレポニア帝国の調査隊に紅い星座が特殊遊撃部隊に協力していると見せればギリアス・オズボーンさんが特殊遊撃部隊とリベール王国への調査をやめると思うので、その手伝いをして欲しいんです」

 

「成程な」

 

「確かに俺達が現れたらそれはそれでエレポニア帝国の連中は驚くだろうが良いのか?」

 

「関係に気がつかれる可能性があるが・・・」

 

「大丈夫ですよ私達はエレポニア帝国がした事をするんで」

 

「ああ、成程エレポニア帝国も秘密裏に俺達紅い星座と契約した本当の理由を知っている特殊遊撃部隊だからこそ使える手段と言う事か」

 

「ええ、リベール王国が雇えない猟兵団を一時的に特殊遊撃部隊の部隊として使うと言う形にすれば猟兵団ではないと言える形が取れますしね」

 

「それに紅い星座も違うタイプの戦いが経験できますし」

 

「僕を直接狙った事がありますし」

 

「そんな事があったのにするのね?」

 

「ええ、今だからですよ」

 

「そうなの?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉達の調査1 カルバート共和国編後編

 

「大丈夫ですよ私達はエレポニア帝国がした事をするんで」

 

「ああ、成程エレポニア帝国も秘密裏に俺達紅い星座と契約した本当の理由を知っている特殊遊撃部隊だからこそ使える手段と言う事か」

 

「ええ、リベール王国が雇えない猟兵団を一時的に特殊遊撃部隊の部隊として使うと言う形にすれば猟兵団ではないと言える形が取れますしね」

 

「それに紅い星座も違うタイプの戦いが経験できますし」

 

「僕を直接狙った事がありますし」

 

「そんな事があったのにするのね?」

 

「ええ、今だからですよ」

 

「そうなの?」

 

「はい、今はクロスベルとエレポニア帝国は新たなイベントが始まり新たな英雄達が動いてますし、その上ノヴァが光ちゃんを狙っている素振りを見せてますが、ノヴァが狙っているのは恐らくですがローズマリーさんだと思います」

 

「その話ゆいから聞いたけど本当なの?」

 

ローズマリーが直哉に聞く。

 

「ですので以前ナルシストルーさんが見ていた事象はその意志による転移だったのではと・・・」

 

「僕はそう思っています」

 

「つまり私とあまねさんはオイシーナタウンの意思によって融合世界に来たんですか?」

 

「ああ、ゆいさん。本当にオイシーナタウンに意思がある訳じゃないんです」

 

「え」

 

「簡単に言えば・・・」

 

「サクラ世界の帝都に封印状態だった武蔵のようなものがオイシーナタウンに隠されているような気がするんです」

 

「「ええーー」」

 

「勿論武蔵のような怨念とは違う力ですので安心して下さい」

 

「でも直哉君オイシーナタウンにその力があるなら調査すべきじゃ?」

 

「いえそれはしません何故なら・・・」

 

「あれれ、私達貴女と直接会うの初めてなのに?どうして名前を知ってるのかな?」

 

スパークルがジェントルに聞く。

 

「う、それは・・・」

 

「ともかく助かったわ。これで2体纏めての浄化が可能よ」

 

そして互いの浄化技が発動した。

 

「プリキュア!プレシャス・トライアングル!」

 

「オナカイッパーイ」

 

「ごちそうさまでした」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「あの時のジェントルーの記憶が正しいのなら・・・」

 

「もしかしたらジェントルーは、私が知らない異世界に跳ばされていたと考えれば辻褄は合うが、そうそう簡単にはいけない筈だがな・・・それにしても異世界に別のプリキュア達がいるとはな」

 

「今調査を始めるとデボネアやゴーダッツの介入をする切欠を与える可能性があるので」

 

「直哉は本当にオイシーナタウンにそういう装置ががあると思うの?」

 

「ええ、あると思っいます。何故なら・・・」

「いえ、違うわね恐らく、融合世界のすこやか市ともう1つのすこやか市と同じなのかも知れないわね」

 

「つまりここねさんとらんさんは今いるオイシーナタウン出身でゆいさんとローズマリーさんにあまねさんが原作世界のオイシーナタウンから来たと言う事ですか?」

 

「恐らくそう言う事だと思うわ」

 

「でもそう考えるとゆいさんの違和感とローズマリーさんの記憶の年数の違いがあったとしても納得が出来ますし」

 

でもここが裏のオイシーナタウンとしてもローズマリーさんにゆいさんやあまねさんのもう1人は一体どこにいるのでしょうね?」

 

「「確かに」」

 

「正直あおぞら市のように、表の世界が融合世界に引き寄せられたのだと考えていましたが、表と裏で致命的な違いが見つかるとは思いませんでしたよ。これではプランの練り直しが必等ですね」

 

「プランの練り直し?」

 

「あの時にも言いましたがオイシーナタウンはクッキングダム側からなら行き来が可能でしたよね?」

 

「ええ、そうね・・・まさか」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉達の調査2

「つまりここねさんとらんさんは今いるオイシーナタウン出身でゆいさんとローズマリーさんにあまねさんが原作世界のオイシーナタウンから来たと言う事ですか?」

 

「恐らくそう言う事だと思うわ」

 

「でもそう考えるとゆいさんの違和感とローズマリーさんの記憶の年数の違いがあったとしても納得が出来ますし」

 

でもここが裏のオイシーナタウンとしてもローズマリーさんにゆいさんやあまねさんのもう1人は一体どこにいるのでしょうね?」

 

「「確かに」」

 

「正直あおぞら市のように、表の世界が融合世界に引き寄せられたのだと考えていましたが、表と裏で致命的な違いが見つかるとは思いませんでしたよ。これではプランの練り直しが必等ですね」

 

「プランの練り直し?」

 

「あの時にも言いましたがオイシーナタウンはクッキングダム側からなら行き来が可能でしたよね?」

 

「ええ、そうね・・・まさか」

 

「もしかしたら過去にオイシーナタウンに来ていた人物が準備していた物が起動したのではと考えられますね」

 

「はっそれって私の師匠?」

 

「その辺は僕達はわかりませんが」

 

「あまねさんはあの時はジェントルーでしたが、融合世界に関わった事で少なくともデボネアの思惑通りに行かずに混乱したんだと思いますし」

 

「それに僕はローズマリーさんのデリシャスフィールドを作り出す能力がデボネア達に使われないですんで良かったとも思います」

 

「それは言えてるね直哉君。もしゆいちゃん達とローズマリーさんが、私達の敵だったら確実に負けるね確実に」

 

「何故ですか?」

 

「ああ、それは・・・私達をデリシャスフィールドに閉じ込めたら出られないよ」

 

「あ、そうか」

 

のどかの説明に納得するゆいだった。

 

「当時は何故ゆいちゃんが来たのかわからなかったけどね」

 

「クッキングダムやオイシーナタウンと言う2つの世界がリンクしている世界のようでしたから気をつけて3人を送ったんですけどまさか・・・」

 

ジェントルーとプレシャスが異世界で対峙した映像で、その異世界には別のプリキュアが存在するんだな?」

 

「そういう事だナルシストルー」

 

「そういう事ならまずいな俺達もその異世界に行かされるかも知れないな」

 

「そうかゴーダッツが異世界にレシピッピがいる事が知られたと思っていいのね」

 

ローズマリーがそう言う。

 

「その通りさ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

プレシャスとコメコメ以外のプリキュアとエナジー妖精が驚く。

 

「「プレシャス異世界で別のプリキュアと共闘したの?」」

 

「うん実はそうなんだよ。スパイシーとヤムヤム」

 

「そういう事なのよ」

 

「ふむ確かにお前達3人が消えた直後こちらでも謎の光が観測されたが、まさか中心点で異世界に繋がるゲートが出来ていたとは・・・気になるなその現象」

 

「少なくとも3人が融合世界へ来たのはオイシーナタウンに隠されている物が起動した可能性がありますね」

 

「確かにそうね。クッキングダムとオイシーナタウンはかなり昔からクッキングダムからオイシーナタウンに行っている人達もいるわね」

 

「このパトロールが一段落したらオイシーナタウンに調査を少ししてみるのもいいかもしれませんね」

 

「あら良いわね。もう1つのオイシーナタウンも調査が出来れば違いもわかるし」

 

「確かにそうですね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉達の調査3 炭になっていた村前編

「少なくとも3人が融合世界へ来たのはオイシーナタウンに隠されている物が起動した可能性がありますね」

 

「確かにそうね。クッキングダムとオイシーナタウンはかなり昔からクッキングダムからオイシーナタウンに行っている人達もいるわね」

 

「このパトロールが一段落したらオイシーナタウンに調査を少ししてみるのもいいかもしれませんね」

 

「あら良いわね。もう1つのオイシーナタウンも調査が出来れば違いもわかるし」

 

「確かにそうですね」

 

その後直哉達全員が調査対象の村に着くとそこには・・・炭が散乱していた。

 

「「「「「これは?」」」」」

 

大量の炭の存在に驚くゆい達。

 

「直哉っちこれって」

 

「ええ、間違いなくここにノイズが出現したのでしょうね」

 

「「「やっぱり」」」

 

「「「「「ノイズ?」」」」」

 

「ええ、そうです」

 

「大神さん急いで上野公園から出ますよ」

 

「さくらさんどうしたんですか?」

 

大神がさくらに聞く。

 

「大神さん回りを見てください」

 

「回りを?」

 

大神はさくらに言われた通り回りを見ると周辺に多くの炭があった。

 

「なんだ何で公園に多くの炭があるんだ?」

 

「大神がそう言った直後背後にあったさくらの木が炭へと変わっていくのを大神は見た。

 

「なんだあの巨大な怪物は」

 

二人の前に現れたのは巨大なノイズが一体だった。

 

「早く逃げますよ大神さん」

 

「嫌だあれが帝都に仇なす者なら俺が倒す」

 

「ああ、もうそしてさくらは大帝国劇場に緊急通信をした

 

「米田支配人大変です。上野公園に一年前に現れた怪物が現れました」

 

「何だと‼さくらそいつに触れるなよ炭になるぞ」

 

「わかってますしかし大神一郎さんが怪物を倒すと言って私とはぐれました」

 

「何だと‼さくらなんとしても大神を助けてくれ」

 

「はいなんとかできる範囲で動きます」

 

そしてさくらは大帝国劇場との通信を切った。

 

「ふう、一年前の悪夢の再来か、椿上野公園周辺に緊急避難警報を出せ。あの怪物には帝国華撃団でも役に立たないからな、悔しいがな」

 

その時帝国華撃団のレーダーに一年前に現れた天使と称された二人の影が写っていた。

 

その頃その二つの影は・・・

 

「何を焦っている立花」

 

「上野公園には、私の友人がいるかも知れないんです」

 

「何だと‼それは本当なのか?」

 

「そうですそして今日は、融合世界の中心世界で重要な事柄が上野公園で行っているんです」

 

「ならば急ごう立花」

 

「はいありがとうございます。翼さん」

 

「ぷくく」

 

「何がおかしいんですか?」

 

「ああ、すまない私の世界の響ならありがとうと言うのはほぼないから」

 

「ああグレ響さんですよね」

 

「グレ響か・・・良いかも知れない」

 

「翼さんあれを見てください」

 

「あれか、今回のは」

 

「大きいですね」

 

「立花行くぞ」

 

「はい」

 

「うわあ。やはり俺にはこの怪物には触れることすら出来ないのか」

 

「ノイズとはシンフォギア世界の災害の一種でノイズに触れられた人間は炭化をして骨など残らないのです。つまりお骨の無いお墓が立ちその人の存在が表立って公表されないんですよ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「「「「酷い」」」」

 

「そう言われてもシンフォギア世界ではそれが一般的な扱いらしいので」

 

直哉がそう説明する。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉達の調査3 炭になっていた村中編

「ああグレ響さんですよね」

 

「グレ響か・・・良いかも知れない」

 

「翼さんあれを見てください」

 

「あれか、今回のは」

 

「大きいですね」

 

「立花行くぞ」

 

「はい」

 

「うわあ。やはり俺にはこの怪物には触れることすら出来ないのか」

 

「ノイズとはシンフォギア世界の災害の一種でノイズに触れられた人間は炭化をして骨など残らないのです。つまりお骨の無いお墓が立ちその人の存在が表立って公表されないんですよ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「「「「酷い」」」」

 

「そう言われてもシンフォギア世界ではそれが一般的な扱いらしいので」

 

直哉がそう説明する。

 

「酷いと言われても全ての人間はノイズに触れられると全員平等に炭化してしまうので・・・」

 

「成程ね響が持つシンフォギアは本来ノイズと戦うものだったのね」

 

「そうです」

 

「でもマリちゃん響さんのシンフォギアはメガビョーゲンやヤラネーダを浄化してたよ」

 

ゆいがそう言う。

 

「ああ、それは・・・」

 

「響君君が、我々の誘いによってここに来てくれたと言う事は、一時的に二課に協力してくれると思っていいのか?」

 

!!

 

「叔父様正気ですか?異世界人のこの子を二課に所属させるなど」

 

「翼俺は、響君を二課に所属させるとは言ってないぞ」

 

「俺は、響君に二課との協力してくれるのかを聞いただけだ」

 

「弦十郎さん、私もリディアンに入学している為全く協力しないとは言いませんよ。ただ、ノイズ以外の敵が出たら、私は本来の任務に戻りますよ?」

 

「こちらの要望が受け居られるのであれば、二課との協力体制を取る準備があるとの事です。私の上司の紫藤直哉がそう言ってました」

 

「そうかありがとう響君」

 

「いえいえ、気にしないで下さい。こちらのシンフォギア世界も私達が守る世界の1つにすぎませんから」

 

「「何だって――」」

 

響の言葉に驚く翼と奏だった。

 

「奏さんは降魔蝶を見てますよね、この世界では蝶は、私達が倒すべき敵なのですよ。特殊遊撃部隊のね」

 

「特殊遊撃部隊、それが響君達の部隊名なのか?」

 

「はい、そうですよ弦十郎さん。後了子さん私に関してですけど検査とかガングニール・シャドーに関する情報を渡すことは拒否しますから」

 

「ええ――響ちゃんお願いよーー」

 

「駄目ですよ。あと貴女の真の姿の事も知ってますけど、バラしますよ?」

 

「ゆいさん響さんのガングニール・シャドーはメガビョーゲンやヤラネーダそしてノイズと降魔に対応出来る改造シンフォギアなんですよ」

 

「現状響さんのガングニール・シャドーが対応出来ていない相手はウバウゾーなんですよ」

 

「ああ、それで帝都に現れたウバウゾーを私達に依頼したんですね」

 

あまねが思い出す。

 

「皆さんお疲れ様です」

 

「あ、直哉さん」

 

「対した事無いよ通常のウバウゾーだったし」

 

「直哉さんやはりこれは裏のオイシーナタウンを侵攻していたブンドル団の・・・ですか?」

 

「その可能性が高いと思います」

 

「はい、そしてトワからオイシーナタウンのプリキュア達に、彼女達の宝玉を渡すようにと言われたので」

 

「成程なそれで宝玉はあるのか?」

 

「はい、今回の宝玉は食に関わるプリキュアと言う事で食べ物の形で作られてますね」

 

「そうですね、後ゆいさん達に宝玉を取り付けて戦闘に弊害が起きないかもしくは小さい弊害が出たとしても自動で解決出来るかを確認する為でしたので」

 

「そう言う部分は戦いが最も経過でわかるので」

 

「成程」

 

暫くして・・・

 

直哉達は全員で大量の炭が出来ている村の中を調べ始めた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第48章 第2部 調査における異変と発覚編
直哉達の調査3 炭になっていた村後編


「直哉さんやはりこれは裏のオイシーナタウンを侵攻していたブンドル団の・・・ですか?」

 

「その可能性が高いと思います」

 

「はい、そしてトワからオイシーナタウンのプリキュア達に、彼女達の宝玉を渡すようにと言われたので」

 

「成程なそれで宝玉はあるのか?」

 

「はい、今回の宝玉は食に関わるプリキュアと言う事で食べ物の形で作られてますね」

 

「そうですね、後ゆいさん達に宝玉を取り付けて戦闘に弊害が起きないかもしくは小さい弊害が出たとしても自動で解決出来るかを確認する為でしたので」

 

「そう言う部分は戦いが最も経過でわかるので」

 

「成程」

 

暫くして・・・

 

直哉達は全員で大量の炭が出来ている村の中を調べ始めた。

 

「「「これは・・・生存者はいないかも知れないわね」うん」」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

直哉とアニエスはお互いにそう言った。

 

「あの時は人の温もりがあったのに今は・・・」

 

「「グレース」」

 

「確かにそうですね。グレースさんですが今はクレイユ村のこの状況の調査を進めて下さい」

 

「もしこの事態があの村と同じなら・・・」

 

「クックッあの女は面白いな」

 

「マクバーン遊ぶのもほどほどにしておけよ」

 

「そのようだな連中に気づかれたみたいだな」

 

レーヴェと火炎魔神がそう言うと直哉達を囲むように大量のノイズが出現した。

 

「「わわ、ノイズが出たーー」」

 

響と直哉が戦闘体勢をとる前に二人が動いた。

 

「さてやるか」

 

「俺様を楽しませろよノイズ」

 

マクバーンとレーヴェはノイズと戦いという遊びを始めた。

 

そして戦いは二人の圧勝だった。

 

「「ええーー普通の斬撃でノイズを倒せるなんてあり得ないんですけど?」」

 

 

「ノイズには炭素化と位相差障壁があってその障壁を何とかしないといけないんですけど」

 

「ああ、そうだっだな。だが、俺の持ったケルンバイターと火炎魔神の炎にはそんなものは通用しない最初からな」

 

「あはは、そうなんですね。何この非常識の塊のような世界は、この二人と師匠会わせたら世界が壊れるまで戦うかもしれない」

 

「絶対会わせたら駄目だ」

 

響はそういって決意する。

 

「響さん気持ちは痛いほどわかるから今はゼムリア大陸はそんなものと思った方がいいよ」

 

「そうだね。私疲れたよ。エステルさんやヨシュアさんとは違う驚きで」

その頃存在しない村のなかでは・・・

 

「馬鹿な、ノイズの炭素化と位相差障壁が効かない人間がいるだとーー」

 

「しかも、奴ら今頃この村の異変の調査かよ。遅すぎだよな。あの戦争前に実験は終わっているが、この事を調べている連中がいると、錬金術側が知らせてくれたから出向いてきたが、あんな化け物と対峙したくねえよ」

 

「おうなんだありゃ魔神なのか?」

 

「大きい」

 

!!

 

「まさかあれは、ネフィリム。あれまでゼムリア大陸に現れるなんて・・・」

 

「響さんあいつの事知ってるの?」

 

 

「ええ、これは直哉達に会う前の世界でフロンティア事変といわれる事件の元凶と言っていい自立型完全聖遺物なの」

 

かつての世界では、私の左腕を食べて爆発的に強くなりましたから」

 

「ええーー左腕を食べてですか・・・」

 

 

直哉はネフィリムが人間を食べることに恐怖した。

 

 

「よし、女今回も左腕をあいつに食べさせろ」

 

「イヤーですよあんな思いは二度としたくないですよ。」

 

「響さん。あんな魔神みたいな者が僕達の世界にもいるんですね?」

 

「私がいるから恐らくね」

 

そして主に劫炎とレーヴェが巨大ノイズと自立型完全聖遺物ネフィリムに戦い始めた。

 

響は直哉を守りながら小型ノイズを倒していた。

 

その時不思議な事が起こった。

 

「ねえ、直哉君私夢でも見てるのかな?」

 

「いえ、響さん夢と思いたいのはわかりますが現実ですよ」

 

「やっぱり、夢じゃないんだ火炎魔神さんにペコペコしてるのは、ネフィリムなんだ・・・ええーー火炎魔神さん。自立型完全聖遺物ネフィリムを部下にしたーあり得ないんですけどーーー」

 

バターン

 

そう叫びながら響は気絶した。

 

「響さんしっかりしてください」

 

「おい、女なに寝てやがる俺様と勝負しろ」

 

そう言って、背後にネフィリムを引き連れた火炎魔神ことマクバーンが気絶した響にいう。

 

そしてマクバーンとネフィリムと別れた三人はリベールに戻った。

 

「あの時のような事態が起きるかも知れません」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

想定外に備えて

「やっぱり、夢じゃないんだ火炎魔神さんにペコペコしてるのは、ネフィリムなんだ・・・ええーー火炎魔神さん。自立型完全聖遺物ネフィリムを部下にしたーあり得ないんですけどーーー」

 

バターン

 

そう叫びながら響は気絶した。

 

「響さんしっかりしてください」

 

「おい、女なに寝てやがる俺様と勝負しろ」

 

そう言って、背後にネフィリムを引き連れた火炎魔神ことマクバーンが気絶した響にいう。

 

そしてマクバーンとネフィリムと別れた三人はリベールに戻った。

 

「あの時のような事態が起きるかも知れません」

 

「「「ええ――それって隼人さんがまた・・・」

「隼人叔父さん貴方は一体何がしたいんですか?新生帝国華撃団の人をこんなことに使うなんて」

 

「何お前の為だよ。直哉」

 

!!

 

「直哉君動揺しないで」

 

「そうラビ、霊力の質が落ちてるラビ」

 

「成る程ね、キュアグレース達がメガ無限にどうやってダメージを与えている霊力の供給源はお前か直哉」

 

「俺は姿をくらましていた時もお前を見ていたさ」

 

「お前はただトワ達が直哉お前を逃がした世界の住人だった彼等が偶然見た守護者とお前の力を手に入れる為に動いた連中だっただろう」

 

「それは・・・」

 

「「直哉君これ以上あの人の話を聞いたら駄目だよ」そうラビ」

 

「邪魔をするなキュアグレース」

 

そして、新生帝国華撃団は、特殊遊撃部隊入りわがままを言ってたな。この世界の人魚のようにな」

 

「ぐうっ駄目だよ。直哉君そっちに行っては」

 

「皆ブルーの口を塞いでラビ!!早くしないと、直哉が隼人みたいになるラビ」

 

!!

 

「「「はあああああ」」」

 

フォンテーヌとスパークルとアースがブルーに攻撃しブルーの直哉への精神攻撃を止めた。

 

「ふ、まあいいだろうもう俺がいなくても貴様等には止められんさメガ無限はな」

 

そう言ってブルーはメガ無限を残して撤退した。

 

「はあ、はあ、良かった直哉君が堕ちなくて」

 

「ごめんね・・・みんな」

 

「まさかまた私達と戦うの?」

 

「それはわかりませんが、事実この村でほとんどの人間が炭になっている事態が、いくら融合世界の影響を受けているゼムリア大陸とは言え、大量のノイズが自然発生するとは思えないんですよ」

 

「「「それは確かに」」」

 

「それならまだ・・・」

 

「我々は武装集団フィーネだ」

 

「「武装集団フィーネだと?」」

 

「何を言っているマリア?」

 

「お気楽な物ね風鳴翼と天羽奏」

 

「先の大戦の英雄様は少し黙って貰うわよ」

 

「ここで貴女達の正体を知られたくなければね」

 

「「くっ・・・」」

 

「我々武装集団フィーネの要求はこの国が持つシンフォギア奏者の情報を全世界に提示する事そして、全世界の国全ての領土を武装集団フィーネに捧げる事」

 

「タイムリミットは今から24時間以内に答えを貰えるかしら?それが出来なければ、出て来なさいノイズよ」

 

「しかしこんなに大々的に正体をばらしていいのか?マリア」

 

「別に問題はないわよ。天羽奏」

 

そう言いながらマリアはガングニールを纏った。

 

!!

 

「「ガングニールだと!!」」

 

「そうよ、ただし黒いガングニールだけどね」

 

その頃大神と神山は・・・」

 

「大神さんと神山さん。すみませんが、僕がこの会場にあるテレビカメラを機能停止にするのを手伝いお願いします」

 

「今の状況だと翼さんと奏さんは、シンフォギア奏者の姿になれませんから」

 

「「わかりました」」

 

そして猪川と大神と神山の3人が動き出した。

 

「天羽奏にとってはショックかしら?同じガングニールを纏う者が現れて?」

 

「いーやそんな事無いぞなんせマリアで2人目だからな」

 

「そうだな奏」

 

「なっ何よ私の他にガングニールの適合者がいるの?」

 

マリアが翼奏の言葉に動揺した時コンサート会場が一時停電となった。

 

「「「いまだ2人共」」」

 

「奏」

 

「ああ、サンキュー!猪川さん達」

 

翼と奏は停電を利用し、シンフォギアを纏う事に成功した。

 

「くっやられたわ。調、切歌出て来なさい」

 

マリアがそう言うと、新たなシンフォギアを纏った少女が現れたのだが・・・

 

「お待たせしました翼さん奏さん」

 

「なっ貴女もガングニールを纏えるの?」

 

「「来たな響とクリス」来たな立花と雪音」

 

「確かに二課の増援が来るまでは我々の計画通りに侵攻してましたが・・・立花響と言う我々の知らないシンフォギア奏者が出て来て我々は・・・」

 

「彼女達がウィル博士と世界を超えてやって来たと言う事態になったとしても、博士側にソロモンの笛がありますからね」

 

「「「成程」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワとレイに確認する直哉前編

「ああ、サンキュー!猪川さん達」

 

翼と奏は停電を利用し、シンフォギアを纏う事に成功した。

 

「くっやられたわ。調、切歌出て来なさい」

 

マリアがそう言うと、新たなシンフォギアを纏った少女が現れたのだが・・・

 

「お待たせしました翼さん奏さん」

 

「なっ貴女もガングニールを纏えるの?」

 

「「来たな響とクリス」来たな立花と雪音」

 

「確かに二課の増援が来るまでは我々の計画通りに侵攻してましたが・・・立花響と言う我々の知らないシンフォギア奏者が出て来て我々は・・・」

 

「彼女達がウィル博士と世界を超えてやって来たと言う事態になったとしても、博士側にソロモンの笛がありますからね」

 

「「「成程」」」

 

「とりあえず僕は一旦トワとレイに武装集団フィーネ側について聞いてきますので、3人はアースとプレシャス達と合流して、情報を共有して下さい」

 

「「「了解」」」

 

暫くして・・・

 

「トワとレイすみません」

 

「「直哉どうした?」どうしたの」

 

「あのですね僕達は今ゼムリア大陸にいるんですけど・・・」

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

直哉とアニエスはお互いにそう言った。

 

「そうは言ってもヴァン・アークライドの暴走状態を止めない事にはどうしょうもないわよ。直哉」

 

エステルがそう言う。

 

「確かにそうなんですよね、シズナさん変身しているヴァン・アークライドさんを止める手段はないんですか?外部から強制的に」

 

直哉がシズナに聞く。

 

「私ならヴァンを体力を限界まで削って変身解除させるかな」

 

「シズナさん」

 

「やはり僕と同じ考えですか、シズナさん良ければ僕達と共闘してくれませんか?」

 

「それは構わないよ。私達としてもヴァンと合流して今後の事を考えないと置けないし」

 

「今後の事・・・」

 

アニエスが呟く。

 

「わかりましたこちらとしてもそれで構いません」

 

そして直哉はヴァン・アークライド救出作戦について話し出した。

 

暫くして・・・

 

「成程、グレンデル化したヴァンと主に戦うのは私とそちらにいる立花響何だね」

 

「ええ、あのグレンデルと言うのに対応出来るのはこちらでは立花響だけですから」

 

「成程格闘船主体何だね彼女は」

 

「はいそう言う事です」

 

「あの時にアニエスさん達と話した村が全滅してるんですよ」

 

「「ええーー」」

 

「どういう事よその村はまだ全滅しない筈よ」

 

「ええ、それは僕も聞いてますがこの映像を見て下さい」

 

「あの時は人の温もりがあったのに今は・・・」

 

「「グレース」」

 

「確かにそうですね。グレースさんですが今はクレイユ村のこの状況の調査を進めて下さい」

 

「もしこの事態があの村と同じなら・・・」

 

「クックッあの女は面白いな」

 

「マクバーン遊ぶのもほどほどにしておけよ」

 

「そのようだな連中に気づかれたみたいだな」

 

レーヴェと火炎魔神がそう言うと直哉達を囲むように大量のノイズが出現した。

 

「「わわ、ノイズが出たーー」」

 

響と直哉が戦闘体勢をとる前に二人が動いた。

 

「さてやるか」

 

「俺様を楽しませろよノイズ」

 

マクバーンとレーヴェはノイズと戦いという遊びを始めた。

 

そして戦いは二人の圧勝だった。

 

「「ええーー普通の斬撃でノイズを倒せるなんてあり得ないんですけど?」」

 

 

「ノイズには炭素化と位相差障壁があってその障壁を何とかしないといけないんですけど」

 

「ああ、そうだっだな。だが、俺の持ったケルンバイターと火炎魔神の炎にはそんなものは通用しない最初からな」

 

「あはは、そうなんですね。何この非常識の塊のような世界は、この二人と師匠会わせたら世界が壊れるまで戦うかもしれない」

 

「絶対会わせたら駄目だ」

 

響はそういって決意する。

 

「響さん気持ちは痛いほどわかるから今はゼムリア大陸はそんなものと思った方がいいよ」

 

「そうだね。私疲れたよ。エステルさんやヨシュアさんとは違う驚きで」

その頃存在しない村のなかでは・・・

 

「馬鹿な、ノイズの炭素化と位相差障壁が効かない人間がいるだとーー」

 

映像終了・・・

 

「「ええーーあの村がノイズによって全滅ーー」」

 

トワとレイは直哉の報告に驚いていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワとレイに確認する直哉中編

「ああ、そうだっだな。だが、俺の持ったケルンバイターと火炎魔神の炎にはそんなものは通用しない最初からな」

 

「あはは、そうなんですね。何この非常識の塊のような世界は、この二人と師匠会わせたら世界が壊れるまで戦うかもしれない」

 

「絶対会わせたら駄目だ」

 

響はそういって決意する。

 

「響さん気持ちは痛いほどわかるから今はゼムリア大陸はそんなものと思った方がいいよ」

 

「そうだね。私疲れたよ。エステルさんやヨシュアさんとは違う驚きで」

その頃存在しない村のなかでは・・・

 

「馬鹿な、ノイズの炭素化と位相差障壁が効かない人間がいるだとーー」

 

映像終了・・・

 

「「ええーーあの村がノイズによって全滅ーー」」

 

トワとレイは直哉の報告に驚いていた。

 

「その驚き方だとするとクレイユ村はトワは関わっていないんですね?」

 

「何それ私がクレイユ村を全滅させたような言い方は?」

 

「だってトワには前科がありますし」

 

「う・・・」

 

「何でしょうか?ライラック婦人」

 

「お願いだよ。特殊遊撃部隊に巴里華撃団に協力してほしいんだよ」

 

「ふむ・・・協力ですか?しかし内容によりますね」

 

「受けるか受けないかを決めるのは」

 

そしてグラン・マが話し出す。

 

 

「今のあんた達では、オプスキュールにも、あのイカ公爵にも勝てないだろうね」

 

「勝てるとしたら、帝国華撃団だけだろうね」

 

!!

 

「ムッシュ帝国華撃団には、空宙戦艦ミカサがあるんだよね」

 

「ええ、ありますがそれがどうしたんですか?」

 

「ああ、現状の巴里華撃団の装備の中に、カルマールの秘密兵器に対応できる装備が未完成なのでね」

 

「「「「「そんな」」」」」

 

「それじゃあ僕達何も出来ないまま負けるんだ」

 

コクリコがそう言う。

 

「成程ですがグラン・マ正直に言いますが、帝国華撃団にミカサを借りれたとしても実際にカルマールの秘密兵器の本格的な攻撃が始まるまでに到着出来るかわかりませんが」

 

「ああ、そっちの問題があったね」

 

「そう言う理由で、カルマールの所まであの子達を連れて行く手段がないのさ」

 

「ふむ・・・そう言う理由でですか」

 

「そちらの事情はわかりましたが、正直厳しいですね特殊遊撃部隊が協力するには」

 

「何故だ帝国華撃団との共闘の時と一緒ではないか?」

 

「いえ違いますね帝都の時は、明らかに特殊遊撃部隊の敵と帝国華撃団の敵が共闘していますよね」

 

「それは確かに」

 

「少なくとも今凱旋門に出ているノイズがカルマールの呼び出した者もしくはカルマールに協力している異世界の協力者がいればすぐにでも協力するんですけど、今の所無いんですよね」

 

「あの時のように意図的に微妙な改変をしたのかと考えたので」

 

「そういう事もあったな、だが今回はトワは何もしてないぞ」

 

レイが直哉にそう言う。

 

「となると隼人叔父さんがしたと考えるべきですかね?」

 

「確かにこれだけの数のノイズが自然発生したとは考えにくいな」

 

「そうなんですよね」

 

「もう1つの可能性があるとしたら・・・」

 

「なっ何よ私の他にガングニールの適合者がいるの?」

 

マリアが翼奏の言葉に動揺した時コンサート会場が一時停電となった。

 

「「「いまだ2人共」」」

 

「奏」

 

「ああ、サンキュー!猪川さん達」

 

翼と奏は停電を利用し、シンフォギアを纏う事に成功した。

 

「くっやられたわ。調、切歌出て来なさい」

 

マリアがそう言うと、新たなシンフォギアを纏った少女が現れたのだが・・・

 

「お待たせしました翼さん奏さん」

 

「なっ貴女もガングニールを纏えるの?」

 

「「来たな響とクリス」来たな立花と雪音」

 

「ウィル博士たちの介入したのかと思いました」

 

「「成程」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワとレイに確認する直哉後編

 

「ああ、サンキュー!猪川さん達」

 

翼と奏は停電を利用し、シンフォギアを纏う事に成功した。

 

「くっやられたわ。調、切歌出て来なさい」

 

マリアがそう言うと、新たなシンフォギアを纏った少女が現れたのだが・・・

 

「お待たせしました翼さん奏さん」

 

「なっ貴女もガングニールを纏えるの?」

 

「「来たな響とクリス」来たな立花と雪音」

 

「ウィル博士たちの介入したのかと思いました」

 

「「成程」」

 

「確かに彼ならやるかも知れないわね」

 

トワが言う。

 

「だが、彼と技術的な部分で協力していたか?」

 

レイがそう言う。

 

「初めまして貴女が、立花響さんですね」

 

「はい、貴方は英雄好きのウィル博士ですよね?」

 

「おお、自分の事を知って貰えてるとは嬉しいですね」

 

「どうしてウィル博士はフィーネさんを通じて私と会いたいと言って来たんです?」

 

「ああ、それは」

 

見つけたペン。バスの下の方に雷のエレメントさんがいるペン」

 

「でも、どうするの?乗客がいるから私達やアースの技だと乗客に恐怖を与えない?」

 

 

「そうね、まずメガビョーゲンの動きを止めないと」

 

 

「そんな事はさせんぞプリキュア」

 

 

そう言いながらグワイワルが、グレース達を襲う。

 

 

「「「くっ」」」

 

「直哉君どうすればいい?」

 

 

「グレースさん。バス型メガビョーゲンを浄化するなら零距離からの一撃です」

 

「そうか、響さんに浄化をして貰うんだね」

 

「ええ、その方が乗っている乗客の事を考えると、その方が安全だと思うので」

 

「正直こういう形でのメガビョーゲンを浄化は、初めてなので」

 

「うん、わかるよ」

 

そしてグレース達は動き出した。

 

「アース、響さんメガビョーゲンを浄化するのは任せるね」

 

「ええ――私浄化出来ないよ。出来ますよシャドーにはプリキュアの力があるので」

 

「あ、そっかそれでアースさんにメガビョーゲンを浄化するサポートを頼のんだんだ」

 

「響さんが慣れない間ですけどね」

 

そして響とアースがメガビョーゲンを浄化することに成功した。

 

「私は、あの戦いを見て衝撃を受けました」

 

「あはは、ありがとうございます」

 

「そして私は考えたんです。今自分が所属する部隊より貴女達がいる組織に行きたいとね」

 

「ええ――困りますよ。博士にはフロンティア事変を起こして貰わないとこの世界のバランスが崩れるので」

 

「ああ、やはりフィーネの言う通り立花響さんには自分の計画が知られているんですね」

 

「すいませんでも、私達はウィル博士の計画は最低限の干渉で終わらせるつもりですので」

 

「成程」

 

「つまり貴女達が私の計画に干渉する場合は今のような状況にでもならないと干渉しないのですね?」

 

「簡単に言えばそうですね」

 

「確かにレイの言う通り最初の頃はそんな雰囲気けど、実際にフロンティア事変がおきてからは・・・」

 

「何でだよ、翼を助けたいと言うのは駄目な理由なのか?」

 

「いえ、仲間を助けたいと言う奏さんの気持ちはわかりますが、恐らくギア自身が奏さんを奏者に選ばないと思います」

 

「何だと!!ギア自身が奏者を選ぶのかよ?」

 

「ああ、奏さんが以前言ってたな、特殊遊撃部隊の持つシンフォギアは意思を持つと」

 

「そうだよクリスちゃん」

 

「そのイチイバルシューターは、クリスちゃんを選んだんだよ」

 

「何で私を?」

 

!!

 

その時輸送任務をしている響とクリスの前に大量の降魔兵器と亜種型メガビョーゲンが現れたのだった。

 

「うん、あくまでも可能性があるだけだから」

 

「いやそれでもいい」

 

「くっ」

 

「何で私じゃなく別のクリスなんだよ」

 

「ああ、それ言われたなまさか本当になるとは思わなかったぞ」

 

「さてクリスちゃんウィル博士に会いに行こうか?」

 

「そうだな」

 

そして2人はウィル博士に会いに向かった。

 

「いやあ、2人共お疲れ様でした」

 

「はいこちらがソロモンの笛とあれです」

 

「おお、ありがとうございます響さん」

 

「なっ響博士と知り合いなのかよ」

 

「うん、特殊遊撃部隊として少し繋がりを持ってと言われてね」

 

「ああ、成程特殊遊撃部隊の言うイベントだっけその中で博士が重要人物になるからか?」

 

「そうだよクリスちゃん」

 

「貴女も特殊遊撃部隊の関係者ですか?」

 

「え、私は違う二課の方だ」

 

「え、そうなのですか?響さんのガングニール・シャドーと同じシンフォギアを纏っているので・・・てっきり特殊遊撃部隊かと思いました」

 

「博士輸送任務中に降魔兵器と亜種型メガビョーゲンに襲われたんですが・・・」

 

「ああ、それは・・・どうやら第三勢力が動いているようですね。ですがコンサート会場は、我々の戦力で動いています。これで良いんですよね?響さん」

 

「はい、ありがとうございます。博士」

 

「しかし、第三勢力に対する対応は、どうするんです?」

 

「こんな感じで情報を提供してるんだし、彼自身が独学で世界移動が出来る装置を作れると思うけど?」

 

「まあ、その可能性は否定は出来んな」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

グレース達が伝えたこの村で起きた事

時を少し戻して・・・

 

「「「「グレースさんこの村の大量の炭は何なんですか?」」」」

 

「ああ、それは・・・この村に住んでいた人たちだよ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「何ですってゼムリア大陸にそんな怪物がいるの?」

 

「いえ、違いますよローズマリーさんその怪物はシンフォギア世界に存在するノイズと言う者です」

 

「この映像を見て下さい」

 

「それはわかりませんが、事実この村でほとんどの人間が炭になっている事態が、いくら融合世界の影響を受けているゼムリア大陸とは言え、大量のノイズが自然発生するとは思えないんですよ」

 

「「「それは確かに」」」

 

「それならまだ・・・」

 

「我々は武装集団フィーネだ」

 

「「武装集団フィーネだと?」」

 

「何を言っているマリア?」

 

「お気楽な物ね風鳴翼と天羽奏」

 

「先の大戦の英雄様は少し黙って貰うわよ」

 

「ここで貴女達の正体を知られたくなければね」

 

「「くっ・・・」」

 

「我々武装集団フィーネの要求はこの国が持つシンフォギア奏者の情報を全世界に提示する事そして、全世界の国全ての領土を武装集団フィーネに捧げる事」

 

「タイムリミットは今から24時間以内に答えを貰えるかしら?それが出来なければ、出て来なさいノイズよ」

 

映像終了・・・

 

「この映像はさっき直哉君にノイズを詳しく知らない世界の皆に話す時に見せてと言われた映像です」

 

「そしてもう1つ見て欲しいのがこちらです」

 

「クックッあの女は面白いな」

 

「マクバーン遊ぶのもほどほどにしておけよ」

 

「そのようだな連中に気づかれたみたいだな」

 

レーヴェと火炎魔神がそう言うと直哉達を囲むように大量のノイズが出現した。

 

「「わわ、ノイズが出たーー」」

 

響と直哉が戦闘体勢をとる前に二人が動いた。

 

「さてやるか」

 

「俺様を楽しませろよノイズ」

 

マクバーンとレーヴェはノイズと戦いという遊びを始めた。

 

そして戦いは二人の圧勝だった。

 

「「ええーー普通の斬撃でノイズを倒せるなんてあり得ないんですけど?」」

 

「ノイズには炭素化と位相差障壁があってその障壁を何とかしないといけないんですけど」

 

「ああ、そうだっだな。だが、俺の持ったケルンバイターと火炎魔神の炎にはそんなものは通用しない最初からな」

 

「あはは、そうなんですね。何この非常識の塊のような世界は、この二人と師匠会わせたら世界が壊れるまで戦うかもしれない」

 

「絶対会わせたら駄目だ」

 

響はそういって決意する。

 

「響さん気持ちは痛いほどわかるから今はゼムリア大陸はそんなものと思った方がいいよ」

 

「そうだね。私疲れたよ。エステルさんやヨシュアさんとは違う驚きで」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「普通の人がノイズを倒すですってーー」

 

「ええ、ゼムリア大陸には、私達の中での常識が通用しない人々もいるのでそう言う方面でも気をつけて下さいね」

 

「「「「はい」」」」

 

「それでグレースさん直哉さんはどうしたんです?」

 

プレシャス達がグレースに聞く。

 

「ああ、それは・・・」

 

「確かに二課の増援が来るまでは我々の計画通りに侵攻してましたが・・・立花響と言う我々の知らないシンフォギア奏者が出て来て我々は・・・」

 

「彼女達がウィル博士と世界を超えてやって来たと言う事態になったとしても、博士側にソロモンの笛がありますからね」

 

「「「成程」」」

 

「とりあえず僕は一旦トワとレイに武装集団フィーネ側について聞いてきますので、3人はアースとプレシャス達と合流して、情報を共有して下さい」

 

「「「了解」」」

 

「直哉君はこう言って別行動してるよ村の中でね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について19

「ああ、それは・・・どうやら第三勢力が動いているようですね。ですがコンサート会場は、我々の戦力で動いています。これで良いんですよね?響さん」

 

「はい、ありがとうございます。博士」

 

「しかし、第三勢力に対する対応は、どうするんです?」

 

「こんな感じで情報を提供してるんだし、彼自身が独学で世界移動が出来る装置を作れると思うけど?」

 

「まあ、その可能性は否定は出来んな」

 

「これからどうしたらいいですか?」

 

「そうね・・・」

 

「「ええーーあの村がノイズによって全滅ーー」」

 

トワとレイは直哉の報告に驚いていた。

 

「その驚き方だとするとクレイユ村はトワは関わっていないんですね?」

 

「何それ私がクレイユ村を全滅させたような言い方は?」

 

「だってトワには前科がありますし」

 

「う・・・」

 

「あの村の調査結果次第では、一旦特殊遊撃部隊をゼムリア大陸に集める必要が出て来たわね」

 

トワが言う。

 

「大丈夫ですよ」

 

「「「え、それは・・・」」」

 

飛鳥がそう言った直後食を守る4人のプリキュアが現れ次々にウバウゾーを浄化していく。

 

「「「あれは、キュアプレシャスだ」」」

 

「「まさかもう自由に動けるようになったのか?」」

 

「はいそのようです直哉君の連絡でも言ってました。ただ・・・」

 

「後メンバーの編成についてですが、のどかさん達4人は和実ゆいさん達のフォローして貰う予定なのでその4人を除いてチーム編成をそれぞれのエステルさん大神さん神山さんの3人で話し合ってください」

 

「「「わかったわ」了解です」」

 

「直哉君が俺達にメンバー編成を頼むの初めてだしね」

 

「あの時に決めたメンバー編成を崩さなくてすみますしね」

 

「成程、直哉君私達はワイズマン及びサクラ世界の敵とブンドル団が相手で良いの?」

 

「こういう理由でキュアプレシャス達はどちらの部隊には属さないと言ってます」

 

「「成程」」

 

「ですが良いんですか?サクラ世界の帝都の方を手薄にしても」

 

「仕方ないわよエステル達はノヴァ達の相手をしてるんでしょう?」

 

「そうですね」

 

「あの時のチーム編成に入らなかったメンバーが遊撃部隊として私達と融合世界に残ったチームの援軍なのね」

 

「そうですね、現状ではワイズマンが帝都周辺で何か動いてるみたいなのでしばらくはこちらにいますがね」

 

「ワイズマンが帝都側に出たのね。こちら側ではノヴァの影がちらつく程度で・・・光を狙っていると言うよりはデボネアの代わりにしていると言う感じね」

 

「貴方の上司がジェントルーの記 憶を見て異世界のプリキュアの存在を知ると言う事態になるとは想定外だったので、こちらにしてもね」

 

「成程な確かにワイズマンならゴーダッツと密かに協力者になっててもおかしくはないな」

 

「トワ達はそう言う考えでいるみたいです。僕達もワイズマンがサクラ世界に現れた時は間に合いませんでしたし」

 

「成程ね」

 

「ああ、それについてはワイズマンが現れてウバウゾーを出現した時に連絡したんですよ」

 

「ええ、こんな感じに驚いていたようですね」

 

「そういう事ね、直哉達はゼムリア大陸に来れないのね」

 

「はいそうですねワイズマンの件もありますしそれに・・・」

 

「ああいう形で分散させたのに本当に良いんですか?トワ」

 

「ええ、構わないわ」

 

トワがそう言いきった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について19 トワの決定

「トワ達はそう言う考えでいるみたいです。僕達もワイズマンがサクラ世界に現れた時は間に合いませんでしたし」

 

「成程ね」

 

「ああ、それについてはワイズマンが現れてウバウゾーを出現した時に連絡したんですよ」

 

「ええ、こんな感じに驚いていたようですね」

 

「そういう事ね、直哉達はゼムリア大陸に来れないのね」

 

「はいそうですねワイズマンの件もありますしそれに・・・」

 

「ああいう形で分散させたのに本当に良いんですか?トワ」

 

「ええ、構わないわ」

 

トワがそう言いきった。

 

「それではトワすみませんが、サクラ世界の帝都の方に通達してくれませんか?」

 

「ええ、良いわよ。直哉達が響達を迎えに行くと言えばいいのね」

 

「はい」

 

「じゃあレイはエステル達に言って」

 

「はあ、何で我が?」

 

「だって・・・」

 

「駄目よあんたたち新生帝国華撃団は活動禁止期間なのだから」

 

「そんなの関係ねえ。今出ている降魔達は私達だけが倒せるんだぞ」

 

「「「初穂やめろ。これ以上俺達の立場を悪くするな」そうですよ初穂さん」暴走は駄目初穂」

 

 

「初穂言ったわね朧の出した降魔がこの時代の帝国華撃団に勝てないと」

 

「ああ」

 

「ならこれを見なさい」

 

「神崎風塵流・不死鳥の舞」

 

「球電ロボ」

 

「シェルクーンチク」

 

「鷺牌五段」

 

「イル・フラウト・マジーコ」

 

「ディ・ワリキューレ」

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

そして各隊員の必殺攻撃を受けて上級降魔朧の召喚した降魔は全滅した。

 

「「「「なっ馬鹿な」」」」

 

「何で旧式の機体で、私達の時代の降魔が倒せるんだよ」

 

「納得いかねえ」

 

「納得いかなくても、これが現実よ」

 

!!

 

「さて、神山貴方ならわかるわよね」

 

「ええ、俺達は降魔戦争前の時代を知らな過ぎた事が原因と思います」

 

「俺達の前の帝国華撃団。巴里華撃団。紐育華撃団の記録を見て俺達がどれだけ甘い考えを持って戦っていたのかがわかりました」

 

「エステル側に新生帝国華撃団の隊員達がいるし、喧嘩になるわよ」

 

「「ああ、成程」」

 

トワの言葉を聞いたレイと直哉は納得してしまった。

 

「後直哉響達を迎えに行ったらシンフォギア世界に確認しに行って」

 

「シンフォギア世界にですか?」

「ああ、サンキュー!猪川さん達」

 

翼と奏は停電を利用し、シンフォギアを纏う事に成功した。

 

「くっやられたわ。調、切歌出て来なさい」

 

マリアがそう言うと、新たなシンフォギアを纏った少女が現れたのだが・・・

 

「お待たせしました翼さん奏さん」

 

「なっ貴女もガングニールを纏えるの?」

 

「「来たな響とクリス」来たな立花と雪音」

 

「ウィル博士たちの介入したのかと思いました」

 

「「成程」」

 

「本当に彼が異世界に渡る為の手段を手に入れたかの確認よ」

 

「まあそれは良いですけどシンフォギア世界の世界各国はどうしたらいいです?」

 

「しかしよ、旦那これでこの世界の連中は異世界の多安宅威を認知したんだろ」

 

「ああ、そうだだが、俺達のように彼等の事情を知らない連中は、異世界の戦争に巻き込んだ国が一番わるい、そんな国は滅べなんて言われてるがな」

 

「まあ、シンフォギアに関しては秘密に出来てるがな、彼等の存在が世界の目を逸らしてくれる形となっているな」

 

「何なんだよ、それ響や直哉達が悪者じゃねえか」

 

「そうです。伯父様彼等は私達の代わりに世界の為に戦ってくれた恩人ですよ」

 

「それはわかっているが、政府からの通達でな彼等が再び来たら捕獲しろダそうだ」

 

!!

 

 

「まじかよ」

 

「ああ、防衛大臣からの通達だ」

 

「取り消しは出来ねえのか?」

 

「無理だ某絵大臣や政府が変わらなければ」

 

「そんな」

 

「まだこの辺の問題がありますが」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

シンフォギア世界に行くリスク

「そうです。伯父様彼等は私達の代わりに世界の為に戦ってくれた恩人ですよ」

 

「それはわかっているが、政府からの通達でな彼等が再び来たら捕獲しろダそうだ」

 

!!

 

「まじかよ」

 

「ああ、防衛大臣からの通達だ」

 

「取り消しは出来ねえのか?」

 

「無理だ某絵大臣や政府が変わらなければ」

 

「そんな」

 

「まだこの辺の問題がありますが」

 

「ああ、それは・・・気にしなくて良いわ。どのみちフロンティア事変関連や・・・」

 

「あの時に手に入れた光武の乗り手が使い物にならないからね」

 

「だから大神一郎達を貰う事にしたの」

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

その時闇の光武に攻撃が当たり初代帝国華撃団メンバーの吸収が止まった。

 

!!

 

「誰ノヴァの邪魔をするのは?」

 

「それは俺達だよ。ノヴァ」

 

そう言って響達とノヴァの前にブルーとバテデモーダが現れた。

 

!!

 

「お前達は、良くもあの世界の帝国華撃団を殺してくれたね」

 

「何言ってんすか?ノヴァさんがあんな事をしなければ、おいら達も追いかけなくて良かったんすよ」

 

「五月蠅い。ここにいる全員なんて死ねばいいんだーーー」

 

「仕方ない行くぞバテデモーダ」

 

「了解っす」

 

「あのノヴァの乱入でまだ混乱してるだろうしね」

 

「そうだといいですがね」

 

「個人的に今抱えてる問題が発生しそうに見えるんですけど」

 

「例えば・・・」

「響さん二課の人達の任務を続けてください」

 

「わかったよグレース。了子さん翼さん行きましょう」

 

「いいのね響ちゃん?」

 

「ええ、構いませんよ了子さん」

 

響がそう言うと、了子が車を出す。

 

 

「ちょっ立花良いのか?あの子達はお前の仲間なのだろう?」

 

翼の乗る車も響と了子の車と同様に動き出す。

 

 

「旦那ここは私が残る。旦那は輸送任務の方を頼む」

 

「しかし奏」

 

「私には響や紫藤直哉の言う世界の流れを守ると言う意味がよくわからない事もあったが、今回流れを変えようとする者が言ったあの女と言う言葉を聞いて私達の行動の結果次第で、私達も彼女達の敵になるかもしれないと言うのがわかったよ」

 

「・・・そうだな」

 

「だけど、私達の行動が決められた事だけを、紫藤直哉は求めているわけでなく。響のギアにしろ異世界の件にしろ本当なら教える必要が無い筈だ」

 

「確かにな」

 

「だが私達3人には、教えてくれた。だから私は語られる事の出来ない戦いだから見ておきたいんだ」

 

「そうか・・・」

 

「やれやれ私は、グワイワルを連れて帰りたいだけなんだかな」

 

「仕方ない出てこい夜叉」

 

!!

 

「お呼びでしょうかマスター」

 

ワイズマンの体内から夜叉が出て来た。

 

「げ、何なんだあいつは」

 

「まあワイズマンもグレースと同じ事が出来たんですね」

 

「「ちょっアースあれは違うからね」そうですよ。僕とグレースさんはあんな主従関係じゃないですよ」

 

「フフ、わかってますよ」

 

「すまないが、夜叉プリキュア達の相手を頼むぞ」

 

「はっお任せくださいマスター」

 

そしてワイズマンはその場から消えた。

 

「もし以前のようにワイズマンが出て来たら・・・」

 

「あら都合がいいじゃない少しは相手してやりなさいな」

 

トワがそう言い、これからの行動についての話し合いは終わった。

 




 


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワからの追加依頼

「後直哉響達を迎えに行ったらシンフォギア世界に確認しに行って」

 

「シンフォギア世界にですか?」

 

「お前達は、良くもあの世界の帝国華撃団を殺してくれたね」

 

「何言ってんすか?ノヴァさんがあんな事をしなければ、おいら達も追いかけなくて良かったんすよ」

 

「五月蠅い。ここにいる全員なんて死ねばいいんだーーー」

 

「仕方ない行くぞバテデモーダ」

 

「了解っす」

 

「あのノヴァの乱入でまだ混乱してるだろうしね」

 

「そうだといいですがね」

 

「すまないが、夜叉プリキュア達の相手を頼むぞ」

 

「はっお任せくださいマスター」

 

そしてワイズマンはその場から消えた。

 

「もし以前のようにワイズマンが出て来たら・・・」

 

「あら都合がいいじゃない少しは相手してやりなさいな」

 

「トワと相談した結果、この村で起きた事件を優先的に調査する事になりました」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「そして響さん達にはトワ達が説明をしてくれているので僕達は1度サクラ世界の帝都に戻ります」

 

「ああ、それについてはワイズマンが現れてウバウゾーを出現した時に連絡したんですよ」

 

「ええ、こんな感じに驚いていたようですね」

 

「そういう事ね、直哉達はゼムリア大陸に来れないのね」

 

「はいそうですねワイズマンの件もありますしそれに・・・」

 

「ああいう形で分散させたのに本当に良いんですか?トワ」

 

「ええ、構わないわ」

 

トワがそう言いきった。

 

「それではトワすみませんが、サクラ世界の帝都の方に通達してくれませんか?」

 

「ええ、良いわよ。直哉達が響達を迎えに行くと言えばいいのね」

 

「はい」

 

「じゃあレイはエステル達に言って」

 

「はあ、何で我が?」

 

「だって・・・」

 

「駄目よあんたたち新生帝国華撃団は活動禁止期間なのだから」

 

「エステル側に新生帝国華撃団の隊員達がいるし、喧嘩になるわよ」

 

「「ああ、成程」」

 

トワの言葉を聞いたレイと直哉は納得してしまった。

 

「後直哉響達を迎えに行ったらシンフォギア世界に確認しに行って」

 

「こういう話になり連絡を分担して行う事になったんですよ」

 

「「「「成程」」」」

 

「まあどちらにしてもこの村で起きたノイズ騒乱はソロモンの笛が使われた可能性が高いので、シンフォギア世界におけるソロモンの笛の所持者は・・・」

 

「いやあ、2人共お疲れ様でした」

 

「はいこちらがソロモンの笛とあれです」

 

「おお、ありがとうございます響さん」

 

「なっ響博士と知り合いなのかよ」

 

「うん、特殊遊撃部隊として少し繋がりを持ってと言われてね」

 

「ああ、成程特殊遊撃部隊の言うイベントだっけその中で博士が重要人物になるからか?」

 

「そうだよクリスちゃん」

 

「貴女も特殊遊撃部隊の関係者ですか?」

 

「え、私は違う二課の方だ」

 

「え、そうなのですか?響さんのガングニール・シャドーと同じシンフォギアを纏っているので・・・てっきり特殊遊撃部隊かと思いました」

 

「博士輸送任務中に降魔兵器と亜種型メガビョーゲンに襲われたんですが・・・」

 

「ああ、それは・・・どうやら第三勢力が動いているようですね。ですがコンサート会場は、我々の戦力で動いています。これで良いんですよね?響さん」

 

「はい、ありがとうございます。博士」

 

「しかし、第三勢力に対する対応は、どうするんです?」

 

「我々と二課の衝突時に現れたら?」

 

「ああ、それは・・・彼等に動いて貰います。帝国華撃団にね」

 

「まあ、私達の戦いの場所に来た場合は共闘を要請するかもですので、先程のあれ持ってて下さいね」

 

「成程そう言う意味もありましたか」

 

「あの彼なのです」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

初穂の不満前編

時を少し戻して・・・

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

「そういう事よ光、さて調査を始めましょうか」

 

「はい」」

 

そして先発隊は調査を始めたのだった。

 

「何だよ今回は敵が出なかったながっかりだぜ」

 

「初穂さんそんな言い方は駄目ですよ」

 

「別にいいじゃねえか実際自分に関係のない世界なんだしよ」

 

「それに私は・・・」

 

「後メンバーの編成についてですが、のどかさん達4人は和実ゆいさん達のフォローして貰う予定なのでその4人を除いてチーム編成をそれぞれのエステルさん大神さん神山さんの3人で話し合ってください」

 

「「「わかったわ」了解です」」

 

「直哉君が俺達にメンバー編成を頼むの初めてだしね」

 

「え、そうなんですか?」

 

「ああ、そうだよ神山君」

 

「現に神山君と俺が関わってるじゃないか?本来なら守護者達と直哉君がする筈の仕事をね」

 

「ええ――これって本来俺達が関与しない筈の部分なんですか?」

 

「そうよ、協力者の貴方達に本来ならさせないわよ。あくまでも協力者だからある程度融通が出来るように部隊を分けていたりしたうえで、提示をしてたんだけど・・・初穂と神山が自分達の活躍が出来ないからと言って反発したんでしょう?」

 

「う、それは・・・」

 

「だからよ直哉は考えたの」

 

「そういう事よ」

 

「そして変わった運命によりヴァン・アークライドさん達の仲間が新たに管理者の神殿に現れたんですね?」

 

「そうよそれに、その3人はヴァン・アークライドと同じく意識が無い状態なのよね、それでも生きてるには変わりないけど」

 

「こんな事態が起きて早く融合世界に戻る前に部隊配置を決めないといけなかったから直哉は守護者全員で決める部分を貴方達に任せたのよ」

 

「そんな直哉さんがそこまで折れるなんて信じられない」

 

「別に信じなくても良いけど、それが事実よたがが新生帝国華撃団の初穂と神山の為にね」

 

「だったら貴方達も成長したら?」

 

!!

 

「確かにそうですね、エステルさん隊員達をお願いします」

 

「わかったわ。ごめんねきつい事を言って」

 

「いえ、こちらにも非があるので構いません」

 

「隊長にああ言って私達を隊長と別行動にさせたエステルを私は許さねえ」

 

「また初穂のわがまま言ってる」

 

「何だと!!あざみ」

 

「事実でしょ私達は・・・」

 

「何で隊長も初穂さんも紫藤直哉さんにそう言う事を言うんですか?」

 

 

「何でってあいつが私達に異世界で目立つなと言ったからだろ?せっかく隊長が助けるのを止めていたじゃねーか」

 

「それは・・・世界のバランスの為に」

 

「けっ何が世界のバランスの為だよ。現に紫藤直哉と特殊遊撃部隊の連中は来てねえじゃねえか」

 

 

パシーン

 

「何しやがる!!人魚」

 

 

「何が特殊遊撃部隊の連中は来てないよ、あんた達新生帝国華撃団のメンバー助けたのは、異世界のプリキュアと紫藤直哉なのに何でそんなこと言うのよ」

 

 

!!

 

「「「「ローラ」」」」

 

「ローラさん」

 

メガビョーゲンになった三式光武も話を聞き動きを止めた。

 

 

「クラリス人魚の言葉はほんとうなのか?」

 

 

神山がクラリスに聞く。

 

 

「ええ、事実です。直接の時もあれば間接的の時もありますが、さくらさん以外は全員特殊遊撃部隊によって救出されています」

 

「「そんな」」

 

「なら何でここにいないんだよ。紫藤直哉達は」

 

その時・・・

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

 

そう言う声が聞こえ、三式光武型メガビョーゲンは浄化され雨宮さくらを救出した。

 

「サマー達大丈夫?」

 

「大丈夫ですグレースさん達さくらさんも気絶してますけど大丈夫です」

 

「「「よかったーー」」」

 

「特殊遊撃部隊に助けられた事実があるのも認めないの?」

 

「う、それは・・・」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

初穂の不満後編

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

そう言う声が聞こえ、三式光武型メガビョーゲンは浄化され雨宮さくらを救出した。

 

「サマー達大丈夫?」

 

「大丈夫ですグレースさん達さくらさんも気絶してますけど大丈夫です」

 

「「「よかったーー」」」

 

「特殊遊撃部隊に助けられた事実があるのも認めないの?」

 

「う、それは・・・」

 

「結局私達隊長も含めた全員が助けられてますよ。あざみの言うように」

 

あざみとクラリスがそれぞれの言葉を初穂に言う。

 

「そんな事は頭ではわかってんだよ。そしてあいつらの力もな」

 

「「なら・・・」」

 

「だけどな直哉は認めねえ。与えられた立場を使って私を無視するからだ」

 

「「は・・・」」

 

「何で私を会議で呼ばねんだ。いつも隊長かさくらしか呼ばねえんだ」

 

「「・・・それは隊長は隊長で、さくらさんは帝国華撃団の副隊長の立場で参加してるのですけど」」

 

「もしかして初穂ってそれが理由で・・・直哉さんを嫌ってるの?」

 

「いやいやそれは流石に無いでしょう。あざみさんもしそうだとしたら私達のくだらない理由で巻き込まれたまなつさん達の世界が可哀想ですよ」

 

「うわあ、本当にあおぞら市に戻って来た――」

 

「そうだねまなつちゃん」

 

「戻ってこれた」

 

「ああ、そうだな」

 

「でも、街はあの時のままだな」

 

あすかがそう言うと、ローラを入れた5人が思い出した。

 

 

 

「グガアアア」

 

「メガグラビトンウェーブ」

 

 

「グガアアア」

 

 

ヴォルクルスが地上に出てすぐ紫色のリング状の衝撃波を乱発した。

 

 

 

「「「「「「「うわああ」」」」」」」

 

「何だ奴は?」

 

 

「とんでもねえ破壊力だぜ」

 

初穂がそう言い、周りを見るとその周囲は更地になっていた。

 

「皆さん大丈夫ですか?」

 

「ああ、何とか大丈夫だサマー達」

 

サマー達は新生帝国華撃団と合流した。」

 

「隊長どうする?相手の大きさが違い過ぎるけど」

 

あざみが誠十郎に聞く。

 

「正直俺達だけでは勝てないだろう。だから特殊遊撃部隊に合流するぞ」

 

 

!!

 

「何だよ隊長結局奴等に頼るのかよ」

 

「初穂いい加減にしろ。このままだと彼女達の世界が大変な事になるんだぞ」

 

「だけどよ・・・」

 

回想終了・・・

 

「何であれからかなりの時間が経つのに・・・ってローラの足が人魚に戻ってる――」

 

「あら本当ね」

 

「それは恐らくトワの介入のせいだよまなつちゃん」

 

その時直哉が、青年の姿でまなつ達の前に現れた。

 

「え、直哉さんその姿はどうしたんですか?」

 

「ああ、今から君達の親達に説明する為に行くから怪しまれないように、姿を変えたんだけど変かな?」

 

「変じゃないんですけど」

 

「この状況で私達の親の居場所がわかるんですか?」

 

「大丈夫だよ。みのりちゃん」

 

「皆の親のいる場所はわかってるから」

 

「それじゃ、行くよ皆」

 

「「「「「はい」」」」」

 

「「「「お母さん」」」」親父」

 

「「「「まなつ」さんご」みのり」!!」

 

「貴女達今までどこにいたの?大地震が起きてこっちは大変だったのに」

 

まなつの母親が、まなつ達に聞く。

 

「「「ごめんなさい。私達はこのお兄さんに特別なシェルターに連れて行って貰ってたの」」」

 

まなつ達がそう言うと、直哉が親たちの前に出て行く。

 

「貴方が娘達を助けてくれたんですか?」

 

「結果的に言えばそうなりますね。自分の名前は紫藤直哉と申します」

 

「あの大地震が起きる直前に、自分はたまたまあおぞら中学方面にある仕事場に行く時に被災をして、学校から避難してくる子達を仕事場に地下シェルターを完備してたので、子供たちをそこに避難させてました」

 

「申し訳ございませんでした。本来ならこんな誘拐紛いの避難ではなく、ちゃんと連絡すべきでした」

 

「いえ、頭をあげてください。直哉さんのおかげで沢山の子供の命が助かったのは、事実なのですから」

 

「ありがとうございます。それじゃあね。まなつちゃん、さんごちゃん、みのりちゃん、あすかちゃん」

 

「確かにそうだねクラリス」

 

あざみはそう思いだしながらそう言った。

 

その頃エステルとミュウミュウ達は・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

エステルミュウミュウ達と話をする1

初穂達とは別の部屋では・・・

 

「しかし初穂さんと言う人は失礼にも程がありますわ」

 

「ミント・・・」

 

「ミュウミュウの皆ごめんね私は直哉からミュウミュウの皆の事情を知っていて今回の調査のグループにしてたんだけど嫌な気持ちにさせたわね」

 

「いえいえエステルさんのせいではないですし」

 

「そうですわ」

 

「だがあんな言い方去れると文句も言いたくなるがな」

 

「白銀」

 

「え、直哉さんどうしてそれを知っているんですか?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「それはぜひとも俺も聞きたいね」

 

「白銀」

 

「ああ、貴方が動物の力の生存本能をミュウミュウと言う力に変えて桃宮さんを含めた5人に打ち込んだ本人ですね」

 

「お前何で知ってやがる」

 

「それは僕もあの動物園にいたんですよ。そこにいる桃宮さんとね最もデート中はいませんがね」

 

「そうなんですか直哉さん」

 

「ええ、そうですよ僕がこの世界に来たのは調査の為でした」

 

!!させたものを

 

「お前この世界に来ただと!!お前は別の世界の人間なのか?」

 

「そうですよ。ただそれはこちらの世界認識ではと言う事になるでしょうけど」

 

「どういう事だよ」

 

「成程ミュウミュウ世界の住人は、落ち着きがないですね。そんなに落ち着きがないと組織の長は務まりませんよ」

 

「お前に関係ないだろう」

 

「それは事実ですね、貴方達が動物の力の一部を使いあのネズミを凶暴化させたものを倒していたのも僕には関係ありませんね」

 

「ですが、動物の力に適合者だからと言って本人に説明をせずにいきなり戦わせるのは間違いですよね」

 

「直哉さん確かに、直哉さんの言う通り白銀は、私に説明をしてくれたので納得してますから」

 

「そうですか?それなら良いですけど、そこにいるお嬢様は桃宮さんさんが覚醒せずに変身しなかった場合の事も考えてますか?」

 

「それは・・・」

 

「どうせ貴方達はあの怪物によって殺された場合その怪物の存在を知られて混乱するの防ぐ為に死んだ人がいた場合行方不明にするのでしょうけどね」

 

「それは否定できねえ、お前に言う通りそう言う事態になってもおかしくないな」

 

「後カフェのバイト中にティ―タイムだからと言って堂々とさぼるのはどうかと思いますが、貴女が動かないから他の人に負担が増えるんですよ」

 

「う、それは・・・」

 

「貴方もこの店と司令をしているならしっかり言いなさい」

 

「う、すまねえ俺も経営初めてだから・・・」

 

「誰でも初めてはありますからそこは良いですけど、白銀さんで良いですか?」

 

「ああ」

 

「これから言う事は完全に余計なお世話と思われるでしょうが、せめて桃宮さんの両親に貴方が、このカフェで桃宮さんがバイトをする事になった理由を話した方が良いと思いますよ。ミュウミュウだからバイトをさせているではなくね」

 

「確かにな娘が勝手にバイトを無断でしていると思われるのは、気分が悪いな」

 

「それにミュウミュウの活動が昼だけとは限らないのでしょう?」

 

「そうだが・・・」

 

「だが俺は、我慢をしておくさ」

 

「俺達を成長させてくれた直哉の為にもな」

 

「「「私も」私もです」私もですわ」

 

「それにあの子も俺達と同じなんだろ?」

 

「そうね自分達の世界に戻れないと言う点では同じだわね」

 

「でも私達の方が・・・」

 

「成程つまり俺達の世界のはその世界の別パターンで極端な話絆を作らせないようにする為の簡単な方法に切り替えたんだな」

 

「ええ、そうだと思います。そして今回の改変のターゲットさんでなおかつ絆を作らせないようにしたのでしょう」

 

「その絆が恋愛感情と気がつかないまま改変されたために、青山さんの存在が消されたのでしょう」

 

「そんな私が青山君の存在を消したの?」

 

「それは違いますよいちごさん。あくまでいちごさんと青山さんの2人被害者なのですから」

 

「原因がわかったが直哉これからどうするんだ?」

 

「何で皆で行く必要があるんです?」

 

れたすが直哉に聞く。

 

「良いですか皆さん。いくら改変をしようと通常なら登場人物その者を消すと言う事はミュウミュウ世界は本来あるべき流れから逸脱してしまうんです」

 

「「「ええ――」」」

 

「成程私達がこの世界にいる事が別のIF世界に私達が巻き込まれる可能性があるんですね?」

 

「はいそうです」

 

「おい、圭一郎どういう事だよ?」

 

「良いですか皆さん直哉さんが言った事は簡単に言えば、直哉さんや特殊遊撃部隊がこの世界から離れた直後からIFの世界に切り替える可能性があるんです」

 

「ええ――でも直哉さんの言った世界はそんな事になっていませんでしたよ」

 

「はっまさか・・・この事態の原因は」

 

「ああ、それは・・・恐らくいちごの想い人である青山の存在が消えた事による修正のせいだろうな」

 

「そんな・・・」

 

「直哉このままこの世界にいたらどうなる?」

 

「可能性の話になりますが青山さんの存在しない世界の住人となり当然僕や特殊遊撃部隊と関わった記憶は全て消えるでしょうね」

 

「そして新たなミュウミュウ世界の鏡の世界になる可能性があります」

 

「そうか・・・最後に後2人のミュウミュウは影響を受ける事はないんだな?」

 

「ええ、僕の上司達もこの世界の異変に気がつき皆さんが特殊遊撃部隊と一緒に避難すれば、IF世界にならないように動いてくれると思うので」

 

「この理由で自分達の世界から逃げて来たのに」

 

「そうね私から見てもミュウミュウ達のが理不尽に感じるわよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

エステルミュウミュウ達と話をする2

「直哉このままこの世界にいたらどうなる?」

 

「可能性の話になりますが青山さんの存在しない世界の住人となり当然僕や特殊遊撃部隊と関わった記憶は全て消えるでしょうね」

 

「そして新たなミュウミュウ世界の鏡の世界になる可能性があります」

 

「そうか・・・最後に後2人のミュウミュウは影響を受ける事はないんだな?」

 

「ええ、僕の上司達もこの世界の異変に気がつき皆さんが特殊遊撃部隊と一緒に避難すれば、IF世界にならないように動いてくれると思うので」

 

「この理由で自分達の世界から逃げて来たのに」

 

「そうね私から見てもミュウミュウ達のが理不尽に感じるわよ」

 

「だがそう言う彼女達の世界にも行けなくなったんだよな?」

 

白銀がエステルに聞く。

 

「ええ、行けなくなった理由は・・・」

「馬鹿な紫の扉の世界が消失してるわ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

紫の扉の世界消失と言う事態に2人の響とマサキとリューネが驚いていた。

 

その直後アスミとラテが響達の前に気絶状態で現れた。

 

「「「「ええーー」」」」

 

「どうしたの?響」

 

「あ、トワさん今ですね紫の扉の世界からアスミとラテが庭園に戻って来たんですけど」

 

!!

 

「何ですってーー響本当にアスミとラテがそこにいるのね?」

 

「はいですけどアスミさんとラテは気絶状態ですけど」

 

「わかったわとりあえず今庭園にいるメンバー全員を、管理者の神殿二転移させるわ」

 

「はい」

 

そして庭園にいる全員はトワの転移術で管理者の神殿に帰還した。

 

暫くして管理者の神殿の中にある医務室では・・・

 

 

「・・・はっここは?」

 

「起きたわねアスミ、ここは管理者の神殿の中の医務室よ」

 

トワとレイが医務室にやって来た。

 

2組のプリキュアのアスミとラテ以外が変身を終えた直後紫の扉の世界は消失した。

 

「成程ね、直屋とのどか達とまなつ達と神山とクラリスもその謎の声により紫の扉の世界が消える直前に連れて行かれたのね、お墓型戦艦も含めて

 

「はい」

 

「トワ、今回ものどか達が、過去の世界へ引きずり込まれたとみるべきか?」

 

「ええそうみるべきと思うわ。ただ今回は融合世界に出来た海鳴市関連する時代じゃないかと思うわ」

 

「成程な」

 

「それに・・・直哉達が聞いた声の1つは恐らく陰険な精霊だと思うから」

 

「過去の世界でも7人世界と幼馴染世界の敵が入り混じる頃だし、だからこそ都合が良いのかしら」

 

「今回の過去の世界に行くのはイヨが仕組んでた可能性もあるわね」

 

「そしてこれ以降初穂達の世界は一度も確認出来ないのよ。融合世界周辺ではね」

 

「「「「成程」」」」

 

「ただ表のオイシーナタウンのようなパターンがある事がわかったからそんな復活もあるかも知れないわね」

 

その頃サクラ世界の帝都では・・・

 

時を少し戻して・・・

 

「お前邪魔だ、消えろ」

 

「「破邪剣征.桜花天昇」」

 

「うわああ」

 

「きゃあああ」

 

「直哉さん、さくらさん」

 

桜武は吹き飛ばされた。

 

「さあ、直哉最後の時だ、死ね」

 

「米田健二との戦いにはあの時代から関わっている人間だけの方が戦いやすいと思うので」

 

「そうかも知れないね」

 

「米田健二が確実に復活した状態ではないですからね」

 

「そうだね」

 

その後直哉は響との通信を切った。

 

翌日響と飛鳥は鶯谷にある紫藤家に来ていた。

 

「飛鳥ちゃんどうして直哉君の家に来たの?」

 

響が飛鳥に聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

飛鳥と響紫藤家へ行く

翌日響と飛鳥は鶯谷にある紫藤家に来ていた。

 

「飛鳥ちゃんどうして直哉君の家に来たの?」

 

響が飛鳥に聞く。

 

「ああ、それは・・・トワの指示で少しゼムリア大陸で厄介者が現れたようで・・・」

 

「え、厄介者でもゼムリア大陸には直哉君達が行ったのに対応出来なかったの?」

 

「いえ、兄さんが対応する前にノイズがある村を全滅させたようです」

 

「ええ――ノイズが」

 

「はいトワからはそう聞いてます」

 

「そしてその問題の解決の為の話があるそうです」

 

「そうなんだ。その全滅した村はどこなの?」

 

「それはクレイユ村です」

 

「え・・・」

 

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

「クレイユ村ってアニエスさん達と出会った時の村だよね?」

 

「はいそうですよ」

 

「そうよ響」

 

「あ、トワさん」

 

その時トワが響達の元に現れた。

 

そしてトワは話し出す。

 

「後直哉響達を迎えに行ったらシンフォギア世界に確認しに行って」

 

「シンフォギア世界にですか?」

 

「ああ、サンキュー!猪川さん達」

 

翼と奏は停電を利用し、シンフォギアを纏う事に成功した。

 

「くっやられたわ。調、切歌出て来なさい」

 

マリアがそう言うと、新たなシンフォギアを纏った少女が現れたのだが・・・

 

「お待たせしました翼さん奏さん」

 

「なっ貴女もガングニールを纏えるの?」

 

「「来たな響とクリス」来たな立花と雪音」

 

「ウィル博士たちの介入したのかと思いました」

 

「「成程」」

 

「本当に彼が異世界に渡る為の手段を手に入れたかの確認よ」

 

「まあそれは良いですけどシンフォギア世界の世界各国はどうしたらいいです?」

 

「まだこの辺の問題がありますが」

 

「ああ、それは・・・気にしなくて良いわ。どのみちフロンティア事変関連や・・・」

 

「あの時に手に入れた光武の乗り手が使い物にならないからね」

 

「だから大神一郎達を貰う事にしたの」

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

その時闇の光武に攻撃が当たり初代帝国華撃団メンバーの吸収が止まった。

 

!!

 

「誰ノヴァの邪魔をするのは?」

 

「それは俺達だよ。ノヴァ」

 

そう言って響達とノヴァの前にブルーとバテデモーダが現れた。

 

!!

 

「お前達は、良くもあの世界の帝国華撃団を殺してくれたね」

 

「何言ってんすか?ノヴァさんがあんな事をしなければ、おいら達も追いかけなくて良かったんすよ」

 

「五月蠅い。ここにいる全員なんて死ねばいいんだーーー」

 

「仕方ない行くぞバテデモーダ」

 

「了解っす」

 

「あのノヴァの乱入でまだ混乱してるだろうしね」

 

「そうだといいですがね」

 

「個人的に今抱えてる問題が発生しそうに見えるんですけど」

 

「もし以前のようにワイズマンが出て来たら・・・」

 

「あら都合がいいじゃない少しは相手してやりなさいな」

 

「こういう経緯で、一旦特殊遊撃部隊はゼムリア大陸に修吾する事にしたから」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワの新たな通達

「あのノヴァの乱入でまだ混乱してるだろうしね」

 

「そうだといいですがね」

 

「個人的に今抱えてる問題が発生しそうに見えるんですけど」

 

「もし以前のようにワイズマンが出て来たら・・・」

 

「あら都合がいいじゃない少しは相手してやりなさいな」

 

「こういう経緯で、一旦特殊遊撃部隊はゼムリア大陸に集合する事にしたから」

 

「ええーー」

 

「ちょっと待って下さい。もしワイズマンではない者がゼムリア大陸に来てるかも知れないんですか?」

 

「その可能性があるわ」

 

「一体誰が?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「いやあ、2人共お疲れ様でした」

 

「はいこちらがソロモンの笛とあれです」

 

「おお、ありがとうございます響さん」

 

「なっ響博士と知り合いなのかよ」

 

「うん、特殊遊撃部隊として少し繋がりを持ってと言われてね」

 

「ああ、成程特殊遊撃部隊の言うイベントだっけその中で博士が重要人物になるからか?」

 

「そうだよクリスちゃん」

 

「貴女も特殊遊撃部隊の関係者ですか?」

 

「え、私は違う二課の方だ」

 

「え、そうなのですか?響さんのガングニール・シャドーと同じシンフォギアを纏っているので・・・てっきり特殊遊撃部隊かと思いました」

 

「博士輸送任務中に降魔兵器と亜種型メガビョーゲンに襲われたんですが・・・」

 

「ああ、それは・・・どうやら第三勢力が動いているようですね。ですがコンサート会場は、我々の戦力で動いています。これで良いんですよね?響さん」

 

「はい、ありがとうございます。博士」

 

「直哉はウィル博士を怪しいと言ってるわね」

 

「ええ――ウィル博士が」

 

「そうよあくまでも直哉は現状融合世界のソロモンの笛がウィル博士が持っていると言う事実を言っているのよ」

 

「それは響もわかるでしょう?」

 

「はい・・・」

 

「いやあ、2人共お疲れ様でした」

 

「はいこちらがソロモンの笛とあれです」

 

「おお、ありがとうございます響さん」

 

「なっ響博士と知り合いなのかよ」

 

「うん、特殊遊撃部隊として少し繋がりを持ってと言われてね」

 

「ああ、成程特殊遊撃部隊の言うイベントだっけその中で博士が重要人物になるからか?」

 

「そうだよクリスちゃん」

 

「貴女も特殊遊撃部隊の関係者ですか?」

 

「え、私は違う二課の方だ」

 

「え、そうなのですか?響さんのガングニール・シャドーと同じシンフォギアを纏っているので・・・てっきり特殊遊撃部隊かと思いました」

 

「博士輸送任務中に降魔兵器と亜種型メガビョーゲンに襲われたんですが・・・」

 

「ああ、それは・・・どうやら第三勢力が動いているようですね。ですがコンサート会場は、我々の戦力で動いています。これで良いんですよね?響さん」

 

「私がウィル博士に渡したんですし」

 

響がそう言う。

 

「まあ、私もそれ聞いた時は・・・」

 

「「ええーーあの村がノイズによって全滅ーー」」

 

トワとレイは直哉の報告に驚いていた。

 

「その驚き方だとするとクレイユ村はトワは関わっていないんですね?」

 

「何それ私がクレイユ村を全滅させたような言い方は?」

 

「だってトワには前科がありますし」

 

「う・・・」

 

「あの村の調査結果次第では、一旦特殊遊撃部隊をゼムリア大陸に集める必要が出て来たわね」

 

トワが言う。

 

「直哉に疑いを持たれたしね」

 

「それはトワに前科があるからでしょう?」

 

飛鳥がトワにそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響達の合流前の話し合い

「「ええーーあの村がノイズによって全滅ーー」」

 

トワとレイは直哉の報告に驚いていた。

 

「その驚き方だとするとクレイユ村はトワは関わっていないんですね?」

 

「何それ私がクレイユ村を全滅させたような言い方は?」

 

「だってトワには前科がありますし」

 

「う・・・」

 

「あの村の調査結果次第では、一旦特殊遊撃部隊をゼムリア大陸に集める必要が出て来たわね」

 

トワが言う。

 

「直哉に疑いを持たれたしね」

 

「それはトワに前科があるからでしょう?」

 

飛鳥がトワにそう言う。

 

「まあ、そうなんだけど・・・」

 

「響君それは脅しじゃないか?」

 

「ええ、脅しですよでもトワさんはこうしないと仕事をしないんですよ」

 

「響今回は私の許可で、特殊遊撃部隊の介入する許可を与える」

 

!!

 

「「レイ」レイさん」

 

響とトワはレイの言葉に驚いていた。

 

「ちょっとレイふざけないでよ」

 

「別にふざけていない。怠けていたお前とは違ってな」

 

「グッ」

 

「トワお前はどうせワイ図万が来るしリボルバーキャノンを使えるようにしなくてもいいね」

 

「そう言ってトワリボルバーキャノンを使える状態にしなかったせいで巴里華撃団が、負け確定になっても特殊遊撃部隊の介入するの止める権利は無いと思うが?」

 

「トワお前の失態を認めろいい加減にな。私自身もこれ以上黙ってるわけにはいかんぞ」

 

「管理者の管理ミスで中心世界の巴里が消滅したら我らの上司がなんて言うのか考えてみろ」

 

「・・・嫌ああああああ」

 

「わかったわ。特殊遊撃部隊の介入を許可するわ。これで良いでしょレイ?」

 

「駄目だ。トワお前自身が巴里に行って巴里華撃団に説明をして来い」

 

「以前怒られたしね」

 

「ああ、ありましたね」

 

「それでトワさん確認ですけど私達は・・・」

 

「ええ、こんな感じに驚いていたようですね」

 

「そういう事ね、直哉達はゼムリア大陸に来れないのね」

 

「はいそうですねワイズマンの件もありますしそれに・・・」

 

「ああいう形で分散させたのに本当に良いんですか?トワ」

 

「ええ、構わないわ」

 

トワがそう言いきった。

 

「それではトワすみませんが、サクラ世界の帝都の方に通達してくれませんか?」

 

「ええ、良いわよ。直哉達が響達を迎えに行くと言えばいいのね」

 

「はい」

 

「そしてその後に・・・」

 

「まだこの辺の問題がありますが」

 

「ああ、それは・・・気にしなくて良いわ。どのみちフロンティア事変関連や・・・」

 

「あの時に手に入れた光武の乗り手が使い物にならないからね」

 

「だから大神一郎達を貰う事にしたの」

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

その時闇の光武に攻撃が当たり初代帝国華撃団メンバーの吸収が止まった。

 

!!

 

「誰ノヴァの邪魔をするのは?」

 

「それは俺達だよ。ノヴァ」

 

そう言って響達とノヴァの前にブルーとバテデモーダが現れた。

 

!!

 

「お前達は、良くもあの世界の帝国華撃団を殺してくれたね」

 

「何言ってんすか?ノヴァさんがあんな事をしなければ、おいら達も追いかけなくて良かったんすよ」

 

「五月蠅い。ここにいる全員なんて死ねばいいんだーーー」

 

「仕方ない行くぞバテデモーダ」

 

「了解っす」

 

「あのノヴァの乱入でまだ混乱してるだろうしね」

 

「そうだといいですがね」

 

「個人的に今抱えてる問題が発生しそうに見えるんですけど」

 

「シンフォギア世界に行ってウィル博士を探せばいいんですね」

 

「そういう事よ」

 

その後響と飛鳥はトワと別れたのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紫藤家への緊急集合前編

「仕方ない行くぞバテデモーダ」

 

「了解っす」

 

「あのノヴァの乱入でまだ混乱してるだろうしね」

 

「そうだといいですがね」

 

「個人的に今抱えてる問題が発生しそうに見えるんですけど」

 

「シンフォギア世界に行ってウィル博士を探せばいいんですね」

 

「そういう事よ」

 

その後響と飛鳥はトワと別れたのだった。

 

「大変な事になったね飛鳥ちゃん」

 

「そうですね響さん。幸いな事に兄さん達が来るまでに多少の時間があるので、大神さんと神山さんに連絡をして紫藤家で説明をしましょう」

 

「そうだね」

 

その日の夜紫藤家にて・・・

 

「ああ、それは・・・トワの指示で少しゼムリア大陸で厄介者が現れたようで・・・」

 

「え、厄介者でもゼムリア大陸には直哉君達が行ったのに対応出来なかったの?」

 

「いえ、兄さんが対応する前にノイズがある村を全滅させたようです」

 

「ええ――ノイズが」

 

「はいトワからはそう聞いてます」

 

「そしてその問題の解決の為の話があるそうです」

 

「そうなんだ。その全滅した村はどこなの?」

 

「それはクレイユ村です」

 

「え・・・」

 

「クレイユ村ってアニエスさん達と出会った時の村だよね?」

 

「はいそうですよ」

 

「そうよ響」

 

「あ、トワさん」

 

その時トワが響達の元に現れた。

 

そしてトワは話し出す。

 

「後直哉響達を迎えに行ったらシンフォギア世界に確認しに行って」

 

「シンフォギア世界にですか?」

 

「もし以前のようにワイズマンが出て来たら・・・」

 

「あら都合がいいじゃない少しは相手してやりなさいな」

 

「こういう経緯で、一旦特殊遊撃部隊はゼムリア大陸に集合する事にしたから」

 

「ええーー」

 

「ちょっと待って下さい。もしワイズマンではない者がゼムリア大陸に来てるかも知れないんですか?」

 

「その可能性があるわ」

 

「一体誰が?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「いやあ、2人共お疲れ様でした」

 

「はいこちらがソロモンの笛とあれです」

 

「おお、ありがとうございます響さん」

 

「なっ響博士と知り合いなのかよ」

 

「うん、特殊遊撃部隊として少し繋がりを持ってと言われてね」

 

「ああ、成程特殊遊撃部隊の言うイベントだっけその中で博士が重要人物になるからか?」

 

「そうだよクリスちゃん」

 

「貴女も特殊遊撃部隊の関係者ですか?」

 

「え、私は違う二課の方だ」

 

「え、そうなのですか?響さんのガングニール・シャドーと同じシンフォギアを纏っているので・・・てっきり特殊遊撃部隊かと思いました」

 

「博士輸送任務中に降魔兵器と亜種型メガビョーゲンに襲われたんですが・・・」

 

「ああ、それは・・・どうやら第三勢力が動いているようですね。ですがコンサート会場は、我々の戦力で動いています。これで良いんですよね?響さん」

 

「はい、ありがとうございます。博士」

 

「直哉はウィル博士を怪しいと言ってるわね」

 

「ええ――ウィル博士が」

 

「「大神さんと神山さんすみません今夜ここに呼んだのはトワからの連絡があり・・・」

 

「はいそうですねワイズマンの件もありますしそれに・・・」

 

「ああいう形で分散させたのに本当に良いんですか?トワ」

 

「ええ、構わないわ」

 

トワがそう言いきった。

 

「それではトワすみませんが、サクラ世界の帝都の方に通達してくれませんか?」

 

「ええ、良いわよ。直哉達が響達を迎えに行くと言えばいいのね」

 

「はい」

 

「「その結果予定が変わり直哉君達が迎えに来るそうです」」

 

「嘘だろ」

 

神山がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第48章 第3部 計画変更通達編
紫藤家への緊急集合後編


「ああいう形で分散させたのに本当に良いんですか?トワ」

 

「ええ、構わないわ」

 

トワがそう言いきった。

 

「それではトワすみませんが、サクラ世界の帝都の方に通達してくれませんか?」

 

「ええ、良いわよ。直哉達が響達を迎えに行くと言えばいいのね」

 

「はい」

 

「「その結果予定が変わり直哉君達が迎えに来るそうです」」

 

「嘘だろ」

 

神山がそう言う。

 

「皆さんはこんなに簡単に予定を変えられて文句ないんですか?」

 

「「「うーん文句があると言えばあるけど・・・実際予定変更した事で良い結果を出したパターンがあるから何とも言えない」」」

 

大神と響が思い出す。

 

「響今回は私の許可で、特殊遊撃部隊の介入する許可を与える」

 

!!

 

「「レイ」レイさん」

 

響とトワはレイの言葉に驚いていた。

 

「ちょっとレイふざけないでよ」

 

「別にふざけていない。怠けていたお前とは違ってな」

 

「グッ」

 

「トワお前はどうせワイ図万が来るしリボルバーキャノンを使えるようにしなくてもいいね」

 

「そう言ってトワリボルバーキャノンを使える状態にしなかったせいで巴里華撃団が、負け確定になっても特殊遊撃部隊の介入するの止める権利は無いと思うが?」

 

「トワお前の失態を認めろいい加減にな。私自身もこれ以上黙ってるわけにはいかんぞ」

 

「管理者の管理ミスで中心世界の巴里が消滅したら我らの上司がなんて言うのか考えてみろ」

「お墓戦艦だって」

 

「そうですよグラン・マ」

 

「大神さん皆さんの光武F2をお墓戦艦をに乗せましたよ」

 

「ああ、ありがとう響君」

 

「いえいえ、直哉君が事前にレイさんから連絡を受けて既にお墓戦艦をシャノワール上空に移動させてくれたので」

 

ビービー

 

その時シャノワールのレーダーがお墓戦艦を捉え反応した。

 

!!

 

「「「「「大きい」」」」」

 

「あれがムッシュの言うお墓戦艦なのかい?」

 

「そうですよ。グラン・マ」

 

その頃お墓戦艦の中では・・・

 

「ふう、どうやら皆さん驚いてるようだね」

 

「そりゃそうですよ。兄さん」

 

「ついでにあのイカ侯爵も驚いてるみたいですけど」

 

そう言って飛鳥が空中砲台オプスキュールを映像に出す。

 

「何じゃあれは?あんなデカい物が突然あらわれたじゃと」

 

「まあ、いいじゃろどんな大きい戦艦がいたとしても、空中砲台オプスキュールを止める事など出来ぬわ。24時間後巴里は消滅する」

 

「そして俺達はお墓戦艦を使い・・・」

 

そしてお墓戦艦が元の時間に戻った直後、巴里華撃団のメンバーを簡易ゲートを使い、空中砲台オプスキュール内部に送り込んだ。

 

「巴里華撃団参上!!」

 

「ぬう!!巴里華撃団ここに直接乗り込んでくるとは!!仕方がないお前たちとの決着はこちらでしてやる」

 

「出でよポーン共、そしてわしの蒸気獣サンフォニーよ」

 

そしてついに、カルマールとイカ型蒸気獣サンフォニーとの最終決戦が始まった。

 

そして巴里華撃団はカルマール追い込み、大神がカルマールに最後の一撃を与えた。

「グフフ見事だ・・・小僧わしと、サンフォニーを倒すとはな、だがこれで終わりと思うなよ」

 

そしてサンフォニー共にカルマールは死んだ。

 

その上空でピエロ少年が、カルマールの魂を回収し、時は満ちたといいながら消えていく。

 

「空中砲台オプスキュールを迅速に破壊が出来た事で巴里への被害はほぼ0だったんだよ。神山君」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

4人の話と直哉達との合流

そしてお墓戦艦が元の時間に戻った直後、巴里華撃団のメンバーを簡易ゲートを使い、空中砲台オプスキュール内部に送り込んだ。

 

「巴里華撃団参上!!」

 

「ぬう!!巴里華撃団ここに直接乗り込んでくるとは!!仕方がないお前たちとの決着はこちらでしてやる」

 

「出でよポーン共、そしてわしの蒸気獣サンフォニーよ」

 

そしてついに、カルマールとイカ型蒸気獣サンフォニーとの最終決戦が始まった。

 

そして巴里華撃団はカルマール追い込み、大神がカルマールに最後の一撃を与えた。

「グフフ見事だ・・・小僧わしと、サンフォニーを倒すとはな、だがこれで終わりと思うなよ」

 

そしてサンフォニー共にカルマールは死んだ。

 

その上空でピエロ少年が、カルマールの魂を回収し、時は満ちたといいながら消えていく。

 

「空中砲台オプスキュールを迅速に破壊が出来た事で巴里への被害はほぼ0だったんだよ。神山君」

 

「まあ神山さん達のトワに対するイメージは・・・」

 

「それでトワどうしたんですか?レイさんから来てくれと言われたんですけど」

 

「ごめんね、そこの初穂が暴走してね」

 

「ああ、初穂さんの暴走ですか?どうせ朧が中心世界に出て来たから未来の降魔は無限でしか倒せないとでも言ったんですか?」

 

「ぐっ当てやがった化け物かこいつは」

 

「「いや初穂がわかりやすいだけじゃ」わかりやすいだけでは?」

 

神山とクラリスはそう心の中で叫んだ。

 

「それでトワは僕に新生帝国華撃団の4人を使えと言うのですか?」

 

「あ、別に使わなくても良いけど、初穂の相手をしたくないだけだから」

 

「何だと!!」

 

「ああやめろ初穂神様に手をあげるな」

 

そう言いながら神山が初穂を抑える。

 

「トワも初穂さんを挑発しない」

 

「たくっこんなしょうもない事で呼ばないで下さいね。それでは神山さんとクラリスさんとあざみさんとそこに隠れているまなつちゃん達も行きましょうか」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「「「「「良いの私達も」」」」」

 

「ええ、良いですよまなつちゃん達むしろ君達がいないと、旧帝国華撃団は魔空空間から脱出出来ないので」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「どういう事よ直哉・・・まさか」

 

「この時の面倒は兄さんに押し付けるというイメージだったんでしょうし」

 

「「ああ、成程」」

 

飛鳥の言葉に大神と響は納得した。

 

「確かにあの頃の俺も特殊遊撃部隊を信じれずにいたよ」

 

「「まあそうだろうね」その気持ちはわかりますよ神山さん」

 

「え、響さんや大神さんもですか?」

 

「俺もそうだよ。異世界の敵が帝都にいるとなんて考えないよだけど・・・」

 

「本当に君はキュアグレースなのかい?」

 

「はい、そうです」

 

「「まさかお前さんのような子供がメガビョウゲーンを倒す戦士になるとはな、俺は響みたいな訓練を受けていると思っていたが」」

 

「米田さん響さんはシンフォギアを纏う前は民間人ですよ」

 

!!

 

「「「何だって」」何ですって」

 

「と言うか異世界では帝国華撃団のような組織は余りありませんね軍隊の一部の組織としては」

 

「そうだね響さんの組織は政府の組織として動くということだったらしいですし」」」

 

「「「何だって」」何ですって」シンフォギアという武器もありながら、そしてノイズの驚異も軍隊はないのか?」

」」

 

「いえ軍隊はありますけどノイズではあったとしても人的被害が多くなるだけですから」

 

そう言って響が隣の部屋から来る。そう言えば直哉さんから聞いたんですけど大神さんもプリキュアになったらしいですね」

 

「いい!!」

 

突然の響の質問に戸惑う大神。

 

「ほう、そうなのか?大神教えてくれねえか」

 

「いい!!米田支配人」

 

大神はあやめに目で助け求めるが・・・

 

「あら、私も興味かあるわね」

 

「・・・終わった。

 

「俺はこの時に異世界や異世界の敵の存在を認める様にしたからね」

 

「大神さんは凄いですね」

 

「そんな事ないよ神山君」

 

そしてその後響達4人は直哉達と合流してそのままシンフォギア世界に向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

合流後のシンフォギア世界での確認

「直哉君確認だけどノイズがクレイユ村の住人を全滅させた?」

 

「はいそうですよ響さん」

 

「改めてその時の事を説明しますね」

 

「「「これは・・・生存者はいないかも知れないわね」うん」」

 

「あの時は人の温もりがあったのに今は・・・」

 

「「グレース」」

 

「確かにそうですね。グレースさんですが今はクレイユ村のこの状況の調査を進めて下さい」

 

「もしこの事態があの村と同じなら・・・」

 

「クックッあの女は面白いな」

 

「マクバーン遊ぶのもほどほどにしておけよ」

 

「そのようだな連中に気づかれたみたいだな」

 

レーヴェと火炎魔神がそう言うと直哉達を囲むように大量のノイズが出現した。

 

「「わわ、ノイズが出たーー」」

 

響と直哉が戦闘体勢をとる前に二人が動いた。

 

「さてやるか」

 

「俺様を楽しませろよノイズ」

 

マクバーンとレーヴェはノイズと戦いという遊びを始めた。

 

そして戦いは二人の圧勝だった。

 

「「ええーー普通の斬撃でノイズを倒せるなんてあり得ないんですけど?」」

 

 

「ノイズには炭素化と位相差障壁があってその障壁を何とかしないといけないんですけど」

 

「ああ、そうだっだな。だが、俺の持ったケルンバイターと火炎魔神の炎にはそんなものは通用しない最初からな」

 

「あはは、そうなんですね。何この非常識の塊のような世界は、この二人と師匠会わせたら世界が壊れるまで戦うかもしれない」

 

「絶対会わせたら駄目だ」

 

響はそういって決意する。

 

「響さん気持ちは痛いほどわかるから今はゼムリア大陸はそんなものと思った方がいいよ」

 

「そうだね。私疲れたよ。エステルさんやヨシュアさんとは違う驚きで」

その頃存在しない村のなかでは・・・

 

「馬鹿な、ノイズの炭素化と位相差障壁が効かない人間がいるだとーー」

 

「クレイユ村の状況を見た時響さんと行った村を思い出したんですが・・・あの村であったノイズとは違う感じがしたんです」

 

「成程」

 

「どちらかと言えば・・・」

 

「それはわかりませんが、事実この村でほとんどの人間が炭になっている事態が、いくら融合世界の影響を受けているゼムリア大陸とは言え、大量のノイズが自然発生するとは思えないんですよ」

 

「「「それは確かに」」」

 

「それならまだ・・・」

 

「我々は武装集団フィーネだ」

 

「「武装集団フィーネだと?」」

 

「何を言っているマリア?」

 

「お気楽な物ね風鳴翼と天羽奏」

 

「先の大戦の英雄様は少し黙って貰うわよ」

 

「ここで貴女達の正体を知られたくなければね」

 

「「くっ・・・」」

 

「我々武装集団フィーネの要求はこの国が持つシンフォギア奏者の情報を全世界に提示する事そして、全世界の国全ての領土を武装集団フィーネに捧げる事」

 

「タイムリミットは今から24時間以内に答えを貰えるかしら?それが出来なければ、出て来なさいノイズよ」

 

「しかしこんなに大々的に正体をばらしていいのか?マリア」

 

「別に問題はないわよ。天羽奏」

 

そう言いながらマリアはガングニールを纏った。

 

!!

 

「「ガングニールだと!!」」

 

「そうよ、ただし黒いガングニールだけどね」

 

「あの時武装集団フィーネ側に操られたノイズに近い力を感じたんです」

 

「だから直哉君はウィル博士が怪しいんだね」

 

「そうです」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ウィル博士が取る手段に関するもう1つの可能性1

「タイムリミットは今から24時間以内に答えを貰えるかしら?それが出来なければ、出て来なさいノイズよ」

 

「しかしこんなに大々的に正体をばらしていいのか?マリア」

 

「別に問題はないわよ。天羽奏」

 

そう言いながらマリアはガングニールを纏った。

 

!!

 

「「ガングニールだと!!」」

 

「そうよ、ただし黒いガングニールだけどね」

 

「あの時武装集団フィーネ側に操られたノイズに近い力を感じたんです」

 

「だから直哉君はウィル博士が怪しいんだね」

 

「そうです」

 

「ただウィル博士が取る可能性があるもう1つの手段として・・・」

 

「「一体何なのですか?」何あの怪物は」

 

「あ、降魔だと言っても私も直接見るのは初めてだけど」

 

「調どうするんですか?」

 

「切っちゃんとりあえずお姉さんを守ろう」

 

「そうですね」

 

そう言って2人はシンフォギア纏った瞬間。

 

「あはは、見つけたよ立花響の大切な人間」

 

「あ、貴女はノヴァ」

 

そう言って未来が思い出す。

 

「そう言う事なら、直哉さんも来てるのかしら?」

 

「ええ――来てるのなら桜花様の話を聞きたいーー」

 

「「「ある意味弓美凄いね」」」

 

3人は心の中で呟く。

 

「ああ、ごめんね直哉さんは来てないんだよ」

 

「ええ――そうなんですか残念」

 

「へえ、そうなんだ良いこと聞いた。じゃあそこの女達を殺せば来るかな?」

 

「「「ひっ」」」

 

「覚えていてくれたんだ。じゃあ私の為に来て貰うよ」

 

「え、きゃあああ」

 

そして未来はノヴァの手に堕ちた。

 

「お姉さんを返すでーす」

 

「切っちゃん無理は駄目」

 

「ふーんノヴァとやるんだ。良いよ少しだけ遊んであげる」

 

暫くして・・・

 

「がっはっうう」

 

「もう終わりなのつまんないなあ」

 

「まあいいや。響と戦う為のエサを確保できたしね」

 

「あの時にノヴァを見て、僕達と同じようにウィル博士はノヴァ達とも関係を作ったという可能性ですよ」

 

「ええ――」

 

響は直哉の言葉に驚く。

 

「でもその可能性がないと言い切れないからなウィル博士に限って」

 

響がそう言う。

 

「これが、この世界で起きた事件です」

 

「「・・・」」

 

「ウィル博士はどうしてこの事を知ってるですか?」

 

「個人的に先程紹介した事件を調べていたんですよ。その時に彼等に会えて話をする時に聞いたのです。彼等の目的を」

 

「それは何ですか?」

 

「それは・・・世界のバランスを崩す可能性があると思われる存在を倒すと言う事です」

 

「「・・・世界のバランス?」」

 

「そうです彼等は世界のバランスを崩してしまう存在と戦う人達ですから」

 

「でもあの子はどうなるの?」

 

「「「ぐう」きゃあああ」」

 

「「「何なのあのギアは」早いでーす」ついて行けない」

 

マリアそう言う。

 

「ああ、それは・・・あの人立花響さんは異世界の組織にいますが一応この世界の住人ですので」

 

!!

 

「「そんな」」

 

「彼女が所属する組織は二課と連携しているので、武装集団フィーネつまり私達と戦う事もあるんです」

 

「ウィル博士立花響と言う少女と連絡を取れませんか?」

 

「どうしてですか?」

 

「これ以上彼女に私達に干渉させないようにする為です」

 

「成程・・・ですが、無理です立花響が武装集団フィーネに関わらなければこの世界のバランスを崩す事になるので」

 

!!

 

「何ですって」

 

「何てことなの?私達は絶対勝てない相手をしなければいけないの」

 

「そう言う事になりますね。ですからここでマリアがあの2人を助けに行ったとしても返り討ちにあってしまい計画が遅れるのを気にするんですよ」

 

「彼女立花響がね」

 

「そう言う事なのでマリアさんはここで待機して下さい。この世界の為に」

 

そう言ってウィル博士はマリア達と別れた。

 

「・・・」

 

「確かにあの時まではきょうりょくてきだったね」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ウィル博士が取る手段に関するもう1つの可能性2

「成程・・・ですが、無理です立花響が武装集団フィーネに関わらなければこの世界のバランスを崩す事になるので」

 

!!

 

「何ですって」

 

「何てことなの?私達は絶対勝てない相手をしなければいけないの」

 

「そう言う事になりますね。ですからここでマリアがあの2人を助けに行ったとしても返り討ちにあってしまい計画が遅れるのを気にするんですよ」

 

「彼女立花響がね」

 

「そう言う事なのでマリアさんはここで待機して下さい。この世界の為に」

 

そう言ってウィル博士はマリア達と別れた。

 

「・・・」

 

「確かにあの時までは協力的だったね」

 

「しかし直哉君。ウィル博士は英雄になりたいんだろ?」

 

「そうですね大神さん」

 

「だったらノヴァやデボネアの方に行く事はないんじゃないか?」

 

「いえ、ウィル博士もワイズマンと同じ系統なのでそれにウィル博士の正義は京極圭吾に似た考えですね」

 

「無論ウィル博士は・・・」

「正義」

 

「友情」

 

「勝利」

 

「平和」

 

「そして、愛」

 

「行くぞ京極圭吾これで貴様を倒す!!」

 

「ぬう!!来るか、帝国華撃団」

 

「「大神さん皆行きますよ」」

 

「帝都に我等のいるかぎり」

 

「悪の栄えることはなし」

 

「たとえどんなに苦しい戦いでも」

 

「自分自身の力と」

 

「愛する力で戦う」

 

「そして勝利を掴むまで」

 

「僕たちは、決して負けない」

 

「それが帝国華撃団だぜ」

 

「俺たちは正義だ!!

 

「悪を蹴散らし、正義を示せ!!」

 

「絶」

 

「対」

 

「正」

 

「儀」

 

「帝」

 

「国」

 

「華」

 

「撃」

 

「団」

 

「「「ぐわあああ」」きゃあああ」

 

「京極圭吾や黙示録の三騎士とは違い世界を滅ぼすわけではなくウィル博士にとって重要なのは自身が英雄になる事なので特殊遊撃部隊に接触して来たので」

 

「響さんも覚えてるでしょう?」

 

「うん覚えてるよ」

 

「初めまして貴女が、立花響さんですね」

 

「はい、貴方は英雄好きのウィル博士ですよね?」

 

「おお、自分の事を知って貰えてるとは嬉しいですね」

 

「どうしてウィル博士はフィーネさんを通じて私と会いたいと言って来たんです?」

 

「ああ、それは」

 

見つけたペン。バスの下の方に雷のエレメントさんがいるペン」

 

「でも、どうするの?乗客がいるから私達やアースの技だと乗客に恐怖を与えない?」

 

 

「そうね、まずメガビョーゲンの動きを止めないと」

 

 

「そんな事はさせんぞプリキュア」

 

 

そう言いながらグワイワルが、グレース達を襲う。

 

 

「「「くっ」」」

 

「直哉君どうすればいい?」

 

 

「グレースさん。バス型メガビョーゲンを浄化するなら零距離からの一撃です」

 

「そうか、響さんに浄化をして貰うんだね」

 

「ええ、その方が乗っている乗客の事を考えると、その方が安全だと思うので」

 

「正直こういう形でのメガビョーゲンを浄化は、初めてなので」

 

 

「うん、わかるよ」

 

そしてグレース達は動き出した。

 

 

「アース、響さんメガビョーゲンを浄化するのは任せるね」

 

「ええ――私浄化出来ないよ。出来ますよシャドーにはプリキュアの力があるので」

 

 

「あ、そっかそれでアースさんにメガビョーゲンを浄化するサポートを頼のんだんだ」

 

「響さんが慣れない間ですけどね」

 

そして響とアースがメガビョーゲンを浄化することに成功した。

 

「私は、あの戦いを見て衝撃を受けました」

 

「あはは、ありがとうございます」

 

「そして私は考えたんです。今自分が所属する部隊より貴女達がいる組織に行きたいとね」

 

「ええ――困りますよ。博士にはフロンティア事変を起こして貰わないとこの世界のバランスが崩れるので」

 

「ああ、やはりフィーネの言う通り立花響さんには自分の計画が知られているんですね」

 

「すいませんでも、私達はウィル博士の計画は最低限の干渉で終わらせるつもりですので」

 

「成程」

 

「つまり貴女達が私の計画に干渉する場合は今のような状況にでもならないと干渉しないのですね?」

 

「簡単に言えばそうですね」

 

「私もウィル博士はあの頃から変わっていないと思うよ、ただ最終目的地に行く為の道がノヴァやデボネアに協力する方が早いと思ったのかも知れません」

 

「「な、馬鹿な」」

 

大神と神山は響の言葉に驚いていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ウィル博士が取る手段に関するもう1つの可能性3

「ええ――困りますよ。博士にはフロンティア事変を起こして貰わないとこの世界のバランスが崩れるので」

 

「ああ、やはりフィーネの言う通り立花響さんには自分の計画が知られているんですね」

 

「すいませんでも、私達はウィル博士の計画は最低限の干渉で終わらせるつもりですので」

 

「成程」

 

「つまり貴女達が私の計画に干渉する場合は今のような状況にでもならないと干渉しないのですね?」

 

「簡単に言えばそうですね」

 

「私もウィル博士はあの頃から変わっていないと思うよ、ただ最終目的地に行く為の道がノヴァやデボネアに協力する方が早いと思ったのかも知れません」

 

「「な、馬鹿な」」

 

大神と神山は響の言葉に驚いていた。

 

「何故そう言い切れるんです?」

 

神山は響に聞く。

 

「ああ、それは・・・先程も言いましたが」

 

「私は、あの戦いを見て衝撃を受けました」

 

「あはは、ありがとうございます」

 

「そして私は考えたんです。今自分が所属する部隊より貴女達がいる組織に行きたいとね」

 

「ええ――困りますよ。博士にはフロンティア事変を起こして貰わないとこの世界のバランスが崩れるので」

 

「ああ、やはりフィーネの言う通り立花響さんには自分の計画が知られているんですね」

 

「すいませんでも、私達はウィル博士の計画は最低限の干渉で終わらせるつもりですので」

 

「成程」

 

「つまり貴女達が私の計画に干渉する場合は今のような状況にでもならないと干渉しないのですね?」

 

「簡単に言えばそうですね」

「いやあ、2人共お疲れ様でした」

 

「はいこちらがソロモンの笛とあれです」

 

「おお、ありがとうございます響さん」

 

「なっ響博士と知り合いなのかよ」

 

「うん、特殊遊撃部隊として少し繋がりを持ってと言われてね」

 

「ああ、成程特殊遊撃部隊の言うイベントだっけその中で博士が重要人物になるからか?」

 

「そうだよクリスちゃん」

 

「貴女も特殊遊撃部隊の関係者ですか?」

 

「え、私は違う二課の方だ」

 

「え、そうなのですか?響さんのガングニール・シャドーと同じシンフォギアを纏っているので・・・てっきり特殊遊撃部隊かと思いました」

 

「博士輸送任務中に降魔兵器と亜種型メガビョーゲンに襲われたんですが・・・」

 

「ああ、それは・・・どうやら第三勢力が動いているようですね。ですがコンサート会場は、我々の戦力で動いています。これで良いんですよね?響さん」

 

「はい、ありがとうございます。博士」

 

「しかし、第三勢力に対する対応は、どうするんです?」

 

「我々と二課の衝突時に現れたら?」

 

「ああ、それは・・・彼等に動いて貰います。帝国華撃団にね」

 

「まあ、私達の戦いの場所に来た場合は共闘を要請するかもですので、先程のあれ持ってて下さいね」

 

「成程そう言う意味もありましたか」

 

「そしてイベントが始まってもウィル博士は基本的に目的が変わっていない事がわかっていたので」

 

「「成程」」

 

「しかしどうしてウィル博士がどうしてあんな事を・・・」

 

「その辺はまだわかりませんが」

 

「トワとレイすみません」

 

「「直哉どうした?」どうしたの」

 

「あのですね僕達は今ゼムリア大陸にいるんですけど・・・」

 

「あの時にアニエスさん達と話した村が全滅してるんですよ」

 

「「ええーー」」

 

「どういう事よその村はまだ全滅しない筈よ」

 

「ええ、それは僕も聞いてますがこの映像を見て下さい」

 

「あの時は人の温もりがあったのに今は・・・」

 

「「グレース」」

 

「確かにそうですね。グレースさんですが今はクレイユ村のこの状況の調査を進めて下さい」

 

「その当時2人の神も驚いたと言ってました」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

大神と神山のノイズとの回想

「「直哉どうした?」どうしたの」

 

「あのですね僕達は今ゼムリア大陸にいるんですけど・・・」

 

「あの時にアニエスさん達と話した村が全滅してるんですよ」

 

「「ええーー」」

 

「どういう事よその村はまだ全滅しない筈よ」

 

「ええ、それは僕も聞いてますがこの映像を見て下さい」

 

「あの時は人の温もりがあったのに今は・・・」

 

「「グレース」」

 

「確かにそうですね。グレースさんですが今はクレイユ村のこの状況の調査を進めて下さい」

 

「その当時2人の神も驚いたと言ってました」

 

「「確かに俺達も初めてノイズを見た時驚いたよ」」

 

大神と神山がそう言いながら思い出していた。

 

「大神さん急いで上野公園から出ますよ」

 

「さくらさんどうしたんですか?」

 

大神がさくらに聞く。

 

「大神さん回りを見てください」

 

「回りを?」

 

大神はさくらに言われた通り回りを見ると周辺に多くの炭があった。

 

「なんだ何で公園に多くの炭があるんだ?」

 

「大神がそう言った直後背後にあったさくらの木が炭へと変わっていくのを大神は見た。

 

「なんだあの巨大な怪物は」

 

二人の前に現れたのは巨大なノイズが一体だった。

 

「早く逃げますよ大神さん」

 

「嫌だあれが帝都に仇なす者なら俺が倒す」

 

「ああ、もうそしてさくらは大帝国劇場に緊急通信をした

 

「米田支配人大変です。上野公園に一年前に現れた怪物が現れました」

 

「何だと‼さくらそいつに触れるなよ炭になるぞ」

 

「わかってますしかし大神一郎さんが怪物を倒すと言って私とはぐれました」

 

「何だと‼さくらなんとしても大神を助けてくれ」

 

「はいなんとかできる範囲で動きます」

 

「本当にあの時はさくら君に迷惑をかけてしまったな」

 

大神がしみじみに言う。

 

「俺はノイズを始めてみたのは・・・」

 

「「「いまだ2人共」」」

 

「奏」

 

「ああ、サンキュー!猪川さん達」

 

翼と奏は停電を利用し、シンフォギアを纏う事に成功した。

 

「くっやられたわ。調、切歌出て来なさい」

 

マリアがそう言うと、新たなシンフォギアを纏った少女が現れたのだが・・・

 

「お待たせしました翼さん奏さん」

 

「なっ貴女もガングニールを纏えるの?」

 

「「来たな響とクリス」来たな立花と雪音」

 

そしてそれぞれの奏者が戦っている頃・・・

 

3組の華撃団によりコンサート会場内にいるお客は全員無事に脱出したのだった。

 

「「「「ありがとうございました。神山さん」」」」

 

「気にしないで下さい。俺達は出来る事をしてるだけですから」

 

「「うわあ、かっこいい」」

 

「未来もやる事はしてるのね、こんないい人を知り合うなんて」

 

「違うよ、直哉さんを介して、知り合った人だよ」

 

未来がそう言う。

 

「この時のイベントの時でまさか人を殺す為に生み出された兵器とは知らなかったですね」

 

「そうだったのかい?」

 

「ええ」

 

神山がそう言う。

 

その頃レイは・・・

 

時を少し戻して・・・

 

「そういう事ね、直哉達はゼムリア大陸に来れないのね」

 

「はいそうですねワイズマンの件もありますしそれに・・・」

 

「ああいう形で分散させたのに本当に良いんですか?トワ」

 

「ええ、構わないわ」

 

トワがそう言いきった。

 

「それではトワすみませんが、サクラ世界の帝都の方に通達してくれませんか?」

 

「ええ、良いわよ。直哉達が響達を迎えに行くと言えばいいのね」

 

「はい」

 

「じゃあレイはエステル達に言って」

 

「はあ、何で我が?」

 

「だって・・・」

 

「駄目よあんたたち新生帝国華撃団は活動禁止期間なのだから」

 

「そんなの関係ねえ。今出ている降魔達は私達だけが倒せるんだぞ」

 

「「「初穂やめろ。これ以上俺達の立場を悪くするな」そうですよ初穂さん」暴走は駄目初穂」

 

 

「初穂言ったわね朧の出した降魔がこの時代の帝国華撃団に勝てないと」

 

「ああ」

 

「ならこれを見なさい」

 

「神崎風塵流・不死鳥の舞」

 

「球電ロボ」

 

「シェルクーンチク」

 

「鷺牌五段」

 

「イル・フラウト・マジーコ」

 

「ディ・ワリキューレ」

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

そして各隊員の必殺攻撃を受けて上級降魔朧の召喚した降魔は全滅した。

 

「「「「なっ馬鹿な」」」」

 

「何で旧式の機体で、私達の時代の降魔が倒せるんだよ」

 

「納得いかねえ」

 

「納得いかなくても、これが現実よ」

 

!!

 

「さて、神山貴方ならわかるわよね」

 

「ええ、俺達は降魔戦争前の時代を知らな過ぎた事が原因と思います」

 

「俺達の前の帝国華撃団。巴里華撃団。紐育華撃団の記録を見て俺達がどれだけ甘い考えを持って戦っていたのかがわかりました」

 

「エステル側に新生帝国華撃団の隊員達がいるし、喧嘩になるわよ」

 

「「ああ、成程」」

 

この話の後レイはエステルに連絡をしたのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第49章 ウィル博士を探せ序編
レイからの計画変更の報告


「すまないがエステル計画変更だ」

 

「何ですってーー」

 

「実はな・・・」

 

「トワとレイすみません」

 

「「直哉どうした?」どうしたの」

 

「あのですね僕達は今ゼムリア大陸にいるんですけど・・・」

 

「あの時にアニエスさん達と話した村が全滅してるんですよ」

 

「「ええーー」」

 

「どういう事よその村はまだ全滅しない筈よ」

 

「ええ、それは僕も聞いてますがこの映像を見て下さい」

 

「あの時は人の温もりがあったのに今は・・・」

 

「「グレース」」

 

「確かにそうですね。グレースさんですが今はクレイユ村のこの状況の調査を進めて下さい」

 

「何ですってクレイユ村がノイズによって全滅?」

 

「ああ、事実だ」

 

「じゃああの子達に伝えるの?」

 

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

「ああ、それは・・・いずれはな説明はエステルに任せるがな」

 

「ちょっとそこはレイかトワの役目でしょう?」

 

「本来ならそうだが例えば・・・」

 

「やってみなきゃわからないラビ。グレース」

 

「うん」

 

「「キュアスキャン」」

 

「ラビリンあれは?」

 

「あれはエレメントさんと言ってメガビョーゲンが地球から奪った力ラビ」

 

「ほう、ああやってエレメントと言う存在を見つけるのか」

 

「これはまさしく星のお医者さんと言って良いだろう」

 

「ワイズマンがもう1つのすこやか市に介入した時や・・・」

「私はこの神殿を探検してたらまなつ達の声が聞こえたから聞いただけよ」

 

「まあ良いわ人魚にも説明をしてあげるわ」

 

そしてトワは、まなつにした同じ話をローラにした。

 

「そう、人魚これから私の言う事は事実よ」

 

「貴女達と邪神ヴォルクルスの戦いで出来た次元の穴の影響でと思うけど、貴女達の世界へ繋げるゲートが作動しないのよ」

 

「え、それって・・・」

 

「そうよ暫くゲートが使えない・・・貴女達は戻れないのよ自分達の世界に」

 

「・・・なんですってーーあんた神様なんでしょ、早く元の世界に戻しなさいよ」

 

「まなつ・・・」

 

トワは、まなつに視線を合わせるとまなつはトワに速攻謝っていた。

 

「トワさんごめんなさい」

 

「トワ丁度いいわあんた。融合世界が平和になったら直哉を殺すの?」

 

!!

 

「ええ、そうよ。直哉はその為だけに生まれた存在なのよ。当り前じゃない」

 

「その辺は直哉も、納得しているわよ。それを私に聞くと言う事は直哉が貴女達に喋ったのね」

 

「はい直哉さんが教えてくれました」

 

「みんな・・・」

 

「そう言う事を避ける為に現地調査をしっかりするんだ」

 

「直哉、私からの質問よ融合世界の平和と安定が実現したら貴方はどうなるの?」

 

「それは恐らく僕は死ぬでしょうね。その時が来たら」

 

「そしてこちらの不手際で融合世界巻き込んだまなつ達とは違うだろ?」

 

「確かにねアニエス達にリスクの方が高いのね?」

 

「そうだお互いにな」

 

レイがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

エステルとレイの話の後

「ええ、そうよ。直哉はその為だけに生まれた存在なのよ。当り前じゃない」

 

「その辺は直哉も、納得しているわよ。それを私に聞くと言う事は直哉が貴女達に喋ったのね」

 

「はい直哉さんが教えてくれました」

 

「みんな・・・」

 

「そう言う事を避ける為に現地調査をしっかりするんだ」

 

「直哉、私からの質問よ融合世界の平和と安定が実現したら貴方はどうなるの?」

 

「それは恐らく僕は死ぬでしょうね。その時が来たら」

 

「そしてこちらの不手際で融合世界巻き込んだまなつ達とは違うだろ?」

 

「確かにねアニエス達にリスクの方が高いのね?」

 

「そうだお互いにな」

 

レイがそう言う。

 

「まあ、このイベントに魔王の因子とゲネシスの改変が起きれば我達の介入出来るが・・・」

「成程つまり俺達の世界のはその世界の別パターンで極端な話絆を作らせないようにする為の簡単な方法に切り替えたんだな」

 

「ええ、そうだと思います。そして今回の改変のターゲットさんでなおかつ絆を作らせないようにしたのでしょう」

 

「その絆が恋愛感情と気がつかないまま改変されたために、青山さんの存在が消されたのでしょう」

 

「そんな私が青山君の存在を消したの?」

 

「それは違いますよいちごさん。あくまでいちごさんと青山さんの2人被害者なのですから」

 

「原因がわかったが直哉これからどうするんだ?」

 

白銀が直哉に聞く。

 

「ええ、当初は・・・」

 

「そうねでも直哉本当にどうするの?桃宮いちごが改変されたとわかった場合」

 

エステルが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・僕が一旦管理者の神殿に行き報告するのでその間皆さんは念の為に待機していてください」

 

「この予定でしたが、白銀さんと赤坂さんとミュウミュウの皆さん今からこの簡易ゲートで管理者の神殿に行きましょう」

 

「「「ええ――」」」

 

「何で皆で行く必要があるんです?」

 

れたすが直哉に聞く。

 

「良いですか皆さん。いくら改変をしようと通常なら登場人物その者を消すと言う事はミュウミュウ世界は本来あるべき流れから逸脱してしまうんです」

 

「「「ええ――」」」

 

「成程私達がこの世界にいる事が別のIF世界に私達が巻き込まれる可能性があるんですね?」

 

「はいそうです」

 

「おい、圭一郎どういう事だよ?」

 

「良いですか皆さん直哉さんが言った事は簡単に言えば、直哉さんや特殊遊撃部隊がこの世界から離れた直後からIFの世界に切り替える可能性があるんです」

 

「ええ――でも直哉さんの言った世界はそんな事になっていませんでしたよ」

 

「はっまさか・・・この事態の原因は」

 

「ああ、それは・・・恐らくいちごの想い人である青山の存在が消えた事による修正のせいだろうな」

 

「そんな・・・」

 

「直哉このままこの世界にいたらどうなる?」

 

「可能性の話になりますが青山さんの存在しない世界の住人となり当然僕や特殊遊撃部隊と関わった記憶は全て消えるでしょうね」

 

「そして新たなミュウミュウ世界の鏡の世界になる可能性があります」

 

「我々の介入=最悪のケースと見て良いだろうな」

 

「成程ねいちご達の世界に起きたような事が起きればアニエス達にあえるのね?」

 

「ああ、勿論これから起きる鉄血宰相とイシュメルガの計画を止めて歴史が流れば会う事もあるだろうが」

 

「成程ね、確認だけど私達は直哉達と合流後シンフォギア世界とゼムリア大陸を中心に動けと言う事ね?」

 

「ああ、そういう事だ」

 

その後エステルはレイとの通信を終えて準備を始めたのだった。

 

その頃響達と合流後シンフォギア世界に来た直哉達は・・・

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

エステル達が合流前の出来事前編

時を少し戻して・・・

 

「ここがシンフォギア世界」

 

「あれ神山さん以前こちらに来ましたよね」

 

響が神山に聞く。

 

「ああ、そうですけどあの時は・・・」

 

「先の大戦の英雄様は少し黙って貰うわよ」

 

「ここで貴女達の正体を知られたくなければね」

 

「「くっ・・・」」

 

「我々武装集団フィーネの要求はこの国が持つシンフォギア奏者の情報を全世界に提示する事そして、全世界の国全ての領土を武装集団フィーネに捧げる事」

 

「タイムリミットは今から24時間以内に答えを貰えるかしら?それが出来なければ、出て来なさいノイズよ」

 

!!

 

「「「きゃああああノイズよ」」」

 

「殺される逃げろ――」

 

「未来も逃げよ」

 

「ううん、このノイズはあの人がコントロールしてるから大丈夫だよ」

 

「これで良いんですよね?直哉さん」

 

未来が小さい声で呟く。

 

「そうです未来さん。後少ししたら響さんとクリスさんが二課の増援として来るので、それまではその場は安全です」

 

直哉そう言う。

 

その頃マリア達は・・・

 

「しかしこんなに大々的に正体をばらしていいのか?マリア」

 

「別に問題はないわよ。天羽奏」

 

そう言いながらマリアはガングニールを纏った。

 

!!

 

「「ガングニールだと!!」」

 

「そうよ、ただし黒いガングニールだけどね」

 

その頃大神と神山は・・・」

 

「大神さんと神山さん。すみませんが、僕がこの会場にあるテレビカメラを機能停止にするのを手伝いお願いします」

 

「今の状況だと翼さんと奏さんは、シンフォギア奏者の姿になれませんから」

 

「「わかりました」」

 

そして猪川と大神と神山の3人が動き出した。

 

「天羽奏にとってはショックかしら?同じガングニールを纏う者が現れて?」

 

「いーやそんな事無いぞなんせマリアで2人目だからな」

 

「そうだな奏」

 

「なっ何よ私の他にガングニールの適合者がいるの?」

 

マリアが翼と奏の言葉に動揺した時コンサート会場が一時停電となった。

 

「「「いまだ2人共」」」

 

「あのイベント直後に戻ったので、今みたいに見て回る事はなかったので」

 

「成程そう言う意味ですか」

 

「でも改めてシンフォギア世界や異世界を見るとある意味特殊遊撃部隊と関係を持てた事が良かったと思いますね。偶然行けた7人世界のベースの融合世界よりは」

 

「そうだと思いますね。厳密に言えば僕達の融合世界方でも原作世界ののどかさん達の性格を反映させたつもりですけど、それでも反映出来ていない部分もありますからね」

 

「難しいね」

 

「そうですね」

 

「それにしても向こうの俺達の扱いあれで良いのかい?」

 

大神が哀れむ様な表情で言う。

 

「まあ、これが普通と言えば普通の対応ですよね」

 

「あくまでも、すこやか市の住人してみれば・・・」

 

すこやか駅にて・・・

 

「「「「「「「「きゃあきゃあこれ何?」なんですの?」なんだあ進めねぞ」面白い機械や」私としたことが・・・」少尉さん助けてください」・・・」

 

「何なんだこの世界は僕達のお金が使えないなんて」

 

暫く真宮寺直哉達はすこやか市駅で悪戦苦闘してしまい、その日の調査は終了したのだった。

 

「前日に昔のお金で、電車に乗って移動しようとする。集団がいたら警戒するでしょうから」

 

「少なくともすこやか駅での一連の騒動で周辺の警察に注意しておくように連絡があったんではないですか?」

 

「確かにそうかもしれない。俺達の時代と同じ感覚だとこういう悲惨な目にあうのか」

 

「いや違いますよ。これは真宮寺姉弟の単純なミスですよ」

 

「確かに向こうの彼等と出会っていたら大変だったと思いますよ。また違う意味で」

 

「そうですよね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

エステル達が合流前の出来事中編

「前日に昔のお金で、電車に乗って移動しようとする。集団がいたら警戒するでしょうから」

 

「少なくともすこやか駅での一連の騒動で周辺の警察に注意しておくように連絡があったんではないですか?」

 

「確かにそうかもしれない。俺達の時代と同じ感覚だとこういう悲惨な目にあうのか」

 

「いや違いますよ。これは真宮寺姉弟の単純なミスですよ」

 

「確かに向こうの彼等と出会っていたら大変だったと思いますよ。また違う意味で」

 

「そうですよね」

 

「しかしあれは俺にとっても驚きですよ」

 

大神がそういう。

 

「でもあちらの世界はそう言う流れでのどかさん達とは険悪な状況からスタートさせたんでしょうね」

 

「まあ、そう言う意味では融合世界のトワさんも似たようなものですし」

 

直哉がそう言う。

 

「そう言えばそうだね」

 

「結局神自身が直接手を出すか自分達では動かずに調停者にのどちらかしかないんですよ」

 

「前者の場合は・・・」

 

「きゃああ。何あれ怪物ーーーー」

 

GAOON

 

!!

 

「きゃああ怪物が人間を殺したわ皆逃げて――」

 

「ああ、私はここまでのようね。出来る事なら・・・結婚をして見たかったわ」

 

「「「「ギャアアアア死にたくないーーー」」」」

 

そして警察署周辺に現れた降魔によって警察署内にいた帝国華撃団全員が脱出しその後降魔は、帝国華撃団によって全滅させていった。その一部始終を見ていた生き残った警察官達が降魔を倒した帝国華撃団を讃えていた。

 

お墓戦艦では・・・

 

「「何なんだこれは?」」

 

大神と神山がそう言う。

 

「成程これがこちらの融合世界の神の介入の仕方ですか」

 

「「なっこれが融合世界の神の仕業?」」

 

「恐らくですがすこやか市の調査を邪魔をした警察に降魔をぶつけ、たまたま帝国華撃団に倒させる事で警察に帝国華撃団の行動を黙認させる事が目的なのでしょう」

 

「それではあんまりじゃないですか?直哉さん」

 

「ええ、僕もそう思いますがどうやらこちらの融合世界では違うと言う事みたいですね」

 

「この時のあおぞら市は、融合世界とは関係ない世界でしたから、僕の力は融合世界の内部世界及び、友好世界だけに制限されているんです」

 

「あくまでも融合世界周辺を守る為に」

 

「「「「「「成程」」」」」」

 

「ですので、同じ融合世界なので基本的なルールがあるんですが・・・」

 

「もしかすると7人世界時のようにイヨさんとヒミコさんが意図してルールを作らなかったのかも知れませんね」

 

「先程も言いましたがルールをつけるのが普通なのですが、どうやら担当の神がすこやか市の住人を・・・したかったからかもですね」

 

「「「「「なっ」」」」」

 

「そんな横暴良いんですか?」

 

「横暴でもないんですよねこれは、あくまでも神側の調査の一環としてやっている事ですからね」

 

「それにこちらの融合世界ではプリキュアと言う存在をまだ知らないので」

 

「全員見たと思いますがあの時の襲撃は7人世界の真宮寺直哉を含む帝国華撃団の救出の為ですからね」

 

「あのまま帝国華撃団が動かなければ降魔によってプリキュア世界の1つが滅びてしまう流れでしたね」

 

「「ああ、あれは酷かった」

 

大神と神山がしみじみに言う。

 

「そして僕達のやり方の場合は神達の依頼がなくともある程度自由行動でいますが」

 

「デメリットは大きくその世界の流れを変えてはいけないので」

 

「ええ、ここには大人はいませんよ。貴女達も見たですよね?ここに来るまでに」

 

 

「それは・・・」

 

「お前達はこんな奇妙な墓の中で暮らしておかしいだろう?」

 

「東雲初穂さん。その気持ちは貴女個人の意見ですか?それとも帝国華撃団の総意ですか?」

 

「何だよそれは?」

 

「この部屋に入っての全ての発言は自動的に記録されるので発言には十分気をつけて下さいね」

 

「きたねえぞお前」

 

「汚いもありませんよ。そうやって私達異世界に信頼出来る人がいるのか調べているんですから」

 

「誠兄さん初穂を止めてください。このままでは話が進みませんよ」

 

「ああ、そうだな」

 

暫くして・・・

 

「成る程帝国華撃団として活躍停止になったから降魔やメガビョウゲーンを倒せる私達の仲間に貴女達を組み込んで欲しいとはずいぶん勝手ですね」

 

「そちらの司令官は本当にそう指示をしたんですね?」

 

「ええそうです」

 

「・・・わかりましたそちらの提案を受けましょう」

 

「本当ですかありがとうございます」

 

「やったなみんなこれで帝都を守れるぜ」

 

「ああそれは出来ませんよ。私達後一時間後にこの世界を離れますので」

 

!!

 

「何だよそれは」

 

「私達もずっとこちらの世界にいられないんですよ。ここにいる子供達の為に定期的にそれぞれの世界に行くことで衣食の元を購入したり子供達の家族にも合わせたりしないのはまずいですからね」

 

「そうですかそう言う理由では俺達も無理に反対出来ませんね」

 

「隊長いいのかよ。私達が帝都を離れても」

 

「帝都を離れるのは俺とさくらの二人だ初穂とクラリスとあざみは帝都に残って欲しい」

 

「例えば神山さんの世界に行った時こちらは最低限の接触で終わらせる予定でした。お互いの為に」

 

「ですがあの時代の神崎司令は踏み込んでいけない世界に踏み込んだんですよ。その結果が今の新生帝国華撃団の状態なんですよ。本来ならもう1人隊員がいる筈なのに」

 

直哉がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

エステル達が合流前の出来事後編1

「何だよそれは」

 

「私達もずっとこちらの世界にいられないんですよ。ここにいる子供達の為に定期的にそれぞれの世界に行くことで衣食の元を購入したり子供達の家族にも合わせたりしないのはまずいですからね」

 

「そうですかそう言う理由では俺達も無理に反対出来ませんね」

 

「隊長いいのかよ。私達が帝都を離れても」

 

「帝都を離れるのは俺とさくらの二人だ初穂とクラリスとあざみは帝都に残って欲しい」

 

「例えば神山さんの世界に行った時こちらは最低限の接触で終わらせる予定でした。お互いの為に」

 

「ですがあの時代の神崎司令は踏み込んでいけない世界に踏み込んだんですよ。その結果が今の新生帝国華撃団の状態なんですよ。本来ならもう1 人隊員がいる筈なのに」

 

直哉がそう言う。

 

「ええ――本来なら6人なんですか?俺達の帝国華撃団のメンバーは」

 

「そうですよ神山さん。どうやらあの戦いの頃のからの変化で・・・」

 

「この降魔大きすぎてダメージが確認出来ないぞ」

 

GOOOGOOO

 

その時凶骨から目からビームと腰回りについてる所からミサイルを放った。

 

「うわああ」

 

「きゃあああ」

 

神山の乗る無限と雨宮の乗る三式光武は凶骨の攻撃を上手く回避出来ずにダメージを受けてしまった。

 

「大丈夫ですか?」

 

響が二人に言う。

 

「何とか大丈夫です」

 

「こっちも操縦は可能だ。響さんは危険ですので避難してください」

 

神山がそう言うが響は断った。

 

「いえ、私も霊力はないですけどこの力があるのでだです」

 

そして響は改めて神山の前でシンフォギアを纏った。

 

「なっ響さんその姿は」

 

「見てて下さい。神山さん」

 

そして響は、巨大降魔獣凶骨の頭上に跳躍し、そして凶骨の頭を殴った。

 

「だああありゃーー」

 

GOOOGOOO

 

そして凶骨についてる機械的なパーツを全て響の攻撃で破壊をしたのだった。

 

「ふう、これでビームもミサイルも撃てなくなったので後は任せますね帝国華撃団の皆さん」

 

そして響は帝国華撃団の二人の戦いを見守っていた。

 

そして戦いは新生帝国華撃団の勝利となった。

 

「あの戦いが原因で少しずつ変わって行ったのでしょうね」

 

「そして神崎司令が変わった原因は・・・」

 

「「「「「なっ何だあの機体」」」」」

 

「何なんだあの機体どこから出てきた?」

 

「しかしあの機体かなり古い機体のようですね」

 

「ああ、まるで司令が隊員として戦っていた頃の機体だ」

 

「流石神山隊長ですわね。あの機体は光武改と言う機体ですわ。旧帝国華撃団の主力機体でしたわ」

 

「「「「司令」」」」

 

「すみれ様」

 

「神崎司令俺達にも出撃許可を」

 

「・・・いえその必要はないでしょう。敵の魔装機兵も1体のようですしね」

 

「しかし」

 

「それにあの光武改に乗っている方は、恐らく今の貴方達より強いので貴方達が行くことであの光武改の足を引っ張る可能性が高いですわ」

 

「「「「・・・」」」」

 

「そんな事やってみなけりゃわからないですよ。すみれさん」

 

「皆さんいい機会なのでこの光武の動きをしっかり見ておくように、まさか今日懐かしい人を思い出せるとは思いませんでした」

 

すみれがそう言った直後2機の光武から同時にとある技が出た。

 

「「破邪剣征・桜花爛漫」」

 

!!

 

「この技はさくらさんの?あり得ませんわさくらさんは幻都にいるはずなのに」

 

「この時でしょうね。すみれさんが特殊遊撃部隊に希望を持ったのは」

 

「成程」



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

エステル達が合流前の出来事後編2

「そんな事やってみなけりゃわからないですよ。すみれさん」

 

「皆さんいい機会なのでこの光武の動きをしっかり見ておくように、まさか今日懐かしい人を思い出せるとは思いませんでした」

 

すみれがそう言った直後2機の光武から同時にとある技が出た。

 

「「破邪剣征・桜花爛漫」」

 

!!

 

「この技はさくらさんの?あり得ませんわさくらさんは幻都にいるはずなのに」

 

「この時でしょうね。すみれさんが特殊遊撃部隊に希望を持ったのは」

 

「成程」

 

「僕個人としては、あの時の神崎司令が特殊遊撃部隊に希望を持つ事に関しては問題はなかったんですよ」

 

「そうですね問題だったのは本来なら俺達の世界での戦力でやるべき戦いに当たり前のように特殊遊撃部隊を使おうとした神崎司令の態度ですよね?」

 

「そこもありますが僕が気になったのは・・・」

 

「ええ何とか協力はしてもらえそうですが・・・」

 

「どうしたんですの?」

 

「ええ、実は」

 

そして誠十郎は話し出す。

 

「成る程帝国華撃団として活躍停止になったから降魔やメガビョウゲーンを倒せる私達の仲間に貴女達を組み込んで欲しいとはずいぶん勝手ですね」

 

「そちらの司令官は本当にそう指示をしたんですね?」

 

「ええそうです」

 

「・・・わかりましたそちらの提案を受けましょう」

 

「本当ですかありがとうございます」

 

「やったなみんなこれで帝都を守れるぜ」

 

 

ここで誠十郎は一旦話を止める。

 

「ふむそれで相手の答えはどうでしたの?」

 

「ああそれは出来ませんよ。私達後一時間後にこの世界を離れますので」

 

!!

 

「何だよそれは」

 

「私達もずっとこちらの世界にいられないんですよ。ここにいる子供達の為に定期的にそれぞれの世界に行くことで衣食の元を購入したり子供達の家族にも合わせたりしないのはまずいですからね」

 

 

「そうですかそう言う理由では俺達も無理に反対出来ませんね」

 

「隊長いいのかよ。私達が帝都を離れても」

 

「帝都を離れるのは俺とさくらの二人だ初穂とクラリスとあざみは帝都に残って欲しい」

 

「あの場面が本当に交渉する気があるなら響さんではなくぼくがでていたとおもいますよ」

 

「あ、そう言えばそうですね」

 

神山がそう言う。

 

「まあ、それ以前の神崎司令の考えが旧帝国華撃団を含む3大華撃団の救出に特殊遊撃部隊を使いたいと言う意図が見えてましたし、後時たまに初穂さんが言う自分の世界が助かればいいから手を貸せという態度も特殊遊撃部隊としては不適合なんですよ」

 

「本来なら」

 

「そして神山さんあんた達はついにしてくれましたね」

 

「私達は紫藤直哉さんの戦力として、色んな世界で戦いを見て、私達の隊長が救出に行きたいと言っても、部隊を動かさなかったりして、隊長的に不満があったみたいでね」

 

「それが爆発した感じかな」

 

「そうですね」

 

「それで、その救出を、拒否したのかを直哉さんに聞いたら」

 

「その子は本来助ける人がいるから自分達の行動で、その世界の歴史を極力変えない為だとね」

 

「直哉さんは、自分達の世界移動だけでも慎重にしてた理由を始めて聞いて驚いたよ」

 

「こういっちゃなんだが、さくらさん達の隊長は、目の前の事しか見えてないのか?自分が異世界で活躍するリスクなど考えないのか」

 

「そのリスクが高いと判断した直哉さんに不満を持つなんて、扱いにくい部下ですね」

 

「あ、部下ではなく出向者ですね」

 

「そして爆発した隊長と私達は、隊長がいない所で、直哉さんの許可を貰って部隊から離れて行動していたらいつの間にかまなつちゃん達の世界に来てたんだ」

 

「そうだったんですね。さくらさんクラリスさん。ちゃんと謝りましょうよ」

 

!!

 

「でも、私達が謝ったとしても意味が無いよ」

 

「あ、本当にすみません。俺達のした事でまなつちゃん達の世界に迷惑をかけてしまい」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

エステル達が合流前の出来事後編3

「それで、その救出を、拒否したのかを直哉さんに聞いたら」

 

「その子は本来助ける人がいるから自分達の行動で、その世界の歴史を極力変えない為だとね」

 

「直哉さんは、自分達の世界移動だけでも慎重にしてた理由を始めて聞いて驚いたよ」

 

「こういっちゃなんだが、さくらさん達の隊長は、目の前の事しか見えてないのか?自分が異世界で活躍するリスクなど考えないのか」

 

「そのリスクが高いと判断した直哉さんに不満を持つなんて、扱いにくい部下ですね」

 

「あ、部下ではなく出向者ですね」

 

「そして爆発した隊長と私達は、隊長がいない所で、直哉さんの許可を貰って部隊から離れて行動していたらいつの間にかまなつちゃん達の世界に来てたんだ」

 

「そうだったんですね。さくらさんクラリスさん。ちゃんと謝りましょうよ」

 

!!

 

「でも、私達が謝ったとしても意味が無いよ」

 

「あ、本当にすみません。俺達のした事でまなつちゃん達の世界に迷惑をかけてしまい」

 

「あの世界では結果的とはいえ・・・」

 

「皆」

 

「「「グレース直哉君は」」」

 

「死霊機兵型ヤラネーダを倒す為に霊力タンクモードになってサマー達の宝玉の機能を解放したよ」

 

 

「それでグレース直哉は今後の戦いについて何と言ってました?」

 

 

「うん、直哉君は・・・」

 

 

「現状でヴォルクルスに有効なのは魔装機神なので、ヴォルクルスが出て来たら皆さんに伝えてください」

 

 

「成る程わかりました私達は、サイバスターとザムジードを援護しながら戦えばいいんですね」

 

 

「ちょっと待ってくれその役目俺達にも手伝わせてくれないか?」

 

「神山さん・・・いいんですか?」

 

「ああ、勿論だよキュアグレース」

 

「はいはい、私達も手伝いますよグレースさん」

 

「ありがとうねサマー」

 

「それでは皆さん行きましょう。邪神ヴォルクルスを倒す為に」

 

「「「「「「「「「おーー」」」」」」」」」

 

そして2組のプリキュアと新生帝国華撃団はサイバスターとザムジードを援護する為に向かった。

 

「グオオオ」

 

ヴォルクルスがサイバスターに近接攻撃を仕掛ける。

 

「くっ早い回避が出来そうにない。こうなったらディスカッター」

 

サイバスターは、ヴォルクルスの近接攻撃を受けた。

 

「グオオオ」

 

「ぐうっ負けるか、カロリックミサイル」

 

「ガアアア」

 

ヴォルクルスがサイバスターのミサイル攻撃に怯んだ隙をザムジードの超振動拳が追い打ちをかける。

 

だがしかし、ヴォルクルスに対して決定的なダメージを与えられずにいた。

 

「飛鳥ちゃんどうする?」

 

「・・・薫コスモノヴァを使うから時間を稼いで」

 

「ええ――飛鳥ちゃんその技は使えないんじゃ」

 

「正直あの戦いは全員が協力して無ければ死んでいたと思いますから」

 

直哉がそう言う。

 

「後神山さんシンフォギア世界では僕達敵と認識されているので初穂さんには言っておいてくださいね」

 

「へっ」

 

そして直哉が話し出す。

 

「ああ、そうだだが、俺達のように彼等の事情を知らない連中は、異世界の戦争に巻き込んだ国が一番わるい、そんな国は滅べなんて言われてるがな」

 

「まあ、シンフォギアに関しては秘密に出来てるがな、彼等の存在が世界の目を逸らしてくれる形となっているな」

 

「何なんだよ、それ響や直哉達が悪者じゃねえか」

 

「そうです。伯父様彼等は私達の代わりに世界の為に戦ってくれた恩人ですよ」

 

「それはわかっているが、政府からの通達でな彼等が再び来たら捕獲しろダそうだ」

 

!!

 

「まじかよ」

 

「ああ、防衛大臣からの通達だ」

 

「取り消しは出来ねえのか?」

 

「無理だ某絵大臣や政府が変わらなければ」

 

「そんな」

 

「一応特殊遊撃部隊はシンフォギア世界ではこういう立場が継続しているので気をつけて下さい」

 

「わかりました」

 

暫くして・・・

 

特殊遊撃部隊は全員が集合したのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ウィル博士について1

「直哉君確認だけどノイズがクレイユ村の住人を全滅させた?」

 

「はいそうですよ響さん」

 

「改めてその時の事を説明しますね」

 

「「「これは・・・生存者はいないかも知れないわね」うん」」

 

「あの時は人の温もりがあったのに今は・・・」

 

「「グレース」」

 

「確かにそうですね。グレースさんですが今はクレイユ村のこの状況の調査を進めて下さい」

「それはわかりませんが、事実この村でほとんどの人間が炭になっている事態が、いくら融合世界の影響を受けているゼムリア大陸とは言え、大量のノイズが自然発生するとは思えないんですよ」

 

「「「それは確かに」」」

 

「それならまだ・・・」

 

「我々は武装集団フィーネだ」

 

「「武装集団フィーネだと?」」

 

「何を言っているマリア?」

 

「お気楽な物ね風鳴翼と天羽奏」

 

「先の大戦の英雄様は少し黙って貰うわよ」

 

「ここで貴女達の正体を知られたくなければね」

 

「「くっ・・・」」

 

「我々武装集団フィーネの要求はこの国が持つシンフォギア奏者の情報を全世界に提示する事そして、全世界の国全ての領土を武装集団フィーネに捧げる事」

 

「タイムリミットは今から24時間以内に答えを貰えるかしら?それが出来なければ、出て来なさいノイズよ」

 

「しかしこんなに大々的に正体をばらしていいのか?マリア」

 

「別に問題はないわよ。天羽奏」

 

そう言いながらマリアはガングニールを纏った。

 

!!

 

「「ガングニールだと!!」」

 

「そうよ、ただし黒いガングニールだけどね」

 

「あの時武装集団フィーネ側に操られたノイズに近い力を感じたんです」

 

「だから直哉君はウィル博士が怪しいんだね」

 

「成程そう言う意味でクレイユ村の人間を殺したのはソロモンの笛から出たノイズと考えたのね」

 

「そうです。現状ソロモンの笛を持っているのは・・・」

 

「いやあ、2人共お疲れ様でした」

 

「はいこちらがソロモンの笛とあれです」

 

「おお、ありがとうございます響さん」

 

「なっ響博士と知り合いなのかよ」

 

「うん、特殊遊撃部隊として少し繋がりを持ってと言われてね」

 

「ああ、成程特殊遊撃部隊の言うイベントだっけその中で博士が重要人物になるからか?」

 

「そうだよクリスちゃん」

 

「貴女も特殊遊撃部隊の関係者ですか?」

 

「え、私は違う二課の方だ」

 

「え、そうなのですか?響さんのガングニール・シャドーと同じシンフォギアを纏っているので・・・てっきり特殊遊撃部隊かと思いました」

 

「博士輸送任務中に降魔兵器と亜種型メガビョーゲンに襲われたんですが・・・」

 

「ああ、それは・・・どうやら第三勢力が動いているようですね。ですがコンサート会場は、我々の戦力で動いています。これで良いんですよね?響さん」

 

「はい、ありがとうございます。博士」

 

「しかし、第三勢力に対する対応は、どうするんです?」

 

「我々と二課の衝突時に現れたら?」

 

「ああ、それは・・・彼等に動いて貰います。帝国華撃団にね」

 

「まあ、私達の戦いの場所に来た場合は共闘を要請するかもですので、先程のあれ持ってて下さいね」

 

「成程そう言う意味もありましたか」

 

「そう言う事です」

 

「それじゃウィル博士は敵サイドに移動したの?」

 

エステルが直哉に聞く。

 

「いえ、そう言う訳でもなさそうですけど」

 

「どうしてそう言えるの?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ウィル博士について2

「ああ、それは・・・彼等に動いて貰います。帝国華撃団にね」

 

「まあ、私達の戦いの場所に来た場合は共闘を要請するかもですので、先程のあれ持ってて下さいね」

 

「成程そう言う意味もありましたか」

 

「そう言う事です」

 

「それじゃウィル博士は敵サイドに移動したの?」

 

エステルが直哉に聞く。

 

「いえ、そう言う訳でもなさそうですけど」

 

「どうしてそう言えるの?」

 

「ああ、それは・・・僕達とシンフォギア世界の国家との関係を思い出して下さい」

 

「ああ、そうだだが、俺達のように彼等の事情を知らない連中は、異世界の戦争に巻き込んだ国が一番わるい、そんな国は滅べなんて言われてるがな」

 

「まあ、シンフォギアに関しては秘密に出来てるがな、彼等の存在が世界の目を逸らしてくれる形となっているな」

 

「何なんだよ、それ響や直哉達が悪者じゃねえか」

 

「そうです。伯父様彼等は私達の代わりに世界の為に戦ってくれた恩人ですよ」

 

「それはわかっているが、政府からの通達でな彼等が再び来たら捕獲しろダそうだ」

 

!!

 

「まじかよ」

 

「ああ、防衛大臣からの通達だ」

 

「取り消しは出来ねえのか?」

 

「無理だ某絵大臣や政府が変わらなければ」

 

「そんな」

 

「ああ、成程ねウィル博士が本当の意味で特殊遊撃部隊を裏切るならシンフォギア世界で集まる事も出来ないと言う事ね」

 

「そうです」

 

「それに、シンフォギア世界の世界の各国がウィル博士に協力している可能性もありますから」

 

「別に翼さんと響さんが戦うのは僕達としては問題ありませんが、そうしないと翼さんの中で納得できないと思いますし」

 

「ただ僕や、響さん達が協力するのは国ではなく、二課と言う貴女達なんですよ」

 

「貴女達は国から立花響とその技術を手に入れろとでも言われていますよね?弦十郎さん」

 

「・・・ああ君の言う通りそれに近い事を言われている」

 

「そしてここでの会話も聞かれていると思うので言いますね。変な動きをしようとするすべての国に通達します。立花響に関する全ての情報及び身柄確保を目論む国は、滅ぼしますよ。特に二課のある政府さんは身をもって知ってますよね・・・以上」

 

「・・・アハハ、お前凄いなあ全ての国に対して宣戦布告みたいな事しやがってよ」

 

「いやー実際に戦争はしませんよ。本当に愚かな選択をしようとしてる国以外はね」

 

「成る程君は、あの国にも釘を刺したのか」

 

「弦十郎さんが言っている国は、僕は知りませんよ。僕は響さんがお世話になる方達にほんの少し力を貸しただけですよ」

 

「成る程な」

 

「あ、あれでも響さんが狙われているのなら響さんを取るとこうなるよと蝶と響さんの映像を送りつけてくださいね」

 

「成程ね確かにそう言う動きがあったとしてもおかしくないわね」

 

「ええ、そして世界各国の動きがないのは・・・」

 

「初めまして貴女が、立花響さんですね」

 

「はい、貴方は英雄好きのウィル博士ですよね?」

 

「おお、自分の事を知って貰えてるとは嬉しいですね」

 

「どうしてウィル博士はフィーネさんを通じて私と会いたいと言って来たんです?」

 

「ああ、それは」

 

「私は、あの戦いを見て衝撃を受けました」

 

「あはは、ありがとうございます」

 

「そして私は考えたんです。今自分が所属する部隊より貴女達がいる組織に行きたいとね」

 

「ええ――困りますよ。博士にはフロンティア事変を起こして貰わないとこの世界のバランスが崩れるので」

 

「ああ、やはりフィーネの言う通り立花響さんには自分の計画が知られているんですね」

 

「すいませんでも、私達はウィル博士の計画は最低限の干渉で終わらせる」

 

「成程」

 

「つまり貴女達が私の計画に干渉する場合は今のような状況にでもならないと干渉しないのですね?」

 

「簡単に言えばそうですね」

 

「もしかしたら世界各国はウィル博士から異世界の技術を手に入れようとしてるかもですね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ウィル博士の思惑について話す2人

「ええ――困りますよ。博士にはフロンティア事変を起こして貰わないとこの世界のバランスが崩れるので」

 

「ああ、やはりフィーネの言う通り立花響さんには自分の計画が知られているんですね」

 

 

「すいませんでも、私達はウィル博士の計画は最低限の干渉で終わらせる」

 

「成程」

 

「つまり貴女達が私の計画に干渉する場合は今のような状況にでもならないと干渉しないのですね?」

 

「簡単に言えばそうですね」

 

「もしかしたら世界各国はウィル博士から異世界の技術を手に入れようとしてるかもですね」

 

「成程ね、ならまだノヴァやデボネア達と組んでいた方がこちらとしては良いわね」

 

「そうですねただ・・・」

「「お前は」」

 

「私達は戦いをしに来たんじゃないよ信じて」

 

「そんなの信じられるかです」

 

「調」

 

「うん、切っちゃん」

 

そして2人がシンフォギアを纏う瞬間。未来によって止められた。

 

「こら、こんな所でシンフォギアを纏ったら他の人に迷惑でしょう。今日は文化祭なんだから」

 

「「うんごめんなさいお姉さん」」

 

「ちゃんと謝れたね偉いよ。2人共」

 

「未来凄いな。あの子達と仲良くなってる」

 

「響私がこの子達と行動するのはまずい?」

 

「うん別に良いよ。最終的に未来はその子達の陣営に行くから」

 

「成程」

 

「でも奏さんが生きているから厳密には変わってるけど繋がりは作っていた方が良いかも」

 

「了解」

 

そして響は未来達と別れた。

 

「「一体何なのですか?」何あの怪物は」

 

「あ、降魔だと言っても私も直接見るのは初めてだけど」

 

「調どうするんですか?」

 

「切っちゃんとりあえずお姉さんを守ろう」

 

「そうですね」

 

そう言って2人はシンフォギア纏った瞬間。

 

「あはは、見つけたよ立花響の大切な人間」

 

「あ、貴女はノヴァ」

 

「え、きゃあああ」

 

そして未来はノヴァの手に堕ちた。

 

「お姉さんを返すでーす」

 

「切っちゃん無理は駄目」

 

「ふーんノヴァとやるんだ。良いよ少しだけ遊んであげる」

 

暫くして・・・

 

「がっはっうう」

 

「もう終わりなのつまんないなあ」

 

「まあいいや。響と戦う為のエサを確保できたしね」

 

「そろそろお兄さんを殺せたかな?」

 

そう言ってノヴァと未来達は消えた。

「わかりましたそれじゃあ私は・・・」

 

「それなら私と戦ってよ立花響ーーー」

 

「その声はノヴァどこにいるの?」

 

「ここよ」

 

ノヴァがそう言い姿を見せると・・・

 

!!

 

「未来」

 

「ああ、そうだった立花響私と戦わないとこの3人には死んで貰うからね」

 

「くっ」

 

「さあ、どうするの?立花響」

 

「わかった勝負を受ける・・・よ」

 

「うわあああ。2人を離しなさい」

 

!!

 

「「マリアさん駄目」ああ――ウザイ紅い稲妻ーーー」

 

「ぎゃあああ」

 

マリアはノヴァが放った魔法を受けダメージを受けてしまった。

 

「マリアさんどうしてここに?」

 

響はそう言いながらノヴァが放った魔法を受けたマリアを助けた。

 

「うう、切歌と調待ってて今助けるから」

 

「もしウィル博士がノヴァ達と手を借りた場合向こうの奏者達の反発を受けていそうですけど」

 

「確かにそうね結果的に敵対した相手だしね」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

博士の真意を聞くナスターシャ

「ウィル博士本当に良いんですか?マリア達を逃がしても」

 

「構いませんよ。我々の行動に関しては特殊遊撃部隊が動いてるみたいですからね、シンフォギア世界で」

 

「しかし彼等と逃亡したマリア達が合流するとは思いませんよ」

 

「いえ、彼女達は特殊遊撃部隊に行きますよ何故なら・・・」

 

「「一体何なのですか?」何あの怪物は」

 

「あ、降魔だと言っても私も直接見るのは初めてだけど」

 

「調どうするんですか?」

 

「切っちゃんとりあえずお姉さんを守ろう」

 

「そうですね」

 

そう言って2人はシンフォギア纏った瞬間。

 

「あはは、見つけたよ立花響の大切な人間」

 

「あ、貴女はノヴァ」

 

「え、きゃあああ」

 

そして未来はノヴァの手に堕ちた。

 

「お姉さんを返すでーす」

 

「切っちゃん無理は駄目」

 

「ふーんノヴァとやるんだ。良いよ少しだけ遊んであげる」

 

暫くして・・・

 

「がっはっうう」

 

「もう終わりなのつまんないなあ」

 

「まあいいや。響と戦う為のエサを確保できたしね」

 

「そろそろお兄さんを殺せたかな?」

 

「わかりましたそれじゃあ私は・・・」

 

「それなら私と戦ってよ立花響ーーー」

 

「その声はノヴァどこにいるの?」

 

「ここよ」

 

ノヴァがそう言い姿を見せると・・・

 

!!

 

「未来」

 

「ああ、そうだった立花響私と戦わないとこの3人には死んで貰うからね」

 

「くっ」

 

「さあ、どうするの?立花響」

 

「わかった勝負を受ける・・・よ」

 

「うわあああ。2人を離しなさい」

 

!!

 

「「マリアさん駄目」ああ――ウザイ紅い稲妻ーーー」

 

「ぎゃあああ」

 

マリアはノヴァが放った魔法を受けダメージを受けてしまった。

 

「マリアさんどうしてここに?」

 

響はそう言いながらノヴァが放った魔法を受けたマリアを助けた。

 

「うう、切歌と調待ってて今助けるから」

 

「何故体が動かないの?」

 

「あの3人は1度ノヴァと言う少女に負けているのでね」

 

「その3人が現状私の敵になった以上頼れるのは立花響と特殊遊撃部隊ではありませんか?」

 

「それはそうですが・・・何故あんな悪魔に協力して異世界の村を襲ったんです?」

 

ナターシャがウィル博士に聞く。

 

「ああ、それは・・・その村を襲う事が彼女達に言われた試験ですからね」

 

「試験ですか?」

 

「ええ、彼女達が言うにはその村の抱えている力が邪魔で彼女達の行動を阻害するものらしいのですよ」

 

「闇を阻害するもの?安直ですが光ですかね」

 

「恐らくそうなのでしょうが、彼女達の事を私は知らないので、今の私の立場で直接特殊遊撃部隊と連絡するのは避けるべきとおもって・・・」

 

「がっはっうう」

 

「もう終わりなのつまんないなあ」

 

「まあいいや。響と戦う為のエサを確保できたしね」

 

「そろそろお兄さんを殺せたかな?」

 

「わかりましたそれじゃあ私は・・・」

 

「それなら私と戦ってよ立花響ーーー」

 

「その声はノヴァどこにいるの?」

 

「ここよ」

 

ノヴァがそう言い姿を見せると・・・

 

!!

 

「未来」

 

「ああ、そうだった立花響私と戦わないとこの3人には死んで貰うからね」

 

「くっ」

 

「さあ、どうするの?立花響」

 

「わかった勝負を受ける・・・よ」

 

「うわあああ。2人を離しなさい」

 

!!

 

「「マリアさん駄目」ああ――ウザイ紅い稲妻ーーー」

 

「ぎゃあああ」

 

マリアはノヴァが放った魔法を受けダメージを受けてしまった。

 

「マリアさんどうしてここに?」

 

響はそう言いながらノヴァが放った魔法を受けたマリアを助けた。

 

「うう、切歌と調待ってて今助けるから」

 

「何故体が動かないの?」

 

「あの3人が逃げる様に仕向けたんですよ」

 

「ウィル博士貴方と言う人は」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

逃亡者の3人

「わかった勝負を受ける・・・よ」

 

「うわあああ。2人を離しなさい」

 

!!

 

「「マリアさん駄目」ああ――ウザイ紅い稲妻ーーー」

 

「ぎゃあああ」

 

マリアはノヴァが放った魔法を受けダメージを受けてしまった。

 

「マリアさんどうしてここに?」

 

響はそう言いながらノヴァが放った魔法を受けたマリアを助けた。

 

「うう、切歌と調待ってて今助けるから」

 

「何故体が動かないの?」

 

「あの3人が逃げる様に仕向けたんですよ」

 

「ウィル博士貴方と言う人は」

 

「それに今の3人ではノヴァによって殺されるでしょうからせめて・・・」

 

「響さんが慣れない間ですけどね」

 

そして響とアースがメガビョーゲンを浄化することに成功した。

 

「私は、あの戦いを見て衝撃を受けました」

 

「あはは、ありがとうございます」

 

「そして私は考えたんです。今自分が所属する部隊より貴女達がいる組織に行きたいとね」

 

「ええ――困りますよ。博士にはフロンティア事変を起こして貰わないとこの世界のバランスが崩れるので」

 

「ああ、やはりフィーネの言う通り立花響さんには自分の計画が知られているんですね」

 

「すいませんでも、私達はウィル博士の計画は最低限の干渉で終わらせるつもりですので」

 

「成程」

 

「つまり貴女達が私の計画に干渉する場合は今のような状況にでもならないと干渉しないのですね?」

 

「簡単に言えばそうですね」

 

「くっやられたわ。調、切歌出て来なさい」

 

マリアがそう言うと、新たなシンフォギアを纏った少女が現れたのだが・・・

 

「お待たせしました翼さん奏さん」

 

「なっ貴女もガングニールを纏えるの?」

 

「「来たな響とクリス」来たな立花と雪音」

 

「確かに二課の増援が来るまでは我々の計画通りに侵攻してましたが・・・立花響と言う我々の知らないシンフォギア奏者が出て来て我々は・・・」

 

「オラオラ、どうしたそちら3人もいて私に負けそうだぜ」

 

「馬鹿にするなです」

 

「やめなさい切歌」

 

「きゃあああ」

 

!!

 

「調」

 

「我々は負けました」

 

「くっそれは相手が悪いの、私達が知らないギアを使うから」

 

「そうかも知れませんが、事実切歌と調は暫く活動は無理ですしね」

 

「初戦からこんな代償を払う事になるとはおもいませんでした」

 

「こうなった以上計画を少し変更しなければいけませんね」

 

!!

 

「マム、計画変更はしないで元々フィーネの転生の器である私がすればいいんだから」

 

「マリア・・・貴女」

 

「健気ですね」

 

!!

 

「ああ、博士例の物は?」

 

「あ、はいちゃんと二課の輸送任務をしている者達からね」

 

「そうですか・・・それは良かったです」

 

「あの時あの3人に立花響の事を言わなかったのは敗北を知ってもらう為でしたそこから自分達が生き残るために何をすべきかを考えてもらう為でした」

 

「ですがなかなか動かなかったので、逃亡者にする事で時間を稼いでいるんですよ」

 

「ウィル博士本当に良いんですか?マリア達を逃がしても」

 

「構いませんよ。我々の行動に関しては特殊遊撃部隊が動いてるみたいですからね、シンフォギア世界で」

 

「しかし彼等と逃亡したマリア達が合流するとは思いませんよ」

 

「先程も言いましたが」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第49章 ウィル博士を探せ破編
まさかの合流前編


「そうですか・・・それは良かったです」

 

「あの時あの3人に立花響の事を言わなかったのは敗北を知ってもらう為でしたそこから自分達が生き残るために何をすべきかを考えてもらう為でした」

 

「ですがなかなか動かなかったので、逃亡者にする事で時間を稼いでいるんですよ」

 

「ウィル博士本当に良いんですか?マリア達を逃がしても」

 

「構いませんよ。我々の行動に関しては特殊遊撃部隊が動いてるみたいですからね、シンフォギア世界で」

 

「しかし彼等と逃亡したマリア達が合流するとは思いませんよ」

 

「先程も言いましたが」

 

「それはどうでしょうね?」

 

その頃特殊遊撃部隊は・・・

 

「直哉君どういう事この人達は何でここにいるの?」

 

「もしかしたら本当に・・・」

 

「確かにそうですね。グレースさんですが今はクレイユ村のこの状況の調査を進めて下さい」

「それはわかりませんが、事実この村でほとんどの人間が炭になっている事態が、いくら融合世界の影響を受けているゼムリア大陸とは言え、大量のノイズが自然発生するとは思えないんですよ」

 

「「「それは確かに」」」

 

「僕が以前ちゆさん達に言った事が現実に起きたのかも知れませんね」

 

「わかった勝負を受ける・・・よ」

 

「うわあああ。2人を離しなさい」

 

!!

 

「「マリアさん駄目」ああ――ウザイ紅い稲妻ーーー」

 

「ぎゃあああ」

 

マリアはノヴァが放った魔法を受けダメージを受けてしまった。

 

「マリアさんどうしてここに?」

 

響はそう言いながらノヴァが放った魔法を受けたマリアを助けた。

 

「うう、切歌と調待ってて今助けるから」

 

「もしウィル博士がノヴァ達と手を借りた場合向こうの奏者達の反発を受けていそうですけど」

 

「まさか本当に彼女達はウィル博士の元から逃げて来たの?」

 

「とりあえずちゆさん3人を治療室に連れて行ってください」

 

「わかったわ」

 

そしてちゆは直哉と別れた

 

「まさか不思議な暗号の答えの地にあの3人が気絶状態で見つかるとは思っていなかったな」

 

「まあ、ウィル博士の事だから・・・」

 

「ですがなかなか動かなかったので、逃亡者にする事で時間を稼いでいるんですよ」

 

「ウィル博士本当に良いんですか?マリア達を逃がしても」

 

「構いませんよ。我々の行動に関しては特殊遊撃部隊が動いてるみたいですからね、シンフォギア世界で」

 

「こんな理由で3人を逃がした可能性がありその上で特殊遊撃部隊で強くしてほしいと考えてるのでしょうね」

 

「でも実際問題として・・・」

 

「わかった勝負を受ける・・・よ」

 

「うわあああ。2人を離しなさい」

 

!!

 

「「マリアさん駄目」ああ――ウザイ紅い稲妻ーーー」

 

「ぎゃあああ」

 

マリアはノヴァが放った魔法を受けダメージを受けてしまった。

 

「マリアさんどうしてここに?」

 

響はそう言いながらノヴァが放った魔法を受けたマリアを助けた。

 

「うう、切歌と調待ってて今助ける

から」

「3人があそこまでボロボロにされた以上戦いにおけるトラウマになっている可能性もあるし、最悪のパターンとしてシンフォギアを纏えないと言う事態に鳴っているかも知れないし」

 

「とりあえずその辺は3人の治療が終わって考えるか」

 

直哉はそう答えを出して自分の部屋に戻ろうとした時響と出会った。

 

「あ、直哉君」

 

「あ、響さんどうしました?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

まさかの合流後編

「3人があそこまでボロボロにされた以上戦いにおけるトラウマになっている可能性もあるし、最悪のパターンとしてシンフォギアを纏えないと言う事態に鳴っているかも知れないし」

 

「とりあえずその辺は3人の治療が終わって考えるか」

 

直哉はそう答えを出して自分の部屋に戻ろうとした時響と出会った。

 

「あ、直哉君」

 

「あ、響さんどうしました?」

 

「ねえ直哉君このままフロンティア事変を終わらせるように出来ないかな?」

 

「それは無理ですよ響さん。貴女もその理由を知っているでしょう?」

 

「でもマリアさん達動けないんだよ」

 

「そう言う事がありまして」

 

「成程それで人形を使うのか」

 

「そうです。これも本来の流れに沿う形ですので」

 

そして響達はその後のイベントが終わるまで見ていた。

 

「へえ、あのネフィリムと言う怪物面白いじゃん」

 

「ノヴァ欲しくなっちゃった」

 

「しかし響さん。以前ノヴァはこう言ってますから、少なくともウィル博士がネフィリムを出すまではつきまとう可能性があります。その中でウィル博士に会い・・・」

 

「ああ、それについてはワイズマンが現れてウバウゾーを出現した時に連絡したんですよ」

 

「ええ、こんな感じに驚いていたようですね」

 

「そういう事ね、直哉達はゼムリア大陸に来れないのね」

 

「はいそうですねワイズマンの件もありますしそれに・・・」

 

「ああいう形で分散させたのに本当に良いんですか?トワ」

 

「ええ、構わないわ」

 

トワがそう言いきった。

 

「それではトワすみませんが、サクラ世界の帝都の方に通達してくれませんか?」

 

「ええ、良いわよ。直哉達が響達を迎えに行くと言えばいいのね」

 

「はい」

「ああ、それは・・・トワの指示で少しゼムリア大陸で厄介者が現れたようで・・・」

 

「え、厄介者でもゼムリア大陸には直哉君達が行ったのに対応出来なかったの?」

 

「いえ、兄さんが対応する前にノイズがある村を全滅させたようです」

 

「ええ――ノイズが」

 

「はいトワからはそう聞いてます」

 

「そしてその問題の解決の為の話があるそうです」

 

「そうなんだ。その全滅した村はどこなの?」

 

「それはクレイユ村です」

 

「え・・・」

 

「クレイユ村ってアニエスさん達と出会った時の村だよね?」

 

「はいそうですよ」

 

「そうよ響」

 

「あ、トワさん」

 

その時トワが響達の元に現れた。

 

「そしてトワから聞いたんですよね?」

 

「うん」

 

「僕達の目的はクレイユ村のノイズの出現の件にウィル博士が何故起こしたのかを確認する事ですよ」

 

「それはわかってるけど・・・」

 

「響さん今はウィル博士が僕達に託してくれた3人の事を考えましょう」

 

「え、どういう事」

 

「まさか不思議な暗号の答えの地にあの3人が気絶状態で見つかるとは思っていなかったな」

 

「まあ、ウィル博士の事だから・・・」

 

「ですがなかなか動かなかったので、逃亡者にする事で時間を稼いでいるんですよ」

 

「ウィル博士本当に良いんですか?マリア達を逃がしても」

 

「構いませんよ。我々の行動に関しては特殊遊撃部隊が動いてるみたいですからね、シンフォギア世界で」

 

「こんな理由で3人を逃がした可能性がありその上で特殊遊撃部隊で強くしてほしいと考えてるのでしょうね」

 

「僕は意図的にウィル博士が僕達にマリアさん達と合流するように仕向けた可能性があると思っています」

 

「ええ――」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

逃亡者の3人のその後前編

「直哉君どういう事この人達は何でここにいるの?」

 

「もしかしたら本当に・・・」

 

「確かにそうですね。グレースさんですが今はクレイユ村のこの状況の調査を進めて下さい」

 

「それはわかりませんが、事実この村でほとんどの人間が炭になっている事態が、いくら融合世界の影響を受けているゼムリア大陸とは言え、大量のノイズが自然発生するとは思えないんですよ」

 

「「「それは確かに」」」

 

「僕が以前ちゆさん達に言った事が現実に起きたのかも知れませんね」

 

「もしウィル博士がノヴァ達と手を借りた場合向こうの奏者達の反発を受けていそうですけど」

 

「まさか本当に彼女達はウィル博士の元から逃げて来たの?」

 

「とりあえずちゆさん3人を治療室に連れて行ってください」

 

「わかったわ」

 

そしてちゆは直哉と別れた

 

そのイベントから時が進み2週間後・・・

 

特殊遊撃部隊は一時ゼムリア大陸に戻っていた。

 

その頃直哉は守護者全員とこれからの行動について話していた。

 

「兄さんこれからどうするつもりです?一応あの3人を保護しましたが」

 

飛鳥がそう言う。

 

「そうね一応3人は現時点では・・・」

 

「我々は武装集団フィーネだ」

 

「「武装集団フィーネだと?」」

 

「何を言っているマリア?」

 

「お気楽な物ね風鳴翼と天羽奏」

 

「先の大戦の英雄様は少し黙って貰うわよ」

 

「ここで貴女達の正体を知られたくなければね」

 

「「くっ・・・」」

 

「我々武装集団フィーネの要求はこの国が持つシンフォギア奏者の情報を全世界に提示する事そして、全世界の国全ての領土を武装集団フィーネに捧げる事」

 

「タイムリミットは今から24時間以内に答えを貰えるかしら?それが出来なければ、出て来なさいノイズよ」

 

!!

 

「「「きゃああああノイズよ」」」

 

「殺される逃げろ――」

 

「未来も逃げよ」

 

「ううん、このノイズはあの人がコントロールしてるから大丈夫だよ」

 

「これで良いんですよね?直哉さん」

 

未来が小さい声で呟く。

 

「天羽奏にとってはショックかしら?同じガングニールを纏う者が現れて?」

 

「いーやそんな事無いぞなんせマリアで2人目だからな」

 

「そうだな奏」

 

「なっ何よ私の他にガングニールの適合者がいるの?」

 

マリアが翼と奏の言葉に動揺した時コンサート会場が一時停電となった。

 

「「「いまだ2人共」」」

 

「奏」

 

「ああ、サンキュー!猪川さん達」

 

翼と奏は停電を利用し、シンフォギアを纏う事に成功した。

 

「くっやられたわ。調、切歌出て来なさい」

 

マリアがそう言うと、新たなシンフォギアを纏った少女が現れたのだが・・・

 

「お待たせしました翼さん奏さん」

 

「なっ貴女もガングニールを纏えるの?」

 

「「来たな響とクリス」来たな立花と雪音」

 

「確かにフロンティア事変が終わるまでは2課の敵ですが特殊遊撃部隊にとっては敵ではないので」

 

「そう言っても3人の回復が遅いのが気がかりですが」

 

「わかった勝負を受ける・・・よ」

 

「うわあああ。2人を離しなさい」

 

!!

 

「「マリアさん駄目」ああ――ウザイ紅い稲妻ーーー」

 

「ぎゃあああ」

 

マリアはノヴァが放った魔法を受けダメージを受けてしまった。

 

「マリアさんどうしてここに?」

 

響はそう言いながらノヴァが放った魔法を受けたマリアを助けた。

 

「うう、切歌と調待ってて今助けるから」

 

「いくら3人があの当時ノヴァの攻撃を受けたと言っても不自然なんですよ」

 

「もしかすると3人の意思は現実から逃げているのかも知れませんね」

 

「そんな・・・」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

間章22 エレポニア帝国のお祭りでの出会い編
逃亡者の3人のその後中編


「「マリアさん駄目」ああ――ウザイ紅い稲妻ーーー」

 

「ぎゃあああ」

 

マリアはノヴァが放った魔法を受けダメージを受けてしまった。

 

「マリアさんどうしてここに?」

 

響はそう言いながらノヴァが放った魔法を受けたマリアを助けた。

 

「うう、切歌と調待ってて今助けるから」

 

「いくら3人があの当時ノヴァの攻撃を受けたと言っても不自然なんですよ」

 

「もしかすると3人の意思は現実から逃げているのかも知れませんね」

 

「そんな・・・」

 

「少なくとも直哉の言った3人の意識は目覚める事を拒否していると言うのはあながち嘘とは言えないわね」

 

「そして響さんには酷かもしれませんが3人のシンフォギアは限界を迎えてますね」

 

「ええ――」

 

「ですのでどのみちフロンティア事変のイベントは暫く彼女達の不在と言う流れにならざるえないでしょうね」

 

「酷いよそれ」

 

「響さん・・・」

 

「それでは兄さんこの2週間の沈黙を破るんですね?」

 

「そうだよ飛鳥ちゃん。その為にゼムリア大陸に戻ってきたからね」

 

「そういう事なら直哉君ウィル博士はどうするの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・武装集団フィーネ側にいたシンフォギア奏者がいなくなって約2週間が経った今でもシンフォギア世界ではノヴァや異世界の敵に関しても動きがないので」

 

「成程じゃあ・・・」

 

「ええ、実は、私達の住むゼムリア大陸は飛鳥ちゃんと薫の本来の世界幼馴染世界を含む4つの世界がひとつになった後も存在してたのは飛鳥ちゃんと薫ちゃんならわかるわよね」

 

「ええ、4つの世界がひとつになった世界の影響で私達の住む時間の世界は旧世界になりミッドチルダとゼムリア大陸の2つの世界以外とは断絶したのですから」

 

「そうなのは間違いないのだけど、私達の住むゼムリア大陸と吸収された筈の幼馴染世界が復活し始めているの」

 

「「ええーーそれはいつ頃からですか?ユウナさん」

 

「えーと中心世界の暦で、約1ヶ月位前かな?それと同時に僕達の世界のゼムリア大陸に人を炭に変える怪物とミッドチルダで、僕達も戦った機械人形と、飛鳥やリィン、ロイド、エステル達の力を借りて倒した筈の黒の機神イシュメルガの意識が復活したんだ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「「おーいみんな」」

 

ミリアムが事情を説明していると大神とアイリスが直哉達と合流した。

 

「飛鳥ちゃんと薫ちゃんとりあえずこの場を離れない?人目につくとまずい話が続くみたいだからさ」

 

「あ、それもそうですね。ユウナさんもミリアムさんも場所を変えますけど良いです?」

 

「ええ、私は良いわよ」

 

「僕も僕も良いよ飛鳥」

 

そしてユウナとミリアムを含めた。全員ですこやか市中心世界を結ぶ空間に向かった。

 

「それでは私達も本来の世界に戻るべきですか幼馴染世界が復活したのなら?」

 

薫がユウナに聞く。

 

「それは無理ね薫ちゃん。何故なら私とミリアムさんは幼馴染世界に転移する魔術で、向かった筈が中心世界と関わりを持つこちらの世界に転移してきたのだから」

 

「ゼムリア大陸でユウナさん達がが出てくるイベントまで進めるの?」

 

「いえ違いますよのどかさん。ゼムリア大陸のイベントは」

 

「「「「「「はあ、はあ、やった」」」」」」

 

「フフ、まさか君達にこのアイオーンが倒されるとはな」

 

「けっロボットで俺達を止められると思ったのかよ」

 

「特務支援課を甘く見ないで下さい」

 

「そうだな・・・だが十分な時は稼がせて貰ったぞ」

 

!!

 

「まさか新大統領とこのアイオーンは囮なのか」

 

「その通りだあの少女キーアの覚醒させる為にはクロスベルを危機的な状況にしなければ真の覚醒とはならないらしいのだよ」

 

「なっあんたはそんな事の為にキーアを利用したのか?」

 

「いや違うそう言う意味での利用はヨハヒムとDG教団の残党の方だ」

 

「「「「「「なっどういう事だ?」」」」」」

 

「詳しい事はベルから聞く事だな。特務支援課」

 

「さあ、下がりたまえ勝者の特務支援課の諸君」

 

「娘とクロスベルの未来を頼んだぞ。特務支援課」

 

そう言って大統領はアイオーンの爆発に巻き込まれ散っていった。

 

そして特務支援課は、キーアを助ける為に最後の敵であるマリアベルの元に向かった。

 

「あの頃から自動的に進んでいるんですよ」

 

「「ええーー」」

 

響とのどかは直哉の言葉に驚いていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

逃亡者の3人のその後後編

「まさか新大統領とこのアイオーンは囮なのか」

 

「その通りだあの少女キーアの覚醒させる為にはクロスベルを危機的な状況にしなければ真の覚醒とはならないらしいのだよ」

 

「なっあんたはそんな事の為にキーアを利用したのか?」

 

「いや違うそう言う意味での利用はヨハヒムとDG教団の残党の方だ」

 

「「「「「「なっどういう事だ?」」」」」」

 

「詳しい事はベルから聞く事だな。特務支援課」

 

「さあ、下がりたまえ勝者の特務支援課の諸君」

 

「娘とクロスベルの未来を頼んだぞ。特務支援課」

 

そう言って大統領はアイオーンの爆発に巻き込まれ散っていった。

 

そして特務支援課は、キーアを助ける為に最後の敵であるマリアベルの元に向かった。

 

「あの頃から自動的に進んでいるんですよ」

 

「「ええーー」」

 

「「直哉君どういう事?」」

 

「ああ、それは・・・この短い期間はエレポニア帝国がクロスベルを併合するまで基本的に続くんですよ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

直哉の言葉に今度は守護者全員が驚いていた。

 

「今の時期ならエレポニア帝国でお祭り行われる時期なのでエステルさんとヨシュアさんが特殊遊撃部隊の中でお祭りに行きたい人を募ってエレポニア帝国に潜入して下さい」

 

「良いのかしら?私とヨシュアは、一応エレポニア帝国から危険人物とされてるけど」

 

「その為の特殊遊撃部隊ですよ」

 

「以上が今回の作戦の結果です」

 

「まさか未来から来た3人を確認もしくは確保が目的だったがまさか確認すらできないとは」

 

「まあ仕方ないですね、彼等特殊調査隊は直接的な戦闘は不慣れだった事と、紅い星座が、特殊遊撃部隊についていたとは・・・」

 

「それは我々もおもいましたが・・・」

 

「それがですね不思議なんすよ。確かに謎のモンスターがカルバート共和国のクレイユ村で発見されて数時間後には謎のモンスターを見た筈のクレイユ村の住人の記憶が無かったんですよね」

 

「何!!住人の記憶が?」

 

「はい、カルバート共和国側では集団催眠を受けたと言う事にしたみたいです」

 

「成程確かに謎のモンスターがいると公表するよりは国民の信用度は上がるな」

 

「ええ、ですがカルバート共和国側も目撃者達が全滅状態なので調査は難航しているみたいですね」

 

「そうだろうなどちらにしても我々の計画の妨げになるような事になれば色々動かねばな」

 

「現状ではそう言う事をしなければいけない状況にはなりそうも無いですけどね」

 

「何一応の備えとしてだがな」

 

「もうこの案件には出さない方が賢明と思いますがね、下手をすれば内戦に負けるかも知れませんよ独断でリベール王国に戦力を送った事がばれて」

 

「そうかも知れぬな、ここで欲を出して本来の計画に支障をきたすわけにはいかんからな」

 

「だが・・・」

 

「それがですね不思議なんすよ。確かに謎のモンスターがカルバート共和国のクレイユ村で発見されて数時間後には謎のモンスターを見た筈のクレイユ村の住人の記憶が無かったんですよね」

 

「何!!住人の記憶が?」

 

「はい、カルバート共和国側では集団催眠を受けたと言う事にしたみたいです」

 

「成程確かに謎のモンスターがいると公表するよりは国民の信用度は上がるな」

 

「ええ、ですがカルバート共和国側も目撃者達が全滅状態なので調査は難航しているみたいですね」

 

「そうだろうなどちらにしても我々の計画の妨げになるような事になれば色々動かねばな」

 

「現状ではそう言う事をしなければいけない状況にはなりそうも無いですけどね」

 

「あの謎の事象の秘密を知りたかったがな」

 

「欲を言えばな」

 

「ええ、いくら鉄血宰相軍全体に異世界について情報共有してないと思うのでそこをついていけば・・・」

 

「成程ね」

 

「勿論行かない人もサポートお願いするのでね後トールズ士官学校の生徒も来るみたいですし」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

エレポニア帝国のお祭りに行く前段階

「何!!住人の記憶が?」

 

「はい、カルバート共和国側では集団催眠を受けたと言う事にしたみたいです」

 

「成程確かに謎のモンスターがいると公表するよりは国民の信用度は上がるな」

 

「ええ、ですがカルバート共和国側も目撃者達が全滅状態なので調査は難航しているみたいですね」

 

「そうだろうなどちらにしても我々の計画の妨げになるような事になれば色々動かねばな」

 

「現状ではそう言う事をしなければいけない状況にはなりそうも無いですけどね」

 

「あの謎の事象の秘密を知りたかったがな」

 

「欲を言えばな」

 

「ええ、いくら鉄血宰相軍全体に異世界について情報共有し」

と思うのでそこをついていけば・・・」

 

「成程ね」

 

「勿論行かない人もサポートお願いするのでね後トールズ士官学校の生徒も来るみたいですし」

 

「へえ、あのトールズ士官学校が来るの?」

 

「そうみたいですね、響さんやのどかさん達にわかりやすく言うと校外学習ですね」

 

「「へえそうなんだ」」

 

「あ、ちゆちゃんおはよう」

 

「おはようのどか、早いのね」

 

「うん、改札に引っかかると言うハプニングがあればいいんだけど」

 

「あっでものどか気をつけてね」

 

ちゆがそう言うとのどかが思い出した。

 

「ああ、ちゆちゃん直哉君が教えて貰った融合世界のすこやか駅での事だよね?」

 

「そうよのどか」

 

「そこまでは私はならないよ。現代人だしね」

 

暫くして・・・

 

ひなたが駅にやって来てから、すぐにのどか達の学校の生徒は電車に乗って校外学習の場所である。美術館に向かった。

 

「私達の世界でも美術館だったのにゼムリア大陸は凄いなお祭りが校外学習だなんて」

 

のどかがそう言う。

 

「まあ、トールズ士官学校は軍学校だからねお祭りを使いクーデター等を起こす可能性もあるから実地学習として派遣されるみたいね」

 

「「成程」」

 

「どちらにしてもこちらの世界の・・・」

 

「ユウナにミリアムがどうして未知のこの世界にいるんだ?」

 

「君達は復活したかもしれない幼馴染世界に向かった筈では、紫藤直哉君の安否を確認する為に」

 

「あはは、それがですね・・・」

 

そしてユウナがリィンに今までの敬意を話し出した。

 

 

あ、薫と飛鳥もいるよ。ユウナ」

 

「本当ね、これで直哉君に上手く説明できるかも」

 

「私とミリアム先輩がここに来た理由を」

 

「そして飛鳥と薫にも伝えないと彼女達の本来の世界が復活した可能性があることを」

 

「ヤッホー薫に飛鳥ひさしぶり」

 

 

「「ええーーミリアムちゃんにユウナさん。どうしてこの世界にーー」」

 

 

「あはは、ごめんね驚いた」

 

 

「飛鳥ちゃんと薫ちゃんこの二人と知り合いなの?」

 

直哉が飛鳥と薫に聞く。

 

 

「ええ、彼女達は中心世界とは繋がりのないゼムリア大陸に住んでいる人達となります」

 

「何だってーー」

 

 

「紫藤直哉さん私達は、飛鳥ちゃんと薫ちゃんの未来に繋がっている幼馴染世界と交流を持ったゼムリア大陸からやって来ました」

 

 

「エステルさんやヨシュアさんに代わって」

 

回想終了

 

 

「成る程幼馴染世界に行こうとしてゲートを通ったら未知の世界に繋がりのある世界についたのか?」

 

「はい」

 

 

「僕達も変だなと思ったけどあの時は飛鳥や薫がいたからそう思わなかったよ」

 

「そうか」

 

「あのーそろそろいいですか?」

 

「ああ、すみません!」

 

「貴方は紫藤直哉さんどうしてここに」

 

そう言いながら青年が直哉に近づこうとしたときエステルが二人の間に入った。

 

「そこまでよ私の名前は、エステル・ブライトよ。貴方の名前は」

 

「・・・灰色の騎士と呼んでくれ」

 

「灰の騎士ですって」

 

「ちょっユウナさんこれはどういう意味です。リィンさんが灰色の騎士と名乗るのは?」

 

「恐らく教官はエステルさんとヨシュアさんの格好をみて、自分の本名を名乗るのは得策ではないと判断したのでは」

 

「成る程」

 

「あのーエステルさんと騎士さんと翼さんは一緒に大帝国劇場に行きましょう」

 

「あの時に会ったリィン君との違いを見ておく必要があるわね」

 

エステルがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

いざエレポニア帝国へ1

「・・・灰色の騎士と呼んでくれ」

 

「灰の騎士ですって」

 

「ちょっユウナさんこれはどういう意味です。リィンさんが灰色の騎士と名乗るのは?」

 

「恐らく教官はエステルさんとヨシュアさんの格好をみて、自分の本名を名乗るのは得策ではないと判断したのでは」

 

「成る程」

 

「あのーエステルさんと騎士さんと翼さんは一緒に大帝国劇場に行きましょう」

 

「あの時に会ったリィン君との違いを見ておく必要があるわね」

 

エステルがそう言う。

 

「そう言う訳でエステルさんは帝国華撃団と巴里華撃団とまなつちゃん達の中から6人程選出して下さい」

 

「わかったわ」

 

「そして今回から大神さんと神山さんはエステルさんと同じグループに移動させますので、安心して同行者を決めて下さい」

 

「残りのメンバーは改めてカルバート共和国に行き・・・」

 

「「「「「これは?」」」」」

 

大量の炭の存在に驚くゆい達。

 

「直哉っちこれって」

 

「ええ、間違いなくここにノイズが出現したのでしょうね」

 

「「「やっぱり」」」

 

「「「「「ノイズ?」」」」」

 

「ええ、そうです」

 

「ノイズとはシンフォギア世界の災害の一種でノイズに触れられた人間は炭化をして骨など残らないのです。つまりお骨の無いお墓が立ちその人の存在が表立って公表されないんですよ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「「「「酷い」」」」

 

あの時の出来事をどういう風に扱ってるのかを核にする為に行きますよ」

 

「兄さんそこまでする必要があります?」

 

「恐らくですが・・・」

 

「まあ仕方ないですね、彼等特殊調査隊は直接的な戦闘は不慣れだった事と、紅い星座が、特殊遊撃部隊についていたとは・・・」

 

「それは我々もおもいましたが・・・」

 

「それがですね不思議なんすよ。確かに謎のモンスターがカルバート共和国のクレイユ村で発見されて数時間後には謎のモンスターを見た筈のクレイユ村の住人の記憶が無かったんですよね」

 

「何!!住人の記憶が?」

 

「はい、カルバート共和国側では集団催眠を受けたと言う事にしたみたいです」

 

「成程確かに謎のモンスターがいると公表するよりは国民の信用度は上がるな」

 

「ええ、ですがカルバート共和国側も目撃者達が全滅状態なので調査は難航しているみたいですね」

 

「そうだろうなどちらにしても我々の計画の妨げになるような事になれば色々動かねばな」

 

「現状ではそう言う事をしなければいけない状況にはなりそうも無いですけどね」

 

「何一応の備えとしてだがな」

 

「前回と同じ処置を取ったと思いますよ」

 

飛鳥がそう言う。

 

「僕もそうだった良いんですけど、何か嫌な感じがするんだよね」

 

「「「「嫌な予感?」」」」

 

「クッこのままでは」

 

「如何するの?イチロー」

 

「大神さん指示を」

 

「隊長!!」

 

「おい如何するんだ隊長よ?」

 

「大神さん皆逃げてください」

 

「エリカ君諦めるな」

 

「でもこのままじゃ・・・」

 

「さあ死になさい巴里華撃・・・」

 

その時蒸気獣セレナード2を1人の少女によって行動不能にまでさせられたのだった。

 

「あーあ人違いだったかまあいいや。邪魔な烏は黙らせたしね」

 

「さてと、大神一郎光と戦う前にお前を殺すよ」

 

「この私がね」

 

!!

 

「「「「何だって――」」」」

 

「じゃあ死んでね。大神一郎炎の矢ーー」

 

「ちっなにもんか知らねえが私達に喧嘩を売るなんてよくやるよ」

 

そう言いながらロベリアの光武℉が同じ炎で少女の攻撃を相殺した。

 

「へえ、やるじゃんおばさんのくせに」

 

「なら、これならどうかしら?出でよ降魔兵器よ」

 

!!

 

「降魔兵器だと馬鹿な、空中要塞武蔵の消滅で降魔兵器は消滅した筈だ、それを何故君が扱っている?」

 

「ああ、母様の言う通り、大神一郎には2度目の空中要塞武蔵と京極圭吾が復活した事を知らないんだね」

 

「どういう意味だそれは?」

 

「知りたければ紫藤直哉に聞いてみな、大神一郎だけど疲れている状態で降魔兵器を倒せるかしらね、その降魔兵器の中にはワイズマンの特注もあるから、動けない奴を見捨てても良いのよ。じゃあね生きてたら会いましょうね」

 

そう言って巴里華撃団の前から謎の少女だけが消えた。

 

「何かノヴァがこの時みたいに出て来そうな予感がするんだよね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

いざエレポニア帝国へ2

「降魔兵器だと馬鹿な、空中要塞武蔵の消滅で降魔兵器は消滅した筈だ、それを何故君が扱っている?」

 

「ああ、母様の言う通り、大神一郎には2度目の空中要塞武蔵と京極圭吾が復活した事を知らないんだね」

 

「どういう意味だそれは?」

 

「知りたければ紫藤直哉に聞いてみな、大神一郎だけど疲れている状態で降魔兵器を倒せるかしらね、その降魔兵器の中にはワイズマンの特注もあるから、動けない奴を見捨てても良いのよ。じゃあね生きてたら会いましょうね」

 

そう言って巴里華撃団の前から謎の少女だけが消えた。

 

「何かノヴァがこの時みたいに出て来そうな予感がするんだよね」

 

それから2時間後・・・

 

エステルはまなつ&ローラ、すみれ&大神、初穂&神山の7人でエレポニア帝国に潜入したのだった 。

 

「「「「「「これがゼムリア大陸のお祭りかあ」」」」」」

 

「そうよ、私もエレポニア帝国の祭りは初めてだけどね。私やヨシュア立場の影響でね」

 

「そうなのかい?そう言えばヨシュア君は」

 

大神がエステルに聞く。

 

ヨシュアは、このお祭りをクーデターに利用する動きがあると連絡を受けて下見をしてるの」

 

「まあ良くも悪くも・・・」

 

「以上が今回の作戦の結果です」

 

「まさか未来から来た3人を確認もしくは確保が目的だったがまさか確認すらできないとは」

 

「まあ仕方ないですね、彼等特殊調査隊は直接的な戦闘は不慣れだった事と、紅い星座が、特殊遊撃部隊についていたとは・・・」

 

「それは我々もおもいましたが・・・」

 

「それがですね不思議なんすよ。確かに謎のモンスターがカルバート共和国のクレイユ村で発見されて数時間後には謎のモンスターを見た筈のクレイユ村の住人の記憶が無かったんですよね」

 

「何!!住人の記憶が?」

 

「はい、カルバート共和国側では集団催眠を受けたと言う事にしたみたいです」

 

「成程確かに謎のモンスターがいると公表するよりは国民の信用度は上がるな」

 

「ええ、ですがカルバート共和国側も目撃者達が全滅状態なので調査は難航しているみたいですね」

 

「そうだろうなどちらにしても我々の計画の妨げになるような事になれば色々動かねばな」

 

「現状ではそう言う事をしなければいけない状況にはなりそうも無いですけどね」

 

「何一応の備えとしてだがな」

 

「もうこの案件には出さない方が賢明と思いますがね、下手をすれば内戦に負けるかも知れませんよ独断でリベール王国に戦力を送った事がばれて」

 

「そうかも知れぬな、ここで欲を出して本来の計画に支障をきたすわけにはいかんからな」

 

「だが・・・」

 

「それがですね不思議なんすよ。確かに謎のモンスターがカルバート共和国のクレイユ村で発見されて数時間後には謎のモンスターを見た筈のクレイユ村の住人の記憶が無かったんですよね」

 

「何!!住人の記憶が?」

 

「はい、カルバート共和国側では集団催眠を受けたと言う事にしたみたいです」

 

「成程確かに謎のモンスターがいると公表するよりは国民の信用度は上がるな」

 

「ええ、ですがカルバート共和国側も目撃者達が全滅状態なので調査は難航しているみたいですね」

 

「そうだろうなどちらにしても我々の計画の妨げになるような事になれば色々動かねばな」

 

「現状ではそう言う事をしなければいけない状況にはなりそうも無いですけどね」

 

「あの謎の事象の秘密を知りたかったがな」

 

「欲を言えばな」

 

「レスターお前は本来の任務をしつつ可能なら特殊遊撃部隊と接触してみて欲しい」

 

「特殊遊撃部隊と接触ですか?」

 

「そうだ」

 

「ですがリベール王国が特殊遊撃部隊と接触を許すとは思えませんが」

 

「エレポニア帝国の鉄血宰相いろんな所に手を出すから恨みを買ってるみたいなのよ」

 

「成程鉄血宰相はそう言う政治をする人なんだね」

 

大神がエステルの説明に納得した。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

エレポニア帝国のお祭りでの出会いと新たな証拠

「あの謎の事象の秘密を知りたかったがな」

 

「欲を言えばな」

 

「レスターお前は本来の任務をしつつ可能なら特殊遊撃部隊と接触してみて欲しい」

 

「特殊遊撃部隊と接触ですか?」

 

「そうだ」

 

「ですがリベール王国が特殊遊撃部隊と接触を許すとは思えませんが」

 

「エレポニア帝国の鉄血宰相いろんな所に手を出すから恨みを買ってるみたいなのよ」

 

「成程鉄血宰相はそう言う政治をする人なんだね」

 

大神がエステルの説明に納得した。

 

その後エステル達はお祭りの会場をパトロールをしながら回っていた。

 

その頃カルバート共和国に調査をしているグループは・・・

 

「直哉さんこれを見て下さい」

 

「これは・・・もしかしてゴーレム系の残骸かな?だとすると・・・」

 

「薫行くよ」

 

「うん飛鳥ちゃん」

 

「レゾナスクエイク」

 

「切り裂けパニティリッパー」

 

「「「「何だあの機体は?どうしてあの機体の攻撃が死霊機兵に効くんだ」」」

 

「おおーー凄いあんな広範囲の敵まで届くなんて」

 

「そうだね」

 

「恐らくサイバスターが高速型で、ザムジードの方がパワー重視なのかも」

 

「成る程なザムジードの攻撃で広範囲に攻撃し体制を崩した所をサイバスターで倒すわけか」

 

「見つけたぜプリキュア」

 

「あ、カニだ」

 

「俺をカニと呼ぶんじゃね――出てこいゼンゼンヤラネーダ」

 

そしてチョンギーレが投げたゼンゼンヤラネーダの球が人が落とした教科書を媒体にしたゼンゼンヤラネーダになった。

 

「行けゼンゼンヤラネーダ」

 

「皆行くよ」

 

「「「うん」」ああ」

 

「ルオゾールが召喚していたデモンゴーレムかな?」

 

「それは違います直哉さんそれはセフィーロのゴーレムの残骸です」

 

光がそう言いながらやって来て直哉とゆいに説明をした。

 

「「ええーーセフィーロのゴーレム残骸ーー」」

 

「そうですこの力の感じは間違いないです」

 

「でもどうしてセフィーロのゴーレム残骸がクレイユ村の中にあるんです?」

 

ゆいが疑問を口にする。

 

「それは・・・」

 

「これからどうしたらいいですか?」

 

「そうね・・・」

 

「「ええーーあの村がノイズによって全滅ーー」」

 

トワとレイは直哉の報告に驚いていた。

 

「その驚き方だとするとクレイユ村はトワは関わっていないんですね?」

 

「何それ私がクレイユ村を全滅させたような言い方は?」

 

「だってトワには前科がありますし」

 

「う・・・」

 

「あの村の調査結果次第では、一旦特殊遊撃部隊をゼムリア大陸に集める必要が出て来たわね」

 

トワが言う。

 

「もしかしたら僕達がシンフォギア世界にウィル博士を追いかけている時にノヴァやデボネアがセフィーロのゴーレムでこの地を使い実験をしていたのかもしれません。現在エレポニア帝国では鉄血宰相ギリアス・オズボーンさんとイシュメルガが動いてますしね」

 

「「成程」」

 

「それに・・・」

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

「このクレイユ村ではこの事例も起きてますし」

 

その時のどかが直哉の方に来て言った。

 

「直哉君エステルさん達がトールズ士官学校の生徒と接触したって」

 

「そうですかわかりました」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

出会いと協力

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

「このクレイユ村ではこの事例も起きてますし」

 

その時のどかが直哉の方に来て言った。

 

「直哉君エステルさん達がトールズ士官学校の生徒と接触したって」

 

「そうですかわかりました」

 

「後のどかさんエステルさんから聞いてません?」

 

「そう言えばエレポニア帝国のお姫様と従者が誘拐されたからそのイベントを確認して流れが変われば介入すると言ってたよ」

 

「まあ、エレポニア帝国側の方はエステルさん達に任せておいた方が良いでしょうね」

「くそー俺達も戦えたら戦いたい」

 

「そうか、なら我と契約すればその機体を動けるようにしてやるぞ」

 

「誰だ!!お前は」

 

「我の名は、黒のイシュメルガどうする我と契約するか?」

 

「イシュメルガだって、本当に契約者になればこの状況を打破出来るんだな」

 

「ああ出来るとも」

 

大神がイシュメルガとの契約をしようとしたとき次元の裂け目ができた。

 

!!

 

「ちっ奴め、ここまで来たか。だが、まだ奴等に見つかるわけにはいかん。我とデボネアの紫藤直哉と魔法騎士に復讐するまでは」

 

その直後灰の機神ヴァリマールとその担い手のリィン・シュバルツァーが出てきたことによりヒドラプラントとプラントアームは圧死し、浅草周辺に咲いていた紅い植物は全部消えた。

 

「以前のような事態にはならないと思いたいですが・・・のどかさんエレポニア帝国でのイベントをこちらでも注視しておいてください。もしかするとワイズマンが動くかも知れないので」

 

「わかった」

 

「皆さんお疲れ様です」

 

「あ、直哉さん」

 

「対した事無いよ通常のウバウゾーだったし」

 

「直哉さんやはりこれは裏のオイシーナタウンを侵攻していたブンドル団の・・・ですか?」

 

「その可能性が高いと思います」

 

「はい、そしてトワからオイシーナタウンのプリキュア達に、彼女達の宝玉を渡すようにと言われたので」

 

「成程なそれで宝玉はあるのか?」

 

「はい、今回の宝玉は食に関わるプリキュアと言う事で食べ物の形で作られてますね」

 

「「「「うわあ、これが私達の宝玉ですか」」」です」

 

「そうですよ使い方は宝玉自身が教えるので」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「もしワイズマンがゼムリア大陸で動くとすれば主にプリキュア世界のメガビョーゲンやウバウゾーを使うと思うので」

 

「「成程」」

 

「そうする事で・・・」

 

「まさか未来から来た3人を確認もしくは確保が目的だったがまさか確認すらできないとは」

 

「まあ仕方ないですね、彼等特殊調査隊は直接的な戦闘は不慣れだった事と、紅い星座が、特殊遊撃部隊についていたとは・・・」

 

「それは我々もおもいましたが・・・」

 

「それがですね不思議なんすよ。確かに謎のモンスターがカルバート共和国のクレイユ村で発見されて数時間後には謎のモンスターを見た筈のクレイユ村の住人の記憶が無かったんですよね」

 

「何!!住人の記憶が?」

 

「はい、カルバート共和国側では集団催眠を受けたと言う事にしたみたいです」

 

「成程確かに謎のモンスターがいると公表するよりは国民の信用度は上がるな」

 

「ええ、ですがカルバート共和国側も目撃者達が全滅状態なので調査は難航しているみたいですね」

 

「そうだろうなどちらにしても我々の計画の妨げになるような事になれば色々動かねばな」

 

「現状ではそう言う事をしなければいけない状況にはなりそうも無いですけどね」

 

「何一応の備えとしてだがな」

 

「もうこの案件には出さない方が賢明と思いますがね、下手をすれば内戦に負けるかも知れませんよ独断でリベール王国に戦力を送った事がばれて」

 

「そうかも知れぬな、ここで欲を出して本来の計画に支障をきたすわけにはいかんからな」

 

「だが・・・」

 

「それがですね不思議なんすよ。確かに謎のモンスターがカルバート共和国のクレイユ村で発見されて数時間後には謎のモンスターを見た筈のクレイユ村の住人の記憶が無かったんですよね」

 

「何!!住人の記憶が?」

 

「はい、カルバート共和国側では集団催眠を受けたと言う事にしたみたいです」

 

「成程確かに謎のモンスターがいると公表するよりは国民の信用度は上がるな」

 

「ええ、ですがカルバート共和国側も目撃者達が全滅状態なので調査は難航しているみたいですね」

 

「そうだろうなどちらにしても我々の計画の妨げになるような事になれば色々動かねばな」

 

「現状ではそう言う事をしなければいけない状況にはなりそうも無いですけどね」

彼等に情報を与えると言う状況になるので」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

可能性として・・・前編

「それがですね不思議なんすよ。確かに謎のモンスターがカルバート共和国のクレイユ村で発見されて数時間後には謎のモンスターを見た筈のクレイユ村の住人の記憶が無かったんですよね」

 

「何!!住人の記憶が?」

 

「はい、カルバート共和国側では集団催眠を受けたと言う事にしたみたいです」

 

「成程確かに謎のモンスターがいると公表するよりは国民の信用度は上がるな」

 

「ええ、ですがカルバート共和国側も目撃者達が全滅状態なので調査は難航しているみたいですね」

 

「そうだろうなどちらにしても我々の計画の妨げになるような事になれば色々動かねばな」

 

「現状ではそう言う事をしなければいけない状況にはなりそうも無いですけどね」

彼等に情報を与えると言う状況になるので」

 

「「ああ、確かに」」

 

「これはあくまでも可能性の話ですが、ワイズマンは魔王の因子とゲネシスの改変以来のイベントにひっそりと関与しているかもしれません」

 

「「ええーー」」

 

「最初はブンドル団の方も僕達と同じだったのが、次元嵐の影響受けていないルートが見つかったんです」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「ならヨヨさん貴女が僕達をここに来るように仕向けたのではないんですね?」

 

「ええ、違うわよ」

 

「でも貴方達がここに来たのは必然よ」

 

「それはどういう意味ですか?」

 

「地球のお医者さん、南国、食事のプリキュア達が貴方と共にいるから連れて来られたんだと思うの」

 

「ヨヨさんは僕達がここに来たのは3組のプリキュア達がいるからと言いたいのですね」

 

「そうよ」

 

「そうですか、ヨヨさん貴女の言葉を信じるとすれば少なくともこの世界は地球のお医者さんのプリキュアそして南国のプリキュアと食事のプリキュアと直接関りがなくてもそう言うものが働く世界と思っていいんですね」

 

「そうよ、私が貴方達の存在を知ったのはその力の一部で知ったの」

 

「そして貴方の記憶にリンクして見せて貰ったの」

 

「良く思い出して下さい。確かにヨヨさんはデボネアの力で僕達を知ったと言っていましたが・・・デボネアはいつ3組のプリキュアを知ったのでしょうか?」

 

「「言われたらそうだ」」

 

「少なくともキュアグレース達に関しては・・・」

 

「あはは、いいじゃない光の次に楽しいよ」

 

「貴女も戦いが好きなの?」」

 

「私は・・・人を殺すのが好きなの」

 

!!

 

「だからね、前の世界で私の光を奪った紫藤直哉を殺したいのよ」

 

「やっぱり前の世界からの来訪者でしたか」

 

「グレース僕を出してください」

 

!!

 

「「危ないよ」ラビ」

 

「大丈夫です。時が来ましたので」

 

その時深川地区に紅い光のシャワーが降り出した。

 

「グレース僕を光のシャワーが起きている中心に連れて行ってください。そこに新たな守護者の獅童光さんが、やって来ますので」

 

「分かったよ直哉君」

 

「直接ノヴァと戦いましたからね

 

直哉がそう言う。

 

「でもキュアサマーやキュアプレシャス達に関してはノヴァとの直接な戦いはしていないので、キュアサマー達とキュアプレシャス達はまだワイズマンがデボネア側に情報を渡したと考えた方がまだ腑に落ちるんですよね」

 

「「成程」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

可能性として・・・後編

「「危ないよ」ラビ」

 

「大丈夫です。時が来ましたので」

 

その時深川地区に紅い光のシャワーが降り出した。

 

「グレース僕を光のシャワーが起きている中心に連れて行ってください。そこに新たな守護者の獅童光さんが、やって来ますので」

 

「分かったよ直哉君」

 

「直接ノヴァと戦いましたからね

 

直哉がそう言う。

 

「でもキュアサマーやキュアプレシャス達に関してはノヴァとの直接な戦いはしていないので、キュアサマー達とキュアプレシャス達はまだワイズマンがデボネア側に情報を渡したと考えた方がまだ腑に落ちるんですよね」

 

「「成程」」

 

「それにのどかさん思い出して下さい」

 

何々このおばさん、のどかさん達知り合いですか?」

 

「誰がおばさんですってーー」

 

「直哉君この失礼な子達だれ?」

 

「シンドイ―ネ僕に聞かなくても知ってるんですよね?バテデモーダから聞いてるでしょう」

 

「流石直哉君ビョーゲンズの事も知ってるのね」

 

「「「「ええ――まさかこのおばさんメガビョーゲンを作って地球を病気にしてる人ですか」」」」なの?」

 

「そうよ、と言うか私達の事も知ってるのね?こんな異世界でも」

 

「それは私達もメガビョーゲンと戦いましたし」

 

「ああ、ブルーがここにいるんだったわね。ワイズマンにメガビョーゲンを作る力を一時的に使えるように何度か会ってたわね」

 

「それは仕方ないではすまないけど結果的には和実ゆいちゃん達は帰ってこれたんだからね」

 

「フフ、そうだぞ特殊遊撃部隊お前達のおかげで私も17番目のプリキュアの世界にやって来れたのだから感謝するぞ」

 

!!

 

「「「その声はワイズマン」」」

 

「そうだ」

 

そう言ってワイズマンが直哉達の前に現れた。

 

「「ワイズマンどうしてここに?」」

 

「何私も君達と同じ17番目のプリキュアの世界の調査だ。特殊遊撃部隊のおかげで16番目のプリキュアの世界に来れたのだからな」

 

「・・・おや花寺直哉、今回はプリキュア達と一緒ではないのか?」

 

「ああ、別行動中だ今回はこの世界の調査がメインなのだからな

 

「成程、ならば私がプリキュア達と遊んでいいかな?」

 

「ご自由にどうぞ、ただあまり遊ぶと大変になりますよ」

 

「ああ、それは・・・よく知っているよ。融合世界のすこやか市で私も見たからな」

 

!!

 

「まさかあの時ワイズマン自身がいたのか?」

 

「「確かにまなつちゃん達とゆいちゃん達の時ワイズマンがいた」私達の場合ワイズマンがいました」

 

「それでデボネアはプリキュアの世界を・・・」

 

「待っていましたよ皆さん」

 

「私達を呼ぶなんてどうしたの?」

 

「ああ、それは・・・皆さんに確認して欲しい事がありまして・・・」

 

「「「確認を?」」」

 

「そうですこれを見て下さい」

 

「え、謎の次元嵐が大量に発生し融合世界内部の世界及び友好世界に帰還が出来ない?」

 

「何やら意図的な物を感じますが・・・響さんとエステルさん。次元嵐を超えれそうな場所はありますか」

 

「ええ、あるわねただ・・・その世界は無調査なのよ。今回初めて見つけた世界だから」

 

「成程」

 

「つまり僕達はその世界に行かせたい何者かの意思が介入してるのか、はたまた偶然その世界への入り口が開いたのかどちらですかね?」

 

!!

 

「まさかあの世界は私達のオイシーナタウンが存在する世界よ間違いないわ」

 

「そうですかやはり響さんの予想通りでしたね」

 

「「直哉さん私達の世界に行って下さいお願いします」」

 

「ゆいさんとあまねさん心配しないで下さい。現状お墓戦艦は融合世界に帰還できない状況なので今この状況で行ける世界はゆいさんとあまねさんの記憶があるオイシーナタウンが存在する世界にしか行けないので」

 

「「「成程」」」

 

「つまり行くしかないのね私達の世界に」

 

「そうです。ただ問題としてあまねさんの存在です」

 

「私が?・・・」

 

「はい」

 

「あの時に融合世界がゆいさん達の力を持つエナジー妖精とパートナーとなる人物を見つけたが融合世界に転移をさせれなかったんでしょうね」

 

「どうして?」

 

「ああいう形にして僕達を使い調査をしていたとも考えられると思いませんか?」

 

その頃エステル達は・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帝国解放戦線とワイズマン

エレポニア帝国首都近郊では・・・

 

「良いのか俺達にナノビョーゲンと言うアイテムを渡しても?」

 

「ああ、構わないただナノビョーゲンを倒すことが出来る連中がいたら私の事を秘密にしてくれるだけでそれでいい」

 

「そんなのでいいのか?」

 

「ああ、十分だcさて私は行くとしようせいぜい鉄血宰相を倒して欲しいものだ」

 

「任せてくれアルバ教授」

 

「しかし不気味な教授でしたねc」

 

「ああ、それは・・・事実だがナノビョーゲンと言うアイテムをゲット出来たから良いとしよう」

 

「準備を始めようvとs」

 

「「おう」はい」

 

その頃ワイズマンは・・・

 

「フフ、帝国解放戦線せいぜい頑張ってくれたまえよ」

 

「君達に与えたナノビョーゲンは・・・」

 

「うーーのどかちゃん羨ましい」

 

「ほら行くぞ太陽」

 

そして2人の響とグレース達は、情報を得るためにリディアンに向かった。

 

 

その頃二課では・・・

 

「あおいまだ特殊遊撃部隊と連絡取れないか?」

 

「はい、あ待ってください。立花響ちゃんのガングニール・シャドーの反応と地球のお医者さんである彼女達がリディアンに向かって来てくれてます」

 

!!

 

「それは本当かあおい?」

 

「はい、それによりリディアン周辺の亜種型メガビョーゲンの数が減ってます」

 

「そうか、翼に彼女達を迎えに行かせてくれ」

 

「わかりました」

 

その頃2人の響とキュアグレース達は・・・

 

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「亜種型のメガビョーゲンが喋った」」」

 

グレースとフォンテーヌとスパークルの3人が驚いていた。

 

「フォンテーヌとスパークルこのメガビョーゲンは一体?」

 

「ああ、そう言えばアースは初めてだったね。このメガビョーゲンは直哉君が亜種がメガビョーゲンと言ってるよ」

 

「あの頃より改良した亜種型メガビョーゲンになるから気を付けたまえよ。しかし帝国の呪いイシュメルガか・・・」

 

「変身するラビ」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

そして直哉は、キュアグレースのヒーリングステッキに吸い込まれた。

 

「ほう、仲間を先に行かせて自分達は残るとはな」

 

「そりゃそうですよ。僕達2人しか見てないですからね。貴方が存在する所には紅い花が出現しますからね。イシュメルガ」

 

「フフ、そうだったな」

 

そう言ってイシュメルガは、グレース達の前に現れた。

 

「くっまだマリアさんの体を・・・」

 

「何この娘の体を使うのは、その方がお前達には効果的だからな」

 

!!

 

「何を考えてるの?イシュメルガ」

 

「この庭園そして、この空間におけるゲームは、貴方が仕組んだの?」

 

「そういう事だ、最もそこにある赤い扉は一切手をだしていないがな」

 

「奴自身も特殊遊撃部隊を敵視しているから少しは手伝ってやるか」

 

そう言ってワイズマンはどこかへ転移をしたのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

お祭りと事件発生1

「「「「「へえこれがゼムリア大陸のお祭りなんだ」」」」」

 

「何だか帝都より派手じゃねえか?なあ隊長」

 

「そうだな初穂」

 

「大神さんどうしました?」

 

「ああ、すまないさくら君嫌な感じを感じただけだよ」

 

「え、それって・・・」

 

「ふふ、帝国華撃団どれほど強いのか楽しみにしていたが、この程度か」

 

「何だと!!」

 

「いや、金髪の少女と銀髪の子は危険回避能力は私の予測より高いようだな」

 

「貴様は一体何者だ?」

 

「私と君達帝国華撃団は初対面ではないのだがな」

 

!!

 

「私の名はワイズマン。かつて君達がゼムリア大陸に来た時に紫藤飛鳥達から聞いていないか?」

 

「フフ、そう言えば大神一郎とマリア・タチバナは、イシュメルガに操られていたな」

 

「なっお前もイシュメルガを知っているのか?」

 

「ああ、イシュメルガはエレポニア帝国に潜む呪いだからな」

 

「話は終わりにしよう。帝国華撃団」

 

そしてワイズマンは再び降魔を拘束している隊員の数と同じ降魔を出現させた。

 

「何だこの降魔は」

 

「フフ、この降魔達は私が今研究している降魔人間を作り出すための試験体さ」

 

「降魔人間だと、馬鹿なそんなの出来るわけがないだろ」

 

「出来ないと決め付けるのは早いぞ。なあそうだろう。真宮寺さくらよ」

 

!!

 

「また私達が狙われるような事になりそうです?」

 

「いやそこまではわからないけど、少なくとも何らかのイベントに巻き込まれるパターンかも知れない」

 

「成程」

 

「俺としたらそんな予感は外れて欲しいけどね」

 

大神がそう言う。

 

「ねえ、ローラここはエレポニア帝国でロイド先生達の街じゃないんだよね?」

 

「そうよってまだロイド先生って言ってるの」

 

「だって・・・」

 

直哉はのどかとすこやか中学に行くと、校門で担任の円山先生に出会った。

 

「おはよう。花寺と紫藤。今日は臨時の朝礼が体育館で行うからそっちに行ってくれ」

 

「「はいわかりました」」

 

そしてのどかと直哉はそのまま体育館に行き、そこでちゆとひなたと合流した。

 

その後臨時朝礼が始まると・・・

 

「「「「ええ――これ良いの?」」」」

 

「トワまさか・・・まなつちゃん達を巻き込みましたね」

 

「それに特務支援課のティオちゃん以外を先生の役でに入れたようですね」

 

「じゃあ、まなつちゃん達のの転校は?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「それは、のどかさん達の為だと思いますよ」

 

「「「私達の為?」」」

 

「ええ、どうやらトワは特務支援課の4人には変身前の姿は知らせないようにする方向で行くみたいですね」

 

「「「成程」」」

 

「そうしたのは恐らく僕のせいでしょうけど」

 

「あ、そっか私達の変身を見られると、直哉君の存在を知られる事になるんだ」

 

「まあ、何でトワがそういう形にするのかと言う真意の所は僕にもわかりませんが」

 

「そうなのね、なら私達の物語を進めるの?」

 

ちゆが直哉に聞く。

 

「いえ、恐らく予定のないイベントをトワがキングビョーゲンに依頼をしているかもしれません」

 

「だって私達とロイド先生の為にトワさんが動いてくれて、確かに苦労もあったけど」

 

「ここからは俺達ビョーゲンズの出番さ」

 

「ああああ、覚えてろ――」

 

そしてカニはダルイゼンにやられて撤退をした。

 

「さあ改めて勝負と行こうか、やれメガヤラネーダ」

 

「メガヤラネーダ」

「プリキュア!くるくるラメールストリーム!」

 

だが、メガヤラネーダには、ほとんど効かなかった。

 

「「「「「そんな」」」」嘘でしょう」

 

「あはは、そんな技が効くと思ってんの」

 

「何ですって!!」

 

「考えてもみなよ、メガヤラネーダはメガビョーゲンとヤラネーダの能力がついてるのに効くわけないじゃん」

 

!!

 

「そうか、ならグレースさん達を呼べば・・・」

 

「残念だけどグレース達はまだ来ないよ。こことは違う場所で、シンドイ―ネとグワイワルが動いてるから」

 

「「「「「「そんな」」」」」」

 

「そんな事あったわね」

 

ローラがそう言う。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第50章 第1部 歴史を変える為の一発編
お祭りと事件発生2


「プリキュア!くるくるラメールストリーム!」

 

だが、メガヤラネーダには、ほとんど効かなかった。

 

「「「「「そんな」」」」嘘でしょう」

 

「あはは、そんな技が効くと思ってんの」

 

「何ですって!!」

 

「考えてもみなよ、メガヤラネーダはメガビョーゲンとヤラネーダの能力がついてるのに効くわけないじゃん」

 

!!

 

「そうか、ならグレースさん達を呼べば・・・」

 

「残念だけどグレース達はまだ来ないよ。こことは違う場所で、シンドイ―ネとグワイワルが動いてるから」

 

「「「「「「そんな」」」」」」

 

「そんな事あったわね」

 

ローラがそう言う。

 

「それで・・・」

 

「「「「やったーメガヤラネーダを浄化出来た――」」」」

 

「やったな君達」

 

「すげえなお前達」

 

「「「「「はい、ロイド先生とランディ先生の励ましの言葉とグレースさん達のおかげです」

 

「「へっロイド先生」ランディ先生だと」

 

そしてサマー達は変身を解除した。

 

「「ああーーー君達は俺達と同じ日に転校してきた子達じゃないかーー」」

 

「えへへ、そういう事ですよ」

 

「じゃあ、先生帰りましょう」

 

「「ああ」」

 

そしてまなつ達とロイド達は旅館沢泉に戻った。

 

「そういう事もあったわね。その後にのどか達もしてたわね」

 

「「「「ここは?」」」」

 

「お疲れ様でした、特務支援課の皆さん」

 

「あ、君達は」

 

「私達はビョーゲンズから本来はこの世界を守っていましたが、ビョーゲンズの力が様々な世界で悪用され始めたので、特殊遊撃部隊の一員となり私達も様々な世界に行ってたんです」

 

そう言ったグレース達は変身を解除した。

 

!!

 

「やはり君達は、花寺のどかちゃんと、沢泉ちゆちゃんと平光ひなたちゃんだったのか」

 

ロイドがそう言う。

 

「「「そうです」」」

 

「どうして皆さんはこのタイミングで正体を明らかにしたんですか?」

 

「「「それは記憶の旅で特務支援課の皆さんが私達とワイズマンとの戦いの記憶の中で私達の変身を見ましたよね?」」」

 

「「「「あ、そう言えばそうだ」」」」

 

「そういう事なので、これ以上隠す事は無い方が良いと思い許可を貰って、特務支援課の皆さんに伝えました」

 

「そういう事だったのか」

 

「ですが特務支援課の皆さんにはそれほど驚かれていないので良かったです」

 

「「「「いやいや十分に驚いているよ」充分驚いてるわ」はい驚きました」まなつ達でも驚いたのに」

 

「へえそうだったのローラ」

 

「そうみたいよ直哉も言ってたし」

 

「そうなんだでも今回のメンバーエステルさんが考えたにしては賑やかなメンバーが多くない?」

 

「まあお祭り会場だしその辺も考慮してその上で・・・」

 

「「「「「「ええ――」ローラがプリキュアになってる――」」」」何だとーー」

 

その場にいる者達は、ローラがプリキュアに変身した事に驚いていた。

 

 

「何だと――初穂も驚きを隠せないでいた。

 

「「「「「初穂本当に気づかなかったんだ」」」」」

 

「初穂さんわかりました?貴女が出て行くと5人目のプリキュアの出番を奪う所だったんですよ」

 

「う、だったら何で私達がここに来たんだよ」

 

「え、それはこのイベントが行わるかを見る為ですよ。別に直接介入する為ではありませんよ」

 

「そんな戦えないのかよ」

 

「はい戦う必要ありませんよ」

 

飛鳥の言葉にショックを受ける。

 

「そういう事なので、あそろそろ決着つきそうですよ」

 

「オーライ」

 

「マーメイドアクアポットサーチ」

 

 

「赤と紫」

 

 

「やる気パワーカムバック」

 

そして2体のヤラネーダからやる気を取り返した。

 

「ハートカルテットリング!」

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

「やさしいハート!」

 

「かしこいハート!」

 

「燃え立つハート!」

 

「ハートドキドキ!」

 

「「「ドッキング!」」」

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

「「「「ビクトリー!」」」」

 

「プリキュア!くるくるラメールストリーム!」

 

「ビクトリー!」

 

「くそまたやられてちまったぜ」

 

「今回はここまでね」

 

そしてカニとヌメリーは撤退した。

 

「ふう、何とかなったわね」

 

「ローラがプリキュアになるなんて驚いたよ」

 

「離れなさいよまなつ」

 

「嫌だよ」

 

その時まなつ達の前に新生帝国華撃団のメンバーがやって来た。

 

「後私達が選ばれた理由は新生帝国華撃団と仲がいいからだと思うわ」

 

「成程ね」

 

パーン

 

その時一発の銃弾がエレポニア帝国鉄血宰相の頭を貫通し鉄血宰相は倒れてしまった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

オリビエとの再会

「ふう、何とかなったわね」

 

「ローラがプリキュアになるなんて驚いたよ」

 

「離れなさいよまなつ」

 

「嫌だよ」

 

その時まなつ達の前に新生帝国華撃団のメンバーがやって来た。

 

「後私達が選ばれた理由は新生帝国華撃団と仲がいいからだと思うわ」

 

「成程ね」

 

パーン

 

その時一発の銃弾がエレポニア帝国鉄血宰相の頭を貫通し鉄血宰相は倒れてしまった。

 

「ついに起きたわね」

 

エステルがそう言うと同時にヨシュアがエステルに連絡をした。

 

「エステルオリビエと接触出来たよ。少し驚かれたけど」

 

「当然でしょうね、エレポニア帝国は遊撃手としてのエレポニア帝国への入国は禁止されているからね」

 

そしてエステル達はヨシュアとオリビエと合流するのだった。

 

「まさかエステル君とヨシュア君がエレポニア帝国に来ているとは思わないよ」

 

「安心してオリビエ、私とヨシュアは遊撃手として来てるわけじゃないから」

 

「うんそれってまさか・・・」

「何ちょっとした確認だよランディ」

 

「確認だと?」

 

「そうさそこにいるリベール王国の2人は俺達と会う事のないまま安全な場所に避難出来た筈だぜ、立花響と言う人物がこのクロスベルに来ているのにな」

 

!!

 

「そうだろ?王女」

 

「はいその通りです。響さんには会議中は特殊遊撃部隊としての仕事をして貰っていました。そして私にも今回のような事が起きた場合の打ち合わせもしてました」

 

「流石だな特殊遊撃部隊は危機管理もしっかりしてやがるな」

 

「そんな俺達はそんな2人を勝手に連れて来て危険にさらしたのか?」

 

ロイドが後悔しながら言う。

 

「まあそう言うこったな、だが安心しろ特務支援課のお前達を倒した後で王女達は低調に特殊遊撃部隊に渡すからな」

 

!!

 

「「「「なっ紅い星座が特殊遊撃部隊と繋がってるのか?」」」」

 

「ああ、具体的な事は言えんが交流があるな特殊遊撃部隊とのな」

 

「「「「つまり特殊遊撃部隊はこの事件が起きる事を知っていた?」」」」

 

「そう言う事だだがこの事件に直接関わったのは紅い星座とお前達がここに来るまでに制圧した猟兵団だがな」

 

「あーあ言っちゃたよ親父が、響に怒られるの私なんだけど?」

 

「来たかシャーリィー」

 

「良いだろあれくらいなら特殊遊撃部隊は怒らねえだろうよ」

 

「親父のせいでランディ兄達と遊ぶ時間が短くなったよ」

 

「それはすまんな。さてやるか特務支援課」

 

「「「「くっ流石に紅い星座のトップ」」」

 

「叔父久しぶりに闘気を感じたが衰えてねえな」

 

「当たり前だ行くぞ!!ランディ」

 

「来い!叔父にシャーリィー」

 

「じゃあ遠慮なくランディ兄を殺すね・・・おっと観戦者もいるから優しくしてあげるよ特務支援課」

 

「成程遊撃手としてではなく特殊遊撃部隊としてたまたま派遣されたのがエステルとヨシュア達だったんだね」

 

「そうよまあ、そこらへんをつついて来る鉄血宰相は一時退場したけど近い内に表舞台に戻って来るわよオリビエ」

 

!!

 

「何だって――エステル本当かい?」

 

「ええ、事実よだけどこれ以上は言えないわ」

 

「何故?」

 

「それは・・・彼等が来たからね」

 

エステルがそう言う。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

Ⅶ組とオリビエの作戦開始

「成程遊撃手としてではなく特殊遊撃部隊としてたまたま派遣されたのがエステルとヨシュア達だったんだね」

 

「そうよまあ、そこらへんをつついて来る鉄血宰相は一時退場したけど近い内に表舞台に戻って来るわよオリビエ」

 

!!

 

「何だって――エステル本当かい?」

 

「ええ、事実よだけどこれ以上は言えないわ」

 

「何故?」

 

「それは・・・彼等が来たからね」

 

エステルがそう言う。

 

「ああ、Ⅶ組がエレポニア帝国の闇と戦うからかい?」

 

「そうよ彼等に未来を言う訳にはいかないのよ」

 

オリビエさん大丈夫ですか?」

 

「ああ、それは・・・大丈夫だが鉄血宰相が撃たれた直後アルフィンとエリゼ君がクーデターを起こした犯人に誘拐されてしまったんだ」

 

「「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「そこでⅦ組の諸君にはアルフィンとエリゼ君の救出を実行して貰いたい」

 

「何故私達がやるんです」

 

エマと言う少女がオリビエに聞いた。

 

「その理由は今回の2つの事件を起こしたのがcと名乗る者がリーダーをしている組織帝国解放戦線だからだ」

 

!!

 

「君達はこれまでの実習期間中に結果的にとは言え帝国解放戦線とやり合った実績があるからな。帝国解放戦線も君達を最大の障害と見ているだろう。だからこそエリゼ君も狙われた可能性がある。

 

「エリゼが狙われたのは俺のせいですか?」

 

リィン・シュバイツァーがオリビエに聞く。

 

「残念だがその可能性も十分にあり得るだからこそ私は君達の手でアルフィンとエリゼ君を助けて貰いたいんだ」

 

「大人として君達学生にこんな事を言うのは間違いと思うがな」

 

「帝国解放戦線も君達を待っているだろう」

 

「頼むぞⅦ組の諸君」

 

「「「「「「「はい」」」」」」」

 

そしてⅦ組はアルフィンとエリゼを救う為に行動を開始した。

 

「なかなかいい子達じゃないオリビエ」

 

「そうだろうエステル君。後お願いなんだが・・・」

 

「良いわよⅦ組が危なくなったら助けるわ」

 

「良いのかい?」

 

「ええ良いわよ」

 

「実はね・・・」

 

「オリビエとⅦ組が話してる時にワイズマンが帝国解放戦線と接触してた映像記録を見つけてね」

 

「良いのか俺達にナノビョーゲンと言うアイテムを渡しても?」

 

「ああ、構わないただナノビョーゲンを倒すことが出来る連中がいたら私の事を秘密にしてくれるだけでそれでいい」

 

「そんなのでいいのか?」

 

「ああ、十分だcさて私は行くとしようせいぜい鉄血宰相を倒して欲しいものだ」

 

「任せてくれアルバ教授」

 

「しかし不気味な教授でしたねc」

 

「ああ、それは・・・事実だがナノビョーゲンと言うアイテムをゲット出来たから良いとしよう」

 

「準備を始めようvとs」

 

「「おう」はい」

 

「こんな感じで帝国解放戦線異世界のアイテムを渡してたのよ」

 

「何てことだ。エステル君異世界のアイテムは特殊遊撃部隊なら壊せるのかい?」

 

「ええ、出来るわオリビエこれからエレポニア帝国で起きる争いには異世界の戦力が介入するかも知れないからオリビエ私達と来て」

 

「ああ、同行しよう」

 

「でもまさかワイズマンが生きていたとは」

 

その時同じく響達の前にもノイズとメガビョウゲーンと降魔が現れたのだった。

 

「何だと!!ノイズメガビョウゲーンがどうしてリベルアーク内部に」

 

ナオヤ・ブライトは驚いていた。

 

「それだけじゃない。まさか降魔まで現れたなんて」

 

「ナオヤさん貴方達なら小型ノイズなら倒す事ができる筈なので大型ノイズと降魔は私が帝国華撃団の人達と戦います」

 

「ああ、わかった。メガビョウゲーンはどうする?」

 

「現状メガビョーゲンはブリキュアの力を使わないときついので最低限の迎撃でおさえて下さい」

 

「わかったリィンユウナミリアム頼んだ」

 

「「「了解」」」

 

そしてリィン達はそれぞれの敵に戦いを始めた。

 

その頃分断された響と帝国華撃団は・・・

 

「「「「うわあノイズとメガビョウゲーンと見たことがない怪物がいるぞ」」」」

 

「皆さん戦ってください死にたくなければ」

 

「わかりました響さん。破邪剣征・桜花放神」

 

響の言葉に一番早く反応したさくらが降魔に攻撃をした。

 

「グギャアアア」

 

「あの時私達がリベルアークに行けなかった理由がそういう事だったんだ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊について知るオリビエ前編

「皆さん戦ってください死にたくなければ」

 

「わかりました響さん。破邪剣征・桜花放神」

 

響の言葉に一番早く反応したさくらが降魔に攻撃をした。

 

「グギャアアア」

 

「あの時私達がリベルアークに行けなかった理由がそういう事だったんだ」

 

「ええ、そうよ少しいくつかの映像を見て」

 

「わかったよエステル君」

 

そしてエステルは映像を再生した。

 

「「ワイズマン」」

 

「行け、降魔共拘束している帝国華撃団と同化しろ」

 

そしてワイズマンの命令を受けた特殊降魔達が動き出す。

 

「フフ、これで帝国華撃団は我が主の手駒よ」

 

夜叉がグレースに言う。

 

「そう上手く行くかしら」

 

「食らいなさい鳳凰烈波」

 

!!

 

エステルの鳳凰烈波により複数の特殊降魔は消滅した。

 

「ほう、エステル・ブライトとクローゼ姫もこちらに来ていたか」

 

「漸く会えたわね。ワイズマン」

 

「フフ、私的には別に会えなくてもよかったんだが、エステル・ブライトお前がこちらにいるのならば、少し計画を修正するか」

 

「何ですって」

 

「夜叉今回はもういい、撤収をするぞ」

 

「わかりました。我が主」

 

そしてワイズマンと、夜叉と、特殊降魔は撤退をした。その直後5人のプリキュア達も合流し、拘束されていた大神達を救出したのだった。

 

「この映像はリベルアーク後私とクローゼがワイズマンと異世界で再会した時ね」

 

「そして次が・・・」

 

「あ、皆来てくれたんだ」

 

「響さん二課の人達の任務を続けてください」

 

「わかったよグレース。了子さん翼さん行きましょう」

 

「いいのね響ちゃん?」

 

「ええ、構いませんよ了子さん」

 

響がそう言うと、了子が車を出す。

 

「ちょっ立花良いのか?あの子達はお前の仲間なのだろう?」

 

翼の乗る車も響と了子の車と同様に動き出す。

 

「旦那ここは私が残る。旦那は輸送任務の方を頼む」

 

「しかし奏」

 

「やれやれ私は、グワイワルを連れて帰りたいだけなんだかな」

 

「仕方ない出てこい夜叉」

 

!!

 

「お呼びでしょうかマスター」

 

ワイズマンの体内から夜叉が出て来た。

 

「げ、何なんだあいつは」

 

「まあワイズマンもグレースと同じ事が出来たんですね」

 

「「ちょっアースあれは違うからね」そうですよ。僕とグレースさんはあんな主従関係じゃないですよ」

 

「フフ、わかってますよ」

 

「すまないが、夜叉プリキュア達の相手を頼むぞ」

 

「はっお任せくださいマスター」

 

そしてワイズマンはその場から消えた。

 

「久しぶりねキュアグレース。あの時以来ね」

 

「夜叉」

 

「特殊遊撃部隊は時にワイズマンと敵対したり・・・」

 

私としてもヨハヒムが勝つとか負けるとは興味は無いのでね」

 

「それに自分もイシュメルガは嫌いだからね」

 

「さて行くとするかね」

 

そしてワイズマンとグレース達は、ゼムリア大陸から転移したのだった。

 

「「「「う、着いたの?」」」どうやらそのようですね」

 

帝都東京に向かう列車内・・・

 

「ねえさくらお姉ちゃん、どうして、僕まで米田さんは呼んだのかな?」

 

「それはわからないけど、直哉君は私と、行くの嫌だった?」

 

「そんなの事ないよ、だって僕お姉ちゃんと離れたくなかったし、只ね僕が向こうで何が出来るのかが、不安で仕方ないんだ」

 

 

「直哉君、大丈夫貴方には、私がついてるわ」

 

 

「そう言ってさくらは、直哉を抱きしめた。

 

「お姉ちゃん・・・嬉しいけど恥ずかしいよ」

 

 

「は、ごめん直哉君」

 

さくらは、直哉に言われ、周りを見てみると、かなりの乗客が、直哉と、さくらを見ていた。

 

 

「きゃあああ。恥ずかしいわ、でもなんでだろう?直哉君相手だと、何でも抵抗無く、出来ちゃうのかな?」

 

 

そんな調子で、いると目的地の上野駅に着いた。

 

 

「はあやっと着いたね、さくらお姉ちゃん」

 

「そうね」

 

「これからどうするの?」

 

「えーと私達を迎えに来てくれる人がいる筈だけどな」

 

「でもいないね、しょうがないから、上野公園に行かない?」

 

「そうね、時間もあることだし行きましょうか?」

 

 

「やったー早く行こうお姉ちゃん」

 

 

そして、二人は、上野公園に行くと、桜が、とても綺麗で、二人は暫く花見を堪能していた時、悲鳴が聞こえ、さくらが、その場所に行くと、そこには、機械仕掛けの異形が親子を、襲っていた。

 

そして、さくらは機械仕掛けの、異形を、自分の得物霊験荒鷹で倒すと、親子からは、感謝され、周りからは、歓声が、上がっていた。

 

 

「さくらお姉ちゃんそろそろ戻ろうよ」

 

「そうね戻りましょう」

 

 

二人が、上野公園を出て、上の駅に戻ると、二人を迎えに来てくれた女性が、二人を見つけた。

 

 

「あーーやっと見つけた、貴女が、真宮寺さくらさんですね?そして、君が真宮寺直哉君ね」

 

 

「「はいそうですが、貴女は?」

 

「私は、高村椿です。これから二人を、大帝国劇場に案内しますね」

 

 

「「ええーー劇場にですか?」」

 

「はい」

 

そして、さくらたちは、高村椿の、案内で大帝国劇場に向かった。

 

「ふむどうやら、太正12年の頃に我々は来たようですね」

 

「あれが真宮寺直哉君の表の人格ですか」

 

「あ、そうか異界事変の時アースだけ来れなかったから初めてだっけ」

 

「はいそうです。ですので裏直哉が誕生した時を見るのが楽しみです」

 

「あ、すいませんこの時裏直哉はいるみたいですよ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

そう言ったワイズマンがグレース達を7人世界の別の時間に転移させたのだった。

 

「時には共闘したりしてるのよね」

 

「成程」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊について知るオリビエ後編

「ふむどうやら、太正12年の頃に我々は来たようですね」

 

「あれが真宮寺直哉君の表の人格ですか」

 

「あ、そうか異界事変の時アースだけ来れなかったから初めてだっけ」

 

「はいそうです。ですので裏直哉が誕生した時を見るのが楽しみです」

 

「あ、すいませんこの時裏直哉はいるみたいですよ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

そう言ったワイズマンがグレース達を7人世界の別の時間に転移させたのだった。

 

「時には共闘したりしてるのよね」

 

「成程」

「良いのか俺達にナノビョーゲンと言うアイテムを渡しても?」

 

「ああ、構わないただナノビョーゲンを倒すことが出来る連中がいたら私の事を秘密にしてくれるだけでそれでいい」

 

「そんなのでいいのか?」

 

「ああ、十分だcさて私は行くとしようせいぜい鉄血宰相を倒して欲しいものだ」

 

「任せてくれアルバ教授」

 

「しかし不気味な教授でしたねc」

 

「ああ、それは・・・事実だがナノビョーゲンと言うアイテムをゲット出来たから良いとしよう」

 

「準備を始めようvとs」

 

「「おう」はい」

 

「成程遊撃手としてではなく特殊遊撃部隊としてたまたま派遣されたのがエステルとヨシュア達だったんだね」

 

「そうよまあ、そこらへんをつついて来る鉄血宰相は一時退場したけど近い内に表舞台に戻って来るわよオリビエ」

 

!!

 

「何だって――エステル本当かい?」

 

「ええ、事実よだけどこれ以上は言えないわ」

 

「何故?」

 

「それは・・・彼等が来たからね」

 

「なかなかいい子達じゃないオリビエ」

 

「そうだろうエステル君。後お願いなんだが・・・」

 

「良いわよⅦ組が危なくなったら助けるわ」

 

「良いのかい?」

 

「ええ良いわよ」

 

「実はね・・・」

 

「オリビエとⅦ組が話してる時にワイズマンが帝国解放戦線と接触してた映像記録を見つけてね」

 

「まさか、ここまでの異変やかいにゅうがゼムリア大陸で起きるなんて思わなかったよ」

 

「まだまだ他の世界も含めればゼムリア大陸単体では少ない方よ」

 

「何故僕に特殊遊撃部隊を教えないの?」

 

「ああ、それは・・・オリビエに言う前に特殊遊撃部隊の存在が鉄血宰相に知られたからね」

 

「何だって――」

 

オリビエはエステルの言葉に驚いていた。

 

「以上が今回の作戦の結果です」

 

「まさか未来から来た3人を確認もしくは確保が目的だったがまさか確認すらできないとは」

 

「まあ仕方ないですね、彼等特殊調査隊は直接的な戦闘は不慣れだった事と、紅い星座が、特殊遊撃部隊についていたとは・・・」

 

「それは我々もおもいましたが・・・」

 

「それがですね不思議なんすよ。確かに謎のモンスターがカルバート共和国のクレイユ村で発見されて数時間後には謎のモンスターを見た筈のクレイユ村の住人の記憶が無かったんですよね」

 

「何!!住人の記憶が?」

 

「はい、カルバート共和国側では集団催眠を受けたと言う事にしたみたいです」

 

「成程確かに謎のモンスターがいると公表するよりは国民の信用度は上がるな」

 

「ええ、ですがカルバート共和国側も目撃者達が全滅状態なので調査は難航しているみたいですね」

 

「そうだろうなどちらにしても我々の計画の妨げになるような事になれば色々動かねばな」

 

「現状ではそう言う事をしなければいけない状況にはなりそうも無いですけどね」

 

「何一応の備えとしてだがな」

 

「もうこの案件には出さない方が賢明と思いますがね、下手をすれば内戦に負けるかも知れませんよ独断でリベール王国に戦力を送った事がばれて」

 

「そうかも知れぬな、ここで欲を出して本来の計画に支障をきたすわけにはいかんからな」

 

「だが・・・」

 

「それがですね不思議なんすよ。確かに謎のモンスターがカルバート共和国のクレイユ村で発見されて数時間後には謎のモンスターを見た筈のクレイユ村の住人の記憶が無かったんですよね」

 

「何!!住人の記憶が?」

 

「はい、カルバート共和国側では集団催眠を受けたと言う事にしたみたいです」

 

「成程確かに謎のモンスターがいると公表するよりは国民の信用度は上がるな」

 

「ええ、ですがカルバート共和国側も目撃者達が全滅状態なので調査は難航しているみたいですね」

 

「そうだろうなどちらにしても我々の計画の妨げになるような事になれば色々動かねばな」

 

「現状ではそう言う事をしなければいけない状況にはなりそうも無いですけどね」

 

「あの謎の事象の秘密を知りたかったがな」

 

「欲を言えばな」

 

「レスターお前は本来の任務をしつつ可能なら特殊遊撃部隊と接触してみて欲しい」

 

「特殊遊撃部隊と接触ですか?」

 

「そうだ」

 

「ですがリベール王国が特殊遊撃部隊と接触を許すとは思えませんが」

 

「実はこういう動きが鉄血宰相自身が命令を出していた動きがあったのよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉達の行動

時を少し戻して・・・

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

「このクレイユ村ではこの事例も起きてますし」

 

その時のどかが直哉の方に来て言った。

 

「直哉君エステルさん達がトールズ士官学校の生徒と接触したって」

 

「そうですかわかりました」

 

「それでは僕達の方も一旦エステルさん達と合流する事にします」

 

「え、どうしてですか?」

 

和実ゆいが直哉に聞く。

 

「その理由はですね・・・」

 

「良いのか俺達にナノビョーゲンと言うアイテムを渡しても?」

 

「ああ、構わないただナノビョーゲンを倒すことが出来る連中がいたら私の事を秘密にしてくれるだけでそれでいい」

 

「そんなのでいいのか?」

 

「ああ、十分だcさて私は行くとしようせいぜい鉄血宰相を倒して欲しいものだ」

 

「任せてくれアルバ教授」

 

「しかし不気味な教授でしたねc」

 

「ああ、それは・・・事実だがナノビョーゲンと言うアイテムをゲット出来たから良いとしよう」

 

「準備を始めようvとs」

 

「「おう」はい」

 

ワイズマンと帝国解放戦線が接触し恐らくですが、帝国解放戦線に亜種型メガビョーゲンを渡した可能性があるんです」

 

「亜種型メガビョーゲンてなんですか?」

 

「ああ、それは・・・」

「弦十郎さん。ルナ・アタック後にこの国の政府は何をしてたんですか?」

 

「ああ、ルナ・アタック後に政府のメンバーが変わってな、その新防衛大臣の秘書の一人に研究者がいてな、防衛大臣がその者をフィーネが使っていた屋敷に連れて行ったのが、一昨日なんだがみるみる亜種型メガビョーゲンが増えてな」

 

「成程なら防衛大臣が連れていた研究者が、ワイズマンの変装でしょうね」

 

!!

 

「「「「何だって――」」」何だと」

 

響の言葉に驚く弦十郎と翼達だった。

 

 

「ちなみにその研究者は、アルバと名乗りませんでしたか?」

 

「何故響君が、その研究者の名前を?」

 

「やはりそうでしたか、ワイズマン自身の世界でも偽名でアルバと名乗っていたと特殊遊撃部隊の仲間がそう言っていたので」

 

「成程な」

 

「亜種型メガビョーゲンが出てからのアルバと名乗る研究者と防衛大臣の足取りはわかってますか?」

 

「この騒動中にワイズマンはこの世界でフィーネが作り出した亜種型メガビョーゲンの記録を見つけ、私達特殊遊撃部隊を足止めをする事が彼の目的かも知れません」

 

「恐らくそこからワイズマンはフィーネさんの研究を引き継ぎ今回は自分の世界でもあるゼムリア大陸のエレポニア帝国編に介入をしたんでしょうね」

 

「「「何の為に?」」」

 

「それはイシュメルガに対する嫌がらせでしょうね。少なくともゼムリア大陸に存在しない戦力である降魔やノイズそしてメガビョーゲンとウバウゾーを使えるんですよ」

 

「「「確かに」」」

 

「そんな戦力が動けば特殊遊撃部隊も動かないといけません。そんな中でイシュメルガが嫌がらせされて嫌なのは、トールズ士官学校関係者との接触だと思います」

 

「「「成程」」」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第50章 第2部 それぞれの協力と共闘編
これからの動きについての説明前編


 

「恐らくそこからワイズマンはフィーネさんの研究を引き継ぎ今回は自分の世界でもあるゼムリア大陸のエレポニア帝国編に介入をしたんでしょうね」

 

「「「何の為に?」」」

 

「それはイシュメルガに対する嫌がらせでしょうね。少なくともゼムリア大陸に存在しない戦力である降魔やノイズそしてメガビョーゲンとウバウゾーを使えるんですよ」

 

「「「確かに」」」

 

「そんな戦力が動けば特殊遊撃部隊も動かないといけません。そんな中でイシュメルガが嫌がらせされて嫌なのは、トールズ士官学校関係者との接触だと思います」

 

「「「成程」」」

 

「ああーしまった。まだ響さんのお昼寝タイムの時間だったーー」

 

「あんですってーー何より響肝心なときにこれないの?」

 

「小型ノイズはなんとか出来るけど幻獣もいる状況では厳しいよ」

 

「直哉さん私達もぞろぞろ限界です」

 

「仕方がないですねノイズは放置で・・・」

 

「その心配は無用」

 

「ノイズ達は私が殺す」

 

「え、翼さん・・・それに響さんですか?」

 

「ああ、この響はグレ響だかな」

 

「翼後で覚えていろ」

 

「おお、恐い恐い」

 

「所で翼さん最近連絡が取れなかったのも何か理由があったんですか?」

 

「ああ、後で話す。今はノイズとあの巨大植物を倒すのが先決だ」

 

そしてシンフォギア組は巨大ノイズを含めた全部のノイズと戦闘を開始した。

 

エステル達四人と帝国華撃団からさくらとアイリスが幻獣と戦いを始めた。

 

「くそー俺達も戦えたら戦いたい」

 

「そうか、なら我と契約すればその機体を動けるようにしてやるぞ」

 

「誰だ!!お前は」

 

「我の名は、黒のイシュメルガどうする我と契約するか?」

 

「イシュメルガだって、本当に契約者になればこの状況を打破出来るんだな」

 

「ああ出来るとも」

 

大神がイシュメルガとの契約をしようとしたとき次元の裂け目ができた。

 

!!

 

「ちっ奴め、ここまで来たか。だが、まだ奴等に見つかるわけにはいかん。我とデボネアの紫藤直哉と魔法騎士に復讐するまでは」

 

その直後灰の機神ヴァリマールとその担い手のリィン・シュバルツァーが出てきたことによりヒドラプラントとプラントアームは圧死し、浅草周辺に咲いていた紅い植物は全部消えた。

 

「ユウナリィンだよ」

 

「ワイズマンはこの時のイシュメルガを再現させようとしてるのではないかと」

 

「何か子供のいたずらかんがありますね」

 

「今からこれからの動きについて説明します」

 

「まず響さんとのどかさん達は・・・」

 

「なかなかいい子達じゃないオリビエ」

 

「そうだろうエステル君。後お願いなんだが・・・」

 

「良いわよⅦ組が危なくなったら助けるわ」

 

「良いのかい?」

 

「ええ良いわよ」

 

「実はね・・・」

 

「オリビエとⅦ組が話してる時にワイズマンが帝国解放戦線と接触してた映像記録を見つけてね」

 

「良いのか俺達にナノビョーゲンと言うアイテムを渡しても?」

 

「ああ、構わないただナノビョーゲンを倒すことが出来る連中がいたら私の事を秘密にしてくれるだけでそれでいい」

 

「そんなのでいいのか?」

 

「ああ、十分だcさて私は行くとしようせいぜい鉄血宰相を倒して欲しいものだ」

 

「任せてくれアルバ教授」

 

「しかし不気味な教授でしたねc」

 

「ああ、それは・・・事実だがナノビョーゲンと言うアイテムをゲット出来たから良いとしよう」

 

「準備を始めようvとs」

 

「「おう」はい」

 

「こんな感じで帝国解放戦線異世界のアイテムを渡してたのよ」

 

「何てことだ。エステル君異世界のアイテムは特殊遊撃部隊なら壊せるのかい?」

 

「ええ、出来るわオリビエこれからエレポニア帝国で起きる争いには異世界の戦力が介入するかも知れないからオリビエ私達と来て」

 

「ああ、同行しよう」

 

「エステルさん達に合流してその後エステルさんの指揮で戦ってください」

 

「「了解」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの動きについての説明後編

「ああ、それは・・・事実だがナノビョーゲンと言うアイテムをゲット出来たから良いとしよう」

 

「準備を始めようvとs」

 

「「おう」はい」

 

「こんな感じで帝国解放戦線異世界のアイテムを渡してたのよ」

 

「何てことだ。エステル君異世界のアイテムは特殊遊撃部隊なら壊せるのかい?」

 

「ええ、出来るわオリビエこれからエレポニア帝国で起きる争いには異世界の戦力が介入するかも知れないからオリビエ私達と来て」

 

「ああ、同行しよう」

 

「エステルさん達に合流してその後エステルさんの指揮で戦ってください」

 

「「了解」」

 

「そしてゆいさん達は大神さんと神山さん共に、いつワイズマンの介入があっても良いように対応して下さい」

 

「はい」

 

「そして自分は・・・」

 

「ああ、それは・・・大丈夫だが鉄血宰相が撃たれた直後アルフィンとエリゼ君がクーデターを起こした犯人に誘拐されてしまったんだ」

 

「「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「そこでⅦ組の諸君にはアルフィンとエリゼ君の救出を実行して貰いたい」

 

「何故私達がやるんです」

 

エマと言う少女がオリビエに聞いた。

 

「その理由は今回の2つの事件を起こしたのがcと名乗る者がリーダーをしている組織帝国解放戦線だからだ」

 

!!

 

「君達はこれまでの実習期間中に結果的にとは言え帝国解放戦線とやり合った実績があるからな。帝国解放戦線も君達を最大の障害と見ているだろう。だからこそエリゼ君も狙われた可能性がある。

 

「エリゼが狙われたのは俺のせいですか?」

 

リィン・シュバイツァーがオリビエに聞く。

 

「残念だがその可能性も十分にあり得るだからこそ私は君達の手でアルフィンとエリゼ君を助けて貰いたいんだ」

 

「大人として君達学生にこんな事を言うのは間違いと思うがな」

 

「帝国解放戦線も君達を待っているだろう」

 

「頼むぞⅦ組の諸君」

 

「「「「「「「はい」」」」」」」

 

そしてⅦ組はアルフィンとエリゼを救う為に行動を開始した。

 

「なかなかいい子達じゃないオリビエ」

 

「そうだろうエステル君。後お願いなんだが・・・」

 

「良いわよⅦ組が危なくなったら助けるわ」

 

「良いのかい?」

 

「ええ良いわよ」

 

「何てことだ。エステル君異世界のアイテムは特殊遊撃部隊なら壊せるのかい?」

 

「ええ、出来るわオリビエこれからエレポニア帝国で起きる争いには異世界の戦力が介入するかも知れないからオリビエ私達と来て」

 

「ああ、同行しよう」

 

「でもまさかワイズマンが生きていたとは」

 

「どうやらオリビエさんが同行者として来るようなので僕はそちらに行きます。なのでのどかさん今回は宝玉を使って変身をしてください」

 

「うん」

 

その後直哉達はエレポニア帝国に向かった。

 

時を少し戻して・・・

 

管理者の神殿では・・・

 

「良いのか俺達にナノビョーゲンと言うアイテムを渡しても?」

 

「ああ、構わないただナノビョーゲンを倒すことが出来る連中がいたら私の事を秘密にしてくれるだけでそれでいい」

 

「そんなのでいいのか?」

 

「ああ、十分だcさて私は行くとしようせいぜい鉄血宰相を倒して欲しいものだ」

 

「任せてくれアルバ教授」

 

「しかし不気味な教授でしたねc」

 

「ああ、それは・・・事実だがナノビョーゲンと言うアイテムをゲット出来たから良いとしよう」

 

「準備を始めようvとs」

 

「「おう」はい」

 

「おいおいトワ良いのか?ワイズマンと帝国解放戦線と接触してるが?」

 

レイがトワに聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

管理者の神殿側の話し合い

「そんなのでいいのか?」

 

「ああ、十分だcさて私は行くとしようせいぜい鉄血宰相を倒して欲しいものだ」

 

「任せてくれアルバ教授」

 

「しかし不気味な教授でしたねc」

 

「ああ、それは・・・事実だがナノビョーゲンと言うアイテムをゲット出来たから良いとしよう」

 

「準備を始めようvとs」

 

「「おう」はい」

 

「おいおいトワ良いのか?ワイズマンと帝国解放戦線と接触してるが?」

 

レイがトワに聞く。

 

「別に私達まで出しゃばる必要性は無いわよ」

 

「そうか?」

 

「こんな感じで帝国解放戦線異世界のアイテムを渡してたのよ」

 

「何てことだ。エステル君異世界のアイテムは特殊遊撃部隊なら壊せるのかい?」

 

「ええ、出来るわオリビエこれからエレポニア帝国で起きる争いには異世界の戦力が介入するかも知れないからオリビエ私達と来て」

 

「ああ、同行しよう」

 

「でもまさかワイズマンが生きていたとは」

 

「直哉君エステルさん達がトールズ士官学校の生徒と接触したって」

 

「そうですかわかりました」

 

「それでは僕達の方も一旦エステルさん達と合流する事にします」

 

「え、どうしてですか?」

 

和実ゆいが直哉に聞く。

 

「その理由はですね・・・」

 

「良いのか俺達にナノビョーゲンと言うアイテムを渡しても?」

 

「ああ、構わないただナノビョーゲンを倒すことが出来る連中がいたら私の事を秘密にしてくれるだけでそれでいい」

 

「そんなのでいいのか?」

 

「ああ、十分だcさて私は行くとしようせいぜい鉄血宰相を倒して欲しいものだ」

 

「任せてくれアルバ教授」

 

「しかし不気味な教授でしたねc」

 

「ああ、それは・・・事実だがナノビョーゲンと言うアイテムをゲット出来たから良いとしよう」

 

「準備を始めようvとs」

 

「「おう」はい」

 

ワイズマンと帝国解放戦線が接触し恐らくですが、帝国解放戦線に亜種型メガビョーゲンを渡した可能性があるんです」

 

「亜種型メガビョーゲンてなんですか?」

 

「この騒動中にワイズマンはこの世界でフィーネが作り出した亜種型メガビョーゲンの記録を見つけ、私達特殊遊撃部隊を足止めをする事が彼の目的かも知れません」

 

「恐らくそこからワイズマンはフィーネさんの研究を引き継ぎ今回は自分の世界でもあるゼムリア大陸のエレポニア帝国編に介入をしたんでしょうね」

 

「「「何の為に?」」」

 

「それはイシュメルガに対する嫌がらせでしょうね。少なくともゼムリア大陸に存在しない戦力である降魔やノイズそしてメガビョーゲンとウバウゾーを使えるんですよ」

 

「「「確かに」」」

 

「どうも直哉とエステルは事前に察知して動きを決めていたようだし」

 

「そうなのか?」

 

「ええ」

 

「エステルさん達に合流してその後エステルさんの指揮で戦ってください」

 

「「了解」」

 

「そしてゆいさん達は大神さんと神山さん共に、いつワイズマンの介入があっても良いように対応して下さい」

 

「はい」

 

「そして自分は・・・」

 

「そうだろうエステル君。後お願いなんだが・・・」

 

「良いわよⅦ組が危なくなったら助けるわ」

 

「良いのかい?」

 

「ええ良いわよ」

 

「何てことだ。エステル君異世界のアイテムは特殊遊撃部隊なら壊せるのかい?」

 

「ええ、出来るわオリビエこれからエレポニア帝国で起きる争いには異世界の戦力が介入するかも知れないからオリビエ私達と来て」

 

「ああ、同行しよう」

 

「でもまさかワイズマンが生きていたとは」

 

「どうやらオリビエさんが同行者として来るようなので僕はそちらに行きます。なのでのどかさん今回は宝玉を使って変身をしてください」

 

「うん」

 

その後直哉達はエレポニア帝国に向かった。

 

「成程なだからこそ特殊遊撃部隊に任せようとしたのか?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワの不安と予想外なお客様達1

「良いわよⅦ組が危なくなったら助けるわ」

 

「良いのかい?」

 

「ええ良いわよ」

 

「何てことだ。エステル君異世界のアイテムは特殊遊撃部隊なら壊せるのかい?」

 

「ええ、出来るわオリビエこれからエレポニア帝国で起きる争いには異世界の戦力が介入するかも知れないからオリビエ私達と来て」

 

「ああ、同行しよう」

 

「でもまさかワイズマンが生きていたとは」

 

「どうやらオリビエさんが同行者として来るようなので僕はそちらに行きます。なのでのどかさん今回は宝玉を使って変身をしてください」

 

「うん」

 

その後直哉達はエレポニア帝国に向かった。

 

「成程なだからこそ特殊遊撃部隊に任せようとしたのか?」

 

「うんそうなんだけど、なんか嫌な予感がするのよね」

 

「嫌な予感だと?」

 

「よく頑張ったわね。後赤ちゃん用品はキッチン周辺に置いてるから」

 

「いやいやお祖母ちゃんなんで家に赤ちゃん用品があるの?」

 

「何でってそんな理由より実際あって助かったでしょう?」

 

「それはそうだけど・・・」

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どうしてですか?」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

!!

 

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「でも・・・」

 

「ほとんど響さんに言われましたけど、ソラさん貴女は1人では無いんですよ。貴女にとってここは異世界ですが、貴女は今この家にいるんですか?」

 

「あ、それは・・・ましろさんに連れて来られて」

 

「もしかしたらゼムリア大陸に来るかも知れないわよ」

 

「何だと!!・・・でもありえるのかワイズマンと特殊遊撃部隊が結果的にエレポニア帝国に介入した事で、イシュメルガgデボネアに協力要請をしたとしてもおかしくないな」

 

「そうね・・・」

 

「ならヨヨさん貴女が僕達をここに来るように仕向けたのではないんですね?」

 

「ええ、違うわよ」

 

「でも貴方達がここに来たのは必然よ」

 

「それはどういう意味ですか?」

 

「地球のお医者さん、南国、食事のプリキュア達が貴方と共にいるから連れて来られたんだと思うの」

 

「ヨヨさんは僕達がここに来たのは3組のプリキュア達がいるからと言いたいのですね」

 

「そうよ」

 

「そうですか、ヨヨさん貴女の言葉を信じるとすれば少なくともこの世界は地球のお医者さんのプリキュアそして南国のプリキュアと食事のプリキュアと直接関りがなくてもそう言うものが働く世界と思っていいんですね」

 

「そうよ、私が貴方達の存在を知ったのはその力の一部で知ったの」

 

「そして貴方の記憶にリンクして見せて貰ったの」

 

「あのおばあさんもあんな事言ってたし、あの世界の住人が来れば・・・」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワの不安と予想外なお客様達2

「でも貴方達がここに来たのは必然よ」

 

「それはどういう意味ですか?」

 

「地球のお医者さん、南国、食事のプリキュア達が貴方と共にいるから連れて来られたんだと思うの」

 

「ヨヨさんは僕達がここに来たのは3組のプリキュア達がいるからと言いたいのですね」

 

「そうよ」

 

「そうですか、ヨヨさん貴女の言葉を信じるとすれば少なくともこの世界は地球のお医者さんのプリキュアそして南国のプリキュアと食事のプリキュアと直接関りがなくてもそう言うものが働く世界と思っていいんですね」

 

「そうよ、私が貴方達の存在を知ったのはその力の一部で知ったの」

 

「そして貴方の記憶にリンクして見せて貰ったの」

 

「あのおばあさんもあんな事言ってたし、あの世界の住人が来れば・・・」

 

「ああ、成程形勢不利なイシュメルガがデボネアに協力要請をするかもしれんと言う事か?」

 

「ええ、そうよ」

 

「ああ、それは・・・事実だがナノビョーゲンと言うアイテムをゲット出来たから良いとしよう」

 

「準備を始めようvとs」

 

「「おう」はい」

 

「こんな感じで帝国解放戦線異世界のアイテムを渡してたのよ」

 

「何てことだ。エステル君異世界のアイテムは特殊遊撃部隊なら壊せるのかい?」

 

「ええ、出来るわオリビエこれからエレポニア帝国で起きる争いには異世界の戦力が介入するかも知れないからオリビエ私達と来て」

 

「ああ、同行しよう」

 

「エステルさん達に合流してその後エステルさんの指揮で戦ってください」

 

「「了解」」

 

「そしてゆいさん達は大神さんと神山さん共に、いつワイズマンの介入があっても良いように対応して下さい」

 

「はい」

 

「直哉達はあくまでワイズマンだけの介入を想定しているけど、デボネアや・・・言いたくないけどカルマが現れるかも知れない」

 

「確かにな」

 

「フフ、やはり貴女達も来ましたか特殊遊撃部隊」

 

「特殊遊撃部隊とは一体何なんだ?」

 

真宮寺直哉が治療を受けながら考えていると・・・

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

「フフ、成程あれがイシュメルガとデボネアが言っていた力ですか」

 

カルマがそう呟く。

 

「カルマ、イシュメルガとデボネアとは何者だ?」

 

真宮寺直哉がカルマに聞く。

 

「ああ、遥か未来から来た私の協力者ですよ」

 

!!

 

「遥か未来から来た協力者だと」

 

「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「そうです。それで間違いないですね?花寺薫」

 

「薫ちゃんの名字が違う」

 

「その通りだよカルマ。よくそこまで融合世界の事を熟知してるね」

 

「イシュメルガとデボネアでも私の名字変更の事は知らなかったのに」

 

「融合世界?飛鳥ちゃんどういう事?」君達は幼馴染世界から来たんだよね」

 

「違いますよ。真宮寺直哉さん」

 

「少なくとも追いつめられたイシュメルガがデボネア以外の救援要請をする場合カルマの可能性もあると見ておいた方が良いのか?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワの不安と予想外なお客様達3 光と闇前編

「遥か未来から来た協力者だと」

 

「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「そうです。それで間違いないですね?花寺薫」

 

「薫ちゃんの名字が違う」

 

「その通りだよカルマ。よくそこまで融合世界の事を熟知してるね」

 

「イシュメルガとデボネアでも私の名字変更の事は知らなかったのに」

 

「融合世界?飛鳥ちゃんどういう事?」君達は幼馴染世界から来たんだよね」

 

「違いますよ。真宮寺直哉さん」

 

「少なくとも追いつめられたイシュメルガがデボネア以外の救援要請をする場合カルマの可能性もあると見ておいた方が良いのか?」

 

「あくまでもこちら側のイシュメルガの交流関係を持った闇サイドではよ」

 

「ふむそうすると光サイドは?」

 

その後トワ達はゼムリア大陸の映像を見始めた直後・・・

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「「ええーー」何だと!!」

 

「ただいまお祖母ちゃん。あ、お客さんが来てたんだごめんなさい」

 

「お帰りましろさん。別に構いませんよ。ましろさん貴女が連れて来たあの子達が現れた事をこちらの方達に報告を受けていたので」

 

「え、お祖母ちゃん全部知ってるの?」

 

「ええ、だから気にしなくて良いわよ」

 

暫くして・・・

 

直哉と響はましろとソラと言う少女の話をヨヨと共に聞いていた。

 

「よく頑張ったわね。後赤ちゃん用品はキッチン周辺に置いてるから」

 

「いやいやお祖母ちゃんなんで家に赤ちゃん用品があるの?」

 

「何でってそんな理由より実際あって助かったでしょう?」

 

「それはそうだけど・・・」

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「何であの時の2人がⅦ組と共闘してるの?」

 

「私も知らんぞ」

 

その時直哉から通信が来た。

 

「一体どういう状況なの?」

 

トワが直哉に聞く。

 

「はい僕もエステルさんから聞いたばかりですが、Ⅶ組と帝国解放戦線が戦っていると・・・」

 

「私の名前はソラと言います」

 

「あ、私の名前はましろだよよろしくね」

 

2人の少女は互いに自己紹介をしたが、内心ではそれどころではなかった」

 

「何なんですかこの世界は・・・」

 

「ありえないよ空から女の子と赤ちゃんが降って来るなんて・・・」

 

2人がそう言うやり取りをしていると直哉と響が現場に来た。

 

「直哉君あの3人がそうなの?」

 

「いえ、恐らくあの青髪の女の子と赤ちゃんがもう1つの世界からの来訪者なのでしょうね」

 

「成程、それじゃあ私達もあの子達に接触する?」

 

「いえ、それはまだ早計でしょう。いくらこの世界の物語が始まったとしても僕達ではあの3人に接触する為の切欠が無い状態なので、安易な接触はこの世界の物語にとっては悪影響を与えるだけかも知れませんから」

 

「直哉君の言ってる事はわかるんだけど、もし私達が融合世界に帰還する為の条件にあの子達との接触が組み込まれていたら?」

 

「以前と同様に彼女達がゼムリア大陸に現れたそうです」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワの不安と予想外なお客様達3 光と闇中編

「何なんですかこの世界は・・・」

 

「ありえないよ空から女の子と赤ちゃんが降って来るなんて・・・」

 

2人がそう言うやり取りをしていると直哉と響が現場に来た。

 

「直哉君あの3人がそうなの?」

 

「いえ、恐らくあの青髪の女の子と赤ちゃんがもう1つの世界からの来訪者なのでしょうね」

 

「成程、それじゃあ私達もあの子達に接触する?」

 

「いえ、それはまだ早計でしょう。いくらこの世界の物語が始まったとしても僕達ではあの3人に接触する為の切欠が無い状態なので、安易な接触はこの世界の物語にとっては悪影響を与えるだけかも知れませんから」

 

「直哉君の言ってる事はわかるんだけど、もし私達が融合世界に帰還する為の条件にあの子達との接触が組み込まれていたら?」

 

「以前と同様に彼女達がゼムリア大陸に現れたそうです」

 

「何て事ゼムリア大陸に悪影響は出てないの?」

 

「ええ、今の所は出てませんね。いえ僕達が認識出来ないだけででているかも知れませんね」

 

「それってまさか・・・」

 

「そうですヴァン・アークライド関連のゲネシス影響でそう言う認識がしにくくなっているかも知れません」

 

「友好世界のあおぞら市融合世界に出来た世界が直通ゲートで結ばれたりと色々とされているの」

 

「「「ええ――」」」

 

原作世界ののどか達はトワの説明に驚きを隠せないでいた。

 

「そんな事が実際に起きていたなんて」

 

「これらに関しては私やレイ達の意思とは関係なく・・・」

 

「この3人が来てしまった事で起きた事だしだから友好世界と主にプリキュアの世界の調査を始めたのよ」

 

「「「成程」」」

 

「それで質問なんだけどそちらのすこやか市では、何か変わった事はなかった?」

 

「「私達は特になかったです」ですね」

 

「そうのどかは?」

 

「私は不思議な夢を2日連続で見ました」

 

「変な夢?もしかしたら・・・ねえのどか念の為にこの映像を見て」

 

「はい」

 

そしてトワは再び映像を再生した。

 

「そんな事があったのかい?」

 

「はい僕達では謎の怪物になったシゾーは倒せませんでした」

 

真宮寺直哉はそう言いながら悔しい表情をしながら言う。

 

「しかしようここにそんな凶悪な敵がいるとは思えないぐらい平和だぞ」

 

カンナがそう言う。

 

そして真宮寺直哉達はこの世界すこやか市を探索を始めた。

 

その頃7人世界ベースの融合世界にあるすこやか市の学校に通っている3人は・・・

 

「この力は?」

 

「のどか」

 

「のどかっち」

 

「ちゆちゃんひなたちゃん」

 

「まさか夢で見たあの人達が本当に来るなんて」

 

そして3人は夢の事を思い出していた。

 

映像中断・・・

 

「あ、これです1日目はもう少しありました」

 

「そうなのね」

 

「恐らくですが過去に魔王の因子とゲネシスの改変を受けた影響で認識力が一時的に落ちているのかも・・・後もう1つのすこやか市のように強くない改変だったと認識されたからかもですね」

 

「成程ね」

 

「どちらにしろ今の戦いが終われば・・・」

「よく頑張ったわね。後赤ちゃん用品はキッチン周辺に置いてるから」

 

「いやいやお祖母ちゃんなんで家に赤ちゃん用品があるの?」

 

「何でってそんな理由より実際あって助かったでしょう?」

 

「それはそうだけど・・・」

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どうしてですか?」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

!!

 

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「でも・・・」

 

「2人と接触する羽目になりましたけど」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワの不安と予想外なお客様達3 光と闇後編

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どうしてですか?」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

!!

 

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「でも・・・」

 

「2人と接触する羽目になりましたけど」

 

「そうね恐らく大丈夫と思うわあの子達ならね」

 

「でも・・・」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

「あの子ソラさんの考え方は危険ですよいろんな意味で」

 

「直哉の言いたい事もわかるわ。ソラちゃんの目指すヒーローは現時点では、夢物語で終わる方が可能性は高いわね」

 

「でも直哉貴方にも、ソラちゃんの夢に対してとやかく言う権利は無いわよ」

 

「それは知ってますよだけど、少しでも間違えたら前世の隼人叔父さんみたいになりますよ」

 

「そうでしょうね少なくとも・・・」

 

「おい、直哉しっかりしろ面倒な奴は倒されたんだ」

 

「そうよ直哉君後はカルマを倒せば・・・えっ」

 

その時千明は見た。光武F2が炭になる所を」

 

「いやあああ。巴里華撃団の皆が炭になったわ――」

 

「あはは、良いですね。ある程度制限がありますが、触れた物全部を炭に変える能力を持つノイズと言う兵器は」

 

「「「「「「何だと!!触れたら炭にされるだと」」」」」」

 

「一体どうやって倒すんだよ」

 

「安心して下さい皆さん」

 

「「だああああ」」

 

!!

 

「「「何だノイズが消滅していく」」」

 

「まさか、特殊遊撃部隊の奴等めシンフォギア奏者をこちらに連れて来たのか?」

 

「そうだよカルマ私達を貴女が、エキストラプレイヤーとして与えた特権として与えた力で、仲間と合流して、貴女がノイズを使う可能性があったからね」

 

「おのれーーキュアグレースそして紫藤直哉め」

 

「さあ、皆さん後は邪精霊カルマを倒すだけです。ノイズやメガビョーゲンは私達に任せて下さい」

 

「カルマやデボネアはソラちゃんの精神を攻撃するでしょうね」

 

トワがそう言い切る。

 

「ですよね、ソラちゃんは良い意味で純粋にヒーローを目指していますからね。ダークヒーローは否定から入るかもですが」

 

「ああ、それは・・・あり得そうね後絶対イシュメルガやデボネアが一番嫌うタイプでしょうし」

 

「何となくわかる気がする」

 

「それで戦いはどうなってるの?直哉」

 

「ああ、それは・・・今帝国解放戦線がナノビョーゲンを使い、ドラゴン型のメガビョーゲンを出現させました」

 

「大丈夫なの?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

スカイとプリズムとの共闘前編

「カルマやデボネアはソラちゃんの精神を攻撃するでしょうね」

 

トワがそう言い切る。

 

「ですよね、ソラちゃんは良い意味で純粋にヒーローを目指していますからね。ダークヒーローは否定から入るかもですが」

 

「ああ、それは・・・あり得そうね後絶対イシュメルガやデボネアが一番嫌うタイプでしょうし」

 

「何となくわかる気がする」

 

「それで戦いはどうなってるの?直哉」

 

「ああ、それは・・・今帝国解放戦線がナノビョーゲンを使い、ドラゴン型のメガビョーゲンを出現させました」

 

「大丈夫なの?」

 

「ええ、大丈夫ですよ」

 

「恐らくそこからワイズマンはフィーネさんの研究を引き継ぎ今回は自分の世界でもあるゼムリア大陸のエレポニア帝国編に介入をしたんでしょうね」

 

「「「何の為に?」」」

 

「それはイシュメルガに対する嫌がらせでしょうね。少なくともゼムリア大陸に存在しない戦力である降魔やノイズそしてメガビョーゲンとウバウゾーを使えるんですよ」

 

「「「確かに」」」

 

「そんな戦力が動けば特殊遊撃部隊も動かないといけません。そんな中でイシュメルガが嫌がらせされて嫌なのは、トールズ士官学校関係者との接触だと思います」

 

「「「成程」」」

 

「こんな感じで帝国解放戦線異世界のアイテムを渡してたのよ」

 

「何てことだ。エステル君異世界のアイテムは特殊遊撃部隊なら壊せるのかい?」

 

「ええ、出来るわオリビエこれからエレポニア帝国で起きる争いには異世界の戦力が介入するかも知れないからオリビエ私達と来て」

 

「ああ、同行しよう」

 

「エステルさん達に合流してその後エステルさんの指揮で戦ってください」

 

「「了解」」

 

「キュアグレースさん達にそう伝えてあるので彼女達がデボネアに操られて無ければ、名称の意味は違えど同じプリキュアなのですから」

 

「確かのどか達が、地球のお医者さんで・・・今回ゼムリア大陸に来た子達は」

 

「多分ですが・・・」

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どうしてですか?」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

「ソラちゃんがああ言ってたので少なくともヒーローガールじゃないんですか?」

 

「成程ね」

 

その頃エステル達は・・・

 

「そろそろ頃合いね。のどか達突然現れたプリキュア達とⅦ組を助けながら亜種型メガビョーゲンを浄化してくれる?」

 

「「「「はい」」」」

 

「エステル君子供に戦わせるのかい?」

 

「オリビエ良いから見てて」

 

「皆行くラビ」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

「ペエ!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

「ニャン!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

「はっ何じゃあこりゃー」

 

のどか達の変身を見て驚くオリビエだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

スカイとプリズムとの共闘中編

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

「ペエ!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

「ニャン!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

「はっ何じゃあこりゃー」

 

のどか達の変身を見て驚くオリビエだった。

 

「これがのどか達が持つ星を治療することが出来る力よ。そして帝国解放戦線が持つ切り札に対応出来る力よ」

 

「そんな馬鹿なこんな力が存在するとは・・・異世界凄いのだな」

 

「オリビエ少しこの映像を見て」

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

そしてワイズマンが出した増援の降魔とメガ降魔はプリキュア達の技により全てが浄化されたのだった。

 

「あ、皆来てくれたんだ」

 

 

「響さん二課の人達の任務を続けてください」

 

「わかったよグレース。了子さん翼さん行きましょう」

 

「いいのね響ちゃん?」

 

「ええ、構いませんよ了子さん」

 

響がそう言うと、了子が車を出す。

 

 

「ちょっ立花良いのか?あの子達はお前の仲間なのだろう?」

 

翼の乗る車も響と了子の車と同様に動き出す。

 

「やれやれ私は、グワイワルを連れて帰りたいだけなんだかな」

 

「仕方ない出てこい夜叉」

 

 

!!

 

 

「お呼びでしょうかマスター」

 

ワイズマンの体内から夜叉が出て来た。

 

「げ、何なんだあいつは」

 

「まあワイズマンもグレースと同じ事が出来たんですね」

 

「「ちょっアースあれは違うからね」そうですよ。僕とグレースさんはあんな主従関係じゃないですよ」

 

「フフ、わかってますよ」

 

「すまないが、夜叉プリキュア達の相手を頼むぞ」

 

「はっお任せくださいマスター」

 

そしてワイズマンはその場から消えた。

 

「何だと、ワイズマンが新たな力を得ているのかい?」

 

「そうよオリビエ」

 

そしてグレース達はⅦ組達の救援に向かった。

 

その頃Ⅶ組達は・・・

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

「「「「「「くっ強い」」」」」」

 

「スカイあの人達を助けよう」

 

「しかしエルちゃんや翼くんを探さないと」

 

「それも大事だけど今はランボーグみたいのを浄化しないと」

 

「そうですね」

 

そう言って2人はⅦ組の援護を始めた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

スカイとプリズムとの共闘後編

その頃Ⅶ組達は・・・

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

「「「「「「くっ強い」」」」」」

 

「スカイあの人達を助けよう」

 

「しかしエルちゃんや翼くんを探さないと」

 

「それも大事だけど今はランボーグみたいのを浄化しないと」

 

「そうですね」

 

そう言って2人はⅦ組の援護を始めた。

 

「おお、こいつはすげえ」

 

「はしゃぐんじゃないよv恥ずかしいから」

 

「そりゃ無理だぜ。cから預かったあれ一体でこのままいけばGの無念を晴らせるかもなんだからな」

 

「それはそうだけど・・・何か嫌な感じがするのよ」

 

「良いのか俺達にナノビョーゲンと言うアイテムを渡しても?」

 

「ああ、構わないただナノビョーゲンを倒すことが出来る連中がいたら私の事を秘密にしてくれるだけでそれでいい」

 

「そんなのでいいのか?」

 

「ああ、十分だcさて私は行くとしようせいぜい鉄血宰相を倒して欲しいものだ」

 

「任せてくれアルバ教授」

 

「しかし不気味な教授でしたねc」

 

「ああ、それは・・・事実だがナノビョーゲンと言うアイテムをゲット出来たから良いとしよう」

 

「準備を始めようvとs」

 

「「おう」はい」

 

「嫌な予感だと」

 

「そうよ」

 

「メガ・・・ビョーゲン」

 

「「「「「「「「「えっ何が起きた?」」」」」」」」」

 

その時亜種型メガビョーゲンにダメージを与えた2人の少女がⅦ組の前に現れた。

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン

 

「やっぱりランボーグとは違う」

 

プリズムがそう言う。

 

「大丈夫ですか?皆さん」

 

「ああ、助かったよ君達は一体誰なんだ?」

 

「私はキュアスカイです」

 

「私はキュアプリズムです」

 

「リィン挨拶は後だ」

 

「ああ、マキアス」

 

「あの私も手伝います」

 

「そうだね私達がランボーグみたいのを相手すればお兄さん達は別の相手を出来るからね」

 

「そうです」

 

「良いのかい君達?」

 

「「はい」」

 

「それじゃあ頼むよ」

 

リィンがそう言い、プリズム達と別れようとした時事態は急変したのだった。

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

突然亜種型メガビョーゲンは浄化され想定外事態に驚く。Ⅶ組のメンバーと帝国解放戦線の2人だった。

 

「あのランボーグみたいのを浄化したと言う事はこれもプリキュアの力?」

 

「恐らくそうだと思います。プリズム」

 

「でもここ異世界だよスカイ」

 

「でも私は・・・今回の件も2人に会えれば何とかなると思ってます」

「何でってそんな理由より実際あって助かったでしょう?」

 

「それはそうだけど・・・」

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どうしてですか?」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

!!

 

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「でも・・・」

 

「ほとんど響さんに言われましたけど、ソラさん貴女は1人では無いんですよ。貴女にとってここは異世界ですが、貴女は今この家にいるんですか?」

 

「でもあの2人に会えるかわからないんだよ」

 

プリズムがそう言う。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第50章 第3部 迷い込む者達編
救援活動中のグレース達


時を少し戻して・・・

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

「ペエ!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

「ニャン!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

「あの人驚いてたね」

 

「そりゃそうだろ」

 

スパークルとニャトランが言う。

 

「はっ何じゃあこりゃー」

 

のどか達の変身を見て驚くオリビエだった。

 

「これがのどか達が持つ星を治療することが出来る力よ。そして帝国解放戦線が持つ切り札に対応出来る力よ」

 

「そんな馬鹿なこんな力が存在するとは・・・異世界凄いのだな」

 

「まあそこは仕方ないわね」

 

「そうだねフォンテーヌ」

 

「グレースこれからどう動きますか?」

 

アースがグレースに聞く。

 

「ああ、それは・・・今あの子達の状況を説明するね」

 

グレースが話し出す。

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

「「「「「「くっ強い」」」」」」

 

「スカイあの人達を助けよう」

 

「しかしエルちゃんや翼くんを探さないと」

 

「それも大事だけど今はランボーグみたいのを浄化しないと」

 

「そうですね」

 

そう言って2人はⅦ組の援護を始めた。

 

「おお、こいつはすげえ」

 

「はしゃぐんじゃないよv恥ずかしいから」

 

「そりゃ無理だぜ。cから預かったあれ一体でこのままいけばGの無念を晴らせるかもなんだからな」

 

「それはそうだけど・・・何か嫌な感じがするのよ」

「嫌な予感だと」

 

「そうよ」

 

「メガ・・・ビョーゲン」

 

「「「「「「「「「えっ何が起きた?」」」」」」」」」

 

その時亜種型メガビョーゲンにダメージを与えた2人の少女がⅦ組の前に現れた。

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン

 

「やっぱりランボーグとは違う」

 

プリズムがそう言う。

 

「大丈夫ですか?皆さん」

 

「ああ、助かったよ君達は一体誰なんだ?」

 

「私はキュアスカイです」

 

「私はキュアプリズムです」

 

「リィン挨拶は後だ」

 

「ああ、マキアス」

 

「あの私も手伝います」

 

「そうだね私達がランボーグみたいのを相手すればお兄さん達は別の相手を出来るからね」

 

「そうです」

 

「良いのかい君達?」

 

「「はい」」

 

「それじゃあ頼むよ」

 

「直哉君の情報でⅦ組の皆さんとソラちゃん達が合流しているみたいなの」

 

「「「「ええーー」」ペン」ニャン」

 

「じゃあ私達と会う事になるわよ」

 

「うんプリキュアの状態で会うのは問題はないよ。フォンテーヌとスパークル」

 

「ただ私達の場合は良いけど、あの子達に余計な情報与えるともう1つのすこやか市に悪影響を与えるかも知れないって」

 

「どういう事ですか?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「はなさんは、誰から僕の事を聞きました?」

 

「それは・・・レイさんと言う女性だよ」

 

「成程、そのレイさんから僕の事を聞いたんですね?」

 

「うん間違いないよ」

 

「直哉さん貴方はレイさんの知り合いですか?」

 

「そうですね、レイさんは僕の住む世界の神様の1人ですけど」

 

「ええ――神様ーー」

 

「ええはなさんには具体的に説明は僕の立場上出来ないのですが」

 

「何で私達の所に、直哉さんの世界の神様が?」

 

「ああ、それは・・・先程言いましたけど」

 

「本来ならリフレインの進化は別の形になる筈でしたので」

 

「成程ね」

 

「じゃあ、私達の所に来たレイさんは?」

 

「恐らく僕達の世界の怪物と遭遇したので、はなさん達に悪影響を及ぼす可能性もあるので調査をしたんですよ」

 

「「成程」」

 

「それじゃあ私が今日呼ばれたのは?」

 

「ええ、貴方の身の回りに小規模の異変が起きていたので、今回レイさんの方から説明をしてくれと急遽頼まれたのです」

 

「そうだったんだ」

 

「ええ、気づいていないかもですけど、僕がここに来た時からはなさんそしてのどかさんとラビリン以外の時間は止まっているので」

 

「「ええーー」」

 

直哉の言葉にのどかとはなが驚く。

 

「あくまで今回のはなさんの来訪は緊急性の高い突発な物ですから」

 

のどかさん達全員がはなさんと会うのは避けて、ピンクプリキュアなら良いとなって現在の状態なのですよ」

 

「成程、直哉さん何故プリキュアを知ってるんです?」

 

「ああ、それは・・・僕達の世界にものどかさん達がいるんですよ、もう1人ののどかさん達が」

 

「ええ――」

 

「多分こういう事があったからだと思う」

 

「「「成程」」」

 

暫くして・・・

 

「皆着いたラビ」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

突然亜種型メガビョーゲンは浄化され想定外事態に驚く。Ⅶ組のメンバーと帝国解放戦線の2人だった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

誘拐事件のその後

「皆着いたラビ」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

突然亜種型メガビョーゲンは浄化され想定外事態に驚く。Ⅶ組のメンバーと帝国解放戦線の2人だった。

 

その後誘拐事件は無事救出を成功させたⅦ組のメンバーだったが、帝国解放戦線の幹部であるsとvを捕まえるくれて事は出来なかった。

 

「「「「「「「ありがとうございます。あの怪物を倒してくれて」」」」」」」

 

「気にしないで下さいあの敵メガビョーゲンは私達の力を使わなければ完全に倒す事は難しいので」

 

「「「メガビョーゲンですか?」」」

 

「はいこれ以上は伝える事は出来ませんが、頑張って下さいねトールズ士官学校Ⅶ組の皆さん」

 

「「「「「「「はい」」」」」」」」

 

キュアグレース達はⅦ組と別れ、キュアプリズム達がいる方に向かった。

 

「「「「初めまして私はキュアグレース」私はキュアフォンテーヌよ」私はキュアスパークルだよ」私はキュアアースです」

 

「「あ、私達はキュアスカイと」キュアプリズムです」

 

「そして私達は響さんと一緒に仕事をしている仲間だよ」

 

!!

 

「グレースさんお願いがあります。私達を響さん達に会わせて貰えませんか?」

 

「どういう事かな?」

 

「ええ、私達は先程までこことは違う世界で私達の敵と戦っていたら・・・」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

「「「「「「くっ強い」」」」」」

 

「スカイあの人達を助けよう」

 

「しかしエルちゃんや翼くんを探さないと」

 

「それも大事だけど今はランボーグみたいのを浄化しないと」

 

「そうですね」

 

「成程仲間と別れたと思ったらいつの間にかこちらの世界に来ていてメガビョーゲンと戦ったのね」

 

「はい」

 

「グレースどう考えていますか?」

 

「うん、あくまでも予測だけど彼女達がゼムリア大陸に来たのは・・・」

 

「よく頑張ったわね。後赤ちゃん用品はキッチン周辺に置いてるから」

 

「いやいやお祖母ちゃんなんで家に赤ちゃん用品があるの?」

 

「何でってそんな理由より実際あって助かったでしょう?」

 

「それはそうだけど・・・」

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どうしてですか?」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

「恐らくこの出会いがあったからだと思う」

 

「成程」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

スカイからのお願い

「「「「初めまして私はキュアグレース」私はキュアフォンテーヌよ」私はキュアスパークルだよ」私はキュアアースです」

 

「「あ、私達はキュアスカイと」キュアプリズムです」

 

「そして私達は響さんと一緒に仕事をしている仲間だよ」

 

!!

 

「グレースさんお願いがあります。私達を響さん達に会わせて貰えませんか?」

 

「どういう事かな?」

 

「スカイあの人達を助けよう」

 

「しかしエルちゃんや翼くんを探さないと」

 

「それも大事だけど今はランボーグみたいのを浄化しないと」

 

「そうですね」

 

「成程仲間と別れたと思ったらいつの間にかこちらの世界に来ていてメガビョーゲンと戦ったのね」

 

「はい」

 

「でもスカイやプリズムの世界に響さんに協力して戻ったとしても・・・」

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どうしてですか?」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

!!

 

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「でも・・・」

 

「ほとんど響さんに言われましたけど、ソラさん貴女は1人では無いんですよ。貴女にとってここは異世界ですが、貴女は今この家にいるんですか?」

 

「以前言われた事をまた言われる可能性があるよ」

 

「それは・・・」

 

「そうですねそれに響達と会えたとしてスカイ達は何がしたいのですか?」

 

アースがスカイ達に聞く。

 

「「それは消えた2人の仲間が心配だから探すのを手伝って欲しいんです」」

 

「成程・・・プリズムも本当にスカイと同じなの?」

 

「え、どういう意味ですか?」

 

プリズムがグレースに聞く。

 

「ごめんねそんな感覚を感じたから、もしかしたらプリズムは・・・」

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「あの時には既に響さんや私達や異世界の存在を知ってたんじゃない?」

 

「どうしてそう思うのです?」

 

「それは簡単だよ。スカイランドとソラシド市との行き来が私達の知る中で簡単でなおかつスカイランドの物がソラシド市で見つける事が出来るからね」

 

「そう言う事例が起きる事は少なくともソラシド市とスカイランド両方に詳しいヨヨさんのお孫さんでしょう」

 

「だったらヨヨさんに連絡をした方が安全じゃない?」

 

グレースがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

グワイワルと新たなプリキュア達1

「あの時には既に響さんや私達や異世界の存在を知ってたんじゃない?」

 

「どうしてそう思うのです?」

 

「それは簡単だよ。スカイランドとソラシド市との行き来が私達の知る中で簡単でなおかつスカイランドの物がソラシド市で見つける事が出来るからね」

 

「そう言う事例が起きる事は少なくともソラシド市とスカイランド両方に詳しいヨヨさんのお孫さんでしょう」

 

「だったらヨヨさんに連絡をした方が安全じゃない?」

 

グレースがそう言う。

 

「それは確かにそうです。でもこういう移動は私にとっても想定していたわけではありませんだから・・・」

 

「ふん成程キングビョーゲン様が気にする謎の力はやはりプリキュアの力だったか」

 

「「「グワイワルどうしてここに?」」」

 

「キングビョーゲン様命令でな新たなプリキュアの力を試しに来たのさ、邪魔はするなよお前たちの上司も許可しているからな」

 

そしてグワイワルはスカイとプリズム攻撃を開始した。

 

「グレースどうしよう?

 

スパークルがグレースに聞く。

 

「多分今回グワイワルが来たのは・・・」

 

「ここからは俺達ビョーゲンズの出番さ」

 

「ああああ、覚えてろ――」

 

そしてカニはダルイゼンにやられて撤退をした。

 

「さあ改めて勝負と行こうか、やれメガヤラネーダ」

 

「メガヤラネーダ」

 

その頃グレースがトワに連絡をしていた。

 

「トワさんダルイゼンにメガヤラネーダを作らせるなんてどういう事ですか?」

 

「ああ、それはねまなつ達の試練なのよ」

 

「ええ――どういう事ですかトワさん?」

 

「ああ、実はね貴女達がねレイの連絡を受けて、16番目のプリキュアの世界からシンフォギア世界に行って亜種型メガビョーゲンと戦ってる頃ね」

 

「ロイドさんランディさん後は任せて下さい」

 

「いや俺達も行くぜ、あのカニに返してやるぜ」

 

「ああ、ランディ俺も行くぞ」

 

「わかりました皆で行きましょう」

 

「「ああ」」

 

「そろそろ16番目のプリキュアもヒーリンググッパイかな」

 

「「「「うう、私達は負けない」」」」

 

「ふうんまあいいけど、どうやってこのメガヤラネーダを倒す気かな?」

 

「「「「「それは」」」」」

 

「「あきらめるな」諦めるんじゃねえよ」

 

!!

 

「君達は、俺達を救ってくれたんだろう?」

 

「そうだぜ、それにな・・・」

 

「あの時のようにスカイとプリズムが正常なのかを確かめる為にグワイワルを動かしたのかも」

 

「「「成程」」」

 

 

「何でってそんな理由より実際あって助かったでしょう?」

 

「それはそうだけど・・・」

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どうしてですか?」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

!!

 

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「でも・・・」

 

「ほとんど響さんに言われましたけど、ソラさん貴女は1人では無いんですよ。貴女にとってここは異世界ですが、貴女は今この家にいるんですか?」

 

「一応私達やトワさんは直哉君や響さんのおかげで変身をする前の2人を知ってるけど変身後はデボネアに操られてしまう可能性もないわけではないから」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

グワイワルと新たなプリキュア達2

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

!!

 

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「でも・・・」

 

「ほとんど響さんに言われましたけど、ソラさん貴女は1人では無いんですよ。貴女にとってここは異世界ですが、貴女は今この家にいるんですか?」

 

「一応私達やトワさんは直哉君や響さんのおかげで変身をする前の2人を知ってるけど変身後はデボネアに操られてしまう可能性もないわけではないから」

 

「成程トワさんはそこまでみこしてグワイワルをゼムリア大陸に来させたと言う事?」

 

「勿論目的は他にもあると思うけど、シンドイ―ネは直哉君がこちら側にいたら来たかも知れないし」

 

「「「成程」」」

 

グレースがそう言うと3人が思い出していた。

 

「「「シンドイ―ネ貴女どうしてこちらの世界に」」」

 

のどかと、ちゆと、ひなたが驚く。

 

「何々このおばさん、のどかさん達知り合いですか?」

 

「誰がおばさんですってーー」

 

「直哉君この失礼な子達だれ?」

 

「シンドイ―ネ僕に聞かなくても知ってるんですよね?バテデモーダから聞いてるでしょう」

 

「流石直哉君ビョーゲンズの事も知ってるのね」

 

「「「「ええ――まさかこのおばさんメガビョーゲンを作って地球を病気にしてる人ですか」」」」なの?」

 

「そうよ、と言うか私達の事も知ってるのね?こんな異世界でも」

 

「それは私達もメガビョーゲンと戦いましたし」

 

「ああ、ブルーがここにいるんだったわね。ワイズマンにメガビョーゲンを作る力を一時的に使えるように何度か会ってたわね」

 

「「「確かに」」」

 

「そしてダルイゼンは気分屋で動かない事もあるし」

 

「そう言う点ではグワイワルが動く動機は戦いをしたいと言うバテデモーダと同じだから」

 

「エステルさん達に合流してその後エステルさんの指揮で戦ってください」

 

「「了解」」

 

「そしてゆいさん達は大神さんと神山さん共に、いつワイズマンの介入があっても良いように対応して下さい」

 

「はい」

 

「そして自分は・・・」

 

「どうやらオリビエさんが同行者として来るようなので僕はそちらに行きます。なのでのどかさん今回は宝玉を使って変身をしてください」

 

「うん」

 

その後直哉達はエレポニア帝国に向かった。

 

「こういう決め方をしたし」

 

その頃スカイとプリズムは・・・

 

「「グッ強い」」

 

「フフ、良いぞ新たなプリキュアもっと俺様にお前達の力を見せろ」

 

「何で私達の邪魔をするんですか?」

 

「あんお前達はヒーローガールなのだろう?」

 

「ヒーローとは悪と戦うのが使命なのだろう?ならば俺様と戦う事も使命の筈だ。何故ならこの融合世界における悪の組織の1つなのだからな」

 

「さあかかってこい新たなプリキュア」

 

そしてスカイとプリズムはグワイワルと戦い始めた。

 

その頃Ⅶ組達は・・・

 

時を少し戻して・・・

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン

 

「やっぱりランボーグとは違う」

 

プリズムがそう言う。

 

「大丈夫ですか?皆さん」

 

「ああ、助かったよ君達は一体誰なんだ?」

 

「私はキュアスカイです」

 

「私はキュアプリズムです」

 

「リィン挨拶は後だ」

 

「ああ、マキアス」

 

「あの私も手伝います」

 

「そうだね私達がランボーグみたいのを相手すればお兄さん達は別の相手を出来るからね」

 

「そうです」

 

「良いのかい君達?」

 

「「はい」」

 

「それじゃあ頼むよ」

 

リィンがそう言い、プリズム達と別れようとした時事態は急変したのだった。

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

突然亜種型メガビョーゲンは浄化され想定外事態に驚く。Ⅶ組のメンバーと帝国解放戦線の2人だった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

Ⅶ組と特殊遊撃部隊前編

「良いのかい君達?」

 

「「はい」」

 

「それじゃあ頼むよ」

 

リィンがそう言い、プリズム達と別れようとした時事態は急変したのだった。

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

突然亜種型メガビョーゲンは浄化され想定外事態に驚く。Ⅶ組のメンバーと帝国解放戦線の2人だった。

 

「「「「「「「ありがとうございます。あの怪物を倒してくれて」」」」」」」

 

「気にしないで下さいあの敵メガビョーゲンは私達の力を使わなければ完全に倒す事は難しいので」

 

「「「メガビョーゲンですか?」」」

 

「はいこれ以上は伝える事は出来ませんが、頑張って下さいねトールズ士官学校Ⅶ組の皆さん」

 

「「「「「「「はい」」」」」」」」

 

「しかしリィン俺達を助けてくれた彼女達は一体?」

 

「それは俺もわからないよガイウス」

 

「そうか」

 

「でもあの力は異常だわ」

 

「そうですねアリサさん」

 

エマとアリサがいい2人が思い出す。

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

「・・・」

 

「何なんだよあいつら邪魔しやがってーー」

 

「良いのか俺達にナノビョーゲンと言うアイテムを渡しても?」

 

「ああ、構わないただナノビョーゲンを倒すことが出来る連中がいたら私の事を秘密にしてくれるだけでそれでいい」

 

「そんなのでいいのか?」

 

「ああ、十分だcさて私は行くとしようせいぜい鉄血宰相を倒して欲しいものだ」

 

「任せてくれアルバ教授」

 

「しかし不気味な教授でしたねc」

 

「ああ、それは・・・事実だがナノビョーゲンと言うアイテムをゲット出来たから良いとしよう」

 

「準備を始めようvとs」

 

「「おう」はい」

 

「まさか切り札を倒してしまう相手がいるのは想定外だぜ」

 

「どうした?クロウ」

 

「何でもないぜリィン。そう言えば連中が使った謎の怪物について聞いたか?」

 

「ああ、それは・・・」

 

そしてリィンが話し出す。

 

「気にしないで下さいあの敵メガビョーゲンは私達の力を使わなければ完全に倒す事は難しいので」

 

「「「メガビョーゲンですか?」」」

 

「はいこれ以上は伝える事は出来ませんが、頑張って下さいねトールズ士官学校Ⅶ組の皆さん」

 

「「「「「「「メガビョーゲン?」」」」」」」

 

「ああ、彼女はあの怪物の事をメガビョーゲンと呼んでいた。恐らくあの怪物の名前はメガビョーゲンと言うのだろう」

 

「でもメガビョーゲンだっけ案な怪物見た事ないよ」

 

エリオットがそう言う。

 

「それは全員がそうだぞ」

 

「あはは、そうだよね」

 

「無事に戻って来たね、Ⅶ組の諸君」

 

「「「「「「「オリビエさんどうしてここに?」」」」」」」

 

「君達の仕事を見る事と帝国解放戦線との戦いに現れたメガビョーゲンについて説明する為に来たのさ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

Ⅶ組と特殊遊撃部隊中編

「ああ、彼女はあの怪物の事をメガビョーゲンと呼んでいた。恐らくあの怪物の名前はメガビョーゲンと言うのだろう」

 

「でもメガビョーゲンだっけ案な怪物見た事ないよ」

 

エリオットがそう言う。

 

「それは全員がそうだぞ」

 

「あはは、そうだよね」

 

「無事に戻って来たね、Ⅶ組の諸君」

 

「「「「「「「オリビエさんどうしてここに?」」」」」」」

 

「君達の仕事を見る事と帝国解放戦線との戦いに現れたメガビョーゲンについて説明する為に来たのさ」

 

「「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「オリビエさん貴方もメガビョーゲンを知っているんですか?」

 

リィンがオリビエに聞く。

 

「ああ、とは言ってもエレポニア帝国でメガビョーゲン出現するとは思ってなかったが・・・」

 

「オリビエさんメガビョーゲンとは何ですか?」

 

「簡単に言えば異世界から来た敵だよ」

 

「「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「異世界から来ただとバカバカしいそんな言葉を信じられんよ」

 

「なら少しこの映像を見て欲しい」

 

「おりゃあこれでどうだ」

 

「がっがは」

 

「えい」

 

「ギャアアア。こんな子供に俺が・・・」

 

「フン、失礼ですね」

 

「そこ」

 

「ぐっおのれえええ、お前達が何者であろうと我々の目的の邪魔をさせんぞ」

 

「いけ軍用犬共よ」

 

!!

 

「何まだいたのか」

 

「ならば私が、貴様に力を貸そう」

 

「「「「誰」誰だ」」」

 

ワイズマンの声がその場にいる全員に聞こえた時ギャングが新たに放った5体の軍用犬5匹がメガビョーゲンに進化をしたのだった。

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

「うわあああ。軍用犬が怪物になったーー」

 

映像停止・・・

 

「「「「「「「これは」」」」」」」

 

「この映像はクロスベルにメガビョーゲンが出た時の映像さ」

 

オリビエはそう言いながら再生させた。

 

「何だこの怪物は、この間の降魔やノイズとも違うぞ」

 

「メガビョーゲン。メガビョーゲン」

 

「皆さん見てください怪物が動くたび赤黒い物が出現しています」

 

「「「何だって――」」」

 

「どうすれば・・・」

 

その時彼女達が来た。

 

「ここは私達に任せて下さい」

 

!!

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「「「「凄い」」」凄すぎるぜ」

 

そしてメガビョーゲン5体を浄化した事で大地は元に戻った。

 

「君達は一体?」

 

「私達は、響さんの仲間です。よろしくお願いいたしますねロイドさんとエリィさん」

 

「おいおいどういう事だよ、ロイドとお嬢?この子達と知り合いなのかよ」

 

「いやこの子達とは初対面だよ」

 

「本当かよ」

 

「ああ」

 

「とりあえず貴女達のおかげで助かったわ」

 

エリィがそう言う。

 

映像終了・・・

 

「これがクロスベルにメガビョーゲンが現れた時の記録だよ」

 

「俺達と似ている」

 

「そうだなだが、数はクロスベルの方が多いが」

 

クロウの言葉でⅦ組全員がその時を思い出す。

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

突然亜種型メガビョーゲンは浄化され想定外事態に驚く。Ⅶ組のメンバーと帝国解放戦線の2人だった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

Ⅶ組と特殊遊撃部隊後編

「これがクロスベルにメガビョーゲンが現れた時の記録だよ」

 

「俺達と似ている」

 

「そうだなだが、数はクロスベルの方が多いが」

 

クロウの言葉でⅦ組全員がその時を思い出す。

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

突然亜種型メガビョーゲンは浄化され想定外事態に驚く。Ⅶ組のメンバーと帝国解放戦線の2人だった。

 

「オリビエさんメガビョーゲンを浄化した彼女達は一体誰何です?」

 

「ああ、それは・・・彼女達も異世界から来た人間だ」

 

「「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「皆この映像を見て欲しい」

 

そう言ってオリビエは映像を再生した。

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「亜種型のメガビョーゲンが喋った」」」

 

グレースとフォンテーヌとスパークルの3人が驚いていた。

 

「フォンテーヌとスパークルこのメガビョーゲンは一体?」

 

「ああ、そう言えばアースは初めてだったね。このメガビョーゲンは直哉君が亜種がメガビョーゲンと言ってるよ」

 

スパークルがアースに説明をする。

 

「直哉君今回出た亜種型メガビョーゲンはまさか・・・ワイズマンの仕業?」

 

「はいレイとトワもそう言っていましたよ。グレースさん」

 

そして2人の響さんとグレースさん達が浄化した亜種型メガビョーゲンは全て分身体でしたけど」

「ああ、ルナ・アタック後に政府のメンバーが変わってな、その新防衛大臣の秘書の一人に研究者がいてな、防衛大臣がその者をフィーネが使っていた屋敷に連れて行ったのが、一昨日なんだがみるみる亜種型メガビョーゲンが増えてな」

 

「成程なら防衛大臣が連れていた研究者が、ワイズマンの変装でしょうね」

 

!!

 

「「「「何だって――」」」何だと」

 

響の言葉に驚く弦十郎と翼達だった。

 

「ちなみにその研究者は、アルバと名乗りませんでしたか?」

 

「何故響君が、その研究者の名前を?」

 

「やはりそうでしたか、ワイズマン自身の世界でも偽名でアルバと名乗っていたと特殊遊撃部隊の仲間がそう言っていたので」

 

映像終了・・・

 

「御覧の通りゼムリア大陸の出身者が異世界の戦力を帝国解放戦線に貸していたのだ」

 

「良いのか俺達にナノビョーゲンと言うアイテムを渡しても?」

 

「ああ、構わないただナノビョーゲンを倒すことが出来る連中がいたら私の事を秘密にしてくれるだけでそれでいい」

 

「そんなのでいいのか?」

 

「ああ、十分だcさて私は行くとしようせいぜい鉄血宰相を倒して欲しいものだ」

 

「任せてくれアルバ教授」

 

「しかし不気味な教授でしたねc」

 

「ああ、それは・・・事実だがナノビョーゲンと言うアイテムをゲット出来たから良いとしよう」

 

「準備を始めようvとs」

 

「「おう」はい」

 

「「「「「「「それは本当ですか?」」」」」」」

 

「ああ、それは・・・事実だこの情報を提供してくれた特殊遊撃部隊が君達の救援をしてくれたからな」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

グワイワル戦終了後

「「グッ強い」」

 

「フフ、良いぞ新たなプリキュアもっと俺様にお前達の力を見せろ」

 

「何で私達の邪魔をするんですか?」

 

「あんお前達はヒーローガールなのだろう?」

 

「ヒーローとは悪と戦うのが使命なのだろう?ならば俺様と戦う事も使命の筈だ。何故ならこの融合世界における悪の組織の1つなのだからな」

 

「さあかかってこい新たなプリキュア」

 

そしてスカイとプリズムはグワイワルと戦い始めた。

 

暫くして・・・

 

「「・・・そんな私達の力が通じないなんて」」

 

「ふむ不完全な状態ではこの程度かつまらん」

 

そう言いながらグワイワルは撤退した。

 

「ごめんなさいスカイ」

 

「「「「「「くっ強い」」」」」」

 

「スカイあの人達を助けよう」

 

「しかしエルちゃんや翼くんを探さないと」

 

「それも大事だけど今はランボーグみたいのを浄化しないと」

 

「そうですね」

 

「以前言われた事をまた言われる可能性があるよ」

 

「それは・・・」

 

「そうですねそれに響達と会えたとしてスカイ達は何がしたいのですか?」

 

アースがスカイ達に聞く。

 

「「それは消えた2人の仲間が心配だから探すのを手伝って欲しいんです」」

 

「成程・・・プリズムも本当にスカイと同じなの?」

 

「え、どういう意味ですか?」

 

プリズムがグレースに聞く。

 

「ごめんねそんな感覚を感じたから、もしかしたらプリズムは・・・」

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「あの時には既に響さんや私達や異世界の存在を知ってたんじゃない?」

 

「どうしてそう思うのです?」

 

「それは簡単だよ。スカイランドとソラシド市との行き来が私達の知る中で簡単でなおかつスカイランドの物がソラシド市で見つける事が出来るからね」

 

「そう言う事例が起きる事は少なくともソラシド市とスカイランド両方に詳しいヨヨさんのお孫さんでしょう」

 

「だったらヨヨさんに連絡をした方が安全じゃない?」

 

グレースがそう言う。

 

「それに私が疑問を感じなければ・・・今の状況にはならないと思ったし」

 

プリズムがそう言う。

 

「仕方ありませんよプリズムそれに・・・」

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

突然亜種型メガビョーゲンは浄化され想定外事態に驚く。Ⅶ組のメンバーと帝国解放戦線の2人だった。

 

その後誘拐事件は無事救出を成功させたⅦ組のメンバーだったが、帝国解放戦線の幹部であるsとvを捕まえるくれて事は出来なかった。

 

「「「「「「「ありがとうございます。あの怪物を倒してくれて」」」」」」」

 

「気にしないで下さいあの敵メガビョーゲンは私達の力を使わなければ完全に倒す事は難しいので」

 

「あの怪物を倒せたんですから良いじゃないですか?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

間章23 特殊遊撃部隊の行動計画の変更編
直哉と管理者達の今後の話し合い前編


「直哉経過はどうだ?」

 

「あ、レイさんとりあえずですけど」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

突然亜種型メガビョーゲンは浄化され想定外事態に驚く。Ⅶ組のメンバーと帝国解放戦線の2人だった。

 

その後誘拐事件は無事救出を成功させたⅦ組のメンバーだったが、帝国解放戦線の幹部であるsとvを捕まえるくれて事は出来なかった。

 

「「「「「「「ありがとうございます。あの怪物を倒してくれて」」」」」」」

 

「気にしないで下さいあの敵メガビョーゲンは私達の力を使わなければ完全に倒す事は難しいので」

 

「「「メガビョーゲンですか?」」」

 

「はいこれ以上は伝える事は出来ませんが、頑張って下さいねトールズ士官学校Ⅶ組の皆さん」

 

「「「「「「「はい」」」」」」」」

 

キュアグレース達はⅦ組と別れ、キュアプリズム達がいる方に向かった。

 

「「「「初めまして私はキュアグレース」私はキュアフォンテーヌよ」私はキュアスパークルだよ」私はキュアアースです」

 

「「あ、私達はキュアスカイと」キュアプリズムです」

 

「そして私達は響さんと一緒に仕事をしている仲間だよ」

 

「グレースさん達はⅦ組のメンバーとあの世界のプリキュアと会い、そして僕はオリビエさんと会い・・・」

 

「オリビエさんメガビョーゲンを浄化した彼女達は一体誰何です?」

 

「ああ、それは・・・彼女達も異世界から来た人間だ」

 

「「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「皆この映像を見て欲しい」

 

「御覧の通りゼムリア大陸の出身者が異世界の戦力を帝国解放戦線に貸していたのだ」

 

「良いのか俺達にナノビョーゲンと言うアイテムを渡しても?」

 

「ああ、構わないただナノビョーゲンを倒すことが出来る連中がいたら私の事を秘密にしてくれるだけでそれでいい」

 

「そんなのでいいのか?」

 

「ああ、十分だcさて私は行くとしようせいぜい鉄血宰相を倒して欲しいものだ」

 

「任せてくれアルバ教授」

 

「しかし不気味な教授でしたねc」

 

「ああ、それは・・・事実だがナノビョーゲンと言うアイテムをゲット出来たから良いとしよう」

 

「準備を始めようvとs」

 

「「おう」はい」

 

「「「「「「「それは本当ですか?」」」」」」」

 

「ああ、それは・・・事実だこの情報を提供してくれた特殊遊撃部隊が君達の救援をしてくれたからな」

 

「オリビエさんに今回の経緯を説明し、オリビエさんにⅦ組に説明をして貰いました」

 

「成程」

 

「じゃあ次はプリキュアの方に行くのか?」

 

「そのつもりですけど何か?」

 

直哉がレイに聞く。

 

「ああ、それは・・・」

 

「そう言う事例が起きる事は少なくともソラシド市とスカイランド両方に詳しいヨヨさんのお孫さんでしょう」

 

「だったらヨヨさんに連絡をした方が安全じゃない?」

 

グレースがそう言う。

 

「それは確かにそうです。でもこういう移動は私にとっても想定していたわけではありませんだから・・・」

 

「ふん成程キングビョーゲン様が気にする謎の力はやはりプリキュアの力だったか」

 

「「「グワイワルどうしてここに?」」」

 

「キングビョーゲン様命令でな新たなプリキュアの力を試しに来たのさ、邪魔はするなよお前たちの上司も許可しているからな」

 

「トワがそう言う動きをしたんだよ」

 

「なっマジですか?」

 

「ああ、本当だ」

 

「何て事だ」

 

直哉はレイの言葉にショックを受けていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉と管理者達の今後の話し合い後編

「それは確かにそうです。でもこういう移動は私にとっても想定していたわけではありませんだから・・・」

 

「ふん成程キングビョーゲン様が気にする謎の力はやはりプリキュアの力だったか」

 

「「「グワイワルどうしてここに?」」」

 

「キングビョーゲン様命令でな新たなプリキュアの力を試しに来たのさ、邪魔はするなよお前たちの上司も許可しているからな」

 

「トワがそう言う動きをしたんだよ」

 

「なっマジですか?」

 

「ああ、本当だ」

 

「何て事だ」

 

直哉はレイの言葉にショックを受けていた。

 

「何でまたトワはそんな事を?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「ならヨヨさん貴女が僕達をここに来るように仕向けたのではないんですね?」

 

「ええ、違うわよ」

 

「でも貴方達がここに来たのは必然よ」

 

「それはどういう意味ですか?」

 

「地球のお医者さん、南国、食事のプリキュア達が貴方と共にいるから連れて来られたんだと思うの」

 

「ヨヨさんは僕達がここに来たのは3組のプリキュア達がいるからと言いたいのですね」

 

「そうよ」

 

「そうですか、ヨヨさん貴女の言葉を信じるとすれば少なくともこの世界は地球のお医者さんのプリキュアそして南国のプリキュアと食事のプリキュアと直接関りがなくてもそう言うものが働く世界と思っていいんですね」

 

「そうよ、私が貴方達の存在を知ったのはその力の一部で知ったの」

 

「そして貴方の記憶にリンクして見せて貰ったの」

 

「トワがこの一連を気にしてな」

 

「成程グワイワルはゼムリア大陸に来たんですね」

 

「それは確かにそうです。でもこういう移動は私にとっても想定していたわけではありませんだから・・・」

 

「ふん成程キングビョーゲン様が気にする謎の力はやはりプリキュアの力だったか」

 

「「「グワイワルどうしてここに?」」」

 

「キングビョーゲン様命令でな新たなプリキュアの力を試しに来たのさ、邪魔はするなよお前たちの上司も許可しているからな」

 

そしてグワイワルはスカイとプリズム攻撃を開始した。

 

「グレースさん達がどうするべきか悩んでいましたよ」

 

「それはすまんな。後エレポニア帝国で・・・」

 

その時まなつ達の前に新生帝国華撃団のメンバーがやって来た。

 

「後私達が選ばれた理由は新生帝国華撃団と仲がいいからだと思うわ」

 

「成程ね」

 

パーン

 

その時一発の銃弾がエレポニア帝国鉄血宰相の頭を貫通し鉄血宰相は倒れてしまった。

 

このイベントが起きたから一旦特殊遊撃部隊は融合世界に戻ってくれ」

 

「何か起きたんですか?」

 

「ああ、過去の世界関連で少しな」

 

「そういう事なら裏直哉やブルー関連ですか?」

 

「そういう事だトワも・・・」

 

「後私達が選ばれた理由は新生帝国華撃団と仲がいいからだと思うわ」

 

「成程ね」

 

パーン

 

その時一発の銃弾がエレポニア帝国鉄血宰相の頭を貫通し鉄血宰相は倒れてしまった。

 

「この後のイベント前に特殊遊撃部隊を新生中心世界に帰還させるつもりだそうだ」

 

「そうなのですね」

 

「本来なら休暇を与える予定だったんだがな」

 

「ああ、裏直哉とブルー関連は守護者全員で参加して貰うなおかつ協力者達は参加はさせないで欲しい」

 

「どういう事ですか?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

レイの事情説明1

「後私達が選ばれた理由は新生帝国華撃団と仲がいいからだと思うわ」

 

「成程ね」

 

パーン

 

その時一発の銃弾がエレポニア帝国鉄血宰相の頭を貫通し鉄血宰相は倒れてしまった。

 

「この後のイベント前に特殊遊撃部隊を新生中心世界に帰還させるつもりだそうだ」

 

「そうなのですね」

 

「本来なら休暇を与える予定だったんだがな」

 

「ああ、裏直哉とブルー関連は守護者全員で参加して貰うなおかつ協力者達は参加はさせないで欲しい」

 

「どういう事ですか?」

 

「ああ、それは・・・裏直哉関連と言うのは」

 

「フフ、やはり貴女達も来ましたか特殊遊撃部隊」

 

「特殊遊撃部隊とは一体何なんだ?」

 

真宮寺直哉が治療を受けながら考えていると・・・

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

 

「フフ、成程あれがイシュメルガとデボネアが言っていた力ですか」

 

カルマがそう呟く。

 

「カルマ、イシュメルガとデボネアとは何者だ?」

 

真宮寺直哉がカルマに聞く。

 

「ああ、遥か未来から来た私の協力者ですよ」

 

!!

 

「遥か未来から来た協力者だと」

 

「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「そうです。それで間違いないですね?花寺薫」

 

「薫ちゃんの名字が違う」

 

「その通りだよカルマ。よくそこまで融合世界の事を熟知してるね」

 

「イシュメルガとデボネアでも私の名字変更の事は知らなかったのに」

 

「融合世界?飛鳥ちゃんどういう事?」君達は幼馴染世界から来たんだよね」

 

「違いますよ。真宮寺直哉さん」

 

「おい、直哉しっかりしろ面倒な奴は倒されたんだ」

 

「そうよ直哉君後はカルマを倒せば・・・えっ」

 

その時千明は見た。光武F2が炭になる所を」

 

「いやあああ。巴里華撃団の皆が炭になったわ――」

 

「あはは、良いですね。ある程度制限がありますが、触れた物全部を炭に変える能力を持つノイズと言う兵器は」

 

「「「「「「何だと!!触れたら炭にされるだと」」」」」」

 

「一体どうやって倒すんだよ」

 

「安心して下さい皆さん」

 

「カルマ関連と時空管理局があり得ない動きを見せているそうだ。と言ってもクロノ1人だが」

 

「ええ――あの子がーー」

 

「何故君達は僕達の邪魔をする?僕達は犯罪者を連行したいだけなのだが」

 

「君は直哉達が犯罪者とでも言うのか?」

 

「ああ、そうだ、彼らはことごとく、僕達の邪魔をしたからな、逮捕して、我等の手駒として死ぬまで、使うのさ。そこにいる哀れな人形フェイトのようにな」

 

「クロノ君貴方どうして、そんなことが出来るの?」

 

なのはがクロノに問いかける。

 

「高町なのは、僕は君を絶対許さない、そして君が、この世界で大切にしている者を僕は、壊す事に決めたのだから」

 

 

!!

 

「そ、そんな」

 

(それじゃあお兄ちゃんやさくらさんがこんな事になったのは私のせい)

 

「それは絶対に違うでなのはちゃん」

 

その時上空からやって来たのは、八神はやてと、守護騎士の4人だった。

 

「はやてちゃん」

 

「はやて何故勝手に出てくるんだ」

 

「嘘、はやてちゃんまさか・・・」

 

「ごめんななのはちゃん、うちはまだ管理局の一員なんよ」

 

「まあいい出てきた以上、仕事をしてもらうぞはやて」

 

「わかっとる、ヴィータなのはちゃんに攻撃するんや」

 

「あいよはやて、覚悟はいいか紫藤なのは、兄妹仲良く管理局のペットになれよ」

 

「いやそれだけは絶対に嫌、フェイトちゃんも、お兄ちゃんもお姉ちゃんは私が守るもん」

 

「でもあの子は7人世界で憑依獣に殺されたのでは?まさか・・・」

 

「そうだそのまさかだ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

レイの事情説明2

「それは絶対に違うでなのはちゃん」

 

その時上空からやって来たのは、八神はやてと、守護騎士の4人だった。

 

「はやてちゃん」

 

「はやて何故勝手に出てくるんだ」

 

「嘘、はやてちゃんまで・・・」

 

「ごめんななのはちゃん、うちはまだ管理局の一員なんよ」

 

「まあいい出てきた以上、仕事をしてもらうぞはやて」

 

「わかっとる、ヴィータなのはちゃんに攻撃するんや」

 

「あいよはやて、覚悟はいいか紫藤なのは、兄妹仲良く管理局のペットになれよ」

 

「いやそれだけは絶対に嫌、フェイトちゃんも、お兄ちゃんもお姉ちゃんは私が守るもん」

 

「でもあの子は7人世界で憑依獣に殺されたのでは?まさか・・・」

 

「そうだそのまさかだ」

 

「どうやらカルマはクロノをこちらの世界に連れて来ようとしているようだ」

 

「ヒミコがその動きを見つけてな」

 

「しかし何故今頃になってそんな事態に鳴ったんです?」

 

「あくまでも予測の範囲でだが・・・」

 

「そんな事があったのかい?」

 

「はい僕達では謎の怪物になったシゾーは倒せませんでした」

 

真宮寺直哉はそう言いながら悔しい表情をしながら言う。

 

「しかしようここにそんな凶悪な敵がいるとは思えないぐらい平和だぞ」

 

カンナがそう言う。

 

そして真宮寺直哉達はこの世界すこやか市を探索を始めた。

 

その頃7人世界ベースの融合世界にあるすこやか市の学校に通っている3人は・・・

 

「この力は?」

 

「のどか」

 

「のどかっち」

 

「ちゆちゃんひなたちゃん」

 

「まさか夢で見たあの人達が本当に来るなんて」

 

そして3人は夢の事を思い出していた。

 

「「「ありがとう貴女達私達を助けてくれて」」」

 

さくらとエリかとジェミニ達が原作世界のグレース達にお礼を言う。

 

「いえ、気にしないで下さい。私達はメガビョーゲンを浄化しに来ただけですので」

 

フォンテーヌがそう言う。

 

「「「え」」」

 

さくらとエリカとジェミニが驚く。

 

「その言い方私達がどうなっても良いような言い方ですね」

 

「ええ、そうですよ。貴女達の世界がこんな異常現象を起こした原因で、私達の世界は巻き込まれたので怒っているんですよ」

 

「「「それは・・・だから私達はそれを解決しようと・・・」」」

 

「解決できるなら早く解決して下さいね。さあ行きましょう」

 

「この影響で本来奴等が行くべき融合世界を間違えた可能性がある」

 

「成程確かに僕達が向こうの融合世界に行った事も間違いない事実ですし」

 

「きゃああ怪物が人間を殺したわ皆逃げて――」

 

「ああ、私はここまでのようね。出来る事なら・・・結婚をして見たかったわ」

 

「「「「ギャアアアア死にたくないーーー」」」」

 

そして警察署周辺に現れた降魔によって警察署内にいた帝国華撃団全員が脱出しその後降魔は、帝国華撃団によって全滅させていった。その一部始終を見ていた生き残った警察官達が降魔を倒した帝国華撃団を讃えていた。

 

お墓戦艦では・・・

 

「「何なんだこれは?」」

 

大神と神山がそう言う。

 

「成程これがこちらの融合世界の神の介入の仕方ですか」

 

「「なっこれが融合世界の神の仕業?」」

 

「恐らくですがすこやか市の調査を邪魔をした警察に降魔をぶつけ、たまたま帝国華撃団に倒させる事で警察に帝国華撃団の行動を黙認させる事が目的なのでしょう」

 

「それではあんまりじゃないですか?直哉さん」

 

「ええ、僕もそう思いますがどうやらこちらの融合世界では違うと言う事みたいですね」

 

「この時のあおぞら市は、融合世界とは関係ない世界でしたから、僕の力は融合世界の内部世界及び、友好世界だけに制限されているんです」

 

「あくまでも融合世界周辺を守る為に」

 

「「「「「「成程」」」」」」

 

「ですので、同じ融合世界なので基本的なルールがあるんですが・・・」

 

「もしかすると7人世界時のようにイヨさんとヒミコさんが意図してルールを作らなかったのかも知れませんね」

 

「先程も言いましたがルールをつけるのが普通なのですが、どうやら担当の神がすこやか市の住人を・・・したかったからかもですね」

 

「「「「「なっ」」」」」

 

「そんな横暴良いんですか?」

 

「横暴でもないんですよねこれは、あくまでも神側の調査の一環としてやっている事ですからね」

 

「それにこちらの融合世界ではプリキュアと言う存在をまだ知らないので」

 

「それでもあんまりですよその為に死者までもいるんですよ」

 

「確かに神山さん達の気持ちもわかりますが・・・僕もこんなやり方でその世界の住人におしつけるのは駄目と思いますけど、ここは僕達の知る融合世界ではないので」

 

「そのせいで僕達も大変でしたけど」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帰還準備と新たな問題

「そんな横暴良いんですか?」

 

「横暴でもないんですよねこれは、あくまでも神側の調査の一環としてやっている事ですからね」

 

「それにこちらの融合世界ではプリキュアと言う存在をまだ知らないので」

 

「それでもあんまりですよその為に死者までもいるんですよ」

 

「確かに神山さん達の気持ちもわかりますが・・・僕もこんなやり方でその世界の住人におしつけるのは駄目と思いますけど、ここは僕達の知る融合世界ではないので」

 

「そのせいで僕達も大変でしたけど」

 

「ああ、神山達が動き出そうとしたあれか」

 

「ええ、そうです。気持ち的にはわかりますけど」

 

「まあな向こうの融合世界とは距離を保ちたかったんだが・・・」

 

「仕方ないですね」

「異界事変でもう1つのすこやか市と7人世界が繋がった事でもう1つのすこやか市が7人世界に存在する可能性があります」

 

「「「「「「ええ――」」」」」」

 

「「「じゃあ私達もついに裏の人間?」」」

 

「ああ、それは・・・安心して下さい。7人世界をベースの融合世界にあると思われるすこやか市とは真宮寺直哉君達がまだ接触をしていない可能性もありますから」

 

「つまり僕達で言う現地調査の途中かも知れませんね」

 

「「「「「「成程」」」」」」

 

「それじゃ私達も現地調査するの?」

 

融合世界ののどかが直哉に聞く。

 

「いえ僕達は動かずこの世界の観察にだけにします」

 

「「「「「ええ――いいの?」」」」」」

 

「ええ、良いんですよここで大きく調査をした所でこちらにとってはデメリットが大きいですから」

 

「「デメリットつまり私達の行動が大きい事でこちらの世界に不要な情報を提供することになりかねないと言う事ね」」

 

「はいそうです。しかし貴重な調査機会なのは事実ですから観察はするんですよ」

 

「一体誰を観察するの?」

 

響が直哉に聞く。

 

「それはこの世界にいる真宮寺姉弟ですよ」

 

「「「「「「ええ――」」」」」」

 

「でも確かにここが7人世界なら真宮寺姉弟が、世界の調停者になってるだろうしね」

 

「まさかあの観察が今回の問題の引き金になったんですか?」

 

「ああ、それは・・・直接的な分岐を作ったとは我々も考えていない」

 

「そう言う点で言えば、特殊遊撃部隊をその世界に行かせた我々の落ち度が今回の問題の原因として納得できるしな」

 

「確かにそう言う風にも見えますね。それでは守護者全員で・・・」

 

「失礼しますヒミコ様ご要望の人物達を連れてきました」

 

「おう、待ちわびたぞトワ、早く入るがいい」

 

「わかりました」

 

そう言ってトワは、グレースを連れて中に入った。

 

そして互いに挨拶をした後ヒミコが言った。

 

「すまんがキュアグレースこの映像を見て欲しい」

 

そう言い、ヒミコが映像を再生した。

 

そして米田が言った、映像を見ると、そこには・・・。

 

「「ええーー聖魔城」」

 

「そうだ聖魔城が再び浮上した」

 

「ヒミコさんから今回の問題の詳しい情報を聞いて過去の世界に行けばいいですか?」

 

「ああ、出来ればそれが理想なんだが、イヨとヒミコが行方不明になっているんだ」

 

「ええ――」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2人の神の行方不明事件

そして互いに挨拶をした後ヒミコが言った。

 

「すまんがキュアグレースこの映像を見て欲しい」

 

そう言い、ヒミコが映像を再生した。

 

そして米田が言った、映像を見ると、そこには・・・。

 

「「ええーー聖魔城」」

 

「そうだ聖魔城が再び浮上した」

 

「ヒミコさんから今回の問題の詳しい情報を聞いて過去の世界に行けばいいですか?」

 

「ああ、出来ればそれが理想なんだが、イヨとヒミコが行方不明になっているんだ」

 

「ええ――」

 

「そっちの方が大問題じゃないですか?」

 

「まあ、イヨがいないのは頻繁だからな気にしてなかったが、ヒミコまで消えるのは想定外だった」

 

「もしかして2人が消えたのは・・・」

 

「それはこの世界にいる真宮寺姉弟ですよ」

 

「「「「「「ええ――」」」」」」

 

「でも確かにここが7人世界なら真宮寺姉弟が、世界の調停者になってるだろうしね」

 

「まさかあの観察が今回の問題の引き金になったんですか?」

 

「ああ、それは・・・直接的な分岐を作ったとは我々も考えていない」

 

「そう言う点で言えば、特殊遊撃部隊をその世界に行かせた我々の落ち度が今回の問題の原因として納得できるしな」

 

「今回のカルマ関連と繋がってるとは思いません?」

 

「ふむ・・・一応イヨとヒミコは7人世界の管理者だったな」

「何よあれもあんた達の手駒なの?」

 

「いえ違うわ、正真正銘のアンノウンよ」

 

「じゃあ今回は私達は退くのね」

 

「ええ、その方が良いわね。奴等もアンノウンに集中してるし」

 

そう言って謎の女性と降魔殺女は撤退をした。

 

「「メガビョーゲンメガビョーゲン」」

 

「おいおい、この世界には、こんな怪物がいるのかよ」

 

「ケン文句を言う前に俺達で倒せる降魔を倒せ」

 

「やってるよリュウ」

 

「直哉君この怪物は何なの?」

 

「それがわからないよお姉ちゃん。こんな怪物紫藤直哉さんの世界でも見た事無いよ」

 

「そんなそれじゃこのまま帝都が赤黒くなっていくのを見るしかないの?」

 

「うん、悔しいけどあの2体の怪物に対する有効的な手段が無いよ」

 

だがその時、彼等の前にキュアグレースが現れた。

 

「エレメントチャージ!」

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

「プリキュア!スカイヒーリングフラワー!」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「お大事に」

 

!!

 

「「「「「凄いあの子俺達が戦ってもダメージを与えらなかったのにあっさり倒した」」」」」」

 

「そんな事無いですよ。皆さんがあの怪物を抑えてくれたので倒すことが出来たのですから」

 

「それでは皆さん。私は失礼します」

 

「ええ、あの異界事変時は今回のような動きはなかったんですけど」

 

「そうだな」

 

「ならやはり・・・」

 

「成程これがこちらの融合世界の神の介入の仕方ですか」

 

「「なっこれが融合世界の神の仕業?」」

 

「恐らくですがすこやか市の調査を邪魔をした警察に降魔をぶつけ、たまたま帝国華撃団に倒させる事で警察に帝国華撃団の行動を黙認させる事が目的なのでしょう」

 

「それではあんまりじゃないですか?直哉さん」

 

「ええ、僕もそう思いますがどうやらこちらの融合世界では違うと言う事みたいですね」

 

「この時のあおぞら市は、融合世界とは関係ない世界でしたから、僕の力は融合世界の内部世界及び、友好世界だけに制限されているんです」

 

「あくまでも融合世界周辺を守る為に」

 

「「「「「「成程」」」」」」

 

「ですので、同じ融合世界なので基本的なルールがあるんですが・・・」

 

「もしかすると7人世界時のようにイヨさんとヒミコさんが意図してルールを作らなかったのかも知れませんね」

 

「先程も言いましたがルールをつけるのが普通なのですが、どうやら担当の神がすこやか市の住人を・・・したかったからかもですね」

 

「「「「「なっ」」」」」

 

「そんな横暴良いんですか?」

 

「横暴でもないんですよねこれは、あくまでも神側の調査の一環としてやっている事ですからね」

 

「それにこちらの融合世界ではプリキュアと言う存在をまだ知らないので」

 

「それでもあんまりですよその為に死者までもいるんですよ」

 

「確かに神山さん達の気持ちもわかりますが・・・僕もこんなやり方でその世界の住人におしつけるのは駄目と思いますけど、ここは僕達の知る融合世界ではないので」

 

!!

 

「7人世界がベース世界の融合世界ではこれが普通なのでしょうね」

 

「何か嫌だなそう言うのは」

 

「もう1人のヒミコが7人世界のベースの融合世界とすこやか市に干渉したからこちらのイヨとヒミコに何らかの影響を受けたと考えるべきでしょうか」

 

「そうだな。あまり考えたくないケースだがな」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

残りの神達の決定待ち

「それにこちらの融合世界ではプリキュアと言う存在をまだ知らないので」

 

「それでもあんまりですよその為に死者までもいるんですよ」

 

「確かに神山さん達の気持ちもわかりますが・・・僕もこんなやり方でその世界の住人におしつけるのは駄目と思いますけど、ここは僕達の知る融合世界ではないので」

 

!!

 

「7人世界がベース世界の融合世界ではこれが普通なのでしょうね」

 

「何か嫌だなそう言うのは」

 

「もう1人のヒミコが7人世界のベースの融合世界とすこやか市に干渉したからこちらのイヨとヒミコに何らかの影響を受けたと考えるべきでしょうか」

 

「そうだな。あまり考えたくないケースだがな」

 

「どちらにしろこの2つの状況を解決するには情報が少ないからな」

 

「確かにそうですね」

 

「この一連の事象で先に動くべき件はカルマ関連ですかね?」

 

「そうだな・・・」

 

「フフ、やはり貴女達も来ましたか特殊遊撃部隊」

 

「特殊遊撃部隊とは一体何なんだ?」

 

真宮寺直哉が治療を受けながら考えていると・・・

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

「フフ、成程あれがイシュメルガとデボネアが言っていた力ですか」

 

カルマがそう呟く。

 

「カルマ、イシュメルガとデボネアとは何者だ?」

 

真宮寺直哉がカルマに聞く。

 

「ああ、遥か未来から来た私の協力者ですよ」

 

!!

 

「遥か未来から来た協力者だと」

 

「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「そうです。それで間違いないですね?花寺薫」

 

「薫ちゃんの名字が違う」

 

「その通りだよカルマ。よくそこまで融合世界の事を熟知してるね」

「イシュメルガとデボネアでも私の名字変更の事は知らなかったのに」

 

「融合世界?飛鳥ちゃんどういう事?」君達は幼馴染世界から来たんだよね」

 

「違いますよ。真宮寺直哉さん」

 

「おい、直哉しっかりしろ面倒な奴は倒されたんだ」

 

「特殊遊撃部隊はこの異界事変時にカルマに目を付けられたからな」

 

「それはそれで嫌なんですが」

 

「それは仕方ないだろう。真宮寺直哉や佐谷直哉と会っているお前が言える事か?」

 

「確かに佐谷直哉とは・・・」

 

「成程・・・この力は」

 

「どうやら来たみたいですよ。宿主の命を狙う者が」

 

「何なのですかあれは?」

 

「まさか彼が、自分の意思で米田健二とは別の行動を取るとは・・・」

 

「初めまして僕は君の世界融合世界の為に犠牲になった元人間だよ」

 

そう言って漆黒の闇が話し出す。

 

「お前は、米田健二の一部になった者佐谷直哉なのか?」

 

「へえ、君は僕の存在していた事を知っているんだね」

 

「ああ、知っている。そしてお前がここに現れた理由も確実とは言えないがな、お前の目的は、俺の体が欲しいのだろう」

 

!!

 

「何だと!!」

 

「何ですって」

 

直哉の言葉を聞き驚くアスミとバテデモーダだった。

 

「・・・ああ、その通りだよ。融合世界の紫藤直哉君」

 

「何故体が欲しいのですか?」

 

「こんなやり取りをしましたけど」

 

その後直哉はレイとの通信を終えて特殊遊撃部隊を新生中心世界へ帰還指示をしたのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第51章 守護者への任務編
困惑する花寺直哉


「はあ、どうしたものかな?」

 

「フフ、成程あれがイシュメルガとデボネアが言っていた力ですか」

 

カルマがそう呟く。

 

「カルマ、イシュメルガとデボネアとは何者だ?」

 

真宮寺直哉がカルマに聞く。

 

「ああ、遥か未来から来た私の協力者ですよ」

 

!!

 

「遥か未来から来た協力者だと」

 

「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「そうです。それで間違いないですね?花寺薫」

 

「薫ちゃんの名字が違う」

 

「その通りだよカルマ。よくそこまで融合世界の事を熟知してるね」

「イシュメルガとデボネアでも私の名字変更の事は知らなかったのに」

 

「融合世界?飛鳥ちゃんどういう事?」君達は幼馴染世界から来たんだよね」

 

「違いますよ。真宮寺直哉さん」

 

「おい、直哉しっかりしろ面倒な奴は倒されたんだ」

 

「特殊遊撃部隊はこの異界事変時にカルマに目を付けられたからな」

 

「それはそれで嫌なんですが」

 

「それは仕方ないだろう。真宮寺直哉や佐谷直哉と会っているお前が言える事か?」

 

「現状で特殊遊撃部隊が面識を持つのはあの時のカルマと佐谷直哉だけなんだよなあ」

 

「その通りだよ直哉っちは、のどかっちより頑固だからね」

 

「「「「「そうなんですね」」」」そうなのね」

 

「わかりましたよ、休息取りますよ」

 

「「「「おおーー直哉さんが折れた」」」」

 

「「素直でよろしい」」

 

「融合世界の直哉君が戻って来たと言う事で来てみたけど、君その恰好は何だい」

 

そう言いながら、佐谷直哉の漆黒の魂が病室に現れた。

 

「ええーーお化けーーバターン」

 

まなつは気絶した。

 

「何で来てるんだ?佐谷直哉」

 

「うーん君のお見舞いも兼ねてと、中心世界の真宮寺さくらについてかな」

 

「何がお見舞いだよ。敵なのに」

 

「酷いなあ、僕の所にも今は君と戦うなと言われてるんだから」

 

「どうやら、彼等は特殊遊撃部隊が計画した作戦を知り、大神一郎を救出されても復活しないように真宮寺さくらを襲ったのだろうね」

 

「成程、朧も京極も僕が生きている事をどこかで知ったか?」

 

「その件はばれてなさそうだよ」

 

「そうなのか?」

 

「単純に帝国華撃団の動きと真宮寺さくらがいない事で、今回の真宮寺さくらが襲われたんじゃなかと僕は考えるよ」

 

「ふむ、そう言う見方も出来るな」

 

「どう動くかは、君達の領分だから僕は帰るよ」

 

そう言って佐谷直哉は消えた。

 

「だけど佐谷直哉は立場的には敵で・・・」

 

「真宮寺直哉と体を共有しているみたいな事を言ってたし」

 

直哉が思い出す。

 

「どうやら来たみたいですよ。宿主の命を狙う者が」

 

「何なのですかあれは?」

 

「まさか彼が、自分の意思で米田健二とは別の行動を取るとは・・・」

 

「初めまして僕は君の世界融合世界の為に犠牲になった元人間だよ」

 

そう言って漆黒の闇が話し出す。

 

「お前は、米田健二の一部になった者佐谷直哉なのか?」

 

「へえ、君は僕の存在していた事を知っているんだね」

 

「ああ、知っている。そしてお前がここに現れた理由も確実とは言えないがな、お前の目的は、俺の体が欲しいのだろう」

 

!!

 

「何だと!!」

 

「何ですって」

 

直哉の言葉を聞き驚くアスミとバテデモーダだった。

 

「・・・ああ、その通りだよ。融合世界の紫藤直哉君」

 

「まあ考えても仕方ないとりあえず出来る事からするしかないな」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉から守護者全員への説明前編

花寺家のどかの部屋にて・・・

 

「皆さんすみません集まって貰って」

 

「「「「「どうしたの?」」」」」

 

「実はですね」

 

直哉が話し出す。

 

このイベントが起きたから一旦特殊遊撃部隊は融合世界に戻ってくれ」

 

「何か起きたんですか?」

 

「ああ、過去の世界関連で少しな」

 

「そういう事なら裏直哉やブルー関連ですか?」

 

「そういう事だトワも・・・」

 

「後私達が選ばれた理由は新生帝国華撃団と仲がいいからだと思うわ」

 

「成程ね」

 

パーン

 

その時一発の銃弾がエレポニア帝国鉄血宰相の頭を貫通し鉄血宰相は倒れてしまった。

 

「この後のイベント前に特殊遊撃部隊を新生中心世界に帰還させるつもりだそうだ」

 

「そうなのですね」

 

「本来なら休暇を与える予定だったんだがな」

 

「ああ、裏直哉とブルー関連は守護者全員で参加して貰うなおかつ協力者達は参加はさせないで欲しい」

 

「でもあの子は7人世界で憑依獣に殺されたのでは?まさか・・・」

 

「そうだそのまさかだ」

 

「どうやらカルマはクロノをこちらの世界に連れて来ようとしているようだ」

 

「ヒミコがその動きを見つけてな」

 

「しかし何故今頃になってそんな事態に鳴ったんです?」

 

「あくまでも予測の範囲でだが・・・」

 

「もう1つの融合世界の出会いが切欠と思う」

 

「そんな横暴良いんですか?」

 

「横暴でもないんですよねこれは、あくまでも神側の調査の一環としてやっている事ですからね」

 

「それにこちらの融合世界ではプリキュアと言う存在をまだ知らないので」

 

「それでもあんまりですよその為に死者までもいるんですよ」

 

「確かに神山さん達の気持ちもわかりますが・・・僕もこんなやり方でその世界の住人におしつけるのは駄目と思いますけど、ここは僕達の知る融合世界ではないので」

 

「そのせいで僕達も大変でしたけど」

 

「ああ、神山達が動き出そうとしたあれか」

 

「ええ、そうです。気持ち的にはわかりますけど」

 

「まあな向こうの融合世界とは距離を保ちたかったんだが・・・」

 

「その2つの事柄が起こり少なくともカルマはこちらの融合世界に干渉をしようと動いてるみたいです」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「それじゃあ直哉君守護者全員であたる任務って」

 

「そうですカルマがこちらの融合世界に来る前にあちらに行ってカルマ達の転移装置を破壊する事です」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「つまりカルマ達が行うとしている改変を守護者全員で止めるのね」

 

エステルがそう言う。

 

「そうです。守護者には他世界においての物理干渉が例外で認められてますので」

 

「フフ、やはり貴女達も来ましたか特殊遊撃部隊」

 

「特殊遊撃部隊とは一体何なんだ?」

 

真宮寺直哉が治療を受けながら考えていると・・・

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

 

「フフ、成程あれがイシュメルガとデボネアが言っていた力ですか」

 

カルマがそう呟く。

 

「カルマ、イシュメルガとデボネアとは何者だ?」

 

真宮寺直哉がカルマに聞く。

 

「ああ、遥か未来から来た私の協力者ですよ」

 

!!

 

「遥か未来から来た協力者だと」

 

「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「そうです。それで間違いないですね?花寺薫」

 

「薫ちゃんの名字が違う」

 

「その通りだよカルマ。よくそこまで融合世界の事を熟知し

「イシュメルガとデボネアでも私の名字変更の事は知らなかったのに」

 

「融合世界?飛鳥ちゃんどういう事?」君達は幼馴染世界から来たんだよね」

 

「違いますよ。真宮寺直哉さん」

 

「特殊遊撃部隊が巻き込まれた異界事変後に新たなルールを作ったようです」

 

「あくまで特殊遊撃部隊が行動する時に弊害が出ないするようにする為のようですね」

 

「「「「「成程」」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉から守護者全員への説明後編

「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「そうです。それで間違いないですね?花寺薫」

 

「薫ちゃんの名字が違う」

 

「その通りだよカルマ。よくそこまで融合世界の事を熟知し

「イシュメルガとデボネアでも私の名字変更の事は知らなかったのに」

 

「融合世界?飛鳥ちゃんどういう事?」君達は幼馴染世界から来たんだよね」

 

「違いますよ。真宮寺直哉さん」

 

「特殊遊撃部隊が巻き込まれた異界事変後に新たなルールを作ったようです」

 

「あくまで特殊遊撃部隊が行動する時に弊害が出ないするようにする為のようですね」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「そしてもう1つ悪い報告があります」

 

「ああ、出来ればそれが理想なんだが、イヨとヒミコが行方不明になっているんだ」

 

「ええ――」

 

「そっちの方が大問題じゃないですか?」

 

「まあ、イヨがいないのは頻繁だからな気にしてなかったが、ヒミコまで消えるのは想定外だった」

 

「もしかして2人が消えたのは・・・」

 

「それはこの世界にいる真宮寺姉弟ですよ」

 

「「「「「「ええ――」」」」」」

 

「でも確かにここが7人世界なら真宮寺姉弟が、世界の調停者になってるだろうしね」

 

「まさかあの観察が今回の問題の引き金になったんですか?」

 

「ああ、それは・・・直接的な分岐を作ったとは我々も考えていない」

 

「そう言う点で言えば、特殊遊撃部隊をその世界に行かせた我々の落ち度が今回の問題の原因として納得できるしな」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「イヨさんとヒミコさんが消えたの?」

 

「ええ、神達の中ではそう考えてるそうですのどかさん」

 

「でも何でそんな事になったの?」

 

「それは先程も説明をしましたが・・・」

 

「「何なんだこれは?」」

 

大神と神山がそう言う。

 

「成程これがこちらの融合世界の神の介入の仕方ですか」

 

「「なっこれが融合世界の神の仕業?」」

 

「恐らくですがすこやか市の調査を邪魔をした警察に降魔をぶつけ、たまたま帝国華撃団に倒させる事で警察に帝国華撃団の行動を黙認させる事が目的なのでしょう」

 

「それではあんまりじゃないですか?直哉さん」

 

「ええ、僕もそう思いますがどうやらこちらの融合世界では違うと言う事みたいですね」

 

「この時のあおぞら市は、融合世界とは関係ない世界でしたから、僕の力は融合世界の内部世界及び、友好世界だけに制限されているんです」

 

「あくまでも融合世界周辺を守る為に」

 

「「「「「「成程」」」」」」

 

「ですので、同じ融合世界なので基本的なルールがあるんですが・・・」

 

「もしかすると7人世界時のようにイヨさんとヒミコさんが意図してルールを作らなかったのかも知れませんね」

 

「先程も言いましたがルールをつけるのが普通なのですが、どうやら担当の神がすこやか市の住人を・・・したかったからかもですね」

 

「「「「「なっ」」」」」

 

「そんな横暴良いんですか?」

 

「横暴でもないんですよねこれは、あくまでも神側の調査の一環としてやっている事ですからね」

 

「それにこちらの融合世界ではプリキュアと言う存在をまだ知らないので」

 

「それでもあんまりですよその為に死者までもいるんですよ」

 

「確かに神山さん達の気持ちもわかりますが・・・僕もこんなやり方でその世界の住人におしつけるのは駄目と思いますけど、ここは僕達の知る融合世界ではないので」

 

「この時に向こうのイヨとヒミコに引っ張られたんじゃないかと思うのです」

 

「成程ねイヨとヒミコは7人世界の管理者をしていたからね」

 

「エステルさんの言う通りそう言う過去からの干渉も起きたのではと考えています」

 

直哉がそう説明をする。

 

「それじゃあどうやって過去の世界に行くんです?」

 

飛鳥が直哉に聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉の提示する1つの案

「確かに神山さん達の気持ちもわかりますが・・・僕もこんなやり方でその世界の住人におしつけるのは駄目と思いますけど、ここは僕達の知る融合世界ではないので」

 

「この時に向こうのイヨとヒミコに引っ張られたんじゃないかと思うのです」

 

「成程ねイヨとヒミコは7人世界の管理者をしていたからね」

 

「エステルさんの言う通りそう言う過去からの干渉も起きたのではと考えています」

 

直哉がそう説明をする。

 

「それじゃあどうやって過去の世界に行くんです?」

 

飛鳥が直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・僕達の知る未来人に協力して貰うんですよ」

 

「「「「あ、まさか」」」」

 

「成程ゲネシスね」

 

「はいそうです」

 

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「でも危険じゃないの直哉君?アニエスさん達すらゲネシスのその機能を把握してないみたいだよ」

 

響がそう言う。

 

「確かにその可能性が高いですが・・・」

 

「ああ、出来ればそれが理想なんだが、イヨとヒミコが行方不明になっているんだ」

 

「ええ――」

 

「そっちの方が大問題じゃないですか?」

 

「まあ、イヨがいないのは頻繁だからな気にしてなかったが、ヒミコまで消えるのは想定外だった」

 

「もしかして2人が消えたのは・・・」

 

「それはこの世界にいる真宮寺姉弟ですよ」

 

「「「「「「ええ――」」」」」」

 

「でも確かにここが7人世界なら真宮寺姉弟が、世界の調停者になってるだろうしね」

 

「まさかあの観察が今回の問題の引き金になったんですか?」

 

「ああ、それは・・・直接的な分岐を作ったとは我々も考えていない」

 

「そう言う点で言えば、特殊遊撃部隊をその世界に行かせた我々の落ち度が今回の問題の原因として納得できるしな」

 

「実際に2人が行方不明になった事で滅びた世界のバランスも危ないんですよ」

 

「そちらは僕達は気にしなくてもいいのですが、もし魔王の因子とゲネシスの改変を僕達がタイムスリップする事で機能するのなら少なくとも現状の状況よりはいい状況になるかも知れませんし」

 

「勿論それで全てが上手く行くとは思いませんが、僕達が過去の世界に行って戻って来られたら良いと思いますが」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

過去の世界に行く手段を探せ1

「でも確かにここが7人世界なら真宮寺姉弟が、世界の調停者になってるだろうしね」

 

「まさかあの観察が今回の問題の引き金になったんですか?」

 

「ああ、それは・・・直接的な分岐を作ったとは我々も考えていない」

 

「そう言う点で言えば、特殊遊撃部隊をその世界に行かせた我々の落ち度が今回の問題の原因として納得できるしな」

 

「実際に2人が行方不明になった事で滅びた世界のバランスも危ないんですよ」

 

「そちらは僕達は気にしなくてもいいのですが、もし魔王の因子とゲネシスの改変を僕達がタイムスリップする事で機能するのなら少なくとも現状の状況よりはいい状況になるかも知れませんし」

 

「勿論それで全てが上手く行くとは思いませんが、僕達が過去の世界に行って戻って来られたら良いと思いますが」

 

「あくまでもこの案はすぐに実行するわけではありません。他に安全に行ける手段があり、なおかつその間にカルマ達の干渉があればこちらの融合世界で対処するので過去の世界にいく必要が低くなるので」

 

「ここが目的の世界なの?」

 

「間違いないラビトワの言った目印がそこら中にあるからラビ」

 

「ねえ直哉君、本当に私達だけで大丈夫かな?」

 

「正直に言えば不安ですがここが僕達の知る理由でない以上大人数で来るとそれはそれで問題が起きますからね」

 

「確かに私達が使った方法が一番安全だと思うけどそれが出来るヒミコさんがいないのは痛いね」

 

のどかがそう言う。

 

そうですね。のどかさんあの時は僕達も初めての経験で・・・」

 

「のどかさん貴女は例の場所に行ってください」

 

「うん気をつけてね」

 

そう言ってのどかは逃げようとする。

 

「逃がすかよ」

 

「貴方の相手は僕ですよ」

 

「ちっおもしれえ、まずはお前から殺してやるよ。スパイ野郎が」

 

そして2人の戦いが始まった。

 

「お前は誰だ何故お前から俺達を見限ったヒミコの匂いがするんだ」

 

「・・・成程僕達を見つけた理由がヒミコさんの匂いと言う訳か」

 

「何とか言ったらどうだよ。ヒミコの手下がよ」

 

「・・・ふむどうしたものか?彼は本当に僕をヒミコさんの手下として見てるが、真麻ここに来た理由がヒミコさんの依頼だから、あながち間違ってはいないんだけど」

 

「オラオラどうして戦わない?お前は俺達帝国華撃団を殺す為に来たんだろうが・・・くらえ!!破邪剣征・桜花放神」

 

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

2人の放った技が互いにぶつかり合い、花寺直哉の技が襲撃者を飲み込んだ」

 

そして直哉は襲撃者が気絶してるのを確認して、その場を離れた。

 

「任務を失敗してしまう所でしたが」

 

「あの男にのどか達の事教えたのは、ノヴァだから」

 

「「ええーー」」

 

「ノヴァどうしてこの世界に来たの?目的は何なの」

 

「私の目的?そんな決まってるじゃない、私の忠実な僕になる帝国華撃団を手に入れる為よ」

 

!!

 

「まさか帝国華撃団を手に入れる事が目的だなんて」

 

「ああ、だから・・・ヒミコさんはああ言ったんだ」

 

「そしてノヴァの目的である帝国華撃団の捕獲は止めましたがね」

 

「でも結局ノヴァは帝国華撃団の捕獲を続けたね」

 

響が思い出す。

「そしてノヴァは別世界で帝国華撃団を手駒にして闇の帝国華撃団として使う可能性があるとトワさん達から聞いたのです」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「そう言う事なら彼等は俺達自身で良いんですね?」

 

「ええ、あくまでも大神さん達時代の帝国華撃団です」

 

「「「「「了解」」」」」

 

そして戦いが再開した。

 

「「「「「「「うう、自分達と戦うのは気持ち悪いなあ」」」」」気持ち悪いでーす」・・・」

 

「そうですね」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

過去の世界に行く手段を探せ2

「でも結局ノヴァは帝国華撃団の捕獲を続けたね」

 

響が思い出す。

 

「そしてノヴァは別世界で帝国華撃団を手駒にして闇の帝国華撃団として使う可能性があるとトワさん達から聞いたのです」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「そう言う事なら彼等は俺達自身で良いんですね?」

 

「ええ、あくまでも大神さん達時代の帝国華撃団です」

 

「「「「「了解」」」」」

 

そして戦いが再開した。

 

「「「「「「「うう、自分達と戦うのは気持ち悪いなあ」」」」」気持ち悪いでーす」・・・」

 

「そうですね」

 

「別にタイムスリップする手段があれば短時間でカルマ達の止めるだけで楽なんですけど本当にそう動くと現在トールズ士官学校Ⅶ組のメンバー達のイベントと・・・」

 

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「でも・・・」

 

「ほとんど響さんに言われましたけど、ソラさん貴女は1人では無いんですよ。貴女にとってここは異世界ですが、貴女は今この家にいるんですか?」

 

「一応私達やトワさんは直哉君や響さんのおかげで変身をする前の2人を知ってるけど変身後はデボネアに操られてしまう可能性もないわけではないから」

 

「成程トワさんはそこまでみこしてグワイワルをゼムリア大陸に来させたと言う事?」

 

「勿論目的は他にもあると思うけど、シンドイ―ネは直哉君がこちら側にいたら来たかも知れないし」

 

「「「成程」」」

「「グッ強い」」

 

「フフ、良いぞ新たなプリキュアもっと俺様にお前達の力を見せろ」

 

「何で私達の邪魔をするんですか?」

 

「あんお前達はヒーローガールなのだろう?」

 

「ヒーローとは悪と戦うのが使命なのだろう?ならば俺様と戦う事も使命の筈だ。何故ならこの融合世界における悪の組織の1つなのだからな」

 

「さあかかってこい新たなプリキュア」

 

そしてスカイとプリズムはグワイワルと戦い始めた。

 

その頃Ⅶ組達は・・・

 

時を少し戻して・・・

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン

 

「やっぱりランボーグとは違う」

 

プリズムがそう言う。

 

「大丈夫ですか?皆さん」

 

「ああ、助かったよ君達は一体誰なんだ?」

 

「私はキュアスカイです」

 

「私はキュアプリズムです」

 

「リィン挨拶は後だ」

 

「ああ、マキアス」

 

「あの私も手伝います」

 

「そうだね私達がランボーグみたいのを相手すればお兄さん達は別の相手を出来るからね」

 

「デボネアによって件もありますし正直レイさんもどちらでも良いと言う雰囲気でしたからね」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「でも確かに過去の世界に行く手段を確保しておくだけでもかなり違いますね」

 

「「「「そうだね」」」そうね」

 

飛鳥の言葉に納得する守護者達だった。

 

「最悪なパターンとして・・・

 

「フフ、やはり貴女達も来ましたか特殊遊撃部隊」

 

「特殊遊撃部隊とは一体何なんだ?」

 

真宮寺直哉が治療を受けながら考えていると・・・

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

 

「フフ、成程あれがイシュメルガとデボネアが言っていた力ですか」

 

カルマがそう呟く。

 

「カルマ、イシュメルガとデボネアとは何者だ?」

 

真宮寺直哉がカルマに聞く。

 

「ああ、遥か未来から来た私の協力者ですよ」

 

!!

 

「遥か未来から来た協力者だと」

 

「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「そうです。それで間違いないですね?花寺薫」

 

「薫ちゃんの名字が違う」

 

「その通りだよカルマ。よくそこまで融合世界の事を熟知してるね」

 

「イシュメルガとデボネアでも私の名字変更の事は知らなかったのに」

 

「融合世界?飛鳥ちゃんどういう事?」君達は幼馴染世界から来たんだよね」

 

「3人が共闘関係になる事ですから」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

間章24 分散する守護者編
守護者の動きとして・・・前編


「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「そうです。それで間違いないですね?花寺薫」

 

「薫ちゃんの名字が違う」

 

「その通りだよカルマ。よくそこまで融合世界の事を熟知してるね」

 

「イシュメルガとデボネアでも私の名字変更の事は知らなかったのに」

 

「融合世界?飛鳥ちゃんどういう事?」君達は幼馴染世界から来たんだよね」

 

「3人が共闘関係になる事ですから」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「でもそうすると・・・レイさんの依頼は?」

 

のどかがそう言う。

 

「確かに神山さん達の気持ちもわかりますが・・・僕もこんなやり方でその世界の住人におしつけるのは駄目と思いますけど、ここは僕達の知る融合世界ではないので」

 

!!

 

「7人世界がベース世界の融合世界ではこれが普通なのでしょうね」

 

「何か嫌だなそう言うのは」

 

「もう1人のヒミコが7人世界のベースの融合世界とすこやか市に干渉したからこちらのイヨとヒミコに何らかの影響を受けたと考えるべきでしょうか」

 

「そうだな。あまり考えたくないケースだがな」

 

「どちらにしろこの2つの状況を解決するには情報が少ないからな」

 

「確かにそうですね」

 

「この一連の事象で先に動くべき件はカルマ関連ですかね?」

 

「そうだな・・・」

 

「確かにレイさんの依頼をやるなら直接カルマ達と戦うべきなんですが守護者達のみで」

 

「でも今の私達には安全に過去の世界に行くには難しいのね」

 

「そういう事ですエステルさん」

 

「そしてカルマ達を過去の世界で倒す場合短期間で倒すと言う制限がつくんですよね?」

 

「そうだよ光ちゃん。現状イシュメルガがデボネアが同時に動いてると見て良いからね」

 

「後私達が選ばれた理由は新生帝国華撃団と仲がいいからだと思うわ」

 

「成程ね」

 

パーン

 

その時一発の銃弾がエレポニア帝国鉄血宰相の頭を貫通し鉄血宰相は倒れてしまった。

 

「まずイシュメルガは、エレポニア帝国で自分の本来の計画を行っていて、そこにワイズマンが・・・」

 

「良いのか俺達にナノビョーゲンと言うアイテムを渡しても?」

 

「ああ、構わないただナノビョーゲンを倒すことが出来る連中がいたら私の事を秘密にしてくれるだけでそれでいい」

 

「そんなのでいいのか?」

 

「ああ、十分だcさて私は行くとしようせいぜい鉄血宰相を倒して欲しいものだ」

 

「任せてくれアルバ教授」

 

「しかし不気味な教授でしたねc」

 

「ああ、それは・・・事実だがナノビョーゲンと言うアイテムをゲット出来たから良いとしよう」

 

「準備を始めようvとs」

 

「「おう」はい」

 

「帝国解放戦線に協力して動いてますしね」

 

「その結果・・・・」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

突然亜種型メガビョーゲンは浄化され想定外事態に驚く。Ⅶ組のメンバーと帝国解放戦線の2人だった。

 

その後誘拐事件は無事救出を成功させたⅦ組のメンバーだったが、帝国解放戦線の幹部であるsとvを捕まえるくれて事は出来なかった。

 

「「「「「「「ありがとうございます。あの怪物を倒してくれて」」」」」」」

 

「気にしないで下さいあの敵メガビョーゲンは私達の力を使わなければ完全に倒す事は難しいので」

 

「「「メガビョーゲンですか?」」」

 

「はいこれ以上は伝える事は出来ませんが、頑張って下さいねトールズ士官学校Ⅶ組の皆さん」

 

「「「「「「「はい」」」」」」」」

 

キュアグレース達はⅦ組と別れ、キュアプリズム達がいる方に向かった。

 

こういう形で収まったんdすけどね」

 

「そうだったわね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

守護者の動きとして・・・中編

突然亜種型メガビョーゲンは浄化され想定外事態に驚く。Ⅶ組のメンバーと帝国解放戦線の2人だった。

 

その後誘拐事件は無事救出を成功させたⅦ組のメンバーだったが、帝国解放戦線の幹部であるsとvを捕まえるくれて事は出来なかった。

 

「「「「「「「ありがとうございます。あの怪物を倒してくれて」」」」」」」

 

「気にしないで下さいあの敵メガビョーゲンは私達の力を使わなければ完全に倒す事は難しいので」

 

「「「メガビョーゲンですか?」」」

 

「はいこれ以上は伝える事は出来ませんが、頑張って下さいねトールズ士官学校Ⅶ組の皆さん」

 

「「「「「「「はい」」」」」」」」

 

キュアグレース達はⅦ組と別れ、キュアプリズム達がいる方に向かった。

 

「こういう形で収まったんですけどね」

 

「そうだったわね」

 

「でも直哉君これを全部守護者でやるの厳しくない?」

 

響がそう言う。

 

「それは間違いありませんね、ですので皆さんに決めて貰います」

 

「「「「「何をです?」」」」」

 

「それは・・・誰が一時的に守護者をやめるかをです」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「成程一時的に守護者を外した守護者がこちらの世界の敵を協力者と共に対応するのね」

 

「そういう事です」

 

「それはこの世界にいる真宮寺姉弟ですよ」

 

「「「「「「ええ――」」」」」」

 

「でも確かにここが7人世界なら真宮寺姉弟が、世界の調停者になってるだろうしね」

 

「まさかあの観察が今回の問題の引き金になったんですか?」

 

「ああ、それは・・・直接的な分岐を作ったとは我々も考えていない」

 

「そう言う点で言えば、特殊遊撃部隊をその世界に行かせた我々の落ち度が今回の問題の原因として納得できるしな」

 

「確かにそう言う風にも見えますね。それでは守護者全員で・・・」

 

「ヒミコさんから今回の問題の詳しい情報を聞いて過去の世界に行けばいいですか?」

 

「ああ、出来ればそれが理想なんだが、イヨとヒミコが行方不明になっているんだ」

 

「ええ――」

 

「外れた人にはイヨとヒミコの情報が入れば連絡を下さい」

 

「そしてレイは守護者にはカルマ達の対応を依頼してきましたが、守護者の人数に対して要望はなかったので」

 

「そこを利用をしたのでそれに僕自身も・・・」

 

「良いのかい君達?」

 

「「はい」」

 

「それじゃあ頼むよ」

 

リィンがそう言い、プリズム達と別れようとした時事態は急変したのだった。

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

突然亜種型メガビョーゲンは浄化され想定外事態に驚く。Ⅶ組のメンバーと帝国解放戦線の2人だった。

 

「「「「「「「ありがとうございます。あの怪物を倒してくれて」」」」」」」

 

「気にしないで下さいあの敵メガビョーゲンは私達の力を使わなければ完全に倒す事は難しいので」

 

「「「メガビョーゲンですか?」」」

 

「はいこれ以上は伝える事は出来ませんが、頑張って下さいねトールズ士官学校Ⅶ組の皆さん」

 

「「「「「「「はい」」」」」」」」

 

「彼等の事が気になるので」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

守護者の動きとして・・・後編

突然亜種型メガビョーゲンは浄化され想定外事態に驚く。Ⅶ組のメンバーと帝国解放戦線の2人だった。

 

「「「「「「「ありがとうございます。あの怪物を倒してくれて」」」」」」」

 

「気にしないで下さいあの敵メガビョーゲンは私達の力を使わなければ完全に倒す事は難しいので」

 

「「「メガビョーゲンですか?」」」

 

「はいこれ以上は伝える事は出来ませんが、頑張って下さいねトールズ士官学校Ⅶ組の皆さん」

 

「「「「「「「はい」」」」」」」」

 

「彼等の事が気になるので」

 

「成程直哉自身は融合世界に残るのね?」

 

「ええ、ワイズマンがどう動くかで状況によってはカルマ達も巻き込むような事になるかも知れませんからね」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

「「「「「「くっ強い」」」」」」

 

「スカイあの人達を助けよう」

 

「しかしエルちゃんや翼くんを探さないと」

 

「それも大事だけど今はランボーグみたいのを浄化しないと」

 

「そうですね」

 

そう言って2人はⅦ組の援護を始めた。

 

「おお、こいつはすげえ」

 

「はしゃぐんじゃないよv恥ずかしいから」

 

「そりゃ無理だぜ。cから預かったあれ一体でこのままいけばGの無念を晴らせるかもなんだからな」

 

「それはそうだけど・・・何か嫌な感じがするのよ」

「嫌な予感だと」

 

「そうよ」

 

「メガ・・・ビョーゲン」

 

「「「「「「「「「えっ何が起きた?」」」」」」」」」

 

その時亜種型メガビョーゲンにダメージを与えた2人の少女がⅦ組の前に現れた。

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン

 

「やっぱりランボーグとは違う」

 

プリズムがそう言う。

 

「大丈夫ですか?皆さん」

 

「ああ、助かったよ君達は一体誰なんだ?」

 

「私はキュアスカイです」

 

「私はキュアプリズムです」

 

「リィン挨拶は後だ」

 

「ああ、マキアス」

 

「あの私も手伝います」

 

「そうだね私達がランボーグみたいのを相手すればお兄さん達は別の相手を出来るからね」

 

「こちらの世界のイベントに対して動ける守護者がいた方が良いわね、それで直哉貴方が考えられる待機組の守護者は誰なの?」

 

「ああ、それは・・・光さんとのどかさんですね」

 

「「え、どうして」」

 

「その理由はノヴァですよ」

 

あーあ人違いだったかまあいいや。邪魔な烏は黙らせたしね」

 

「さてと、大神一郎光と戦う前にお前を殺すよ」

 

「この私がね」

 

!!

 

「「「「何だって――」」」」

 

「じゃあ死んでね。大神一郎炎の矢ーー」

 

「ちっなにもんか知らねえが私達に喧嘩を売るなんてよくやるよ」

 

そう言いながらロベリアの光武℉が同じ炎で少女の攻撃を相殺した。

 

「へえ、やるじゃんおばさんのくせに」

 

「なら、これならどうかしら?出でよ降魔兵器よ」

 

!!

 

「降魔兵器だと馬鹿な、空中要塞武蔵の消滅で降魔兵器は消滅した筈だ、それを何故君が扱っている?」

 

「ああ、母様の言う通り、大神一郎には2度目の空中要塞武蔵と京極圭吾が復活した事を知らないんだね」

 

「どういう意味だそれは?」

 

「知りたければ紫藤直哉に聞いてみな、大神一郎だけど疲れている状態で降魔兵器を倒せるかしらね、その降魔兵器の中にはワイズマンの特注もあるから、動けない奴を見捨てても良いのよ。じゃあね生きてたら会いましょうね」

 

そう言って巴里華撃団の前から謎の少女だけが消えた。

 

「あの男にのどか達の事教えたのは、ノヴァだから」

 

「「ええーー」」

 

「ノヴァどうしてこの世界に来たの?目的は何なの」

 

「私の目的?そんな決まってるじゃない、私の忠実な僕になる帝国華撃団を手に入れる為よ」

 

!!

 

「まさか帝国華撃団を手に入れる事が目的だなんて」

 

「2人共ノヴァが興味を持ってなおかつ2人の前に現れる事をみこして待機組にすべきとおもい過去の世界に行って貰うのは響さんとエステルさんと飛鳥ちゃんがバランスが良いと考えています」

 

直哉がそう説明をする。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

外れる理由

「あの男にのどか達の事教えたのは、ノヴァだから」

 

「「ええーー」」

 

「ノヴァどうしてこの世界に来たの?目的は何なの」

 

「私の目的?そんな決まってるじゃない、私の忠実な僕になる帝国華撃団を手に入れる為よ」

 

!!

 

「まさか帝国華撃団を手に入れる事が目的だなんて」

 

「2人共ノヴァが興味を持ってなおかつ2人の前に現れる事をみこして待機組にすべきとおもい過去の世界に行って貰うのは響さんとエステルさんと飛鳥ちゃんがバランスが良いと考えています」

 

直哉がそう説明をする。

 

「「「成程」」」

 

「確かにノヴァ個人は光ちゃんやキュアグレースに興味を持ってるみたいだし」

 

「そうねそんな2人がこちらの世界を離れるのはリスクが高いわね」

 

「ええ、離れた場合ノヴァによりカルマ達がイシュメルガとデボネアと共闘するかもしれません」

 

「「それってつまり・・・」」

 

のどかと響が思い出す。

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

「フフ、成程あれがイシュメルガとデボネアが言っていた力ですか」

 

カルマがそう呟く。

 

「カルマ、イシュメルガとデボネアとは何者だ?」

 

真宮寺直哉がカルマに聞く。

 

「ああ、遥か未来から来た私の協力者ですよ」

 

!!

 

「遥か未来から来た協力者だと」

 

「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「そうです。それで間違いないですね?花寺薫」

 

「薫ちゃんの名字が違う」

 

「その通りだよカルマ。よくそこまで融合世界の事を熟知してるね」

 

「イシュメルガとデボネアでも私の名字変更の事は知らなかったのに」

 

「融合世界?飛鳥ちゃんどういう事?」君達は幼馴染世界から来たんだよね」

 

「違いますよ。真宮寺直哉さん」

 

「おい、直哉しっかりしろ面倒な奴は倒されたんだ」

 

「そうよ直哉君後はカルマを倒せば・・・えっ」

 

その時千明は見た。光武F2が炭になる所を」

 

「いやあああ。巴里華撃団の皆が炭になったわ――」

 

「あはは、良いですね。ある程度制限がありますが、触れた物全部を炭に変える能力を持つノイズと言う兵器は」

 

「「「「「「何だと!!触れたら炭にされるだと」」」」」」

 

「一体どうやって倒すんだよ」

 

「安心して下さい皆さん」

 

「「だああああ」」

 

!!

 

「「「何だノイズが消滅していく」」」

 

「もしそうなれば、最悪の異界事変が発生するかも知れないんですよ」

 

「成程ねその上こちらの融合世界には未来人が存在するから、仮に異界事変が起きれば彼等の時代も影響を受ける可能性があるのね?」

 

「はいそう言う可能性があるんです」

 

「そしてこちらの融合世界で異界事変が起きた場合、融合世界は崩壊を始めるでしょうね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「成程7人世界や幼馴染世界が崩壊せずに異界事変によって書き替えられるかも知れないのね」

 

「あくまでも可能性がると言うだけですけどね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

経験している改変

「安心して下さい皆さん」

 

「「だああああ」」

 

!!

 

「「「何だノイズが消滅していく」」」

 

「もしそうなれば、最悪の異界事変が発生するかも知れないんですよ」

 

「成程ねその上こちらの融合世界には未来人が存在するから、仮に異界事変が起きれば彼等の時代も影響を受ける可能性があるのね?」

 

「はいそう言う可能性があるんです」

 

「そしてこちらの融合世界で異界事変が起きた場合、融合世界は崩壊を始めるでしょうね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「成程7人世界や幼馴染世界が崩壊せずに異界事変によって書き替えられるかも知れないのね」

 

「あくまでも可能性がると言うだけですけどね」

 

「それに一部の改変なら既に経験済みですよ」

 

「「「「そう言えばそうだ」」」」

 

「ええんよのどかさんはお客様なんやし、お客様に手伝わせたら私が気にするからええんよ」

 

「でも・・・」

 

そしてのどかは先にはやての部屋で待つ事になった。

 

はやての自室・・・

 

「ラビリン用意は良い?」

 

「いつでもいいラビ」

 

「じゃあ行くよ。直哉君の依頼の実験開始するよ」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

のどかがキュアグレースに変身した時はやての部屋の本棚にある一冊の本が、不気味な動きを見せていた。

 

「「これはまさか本型のロストロギア?」」

 

「本型のロストロギアなら取集が目的かも知れないラビね」

 

「うんそうだね変身を解除したら本型のロストロギアも動かなくなったしね」

 

「これで直哉の心配事が、現実になるかも知れないラビね」

 

「うん、昔の幼馴染世界の海鳴市で起きた本型のロストロギアは、魔法のみを収集してたって教えてくれたけど、まさか私達の力まで取集対象だなんて・・・」

 

「これも融合世界に過去から来た2人の影響?」

 

「確かに報告は明確に敵が出て来てからの方が良いと思う」

 

「そうね幸いあとまわしの魔女達も動きも無さそうだし」

 

「でもそうすると何でもう1つのすこやか市は魔王の因子とゲネシスの改変を受けていなかったんだろう?」

 

「ああ、直哉達と守護者の皆が説明をしてた奴の件ね」

 

「うん不思議もう1つのすこやか市のようなパターンもあると言う事であおぞら市も期待される状況だったけど」

 

「見事に改変の影響を受けていたな」

 

「そうね」

 

「でもまだワイズマンの介入の件と言う可能性だってあるよ」

 

「そうだったわね。特殊遊撃部隊としてはワイズマンの介入でこの状況になっている方が良いと思ってるでしょうね」

 

「「「確かに」」」

 

暫く街を散策していると・・・

 

「出てこいゼッタイヤラネーダ」

 

そう言う声が聞こえたのでまなつ達が急いで行くとそこには・・・」

 

「皆行くよ」

 

「「「ええ」」・・・」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「今日も元気だ!」

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「「「「お母さん達がプリキュアにへんしんしたーー」」」」

 

「皆落ち着いてこれは多分魔王の因子とゲネシスの改変の影響よ」

 

「比較的大きな改変は海鳴市とあおぞら市の改変だと思います」

 

「「「「「確かに」」」」」

 

直哉の言葉に守護者達が納得する。

 

「それじゃ皆良いわね」

 

「「「「「はい」」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

チーム編成決定とそれぞれの行動1

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「今日も元気だ!」

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「「「「お母さん達がプリキュアにへんしんしたーー」」」」

 

「皆落ち着いてこれは多分魔王の因子とゲネシスの改変の影響よ」

 

「比較的大きな改変は海鳴市とあおぞら市の改変だと思います」

 

「「「「「確かに」」」」」

 

直哉の言葉に守護者達が納得する。

 

「それじゃ皆良いわね」

 

「「「「「はい」」」」」

「こちらの世界のイベントに対して動ける守護者がいた方が良いわね、それで直哉貴方が考えられる待機組の守護者は誰なの?」

 

「ああ、それは・・・光さんとのどかさんですね」

 

「「え、どうして」」

 

「その理由はノヴァですよ」

 

「2人共ノヴァが興味を持ってなおかつ2人の前に現れる事をみこして待機組にすべきとおもい過去の世界に行って貰うのは響さんとエステルさんと飛鳥ちゃんがバランスが良いと考えています」

 

「直哉私達全員貴方のチーム編成に賛成するわ」

 

「わかりました。それでは響さんと飛鳥ちゃんとエステルさんは今から管理者の神殿の方に向かって下さい。融合世界にいるよりはトワやレイの元にいた方が効率的に動けると思うので」

 

「「「了解」」」

 

「そして残りの皆さんは・・・」

 

突然亜種型メガビョーゲンは浄化され想定外事態に驚く。Ⅶ組のメンバーと帝国解放戦線の2人だった。

 

その後誘拐事件は無事救出を成功させたⅦ組のメンバーだったが、帝国解放戦線の幹部であるsとvを捕まえるくれて事は出来なかった。

 

「「「「「「「ありがとうございます。あの怪物を倒してくれて」」」」」」」

 

「気にしないで下さいあの敵メガビョーゲンは私達の力を使わなければ完全に倒す事は難しいので」

 

「「「メガビョーゲンですか?」」」

 

「はいこれ以上は伝える事は出来ませんが、頑張って下さいねトールズ士官学校Ⅶ組の皆さん」

 

「「「「「「「はい」」」」」」」」

 

キュアグレース達はⅦ組と別れ、キュアプリズム達がいる方に向かった。

 

「「「「初めまして私はキュアグレース」私はキュアフォンテーヌよ」私はキュアスパークルだよ」私はキュアアースです」

 

「「あ、私達はキュアスカイと」キュアプリズムです」

 

「そして私達は響さんと一緒に仕事をしている仲間だよ」

 

!!

 

「グレースさんお願いがあります。私達を響さん達に会わせて貰えませんか?」

 

「どういう事かな?」

 

「この時に現れたキュアスカイとキュアプリズムの2人に接触して貰います」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「大丈夫なの直哉君?」

 

響がそう言う。

 

「「「「初めまして私はキュアグレース」私はキュアフォンテーヌよ」私はキュアスパークルだよ」私はキュアアースです」

 

「「あ、私達はキュアスカイと」キュアプリズムです」

 

「そして私達は響さんと一緒に仕事をしている仲間だよ」

 

!!

 

「グレースさんお願いがあります。私達を響さん達に会わせて貰えませんか?」

 

「のどかさんあの時話をして見てどうでしたか?

 

直哉がのどかに聞く。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

チーム編成決定とそれぞれの行動2

「大丈夫なの直哉君?」

 

響がそう言う。

 

「「「「初めまして私はキュアグレース」私はキュアフォンテーヌよ」私はキュアスパークルだよ」私はキュアアースです」

 

「「あ、私達はキュアスカイと」キュアプリズムです」

 

「そして私達は響さんと一緒に仕事をしている仲間だよ」

 

!!

 

「グレースさんお願いがあります。私達を響さん達に会わせて貰えませんか?」

 

「のどかさんあの時話をして見てどうでしたか?

 

直哉がのどかに聞く。

 

「うん、あの2人は・・・自分の意思で動いてると感じたよ」

 

「やはりそうですか」

 

「お帰りましろさん。別に構いませんよ。ましろさん貴女が連れて来たあの子達が現れた事をこちらの方達に報告を受けていたので」

 

「え、お祖母ちゃん全部知ってるの?」

 

「ええ、だから気にしなくて良いわよ」

 

暫くして・・・

 

直哉と響はましろとソラと言う少女の話をヨヨと共に聞いていた。

 

「よく頑張ったわね。後赤ちゃん用品はキッチン周辺に置いてるから」

 

「いやいやお祖母ちゃんなんで家に赤ちゃん用品があるの?」

 

「何でってそんな理由より実際あって助かったでしょう?」

 

「それはそうだけど・・・」

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どうしてですか?」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

!!

 

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「でも・・・」

 

「ほとんど響さんに言われましたけど、ソラさん貴女は1人では無いんですよ。貴女にとってここは異世界ですが、貴女は今この家にいるんですか?」

 

「あ、それは・・・ましろさんに連れて来られて」

 

「僕もあの頃の空さんだと思いますが・・・」

 

「ただもう1人のましろさんに関しては・・・」

「「「「初めまして私はキュアグレース」私はキュアフォンテーヌよ」私はキュアスパークルだよ」私はキュアアースです」

 

「「あ、私達はキュアスカイと」キュアプリズムです」

 

「そして私達は響さんと一緒に仕事をしている仲間だよ」

 

!!

 

「グレースさんお願いがあります。私達を響さん達に会わせて貰えませんか?」

 

「どういう事かな?」

 

「スカイあの人達を助けよう」

 

「しかしエルちゃんや翼くんを探さないと」

 

「それも大事だけど今はランボーグみたいのを浄化しないと」

 

「そうですね」

 

「成程仲間と別れたと思ったらいつの間にかこちらの世界に来ていてメガビョーゲンと戦ったのね」

 

「はい」

 

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「でも・・・」

 

「ほとんど響さんに言われましたけど、ソラさん貴女は1人では無いんですよ。貴女にとってここは異世界ですが、貴女は今この家にいるんですか?」

 

「以前言われた事をまた言われる可能性があるよ」

 

「それは・・・」

 

「そうですねそれに響達と会えたとしてスカイ達は何がしたいのですか?」

 

アースがスカイ達に聞く。

 

「「それは消えた2人の仲間が心配だから探すのを手伝って欲しいんです」」

 

「成程・・・プリズムも本当にスカイと同じなの?」

 

「え、どういう意味ですか?」

 

プリズムがグレースに聞く。

 

「このやり取りでましろさんはヨヨさんから僕達の事を聞かされて警戒を強めているのかも」

 

「「「「「成程」」」」」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

それぞれの行動開始

「ほとんど響さんに言われましたけど、ソラさん貴女は1人では無いんですよ。貴女にとってここは異世界ですが、貴女は今この家にいるんですか?」

 

「以前言われた事をまた言われる可能性があるよ」

 

「それは・・・」

 

「そうですねそれに響達と会えたとしてスカイ達は何がしたいのですか?」

 

アースがスカイ達に聞く。

 

「「それは消えた2人の仲間が心配だから探すのを手伝って欲しいんです」」

 

「成程・・・プリズムも本当にスカイと同じなの?」

 

「え、どういう意味ですか?」

 

プリズムがグレースに聞く。

 

「このやり取りでましろさんはヨヨさんから僕達の事を聞かされて警戒を強めているのかも」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「別に特殊遊撃部隊を怪しむのは良いのですがそれをデボネアに利用されるのは避けたいですがね」

 

暫くして・・・

 

守護者達は行動を開始した。

 

「皆行きましたね」

 

「そうだね光ちゃん。直哉君これからどうするの?」

 

「そうですね」

 

「「グッ強い」」

 

「フフ、良いぞ新たなプリキュアもっと俺様にお前達の力を見せろ」

 

「何で私達の邪魔をするんですか?」

 

「あんお前達はヒーローガールなのだろう?」

 

「ヒーローとは悪と戦うのが使命なのだろう?ならば俺様と戦う事も使命の筈だ。何故ならこの融合世界における悪の組織の1つなのだからな」

 

「さあかかってこい新たなプリキュア」

 

そしてスカイとプリズムはグワイワルと戦い始めた。

 

「とりあえずお墓戦艦でこのタイミングまで戻り、その後・・・」

 

「「・・・そんな私達の力が通じないなんて」」

 

「ふむ不完全な状態ではこの程度かつまらん」

 

そう言いながらグワイワルは撤退した。

 

「ごめんなさいスカイ」

 

「グワイワル戦後に改めて話をして見て下さい」

 

「そうですねそれに響達と会えたとしてスカイ達は何がしたいのですか?」

 

アースがスカイ達に聞く。

 

「「それは消えた2人の仲間が心配だから探すのを手伝って欲しいんです」」

 

「成程・・・プリズムも本当にスカイと同じなの?」

 

「え、どういう意味ですか?」

 

プリズムがグレースに聞く。

 

「ごめんねそんな感覚を感じたから、もしかしたらプリズムは・・・」

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「あの時には既に響さんや私達や異世界の存在を知ってたんじゃない?」

 

「どうしてそう思うのです?」

 

「それは簡単だよ。スカイランドとソラシド市との行き来が私達の知る中で簡単でなおかつスカイランドの物がソラシド市で見つける事が出来るからね」

 

「そう言う事例が起きる事は少なくともソラシド市とスカイランド両方に詳しいヨヨさんのお孫さんでしょう」

 

「だったらヨヨさんに連絡をした方が安全じゃない?」

 

グレースがそう言う。

 

「そうする事でましろさん関連で変化が起きるかも知れないので」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

白銀とローラ1 白銀ローラと悩み相談をする前編




直哉達が今後の事を話している頃・・・

 

「あ、君はローラだったな」

 

「ええ、そうよそう言う貴方は白銀で、確か東京ミュウミュウ達の指揮官だったわね」

 

「ああ、俺達の世界はもう無いかも知れんが」

 

白銀が思い出す。

 

「ええ、そうだと思います。そして今回の改変のターゲットさんでなおかつ絆を作らせないようにしたのでしょう」

 

「その絆が恋愛感情と気がつかないまま改変されたために、青山さんの存在が消されたのでしょう」

 

「そんな私が青山君の存在を消したの?」

 

「それは違いますよいちごさん。あくまでいちごさんと青山さんの2人被害者なのですから」

 

「原因がわかったが直哉これからどうするんだ?」

 

白銀が直哉に聞く。

 

「ええ、当初は・・・」

 

「そうねでも直哉本当にどうするの?桃宮いちごが改変されたとわかった場合」

 

エステルが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・僕が一旦管理者の神殿に行き報告するのでその間皆さんは念の為に待機していてください」

 

「この予定でしたが、白銀さんと赤坂さんとミュウミュウの皆さん今からこの簡易ゲートで管理者の神殿に行きましょう」

 

「「「ええ――」」」

 

「何で皆で行く必要があるんです?」

 

れたすが直哉に聞く。

 

「良いですか皆さん。いくら改変をしようと通常なら登場人物その者を消すと言う事はミュウミュウ世界は本来あるべき流れから逸脱してしまうんです」

 

「「「ええ――」」」

 

「成程私達がこの世界にいる事が別のIF世界に私達が巻き込まれる可能性があるんですね?」

 

「はいそうです」

 

「ああ、ごめん嫌な事を思い出させたわね」

 

「いや気にするな。俺自身が忘れないようにしてるだけだしな」

 

「そうそれなら良いけど何か悩んでない?」

 

ローラが白銀に聞く。

 

「ああ、少しな俺達東京ミュウミュウは、特殊遊撃部隊といてほとんど前線に出ないがそれで良いのかと思ってな」

 

「成程ね・・・」

 

「皆さんお疲れ様でした。それにレンさんとアリオスさんご助力ありがとうございました」

 

「フフ、気にしなくて良いわよ。私も新たな世界から来た人間を見たかったし」

 

「私の方も気にしなくていい通商会議よりこちらを優先して欲しいとミシェルが言ったからな

 

レンとアリオスが直哉に向け言う。

 

「「「「はあ、はあ」」」」

 

「何とかキメラ魔獣を通常の魔獣に戻せましたね」

 

キュアアースが言う。

 

「ねえ白銀今回のあれやたら頑丈だっだけどどうして?」

 

「ああ、それは・・・ゼムリア大陸と言う異世界と霊的な力を増幅させるこの塔が何らかの影響が出たと推測している俺の中ではな」

 

「そうなの?」

 

「そうねそこのお兄さんが言ったのが正解かも知れないわね。ここに来る前に直哉からあいつの能力を聞いたけど本当にナノビョーゲンに似てるわよね」

 

「ああ、ここは上位三属性が働いているからな」

 

「つまりここにいた俺達の世界の敵を上位三属性とやらの力で強化されたと考えていいのか?」

 

白銀がレンに聞く。

 

「ええ、そう言う風に考えて良いと思うわ。少なくとも上位三属性が発現する時は必ず厄介な事が起きるから」

 

「そうなのか?」

 

「ああ、そう言う時の方が多い。さて直哉一旦出ないか?星見の塔から」

 

「あ、そうですねアリオスさん」

 

そして直哉達は星見の塔を出てクロスベル市の東通りにある宿泊施設に向かい、途中でアリオスとは遊撃手協会で別れていた。

 

「でも直哉達から聞いたわよミュウミュウの力なければクロスベルのイベントに悪影響が出たかも知れないとね」

 

「だからあまり気になくていいんじゃない?」

 

ローラがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

白銀とローラ1 白銀ローラと悩み相談をする中編

「そうねそこのお兄さんが言ったのが正解かも知れないわね。ここに来る前に直哉からあいつの能力を聞いたけど本当にナノビョーゲンに似てるわよね」

 

「ああ、ここは上位三属性が働いているからな」

 

「つまりここにいた俺達の世界の敵を上位三属性とやらの力で強化されたと考えていいのか?」

 

白銀がレンに聞く。

 

「ええ、そう言う風に考えて良いと思うわ。少なくとも上位三属性が発現する時は必ず厄介な事が起きるから」

 

「そうなのか?」

 

「ああ、そう言う時の方が多い。さて直哉一旦出ないか?星見の塔から」

 

「あ、そうですねアリオスさん」

 

そして直哉達は星見の塔を出てクロスベル市の東通りにある宿泊施設に向かい、途中でアリオスとは遊撃手協会で別れていた。

 

「でも直哉達から聞いたわよミュウミュウの力なければクロスベルのイベントに悪影響が出たかも知れないとね」

 

「だからあまり気になくていいんじゃない?」

 

ローラがそう言う。

 

「でも羨ましいよ現在でも世界があるのはな」

 

「白銀あんた・・・」

 

「そうだローラお前達と特殊遊撃部隊の出会いを聞かせてくれ」

 

「ええ――」

 

「何で私のフルネームを」

 

「すみませんね、僕の仕事で主要人物の身辺調査をしているので」

 

 

「「成る程、そう言う事ですか」

 

 

「そうです。お二人には申し訳ないですけど、雨宮さくらさんが助けてもらった人物の事も調べていくとこちらにもプリキュア伝説があると知ってね」

 

「まなつちゃんありがとう助けてくれて」

 

「いえ、私達もさくらさんに助けて貰いましたし」

 

「それで先ほどからにぎやかだった理由は何でしょうか?」

 

「あ、メガビョーゲンの事教えなさいよウサギ」

 

「嫌ラビ、他の2人に言うなら別だけどラビ」

 

「何ですってーー」

 

「「あはは、すみません皆さん」」

 

「成る程、そう言う事ですか、ローラさんどうしてメガビョーゲンの事知りたいんですか?」

 

「それはこの世界に出て来たからよ。メガビョーゲンが」

 

「成る程と言う事は、こういう言い方は悪いと思いますが、ローラさん貴女にとってまなつさんとさんごさんは何なんですか?」

 

「何よ急にメガビョーゲンの事とまなつ達の事関係ないでしょ」

 

「ええ、関係ないですよ。極端に言えばですが、人魚の世界ではそんなわがままを言っていて未来の女王になれるんですかね?」

 

!!

 

「そしてまなつさんとさんごさんは、貴女の部下なんですか?」

 

「まあ僕もこちらの世界をあまり知らないけど、ただ今の貴女が女王になったら行きたくない国ですね」

 

「これが私達の出会いよ」

 

「ローラお前どこまで世間知らずだったんだよ」

 

「仕方ないじゃん。私は人魚だし」

 

「でもプリキュアだろ?」

 

「そりゃ無理でしょカニ、プリキュアだけではゼンゼンヤラネーダからやる気も取り戻せないんだから」

 

「はは、そうかそうだったな。やれゼンゼンヤラネーダ」

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

「「「くっ」」」

 

「悔しいけどヌメリーの言う通りよ」

 

「「「「だけど私達も諦めない」」」」

 

「その意気よサマー皆」

 

「「「「その声はローラ?」」」」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「「「「「「ええ――」ローラがプリキュアになってる――」」」」何だとーー」

 

「これが初めてプリキュアになった時よ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

白銀とローラ1 白銀ローラと悩み相談をする後編

「はは、そうかそうだったな。やれゼンゼンヤラネーダ」

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

「「「くっ」」」

 

「悔しいけどヌメリーの言う通りよ」

 

「「「「だけど私達も諦めない」」」」

 

「その意気よサマー皆」

 

「「「「その声はローラ?」」」」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「「「「「「ええ――」ローラがプリキュアになってる――」」」」何だとーー」

 

「これが初めてプリキュアになった時よ」

 

「やっぱり羨ましいなお前達の世界は」

 

「そうでもないわよ。あくまでも私からしたらね」

 

ローラがそう言う。

 

「そうなのか?」

 

「そうよだって・・・」

「これから言う事は完全に余計なお世話と思われるでしょうが、せめて桃宮さんの両親に貴方が、このカフェで桃宮さんがバイトをする事になった理由を話した方が良いと思いますよ。ミュウミュウだからバイトをさせているではなくね」

 

「確かにな娘が勝手にバイトを無断でしていると思われるのは、気分が悪いな」

 

「それにミュウミュウの活動が昼だけとは限らないのでしょう?」

 

「そうだが・・・」

 

「せめてその辺を白銀さんがカバーすればこれから合流する人達の環境を整えると、良いバイト先と思われると思いますよ」

 

「本当に余計なお世話ですわ。大体貴方は何者ですか」

 

「ミント」

 

「やめろミント」

 

「僕が何者かを聞いているんですね、良いですよすみませんがそちらにビデオ類ありますか?」

 

「ああ、用意する」

 

暫くして・・・

 

そして直哉は、映像を再生した。

 

「時代的にはのどか達やまなつ達の世界が近いわね」

 

「主な拠点は東京みたいだから時代が違えば帝国華撃団とかいてもおかしくないわね」

 

「成程東京からレイアースみたいな事はありそうですか?」

 

「それは無さそうよ飛鳥」

 

「だって、動物の力を何かに使おうとしてたからね」

 

「動物の力を」

 

「ええ、何かに備えようとしている感じだったわ」

 

「それじゃあまだ具体的にはわからないんですね」

 

「具体的にわからなくとも、今までに遭遇した事のない世界よ」

 

「確かにそうですね。過去の世界でも魔法や呪力の力は遭遇したけど、動物の力を使って戦う者達と遭遇した事はないですね」

 

映像終了・・・

 

!!

 

「「馬鹿な」」

 

「そんな信じられませんわ」

 

「わあ、異世界は本当にあったんだ」

 

「いちご何でそんな事言うんですの」

 

「何でって直哉さんはいい人だよミント」

 

「異世界の人間なんて信用できませんわ」

 

「信じたくなければ、別に信じなくても良いですよ」

 

「だって直哉がここまで心配してくれるなんて珍しいわ」

 

「自分がこの世界に来た時に初めて出会った住人だからですよ」

 

「一応今まで有害な世界と判断をされた事はありませんが、自分達の規則なので」

 

「そうなんだ」

 

「はい、ですので桃宮さんには少し酷い役割をやって貰う事になりますが」

 

「おい、その判断はいつするんだ?」

 

「少なくとも自分が戻って報告してからだと思いますが・・・既に決めているかも知れませんね」

 

「そうか・・・」

 

「なら教えてくれお前はどこから来たんだ?」

 

「それは・・・融合世界ですよ」

 

「「「「融合世界?」」」」

 

「そうです。融合世界に関してはこちらの映像を見て下さい」

 

そう言って直哉は映像再生した。

 

「確かに初対面でここまでいう事はしないだろうな」

 

「でしょう」

 

「だから私は貴女達が羨ましいわよ」

 

「そうか・・・」

 

「でもこれからはどう動くつもりなのだろうか?」

 

「それについては何も聞いてないわね」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第52章 第1部 その頃の協力者編
白銀とローラ2


「少なくとも自分が戻って報告してからだと思いますが・・・既に決めているかも知れませんね」

 

「そうか・・・」

 

「なら教えてくれお前はどこから来たんだ?」

 

「それは・・・融合世界ですよ」

 

「「「「融合世界?」」」」

 

「そうです。融合世界に関してはこちらの映像を見て下さい」

 

そう言って直哉は映像再生した。

 

「確かに初対面でここまでいう事はしないだろうな」

 

「でしょう」

 

「だから私は貴女達が羨ましいわよ」

 

「そうか・・・」

 

「でもこれからはどう動くつもりなのだろうか?」

 

「それについては何も聞いてないわね」

 

「今回は特殊遊撃部隊が動かなくても動かざるえない状況を作られたからね」

 

「良いのか俺達にナノビョーゲンと言うアイテムを渡しても?」

 

「ああ、構わないただナノビョーゲンを倒すことが出来る連中がいたら私の事を秘密にしてくれるだけでそれでいい」

 

「そんなのでいいのか?」

 

「ああ、十分だcさて私は行くとしようせいぜい鉄血宰相を倒して欲しいものだ」

 

「任せてくれアルバ教授」

 

「しかし不気味な教授でしたねc」

 

「ああ、それは・・・事実だがナノビョーゲンと言うアイテムをゲット出来たから良いとしよう」

 

「準備を始めようvとs」

 

「「おう」はい」

 

「確かにな」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

「「「「「「くっ強い」」」」」」

 

「スカイあの人達を助けよう」

 

「しかしエルちゃんや翼くんを探さないと」

 

「それも大事だけど今はランボーグみたいのを浄化しないと」

 

「そうですね」

 

そう言って2人はⅦ組の援護を始めた。

 

「おお、こいつはすげえ」

 

「はしゃぐんじゃないよv恥ずかしいから」

 

「そりゃ無理だぜ。cから預かったあれ一体でこのままいけばGの無念を晴らせるかもなんだからな」

 

「それはそうだけど・・・何か嫌な感じがするのよ」

 

「あいつらも驚いていたな」

 

「そうねそして私達には衝撃だったわ」

 

「嫌な予感だと」

 

「そうよ」

 

「メガ・・・ビョーゲン」

 

「「「「「「「「「えっ何が起きた?」」」」」」」」」

 

その時亜種型メガビョーゲンにダメージを与えた2人の少女がⅦ組の前に現れた。

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン

 

「やっぱりランボーグとは違う」

 

プリズムがそう言う。

 

「大丈夫ですか?皆さん」

 

「ああ、助かったよ君達は一体誰なんだ?」

 

「私はキュアスカイです」

 

「私はキュアプリズムです」

 

「リィン挨拶は後だ」

 

「ああ、マキアス」

 

「あの私も手伝います」

 

「そうだね私達がランボーグみたいのを相手すればお兄さん達は別の相手を出来るからね」

 

「やっぱり知らないプリキュアは怖いのか?」

 

「そうじゃないわのどか達やゆい達は問題はないのよ。ただあの子達は・・・」

 

「ならヨヨさん貴女が僕達をここに来るように仕向けたのではないんですね?」

 

「ええ、違うわよ」

 

「でも貴方達がここに来たのは必然よ」

 

「それはどういう意味ですか?」

 

「地球のお医者さん、南国、食事のプリキュア達が貴方と共にいるから連れて来られたんだと思うの」

 

「ヨヨさんは僕達がここに来たのは3組のプリキュア達がいるからと言いたいのですね」

 

「そうよ」

 

「そうですか、ヨヨさん貴女の言葉を信じるとすれば少なくともこの世界は地球のお医者さんのプリキュアそして南国のプリキュアと食事のプリキュアと直接関りがなくてもそう言うものが働く世界と思っていいんですね」

 

「そうよ、私が貴方達の存在を知ったのはその力の一部で知ったの」

 

「そして貴方の記憶にリンクして見せて貰ったの」

 

「あのおばあさんがデボネアに利用されている可能性もあるからよ」

 

「成程な」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

白銀とローラ3 ローラの不安前編

「ならヨヨさん貴女が僕達をここに来るように仕向けたのではないんですね?」

 

「ええ、違うわよ」

 

「でも貴方達がここに来たのは必然よ」

 

「それはどういう意味ですか?」

 

「地球のお医者さん、南国、食事のプリキュア達が貴方と共にいるから連れて来られたんだと思うの」

 

「ヨヨさんは僕達がここに来たのは3組のプリキュア達がいるからと言いたいのですね」

 

「そうよ」

 

「そうですか、ヨヨさん貴女の言葉を信じるとすれば少なくともこの世界は地球のお医者さんのプリキュアそして南国のプリキュアと食事のプリキュアと直接関りがなくてもそう言うものが働く世界と思っていいんですね」

 

「そうよ、私が貴方達の存在を知ったのはその力の一部で知ったの」

 

「そして貴方の記憶にリンクして見せて貰ったの」

 

「あのおばあさんがデボネアに利用されている可能性もあるからよ」

 

「成程な」

 

「そう言う面での心配か?」

 

「ええ、後は世界は違えど同じプリキュアとして危ないのよねあの2人」

 

「そうなのか?」

 

白銀がローラに聞く。

 

「いやいやお祖母ちゃんなんで家に赤ちゃん用品があるの?」

 

「何でってそんな理由より実際あって助かったでしょう?」

 

「それはそうだけど・・・」

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どうしてですか?」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

!!

 

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「でも・・・」

 

「ほとんど響さんに言われましたけど、ソラさん貴女は1人では無いんですよ。貴女にとってここは異世界ですが、貴女は今この家にいるんですか?」

 

「あ、それは・・・ましろさんに連れて来られて」

 

「そうですね。普通なら・・・」

 

「私の名前はソラと言います」

 

「あ、私の名前はましろだよよろしくね」

 

2人の少女は互いに自己紹介をしたが、内心ではそれどころではなかった」

 

「何なんですかこの世界は・・・」

 

「ありえないよ空から女の子と赤ちゃんが降って来るなんて・・・」

 

「この会話後に自分の家に連れて来る事はしないですよ」

 

「確かに」

 

「ですので、響さんが言ったように」

 

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

!!

 

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「少なくとも赤ちゃんを狙う敵がいなくなるまでは、本来の世界に戻るのは危険と思いますよ」

 

「カバ型の敵はソラさん達の世界からヨヨさん達の世界にまで現れていますからね」

 

「そうね、敵の目的が赤ちゃん自身が目的なのかそれ以外が目的なのかそれもわからないのなら敵が赤ちゃんを狙う理由がわかれば帰還させた方が良いかこちら側にいた方が良いかがわかるんじゃない?」

 

「そうですね」

 

「以前こう言ってたのよ」

 

「確かに危険だな彼女が異世界に来た経緯を考えると」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

白銀とローラ3 ローラの不安後編

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「少なくとも赤ちゃんを狙う敵がいなくなるまでは、本来の世界に戻るのは危険と思いますよ」

 

「カバ型の敵はソラさん達の世界からヨヨさん達の世界にまで現れていますからね」

 

「そうね、敵の目的が赤ちゃん自身が目的なのかそれ以外が目的なのかそれもわからないのなら敵が赤ちゃんを狙う理由がわかれば帰還させた方が良いかこちら側にいた方が良いかがわかるんじゃない?」

 

「そうですね」

 

「以前こう言ってたのよ」

 

「確かに危険だな彼女が異世界に来た経緯を考えると」

 

「そうなのよそんな彼女達が・・・」

 

「メガ・・・ビョーゲン」

 

「「「「「「「「「えっ何が起きた?」」」」」」」」」

 

その時亜種型メガビョーゲンにダメージを与えた2人の少女がⅦ組の前に現れた。

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン

 

「やっぱりランボーグとは違う」

 

プリズムがそう言う。

 

「大丈夫ですか?皆さん」

 

「ああ、助かったよ君達は一体誰なんだ?」

 

「私はキュアスカイです」

 

「私はキュアプリズムです」

 

「リィン挨拶は後だ」

 

「ああ、マキアス」

 

「あの私も手伝います」

 

「そうだね私達がランボーグみたいのを相手すればお兄さん達は別の相手を出来るからね」

 

「そうです」

 

「良いのかい君達?」

 

「「はい」」

 

「それじゃあ頼むよ」

 

リィンがそう言い、プリズム達と別れようとした時事態は急変したのだった。

 

「ゼムリアに来たのよ突然」

 

「確かにそこだけを見ると誰かの意思で彼女達がやって来たとも見えるな」

 

「でしょう」

 

「だがその後・・・」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

突然亜種型メガビョーゲンは浄化され想定外事態に驚く。Ⅶ組のメンバーと帝国解放戦線の2人だった。

 

「あのランボーグみたいのを浄化したと言う事はこれもプリキュアの力?」

 

「恐らくそうだと思います。プリズム」

 

「でもここ異世界だよスカイ」

 

「キュアグレース達が彼女達と話をしているんだろ?」

 

「それはそうだけど・・・」

「「「「初めまして私はキュアグレース」私はキュアフォンテーヌよ」私はキュアスパークルだよ」私はキュアアースです」

 

「「あ、私達はキュアスカイと」キュアプリズムです」

 

「そして私達は響さんと一緒に仕事をしている仲間だよ」

 

!!

 

「グレースさんお願いがあります。私達を響さん達に会わせて貰えませんか?」

 

「どういう事かな?」

 

「以前言われた事をまた言われる可能性があるよ」

 

「それは・・・」

 

「そうですねそれに響達と会えたとしてスカイ達は何がしたいのですか?」

 

アースがスカイ達に聞く。

 

「「それは消えた2人の仲間が心配だから探すのを手伝って欲しいんです」」

 

「成程・・・プリズムも本当にスカイと同じなの?」

 

「え、どういう意味ですか?」

 

プリズムがグレースに聞く。

 

「ごめんねそんな感覚を感じたから、もしかしたらプリズムは・・・」

 

「あの時には既に響さんや私達や異世界の存在を知ってたんじゃない?」

 

「どうしてそう思うのです?」

 

「それは簡単だよ。スカイランドとソラシド市との行き来が私達の知る中で簡単でなおかつスカイランドの物がソラシド市で見つける事が出来るからね」

 

「そう言う事例が起きる事は少なくともソラシド市とスカイランド両方に詳しいヨヨさんのお孫さんでしょう」

 

「だったらヨヨさんに連絡をした方が安全じゃない?」

 

グレースがそう言う。

 

「そう言う話をしてたんだろ?だったら大丈夫じゃないのか?」

 

「そうだと良いけど」

 

その頃ゆい達とまなつ達は・・・

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

食と南国前編

「あ、ゆいちゃん見つけたよ」

 

「あ、まなつちゃんすこやか市にいるのに観光してなかったの?」

 

「うんゆいちゃん達は観光するの?」

 

「うんマリちゃんを入れての5人でね」

 

「そうなんだ。あ、私達も一緒に行って良い?」

 

「うん良いよ」

 

そしてゆい達とまなつ達はすこやか市での観光を始めたのだった。

 

暫くして・・・

 

「そう言えばゆいちゃん達は2年生なの?」

 

「「「そうだよまなつちゃん」」」

 

「じゃああまねさんは?」

 

「私か?私は3年生だぞ」

 

「そうだったんですね、じゃああすか先輩とみのりん先輩と同じですね」

 

「ねえまなつちゃん貴女が特殊遊撃部隊と関わった時の事を教えてくれないかしら」

 

ローズマリーがまなつに聞く。

 

「良いですよ」

 

そしてまなつが話し出す。

 

「あ、気づきました?お姉さん」

 

「あ、貴女が私を助けてくれたの?」

 

「はいですけどお姉さんの隣にいた2人の女の子たちがヤラネー・・・怪物にやられた後消えたんです」

 

「・・・成る程飛鳥ちゃんと薫ちゃんは転移したようね」

 

「消えた女の子達大丈夫かな」

 

「大丈夫だよきっと、私は雨宮さくらていうの貴女の名前は?」

 

「あ、私は夏海まなつです」

 

「そして私がローラよ」

 

!!

 

「人魚ここには人魚がいるのね」

 

「ローラまた出てきてさくらさんが驚くから」

 

「まなつさくらって人驚いてないわよ」

 

「ええーーさくらさんローラ見て驚いてないんですか?」

 

「ううん、ちゃんと驚いてるよまなつちゃん」

 

「聞いてみるかな?ねえまなつちゃんてプリキュア?」

 

!!

 

「「どうしてプリキュアの事を知ってるの?」」

 

「うわあこの反応恐らくここは、プリキュアの世界のようね。今はまなつちゃんだけのようねプリキュアになれるのは」

 

「とにかく誠兄さんや初穂達達を探さないと、そして私達をこの世界に連れて来た奴も探さないと」

 

「ねえ、さくら聞いてるの?」

 

「うわあローラちゃん急に声をかけないでよ」

 

「さくらが私の質問を無視するからよ」

 

「これが私とローラが特殊遊撃部隊との出会いだったんだ」

 

「あれ、直哉さんとのどかさん達は?」

 

ゆいがまなつに聞く。

 

「ああ、それは・・・特殊遊撃部隊の数人が事故によって私達の世界に来てねその影響で遅れて直哉さん達も来たんだよ」

 

「貴女は将来女王になる為にまなつさんとさんごさんのいる陸に来たのですよね?」

 

「直哉っちかなり怒ってるね」

 

「ええ、仕方ないわね。恐らく人魚の考え方が上から命令をしているのと、自分は悪いと思ってないと言うのが態度で出てるし」

 

「だから直哉君も人魚と言う部分も考慮してまだ穏便な言葉を使ってるけど・・・」

 

「そうよ、それが悪いわけ?そしてまなつやさんごもプリキュアになったんだから私に協力するのが、当たり前でしょ」

 

!!

 

「ラビリンローラのような人は絶対女王になってほしくないラビ」

 

「国の人が可哀想ペン」

 

「だなおいらも、そんな楽しくない国は嫌だニャン」

 

「・・・何よ、あんた達には関係ないじゃない」

 

「関係なくないよ。ローラ」

 

「ヒーリングアニマルさん達は、教えてくれてるだよ。ローラが変わらないとそう言う女王になるって何でわからないの?」

 

「まなつ・・・」

 

「確かに私も、自分の事を優先したりするけど、自分の事ばっかり言い過ぎるとみんなが、ローラから離れちゃうよ。それって私は寂しいよ」

 

「まなつ・・・じゃあどうしたらいいのよ?」

 

「ローラローラが、こっちにいる間は人間として生活してると思ってしてみたら」

 

「なっそんな事出来るわけないでしょ」

 

「どうして?した事もないのに何で言えるの?」

 

「それは・・・」

 

「そこだよなローラが悪いのは、変にプライドを持ってるからか?」

 

「直哉さんと初めて会った時ローラ直哉さんに怒られてたしね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

まなつの言葉にゆい達が驚いていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第52章 第2部 新たなプリキュア関連と事情説明編
食と南国中編


「まなつ・・・じゃあどうしたらいいのよ?」

 

「ローラローラが、こっちにいる間は人間として生活してると思ってしてみたら」

 

「なっそんな事出来るわけないでしょ」

 

「どうして?した事もないのに何で言えるの?」

 

「それは・・・」

 

「そこだよなローラが悪いのは、変にプライドを持ってるからか?」

 

「直哉さんと初めて会った時ローラ直哉さんに怒られてたしね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

まなつの言葉にゆい達が驚いていた。

 

「成程貴女達も似た騒動があったのね」

 

ローズマリーがそう言う。

 

「え、それはどういう意味です?」

 

まなつがローズマリーに聞く。

 

「あまね貴女がジェントルー時代にナノビョーゲンを使った事自体世界のバランスを乱す行為行為なのよ」

 

「本来すこやか市にはレシピッピは存在していなかったのにあれ以降レシピッピが存在するようになったのよ」

 

「ええ――別にいいじゃんいい事じゃん」

 

「すこやか市にとっては迷惑な事よ」

 

「別に私達には関係ないもん知らない街については」

 

「らん言い過ぎよ」

 

そうだジェントルー時代の私が原因だがその言い方は駄目だ」

 

「だって私達が悪いわけじゃないのに怒られなきゃいけないの」

 

らんが不満を漏らす。

 

「らんさんにとっては悪気が無くともすこやか市にレシピッピが生まれた以上は食のプリキュア達の役目を放棄したと見られますし」

 

「「成程」」

 

「本来なららんさんの考えは否定されない筈ですが・・・」

 

「融合世界と言う世界に関わったから否定されてしまう」

 

「そうです。それに加え17番目のプリキュア世界がどうして融合世界と関わったのかそこも不明なので」

 

「あ、そっかまなつちゃん達の場合はちゃんとした介入理由があったし原作世界のキュアグレース達の場合は・・・」

 

「「ちょっもう1人の私達直哉さんに向けてそんな事言ったの?」」

 

らんとここねがそう言う。

 

「ああ」

 

「「「え、貴方は誰?」」」

 

「僕は今都合上本名は教えられないんだけど皆からは特殊遊撃部隊の司令と呼ばれたりしているよ」

 

「「「ええ――貴方が特殊遊撃部隊の司令官さん」

 

「え、直哉さんだよねあれ?」

 

「うん多分年齢を変えておじさんになってるんだと思う」

 

「ああ、そうだろうなそして名前を教えていないから何か考えがあるんだろうな」

 

まなつとみのりとあすかがそう言う。

 

「それで皆さんはここでも揉めてたんですね」

 

「「すみません」」

 

「らん達悪くないもん」

 

「ええ、皆さんは悪くありませんが貴女達が特殊遊撃部隊の仕事をした瞬間から貴女達が大切にしている家族の記憶が消えますけど良いんですね?」

 

「「「なっそんな」」」

 

「そのリスクを貴女達が背負えますか?」

 

「じゃあ私達が手伝えば家族は私達を忘れるんですか?」

 

「そう言う事です。世界のバランスを保つ為です」

 

「特殊遊撃部隊は、異邦人の集まりですのでね、今回の調査にしても貴女達との背lt食は予定のないイレギュラーだったんですよ」

 

「じゃあゆいちゃんはゆいちゃんはよくて私達は駄目なの?」

 

「ああ、それは・・・ゆいさんの場合は自分の上司が許可を出したので」

 

「そう言う理由で手伝う事になったので、オイシーナタウンに戻るまで手伝って貰いオイシーナタウンに戻る時には、ゆいさんには記憶の封印をしたのですが、すでに解けたようですね」

 

「まあ、ゆいさんの件はお互いの了解を元にした事ですが貴女達3人の場合は違いますよね?」

 

「「「それは・・・」」」

 

「先程も言いましたが、今の生活を捨てる事が出来るのなら特殊遊撃部隊の仕事を手伝って構いませんよ」

 

「そして直哉さんはこう言い私達に選択をさせたの」

 

「「「「ええーー」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

食と南国後編

「じゃあ私達が手伝えば家族は私達を忘れるんですか?」

 

「そう言う事です。世界のバランスを保つ為です」

 

「特殊遊撃部隊は、異邦人の集まりですのでね、今回の調査にしても貴女達との背lt食は予定のないイレギュラーだったんですよ」

 

「じゃあゆいちゃんはゆいちゃんはよくて私達は駄目なの?」

 

「ああ、それは・・・ゆいさんの場合は自分の上司が許可を出したので」

 

「そう言う理由で手伝う事になったので、オイシーナタウンに戻るまで手伝って貰いオイシーナタウンに戻る時には、ゆいさんには記憶の封印をしたのですが、すでに解けたようですね」

 

「まあ、ゆいさんの件はお互いの了解を元にした事ですが貴女達3人の場合は違いますよね?」

 

「「「それは・・・」」」

 

「先程も言いましたが、今の生活を捨てる事が出来るのなら特殊遊撃部隊の仕事を手伝って構いませんよ」

 

「そして直哉さんはこう言い私達に選択をさせたの」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「そしてもう1人のここね達の答えが・・・」

 

「「「すみません今の生活を捨てる事は来ません」」」

 

「そうでしょうね皆さんならそう答えると思ってましたよ」

 

「「「え」」」

 

「とりあえず今の生活を捨てる事を選べなかったので3人にはすみませんが邪魔はしないで貰えますね」

 

「「「はい」」」

 

「まもなくゆいさんとローズマリーさんがこちらに来るので、それまでゆっくりしてて下さいね」

 

「他の人達に伝えますが、特殊遊撃部隊は次の目的地にもうすぐ出発するので準備をしておいてくださいね」

 

直哉がその場にいる全員に伝える。

 

「それでは自分は行きますね」

 

「この答えでもう1人のここね達とは協力者にはならなかったのよ」

 

「「「「「そうだったんだ」」」」」

 

「え、らんさん達は知らなかったんですか?」

 

まなつがらん達に聞く。

 

「「うん」」

 

「私が伝えなかったのよ。何故ならここにいるここねとらんとは違うここねとらんだから」

 

「成程そう言う理由だったんですね」

 

「でもまなつちゃん達の世界に人魚の世界があるのは驚いたわ」

 

「ああ、グランオーシャンの事?」

 

「それそれ」

 

「クッキングダムとは違い同じ世界にあるんだよね?」

 

「そうだよ。私達もまだ行った事無いんだよね」

 

「「「「どうして」」」」

 

「ああ、それは・・・」

 

「でもまだワイズマンの介入の件と言う可能性だってあるよ」

 

「そうだったわね。特殊遊撃部隊としてはワイズマンの介入でこの状況になっている方が良いと思ってるでしょうね」

 

「「「確かに」」」

 

暫く街を散策していると・・・

 

「出てこいゼッタイヤラネーダ」

 

そう言う声が聞こえたのでまなつ達が急いで行くとそこには・・・」

 

「皆行くよ」

 

「「「ええ」」・・・」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「今日も元気だ!」

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「「「「お母さん達がプリキュアにへんしんしたーー」」」」

 

「皆落ち着いてこれは多分魔王の因子とゲネシスの改変の影響よ」

 

ローラがそう言う。

 

「私達の世界では今私達はプリキュアになれないんだ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

変身出来ない理由

「皆落ち着いてこれは多分魔王の因子とゲネシスの改変の影響よ」

 

ローラがそう言う。

 

「私達の世界では今私達はプリキュアになれないんだ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「私達が変身出来ないのは融合世界と友好世界で大きな歴史の改変のせいと言ってた」

 

「「歴史の改変」」

 

「うんさっきも言ったけど・・・」

 

「でもまだワイズマンの介入の件と言う可能性だってあるよ」

 

「そうだったわね。特殊遊撃部隊としてはワイズマンの介入でこの状況になっている方が良いと思ってるでしょうね」

 

「「「確かに」」」

 

暫く街を散策していると・・・

 

「出てこいゼッタイヤラネーダ」

 

そう言う声が聞こえたのでまなつ達が急いで行くとそこには・・・」

 

「皆行くよ」

 

「「「ええ」」・・・」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「今日も元気だ!」

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「「「「お母さん達がプリキュアにへんしんしたーー」」」」

 

「皆落ち着いてこれは多分魔王の因子とゲネシスの改変の影響よ」

 

ローラがそう言う。

 

「歴史の改変により本来の立場を自分の親に取られた形になっているから・・・」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「今戻ると物凄く面倒なことになるのね」

 

「うんただでさえプリキュア関連では・・・」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

突然亜種型メガビョーゲンは浄化され想定外事態に驚く。Ⅶ組のメンバーと帝国解放戦線の2人だった。

 

その後誘拐事件は無事救出を成功させたⅦ組のメンバーだったが、帝国解放戦線の幹部であるsとvを捕まえるくれて事は出来なかった。

 

「「「「「「「ありがとうございます。あの怪物を倒してくれて」」」」」」」

 

「気にしないで下さいあの敵メガビョーゲンは私達の力を使わなければ完全に倒す事は難しいので」

 

「「「メガビョーゲンですか?」」」

 

「はいこれ以上は伝える事は出来ませんが、頑張って下さいねトールズ士官学校Ⅶ組の皆さん」

 

「「「「「「「はい」」」」」」」」

 

キュアグレース達はⅦ組と別れ、キュアプリズム達がいる方に向かった。

 

「「「「初めまして私はキュアグレース」私はキュアフォンテーヌよ」私はキュアスパークルだよ」私はキュアアースです」

 

「「あ、私達はキュアスカイと」キュアプリズムです」

 

「そして私達は響さんと一緒に仕事をしている仲間だよ」

 

!!

 

「グレースさんお願いがあります。私達を響さん達に会わせて貰えませんか?」

 

「どういう事かな?」

 

「新たなプリキュアがゼムリア大陸に現れたりしてますし」

 

「確かにそうね」

 

「でもどうして直哉さんは今回出たプリキュアを警戒するんだろ?」

 

ゆいがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ゆい達の疑問1

「「「「初めまして私はキュアグレース」私はキュアフォンテーヌよ」私はキュアスパークルだよ」私はキュアアースです」

 

「「あ、私達はキュアスカイと」キュアプリズムです」

 

「そして私達は響さんと一緒に仕事をしている仲間だよ」

 

!!

 

「グレースさんお願いがあります。私達を響さん達に会わせて貰えませんか?」

 

「どういう事かな?」

 

「新たなプリキュアがゼムリア大陸に現れたりしてますし」

 

「確かにそうね」

 

「でもどうして直哉さんは今回出たプリキュアを警戒するんだろ?」

 

ゆいがそう言う。

 

「ああ、それは・・・私が直哉に聞いたわ」

 

「本当マリちゃん?」

 

「ええ」

「私達を呼ぶなんてどうしたの?」

 

「ああ、それは・・・皆さんに確認して欲しい事がありまして・・・」

 

「「「確認を?」」」

 

「そうですこれを見て下さい」

 

「え、謎の次元嵐が大量に発生し融合世界内部の世界及び友好世界に帰還が出来ない?」

 

「何やら意図的な物を感じますが・・・響さんとエステルさん。次元嵐を超えれそうな場所はありますか」

 

「ええ、あるわねただ・・・その世界は無調査なのよ。今回初めて見つけた世界だから」

 

「成程」

 

「つまり僕達はその世界に行かせたい何者かの意思が介入してるのか、はたまた偶然その世界への入り口が開いたのかどちらですかね?」

 

!!

 

「まさかあの世界は私達のオイシーナタウンが存在する世界よ間違いないわ」

 

「そうですかやはり響さんの予想通りでしたね」

 

「「直哉さん私達の世界に行って下さいお願いします」」

 

「ゆいさんとあまねさん心配しないで下さい。現状お墓戦艦は融合世界に帰還できない状況なので今この状況で行ける世界はゆいさんとあまねさんの記憶があるオイシーナタウンが存在する世界にしか行けないので」

 

「「「成程」」」

 

「つまり行くしかないのね私達の世界に」

 

「そうです。ただ問題としてあまねさんの存在です」

 

「私が?・・・」

 

「はい」

 

「あの時に融合世界がゆいさん達の力を持つエナジー妖精とパートナーとなる人物を見つけたが融合世界に転移をさせれなかったんでしょうね」

 

「どうして?」

 

ゆいが直哉に聞く。

 

「それは僕と僕の上司達がゆいさんの世界を知らないからですよ」

 

「「ああ、成程」」

 

ゆいとローズマリーは直哉の説明に納得する。

 

「以前私達の世界をデボネアに利用されるかもしれないと言う話があったの覚えてるかしら?」

 

「「「「「あ、あったね」」」」」

 

「で結局私達の世界をデボネアは利用しなかったけど、もう1つの世界では・・・」

 

「ならヨヨさん貴女が僕達をここに来るように仕向けたのではないんですね?」

 

「ええ、違うわよ」

 

「でも貴方達がここに来たのは必然よ」

 

「それはどういう意味ですか?」

 

「地球のお医者さん、南国、食事のプリキュア達が貴方と共にいるから連れて来られたんだと思うの」

 

「ヨヨさんは僕達がここに来たのは3組のプリキュア達がいるからと言いたいのですね」

 

「そうよ」

 

「そうですか、ヨヨさん貴女の言葉を信じるとすれば少なくともこの世界は地球のお医者さんのプリキュアそして南国のプリキュアと食事のプリキュアと直接関りがなくてもそう言うものが働く世界と思っていいんですね」

 

「そうよ、私が貴方達の存在を知ったのはその力の一部で知ったの」

 

「そして貴方の記憶にリンクして見せて貰ったの」

 

「直哉達はそう言われ、この世界はデボネアが干渉していると考えているみたいね」

 

「「「「「成程」」」」」



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ゆい達の疑問2

「ならヨヨさん貴女が僕達をここに来るように仕向けたのではないんですね?」

 

「ええ、違うわよ」

 

「でも貴方達がここに来たのは必然よ」

 

「それはどういう意味ですか?」

 

「地球のお医者さん、南国、食事のプリキュア達が貴方と共にいるから連れて来られたんだと思うの」

 

「ヨヨさんは僕達がここに来たのは3組のプリキュア達がいるからと言いたいのですね」

 

「そうよ」

 

「そうですか、ヨヨさん貴女の言葉を信じるとすれば少なくともこの世界は地球のお医者さんのプリキュアそして南国のプリキュアと食事のプリキュアと直接関りがなくてもそう言うものが働く世界と思っていいんですね」

 

「そうよ、私が貴方達の存在を知ったのはその力の一部で知ったの」

 

「そして貴方の記憶にリンクして見せて貰ったの」

 

「直哉達はそう言われ、この世界はデボネアが干渉していると考えているみたいね」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「確かに直哉さんなら違和感を感じるだろうな」

 

「地球のお医者さん、南国、食事のプリキュア達が貴方と共にいるから連れて来られたんだと思うの」

 

「ヨヨさんは僕達がここに来たのは3組のプリキュア達がいるからと言いたいのですね」

 

「そうよ」

 

「そうですか、ヨヨさん貴女の言葉を信じるとすれば少なくともこの世界は地球のお医者さんのプリキュアそして南国のプリキュアと食事のプリキュアと直接関りがなくてもそう言うものが働く世界と思っていいんですね」

 

「少なくとも私でも面識のない人物にそんな事言われたら警戒するな」

 

「「「「確かに」」」」

 

「そして直哉がそう考えるもう1つの理由が・・・」

「よく頑張ったわね。後赤ちゃん用品はキッチン周辺に置いてるから」

 

「いやいやお祖母ちゃんなんで家に赤ちゃん用品があるの?」

 

「何でってそんな理由より実際あって助かったでしょう?」

 

「それはそうだけど・・・」

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どうしてですか?」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

!!

 

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「でも・・・」

 

「ほとんど響さんに言われましたけど、ソラさん貴女は1人では無いんですよ。貴女にとってここは異世界ですが、貴女は今この家にいるんですか?」

 

「あ、それは・・・ましろさんに連れて来られて」

 

「そうですね。普通なら・・・」

 

「私の名前はソラと言います」

 

「あ、私の名前はましろだよよろしくね」

 

2人の少女は互いに自己紹介をしたが、内心ではそれどころではなかった」

 

「何なんですかこの世界は・・・」

 

「ありえないよ空から女の子と赤ちゃんが降って来るなんて・・・」

 

「この会話後に自分の家に連れて来る事はしないですよ」

 

「このおばあさんは異世界等の異変に慣れ過ぎているからとも言ってたわ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第52章 第3部 事情説明を受けての行動編
直哉からの正式発表


「皆さんお待たせしました。特殊遊撃部隊の今後についてですが・・・」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

突然亜種型メガビョーゲンは浄化され想定外事態に驚く。Ⅶ組のメンバーと帝国解放戦線の2人だった。

 

その後誘拐事件は無事救出を成功させたⅦ組のメンバーだったが、帝国解放戦線の幹部であるsとvを捕まえるくれて事は出来なかった。

 

「「「「「「「ありがとうございます。あの怪物を倒してくれて」」」」」」」

 

「気にしないで下さいあの敵メガビョーゲンは私達の力を使わなければ完全に倒す事は難しいので」

 

「「「メガビョーゲンですか?」」」

 

「はいこれ以上は伝える事は出来ませんが、頑張って下さいねトールズ士官学校Ⅶ組の皆さん」

 

「「「「「「「はい」」」」」」」」

 

キュアグレース達はⅦ組と別れ、キュアプリズム達がいる方に向かった。

 

「この事件後のタイミングに再び行き、そこでⅦ組のメンバーと新たなプリキュアと同時に接触して貰います」

 

「え、どういう事ですか?」

 

「つまりですね・・・」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

「「「「「「くっ強い」」」」」」

 

「スカイあの人達を助けよう」

 

「しかしエルちゃんや翼くんを探さないと」

 

「それも大事だけど今はランボーグみたいのを浄化しないと」

 

「そうですね」

 

そう言って2人はⅦ組の援護を始めた。

 

「おお、こいつはすげえ」

 

「はしゃぐんじゃないよv恥ずかしいから」

 

「そりゃ無理だぜ。cから預かったあれ一体でこのままいけばGの無念を晴らせるかもなんだからな」

 

「それはそうだけど・・・何か嫌な感じがするのよ」

 

「嫌な予感だと」

 

「そうよ」

 

「メガ・・・ビョーゲン」

 

「「「「「「「「「えっ何が起きた?」」」」」」」」」

 

その時亜種型メガビョーゲンにダメージを与えた2人の少女がⅦ組の前に現れた。

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン

 

「やっぱりランボーグとは違う」

 

プリズムがそう言う。

 

「大丈夫ですか?皆さん」

 

「ああ、助かったよ君達は一体誰なんだ?」

 

「私はキュアスカイです」

 

「私はキュアプリズムです」

 

「リィン挨拶は後だ」

 

「ああ、マキアス」

 

「あの私も手伝います」

 

「そうだね私達がランボーグみたいのを相手すればお兄さん達は別の相手を出来るからね」

 

「そうです」

 

「良いのかい君達?」

 

「「はい」」

 

「それじゃあ頼むよ」

 

リィンがそう言い、プリズム達と別れようとした時事態は急変したのだった。

 

「この二組が出会う前に特殊遊撃部隊が接触するんです」

 

「何故それをするんです?」

 

「嫌な予感だと」

 

「そうよ」

 

「メガ・・・ビョーゲン」

 

「「「「「「「「「えっ何が起きた?」」」」」」」」」

 

その時亜種型メガビョーゲンにダメージを与えた2人の少女がⅦ組の前に現れた。

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン

 

「やっぱりランボーグとは違う」

 

プリズムがそう言う。

 

「大丈夫ですか?皆さん」

 

「ああ、助かったよ君達は一体誰なんだ?」

 

「私はキュアスカイです」

 

「私はキュアプリズムです」

 

「リィン挨拶は後だ」

 

「ああ、マキアス」

 

「あの私も手伝います」

 

「そうだね私達がランボーグみたいのを相手すればお兄さん達は別の相手を出来るからね」

 

「そうです」

 

「良いのかい君達?」

 

「「はい」」

 

「それじゃあ頼むよ」

 

「あの出会い自体がデボネアの作戦だとしたら?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

再びの接触へ前編

「大丈夫ですか?皆さん」

 

「ああ、助かったよ君達は一体誰なんだ?」

 

「私はキュアスカイです」

 

「私はキュアプリズムです」

 

「リィン挨拶は後だ」

 

「ああ、マキアス」

 

「あの私も手伝います」

 

「そうだね私達がランボーグみたいのを相手すればお兄さん達は別の相手を出来るからね」

 

「そうです」

 

「良いのかい君達?」

 

「「はい」」

 

「それじゃあ頼むよ」

 

「あの出会い自体がデボネアの作戦だとしたら?」

 

「「「「「「ええ――そんな事あり得るんですか?」」」」」」

 

「確かに皆さんの反応が普通ですが・・・」

 

「「「「初めまして私はキュアグレース」私はキュアフォンテーヌよ」私はキュアスパークルだよ」私はキュアアースです」

 

「「あ、私達はキュアスカイと」キュアプリズムです」

 

「そして私達は響さんと一緒に仕事をしている仲間だよ」

 

!!

 

「グレースさんお願いがあります。私達を響さん達に会わせて貰えませんか?」

 

「どういう事かな?」

 

「ほとんど響さんに言われましたけど、ソラさん貴女は1人では無いんですよ。貴女にとってここは異世界ですが、貴女は今この家にいるんですか?」

 

「以前言われた事をまた言われる可能性があるよ」

 

「それは・・・」

 

「そうですねそれに響達と会えたとしてスカイ達は何がしたいのですか?」

 

アースがスカイ達に聞く。

 

「「それは消えた2人の仲間が心配だから探すのを手伝って欲しいんです」」

 

「成程・・・プリズムも本当にスカイと同じなの?」

 

「え、どういう意味ですか?」

 

プリズムがグレースに聞く。

 

「ごめんねそんな感覚を感じたから、もしかしたらプリズムは・・・」

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「あの時には既に響さんや私達や異世界の存在を知ってたんじゃない?」

 

「どうしてそう思うのです?」

 

「それは簡単だよ。スカイランドとソラシド市との行き来が私達の知る中で簡単でなおかつスカイランドの物がソラシド市で見つける事が出来るからね」

 

「そう言う事例が起きる事は少なくともソラシド市とスカイランド両方に詳しいヨヨさんのお孫さんでしょう」

 

「だったらヨヨさんに連絡をした方が安全じゃない?」

 

「以前の接触時に違和感を感じたと言うのどかさんは、キュアプリズムにデボネアが憑依していたのではと考えたようです」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

「ソラシド市と言う街に行った時も・・・」

「私の名前はソラと言います」

 

「あ、私の名前はましろだよよろしくね」

 

2人の少女は互いに自己紹介をしたが、内心ではそれどころではなかった」

 

「何なんですかこの世界は・・・」

 

「ありえないよ空から女の子と赤ちゃんが降って来るなんて・・・」

 

2人がそう言うやり取りをしていると直哉と響が現場に来た。

 

「直哉君あの3人がそうなの?」

 

「いえ、恐らくあの青髪の女の子と赤ちゃんがもう1つの世界からの来訪者なのでしょうね」

 

「ソラさんと赤ん坊以外の人間の中に異質な物があるなと思っていたので」

 

直哉がそう言う。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

再びの接触へ後編

「ソラシド市と言う街に行った時も・・・」

 

「私の名前はソラと言います」

 

「あ、私の名前はましろだよよろしくね」

 

2人の少女は互いに自己紹介をしたが、内心ではそれどころではなかった」

 

「何なんですかこの世界は・・・」

 

「ありえないよ空から女の子と赤ちゃんが降って来るなんて・・・」

 

2人がそう言うやり取りをしていると直哉と響が現場に来た。

 

「直哉君あの3人がそうなの?」

 

「いえ、恐らくあの青髪の女の子と赤ちゃんがもう1つの世界からの来訪者なのでしょうね」

 

「ソラさんと赤ん坊以外の人間の中に異質な物があるなと思っていたので」

 

直哉がそう言う。

 

「「「「「「ええーーそんな状態の相手に接触するんですか?」」」」」」」

 

「はい、デボネアが望んでいる状況でなければキュアプリズムをコントロールをするとは思わないので」

 

「成程ね、つまりデボネアは・・・」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

「「「「「「くっ強い」」」」」」

 

「スカイあの人達を助けよう」

 

「しかしエルちゃんや翼くんを探さないと」

 

「それも大事だけど今はランボーグみたいのを浄化しないと」

 

「そうですね」

 

そう言って2人はⅦ組の援護を始めた。

 

「おお、こいつはすげえ」

 

「はしゃぐんじゃないよv恥ずかしいから」

 

「そりゃ無理だぜ。cから預かったあれ一体でこのままいけばGの無念を晴らせるかもなんだからな」

 

「それはそうだけど・・・何か嫌な感じがするのよ」

 

「嫌な予感だと」

 

「そうよ」

 

「メガ・・・ビョーゲン」

 

「「「「「「「「「えっ何が起きた?」」」」」」」」」

 

その時亜種型メガビョーゲンにダメージを与えた2人の少女がⅦ組の前に現れた。

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン

 

「やっぱりランボーグとは違う」

 

プリズムがそう言う。

 

「大丈夫ですか?皆さん」

 

「ああ、助かったよ君達は一体誰なんだ?」

 

「私はキュアスカイです」

 

「私はキュアプリズムです」

 

「リィン挨拶は後だ」

 

「ああ、マキアス」

 

「あの私も手伝います」

 

「そうだね私達がランボーグみたいのを相手すればお兄さん達は別の相手を出来るからね」

 

「そうです」

 

「良いのかい君達?」

 

「「はい」」

 

「それじゃあ頼むよ」

 

「この接触を成功させる事が目的だと言うの?」

 

ローズマリーが直哉に聞く。

 

「ええ、あくまでも僕がそう考えているにすぎませんがね、今はですが」

 

「ですが少なくとデボネアはプリキュアの力に興味を持っている筈です」

 

「え、謎の次元嵐が大量に発生し融合世界内部の世界及び友好世界に帰還が出来ない?」

 

「何やら意図的な物を感じますが・・・響さんとエステルさん。次元嵐を超えれそうな場所はありますか」

 

「ええ、あるわねただ・・・その世界は無調査なのよ。今回初めて見つけた世界だから」

 

「成程」

 

「つまり僕達はその世界に行かせたい何者かの意思が介入してるのか、はたまた偶然その世界への入り口が開いたのかどちらですかね?」

 

「私としてはイシュメルガによっての嫌がらせかと思ったのだけど・・・」

 

「ねえ、直哉君この謎の世界って原作世界のオイシーナタウンの可能性はないかな?」

 

「何故そう思ったの?響」

 

エステルが響に聞く。

 

「あの時ゆいさん達の世界にもデボネア動いていましたからね。実害はなくても」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

オイシーナタウンに被害のない理由

「つまり僕達はその世界に行かせたい何者かの意思が介入してるのか、はたまた偶然その世界への入り口が開いたのかどちらですかね?」

 

「私としてはイシュメルガによっての嫌がらせかと思ったのだけど・・・」

 

「ねえ、直哉君この謎の世界って原作世界のオイシーナタウンの可能性はないかな?」

 

「何故そう思ったの?響」

 

エステルが響に聞く。

 

「あの時ゆいさん達の世界にもデボネア動いていましたからね。実害はなくても」

 

「でも何でデボネアは動かなかったんです?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「そうよ。貴女以外の和実唯人エナジー妖精コメコメは今医務室にいるわよ」

 

「それ本当?」

 

「ええ、意識は無いけど」

 

「そんな!!」

 

「大丈夫よ命を落とすような怪我はしてないわ」

 

「そう、良かったわ」

 

「貴女にいくつか確認するけどいい?

 

「ええ、良いわよ」

 

「まず貴女と和実ゆいは別の世界の住人で良いのよね」

 

「ええ、そうよ」

 

「成程ね、さしずめ貴女が、レシピッピと言う妖精を守る為に和実ゆいのいる世界に来たけど、事情があって和実ゆいがプリキュアになっていた時に私達の世界に来た事により、貴女が2人を探しに来たよ言う所かしら」

 

「ええ、ほぼ当たってるわ」

 

「ふむ、そうなると貴女達の敵対組織も融合世界の方に来てるのかしら?」

 

「ブンドル団の方はわからないわね。融合世界で良いかしらこちらにゆいを探してる時は見てないから」

 

「ここまでが和実ゆい貴女が寝ている時に聞いた一部なんだけど間違いないかしら?」

 

「ええ、ありません」

 

「そう、それなら話を続けるわね」

 

「はい」

 

そしてトワが和実ゆいに説明をする為に映像を再生した。

 

「失礼するわよ。皆」

 

「「「「「「「「わっトワさんどうしたんですか?」」」」」」」」」」

 

その時トワとローズマリーがやって来た。

「ごめんね、ローズマリーと協力者としてやっていくようになったから、融合世界に協力しているプリキュアと会っておきたいと言ってね」

 

「この時にゆいさんにかけた術がゆいさんを通してゆいさん達の世界にもいい影響が出たのではないかと思われます。そしてデボネアの本来の狙いのプリキュアは、キュアプリズム達ではなくキュアプレシャス達だったんではないかと推測します」

 

「「「「ええーー私達が?」」」」

 

「はい、皆さんもそうですが、デボネアが欲しいのはデリシャスフィールドを作れるローズマリーさんかも知れません」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

 

「「「何この声?」」」

 

直哉が話していると異形な声が聞こえた。

 

「どうやらブンドル団が操る怪物の名はウバウゾーみたいですね」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

 

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

 

「キュアグレース!」

 

 

 

「ラビ!」

 

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

「ニャン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

のどか達は変身するとそのまま怪物の所に行くとその瞬間グレース達はローズマリーが作り出した空間に入ってしまった。

 

「恐らくですがデボネアは見たのでしょうね。デリシャスフィールドの有能性に」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

説明終了後の直哉1

花寺家にて・・・

 

「ふう、何とか協力者の皆さんに今後の動きについて説明は出来たけどやっぱり戸惑うよなあ」

 

「説明時には伏せてたけど・・・」

 

「メガ・・・ビョーゲン」

 

「「「「「「「「「えっ何が起きた?」」」」」」」」」

 

その時亜種型メガビョーゲンにダメージを与えた2人の少女がⅦ組の前に現れた。

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン

 

「やっぱりランボーグとは違う」

 

プリズムがそう言う。

 

「大丈夫ですか?皆さん」

 

「ああ、助かったよ君達は一体誰なんだ?」

 

「私はキュアスカイです」

 

「私はキュアプリズムです」

 

「リィン挨拶は後だ」

 

「ああ、マキアス」

 

「あの私も手伝います」

 

「そうだね私達がランボーグみたいのを相手すればお兄さん達は別の相手を出来るからね」

 

「そうです」

 

「良いのかい君達?」

 

「「はい」」

 

「それじゃあ頼むよ」

 

「この出会いをもう一度させると、キュアスカイとキュアプリズムが魔王の因子とゲネシスの改変の影響を受ける可能性があるから」

 

「僕としても彼女達が魔王の因子とゲネシスの改変を受けさせたくないからなあ」

 

「よく頑張ったわね。後赤ちゃん用品はキッチン周辺に置いてるから」

 

「いやいやお祖母ちゃんなんで家に赤ちゃん用品があるの?」

 

「何でってそんな理由より実際あって助かったでしょう?」

 

「それはそうだけど・・・」

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どうしてですか?」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

「彼女達とはあくまでも距離を置いた付き合いをしなければ」

 

「素晴らしいこの力があれば・・・」

 

「さて、プリキュア達よ消えたミラクルンの事を教えて貰おうか?」

 

「「ええ――ミラクルンが消えたのーー」」

 

先輩プリキュア達はリフレインの言葉に驚いていた。

 

「リフレイン何故、ミラクルンが消えたと知ってるの?」

 

キュアグレース達がリフレインに聞く。

 

「「ええ――グレース達もミラクルンが消えた事を知ってるの?」」

 

「先輩達後で説明しますから大きく反応しないで」

 

「「うう、わかったよ」」

 

先輩達は、スパークルの言葉でグレースとリフレインのやり取りに集中した。

 

「貴方本当にリフレインなの?」

 

「最初の時にはみせなかったその怪物をよく知っているようだったけど?」

 

「「そう言えばそうだよ」」

 

「フフ、流石だなキュアグレース。だが私は進化したのだよ」

 

「進化したですって」

 

「そうその通りだ、キュアフォンテーヌ私は君達の時間を戻した後にミラクルンが次元の穴を見つけてそこに行こうとした時に私の前に次元の穴から怨霊と言ってもいい魂を私は吸収したのだ」

 

「「ええ――」」

 

「「「やっぱり融合世界の降魔の力とメガビョーゲンの力がリフレインと言う素体に2つの力が融合したんだね」」」したのね」

 

「ほう、お前達はこの力が流れて来た世界の事を知っているようだな」

 

「知ってるけどリフレイン貴方にはその世界には行かせない」

 

「あの時のような事態が彼女達に襲うかも知れないから」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

説明終了後の直哉2

「フフ、流石だなキュアグレース。だが私は進化したのだよ」

 

「進化したですって」

 

「そうその通りだ、キュアフォンテーヌ私は君達の時間を戻した後にミラクルンが次元の穴を見つけてそこに行こうとした時に私の前に次元の穴から怨霊と言ってもいい魂を私は吸収したのだ」

 

「「ええ――」」

 

「「「やっぱり融合世界の降魔の力とメガビョーゲンの力がリフレインと言う素体に2つの力が融合したんだね」」」したのね」

 

「ほう、お前達はこの力が流れて来た世界の事を知っているようだな」

 

「知ってるけどリフレイン貴方にはその世界には行かせない」

 

「あの時のような事態が彼女達に襲うかも知れないから」

 

「直哉君お風呂入れるよ」

 

のどかがそう言う。

 

「あ、はいわかりました」

 

「とりあえず先にお風呂に入ろう」

 

そう言い直哉はお風呂に入った。

 

暫くして・・・

 

のどかの部屋にて・・・

 

「ねえラビリン直哉君大丈夫かな?」

 

「どういう事ラビ?」

いえ、恐らくあの青髪の女の子と赤ちゃんがもう1つの世界からの来訪者なのでしょうね」

 

「ソラさんと赤ん坊以外の人間の中に異質な物があるなと思っていたので」

 

直哉がそう言う。

 

「「「「「「ええーーそんな状態の相手に接触するんですか?」」」」」」」

 

「はい、デボネアが望んでいる状況でなければキュアプリズムをコントロールをするとは思わないので」

 

「成程ね、つまりデボネアは・・・」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

「「「「「「くっ強い」」」」」」

 

「スカイあの人達を助けよう」

 

「しかしエルちゃんや翼くんを探さないと」

 

「それも大事だけど今はランボーグみたいのを浄化しないと」

 

「そうですね」

 

そう言って2人はⅦ組の援護を始めた。

 

「おお、こいつはすげえ」

 

「はしゃぐんじゃないよv恥ずかしいから」

 

「そりゃ無理だぜ。cから預かったあれ一体でこのままいけばGの無念を晴らせるかもなんだからな」

 

「直哉君はあの2人も助けようとしてるし、無理しなければ良いんだけど」

 

「確かに今回の行動はデボネアのゼムリア大陸に対する干渉と新たなプリキュアのデボネアからの開放がメインになるみたいラビね」

 

「うんそうだね、私達とまなつちゃん達と和実ゆいちゃん達が・・・」

 

「「「「初めまして私はキュアグレース」私はキュアフォンテーヌよ」私はキュアスパークルだよ」私はキュアアースです」

 

「「あ、私達はキュアスカイと」キュアプリズムです」

 

「そして私達は響さんと一緒に仕事をしている仲間だよ」

 

!!

 

「グレースさんお願いがあります。私達を響さん達に会わせて貰えませんか?」

 

「どういう事かな?」

 

「以前言われた事をまた言われる可能性があるよ」

 

「それは・・・」

 

「そうですねそれに響達と会えたとしてスカイ達は何がしたいのですか?」

 

アースがスカイ達に聞く。

 

「「それは消えた2人の仲間が心配だから探すのを手伝って欲しいんです」」

 

「成程・・・プリズムも本当にスカイと同じなの?」

 

「え、どういう意味ですか?」

 

「あの時のやり取りを3組のプリキュアにやって貰うらしいんだけど」

 

「自信ないよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

パートナーとの会話

「以前言われた事をまた言われる可能性があるよ」

 

「それは・・・」

 

「そうですねそれに響達と会えたとしてスカイ達は何がしたいのですか?」

 

アースがスカイ達に聞く。

 

「「それは消えた2人の仲間が心配だから探すのを手伝って欲しいんです」」

 

「成程・・・プリズムも本当にスカイと同じなの?」

 

「え、どういう意味ですか?」

 

「あの時のやり取りを3組のプリキュアにやって貰うらしいんだけど」

 

「自信ないよ」

 

「大丈夫ラビ自信を持つラビのどか」

 

「あの時には既に響さんや私達や異世界の存在を知ってたんじゃない?」

 

「どうしてそう思うのです?」

 

「それは簡単だよ。スカイランドとソラシド市との行き来が私達の知る中で簡単でなおかつスカイランドの物がソラシド市で見つける事が出来るからね」

 

「そう言う事例が起きる事は少なくともソラシド市とスカイランド両方に詳しいヨヨさんのお孫さんでしょう」

 

「だったらヨヨさんに連絡をした方が安全じゃない?」

 

グレースがそう言う。

 

「それは確かにそうです。でもこういう移動は私にとっても想定していたわけではありませんだから・・・」

 

「ふん成程キングビョーゲン様が気にする謎の力はやはりプリキュアの力だったか」

 

「「「グワイワルどうしてここに?」」」

 

「キングビョーゲン様命令でな新たなプリキュアの力を試しに来たのさ、邪魔はするなよお前たちの上司も許可しているからな」

 

そしてグワイワルはスカイとプリズム攻撃を開始した。

 

「あの時もよく話してたラビよ」

 

「でも結局・・・」

 

「「グッ強い」」

 

「フフ、良いぞ新たなプリキュアもっと俺様にお前達の力を見せろ」

 

「何で私達の邪魔をするんですか?」

 

「あんお前達はヒーローガールなのだろう?」

 

「ヒーローとは悪と戦うのが使命なのだろう?ならば俺様と戦う事も使命の筈だ。何故ならこの融合世界における悪の組織の1つなのだからな」

 

「さあかかってこい新たなプリキュア」

 

そしてスカイとプリズムはグワイワルと戦い始めた。

 

暫くして・・・

 

「「・・・そんな私達の力が通じないなんて」」

 

「ふむ不完全な状態ではこの程度かつまらん」

 

そう言いながらグワイワルは撤退した。

 

「ごめんなさいスカイ」

 

「グワイワルに持って行かれたし」

 

「前回はそうだったけどもう一度チャンスが出来たラビよ」

 

「この事件後のタイミングに再び行き、そこでⅦ組のメンバーと新たなプリキュアと同時に接触して貰います」

 

「え、どういう事ですか?」

 

「つまりですね・・・」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

「「「「「「くっ強い」」」」」」

 

「スカイあの人達を助けよう」

 

「しかしエルちゃんや翼くんを探さないと」

 

「それも大事だけど今はランボーグみたいのを浄化しないと」

 

「そうですね」

 

そう言って2人はⅦ組の援護を始めた。

 

「おお、こいつはすげえ」

 

「はしゃぐんじゃないよv恥ずかしいから」

 

「そりゃ無理だぜ。cから預かったあれ一体でこのままいけばGの無念を晴らせるかもなんだからな」

 

「それはそうだけど・・・何か嫌な感じがするのよ」

 

「嫌な予感だと」

 

「そうよ」

 

「メガ・・・ビョーゲン」

 

「「「「「「「「「えっ何が起きた?」」」」」」」」」

 

その時亜種型メガビョーゲンにダメージを与えた2人の少女がⅦ組の前に現れた。

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン

 

「やっぱりランボーグとは違う」

 

プリズムがそう言う。

 

「大丈夫ですか?皆さん」

 

「ああ、助かったよ君達は一体誰なんだ?」

 

「私はキュアスカイです」

 

「私はキュアプリズムです」

 

「リィン挨拶は後だ」

 

「ああ、マキアス」

 

「あの私も手伝います」

 

「そうだね私達がランボーグみたいのを相手すればお兄さん達は別の相手を出来るからね」

 

「そうです」

 

「良いのかい君達?」

 

「「はい」」

 

「それじゃあ頼むよ」

 

リィンがそう言い、プリズム達と別れようとした時事態は急変したのだった。

 

「この二組が出会う前に特殊遊撃部隊が接触するんです」

 

「何故それをするんです?」

 

「そうだけど上手く行くか不安だよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

間章25 想定外の密航者編
のどかの不安


「あの私も手伝います」

 

「そうだね私達がランボーグみたいのを相手すればお兄さん達は別の相手を出来るからね」

 

「そうです」

 

「良いのかい君達?」

 

「「はい」」

 

「それじゃあ頼むよ」

 

リィンがそう言い、プリズム達と別れようとした時事態は急変したのだった。

 

「この二組が出会う前に特殊遊撃部隊が接触するんです」

 

「何故それをするんです?」

 

「そうだけど上手く行くか不安だよ」

 

「大丈夫ラビのどかなら」

 

「ラビリンそう言わないでよーー」

 

「何が不安なんだラビ?」

 

「それは・・・」

 

「もういい加減私達の事認めてよ」

 

「そうだ、それにオイシーナタウンでの調査するなら協力してやればいいじゃないか?」

 

「そういう事に拘っている時点で駄目なのよ」

 

「どういう事?」

 

「良い本来なら私達は出会う筈のない出会いをしたのはわかってるわね」

 

「ああ、それは・・・わかってるだからこそ手伝いたいんだ」

 

「へえ、あまねて言ってったわね」

 

「ああ」

 

「貴女一時的にとは言え、敵として私達がお世話になっている世界に襲撃してたわよね」

 

「それは・・・」

 

「まあ、その辺の問題は17番目のプリキュア達に任せるけど・・・」

 

「あまね貴女がジェントルー時代にナノビョーゲンを使った事自体世界のバランスを乱す行為行為なのよ」

 

「本来すこやか市にはレシピッピは存在していなかったのにあれ以降レシピッピが存在するようになったのよ」

 

「ええ――別にいいじゃんいい事じゃん」

 

「すこやか市にとっては迷惑な事よ」

 

「別に私達には関係ないもん知らない街については」

 

「らん言い過ぎよ」

 

そうだジェントルー時代の私が原因だがその言い方は駄目だ」

 

「だって私達が悪いわけじゃないのに怒られなきゃいけないの」

 

らんが不満を漏らす。

 

「成程ラビ」

 

「それに何か嫌な予感がするの」

 

「嫌な予感ラビ?」

 

「うん」

 

「成程これがこちらの融合世界の神の介入の仕方ですか」

 

「「なっこれが融合世界の神の仕業?」」

 

「恐らくですがすこやか市の調査を邪魔をした警察に降魔をぶつけ、たまたま帝国華撃団に倒させる事で警察に帝国華撃団の行動を黙認させる事が目的なのでしょう」

 

「それではあんまりじゃないですか?直哉さん」

 

「ええ、僕もそう思いますがどうやらこちらの融合世界では違うと言う事みたいですね」

 

「この時のあおぞら市は、融合世界とは関係ない世界でしたから、僕の力は融合世界の内部世界及び、友好世界だけに制限されているんです」

 

「あくまでも融合世界周辺を守る為に」

 

「「「「「「成程」」」」」」

 

「ですので、同じ融合世界なので基本的なルールがあるんですが・・・」

 

「もしかすると7人世界時のようにイヨさんとヒミコさんが意図してルールを作らなかったのかも知れませんね」

 

「先程も言いましたがルールをつけるのが普通なのですが、どうやら担当の神がすこやか市の住人を・・・したかったからかもですね」

 

「「「「「なっ」」」」」

 

「そんな横暴良いんですか?」

 

「横暴でもないんですよねこれは、あくまでも神側の調査の一環としてやっている事ですからね」

 

「それにこちらの融合世界ではプリキュアと言う存在をまだ知らないので」

 

「それでもあんまりですよその為に死者までもいるんですよ」

 

「確かに神山さん達の気持ちもわかりますが・・・僕もこんなやり方でその世界の住人におしつけるのは駄目と思いますけど、ここは僕達の知る融合世界ではないので」

 

!!

 

「7人世界がベース世界の融合世界ではこれが普通なのでしょうね」

 

「あの時に見た事が起きそうで・・・」

 

「のどか」

 

そして次の日・・・

 

特殊遊撃部隊は再び少し過去のゼムリア大陸に向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ゼムリア大陸に移動中に起きた異変1 謎の密航者前編

今回からこちらでも掲載してたサクラ大戦7人目の隊員のキャラがその時の設定で再び出てきますので宜しくお願い致します



密航者視点・・・

 

「あれ私達は・・・」

 

「千明ちゃん少しいいかな?」

 

「はーいさくらさん」

 

「私に、ついて来て」

 

そして、さくらは、千明共に、支配人室に、入った。

 

 

「おうおめえさんがさくらと直哉は保護した人物だな?」

 

「はい、私役千明16才です」

 

「お前さん声がさくらに、似てるな?」

 

「「え、そうですか」」

 

さくらと千明は、同時に声を出した。

 

 

「そう言えば、あの子供もよばねえとな」

 

米田がそう言うと、千明が前鬼を召還した。

 

「前鬼召還」

 

千明の持つリングが光を放つとそこから前鬼が出てきた。

 

「うお!!こいつが、お嬢さんの式神と言う奴か」

 

米田が驚いてると、直哉が支配人室に入って来た。

 

「あー前鬼こんなとこにいたーー急にいなくなるから心配したじゃん」

 

「おーワリイな直哉この馬鹿女に、呼ばれたからな」

 

「また前鬼私の事を、バカ女といってー」

 

その時、前鬼が、千明に耳打ちをした。

 

「千明俺も信じられねえが、この劇場に憑依の実の匂いがしやがる」

 

「えーーーそれ本当前鬼?」

 

「ああ」

 

「どうすんのゴキが居ないと超鬼神になれないわよ」

 

「千明見てみろあの二人護法リングしてやがるぜ」

 

「そう言えば、さくらさんと直哉君も持ってるわね」

 

 

「おい、おめえたち何?ひそひそ話しているんだ?「「うわあ」」

 

千明と前鬼は、米田の呼びかけに驚いてしまった。

 

「まあいいや、さくらと直哉すまねえが、二人に帝都の案内してくれや、いつ元の世界に戻れるかわからないみたいだからな」

 

「「はーい」」

 

「いいなあ。あの子直哉君と出かけれて、俺も直哉君と出かけたいな」

 

「その願い、我が叶えてやろうぞ」

 

「な、何だ!!うわああああ」

 

そして、実が大神に取り憑いてしまった。

 

「何今の?お兄ちゃんがお兄ちゃんじゃなくなったようなこの感じは?」

 

アイリスだけが、感じた大神の異変を。

 

「へえーーここはいま大正時代なんだ」

 

「千明ちゃんは、どれくらい未来の人なの?」

 

直哉は、千明に質問したが、千明は戸惑っていた。

 

「困ったわね。本当のこと言って、私達の歴史に干渉したら困るけど、けどこんなかわいい子供に、嘘なんて付きたくないよー」

 

「!!さくらお姉ちゃん。嫌な感じのものがここに来るよ」

 

「ええ、私も感じるわ。一体何が来るのよ」

 

!!「千明俺様を召還しろ、憑依獣だこの匂いは」

 

「ええ、わかったわ」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

だが、前鬼の封印は解けなかった。

 

「何で、封印が解けないの?」

 

千明があたふたしている間に、実に取り憑かれた人物が現れ、それを見たさくらと直哉は、驚いた。

 

「「大神さん」」

 

「何?憑依の実に取り憑かれたの、さくらさんの知り合いの人?」

 

「ええ、そうです」

 

「見つけた・・・直哉君」

 

 

そう言いながら大神は、直哉に近づくが、その直前に欲望を吸い取られ憑依獣となってしまった。

 

そして、今度は千明と前鬼が、驚いた。何故なら、大神が変身した憑依獣が元の世界で直前まで戦っていた奴だったのだ。

 

 

「どうだ鬼神と祓い師よ、呪力が殆ど使えない世界での生活は」

 

「何ですって」

 

「この世界では、呪力の変わりの力霊力が無ければならない」

 

「貴様らには無いだろう。死ね」

 

 

「そういうことか、さくらお姉ちゃん千明お姉ちゃん今から前鬼君の封印を解くから呪文3にんで唱えるよ」

 

「「わかったわ」」

 

 

「「「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」」」

 

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

「何故だ!!鬼神の封印が何故解けた?」

 

「それはね、僕とさくらお姉ちゃんの霊力を呪力に変換したからね」

 

何だと!!」

 

「だからこういうことも出来るよ、千明お姉ちゃん超鬼神になる呪文を唱えて」

 

「超鬼神力、ヴァジュラマサラ、サムスカーラ」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「ね、出来たでしょ」

 

直哉は、笑顔で言う」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

「確か私達はこの戦いを終えて元の時代に戻った筈・・・」

 

「なのにまた知らない世界に来たの?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ゼムリア大陸に移動中に起きた異変1 謎の密航者中編1

「「「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」」」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

「何故だ!!鬼神の封印が何故解けた?」

 

「それはね、僕とさくらお姉ちゃんの霊力を呪力に変換したからね」

 

「何だと!!」

 

「だからこういうことも出来るよ、千明お姉ちゃん超鬼神になる呪文を唱えて」

 

「超鬼神力、ヴァジュラマサラ、サムスカーラ」

 

「五大招来」

 

「ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「ね、出来たでしょ」

 

直哉は、笑顔で言う」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

「確か私達はこの戦いを終えて元の時代に戻った筈・・・」

 

「なのにまた知らない世界に来たの?」

 

謎の密航者サイド終了・・・

 

その頃特殊遊撃部隊は、密航者を見つけていたが密航者の正体に驚いていた。

 

「「「直哉君どうして千明さんが・・・」

 

「「直哉さんどういう事ですか?」」

 

たまたま直哉の部屋に来ていたのどかと、神山誠十郎と天宮さくらが密航者を知り驚いていた。

 

「落ち着いてください神山さんとさくらさん」

 

「のどかさんも落ち着いてください」

 

「「「いやいや落ち着けないよ」落ち着けませんよ」」

 

「良いですか3人共今回の密航者は・・・」

 

 

「はあ、はあ、千明貴女どうしてここに?」

 

「千明さん」

 

「エリカさん直哉君とさくらさんの体力の回復お願いします」

 

「はい、グラース・オ・スィエール」

 

エリカの霊力によって、周囲の仲間の失った体力が、回復される。

 

「くっおのれーー小角の子孫めまた私の邪魔をするのか?」

 

「カルマあんたもいい加減しつこいわよ」

 

「私は人間の欲望がある限り、不滅だーー死ねー小娘共

 

カルマの怒りの攻撃が放たれたが、何とか直哉達は回避する事が出来たが、ZENKIがダメージを受けると、さくらと直哉の二人もダメージを受けていた。

 

「何だ、何であの二人が苦しむんだ?」

 

「いけない!!直哉君とさくらさんの精神が、ZENKIとシンクロしてるんだわ」

 

「おいおい穣ちゃんそれはどういうこった?」

 

ケンが千明に理由を聞く。

 

「つまりこういうことだ、ケン、があの鬼の状態になったときから二人とのシンクロが強くなり、その反動で、鬼が受けたダメージが、二人を襲っているのだろう」

 

「はい、その通りです。二人がそれから逃れるためには、超鬼神状態を解除しなければなりません」

 

「でも今解除すると、復活したカルマを倒せなくなります」

 

「それじゃ意味がないじゃんか?」

 

「いやケン意味ならあるぞ、ようは、カルマの攻撃から、俺たち全員で、鬼を守りつつ、エリカたち、サクラチームが二人を回復させるんだ」

 

「皆行くぞ」

 

「そう簡単には行きませんよ。メガ降魔よ邪魔な人間を攻撃しなさい」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

!!

 

「何あれは、憑依獣に似てるけどあれは一体」

 

「マスター僕は憑依獣を相手します」

 

「わかったわ」

 

「恐らくですがこの時の千明さんではなく・・・」

 

「のどかさん達とワイズマンが7人世界の過去に行った時の千明さんだと思います」

 

「「「ええーーー」」」

 

のどか達は直哉の言葉に驚いていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ゼムリア大陸に移動中に起きた異変1 謎の密航者中編2

「それじゃ意味がないじゃんか?」

 

「いやケン意味ならあるぞ、ようは、カルマの攻撃から、俺たち全員で、鬼を守りつつ、エリカたち、サクラチームが二人を回復させるんだ」

 

「皆行くぞ」

 

「そう簡単には行きませんよ。メガ降魔よ邪魔な人間を攻撃しなさい」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

!!

 

「何あれは、憑依獣に似てるけどあれは一体」

 

「マスター僕は憑依獣を相手します」

 

「わかったわ」

 

「恐らくですがこの時の千明さんではなく・・・」

 

「のどかさん達とワイズマンが7人世界の過去に行った時の千明さんだと思います」

 

「「「ええーーー」」」

 

のどか達は直哉の言葉に驚いていた。

 

「直哉君密航者はどうするの?」

 

「どうすると聞かれたら駄目もとで接触しますよ。この件ももしかするとデボネアやイシュメルガが関わった可能性があるので」

 

「「飛鳥ちゃん薫ちゃん。どうしてここに」」

 

「フフ、やはり貴女達も来ましたか特殊遊撃部隊」

 

「特殊遊撃部隊とは一体何なんだ?」

 

真宮寺直哉が治療を受けながら考えていると・・・

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

「フフ、成程あれがイシュメルガとデボネアが言っていた力ですか」

 

「「「あっそうか」」」

 

「千明さんは・・・」

 

「おうおめえさんがさくらと直哉は保護した人物だな?」

 

「はい、私役千明16才です」

 

「お前さん声がさくらに、似てるな?」

 

「「え、そうですか」」

 

さくらと千明は、同時に声を出した。

 

「そう言えば、あの子供もよばねえとな」

 

米田がそう言うと、千明が前鬼を召還した。

 

「前鬼召還」

 

千明の持つリングが光を放つとそこから前鬼が出てきた。

 

「うお!!こいつが、お嬢さんの式神と言う奴か」

 

米田が驚いてると、直哉が支配人室に入って来た。

 

「あー前鬼こんなとこにいたーー急にいなくなるから心配したじゃん」

 

「おーワリイな直哉この馬鹿女に、呼ばれたからな」

 

「また前鬼私の事を、バカ女といってー」

 

その時、前鬼が、千明に耳打ちをした。

 

「千明俺も信じられねえが、この劇場に憑依の実の匂いがしやがる」

 

「えーーーそれ本当前鬼?」

 

「ああ」

 

「どうすんのゴキが居ないと超鬼神になれないわよ」

 

「千明見てみろあの二人護法リングしてやがるぜ」

 

「そう言えば、さくらさんと直哉君も持ってるわね」

 

「仮に7人世界に来たばかりの頃の千明さんが僕達に送られて来た者かはたまた・・・」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

「魔王の因子とゲネシスの改変できたのかを確認するんですよ」

 

「「「成程」」」

 

そして直哉達は密航者と合流しに向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ゼムリア大陸に移動中に起きた異変1 謎の密航者後編

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

「魔王の因子とゲネシスの改変できたのかを確認するんですよ」

 

「「「成程」」」

 

そして直哉達は密航者と合流しに向かった。

 

暫くして・・・

 

「貴方達は誰?」

 

「僕は花寺直哉と言います。役千明さんで良いでしょうか?」

 

!!

 

「どうして私の名前を知ってるの?」

 

「ああ、それは・・・こちらの世界も多少7人世界と関りがあるので」

 

「え、そうなの?」

 

「はいですが、千明さんの経緯を教えてくれないとこちらとしてもどう動けばいいのかがわからないので」

 

「そうねわかったわ」

 

千明が説目を始めた。

 

「!!さくらお姉ちゃん。嫌な感じのものがここに来るよ」

 

「ええ、私も感じるわ。一体何が来るのよ」

 

!!「千明俺様を召還しろ、憑依獣だこの匂いは」

 

「ええ、わかったわ」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

だが、前鬼の封印は解けなかった。

 

「何で、封印が解けないの?」

 

千明があたふたしている間に、実に取り憑かれた人物が現れ、それを見たさくらと直哉は、驚いた。

 

「「大神さん」」

 

「何?憑依の実に取り憑かれたの、さくらさんの知り合いの人?」

 

「ええ、そうです」

 

「見つけた・・・直哉君」

 

 

そう言いながら大神は、直哉に近づくが、その直前に欲望を吸い取られ憑依獣となってしまった。

 

そして、今度は千明と前鬼が、驚いた。何故なら、大神が変身した憑依獣が元の世界で直前まで戦っていた奴だったのだ。

 

 

「どうだ鬼神と祓い師よ、呪力が殆ど使えない世界での生活は」

 

「何ですって」

 

「この世界では、呪力の変わりの力霊力が無ければならない」

 

「貴様らには無いだろう。死ね」

 

 

「そういうことか、さくらお姉ちゃん千明お姉ちゃん今から前鬼君の封印を解くから呪文3にんで唱えるよ」

 

「「わかったわ」」

 

 

「「「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」」」

 

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

「何故だ!!鬼神の封印が何故解けた?」

 

「それはね、僕とさくらお姉ちゃんの霊力を呪力に変換したからね」

 

何だと!!」

 

「だからこういうことも出来るよ、千明お姉ちゃん超鬼神になる呪文を唱えて」

 

「超鬼神力、ヴァジュラマサラ、サムスカーラ」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「ね、出来たでしょ」

 

直哉は、笑顔で言う」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

「こうして7人世界から元の時代に帰れると思ってたら・・・」

 

「「「「成程」」」」

 

「気がついたらここにいたと言う事ですね?」

 

「そうなの」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ゼムリア大陸に移動中に起きた異変2 役千明との出会い

「ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「ね、出来たでしょ」

 

直哉は、笑顔で言う」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

「こうして7人世界から元の時代に帰れると思ってたら・・・」

 

「「「「成程」」」」

 

「気がついたらここにいたと言う事ですね?」

 

「そうなの」

 

「それでは確認ですが、千明さんとしては早急に元の時代に戻りたいんですね?」

 

「ええ、出来ればだけど」

 

「成程、異世界生活の経験があるせいですか?自分の希望は望みが薄いのがわかるんですね?」

 

「まあねそれより前鬼はどこ?」

 

「「「「はっ前鬼」」」

 

「そうよ・・・」

 

「そういうことか、さくらお姉ちゃん千明お姉ちゃん今から前鬼君の封印を解くから呪文3にんで唱えるよ」

 

「「わかったわ」」

 

「「「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」」」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

「何故だ!!鬼神の封印が何故解けた?」

 

「それはね、僕とさくらお姉ちゃんの霊力を呪力に変換したからね」

 

何だと!!」

 

「だからこういうことも出来るよ、千明お姉ちゃん超鬼神になる呪文を唱えて」

 

「超鬼神力、ヴァジュラマサラ、サムスカーラ」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「ね、出来たでしょ」

 

直哉は、笑顔で言う」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「先程の話にも出てた私の式神よ」

 

「まさか・・・こちらの世界に来たのはもしかして私だけ?」

 

「「「「はいそうです」」」」

 

「えー―嘘でしょう。何で私だけがこちらの世界に来たの?」

 

「千明さん落ち着いてください。千明さんは憑依獣とカルマと言う言葉知ってますか?」

 

「え、憑依獣にカルマですって」

 

「知ってるも何も、カルマは私達の敵よ」

 

「そうですかならこの映像を見て下さい」

 

「「飛鳥ちゃん薫ちゃん。どうしてここに」」

 

「フフ、やはり貴女達も来ましたか特殊遊撃部隊」

 

「特殊遊撃部隊とは一体何なんだ?」

 

真宮寺直哉が治療を受けながら考えていると・・・

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

「フフ、成程あれがイシュメルガとデボネアが言っていた力ですか」

 

カルマがそう呟く。

 

「カルマ、イシュメルガとデボネアとは何者だ?」

 

真宮寺直哉がカルマに聞く。

 

「ああ、遥か未来から来た私の協力者ですよ」

 

!!

 

「遥か未来から来た協力者だと」

 

「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「そうです。それで間違いないですね?花寺薫」

 

「薫ちゃんの名字が違う」

 

「その通りだよカルマ。よくそこまで融合世界の事を熟知してるね」

 

「イシュメルガとデボネアでも私の名字変更の事は知らなかったのに」

 

「融合世界?飛鳥ちゃんどういう事?」君達は幼馴染世界から来たんだよね」

 

「違いますよ。真宮寺直哉さん」

 

「おい、直哉しっかりしろ面倒な奴は倒されたんだ」

 

「そうよ直哉君後はカルマを倒せば・・・えっ」

 

その時千明は見た。光武F2が炭になる所を」

 

「いやあああ。巴里華撃団の皆が炭になったわ――」

 

「あはは、良いですね。ある程度制限がありますが、触れた物全部を炭に変える能力を持つノイズと言う兵器は」

 

「「「「「「何だと!!触れたら炭にされるだと」」」」」」

 

「一体どうやって倒すんだよ」

 

「安心して下さい皆さん」

 

「「だああああ」」

 

!!

 

「「「何だノイズが消滅していく」」」

 

「まさか、特殊遊撃部隊の奴等めシンフォギア奏者をこちらに連れて来たのか?」

 

「そうだよカルマ私達を貴女が、エキストラプレイヤーとして与えた特権として与えた力で、仲間と合流して、貴女がノイズを使う可能性があったからね」

 

「おのれーーキュアグレースそして紫藤直哉め」

 

「さあ、皆さん後は邪精霊カルマを倒すだけです。ノイズやメガビョーゲンは私達に任せて下さい」

 

「「「「「ああ、任せた」」」」」

 

「なっ何よこのカルマは異常よ」

 

千明がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

千明が知る異界事変の始まり

「「「「「「何だと!!触れたら炭にされるだと」」」」」」

 

「一体どうやって倒すんだよ」

 

「安心して下さい皆さん」

 

「「だああああ」」

 

!!

 

「「「何だノイズが消滅していく」」」

 

「まさか、特殊遊撃部隊の奴等めシンフォギア奏者をこちらに連れて来たのか?」

 

「そうだよカルマ私達を貴女が、エキストラプレイヤーとして与えた特権として与えた力で、仲間と合流して、貴女がノイズを使う可能性があったからね」

 

「おのれーーキュアグレースそして紫藤直哉め」

 

「さあ、皆さん後は邪精霊カルマを倒すだけです。ノイズやメガビョーゲンは私達に任せて下さい」

 

「「「「「ああ、任せた」」」」」

 

「なっ何よこのカルマは異常よ」

 

千明がそう言う。

 

「そうですね後この事件は7人世界では異界事変と言われているそうです」

 

「異界事変ですって」

 

「はい続いてこちらをご覧ください」

 

「何よあの子、あんないい方しなくても」

 

さくらは苛ついていた。

 

「いえ、気にしないで下さい。私達はメガビョーゲンを浄化しに来ただけですので」

 

原作世界のフォンテーヌがそう言う。

 

「「「え」」」

 

さくらとエリカとジェミニが驚く。

 

「その言い方私達がどうなっても良いような言い方ですね」

 

「ええ、そうですよ。貴女達の世界がこんな異常現象を起こした原因で、私達の世界は巻き込まれたので怒っているんですよ」

 

「でもさくらさん。私はあの子達の怒りはわかる気はしますよ」

 

!!

 

「ジェミニさん」

 

「でも私は・・・私達のせいでこうなったのと言うのはなっとく出来ない」

 

「でもそれをさくらさん達が言って良いんですか?だって幼馴染世界でしたっけあの世界にもかなり影響を与えてますよね」

 

「う、それは・・・」

 

「さくらさんと直哉君が幼馴染世界に行きすぎて向こうの直哉さんも困ってましたよ。メインストーリーが進められないと言う愚痴も何度も聞きましたよ」

 

「あれはカルマが悪いのよ。私達じゃないわ」

 

そう言ってさくらが思い出す。

 

「やっぱりカルマ復活してたのね」

 

「久しぶりですね、役千明、まさかこちらの世界で会えるとはね、今度こそ貴様等を殺してやる」

 

「そんな事は、させないよお婆ちゃん」

 

「何だと!!このガキ」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

食らいやがれ、金剛斧争覇斬」

 

「うわああ。おのれーー鬼神許さんぞ」

 

「だがこのままでは貴様等全員この世界から消してやる」

 

「球体転移邪刻球ーー」

 

「あの技は真電が使った技だわ」

 

「あぶねえ千明」

 

千明は、ZENKIによって転移は去れずにすんだが、真双焔武に乗っていた二人は何処かに、転移させられてしまった。

 

「なおや、さくらー」

ZENKIが消えていった二人の名を叫ぶ。

 

「食らいやがれカルマ、これが俺様のルドラだあああ」

 

ZENKIの体が光となり、カルマを貫いた。

 

「ぎゃああああ。またもやこの技で負けるのか?」

 

「こちらは真宮寺直哉君の記録と千明さんの未来の記録です」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

混乱する千明

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

食らいやがれ、金剛斧争覇斬」

 

「うわああ。おのれーー鬼神許さんぞ」

 

「だがこのままでは貴様等全員この世界から消してやる」

 

「球体転移邪刻球ーー」

 

「あの技は真電が使った技だわ」

 

「あぶねえ千明」

 

千明は、ZENKIによって転移は去れずにすんだが、真双焔武に乗っていた二人は何処かに、転移させられてしまった。

 

「なおや、さくらー」

 

ZENKIが消えていった二人の名を叫ぶ。

 

「食らいやがれカルマ、これが俺様のルドラだあああ」

 

ZENKIの体が光となり、カルマを貫いた。

 

「ぎゃああああ。またもやこの技で負けるのか?」

 

「こちらは真宮寺直哉君の記録と千明さんの未来の記録です」

 

「ちょっと待って何で貴女達が私の未来を知ってるの?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

「フフ、成程あれがイシュメルガとデボネアが言っていた力ですか」

 

カルマがそう呟く。

 

「カルマ、イシュメルガとデボネアとは何者だ?」

 

真宮寺直哉がカルマに聞く。

 

「ああ、遥か未来から来た私の協力者ですよ」

 

!!

 

「遥か未来から来た協力者だと」

 

「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「そうです。それで間違いないですね?花寺薫」

 

「薫ちゃんの名字が違う」

 

「その通りだよカルマ。よくそこまで融合世界の事を熟知してるね」

 

「イシュメルガとデボネアでも私の名字変更の事は知らなかったのに」

 

「融合世界?飛鳥ちゃんどういう事?」君達は幼馴染世界から来たんだよね」

 

「今千明さんは7人世界が滅びた後の世界通称融合世界と友好世界にやって来ているんですよ。年数で言えば約500年以上の後の世界となります」

 

「ええ――」

 

千明は直哉の言葉に驚いていた。

 

「貴方達は誰?」

 

「僕は花寺直哉と言います。役千明さんで良いでしょうか?」

 

!!

 

「どうして私の名前を知ってるの?」

 

「ああ、それは・・・こちらの世界も多少7人世界と関りがあるので」

 

「え、そうなの?」

 

「はいですが、千明さんの経緯を教えてくれないとこちらとしてもどう動けばいいのかがわからないので」

 

「そうねわかったわ」

 

「ですので最初に言いましたよ」

 

「成程そう言う意味だったのね」

 

「まさか7人世界が滅びた後の世界にやって来る事になるなんて・・・」

 

「ねえ、何でここに来たのかわかる?」

 

「詳しくは調べないとわかりませんが・・・」

 

「だからこういうことも出来るよ、千明お姉ちゃん超鬼神になる呪文を唱えて」

 

「超鬼神力、ヴァジュラマサラ、サムスカーラ」

 

「五大招来」

 

「ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「ね、出来たでしょ」

 

直哉は、笑顔で言う」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

「千明さんが元の時代に戻る直前に何かの理由で帰還中に干渉を受けたのではないかとこちらの世界の物のね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

千明の選択前編

「詳しくは調べないとわかりませんが・・・」

 

「だからこういうことも出来るよ、千明お姉ちゃん超鬼神になる呪文を唱えて」

 

「超鬼神力、ヴァジュラマサラ、サムスカーラ」

 

「五大招来」

 

「ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「ね、出来たでしょ」

 

直哉は、笑顔で言う」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

「千明さんが元の時代に戻る直前に何かの理由で帰還中に干渉を受けたのではないかとこちらの世界の物のね」

 

「え、この世界にはそんなの物があるの?」

 

「ええ、あると言えばありますね」

 

そして直哉が千明に説明をする。

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

直哉とアニエスはお互いにそう言った。

 

「まさか私もそのタイムトラベルの影響で・・・」

 

「はいですが、千明さんの場合先程も言いましたが・・・」

 

「今千明さんは7人世界が滅びた後の世界通称融合世界と友好世界にやって来ているんですよ。年数で言えば約500年以上の後の世界となります」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「いくらタイムトラベルの機能があったとしてもせいぜい同じ時間軸に存在する人ならまだしも、500年以上前に来ていた千明さんにそれが干渉するとは普通なら考えられないんですけどね」

 

「確かにそうだね私も・・・」

「だからこういうことも出来るよ、千明お姉ちゃん超鬼神になる呪文を唱えて」

 

「超鬼神力、ヴァジュラマサラ、サムスカーラ」

 

「五大招来」

 

「ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「ね、出来たでしょ」

 

直哉は、笑顔で言う」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

「あの後の帰還までは別に変な事はなかったよ」

 

千明がそう言い切る。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第53章 新たな来訪者との合流後編
千明の選択中編


「超鬼神力、ヴァジュラマサラ、サムスカーラ」

 

「五大招来」

 

「ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「ね、出来たでしょ」

 

直哉は、笑顔で言う」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

「あの後の帰還までは別に変な事はなかったよ」

 

千明がそう言い切る。

 

「そうですか、それなら今後は千明さんの立場ですが・・・千明さん自身が決めて下さい」

 

「どういう事?」

 

「先程も言いましたが・・・」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

「フフ、成程あれがイシュメルガとデボネアが言っていた力ですか」

 

カルマがそう呟く。

 

「カルマ、イシュメルガとデボネアとは何者だ?」

 

真宮寺直哉がカルマに聞く。

 

「ああ、遥か未来から来た私の協力者ですよ」

 

!!

 

「遥か未来から来た協力者だと」

 

「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「そうです。それで間違いないですね?花寺薫」

 

「薫ちゃんの名字が違う」

 

「その通りだよカルマ。よくそこまで融合世界の事を熟知してるね」

 

「イシュメルガとデボネアでも私の名字変更の事は知らなかったのに」

 

「融合世界?飛鳥ちゃんどういう事?」君達は幼馴染世界から来たんだよね」

 

「違いますよ。真宮寺直哉さん」

 

「おい、直哉しっかりしろ面倒な奴は倒されたんだ」

 

「そうよ直哉君後はカルマを倒せば・・・えっ」

 

その時千明は見た。光武F2が炭になる所を」

 

「いやあああ。巴里華撃団の皆が炭になったわ――」

 

「あはは、良いですね。ある程度制限がありますが、触れた物全部を炭に変える能力を持つノイズと言う兵器は」

 

「「「「「「何だと!!触れたら炭にされるだと」」」」」」

 

「一体どうやって倒すんだよ」

 

「安心して下さい皆さん」

 

「「だああああ」」

 

!!

 

「「「何だノイズが消滅していく」」」

 

「まさか、特殊遊撃部隊の奴等めシンフォギア奏者をこちらに連れて来たのか?」

 

「そうだよカルマ私達を貴女が、エキストラプレイヤーとして与えた特権として与えた力で、仲間と合流して、貴女がノイズを使う可能性があったからね」

 

「おのれーーキュアグレースそして紫藤直哉め」

 

「さあ、皆さん後は邪精霊カルマを倒すだけです。ノイズやメガビョーゲンは私達に任せて下さい」

 

「「「「「ああ、任せた」」」」」

 

そして特殊遊撃部隊はカルマ以外と戦い始めた。

 

「しかし邪精霊カルマに、それなりの融合世界世界の情報が流れてたな」

 

グレースの中にいる直哉が呟いた。

 

「そうだね直哉君」

 

「恐らく邪精霊カルマを倒したら僕達と融合世界は、異界との繋がりは切れると思います」

 

「僕達の知るカルマは、千明さんの知らない進化をしていて、僕達と行動すればそのカルマと遭遇するかも知れません」

 

「ですので、千明さんが望むのであれば安全な場所に連れて行きますけどどうしますか?」

 

「私は・・・」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

千明の選択後編

「おのれーーキュアグレースそして紫藤直哉め」

 

「さあ、皆さん後は邪精霊カルマを倒すだけです。ノイズやメガビョーゲンは私達に任せて下さい」

 

「「「「「ああ、任せた」」」」」

 

そして特殊遊撃部隊はカルマ以外と戦い始めた。

 

「しかし邪精霊カルマに、それなりの融合世界世界の情報が流れてたな」

 

グレースの中にいる直哉が呟いた。

 

「そうだね直哉君」

 

「恐らく邪精霊カルマを倒したら僕達と融合世界は、異界との繋がりは切れると思います」

 

「僕達の知るカルマは、千明さんの知らない進化をしていて、僕達と行動すればそのカルマと遭遇するかも知れません」

 

「ですので、千明さんが望むのであれば安全な場所に連れて行きますけどどうしますか?」

 

「私は・・・」

 

「君達と行くわ」

 

「それで良いんですね?」

 

「ええ、どのみちこちらの世界にカルマや憑依の実があるなら無視は出来ないわ」

 

「でも良いんですか?こちらの世界も・・・」

 

「!!さくらお姉ちゃん。嫌な感じのものがここに来るよ」

 

「ええ、私も感じるわ。一体何が来るのよ」

 

!!「千明俺様を召還しろ、憑依獣だこの匂いは」

 

「ええ、わかったわ」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

だが、前鬼の封印は解けなかった。

 

「何で、封印が解けないの?」

 

千明があたふたしている間に、実に取り憑かれた人物が現れ、それを見たさくらと直哉は、驚いた。

 

「「大神さん」」

 

「何?憑依の実に取り憑かれたの、さくらさんの知り合いの人?」

 

「ええ、そうです」

 

「見つけた・・・直哉君」

 

そう言いながら大神は、直哉に近づくが、その直前に欲望を吸い取られ憑依獣となってしまった。

 

そして、今度は千明と前鬼が、驚いた。何故なら、大神が変身した憑依獣が元の世界で直前まで戦っていた奴だったのだ。

 

「どうだ鬼神と祓い師よ、呪力が殆ど使えない世界での生活は」

 

「何ですって」

 

「この世界では、呪力の変わりの力霊力が無ければならない」

 

「貴様らには無いだろう。死ね」

 

「こちらの世界も7人世界と同じように呪力は存在しませんけど?」

 

「ええ――」

 

「そういうことか、さくらお姉ちゃん千明お姉ちゃん今から前鬼君の封印を解くから呪文3にんで唱えるよ」

 

「「わかったわ」」

 

 

「「「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」」」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

「何故だ!!鬼神の封印が何故解けた?」

 

「それはね、僕とさくらお姉ちゃんの霊力を呪力に変換したからね」

 

何だと!!」

 

「だからこういうことも出来るよ、千明お姉ちゃん超鬼神になる呪文を唱えて」

 

「超鬼神力、ヴァジュラマサラ、サムスカーラ」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「ね、出来たでしょ」

 

直哉は、笑顔で言う」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

「あの時のように何とかできない?」

 

「すみません。こちらの世界ではそんな都合のいい事は起きない物と考えていてください」

 

「そんなーー」

 

千明は直哉の言葉にショックを受けていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊と役千明

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

「あの時のように何とかできない?」

 

「すみません。こちらの世界ではそんな都合のいい事は起きない物と考えていてください」

 

「そんなーー」

 

千明は直哉の言葉にショックを受けていた。

 

暫くして・・・

 

千明は改めて特殊遊撃部隊のメンバーと挨拶をした直後・・・

 

「嘘でしょ特殊遊撃部隊のメンバーと協力者のメンバーはほぼ私より下だなんて・・・」

 

「その上私が知ってる人は大神さんと帝国華撃団メンバーしかいないし」

 

「それに巴里華撃団と新生帝国華撃団て何?」

 

千明が直哉に質問する。

 

「ああ、その説明をしますのでこちらを見て下さい」

 

直哉が映像を再生した。

「ちょっとちょっとエリカ君。何で、シャノワールに行くんだい?それにあのウサギのような奴は一体?」

 

「大神さんあれが、巴里を襲う敵なんです」

 

「敵だって!!エリカ君君は一体何者なんだい?」

 

「・・・私は・・・」

 

その時大神達は、シャノワールに着いた。

 

そしてすぐさま、大神は、エリカに地下司令室に繋がる。ダストシュートに案内され、地下司令室に着いた。

 

シャノワール地下司令室・・・

 

「ここは?何処だ」

 

「よく来たね、ムッシュ」

 

!!

 

「あ、貴女は、シャノワールの支配人、それに迫水大使、どうしてここにいるんですか?それにここはそこなんですか?」

 

「ここはね、ムッシュ、巴里華撃団の本部なのさ」

 

「巴里華撃団?」

 

「巴里華撃団ですか?つまり巴里にも帝国華撃団のような秘密組織があったんですね?ライラック婦人」

 

「そう言う事さ、ムッシュ」

「そして大神君、君が、帝都から来た真の理由がこれだ」

 

「ムッシュ大神貴方は、巴里華撃団の隊長をしてもらう為に、巴里に来てもらったのさ」

「それじゃあ次は、隊員の紹介だよ。エリカからだよ」

 

「はーい、エリカ・フォンティーヌです。よろしくお願いしますね、大神さん」

 

「グリシーヌ・ブルーメールだ、貴公が隊長に相応しいか、私自らが見極めてやる」

 

「ああ、二人共頼むよ」

 

「さあ、ムッシュ、出撃命令を頼むよ」

 

「はい、巴里華撃団出撃せよ!!目標地点凱旋門」

 

「「了解」」

 

そして大神達巴里華撃団は、初めての戦いに出撃をした。

 

「ウーサッサもう少しでこの街のシンボルが倒壊するピョン」

 

「そんな事は差せん!!」

 

「誰だピョン」

 

「「「巴里華撃団参上!!」」」」

 

映像停止・・・

 

「これが巴里華撃団です。そして巴里華撃団の隊長は、帝国華撃団と同じく大神さん何ですよ」

 

「へえそうなんだ」

 

「それは太正16年に私達の代の最後の戦いを終えた3年後に突然降魔皇と言う者達が帝都に現れてその時に私は霊力を失ってしまい、私は降魔皇との戦いには参加しないことでこちらの世界に残る事となったんですわ」

 

 

「それじゃ帝国華撃団と巴里華撃団ともうひとつの華撃団は?」

 

「直哉さん3華撃団は降魔皇を封印するために幻都にいます」

 

「「「「幻都に」」」」

 

「幻都と言うのは何ですか?」

 

「幻都と言うのは降魔皇を封印しているもうひとつの帝都と思ってください」

 

「「「「成る程」」」」

 

「つまりすみれさん以外の3華撃団は幻都にいるわけですね」

 

「ええ、生きていればですけど」

 

「「「そんな生きていればって」」」

 

その時すみれに仕える一人の女性がやって来た。

 

「すみれ様。そろそろ約束の時間となりますがどういたしましょう?」

 

「もうそんな時間ですかカオルさんありがとう。直哉さんもうすぐここに新隊長がやって来るので少し席を外して貰えるかしら?」

 

「わかりましたのどかさんとちゆさんひなたさん。行きましょう」

 

「「「うん」」わかったわ」

 

そして直哉達は大帝国劇場を出ていく。

 

映像終了・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

巴里華撃団と新生帝国華撃団の説明

「幻都と言うのは何ですか?」

 

「幻都と言うのは降魔皇を封印しているもうひとつの帝都と思ってください」

 

「「「「成る程」」」」

 

「つまりすみれさん以外の3華撃団は幻都にいるわけですね」

 

「ええ、生きていればですけど」

 

「「「そんな生きていればって」」」

 

その時すみれに仕える一人の女性がやって来た。

 

「すみれ様。そろそろ約束の時間となりますがどういたしましょう?」

 

「もうそんな時間ですかカオルさんありがとう。直哉さんもうすぐここに新隊長がやって来るので少し席を外して貰えるかしら?」

 

「わかりましたのどかさんとちゆさんひなたさん。行きましょう」

 

「「「うん」」わかったわ」

 

そして直哉達は大帝国劇場を出ていく。

 

映像終了・・・

 

「こちらではそんなに進んでいるの?」

 

「いえそう言う訳ではありませんが・・・」

 

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「恐らくですがこちらの世界で起きた歴史の改変が過去に存在した世界も含めた歴史の改変をしたと考えられます。と言うかそう考えないと7人世界が存在する時代からこちらの世界へどれだけのタイムトラベルをしたんだよって言いたくなりますよ」

 

「確かにね」

 

「それで千明さんこれから説明しますね」

 

「何を?」

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン

 

「やっぱりランボーグとは違う」

 

プリズムがそう言う。

 

「大丈夫ですか?皆さん」

 

「ああ、助かったよ君達は一体誰なんだ?」

 

「私はキュアスカイです」

 

「私はキュアプリズムです」

 

「リィン挨拶は後だ」

 

「ああ、マキアス」

 

「あの私も手伝います」

 

「そうだね私達がランボーグみたいのを相手すればお兄さん達は別の相手を出来るからね」

 

「そうです」

 

「良いのかい君達?」

 

「「はい」」

 

「それじゃあ頼むよ」

 

「この接触を成功させる事が目的だと言うの?」

 

ローズマリーが直哉に聞く。

 

「ええ、あくまでも僕がそう考えているにすぎませんがね、今はですが」

 

「ですが少なくとデボネアはプリキュアの力に興味を持っている筈です」

 

「え、謎の次元嵐が大量に発生し融合世界内部の世界及び友好世界に帰還が出来ない?」

 

「これが特殊遊撃部隊の仕事です」

 

直哉が千明にそう言った。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ゼムリア大陸に到着そして・・・

「ああ、マキアス」

 

「あの私も手伝います」

 

「そうだね私達がランボーグみたいのを相手すればお兄さん達は別の相手を出来るからね」

 

「そうです」

 

「良いのかい君達?」

 

「「はい」」

 

「それじゃあ頼むよ」

 

「この接触を成功させる事が目的だと言うの?」

 

ローズマリーが直哉に聞く。

 

「ええ、あくまでも僕がそう考えているにすぎませんがね、今はですが」

 

「ですが少なくとデボネアはプリキュアの力に興味を持っている筈です」

 

「え、謎の次元嵐が大量に発生し融合世界内部の世界及び友好世界に帰還が出来ない?」

 

「これが特殊遊撃部隊の仕事です」

 

直哉が千明にそう言った。

 

「私のせいでごめんね、かなり時間を取らせて」

 

「いえ、それは違いますよ。千明さん」

 

「「「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」」」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

「何故だ!!鬼神の封印が何故解けた?」

 

「それはね、僕とさくらお姉ちゃんの霊力を呪力に変換したからね」

 

何だと!!」

 

「だからこういうことも出来るよ、千明お姉ちゃん超鬼神になる呪文を唱えて」

 

「超鬼神力、ヴァジュラマサラ、サムスカーラ」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「ね、出来たでしょ」

 

直哉は、笑顔で言う」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

「千明さん貴女と前鬼君は何故か7人世界の真宮寺姉弟の事を覚えてこちらに来る事自体が異例なんですよ」

 

「そうなの?」

 

「はい例えば7人世界に関わっていた異世界の人は、7人世界に最悪の事態が起きた場合7人世界に関する記録は消去されるんです本来であれば・・・」

 

「何故それをするかと言うと、新たな世界が前の世界に引っ張られないようにする為です」

 

「成程貴方が同じ直哉君でも、雰囲気が全く違うのと一緒で良いのかな?」

 

「まあ、千明さんがそれでわかるのであればそれでも良いですよ」

 

暫くして・・・

 

特殊遊撃部隊は少し前のゼムリア大陸に着いた。その時間帯は・・・

 

「良いのか俺達にナノビョーゲンと言うアイテムを渡しても?」

 

「ああ、構わないただナノビョーゲンを倒すことが出来る連中がいたら私の事を秘密にしてくれるだけでそれでいい」

 

「そんなのでいいのか?」

 

「ああ、十分だcさて私は行くとしようせいぜい鉄血宰相を倒して欲しいものだ」

 

「任せてくれアルバ教授」

 

「しかし不気味な教授でしたねc」

 

「ああ、それは・・・事実だがナノビョーゲンと言うアイテムをゲット出来たから良いとしよう」

 

「準備を始めようvとs」

 

「「おう」はい」

 

鉄血宰相が襲撃事件発生直前のタイミングであった。

 

「さて皆さん準備は良いですか?」

 

「「「「「「はい」」」」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

作戦行動前の確認1

「良いのか俺達にナノビョーゲンと言うアイテムを渡しても?」

 

「ああ、構わないただナノビョーゲンを倒すことが出来る連中がいたら私の事を秘密にしてくれるだけでそれでいい」

 

「そんなのでいいのか?」

 

「ああ、十分だcさて私は行くとしようせいぜい鉄血宰相を倒して欲しいものだ」

 

「任せてくれアルバ教授」

 

「しかし不気味な教授でしたねc」

 

「ああ、それは・・・事実だがナノビョーゲンと言うアイテムをゲット出来たから良いとしよう」

 

「準備を始めようvとs」

 

「「おう」はい」

 

鉄血宰相が襲撃事件発生直前のタイミングであった。

 

「さて皆さん準備は良いですか?」

 

「「「「「「はい」」」」」」」

 

「行動前の確認ですが、のどかさん達とまなつちゃん達とゆいちゃん達プリキュアは・・・」

 

「ああ、十分だcさて私は行くとしようせいぜい鉄血宰相を倒して欲しいものだ」

 

「任せてくれアルバ教授」

 

「しかし不気味な教授でしたねc」

 

「ああ、それは・・・事実だがナノビョーゲンと言うアイテムをゲット出来たから良いとしよう」

 

「準備を始めようvとs」

 

「「おう」はい」

 

「嫌な予感だと」

 

「そうよ」

 

「メガ・・・ビョーゲン」

 

「「「「「「「「「えっ何が起きた?」」」」」」」」」

 

その時亜種型メガビョーゲンにダメージを与えた2人の少女がⅦ組の前に現れた。

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン

 

「やっぱりランボーグとは違う」

 

プリズムがそう言う。

 

「大丈夫ですか?皆さん」

 

「ああ、助かったよ君達は一体誰なんだ?」

 

「私はキュアスカイです」

 

「私はキュアプリズムです」

 

「リィン挨拶は後だ」

 

「ああ、マキアス」

 

「あの私も手伝います」

 

「そうだね私達がランボーグみたいのを相手すればお兄さん達は別の相手を出来るからね」

 

「そうです」

 

「良いのかい君達?」

 

「「はい」」

 

「それじゃあ頼むよ」

 

リィンがそう言い、プリズム達と別れようとした時事態は急変したのだった。

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

突然亜種型メガビョーゲンは浄化され想定外事態に驚く。Ⅶ組のメンバーと帝国解放戦線の2人だった。

 

「あのランボーグみたいのを浄化したと言う事はこれもプリキュアの力?」

 

「恐らくそうだと思います。プリズム」

 

「でもここ異世界だよスカイ」

 

「デボネアが求めているこの流れの前にキュアスカイとキュアプリズムと接触しⅦ組のメンバーに会わせないで下さい」

 

「そして他の方々はⅦ組のメンバーとお接触し共闘で帝国解放戦線を撃退して下さい」

 

「「「「「「ええーー良いですか?」」」」」」」

 

「「「「「「「ありがとうございます。あの怪物を倒してくれて」」」」」」」

 

「気にしないで下さいあの敵メガビョーゲンは私達の力を使わなければ完全に倒す事は難しいので」

 

「「「メガビョーゲンですか?」」」

 

「はいこれ以上は伝える事は出来ませんが、頑張って下さいねトールズ士官学校Ⅶ組の皆さん」

 

「「「「「「「はい」」」」」」」」

 

キュアグレース達はⅦ組と別れ、キュアプリズム達がいる方に向かった。

 

「「「「初めまして私はキュアグレース」私はキュアフォンテーヌよ」私はキュアスパークルだよ」私はキュアアースです」

 

「「あ、私達はキュアスカイと」キュアプリズムです」

 

「そして私達は響さんと一緒に仕事をしている仲間だよ」

 

!!

 

「グレースさんお願いがあります。私達を響さん達に会わせて貰えませんか?」

 

「どういう事かな?」

 

「ええ、私達は先程までこことは違う世界で私達の敵と戦っていたら・・・」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

「「「「「「くっ強い」」」」」」

 

「スカイあの人達を助けよう」

 

「しかしエルちゃんや翼くんを探さないと」

 

「それも大事だけど今はランボーグみたいのを浄化しないと」

 

「そうですね」

 

「成程仲間と別れたと思ったらいつの間にかこちらの世界に来ていてメガビョーゲンと戦ったのね」

 

「はい」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

作戦行動前の確認2

「「あ、私達はキュアスカイと」キュアプリズムです」

 

「そして私達は響さんと一緒に仕事をしている仲間だよ」

 

!!

 

「グレースさんお願いがあります。私達を響さん達に会わせて貰えませんか?」

 

「どういう事かな?」

 

「ええ、私達は先程までこことは違う世界で私達の敵と戦っていたら・・・」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

「「「「「「くっ強い」」」」」」

 

「スカイあの人達を助けよう」

 

「しかしエルちゃんや翼くんを探さないと」

 

「それも大事だけど今はランボーグみたいのを浄化しないと」

 

「そうですね」

 

「成程仲間と別れたと思ったらいつの間にかこちらの世界に来ていてメガビョーゲンと戦ったのね」

 

「はい」

 

「Ⅶ組のメンバーにキュアスカイとキュアプリズムが接触前に帝国解放戦線を退却させて下さい」

 

「「「「「「ええーー良いですか?直哉さん」」」」」」」

 

「ええ、構いません。ここでそれくらいをしなければイシュメルガやデボネアにとって都合のいい流れになるので」

 

「「「「「「ええーー都合のいい展開?」」」」」」」

 

「はい」

 

「それは簡単だよ。スカイランドとソラシド市との行き来が私達の知る中で簡単でなおかつスカイランドの物がソラシド市で見つける事が出来るからね」

 

「そう言う事例が起きる事は少なくともソラシド市とスカイランド両方に詳しいヨヨさんのお孫さんでしょう」

 

「だったらヨヨさんに連絡をした方が安全じゃない?」

 

グレースがそう言う。

 

「それは確かにそうです。でもこういう移動は私にとっても想定していたわけではありませんだから・・・」

 

「ふん成程キングビョーゲン様が気にする謎の力はやはりプリキュアの力だったか」

 

「「「グワイワルどうしてここに?」」」

 

「キングビョーゲン様命令でな新たなプリキュアの力を試しに来たのさ、邪魔はするなよお前たちの上司も許可しているからな」

 

そしてグワイワルはスカイとプリズム攻撃を開始した。

 

「グレースどうしよう?

 

スパークルがグレースに聞く。

 

「簡単に言えば前回のイベントのたいはんがイシュメルガとデボネアの思惑通りだったようですね」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

「それで魔王の因子とゲネシスの改変が起きてたようです僕達に気づかれないように」」

 

「本当なのそれ?」

 

ローラ直哉に聞く。

 

「はい」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

食らいやがれ、金剛斧争覇斬」

 

「うわああ。おのれーー鬼神許さんぞ」

 

「だがこのままでは貴様等全員この世界から消してやる」

 

「球体転移邪刻球ーー」

 

「あの技は真電が使った技だわ」

 

「あぶねえ千明」

 

千明は、ZENKIによって転移は去れずにすんだが、真双焔武に乗っていた二人は何処かに、転移させられてしまった。

 

「なおや、さくらー」

 

ZENKIが消えていった二人の名を叫ぶ。

 

「食らいやがれカルマ、これが俺様のルドラだあああ」

 

ZENKIの体が光となり、カルマを貫いた。

 

「ぎゃああああ。またもやこの技で負けるのか?」

 

「千明さんとの話を終えた後念の為に管理者の神殿の方で魔王の因子とゲネシスの改変によるゲートが開いたと言ってたので」

 

そして直哉が説明をし、特殊遊撃部隊は動き出した。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2組に対する説明会前編

「初めまして皆さん自分は、特殊遊撃部隊の司令官をしている花寺直哉です。よろしくお願いしますねトールズ士官学校Ⅶ組の皆さんとソラさんとましろさん」

 

「どうして貴方達は俺達の戦いに介入したんです?」

 

リィンが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

「「「「「「くっ強い」」」」」」

 

「スカイあの人達を助けよう」

 

「しかしエルちゃんや翼くんを探さないと」

 

「それも大事だけど今はランボーグみたいのを浄化しないと」

 

「そうですね」

 

そう言って2人はⅦ組の援護を始めた。

 

「おお、こいつはすげえ」

 

「はしゃぐんじゃないよv恥ずかしいから」

 

「そりゃ無理だぜ。cから預かったあれ一体でこのままいけばGの無念を晴らせるかもなんだからな」

 

「それはそうだけど・・・何か嫌な感じがするのよ」

 

「良いのか俺達にナノビョーゲンと言うアイテムを渡しても?」

 

「ああ、構わないただナノビョーゲンを倒すことが出来る連中がいたら私の事を秘密にしてくれるだけでそれでいい」

 

「そんなのでいいのか?」

 

「ああ、十分だcさて私は行くとしようせいぜい鉄血宰相を倒して欲しいものだ」

 

「任せてくれアルバ教授」

 

「しかし不気味な教授でしたねc」

 

「ああ、それは・・・事実だがナノビョーゲンと言うアイテムをゲット出来たから良いとしよう」

 

「準備を始めようvとs」

 

「「おう」はい」

 

「嫌な予感だと」

 

「そうよ」

 

「メガ・・・ビョーゲン」

 

「「「「「「「「「えっ何が起きた?」」」」」」」」」

 

その時亜種型メガビョーゲンにダメージを与えた2人の少女がⅦ組の前に現れた。

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン

 

「やっぱりランボーグとは違う」

 

プリズムがそう言う。

 

「大丈夫ですか?皆さん」

 

「ああ、助かったよ君達は一体誰なんだ?」

 

「私はキュアスカイです」

 

「私はキュアプリズムです」

 

「リィン挨拶は後だ」

 

「ああ、マキアス」

 

「あの私も手伝います」

 

「そうだね私達がランボーグみたいのを相手すればお兄さん達は別の相手を出来るからね」

 

「そうです」

 

「良いのかい君達?」

 

「「はい」」

 

「それじゃあ頼むよ」

 

リィンがそう言い、プリズム達と別れようとした時事態は急変したのだった。

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

突然亜種型メガビョーゲンは浄化され想定外事態に驚く。Ⅶ組のメンバーと帝国解放戦線の2人だった。

 

「あのランボーグみたいのを浄化したと言う事はこれもプリキュアの力?」

 

「恐らくそうだと思います。プリズム」

 

「「「「「「「「「この映像は?」」」」」」」」」

 

「これは貴方達と僕達と出会うのが遅かった場合の映像で、Ⅶ組の皆さんとソラさん達が僕達の敵に知らずに操られる事になった記録です」

 

「「「「「「「「「ええ――何なんですかこれーー」」」」」」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2組に対する説明会中編

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

突然亜種型メガビョーゲンは浄化され想定外事態に驚く。Ⅶ組のメンバーと帝国解放戦線の2人だった。

 

「あのランボーグみたいのを浄化したと言う事はこれもプリキュアの力?」

 

「恐らくそうだと思います。プリズム」

 

「「「「「「「「「この映像は?」」」」」」」」」

 

「これは貴方達と僕達と出会うのが遅かった場合の映像で、Ⅶ組の皆さんとソラさん達が僕達の敵に知らずに操られる事になった記録です」

 

「「「「「「「「「ええ――何なんですかこれーー」」」」」」」」」

 

直哉の説明に対し聞いていた全員が驚いていた。

 

「事実なんです。それにましろさん驚かないで下さいね」

 

直哉がそう言う。

「ならヨヨさん貴女が僕達をここに来るように仕向けたのではないんですね?」

 

「ええ、違うわよ」

 

「でも貴方達がここに来たのは必然よ」

 

「それはどういう意味ですか?」

 

「地球のお医者さん、南国、食事のプリキュア達が貴方と共にいるから連れて来られたんだと思うの」

 

「ヨヨさんは僕達がここに来たのは3組のプリキュア達がいるからと言いたいのですね」

 

「そうよ」

 

「そうですか、ヨヨさん貴女の言葉を信じるとすれば少なくともこの世界は地球のお医者さんのプリキュアそして南国のプリキュアと食事のプリキュアと直接関りがなくても。

 

「そう言うものが働く世界と思っていいんですね」

 

「そうよ、私が貴方達の存在を知ったのはその力の一部で知ったの」

 

「そして貴方の記憶にリンクして見せて貰ったの」

 

「ええ――おばあちゃんが特殊遊撃部隊の敵に操られているんですか?」

 

「はい事実です。正確に言えばソラシド市の住人ですけどね」

 

「「ええ――」」

 

ソラとましろが驚いていた。

 

「つまりましろさんも操られているんですか?

 

「それは今のましろさんはそう言う心配はありませんが・・・」

 

「ただ問題があるとすれば…ソラシド市に戻ると無意識に操られてしまう可能性があるんです」

 

「先程言いましたが・・・」

 

「ソラシド市を陰で操る相手は」

 

「メガ・・・ビョーゲン」

 

「「「「「「「「「えっ何が起きた?」」」」」」」」」

 

その時亜種型メガビョーゲンにダメージを与えた2人の少女がⅦ組の前に現れた。

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン

 

「やっぱりランボーグとは違う」

 

プリズムがそう言う。

 

「大丈夫ですか?皆さん」

 

「ああ、助かったよ君達は一体誰なんだ?」

 

「私はキュアスカイです」

 

「私はキュアプリズムです」

 

「リィン挨拶は後だ」

 

「ああ、マキアス」

 

「あの私も手伝います」

 

「そうだね私達がランボーグみたいのを相手すればお兄さん達は別の相手を出来るからね」

 

「そうです」

 

「良いのかい君達?」

 

「「はい」」

 

「それじゃあ頼むよ」

 

リィンがそう言い、プリズム達と別れようとした時事態は急変したのだった。

 

「前の段階では、キュアプリズムを介してトールズ士官学校Ⅶ組の皆さんにも同じことをしようとしてたんです」

 

「「「「「「「「「ええーー」」」」」」」」」

 

「それを阻止するには共闘をさせなければその条件を満たさないのでね」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第54章 第1部 合流後そして編
2組に対する説明会後編


「リィン挨拶は後だ」

 

「ああ、マキアス」

 

「あの私も手伝います」

 

「そうだね私達がランボーグみたいのを相手すればお兄さん達は別の相手を出来るからね」

 

「そうです」

 

「良いのかい君達?」

 

「「はい」」

 

「それじゃあ頼むよ」

 

リィンがそう言い、プリズム達と別れようとした時事態は急変したのだった。

 

「前の段階では、キュアプリズムを介してトールズ士官学校Ⅶ組の皆さんにも同じことをしようとしてたんです」

 

「「「「「「「「「ええーー」」」」」」」」」

 

「それを阻止するには共闘をさせなければその条件を満たさないのでね」

 

「「「「「「「「「まさかその条件が・・・」」」」」」」」」

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン

 

「やっぱりランボーグとは違う」

 

プリズムがそう言う。

 

「大丈夫ですか?皆さん」

 

「ああ、助かったよ君達は一体誰なんだ?」

 

「私はキュアスカイです」

 

「私はキュアプリズムです」

 

「リィン挨拶は後だ」

 

「ああ、マキアス」

 

「あの私も手伝います」

 

「そうだね私達がランボーグみたいのを相手すればお兄さん達は別の相手を出来るからね」

 

「そうです」

 

「良いのかい君達?」

 

「「はい」」

 

「「あの映像と言う事か」あの映像の流れだと言う事ですか?」

 

リィンとソラが直哉に聞く。

 

「そういう事ですよ。トールズ士官学校の皆さんはこの後は学校へ戻っても構いませんが・・・ソラさんとましろさんは暫く特殊遊撃部隊にいて貰います」

 

「「何故ですか?」」

 

「ならヨヨさん貴女が僕達をここに来るように仕向けたのではないんですね?」

 

「ええ、違うわよ」

 

「でも貴方達がここに来たのは必然よ」

 

「それはどういう意味ですか?」

 

「地球のお医者さん、南国、食事のプリキュア達が貴方と共にいるから連れて来られたんだと思うの」

 

「ヨヨさんは僕達がここに来たのは3組のプリキュア達がいるからと言いたいのですね」

 

「そうよ」

 

「そうですか、ヨヨさん貴女の言葉を信じるとすれば少なくともこの世界は地球のお医者さんのプリキュアそして南国のプリキュアと食事のプリキュアと直接関りがなくてもそう言うものが働く世界と思っていいんですね」

 

「そうよ、私が貴方達の存在を知ったのはその力の一部で知ったの」

 

「そして貴方の記憶にリンクして見せて貰ったの」

 

「先程も理由は言いましたが、今ソラシド市は敵地なのでそれに・・・」

 

「いやいやお祖母ちゃんなんで家に赤ちゃん用品があるの?」

 

「何でってそんな理由より実際あって助かったでしょう?」

 

「それはそうだけど・・・」

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どうしてですか?」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「それにソラさん以前こう言いましたよね?」

 

「それは・・・」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ソラの望み

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どうしてですか?」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「それにソラさん以前こう言いましたよね?」

 

「それは・・・」

 

「確かにあの時はそう言いましたけど・・・」

 

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どうしてですか?」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「今はち違うんですか?」

 

「はい今は・・・」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

「「「「「「くっ強い」」」」」」

 

「スカイあの人達を助けよう」

 

「しかしエルちゃんや翼くんを探さないと」

 

「それも大事だけど今はランボーグみたいのを浄化しないと」

 

「そうですね」

 

「ああ、エルちゃんと言う赤ん坊ですか?」

 

「知っているんですか直哉さん」

 

「え、ソラちゃん忘れたの?」

 

ましろがそう言う。

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どうしてですか?」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

!!

 

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「でも・・・」

 

「ほとんど響さんに言われましたけど、ソラさん貴女は1人では無いんですよ。貴女にとってここは異世界ですが、貴女は今この家にいるんですか?」

 

「あ、それは・・・ましろさんに連れて来られて」

 

「あの時直哉さんもいたよソラちゃん」

 

「へ・・・」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ソラにとって衝撃な事実

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

!!

 

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「でも・・・」

 

「ほとんど響さんに言われましたけど、ソラさん貴女は1人では無いんですよ。貴女にとってここは異世界ですが、貴女は今この家にいるんですか?」

 

「あ、それは・・・ましろさんに連れて来られて」

 

「あの時直哉さんもいたよソラちゃん」

 

「へ・・・」

 

「そんなことありませんあの時の直哉さんは子供でしたよ。今みたいな大人ではありませんでした」

 

「ああ、それは・・・ソラさんと皆さんこちらの2つの映像を見て下さい」

 

「貴女は将来女王になる為にまなつさんとさんごさんのいる陸に来たのですよね?」

 

「直哉っちかなり怒ってるね」

 

「ええ、仕方ないわね。恐らく人魚の考え方が上から命令をしているのと、自分は悪いと思ってないと言うのが態度で出てるし」

 

 

「だから直哉君も人魚と言う部分も考慮してまだ穏便な言葉を使ってるけど・・・」

 

「そうよ、それが悪いわけ?そしてまなつやさんごもプリキュアになったんだから私に協力するのが、当たり前でしょ」

 

 

!!

 

 

「ラビリンローラのような人は絶対女王になってほしくないラビ」

 

「国の人が可哀想ペン」

 

「だなおいらも、そんな楽しくない国は嫌だニャン」

 

 

「・・・何よ、あんた達には関係ないじゃない」

 

 

「関係なくないよ。ローラ」

 

 

「ヒーリングアニマルさん達は、教えてくれてるだよ。ローラが変わらないとそう言う女王になるって何でわからないの?」

 

 

「まなつ・・・」

 

 

「確かに私も、自分の事を優先したりするけど、自分の事ばっかり言い過ぎるとみんなが、ローラから離れちゃうよ。それって私は寂しいよ」

 

 

「まなつ・・・じゃあどうしたらいいのよ?」

 

「ローラローラが、こっちにいる間は人間として生活してると思ってしてみたら」

 

「なっそんな事出来るわけないでしょ」

 

「どうして?した事もないのに何で言えるの?」

 

「それは・・・」

 

「そこだよなローラが悪いのは、変にプライドを持ってるからか?」

 

「そうラビね全然ラビリン達より人間に近いんだから、のどか達みたいな生活が出来て羨ましいのにラビ」

 

「あんた達羨ましいの?」

 

「そりゃそうペン。僕とラビリンは絶対に人前では喋れないと言うか、ウサギやペンギンを飼ってる人いないし」

 

「「あ――そうか逆に目立つねそれは」」

ぺギタンの言葉に納得するまなつとさんごだった。

 

「だからよローラお前が、まなつとさんごと同じ人間だったらお前も気分悪いだろ?」

 

「う、それは・・・そうねプリキュアにしてやった気になったり、私の為に動けなんて、何こいつワガママ言ってるんだと思ったわ」

 

「ほれ見ろおいら達だって、パートナー探し大変だったしよ。それにおいら達の使命に付き合って貰ってるひなた達には感謝してるんだぜ」

 

映像切り替え後・・・

 

「うーー緊張だよ転校は」

 

 

「「そう言えば、のどかは、のどかっちはあの時も緊張してた」してたわね」

 

 

「あれは久しぶりの学校だったし」

 

 

「今回は特殊遊撃部隊の仕事の部分があるんだから」

 

 

「そうだったわね」

 

「そうだった」

 

「まあ、仕事は忘れないようにして下さいね。でも学生と言う事も忘れないでくださいね」

 

「「「はーい」」」

 

 

そして直哉達は学校の職員室に行き担任の先生共に教室に向かう。

 

 

 

教室に着くと、直哉達は担任の先生に待ってねと言われ、その後教室に入った。

 

 

!!

 

みのりが気がつき驚いていた。

 

 

「花寺のどかです。よろしくお願いいたします」

 

沢泉ちゆです」

 

「平光ひなただよ。よろしくね」

 

「紫藤直哉です。皆さんよろしくお願いいたします」

 

4人の自己紹介が終わり授業が始まった。

 

そして放課後・・・

 

みのりがのどかに聞く。

 

「何で、皆さんが転校生としてこの学校に?」

 

「うん私達も学生だからね」

 

「そうですか」

 

 

「それにこれはまなつちゃんの希望だったしね」

 

 

「あ・・・」

 

 

みのりがその時を思い出す。

 

「なんだよそれ」

 

「だってあすか先輩どんな反応するか見て見たかったし」

 

「しかし霊的体質とはいえ依然あった時より子供なんですね?」

 

映像終了・・・

 

「前者の映像では18ですが後者では12歳モードですよソラさん。以前会った時は僕は12歳モードでしたので」

 

「ええ――」

 

ソラが驚いていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉の事を知ったⅦ組とソラ達

みのりがその時を思い出す。

 

「なんだよそれ」

 

「だってあすか先輩どんな反応するか見て見たかったし」

 

「しかし霊的体質とはいえ依然あった時より子供なんですね?」

 

映像終了・・・

 

「前者の映像では18ですが後者では12歳モードですよソラさん。以前会った時は僕は12歳モードでしたので」

 

「ええ――」

 

ソラが驚いていた。

 

「「「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「年齢まで自由に出来るんですか?直哉さんは」

 

Ⅶ組全員が直哉に聞く。

 

「ええ、それくらいないと特殊遊撃部隊の総司令の役職なんて出来ませんよ」

 

「まあ今回に限り今ゼムリア大陸で起きている裏の事件について教えますね」

 

「「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「安心して下さいこれもエレポニア帝国の鉄血宰相も知っている範囲なので」

 

そして直哉は話し出す。

 

「以上が今回の作戦の結果です」

 

「まさか未来から来た3人を確認もしくは確保が目的だったがまさか確認すらできないとは」

 

「まあ仕方ないですね、彼等特殊調査隊は直接的な戦闘は不慣れだった事と、紅い星座が、特殊遊撃部隊についていたとは・・・」

 

「それは我々もおもいましたが・・・」

 

「それがですね不思議なんすよ。確かに謎のモンスターがカルバート共和国のクレイユ村で発見されて数時間後には謎のモンスターを見た筈のクレイユ村の住人の記憶が無かったんですよね」

 

「何!!住人の記憶が?」

 

「はい、カルバート共和国側では集団催眠を受けたと言う事にしたみたいです」

 

「成程確かに謎のモンスターがいると公表するよりは国民の信用度は上がるな」

 

「ええ、ですがカルバート共和国側も目撃者達が全滅状態なので調査は難航しているみたいですね」

 

「そうだろうなどちらにしても我々の計画の妨げになるような事になれば色々動かねばな」

 

「現状ではそう言う事をしなければいけない状況にはなりそうも無いですけどね」

 

「何一応の備えとしてだがな」

 

「もうこの案件には出さない方が賢明と思いますがね、下手をすれば内戦に負けるかも知れませんよ独断でリベール王国に戦力を送った事がばれて」

 

「そうかも知れぬな、ここで欲を出して本来の計画に支障をきたすわけにはいかんからな」

 

「だが・・・」

 

「それがですね不思議なんすよ。確かに謎のモンスターがカルバート共和国のクレイユ村で発見されて数時間後には謎のモンスターを見た筈のクレイユ村の住人の記憶が無かったんですよね」

 

「何!!住人の記憶が?」

 

「はい、カルバート共和国側では集団催眠を受けたと言う事にしたみたいです」

 

「成程確かに謎のモンスターがいると公表するよりは国民の信用度は上がるな」

 

「ええ、ですがカルバート共和国側も目撃者達が全滅状態なので調査は難航しているみたいですね」

 

「そうだろうなどちらにしても我々の計画の妨げになるような事になれば色々動かねばな」

 

「現状ではそう言う事をしなければいけない状況にはなりそうも無いですけどね」

 

「あの謎の事象の秘密を知りたかったがな」

 

「欲を言えばな」

 

「レスターお前は本来の任務をしつつ可能なら特殊遊撃部隊と接触してみて欲しい」

 

「特殊遊撃部隊と接触ですか?」

 

「そうだ」

 

「ですがリベール王国が特殊遊撃部隊と接触を許すとは思えませんが」

 

「これが裏の事件に関するエレポニア帝国の情報です」

 

「この情報が最新なのかはわかりませんが、その理由として鉄血宰相が演説中に撃たれた事が原因でしょうけど」

 

直哉がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

Ⅶ組と花寺直哉1

「レスターお前は本来の任務をしつつ可能なら特殊遊撃部隊と接触してみて欲しい」

 

「特殊遊撃部隊と接触ですか?」

 

「そうだ」

 

「ですがリベール王国が特殊遊撃部隊と接触を許すとは思えませんが」

 

「これが裏の事件に関するエレポニア帝国の情報です」

 

「この情報が最新なのかはわかりませんが、その理由として鉄血宰相が演説中に撃たれた事が原因でしょうけど」

 

直哉がそう言う。

 

「直哉さん貴方がそこまでする理由は何ですか?」

 

リィンが直哉に聞く。

 

「僕が、ゼムリア大陸にここまでする理由ですか?」

 

「はい」

 

「まあ簡単に言えば僕自身の罰ですね」

 

「罰ですか?」

 

「ええ、そうですねまずリベールでは・・・」

 

ワイスマンがそう言うと三種類の怪物がエステル達の前に現れた。

 

その時同じく響達の前にもノイズとメガビョウゲーンと降魔が現れたのだった。

 

「何だと!!ノイズメガビョウゲーンがどうしてリベルアーク内部に」

 

ナオヤ・ブライトは驚いていた。

 

「それだけじゃない。まさか降魔まで現れたなんて」

 

「ナオヤさん貴方達なら小型ノイズなら倒す事ができる筈なので大型ノイズと降魔は私が帝国華撃団の人達と戦います」

 

「ああ、わかった。メガビョウゲーンはどうする?」

 

「現状メガビョーゲンはブリキュアの力を使わないときついので最低限の迎撃でおさえて下さい」

 

「わかったリィンユウナミリアム頼んだ」

 

「「「了解」」」

 

そしてリィン達はそれぞれの敵に戦いを始めた。

 

その頃分断された響と帝国華撃団は・・・

 

「「「「うわあノイズとメガビョーゲンと見たことがない怪物がいるぞ」」」」

 

「皆さん戦ってください死にたくなければ」

 

「わかりました響さん。破邪剣征・桜花放神」

 

響の言葉に一番早く反応したさくらが降魔に攻撃をした。

 

「グギャアアア」

 

「謎の怪物が苦しんでいる」

 

「もしかしたら謎の怪物が苦手な物は霊力なのかもな」

 

そして帝国華撃団は降魔をメインに倒し始めた。

 

「その結果倒す筈の敵を倒せないと言う事態になり・・・」

 

「おりゃあこれでどうだ」

 

「がっがは」

 

「えい」

 

「ギャアアア。こんな子供に俺が・・・」

 

「フン、失礼ですね」

 

「そこ」

 

「ぐっおのれえええ、お前達が何者であろうと我々の目的の邪魔をさせんぞ」

 

「いけ軍用犬共よ」

 

!!

 

「何まだいたのか」

 

「ならば私が、貴様に力を貸そう」

 

「「「「誰」誰だ」」」

 

ワイズマンの声がその場にいる全員に聞こえた時ギャングが新たに放った5体の軍用犬5匹がメガビョーゲンに進化をしたのだった。

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

「うわあああ。軍用犬が怪物になったーー」

 

!!

 

 

「「「「何なんだあれは」」」」

 

特務支援課の4人も突然の事に驚いていた。

 

「その結果クロスベルでもこういう事態が起きたんですよ」

 

「そしてその戦いは・・・」

 

「何だこの怪物は、この間の降魔やノイズとも違うぞ」

 

「メガビョーゲン。メガビョーゲン」

 

「皆さん見てください怪物が動くたび赤黒い物が出現しています」

 

「「「何だって――」」」

 

「どうすれば・・・」

 

その時彼女達が来た。

 

「ここは私達に任せて下さい」

 

!!

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「「「「凄い」」」凄すぎるぜ」

 

そしてメガビョーゲン5体を浄化した事で大地は元に戻った。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

Ⅶ組と花寺直哉2

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「「「「凄い」」」凄すぎるぜ」

 

そしてメガビョーゲン5体を浄化した事で大地は元に戻った。

 

「これがクロスベルでの介入の結果でした」

 

「「「「「「「これは俺達の前の流れででてきた怪物と一緒だ」」」」」」」

 

「嫌な予感だと」

 

「そうよ」

 

「メガ・・・ビョーゲン」

 

「「「「「「「「「えっ何が起きた?」」」」」」」」」

 

その時亜種型メガビョーゲンにダメージを与えた2人の少女がⅦ組の前に現れた。

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン

 

「やっぱりランボーグとは違う」

 

プリズムがそう言う。

 

「大丈夫ですか?皆さん」

 

「ああ、助かったよ君達は一体誰なんだ?」

 

「私はキュアスカイです」

 

「私はキュアプリズムです」

 

「リィン挨拶は後だ」

 

「ああ、マキアス」

 

「あの私も手伝います」

 

「そうだね私達がランボーグみたいのを相手すればお兄さん達は別の相手を出来るからね」

 

「そうです」

 

「良いのかい君達?」

 

「「はい」」

 

「それじゃあ頼むよ」

 

「あれはに関しては改めて説明をしますね」

 

直哉が説明を始めた。

 

「お母さん。許せない」

 

 

「皆行くラビ」

 

「「「うん」」」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

「ニャン!」

 

 

「「「地球を お手当て!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

「プリキュア、また来たんだ」

 

「来るよ何度だって」

 

「この敵メガビョーゲンを本来使う組織がビョーゲンキングダムと言う所にいるビョーゲンズと言う者達です」

 

「ビョーゲンズ・・・つまりカバトン達のような組織があるんですか?」

 

ソラが直哉に聞く。

 

「そうですねただ、ソラさんとましろさんが戦っている組織とは違い侵略が前提なんです。そして・・・」

 

「君達に聞くけどメガビョーゲンとはいったい何なんだい?」

 

「一体何なんだと言われたら分類はウイルスと言う事になりますね」

 

「「「「はっウイルスだって――」」」」

 

フォンテーヌの答えに驚くロイド達だった。

 

「本当だよ。ナノビョーゲンがこないだの魔獣に感染したからあの魔獣はメガビョーゲンになったんだよ」

 

スパークルが説明をする。

 

「成程、メガビョーゲンがウイルスに感染した者の姿になるんですね」

 

「ええ、感染ですので病気になっている状態と思ってください」

 

「じゃあ、大地が赤黒なったのは何?」

 

エリィがグレース達に聞く。

 

「「「それは元々メガビョーゲンは、星を病気にする性質のあるウイルスなんです」」」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「じゃあ赤黒なったのは、ゼムリア大陸がウイルスに蝕んでいたの?」

 

「「「はいそういう事です」」」

 

「想像出来るかロイド?星を病気にするウイルスがいるなんてよ」

 

「「「「「「「「「ええーー」」」」」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

メガビョーゲンについての説明

「成程、メガビョーゲンがウイルスに感染した者の姿になるんですね」

 

「ええ、感染ですので病気になっている状態と思ってください」

 

「じゃあ、大地が赤黒なったのは何?」

 

エリィがグレース達に聞く。

 

「「「それは元々メガビョーゲンは、星を病気にする性質のあるウイルスなんです」」」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「じゃあ赤黒なったのは、ゼムリア大陸がウイルスに蝕んでいたの?」

 

「「「はい。そういう事です」」」

 

「想像出来るかロイド?星を病気にするウイルスがいるなんてよ」

 

「「「「「「「「「ええーー」」」」」」」」

 

「「「「「「「「「メガビョーゲンがウイルスーー」」」」」」」」」

 

「マジあり得ないんだけど、あれがウイルスなんて」

 

アリサがそう言う。

 

「皆さんからしてみればそうでしょうが、このパターンの逆もあるんですよ」

 

 

「ヨシュアに直哉君それに・・・」

 

「僕の名前はミリアムだよ。エステル」

 

「ちょっ先輩いきなり砕けすぎですよ」

 

ユウナがミリアムに言う。

 

「あら、ユウナも名前で呼んでいいのよ」

 

「いえ私は、エステルさんで行かせて貰います」

 

「あーわかったユウナがエステルの事を敬語使うのはカシウス・ブライトに言われたことが原因だね」

 

「何、二人とも私の父さんを知ってるのあんな典型的なダメ親父を」

 

「典型的なダメ親父・・・て、あのーヨシュアさんエステルさんは本気で言ってるんですか」

 

「ああ、君達が知る僕達はカシウス・ブライトの凄さを知ってるけどこちらのエステルはまだカシウス・ブライトの凄さを知らないからね」

 

「そうなんですね?」

 

その時紅い植物が淡い光を放ちその中心に大型植物魔獣ヒドラプラントとプラントアーム4体があり得ないことに体と浅草に出演したのだった。

 

「「大型魔獣」」

 

「エステル」

 

「うんヨシュア」

 

「待ってくださいヨシュアさんエステルさん。あの魔獣は通常の魔獣ではなく、幻獣と呼ばれるものです」

 

「「幻獣!!」

 

ユウナの言葉を聞いたエステルとヨシュアは警戒を強めながら幻獣ヒドラプラントに近づく。

 

「これはゼムリア大陸で幻獣と言われる者が僕達の世界に現れる事も実際にあったので、一概に人為的な原因とは言えない例もありますが、Ⅶ組とソラさんとましろさんの場合は・・・」

 

「良いのか俺達にナノビョーゲンと言うアイテムを渡しても?」

 

「ああ、構わない。ただ、ナノビョーゲンを倒すことが出来る連中がいたら私の事を秘密にしてくれるだけでそれでいい」

 

「そんなのでいいのか?」

 

「ああ、十分だ。さて、私は行くとしよう。せいぜい鉄血宰相を倒して欲しいものだ」

 

「任せてくれアルバ教授」

 

「しかし不気味な教授でしたねc」

 

「ああ、それは・・・事実だがナノビョーゲンと言うアイテムをゲット出来たから良いとしよう」

 

「準備を始めようvとs」

 

「「おう」はい」

 

「確実に僕達の敵が仕組んだものと断言出来ます」

 

「「「「「「「「「そんなーー」」」」」」」」」」

 

「そんなに気にしなくても良いですよ皆さん。何故なら前の時とは違う流れですから既に」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

説明会終了後の夜前編

 

「良いのか俺達にナノビョーゲンと言うアイテムを渡しても?」

 

「ああ、構わないただナノビョーゲンを倒すことが出来る連中がいたら私の事を秘密にしてくれるだけでそれでいい」

 

「そんなのでいいのか?」

 

「ああ、十分だcさて私は行くとしようせいぜい鉄血宰相を倒して欲しいものだ」

 

「任せてくれアルバ教授」

 

「しかし不気味な教授でしたねc」

 

「ああ、それは・・・事実だがナノビョーゲンと言うアイテムをゲット出来たから良いとしよう」

 

「準備を始めようvとs」

 

「「おう」はい」

 

「確実に僕達の敵が仕組んだものと断言出来ます」

 

「「「「「「「「「そんなーー」」」」」」」」」」

 

「そんなに気にしなくても良いですよ皆さん。何故なら前の時とは違う流れですから既に」

 

「そろそろ夕刻なので説明会は終わりますね。Ⅶ組の皆さんはこの情報は信頼出来る人には伝えてもいいので」

 

「「「「「「「はい」」」」」」」

 

そして説明会は終わった。

 

その日の夜お墓戦艦にある直哉の部屋では・・・

 

「直哉君本当に教えて良かったの?メガビョーゲンやワイズマンの事を」

 

ちゆが直哉に聞く。

 

「ええ、それは問題はないですよちゆさん。どのみち・・・」

 

「嫌な予感だと」

 

「そうよ」

 

「メガ・・・ビョーゲン」

 

「「「「「「「「「えっ何が起きた?」」」」」」」」」

 

その時亜種型メガビョーゲンにダメージを与えた2人の少女がⅦ組の前に現れた。

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン

 

「やっぱりランボーグとは違う」

 

プリズムがそう言う。

 

「大丈夫ですか?皆さん」

 

「ああ、助かったよ君達は一体誰なんだ?」

 

「私はキュアスカイです」

 

「私はキュアプリズムです」

 

「リィン挨拶は後だ」

 

「ああ、マキアス」

 

「あの私も手伝います」

 

「そうだね私達がランボーグみたいのを相手すればお兄さん達は別の相手を出来るからね」

 

「そうです」

 

「良いのかい君達?」

 

「「はい」」

 

「それじゃあ頼むよ」

 

リィンがそう言い、プリズム達と別れようとした時事態は急変したのだった。

 

「このイベントの一部の流れを変えただけなのでⅦ組の皆さんにはメガビョーゲンとワイズマンに関しては、伝えるつもりでいましたからね」

 

「じゃあ直哉っちソラちゃんとましろちゃんにもどうして伝えたの?」

 

ひなたが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・確認の為ですよ」

 

「「「「確認?」」」」

 

「はい」

「以前言われた事をまた言われる可能性があるよ」

 

「それは・・・」

 

「そうですねそれに響達と会えたとしてスカイ達は何がしたいのですか?」

 

アースがスカイ達に聞く。

 

「「それは消えた2人の仲間が心配だから探すのを手伝って欲しいんです」」

 

「成程・・・プリズムも本当にスカイと同じなの?」

 

「え、どういう意味ですか?」

 

プリズムがグレースに聞く。

 

「ごめんねそんな感覚を感じたから、もしかしたらプリズムは・・・」

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「あの時には既に響さんや私達や異世界の存在を知ってたんじゃない?」

 

「どうしてそう思うのです?」

 

「それは簡単だよ。スカイランドとソラシド市との行き来が私達の知る中で簡単でなおかつスカイランドの物がソラシド市で見つける事が出来るからね」

 

「そう言う事例が起きる事は少なくともソラシド市とスカイランド両方に詳しいヨヨさんのお孫さんでしょう」

 

「だったらヨヨさんに連絡をした方が安全じゃない?」

 

「以前のましろさんには特殊遊撃部隊を敵視していた感じがありましたから」

 

「「「「成程」」」」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

説明会終了後の夜後編1

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「あの時には既に響さんや私達や異世界の存在を知ってたんじゃない?」

 

「どうしてそう思うのです?」

 

「それは簡単だよ。スカイランドとソラシド市との行き来が私達の知る中で簡単でなおかつスカイランドの物がソラシド市で見つける事が出来るからね」

 

「そう言う事例が起きる事は少なくともソラシド市とスカイランド両方に詳しいヨヨさんのお孫さんでしょう」

 

「だったらヨヨさんに連絡をした方が安全じゃない?」

 

「以前のましろさんには特殊遊撃部隊を敵視していた感じがありましたから」

 

「「「「成程」」」」

 

「で、今回はどうでした?」

 

「ええ、とりあえずソラシド市の住人である以上ましろさんは・・・」

 

「ならヨヨさん貴女が僕達をここに来るように仕向けたのではないんですね?」

 

「ええ、違うわよ」

 

「でも貴方達がここに来たのは必然よ」

 

「それはどういう意味ですか?」

 

「地球のお医者さん、南国、食事のプリキュア達が貴方と共にいるから連れて来られたんだと思うの」

 

「ヨヨさんは僕達がここに来たのは3組のプリキュア達がいるからと言いたいのですね」

 

「そうよ」

 

「そうですか、ヨヨさん貴女の言葉を信じるとすれば少なくともこの世界は地球のお医者さんのプリキュアそして南国のプリキュアと食事のプリキュアと直接関りがなくてもそう言うものが働く世界と思っていいんですね」

 

「そうよ、私が貴方達の存在を知ったのはその力の一部で知ったの」

 

「いつ彼女のおばあさんのようにデボネアによって認識や常識を変えられるかも知れませんから」

 

「「「ええ――大丈夫なの?」」」

 

「落ち着いてくださいのどか達」

 

 

「「ええ――」」

 

ソラとましろが驚いていた。

 

「つまりましろさんも操られているんですか?

 

「それは今のましろさんはそう言う心配はありませんが・・・」

 

「ただ問題があるとすれば…ソラシド市に戻ると無意識に操られてしまう可能性があるんです」

 

「先程言いましたが・・・」

 

「ソラシド市を陰で操る相手は」

 

「メガ・・・ビョーゲン」

 

「「「「「「「「「えっ何が起きた?」」」」」」」」」

 

その時亜種型メガビョーゲンにダメージを与えた2人の少女がⅦ組の前に現れた。

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン

 

「やっぱりランボーグとは違う」

 

プリズムがそう言う。

 

「大丈夫ですか?皆さん」

 

「ああ、助かったよ君達は一体誰なんだ?」

 

「私はキュアスカイです」

 

「私はキュアプリズムです」

 

「リィン挨拶は後だ」

 

「ああ、マキアス」

 

「あの私も手伝います」

 

「そうだね私達がランボーグみたいのを相手すればお兄さん達は別の相手を出来るからね」

 

「そうです」

 

「良いのかい君達?」

 

「「はい」」

 

「それじゃあ頼むよ」

 

リィンがそう言い、プリズム達と別れようとした時事態は急変したのだった。

 

「前の段階では、キュアプリズムを介してトールズ士官学校Ⅶ組の皆さんにも同じことをしようとしてたんです」

 

「ましろに関しては説明会中に違うとわかったでしょう?」

 

「それはそうだけど・・・」

 

ひなたがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第54章 第2部 管理者への報告編
説明会終了後の夜後編2


「リィン挨拶は後だ」

 

「ああ、マキアス」

 

「あの私も手伝います」

 

「そうだね私達がランボーグみたいのを相手すればお兄さん達は別の相手を出来るからね」

 

「そうです」

 

「良いのかい君達?」

 

「「はい」」

 

「それじゃあ頼むよ」

 

リィンがそう言い、プリズム達と別れようとした時事態は急変したのだった。

 

「前の段階では、キュアプリズムを介してトールズ士官学校Ⅶ組の皆さんにも同じことをしようとしてたんです」

 

「ましろに関しては説明会中に違うとわかったでしょう?」

 

「それはそうだけど・・・」

 

ひなたがそう言う。

 

「納得がいかないんですね。同じプリキュアとして」

 

「うんそうなんだ」

 

「現状でヴォルクルスに有効なのは魔装機神なので、ヴォルクルスが出て来たら皆さんに伝えてください」

 

「成る程わかりました私達は、サイバスターとザムジードを援護しながら戦えばいいんですね」

 

「ちょっと待ってくれその役目俺達にも手伝わせてくれないか?」

 

「神山さん・・・いいんですか?」

 

「ああ、勿論だよキュアグレース」

 

「はいはい、私達も手伝いますよグレースさん」

 

「ありがとうねサマー」

 

「それでは皆さん行きましょう。邪神ヴォルクルスを倒す為に」

 

「「「「「「「「「おーー」」」」」」」」」

 

そして2組のプリキュアと新生帝国華撃団はサイバスターとザムジードを援護する為に向かった。

「お前達の技術を使わせてくれないか?」

 

「何の為にですか?」

 

「ああ、それは・・・科学者として興味があるからだ」

 

「成程そういう理由ですか?」

 

「ナルシストルーさん状況次第によっては貴方はブンドル団を脱退できますか?」

 

「俺がお前達の事を聞いた後イレギュラーになる事を防ぐ為に?」

 

「そういう事ではないんですが、僕達の立場上ブンドル団の幹部とある程度協力しないと僕達の最終目的には行けないんですよ。簡単に言えば」

 

「成程な、お前達の存在が俺達やプリキュアにばれた時点で、お前達と言う異物がオイシーナタウンに悪影響を与える可能性があるからそういう事を知られた場合双方にお前達の存在をばらす事で最小限に影響を与える様にしてるんだな」

 

「ええ、今回に関しては・・・」

 

「あの時のジェントルーの記憶が正しいのなら・・・」

 

「もしかしたらジェントルーは、私が知らない異世界に跳ばされていたと考えれば辻褄は合うが、そうそう簡単にはいけない筈だがな・・・それにしても異世界に別のプリキュア達がいるとはな」

 

「貴方の上司がジェントルーの記 憶を見て異世界のプリキュアの存在を知ると言う事態になるとは想定外だったので、こちらにしてもね」

 

「クッキングダムやオイシーナタウンと言う2つの世界がリンクしている世界のようでしたから気をつけて3人を送ったんですけどまさか・・・」

 

ジェントルーとプレシャスが異世界で対峙した映像で、その異世界には別のプリキュアが存在するんだな?」

 

「そういう事だナルシストルー」

 

「まなつちゃん達やゆいちゃん達の場合は私達も上手くやれると思えたんだけど」

 

「成程ましろさんへの疑念が取れないんですね?ソラシド市の住人そしてデボネアの手駒としての動きをするかも知れないからですね」

 

「「「うん」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

プリキュアとしての提案

「もしかしたらジェントルーは、私が知らない異世界に跳ばされていたと考えれば辻褄は合うが、そうそう簡単にはいけない筈だがな・・・それにしても異世界に別のプリキュア達がいるとはな」

 

「貴方の上司がジェントルーの記 憶を見て異世界のプリキュアの存在を知ると言う事態になるとは想定外だったので、こちらにしてもね」

 

「クッキングダムやオイシーナタウンと言う2つの世界がリンクしている世界のようでしたから気をつけて3人を送ったんですけどまさか・・・」

 

ジェントルーとプレシャスが異世界で対峙した映像で、その異世界には別のプリキュアが存在するんだな?」

 

「そういう事だナルシストルー」

 

「まなつちゃん達やゆいちゃん達の場合は私達も上手くやれると思えたんだけど」

 

「成程ましろさんへの疑念が取れないんですね?ソラシド市の住人そしてデボネアの手駒としての動きをするかも知れないからですね」

 

「「「うん」」」

 

「だから特殊遊撃部隊の情報は与えない方が良いとのどかさん達は考えているんですね」

 

「「「うん」」」

 

「じゃあ、大地が赤黒なったのは何?」

 

エリィがグレース達に聞く。

 

「「「それは元々メガビョーゲンは、星を病気にする性質のあるウイルスなんです」」」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「じゃあ赤黒なったのは、ゼムリア大陸がウイルスに蝕んでいたの?」

 

「「「はいそういう事です」」」

 

「想像出来るかロイド?星を病気にするウイルスがいるなんてよ」

 

「「「「「「「「「ええーー」」」」」」」」

 

「「「「「「「「「メガビョーゲンがウイルスーー」」」」」」」」」

 

「マジあり得ないんだけど、あれがウイルスなんて」

 

アリサがそう言う。

 

「皆さんからしてみればそうでしょうが、このパターンの逆もあるんですよ」

 

「皆さんの気持ちもわかりますが、ある程度妥協もして下さいね」

 

「だったら直哉君私達とソラさんとましろさんと模擬戦をさせて?」

 

「え、模擬戦をですか?うーん・・・」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

 

 

「キュアスパークル!」

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

 

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」

 

「ここでルール言いますね制限時間は20分で各チームのリーダーである飛鳥ちゃんとウレースさんは、リーダーしか攻撃してはいけません。人数の関係上響さんは相手のリーダー以外を攻撃するのは構いません」

 

 

「「「「「「了解」」」」」」」

 

「それでは、模擬戦を始めてください」

 

 

そして模擬戦が始まった。

 

 

 

「さて、僕は模擬戦後の準備をしておこうかな」

 

 

そして直哉が、模擬戦後の準備をしていると、家のチャイムが鳴った。

 

 

ピンポーン

 

「はーい」

 

そして直哉が玄関を開けると、そこには大神とまなつ達4人とローラがいた。

 

「こんばんは直哉さん」

 

 

「「「「「こんばんは私達来ちゃいました」」」」」

 

「大神さんにまなつちゃん達どうしたの?もう夜なのに」

 

 

「米田さんから聞いているとは思いますけど、帝国華撃団と特殊遊撃部隊を離れ巴里に行くことになりまして」

 

「ああ、その報告に来てくれたんですか?」

 

「ええそうです」

 

「私達は直哉さんの家を見に来ました。と言う事でお邪魔しまーす」

 

 

「「「まなつ駄目だろう勝手に」まなつちゃん」」

 

そして直哉の家に入ったまなつ達は飛鳥達の模擬戦を見つけた。

 

「よし私も・・・」

 

「「「はっまなつ待て」まなつちゃん待って」」

 

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「模擬戦に参加するぞ!」

 

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア !」」」」

 

「「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「仕方ないですねルールは飛鳥ちゃんとした時のでよければ許可しますよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

管理者の神殿での報告会1

「成程ね、何とかデボネアのしたい事を封じたのね」

 

「ですがその一連の動きの中で・・・

 

「このイベントの一部の流れを変えただけなのでⅦ組の皆さんにはメガビョーゲンとワイズマンに関しては、伝えるつもりでいましたからね」

 

「じゃあ直哉っちソラちゃんとましろちゃんにもどうして伝えたの?」

 

ひなたが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・確認の為ですよ」

 

「「「「確認?」」」」

 

「はい」

「以前言われた事をまた言われる可能性があるよ」

 

「それは・・・」

 

「そうですねそれに響達と会えたとしてスカイ達は何がしたいのですか?」

 

アースがスカイ達に聞く。

 

「「それは消えた2人の仲間が心配だから探すのを手伝って欲しいんです」」

 

「成程・・・プリズムも本当にスカイと同じなの?」

 

「え、どういう意味ですか?」

 

プリズムがグレースに聞く。

 

「ごめんねそんな感覚を感じたから、もしかしたらプリズムは・・・」

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「あの時には既に響さんや私達や異世界の存在を知ってたんじゃない?」

 

「どうしてそう思うのです?」

 

「それは簡単だよ。スカイランドとソラシド市との行き来が私達の知る中で簡単でなおかつスカイランドの物がソラシド市で見つける事が出来るからね」

 

「そう言う事例が起きる事は少なくともソラシド市とスカイランド両方に詳しいヨヨさんのお孫さんでしょう」

 

「だったらヨヨさんに連絡をした方が安全じゃない?」

 

「以前のましろさんには特殊遊撃部隊を敵視していた感じがありましたから」

 

「成程ね、そう言う部分での心配ね」

 

「そうですねそう言えば響さん達側では何かありました?」

 

「ああ、それは・・・向こうで・・・」

 

「ちょっと待って下さい、レイさん今回は最終的に16番目のプリキュアの世界が来たような状況になってないんですか?」

 

「ああ、ワイズマンの行動の影響で融合世界の周囲とワイズマンの行動によっての異常な世界移動は、今の所はない」

 

「直哉に連絡した時と同じ理由だがな」

 

「ふむ」

 

「じゃああの子の扱いは前の世界の時ののどかちゃんとラビリンと同じ扱いですか?」

 

薫がレイとトワに確認をする。

 

「「そう言う扱いだろうな」そうねどのみちあの子が起きない事には話がわからないままだけどね」

 

レイとトワがそれぞれがそう言う。

 

「そう言う事になるわね。まあのどかとラビリンの場合は、まえの紫藤直哉と直接出会ってたから悩まない案件だったんだけどね」

 

「そうだな今回は、転移して来た者達が意識不明だしな」

 

「意識不明と言っても命の危険があるわけではない」

 

「どちらかと言えば獅童光と似た状況が近いだろうな」

 

「「「ええーー」」」

 

レイの言葉に直哉と飛鳥と薫が驚く。

 

「そうねどちらかと言えば、そう考えた方がしっくりくるわね」

 

「じゃあまた、イシュメルガとデボネアが絡んでいると・・・?」

 

「いや、イシュメルガとデボネア動くには根拠が薄いわ」

 

「「あ、そうか今回は未知の妖精がいるからデボネアが彼女を襲う理由がない」」

 

「こちらで和実ゆいとコメコメが来た時の事が向こうで起きたようね」

 

「ええ――大丈夫なんです?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第54章 第3部 これからの行動計画について編
管理者の神殿での報告会2


「そう言う事になるわね。まあのどかとラビリンの場合は、まえの紫藤直哉と直接出会ってたから悩まない案件だったんだけどね」

 

「そうだな今回は、転移して来た者達が意識不明だしな」

 

「意識不明と言っても命の危険があるわけではない」

 

「どちらかと言えば獅童光と似た状況が近いだろうな」

 

「「「ええーー」」」

 

レイの言葉に直哉と飛鳥と薫が驚く。

 

「そうねどちらかと言えば、そう考えた方がしっくりくるわね」

 

「じゃあまた、イシュメルガとデボネアが絡んでいると・・・?」

 

「いや、イシュメルガとデボネア動くには根拠が薄いわ」

 

「「あ、そうか今回は未知の妖精が、ただもいるからデボネアが彼女を襲う理由がない」」

 

「こちらで和実ゆいとコメコメが来た時の事が向こうで起きたようね」

 

「ええ――大丈夫なんです?」

 

直哉がトワに聞く。

 

「こちらに来た子はエステル達とこちらに帰還中だけどね、ただ問題があってその子の世界が融合世界もう1つの可能性のである並行世界の出身なのよ」

 

「その子の設定が直哉の義理の娘で空中元素固定装置の持ち主みたいなのよ」

 

「ええ――空中元素固定装置ってパンサークローが出る奴ですよね」

 

「そうね」

 

「要するに並行世界の私達はプリキュアではなくあちらの科学者と娘さんを紫藤直哉と接触させたようね」

 

「成程そう言う選択をした世界なんですね」

 

「でもどうして並行世界からやって来たんです?」

 

「それは直哉が千明と出会った理由と同じでまだわからないわ」

 

「確かにそうですね。千明さんの場合・・・」

 

「貴方達は誰?」

 

「僕は花寺直哉と言います。役千明さんで良いでしょうか?」

 

!!

 

「どうして私の名前を知ってるの?」

 

「ああ、それは・・・こちらの世界も多少7人世界と関りがあるので」

 

「え、そうなの?」

 

「はいですが、千明さんの経緯を教えてくれないとこちらとしてもどう動けばいいのかがわからないので」

 

「そうねわかったわ」

 

千明が説目を始めた。

 

「!!さくらお姉ちゃん。嫌な感じのものがここに来るよ」

 

「ええ、私も感じるわ。一体何が来るのよ」

 

!!「千明俺様を召還しろ、憑依獣だこの匂いは」

 

「ええ、わかったわ」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

だが、前鬼の封印は解けなかった。

 

「何で、封印が解けないの?」

 

千明があたふたしている間に、実に取り憑かれた人物が現れ、それを見たさくらと直哉は、驚いた。

 

「「大神さん」」

 

「何?憑依の実に取り憑かれたの、さくらさんの知り合いの人?」

 

「ええ、そうです」

 

「見つけた・・・直哉君」

 

そう言いながら大神は、直哉に近づくが、その直前に欲望を吸い取られ憑依獣となってしまった。

 

そして、今度は千明と前鬼が、驚いた。何故なら、大神が変身した憑依獣が元の世界で直前まで戦っていた奴だったのだ。

 

 

「どうだ鬼神と祓い師よ、呪力が殆ど使えない世界での生活は」

 

「何ですって」

 

「この世界では、呪力の変わりの力霊力が無ければならない」

 

「貴様らには無いだろう。死ね」

 

「そういうことか、さくらお姉ちゃん千明お姉ちゃん今から前鬼君の封印を解くから呪文3にんで唱えるよ」

 

「「わかったわ」」

 

「「「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

「僕達に説明をする時も迷いなく言ってたので」

 

「そうねあの千明は間違いなく7人世界と繋がった千明でしょうね」

 

「やはり今の段階では、帰還させるのは無理ですか?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について20 複雑化する問題前編

「どうだ鬼神と祓い師よ、呪力が殆ど使えない世界での生活は」

 

「何ですって」

 

「この世界では、呪力の変わりの力霊力が無ければならない」

 

「貴様らには無いだろう。死ね」

 

「そういうことか、さくらお姉ちゃん千明お姉ちゃん今から前鬼君の封印を解くから呪文3にんで唱えるよ」

 

「「わかったわ」」

 

「「「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

「僕達に説明をする時も迷いなく言ってたので」

 

「そうねあの千明は間違いなく7人世界と繋がった千明でしょうね」

 

「やはり今の段階では、帰還させるのは無理ですか?」

 

「千明の帰還については、帰還させるだけなら7人世界がベースになった融合世界を通してやれば出来るけど・・・」

 

「フフ、久しぶりね、直哉君、さくら」

 

「大神君はいないのね、残念だわ」

 

「おい坊主、あの女の知り合いか?」

 

「はいかつて、僕達が倒した・・・・敵です」

 

「そうかい、敵なら容赦しねえ」

 

「直哉君・・・大丈夫?」

 

「うん・・・お姉ちゃんありがとう」

 

「ううん私も、ショックだよ」

 

真宮寺直哉とさくらが復活した降魔殺女に就て話していると、彼等の死角から7人世界には存在しなずの敵メガビョーゲンとメガ降魔の2体が突然現れた。

 

「「メガビョーゲン、メガビョーゲン」」

 

「「「「「何だ奴等は」」」」」」

 

当然だがその場にいる全員が、突然現れたメガビョーゲンとメガ降魔の出現に戸惑っていた。

 

!!

 

映像停止・・・

 

!!

 

「「「「「「「「・・・何あれ見た事無いよ」」」」」」」

 

真宮寺姉弟を除く全員が驚く。

 

「ええ、僕とお姉ちゃんも見た時驚きましたよ、何故なら異界事変で初めて出会った協力したメンバー全員の攻撃が効かないと言う状況になりましたので」

 

「「「「「「ええ――」」」」」」」

 

「じゃあどうやって倒したん?」

 

紅蘭が直哉に聞く。

 

「それは・・・この映像の続きを見て下さい」

 

真宮寺直哉が再び映像を再生した。

 

「「メガビョーゲンメガビョーゲン」」

 

「おいおい、この世界には、こんな怪物がいるのかよ」

 

「ケン文句を言う前に俺達で倒せる降魔を倒せ」

 

「やってるよリュウ」

 

「直哉君この怪物は何なの?」

 

「それがわからないよお姉ちゃん。こんな怪物紫藤直哉さんの世界でも見た事無いよ」

 

「そんなそれじゃこのまま帝都が赤黒くなっていくのを見るしかないの?」

 

「うん、悔しいけどあの2体の怪物に対する有効的な手段が無いよ」

 

だがその時、彼等の前にキュアグレースが現れた。

 

「エレメントチャージ!」

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

「プリキュア!スカイヒーリングフラワー!」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「お大事に」

 

!!

 

「「「「「凄いあの子俺達が戦ってもダメージを与えらなかったのにあっさり倒した」」」」」」

 

「そんな事無いですよ。皆さんがあの怪物を抑えてくれたので倒すことが出来たのですから」

 

「それでは皆さん。私は失礼します」

 

「待ってください。貴女の名前を教えてくれませんか?」

 

映像終了・・・

 

「「「「「「ええ――謎の怪物を簡単に倒した――」」」」」」

 

「そうなんです。あれは倒すと言うより浄化をしたと言う感じでしょうね」

 

「「「「「「浄化?」」」」」」」

 

「はいそうです。僕達が降魔相手にしている浄化とは違うんですけどね」

 

「「「「「「「成程」」」」」」」」

 

「直哉は新たな2つの世界の内の1つが異界事変で出会った謎の敵と救援者の世界と考えてるの?」

 

レニが直哉に聞く。

 

「ええ、僕自身はそう考えていますが、その為の調査任務ですので皆さんよろしくお願いします。大神さん帰って来たら出撃です」

 

「「「「「「「了解」」」」」」」

 

「少なくとも真宮寺姉弟にはしなければいけないしそれに・・・」

 

「もしかすると7人世界時のようにイヨさんとヒミコさんが意図してルールを作らなかったのかも知れませんね」

 

「先程も言いましたがルールをつけるのが普通なのですが、どうやら担当の神がすこやか市の住人を・・・したかったからかもですね」

 

「「「「「なっ」」」」」

 

「そんな横暴良いんですか?」

 

「横暴でもないんですよねこれは、あくまでも神側の調査の一環としてやっている事ですからね」

 

「それにこちらの融合世界ではプリキュアと言う存在をまだ知らないので」

 

「それでもあんまりですよその為に死者までもいるんですよ」

 

「確かに神山さん達の気持ちもわかりますが・・・僕もこんなやり方でその世界の住人におしつけるのは駄目と思いますけど、ここは僕達の知る融合世界ではないので」

 

!!

 

「7人世界がベース世界の融合世界ではこれが普通なのでしょうね」

 

「何か嫌だなそう言うのは」

 

「そうね、だけど直哉君の言う通り私達は別の世界の住人だから口出しは駄目よ」

 

「それはわかっているんだけど」

 

のどかとちゆとひなたがそれぞれがそう言う。

 

「さてそろそろ自分達の融合世界に戻りますよ」

 

「あまりあちらの管理者には関わりたくないのよ本絵を言えば」

 

「そうなんですね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について20 複雑化する問題中編

「それにこちらの融合世界ではプリキュアと言う存在をまだ知らないので」

 

「それでもあんまりですよその為に死者までもいるんですよ」

 

「確かに神山さん達の気持ちもわかりますが・・・僕もこんなやり方でその世界の住人におしつけるのは駄目と思いますけど、ここは僕達の知る融合世界ではないので」

 

!!

 

「7人世界がベース世界の融合世界ではこれが普通なのでしょうね」

 

「何か嫌だなそう言うのは」

 

「そうね、だけど直哉君の言う通り私達は別の世界の住人だから口出しは駄目よ」

 

「それはわかっているんだけど」

 

のどかとちゆとひなたがそれぞれがそう言う。

 

「さてそろそろ自分達の融合世界に戻りますよ」

 

「あまりあちらの管理者には関わりたくないのよ本絵を言えば」

 

「そうなんですね」

 

「まあ、気持ちはわかりますがレイさんは何と言ってるんです?」

 

「レイはもう諦めてるわね。管理者がすべきレベルの案件が多くなってね」

 

「確かにそうですね。千明さんや並行世界の件やイヨさんやヒミコさんの捜索ですね」

 

「そうねそれと特殊遊撃部隊の今後の動きについてだけど暫く活動は休止するわ」

 

「勿論個人レベルの動きは制限はしないわ」

 

「つまり・・・」

 

「「「え、先生」」」

 

 

「そうですよ。花寺のどかのどか先生よろしくお願いいたします」

 

 

「久しぶりもう一人の私」

 

 

「ええーーのどかちゃんどうしてこっちに」

 

 

「私は、トワさんが3人に渡した宝玉とは別の宝玉を持って実際に使っているからね」

 

 

そう言って、融合世界ののどかは原作世界の3人に空色の宝玉を見せる。

 

 

「あ、私達のと少し違う」

 

「そうね空色とは珍しいわね」

 

「融合世界の私達も宝玉を持ってるの?」

 

 

ひなたが質問する。

 

 

「いえ、融合世界のちゆさん、ひなたさんは持ってませんよ」

 

 

 

「「「どういう事?」」」

 

 

融合世界ののどかさんの持つ宝玉には通行許可証の意味合いがあるので」

 

 

「「「通行許可証」」」

 

「ええ、以前3人にはトワさんが行ったと思いますけど、同じ人間が一緒に居たら世界のバランスを壊す可能性があるから見たいな話しをしたのを覚えてますか?」

 

「「「うん」」」

 

「この宝玉は、融合世界ののどかさんの通行許可証と身分証明書の意味合いもあるんです」

 

「「「「「「成る程」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「それでは行きましょうか皆さん」

 

「「「え」」」」

 

そう言って直哉そう言うと、簡易ゲートを使い原作世界ののどか達をイチゴ農園近くにある公園に転移させた。

 

「「「ここは?」」」

 

さて、3人共今からプリキュアになってください」

 

「「「「「ええ――」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「宝玉の使い方や力を覚えるには、実戦がいいですからね」

 

「でも、相手いないよ」

 

「相手ならいますよ。3人の前に」

 

「「「まさか」」」

 

「のどかお姉ちゃん。ラビリン準備いい?」

 

「「いつでもいいよ。いいラビよ」

 

「ああいう個人的な依頼のみで動くと言う事ですか?」

 

「そうよ特殊遊撃部隊にいるメンバーの疲労具合を見ての処置よ」

 

「だからこれは強制的ね」

 

「わかりましたトワ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について20 複雑化する問題後編1

「「「ここは?」」」

 

さて、3人共今からプリキュアになってください」

 

「「「「「ええ――」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「宝玉の使い方や力を覚えるには、実戦がいいですからね」

 

「でも、相手いないよ」

 

「相手ならいますよ。3人の前に」

 

「「「まさか」」」

 

「のどかお姉ちゃん。ラビリン準備いい?」

 

「「いつでもいいよ。いいラビよ」

 

「ああいう個人的な依頼のみで動くと言う事ですか?」

 

「そうよ特殊遊撃部隊にいるメンバーの疲労具合を見ての処置よ」

 

「だからこれは強制的ね」

 

「わかりましたトワ」

 

「確かにプリキュア達は休息が必要でしょう。特にのどかさん達には」

 

「そうね・・・いろいろな意味でも大変だったと思うわ」

 

「ですが、ワイズマンやイシュメルガとデボネアの対処はどうするんです?

 

「ああ、それは・・・友好世界を封印状態にするわ」

 

「つまり・・・帝都とゼムリア大陸とプリキュア達の世界ではもう1つのすこやか市とあおぞら市を封印状態にするんですね?」

 

「そういう事よ」

「そちらはどうですか?」

 

「ああ、予定通り私はブンドル団から捨てられる予定だ」

 

「そういう事ならキュアプレシャス以外のプリキュアは誕生し貴女の正体を知ったんですね」

 

「ああ、そこまでは順調に、イベントが進んでいる」

 

「そうなんですねこちらも融合世界に帰還する為のルートが構築できそうなので、それが出来次第一旦特殊遊撃部隊は報告を含めて一度融合世界に帰還します」

 

「そうなのか?出来れば私達も行きたいがな」

 

「ええ、こちらとしても考えましたが、ブンドル団がオイシーナタウンやクッキングダム以外の異世界の存在を知らせるリスクを考えると僕達だけで帰還した方がリスクが低いと思うので」

 

「確かにブンドル団にそういう情報を与えかねないな」

 

「現にこの世界にいるヨヨさんには特殊遊撃部隊の情報が漏洩してましたし」

 

「成程ね」

 

「ですので、少なくともあの3人が、ヨヨさんと何かしら関係があるのなら、ヨヨさんを通じて彼女達と接触した方が余計な疑問を持たせないし最低限の接触で、すむので」

 

直哉がそう言う。

 

「成程、じゃあ今から私達が行くのはヨヨさんの家?」

 

「そうですねヨヨさんの家については・・・」

 

「貴方達別世界から来たわね?」

 

「どうしてそれを知っているんですか?」

 

「ああ、それは・・・夢で貴方達が本来の世界に戻る為の手助けをするように言われたからよ」

 

「え、僕達が来る事を世界が知っていたんですか?」

 

「ああ、成程貴方達の世界では世界自体が意思を持っているのね」

 

「ええ、少数ですがそういう事例を見たことあります」

 

暫くして・・・

 

「まさか複数の世界が1つの世界になっているなんて」

 

「それが僕達の世界です」

 

「ヨヨさんはどうして僕を知ってたんです?」

 

「あの時の話を終えた時に念の為に効いてたんですよ」

 

「僕達が融合世界に帰還する為のピースがヨヨさんとの関係を構築する事とも考えていたので」

 

そして直哉と響はヨヨの自宅に向かった。

 

「まあ、オイシーナタウンとソラシド市は除外するけどね」

 

「まだ原作世界のオイシーナタウンとは友好世界になっていないですし、ソラシド市はデボネアの息がかかっている可能性もありますから余り刺激を与えたくないですね」

 

「そうなんだけどいずれはソラシド市はデボネアの手から解放しないとね」

 

「そうですねトワ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について20 複雑化する問題後編2

「まさか複数の世界が1つの世界になっているなんて」

 

「それが僕達の世界です」

 

「ヨヨさんはどうして僕を知ってたんです?」

 

「あの時の話を終えた時に念の為に効いてたんですよ」

 

「僕達が融合世界に帰還する為のピースがヨヨさんとの関係を構築する事とも考えていたので」

 

そして直哉と響はヨヨの自宅に向かった。

 

「まあ、オイシーナタウンとソラシド市は除外するけどね」

 

「まだ原作世界のオイシーナタウンとは友好世界になっていないですし、ソラシド市はデボネアの息がかかっている可能性もありますから余り刺激を与えたくないですね」

 

「そうなんだけどいずれはソラシド市はデボネアの手から解放しないとね」

 

「そうですねトワ」

 

「それがいつになるかはわかりませんけど」

 

「そうね、今の融合世界で起きてる事件は異常よ」

 

「私達は正直に言うと旧世界の直哉達や米田健二らがいずれ出てくるとは思ってはいたけど・・・」

 

「こちらの純粋な融合世界パラレルワールドからの来訪者が来るなんてね」

 

「そうですね」

 

GAOON

 

!!

 

「きゃああ怪物が人間を殺したわ皆逃げて――」

 

「ああ、私はここまでのようね。出来る事なら・・・結婚をして見たかったわ」

 

「「「「ギャアアアア死にたくないーーー」」」」

 

そして警察署周辺に現れた降魔によって警察署内にいた帝国華撃団全員が脱出しその後降魔は、帝国華撃団によって全滅させていった。その一部始終を見ていた生き残った警察官達が降魔を倒した帝国華撃団を讃えていた。

 

お墓戦艦では・・・

 

「「何なんだこれは?」」

 

大神と神山がそう言う。

 

「成程これがこちらの融合世界の神の介入の仕方ですか」

 

「「なっこれが融合世界の神の仕業?」」

 

「恐らくですがすこやか市の調査を邪魔をした警察に降魔をぶつけ、たまたま帝国華撃団に倒させる事で警察に帝国華撃団の行動を黙認させる事が目的なのでしょう」

 

「それではあんまりじゃないですか?直哉さん」

 

「ええ、僕もそう思いますがどうやらこちらの融合世界では違うと言う事みたいですね」

 

「この時のあおぞら市は、融合世界とは関係ない世界でしたから、僕の力は融合世界の内部世界及び、友好世界だけに制限されているんです」

 

「あくまでも融合世界周辺を守る為に」

 

「「「「「「成程」」」」」」

 

「ですので、同じ融合世界なので基本的なルールがあるんですが・・・」

 

「もしかすると7人世界時イヨさんとヒミコさんが意図してルールを作らなかったのかも知れませんね」

 

「先程も言いましたがルールをつけるのが普通なのですが、どうやら担当の神がすこやか市の住人を・・・したかったからかもですね」

 

「「「「「なっ」」」」」

 

「そんな横暴良いんですか?」

 

「まあ、あの7人世界も並行世界と言っても良いですかね?」

 

「うーんどうなのかしら一応別世界の扱いとしてしてるから」

 

「そうなんですか?」

 

「ああいう個人的な依頼のみで動くと言う事ですか?」

 

「そうよ特殊遊撃部隊にいるメンバーの疲労具合を見ての処置よ」

 

「だからこれは強制的ね」

 

「わかりましたトワ」

 

「とりあえず貴方は個人の依頼を暫くは優先させてね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

別動隊の帰還後

「もしかすると7人世界時イヨさんとヒミコさんが意図してルールを作らなかったのかも知れませんね」

 

「先程も言いましたがルールをつけるのが普通なのですが、どうやら担当の神がすこやか市の住人を・・・したかったからかもですね」

 

「「「「「なっ」」」」」

 

「そんな横暴良いんですか?」

 

「まあ、あの7人世界も並行世界と言っても良いですかね?」

 

「うーんどうなのかしら一応別世界の扱いとしてしてるから」

 

「そうなんですか?」

 

「ああいう個人的な依頼のみで動くと言う事ですか?」

 

「そうよ特殊遊撃部隊にいるメンバーの疲労具合を見ての処置よ」

 

「だからこれは強制的ね」

 

「わかりましたトワ」

 

「とりあえず貴方は個人の依頼を暫くは優先させてね」

 

暫くして・・・

 

管理者の神殿にエステル達が帰還をして来た。

 

そして直哉とエステル達との情報交換が行われた。

 

「ええ――」

 

ソラが驚いていた。

 

「「「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「年齢まで自由に出来るんですか?直哉さんは」

 

Ⅶ組全員が直哉に聞く。

 

「ええ、それくらいないと特殊遊撃部隊の総司令の役職なんて出来ませんよ」

 

「まあ今回に限り今ゼムリア大陸で起きている裏の事件について教えますね」

 

「「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「安心して下さいこれもエレポニア帝国の鉄血宰相も知っている範囲なので」

 

そして直哉は話し出す。

 

「以上が今回の作戦の結果です」

 

「まさか未来から来た3人を確認もしくは確保が目的だったがまさか確認すらできないとは」

 

「まあ仕方ないですね、彼等特殊調査隊は直接的な戦闘は不慣れだった事と、紅い星座が、特殊遊撃部隊についていたとは・・・」

 

「それは我々もおもいましたが・・・」

 

「それがですね不思議なんすよ。確かに謎のモンスターがカルバート共和国のクレイユ村で発見されて数時間後には謎のモンスターを見た筈のクレイユ村の住人の記憶が無かったんですよね」

 

「何!!住人の記憶が?」

 

「はい、カルバート共和国側では集団催眠を受けたと言う事にしたみたいです」

 

「成程確かに謎のモンスターがいると公表するよりは国民の信用度は上がるな」

 

「ええ、ですがカルバート共和国側も目撃者達が全滅状態なので調査は難航しているみたいですね」

 

「そうだろうなどちらにしても我々の計画の妨げになるような事になれば色々動かねばな」

 

「現状ではそう言う事をしなければいけない状況にはなりそうも無いですけどね」

 

「何一応の備えとしてだがな」

 

「もうこの案件には出さない方が賢明と思いますがね、下手をすれば内戦に負けるかも知れませんよ独断でリベール王国に戦力を送った事がばれて」

 

「そうかも知れぬな、ここで欲を出して本来の計画に支障をきたすわけにはいかんからな」

 

「だが・・・」

 

「それがですね不思議なんすよ。確かに謎のモンスターがカルバート共和国のクレイユ村で発見されて数時間後には謎のモンスターを見た筈のクレイユ村の住人の記憶が無かったんですよね」

 

「何!!住人の記憶が?」

 

「はい、カルバート共和国側では集団催眠を受けたと言う事にしたみたいです」

 

「成程確かに謎のモンスターがいると公表するよりは国民の信用度は上がるな」

 

「ええ、ですがカルバート共和国側も目撃者達が全滅状態なので調査は難航しているみたいですね」

 

「そうだろうなどちらにしても我々の計画の妨げになるような事になれば色々動かねばな」

 

「現状ではそう言う事をしなければいけない状況にはなりそうも無いですけどね」

 

「あの謎の事象の秘密を知りたかったがな」

 

「欲を言えばな」

 

「レスターお前は本来の任務をしつつ可能なら特殊遊撃部隊と接触してみて欲しい」

 

「特殊遊撃部隊と接触ですか?」

 

「そうだ」

 

「ですがリベール王国が特殊遊撃部隊と接触を許すとは思えませんが」

 

「これが裏の事件に関するエレポニア帝国の情報です」

 

「この情報が最新なのかはわかりませんが、その理由として鉄血宰相が演説中に撃たれた事が原因でしょうけど」

 

直哉がそう言う。

 

「「成程直哉達はデボネアの介入を防ぐ為に歴史を変えたのね」まあ仕方ないですよエステルさん」

 

「確かに私達の方でも想定外の出会いをしたしね」

 

「ああ、それは・・・一応トワから聞いたんですけど、プリキュア達が存在せずにパンサークローと戦う彼女が守護者としている世界なんですよね?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

並行世界での役目の変化について

「あの謎の事象の秘密を知りたかったがな」

 

「欲を言えばな」

 

「レスターお前は本来の任務をしつつ可能なら特殊遊撃部隊と接触してみて欲しい」

 

「特殊遊撃部隊と接触ですか?」

 

「そうだ」

 

「ですがリベール王国が特殊遊撃部隊と接触を許すとは思えませんが」

 

「これが裏の事件に関するエレポニア帝国の情報です」

 

「この情報が最新なのかはわかりませんが、その理由として鉄血宰相が演説中に撃たれた事が原因でしょうけど」

 

直哉がそう言う。

 

「「成程直哉達はデボネアの介入を防ぐ為に歴史を変えたのね」まあ仕方ないですよエステルさん」

 

「確かに私達の方でも想定外の出会いをしたしね」

 

「ああ、それは・・・一応トワから聞いたんですけど、プリキュア達が存在せずにパンサークローと戦う彼女が守護者としている世界なんですよね?」

 

「本人がそう言ってたわ。でも純粋な融合世界と友好世界の並行世界と接触するとは思わなかったけど」

 

「ですねエステルさん。のどかちゃん達全員が存在しない以外はほぼ同じだったから驚きましたよね」

 

「それでその娘さんはどうしてるんです?」

 

「ああ、それは・・・直哉に会いたくても拒絶されたら嫌だと言って別室にいるわ」

 

「成程その人にとってはの僕の役目が、彼女の成長を見守る立場なんですね」

 

「そうみたいね、それに直哉の記憶もまだ封印されてるみたいよ」

 

「よっ久しぶりだな直哉」

 

と猫のニャトランが言う。

 

「へ、猫が言葉を話したーー」

 

直哉は二度目の混乱に陥った。

 

「ニャトランのせいで直哉が混乱したラビ」

 

「おいらのせいかにゃ」

 

「どう見てもそうだペン」

 

「直哉には今までの記憶がないの聞いてなかった?ペン」

 

「ああ、そういえばそうだにゃん」

 

「うう、人の言葉を喋る猫ということはニャトランは猫又の妖怪何ですね」

 

「違うにゃんおいら達はヒーリングアニマルだって言ってるにゃん」

 

「でも、直哉君が言うようにニャトランは人の前で言葉を話したら猫又の子供と勘違いするかも」

 

「にゃ、のどかまでそんなことを言うのかにゃん」

 

「「確かにラビペン」」

 

「お前らもかよにゃん」

 

「俺の味方はいないのか・・はあ」

 

ニャトランは自分の仲間がいないことにショックを受けていた。

 

「ああ嘘だよニャトラン」

 

のどかは慌ててニャトランにそう言った。

 

その後記憶がない直哉の為にヒーリングアニマルが直哉に説明をした。

 

「成る程君達はヒーリングガーデンという所からこちらの世界に来たんだね?」

 

「そうだペン」

 

「そうだにゃ」

 

「でもラビリンは直哉達と一緒にこちらの世界に来たラビ」

 

「ええーー僕と緒にーー」

 

直哉はラビリンの言葉に驚きを隠せないでいた。」  

 

「それは本当だにゃ、確かトワと言う人が来てのどかとラビリンが記憶を無くす前の君に会いにいったんだにゃ」

 

「そうなんだゴメン僕そんな大事なことを覚えてなくて」

 

「ううん直哉は気にしないで響さんも私達もそんなことを気にしないから」

 

「そういえばチユたち遅いにゃ」

 

そういえばそうだペン」

 

「くちゅん」

 

その時ラテがくしゃみをした。

 

「僕が以前になっていた状態ですね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

並行世界から来た人物の情報1

「成る程君達はヒーリングガーデンという所からこちらの世界に来たんだね?」

 

「そうだペン」

 

「そうだにゃ」

 

「でもラビリンは直哉達と一緒にこちらの世界に来たラビ」

 

「ええーー僕と緒にーー」

 

直哉はラビリンの言葉に驚きを隠せないでいた。」  

 

「それは本当だにゃ、確かトワと言う人が来てのどかとラビリンが記憶を無くす前の君に会いにいったんだにゃ」

 

「そうなんだゴメン僕そんな大事なことを覚えてなくて」

 

「ううん直哉は気にしないで響さんも私達もそんなことを気にしないから」

 

「そういえばチユたち遅いにゃ」

 

そういえばそうだペン」

 

「くちゅん」

 

その時ラテがくしゃみをした。

 

「僕が以前になっていた状態ですね」

 

「そういう事になるわただ、こちらに来たのは偶然によるものらしいわ」

 

エステルがそう言う。

 

「つまりこちらで言うと千明さんと同じですね」

 

「ちょっと待って千明って・・・」

「融合世界?飛鳥ちゃんどういう事?」君達は幼馴染世界から来たんだよね」

 

「違いますよ。真宮寺直哉さん」

 

「おい、直哉しっかりしろ面倒な奴は倒されたんだ」

 

「そうよ直哉君後はカルマを倒せば・・・えっ」

 

その時千明は見た。光武F2が炭になる所を」

 

「いやあああ。巴里華撃団の皆が炭になったわ――」

 

「あはは、良いですね。ある程度制限がありますが、触れた物全部を炭に変える能力を持つノイズと言う兵器は」

 

「「「「「「何だと!!触れたら炭にされるだと」」」」」」

 

「一体どうやって倒すんだよ」

 

「安心して下さい皆さん」

 

「「だああああ」」

 

!!

 

「「「何だノイズが消滅していく」」」

 

「まさか、特殊遊撃部隊の奴等めシンフォギア奏者をこちらに連れて来たのか?」

 

「そうだよカルマ私達を貴女が、エキストラプレイヤーとして与えた特権として与えた力で、仲間と合流して、貴女がノイズを使う可能性があったからね」

 

「おのれーーキュアグレースそして紫藤直哉め」

 

「さあ、皆さん後は邪精霊カルマを倒すだけです。ノイズやメガビョーゲンは私達に任せて下さい」

 

「「「「「ああ、任せた」」」」」

 

そして特殊遊撃部隊はカルマ以外と戦い始めた。

 

「しかし邪精霊カルマに、それなりの融合世界世界の情報が流れてたな」

 

グレースの中にいる直哉が呟いた。

 

「あの時の千明?」

 

「いえ違いますね」

 

そう言いながら大神は、直哉に近づくが、その直前に欲望を吸い取られ憑依獣となってしまった。

 

そして、今度は千明と前鬼が、驚いた。何故なら、大神が変身した憑依獣が元の世界で直前まで戦っていた奴だったのだ。

 

 

「どうだ鬼神と祓い師よ、呪力が殆ど使えない世界での生活は」

 

「何ですって」

 

「この世界では、呪力の変わりの力霊力が無ければならない」

 

「貴様らには無いだろう。死ね」

 

 

「そういうことか、さくらお姉ちゃん千明お姉ちゃん今から前鬼君の封印を解くから呪文3にんで唱えるよ」

 

「「わかったわ」」

 

 

「「「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」」」

 

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

「何故だ!!鬼神の封印が何故解けた?」

 

「それはね、僕とさくらお姉ちゃんの霊力を呪力に変換したからね」

 

何だと!!」

 

「だからこういうことも出来るよ、千明お姉ちゃん超鬼神になる呪文を唱えて」

 

「超鬼神力、ヴァジュラマサラ、サムスカーラ」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「ね、出来たでしょ」

 

直哉は、笑顔で言う」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「「「「・・・何なの?あの怪物」」」」

 

「大神さんが怪物になったんだけど」

 

「落ち着けスパークルあの現象は異界事変の時も見ただろう」

 

「こちらの7人世界の繋がりが強い千明さんですね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

並行世界から来た人物の情報2

「だからこういうことも出来るよ、千明お姉ちゃん超鬼神になる呪文を唱えて」

 

「超鬼神力、ヴァジュラマサラ、サムスカーラ」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「ね、出来たでしょ」

 

直哉は、笑顔で言う」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「「「「・・・何なの?あの怪物」」」」

 

「大神さんが怪物になったんだけど」

 

「落ち着けスパークルあの現象は異界事変の時も見ただろう」

 

「こちらの7人世界の繋がりが強い千明さんですね」

 

「「ええ――大丈夫なの?それは」」

 

「ええ、今の所は大丈夫ですね千明さんも融合世界と友好世界も」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

「こうして7人世界から元の時代に帰れると思ってたら・・・」

 

「「「「成程」」」」

 

「気がついたらここにいたと言う事ですね?」

 

「そうなの」

 

「それでは確認ですが、千明さんとしては早急に元の時代に戻りたいんですね?」

 

「ええ、出来ればだけど」

 

「成程、異世界生活の経験があるせいですか?自分の希望は望みが薄いのがわかるんですね?」

 

「まあねそれより前鬼はどこ?」

 

「「「「はっ前鬼」」」

 

「そうよ・・・」

 

「あの時千明さんも言ってましたが、恐らく前鬼君がこちらに現れた時何かしらの改変もしくはイベントが追加するかも知れませんね」

 

「「成程」」

 

「もう1つの可能性としてアニエスさん達の存在が前鬼君を来させないように改変をしてるかもですね」

 

「成程つまり俺達の世界のはその世界の別パターンで極端な話絆を作らせないようにする為の簡単な方法に切り替えたんだな」

 

「ええ、そうだと思います。そして今回の改変のターゲットさんでなおかつ絆を作らせないようにしたのでしょう」

 

「その絆が恋愛感情と気がつかないまま改変されたために、青山さんの存在が消されたのでしょう」

 

「そんな私が青山君の存在を消したの?」

 

「それは違いますよいちごさん。あくまでいちごさんと青山さんの2人被害者なのですから」

 

「原因がわかったが直哉これからどうするんだ?」

 

白銀が直哉に聞く。

 

「ええ、当初は・・・」

 

「そうねでも直哉本当にどうするの?桃宮いちごが改変されたとわかった場合」

 

エステルが直哉に聞く。

 

「ミュウミュウ世界を改変で消した魔王の因子とゲネシスの改変の邪魔として前鬼君が来れないと言う事も可能性もありますから」

 

「所で直哉君今後の動きについて何か聞いてる?」

 

響が直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・」

 

「まあ、あの7人世界も並行世界と言っても良いですかね?」

 

「うーんどうなのかしら一応別世界の扱いとしてしてるから」

 

「そうなんですか?」

 

「ああいう個人的な依頼のみで動くと言う事ですか?」

 

「そうよ特殊遊撃部隊にいるメンバーの疲労具合を見ての処置よ」

 

「だからこれは強制的ね」

 

「わかりましたトワ」

 

「とりあえず貴方は個人の依頼を暫くは優先させてね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉が伝える今後の行動計画前編

「ミュウミュウ世界を改変で消した魔王の因子とゲネシスの改変の邪魔として前鬼君が来れないと言う事も可能性もありますから」

 

「所で直哉君今後の動きについて何か聞いてる?」

 

響が直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・」

 

「まあ、あの7人世界も並行世界と言っても良いですかね?」

 

「うーんどうなのかしら一応別世界の扱いとしてしてるから」

 

「そうなんですか?」

 

「ああいう個人的な依頼のみで動くと言う事ですか?」

 

「そうよ特殊遊撃部隊にいるメンバーの疲労具合を見ての処置よ」

 

「だからこれは強制的ね」

 

「わかりましたトワ」

 

「とりあえず貴方は個人の依頼を暫くは優先させてね」

 

「「成程つまり」」

 

「大規模な戦いは流れに任せてあくまでも見守るのね?」

 

「ええ、基本的には・・・」

 

「大神さん僕達も手伝います」

 

「君達は?」

 

「僕達の事は、千明さんや前鬼君から聞いてませんか?」

 

「ああ、思い出した、君達が並行世界のもう一つの帝国華撃団の方達ですね」

 

「「そうですわ少尉」」

 

「うわあすみれ君」

 

「「お兄ちゃんアイリスもいるよ」」

 

「アイリス」

 

「「うちもおるで」」

 

「紅蘭」

 

「「隊長」」

 

「「マリア」」

 

「「隊長行こうぜ」」

 

「カンナ」

 

「大神さん。私達の指揮をお願いします」

 

「さくら君」

 

「ああ、わかった二つの帝国華撃団の指揮は、俺に任せろ」

 

ついに後にヤフキエル事変と言われるようになる事件の最終決戦が始まった。

 

 

「グルウオオ」

 

もはや巨大ヤフキエルに取り込まれたブレントには、自我は殆ど残っていなかった。

 

「「やったーー大神さん」」

 

「直哉君見た?大神さん真宮寺直哉君とさくらさんを助けたよ」

 

「あの時のような感じですね。後個人的に動いても良いらしいのでそれぞれが動くのも良いと言う事ですね」

 

「ええ――完全な休暇じゃないの?」

 

「別に完全な休暇でも良いんですよ。響さん動きたければ動いても良いんですよ」

 

「正直このタイミングでなければ個人がしたい事をする事は暫く無理そうですからね状況的に」

 

「そう言う意味での休暇でもあり個人行動なのね」

 

エステルがそう言う。

 

「はいですので・・・」

 

「ここで模擬戦のルールを言いますね」

 

「響さんお願いします」

 

「うん、まず帝国華撃団の皆さん勝利条件は、制限時間内に、プリキュアになった大神さんに一撃を与える事、そしてプリキュアチームは制限時間内にプリキュアになった大神さんを守る事」

 

「攻撃の有効と無効はの判定はエステルさんとクローゼさんが判定します」

 

「制限時間は10分それでは始め」

 

そしてプリキュアチームと帝国華撃団の模擬戦が始まった。

 

「よーし皆、隊長に一撃入れて直哉に昼飯とプレゼントを貰うぞ」

 

「「「「「「「おーー」」」」」」」

 

「皆、大神さんを守るよ」

 

「のどかちゃん達そこまで俺の心配を・・・」

 

「そうだね大神さんを守らないと、直哉っちの財布がピンチになるもんね」

 

「あらーーそっちの心配が優先か・・・まあ、彼女達がそう言うのもわかるな。直哉さんは俺達のすこやか市に滞在するのにかなりの金額を使っている筈だからな」

 

「こういう事をしても全然構いませんよ」

 

直哉がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉が伝える今後の行動計画後編

「攻撃の有効と無効はの判定はエステルさんとクローゼさんが判定します」

 

「制限時間は10分それでは始め」

 

そしてプリキュアチームと帝国華撃団の模擬戦が始まった。

 

「よーし皆、隊長に一撃入れて直哉に昼飯とプレゼントを貰うぞ」

 

「「「「「「「おーー」」」」」」」

 

「皆、大神さんを守るよ」

 

「のどかちゃん達そこまで俺の心配を・・・」

 

「そうだね大神さんを守らないと、直哉っちの財布がピンチになるもんね」

 

「あらーーそっちの心配が優先か・・・まあ、彼女達がそう言うのもわかるな。直哉さんは俺達のすこやか市に滞在するのにかなりの金額を使っている筈だからな」

 

「こういう事をしても全然構いませんよ」

 

直哉がそう言う。

 

「「成程」」

 

「ようは、個人行動レベルで動くのは良いけど、特殊遊撃部隊として動くのは駄目って事ね?」

 

「そうですね。トワ達がそう決めたのはやはり・・・」

 

「貴方達は誰?」

 

「僕は花寺直哉と言います。役千明さんで良いでしょうか?」

 

!!

 

「どうして私の名前を知ってるの?」

 

「ああ、それは・・・こちらの世界も多少7人世界と関りがあるので」

 

「え、そうなの?」

 

「はいですが、千明さんの経緯を教えてくれないとこちらとしてもどう動けばいいのかがわからないので」

 

「そうねわかったわ」

 

千明が説目を始めた。

 

「!!さくらお姉ちゃん。嫌な感じのものがここに来るよ」

 

「ええ、私も感じるわ。一体何が来るのよ」

 

!!「千明俺様を召還しろ、憑依獣だこの匂いは」

 

「ええ、わかったわ」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

だが、前鬼の封印は解けなかった。

 

「やはり千明さんの出現が切欠だと思います。エステルさん響さんが出会った彼女は並行世界から来たとは言えあくまでも融合世界の出身である以上少し影響があるとしても千明さんほどの影響は小さいと思ってるみたいですからね」

 

「やっぱり千明さんはゲストキャラなの?」

 

「トワ達はそう考えているようですね」

 

「まあ、あくまで特殊遊撃部隊を休ませると言ってますが実際は・・・」

 

「ラビリン用意は良い?」

 

「いつでもいいラビ」

 

「じゃあ行くよ。直哉君の依頼の実験開始するよ」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

のどかがキュアグレースに変身した時はやての部屋の本棚にある一冊の本が、不気味な動きを見せていた。

 

「「これはまさか本型のロストロギア?」」

 

「本型のロストロギアなら取集が目的かも知れないラビね」

 

「うんそうだね変身を解除したら本型のロストロギアも動かなくなったしね」

 

「これで直哉の心配事が、現実になるかも知れないラビね」

 

「うん、昔の幼馴染世界の海鳴市で起きた本型のロストロギアは、魔法のみを収集してたって教えてくれたけど、まさか私達の力まで取集対象だなんて・・・」

 

「これも融合世界に過去から来た2人の影響?」

 

「千明さんがいる事で、魔王の因子とゲネシスの改変と似た事が起きるのではと警戒してるみたいです」

 

「成程」

 

「「トワやレイさんが警戒するのも納得出来るなあ」納得出来るわね」

 

「まあどのみち千明さんの帰還条件を見つける事が特殊遊撃部隊の急務になると思いますね」

 

「「やっぱりそうなるね」やっぱりそうなるでしょうね」

 

響とエステルがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

エステルと響に通達後の直哉とのどか達

「「これはまさか本型のロストロギア?」」

 

「本型のロストロギアなら取集が目的かも知れないラビね」

 

「うんそうだね変身を解除したら本型のロストロギアも動かなくなったしね」

 

「これで直哉の心配事が、現実になるかも知れないラビね」

 

「うん、昔の幼馴染世界の海鳴市で起きた本型のロストロギアは、魔法のみを収集してたって教えてくれたけど、まさか私達の力まで取集対象だなんて・・・」

 

「これも融合世界に過去から来た2人の影響?」

 

「千明さんがいる事で、魔王の因子とゲネシスの改変と似た事が起きるのではと警戒してるみたいです」

 

「成程」

 

「「トワやレイさんが警戒するのも納得出来るなあ」納得出来るわね」

 

「まあどのみち千明さんの帰還条件を見つける事が特殊遊撃部隊の急務になると思いますね」

 

「「やっぱりそうなるね」やっぱりそうなるでしょうね」

 

響とエステルがそう言う。

 

「ですのでしばらく融合世界の内部世界での活動もしくは休暇となります。

 

そして直哉はエステル達との話を終えてすこやか市に戻った。

 

「ふう、久しぶりにすこやか市に戻って来たのにお前なんだよそのボロボロの恰好は?」

 

いやー面目ないっす宿主。久しぶりの仕事でプリキュアと遊ぼうとしたら愛の戦士とか言い出す女に負けたんすよ」

 

「ああ、それは・・・残念だったな。バテデモーダお前を倒した女戦士は並行世界から来た融合世界の住人だからな」

 

「それはどういう事ですか宿主?」

 

「つまりな俺達の世界ではプリキュア世界があるよな」

 

「そうですよ」

 

「だが、彼女の知る融合世界ではプリキュア世界の代わりに愛の戦士の世界があり、彼女もまた守護者らしいからな」

 

「うええ――マジですか」

 

「ああ」

 

「良かったなその程度の怪我ですんで・・・ビョーゲンズに言う言葉でも無いか」

 

「そんな事は言わないで心配して下さいよ宿主」

 

バテデモーダがそう言う。

 

「まあ、キングビョーゲンには一応愛の戦士ついては伝えろよ」

 

「はいっす」

 

「それで愛の戦士はキュアグレース達と行動してたんだな?」

 

「そうっす」

 

「わかったそういう事なら暫くはバテデモーダは出てくるな」

 

「わかりましたっす」

 

そして直哉はバテデモーダと別れた。

 

花寺家・・・

 

「ただいま」

 

「お帰りなさい」

 

そう言いながら金髪の女性が直哉を抱きかかえる。

 

「なっ何をしてるんですか?ハニーさん」

 

金髪の女性ハニーの行動を見て怒るのどかだった。

 

「何をっていつもの事をしてるんだけど?」

 

「成程並行世界にいる自分はこういう事をいつもされていると言う事ですか?ラビリンのどかさん行きますよ」

 

「「うん」ラビ」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

「ええ――直哉君があの子と1つになった――嘘でしょう」

 

ハニーと言う女性はこの場で起きた事に対して驚いていた。

 

「すみませんが僕は、ハニーさんの知る直哉ではありません」

 

直哉がハニーに言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

並行世界との違いと同じ物

「成程並行世界にいる自分はこういう事をいつもされていると言う事ですか?ラビリンのどかさん行きますよ」

 

「「うん」ラビ」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

「ええ――直哉君があの子と1つになった――嘘でしょう」

 

ハニーと言う女性はこの場で起きた事に対して驚いていた。

 

「すみませんが僕は、ハニーさんの知る直哉ではありません」

 

直哉がハニーに言う。

 

暫くして・・・

 

「そうやっぱりここは並行世界なのね」

 

「知ってたんですか?」

 

グレースがハニーに聞く。

 

「ええ、これでも向こうでは守護者をしてるからね、違和感を感じてたわ響さんとエステルさんと会った時からね」

 

「ふむ、それではハニーさんの知る世界にはゼムリア大陸とシンフォギア世界はあるんですね?」

 

「ええ、後プリキュア世界と言うのは存在せず悪魔が支配する世界があるわ」

 

「悪魔とイシュメルガが協力関係を結んでいるわ」

 

「「成程」」

 

「そちらの世界のオリジナル要素が悪魔と言う種族がいると言う事ですね?」

 

「ちなみにそちらの世界はいべんとはどうです?」

 

「そうね・・・帝都関連は」

 

大神達は、何とかオーク巨樹が出るまでに完成したリボルバーキャノンでオーク巨樹の体内に潜入することが出来た。

 

オーク巨樹内部・・・

 

 

「ふう、何とか潜り込めたな、エリカ君」

 

「ええ、ですが皆と逸れちゃいましたけど」

 

「仕方が無い皆を探しながら最深部に行くしかない」

 

「行くぞ!!エリカ君」

 

「はい、大神さん」

 

 

そして、大神とエリカは、最深部に向かう過程で、コクリコ&花火、グリシーヌ、ロベリアの順で、合流をして、オーク巨樹最深部手前で、ピエロ少年サリュが操る蒸気獣オパドが現れた。

 

そして、戦いはサリュの乗る蒸気獣オバトの敗北となった。

 

「馬鹿なこんな事があっていいはずはないんだ」

 

そしてサリュは、最終手段を使った。

 

ピエロ少年サリュとオパドを倒した直後サリュは、最後の力を使い、オーク巨樹と融合し、絶対神ガルニエとなっていた。

 

そして巴里華撃団の最後の攻撃が、始まろうとしていた。

 

「正義」

 

「友情」

 

「勝利」

 

「平和」

 

「そして、愛」

 

「消えろ巴里に仇名す敵よ」

 

そしてガルニエは、攻撃を受け次第に消滅していく。

 

「馬鹿なこの僕が消える」

 

そしてサリュも消えていく。

 

巴里に平穏が戻った瞬間だった。

 

「この戦いが終わった頃でシンフォギア世界では・・・」

 

「我々は武装集団フィーネだ」

 

「「武装集団フィーネだと?」」

 

「何を言っているマリア?」

 

「お気楽な物ね風鳴翼と天羽奏」

 

「先の大戦の英雄様は少し黙って貰うわよ」

 

「ここで貴女達の正体を知られたくなければね」

 

「「くっ・・・」」

 

「我々武装集団フィーネの要求はこの国が持つシンフォギア奏者の情報を全世界に提示する事そして、全世界の国全ての領土を武装集団フィーネに捧げる事」

 

「タイムリミットは今から24時間以内に答えを貰えるかしら?それが出来なければ、出て来なさいノイズよ」

 

!!

 

「「「きゃああああノイズよ」」」

 

「殺される逃げろ――」

 

「未来も逃げよ」

 

「ううん、このノイズはあの人がコントロールしてるから大丈夫だよ」

 

「これで良いんですよね?直哉さん」

 

未来が小さい声で呟く。

 

「そうです未来さん。後少ししたら響さんとクリスさんが二課の増援として来るので、それまではその場は安全です」

 

直哉そう言う。

 

その頃マリア達は・・・

 

「しかしこんなに大々的に正体をばらしていいのか?マリア」

 

「別に問題はないわよ。天羽奏」

 

そう言いながらマリアはガングニールを纏った。

 

!!

 

「「ガングニールだと!!」」

 

「そうよ、ただし黒いガングニールだけどね」

 

その頃大神と神山は・・・」

 

「大神さんと神山さん。すみませんが、僕がこの会場にあるテレビカメラを機能停止にするのを手伝いお願いします」

 

「今の状況だと翼さんと奏さんは、シンフォギア奏者の姿になれませんから」

 

「「わかりました」」

 

そして猪川と大神と神山の3人が動き出した。

 

「天羽奏にとってはショックかしら?同じガングニールを纏う者が現れて?」

 

「いーやそんな事無いぞなんせマリアで2人目だからな」

 

「そうだな奏」

 

「なっ何よ私の他にガングニールの適合者がいるの?」

 

マリアが翼と奏の言葉に動揺した時コンサート会場が一時停電となった。

 

「「「いまだ2人共」」」

 

「奏」

 

「ああ、サンキュー!猪川さん達」

 

翼と奏は停電を利用し、シンフォギアを纏う事に成功した。

 

「くっやられたわ。調、切歌出て来なさい」

 

「この戦いが始まった頃よ」



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

同じイベントでの違いと帰還方法前編

「今の状況だと翼さんと奏さんは、シンフォギア奏者の姿になれませんから」

 

「「わかりました」」

 

そして猪川と大神と神山の3人が動き出した。

 

「天羽奏にとってはショックかしら?同じガングニールを纏う者が現れて?」

 

「いーやそんな事無いぞなんせマリアで2人目だからな」

 

「そうだな奏」

 

「なっ何よ私の他にガングニールの適合者がいるの?」

 

マリアが翼と奏の言葉に動揺した時コンサート会場が一時停電となった。

 

「「「いまだ2人共」」」

 

「奏」

 

「ああ、サンキュー!猪川さん達」

 

翼と奏は停電を利用し、シンフォギアを纏う事に成功した。

 

「くっやられたわ。調、切歌出て来なさい」

 

「この戦いが始まった頃よ」

 

「成程同じイベントでもハニーさんの知る融合世界は僕達の世界より乱入者が少ないですね」

 

「どういう事?」

 

「まずこちらの映像を見て下さい」

「あーあ人違いだったかまあいいや。邪魔な烏は黙らせたしね」

 

「さてと、大神一郎光と戦う前にお前を殺すよ」

 

「この私がね」

 

!!

 

「「「「何だって――」」」」

 

「じゃあ死んでね。大神一郎炎の矢ーー」

 

「ちっなにもんか知らねえが私達に喧嘩を売るなんてよくやるよ」

 

そう言いながらロベリアの光武℉が同じ炎で少女の攻撃を相殺した。

 

「へえ、やるじゃんおばさんのくせに」

 

「なら、これならどうかしら?出でよ降魔兵器よ」

 

!!

 

「降魔兵器だと馬鹿な、空中要塞武蔵の消滅で降魔兵器は消滅した筈だ、それを何故君が扱っている?」

 

「ああ、母様の言う通り、大神一郎には2度目の空中要塞武蔵と京極圭吾が復活した事を知らないんだね」

 

「どういう意味だそれは?」

 

「知りたければ紫藤直哉に聞いてみな、大神一郎だけど疲れている状態で降魔兵器を倒せるかしらね、その降魔兵器の中にはワイズマンの特注もあるから、動けない奴を見捨てても良いのよ。じゃあね生きてたら会いましょうね」

 

そう言って巴里華撃団の前から謎の少女だけが消えた。

 

「「一体何なのですか?」何あの怪物は」

 

「あ、降魔だと言っても私も直接見るのは初めてだけど」

 

「調どうするんですか?」

 

「切っちゃんとりあえずお姉さんを守ろう」

 

「そうですね」

 

そう言って2人はシンフォギア纏った瞬間。

 

「あはは、見つけたよ立花響の大切な人間」

 

「あ、貴女はノヴァ」

 

そう言って未来が思い出す。

 

「そう言う事なら、直哉さんも来てるのかしら?」

 

「ええ――来てるのなら桜花様の話を聞きたいーー」

 

「「「ある意味弓美凄いね」」」

 

3人は心の中で呟く。

 

「ああ、ごめんね直哉さんは来てないんだよ」

 

「ええ――そうなんですか残念」

 

「へえ、そうなんだ良いこと聞いた。じゃあそこの女達を殺せば来るかな?」

 

「「「ひっ」」」

 

「お前はノヴァ」

 

「あら、お兄さんとは初対面の筈だけど?ノヴァの邪魔をするんだ」

 

「ああ、そうだ」

 

「なら先にお兄さんが死んでよ―――」

 

そう言いながらノヴァが神山を襲う。

 

「未来ちゃん達は今の内に逃げるんだ」

 

!!

 

「「「「はい」」」」

 

そして未来達は逃げだした。

 

「覚えていてくれたんだ。じゃあ私の為に来て貰うよ」

 

「え、きゃあああ」

 

そして未来はノヴァの手に堕ちた。

 

「お姉さんを返すでーす」

 

「切っちゃん無理は駄目」

 

「ふーんノヴァとやるんだ。良いよ少しだけ遊んであげる」

 

暫くして・・・

 

「がっはっうう」

 

「もう終わりなのつまんないなあ」

 

「まあいいや。響と戦う為のエサを確保できたしね」

 

「そろそろお兄さんを殺せたかな?」

 

そう言ってノヴァと未来達は消えた。

 

映像終了・・・

 

「何この子巴里でも出てくるしシンフォギア世界にも出てくるなんて」

 

「僕達のいる融合世界と友好世界にはこういう乱入者が多いんですよ」

 

「どの世界のイベントにも乱入者が出てくるので」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

同じイベントでの違いと帰還方法後編

「切っちゃん無理は駄目」

 

「ふーんノヴァとやるんだ。良いよ少しだけ遊んであげる」

 

暫くして・・・

 

「がっはっうう」

 

「もう終わりなのつまんないなあ」

 

「まあいいや。響と戦う為のエサを確保できたしね」

 

「そろそろお兄さんを殺せたかな?」

 

そう言ってノヴァと未来達は消えた。

 

映像終了・・・

 

「何この子巴里でも出てくるしシンフォギア世界にも出てくるなんて」

 

「僕達のいる融合世界と友好世界にはこういう乱入者が多いんですよ」

 

「どの世界のイベントにも乱入者が出てくるので」

 

「成程、こちらの世界は緩いのね」

 

「「「緩い?」」緩いラビ?」

 

「ええ、融合世界と友好世界の移動に関して規制が私の知る融合世界のがその規制がきついのよ」

 

「「成程」」

 

「こちらの世界では、現場に出る直哉君達にある程度の決定権があるみたいねだけど、私達の場合は融合世界内部の世界に移動するだけでもレイさんとトワさんの許可が必要なの」

 

「ふむ、特殊遊撃部隊と言っても管理者達の部隊と言うのが強いんですね」

 

「そういう事になるわね」

 

「ですけど、ハニーさん今回のような事故が起きた場合はどうするんです?」

 

のどかがハニーに聞く。

 

「大体私達の世界の場合、基本的に放置ね。向こうでパンサークローが動かないと私の捜索はされないわ」

 

「そんな」

 

「成程、ハニーさんの世界は原作イベントを大事にしているんですね」

 

「そうね・・・でも言い方を変えればそれ以外はどうでもいいとも取れるわ」

 

「それじゃあこちらの技術でハニーさんが帰還したら・・・」

 

「厳格な管理者達に色々言われるのは確実でしょうね。最悪の場合世界を消されると言う事もあり得ますよ」

 

「あの人達ならやりそうね」

 

「少なくとも僕達はハニーさんの帰還には手を貸す事が出来ませんね」

 

「手を出せば・・・」

 

「ふむ、特殊遊撃部隊と言っても管理者達の部隊と言うのが強いんですね」

 

「そういう事になるわね」

 

「ですけど、ハニーさん今回のような事故が起きた場合はどうするんです?」

 

のどかがハニーに聞く。

 

「大体私達の世界の場合、基本的に放置ね。向こうでパンサークローが動かないと私の捜索はされないわ」

 

「そんな」

 

「成程、ハニーさんの世界は原作イベントを大事にしているんですね」

 

「そうね・・・でも言い方を変えればそれ以外はどうでもいいとも取れるわ」

 

「それじゃあこちらの技術でハニーさんが帰還したら・・・」

 

「厳格な管理者達に色々言われるのは確実でしょうね。最悪の場合世界を消されると言う事もあり得ますよ」

 

「こうなる可能性がある以上は」

 

「それって悲しいよ」

 

「そうですね」

 

「それにしてもここも融合世界と言う事には驚いたわね」

 

ハニーがそう言う。

 

そして直哉達は話を続けていた。

 

その頃トワ達は直哉達の話を聞いていた。

 

「ふむ、特殊遊撃部隊と言っても管理者達の部隊と言うのが強いんですね」

 

「そういう事になるわね」

 

「ですけど、ハニーさん今回のような事故が起きた場合はどうするんです?」

 

のどかがハニーに聞く。

 

「大体私達の世界の場合、基本的に放置ね。向こうでパンサークローが動かないと私の捜索はされないわ」

 

「そんな」

 

「成程、ハニーさんの世界は原作イベントを大事にしているんですね」

 

「そうね・・・でも言い方を変えればそれ以外はどうでもいいとも取れるわ」

 

「それじゃあこちらの技術でハニーさんが帰還したら・・・」

 

「厳格な管理者達に色々言われるのは確実でしょうね。最悪の場合世界を消されると言う事もあり得ますよ」

 

「まさか並行世界の融合世界がそう言う世界だったとは・・・」

 

「まああり得るだろう。性格が反対と言うのは」

 

レイがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

間章26 管理者の神殿での話し合い編
管理者達の驚き


「ふむ、特殊遊撃部隊と言っても管理者達の部隊と言うのが強いんですね」

 

「そういう事になるわね」

 

「ですけど、ハニーさん今回のような事故が起きた場合はどうするんです?」

 

のどかがハニーに聞く。

 

「大体私達の世界の場合、基本的に放置ね。向こうでパンサークローが動かないと私の捜索はされないわ」

 

「そんな」

 

「成程、ハニーさんの世界は原作イベントを大事にしているんですね」

 

「そうね・・・でも言い方を変えればそれ以外はどうでもいいとも取れるわ」

 

「それじゃあこちらの技術でハニーさんが帰還したら・・・」

 

「厳格な管理者達に色々言われるのは確実でしょうね。最悪の場合世界を消されると言う事もあり得ますよ」

 

「まさか並行世界の融合世界がそう言う世界だったとは・・・」

 

「まああり得るだろう。性格が反対と言うのは」

 

レイがそう言う。

 

「そうだけどそこまできつくすると何の為に融合世界を作ったのか意味なくない?」

 

「まあトワの言いたい事もわかるが・・・」

 

「ですけど、ハニーさん今回のような事故が起きた場合はどうするんです?」

 

のどかがハニーに聞く。

 

「大体私達の世界の場合、基本的に放置ね。向こうでパンサークローが動かないと私の捜索はされないわ」

 

「そんな」

 

「成程、ハニーさんの世界は原作イベントを大事にしているんですね」

 

「そうね・・・でも言い方を変えればそれ以外はどうでもいいとも取れるわ」

 

「それじゃあこちらの技術でハニーさんが帰還したら・・・」

 

「厳格な管理者達に色々言われるのは確実でしょうね。最悪の場合世界を消されると言う事もあり得ますよ」

 

「こういう形での融合世界の在り方もありと言えばありだぞ」

 

「まあ、生物として必要な物を失う確率が高いがな」

 

「そうよね。自分達で考える力とか自分の意思とかを持たなくなりそうよね」

 

「そうだなだが、これでお前のやり方が正しいとなったわけではないぞトワ?」

 

「わかってるわよ。レイだけどこうなると如月ハニーの帰還方法が何もない事になったわね」

 

「そうだな仮にこちらの簡易ゲートで帰還させても如月ハニーの独断行動で消えたと判断されれば、如月ハニーの世界を消すかも知れんな」

 

「ですけど、ハニーさん今回のような事故が起きた場合はどうするんです?」

 

のどかがハニーに聞く。

 

「大体私達の世界の場合、基本的に放置ね。向こうでパンサークローが動かないと私の捜索はされないわ」

 

「そんな」

 

「成程、ハニーさんの世界は原作イベントを大事にしているんですね」

 

「そうね・・・でも言い方を変えればそれ以外はどうでもいいとも取れるわ」

 

「ただ、如月ハニーの事を考えると並行世界の融合世界側が如月ハニーの捜索をしない限りはこちらの世界にいる事になるがな「

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

「こうして7人世界から元の時代に帰れると思ってたら・・・」

 

「「「「成程」」」」

 

「気がついたらここにいたと言う事ですね?」

 

「そうなの」

 

「それでは確認ですが、千明さんとしては早急に元の時代に戻りたいんですね?」

 

「ええ、出来ればだけど」

 

「成程、異世界生活の経験があるせいですか?自分の希望は望みが薄いのがわかるんですね?」

 

「まあねそれより前鬼はどこ?」

 

「「「「はっ前鬼」」」

 

「そうねでもまだ千明と前鬼の件の方がきついと思うわよ。千明と前鬼の件にもしかすると魔王の因子とゲネシスの改変問題が可能性もあるし」

 

「確かにな」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2人の来訪者に対応に対して1

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

「こうして7人世界から元の時代に帰れると思ってたら・・・」

 

「「「「成程」」」」

 

「気がついたらここにいたと言う事ですね?」

 

「そうなの」

 

「それでは確認ですが、千明さんとしては早急に元の時代に戻りたいんですね?」

 

「ええ、出来ればだけど」

 

「成程、異世界生活の経験があるせいですか?自分の希望は望みが薄いのがわかるんですね?」

 

「まあねそれより前鬼はどこ?」

 

「「「「はっ前鬼」」」

 

「そうねでもまだ千明と前鬼の件の方がきついと思うわよ。千明と前鬼の件にもしかすると魔王の因子とゲネシスの改変問題が可能性もあるし」

 

「確かにな」

 

「でもそろそろ本格的に2人の来訪者に対しての態度を決めないといけない気がするのよね」

 

「確かにな」

 

「役千明に関しては・・・」

 

「どうだ鬼神と祓い師よ、呪力が殆ど使えない世界での生活は」

 

「何ですって」

 

「この世界では、呪力の変わりの力霊力が無ければならない」

 

「貴様らには無いだろう。死ね」

 

 

「そういうことか、さくらお姉ちゃん千明お姉ちゃん今から前鬼君の封印を解くから呪文3にんで唱えるよ」

 

「「わかったわ」」

 

「「「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」」」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

「何故だ!!鬼神の封印が何故解けた?」

 

「それはね、僕とさくらお姉ちゃんの霊力を呪力に変換したからね」

 

何だと!!」

 

「だからこういうことも出来るよ、千明お姉ちゃん超鬼神になる呪文を唱えて」

 

「超鬼神力、ヴァジュラマサラ、サムスカーラ」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「ね、出来たでしょ」

 

直哉は、笑顔で言う」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「旧世界の7人世界関連をどうする気だ?」

 

「ああ、それは・・・最後の手段をするわ」

 

「最後の手段をだと?」

 

「そうよ・・・」

 

「この時のあおぞら市は、融合世界とは関係ない世界でしたから、僕の力は融合世界の内部世界及び、友好世界だけに制限されているんです」

 

「あくまでも融合世界周辺を守る為に」

 

「「「「「「成程」」」」」」

 

「ですので、同じ融合世界なので基本的なルールがあるんですが・・・」

 

「もしかすると7人世界時のようにイヨさんとヒミコさんが意図してルールを作らなかったのかも知れませんね」

 

「先程も言いましたがルールをつけるのが普通なのですが、どうやら担当の神がすこやか市の住人を・・・したかったからかもですね」

 

「「「「「なっ」」」」」

 

「そんな横暴良いんですか?」

 

「横暴でもないんですよねこれは、あくまでも神側の調査の一環としてやっている事ですからね」

 

「それにこちらの融合世界ではプリキュアと言う存在をまだ知らないので」

 

「それでもあんまりですよその為に死者までもいるんですよ」

 

「確かに神山さん達の気持ちもわかりますが・・・僕もこんなやり方でその世界の住人におしつけるのは駄目と思いますけど、ここは僕達の知る融合世界ではないので」

 

「最悪の場合千明をあの7人世界の融合世界に連れて行くわ」

 

「ふむ、成程そこなら確かにいいかも知れんな」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2人の来訪者に対応に対して2

「もしかすると7人世界時のようにイヨさんとヒミコさんが意図してルールを作らなかったのかも知れませんね」

 

「先程も言いましたがルールをつけるのが普通なのですが、どうやら担当の神がすこやか市の住人を・・・したかったからかもですね」

 

「「「「「なっ」」」」」

 

「そんな横暴良いんですか?」

 

「横暴でもないんですよねこれは、あくまでも神側の調査の一環としてやっている事ですからね」

 

「それにこちらの融合世界ではプリキュアと言う存在をまだ知らないので」

 

「それでもあんまりですよその為に死者までもいるんですよ」

 

「確かに神山さん達の気持ちもわかりますが・・・僕もこんなやり方でその世界の住人におしつけるのは駄目と思いますけど、ここは僕達の知る融合世界ではないので」

 

「最悪の場合千明をあの7人世界の融合世界に連れて行くわ」

 

「ふむ、成程そこなら確かにいいかも知れんな」

 

「ええ、あちらの融合世界は7人世界がベースとなった融合世界だから、千明にはこちらより良いと思うんだけどね」

 

「ふむ、だが下手したら向こうが侵略してこないか向こうから?」

 

「きゃああ怪物が人間を殺したわ皆逃げて――」

 

「ああ、私はここまでのようね。出来る事なら・・・結婚をして見たかったわ」

 

「「「「ギャアアアア死にたくないーーー」」」」

 

そして警察署周辺に現れた降魔によって警察署内にいた帝国華撃団全員が脱出しその後降魔は、帝国華撃団によって全滅させていった。その一部始終を見ていた生き残った警察官達が降魔を倒した帝国華撃団を讃えていた。

 

お墓戦艦では・・・

 

「「何なんだこれは?」」

 

大神と神山がそう言う。

 

「成程これがこちらの融合世界の神の介入の仕方ですか」

 

「「なっこれが融合世界の神の仕業?」」

 

「恐らくですがすこやか市の調査を邪魔をした警察に降魔をぶつけ、たまたま帝国華撃団に倒させる事で警察に帝国華撃団の行動を黙認させる事が目的なのでしょう」

 

「それではあんまりじゃないですか?直哉さん」

 

「ええ、僕もそう思いますがどうやらこちらの融合世界では違うと言う事みたいですね」

 

「この時のあおぞら市は、融合世界とは関係ない世界でしたから、僕の力は融合世界の内部世界及び、友好世界だけに制限されているんです」

 

「あくまでも融合世界周辺を守る為に」

 

「「「「「「成程」」」」」」

 

「ですので、同じ融合世界なので基本的なルールがあるんですが・・・」

 

「もしかすると7人世界時のようにイヨさんとヒミコさんが意図してルールを作らなかったのかも知れませんね」

 

「先程も言いましたがルールをつけるのが普通なのですが、どうやら担当の神がすこやか市の住人を・・・したかったからかもですね」

 

「「「「「なっ」」」」」

 

「そんな横暴良いんですか?」

 

「横暴でもないんですよねこれは、あくまでも神側の調査の一環としてやっている事ですからね」

 

「それにこちらの融合世界ではプリキュアと言う存在をまだ知らないので」

 

「レイの疑問もわかるわ。仮にも管理者があんなに直接的に干渉するなんて思わなかったし」

 

「最悪の場合千明をあの7人世界の融合世界に連れて行くわ」

 

「それにこの案は最終手段にするつもりよ。今はまだその時ではないわ」

 

「そうか、それなら良いが・・・2人の来訪者に未来から来た者達かこれからどうなるのか?」

 

「それはわからないけど何とかなるわよきっとね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第55章 第1部 個人的な依頼編
個人的依頼1 響達と二課前編


トワからの指示を受けてから数日後・・・

 

「あれ直哉君響さんと来訪者の2人は?」

 

「あ、みのりさんとここねさん。響さん達はシンフォギア世界に行ってますよ。響さんも学生ですし、ついでに二課から頼まれたらしいので」

 

「「成程」」

 

「あくまで個人的な依頼の一環で行ってるんですよ」

 

「そうでしたね千明さんとハニーさんの来訪で大規模な行動を控えてるんでしたね」

 

ここねがそう言う。

 

「そうですね。そう言う意味もありますが皆さんの休暇の意味合いもあるんですよ」

 

「成程そういう事でしたか・・・」

 

「「あ、私達はキュアスカイと」キュアプリズムです」

 

「そして私達は響さんと一緒に仕事をしている仲間だよ」

 

!!

 

「グレースさんお願いがあります。私達を響さん達に会わせて貰えませんか?」

 

「どういう事かな?」

 

「スカイあの人達を助けよう」

 

「しかしエルちゃんや翼くんを探さないと」

 

「それも大事だけど今はランボーグみたいのを浄化しないと」

 

「そうですね」

 

「成程仲間と別れたと思ったらいつの間にかこちらの世界に来ていてメガビョーゲンと戦ったのね」

 

「はい」

 

「でもスカイやプリズムの世界に響さんに協力して戻ったとしても・・・」

 

「それは・・・」

 

「そうですねそれに響達と会えたとしてスカイ達は何がしたいのですか?」

 

アースがスカイ達に聞く。

 

「「それは消えた2人の仲間が心配だから探すのを手伝って欲しいんです」」

 

「成程・・・プリズムも本当にスカイと同じなの?」

 

「え、どういう意味ですか?」

 

プリズムがグレースに聞く。

 

「ごめんねそんな感覚を感じたから、もしかしたらプリズムは・・・」

 

「プリキュアの皆さんには嫌な思いもさせたので・・・」

 

「「そんな事無いですよ直哉さん」」

 

その頃シンフォギア世界では・・・

 

「すまねえな響待たせたか?」

 

「そんな事ないよクリスちゃん」

 

「そうかそれなら安心したぜ」

 

「それで今回はどうしたの?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「何で私じゃなく別のクリスなんだよ」

 

「やっぱりショックだぜ本当にクリスがこのタイミングで選ばれて戻って来ると」

 

「奏・・・」

 

「オラオラ、どうしたそちら3人もいて私に負けそうだぜ」

 

「馬鹿にするなです」

 

「やめなさい切歌」

 

「きゃあああ」

 

!!

 

「調」

 

「クリスちゃんここ任せて良い?」

 

「うんどうした?響」

 

「特殊遊撃部隊として動くから」

 

「ああ、わかった」

 

響はそう言い、コンサート会場の外に出て行った。

 

「あの頃しかあれを使えてねえからさ模擬戦をしたくてな」

 

「成程そういう事なら良いよ。やろうか」

 

そしてクリスは思い出しながらイチイバイルシューターを纏った。

 

「なあ、響これ私が貰って良いのか?」

 

「うんいいよ、それイチイバルシューターがクリスちゃんを選んだから」

 

「何だか懐かしいねクリスちゃん」

 

「そうだなあの時は・・・」

 

「よう、初めましてだな融合症例、悪いがお前を捕獲させて貰うぜ」

 

「何で私を狙うの?」

 

「お前の体とギア話欲しがる奴がいるんだよ覚悟しろよ」

 

 

「いやだよ、私のギアと体は誰にも渡さないよ」

 

 

「だったら仕方ねえ実力行使だ。お前の仲間は暫く来ないぞ」

 

 

そう言って謎の少女が響に攻撃をする。

 

「え・・・」

 

「フン」

 

「がああああ。何が起きた?フィーネの情報だと、戦いは素人の筈だ」

 

謎の少女は響の攻撃を受け、吹き飛ばされた。

 

「くそ、フィーネの野郎何が簡単な仕事だよ行けノイズども奴を取り押さえろ」

 

謎の少女がノイズに命令するが・・・

 

「フン」

 

響が、1体のノイズを撃破すると他のノイズもすべてがノイズがほぼ同時に撃破された。

 

 

「なっ馬鹿な奴は1体にしか攻撃してないのに全てのノイズがやられたんだ」

 

謎の少女にとっては信じられない事態を響が、起こしていた。

 

「何なんだよ本当にこいつは、バケモンかよ」

 

「初対面なのにバケモンは酷くない?」

 

「私の名前は、立花響だよ、これからは名前で呼んで欲しいな、融合症例とかでも、バケモノでもなくね」

 

「ああ・・・わかったよ立花響。これでいいんだろ?」

 

「うん、ありがとう」

 

「本当こいつは何なんだよ。バケモンみたいな力を持ちながら、子供のような笑顔を見せて、無邪気に喜んでいやがるし」

 

「フィーネ私には、立花響を捕獲できそうにない」

 

「私の負けだったがな」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

個人的依頼1 響達と二課後編

「なっ馬鹿な奴は1体にしか攻撃してないのに全てのノイズがやられたんだ」

 

謎の少女にとっては信じられない事態を響が、起こしていた。

 

「何なんだよ本当にこいつは、バケモンかよ」

 

「初対面なのにバケモンは酷くない?」

 

「私の名前は、立花響だよ、これからは名前で呼んで欲しいな、融合症例とかでも、バケモノでもなくね」

 

「ああ・・・わかったよ立花響。これでいいんだろ?」

 

「うん、ありがとう」

 

「本当こいつは何なんだよ。バケモンみたいな力を持ちながら、子供のような笑顔を見せて、無邪気に喜んでいやがるし」

 

「フィーネ私には、立花響を捕獲できそうにない」

 

「私の負けだったがな」

 

模擬戦終了後・・・

 

「はは、まだまだお前には勝てないな響」

 

「そんな事ないよシューターを使いこなせてたよ」

 

「そうかそれなら嬉しいぜ」

 

2人の模擬戦を見ていた千明とハニーは・・・

 

「凄かったですねハニーさん

 

「ええ、そうねあの2人のシンフォギアはこの世界のオリジナルのシンフォギアだわ。ハイパーハニーでも勝てないかも知れない」

 

「あーあ人違いだったかまあいいや。邪魔な烏は黙らせたしね」

 

「さてと、大神一郎光と戦う前にお前を殺すよ」

 

「この私がね」

 

!!

 

「「「「何だって――」」」」

 

「じゃあ死んでね。大神一郎炎の矢ーー」

 

「ちっなにもんか知らねえが私達に喧嘩を売るなんてよくやるよ」

 

そう言いながらロベリアの光武℉が同じ炎で少女の攻撃を相殺した。

 

「へえ、やるじゃんおばさんのくせに」

 

「なら、これならどうかしら?出でよ降魔兵器よ」

 

!!

 

「降魔兵器だと馬鹿な、空中要塞武蔵の消滅で降魔兵器は消滅した筈だ、それを何故君が扱っている?」

 

「ああ、母様の言う通り、大神一郎には2度目の空中要塞武蔵と京極圭吾が復活した事を知らないんだね」

 

「どういう意味だそれは?」

 

「知りたければ紫藤直哉に聞いてみな、大神一郎だけど疲れている状態で降魔兵器を倒せるかしらね、その降魔兵器の中にはワイズマンの特注もあるから、動けない奴を見捨てても良いのよ。じゃあね生きてたら会いましょうね」

 

そう言って巴里華撃団の前から謎の少女だけが消えた。

 

「それだけこちらの世界の敵は強いのね」

 

ハニーがそう考えていると響達に動きがあった。

 

「さてと響二課に行くぞ」

 

「どうして?」

 

「もう1人個人的な依頼があるそうだから」

 

「ああ、それは・・・」

 

「私は、あの戦いを見て衝撃を受けました」

 

「あはは、ありがとうございます」

 

「そして私は考えたんです。今自分が所属する部隊より貴女達がいる組織に行きたいとね」

 

「ええ――困りますよ。博士にはフロンティア事変を起こして貰わないとこの世界のバランスが崩れるので」

 

「ああ、やはりフィーネの言う通り立花響さんには自分の計画が知られているんですね」

 

「すいませんでも、私達はウィル博士の計画は最低限の干渉で終わらせるつもりですので」

 

「成程」

 

「つまり貴女達が私の計画に干渉する場合は今のような状況にでもならないと干渉しないのですね?」

 

「簡単に言えばそうですね」

 

「もしかしてウィル博士?」

 

「ついて来たらわかる」

 

「わかった。千明さんハニーさん行きますよ」

 

「「はーい」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

個人的依頼2 謎の依頼者

「すいませんでも、私達はウィル博士の計画は最低限の干渉で終わらせるつもりですので」

 

「成程」

 

「つまり貴女達が私の計画に干渉する場合は今のような状況にでもならないと干渉しないのですね?」

 

「簡単に言えばそうですね」

 

「もしかしてウィル博士?」

 

「ついて来たらわかる」

 

「わかった。千明さんハニーさん行きますよ」

 

「「はーい」」

 

その頃中心世界では・・・

 

「見て下さいましろさん本当に異世界ですよ」

 

「あはは、ソラちゃん落ち着いて」

 

「これが落ち着いて何ていられませんよましろさん」

 

「でもソラちゃんソラちゃんは・・・」

 

「私の名前はソラと言います」

 

「あ、私の名前はましろだよよろしくね」

 

2人の少女は互いに自己紹介をしたが、内心ではそれどころではなかった」

 

「何なんですかこの世界は・・・」

 

「ありえないよ空から女の子と赤ちゃんが降って来るなんて・・・」

 

「いやいやお祖母ちゃんなんで家に赤ちゃん用品があるの?」

 

「何でってそんな理由より実際あって助かったでしょう?」

 

「それはそうだけど・・・」

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どうしてですか?」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

!!

 

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「ああいう経験してるからもう驚かないよ」

 

ましろがそう言う。

 

「それはそうですけどでも驚きませんか?」

 

「そう言われるとソラシド市にくらべたら自然が多いね」

 

「そうですよねましろさん」

 

「ねえちゆっち何で私達あの2人を追いかけてるんだっけ」

 

「それはのどかがしてるからよ。それに直哉君からも言われたでしょ」

 

「ちゆさんひなたさん恐らくですがのどかさんの見張りをお願い出来ませんか?」

 

「ああ言われたな、直哉っちも心配性だね」

 

「心配性だからとかではなく・・・」

「あの時には既に響さんや私達や異世界の存在を知ってたんじゃない?」

 

「どうしてそう思うのです?」

 

「それは簡単だよ。スカイランドとソラシド市との行き来が私達の知る中で簡単でなおかつスカイランドの物がソラシド市で見つける事が出来るからね」

 

「そう言う事例が起きる事は少なくともソラシド市とスカイランド両方に詳しいヨヨさんのお孫さんでしょう」

 

「だったらヨヨさんに連絡をした方が安全じゃない?」

 

グレースがそう言う。

 

「それは確かにそうです。でもこういう移動は私にとっても想定していたわけではありませんだから・・・」

 

「ふん成程キングビョーゲン様が気にする謎の力はやはりプリキュアの力だったか」

 

「この時に疑念が生まれたんじゃないかしら?」

 

「でもあれはなくなったのに」

 

「仕方ないわ直哉君を指定した依頼者との話が終わるまでのどかを見張るわよ」

 

「仕方がないか」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

個人的依頼3 直哉と探偵の出会い前編

すこやか市市内の喫茶店にて・・・

 

「お待たせしました貴方が僕宛てに個人的依頼を出された探偵さんですか?」

 

「ああ、俺は私立探偵の早見星児だ」

 

「早見星児さんですね。それで僕にどんな依頼があるのでしょうか?」

 

「ああ、それは・・・ある女性を一緒に探してほしんだ」

 

「ある女性をですか?」

 

その時直哉は思い出していた。

 

「天羽奏にとってはショックかしら?同じガングニールを纏う者が現れて?」

 

「いーやそんな事無いぞなんせマリアで2人目だからな」

 

「そうだな奏」

 

「なっ何よ私の他にガングニールの適合者がいるの?」

 

マリアが翼と奏の言葉に動揺した時コンサート会場が一時停電となった。

 

「「「いまだ2人共」」」

 

「奏」

 

「ああ、サンキュー!猪川さん達」

 

翼と奏は停電を利用し、シンフォギアを纏う事に成功した。

 

「くっやられたわ。調、切歌出て来なさい」

 

「この戦いが始まった頃よ」

 

「成程同じイベントでもハニーさんの知る融合世界は僕達の世界より乱入者が少ないですね」

 

「どういう事?」

 

「もしかしてこの人の探し人はハニーさんだとしたら厄介な事になるかもしれない。仮にこの人早見星児さんが、ハニーさんと同じ並行世界の融合世界の住人としたらどのタイミングでこちらの世界に来たんだ?」

 

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

「こうして7人世界から元の時代に帰れると思ってたら・・・」

 

「「「「成程」」」」

 

「気がついたらここにいたと言う事ですね?」

 

「そうなの」

 

「それでは確認ですが、千明さんとしては早急に元の時代に戻りたいんですね?」

 

「ええ、出来ればだけど」

 

「成程、異世界生活の経験があるせいですか?自分の希望は望みが薄いのがわかるんですね?」

 

「まあねそれより前鬼はどこ?」

 

「「「「はっ前鬼」」」

 

「そうよ・・・」

 

「「成程直哉達はデボネアの介入を防ぐ為に歴史を変えたのね」まあ仕方ないですよエステルさん」

 

「確かに私達の方でも想定外の出会いをしたしね」

 

「ああ、それは・・・一応トワから聞いたんですけど、プリキュア達が存在せずにパンサークローと戦う彼女が守護者としている世界なんですよね?」

 

「本人がそう言ってたわ。でも純粋な融合世界と友好世界の並行世界と接触するとは思わなかったけど」

 

「ですねエステルさん。のどかちゃん達全員が存在しない以外はほぼ同じだったから驚きましたよね」

 

「それでその娘さんはどうしてるんです?」

 

「ああ、それは・・・直哉に会いたくても拒絶されたら嫌だと言って別室にいるわ」

 

「成程その人にとってはの僕の役目が、彼女の成長を見守る立場なんですね」

 

「そうみたいね、それに直哉の記憶もまだ封印されてるみたいよ」

 

「仮にこの人が並行世界の融合世界から来たのならどうして別行動なんだ?」

 

直哉が疑問に感じた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

個人的依頼3 直哉と探偵後編

「「成程直哉達はデボネアの介入を防ぐ為に歴史を変えたのね」まあ仕方ないですよエステルさん」

 

「確かに私達の方でも想定外の出会いをしたしね」

 

「ああ、それは・・・一応トワから聞いたんですけど、プリキュア達が存在せずにパンサークローと戦う彼女が守護者としている世界なんですよね?」

 

「本人がそう言ってたわ。でも純粋な融合世界と友好世界の並行世界と接触するとは思わなかったけど」

 

「ですねエステルさん。のどかちゃん達全員が存在しない以外はほぼ同じだったから驚きましたよね」

 

「それでその娘さんはどうしてるんです?」

 

「ああ、それは・・・直哉に会いたくても拒絶されたら嫌だと言って別室にいるわ」

 

「成程その人にとってはの僕の役目が、彼女の成長を見守る立場なんですね」

 

「そうみたいね、それに直哉の記憶もまだ封印されてるみたいよ」

 

「仮にこの人が並行世界の融合世界から来たのならどうして別行動なんだ?」

 

直哉が疑問に感じた。

 

「おいどうしたんだよ。ぼーとして?」

 

「あ、すみませんそれで早見さんのご依頼はお仲間の女性を探す事で良いのですか?」

 

「ああ、それで間違いないのだが出来るか?」

 

「ええ、大丈夫ですが捜索対象の基本情報がなければ厳しいですが」

 

「ああ、それは・・・これが彼女の情報だ」

 

「何故だか知らないが俺と彼女が融合世界に戻っていたんだ気がつけば」

 

「だから俺は君に会いに来た。彼女の弟である直哉にね」

 

「だが不思議なんだ融合世界なのに俺達の知らない世界や知らない街しかないんだ」

 

「ああ、それは・・・当然ですよ早見さん貴方がいるこの融合世界は貴方やハニーさんにとっては並行世界の融合世界と言う事になるんですから」

 

「何だと!!並行世界の融合世界なのかここは?」

 

「はい、そういう事です。後ハニーさんもこちらに来てますから安心して下さい」

 

そして直哉はこれまでの経緯を話し出した。

 

「ああ、それは・・・一応トワから聞いたんですけど、プリキュア達が存在せずにパンサークローと戦う彼女が守護者としている世界なんですよね?」

 

「本人がそう言ってたわ。でも純粋な融合世界と友好世界の並行世界と接触するとは思わなかったけど」

 

「ですねエステルさん。のどかちゃん達全員が存在しない以外はほぼ同じだったから驚きましたよね」

 

「それでその娘さんはどうしてるんです?」

 

「ああ、それは・・・直哉に会いたくても拒絶されたら嫌だと言って別室にいるわ」

 

「成程その人にとってはの僕の役目が、彼女の成長を見守る立場なんですね」

 

「そうみたいね、それに直哉の記憶もまだ封印されてるみたいよ」

 

「これがハニーさんがこちらに来た時の話の一部です」

 

「いーやそんな事無いぞなんせマリアで2人目だからな」

 

「そうだな奏」

 

「なっ何よ私の他にガングニールの適合者がいるの?」

 

マリアが翼と奏の言葉に動揺した時コンサート会場が一時停電となった。

 

「「「いまだ2人共」」」

 

「奏」

 

「ああ、サンキュー!猪川さん達」

 

翼と奏は停電を利用し、シンフォギアを纏う事に成功した。

 

「くっやられたわ。調、切歌出て来なさい」

 

「この戦いが始まった頃よ」

 

「成程同じイベントでもハニーさんの知る融合世界は僕達の世界より乱入者が少ないですね」

 

「どういう事?」

 

「じゃあ無事なんだな?ハニーは」

 

「はい無事ですよ。安心して下さい」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

彼女との再会

「いーやそんな事無いぞなんせマリアで2人目だからな」

 

「そうだな奏」

 

「なっ何よ私の他にガングニールの適合者がいるの?」

 

マリアが翼と奏の言葉に動揺した時コンサート会場が一時停電となった。

 

「「「いまだ2人共」」」

 

「奏」

 

「ああ、サンキュー!猪川さん達」

 

翼と奏は停電を利用し、シンフォギアを纏う事に成功した。

 

「くっやられたわ。調、切歌出て来なさい」

 

「この戦いが始まった頃よ」

 

「成程同じイベントでもハニーさんの知る融合世界は僕達の世界より乱入者が少ないですね」

 

「どういう事?」

 

「じゃあ無事なんだな?ハニーは」

 

「はい無事ですよ。安心して下さい」

 

その頃響達は・・・

 

時を少し戻して・・・

 

「フィーネ私には、立花響を捕獲できそうにない」

 

「私の負けだったがな」

 

模擬戦終了後・・・

 

「はは、まだまだお前には勝てないな響」

 

「そんな事ないよシューターを使いこなせてたよ」

 

「そうかそれなら嬉しいぜ」

 

2人の模擬戦を見ていた千明とハニーは・・・

 

「凄かったですねハニーさん

 

「ええ、そうねあの2人のシンフォギアはこの世界のオリジナルのシンフォギアだわ。ハイパーハニーでも勝てないかも知れない」

 

「簡単に言えばそうですね」

 

「もしかしてウィル博士?」

 

「ついて来たらわかる」

 

「わかった。千明さんハニーさん行きますよ」

 

「「はーい」」

 

二課司令部・・・

 

!!

 

「あの女が何故生きてるの?」

 

「並行世界の融合世界はここまで違うの?」

 

ハニーは小さな声で呟く。

 

「ああ、了子さん久しぶりですね」

 

「そうだな響フロンティア事変止まって出番が奪われたからな・・・」

 

「司令クリスさんへの出撃待機解除しますか?」

 

あおいが司令の風鳴弦十郎にに聞く。

 

「ううむ・・・正直ここまでの大乱戦になるとは思ってなかったが・・・あおいクリスに伝えてくれ。響君の仲間達の救援を優先するように」

 

「了解です」

 

そして二課代表として雪音クリスが戦線に参加したのだった。

 

「この戦いの後始末が大変だな」

 

「そうですねある意味あれより大変だと思いますよ」

 

「そうだな・・・」

 

暫くして・・・

 

リディアンで行われた大乱戦は痛み分けとなった。現在の帝国華撃団メンバー8人の内3人が闇の光武に吸収されてしまった。武装集団フィーネ側は、3人の奏者全員を助ける事は出来たが、イベントを続けるには時間が必要だった。

 

二課側も今回の一件の後始末にかなり時間が必要になっていた。

 

「あの時はすみませんでした了子さん」

 

響が了子に謝る。

 

「別にいいのだけど、また大変な事態に直面してるわね」

 

「わかります?やっぱり」

 

「ええ」

 

「天羽奏にとってはショックかしら?同じガングニールを纏う者が現れて?」

 

「いーやそんな事無いぞなんせマリアで2人目だからな」

 

「そうだな奏」

 

「なっ何よ私の他にガングニールの適合者がいるの?」

 

マリアが翼と奏の言葉に動揺した時コンサート会場が一時停電となった。

 

「「「いまだ2人共」」」

 

「奏」

 

「ああ、サンキュー!猪川さん達」

 

翼と奏は停電を利用し、シンフォギアを纏う事に成功した。

 

「くっやられたわ。調、切歌出て来なさい」

 

「この戦いが始まった頃よ」

 

「成程同じイベントでもハニーさんの知る融合世界は僕達の世界より乱入者が少ないですね」

 

「どういう事?」

 

響が了子に話し出す。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

了子とハニーの再会

「いーやそんな事無いぞなんせマリアで2人目だからな」

 

「そうだな奏」

 

「なっ何よ私の他にガングニールの適合者がいるの?」

 

マリアが翼と奏の言葉に動揺した時コンサート会場が一時停電となった。

 

「「「いまだ2人共」」」

 

「奏」

 

「ああ、サンキュー!猪川さん達」

 

翼と奏は停電を利用し、シンフォギアを纏う事に成功した。

 

「くっやられたわ。調、切歌出て来なさい」

 

「この戦いが始まった頃よ」

 

「成程同じイベントでもハニーさんの知る融合世界は僕達の世界より乱入者が少ないですね」

 

「どういう事?」

 

響が了子に話し出す。

 

「成程そういう事、彼女の世界も融合世界なのね」

 

「ええ、それで了子さんはハニーさんの敵らしくて・・・」

 

「成程それで私を見る目が異常なのね」

 

「そうみたいです。すみません私達もそこまで知らなくて」

 

「別に良いわよ。空中元素固定装置ね確かに私も興味はあるわね」

 

「だけど、個人的には彼女の生命装置に使い、自衛させるなんてね」

 

「そちらの融合世界の事情を知らないから何とも言えないけど」

 

「そうですね」

 

「それで了子さん個人的依頼があるんです?」

 

「そうなのよ。響ちゃん今から直哉君のいる世界に連れて行ってくれない」

 

「え、何故ですか」

 

「ああ、それは・・・」

 

「こうして7人世界から元の時代に帰れると思ってたら・・・」

 

「「「「成程」」」」

 

「気がついたらここにいたと言う事ですね?」

 

「そうなの」

 

「それでは確認ですが、千明さんとしては早急に元の時代に戻りたいんですね?」

 

「ええ、出来ればだけど」

 

「成程、異世界生活の経験があるせいですか?自分の希望は望みが薄いのがわかるんですね?」

 

「まあねそれより前鬼はどこ?」

 

「「「「はっ前鬼」」」

 

「そうよ・・・」

 

「シンフォギア世界に人間と異なる生命反応が出たのよ」

 

「ええ――本当ですか?」

 

「ええ間違いないわ」

 

「そういうことか、さくらお姉ちゃん千明お姉ちゃん今から前鬼君の封印を解くから呪文3にんで唱えるよ」

 

「「わかったわ」」

 

「「「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」」」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

「何故だ!!鬼神の封印が何故解けた?」

 

「それはね、僕とさくらお姉ちゃんの霊力を呪力に変換したからね」

 

何だと!!」

 

「だからこういうことも出来るよ、千明お姉ちゃん超鬼神になる呪文を唱えて」

 

「超鬼神力、ヴァジュラマサラ、サムスカーラ」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「ね、出来たでしょ」

 

直哉は、笑顔で言う」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「先程の話にも出てた私の式神よ」

 

「まさか・・・こちらの世界に来たのはもしかして私だけ?」

 

「「「「はいそうです」」」」

 

「まさかあの時前鬼君が千明さんと違うシンフォギア世界に来てたなんて」

 

「響は了子の言葉に驚きを隠せないでいた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

前鬼の手がかりと新たな改変の可能性前編

「超鬼神力、ヴァジュラマサラ、サムスカーラ」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「ね、出来たでしょ」

 

直哉は、笑顔で言う」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「先程の話にも出てた私の式神よ」

 

「まさか・・・こちらの世界に来たのはもしかして私だけ?」

 

「「「「はいそうです」」」」

 

「まさかあの時前鬼君が千明さんと違うシンフォギア世界に来てたなんて」

 

「響は了子の言葉に驚きを隠せないでいた。

 

「まさかそんな事で前鬼君の手がかりが見つかるなんて」

 

「ああ、それは私もだよ。もしかしたら・・・」

 

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」 

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

「このイベントの改変の影響で彼が来たのかと思ってしまうくらいだったからな」

 

「確かにそう考えますね。こちらの融合世界の状況を考えると」

 

そして響は思い出す。

 

「ラビリン用意は良い?」

 

「いつでもいいラビ」

 

「じゃあ行くよ。直哉君の依頼の実験開始するよ」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

のどかがキュアグレースに変身した時はやての部屋の本棚にある一冊の本が、不気味な動きを見せていた。

 

「「これはまさか本型のロストロギア?」」

 

「本型のロストロギアなら取集が目的かも知れないラビね」

 

「うんそうだね変身を解除したら本型のロストロギアも動かなくなったしね」

 

「これで直哉の心配事が、現実になるかも知れないラビね」

 

「うん、昔の幼馴染世界の海鳴市で起きた本型のロストロギアは、魔法のみを収集してたって教えてくれたけど、まさか私達の力まで取集対象だなんて・・・」

 

「これも融合世界に過去から来た2人の影響?」

 

「出てこいゼッタイヤラネーダ」

 

そう言う声が聞こえたのでまなつ達が急いで行くとそこには・・・」

 

「皆行くよ」

 

「「「ええ」」・・・」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「今日も元気だ!」

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「「「「お母さん達がプリキュアにへんしんしたーー」」」」

 

「皆落ち着いてこれは多分魔王の因子とゲネシスの改変の影響よ」

 

ローラがそう言う。

 

「確かにこれ以外でも改変が起きた事で変化があったからなあ。あながち無関係とはいえないかなあ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

前鬼の手がかりと新たな改変の可能性後編

「「「ええ」」・・・」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「今日も元気だ!」

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「「「「お母さん達がプリキュアにへんしんしたーー」」」」

 

「皆落ち着いてこれは多分魔王の因子とゲネシスの改変の影響よ」

 

ローラがそう言う。

 

「確かにこれ以外でも改変が起きた事で変化があったからなあ。あながち無関係とはいえないかなあ」

 

「だから私を直哉に会わせて」

 

「そういう事なら・・・」

 

「駄目よ貴女は信用できないフィーネ」

 

「ハニーさん一体何を?」

 

千明がハニーの行動を見て驚く。

 

「フィーネ直哉君は私が守る」

 

「はあ、何言ってんだ?あんたあんたの世界の場合だろ」

 

「直哉とフィーネの中が悪いのは?別に私はあんたの世界の事なんて知らないけどなあんたも知らないんだろ?特殊遊撃部隊の苦労を?」

 

「それは・・・」

 

「そんなこちらの関係を壊すと言うのなら私が相手になる」

 

そう言ってクリスは、イチイバイルシューターを纏った。

 

「やめなさいクリス。その女には戦う事はないわ」

 

「何ですって」

 

「だって貴女は・・・」

 

「はは、まだまだお前には勝てないな響」

 

「そんな事ないよシューターを使いこなせてたよ」

 

「そうかそれなら嬉しいぜ」

 

2人の模擬戦を見ていた千明とハニーは・・・

 

「凄かったですねハニーさん

 

「ええ、そうねあの2人のシンフォギアはこの世界のオリジナルのシンフォギアだわ。ハイパーハニーでも勝てないかも知れない」

 

「あの模擬戦を見て悟ってるでしょう?絶対に勝てないと」

 

「そんな事・・・」

 

「そんな事ないのなら、貴女の力を見せて欲しいわね」

 

時を少し戻して・・・

 

「成程その人にとってはの僕の役目が、彼女の成長を見守る立場なんですね」

 

「そうみたいね、それに直哉の記憶もまだ封印されてるみたいよ」

 

「これがハニーさんがこちらに来た時の話の一部です」

 

「いーやそんな事無いぞなんせマリアで2人目だからな」

 

「そうだな奏」

 

「なっ何よ私の他にガングニールの適合者がいるの?」

 

マリアが翼と奏の言葉に動揺した時コンサート会場が一時停電となった。

 

「「「いまだ2人共」」」

 

「奏」

 

「ああ、サンキュー!猪川さん達」

 

翼と奏は停電を利用し、シンフォギアを纏う事に成功した。

 

「くっやられたわ。調、切歌出て来なさい」

 

「この戦いが始まった頃よ」

 

「成程同じイベントでもハニーさんの知る融合世界は僕達の世界より乱入者が少ないですね」

 

「どういう事?」

 

「じゃあ無事なんだな?ハニーは」

 

「はい無事ですよ。安心して下さい」

 

「それでは今からハニーさんの所に行きますか?」

 

「俺が行っても良いのか?」

 

「ええ、貴方が行かないと彼女が感情的になってるようなので」

 

「これを見て下さい」

 

「駄目よ貴女は信用できないフィーネ」

 

「ハニーさん一体何を?」

 

千明がハニーの行動を見て驚く。

 

「フィーネ直哉君は私が守る」

 

「はあ、何言ってんだ?あんたあんたの世界の場合だろ」

 

「直哉とフィーネの中が悪いのは?別に私はあんたの世界の事なんて知らないけどなあんたも知らないんだろ?特殊遊撃部隊の苦労を?」

 

「それは・・・」

 

「そんなこちらの関係を壊すと言うのなら私が相手になる」

 

そう言ってクリスは、イチイバイルシューターを纏った。

 

「やめなさいクリス。その女には戦う事はないわ」

 

「何ですって」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

星児とハニーとの出会いの時

「俺が行っても良いのか?」

 

「ええ、貴方が行かないと彼女が感情的になってるようなので」

 

「これを見て下さい」

 

「駄目よ貴女は信用できないフィーネ」

 

「ハニーさん一体何を?」

 

千明がハニーの行動を見て驚く。

 

「フィーネ直哉君は私が守る」

 

「はあ、何言ってんだ?あんたあんたの世界の場合だろ」

 

「直哉とフィーネの中が悪いのは?別に私はあんたの世界の事なんて知らないけどなあんたも知らないんだろ?特殊遊撃部隊の苦労を?」

 

「それは・・・」

 

「そんなこちらの関係を壊すと言うのなら私が相手になる」

 

そう言ってクリスは、イチイバイルシューターを纏った。

 

「やめなさいクリス。その女には戦う事はないわ」

 

「何ですって」

 

「おいおいハニーの奴何してんだよ」

 

「いくら了子さんがパンサークローと共闘してたとは言えこっちにはパンサークローがいないじゃないか」

 

「成程そちらの融合世界には、了子さんはハニーさんの敵パンサークローと関わっていたんですね?」

 

「ああ、そうさ俺は個人的にハニーの父親の失踪事件を追ってたんだ」

 

「その過程の中で俺は、ハニーと俺の知る直哉と出会ってそこでパンサークローや直哉達の事情を聞いてな協力して戦っていたがある時俺達の世界にノイズが現れてな」

 

「「「直哉君この警報は」」」

 

 

深夜に警報が鳴りのどかとちゆとひなたが起きて直哉のいる部屋に来た。

 

 

「これは想定以上の数のノイズがソロモンの笛から出されてますね」

 

「「「ソロモンの笛」」」

 

「と言う事は、ワイズマンの仕業?」

 

「違いますよ。ちゆさん恐らくフィーネ側にいる人物のせいですね」

 

「恐らくこの騒動の本命は響さんの捕獲でしょう」

 

「「「ええーー」」」

 

のどか達は直哉の言葉に驚いていた。

 

「「「そんな」」」

 

「このイベントは僕と響さんの知ってるイベントですし、そこまで気にしなくても」

 

「そうかもしれないけど、ノイズが直哉君想定より多いて言ったよね」

 

「ええ、言いましたけど・・・」

 

「まさかのどかさん。イベントに寒けない所でのノイズを僕達で倒すつもりですか?」

 

「うん駄目?」

 

「駄目ではないですけど、プリキュアでノイズを倒す所を見られるのは正直に言えば、避けたいんですよね」

 

「確かにこの状況は直哉君がまなつちゃん達に話した状況かもね」

 

「そう言えばそうかも」

 

「ここはシンフォギア世界で今は本格的に、他の敵が介入していないから直哉君も判断が難しいのね」

 

「ええ、先ほどちゆさんが例に挙げた神山さんが助けようとした子に関しては助かるのがわかってたんで、止めたんですけど今回の街に出るイベントは本来は無いんですよね」

 

「「「え、どういう事?」」」

 

「本来響さん捕獲作戦はこんな広範囲ではしないんですよね」

 

「ですが僕達の響さんが、捕獲対象ですので、広範囲にノイズを出して響さんを孤立させるつもりだと思います」

 

「つまり僕達の世界ではこのイベントがハニーさん達の世界で起きたような事ですか?」

 

「そうだな。そして了子さんはパンサークローと手を結びシンフォギア世界の月を破壊しようとしたんだ」

 

「成程」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第55章 第1部 続個人的依頼編
ハニーを止める為には


「ここはシンフォギア世界で今は本格的に、他の敵が介入していないから直哉君も判断が難しいのね」

 

「ええ、先ほどちゆさんが例に挙げた神山さんが助けようとした子に関しては助かるのがわかってたんで、止めたんですけど今回の街に出るイベントは本来は無いんですよね」

 

「「「え、どういう事?」」」

 

「本来響さん捕獲作戦はこんな広範囲ではしないんですよね」

 

「ですが僕達の響さんが、捕獲対象ですので、広範囲にノイズを出して響さんを孤立させるつもりだと思います」

 

「つまり僕達の世界ではこのイベントがハニーさん達の世界で起きたような事ですか?」

 

「そうだな。そして了子さんはパンサークローと手を結びシンフォギア世界の月を破壊しようとしたんだ」

 

「成程」

 

「つまりハニーさんとしてはハニーさん達の世界の了子さん余り差異の無い流れだからこそ敵と認識したと言う事ですか?」

 

「恐らくそうだろう」

 

「そういう事ならハニーさんを止めるにはこちらのシンフォギア世界にしかないものを見せるしかないのですね」

 

「ああ、それが出来れば納得すると思う」

 

「わかりましたそういう事なら行きましょうか」

 

そして直哉は星児を連れて簡易ゲートでシンフォギア世界に向かった。

 

「駄目よ貴女は信用できないフィーネ」

 

「ハニーさん一体何を?」

 

千明がハニーの行動を見て驚く。

 

「フィーネ直哉君は私が守る」

 

「はあ、何言ってんだ?あんたあんたの世界の場合だろ」

 

「直哉とフィーネの中が悪いのは?別に私はあんたの世界の事なんて知らないけどなあんたも知らないんだろ?特殊遊撃部隊の苦労を?」

 

「それは・・・」

 

「そんなこちらの関係を壊すと言うのなら私が相手になる」

 

そう言ってクリスは、イチイバイルシューターを纏った。

 

「やめなさいクリス。その女には戦う事はないわ」

 

「何ですって」

 

「だって貴女は・・・」

 

了子がそう言った時・・・

 

「やめるんだハニー」

 

「ええーー星児さんどうしてここに?」

 

「ああ、それは・・・こちらの直哉君にこちらの世界しかない技術で連れて来て貰ったんだ」

 

「ええ――」

 

「そしてこの技術は直哉君と本当に協力関係でなければシンフォギア世界では使えないとの事だ」

 

「ええ――じゃあ本当に敵ではないの?」

 

「ふう、漸く誤解が解けたかしら?」

 

「そのようですね了子さん」

 

「ふう、何とか間にあいましたか?」

 

「あ、直哉君」

 

「あら、来たのねちょうどよかったわ」

 

「ええ、ハニーさんを止める為に彼と来たんですが、了子さん何がちょうどいいんです?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「成程そういう事、彼女の世界も融合世界なのね」

 

「ええ、それで了子さんはハニーさんの敵らしくて・・・」

 

「成程それで私を見る目が異常なのね」

 

「そうみたいです。すみません私達もそこまで知らなくて」

 

「別に良いわよ。空中元素固定装置ね確かに私も興味はあるわね」

 

「だけど、個人的には彼女の生命装置に使い、自衛させるなんてね」

 

「そちらの融合世界の事情を知らないから何とも言えないけど」

 

「そうですね」

 

「それで了子さん個人的依頼があるんです?」

 

「そうなのよ。響ちゃん今から直哉君のいる世界に連れて行ってくれない」

 

「え、何故ですか」

 

「シンフォギア世界に人間と異なる生命反応が出たのよ」

 

「ええ――本当ですか?」

 

「ええ間違いないわ」

「まさかあの時前鬼君が千明さんと違うシンフォギア世界に来てたなんて」

 

「響は了子の言葉に驚きを隠せないでいた。

 

「これが理由よ直哉」

 

「ええ――本当に前鬼君なんですか?その反応」

 

直哉が了子に聞く。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

前鬼の存在する可能性

「そちらの融合世界の事情を知らないから何とも言えないけど」

 

「そうですね」

 

「それで了子さん個人的依頼があるんです?」

 

「そうなのよ。響ちゃん今から直哉君のいる世界に連れて行ってくれない」

 

「え、何故ですか」

 

「シンフォギア世界に人間と異なる生命反応が出たのよ」

 

「ええ――本当ですか?」

 

「ええ間違いないわ」

 

「まさかあの時前鬼君が千明さんと違うシンフォギア世界に来てたなんて」

 

「響は了子の言葉に驚きを隠せないでいた。

 

「これが理由よ直哉」

 

「ええ――本当に前鬼君なんですか?その反応」

 

直哉が了子に聞く。

 

「それが確信取れないから直哉に相談したかったのよ」

 

「成程そういう事でしたか」

 

「あ、そう言えば・・・」

 

直哉が何かを思い出した。

 

「千明ちゃん少しいいかな?」

 

「はーいさくらさん」

 

「私に、ついて来て」

 

そして、さくらは、千明共に、支配人室に、入った。

 

「おうおめえさんがさくらと直哉は保護した人物だな?」

 

「はい、私役千明16才です」

 

「お前さん声がさくらに、似てるな?」

 

「「え、そうですか」」

 

さくらと千明は、同時に声を出した。

 

「そう言えば、あの子供もよばねえとな」

 

米田がそう言うと、千明が前鬼を召還した。

 

「前鬼召還」

 

千明の持つリングが光を放つとそこから前鬼が出てきた。

 

「うお!!こいつが、お嬢さんの式神と言う奴か」

 

米田が驚いてると、直哉が支配人室に入って来た。

 

「あー前鬼こんなとこにいたーー急にいなくなるから心配したじゃん」

 

「おーワリイな直哉この馬鹿女に、呼ばれたからな」

 

「また前鬼私の事を、バカ女といってー」

 

その時、前鬼が、千明に耳打ちをした。

 

「千明俺も信じられねえが、この劇場に憑依の実の匂いがしやがる」

 

「えーーーそれ本当前鬼?」

 

「ああ」

 

「どうすんのゴキが居ないと超鬼神になれないわよ」

 

「確か千明さんは前鬼君を呼び出せる筈です」

 

「千明さん良いですか?」

 

「直哉さん何ですか?」

 

「千明さん試しに前鬼君を召喚してみてください」

 

「え、どういう事です?」

 

「実は・・・」

 

「そちらの融合世界の事情を知らないから何とも言えないけど」

 

「そうですね」

 

「それで了子さん個人的依頼があるんです?」

 

「そうなのよ。響ちゃん今から直哉君のいる世界に連れて行ってくれない」

 

「え、何故ですか」

 

「シンフォギア世界に人間と異なる生命反応が出たのよ」

 

「ええ――本当ですか?」

 

「ええ間違いないわ」

 

「まさかあの時前鬼君が千明さんと違うシンフォギア世界に来てたなんて」

 

「響は了子の言葉に驚きを隠せないでいた。

 

「これが理由よ直哉」

 

「ええ――本当に前鬼君なんですか?その反応」

 

直哉が了子に聞く。

 

「それが確信取れないから直哉に相談したかったのよ」

 

「そういう事らしんですよですので人間とは違う反応がもし鬼の前鬼君の事だと考えれば、前鬼君を召喚出来る千明さんが実際にして貰えばわかると思いまして」

 

「成程」

 

そして、千明は前鬼の召喚をして見た。

 

「駄目ですね、私も前鬼の反応があるのはわかるんですけど、これは恐らく前期は封印状態のままかも知れません」

 

「「「封印状態ですか」」」

 

直哉と了子と響がそう言う。

 

「はい封印状態だったら私の持つ護法リングの召喚は無理なんです。直接封印状態の前鬼の封印を解かないと」

 

「「「成程」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

封印解除にかかる捜索とそれぞれの問題

「これが理由よ直哉」

 

「ええ――本当に前鬼君なんですか?その反応」

 

直哉が了子に聞く。

 

「それが確信取れないから直哉に相談したかったのよ」

 

「そういう事らしんですよですので人間とは違う反応がもし鬼の前鬼君の事だと考えれば、前鬼君を召喚出来る千明さんが実際にして貰えばわかると思いまして」

 

「成程」

 

そして、千明は前鬼の召喚をして見た。

 

「駄目ですね、私も前鬼の反応があるのはわかるんですけど、これは恐らく前期は封印状態のままかも知れません」

 

「「「封印状態ですか」」」

 

直哉と了子と響がそう言う。

 

「はい封印状態だったら私の持つ護法リングの召喚は無理なんです。直接封印状態の前鬼の封印を解かないと」

 

「「「成程」」」

 

「封印状態の前鬼君の居場所がわからないと封印は解くことが出来ないんですね」

 

「はい、そうです」

 

「となると、千明さんはクリスさんとフィーネさんと共にシンフォギア世界で前鬼君を探してください」

 

「え、でも良いんですか?」

 

「良いですよ。千明さん少なくとも自分の意思とは別に融合世界に来たのですから」

 

「ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「ね、出来たでしょ」

 

直哉は、笑顔で言う」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

「こうして7人世界から元の時代に帰れると思ってたら・・・」

 

「「「「成程」」」」

 

「気がついたらここにいたと言う事ですね?」

 

「そうなの」

 

「それでは確認ですが、千明さんとしては早急に元の時代に戻りたいんですね?」

 

「ええ、出来ればだけど」

 

「成程、異世界生活の経験があるせいですか?自分の希望は望みが薄いのがわかるんですね?」

 

「まあねそれより前鬼はどこ?」

 

「「「「はっ前鬼」」」

 

「そうよ・・・」

 

「せっかくこちらの融合世界に前鬼君がいると頑張っていたんですから少しはわがままを言って良いんですよ」

 

「ありがとうございます」

 

「そういう事でクリスさんとフィーネさん千明さんをお願いしますね」

 

「「わかった」わかったわ」

 

「後前鬼君を探す時に注意しておいてください」

 

「フフ、成程あれがイシュメルガとデボネアが言っていた力ですか」

 

カルマがそう呟く。

 

「カルマ、イシュメルガとデボネアとは何者だ?」

 

真宮寺直哉がカルマに聞く。

 

「ああ、遥か未来から来た私の協力者ですよ」

 

!!

 

「遥か未来から来た協力者だと」

 

「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「そうです。それで間違いないですね?花寺薫」

 

「薫ちゃんの名字が違う」

 

「その通りだよカルマ。よくそこまで融合世界の事を熟知してるね」

 

「イシュメルガとデボネアでも私の名字変更の事は知らなかったのに」

 

「融合世界?飛鳥ちゃんどういう事?」君達は幼馴染世界から来たんだよね」

 

「違いますよ。真宮寺直哉さん」

 

「おい、直哉しっかりしろ面倒な奴は倒されたんだ」

 

「そうよ直哉君後はカルマを倒せば・・・えっ」

 

その時千明は見た。光武F2が炭になる所を」

 

「いやあああ。巴里華撃団の皆が炭になったわ――」

 

「あはは、良いですね。ある程度制限がありますが、触れた物全部を炭に変える能力を持つノイズと言う兵器は」

 

「「「「「「何だと!!触れたら炭にされるだと」」」」」」

 

「一体どうやって倒すんだよ」

 

「安心して下さい皆さん」

 

「「だああああ」」

 

!!

 

「「「何だノイズが消滅していく」」」

 

「まさか、特殊遊撃部隊の奴等めシンフォギア奏者をこちらに連れて来たのか?」

 

「そうだよカルマ私達を貴女が、エキストラプレイヤーとして与えた特権として与えた力で、仲間と合流して、貴女がノイズを使う可能性があったからね」

 

「おのれーーキュアグレースそして紫藤直哉め」

 

「さあ、皆さん後は邪精霊カルマを倒すだけです。ノイズやメガビョーゲンは私達に任せて下さい」

 

「「「「「ああ、任せた」」」」」

 

そして特殊遊撃部隊はカルマ以外と戦い始めた。

 

「もしかするとこの敵も出るかも知れないので」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

フィーネ達との話し合いの後

「あはは、良いですね。ある程度制限がありますが、触れた物全部を炭に変える能力を持つノイズと言う兵器は」

 

「「「「「「何だと!!触れたら炭にされるだと」」」」」」

 

「一体どうやって倒すんだよ」

 

「安心して下さい皆さん」

 

「「だああああ」」

 

!!

 

「「「何だノイズが消滅していく」」」

 

「まさか、特殊遊撃部隊の奴等めシンフォギア奏者をこちらに連れて来たのか?」

 

「そうだよカルマ私達を貴女が、エキストラプレイヤーとして与えた特権として与えた力で、仲間と合流して、貴女がノイズを使う可能性があったからね」

 

「おのれーーキュアグレースそして紫藤直哉め」

 

「さあ、皆さん後は邪精霊カルマを倒すだけです。ノイズやメガビョーゲンは私達に任せて下さい」

 

「「「「「ああ、任せた」」」」」

 

そして特殊遊撃部隊はカルマ以外と戦い始めた。

 

「もしかするとこの敵も出るかも知れないので」

 

その後直哉達はフィーネに千明を預け中心世界に戻った後直哉は響とと共に管理者の神殿に向かった。

 

「成程まさか・・・」

「どうだ鬼神と祓い師よ、呪力が殆ど使えない世界での生活は」

 

「何ですって」

 

「この世界では、呪力の変わりの力霊力が無ければならない」

 

「貴様らには無いだろう。死ね」

 

 

「そういうことか、さくらお姉ちゃん千明お姉ちゃん今から前鬼君の封印を解くから呪文3にんで唱えるよ」

 

「「わかったわ」」

 

「「「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」」」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

「何故だ!!鬼神の封印が何故解けた?」

 

「それはね、僕とさくらお姉ちゃんの霊力を呪力に変換したからね」

 

何だと!!」

 

「だからこういうことも出来るよ、千明お姉ちゃん超鬼神になる呪文を唱えて」

 

「超鬼神力、ヴァジュラマサラ、サムスカーラ」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「ね、出来たでしょ」

 

直哉は、笑顔で言う」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

「まさかああいう形で2人が別々の場所に出現してなおかつ・・・」

 

「そういう事らしんですよですので人間とは違う反応がもし鬼の前鬼君の事だと考えれば、前鬼君を召喚出来る千明さんが実際にして貰えばわかると思いまして」

 

「成程」

 

そして、千明は前鬼の召喚をして見た。

 

「駄目ですね、私も前鬼の反応があるのはわかるんですけど、これは恐らく前期は封印状態のままかも知れません」

 

「「「封印状態ですか」」」

 

直哉と了子と響がそう言う。

 

「はい封印状態だったら私の持つ護法リングの召喚は無理なんです。直接封印状態の前鬼の封印を解かないと」

 

「「「成程」」」

 

「千明の式神が封印状態でシンフォギア世界に現れるなんてね」

 

「トワさんどうすればいいですか?」

 

響がトワに聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

千明達の動向と新たな依頼

「そういう事らしんですよですので人間とは違う反応がもし鬼の前鬼君の事だと考えれば、前鬼君を召喚出来る千明さんが実際にして貰えばわかると思いまして」

 

「成程」

 

そして、千明は前鬼の召喚をして見た。

 

「駄目ですね、私も前鬼の反応があるのはわかるんですけど、これは恐らく前期は封印状態のままかも知れません」

 

「「「封印状態ですか」」」

 

直哉と了子と響がそう言う。

 

「はい封印状態だったら私の持つ護法リングの召喚は無理なんです。直接封印状態の前鬼の封印を解かないと」

 

「「「成程」」」

 

「千明の式神が封印状態でシンフォギア世界に現れるなんてね」

 

「トワさんどうすればいいですか?」

 

響がトワに聞く。

 

「そうねとりあえず千明達に関してはフィーネとクリスに任せておいた方がよさそうね。後直哉ローズマリーが貴方に依頼しているわ」

 

「え、ローズマリーさんがですか?」

 

「そうよ、どうやら裏のオイシーナタウンのプリキュア達に関してみたいね」

 

「本来すこやか市にはレシピッピは存在していなかったのにあれ以降レシピッピが存在するようになったのよ」

 

「ええ――別にいいじゃんいい事じゃん」

 

「すこやか市にとっては迷惑な事よ」

 

「別に私達には関係ないもん知らない街については」

 

「らん言い過ぎよ」

 

そうだジェントルー時代の私が原因だがその言い方は駄目だ」

 

「だって私達が悪いわけじゃないのに怒られなきゃいけないの」

 

らんが不満を漏らす。

 

「はいはいとりあえず休憩時間ですよ皆」

 

「「「え、貴方は誰?」」」

 

「僕は今都合上本名は教えられないんだけど皆からは特殊遊撃部隊の司令と呼ばれたりしているよ」

 

「「「ええ――貴方が特殊遊撃部隊の司令官さん」

 

「え、直哉さんだよねあれ?」

 

「うん多分年齢を変えておじさんになってるんだと思う」

 

「ああ、そうだろうなそして名前を教えていないから何か考えがあるんだろうな」

 

まなつとみのりとあすかがそう言う。

 

「それで皆さんはここでも揉めてたんですね」

 

「「すみません」」

 

「らん達悪くないもん」

 

「ええ、皆さんは悪くありませんが貴女達が特殊遊撃部隊の仕事をした瞬間から貴女達が大切にしている家族の記憶が消えますけど良いんですね?」

 

「「「なっそんな」」」

 

「そのリスクを貴女達が背負えますか?」

 

「じゃあ私達が手伝えば家族は私達を忘れるんですか?」

 

「そう言う事です。世界のバランスを保つ為です」

 

「特殊遊撃部隊は、異邦人の集まりですのでね、今回の調査にしても貴女達との背lt食は予定のないイレギュラーだったんですよ」

 

「じゃあゆいちゃんはゆいちゃんはよくて私達は駄目なの?」

 

「ああ、それは・・・ゆいさんの場合は自分の上司が許可を出したので」

 

「あの世界で何かあったんですか?」

 

「ミュウミュウ世界みたいなことはない筈だけど、恐らく・・・」

 

「僕達の事ならローズマリーさんに連絡係を頼んでいるので」

 

「それでも嫌です。直哉さん確かに直哉さんの言う通りにすればオイシーナタウンにとっては良い事かも知れませんけど私とマリちゃんにとっては、このオイシーナタウンは偽物なんです」

 

「え、それは本当ですか2人共?」

 

「ええ、本当よ」

 

「そしてそれぞれのエナジー妖精とゆいさんの学校の女の子達が融合世界に来たのは・・・そこにいる2人がプリキュアになってしまったからだと思います」

 

「「ええーー」何ですって」

 

「あの時僕は違和感を感じたんですよ」

 

「「違和感を?」」

 

「はい、過去ののどかさん達以降のプリキュアの歴史を調べていて気がついたのですが」

 

「大体敵の侵攻と同時にプリキュアの覚醒が起きてその敵達と戦う感じなのですが、失礼ですがオイシーナタウンの歴史を調べたらローズマリーさんと同じクッキングダムでしたかそこから数人がオイシーナタウンに来てるような記録がありましたよ」

 

「それも十数年前に」

 

「何ですって!!」

 

「もしこの事実が本当だとしたら・・・クッキングダムは異世界がある事を知りつつ秘密にしていたと言う事ですよね」

 

「そうね、良いように考えれば無用の接触を避ける為だと言われると言われそうね」

 

「でも過去にクッキングダムの人がオイシーナタウンに来ている以上その辺の調査は、ローズマリーさんに任せますね」

 

「了解よ」

 

「先程直哉が説明をしてくれたクッキングダムからの来訪者の記録では20年前なのよ」

 

「ええ――それでは僕が調べた調査は嘘と言う事ですか?」

 

「いえ、違うわね恐らく、融合世界のすこやか市ともう1つのすこやか市と同じなのかも知れないわね」

 

「以前の設定関連で改変を見つけたんじゃないかしら」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

裏のオイシーナタウンに対するローズマリーの依頼1

「それも十数年前に」

 

「何ですって!!」

 

「もしこの事実が本当だとしたら・・・クッキングダムは異世界がある事を知りつつ秘密にしていたと言う事ですよね」

 

「そうね、良いように考えれば無用の接触を避ける為だと言われると言われそうね」

 

「でも過去にクッキングダムの人がオイシーナタウンに来ている以上その辺の調査は、ローズマリーさんに任せますね」

 

「了解よ」

 

「先程直哉が説明をしてくれたクッキングダムからの来訪者の記録では20年前なのよ」

 

「ええ――それでは僕が調べた調査は嘘と言う事ですか?」

 

「いえ、違うわね恐らく、融合世界のすこやか市ともう1つのすこやか市と同じなのかも知れないわね」

 

「以前の設定関連で改変を見つけたんじゃないかしら」

 

「ああ、成程それでは和実ゆいさん達4人の同行を僕がすればいいんですね?依頼を受けた場合」

 

「そうねそれに念の為にエステルも連れて行ってくれる?年長者の枠で」

 

「そういう事ならわかりました。前回のような衝突を避ける為ですね?」

 

「もういい加減私達の事認めてよ」

 

「そうだ、それにオイシーナタウンでの調査するなら協力してやればいいじゃないか?」

 

「そういう事に拘っている時点で駄目なのよ」

 

「どういう事?」

 

「良い本来なら私達は出会う筈のない出会いをしたのはわかってるわね」

 

「ああ、それは・・・わかってるだからこそ手伝いたいんだ」

 

「へえ、あまねて言ってったわね」

 

「ああ」

 

「貴女一時的にとは言え、敵として私達がお世話になっている世界に襲撃してたわよね」

 

「それは・・・」

 

「まあ、その辺の問題は17番目のプリキュア達に任せるけど・・・」

 

「う、それは・・・」

 

「あまね貴女がジェントルー時代にナノビョーゲンを使った事自体世界のバランスを乱す行為行為なのよ」

 

「本来すこやか市にはレシピッピは存在していなかったのにあれ以降レシピッピが存在するようになったのよ」

 

「ええ――別にいいじゃんいい事じゃん」

 

「すこやか市にとっては迷惑な事よ」

 

「別に私達には関係ないもん知らない街については」

 

「らん言い過ぎよ」

 

そうだジェントルー時代の私が原因だがその言い方は駄目だ」

 

「だって私達が悪いわけじゃないのに怒られなきゃいけないの」

 

らんが不満を漏らす。

 

「あ、いやそれもあるけど一番の気がかりはワイズマン関連でよ」

 

「ああ、ワイズマンが裏のプリキュア達の力に興味を持ってましたね」

 

「実際デリシャスフィールドの技術がワイズマンに渡ったら厄介よね」

 

「確かにそうですね」

 

「ワイズマンの事だからそろそろ・・・」

 

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

「ここから始まった一連の騒動によりワイズマンが動いてもおかしくないと思うの」

 

暫くして・・・

 

直哉は和実ゆい達4人とエステルを連れてローズマリーの元に向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

裏のオイシーナタウンに対するローズマリーの依頼2

「お待たせしました。ローズマリーさんどうしたんですか?」

 

「実わね、裏のオイシーナタウンから連絡があって・・・」

 

「助けよう」

 

「そう言った。

 

「仕方ないわね」

 

「「「了解」」」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「異世界でも今日も元気だ!」

 

「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」」

 

「サマーどうするの敵は2体ともウバウゾー系列だよ」

 

コーラルがそう言う。

 

「ラメール直哉さんに連絡をして恐らくローズマリーさのどかさん達と会ってると思うから」

 

「了解よ」

 

そしてラメールは直哉に連絡をした。

 

「あの時のように異様なウバウゾーが出たみたいなのよ」

 

「成程でも、裏のオイシーナタウンから連絡来たんです?あちらにもゆいさん達がいるでしょう」

 

「ああ、それは・・・どうやらあまねとゆいと私は不在のようなのよ」

 

「なっまさかシンフォギア世界と同じような状況なのですか?」

 

「そうみたいね向こうの状況を見ると」

 

「ほら、直哉君見せない方が良かったよ」

 

「ああ、それは・・・確かに話が止まってたね」

 

「そういう事もありまずはプリキュアの当事者及び第三者と役割が出来ますしね」

 

「「成程」」

 

「でも直哉さん的にはどうするのか決めてるんですか?」

 

光が直哉に聞く。

 

「一応方向性の提示はするつもりだよ。でも第三者役割ののどかさん達が動かない以上は、僕の出番はないんだよね。少なくともローラとここねさんとらんさんの言い合いがある程度終わらない事にはね」

 

「「確かに」」

 

その頃プリキュア達は・・・

 

「もういい加減私達の事認めてよ」

 

「そうだ、それにオイシーナタウンでの調査するなら協力してやればいいじゃないか?」

 

「そういう事に拘っている時点で駄目なのよ」

 

「どういう事?」

 

「良い本来なら私達は出会う筈のない出会いをしたのはわかってるわね」

 

「ああ、それは・・・わかってるだからこそ手伝いたいんだ」

 

「へえ、あまねて言ってったわね」

 

「ああ」

 

「貴女一時的にとは言え、敵として私達がお世話になっている世界に襲撃してたわよね」

 

「それは・・・」

「あまね貴女がジェントルー時代にナノビョーゲンを使った事自体世界のバランスを乱す行為行為なのよ」

 

「本来すこやか市にはレシピッピは存在していなかったのにあれ以降レシピッピが存在するようになったのよ」

 

「ええ――別にいいじゃんいい事じゃん」

 

「すこやか市にとっては迷惑な事よ」

 

「別に私達には関係ないもん知らない街については」

 

「らん言い過ぎよ」

 

そうだジェントルー時代の私が原因だがその言い方は駄目だ」

 

「だって私達が悪いわけじゃないのに怒られなきゃいけないの」

 

らんが不満を漏らす。

 

「あのやり取りと裏のオイシーナタウンでの滞在が原因で私達3人はそう言う立場みたいなのよ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ゆいとあまねにとっての衝撃

「あまね貴女がジェントルー時代にナノビョーゲンを使った事自体世界のバランスを乱す行為行為なのよ」

 

「本来すこやか市にはレシピッピは存在していなかったのにあれ以降レシピッピが存在するようになったのよ」

 

「ええ――別にいいじゃんいい事じゃん」

 

「すこやか市にとっては迷惑な事よ」

 

「別に私達には関係ないもん知らない街については」

 

「らん言い過ぎよ」

 

そうだジェントルー時代の私が原因だがその言い方は駄目だ」

 

「だって私達が悪いわけじゃないのに怒られなきゃいけないの」

 

らんが不満を漏らす。

 

「あのやり取りと裏のオイシーナタウンでの滞在が原因で私達3人はそう言う立場みたいなのよ」

 

「「嘘まさか裏のオイシーナタウンも私とあまねさんの世界なの?」」

 

「正確に言えば違いますよ。ゆいさんただ融合世界内部のオイシーナタウンにとってゆいさんとあまねさんは代理キャラです」

 

「「代理キャラ?」」

 

「そうです」

 

「奏さんは降魔蝶を見てますよね、この世界では蝶は、私達が倒すべき敵なのですよ。特殊遊撃部隊のね」

 

 

「特殊遊撃部隊、それが響君達の部隊名なのか?」

 

 

「はい、そうですよ弦十郎さん。後了子さん私に関してですけど検査とかガングニール・シャドーに関する情報を渡すことは拒否しますから」

 

 

「ええ――響ちゃんお願いよーー」

 

 

「駄目ですよ。あと貴女の真の姿の事も知ってますけど、バラしますよ?」

 

!!

 

了子は、響の小声で言った言葉に驚く。

 

「何故私の事を知っている小娘」

 

 

「私は、これからこの世界で起こる事を既に知ってますので」

 

「何だと!!貴様は未来を知ってるのか?」

 

「知ってますよ。私達の部隊の目的がその世界のあるべき流れを守るのが仕事なんですから」

 

「ですから、私はフィーネとしてあった時二貴女を倒す事が出来ましたが、それは本来の流れではないんで」

 

「そうか・・・ならお前達は私の計画を潰す気はないんだな?」

 

「特殊遊撃部隊としては無いですよ。ただこの世界に立花響と言う存在がいないとそれはそれで困るんですよ」

 

「成る程お前は代役と言う事か?」

 

「そう言う事です。弦十郎さん、そろそろ帰っていいですか?正式に二課との協力体制になった事を伝えに行きたいので」

 

「ああ、それは構わないよ。響君」

 

「それじゃあ皆さん・・・」

 

「待て、立花私と勝負しろ」

 

「いいですけど翼さん。日を改めてして貰えます?」

 

「何故だ?」

 

「今の私のギアの最低出力でも、ここ一体を更地にしてしまうので」

 

「これがシンフォギア世界で起きた代役騒動です」

 

「あの響さんが代役をしていたなんて」

 

「ああ、驚いたな」

 

ゆいとあまねは直哉の説明に驚いていた。

 

「成程、融合世界には代理キャラで違う世界の自分がそう言う役目を担う事もあるのね?」

 

「ええ、ただ響さんの時とは違いゆいさん達の場合は単純に融合世界の意思でそうなったとは言い切れないんですよね」

 

「1つ目は・・・2つのブンドル団の共闘が現実になった可能性」

 

2つ目が・・・」

 

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

「彼女達の来訪によりの改変によるものですね」

 

「「「成程」」」

 

「今までだったらその2つのどちらかの要因でとかを考えていたんですがね」

 

直哉がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

3つ目の仮説

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

「彼女達の来訪によりの改変によるものですね」

 

「「「成程」」」

 

「今までだったらその2つのどちらかの要因でとかを考えていたんですがね」

 

直哉がそう言う。

 

新たな3つ目の仮説として・・・」

 

「ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「ね、出来たでしょ」

 

直哉は、笑顔で言う」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

「こうして7人世界から元の時代に帰れると思ってたら・・・」

 

「「「「成程」」」」

 

「気がついたらここにいたと言う事ですね?」

 

「そうなの」

 

「それでは確認ですが、千明さんとしては早急に元の時代に戻りたいんですね?」

 

「ええ、出来ればだけど」

 

「成程、異世界生活の経験があるせいですか?自分の希望は望みが薄いのがわかるんですね?」

 

「まあねそれより前鬼はどこ?」

 

「「「「はっ前鬼」」」

 

「そうよ・・・」

 

「がっはっうう」

 

「もう終わりなのつまんないなあ」

 

「まあいいや。響と戦う為のエサを確保できたしね」

 

「そろそろお兄さんを殺せたかな?」

 

そう言ってノヴァと未来達は消えた。

 

映像終了・・・

 

「何この子巴里でも出てくるしシンフォギア世界にも出てくるなんて」

 

「僕達のいる融合世界と友好世界にはこういう乱入者が多いんですよ」

 

「どの世界のイベントにも乱入者が出てくるので」

 

「何この子巴里でも出てくるしシンフォギア世界にも出てくるなんて」

 

「僕達のいる融合世界と友好世界にはこういう乱入者が多いんですよ」

 

「どの世界のイベントにも乱入者が出てくるので」

 

「成程、こちらの世界は緩いのね」

 

「「「緩い?」」緩いラビ?」

 

「ええ、融合世界と友好世界の移動に関して規制が私の知る融合世界のがその規制がきついのよ」

 

「「成程」」

 

「こちらの世界では、現場に出る直哉君達にある程度の決定権があるみたいねだけど、私達の場合は融合世界内部の世界に移動するだけでもレイさんとトワさんの許可が必要なの」

 

「ふむ、特殊遊撃部隊と言っても管理者達の部隊と言うのが強いんですね」

 

「そういう事になるわね」

 

「ですけど、ハニーさん今回のような事故が起きた場合はどうするんです?」

 

のどかがハニーに聞く。

 

「大体私達の世界の場合、基本的に放置ね。向こうでパンサークローが動かないと私の捜索はされないわ」

 

「そんな」

 

「成程、ハニーさんの世界は原作イベントを大事にしているんですね」

 

「そうね・・・でも言い方を変えればそれ以外はどうでもいいとも取れるわ」

 

「それじゃあこちらの技術でハニーさんが帰還したら・・・」

 

「厳格な管理者達に色々言われるのは確実でしょうね。最悪の場合世界を消されると言う事もあり得ますよ」

 

「あの人達ならやりそうね」

 

「少なくとも僕達はハニーさんの帰還には手を貸す事が出来ませんね」

 

「この2人による影響の可能性もあり得ると思います」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

依頼と調査の開始前編

「ふむ、特殊遊撃部隊と言っても管理者達の部隊と言うのが強いんですね」

 

「そういう事になるわね」

 

「ですけど、ハニーさん今回のような事故が起きた場合はどうするんです?」

 

のどかがハニーに聞く。

 

「大体私達の世界の場合、基本的に放置ね。向こうでパンサークローが動かないと私の捜索はされないわ」

 

「そんな」

 

「成程、ハニーさんの世界は原作イベントを大事にしているんですね」

 

「そうね・・・でも言い方を変えればそれ以外はどうでもいいとも取れるわ」

 

「それじゃあこちらの技術でハニーさんが帰還したら・・・」

 

「厳格な管理者達に色々言われるのは確実でしょうね。最悪の場合世界を消されると言う事もあり得ますよ」

 

「あの人達ならやりそうね」

 

「少なくとも僕達はハニーさんの帰還には手を貸す事が出来ませんね」

 

「この2人による影響の可能性もあり得ると思います」

 

「成程ね最近来た子達の影響もあり得るのね」

 

「ええ、可能性が低くてもね特に・・・」

 

「大体私達の世界の場合、基本的に放置ね。向こうでパンサークローが動かないと私の捜索はされないわ」

 

「そんな」

 

「成程、ハニーさんの世界は原作イベントを大事にしているんですね」

 

「そうね・・・でも言い方を変えればそれ以外はどうでもいいとも取れるわ」

 

「それじゃあこちらの技術でハニーさんが帰還したら・・・」

 

「厳格な管理者達に色々言われるのは確実でしょうね。最悪の場合世界を消されると言う事もあり得ますよ」

 

「あの人達ならやりそうね」

 

「並行世界の融合世界から来たハニーさんの影響が強く出そうな気がしますけど」

 

「そう言う訳で僕とここねさんとらんさんは裏のオイシーナタウンでその方面の調査をするので、ローズマリーさん達はイベントに集中して下さい」

 

「わかったわ」

 

「恐らくですが・・・」

 

「本来すこやか市にはレシピッピは存在していなかったのにあれ以降レシピッピが存在するようになったのよ」

 

「ええ――別にいいじゃんいい事じゃん」

 

「すこやか市にとっては迷惑な事よ」

 

「別に私達には関係ないもん知らない街については」

 

「らん言い過ぎよ」

 

そうだジェントルー時代の私が原因だがその言い方は駄目だ」

 

「だって私達が悪いわけじゃないのに怒られなきゃいけないの」

 

らんが不満を漏らす。

 

「はいはいとりあえず休憩時間ですよ皆」

 

「「「え、貴方は誰?」」」

 

「僕は今都合上本名は教えられないんだけど皆からは特殊遊撃部隊の司令と呼ばれたりしているよ」

 

「「「ええ――貴方が特殊遊撃部隊の司令官さん」

 

「え、直哉さんだよねあれ?」

 

「うん多分年齢を変えておじさんになってるんだと思う」

 

「ああ、そうだろうなそして名前を教えていないから何か考えがあるんだろうな」

 

まなつとみのりとあすかがそう言う。

 

「それで皆さんはここでも揉めてたんですね」

 

「「すみません」」

 

「らん達悪くないもん」

 

「ええ、皆さんは悪くありませんが貴女達が特殊遊撃部隊の仕事をした瞬間から貴女達が大切にしている家族の記憶が消えますけど良いんですね?」

 

「「「なっそんな」」」

 

「そのリスクを貴女達が背負えますか?」

 

「じゃあ私達が手伝えば家族は私達を忘れるんですか?」

 

「そう言う事です。世界のバランスを保つ為です」

 

「特殊遊撃部隊は、異邦人の集まりですのでね、今回の調査にしても貴女達との背lt食は予定のないイレギュラーだったんですよ」

 

「前回のあれを引きずってるかも知れないのでエステルさんお願いしますね」

 

「わかった」

 

その後直哉達は裏のオイシーナタウンに向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

依頼と調査の開始中編

「ええ、皆さんは悪くありませんが貴女達が特殊遊撃部隊の仕事をした瞬間から貴女達が大切にしている家族の記憶が消えますけど良いんですね?」

 

「「「なっそんな」」」

 

「そのリスクを貴女達が背負えますか?」

 

「じゃあ私達が手伝えば家族は私達を忘れるんですか?」

 

「そう言う事です。世界のバランスを保つ為です」

 

「特殊遊撃部隊は、異邦人の集まりですのでね、今回の調査にしても貴女達との背lt食は予定のないイレギュラーだったんですよ」

 

「前回のあれを引きずってるかも知れないのでエステルさんお願いしますね」

 

「わかった」

 

その後直哉達は裏のオイシーナタウンに向かった。

 

「さて、行きますよここねさんとらんさん」

 

「これからどうするんです?」

 

「そうですね、日用品を買いながらそれとなく聞き込みをしますよ」

 

「え、そんな事で良いの?」

 

らんが直哉に聞く。

 

「ええ、それで十分ですよ。先程も言いましたが・・・」

 

達が大切にしている家族の記憶が消えますけど良いんですね?」

 

「「「なっそんな」」」

 

「そのリスクを貴女達が背負えますか?」

 

「じゃあ私達が手伝えば家族は私達を忘れるんですか?」

 

「そう言う事です。世界のバランスを保つ為です」

 

「特殊遊撃部隊は、異邦人の集まりですのでね、今回の調査にしても貴女達との背lt食は予定のないイレギュラーだったんですよ」

 

「裏のオイシーナタウンのらんさんとここねさんは特殊遊撃部隊に対して仲が悪いのでその予防策として僕達が別行動する事でこの世界のブンドル団以外が動いても問題無いようにするんです」

 

「「成程」」

 

「そして本来の目的が終われば戻りますよ」

 

「出来れば僕達の出番はない方が良いんですよ。裏のオイシーナタウンの事を考えれば」

 

「プリキュア!プレシャス・トライアングル!」

 

「オナカイッパーイ」

 

「ごちそうさまでした」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「あの時のジェントルーの記憶が正しいのなら・・・」

 

「もしかしたらジェントルーは、私が知らない異世界に跳ばされていたと考えれば辻褄は合うが、そうそう簡単にはいけない筈だがな・・・それにしても異世界に別のプリキュア達がいるとはな」

 

「ですが、原作世界のゴーダッツは少なくとも異世界にレシピっピの存在を知っているので動いてもおかしくないと思うので」

 

「「確かに」」

 

「まあその時の予防線に・・・」

 

「何の為にですか?」

 

「ああ、それは・・・科学者として興味があるからだ」

 

「成程そういう理由ですか?」

 

「ナルシストルーさん状況次第によっては貴方はブンドル団を脱退できますか?」

 

「俺がお前達の事を聞いた後イレギュラーになる事を防ぐ為に?」

 

「そういう事ではないんですが、僕達の立場上ブンドル団の幹部とある程度協力しないと僕達の最終目的には行けないんですよ。簡単に言えば」

 

「成程な、お前達の存在が俺達やプリキュアにばれた時点で、お前達と言う異物がオイシーナタウンに悪影響を与える可能性があるからそういう事を知られた場合双方にお前達の存在をばらす事で最小限に影響を与える様にしてるんだな」

 

「ええ、今回に関しては・・・」

 

「ふむ確かにお前達3人が消えた直後こちらでも謎の光が観測されたが、まさか中心点で異世界に繋がるゲートが出来ていたとは・・・気になるなその現象」

 

「そしてお前達は異世界に跳んで助けられたんだな」

 

「その通りよ」

 

「この早い段階でゴーダッツ以外に気がつくとは思ってもいなかったので、正直に助かりましたよ」

 

「なあ、お前達4人を助けた連中と会いたいんだが、それは可能か?」

 

「会うと言うだけなら可能よ。私達を助けてくれた彼等はまだこちらにいるから」

 

「そうか・・・」

 

「ナルシストルー彼等に会ってどうする気なの?」

 

「俺様も科学者だからな。異世界の技術に興味があるのさ」

 

「そういう事ね」

 

「そういう事でしたら会っても良いですよ。ローズマリーさん」

 

その時ローズマリーが持つ通達機から直哉の声が聞こえた。

 

「その為ナルシストルーさんと協力関係になったんですよ」

 

「「成程」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

依頼と調査の開始後編

「この早い段階でゴーダッツ以外に気がつくとは思ってもいなかったので、正直に助かりましたよ」

 

「なあ、お前達4人を助けた連中と会いたいんだが、それは可能か?」

 

「会うと言うだけなら可能よ。私達を助けてくれた彼等はまだこちらにいるから」

 

「そうか・・・」

 

「ナルシストルー彼等に会ってどうする気なの?」

 

「俺様も科学者だからな。異世界の技術に興味があるのさ」

 

「そういう事ね」

 

「そういう事でしたら会っても良いですよ。ローズマリーさん」

 

その時ローズマリーが持つ通達機から直哉の声が聞こえた。

 

「その為ナルシストルーさんと協力関係になったんですよ」

 

「「成程」」

 

「ですので2つのブンドル団の共闘が現実になっても大丈夫ですけどね」

 

「でも大丈夫です?そこまでナルシストルーを信じても」

 

ここねがそう言う。

 

「それは大丈夫ですよ。特殊遊撃部隊は基本融合世界に存在する世界は守護対象ですから・・・」

 

「あの話を続けていいかしら?」

 

「あ、ごめんなさい」

 

「それで貴女の友人のローズマリーさんは、私にこう言ったわ」

 

 

「ローズマリーさん貴女達が特殊遊撃部隊の協力者になる場合本来なら遭遇しない存在とも場合によっては戦う事をお願いするかもしれませんよ」

 

「まあ、どうしても無理ならば、今管理者の神殿にいる仲間と一緒に17番目のプリキュアの世界に戻るまでトワが面倒を見ますが」

 

「ちょっと何言ってんの直哉」

 

トワが直哉の言葉に戸惑う。

「あらそれも良いわね。そそるわねでも私は元の世界に戻るまでは、特殊遊撃部隊の協力者になるわよ」

 

「・・・わかりました。ローズマリーさんよろしくお願いいたします」

 

「ふう、どうやら纏まったわね。直哉数日後に響とまなつ達を連れてシンフォギア世界に行ってくれない?」

 

「この経緯で、ローズマリーは私達の協力者として貴方達の世界へ帰還するまでの間までやってくれるんだけど和実ゆい貴女はどうする?」

 

「え」

 

「勿論この答えによって和実ゆいやコメコメに対する扱いは変わる事は無いから安心して」

 

「あのトワさん協力しないって決めたらどうなるんですか?」

 

「そうね、その時は管理者の神殿にずっと貴女の世界に戻れるまでいて貰う事になるわね」

 

「一応貴女達は要保護者の立場だからね」

 

「要保護者」

 

「そうよ」

 

「そうなんですか?それじゃああの大勢のプリキュアに会う事は出来ますか?」

 

「それは無理ね、彼女達のいる場所には彼女達の敵がいるからね」

 

「ええ――そうなんですか?」

 

「ええ、そうよ和実ゆい貴女がいるこの世界が融合世界の中で安全な世界なのよ」

 

「わかりました。トワさん私マリちゃんと一緒に融合世界の為にお手伝いをします」

 

「ゆい良いの?」

 

「うん良いよ。マリちゃんそれに私達の敵ブンドル団も融合世界に来てるかもしれないし、それに私とコメコメを助けてくれたトワさん達にもお礼をしたいしね」

 

「僕の上司のトワとゆいさんがこの約束をしている以上基本的に大きく変化してしまうような事がない限りは介入はしませんよ。ですので今回の裏のオイシーナタウンの依頼を受けたのも原作世界のオイシーナタウンにも影響がが出るかも知れないと思い皆さんに来て貰ったんですよ」

 

「「成程」」

 

その時ローズマリーから直哉に連絡が来た。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ローズマリーからの連絡と襲撃

「はい直哉です。どうしました?ローズマリーさん」

 

「良かったわ今すぐそこから離れて」

 

「ああ、意味がわかりましたが少し遅かったようですね。僕だけがモットウウバウゾーに見つかり追いかけられていますから」

 

「そんな2人はどうしたの?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「2人には姿を消して貰ってます。念の為に」

 

「わかったわもう少し待ってて」

 

「了解ですが大事なのはそちらのイベントですよ」

 

そう言って直哉はローズマリーとの通信を切った。

 

「さてどうしようかな?恐らくこちらを襲撃しているのは・・・」

 

「あれれ、私達貴女と直接会うの初めてなのに?どうして名前を知ってるのかな?」

 

スパークルがジェントルに聞く。

 

「う、それは・・・」

 

「ともかく助かったわ。これで2体纏めての浄化が可能よ」

 

そして互いの浄化技が発動した。

 

「プリキュア!プレシャス・トライアングル!」

 

「オナカイッパーイ」

 

「ごちそうさまでした」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「あの時のジェントルーの記憶が正しいのなら・・・」

 

「もしかしたらジェントルーは、私が知らない異世界に跳ばされていたと考えれば辻褄は合うが、そうそう簡単にはいけない筈だがな・・・それにしても異世界に別のプリキュア達がいるとはな」

 

「原作世界のゴーダッツ側の襲撃だろうけど、現状ではあの2人に戦わせるのは得策じゃないしな」

 

「でもまさか本当に共闘をしているのか?」

 

「何この子巴里でも出てくるしシンフォギア世界にも出てくるなんて」

 

「僕達のいる融合世界と友好世界にはこういう乱入者が多いんですよ」

 

「どの世界のイベントにも乱入者が出てくるので」

 

「何この子巴里でも出てくるしシンフォギア世界にも出てくるなんて」

 

「僕達のいる融合世界と友好世界にはこういう乱入者が多いんですよ」

 

「どの世界のイベントにも乱入者が出てくるので」

 

「成程、こちらの世界は緩いのね」

 

「「「緩い?」」緩いラビ?」

 

「ええ、融合世界と友好世界の移動に関して規制が私の知る融合世界のがその規制がきついのよ」

 

「「成程」」

 

「こちらの世界では、現場に出る直哉君達にある程度の決定権があるみたいねだけど、私達の場合は融合世界内部の世界に移動するだけでもレイさんとトワさんの許可が必要なの」

 

「ふむ、特殊遊撃部隊と言っても管理者達の部隊と言うのが強いんですね」

 

「そういう事になるわね」

 

「ですけど、ハニーさん今回のような事故が起きた場合はどうするんです?」

 

のどかがハニーに聞く。

 

「大体私達の世界の場合、基本的に放置ね。向こうでパンサークローが動かないと私の捜索はされないわ」

 

「そんな」

 

「成程、ハニーさんの世界は原作イベントを大事にしているんですね」

 

「そうね・・・でも言い方を変えればそれ以外はどうでもいいとも取れるわ」

 

「それじゃあこちらの技術でハニーさんが帰還したら・・・」

 

「厳格な管理者達に色々言われるのは確実でしょうね。最悪の場合世界を消されると言う事もあり得ますよ」

 

「あの人達ならやりそうね」

 

「少なくとも僕達はハニーさんの帰還には手を貸す事が出来ませんね」

 

「この2人による影響の可能性もあり得ると思います」

 

「それともやはり千明さんとハニーさんの登場で融合世界全体に小さな改変が起きた結果なのかな?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉の逃走中1

「ですけど、ハニーさん今回のような事故が起きた場合はどうするんです?」

 

のどかがハニーに聞く。

 

「大体私達の世界の場合、基本的に放置ね。向こうでパンサークローが動かないと私の捜索はされないわ」

 

「そんな」

 

「成程、ハニーさんの世界は原作イベントを大事にしているんですね」

 

「そうね・・・でも言い方を変えればそれ以外はどうでもいいとも取れるわ」

 

「それじゃあこちらの技術でハニーさんが帰還したら・・・」

 

「厳格な管理者達に色々言われるのは確実でしょうね。最悪の場合世界を消されると言う事もあり得ますよ」

 

「あの人達ならやりそうね」

 

「少なくとも僕達はハニーさんの帰還には手を貸す事が出来ませんね」

 

「この2人による影響の可能性もあり得ると思います」

 

「それともやはり千明さんとハニーさんの登場で融合世界全体に小さな改変が起きた結果なのかな?」

 

「まあ深くは考えずに今は逃げようか」

 

直哉はそう言いながらモットウウバウゾーから逃げ出す。

 

暫くして・・・

 

「ウバウゾー」

 

「デリシャスフィールド展開」

 

「あ、これは間に合ったようですね」

 

突如直哉と直哉を追いかけていたモットウウバウゾーを中心にデリシャスフィールドが展開され直哉の元にキュアプレシャス達とローズマリーがやって来た」:

 

「大丈夫だった直哉?」

 

「ええ、純粋な自分の力で逃げたのは久しぶりの事でしたけど」

 

「そうなのね」

 

「そしてローズマリーさん2体目のあのモットウウバウゾーですが・・・ターゲットは僕のようでした最初から」

 

「え、そういう事なら・・・」

 

「ともかく助かったわ。これで2体纏めての浄化が可能よ」

 

そして互いの浄化技が発動した。

 

「プリキュア!プレシャス・トライアングル!」

 

「オナカイッパーイ」

 

「ごちそうさまでした」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「あの時のジェントルーの記憶が正しいのなら・・・」

 

「もしかしたらジェントルーは、私が知らない異世界に跳ばされていたと考えれば辻褄は合うが、そうそう簡単にはいけない筈だがな・・・それにしても異世界に別のプリキュア達がいるとはな」

 

「もう1つのブンドル団の共闘が現実になったの?」

 

「それはまだわかりませんが・・・可能性として」

 

「お前達の技術を使わせてくれないか?」

 

「何の為にですか?」

 

「ああ、それは・・・科学者として興味があるからだ」

 

「成程そういう理由ですか?」

 

「ナルシストルーさん状況次第によっては貴方はブンドル団を脱退できますか?」

 

「俺がお前達の事を聞いた後イレギュラーになる事を防ぐ為に?」

 

「そういう事ではないんですが、僕達の立場上ブンドル団の幹部とある程度協力しないと僕達の最終目的には行けないんですよ。簡単に言えば」

 

「成程な、お前達の存在が俺達やプリキュアにばれた時点で、お前達と言う異物がオイシーナタウンに悪影響を与える可能性があるからそういう事を知られた場合双方にお前達の存在をばらす事で最小限に影響を与える様にしてるんだな」

 

「ええ、今回に関しては・・・」

 

「あの時のジェントルーの記憶が正しいのなら・・・」

 

「もしかしたらジェントルーは、私が知らない異世界に跳ばされていたと考えれば辻褄は合うが、そうそう簡単にはいけない筈だがな・・・それにしても異世界に別のプリキュア達がいるとはな」

 

「貴方の上司がジェントルーの記 憶を見て異世界のプリキュアの存在を知ると言う事態になるとは想定外だったので、こちらにしてもね」

 

「クッキングダムやオイシーナタウンと言う2つの世界がリンクしている世界のようでしたから気をつけて3人を送ったんですけどまさか・・・」

 

ジェントルーとプレシャスが異世界で対峙した映像で、その異世界には別のプリキュアが存在するんだな?」

 

「そういう事だナルシストルー」

 

「そういう事ならまずいな俺達もその異世界に行かされるかも知れないな」

 

「そうかゴーダッツが異世界にレシピッピがいる事が知られたと思っていいのね」

 

ローズマリーがそう言う。

 

「その通りさ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

プレシャスとコメコメ以外のプリキュアとエナジー妖精が驚く。

 

「「プレシャス異世界で別のプリキュアと共闘したの?」」

 

「うん実はそうなんだよ。スパイシーとヤムヤム」

 

「そういう事なのよ」

 

「ふむ確かにお前達3人が消えた直後こちらでも謎の光が観測されたが、まさか中心点で異世界に繋がるゲートが出来ていたとは・・・気になるなその現象」

 

「そしてお前達は異世界に跳んで助けられたんだな」

 

「その通りよ」

 

「この早い段階でゴーダッツ以外に気がつくとは思ってもいなかったので、正直に助かりましたよ」

 

「この約束が原作世界のゴーダッツにばれたのかも知れませんね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉の逃走中2 モットウウバウゾー浄化後前編

「その通りさ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

プレシャスとコメコメ以外のプリキュアとエナジー妖精が驚く。

 

「「プレシャス異世界で別のプリキュアと共闘したの?」」

 

「うん実はそうなんだよ。スパイシーとヤムヤム」

 

「そういう事なのよ」

 

「ふむ確かにお前達3人が消えた直後こちらでも謎の光が観測されたが、まさか中心点で異世界に繋がるゲートが出来ていたとは・・・気になるなその現象」

 

「そしてお前達は異世界に跳んで助けられたんだな」

 

「その通りよ」

 

「この早い段階でゴーダッツ以外に気がつくとは思ってもいなかったので、正直に助かりましたよ」

 

「この約束が原作世界のゴーダッツにばれたのかも知れませんね」

 

「まさかいえあり得るのかしら?」

 

「まあどちらにしろ裏のオイシーナタウンでの依頼は終わりで良いんですね?」

 

「ええ、そうね直哉達には退屈だったでしょう?」

 

「そんな事ないですよ。僕はあの時・・・」

 

「ええ――別にいいじゃんいい事じゃん」

 

「すこやか市にとっては迷惑な事よ」

 

「別に私達には関係ないもん知らない街については」

 

「らん言い過ぎよ」

 

そうだジェントルー時代の私が原因だがその言い方は駄目だ」

 

「だって私達が悪いわけじゃないのに怒られなきゃいけないの」

 

らんが不満を漏らす。

 

「はいはいとりあえず休憩時間ですよ皆」

 

「「「え、貴方は誰?」」」

 

「僕は今都合上本名は教えられないんだけど皆からは特殊遊撃部隊の司令と呼ばれたりしているよ」

 

「「「ええ――貴方が特殊遊撃部隊の司令官さん」

 

「え、直哉さんだよねあれ?」

 

「うん多分年齢を変えておじさんになってるんだと思う」

 

「ああ、そうだろうなそして名前を教えていないから何か考えがあるんだろうな」

 

まなつとみのりとあすかがそう言う。

 

「それで皆さんはここでも揉めてたんですね」

 

「「すみません」」

 

「らん達悪くないもん」

 

「ええ、皆さんは悪くありませんが貴女達が特殊遊撃部隊の仕事をした瞬間から貴女達が大切にしている家族の記憶が消えますけど良いんですね?」

 

「「「なっそんな」」」

 

「そのリスクを貴女達が背負えますか?」

 

「じゃあ私達が手伝えば家族は私達を忘れるんですか?」

 

「そう言う事です。世界のバランスを保つ為です」

 

「特殊遊撃部隊は、異邦人の集まりですのでね、今回の調査にしても貴女達との背lt食は予定のないイレギュラーだったんですよ」

 

「じゃあゆいちゃんはゆいちゃんはよくて私達は駄目なの?」

 

「ああ、それは・・・ゆいさんの場合は自分の上司が許可を出したので」

 

「貴女達は自分達の意思で融合世界に来た訳ではないのがわかってるから保護対象として自分達の世界に戻る時まで私達が面倒みるわよ」

 

「そうなんですか?それじゃああの大勢のプリキュアに会う事は出来ますか?」

 

「それは無理ね、彼女達のいる場所には彼女達の敵がいるからね」

 

「ええ――そうなんですか?」

 

「ええ、そうよ和実ゆい貴女がいるこの世界が融合世界の中で安全な世界なのよ」

 

「わかりました。トワさん私マリちゃんと一緒に融合世界の為にお手伝いをします」

 

「ゆい良いの?」

 

「うん良いよ。マリちゃんそれに私達の敵ブンドル団も融合世界に来てるかもしれないし、それに私とコメコメを助けてくれたトワさん達にもお礼をしたいしね」

 

「・・・そうね」

 

「そう言う訳でして私とマリちゃんはトワさん達のお仕事を手伝います」

 

「・・・和実ゆいそれが貴女達17番目のプリキュアの世界の総意で良いのね?」

 

「「「はい」」コメ」

 

「わかったわ・・・レイ直哉達はどうしてる?」

 

「そう言う理由で手伝う事になったので、オイシーナタウンに戻るまで手伝って貰いオイシーナタウンに戻る時には、ゆいさんには記憶の封印をしたのですが、すでに解けたようですね」

 

「まあ、ゆいさんの件はお互いの了解を元にした事ですが貴女達3人の場合は違いますよね?」

 

「「「それは・・・」」」

 

「あの時と違い自分の目で裏のオイシーナタウンを見ることが出来たので、新鮮でしたよ」

 

「そうそれなら良かったわ」

 

「あ、それでローズマリーさん中心世界に帰還前に少し寄り道良いですか?」

 

「どこに行くの?」

 

ローズマリーが直哉に聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第55章 第2部 変化の報告とそれぞれの出会い編
直哉の逃走中2 モットウウバウゾー浄化後後編


「・・・和実ゆいそれが貴女達17番目のプリキュアの世界の総意で良いのね?」

 

「「「はい」」コメ」

 

「わかったわ・・・レイ直哉達はどうしてる?」

 

「そう言う理由で手伝う事になったので、オイシーナタウンに戻るまで手伝って貰いオイシーナタウンに戻る時には、ゆいさんには記憶の封印をしたのですが、すでに解けたようですね」

 

「まあ、ゆいさんの件はお互いの了解を元にした事ですが貴女達3人の場合は違いますよね?」

 

「「「それは・・・」」」

 

「あの時と違い自分の目で裏のオイシーナタウンを見ることが出来たので、新鮮でしたよ」

 

「そうそれなら良かったわ」

 

「あ、それでローズマリーさん中心世界に帰還前に少し寄り道良いですか?」

 

「どこに行くの?」

 

ローズマリーが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・もう1つのすこやか市に行こうと考えていて確かゆいさん達もう1つのすこやか市に直接行った事無いですよね?」

 

「無いわね確か」

 

「それにもう1人ののどかさん達にも・・・」

 

「前者の映像では18ですが後者では12歳モードですよソラさん。以前会った時は僕は12歳モードでしたので」

 

「ええ――」

 

ソラが驚いていた。

 

「「「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「年齢まで自由に出来るんですか?直哉さんは」

 

Ⅶ組全員が直哉に聞く。

 

「ええ、それくらいないと特殊遊撃部隊の総司令の役職なんて出来ませんよ」

 

「まあ今回に限り今ゼムリア大陸で起きている裏の事件について教えますね」

 

「「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「安心して下さいこれもエレポニア帝国の鉄血宰相も知っている範囲なので」

 

そして直哉は話し出す。

 

「気がついたらここにいたと言う事ですね?」

 

「そうなの」

 

「それでは確認ですが、千明さんとしては早急に元の時代に戻りたいんですね?」

 

「ええ、出来ればだけど」

 

「成程、異世界生活の経験があるせいですか?自分の希望は望みが薄いのがわかるんですね?」

 

「まあねそれより前鬼はどこ?」

 

「「「「はっ前鬼」」」

 

「そうよ・・・」

 

「何この子巴里でも出てくるしシンフォギア世界にも出てくるなんて」

 

「僕達のいる融合世界と友好世界にはこういう乱入者が多いんですよ」

 

「どの世界のイベントにも乱入者が出てくるので」

 

「成程、こちらの世界は緩いのね」

 

「「「緩い?」」緩いラビ?」

 

「ええ、融合世界と友好世界の移動に関して規制が私の知る融合世界のがその規制がきついのよ」

 

「「成程」」

 

「こちらの世界では、現場に出る直哉君達にある程度の決定権があるみたいねだけど、私達の場合は融合世界内部の世界に移動するだけでもレイさんとトワさんの許可が必要なの」

 

「ふむ、特殊遊撃部隊と言っても管理者達の部隊と言うのが強いんですね」

 

「そういう事になるわね」

 

「これまでの事を彼女達にも伝えておかないと大変な事になるので」

 

「成程ね」

「あったと言うか・・・先程話した改変により現れたと言う方が正しいわね」

 

「それじゃあ私達の世界もそう言う事態になるの?」

 

「ああ、それは・・・大丈夫よ。こちらの融合世界と7人世界がベースの融合世界は別々の世界の扱いになるから。詳しい事は直哉から聞いて」

 

「トワさんにこう言われたの」

 

「成程」

 

「原作世界ののどかさん達はゆめという形で、7人世界がベースの融合世界でのすこやか市での調査中の出来事が夢になって見たんですね?」

 

「うん」

 

そして原作世界ののどかが直哉に話し出した。

 

「君達大丈夫かね?」

 

「「「「「「「「はい」」」」」」」」

 

「それじゃあ君達の住所を教えて欲しい」

 

「え、住所ですか?」

 

「ああ、親御さんに連絡するから」

 

「「「「「「「「それは困ります」」」」」」」」

 

「どうして困るんだい?」

 

警察官が直哉に聞く。

 

「それは・・・」

 

その時この世界ののどか達が学校に行く為真宮寺直哉達がいる公園を通り過ぎようとした時のどかと真宮寺直哉の目があった。

 

「あ、待ってお姉ちゃん」

 

「うん、君達この少年と知り合いかい?」

 

「え、いえ違いますよ。私達はこの少年とは初対面の人ですよ」

 

「そうなのかい?ごめんね学校を頑張ってね」

 

「「「はい失礼します」」」

 

そう言いながら警察官と別れたのどか達だった。

 

「そうですこういう夢でした」

 

「私はここまでしか見てないよ」

 

「成程・・・あれ以降は見てないんですね」

 

「見てないけど続きがあるの?」

 

「ありますけど余り見せるのは勇気がいりますね」

 

「ある種のホラーみたいになりますが見ますか?」

 

「ええ――ホラーはちょっと嫌かも」

 

「確か以前もそう言うサポートしてたわね」

 

「はい、もう1つのすこやか市はある意味融合世界が呼び込んだ世界なので管理者の神殿にとっても少し重要な世界として見てるので」

 

暫くして・・・

 

直哉はローズマリー事情を伝えそのままのメンバーでもう1つのすこやか市に向かった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

食と医療の出会いと絆の復活前編

「久しぶりね直哉君」

 

「久しぶり直哉っちあれ以来だね」

 

「久しぶりですちゆさんひなたさん」

 

「7人世界がベース世界の融合世界ではこれが普通なのでしょうね」

 

「あくまで7人世界がベースの融合世界と僕達の融合世界は別の物としてそれぞれのルールでしているので」

 

「「「でもこれは酷いよ」」」

 

「酷いのは僕やトワさんとレイさんも認めてますが、神達が考えて動いているのを僕達が止めてしまうとまた厄介な事になるので戻って来たんですよ」

 

「「「成程」」」

 

「まさかあの夢の続きがあんなことがおきるなんて、あの世界の私達大丈夫かな?」

 

「その辺は僕達ではわかりませんね。真宮寺直哉君達が早めに世界の違いに気がつきその上で現在の情報に強い協力者を連れて来れれば何とかなるんじゃないかと思いますよ」

 

「それで確認ですがトワさんからどこまで聞いてますか?」

 

「「「ああ、それは・・・」」」

 

そして3人が話し出す。

 

「少しね融合世界に接触した世界に直哉達を送ったから到着前に伝えておこうと思ってね」

 

「え、何その言い方また何かあったの?」

 

ひなたがトワに聞く。

 

「ちょっと待って今回ヴァン・アークライド達のタイムスリップにはゲネシスが原因なのね」

 

「そうだよ後ヴァン・アークライドの体内にある魔王の因子も関係あるかな」

 

「「どういう事だ」どういう事」

 

「今回タイムスリップして来た3人は元の時代では既に死んでたの。とあるデスゲームによってね。当然彼等の仲間も死んだの同じタイミングで」

 

「まさか魔王の因子がゲネシスを介してヴァン・アークライド達の生存する可能性が高い世界が、特殊遊撃部隊が関与したゼムリア大陸とういう事ね」

 

「そうみたいね」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

その場にいるほぼ全員がトワの説明を聞き驚いていた。

 

「そうですね直接来るのはあれ以来ですね」

 

「どうして来たの?」

 

「ああ、それは・・・今回17番目プリキュア達の世界がこちらのすこやか市と同じ立場になりそうなので、皆さんと顔合わせをしたかったんですが・・・もしかしてのどかさんとラビリンの喧嘩始まってます?」

 

「そうね」

 

「やっぱり直哉っちにはわかるんだ」

 

「確実わかるわけではありませんよ」

 

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

「この一件でいくつかのイベントが初期化されたので」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

食と医療の出会いと絆の復活中編

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

「この一件でいくつかのイベントが初期化されたので」

 

「成程ねそういう事でイベントに違和感があったのね」

 

「そういう事で、本来なら3人が揃ってる時にしたかったですが、ゆいさん達お願いします」

 

「「「「はーい」」」」

 

直哉がそう言うとゆい達とひなた達の交流会が始まりそれを見た直哉はローズマリーに目線を合わせた後簡易ゲートを使いその場を離れた。

 

原作世界ののどかの部屋・・・

 

「ラビリンの馬鹿あんなに言わなくてもいいじゃない」

 

「こんにちはのどかさん。すみませんねラビリンとの喧嘩中に」

 

「わっ直哉君どうしたの?今日は」

 

「実はですね・・・」

 

「そうですね直接来るのはあれ以来ですね」

 

「どうして来たの?」

 

「ああ、それは・・・今回17番目プリキュア達の世界がこちらのすこやか市と同じ立場になりそうなので、皆さんと顔合わせをしたかったんですが・・・もしかしてのどかさんとラビリンの喧嘩始まってます?」

 

「そうね」

 

「やっぱり直哉っちにはわかるんだ」

 

「確実わかるわけではありませんよ」

 

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

「この一件でいくつかのイベントが初期化されたので」

 

「ええ――じゃあラビリンとの喧嘩も既に起きたイベントなの?」

 

「ええ、そうなんですがもう一度するイベントになったようですね」

 

「そんな―やめれないの?」

 

「それは無理ですね僕が言えるのは、2度目のイベントと伝えるだけです。イベントが始まっている以上は」

 

直哉がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

食と医療の出会いと絆の復活後編

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

「この一件でいくつかのイベントが初期化されたので」

 

「ええ――じゃあラビリンとの喧嘩も既に起きたイベントなの?」

 

「ええ、そうなんですがもう一度するイベントになったようですね」

 

「そんな―やめれないの?」

 

「それは無理ですね僕が言えるのは、2度目のイベントと伝えるだけです。イベントが始まっている以上は」

 

直哉がそう言う。

 

「今始まったイベントを止めると新たな乱入者が出てくる可能性があるのでのどかさんはイベントに集中して下さい」

 

「それとこちらの世界にも並行世界の融合世界から来た人が出てくるかも知れないので気をつけて下さい」

 

「「ええ――」ラビーー」

 

「あ、ラビリンもいたんですね」

 

「いたラビよそれより並行世界の融合世界から誰が来たんラビ?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「何この子巴里でも出てくるしシンフォギア世界にも出てくるなんて」

 

「僕達のいる融合世界と友好世界にはこういう乱入者が多いんですよ」

 

「どの世界のイベントにも乱入者が出てくるので」

 

「成程、こちらの世界は緩いのね」

 

「「「緩い?」」緩いラビ?」

 

「ええ、融合世界と友好世界の移動に関して規制が私の知る融合世界のがその規制がきついのよ」

 

「「成程」」

 

「こちらの世界では、現場に出る直哉君達にある程度の決定権があるみたいねだけど、私達の場合は融合世界内部の世界に移動するだけでもレイさんとトワさんの許可が必要なの」

 

「ふむ、特殊遊撃部隊と言っても管理者達の部隊と言うのが強いんですね」

 

「そういう事になるわね」

 

「ですけど、ハニーさん今回のような事故が起きた場合はどうするんです?」

 

のどかがハニーに聞く。

 

「大体私達の世界の場合、基本的に放置ね。向こうでパンサークローが動かないと私の捜索はされないわ」

 

「そんな」

 

「成程、ハニーさんの世界は原作イベントを大事にしているんですね」

 

「そうね・・・でも言い方を変えればそれ以外はどうでもいいとも取れるわ」

 

「それじゃあこちらの技術でハニーさんが帰還したら・・・」

 

「厳格な管理者達に色々言われるのは確実でしょうね。最悪の場合世界を消されると言う事もあり得ますよ」

 

「あの人達ならやりそうね」

 

「少なくとも僕達はハニーさんの帰還には手を貸す事が出来ませんね」

 

「こういう事態が起きたので中心世界と強い繋がりがあるこちらのすこやか市にも同様のレベルの異変が起きるかも知れないので一応の確認に来たら魔王の因子とゲネシスの改変による再イベントが起きてるとは思いませんでしたよ」

 

「それでは僕はこれで帰りますね」

 

「「ええ――喧嘩止める為来たんじゃないの?ラビ」

 

「いえ違いますよ2人共・・・以前言いましたが」

 

「・・・うーんラビ」

 

「あ、気が付いたかいラビリン」

 

「あ、直哉どうしてここに」

 

「君達があのダルイゼンが作ったメガビョーゲンに吹き飛ばされたのを見たからね、君達全員を彼等とは違う所で救助したんだよ」

 

「ありがとうラビ直哉」

 

「今の所ラビリンしか起きてないから言いたい事があるなら僕が聞くよ?」

 

「・・・」

 

「直哉お願いラビのどか達に協力してあのメガビョーゲンを浄化してほしいラビ」

 

「直哉とのどか達が戦えば・・・」

 

「ラビリンそれは出来ないよ。ラビリン僕達特殊遊撃部隊が介入出来るのは、ワイズマン等が作り出したメガビョーゲンやノイズと言うのは知ってるね?」

 

「それは・・・」

 

「そして今回の3体のメガビョーゲンは、君達の世界のビョーゲンズだから基本的に僕は介入する事は出来ないよ」

 

「そんなラビ」

 

「直哉のケチ少しくらい俺達を助けてくれてもいいじゃん」

 

「ニャトランそんな風に言ったらダメペン」

 

「けどよ」

 

「再イベントとは言え、本来の流れに沿っているイベントに僕は干渉する事は出来ないよ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ビョーゲンズの侵攻と食のプリキュア

「今の所ラビリンしか起きてないから言いたい事があるなら僕が聞くよ?」

 

「・・・」

 

「直哉お願いラビのどか達に協力してあのメガビョーゲンを浄化してほしいラビ」

 

「直哉とのどか達が戦えば・・・」

 

「ラビリンそれは出来ないよ。ラビリン僕達特殊遊撃部隊が介入出来るのは、ワイズマン等が作り出したメガビョーゲンやノイズと言うのは知ってるね?」

 

「それは・・・」

 

「そして今回の3体のメガビョーゲンは、君達の世界のビョーゲンズだから基本的に僕は介入する事は出来ないよ」

 

「そんなラビ」

 

「直哉のケチ少しくらい俺達を助けてくれてもいいじゃん」

 

「ニャトランそんな風に言ったらダメペン」

 

「けどよ」

 

「再イベントとは言え、本来の流れに沿っているイベントに僕は干渉する事は出来ないよ」

 

「クチュン」

 

!!

 

「「ラテ」ラテ様」

 

その時ローズマリーから直哉に連絡が来た。

 

「直哉大変よメガビョーゲンが出現したわ」

 

「わかりました。ローズマリーさん達は避難して下さいね」

 

そう言って直哉はローズマリーから来た通信を切った。

 

「直哉君」

 

「わかりました行きますよ」

 

その頃ひなた達は・・・

 

「「ダルイゼン」」

 

「うん今日はグレースがいないんだな」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

「ペエ!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

「ニャン!」

 

「「「「あれが私達とは違うプリキュアの力とメガビョーゲンの力」」」」

 

「改めて見たけどやっぱりすごいな」

 

ゆいがそう言う。

 

「そうね直哉が教えてくれたけど・・・」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

 

 

「ニャン!」

 

 

「きゃあああ。これも可愛いーー」

 

 

「いかん。プリキュアが3人に増えた――」

 

 

「行くぜ俺のパートナー」

 

 

「オッケーニャトラン」

 

「やれメガビョーゲン」

 

「メガビョーゲン」

 

だが、メガビョーゲンの攻撃をかわしながらスパークルは捕まっているグレースとフォンテーヌを助けた。

 

 

「大丈夫?」

 

「うん」

 

「ありがとう」

 

「それじゃあメガビョーゲンを浄化するぞ」

 

「うん」

 

「エレメントチャージ!」

 

「キュン、キュン、キュン!」

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

「プリキュア !ヒーリングフラッシュ!」

 

「ヒーリンググ・・・」

 

「ヒーリンググッパイはさせんぞ、プリキュア」

 

「「「ええーーーグワイワルが2人いる――」」」

 

「進化しろ!!ナノビョーゲン」

 

融合世界から来たグワイワルによって浄化されかけたメガビョーゲンが強化したのたった。それにより、ヒーリングフラシュはかき消されたのだった。

 

「その頃から特殊遊撃部隊と関係を持っていると言ってたわ」

 

「「「「凄い長い」」」」

 

「まあ長さではですけど」

 

その時直哉が戻って来た。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ゆい達戦いを観戦する

「うん」

 

「エレメントチャージ!」

 

「キュン、キュン、キュン!」

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

「プリキュア !ヒーリングフラッシュ!」

 

「ヒーリンググ・・・」

 

「ヒーリンググッパイはさせんぞ、プリキュア」

 

「「「ええーーーグワイワルが2人いる――」」」

 

「進化しろ!!ナノビョーゲン」

 

融合世界から来たグワイワルによって浄化されかけたメガビョーゲンが強化したのたった。それにより、ヒーリングフラシュはかき消されたのだった。

 

「その頃から特殊遊撃部隊と関係を持っていると言ってたわ」

 

「「「「凄い長い」」」」

 

「まあ長さではですけど」

 

その時直哉が戻って来た。

 

「直哉さんどこに言ってたんですか?」

 

ここねが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・このイベントの正常の流れで起きてるのかの確認をしたんですよ」

 

「「「「確認をですか?」」」」

 

「そうですね。このイベント見て違和感を感じませんか?和実ゆいさん」

 

「え、そう言えばのどかさんがいません」

 

「そうその通りです今回のイベントは、のどかさんが一時的にキュアグレースに変身出来ないと言うイベントなんですよ」

 

「「「「ええ――大丈夫なんですか?」」」」

 

「その確認をする為にのどかさん達の所に行って2人をここに連れて来たんですが・・・いまだに姿を見せないのはまだ喧嘩の仲直りが出来ないみたいですね」

 

「「「「ええ――喧嘩が原因で変身出来ないのですか?」」」」

 

「そうですよ。これを見て下さい」

「皆行くラビ」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

「ペエ!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

「ニャン!」

 

「これはのどかさん達が、プリキュアになる為の一連の映像です」

 

「「「「これはヒーリングアニマルと協力して変身してる――」」」」

 

「そういう事です。つまり今ラビリンとのどかさんは喧嘩中なのでたがいの心が離れているので、キュアグレースに変身が出来ないんです」

 

「ええ――そんな気楽でいいの?」

 

らんが直哉に聞く。

 

「ええ問題はないですよ」

 

「「「ええ」」・・・」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「今日も元気だ!」

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「「「「お母さん達がプリキュアにへんしんしたーー」」」」

 

「皆落ち着いてこれは多分魔王の因子とゲネシスの改変の影響よ」

 

ローラがそう言う。

 

「あおぞら市や裏のオイシーナタウン程改変の影響は出てないので」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第56章 時間が巻き戻ったサクラ世界編
プリキュア世界による違い


「ええ問題はないですよ」

 

「「「ええ」」・・・」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「今日も元気だ!」

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「「「「お母さん達がプリキュアにへんしんしたーー」」」」

 

「皆落ち着いてこれは多分魔王の因子とゲネシスの改変の影響よ」

 

ローラがそう言う。

 

「あおぞら市や裏のオイシーナタウン程改変の影響は出てないので」

 

「「「「そう言えばそうだ」」」」

 

「それに直哉ゆい達の世界とクッキングダムはどちらかと言えばすこやか市とヒーリングアニマル達の関係に近いわよね?」

 

「そうですね。ローズマリーさんのどかさん達はヒーリングアニマルと共にプリキュアへと変身します。そのコンセプトはエナジー妖精というコメコメ、パムパム、メンメンが選んだパートナーである。ゆいさん、ここねさん、らんさんの3人は似てますね」

 

「確かにそうね。私もジェントルーとしていたからわかるが・・・」

 

「その心配はないラビ」

 

「安心するペン」

 

「岩型のメガビョーゲンは俺達に任せろニャン」

 

!!

 

「なっお前達がどうしてこのフィールド内にいるキュアグレース達」

 

ジェントルが怒りの感情をぶつける。

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

「あれれ、私達貴女と直接会うの初めてなのに?どうして名前を知ってるのかな?」

 

スパークルがジェントルに聞く。

 

「う、それは・・・」

 

「ともかく助かったわ。これで2体纏めての浄化が可能よ」

 

そして互いの浄化技が発動した。

 

「プリキュア!プレシャス・トライアングル!」

 

「オナカイッパーイ」

 

「ごちそうさまでした」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

あまねがそう言うと別の場所で戦っていたスパークル達が・・・

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

ダルイゼンとメガビョーゲンを倒していた。

 

「どうやら終わったようですね」

 

「そうね」

 

「それでは僕達も融合世界に戻りましょうか」

 

「「「「はい」」」」

 

その頃融合世界に帰還した大神と巴里華撃団は・・・

 

もう1つすこやか市と同様時間が巻き戻り・・・

 

「フォフォ貴様らが噂の巴里華撃団とやらか」

 

「お前は何者だ?」

 

「わしか、わしはカルマール巴里を浄化するのがわしの目的だ」

 

「何だと!!だがお前だけで、何が出来る。皆行くぞ!!」

 

「「「「「了解」」」」」

 

「誰がわし一人と言った、出でよ我が手下共」

 

カルマールがそう言うと、以前巴里華撃団が倒した5大怪人が復活したのだった。

 

「なっばかな!!」

 

突如復活した5大怪人に、驚く巴里華撃団の面々。

 

そして復活した怪人に、次々と戦闘不能にさせれる大神達だった。

 

「何じゃお主等ははその程度ならいつでも潰せる帰るぞ」

 

カルマールはそう言うと、撤退した。

 

「やっぱり戻ってるわね」

 

「そうだな」

 







目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

復活のパリシイの怪人達のイベントを見る管理者達1

「お前は何者だ?」

 

「わしか、わしはカルマール巴里を浄化するのがわしの目的だ」

 

「何だと!!だがお前だけで、何が出来る。皆行くぞ!!」

 

「「「「「了解」」」」」

 

「誰がわし一人と言った、出でよ我が手下共」

 

カルマールがそう言うと、以前巴里華撃団が倒した5大怪人が復活したのだった。

 

「なっばかな!!」

 

突如復活した5大怪人に、驚く巴里華撃団の面々。

 

そして復活した怪人に、次々と戦闘不能にさせれる大神達だった。

 

「何じゃお主等ははその程度ならいつでも潰せる帰るぞ」

 

カルマールはそう言うと、撤退した。

 

「やっぱり戻ってるわね」

 

「そうだな」

 

「それでトワ今回はどうする?」

 

「トワの説明で自分達の状況を把握したと思いますが」

 

「ああ、嫌って程な」

 

「ええこちらもですよ」

 

「え、つまり俺は俺達の世界に行けばパリシイの怪人と戦うんですか?」

 

「ええ、そう言う事になるわね。そしてその時間が・・・この時間よ」

 

「お久しぶりです。大神さん」

 

「なっ、まさか本当に、さくら君なのかい?」

 

「大神さん、私も夢のようです。花の都で大神さんと再会出来るなんて」

 

「ああ、夢のようだ」

 

「夢じゃないよ、お兄ちゃん、アイリスお兄ちゃんに会いたくて巴里まで来たんだから」

 

「アイリス君も来たのか?」

 

「確かに、夢のような出来事ですわね、中尉」

 

「すみれ君まで」

 

「きゃあああああ。東京の花組の皆さーん」

 

エリカは興奮のあまり派手に転んだ。

 

「あれ・・・きゃあああああああ。大神さーーーーーん」

 

「ぐえええ。エリカ君・・・」

 

大神はエリカによってノックアウトされてしまった。

 

暫くして・・・

 

大神は、気が付いた。

 

「うう、ここは」

 

「ごめんなさい。大神さん」

 

そしてエリカが、大神に謝った。

 

「ええ――かなり戻りますね実際に見ると」

 

大神がトワに言う。

 

「と言ってもイベントのやり直しは大神達だけよ」

 

「トワさんからそう言われたんですが本当に?」

 

大神が直哉に聞く。

 

「ええ、それは間違いありません」

 

「以前大神達に説明していたとはいえ」

 

そして、千明は前鬼の召喚をして見た。

 

「駄目ですね、私も前鬼の反応があるのはわかるんですけど、これは恐らく前期は封印状態のままかも知れません」

 

「「「封印状態ですか」」」

 

直哉と了子と響がそう言う。

 

「はい封印状態だったら私の持つ護法リングの召喚は無理なんです。直接封印状態の前鬼の封印を解かないと」

 

「「「成程」」」

 

「千明の式神が封印状態でシンフォギア世界に現れるなんてね」

 

「トワさんどうすればいいですか?」

 

響がトワに聞く。

 

「そうねとりあえず千明達に関してはフィーネとクリスに任せておいた方がよさそうね。後直哉ローズマリーが貴方に依頼しているわ」

 

「え、ローズマリーさんがですか?」

 

「そうよ、どうやら裏のオイシーナタウンのプリキュア達に関してみたいね」

 

「個人的依頼のタイミングの大神達の帰還で良かったのか?」

 

「ええ、良いのよそれで、そうすれば・・・」

「クッこのままでは」

 

「如何するの?イチロー」

 

「大神さん指示を」

 

「隊長!!」

 

「おい如何するんだ隊長よ?」

 

「大神さん皆逃げてください」

 

「エリカ君諦めるな」

 

「でもこのままじゃ・・・」

 

「さあ死になさい巴里華撃・・・」

 

その時蒸気獣セレナード2を1人の少女によって行動不能にまでさせられたのだった。

 

「あーあ人違いだったかまあいいや。邪魔な烏は黙らせたしね」

 

「さてと、大神一郎光と戦う前にお前を殺すよ」

 

「この私がね」

 

「ノヴァによって変えられた流れも戻るからね」

 

トワがそう言う。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

復活のパリシイの怪人達イベントを見る管理者達2

「如何するの?イチロー」

 

「大神さん指示を」

 

「隊長!!」

 

「おい如何するんだ隊長よ?」

 

「大神さん皆逃げてください」

 

「エリカ君諦めるな」

 

「でもこのままじゃ・・・」

 

「さあ死になさい巴里華撃・・・」

 

その時蒸気獣セレナード2を1人の少女によって行動不能にまでさせられたのだった。

 

「あーあ人違いだったかまあいいや。邪魔な烏は黙らせたしね」

 

「さてと、大神一郎光と戦う前にお前を殺すよ」

 

「この私がね」

 

「ノヴァによって変えられた流れも戻るからね」

 

トワがそう言う。

 

「だがそうなると・・・」

 

それから1週間後・・・

 

大神は、前回の敗北から抜け出さずにいた。

 

「うわあ、夢か」

 

「こんな夢を見るなんて」

 

その時大神は帝国華撃団と写っている写真を見てると、ロベリアに写真を取られた。

 

その後、大神はエリカ達に、帝国華撃団の事を説明しながらシャノワールに行くと、暫くするとシャノワールの窓が割られ、割って入って来た花についていた手紙を見て見ると、東方より光来ると書いていた。

 

そして大神とエリカが犯人を捜すべく、世界の花展会場に向かった。

 

旧世界の幼馴染世界同じ流れになるが良いのか?」

 

レイがトワに聞く。

 

「ああ、それは・・・問題ないわ」

 

「ああ、嫌って程な」

 

「ええこちらもですよ」

 

「え、つまり俺は俺達の世界に行けばパリシイの怪人と戦うんですか?」

 

「ええ、そう言う事になるわね。そしてその時間が・・・この時間よ」

 

「お久しぶりです。大神さん」

 

「なっ、まさか本当に、さくら君なのかい?」

 

「大神さん、私も夢のようです。花の都で大神さんと再会出来るなんて」

 

「ああ、夢のようだ」

 

「夢じゃないよ、お兄ちゃん、アイリスお兄ちゃんに会いたくて巴里まで来たんだから」

 

「アイリス君も来たのか?」

 

「確かに、夢のような出来事ですわね、中尉」

 

「すみれ君まで」

 

「きゃあああああ。東京の花組の皆さーん」

 

エリカは興奮のあまり派手に転んだ。

 

「あれ・・・きゃあああああああ。大神さーーーーーん」

 

「ぐえええ。エリカ君・・・」

 

大神はエリカによってノックアウトされてしまった。

 

暫くして・・・

 

大神は、気が付いた。

 

「うう、ここは」

 

「ごめんなさい。大神さん」

 

そしてエリカが、大神に謝った。

 

「ええ――かなり戻りますね実際に見ると」

 

大神がトワに言う。

 

「と言ってもイベントのやり直しは大神達だけよ」

 

「トワさんからそう言われたんですが本当に?」

 

大神が直哉に聞く。

 

「だって現に私が事前に通達している以上、以前のようにノヴァの介入をさせない為なら旧世界と同じの原作イベント通りにするしかないと思わない?」

 

「まあ確かにな」

 

「米田さん今日はどうしたんですか?」

 

「ああ、直哉特殊遊撃部隊に依頼をする事は可能なのか?」

 

「ええ、それは可能ですよ例えば大きく歴史を変えてくれと言うのは無理ですけどね」

 

「そうか・・・ならこれは可能かもしれないな」

 

「米田さん、何か依頼があるんですか?」

 

「ああ、それは・・・大神の事での依頼があってな」

 

「大神さんについての依頼ですか?」

 

「ああ」

 

「可能ならでいいんだが、大神が巴里にいる間特殊遊撃部隊を動かして影から大神を助けてくれないか?」

 

「「「ええーー」」」

 

米田の依頼を聞いたのどか達は驚いていた。

 

「成程そう言う理由で家に来たんですね」

 

「そうだ、受けてくれるか?」

 

「米田さん覚えていると思いますが、僕が帝国華撃団に協力するのは両親の気持ちを考えての事ですよ」

 

「こちらの世界の巴里編はこの時点で特殊遊撃部隊が介入する流れだったからな」

 

「そうね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

復活のパリシイ怪人達のイベントを見る管理者達3

「そうか・・・ならこれは可能かもしれないな」

 

「米田さん、何か依頼があるんですか?」

 

「ああ、それは・・・大神の事での依頼があってな」

 

「大神さんについての依頼ですか?」

 

「ああ」

 

「可能ならでいいんだが、大神が巴里にいる間特殊遊撃部隊を動かして影から大神を助けてくれないか?」

 

「「「ええーー」」」

 

米田の依頼を聞いたのどか達は驚いていた。

 

「成程そう言う理由で家に来たんですね」

 

「そうだ、受けてくれるか?」

 

「米田さん覚えていると思いますが、僕が帝国華撃団に協力するのは両親の気持ちを考えての事ですよ」

 

「こちらの世界の巴里編はこの時点で特殊遊撃部隊が介入する流れだったからな」

 

「そうね」

 

「とりあえず、帝国華撃団メンバーが巴里に来てる時間を見ましょうか」

 

「そうだな」

 

「大丈夫かいエリカ君?」

 

「あいったた、大丈夫ですよ大神さん」

 

その時大神の前に、三人の虚無僧が現れた。

 

「よっ隊長元気にしてたか?」

 

「大神はん会えて嬉しいわー」

 

「隊長お久しぶりです」

 

「カンナ、紅蘭、マリアじゃないか?どうしてここに」

 

「きゃあああああ。東京の花組の皆さーん」

 

そして大神は、マリアたちをシャノワールに案内をした。

 

シャノワール・・・

 

「支配人大神です」

 

「入っていいよムッシュ」

 

「失礼します」

 

「よくきてくれたねマリア・タチバナ、桐島カンナ、そして李紅蘭」

 

「あんた達が来てくれて、心強いよ」

 

「さて、うちは格納庫に行きますさかい」

 

「メル案内してやりな」

 

「ウイオーナー」

 

メルと紅蘭は、格納庫に向かった。

 

「隊長、支配人まずこれを見てください」

 

「「これは?」」

 

「これは、エリカの資料です。何故か、すみれ達が参加した戦い後から、霊力が非常に不安定ですので、今回の私達への依頼である強化プログラムには、エリカは参加はさせれません」

 

「ふむ、そのほうがいいだろうね」

 

「支配人それでは」

 

「ムッシュいいかい、私達の戦いは、生きるか死ぬかの真剣な戦いなんだ」

 

「いくらムッシュが、帝都での戦いで、仲良しこよしで、勝てたとしても、ここは巴里なんだ、いつまでもムッシュの生ぬるい優しさが聞くわけがない」

 

「くっ」

 

「大神は、グラン・マのエリカを、切り捨てる発言を聞き、苛立ちを感じつつも、突然の雨の為自分のアパートに戻ると、そこにはずぶ濡れのエリカがいた。

 

エリカはさくら達のところから直接来ていた為大神が戻るまで、雨に打たれていた。

 

そして、大神はそのままエリカを部屋に入れて、一晩泊まらせたのだった。

 

「今の所は乱入者のノヴァ達はいないわね」

 

「ああ、直哉特殊遊撃部隊に依頼をする事は可能なのか?」

 

「ええ、それは可能ですよ例えば大きく歴史を変えてくれと言うのは無理ですけどね」

 

「そうか・・・ならこれは可能かもしれないな」

 

「米田さん、何か依頼があるんですか?」

 

「ああ、それは・・・大神の事での依頼があってな」

 

「大神さんについての依頼ですか?」

 

「ああ」

 

「可能ならでいいんだが、大神が巴里にいる間特殊遊撃部隊を動かして影から大神を助けてくれないか?」

 

「「「ええーー」」」

 

米田の依頼を聞いたのどか達は驚いていた。

 

「成程そう言う理由で家に来たんですね」

 

「そうだ、受けてくれるか?」

 

「米田さん覚えていると思いますが、僕が帝国華撃団に協力するのは両親の気持ちを考えての事ですよ」

 

「そりゃそうだろノヴァ達が動いたのは直哉達があの依頼を受けたからだと思うが」

 

レイがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

復活のパリシイ怪人達のイベントを見る管理者達4

「そうか・・・ならこれは可能かもしれないな」

 

「米田さん、何か依頼があるんですか?」

 

「ああ、それは・・・大神の事での依頼があってな」

 

「大神さんについての依頼ですか?」

 

「ああ」

 

「可能ならでいいんだが、大神が巴里にいる間特殊遊撃部隊を動かして影から大神を助けてくれないか?」

 

「「「ええーー」」」

 

米田の依頼を聞いたのどか達は驚いていた。

 

「成程そう言う理由で家に来たんですね」

 

「そうだ、受けてくれるか?」

 

「米田さん覚えていると思いますが、僕が帝国華撃団に協力するのは両親の気持ちを考えての事ですよ」

 

「そりゃそうだろノヴァ達が動いたのは直哉達があの依頼を受けたからだと思うが」

 

レイがそう言う。

 

「まあ後理由があるなら・・・」

 

「ええ、脅しですよでもトワさんはこうしないと仕事をしないんですよ」

 

「響今回は私の許可で、特殊遊撃部隊の介入する許可を与える」

 

!!

 

「「レイ」レイさん」

 

響とトワはレイの言葉に驚いていた。

 

「ちょっとレイふざけないでよ」

 

「別にふざけていない。怠けていたお前とは違ってな」

 

「グッ」

 

「トワお前はどうせワイ図万が来るしリボルバーキャノンを使えるようにしなくてもいいね」

 

「そう言ってトワリボルバーキャノンを使える状態にしなかったせいで巴里華撃団が、負け確定になっても特殊遊撃部隊の介入するの止める権利は無いと思うが?」

 

「トワお前の失態を認めろいい加減にな。私自身もこれ以上黙ってるわけにはいかんぞ」

 

「管理者の管理ミスで中心世界の巴里が消滅したら我らの上司がなんて言うのか考えてみろ」

 

「・・・嫌ああああああ」

 

「わかったわ。特殊遊撃部隊の介入を許可するわ。これで良いでしょレイ?」

 

「駄目だ。トワお前自身が巴里に行って巴里華撃団に説明をして来い」

 

「ええーー」

 

「よくこんな最悪な事態まで悪化させておいて変なプライドを持つなよ」

 

「あ――――――――五月蠅いもう私帰る」

 

あ、トワさん」

 

響はトワを呼び止めるが、トワはその場から消えた。

 

「まあいい、響達は介入の許可がおりたと直哉に伝えろ」

 

「え、トワさんを放置してて良いのですか?」

 

「構わんよ大神、あいつも驚いたんだろう。我も巴里華撃団がカルマールの秘密兵器と戦う前に、特殊遊撃部隊が結果的に助ける形となってリボルバーキャノンを使わない流れになると想定したのは否定できない」

 

「勿論融合世界の事を考えるのなら順調に巴里華撃団の戦いが終わる方が良いんだがな」

 

「お前の怠慢も理由だがな」

 

「あ――五月蠅いさっさと続きを見るわよ」

 

トワは怒りながら大神達の映像を再び見始めた。

 

「来なさい、私の蒸気獣ノクテュルヌ2よ」

 

ナーデルは、自身の蒸気獣を召還し、そしてポーンも大量に召還した。

 

そして戦いは始まり、戦いはナーデルの敗北となった。

 

 

「何よその新型、私は知らないわ」

 

「あん、お前捨て駒にされたんじゃないのか?」

 

「嘘よ、嘘よ」

 

「いえ真実ですよナーデル。そしてさよなら」

 

「ガフッコルボー」

 

ナーデルは、コルボーによって倒された。

 

「さて始めましょう。巴里華撃団第2幕を」

 

「コルボー貴様何故仲間であるナーデルを何故殺した?」

 

「私は、公爵様から受けた命令を遂行したまでです」

 

「何だと!!」

 

「ナーデルと言う女には、公爵様もそれほど期待してませんでしたが、まさかこんなに嬉しい誤算があるとはね」

 

 

「嬉しい誤算だと?」

 

「そうです行きなさいポーン共!!赤い機体の堕ちた天使を集中攻撃をするのです」

 

ポーン達が、出現しエリカの光武F2を攻撃し始めた。

 

「キャアアア、どうして、光武動いてくれないの?どうして」

 

「いかん皆エリカ君を守るんだ!!」

 

「「「「了解」」」」

 

 

「哀れですね、動けない者を守るとは、巴里華撃団は弱者と言う事ですね」

 

「何だと!!」

 

「さあ行きますよ、出でよ我が蒸気獣セレナード2巴里華撃団にトドメをさしますよ」

 

「クッこのままでは」

 

「如何するの?イチロー」

 

「大神さん指示を」

 

「隊長!!」

 

「おい如何するんだ隊長よ?」

 

「大神さん皆逃げてください」

 

「エリカ君諦めるな」

 

「でもこのままじゃ・・・」

 

「さあ死になさい巴里華撃・・・」

 

「ギャアアアア何なんですかこの光は?」

 

その光の正体はエリカの霊力が解放された証拠でもあった。

 

「おのれーー許さぬぞ天使めー」

 

「行くぞエリカ君」

 

「はい大神さん」

 

そして大神とエリカは合体攻撃をコルボーに放った。

 

「拙いですこの光はーー私の闇をーーーー」

 

コルボーは消滅した。

 

魔道兵器もコルボーの消滅を見て、撤退をしはじめた、そして戦いが終わりさくら達はその場を離れ、大神達はシャノワールに帰還した。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

間章27 それぞれの日常編
一旦巴里の戦いを見終えて


「おい如何するんだ隊長よ?」

 

「大神さん皆逃げてください」

 

「エリカ君諦めるな」

 

「でもこのままじゃ・・・」

 

「さあ死になさい巴里華撃・・・」

 

「ギャアアアア何なんですかこの光は?」

 

その光の正体はエリカの霊力が解放された証拠でもあった。

 

「おのれーー許さぬぞ天使めー」

 

「行くぞエリカ君」

 

「はい大神さん」

 

そして大神とエリカは合体攻撃をコルボーに放った。

 

「拙いですこの光はーー私の闇をーーーー」

 

コルボーは消滅した。

 

「何とかエリカの覚醒で倒せたわね」

 

「ああ、だが良いのか?巴里編が魔王の因子とゲネシスの改変の影響を受けたままだが?」

 

「ああ、それは・・・大丈夫よ大神華撃団のイベント前までには改めて特殊遊撃部隊にお願いするから」

 

「ああ、旧帝国華撃団と巴里華撃団の共闘のイベントか?」

 

そうよ・・・少なくとも新生帝国華撃団誕生ルートにならないならね」

 

「「「「どうして解散したんです」」」」

 

「それは太正16年に私達の代の最後の戦いを終えた3年後に突然降魔皇と言う者達が帝都に現れてその時に私は霊力を失ってしまい、私は降魔皇との戦いには参加しないことでこちらの世界に残る事となったんですわ」

 

「それじゃ帝国華撃団と巴里華撃団ともうひとつの華撃団は?」

 

「直哉さん3華撃団は降魔皇を封印するために幻都にいます」

 

「「「「幻都に」」」」

 

「幻都と言うのは何ですか?」

 

「幻都と言うのは降魔皇を封印しているもうひとつの帝都と思ってください」

 

「「「「成る程」」」」

 

「つまりすみれさん以外の3華撃団は幻都にいるわけですね」

 

「ええ、生きていればですけど」

 

「「「そんな生きていればって」」」

 

その時すみれに仕える一人の女性がやって来た。

 

「すみれ様。そろそろ約束の時間となりますがどういたしましょう?」

 

「もうそんな時間ですかカオルさんありがとう。直哉さんもうすぐここに新隊長がやって来るので少し席を外して貰えるかしら?」

 

「わかりましたのどかさんとちゆさんひなたさん。行きましょう」

 

「成程な魔王の因子とゲネシスの改変でサクラ世界の時が戻された事で・・・」

 

「あれここってもしかすると帝都なの?」

 

まなつがそう言う。

 

「そんなわけないじゃない。私達は紫の扉から出て来たのよ。扉から出てまた帝都だなんてありえないでしょ」

 

「「「そうだね」」そうだな」

 

「おい、太陽ここはもしかして・・・」

 

「うん、グレ響間違いないよ。ここは新生帝国華撃団の皆さんの時代の帝都だよ」

 

「やはりそうなのか?しかし何故」

 

「恐らく直哉君の予測が当たったんだと思う」

 

「イシュメルガ達に利用されていない歴史とサクラ世界が繋がるかも知れないんだな」

 

「そうなれば・・・」

 

「おい、トワ私達を中心世界に行かせろ」

 

初穂がトワに言う。

 

「駄目よあんたたち新生帝国華撃団は活動禁止期間なのだから」

 

「そんなの関係ねえ。今出ている降魔達は私達だけが倒せるんだぞ」

 

 

「「「初穂やめろ。これ以上俺達の立場を悪くするな」そうですよ初穂さん」暴走は駄目初穂」

 

 

「初穂言ったわね朧の出した降魔がこの時代の帝国華撃団に勝てないと」

 

「ああ」

 

「ならこれを見なさい」

 

「神崎風塵流・不死鳥の舞」

 

「球電ロボ」

 

「シェルクーンチク」

 

「鷺牌五段」

 

「イル・フラウト・マジーコ」

 

「ディ・ワリキューレ」

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

そして各隊員の必殺攻撃を受けて上級降魔朧の召喚した降魔は全滅した。

 

「「「「なっ馬鹿な」」」」

 

「何で旧式の機体で、私達の時代の降魔が倒せるんだよ」

 

「納得いかねえ」

 

「納得いかなくても、これが現実よ」

 

!!

 

「さて、神山貴方ならわかるわよね」

 

「ええ、俺達は降魔戦争前の時代を知らな過ぎた事が原因と思います」

 

「俺達の前の帝国華撃団。巴里華撃団。紐育華撃団の記録を見て俺達がどれだけ甘い考えを持って戦っていたのかがわかりました」

 

「ああいう事がなくなると思うわ」

 

その頃中心世界では・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新生中心世界の日常前編

「のどか直哉君はまだ戻らないの?」

 

「うんシンフォギア世界で何か想定外の事が起きてるのかも?」

 

「想定外の事例えば?」

 

ひなたがのどかに聞く。

 

「「「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」」」

 

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

「何故だ!!鬼神の封印が何故解けた?」

 

「それはね、僕とさくらお姉ちゃんの霊力を呪力に変換したからね」

 

何だと!!」

 

「だからこういうことも出来るよ、千明お姉ちゃん超鬼神になる呪文を唱えて」

 

「超鬼神力、ヴァジュラマサラ、サムスカーラ」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「ね、出来たでしょ」

 

直哉は、笑顔で言う」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

「こうして7人世界から元の時代に帰れると思ってたら・・・」

 

「「「「成程」」」」

 

「千明さん関連で何かあったのかも知れない」

 

「「成程」」

 

「それにもしかしたら・・・」

 

「ええ、先ほどちゆさんが例に挙げた神山さんが助けようとした子に関しては助かるのがわかってたんで、止めたんですけど今回の街に出るイベントは本来は無いんですよね」

 

「「「え、どういう事?」」」

 

「本来響さん捕獲作戦はこんな広範囲ではしないんですよね」

 

「ですが僕達の響さんが、捕獲対象ですので、広範囲にノイズを出して響さんを孤立させるつもりだと思います」

 

「つまり僕達の世界ではこのイベントがハニーさん達の世界で起きたような事ですか?」

 

「そうだな。そして了子さんはパンサークローと手を結びシンフォギア世界の月を破壊しようとしたんだ」

 

「成程」

 

「つまりハニーさんとしてはハニーさん達の世界の了子さん余り差異の無い流れだからこそ敵と認識したと言う事ですか?」

 

「恐らくそうだろう」

 

「そういう事ならハニーさんを止めるにはこちらのシンフォギア世界にしかないものを見せるしかないのですね」

 

「ああ、それが出来れば納得すると思う」

 

「わかりましたそういう事なら行きましょうか」

 

そして直哉は星児を連れて簡易ゲートでシンフォギア世界に向かった。

 

「駄目よ貴女は信用できないフィーネ」

 

「ハニーさん一体何を?」

 

千明がハニーの行動を見て驚く。

 

「フィーネ直哉君は私が守る」

 

「はあ、何言ってんだ?あんたあんたの世界の場合だろ」

 

「直哉とフィーネの中が悪いのは?別に私はあんたの世界の事なんて知らないけどなあんたも知らないんだろ?特殊遊撃部隊の苦労を?」

 

「それは・・・」

 

「そんなこちらの関係を壊すと言うのなら私が相手になる」

 

そう言ってクリスは、イチイバイルシューターを纏った。

 

「やめなさいクリス。その女には戦う事はないわ」

 

「何ですって」

 

「だって貴女は・・・」

 

了子がそう言った時・・・

 

「やめるんだハニー」

 

「こんな事が起きてるかも何とも言えないけど」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新生中心世界の日常中編

「ハニーさん一体何を?」

 

千明がハニーの行動を見て驚く。

 

「フィーネ直哉君は私が守る」

 

「はあ、何言ってんだ?あんたあんたの世界の場合だろ」

 

「直哉とフィーネの中が悪いのは?別に私はあんたの世界の事なんて知らないけどなあんたも知らないんだろ?特殊遊撃部隊の苦労を?」

 

「それは・・・」

 

「そんなこちらの関係を壊すと言うのなら私が相手になる」

 

そう言ってクリスは、イチイバイルシューターを纏った。

 

「やめなさいクリス。その女には戦う事はないわ」

 

「何ですって」

 

「だって貴女は・・・」

 

了子がそう言った時・・・

 

「やめるんだハニー」

 

「こんな事が起きてるかも何とも言えないけど」

 

「確かにね」

 

「でもトワさんとレイさんもそうだけど直哉っちも大変だよね」

 

「そうね、千明さんや並行世界の融合世界から来たハニーさんの対応そして・・・」

 

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「でも・・・」

 

「ほとんど響さんに言われましたけど、ソラさん貴女は1人では無いんですよ。貴女にとってここは異世界ですが、貴女は今この家にいるんですか?」

 

「あ、それは・・・ましろさんに連れて来られて」

 

「あの時直哉さんもいたよソラちゃん」

 

「へ・・・」

 

「そんなことありませんあの時の直哉さんは子供でしたよ。今みたいな大人ではありませんでした」

 

「前者の映像では18ですが後者では12歳モードですよソラさん。以前会った時は僕は12歳モードでしたので」

 

「ええ――」

 

ソラが驚いていた。

 

「あの子達の仲間も探さないといけないし」

 

「そう言えばもうすぐもう1人の私達にもアスミンが生まれる頃だようね」

 

「「ああそう言えばそうだ」」

 

「のどか直哉君から聞いてない?」

 

「ああ、それは・・・本来なら」

「それは簡単だよ。スカイランドとソラシド市との行き来が私達の知る中で簡単でなおかつスカイランドの物がソラシド市で見つける事が出来るからね」

 

「そう言う事例が起きる事は少なくともソラシド市とスカイランド両方に詳しいヨヨさんのお孫さんでしょう」

 

「だったらヨヨさんに連絡をした方が安全じゃない?」

 

グレースがそう言う。

 

「それは確かにそうです。でもこういう移動は私にとっても想定していたわけではありませんだから・・・」

 

「ふん成程キングビョーゲン様が気にする謎の力はやはりプリキュアの力だったか」

 

「「「グワイワルどうしてここに?」」」

 

「キングビョーゲン様命令でな新たなプリキュアの力を試しに来たのさ、邪魔はするなよお前たちの上司も許可しているからな」

 

そしてグワイワルはスカイとプリズム攻撃を開始した。

 

「グレースどうしよう?

 

スパークルがグレースに聞く。

 

「このイベントのやり直し後にやる予定だったんだけど」

 

「ヒミコさんから今回の問題の詳しい情報を聞いて過去の世界に行けばいいですか?」

 

「ああ、出来ればそれが理想なんだが、イヨとヒミコが行方不明になっているんだ」

 

「ええ――」

 

「そっちの方が大問題じゃないですか?」

 

「まあ、イヨがいないのは頻繁だからな気にしてなかったが、ヒミコまで消えるのは想定外だった」

 

「もしかして2人が消えたのは・・・」

 

「でも確かにここが7人世界なら真宮寺姉弟が、世界の調停者になってるだろうしね」

 

「まさかあの観察が今回の問題の引き金になったんですか?」

 

「ああ、それは・・・直接的な分岐を作ったとは我々も考えていない」

 

「そう言う点で言えば、特殊遊撃部隊をその世界に行かせた我々の落ち度が今回の問題の原因として納得できるしな」

 

「こういう問題が起きたからって聞いたよ」

 

「「成程」」

 

「でもこういう話は学校ではしない方が良いわね」

 

ちゆがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新生中心世界の日常後編1

「もしかして2人が消えたのは・・・」

 

「でも確かにここが7人世界なら真宮寺姉弟が、世界の調停者になってるだろうしね」

 

「まさかあの観察が今回の問題の引き金になったんですか?」

 

「ああ、それは・・・直接的な分岐を作ったとは我々も考えていない」

 

「そう言う点で言えば、特殊遊撃部隊をその世界に行かせた我々の落ち度が今回の問題の原因として納得できるしな」

 

「こういう問題が起きたからって聞いたよ」

 

「「成程」」

 

「でもこういう話は学校ではしない方が良いわね」

 

ちゆがそう言う。

 

「あ、そう言えばのどかっちまなつちゃん達はここに転校してるけどさ」

 

「おはよう。花寺と紫藤。今日は臨時の朝礼が体育館で行うからそっちに行ってくれ」

 

「「はいわかりました」」

 

そしてのどかと直哉はそのまま体育館に行き、そこでちゆとひなたと合流した。

 

その後臨時朝礼が始まると・・・

 

「「「「ええ――これ良いの?」」」」

 

「トワまさか・・・まなつちゃん達を巻き込みましたね」

 

「それに特務支援課のティオちゃん以外を先生の役でに入れたようですね」

 

「じゃあ、まなつちゃん達のの転校は?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「それは、のどかさん達の為だと思いますよ」

 

「「「私達の為?」」」

 

「ええ、どうやらトワは特務支援課の4人には変身前の姿は知らせないようにする方向で行くみたいですね」

 

「「「成程」」」

 

「そうしたのは恐らく僕のせいでしょうけど」

 

「あ、そっか私達の変身を見られると、直哉君の存在を知られる事になるんだ」

 

「まあ、何でトワがそういう形にするのかと言う真意の所は僕にもわかりませんが」

 

「うんしてたけどゆいちゃん達ましろさん達は転校はないみたいだよ」

 

「そうなんだどうして?」

 

ひなたがのどかに聞く。

 

「ゆいちゃんとあまねさんは・・・」

「奏さんは降魔蝶を見てますよね、この世界では蝶は、私達が倒すべき敵なのですよ。特殊遊撃部隊のね」

 

 

「特殊遊撃部隊、それが響君達の部隊名なのか?」

 

 

「はい、そうですよ弦十郎さん。後了子さん私に関してですけど検査とかガングニール・シャドーに関する情報を渡すことは拒否しますから」

 

「ええ――響ちゃんお願いよーー」

 

「駄目ですよ。あと貴女の真の姿の事も知ってますけど、バラしますよ?」

 

!!

 

了子は、響の小声で言った言葉に驚く。

 

「何故私の事を知っている小娘」

 

「私は、これからこの世界で起こる事を既に知ってますので」

 

「何だと!!貴様は未来を知ってるのか?」

 

「知ってますよ。私達の部隊の目的がその世界のあるべき流れを守るのが仕事なんですから」

 

「ですから、私はフィーネとしてあった時二貴女を倒す事が出来ましたが、それは本来の流れではないんで」

 

「そうか・・・ならお前達は私の計画を潰す気はないんだな?」

 

「特殊遊撃部隊としては無いですよ。ただこの世界に立花響と言う存在がいないとそれはそれで困るんですよ」

 

「成る程お前は代役と言う事か?」

 

「そう言う事です。弦十郎さん、そろそろ帰っていいですか?正式に二課との協力体制になった事を伝えに行きたいので」

 

「ああ、それは構わないよ。響君」

 

「それじゃあ皆さん・・・」

 

「待て、立花私と勝負しろ」

 

「いいですけど翼さん。日を改めてして貰えます?」

 

「ゆいちゃん達は2つのオイシーナタウン関連で響さんと同じ立場だからのと、ましろさん達は・・・」

 

「私達が仕込んでたイベントを回避したとはいえまだ何かがあるかも知れないからね」

 

「「成程」」

 

「それにましろさん達は他の仲間を探してるみたいだからね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新生中心世界の日常後編2

「そうか・・・ならお前達は私の計画を潰す気はないんだな?」

 

「特殊遊撃部隊としては無いですよ。ただこの世界に立花響と言う存在がいないとそれはそれで困るんですよ」

 

「成る程お前は代役と言う事か?」

 

「そう言う事です。弦十郎さん、そろそろ帰っていいですか?正式に二課との協力体制になった事を伝えに行きたいので」

 

「ああ、それは構わないよ。響君」

 

「それじゃあ皆さん・・・」

 

「待て、立花私と勝負しろ」

 

「いいですけど翼さん。日を改めてして貰えます?」

 

「ゆいちゃん達は2つのオイシーナタウン関連で響さんと同じ立場だからのと、ましろさん達は・・・」

 

「私達が仕込んでたイベントを回避したとはいえまだ何かがあるかも知れないからね」

 

「「成程」」

 

「それにましろさん達は他の仲間を探してるみたいだからね」

 

「でも直哉っも大変だねプリキュアだけでも4つもあるし」

 

「そうね・・・」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

「「「「「「くっ強い」」」」」」

 

「スカイあの人達を助けよう」

 

「しかしエルちゃんや翼くんを探さないと」

 

「それも大事だけど今はランボーグみたいのを浄化しないと」

 

「そうですね」

 

そう言って2人はⅦ組の援護を始めた。

 

「おお、こいつはすげえ」

 

「はしゃぐんじゃないよv恥ずかしいから」

 

「そりゃ無理だぜ。cから預かったあれ一体でこのままいけばGの無念を晴らせるかもなんだからな」

 

「確かそんな事言ってたね、でも直哉っちはあの子達の仲間探すの手伝うのかな?」

 

「うーんどうなんだろう?直哉君的には千明さんやハニーさんのの方を優先してるように見えるけど」

 

のどかがそう言う。

 

「そういう事なら・・・」

 

「駄目よ貴女は信用できないフィーネ」

 

「ハニーさん一体何を?」

 

千明がハニーの行動を見て驚く。

 

「フィーネ直哉君は私が守る」

 

「はあ、何言ってんだ?あんたあんたの世界の場合だろ」

 

「直哉とフィーネの中が悪いのは?別に私はあんたの世界の事なんて知らないけどなあんたも知らないんだろ?特殊遊撃部隊の苦労を?」

 

「それは・・・」

 

「そんなこちらの関係を壊すと言うのなら私が相手になる」

 

そう言ってクリスは、イチイバイルシューターを纏った。

 

「やめなさいクリス。その女には戦う事はないわ」

 

「何ですって」

 

「だって貴女は・・・」

 

「はは、まだまだお前には勝てないな響」

 

「そんな事ないよシューターを使いこなせてたよ」

 

「そうかそれなら嬉しいぜ」

 

2人の模擬戦を見ていた千明とハニーは・・・

 

「凄かったですねハニーさん

 

「ええ、そうねあの2人のシンフォギアはこの世界のオリジナルのシンフォギアだわ。ハイパーハニーでも勝てないかも知れない」

 

「あの模擬戦を見て悟ってるでしょう?絶対に勝てないと」

 

「そんな事・・・」

 

「そんな事ないのなら、貴女の力を見せて欲しいわね」

 

「並行世界の融合世界のままだと思ってハニーさんは暴走仕掛けたり大変だったみたいだよ」

 

「でもその後にわかったのよね。前鬼君の居場所が」

 

「それで了子さん個人的依頼があるんです?」

 

「そうなのよ。響ちゃん今から直哉君のいる世界に連れて行ってくれない」

 

「え、何故ですか」

 

「シンフォギア世界に人間と異なる生命反応が出たのよ」

 

「ええ――本当ですか?」

 

「ええ間違いないわ」

 

「まさかあの時前鬼君が千明さんと違うシンフォギア世界に来てたなんて」

 

「響は了子の言葉に驚きを隠せないでいた。

 

「これが理由よ直哉」

 

「ええ――本当に前鬼君なんですか?その反応」

 

直哉が了子に聞く。

 

「それが確信取れないから直哉に相談したかったのよ」

 

「成程そういう事でしたか」

 

「うんそうみたいだね。ちゆちゃん」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

まなつの想いとそれぞれの意見1

「それで了子さん個人的依頼があるんです?」

 

「そうなのよ。響ちゃん今から直哉君のいる世界に連れて行ってくれない」

 

「え、何故ですか」

 

「シンフォギア世界に人間と異なる生命反応が出たのよ」

 

「ええ――本当ですか?」

 

「ええ間違いないわ」

 

「まさかあの時前鬼君が千明さんと違うシンフォギア世界に来てたなんて」

 

「響は了子の言葉に驚きを隠せないでいた。

 

「これが理由よ直哉」

 

「ええ――本当に前鬼君なんですか?その反応」

 

直哉が了子に聞く。

 

「それが確信取れないから直哉に相談したかったのよ」

 

「成程そういう事でしたか」

 

「うんそうみたいだね。ちゆちゃん」

 

その頃まなつ達は・・・

 

「ねえ、ローラや先輩はゆいちゃん達の次に出てきたプリキュア達についてはどう思います?」

 

「ああ、私は少しは警戒しておいた方がいいと思う。あくまでも冷静に見れる人はと言う意味でね」

 

「いやいやお祖母ちゃんなんで家に赤ちゃん用品があるの?」

 

「何でってそんな理由より実際あって助かったでしょう?」

 

「それはそうだけど・・・」

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どうしてですか?」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

!!

 

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「でも・・・」

 

「ほとんど響さんに言われましたけど、ソラさん貴女は1人では無いんですよ。貴女にとってここは異世界ですが、貴女は今この家にいるんですか?」

 

「少なくともあの子達にとって異世界移動は当たり前なんだろうな」

 

あすかがそう言う。

 

「「「え、貴方は誰?」」」

 

「僕は今都合上本名は教えられないんだけど皆からは特殊遊撃部隊の司令と呼ばれたりしているよ」

 

「「「ええ――貴方が特殊遊撃部隊の司令官さん」

 

「え、直哉さんだよねあれ?」

 

「うん多分年齢を変えておじさんになってるんだと思う」

 

「ああ、そうだろうなそして名前を教えていないから何か考えがあるんだろうな」

 

まなつとみのりとあすかがそう言う。

 

「それで皆さんはここでも揉めてたんですね」

 

「「すみません」」

 

「らん達悪くないもん」

 

「ええ、皆さんは悪くありませんが貴女達が特殊遊撃部隊の仕事をした瞬間から貴女達が大切にしている家族の記憶が消えますけど良いんですね?」

 

「「「なっそんな」」」

 

「そのリスクを貴女達が背負えますか?」

 

「じゃあ私達が手伝えば家族は私達を忘れるんですか?」

 

「そう言う事です。世界のバランスを保つ為です」

 

「特殊遊撃部隊は、異邦人の集まりですのでね、今回の調査にしても貴女達との背lt食は予定のないイレギュラーだったんですよ」

 

「じゃあゆいちゃんはゆいちゃんはよくて私達は駄目なの?」

 

「ああ、それは・・・ゆいさんの場合は自分の上司が許可を出したので」

 

「貴女達は自分達の意思で融合世界に来た訳ではないのがわかってるから保護対象として自分達の世界に戻る時まで私達が面倒みるわよ」

 

「そうなんですか?それじゃああの大勢のプリキュアに会う事は出来ますか?」

 

「それは無理ね、彼女達のいる場所には彼女達の敵がいるからね」

 

「ええ――そうなんですか?」

 

「ええ、そうよ和実ゆい貴女がいるこの世界が融合世界の中で安全な世界なのよ」

 

「わかりました。トワさん私マリちゃんと一緒に融合世界の為にお手伝いをします」

 

「ゆい良いの?」

 

「うん良いよ。マリちゃんそれに私達の敵ブンドル団も融合世界に来てるかもしれないし、それに私とコメコメを助けてくれたトワさん達にもお礼をしたいしね」

 

「・・・そうね」

 

「そう言う訳でして私とマリちゃんはトワさん達のお仕事を手伝います」

 

「・・・和実ゆいそれが貴女達17番目のプリキュアの世界の総意で良いのね?」

 

「「「はい」」コメ」

 

「そうね今までだったら驚きが前に出てたわね」

 

「「「確かに」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

まなつの想いとそれぞれの意見2

「それは無理ね、彼女達のいる場所には彼女達の敵がいるからね」

 

「ええ――そうなんですか?」

 

「ええ、そうよ和実ゆい貴女がいるこの世界が融合世界の中で安全な世界なのよ」

 

「わかりました。トワさん私マリちゃんと一緒に融合世界の為にお手伝いをします」

 

「ゆい良いの?」

 

「うん良いよ。マリちゃんそれに私達の敵ブンドル団も融合世界に来てるかもしれないし、それに私とコメコメを助けてくれたトワさん達にもお礼をしたいしね」

 

「・・・そうね」

 

「そう言う訳でして私とマリちゃんはトワさん達のお仕事を手伝います」

 

「・・・和実ゆいそれが貴女達17番目のプリキュアの世界の総意で良いのね?」

 

「「「はい」」コメ」

 

「そうね今までだったら驚きが前に出てたわね」

 

「「「確かに」」」

 

「どちらにしろ直哉達に新たな問題として登場した感じがするわ」

 

「でも何でこんなに問題が出てくるの?私達の問題として・・・」

 

そう言う声が聞こえたのでまなつ達が急いで行くとそこには・・・」

 

「皆行くよ」

 

「「「ええ」」・・・」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「今日も元気だ!」

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「「「「お母さん達がプリキュアにへんしんしたーー」」」」

 

「皆落ち着いてこれは多分魔王の因子とゲネシスの改変の影響よ」

 

ローラがそう言う。

 

「早くこの問題を解決したいね」

 

まなつがそう言う。

 

「うんでも・・・」

 

そう言う声が聞こえたのでまなつ達が急いで行くとそこには・・・」

 

「皆行くよ」

 

「「「ええ」」・・・」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「今日も元気だ!」

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「「「「お母さん達がプリキュアにへんしんしたーー」」」」

 

「皆落ち着いてこれは多分魔王の因子とゲネシスの改変の影響よ」

 

「あの一連の問題については具体的な解決どころか・・・」

 

「さあ死になさい巴里華撃・・・」

 

「ギャアアアア何なんですかこの光は?」

 

その光の正体はエリカの霊力が解放された証拠でもあった。

 

「おのれーー許さぬぞ天使めー」

 

「行くぞエリカ君」

 

「はい大神さん」

 

そして大神とエリカは合体攻撃をコルボーに放った。

 

「拙いですこの光はーー私の闇をーーーー」

 

コルボーは消滅した。

 

「何とかエリカの覚醒で倒せたわね」

 

「ああ、だが良いのか?巴里編が魔王の因子とゲネシスの改変の影響を受けたままだが?」

 

「ああ、それは・・・大丈夫よ大神華撃団のイベント前までには改めて特殊遊撃部隊にお願いするから」

 

「ああ、旧帝国華撃団と巴里華撃団の共闘のイベントか?」

 

そうよ・・・少なくとも新生帝国華撃団誕生ルートにならないならね」

 

「「「「どうして解散したんです」」」」

 

「それは太正16年に私達の代の最後の戦いを終えた3年後に突然降魔皇と言う者達が帝都に現れてその時に私は霊力を失ってしまい、私は降魔皇との戦いには参加しないことでこちらの世界に残る事となったんですわ」

 

「トワさん達はイベントのやり直しをしてるね」

 

さんごがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ソラとましろの話し合い

「ねえ、ソラちゃんやっぱり私達だけで翼君とエルちゃんを探さない?」

 

ですが、ましろさんここは・・・」

 

「よく頑張ったわね。後赤ちゃん用品はキッチン周辺に置いてるから」

 

「いやいやお祖母ちゃんなんで家に赤ちゃん用品があるの?」

 

「何でってそんな理由より実際あって助かったでしょう?」

 

「それはそうだけど・・・」

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どうしてですか?」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

!!

 

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「でも・・・」

 

「ほとんど響さんに言われましたけど、ソラさん貴女は1人では無いんですよ。貴女にとってここは異世界ですが、貴女は今この家にいるんですか?」

 

「あ、それは・・・ましろさんに連れて来られて」

 

「ましろさん。エルちゃん達の捜索ですが、ここは直哉さん達に協力して貰いましょう」

 

「・・・」

 

「「「「初めまして私はキュアグレース」私はキュアフォンテーヌよ」私はキュアスパークルだよ」私はキュアアースです」

 

「「あ、私達はキュアスカイと」キュアプリズムです」

 

「そして私達は響さんと一緒に仕事をしている仲間だよ」

 

!!

 

「グレースさんお願いがあります。私達を響さん達に会わせて貰えませんか?」

 

「どういう事かな?」

 

「スカイあの人達を助けよう」

 

「しかしエルちゃんや翼くんを探さないと」

 

「それも大事だけど今はランボーグみたいのを浄化しないと」

 

「以前言われた事をまた言われる可能性があるよ」

 

「それは・・・」

 

「そうですねそれに響達と会えたとしてスカイ達は何がしたいのですか?」

 

アースがスカイ達に聞く。

 

「「それは消えた2人の仲間が心配だから探すのを手伝って欲しいんです」」

 

「成程・・・プリズムも本当にスカイと同じなの?」

 

「え、どういう意味ですか?」

 

プリズムがグレースに聞く。

 

「ごめんねそんな感覚を感じたから、もしかしたらプリズムは・・・」

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「あの時には既に響さんや私達や異世界の存在を知ってたんじゃない?」

 

「どうしてそう思うのです?」

 

「それは簡単だよ。スカイランドとソラシド市との行き来が私達の知る中で簡単でなおかつスカイランドの物がソラシド市で見つける事が出来るからね」

 

「そう言う事例が起きる事は少なくともソラシド市とスカイランド両方に詳しいヨヨさんのお孫さんでしょう」

 

「だったらヨヨさんに連絡をした方が安全じゃない?」

 

グレースがそう言う。

 

「私は嫌かなあの人達に頼るのは」

 

ましろがそう言う。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第57章 直哉達の帰還そして・・・編
ましろの気持ち


「え、どういう意味ですか?」

 

プリズムがグレースに聞く。

 

「ごめんねそんな感覚を感じたから、もしかしたらプリズムは・・・」

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「あの時には既に響さんや私達や異世界の存在を知ってたんじゃない?」

 

「どうしてそう思うのです?」

 

「それは簡単だよ。スカイランドとソラシド市との行き来が私達の知る中で簡単でなおかつスカイランドの物がソラシド市で見つける事が出来るからね」

 

「そう言う事例が起きる事は少なくともソラシド市とスカイランド両方に詳しいヨヨさんのお孫さんでしょう」

 

「だったらヨヨさんに連絡をした方が安全じゃない?」

 

グレースがそう言う。

 

「私は嫌かなあの人達に頼るのは」

 

ましろがそう言う。

 

「わかりましたましろさんがそう言うのであればもう少し私達だけで探しましょう」

 

「ごめんねソラちゃん」

 

「私があの人達を信じられないのは・・・」

 

「「グッ強い」」

 

「フフ、良いぞ新たなプリキュアもっと俺様にお前達の力を見せろ」

 

「何で私達の邪魔をするんですか?」

 

「あんお前達はヒーローガールなのだろう?」

 

「ヒーローとは悪と戦うのが使命なのだろう?ならば俺様と戦う事も使命の筈だ。何故ならこの融合世界における悪の組織の1つなのだからな」

 

「さあかかってこい新たなプリキュア」

 

そしてスカイとプリズムはグワイワルと戦い始めた。

 

暫くして・・・

 

「「・・・そんな私達の力が通じないなんて」」

 

「ふむ不完全な状態ではこの程度かつまらん」

 

そう言いながらグワイワルは撤退した。

 

「ごめんなさいスカイ」

 

「「「「「「くっ強い」」」」」」

 

「スカイあの人達を助けよう」

 

「しかしエルちゃんや翼くんを探さないと」

 

「それも大事だけど今はランボーグみたいのを浄化しないと」

 

「そうですね」

 

「以前言われた事をまた言われる可能性があるよ」

 

「それは・・・」

 

「そうですねそれに響達と会えたとしてスカイ達は何がしたいのですか?」

 

アースがスカイ達に聞く。

 

「「それは消えた2人の仲間が心配だから探すのを手伝って欲しいんです」」

 

「成程・・・プリズムも本当にスカイと同じなの?」

 

「え、どういう意味ですか?」

 

プリズムがグレースに聞く。

 

「ごめんねそんな感覚を感じたから、もしかしたらプリズムは・・・」

 

「ソラちゃんには無いかもだけど、私には2つの記憶があるから」

 

「だからこそ・・・」

 

「ごめんねそんな感覚を感じたから、もしかしたらプリズムは・・・」

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「あの時には既に響さんや私達や異世界の存在を知ってたんじゃない?」

 

「どうしてそう思うのです?」

 

「それは簡単だよ。スカイランドとソラシド市との行き来が私達の知る中で簡単でなおかつスカイランドの物がソラシド市で見つける事が出来るからね」

 

「そう言う事例が起きる事は少なくともソラシド市とスカイランド両方に詳しいヨヨさんのお孫さんでしょう」

 

「この2つの記憶を私がちゃんと待ってね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉とゆい達の帰還

放課後花寺家・・・

 

「ただいま戻りました」

 

「直哉君お帰り、あれ千明さんは?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「これが理由よ直哉」

 

「ええ――本当に前鬼君なんですか?その反応」

 

直哉が了子に聞く。

 

「それが確信取れないから直哉に相談したかったのよ」

 

「そういう事らしんですよですので人間とは違う反応がもし鬼の前鬼君の事だと考えれば、前鬼君を召喚出来る千明さんが実際にして貰えばわかると思いまして」

 

「成程」

 

そして、千明は前鬼の召喚をして見た。

 

「駄目ですね、私も前鬼の反応があるのはわかるんですけど、これは恐らく前期は封印状態のままかも知れません」

 

「「「封印状態ですか」」」

 

直哉と了子と響がそう言う。

 

「はい封印状態だったら私の持つ護法リングの召喚は無理なんです。直接封印状態の前鬼の封印を解かないと」

 

「「「成程」」」

 

「封印状態の前鬼君の居場所がわからないと封印は解くことが出来ないんですね」

 

「はい、そうです」

 

「となると、千明さんはクリスさんとフィーネさんと共にシンフォギア世界で前鬼君を探してください」

 

「え、でも良いんですか?」

 

「良いですよ。千明さん少なくとも自分の意思とは別に融合世界に来たのですから」

 

「せっかくこちらの融合世界に前鬼君がいると頑張っていたんですから少しはわがままを言って良いんですよ」

 

「ありがとうございます」

 

「そういう事でクリスさんとフィーネさん千明さんをお願いしますね」

 

「「わかった」わかったわ」

 

「後前鬼君を探す時に注意しておいてください」

 

「フフ、成程あれがイシュメルガとデボネアが言っていた力ですか」

 

カルマがそう呟く。

 

「カルマ、イシュメルガとデボネアとは何者だ?」

 

真宮寺直哉がカルマに聞く。

 

「ああ、遥か未来から来た私の協力者ですよ」

 

!!

 

「遥か未来から来た協力者だと」

 

「そういう事で千明さんはシンフォギア世界に残り前鬼君の捜索と封印解除の為に残りました」

 

「そしてゆいさんとあまねさんは、響さんと同じ立場になりました」

 

「ええ――それって本来の世界と裏のオイシーナタウンでの代理キャラになったの?」

 

「ええ、やはり・・・」

 

「いえ、違うわね恐らく、融合世界のすこやか市ともう1つのすこやか市と同じなのかも知れないわね」

 

「つまりここねさんとらんさんは今いるオイシーナタウン出身でゆいさんとローズマリーさんにあまねさんが原作世界のオイシーナタウンから来たと言う事ですか?」

 

「恐らくそう言う事だと思うわ」

 

「でもそう考えるとゆいさんの違和感とローズマリーさんの記憶の年数の違いがあったとしても納得が出来ますし」

 

でもここが裏のオイシーナタウンとしてもローズマリーさんにゆいさんやあまねさんのもう1人は一体どこにいるのでしょうね?」

 

「あの時に数日間過ごしただけでそうなったとは思いたくないですがね」

 

「確かにそうだね」

 

「どちらにしろあまねさんとゆいさんが響さんと同じ立場なったと言う事は、トワ達にとって想定外な筈なので」

 

「成程」

 

「え、お祖母ちゃん全部知ってるの?」

 

「ええ、だから気にしなくて良いわよ」

 

暫くして・・・

 

直哉と響はましろとソラと言う少女の話をヨヨと共に聞いていた。

 

「よく頑張ったわね。後赤ちゃん用品はキッチン周辺に置いてるから」

 

「いやいやお祖母ちゃんなんで家に赤ちゃん用品があるの?」

 

「何でってそんな理由より実際あって助かったでしょう?」

 

「それはそうだけど・・・」

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どちらにしてもソラシド市関連がきついので」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊の行動について7

「よく頑張ったわね。後赤ちゃん用品はキッチン周辺に置いてるから」

 

「いやいやお祖母ちゃんなんで家に赤ちゃん用品があるの?」

 

「何でってそんな理由より実際あって助かったでしょう?」

 

「それはそうだけど・・・」

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どちらにしてもソラシド市関連がきついので」

 

「それで直哉君特殊遊撃部隊の行動についてはどうするの?」

 

「ああ、それは・・・色々考えてますが」

 

「まずは明日には僕とのどかさん達でソラシド市にに行きます」

 

「え、どうして?ソラシド市に行くの?」

 

「それはですね・・・今までのであったプリキュア達のコンセプトは育児、宇宙、そしてのどかさん達の医療、そしてまなつちゃん達は南国で、ゆいちゃん達は食と言うコンセプトがありましたが・・・」

 

「あの時には既に響さんや私達や異世界の存在を知ってたんじゃない?」

 

「どうしてそう思うのです?」

 

「それは簡単だよ。スカイランドとソラシド市との行き来が私達の知る中で簡単でなおかつスカイランドの物がソラシド市で見つける事が出来るからね」

 

「そう言う事例が起きる事は少なくともソラシド市とスカイランド両方に詳しいヨヨさんのお孫さんでしょう」

 

「だったらヨヨさんに連絡をした方が安全じゃない?」

 

グレースがそう言う。

 

「それは確かにそうです。でもこういう移動は私にとっても想定していたわけではありませんだから・・・」

 

「ふん成程キングビョーゲン様が気にする謎の力はやはりプリキュアの力だったか」

 

「「「グワイワルどうしてここに?」」」

 

「キングビョーゲン様命令でな新たなプリキュアの力を試しに来たのさ、邪魔はするなよお前たちの上司も許可しているからな」

 

そしてグワイワルはスカイとプリズム攻撃を開始した。

 

「グレースどうしよう?

 

スパークルがグレースに聞く。

 

「グワイワルも言ってましたがもし、スカイランドやソラシド市にはプリキュアが正義のヒーローとしての立場だったら・・・」

 

「あ、そうか対なるとなる敵もこちらの世界に来てる可能性があるんだね」

 

「そうです」

 

「お帰りましろさん。別に構いませんよ。ましろさん貴女が連れて来たあの子達が現れた事をこちらの方達に報告を受けていたので」

 

「え、お祖母ちゃん全部知ってるの?」

 

「ええ、だから気にしなくて良いわよ」

 

暫くして・・・

 

直哉と響はましろとソラと言う少女の話をヨヨと共に聞いていた。

 

「よく頑張ったわね。後赤ちゃん用品はキッチン周辺に置いてるから」

 

「いやいやお祖母ちゃんなんで家に赤ちゃん用品があるの?」

 

「何でってそんな理由より実際あって助かったでしょう?」

 

「それはそうだけど・・・」

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どうしてですか?」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

!!

 

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「でも・・・」

 

「そして僕と響さんが会った時は2人は、プリキュアではなかったのでその辺の事も知りたいので」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

異世界プリキュア伝説の調査へ前編

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どうしてですか?」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

!!

 

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「でも・・・」

 

「そして僕と響さんが会った時は2人は、プリキュアではなかったのでその辺の事も知りたいので」

 

「確かにそうだね。私達は・・・」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

「「「「「「くっ強い」」」」」」

 

「スカイあの人達を助けよう」

 

「しかしエルちゃんや翼くんを探さないと」

 

「それも大事だけど今はランボーグみたいのを浄化しないと」

 

「そうですね」

 

そう言って2人はⅦ組の援護を始めた。

 

「おお、こいつはすげえ」

 

「はしゃぐんじゃないよv恥ずかしいから」

 

「そりゃ無理だぜ。cから預かったあれ一体でこのままいけばGの無念を晴らせるかもなんだからな」

 

「それはそうだけど・・・何か嫌な感じがするのよ」

 

「「グッ強い」」

 

「フフ、良いぞ新たなプリキュアもっと俺様にお前達の力を見せろ」

 

「何で私達の邪魔をするんですか?」

 

「あんお前達はヒーローガールなのだろう?」

 

「ヒーローとは悪と戦うのが使命なのだろう?ならば俺様と戦う事も使命の筈だ。何故ならこの融合世界における悪の組織の1つなのだからな」

 

「さあかかってこい新たなプリキュア」

 

そしてスカイとプリズムはグワイワルと戦い始めた。

 

暫くして・・・

 

「「・・・そんな私達の力が通じないなんて」」

 

「ふむ不完全な状態ではこの程度かつまらん」

 

そう言いながらグワイワルは撤退した。

 

「私達はソラシド市やスカイランドにあるプリキュアの話を知らないね」

 

「そうなんですよ先程も言いましたが・・・」

 

「それはですね・・・今までのであったプリキュア達のコンセプトは育児、宇宙、そしてのどかさん達の医療、そしてまなつちゃん達は南国で、ゆいちゃん達は食と言うコンセプトがありましたが・・・」

 

「そのコンセプトに合わせた言い伝えがソラシド市か、スカイランドのどちらかにあると思うんです。そしてその言い伝えで彼女達がプリキュアになった経緯と彼女達の敵についても聞けると思うので」

 

「成程」

 

「ならヨヨさん貴女が僕達をここに来るように仕向けたのではないんですね?」

 

「ええ、違うわよ」

 

「でも貴方達がここに来たのは必然よ」

 

「それはどういう意味ですか?」

 

「地球のお医者さん、南国、食事のプリキュア達が貴方と共にいるから連れて来られたんだと思うの」

 

「ヨヨさんは僕達がここに来たのは3組のプリキュア達がいるからと言いたいのですね」

 

「そうよ」

 

「そうですか、ヨヨさん貴女の言葉を信じるとすれば少なくともこの世界は地球のお医者さんのプリキュアそして南国のプリキュアと食事のプリキュアと直接関りがなくてもそう言うものが働く世界と思っていいんですね」

 

「そうよ、私が貴方達の存在を知ったのはその力の一部で知ったの」

 

「そして貴方の記憶にリンクして見せて貰ったの」

 

「現状僕の疑問に答えられるのは、恐らくヨヨさんだけだと考えています」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

異世界プリキュア伝説の調査へ後編

「それはどういう意味ですか?」

 

「地球のお医者さん、南国、食事のプリキュア達が貴方と共にいるから連れて来られたんだと思うの」

 

「ヨヨさんは僕達がここに来たのは3組のプリキュア達がいるからと言いたいのですね」

 

「そうよ」

 

「そうですか、ヨヨさん貴女の言葉を信じるとすれば少なくともこの世界は地球のお医者さんのプリキュアそして南国のプリキュアと食事のプリキュアと直接関りがなくてもそう言うものが働く世界と思っていいんですね」

 

「そうよ、私が貴方達の存在を知ったのはその力の一部で知ったの」

 

「そして貴方の記憶にリンクして見せて貰ったの」

 

「現状僕の疑問に答えられるのは、恐らくヨヨさんだけだと考えています」

 

翌日・・・

 

直哉とのどか達は簡易ゲートでソラシド市に向かった。

 

ソラシド市・・・

 

「あら、貴方また来たの?」

 

「はいそうですよヨヨさん」

 

「今日はどうしたの?私的には時間がないんだけど?」

 

「プリキュア失踪事件ですか?」

 

「貴方何か知ってるの?」

 

「はい、実はですね・・・」

 

「ただいまお祖母ちゃん。あ、お客さんが来てたんだごめんなさい」

 

「お帰りましろさん。別に構いませんよ。ましろさん貴女が連れて来たあの子達が現れた事をこちらの方達に報告を受けていたので」

 

「え、お祖母ちゃん全部知ってるの?」

 

「ええ、だから気にしなくて良いわよ」

 

暫くして・・・

 

直哉と響はましろとソラと言う少女の話をヨヨと共に聞いていた。

 

「よく頑張ったわね。後赤ちゃん用品はキッチン周辺に置いてるから」

 

「いやいやお祖母ちゃんなんで家に赤ちゃん用品があるの?」

 

「何でってそんな理由より実際あって助かったでしょう?」

 

「それはそうだけど・・・」

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「あの時に出会ったソラさんとましろさんなら融合世界にいますよ」

 

「そうなの?よかったわ」

 

「ただ・・・」

 

「メガ・・・ビョーゲン」

 

「「「「「「「「「えっ何が起きた?」」」」」」」」」

 

その時亜種型メガビョーゲンにダメージを与えた2人の少女がⅦ組の前に現れた。

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン

 

「やっぱりランボーグとは違う」

 

プリズムがそう言う。

 

「大丈夫ですか?皆さん」

 

「ああ、助かったよ君達は一体誰なんだ?」

 

「私はキュアスカイです」

 

「私はキュアプリズムです」

 

「リィン挨拶は後だ」

 

「ああ、マキアス」

 

「あの私も手伝います」

 

「そうだね私達がランボーグみたいのを相手すればお兄さん達は別の相手を出来るからね」

 

「そうです」

 

「良いのかい君達?」

 

「「はい」」

 

「それじゃあ頼むよ」

 

「彼女達はプリキュアになってました。出来ればこの世界に伝わっているプリキュアについて教えて下さい」

 

「成程ソラさんやましろさんが伝えなかったのね」

 

「そう言う訳では無いです。ただ信頼をされてないのは、事実ですが」

 

「僕としては今そう言う態度をされても仕方ないと思ってますがね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ヨヨとの再会とプリキュアを知る直哉達1

「私はキュアスカイです」

 

「私はキュアプリズムです」

 

「リィン挨拶は後だ」

 

「ああ、マキアス」

 

「あの私も手伝います」

 

「そうだね私達がランボーグみたいのを相手すればお兄さん達は別の相手を出来るからね」

 

「そうです」

 

「良いのかい君達?」

 

「「はい」」

 

「それじゃあ頼むよ」

 

「彼女達はプリキュアになってました。出来ればこの世界に伝わっているプリキュアについて教えて下さい」

 

「成程ソラさんやましろさんが伝えなかったのね」

 

「そう言う訳では無いです。ただ信頼をされてないのは、事実ですが」

 

「僕としては今そう言う態度をされても仕方ないと思ってますがね」

 

「成程ね」

 

「僕としては、ソラさんとましろさんがプリキュアになったと言う事は物語が動き出したと考えているんですけど、間違いないですか?」

 

直哉がヨヨに聞く。

 

「確かに物語は始まったわ。プリキュアに対する伝承が存在するのはスカイランドの方よ」

 

「「「「スカイランド?」」」」

 

「ええ、そうよ」

 

直哉以外のメンバー全員スカイランドの事で少し混乱していた。

 

「私の名前はソラと言います」

 

「あ、私の名前はましろだよよろしくね」

 

2人の少女は互いに自己紹介をしたが、内心ではそれどころではなかった」

 

「何なんですかこの世界は・・・」

 

「ありえないよ空から女の子と赤ちゃんが降って来るなんて・・・」

 

2人がそう言うやり取りをしていると直哉と響が現場に来た。

 

「直哉君あの3人がそうなの?」

 

「いえ、恐らくあの青髪の女の子と赤ちゃんがもう1つの世界からの来訪者なのでしょうね」

 

「成程プリキュアの伝承はソラさんと赤ちゃんの世界にあってつまり、スカイランドにはプリキュア伝説の元になった事件が存在するんですね?」

 

「そういう事よ」

 

「確かにプリキュア伝説存在する=大きな事件が起きて何らかの形で終わったから伝承されているのは多いね」

 

「そうね私達の場合は先代プリキュアとラテのお母さんが頑張ってビョーゲンズを追い詰めたからヒーリングアニマル達の世界ヒーリングガーデン存在しているわね」

 

「確かにそう言われたらそうだ」

 

ちゆとひなたがそう言う。

 

「そう言えば貴方今回連れて来ている子達はまさか・・・」

 

「皆行くラビ」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

「ニャン!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

そして直哉は、キュアグレースの体内に吸い込まれた。

 

「そうですよ。今回は医療のプリキュアに同行して貰いました」

 

「成程これが医療のプリキュアなのね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ヨヨさんとの再会とプリキュアを知る直哉達2 ソラ達がプリキュアになった経緯前編

「皆行くラビ」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

「ペエ!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

「ニャン!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

そして直哉は、キュアグレースの体内に吸い込まれた。

 

「そうですよ。今回は医療のプリキュアに同行して貰いました」

 

「成程これが医療のプリキュアなのね」

 

「そうです。私達の住む融合世界の特徴として様々な世界と接触してその中には・・・」

 

「ならヨヨさん貴女が僕達をここに来るように仕向けたのではないんですね?」

 

「ええ、違うわよ」

 

「でも貴方達がここに来たのは必然よ」

 

「それはどういう意味ですか?」

 

「地球のお医者さん、南国、食事のプリキュア達が貴方と共にいるから連れて来られたんだと思うの」

 

「ヨヨさんは僕達がここに来たのは3組のプリキュア達がいるからと言いたいのですね」

 

「そうよ」

 

「そうですか、ヨヨさん貴女の言葉を信じるとすれば少なくともこの世界は地球のお医者さんのプリキュアそして南国のプリキュアと食事のプリキュアと直接関りがなくてもそう言うものが働く世界と思っていいんですね」

 

「そうよ、私が貴方達の存在を知ったのはその力の一部で知ったの」

 

「そして貴方の記憶にリンクして見せて貰ったの」

 

「貴方が以前言った南国のプリキュアや食のプリキュアの世界と接触しています」

 

直哉がそう言う。

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン

 

「やっぱりランボーグとは違う」

 

プリズムがそう言う。

 

「大丈夫ですか?皆さん」

 

「ああ、助かったよ君達は一体誰なんだ?」

 

「私はキュアスカイです」

 

「私はキュアプリズムです」

 

「リィン挨拶は後だ」

 

「ああ、マキアス」

 

「あの私も手伝います」

 

「そうだね私達がランボーグみたいのを相手すればお兄さん達は別の相手を出来るからね」

 

「そうです」

 

「良いのかい君達?」

 

「「はい」」

 

「それじゃあ頼むよ」

 

「ですが、プリキュアになった彼女達が融合世界に関連する世界に来た事により彼女達と敵対する者達も融合世界もしくは友好世界に現れる可能性も出てきてもおかしくないので」

 

「確かにその可能性もあるわね」

 

ヨヨがそう言う。

 

「ですので、ソラさんとましろさん達はどういう理由でどんな相手と戦ってるんですか?教えて下さいヨヨさん」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第58章 第1部 捜索依頼2つの出来事編
ヨヨとの再会とプリキュアを知る直哉達2 ソラ達がプリキュアになった経緯後編


「リィン挨拶は後だ」

 

「ああ、マキアス」

 

「あの私も手伝います」

 

「そうだね私達がランボーグみたいのを相手すればお兄さん達は別の相手を出来るからね」

 

「そうです」

 

「良いのかい君達?」

 

「「はい」」

 

「それじゃあ頼むよ」

 

「ですが、プリキュアになった彼女達が融合世界に関連する世界に来た事により彼女達と敵対する者達も融合世界もしくは友好世界に現れる可能性も出てきてもおかしくないので」

 

「確かにその可能性もあるわね」

 

ヨヨがそう言う。

 

「ですので、ソラさんとましろさん達はどういう理由でどんな相手と戦ってるんですか?教えて下さいヨヨさん」

 

「わかったわましろさんさん達が戦う事を選んだのはエルちゃんを守る為よ」

 

「「「「エルちゃん?」」」」」

 

「ああ、それはもしかして・・・」

 

「私の名前はソラと言います」

 

「あ、私の名前はましろだよよろしくね」

 

2人の少女は互いに自己紹介をしたが、内心ではそれどころではなかった」

 

「何なんですかこの世界は・・・」

 

「ありえないよ空から女の子と赤ちゃんが降って来るなんて・・・」

 

「あの時天さんが抱いていた赤ちゃんですね」

 

「そうよ・・・私は正直エルちゃんまでこちらに来る事はわかってたの」

 

「お帰りましろさん。別に構いませんよ。ましろさん貴女が連れて来たあの子達が現れた事をこちらの方達に報告を受けていたので」

 

「え、お祖母ちゃん全部知ってるの?」

 

「ええ、だから気にしなくて良いわよ」

 

暫くして・・・

 

直哉と響はましろとソラと言う少女の話をヨヨと共に聞いていた。

 

「よく頑張ったわね。後赤ちゃん用品はキッチン周辺に置いてるから」

 

「いやいやお祖母ちゃんなんで家に赤ちゃん用品があるの?」

 

「何でってそんな理由より実際あって助かったでしょう?」

 

「それはそうだけど・・・」

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どうしてですか?」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「成程、そういう事だったんですね」

 

「つまりソラさん達が戦っている敵達の目的は、その謎の力の持つエルちゃん自身なんですね。そのエルちゃんがソラさんとましろさんと翼君と言う人物をプリキュアに目覚めさせたと言う事ですか?」

 

「その通りよ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「ありえないわ私達の世界では」

 

ちゆがそう言う。

 

「そうですね普通ならありえないと思うのですけど、のどかさん達思い出して下さいアスミさんの事を」

 

「「「あ、そう言えばそうだった」」」

 

「そう言えばアスミも赤ちゃんと同じ立場だなニャン」

 

「それはどういう事なの?」

 

ヨヨが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・ここにいるアスミさんは人間ではないからですよ」

 

「人間ではない?つまり精霊のような存在が人になっていると言う事?」

 

「正確に言えば違うのですが、世界が違うのでその認識で良いですよ」

 

「確かにそうね世界が違えばこういうずれも信じないとね」

 

「貴方達にお願いするわ。ソラさんとましろさんと翼君とエルちゃんを預かって欲しいの」

 

ヨヨがそう言う。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

衝撃を受けるヨヨ

「ありえないわ私達の世界では」

 

ちゆがそう言う。

 

「そうですね普通ならありえないと思うのですけど、のどかさん達思い出して下さいアスミさんの事を」

 

「「「あ、そう言えばそうだった」」」

 

「そう言えばアスミも赤ちゃんと同じ立場だなニャン」

 

「それはどういう事なの?」

 

ヨヨが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・ここにいるアスミさんは人間ではないからですよ」

 

「人間ではない?つまり精霊のような存在が人になっていると言う事?」

 

「正確に言えば違うのですが、世界が違うのでその認識で良いですよ」

 

「確かにそうね世界が違えばこういうずれも信じないとね」

 

「貴方達にお願いするわ。ソラさんとましろさんと翼君とエルちゃんを預かって欲しいの」

 

ヨヨがそう言う。

 

「ええ、ソラさんとましろさんに関しては既に合流していますので問題はないのですが・・・」

 

「翼と言う少年とエルちゃんを見た事がないんですよ。ヨヨさん」

 

「何ですって!!貴方達の世界に4人全員がいるんじゃないの?」

 

「それは違いますね。こちらにいるのは・・・」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

「「「「「「くっ強い」」」」」」

 

「スカイあの人達を助けよう」

 

「しかしエルちゃんや翼くんを探さないと」

 

「それも大事だけど今はランボーグみたいのを浄化しないと」

 

「そうですね」

 

そう言って2人はⅦ組の援護を始めた。

 

「メガ・・・ビョーゲン」

 

「「「「「「「「「えっ何が起きた?」」」」」」」」」

 

その時亜種型メガビョーゲンにダメージを与えた2人の少女がⅦ組の前に現れた。

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン

 

「やっぱりランボーグとは違う」

 

プリズムがそう言う。

 

「大丈夫ですか?皆さん」

 

「ああ、助かったよ君達は一体誰なんだ?」

 

「私はキュアスカイです」

 

「私はキュアプリズムです」

 

「リィン挨拶は後だ」

 

「ああ、マキアス」

 

「あの私も手伝います」

 

「そうだね私達がランボーグみたいのを相手すればお兄さん達は別の相手を出来るからね」

 

「そうです」

 

「良いのかい君達?」

 

「「はい」」

 

「それじゃあ頼むよ」

 

リィンがそう言い、プリズム達と別れようとした時事態は急変したのだった。

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

突然亜種型メガビョーゲンは浄化され想定外事態に驚く。Ⅶ組のメンバーと帝国解放戦線の2人だった。

 

「あのランボーグみたいのを浄化したと言う事はこれもプリキュアの力?」

 

「恐らくそうだと思います。プリズム」

 

「この時に出会ったのは、ソラさんとましろさんだけですよ」

 

グレースがそう言う。

 

「そうなのね、なら翼君とエルちゃんの捜索依頼を出せば受けてくれるかしら?」

 

「直哉君どうする?」

 

グレースが直哉に聞く。

 

「現状では、特殊遊撃部隊の依頼として受けるのは厳しい状況ですね。例えば・・・」

 

「「「「何なんだあれは」」」」

 

特務支援課の4人も突然の事に驚いていた。

 

その頃直哉達は・・・

 

 

「クチュン」

 

「大勢の犬さんが泣いてるラテ。場所は特務支援課のお兄さんがいる所ラテ」

 

「皆行こう」

 

「「「うん」」はい」

 

そしてグレース達は、簡易ゲートを使いメガビョーゲンの所に向かった。

 

「何だこの怪物は、この間の降魔やノイズとも違うぞ」

 

「メガビョーゲン。メガビョーゲン」

 

「皆さん見てください怪物が動くたび赤黒い物が出現しています」

 

「「「何だって――」」」

 

「どうすれば・・・」

 

その時彼女達が来た。

 

「ここは私達に任せて下さい」

 

!!

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「「「「凄い」」」凄すぎるぜ」

 

そしてメガビョーゲン5体を浄化した事で大地は元に戻った。

 

「君達は一体?」

 

「私達は、響さんの仲間です。よろしくお願いいたしますねロイドさんとエリィさん」

 

「おいおいどういう事だよ、ロイドとお嬢?この子達と知り合いなのかよ」

 

「いやこの子達とは初対面だよ」

 

「本当かよ」

 

「ああ」

 

「とりあえず貴女達のおかげで助かったわ」

 

エリィがそう言う。

 

「出来れば貴女達が響さんの仲間だよ言うのなら、今回の怪物や降魔ノイズの事を教えて貰えないかしら?」

 

「これのようにソラさんとましろさんが戦っている相手が融合世界に現れる事があれば動きやすくなりますけどね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ヨヨへの依頼についての説明

「「「「凄い」」」凄すぎるぜ」

 

そしてメガビョーゲン5体を浄化した事で大地は元に戻った。

 

「君達は一体?」

 

「私達は、響さんの仲間です。よろしくお願いいたしますねロイドさんとエリィさん」

 

「おいおいどういう事だよ、ロイドとお嬢?この子達と知り合いなのかよ」

 

「いやこの子達とは初対面だよ」

 

「本当かよ」

 

「ああ」

 

「とりあえず貴女達のおかげで助かったわ」

 

エリィがそう言う。

 

「出来れば貴女達が響さんの仲間だよ言うのなら、今回の怪物や降魔ノイズの事を教えて貰えないかしら?」

 

「これのようにソラさんとましろさんが戦っている相手が融合世界に現れる事があれば動きやすくなりますけどね」

 

「成程一応貴方達の中でルールがあるのね」

 

「それはありますよ。特殊遊撃部隊は本来の流れとは違う方向に持って行こうとする者達を抑え込むのが目的ですからね」

 

「そんな者達がいるのね」

 

「ええ、例えば・・・」

 

「あの男にのどか達の事教えたのは、ノヴァだから」

 

「「ええーー」」

 

「ノヴァどうしてこの世界に来たの?目的は何なの」

 

「私の目的?そんな決まってるじゃない、私の忠実な僕になる帝国華撃団を手に入れる為よ」

 

「あの時に手に入れた光武の乗り手が使い物にならないからね」

 

「だから大神一郎達を貰う事にしたの」

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

その時闇の光武に攻撃が当たり初代帝国華撃団メンバーの吸収が止まった。

 

!!

 

「誰ノヴァの邪魔をするのは?」

 

「それは俺達だよ。ノヴァ」

 

そう言って響達とノヴァの前にブルーとバテデモーダが現れた。

 

!!

 

「お前達は、良くもあの世界の帝国華撃団を殺してくれたね」

 

「何言ってんすか?ノヴァさんがあんな事をしなければ、おいら達も追いかけなくて良かったんすよ」

 

「五月蠅い。ここにいる全員なんて死ねばいいんだーーー」

 

「仕方ない行くぞバテデモーダ」

 

「了解っす」

 

「立花響ノヴァは俺達が惹きつけるお前達は闇の光武に、帝国華撃団メンバー吸収されない様にしろ。あれは・・・」

 

「この映像に出ている人物は、本来この世界には存在してはいけない人物達です」

 

「成程」

 

「そうなのね、なら翼君とエルちゃんの捜索依頼を出せば受けてくれるかしら?」

 

「直哉君どうする?」

 

グレースが直哉に聞く。

 

「現状では、特殊遊撃部隊の依頼として受けるのは厳しい状況ですね。例えば・・・」

 

「そしてヨヨさんの依頼を受けた場合でも2人の捜索中に先程の映像や説明と同じような事が起きた場合、特殊遊撃部隊としてはそちらを優先しますよ」

 

「そこは仕方ないわ」

 

「わかりました。そういう事も了承されたので個人の依頼と言う形で受けます」

 

そしてグレース達は翼とエルちゃんの写真を預かりソラシド市を出て行った。

 

その頃千明達は・・・

 

時を少し戻して・・・

 

「成程」

 

そして、千明は前鬼の召喚をして見た。

 

「駄目ですね、私も前鬼の反応があるのはわかるんですけど、これは恐らく前期は封印状態のままかも知れません」

 

「「「封印状態ですか」」」

 

直哉と了子と響がそう言う。

 

「はい封印状態だったら私の持つ護法リングの召喚は無理なんです。直接封印状態の前鬼の封印を解かないと」

 

「「「成程」」」

 

「千明の式神が封印状態でシンフォギア世界に現れるなんてね」

 

「トワさんどうすればいいですか?」

 

響がトワに聞く。

 

「そうねとりあえず千明達に関してはフィーネとクリスに任せておいた方がよさそうね。後直哉ローズマリーが貴方に依頼しているわ」

 

「なあ千明式神ってお前の時代にもたくさんいるのか?」

 

クリスが千明に聞く。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

クリスと千明前編

「駄目ですね、私も前鬼の反応があるのはわかるんですけど、これは恐らく前期は封印状態のままかも知れません」

 

「「「封印状態ですか」」」

 

直哉と了子と響がそう言う。

 

「はい封印状態だったら私の持つ護法リングの召喚は無理なんです。直接封印状態の前鬼の封印を解かないと」

 

「「「成程」」」

 

「千明の式神が封印状態でシンフォギア世界に現れるなんてね」

 

「トワさんどうすればいいですか?」

 

響がトワに聞く。

 

「そうねとりあえず千明達に関してはフィーネとクリスに任せておいた方がよさそうね。後直哉ローズマリーが貴方に依頼しているわ」

 

「なあ千明式神ってお前の時代にもたくさんいるのか?」

 

クリスが千明に聞く。

 

「ううん、前鬼タイプは少ないよ」

 

「そうなのか?私はてっきり鬼神大戦みたいなのがある世界だと思ったぞ」

 

「そんなのある訳じゃない」

 

千明がそう言う。

 

「だったらこの映像を見てみろよ」

 

 

「お前達は、何者ですか?」

 

「私達は、貴女の味方よ」

 

 

「そうですか、私の仲間と言うのなら、私の手駒と化しなさい。行け憑依の実よ」

 

「「「ヘッ」」」

 

「「「ギャアアアア」」」

 

憑依の実は新たに3人に取り付き3人を憑依獣と化してしまった。

 

「おいおいあいつらまで、別の怪物になったぞ」

 

「ここに来て憑依獣3体なんて持たないわ」

 

「弱気になるんじゃねえさくら。憑依獣なら実を食べれたら俺様は回復出来る憑依獣を中心に俺達はやるぞ」

 

「わかったわ」

 

「「うわあ、懐かしいね憑依獣なんて」」

 

「「「「「「「憑依獣?」」」」」」

 

「そうですよカルマがあの3人に植え付けたのが、憑依の実と言って憑依の実は主に人間の欲望や妬み等を糧として、成長した姿が憑依獣と言う者になるんですよ」

 

「「「「「「「成程」」」」」」」

 

「「「だからナノビョーゲンに感染がカルマにとっては同じ性質なんだ」」」

 

「そうですね、ふ化にかかる時間があるか無いかの違いですね」

 

飛鳥がそう説明する。

 

「直哉君そろそろ行く?」

 

「そうですね、とりあえず僕達のターゲットはメガ降魔です」

 

そして特殊遊撃部隊は、メガ降魔を浄化する為に動きだした。

 

その頃真宮寺直哉達の方にも援軍の先行部隊が到着していた。

 

「はあ、はあ、千明貴女どうしてここに?」

 

「千明さん」

 

「エリカさん直哉君とさくらさんの体力の回復お願いします」

 

「はい、グラース・オ・スィエール」

 

エリカの霊力によって、周囲の仲間の失った体力が、回復される。

 

「くっおのれーー小角の子孫めまた私の邪魔をするのか?」

 

「カルマあんたもいい加減しつこいわよ」

 

「私は人間の欲望がある限り、不滅だーー死ねー小娘共

 

カルマの怒りの攻撃が放たれたが、何とか直哉達は回避する事が出来たが、ZENKIがダメージを受けると、さくらと直哉の二人もダメージを受けていた。

 

「何だ、何であの二人が苦しむんだ?」

 

「いけない!!直哉君とさくらさんの精神が、ZENKIとシンクロしてるんだわ」

 

「おいおい穣ちゃんそれはどういうこった?」

 

ケンが千明に理由を聞く。

 

「つまりこういうことだ、ケン、があの鬼の状態になったときから二人とのシンクロが強くなり、その反動で、鬼が受けたダメージが、二人を襲っているのだろう」

 

「はい、その通りです。二人がそれから逃れるためには、超鬼神状態を解除しなければなりません」

 

「でも今解除すると、復活したカルマを倒せなくなります」

 

「それじゃ意味がないじゃんか?」

 

映像停止・・・

 

「え、何この映像私は知らないわよ」

 

「どういう意味だ?」

 

「やめなさいクリスここにいる千明さんはこのイベントを経験をする前の千明さんなのよ」

 

「ええ――それじゃあの映像は、真宮寺直哉君と私達の未来なの?」

 

千明は了子の言葉に驚いていた。

 

「本当にこうなるとは言い切れないわよ。未来とは貴女達が選ぶのだから」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

クリスと千明後編

「おいおい穣ちゃんそれはどういうこった?」

 

ケンが千明に理由を聞く。

 

「つまりこういうことだ、ケン、があの鬼の状態になったときから二人とのシンクロが強くなり、その反動で、鬼が受けたダメージが、二人を襲っているのだろう」

 

「はい、その通りです。二人がそれから逃れるためには、超鬼神状態を解除しなければなりません」

 

「でも今解除すると、復活したカルマを倒せなくなります」

 

「それじゃ意味がないじゃんか?」

 

映像停止・・・

 

「え、何この映像私は知らないわよ」

 

「どういう意味だ?」

 

「やめなさいクリスここにいる千明さんはこのイベントを経験をする前の千明さんなのよ」

 

「ええ――それじゃあの映像は、真宮寺直哉君と私達の未来なの?」

 

千明は了子の言葉に驚いていた。

 

「本当にこうなるとは言い切れないわよ。未来とは貴女達が選ぶのだから」

 

「そうですよね」

 

「だけど、クリスの失敗とは言え貴女は、貴女の知る直哉との関係を継続した場合の無数にある未来の1つを見た事により貴女の未来が変わる可能性があるわ」

 

「それってつまり・・・」

 

「こうして7人世界から元の時代に帰れると思ってたら・・・」

 

「「「「成程」」」」

 

「気がついたらここにいたと言う事ですね?」

 

「そうなの」

 

「それでは確認ですが、千明さんとしては早急に元の時代に戻りたいんですね?」

 

「ええ、出来ればだけど」

 

「成程、異世界生活の経験があるせいですか?自分の希望は望みが薄いのがわかるんですね?」

 

「まあねそれより前鬼はどこ?」

 

「「「「はっ前鬼」」」

 

「そうよ・・・」

 

「先程の話にも出てた私の式神よ」

 

「まさか・・・こちらの世界に来たのはもしかして私だけ?」

 

「「「「はいそうです」」」」

 

「えー―嘘でしょう。何で私だけがこちらの世界に来たの?」

 

「千明さん落ち着いてください。千明さんは憑依獣とカルマと言う言葉知ってますか?」

 

「え、憑依獣にカルマですって」

 

「知ってるも何も、カルマは私達の敵よ」

 

「こちらの直哉君も可能性があると言ってたのがカルマがこの融合世界に存在するから、私達は来たのかも知れないって」

 

「確かにその可能性もあるわね」

 

「ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「ね、出来たでしょ」

 

直哉は、笑顔で言う」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

「改めて貴女がここに来る前の経緯を聞いたら私も直哉と同じ可能性も考えるわ」

 

「遥か未来から来た協力者だと」

 

「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「そうです。それで間違いないですね?花寺薫」

 

「薫ちゃんの名字が違う」

 

「その通りだよカルマ。よくそこまで融合世界の事を熟知してるね」

 

「イシュメルガとデボネアでも私の名字変更の事は知らなかったのに」

 

「融合世界?飛鳥ちゃんどういう事?」君達は幼馴染世界から来たんだよね」

 

「違いますよ。真宮寺直哉さん」

 

「おい、直哉しっかりしろ面倒な奴は倒されたんだ」

 

「そうよ直哉君後はカルマを倒せば・・・えっ」

 

その時千明は見た。光武F2が炭になる所を」

 

「いやあああ。巴里華撃団の皆が炭になったわ――」

 

「あはは、良いですね。ある程度制限がありますが、触れた物全部を炭に変える能力を持つノイズと言う兵器は」

 

「「「「「「何だと!!触れたら炭にされるだと」」」」」」

 

「一体どうやって倒すんだよ」

 

「安心して下さい皆さん」

 

「「だああああ」」

 

!!

 

「「「何だノイズが消滅していく」」」

 

「まさか、特殊遊撃部隊の奴等めシンフォギア奏者をこちらに連れて来たのか?」

 

「そうだよカルマ私達を貴女が、エキストラプレイヤーとして与えた特権として与えた力で、仲間と合流して、貴女がノイズを使う可能性があったからね」

 

「おのれーーキュアグレースそして紫藤直哉め」

 

「さあ、皆さん後は邪精霊カルマを倒すだけです。ノイズやメガビョーゲンは私達に任せて下さい」

 

「「「「「ああ、任せた」」」」」

 

「もしかすると千明はこのイベントに関わっていた千明の代わりに来た可能性もあるわ」

 

「ええ――」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

了子の言う可能性

「「「「「「何だと!!触れたら炭にされるだと」」」」」」

 

「一体どうやって倒すんだよ」

 

「安心して下さい皆さん」

 

「「だああああ」」

 

!!

 

「「「何だノイズが消滅していく」」」

 

「まさか、特殊遊撃部隊の奴等めシンフォギア奏者をこちらに連れて来たのか?」

 

「そうだよカルマ私達を貴女が、エキストラプレイヤーとして与えた特権として与えた力で、仲間と合流して、貴女がノイズを使う可能性があったからね」

 

「おのれーーキュアグレースそして紫藤直哉め」

 

「さあ、皆さん後は邪精霊カルマを倒すだけです。ノイズやメガビョーゲンは私達に任せて下さい」

 

「「「「「ああ、任せた」」」」」

 

「もしかすると千明はこのイベントに関わっていた千明の代わりに来た可能性もあるわ」

 

「ええ――」

 

「どうして私達何ですか?」

 

「それは恐らくだけどあの映像のあなた達だとこちらの直哉が言った勝てないからじゃないかしら?でもこれはあくまでも私の予想だから何とも言えないけど」

 

「だとすると今ここにいる千明達の方が融合世界の近隣の世界達には都合が良いのか?」

 

クリスがそういう。

 

「そういうことか、さくらお姉ちゃん千明お姉ちゃん今から前鬼君の封印を解くから呪文3にんで唱えるよ」

 

「「わかったわ」」

 

「「「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」」」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

「何故だ!!鬼神の封印が何故解けた?」

 

「それはね、僕とさくらお姉ちゃんの霊力を呪力に変換したからね」

 

何だと!!」

 

「だからこういうことも出来るよ、千明お姉ちゃん超鬼神になる呪文を唱えて」

 

「超鬼神力、ヴァジュラマサラ、サムスカーラ」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「ね、出来たでしょ」

 

直哉は、笑顔で言う」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、

呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

「確か私達はこの戦いを終えて元の時代に戻った筈・・・」

 

「確かにあの世界に行ったのも初めてだったな」

 

千明がそう言う。

 

「なら了子さんの言った可能性が高いのではないのか?」

 

クリスがそう言う。

 

「今は前鬼君を見つけましょう」

 

「「そうだな」そうですね」

 

その頃レイとトワは、融合世界内部にある世界を注視して観察をしていた。

 

「おいおい、トワこれは俺達に対する嫌がらせか?」

 

「それはないと思うけど・・・まあ2つの内の1つは融合世界が作った理由も何となく理解出来るけど」

 

「ああ、そうだな」

 

「成程つまり俺達の世界のはその世界の別パターンで極端な話絆を作らせないようにする為の簡単な方法に切り替えたんだな」

 

「ええ、そうだと思います。そして今回の改変のターゲットさんでなおかつ絆を作らせないようにしたのでしょう」

 

「その絆が愛と言う感情と気がつかないまま改変されたために、青山さんの存在が消されたのでしょう」

 

「そんな私が青山君の存在を消したの?」

 

「それは違いますよいちごさん。あくまでいちごさんと青山さんの2人被害者なのですから」

 

「原因がわかったが直哉これからどうするんだ?」

 

白銀が直哉に聞く。

 

「この予定でしたが、白銀さんと赤坂さんとミュウミュウの皆さん今からこの簡易ゲートで管理者の神殿に行きましょう」

 

「「「ええ――」」」

 

「何で皆で行く必要があるんです?」

 

れたすが直哉に聞く。

 

「良いですか皆さん。いくら改変をしようと通常なら登場人物その者を消すと言う事はミュウミュウ世界は本来あるべき流れから逸脱してしまうんです」

 

「「「ええ――」」」

 

「成程私達がこの世界にいる事が別のIF世界に私達が巻き込まれる可能性があるんですね?」

 

「はいそうです」

 

「おい、圭一郎どういう事だよ?」

 

「良いですか皆さん直哉さんが言った事は簡単に言えば、直哉さんや特殊遊撃部隊がこの世界から離れた直後からIFの世界に切り替える可能性があるんです」

 

「ええ――でも直哉さんの言った世界はそんな事になっていませんでしたよ」

 

「はっまさか・・・この事態の原因は」

 

「ああ、それは・・・恐らくいちごの想い人である青山の存在が消えた事による修正のせいだろうな」

 

「そんな・・・」

 

「直哉このままこの世界にいたらどうなる?」

 

「可能性の話になりますが青山さんの存在しない世界の住人となり当然僕や特殊遊撃部隊と関わった記憶は全て消えるでしょうね」

 

「そして新たなミュウミュウ世界の鏡の世界になる可能性があります」

 

「そうか・・・最後に後2人のミュウミュウは影響を受ける事はないんだな?」

 

「ええ、僕の上司達もこの世界の異変に気がつき皆さんが特殊遊撃部隊と一緒に避難すれば、IF世界にならないように動いてくれると思うので」

 

「成程そう言う処置をするのに俺達がいると出来ないんだな?」

 

「そう言う事ですよ。世界を一時的にとは言え封印状態にするので」

 

「「「「「世界を封印ーーー」」」」」

 

「ええ、そうですよ。それをしないとIF世界になるんですよね」

 

「現に別の事情で封印されていた世界は今回の改変の影響は受けていないので」

 

「確かに融合世界が内部にミュウミュウ世界を作った事は良い事なんだが・・・」

 

「そうね問題はもう1つの世界ね」

 

トワとレイが言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2人が危惧するほどに変化した世界1

「直哉このままこの世界にいたらどうなる?」

 

「可能性の話になりますが青山さんの存在しない世界の住人となり当然僕や特殊遊撃部隊と関わった記憶は全て消えるでしょうね」

 

「そして新たなミュウミュウ世界の鏡の世界になる可能性があります」

 

「そうか・・・最後に後2人のミュウミュウは影響を受ける事はないんだな?」

 

「ええ、僕の上司達もこの世界の異変に気がつき皆さんが特殊遊撃部隊と一緒に避難すれば、IF世界にならないように動いてくれると思うので」

 

「成程そう言う処置をするのに俺達がいると出来ないんだな?」

 

「そう言う事ですよ。世界を一時的にとは言え封印状態にするので」

 

「「「「「世界を封印ーーー」」」」」

 

「ええ、そうですよ。それをしないとIF世界になるんですよね」

 

「現に別の事情で封印されていた世界は今回の改変の影響は受けていないので」

 

「確かに融合世界が内部にミュウミュウ世界を作った事は良い事なんだが・・・」

 

「そうね問題はもう1つの世界ね」

 

トワとレイが言う。

 

「そうだなまさか海鳴市と融合する形でもう1つのソラシド市が現れるとはな」

 

「ええ、驚いたわね最近はそう言う事例が少なかったし油断したわ」

 

「海鳴市の変化は、特殊遊撃部隊に調査させるのか?」

 

「ええ、そのつもりだけど魔王の因子とゲネシスの改変で・・・」

 

「ラビリン用意は良い?」

 

「いつでもいいラビ」

 

「じゃあ行くよ。直哉君の依頼の実験開始するよ」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

のどかがキュアグレースに変身した時はやての部屋の本棚にある一冊の本が、不気味な動きを見せていた。

 

「「これはまさか本型のロストロギア?」」

 

「本型のロストロギアなら取集が目的かも知れないラビね」

 

「うんそうだね変身を解除したら本型のロストロギアも動かなくなったしね」

 

「これで直哉の心配事が、現実になるかも知れないラビね」

 

「うん、昔の幼馴染世界の海鳴市で起きた本型のロストロギアは、魔法のみを収集してたって教えてくれたけど、まさか私達の力まで取集対象だなんて・・・」

 

「これも融合世界に過去から来た2人の影響?」

 

「ああ、あったなそう言う改変が」

 

「だから怖いのよ。ソラシド市と言うのも最悪じゃない」

 

「まずは明日には僕とのどかさん達でソラシド市にに行きます」

 

「え、どうして?ソラシド市に行くの?」

 

「それはですね・・・今までのであったプリキュア達のコンセプトは育児、宇宙、そしてのどかさん達の医療、そしてまなつちゃん達は南国で、ゆいちゃん達は食と言うコンセプトがありましたが・・・」

 

「あの時には既に響さんや私達や異世界の存在を知ってたんじゃない?」

 

「どうしてそう思うのです?」

 

「それは簡単だよ。スカイランドとソラシド市との行き来が私達の知る中で簡単でなおかつスカイランドの物がソラシド市で見つける事が出来るからね」

 

「そう言う事例が起きる事は少なくともソラシド市とスカイランド両方に詳しいヨヨさんのお孫さんでしょう」

 

「だったらヨヨさんに連絡をした方が安全じゃない?」

 

グレースがそう言う。

 

「あの子達にあそこまで関わらせておいて結果が帰ってきたらもう1つの市が出来てたなんて嫌でしょう気分的に」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2人が危惧するほどに変化した世界2

「ああ、あったなそう言う改変が」

 

「だから怖いのよ。ソラシド市と言うのも最悪じゃない」

 

「まずは明日には僕とのどかさん達でソラシド市にに行きます」

 

「え、どうして?ソラシド市に行くの?」

 

「それはですね・・・今までのであったプリキュア達のコンセプトは育児、宇宙、そしてのどかさん達の医療、そしてまなつちゃん達は南国で、ゆいちゃん達は食と言うコンセプトがありましたが・・・」

 

「あの時には既に響さんや私達や異世界の存在を知ってたんじゃない?」

 

「どうしてそう思うのです?」

 

「それは簡単だよ。スカイランドとソラシド市との行き来が私達の知る中で簡単でなおかつスカイランドの物がソラシド市で見つける事が出来るからね」

 

「そう言う事例が起きる事は少なくともソラシド市とスカイランド両方に詳しいヨヨさんのお孫さんでしょう」

 

「だったらヨヨさんに連絡をした方が安全じゃない?」

 

グレースがそう言う。

 

「あの子達にあそこまで関わらせておいて結果が帰ってきたらもう1つの市が出来てたなんて嫌でしょう気分的に」

 

「まあ、そうだなならまだ個人的依頼を優先させるのか?」

 

「本来なら闇の書事件を少し進めようと思ったんだけどもう少し様子を見るわ」

 

「それでトワ並行世界の融合世界から来た如月ハニー達の扱いはどうする気だ?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「ええ――直哉君があの子と1つになった――嘘でしょう」

 

ハニーと言う女性はこの場で起きた事に対して驚いていた。

 

「すみませんが僕は、ハニーさんの知る直哉ではありません」

 

直哉がハニーに言う。

 

暫くして・・・

 

「そうやっぱりここは並行世界なのね」

 

「知ってたんですか?」

 

グレースがハニーに聞く。

 

「ええ、これでも向こうでは守護者をしてるからね、違和感を感じてたわ響さんとエステルさんと会った時からね」

 

「ふむ、それではハニーさんの知る世界にはゼムリア大陸とシンフォギア世界はあるんですね?」

 

「ええ、後プリキュア世界と言うのは存在せず悪魔が支配する世界があるわ」

 

「悪魔とイシュメルガが協力関係を結んでいるわ」

 

「「成程」」

 

「そちらの世界のオリジナル要素が悪魔と言う種族がいると言う事ですね?」

 

「ちなみにそちらの世界はいべんとはどうです?」

 

「そうね・・・帝都関連は」

 

「天羽奏にとってはショックかしら?同じガングニールを纏う者が現れて?」

 

「いーやそんな事無いぞなんせマリアで2人目だからな」

 

「そうだな奏」

 

「なっ何よ私の他にガングニールの適合者がいるの?」

 

マリアが翼と奏の言葉に動揺した時コンサート会場が一時停電となった。

 

「「「いまだ2人共」」」

 

「奏」

 

「ああ、サンキュー!猪川さん達」

 

翼と奏は停電を利用し、シンフォギアを纏う事に成功した。

 

「くっやられたわ。調、切歌出て来なさい」

 

「この戦いが始まった頃よ」

 

「成程同じイベントでもハニーさんの知る融合世界は僕達の世界より乱入者が少ないですね」

 

「どういう事?」

 

「まずこちらの映像を見て下さい」

 

「まあ、直哉達の話の時に並行世界の融合世界の話も聞けたし、今は千明達の件と海鳴市の件に私達は集中した方が良いと思うわ。もうすぐエレポニア帝国では内戦が起きてもいい頃だしね」

 

「成程なそっちのイベントが早いのか?」

 

「そう言ってもまだⅦ組は、トールズ士官学校の地下遺跡イベントが残ってるけどね」

 

「ああ、あのイベントかヴァリマール覚醒のあれだな」

 

「そうよ、エレポニア帝国は少し放置しても良さそうだから」

 

トワがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ミュウミュウ達とハニー達の時間

旅館沢泉の一室にて・・・

 

「へえ、本当に並行世界の融合世界に住んでいるんですね?ハニーさんは」

 

桃宮いちごがそう言う。

 

「何言ってるの旅館に来てから既に何回も説明してるわよ」

 

「あ、すみません」

 

「まったくいちご貴女は・・・」

 

「いちごさんらしいですけど」

 

「ミントもれたすも酷いよ」

 

「・・・なんかいいわね貴女達の関係は」

 

「羨ましいどうしてですか?」

 

「ちょっといちご失礼ですわよ。それに直哉さんにも言われたでしょう」

 

「並行世界の融合世界とは言え、最低限の情報交換にしておかないと互いの世界に悪影響を及ぼすと言われたでしょ」

 

「でも・・・」

 

「でもじゃありませんわいちごが余計な事を言ったせいで・・・」

 

「成程つまり俺達の世界のはその世界の別パターンで極端な話絆を作らせないようにする為の簡単な方法に切り替えたんだな」

 

「ええ、そうだと思います。そして今回の改変のターゲットさんでなおかつ絆を作らせないようにしたのでしょう」

 

「その絆が恋愛感情と気がつかないまま改変されたために、青山さんの存在が消されたのでしょう」

 

「そんな私が青山君の存在を消したの?」

 

「それは違いますよいちごさん。あくまでいちごさんと青山さんの2人被害者なのですから」

 

「原因がわかったが直哉これからどうするんだ?」

 

白銀が直哉に聞く。

 

「ええ、当初は・・・」

 

「そうねでも直哉本当にどうするの?桃宮いちごが改変されたとわかった場合」

 

エステルが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・僕が一旦管理者の神殿に行き報告するのでその間皆さんは念の為に待機していてください」

 

「この予定でしたが、白銀さんと赤坂さんとミュウミュウの皆さん今からこの簡易ゲートで管理者の神殿に行きましょう」

 

「「「ええ――」」」

 

「何で皆で行く必要があるんです?」

 

れたすが直哉に聞く。

 

「良いですか皆さん。いくら改変をしようと通常なら登場人物その者を消すと言う事はミュウミュウ世界は本来あるべき流れから逸脱してしまうんです」

 

「「「ええ――」」」

 

「成程私達がこの世界にいる事が別のIF世界に私達が巻き込まれる可能性があるんですね?」

 

「はいそうです」

 

「おい、圭一郎どういう事だよ?」

 

「良いですか皆さん直哉さんが言った事は簡単に言えば、直哉さんや特殊遊撃部隊がこの世界から離れた直後からIFの世界に切り替える可能性があるんです」

 

「ええ――でも直哉さんの言った世界はそんな事になっていませんでしたよ」

 

「はっまさか・・・この事態の原因は」

 

「ああ、それは・・・恐らくいちごの想い人である青山の存在が消えた事による修正のせいだろうな」

 

「そんな・・・」

 

「直哉このままこの世界にいたらどうなる?」

 

「可能性の話になりますが青山さんの存在しない世界の住人となり当然僕や特殊遊撃部隊と関わった記憶は全て消えるでしょうね」

 

「そして新たなミュウミュウ世界の鏡の世界になる可能性があります」

 

「そうか・・・最後に後2人のミュウミュウは影響を受ける事はないんだな?」

 

「ええ、僕の上司達もこの世界の異変に気がつき皆さんが特殊遊撃部隊と一緒に避難すれば、IF世界にならないように動いてくれると思うので」

 

「成程そう言う処置をするのに俺達がいると出来ないんだな?」

 

「そう言う事ですよ。世界を一時的にとは言え封印状態にするので」

 

「「「「「世界を封印ーーー」」」」」

 

「ええ、そうですよ。それをしないとIF世界になるんですよね」

 

「現に別の事情で封印されていた世界は今回の改変の影響は受けていないので」

 

「あんな事になるのはごめんですわ」

 

「う、ごめん」

 

「何か貴女達も大変な目にあってるのね」

 

「はいですが、私達は1人ではないですから」

 

「そう・・・」

 

「ハニーさんは後の特殊遊撃部隊悔してるんですか?さっきから表情が暗いので」

 

れたすがそう言う

 

「そんな事無いわよ。私も特殊遊撃部隊のメンバーだし」

 

「並行世界の融合世界の特殊遊撃部隊だけどね」

 

「並行世界の融合世界ってこちらとの違いはあるんですか?」

 

「それは余り無いわね」

 

「あるとすれば、世界の交流はないわね。そう言う部分は調停者を通してやるから」

 

「「「成程」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

それぞれの融合世界の違い

「あんな事になるのはごめんですわ」

 

「う、ごめん」

 

「何か貴女達も大変な目にあってるのね」

 

「はいですが、私達は1人ではないですから」

 

「そう・・・」

 

「ハニーさんは後の特殊遊撃部隊悔してるんですか?さっきから表情が暗いので」

 

れたすがそう言う

 

「そんな事無いわよ。私も特殊遊撃部隊のメンバーだし」

 

「並行世界の融合世界の特殊遊撃部隊だけどね」

 

「並行世界の融合世界ってこちらとの違いはあるんですか?」

 

「それは余り無いわね」

 

「あるとすれば、世界の交流はないわね。そう言う部分は調停者を通してやるから」

 

「「「成程」」」

 

「その調停者がそちらの直哉の役目か?」

 

「そうよ、貴方は」

 

「俺は白銀一応いちご達の上司となる立場になる者だ」

 

「白銀どうしたの?」

 

「ああ、直哉の上司から連絡でな、直哉が帰ったら一緒に来てくれと連絡が来たから伝えに来た」

 

「そうなんだありがとう白銀」

 

「え、貴女達管理者達にあった事あるの?」

 

ハニーがそう言いながら驚いていた。

 

「何言ってんだこちらだと特殊遊撃部隊運用はほぼ直哉達に任せきりだからな」

 

「管理者が出てくる場合融合世界全体の通達がる場合な」

 

「そうなの?」

 

「よく来てくれたわね大神と白銀」

 

「はい、俺達の世界に関する事で呼ばれたので」

 

「早く教えてくれ」

 

「わかったわ、白銀は直哉から聞いていると思うけど改めて聞いてね」

 

「ああ」

 

そしてトワが話し出す。

 

「あのね大神貴方達の帝都だけれど、魔王の因子とゲネシスの改変で・・・」

 

「わかったわ。後既存の融合世界内部の世界について何だけど、シンフォギア世界と帝都も少し影響を受けてたみたいね」

 

「え、大丈夫なんですか?」

 

「ええ、時間が巻き戻ったりしてたけど帝都の場合は中心世界から友好世界になって多少は同じ敵が復活してたからそこは面倒ね」

 

「シンフォギア世界も同じでノヴァ達の介入のダメージは無いものになったみたいよ」

 

「成程」

 

「いい方向に影響も出たんですね」

 

「そうねそれと特殊遊撃部隊の仕事に関してだけど」

 

「はい」

 

「それは基本今まで通りで中心世界がすこやか市になると言う感じね」

 

「それでは再び巴里に大神さんが行く事になるんですか?」

 

「ええ、そうねただあの時の私のミスも帳消しになってるわ」

 

「え、つまり俺は俺達の世界に行けばパリシイの怪人と戦うんですか?」

 

「ええ、そう言う事になるわね。そしてその時間が・・・この時間よ」

「そうね当事者であるミュウミュウ世界の人間には悪いけど魔王の因子とゲネシスによって改変された世界の滅びを見る事で、他に改変をされた世界を救う手段が見つかるかもしれないしね」

 

「でもそれって結局助けないって言ってますよね」

 

「そうね酷いと思われるかもだけど」

 

「世界を見る私達だからこそ時には助ける事をしないでその行方を見る事も必要と思わないとやってはいけないもの」

 

「それが魔王の因子とゲネシスによって改変を受けた世界でもね」

 

「やはり俺達の世界は救えないのか?」

 

「ええ、ごめんなさい」

 

「俺は実際に謝られたかな。

 

白銀がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

管理者の行動に驚くハニー

「それでは再び巴里に大神さんが行く事になるんですか?」

 

「ええ、そうねただあの時の私のミスも帳消しになってるわ」

 

「え、つまり俺は俺達の世界に行けばパリシイの怪人と戦うんですか?」

 

「ええ、そう言う事になるわね。そしてその時間が・・・この時間よ」

「そうね当事者であるミュウミュウ世界の人間には悪いけど魔王の因子とゲネシスによって改変された世界の滅びを見る事で、他に改変をされた世界を救う手段が見つかるかもしれないしね」

 

「でもそれって結局助けないって言ってますよね」

 

「そうね酷いと思われるかもだけど」

 

「世界を見る私達だからこそ時には助ける事をしないでその行方を見る事も必要と思わないとやってはいけないもの」

 

「それが魔王の因子とゲネシスによって改変を受けた世界でもね」

 

「やはり俺達の世界は救えないのか?」

 

「ええ、ごめんなさい」

 

「俺は実際に謝られたかな。

 

白銀がそう言う。

 

「ええ――あの管理者達が謝るなんて信じられないわ」

 

「成程そう言う意味では俺達はこちら側の融合世界と接触して良かったと言う事だな」

 

「まあ、そういう事になるわね」

 

「私自身もこちらの融合世界のような関係なら良かったと思うもの」

 

「そうか・・・」

 

「でもハニーさんはこれからどうするんです?並行世界の融合世界に戻る手段はあるんです」

 

れたすがハニーに聞く。

 

「それは・・・」

 

「駄目よ貴女は信用できないフィーネ」

 

「ハニーさん一体何を?」

 

千明がハニーの行動を見て驚く。

 

「フィーネ直哉君は私が守る」

 

「はあ、何言ってんだ?あんたあんたの世界の場合だろ」

 

「直哉とフィーネの中が悪いのは?別に私はあんたの世界の事なんて知らないけどなあんたも知らないんだろ?特殊遊撃部隊の苦労を?」

 

「それは・・・」

 

「そんなこちらの関係を壊すと言うのなら私が相手になる」

 

そう言ってクリスは、イチイバイルシューターを纏った。

 

「やめなさいクリス。その女には戦う事はないわ」

 

「何ですって」

 

「だって貴女は・・・」

 

了子がそう言った時・・・

 

「やめるんだハニー」

 

「ええーー星児さんどうしてここに?」

 

「ああ、それは・・・こちらの直哉君にこちらの世界しかない技術で連れて来て貰ったんだ」

 

「ええ――」

 

「そしてこの技術は直哉君と本当に協力関係でなければシンフォギア世界では使えないとの事だ」

 

「ええ――じゃあ本当に敵ではないの?」

 

「ふう、漸く誤解が解けたかしら?」

 

「そのようですね了子さん」

 

「ふう、何とか間にあいましたか?」

 

「あ、直哉君」

 

「あら、来たのねちょうどよかったわ」

 

「ええ、ハニーさんを止める為に彼と来たんですが、了子さん何がちょうどいいんです?」

 

「私はあの時に迷惑をかけたからもう少しこちらにいて勉強して行く予定よ」

 

時を少し戻して・・・

 

「現状では、特殊遊撃部隊の依頼として受けるのは厳しい状況ですね。例えば・・・」

 

「そしてヨヨさんの依頼を受けた場合でも2人の捜索中に先程の映像や説明と同じような事が起きた場合、特殊遊撃部隊としてはそちらを優先しますよ」

 

「そこは仕方ないわ」

 

「わかりました。そういう事も了承されたので個人の依頼と言う形で受けます」

 

そしてグレース達は翼とエルちゃんの写真を預かりソラシド市を出て行った。

 

「ねえ、直哉君どうして帝都に来たの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

イベントの再確認と少年との出会い1

「現状では、特殊遊撃部隊の依頼として受けるのは厳しい状況ですね。例えば・・・」

 

「そしてヨヨさんの依頼を受けた場合でも2人の捜索中に先程の映像や説明と同じような事が起きた場合、特殊遊撃部隊としてはそちらを優先しますよ」

 

「そこは仕方ないわ」

 

「わかりました。そういう事も了承されたので個人の依頼と言う形で受けます」

 

そしてグレース達は翼とエルちゃんの写真を預かりソラシド市を出て行った。

 

「ねえ、直哉君どうして帝都に来たの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・」

 

「以前トワが言いましたよね」

 

「それでは再び巴里に大神さんが行く事になるんですか?」

 

「ええ、そうねただあの時の私のミスも帳消しになってるわ」

 

「え、つまり俺は俺達の世界に行けばパリシイの怪人と戦うんですか?」

 

「ええ、そう言う事になるわね。そしてその時間が・・・この時間よ」

 

「お久しぶりです。大神さん」

 

「なっ、まさか本当に、さくら君なのかい?」

 

「大神さん、私も夢のようです。花の都で大神さんと再会出来るなんて」

 

「ああ、夢のようだ」

 

「夢じゃないよ、お兄ちゃん、アイリスお兄ちゃんに会いたくて巴里まで来たんだから」

 

「アイリス君も来たのか?」

 

「確かに、夢のような出来事ですわね、中尉」

 

「すみれ君まで」

 

「きゃあああああ。東京の花組の皆さーん」

 

エリカは興奮のあまり派手に転んだ。

 

「あれ・・・きゃあああああああ。大神さーーーーーん」

 

「ぐえええ。エリカ君・・・」

 

大神はエリカによってノックアウトされてしまった。

 

暫くして・・・

 

大神は、気が付いた。

 

「うう、ここは」

 

「ごめんなさい。大神さん」

 

そしてエリカが、大神に謝った。

 

「ええ――かなり戻りますね実際に見ると」

 

大神がトワに言う。

 

「おい如何するんだ隊長よ?」

 

「大神さん皆逃げてください」

 

「エリカ君諦めるな」

 

「でもこのままじゃ・・・」

 

「さあ死になさい巴里華撃・・・」

 

「ギャアアアア何なんですかこの光は?」

 

その光の正体はエリカの霊力が解放された証拠でもあった。

 

「おのれーー許さぬぞ天使めー」

 

「行くぞエリカ君」

 

「はい大神さん」

 

そして大神とエリカは合体攻撃をコルボーに放った。

 

「拙いですこの光はーー私の闇をーーーー」

 

コルボーは消滅した。

 

「トワ達が巴里華撃団側を見るから僕達がそのまま帝都側を見てと胃われたのを思い出したので」

 

「「「「成程」」」」

 

「そして、もしかしたらソラさんとましろさんの仲間が帝都に来てるかも知れませんから」

 

「どうして?」

 

ひなたが直哉に聞く。

 

「メガ・・・ビョーゲン」

 

「「「「「「「「「えっ何が起きた?」」」」」」」」」

 

その時亜種型メガビョーゲンにダメージを与えた2人の少女がⅦ組の前に現れた。

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン

 

「やっぱりランボーグとは違う」

 

プリズムがそう言う。

 

「大丈夫ですか?皆さん」

 

「ああ、助かったよ君達は一体誰なんだ?」

 

「私はキュアスカイです」

 

「私はキュアプリズムです」

 

「リィン挨拶は後だ」

 

「ああ、マキアス」

 

「あの私も手伝います」

 

「そうだね私達がランボーグみたいのを相手すればお兄さん達は別の相手を出来るからね」

 

「そうです」

 

「良いのかい君達?」

 

「「はい」」

 

「良いですか、ソラさんとましろさんは友好世界のゼムリア大陸で合流しましたよね、もしかするとそのパターンが続いた場合別の友好世界出会うのなら・・・友好世界になったサクラ世界しか今の所思いつかないんですよ」

 

「あくまでも僕の予想なんですが」

 

直哉がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

イベントの再確認と少年との出会い2

「大丈夫ですか?皆さん」

 

「ああ、助かったよ君達は一体誰なんだ?」

 

「私はキュアスカイです」

 

「私はキュアプリズムです」

 

「リィン挨拶は後だ」

 

「ああ、マキアス」

 

「あの私も手伝います」

 

「そうだね私達がランボーグみたいのを相手すればお兄さん達は別の相手を出来るからね」

 

「そうです」

 

「良いのかい君達?」

 

「「はい」」

 

「良いですか、ソラさんとましろさんは友好世界のゼムリア大陸で合流しましたよね、もしかするとそのパターンが続いた場合別の友好世界出会うのなら・・・友好世界になったサクラ世界しか今の所思いつかないんですよ」

 

「あくまでも僕の予想なんですが」

 

直哉がそう言う。

 

「「「「成程」」」」

 

「それに本当に帝都にソラさんとましろさんの仲間が来ているのであれば、米田さん達が保護しているのかも知れませんから」

 

そう言って直哉達は大帝国劇場に向かった。

 

その頃大帝国劇場では・・・

 

「翼君このパンフレットを売店の椿に渡してくれる?」

 

「わかりました由里さん」

 

そして翼は事務室を出ると・・・」

 

「おっとあぶねえな」

 

「あ、ごめんなさい支配人」

 

「気をつけろよ翼」

 

「はーい」

 

「ちょっといいか?かすみ」

 

「わかりました支配人」

 

そして米田とかすみは劇場の地下に向かった。

 

地下司令室・・・

 

「やはり今回の招集は翼君と赤ちゃんを引き渡せとと言う事ですか?」

 

「その通りだったよ。軍部が異世界に持っているのはあれが原因だろうな」

 

米田は思い出す。

 

「いえ、先に帝国華撃団が来る前に、火車が人質を集めた場所を調べて見ましょう。何か嫌な感じがするので」

 

「「「了解」」」

 

「ラビリン、ぺギタン、ニャトランごめんね」

 

「ラビ?」「ペン?」「ニャン?」

 

「僕の決定によって、メガビョーゲンが成長してしまうかも知れないから」

 

「そんな事無いラビ、確かにメガビョーゲンを浄化は大事ラビ、だけど人質いるなら人命優先ラビよ」

 

「ラビリン」 

 

「そうだよ直哉っち」

 

「そうだぜニャン」

 

「そうよ、確かに難しい選択だわ。だけど直哉君の選んだ選択なんだから信じて」

 

「そうペン」

 

「それに直哉君の選択が間違ってたら私達が全員で頑張ればいいんだよ。それがチームでしょう」

 

「スパークル、フォンテーヌ、グレースありがとう」

 

そして、直哉とプリキュア達は火車とダルイゼンに気付かれずに人質がいる避難場所に着いた。

 

「恐らくだがこの時に京極に聞いていた奴がいたんだろうよ」

 

 

「行くぞ京極圭吾これで貴様を倒す!!」

 

「ぬう!!来るか、帝国華撃団」

 

「「大神さん皆行きますよ」」

 

「帝都に我等のいるかぎり」

 

「悪の栄えることはなし」

 

「たとえどんなに苦しい戦いでも」

 

「自分自身の力と」

 

「愛する力で戦う」

 

「そして勝利を掴むまで」

 

「僕たちは、決して負けない」

 

「それが帝国華撃団だぜ」

 

 

「俺たちは正義だ!!

 

「悪を蹴散らし、正義を示せ!!」

 

 

「絶」

 

「対」

 

「正」

 

「儀」

 

「帝」

 

「国」

 

「華」

 

「撃」

 

「団」

 

 

「ぐおおおお。この私が、負けるだとーー」

 

神王は、花組全員による一斉攻撃により、沈黙した。

 

「フフ、流石だ、帝国華撃団、だが私を倒した所で、何も代わらんぞ、何故なら何れまた、帝都に悪意を持つ者が現れるだろう」

 

「せいぜい、その時まで、この薄汚れた帝都での平和を楽しむがいい」

 

京極がそう言った直後、神王は爆発をし始めた。

 

京極は爆発の中で自分の身が燃えてるにも、関わらず、不敵な笑みを最後まで浮べていた。

 

そして空中要塞武蔵も、神王の爆発で崩壊を始めていた。

 

急いで撤退準備を、始める花組だったが、誰もが間に合わない事を知りつつも、撤退を始める花組。

 

そんな時、花組の前にお迎えが来た。ミカサと言うお迎えが。

 

ミカサ内部にて・・・

 

「あ、そう言えば今回は逃げる事で、例のアレしてないですよね」

 

「ああ、あれやな」

 

「それじゃあ皆さん行きますよ」

 

「勝利の・ポーズ決め」

 

こうして戦いは、終わりを告げた。

 

「まったくいつまでも、京極に付き纏われてるんだよ」

 

米田が言う。

 






目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第58章 第2章 それぞれの合流編
イベントの再確認と少年との出会い3


「せいぜい、その時まで、この薄汚れた帝都での平和を楽しむがいい」

 

京極がそう言った直後、神王は爆発をし始めた。

 

京極は爆発の中で自分の身が燃えてるにも、関わらず、不敵な笑みを最後まで浮べていた。

 

そして空中要塞武蔵も、神王の爆発で崩壊を始めていた。

 

急いで撤退準備を、始める花組だったが、誰もが間に合わない事を知りつつも、撤退を始める花組。

 

そんな時、花組の前にお迎えが来た。ミカサと言うお迎えが。

 

ミカサ内部にて・・・

 

「あ、そう言えば今回は逃げる事で、例のアレしてないですよね」

 

「ああ、あれやな」

 

「それじゃあ皆さん行きますよ」

 

「勝利の・ポーズ決め」

 

こうして戦いは、終わりを告げた。

 

「まったくいつまでも、京極に付き纏われてるんだよ」

 

米田が言う。

 

「しかし翼君やあの赤ちゃんに軍部が興味を持つ力があるとは思えません」

 

「俺もそう思うがな・・・」

 

「「お疲れ皆」」

 

「おう直哉久しぶりにお前のプリキュアの姿を見たぜ」

 

のどかの両親と米田が戻って来た直哉とのどか達に言う。

 

!!

 

「ちょっとちょっとのどか達のご両親達、貴女達がプリキュアだって知ってるの?」

 

「「「はい」」」

 

「えーーいいな」

 

「コメ」

 

「あら、かわいい。ゆいさんの妖精さんは赤ちゃんにもなれるのね」

 

「え、普通コメコメを妖精と認識しないのに、のどかのお母さんやるわね」

 

「あはは、お母さんもお父さんもある意味桜花さんに鍛えられたからですね」

 

「そうなの?ところで桜花さんて誰なの?」

 

「ああ、それは・・・僕の母親ですよ。ローズマリーさん」

 

「最も僕は母親の記憶は殆どないですけど」

 

「え、そう嫌な事を思い出させたわね」

 

「別に構いませんよ。ローズマリーさん」

 

「ねえ、直哉お願いがあるの聞いてくれるかしら?」

 

「内容次第で断るかも知れませんけどそれでもいいのなら」

 

「だが、のどか達の持つ力と同種の力を持つ彼等だったら?」

 

「それは・・・」

 

その頃直哉達は・・・

 

「良いですか、ソラさんとましろさんは友好世界のゼムリア大陸で合流しましたよね、もしかするとそのパターンが続いた場合別の友好世界出会うのなら・・・友好世界になったサクラ世界しか今の所思いつかないんですよ」

 

「あくまでも僕の予想なんですが」

 

直哉がそう言う。

 

そして直哉達が大帝国劇場に来たのを最初に見つけたのは、椿だった。

 

「あ、いらっしゃい直哉君」

 

「椿さんお久しぶりです」

「そんな事もあったな」

 

「おっと椿に捕まってる場合じゃねえ」

 

「行ってくる」

 

そう言って米田は大帝国劇場から出て行った。

 

「ふう、少し椿と遊びすぎたか、まあいいだろう。今回の件は大神がまだ巴里にいる以上帝都の防衛力の一端を担っている花組に知らせない様に意図的にかすみ以外は、風組の中では伝えなかがったのだから」

 

そう言いながら米田はのどか達との合流地点に向かうのだった。

 

その頃のどか達は・・・

 

「うーん遅いね米田さん」

 

「仕方ないんじゃね?米田さんの都合もあるしよ」

 

ひなたの言葉をニャトランが答えた。

 

「それはわかるけどさ・・・」

 

「仕方ないわよ。今回は米田さんだけが行くから大帝国劇場から出るのに苦労してるんじゃないかしら」

 

「あ、米田さんが来たよ。ちゆちゃんひなたちゃん」

 

「おう、少し遅れてすまん。椿に捕まってな」

 

「やっぱりそうでしたか」

 

ちゆがそう言う。

 

「おう、そう言えば直哉はどうした?」

 

「直哉君は向こうで明日の準備をしています」

 

「成程な、しかし帝都で被害が出てるが・・・今だ信じられんよ」

 

「わしが調べた範囲でわかった事だが怪盗らしき者が現れた後から料理の味が変わったと言う事だ」

 

「あの時は米田さんをお借りしてすみませんでした」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉と椿と翼前編

「あ、米田さんが来たよ。ちゆちゃんひなたちゃん」

 

「おう、少し遅れてすまん。椿に捕まってな」

 

「やっぱりそうでしたか」

 

ちゆがそう言う。

 

「おう、そう言えば直哉はどうした?」

 

「直哉君は向こうで明日の準備をしています」

 

「成程な、しかし帝都で被害が出てるが・・・今だ信じられんよ」

 

「わしが調べた範囲でわかった事だが怪盗らしき者が現れた後から料理の味が変わったと言う事だ」

 

「あの時は米田さんをお借りしてすみませんでした」

 

「いえいえ気にしないで良いですよ。今日はどうしたんですか?」

 

「ああ、それは・・・あそこにいる少年に会いに来たんですよ」

 

「へっ翼君にですか?」

 

「はい」

 

そして椿が翼を呼んだ。

 

暫くして・・・

 

「君がプニバード族の翼君で間違いない?」

 

!!

 

「どうしてその事を?貴方は誰なんですか?」

 

「ああ、それは・・・僕の名前は花寺直哉と言い・・・」

 

貴方達にお願いするわ。ソラさんとましろさんと翼君とエルちゃんを預かって欲しいの」

 

ヨヨがそう言う。

 

「ええ、ソラさんとましろさんに関しては既に合流していますので問題はないのですが・・・」

 

「翼と言う少年とエルちゃんを見た事がないんですよ。ヨヨさん」

 

「何ですって!!貴方達の世界に4人全員がいるんじゃないの?」

 

「それは違いますね。こちらにいるのは・・・」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

「「「「「「くっ強い」」」」」」

 

「スカイあの人達を助けよう」

 

「しかしエルちゃんや翼くんを探さないと」

 

「それも大事だけど今はランボーグみたいのを浄化しないと」

 

「そうですね」

 

 

「そうなのね、なら翼君とエルちゃんの捜索依頼を出せば受けてくれるかしら?」

 

「直哉君どうする?」

 

グレースが直哉に聞く。

 

「現状では、特殊遊撃部隊の依頼として受けるのは厳しい状況ですね。例えば・・・」

 

「これのようにソラさんとましろさんが戦っている相手が融合世界に現れる事があれば動きやすくなりますけどね」

 

「成程一応貴方達の中でルールがあるのね」

 

「それはありますよ。特殊遊撃部隊は本来の流れとは違う方向に持って行こうとする者達を抑え込むのが目的ですからね」

 

「そんな者達がいるのね」

 

「ええ、例えば・・・」

 

「現状では、特殊遊撃部隊の依頼として受けるのは厳しい状況ですね。例えば・・・」

 

「そしてヨヨさんの依頼を受けた場合でも2人の捜索中に先程の映像や説明と同じような事が起きた場合、特殊遊撃部隊としてはそちらを優先しますよ」

 

「そこは仕方ないわ」

 

「わかりました。そういう事も了承されたので個人の依頼と言う形で受けます」

 

そしてグレース達は翼とエルちゃんの写真を預かりソラシド市を出て行った。

 

「このヨヨさんの依頼を受けて翼君とエルちゃん以外のソラさんとましろさん僕達と合流しているので、翼君が希望するならソラさんとましろさんに会えますがどうしますか?」

 

「え、僕の意見をきいてくれるんですか?」

 

「それは聞きますよ。翼君達がいるこの場所大帝国劇場は、この世界における僕達の協力者なんですよ」

 

「ええ――そうだったんですか」

 

翼が直哉の説明に驚いていた。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉と椿と翼後編

「現状では、特殊遊撃部隊の依頼として受けるのは厳しい状況ですね。例えば・・・」

 

「そしてヨヨさんの依頼を受けた場合でも2人の捜索中に先程の映像や説明と同じような事が起きた場合、特殊遊撃部隊としてはそちらを優先しますよ」

 

「そこは仕方ないわ」

 

「わかりました。そういう事も了承されたので個人の依頼と言う形で受けます」

 

そしてグレース達は翼とエルちゃんの写真を預かりソラシド市を出て行った。

 

「このヨヨさんの依頼を受けて翼君とエルちゃん以外のソラさんとましろさん僕達と合流しているので、翼君が希望するならソラさんとましろさんに会えますがどうしますか?」

 

「え、僕の意見をきいてくれるんですか?」

 

「それは聞きますよ。翼君達がいるこの場所大帝国劇場は、この世界における僕達の協力者なんですよ」

 

「ええ――そうだったんですか」

 

翼が直哉の説明に驚いていた。

 

「はーい直哉君久しぶりね」

 

「シンドイ―ネさんこのタイミングで来ると言う事は貴方の目的も・・・」

 

「そういう事よビョーゲンキングダムに2匹の動物型の人が漂着してねキングビョーゲン様が遊びで協力者をしてるの」

 

「そういう事だから少年と赤ん坊はいただくわ。行きなさいナノビョーゲン達」

 

シンドイ―ネがそう言うとナノビョーゲンは売店にある神崎すみれと桐島カンナのブロマイドに感染し2体のブロマイドメガビョーゲン誕生した。

 

「うわああああ」

 

「きゃああああ」

 

「くっ2人共逃げて下さい」

 

「え、貴方はどうするんです」

 

「勿論戦いますよこの相手も特殊遊撃部隊の相手なので」

 

「ええ――」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

そして直哉は、キュアグレースの体内に吸い込まれた。

 

「やっぱり戦うのね直哉君」

 

「「「「シンドイ―ネ行くよ」」」」

 

「待って下さい僕も行きます」

 

「スカイミラージュ!トーンコネクト!」

 

「ひろがるチェンジ!ウィング!」

 

「煌めきホップ!」

 

「爽やかステップ!」 

 

「晴々ジャンプ!」

 

「天高くひろがる勇気!キュアウィング!」

 

「「「「「ええ――」」」」」

 

グレース達は少年がプリキュアになった事に驚いていた。

 

そして・・・

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「凄い」

 

ウイングがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ウイングとグレース達

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「凄い」

 

ウイングがそう言う。

 

戦いの後・・・

 

「いやいや凄いのは君だよ」

 

スパークルがそう言う。

 

「男の子がプリキュアに変身するなんて凄いよ」

 

「え、僕より直哉さんの方が凄いと思いますよだって・・・」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

そして直哉は、キュアグレースの体内に吸い込まれた。

 

「やっぱり戦うのね直哉君」

 

「「「「シンドイ―ネ行くよ」」」」

 

「だって直哉さんもプリキュアで僕に出来ない形でサポート役をしてますし」

 

「待って下さい僕も行きます」

 

「スカイミラージュ!トーンコネクト!」

 

「ひろがるチェンジ!ウィング!」

 

「煌めきホップ!」

 

「爽やかステップ!」 

 

「晴々ジャンプ!」

 

ホップ、ステップ、ジャンプと段階を踏んでいき、オレンジと白を基調とした紳士服のようなドレスへと衣装が変化していく、

 

そして、最後にプリキュアに変身したツバサは宙を舞い、変身が完了した。

 

「天高くひろがる勇気!キュアウィング!」

 

「「「「「ええ――」」」」」

 

「いやいや僕は君の方が今までの例がない事をしているウイングが凄いと思うよ」

 

グレースの中にいる直哉がそう言う。

 

「それでウイングどうする?」

 

「現状では、特殊遊撃部隊の依頼として受けるのは厳しい状況ですね。例えば・・・」

 

「そしてヨヨさんの依頼を受けた場合でも2人の捜索中に先程の映像や説明と同じような事が起きた場合、特殊遊撃部隊としてはそちらを優先しますよ」

 

「そこは仕方ないわ」

 

「わかりました。そういう事も了承されたので個人の依頼と言う形で受けます」

 

そしてグレース達は翼とエルちゃんの写真を預かりソラシド市を出て行った。

 

「このヨヨさんの依頼を受けて翼君とエルちゃん以外のソラさんとましろさん僕達と合流しているので、翼君が希望するならソラさんとましろさんに会えますがどうしますか?」

 

「え、僕の意見をきいてくれるんですか?」

 

「それは聞きますよ。翼君達がいるこの場所大帝国劇場は、この世界における僕達の協力者なんですよ」

 

「ええ――そうだったんですか」

 

「もしまだこちらにいたいのならそう言う手配をしますし、ソラさんとましろさんと合流したいのならエルちゃんも連れて行きますよ」

 

グレースの中にいる直哉がウイングにそう説明をした。

 

「僕は・・・」

 

暫くして・・・

 

ウイングが答えを出した。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

翼の答えとトワ達への報告

「わかりました。そういう事も了承されたので個人の依頼と言う形で受けます」

 

そしてグレース達は翼とエルちゃんの写真を預かりソラシド市を出て行った。

 

「このヨヨさんの依頼を受けて翼君とエルちゃん以外のソラさんとましろさん僕達と合流しているので、翼君が希望するならソラさんとましろさんに会えますがどうしますか?」

 

「え、僕の意見をきいてくれるんですか?」

 

「それは聞きますよ。翼君達がいるこの場所大帝国劇場は、この世界における僕達の協力者なんですよ」

 

「ええ――そうだったんですか」

 

「もしまだこちらにいたいのならそう言う手配をしますし、ソラさんとましろさんと合流したいのならエルちゃんも連れて行きますよ」

 

グレースの中にいる直哉がウイングにそう説明をした。

 

「僕は・・・」

 

暫くして・・・

 

ウイングが答えを出した。

 

「わかりました僕達をソラさんとましろさんと合流させてください」

 

その後しばらくして・・・

 

直哉はのどか達に翼とエルちゃんの事を任せて、1人で管理者の神殿に報告に向かった。

 

管理者の神殿では・・・

 

「失礼します」

 

「あら直哉どうしたの?」

 

「実はですね・・・」

 

「現状では、特殊遊撃部隊の依頼として受けるのは厳しい状況ですね。例えば・・・」

 

「そしてヨヨさんの依頼を受けた場合でも2人の捜索中に先程の映像や説明と同じような事が起きた場合、特殊遊撃部隊としてはそちらを優先しますよ」

 

「そこは仕方ないわ」

 

「わかりました。そういう事も了承されたので個人の依頼と言う形で受けます」

 

そしてグレース達は翼とエルちゃんの写真を預かりソラシド市を出て行った。

 

「このヨヨさんの依頼を受けて翼君とエルちゃん以外のソラさんとましろさん僕達と合流しているので、翼君が希望するならソラさんとましろさんに会えますがどうしますか?」

 

「え、僕の意見をきいてくれるんですか?」

 

「それは聞きますよ。翼君達がいるこの場所大帝国劇場は、この世界における僕達の協力者なんですよ」

 

「ええ――そうだったんですか」

 

翼が直哉の説明に驚いていた。

 

「はーい直哉君久しぶりね」

 

「シンドイ―ネさんこのタイミングで来ると言う事は貴方の目的も・・・」

 

「そういう事よビョーゲンキングダムに2匹の動物型の人が漂着してねキングビョーゲン様が遊びで協力者をしてるの」

 

「そういう事だから少年と赤ん坊はいただくわ。行きなさいナノビョーゲン達」

 

シンドイ―ネがそう言うとナノビョーゲンは売店にある神崎すみれと桐島カンナのブロマイドに感染し2体のブロマイドメガビョーゲン誕生した。

 

「うわああああ」

 

「きゃああああ」

 

「くっ2人共逃げて下さい」

 

「それは聞きますよ。翼君達がいるこの場所大帝国劇場は、この世界における僕達の協力者なんですよ」

 

「ええ――そうだったんですか」

 

「もしまだこちらにいたいのならそう言う手配をしますし、ソラさんとましろさんと合流したいのならエルちゃんも連れて行きますよ」

 

グレースの中にいる直哉がウイングにそう説明をした。

 

「僕は・・・」

 

暫くして・・・

 

ウイングが答えを出した。

 

「わかりました僕達をソラさんとましろさんと合流させてください」

 

「彼等は先にのどかさん達に頼んでソラさんとましろさん達の所に行かせましたよ」

 

「そうなのねそれなら安心ね」

 

トワがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新たなプリキュア関連問題について

「それは聞きますよ。翼君達がいるこの場所大帝国劇場は、この世界における僕達の協力者なんですよ」

 

「ええ――そうだったんですか」

 

「もしまだこちらにいたいのならそう言う手配をしますし、ソラさんとましろさんと合流したいのならエルちゃんも連れて行きますよ」

 

グレースの中にいる直哉がウイングにそう説明をした。

 

「僕は・・・」

 

暫くして・・・

 

ウイングが答えを出した。

 

「わかりました僕達をソラさんとましろさんと合流させてください」

 

「彼等は先にのどかさん達に頼んでソラさんとましろさん達の所に行かせましたよ」

 

「そうなのねそれなら安心ね」

 

トワがそう言う。

 

「そうするとのどか達以降のプリキュア全員が特殊遊撃部隊に集まってるのね?」

 

「そうですね現状ではと言う意味ではですけど・・・」

 

「何心配事?」

 

「ええ、僕としてはヨヨさんにスカイランドの問題を押し付けられる形であの赤ちゃん関連の敵もこちらに来るでしょうしね」

 

「まあ良いわよその程度の事なら、本来の基本的な流れが変わらなければ良いわよ。敵の目的が特殊遊撃部隊にならなければね」

 

「そんな軽くていいんです?」

 

「良いのよだって・・・」

 

「皆行くよ」

 

「「「ええ」」・・・」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「今日も元気だ!」

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「「「「お母さん達がプリキュアにへんしんしたーー」」」」

 

「皆落ち着いてこれは多分魔王の因子とゲネシスの改変の影響よ」

 

「魔王の因子とゲネシスの改変によってイベントが消化出来ないよりはいいからね」

 

「確かにそうですね」

 

「そう言えば魔王の因子とゲネシスの改変の問題の解決出来そうですか?」

 

「ああ、それは・・・とりあえずカルバート共和国編が始まるまでは手は出せない事がわかったわ」

 

「もし手を出せば・・・」

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

「あの時に来た全員が無条件で死ぬ事がわかったの」

 

「何ですって、それは本当ですか?」

 

「ええ、最悪な事にその条件で彼等が死んだ場合ヴァン・アークライドの中にある災厄によって融合世界にも悪影響が出る事がわかったの」

 

「何てことだ・・・」

 

トワの説明に驚く直哉だった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ソラシド市に住むメンバーの合流1

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

「あの時に来た全員が無条件で死ぬ事がわかったの」

 

「何ですって、それは本当ですか?」

 

「ええ、最悪な事にその条件で彼等が死んだ場合ヴァン・アークライドの中にある災厄によって融合世界にも悪影響が出る事がわかったの」

 

「何てことだ・・・」

 

トワの説明に驚く直哉だった。

 

時を少し戻して・・・

 

「このヨヨさんの依頼を受けて翼君とエルちゃん以外のソラさんとましろさん僕達と合流しているので、翼君が希望するならソラさんとましろさんに会えますがどうしますか?」

 

「え、僕の意見をきいてくれるんですか?」

 

「それは聞きますよ。翼君達がいるこの場所大帝国劇場は、この世界における僕達の協力者なんですよ」

 

「ええ――そうだったんですか」

 

「もしまだこちらにいたいのならそう言う手配をしますし、ソラさんとましろさんと合流したいのならエルちゃんも連れて行きますよ」

 

グレースの中にいる直哉がウイングにそう説明をした。

 

「僕は・・・」

 

暫くして・・・

 

ウイングが答えを出した。

 

「わかりました僕達をソラさんとましろさんと合流させてください」

 

「あの―皆さん直哉さんはどこに行ったんです?」

 

「それはね特殊遊撃部隊の上司の所だよ」

 

「ええ――直哉さんが一番上じゃないんですか?」

 

「ううん違うよ」

 

翼の質問にひなたとのどかが答える。

 

「そう言えば皆さんはソラさんとましろさんと会ってるんですよね?」

 

「「「うん」」」

 

「だけど仲が微妙なんですよ」

 

アスミがそう言って説明をする。

 

「以前言われた事をまた言われる可能性があるよ」

 

「それは・・・」

 

「そうですねそれに響達と会えたとしてスカイ達は何がしたいのですか?」

 

アースがスカイ達に聞く。

 

「「それは消えた2人の仲間が心配だから探すのを手伝って欲しいんです」」

 

「成程・・・プリズムも本当にスカイと同じなの?」

 

「え、どういう意味ですか?」

 

「あの時には既に響さんや私達や異世界の存在を知ってたんじゃない?」

 

「どうしてそう思うのです?」

 

「それは簡単だよ。スカイランドとソラシド市との行き来が私達の知る中で簡単でなおかつスカイランドの物がソラシド市で見つける事が出来るからね」

 

「そう言う事例が起きる事は少なくともソラシド市とスカイランド両方に詳しいヨヨさんのお孫さんでしょう」

 

「だったらヨヨさんに連絡をした方が安全じゃない?」

 

グレースがそう言う。

 

「そういう事で仲が微妙なんですよ」

 

「ああ、それは・・・僕も聞いてましたよ」

 

そう言って翼はプニバード族ぞの姿になり思い出した。

 

「ならヨヨさん貴女が僕達をここに来るように仕向けたのではないんですね?」

 

「ええ、違うわよ」

 

「でも貴方達がここに来たのは必然よ」

 

「それはどういう意味ですか?」

 

「地球のお医者さん、南国、食事のプリキュア達が貴方と共にいるから連れて来られたんだと思うの」

 

「ヨヨさんは僕達がここに来たのは3組のプリキュア達がいるからと言いたいのですね」

 

「そうよ」

 

「そうですか、ヨヨさん貴女の言葉を信じるとすれば少なくともこの世界は地球のお医者さんのプリキュアそして南国のプリキュアと食事のプリキュアと直接関りがなくてもそう言うものが働く世界と思っていいんですね」

 

「そうよ、私が貴方達の存在を知ったのはその力の一部で知ったの」

 

「そして貴方の記憶にリンクして見せて貰ったの」

 

「僕はそこから聞いていたので」

 

「「「「そうなんだ」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ソラシド市に住むメンバーの合流2

「ならヨヨさん貴女が僕達をここに来るように仕向けたのではないんですね?」

 

「ええ、違うわよ」

 

「でも貴方達がここに来たのは必然よ」

 

「それはどういう意味ですか?」

 

「地球のお医者さん、南国、食事のプリキュア達が貴方と共にいるから連れて来られたんだと思うの」

 

「ヨヨさんは僕達がここに来たのは3組のプリキュア達がいるからと言いたいのですね」

 

「そうよ」

 

「そうですか、ヨヨさん貴女の言葉を信じるとすれば少なくともこの世界は地球のお医者さんのプリキュアそして南国のプリキュアと食事のプリキュアと直接関りがなくてもそう言うものが働く世界と思っていいんですね」

 

「そうよ、私が貴方達の存在を知ったのはその力の一部で知ったの」

 

「そして貴方の記憶にリンクして見せて貰ったの」

 

「僕はそこから聞いていたので」

 

「「「「そうなんだ」」」」

 

「でもまさか本当にあの時の子供が直哉さんだなんて・・・」

 

「いやいやお祖母ちゃんなんで家に赤ちゃん用品があるの?」

 

「何でってそんな理由より実際あって助かったでしょう?」

 

「それはそうだけど・・・」

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どうしてですか?」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

!!

 

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「でも・・・」

 

「ほとんど響さんに言われましたけど、ソラさん貴女は1人では無いんですよ。貴女にとってここは異世界ですが、貴女は今この家にいるんですか?」

 

「あ、それは・・・ましろさんに連れて来られて」

 

「そうですね。普通なら・・・」

 

「この会話後に自分の家に連れて来る事はしないですよ」

 

「確かに」

 

「ですので、響さんが言ったように」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「あの時の子と僕が出会った人が同一人物だなんて信じられないですよ」

 

「「「まあ、そこは直哉君だからとしか言えないよ」」」

 

「あ、そうなんですね」

 

「さてそろそろ着くわよ。ソラさんとましろさんの所に」

 

「翼君とエルちゃんも準備良いかな?」

 

「はい」

 

「エル――」

 

そしてのどか達は翼とエルを仲間のいる場所に案内を始めた。

 

その頃ソラとましろは・・・

 

「ソラちゃんいつまでこの旅館にいるの?」

 

ましろがソラに聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ソラシド市に住むメンバーの合流3

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「あの時の子と僕が出会った人が同一人物だなんて信じられないですよ」

 

「「「まあ、そこは直哉君だからとしか言えないよ」」」

 

「あ、そうなんですね」

 

「さてそろそろ着くわよ。ソラさんとましろさんの所に」

 

「翼君とエルちゃんも準備良いかな?」

 

「はい」

 

「エル――」

 

そしてのどか達は翼とエルを仲間のいる場所に案内を始めた。

 

その頃ソラとましろは・・・

 

「ソラちゃんいつまでこの旅館にいるの?」

 

ましろがソラに聞く。

 

「ましろさんまだ信じられませんか?」

 

「ソラちゃんは信じられるの?直哉さんの事を」

 

「はい信じます。直哉さんは言い人です」

 

「ソラちゃん・・・」

 

「そうですよましろさん」

 

「エル――」

 

!!

 

「「その声は翼君とエルちゃん?」」

 

「そうですよソラさんとましろさん」

 

「「どうしてここに?」」

 

「実はですね・・・」

 

「そしてヨヨさんの依頼を受けた場合でも2人の捜索中に先程の映像や説明と同じような事が起きた場合、特殊遊撃部隊としてはそちらを優先しますよ」

 

「そこは仕方ないわ」

 

「わかりました。そういう事も了承されたので個人の依頼と言う形で受けます」

 

そしてグレース達は翼とエルちゃんの写真を預かりソラシド市を出て行った。

 

「このヨヨさんの依頼を受けて翼君とエルちゃん以外のソラさんとましろさん僕達と合流しているので、翼君が希望するならソラさんとましろさんに会えますがどうしますか?」

 

「え、僕の意見をきいてくれるんですか?」

 

「それは聞きますよ。翼君達がいるこの場所大帝国劇場は、この世界における僕達の協力者なんですよ」

 

「ええ――そうだったんですか」

 

「もしまだこちらにいたいのならそう言う手配をしますし、ソラさんとましろさんと合流したいのならエルちゃんも連れて行きますよ」

 

グレースの中にいる直哉がウイングにそう説明をした。

 

「僕は・・・」

 

暫くして・・・

 

ウイングが答えを出した。

 

「わかりました僕達をソラさんとましろさんと合流させてください」

 

「そういう事でソラさんとましろさんがいると言う事を聞いたので、のどかさん達に連れて来て貰ったんです」

 

「そうだったんですか。何にしても無事で良かったです」

 

「・・・」

 

「「ましろさん?」」

 

「そうだソラさんとましろさん聞いて下さい」

 

「はーい直哉君久しぶりね」

 

「シンドイ―ネさんこのタイミングで来ると言う事は貴方の目的も・・・」

 

「そういう事よビョーゲンキングダムに2匹の動物型の人が漂着してねキングビョーゲン様が遊びで協力者をしてるの」

 

「そういう事だから少年と赤ん坊はいただくわ。行きなさいナノビョーゲン達」

 

「直哉さん達の敵がカバトンとバッタモンダ―と手を組んだみたいです」

 

「「ええーーそんなーー」」

 

「つまり私達は、直哉さん達の力を借りないといけない状況になっていると言う事ですか?翼君」

 

「簡単に言えばそうですね。ですが直哉さん達は僕達がソラシド市に戻る事を優先してもいいとの事です」

 

 

「成程」

 

「そうなのね、なら翼君とエルちゃんの捜索依頼を出せば受けてくれるかしら?」

 

「直哉君どうする?」

 

グレースが直哉に聞く。

 

「現状では、特殊遊撃部隊の依頼として受けるのは厳しい状況ですね。例えば・・・」

 

「そしてヨヨさんの依頼を受けた場合でも2人の捜索中に先程の映像や説明と同じような事が起きた場合、特殊遊撃部隊としてはそちらを優先しますよ」

 

「そこは仕方ないわ」

 

「わかりました。そういう事も了承されたので個人の依頼と言う形で受けます」

 

そしてグレース達は翼とエルちゃんの写真を預かりソラシド市を出て行った。

 

「あくまで、直哉さん達はヨヨさんの依頼を実行されただけだそうです」

 

その頃直哉は・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉のショックとこれから前編

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

「あの時に来た全員が無条件で死ぬ事がわかったの」

 

「何ですって、それは本当ですか?」

 

「ええ、最悪な事にその条件で彼等が死んだ場合ヴァン・アークライドの中にある災厄によって融合世界にも悪影響が出る事がわかったの」

 

「何てことだ・・・」

 

トワの説明に驚く直哉だった。

 

「じゃあこれからどうしたらいいんです?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「この映像に出ている人物は、本来この世界には存在してはいけない人物達です」

 

「成程」

 

「そうなのね、なら翼君とエルちゃんの捜索依頼を出せば受けてくれるかしら?」

 

「直哉君どうする?」

 

グレースが直哉に聞く。

 

「現状では、特殊遊撃部隊の依頼として受けるのは厳しい状況ですね。例えば・・・」

 

「そしてヨヨさんの依頼を受けた場合でも2人の捜索中に先程の映像や説明と同じような事が起きた場合、特殊遊撃部隊としてはそちらを優先しますよ」

 

「そこは仕方ないわ」

 

「わかりました。そういう事も了承されたので個人の依頼と言う形で受けます」

 

そしてグレース達は翼とエルちゃんの写真を預かりソラシド市を出て行った。

 

「確かこの依頼を終えたのよね?」

 

「はいそうです」

 

「なら良いわね4組の含めたプリキュア全員と新生帝国華撃団と如月ハニー達を連れてゼムリア大陸に行ってくれない?」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

「あの時に来た全員が無条件で死ぬ事がわかったの」

 

「何ですって、それは本当ですか?」

 

「ええ、最悪な事にその条件で彼等が死んだ場合ヴァン・アークライドの中にある災厄によって融合世界にも悪影響が出る事がわかったの」

 

「何てことだ・・・」

 

「実際にそういう事が起きないように監視するんですか?

 

「それもあるけど・・・」

 

「まあ、直哉達の話の時に並行世界の融合世界の話も聞けたし、今は千明達の件と海鳴市の件に私達は集中した方が良いと思うわ。もうすぐエレポニア帝国では内戦が起きてもいい頃だしね」

 

「成程なそっちのイベントが早いのか?」

 

「そう言ってもまだⅦ組は、トールズ士官学校の地下遺跡イベントが残ってるけどね」

 

「ああ、あのイベントかヴァリマール覚醒のあれだな」

 

「そうよ、エレポニア帝国は少し放置しても良さそうだから」

 

「単純にトールズ士官学校絡みの1つ目のイベントが終わり内戦編が始まりそうなのよ」

 

「成程そう言う訳ですか?」

 

「ええ、だけど時間は余裕があるからね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉のショックとこれから後編

「何てことだ・・・」

 

「実際にそういう事が起きないように監視するんですか?

 

「それもあるけど・・・」

 

「まあ、直哉達の話の時に並行世界の融合世界の話も聞けたし、今は千明達の件と海鳴市の件に私達は集中した方が良いと思うわ。もうすぐエレポニア帝国では内戦が起きてもいい頃だしね」

 

「成程なそっちのイベントが早いのか?」

 

「そう言ってもまだⅦ組は、トールズ士官学校の地下遺跡イベントが残ってるけどね」

 

「ああ、あのイベントかヴァリマール覚醒のあれだな」

 

「そうよ、エレポニア帝国は少し放置しても良さそうだから」

 

「単純にトールズ士官学校絡みの1つ目のイベントが終わり内戦編が始まりそうなのよ」

 

「成程そう言う訳ですか?」

 

「ええ、だけど時間は余裕があるからね」

 

「ただ気になる事があるのよ」

 

「気になる事ですか?」

 

「そうよ、如月ハニーについてだけどね」

 

「そうやっぱりここは並行世界なのね」

 

「知ってたんですか?」

 

グレースがハニーに聞く。

 

「ええ、これでも向こうでは守護者をしてるからね、違和感を感じてたわ響さんとエステルさんと会った時からね」

 

「ふむ、それではハニーさんの知る世界にはゼムリア大陸とシンフォギア世界はあるんですね?」

 

「ええ、後プリキュア世界と言うのは存在せず悪魔が支配する世界があるわ」

 

「悪魔とイシュメルガが協力関係を結んでいるわ」

 

「「成程」」

 

「そちらの世界のオリジナル要素が悪魔と言う種族がいると言う事ですね?」

 

「ちなみにそちらの世界はいべんとはどうです?」

 

「そうね・・・帝都関連は」

「何この子巴里でも出てくるしシンフォギア世界にも出てくるなんて」

 

「僕達のいる融合世界と友好世界にはこういう乱入者が多いんですよ」

 

「どの世界のイベントにも乱入者が出てくるので」

 

「成程、こちらの世界は緩いのね」

 

「「「緩い?」」緩いラビ?」

 

「ええ、融合世界と友好世界の移動に関して規制が私の知る融合世界のがその規制がきついのよ」

 

「「成程」」

 

「こちらの世界では、現場に出る直哉君達にある程度の決定権があるみたいねだけど、私達の場合は融合世界内部の世界に移動するだけでもレイさんとトワさんの許可が必要なの」

 

「ふむ、特殊遊撃部隊と言っても管理者達の部隊と言うのが強いんですね」

 

「そういう事になるわね」

 

「ですけど、ハニーさん今回のような事故が起きた場合はどうするんです?」

 

「以前こう言ってたじゃない」

 

「そうですね」

 

「ええ、そう言う事になるわね。そしてその時間が・・・この時間よ」

「そうね当事者であるミュウミュウ世界の人間には悪いけど魔王の因子とゲネシスによって改変された世界の滅びを見る事で、他に改変をされた世界を救う手段が見つかるかもしれないしね」

 

「でもそれって結局助けないって言ってますよね」

 

「そうね酷いと思われるかもだけど」

 

「世界を見る私達だからこそ時には助ける事をしないでその行方を見る事も必要と思わないとやってはいけないもの」

 

「それが魔王の因子とゲネシスによって改変を受けた世界でもね」

 

「やはり俺達の世界は救えないのか?」

 

「ええ、ごめんなさい」

 

「俺は実際に謝られたかな。

 

白銀がそう言う。

 

「ええ――あの管理者達が謝るなんて信じられないわ」

 

「成程そう言う意味では俺達はこちら側の融合世界と接触して良かったと言う事だな」

 

「まあ、そういう事になるわね」

 

「私自身もこちらの融合世界のような関係なら良かったと思うもの」

 

「そうか・・・」

 

「でもハニーさんはこれからどうするんです?並行世界の融合世界に戻る手段はあるんです」

 

れたすがハニーに聞く。

 

「それは・・・」

 

「だけど、並行世界の融合世界の監視している私達は厳しくしてるのよね?」

 

「そう言ってましたね」

 

「ならさ、如月ハニーは捨てられたのかしら?」

 

「あ、そういう事ですかハニーさんが気になると言うのは」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

如月ハニーの不思議な立場

「ええ――あの管理者達が謝るなんて信じられないわ」

 

「成程そう言う意味では俺達はこちら側の融合世界と接触して良かったと言う事だな」

 

「まあ、そういう事になるわね」

 

「私自身もこちらの融合世界のような関係なら良かったと思うもの」

 

「そうか・・・」

 

「でもハニーさんはこれからどうするんです?並行世界の融合世界に戻る手段はあるんです」

 

れたすがハニーに聞く。

 

「それは・・・」

 

「だけど、並行世界の融合世界の監視している私達は厳しくしてるのよね?」

 

「そう言ってましたね」

 

「ならさ、如月ハニーは捨てられたのかしら?」

 

「あ、そういう事ですかハニーさんが気になると言うのは」

 

「そうよだってあの子も並行世界の融合世界では守護者の立場でしょ」

 

「大体私達の世界の場合、基本的に放置ね。向こうでパンサークローが動かないと私の捜索はされないわ」

 

「そんな」

 

「成程、ハニーさんの世界は原作イベントを大事にしているんですね」

 

「そうね・・・でも言い方を変えればそれ以外はどうでもいいとも取れるわ」

 

「それじゃあこちらの技術でハニーさんが帰還したら・・・」

 

「厳格な管理者達に色々言われるのは確実でしょうね。最悪の場合世界を消されると言う事もあり得ますよ」

 

「まさか並行世界の融合世界がそう言う世界だったとは・・・」

 

「確かにそんな事言ってましたね」

 

「後これはハニーの事じゃないけど言っておくわね」

 

「はい何ですか?」

「おいおい、トワこれは俺達に対する嫌がらせか?」

 

「それはないと思うけど・・・まあ2つの内の1つは融合世界が作った理由も何となく理解出来るけど」

 

「ああ、そうだな」

 

 

「確かに融合世界が内部にミュウミュウ世界を作った事は良い事なんだが・・・」

 

「そうね問題はもう1つの世界ね」

 

トワとレイが言う。

 

「そうだなまさか海鳴市と融合する形でもう1つのソラシド市が現れるとはな」

 

「ええ、驚いたわね最近はそう言う事例が少なかったし油断したわ」

 

「海鳴市の変化は、特殊遊撃部隊に調査させるのか?」

 

「ええ、そのつもりだけど魔王の因子とゲネシスの改変で・・・」

 

「だから怖いのよ。ソラシド市と言うのも最悪じゃない」

 

「まずは明日には僕とのどかさん達でソラシド市にに行きます」

 

「え、どうして?ソラシド市に行くの?」

 

「それはですね・・・今までのであったプリキュア達のコンセプトは育児、宇宙、そしてのどかさん達の医療、そしてまなつちゃん達は南国で、ゆいちゃん達は食と言うコンセプトがありましたが・・・」

 

「あの時には既に響さんや私達や異世界の存在を知ってたんじゃない?」

 

「どうしてそう思うのです?」

 

「それは簡単だよ。スカイランドとソラシド市との行き来が私達の知る中で簡単でなおかつスカイランドの物がソラシド市で見つける事が出来るからね」

 

「そう言う事例が起きる事は少なくともソラシド市とスカイランド両方に詳しいヨヨさんのお孫さんでしょう」

 

「だったらヨヨさんに連絡をした方が安全じゃない?」

 

グレースがそう言う。

 

「あの子達にあそこまで関わらせておいて結果が帰ってきたらもう1つの市が出来てたなんて嫌でしょう気分的に」

 

「ミュウミュウ世界と裏のソラシド市が私達の融合世界に誕生してるから」

 

「はあーーー」

 

「そしてそれをいちご達に伝えるから連れて来てね」

 

「それは良いんですが、裏のソラシド市は本当ですか?」

 

「本当よそしてね裏のソラシド市に、あり得ないんだけどパンサークローと言う犯罪組織の存在が確認されたの」

 

「ええ――」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第58章 第3部 融合世界に起きた事象編
パンサークローの謎と今後の予定


「どうしてそう思うのです?」

 

「それは簡単だよ。スカイランドとソラシド市との行き来が私達の知る中で簡単でなおかつスカイランドの物がソラシド市で見つける事が出来るからね」

 

「そう言う事例が起きる事は少なくともソラシド市とスカイランド両方に詳しいヨヨさんのお孫さんでしょう」

 

「だったらヨヨさんに連絡をした方が安全じゃない?」

 

グレースがそう言う。

 

「あの子達にあそこまで関わらせておいて結果が帰ってきたらもう1つの市が出来てたなんて嫌でしょう気分的に」

 

「ミュウミュウ世界と裏のソラシド市が私達の融合世界に誕生してるから」

 

「はあーーー」

 

「そしてそれをいちご達に伝えるから連れて来てね」

 

「それは良いんですが、裏のソラシド市は本当ですか?」

 

「本当よそしてね裏のソラシド市に、あり得ないんだけどパンサークローと言う犯罪組織の存在が確認されたの」

 

「ええ――」

 

「とりあえずパンサークローと裏のソラシド市の事はあとまわしで良いから・・・」

 

「なら良いわね4組の含めたプリキュア全員と新生帝国華撃団と如月ハニー達を連れてゼムリア大陸に行ってくれない?」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

「あの時に来た全員が無条件で死ぬ事がわかったの」

 

「何ですって、それは本当ですか?」

 

「ええ、最悪な事にその条件で彼等が死んだ場合ヴァン・アークライドの中にある災厄によって融合世界にも悪影響が出る事がわかったの」

 

「何てことだ・・・」

 

「実際にそういう事が起きないように監視するんですか?

 

「それもあるけど・・・」

 

「まあ、直哉達の話の時に並行世界の融合世界の話も聞けたし、今は千明達の件と海鳴市の件に私達は集中した方が良いと思うわ。もうすぐエレポニア帝国では内戦が起きてもいい頃だしね」

 

「成程なそっちのイベントが早いのか?」

 

「そう言ってもまだⅦ組は、トールズ士官学校の地下遺跡イベントが残ってるけどね」

 

「ああ、あのイベントかヴァリマール覚醒のあれだな」

 

「そうよ、エレポニア帝国は少し放置しても良さそうだから」

 

「単純にトールズ士官学校絡みの1つ目のイベントが終わり内戦編が始まりそうなのよ」

 

「こちらを優先して」

 

「そして裏のソラシド市については、4人には秘密ね」

 

「ただいまお祖母ちゃん。あ、お客さんが来てたんだごめんなさい」

 

「お帰りましろさん。別に構いませんよ。ましろさん貴女が連れて来たあの子達が現れた事をこちらの方達に報告を受けていたので」

 

「え、お祖母ちゃん全部知ってるの?」

 

「ええ、だから気にしなくて良いわよ」

 

暫くして・・・

 

直哉と響はましろとソラと言う少女の話をヨヨと共に聞いていた。

 

「よく頑張ったわね。後赤ちゃん用品はキッチン周辺に置いてるから」

 

「いやいやお祖母ちゃんなんで家に赤ちゃん用品があるの?」

 

「何でってそんな理由より実際あって助かったでしょう?」

「このヨヨさんの依頼を受けて翼君とエルちゃん以外のソラさんとましろさん僕達と合流しているので、翼君が希望するならソラさんとましろさんに会えますがどうしますか?」

 

「え、僕の意見をきいてくれるんですか?」

 

「それは聞きますよ。翼君達がいるこの場所大帝国劇場は、この世界における僕達の協力者なんですよ」

 

「ええ――そうだったんですか」

 

「もしまだこちらにいたいのならそう言う手配をしますし、ソラさんとましろさんと合流したいのならエルちゃんも連れて行きますよ」

 

グレースの中にいる直哉がウイングにそう説明をした。

 

「僕は・・・」

 

暫くして・・・

 

ウイングが答えを出した。

 

「わかりました僕達をソラさんとましろさんと合流させてください」

 

「あの子達は確実に原作世界の4人だからね」

 

トワがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワの心配とミュウミュウ達と1 ミュウミュウ集合前

「それは聞きますよ。翼君達がいるこの場所大帝国劇場は、この世界における僕達の協力者なんですよ」

 

「ええ――そうだったんですか」

 

「もしまだこちらにいたいのならそう言う手配をしますし、ソラさんとましろさんと合流したいのならエルちゃんも連れて行きますよ」

 

グレースの中にいる直哉がウイングにそう説明をした。

 

「僕は・・・」

 

暫くして・・・

 

ウイングが答えを出した。

 

「わかりました僕達をソラさんとましろさんと合流させてください」

 

「あの子達は確実に原作世界の4人だからね」

 

トワがそう言う。

 

「わかりましたトワ、それではいちごさん達を迎えに行きますね」

 

「待ってこれを見て」

 

「へえ、本当に並行世界の融合世界に住んでいるんですね?ハニーさんは」

 

桃宮いちごがそう言う。

 

「何言ってるの旅館に来てから既に何回も説明してるわよ」

 

「あ、すみません」

 

「まったくいちご貴女は・・・」

 

「いちごさんらしいですけど」

 

「ミントもれたすも酷いよ」

 

「・・・なんかいいわね貴女達の関係は」

 

「羨ましいどうしてですか?」

 

「ちょっといちご失礼ですわよ。それに直哉さんにも言われたでしょう」

 

「並行世界の融合世界とは言え、最低限の情報交換にしておかないと互いの世界に悪影響を及ぼすと言われたでしょ」

 

「でも・・・」

 

「でもじゃありませんわいちごが余計な事を言ったせいで・・・」

 

「あんな事になるのはごめんですわ」

 

「う、ごめん」

 

「何か貴女達も大変な目にあってるのね」

 

「はいですが、私達は1人ではないですから」

 

「そう・・・」

 

「ハニーさんは後の特殊遊撃部隊悔してるんですか?さっきから表情が暗いので」

 

れたすがそう言う

 

「そんな事無いわよ。私も特殊遊撃部隊のメンバーだし」

 

「並行世界の融合世界の特殊遊撃部隊だけどね」

 

「並行世界の融合世界ってこちらとの違いはあるんですか?」

 

「それは余り無いわね」

 

「あるとすれば、世界の交流はないわね。そう言う部分は調停者を通してやるから」

 

「「「成程」」」

 

「その調停者がそちらの直哉の役目か?」

 

「そうよ、貴方は」

 

「俺は白銀一応いちご達の上司となる立場になる者だ」

 

「白銀どうしたの?」

 

「ああ、直哉の上司から連絡でな、直哉が帰ったら一緒に来てくれと連絡が来たから伝えに来た」

 

「そうなんだありがとう白銀」

 

「え、貴女達管理者達にあった事あるの?」

 

ハニーがそう言いながら驚いていた。

 

「何言ってんだこちらだと特殊遊撃部隊運用はほぼ直哉達に任せきりだからな」

 

「管理者が出てくる場合融合世界全体の通達がる場合な」

 

「そうなの?」

 

映像停止・・・

 

「とりあえず白銀を通していちご達には通達して貰ってるからお願いね」

 

「わかりました」

 

そして直哉は管理者の神殿からいちご達を迎えに行く為融合世界に向かった。

 

「しかしまさか融合世界に・・・」

 

「確かに融合世界が内部にミュウミュウ世界を作った事は良い事なんだが・・・」

 

「そうね問題はもう1つの世界ね」

 

トワとレイが言う。

 

「そうだなまさか海鳴市と融合する形でもう1つのソラシド市が現れるとはな」

 

「ええ、驚いたわね最近はそう言う事例が少なかったし油断したわ」

 

「海鳴市の変化は、特殊遊撃部隊に調査させるのか?」

 

「ええ、そのつもりだけど魔王の因子とゲネシスの改変で・・・」

 

「ミュウミュウ世界と裏のソラシド市が誕生したのは驚いたな」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワの心配とミュウミュウ達と2 トワの説明前編

「とりあえず白銀を通していちご達には通達して貰ってるからお願いね」

 

「わかりました」

 

そして直哉は管理者の神殿からいちご達を迎えに行く為融合世界に向かった。

 

「しかしまさか融合世界に・・・」

 

「確かに融合世界が内部にミュウミュウ世界を作った事は良い事なんだが・・・」

 

「そうね問題はもう1つの世界ね」

 

トワとレイがそう言う。

 

「そうだなまさか海鳴市と融合する形でもう1つのソラシド市が現れるとはな」

 

「ええ、驚いたわね最近はそう言う事例が少なかったし油断したわ」

 

「海鳴市の変化は、特殊遊撃部隊に調査させるのか?」

 

「ええ、そのつもりだけど魔王の因子とゲネシスの改変で・・・」

 

「ミュウミュウ世界と裏のソラシド市が誕生したのは驚いたな」

 

そう言いながら直哉はいちご達のいる旅館沢泉に着いた。

 

「あら直哉君今日はちゆ達と学校に行ってないのね」

 

ちゆの母親が直哉に聞く。

 

「ええ、今日はトワさん達の仕事の手伝いでこちらに来てるんです」

 

「成程ね」

 

「すみません特殊遊撃部隊関連の人達を旅館に宿泊させるスペースがだんだん大きくなってしまって」

 

「それは問題ないわよこの時期は比較的に少ないから観光客自体がね」

 

「だから気にしないでね」

 

「ありがとうございます」

 

「でも・・・」

 

「そうよ、私が貴方達の存在を知ったのはその力の一部で知ったの」

 

「そして貴方の記憶にリンクして見せて貰ったの」

 

「僕はそこから聞いていたので」

 

「「「「そうなんだ」」」」

 

「でもまさか本当にあの時の子供が直哉さんだなんて・・・」

 

「あの時の子と僕が出会った人が同一人物だなんて信じられないですよ」

 

「「「まあ、そこは直哉君だからとしか言えないよ」」」

 

「あ、そうなんですね」

 

「さてそろそろ着くわよ。ソラさんとましろさんの所に」

 

「翼君とエルちゃんも準備良いかな?」

 

「はい」

 

「エル――」

 

そしてのどか達は翼とエルを仲間のいる場所に案内を始めた。

 

「あの時ちゆ達と話していた男の子がプリキュアに変身出来るのね私驚いちゃったわ。まあ直哉君も変身してるから男の子でも違和感はないわね」

 

「ははっ・・・」

 

そして直哉は思い出した。

 

「直哉君大丈夫?」

 

「ええ、大丈夫だよ。のどかさん。ただ僕がグレースの足枷になったね確実に」

 

「「どういう事?」ラビ」

 

そして直哉は自分のお腹辺りを二人に見せた。

 

「「これは」」

 

直哉お腹にまだ小さいが黒い蠍のような黒点が出ていた。

 

「恐らくだけど、僕はヒーリングステッキにいたとしてもグレースの受けたダメージが僕の体内に蓄積し今のような黒点ができたと僕は考えます」

 

「もしその蠍が心臓に行ったらどうなるの?」

 

「恐らくですけど、僕はこのままだとメガビョウゲーンの仲間入りをするかも知れません」

 

!!

 

のどかとラビリンは直哉の言葉にショックを受けていた。

 

「ラビリン」

 

「のどか」

 

「そんな事もあったな。さて僕は行きますね」

 

「わかったわ」

 

そして直哉はちゆの母親と別れて、ミュウミュウ達が宿泊している部屋に向かった。

 

時を少し戻して・・・

 

「あんな事になるのはごめんですわ」

 

「う、ごめん」

 

「何か貴女達も大変な目にあってるのね」

 

「はいですが、私達は1人ではないですから」

 

「そう・・・」

 

「ハニーさんは後の特殊遊撃部隊悔してるんですか?さっきから表情が暗いので」

 

れたすがそう言う

 

「そんな事無いわよ。私も特殊遊撃部隊のメンバーだし」

 

「並行世界の融合世界の特殊遊撃部隊だけどね」

 

「並行世界の融合世界ってこちらとの違いはあるんですか?」

 

「それは余り無いわね」

 

「あるとすれば、世界の交流はないわね。そう言う部分は調停者を通してやるから」

 

「「「成程」」」

 

「その調停者がそちらの直哉の役目か?」

 

「そうよ、貴方は」

 

「俺は白銀一応いちご達の上司となる立場になる者だ」

 

「白銀どうしたの?」

 

「ああ、直哉の上司から連絡でな、直哉が帰ったら一緒に来てくれと連絡が来たから伝えに来た」

 

「そうなんだありがとう白銀」

 

「え、貴女達管理者達にあった事あるの?」

 

ハニーがそう言いながら驚いていた。

 

「何言ってんだこちらだと特殊遊撃部隊運用はほぼ直哉達に任せきりだからな」

 

「管理者が出てくる場合融合世界全体の通達がる場合な」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

間章28 4組のプリキュア集結と回想編
トワの心配とミュウミュウ達と2 トワの説明後編


「その調停者がそちらの直哉の役目か?」

 

「そうよ、貴方は」

 

「俺は白銀一応いちご達の上司となる立場になる者だ」

 

「白銀どうしたの?」

 

「ああ、直哉の上司から連絡でな、直哉が帰ったら一緒に来てくれと連絡が来たから伝えに来た」

 

「そうなんだありがとう白銀」

 

「え、貴女達管理者達にあった事あるの?」

 

ハニーがそう言いながら驚いていた。

 

「何言ってんだこちらだと特殊遊撃部隊運用はほぼ直哉達に任せきりだからな」

 

「管理者が出てくる場合融合世界全体の通達がる場合な」

 

「ええ、そう言う事になるわね。そしてその時間が・・・この時間よ」

「そうね当事者であるミュウミュウ世界の人間には悪いけど魔王の因子とゲネシスによって改変された世界の滅びを見る事で、他に改変をされた世界を救う手段が見つかるかもしれないしね」

 

「でもそれって結局助けないって言ってますよね」

 

「そうね酷いと思われるかもだけど」

 

「世界を見る私達だからこそ時には助ける事をしないでその行方を見る事も必要と思わないとやってはいけないもの」

 

「それが魔王の因子とゲネシスによって改変を受けた世界でもね」

 

「やはり俺達の世界は救えないのか?」

 

「ええ、ごめんなさい」

 

「俺は実際に謝られたかな。

 

白銀がそう言う。

 

「ええ――あの管理者達が謝るなんて信じられないわ」

 

「成程そう言う意味では俺達はこちら側の融合世界と接触して良かったと言う事だな」

 

「失礼しますね皆さん」

 

「あ、直哉君」

 

ハニーは部屋に来た直哉に反応する。

 

「俺は白銀一応いちご達の上司となる立場になる者だ」

 

「白銀どうしたの?」

 

「ああ、直哉の上司から連絡でな、直哉が帰ったら一緒に来てくれと連絡が来たから伝えに来た」

 

「そうなんだありがとう白銀」

 

「いちごさん達は白銀さんから聞いていると思いますが・・・」

 

「あの子達にあそこまで関わらせておいて結果が帰ってきたらもう1つの市が出来てたなんて嫌でしょう気分的に」

 

「ミュウミュウ世界と裏のソラシド市が私達の融合世界に誕生してるから」

 

「はあーーー」

 

「そしてそれをいちご達に伝えるから連れて来てね」

 

「それは良いんですが、裏のソラシド市は本当ですか?」

 

「本当よそしてね裏のソラシド市に、あり得ないんだけどパンサークローと言う犯罪組織の存在が確認されたの」

 

「ええ――」

 

「とりあえずパンサークローと裏のソラシド市の事はあとまわしで良いから・・・」

 

「なら良いわね4組の含めたプリキュア全員と新生帝国華撃団と如月ハニー達を連れてゼムリア大陸に行ってくれない?」

 

「僕はトワからこう説明を受けて先にミュウミュウ達を管理者の神殿に連れて行くように言われたので、準備が出来次第行きましょうか」

 

「「「「はい」」」」

 

「待って直哉君」

 

「何ですって」

 

「だって貴女は・・・」

 

了子がそう言った時・・・

 

「やめるんだハニー」

 

「ええーー星児さんどうしてここに?」

 

「ああ、それは・・・こちらの直哉君にこちらの世界しかない技術で連れて来て貰ったんだ」

 

「ええ――」

 

「そしてこの技術は直哉君と本当に協力関係でなければシンフォギア世界では使えないとの事だ」

 

「ええ――じゃあ本当に敵ではないの?」

 

「ふう、漸く誤解が解けたかしら?」

 

「そのようですね了子さん」

 

「ふう、何とか間にあいましたか?」

 

「あ、直哉君」

 

「あら、来たのねちょうどよかったわ」

 

「ええ、ハニーさんを止める為に彼と来たんですが、了子さん何がちょうどいいんです?」

 

「ハニーさん今は貴女の話を聞く時間はありませんのですみません」

 

そう言って直哉達は部屋を出て行った。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

4組のプリキュア集結前編

 

「そのようですね了子さん」

 

「ふう、何とか間にあいましたか?」

 

「あ、直哉君」

 

「あら、来たのねちょうどよかったわ」

 

「ええ、ハニーさんを止める為に彼と来たんですが、了子さん何がちょうどいいんです?」

 

「ハニーさん今は貴女の話を聞く時間はありませんのですみません」

 

そう言って直哉達は部屋を出て行った。

 

直哉達が管理者の神殿に向かった頃4組のプリキュア達は・・・

 

「「「ええーー皆さんが全員プリキュア達何ですか」」」

 

「そうだよ証拠見せるね」

 

まなつがそう言いだした。

 

「皆行くよ」

 

「「「「うん」」ああ」ええ」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「今日も元気だ!」

 

「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア !」」」」」

 

「次は私達だね」

 

「「うん」ええ」

 

「「「プリキュア・デリシャスタンバイ!パーティーゴー!!」」」

 

「にぎにぎ!」

 

「コメコメ!」

 

「ハートを!」

 

「コメコメ!」

 

「オープン!」

 

「パムパム!」

 

「サンド!」

 

「パムパム!」

 

「くるくる!」

 

「メンメン!」

 

「ミラクル!」

 

「メンメン!」

 

「「「シェアリンエナジー!」」」

 

「コメ〜!」

 

「テイスティ!」

 

「ワンターン!」

 

「熱々ご飯で漲るパワー!キュアプレシャス!美味しい笑顔で満たしてあげる!」

 

「ふわふわサンドde心にスパイス!キュアスパイシー!分け合う美味しさ焼き付けるわ!」 

 

「煌めくヌードルエモーション!キュアヤムヤム!美味しいの独り占め、許さないよ!」

 

「「「デリシャスパーティ♡プリキュア!」」」

 

「スタート!」

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

「ペエ!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア!・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

「ニャン!」

 

「「「「「「地球をお手当て!」」」」」」

 

「「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」」

 

「「「うわあ、本当に皆さんプリキュアなんですね」」」

 

「スカイミラージュ!トーンコネクト!」

 

「ひろがるチェンジ!スカイ」

 

「煌めきホップ!」

 

「爽やかステップ!」

 

「晴々ジャンプ!」

 

「無限にひろがる青い空!キュアスカイ!」

 

「スカイミラージュ!トーンコネクト!」

 

「ひろがるチェンジ!プリズム」

 

「煌めきホップ!」

 

「爽やかステップ!」

 

「晴々ジャンプ!」

 

「ふわりひろがる優しい光!キュアプリズム!」

 

「スカイミラージュ!トーンコネクト!」

 

「ひろがるチェンジ!ウィング!」

 

「煌めきホップ!」

 

「爽やかステップ!」 

 

「晴々ジャンプ!」

 

「天高くひろがる勇気!キュアウィング!」

 

そして4組のプリキュアの変身が終わり今後の事を話し出した。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

4組のプリキュア集結中編

「「「「ええーー男の子がプリキュアになってるーー」」」」

 

サマー達は驚いていた。

 

「さて皆良いかな?今後の予定なんだけど・・・」

 

「あのーすみません。おばあちゃんが本当に私達の事を頼んだのですか?」

 

プリズムがそう言う。

 

「この映像に出ている人物は、本来この世界には存在してはいけない人物達です」

 

「成程」

 

「そうなのね、なら翼君とエルちゃんの捜索依頼を出せば受けてくれるかしら?」

 

「直哉君どうする?」

 

グレースが直哉に聞く。

 

「現状では、特殊遊撃部隊の依頼として受けるのは厳しい状況ですね。例えば・・・」

 

「そしてヨヨさんの依頼を受けた場合でも2人の捜索中に先程の映像や説明と同じような事が起きた場合、特殊遊撃部隊としてはそちらを優先しますよ」

 

「そこは仕方ないわ」

 

「わかりました。そういう事も了承されたので個人の依頼と言う形で受けます」

 

そしてグレース達は翼とエルちゃんの写真を預かりソラシド市を出て行った。

 

「事実だよ。そしてね・・・」

 

「はーい直哉君久しぶりね」

 

「シンドイ―ネさんこのタイミングで来ると言う事は貴方の目的も・・・」

 

「そういう事よビョーゲンキングダムに2匹の動物型の人が漂着してねキングビョーゲン様が遊びで協力者をしてるの」

 

「そういう事だから少年と赤ん坊はいただくわ。行きなさいナノビョーゲン達」

 

シンドイ―ネがそう言うとナノビョーゲンは売店にある神崎すみれと桐島カンナのブロマイドに感染し2体のブロマイドメガビョーゲン誕生した。

 

「うわああああ」

 

「きゃああああ」

 

「くっ2人共逃げて下さい」

 

「え、貴方はどうするんです」

 

「勿論戦いますよこの相手も特殊遊撃部隊の相手なので」

 

「ええ――」

 

「私達の敵であるビョーゲンズの拠点であるビョーゲンキングダムに貴女達の敵がいるみたいで協力しているみたい」

 

「「ええーーそんなーー」」

 

「事実ですよスカイにプリズム」

 

 

「そういう事よビョーゲンキングダムに2匹の動物型の人が漂着してねキングビョーゲン様が遊びで協力者をしてるの」

 

「そういう事だから少年と赤ん坊はいただくわ。行きなさいナノビョーゲン達」

 

シンドイ―ネがそう言うとナノビョーゲンは売店にある神崎すみれと桐島カンナのブロマイドに感染し2体のブロマイドメガビョーゲン誕生した。

 

「うわああああ」

 

「きゃああああ」

 

「くっ2人共逃げて下さい」

 

「え、貴方はどうするんです」

 

 

「アースウィンディハープ」

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「凄い」

 

ウイングがそう言う。

 

「僕もあの場にいて、シンドイ―ネと言う人がプリンセスを狙っていたのは事実なので僕としては、特殊遊撃部隊に協力して貰う方がいいと思います。プリズムの思う所があると思いますけど・・・」

 

ウイングがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

4組のプリキュア集結後編

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「凄い」

 

ウイングがそう言う。

 

「僕もあの場にいて、シンドイ―ネと言う人がプリンセスを狙っていたのは事実なので僕としては、特殊遊撃部隊に協力して貰う方がいいと思います。プリズムの思う所があると思いますけど・・・」

 

ウイングがそう言う。

 

暫くして・・・

 

「確かこの依頼を終えたのよね?」

 

「はいそうです」

 

「なら良いわね4組の含めたプリキュア全員と新生帝国華撃団と如月ハニー達を連れてゼムリア大陸に行ってくれない?」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

「あの時に来た全員が無条件で死ぬ事がわかったの」

 

「何ですって、それは本当ですか?」

 

「ええ、最悪な事にその条件で彼等が死んだ場合ヴァン・アークライドの中にある災厄によって融合世界にも悪影響が出る事がわかったの」

 

「何てことだ・・・」

 

「実際にそういう事が起きないように監視するんですか?」

 

「それもあるけど・・・」

 

「まあ、直哉達の話の時に並行世界の融合世界の話も聞けたし、今は千明達の件と海鳴市の件に私達は集中した方が良いと思うわ。もうすぐエレポニア帝国では内戦が起きてもいい頃だしね」

 

「成程なそっちのイベントが早いのか?」

 

「そういう事で私達が選ばれたんだけど、キュアプレシャス達とスカイ達は融合世界について知らないと思うから、まずはこの記録を見て」

 

そう言ってグレースが再生する。

 

「だってあすか先輩どんな反応するか見て見たかったし」

 

「しかし霊的体質とはいえ依然あった時より子供なんですね?」

 

 

みのりが直哉に聞く。

 

 

「ああ、以前君達と会ったのが僕の本来の姿で18歳モードとしてて、今は霊力を安定させるために強制的に12歳モードなんだよね」

 

「えー―12歳なんですかなら私達と変わりませんね」

 

「あ、そうだ直哉さん私達の学校に行きませんか?」

 

 

「「「「「はーーまなつ何言ってんの」まなつちゃん本気」無茶言うな」

 

 

「ちゃんと考えてるよ。直哉さんが近くにいてくれたら助かるよね」

 

 

「「「それは・・・」」」

 

 

「まなつちゃんそれは出来ないよ。僕が君達と直接的に関わる事はね」

 

 

「そうなんですか」

 

 

「うん、今まで通り相談は出来るけどね」

 

「その理由は僕達は、君達の世界にとっては異邦人だからね」

 

 

「それは・・・そうですがブルーの事もありますしどうにか出来ませんか?」

 

「確かにブルー関連の問題は僕達の世界の事だから動けると言えば動けるけど、大規模には動けないんだよね」

 

「動けない理由は、この世界に悪影響を及ぼすからですか?」

 

「うん、そうだよ。みのりさん。君達は僕達の世界にしかいない降魔やメガビョーゲンを見ているよね?」

 

「ええ、そうです」

 

「本来は、こちらの世界の事を考えると、秘密裏に僕達だけでブルーやさくらさん達の仲間の問題を解決しなければならない筈だったんだ。僕達の不手際で君達4人と1匹の人魚も巻き込んでごめんね」

 

「いや、そこは貴方が謝る事じゃないだろう?」

 

「そうですよ直哉さん」

 

あすかとさんごが直哉に言う。

 

「だけどブルーも僕達の世界人間である以上僕に責任になるんだ。僕は元々世界のバランスを保つために複数の世界を見守る仕事をしていて、君達の世界は僕達の世界から見て未知の世界だったんだ」

 

「「「「「未知の世界?」」」」」

 

「そうつまり僕達もこの世界に行って良いのかわからない状態で、調べていたら、僕達と交流しているさくらさん達の存在を知り、助けようと動き出した時にブルーが、君達の敵である者達と行動をしてたからこの世界にプリキュア伝説がある事を知ったんだ」

 

「あ、これは私達に説明してくれた時のですね」

 

サマーがそう言う。

 

「そうだよ。特殊遊撃部隊の事を説明するには、あおぞら市でした説明の方がわかりやすいと思うから」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

プリキュア達の回想1 あおぞら市編前編

「本来は、こちらの世界の事を考えると、秘密裏に僕達だけでブルーやさくらさん達の仲間の問題を解決しなければならない筈だったんだ。僕達の不手際で君達4人と1匹の人魚も巻き込んでごめんね」

 

「いや、そこは貴方が謝る事じゃないだろう?」

 

「そうですよ直哉さん」

 

あすかとさんごが直哉に言う。

 

「だけどブルーも僕達の世界人間である以上僕に責任になるんだ。僕は元々世界のバランスを保つために複数の世界を見守る仕事をしていて、君達の世界は僕達の世界から見て未知の世界だったんだ」

 

「「「「「未知の世界?」」」」」

 

「そうつまり僕達もこの世界に行って良いのかわからない状態で、調べていたら、僕達と交流しているさくらさん達の存在を知り、助けようと動き出した時にブルーが、君達の敵である者達と行動をしてたからこの世界にプリキュア伝説がある事を知ったんだ」

 

「あ、これは私達に説明してくれた時のですね」

 

サマーがそう言う。

 

「そうだよ。特殊遊撃部隊の事を説明するには、あおぞら市でした説明の方がわかりやすいと思うから」

 

そして映像は続く。

 

「はは、恥ずかしいんだけど、さくらさん達が消える前にさくらさん達の部隊の隊長とちょっとした喧嘩別れをしててね、隊長が見つかるまではさくらさん達は、僕達と行動したりすると、また喧嘩になりそうだから」

 

 

「ああ、成程直哉さんはそうみられるのを避けたいのか」

 

 

「どういう事?」

 

 

「自分より他の人を優先して助けたと思われるですよね?」

 

「普通はそう考えない人でも、喧嘩相手だと素直になれない事もあるからね」

 

 

「君達を利用する形になるけど」

 

 

「えー―でもそれってブルーがそう言う順番で戦わせた結果じゃん。べつに直哉さんが決めて助けてないじゃん」

 

 

「事実では、そうでも人はそう考えても納得できないのよ」

 

 

「面倒ね。人間て」

 

 

「まあそう言わないでローラ」

 

 

「まあ、その辺はまなつちゃん達は気にしなくていいからね」

 

「でも・・・」

 

「なら君達に僕の家族を助けて欲しい」

 

「「「「え」」」」

 

そして直哉は、まなつ達に飛鳥と薫の今の状態を写真で見せた。

 

「「「これは」」」

 

「この2人は、僕の子供なんだ」

 

「ああーーこの子達ヤラネーダにやる気を奪われた子達だよ」

 

「「「本当まなつ」ちゃん」」

 

「うん、間違いないよさくらさんを見つけた時に消えた2人だよ」

 

「僕達がここに来たのは2人のやる気を取り戻す事も目的なんだ」

 

「「「ええーー」」」

 

プレシャス達が映像を見て驚く。

 

「「「飛鳥ちゃんと薫ちゃんって直哉さんの子供だなんて知らなかった」」」

 

「まあ、その辺は深く考えないで見てね」

 

「「「はい」」」

 

「ある種の隊長のわがままかな」

 

「ええ、そのような感じですね」

 

 

「「「「「ええーー」」」」その理由私より酷くない」

 

 

「ローラ自覚はあるんだ」

 

 

「五月蠅いまなつ」

 

「私達は紫藤直哉さんの戦力として、色んな世界で戦いを見て、私達の隊長が救出に行きたいと言っても、部隊を動かさなかったりして、隊長的に不満があったみたいでね」

 

「それが爆発した感じかな」

 

「そうですね」

 

「それで、その救出を、拒否したのかを直哉さんに聞いたら」

 

「その子は本来助ける人がいるから自分達の行動で、その世界の歴史を極力変えない為だとね」

 

「直哉さんは、自分達の世界移動だけでも慎重にしてた理由を始めて聞いて驚いたよ」

 

「こういっちゃなんだが、さくらさん達の隊長は、目の前の事しか見えてないのか?自分が異世界で活躍するリスクなど考えないのか」

 

「そのリスクが高いと判断した直哉さんに不満を持つなんて、扱いにくい部下ですね」

 

「あ、部下ではなく出向者ですね」

 

「そして爆発した隊長と私達は、隊長がいない所で、直哉さんの許可を貰って部隊から離れて行動していたらいつの間にかまなつちゃん達の世界に来てたんだ」

 

「そうだったんですね。さくらさんクラリスさん。ちゃんと謝りましょうよ」

 

映像停止・・・

 

「こうしてサマー達の時融合世界関連の問題に巻き込んだ事を説明して協力したんだけど・・・」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

プリキュア達の回想1 あおぞら市編後編

「それが爆発した感じかな」

 

「そうですね」

 

「それで、その救出を、拒否したのかを直哉さんに聞いたら」

 

「その子は本来助ける人がいるから自分達の行動で、その世界の歴史を極力変えない為だとね」

 

「直哉さんは、自分達の世界移動だけでも慎重にしてた理由を始めて聞いて驚いたよ」

 

「こういっちゃなんだが、さくらさん達の隊長は、目の前の事しか見えてないのか?自分が異世界で活躍するリスクなど考えないのか」

 

「そのリスクが高いと判断した直哉さんに不満を持つなんて、扱いにくい部下ですね」

 

「あ、部下ではなく出向者ですね」

 

「そして爆発した隊長と私達は、隊長がいない所で、直哉さんの許可を貰って部隊から離れて行動していたらいつの間にかまなつちゃん達の世界に来てたんだ」

 

「そうだったんですね。さくらさんクラリスさん。ちゃんと謝りましょうよ」

 

映像停止・・・

 

「こうしてサマー達の時融合世界関連の問題に巻き込んだ事を説明して協力したんだけど・・・」

 

「「うわあああ」」

 

「これはさくらの技」

 

「さくらそこにいるのなら俺が、助けてやる」

 

 

「ヌメリーあれはさくらさんのやる気を使ったゼンゼンヤラネーダよね」

 

 

「ええ、そうよ敵である貴女達に言うのはどうかと思うけど」

 

 

「なら、この奇妙な現象は、さくらさんのやる気がゼンゼンヤラネーダをコントロールしてるんじゃないかしら?」

 

 

「「「「ええ――」」」」

 

サマー達はパパイヤの答えに驚く。

 

時を少し遡りグレース達は・・・

 

「そうしたいのはやまやまですけど、どうやら隼人叔父さんは最悪の型のヤラネーダの中に飛鳥ちゃんと薫ちゃんのやる気を使ってるようですね」

 

「「「ええ――あれってまさか・・・」」」

 

その時直哉達の方からブルーが作り出そうとしている物の姿を見て驚いていた。

 

「「「あれは・・・ヴォルクルス」」」

 

「あの皆さんヴォルクルスと言うのは何ですか?」

 

「ああ、アスミは知らなかったのね」

 

そしてちゆが話し出す。

 

「アスミヴォルクルスは、地底世界ラ・ギアスに存在する邪神よ。そして、ヴォルクルスを含む邪神や、災厄から守る戦力として魔装機神や魔装機というロボットがあるのよ」

 

「ロボットですか?それは光武みたいなものですか」

 

「正確には、違うけどそう言う風に考えて良いかな?直哉君」

 

「ええ、そう言う考えでいいですよのどかさん」

 

「ブルー様あのヤラネーダは一体?」

 

「ああ、バトラーか何お前から数個貸してもらった球を俺達の持つ記憶にある奴を、現実に実体化出来るか?あの者に渡して試したんだ。勿論エルダちゃんが使うやり方でも使う事は出来るがな」

 

「成る程記憶の物を具現化ですか、そうなれば実際に戦った者にしか倒せませんな」

 

「嫌それはわからん。あの少年に貸したのはあくまで試験的に作り上げた物であり、別の因子もいれているからな」

 

 

「別の因子ですか? 」

 

「あの時は何の事かわからなかったけどね」

 

「その時は私達の敵がある実験をしていたの」

 

「実験ですか?」

 

ウイングがグレースに聞く。

 

「そうなのその実験とはサマー達の敵のヤラネーダ能力とメガビョーゲンの能力を併せ持つ怪物を作り出す実験だったの」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

 

「「届け!」」

 

 

「「癒やしの!」」

 

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

そう言う声が聞こえ、三式光武型メガビョーゲンは浄化され雨宮さくらを救出した。

 

「サマー達大丈夫?」

 

「大丈夫ですグレースさん達さくらさんも気絶してますけど大丈夫です」

 

「「「よかったーー」」」

 

「だけど実験段階だったみたいで変身したら暫く出来ないみたいでその間に浄化出来たんだ」

 

「「「「「「成程」」」」」」

 

「そしてその後に起きた事が原因で・・・」

 

「ほう、キュアグレースと紫藤直哉もこの世界に来ていたのだったな。ならばこの場にいる全ての者よきえうせろ。この技は私の技ではないが食らうがいい。ブラックホールクラスター」

 

「「ええ――それはグランゾンの」」

 

「だから言っただろうブラックホールに飲み込まれるがいい」

 

「直哉君どういたらいいの?」

 

「この状況に打開策があるとすれば、ブラックホールクラスターと同等もしくはそれを超える技で消滅させるしかありません」

 

「そんな」

 

 

そしてヴォルクルスがブラックホールクラスターを地上に向けてはなった。

 

 

「薫・・・私やるよ」

 

 

「飛鳥ちゃん」

 

「サイバスター私に力をかして・・・行くぞ!!ヴォルクルスコスモノヴァ発射」

 

「うおおお。コスモノヴァだと、紫藤飛鳥め小癪な真似を・・・だがこの2つの技により次元に穴が開くだろう」

 

ヴォルクルスがそう言った直後次元の穴が開き、その場にいるもの全てが次元の穴にに吸い込まれた。

 

「「「「「「うわあああ」」」」」」」

 

「こうしてサマー達の世界は融合世界と関わる事になったんだ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

プリキュア達の回想2 キュアプレシャスの時

「だから言っただろうブラックホールに飲み込まれるがいい」

 

「直哉君どういたらいいの?」

 

「この状況に打開策があるとすれば、ブラックホールクラスターと同等もしくはそれを超える技で消滅させるしかありません」

 

「そんな」

 

そしてヴォルクルスがブラックホールクラスターを地上に向けてはなった。

 

「薫・・・私やるよ」

 

「飛鳥ちゃん」

 

「サイバスター私に力をかして・・・行くぞ!!ヴォルクルスコスモノヴァ発射」

 

「うおおお。コスモノヴァだと、紫藤飛鳥め小癪な真似を・・・だがこの2つの技により次元に穴が開くだろう」

 

ヴォルクルスがそう言った直後次元の穴が開き、その場にいるもの全てが次元の穴にに吸い込まれた。

 

「「「「「「うわあああ」」」」」」」

 

「こうしてサマー達の世界は融合世界と関わる事になったんだ」

 

「「「「「「凄い事を経験したんですね」」」」」」

 

「そんな事ないよ」

 

サマーがそう言う。

 

「もう1つ映像を見て」

 

そしてグレースが映像を再生した。

 

「貴女は誰ですか?」

 

「私はトワよ。融合世界の神様をしている1人よ」

 

「ええ――神様ーー」

 

「あっこれって私とマリちゃんが来た時ですね」

 

プレシャスがそう言う。

 

「ええ――プリキュアがいっぱいだーー」

 

「コメコメ」

 

「あ、コメコメおはよう」

 

「コメ」

 

「あの話を続けていいかしら?」

 

「あ、ごめんなさい」

 

「それで貴女の友人のローズマリーさんは、私にこう言ったわ」

 

「ローズマリーさん貴女達が特殊遊撃部隊の協力者になる場合本来なら遭遇しない存在とも場合によっては戦う事をお願いするかもしれませんよ」

 

「まあ、どうしても無理ならば、今管理者の神殿にいる仲間と一緒に17番目のプリキュアの世界に戻るまでトワが面倒を見ますが」

 

「ちょっと何言ってんの直哉」

 

トワが直哉の言葉に戸惑う。

 

「あらそれも良いわね。そそるわねでも私は元の世界に戻るまでは、特殊遊撃部隊の協力者になるわよ」

 

「・・・わかりました。ローズマリーさんよろしくお願いいたします」

 

「ふう、どうやら纏まったわね。直哉数日後に響とまなつ達を連れてシンフォギア世界に行ってくれない?」

 

「この経緯で、ローズマリーは私達の協力者として貴方達の世界へ帰還するまでの間までやってくれるんだけど和実ゆい貴女はどうする?」

 

「え」

 

「勿論この答えによって和実ゆいやコメコメに対する扱いは変わる事は無いから安心して」

 

「あのトワさん協力しないって決めたらどうなるんですか?」

 

「そうね、その時は管理者の神殿にずっと貴女の世界に戻れるまでいて貰う事になるわね」

 

「一応貴女達は要保護者の立場だからね」

 

「確かにこんな事があったなあ」

 

「「ええーープレシャス覚えてないの?」」

 

「うん」

 

そして映像が進み・・・

 

「うわあ、もしかしたらここおばあちゃんがいたら懐かしむかも」

 

「ああ、そうかもしれませんねゆいさんのおばあちゃんが子供の頃に見た事があるのがこちらでは現役ですからね」

 

「それでもやはりこちらで言う蒸気機関を使う物が多くなってますね」

 

「えっとそれは私達の世界で言う電気の事ですよね?」

 

「はい、ゆいさん達が持っている物でスマホがありますよね?」

 

「はい」

 

「僕達の部隊でスマホを知るのはプリキュアのメンバーだけですよ」

 

「ええ――」

 

「正確に言えば使いこなせるのはですけどね」

 

「ああそう言う事なんですね」

 

「そうです。トワにも言われたと思いますけど守護者達の時代が微妙に違うのでもしゆいさんが困ったら同じプリキュアの人に言ってくださいね」

 

「わかりました」

 

「さてと観光しながらゆいさんの日用品を買いましょうか」

 

「え、悪いですよ直哉さん」

 

「気にしないで下さい。ゆいさんこれは特殊遊撃部隊に協力してくれる全員にしてる事なので」

 

「でも・・・」

 

そして直哉が、ゆいの日用品を買う買い物をしていると悲鳴が聞こえた。

 

「きゃああ。降魔ーー」

 

 

「え、何何・・・きゃああ怪物だーー。直哉さんあれは何なんですか?」

 

「あれは、中心世界に存在する降魔と呼ばれる存在です。ゆいさん逃げますよ」

 

「え、直哉さん戦わないんですか?」

 

「ええ、今僕達は何も出来ません。ですが帝都を守る彼女達がいます」

 

「対降魔迎撃部隊の・・・」

 

「「「「「「「「帝国華撃団参上!!」」」」」」」」

 

「え、帝国華撃団何ですかそれ?」

 

「それについては避難してから話しますから避難しますよ」

 

「はい」

 

「こうして私は特殊遊撃部隊で生活する事になったんだよ」

 

「最初プレシャスさんだけだったんですか?」

 

スカイがプレシャスに聞く。

 

「そうだよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

プリキュア達の回想3 直哉の事を知るプリキュア達前編

「え、何何・・・きゃああ怪物だーー。直哉さんあれは何なんですか?」

 

「あれは、中心世界に存在する降魔と呼ばれる存在です。ゆいさん逃げますよ」

 

「え、直哉さん戦わないんですか?」

 

「ええ、今僕達は何も出来ません。ですが帝都を守る彼女達がいます」

 

「対降魔迎撃部隊の・・・」

 

「「「「「「「「帝国華撃団参上!!」」」」」」」」

 

「え、帝国華撃団何ですかそれ?」

 

「それについては避難してから話しますから避難しますよ」

 

「はい」

 

「こうして私は特殊遊撃部隊で生活する事になったんだよ」

 

「最初プレシャスさんだけだったんですか?」

 

スカイがプレシャスに聞く。

 

「そうだよ」

 

「その後も色々な事があったけどね」

 

「プレシャスさんやサマーさん達は、これらの原因は直哉さんのせいとは思わないんですか」

 

プリズムが言う。

 

「へ、何で」

 

「何でって自分の世界がおかしくされたんですよ?」

 

「確かに、プリズムの言うようにそう言う面もあるわ」

 

「だけどね・・・」

 

「出てこいゼッタイヤラネーダ」

 

そう言う声が聞こえたのでまなつ達が急いで行くとそこには・・・」

 

「皆行くよ」

 

「「「ええ」」・・・」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「今日も元気だ!」

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「「「「お母さん達がプリキュアにへんしんしたーー」」」」

 

「皆落ち着いてこれは多分魔王の因子とゲネシスの改変の影響よ」

 

ローラがそう言う。

 

「今私達があおぞら市に戻れない原因は直哉が起こした事じゃないのよ」

 

「プリズム、スカイとウイングの事を考えてる?」

 

「え、どういう事ですか?」

 

「え、だって貴女の言い方だと異世界人が嫌いと言う風に聞こえるのだけど」

 

「う、それは・・・」

 

「スカイとウイングは良くて直哉が駄目なのは何か都合がいいわね」

 

「まあ、直哉もプリズムに嫌われてても気にしてないみたいだしね」

 

「「ええーー直哉さんて嫌われている事知っているんですか?」」

 

スカイとウイングが驚く。

 

「そうみたいよ」

 

 

「よく頑張ったわね。後赤ちゃん用品はキッチン周辺に置いてるから」

 

「いやいやお祖母ちゃんなんで家に赤ちゃん用品があるの?」

 

「何でってそんな理由より実際あって助かったでしょう?」

 

「それはそうだけど・・・」

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どうしてですか?」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

!!

 

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「でも・・・」

 

「ほとんど響さんに言われましたけど、ソラさん貴女は1人では無いんですよ。貴女にとってここは異世界ですが、貴女は今この家にいるんですか?」

 

「あ、それは・・・ましろさんに連れて来られて」

 

「そうですね。普通なら・・・」

 

「この頃から感じてたみたいよ」

 

「「「ええーー」」」

 

スカイとウイングとプリズムの3人が驚いていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第59章 第1部 エレポニア帝国内戦開戦へ編
プリキュア達の回想3 直哉の事を知るプリキュア達後編


「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

!!

 

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「でも・・・」

 

「ほとんど響さんに言われましたけど、ソラさん貴女は1人では無いんですよ。貴女にとってここは異世界ですが、貴女は今この家にいるんですか?」

 

「あ、それは・・・ましろさんに連れて来られて」

 

「そうですね。普通なら・・・」

 

「この頃から感じてたみたいよ」

 

「「「ええーー」」」

 

スカイとウイングとプリズムの3人が驚いていた。

 

「グレースさん皆さんが言った事は事実ですか?」

 

プリズムがグレースに聞く。

 

「事実だよプリズム。それから見せる映像には嫌な思い出がある人もいるけど、ごめんね」

 

「あんたそこまで言う?」

 

「ええ、言いますよ。このままだとまなつさんとさんごさんは、可哀想ですから」

 

!!

 

「どういう事よ?」

 

 

「貴女は将来女王になる為にまなつさんとさんごさんのいる陸に来たのですよね?」

 

「直哉っちかなり怒ってるね」

 

「ええ、仕方ないわね。恐らく人魚の考え方が上から命令をしているのと、自分は悪いと思ってないと言うのが態度で出てるし」

 

 

「だから直哉君も人魚と言う部分も考慮してまだ穏便な言葉を使ってるけど・・・」

 

「そうよ、それが悪いわけ?そしてまなつやさんごもプリキュアになったんだから私に協力するのが、当たり前でしょ」

 

「ラビリンローラのような人は絶対女王になってほしくないラビ」

 

「国の人が可哀想ペン」

 

「だなおいらも、そんな楽しくない国は嫌だニャン」

 

「・・・何よ、あんた達には関係ないじゃない」

 

「関係なくないよ。ローラ」

 

「ヒーリングアニマルさん達は、教えてくれてるだよ。ローラが変わらないとそう言う女王になるって何でわからないの?」

 

「まなつ・・・」

 

「確かに私も、自分の事を優先したりするけど、自分の事ばっかり言い過ぎるとみんなが、ローラから離れちゃうよ。それって私は寂しいよ」

 

「まなつ・・・じゃあどうしたらいいのよ?」

 

「ローラローラが、こっちにいる間は人間として生活してると思ってしてみたら」

 

「なっそんな事出来るわけないでしょ」

 

「どうして?した事もないのに何で言えるの?」

 

「うわあ、やめなさいよグレース」

 

「ごめんねラメール」

 

そして映像が切り替わる・・・

 

「はいはいとりあえず休憩時間ですよ皆」

 

「「「え、貴方は誰?」」」

 

「僕は今都合上本名は教えられないんだけど皆からは特殊遊撃部隊の司令と呼ばれたりしているよ」

 

「「「ええ――貴方が特殊遊撃部隊の司令官さん」

 

「え、直哉さんだよねあれ?」

 

「うん多分年齢を変えておじさんになってるんだと思う」

 

「ああ、そうだろうなそして名前を教えていないから何か考えがあるんだろうな」

 

まなつとみのりとあすかがそう言う。

 

「それで皆さんはここでも揉めてたんですね」

 

「「すみません」」

 

「らん達悪くないもん」

 

「ええ、皆さんは悪くありませんが貴女達が特殊遊撃部隊の仕事をした瞬間から貴女達が大切にしている家族の記憶が消えますけど良いんですね?」

 

「「「なっそんな」」」

 

「そのリスクを貴女達が背負えますか?」

 

「じゃあ私達が手伝えば家族は私達を忘れるんですか?」

 

「そう言う事です。世界のバランスを保つ為です」

 

「特殊遊撃部隊は、異邦人の集まりですのでね、今回の調査にしても貴女達との背lt食は予定のないイレギュラーだったんですよ」

 

「じゃあゆいちゃんはゆいちゃんはよくて私達は駄目なの?」

 

「ああ、それは・・・ゆいさんの場合は自分の上司が許可を出したので」

 

「何であそこまではっきり言えるんですか?」

 

「ほらやっぱり酷い人です」

 

「うん確かにそういう風にきつく言うかも知れないけど理由があるとしたら・・・」

 

「世界のバランスはそんな些細な変化でも大きくなるんだよ」

 

 

「確かに私達は、まなつだったから部活にしろ。プリキュアにしても今までやってこれたもんな」

 

「そうだね」

 

「だね」

 

「みんな・・・」

 

「そう言う事を避ける為に現地調査をしっかりするんだ」

 

「直哉、私からの質問よ融合世界の平和と安定が実現したら貴方はどうなるの?」

 

「それは恐らく僕は死ぬでしょうね。その時が来たら」

 

!!

 

 

「「そんな」」

 

「あんたは本当にそれでいいの?」

 

「いいも悪いもそう言う条件の下で生まれた身ですし、場合によっては上司の気まぐれで、それを迎えても死ぬことは無いかもですけど」

 

「おいおいちょっと待て」

 

「特殊遊撃部隊の上司はまさか・・・」

 

「ええ、そうですよ。融合世界の神様です」

 

「「「「「ええ――神様ーー」」」」」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

「「直哉さんが作られた存在なんて」」

 

スカイとウイングが驚く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワから追い出された直哉

「まったくトワからミュウミュウ達について任せて貴方は戻れと言われて戻ったら・・・」

 

「直哉、私からの質問よ融合世界の平和と安定が実現したら貴方はどうなるの?」

 

「それは恐らく僕は死ぬでしょうね。その時が来たら」

 

!!

 

 

「「そんな」」

 

「あんたは本当にそれでいいの?」

 

「いいも悪いもそう言う条件の下で生まれた身ですし、場合によっては上司の気まぐれで、それを迎えても死ぬことは無いかもですけど」

 

「おいおいちょっと待て」

 

「特殊遊撃部隊の上司はまさか・・・」

 

「ええ、そうですよ。融合世界の神様です」

 

「「「「「ええ――神様ーー」」」」」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

「「直哉さんが作られた存在なんて」」

 

スカイとウイングが驚く。

 

「まさかプリキュア達が僕の事を話しているタイミングで戻るとは思わなかったなあ」

 

「良いように解釈をするのなら、プリズムさんとの誤解を解く為かな?」

 

直哉がそう言う。

 

「確かこの依頼を終えたのよね?」

 

「はいそうです」

 

「なら良いわね4組の含めたプリキュア全員と新生帝国華撃団と如月ハニー達を連れてゼムリア大陸に行ってくれない?」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

「あの時に来た全員が無条件で死ぬ事がわかったの」

 

「何ですって、それは本当ですか?」

 

「ええ、最悪な事にその条件で彼等が死んだ場合ヴァン・アークライドの中にある災厄によって融合世界にも悪影響が出る事がわかったの」

 

「何てことだ・・・」

 

「実際にそういう事が起きないように監視するんですか?」

 

「それもあるけど・・・」

 

「まあ、直哉達の話の時に並行世界の融合世界の話も聞けたし、今は千明達の件と海鳴市の件に私達は集中した方が良いと思うわ。もうすぐエレポニア帝国では内戦が起きてもいい頃だしね」

 

「成程なそっちのイベントが早いのか?」

 

「でも確かに、これからの依頼をこなすのに・・・」

 

「あの時には既に響さんや私達や異世界の存在を知ってたんじゃない?」

 

「どうしてそう思うのです?」

 

「それは簡単だよ。スカイランドとソラシド市との行き来が私達の知る中で簡単でなおかつスカイランドの物がソラシド市で見つける事が出来るからね」

 

「そう言う事例が起きる事は少なくともソラシド市とスカイランド両方に詳しいヨヨさんのお孫さんでしょう」

 

「だったらヨヨさんに連絡をした方が安全じゃない?」

 

グレースがそう言う。

 

「それは確かにそうです。でもこういう移動は私にとっても想定していたわけではありませんだから・・・」

 

「これらや僕達の前提条件のせいでお互いが疑心暗鬼になってるのは事実だからな」

 

「現にヨヨさんは・・・」

 

「ならヨヨさん貴女が僕達をここに来るように仕向けたのではないんですね?」

 

「ええ、違うわよ」

 

「でも貴方達がここに来たのは必然よ」

 

「それはどういう意味ですか?」

 

「地球のお医者さん、南国、食事のプリキュア達が貴方と共にいるから連れて来られたんだと思うの」

 

「ヨヨさんは僕達がここに来たのは3組のプリキュア達がいるからと言いたいのですね」

 

「そうよ」

 

「そうですか、ヨヨさん貴女の言葉を信じるとすれば少なくともこの世界は地球のお医者さんのプリキュアそして南国のプリキュアと食事のプリキュアと直接関りがなくてもそう言うものが働く世界と思っていいんですね」

 

「そうよ、私が貴方達の存在を知ったのはその力の一部で知ったの」

 

「そして貴方の記憶にリンクして見せて貰ったの」

 

「あの当時のヨヨさんはデボネアと協力している感じがあったんだよな」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉の悩みと進む準備1

「現にヨヨさんは・・・」

 

「ならヨヨさん貴女が僕達をここに来るように仕向けたのではないんですね?」

 

「ええ、違うわよ」

 

「でも貴方達がここに来たのは必然よ」

 

「それはどういう意味ですか?」

 

「地球のお医者さん、南国や食のプリキュア達が貴方と共にいるから連れて来られたんだと思うの」

 

「ヨヨさんは僕達がここに来たのは3組のプリキュア達がいるからと言いたいのですね」

 

「そうよ」

 

「そうですか、ヨヨさん貴女の言葉を信じるとすれば少なくともこの世界は地球のお医者さんのプリキュアそして南国のプリキュアと食事のプリキュアと直接関りがなくてもそう言うものが働く世界と思っていいんですね」

 

「そうよ、私が貴方達の存在を知ったのはその力の一部で知ったの」

 

「そして貴方の記憶にリンクして見せて貰ったの」

 

「あの当時のヨヨさんはデボネアと協力している感じがあったんだよな」

 

「それも気になるが本当にいいのかな?」

「何てことだ・・・」

 

「実際にそういう事が起きないように監視するんですか?」

 

「それもあるけど・・・」

 

「まあ、直哉達の話の時に並行世界の融合世界の話も聞けたし、今は千明達の件と海鳴市の件に私達は集中した方が良いと思うわ。もうすぐエレポニア帝国では内戦が起きてもいい頃だしね」

 

「成程なそっちのイベントが早いのか?」

 

「トワにそう言われたけど本当に見せて良いのか?」

 

「まあ何とかなるだろう、それに、俺らも、この時の為の策を用意したしな」

 

米田は会合中に、黒鬼会の出現を、知るが、会合を抜ける事は無かった。

 

その時一発の銃弾が、米田中将を貫いた。

 

 

「・・・うっああっ」

 

そして米田中将は倒れた。倒れた米田を見つけた人が、救急車を呼び米田は、陸軍病院へ搬送されたのだった。

 

そのころ帝国華撃団花組は・・・

 

渋谷に現れた、黒鬼会の第一波を倒し、黒鬼会五行衆の一人木喰と対峙していた。

 

「フォフォ初めましてじゃ

 

「!!お前は誰だ?」

 

「わしは、黒鬼会五行衆の一人木喰じゃ」

 

「さて少し、お主らのデーターを収穫させて貰うとしようかの、出でよ魔装機兵智拳」

 

木喰は、自分の魔装機兵と、脇侍改を呼び出し、帝国華撃団との第2ラウンドが、始まった。

 

その頃紫藤家では・・・

 

「成る程ねこの一件が、のどか達にトラウマになるかも知れなかったイベントね」

 

「ええ、私達でもこの事件は衝撃ですね」

 

 

「暗殺なんて、そうそう起きないしゼムリア大陸でも」

 

「そうですね、ただイシュメルガにコントロールされていたエレポニア帝国は別でしたが」

 

「ああそうね、しかしマリアさんと共に消えたイシュメルガは何処にいるのかしらね」

 

「そうですね」

 

そしてエステルとクローゼは米田司令狙撃事件を見た後花組の戦いを見始めた。

 

「まあ、帝国華撃団の戦いを見てるプリキュア達だから大丈夫だと思ってるのかも知れないけど・・・まなつちゃん達は・・・・」

 

その時まなつ達の前に新生帝国華撃団のメンバーがやって来た。

 

「後私達が選ばれた理由は新生帝国華撃団と仲がいいからだと思うわ」

 

「成程ね」

 

パーン

 

その時一発の銃弾がエレポニア帝国鉄血宰相の頭を貫通し鉄血宰相は倒れてしまった。

 

「ついに起きたわね」

 

エステルがそう言うと同時にヨシュアがエステルに連絡をした。

 

「エステルオリビエと接触出来たよ。少し驚かれたけど」

 

「当然でしょうね、エレポニア帝国は遊撃手としてのエレポニア帝国への入国は禁止されているからね」

 

そしてエステル達はヨシュアとオリビエと合流するのだった。

 

「エレポニア帝国の内戦に向けての原因のエレポニア帝国鉄血宰相銃撃事件の現場にいたしなあ」

 

直哉がそう言う。

 

「まあどちらにしろ彼女達を信じて依頼をするしかないか」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉の悩みと進む準備2

その時まなつ達の前に新生帝国華撃団のメンバーがやって来た。

 

「後私達が選ばれた理由は新生帝国華撃団と仲がいいからだと思うわ」

 

「成程ね」

 

パーン

 

その時一発の銃弾がエレポニア帝国鉄血宰相の頭を貫通し鉄血宰相は倒れてしまった。

 

「ついに起きたわね」

 

エステルがそう言うと同時にヨシュアがエステルに連絡をした。

 

「エステルオリビエと接触出来たよ。少し驚かれたけど」

 

「当然でしょうね、エレポニア帝国は遊撃手としてのエレポニア帝国への入国は禁止されているからね」

 

そしてエステル達はヨシュアとオリビエと合流するのだった。

 

「エレポニア帝国の内戦に向けての原因のエレポニア帝国鉄血宰相銃撃事件の現場にいたしなあ」

 

直哉がそう言う。

 

「まあどちらにしろ彼女達を信じて依頼をするしかないか」

 

そう言い直哉はプリキュア達のいる部屋に入っていた。

 

「確かに私達は、まなつだったから部活にしろ。プリキュアにしても今までやってこれたもんな」

 

「そうだね」

 

「だね」

 

「みんな・・・」

 

「そう言う事を避ける為に現地調査をしっかりするんだ」

 

「直哉、私からの質問よ融合世界の平和と安定が実現したら貴方はどうなるの?」

 

「それは恐らく僕は死ぬでしょうね。その時が来たら」

 

!!

 

「「そんな」」

 

「あんたは本当にそれでいいの?」

 

「いいも悪いもそう言う条件の下で生まれた身ですし、場合によっては上司の気まぐれで、それを迎えても死ぬことは無いかもですけど」

 

「おいおいちょっと待て」

 

「特殊遊撃部隊の上司はまさか・・・」

 

「ええ、そうですよ。融合世界の神様です」

 

「「「「「ええ――神様ーー」」」」」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

「「直哉さんが作られた存在なんて」」

 

「ええ、それが事実ですよ皆さん」

 

「「「「「「直哉さんいつの間に」」」」」」」

 

プレシャス達とスカイ達が直哉の登場に驚いていた。

 

「僕はですねトワが作ったと言ってもいい人間なんですよ」

 

「グレースさん例の記録をお願いして良いですか?」

 

「直哉君良いの?」

 

「はい」

 

そしてグレースがある記録を再生した。

 

「私が直哉にすこやか市に留まらせたのはあの子に子供らしい生活を体験してほしいからなのに」

 

「そうか、ノヴァと言う子が来たことでトワさんの目的とは違う方向に直哉君が向くことにより中心世界の他の世界同様世界安定に向けての仕事をするからですか?」

 

「ええそうよ。のどか達には悪いけどここは直哉の精神を休ませる世界に私はしたいのよ」

 

「「成る程」」

 

「今まで飛鳥と薫の父親の頃から融合世界になるまでの間紫藤直哉と言う魂を休ませれる世界はなかったの、だけど前の世界で花寺のどかとラビリンと言うヒーリングアニマルと接していた紫藤直哉を見ると彼の魂の負担が軽減してたの」

 

「「ええーーそうなんですか」ラビーー」

 

「それにこれは貴女達の秘密にしててね、直哉は人間なのだけど基本はねでも貴女達の言葉で言えばエレメントさんと言っていいのよ」

 

「「ええーー直哉君がエレメントさん」ラビーー」

 

「ええそうよ。紫藤直哉のオリジナルは米田健二が作り出したわ。真宮寺直哉と共にね」

 

「だけどのどかとラビリンが知る二人の紫藤直哉は私とレイがその世界の一部の力を使って作り出したわ」

 

 

「「ええーー」」

 

のどかとラビリンはトワの説明に驚いていた。

 

「じゃあトワさんとレイさんが直哉君と言う大元を作って、それに桜花さんの体内を借りて直哉君が生まれたのですか?」

 

「簡単に言えばその通りよ。だけど今回もこのままだと失敗になるわね」

 

「「え、失敗」」

 

「まさか直哉君を殺すのですか?」

 

「そんなことしないわよ。ただ直哉はこのままだとヒミコヤイヨに奪われるかもね」

 

「私が来る前の直哉は自分の身がどうなってもいいよみたいな感じだったわよね。それって守護者側を信頼してないと思わない。貴女達だってプリキュアに変身するには信頼関係があって成り立つものでしょ」

 

「何だかんだと言いながらトワさん直哉君の事心配なんですね」

 

「まあね。そう言うのどかこそ直哉と結婚したいならしていいわよ。直哉は人間なのだから」

 

「ふぇ・・・私は」

 

「のどか顔が赤いラビよ」

 

「ラビリン気にしないでいいから」

 

「トワさんいい加減な事を言わないで下さいよ」

 

「あらそれは悪かったわね。でも私は直哉とのどか達がそんな話をして遊んで勉強もして、自分の好きな事や好き事をして暮らす時間と言うのを作って貰いたいの」

 

「確かに、今の融合世界の状況じゃあ難しいのはわかってるわだからこそすこやか市に居る間はそう言う経験もさせたいの」

 

「トワさん」

 

「さてと私は帰るわね。ノヴァについてだけどしばらくは彼女は動かないから安心してね」ただ黄昏の三騎士はすこやか市を攻撃するけどね」

 

記録映像終了・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉の生まれの経緯を聞いた後

「まあね。そう言うのどかこそ直哉と結婚したいならしていいわよ。直哉は人間なのだから」

 

「ふぇ・・・私は」

 

「のどか顔が赤いラビよ」

 

「ラビリン気にしないでいいから」

 

「トワさんいい加減な事を言わないで下さいよ」

 

「あらそれは悪かったわね。でも私は直哉とのどか達がそんな話をして遊んで勉強もして、自分の好きな事や好き事をして暮らす時間と言うのを作って貰いたいの」

 

「確かに、今の融合世界の状況じゃあ難しいのはわかってるわだからこそすこやか市に居る間はそう言う経験もさせたいの」

 

「トワさん」

 

「さてと私は帰るわね。ノヴァについてだけどしばらくは彼女は動かないから安心してね」ただ黄昏の三騎士はすこやか市を攻撃するけどね」

 

記録映像終了・・・

 

「これが僕の生まれた経緯らしいですね。つまり言い方が悪くなりますが僕も融合世界の制御に必要なパーツと言う事ですね」

 

「「「「「「そんな事は・・・」」」」」」

 

「いやいや気にしないで良いですよ。ただ皆さんがショック受けると思い伝えていないだけでしたので」

 

直哉がそう言う。

 

「さてそろそろトワからの依頼をする為にゼムリア大陸に行きますよ」

 

その頃ゼムリア大陸では・・・

 

「そうよ」

 

「メガ・・・ビョーゲン」

 

「「「「「「「「「えっ何が起きた?」」」」」」」」」

 

その時亜種型メガビョーゲンにダメージを与えた2人の少女がⅦ組の前に現れた。

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン

 

「やっぱりランボーグとは違う」

 

プリズムがそう言う。

 

「大丈夫ですか?皆さん」

 

「ああ、助かったよ君達は一体誰なんだ?」

 

「私はキュアスカイです」

 

「私はキュアプリズムです」

 

「リィン挨拶は後だ」

 

「ああ、マキアス」

 

「あの私も手伝います」

 

「そうだね私達がランボーグみたいのを相手すればお兄さん達は別の相手を出来るからね」

 

「そうです」

 

「良いのかい君達?」

 

「「はい」」

 

「それじゃあ頼むよ」

 

リィンがそう言い、プリズム達と別れようとした時事態は急変したのだった。

 

あの戦いの後Ⅶ組はアルフィン王女を助けた功績によりエレポニア帝国王家との繋がりを得る事に成功した。

 

その頃秘密裏にエレポニア帝国に来ているエステルとヨシュアとレンは、オリビエと改めて話をしていた。

 

 

「成程遊撃手としてではなく特殊遊撃部隊としてたまたま派遣されたのがエステルとヨシュア達だったんだね」

 

「そうよまあ、そこらへんをつついて来る鉄血宰相は一時退場したけど近い内に表舞台に戻って来るわよオリビエ」

 

!!

 

「何だって――エステル本当かい?」

 

「ええ、事実よだけどこれ以上は言えないわ」

 

「何故?」

 

「それは・・・彼等が来たからね」

 

「なかなかいい子達じゃないオリビエ」

 

「そうだろうエステル君。後お願いなんだが・・・」

 

「良いわよⅦ組が危なくなったら助けるわ」

 

「良いのかい?」

 

「ええ良いわよ」

 

「実はね・・・」

 

「オリビエとⅦ組が話してる時にワイズマンが帝国解放戦線と接触してた映像記録を見つけてね」

 

「まさか、ここまでの異変やかいにゅうがゼムリア大陸で起きるなんて思わなかったよ」

 

「まだまだ他の世界も含めればゼムリア大陸単体では少ない方よ」

 

「何故僕に特殊遊撃部隊を教えないの?」

 

「ああ、それは・・・オリビエに言う前に特殊遊撃部隊の存在が鉄血宰相に知られたからね」

 

「何だって――」

 

オリビエはエステルの言葉に驚いていた。

 

「あの時は本当に助かったよエステル君」

 

オリビエがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

リベール異変時の同窓会

「良いわよⅦ組が危なくなったら助けるわ」

 

「良いのかい?」

 

「ええ良いわよ」

 

「実はね・・・」

 

「オリビエとⅦ組が話してる時にワイズマンが帝国解放戦線と接触してた映像記録を見つけてね」

 

「まさか、ここまでの異変やかいにゅうがゼムリア大陸で起きるなんて思わなかったよ」

 

「まだまだ他の世界も含めればゼムリア大陸単体では少ない方よ」

 

「何故僕に特殊遊撃部隊を教えないの?」

 

「ああ、それは・・・オリビエに言う前に特殊遊撃部隊の存在が鉄血宰相に知られたからね」

 

「何だって――」

 

オリビエはエステルの言葉に驚いていた。

 

「あの時は本当に助かったよエステル君」

 

オリビエがそう言う。

 

「別に良いわよ別動隊が対応したし」

 

「ああ、確かに帝国解放戦線が・・・」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

「「「「「「くっ強い」」」」」」

 

「スカイあの人達を助けよう」

 

「しかしエルちゃんや翼くんを探さないと」

 

「それも大事だけど今はランボーグみたいのを浄化しないと」

 

「そうですね」

 

そう言って2人はⅦ組の援護を始めた。

 

「おお、こいつはすげえ」

 

「はしゃぐんじゃないよv恥ずかしいから」

 

「そりゃ無理だぜ。cから預かったあれ一体でこのままいけばGの無念を晴らせるかもなんだからな」

 

「それはそうだけど・・・何か嫌な感じがするのよ」

 

「良いのか俺達にナノビョーゲンと言うアイテムを渡しても?」

 

「ああ、構わないただナノビョーゲンを倒すことが出来る連中がいたら私の事を秘密にしてくれるだけでそれでいい」

 

「そんなのでいいのか?」

 

「ああ、十分だcさて私は行くとしようせいぜい鉄血宰相を倒して欲しいものだ」

 

「任せてくれアルバ教授」

 

「しかし不気味な教授でしたねc」

 

「ああ、それは・・・事実だがナノビョーゲンと言うアイテムをゲット出来たから良いとしよう」

 

「準備を始めようvとs」

 

「「おう」はい」

 

「嫌な予感だと」

 

「そうよ」

 

「メガ・・・ビョーゲン」

 

「「「「「「「「「えっ何が起きた?」」」」」」」」」

 

その時亜種型メガビョーゲンにダメージを与えた2人の少女がⅦ組の前に現れた。

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン

 

「やっぱりランボーグとは違う」

 

プリズムがそう言う。

 

「大丈夫ですか?皆さん」

 

「ああ、助かったよ君達は一体誰なんだ?」

 

「私はキュアスカイです」

 

「私はキュアプリズムです」

 

「それにあの怪物を倒した彼女らは一体?」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

突然亜種型メガビョーゲンは浄化され想定外事態に驚く。Ⅶ組のメンバーと帝国解放戦線の2人だった。

 

オリビエが思い出していた。

 

それを聞いたレンがオリビエがに言った。

 

「ウフフそんなに気しなくても彼女達はもうすぐゼムリア大陸に来るわよ」

 

「何ですってレンそれは本当なの?」

 

エステルがレンに聞く。

 

「ええ、本当よ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

エレポニア帝国の進む道前編

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

突然亜種型メガビョーゲンは浄化され想定外事態に驚く。Ⅶ組のメンバーと帝国解放戦線の2人だった。

 

オリビエが思い出していた。

 

それを聞いたレンがオリビエがに言った。

 

「ウフフそんなに気しなくても彼女達はもうすぐゼムリア大陸に来るわよ」

 

「何ですってレンそれは本当なの?」

 

エステルがレンに聞く。

 

「ええ、本当よ」

 

「何ですって、それは本当ですか?」

 

「ええ、最悪な事にその条件で彼等が死んだ場合ヴァン・アークライドの中にある災厄によって融合世界にも悪影響が出る事がわかったの」

 

「何てことだ・・・」

 

「実際にそういう事が起きないように監視するんですか?」

 

「それもあるけど・・・」

 

「まあ、直哉達の話の時に並行世界の融合世界の話も聞けたし、今は千明達の件と海鳴市の件に私達は集中した方が良いと思うわ。もうすぐエレポニア帝国では内戦が起きてもいい頃だしね」

 

「成程なそっちのイベントが早いのか?」

 

「後改変を受けたゼムリア大陸は不安定みたいね。形式的とはいえ鉄血宰相のギリアス・オズボーンが死んだのだからね」

 

「成程エレポニア帝国の内戦を利用する闇の者がゼムリア大陸へ来るかもしれないんだね」

 

ヨシュアがレンに聞く。

 

「ええ、だから特殊遊撃部隊が来るのよ」

 

「ちょっと待ってくれまさか君達は、この状況すらもギリアス・オズボーンの策だと言うのかい?」

 

「そうよオリビエ。ただギリアス・オズボーンの策に便乗する別の敵が動き出すかも知れないのよ」

 

「おお、こいつはすげえ」

 

「はしゃぐんじゃないよv恥ずかしいから」

 

「そりゃ無理だぜ。cから預かったあれ一体でこのままいけばGの無念を晴らせるかもなんだからな」

 

「それはそうだけど・・・何か嫌な感じがするのよ」

 

「良いのか俺達にナノビョーゲンと言うアイテムを渡しても?」

 

「ああ、構わないただナノビョーゲンを倒すことが出来る連中がいたら私の事を秘密にしてくれるだけでそれでいい」

 

「そんなのでいいのか?」

 

「ああ、十分だcさて私は行くとしようせいぜい鉄血宰相を倒して欲しいものだ」

 

「任せてくれアルバ教授」

 

「しかし不気味な教授でしたねc」

 

「ああ、それは・・・事実だがナノビョーゲンと言うアイテムをゲット出来たから良いとしよう」

 

「準備を始めようvとs」

 

「「おう」はい」

 

「その候補の1人が、帝国解放戦線にメガビョーゲンを与えたワイズマンよ」

 

「その他には・・・」

 

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

直哉とアニエスはお互いにそう言った。

 

「彼女達をここに送り込んだ者のとかね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

エレポニア帝国の進む道中編

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

直哉とアニエスはお互いにそう言った。

 

「彼女達をここに送り込んだ者のとかね」

 

「まあ、後者は直接手を下すタイプみたいだけどね」

 

「そうね未来人を送り込んで傍観する感じね」

 

「ええ――未来人だってーー」

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

直哉とアニエスはお互いにそう言った。

 

「特殊遊撃部隊は未来人とも接触してるのかい?」

 

オリビエがエステル達に聞く。

 

「そうね、彼女達は・・・」

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「少なくとも4年以上先のゼムリア大陸から来たと言ってたわね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

エレポニア帝国の進む道後編

「そうね、彼女達は・・・」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「少なくとも4年以上先のゼムリア大陸から来たと言ってたわね」

 

「4年後からの来訪者と言う事はゼムリア大陸は安全と言う事か?」

 

「安心するのは早いわよオリビエこれを見て」

 

「出てこいゼッタイヤラネーダ」

 

そう言う声が聞こえたのでまなつ達が急いで行くとそこには・・・」

 

「皆行くよ」

 

「「「ええ」」・・・」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「今日も元気だ!」

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「「「「お母さん達がプリキュアにへんしんしたーー」」」」

 

「皆落ち着いてこれは多分魔王の因子とゲネシスの改変の影響よ」

 

ローラがそう言う。

 

「この子達の世界の改変の原因は・・・」

 

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

「ゼムリア大陸に彼女達がやって来た事による改変だと言う事がわかったのよ」

 

「何だって――それではゼムリア大陸は大丈夫なのかい?」

 

「ゼムリア大陸に関してはリベールやカルバート共和国には影響は出てなさそうなんだけど、クロスベルとエレポニア帝国は改変の影響が出てもおかしくないのよ」

 

「現に・・・」

 

「その結果が今の特殊遊撃部隊やリベール王国の状況だとすれば・・・」

 

「今も僕の事を見ているかも知れないな」

 

「まあ、いいか響さんに頼んだ件は上手く行ったみたいだし」

 

そう言い直哉は映像を見る。

 

「特殊遊撃部隊だけではエレポニア帝国の調査隊に紅い星座が特殊遊撃部隊に協力していると見せればギリアス・オズボーンさんが特殊遊撃部隊とリベール王国への調査をやめると思うので、その手伝いをして欲しいんです」

 

「成程な」

 

「確かに俺達が現れたらそれはそれでエレポニア帝国の連中は驚くだろうが良いのか?」

 

「関係に気がつかれる可能性があるが・・・」

 

「大丈夫ですよ私達はエレポニア帝国がした事をするんで」

 

「ああ、成程エレポニア帝国も秘密裏に俺達紅い星座と契約した本当の理由を知っている特殊遊撃部隊だからこそ使える手段と言う事か」

 

「特殊遊撃部隊のメンバーがギリアス・オズボーンによる監視を受けているのよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について21 ゼムリア大陸の説明前編

「現に・・・」

 

「その結果が今の特殊遊撃部隊やリベール王国の状況だとすれば・・・」

 

「今も僕の事を見ているかも知れないな」

 

「まあ、いいか響さんに頼んだ件は上手く行ったみたいだし」

 

そう言い直哉は映像を見る。

 

「特殊遊撃部隊だけではエレポニア帝国の調査隊に紅い星座が特殊遊撃部隊に協力していると見せればギリアス・オズボーンさんが特殊遊撃部隊とリベール王国への調査をやめると思うので、その手伝いをして欲しいんです」

 

「成程な」

 

「確かに俺達が現れたらそれはそれでエレポニア帝国の連中は驚くだろうが良いのか?」

 

「関係に気がつかれる可能性があるが・・・」

 

「大丈夫ですよ私達はエレポニア帝国がした事をするんで」

 

「ああ、成程エレポニア帝国も秘密裏に俺達紅い星座と契約した本当の理由を知っている特殊遊撃部隊だからこそ使える手段と言う事か」

 

「特殊遊撃部隊のメンバーがギリアス・オズボーンによる監視を受けているのよ」

 

その頃特殊遊撃部隊はハニーにこちらのゼムリア大陸の説明をしていた。

 

「良いですか特殊遊撃部隊の立場は・・・」

 

「おいおいこりゃやばいぜ風の剣聖IBC取締役社長のせいで」

 

「クロスベル国ですか」

 

「一体何をする気なの?叔父様」

 

「馬鹿なここでクロスベルが国と宣言した所でエレポニア帝国とカルバート共和国が許すわけがない。これでは市民に被害が出るぞ」

 

「そうだなと言っても風の剣聖達はやる気みたいだな」

 

「ロイドどうする?」

 

「・・・俺達で風の剣聖達を止めよう。ワジすまないが君に頼みたい事がある」

 

「何だいロイド?」

 

「ワジ君には特殊遊撃部隊と合流して欲しい」

 

「特殊遊撃部隊と言えば君達を助けたと言う彼等かい?」

 

「ああ、今回俺達が風の剣聖達を止めたとしてもエレポニア帝国とカルバート共和国をクロスベルだけでは止める事は難しいだろう」

 

「そうだね普通に考えてもそう言う答えになるだろうね」

 

「だがもしこの状態が特殊遊撃部隊にとって手伝えない出来事だとしたらどうするんだい?」

 

「それは・・・」

 

「そんな事あるわけないだろう」

 

「現にあの時だって」

 

「ああ、それは・・・僕も知っている。だがあれはリベール王国の2人がいたからじゃないのかな?」

 

「それは否定出来ないけどそれでも私達の味方よ」

 

「そうですよワジさん」

 

「味方ね・・・ロイド達には伝えておく。僕達教会は特殊遊撃部隊を結社と同等の敵対組織として見ている」

 

「「「「何だって――」」」」

 

「やはり教会は僕達を危険視しているみたいですね」

 

直哉がそう言う。

 

「「「「「「ええ――」」」」」」

 

「直哉君それでいいの?」

 

「まあ、結社とは繋がりが全く無いとは言えば言えないですし」

 

「すまないなエステルにヨシュアそして特殊遊撃部隊の総司令殿、こちらに来させて」

 

「それは構いません。何やらエレポニア帝国の鉄血宰相がいない間に情報交換をしたいと、そう聞きましたが、間違いありませんか?」

 

こういう事例で一部の勢力に対して敵認定を受けているので」

 

「わかったわ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について21 ゼムリア大陸の説明中編

「それは否定出来ないけどそれでも私達の味方よ」

 

「そうですよワジさん」

 

「味方ね・・・ロイド達には伝えておく。僕達教会は特殊遊撃部隊を結社と同等の敵対組織として見ている」

 

「「「「何だって――」」」」

 

「やはり教会は僕達を危険視しているみたいですね」

 

直哉がそう言う。

 

「「「「「「ええ――」」」」」」

 

「直哉君それでいいの?」

 

「まあ、結社とは繋がりが全く無いとは言えば言えないですし」

 

「すまないなエステルにヨシュアそして特殊遊撃部隊の総司令殿、こちらに来させて」

 

「それは構いません。何やらエレポニア帝国の鉄血宰相がいない間に情報交換をしたいと、そう聞きましたが、間違いありませんか?」

 

こういう事例で一部の勢力に対して敵認定を受けているので」

 

「わかったわ」

 

「後ですねこれは可能性があるかも知れませんが・・・」

 

「「飛鳥ちゃん薫ちゃん。どうしてここに」」

 

「フフ、やはり貴女達も来ましたか特殊遊撃部隊」

 

「特殊遊撃部隊とは一体何なんだ?」

 

真宮寺直哉が治療を受けながら考えていると・・・

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

 

「フフ、成程あれがイシュメルガとデボネアが言っていた力ですか」

 

カルマがそう呟く。

 

「カルマ、イシュメルガとデボネアとは何者だ?」

 

真宮寺直哉がカルマに聞く。

 

「ああ、遥か未来から来た私の協力者ですよ」

 

!!

 

「遥か未来から来た協力者だと」

 

「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「そうです。それで間違いないですね?花寺薫」

 

「薫ちゃんの名字が違う」

 

「その通りだよカルマ。よくそこまで融合世界の事を熟知してるね」

 

「イシュメルガとデボネアでも私の名字変更の事は知らなかったのに」

 

「融合世界?飛鳥ちゃんどういう事?」君達は幼馴染世界から来たんだよね」

 

「違いますよ。真宮寺直哉さん」

 

「おい、直哉しっかりしろ面倒な奴は倒されたんだ」

 

「僕達の融合世界の過去の世界関連の敵が干渉して来るかも知れないので」

 

「その件もわかったわ」

 

「もしかするとハニーさんの敵が出て来るかも知れません」

 

「ええ――どういう事?」

 

ハニーが直哉に聞く。

 

「あの子達にあそこまで関わらせておいて結果が帰ってきたらもう1つの市が出来てたなんて嫌でしょう気分的に」

 

「ミュウミュウ世界と裏のソラシド市が私達の融合世界に誕生してるから」

 

「はあーーー」

 

「そしてそれをいちご達に伝えるから連れて来てね」

 

「それは良いんですが、裏のソラシド市は本当ですか?」

 

「本当よそしてね裏のソラシド市に、あり得ないんだけどパンサークローと言う犯罪組織の存在が確認されたの」

 

「ええ――」

 

「とりあえずパンサークローと裏のソラシド市の事はあとまわしで良いから・・・」

 

「なら良いわね4組の含めたプリキュア全員と新生帝国華撃団と如月ハニー達を連れてゼムリア大陸に行ってくれない?」

 

「実はトワからこちらの世界にパンサークローが侵入してきた可能性があると聞いたので」

 

「ええ――」

 

「そういう事なので注意して下さい。ハニーさん」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について21 ゼムリア大陸の説明後編

「あの子達にあそこまで関わらせておいて結果が帰ってきたらもう1つの市が出来てたなんて嫌でしょう気分的に」

 

「ミュウミュウ世界と裏のソラシド市が私達の融合世界に誕生してるから」

 

「はあーーー」

 

「そしてそれをいちご達に伝えるから連れて来てね」

 

「それは良いんですが、裏のソラシド市は本当ですか?」

 

「本当よそしてね裏のソラシド市に、あり得ないんだけどパンサークローと言う犯罪組織の存在が確認されたの」

 

「ええ――」

 

「とりあえずパンサークローと裏のソラシド市の事はあとまわしで良いから・・・」

 

「なら良いわね4組の含めたプリキュア全員と新生帝国華撃団と如月ハニー達を連れてゼムリア大陸に行ってくれない?」

 

「実はトワからこちらの世界にパンサークローが侵入してきた可能性があると聞いたので」

 

「ええ――」

 

「そういう事なので注意して下さい。ハニーさん」

 

「注意してと言われても本当にパンサークローが動いてるの?こちらの世界で」

 

「その気持ちわかりますよ。僕もそんな気持ちですし」

 

「ミュウミュウ世界と裏のソラシド市が私達の融合世界に誕生してるから」

 

「はあーーー」

 

「そしてそれをいちご達に伝えるから連れて来てね」

 

「それは良いんですが、裏のソラシド市は本当ですか?」

 

「本当よそしてね裏のソラシド市に、あり得ないんだけどパンサークローと言う犯罪組織の存在が確認されたの」

 

「ええ――」

 

「ただ、もしパンサークローと言う組織に異世界転移技術があるのであれば・・・」

 

「やっぱりパンサークローの目的は私だと言う事?」

 

「そうですね僕もハニーさんの事を星児さんから聞きましたが・・・」

 

「俺が行っても良いのか?」

 

「ええ、貴方が行かないと彼女が感情的になってるようなので」

 

「おいおいハニーの奴何してんだよ」

 

「いくら了子さんがパンサークローと共闘してたとは言えこっちにはパンサークローがいないじゃないか」

 

「成程そちらの融合世界には、了子さんはハニーさんの敵パンサークローと関わっていたんですね?」

 

「ああ、そうさ俺は個人的にハニーの父親の失踪事件を追ってたんだ」

 

「その過程の中で俺は、ハニーと俺の知る直哉と出会ってそこでパンサークローや直哉達の事情を聞いてな協力して戦っていたがある時俺達の世界にノイズが現れてな」

「つまり僕達の世界ではこのイベントがハニーさん達の世界で起きたような事ですか?」

 

「そうだな。そして了子さんはパンサークローと手を結びシンフォギア世界の月を破壊しようとしたんだ」

 

「成程」

 

「つまりハニーさんとしてはハニーさん達の世界の了子さん余り差異の無い流れだからこそ敵と認識したと言う事ですか?」

 

「恐らくそうだろう」

 

「そういう事ならハニーさんを止めるにはこちらのシンフォギア世界にしかないものを見せるしかないのですね」

 

「ああ、それが出来れば納得すると思う」

 

「わかりましたそういう事なら行きましょうか」

 

そして直哉は星児を連れて簡易ゲートでシンフォギア世界に向かった。

 

「そう言う理由であの時星児さんを連れて来たのね」

 

「そうですよ」

「フィーネ直哉君は私が守る」

 

「はあ、何言ってんだ?あんたあんたの世界の場合だろ」

 

「直哉とフィーネの中が悪いのは?別に私はあんたの世界の事なんて知らないけどなあんたも知らないんだろ?特殊遊撃部隊の苦労を?」

 

「それは・・・」

 

「そんなこちらの関係を壊すと言うのなら私が相手になる」

 

そう言ってクリスは、イチイバイルシューターを纏った。

 

「やめなさいクリス。その女には戦う事はないわ」

 

「何ですって」

 

「だって貴女は・・・」

 

了子がそう言った時・・・

 

「やめるんだハニー」

 

「ええーー星児さんどうしてここに?」

 

「ああ、それは・・・こちらの直哉君にこちらの世界しかない技術で連れて来て貰ったんだ」

 

「ええ――」

 

「そしてこの技術は直哉君と本当に協力関係でなければシンフォギア世界では使えないとの事だ」

 

「ええ――じゃあ本当に敵ではないの?」

 

「ふう、漸く誤解が解けたかしら?」

 

「そのようですね了子さん」

 

「ふう、何とか間にあいましたか?」

 

「あ、直哉君」

 

「あの時僕達が行かなければハニーさんは大怪我をしていたでしょうからね」

 

直哉がそう言う。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ソラとましろの不安の依頼参加へ

了子がそう言った時・・・

 

「やめるんだハニー」

 

「ええーー星児さんどうしてここに?」

 

「ああ、それは・・・こちらの直哉君にこちらの世界しかない技術で連れて来て貰ったんだ」

 

「ええ――」

 

「そしてこの技術は直哉君と本当に協力関係でなければシンフォギア世界では使えないとの事だ」

 

「ええ――じゃあ本当に敵ではないの?」

 

「ふう、漸く誤解が解けたかしら?」

 

「そのようですね了子さん」

 

「ふう、何とか間にあいましたか?」

 

「あ、直哉君」

 

「あの時僕達が行かなければハニーさんは大怪我をしていたでしょうからね」

 

直哉がそう言う。

 

その頃プリキュア達の方では・・・

 

「のどかさんこれからどうするんです?」

 

ゆいがのどかに聞く。

 

「とりあえず直哉君がハニーさんと話す前にレンちゃんに連絡してたから」

 

「レンちゃんて誰ですか?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「ワイズマンがゼムリア大陸にもどってる可能性があるのね」

 

「ええ、ワイズマンは結社に戻らずに独自に動くと思います」

 

「彼の実験は、結社が容認できる実験とは思えないので」

 

「確かにね、あいつは融合世界の中でかなりのパワーアップと色々の世界の技術を手に入れたしね」

 

「そうだね、エステル」

 

「でもここまで来ると、ワイズマンがどこまで進化をするのかを見てみたい気もするわ」

 

「レン、あんたそういう事は言わないでよ。今でもワイズマンは怪物なんだから、これ以上進化されたらたまらないわ」

 

「それで直哉達はどうするの?」

 

「とりあえずワイズマンがこちらで何かをするのなら暫くはゼムリア大陸にいる形になると思います」

 

「そうなの?16番目のプリキュアの世界とかシンフォギア世界は良いの?」

 

「とりあえずまなつちゃん達の世界での見守るイベントとシンフォギア世界での依頼は、完全には終わってませんけど、向こうにいても刺激するだけですから」

 

「レンちゃんはエステルさん達と同じ世界の住人で特殊遊撃部隊の仲間だよ」

 

「皆さんお疲れ様でした。それにレンさんとアリオスさんご助力ありがとうございました」

 

「フフ、気にしなくて良いわよ。私も新たな世界から来た人間を見たかったし」

 

「私の方も気にしなくていい通商会議よりこちらを優先して欲しいとミシェルが言ったからな

 

レンとアリオスが直哉に向け言う。

 

「「「「はあ、はあ」」」」

 

「何とかキメラ魔獣を通常の魔獣に戻せましたね」

 

キュアアースが言う。

 

「ねえ白銀今回のあれやたら頑丈だっだけどどうして?」

 

「ああ、それは・・・ゼムリア大陸と言う異世界と霊的な力を増幅させるこの塔が何らかの影響が出たと推測している俺の中ではな」

 

「そうなの?」

 

「そうねそこのお兄さんが言ったのが正解かも知れないわね。ここに来る前に直哉からあいつの能力を聞いたけど本当にナノビョーゲンに似てるわよね」

 

「ああ、ここは上位三属性が働いているからな」

 

「つまりここにいた俺達の世界の敵を上位三属性とやらの力で強化されたと考えていいのか?」

 

白銀がレンに聞く。

 

「ええ、そう言う風に考えて良いと思うわ。少なくとも上位三属性が発現する時は必ず厄介な事が起きるから」

 

「そうなのか?」

 

「ああ、そう言う時の方が多い。さて直哉一旦出ないか?星見の塔から」

 

「あ、そうですねアリオスさん」

 

そして直哉達は星見の塔を出てクロスベル市の東通りにある宿泊施設に向かい、途中でアリオスとは遊撃手協会で別れていた。

 

「直哉君私達はこれからどうするの?」

 

ちゆが直哉に聞く。

 

「へえそんな子がいるんだ?」

 

「でもあの子達も参加させるんですね?」

 

みのりがのどかに聞く。

 

「うんそれがデボネア達からのコントロールの映像を受けにくくする為みたいだからね」

 

「「成程」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第59章 第2部 内戦開幕そして再起する者達編
エステル達の合流前


白銀がレンに聞く。

 

「ええ、そう言う風に考えて良いと思うわ。少なくとも上位三属性が発現する時は必ず厄介な事が起きるから」

 

「そうなのか?」

 

「ああ、そう言う時の方が多い。さて直哉一旦出ないか?星見の塔から」

 

「あ、そうですねアリオスさん」

 

そして直哉達は星見の塔を出てクロスベル市の東通りにある宿泊施設に向かい、途中でアリオスとは遊撃手協会で別れていた。

 

「直哉君私達はこれからどうするの?」

 

ちゆが直哉に聞く。

 

「へえそんな子がいるんだ?」

 

「でもあの子達も参加させるんですね?」

 

みのりがのどかに聞く。

 

「うんそれがデボネア達からのコントロールの映像を受けにくくする為みたいだからね」

 

「「成程」」

 

「それ以外でも異世界について勉強していた方が良いと言う直哉君とトワさんの考えみたいだよ」

 

「「成程、今回のプリキュア達は住んでいる世界自体が違うメンバーだから」」

 

「そうだよそれに・・・」

「ならヨヨさん貴女が僕達をここに来るように仕向けたのではないんですね?」

 

「ええ、違うわよ」

 

「でも貴方達がここに来たのは必然よ」

 

「それはどういう意味ですか?」

 

「地球のお医者さん、南国、食事のプリキュア達が貴方と共にいるから連れて来られたんだと思うの」

 

「ヨヨさんは僕達がここに来たのは3組のプリキュア達がいるからと言いたいのですね」

 

「そうよ」

 

「そうですか、ヨヨさん貴女の言葉を信じるとすれば少なくともこの世界は地球のお医者さんのプリキュアそして南国のプリキュアと食事のプリキュアと直接関りがなくてもそう言うものが働く世界と思っていいんですね」

 

「そうよ、私が貴方達の存在を知ったのはその力の一部で知ったの」

 

「そして貴方の記憶にリンクして見せて貰ったの」

 

「当初はましろちゃんのおばあさんが、デボネア達と繋がりがあるような雰囲気だったからね」

 

「「そう言う理由だったんですか?」」

 

「うんだから・・・」

「「「「初めまして私はキュアグレース」私はキュアフォンテーヌよ」私はキュアスパークルだよ」私はキュアアースです」

 

「「あ、私達はキュアスカイと」キュアプリズムです」

 

「そして私達は響さんと一緒に仕事をしている仲間だよ」

 

!!

 

「グレースさんお願いがあります。私達を響さん達に会わせて貰えませんか?」

 

「どういう事かな?」

 

「スカイあの人達を助けよう」

 

「しかしエルちゃんや翼くんを探さないと」

 

「それも大事だけど今はランボーグみたいのを浄化しないと」

 

「そうですね」

 

「成程仲間と別れたと思ったらいつの間にかこちらの世界に来ていてメガビョーゲンと戦ったのね」

 

「はい」

「以前言われた事をまた言われる可能性があるよ」

 

「それは・・・」

 

「そうですねそれに響達と会えたとしてスカイ達は何がしたいのですか?」

 

アースがスカイ達に聞く。

 

「「それは消えた2人の仲間が心配だから探すのを手伝って欲しいんです」」

 

「成程・・・プリズムも本当にスカイと同じなの?」

 

「え、どういう意味ですか?」

 

プリズムがグレースに聞く。

 

「ごめんねそんな感覚を感じたから、もしかしたらプリズムは・・・」

 

「あの時には既に響さんや私達や異世界の存在を知ってたんじゃない?」

 

「どうしてそう思うのです?」

 

「それは簡単だよ。スカイランドとソラシド市との行き来が私達の知る中で簡単でなおかつスカイランドの物がソラシド市で見つける事が出来るからね」

 

「そう言う事例が起きる事は少なくともソラシド市とスカイランド両方に詳しいヨヨさんのお孫さんでしょう」

 

「だったらヨヨさんに連絡をした方が安全じゃない?」

 

「あの時の出会いの時にキュアプリズムに私達も警戒してたんだ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

合流後そして内戦開戦

「そうですねそれに響達と会えたとしてスカイ達は何がしたいのですか?」

 

アースがスカイ達に聞く。

 

「「それは消えた2人の仲間が心配だから探すのを手伝って欲しいんです」」

 

「成程・・・プリズムも本当にスカイと同じなの?」

 

「え、どういう意味ですか?」

 

プリズムがグレースに聞く。

 

「ごめんねそんな感覚を感じたから、もしかしたらプリズムは・・・」

 

「あの時には既に響さんや私達や異世界の存在を知ってたんじゃない?」

 

「どうしてそう思うのです?」

 

「それは簡単だよ。スカイランドとソラシド市との行き来が私達の知る中で簡単でなおかつスカイランドの物がソラシド市で見つける事が出来るからね」

 

「そう言う事例が起きる事は少なくともソラシド市とスカイランド両方に詳しいヨヨさんのお孫さんでしょう」

 

「だったらヨヨさんに連絡をした方が安全じゃない?」

 

「あの時の出会いの時にキュアプリズムに私達も警戒してたんだ」

 

その後エステルとオリビエ達が特殊遊撃部隊と合流して数日後・・・トリスタと言う街の周辺にてロボットらしい戦いが行われたと言う情報が流れた。

 

「何てことだ、リイン君とヴァリマールが負けたのか?」

 

オリビエがそう呟くとエステルが来た。

 

「何落ち込んでるのよ、そんなにヴァリマールがトリスタ攻防戦で負けたのがいがいだった?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「まあ実際ロボット同士での戦いにⅦ組の子達が勝てると思ってたの?」

 

「メガ・・・ビョーゲン」

 

「「「「「「「「「えっ何が起きた?」」」」」」」」」

 

その時亜種型メガビョーゲンにダメージを与えた2人の少女がⅦ組の前に現れた。

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン

 

「やっぱりランボーグとは違う」

 

プリズムがそう言う。

 

「大丈夫ですか?皆さん」

 

「ああ、助かったよ君達は一体誰なんだ?」

 

「私はキュアスカイです」

 

「私はキュアプリズムです」

 

「リィン挨拶は後だ」

 

「ああ、マキアス」

 

「あの私も手伝います」

 

「そうだね私達がランボーグみたいのを相手すればお兄さん達は別の相手を出来るからね」

 

「そうです」

 

「良いのかい君達?」

 

「「はい」」

 

「それじゃあ頼むよ」

 

リィンがそう言い、プリズム達と別れようとした時事態は急変したのだった。

 

「まだチーム戦のような戦いならまだしもロボットに乗り始めた人がすぐに勝てると思ってるの?」

 

「少なくとも乗り手の搭乗時間の差はあると考えた方が良いわね」

 

「しかしそうすると貴族派と革新派との内戦が勃発する事になるんだが、君達特殊遊撃部隊は内戦に干渉してくれるのかい?」

 

「ああ、それは・・・内戦には基本干渉しないわよ。この内戦は本来の流れなのだから」

 

!!

 

「何だって――この内戦が本来の流れにある事なのかい?」

 

「ええ、そうよオリビエが作った。トールズ士官学校Ⅶ組の皆の為の試練と言うべきイベントだからね」

 

「成程そう言う意味ではこの内戦は都合が良いのか」

 

「そうね内戦によってⅦ組の立場も変わるわね」

 

「そうだな貴族派と革新派に家族がいる者達にとっては」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

それぞれの選択1

「それじゃあ頼むよ」

 

リィンがそう言い、プリズム達と別れようとした時事態は急変したのだった。

 

「まだチーム戦のような戦いならまだしもロボットに乗り始めた人がすぐに勝てると思ってるの?」

 

「少なくとも乗り手の搭乗時間の差はあると考えた方が良いわね」

 

「しかしそうすると貴族派と革新派との内戦が勃発する事になるんだが、君達特殊遊撃部隊は内戦に干渉してくれるのかい?」

 

「ああ、それは・・・内戦には基本干渉しないわよ。この内戦は本来の流れなのだから」

 

!!

 

「何だって――この内戦が本来の流れにある事なのかい?」

 

「ええ、そうよオリビエが作った。トールズ士官学校Ⅶ組の皆の為の試練と言うべきイベントだからね」

 

「成程そう言う意味ではこの内戦は都合が良いのか」

 

「そうね内戦によってⅦ組の立場も変わるわね」

 

「そうだな貴族派と革新派に家族がいる者達にとっては」

 

「そうねそれに貴族派がユミルにいるアルフィン王女とリイン君達と接触しようとしてるみたいね」

 

「何だって、アルフィンが・・・」

 

エステルの言葉に驚くオリビエだった。

 

その頃別室にいる直哉達は・・・

 

「やっぱり本来の流れの内戦開幕状況で始まりましたか」

 

「そうみたいだねだけど・・・」

 

「想定以上に動きが速いかな?」

 

「しかしそうすると貴族派と革新派との内戦が勃発する事になるんだが、君達特殊遊撃部隊は内戦に干渉してくれるのかい?」

 

「ああ、それは・・・内戦には基本干渉しないわよ。この内戦は本来の流れなのだから」

 

!!

 

「何だって――この内戦が本来の流れにある事なのかい?」

 

「ええ、そうよオリビエが作った。トールズ士官学校Ⅶ組の皆の為の試練と言うべきイベントだからね」

 

「成程そう言う意味ではこの内戦は都合が良いのか」

 

「そうね内戦によってⅦ組の立場も変わるわね」

 

「そうだな貴族派と革新派に家族がいる者達にとっては」

 

「成程、貴族派と革新派それぞれが思惑通り動いているんですね」

 

「そうねたった1人の死によってここまで帝国が混乱するとはねえ」

「まさか未来から来た3人を確認もしくは確保が目的だったがまさか確認すらできないとは」

 

「まあ仕方ないですね、彼等特殊調査隊は直接的な戦闘は不慣れだった事と、紅い星座が、特殊遊撃部隊についていたとは・・・」

 

「それは我々もおもいましたが・・・」

 

「それがですね不思議なんすよ。確かに謎のモンスターがカルバート共和国のクレイユ村で発見されて数時間後には謎のモンスターを見た筈のクレイユ村の住人の記憶が無かったんですよね」

 

「何!!住人の記憶が?」

 

「はい、カルバート共和国側では集団催眠を受けたと言う事にしたみたいです」

 

「成程確かに謎のモンスターがいると公表するよりは国民の信用度は上がるな」

 

「ええ、ですがカルバート共和国側も目撃者達が全滅状態なので調査は難航しているみたいですね」

 

「そうだろうなどちらにしても我々の計画の妨げになるような事になれば色々動かねばな」

 

「現状ではそう言う事をしなければいけない状況にはなりそうも無いですけどね」

 

「何一応の備えとしてだがな」

 

「もうこの案件には出さない方が賢明と思いますがね、下手をすれば内戦に負けるかも知れませんよ独断でリベール王国に戦力を送った事がばれて」

 

「そうかも知れぬな、ここで欲を出して本来の計画に支障をきたすわけにはいかんからな」

 

「だが・・・」

 

「それがですね不思議なんすよ。確かに謎のモンスターがカルバート共和国のクレイユ村で発見されて数時間後には謎のモンスターを見た筈のクレイユ村の住人の記憶が無かったんですよね」

 

「何!!住人の記憶が?」

 

「はい、カルバート共和国側では集団催眠を受けたと言う事にしたみたいです」

 

「成程確かに謎のモンスターがいると公表するよりは国民の信用度は上がるな」

 

「ええ、ですがカルバート共和国側も目撃者達が全滅状態なので調査は難航しているみたいですね」

 

「そうだろうなどちらにしても我々の計画の妨げになるような事になれば色々動かねばな」

 

「現状ではそう言う事をしなければいけない状況にはなりそうも無いですけどね」

 

「あの謎の事象の秘密を知りたかったがな」

 

「欲を言えばな」

 

「レスターお前は本来の任務をしつつ可能なら特殊遊撃部隊と接触してみて欲しい」

 

「特殊遊撃部隊と接触ですか?」

 

「そうだ」

 

「まあ、仕方ないかな僕達としてもあの人には大人しくして欲しいからね」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

それぞれの選択2 捕まったリイン達の話前編

「それがですね不思議なんすよ。確かに謎のモンスターがカルバート共和国のクレイユ村で発見されて数時間後には謎のモンスターを見た筈のクレイユ村の住人の記憶が無かったんですよね」

 

「何!!住人の記憶が?」

 

「はい、カルバート共和国側では集団催眠を受けたと言う事にしたみたいです」

 

「成程確かに謎のモンスターがいると公表するよりは国民の信用度は上がるな」

 

「ええ、ですがカルバート共和国側も目撃者達が全滅状態なので調査は難航しているみたいですね」

 

「そうだろうなどちらにしても我々の計画の妨げになるような事になれば色々動かねばな」

 

「現状ではそう言う事をしなければいけない状況にはなりそうも無いですけどね」

 

「あの謎の事象の秘密を知りたかったがな」

 

「欲を言えばな」

 

「レスターお前は本来の任務をしつつ可能なら特殊遊撃部隊と接触してみて欲しい」

 

「特殊遊撃部隊と接触ですか?」

 

「そうだ」

 

「まあ、仕方ないかな僕達としてもあの人には大人しくして欲しいからね」

 

「そうだとしても本当に助けないんですか?」

 

まなつが直哉に聞く。

 

「うんそうだよ。本来の流れだからとは別にゼムリア大陸では・・・」

 

「貴方達は誰?」

 

「僕は花寺直哉と言います。役千明さんで良いでしょうか?」

 

!!

 

「どうして私の名前を知ってるの?」

 

「ああ、それは・・・こちらの世界も多少7人世界と関りがあるので」

 

「え、そうなの?」

 

「はいですが、千明さんの経緯を教えてくれないとこちらとしてもどう動けばいいのかがわからないので」

 

「そうねわかったわ」

 

「超鬼神力、ヴァジュラマサラ、サムスカーラ」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「ね、出来たでしょ」

 

直哉は、笑顔で言う」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

「こうして7人世界から元の時代に帰れると思ってたら・・・」

 

「「「「成程」」」」

 

「気がついたらここにいたと言う事ですね?」

 

「そうなの」

 

「以前こういう事例が起きたので、少し慎重になっているのは事実ですが」

 

「まあ、この性格だから喧嘩になるんだろうな」

 

「あ、・・・」

 

その時まなつは思い出した。

 

「ローラ自覚はあるんだ」

 

「五月蠅いまなつ」

 

「私達は紫藤直哉さんの戦力として、色んな世界で戦いを見て、私達の隊長が救出に行きたいと言っても、部隊を動かさなかったりして、隊長的に不満があったみたいでね」

 

「それが爆発した感じかな」

 

「そうですね」

 

「それで、その救出を、拒否したのかを直哉さんに聞いたら」

 

「その子は本来助ける人がいるから自分達の行動で、その世界の歴史を極力変えない為だとね」

 

「直哉さんは、自分達の世界移動だけでも慎重にしてた理由を始めて聞いて驚いたよ」

 

「こういっちゃなんだが、さくらさん達の隊長は、目の前の事しか見えてないのか?自分が異世界で活躍するリスクなど考えないのか」

 

「そのリスクが高いと判断した直哉さんに不満を持つなんて、扱いにくい部下ですね」

 

「あ、部下ではなく出向者ですね」

 

「そして爆発した隊長と私達は、隊長がいない所で、直哉さんの許可を貰って部隊から離れて行動していたらいつの間にかまなつちゃん達の世界に来てたんだ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

それぞれの選択2 捕まったリイン達の話中編

「私達は紫藤直哉さんの戦力として、色んな世界で戦いを見て、私達の隊長が救出に行きたいと言っても、部隊を動かさなかったりして、隊長的に不満があったみたいでね」

 

「それが爆発した感じかな」

 

「そうですね」

 

「それで、その救出を、拒否したのかを直哉さんに聞いたら」

 

「その子は本来助ける人がいるから自分達の行動で、その世界の歴史を極力変えない為だとね」

 

「直哉さんは、自分達の世界移動だけでも慎重にしてた理由を始めて聞いて驚いたよ」

 

「こういっちゃなんだが、さくらさん達の隊長は、目の前の事しか見えてないのか?自分が異世界で活躍するリスクなど考えないのか」

 

「そのリスクが高いと判断した直哉さんに不満を持つなんて、扱いにくい部下ですね」

 

「あ、部下ではなく出向者ですね」

 

「そして爆発した隊長と私達は、隊長がいない所で、直哉さんの許可を貰って部隊から離れて行動していたらいつの間にかまなつちゃん達の世界に来てたんだ」

 

「ああ、成程でも今回は直哉さんの判断に待ったを言う人はいませんよ」

 

「確かにそうだけど」

 

その後エステルとオリビエ達が特殊遊撃部隊と合流して数日後・・・トリスタと言う街の周辺にてロボットらしい戦いが行われたと言う情報が流れた。

 

「何てことだ、リイン君とヴァリマールが負けたのか?」

 

オリビエがそう呟くとエステルが来た。

 

「何落ち込んでるのよ、そんなにヴァリマールがトリスタ攻防戦で負けたのがいがいだった?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「まあ実際ロボット同士での戦いにⅦ組の子達が勝てると思ってたの?」

 

「まだチーム戦のような戦いならまだしもロボットに乗り始めた人がすぐに勝てると思ってるの?」

 

「少なくとも乗り手の搭乗時間の差はあると考えた方が良いわね」

 

「しかしそうすると貴族派と革新派との内戦が勃発する事になるんだが、君達特殊遊撃部隊は内戦に干渉してくれるのかい?」

 

「ああ、それは・・・内戦には基本干渉しないわよ。この内戦は本来の流れなのだから」

 

!!

 

「何だって――この内戦が本来の流れにある事なのかい?」

 

「ええ、そうよオリビエが作った。トールズ士官学校Ⅶ組の皆の為の試練と言うべきイベントだからね」

 

「成程そう言う意味ではこの内戦は都合が良いのか」

 

「そうね内戦によってⅦ組の立場も変わるわね」

 

「そうだな貴族派と革新派に家族がいる者達にとっては」

 

「実際エステルさんとオリビエさんも言ってたけど、革新派に対して貴族派がエレポニア帝国の王女と今確認している中のロボットを操縦出来るリイン達を抑えるのは内戦をしていくには必要だからね」

 

「でも・・・大丈夫なんですか?」

 

「そこは大丈夫よ。リイン達の近くには結社側の人間もいるし」

 

レンが説明をする。

 

「結社ですか?」

 

まなつがそう言う。

 

「レーヴェさん、あの火焔魔神という人はレーヴェさんの仲間ですよね」

 

「ああ一応な」

 

「一応とはどういう意味ですか?」

 

響がレーヴェに聞く。

 

「奴は特殊でな仲間でも奴自身で認めないと響達のいう仲間にはなれないのさ」

 

「ええーーそれってもしかして戦闘狂のする思考を持った人なんですか?」

 

「否定はしない」

 

「おい、女この任務が終わったら俺様と戦えよ。お前の持っている力に興味があるからな」

 

「だそうだ響、よかったな。劫炎と戦うだけで響の好きな友達になれるぞ火炎魔神と戦った女の称号と共にな」

 

「ええーー」

 

「劫炎と戦ったら死ぬかも知れんがな」

 

「イヤー私はやっぱり呪われているよ直哉君」

 

「響さん御愁傷様です。死んだらちゃんと供養しますから」

 

「イヤー見捨てないで」

 

「クックッあの女は面白いな」

 

「マクバーン遊ぶのもほどほどにしておけよ」

 

「そのようだな連中に気づかれたみたいだな」

 

「以前協力しているんですよ。特殊遊撃部隊と結社は」

 

直哉がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

それぞれの選択2 捕まったリイン達の話後編

「おい、女この任務が終わったら俺様と戦えよ。お前の持っている力に興味があるからな」

 

「だそうだ響、よかったな。劫炎と戦うだけで響の好きな友達になれるぞ火炎魔神と戦った女の称号と共にな」

 

「ええーー」

 

「劫炎と戦ったら死ぬかも知れんがな」

 

「イヤー私はやっぱり呪われているよ直哉君」

 

「響さん御愁傷様です。死んだらちゃんと供養しますから」

 

「イヤー見捨てないで」

 

「クックッあの女は面白いな」

 

「マクバーン遊ぶのもほどほどにしておけよ」

 

「そのようだな連中に気づかれたみたいだな」

 

「以前協力しているんですよ。特殊遊撃部隊と結社は」

 

直哉がそう言う。

 

「そうなんだ」

 

「まあ、結社とは最近付き合いを少なくしてますからね」

「ああ、それは・・・僕も知っている。だがあれはリベール王国の2人がいたからじゃないのかな?」

 

「それは否定出来ないけどそれでも私達の味方よ」

 

「そうですよワジさん」

 

「味方ね・・・ロイド達には伝えておく。僕達教会は特殊遊撃部隊を結社と同等の敵対組織として見ている」

 

「「「「何だって――」」」」

 

「やはり教会は僕達を危険視しているみたいですね」

 

直哉がそう言う。

 

「「「「「「ええ――」」」」」」

 

「直哉君それでいいの?」

 

「まあ、結社とは繋がりが全く無いとは言えば言えないですし」

 

 

「早速だが盟主が特殊遊撃部隊の方にマクバーンとレオンハルトの2人を預かって欲しいとの事を俺とカンパネルラに通達して来たんだ」

 

「ええ――まあ、レオンハルトさんはリベール王国で本来ならいなくなるので良いですが、マクバーンさんはエレポニア帝国の方で活動する筈では?」

 

「ああ、それは・・・マクバーンは先に立花響とやりたいからだと」

 

「確かにマクバーンさんは言ってましたね」

 

「一応とはどういう意味ですか?」

 

響がレーヴェに聞く。

 

「奴は特殊でな仲間でも奴自身で認めないと響達のいう仲間にはなれないのさ」

 

「ええーーそれってもしかして戦闘狂のする思考を持った人なんですか?」

 

「否定はしない」

 

「おい、女この任務が終わったら俺様と戦えよ。お前の持っている力に興味があるからな」

 

「ああ、今マクバーンはシンフォギアに興味を持つようになってるからな」

 

「それは複雑ですね」

 

「現にこういう依頼も受けているので、教会からとしては危険視されていてもおかしくはないと思いますよ」

 

「「「「「それは確かに」」」」」」

 

「正直これからのクロスベルでのイベント自体には、現時点では介入する必要性は無いのですが、見届ける感じでいて下さいね」

 

暫くして・・・

 

クロスベル自治国として西ゼムリア全土に独立宣言を行ってしまった。

 

「ついに宣言してしまったわね独立宣言を」

 

「そうですね私は歴史の授業で聞いていた事を直接見る事になるなんて思いませんでしたけど」

 

ちゆとアニエスがそれぞれ言う。

 

「でも直哉エレポニア帝国とカルバート共和国の進撃は止まるのですか?」

 

アスミが直哉に聞く。

 

「それは間違いないですよ。特務支援課が独立宣言を実行された人物の捕縛後キーアちゃんの力の発現によりエレポニア帝国とカルバート共和国の秘密兵器も含めて使えなくなるので」

 

「そうなのですか?」

 

「エレポニア帝国の列車砲に関しては消滅するので」

 

「「「「「「ええ――」」」」」」

 

「大丈夫なの?」

 

「ええ、その辺もエレポニア帝国側にいるリインさん達が見てるので」

 

「実際クロスベルでの事件で、特殊遊撃部隊がエレポニア帝国の内戦に介入した場合教会と対峙するのでそれは避けたいんですよ」

 

「成程それで王女様達を救出出来ないんですね?」

 

「そういう事だよまなつちゃん」

 

「でもお兄さん場合によってはするんでしょ?」

 

レンが直哉に聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

レンの確認と動き出す内戦

「エレポニア帝国の列車砲に関しては消滅するので」

 

「「「「「「ええ――」」」」」」

 

「大丈夫なの?」

 

「ええ、その辺もエレポニア帝国側にいるリインさん達が見てるので」

 

「実際クロスベルでの事件で、特殊遊撃部隊がエレポニア帝国の内戦に介入した場合教会と対峙するのでそれは避けたいんですよ」

 

「成程それで王女様達を救出出来ないんですね?」

 

「そういう事だよまなつちゃん」

 

「でもお兄さん場合によってはするんでしょ?」

 

レンが直哉に聞く。

 

「うん場合によってはね」

 

「それはまさか・・・ブルーが乱入した場合ですか?」

 

「それは違うよまなつちゃん」

「良いのか俺達にナノビョーゲンと言うアイテムを渡しても?」

 

「ああ、構わないただナノビョーゲンを倒すことが出来る連中がいたら私の事を秘密にしてくれるだけでそれでいい」

 

「そんなのでいいのか?」

 

「ああ、十分だcさて私は行くとしようせいぜい鉄血宰相を倒して欲しいものだ」

 

「任せてくれアルバ教授」

 

「しかし不気味な教授でしたねc」

 

「ああ、それは・・・事実だがナノビョーゲンと言うアイテムをゲット出来たから良いとしよう」

 

「準備を始めようvとs」

 

「「おう」はい」

 

その頃ワイズマンは・・・

 

「フフ、帝国解放戦線せいぜい頑張ってくれたまえよ」

「嫌な予感だと」

 

「そうよ」

 

「メガ・・・ビョーゲン」

 

「「「「「「「「「えっ何が起きた?」」」」」」」」」

 

その時亜種型メガビョーゲンにダメージを与えた2人の少女がⅦ組の前に現れた。

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン

 

「やっぱりランボーグとは違う」

 

プリズムがそう言う。

 

「大丈夫ですか?皆さん」

 

「ああ、助かったよ君達は一体誰なんだ?」

 

「私はキュアスカイです」

 

「私はキュアプリズムです」

 

「リィン挨拶は後だ」

 

「ああ、マキアス」

 

「あの私も手伝います」

 

「そうだね私達がランボーグみたいのを相手すればお兄さん達は別の相手を出来るからね」

 

「そうです」

 

「良いのかい君達?」

 

「「はい」」

 

「それじゃあ頼むよ」

 

リィンがそう言い、プリズム達と別れようとした時事態は急変したのだった。

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「ワイズマンが貴族派に協力しているとかの状況になれば特殊遊撃部隊として動かざるえないけど、今の所は内戦が流れ通りに行けばいいんだけどね」

 

「僕の予感ではそう上手く行きそうにないと感じるんだよね」

 

「そうなんですか?」

 

「オラオラどうして戦わない?お前は俺達帝国華撃団を殺す為に来たんだろうが・・・くらえ!!破邪剣征・桜花放神」

 

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

2人の放った技が互いにぶつかり合い、花寺直哉の技が襲撃者を飲み込んだ」

 

「あの男にのどか達の事教えたのは、ノヴァだから」

 

「「ええーー」」

 

「ノヴァどうしてこの世界に来たの?目的は何なの」

 

「私の目的?そんな決まってるじゃない、私の忠実な僕になる帝国華撃団を手に入れる為よ」

 

!!

 

「まさか帝国華撃団を手に入れる事が目的だなんて」

 

「うん僕としてはデボネアがノヴァに命令して介入して来るんじゃないかと見てるんだ」

 

「どうして?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「ソラシド市から3人のプリキュア達が消えたからさ」

 

そして時が進み・・・

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

Ⅶ組の仲間集め1 RFにて

「あの男にのどか達の事教えたのは、ノヴァだから」

 

「「ええーー」」

 

「ノヴァどうしてこの世界に来たの?目的は何なの」

 

「私の目的?そんな決まってるじゃない、私の忠実な僕になる帝国華撃団を手に入れる為よ」

 

!!

 

「まさか帝国華撃団を手に入れる事が目的だなんて」

 

「うん僕としてはデボネアがノヴァに命令して介入して来るんじゃないかと見てるんだ」

 

「どうして?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「ソラシド市から3人のプリキュア達が消えたからさ」

 

そして時が進み・・・

 

オリビエは秘密裏に建造していたカレイジャスに戻りリィンとアルフィン王女を助けそのままリィン達と帝国内に散らばった仲間達を探していた。

 

「今の所は順調に進んでいるようですね。Ⅶ組の皆さんは」

 

「うん、だけどやっぱり内戦が本格的になりつつあるから焦ってるみたい」

 

「正直その辺は仕方ないですね。僕としてもまだ中学生のプリキュアの皆さんに戦争を見せるのはどうかと思いましたが・・・」

 

「「それなら大丈夫ですよ」」

 

「え」

 

まなつとゆいが言う。

 

「何だと!!同じ人間が2人いるだと――馬鹿なここは融合世界の異世界ではないのかーー」

 

「ああ、そういう事ですか?残念ですがここは融合世界ではありませんよ朧」

 

「ここは、本来僕達も干渉してはいけない世界なんですよ」

 

!!

 

「だがお前達は降魔皇復活の為か知らないが、大神一郎を16番目のプリキュアの世界に封印し、16番目のプリキュアの世界全体を融合世界に干渉させた罪は許されな」

 

「ひっ俺は何も知らない。京極と俺様の上司がメインで考えていたんだ」

 

「成程なら神器を過去から奪い、それを偽りの魔神器にしたのを認めるのか?」

 

「ああ、そして大神を封印する場所を俺達に提示したのは・・・ギャアアア」

 

朧は悲鳴を上げて絶命したのだった。

 

「うわあ、本当に私達の世界と違いますね」

 

「うんそうだね、でもゆいさんの世界に似ている世界もあるので」

 

「へえ、そうなんですね。行って見たいなあ」

 

「ふふ、ゆいさんもその世界に行く事になっていますよ」

 

「本当ですか?」

 

「ええ」

 

「そう言う訳だから和実ゆいとコメコメの2人は直哉に預けるわ」

 

「え、ちょっ本当に」

 

「ええ、勿論よ彼女がいないとレシピッピを取り戻す事出来ないじゃない?」

 

「それはそうだけど・・・ローズマリーさんと別行動で良いんですか?」

 

直哉がトワに聞く。

 

「ああ、それは・・・ローズマリーの依頼でもあるのよ直哉」

 

「え、どういう事ですか?」

 

「いい、3人は融合世界に来たばっかりで融合世界に適応する前に自分達の敵がいる事がわかったのが中心世界なのよ。あのローズマリーの服装だと目立つでしょ?」

 

「「「あ、確かに」」」

 

「だからよ念には念よ。響やのどか達と一緒だったら帝都の人達も見慣れてるでしょ」

 

「それはそうですが」

 

「あ、そっか私達これから直哉さん達と一緒に行動をするんでしたね」

 

「ええ、でもそれはこちらの世界で起きているレシピッピ誘拐事件の全てが解決すればゆいさんとコメコメそしてローズマリーさんは本来の世界に戻れると思いますよ」

 

「本当ですか?」

 

「ええ、あくまでも可能性があると言う段階ですので、機体はしないで下さいね」

 

「はーい」

 

そしてゆいと直哉は帝都観光を続けた。

 

「でも・・・」

 

そして直哉が、ゆいの日用品を買う買い物をしていると悲鳴が聞こえた。

 

「きゃああ。降魔ーー」

 

 

「え、何何・・・きゃああ怪物だーー。直哉さんあれは何なんですか?」

 

「あれは、中心世界に存在する降魔と呼ばれる存在です。ゆいさん逃げますよ」

 

「え、直哉さん戦わないんですか?」

 

「ええ、今僕達は何も出来ません。ですが帝都を守る彼女達がいます」

 

「対降魔迎撃部隊の・・・」

 

「「「「「「「「帝国華撃団参上!!」」」」」」」」

 

「え、帝国華撃団何ですかそれ?」

 

「それについては避難してから話しますから避難しますよ」

 

「はい」

 

そしてゆいと直哉は避難をし、その後帝国華撃団の活躍で、降魔は撃退されたのだった。

 

「「あの時に命を懸ける戦いの大切なのを知りましたから。私達は逃げません」」

 

その頃Ⅶ組はルーレと言う街でアリサ・ラインフォルトと合流していた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

Ⅶ組の仲間集め2 火霊窟での再会前編

「え、何何・・・きゃああ怪物だーー。直哉さんあれは何なんですか?」

 

「あれは、中心世界に存在する降魔と呼ばれる存在です。ゆいさん逃げますよ」

 

「え、直哉さん戦わないんですか?」

 

「ええ、今僕達は何も出来ません。ですが帝都を守る彼女達がいます」

 

「対降魔迎撃部隊の・・・」

 

「「「「「「「「帝国華撃団参上!!」」」」」」」」

 

「え、帝国華撃団何ですかそれ?」

 

「それについては避難してから話しますから避難しますよ」

 

「はい」

 

そしてゆいと直哉は避難をし、その後帝国華撃団の活躍で、降魔は撃退されたのだった。

 

「「あの時に命を懸ける戦いの大切なのを知りましたから。私達は逃げません」」

 

その頃Ⅶ組はルーレと言う街でアリサ・ラインフォルトと合流していた。

 

時が進み・・・

 

Ⅶ組はヴァリマールの強化の為の4つの内の3つをクリアをしていた。

 

「「「凄い」」」

 

「まさかあの時のロボットとりィンさんにこんな時があるなんて・・・」

 

ちゆがそう言いながら思い出していた。

「すみません。お二人には幻獣の樹液を受けた。帝国華撃団の方のフォローに回ってくれますか?」

 

 

「「了解」」」」

 

「たくっ何で注意しないのかしら帝国華撃団は」

 

「仕方ないですよ、幻獣と戦う事なんて私達でもそんなに経験があるわけではないですし」

 

「それもそうね」

 

 

その頃大帝国劇場の地下司令室では・・・

 

「さくら機とアイリス機以外の光武は機体に異常が発生し通常の三割程度の出力と搭乗者の霊力の伝達も2割以下の伝達力となっています。」

 

「何だと‼それでは大神達は満足に動けねえじゃないか?」

 

「なんとかその現象を止める事は出来ないの?」

 

「無理ですあの巨大植物が出す樹液見たいのを止めない限り無理です。」

 

風組の三人が状況を米田とあやめに伝える。

 

「あ、紫藤直哉さんの仲間が動かない光武のフォローをしてくれ始めました」

 

「そうか、直哉に借りが出来たな」

 

「そうですね」

 

ピーピーピー

 

「何があった」

 

「大変です。小型ノイズ35体と巨大ノイズも15体が巨大植物いる場所に現れました」

 

「何だと‼」

 

「何てことなの」

 

「くそー俺達も戦えたら戦いたい」

 

「そうか、なら我と契約すればその機体を動けるようにしてやるぞ」

 

「誰だ!!お前は」

 

「我の名は、黒のイシュメルガどうする我と契約するか?」

 

「イシュメルガだって、本当に契約者になればこの状況を打破出来るんだな」

 

「ああ出来るとも」

 

大神がイシュメルガとの契約をしようとしたとき次元の裂け目ができた。

 

!!

 

「ちっ奴め、ここまで来たか。だが、まだ奴等に見つかるわけにはいかん。我とデボネアの紫藤直哉と魔法騎士に復讐するまでは」

 

その直後灰の機神ヴァリマールとその担い手のリィン・シュバルツァーが出てきたことによりヒドラプラントとプラントアームは圧死し、浅草周辺に咲いていた紅い植物は全部消えた。

 

「あの時のリィンさんの動きには見えなかったから」

 

「そこはしかたがないですね。今のⅦ組はあの時帝都で出会った時より過去ですから」

 

直哉がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第60章 ノヴァと闇の勢力の介入序編
Ⅶ組の仲間集め2 火霊窟での再会中編


 

「そうか、なら我と契約すればその機体を動けるようにしてやるぞ」

 

「誰だ!!お前は」

 

「我の名は、黒のイシュメルガどうする我と契約するか?」

 

「イシュメルガだって、本当に契約者になればこの状況を打破出来るんだな」

 

「ああ出来るとも」

 

大神がイシュメルガとの契約をしようとしたとき次元の裂け目ができた。

 

!!

 

「ちっ奴め、ここまで来たか。だが、まだ奴等に見つかるわけにはいかん。我とデボネアの紫藤直哉と魔法騎士に復讐するまでは」

 

その直後灰の機神ヴァリマールとその担い手のリィン・シュバルツァーが出てきたことによりヒドラプラントとプラントアームは圧死し、浅草周辺に咲いていた紅い植物は全部消えた。

 

「あの時のリィンさんの動きには見えなかったから」

 

「そこはしかたがないですね。今のⅦ組はあの時帝都で出会った時より過去ですから」

 

直哉がそう言う。

 

「そうなのね」

 

「でも不思議な感じですね」

 

ソラが言う。

 

「メガ・・・ビョーゲン」

 

「「「「「「「「「えっ何が起きた?」」」」」」」」」

 

その時亜種型メガビョーゲンにダメージを与えた2人の少女がⅦ組の前に現れた。

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン

 

「やっぱりランボーグとは違う」

 

プリズムがそう言う。

 

「大丈夫ですか?皆さん」

 

「ああ、助かったよ君達は一体誰なんだ?」

 

「私はキュアスカイです」

 

「私はキュアプリズムです」

 

「リィン挨拶は後だ」

 

「ああ、マキアス」

 

「あの私も手伝います」

 

「そうだね私達がランボーグみたいのを相手すればお兄さん達は別の相手を出来るからね」

 

「そうです」

 

「良いのかい君達?」

 

「「はい」」

 

「それじゃあ頼むよ」

 

「まさかあの時に共闘した皆さんが、こんなに苦労しているのに見るしか出来ないなんて」

 

「ソラさんとましろさんと翼君は特殊遊撃部隊の仕事を見るのは初めてだからそう感じるかも知れないけど、この状況が本来の流れだから」

 

のどかがそう言う。

 

「メガ・・・ビョーゲン」

 

「「「「「「「「「えっ何が起きた?」」」」」」」」」

 

その時亜種型メガビョーゲンにダメージを与えた2人の少女がⅦ組の前に現れた。

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン

 

「やっぱりランボーグとは違う」

 

プリズムがそう言う。

 

「大丈夫ですか?皆さん」

 

「ああ、助かったよ君達は一体誰なんだ?」

 

「私はキュアスカイです」

 

「私はキュアプリズムです」

 

「リィン挨拶は後だ」

 

「ああ、マキアス」

 

「あの私も手伝います」

 

「そうだね私達がランボーグみたいのを相手すればお兄さん達は別の相手を出来るからね」

 

「以前の状況が異常なんだよ」

 

「でも、本来の流れを壊すような敵もいるのですよね?」

 

ましろが直哉に聞く。

 

「それはいますよ。こちらの映像を見て下さい」

 

「あーあ人違いだったかまあいいや。邪魔な烏は黙らせたしね」

 

「さてと、大神一郎光と戦う前にお前を殺すよ」

 

「この私がね」

 

!!

 

「「「「何だって――」」」」

 

「じゃあ死んでね。大神一郎炎の矢ーー」

 

「ちっなにもんか知らねえが私達に喧嘩を売るなんてよくやるよ」

 

そう言いながらロベリアの光武℉が同じ炎で少女の攻撃を相殺した。

 

「へえ、やるじゃんおばさんのくせに」

 

「なら、これならどうかしら?出でよ降魔兵器よ」

 

!!

 

「降魔兵器だと馬鹿な、空中要塞武蔵の消滅で降魔兵器は消滅した筈だ、それを何故君が扱っている?」

 

「ああ、母様の言う通り、大神一郎には2度目の空中要塞武蔵と京極圭吾が復活した事を知らないんだね」

 

「どういう意味だそれは?」

 

「知りたければ紫藤直哉に聞いてみな、大神一郎だけど疲れている状態で降魔兵器を倒せるかしらね、その降魔兵器の中にはワイズマンの特注もあるから、動けない奴を見捨てても良いのよ。じゃあね生きてたら会いましょうね」

 

そう言って巴里華撃団の前から謎の少女だけが消えた。

 

映像終了・・・

 

この映像に出ていたノヴァと言う少女が、Ⅶ組を襲う可能性があるんです」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

Ⅶ組の仲間集め2 火霊窟での再会後編

「じゃあ死んでね。大神一郎炎の矢ーー」

 

「ちっなにもんか知らねえが私達に喧嘩を売るなんてよくやるよ」

 

そう言いながらロベリアの光武℉が同じ炎で少女の攻撃を相殺した。

 

「へえ、やるじゃんおばさんのくせに」

 

「なら、これならどうかしら?出でよ降魔兵器よ」

 

!!

 

「降魔兵器だと馬鹿な、空中要塞武蔵の消滅で降魔兵器は消滅した筈だ、それを何故君が扱っている?」

 

「ああ、母様の言う通り、大神一郎には2度目の空中要塞武蔵と京極圭吾が復活した事を知らないんだね」

 

「どういう意味だそれは?」

 

「知りたければ紫藤直哉に聞いてみな、大神一郎だけど疲れている状態で降魔兵器を倒せるかしらね、その降魔兵器の中にはワイズマンの特注もあるから、動けない奴を見捨てても良いのよ。じゃあね生きてたら会いましょうね」

 

そう言って巴里華撃団の前から謎の少女だけが消えた。

 

映像終了・・・

 

この映像に出ていたノヴァと言う少女が、Ⅶ組を襲う可能性があるんです」

 

「「「ええーー」」」

 

ソラ達は直哉の説明に驚いていた。

 

「まさか異世界にそんな強い女の子がいるなんて、楽しみです」

 

「ソラちゃん何言っているの?危ないよ」

 

ましろがそう言う。

 

「直哉さんお願いします私をノヴァと言う子と戦わせてください」

 

「ええ、それは構いませんが戦う前にちゃんと変身して下さいね」

 

「じゃあ死んでね。大神一郎炎の矢ーー」

 

「ちっなにもんか知らねえが私達に喧嘩を売るなんてよくやるよ」

 

そう言いながらロベリアの光武℉が同じ炎で少女の攻撃を相殺した。

 

「へえ、やるじゃんおばさんのくせに」

 

「なら、これならどうかしら?出でよ降魔兵器よ」

 

!!

 

「降魔兵器だと馬鹿な、空中要塞武蔵の消滅で降魔兵器は消滅した筈だ、それを何故君が扱っている?」

 

「ああ、母様の言う通り、大神一郎には2度目の空中要塞武蔵と京極圭吾が復活した事を知らないんだね」

 

「あの子はターゲットにした人間を楽しみながら実行するので、もし変身前の姿を見られると・・・」

「ならヨヨさん貴女が僕達をここに来るように仕向けたのではないんですね?」

 

「ええ、違うわよ」

 

「でも貴方達がここに来たのは必然よ」

 

「それはどういう意味ですか?」

 

「地球のお医者さん、南国、食事のプリキュア達が貴方と共にいるから連れて来られたんだと思うの」

 

「ヨヨさんは僕達がここに来たのは3組のプリキュア達がいるからと言いたいのですね」

 

「そうよ」

 

「そうですか、ヨヨさん貴女の言葉を信じるとすれば少なくともこの世界は地球のお医者さんのプリキュアそして南国のプリキュアと食事のプリキュアと直接関りがなくてもそう言うものが働く世界と思っていいんですね」

 

「そうよ、私が貴方達の存在を知ったのはその力の一部で知ったの」

 

「そして貴方の記憶にリンクして見せて貰ったの」

 

「ソラシド市に戻った時に厄介な事になるかも知れませんから」

 

「わかりました」

 

直哉がソラに説明した直後Ⅶ組が火霊窟での試練を終えた直後Ⅶ組の前にヤラネーダとランボーグを連れてノヴァが現れたのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ノヴァの襲来と変わり始める内戦1

「ええ、違うわよ」

 

「でも貴方達がここに来たのは必然よ」

 

「それはどういう意味ですか?」

 

「地球のお医者さん、南国、食事のプリキュア達が貴方と共にいるから連れて来られたんだと思うの」

 

「ヨヨさんは僕達がここに来たのは3組のプリキュア達がいるからと言いたいのですね」

 

「そうよ」

 

「そうですか、ヨヨさん貴女の言葉を信じるとすれば少なくともこの世界は地球のお医者さんのプリキュアそして南国のプリキュアと食事のプリキュアと直接関りがなくてもそう言うものが働く世界と思っていいんですね」

 

「そうよ、私が貴方達の存在を知ったのはその力の一部で知ったの」

 

「そして貴方の記憶にリンクして見せて貰ったの」

 

「ソラシド市に戻った時に厄介な事になるかも知れませんから」

 

「わかりました」

 

直哉がソラに説明した直後Ⅶ組が火霊窟での試練を終えた直後Ⅶ組の前にヤラネーダとランボーグを連れてノヴァが現れたのだった。

 

「「「「「なっヤラネーダ」」」」」

 

「「「なっ何でランボーグが」」」

 

「恐らくですがヤラネーダに関しては、ノヴァがブルーから奪ったものだと思います」

 

「ノヴァどうしてこの世界に来たの?目的は何なの」

 

「私の目的?そんな決まってるじゃない、私の忠実な僕になる帝国華撃団を手に入れる為よ」

 

「あの時に手に入れた光武の乗り手が使い物にならないからね」

 

「だから大神一郎達を貰う事にしたの」

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

その時闇の光武に攻撃が当たり初代帝国華撃団メンバーの吸収が止まった。

 

!!

 

「誰ノヴァの邪魔をするのは?」

 

「それは俺達だよ。ノヴァ」

 

そう言って響達とノヴァの前にブルーとバテデモーダが現れた。

 

!!

 

「お前達は、良くもあの世界の帝国華撃団を殺してくれたね」

 

「何言ってんすか?ノヴァさんがあんな事をしなければ、おいら達も追いかけなくて良かったんすよ」

 

「五月蠅い。ここにいる全員なんて死ねばいいんだーーー」

 

「仕方ない行くぞバテデモーダ」

 

「了解っす」

 

「立花響ノヴァは俺達が惹きつけるお前達は闇の光武に、帝国華撃団メンバー吸収されない様にしろ。あれは・・・」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「ですが、ランボーグに関してはあくまでも推測ですがソラさん達の戦っている敵がノヴァ達手を組んだと考えられますが、まなつさんとソラさん達変身をお願いします」

「皆行くよ」

 

「「「「うん」」ああ」ええ」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「今日も元気だ!」

 

「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア !」」」」」

「スカイミラージュ!トーンコネクト!」

 

「ひろがるチェンジ!スカイ」

 

「煌めきホップ!」

 

「爽やかステップ!」

 

「晴々ジャンプ!」

 

「無限にひろがる青い空!キュアスカイ!」

 

「スカイミラージュ!トーンコネクト!」

 

「ひろがるチェンジ!プリズム」

 

「煌めきホップ!」

 

「爽やかステップ!」

 

「晴々ジャンプ!」

 

「ふわりひろがる優しい光!キュアプリズム!」

 

「スカイミラージュ!トーンコネクト!」

 

「ひろがるチェンジ!ウィング!」

 

「煌めきホップ!」

 

「爽やかステップ!」 

 

「晴々ジャンプ!」

 

「天高くひろがる勇気!キュアウィング!」

 

そしてサマー達8人はⅦ組の救援に向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ノヴァの襲来と変わり始める内戦2

「スカイミラージュ!トーンコネクト!」

 

「ひろがるチェンジ!スカイ」

 

「煌めきホップ!」

 

「爽やかステップ!」

 

「晴々ジャンプ!」

 

「無限にひろがる青い空!キュアスカイ!」

 

「スカイミラージュ!トーンコネクト!」

 

「ひろがるチェンジ!プリズム」

 

「煌めきホップ!」

 

「爽やかステップ!」

 

「晴々ジャンプ!」

 

「ふわりひろがる優しい光!キュアプリズム!」

 

「スカイミラージュ!トーンコネクト!」

 

「ひろがるチェンジ!ウィング!」

 

「煌めきホップ!」

 

「爽やかステップ!」 

 

「晴々ジャンプ!」

 

「天高くひろがる勇気!キュアウィング!」

 

そしてサマー達8人はⅦ組の救援に向かった。

 

その頃Ⅶ組はノヴァの襲撃を受けていた。

 

「何なんだ君は?」

 

マキアスがノヴァに聞く。

 

「私?私はねそこにいるリィン・シュバルツァーを殺しに来たんだよ」

 

!!

 

「ヤラネーダ、ランボーグいけーー」

 

「「「「「「「なんだあれは」」」」」」」」

 

その時Ⅶ組は思い出しながらヤラネーダとランボーグと対峙したが・・・

 

「メガ・・・ビョーゲン」

 

「「「「「「「「「えっ何が起きた?」」」」」」」」」

 

その時亜種型メガビョーゲンにダメージを与えた2人の少女がⅦ組の前に現れた。

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン

 

「やっぱりランボーグとは違う」

 

プリズムがそう言う。

 

「大丈夫ですか?皆さん」

 

「ああ、助かったよ君達は一体誰なんだ?」

 

「私はキュアスカイです」

 

「私はキュアプリズムです」

 

「リィン挨拶は後だ」

 

「ああ、マキアス」

 

「あの私も手伝います」

 

「そうだね私達がランボーグみたいのを相手すればお兄さん達は別の相手を出来るからね」

 

「そうです」

 

「良いのかい君達?」

 

「「はい」」

 

「それじゃあ頼むよ」

 

「何だ?皆どうしたんだ立つんだ」

 

「「「「「「駄目何もする気が起きない」」」」」」

 

「何だって」

 

リィン以外のⅦ組はノヴァの連れていたヤラネーダによってやる気を奪わたのだが・・・」

 

「任せなさい全部取り返してあげるわ」

 

「オーライ」

 

「マーメイドアクアポットサーチ」

 

「全部赤」

 

「やる気パワーカムバック」

 

「行くよ皆」

 

「「「「うん」」ああ」良いわよ」

 

「プリキュア!くるくるラメールストリーム!」

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

「「「「「ビクトリー!」」」」」

 

「またお前達か特殊遊撃部隊、だがヤラネーダを除荷したとしてもこちらにはランボーグがいるんだやれランボーグ」

 

「ランボーグ」

 

「さあヒーローの出番だよ」

 

サマーがそう言う。

 

「ヒーローだと!!ふざけるな」

 

ノヴァがそう言った時・・・」

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「すみきったー」

 

その時ランボーグに彼女達の浄化技が直撃した。

 

「お前達はお母様の手駒の筈どうして」

 

それを見たノヴァが驚きを隠せないでいた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ノヴァの襲来と変わり始める内戦3

「またお前達か特殊遊撃部隊、だがヤラネーダを除荷したとしてもこちらにはランボーグがいるんだやれランボーグ」

 

「ランボーグ」

 

「さあヒーローの出番だよ」

 

サマーがそう言う。

 

「ヒーローだと!!ふざけるな」

 

ノヴァがそう言った時・・・」

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「すみきったー」

 

その時ランボーグに彼女達の浄化技が直撃した。

 

「お前達はお母様の手駒の筈どうして」

 

それを見たノヴァが驚きを隠せないでいた。

 

「私達はノヴァのお母様知りません」

 

「なっまさかお母様の作戦が失敗したの?・・・そんな事ない」

 

「大丈夫ですか?」

 

「あ、君達はあの時の・・・」

 

リィンがそう言う。

 

「メガ・・・ビョーゲン」

 

「「「「「「「「「えっ何が起きた?」」」」」」」」」

 

その時亜種型メガビョーゲンにダメージを与えた2人の少女がⅦ組の前に現れた。

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン

 

「やっぱりランボーグとは違う」

 

プリズムがそう言う。

 

「大丈夫ですか?皆さん」

 

「ああ、助かったよ君達は一体誰なんだ?」

 

「私はキュアスカイです」

 

「私はキュアプリズムです」

 

「リィン挨拶は後だ」

 

「ああ、マキアス」

 

「あの私も手伝います」

 

「そうだね私達がランボーグみたいのを相手すればお兄さん達は別の相手を出来るからね」

 

「そうです」

 

「良いのかい君達?」

 

 

「「はい」」

 

「それじゃあ頼むよ」

 

「後は任せて下さい」

 

「だがみんなを放置するわけにはいかない」

 

「それなら大丈夫です」

 

プリズムがそう言うとヤラネーダに奪われたⅦ組のやる気は持ち主に戻されていた。

 

「さあノヴァどうしますか?引くのであれば何もしませんよ」

 

「仕方ないかな今回は・・・花寺直哉に伝えて」

 

「はい」

 

「今回の介入はこれで終わりじゃないよ」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

 

「フフ、成程あれがイシュメルガとデボネアが言っていた力ですか」

 

カルマがそう呟く。

 

「カルマ、イシュメルガとデボネアとは何者だ?」

 

真宮寺直哉がカルマに聞く。

 

「ああ、遥か未来から来た私の協力者ですよ」

 

!!

 

「遥か未来から来た協力者だと」

 

「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「そうです。それで間違いないですね?花寺薫」

 

「薫ちゃんの名字が違う」

 

「その通りだよカルマ。よくそこまで融合世界の事を熟知してるね」

 

「イシュメルガとデボネアでも私の名字変更の事は知らなかったのに」

 

「融合世界?飛鳥ちゃんどういう事?」君達は幼馴染世界から来たんだよね」

 

「違いますよ。真宮寺直哉さん」

 

「おい、直哉しっかりしろ面倒な奴は倒されたんだ」

 

「今回の私達の介入は異界事変以上に混乱させてあげるから楽しみにしてね、それとキュアスカイとキュアプリズム裏切り者は許さないから」

 

そう言いながらノヴァは撤退をするのだった。

 

その後Ⅶ組とプリキュア達はお墓戦艦に戻って今後について話をするのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

報告とノヴァの宣戦布告

お墓戦艦内の会議室・・・

 

「皆さんお疲れさまでした。リィンさん達Ⅶ組の皆さんはどうしてます?」

 

「今一応全員が医務室にいるわ」

 

「行くよ皆」

 

「「「「うん」」ああ」良いわよ」

 

「プリキュア!くるくるラメールストリーム!」

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

「「「「「ビクトリー!」」」」」

 

「またお前達か特殊遊撃部隊、だがヤラネーダを除荷したとしてもこちらにはランボーグがいるんだやれランボーグ」

 

「ランボーグ」

 

「さあヒーローの出番だよ」

 

サマーがそう言う。

 

「ヒーローだと!!ふざけるな」

 

ノヴァがそう言った時・・・」

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「すみきったー」

 

その時ランボーグに彼女達の浄化技が直撃した。

 

「お前達はお母様の手駒の筈どうして」

 

「成程、やはりソラシド市には、デボネアの介入がありましたか」

 

「ええ、彼女が言ってたわ」

 

ローラがそう言う。

 

「後は任せて下さい」

 

「だがみんなを放置するわけにはいかない」

 

「それなら大丈夫です」

 

プリズムがそう言うとヤラネーダに奪われたⅦ組のやる気は持ち主に戻されていた。

 

「さあノヴァどうしますか?引くのであれば何もしませんよ」

 

「仕方ないかな今回は・・・花寺直哉に伝えて」

 

「はい」

 

「今回の介入はこれで終わりじゃないよ」

 

「成程、今回の闇の勢力は異界事変を超える事件を起こす為に介入を始めたと言ったんですね、となると・・・」

 

「ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「ね、出来たでしょ」

 

直哉は、笑顔で言う」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

「こうして7人世界から元の時代に帰れると思ってたら・・・」

 

「「「「成程」」」」

 

「気がついたらここにいたと言う事ですね?」

 

「そうなの」

 

「それでは確認ですが、千明さんとしては早急に元の時代に戻りたいんですね?」

 

「ええ、出来ればだけど」

 

「成程、異世界生活の経験があるせいですか?自分の希望は望みが薄いのがわかるんですね?」

 

「まあねそれより前鬼はどこ?」

 

「千明さん達の件や・・・」

「「うん」ラビ」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

「ええ――直哉君があの子と1つになった――嘘でしょう」

 

ハニーと言う女性はこの場で起きた事に対して驚いていた。

 

「すみませんが僕は、ハニーさんの知る直哉ではありません」

 

直哉がハニーに言う。

 

暫くして・・・

 

「そうやっぱりここは並行世界なのね」

 

「知ってたんですか?」

 

グレースがハニーに聞く。

 

「ええ、これでも向こうでは守護者をしてるからね、違和感を感じてたわ響さんとエステルさんと会った時からね」

 

「ふむ、それではハニーさんの知る世界にはゼムリア大陸とシンフォギア世界はあるんですね?」

 

「ええ、後プリキュア世界と言うのは存在せず悪魔が支配する世界があるわ」

 

「悪魔とイシュメルガが協力関係を結んでいるわ」

 

「「成程」」

 

「そちらの世界のオリジナル要素が悪魔と言う種族がいると言う事ですね?」

 

「ハニーさん達並行世界の融合世界から来た件も異界事変を真似た事による影響かも知れませんね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

推測の話

「すみませんが僕は、ハニーさんの知る直哉ではありません」

 

直哉がハニーに言う。

 

暫くして・・・

 

「そうやっぱりここは並行世界なのね」

 

「知ってたんですか?」

 

グレースがハニーに聞く。

 

「ええ、これでも向こうでは守護者をしてるからね、違和感を感じてたわ響さんとエステルさんと会った時からね」

 

「ふむ、それではハニーさんの知る世界にはゼムリア大陸とシンフォギア世界はあるんですね?」

 

「ええ、後プリキュア世界と言うのは存在せず悪魔が支配する世界があるわ」

 

「悪魔とイシュメルガが協力関係を結んでいるわ」

 

「「成程」」

 

「そちらの世界のオリジナル要素が悪魔と言う種族がいると言う事ですね?」

 

「ハニーさん達並行世界の融合世界から来た件も異界事変を真似た事による影響かも知れませんね」

 

「成程気の長い作戦をするのにいいタイミングなのね」

 

「それも・・・」

 

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

直哉とアニエスはお互いにそう言った。

 

「アニエスさん達が来た事で、こちらのゼムリア大陸の次元が不安定になったから出来る作戦だと思いますよ」

 

「つまり直哉は・・・」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

「こうして7人世界から元の時代に帰れると思ってたら・・・」

 

「「「「成程」」」」

 

「気がついたらここにいたと言う事ですね?」

 

「そうなの」

 

「それでは確認ですが、千明さんとしては早急に元の時代に戻りたいんですね?」

 

「ええ、出来ればだけど」

 

「成程、異世界生活の経験があるせいですか?自分の希望は望みが薄いのがわかるんですね?」

 

「まあねそれより前鬼はどこ?」

 

「千明さん達の件や・・・」

「「うん」ラビ」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

「ええ――直哉君があの子と1つになった――嘘でしょう」

 

ハニーと言う女性はこの場で起きた事に対して驚いていた。

 

「すみませんが僕は、ハニーさんの知る直哉ではありません」

 

直哉がハニーに言う。

 

「この2つの事件はノヴァ達の仕業と考えるのね?」

 

「そうですね、そしてこれからはとりあえず内戦がある程度まで行けば一旦融合世界に戻ります」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について22

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

「ええ――直哉君があの子と1つになった――嘘でしょう」

 

ハニーと言う女性はこの場で起きた事に対して驚いていた。

 

「すみませんが僕は、ハニーさんの知る直哉ではありません」

 

直哉がハニーに言う。

 

「この2つの事件はノヴァ達の仕業と考えるのね?」

 

「そうですね、そしてこれからはとりあえず内戦がある程度まで行けば一旦融合世界に戻ります」

 

「そうなのね」

 

「後僕はこれからエステルさんを除く守護者と共に管理者の神殿に行って・・・」

 

「またお前達か特殊遊撃部隊、だがヤラネーダを除荷したとしてもこちらにはランボーグがいるんだやれランボーグ」

 

「ランボーグ」

 

「さあヒーローの出番だよ」

 

サマーがそう言う。

 

「ヒーローだと!!ふざけるな」

 

ノヴァがそう言った時・・・」

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「すみきったー」

 

その時ランボーグに彼女達の浄化技が直撃した。

 

「お前達はお母様の手駒の筈どうして」

 

「成程、やはりソラシド市には、デボネアの介入がありましたか」

 

「ええ、彼女が言ってたわ」

 

ローラがそう言う。

 

「後は任せて下さい」

 

「だがみんなを放置するわけにはいかない」

 

「それなら大丈夫です」

 

プリズムがそう言うとヤラネーダに奪われたⅦ組のやる気は持ち主に戻されていた。

 

「さあノヴァどうしますか?引くのであれば何もしませんよ」

 

「仕方ないかな今回は・・・花寺直哉に伝えて」

 

「はい」

 

「今回の介入はこれで終わりじゃないよ」

 

「今後の介入をどうするのかを話してきます。もしかすると今のままでは後手になりそうなので」

 

「わかったわしかし今更異界事変をして何の得があるのかしら?」

 

「それは他の敵の目的はわかりませんが・・・」

 

「オラオラどうして戦わない?お前は俺達帝国華撃団を殺す為に来たんだろうが・・・くらえ!!破邪剣征・桜花放神」

 

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

2人の放った技が互いにぶつかり合い、花寺直哉の技が襲撃者を飲み込んだ」

 

「あの男にのどか達の事教えたのは、ノヴァだから」

 

「「ええーー」」

 

「ノヴァどうしてこの世界に来たの?目的は何なの」

 

「私の目的?そんな決まってるじゃない、私の忠実な僕になる帝国華撃団を手に入れる為よ」

 

「恐らく異界事変を起こし並行世界の融合世界を巻き込んだ理由は並行世界の融合世界から帝国華撃団メンバーを連れてくるつもりだったのでしょうね」

 

「成程、でも来たのが・・・」

 

「こちらの世界では、現場に出る直哉君達にある程度の決定権があるみたいねだけど、私達の場合は融合世界内部の世界に移動するだけでもレイさんとトワさんの許可が必要なの」

 

「ふむ、特殊遊撃部隊と言っても管理者達の部隊と言うのが強いんですね」

 

「そういう事になるわね」

 

「ですけど、ハニーさん今回のような事故が起きた場合はどうするんです?」

 

のどかがハニーに聞く。

 

「大体私達の世界の場合、基本的に放置ね。向こうでパンサークローが動かないと私の捜索はされないわ」

 

「そんな」

 

「成程、ハニーさんの世界は原作イベントを大事にしているんですね」

 

「そうね・・・でも言い方を変えればそれ以外はどうでもいいとも取れるわ」

 

「それじゃあこちらの技術でハニーさんが帰還したら・・・」

 

「厳格な管理者達に色々言われるのは確実でしょうね。最悪の場合世界を消されると言う事もあり得ますよ」

 

「あの人達ならやりそうね」

 

「少なくとも僕達はハニーさんの帰還には手を貸す事が出来ませんね」

 

「彼女達だったのね」

 

そして直哉とローラは話を終えてそれぞれの行動を始めた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

守護者と共に管理者の神殿へ前編

「ふむ、特殊遊撃部隊と言っても管理者達の部隊と言うのが強いんですね」

 

「そういう事になるわね」

 

「ですけど、ハニーさん今回のような事故が起きた場合はどうするんです?」

 

のどかがハニーに聞く。

 

「大体私達の世界の場合、基本的に放置ね。向こうでパンサークローが動かないと私の捜索はされないわ」

 

「そんな」

 

「成程、ハニーさんの世界は原作イベントを大事にしているんですね」

 

「そうね・・・でも言い方を変えればそれ以外はどうでもいいとも取れるわ」

 

「それじゃあこちらの技術でハニーさんが帰還したら・・・」

 

「厳格な管理者達に色々言われるのは確実でしょうね。最悪の場合世界を消されると言う事もあり得ますよ」

 

「あの人達ならやりそうね」

 

「少なくとも僕達はハニーさんの帰還には手を貸す事が出来ませんね」

 

「彼女達だったのね」

 

そして直哉とローラは話を終えてそれぞれの行動を始めた。

 

「そう言うわけでエステルさん以外の守護者は管理者の神殿に行きます」

 

「「「わかりました。けどまさか・・・」」」

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「すみきったー」

 

その時ランボーグに彼女達の浄化技が直撃した。

 

「お前達はお母様の手駒の筈どうして」

 

「成程、やはりソラシド市には、デボネアの介入がありましたか」

 

「ええ、彼女が言ってたわ」

 

ローラがそう言う。

 

「後は任せて下さい」

 

「だがみんなを放置するわけにはいかない」

 

「それなら大丈夫です」

 

プリズムがそう言うとヤラネーダに奪われたⅦ組のやる気は持ち主に戻されていた。

 

「さあノヴァどうしますか?引くのであれば何もしませんよ」

 

「仕方ないかな今回は・・・花寺直哉に伝えて」

 

「はい」

 

「今回の介入はこれで終わりじゃないよ」

 

「くっおのれーー小角の子孫めまた私の邪魔をするのか?」

 

「カルマあんたもいい加減しつこいわよ」

 

「私は人間の欲望がある限り、不滅だーー死ねー小娘共

 

カルマの怒りの攻撃が放たれたが、何とか直哉達は回避する事が出来たが、ZENKIがダメージを受けると、さくらと直哉の二人もダメージを受けていた。

 

「何だ、何であの二人が苦しむんだ?」

 

「いけない!!直哉君とさくらさんの精神が、ZENKIとシンクロしてるんだわ」

 

「おいおい穣ちゃんそれはどういうこった?」

 

ケンが千明に理由を聞く。

 

「つまりこういうことだ、ケン、があの鬼の状態になったときから二人とのシンクロが強くなり、その反動で、鬼が受けたダメージが、二人を襲っているのだろう」

 

「はい、その通りです。二人がそれから逃れるためには、超鬼神状態を解除しなければなりません」

 

「でも今解除すると、復活したカルマを倒せなくなります」

 

「それじゃ意味がないじゃんか?」

 

「いやケン意味ならあるぞ、ようは、カルマの攻撃から、俺たち全員で、鬼を守りつつ、エリカたち、サクラチームが二人を回復させるんだ」

 

「皆行くぞ」

 

「そう簡単には行きませんよ。メガ降魔よ邪魔な人間を攻撃しなさい」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

!!

 

「何あれは、憑依獣に似てるけどあれは一体」

 

「マスター僕は憑依獣を相手しっます」

 

「わかったわ」

 

そしてカルマの命令を受け動いた時、特殊遊撃部隊の飛鳥と薫がその場に現れた。

 

「以前巻き込まれた異界事変を思い出すとデボネアとイシュメルガがカルマの要望を受けて巻き込まれたので彼女達が以前協力したイベントを再起動させたとしておかしくないですし」

 

「「「それは確かに直哉君も似たような事をしてたしね」」」」

 

そして全員が思い出す。

 

「まさか直哉さんの言う通り気をつけて良かったですねのどかさん」

 

「うん、そうだけど今回ビョーゲンズの侵略は直哉君とビョーゲンズの協力で起きたイベントだと思うよ」

 

「「「「「ええ――」」」」何ですって」

 

まなつ達はのどかの言葉に驚いていた。

 

「一体何の為に?」

 

「それは恐らく・・・原作世界の私達の3人がやったイベントを融合世界で補完する為と思うんだ」

 

「どうして直哉さんがそんな事を?」

 

さんごが融合世界ののどかに聞く。

 

「それはこのイベントを準備したのはトワさんとレイさんだからだと思う」

 

「だからってビョーゲンズが、トワさんの依頼通りにするなんて」

 

まなつがそう言う。

 

「まあ、まなつちゃん達は知らなくて当然だけど、特殊遊撃部隊とビョーゲンズの関係は友好なんだよね」

 

「「「「ええ――」」」」何ですって」

 

「純粋に友好と言うのは怪しいけどトップ同士が仲がいいからね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

守護者と共に管理者の神殿へ後編

「うん、そうだけど今回ビョーゲンズの侵略は直哉君とビョーゲンズの協力で起きたイベントだと思うよ」

 

「「「「「ええ――」」」」何ですって」

 

まなつ達はのどかの言葉に驚いていた。

 

「一体何の為に?」

 

「それは恐らく・・・原作世界の私達の3人がやったイベントを融合世界で補完する為と思うんだ」

 

「どうして直哉さんがそんな事を?」

 

さんごが融合世界ののどかに聞く。

 

「それはこのイベントを準備したのはトワさんとレイさんだからだと思う」

 

「だからってビョーゲンズが、トワさんの依頼通りにするなんて」

 

まなつがそう言う。

 

「まあ、まなつちゃん達は知らなくて当然だけど、特殊遊撃部隊とビョーゲンズの関係は友好なんだよね」

 

「「「「ええ――」」」」何ですって」

 

「純粋に友好と言うのは怪しいけどトップ同士が仲がいいからね」

 

「ああ、それは・・・融合世界でもパワーアップイベントをする予定だったのでそれがまさか・・・」

 

「ただいまお母さん」

 

「お帰りなさいのどかさん、そしてお待ちしておりました桜花さんの息子の直哉さん」

 

 

「「貴女は一体誰ですか?」」

 

 

直哉とのどかは出迎えた少女に聞く。

 

 

「申し遅れました。私は、風鈴アスミと言います」

 

 

!!

 

「馬鹿な、貴女はまだ誕生して無い筈それがどうして?」

 

 

「直哉君どうしたの?」

 

 

 

「とりあえずのどかお姉ちゃんの部屋に行きましょう。アスミさんもいいですか?」

 

 

「はい」

 

そして直哉達はのどかの部屋に入った。

 

 

 

のどかの部屋・・・

 

 

「それで直哉君、アスミさん見て何で驚いたの?」

 

「のどかお姉ちゃん。以前プリキュアの事を言いましたよね覚えてます?」

 

「うん」

 

「「「「あ、」」」」

 

「その言葉が気になり、調べたら確かに僕が4人目のプリキュアとなるのならパートナーは、ラテになるはずですよね?ヒーリングアニマルの中でパートナーがいないのは」

 

「「「「「「「「確かに」」」」」」」」

 

「のどかお姉ちゃんこの風鈴アスミさんは4人目のプリキュアでラテのパートナーなんですよ」

 

「「ええーー」ラビ―」

 

「でもでも、直哉君まだ生まれてないって言ったよね」

 

「ええ、僕も原作世界のすこやか市と接触した事により全てがリセットされたと思ってましたよ」

 

「だから生まれてもないと考えていましたが・・・アスミさんどうしてこのタイミングで来たのですか?」

 

「それは、ラテのお母さんが直哉さんに迫る危機から守ってほしいと頼まれたんです」

 

「「ええーー」」

 

「僕に迫る危機ですか?」

 

「はい、ビョーゲンズやノイズ達とは異なる脅威からです」

 

「つまりアスミさんは直哉君とラテを守る為にヒーリングガーデンから来たんですか?」

 

「ええ、そうです。それにこちらの融合世界の状況もラテのお母さんから聞いてるので迷惑をかける事はしませんよ」

 

「パワーアップイベントの前にアスミさんと合流してしまうとは思いませんよ」

 

「「「確かにそれは言えてる」」」

 

「その為残っていたイベントを再利用したんですよ。いくら融合世界でもパワーアップ関連のイベントをしないのはあり得ないので」

 

「「「そうなんだ」」」

 

その後暫くして・・・直哉と3人の守護者は管理者の神殿に着いた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワと守護者の話し合い前編

管理者の神殿会議室・・・

 

「成程ね」

「どうだ鬼神と祓い師よ、呪力が殆ど使えない世界での生活は」

 

「何ですって」

 

「この世界では、呪力の変わりの力霊力が無ければならない」

 

「貴様らには無いだろう。死ね」

 

 

「そういうことか、さくらお姉ちゃん千明お姉ちゃん今から前鬼君の封印を解くから呪文3にんで唱えるよ」

 

「「わかったわ」」

 

 

「「「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」」」

 

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

「何故だ!!鬼神の封印が何故解けた?」

 

「それはね、僕とさくらお姉ちゃんの霊力を呪力に変換したからね」

 

何だと!!」

 

「だからこういうことも出来るよ、千明お姉ちゃん超鬼神になる呪文を唱えて」

 

「超鬼神力、ヴァジュラマサラ、サムスカーラ」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「ね、出来たでしょ」

 

直哉は、笑顔で言う」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

「こうして7人世界から元の時代に帰れると思ってたら・・・」

 

「「「「成程」」」」

 

「気がついたらここにいたと言う事ですね?」

「ですけど、ハニーさん今回のような事故が起きた場合はどうするんです?」

 

のどかがハニーに聞く。

 

「大体私達の世界の場合、基本的に放置ね。向こうでパンサークローが動かないと私の捜索はされないわ」

 

「そんな」

 

「成程、ハニーさんの世界は原作イベントを大事にしているんですね」

 

「そうね・・・でも言い方を変えればそれ以外はどうでもいいとも取れるわ」

 

「それじゃあこちらの技術でハニーさんが帰還したら・・・」

 

「厳格な管理者達に色々言われるのは確実でしょうね。最悪の場合世界を消されると言う事もあり得ますよ」

 

「あの人達ならやりそうね」

 

「少なくとも僕達はハニーさんの帰還には手を貸す事が出来ませんね」

 

「この2つの出来事は・・・」

 

「ヒーローだと!!ふざけるな」

 

ノヴァがそう言った時・・・」

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「すみきったー」

 

その時ランボーグに彼女達の浄化技が直撃した。

 

「お前達はお母様の手駒の筈どうして」

 

「成程、やはりソラシド市には、デボネアの介入がありましたか」

 

「ええ、彼女が言ってたわ」

 

ローラがそう言う。

 

「後は任せて下さい」

 

「だがみんなを放置するわけにはいかない」

 

「それなら大丈夫です」

 

プリズムがそう言うとヤラネーダに奪われたⅦ組のやる気は持ち主に戻されていた。

 

「さあノヴァどうしますか?引くのであれば何もしませんよ」

 

「仕方ないかな今回は・・・花寺直哉に伝えて」

 

「はい」

 

「今回の介入はこれで終わりじゃないよ」

 

「デボネア達が異界事変を再度行おうとしていたのね」

 

「そうみたいです」

 

直哉が今までの経緯をトワに説明をした。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第60章 ノヴァと闇の勢力の介入破編
トワと守護者の話し合い後編


「成程、やはりソラシド市には、デボネアの介入がありましたか」

 

「ええ、彼女が言ってたわ」

 

ローラがそう言う。

 

「後は任せて下さい」

 

「だがみんなを放置するわけにはいかない」

 

「それなら大丈夫です」

 

プリズムがそう言うとヤラネーダに奪われたⅦ組のやる気は持ち主に戻されていた。

 

「さあノヴァどうしますか?引くのであれば何もしませんよ」

 

「仕方ないかな今回は・・・花寺直哉に伝えて」

 

「はい」

 

「今回の介入はこれで終わりじゃないよ」

 

「デボネア達が異界事変を再度行おうとしていたのね」

 

「そうみたいです」

 

直哉が今までの経緯をトワに説明をした。

 

「特殊遊撃部隊はあえて後手に回ってくれるかしら?」

 

「どういう事ですか?」

 

「これ以上次元の不安定に拍車をかけたくないのよ」

 

「恐らくだけど、ノヴァ達が異界事変を再利用している理由は・・・」

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

「アニエス達がタイムスリップして来た事で、それぞれの世界のタイムスリップにおける事象のバランスが崩れているのよだから・・・」

 

「ええ、わかったわ」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

だが、前鬼の封印は解けなかった。

 

「何で、封印が解けないの?」

 

千明があたふたしている間に、実に取り憑かれた人物が現れ、それを見たさくらと直哉は、驚いた。

 

「「大神さん」」

 

「何?憑依の実に取り憑かれたの、さくらさんの知り合いの人?」

 

「ええ、そうです」

 

「見つけた・・・直哉君」

 

 

そう言いながら大神は、直哉に近づくが、その直前に欲望を吸い取られ憑依獣となってしまった。

 

そして、今度は千明と前鬼が、驚いた。何故なら、大神が変身した憑依獣が元の世界で直前まで戦っていた奴だったのだ。

 

 

「どうだ鬼神と祓い師よ、呪力が殆ど使えない世界での生活は」

 

「何ですって」

 

「この世界では、呪力の変わりの力霊力が無ければならない」

 

「貴様らには無いだろう。死ね」

 

 

「そういうことか、さくらお姉ちゃん千明お姉ちゃん今から前鬼君の封印を解くから呪文3にんで唱えるよ」

 

「「わかったわ」」

 

 

「「「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」」」

 

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

「何故だ!!鬼神の封印が何故解けた?」

 

「それはね、僕とさくらお姉ちゃんの霊力を呪力に変換したからね」

 

何だと!!」

 

「だからこういうことも出来るよ、千明お姉ちゃん超鬼神になる呪文を唱えて」

 

「超鬼神力、ヴァジュラマサラ、サムスカーラ」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「ね、出来たでしょ」

 

直哉は、笑顔で言う」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

「だからこそ7人世界に関わっている千明達がこちらに来たんじゃないかと最近は考えてるの」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワの推測とこれからの動きについて

「だからこういうことも出来るよ、千明お姉ちゃん超鬼神になる呪文を唱えて」

 

「超鬼神力、ヴァジュラマサラ、サムスカーラ」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「ね、出来たでしょ」

 

直哉は、笑顔で言う」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

「だからこそ7人世界に関わっている千明達がこちらに来たんじゃないかと最近は考えてるの」

 

「「「「成程」」」」

 

「確かに未来人であるアニエス達が来た事によって時のバランスが崩れたのは間違いないと思いますね」

 

「ですがハニーさん達の融合世界も・・・千明達と同じなら・・・」

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「如月ハニー達はアニエスさん達よりはるか遠い未来の並行世界の融合世界から来たと言う事ですか?」

 

「ええ、私達はそう考えてるわ少なくともこちらの世界線の未来なら・・・」

 

「ええ、そう言う事になるわね。そしてその時間が・・・この時間よ」

「そうね当事者であるミュウミュウ世界の人間には悪いけど魔王の因子とゲネシスによって改変された世界の滅びを見る事で、他に改変をされた世界を救う手段が見つかるかもしれないしね」

 

「でもそれって結局助けないって言ってますよね」

 

「そうね酷いと思われるかもだけど」

 

「世界を見る私達だからこそ時には助ける事をしないでその行方を見る事も必要と思わないとやってはいけないもの」

 

「それが魔王の因子とゲネシスによって改変を受けた世界でもね」

 

「やはり俺達の世界は救えないのか?」

 

「ええ、ごめんなさい」

 

「俺は実際に謝られたかな。

 

白銀がそう言う。

 

「ええ――あの管理者達が謝るなんて信じられないわ」

 

「成程そう言う意味では俺達はこちら側の融合世界と接触して良かったと言う事だな」

 

「まあ、そういう事になるわね」

 

「私自身もこちらの融合世界のような関係なら良かったと思うもの」

 

「そうか・・・」

 

「でもハニーさんはこれからどうするんです?並行世界の融合世界に戻る手段はあるんです」

 

れたすがハニーに聞く。

 

「それは・・・」

 

「白銀が説明した時に驚く必要性がないからね」

 

「「「成程」」」

 

「そして後手に回ってと言った理由はこれ以上のタイムスリップを起こされると友好世界の方が危険なのよ」

 

「「「「どういう事ですか?」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

時間移動による弊害の怖さ

「ええ――あの管理者達が謝るなんて信じられないわ」

 

「成程そう言う意味では俺達はこちら側の融合世界と接触して良かったと言う事だな」

 

「まあ、そういう事になるわね」

 

「私自身もこちらの融合世界のような関係なら良かったと思うもの」

 

「そうか・・・」

 

「でもハニーさんはこれからどうするんです?並行世界の融合世界に戻る手段はあるんです」

 

れたすがハニーに聞く。

 

「それは・・・」

 

「白銀が説明した時に驚く必要性がないからね」

 

「「「成程」」」

 

「そして後手に回ってと言った理由はこれ以上のタイムスリップを起こされると友好世界の方が危険なのよ」

 

「「「「どういう事ですか?」」」」

 

「つまりね私達の融合世界の友好世界の事ではないのだけどわかりやすく言えば・・・」

 

「神山さんクラリスさん。私行きますね」

 

「「いいんですかグレースさん」」

 

「いいも悪いもありません。実際に過去の7人世界に出現しない筈のメガ降魔とメガビョーゲンが出たのですから、浄化しないと」

 

 

「確かにそうですね」

 

「なら、俺達も行きます」

 

「隊長行きましょう3人で行けばグレースさん達の負担も減らせますし」

 

「そうだなクラリス」

 

「ありがとうございますですが、姿を見られるのは私だけで良いので2人はこれを使って着いて来て下さい」

 

「「わかりました」」

 

「何よあれもあんた達の手駒なの?」

 

「いえ違うわ、正真正銘のアンノウンよ」

 

「じゃあ今回は私達は退くのね」

 

「ええ、その方が良いわね。奴等もアンノウンに集中してるし」

 

そう言って謎の女性と降魔殺女は撤退をした。

 

「「メガビョーゲンメガビョーゲン」」

 

「おいおい、この世界には、こんな怪物がいるのかよ」

 

「ケン文句を言う前に俺達で倒せる降魔を倒せ」

 

「やってるよリュウ」

 

「直哉君この怪物は何なの?」

 

「それがわからないよお姉ちゃん。こんな怪物紫藤直哉さんの世界でも見た事無いよ」

 

「そんなそれじゃこのまま帝都が赤黒くなっていくのを見るしかないの?」

 

「うん、悔しいけどあの2体の怪物に対する有効的な手段が無いよ」

 

だがその時、彼等の前にキュアグレースが現れた。

 

「エレメントチャージ!」

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

「プリキュア!スカイヒーリングフラワー!」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「お大事に」

 

!!

 

「「「「「凄いあの子俺達が戦ってもダメージを与えらなかったのにあっさり倒した」」」」」」

 

「普通は幼馴染世界のバランスを考えたら一度なのはを時空管理局に渡す約束をしてれば、プレシア・テスタロッサの事件後に帰還させて幼馴染世界のバランスを保つ事が出来たんじゃないの?」

 

「う、それは・・・」

 

「人間だから感情的になるのは仕方ないけど貴方や真宮寺直哉がかき回した事でメルクが過労死して飛鳥と薫の住む世界が誕生した事を忘れないでね」

 

「いやいや世界のバランスを僕が考えるなんてありえないよ。そういう事はメルクの仕事じゃないか?」

 

「この2つのイベントを覚えてるかしら?」

 

「「「「覚えてます」」」」

 

「1つ目は異界事変にて7人世界と繋がり2つ目は幼馴染世界と繋がりこの2つは私達からすれば過去よね?」

 

「そうですよ」

 

響がそう言う。

 

「でも今回アニエス達の来訪により時間関連があいまいになった隙を突いてノヴァ達が異界事変をしようとしたのなら、過去に融合世界に来た真宮寺直哉や飛鳥と薫の父親である紫藤直哉達と友好世界だった者達が時間移動してその世界が危ないのよ」

 

「「「「成程」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

間章29 管理者の神殿での緊急の相談編
千明とハニー達の来訪の謎


「普通は幼馴染世界のバランスを考えたら一度なのはを時空管理局に渡す約束をしてれば、プレシア・テスタロッサの事件後に帰還させて幼馴染世界のバランスを保つ事が出来たんじゃないの?」

 

「う、それは・・・」

 

「人間だから感情的になるのは仕方ないけど貴方や真宮寺直哉がかき回した事でメルクが過労死して飛鳥と薫の住む世界が誕生した事を忘れないでね」

 

「いやいや世界のバランスを僕が考えるなんてありえないよ。そういう事はメルクの仕事じゃないか?」

 

「この2つのイベントを覚えてるかしら?」

 

「「「「覚えてます」」」」

 

「1つ目は異界事変にて7人世界と繋がり2つ目は幼馴染世界と繋がりこの2つは私達からすれば過去よね?」

 

「そうですよ」

 

響がそう言う。

 

「でも今回アニエス達の来訪により時間関連があいまいになった隙を突いてノヴァ達が異界事変をしようとしたのなら、過去に融合世界に来た真宮寺直哉や飛鳥と薫の父親である紫藤直哉達と友好世界だった者達が時間移動してその世界が危ないのよ」

 

「「「「成程」」」」

 

「はっもしかすると千明さんとハニーさん達の帰還方法は・・・」

 

のどかが何かに気がつく。

 

「何故だ!!鬼神の封印が何故解けた?」

 

「それはね、僕とさくらお姉ちゃんの霊力を呪力に変換したからね」

 

何だと!!」

 

「だからこういうことも出来るよ、千明お姉ちゃん超鬼神になる呪文を唱えて」

 

「超鬼神力、ヴァジュラマサラ、サムスカーラ」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「ね、出来たでしょ」

 

直哉は、笑顔で言う」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

「こうして7人世界から元の時代に帰れると思ってたら・・・」

 

「「「「成程」」」」

 

「気がついたらここにいたと言う事ですね?」

 

「成程並行世界にいる自分はこういう事をいつもされていると言う事ですか?ラビリンのどかさん行きますよ」

 

「「うん」ラビ」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

「ええ――直哉君があの子と1つになった――嘘でしょう」

 

ハニーと言う女性はこの場で起きた事に対して驚いていた。

 

「すみませんが僕は、ハニーさんの知る直哉ではありません」

 

直哉がハニーに言う。

 

暫くして・・・

 

「そうやっぱりここは並行世界なのね」

 

「知ってたんですか?」

 

グレースがハニーに聞く。

 

「ええ、これでも向こうでは守護者をしてるからね、違和感を感じてたわ響さんとエステルさんと会った時からね」

 

「ふむ、それではハニーさんの知る世界にはゼムリア大陸とシンフォギア世界はあるんですね?」

 

「ええ、後プリキュア世界と言うのは存在せず悪魔が支配する世界があるわ」

 

「悪魔とイシュメルガが協力関係を結んでいるわ」

 

「「成程」」

 

「そちらの世界のオリジナル要素が悪魔と言う種族がいると言う事ですね?」

 

「もしかしたら千明さんが過去の世界代表でハニーさん達が未来代表なのかも?」

 

そうのどかが言う。

 

「ふむ、それは面白い発想ね」

 

トワがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

のどかの言う予測と最悪な想定1

「そうやっぱりここは並行世界なのね」

 

「知ってたんですか?」

 

グレースがハニーに聞く。

 

「ええ、これでも向こうでは守護者をしてるからね、違和感を感じてたわ響さんとエステルさんと会った時からね」

 

「ふむ、それではハニーさんの知る世界にはゼムリア大陸とシンフォギア世界はあるんですね?」

 

「ええ、後プリキュア世界と言うのは存在せず悪魔が支配する世界があるわ」

 

「悪魔とイシュメルガが協力関係を結んでいるわ」

 

「「成程」」

 

「そちらの世界のオリジナル要素が悪魔と言う種族がいると言う事ですね?」

 

「もしかしたら千明さんが過去の世界代表でハニーさん達が未来代表なのかも?」

 

そうのどかが言う。

 

「ふむ、それは面白い発想ね」

 

トワがそう言う。

 

「現に千明と前鬼からのどかの言う予測はあながちはずれとも言えないし」

 

「そうですねトワ」

 

「直哉がそう言う。

 

「でもどうしたらいいんですか?」

 

「1つ目は異界事変にて7人世界と繋がり2つ目は幼馴染世界と繋がりこの2つは私達からすれば過去よね?」

 

「そうですよ」

 

響がそう言う。

 

「でも今回アニエス達の来訪により時間関連があいまいになった隙を突いてノヴァ達が異界事変をしようとしたのなら、過去に融合世界に来た真宮寺直哉や飛鳥と薫の父親である紫藤直哉達と友好世界だった者達が時間移動してその世界が危ないのよ」

 

「トワがそう言ってましたが具体的に何をしたらいいんです?」

 

響がトワに聞く。

 

「そうね・・・」

 

「確証はありませんが、過去の紫藤直哉に取り込まれるでしょうね」

 

「少なくとも彼の霊力は限界ギリギリまでメガ桜天武に使われてますし」

 

 

「いずれにしても、過去の紫藤直哉を救うには後3分以内にメガ桜天武にダメージを与える与えて搭乗口から過去の紫藤直哉を助けるしかありません」

 

 

「そんなその工程を、3分以内にするんて無理だよ」

 

 

「無理でもやらなきゃ。紫藤直哉さんにこんなさせてしまった原因は私にあるんだから」

 

「「グレース」」

 

 

「そういう事ならうちたちも協力するで守護者達の皆」

 

 

「「「「「「え」」」」」」」

 

そして機動六課のメンバーが現れた。

 

「なのはちゃん。FW陣の4人と一緒に守護者達の皆と協力してお兄さんの救出をお願い」

 

 

「わかったはやてちゃん」

 

 

「ほないくで。響け終焉の笛。ラグナロク・ブレイカー」

 

 

「雷光一閃。プラズマザンバー・ブレイカー」

 

 

「GUOO」

 

 

メガ桜天武ははててとフェイトが放った二つの特大魔法を受けて一時的に行動を止めた。

 

それを見た飛鳥は・・・

 

 

「響さんさくらさん」

 

 

「「うん」」

 

 

「天剣・桜吹雪」

 

 

「破邪剣征・桜花天翔」

 

 

「響さん今のうちにメガ桜天武の搭乗口を破壊してください」

 

「了解飛鳥ちゃん」

 

 

「どうりゃあーー」

 

 

「紫藤直哉さんへの道が出来ました。なのはおばちゃん今です」

 

 

「飛鳥ここに来ておばちゃんはやめて――」

 

 

「そんな事を気にしてる場合ですか、早くしてください」

 

 

そしてメガ桜天武に乗っていた紫藤直哉はなのはたちによって救出された。

 

「皆さん僕達が助け出す二つの帝国華撃団隊員達は1階から3階にかけての閉鎖空間に閉じ込められています。そして現状では、このままでは歴史が変わる可能性があります」

 

「そこで、僕達も分散してそれぞれの階の閉鎖空間に突入して隊員達を助けます」

 

 

「「「わかった」」」

 

「まず、1階はフォンテーヌさんとぺギタンお願いします」

 

 

「わかったわ」「わかったペン」

 

 

「そして2階をぼくとグレースさんとラビリンが行きます。二人共いいですか?」

 

「「わかった」わかったラビ」

 

 

「最後の3階は、大神さんと相性のいいスパークルとニャトランお願いします」

 

 

「「了解」おうニャン」

 

 

そして直哉と3人のプリキュアは行動を開始した。

 

「既にあの時みたいな直接干渉が出来ないし出来たら出来たらで2つの過去の世界に繋がりを持つ世界が危ないしね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

のどかの言う予測と最悪な想定2

「皆さん僕達が助け出す二つの帝国華撃団隊員達は1階から3階にかけての閉鎖空間に閉じ込められています。そして現状では、このままでは歴史が変わる可能性があります」

 

「そこで、僕達も分散してそれぞれの階の閉鎖空間に突入して隊員達を助けます」

 

「「「わかった」」」

 

「まず、1階はフォンテーヌさんとぺギタンお願いします」

 

「わかったわ」「わかったペン」

 

「そして2階をぼくとグレースさんとラビリンが行きます。二人共いいですか?」

 

「「わかった」わかったラビ」

 

「最後の3階は、大神さんと相性のいいスパークルとニャトランお願いします」

 

「「了解」おうニャン」

 

そして直哉と3人のプリキュアは行動を開始した。

 

「既にあの時みたいな直接干渉が出来ないし出来たら出来たらで2つの過去の世界に繋がりを持つ世界が危ないしね」

 

「「「「そうなんですか」」」」

 

「そうよ特に異界事変を真似ているのならなおさらね」

 

「特にのどかは直哉と体験してるしてるからわかるわね」

 

「多分。帝劇の扉を開いたら、異世界に繋がってる可能性が高いから、他の人も準備いいですか?」

 

「「「ああ」」」

 

「そう真宮寺直哉が予測して出発したら帝都が今の状態になったので」

 

「「「つまり俺達もあれを通れば」私達も通れば」」

 

「「「簡易ゲートが使えなくても融合世界に戻れる可能性があるの?」」」

 

「ええ、あくまでも可能性としてですよ」

 

「そして融合世界からこの事件に合わせて利用されている世界は原作世界のすこやか市か融合世界のすこやか市は使われているでしょうね」

 

「メガ降魔は正確的に言えば融合世界の敵とは言えないですが、出現の回数でこちらの依頼者がそう判断したのでしょうね」

 

「「「確かにあの2体は違和感の塊だった」」」

 

「それは恐らくいきなりメガビョーゲンになっているからだと思います。グワイワルやシンドイ―ネが今回不参加状態でメガビョーゲンとメガ降魔が急に出て来たので皆さんが違和感を感じたのではないんですか?」

 

「「「「成程」」」ラビ」

 

「後融合世界の関連で引き込まれた世界の候補はまなつちゃん達のあおぞら市と神山さん達の帝都の可能性が高いですね」

 

「今まなつちゃん達はいませんが、僕達と同じようにこの世界の事件に巻き込まれていると考えるべきでしょうね」

 

そう言った直哉は真宮寺直哉達とは別の扉を開け、グレース達と共に7人世界から離れた。

 

「そして私達はあおぞら市に行きまなつちゃん達と合流したんでした」

 

「そう異界事変中は全ての扉が異世界に繋がる可能性があるのよ」

 

「通常はね」

 

「つまり、あの時私達があおぞら市に戻れたのは意図的な物のせいだと言う事ですか?」

 

「ええ、その答えは今だから言えるけどね」

 

「フフ、奴等がエキストラプレイヤーか、良いだろう貴様達の実力見せて貰おう。サイコ・クラッシャー」

 

ベガが、キュアグレースに攻撃を仕掛けた。

 

「くっこちらに攻撃をしてくるなんて」

 

「グレースさんあの軍服の人には恐らく浄化技は効かないと思うので、ここは霊力攻撃で行きましょう」

 

そうグレースの体内にいる直哉が言う。

 

「でも真宮寺直哉く達がいるんだよいいの?」

 

「仕方がありません。行きますよグレースさん」

 

「うん」

 

「「破邪剣征・桜花放神」」

 

!!

 

「なっ貴様お前も霊力を・・・ぐおおおお」

 

!!

 

「あの女の子私と直哉君の技を使って威力は私達より強いなんて」

 

「フフ、面白いぞエキストラプレイヤーリュウとは異なる興味が沸いたぞ」

 

ベガはグレースの霊力攻撃を受けそう言う。

 

その一連を見ていたサマー達は・・・

 

「うわあ、グレースさんが浄化技以外を使うの初めて見た」

 

「あれは多分直哉さんの技だと思う」

 

「成程だけどあの軍服の叔父さんの技もあり得ないんだけど」

 

「そうですね。だからこそこちらの戦力は最低限にしてグレースさんと隊長だけで参戦したんだと思いますよ」

 

「そうか直哉さん達も今の事態に、巻き込まれただけだからどこまで関わって良いのかがわからないんですね?クラリスさん」

 

「そうねだからこそ紫の扉の世界の消滅によってバラバラになった仲間を探しているの」

 

「成程ね、そう言う事なら後はちゆとひなたを見つけたらいいのね」

 

「ええですが、ちゆさんとひなたさんを見つけられたとしても私達だけが今回の事象から解放されるとは思えないと直哉さんは言ってました」

 

「それは私達の世界がエクストラステージの舞台として取り込まれたからですか」

 

パパイヤがクラリスに聞く。

 

「うるせえなあ誰だよ。あいつら良いやる気を持ってるなよしいけゼンゼンヤラネーダ」

 

そしてカニがパン型ゼンゼンヤラネーダを召喚した。

 

「「「「「「何だまた見た事ない怪物が現れたーー」」」」」」

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

「「「「「「うわあああ。力が抜ける」」」」」」

 

そして真宮寺直哉達はヤラネーダによってやる気を奪われた。

 

「何だあの怪物は」

 

ベガも突然現れたヤラネーダに驚いていた。

 

「あの時はあおぞら市が偶然そう言うステージに使われたと思ったんだけどあれも今回の布石だとすると少し怖いのよね」

 

「「「「確かに」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新たな混沌の発生に関して

「それは私達の世界がエクストラステージの舞台として取り込まれたからですか」

 

パパイヤがクラリスに聞く。

 

「うるせえなあ誰だよ。あいつら良いやる気を持ってるなよしいけゼンゼンヤラネーダ」

 

そしてカニがパン型ゼンゼンヤラネーダを召喚した。

 

「「「「「「何だまた見た事ない怪物が現れたーー」」」」」」

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

「「「「「「うわあああ。力が抜ける」」」」」」

 

そして真宮寺直哉達はヤラネーダによってやる気を奪われた。

 

「何だあの怪物は」

 

ベガも突然現れたヤラネーダに驚いていた。

 

「あの時はあおぞら市が偶然そう言うステージに使われたと思ったんだけどあれも今回の布石だとすると少し怖いのよね」

 

「「「「確かに」」」」

 

「そして私は懸念している事があるのよ」

 

「もしかするとそれはパンサークローの事ですか?」

 

直哉がトワに聞く。

 

「そうよ・・・」

 

「あの子達にあそこまで関わらせておいて結果が帰ってきたらもう1つの市が出来てたなんて嫌でしょう気分的に」

 

「ミュウミュウ世界と裏のソラシド市が私達の融合世界に誕生してるから」

 

「はあーーー」

 

「そしてそれをいちご達に伝えるから連れて来てね」

 

「それは良いんですが、裏のソラシド市は本当ですか?」

 

「本当よそしてね裏のソラシド市に、あり得ないんだけどパンサークローと言う犯罪組織の存在が確認されたの」

 

「ええ――」

 

「とりあえずパンサークローと裏のソラシド市の事はあとまわしで良いから・・・」

 

「なら良いわね4組の含めたプリキュア全員と新生帝国華撃団と如月ハニー達を連れてゼムリア大陸に行ってくれない?」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれ

「あの時に来た全員が無条件で死ぬ事がわかったの」

 

「何ですって、それは本当ですか?」

 

「あの時は余りパンサークローの情報がなかったからパンサークローと如月ハニーを調べたらパンサークローは空中元素固定装置を如月ハニーの父親が作り出してパンサークローが、如月ハニーの父親を殺して空中元素元素固定装置を奪おうとしたらしいんだけど見つかってないのよ」

 

「成程それでハニーさん達はパンサークローに狙われる原因になったんですね」

 

「そうみたいね、でも空中元素固定装置は禁忌的な物らしいの」

 

「無から物を作り出すみたいね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「つまり空中元素固定装置を手に入れると言う事は、自分の願望を叶う事が出来ると言う事ですか?」

 

「ええ、そういう事らしいわね」

 

「そういう事なら空中元素固定装置が禁忌的な装置になるのもわかりますね。何故なら空中元素固定装置を使えば人間を作る事も出来ると言う事ですからね」

 

「「「あ、そう言えばそうだ」」」

 

「つまり空中元素固定装置の存在を知られればそれだけで戦争の火種になりえる争奪戦が起きると言う事ですね」

 

直哉がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第61章 第1部 内戦終結そして動き出す事態編
火種になりえる空中元素固定装置


「あの時は余りパンサークローの情報がなかったからパンサークローと如月ハニーを調べたらパンサークローは空中元素固定装置を如月ハニーの父親が作り出してパンサークローが、如月ハニーの父親を殺して空中元素元素固定装置を奪おうとしたらしいんだけど見つかってないのよ」

 

「成程それでハニーさん達はパンサークローに狙われる原因になったんですね」

 

「そうみたいね、でも空中元素固定装置は禁忌的な物らしいの」

 

「無から物を作り出すみたいね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「つまり空中元素固定装置を手に入れると言う事は、自分の願望を叶う事が出来ると言う事ですか?」

 

「ええ、そういう事らしいわね」

 

「そういう事なら空中元素固定装置が禁忌的な装置になるのもわかりますね。何故なら空中元素固定装置を使えば人間を作る事も出来ると言う事ですからね」

 

「「「あ、そう言えばそうだ」」」

 

「つまり空中元素固定装置の存在を知られればそれだけで戦争の火種になりえる争奪戦が起きると言う事ですね」

 

直哉がそう言う。

 

「直哉のいう事も可能と思うし、個人的な予想としてはパンサークローはかなり技術力は高いと思うわ。如月ハニーの父親は自分で空中元素固定装置を作り出すくらいだからね」

 

「「「「成程」」」」

 

「確かにそうですね。後並行世界の融合世界には・・・」

 

「ええ――直哉君があの子と1つになった――嘘でしょう」

 

ハニーと言う女性はこの場で起きた事に対して驚いていた。

 

「すみませんが僕は、ハニーさんの知る直哉ではありません」

 

直哉がハニーに言う。

 

暫くして・・・

 

「そうやっぱりここは並行世界なのね」

 

「知ってたんですか?」

 

グレースがハニーに聞く。

 

「ええ、これでも向こうでは守護者をしてるからね、違和感を感じてたわ響さんとエステルさんと会った時からね」

 

「ふむ、それではハニーさんの知る世界にはゼムリア大陸とシンフォギア世界はあるんですね?」

 

「ええ、後プリキュア世界と言うのは存在せず悪魔が支配する世界があるわ」

 

「悪魔とイシュメルガが協力関係を結んでいるわ」

 

「「成程」」

 

「そちらの世界のオリジナル要素が悪魔と言う種族がいると言う事ですね?」

 

「悪魔とイシュメルガが協力してるそうですから」

 

「成程ねこちら側で言うデボネアとノヴァの代わりが悪魔勢力なのね?」

 

「そうみたいですね、トワもし並行世界の融合世界から悪魔勢力が来ると思いますか?」

 

「それは現時点では答えを言うのは厳しいわね」

 

「フフ、やはり貴女達も来ましたか特殊遊撃部隊」

 

「特殊遊撃部隊とは一体何なんだ?」

 

真宮寺直哉が治療を受けながら考えていると・・・

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

「フフ、成程あれがイシュメルガとデボネアが言っていた力ですか」

 

カルマがそう呟く。

 

「カルマ、イシュメルガとデボネアとは何者だ?」

 

真宮寺直哉がカルマに聞く。

 

「ああ、遥か未来から来た私の協力者ですよ」

 

「以前のようにデボネアとイシュメルガが協力していればある程度は私達も介入出来るけどこう複雑化すると逆にやりにくいのよね」

 

「成程だから後手にまわるように言ったんですね」

 

その後守護者達は管理者の神殿を出て行った。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊の行動について8

「直哉君これからどうするの?」

 

響が直哉に聞く。

 

「そうですねとりあえず・・・」

 

「ええ――直哉君があの子と1つになった――嘘でしょう」

 

ハニーと言う女性はこの場で起きた事に対して驚いていた。

 

「すみませんが僕は、ハニーさんの知る直哉ではありません」

 

直哉がハニーに言う。

 

暫くして・・・

 

「そうやっぱりここは並行世界なのね」

 

「知ってたんですか?」

 

グレースがハニーに聞く。

 

「ええ、これでも向こうでは守護者をしてるからね、違和感を感じてたわ響さんとエステルさんと会った時からね」

 

「ふむ、それではハニーさんの知る世界にはゼムリア大陸とシンフォギア世界はあるんですね?」

 

「ええ、後プリキュア世界と言うのは存在せず悪魔が支配する世界があるわ」

 

「悪魔とイシュメルガが協力関係を結んでいるわ」

 

「「成程」」

 

「パンサークローの動きに気をつけながら現状の依頼をするしかないですね」

 

「響さんは・・・」

 

「それが確信取れないから直哉に相談したかったのよ」

 

「そういう事らしんですよですので人間とは違う反応がもし鬼の前鬼君の事だと考えれば、前鬼君を召喚出来る千明さんが実際にして貰えばわかると思いまして」

 

「成程」

 

そして、千明は前鬼の召喚をして見た。

 

「駄目ですね、私も前鬼の反応があるのはわかるんですけど、これは恐らく前期は封印状態のままかも知れません」

 

「「「封印状態ですか」」」

 

直哉と了子と響がそう言う。

 

「はい封印状態だったら私の持つ護法リングの召喚は無理なんです。直接封印状態の前鬼の封印を解かないと」

 

「「「成程」」」

 

「封印状態の前鬼君の居場所がわからないと封印は解くことが出来ないんですね」

 

「はい、そうです」

 

「となると、千明さんはクリスさんとフィーネさんと共にシンフォギア世界で前鬼君を探してください」

 

「え、でも良いんですか?」

 

「良いですよ。千明さん少なくとも自分の意思とは別に融合世界に来たのですから」

 

「響さんはこちらをそして僕達は・・・」

 

「ええ、最悪な事にその条件で彼等が死んだ場合ヴァン・アークライドの中にある災厄によって融合世界にも悪影響が出る事がわかったの」

 

「何てことだ・・・」

 

「実際にそういう事が起きないように監視するんですか?

 

「それもあるけど・・・」

 

「まあ、直哉達の話の時に並行世界の融合世界の話も聞けたし、今は千明達の件と海鳴市の件に私達は集中した方が良いと思うわ。もうすぐエレポニア帝国では内戦が起きてもいい頃だしね」

 

「成程なそっちのイベントが早いのか?」

 

「そう言ってもまだⅦ組は、トールズ士官学校の地下遺跡イベントが残ってるけどね」

 

「ああ、あのイベントかヴァリマール覚醒のあれだな」

 

「そうよ、エレポニア帝国は少し放置しても良さそうだから」

 

「単純にトールズ士官学校絡みの1つ目のイベントが終わり内戦編が始まりそうなのよ」

 

「成程そう言う訳ですか?」

 

「ええ、だけど時間は余裕があるからね」

 

「こちらの依頼をするしかないですね」

 

「そっか・・・」

 

その後直哉とのどかは響と光と別れゼムリア大陸に戻るのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

Ⅶ組の解放作戦開始前

「成程なそっちのイベントが早いのか?」

 

「そう言ってもまだⅦ組は、トールズ士官学校の地下遺跡イベントが残ってるけどね」

 

「ああ、あのイベントかヴァリマール覚醒のあれだな」

 

「そうよ、エレポニア帝国は少し放置しても良さそうだから」

 

「単純にトールズ士官学校絡みの1つ目のイベントが終わり内戦編が始まりそうなのよ」

 

「成程そう言う訳ですか?」

 

「ええ、だけど時間は余裕があるからね」

 

「こちらの依頼をするしかないですね」

 

「そっか・・・」

 

その後直哉とのどかは響と光と別れゼムリア大陸に戻るのだった。

 

その頃ゼムリア大陸にいる4組のプリキュアと如月ハニー達はⅦ組の作戦行動を見ていた。

 

「貴女達は行かないの?あの時みたいに」

 

ハニー達がちゆに聞く。

 

「ええ、今の所は行きませんよ。何故なら・・・」

 

「ですが、ランボーグに関してはあくまでも推測ですがソラさん達の戦っている敵がノヴァ達手を組んだと考えられますが、まなつさんとソラさん達変身をお願いします」

 

「皆行くよ」

 

「「「「うん」」ああ」ええ」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

「ドレス!」

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「今日も元気だ!」

 

「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア !」」」」」

 

「スカイミラージュ!トーンコネクト!」

 

「ひろがるチェンジ!スカイ」

 

「煌めきホップ!」

 

「爽やかステップ!」

 

「晴々ジャンプ!」

 

「無限にひろがる青い空!キュアスカイ!」

 

「スカイミラージュ!トーンコネクト!」

 

「ひろがるチェンジ!プリズム」

 

「煌めきホップ!」

 

「爽やかステップ!」

 

「晴々ジャンプ!」

 

「ふわりひろがる優しい光!キュアプリズム!」

 

「スカイミラージュ!トーンコネクト!」

 

「ひろがるチェンジ!ウィング!」

 

「煌めきホップ!」

 

「爽やかステップ!」 

 

「晴々ジャンプ!」

 

「天高くひろがる勇気!キュアウィング!」

 

そしてサマー達8人はⅦ組の救援に向かった。

 

「今はノヴァ達の乱入も無く本来の流れに沿っている流れなので」

 

「そうだとしても学生の彼等に戦争は厳しくないかい?」

 

星児がそう言う。

 

「ですが、彼等が通うトールズ士官学校は、直哉に聞きましたが軍人を育成する学校と聞きました」

 

アスミがそう言う。

 

「それに私の知る軍人は・・・」

「ぐわあああ」

 

「お兄ちゃん」

 

「少尉」

 

「隊長」

 

 

「大神はん」

 

「ぐっ大丈夫だ皆、このくらい」

 

「フフ、どうした帝国華撃団。貴様達の力はその程度か?」

 

 

「クッ京極、貴様」

 

 

「「「「「「「「「ああ、やっぱり大きさが違うから勝てないよ」」」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

 

「いえ、待ってください皆さん。帝国華撃団はまだ諦めていませんよ」

 

アスミが言う。

 

その直後帝国華撃団は最後の攻撃を仕掛けた。

 

 

「行くぞ京極圭吾これで貴様を倒す!!」

 

「ぬう!!来るか、帝国華撃団」

 

「「大神さん皆行きますよ」」

 

「帝都に我等のいるかぎり」

 

「悪の栄えることはなし」

 

「たとえどんなに苦しい戦いでも」

 

「自分自身の力と」

 

「愛する力で戦う」

 

「そして勝利を掴むまで」

 

「僕たちは、決して負けない」

 

「それが帝国華撃団だぜ」

 

「俺たちは正義だ!!

 

「悪を蹴散らし、正義を示せ!!」

 

 

「絶」

 

「対」

 

「正」

 

「儀」

 

「帝」

 

「国」

 

「華」

 

「撃」

 

「団」

 

 

「ぐおおおお。この私が、負けるだとーー」

 

神王は、花組全員による一斉攻撃により、沈黙した。

 

「フフ、流石だ、帝国華撃団、だが私を倒した所で、何も代わらんぞ、何故なら何れまた、帝都に悪意を持つ者が現れるだろう」

 

「せいぜい、その時まで、この薄汚れた帝都での平和を楽しむがいい」

 

京極がそう言った直後、神王は爆発をし始めた。

 

京極は爆発の中で自分の身が燃えてるにも、関わらず、不敵な笑みを最後まで浮べていた。

 

「最後まであきらめませんでしたよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

Ⅶ組の解放作戦行動中の特殊遊撃部隊前編

「帝都に我等のいるかぎり」

 

「悪の栄えることはなし」

 

「たとえどんなに苦しい戦いでも」

 

「自分自身の力と」

 

「愛する力で戦う」

 

「そして勝利を掴むまで」

 

「僕たちは、決して負けない」

 

「それが帝国華撃団だぜ」

 

「俺たちは正義だ!!

 

「悪を蹴散らし、正義を示せ!!」

 

 

「絶」

 

「対」

 

「正」

 

「儀」

 

「帝」

 

「国」

 

「華」

 

「撃」

 

「団」

 

 

「ぐおおおお。この私が、負けるだとーー」

 

神王は、花組全員による一斉攻撃により、沈黙した。

 

「フフ、流石だ、帝国華撃団、だが私を倒した所で、何も代わらんぞ、何故なら何れまた、帝都に悪意を持つ者が現れるだろう」

 

「せいぜい、その時まで、この薄汚れた帝都での平和を楽しむがいい」

 

京極がそう言った直後、神王は爆発をし始めた。

 

京極は爆発の中で自分の身が燃えてるにも、関わらず、不敵な笑みを最後まで浮べていた。

 

「最後まであきらめませんでしたよ」

 

アスミが言う。

 

「それは認めるわ。でも帝国華撃団とⅦ組の皆は違うわ」

 

「何が違うのでしょうか?確かに住む世界は違いますが祖国を守ろうとしているのに違いがあるのですか?」

 

「それは・・・」

 

「はは、これはハニーの負けだな」

 

「星児さん」

 

「確かにⅦ組の皆も俺達の知る帝国華撃団の違いはないな」

 

「だが俺達からしてみればⅦ組の皆はまだ軍人として見れば新人でこんな中核の役割を任せるのには違和感を感じるのさ」

 

「何だ?皆どうしたんだ立つんだ」

 

「「「「「「駄目何もする気が起きない」」」」」」

 

「何だって」

 

リィン以外のⅦ組はノヴァの連れていたヤラネーダによってやる気を奪わたのだが・・・」

 

「任せなさい全部取り返してあげるわ」

 

「オーライ」

 

「マーメイドアクアポットサーチ」

 

「全部赤」

 

「やる気パワーカムバック」

 

「行くよ皆」

 

「「「「うん」」ああ」良いわよ」

 

「プリキュア!くるくるラメールストリーム!」

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

「「「「「ビクトリー!」」」」」

 

「またお前達か特殊遊撃部隊、だがヤラネーダを除荷したとしてもこちらにはランボーグがいるんだやれランボーグ」

 

「ランボーグ」

 

「さあヒーローの出番だよ」

 

サマーがそう言う。

 

「ヒーローだと!!ふざけるな」

 

ノヴァがそう言った時・・・」

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「すみきったー」

 

その時ランボーグに彼女達の浄化技が直撃した。

 

「俺達もⅦ組の皆を見ていたから感じたんだ」

 

星児がそう言う。

 

「そこは仕方ないと思いますよ星児さん」

 

その時直哉達が戻って来た。

 

「ですが僕達の響さんが、捕獲対象ですので、広範囲にノイズを出して響さんを孤立させるつもりだと思います」

 

「つまり僕達の世界ではこのイベントがハニーさん達の世界で起きたような事ですか?」

 

「そうだな。そして了子さんはパンサークローと手を結びシンフォギア世界の月を破壊しようとしたんだ」

 

「成程」

 

「つまりハニーさんとしてはハニーさん達の世界の了子さん余り差異の無い流れだからこそ敵と認識したと言う事ですか?」

 

「恐らくそうだろう」

 

「そういう事ならハニーさんを止めるにはこちらのシンフォギア世界にしかないものを見せるしかないのですね」

 

「ああ、それが出来れば納得すると思う」

 

「わかりましたそういう事なら行きましょうか」

 

そして直哉は星児を連れて簡易ゲートでシンフォギア世界に向かった。

 

「駄目よ貴女は信用できないフィーネ」

 

「ハニーさん一体何を?」

 

「以前星児さんは言いましたよね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

Ⅶ組の解放作戦行動中の特殊遊撃部隊後編

「つまり僕達の世界ではこのイベントがハニーさん達の世界で起きたような事ですか?」

 

「そうだな。そして了子さんはパンサークローと手を結びシンフォギア世界の月を破壊しようとしたんだ」

 

「成程」

 

「つまりハニーさんとしてはハニーさん達の世界の了子さん余り差異の無い流れだからこそ敵と認識したと言う事ですか?」

 

「恐らくそうだろう」

 

「そういう事ならハニーさんを止めるにはこちらのシンフォギア世界にしかないものを見せるしかないのですね」

 

「ああ、それが出来れば納得すると思う」

 

「わかりましたそういう事なら行きましょうか」

 

そして直哉は星児を連れて簡易ゲートでシンフォギア世界に向かった。

 

「駄目よ貴女は信用できないフィーネ」

 

「ハニーさん一体何を?」

 

「以前星児さんは言いましたよね」

 

「ああ、言ったが・・・」

 

「それではちゆさんとひなたさんに聞きますが、如月ハニーさんの父親が作った空中元素固定装置を聞いてどう思いました?」

 

「それは怖いと思ったわ」

 

「うん私も、はっきり言ってハニーさんのお父さんが空中元素固定装置を作らなければパンサークローに殺される事はなかったと思う」

 

「「それはそう思うが・・・」

 

「結局はハニーさんと星児さんさんの今おかれてる状況を作り出したのは空中元素固定装置ですよね」

 

「それは・・・」

 

「僕から言わせれば内戦を始めた大人達も如月博士も自分の欲を満たす為に内戦と空中元素固定装置を作ったとしか考えられません。特に空中元素固定装置は人間が手を出してはいけないレベルの物なんですよ」

 

「あの時は余りパンサークローの情報がなかったからパンサークローと如月ハニーを調べたらパンサークローは空中元素固定装置を如月ハニーの父親が作り出してパンサークローが、如月ハニーの父親を殺して空中元素元素固定装置を奪おうとしたらしいんだけど見つかってないのよ」

 

「成程それでハニーさん達はパンサークローに狙われる原因になったんですね」

 

「そうみたいね、でも空中元素固定装置は禁忌的な物らしいの」

 

「無から物を作り出すみたいね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「つまり空中元素固定装置を手に入れると言う事は、自分の願望を叶う事が出来ると言う事ですか?」

 

「ええ、そういう事らしいわね」

 

「そういう事なら空中元素固定装置が禁忌的な装置になるのもわかりますね。何故なら空中元素固定装置を使えば人間を作る事も出来ると言う事ですからね」

 

「「「あ、そう言えばそうだ」」」

 

「つまり空中元素固定装置の存在を知られればそれだけで戦争の火種になりえる争奪戦が起きると言う事ですね」

 

「僕の上司の調べで、空中元素固定装置人間も作り出せるんですよ」

 

「「そんな」」

 

「物だけではなく人間も作れるのか?」

 

「まあ、考え方によっては人間も物と言う分類なのでしょうね」

 

「だからこそ・・・」

 

「それではちゆさんとひなたさんに聞きますが、如月ハニーさんの父親が作った空中元素固定装置を聞いてどう思いました?」

 

「それは怖いと思ったわ」

 

「うん私も、はっきり言ってハニーさんのお父さんが空中元素固定装置を作らなければパンサークローに殺される事はなかったと思う」

 

「「それはそう思うが・・・」

 

「結局はハニーさんと星児さんさんの今おかれてる状況を作り出したのは空中元素固定装置ですよね」

 

「如月博士は死んでも仕方ない人間だったかも知れませんね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

解放作戦終了後

 

「僕の上司の調べで、空中元素固定装置人間も作り出せるんですよ」

 

「「そんな」」

 

「物だけではなく人間も作れるのか?」

 

「まあ、考え方によっては人間も物と言う分類なのでしょうね」

 

「だからこそ・・・」

 

「それではちゆさんとひなたさんに聞きますが、如月ハニーさんの父親が作った空中元素固定装置を聞いてどう思いました?」

 

「それは怖いと思ったわ」

 

「うん私も、はっきり言ってハニーさんのお父さんが空中元素固定装置を作らなければパンサークローに殺される事はなかったと思う」

 

「「それはそう思うが・・・」

 

「結局はハニーさんと星児さんさんの今おかれてる状況を作り出したのは空中元素固定装置ですよね」

 

「如月博士は死んでも仕方ない人間だったかも知れませんね」

 

「ハニーさん達には酷い言い方ですがね」

 

「でも事情の知らない人達からすればパンサークローやこちらのゼムリア大陸の戦争の開戦理由なんて知らないからな」

 

「そうですね一般人に与えられる情報は操作された情報かもしくは伝えられないかのどちらかですね」

 

「そうだな特に戦争の場合は自分に都合のいいように情報が改ざんされているからな」

 

「何だ?皆どうしたんだ立つんだ」

 

「「「「「「駄目何もする気が起きない」」」」」」

 

「何だって」

 

リィン以外のⅦ組はノヴァの連れていたヤラネーダによってやる気を奪わたのだが・・・」

 

「任せなさい全部取り返してあげるわ」

 

「オーライ」

 

「マーメイドアクアポットサーチ」

 

「全部赤」

 

「やる気パワーカムバック」

 

「行くよ皆」

 

「「「「うん」」ああ」良いわよ」

 

「プリキュア!くるくるラメールストリーム!」

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

「「「「「ビクトリー!」」」」」

 

「またお前達か特殊遊撃部隊、だがヤラネーダを除荷したとしてもこちらにはランボーグがいるんだやれランボーグ」

 

「ランボーグ」

 

「さあヒーローの出番だよ」

 

サマーがそう言う。

 

「どうやらあの時みたいに彼女達が邪魔をしなかったようですね」

 

直哉がそう言うと、エレポニア帝国の領内に不気味な西洋風の城が現れた。

 

「「「「「「「何あのお城」」」」」」」

 

その時のどかは思い出していた。

 

「すまんがキュアグレースこの映像を見て欲しい」

 

そう言い、ヒミコが映像を再生した。

 

そして米田が言った、映像を見ると、そこには・・・。

 

「「ええーー聖魔城」」

 

「そうだ聖魔城が再び浮上した」

 

「「皆は?」」

 

「お前達以外、全員聖魔城に、囚われている。大神や巴里華撃団のメンバーもな」

 

「「えええーー」」

 

「さくら、直哉絶望的な状況だが、出撃してくれるか?」

 

「「はい」」

 

「二人ともすまない、後は頼むぞ」

 

「「はい」」

 

そして、真宮寺姉弟は、聖魔城に向けて真双焔武で出撃した,

 

果たして二人は、囚われた仲間たちを救い出せれるのか?それとも・・・

 

そして、真双焔武は聖魔城最深部に着くと、そこで直哉とさくらが見た光景は・・・

 

「さくら君、直哉君、逃げるんだこいつの目的は、君達二人だ」

 

「「大神さん。皆」」

 

そう言って、大神は気絶した。

 

「はあ、やっと来ましたね、この世界を歪めている元凶の真宮寺直哉」

 

「お前は何者だ?」

 

「死に行く者に語る名はないんだがな」

 

「何だと!!」

 

「良かろう我が名は、ヒミコ。貴様ら歪みを粛清する者だ」

 

「ヒミコだと!!」

 

「じゃあ貴様は、邪神巫女イヨの関係者か?」

 

「ほうお前達、我娘を知っておるのか?」

 

「「娘だって」ですって」

 

「何じゃ、知らなかったのか?まあ当然じゃな、ワシが出てきた以上お前達に生き延びる術はないからの」

 

「あのお城聖魔城みたい」

 

そうのどかが言う。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

不気味な城の出現1

「「大神さん。皆」」

 

そう言って、大神は気絶した。

 

「はあ、やっと来ましたね、この世界を歪めている元凶の真宮寺直哉」

 

「お前は何者だ?」

 

「死に行く者に語る名はないんだがな」

 

「何だと!!」

 

「良かろう我が名は、ヒミコ。貴様ら歪みを粛清する者だ」

 

「ヒミコだと!!」

 

「じゃあ貴様は、邪神巫女イヨの関係者か?」

 

「ほうお前達、我娘を知っておるのか?」

 

「「娘だって」ですって」

 

「何じゃ、知らなかったのか?まあ当然じゃな、ワシが出てきた以上お前達に生き延びる術はないからの」

 

「あのお城聖魔城みたい」

 

そうのどかが言う。

 

「え、のどかちゃん達聖魔城の事知ってるの?」

 

ハニーがのどかに聞く。

 

「ええ、直接はないですけどサクラ世界の情報とかで知ってる程度ですね」

 

「そうなのね本当にそう言う面でサポートされてるのね」

 

「直哉っちあの城はなんなの?」

 

「皆さんはエレポニア帝国の伝承を覚えてますか?」

 

直哉がそう言う。

 

「ええーーちょっと待ってあのヴァリマールは・・・直哉君からリインさんの事を聞いたとき出てきたあれじゃん」

 

響は直哉とのゼムリア大陸のエレポニア帝国についての話をしていた。

 

「響さん実はゼムリア大陸のエレポニア帝国には巨大ロボットが存在する伝説があるようです」

 

「ええーー巨大ロボットーー」

 

「ええ、それを知ったときリインさんが乗っていたヴァリマールもその内の1体だと知りました」

 

「ちょっと待って直哉君。ヴァリマールがその内の1体ってまさか・・・他にもそのロボットが存在するの?」

 

「ええ、後6体ほど存在します」

 

「ええーーヴァリマールを入れて7体存在するの?」

 

「そのようですね」

 

「一体何のために?そんなに存在するの?」

 

「実は、その伝説はエレポニア帝国のみに伝わる伝説でして、響さんと行ったリベール王国にはロボットに関する伝説的な記録はなかったでしょ」

 

「うんそうだね。かわりにリベルアークに繋がる記録はあったけどね」

 

「そうですね。もしかしたらゼムリア大陸には各地方にそんな伝説等の関連で存在する世界なのかも知れませんね」

 

「と直哉君が言ってたけどあの黒いヴァリマールは恐らくリイン君がイシュメルガに乗っ取られたような感じで怖いな」

 

「あの時に話した7体の内の1体があの城の中に封印状態で存在するんですよ」

 

「「「「「ええ――」」」」」

 

直哉の言葉を聞いて驚くのどか達とハニー達だった。

 

「またお前達か特殊遊撃部隊、だがヤラネーダを除荷したとしてもこちらにはランボーグがいるんだやれランボーグ」

 

「ランボーグ」

 

「さあヒーローの出番だよ」

 

サマーがそう言う。

 

「ヒーローだと!!ふざけるな」

 

ノヴァがそう言った時・・・」

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「すみきったー」

 

その時ランボーグに彼女達の浄化技が直撃した。

 

「お前達はお母様の手駒の筈どうして」

 

それを見たノヴァが驚きを隠せないでいた。

 

「まさかあの時のノヴァの目的は・・・」

 

のどかが代表して言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

不気味な城の出現2

「またお前達か特殊遊撃部隊、だがヤラネーダを除荷したとしてもこちらにはランボーグがいるんだやれランボーグ」

 

「ランボーグ」

 

「さあヒーローの出番だよ」

 

サマーがそう言う。

 

「ヒーローだと!!ふざけるな」

 

ノヴァがそう言った時・・・」

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「すみきったー」

 

その時ランボーグに彼女達の浄化技が直撃した。

 

「お前達はお母様の手駒の筈どうして」

 

それを見たノヴァが驚きを隠せないでいた。

 

「まさかあの時のノヴァの目的は・・・」

 

のどかが代表して言う。

 

「それはないですよのどかさん。ヴァリマールを始めとする機神には自分の操縦者を選ぶ機能があるので」

 

「少なくとも最初から悪意のある者は選ばれる事はありませんが・・・例外として、黒の機神イシュメルガは操縦者を悪落ちさせてしまうんですよね」

 

「「「ええ――イシュメルガて鬼神なの?」」」

 

のどかとちゆとひなたが驚く。

 

「そうですよだから・・・」

 

「くそー俺達も戦えたら戦いたい」

 

「そうか、なら我と契約すればその機体を動けるようにしてやるぞ」

 

「誰だ!!お前は」

 

「我の名は、黒のイシュメルガどうする我と契約するか?」

 

「イシュメルガだって、本当に契約者になればこの状況を打破出来るんだな」

 

「ああ出来るとも」

 

大神がイシュメルガとの契約をしようとしたとき次元の裂け目ができた。

 

!!

 

「ちっ奴め、ここまで来たか。だが、まだ奴等に見つかるわけにはいかん。我とデボネアの紫藤直哉と魔法騎士に復讐するまでは」

 

その直後灰の機神ヴァリマールとその担い手のリィン・シュバルツァーが出てきたことによりヒドラプラントとプラントアームは圧死し、浅草周辺に咲いていた紅い植物は全部消えた。

 

「ほう、仲間を先に行かせて自分達は残るとはな」

 

「そりゃそうですよ。僕達2人しか見てないですからね。貴方が存在する所には紅い花が出現しますからね。イシュメルガ」

 

 

「フフ、そうだったな」

 

そう言ってイシュメルガは、グレース達の前に現れた。

 

「くっまだマリアさんの体を・・・」

 

「何この娘の体を使うのは、その方がお前達には効果的だからな」

 

!!

 

「何を考えてるの?イシュメルガ」

 

「この庭園そして、この空間におけるゲームは、貴方が仕組んだの?」

 

「そういう事だ、最もそこにある赤い扉は一切手をだしていないがな」

 

!!

 

「つまり紫の扉とオレンジの扉は、イシュメルガお前が作り出したのか?」

 

「ああ、簡単に獅童光を救出するのは、我もデボネアも認めるわけにはいかないからな」

 

「何!!この一件デボネアも関与してるのか?」

 

「ああ、2つの扉の世界でな」

 

「まあデボネアの干渉が無くとも、奴等の一部はその世界の虜だろうがな。その点に関しては、紫藤直哉お前に感謝しているぞ」

 

!!

 

「それはまさか・・・」

 

「そうだ融合世界に起きた地震を利用し、捕獲した世界をゲートの中に組み込んだのさ」

 

「だからあの時大神さんやマリアさんを使い精神的に追い詰めようとしたんですよイシュメルガは」

 

「「「成程」」」

 

「少しでも揺らいだり迷ったらイシュメルガにそこを利用されるので」

 

「人間の心理をついて来るのね」

 

「そういう事ですよ。ハニーさん」

 

「今の所はそういう事をするのは黒の機神だけみたいですが」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

イシュメルガの正体の衝撃

「ああ、簡単に獅童光を救出するのは、我もデボネアも認めるわけにはいかないからな」

 

「何!!この一件デボネアも関与してるのか?」

 

「ああ、2つの扉の世界でな」

 

「まあデボネアの干渉が無くとも、奴等の一部はその世界の虜だろうがな。その点に関しては、紫藤直哉お前に感謝しているぞ」

 

!!

 

「それはまさか・・・」

 

「そうだ融合世界に起きた地震を利用し、捕獲した世界をゲートの中に組み込んだのさ」

 

「だからあの時大神さんやマリアさんを使い精神的に追い詰めようとしたんですよイシュメルガは」

 

「「「成程」」」

 

「少しでも揺らいだり迷ったらイシュメルガにそこを利用されるので」

 

「人間の心理をついて来るのね」

 

「そういう事ですよ。ハニーさん」

 

「今の所はそういう事をするのは黒の機神だけみたいですが」

 

「それはないですよのどかさん。ヴァリマールを始めとする機神には自分の操縦者を選ぶ機能があるので」

 

「少なくとも最初から悪意のある者は選ばれる事はありませんが・・・例外として、黒の機神イシュメルガは操縦者を悪落ちさせてしまうんですよね」

 

「「「ええ――イシュメルガて機神なの?」」」

 

のどかとちゆとひなたが驚く。

 

「でもまさかイシュメルガの正体が黒の機神だなんて」

 

のどかがそう言う。

 

「ですが、まだⅦ組の皆さんには言わないで下さいね。まだⅦ組の皆さんには今回のイベントに加え後2つのイベントが残っているので」

 

「「「「「ええ――」」」」」

 

「これが最後のイベントじゃないの?」

 

ひなたが直哉に聞く。

 

「違いますよひなたさん」

 

「え、どうだったけ、ヨシュア?」

 

「先月リシャール大佐が黒幕の事件が解決して、今は結社を追いかけてる所だよ灰の騎士君」

 

「成る程わかりました。エステルさんヨシュアさん我々は三年後の別のゼムリア大陸から来ました」

 

「あんですって未来からですって〰」

 

「それも別のゼムリア大陸だって」

 

「ええ、我々は今後リベールで結社がやろうとしていることも知っています。結社の目的は・・・」

 

 

「おっとそこまでにしてあげてくださいね。灰色の騎士さん。貴方にしたら過去ですけどエステルさんたちにとっては未来なんですから」

 

「それもそうですね」

 

「ですがこちらのゼムリア大陸には大きな相違点がありますがね」

 

「どういう事ですか」

 

直哉の言葉に灰色の騎士が聞く。

 

「響さんあの映像の準備をお願いします」

 

「ええ映像の二人を伴って挨拶に来られた位の面識ですけど」

 

!!

 

未来組の三人は直哉の言葉に驚いていた。

 

「と言っても、あのときの姿は僕に合わせた姿なんてしょうけど」

 

「まあ僕達と彼等の関係はさほど関係ないでしょけど」

 

「いやいや直哉さん何爆弾発言をしれーとしてるんですか?」

 

ユウナが直哉に言う。

 

「取り合えず灰色の騎士さん。ユウナさんたちにこれからの事を伝えたらどうですか?」

 

そう言って直哉は響達の元に戻る。

 

「あの時に会った3人の内の1人はこの内戦後のイベントに出てくるんですよ」

 

「それも意外な所から」

 

「「「「「ええ――」」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紅の機神の目覚め前編

「響さんあの映像の準備をお願いします」

 

「ええ映像の二人を伴って挨拶に来られた位の面識ですけど」

 

!!

 

未来組の三人は直哉の言葉に驚いていた。

 

「と言っても、あのときの姿は僕に合わせた姿なんてしょうけど」

 

「まあ僕達と彼等の関係はさほど関係ないでしょけど」

 

「いやいや直哉さん何爆弾発言をしれーとしてるんですか?」

 

ユウナが直哉に言う。

 

「取り合えず灰色の騎士さん。ユウナさんたちにこれからの事を伝えたらどうですか?」

 

そう言って直哉は響達の元に戻る。

 

「あの時に会った3人の内の1人はこの内戦後のイベントに出てくるんですよ」

 

「それも意外な所から」

 

「「「「「ええ――」」」」」

 

その頃Ⅶ組は・・・

 

カイエン侯爵がアルフィン王女の弟のセドリック王子を紅の機神の操縦者にするべくセドリック王子を誘拐した。

 

それをⅦ組が追いかけて浮上した城に突入し暫くすると、Ⅶ組の前に火焔魔人の異名を持つマクバーンが現れた。

 

「よう混ざり者あれから強くなったか?」

 

「お前はマクバーンどうしてここに?この城も秘宝絡みなのか」

 

「それは違うなこの城は台座だな」

 

「台座だと」

 

「そうだ、強いて言うのであればお前が乗っているヴァリマールの台座がトールズ士官学校の地下遺跡に当たる地だな」

 

「各機神の台座は色々な場所にあるがここは紅の機神のテスタロッサが置かれている場所だ。そしてテスタロッサの起動条件はエレポニア帝国王家の血が必要なのさ」

 

「「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「何故俺達に教えるお前はカイエン侯爵側ではないのか?」

 

「ああ、結社としてはお前達の言う通りだが、今の俺は違うからなお前達がカイエンを倒したとしても関係ないが、リィン・シュバルツァー俺と戦え」

 

「「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「何でそうなるのおかしいわよ私達はカイエン侯爵を止めなきゃいけないのに何で貴方と戦うのよ」

 

アリサがそう言う。

 

「確かにお、お前達Ⅶ組はこの内戦を通して成長はしたが、ただ1人リィン・シュバルツァーに関してはみとめられていないから俺がここに来たのさ」

 

誰が貴方に頼んだの?」

 

「ああ、それは・・・」

「何だ?皆どうしたんだ立つんだ」

 

「「「「「「駄目何もする気が起きない」」」」」」

 

「何だって」

 

リィン以外のⅦ組はノヴァの連れていたヤラネーダによってやる気を奪わたのだが・・・」

 

「任せなさい全部取り返してあげるわ」

 

「オーライ」

 

「マーメイドアクアポットサーチ」

 

「全部赤」

 

「やる気パワーカムバック」

 

「行くよ皆」

 

「「「「うん」」ああ」良いわよ」

 

「プリキュア!くるくるラメールストリーム!」

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

「「「「「ビクトリー!」」」」」

 

「またお前達か特殊遊撃部隊、だがヤラネーダを除荷したとしてもこちらにはランボーグがいるんだやれランボーグ」

 

「ランボーグ」

 

「さあヒーローの出番だよ」

 

サマーがそう言う。

 

「ヒーローだと!!ふざけるな」

 

ノヴァがそう言った時・・・」

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「すみきったー」

 

その時ランボーグに彼女達の浄化技が直撃した。

 

「あの時お前達を助けた者達の依頼と言う感じだな」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

紅の機神の目覚め後編

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

「「「「「ビクトリー!」」」」」

 

「またお前達か特殊遊撃部隊、だがヤラネーダを除荷したとしてもこちらにはランボーグがいるんだやれランボーグ」

 

「ランボーグ」

 

「さあヒーローの出番だよ」

 

サマーがそう言う。

 

「ヒーローだと!!ふざけるな」

 

ノヴァがそう言った時・・・」

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「すみきったー」

 

その時ランボーグに彼女達の浄化技が直撃した。

 

「あの時お前達を助けた者達の依頼と言う感じだな」

 

「何を言っている彼女達がお前達結社と繋がりがあるなんてあり得ない」

 

そう言いながらリィンが思い出す。

 

「メガ・・・ビョーゲン」

 

「「「「「「「「「えっ何が起きた?」」」」」」」」」

 

その時亜種型メガビョーゲンにダメージを与えた2人の少女がⅦ組の前に現れた。

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン

 

「やっぱりランボーグとは違う」

 

プリズムがそう言う。

 

「大丈夫ですか?皆さん」

 

「ああ、助かったよ君達は一体誰なんだ?」

 

「私はキュアスカイです」

 

「私はキュアプリズムです」

 

「リィン挨拶は後だ」

 

「ああ、マキアス」

 

「あの私も手伝います」

 

「そうだね私達がランボーグみたいのを相手すればお兄さん達は別の相手を出来るからね」

 

「そうです」

 

「良いのかい君達?」

 

「「はい」」

 

「それじゃあ頼むよ」

 

リィンがそう言い、プリズム達と別れようとした時事態は急変したのだった。

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

突然亜種型メガビョーゲンは浄化され想定外事態に驚く。Ⅶ組のメンバーと帝国解放戦線の2人だった。

 

「あのランボーグみたいのを浄化したと言う事はこれもプリキュアの力?」

 

「恐らくそうだと思います。プリズム」

 

「でもここ異世界だよスカイ」

 

「でも私は・・・今回の件も2人に会えれば何とかなると思ってます」

「何でってそんな理由より実際あって助かったでしょう?」

 

「だからこそ彼女達が悪人と手を組むわけないだろう」

 

「はっ俺達はお前達にとっては悪なのか?」

 

マクバーンがリィンに聞く。

 

「そうだ」

 

「成程頑固さは変わらないようだな」

 

「どういう事だ?」

 

「お前は知らなくていいさ」

 

それをⅦ組が追いかけて浮上した城に突入し暫くすると、Ⅶ組の前に火焔魔人の異名を持つマクバーンが現れた。

 

「よう混ざり者あれから強くなったか?」

 

「お前はマクバーンどうしてここに?この城も秘宝絡みなのか」

 

「それは違うなこの城は台座だな」

 

「台座だと」

 

「そうだ、強いて言うのであればお前が乗っているヴァリマールの台座がトールズ士官学校の地下遺跡に当たる地だな」

 

「各機神の台座は色々な場所にあるがここは紅の機神のテスタロッサが置かれている場所だ。そしてテスタロッサの起動条件はエレポニア帝国王家の血が必要なのさ」

 

「「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「何故俺達に教えるお前はカイエン侯爵側ではないのか?」

 

「ああ、結社としてはお前達の言う通りだが、今の俺は違うからなお前達がカイエンを倒したとしても関係ないが、リィン・シュバルツァー俺と戦え」

 

「さっさと戦うぞ」

 

「まさか奴が時間稼ぎをしてくれるとはな」

 

カイエン侯爵不敵に笑う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

管理者達とマクバーン1

「よう混ざり者あれから強くなったか?」

 

「お前はマクバーンどうしてここに?この城も秘宝絡みなのか」

 

「それは違うなこの城は台座だな」

 

「台座だと」

 

「そうだ、強いて言うのであればお前が乗っているヴァリマールの台座がトールズ士官学校の地下遺跡に当たる地だな」

 

「各機神の台座は色々な場所にあるがここは紅の機神のテスタロッサが置かれている場所だ。そしてテスタロッサの起動条件はエレポニア帝国王家の血が必要なのさ」

 

「「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「何故俺達に教えるお前はカイエン侯爵側ではないのか?」

 

「ああ、結社としてはお前達の言う通りだが、今の俺は違うからなお前達がカイエンを倒したとしても関係ないが、リィン・シュバルツァー俺と戦え」

 

「さっさと戦うぞ」

 

「まさか奴が時間稼ぎをしてくれるとはな」

 

カイエン侯爵不敵に笑う。

 

その頃管理者の神殿では・・・

 

「おいおい良いのかトワマクバーンに言わせて」

 

レイがトワに聞く。

 

「あそこでⅦ組はマクバーンと戦うのは本来の流れと変わらないし、違いがあるのはマクバーンの優先順位くらいよ」

 

「そうなのか?」

 

「劫炎と戦ったら死ぬかも知れんがな」

 

「イヤー私はやっぱり呪われているよ直哉君」

 

 

「響さん御愁傷様です。死んだらちゃんと供養しますから」

 

「イヤー見捨てないで」

 

 

「クックッあの女は面白いな」

 

「マクバーン遊ぶのもほどほどにしておけよ」

 

「そのようだな連中に気づかれたみたいだな」

 

レーヴェと火炎魔神がそう言うと直哉達を囲むように大量のノイズが出現した。

 

「「わわ、ノイズが出たーー」」

 

響と直哉が戦闘体勢をとる前に二人が動いた。

 

「さてやるか」

 

「俺様を楽しませろよノイズ」

 

マクバーンとレーヴェはノイズと戦いという遊びを始めた。

 

そして戦いは二人の圧勝だった。

 

「「ええーー普通の斬撃でノイズを倒せるなんてあり得ないんですけど?」」

 

 

「ノイズには炭素化と位相差障壁があってその障壁を何とかしないといけないんですけど」

 

「ああ、そうだっだな。だが、俺の持ったケルンバイターと火炎魔神の炎にはそんなものは通用しない最初からな」

 

「あはは、そうなんですね。何この非常識の塊のような世界は、この二人と師匠会わせたら世界が壊れるまで戦うかもしれない」

 

「絶対会わせたら駄目だ」

 

響はそういって決意する。

 

「響さん気持ちは痛いほどわかるから今はゼムリア大陸はそんなものと思った方がいいよ」

 

「そうだね。私疲れたよ。エステルさんやヨシュアさんとは違う驚きで」

 

その頃存在しない村のなかでは・・・

 

「馬鹿な、ノイズの炭素化と位相差障壁が効かない人間がいるだとーー」

 

「そうよマクバーンの変化はここからよ」

 

「意外に早い段階で変化があったんだな」

 

「まさかあれは、ネフィリム。あれまでゼムリア大陸に現れるなんて・・・」

 

「響さんあいつの事知ってるの?」

 

 

「ええ、これは直哉達に会う前の世界でフロンティア事変といわれる事件の元凶と言っていい自立型完全聖遺物なの」

 

かつての世界では、私の左腕を食べて爆発的に強くなりましたから」

 

「ええーー左腕を食べてですか・・・」

 

直哉はネフィリムが人間を食べることに恐怖した。

 

「よし、女今回も左腕をあいつに食べさせろ」

 

「イヤーですよあんな思いは二度としたくないですよ。」

 

「響さん。あんな魔神みたいな者が僕達の世界にもいるんですね?」

 

「私がいるから恐らくね」

 

そして主に劫炎とレーヴェが巨大ノイズと自立型完全聖遺物ネフィリムに戦い始めた。

 

響は直哉を守りながら小型ノイズを倒していた。

 

その時不思議な事が起こった。

 

「ねえ、直哉君私夢でも見てるのかな?」

 

「いえ、響さん夢と思いたいのはわかりますが現実ですよ」

 

「やっぱり、夢じゃないんだ火炎魔神さんにペコペコしてるのは、ネフィリムなんだ・・・ええーー火炎魔神さん。自立型完全聖遺物ネフィリムを部下にしたーあり得ないんですけどーーー」

 

「そうでもなければこんな展開にならないわよ」

 

「確かにな」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

管理者達とマクバーン2

「よし、女今回も左腕をあいつに食べさせろ」

 

「イヤーですよあんな思いは二度としたくないですよ。」

 

「響さん。あんな魔神みたいな者が僕達の世界にもいるんですね?」

 

「私がいるから恐らくね」

 

そして主に劫炎とレーヴェが巨大ノイズと自立型完全聖遺物ネフィリムに戦い始めた。

 

響は直哉を守りながら小型ノイズを倒していた。

 

その時不思議な事が起こった。

 

「ねえ、直哉君私夢でも見てるのかな?」

 

「いえ、響さん夢と思いたいのはわかりますが現実ですよ」

 

「やっぱり、夢じゃないんだ火炎魔神さんにペコペコしてるのは、ネフィリムなんだ・・・ええーー火炎魔神さん。自立型完全聖遺物ネフィリムを部下にしたーあり得ないんですけどーーー」

 

「そうでもなければこんな展開にならないわよ」

 

「確かにな」

 

「後Ⅶ組に結社との関係を知られても現状では問題ないわね。むしろ・・・」

 

「ああ、それは・・・僕も知っている。だがあれはリベール王国の2人がいたからじゃないのかな?」

 

「それは否定出来ないけどそれでも私達の味方よ」

 

「そうですよワジさん」

 

「味方ね・・・ロイド達には伝えておく。僕達教会は特殊遊撃部隊を結社と同等の敵対組織として見ている」

 

「「「「何だって――」」」」

 

「やはり教会は僕達を危険視しているみたいですね」

 

直哉がそう言う。

 

「「「「「「ええ――」」」」」」

 

「直哉君それでいいの?」

 

「まあ、結社とは繋がりが全く無いとは言えば言えないですし」

 

「すまないなエステルにヨシュアそして特殊遊撃部隊の総司令殿、こちらに来させて」

 

「それは構いません。何やらエレポニア帝国の鉄血宰相がいない間に情報交換をしたいと、そう聞きましたが、間違いありませんか?」

 

「ああ」

 

「早速だが盟主が特殊遊撃部隊の方にマクバーンとレオンハルトの2人を預かって欲しいとの事を俺とカンパネルラに通達して来たんだ」

 

「ええ――まあ、レオンハルトさんはリベール王国で本来ならいなくなるので良いですが、マクバーンさんはエレポニア帝国の方で活動する筈では?」

 

「ああ、それは・・・マクバーンは先に立花響とやりたいからだと」

 

「確かにマクバーンさんは言ってましたね」

 

「一応とはどういう意味ですか?」

 

響がレーヴェに聞く。

 

「奴は特殊でな仲間でも奴自身で認めないと響達のいう仲間にはなれないのさ」

 

「ええーーそれってもしかして戦闘狂のする思考を持った人なんですか?」

 

「教会との戦いになりそうだけどね」

 

「だなどうする気だその辺は?」

 

「「「「「重要イベント?」」」」」

 

「はいそうです。蒼の大樹の発現です」

 

つまりキーアちゃんの覚醒ですそして結社の幻焔計画の幻の宝珠を回収する事に繋がるんです」

 

「「「「「ああーーそうつながるんだーー」」」」」

 

「そう言う事ですよ皆さん」

 

「正直これからのクロスベルでのイベント自体には、現時点では介入する必要性は無いのですが、見届ける感じでいて下さいね」

 

暫くして・・・

 

クロスベル自治国として西ゼムリア全土に独立宣言を行ってしまった。

 

「ついに宣言してしまったわね独立宣言を」

 

「そうですね私は歴史の授業で聞いていた事を直接見る事になるなんて思いませんでしたけど」

 

ちゆとアニエスがそれぞれ言う。

 

「でも直哉エレポニア帝国とカルバート共和国の進撃は止まるのですか?」

 

「まあ、内戦が終わればエレポニア帝国がクロスベルを併合するイベントがあるからねその辺まで監視と言う意味で直哉達にいて貰うつもりでいるわ」

 

「そうかラストダンジョンにⅦ組は突入しているからマクバーンが情報漏らしても良いのか?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第61章 第2部 エレポニア帝国に併合されたクロスベル編
驚きのラストについて話す管理者達


「つまりキーアちゃんの覚醒ですそして結社の幻焔計画の幻の宝珠を回収する事に繋がるんです」

 

「「「「「ああーーそうつながるんだーー」」」」」

 

「そう言う事ですよ皆さん」

 

「正直これからのクロスベルでのイベント自体には、現時点では介入する必要性は無いのですが、見届ける感じでいて下さいね」

 

暫くして・・・

 

クロスベル自治国として西ゼムリア全土に独立宣言を行ってしまった。

 

「ついに宣言してしまったわね独立宣言を」

 

「そうですね私は歴史の授業で聞いていた事を直接見る事になるなんて思いませんでしたけど」

 

ちゆとアニエスがそれぞれ言う。

 

「でも直哉エレポニア帝国とカルバート共和国の進撃は止まるのですか?」

 

「まあ、内戦が終わればエレポニア帝国がクロスベルを併合するイベントがあるからねその辺まで監視と言う意味で直哉達にいて貰うつもりでいるわ」

 

「そうかラストダンジョンにⅦ組は突入しているからマクバーンが情報漏らしても良いのか?」

 

「良いわよどうせ彼が盗み聞きしてるけど」

 

「ああ、このタイミングで彼が姿を見せるのか?」

 

「ええ、そうよ」

 

「以上が今回の作戦の結果です」

 

「まさか未来から来た3人を確認もしくは確保が目的だったがまさか確認すらできないとは」

 

「まあ仕方ないですね、彼等特殊調査隊は直接的な戦闘は不慣れだった事と、紅い星座が、特殊遊撃部隊についていたとは・・・」

 

「それは我々もおもいましたが・・・」

 

「それがですね不思議なんすよ。確かに謎のモンスターがカルバート共和国のクレイユ村で発見されて数時間後には謎のモンスターを見た筈のクレイユ村の住人の記憶が無かったんですよね」

 

「何!!住人の記憶が?」

 

「はい、カルバート共和国側では集団催眠を受けたと言う事にしたみたいです」

 

「成程確かに謎のモンスターがいると公表するよりは国民の信用度は上がるな」

 

「ええ、ですがカルバート共和国側も目撃者達が全滅状態なので調査は難航しているみたいですね」

 

「そうだろうなどちらにしても我々の計画の妨げになるような事になれば色々動かねばな」

 

「現状ではそう言う事をしなければいけない状況にはなりそうも無いですけどね」

 

「何一応の備えとしてだがな」

 

「もうこの案件には出さない方が賢明と思いますがね、下手をすれば内戦に負けるかも知れませんよ独断でリベール王国に戦力を送った事がばれて」

 

「そうかも知れぬな、ここで欲を出して本来の計画に支障をきたすわけにはいかんからな」

 

「そう言えば彼もこの件を独自で調査をしていたな」

 

「そう言えばそうね」

 

「でもどうするのだ?内戦や機神関連はエレポニア帝国独自のイベントだったが、クロスベル併合後は本来の流れに近い流れにするにはきついぞ」

 

「わかってるわだから多少の変化は与えるつもりよ」

 

「あれは、ミリアムちゃんとユウナさん」

 

その時飛鳥が二人の存在に気づく。

 

「あ、薫と飛鳥もいるよ。ユウナ」

 

「本当ね、これで直哉君に上手く説明できるかも」

 

「私とミリアム先輩がここに来た理由を」

 

「そして飛鳥と薫にも伝えないと彼女達の本来の世界が復活した可能性があることを」

 

「ヤッホー薫に飛鳥ひさしぶり」

 

「「ええーーミリアムちゃんにユウナさん。どうしてこの世界にーー」」

 

「あはは、ごめんね驚いた」

 

「飛鳥ちゃんと薫ちゃんこの二人と知り合いなの?」

 

直哉が飛鳥と薫に聞く。

 

「ええ、彼女達は中心世界とは繋がりのないゼムリア大陸に住んでいる人達となります」

 

「何だってーー」

 

「紫藤直哉さん私達は、飛鳥ちゃんと薫ちゃんの未来に繋がっている幼馴染世界と交流を持ったゼムリア大陸からやって来ました」

 

「エステルさんやヨシュアさんに代わって」

 

「特にユウナ関連でね」

 

そして時が進みエレポニア帝国は復活した鉄血宰相によりクロスベル自治州をエレポニア帝国に併合したのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

併合されたクロスベル1 帝国なった為の変化前編

「私とミリアム先輩がここに来た理由を」

 

「そして飛鳥と薫にも伝えないと彼女達の本来の世界が復活した可能性があることを」

 

「ヤッホー薫に飛鳥ひさしぶり」

 

「「ええーーミリアムちゃんにユウナさん。どうしてこの世界にーー」」

 

「あはは、ごめんね驚いた」

 

「飛鳥ちゃんと薫ちゃんこの二人と知り合いなの?」

 

直哉が飛鳥と薫に聞く。

 

「ええ、彼女達は中心世界とは繋がりのないゼムリア大陸に住んでいる人達となります」

 

「何だってーー」

 

「紫藤直哉さん私達は、飛鳥ちゃんと薫ちゃんの未来に繋がっている幼馴染世界と交流を持ったゼムリア大陸からやって来ました」

 

「エステルさんやヨシュアさんに代わって」

 

「特にユウナ関連でね」

 

そして時が進みエレポニア帝国は復活した鉄血宰相によりクロスベル自治州をエレポニア帝国に併合したのだった。

 

その頃特殊遊撃部隊は・・・

 

「「「まさか本当に起きるなんて」」」

 

のどかとちゆとひなたがクロスベルの変化に驚いていた。

 

「ふむこのイベントがスムーズに起きたと言う事は・・・」

 

「またお前達か特殊遊撃部隊、だがヤラネーダを除荷したとしてもこちらにはランボーグがいるんだやれランボーグ」

 

「ランボーグ」

 

「さあヒーローの出番だよ」

 

サマーがそう言う。

 

「ヒーローだと!!ふざけるな」

 

ノヴァがそう言った時・・・」

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「すみきったー」

 

その時ランボーグに彼女達の浄化技が直撃した。

 

「お前達はお母様の手駒の筈どうして」

 

それを見たノヴァが驚きを隠せないでいた。

 

「私達はノヴァのお母様知りません」

 

「なっまさかお母様の作戦が失敗したの?・・・そんな事ない」

 

「大丈夫ですか?」

 

「あ、君達はあの時の・・・」

 

リィンがそう言う。

 

「後は任せて下さい」

 

「だがみんなを放置するわけにはいかない」

 

「それなら大丈夫です」

 

プリズムがそう言うとヤラネーダに奪われたⅦ組のやる気は持ち主に戻されていた。

 

「さあノヴァどうしますか?引くのであれば何もしませんよ」

 

「仕方ないかな今回は・・・花寺直哉に伝えて」

 

「はい」

 

「今回の介入はこれで終わりじゃないよ」

 

「あの時の乱入の影響は無いみたいですね」

 

「「「でもなんか可哀想だよ」」」

 

「しかしこれは本来の流れなんですよね?」

 

「ええ、そうですね」

 

「トワの懸念も理解できるな。直哉トワの懸念に関してはどう考えている?」

 

「そうですねとりあえずエレポニア帝国側のイベントの変化があるかを見てみないと何とも言えませんが・・・少なくともイシュメルガやデボネアが突然現れた魔王に対して即動くとは思えませんね」

 

「その理由は何だ?」

 

「それは・・・アニエスさんの持っているゲネシスと言う物がイシュメルガやデボネアにとって異質なものとして見えているからと思います」

 

「ヴァン・アークライドさんとアニエスさん達とシズナさんはこちらのゼムリア大陸の暦で4年後なので、そしてイシュメルガとの対決は2年後の1206年ですからね」

 

「本来なら知らない物を知った場合慎重になると思うので」

 

「成程知らないからこそ余計な事をしないと思っているのか?」

 

「そうです」

 

「イシュメルガやデボネアは、ああ見えて状況が有利になるような感じなら静観すると思いますよ」

 

「もし本来の流れでなければもっと酷い状況になる可能性がありましたよイシュメルガやデボネアとノヴァによって」

 

「「「それは・・・」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

併合されたクロスベル1 帝国なった為の変化中編

「その理由は何だ?」

 

「それは・・・アニエスさんの持っているゲネシスと言う物がイシュメルガやデボネアにとって異質なものとして見えているからと思います」

 

「ヴァン・アークライドさんとアニエスさん達とシズナさんはこちらのゼムリア大陸の暦で4年後なので、そしてイシュメルガとの対決は2年後の1206年ですからね」

 

「本来なら知らない物を知った場合慎重になると思うので」

 

「成程知らないからこそ余計な事をしないと思っているのか?」

 

「そうです」

 

「イシュメルガやデボネアは、ああ見えて状況が有利になるような感じなら静観すると思いますよ」

 

「もし本来の流れでなければもっと酷い状況になる可能性がありましたよイシュメルガやデボネアとノヴァによって」

 

「「「それは・・・」」」

 

「どちらにしろエレポニア帝国のこのやり方はギリアス・オズボーンの策ですし、僕達が前面に出るわけにはいかないですからね」

 

「「「そうなんだ」」」

 

「そうですねただトワが介入するみたいですね」

 

「「「ええーー」」」

 

「まあ、内戦が終わればエレポニア帝国がクロスベルを併合するイベントがあるからねその辺まで監視と言う意味で直哉達にいて貰うつもりでいるわ」

 

「そうかラストダンジョンにⅦ組は突入しているからマクバーンが情報漏らしても良いのか?」

 

「良いわよどうせ彼が盗み聞きしてるけど」

 

「ああ、このタイミングで彼が姿を見せるのか?」

 

「ええ、そうよ」

 

「そう言えば彼もこの件を独自で調査をしていたな」

 

「そう言えばそうね」

 

「でもどうするのだ?内戦や機神関連はエレポニア帝国独自のイベントだったが、クロスベル併合後は本来の流れに近い流れにするにはきついぞ」

 

「わかってるわだから多少の変化は与えるつもりよ」

 

「あれは、ミリアムちゃんとユウナさん」

 

その時飛鳥が二人の存在に気づく。

 

「あ、薫と飛鳥もいるよ。ユウナ」

 

「本当ね、これで直哉君に上手く説明できるかも」

 

「私とミリアム先輩がここに来た理由を」

 

「そして飛鳥と薫にも伝えないと彼女達の本来の世界が復活した可能性があることを」

 

「ヤッホー薫に飛鳥ひさしぶり」

 

「「ええーーミリアムちゃんにユウナさん。どうしてこの世界にーー」」

 

「あはは、ごめんね驚いた」

 

「飛鳥ちゃんと薫ちゃんこの二人と知り合いなの?」

 

直哉が飛鳥と薫に聞く。

 

「ええ、彼女達は中心世界とは繋がりのないゼムリア大陸に住んでいる人達となります」

 

「何だってーー」

 

「紫藤直哉さん私達は、飛鳥ちゃんと薫ちゃんの未来に繋がっている幼馴染世界と交流を持ったゼムリア大陸からやって来ました」

 

「エステルさんやヨシュアさんに代わって」

 

「特にユウナ関連でね」

 

「2人がこの話をしてるのを聞かされながらのどかさん達に説明してますので」

 

「「「ええーー大丈夫なの?」」」」

 

「ええ、集中しないと耳鳴り程度で済むので」

 

「あ、薫と飛鳥もいるよ。ユウナ」

 

「本当ね、これで直哉君に上手く説明できるかも」

 

「私とミリアム先輩がここに来た理由を」

 

「そして飛鳥と薫にも伝えないと彼女達の本来の世界が復活した可能性があることを」

 

「ヤッホー薫に飛鳥ひさしぶり」

 

「「ええーーミリアムちゃんにユウナさん。どうしてこの世界にーー」」

 

「あはは、ごめんね驚いた」

 

「飛鳥ちゃんと薫ちゃんこの二人と知り合いなの?」

 

直哉が飛鳥と薫に聞く。

 

「ええ、彼女達は中心世界とは繋がりのないゼムリア大陸に住んでいる人達となります」

 

「でもまさかゼムリア大陸のイベントがもうユウナさんが関わるイベントが始まるんだね」

 

のどかがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

併合されたクロスベル1 帝国なった為の変化後編

「ええ、集中しないと耳鳴り程度で済むので」

 

「あ、薫と飛鳥もいるよ。ユウナ」

 

「本当ね、これで直哉君に上手く説明できるかも」

 

「私とミリアム先輩がここに来た理由を」

 

「そして飛鳥と薫にも伝えないと彼女達の本来の世界が復活した可能性があることを」

 

「ヤッホー薫に飛鳥ひさしぶり」

 

「「ええーーミリアムちゃんにユウナさん。どうしてこの世界にーー」」

 

「あはは、ごめんね驚いた」

 

「飛鳥ちゃんと薫ちゃんこの二人と知り合いなの?」

 

直哉が飛鳥と薫に聞く。

 

「ええ、彼女達は中心世界とは繋がりのないゼムリア大陸に住んでいる人達となります」

 

「でもまさかゼムリア大陸のイベントがもうユウナさんが関わるイベントが始まるんだね」

 

のどかがそう言う。

 

「そうですね。そしてエレポニア帝国に併合された事によって特務支援課は表舞台から消されるんですけどね」

 

「「「ええーー」」」

 

「どうして消されたんですか?」

 

アスミが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・今までの特務支援課の経歴を思い出して下さい」

 

「ごめんグレース達俺達が間違ってたよキーアに、どんな過去があったとしても過去だが、俺達が過去のキーアに戻そうとするヨハヒムから救い出してやる」

 

「そうねロイド現在のキーアちゃんは私達の家族だからね」

 

「はい」

 

「いいねえ、そう言うの好きだぜ」

 

「じゃあ俺達は太陽の砦に行くぞ」

 

「だがどうするロイド俺達ここから出ると即ばれるぞ?」

 

「それは・・・」

 

「ああ、それは・・・大丈夫ですよこのゲートを通れば太陽の砦に行けますよ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「「「「本当に太陽の砦に来てる」」」」

 

特務支援課の4人は簡易ゲートによって目的地の太陽の砦に来てる事に驚きを隠せないでいた。

 

「ありがとうグレース達後は任せてくれ」

 

「ちょっと待ちなさいロイド君達」

 

「エステルとヨシュアどうしてここに?」

 

私とヨシュアは特殊遊撃部隊の一員として特務支援課に同行するわよ」

 

「「「ええーー」」」

 

「エステルとヨシュアも特殊遊撃部隊のメンバーなのか?」

 

「うん僕は、正確的に言えば違うけどね」

 

「そうなのか?」

 

「それではエステルさん後はお任せしていいですか?」

 

「ええ、良いわよあのケガも完治したから、グレースと直哉、ワイズマンが2人を呼んでるのは意外だけど、気をつけなさいよ」

 

「太陽の砦の時は少し手伝いましたけど特務支援課が解決しましたよね」

 

「「「「うん」」」」

 

「「「「「重要イベント?」」」」」

 

「はいそうです。蒼の大樹の発現です」

 

つまりキーアちゃんの覚醒ですそして結社の幻焔計画の幻の宝珠を回収する事に繋がるんです」

 

「「「「「ああーーそうつながるんだーー」」」」」

 

「そう言う事ですよ皆さん」

 

「正直これからのクロスベルでのイベント自体には、現時点では介入する必要性は無いのですが、見届ける感じでいて下さいね」

 

「この一連のイベントは静観しますよ。のどかさん」

 

直哉がそう言う。

 

その頃特務支援課は・・・

 

「「「「「「はあ、はあ、やった」」」」」」

 

「フフ、まさか君達にこのアイオーンが倒されるとはな」

 

「けっロボットで俺達を止められると思ったのかよ」

 

「特務支援課を甘く見ないで下さい」

 

「そうだな・・・だが十分な時は稼がせて貰ったぞ」

 

!!

 

「まさか新大統領とこのアイオーンは囮なのか」

 

「その通りだあの少女キーアの覚醒させる為にはクロスベルを危機的な状況にしなければ真の覚醒とはならないらしいのだよ」

 

「なっあんたはそんな事の為にキーアを利用したのか?」

 

「いや違うそう言う意味での利用はヨハヒムとDG教団の残党の方だ」

 

「「「「「「なっどういう事だ?」」」」」」

 

「詳しい事はベルから聞く事だな。特務支援課」

 

「さあ、下がりたまえ勝者の特務支援課の諸君」

 

「娘とクロスベルの未来を頼んだぞ。特務支援課」

 

そう言って大統領はアイオーンの爆発に巻き込まれ散っていった。

 

そして特務支援課は、キーアを助ける為に最後の敵であるマリアベルの元に向かった。

 

「そしてこの戦いにも勝ち、特務支援課はある意味ヒーローとなったからエレポニア帝国は特務支援課を消したんです」

 

「成程エレポニア帝国は統治をしやすくする為に市民の希望を奪ったんですね」

 

アスミが直哉に聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

併合されたクロスベル2

「その通りだあの少女キーアの覚醒させる為にはクロスベルを危機的な状況にしなければ真の覚醒とはならないらしいのだよ」

 

「なっあんたはそんな事の為にキーアを利用したのか?」

 

「いや違うそう言う意味での利用はヨハヒムとDG教団の残党の方だ」

 

「「「「「「なっどういう事だ?」」」」」」

 

「詳しい事はベルから聞く事だな。特務支援課」

 

「さあ、下がりたまえ勝者の特務支援課の諸君」

 

「娘とクロスベルの未来を頼んだぞ。特務支援課」

 

そう言って大統領はアイオーンの爆発に巻き込まれ散っていった。

 

そして特務支援課は、キーアを助ける為に最後の敵であるマリアベルの元に向かった。

 

「そしてこの戦いにも勝ち、特務支援課はある意味ヒーローとなったからエレポニア帝国は特務支援課を消したんです」

 

「成程エレポニア帝国は統治をしやすくする為に市民の希望を奪ったんですね」

 

アスミが直哉に聞く。

 

「はいそういう事です。後は特務支援課の影響力をエレポニア帝国が恐れているからですね」

 

「「「そうなんだ」」」

 

「ええ、統治する側にとっては自分の力が他人に劣るのはまずいですから」

 

「ですがこれで良いんですよ。新Ⅶ組が無事誕生するイベントが起きるのでそして・・・」

 

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

直哉とアニエスはお互いにそう言った。

 

「アニエス達の消滅は今の所は大丈夫ですね。ただそれはあくまで」

 

「出てこいゼッタイヤラネーダ」

 

そう言う声が聞こえたのでまなつ達が急いで行くとそこには・・・」

 

「皆行くよ」

 

「「「ええ」」・・・」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「今日も元気だ!」

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「「「「お母さん達がプリキュアにへんしんしたーー」」」」

 

「皆落ち着いてこれは多分魔王の因子とゲネシスの改変の影響よ」

 

ローラがそう言う。

 

「まなつちゃん達と同じようにアニエスさん達の国カルバート共和国に行ったらどうなるかはわかりません」

 

「「「「成程」」」」

 

「何も起きない可能性もありますが」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

今の特務支援課の状況

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「今日も元気だ!」

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「「「「お母さん達がプリキュアにへんしんしたーー」」」」

 

「皆落ち着いてこれは多分魔王の因子とゲネシスの改変の影響よ」

 

ローラがそう言う。

 

「まなつちゃん達と同じようにアニエスさん達の国カルバート共和国に行ったらどうなるかはわかりません」

 

「「「「成程」」」」

 

「何も起きない可能性もありますが」

 

「それじゃあ特務支援課は解散してるの?」

 

ちゆが直哉に聞く。

 

「ええ、エレポニア帝国の情報ではそうなっていますね。ただ市民の中では信用されていませんね」

 

「それどころか一部の市民は秘密裏に特務支援課への協力をしているようですね」

 

「「ええーー大丈夫なの?」」

 

のどかとひなたが直哉に聞く。

 

「ええ、その辺は市民同士がサポートしてるのでエレポニア帝国としても動きにくいみたいですね」

 

「あくまで表向きにはそういう状況にしてるみたいですね」

 

「それでは特務支援課は表立って行動出来ない状態でなおかつエレポニア帝国の部隊に狙われている状況ですか?」

 

アスミが直哉に聞く。

 

「嫌な奴だぜ俺達とヨハヒムで遊んでやがって」

 

「ですが、ランディさんワイズマンの目的が私達とヨハヒムの対決だとすればあのワイズマンの情報は本物と言う事になりませんか?」

 

「・・・そうねワイズマンの目的がティォちゃんの言う通りなら太陽の砦に行って見るしかないわね」

 

「そうだが、クロスベル警察としての権限のない俺達がクロスベルから出れないじゃあ何も出来ない」

 

「「「・・・確かに」」」

 

「何諦めているんですか皆さん」

 

!!

 

「君達はグレース達どうしてここに?」

 

「ええ、私達はレンちゃんから特務支援課がここにいると聞いたのですが、どうやらキーアちゃんは、元DG教団のヨハヒムの元にいるんですね」

 

「おいおい、あのヨハヒムが元DG教団の関係者なのかよ?」

 

「ええ、特殊遊撃部隊の調査で判明した情報ですよ」

 

「DG教団の事については皆さんの方が詳しいのでもう言いませんが、特務支援課の皆さん。もし皆さんがキーアちゃんを助ける気があるなら私達も特務支援課に協力しますよ」

 

「おお、それは心強いぜ」

 

「そうですね。私達の所にも来てますし」

 

「ロイドどうするの?」

 

「・・・俺は」

 

「・・・直哉君どうしよう?ロイドさんかなり落ち込んでるよ」

 

「まあ、仕方ないですね。キーアちゃんの正体そしてグノーシスの背後にいたヨハヒムがキーアちゃんを誘拐され、特務支援課の活動も出来ないですからね」

 

「そうですね状況的にあの時より最悪な状況ですね。特務支援課にとっては・・・」

 

「それに間もなくエレポニア帝国の灰の機神ヴァリマールの操縦者としてリィン・シュバルツァーが特務支援課ロイドさんと対峙する頃ですから」

 

「「「ええーー」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2人の英雄前編

「ええ、特殊遊撃部隊の調査で判明した情報ですよ」

 

「DG教団の事については皆さんの方が詳しいのでもう言いませんが、特務支援課の皆さん。もし皆さんがキーアちゃんを助ける気があるなら私達も特務支援課に協力しますよ」

 

「おお、それは心強いぜ」

 

「そうですね。私達の所にも来てますし」

 

「ロイドどうするの?」

 

「・・・俺は」

 

「・・・直哉君どうしよう?ロイドさんかなり落ち込んでるよ」

 

「まあ、仕方ないですね。キーアちゃんの正体そしてグノーシスの背後にいたヨハヒムがキーアちゃんを誘拐され、特務支援課の活動も出来ないですからね」

 

「そうですね状況的にあの時より最悪な状況ですね。特務支援課にとっては・・・」

 

「それに間もなくエレポニア帝国の灰の機神ヴァリマールの操縦者としてリィン・シュバルツァーが特務支援課ロイドさんと対峙する頃ですから」

 

「「「ええーー」」」

 

「どうしてそんな事に?」

 

「それは2人の住む場所による衝突が理由ですね。こちらを見て下さい」

 

「すまないリーシャ俺に付き合わせて」

 

「そんな良いですよロイドさん。でも出来れば・・・」

 

「銀追い詰めたぞ」

 

「覚悟しなさい」

 

「皆さん気を付けて下さい」

 

「おう」

 

「ほう、なかなかやるなお前達流石だな。警察が遊撃手の真似事をする部署の職員としてはな」

 

「だが私を捕らえる事は出来ぬぞ。この程度の地kらではな」

 

「ぐうっだが俺達はお前を捕まえる銀」

 

「よかろう。警察ごときの組織の力を見せて貰うぞ」

 

ロイドと銀がぶつかる直前2人の間に割り込む形となって巴里華撃団と響が現れた。

 

!!

 

「君は響さん」

 

ロイドは突然現れた響に声をかける。

 

「あ、ロイド君・・・と言う事はここはリベール王国ではなくクロスベルで良い?」

 

「あ、はいそうですよ」

 

「そう・・・のどかちゃんお願い」

 

「わかりました響さん」

 

そしてのどかは直哉に連絡をした。

 

「直哉君ごめん私達クロスベルでの事件に干渉しちゃった」

 

いか?」

 

「あの子達は漸く解放されたからね。パリシイから」

 

「成程それで響さんが彼女達の同伴者としてリベール王国に行こうとしたら星見の塔に着いたと言う事で良いですか?」

 

「そう言う事ですよ」

 

「まあ、運が悪かったよな特殊遊撃部隊としては」

 

「ですが私達にとってはある意味助かりましたね」

 

「そうね銀との戦いはうやむやになったけど脅迫状の犯人を捕まえることが出来たしね」

 

「ああ、ただ特殊遊撃部隊の事を削除して報告書を作るのが大変だが・・・」

 

「「「「確かに・・・」」」」

 

「ああその事ですけどロイドさん私と巴里華撃団の人達の事はあの塔に閉じ込められた旅行者として扱って下さい」

 

しかしそれでは・・・」

 

「あの人達が来てくれれば・・・」

 

「ああ、特殊遊撃部隊の事かい?」

 

「はいそうです。彼女達と協力すれば、エレポニア帝国をクロスベルから追い出す事が出来るんじゃ?」

 

「それはどうだろう彼等が介入するのは・・・」

 

「とりあえず貴女達のおかげで助かったわ」

 

エリィがそう言う。

 

「出来れば貴女達が響さんの仲間だよ言うのなら、今回の怪物や降魔ノイズの事を教えて貰えないかしら?」

 

 

「・・・ええ、良いですよ。ただ日を改めてになりますけどいいですか?」

 

「どういう事?」

 

「私達の専門は今回の怪物なので、纏めて説明した方が楽ですし」

 

「成程ね」

 

「良いわそれで」

 

そしてグレース達とロイド達は別れた。

 

「特定の状況だけだから」

 

「そうなのですか?」

 

リーシャがロイドに聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2人の英雄後編

「それはどうだろう彼等が介入するのは・・・」

 

「とりあえず貴女達のおかげで助かったわ」

 

エリィがそう言う。

 

「出来れば貴女達が響さんの仲間だよ言うのなら、今回の怪物や降魔ノイズの事を教えて貰えないかしら?」

 

「・・・ええ、良いですよ。ただ日を改めてになりますけどいいですか?」

 

「どういう事?」

 

「私達の専門は今回の怪物なので、纏めて説明した方が楽ですし」

 

「成程ね」

 

「良いわそれで」

 

そしてグレース達とロイド達は別れた。

 

「特定の状況だけだから」

 

「そうなのですか?」

 

リーシャがロイドに聞く。

 

「ああ、それは・・・」

 

「「はい」」

 

「それじゃあ頼むよ」

 

「何だ?皆どうしたんだ立つんだ」

 

「「「「「「駄目何もする気が起きない」」」」」」

 

「何だって」

 

リィン以外のⅦ組はノヴァの連れていたヤラネーダによってやる気を奪わたのだが・・・」

 

「任せなさい全部取り返してあげるわ」

 

「オーライ」

 

「マーメイドアクアポットサーチ」

 

「全部赤」

 

「やる気パワーカムバック」

 

「行くよ皆」

 

「「「「うん」」ああ」良いわよ」

 

「プリキュア!くるくるラメールストリーム!」

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

「「「「「ビクトリー!」」」」」

 

「またお前達か特殊遊撃部隊、だがヤラネーダを除荷したとしてもこちらにはランボーグがいるんだやれランボーグ」

 

「ランボーグ」

 

「さあヒーローの出番だよ」

 

サマーがそう言う。

 

「ヒーローだと!!ふざけるな」

 

ノヴァがそう言った時・・・」

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「すみきったー」

 

その時ランボーグに彼女達の浄化技が直撃した。

 

「お前達はお母様の手駒の筈どうして」

 

「この話は内戦終結前に特殊遊撃部隊がエレポニア帝国に干渉したらしいんだ」

 

「どうして私達の敵なのに力を貸すなんて・・・」

 

「俺達にとっては今はエレポニア帝国は大きな壁だが、特殊遊撃部隊にとっては変わらないのだろうクロスベルもエレポニア帝国もね」

 

「そして彼女達がこの状況になっても動かないのは・・・」

「ようランディよく占拠されたビルから逃げ出せたな」

 

「紅い星座にしちゃ遅い到着だな」

 

「何契約のぶんは働くがその前にそこにいるのはリベール王国の王女と従者だろ?」

 

「それがどうした叔父」

 

ランディが自分の叔父にそう言う。

 

「何ちょっとした確認だよランディ」

 

「確認だと?」

 

「そうさそこにいるリベール王国の2人は俺達と会う事のないまま安全な場所に避難出来た筈だぜ、立花響と言う人物がこのクロスベルに来ているのにな」

 

!!

 

「そうだろ?王女」

 

「はいその通りです。響さんには会議中は特殊遊撃部隊としての仕事をして貰っていました。そして私にも今回のような事が起きた場合の打ち合わせもしてました」

 

「流石だな特殊遊撃部隊は危機管理もしっかりしてやがるな」

 

「そんな俺達はそんな2人を勝手に連れて来て危険にさらしたのか?」

 

ロイドが後悔しながら言う。

 

「まあそう言うこったな、だが安心しろ特務支援課のお前達を倒した後で王女達は低調に特殊遊撃部隊に渡すからな」

 

!!

 

「「「「なっ紅い星座が特殊遊撃部隊と繋がってるのか?」」」」

 

「ああ、具体的な事は言えんが交流があるな特殊遊撃部隊とのな」

 

「「「「つまり特殊遊撃部隊はこの事件が起きる事を知っていた?」」」」

 

「そう言う事だだがこの事件に直接関わったのは紅い星座とお前達がここに来るまでに制圧した猟兵団だがな」

 

「あーあ言っちゃたよ親父が、響に怒られるの私なんだけど?」

 

「来たかシャーリィー」

 

「良いだろあれくらいなら特殊遊撃部隊は怒らねえだろうよ」

 

「親父のせいでランディ兄達と遊ぶ時間が短くなったよ」

 

「それはすまんな。さてやるか特務支援課」

 

「この時とは違い彼女達の狙い通りの流れだからだろうな」

 

暫くして・・・2人の英雄は対峙する事となった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第61章 第3部 次は何処へ編
のどか達の不安と納得するハニー


「まあそう言うこったな、だが安心しろ特務支援課のお前達を倒した後で王女達は低調に特殊遊撃部隊に渡すからな」

 

!!

 

「「「「なっ紅い星座が特殊遊撃部隊と繋がってるのか?」」」」

 

「ああ、具体的な事は言えんが交流があるな特殊遊撃部隊とのな」

 

「「「「つまり特殊遊撃部隊はこの事件が起きる事を知っていた?」」」」

 

「そう言う事だだがこの事件に直接関わったのは紅い星座とお前達がここに来るまでに制圧した猟兵団だがな」

 

「あーあ言っちゃたよ親父が、響に怒られるの私なんだけど?」

 

「来たかシャーリィー」

 

「良いだろあれくらいなら特殊遊撃部隊は怒らねえだろうよ」

 

「親父のせいでランディ兄達と遊ぶ時間が短くなったよ」

 

「それはすまんな。さてやるか特務支援課」

 

「この時とは違い彼女達の狙い通りの流れだからだろうな」

 

暫くして・・・2人の英雄は対峙する事となった。

 

「直哉君本当に2組を戦わせて良いの?」

 

「ええ、それで構いませんよのどかさん」

 

「でもなんか嫌だな」

 

のどかがそう言うとハニーが意見を言う。

 

「でも仕方がないわね。互いの住む街や国の問題でエレポニア帝国がクロスベルを併合したんだからこういう爆発にエレポニア帝国は対処しただけだし」

 

「そうですねハニーさんの言う通りエレポニア帝国の方の視点で考えれば最大の脅威である特務支援課に対応出来る存在は・・・」

 

「リィン教官」

 

「リィン」

 

次元の裂け目より出てきた機体から降りてきた青年が突然声をかけられ驚いていた。

 

!!

 

「ユウナにミリアムがどうして未知のこの世界にいるんだ?」

 

「君達は復活したかもしれない幼馴染世界に向かった筈では、紫藤直哉君の安否を確認する為に」

 

「あはは、それがですね・・・」

 

そしてユウナがリィンに今までの敬意を話し出した。

 

 

あ、薫と飛鳥もいるよ。ユウナ」

 

「本当ね、これで直哉君に上手く説明できるかも」

 

「私とミリアム先輩がここに来た理由を」

 

「そして飛鳥と薫にも伝えないと彼女達の本来の世界が復活した可能性があることを」

 

「ヤッホー薫に飛鳥ひさしぶり」

 

 

「「ええーーミリアムちゃんにユウナさん。どうしてこの世界にーー」」

 

 

「あはは、ごめんね驚いた」

 

「飛鳥ちゃんと薫ちゃんこの二人と知り合いなの?」

 

直哉が飛鳥と薫に聞く。

 

「ええ、彼女達は中心世界とは繋がりのないゼムリア大陸に住んでいる人達となります」

 

「何だってーー」

 

「紫藤直哉さん私達は、飛鳥ちゃんと薫ちゃんの未来に繋がっている幼馴染世界と交流を持ったゼムリア大陸からやって来ました」

 

「エステルさんやヨシュアさんに代わって」

 

回想終了

 

「成る程幼馴染世界に行こうとしてゲートを通ったら未知の世界に繋がりのある世界についたのか?」

 

「はい」

 

「僕達も変だなと思ったけどあの時は飛鳥や薫がいたからそう思わなかったよ」

 

「そうか」

 

「あのーそろそろいいですか?」

 

「ああ、すみません!」

 

「やはり彼リィン・シュバルツァーと灰の機神ヴァリマールでしょうね」

 

「そんなロイドさん達は奪われたクロスベルを取りも同としてるだけなのに」

 

「そう、これが戦争なんですよ。クロスベル側から見れば奪われた土地を取り戻したい、でもエレポニア帝国からしてみればせっかく併合したのだから簡単には奪われたくないですからね」

 

「そうね」

 

ハニーが直哉に同意する。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について22 直哉の説明前編

「成る程幼馴染世界に行こうとしてゲートを通ったら未知の世界に繋がりのある世界についたのか?」

 

「はい」

 

「僕達も変だなと思ったけどあの時は飛鳥や薫がいたからそう思わなかったよ」

 

「そうか」

 

「あのーそろそろいいですか?」

 

「ああ、すみません!」

 

「やはり彼リィン・シュバルツァーと灰の機神ヴァリマールでしょうね」

 

「そんなロイドさん達は奪われたクロスベルを取りも同としてるだけなのに」

 

「そう、これが戦争なんですよ。クロスベル側から見れば奪われた土地を取り戻したい、でもエレポニア帝国からしてみればせっかく併合したのだから簡単には奪われたくないですからね」

 

「そうね」

 

ハニーが直哉に同意する。

 

「でも直哉っちこれからどうするの?」

 

「ひとまずこのイベントが終わり次第融合世界に帰還しますよ」

 

「え、いいの?」

 

「ええ、クロスベル併合後は・・・」

 

「またお前達か特殊遊撃部隊、だがヤラネーダを除荷したとしてもこちらにはランボーグがいるんだやれランボーグ」

 

「ランボーグ」

 

「さあヒーローの出番だよ」

 

サマーがそう言う。

 

「ヒーローだと!!ふざけるな」

 

ノヴァがそう言った時・・・」

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「すみきったー」

 

その時ランボーグに彼女達の浄化技が直撃した。

 

「お前達はお母様の手駒の筈どうして」

 

それを見たノヴァが驚きを隠せないでいた。

 

「併合後は、ノヴァ達の介入の無く本来の流れになってますからね」

 

「少なくともユウナさんが新Ⅶ組に入学するまで介入する必要性が無いと思います」

 

「逆にこれから心配なのはシンフォギア世界ですね」

 

「「「あ、千明さん達」」」

 

「そうですね」

「ええ――本当に前鬼君なんですか?その反応」

 

直哉が了子に聞く。

 

「それが確信取れないから直哉に相談したかったのよ」

 

「そういう事らしんですよですので人間とは違う反応がもし鬼の前鬼君の事だと考えれば、前鬼君を召喚出来る千明さんが実際にして貰えばわかると思いまして」

 

「成程」

 

そして、千明は前鬼の召喚をして見た。

 

「駄目ですね、私も前鬼の反応があるのはわかるんですけど、これは恐らく前期は封印状態のままかも知れません」

 

「「「封印状態ですか」」」

 

直哉と了子と響がそう言う。

 

「はい封印状態だったら私の持つ護法リングの召喚は無理なんです。直接封印状態の前鬼の封印を解かないと」

 

「「「成程」」」

 

「封印状態の前鬼君の居場所がわからないと封印は解くことが出来ないんですね」

 

「はい、そうです」

 

「となると、千明さんはクリスさんとフィーネさんと共にシンフォギア世界で前鬼君を探してください」

 

「え、でも良いんですか?」

 

「良いですよ。千明さん少なくとも自分の意思とは別に融合世界に来たのですから」

 

「せっかくこちらの融合世界に前鬼君がいると頑張っていたんですから少しはわがままを言って良いんですよ」

 

「ありがとうございます」

 

「そういう事でクリスさんとフィーネさん千明さんをお願いしますね」

 

「「わかった」わかったわ」

 

「後前鬼君を探す時に注意しておいてください」

 

「あれからかなり過ぎたので、もしかすると前鬼君の封印は解けたかも知れませんから。その為の確認として一度シンフォギア世界へ行くべきと考えています」

 

「「「「「成程」」」」」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について22 直哉の説明中編

 

「封印状態の前鬼君の居場所がわからないと封印は解くことが出来ないんですね」

 

「はい、そうです」

 

「となると、千明さんはクリスさんとフィーネさんと共にシンフォギア世界で前鬼君を探してください」

 

「え、でも良いんですか?」

 

「良いですよ。千明さん少なくとも自分の意思とは別に融合世界に来たのですから」

 

「せっかくこちらの融合世界に前鬼君がいると頑張っていたんですから少しはわがままを言って良いんですよ」

 

「ありがとうございます」

 

「そういう事でクリスさんとフィーネさん千明さんをお願いしますね」

 

「「わかった」わかったわ」

 

「後前鬼君を探す時に注意しておいてください」

 

「あれからかなり過ぎたので、もしかすると前鬼君の封印は解けたかも知れませんから。その為の確認として一度シンフォギア世界へ行くべきと考えています」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「まあ、あくまで僕は動きがあると思われる世界をあげただけなので、海鳴市や友好世界になった帝都でも十分にありえますし」

 

「いくらムッシュが、帝都での戦いで、仲良しこよしで、勝てたとしても、ここは巴里なんだ、いつまでもムッシュの生ぬるい優しさが聞くわけがない」

 

「くっ」

 

「大神は、グラン・マのエリカを、切り捨てる発言を聞き、苛立ちを感じつつも、突然の雨の為自分のアパートに戻ると、そこにはずぶ濡れのエリカがいた。

 

エリカはさくら達のところから直接来ていた為大神が戻るまで、雨に打たれていた。

 

そして、大神はそのままエリカを部屋に入れて、一晩泊まらせたのだった。

 

「今の所は乱入者のノヴァ達はいないわね」

 

「ああ、直哉特殊遊撃部隊に依頼をする事は可能なのか?」

 

「ええ、それは可能ですよ例えば大きく歴史を変えてくれと言うのは無理ですけどね」

 

「そうか・・・ならこれは可能かもしれないな」

 

「米田さん、何か依頼があるんですか?」

 

「ああ、それは・・・大神の事での依頼があってな」

 

「大神さんについての依頼ですか?」

 

「ああ」

 

「可能ならでいいんだが、大神が巴里にいる間特殊遊撃部隊を動かして影から大神を助けてくれないか?」

 

「「「ええーー」」」

 

米田の依頼を聞いたのどか達は驚いていた。

 

「成程そう言う理由で家に来たんですね」

 

「そうだ、受けてくれるか?」

 

「ゼムリア大陸の件が終わればゲネシスの改変関連の世界の監視を重視するかも知れないので」

 

「トワ達の考えはそう考えてるかも知れません。でも大規模な改変ですから・・・」

 

「ラビリン用意は良い?」

 

「いつでもいいラビ」

 

「じゃあ行くよ。直哉君の依頼の実験開始するよ」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

のどかがキュアグレースに変身した時はやての部屋の本棚にある一冊の本が、不気味な動きを見せていた。

 

「「これはまさか本型のロストロギア?」」

 

「本型のロストロギアなら取集が目的かも知れないラビね」

 

「うんそうだね変身を解除したら本型のロストロギアも動かなくなったしね」

 

「これで直哉の心配事が、現実になるかも知れないラビね」

 

「うん、昔の幼馴染世界の海鳴市で起きた本型のロストロギアは、魔法のみを収集してたって教えてくれたけど、まさか私達の力まで取集対象だなんて・・・」

 

「これも融合世界に過去から来た2人の影響?」

 

「やり始めるとしたら友好世界になった帝都か海鳴市だと思います」

 

「「「「「成程」」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について22 直哉の説明後編

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

のどかがキュアグレースに変身した時はやての部屋の本棚にある一冊の本が、不気味な動きを見せていた。

 

「「これはまさか本型のロストロギア?」」

 

「本型のロストロギアなら取集が目的かも知れないラビね」

 

「うんそうだね変身を解除したら本型のロストロギアも動かなくなったしね」

 

「これで直哉の心配事が、現実になるかも知れないラビね」

 

「うん、昔の幼馴染世界の海鳴市で起きた本型のロストロギアは、魔法のみを収集してたって教えてくれたけど、まさか私達の力まで取集対象だなんて・・・」

 

「これも融合世界に過去から来た2人の影響?」

 

「やり始めるとしたら友好世界になった帝都か海鳴市だと思います」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

「それに魔王の因子とゲネシスの改変関連の改変問題を進展させるならこのタイミングでなら、デボネアやイシュメルガが起こそうとする異界事変の進行を止めると言う意味合いでは都合がいい筈なので」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「つまりパンサークローが動き出したり前鬼君の・・・」

 

 

「そういう事らしんですよですので人間とは違う反応がもし鬼の前鬼君の事だと考えれば、前鬼君を召喚出来る千明さんが実際にして貰えばわかると思いまして」

 

「成程」

 

そして、千明は前鬼の召喚をして見た。

 

「駄目ですね、私も前鬼の反応があるのはわかるんですけど、これは恐らく前期は封印状態のままかも知れません」

 

「「「封印状態ですか」」」

 

直哉と了子と響がそう言う。

 

「はい封印状態だったら私の持つ護法リングの召喚は無理なんです。直接封印状態の前鬼の封印を解かないと」

 

「「「成程」」」

 

「封印状態の前鬼君の居場所がわからないと封印は解くことが出来ないんですね」

 

「はい、そうです」

 

「となると、千明さんはクリスさんとフィーネさんと共にシンフォギア世界で前鬼君を探してください」

 

「え、でも良いんですか?」

 

「良いですよ。千明さん少なくとも自分の意思とは別に融合世界に来たのですから」

 

「私達のイベントを進めると前から起きている問題が悪化する可能性があるのね」

 

「そういう事です」

 

そして直哉達は融合世界に帰還したのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第62章 海鳴市の魔法少女再び編
管理者達の考え


「駄目ですね、私も前鬼の反応があるのはわかるんですけど、これは恐らく前期は封印状態のままかも知れません」

 

「「「封印状態ですか」」」

 

直哉と了子と響がそう言う。

 

「はい封印状態だったら私の持つ護法リングの召喚は無理なんです。直接封印状態の前鬼の封印を解かないと」

 

「「「成程」」」

 

「封印状態の前鬼君の居場所がわからないと封印は解くことが出来ないんですね」

 

「はい、そうです」

 

「となると、千明さんはクリスさんとフィーネさんと共にシンフォギア世界で前鬼君を探してください」

 

「え、でも良いんですか?」

 

「良いですよ。千明さん少なくとも自分の意思とは別に融合世界に来たのですから」

 

「私達のイベントを進めると前から起きている問題が悪化する可能性があるのね」

 

「そういう事です」

 

そして直哉達は融合世界に帰還したのだった。

 

「そうなのね直哉がその可能性に触れたのね」

 

「ああ、俺達はどうする?」

 

「確かにパンサークローが動き出したり前鬼の封印が解ければそのまま異界事変に入る可能性があるわね」

 

「もしそうなれば・・・」

 

「「「「「「うわあああ。力が抜ける」」」」」」

 

そして真宮寺直哉達はヤラネーダによってやる気を奪われた。

 

「何だあの怪物は」

 

ベガも突然現れたヤラネーダに驚いていた。

 

「直哉君どうする?」

 

「グレースさん。この人の相手を1人で出来ますか?」

 

「正直あの人も、本気じゃないから何とか出来てるだけど」

 

「直哉君がそう聞くと言う事は、神山さん達とサマー達をヤラネーダの方にやるんだね」

 

「はい」

 

そしてグレースは神山に伝えサマー達に合流した。

 

「さて貴方は私との勝負を続けますか?」

 

「・・・いや今回はこれまでにしよう。流石はエキストラプレイヤーとエキストラステージだけの事はある。まさかこのような手段で奴等を無力化するとはな」

 

そう言いながらベガと残った降魔は撤退した。

 

「あの時以上の混乱が起きるぞ」

 

「それは確かにそうね」

 

「とりあえずは融合世界とゲネシスの改変で改変された海鳴市のイベントが進むように手を打ちましょうか異界事変が起きる前に」

 

「そうだな確か海鳴市のイベントは・・・」

 

「え、私も一緒にするよはやてちゃん」

 

「ええんよのどかさんはお客様なんやし、お客様に手伝わせたら私が気にするからええんよ」

 

「でも・・・」

 

そしてのどかは先にはやての部屋で待つ事になった。

 

はやての自室・・・

 

「ラビリン用意は良い?」

 

「いつでもいいラビ」

 

「じゃあ行くよ。直哉君の依頼の実験開始するよ」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

のどかがキュアグレースに変身した時はやての部屋の本棚にある一冊の本が、不気味な動きを見せていた。

 

「「これはまさか本型のロストロギア?」」

 

「本型のロストロギアなら取集が目的かも知れないラビね」

 

「うんそうだね変身を解除したら本型のロストロギアも動かなくなったしね」

 

「これで直哉の心配事が、現実になるかも知れないラビね」

 

「うん、昔の幼馴染世界の海鳴市で起きた本型のロストロギアは、魔法のみを収集してたって教えてくれたけど、まさか私達の力まで取集対象だなんて・・・」

 

「これも融合世界に過去から来た2人の影響?」

 

「確かここで止めてたな」

 

「そうよ魔王の因子とゲネシスの改変を受けた闇の書事件がちゃんと動けばいいけど」

 

そう言いながらトワとレイは本格的に闇の書事件を始めたのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊の帰還後1 始まる闇の書事件前編

時を少し戻して・・・

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

のどかがキュアグレースに変身した時はやての部屋の本棚にある一冊の本が、不気味な動きを見せていた。

 

「「これはまさか本型のロストロギア?」」

 

「本型のロストロギアなら取集が目的かも知れないラビね」

 

「うんそうだね変身を解除したら本型のロストロギアも動かなくなったしね」

 

「これで直哉の心配事が、現実になるかも知れないラビね」

 

「うん、昔の幼馴染世界の海鳴市で起きた本型のロストロギアは、魔法のみを収集してたって教えてくれたけど、まさか私達の力まで取集対象だなんて・・・」

 

「これも融合世界に過去から来た2人の影響?」

 

「やり始めるとしたら友好世界になった帝都か海鳴市だと思います」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「私達のイベントを進めると前から起きている問題が悪化する可能性があるのね」

 

「そういう事です」

 

そして直哉達は融合世界に帰還したのだった。

 

「やはり僕の予想通り闇の書事件が始まったようですね」

 

「しかしあまりに都合がいいから恐らくは・・・」

 

のどかがキュアグレースに変身した時はやての部屋の本棚にある一冊の本が、不気味な動きを見せていた。

 

「「これはまさか本型のロストロギア?」」

 

「本型のロストロギアなら取集が目的かも知れないラビね」

 

「うんそうだね変身を解除したら本型のロストロギアも動かなくなったしね」

 

「これで直哉の心配事が、現実になるかも知れないラビね」

 

「うん、昔の幼馴染世界の海鳴市で起きた本型のロストロギアは、魔法のみを収集してたって教えてくれたけど、まさか私達の力まで取集対象だなんて・・・」

 

「これも融合世界に過去から来た2人の影響?」

 

「確かここで止めてたな」

 

「そうよ魔王の因子とゲネシスの改変を受けた闇の書事件がちゃんと動けばいいけど」

 

「こんな感じで異界事変が始まる前に闇の書事件のイベントを始めたんだろうなと考えられるなあ」

 

「しかしトワとレイも危険な橋を渡ろうとしたよな。まあ仮にイベントを起こさないで異界事変が起きた場合を考えたら管理者としては考えられなかったんだろうな」

 

「僕自身も以前の異界事変が凄いのかを知ってるし・・・」

 

「その地震が少なからず融合世界全域に影響を与えた結果、融合世界内部では新たな世界が動きを見せるなどそしてイシュメルガとデボネアが動き始めた事が、地震がもたらした影響と考えます」

 

「「「「「「「成程」」」」」」」

 

「そしてゼムリア大陸の場合は大陸に意思が宿った事もありましたからね」

 

「あおぞら市が過去の7人世界の事件に巻き込まれたりするのは不思議では無いですね。最ももう一つのすこやか市も巻き込まれた可能性もありますね。あの軍服のベガと呼ばれた人の言葉を聞くと」

 

「フッここがエクストラステージの1つの場所か、やれ降魔共ここに間もなく真宮寺直哉達が来る歓迎してやれ」

 

軍服を着た男がそう言う。

 

「あの男はグレースさんをエキストラプレイヤーと呼び、そしてあおぞら市をエキストラステージの1つと言いましたよね」

 

「「「「「そう言えばそうだ」」」」」

 

「正直ベガと言う男の言葉を聞いた時色々な意味で驚いたからなあ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊の帰還後1 始まる闇の書事件後編

「僕自身も以前の異界事変が凄いのかを知ってるし・・・」

 

「その地震が少なからず融合世界全域に影響を与えた結果、融合世界内部では新たな世界が動きを見せるなどそしてイシュメルガとデボネアが動き始めた事が、地震がもたらした影響と考えます」

 

「「「「「「「成程」」」」」」」

 

「そしてゼムリア大陸の場合は大陸に意思が宿った事もありましたからね」

 

「あおぞら市が過去の7人世界の事件に巻き込まれたりするのは不思議では無いですね。最ももう一つのすこやか市も巻き込まれた可能性もありますね。あの軍服のベガと呼ばれた人の言葉を聞くと」

 

「フッここがエクストラステージの1つの場所か、やれ降魔共ここに間もなく真宮寺直哉達が来る歓迎してやれ」

 

軍服を着た男がそう言う。

 

「あの男はグレースさんをエキストラプレイヤーと呼び、そしてあおぞら市をエキストラステージの1つと言いましたよね」

 

「「「「「そう言えばそうだ」」」」」

 

「正直ベガと言う男の言葉を聞いた時色々な意味で驚いたからなあ」

 

「とりあえずこちらの世界で起きる異界事変については考えずに海鳴市で起きる闇の書事件に集中するべきだよな」

 

その頃海鳴市では・・・

 

1人の少女が思い出していた。

 

「助けて・・・」

 

「え、誰かいるの?」

 

「どうしたのよなのは大声出して」

 

「大丈夫?」

 

「あ、ごめんアリサちゃん。すずかちゃん誰かに呼ばれた気がしてね」

 

「「そうなんだ」」

 

「さあ早く塾に行くわよ」

 

「「うん、アリサちゃん」」

 

その時すずかが何かを見つけた。

 

「あ、あそこにフェレットが倒れてるよ」

 

「あ、本当だすずかちゃん凄い」

 

「たまたまだよなのはちゃん」

 

そして、3人は塾に行く前に見つけたフェレットを動物病院に連れて行き、そのまま塾に向かうのだった。

 

「うーんあのフェレット大丈夫かな?」

 

「何であんな所に倒れてたんだろう?」

 

「よし明日動物病院にすずかちゃんとアリサちゃんと行こう」

 

そう言って、なのはは2人に連絡をした。

 

その日の深夜・・・

 

「助けて・・・」

 

「え、誰の声なの?」

 

「何か気になるから行こう」

「うにゃ―――なにこれー―」

 

「動物病院がやばいんですけどーー」

 

「それに何なのアの黒い生き物は?」

 

そしてはぞの生き物がフェレットとなのはを見つけ、1人と一匹を狙い始めた。

 

「うわあああ。追いかけて来るーー」

 

そしてなのはとフェレットは、謎の生き物の追撃をかわしながら話をする。

 

「すみません僕のせいで貴女をこんな目にあわせて」

 

「うわあ、フェレットが人の頃場を喋ったーー」

 

「ああ、すみません今からあの怪物の説明しますね」

 

「よろしくなの」

 

「あの怪物は、ロストロギアと言われるものの1つジュエルシードによって姿を変えられた物なんです」

 

「ジュエルシード」

 

「そうです。僕がここに来たのは、この星に飛来したジュエルシード27個を回収する為です」

 

「ええ――ジュエルシードってそんなにあるのーー」

 

「そうです。ですから僕と一緒にジュエルシード集めをしてくれませんか」

 

「これが私と魔法の出会いで、あれから3ヶ月も経ったんだ早いなあ」

 

なのはがそう言う。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

なのはの記憶

「うわあああ。追いかけて来るーー」

 

そしてなのはとフェレットは、謎の生き物の追撃をかわしながら話をする。

 

「すみません僕のせいで貴女をこんな目にあわせて」

 

「うわあ、フェレットが人の頃場を喋ったーー」

 

「ああ、すみません今からあの怪物の説明しますね」

 

「よろしくなの」

 

「あの怪物は、ロストロギアと言われるものの1つジュエルシードによって姿を変えられた物なんです」

 

「ジュエルシード」

 

「そうです。僕がここに来たのは、この星に飛来したジュエルシード27個を回収する為です」

 

「ええ――ジュエルシードってそんなにあるのーー」

 

「そうです。ですから僕と一緒にジュエルシード集めをしてくれませんか」

 

「これが私と魔法の出会いで、あれから3ヶ月も経ったんだ早いなあ」

 

なのはがそう言う。

 

「そしてあの子との出会いからも3ヶ月過ぎたんだ」

 

「うにゃーー巨大ネコだよ。ユーノ君」

 

「遅かったか、なのはこれもジュエルシードの力が働いたせいだよ」

 

「ええーー嘘――」

 

「ええーージュエルシードて、動物をも巨大化出来るの?」

 

「うん恐らくあの巨大ネコはジュエルシードの前で大きくなりたいと思ったらジュエルシードの力が発現したんだと思う」

 

「そんな理由で巨大ネコを作らないで」

 

「さあ君の出番だなのは」

 

そう言ってユーノは自分だけ安全地帯に避難する。

 

「あ、ユーノ君」

 

「仕方ない行くよ、レイジングハート

 

「はいマスター」

 

そしてなのはは、BJを装着し巨大ネコを元に戻す為にジュエルシードを封印する為行動を開始した。

 

「フェイトちゃんとはあの時出会ってその後に・・・」

 

「ねえ、ユーノ君あの時に現れた子もジュエルシードの存在を知っていて集めてるのかな?」

 

「その辺の事はまだ僕にもわからないよ。なのは」

 

「そうなんだ」

 

「うんでも少なくとも、あの金髪の女の子の後ろに誰かがいる事は間違いないと思う」

 

「何でそう言いきれるのユーノ君」

 

「それは・・・」

 

「それは・・・貴方がジュエルシードの搬送中にこの世界の地球にジュエルシードをばらまいたからですよね」

 

!!

 

「君は誰なんだ?もしかして管理局の・・・」

 

「安心して下さい。私の名前は紫藤飛鳥と言います私は、時空管理局の人間ではありませんので、そこのフェレットを捕まえたりはしませんよ」

 

「え、ユーノ君捕まるんですか?」

 

「そうですね、このままジュエルシードによる事件が多発すれば、時空管理局と言う警察組織が介入する事になると思います」

 

「そんなユーノ君悪い事をしてないのに?」

 

「いえ、そこのフェレットは時空管理局からしたら既に犯罪者ですよ。彼等の考えでは未開の世界ましてや魔法が無い世界にmジュエルシードをばらまいた時点でフェレットに対する印象は最悪だと思いますが?」

 

そんな・・・」

 

「なのは、ごめん恐らく僕は、紫藤飛鳥さんの言う通りになると思う。だからもう僕の事は忘れて欲しい」

 

「いや、私ユーノ君と約束したもん。ジュエルシードを全部集めるって」

 

「そうですか、貴女がそう決めたのなら構いませんが、これからのジュエルシードに関わるのなら命を落とすかもしれない事も考えていますか?」

 

「それは・・・」

 

「巨大ネコ騒動の時は相手も貴女の事を知らないからあえて怪我をさせなかっただけかも知れないと言う事も考えて置くべきと思いますよ」

 

「貴女の友達との約束を守りたいと言うのは素晴らしい事ですが、もしその約束を実行中に大怪我して貴方の家族が苦しむ事になっても良いんですね?」

 

!!

 

「・・・」

 

「飛鳥さんと出会って怒られたなあ」

 

なのはがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

飛鳥となのはの思い出

「いえ、そこのフェレットは時空管理局からしたら既に犯罪者ですよ。彼等の考えでは未開の世界ましてや魔法が無い世界にmジュエルシードをばらまいた時点でフェレットに対する印象は最悪だと思いますが?」

 

そんな・・・」

 

「なのは、ごめん恐らく僕は、紫藤飛鳥さんの言う通りになると思う。だからもう僕の事は忘れて欲しい」

 

「いや、私ユーノ君と約束したもん。ジュエルシードを全部集めるって」

 

「そうですか、貴女がそう決めたのなら構いませんが、これからのジュエルシードに関わるのなら命を落とすかもしれない事も考えていますか?」

 

「それは・・・」

 

「巨大ネコ騒動の時は相手も貴女の事を知らないからあえて怪我をさせなかっただけかも知れないと言う事も考えて置くべきと思いますよ」

 

「貴女の友達との約束を守りたいと言うのは素晴らしい事ですが、もしその約束を実行中に大怪我して貴方の家族が苦しむ事になっても良いんですね?」

 

!!

 

「・・・」

 

「飛鳥さんと出会って怒られたなあ」

 

なのはがそう言う。

 

「安心して下さい。私の名前は紫藤飛鳥と言います私は、時空管理局の人間ではありませんので、そこのフェレットを捕まえたりはしませんよ」

 

「え、ユーノ君捕まるんですか?」

 

「そうですね、このままジュエルシードによる事件が多発すれば、時空管理局と言う警察組織が介入する事になると思います」

 

「そんなユーノ君悪い事をしてないのに?」

 

「いえ、そこのフェレットは時空管理局からしたら既に犯罪者ですよ。彼等の考えでは未開の世界ましてや魔法が無い世界にmジュエルシードをばらまいた時点でフェレットに対する印象は最悪だと思いますが?」

 

 

 

そんな・・・」

 

「なのは、ごめん恐らく僕は、紫藤飛鳥さんの言う通りになると思う。だからもう僕の事は忘れて欲しい」

 

「いや、私ユーノ君と約束したもん。ジュエルシードを全部集めるって」

 

「そうですか、貴女がそう決めたのなら構いませんが、これからのジュエルシードに関わるのなら命を落とすかもしれない事も考えていますか?」

 

「それは・・・」

 

「なのは僕は紫藤飛鳥さんが怖いんだ。紫藤飛鳥さんが何故僕達に接触したのかすらわからないけど、あの人を敵にするのだけはしない方が良いと思ってるんだ」

 

「ユーノ君」

 

「そうですね、このままジュエルシードによる事件が多発すれば、時空管理局と言う警察組織が介入する事になると思います」

 

「それに時空管理局が、ジュエルシードを集めるのを始めるかも知れないしね」

 

「ユーノ君聞いていい?」

 

「うん良いよ」

 

「時空管理局はどういう組織なの?」

 

「そうだね、なのは達の世界で言うなら警察が一番近いかな」

 

「成程ね」

 

「あの時はユーノ君は飛鳥さんを本当に怖がってたね」

 

「ユーノ君の気持ちもわかったけど魔導士をやるにしても自分がどういう事に首を突っ込んでいるのかを教えてくれたんだよね」

 

「え、ユーノ君捕まるんですか?」

 

「そうですね、このままジュエルシードによる事件が多発すれば、時空管理局と言う警察組織が介入する事になると思います」

 

「そんなユーノ君悪い事をしてないのに?」

 

「いえ、そこのフェレットは時空管理局からしたら既に犯罪者ですよ。彼等の考えでは未開の世界ましてや魔法が無い世界にmジュエルシードをばらまいた時点でフェレットに対する印象は最悪だと思いますが?」

 

そんな・・・」

 

「なのは、ごめん恐らく僕は、紫藤飛鳥さんの言う通りになると思う。だからもう僕の事は忘れて欲しい」

 

なのはがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

なのは謎の魔導士に襲われる前編

「あの時はユーノ君は飛鳥さんを本当に怖がってたね」

 

「ユーノ君の気持ちもわかったけど魔導士をやるにしても自分がどういう事に首を突っ込んでいるのかを教えてくれたんだよね」

 

「え、ユーノ君捕まるんですか?」

 

「そうですね、このままジュエルシードによる事件が多発すれば、時空管理局と言う警察組織が介入する事になると思います」

 

「そんなユーノ君悪い事をしてないのに?」

 

「いえ、そこのフェレットは時空管理局からしたら既に犯罪者ですよ。彼等の考えでは未開の世界ましてや魔法が無い世界にmジュエルシードをばらまいた時点でフェレットに対する印象は最悪だと思いますが?」

 

そんな・・・」

 

「なのは、ごめん恐らく僕は、紫藤飛鳥さんの言う通りになると思う。だからもう僕の事は忘れて欲しい」

 

なのはがそう言う。

 

「貴女達のおかげで、無事ジュエルシードの暴走を食い止める事が出来ました。ありがとう」

 

「助けてくれたのにこんな事を聞くのは失礼と思いますが、貴女達は何者なんですか?」

 

「俺達は帝国華撃団・花組です」

 

!!

 

誠十郎の言葉を聞いたなのはとフェイトに微妙な変化が起きていた。

 

「「何なんだろう?あの人から聞いた帝国華撃団と言う言葉に聞き覚えがある」」

 

「お兄ちゃん。お話て何?」

 

「ああ、その前になのはちゃん、フェイトちゃん前に来てくれる?」

 

「二人共頑張ってください」

 

「頑張って・・・」

 

「いつでも困った事があったら、うちに相談に来てな」

 

「「ありがとうございます、織姫さん、レニさん、紅蘭さん」」

 

「最後は、私ね」

 

「さくらさん」

 

「姉さん」

 

「私の場合なのはちゃんとの付き合いが、皆より長いけど、もう貴女達は異世界人だろうが、関係ないわ、貴女達が望む時に、戻ってきていいからね、私達はいつでも貴女達を受け入れるわ、だって家族なのだから」

 

!!

 

「「何これは?」」

 

なのはとフェイトは誠十郎の言った帝国華撃団という言葉をきっかけになのはとフェイトに過去の幼馴染世界の一部の記憶を思い出す。

 

「あの時感じたのは何だったんだろ?それに降魔と言う怪物は・・・」

 

「その帝国華撃団と言う組織は一体どんなそしきなのでしょうか?」

 

「それは・・・」

 

「「「それは・・・」」」

 

「対降魔迎撃部隊を引き継ぐ形で新たな部隊として作られたのが、帝国華撃団なのですよ」

 

「「「・・・よくわからない」」」

 

リンディとクロノとエイミィが心の中で突っ込む。

 

「神山隊長そんな説明だと私達の世界でないと、理解出来ないかもですよ」

 

天宮さくらが神山隊長に助言をする。

 

「ああ、そうだったな。俺達は召喚で呼び出された怪物の降魔を倒す為の特殊部隊と思ってください」

 

「ああ、成程帝国華撃団とはそう言う部類の部隊なのですね」

 

「明らかにおかしいだろう。メンバー構成が何で男1人で後が全員女性なんだ?」

 

「何クロノ君羨ましいの?」

 

「ああ」

 

「うん、クロノ君素直でよろしい」

 

「ああ、メンバー編成に関してはそう言う決まりなんだ。降魔を倒す為に必要な力が男性よりも女性に目覚めるのが多いんだ」

 

「成程そう言う事なら、あまり人員補充が出来ないと思っていいんですか?」

 

「そうですね。あったとしても最大で2人が一度に来た人数ですね」

 

「そんなに少ないのか」

 

クロノがそう言う。

 

「そうですね、その力を実戦で使えるまでになるにそれ相応の時間が必要なんですよ」

 

「そうなんですか?」

 

「ええ、歌劇団としての役割も隊員達にありますから」

 

「「「歌劇団だって――」」」

 

「ええ、そうよ神山達には帝国華撃団だけでなく歌劇団として魔を封じる為に演劇してるのよ」

 

「あの時説明してくれたけどいまいちわからなかったよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

なのは謎の魔導士に襲われる中編

 

「うん、クロノ君素直でよろしい」

 

「ああ、メンバー編成に関してはそう言う決まりなんだ。降魔を倒す為に必要な力が男性よりも女性に目覚めるのが多いんだ」

 

「成程そう言う事なら、あまり人員補充が出来ないと思っていいんですか?」

 

「そうですね。あったとしても最大で2人が一度に来た人数ですね」

 

「そんなに少ないのか」

 

クロノがそう言う。

 

「そうですね、その力を実戦で使えるまでになるにそれ相応の時間が必要なんですよ」

 

「そうなんですか?」

 

「ええ、歌劇団としての役割も隊員達にありますから」

 

「「「歌劇団だって――」」」

 

「ええ、そうよ神山達には帝国華撃団だけでなく歌劇団として魔を封じる為に演劇してるのよ」

 

「あの時説明してくれたけどいまいちわからなかったよ」

 

「でも・・・」

 

「どうしたんですか響さん」

 

「大変だよ飛鳥ちゃん。今6個のジュエルシードを持つ怪物が次元の壁から大量の降魔をとなのはちゃん達が戦ってるよ」

 

「何ですって!!神山さん」

 

「ああ、帝国華撃団出撃せよ!!」

 

「「「「了解」」」」

 

そして新生帝国華撃団は、なのは達を助ける為に出撃した。

 

「まさか、ジュエルシードの暴走で降魔がなのは叔母さんの世界に現れる切欠を作るなんておもいもよらなかったな」

 

「響さん状況はどうですか?」

 

「うん帝国華撃団が、ゲートを使い時空管理局の前に現れて驚かれたけど、神山さんが説明をした後降魔と戦闘を開始したよ」

 

「わかりました響さん私達も新生帝国華撃団の皆さんを迎えに行きましょう」

 

「了解」

「ユーノ君」

 

「アルフ」

 

「「あの怪物は、一体何なの?」」

 

「さあ」

 

「ごめん僕にもわからない」

 

「少なくともあの人達が来なければ僕達はジュエルシードを封印出来なかったと思うから」

 

「ああ、そうだろうねあたしたちがジュエルシードの暴走を止めて封印しなきゃ、もっと大変な事になっていただろうね」

 

「「・・・」」

 

「なのは?」

 

「フェイト?」

 

その時なのはとフェイトにある映像が見えていた。

 

「あの時に見た映像は何だったんだろ?」

 

そんな事考えているなのはを観察する少女がいた。

 

その頃直哉達は闇の書事件のイベントについて話していた。

 

「ええんよのどかさんはお客様なんやし、お客様に手伝わせたら私が気にするからええんよ」

 

「でも・・・」

 

そしてのどかは先にはやての部屋で待つ事になった。

 

はやての自室・・・

 

「ラビリン用意は良い?」

 

「いつでもいいラビ」

 

「じゃあ行くよ。直哉君の依頼の実験開始するよ」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

のどかがキュアグレースに変身した時はやての部屋の本棚にある一冊の本が、不気味な動きを見せていた。

 

「「これはまさか本型のロストロギア?」」

 

「本型のロストロギアなら取集が目的かも知れないラビね」

 

「うんそうだね変身を解除したら本型のロストロギアも動かなくなったしね」

 

「これで直哉の心配事が、現実になるかも知れないラビね」

 

「うん、昔の幼馴染世界の海鳴市で起きた本型のロストロギアは、魔法のみを収集してたって教えてくれたけど、まさか私達の力まで取集対象だなんて・・・」

 

「これも融合世界に過去から来た2人の影響?」

 

のどかが思い出す。

 

「こういう変化が既に起きているので気をつけて監視と介入等する時は気をつけてください」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

なのは謎の魔導士に襲われる後編

「ラビリン用意は良い?」

 

「いつでもいいラビ」

 

「じゃあ行くよ。直哉君の依頼の実験開始するよ」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

のどかがキュアグレースに変身した時はやての部屋の本棚にある一冊の本が、不気味な動きを見せていた。

 

「「これはまさか本型のロストロギア?」」

 

「本型のロストロギアなら取集が目的かも知れないラビね」

 

「うんそうだね変身を解除したら本型のロストロギアも動かなくなったしね」

 

「これで直哉の心配事が、現実になるかも知れないラビね」

 

「うん、昔の幼馴染世界の海鳴市で起きた本型のロストロギアは、魔法のみを収集してたって教えてくれたけど、まさか私達の力まで取集対象だなんて・・・」

 

「これも融合世界に過去から来た2人の影響?」

 

のどかが思い出す。

 

「こういう変化が既に起きているので気をつけて監視と介入等する時は気をつけてください」

 

「後なのはちゃんがこの時期は敵である闇の書に関係のない勢力も出張って来るかも知れません」

 

「魔王の因子とゲネシスの改変前でも・・・」

 

「フォフォ、久しぶりじゃの帝国華撃団、どうじゃ自分たちが帝劇を攻める気分は?」

 

「木喰」

 

「それにしても、この帝劇防御壁は、たいした物よのう」

 

「たった1機で、この帝劇防御壁と、わし特製の攻撃装置を使ったこの布陣を突破し、わしの所までこれるかの?」

 

 

木喰は、余裕の笑みを浮べる。

 

「私達を甘く見ていると、痛い目を見ることになりますよ木喰さん」

 

 

「抜かしよるな、小娘が」

 

 

 

そして木喰との戦いが始まった。

 

「皆加山さんが、攻撃装置を無効化するまで、攻撃装置の射程に気をつけて」

 

「「「了解」」」

 

そして攻撃装置は無力化された。

 

「今だよ二人共」

 

「行くよ、フェイトちゃん」

 

「うん、なのは」

 

「ディバインバスターー」

 

「サンダーレイジ」

 

二人の魔法が帝劇防御壁を貫通し桜天武が木喰の魔装機兵智拳に、近づいた。

 

「何故じゃあ、わしの計算では、お前たちはここまでこれないはずなのに?」

 

「帝国華撃団め、何時もわしの計算の上をいくなあ」

 

「これが私達の絆の力です」

 

「「破邪剣征・桜花天舞」」

 

 

「うおおおお。ま、まさかわしが負けるのか、たった4人に、この敗北は計算外じゃああああ」

 

「なにこれ何でフェイトちゃんと知らない人達と戦ってるの?」

 

「何この記憶私があの子と共闘をするなんて・・・でも知らない筈なんだけどあの2人には敵対したくないな」

 

「旧幼馴染世界との記憶の交差が起きていましたから」

 

そして今回の海鳴市に直接行くのは白銀さんとミュウミュウの皆さんに行って貰いたいんですよ」

 

「「「ええーー」」」

 

「俺達だけで良いのか?本当に」

 

白銀が直哉に聞く。

 

「ええ、そうですよこれは依頼とは別にカフェミュウミュウで働いている皆さんにあるお店に行って貰いたいんですよ」

 

「「「「あるお店?」」」」

 

「はい」

 

「まあ、直哉君の気持ちもわかるけどね」

 

「こちらの世界の人でも、付き合い方が難しいと苦労するからね」

 

のどかがそう言う。

 

「そんな事があったんですね」

 

「それじゃあ直哉さんにとってはトラウマ的な人なんですね。高町なのはちゃんと言う人は?」

 

さんごがそう言う。

 

「正確に言えば違うけどそういう理由と考えて良いよ」

 

その頃響と新生帝国華撃団とエステル達は・・・

 

高町なのはとの接触をする為に翠屋付近にあるコンビニで様子を見ていた。

 

「響さんどうして俺達を同行させてくれたんです?」

 

「このなのはちゃんの家がお菓子やをしているので食べてみるのも良いと思いまして」

 

「「「ええ――良いんですか?」

 

「はい」

 

その頃なのはは観察をしていた謎の魔導士に魔力を奪われたが時空管理局がなのはを救助したのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

連続魔導士襲撃事件1 なのは襲撃後

「それじゃあ直哉さんにとってはトラウマ的な人なんですね。高町なのはちゃんと言う人は?」

 

さんごがそう言う。

 

「正確に言えば違うけどそういう理由と考えて良いよ」

 

その頃響と新生帝国華撃団とエステル達は・・・

 

高町なのはとの接触をする為に翠屋付近にあるコンビニで様子を見ていた。

 

「響さんどうして俺達を同行させてくれたんです?」

 

「このなのはちゃんの家がお菓子やをしているので食べてみるのも良いと思いまして」

 

「「「ええ――良いんですか?」

 

「はい」

 

その頃なのはは観察をしていた謎の魔導士に魔力を奪われたが時空管理局がなのはを救助したのだった。

 

暫くして・・・

 

「あれ、ユーノ君にフェイトちゃんどうして地球にいるの?」

 

「「なのは気がついた」」

 

「うん」

 

「なのはこ最近でいろんな世界の魔導士が魔力を奪われる事件が多発してて、今までの襲撃者達の行動を調査をすると君の住む地球から襲撃者は各世界に移動する痕跡が見つかったんだ」

 

クロノがそう言いなのはに説明をする。

 

「そうなんだじゃあ私が襲われたのも・・・私が魔力を持っていたから?」

 

「ええ、その可能性が高いですね。今までの経緯を見るとですね」

 

リンディがそう言う。

 

「それでリンディさん達が来たのは?」

 

「はい、なのはさんと特殊遊撃部隊に協力をお願いする為です。ですがなのはさんが襲撃を受けていたとは思いませんでしたが」

 

「私と彼等にですか?」

 

「はい襲撃者の中には・・・」

 

「「「それは・・・」」」

 

「対降魔迎撃部隊を引き継ぐ形で新たな部隊として作られたのが、帝国華撃団なのですよ」

 

「「「・・・よくわからない」」」

 

リンディとクロノとエイミィが心の中で突っ込む。

 

「神山隊長そんな説明だと私達の世界でないと、理解出来ないかもですよ」

 

雨宮さくらが神山隊長に助言をする。

 

「ああ、そうだったな。俺達は召喚で呼び出された怪物の降魔を倒す為の特殊部隊と思ってください」

 

「ああ、成程帝国華撃団とはそう言う部類の部隊なのですね」

 

「明らかにおかしいだろう。メンバー構成が何で男1人で後が全員女性なんだ?」

 

「何クロノ君羨ましいの?」

 

「ああ」

 

「うん、クロノ君素直でよろしい」

 

「ああ、メンバー編成に関してはそう言う決まりなんだ。降魔を倒す為に必要な力が男性よりも女性に目覚めるのが多いんだ」

 

「成程そう言う事なら、あまり人員補充が出来ないと思っていいんですか?」

 

「そうですね。あったとしても最大で2人が一度に来た人数ですね」

 

「そんなに少ないのか」

 

クロノがそう言う。

 

「そうですね、その力を実戦で使えるまでになるにそれ相応の時間が必要なんですよ」

 

「そうなんですか?」

 

「ええ、歌劇団としての役割も隊員達にありますから」

 

「「「歌劇団だって――」」」

 

「彼等が倒していた降魔を使役していたので」

 

「ええ――」

 

リンディの説明に驚くなのはだった。

 

その頃特殊遊撃部隊は・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

連続魔導士襲撃事件1 特殊遊撃部隊サイド

「ああ、そうだったな。俺達は召喚で呼び出された怪物の降魔を倒す為の特殊部隊と思ってください」

 

「ああ、成程帝国華撃団とはそう言う部類の部隊なのですね」

 

「明らかにおかしいだろう。メンバー構成が何で男1人で後が全員女性なんだ?」

 

「何クロノ君羨ましいの?」

 

「ああ」

 

「うん、クロノ君素直でよろしい」

 

「ああ、メンバー編成に関してはそう言う決まりなんだ。降魔を倒す為に必要な力が男性よりも女性に目覚めるのが多いんだ」

 

「成程そう言う事なら、あまり人員補充が出来ないと思っていいんですか?」

 

「そうですね。あったとしても最大で2人が一度に来た人数ですね」

 

「そんなに少ないのか」

 

クロノがそう言う。

 

「そうですね、その力を実戦で使えるまでになるにそれ相応の時間が必要なんですよ」

 

「そうなんですか?」

 

「ええ、歌劇団としての役割も隊員達にありますから」

 

「「「歌劇団だって――」」」

 

「彼等が倒していた降魔を使役していたので」

 

「ええ――」

 

リンディの説明に驚くなのはだった。

 

その頃特殊遊撃部隊は・・・

 

「「「「「ええ――」」」」」

 

直哉達もリンディの言葉に驚いていた。

 

「直哉君どういう事?」

 

「あれ、ユーノ君にフェイトちゃんどうして地球にいるの?」

 

「「なのは気がついた」」

 

「うん」

 

「なのはこ最近でいろんな世界の魔導士が魔力を奪われる事件が多発してて、今までの襲撃者達の行動を調査をすると君の住む地球から襲撃者は各世界に移動する痕跡が見つかったんだ」

 

クロノがそう言いなのはに説明をする。

 

「そうなんだじゃあ私が襲われたのも・・・私が魔力を持っていたから?」

 

「ええ、その可能性が高いですね。今までの経緯を見るとですね」

 

リンディがそう言う。

 

「それでリンディさん達が来たのは?」

 

「はい、なのはさんと特殊遊撃部隊に協力をお願いする為です。ですがなのはさんが襲撃を受けていたとは思いませんでしたが」

 

「私と彼等にですか?」

 

「はい襲撃者の中には・・・」

「彼等が倒していた降魔を使役していたので」

 

「ええ――」

 

リンディの説明に驚くなのはだった。

 

「何故降魔が闇の書事件の主犯が使うの?」

 

ちゆが直哉に聞く。

 

「あ、もしかして・・・」

 

その時のどかが思い出す。

 

「いつでもいいラビ」

 

「じゃあ行くよ。直哉君の依頼の実験開始するよ」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

のどかがキュアグレースに変身した時はやての部屋の本棚にある一冊の本が、不気味な動きを見せていた。

 

「「これはまさか本型のロストロギア?」」

 

「本型のロストロギアなら取集が目的かも知れないラビね」

 

「うんそうだね変身を解除したら本型のロストロギアも動かなくなったしね」

 

「これで直哉の心配事が、現実になるかも知れないラビね」

 

「うん、昔の幼馴染世界の海鳴市で起きた本型のロストロギアは、魔法のみを収集してたって教えてくれたけど、まさか私達の力まで取集対象だなんて・・・」

 

「これも融合世界に過去から来た2人の影響?」

 

「もしかしてこの時に記憶を見られたのかな?」

 

そうのどかが言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第63章 第1部 闇の書事件発生編
闇の書が得た降魔召喚の秘密前編


 

のどかがキュアグレースに変身した時はやての部屋の本棚にある一冊の本が、不気味な動きを見せていた。

 

「「これはまさか本型のロストロギア?」」

 

「本型のロストロギアなら取集が目的かも知れないラビね」

 

「うんそうだね変身を解除したら本型のロストロギアも動かなくなったしね」

 

「これで直哉の心配事が、現実になるかも知れないラビね」

 

「うん、昔の幼馴染世界の海鳴市で起きた本型のロストロギアは、魔法のみを収集してたって教えてくれたけど、まさか私達の力まで取集対象だなんて・・・」

 

「これも融合世界に過去から来た2人の影響?」

 

「もしかしてこの時に記憶を見られたのかな?」

 

そうのどかが言う。

 

「その辺はわかりませんがもしかしたら・・・この降魔達は過去の幼馴染世界から連れて来られているのかも知れません」

 

「そうですか、わかりました」

 

クロノ今日は帰りましょう」

 

「しかし母さん」

 

「この一件で、迎えに来たクロノという少年はお父さんとお母さんや帝国華撃団に襲い掛かる事もありましたね、黒鬼会と手を組んだりしていたみたいです」

 

 

「勿論その当時の記録は、ミッドチルダには残されていませんでした」

 

 

「それは何故?」

 

「時空管理局にとって都合の悪い記録だからですよ」

 

 

そして薫が話を続ける。

 

「何故君達は僕達の邪魔をする?僕達は犯罪者を連行したいだけなのだが」

 

「君は直哉達が犯罪者とでも言うのか?」

 

「ああ、そうだ、彼らはことごとく、僕達の邪魔をしたからな、逮捕して、我等の手駒として死ぬまで、使うのさ。そこにいる哀れな人形フェイトのようにな」

 

「クロノ君貴方どうして、そんなことが出来るの?」

 

なのはがクロノに問いかける。

 

「高町なのは、僕は君を絶対許さない、そして君が、この世界で大切にしている者を僕は、壊す事に決めたのだから」

 

 

!!

 

「そ、そんな」

 

(それじゃあお兄ちゃんやさくらさんがこんな事になったのは私のせい)

 

 

「それは絶対に違うでなのはちゃん」

 

その時上空からやって来たのは、八神はやてと、守護騎士の4人だった。

 

「はやてちゃん」

 

「はやて何故勝手に出てくるんだ」

 

「嘘、はやてちゃんまさか・・・」

 

「ごめんななのはちゃん、うちはまだ管理局の一員なんよ」

 

「まあいい出てきた以上、仕事をしてもらうぞはやて」

 

「わかっとる、ヴィータなのはちゃんに攻撃するんや」

 

「あいよはやて、覚悟はいいか紫藤なのは、兄妹仲良く管理局のペットになれよ」

 

「いやそれだけは絶対に嫌、フェイトちゃんも、お兄ちゃんもお姉ちゃんは私が守るもん」

 

!!

 

 

「ヴィータ今や」

 

「おう」

 

「スターライト・・・ブレイカーーーーー」

 

ヴィータは上手くなのはの背後を取り、スターライトブレイカーの射線上にクロノを入れた。

 

「なッしまったーーーーー己はやてまでもが裏切るとは覚えておけよ」

 

そう言いながらクロノタチ管理局全員撤退した。

 

「なっクロノと言う少年が、人を操り君達の両親を襲ったのか?」

 

「ええ、時空管理局にとって最大の汚点となったんですよ。クロノと言う存在を消したいからですね」

 

「成程ね、時空管理局にとってはクロノと言う少年は存在してほしくない人物になっていたんだ」

 

「もしかすると、魔王の因子とゲネシスの改変でこちらの闇の書に変化が起きて融合世界になる前の世界から同一の存在を召喚出来る能力を得たとも考えられます」

 

「「「「「ええ――」」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

闇の書が得た降魔召喚の秘密後編

「ヴィータ今や」

 

「おう」

 

「スターライト・・・ブレイカーーーーー」

 

ヴィータは上手くなのはの背後を取り、スターライトブレイカーの射線上にクロノを入れた。

 

「なッしまったーーーーー己はやてまでもが裏切るとは覚えておけよ」

 

そう言いながらクロノタチ管理局全員撤退した。

 

「なっクロノと言う少年が、人を操り君達の両親を襲ったのか?」

 

「ええ、時空管理局にとって最大の汚点となったんですよ。クロノと言う存在を消したいからですね」

 

「成程ね、時空管理局にとってはクロノと言う少年は存在してほしくない人物になっていたんだ」

 

「もしかすると、魔王の因子とゲネシスの改変でこちらの闇の書に変化が起きて融合世界になる前の世界から同一の存在を召喚出来る能力を得たとも考えられます」

 

「「「「「ええ――」」」」」

 

「でも直哉っちが言った事は確かにゲネシスを使う事で未来から過去へ来てる人達がいるからあながち完全否定は出来ないもん」

 

「そうねアニエスさん達と言う例を見てるからね」

 

ひなたとちゆがそう言う。

 

「それに闇の書自体も移動する性質もあるようなので前の所有者が死ねばランダムで次の所有者の元に溶け込むようですから」

 

「ラビリン用意は良い?」

 

「いつでもいいラビ」

 

「じゃあ行くよ。直哉君の依頼の実験開始するよ」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

のどかがキュアグレースに変身した時はやての部屋の本棚にある一冊の本が、不気味な動きを見せていた。

 

「「これはまさか本型のロストロギア?」」

 

「本型のロストロギアなら取集が目的かも知れないラビね」

 

「うんそうだね変身を解除したら本型のロストロギアも動かなくなったしね」

 

「これで直哉の心配事が、現実になるかも知れないラビね」

 

「うん、昔の幼馴染世界の海鳴市で起きた本型のロストロギアは、魔法のみを収集してたって教えてくれたけど、まさか私達の力まで取集対象だなんて・・・」

 

「これも融合世界に過去から来た2人の影響?」

 

「それがちょうどプリキュア達がはやてさんと接触した頃だと思います」

 

「「「「成程」」」」

 

「それから闇の書事件の開幕したようです。闇の書事件が始まったと言う事は・・・」

 

「ヴィータ今や」

 

「おう」

 

「スターライト・・・ブレイカーーーーー」

 

ヴィータは上手くなのはの背後を取り、スターライトブレイカーの射線上にクロノを入れた。

 

「なッしまったーーーーー己はやてまでもが裏切るとは覚えておけよ」

 

そう言いながらクロノタチ管理局全員撤退した。

 

「なっクロノと言う少年が、人を操り君達の両親を襲ったのか?」

 

「ええ、時空管理局にとって最大の汚点となったんですよ。クロノと言う存在を消したいからですね」

 

「少なくともはやてさんの家族が急に増えている筈ですから今後闇の書事件及び闇の書事件内で起きた改変には、その辺を注意しながら干渉して下さいね」

 

「「「「了解」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

なのはにとって嬉しい再会

「それから闇の書事件の開幕したようです。闇の書事件が始まったと言う事は・・・」

 

「ヴィータ今や」

 

「おう」

 

「スターライト・・・ブレイカーーーーー」

 

ヴィータは上手くなのはの背後を取り、スターライトブレイカーの射線上にクロノを入れた。

 

「なッしまったーーーーー己はやてまでもが裏切るとは覚えておけよ」

 

そう言いながらクロノタチ管理局全員撤退した。

 

「なっクロノと言う少年が、人を操り君達の両親を襲ったのか?」

 

「ええ、時空管理局にとって最大の汚点となったんですよ。クロノと言う存在を消したいからですね」

 

「少なくともはやてさんの家族が急に増えている筈ですから今後闇の書事件及び闇の書事件内で起きた改変には、その辺を注意しながら干渉して下さいね」

 

「「「「了解」」」」

 

その頃なのはとリンディ達は・・・

 

「なのはこ最近でいろんな世界の魔導士が魔力を奪われる事件が多発してて、今までの襲撃者達の行動を調査をすると君の住む地球から襲撃者は各世界に移動する痕跡が見つかったんだ」

 

クロノがそう言いなのはに説明をする。

 

「そうなんだじゃあ私が襲われたのも・・・私が魔力を持っていたから?」

 

「ええ、その可能性が高いですね。今までの経緯を見るとですね」

 

リンディがそう言う。

 

「それでリンディさん達が来たのは?」

 

「はい、なのはさんと特殊遊撃部隊に協力をお願いする為です。ですがなのはさんが襲撃を受けていたとは思いませんでしたが」

 

「私と彼等にですか?」

 

「そうですね、その力を実戦で使えるまでになるにそれ相応の時間が必要なんですよ」

 

「そうなんですか?」

 

「ええ、歌劇団としての役割も隊員達にありますから」

 

「「「歌劇団だって――」」」

 

「彼等が倒していた降魔を使役していたので」

 

「ええ――」

 

リンディの説明に驚くなのはだった。

 

「でもリンディさん私もあれから特殊遊撃部隊に会ってないんです」

 

「そうなのですか?」

 

「はい」

 

「となると僕は嫌だが・・・」

 

「艦長大変ですアースラに侵入者です」

 

!!

 

「何ですってエイミィ本当ですか?」

 

「はい間もなく侵入者がブリッジに辿り着きます」

 

「来ます」

 

その時トワがアースラの艦長であるリンディ・ハラウオンのの元に来た。

 

「へえ、貴女が無断調査をしている艦の艦長ね」

 

「貴女は誰ですか?」

 

「私はトワよ、今貴女達がいる世界とその他の世界を管理している者よ」

 

「世界を管理しているだとバカバカしい・・・うっ」

 

!!

 

「「クロノ」クロノ君」

 

「貴女クロノに何をしたの?」

 

「そこの子供の周りだけ空気を消滅させたわ、私の言葉を信じようとしないようだったからね」

 

「わかりました・・・だから」

 

「嫌だねこれだから時空管理局と言う組織は駄目だわね。良い貴女達は無断で私の管理するこの世界に来て色々してくれたわよね?」

 

「それは・・・」

 

「こちらとしても侵入者対策の為の仕掛けを起動したに過ぎないの」

 

「勝手に調査されていい気持ちなわけないわよね。リンディ・ハラウオン大事な夫を、闇の書に殺されたんでしょう?」

 

!!

 

「貴女どうしてそれを?」

 

「あら、怒ったの私は貴女達のやった事と同じ事をしてるのよ」

 

!!

 

「わかりましたこちらでの全記録を消去しますこれで良いですね?」

 

「駄目ね貴女達全員私の部下になりなさい。それで許すわ返事の期間は2日あげるわ」

 

!!

 

「それじゃあいい返事を一応期待してるわ」

 

そう言ってトワが消えるとクロノの周りの空気が復活した。

 

「あのトワに連絡するしかないね母さん」

 

「そうね降魔関連は特殊遊撃部隊の協力が必要です」

 

リンディがそう言い切る。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

なのはと時空管理局の今後の行動計画1

「こちらとしても侵入者対策の為の仕掛けを起動したに過ぎないの」

 

「勝手に調査されていい気持ちなわけないわよね。リンディ・ハラウオン大事な夫を、闇の書に殺されたんでしょう?」

 

!!

 

「貴女どうしてそれを?」

 

「あら、怒ったの私は貴女達のやった事と同じ事をしてるのよ」

 

!!

 

「わかりましたこちらでの全記録を消去しますこれで良いですね?」

 

「駄目ね貴女達全員私の部下になりなさい。それで許すわ返事の期間は2日あげるわ」

 

!!

 

「それじゃあいい返事を一応期待してるわ」

 

そう言ってトワが消えるとクロノの周りの空気が復活した。

 

「あのトワに連絡するしかないね母さん」

 

「そうね降魔関連は特殊遊撃部隊の協力が必要です」

 

リンディがそう言い切る。

 

「でも私達は特殊遊撃部隊と接触する事が一番の難所です」

 

エイミーがそう言う。

 

「私とユーノ君も・・・あの人しか知らない」

 

なのはがそう言いその時を思い出す。

 

「ねえ、ユーノ君あの時に現れた子もジュエルシードの存在を知っていて集めてるのかな?」

 

「その辺の事はまだ僕にもわからないよ。なのは」

 

「そうなんだ」

 

「うんでも少なくとも、あの金髪の女の子の後ろに誰かがいる事は間違いないと思う」

 

「何でそう言いきれるのユーノ君」

 

「それは・・・」

 

「それは・・・貴方がジュエルシードの搬送中にこの世界の地球にジュエルシードをばらまいたからですよね」

 

!!

 

「君は誰なんだ?もしかして管理局の・・・」

 

「安心して下さい。私の名前は紫藤飛鳥と言います私は、時空管理局の人間ではありませんので、そこのフェレットを捕まえたりはしませんよ」

 

「え、ユーノ君捕まるんですか?」

 

「そうですね、このままジュエルシードによる事件が多発すれば、時空管理局と言う警察組織が介入する事になると思います」

 

「そんなユーノ君悪い事をしてないのに?」

 

「いえ、そこのフェレットは時空管理局からしたら既に犯罪者ですよ。彼等の考えでは未開の世界ましてや魔法が無い世界にmジュエルシードをばらまいた時点でフェレットに対する印象は最悪だと思いますが?」

 

そんな・・・」

 

「なのは、ごめん恐らく僕は、紫藤飛鳥さんの言う通りになると思う。だからもう僕の事は忘れて欲しい」

 

「いや、私ユーノ君と約束したもん。ジュエルシードを全部集めるって」

 

「そうですか、貴女がそう決めたのなら構いませんが、これからのジュエルシードに関わるのなら命を落とすかもしれない事も考えていますか?」

 

「それは・・・」

 

「巨大ネコ騒動の時は相手も貴女の事を知らないからあえて怪我をさせなかっただけかも知れないと言う事も考えて置くべきと思いますよ」

 

「貴女の友達との約束を守りたいと言うのは素晴らしい事ですが、もしその約束を実行中に大怪我して貴方の家族が苦しむ事になっても良いんですね?」

 

!!

 

「・・・」

 

「別に私は、貴女にジュエルシードを集めるのをやめろとは言ってないわ。ただ闇雲に頑張ればいいと言うのは、違うからね」

 

「必ず無理をしてると取り返しのつかない事態が起きるから気をつけてね」

 

「はい、ありがとうございます飛鳥さん」

 

「それじゃあ私は行くわね、ちゃんとフェレット君と話し合ってジュエルシードを集めるにしてもやめるにしてもね」

 

「「はい」」

 

そう言って飛鳥は、なのは達と別れた。

 

「そうですかなのはさん達も特殊遊撃部隊と接触してたんですね」

 

リンディがそう言う。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

なのはと時空管理局の今後の行動計画2

「それは・・・」

 

「巨大ネコ騒動の時は相手も貴女の事を知らないからあえて怪我をさせなかっただけかも知れないと言う事も考えて置くべきと思いますよ」

 

「貴女の友達との約束を守りたいと言うのは素晴らしい事ですが、もしその約束を実行中に大怪我して貴方の家族が苦しむ事になっても良いんですね?」

 

!!

 

「・・・」

 

「別に私は、貴女にジュエルシードを集めるのをやめろとは言ってないわ。ただ闇雲に頑張ればいいと言うのは、違うからね」

 

「必ず無理をしてると取り返しのつかない事態が起きるから気をつけてね」

 

「はい、ありがとうございます飛鳥さん」

 

「それじゃあ私は行くわね、ちゃんとフェレット君と話し合ってジュエルシードを集めるにしてもやめるにしてもね」

 

「「はい」」

 

そう言って飛鳥は、なのは達と別れた。

 

「そうですかなのはさん達も特殊遊撃部隊と接触してたんですね」

 

リンディがそう言う。

 

「ええ、そうですが私達の方でも・・・」

「貴女達のおかげで、無事ジュエルシードの暴走を食い止める事が出来ました。ありがとう」

 

「助けてくれたのにこんな事を聞くのは失礼と思いますが、貴女達は何者なんですか?」

 

「俺達は帝国華撃団・花組です」

 

「その帝国華撃団と言う組織は一体どんなそしきなのでしょうか?」

 

「それは・・・」

 

 

「「「それは・・・」」」

 

「対降魔迎撃部隊を引き継ぐ形で新たな部隊として作られたのが、帝国華撃団なのですよ」

 

「「「・・・よくわからない」」」

 

リンディとクロノとエイミィが心の中で突っ込む。

 

「神山隊長そんな説明だと私達の世界でないと、理解出来ないかもですよ」

 

雨宮さくらが神山隊長に助言をする。

 

「ああ、そうだったな。俺達は召喚で呼び出された怪物の降魔を倒す為の特殊部隊と思ってください」

 

「ああ、成程帝国華撃団とはそう言う部類の部隊なのですね」

 

「明らかにおかしいだろう。メンバー構成が何で男1人で後が全員女性なんだ?」

 

「何クロノ君羨ましいの?」

 

「ああ」

 

「あの時以来姿を見ませんでしたから」

 

「そう・・・」

 

「やはり母さん今は連続魔導士襲撃の犯人を見つける方を優先するべきでは?」

 

「そうね、とりあえず私とクロノとフェイトさん達でこの地球に残り調査を始めて・・・」

 

「あれ、ユーノ君にフェイトちゃんどうして地球にいるの?」

 

「「なのは気がついた」」

 

「うん」

 

「なのはこ最近でいろんな世界の魔導士が魔力を奪われる事件が多発してて、今までの襲撃者達の行動を調査をすると君の住む地球から襲撃者は各世界に移動する痕跡が見つかったんだ」

 

クロノがそう言いなのはに説明をする。

 

「そうなんだじゃあ私が襲われたのも・・・私が魔力を持っていたから?」

 

「ええ、その可能性が高いですね。今までの経緯を見るとですね」

 

リンディがそう言う。

 

「それでリンディさん達が来たのは?」

 

「はい、なのはさんと特殊遊撃部隊に協力をお願いする為です。ですがなのはさんが襲撃を受けていたとは思いませんでしたが」

 

「私と彼等にですか?」

 

「そしてフェイトさんとアルフはまたなのはさんやその周囲の人物が狙われるかも知れないので護衛としてなのはさんの学校に転校して貰います」

 

「「ええ――」」

 

リンディの言葉に驚くなのはとフェイトだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

なのは達の行動計画を知った特殊遊撃部隊

「なのはこ最近でいろんな世界の魔導士が魔力を奪われる事件が多発してて、今までの襲撃者達の行動を調査をすると君の住む地球から襲撃者は各世界に移動する痕跡が見つかったんだ」

 

クロノがそう言いなのはに説明をする。

 

「そうなんだじゃあ私が襲われたのも・・・私が魔力を持っていたから?」

 

「ええ、その可能性が高いですね。今までの経緯を見るとですね」

 

リンディがそう言う。

 

「それでリンディさん達が来たのは?」

 

「はい、なのはさんと特殊遊撃部隊に協力をお願いする為です。ですがなのはさんが襲撃を受けていたとは思いませんでした」

 

「私と彼等にですか?」

 

「そしてフェイトさんとアルフはまたなのはさんやその周囲の人物が狙われるかも知れないので護衛としてなのはさんの学校に転校して貰います」

 

「「ええ――」」

 

「成程若干の闇の書の追加兵力で降魔が本当に使われたのですね」

 

「直哉君どうする?こちらも新生帝国華撃団の皆さんに来て貰う?」

 

「いえそれは早いでしょう。あくまで降魔の被害が出たのは地球でもなければミッドチルダでもない世界なので」

 

「もしその世界が今後なのはさんや時空管理局と大きく関わるのであればその対象となるかも知れませんが、あくまでもこの世界の中心はなのはさん達なので」

 

「まあこちらでは・・・」

 

「確かに、私達は、時空管理局に所属しています。でも何故、直哉さんがその事を知ってるんですか?」

 

「なのはから聞きました。貴女方が来る前に」

 

「成る程」

 

「僕達の意見としては、なのは本人が帰りたいというのなら、問題はないんですが、本人の意思を無視するのなら、僕達は家族を守ります」

 

「そうですか、わかりました」

 

クロノ今日は帰りましょう」

 

「しかし母さん」

 

「この一件で、迎えに来たクロノという少年はお父さんとお母さんや帝国華撃団に襲い掛かる事もありましたね、黒鬼会と手を組んだりしていたみたいです」

 

 

「勿論その当時の記録は、ミッドチルダには残されていませんでした」

 

 

「それは何故?」

 

「時空管理局にとって都合の悪い記録だからですよ」

 

そして薫が話を続ける。

 

「何故君達は僕達の邪魔をする?僕達は犯罪者を連行したいだけなのだが」

 

「君は直哉達が犯罪者とでも言うのか?」

 

「ああ、そうだ、彼らはことごとく、僕達の邪魔をしたからな、逮捕して、我等の手駒として死ぬまで、使うのさ。そこにいる哀れな人形フェイトのようにな」

 

「クロノ君貴方どうして、そんなことが出来るの?」

 

なのはがクロノに問いかける。

 

「高町なのは、僕は君を絶対許さない、そして君が、この世界で大切にしている者を僕は、壊す事に決めたのだから」

 

!!

 

「そ、そんな」

 

(それじゃあお兄ちゃんやさくらさんがこんな事になったのは私のせい)

 

「それは絶対に違うでなのはちゃん」

 

その時上空からやって来たのは、八神はやてと、守護騎士の4人だった。

 

「はやてちゃん」

 

「はやて何故勝手に出てくるんだ」

 

「嘘、はやてちゃんまさか・・・」

 

「ごめんななのはちゃん、うちはまだ管理局の一員なんよ」

 

「まあいい出てきた以上、仕事をしてもらうぞはやて」

 

「わかっとる、ヴィータなのはちゃんに攻撃するんや」

 

「あいよはやて、覚悟はいいか紫藤なのは、兄妹仲良く管理局のペットになれよ」

 

「いやそれだけは絶対に嫌、フェイトちゃんも、お兄ちゃんもお姉ちゃんは私が守るもん」

 

「こちらのクロノ君は闇側の人ではないので」

 

「でもイベントが始まった海鳴市にいちごさん達だけで大丈夫かな?」

 

「ああ、それは・・・大丈夫ですよ。いちごさん達の迎えをソラさん達に頼みましたから」

 

直哉がそう言った。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉の予測の為の調査

その時上空からやって来たのは、八神はやてと、守護騎士の4人だった。

 

「はやてちゃん」

 

「はやて何故勝手に出てくるんだ」

 

「嘘、はやてちゃんまさか・・・」

 

「ごめんななのはちゃん、うちはまだ管理局の一員なんよ」

 

「まあいい出てきた以上、仕事をしてもらうぞはやて」

 

「わかっとる、ヴィータなのはちゃんに攻撃するんや」

 

「あいよはやて、覚悟はいいか紫藤なのは、兄妹仲良く管理局のペットになれよ」

 

「いやそれだけは絶対に嫌、フェイトちゃんも、お兄ちゃんもお姉ちゃんは私が守るもん」

 

「こちらのクロノ君は闇側の人ではないので」

 

「でもイベントが始まった海鳴市にいちごさん達だけで大丈夫かな?」

 

「ああ、それは・・・大丈夫ですよ。いちごさん達の迎えをソラさん達に頼みましたから」

 

直哉がそう言った。

 

「何でソラちゃん達に?」

 

「はいそれは・・・先程のどかさんが言いましたよね」

 

「あ、もしかして・・・」

 

その時のどかが思い出す。

 

「いつでもいいラビ」

 

「じゃあ行くよ。直哉君の依頼の実験開始するよ」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

のどかがキュアグレースに変身した時はやての部屋の本棚にある一冊の本が、不気味な動きを見せていた。

 

「「これはまさか本型のロストロギア?」」

 

「本型のロストロギアなら取集が目的かも知れないラビね」

 

「うんそうだね変身を解除したら本型のロストロギアも動かなくなったしね」

 

「これで直哉の心配事が、現実になるかも知れないラビね」

 

「うん、昔の幼馴染世界の海鳴市で起きた本型のロストロギアは、魔法のみを収集してたって教えてくれたけど、まさか私達の力まで取集対象だなんて・・・」

 

「これも融合世界に過去から来た2人の影響?」

 

「もしかしてこの時に記憶を見られたのかな?」

 

そうのどかが言う。

 

「もしのどかさんの言う通りだと予測した場合まなつちゃん達とゆいさん達も取集対象になっているかも知れませんから」

 

「成程現状でその条件を満たさないのはいちごさん達とソラちゃん達と言う事ね」

のどかがキュアグレースに変身した時はやての部屋の本棚にある一冊の本が、不気味な動きを見せていた。

 

「「これはまさか本型のロストロギア?」」

 

「本型のロストロギアなら取集が目的かも知れないラビね」

 

「うんそうだね変身を解除したら本型のロストロギアも動かなくなったしね」

 

「これで直哉の心配事が、現実になるかも知れないラビね」

 

「うん、昔の幼馴染世界の海鳴市で起きた本型のロストロギアは、魔法のみを収集してたって教えてくれたけど、まさか私達の力まで取集対象だなんて・・・」

 

「これも融合世界に過去から来た2人の影響?」

 

「あくまでその当時に見られた記憶ならですが・・・」

 

「お帰りましろさん。別に構いませんよ。ましろさん貴女が連れて来たあの子達が現れた事をこちらの方達に報告を受けていたので」

 

「え、お祖母ちゃん全部知ってるの?」

 

「ええ、だから気にしなくて良いわよ」

 

暫くして・・・

 

直哉と響はましろとソラと言う少女の話をヨヨと共に聞いていた。

 

「よく頑張ったわね。後赤ちゃん用品はキッチン周辺に置いてるから」

 

「いやいやお祖母ちゃんなんで家に赤ちゃん用品があるの?」

 

「何でってそんな理由より実際あって助かったでしょう?」

 

「それはそうだけど・・・」

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「もしこの辺の記憶を見られていたらソラさん達も取集の対象ですけど」

 

その頃翠屋に行っているいちご達は・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ミュウミュウと翠屋1

「よく頑張ったわね。後赤ちゃん用品はキッチン周辺に置いてるから」

 

「いやいやお祖母ちゃんなんで家に赤ちゃん用品があるの?」

 

「何でってそんな理由より実際あって助かったでしょう?」

 

「それはそうだけど・・・」

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「もしこの辺の記憶を見られていたらソラさん達も取集の対象ですけど」

 

その頃翠屋に行っているいちご達は・・・

 

「「「「「うわあこのケーキやお菓子類が美味しい過ぎる」」」」」

 

「ありがとう皆さん小さなお店の商品に言ってくれて」

 

「いやいや冗談抜きで美味しいですよ。ねミント」

 

「そうですわ出来れば全部を買いたいですわね」

 

「こいつは驚いた。まさか圭一郎を超えるお菓子職人がいたとは」

 

「あら、貴方もお店をしてるの?」

 

なのはの母親が白銀に聞く。

 

「ええ、カフェをしていて今日はバイトの子達を連れて来ているんですよ」

 

「あら、そうだったのね」

 

そして2人が話していると・・・」

 

「やはり母さん今は連続魔導士襲撃の犯人を見つける方を優先するべきでは?」

 

「そうね、とりあえず私とクロノとフェイトさん達でこの地球に残り調査を始めて・・・」

 

「あれ、ユーノ君にフェイトちゃんどうして地球にいるの?」

 

「「なのは気がついた」」

 

「うん」

 

「なのはこ最近でいろんな世界の魔導士が魔力を奪われる事件が多発してて、今までの襲撃者達の行動を調査をすると君の住む地球から襲撃者は各世界に移動する痕跡が見つかったんだ」

 

クロノがそう言いなのはに説明をする。

 

「そうなんだじゃあ私が襲われたのも・・・私が魔力を持っていたから?」

 

「ええ、その可能性が高いですね。今までの経緯を見るとですね」

 

リンディがそう言う。

 

「それでリンディさん達が来たのは?」

 

「はい、なのはさんと特殊遊撃部隊に協力をお願いする為です。ですがなのはさんが襲撃を受けていたとは思いませんでしたが」

 

「私と彼等にですか?」

 

「そしてフェイトさんとアルフはまたなのはさんやその周囲の人物が狙われるかも知れないので護衛としてなのはさんの学校に転校して貰います」

 

「「ええ――」」

 

「この話し合いを終えたリンディがフェイトとなのはを連れて翠屋に来た。

 

「お帰りなさいなのはその人達は誰?」

 

そしてリンディがなのはの母に説明をする。

 

それを見ていたいちご達は・・・

 

「どうするんですのこのままいると面倒な事になりますわよ」

 

「たしかにそうですね。白銀さんどうします?」

 

ミントとれたすが白銀に聞く。

 

「それについては大丈夫だこの事を見越して直哉は俺達をここに行かせた様な物だ」

 

「「「ええーー」」」

 

「それにな俺達の状況ですぐに異世界人だなんてわからないだろう?」

 

「「「確かに」」」

 

白銀の説明に納得するいちご達だった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第63章 第2部 襲撃者を見つけ出せ編
ミュウミュウと翠屋2


「そしてフェイトさんとアルフはまたなのはさんやその周囲の人物が狙われるかも知れないので護衛としてなのはさんの学校に転校して貰います」

 

「「ええ――」」

 

「この話し合いを終えたリンディがフェイトとなのはを連れて翠屋に来た。

 

「お帰りなさいなのはその人達は誰?」

 

そしてリンディがなのはの母に説明をする。

 

それを見ていたいちご達は・・・

 

「どうするんですのこのままいると面倒な事になりますわよ」

 

「たしかにそうですね。白銀さんどうします?」

 

ミントとれたすが白銀に聞く。

 

「それについては大丈夫だこの事を見越して直哉は俺達をここに行かせた様な物だ」

 

「「「ええーー」」」

 

「それにな俺達の状況ですぐに異世界人だなんてわからないだろう?」

 

「「「確かに」」」

 

白銀の説明に納得するいちご達だった。

 

「でもこれからどうします白銀さん」

 

れたすが白銀に聞く。

 

「何か白銀神経太くなった?」

 

「まあな・・・」

 

「いい意味でも悪い意味でもな特殊遊撃部隊としていろんな物を見たからな」

 

「そう言う点はいちごもそうだろ?」

 

皆さんお疲れ様でした。それにレンさんとアリオスさんご助力ありがとうございました」

 

「フフ、気にしなくて良いわよ。私も新たな世界から来た人間を見たかったし」

 

「私の方も気にしなくていい通商会議よりこちらを優先して欲しいとミシェルが言ったからな

 

レンとアリオスが直哉に向け言う。

 

「「「「はあ、はあ」」」」

 

「何とかキメラ魔獣を通常の魔獣に戻せましたね」

 

キュアアースが言う。

 

「ねえ白銀今回のあれやたら頑丈だっだけどどうして?」

 

「ああ、それは・・・ゼムリア大陸と言う異世界と霊的な力を増幅させるこの塔が何らかの影響が出たと推測している俺の中ではな」

 

「そうなの?」

 

「そうねそこのお兄さんが言ったのが正解かも知れないわね。ここに来る前に直哉からあいつの能力を聞いたけど本当にナノビョーゲンに似てるわよね」

 

「ああ、ここは上位三属性が働いているからな」

 

「つまりここにいた俺達の世界の敵を上位三属性とやらの力で強化されたと考えていいのか?」

 

白銀がレンに聞く。

 

「ええ、そう言う風に考えて良いと思うわ。少なくとも上位三属性が発現する時は必ず厄介な事が起きるから」

 

「そうなのか?」

 

「ああ、そう言う時の方が多い。さて直哉一旦出ないか?星見の塔から」

 

「あ、そうですねアリオスさん」

 

そして直哉達は星見の塔を出てクロスベル市の東通りにある宿泊施設に向かい、途中でアリオスとは遊撃手協会で別れていた。

 

「まあ確かに、私的にはこっちが驚いたなあ」

 

いちごが思い出す。

 

「あんな事になるのはごめんですわ」

 

「う、ごめん」

 

「何か貴女達も大変な目にあってるのね」

 

「はいですが、私達は1人ではないですから」

 

「そう・・・」

 

「ハニーさんは後の特殊遊撃部隊悔してるんですか?さっきから表情が暗いので」

 

れたすがそう言う

 

「そんな事無いわよ。私も特殊遊撃部隊のメンバーだし」

 

「並行世界の融合世界の特殊遊撃部隊だけどね」

 

「並行世界の融合世界ってこちらとの違いはあるんですか?」

 

「それは余り無いわね」

 

「あるとすれば、世界の交流はないわね。そう言う部分は調停者を通してやるから」

 

「「「成程」」」

 

「その調停者がそちらの直哉の役目か?」

 

「そうよ、貴方は」

 

「俺は白銀一応いちご達の上司となる立場になる者だ」

 

「白銀どうしたの?」

 

「ああ、直哉の上司から連絡でな、直哉が帰ったら一緒に来てくれと連絡が来たから伝えに来た」

 

「そうなんだありがとう白銀」

 

「え、貴女達管理者達にあった事あるの?」

 

ハニーがそう言いながら驚いていた。

 

「何言ってんだこちらだと特殊遊撃部隊運用はほぼ直哉達に任せきりだからな」

 

「管理者が出てくる場合融合世界全体の通達がる場合な」

 

「まさか並行世界の融合世界から人が来るなんて思わないもん」

 

「「「確かに」」」

 

いちごの言葉にミントとれたすと白銀が納得する。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

いちご達とソラ達の合流

「「「成程」」」

 

「その調停者がそちらの直哉の役目か?」

 

「そうよ、貴方は」

 

「俺は白銀一応いちご達の上司となる立場になる者だ」

 

「白銀どうしたの?」

 

「ああ、直哉の上司から連絡でな、直哉が帰ったら一緒に来てくれと連絡が来たから伝えに来た」

 

「そうなんだありがとう白銀」

 

「え、貴女達管理者達にあった事あるの?」

 

ハニーがそう言いながら驚いていた。

 

「何言ってんだこちらだと特殊遊撃部隊運用はほぼ直哉達に任せきりだからな」

 

「管理者が出てくる場合融合世界全体の通達がる場合な」

 

「まさか並行世界の融合世界から人が来るなんて思わないもん」

 

「「「確かに」」」

 

いちごの言葉にミントとれたすと白銀が納得する。

 

「さてとみんな食べ終わったな?」

 

「「「うん」はい」」

 

そして白銀がお金を清算しいちご達は翠屋を出て暫くすると・・・

 

「皆さんお迎えに来ました」

 

ソラ達4人がいちご達の前に現れた。

 

「あれソラちゃん達どうしたの?」

 

「迎えとか言ってましたわね」

 

「ええ、実は・・・」

 

「あれ、ユーノ君にフェイトちゃんどうして地球にいるの?」

 

「「なのは気がついた」」

 

「うん」

 

「なのはこ最近でいろんな世界の魔導士が魔力を奪われる事件が多発してて、今までの襲撃者達の行動を調査をすると君の住む地球から襲撃者は各世界に移動する痕跡が見つかったんだ」

 

クロノがそう言いなのはに説明をする。

 

「そうなんだじゃあ私が襲われたのも・・・私が魔力を持っていたから?」

 

「ええ、その可能性が高いですね。今までの経緯を見るとですね」

 

リンディがそう言う。

 

「それでリンディさん達が来たのは?」

 

「はい、なのはさんと特殊遊撃部隊に協力をお願いする為です。ですがなのはさんが襲撃を受けていたとは思いませんでしたが」

 

「私と彼等にですか?」

 

「はい襲撃者の中には・・・」

 

「この世界の2つ目のイベントが起きたらしくその為にいちごさん達の迎えを直哉さんから頼まれたんです」

 

ましろが説明をする。

 

「そしてフェイトさんとアルフはまたなのはさんやその周囲の人物が狙われるかも知れないので護衛としてなのはさんの学校に転校して貰います」

 

「「ええ――」」

 

「この話し合いを終えたリンディがフェイトとなのはを連れて翠屋に来た。

 

「お帰りなさいなのはその人達は誰?」

 

そしてリンディがなのはの母に説明をする。

 

それを見ていたいちご達は・・・

 

「どうするんですのこのままいると面倒な事になりますわよ」

 

「たしかにそうですね。白銀さんどうします?」

 

ミントとれたすが白銀に聞く。

 

「それについては大丈夫だこの事を見越して直哉は俺達をここに行かせた様な物だ」

 

「「「ええーー」」」

 

「それにな俺達の状況ですぐに異世界人だなんてわからないだろう?」

 

「「「確かに」」」

 

白銀の説明に納得するいちご達だった。

 

「成程なあの中にこの世界の主人公がいたんだな?」

 

「そうみたいですね」

 

「それで直哉は何て言ってたんだ?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「成程若干の闇の書の追加兵力で降魔が本当に使われたのですね」

 

「直哉君どうする?こちらも新生帝国華撃団の皆さんに来て貰う?」

 

「いえそれは早いでしょう。あくまで降魔の被害が出たのは地球でもなければミッドチルダでもない世界なので」

 

「もしその世界が今後なのはさんや時空管理局と大きく関わるのであればその対象となるかも知れませんが、あくまでもこの世界の中心はなのはさん達なので」

 

「あくまでも監視者として見る方向のようです」

 

「成程な」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ソラ達との合流後

「それにな俺達の状況ですぐに異世界人だなんてわからないだろう?」

 

「「「確かに」」」

 

白銀の説明に納得するいちご達だった。

 

「成程なあの中にこの世界の主人公がいたんだな?」

 

「そうみたいですね」

 

「それで直哉は何て言ってたんだ?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「成程若干の闇の書の追加兵力で降魔が本当に使われたのですね」

 

「直哉君どうする?こちらも新生帝国華撃団の皆さんに来て貰う?」

 

「いえそれは早いでしょう。あくまで降魔の被害が出たのは地球でもなければミッドチルダでもない世界なので」

 

「もしその世界が今後なのはさんや時空管理局と大きく関わるのであればその対象となるかも知れませんが、あくまでもこの世界の中心はなのはさん達なので」

 

「あくまでも監視者として見る方向のようです」

 

「成程な」

 

「そうなのかまあ大きく流れが変わってないようだから迂闊には動けないか」

 

「そうみたいです。私達も海鳴市に来る前に以前のイベントについて聞いたんです」

 

「「「それは・・・」」」

 

「対降魔迎撃部隊を引き継ぐ形で新たな部隊として作られたのが、帝国華撃団なのですよ」

 

「「「・・・よくわからない」」」

 

リンディとクロノとエイミィが心の中で突っ込む。

 

「神山隊長そんな説明だと私達の世界でないと、理解出来ないかもですよ」

 

雨宮さくらが神山隊長に助言をする。

 

「ああ、そうだったな。俺達は召喚で呼び出された怪物の降魔を倒す為の特殊部隊と思ってください」

 

「ああ、成程帝国華撃団とはそう言う部類の部隊なのですね」

 

「明らかにおかしいだろう。メンバー構成が何で男1人で後が全員女性なんだ?」

 

「何クロノ君羨ましいの?」

 

「ああ」

 

「うん、クロノ君素直でよろしい」

 

「ああ、メンバー編成に関してはそう言う決まりなんだ。降魔を倒す為に必要な力が男性よりも女性に目覚めるのが多いんだ」

 

「成程そう言う事なら、あまり人員補充が出来ないと思っていいんですか?」

 

「そうですね。あったとしても最大で2人が一度に来た人数ですね」

 

「そんなに少ないのか」

 

「こういう繋がりを持ったようなんです」

 

「成程直哉の奴俺達とソラ達を実験に使いやがったな」

 

「白銀どういう事?」

 

いちごが白銀に聞く。

 

「簡単な実験だ。ただ俺達やソラ達に向けてではなく時空管理局に向けてだろうな」

 

「成程そっちなのね」

 

「ああ」

 

「「「それは・・・」」」

 

「対降魔迎撃部隊を引き継ぐ形で新たな部隊として作られたのが、帝国華撃団なのですよ」

 

「「「・・・よくわからない」」」

 

リンディとクロノとエイミィが心の中で突っ込む。

 

「神山隊長そんな説明だと私達の世界でないと、理解出来ないかもですよ」

 

雨宮さくらが神山隊長に助言をする。

 

「ああ、そうだったな。俺達は召喚で呼び出された怪物の降魔を倒す為の特殊部隊と思ってください」

 

「ああ、成程帝国華撃団とはそう言う部類の部隊なのですね」

 

「明らかにおかしいだろう。メンバー構成が何で男1人で後が全員女性なんだ?」

 

「何クロノ君羨ましいの?」

 

「ああ」

 

「うん、クロノ君素直でよろしい」

 

「ああ、メンバー編成に関してはそう言う決まりなんだ。降魔を倒す為に必要な力が男性よりも女性に目覚めるのが多いんだ」

 

「成程そう言う事なら、あまり人員補充が出来ないと思っていいんですか?」

 

「そうですね。あったとしても最大で2人が一度に来た人数ですね」

 

「そんなに少ないのか」

 

「恐らく直哉的に俺達をここの世界のメインキャラクターが翠屋に来る事を知っていて、その人物達が気がつくかを見たんだろうな」

 

その頃管理者達は・・・」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

管理者にとっての今の状況前編

「ああ、そうだったな。俺達は召喚で呼び出された怪物の降魔を倒す為の特殊部隊と思ってください」

 

「ああ、成程帝国華撃団とはそう言う部類の部隊なのですね」

 

「明らかにおかしいだろう。メンバー構成が何で男1人で後が全員女性なんだ?」

 

「何クロノ君羨ましいの?」

 

「ああ」

 

「うん、クロノ君素直でよろしい」

 

「ああ、メンバー編成に関してはそう言う決まりなんだ。降魔を倒す為に必要な力が男性よりも女性に目覚めるのが多いんだ」

 

「成程そう言う事なら、あまり人員補充が出来ないと思っていいんですか?」

 

「そうですね。あったとしても最大で2人が一度に来た人数ですね」

 

「そんなに少ないのか」

 

「恐らく直哉的に俺達をここの世界のメインキャラクターが翠屋に来る事を知っていて、その人物達が気がつくかを見たんだろうな」

 

その頃管理者達は・・・」

 

「ふむどうだトワ今の状況は?」

 

「そうね、今の所は悪くないわ。ただ創造神からしては邪魔者が多いと言ってるらしいわ」

 

「まあそう言いたくなる気持ちはわかるが、まあ役千明や前鬼やアニエス達は今の融合世界の過去や未来から来てるがその辺は・・・」

 

「7人世界と幼馴染世界は介入されて助けてくれてありがとうだったかもしれませんけど、融合世界にとってはただの余計なお世話で、余計な事はしないで欲しいんですよ」

 

「成程」

 

「こちらにしてみればレイやトワにも余計な仕事が増えてる状態で僕としても今回の件でトワ達にお願いするのは心苦しいのですが、僕があの2人の行動に対する決定権はありませんから」

 

「2人は管理者同士の決め事で決まったお客さんなので」

 

「それにこれは僕の勘違いかも知れないのですが、紫藤なのはさんは何者かに操られているかもしれないので」

 

「なっ彼は僕達がトワから聞かされた可能性について知っていて黙っていたのか?」

 

「そうよ、この一件に関してでもそうだけどこちらの直哉は自分で考えて融合世界や友好世界のバランスを壊すような事態が起きない限り介入は最低限にしてるし」

 

「別にこちらの直哉の自慢をしてるつもりはないけど、貴方達の場合米田健二の闇の力と戦う使命があったのなら、もっと管理者と繋がるべきだったのではないい?」

 

「はあ、耳が痛いわ」

 

その時過去の幼馴染世界の管理者メルクが管理者の神殿にやって来た。

 

!!

 

「メルクどうしてここに?」

 

「どうしてって貴方達が融合世界以外に行ったからに決まってるじゃん」

 

「まさか・・・あの子に呼ばれて?」

 

「この前例があったからな」

 

「そうね創造神としては並行世界の融合世界から、空中元素固定装置が来た事にイライラしてるみたいね」

 

「成程、そう言う理由か」

 

レイがそう言う。

 

「あの時は余りパンサークローの情報がなかったからパンサークローと如月ハニーを調べたらパンサークローは空中元素固定装置を如月ハニーの父親が作り出してパンサークローが、如月ハニーの父親を殺して空中元素元素固定装置を奪おうとしたらしいんだけど見つかってないのよ」

 

「成程それでハニーさん達はパンサークローに狙われる原因になったんですね」

 

「そうみたいね、でも空中元素固定装置は禁忌的な物らしいの」

 

「無から物を作り出すみたいね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「つまり空中元素固定装置を手に入れると言う事は、自分の願望を叶う事が出来ると言う事ですか?」

 

「ええ、そういう事らしいわね」

 

「そういう事なら空中元素固定装置が禁忌的な装置になるのもわかりますね。何故なら空中元素固定装置を使えば人間を作る事も出来ると言う事ですからね」

 

「「「あ、そう言えばそうだ」」」

 

「つまり空中元素固定装置の存在を知られればそれだけで戦争の火種になりえる争奪戦が起きると言う事ですね」

 

直哉がそう言う。

 

「まあ、空中元素固定装置に関しては直哉も危険視してたけどね」

 

「そうだな」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

管理者にとっての今の状況中編

「成程それでハニーさん達はパンサークローに狙われる原因になったんですね」

 

「そうみたいね、でも空中元素固定装置は禁忌的な物らしいの」

 

「無から物を作り出すみたいね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「つまり空中元素固定装置を手に入れると言う事は、自分の願望を叶う事が出来ると言う事ですか?」

 

「ええ、そういう事らしいわね」

 

「そういう事なら空中元素固定装置が禁忌的な装置になるのもわかりますね。何故なら空中元素固定装置を使えば人間を作る事も出来ると言う事ですからね」

 

「「「あ、そう言えばそうだ」」」

 

「つまり空中元素固定装置の存在を知られればそれだけで戦争の火種になりえる争奪戦が起きると言う事ですね」

 

直哉がそう言う。

 

「まあ、空中元素固定装置に関しては直哉も危険視してたけどね」

 

「そうだな」

 

「具体的にはパンサークローやワイズマン等の連中だな」

 

「そうね、イシュメルガやデボネアは興味は無いでしょうね、興味を持つとすれば空中元素固定装置争奪戦が起きなければ異界事変を優先させると見てるけど」

 

「まあ、この闇の書事件中に並行世界の融合世界から来た敵パンサークローが動かなければいいがな」

 

「そうなんだけど今までの経験上何かが起きるわよ絶対」

 

トワがそう言う。

 

「そう言う事例が起きた場合我々も介入するのか?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「ブルーがノヴァをリディアンに呼ぶ為ですね」

 

「「「ええーー」」」

 

のどか達がアスミの言葉に驚いていた。

 

「ええ、そうです恐らくブルーがこういう行動に出たのは、ノヴァへの挑発でしょうね」

 

「「「どういう事?」」」

 

「皆さん思い出して下さい」

 

直哉そう言う。

 

「そう言えば未来の言う直哉さんは、響を女の子にしたあの人?」

 

「そうだよ、創世ちゃん」

 

「やっぱりそうなんだ」

 

「そう言う事なら、直哉さんも来てるのかしら?」

 

「ええ――来てるのなら桜花様の話を聞きたいーー」

 

「「「ある意味弓美凄いね」」」

 

3人は心の中で呟く。

 

「ああ、ごめんね直哉さんは来てないんだよ」

 

「ええ――そうなんですか残念」

 

「へえ、そうなんだ良いこと聞いた。じゃあそこの女達を殺せば来るかな?」

 

「「「ひっ」」」

 

「お前はノヴァ」

 

「あら、お兄さんとは初対面の筈だけど?ノヴァの邪魔をするんだ」

 

「ああ、そうだ」

 

「なら先にお兄さんが死んでよ―――」

 

そう言いながらノヴァが神山を襲う。

 

「未来ちゃん達は今の内に逃げるんだ」

 

!!

 

「「「「はい」」」」

 

そして未来達は逃げだした。

 

「そしてノヴァの2度目は・・・」

 

「そう言う事がありまして」

 

「成程それで人形を使うのか」

 

「そうです。これも本来の流れに沿う形ですので」

 

そして響達はその後のイベントが終わるまで見ていた。

 

「へえ、あのネフィリムと言う怪物面白いじゃん」

 

「ノヴァ欲しくなっちゃった」

 

そう言ってノヴァは消えた。

 

「こういう形で、ノヴァ自身が次のターゲットをネフィリムにしているからこそブルーが僕達の代わりを指定るんだと思います」

 

「「「「成程」」」」

 

「ですのでノヴァには、ネフィリムを俺も狙っているぞと教える為と、響さん達には警戒するならちゃんとしろよと言う意味もあるんだと思います」

 

「それに3組の華撃団がいるのに通常の降魔だけなんておかしくなくないじゃないですか?」

 

「「「「「確かに」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「そう言われると私達もブルーに連れて来られたの?シンフォギア世界に」

 

「・・・高確率でそうだと思います」

 

「あの時のシンフォギア世界みたいになれば直接動くわ」

 

「まあそうなる前に直哉から連絡来ると思うけど」

 

「そうだな・・・だがこちらもどれだけ事態が悪化すれば動く基準を決めておく必要はあるな」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

管理者にとっての今の状況後編

「こういう形で、ノヴァ自身が次のターゲットをネフィリムにしているからこそブルーが僕達の代わりを指定るんだと思います」

 

「「「「成程」」」」

 

「ですのでノヴァには、ネフィリムを俺も狙っているぞと教える為と、響さん達には警戒するならちゃんとしろよと言う意味もあるんだと思います」

 

「それに3組の華撃団がいるのに通常の降魔だけなんておかしくなくないじゃないですか?」

 

「「「「「確かに」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「そう言われると私達もブルーに連れて来られたの?シンフォギア世界に」

 

「・・・高確率でそうだと思います」

 

「あの時のシンフォギア世界みたいになれば直接動くわ」

 

「まあそうなる前に直哉から連絡来ると思うけど」

 

「そうだな・・・だがこちらもどれだけ事態が悪化すれば動く基準を決めておく必要はあるな」

 

「だが気になるのが、並行世界の融合世界から来た如月ハニーとパンサークローなのだがあいつらが関わってると思わないか?」

 

こちらから消えたイヨとヒミコが」

 

「確かにあるそうね」

 

ついにあの女が、真宮寺姉弟の前に、姿を見せたからだ。

 

聖魔城内部・・・

 

「ねえお姉ちゃん、ここ物凄く嫌な感じがする」

 

「私もそう感じるわ」

 

「お姉ちゃんは僕が、守ってあげるから」

 

「それは、私も同じよ直哉君」

 

そして、真双焔武は聖魔城最深部に着くと、そこで直哉とさくらが見た光景は・・・

 

「さくら君、直哉君、逃げるんだこいつの目的は、君達二人だ」

 

「「大神さん。皆」」

 

そう言って、大神は気絶した。

 

「はあ、やっと来ましたね、この世界を歪めている元凶の真宮寺直哉」

 

「お前は何者だ?」

 

「死に行く者に語る名はないんだがな」

 

「何だと!!」

 

「良かろう我が名は、ヒミコ。貴様ら歪みを粛清する者だ」

 

「ヒミコだと!!」

 

「じゃあ貴様は、邪神巫女イヨの関係者か?」

 

「ほうお前達、我娘を知っておるのか?」

 

「「娘だって」ですって」

 

「何じゃ、知らなかったのか?まあ当然じゃな、ワシが出てきた以上お前達に生き延びる術はないからの」

 

「「くっ」」

 

「「「「「これは」」」」」」

 

「この場面は本来なら原初の世界で米田健二の暴走により原初の世界消滅したことにより7人世界のラスボスが変わったのだよ」

 

「「「ええーー」」」」

 

「そうね元々ヒミコとイヨにはその能力を持っていたわね米田健二対策として

 

「まあいまさら言うのもあれだがな。今の融合世界に繋がった世界は全て失敗だったな」

 

「総合的に見たらそうかも知れないけど、IFとして私と飛鳥と薫の世界が出来たのは良かったと私は思うわ」

 

「確かにプラス面もあるか・・・しかしイヨとヒミコはどこにいるのか?」

 

レイがそう言う。

 

時を少し戻して・・・

 

「もしかしてこの時に記憶を見られたのかな?」

 

そうのどかが言う。

 

「もしのどかさんの言う通りだと予測した場合まなつちゃん達とゆいさん達も取集対象になっているかも知れませんから」

 

「成程現状でその条件を満たさないのはいちごさん達とソラちゃん達と言う事ね」

のどかがキュアグレースに変身した時はやての部屋の本棚にある一冊の本が、不気味な動きを見せていた。

 

「「これはまさか本型のロストロギア?」」

 

「本型のロストロギアなら取集が目的かも知れないラビね」

 

「うんそうだね変身を解除したら本型のロストロギアも動かなくなったしね」

 

「これで直哉の心配事が、現実になるかも知れないラビね」

 

「うん、昔の幼馴染世界の海鳴市で起きた本型のロストロギアは、魔法のみを収集してたって教えてくれたけど、まさか私達の力まで取集対象だなんて・・・」

 

「これも融合世界に過去から来た2人の影響?」

 

「あくまでその当時に見られた記憶ならですが・・・」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊の行動について9 闇の書の異変編1

時を少し戻して・・・

 

「もしかしてこの時に記憶を見られたのかな?」

 

そうのどかが言う。

 

「もしのどかさんの言う通りだと予測した場合まなつちゃん達とゆいさん達も取集対象になっているかも知れませんから」

 

「成程現状でその条件を満たさないのはいちごさん達とソラちゃん達と言う事ね」

のどかがキュアグレースに変身した時はやての部屋の本棚にある一冊の本が、不気味な動きを見せていた。

 

「「これはまさか本型のロストロギア?」」

 

「本型のロストロギアなら取集が目的かも知れないラビね」

 

「うんそうだね変身を解除したら本型のロストロギアも動かなくなったしね」

 

「これで直哉の心配事が、現実になるかも知れないラビね」

 

「うん、昔の幼馴染世界の海鳴市で起きた本型のロストロギアは、魔法のみを収集してたって教えてくれたけど、まさか私達の力まで取集対象だなんて・・・」

 

「これも融合世界に過去から来た2人の影響?」

 

「あくまでその当時に見られた記憶ならですが・・・」

 

「その為に海鳴市にいちごさん達とソラさん達をいかせたんです。その2組は完全に闇の書の記録はないですからね。少なくとも本来の流れになる筈ですから」

 

「直哉君闇の書事件の流れはどんななの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「それでは見てみますか?」

 

「うん」

 

「うん」

 

「なのはこ最近でいろんな世界の魔導士が魔力を奪われる事件が多発してて、今までの襲撃者達の行動を調査をすると君の住む地球から襲撃者は各世界に移動する痕跡が見つかったんだ」

 

クロノがそう言いなのはに説明をする。

 

「そうなんだじゃあ私が襲われたのも・・・私が魔力を持っていたから?」

 

「ええ、その可能性が高いですね。今までの経緯を見るとですね」

 

リンディがそう言う。

 

「それでリンディさん達が来たのは?」

 

「はい、なのはさんと特殊遊撃部隊に協力をお願いする為です。ですがなのはさんが襲撃を受けていたとは思いませんでしたが」

 

「私と彼等にですか?」

 

「はい襲撃者の中には・・・」

 

「彼等が倒していた降魔を使役していたので」

 

「ええ――」

 

リンディの説明に驚くなのはだった。

 

「ここまでは話を聞きましたね?」

 

「うん」

「あの時以来姿を見ませんでしたから」

 

「そう・・・」

 

「やはり母さん今は連続魔導士襲撃の犯人を見つける方を優先するべきでは?」

 

「そうね、とりあえず私とクロノとフェイトさん達でこの地球に残り調査を始めて・・・」

 

「あれ、ユーノ君にフェイトちゃんどうして地球にいるの?」

 

「「なのは気がついた」」

 

「うん」

 

「なのは、最近でいろんな世界の魔導士が魔力を奪われる事件が多発してて、今までの襲撃者達の行動を調査をすると君の住む地球から襲撃者は各世界に移動する痕跡が見つかったんだ」

 

クロノがそう言いなのはに説明をする。

 

「そうなんだじゃあ私が襲われたのも・・・私が魔力を持っていたから?」

 

「ええ、その可能性が高いですね。今までの経緯を見るとですね」

 

リンディがそう言う。

 

「それでリンディさん達が来たのは?」

 

「はい、なのはさんと特殊遊撃部隊に協力をお願いする為です。ですがなのはさんが襲撃を受けていたとは思いませんでしたが」

「はい、なのはさんと特殊遊撃部隊に協力をお願いする為です。ですがなのはさんが襲撃を受けていたとは思いませんでした」

 

「私と彼等にですか?」

 

「そしてフェイトさんとアルフはまたなのはさんやその周囲の人物が狙われるかも知れないので護衛としてなのはさんの学校に転校して貰います」

 

「「ええ――」」

 

「でもこれが本来の流れなの?これで2度目だけど信じられないよ」

 

「物語なのである程度は橋折るご都合展開は仕方ないと思いますよ」

 

「でも・・・」

 

「そう言ったら融合世界のアスミさんの登場は完全にご都合展開ですよ」

 

直哉がそう言う。

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊の行動について9 闇の書の異変編2

「ええ、その可能性が高いですね。今までの経緯を見るとですね」

 

リンディがそう言う。

 

「それでリンディさん達が来たのは?」

 

「はい、なのはさんと特殊遊撃部隊に協力をお願いする為です。ですがなのはさんが襲撃を受けていたとは思いませんでしたが」

「はい、なのはさんと特殊遊撃部隊に協力をお願いする為です。ですがなのはさんが襲撃を受けていたとは思いませんでした」

 

「私と彼等にですか?」

 

「そしてフェイトさんとアルフはまたなのはさんやその周囲の人物が狙われるかも知れないので護衛としてなのはさんの学校に転校して貰います」

 

「「ええ――」」

 

「でもこれが本来の流れなの?これで2度目だけど信じられないよ」

 

「物語なのである程度は橋折るご都合展開は仕方ないと思いますよ」

 

「でも・・・」

 

「そう言ったら融合世界のアスミさんの登場は完全にご都合展開ですよ」

 

直哉がそう言う。

 

「ただいまお母さん」

 

「お帰りなさいのどかさん、そしてお待ちしておりました桜花さんの息子の直哉さん」

 

 

「「貴女は一体誰ですか?」」

 

直哉とのどかは出迎えた少女に聞く。

 

「申し遅れました。私は、風鈴アスミと言います」

 

!!

 

「馬鹿な、貴女はまだ誕生して無い筈それがどうして?」

 

「直哉君どうしたの?」

 

「とりあえずのどかお姉ちゃんの部屋に行きましょう。アスミさんもいいですか?」

 

「はい」

 

そして直哉達はのどかの部屋に入った。

 

のどかの部屋・・・

 

「それで直哉君、アスミさん見て何で驚いたの?」

 

「のどかお姉ちゃん。以前プリキュアの事を言いましたよね覚えてます?」

 

「うん」

 

「「「「あ、」」」」

 

「その言葉が気になり、調べたら確かに僕が4人目のプリキュアとなるのならパートナーは、ラテになるはずですよね?ヒーリングアニマルの中でパートナーがいないのは」

 

「「「「「「「「確かに」」」」」」」」

 

「のどかお姉ちゃんこの風鈴アスミさんは4人目のプリキュアでラテのパートナーなんですよ」

 

「「ええーー」ラビ―」

 

「でもでも、直哉君まだ生まれてないって言ったよね」

 

「ええ、僕も原作世界のすこやか市と接触した事により全てがリセットされたと思ってましたよ」

 

「だから生まれてもないと考えていましたが・・・アスミさんどうしてこのタイミングで来たのですか?」

 

 

「それは、ラテのお母さんが直哉さんに迫る危機から守ってほしいと頼まれたんです」

 

「「ええーー」」

 

「僕に迫る危機ですか?」

 

「はい、ビョーゲンズやノイズ達とは異なる脅威からです」

 

「つまりアスミさんは直哉君とラテを守る為にヒーリングガーデンから来たんですか?」

 

「ええ、そうです。それにこちらの融合世界の状況もラテのお母さんから聞いてるので迷惑をかける事はしませんよ」

 

「ふむ、もしかするとこのアスミさんは・・・」

 

「アスミさん僕達の世界の常識を知ってます?」

 

「はい、桜花さんに教えられてますから」

 

「「ええーーと言う事はアスミさんは先代のプリキュア本人ですか?」」

 

「正確的には、違いますけどほぼ同じと思ってください。違う点は今の私のパートナーはラテくらいです」

 

「まさかうちの母親と関わるだけで、4人目のプリキュアの設定が変わるとは」

 

「本当だね、こちらの常識を知らないと思ってたから、最悪お父さんとお母さんに協力して貰おうと考えてたけど、心配はないかな?直哉君のお母さんのおかげで」

 

「そうだといいですけど、困りましたね」

 

「直哉君どうしたの?」

 

「いえ、まさかこういう事で、融合世界の4人目のプリキュアと合流するとは思ってなかったんで、原作世界の3人に聞かれたらどう答えるか悩んでます」

 

「あ、そうか」

 

「それなら安心してください。原作世界の3人のプリキュア限定のステルス機能があるので」

 

「確かにあれはご都合展開だよね。後桜花さんとアスミちゃんの繋がりも」

 

のどかがそう言う。

 

「あれこそご都合主義ですよ」

 

「そう言う風にしないとアスミちゃんを出せない状況だったしね」

 

「それは否定しませんけどね」

 

「なのはこ最近でいろんな世界の魔導士が魔力を奪われる事件が多発してて、今までの襲撃者達の行動を調査をすると君の住む地球から襲撃者は各世界に移動する痕跡が見つかったんだ」

 

クロノがそう言いなのはに説明をする。

 

「そうなんだじゃあ私が襲われたのも・・・私が魔力を持っていたから?」

 

「ええ、その可能性が高いですね。今までの経緯を見るとですね」

 

リンディがそう言う。

 

「それでリンディさん達が来たのは?」

 

「はい、なのはさんと特殊遊撃部隊に協力をお願いする為です。ですがなのはさんが襲撃を受けていたとは思いませんでしたが」

 

「私と彼等にですか?」

 

「はい襲撃者の中には・・・」

 

「彼等が倒していた降魔を使役していたので」

 

「ええ――」

 

リンディの説明に驚くなのはだった。

 

「時空管理局側が協力して欲しいと言ってた件どうするの?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊の行動について9 闇の書の異変編3

「なのはこ最近でいろんな世界の魔導士が魔力を奪われる事件が多発してて、今までの襲撃者達の行動を調査をすると君の住む地球から襲撃者は各世界に移動する痕跡が見つかったんだ」

 

クロノがそう言いなのはに説明をする。

 

「そうなんだじゃあ私が襲われたのも・・・私が魔力を持っていたから?」

 

「ええ、その可能性が高いですね。今までの経緯を見るとですね」

 

リンディがそう言う。

 

「それでリンディさん達が来たのは?」

 

「はい、なのはさんと特殊遊撃部隊に協力をお願いする為です。ですがなのはさんが襲撃を受けていたとは思いませんでしたが」

 

「私と彼等にですか?」

 

「はい襲撃者の中には・・・」

 

「彼等が倒していた降魔を使役していたので」

 

「ええ――」

 

リンディの説明に驚くなのはだった。

 

「時空管理局側が協力して欲しいと言ってた件どうするの?」

 

「ああ「つまり空中元素固定装置を手に入れると言う事は、自分の願望を叶う事が出来ると言う事ですか?」

 

「ええ、そういう事らしいわね」

 

「そういう事なら空中元素固定装置が禁忌的な装置になるのもわかりますね。何故なら空中元素固定装置を使えば人間を作る事も出来ると言う事ですからね」

 

「「「あ、そう言えばそうだ」」」

 

「つまり空中元素固定装置の存在を知られればそれだけで戦争の火種になりえる争奪戦が起きると言う事ですね」

 

直哉がそう言う。

 

「まあ、空中元素固定装置に関しては直哉も危険視してたけどね」

 

「そうだな」

 

「具体的にはパンサークローやワイズマン等の連中だな」

 

「そうね、イシュメルガやデボネアは興味は無いでしょうね、興味を持つとすれば空中元素固定装置争奪戦が起きなければ異界事変を優先させると見てるけど」

 

「まあ、この闇の書事件中に並行世界の融合世界から来た敵パンサークローが動かなければいいがな」

 

「そうなんだけど今までの経験上何かが起きるわよ絶対」

 

トワがそう言う。

 

「そう言う事例が起きた場合我々も介入するのか?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「あの時のシンフォギア世界みたいになれば直接動くわ」

 

「まあそうなる前に直哉から連絡来ると思うけど」

 

「そうだな・・・だがこちらもどれだけ事態が悪化すれば動く基準を決めておく必要はあるな」

 

「どうやら本当にまずい状況になればトワさんとレイさんが介入する準備があるようですね」

 

「え、そうなの」

 

「そうみたいですね」

 

「オラオラどうして戦わない?お前は俺達帝国華撃団を殺す為に来たんだろうが・・・くらえ!!破邪剣征・桜花放神」

 

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

2人の放った技が互いにぶつかり合い、花寺直哉の技が襲撃者を飲み込んだ」

 

「あの男にのどか達の事教えたのは、ノヴァだから」

 

「「ええーー」」

 

「ノヴァどうしてこの世界に来たの?目的は何なの」

 

「私の目的?そんな決まってるじゃない、私の忠実な僕になる帝国華撃団を手に入れる為よ」

 

!!

 

「まさか帝国華撃団を手に入れる事が目的だなんて」

 

「お前達はお母様の手駒の筈どうして」

 

「成程、やはりソラシド市には、デボネアの介入がありましたか」

 

「ええ、彼女が言ってたわ」

 

ローラがそう言う。

 

「後は任せて下さい」

 

「だがみんなを放置するわけにはいかない」

 

「それなら大丈夫です」

 

プリズムがそう言うとヤラネーダに奪われたⅦ組のやる気は持ち主に戻されていた。

 

「さあノヴァどうしますか?引くのであれば何もしませんよ」

 

「仕方ないかな今回は・・・花寺直哉に伝えて」

 

「はい」

 

「闇の帝国華撃団の時や内戦時の介入時に何も出来なかったからみたいですよ。後こちらの融合世界で起きるだろう異界事変関連の調査をあわせてするみたいです」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

異界事変が起きる可能性となのは達の前に現れた守護騎士達

「まさか帝国華撃団を手に入れる事が目的だなんて」

 

「お前達はお母様の手駒の筈どうして」

 

「成程、やはりソラシド市には、デボネアの介入がありましたか」

 

「ええ、彼女が言ってたわ」

 

ローラがそう言う。

 

「後は任せて下さい」

 

「だがみんなを放置するわけにはいかない」

 

「それなら大丈夫です」

 

プリズムがそう言うとヤラネーダに奪われたⅦ組のやる気は持ち主に戻されていた。

 

「さあノヴァどうしますか?引くのであれば何もしませんよ」

 

「仕方ないかな今回は・・・花寺直哉に伝えて」

 

「はい」

 

「闇の帝国華撃団の時や内戦時の介入時に何も出来なかったからみたいですよ。後こちらの融合世界で起きるだろう異界事変関連の調査をあわせてするみたいです」

 

「そうなんだじゃあ今の所はかんしでいいの?」

 

「そうですねもうすぐいちごさん達戻ってきますし特殊遊撃部隊の具体的な行動についてはその後で決めますね」

 

その頃なのは達と時空管理局は・・・

 

「まさか闇の書の主がなのはと同じ学校の生徒とは」

 

「ええ、驚いたわね。クロノなのはさんとフェイトさんは?」

 

「学校の後になのはとフェイトは闇の書の主の少女の元に行く予定です」

 

「そう・・・そこで互いの立場を理解できるかしら」

 

「そこはわかりませんが、今の闇の書の主は今までの主とは違い4人の守護騎士を家族として平和に暮らす事を求めたようなので」

 

「つまり今までの魔導士襲撃事件は闇の書の主八神はやてさんの意思ではないと言う事ね」

 

「はい、八神はやてを調べていると意外な事がわかりました」

 

「意外な事?」

 

「あの子大丈夫かな?」

 

のどかが病院に向かう車椅子に乗っている少女を見つけた。

 

「・・・」

 

「のどか行って来て良いわよ」

 

「え、でも調査は」

 

「私達の本当の調査対象はあの子だから」

 

「「ええ――聞いてないよ」」

 

「実はね直哉君がのどかとまなつちゃん以外に教えていたの」

 

「「ええ――」」

 

「恐らく直哉君がのどかとまなつちゃんに伝えなかったのは、デリケートな部分でしょ、のどかも経験してるしね」

 

「「あ、そうか」」

 

「そして、まなつちゃんの場合いろんな意味であの子にショックを与える可能性があると聞いたからね」

 

「ええーーそんな事無いよね。皆?」

 

「「「「ごめん直哉さんの心配無いとは言えない」」」」

 

「うん、持病を持っている子にまなつは毒になるかもしれないから」

 

「ええ――酷いよみのりん先輩」

 

まなつがそう言う。

 

「だがあの子が助からない病気だったら」

 

「ええ、精一杯生きてるのにマイナス思考になるのはまずいわね」

 

「あ、そういう事なんだ」

 

「だからこそあの子と会うのはのどかが最初が良いのよ」

 

「そうか、そういう事ならのどかさん頑張ってください」

 

「もう、そんなに期待の目で見ないでまなつちゃん」

 

「のどかさん良いですか?」

 

「何かなはやてちゃん?」

 

「のどかさんはどうして海鳴市に来たんですか?」

 

「ああ、それは・・・海鳴市に居る友達に会いに来たんだけど、海鳴市の学校が終わってない時間だったからね」

 

「成程そう言う訳ですか?」

 

「そうそう、それで時間を待つ間街を散策してたらはやてちゃんを見つけたと思ったら犬に追いかけられて・・・」

 

「ご愁傷様ですのどかさん」

 

「あはは、ありがとうそういうはやてちゃんこそ車椅子でこの距離を通院してるの?」

 

「はい今日は主治医の先生が送り迎え出来ない日だったんで」

 

「成程いつもは主治医の先生の送迎で通院してるんだね」

 

「はいそうです」

 

「でも、はやてちゃん君は小学校に通ってる筈だよね?ご両親は」

 

「それは・・・うちの小さい頃に両親が死んで、今は叔父さんの援助を受けて生活をしている状態なのでとても学校には・・・」

 

「ごめんねはやてちゃん」

 

「成程八神はやてちゃんがロストギアの所持者に選ばれた理由ははやてちゃんが死んだとしても、両親がいないそしてはやてちゃん自身が外に出たとしても会う人間が限られているから怪しまれないと言う事ね」

 

「そういう人物を意図的に選んでいるんなら今回のロストギアは厄介そうだね」

 

「のどかさんどうして私に優しくしてくれるんですか?」

 

「・・・はやてちゃん私ね小さい頃からはやてちゃんと同じ状態だったの」

 

「ええ――そんな風に見えませんよ」

 

「うん、お医者さん達が一生懸命私の為に頑張ってくれていたのを私も知ってたからね」

 

「そのお医者さんの努力を無駄にしたくなくて、私も病気に負けないように頑張ろうと思ったの」

 

「のどかさんは凄いんですね。私にはそう思える勇気がありません」

 

「確かにはやてちゃんの気持ちもわかるし安易にはやてちゃんに頑張ってとも言えない」

 

「え、どうしてです?」

 

「だってはやてちゃんは病気に負けないで懸命に生きてるからだよ」

 

「特殊遊撃部隊のメンバーが闇の書の主八神はやてと接触していた形跡を見つけました」

 

「何ですってーー」

 

リンディはクロノの報告に驚いていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

病院で知る事実前編

今回以前こちらでも掲載していた作品の話の一部として出て来ますのでご了承ください。


 

「・・・はやてちゃん私ね小さい頃からはやてちゃんと同じ状態だったの」

 

「ええ――そんな風に見えませんよ」

 

「うん、お医者さん達が一生懸命私の為に頑張ってくれていたのを私も知ってたからね」

 

「そのお医者さんの努力を無駄にしたくなくて、私も病気に負けないように頑張ろうと思ったの」

 

「のどかさんは凄いんですね。私にはそう思える勇気がありません」

 

「確かにはやてちゃんの気持ちもわかるし安易にはやてちゃんに頑張ってとも言えない」

 

「え、どうしてです?」

 

「だってはやてちゃんは病気に負けないで懸命に生きてるからだよ」

 

「特殊遊撃部隊のメンバーが闇の書の主八神はやてと接触していた形跡を見つけました」

 

「何ですってーー」

 

リンディはクロノの報告に驚いていた。

 

その頃病院でははやてが異質な夢について話していた。

 

「どうしたさくらそんなに慌てて?」

 

「支配人・・・直哉君が直哉君が・・・・うう・・・」

 

そして、さくらは米田と共に病院に、向かった。

 

病院・・・

 

「何や賑やかやね、シグナム」

 

「そうですね、搬送された人どうやら狙撃されたようですね」

 

「それで、助かりそうなのかいな?」

 

「正直助かるとは思えません。シャマルの魔法を使えば大丈夫でしょうけど」

 

「そうか・・・」

 

「なあ、シグナム私こんな夢を見たんやけどその理由を知ってる?」

 

「ああ、それは・・・恐らくですが」

 

「じゃあ行くよ。直哉君の依頼の実験開始するよ」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

のどかがキュアグレースに変身した時はやての部屋の本棚にある一冊の本が、不気味な動きを見せていた。

 

「「これはまさか本型のロストロギア?」」

 

「本型のロストロギアなら取集が目的かも知れないラビね」

 

「うんそうだね変身を解除したら本型のロストロギアも動かなくなったしね」

 

「これで直哉の心配事が、現実になるかも知れないラビね」

 

「うん、昔の幼馴染世界の海鳴市で起きた本型のロストロギアは、魔法のみを収集してたって教えてくれたけど、まさか私達の力まで取集対象だなんて・・・」

 

「これも融合世界に過去から来た2人の影響?」

 

「彼女達の記憶を見たせいでしょうね」

 

「まさかのどかお姉ちゃんも敵何?」

 

「それは・・・」

 

「のどかさん良いですか?」

 

「何かなはやてちゃん?」

 

「のどかさんはどうして海鳴市に来たんですか?」

 

「ああ、それは・・・海鳴市に居る友達に会いに来たんだけど、海鳴市の学校が終わってない時間だったからね」

 

「成程そう言う訳ですか?」

 

「そうそう、それで時間を待つ間街を散策してたらはやてちゃんを見つけたと思ったら犬に追いかけられて・・・」

 

「ご愁傷様ですのどかさん」

 

「あはは、ありがとうそういうはやてちゃんこそ車椅子でこの距離を通院してるの?」

 

「はい今日は主治医の先生が送り迎え出来ない日だったんで」

 

「成程いつもは主治医の先生の送迎で通院してるんだね」

 

「はいそうです」

 

「でも、はやてちゃん君は小学校に通ってる筈だよね?ご両親は」

 

「それは・・・うちの小さい頃に両親が死んで、今は叔父さんの援助を受けて生活をしている状態なのでとても学校には・・・」

 

「ごめんねはやてちゃん」

 

「今の所彼女はだいじょうぶですが・・・」

 

「はやてちゃん来たよ」

 

「あ、なのはちゃん」

 

その時はやての病室になのはとフェイトが来た。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第63章 第3部 闇の書事件の終わりへ編
病院で知る事実後編


「成程そう言う訳ですか?」

 

「そうそう、それで時間を待つ間街を散策してたらはやてちゃんを見つけたと思ったら犬に追いかけられて・・・」

 

「ご愁傷様ですのどかさん」

 

「あはは、ありがとうそういうはやてちゃんこそ車椅子でこの距離を通院してるの?」

 

「はい今日は主治医の先生が送り迎え出来ない日だったんで」

 

「成程いつもは主治医の先生の送迎で通院してるんだね」

 

「はいそうです」

 

「でも、はやてちゃん君は小学校に通ってる筈だよね?ご両親は」

 

「それは・・・うちの小さい頃に両親が死んで、今は叔父さんの援助を受けて生活をしている状態なのでとても学校には・・・」

 

「ごめんねはやてちゃん」

 

「今の所彼女はだいじょうぶですが・・・」

 

「はやてちゃん来たよ」

 

「あ、なのはちゃん」

 

その時はやての病室になのはとフェイトが来た。

 

!!

 

「ヴィータちゃん」

 

「それにシグナム」

 

「何やヴィータとシグナムと知り合いやったんか?」

 

「ええ、知り合い程度ですけどね」

 

そしてシグナムがヴィータとなのはとフェイトを病院の屋上に連れて行った。

 

病院の屋上・・・

 

「どうしてはやてちゃんとヴィータちゃん達が一緒にいるの?」

 

「そんな事を聞いてもお前には関係ないだろ?高町なのは」

 

「関係あるよはやてちゃんは私達の友達だから」

 

「・・・私は認めえお前達の友達と言う言葉はな」

 

「どういう事?」

 

「シグナム貴女も認めませんか?」

 

フェイトがシグナムに聞く。

 

「いや私は主が決めた事なら納得するが、主がお前達の事を喋る事はあまりなかったが?」

 

「そう言う意味ではお前達も主の友達になれなかったようだな」

 

「そう言うこっただからここでお前達を叩き潰す」

 

「「レイジングハート」バルディシュ」

 

その後4人は臨戦態勢に入ったが守護騎士の4人は時空管理局の動きを察知して一時的に異世界逃げたのだった。

 

その頃直哉達は・・・

 

「これは想定外だな。守護騎士がそう言うなんて」

 

「どうしてはやてちゃんとヴィータちゃん達が一緒にいるの?」

 

「そんな事を聞いてもお前には関係ないだろ?高町なのは」

 

「関係あるよはやてちゃんは私達の友達だから」

 

「・・・私は認めえお前達の友達と言う言葉はな」

 

「どういう事?」

 

「シグナム貴女も認めませんか?」

 

フェイトがシグナムに聞く。

 

「いや私は主が決めた事なら納得するが、主がお前達の事を喋る事はあまりなかったが?」

 

「そう言う意味ではお前達も主の友達になれなかったようだな」

 

「そう言うこっただからここでお前達を叩き潰す」

 

守護騎士がこういう判断をしたのは・・・」

 

「ああ、それは・・・海鳴市に居る友達に会いに来たんだけど、海鳴市の学校が終わってない時間だったからね」

 

「成程そう言う訳ですか?」

 

「そうそう、それで時間を待つ間街を散策してたらはやてちゃんを見つけたと思ったら犬に追いかけられて・・・」

 

「ご愁傷様ですのどかさん」

 

「あはは、ありがとうそういうはやてちゃんこそ車椅子でこの距離を通院してるの?」

 

「はい今日は主治医の先生が送り迎え出来ない日だったんで」

 

「成程いつもは主治医の先生の送迎で通院してるんだね」

 

「はいそうです」

 

「でも、はやてちゃん君は小学校に通ってる筈だよね?ご両親は」

 

「それは・・・うちの小さい頃に両親が死んで、今は叔父さんの援助を受けて生活をしている状態なのでとても学校には・・・」

 

「ごめんねはやてちゃん」

 

「成程八神はやてちゃんがロストギアの所持者に選ばれた理由ははやてちゃんが死んだとしても、両親がいないそしてはやてちゃん自身が外に出たとしても会う人間が限られているから怪しまれないと言う事ね」

 

「そういう人物を意図的に選んでいるんなら今回のロストギアは厄介そうだね」

 

「のどかさんどうして私に優しくしてくれるんですか?」

 

「・・・はやてちゃん私ね小さい頃からはやてちゃんと同じ状態だったの」

 

「ええ――そんな風に見えませんよ」

 

「うん、お医者さん達が一生懸命私の為に頑張ってくれていたのを私も知ってたからね」

 

「そのお医者さんの努力を無駄にしたくなくて、私も病気に負けないように頑張ろうと思ったの」

 

「のどかさんは凄いんですね。私にはそう思える勇気がありません」

 

「確かにはやてちゃんの気持ちもわかるし安易にはやてちゃんに頑張ってとも言えない」

 

「え、どうしてです?」

 

「だってはやてちゃんは病気に負けないで懸命に生きてるからだよ」

 

!!

 

このやり取りのせいかな」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

はやてと守護騎士の変化

「そういう人物を意図的に選んでいるんなら今回のロストギアは厄介そうだね」

 

「のどかさんどうして私に優しくしてくれるんですか?」

 

「・・・はやてちゃん私ね小さい頃からはやてちゃんと同じ状態だったの」

 

「ええ――そんな風に見えませんよ」

 

「うん、お医者さん達が一生懸命私の為に頑張ってくれていたのを私も知ってたからね」

 

「そのお医者さんの努力を無駄にしたくなくて、私も病気に負けないように頑張ろうと思ったの」

 

「のどかさんは凄いんですね。私にはそう思える勇気がありません」

 

「確かにはやてちゃんの気持ちもわかるし安易にはやてちゃんに頑張ってとも言えない」

 

「え、どうしてです?」

 

「だってはやてちゃんは病気に負けないで懸命に生きてるからだよ」

 

!!

 

このやり取りのせいかな」

 

「そうだとしたらまずいな。本来ならここで闇の書事件の背後にいる者達が介入する事がなくなるのは」

 

「とりあえず八神はやて守護騎士全員あの時特殊遊撃部隊が八神はやて近づいた理由は知られてないみたいだけど・・・」

 

「ラビリン用意は良い?」

 

「いつでもいいラビ」

 

「じゃあ行くよ。直哉君の依頼の実験開始するよ」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

のどかがキュアグレースに変身した時はやての部屋の本棚にある一冊の本が、不気味な動きを見せていた。

 

「「これはまさか本型のロストロギア?」」

 

「本型のロストロギアなら取集が目的かも知れないラビね」

 

「うんそうだね変身を解除したら本型のロストロギアも動かなくなったしね」

 

「これで直哉の心配事が、現実になるかも知れないラビね」

 

「うん、昔の幼馴染世界の海鳴市で起きた本型のロストロギアは、魔法のみを収集してたって教えてくれたけど、まさか私達の力まで取集対象だなんて・・・」

 

「これも融合世界に過去から来た2人の影響?」

 

「それがちょうどプリキュア達がはやてさんと接触した頃だと思います」

 

「「「「成程」」」」

 

「現状では特殊遊撃部隊の真意を知ってるのは闇の書本隊なんだけど現時点では・・・」

 

のどかがキュアグレースに変身した時はやての部屋の本棚にある一冊の本が、不気味な動きを見せていた。

 

「「これはまさか本型のロストロギア?」」

 

「本型のロストロギアなら取集が目的かも知れないラビね」

 

「うんそうだね変身を解除したら本型のロストロギアも動かなくなったしね」

 

「これで直哉の心配事が、現実になるかも知れないラビね」

 

「うん、昔の幼馴染世界の海鳴市で起きた本型のロストロギアは、魔法のみを収集してたって教えてくれたけど、まさか私達の力まで取集対象だなんて・・・」

 

「これも融合世界に過去から来た2人の影響?」

 

「彼女達の記憶を見たせいでしょうね」

 

「まさかのどかお姉ちゃんも敵何?」

 

「それは・・・」

 

「でもこんな話が出るのは闇の書陣営はあえてこちらに手を出すのを控えてるのか?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

進むイベントに準備する特殊遊撃部隊

「「これはまさか本型のロストロギア?」」

 

「本型のロストロギアなら取集が目的かも知れないラビね」

 

「うんそうだね変身を解除したら本型のロストロギアも動かなくなったしね」

 

「これで直哉の心配事が、現実になるかも知れないラビね」

 

「うん、昔の幼馴染世界の海鳴市で起きた本型のロストロギアは、魔法のみを収集してたって教えてくれたけど、まさか私達の力まで取集対象だなんて・・・」

 

「これも融合世界に過去から来た2人の影響?」

 

「彼女達の記憶を見たせいでしょうね」

 

「まさかのどかお姉ちゃんも敵何?」

 

「それは・・・」

 

「でもこんな話が出るのは闇の書陣営はあえてこちらに手を出すのを控えてるのか?」

 

「やはりあの接触と・・・」

「のどかさん良いですか?」

 

「何かなはやてちゃん?」

 

「のどかさんはどうして海鳴市に来たんですか?」

 

「ああ、それは・・・海鳴市に居る友達に会いに来たんだけど、海鳴市の学校が終わってない時間だったからね」

 

「成程そう言う訳ですか?」

 

「そうそう、それで時間を待つ間街を散策してたらはやてちゃんを見つけたと思ったら犬に追いかけられて・・・」

 

「ご愁傷様ですのどかさん」

 

「あはは、ありがとうそういうはやてちゃんこそ車椅子でこの距離を通院してるの?」

 

「はい今日は主治医の先生が送り迎え出来ない日だったんで」

 

「成程いつもは主治医の先生の送迎で通院してるんだね」

 

「はいそうです」

 

「でも、はやてちゃん君は小学校に通ってる筈だよね?ご両親は」

 

「それは・・・うちの小さい頃に両親が死んで、今は叔父さんの援助を受けて生活をしている状態なのでとても学校には・・・」

 

「ごめんねはやてちゃん」

 

「のどかさんどうして私に優しくしてくれるんですか?」

 

「・・・はやてちゃん私ね小さい頃からはやてちゃんと同じ状態だったの」

 

「ええ――そんな風に見えませんよ」

 

「うん、お医者さん達が一生懸命私の為に頑張ってくれていたのを私も知ってたからね」

 

「そのお医者さんの努力を無駄にしたくなくて、私も病気に負けないように頑張ろうと思ったの」

 

「のどかさんは凄いんですね。私にはそう思える勇気がありません」

 

「確かにはやてちゃんの気持ちもわかるし安易にはやてちゃんに頑張ってとも言えない」

 

「え、どうしてです?」

 

「だってはやてちゃんは病気に負けないで懸命に生きてるからだよ」

 

!!

 

「私が懸命に生きている?こんな生きる希望すら持てない私が・・・」

 

「そうだよ。はやてちゃんの姿を見て、主治医の先生や他の先生達にはやてちゃんが生きる事をやめてない限り先生達ははやてちゃんに有効な治療法を探してくれてる筈だからね」

 

「やっぱりここでの接触しか考えられないなあ。仕方ない特殊遊撃部隊をわけて・・・」

 

「貴女達のおかげで、無事ジュエルシードの暴走を食い止める事が出来ました。ありがとう」

 

「助けてくれたのにこんな事を聞くのは失礼と思いますが、貴女達は何者なんですか?」

 

「俺達は帝国華撃団・花組です」

 

「その帝国華撃団と言う組織は一体どんなそしきなのでしょうか?」

 

「それは・・・」

 

 

「「「それは・・・」」」

 

「対降魔迎撃部隊を引き継ぐ形で新たな部隊として作られたのが、帝国華撃団なのですよ」

 

「「「・・・よくわからない」」」

 

リンディとクロノとエイミィが心の中で突っ込む。

 

「時空管理局側には新生帝国華撃団に行って貰い闇の書陣営にはのどかさん達に行って貰うしかないな」

 

「本来の黒幕の為にもね」

 

直哉がそう言い動き出した。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

花寺直哉と本来の黒幕前編

「貴女達のおかげで、無事ジュエルシードの暴走を食い止める事が出来ました。ありがとう」

 

「助けてくれたのにこんな事を聞くのは失礼と思いますが、貴女達は何者なんですか?」

 

「俺達は帝国華撃団・花組です」

 

「その帝国華撃団と言う組織は一体どんなそしきなのでしょうか?」

 

「それは・・・」

 

「「「それは・・・」」」

 

「対降魔迎撃部隊を引き継ぐ形で新たな部隊として作られたのが、帝国華撃団なのですよ」

 

「「「・・・よくわからない」」」

 

リンディとクロノとエイミィが心の中で突っ込む。

 

「時空管理局側には新生帝国華撃団に行って貰い闇の書陣営にはのどかさん達に行って貰うしかないな」

 

「本来の黒幕の為にもね」

 

直哉がそう言い動き出した。

 

直哉が新生帝国華撃団とのどか達にそれぞれの陣営にサポートを依頼して数日後・・・

 

時空管理局と闇の書陣営が最後の衝突を始める数時間前直哉は1人である家に訪問をしていた。

 

「失礼しますこちら時空管理局のグレハム提督のお宅ですか?」

 

「そうだが君は一体?」

 

「ああ、すみません自分は特殊遊撃部隊総司令をしている花寺直哉ですよ」

 

!!

 

「君が特殊遊撃部隊の司令だと」

 

「そうですよ。今回の闇の書を用いて海鳴市に混乱させた黒幕のグラハムさん」

 

その時グラハムの使い魔の2人が動こうとしたがグラハムが止めた。

 

「やはり君達には知られていたか?」

 

「ええ、最初から知っていました。ですが念の為に・・・」

 

「ああ、それは・・・海鳴市に居る友達に会いに来たんだけど、海鳴市の学校が終わってない時間だったからね」

 

「成程そう言う訳ですか?」

 

「そうそう、それで時間を待つ間街を散策してたらはやてちゃんを見つけたと思ったら犬に追いかけられて・・・」

 

「ご愁傷様ですのどかさん」

 

「あはは、ありがとうそういうはやてちゃんこそ車椅子でこの距離を通院してるの?」

 

「はい今日は主治医の先生が送り迎え出来ない日だったんで」

 

「成程いつもは主治医の先生の送迎で通院してるんだね」

 

「はいそうです」

 

「でも、はやてちゃん君は小学校に通ってる筈だよね?ご両親は」

 

「それは・・・うちの小さい頃に両親が死んで、今は叔父さんの援助を受けて生活をしている状態なのでとても学校には・・・」

 

「ごめんねはやてちゃん」

 

「成程八神はやてちゃんがロストギアの所持者に選ばれた理由ははやてちゃんが死んだとしても、両親がいないそしてはやてちゃん自身が外に出たとしても会う人間が限られているから怪しまれないと言う事ね」

 

「そういう人物を意図的に選んでいるんなら今回のロストギアは厄介そうだね」

 

「のどかさんどうして私に優しくしてくれるんですか?」

 

「・・・はやてちゃん私ね小さい頃からはやてちゃんと同じ状態だったの」

 

「ええ――そんな風に見えませんよ」

 

「うん、お医者さん達が一生懸命私の為に頑張ってくれていたのを私も知ってたからね」

 

「そのお医者さんの努力を無駄にしたくなくて、私も病気に負けないように頑張ろうと思ったの」

 

「のどかさんは凄いんですね。私にはそう思える勇気がありません」

 

「確かにはやてちゃんの気持ちもわかるし安易にはやてちゃんに頑張ってとも言えない」

 

「貴方が援助している八神はやての様子を確認をしましたから」

 

「成程それで君達が知る流れになっていたから放置をしていたのか?」

 

「ええ、そうですよ。言葉は悪いですがグレハムさんの言う通りですよ」

 

直哉がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

花寺直哉と本来の黒幕後編

 

「のどかさんどうして私に優しくしてくれるんですか?」

 

「・・・はやてちゃん私ね小さい頃からはやてちゃんと同じ状態だったの」

 

「ええ――そんな風に見えませんよ」

 

「うん、お医者さん達が一生懸命私の為に頑張ってくれていたのを私も知ってたからね」

 

「そのお医者さんの努力を無駄にしたくなくて、私も病気に負けないように頑張ろうと思ったの」

 

「のどかさんは凄いんですね。私にはそう思える勇気がありません」

 

「確かにはやてちゃんの気持ちもわかるし安易にはやてちゃんに頑張ってとも言えない」

 

「貴方が援助している八神はやての様子を確認をしましたから」

 

「成程それで君達が知る流れになっていたから放置をしていたのか?」

 

「ええ、そうですよ。言葉は悪いですがグレハムさんの言う通りですよ」

 

直哉がそう言う。

 

「はいその中にグレハムさんの使い魔の2人がなのはちゃんとフェイトちゃんの魔力を収集させる事で、時空管理局側の動きを制限させる事で闇の書の覚醒を早める事で貴方は八神はやてを殺そうとしたのでしょうけどそれは無理ですよ」

 

「どういう事だね八神はやては死ぬのだろう?」

 

「いえ、彼女八神はやて死にませんよ。彼女はたくさんの仲間がいるので」

 

「そんな筈はない。降魔やメガビョーゲンと言う怪物の力を収集させたんだぞ」

 

「やはり貴方でしたかグレハム提督」

 

「何か不思議だったんですよねあの闇の書が・・・」

 

「ラビリン用意は良い?」

 

「いつでもいいラビ」

 

「じゃあ行くよ。直哉君の依頼の実験開始するよ」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

のどかがキュアグレースに変身した時はやての部屋の本棚にある一冊の本が、不気味な動きを見せていた。

 

「「これはまさか本型のロストロギア?」」

 

「本型のロストロギアなら取集が目的かも知れないラビね」

 

「うんそうだね変身を解除したら本型のロストロギアも動かなくなったしね」

 

「これで直哉の心配事が、現実になるかも知れないラビね」

 

「うん、昔の幼馴染世界の海鳴市で起きた本型のロストロギアは、魔法のみを収集してたって教えてくれたけど、まさか私達の力まで取集対象だなんて・・・」

 

「本来の闇の書ならありえない反応を示したのでね」

 

「成程それで君は私が何かをしたと考えたんだな」

 

「ええ、そうですよ。貴方なら・・・」

 

「「「それは・・・」」」

 

「対降魔迎撃部隊を引き継ぐ形で新たな部隊として作られたのが、帝国華撃団なのですよ」

 

「「「・・・よくわからない」」」

 

リンディとクロノとエイミィが心の中で突っ込む。

 

「神山隊長そんな説明だと私達の世界でないと、理解出来ないかもですよ」

 

雨宮さくらが神山隊長に助言をする。

 

「ああ、そうだったな。俺達は召喚で呼び出された怪物の降魔を倒す為の特殊部隊と思ってください」

 

「ああ、成程帝国華撃団とはそう言う部類の部隊なのですね」

 

「明らかにおかしいだろう。メンバー構成が何で男1人で後が全員女性なんだ?」

 

「何クロノ君羨ましいの?」

 

「ああ」

 

「うん、クロノ君素直でよろしい」

 

「ああ、メンバー編成に関してはそう言う決まりなんだ。降魔を倒す為に必要な力が男性よりも女性に目覚めるのが多いんだ」

 

「この当時の記録があれば闇の書の進化に使えると思ったのでしょう」

 

「ああ」

 

「だがそうはいきませんよ。グレハム提督あなたの思惑通りにははやてちゃんはなりませんよ」

 

そう言って直哉は映像をグレハム提督達に見せた。

 

「馬鹿なあの子は闇の書の中で生きていたのか?こんな事態になるとは」

 

「グレハム提督今起きている戦いは闇の書の悪意と呼べるものと未来を信じ続けた3人の少女達とそれを支える仲間達です」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

闇の書の悪意との決着直前の乱入者

「ああ、そうだったな。俺達は召喚で呼び出された怪物の降魔を倒す為の特殊部隊と思ってください」

 

「ああ、成程帝国華撃団とはそう言う部類の部隊なのですね」

 

「明らかにおかしいだろう。メンバー構成が何で男1人で後が全員女性なんだ?」

 

「何クロノ君羨ましいの?」

 

「ああ」

 

「うん、クロノ君素直でよろしい」

 

「ああ、メンバー編成に関してはそう言う決まりなんだ。降魔を倒す為に必要な力が男性よりも女性に目覚めるのが多いんだ」

 

「この当時の記録があれば闇の書の進化に使えると思ったのでしょう」

 

「ああ」

 

「だがそうはいきませんよ。グレハム提督あなたの思惑通りにははやてちゃんはなりませんよ」

 

そう言って直哉は映像をグレハム提督達に見せた。

 

「馬鹿なあの子は闇の書の中で生きていたのか?こんな事態になるとは」

 

「グレハム提督今起きている戦いは闇の書の悪意と呼べるものと未来を信じ続けた3人の少女達とそれを支える仲間達です」

 

「確かにあの子達の奇跡は凄いがその程度のに過ぎない」

 

「私は君に言ったな・・・」

「貴方が援助している八神はやての様子を確認をしましたから」

 

「成程それで君達が知る流れになっていたから放置をしていたのか?」

 

「ええ、そうですよ。言葉は悪いですがグレハムさんの言う通りですよ」

 

直哉がそう言う。

 

「はいその中にグレハムさんの使い魔の2人がなのはちゃんとフェイトちゃんの魔力を収集させる事で、時空管理局側の動きを制限させる事で闇の書の覚醒を早める事で貴方は八神はやてを殺そうとしたのでしょうけどそれは無理ですよ」

 

「どういう事だね八神はやては死ぬのだろう?」

 

「いえ、彼女八神はやて死にませんよ。彼女はたくさんの仲間がいるので」

 

「そんな筈はない。降魔やメガビョーゲンと言う怪物の力を収集させたんだぞ」

 

「やはり貴方でしたかグレハム提督」

 

「君は私の協力者がいる事を失念している。ワイズマンと名乗る者がな」

 

「なっワイズマンですって」

 

「私の計画は先程君が言ったように」

 

のどかがキュアグレースに変身した時はやての部屋の本棚にある一冊の本が、不気味な動きを見せていた。

 

「「これはまさか本型のロストロギア?」」

 

「本型のロストロギアなら取集が目的かも知れないラビね」

 

「うんそうだね変身を解除したら本型のロストロギアも動かなくなったしね」

 

「これで直哉の心配事が、現実になるかも知れないラビね」

 

「うん、昔の幼馴染世界の海鳴市で起きた本型のロストロギアは、魔法のみを収集してたって教えてくれたけど、まさか私達の力まで取集対象だなんて・・・」

 

「本来の闇の書ならありえない反応を示したのでね」

 

「成程それで君は私が何かをしたと考えたんだな」

 

「ええ、そうですよ。貴方なら・・・」

 

「八神はやてを生贄にして全てを無に帰す計画だったがワイズマンは言った闇の書の悪意が浄化されると新たな悪魔がこの世界に降り立つと、その悪魔の名はカルマと言っていた」

 

「カルマですって」

 

「そうだワイズマンはカルマと言った」

 

その直後映像にワイズマンが現れた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

突然現れたワイズマン1

「「これはまさか本型のロストロギア?」」

 

「本型のロストロギアなら取集が目的かも知れないラビね」

 

「うんそうだね変身を解除したら本型のロストロギアも動かなくなったしね」

 

「これで直哉の心配事が、現実になるかも知れないラビね」

 

「うん、昔の幼馴染世界の海鳴市で起きた本型のロストロギアは、魔法のみを収集してたって教えてくれたけど、まさか私達の力まで取集対象だなんて・・・」

 

「本来の闇の書ならありえない反応を示したのでね」

 

「成程それで君は私が何かをしたと考えたんだな」

 

「ええ、そうですよ。貴方なら・・・」

 

「八神はやてを生贄にして全てを無に帰す計画だったがワイズマンは言った闇の書の悪意が浄化されると新たな悪魔がこの世界に降り立つと、その悪魔の名はカルマと言っていた」

 

「カルマですって」

 

「そうだワイズマンはカルマと言った」

 

その直後映像にワイズマンが現れた。

 

時を少し戻して・・・

 

グレース達は時空管理局となのは達の最後の戦いを見ていた。

 

「これで闇の書事件も解決し八神はやてちゃんも病気が感知するんだよね」

 

「ああ、その筈だだが闇の書に降魔以外にメガビョーゲンの力を取り込ませた相手がいる筈そいつを見つけるまでは、特殊遊撃部隊の闇の書事件は終わりではないと思う」

 

誠十郎がそう言う。

 

「「「「ええ――」」」」

 

誠十郎の言葉に驚く新生帝国華撃団の隊員達だった。

 

「でも私も気になるの?」

 

「「グレースどういう事?」」

「フフ、やはり貴女達も来ましたか特殊遊撃部隊」

 

「特殊遊撃部隊とは一体何なんだ?」

 

真宮寺直哉が治療を受けながら考えていると・・・

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

 

「フフ、成程あれがイシュメルガとデボネアが言っていた力ですか」

 

カルマがそう呟く。

 

「カルマ、イシュメルガとデボネアとは何者だ?」

 

真宮寺直哉がカルマに聞く。

 

「ああ、遥か未来から来た私の協力者ですよ」

 

!!

 

「遥か未来から来た協力者だと」

 

「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「異界事変の時はイシュメルガとデボネアが協力してたように闇の書事件も同じような協力していたんでしょワイズマン」

 

「ええ、そうですよキュアグレース」

 

「そう言ってグレース達の元に現れるワイズマンだった。

 

「ワイズマン何が目的なの?」

 

「目的と言う意味では憑依の実の復活だな」

 

「「「憑依の実ですって」」」

 

「ああ」

 

「いいなあ。あの子直哉君と出かけれて、俺も直哉君と出かけたいな」

 

「その願い、我が叶えてやろうぞ」

 

「な、何だ!!うわああああ」

 

そして、実が大神に取り憑いてしまった。

 

「何今の?お兄ちゃんがお兄ちゃんじゃなくなったようなこの感じは?」

 

 

アイリスだけが、感じた大神の異変を。

 

 

「へえーーここはいま大正時代なんだ」

 

「千明ちゃんは、どれくらい未来の人なの?」

 

直哉は、千明に質問したが、千明は戸惑っていた。

 

「困ったわね。本当のこと言って、私達の歴史に干渉したら困るけど、けどこんなかわいい子供に、嘘なんて付きたくないよー」

 

 

「こら直哉君千明お姉さんを困らせたら駄目じゃない」

 

 

「ごめんなさい」

 

 

「!!さくらお姉ちゃん。嫌な感じのものがここに来るよ」

 

「ええ、私も感じるわ。一体何が来るのよ」

 

!!「千明俺様を召還しろ、憑依獣だこの匂いは」

 

「ええ、わかったわ」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

だが、前鬼の封印は解けなかった。

 

「何で、封印が解けないの?」

 

千明があたふたしている間に、実に取り憑かれた人物が現れ、それを見たさくらと直哉は、驚いた。

 

「「大神さん」」

 

「何?憑依の実に取り憑かれたの、さくらさんの知り合いの人?」

 

「ええ、そうです」

 

「見つけた・・・直哉君」

 

 

そう言いながら大神は、直哉に近づくが、その直前に欲望を吸い取られ憑依獣となってしまった。

 

そして、今度は千明と前鬼が、驚いた。何故なら、大神が変身した憑依獣が元の世界で直前まで戦っていた奴だったのだ。

 

 

「どうだ鬼神と祓い師よ、呪力が殆ど使えない世界での生活は」

 

「何ですって」

 

「この世界では、呪力の変わりの力霊力が無ければならない」

 

「貴様らには無いだろう。死ね」

 

 

「そういうことか、さくらお姉ちゃん千明お姉ちゃん今から前鬼君の封印を解くから呪文3にんで唱えるよ」

 

「「わかったわ」」

 

 

「「「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」」」

 

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

「何故だ!!鬼神の封印が何故解けた?」

 

「それはね、僕とさくらお姉ちゃんの霊力を呪力に変換したからね」

 

「その時に私は感じたのだよ。憑依の実の可能性にね」

 

ワイズマンがそう言う。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

間章30 拡散された憑依の実の対応について編
突然現れたワイズマン2


「どうだ鬼神と祓い師よ、呪力が殆ど使えない世界での生活は」

 

「何ですって」

 

「この世界では、呪力の変わりの力霊力が無ければならない」

 

「貴様らには無いだろう。死ね」

 

 

「そういうことか、さくらお姉ちゃん千明お姉ちゃん今から前鬼君の封印を解くから呪文3にんで唱えるよ」

 

「「わかったわ」」

 

 

「「「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」」」

 

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

「何故だ!!鬼神の封印が何故解けた?」

 

「それはね、僕とさくらお姉ちゃんの霊力を呪力に変換したからね」

 

「その時に私は感じたのだよ。憑依の実の可能性にね」

 

ワイズマンがそう言う。

 

「だからこそ彼女達も来ただろ?」

 

「「「まさか・・・」」」

 

「貴方達は誰?」

 

「僕は花寺直哉と言います。役千明さんで良いでしょうか?」

 

!!

 

「どうして私の名前を知ってるの?」

 

「ああ、それは・・・こちらの世界も多少7人世界と関りがあるので」

 

「え、そうなの?」

 

「はいですが、千明さんの経緯を教えてくれないとこちらとしてもどう動けばいいのかがわからないので」

 

「そうねわかったわ」

 

千明が説目を始めた。

 

「!!さくらお姉ちゃん。嫌な感じのものがここに来るよ」

 

「ええ、私も感じるわ。一体何が来るのよ」

 

!!「千明俺様を召還しろ、憑依獣だこの匂いは」

 

「ええ、わかったわ」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

だが、前鬼の封印は解けなかった。

 

「何で、封印が解けないの?」

 

千明があたふたしている間に、実に取り憑かれた人物が現れ、それを見たさくらと直哉は、驚いた。

 

「「大神さん」」

 

「何?憑依の実に取り憑かれたの、さくらさんの知り合いの人?」

 

「ええ、そうです」

 

「見つけた・・・直哉君」

 

 

そう言いながら大神は、直哉に近づくが、その直前に欲望を吸い取られ憑依獣となってしまった。

 

そして、今度は千明と前鬼が、驚いた。何故なら、大神が変身した憑依獣が元の世界で直前まで戦っていた奴だったのだ。

 

 

「どうだ鬼神と祓い師よ、呪力が殆ど使えない世界での生活は」

 

「何ですって」

 

「この世界では、呪力の変わりの力霊力が無ければならない」

 

「貴様らには無いだろう。死ね」

 

 

「そういうことか、さくらお姉ちゃん千明お姉ちゃん今から前鬼君の封印を解くから呪文3にんで唱えるよ」

 

「「わかったわ」」

 

 

「「「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」」」

 

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

「何故だ!!鬼神の封印が何故解けた?」

 

「それはね、僕とさくらお姉ちゃんの霊力を呪力に変換したからね」

 

何だと!!」

 

「だからこういうことも出来るよ、千明お姉ちゃん超鬼神になる呪文を唱えて」

 

「超鬼神力、ヴァジュラマサラ、サムスカーラ」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「ね、出来たでしょ」

 

直哉は、笑顔で言う」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

「こうして7人世界から元の時代に帰れると思ってたら・・・」

 

「「「「成程」」」」

 

「千明さんと前鬼君を融合世界来させたのはワイズマンだったの?」

 

「ああ、その通りさ私も憑依の実が一方的に勝つのは面白くないからな」

 

「研究をスムーズに行う為に彼女らに来て貰ったのさ。そして・・・」

 

「確かにあの子達の奇跡は凄いがその程度のに過ぎない」

 

「私は君に言ったな・・・」

 

「貴方が援助している八神はやての様子を確認をしましたから」

 

「成程それで君達が知る流れになっていたから放置をしていたのか?」

 

「ええ、そうですよ。言葉は悪いですがグレハムさんの言う通りですよ」

 

直哉がそう言う。

 

「はいその中にグレハムさんの使い魔の2人がなのはちゃんとフェイトちゃんの魔力を収集させる事で、時空管理局側の動きを制限させる事で闇の書の覚醒を早める事で貴方は八神はやてを殺そうとしたのでしょうけどそれは無理ですよ」

 

「どういう事だね八神はやては死ぬのだろう?」

 

「いえ、彼女八神はやて死にませんよ。彼女はたくさんの仲間がいるので」

 

「そんな筈はない。降魔やメガビョーゲンと言う怪物の力を収集させたんだぞ」

 

「やはり貴方でしたかグレハム提督」

 

「君は私の協力者がいる事を失念している。ワイズマンと名乗る者がな」

 

「なっワイズマンですって」

 

「私の計画は先程君が言ったように」

 

「そろそろ花寺直哉も私の事を知るだろう。さて憑依の実の元が闇の書の悪意によって拡散される前に私は行かせてもらう」

 

そう言ってワイズマンが撤退した。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

最悪の事態拡散された憑依の実に対する話し合い

「成程それで君達が知る流れになっていたから放置をしていたのか?」

 

「ええ、そうですよ。言葉は悪いですがグレハムさんの言う通りですよ」

 

直哉がそう言う。

 

「はいその中にグレハムさんの使い魔の2人がなのはちゃんとフェイトちゃんの魔力を収集させる事で、時空管理局側の動きを制限させる事で闇の書の覚醒を早める事で貴方は八神はやてを殺そうとしたのでしょうけどそれは無理ですよ」

 

「どういう事だね八神はやては死ぬのだろう?」

 

「いえ、彼女八神はやて死にませんよ。彼女はたくさんの仲間がいるので」

 

「そんな筈はない。降魔やメガビョーゲンと言う怪物の力を収集させたんだぞ」

 

「やはり貴方でしたかグレハム提督」

 

「君は私の協力者がいる事を失念している。ワイズマンと名乗る者がな」

 

「なっワイズマンですって」

 

「私の計画は先程君が言ったように」

 

「そろそろ花寺直哉も私の事を知るだろう。さて憑依の実の元が闇の書の悪意によって拡散される前に私は行かせてもらう」

 

そう言ってワイズマンが撤退した。

 

それから暫くして・・・

 

お墓戦艦の会議室にて

 

「これは正直まいりましたね誠十郎さん」

 

「そうですねまさか闇の書悪意の中に憑依の実があるとは」

 

「でも直哉確認されているのは憑依の実は融合世界世界の内部世界のみに拡散したのでしょう?」

 

「そうですねアスミさん。今の所はですが」

 

「外部世界にも行く可能性があるんですか?」

 

天宮さくらが直哉に聞く。

 

「少なくともその可能性もありますし、下手したら並行世界の融合世界へ行く可能性がありますよ。実のままならですが」

 

「「「確かに」」」

 

「じゃあ直哉君これから千明さん達と合流して憑依の実を見つけるの?」

 

「出来ればそうしたいのですがまだ前鬼君の封印解除が出来てないので合流は厳しいようです」

 

「そうなんだ」

 

「幸い憑依の実が拡散されたのは融合世界内部世界だけのようですから・・・」

「「「ナノビョーゲンと性質が似てると言ったし」」」

 

「恐らくあの樹の怪物は本来自分の力の元となる物とナノビョーゲンに感染された物が似てる変身をするようですね」

 

「「「成程」」」

 

その頃真宮寺直哉達は・・・

 

「くっこのままじゃ、皆カルマに、いずれ取り込まれる」

 

「はあ、はあ」

 

「お姉ちゃんも限界に近い、自分自身で使う霊力と、前鬼の超鬼神状態を維持する為に、霊力を呪力に変換しているのだから」

 

そして事態は最悪の方向に進んでいく。

 

「姉御あれは何ですかね?」

 

「さあ知らないけど、ここで、真宮寺直哉の力を奪うのよ」

 

「「ラジャーー」」

 

!!「ここでお前ら3人が出てくるのかよ」

 

「はーい貴女」

 

「お前達は、何者ですか?」

 

「私達は、貴女の味方よ」

 

「そうですか、私の仲間と言うのなら、私の手駒と化しなさい。行け憑依の実よ」

 

「「「ヘッ」」」

 

「「「ギャアアアア」」」

 

憑依の実は新たに3人に取り付き3人を憑依獣と化してしまった。

 

「おいおいあいつらまで、別の怪物になったぞ」

 

「それに融合世界内部世界なら異界事変みたいな事態になっても対応出来ると思いますから管理者の神殿の方でも動くと思いますから」

 

「「「「「成程」」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

現時点でやばい事は・・・

「姉御あれは何ですかね?」

 

「さあ知らないけど、ここで、真宮寺直哉の力を奪うのよ」

 

「「ラジャーー」」

 

!!「ここでお前ら3人が出てくるのかよ」

 

「はーい貴女」

 

「お前達は、何者ですか?」

 

「私達は、貴女の味方よ」

 

「そうですか、私の仲間と言うのなら、私の手駒と化しなさい。行け憑依の実よ」

 

「「「ヘッ」」」

 

「「「ギャアアアア」」」

 

憑依の実は新たに3人に取り付き3人を憑依獣と化してしまった。

 

「おいおいあいつらまで、別の怪物になったぞ」

 

「それに融合世界内部世界なら異界事変みたいな事態になっても対応出来ると思いますから管理者の神殿の方でも動くと思いますから」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「それに現時点で怖いのは一部の協力者は憑依の実と憑依獣の事を知ってますが対処が出来ないんですよね居間のままだと」

 

「「「「「ええ――」」」」」

 

「その理由はこちらの映像を見て下さい」

 

直哉がそう言う。

 

「どうだ鬼神と祓い師よ、呪力が殆ど使えない世界での生活は」

 

「何ですって」

 

「この世界では、呪力の変わりの力霊力が無ければならない」

 

「貴様らには無いだろう。死ね」

 

 

「そういうことか、さくらお姉ちゃん千明お姉ちゃん今から前鬼君の封印を解くから呪文3にんで唱えるよ」

 

「「わかったわ」」

 

 

「「「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」」」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

「何故だ!!鬼神の封印が何故解けた?」

 

「それはね、僕とさくらお姉ちゃんの霊力を呪力に変換したからね」

 

「何だと!!」

 

「だからこういうことも出来るよ、千明お姉ちゃん超鬼神になる呪文を唱えて」

 

「超鬼神力、ヴァジュラマサラ、サムスカーラ」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「ね、出来たでしょ」

 

直哉は、笑顔で言う」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「「「「・・・何なの?あの怪物」」」」

 

「大神さんが怪物になったんだけど」

 

「落ち着けスパークルあの現象は異界事変の時も見ただろう」

 

「そうだよスパークル」

 

「それにしても、人の欲望を糧に成長する憑依の実ですか・・・」

 

「確かに憑依獣とメガビョーゲンは似ていますね、まあメガビョーゲンを超えるメガビョーゲンに進化したらナノビョーゲンに感染するものに人も入るかもですね」

 

「確かにそうね。ダルイゼンシンドイ―ネグワイワルが進化すれば、ナノビョーゲンも進化すると考えられるわね」

 

「皆さん戦いに変化がありましたよ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「ほうこれは面白いですね」

 

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

映像終了・・・

 

「この映像は旧7人世界の物ですが今の僕は真宮寺直哉君がした事が一切出来ないんです」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「つまり憑依獣関連の有効な戦力は千明さんと前鬼君だけなのね?」

 

ちゆが直哉に聞く。

 

「はいそういう事ですちゆさん」

 

「でも、現時点はそれでもいいんじゃないか?」

 

初穂がそう言う。

 

「そうですね初穂さんが言うように憑依獣が単体で出ると言う制限があればそこまで考えなくても良いんですが」

 

「確かにな」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

憑依の実に弱い融合世界前編

「ほうこれは面白いですね」

 

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

映像終了・・・

 

「この映像は旧7人世界の物ですが今の僕は真宮寺直哉君がした事が一切出来ないんです」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「つまり憑依獣関連の有効な戦力は千明さんと前鬼君だけなのね?」

 

ちゆが直哉に聞く。

 

「はいそういう事ですちゆさん」

 

「でも、現時点はそれでもいいんじゃないか?」

 

初穂がそう言う。

 

「そうですね初穂さんが言うように憑依獣が単体で出ると言う制限があればそこまで考えなくても良いんですが」

 

「確かにな」

 

もしかして融合世界にとっては憑依の実は天敵何でしょうか?」

 

クラリスが直哉に聞く。

 

「現状の戦力では一番苦手の部類ですね。憑依の実と憑依獣は」

 

直哉がそう答える。

 

「その時に私は感じたのだよ。憑依の実の可能性にね」

 

ワイズマンがそう言う。

 

「だからこそ彼女達も来ただろ?」

 

「「「まさか・・・」」」

 

「貴方達は誰?」

 

「僕は花寺直哉と言います。役千明さんで良いでしょうか?」

 

!!

 

「どうして私の名前を知ってるの?」

 

「ああ、それは・・・こちらの世界も多少7人世界と関りがあるので」

 

「え、そうなの?」

 

「はいですが、千明さんの経緯を教えてくれないとこちらとしてもどう動けばいいのかがわからないので」

 

「そうねわかったわ」

 

「千明さんと前鬼君を融合世界来させたのはワイズマンだったの?」

 

「ああ、その通りさ私も憑依の実が一方的に勝つのは面白くないからな」

 

「研究をスムーズに行う為に彼女らに来て貰ったのさ。そして・・・」

 

「確かにあの子達の奇跡は凄いがその程度のに過ぎない」

 

「私は君に言ったな・・・」

 

「貴方が援助している八神はやての様子を確認をしましたから」

 

「成程それで君達が知る流れになっていたから放置をしていたのか?」

 

「ええ、そうですよ。言葉は悪いですがグレハムさんの言う通りですよ」

 

直哉がそう言う。

 

「はいその中にグレハムさんの使い魔の2人がなのはちゃんとフェイトちゃんの魔力を収集させる事で、時空管理局側の動きを制限させる事で闇の書の覚醒を早める事で貴方は八神はやてを殺そうとしたのでしょうけどそれは無理ですよ」

 

「どういう事だね八神はやては死ぬのだろう?」

 

「いえ、彼女八神はやて死にませんよ。彼女はたくさんの仲間がいるので」

 

「そんな筈はない。降魔やメガビョーゲンと言う怪物の力を収集させたんだぞ」

 

「やはり貴方でしたかグレハム提督」

 

「君は私の協力者がいる事を失念している。ワイズマンと名乗る者がな」

 

「なっワイズマンですって」

 

「私の計画は先程君が言ったように」

 

「そろそろ花寺直哉も私の事を知るだろう。さて憑依の実の元が闇の書の悪意によって拡散される前に私は行かせてもらう」

 

「そしてまさかの千明さんと前鬼君が融合世界に来たのはまさかのワイズマンが手引きによるものとは思いませんでした」

 

直哉がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第64章 第1部 神達への報告と2つのお願い編
憑依の実に弱い融合世界後編


「はいその中にグレハムさんの使い魔の2人がなのはちゃんとフェイトちゃんの魔力を収集させる事で、時空管理局側の動きを制限させる事で闇の書の覚醒を早める事で貴方は八神はやてを殺そうとしたのでしょうけどそれは無理ですよ」

 

「どういう事だね八神はやては死ぬのだろう?」

 

「いえ、彼女八神はやて死にませんよ。彼女はたくさんの仲間がいるので」

 

「そんな筈はない。降魔やメガビョーゲンと言う怪物の力を収集させたんだぞ」

 

「やはり貴方でしたかグレハム提督」

 

「君は私の協力者がいる事を失念している。ワイズマンと名乗る者がな」

 

「なっワイズマンですって」

 

「私の計画は先程君が言ったように」

 

「そろそろ花寺直哉も私の事を知るだろう。さて憑依の実の元が闇の書の悪意によって拡散される前に私は行かせてもらう」

 

「そしてまさかの千明さんと前鬼君が融合世界に来たのはまさかのワイズマンが手引きによるものとは思いませんでした」

 

直哉がそう言う。

 

「まあ、ワイズマンも言ってた通り彼は憑依の実と憑依獣の実験をしていると言うスタンスなので良い意味でも悪い意味でも・・・」

 

「だからこういうことも出来るよ、千明お姉ちゃん超鬼神になる呪文を唱えて」

 

「超鬼神力、ヴァジュラマサラ、サムスカーラ」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「ね、出来たでしょ」

 

直哉は、笑顔で言う」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

「こうして7人世界から元の時代に帰れると思ってたら・・・」

 

「「「「成程」」」」

 

「気がついたらここにいたと言う事ですね?」

 

「そうなの」

 

「こんな形で憑依の実と憑依獣の対応策として千明さんと前鬼君を召喚したのですから研究者としてしてますから」

 

「でも直哉っち本当にに良いの?」

 

「憑依獣の問題は先程も言いましたが前鬼君を完全に復活するまでは何も出来ないんですよひなたさん」

 

「うーん何も出来なんて」

 

「何も出来ないわけではないんですけどね。ただ有効な手段が今はないと言うだけなので」

 

「とりあえず今後はすこやか市に戻り各自休息を取ってください」

 

「「「「「了解です」」」」」

 

そしてお墓戦艦はすこやか市に向かって移動を始めた。

 

その頃直哉の部屋では・・・

「あの時のシンフォギア世界みたいになれば直接動くわ」

 

「まあそうなる前に直哉から連絡来ると思うけど」

 

「そうだな・・・だがこちらもどれだけ事態が悪化すれば動く基準を決めておく必要はあるな」

 

「だが気になるのが、並行世界の融合世界から来た如月ハニーとパンサークローなのだがあいつらが関わってると思わないか?」

 

こちらから消えたイヨとヒミコが」

 

「確かにあるそうね」

 

ついにあの女が、真宮寺姉弟の前に、姿を見せたからだ。

 

聖魔城内部・・・

 

「ねえお姉ちゃん、ここ物凄く嫌な感じがする」

 

「私もそう感じるわ」

 

「お姉ちゃんは僕が、守ってあげるから」

 

「それは、私も同じよ直哉君」

 

そして、真双焔武は聖魔城最深部に着くと、そこで直哉とさくらが見た光景は・・・

 

「さくら君、直哉君、逃げるんだこいつの目的は、君達二人だ」

 

「「大神さん。皆」」

 

そう言って、大神は気絶した。

 

「はあ、やっと来ましたね、この世界を歪めている元凶の真宮寺直哉」

 

「お前は何者だ?」

 

「死に行く者に語る名はないんだがな」

 

「何だと!!」

 

「良かろう我が名は、ヒミコ。貴様ら歪みを粛清する者だ」

 

「ヒミコだと!!」

 

「じゃあ貴様は、邪神巫女イヨの関係者か?」

 

「ほうお前達、我娘を知っておるのか?」

 

「「娘だって」ですって」

 

「何じゃ、知らなかったのか?まあ当然じゃな、ワシが出てきた以上お前達に生き延びる術はないからの」

 

「「くっ」」

 

「「「「「これは」」」」」」

 

「この場面は本来なら原初の世界で米田健二の暴走により原初の世界消滅したことにより7人世界のラスボスが変わったのだよ」

 

「グレハム提督から聞くまではこっちの方が有力だったな」

 

「さてとトワ達に連絡を入れよう」

 

そう言って直哉は通信を開始した。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

神達への報告1

「何だと!!」

 

「良かろう我が名は、ヒミコ。貴様ら歪みを粛清する者だ」

 

「ヒミコだと!!」

 

「じゃあ貴様は、邪神巫女イヨの関係者か?」

 

「ほうお前達、我娘を知っておるのか?」

 

「「娘だって」ですって」

 

「何じゃ、知らなかったのか?まあ当然じゃな、ワシが出てきた以上お前達に生き延びる術はないからの」

 

「「くっ」」

 

「「「「「これは」」」」」」

 

「この場面は本来なら原初の世界で米田健二の暴走により原初の世界消滅したことにより7人世界のラスボスが変わったのだよ」

 

「グレハム提督から聞くまではこっちの方が有力だったな」

 

「さてとトワ達に連絡を入れよう」

 

そう言って直哉は通信を開始した。

 

「あら直哉何かあった?」

 

「ええ、ありました。出来ればレイさんにも聞いて欲しいので良いですか?」

 

「わかったわ」

 

「まず今回の闇の書事件にはワイズマンが介入していました」

 

「「ええ――」」

 

「ワイズマンがだとーー」

 

「はいこれを見て下さい」

 

「「これはまさか本型のロストロギア?」」

 

「本型のロストロギアなら取集が目的かも知れないラビね」

 

「うんそうだね変身を解除したら本型のロストロギアも動かなくなったしね」

 

「これで直哉の心配事が、現実になるかも知れないラビね」

 

「うん、昔の幼馴染世界の海鳴市で起きた本型のロストロギアは、魔法のみを収集してたって教えてくれたけど、まさか私達の力まで取集対象だなんて・・・」

 

「本来の闇の書ならありえない反応を示したのでね」

 

「成程それで君は私が何かをしたと考えたんだな」

 

「ええ、そうですよ。貴方なら・・・」

 

「八神はやてを生贄にして全てを無に帰す計画だったがワイズマンは言った闇の書の悪意が浄化されると新たな悪魔がこの世界に降り立つと、その悪魔の名はカルマと言っていた」

 

「カルマですって」

 

「そうだワイズマンはカルマと言った」

 

その直後映像にワイズマンが現れた。

 

「その時に私は感じたのだよ。憑依の実の可能性にね」

 

ワイズマンがそう言う。

 

「だからこそ彼女達も来ただろ?」

 

「「「まさか・・・」」」

 

「千明さんと前鬼君を融合世界来させたのはワイズマンだったの?」

 

「ああ、その通りさ私も憑依の実が一方的に勝つのは面白くないからな」

 

「研究をスムーズに行う為に彼女らに来て貰ったのさ。そして・・・」

 

「そろそろ花寺直哉も私の事を知るだろう。さて憑依の実の元が闇の書の悪意によって拡散される前に私は行かせてもらう」

 

そう言ってワイズマンが撤退した。

 

「以上が闇の書事件終了時までにわかったワイズマンの仕込みです」

 

「成程そういう事だったのね。でも冷静に考えたら・・・」

 

「恐らくですがこの時の千明さんではなく・・・」

 

「のどかさん達とワイズマンが7人世界の過去に行った時の千明さんだと思います」

 

「「「ええーーー」」」

 

のどか達は直哉の言葉に驚いていた。

「直哉君密航者はどうするの?」

 

「どうすると聞かれたら駄目もとで接触しますよ。この件ももしかするとデボネアやイシュメルガが関わった可能性があるので」

 

「このタイミングで7人世界経由の千明と前鬼を融合世界に連れて来れるのはワイズマンだけね」

 

トワがそう言う。

 

「確かにな」

 

レイも納得する。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

神達への報告2

「以上が闇の書事件終了時までにわかったワイズマンの仕込みです」

 

「成程そういう事だったのね。でも冷静に考えたら・・・」

 

「恐らくですがこの時の千明さんではなく・・・」

 

「のどかさん達とワイズマンが7人世界の過去に行った時の千明さんだと思います」

 

「「「ええーーー」」」

 

のどか達は直哉の言葉に驚いていた。

 

「直哉君密航者はどうするの?」

 

「どうすると聞かれたら駄目もとで接触しますよ。この件ももしかするとデボネアやイシュメルガが関わった可能性があるので」

 

「このタイミングで7人世界経由の千明と前鬼を融合世界に連れて来れるのはワイズマンだけね」

 

トワがそう言う。

 

「確かにな」

 

レイも納得する。

 

「でもどうするんだ真宮寺直哉のように後付けで設定は出来ないぞするならもう少し定着してからだな」

 

「わかってるわよ。だからね直哉1度死んでくれない?」

 

「はっどういう事です?」

 

「今の融合世界は不完全なのよ1度中心世界を変えたでしょう?」

 

「ああ、ありましたねそんな事が・・・」

 

「それをしたから今の融合世界と直哉は本来の力が出せない状態なんだよね。だから・・・」

 

「そうですね少なくともあまねさんがプリキュアに変身する場合に使うアイテムは時期が来るまでローズマリーさんに預けておく事がベストでしょうね」

 

「確かにそうだな。一応ブンドル団の操り人形の立場だったからな」

 

「ゆいさんも気をつけて下さいね」

 

「え、何をですか?」

 

「ここねさんとらんさんとの付き合い方ですよ」

 

「ああーーそうですよね、裏のオイシーナタウンでの付き合い方はまだ出来ないんでしたね」

 

「いやしても良いんですけど、相手からひかれてしまう可能性があるのでそこは気をつけて下さい」

 

「ならヨヨさん貴女が僕達をここに来るように仕向けたのではないんですね?」

 

「ええ、違うわよ」

 

「でも貴方達がここに来たのは必然よ」

 

「それはどういう意味ですか?」

 

「地球のお医者さん、南国、食事のプリキュア達が貴方と共にいるから連れて来られたんだと思うの」

 

「ヨヨさんは僕達がここに来たのは3組のプリキュア達がいるからと言いたいのですね」

 

「そうよ」

 

「そうですか、ヨヨさん貴女の言葉を信じるとすれば少なくともこの世界は地球のお医者さんのプリキュアそして南国のプリキュアと食事のプリキュアと直接関りがなくてもそう言うものが働く世界と思っていいんですね」

 

「そうよ、私が貴方達の存在を知ったのはその力の一部で知ったの」

 

「そして貴方の記憶にリンクして見せて貰ったの」

 

「直哉貴方がまだ友好世界ではない表のオイシーナタウンやソラシド市で制約なしで動けたのはそういう事よ」

 

「成程」

 

「そう言う理由でしたか、それでここで言う僕の死によって改めて融合世界とリンクをするんですね?」

 

「そうよそして・・・」

 

「そうなんだよ、それで直哉さんは?」

 

「今直哉君は、エステルさんの要請で寝れる時は寝なさいと言って寝てますけど」

 

「ええ――聞けないじゃんそれじゃあ」

 

「何よ、五月蠅いわねさくら何をしてるの?まなつちゃん達を放置して」

 

「エステルさん、本当に直哉さんの力が弱体化してるんですか?」

 

「・・・ええ、してるわよ。それも本来なら今すぐにでも融合世界に戻らないといけないレベルなのよ」

 

!!

 

「そんなどうして、そんな事に?」

 

「まあ、のどか達はその理由はわかるわね?」

 

「ええ、それはこちらの世界に来て、私達にプリキュアにしてしまった事ですよね?エステルさん」

 

「へっどうしてそれだけで」

 

「ちゆの答えは半分正解よ。正確には花寺のどかを変身する時に直哉の中にある力を消費するの。その上1回はあの技まで使ったわよね」

 

「それをすればあおぞら市の初期のようになるわ」

 

トワがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉と融合世界の関係の秘密

「今直哉君は、エステルさんの要請で寝れる時は寝なさいと言って寝てますけど」

 

「ええ――聞けないじゃんそれじゃあ」

 

「何よ、五月蠅いわねさくら何をしてるの?まなつちゃん達を放置して」

 

「エステルさん、本当に直哉さんの力が弱体化してるんですか?」

 

「・・・ええ、してるわよ。それも本来なら今すぐにでも融合世界に戻らないといけないレベルなのよ」

 

!!

 

「そんなどうして、そんな事に?」

 

「まあ、のどか達はその理由はわかるわね?」

 

「ええ、それはこちらの世界に来て、私達にプリキュアにしてしまった事ですよね?エステルさん」

 

「へっどうしてそれだけで」

 

「ちゆの答えは半分正解よ。正確には花寺のどかを変身する時に直哉の中にある力を消費するの。その上1回はあの技まで使ったわよね」

「それをすればあおぞら市の初期のようになるわ」

 

トワがそう言う。

 

「成程僕の変調が少なくなったのは中心世界の世界変更で起きた誓約の機能を復活させてなかっからなのですね」

 

「そういう事よだけど守護者に対する誓約はそのままだけどね」

 

「だけどどうする?直哉自身の誓約を復活させれば過去の世界の力を使えるように出来るが・・・」

 

「直哉に行動制限を設ける事になるが」

 

レイがそう言う。

 

「その点は問題はないわ直哉とキュアグレース達を裏技を使ってあの世界にいる2人に協力して貰うから」

 

「おいおい正気かトワ?」

 

「直哉とキュアグレース達をあの世界に送るとは」

 

「あの世界とはどういう所ですか?」

 

そしてレイが説明をする。

 

「ティア世界は違っても、帝劇の食事は美味しいね」

 

「こらスバル落ち着いて、食べなさい、美味しいのは私も同意だけど」

 

 

「桜花ちゃん、ちょっと聞きたいんだけど、さっき隆一君が言っていた帝国華撃団空組とはなんだい?」

 

直哉が桜花に聞く。

 

「帝国華撃団空組は、今から約20年前に私の父である米田健二が設立した特別遊撃部隊の事ですよ」

 

「何だって!!」

 

「何ですって!!」

 

直哉とさくらは、桜花から聞いた内容に、驚いていた。

 

「やはりここは、消滅した筈の世界で、いいのかな?桜花ちゃん」

 

「貴方方と真宮寺直哉君の世界の皆さんには、そう伝わっていて当たり前です。私がそうさせていたんですから」

 

「何だって!!」

 

「私達の世界は、確かに、1度はお父様の暴走で消滅仕掛けましたが、お父様がその時見たそうです、私達の世界を含め合計4つの世界の共通の敵がいる事を」

 

「4つの世界の共通の敵だって」

 

「ええ、4つの世界とは、私達の世界、真宮寺直哉君の世界、そして、貴方紫藤直哉の世界、そして最近確認できた。佐谷直哉君の世界です」

 

「その敵を倒すには、4つの世界が協力しないといけないのか?」

 

「ええ、現段階では、そういう事になりますね、でも現状では、協力出来ないんですけどね」

 

「いえいいんですよ、私自身貴方方なら、断ると思ってましたし、断わってほしいと思いましたしね」

 

「成る程なあ、桜花ちゃんに試されてたんか」

 

「ごめんなさい」

 

「いや桜花お前が、謝る事じゃないぞ」

 

「「「「「「え、誰」」」」」」

 

「お父様」

 

「お父様、どうしてここに?」

 

「「ええーーー桜花さんのお父さんという事は、米田健二さん」」

 

 

直哉とさくらは、予想外の人物の登場に驚いていた。

 

「君達とは、初めてだな、俺は米田健二だ、イヨと兄妹みたいな者だ」

 

「そうその世界とは米田桜花と米田健二が協力している世界の事だ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

もうひとつの未来を辿った原初の世界

「ええ、現段階では、そういう事になりますね、でも現状では、協力出来ないんですけどね」

 

「いえいいんですよ、私自身貴方方なら、断ると思ってましたし、断わってほしいと思いましたしね」

 

「成る程なあ、桜花ちゃんに試されてたんか」

 

「ごめんなさい」

 

「いや桜花お前が、謝る事じゃないぞ」

 

「「「「「「え、誰」」」」」」

 

「お父様」

 

「お父様、どうしてここに?」

 

「「ええーーー桜花さんのお父さんという事は、米田健二さん」」

 

直哉とさくらは、予想外の人物の登場に驚いていた。

 

「君達とは、初めてだな、俺は米田健二だ、イヨと兄妹みたいな者だ」

 

「そうその世界とは米田桜花と米田健二が協力している世界の事だ」

 

「確かにその世界に行ければ米田健二から・・・」

 

「そろそろ話してくれない?コクリコ、桜花それにそこにいる二人」

 

直哉がそう言うと、コクリコたちの背後から、健二たちが出てきた。

 

「え、嘘私がもう一人いるーー」

 

直哉と一緒にいたさくらは、もう一人の自分を見た時驚いていた。

 

「さくらお姉ちゃんこの人たちにあったことは秘密にしたほうが、いいみたいだよ」

 

「ええ、わかったわ」

 

「話が早くて、助かるぜ、直哉ここは太正12年だよな」

 

「ええ、ですけど、ここは貴方達の世界ではないと思いますよ」

 

「どういう事だ?」

 

「ここは、サクラ大戦7人目の隊員と言う作品の世界ですから」

 

「「「「何だってーー」」」」

 

「多分この世界で、アンタ達のことを、認識できるのは君達が、探してるジェミニと、僕たちと、君達の追っている邪神巫女と言う奴だけだろう」

 

「直哉君は何故、邪神巫女の事を知っている?」

 

「ごめんなさい健二さん。それはこのリングの力なんです」

 

「そのリング「の力?」

 

「ええ、この護法リングによって、自分がどういうことに、関わるかが、見えるんですよ」

 

「成る程な、要するに直哉君君は、俺に似た力があるんだな。それでそのリングが制御装置の変わりかなんかだろ?」

 

健二がそう言うと、さくらが不満そうな表情をしていた。

 

「でも、直哉君、本当に凄いよ。僕と桜花は名前しか言ってないのに」

 

「少なくとも米田健二は7人世界に行った事があるから憑依獣や呪術について聞けるから聞いてこいと言う事ですか?」

 

「そうだ」

 

「しかしあの世界は融合世界を作る時に消滅したのでは?」

 

「ああ、それは・・・表向きではそうなってるがトワそうだろう?」

 

「そうね彼等の世界は存在するわよ。あくまでも創造神の為だけどね」

 

「創造神の為ですか」

 

「そうよ、創造神の世界構築の為に私達4人が・・・まあその当時はレイとヒミコが中心で世界構築して、原初の世界7人世界幼馴染世界そして最後に佐谷直哉の世界が作られたんだけど、米田健二が暴走しそれらの4つの世界は死んだの」

 

「だけど・・・原初の世界のIF世界として暴走していない原初の世界があったの」

 

「帝国華撃団空組は、今から約20年前に私の父である米田健二が設立した特別遊撃部隊の事ですよ」

 

「何だって!!」

 

「何ですって!!」

 

直哉とさくらは、桜花から聞いた内容に、驚いていた。

 

「やはりここは、消滅した筈の世界で、いいのかな?桜花ちゃん」

 

「貴方方と真宮寺直哉君の世界の皆さんには、そう伝わっていて当たり前です。私がそうさせていたんですから」

 

「何だって!!」

 

「私達の世界は、確かに、1度はお父様の暴走で消滅仕掛けましたが、お父様がその時見たそうです、私達の世界を含め合計4つの世界の共通の敵がいる事を」

 

「4つの世界の共通の敵だって」

 

「ええ、4つの世界とは、私達の世界、真宮寺直哉君の世界、そして、貴方紫藤直哉の世界、そして最近確認できた。佐谷直哉君の世界です」

 

「その敵を倒すには、4つの世界が協力しないといけないのか?」

 

「それが先程の世界ですか?」

 

「そうよ」

 

レイに代わりトワが答える。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

保存された世界前編

「何だって!!」

 

「何ですって!!」

 

直哉とさくらは、桜花から聞いた内容に、驚いていた。

 

「やはりここは、消滅した筈の世界で、いいのかな?桜花ちゃん」

 

「貴方方と真宮寺直哉君の世界の皆さんには、そう伝わっていて当たり前です。私がそうさせていたんですから」

 

「何だって!!」

 

「私達の世界は、確かに、1度はお父様の暴走で消滅仕掛けましたが、お父様がその時見たそうです、私達の世界を含め合計4つの世界の共通の敵がいる事を」

 

「4つの世界の共通の敵だって」

 

「ええ、4つの世界とは、私達の世界、真宮寺直哉君の世界、そして、貴方紫藤直哉の世界、そして最近確認できた。佐谷直哉君の世界です」

 

「その敵を倒すには、4つの世界が協力しないといけないのか?」

 

「それが先程の世界ですか?」

 

「そうよ」

 

レイに代わりトワが答える。

 

「言わば原初の世界のIFは旧世界の情報を保存する世界なのよ」

 

「データーベースと言う訳ですか?」

 

「そうよ試験的に作られた4つの世界の中で成績が良かった幼馴染世界だけがIFが作られたの、つまりそれが飛鳥と薫の世界で良いんですね?」

 

「そうよそして・・・」

 

「トワさん直哉君に何をしたのです?」

 

「大丈夫よ少し精神年齢を下げてのどかの事をお姉さんと思わせるようにしただけだから」

 

「なんでそんな事をしたラビ」

 

「こうでもしないと私が直哉をここに留まらせた意味が無くなるから」

 

「どういう事です?」

 

「私が直哉にすこやか市に留まらせたのはあの子に子供らしい生活を体験してほしいからなのに」

 

「そうか、ノヴァと言う子が来たことでトワさんの目的とは違う方向に直哉君が向くことにより中心世界の他の世界同様世界安定に向けての仕事をするからですか?」

 

「ええそうよ。のどか達には悪いけどここは直哉の精神を休ませる世界に私はしたいのよ」

 

「「成る程」」

 

「今まで飛鳥と薫の父親の頃から融合世界になるまでの間紫藤直哉と言う魂を休ませれる世界はなかったの、だけど前の世界で花寺のどかとラビリンと言うヒーリングアニマルと接していた紫藤直哉を見ると彼の魂の負担が軽減してたの」

 

「「ええーーそうなんですか」ラビーー」

 

「それにこれは貴女達の秘密にしててね、直哉は人間なのだけど基本はねでも貴女達の言葉で言えばエレメントさんと言っていいのよ」

 

「「ええーー直哉君がエレメントさん」ラビーー」

 

「ええそうよ。紫藤直哉のオリジナルは米田健二が作り出したわ。真宮寺直哉と共にね」

 

「だけどのどかとラビリンが知る二人の紫藤直哉は私とレイがその世界の一部の力を使って作り出したわ」

 

「世界の安定のためにですか?」

 

「ええそうよ。だから直哉の体内にメガ因子が入っても困らないように人間として作り出したわ」

 

「じゃあ直哉君の両親の事も作り話ですか?」」

 

「いえそれは違うわ。米田桜花本人に協力してもらって紫藤直哉を産んで貰ったの」

 

「「米田桜花?」」

 

「米田桜花は紫藤直哉の父親紫藤卓と結婚する前の名前よ」

 

「「まさか・・・紫藤直哉君のお母さんは米田健二と関係者なの?」ラビ」

 

「その通りよ米田桜花の父親は米田健二で母親は真宮寺さくらよ」

 

「そして直哉貴方の基本設定もその世界でして・・・」

 

「その言葉が気になり、調べたら確かに僕が4人目のプリキュアとなるのならパートナーは、ラテになるはずですよね?ヒーリングアニマルの中でパートナーがいないのは」

 

「「「「「「「「確かに」」」」」」」」

 

「のどかお姉ちゃんこの風鈴アスミさんは4人目のプリキュアでラテのパートナーなんですよ」

 

「「ええーー」ラビ―」

 

「でもでも、直哉君まだ生まれてないって言ったよね」

 

「ええ、僕も原作世界のすこやか市と接触した事により全てがリセットされたと思ってましたよ」

 

「だから生まれてもないと考えていましたが・・・アスミさんどうしてこのタイミングで来たのですか?」

 

「それは、ラテのお母さんが直哉さんに迫る危機から守ってほしいと頼まれたんです」

 

「「ええーー」」

 

「僕に迫る危機ですか?」

 

「はい、ビョーゲンズやノイズ達とは異なる脅威からです」

 

「つまりアスミさんは直哉君とラテを守る為にヒーリングガーデンから来たんですか?」

 

「ええ、そうです。それにこちらの融合世界の状況もラテのお母さんから聞いてるので迷惑をかける事はしませんよ」

 

「ふむ、もしかするとこのアスミさんは・・・」

 

「アスミさん僕達の世界の常識を知ってます?」

 

「はい、桜花さんに教えられてますから」

 

「その後直哉と桜花はすこやか市で生活させたの。ヒーリングガーデンと関係を持つ為にね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

保存された世界後編

「ええ、僕も原作世界のすこやか市と接触した事により全てがリセットされたと思ってましたよ」

 

「だから生まれてもないと考えていましたが・・・アスミさんどうしてこのタイミングで来たのですか?」

 

「それは、ラテのお母さんが直哉さんに迫る危機から守ってほしいと頼まれたんです」

 

「「ええーー」」

 

「僕に迫る危機ですか?」

 

「はい、ビョーゲンズやノイズ達とは異なる脅威からです」

 

「つまりアスミさんは直哉君とラテを守る為にヒーリングガーデンから来たんですか?」

 

「ええ、そうです。それにこちらの融合世界の状況もラテのお母さんから聞いてるので迷惑をかける事はしませんよ」

 

「ふむ、もしかするとこのアスミさんは・・・」

 

「アスミさん僕達の世界の常識を知ってます?」

 

「はい、桜花さんに教えられてますから」

 

「その後直哉と桜花はすこやか市で生活させたの。ヒーリングガーデンと関係を持つ為にね」

 

「成程でもどうやって行くんです?その世界に」

 

直哉が2人に聞く。

 

「ああ、それは・・・」

 

「肉体を持ったままでは行けないわよ」

 

「え、冗談ですよね死なないといけないんです?」

 

「そうよ保存された世界だから・・・いわゆる」

 

「のどかさん貴女は例の場所に行ってください」

 

「うん気をつけてね」

 

そう言ってのどかは逃げようとする。

 

「逃がすかよ」

 

「貴方の相手は僕ですよ」

 

「ちっおもしれえ、まずはお前から殺してやるよ。スパイ野郎が」

 

そして2人の戦いが始まった。

 

「お前は誰だ何故お前から俺達を見限ったヒミコの匂いがするんだ」

 

「・・・成程僕達を見つけた理由がヒミコさんの匂いと言う訳か」

 

「何とか言ったらどうだよ。ヒミコの手下がよ」

 

「・・・ふむどうしたものか?彼は本当に僕をヒミコさんの手下として見てるが、真麻ここに来た理由がヒミコさんの依頼だから、あながち間違ってはいないんだけど」

 

「オラオラどうして戦わない?お前は俺達帝国華撃団を殺す為に来たんだろうが・・・くらえ!!破邪剣征・桜花放神」

 

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

2人の放った技が互いにぶつかり合い、花寺直哉の技が襲撃者を飲み込んだ」

 

そして直哉は襲撃者が気絶してるのを確認して、その場を離れた。

 

「以前直哉とのどかが行ったヒミコの管理する滅びた世界とは違い肉体では行けないのよ」

 

「まるで死後の世界のようですね」

 

「まあそう言われても違和感はないわね」

 

「言わば原初の世界のIFは旧世界の情報を保存する世界なのよ」

 

「データーベースと言う訳ですか?」

 

「そうよ試験的に作られた4つの世界の中で成績が良かった幼馴染世界だけがIFが作られたの、つまりそれが飛鳥と薫の世界で良いんですね?」

 

「そうよそして・・・」

 

「トワさん直哉君に何をしたのです?」

 

「大丈夫よ少し精神年齢を下げてのどかの事をお姉さんと思わせるようにしただけだから」

 

「なんでそんな事をしたラビ」

 

「こうでもしないと私が直哉をここに留まらせた意味が無くなるから」

 

「どういう事です?」

 

「私が直哉にすこやか市に留まらせたのはあの子に子供らしい生活を体験してほしいからなのに」

 

「そうか、ノヴァと言う子が来たことでトワさんの目的とは違う方向に直哉君が向くことにより中心世界の他の世界同様世界安定に向けての仕事をするからですか?」

 

「ええそうよ。のどか達には悪いけどここは直哉の精神を休ませる世界に私はしたいのよ」

 

「「成る程」」

 

「今まで飛鳥と薫の父親の頃から融合世界になるまでの間紫藤直哉と言う魂を休ませれる世界はなかったの、だけど前の世界で花寺のどかとラビリンと言うヒーリングアニマルと接していた紫藤直哉を見ると彼の魂の負担が軽減してたの」

 

「「ええーーそうなんですか」ラビーー」

 

「それにこれは貴女達の秘密にしててね、直哉は人間なのだけど基本はねでも貴女達の言葉で言えばエレメントさんと言っていいのよ」

 

「「ええーー直哉君がエレメントさん」ラビーー」

 

「ええそうよ。紫藤直哉のオリジナルは米田健二が作り出したわ。真宮寺直哉と共にね」

 

「だけどのどかとラビリンが知る二人の紫藤直哉は私とレイがその世界の一部の力を使って作り出したわ」

 

「世界の安定のためにですか?」

 

「ええそうよ。だから直哉の体内にメガ因子が入っても困らないように人間として作り出したわ」

 

「じゃあ直哉君の両親の事も作り話ですか?」」

 

「いえそれは違うわ。米田桜花本人に協力してもらって紫藤直哉を産んで貰ったの」

 

「だから先程も言ったけど直哉の誕生もその世界なんだよ」

 

「成程」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2つ目のお願い

「それにこれは僕の勘違いかも知れないのですが、紫藤なのはさんは何者かに操られているかもしれないので」

 

「なっ彼は僕達がトワから聞かされた可能性について知っていて黙っていたのか?」

 

「そうよ、この一件に関してでもそうだけどこちらの直哉は自分で考えて融合世界や友好世界のバランスを壊すような事態が起きない限り介入は最低限にしてるし」

 

「別にこちらの直哉の自慢をしてるつもりはないけど、貴方達の場合米田健二の闇の力と戦う使命があったのなら、もっと管理者と繋がるべきだったのではないい?」

 

「はあ、耳が痛いわ」

 

その時過去の幼馴染世界の管理者メルクが管理者の神殿にやって来た。

 

!!

 

「メルクどうしてここに?」

 

「融合世界に木な直哉となのはが来た事で飛鳥と薫の世界以外の世界が出来てたらまずいから」

 

トワが言う。

 

「成程確かにそう言う理由でIF世界が出来てしまうのはまずいですね」

 

「それでトワ2つ目のお願いは何です?」

 

「ああ、それは・・・」

 

直哉がトワに聞く。

 

「暫く直哉に私達が持つ権限を渡すから融合世界を頼むわ」

 

「はっどういう事ですか?」

 

「あの時は余りパンサークローの情報がなかったからパンサークローと如月ハニーを調べたらパンサークローは空中元素固定装置を如月ハニーの父親が作り出してパンサークローが、如月ハニーの父親を殺して空中元素元素固定装置を奪おうとしたらしいんだけど見つかってないのよ」

 

「成程それでハニーさん達はパンサークローに狙われる原因になったんですね」

 

「そうみたいね、でも空中元素固定装置は禁忌的な物らしいの」

 

「無から物を作り出すみたいね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「つまり空中元素固定装置を手に入れると言う事は、自分の願望を叶う事が出来ると言う事ですか?」

 

「ええ、そういう事らしいわね」

 

「そういう事なら空中元素固定装置が禁忌的な装置になるのもわかりますね。何故なら空中元素固定装置を使えば人間を作る事も出来ると言う事ですからね」

 

「「「あ、そう言えばそうだ」」」

 

「つまり空中元素固定装置の存在を知られればそれだけで戦争の火種になりえる争奪戦が起きると言う事ですね」

 

直哉がそう言う。

 

以前直哉が言ってたじゃない空中元素固定装置と並行世界の融合世界の如月ハニーについて」

 

「ああ、言いましたけど何かあったんですか?」

 

「彼女が2人になったわ。つまりこちらの世界にも如月ハニーの世界が誕生したのよ」

 

「はあ――、それって本当なんですか?」

 

「信じたくないけど本当よ」

 

「それじゃあ僕が・・・」

 

「つまり僕達の世界ではこのイベントがハニーさん達の世界で起きたような事ですか?」

 

「そうだな。そして了子さんはパンサークローと手を結びシンフォギア世界の月を破壊しようとしたんだ」

 

「成程」

 

「つまりハニーさんとしてはハニーさん達の世界の了子さん余り差異の無い流れだからこそ敵と認識したと言う事ですか?」

 

「恐らくそうだろう」

 

「そういう事ならハニーさんを止めるにはこちらのシンフォギア世界にしかないものを見せるしかないのですね」

 

「ああ、それが出来れば納得すると思う」

 

「わかりましたそういう事なら行きましょうか」

 

そして直哉は星児を連れて簡易ゲートでシンフォギア世界に向かった。

 

「駄目よ貴女は信用できないフィーネ」

 

「ハニーさん一体何を?」

 

千明がハニーの行動を見て驚く。

 

「フィーネ直哉君は私が守る」

 

「はあ、何言ってんだ?あんたあんたの世界の場合だろ」

 

「直哉とフィーネの中が悪いのは?別に私はあんたの世界の事なんて知らないけどなあんたも知らないんだろ?特殊遊撃部隊の苦労を?」

 

「それは・・・」

 

「そんなこちらの関係を壊すと言うのなら私が相手になる」

 

そう言ってクリスは、イチイバイルシューターを纏った。

 

「やめなさいクリス。その女には戦う事はないわ」

 

「何ですって」

 

「だって貴女は・・・」

 

了子がそう言った時・・・

 

「やめるんだハニー」

 

「ええーー星児さんどうしてここに?」

 

「ああ、それは・・・こちらの直哉君にこちらの世界しかない技術で連れて来て貰ったんだ」

 

「ええ――」

 

「そしてこの技術は直哉君と本当に協力関係でなければシンフォギア世界では使えないとの事だ」

 

「ええ――じゃあ本当に敵ではないの?」

 

「ふう、漸く誤解が解けたかしら?」

 

「そのようですね了子さん」

 

「ふう、何とか間にあいましたか?」

 

「あ、直哉君」

 

またこんな事をしないといけないんです?」

 

「それはしなくて良いわよ私達がその世界を封印するから」

 

「永久的にね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第64章 第2部 原初の世界の保存された世界へ序編
封印の為に


「やめるんだハニー」

 

「ええーー星児さんどうしてここに?」

 

「ああ、それは・・・こちらの直哉君にこちらの世界しかない技術で連れて来て貰ったんだ」

 

「ええ――」

 

「そしてこの技術は直哉君と本当に協力関係でなければシンフォギア世界では使えないとの事だ」

 

「ええ――じゃあ本当に敵ではないの?」

 

「ふう、漸く誤解が解けたかしら?」

 

「そのようですね了子さん」

 

「ふう、何とか間にあいましたか?」

 

「あ、直哉君」

 

またこんな事をしないといけないんです?」

 

「それはしなくて良いわよ私達がその世界を封印するから」

 

「永久的にね」

 

「え、その為に僕に全権を与えるんです?」

 

「ええ、今回は空中元素固定装置関係で片手間でやると弊害が起きそうなのよ」

 

「つまり如月ハニーが互いに惹かれるのを防ぐ為ですか?」

 

「それもあるけど、並行世界の融合世界から来たパンサークローもいつ動くかわからないしそれに・・・

 

「フフ、やはり貴女達も来ましたか特殊遊撃部隊」

 

「特殊遊撃部隊とは一体何なんだ?」

 

真宮寺直哉が治療を受けながら考えていると・・・

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

 

「フフ、成程あれがイシュメルガとデボネアが言っていた力ですか」

 

カルマがそう呟く。

 

「カルマ、イシュメルガとデボネアとは何者だ?」

 

真宮寺直哉がカルマに聞く。

 

「ああ、遥か未来から来た私の協力者ですよ」

 

!!

 

「遥か未来から来た協力者だと」

 

「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「そうです。それで間違いないですね?花寺薫」

 

「薫ちゃんの名字が違う」

 

「その通りだよカルマ。よくそこまで融合世界の事を熟知してるね」

 

「イシュメルガとデボネアでも私の名字変更の事は知らなかったのに」

 

「融合世界?飛鳥ちゃんどういう事?」君達は幼馴染世界から来たんだよね」

 

「違いますよ。真宮寺直哉さん」

 

「おい、直哉しっかりしろ面倒な奴は倒されたんだ」

 

「そうよ直哉君後はカルマを倒せば・・・えっ」

 

その時千明は見た。光武F2が炭になる所を」

 

「いやあああ。巴里華撃団の皆が炭になったわ――」

 

「あはは、良いですね。ある程度制限がありますが、触れた物全部を炭に変える能力を持つノイズと言う兵器は」

 

「「「「「「何だと!!触れたら炭にされるだと」」」」」」

 

「一体どうやって倒すんだよ」

 

「安心して下さい皆さん」

 

「「だああああ」」

 

!!

 

「「「何だノイズが消滅していく」」」

 

「まさか、特殊遊撃部隊の奴等めシンフォギア奏者をこちらに連れて来たのか?」

 

「そうだよカルマ私達を貴女が、エキストラプレイヤーとして与えた特権として与えた力で、仲間と合流して、貴女がノイズを使う可能性があったからね」

 

「おのれーーキュアグレースそして紫藤直哉め」

 

「それに融合世界に憑依の実が出た以上カルマがパンサークローと手を組む可能性もあるからね」

 

「確かにそうですね。現状の千明さんはこちらの世界の住人ではないですからなるべく単独の内に終わらせたいですね」

 

「そうだから2つ目のお願いなのよ」

 

「成程」

 

暫くして・・・

 

直哉とのどか達5人はレイによって保存された世界の帝都に送られたのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

保存された世界1 過去のイベントを見て前編

今回からサクラ大戦来訪者は私の幼馴染のキャラ達がゲストとして登場するのでよろしくお願いいたします。



「そうだよカルマ私達を貴女が、エキストラプレイヤーとして与えた特権として与えた力で、仲間と合流して、貴女がノイズを使う可能性があったからね」

 

「おのれーーキュアグレースそして紫藤直哉め」

 

「それに融合世界に憑依の実が出た以上カルマがパンサークローと手を組む可能性もあるからね」

 

「確かにそうですね。現状の千明さんはこちらの世界の住人ではないですからなるべく単独の内に終わらせたいですね」

 

「そうだから2つ目のお願いなのよ」

 

「成程」

 

暫くして・・・

 

直哉とのどか達5人はレイによって保存された世界の帝都に送られたのだった。

 

「「「「ここが保存された世界」」」」

 

「そのようですね僕達は霊体のようですが」

 

直哉がそう言った直後・・・

 

「何だって!!」

 

「何ですって!!」

 

直哉とさくらは、桜花から聞いた内容に、驚いていた。

 

「やはりここは、消滅した筈の世界で、いいのかな?桜花ちゃん」

 

「貴方方と真宮寺直哉君の世界の皆さんには、そう伝わっていて当たり前です。私がそうさせていたんですから」

 

「何だって!!」

 

「私達の世界は、確かに、1度はお父様の暴走で消滅仕掛けましたが、お父様がその時見たそうです、私達の世界を含め合計4つの世界の共通の敵がいる事を」

 

「4つの世界の共通の敵だって」

 

「ええ、4つの世界とは、私達の世界、真宮寺直哉君の世界、そして、貴方紫藤直哉の世界、そして最近確認できた。佐谷直哉君の世界です」

 

「その敵を倒すには、4つの世界が協力しないといけないのか?」

 

のどか達の近くでそう言う声が聞こえた。

 

「成程これはかつての幼馴染世界から来た時のタイミングですね」

 

「え、それって以前聞いたあの話」

 

のどかがそう言う。

 

「そうですね」

 

「貴女本当に私の娘なの?」

 

「ええ、そうですよ、そして紫藤直哉さんの母親でもあります」

 

「「「「「「えええーーー」」」」」」

 

再び6人は驚いていた。

 

「本当に、君が僕の母さんなのかい?」

 

「ええ、そうですよ。しかしこのままだと紫藤直哉さんの存在が消滅しますが?」

 

「ええ、それはどういう事ですか?」

 

「簡単に言えば、貴方のお母さんが、この世界に来ないと言う事ですよ」

 

「この世界に来ない、貴方のお父さんと結婚しない事を意味してるので」

 

「それじゃあ直哉君は・・・」

 

「皆さん慌てないでください。今すぐ直哉さんが消える訳ではないんです」

 

「元々貴方達が住むこの世界は、真宮寺直哉君達の世界と私達の世界が干渉した為出来た世界なのです」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

「そんなにいちいち驚かないでください」

 

「「「「「「だって」」」」」」」

 

「だってもありません、元々私はこの時代から約20年後の世界から来た人間で、この世界の人間では、ありません」

 

「私の母親は、真宮寺さくらで、父親は米田健二と言います」

 

「「え、米田健二」」

 

直哉とさくらは、意外な人物の名前に驚いていた.

 

「お兄ちゃんとさくらさんは、米田健二という人を知ってるの?

 

「恐らく彼等はこういう話を聞きここに連れて来られたのでしょうね」

 

「ただしここが保存された世界と言う認識なのは僕達だけのようですね」

 

「「「「そうなんだ」」」」

 

のどか達は直哉の説明に納得する。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

保存された世界1 過去のイベントを見て中編

「元々貴方達が住むこの世界は、真宮寺直哉君達の世界と私達の世界が干渉した為出来た世界なのです」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

「そんなにいちいち驚かないでください」

 

「「「「「「だって」」」」」」」

 

「だってもありません、元々私はこの時代から約20年後の世界から来た人間で、この世界の人間では、ありません」

 

「私の母親は、真宮寺さくらで、父親は米田健二と言います」

 

「「え、米田健二」」

 

直哉とさくらは、意外な人物の名前に驚いていた.

 

「お兄ちゃんとさくらさんは、米田健二という人を知ってるの?

 

「恐らく彼等はこういう話を聞きここに連れて来られたのでしょうね」

 

「ただしここが保存された世界と言う認識なのは僕達だけのようですね」

 

「「「「そうなんだ」」」」

 

のどか達は直哉の説明に納得する。

 

「とりあえずこちらのイベントが終わるまでは動かずにいましょう」

 

「「「「了解」」」」

 

「まずは皆さんをここに連れてきたのを謝らせてください」

 

「いえそれはいいんですけど、この時代に私達を呼んで、如何するんですか?」

 

「それになうちらの知っている帝国華撃団とは、違うし上手く協力できるかわかりませんよ、大神さん」

 

はやてが大神に言う。

 

「ああそれは、わかっている。取りあえずこの映像を見てくれ」

 

そう言って、大神はある映像を再生した。

 

「これは女の子ですよね?」

 

フェイトが、大神に確認を取る。

 

「ああ、この子が、今の俺達の敵邪神巫女イヨだよ」

 

「「「邪神巫女イヨですか?」」」

 

「ああ、この子は存在するだけでも、世界に影響を与えるんだ」

 

「影響ですか?」

 

なのはが、大神に質問をする。

 

「ああ、彼女が存在するだけで、君達の世界にも影響を与える可能性があるんだ」

 

「「「ええーーー」」」

 

「君たちにこの世界のイヨの影響を受けてた世界の記録があるんだ」

 

「見るかい?」

 

「「「はい」」」

 

そして、3人は映像を見ていると、知り合いが映っていた。

 

「この映像は、今から約20年前の物で、今の帝国華撃団にはないけどかつて特別遊撃部隊その名も、帝国華撃団空組と言うんだ」

 

「「「帝国華撃団空組ですか?」」」

 

「ああ、空組は邪神巫女に対抗する為の部隊なんだ?」

 

「それはどういう意味や?」

 

「ああ、それはね・・・」

 

「イヨは様々な時代へ跳ぶ事ができる奴なんだ」

 

「「「えええーーー時間移動が出来るんですか?」」」

 

「ああ、簡単に言えばね、だから前司令は、特別遊撃部隊帝国華撃団空組を結成し、イヨの襲来から様々な時代を守っていたんだが、今から15年前、邪神巫女は、確かに異世界で、空組と、異世界の帝国華撃団が、イヨを消滅させたはずなんだ」

 

そして、大神は奇跡的に残っている記録装置を起動されると、映っていたのは、真宮寺直哉が邪神巫女の超魔装機兵真王に捕まっているところだった。

 

「「「あ、あれは、真宮寺直哉君?」」」

 

「まさか貴女から出てくるとは思いませんでしたよ。邪神巫女イヨサン」

 

「フン、そろそろ私も貴様等と、決着をつけたくてな」

 

おやイヨさん、口調が違いますが、どうしましたか?」

 

「こちらが素なのでね」

 

「直哉君これが初期のイヨさんなの?」

 

ちゆが直哉に聞く。

 

「そうみたいですね僕も初めて映像を見ましたけど、恐らくこの頃はイヨさんとヒミコさん達が最終的なボスをしてるのでしょうね」

 

「融合世界とは違いあまり異世界とは接触して無いようですから」

 

暫くして・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

保存された世界1 過去のイベントを見て後編

「ああ、簡単に言えばね、だから前司令は、特別遊撃部隊帝国華撃団空組を結成し、イヨの襲来から様々な時代を守っていたんだが、今から15年前、邪神巫女は、確かに異世界で、空組と、異世界の帝国華撃団が、イヨを消滅させたはずなんだ」

 

そして、大神は奇跡的に残っている記録装置を起動されると、映っていたのは、真宮寺直哉が邪神巫女の超魔装機兵真王に捕まっているところだった。

 

「「「あ、あれは、真宮寺直哉君?」」」

 

「まさか貴女から出てくるとは思いませんでしたよ。邪神巫女イヨサン」

 

「フン、そろそろ私も貴様等と、決着をつけたくてな」

 

おやイヨさん、口調が違いますが、どうしましたか?」

 

「こちらが素なのでね」

 

「直哉君これが初期のイヨさんなの?」

 

ちゆが直哉に聞く。

 

「そうみたいですね僕も初めて映像を見ましたけど、恐らくこの頃はイヨさんとヒミコさん達が最終的なボスをしてるのでしょうね」

 

「融合世界とは違いあまり異世界とは接触して無いようですから」

 

暫くして・・・

 

「それは僕の方から説明します。大神司令」

 

「君は?」

 

「私の名は、紫藤直哉です。私もさくらさんと共に連れてこられたので」

 

「君もか、すまないこちらのミスで来て貰う事になるとは・・・」

 

「いえいえ私達も機動六課の方々と行動を共にしていたので」

 

「そう言えば、君も帝国華撃団関係者なんだろ?」

 

「ええ、一応私は初代帝国華撃団総司令の紫藤直哉です」

 

「こいつも総司令なのかよ」

 

隆一はショックを受けていた。

 

「ちょっと待ってくれ。華撃団を作ったのは、米田さんじゃないのかい?」

 

「いえ違います。私達の世界では、私の両親が、帝国華撃団を作ったので」

 

「何だとーー!!」

 

直哉の言葉を聞いた大神が驚いていた。

 

「まさかそこまでの、違いがあるとは?」

 

「直哉さん。さくらさん。君達の力を見込んでお願いがある」

 

「「何でしょうか?」」

 

「俺達と一緒に・・・」

 

「あ、大神さん先に言っておきます。私とさくらさんは、邪神巫女との戦いには干渉しません」

 

「ならうちらも協力はしないでおくわ大神はん」

 

「はやてさん達もかい?」

 

「そうや、それにな、大神はんうちは最初から他力本願する奴嫌いなんねん」

 

「俺は、そんなつもりはない」

 

「でもあんさんに第一声で、桜花ちゃんにうちらを連れて来るよう指示してた見たいやんか、うちは、そう言う礼儀知らずは嫌いや」

 

「そう言う点では、直哉さんに協力するわ」

 

「何だと!!親父が頼んでるだろう、協力しろよ」

 

隆一がはやてに言う。

 

「五月蝿いごちゃごちゃ言うなガキが」

 

「もう行くで、なのはちゃんフェイトちゃん、お兄さん、さくらさん」

 

そう言ってはやて達は、地下司令室を出て行き、ロビーでスバル達と合流した時桜花がやって来た。

 

「うわあ、この時代の大神さんより子供の方が危ないね」

 

ひなたが言う。

 

「そうね考え方としたら」

 

「でもどうして幼馴染世界の直哉さんは大神さんの依頼を断ったのかな?」

 

「それはその時の幼馴染世界の事情でしょうね。この当時は融合世界と言う考えがなくあくまでも7人世界や幼馴染世界は単独として進められた時代ですから」

 

「イベント数はかなり少ない筈ですよ」

 

「「「そうなんだ」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

保存された世界2 イベントの繋がりを考える1

今回から過去作との繋がりの話をするのでご了承ください。


「そう言う点では、直哉さんに協力するわ」

 

「何だと!!親父が頼んでるだろう、協力しろよ」

 

隆一がはやてに言う。

 

「五月蝿いごちゃごちゃ言うなガキが」

 

「もう行くで、なのはちゃんフェイトちゃん、お兄さん、さくらさん」

 

そう言ってはやて達は、地下司令室を出て行き、ロビーでスバル達と合流した時桜花がやって来た。

 

「うわあ、この時代の大神さんより子供の方が危ないね」

 

ひなたが言う。

 

「そうね考え方としたら」

 

「でもどうして幼馴染世界の直哉さんは大神さんの依頼を断ったのかな?」

 

「それはその時の幼馴染世界の事情でしょうね。この当時は融合世界と言う考えがなくあくまでも7人世界や幼馴染世界は単独として進められた時代ですから」

 

「イベント数はかなり少ない筈ですよ」

 

「「「そうなんだ」」」

 

「ですが、保存された世界のデーターを再利用したために佐谷直哉の世界と7人世界は・・・」

 

「うっ何だこの映像は?これはもしかすると・・・」

 

 

「そうですよこれは僕の記憶ですよ、直哉さん」

 

 

!!

 

「何故お前が存在している?佐谷直哉、お前は兄さんに吸収された筈だ」

 

 

「あれ、聞いてないんですか?貴方は健二さんに捨てられたんですよ、姉弟揃ってね」

 

 

「何だと!!馬鹿な」

 

 

 

「嘘をつくなよ、佐谷直哉?」

 

 

「いえいえ嘘じゃないですよ、現にあなた達の現状を見てください」

 

 

そう言って、佐谷直哉は裏直哉に自分の状況を確認させた。

 

!!

 

「何なんだ?この姿はーーーー」

 

「俺とさくらの魂が何か機械的な物に作り替えられている」

 

「どういう事だ?佐谷直哉ーーー」

 

「ふふ、そんな大声を出さなくても聞こえますよ」

 

「これが終焉弐式の仕様ですよ」

 

「何だと!!」

 

「終焉弐式を起動させるには、強烈な闇の力を持つ魂を二つほど生贄にしないといけないんですよ」

 

!!

 

「つまり裏直哉さんが、地底王国であんな事をしなければ健二さんは終焉弐式を使う事をしなかったんですよ」

 

「何だと、それじゃあ兄さんは?・・・」

 

「・・・ええ、貴方の想像通り裏直哉お前が捨てた真宮寺直哉が受けた痛みすらを超える罰を受けるんですよ、今からね」

 

「うぎゃああああああああああああ」

 

「これにて終焉弐式の起動に成功を確認しました」

 

「ご苦労だったな佐谷直哉。これをミズキ達に渡す手配をしてくれ」

 

「了解です」

 

その後佐谷直哉は闇との同化を終え消えてしまった。

 

「そして2人は同化しその後・・・」

「何故お前がここにいる?」

 

「そんな事はどうでもいいだろう?ブル―お前も幼馴染世界が復活したからこそいるんだろ」

 

「・・・ああ」

 

「成る程こいつは、融合世界に近い所で何故か復活した世界の者か」

 

「それでお前は表なのか?裏なのか?」

 

「ああ、今は裏だな。裏直哉だ」

 

「真宮寺直哉お前はヒミコについているのか?」

 

「米田健二と違いヒミコとつるむ気はないが、どうなるかわからんが、俺は新生帝国華撃団のメンバーを追いかけてここに来たんだよ」

 

「そうなのか?」

 

「ああ、俺達の世界が復活した時に、新生帝国華撃団のメンバーを見つけて暫く見ていたら、新生帝国華撃団のメンバーが全員消えていたからな」

 

「成る程な、なら裏直哉よ俺の手伝いをしないか?」

 

「何お前の手伝いをか?」

 

「ああ、今俺は新生帝国華撃団のメンバーとあるゲームをしててな」

 

「ゲームだと!!」

 

「ああ」

 

そしてブル-は話し出す。

 

「そしてあのタイミングで真宮寺直哉君は姿を見せたので隼人叔父さんが関したんじゃないかと今になって考えればそう思えるんです」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

保存された世界2 イベントの繋がりを考える2

「それでお前は表なのか?裏なのか?」

 

「ああ、今は裏だな。裏直哉だ」

 

「真宮寺直哉お前はヒミコについているのか?」

 

「米田健二と違いヒミコとつるむ気はないが、どうなるかわからんが、俺は新生帝国華撃団のメンバーを追いかけてここに来たんだよ」

 

「そうなのか?」

 

「ああ、俺達の世界が復活した時に、新生帝国華撃団のメンバーを見つけて暫く見ていたら、新生帝国華撃団のメンバーが全員消えていたからな」

 

「成る程な、なら裏直哉よ俺の手伝いをしないか?」

 

「何お前の手伝いをか?」

 

「ああ、今俺は新生帝国華撃団のメンバーとあるゲームをしててな」

 

「ゲームだと!!」

 

「ああ」

 

そしてブル-は話し出す。

 

「そしてあのタイミングで真宮寺直哉君は姿を見せたので隼人叔父さんが関したんじゃないかと今になって考えればそう思えるんです」

 

「確かに融合世界の場合は隼人さんが過去の直哉さんの魂を持ってたから真宮寺直哉君がそっちに付いたのかな?」

 

「その可能性もありますね3人は米田健二の魂の生まれ変わり的な存在ですから」

 

「じゃあ佐谷直哉君が融合世界に来た理由は?」

 

ひなたが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・」

 

「成程・・・この力は」

 

「どうやら来たみたいですよ。宿主の命を狙う者が」

 

 

「何なのですかあれは?」

 

「まさか彼が、自分の意思で米田健二とは別の行動を取るとは・・・」

 

「初めまして僕は君の世界融合世界の為に犠牲になった元人間だよ」

 

そう言って漆黒の闇が話し出す。

 

「お前は、米田健二の一部になった者佐谷直哉なのか?」

 

「へえ、君は僕の存在していた事を知っているんだね」

 

「ああ、知っている。そしてお前がここに現れた理由も確実とは言えないがな、お前の目的は、俺の体が欲しいのだろう」

 

!!

 

「何だと!!」

 

「何ですって」

 

直哉の言葉を聞き驚くアスミとバテデモーダだった。

 

「・・・ああ、その通りだよ。融合世界の紫藤直哉君」

 

「何故体が欲しいのですか?」

 

「それは恐らく、米田健二を佐谷直哉が乗っ取る為ですよ。アスミさんとバテデモーダ」

 

「成程宿主さんのプリキュアの力が目的ですか」

 

「そうさ、僕は君の体に宿る未知の力が目的さ。記憶の持たない米田健二の中にいても退屈だからね。こうして出て来たのさ」

 

「恐らくですが最初の出会いの時は僕の体が欲しいと思った思いますが」

 

「でもさくらさんが・・・」

 

「あ、ちゆちゃんさくらさんはどうなった?」

 

「のどか、とりあえず戦闘はしてたみたいだけど、今は安全だと思う所に、さくらさんといるわ」

 

「だってさ直哉君」

 

「ぐっ・・・行動が早くなりましたね。のどかさん」

 

「「「凄い直哉さんの逃げ道を完全に塞いだ」」」

 

まなつとさんごとローラが言う。

 

「早いな」

 

「直哉さんの行動パターンを知ってるからだと思う」

 

「その通りだよ直哉っちは、のどかっちより頑固だからね」

 

「「「「「そうなんですね」」」」そうなのね」

 

「わかりましたよ、休息取りますよ」

 

「「「「おおーー直哉さんが折れた」」」」

 

「「素直でよろしい」」

 

「融合世界の直哉君が戻って来たと言う事で来てみたけど、君その恰好は何だい」

 

そう言いながら、佐谷直哉の漆黒の魂が病室に現れた。

 

「ええーーお化けーーバターン」

 

まなつは気絶した。

 

「何で来てるんだ?佐谷直哉」

 

「うーん君のお見舞いも兼ねてと、中心世界の真宮寺さくらについてかな」

 

「何がお見舞いだよ。敵なのに」

 

「酷いなあ、僕の所にも今は君と戦うなと言われてるんだから」

 

「でもこの頃から佐谷直哉君はある意味解放されたのかも知れませんね。自身の闇から」

 

「そう言う見方も出来ますね。事実彼はあれ以降出てきてませんし」

 

アスミがそう言う。

 

「まあ今は幼馴染世界から連れて来られた彼等のイベントを見ましょうか。どうやら米田健二に会うみたいですから」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

保存された世界3 紫藤直哉と米田健二

「「「「おおーー直哉さんが折れた」」」」

 

「「素直でよろしい」」

 

「融合世界の直哉君が戻って来たと言う事で来てみたけど、君その恰好は何だい」

 

そう言いながら、佐谷直哉の漆黒の魂が病室に現れた。

 

「ええーーお化けーーバターン」

 

まなつは気絶した。

 

「何で来てるんだ?佐谷直哉」

 

「うーん君のお見舞いも兼ねてと、中心世界の真宮寺さくらについてかな」

 

「何がお見舞いだよ。敵なのに」

 

「酷いなあ、僕の所にも今は君と戦うなと言われてるんだから」

 

「でもこの頃から佐谷直哉君はある意味解放されたのかも知れませんね。自身の闇から」

 

「そう言う見方も出来ますね。事実彼はあれ以降出てきてませんし」

 

アスミがそう言う。

 

「まあ今は幼馴染世界から連れて来られた彼等のイベントを見ましょうか。どうやら米田健二に会うみたいですから」

 

「やはり協力出来ませんよね、皆さん」

 

「御免な桜花ちゃん」

 

はやては桜花に謝っていた。

 

「いえいいんですよ、私自身貴方方なら、断ると思ってましたし、断わってほしいと思いましたしね」

 

「成る程なあ、桜花ちゃんに試されてたんか」

 

「ごめんなさい」

 

「いや桜花お前が、謝る事じゃないぞ」

 

「「「「「「え、誰」」」」」」

 

「お父様」

 

「お父様、どうしてここに?」

 

「「ええーーー桜花さんのお父さんという事は、米田健二さん」」

 

 

直哉とさくらは、予想外の人物の登場に驚いていた。

 

「君達とは、初めてだな、俺は米田健二だ、イヨと兄妹みたいな者だ」

 

 

「僕は、紫藤直哉です。よろしくお願いします」

 

「紫藤?成る程君が3番目の世界の中心人物か、俺は直接会ったのは、真宮寺直哉君だけだったからな」

 

「そうなんですか?」

 

「ああそうさ・・・」

 

「お父様そんな話をする為に来たんですか?」

 

「おっとすまんすまん」

 

「今日は直哉君に忠告しに来たんだった」

 

「「「「「忠告ですか?」」」」」

 

「ああ、いずれ君達の前に現れるだろう現時点の最凶の敵邪龍神巫女ヒミコには気をつけろ」

 

「「「「「邪龍神巫女」」」」」

 

「邪神巫女ではなくですか?」

 

「ああ、ヒミコは、巫女ではなく、奴自身が神なのさ」

 

「「「「「ええーー神ですかー」」」」」

 

健二の言った言葉に唖然となる直哉達.

 

そして、健二との話し終えた後、直哉達は、桜花の力で、元の世界に戻ったはずだった。

 

その頃健二は・・・

 

「そろそろ君達の事を教えてくれるかな?」

 

「「「「え姿は見えないが花寺直哉君は見えてるよ。未来の神がここでベースを作成してらからね」

 

「「「「成程」」」」

 

「ええそうよ。紫藤直哉のオリジナルは米田健二が作り出したわ。真宮寺直哉と共にね」

 

「だけどのどかとラビリンが知る二人の紫藤直哉は私とレイがその世界の一部の力を使って作り出したわ」

 

「世界の安定のためにですか?」

 

「ええそうよ。だから直哉の体内にメガ因子が入っても困らないように人間として作り出したわ」

 

「じゃあ直哉君の両親の事も作り話ですか?」」

 

「いえそれは違うわ。米田桜花本人に協力してもらって紫藤直哉を産んで貰ったの」

 

「だから先程も言ったけど直哉の誕生もその世界なんだよ」

 

「成程」

 

「でも僕達の肉体はどうなるんですか?」

 

「ああ、それは・・・直哉とキュアグレース達の肉体は宝玉に収容されるから保存された世界から帰る時になれば自動で起動するから安心してね」

 

「やはりトワの説明は事実でしたか」

 

「それで君達はどうしてここに来たんだい?」

 

「それはですね・・・」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

保存された世界4 米田健二への説明前編

「だけどのどかとラビリンが知る二人の紫藤直哉は私とレイがその世界の一部の力を使って作り出したわ」

 

「世界の安定のためにですか?」

 

「ええそうよ。だから直哉の体内にメガ因子が入っても困らないように人間として作り出したわ」

 

「じゃあ直哉君の両親の事も作り話ですか?」」

 

「いえそれは違うわ。米田桜花本人に協力してもらって紫藤直哉を産んで貰ったの」

 

「だから先程も言ったけど直哉の誕生もその世界なんだよ」

 

「成程」

 

「でも僕達の肉体はどうなるんですか?」

 

「ああ、それは・・・直哉とキュアグレース達の肉体は宝玉に収容されるから保存された世界から帰る時になれば自動で起動するから安心してね」

 

「やはりトワの説明は事実でしたか」

 

「それで君達はどうしてここに来たんだい?」

 

「それはですね・・・」

「あら直哉何かあった?」

 

「ええ、ありました。出来ればレイさんにも聞いて欲しいので良いですか?」

 

「わかったわ」

 

「まず今回の闇の書事件にはワイズマンが介入していました」

 

「「ええ――」」

 

「ワイズマンがだとーー」

 

「はいこれを見て下さい」

 

「「これはまさか本型のロストロギア?」」

 

「本型のロストロギアなら取集が目的かも知れないラビね」

 

「うんそうだね変身を解除したら本型のロストロギアも動かなくなったしね」

 

「これで直哉の心配事が、現実になるかも知れないラビね」

 

「うん、昔の幼馴染世界の海鳴市で起きた本型のロストロギアは、魔法のみを収集してたって教えてくれたけど、まさか私達の力まで取集対象だなんて・・・」

 

「本来の闇の書ならありえない反応を示したのでね」

 

「成程それで君は私が何かをしたと考えたんだな」

 

「ええ、そうですよ。貴方なら・・・」

 

「八神はやてを生贄にして全てを無に帰す計画だったがワイズマンは言った闇の書の悪意が浄化されると新たな悪魔がこの世界に降り立つと、その悪魔の名はカルマと言っていた」

 

「カルマですって」

 

「そうだワイズマンはカルマと言った」

 

その直後映像にワイズマンが現れた。

 

「その時に私は感じたのだよ。憑依の実の可能性にね」

 

ワイズマンがそう言う。

 

「だからこそ彼女達も来ただろ?」

 

「「「まさか・・・」」」

 

「千明さんと前鬼君を融合世界来させたのはワイズマンだったの?」

 

「ああ、その通りさ私も憑依の実が一方的に勝つのは面白くないからな」

 

「研究をスムーズに行う為に彼女らに来て貰ったのさ。そして・・・」

 

「そろそろ花寺直哉も私の事を知るだろう。さて憑依の実の元が闇の書の悪意によって拡散される前に私は行かせてもらう」

 

「こうして僕達の世界に憑依の実がまかれたんです」

 

「成程君達は憑依の実に対する対抗策を手に入れる為に来たのか?」

 

「はいここでなら僕の能力を追加できると言われたので」

 

「確かに君の強化は出来るがいいのかい?」

 

米田健二が直哉に聞く。

 

「憑依獣を浄化出来る人物達が君達の世界に召喚されているのに、そこまで君が追い込むんだい自分を?」

 

「確かに僕達が千明さん達を頼ればいい問題かもしれません」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

保存された世界4 米田健二への説明中編

「だからこそ彼女達も来ただろ?」

 

「「「まさか・・・」」」

 

「千明さんと前鬼君を融合世界来させたのはワイズマンだったの?」

 

「ああ、その通りさ私も憑依の実が一方的に勝つのは面白くないからな」

 

「研究をスムーズに行う為に彼女らに来て貰ったのさ。そして・・・」

 

「そろそろ花寺直哉も私の事を知るだろう。さて憑依の実の元が闇の書の悪意によって拡散される前に私は行かせてもらう」

 

「こうして僕達の世界に憑依の実がまかれたんです」

 

「成程君達は憑依の実に対する対抗策を手に入れる為に来たのか?」

 

「はいここでなら僕の能力を追加できると言われたので」

 

「確かに君の強化は出来るがいいのかい?」

 

米田健二が直哉に聞く。

 

「憑依獣を浄化出来る人物達が君達の世界に召喚されているのに、そこまで君が追い込むんだい自分を?」

 

「確かに僕達が千明さん達を頼ればいい問題かもしれません」

 

「でも自分達の世界なので出来れば自分達の力でしたいんです」

 

「成程君は最初から他力本願ではなく出来る事はしたいのか?」

 

「そうですねどうしても駄目なら素直に協力を要請します」

 

「そうか・・・」

 

そして健二が話し出す。

 

「ふむお前さん達は、別世界から来たということでいいのか?」

 

「はい、簡単に言えばそういう事になりますね」

 

「司令その話を、信じるんですか?」

 

「大神、お前は信じられないのか?こうしてさくらが、二人並んでいるのに?」

 

「それは・・・」

 

「それに、健二と言ったなお前さん達は、どうして、この世界に来たんだ?」

 

「その件に関しては、自分達も驚いています。どうすれば元の世界に戻れるのかすら分かってないので」

 

「なあお前さんがよければ暫く、ここにいろ」

 

!!

 

大神達は、米田の言葉を聞き、驚いていた。

 

「しかし、自分たちがここにいると、迷惑になりますし」

 

「・・・邪神巫女イヨの事か?」

 

!!「どうして、そのことを?」

 

 

「みんなに話す前に、直哉ここにいるみんなにあの事を言っていいか?」

 

「ええ、あの件ですね、少なくとも健二さんたちには、軽く説明してますが」

 

「そうか、大神実は、俺とさくら、そして直哉の三人は、異世界からの襲撃があることを、知った俺たちは、同じ異世界から来た彼らと、ここ数日直哉とさくらに彼らと行動を共にして、協力できるのか、見ていたのだ」

 

「成る程それで、直哉君とさくら君が、帝劇にいなかったんですね」

 

「だから俺は、異世界からの襲撃に備え、彼ら帝国華撃団空組と協力体制をとることにした」

 

「帝国華撃団空組ですって!!」

 

「ああ、俺達の世界には、空組は存在しないからな」

 

「成る程、そういう訳ですか」

 

「健二たちは大神達が驚いていた理由を、米田から聞き、納得した。

 

そして、健二は、改めて空組のメンバーを紹介した。

 

「何だって向こうのさくら君と、健二さんは既に結婚しているのかー」

 

健二とさくらが、結婚している事を、知った花組は驚いていた。

 

そして健二たちの紹介が終わり、次は直哉たちの番となった、そしてそこで健二たちは、違和感を感じていた。その正体が、隊員の数が、自分達の世界とは、異なっている事だと紹介後に、気がついた。

 

そして挨拶が終わり、空組のメンバーは、ジェミニに会いに行った。

 

花組は、直哉と米田は司令室に残り、他のメンバーも、自由行動にし、各々の時間を満喫していた。

 

「直哉どうした?」

 

「長官これを見てください」

 

直哉は、米田に双武改の設計図を見せた。

 

「こりゃあすげえな、健二の世界の量子甲冑は、ここまで進歩しているのか」

 

「ああ、これが出来たら、直哉とさくらが一緒に乗れることで、直哉の量子甲冑を一から作るより安く出来るな」

 

「長官この機体が出来たら、僕とさくらお姉ちゃんの専用機にしてくださいね」

 

「おうよ最初からそのつもりだぜ」

 

「彼等はすぐに受け入れたが」

 

「それは仕方ありませんよその当時に異世界と交わるとどうなるのかとか知らないので」

 

「確かにな」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第64章 第2部 原初の世界の保存された世界へ破編
保存された世界4 米田健二への説明後編


花組は、直哉と米田は司令室に残り、他のメンバーも、自由行動にし、各々の時間を満喫していた。

 

「直哉どうした?」

 

「長官これを見てください」

 

直哉は、米田に双武改の設計図を見せた。

 

「こりゃあすげえな、健二の世界の量子甲冑は、ここまで進歩しているのか」

 

「ああ、これが出来たら、直哉とさくらが一緒に乗れることで、直哉の量子甲冑を一から作るより安く出来るな」

 

「長官この機体が出来たら、僕とさくらお姉ちゃんの専用機にしてくださいね」

 

「おうよ最初からそのつもりだぜ」

 

「彼等はすぐに受け入れたが」

 

「それは仕方ありませんよその当時に異世界と交わるとどうなるのかとか知らないので」

 

「確かにな」

 

「知らないと言うかそういう事を考えがなかったのだろうな」

 

「そうだと思います。ただ・・・」

「貴方があのヤラネーダを生み出したの?」

 

「ああ、そうだぜ、今回はその時に捕獲した新生帝国華撃団のメンバーやる気を使ってこれを作ったんだぜ」

 

「ちょっとそこまでなんで言うのよ」

 

 

「別にいいだろ。やれゼンゼンヤラネーダ」

 

 

「皆行くよ」

 

「「「うん」」ああ」

 

「行くよコーラル」

 

「うんサマー」

 

「ハートルージュロッド!」

 

「プリキュア!おてんとサマーストライク!」

 

「ハートルージュロッド!」

 

「プリキュア!もこもこコーラルディフュージョン!」

 

ハートルージュロッド!」

 

「プリキュア !ぱんぱかパパイアショット!」

 

「ハートルージュロッド!」

 

「プリキュア!ぶっとびフラミンゴスマッシュ!

 

「「「「ビクトリー!」」」」

 

「おいおいお前達よく見ろよ」

 

「「「「「えー―ヤラネーダが浄化してない」」」」

 

「あはは、ならばこちらだな。アルビトル・ダンフェール」

 

真宮寺直哉の言葉を受けて無限型ゼンゼンヤラネーダが魔法陣から無数の魔導弾が発射された。

 

!!

 

「「「「それはクラリスさんのきゃあああ」」」」

 

無限型ゼンゼンヤラネーダの攻撃によりサマー達は変身が解けてしまった。

 

「「「「うう」」」」

 

「よしゼンゼンヤラネーダ夏海まなつのやる気を奪え」

 

ヤラネーダヤラネーダ」

 

 

そして全然ヤラネーダはまなつのやる気虹色を奪った。

 

まなつのやる気は、ゼンゼンヤラネーダ体内に取り込まれた。

 

「「「ああ、まなつちゃんのやる気が」」まなつの」

 

「さてブルーの指示はプリキュアの無力化だからなのこりの3人のやる気も貰うとするか」

 

「やれゼンゼンヤラネーダ」

 

「真宮寺直哉君は悪になって僕達の世界に来たこともあります。その他では・・・」

 

「あ、いたいた直哉さん」

 

「はいなのはさんどうしました?」

 

「すみません。私どこで寝たら良いですか?」

 

「ああ、それはリビングから出てその左隣から3つ分の広さのある和室があるのでその部屋を使ってください」

 

「わかりました。ありがとうございます」

 

「それでは僕は行きますね」

 

「あ、待って下さい」

 

「まだなにか?」

 

「はい、お願いですこの世界の私が魔法と出会った頃の記録を見せて下さい」

 

「どうしても見たいのですか?」

 

「はい・・・」

 

「1つ確認ですが、このお願いもメルクさんの依頼の内ですか?」

 

「それは違います。私個人が見たいのです」

 

「ああ、そうだったわね貴女達が、元の世界に戻るにはフワニータを黙示録の三騎士とパトリックから守りなさい。融合世界の彼女達は黙示録の三騎士と戦う場合のみ本来の力を使って良いわ」

 

 

「「「「ええ――」」」」

 

 

「「「あ、まさか・・・」

 

「この世界の黙示録の三騎士の本体は最後の3体のナノビョーゲンだったの?」

 

 

「恐らくそうなのでしょうね、トワとメルクさんによって今自分達が、存在してても違和感の無いようにしたんでしょうね」

 

「「「「成る程」」」」

 

 

「それと、白騎士と赤騎士を7人世界の使った理由は、僕達は白騎士とこちらの直哉さんは赤騎士と繋がりがそれなりにあったからだと思いますよ」

 

 

「「「「「「「「成る程」」」」成る程ね」」」」」」

 

「君達が、ここで3体のメガビョーゲンを浄化したから赤騎士も消えたんだね」

 

「「「あ、直哉さん」」」

 

「「パパ」」

 

「飛鳥と薫向こうに行っても元気でね」

 

「「うん」」

 

「直哉君この子達誰?そんな事よりジェミニと合流しよ」

 

「わかったよさくらちゃん」

 

その時融合世界から来た全員が光に包まれた。

 

「そう言う訳であの時僕達との記憶を改ざんされてなく僕達について覚えている紫藤なのはさんをメルクさんが選んだとの事ですが・・・」

 

「あの時の話を聞きこちらの自分が魔法とユーノ君にちゃんと会えてるのかが気になるんですね」

 

「はい」

 

「しかし貴女とこちらの世界のなのはさんさんは、別人ですよそれでも見たいのですね?」

 

「はい」

 

そして2人は別の部屋に行き融合世界の海鳴市の記録集を観覧し始めた。

 

「なのはさん貴女は幼馴染世界にやって来てくれた時空管理局の人達に向かって私は、紫藤直哉の妹として生きる事を選択したんですよね」

 

「それは・・・」

 

「なのはさん貴女紫藤直哉の妹として生きる事が辛くなったんですか?」

 

「そうだとしても貴女はその選択をしたので、その責任は果たすべきですよ」

 

「・・・」

 

「確かに融合世界の場合は一時保護として来訪者に管理者のトワさんやレイさんに預かって貰えますが、なのはさんが幼馴染世界に転移した時はその制度がなかったんですよね?」

 

「うん」

 

「だから貴女は融合世界で生活をしている自分が羨ましいのですね」

 

「正直に言えば羨ましいよ。だって貴方達が本当に最低限の干渉で終わらせたよね?ジェミニさんの時だって」

 

「こんな無茶も言われましたよ」

 

「災難だなそれは」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

米田健二からの答え

「なのはさん貴女は幼馴染世界にやって来てくれた時空管理局の人達に向かって私は、紫藤直哉の妹として生きる事を選択したんですよね」

 

「それは・・・」

 

「なのはさん貴女紫藤直哉の妹として生きる事が辛くなったんですか?」

 

「そうだとしても貴女はその選択をしたので、その責任は果たすべきですよ」

 

「・・・」

 

「確かに融合世界の場合は一時保護として来訪者に管理者のトワさんやレイさんに預かって貰えますが、なのはさんが幼馴染世界に転移した時はその制度がなかったんですよね?」

 

「うん」

 

「だから貴女は融合世界で生活をしている自分が羨ましいのですね」

 

「正直に言えば羨ましいよ。だって貴方達が本当に最低限の干渉で終わらせたよね?ジェミニさんの時だって」

 

「こんな無茶も言われましたよ」

 

「災難だなそれは」

 

「慣れましたから良いですけどね」

 

「それで憑依獣に対する強化が出来たとしてその後はどうするんだい?」

 

「それは・・・」

 

「それでトワ2つ目のお願いは何です?」

 

「ああ、それは・・・」

 

直哉がトワに聞く。

 

「暫く直哉に私達が持つ権限を渡すから融合世界を頼むわ」

 

「はっどういう事ですか?」

 

「あの時は余りパンサークローの情報がなかったからパンサークローと如月ハニーを調べたらパンサークローは空中元素固定装置を如月ハニーの父親が作り出してパンサークローが、如月ハニーの父親を殺して空中元素元素固定装置を奪おうとしたらしいんだけど見つかってないのよ」

 

「成程それでハニーさん達はパンサークローに狙われる原因になったんですね」

 

「そうみたいね、でも空中元素固定装置は禁忌的な物らしいの」

 

「無から物を作り出すみたいね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「つまり空中元素固定装置を手に入れると言う事は、自分の願望を叶う事が出来ると言う事ですか?」

 

「ええ、そういう事らしいわね」

 

「そういう事なら空中元素固定装置が禁忌的な装置になるのもわかりますね。何故なら空中元素固定装置を使えば人間を作る事も出来ると言う事ですからね」

 

「「「あ、そう言えばそうだ」」」

 

「つまり空中元素固定装置の存在を知られればそれだけで戦争の火種になりえる争奪戦が起きると言う事ですね」

 

直哉がそう言う。

 

以前直哉が言ってたじゃない空中元素固定装置と並行世界の融合世界の如月ハニーについて」

 

「ああ、言いましたけど何かあったんですか?」

 

「彼女が2人になったわ。つまりこちらの世界にも如月ハニーの世界が誕生したのよ」

 

「はあ――、それって本当なんですか?」

 

「信じたくないけど本当よ」

 

「こう言われました」

 

「成程憑依獣対策は建前で後者の権限譲渡による耐性をつける事が本命か」

 

「わかった。そういう事なら協力はしよう。ただ君が死ぬかもしれないがそれでも良いのかい」

 

「え、それって肉体的にですか?」

 

「いや、君の知識や思い出だねつまり記憶が無くなると言う可能性があるんだ」

 

「成程」

 

「ふう、今日もいい天気だね、響さんとのどかちゃん。僕が君達を見つけて1週間になるけど君達は家出とかしたの?」

 

「「いいえ私達は貴方の生活のサポートをするように言われてきた家政婦と思ってください」」

 

「家政婦ねえ・・・両親が不慮の事故にあってから天涯孤独の僕に君達を送りつける人はいないはずなんだけど?」

 

「あははそんな事気にしなくていいですよ。貴方は貴方のままでいてくれれば」

 

「そうなの?まあ、良いや今日は大帝国劇場の米田さんに呼ばれていたから僕は行くよ」

 

「「行ってらっしゃいませ」」

 

「ようはまたこうなるのか」

 

直哉がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

再び記憶喪失になる可能性

「いや、君の知識や思い出だねつまり記憶が無くなると言う可能性があるんだ」

 

「成程」

 

「ふう、今日もいい天気だね、響さんとのどかちゃん。僕が君達を見つけて1週間になるけど君達は家出とかしたの?」

 

「「いいえ私達は貴方の生活のサポートをするように言われてきた家政婦と思ってください」」

 

「家政婦ねえ・・・両親が不慮の事故にあってから天涯孤独の僕に君達を送りつける人はいないはずなんだけど?」

 

「あははそんな事気にしなくていいですよ。貴方は貴方のままでいてくれれば」

 

「そうなの?まあ、良いや今日は大帝国劇場の米田さんに呼ばれていたから僕は行くよ」

 

「「行ってらっしゃいませ」」

 

「ようはまたこうなるのか」

 

直哉がそう言う。

 

「何だ君は記憶喪失になったのか?」

 

「ええ」

 

「ふう、今日もいい天気だね、響さんとのどかちゃん。僕が君達を見つけて1週間になるけど君達は家出とかしたの?」

 

「「いいえ私達は貴方の生活のサポートをするように言われてきた家政婦と思ってください」」

 

「家政婦ねえ・・・両親が不慮の事故にあってから天涯孤独の僕に君達を送りつける人はいないはずなんだけど?」

 

「あははそんな事気にしなくていいですよ。貴方は貴方のままでいてくれれば」

 

「そうなの?まあ、良いや今日は大帝国劇場の米田さんに呼ばれていたから僕は行くよ」

 

「「行ってらっしゃいませ」」

 

「へえここがのどかちゃんの部屋なんだ・・・うわああうさぎとペンギンと猫が浮いている」

 

 

直哉がのどかの部屋入った瞬間彼等ヒーリングアニマルを見て当然直哉は彼等の記憶がないので大騒ぎになってしまいのどかの両親が慌ててのどかの部屋に来てしまった。

 

 

そして直哉も落ち着き改めてヒーリングアニマル達と二度目の挨拶をするのだった。

 

 

「よっ久しぶりだな直哉」

 

と猫のニャトランが言う。

 

「へ、猫が言葉を話したーー」

 

直哉は二度目の混乱に陥った。

 

「ニャトランのせいで直哉が混乱したラビ」

 

「おいらのせいかにゃ」

 

「どう見てもそうだペン」

 

「直哉には今までの記憶がないの聞いてなかった?ペン」

 

「ああ、そういえばそうだにゃん」

 

「うう、人の言葉を喋る猫ということはニャトランは猫又の妖怪何ですね」

 

「違うにゃんおいら達はヒーリングアニマルだって言ってるにゃん」

 

「でも、直哉君が言うようにニャトランは人の前で言葉を話したら猫又の子供と勘違いするかも」

 

「にゃ、のどかまでそんなことを言うのかにゃん」

 

「「確かにラビペン」」

 

「お前らもかよにゃん」

 

「俺の味方はいないのか・・はあ」

 

ニャトランは自分の仲間がいないことにショックを受けていた。

 

「ああ嘘だよニャトラン」

 

のどかは慌ててニャトランにそう言った。

 

その後記憶がない直哉の為にヒーリングアニマルが直哉に説明をした。

 

「成る程君達はヒーリングガーデンという所からこちらの世界に来たんだね?」

 

「そうだペン」

 

「そうだにゃ」

 

「でもラビリンは直哉達と一緒にこちらの世界に来たラビ」

 

「ええーー僕と緒にーー」

 

「記憶喪失になっている時に自分の住んでいる世界の説明を受けましたね」

 

「成程なそろそろ始めるが良いかな?」

 

「よろしくお願いします」

 

その頃のどか達は・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

隆一と桜花1

「ああ嘘だよニャトラン」

 

のどかは慌ててニャトランにそう言った。

 

その後記憶がない直哉の為にヒーリングアニマルが直哉に説明をした。

 

「成る程君達はヒーリングガーデンという所からこちらの世界に来たんだね?」

 

「そうだペン」

 

「そうだにゃ」

 

「でもラビリンは直哉達と一緒にこちらの世界に来たラビ」

 

「ええーー僕と緒にーー」

 

「記憶喪失になっている時に自分の住んでいる世界の説明を受けましたね」

 

「成程なそろそろ始めるが良いかな?」

 

「よろしくお願いします」

 

その頃のどか達は・・・

 

のどか達は霊体のまま桜花の元に行くと桜花は隆一共にある映像を見ていた。

 

ここの時代の帝国華撃団が、降魔を撃退し、謎の敵と戦っていた。

 

「うわあ、何だこの敵は?」

 

「こちらの攻撃が効きませんわ少尉」

 

「お兄ちゃん如何するの?」

 

「皆落ち着くんだ、桜花君なら何とかできるかい?」

 

「隆一君、ごめんなさいこの敵は、私でも、初めて見る敵だから・・・」

 

その頃大神は・・・

 

「何だ?あの敵は」

 

「あれは私達の敵で、こちらの世界では、魔道兵器と言われている兵器です」

 

はやて達が、大神の居る地下司令室で、説明をした。

 

「魔道兵器だって!!何故そんな物が、この世界に現れたんだ」

 

「多分憶測ですけど、あの魔道兵器は、私達を追いかけて来たと、考えられます」

 

「「「大神さん私達に関わると言う事は、魔道兵器と戦いもしなければならないと言う事も考えてください」」」

 

映像停止・・・

 

「隆一またそれを見てるの?」

 

「ああ」

 

「桜花か、魔道兵器には俺達の力が通じなかったからな」

 

「でも何とかなったじゃない」

 

「くっどれだけ攻撃してもきかねえ」

 

「隊長指示を」

 

「指示たって攻撃が届かない相手に、どう指示をすればいいんだ?」

 

その時、花組の前に神桜武が現れた。

 

「「「「「何なんだあの量子甲冑は?」」」」」

 

(あれは、神桜武という事は、この敵は紫藤直哉さんの世界から来たという事になるわ)

 

「すげえあの光武あたい達じゃ倒せなかったあの敵を倒している」

 

「本当だな、だが皆油断はするなよ」

 

「「「「「「了解」」」」」」

 

再び大神達・・・

 

「何だ、あの量子甲冑は?花組の皆が倒せないでいた。魔道兵器を破壊している」

 

「はやてさんあの量子甲冑も、貴方方機動六課の戦力なんですか?」

 

大神がはやてに聞く。

 

「大神さん一つ確認しますよあのロボットが、私達の戦力だったらどうしたいんですか?」

 

「ああ、あれは間違いなく量子甲冑だから君達が運用するくらいなら俺達にくれないか?」

 

!!!!

 

大神の言葉に、驚く三人だった。

 

「確かになだが親父の発言はありえねえだろ。まあ俺もあの時親父と共に言った記憶があるが・・・」

 

「父さんあの量子甲冑は何なんだよ?」

 

「ああ、皆お疲れ様」

 

「あの量子甲冑はこちらの方々の協力者の機体だそうだ」

 

そして、大神が花組隊員達に、はやて達の事を説明を始めるのだった。

 

「それじゃあ俺達があの量子甲冑を貰おうぜ、父さん」

 

!!

 

「「「こいつもか」」」

 

(さすが親子やね)

 

「それは無理ですよ、大神隆一君」

 

「誰だお前は?」

 

その時直哉が地下司令室にやって来た。

 

「どういう事ださっきの言葉は?」

 

「言葉通りですよ、貴方達ではあの機体に、乗れませんよ」

 

「はやてさん後は任せて良いですかね?」

 

「うん良いで」

 

「それではみなさお疲れ様です」

 

直哉はそう言うと、地下司令室を出た。

 

「確かにあれは酷いね。後突然模擬戦を挑むのも悪いよ」

 

桜花がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

隆一と桜花2

「それじゃあ俺達があの量子甲冑を貰おうぜ、父さん」

 

!!

 

「「「こいつもか」」」

 

(さすが親子やね)

 

「それは無理ですよ、大神隆一君」

 

「誰だお前は?」

 

その時直哉が地下司令室にやって来た。

 

「どういう事ださっきの言葉は?」

 

「言葉通りですよ、貴方達ではあの機体に、乗れませんよ」

 

「はやてさん後は任せて良いですかね?」

 

「うん良いで」

 

「それではみなさお疲れ様です」

 

直哉はそう言うと、地下司令室を出た。

 

「確かにあれは酷いね。後突然模擬戦を挑むのも悪いよ」

 

桜花がそう言う。

 

「はあ、疲れたわ」

 

「どうしたの?はやて」

 

「お兄さん聞いてくれる?」

 

「うん良いけど」

 

「うち、もうこの世界嫌や、お兄さんの世界に戻りたい」

 

「は、はやてちゃん」

 

「直哉さんすいません。馬鹿親子のせいで、はやてさん達に苦労させる事になってしまって」

 

「どういう事なの?桜花ちゃん」

 

「ええ、実は・・・」

 

「「「「「「えええー1対6の模擬戦」」」」」」

 

「そして、こちらが負けたら神桜武を提供する事になった」

 

 

「部隊長それは、さすがに拙いですよ勝手に賭けの対象にしたら」

 

スバルがはやてに言う。

 

「ああ、そうなんだけどな、お兄さんが去った後な、あの親子がこんな事をいったんや」

 

「あんな男が、乗れるなら、俺にも乗れるよな親父?」

 

「ああ、そうだな隆一」

 

「その言葉以外でも、うちらの神経を抉る事を言われ、結局我慢出来ずこういう事になりましたわ」

 

「ようは、隊長達の後始末を直哉さんとさくらさんに任せたんですね」

 

「「「はいそうです」」」

 

「形式は、1対6ですが私の代わりに大神司令がやりますから」

 

「へっなんで?桜花ちゃん」

 

スバルが桜花に聞く。

 

「だって絶対神桜武には勝てませんよ、意思を持つ量子甲冑に」

 

!!

 

桜花のその言葉に直哉、さくら達全員驚いていた。

 

「桜花ちゃん気が付いてたの?」

 

「ええ、そして認めた者にしか、動かせないのでしょうね」

 

「「「「「「鋭い」」」」」」

 

「さあ行くよ皆」

 

「「「「「「おう」」」」」」

 

大神達が、やる気になった時それが来た。

 

「「瞳に映る星は、明日導く光今その光を大いなる力に変え、破邪剣征・桜花乱舞---」」

 

「「「「うわああああああ」」」」

 

最初の一撃で、大神親子以外の4人は気絶した。

 

「何それに乗ってるのは?まさかさくら君なのか」

 

「そうですよ大神さん。すぐ倒しますから待ってくださいね」

 

「「「うわあさくらさん般若モードだあ」」」

 

「「「「般若モード?」」」」

 

「あの時の姉さんに逆らうと命を落とすから気をつけてね」

 

「「「「ハーイ」」」」

 

「俺としてもあれはもう嫌だぞさくらさんに対するトラウマだぞ」

 

「はは、私もそう思うよ」

 

「何にせよ変な客がこの世界にいるがな」

 

「え、どういう事?」

 

「やはりここは、消滅した筈の世界で、いいのかな?桜花ちゃん」

 

「貴方方と真宮寺直哉君の世界の皆さんには、そう伝わっていて当たり前です。私がそうさせていたんですから」

 

「何だって!!」

 

「私達の世界は、確かに、1度はお父様の暴走で消滅仕掛けましたが、お父様がその時見たそうです、私達の世界を含め合計4つの世界の共通の敵がいる事を」

 

「4つの世界の共通の敵だって」

 

「ええ、4つの世界とは、私達の世界、真宮寺直哉君の世界、そして、貴方紫藤直哉の世界、そして最近確認できた。佐谷直哉君の世界です」

 

「その敵を倒すには、4つの世界が協力しないといけないのか?」

 

のどか達の近くでそう言う声が聞こえた。

 

「桜花が戻ってからずっと感じるぞ異質な力を」

 

隆一がそう言う。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

プリキュア4人から見た保存された世界のイベント前編

時を少し戻して・・・

 

「恐らく彼等はこういう話を聞きここに連れて来られたのでしょうね」

 

「ただしここが保存された世界と言う認識なのは僕達だけのようですね」

 

「「「「そうなんだ」」」」

 

のどか達は直哉の説明に納得する。

 

「とりあえずこちらのイベントが終わるまでは動かずにいましょう」

 

「「「「了解」」」」

 

「まずは皆さんをここに連れてきたのを謝らせてください」

 

「いえそれはいいんですけど、この時代に私達を呼んで、如何するんですか?」

 

「それになうちらの知っている帝国華撃団とは、違うし上手く協力できるかわかりませんよ、大神さん」

 

はやてが大神に言う。

 

「ああそれは、わかっている。取りあえずこの映像を見てくれ」

 

そう言って、大神はある映像を再生した。

 

「これは女の子ですよね?」

 

フェイトが、大神に確認を取る。

 

「ああ、この子が、今の俺達の敵邪神巫女イヨだよ」

 

「「「邪神巫女イヨですか?」」」

 

「ああ、この子は存在するだけでも、世界に影響を与えるんだ」

 

「影響ですか?」

 

なのはが、大神に質問をする。

 

「ああ、彼女が存在するだけで、君達の世界にも影響を与える可能性があるんだ」

 

「「「ええーーー」」」

 

「君たちにこの世界のイヨの影響を受けてた世界の記録があるんだ」

 

「見るかい?」

 

「「「はい」」」

 

そして、3人は映像を見ていると、知り合いが映っていた。

 

「この映像は、今から約20年前の物で、今の帝国華撃団にはないけどかつて特別遊撃部隊その名も、帝国華撃団空組と言うんだ」

 

「「「帝国華撃団空組ですか?」」」

 

「ああ、空組は邪神巫女に対抗する為の部隊なんだ?」

 

「それはどういう意味や?」

 

「ああ、それはね・・・」

 

「イヨは様々な時代へ跳ぶ事ができる奴なんだ」

 

「「「えええーーー時間移動が出来るんですか?」」」

 

「ああ、簡単に言えばね、だから前司令は、特別遊撃部隊帝国華撃団空組を結成し、イヨの襲来から様々な時代を守っていたんだが、今から15年前、邪神巫女は、確かに異世界で、空組と、異世界の帝国華撃団が、イヨを消滅させたはずなんだ」

 

そして、大神は奇跡的に残っている記録装置を起動されると、映っていたのは、真宮寺直哉が邪神巫女の超魔装機兵真王に捕まっているところだった。

 

「「「あ、あれは、真宮寺直哉君?」」」

 

「まさか貴女から出てくるとは思いませんでしたよ。邪神巫女イヨサン」

 

「フン、そろそろ私も貴様等と、決着をつけたくてな」

 

「おやイヨさん、口調が違いますが、どうしましたか?」

 

「こちらが素なのでね」

 

「直哉君これが初期のイヨさんなの?」

 

ちゆが直哉に聞く。

 

「そうみたいですね僕も初めて映像を見ましたけど、恐らくこの頃はイヨさんとヒミコさん達が最終的なボスをしてるのでしょうね」

 

 

「うわあ、この時代の大神さんより子供の方が危ないね」

 

ひなたが言う。

 

「そうね考え方としたら」

 

「でもどうして幼馴染世界の直哉さんは大神さんの依頼を断ったのかな?」

 

「それはその時の幼馴染世界の事情でしょうね。この当時は融合世界と言う考えがなくあくまでも7人世界や幼馴染世界は単独として進められた時代ですから」

 

「イベント数はかなり少ない筈ですよ」

 

「「「そうなんだ」」」

 

「さて僕は米田健の所に行きますね」

 

「え、でも今動いていいの?」

 

「大丈夫みたいですねどうやら・・・」

「やはり協力出来ませんよね、皆さん」

 

「御免な桜花ちゃん」

 

はやては桜花に謝っていた。

 

「いえいいんですよ、私自身貴方方なら、断ると思ってましたし、断わってほしいと思いましたしね」

 

「成る程なあ、桜花ちゃんに試されてたんか」

 

「ごめんなさい」

 

「いや桜花お前が、謝る事じゃないぞ」

 

「「「「「「え、誰」」」」」」

 

「お父様」

 

「お父様、どうしてここに?」

 

「「ええーーー桜花さんのお父さんという事は、米田健二さん」」

 

直哉とさくらは、予想外の人物の登場に驚いていた。

 

「君達とは、初めてだな、俺は米田健二だ、イヨと兄妹みたいな者だ」

 

「僕は、紫藤直哉です。よろしくお願いします」

 

「紫藤?成る程君が3番目の世界の中心人物か、俺は直接会ったのは、真宮寺直哉君だけだったからな」

 

「そうなんですか?」

 

「ああそうさ・・・」

 

「お父様そんな話をする為に来たんですか?」

 

「おっとすまんすまん」

 

「今日は直哉君に忠告しに来たんだった」

 

「「「「「忠告ですか?」」」」」

 

「ああ、いずれ君達の前に現れるだろう現時点の最凶の敵邪龍神巫女ヒミコには気をつけろ」

 

「「「「「邪龍神巫女」」」」」

 

「邪神巫女ではなくですか?」

 

「ああ、ヒミコは、巫女ではなく奴自身が神なのさ」

 

「「「「「ええーー神ですかー」」」」」

 

健二の言った言葉に唖然となる直哉達。

 

「どうやら説明が終わったようなので」

 

そう言い直哉は米田健二に会いに行った。

 

「私達はどうする?」

 

ひなたがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

プリキュア4人から見た保存された世界のイベント後編

「お父様そんな話をする為に来たんですか?」

 

「おっとすまんすまん」

 

「今日は直哉君に忠告しに来たんだった」

 

「「「「「忠告ですか?」」」」」

 

「ああ、いずれ君達の前に現れるだろう現時点の最凶の敵邪龍神巫女ヒミコには気をつけろ」

 

「「「「「邪龍神巫女」」」」」

 

「邪神巫女ではなくですか?」

 

「ああ、ヒミコは、巫女ではなく奴自身が神なのさ」

 

「「「「「ええーー神ですかー」」」」」

 

健二の言った言葉に唖然となる直哉達。

 

「どうやら説明が終わったようなので」

 

そう言い直哉は米田健二に会いに行った。

 

「私達はどうする?」

 

ひなたがそう言う。

 

「とりあえず私達の目的が直哉君と米田健二の接触だから目的としたら達成してるわね」

 

ちゆがそう言う。

 

「そうですが、ただこれだけの為だけならば・・・」

 

アスミが話し出す。

 

「それは無理ですよ、大神隆一君」

 

「誰だお前は?」

 

その時直哉が地下司令室にやって来た。

 

「どういう事ださっきの言葉は?」

 

「言葉通りですよ、貴方達ではあの機体に、乗れませんよ」

 

「はやてさん後は任せて良いですかね?」

 

「うん良いで」

 

「それではみなさお疲れ様です」

 

直哉はそう言うと、地下司令室を出た。

 

「確かにあれは酷いね。後突然模擬戦を挑むのも悪いよ」

 

桜花がそう言う。

 

「はあ、疲れたわ」

 

「どうしたの?はやて」

 

「お兄さん聞いてくれる?」

 

「うん良いけど」

 

「うち、もうこの世界嫌や、お兄さんの世界に戻りたい」

 

「は、はやてちゃん」

 

「直哉さんすいません。馬鹿親子のせいで、はやてさん達に苦労させる事になってしまって」

 

「どういう事なの?桜花ちゃん」

 

「ええ、実は・・・」

 

「「「「「「えええー1対6の模擬戦」」」」」」

 

「そして、こちらが負けたら神桜武を提供する事になった」

 

「部隊長それは、さすがに拙いですよ勝手に賭けの対象にしたら」

 

スバルがはやてに言う。

 

「ああ、そうなんだけどな、お兄さんが去った後な、あの親子がこんな事をいったんや」

 

「あんな男が、乗れるなら、俺にも乗れるよな親父?」

 

「ああ、そうだな隆一」

 

「その言葉以外でも、うちらの神経を抉る事を言われ、結局我慢出来ずこういう事になりましたわ」

 

「ようは、隊長達の後始末を直哉さんとさくらさんに任せたんですね」

 

「「「はいそうです」」」

 

「形式は、1対6ですが私の代わりに大神司令がやりますから」

 

「へっなんで?桜花ちゃん」

 

スバルが桜花に聞く。

 

「だって絶対神桜武には勝てませんよ、意思を持つ量子甲冑に」

 

!!

 

桜花のその言葉に直哉、さくら達全員驚いていた。

 

「桜花ちゃん気が付いてたの?」

 

「ええ、そして認めた者にしか、動かせないのでしょうね」

 

「「「「「「鋭い」」」」」」

 

「さあ行くよ皆」

 

「「「「「「おう」」」」」」

 

大神達が、やる気になった時それが来た。

 

「「瞳に映る星は、明日導く光今その光を大いなる力に変え、破邪剣征・桜花乱舞---」」

 

「「「「うわああああああ」」」」

 

最初の一撃で、大神親子以外の4人は気絶した。

 

「何それに乗ってるのは?まさかさくら君なのか」

 

「そうですよ大神さん。すぐ倒しますから待ってくださいね」

 

「「「うわあさくらさん般若モードだあ」」」

 

「「「「般若モード?」」」」

 

「あの時の姉さんに逆らうと命を落とすから気をつけてね」

 

「「「「ハーイ」」」」

 

「では何故私達が来たタイミングで過去の紫藤直哉と米田健二が会うタイミングなのでしょうか?」

 

「「「確かに」」」

 

「過去のイベントの途中で私達が来たと言う形だから・・・もしかしたら私達は桜花ちゃんと隆一君と話すべきなのかな」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

のどか達の想定外の事態

 

「「瞳に映る星は、明日導く光今その光を大いなる力に変え、破邪剣征・桜花乱舞---」」

 

「「「「うわああああああ」」」」

 

最初の一撃で、大神親子以外の4人は気絶した。

 

「何それに乗ってるのは?まさかさくら君なのか」

 

「そうですよ大神さん。すぐ倒しますから待ってくださいね」

 

「「「うわあさくらさん般若モードだあ」」」

 

「「「「般若モード?」」」」

 

「あの時の姉さんに逆らうと命を落とすから気をつけてね」

 

「「「「ハーイ」」」」

 

「では何故私達が来たタイミングで過去の紫藤直哉と米田健二が会うタイミングなのでしょうか?」

 

「「「確かに」」」

 

「過去のイベントの途中で私達が来たと言う形だから・・・もしかしたら私達は桜花ちゃんと隆一君と話すべきなのかな」

 

「話をすると言っても、今の状態じゃ無理なんじゃ?」

 

「いえそうとも限りませんよ」

 

アスミがそう言う。

 

「何それに乗ってるのは?まさかさくら君なのか」

 

「そうですよ大神さん。すぐ倒しますから待ってくださいね」

 

「「「うわあさくらさん般若モードだあ」」」

 

「「「「般若モード?」」」」

 

「あの時の姉さんに逆らうと命を落とすから気をつけてね」

 

「「「「ハーイ」」」」

 

「俺としてもあれはもう嫌だぞさくらさんに対するトラウマだぞ」

 

「はは、私もそう思うよ」

 

「何にせよ変な客がこの世界にいるがな」

 

「え、どういう事?」

 

「やはりここは、消滅した筈の世界で、いいのかな?桜花ちゃん」

 

「貴方方と真宮寺直哉君の世界の皆さんには、そう伝わっていて当たり前です。私がそうさせていたんですから」

 

「何だって!!」

 

「私達の世界は、確かに、1度はお父様の暴走で消滅仕掛けましたが、お父様がその時見たそうです、私達の世界を含め合計4つの世界の共通の敵がいる事を」

 

「4つの世界の共通の敵だって」

 

「ええ、4つの世界とは、私達の世界、真宮寺直哉君の世界、そして、貴方紫藤直哉の世界、そして最近確認できた。佐谷直哉君の世界です」

 

「その敵を倒すには、4つの世界が協力しないといけないのか?」

 

のどか達の近くでそう言う声が聞こえた。

 

「桜花が戻ってからずっと感じるぞ異質な力を」

 

隆一がそう言う。

 

「どうやら彼等には私達の力がばれているみたいですね」

 

「「「ええーー」」」

 

「どうしょう?念の為変身する」

 

「仮に変身しても今の私達は霊体だし力が使えないわよ」

 

「そうかも知れないけど・・・」

 

「いえ変身しましょう皆さん」

 

「「「ええーー」」」

 

そしてアスミにおしきられ変身をするのどか達だった。

 

「皆行くラビ」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

「ペエ!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

「ニャン!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

「「「え、変身出来たーー」」」

 

「どういう事?」

 

グレース達は予想外の事態に驚いていると・・・桜花たちが来た。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

プリキュア達と桜花達

「皆行くラビ」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

「ペエ!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

「ニャン!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

「「「え、変身出来たーー」」」

 

「どういう事?」

 

グレース達は予想外の事態に驚いていると・・・桜花たちが来た。

 

「あなた達でしたかどうしてここに来ているのかな?」

 

「「「それは・・・」」」

 

「おい桜花こいつらの事知ってるのか?」

 

「ええ、この人達は・・・」

 

「まずは皆さんをここに連れてきたのを謝らせてください」

 

「いえそれはいいんですけど、この時代に私達を呼んで、如何するんですか?」

 

「それになうちらの知っている帝国華撃団とは、違うし上手く協力できるかわかりませんよ、大神さん」

 

はやてが大神に言う。

 

「ああそれは、わかっている。取りあえずこの映像を見てくれ」

 

そう言って、大神はある映像を再生した。

 

「これは女の子ですよね?」

 

フェイトが、大神に確認を取る。

 

「ああ、この子が、今の俺達の敵邪神巫女イヨだよ」

 

「「「邪神巫女イヨですか?」」」

 

「ああ、この子は存在するだけでも、世界に影響を与えるんだ」

 

「影響ですか?」

 

なのはが、大神に質問をする。

 

「ああ、彼女が存在するだけで、君達の世界にも影響を与える可能性があるんだ」

 

「「「ええーーー」」」

 

「君たちにこの世界のイヨの影響を受けてた世界の記録があるんだ」

 

「見るかい?」

 

「「「はい」」」

 

そして、3人は映像を見ていると、知り合いが映っていた。

 

「この映像は、今から約20年前の物で、今の帝国華撃団にはないけどかつて特別遊撃部隊その名も、帝国華撃団空組と言うんだ」

 

「「「帝国華撃団空組ですか?」」」

 

「ああ、空組は邪神巫女に対抗する為の部隊なんだ?」

 

「それはどういう意味や?」

 

「ああ、それはね・・・」

 

「イヨは様々な時代へ跳ぶ事ができる奴なんだ」

 

「「「えええーーー時間移動が出来るんですか?」」」

 

「ああ、簡単に言えばね、だから前司令は、特別遊撃部隊帝国華撃団空組を結成し、イヨの襲来から様々な時代を守っていたんだが、今から15年前、邪神巫女は、確かに異世界で、空組と、異世界の帝国華撃団が、イヨを消滅させたはずなんだ」

 

「さっき別れた人達よりはるか先の時代の人達なの」

 

「そういう事かつまり原初の世界にある物を取りに来たのか」

 

「そういう事よ」

 

「でもあれを使いこなせるのは桜花の親父さんだけと思うがな」

 

「「「あれって何?」」」

 

「ああ、すみませんあれと言うのは護法リングの事ですよ皆さん」

 

桜花がグレース達に言う。

 

「そう言えば、あの子供もよばねえとな」

 

米田がそう言うと、千明が前鬼を召還した。

 

「前鬼召還」

 

千明の持つリングが光を放つとそこから前鬼が出てきた。

 

「うお!!こいつが、お嬢さんの式神と言う奴か」

 

米田が驚いてると、直哉が支配人室に入って来た。

 

「あー前鬼こんなとこにいたーー急にいなくなるから心配したじゃん」

 

「おーワリイな直哉この馬鹿女に、呼ばれたからな」

 

「また前鬼私の事を、バカ女といってー」

 

その時、前鬼が、千明に耳打ちをした。

 

「千明俺も信じられねえが、この劇場に憑依の実の匂いがしやがる」

 

「えーーーそれ本当前鬼?」

 

「ああ」

 

「どうすんのゴキが居ないと超鬼神になれないわよ」

 

「千明見てみろあの二人護法リングしてやがるぜ」

 

「そう言えば、さくらさんと直哉君も持ってるわね」

 

「もしかしてこれの事かな?」

 

グレース達が桜花に言った。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

事情説明と世界の違いと目的の達成前編

「うお!!こいつが、お嬢さんの式神と言う奴か」

 

米田が驚いてると、直哉が支配人室に入って来た。

 

「あー前鬼こんなとこにいたーー急にいなくなるから心配したじゃん」

 

「おーワリイな直哉この馬鹿女に、呼ばれたからな」

 

「また前鬼私の事を、バカ女といってー」

 

その時、前鬼が、千明に耳打ちをした。

 

「千明俺も信じられねえが、この劇場に憑依の実の匂いがしやがる」

 

「えーーーそれ本当前鬼?」

 

「ああ」

 

「どうすんのゴキが居ないと超鬼神になれないわよ」

 

「千明見てみろあの二人護法リングしてやがるぜ」

 

「そう言えば、さくらさんと直哉君も持ってるわね」

 

「もしかしてこれの事かな?」

 

グレース達が桜花に言った。

 

「そうそれだよ」

 

「だが、真宮寺直哉君が死んだから桜花のお父さんの元に来たんだろ?」

 

隆一が桜花に聞く。

 

「そうだけど、同じ遺伝子を持つから大丈夫と思うけどな」

 

「それは違うぞ桜花この子に俺達の因子は入ってないぞ」

 

そう言いながら直哉を抱っこした健二が来た。

 

「ええ――お父さんどういう事?」

 

「つまりな俺の遺伝子を入れる事で・・・2次災害が起きるならそれを防ぐにはどうしたらいい?」

 

「それはその遺伝子を使わないようにするかな」

 

「その通りだこの子には俺の遺伝子とは別の遺伝子が使われている」

 

「「「その遺伝子ってもしかして」」」

 

「私が直哉にすこやか市に留まらせたのはあの子に子供らしい生活を体験してほしいからなのに」

 

 

「そうか、ノヴァと言う子が来たことでトワさんの目的とは違う方向に直哉君が向くことにより中心世界の他の世界同様世界安定に向けての仕事をするからですか?」

 

 

 

「ええそうよ。のどか達には悪いけどここは直哉の精神を休ませる世界に私はしたいのよ」

 

 

「「成る程」」

 

「今まで飛鳥と薫の父親の頃から融合世界になるまでの間紫藤直哉と言う魂を休ませれる世界はなかったの、だけど前の世界で花寺のどかとラビリンと言うヒーリングアニマルと接していた紫藤直哉を見ると彼の魂の負担が軽減してたの」

 

「「ええーーそうなんですか」ラビーー」

 

「それにこれは貴女達の秘密にしててね、直哉は人間なのだけど基本はねでも貴女達の言葉で言えばエレメントさんと言っていいのよ」

 

「「ええーー直哉君がエレメントさん」ラビーー」

 

「ええそうよ。紫藤直哉のオリジナルは米田健二が作り出したわ。真宮寺直哉と共にね」

 

「だけどのどかとラビリンが知る二人の紫藤直哉は私とレイがその世界の一部の力を使って作り出したわ」

 

「世界の安定のためにですか?」

 

「ええそうよ。だから直哉の体内にメガ因子が入っても困らないように人間として作り出したわ」

 

「じゃあ直哉君の両親の事も作り話ですか?」」

 

「いえそれは違うわ。米田桜花本人に協力してもらって紫藤直哉を産んで貰ったの」

 

「「米田桜花?」」

 

「米田桜花は紫藤直哉の父親紫藤卓と結婚する前の名前よ」

 

「「まさか・・・紫藤直哉君のお母さんは米田健二と関係者なの?」ラビ」

 

「その通りよ米田桜花の父親は米田健二で母親は真宮寺さくらよ」

 

「成程君達の世界の調停者はそう言う意図をもって作られていたんだな」

 

米田健二はグレース達の説明に納得する。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

間章31 花寺直哉の目覚めの前の出来事
事情説明と世界の違いと目的の達成後編


「ええそうよ。だから直哉の体内にメガ因子が入っても困らないように人間として作り出したわ」

 

「じゃあ直哉君の両親の事も作り話ですか?」」

 

「いえそれは違うわ。米田桜花本人に協力してもらって紫藤直哉を産んで貰ったの」

 

「「米田桜花?」」

 

「米田桜花は紫藤直哉の父親紫藤卓と結婚する前の名前よ」

 

「「まさか・・・紫藤直哉君のお母さんは米田健二と関係者なの?」ラビ」

 

「その通りよ米田桜花の父親は米田健二で母親は真宮寺さくらよ」

 

「成程君達の世界の調停者はそう言う意図をもって作られていたんだな」

 

米田健二はグレース達の説明に納得する。

 

「そんな、そんな事をしてるの?」

 

桜花は驚きを隠せないでいた。

 

「ですが私達の世界では調停者の親族に米田健二さんの魂の一部が引き継がれています」

 

「成程なそう言う理由なのか?彼が力を欲しがっていた理由は」

 

「こうして僕達の世界に憑依の実がまかれたんです」

 

「成程君達は憑依の実に対する対抗策を手に入れる為に来たのか?」

 

「はいここでなら僕の能力を追加できると言われたので」

 

「確かに君の強化は出来るがいいのかい?」

 

米田健二が直哉に聞く。

 

「憑依獣を浄化出来る人物達が君達の世界に召喚されているのに、そこまで君が追い込むんだい自分を?」

 

「確かに僕達が千明さん達を頼ればいい問題かもしれません」

 

「でも自分達の世界なので出来れば自分達の力でしたいんです」

 

「成程君は最初から他力本願ではなく出来る事はしたいのか?」

 

「そうですねどうしても駄目なら素直に協力を要請します」

 

「そうか・・・」

 

「何だ君は記憶喪失になったのか?」

 

「ええ」

 

「ふう、今日もいい天気だね、響さんとのどかちゃん。僕が君達を見つけて1週間になるけど君達は家出とかしたの?」

 

「「いいえ私達は貴方の生活のサポートをするように言われてきた家政婦と思ってください」」

 

「家政婦ねえ・・・両親が不慮の事故にあってから天涯孤独の僕に君達を送りつける人はいないはずなんだけど?」

 

「あははそんな事気にしなくていいですよ。貴方は貴方のままでいてくれれば」

 

「そうなの?まあ、良いや今日は大帝国劇場の米田さんに呼ばれていたから僕は行くよ」

 

「「行ってらっしゃいませ」」

 

「へえここがのどかちゃんの部屋なんだ・・・うわああうさぎとペンギンと猫が浮いている」

 

 

直哉がのどかの部屋入った瞬間彼等ヒーリングアニマルを見て当然直哉は彼等の記憶がないので大騒ぎになってしまいのどかの両親が慌ててのどかの部屋に来てしまった。

 

 

そして直哉も落ち着き改めてヒーリングアニマル達と二度目の挨拶をするのだった。

 

 

「よっ久しぶりだな直哉」

 

と猫のニャトランが言う。

 

「へ、猫が言葉を話したーー」

 

直哉は二度目の混乱に陥った。

 

「ニャトランのせいで直哉が混乱したラビ」

 

「おいらのせいかにゃ」

 

「どう見てもそうだペン」

 

「直哉には今までの記憶がないの聞いてなかった?ペン」

 

「ああ、そういえばそうだにゃん」

 

「うう、人の言葉を喋る猫ということはニャトランは猫又の妖怪何ですね」

 

「違うにゃんおいら達はヒーリングアニマルだって言ってるにゃん」

 

「でも、直哉君が言うようにニャトランは人の前で言葉を話したら猫又の子供と勘違いするかも」

 

「にゃ、のどかまでそんなことを言うのかにゃん」

 

「「確かにラビペン」」

 

「お前らもかよにゃん」

 

「俺の味方はいないのか・・はあ」

 

ニャトランは自分の仲間がいないことにショックを受けていた。

 

「ああ嘘だよニャトラン」

 

のどかは慌ててニャトランにそう言った。

 

その後記憶がない直哉の為にヒーリングアニマルが直哉に説明をした。

 

「成る程君達はヒーリングガーデンという所からこちらの世界に来たんだね?」

 

「そうだペン」

 

「そうだにゃ」

 

「でもラビリンは直哉達と一緒にこちらの世界に来たラビ」

 

「確かに直哉君もそんな事言っていたな」

 

「ええ――本当なのお父さん?」

 

「ああ、最初は疑っていたが君達の変身を見て事実だと認識しているよ」

 

「そうですかそれでこちらの望みは叶いました?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「それでトワ2つ目のお願いは何です?」

 

「ああ、それは・・・」

 

直哉がトワに聞く。

 

「暫く直哉に私達が持つ権限を渡すから融合世界を頼むわ」

 

「はっどういう事ですか?」

 

「少なくとも君達の世界の管理者の希望通りに力を入れる事は出来たよ」

 

米田健二がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

桜花の懸念と隆一の疑問前編

「確かに直哉君もそんな事言っていたな」

 

「ええ――本当なのお父さん?」

 

「ああ、最初は疑っていたが君達の変身を見て事実だと認識しているよ」

 

「そうですかそれでこちらの望みは叶いました?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「それでトワ2つ目のお願いは何です?」

 

「ああ、それは・・・」

 

直哉がトワに聞く。

 

「暫く直哉に私達が持つ権限を渡すから融合世界を頼むわ」

 

「はっどういう事ですか?」

 

「少なくとも君達の世界の管理者の希望通りに力を入れる事は出来たよ」

 

米田健二がそう言う。

 

「桜花のお父さんこちらの人達の世界とはそれほど過酷なんですか?」

 

「ああ、それは・・・まず彼女達の世界は」

 

「桜花と隆一君は7人世界と幼馴染を覚えてるかい?」

 

「「はい確か・・・」

 

「そろそろ話してくれない?コクリコ、桜花それにそこにいる二人」

 

直哉がそう言うと、コクリコたちの背後から、健二たちが出てきた。

 

「え、嘘私がもう一人いるーー」

 

直哉と一緒にいたさくらは、もう一人の自分を見た時驚いていた。

 

「さくらお姉ちゃんこの人たちにあったことは秘密にしたほうが、いいみたいだよ」

 

「ええ、わかったわ」

 

「話が早くて、助かるぜ、直哉ここは太正12年だよな」

 

「ええ、ですけど、ここは貴方達の世界ではないと思いますよ」

 

「どういう事だ?」

 

「ここは、サクラ大戦7人目の隊員と言う作品の世界ですから」

 

「「「「何だってーー」」」」

 

「多分この世界で、アンタ達のことを、認識できるのは君達が、探してるジェミニと、僕たちと、君達の追っている邪神巫女と言う奴だけだろう」

 

「直哉君は何故、邪神巫女の事を知っている?」

 

「ごめんなさい健二さん。それはこのリングの力なんです」

 

「そのリングの力?」

 

「ええ、この護法リングによって、自分がどういうことに、関わるかが、見えるんですよ」

 

「成る程な、要するに直哉君君は、俺に似た力があるんだな。それでそのリングが制御装置の変わりかなんかだろ?」

 

健二がそう言うと、さくらが不満そうな表情をしていた。

 

「でも、直哉君、本当に凄いよ。僕と桜花は名前しか言ってないのに」

 

コクリコはかなり驚いていた。

 

「そんなにいいものじゃないよ、確かに僕には、健二さんが言ったような力が、あります。この力のせいで、実の両親から、怖がられて、その上、捨てられたんだ」

 

「そんなの酷い」

 

「そうです余りに酷すぎます」

 

「確か桜花がこういう事を言った世界が7人世界で・・・」

 

「何だって!!」

 

「何ですって!!」

 

直哉とさくらは、桜花から聞いた内容に、驚いていた。

 

「やはりここは、消滅した筈の世界で、いいのかな?桜花ちゃん」

 

「貴方方と真宮寺直哉君の世界の皆さんには、そう伝わっていて当たり前です。私がそうさせていたんですから」

 

「何だって!!」

 

「私達の世界は、確かに、1度はお父様の暴走で消滅仕掛けましたが、お父様がその時見たそうです、私達の世界を含め合計4つの世界の共通の敵がいる事を」

 

「4つの世界の共通の敵だって」

 

「ええ、4つの世界とは、私達の世界、真宮寺直哉君の世界、そして、貴方紫藤直哉の世界、そして最近確認できた。佐谷直哉君の世界です」

 

「その敵を倒すには、4つの世界が協力しないといけないのか?」

 

「それは僕の方から説明します。大神司令」

 

「君は?」

 

「私の名は、紫藤直哉です。私もさくらさんと共に連れてこられたので」

 

「君もか、すまないこちらのミスで来て貰う事になるとは・・・」

 

「いえいえ私達も機動六課の方々と行動を共にしていたので」

 

「そう言えば、君も帝国華撃団関係者なんだろ?」

 

「ええ、一応私は初代帝国華撃団総司令の紫藤直哉です」

 

「こいつも総司令なのかよ」

 

隆一はショックを受けていた。

 

「ちょっと待ってくれ。華撃団を作ったのは、米田さんじゃないのかい?」

 

「いえ違います。私達の世界では、私の両親が、帝国華撃団を作ったので」

 

「何だとーー!!」

 

直哉の言葉を聞いた大神が驚いていた。

 

「まさかそこまでの、違いがあるとは?」

 

「直哉さん。さくらさん。君達の力を見込んでお願いがある」

 

「「何でしょうか?」」

 

「俺達と一緒に・・・」

 

「あ、大神さん先に言っておきます。私とさくらさんは、邪神巫女との戦いには干渉しません」

 

「ならうちらも協力はしないでおくわ大神はん」

 

「はやてさん達もかい?」

 

「そうや、それにな、大神はんうちは最初から他力本願する奴嫌いなんねん」

 

「俺は、そんなつもりはない」

 

「でもあんさんに第一声で、桜花ちゃんにうちらを連れて来るよう指示してた見たいやんか、うちは、そう言う礼儀知らずは嫌いや」

 

「そう言う点では、直哉さんに協力するわ」

 

「何だと!!親父が頼んでるだろう、協力しろよ」

 

隆一がはやてに言う。

 

「そして先程までいた彼等が幼馴染世界の住人ですよね?」

 

「その通りだよ隆一君」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

桜花の疑念と隆一の疑問中編

「直哉さん。さくらさん。君達の力を見込んでお願いがある」

 

「「何でしょうか?」」

 

「俺達と一緒に・・・」

 

「あ、大神さん先に言っておきます。私とさくらさんは、邪神巫女との戦いには干渉しません」

 

「ならうちらも協力はしないでおくわ大神はん」

 

「はやてさん達もかい?」

 

「そうや、それにな、大神はんうちは最初から他力本願する奴嫌いなんねん」

 

「俺は、そんなつもりはない」

 

「でもあんさんに第一声で、桜花ちゃんにうちらを連れて来るよう指示してた見たいやんか、うちは、そう言う礼儀知らずは嫌いや」

 

「そう言う点では、直哉さんに協力するわ」

 

「何だと!!親父が頼んでるだろう、協力しろよ」

 

隆一がはやてに言う。

 

「そして先程までいた彼等が幼馴染世界の住人ですよね?」

 

「その通りだよ隆一君」

 

「それじゃあ貴女達は?」

 

「「「私達は融合世界から来ました」」」

 

「「融合世界?」」

 

「ええ、簡単に言うと7人世界及び佐谷直哉君の世界そして幼馴染世界が米田健二によって滅ぼされた世界観の流れをくむ未来の世界から来ました」

 

「「ええ――」」

 

「あの世界に新たな世界が誕生したの?」

 

「そういう事です」

 

「後これを見て下さい」

 

そう言ってグレースは再生した。

 

「成程・・・この力は」

 

「どうやら来たみたいですよ。宿主の命を狙う者が」

 

 

「何なのですかあれは?」

 

「まさか彼が、自分の意思で米田健二とは別の行動を取るとは・・・」

 

 

「初めまして僕は君の世界融合世界の為に犠牲になった元人間だよ」

 

そう言って漆黒の闇が話し出す。

 

「お前は、米田健二の一部になった者佐谷直哉なのか?」

 

「へえ、君は僕の存在していた事を知っているんだね」

 

「ああ、知っている。そしてお前がここに現れた理由も確実とは言えないがな、お前の目的は、俺の体が欲しいのだろう」

 

!!

 

「何だと!!」

 

「何ですって」

 

直哉の言葉を聞き驚くアスミとバテデモーダだった。

 

「・・・ああ、その通りだよ。融合世界の紫藤直哉君」

 

「何故体が欲しいのですか?」

 

「それは恐らく、米田健二を佐谷直哉が乗っ取る為ですよ。アスミさんとバテデモーダ」

 

「成程宿主さんのプリキュアの力が目的ですか」

 

「そうさ、僕は君の体に宿る未知の力が目的さ。記憶の持たない米田健二の中にいても退屈だからね。こうして出て来たのさ」

 

「成程なら、真宮寺直哉も米田健二の中で、治療中か?」

 

「「「直哉君大丈夫?」」」

 

紫藤直哉が佐谷直哉に問いかけた時、グレースとフォンテーヌとスパークルがやって来た。

 

「うええ、何あれ気持ち悪いんだけど」

 

「皆さんあれは、米田健二によって殺された人間佐谷直哉の魂です」

 

「「「「「「ええーー」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「ちょっと待って佐谷直哉君は、米田健二に吸収された筈それがどうしてこちらに来てるの?」

 

グレースが融合世界の直哉に聞く。

 

「へえ、、ピンクのお姉さんも僕の事よく知ってるね。かなり前の世界の事だけど知っていてくれて嬉しいな」

 

「それで貴方の目的は何?」

 

「僕の目的は米田健二を倒す為に、そこにいる紫藤直哉君の体と力が欲しいのさ」

 

!!

 

佐谷直哉の目的を知るとグレースとフォンテーヌとスパークルが警戒を強める。

 

「ああ、慌てないでよ。僕も漸く自由になる順番が来たのだから遊びたいからね」

 

「それじゃあね融合世界の紫藤直哉君」

 

そう言って魂状態の佐谷直哉は転移をした。

 

映像終了・・・

 

「これは確かに佐谷直哉君だね」

 

「「ええ――」」

 

「それも真宮寺直哉の事も言ってたから恐らく・・・」

 

「うっ何だこの映像は?これはもしかすると・・・」

 

「そうですよこれは僕の記憶ですよ、直哉さん」

 

!!

 

「何故お前が存在している?佐谷直哉、お前は兄さんに吸収された筈だ」

 

「あれ、聞いてないんですか?貴方は健二さんに捨てられたんですよ、姉弟揃ってね」

 

「何だと!!馬鹿な」

 

「嘘をつくなよ、佐谷直哉?」

 

「いえいえ嘘じゃないですよ、現にあなた達の現状を見てください」

 

そう言って、佐谷直哉は裏直哉に自分の状況を確認させた。

 

!!

 

「何なんだ?この姿はーーーー」

 

「俺とさくらの魂が何か機械的な物に作り替えられている」

 

「どういう事だ?佐谷直哉ーーー」

 

「ふふ、そんな大声を出さなくても聞こえますよ」

 

「これが終焉弐式の仕様ですよ」

 

「何だと!!」

 

「終焉弐式を起動させるには、強烈な闇の力を持つ魂を二つほど生贄にしないといけないんですよ」

 

!!

 

「つまり裏直哉さんが、地底王国であんな事をしなければ健二さんは終焉弐式を使う事をしなかったんですよ」

 

「何だと、それじゃあ兄さんは?・・・」

 

「・・・ええ、貴方の想像通り裏直哉お前が捨てた真宮寺直哉が受けた痛みすらを超える罰を受けるんですよ、今からね」

 

「このイベントの後と言う事か」

 

「そういう事です。ただこの2人の問題は米田健二さんの魂を引き継いだ方が対応しているので、そこまで問題にはなっていません」

 

「成程「それで君達は憑依の実問題を解決するためにここに来たんだな」

 

米田健二がグレース達に聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

桜花の疑念と隆一の疑問後編

「どういう事だ?佐谷直哉ーーー」

 

「ふふ、そんな大声を出さなくても聞こえますよ」

 

「これが終焉弐式の仕様ですよ」

 

「何だと!!」

 

「終焉弐式を起動させるには、強烈な闇の力を持つ魂を二つほど生贄にしないといけないんですよ」

 

!!

 

「つまり裏直哉さんが、地底王国であんな事をしなければ健二さんは終焉弐式を使う事をしなかったんですよ」

 

「何だと、それじゃあ兄さんは?・・・」

 

「・・・ええ、貴方の想像通り裏直哉お前が捨てた真宮寺直哉が受けた痛みすらを超える罰を受けるんですよ、今からね」

 

「このイベントの後と言う事か」

 

「そういう事です。ただこの2人の問題は米田健二さんの魂を引き継いだ方が対応しているので、そこまで問題にはなっていません」

 

「成程それで君達は憑依の実問題を解決するためにここに来たんだな」

 

米田健二がグレース達に聞く。

 

「ええ、そうですあくまでも憑依の実対策と調停者のパワーアップの為ですけど」

 

「ふむ君達は知っていたのか?」

 

「いえ直接は聞いていませんが管理者の性格を考えればそう言う答えになるんです」

 

「成程付き合いが長いからわかるか?」

 

「それもありますが単純に・・・」

 

「何故ってのどかさんがしましたよね。トワさんに連絡を?」

 

「ああ、それで君はトワにお願いされて僕達の所に来たんだね」

 

「はいそう言う事です」

 

「あのーー直哉君今ゲートから来た子も特殊遊撃部隊の人?」

 

原作世界ののどかが代表して直哉に聞く。

 

「ああ、この子は・・・」

 

「何言ってるんですか、私を呼んだののどかさんなのに」

 

「へっ・・・」

 

「夏海まなつちゃん」

 

「あれおかしいなあ、後ろからものどかさんの声が聞こえる」

 

!!

 

「どういう事ですかのどかさん達が2人いるーーー」

 

「「「「「「あ、気がついて無かったんだ」」」」」」

 

暫くして・・・

 

「ここが君達と本来の関係性を持つかも知れない。プリキュアの世界さ」

 

「そうなんですね。感激です」

 

「さて自己紹介をお願い」

 

「私は夏海まなつです。よろしくお願いします」

 

「「「私達のはまなつちゃんが知ってるからいいかな?」

 

「はい、構いませんよのどかさん」

 

「こんな感じで悪戯形式で楽しむタイプなので」

 

「「ええ――そんな管理者でよくやれてますね」よく我慢出来てるぜ俺だったら無理だ」

 

「私もだよ」

 

隆一と桜花がそう言う。

 

「もう慣れましたけどね」

 

「もしかして俺達のせいでこんな世界の管理者にしたのか?」

 

「全くまたあの彼らに世界を壊されたわ」

 

「そう怒るなトワよ」

 

「あの方も先ほど破壊された複数の世界の人間達を新たな世界の中心となる者の元に送るのだろう?」

 

「そうよレイ、ただ少し中心となる人物と出会う順番を変えてみたわ」

 

「そんな事していいのか?」

 

レイがトワに聞く。

 

「ええ、あの方も4人の主要人物の名前の変更しなければ多少の変更は許されているわ」

 

「そうなのか?まああの方もあの4人の流用が好きだよな」

 

「そこはまあいいんじゃない。結果的にこちらの都合上で世界を壊したのだから」

 

「正直あの方が世界をリセットしろという事を言ってきたには驚いたわね」

 

「最初は愚痴っていましたけど自分達のせいだと言ってましたので気にしなくていいと思いますよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワの説明と1つ目のお願い

「ええそうよ。紫藤直哉のオリジナルは米田健二が作り出したわ。真宮寺直哉と共にね」

 

「だけどのどかとラビリンが知る二人の紫藤直哉は私とレイがその世界の一部の力を使って作り出したわ」

 

「世界の安定のためにですか?」

 

「ええそうよ。だから直哉の体内にメガ因子が入っても困らないように人間として作り出したわ」

 

「じゃあ直哉君の両親の事も作り話ですか?」」

 

「いえそれは違うわ。米田桜花本人に協力してもらって紫藤直哉を産んで貰ったの」

 

「だから先程も言ったけど直哉の誕生もその世界なんだよ」

 

「成程」

 

「でも僕達の肉体はどうなるんですか?」

 

「ああ、それは・・・直哉とキュアグレース達の肉体は宝玉に収容されるから保存された世界から帰る時になれば自動で起動するから安心してね」

 

「後保存された世界についたら2つのお願いを実行してくれるかしら」

 

「2つのお願いですか?」

 

「ええ、1つ目は飛鳥と薫の世界に行ってブルーによる紫藤直哉殺害を止めて欲しいのよ」

 

「ええ――そんな事しても良いんですか?もしそれをしたら飛鳥ちゃんや薫ちゃんの戦う意義が無くなりますよ」

 

「そこは心配しなくて良いわ。ただ2人の覚醒を促すだけだから」

 

「そうなんですか?」

 

「ええ、今の2人は復讐と言う物があるのよブルーが自分の両親を殺した事実がね」

 

「でもそれって・・・」

 

「もう帰るのか直哉」

 

「ええ、いつまでも帝劇を夏季休暇にするわけにも、行きませんし、それになのはたちも向こうの仕事があるみたいですからね」

 

「なるほどな、なのはちゃん達もありがとう」

 

「いえいえ、そんなこと無いですよ、大神さんもお兄ちゃんみたいに早く結婚したほうがいいですよ」

 

「いい!!」

 

「「「「「ええーーー直哉さん結婚してたんですかーーー」」」」」

 

予想外の事に驚く巴里花組だった。

 

「あれ皆さんに言ってませんでしたかね?」

 

「「「「「聞いてませんよ」」」」」

 

「改めて紹介しますね、僕の妻である人を」

 

「私が直哉君の妻の、真宮寺さくらです。よろしくね皆」

 

「「「「「ええーーーさくらさんなのーーー」」」」」

 

再び驚く巴里花組だった。

 

「まさか、あんた達がシャノワールに来た時迫水が、直哉に対して変だったのはこう言う事だったんだね」

 

「グラン・マすいませんあの時僕達の素性を言うと、大神さんに知られるのを避けたかったんで」

 

「確かこの巴里から帰る時にブルーになった紫藤直哉は死んだのでは?」

 

「そうよそして悪側に堕ちて敵対してたけど・・・」

 

「7人世界と幼馴染世界は介入されて助けてくれてありがとうだったかもしれませんけど、融合世界にとってはただの余計なお世話で、余計な事はしないで欲しいんですよ」

 

「成程」

 

「こちらにしてみればレイやトワにも余計な仕事が増えてる状態で僕としても今回の件でトワ達にお願いするのは心苦しいのですが、僕があの2人の行動に対する決定権はありませんから」

 

「2人は管理者同士の決め事で決まったお客さんなので」

 

「それにこれは僕の勘違いかも知れないのですが、紫藤なのはさんは何者かに操られているかもしれないので」

 

「なっ彼は僕達がトワから聞かされた可能性について知っていて黙っていたのか?」

 

「そうよ、この一件に関してでもそうだけどこちらの直哉は自分で考えて融合世界や友好世界のバランスを壊すような事態が起きない限り介入は最低限にしてるし」

 

「別にこちらの直哉の自慢をしてるつもりはないけど、貴方達の場合米田健二の闇の力と戦う使命があったのなら、もっと管理者と繋がるべきだったのではないい?」

 

「はあ、耳が痛いわ」

 

その時過去の幼馴染世界の管理者メルクが管理者の神殿にやって来た。

 

!!

 

「メルクどうしてここに?」

 

「融合世界に木な直哉となのはが来た事で飛鳥と薫の世界以外の世界が出来てたらまずいから」

 

トワが言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

プリキュア達の情報と会っている健二達

「もう慣れましたけどね」

 

「もしかして俺達のせいでこんな世界の管理者にしたのか?」

 

「全くまたあの彼らに世界を壊されたわ」

 

「そう怒るなトワよ」

 

「あの方も先ほど破壊された複数の世界の人間達を新たな世界の中心となる者の元に送るのだろう?」

 

「そうよレイ、ただ少し中心となる人物と出会う順番を変えてみたわ」

 

「そんな事していいのか?」

 

レイがトワに聞く。

 

「ええ、あの方も4人の主要人物の名前の変更しなければ多少の変更は許されているわ」

 

「そうなのか?まああの方もあの4人の流用が好きだよな」

 

「そこはまあいいんじゃない。結果的にこちらの都合上で世界を壊したのだから」

 

「正直あの方が世界をリセットしろという事を言ってきたには驚いたわね」

 

「最初は愚痴っていましたけど自分達のせいだと言ってましたので気にしなくていいと思いますよ」

 

「そうか・・・」

 

「それに・・・」

 

「そういう事になります。後これは可能性ですけど、僕の完全な覚醒にはもう一組のプリキュアの力が必要かもしれません」

 

 

「ええーーそれって守護者達の力がたりないから?」

 

 

 

「いえ、そういう事ではなく。想定外の事件が起きているでしょ最近。滅んだはずの世界が復活したり僕達を滅んだ世界に修行の旅に行かせたり。まあ後者はトワさんの失敗の尻ぬぐいで行くことになりましたけど」

 

 

「それはそうだね」

 

 

 

 

「少なくともその影響が今後大きくなってしまうかもしれません。既に原作世界から融合世界に来ている実例がありますから」

 

「もしワイズマンがそういう事をしていなくてもそういう事が起きるかも知れません」

 

「新生帝国華撃団の方たちね」

 

 

「そうです。融合世界も生きた世界なので自分が消滅しないようにした行動がもう一つのすこやか市の融合も必要だからした可能性もありますけど」

 

「成る程」

 

「どの道今の僕達に止める術はのどかさん達に否定されたのでもうできませんけど」

 

「だって直哉君と別れるなんてちゆちゃんとひなたちゃんも反対するよ」

 

「あ。そろそろ、時間のようですから最後にのどかさんごめんなさいね」

 

「え、直哉君ごめんてどういう事?」

 

そしてのどかは目覚めた、

 

「私本当に直哉君の魂と同化してるんだ」

 

その頃飛鳥とはやては・・・

 

「米田健二に勝てる奴がいるん?」

 

「現状では勝てませんが可能性がある者はいますけど会いますか?」

 

「ただその者に合う条件として、はやてさん貴女は未来を知った者としてミッドチルダ及び幼馴染世界と7人世界との関係を断ってもらわないといけませんがどうしますか?」

 

「私は・・・」

 

「今いる世界を捨ててもかまへん。一緒に行きたい」

「はやてさん。その選択はあなたの友達及び家族を捨てることなりますが、構いませんね」

「ワイズマンと言ったなお前の目的は何だ?」

 

「何、君の邪魔をする気はないよ。米田健二」

 

 

「こいつ俺の事を知っているのか?」

 

 

「私がここに来たのは、米田健二そして真宮寺直哉とついでにそこにいる紫藤直哉と共闘で私の準備した降魔と戦って貰いたいのだよ」

 

 

「何だと!!」

 

 

「何故俺達がそんなことをしなければならないんだ?」

 

 

「ふむ理由がいるのか」

 

「米田健二今のお前の力ではお前の目的は絶対にかなう事はない」

 

 

「だが私の実験に付き合えばお前に新たな力の切っ掛けを与えてやるがどうする?」

 

 

「お父さんこの男は危険です」

 

 

「・・・」

 

「決め切らないようだな。ならば私が君に見せようではないか、出でよ巨大ノイズ達」

 

ワイズマンがそういい、ソロモンの笛を使うと巨大ノイズが、15体出てきた。

 

 

!!

 

ワイズマンが自分の知らない存在を召喚したことに驚く健二だった。

 

 

「さて、巨大ノイズよそこにいる者達を炭に変えろ」

 

 

「いけない響さん僕達の存在をワイズマンはすでに知ってるようです」

 

 

「わかったよ」

 

そして響は出撃した。

 

「だああああ」

 

「やはり貴様達もいたか、守護者ども」

 

「立花響、また邪魔をするか」

 

「するよ何度だって、貴方がノイズを悪用する限りね」

 

「それにしても、まさか貴様が立花響の相棒役をするか?この戦いの」

 

「米田健二お前にいい事を、教えてやろう。私の前に現れた二人の内の一人はお前の娘の息子の娘つまりそこにいる紫藤直哉と真宮寺さくらの娘なのだよ」

 

「何だと!!」

 

「「なんだってーーー」」

 

紫藤直哉と真宮寺さくらもワイズマンの言葉に驚いていた。

 

「あの子が私と直哉君の娘・・・」

 

「さくらちゃん…僕達の桜武は動けるからあの巨大な者を倒そう」

 

「それはやめた方がいいですよ。ノイズには人間が触れると人間は炭になるので」

 

!!

 

 

「「「炭に変えるだって―――」」」

 

「くく、まあいいだろう。どうする米田健二私の実験に手伝うか?」

 

「手伝えばこのノイズをコントロール出来るソロモンの笛をお前にやろう」」

 

「いいだろう。ワイズマン貴様の実験とやらに付きやってやる」

 

「そうか感謝するぞ出でよ降魔」

 

「私達は過去に行き健二さんを見てますから」

 

「そうかそれで君達は俺に恐れていたんだね」

 

健二がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

恐れと雰囲気の違いに戸惑うプリキュア達

「あの子が私と直哉君の娘・・・」

 

「さくらちゃん…僕達の桜武は動けるからあの巨大な者を倒そう」

 

「それはやめた方がいいですよ。ノイズには人間が触れると人間は炭になるので」

 

!!

 

「「「炭に変えるだって―――」」」

 

「くく、まあいいだろう。どうする米田健二私の実験に手伝うか?」

 

「手伝えばこのノイズをコントロール出来るソロモンの笛をお前にやろう」」

 

「いいだろう。ワイズマン貴様の実験とやらに付きやってやる」

 

「そうか感謝するぞ出でよ降魔」

 

「私達は過去に行き健二さんを見てますから」

 

「そうかそれで君達は俺に恐れていたんだね」

 

健二がそう言う。

 

「正直に言えばそうですね。それは健二さんだけではなく隆一君もなんですけどね」

 

「え、俺もなんですか?」

 

「はい」

 

「のどかさん貴女は例の場所に行ってください」

 

「うん気をつけてね」

 

そう言ってのどかは逃げようとする。

 

「逃がすかよ」

 

「貴方の相手は僕ですよ」

 

「ちっおもしれえ、まずはお前から殺してやるよ。スパイ野郎が」

 

そして2人の戦いが始まった。

 

「お前は誰だ何故お前から俺達を見限ったヒミコの匂いがするんだ」

 

「・・・成程僕達を見つけた理由がヒミコさんの匂いと言う訳か」

 

「何とか言ったらどうだよ。ヒミコの手下がよ」

 

「・・・ふむどうしたものか?彼は本当に僕をヒミコさんの手下として見てるが、真麻ここに来た理由がヒミコさんの依頼だから、あながち間違ってはいないんだけど」

 

「オラオラどうして戦わない?お前は俺達帝国華撃団を殺す為に来たんだろうが・・・くらえ!!破邪剣征・桜花放神」

 

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

2人の放った技が互いにぶつかり合い、花寺直哉の技が襲撃者を飲み込んだ」

 

そして直哉は襲撃者が気絶してるのを確認して、その場を離れた。

 

「「なっ俺がいる」隆一君がいる世界ここだけじゃないんだね」

 

「はいこの世界は米田健二の悪意によって滅ぼされた歴史を持つ滅ぼされた世界の1つです」

 

「つまり君達の世界融合世界はこの流れを汲んだ歴史を持つ世界と言う事だな」

 

「そうです」

 

「ですので、私達からしたらこんなに落ち着いている米田健二さんと話せるとは思いませんでした」

 

「確かにそう思うよな俺自身もそう言うイメージを持つからな」

 

「何、君の邪魔をする気はないよ。米田健二」

 

 

「こいつ俺の事を知っているのか?」

 

「私がここに来たのは、米田健二そして真宮寺直哉とついでにそこにいる紫藤直哉と共闘で私の準備した降魔と戦って貰いたいのだよ」

 

「何だと!!」

 

「何故俺達がそんなことをしなければならないんだ?」

 

「ふむ理由がいるのか」

 

「米田健二今のお前の力ではお前の目的は絶対にかなう事はない」

 

「だが私の実験に付き合えばお前に新たな力の切っ掛けを与えてやるがどうする?」

 

「お父さんこの男は危険です」

 

「・・・」

 

「決め切らないようだな。ならば私が君に見せようではないか、出でよ巨大ノイズ達」

 

ワイズマンがそういい、ソロモンの笛を使うと巨大ノイズが、15体出てきた。

 

!!

 

ワイズマンが自分の知らない存在を召喚したことに驚く健二だった。

 

「さて、巨大ノイズよそこにいる者達を炭に変えろ」

 

「いけない響さん僕達の存在をワイズマンはすでに知ってるようです」

 

「わかったよ」

 

「あの映像を見てそう思ったからな」

 

「それで君達はこれからどうするんだ?」

 

米田健二がプリキュア達に聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

米田健二からの質問

「だが私の実験に付き合えばお前に新たな力の切っ掛けを与えてやるがどうする?」

 

「お父さんこの男は危険です」

 

「・・・」

 

「決め切らないようだな。ならば私が君に見せようではないか、出でよ巨大ノイズ達」

 

ワイズマンがそういい、ソロモンの笛を使うと巨大ノイズが、15体出てきた。

 

!!

 

ワイズマンが自分の知らない存在を召喚したことに驚く健二だった。

 

「さて、巨大ノイズよそこにいる者達を炭に変えろ」

 

「いけない響さん僕達の存在をワイズマンはすでに知ってるようです」

 

「わかったよ」

 

「あの映像を見てそう思ったからな」

 

「それで君達はこれからどうするんだ?」

 

米田健二がプリキュア達に聞く。

 

「そうですね予定はこのまま自分達の世界に戻ります」

 

「それでトワ2つ目のお願いは何です?」

 

「ああ、それは・・・」

 

直哉がトワに聞く。

 

「暫く直哉に私達が持つ権限を渡すから融合世界を頼むわ」

 

「はっどういう事ですか?」

 

「あの時は余りパンサークローの情報がなかったからパンサークローと如月ハニーを調べたらパンサークローは空中元素固定装置を如月ハニーの父親が作り出してパンサークローが、如月ハニーの父親を殺して空中元素元素固定装置を奪おうとしたらしいんだけど見つかってないのよ」

 

「成程それでハニーさん達はパンサークローに狙われる原因になったんですね」

 

「そうみたいね、でも空中元素固定装置は禁忌的な物らしいの」

 

「無から物を作り出すみたいね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「つまり空中元素固定装置を手に入れると言う事は、自分の願望を叶う事が出来ると言う事ですか?」

 

「ええ、そういう事らしいわね」

 

「そういう事なら空中元素固定装置が禁忌的な装置になるのもわかりますね。何故なら空中元素固定装置を使えば人間を作る事も出来ると言う事ですからね」

 

「「「あ、そう言えばそうだ」」」

 

「つまり空中元素固定装置の存在を知られればそれだけで戦争の火種になりえる争奪戦が起きると言う事ですね」

 

直哉がそう言う。

 

「管理者にそう依頼されているので」

 

「成程、それが当たり前かもな」

 

「どうしました?米田さん」

 

「ああもう少し君達の世界について聞きたいと思ってな」

 

「そういう事ならすみませんが教える事は出来ません」

 

「何故ですか?」

 

桜花がグレース達に言う。

 

「それは私達の世界が7人世界と幼馴染世界の失敗をする訳にはいかないからです」

 

「「失敗を」」

 

映像開始・・・

 

「おい、響何であの戦いに紫藤直哉が写ってるんだよ?」

 

「ああ、それは過去の紫藤直哉さんだよ。クリスちゃん」

 

「7人世界と過去の紫藤直哉さんの世界は世界同士の交流があったみたいだよ」

 

「勿論融合世界のように関わる世界の重要なイベントを潰れないようにしてるとは言えないけどね」

 

「「「どういう事だ」」」

 

過去の世界の関わり方は、重要なイベントでも平気で介入すると言うスタンスだったみたいですね」

 

!!

 

「何だよそれ?今の特殊遊撃部隊とは違うじゃないか」

 

「そうだねでも仕方がないんだよね7人世界の主人公にも、米田健二の影響を受けていた事がわかるんだ」

 

 

「これが幼馴染世界の紫藤直哉さんが7人世界の主人公との初の出会いでした」

 

「「「成程」」」

 

「なら、幼馴染世界の敵は、活動出来ずにいたのか?」

 

「7人世界の彼が来た事で?」

 

「ええ、そういう事になります。奏さん」

 

 

「迷惑な事だな」

 

「しかし彼等以外に、幼馴染世界のに来ていた敵もいますけど」

 

「「「何だと!!」」」

 

そして響は、少し早送りをした後再生した

 

来たか、真宮寺姉弟、とこの世界の帝国華撃団」

 

「さあ覚悟は出来たな、殺してやるぞ

 

「行くわよ前鬼」

 

「おう」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

「うわあ前鬼君が大きくなったよ、直哉君」

 

「落ち着いてね。さくらちゃん」

 

「「超鬼神力、ヴァジュラマハル、サムスカーラ」」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「きゃあああ。前鬼君が、変身来たーこれで勝ったわ」

 

(なんか今回さくらちゃんが崩壊してる気がする)

 

そして、ついに悪霊憑依獣との最終決戦が始まろうとしていた。

 

「行くよお姉ちゃんZENKI」

 

「おう」

 

「行きましょう」

 

真双焔武は、ZENKI共に突撃した。

 

「さくらちゃん僕達も行こう」

 

「うん直哉君」

 

「「破邪剣征・桜花放神」」

 

「二つの必殺技が重なり悪霊憑依獣にぶつかる。

 

「グオオ。この程度のことで、我が敗れるのか」

 

二人の必殺技を受けた悪霊憑依獣京極は爆発を起こした。

 

映像終了・・・

 

「成程そう言う理由か」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第65章 保存された世界からの帰還後編
節度のある付き合い


「きゃあああ。前鬼君が、変身来たーこれで勝ったわ」

 

(なんか今回さくらちゃんが崩壊してる気がする)

 

そして、ついに悪霊憑依獣との最終決戦が始まろうとしていた。

 

「行くよお姉ちゃんZENKI」

 

「おう」

 

「行きましょう」

 

真双焔武は、ZENKI共に突撃した。

 

「さくらちゃん僕達も行こう」

 

「うん直哉君」

 

「「破邪剣征・桜花放神」」

 

「二つの必殺技が重なり悪霊憑依獣にぶつかる。

 

「グオオ。この程度のことで、我が敗れるのか」

 

二人の必殺技を受けた悪霊憑依獣京極は爆発を起こした。

 

映像終了・・・

 

「成程そう言う理由か」

 

「はいですので最低限のお付き合いにしてるんです」

 

「確かに頻繁に他世界と関わるのはまずいな。互いの世界にとっても」

 

「「「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」」」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

「何故だ!!鬼神の封印が何故解けた?」

 

「それはね、僕とさくらお姉ちゃんの霊力を呪力に変換したからね」

 

何だと!!」

 

「だからこういうことも出来るよ、千明お姉ちゃん超鬼神になる呪文を唱えて」

 

「超鬼神力、ヴァジュラマサラ、サムスカーラ」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「ね、出来たでしょ」

 

直哉は、笑顔で言う」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

「こうして7人世界から元の時代に帰れると思ってたら・・・」

 

「「「「成程」」」」

 

「気がついたらここにいたと言う事ですね?」

 

「そうなの」

 

「まだこういう事故で来るなら対処はしやすいが」

 

「でもお父さんそれでも負担ですよ」

 

「そうなんだよな俺達も・・・」

 

「兄者来たようだぞ」

 

「帝国華撃団参上!!」

 

 

「待ってたよ、帝国華撃団。僕の名前は刹那蒼き刹那覚えていてね」

 

 

そして黒乃巣会の2大幹部との戦いが始まった。

 

 

2大幹部との戦いの最中に、花組に緊急通信が入って来た。

 

「大神大変だ浅草にまた、ウサギの怪人が現れたぞ」

 

「何ですって!!」

 

大神達は、通信の内容に驚き、2大幹部の必殺技を感知するのを遅れただが、直哉の言葉を受け、花組は回避することが出来たが、ただ一人を除いて」

 

!!「お姉ちゃん早く避けてーー」

 

だがさくらは、体調不良の為反応が遅れてしまった。

 

誰もが諦めたその時、敵の必殺攻撃向かって行く桜色の光」

 

「「これはまさか・・・お姉ちゃんの・・・さくら君の桜花放神に似ている」」

 

直哉と大神がそう感じた時、さくら機を助けた人物がさくらに声をかけた。

 

「さくらちゃん大丈夫?」

 

「ええ、大丈夫ですけど、ウサギの怪人が出たらしいんですけど、大丈夫ですか?」

 

「ああ、その件は、対処済みだから」

 

「ええーーそれと、さくらさん・・・その機体は一体?」

 

「この機体はね・・・」

 

そのころ桜花とコクリコとシゾーの三人は・・・

 

「こんなの嘘だピョン。またシゾー様が負けるなんて」

 

シゾーが逃げる為に空けた空間から、一人の少年が出てきた。

 

「俺達がいたせいでイベントの変化が起こりかけたからな」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

健二達の反省と関わり方

だがさくらは、体調不良の為反応が遅れてしまった。

 

誰もが諦めたその時、敵の必殺攻撃向かって行く桜色の光」

 

「「これはまさか・・・お姉ちゃんの・・・さくら君の桜花放神に似ている」」

 

直哉と大神がそう感じた時、さくら機を助けた人物がさくらに声をかけた。

 

「さくらちゃん大丈夫?」

 

「ええ、大丈夫ですけど、ウサギの怪人が出たらしいんですけど、大丈夫ですか?」

 

「ああ、その件は、対処済みだから」

 

「ええーーそれと、さくらさん・・・その機体は一体?」

 

「この機体はね・・・」

 

そのころ桜花とコクリコとシゾーの三人は・・・

 

「こんなの嘘だピョン。またシゾー様が負けるなんて」

 

シゾーが逃げる為に空けた空間から、一人の少年が出てきた。

 

「俺達がいたせいでイベントの変化が起こりかけたからな」

 

新次郎さんは、スターで上空から花組の隊長を援護してください」

 

「了解したよ、桜花さん」

 

「コクリコ姉さんは、捕まっている花組の皆さんの救助を」

 

「了解だよ、桜花」

 

「そして私が、さくらさんと直哉君の援護して、あの人と戦います。黒き叉丹と」

 

「「「何だと!!量子甲冑が空を飛んでいる」」」

 

大神と刹那と羅刹は、新次郎の乗る量子甲冑スターの飛行形態を見て驚いていた。

 

「行きます!!狼虎滅却・雲雷疾飛」

 

「何!!俺と同じ流派だと!!」

 

大神は新次郎が放った技名を聞き驚いていた。

 

そして桜花達のうほうでは・・・

 

「さくらさんここは私に任せてください」

 

「でも・・・」

 

「いいですか、今のさくらさんと直哉君では、双武改を使いこなせていません」

 

「ですから今回は、私に任せてください」

 

「わかったわ桜花さん」

 

「桜花姉ちゃん。ごめんお姉ちゃんに迷惑かけて」

 

「うん直哉君、そんな事気にしないでね。私達もう友達だから」

 

「友達・・・うん僕達友達だよね、桜花お姉ちゃん頑張れ」

 

「フン別れはすんだか?」

 

「ええ、ですが一撃で終わらせます。破邪剣征・桜花放心」

 

!!「何故桜花さんが、桜花放心を放てるの?」

 

さくらは桜花が、桜花放心を放ったことに驚いていた。

 

「キャハおばちゃん私が手伝ってあげようか?」

 

「誰がおばちゃんだ、お前は何者だ?」

 

「私?私はね、イヨだよ」

 

「イヨだと、ならばその力を見せよ」

 

「はいはいじゃあ行くよ、出でよ降魔」

 

少女の声が消えた時、帝都に封印されていた魔の力の一部である降魔が、地上に復活した。

 

「ついに来たか、イヨ」

 

「あーーお兄ちゃん探したんだよ。こんなパラレルワールドに来ないでよ、お兄ちゃん達のせいだよ、この世界にも、歪みの欠片が、誕生したのは」

 

「パラレルワールドじゃと!!」

 

ミロクでは言葉で理解していても、その真意を、知ることは出来ずにいた。

 

その現実を、見た黒き叉丹と空組は、驚いていたが、花組と黒乃巣3幹部はこの状況を整理しきれていなかった。

 

「確かにそうかも知れません、ですがそれだけではないと思います」

 

「どういう事だい?」

 

「あの当時恐らくですがヒミコさんが米田さんが自分から生まれた存在としているのを利用し世界を崩壊させるようにあらかじめ仕組まれた物と言う可能性があります」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワの思惑とこれからの問題

管理者の神殿にて・・・

 

「どうやらのどかと健二にはこちらの意図が伝わったようだな」

 

「彼女が2人になったわ。つまりこちらの世界にも如月ハニーの世界が誕生したのよ」

 

「はあ――、それって本当なんですか?」

 

「信じたくないけど本当よ」

 

「こう言われました」

 

「成程憑依獣対策は建前で後者の権限譲渡による耐性をつける事が本命か」

 

「わかった。そういう事なら協力はしよう。ただ君が死ぬかもしれないがそれでも良いのかい」

 

「え、それって肉体的にですか?」

 

「いや、君の知識や思い出だねつまり記憶が無くなると言う可能性があるんだ」

 

「成程」

 

「成程君達の世界の調停者はそう言う意図をもって作られていたんだな」

 

米田健二はグレース達の説明に納得する。

 

「そんな、そんな事をしてるの?」

 

桜花は驚きを隠せないでいた。

 

「ですが私達の世界では調停者の親族に米田健二さんの魂の一部が引き継がれています」

 

「成程なそう言う理由なのか?彼が力を欲しがっていた理由は」

 

「こうして僕達の世界に憑依の実がまかれたんです」

 

「成程君達は憑依の実に対する対抗策を手に入れる為に来たのか?」

 

「はいここでなら僕の能力を追加できると言われたので」

 

「確かに君の強化は出来るがいいのかい?」

 

米田健二が直哉に聞く。

 

「憑依獣を浄化出来る人物達が君達の世界に召喚されているのに、そこまで君が追い込むんだい自分を?」

 

「確かに僕達が千明さん達を頼ればいい問題かもしれません」

 

「でも自分達の世界なので出来れば自分達の力でしたいんです」

 

「成程君は最初から他力本願ではなく出来る事はしたいのか?」

 

「そうですねどうしても駄目なら素直に協力を要請します」

 

「そうねそれに反対すると思っていた米田健二が素直に受けてくれたのは良かったわ」

 

「そうだな。しかしこれからが大変だな」

 

「そうね一時的とは言え管理者が全員姿を消すと言う事だしね」

 

「その隙をデボネアや新たな闇が利用するだろうしな」

 

「そうね・・・」

 

「フフ、成程あれがイシュメルガとデボネアが言っていた力ですか」

 

カルマがそう呟く。

 

「カルマ、イシュメルガとデボネアとは何者だ?」

 

真宮寺直哉がカルマに聞く。

 

「ああ、遥か未来から来た私の協力者ですよ」

 

!!

 

「遥か未来から来た協力者だと」

 

「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「そうです。それで間違いないですね?花寺薫」

 

「薫ちゃんの名字が違う」

 

「カルマや並行世界の融合世界から来たパンサークローが動き出すと思うわ

「成程君達の世界の調停者はそう言う意図をもって作られていたんだな」

 

米田健二はグレース達の説明に納得する。

 

「そんな、そんな事をしてるの?」

 

桜花は驚きを隠せないでいた。

 

「ですが私達の世界では調停者の親族に米田健二さんの魂の一部が引き継がれています」

 

「成程なそう言う理由なのか?彼が力を欲しがっていた理由は」

 

「こうして僕達の世界に憑依の実がまかれたんです」

 

「成程君達は憑依の実に対する対抗策を手に入れる為に来たのか?」

 

「はいここでなら僕の能力を追加できると言われたので」

 

「確かに君の強化は出来るがいいのかい?」

 

米田健二が直哉に聞く。

 

「憑依獣を浄化出来る人物達が君達の世界に召喚されているのに、そこまで君が追い込むんだい自分を?」

 

「確かに僕達が千明さん達を頼ればいい問題かもしれません」

 

「でも自分達の世界なので出来れば自分達の力でしたいんです」

 

「成程君は最初から他力本願ではなく出来る事はしたいのか?」

 

「そうですねどうしても駄目なら素直に協力を要請します」

 

「そうか・・・」

 

「何だ君は記憶喪失になったのか?」

 

「ええ」

 

「その為に直哉のパワーアップをこういう形でしたのよ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

キュアグレース達の帰還中のトワ達

「はいここでなら僕の能力を追加できると言われたので」

 

「確かに君の強化は出来るがいいのかい?」

 

米田健二が直哉に聞く。

 

「憑依獣を浄化出来る人物達が君達の世界に召喚されているのに、そこまで君が追い込むんだい自分を?」

 

「確かに僕達が千明さん達を頼ればいい問題かもしれません」

 

「でも自分達の世界なので出来れば自分達の力でしたいんです」

 

「成程君は最初から他力本願ではなく出来る事はしたいのか?」

 

「そうですねどうしても駄目なら素直に協力を要請します」

 

「そうか・・・」

 

「何だ君は記憶喪失になったのか?」

 

「ええ」

 

「その為に直哉のパワーアップをこういう形でしたのよ」

 

「でもまさか管理者不在になるとはな」

 

「それが彼等の為でもあるのよ。ちょうどいい感じで融合世界が新たな世界を作ったしね」

 

「それはそうなんだが、如月ハニーの世界の事は事実でも・・・」

 

「暫く直哉に私達が持つ権限を渡すから融合世界を頼むわ」

 

「はっどういう事ですか?」

 

「あの時は余りパンサークローの情報がなかったからパンサークローと如月ハニーを調べたらパンサークローは空中元素固定装置を如月ハニーの父親が作り出してパンサークローが、如月ハニーの父親を殺して空中元素元素固定装置を奪おうとしたらしいんだけど見つかってないのよ」

 

「成程それでハニーさん達はパンサークローに狙われる原因になったんですね」

 

「そうみたいね、でも空中元素固定装置は禁忌的な物らしいの」

 

「無から物を作り出すみたいね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「つまり空中元素固定装置を手に入れると言う事は、自分の願望を叶う事が出来ると言う事ですか?」

 

「ええ、そういう事らしいわね」

 

「そういう事なら空中元素固定装置が禁忌的な装置になるのもわかりますね。何故なら空中元素固定装置を使えば人間を作る事も出来ると言う事ですからね」

 

「「「あ、そう言えばそうだ」」」

 

「つまり空中元素固定装置の存在を知られればそれだけで戦争の火種になりえる争奪戦が起きると言う事ですね」

 

直哉がそう言う。

 

以前直哉が言ってたじゃない空中元素固定装置と並行世界の融合世界の如月ハニーについて」

 

「ああ、言いましたけど何かあったんですか?」

 

「彼女が2人になったわ。つまりこちらの世界にも如月ハニーの世界が誕生したのよ」

 

「はあ――、それって本当なんですか?」

 

「信じたくないけど本当よ」

「ふう、何とか間にあいましたか?」

 

「あ、直哉君」

 

またこんな事をしないといけないんです?」

 

「それはしなくて良いわよ私達がその世界を封印するから」

 

「永久的にね」

 

「いくら何でもあの嘘はどうかと思うが?」

 

「いやいや、事実私達はこれを始めたら他は出来ないじゃない?だからまあ間違いではないわよ」

 

「それに・・・」

 

「「「「直哉さんが怖い」」」」

 

「なかなかの迫力ね直哉」

 

 

「世界のバランスはそんな些細な変化でも大きくなるんだよ」

 

 

「確かに私達は、まなつだったから部活にしろ。プリキュアにしても今までやってこれたもんな」

 

「そうだね」

 

「だね」

 

「みんな・・・」

 

「そう言う事を避ける為に現地調査をしっかりするんだ」

 

「直哉、私からの質問よ融合世界の平和と安定が実現したら貴方はどうなるの?」

 

「それは恐らく僕は死ぬでしょうね。その時が来たら」

 

!!

 

「「そんな」」

 

「あんたは本当にそれでいいの?」

 

「いいも悪いもそう言う条件の下で生まれた身ですし、場合によっては上司の気まぐれで、それを迎えても死ぬことは無いかもですけど」

 

「おいおいちょっと待て」

 

「特殊遊撃部隊の上司はまさか・・・」

 

「ええ、そうですよ。融合世界の神様です」

 

「「「「「ええ――神様ーー」」」」」

 

まなつ達とローラは直哉の言葉に驚いていた。

 

「私達が一時的に消える事で直哉の懸念がなくなるしね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

本音とこれからの不安

「直哉、私からの質問よ融合世界の平和と安定が実現したら貴方はどうなるの?」

 

「それは恐らく僕は死ぬでしょうね。その時が来たら」

 

!!

 

「「そんな」」

 

「あんたは本当にそれでいいの?」

 

「いいも悪いもそう言う条件の下で生まれた身ですし、場合によっては上司の気まぐれで、それを迎えても死ぬことは無いかもですけど」

 

「おいおいちょっと待て」

 

「特殊遊撃部隊の上司はまさか・・・」

 

「ええ、そうですよ。融合世界の神様です」

 

「「「「「ええ――神様ーー」」」」」

 

まなつ達とローラは直哉の言葉に驚いていた。

 

「私達が一時的に消える事で直哉の懸念がなくなるしね」

 

「トワお前の本音は直哉の命を制御したくないんだろ?」

 

「それはあるわ直哉に一時的に譲渡出来れば命関連は私達から消えるし決定権がね」

 

「そうだったな。お前それを狙って・・・」

「それでトワ2つ目のお願いは何です?」

 

「ああ、それは・・・」

 

直哉がトワに聞く。

 

「暫く直哉に私達が持つ権限を渡すから融合世界を頼むわ」

 

「はっどういう事ですか?」

 

「あの時は余りパンサークローの情報がなかったからパンサークローと如月ハニーを調べたらパンサークローは空中元素固定装置を如月ハニーの父親が作り出してパンサークローが、如月ハニーの父親を殺して空中元素元素固定装置を奪おうとしたらしいんだけど見つかってないのよ」

 

「成程それでハニーさん達はパンサークローに狙われる原因になったんですね」

 

「そうみたいね、でも空中元素固定装置は禁忌的な物らしいの」

 

「無から物を作り出すみたいね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「つまり空中元素固定装置を手に入れると言う事は、自分の願望を叶う事が出来ると言う事ですか?」

 

「ええ、そういう事らしいわね」

 

「そういう事なら空中元素固定装置が禁忌的な装置になるのもわかりますね。何故なら空中元素固定装置を使えば人間を作る事も出来ると言う事ですからね」

 

「「「あ、そう言えばそうだ」」」

 

「つまり空中元素固定装置の存在を知られればそれだけで戦争の火種になりえる争奪戦が起きると言う事ですね」

 

直哉がそう言う。

 

以前直哉が言ってたじゃない空中元素固定装置と並行世界の融合世界の如月ハニーについて」

 

「ああ、言いましたけど何かあったんですか?」

 

「彼女が2人になったわ。つまりこちらの世界にも如月ハニーの世界が誕生したのよ」

 

「はあ――、それって本当なんですか?」

 

「信じたくないけど本当よ」

 

「如月ハニーの世界が出来るようにしたんじゃないのか?」

 

「な、何の事かしら?」

 

「はあもういい、頭が痛くなってきた」

 

「大丈夫寝た方が良いわよ」

 

「誰のせいだと思っている?しかしトワお前の行動で苦労するぞ特殊遊撃部隊が」

「ええ、脅しですよでもトワさんはこうしないと仕事をしないんですよ」

 

「響今回は私の許可で、特殊遊撃部隊の介入する許可を与える」

 

!!

 

「「レイ」レイさん」

 

響とトワはレイの言葉に驚いていた。

 

「ちょっとレイふざけないでよ」

 

「別にふざけていない。怠けていたお前とは違ってな」

 

「グッ」

 

「トワお前はどうせワイ図万が来るしリボルバーキャノンを使えるようにしなくてもいいね」

 

「そう言ってトワリボルバーキャノンを使える状態にしなかったせいで巴里華撃団が、負け確定になっても特殊遊撃部隊の介入するの止める権利は無いと思うが?」

 

「トワお前の失態を認めろいい加減にな。私自身もこれ以上黙ってるわけにはいかんぞ」

 

「管理者の管理ミスで中心世界の巴里が消滅したら我らの上司がなんて言うのか考えてみろ」

 

「・・・嫌ああああああ」

 

「わかったわ。特殊遊撃部隊の介入を許可するわ。これで良いでしょレイ?」

 

「駄目だ。トワお前自身が巴里に行って巴里華撃団に説明をして来い」

 

「ええーー」

 

「よくこんな最悪な事態まで悪化させておいて変なプライドを持つなよ」

 

「あ――――――――五月蠅いもう私帰る」

 

あ、トワさん」

 

響はトワを呼び止めるが、トワはその場から消えた。

 

「あの時みたいに言われるぞ」

 

「その時はその時よ」

 

その頃融合世界に戻ったのどか達は・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

融合世界に帰還直後ののどか達前編

「駄目だ。トワお前自身が巴里に行って巴里華撃団に説明をして来い」

 

「ええーー」

 

「よくこんな最悪な事態まで悪化させておいて変なプライドを持つなよ」

 

「あ――――――――五月蠅いもう私帰る」

 

あ、トワさん」

 

響はトワを呼び止めるが、トワはその場から消えた。

 

「あの時みたいに言われるぞ」

 

「その時はその時よ」

 

その頃融合世界に戻ったのどか達は・・・

 

「うーん直哉っち起きないね」

 

「やっぱり起きるまであちらにいるべきだったかしら?」

 

ひなたとちゆがそれぞれが言う。

 

「どちらが良いのかはわかりませんね。長期間融合世界に帰還しないのも悪いですからね」

 

「それに・・・」

 

 

「千明さんと前鬼君を融合世界来させたのはワイズマンだったの?」

 

「ああ、その通りさ私も憑依の実が一方的に勝つのは面白くないからな」

 

「研究をスムーズに行う為に彼女らに来て貰ったのさ。そして・・・」

 

「確かにあの子達の奇跡は凄いがその程度のに過ぎない」

 

「私は君に言ったな・・・」

 

「貴方が援助している八神はやての様子を確認をしましたから」

 

「成程それで君達が知る流れになっていたから放置をしていたのか?」

 

「ええ、そうですよ。言葉は悪いですがグレハムさんの言う通りですよ」

 

直哉がそう言う。

 

「はいその中にグレハムさんの使い魔の2人がなのはちゃんとフェイトちゃんの魔力を収集させる事で、時空管理局側の動きを制限させる事で闇の書の覚醒を早める事で貴方は八神はやてを殺そうとしたのでしょうけどそれは無理ですよ」

 

「どういう事だね八神はやては死ぬのだろう?」

 

「いえ、彼女八神はやて死にませんよ。彼女はたくさんの仲間がいるので」

 

「そんな筈はない。降魔やメガビョーゲンと言う怪物の力を収集させたんだぞ」

 

「やはり貴方でしたかグレハム提督」

 

「君は私の協力者がいる事を失念している。ワイズマンと名乗る者がな」

 

「なっワイズマンですって」

 

「私の計画は先程君が言ったように」

 

「そろそろ花寺直哉も私の事を知るだろう。さて憑依の実の元が闇の書の悪意によって拡散される前に私は行かせてもらう」

 

そう言ってワイズマンが撤退した。

 

「闇の書事件やエレポニア帝国の内戦が終わったとはいえ、直哉がいるかいないだけで余計な動きに出にくいと思うので」

 

「「確かに」」

 

「出来れば直哉君が起きるまで何もなければ良いけど・・・」

 

「そう上手く行かないよね」

 

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

2人の放った技が互いにぶつかり合い、花寺直哉の技が襲撃者を飲み込んだ」

 

「あの男にのどか達の事教えたのは、ノヴァだから」

 

「「ええーー」」

 

「ノヴァどうしてこの世界に来たの?目的は何なの」

 

「私の目的?そんな決まってるじゃない、私の忠実な僕になる帝国華撃団を手に入れる為よ」

 

!!

 

「まさか帝国華撃団を手に入れる事が目的だなんて」

 

「そうね、ノヴァの目的が変わったとしてもこちらにちょっかいをしてくるでしょうね」

 

ちゆがそう言う。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

融合世界に帰還直後ののどか達中編

「そう上手く行かないよね」

 

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

2人の放った技が互いにぶつかり合い、花寺直哉の技が襲撃者を飲み込んだ」

 

「あの男にのどか達の事教えたのは、ノヴァだから」

 

「「ええーー」」

 

「ノヴァどうしてこの世界に来たの?目的は何なの」

 

「私の目的?そんな決まってるじゃない、私の忠実な僕になる帝国華撃団を手に入れる為よ」

 

!!

 

「まさか帝国華撃団を手に入れる事が目的だなんて」

 

「そうね、ノヴァの目的が変わったとしてもこちらにちょっかいをしてくるでしょうね」

 

ちゆがそう言う。

 

「少なくともデボネアやノヴァなら襲撃をしてくるかも知れないね」

 

「そうですね後、憑依の実と並行世界の融合世界から来たパンサークローも動くかも知れませんね」

 

のどかとアスミがそれぞれ言う。

 

「「確かに」」

 

「でもまさか・・・」

 

「あーあ人違いだったかまあいいや。邪魔な烏は黙らせたしね」

 

「さてと、大神一郎光と戦う前にお前を殺すよ」

 

「この私がね」

 

!!

 

「「「「何だって――」」」」

 

「じゃあ死んでね。大神一郎炎の矢ーー」

 

「ちっなにもんか知らねえが私達に喧嘩を売るなんてよくやるよ」

 

そう言いながらロベリアの光武℉が同じ炎で少女の攻撃を相殺した。

 

「へえ、やるじゃんおばさんのくせに」

 

「なら、これならどうかしら?出でよ降魔兵器よ」

 

!!

 

「降魔兵器だと馬鹿な、空中要塞武蔵の消滅で降魔兵器は消滅した筈だ、それを何故君が扱っている?」

 

「ああ、母様の言う通り、大神一郎には2度目の空中要塞武蔵と京極圭吾が復活した事を知らないんだね」

 

「どういう意味だそれは?」

 

「知りたければ紫藤直哉に聞いてみな、大神一郎だけど疲れている状態で降魔兵器を倒せるかしらね、その降魔兵器の中にはワイズマンの特注もあるから、動けない奴を見捨てても良いのよ。じゃあね生きてたら会いましょうね」

 

そう言って巴里華撃団の前から謎の少女だけが消えた。

「何この子巴里でも出てくるしシンフォギア世界にも出てくるなんて」

 

「僕達のいる融合世界と友好世界にはこういう乱入者が多いんですよ」

 

「どの世界のイベントにも乱入者が出てくるので」

 

「並行世界の融合世界からハニーさん達が来るなんて思わなかったよ」

 

「そうね、そう言う意味では・・・」

 

「フフ、やはり貴女達も来ましたか特殊遊撃部隊」

 

「特殊遊撃部隊とは一体何なんだ?」

 

真宮寺直哉が治療を受けながら考えていると・・・

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

「フフ、成程あれがイシュメルガとデボネアが言っていた力ですか」

 

カルマがそう呟く。

 

「まだ憑依の実や憑依獣が別世界から来るのは違和感がないから」

 

「そうですね基本的にナノビョーゲンと変わらないですから」

 

「そうだね。たた違いをあげるとしたら憑依獣が生まれる場合そこには人が必ずいる事だね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第66章 第1部 新生融合世界と友好世界危機編
融合世界に帰還直後ののどか達後編


「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

「フフ、成程あれがイシュメルガとデボネアが言っていた力ですか」

 

カルマがそう呟く。

 

「まだ憑依の実や憑依獣が別世界から来るのは違和感がないから」

 

「そうですね基本的にナノビョーゲンと変わらないですから」

 

「そうだね。たた違いをあげるとしたら憑依獣が生まれる場合そこには人が必ずいる事だね」

 

「でもあれからだよね過去の世界関連が多くなったのは」

 

「そうね、覚えてるのは・・・」

 

「本当にすまない直哉君。まさかなのはが暴走するなんて思わなかったよ」

 

「それに響さんとまなつちゃん達もありがとう」

 

「「いえいえ気にしないで下さい」」

 

「さてと、直哉何でこういう事態が起きたのか教えてくれる?」

 

「はい」

 

そして融合世界の直哉は説明をした。

 

「「「「「「「・・・」」」」」」」

 

「なっなのはがそんな事を言ったのかい?」

 

「ええ、僕も驚きました。僕としては本気で言っていないと思うのでこのなのはさんの要望はスルーしておきます」

 

「ああ、ありがとう」

 

「とりあえず直哉さんはなのはさんといて下さい」

 

「ああ、そうするよ」

 

そう言って過去から来た紫藤直哉はなのはと共に寝室に向かった。

 

「さて皆さん今から管理者の神殿に行きますよ」

 

「どうしたのよ?」

 

「ああ、過去の幼馴染世界から来た2人が、どうやら僕達の後を追いかけてゼムリア大陸に来たみたいですね」

 

!!

 

「それは本当なの?」

 

「ええ、ロレント地方にいるみたいです」

 

「そうですか・・・それならまだいいですね」

 

「そうね、まだロレントは、直哉達が割と交流会等してたからね」

 

「そうだったね」

 

「そうですね」

 

「それで直哉貴方ロレントに行くのなら私達も行くわよ」

 

「・・・良いですか?皆さん」

 

「「「ええ」」ああ」

 

「いたた、まさか私の魔法が全然効かないなんて・・・」

 

「ふん、これに懲りたらさっさと自分の世界に帰る事ね」

 

「ひっすみませんでした」

 

「よし終わったわね。わがまま女の迷惑行為を止めるクエストが」

 

「え、まさか僕達の人探し行為がこの世界の迷惑行為だなんて知らなかった」

 

もう1人の直哉がそう言う。

 

「貴方達の事は聞いているけど、貴方達が行動を許されてるのは融合世界の中だけでしょう?」

 

「「ええーー」」

 

「「ここ融合世界の中じゃないの?」」

 

「違うわよ」

 

「「ええーー本当にごめんなさい」」

 

「成程2人はここを融合世界の中だと思ってたんですね、ここは融合世界との友好世界と言う複数あるうちの1つの世界です」

 

「友好世界?」

 

「ええ、そうですよ。基本友好世界に指定できるのは、世界丸ごと融合世界と接触した場合ですね」

 

「それってつまり、僕達の世界で言えば時空管理局や7人世界との行き来が出来るような感じかな?」

 

「ええ、そうですね」

 

「ただ違うのは、貴女達の幼馴染世界と7人世界の場合はどちらかの世界のイベントとかが進まないと言う事がありませんでしたか?」

 

「それは・・・」

 

「やっぱりあの事件ね」

 

「「確かに」」

 

「でも直哉が起きるまでどうするんです?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「基本的に待機で良いと思ってるよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

休息とワイズマンの動き

「成程2人はここを融合世界の中だと思ってたんですね、ここは融合世界との友好世界と言う複数あるうちの1つの世界です」

 

「友好世界?」

 

「ええ、そうですよ。基本友好世界に指定できるのは、世界丸ごと融合世界と接触した場合ですね」

 

「それってつまり、僕達の世界で言えば時空管理局や7人世界との行き来が出来るような感じかな?」

 

「ええ、そうですね」

 

「ただ違うのは、貴女達の幼馴染世界と7人世界の場合はどちらかの世界のイベントとかが進まないと言う事がありませんでしたか?」

 

「それは・・・」

 

「やっぱりあの事件ね」

 

「「確かに」」

 

「でも直哉が起きるまでどうするんです?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「基本的に待機で良いと思ってるよ」

 

その頃ワイズマンの拠点では・・・

 

「ふむ、花寺直哉の強化策に出たか特殊遊撃部隊」

 

「その強化先が・・・まさかの米田健二がやるとはな」

 

「成程君達は憑依の実に対する対抗策を手に入れる為に来たのか?」

 

「はいここでなら僕の能力を追加できると言われたので」

 

「確かに君の強化は出来るがいいのかい?」

 

米田健二が直哉に聞く。

 

「憑依獣を浄化出来る人物達が君達の世界に召喚されているのに、そこまで君が追い込むんだい自分を?」

 

「確かに僕達が千明さん達を頼ればいい問題かもしれません」

 

「でも自分達の世界なので出来れば自分達の力でしたいんです」

 

「成程君は最初から他力本願ではなく出来る事はしたいのか?」

 

「そうですねどうしても駄目なら素直に協力を要請します」

 

「そうか・・・」

 

「彼等はすぐに受け入れたが」

 

「それは仕方ありませんよその当時に異世界と交わるとどうなるのかとか知らないので」

 

「確かにな」

 

ワイズマンは花寺直哉と米田健二の映像を早送りにして次に登場したのはプリキュア達だった。

 

「あの映像を見てそう思ったからな」

 

「それで君達はこれからどうするんだ?」

 

米田健二がプリキュア達に聞く。

 

「そうですね予定はこのまま自分達の世界に戻ります」

 

「管理者にそう依頼されているので」

 

「成程、それが当たり前かもな」

 

「どうしました?米田さん」

 

「ああもう少し君達の世界について聞きたいと思ってな」

 

「そういう事ならすみませんが教える事は出来ません」

 

「何故ですか?」

 

桜花がグレース達に言う。

 

「それは私達の世界が7人世界と幼馴染世界の失敗をする訳にはいかないからです」

 

「「失敗を」」

 

「成程そう言う理由か」

 

「はいですので最低限のお付き合いにしてるんです」

 

「確かに頻繁に他世界と関わるのはまずいな。互いの世界にとっても」

 

「まだこういう事故で来るなら対処はしやすいが」

 

「でもお父さんそれでも負担ですよ」

 

「そうなんだよな俺達も・・・」

 

「キャハおばちゃん私が手伝ってあげようか?」

 

「誰がおばちゃんだ、お前は何者だ?」

 

「私?私はね、イヨだよ」

 

「イヨだと、ならばその力を見せよ」

 

「はいはいじゃあ行くよ、出でよ降魔」

 

少女の声が消えた時、帝都に封印されていた魔の力の一部である降魔が、地上に復活した。

 

「ついに来たか、イヨ」

 

「あーーお兄ちゃん探したんだよ。こんなパラレルワールドに来ないでよ、お兄ちゃん達のせいだよ、この世界にも、歪みの欠片が、誕生したのは」

 

「パラレルワールドじゃと!!」

 

ミロクでは言葉で理解していても、その真意を、知ることは出来ずにいた。

 

その現実を、見た黒き叉丹と空組は、驚いていたが、花組と黒乃巣3幹部はこの状況を整理しきれていなかった。

 

「確かにそうかも知れません、ですがそれだけではないと思います」

 

「どういう事だい?」

 

「あの当時恐らくですがヒミコさんが米田さんが自分から生まれた存在としているのを利用し世界を崩壊させるようにあらかじめ仕組まれた物と言う可能性があります」

 

「ふむ成る程これはもう少し研究すべきだな。この新型メガパーツを彼等にぶつけるつもりだったが・・・彼等は憑依の実関連に対応するようだしな」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

守護者達へののどかの報告前編

「光ちゃんゆいちゃん、エステルさんそして響さんすみません来て貰って」

 

「良いのよまたトワが無茶を言ったんでしょう」

 

「あはは・・・」

 

「少し映像を見て下さい」

 

「成程確かにそう言う理由でIF世界が出来てしまうのはまずいですね」

 

「それでトワ2つ目のお願いは何です?」

 

「ああ、それは・・・」

 

直哉がトワに聞く。

 

「暫く直哉に私達が持つ権限を渡すから融合世界を頼むわ」

 

「はっどういう事ですか?」

 

「つまり空中元素固定装置の存在を知られればそれだけで戦争の火種になりえる争奪戦が起きると言う事ですね」

 

直哉がそう言う。

 

以前直哉が言ってたじゃない空中元素固定装置と並行世界の融合世界の如月ハニーについて」

 

「ああ、言いましたけど何かあったんですか?」

 

「彼女が2人になったわ。つまりこちらの世界にも如月ハニーの世界が誕生したのよ」

 

「はあ――、それって本当なんですか?」

 

「信じたくないけど本当よ」

 

「それじゃあ僕が・・・」

 

「それはしなくて良いわよ私達がその世界を封印するから」

 

「永久的にね」

 

「え、その為に僕に全権を与えるんです?」

 

「ええ、今回は空中元素固定装置関係で片手間でやると弊害が起きそうなのよ」

 

「つまり如月ハニーが互いに惹かれるのを防ぐ為ですか?」

 

「それもあるけど、並行世界の融合世界から来たパンサークローもいつ動くかわからないしそれに・・・

 

「それに融合世界に憑依の実が出た以上カルマがパンサークローと手を組む可能性もあるからね」

 

「確かにそうですね。現状の千明さんはこちらの世界の住人ではないですからなるべく単独の内に終わらせたいですね」

 

「そうだから2つ目のお願いなのよ」

 

「成程」

 

暫くして・・・

 

直哉とのどか達5人はレイによって保存された世界の帝都に送られたのだった。

 

映像停止・・・

 

「「「「成程」」」」

 

「それでのどかちゃん達と直哉君が保存された世界に行ったんだね」

 

響がそう言う。

 

「はい、そして」

 

「そんなにいちいち驚かないでください」

 

「「「「「「だって」」」」」」」

 

「だってもありません、元々私はこの時代から約20年後の世界から来た人間で、この世界の人間では、ありません」

 

「私の母親は、真宮寺さくらで、父親は米田健二と言います」

 

「「え、米田健二」」

 

直哉とさくらは、意外な人物の名前に驚いていた.

 

「お兄ちゃんとさくらさんは、米田健二という人を知ってるの?

 

「恐らく彼等はこういう話を聞きここに連れて来られたのでしょうね」

 

「ただしここが保存された世界と言う認識なのは僕達だけのようですね」

 

「「「「そうなんだ」」」」

 

のどか達は直哉の説明に納得する。

 

「とりあえずこちらのイベントが終わるまでは動かずにいましょう」

 

「「「「了解」」」」

 

「まずは皆さんをここに連れてきたのを謝らせてください」

 

「いえそれはいいんですけど、この時代に私達を呼んで、如何するんですか?」

 

「それになうちらの知っている帝国華撃団とは、違うし上手く協力できるかわかりませんよ、大神さん」

 

はやてが大神に言う。

 

「ああそれは、わかっている。取りあえずこの映像を見てくれ」

 

そう言って、大神はある映像を再生した。

 

「これは女の子ですよね?」

 

フェイトが、大神に確認を取る。

 

「ああ、この子が、今の俺達の敵邪神巫女イヨだよ」

 

「「「邪神巫女イヨですか?」」」

 

「ああ、この子は存在するだけでも、世界に影響を与えるんだ」

 

「影響ですか?」

 

なのはが、大神に質問をする。

 

「ああ、彼女が存在するだけで、君達の世界にも影響を与える可能性があるんだ」

 

「「「ええーーー」」」

 

「君たちにこの世界のイヨの影響を受けてた世界の記録があるんだ」

 

「見るかい?」

 

「「「はい」」」

 

そして、3人は映像を見ていると、知り合いが映っていた。

 

「この映像は、今から約20年前の物で、今の帝国華撃団にはないけどかつて特別遊撃部隊その名も、帝国華撃団空組と言うんだ」

 

「「「帝国華撃団空組ですか?」」」

 

「ああ、空組は邪神巫女に対抗する為の部隊なんだ?」

 

「それはどういう意味や?」

 

「ああ、それはね・・・」

 

「このイベントを見る事になってしまったんです」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

守護者達へののどかの報告中編

なのはが、大神に質問をする。

 

「ああ、彼女が存在するだけで、君達の世界にも影響を与える可能性があるんだ」

 

「「「ええーーー」」」

 

「君たちにこの世界のイヨの影響を受けてた世界の記録があるんだ」

 

「見るかい?」

 

「「「はい」」」

 

そして、3人は映像を見ていると、知り合いが映っていた。

 

「この映像は、今から約20年前の物で、今の帝国華撃団にはないけどかつて特別遊撃部隊その名も、帝国華撃団空組と言うんだ」

 

「「「帝国華撃団空組ですか?」」」

 

「ああ、空組は邪神巫女に対抗する為の部隊なんだ?」

 

「それはどういう意味や?」

 

「ああ、それはね・・・」

 

「このイベントを見る事になってしまったんです」

 

「「「「「成程」」」」

 

「確かあのイベントって」

 

「ああ、簡単に言えばね、だから前司令は、特別遊撃部隊帝国華撃団空組を結成し、イヨの襲来から様々な時代を守っていたんだが、今から15年前、邪神巫女は、確かに異世界で、空組と、異世界の帝国華撃団が、イヨを消滅させたはずなんだ」

 

そして、大神は奇跡的に残っている記録装置を起動されると、映っていたのは、真宮寺直哉が邪神巫女の超魔装機兵真王に捕まっているところだった。

 

「「「あ、あれは、真宮寺直哉君?」」」

 

「まさか貴女から出てくるとは思いませんでしたよ。邪神巫女イヨサン」

 

「フン、そろそろ私も貴様等と、決着をつけたくてな」

 

おやイヨさん、口調が違いますが、どうしましたか?」

 

「こちらが素なのでね」

 

「直哉君これが初期のイヨさんなの?」

 

ちゆが直哉に聞く。

 

「そうみたいですね僕も初めて映像を見ましたけど、恐らくこの頃はイヨさんとヒミコさん達が最終的なボスをしてるのでしょうね」

 

「融合世界とは違いあまり異世界とは接触して無いようですから」

 

暫くして・・・

 

「それは僕の方から説明します。大神司令」

 

「君は?」

 

「私の名は、紫藤直哉です。私もさくらさんと共に連れてこられたので」

 

「君もか、すまないこちらのミスで来て貰う事になるとは・・・」

 

「いえいえ私達も機動六課の方々と行動を共にしていたので」

 

「そう言えば、君も帝国華撃団関係者なんだろ?」

 

「ええ、一応私は初代帝国華撃団総司令の紫藤直哉です」

 

「こいつも総司令なのかよ」

 

隆一はショックを受けていた。

 

「ちょっと待ってくれ。華撃団を作ったのは、米田さんじゃないのかい?」

 

「いえ違います。私達の世界では、私の両親が、帝国華撃団を作ったので」

 

「何だとーー!!」

 

直哉の言葉を聞いた大神が驚いていた。

 

「まさかそこまでの、違いがあるとは?」

 

「直哉さん。さくらさん。君達の力を見込んでお願いがある」

 

「「何でしょうか?」」

 

「俺達と一緒に・・・」

 

「あ、大神さん先に言っておきます。私とさくらさんは、邪神巫女との戦いには干渉しません」

 

「ならうちらも協力はしないでおくわ大神はん」

 

「はやてさん達もかい?」

 

「そうや、それにな、大神はんうちは最初から他力本願する奴嫌いなんねん」

 

「俺は、そんなつもりはない」

 

「でもあんさんに第一声で、桜花ちゃんにうちらを連れて来るよう指示してた見たいやんか、うちは、そう言う礼儀知らずは嫌いや」

 

「そう言う点では、直哉さんに協力するわ」

 

「何だと!!親父が頼んでるだろう、協力しろよ」

 

隆一がはやてに言う。

 

「旧幼馴染世界の紫藤直哉と米田健二が出会うイベントの筈じゃなかった?」

 

響がそう言う。

 

「その通りです。その後に・・・」

 

「いえいいんですよ、私自身貴方方なら、断ると思ってましたし、断わってほしいと思いましたしね」

 

「成る程なあ、桜花ちゃんに試されてたんか」

 

「ごめんなさい」

 

「いや桜花お前が、謝る事じゃないぞ」

 

「「「「「「え、誰」」」」」」

 

「お父様」

 

「お父様、どうしてここに?」

 

「「ええーーー桜花さんのお父さんという事は、米田健二さん」」

 

直哉とさくらは、予想外の人物の登場に驚いていた。

 

「君達とは、初めてだな、俺は米田健二だ、イヨと兄妹みたいな者だ」

 

 

「僕は、紫藤直哉です。よろしくお願いします」

 

「紫藤?成る程君が3番目の世界の中心人物か、俺は直接会ったのは、真宮寺直哉君だけだったからな」

 

「そうなんですか?」

 

「ああそうさ・・・」

 

「お父様そんな話をする為に来たんですか?」

 

「おっとすまんすまん」

 

「今日は直哉君に忠告しに来たんだった」

 

「「「「「忠告ですか?」」」」」

 

「ああ、いずれ君達の前に現れるだろう現時点の最凶の敵邪龍神巫女ヒミコには気をつけろ」

 

「「「「「邪龍神巫女」」」」」

 

「邪神巫女ではなくですか?」

 

「ああ、ヒミコは、巫女ではなく、奴自身が神なのさ」

 

「「「「「ええーー神ですかー」」」」」

 

健二の言った言葉に唖然となる直哉達.

 

そして、健二との話し終えた後、直哉達は、桜花の力で、元の世界に戻ったはずだった。

 

「実際会ってましたから」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

守護者達へののどかの報告後編

「そうなんですか?」

 

「ああそうさ・・・」

 

「お父様そんな話をする為に来たんですか?」

 

「おっとすまんすまん」

 

「今日は直哉君に忠告しに来たんだった」

 

「「「「「忠告ですか?」」」」」

 

「ああ、いずれ君達の前に現れるだろう現時点の最凶の敵邪龍神巫女ヒミコには気をつけろ」

 

「「「「「邪龍神巫女」」」」」

 

「邪神巫女ではなくですか?」

 

「ああ、ヒミコは、巫女ではなく、奴自身が神なのさ」

 

「「「「「ええーー神ですかー」」」」」

 

健二の言った言葉に唖然となる直哉達.

 

そして、健二との話し終えた後、直哉達は、桜花の力で、元の世界に戻ったはずだった。

 

「実際会ってましたから」

 

「それでのどかさんこちらの目的はどうなったんです?」

 

「あ、そうだ」

 

光とゆいがそれぞれが言う。

 

「ああ、それは・・・」

 

「管理者にそう依頼されているので」

 

「成程、それが当たり前かもな」

 

「どうしました?米田さん」

 

「ああもう少し君達の世界について聞きたいと思ってな」

 

「そういう事ならすみませんが教える事は出来ません」

 

「何故ですか?」

 

桜花がグレース達に言う。

 

「それは私達の世界が7人世界と幼馴染世界の失敗をする訳にはいかないからです」

 

「「失敗を」」

 

「成程そう言う理由か」

 

「はいですので最低限のお付き合いにしてるんです」

 

「確かに頻繁に他世界と関わるのはまずいな。互いの世界にとっても」

 

「まだこういう事故で来るなら対処はしやすいが」

 

「でもお父さんそれでも負担ですよ」

 

「そうなんだよな俺達も・・・」

「キャハおばちゃん私が手伝ってあげようか?」

 

「誰がおばちゃんだ、お前は何者だ?」

 

「私?私はね、イヨだよ」

 

「イヨだと、ならばその力を見せよ」

 

「はいはいじゃあ行くよ、出でよ降魔」

 

少女の声が消えた時、帝都に封印されていた魔の力の一部である降魔が、地上に復活した。

 

「ついに来たか、イヨ」

 

「あーーお兄ちゃん探したんだよ。こんなパラレルワールドに来ないでよ、お兄ちゃん達のせいだよ、この世界にも、歪みの欠片が、誕生したのは」

 

「パラレルワールドじゃと!!」

 

ミロクでは言葉で理解していても、その真意を、知ることは出来ずにいた。

 

その現実を、見た黒き叉丹と空組は、驚いていたが、花組と黒乃巣3幹部はこの状況を整理しきれていなかった。

 

「確かにそうかも知れません、ですがそれだけではないと思います」

 

「どういう事だい?」

 

「あの当時恐らくですがヒミコさんが米田さんが自分から生まれた存在としているのを利用し世界を崩壊させるようにあらかじめ仕組まれた物と言う可能性があります」

 

「私達は目的達成後にこういう話をして戻って来たんです」

 

「「「「「成程」」」」

 

「やっぱりあの事件ね」

 

「「確かに」」

 

「でも直哉が起きるまでどうするんです?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「基本的に待機で良いと思ってるよ」

 

「そして私達はそう考えました」

 

「「「「確かにそれが良いかもね」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について23 抱えている問題1

「私達は目的達成後にこういう話をして戻って来たんです」

 

「「「「「成程」」」」

 

「やっぱりあの事件ね」

 

「「確かに」」

 

「でも直哉が起きるまでどうするんです?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「基本的に待機で良いと思ってるよ」

 

「そして私達はそう考えました」

 

「「「「確かにそれが良いかもね」」」」

 

少なくともゼムリア大陸とシンフォギア世界はね」

 

「そうですね」

 

「またお前達か特殊遊撃部隊、だがヤラネーダを除荷したとしてもこちらにはランボーグがいるんだやれランボーグ」

 

「ランボーグ」

 

「さあヒーローの出番だよ」

 

サマーがそう言う。

 

「ヒーローだと!!ふざけるな」

 

ノヴァがそう言った時・・・」

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「すみきったー」

 

その時ランボーグに彼女達の浄化技が直撃した。

 

「お前達はお母様の手駒の筈どうして」

 

それを見たノヴァが驚きを隠せないでいた。

 

「私達はノヴァのお母様知りません」

 

「なっまさかお母様の作戦が失敗したの?・・・そんな事ない」

 

「大丈夫ですか?」

 

「あ、君達はあの時の・・・」

 

リィンがそう言う。

 

「ゼムリア大陸はあの内戦の後だし」

 

「そうですねシンフォギア世界は・・・」

 

「それが確信取れないから直哉に相談したかったのよ」

 

「そういう事らしんですよですので人間とは違う反応がもし鬼の前鬼君の事だと考えれば、前鬼君を召喚出来る千明さんが実際にして貰えばわかると思いまして」

 

「成程」

 

そして、千明は前鬼の召喚をして見た。

 

「駄目ですね、私も前鬼の反応があるのはわかるんですけど、これは恐らく前期は封印状態のままかも知れません」

 

「「「封印状態ですか」」」

 

直哉と了子と響がそう言う。

 

「はい封印状態だったら私の持つ護法リングの召喚は無理なんです。直接封印状態の前鬼の封印を解かないと」

 

「「「成程」」」

 

「封印状態の前鬼君の居場所がわからないと封印は解くことが出来ないんですね」

 

「はい、そうです」

 

「となると、千明さんはクリスさんとフィーネさんと共にシンフォギア世界で前鬼君を探してください」

 

「え、でも良いんですか?」

 

「良いですよ。千明さん少なくとも自分の意思とは別に融合世界に来たのですから」

 

「ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「ね、出来たでしょ」

 

直哉は、笑顔で言う」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

「こうして7人世界から元の時代に帰れると思ってたら・・・」

 

「「「「成程」」」」

 

「気がついたらここにいたと言う事ですね?」

 

「そうなの」

 

「それでは確認ですが、千明さんとしては早急に元の時代に戻りたいんですね?」

 

「ええ、出来ればだけど」

 

「成程、異世界生活の経験があるせいですか?自分の希望は望みが薄いのがわかるんですね?」

 

「まあねそれより前鬼はどこ?」

 

「「「「はっ前鬼」」」

 

「そうよ・・・」

 

「せっかくこちらの融合世界に前鬼君がいると頑張っていたんですから少しはわがままを言って良いんですよ」

 

「ありがとうございます」

 

「そういう事でクリスさんとフィーネさん千明さんをお願いしますね」

 

「「わかった」わかったわ」

 

「後前鬼君を探す時に注意しておいてください」

 

「このイベントの途中だしね」

 

エステルと響がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について23 抱えている問題2

「それでは確認ですが、千明さんとしては早急に元の時代に戻りたいんですね?」

 

「ええ、出来ればだけど」

 

「成程、異世界生活の経験があるせいですか?自分の希望は望みが薄いのがわかるんですね?」

 

「まあねそれより前鬼はどこ?」

 

「「「「はっ前鬼」」」

 

「そうよ・・・」

 

「せっかくこちらの融合世界に前鬼君がいると頑張っていたんですから少しはわがままを言って良いんですよ」

 

「ありがとうございます」

 

「そういう事でクリスさんとフィーネさん千明さんをお願いしますね」

 

「「わかった」わかったわ」

 

「後前鬼君を探す時に注意しておいてください」

 

「このイベントの途中だしね」

 

エステルと響がそう言う。

 

「確かにそうですね2人はそちらを優先して下さい」

 

「それじゃあ私と光ちゃんとのどかさんでやって行くんです?」

 

「そういう形になるねと言っても・・・」

 

「それでトワ2つ目のお願いは何です?」

 

「ああ、それは・・・」

 

直哉がトワに聞く。

 

「暫く直哉に私達が持つ権限を渡すから融合世界を頼むわ」

 

「はっどういう事ですか?」

 

「あの時は余りパンサークローの情報がなかったからパンサークローと如月ハニーを調べたらパンサークローは空中元素固定装置を如月ハニーの父親が作り出してパンサークローが、如月ハニーの父親を殺して空中元素元素固定装置を奪おうとしたらしいんだけど見つかってないのよ」

 

「成程それでハニーさん達はパンサークローに狙われる原因になったんですね」

 

「そうみたいね、でも空中元素固定装置は禁忌的な物らしいの」

 

「無から物を作り出すみたいね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「つまり空中元素固定装置を手に入れると言う事は、自分の願望を叶う事が出来ると言う事ですか?」

 

「ええ、そういう事らしいわね」

 

「そういう事なら空中元素固定装置が禁忌的な装置になるのもわかりますね。何故なら空中元素固定装置を使えば人間を作る事も出来ると言う事ですからね」

 

「「「あ、そう言えばそうだ」」」

 

「つまり空中元素固定装置の存在を知られればそれだけで戦争の火種になりえる争奪戦が起きると言う事ですね」

 

直哉がそう言う。

 

以前直哉が言ってたじゃない空中元素固定装置と並行世界の融合世界の如月ハニーについて」

 

「トワさんに言われた直哉君が起きない事にはこれからの予定を立てるにしても難しいから」

 

「「確かに」」

 

「直哉君が起きるまでは現状で起きている問題を解決する為の活動をするべきと思う」

 

「そう言う意味では・・・」

「またお前達か特殊遊撃部隊、だがヤラネーダを除荷したとしてもこちらにはランボーグがいるんだやれランボーグ」

 

「ランボーグ」

 

「さあヒーローの出番だよ」

 

サマーがそう言う。

 

「ヒーローだと!!ふざけるな」

 

ノヴァがそう言った時・・・」

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「すみきったー」

 

その時ランボーグに彼女達の浄化技が直撃した。

 

「お前達はお母様の手駒の筈どうして」

 

「成程、やはりソラシド市には、デボネアの介入がありましたか」

 

「ええ、彼女が言ってたわ」

 

ローラがそう言う。

 

「後は任せて下さい」

 

「だがみんなを放置するわけにはいかない」

 

「それなら大丈夫です」

 

プリズムがそう言うとヤラネーダに奪われたⅦ組のやる気は持ち主に戻されていた。

 

「さあノヴァどうしますか?引くのであれば何もしませんよ」

 

「仕方ないかな今回は・・・花寺直哉に伝えて」

 

「この一件で変化が起こると思われていた内戦は予定通りの結末となったので、行くとしたら・・・シンフォギア世界かなと考えてます」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

今後の方針仮決定

その時ランボーグに彼女達の浄化技が直撃した。

 

「お前達はお母様の手駒の筈どうして」

 

「成程、やはりソラシド市には、デボネアの介入がありましたか」

 

「ええ、彼女が言ってたわ」

 

ローラがそう言う。

 

「後は任せて下さい」

 

「だがみんなを放置するわけにはいかない」

 

「それなら大丈夫です」

 

プリズムがそう言うとヤラネーダに奪われたⅦ組のやる気は持ち主に戻されていた。

 

「さあノヴァどうしますか?引くのであれば何もしませんよ」

 

「仕方ないかな今回は・・・花寺直哉に伝えて」

 

「この一件で変化が起こると思われていた内戦は予定通りの結末となったので、行くとしたら・・・シンフォギア世界かなと考えてます」

 

「ええ――本当に前鬼君なんですか?その反応」

 

直哉が了子に聞く。

 

「それが確信取れないから直哉に相談したかったのよ」

 

「そういう事らしんですよですので人間とは違う反応がもし鬼の前鬼君の事だと考えれば、前鬼君を召喚出来る千明さんが実際にして貰えばわかると思いまして」

 

「成程」

 

そして、千明は前鬼の召喚をして見た。

 

「駄目ですね、私も前鬼の反応があるのはわかるんですけど、これは恐らく前期は封印状態のままかも知れません」

 

「「「封印状態ですか」」」

 

直哉と了子と響がそう言う。

 

「はい封印状態だったら私の持つ護法リングの召喚は無理なんです。直接封印状態の前鬼の封印を解かないと」

 

「「「成程」」」

 

「封印状態の前鬼君の居場所がわからないと封印は解くことが出来ないんですね」

 

「はい、そうです」

 

「となると、千明さんはクリスさんとフィーネさんと共にシンフォギア世界で前鬼君を探してください」

 

「え、でも良いんですか?」

 

「良いですよ。千明さん少なくとも自分の意思とは別に融合世界に来たのですから」

 

「確かにそうね現状の状況では憑依の実が融合世界の内部世界にまかれた以上前鬼君の封印を解かれるのを妨害する相手が出てもおかしくないわね」

 

「そうですね」

 

「どうだ鬼神と祓い師よ、呪力が殆ど使えない世界での生活は」

 

「何ですって」

 

「この世界では、呪力の変わりの力霊力が無ければならない」

 

「貴様らには無いだろう。死ね」

 

 

「そういうことか、さくらお姉ちゃん千明お姉ちゃん今から前鬼君の封印を解くから呪文3にんで唱えるよ」

 

「「わかったわ」」

 

「「「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」」」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

「何故だ!!鬼神の封印が何故解けた?」

 

「それはね、僕とさくらお姉ちゃんの霊力を呪力に変換したからね」

 

「その時に私は感じたのだよ。憑依の実の可能性にね」

 

ワイズマンがそう言う。

 

「だからこそ彼女達も来ただろ?」

 

「「「まさか・・・」」」

 

「貴方達は誰?」

 

「僕は花寺直哉と言います。役千明さんで良いでしょうか?」

 

!!

 

「どうして私の名前を知ってるの?」

 

「ああ、それは・・・こちらの世界も多少7人世界と関りがあるので」

 

「え、そうなの?」

 

「はいですが、千明さんの経緯を教えてくれないとこちらとしてもどう動けばいいのかがわからないので」

 

「そして憑依の実関連事件はワイズマンにとっても、迷惑な事みたいですね」

 

「成程だとするとデボネアやイシュメルガかしら?」

 

「その辺がまだわからないので、何とも言えませんけどね」

 

のどかがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第66章 第2部 時の巻き戻ししたサクラ世界へ序編
話し合いの終了後の襲来の連絡1


だからこそ彼女達も来ただろ?」

 

「「「まさか・・・」」」

 

「貴方達は誰?」

 

「僕は花寺直哉と言います。役千明さんで良いでしょうか?」

 

!!

 

「どうして私の名前を知ってるの?」

 

「ああ、それは・・・こちらの世界も多少7人世界と関りがあるので」

 

「え、そうなの?」

 

「はいですが、千明さんの経緯を教えてくれないとこちらとしてもどう動けばいいのかがわからないので」

 

憑依の実関連事件はワイズマンにとっても、迷惑な事みたいですね」

 

「成程だとするとデボネアやイシュメルガかしら?」

 

「その辺がまだわからないので、何とも言えませんけどね」

 

のどかがそう言う。

 

「そうね」

 

その時シンフォギア世界とサクラ世界から緊急連絡があり、その内容はシンフォギア世界からはヤラネーダと似た新種の怪物を謎の組織が使っていたと言う連絡だった。サクラ世界の連絡も謎の組織がノイズを操って巴里に現れたそうです」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「何でこのタイミングでノイズやウバウゾーが出てくるの?」

 

「これはもしかするとパンサークローが動いたのかも知れないわね」

 

「「「ええ――」」」

 

「「「どういう事です?」」」

 

「思い出してみて」

 

「あの時は余りパンサークローの情報がなかったからパンサークローと如月ハニーを調べたらパンサークローは空中元素固定装置を如月ハニーの父親が作り出してパンサークローが、如月ハニーの父親を殺して空中元素元素固定装置を奪おうとしたらしいんだけど見つかってないのよ」

 

「成程それでハニーさん達はパンサークローに狙われる原因になったんですね」

 

「そうみたいね、でも空中元素固定装置は禁忌的な物らしいの」

 

「無から物を作り出すみたいね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「つまり空中元素固定装置を手に入れると言う事は、自分の願望を叶う事が出来ると言う事ですか?」

 

「ええ、そういう事らしいわね」

 

「そういう事なら空中元素固定装置が禁忌的な装置になるのもわかりますね。何故なら空中元素固定装置を使えば人間を作る事も出来ると言う事ですからね」

 

「「「あ、そう言えばそうだ」」」

 

「つまり空中元素固定装置の存在を知られればそれだけで戦争の火種になりえる争奪戦が起きると言う事ですね」

 

直哉がそう言う。

 

「直哉のいう事も可能と思うし、個人的な予想としてはパンサークローはかなり技術力は高いと思うわ。如月ハニーの父親は自分で空中元素固定装置を作り出すくらいだからね」

 

「「「「成程」」」」

 

「確かにそうですね。後並行世界の融合世界には・・・」

 

「以前如月ハニーとパンサークローについて話をしていた時に科学技術としては高いとは感じたでしょう?」

 

「「「それは確かに」」」

 

「そんな高い技術があるならそれをちらつかせる事で情報得る事だって不思議ではないわよ」

 

「つまりどちらかのブンドル団とシンフォギア世界の組織がパンサークローと協力関係になっていると言う事です?」

 

「簡単に言えばそう言う事ね」

 

ゆいとエステルがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

話し合いの終了後の襲来の連絡2

「「「あ、そう言えばそうだ」」」

 

「つまり空中元素固定装置の存在を知られればそれだけで戦争の火種になりえる争奪戦が起きると言う事ですね」

 

直哉がそう言う。

 

「直哉のいう事も可能と思うし、個人的な予想としてはパンサークローはかなり技術力は高いと思うわ。如月ハニーの父親は自分で空中元素固定装置を作り出すくらいだからね」

 

「「「「成程」」」」

 

「確かにそうですね。後並行世界の融合世界には・・・」

 

「以前如月ハニーとパンサークローについて話をしていた時に科学技術としては高いとは感じたでしょう?」

 

「「「それは確かに」」」

 

「そんな高い技術があるならそれをちらつかせる事で情報得る事だって不思議ではないわよ」

 

「つまりどちらかのブンドル団とシンフォギア世界の組織がパンサークローと協力関係になっていると言う事です?」

 

「簡単に言えばそう言う事ね」

 

ゆいとエステルがそう言う。

 

「ですがあくまで・・・」

 

「以前如月ハニーとパンサークローについて話をしていた時に科学技術としては高いとは感じたでしょう?」

 

「「「それは確かに」」」

 

「そんな高い技術があるならそれをちらつかせる事で情報得る事だって不思議ではないわよ」

 

「ブンドル団とパンサークローが協力していると断言はしない方がいいと思います。ただ二課の人達の目線から見れば見えるだけかも知れませんが」

 

「「「「「成程」」」」

 

「確かにそうね」

 

「フフ、やはり貴女達も来ましたか特殊遊撃部隊」

 

「特殊遊撃部隊とは一体何なんだ?」

 

真宮寺直哉が治療を受けながら考えていると・・・

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

「フフ、成程あれがイシュメルガとデボネアが言っていた力ですか」

 

カルマがそう呟く。

 

「カルマ、イシュメルガとデボネアとは何者だ?」

 

真宮寺直哉がカルマに聞く。

 

「ああ、遥か未来から来た私の協力者ですよ」

 

!!

 

「遥か未来から来た協力者だと」

 

「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「そうです。それで間違いないですね?花寺薫」

 

「薫ちゃんの名字が違う」

 

「その通りだよカルマ。よくそこまで融合世界の事を熟知してるね」

 

「イシュメルガとデボネアでも私の名字変更の事は知らなかったのに」

 

「異界事変の時みたいに関係性がわかるまではそう言う先入観は持たない方が良いわね」

 

「シンフォギア世界にいはゆいちゃん達と光ちゃんとエステルさんとまなつちゃん達で行って貰えますか?」

 

「そしてサクラ世界には響さんと新生帝国華撃団とソラさん達と言って貰えます?」

 

「「「「了解」」」」

 

そして私達とハニーさんはどちらかにパンサークローが出た場合のみ移動します」

 

「もしかするとパンサークローの本命が如月ハニーがいる世界かも知れませんから」

 

「「その可能性もあるかも」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

それぞれの世界へ行こう

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「そうです。それで間違いないですね?花寺薫」

 

「薫ちゃんの名字が違う」

 

「その通りだよカルマ。よくそこまで融合世界の事を熟知してるね」

 

「イシュメルガとデボネアでも私の名字変更の事は知らなかったのに」

 

「異界事変の時みたいに関係性がわかるまではそう言う先入観は持たない方が良いわね」

 

「シンフォギア世界にいはゆいちゃん達と光ちゃんとエステルさんとまなつちゃん達で行って貰えますか?」

 

「そしてサクラ世界には響さんと新生帝国華撃団とソラさん達と言って貰えます?」

 

「「「「了解」」」」

 

そして私達とハニーさんはどちらかにパンサークローが出た場合のみ移動します」

 

「もしかするとパンサークローの本命が如月ハニーがいる世界かも知れませんから」

 

「「その可能性もあるかも」」

 

そして特殊遊撃部隊は2チームに別れてそれぞれの世界に向かった。

 

その頃ハニー達は・・・

 

「ハニーさんすみません。少しいいですか?」

 

「何かしらのどかさん?」

 

「あのですね・・・」

 

その時シンフォギア世界とサクラ世界から緊急連絡があり、その内容はシンフォギア世界からはヤラネーダと似た新種の怪物を謎の組織が使っていたと言う連絡だった。サクラ世界の連絡も謎の組織がノイズを操って巴里に現れたそうです」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「何でこのタイミングでノイズやウバウゾーが出てくるの?」

 

「これはもしかするとパンサークローが動いたのかも知れないわね」

 

「「「ええ――」」」

 

「「「どういう事です?」」」

 

「思い出してみて」

 

「あの時は余りパンサークローの情報がなかったからパンサークローと如月ハニーを調べたらパンサークローは空中元素固定装置を如月ハニーの父親が作り出してパンサークローが、如月ハニーの父親を殺して空中元素元素固定装置を奪おうとしたらしいんだけど見つかってないのよ」

 

「確認なんですが、パンサークローと言う組織は別組織と協力する事がありました?」

 

「それは基本的にその作戦の指揮を誰がするかで決まるわね。個人でやる作戦を立てたり、最終的に裏切るけど協力する怪人もいるわね」

 

「それではシンフォギア世界とサクラ世界に出た組織はパンサークローと考えても良いですか?」

 

「そこまで断言は出来ないけど・・・恐らくそれで良いと思うわ」

 

「そうやっぱりここは並行世界なのね」

 

「知ってたんですか?」

 

グレースがハニーに聞く。

 

「ええ、これでも向こうでは守護者をしてるからね、違和感を感じてたわ響さんとエステルさんと会った時からね」

 

「ふむ、それではハニーさんの知る世界にはゼムリア大陸とシンフォギア世界はあるんですね?」

 

「ええ、後プリキュア世界と言うのは存在せず悪魔が支配する世界があるわ」

 

「悪魔とイシュメルガが協力関係を結んでいるわ」

 

「「成程」」

 

「そちらの世界のオリジナル要素が悪魔と言う種族がいると言う事ですね?」

 

「ちなみにそちらの世界はいべんとはどうです?」

 

「そうね・・・帝都関連は」

 

「以前のどかちゃんの家で言ったけど・・・私達の世界でない世界はプリキュア達の世界だけなのよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ハニー達の選択

「そこまで断言は出来ないけど・・・恐らくそれで良いと思うわ」

 

「そうやっぱりここは並行世界なのね」

 

「知ってたんですか?」

 

グレースがハニーに聞く。

 

「ええ、これでも向こうでは守護者をしてるからね、違和感を感じてたわ響さんとエステルさんと会った時からね」

 

「ふむ、それではハニーさんの知る世界にはゼムリア大陸とシンフォギア世界はあるんですね?」

 

「ええ、後プリキュア世界と言うのは存在せず悪魔が支配する世界があるわ」

 

「悪魔とイシュメルガが協力関係を結んでいるわ」

 

「「成程」」

 

「そちらの世界のオリジナル要素が悪魔と言う種族がいると言う事ですね?」

 

「ちなみにそちらの世界はいべんとはどうです?」

 

「そうね・・・帝都関連は」

 

「以前のどかちゃんの家で言ったけど・・・私達の世界でない世界はプリキュア達の世界だけなのよ」

 

「成程つまり、融合世界の内部世界に来た並行世界の融合世界から来たパンサークローはそれほど気にせず動けたと言う結果が今の状況と考えて良いんです?」

 

「そうね・・・」

 

その時シンフォギア世界とサクラ世界から緊急連絡があり、その内容はシンフォギア世界からはヤラネーダと似た新種の怪物を謎の組織が使っていたと言う連絡だった。サクラ世界の連絡も謎の組織がノイズを操って巴里に現れたそうです」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「何でこのタイミングでノイズやウバウゾーが出てくるの?」

 

「これはもしかするとパンサークローが動いたのかも知れないわね」

 

「「「ええ――」」」

 

「「「どういう事です?」」」

 

「思い出してみて」

 

「あの時は余りパンサークローの情報がなかったからパンサークローと如月ハニーを調べたらパンサークローは空中元素固定装置を如月ハニーの父親が作り出してパンサークローが、如月ハニーの父親を殺して空中元素元素固定装置を奪おうとしたらしいんだけど見つかってないのよ」

 

「成程それでハニーさん達はパンサークローに狙われる原因になったんですね」

 

「そうみたいね、でも空中元素固定装置は禁忌的な物らしいの」

 

「無から物を作り出すみたいね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「つまり空中元素固定装置を手に入れると言う事は、自分の願望を叶う事が出来ると言う事ですか?」

 

「ええ、そういう事らしいわね」

 

「先程のどかちゃんが説明してくれたサクラ世界のノイズについてだけど、恐らくそのノイズ達は人工ノイズだと思う」

 

「ええ――あ、でも・・・」

 

その時のどかが思い出した。

 

「駄目よ貴女は信用できないフィーネ」

 

「ハニーさん一体何を?」

 

千明がハニーの行動を見て驚く。

 

「フィーネ直哉君は私が守る」

 

「はあ、何言ってんだ?あんたあんたの世界の場合だろ」

 

「直哉とフィーネの中が悪いのは?別に私はあんたの世界の事なんて知らないけどなあんたも知らないんだろ?特殊遊撃部隊の苦労を?」

 

「それは・・・」

 

「そんなこちらの関係を壊すと言うのなら私が相手になる」

 

そう言ってクリスは、イチイバイルシューターを纏った。

 

「やめなさいクリス。その女には戦う事はないわ」

 

「何ですって」

 

「だって貴女は・・・」

 

了子がそう言った時・・・

 

「やめるんだハニー」

 

「ええーー星児さんどうしてここに?」

 

「ああ、それは・・・こちらの直哉君にこちらの世界しかない技術で連れて来て貰ったんだ」

 

「ええ――」

 

「そしてこの技術は直哉君と本当に協力関係でなければシンフォギア世界では使えないとの事だ」

 

「ええ――じゃあ本当に敵ではないの?」

 

「ふう、漸く誤解が解けたかしら?」

 

「そのようですね了子さん」

 

「ふう、何とか間にあいましたか?」

 

「あ、直哉君」

 

「あら、来たのねちょうどよかったわ」

 

「ええ、ハニーさんを止める為に彼と来たんですが、了子さん何がちょうどいいんです?」

 

「だからあの時戦おうとしたんですね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

どちらの世界から行くべきかの選択前編

「やめるんだハニー」

 

「ええーー星児さんどうしてここに?」

 

「ああ、それは・・・こちらの直哉君にこちらの世界しかない技術で連れて来て貰ったんだ」

 

「ええ――」

 

「そしてこの技術は直哉君と本当に協力関係でなければシンフォギア世界では使えないとの事だ」

 

「ええ――じゃあ本当に敵ではないの?」

 

「ふう、漸く誤解が解けたかしら?」

 

「そのようですね了子さん」

 

「ふう、何とか間にあいましたか?」

 

「あ、直哉君」

 

「あら、来たのねちょうどよかったわ」

 

「ええ、ハニーさんを止める為に彼と来たんですが、了子さん何がちょうどいいんです?」

 

「だからあの時戦おうとしたんですね」

 

「そうよ私達の世界では最初からフィーネとジルが親交を持っていたのよ」

 

「成程」

 

「私からも良いかしら?こちらのサクラ世界はどこまで行ってるの?」

 

「ああ、それは・・・」

 

巴里華撃団は、特殊遊撃部隊の援護を受けてカルマールの空中砲台オプスキュールを撃破して半月後・・・

 

大神達、巴里華撃団は漸く訪れた平和を謳歌していた。

 

そんなある日・・・

 

「都市を守る者よ、これ以上我等の邪魔をするな」

 

「パリシイの子供達よ、時は来た」

 

「う、エリカ君しっかりしろ、コクリコ、グリシーヌ、ロベリア、花火君」

 

「無駄だよ君の声は、彼女達には届かない」

 

「何だと!!」

 

「間もなく君の仲間の5人は、こうなる運命だからね」

 

そう言って、謎のピエロ少年は、エリカの体に1本の剣を突き刺した。

 

「やめろーーー」

 

そして、大神は夢から覚めた。

 

「はあ、はあ、夢か・・・よし着替えて、シャノワールに行くか」

 

大神は、シャノワールに行く途中で、楽しく話しているエリカを見つけた。

 

「おはようエリカ君」

 

「おはようございます。大神さん」

 

「今日も頑張って行こうエリカ君」

 

「はい大神さん」

 

ビービービービー

 

その時大神のキネマトロンに通信が来た。

 

「ムッシュ、エリカ、あのカルマールが生きていて、凱旋門に現れたよ」

 

「何ですって!!」

 

「エリカ君急ぐぞ」

 

「はい大神さん」

 

大神とエリカは急ぎ、シャノワールに戻り、他の隊員と合流し、凱旋門に出撃した。

 

「巴里華撃団参上!!」

 

「そこまでだ、カルマール」

 

「・・・主らは一体誰じゃ?我が何者かを知っているのか?」

 

「何を言っているんだ?カルマール」

 

何の前触れもなく、復活をしていたカルマール。だがこれは、これから巴里で起きる事態の序章に過ぎない。

 

そして、謎の復活を果たしたカルマールは、大神達巴里華撃団の記憶が飛んでいるようだった。

 

「もうすぐオーク巨獣との戦いの筈で、シンフォギア世界が・・・」

 

「そういう事らしんですよですので人間とは違う反応がもし鬼の前鬼君の事だと考えれば、前鬼君を召喚出来る千明さんが実際にして貰えばわかると思いまして」

 

「成程」

 

そして、千明は前鬼の召喚をして見た。

 

「駄目ですね、私も前鬼の反応があるのはわかるんですけど、これは恐らく前期は封印状態のままかも知れません」

 

「「「封印状態ですか」」」

 

直哉と了子と響がそう言う。

 

「はい封印状態だったら私の持つ護法リングの召喚は無理なんです。直接封印状態の前鬼の封印を解かないと」

 

「「「成程」」」

 

「封印状態の前鬼君の居場所がわからないと封印は解くことが出来ないんですね」

 

「はい、そうです」

 

「となると、千明さんはクリスさんとフィーネさんと共にシンフォギア世界で前鬼君を探してください」

 

「え、でも良いんですか?」

 

「良いですよ。千明さん少なくとも自分の意思とは別に融合世界に来たのですから」

 

「このイベントの途中の筈です」

 

「成程ね」

 

「だとしたらサクラ世界から行った方が良いかもね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

どちらの世界から行くべきかの選択後編

「駄目ですね、私も前鬼の反応があるのはわかるんですけど、これは恐らく前期は封印状態のままかも知れません」

 

「「「封印状態ですか」」」

 

直哉と了子と響がそう言う。

 

「はい封印状態だったら私の持つ護法リングの召喚は無理なんです。直接封印状態の前鬼の封印を解かないと」

 

「「「成程」」」

 

「封印状態の前鬼君の居場所がわからないと封印は解くことが出来ないんですね」

 

「はい、そうです」

 

「となると、千明さんはクリスさんとフィーネさんと共にシンフォギア世界で前鬼君を探してください」

 

「え、でも良いんですか?」

 

「良いですよ。千明さん少なくとも自分の意思とは別に融合世界に来たのですから」

 

「このイベントの途中の筈です」

 

「成程ね」

 

「だとしたらサクラ世界から行った方が良いかもね」

 

「その理由は何故ですか?」

 

「それは・・・並行世界の融合世界の歴史を言うわね」

 

「はい」

 

「基本的な融合世界の誕生理由はこちらと変わらないわただ、米田健二の負の感情が1つの生命になったと言われてるの」

 

「まさかそんな事が・・・」

 

「そしてこれは確定じゃないけど米田健二の悪意がパンサークローの首領ではと考えているの」

 

「それはどうしてです?」

 

「それは・・・パンサークローのターゲットが私のパパと私達の世界の紫藤直哉だったから」

 

「そうなんですか?だったらまずくないです」

 

「そこは大丈夫よ私の妹が直哉君についてるから」

 

「それにこちらの世界にまで私達の知るパンサークローがいるのなら私達も手伝うわ」

 

「ありがとございます」

 

「それに聞いたんだけどイベントをやり直しているんですって」

 

「ああ、それは・・・」

 

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

直哉とアニエスはお互いにそう言った。

 

 

「よく来てくれたわね大神と白銀」

 

「はい、俺達の世界に関する事で呼ばれたので」

 

「早く教えてくれ」

 

「わかったわ、白銀は直哉から聞いていると思うけど改めて聞いてね」

 

「ああ」

 

そしてトワが話し出す。

 

「あのね大神貴方達の帝都だけれど、魔王の因子とゲネシスの改変で・・・」

 

「わかったわ。後既存の融合世界内部の世界について何だけど、シンフォギア世界と帝都も少し影響を受けてたみたいね」

 

「え、大丈夫なんですか?」

 

「ええ、時間が巻き戻ったりしてたけど帝都の場合は中心世界から友好世界になって多少は同じ敵が復活してたからそこは面倒ね」

 

「シンフォギア世界も同じでノヴァ達の介入のダメージは無いものになったみたいよ」

 

「成程」

 

「いい方向に影響も出たんですね」

 

「ええ――かなり戻りますね実際に見ると」

 

大神がトワに言う。

 

「そうね、帝国華撃団や巴里華撃団にとってはイベントのやり直しとも言えるけど問題は白銀達の方ね」

 

どういう事だ?」

 

「ああ、それは・・・僕が一旦管理者の神殿に行き報告するのでその間皆さんは念の為に待機していてください」

 

「そう言う理由で僕達はミュウミュウ世界での改変を受けたのは桃宮いちごさんと考えていますが、いちごさんどうですか?」

 

「私は・・・私は・・・青山君が元から居なかった事には出来ないよーー」

 

「成程そう言う事ですか、つまりミュウミュウ世界の改変はいちごさんの恋愛の対象の消失といちごさん以外の人間からの青山さんの記憶の消失が改変を受けた結果ですか?」

 

「直哉さん青山君を助ける事は出来ないの?」

 

「いちごさん。残念ですが現状では、改変を受けた物を改変を受ける前に戻すのは出来ません」

 

「そんな・・・」

 

「何故ですか?直哉さん」

 

れたすが直哉に聞く。

 

「その理由とはこの一連の改変によって、人間が消されたのはミュウミュウ世界が初めてなので」

 

「「「え、本当なの?」」」

 

「何本当なのか?直哉」

 

「成程事情を知りつつしていたら乱入者が出たのね。パンサークローと言う」

 

その後のどか達とハニー達はサクラ世界に向かった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2回目の巨獣の目覚め

「成程そう言う事ですか、つまりミュウミュウ世界の改変はいちごさんの恋愛の対象の消失といちごさん以外の人間からの青山さんの記憶の消失が改変を受けた結果ですか?」

 

「直哉さん青山君を助ける事は出来ないの?」

 

「いちごさん。残念ですが現状では、改変を受けた物を改変を受ける前に戻すのは出来ません」

 

「そんな・・・」

 

「何故ですか?直哉さん」

 

れたすが直哉に聞く。

 

「その理由とはこの一連の改変によって、人間が消されたのはミュウミュウ世界が初めてなので」

 

「「「え、本当なの?」」」

 

「何本当なのか?直哉」

 

「成程事情を知りつつしていたら乱入者が出たのね。パンサークローと言う」

 

その後のどか達とハニー達はサクラ世界に向かった。

 

時を少し戻して・・・

 

「シンフォギア世界にいはゆいちゃん達と光ちゃんとエステルさんとまなつちゃん達で行って貰えますか?」

 

「そしてサクラ世界には響さんと新生帝国華撃団とソラさん達と言って貰えます?」

 

「「「「了解」」」」

 

そして私達とハニーさんはどちらかにパンサークローが出た場合のみ移動します」

 

「もしかするとパンサークローの本命が如月ハニーがいる世界かも知れませんから」

 

守護者達の話し合いで新生帝国華撃団と響とソラ達プリキュア達は巴里華撃団の最終決戦への経緯を見ていた。

 

「時は満ちた、パリシイの子らよ汝らの魂を我等の神オーク巨樹に捧げる時が、目覚めよオーク巨樹よ」

 

ピエロ少年がそう言うと、巴里全体に大地震が起きた。

 

地震が収まった直後、巴里を覆う巨大な気が生えていた。

 

 

地震後に出てきた巨大植物は、あっという間に巴里全土を覆い隠した。まるで、巴里に住んでいる人間達を逃がさないようにも見えていた。

 

シャノアール地下司令室・・・

 

「一体あれは何なんだ?」

 

「禍々しいですけど、何故だがあれを見ていると、心が安らぎます」

 

「何を言ってるんだい?エリカ君」

 

「ごめんイチロー僕もエリカと同じ気持ちだよ」

 

「コクリコ君もなのか?」

 

「やあ、巴里を守護する者達巴里華撃団既に、君達の役目は終わった」

 

「さあ大いなる母へその身と魂を捧げる時が来た」

 

その時大神には少年の声が聞こえた。

 

「大いなる母だと!!、まさかあの巨大植物の事なのか?」

 

「そうだあれこそ我らパリシイの神オーク巨樹なのさ」

 

「オーク巨樹だと」

 

「何故だ、エリカ君たちが、何故オーク巨樹に反応する?」

 

「それは、都市を守るもの以外の、5人が、パリシイの子供だからさ」

 

「パリシイは、オーク巨樹には、逆らえないのさ」

 

「君達が邪魔をしても良いよ、・・・出来るならね」

 

「何だと!!エリカ君達がパリシイ・・・怪人達の仲間だと言うのか?」

 

「そうさ都市を守る者君は、騙されていたのさ彼女達にね」

 

「そんな事は無い俺は、彼女達を信じる」

 

「フーンそこまで言い切りれるって君は相当のおひとよしだね」

 

「まあ、僕には関係ないけどね」

 

そして大神とピエロ少年の念話が終わる。

 

「「「「「「「「ええーー巴里華撃団の皆さんが怪人の仲間」」」」」」」」

 

新生帝国華撃団とソラとましろと翼が驚いていた。

 

「この後どうなるんですか響さん?」

 

「やはり気になる?」

 

「そうですねこれはソラさんじゃなくても気になりますよ」

 

翼が言う。

 

「まさか人間なのに自分達が怪人と同じ出自なんて・・・」

 

「でもこれは一歩間違えると俺達にも通じる所がありますね」

 

神山がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

最終決戦に向けて語る大神を見て

「やあ、巴里を守護する者達巴里華撃団既に、君達の役目は終わった」

 

「さあ大いなる母へその身と魂を捧げる時が来た」

 

その時大神には少年の声が聞こえた。

 

「大いなる母だと!!、まさかあの巨大植物の事なのか?」

 

「そうだあれこそ我らパリシイの神オーク巨樹なのさ」

 

「オーク巨樹だと」

 

「何故だ、エリカ君たちが、何故オーク巨樹に反応する?」

 

「それは、都市を守るもの以外の、5人が、パリシイの子供だからさ」

 

「パリシイは、オーク巨樹には、逆らえないのさ」

 

「君達が邪魔をしても良いよ、・・・出来るならね」

 

「何だと!!エリカ君達がパリシイ・・・怪人達の仲間だと言うのか?」

 

「そうさ都市を守る者君は、騙されていたのさ彼女達にね」

 

「そんな事は無い俺は、彼女達を信じる」

 

「フーンそこまで言い切りれるって君は相当のおひとよしだね」

 

「まあ、僕には関係ないけどね」

 

そして大神とピエロ少年の念話が終わる。

 

「「「「「「「「ええーー巴里華撃団の皆さんが怪人の仲間」」」」」」」」

 

新生帝国華撃団とソラとましろと翼が驚いていた。

 

「この後どうなるんですか響さん?」

 

「やはり気になる?」

 

「そうですねこれはソラさんじゃなくても気になりますよ」

 

翼が言う。

 

「まさか人間なのに自分達が怪人と同じ出自なんて・・・」

 

「でもこれは一歩間違えると俺達にも通じる所がありますね」

 

神山がそう言う。

 

「それもそうですがもう少し見て下さい」

 

「皆、急いで出撃するぞ」

 

大神がそう言うが、5人は、動けずにいた」

 

「ごめんなさい大神さん」

 

「くそ何なんだ、この気持ちは」

 

「何故私の体が動かんのだ?」

 

「ごめんイチロー」

 

「大神さん私たちは、出撃出来そうにありません」

 

「そうか、それなら仕方が無いな。君達5人がそう言う答えを出したのなら俺がとやかく言っても仕方ないから」

 

「ムッシュ何を・・・言ってるんだい」

 

「だけど皆聞いてくれ。俺は巴里を救いたいわけじゃない」

 

「俺は君達といろんな事を体験し、楽しい思い出となった俺の大事な街だから、守りたいんだ。俺たち6人で」

 

「貴公はなんと言う男だ」

 

「ヘッ悪くないなそういうのも」

 

「大神さん素敵です」

 

「イチロー大好きだよ」

 

「大神さん・・・行きましょう。私達の最後の戦いへ」

 

「ああ、エリカ君」

 

よし皆行くぞ!!巴里華撃団出撃せよ!!目標地点オーク巨樹」

 

「「「「「了解」」」」」

 

こうして巴里華撃団は、最後の戦いへ出撃した。

 

「本当にいい意味でムッシュに教えられたよ。巴里の伝統なんて関係なく自分が住んだ街での思い出を守りたいなんてさ」

 

「そうですねグラン・マ」

 

「大神君は僕の想像を超える男だと思いましたよ」

 

「おいおいそんな理由で納得するのか?巴里華撃団は」

 

初穂がそう言う。

 

「初穂がそう言いたい気ちもわかるが俺達自身も同じだったじゃないか?」

 

「それは否定出来ねえけどよ」

 

「うわあ、大神さんてヒーローだったんですね。巴里華撃団がピンチになってもすかさず皆さんを冷静にさせるんですからみならなくては」

 

「「ソラちゃん」ソラさん」

 

ましろと翼がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

巴里華撃団の戦いを見て

「ああ、エリカ君」

 

「よし皆行くぞ!!巴里華撃団出撃せよ!!目標地点オーク巨樹」

 

「「「「「了解」」」」」

 

こうして巴里華撃団は、最後の戦いへ出撃した。

 

「本当にいい意味でムッシュに教えられたよ。巴里の伝統なんて関係なく自分が住んだ街での思い出を守りたいなんてさ」

 

「そうですねグラン・マ」

 

「大神君は僕の想像を超える男だと思いましたよ」

 

「おいおいそんな理由で納得するのか?巴里華撃団は」

 

初穂がそう言う。

 

「初穂がそう言いたい気ちもわかるが俺達自身も同じだったじゃないか?」

 

「それは否定出来ねえけどよ」

 

「うわあ、大神さんてヒーローだったんですね。巴里華撃団がピンチになってもすかさず皆さんを冷静にさせるんですからみならなくては」

 

「「ソラちゃん」ソラさん」

 

ましろと翼がそう言う。

 

そして響達は巴里華撃団の戦いを見続けるのだった。

 

 

大神達は、何とかオーク巨樹が出るまでに完成したリボルバーキャノンでオーク巨樹の体内に潜入することが出来た。

 

オーク巨樹内部・・・

 

 

「ふう、何とか潜り込めたな、エリカ君」

 

「ええ、ですが皆と逸れちゃいましたけど」

 

「仕方が無い皆を探しながら最深部に行くしかない」

 

「行くぞ!!エリカ君」

 

「はい、大神さん」

 

 

そして、大神とエリカは、最深部に向かう過程で、コクリコ&花火、グリシーヌ、ロベリアの順で、合流をして、オーク巨樹最深部手前で、ピエロ少年サリュが操る蒸気獣オパドが現れた。

 

そして、戦いはサリュの乗る蒸気獣オバトの敗北となった。

 

「馬鹿なこんな事があっていいはずはないんだ」

 

そしてサリュは、最終手段を使った。

 

ピエロ少年サリュとオパドを倒した直後サリュは、最後の力を使い、オーク巨樹と融合し、絶対神ガルニエとなっていた。

 

そして巴里華撃団の最後の攻撃が、始まろうとしていた。

 

「正義」

 

「友情」

 

「勝利」

 

「平和」

 

「そして、愛」

 

「消えろ巴里に仇名す敵よ」

 

そしてガルニエは、攻撃を受け次第に消滅していく。

 

「馬鹿なこの僕が消える」

 

そしてサリュも消えていく。

 

巴里に平穏が戻った瞬間だった。

 

だがその時巴里市内に巨大ノイズと降魔とランボーグが現れた。

 

「「「「「「「「ええーーどうしてここに」」」」」」」」

 

「やっぱり出ましたね皆さん行きますよ」

 

「え、響さん待って下さいどうしてこんな事が起きると思っていたんです」

 

「ああ、それは・・・」

「またお前達か特殊遊撃部隊、だがヤラネーダを除荷したとしてもこちらにはランボーグがいるんだやれランボーグ」

 

「ランボーグ」

 

「さあヒーローの出番だよ」

 

サマーがそう言う。

 

「ヒーローだと!!ふざけるな」

 

ノヴァがそう言った時・・・」

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「すみきったー」

 

その時ランボーグに彼女達の浄化技が直撃した。

 

「お前達はお母様の手駒の筈どうして」

 

それを見たノヴァが驚きを隠せないでいた。

 

「私達はノヴァのお母様知りません」

 

「なっまさかお母様の作戦が失敗したの?・・・そんな事ない」

 

「大丈夫ですか?」

 

「そうです」

 

「良いのかい君達?」

 

「「はい」」

 

「それじゃあ頼むよ」

 

「後は任せて下さい」

 

「だがみんなを放置するわけにはいかない」

 

「それなら大丈夫です」

 

プリズムがそう言うとヤラネーダに奪われたⅦ組のやる気は持ち主に戻されていた。

 

「さあノヴァどうしますか?引くのであれば何もしませんよ」

 

「仕方ないかな今回は・・・花寺直哉に伝えて」

 

「はい」

 

「今回の介入はこれで終わりじゃないよ」

 

「そうソラちゃんとましろちゃんはノヴァから聞いたんじゃない?」

 

「「まさかこれが・・・」」

 

「私はそう考えてるよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

巴里に現れた異世界の敵前編

そして、大神とエリカは、最深部に向かう過程で、コクリコ&花火、グリシーヌ、ロベリアの順で、合流をして、オーク巨樹最深部手前で、ピエロ少年サリュが操る蒸気獣オパドが現れた。

 

そして、戦いはサリュの乗る蒸気獣オバトの敗北となった。

 

「馬鹿なこんな事があっていいはずはないんだ」

 

そしてサリュは、最終手段を使った。

 

ピエロ少年サリュとオパドを倒した直後サリュは、最後の力を使い、オーク巨樹と融合し、絶対神ガルニエとなっていた。

 

そして巴里華撃団の最後の攻撃が、始まろうとしていた。

 

「正義」

 

「友情」

 

「勝利」

 

「平和」

 

「そして、愛」

 

「消えろ巴里に仇名す敵よ」

 

そしてガルニエは、攻撃を受け次第に消滅していく。

 

「馬鹿なこの僕が消える」

 

そしてサリュも消えていく。

 

巴里に平穏が戻った瞬間だった。

 

だがその時巴里市内に巨大ノイズと降魔とランボーグが現れた。

 

「「「「「何だあれは」」」」

 

「皆落ち着いてくれ。降魔以外は異世界の敵だ」

 

「「「「「異世界の敵?」」」」」

 

「つまりあの特殊遊撃部隊の敵と言う事かよ隊長」

 

「そう言う事だロベリア」

 

ロベリアがそう言うと他の隊員達が思い出していた。

 

「それはご自分で頼んでみては?特殊遊撃部隊の司令官は先程入っていた立花響君と共にシャノワールの地下司令室にいますよ」

 

!!

 

「何だってーー」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

迫水の言葉を聞いて驚くグラン・マとエリカ達だった。

 

迫水大使に言われ、グラン・マ達がその周囲を見ると1人の青年紫藤直哉18歳バージョンがいた。

 

「初めましてライラック婦人、自分が特殊遊撃部隊の総司令をしている紫藤直哉と言います」

 

「「若いな」」

 

「ええ、自分は今18歳ですので、帝国華撃団や巴里華撃団に比べたら若造が司令を務めてますけどね、ご不満があるのでしょうか?」グリシーヌさんとロベリアさん」

 

!!

 

「「こいつ私達の名前を知っている」知っていやがる」

 

「グリシーヌさんとロベリアさんだけではありませんよ。そこのちびっ子はコクリコさん。赤い修道服を着ているのが、エリカさんそして最後の人が花火さんですよね」

 

「うわあ、凄い全部当たってますよ」

 

エリカが1人大はしゃぎをする。

 

「気に入らないね、そう言うやり方をする奴は」

 

「ロベリアさんすみませんね。僕達特殊遊撃部隊の敵は、巴里華撃団の本来戦うべき相手以外を特殊遊撃部隊の敵として戦うのです」

 

「巴里華撃団の本来の敵以外が特殊遊撃部隊の敵と言う意味はどういう事なんだい?」

 

「簡単に言えば、今凱旋門に出ている異形の怪物と言うノイズは、本来はこちらの世界にはいない存在なんです」

 

「「「「「何だって――」」」」」」

 

「うん、思い出したよ直哉君。あの時私も初めてメガビョーゲンの存在を知った身としてはただ驚くしかなかったけどね」

 

「ミスター迫水ムッシュ大神の情報を取りに行って帰ってから私達に言わなかったのは何故だい?」

 

「グラン・マ私はね巴里が好きなんですよ。私も直哉君に止められてなければ、もっと早い段階で敵が増えると言われましてね・・・」

 

「そうです僕達特殊遊撃部隊はある程度ですが情報として巴里に何が起きるのかという情報を見る事が出来るんです」

 

「それは未来を知ることが出来ると言う事かい?」

 

「ええ、厳密に言えば別の世界の巴里では空中砲台オプスキュールをどうやって破壊をしたとかの情報が自分達の世界との差を検証して特殊遊撃部隊が干渉した方が良いと判断した時に今回のノイズが出現したのです」

 

「成程ね」

 

「ああ、思い出しました」

 

「ああ私もだ」

 

「僕も」

 

「私もです」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

巴里に現れた異世界の敵後編

 

「うん、思い出したよ直哉君。あの時私も初めてメガビョーゲンの存在を知った身としてはただ驚くしかなかったけどね」

 

「ミスター迫水ムッシュ大神の情報を取りに行って帰ってから私達に言わなかったのは何故だい?」

 

「グラン・マ私はね巴里が好きなんですよ。私も直哉君に止められてなければ、もっと早い段階で敵が増えると言われましてね・・・」

 

「そうです僕達特殊遊撃部隊はある程度ですが情報として巴里に何が起きるのかという情報を見る事が出来るんです」

 

「それは未来を知ることが出来ると言う事かい?」

 

「ええ、厳密に言えば別の世界の巴里では空中砲台オプスキュールをどうやって破壊をしたとかの情報が自分達の世界との差を検証して特殊遊撃部隊が干渉した方が良いと判断した時に今回のノイズが出現したのです」

 

「成程ね」

 

「ああ、思い出しました」

 

「ああ私もだ」

 

「僕も」

 

「私もです」

 

「そうかなら俺達は降魔を叩くぞ。ノイズとメガビョーゲンみたいなやつは彼女らに任せるぞ」

 

「「「「「了解」」」」」

 

大神がそう言った直後・・・

 

「スカイミラージュ!トーンコネクト!」

 

「ひろがるチェンジ!スカイ」

 

「煌めきホップ!」

 

「爽やかステップ!」

 

「晴々ジャンプ!」

 

「無限にひろがる青い空!キュアスカイ!」

 

「スカイミラージュ!トーンコネクト!」

 

「ひろがるチェンジ!プリズム」

 

「煌めきホップ!」

 

「爽やかステップ!」

 

「晴々ジャンプ!」

 

「ふわりひろがる優しい光!キュアプリズム!」

 

「スカイミラージュ!トーンコネクト!」

 

「ひろがるチェンジ!ウィング!」

 

「煌めきホップ!」

 

「爽やかステップ!」 

 

「晴々ジャンプ!」

 

「天高くひろがる勇気!キュアウィング!」

 

彼女達が到着した。

 

「響君助かったよ」

 

「いえいえ大したことはしてないですよ」

 

「直哉君凱旋門に出たノイズは倒したけど私はどうしたらいい?」

 

その時響から直哉に連絡が来た。

 

「そうですね、大神さんは今巴里華撃団に出向しているとはいえ特殊遊撃部隊の仲間なので、大神さんが、望むのなら響さんが出来る範囲で協力しても良いですよ」

 

「本当に?やった――」

 

「それでは、これから巴里における事柄に対して響さんに全権を委譲しますね」

 

「わかったよ直哉君」

 

「それでは、通信をを切りますね」

 

「うん」

 

「皆さん聞こえたと思いますが、これから巴里華撃団の皆さんが交渉する人物は僕より現場に出ている彼女が判断するので、協力要請の件も彼女がいると判断したら特殊遊撃部隊は動きますから」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

「あんた本気かい?隊員に全権を与えるなんて?」

 

グラン・マが直哉に言う。

 

「え、迫水さん巴里華撃団には副司令いないのですか?」

 

「うん、そうだね直哉君大神君が隊長と副司令の立場を兼任してた感じだね」

 

「成程そう言う事ですか、まあ特殊遊撃部隊は総司令なんて自己紹介の時に使う形だけの物ですからね」

 

「確かにそうかもしれないね、直哉君からしたら」

 

「そうですね。後の世界は軍隊なんてない世界が大多数なので、民間人としての潜入生活が多いからですね」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

「軍隊が無いだってーー」

 

「いや今回も助かったぞ響」

 

グリシーヌがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊の来た理由

「皆さん聞こえたと思いますが、これから巴里華撃団の皆さんが交渉する人物は僕より現場に出ている彼女が判断するので、協力要請の件も彼女がいると判断したら特殊遊撃部隊は動きますから」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

「あんた本気かい?隊員に全権を与えるなんて?」

 

グラン・マが直哉に言う。

 

「え、迫水さん巴里華撃団には副司令いないのですか?」

 

「うん、そうだね直哉君大神君が隊長と副司令の立場を兼任してた感じだね」

 

「成程そう言う事ですか、まあ特殊遊撃部隊は総司令なんて自己紹介の時に使う形だけの物ですからね」

 

「確かにそうかもしれないね、直哉君からしたら」

 

「そうですね。後の世界は軍隊なんてない世界が大多数なので、民間人としての潜入生活が多いからですね」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

「軍隊が無いだってーー」

 

「いや今回も助かったぞ響」

 

グリシーヌがそう言う。

 

「そうだ響君どうしてここに?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「あーあ人違いだったかまあいいや。邪魔な烏は黙らせたしね」

 

「さてと、大神一郎光と戦う前にお前を殺すよ」

 

「この私がね」

 

!!

 

「「「「何だって――」」」」

 

「じゃあ死んでね。大神一郎炎の矢ーー」

 

「ちっなにもんか知らねえが私達に喧嘩を売るなんてよくやるよ」

 

そう言いながらロベリアの光武℉が同じ炎で少女の攻撃を相殺した。

 

「へえ、やるじゃんおばさんのくせに」

 

「なら、これならどうかしら?出でよ降魔兵器よ」

 

!!

 

「降魔兵器だと馬鹿な、空中要塞武蔵の消滅で降魔兵器は消滅した筈だ、それを何故君が扱っている?」

 

「ああ、母様の言う通り、大神一郎には2度目の空中要塞武蔵と京極圭吾が復活した事を知らないんだね」

 

「どういう意味だそれは?」

 

「知りたければ紫藤直哉に聞いてみな、大神一郎だけど疲れている状態で降魔兵器を倒せるかしらね、その降魔兵器の中にはワイズマンの特注もあるから、動けない奴を見捨てても良いのよ。じゃあね生きてたら会いましょうね」

 

そう言って巴里華撃団の前から謎の少女だけが消えた。

 

「皆さんが覚えていると思いますがあの子が再び各世界に手を出し始めたのです」

 

「「「「「「何だって――」」」」」」

 

その時シンフォギア世界とサクラ世界から緊急連絡があり、その内容はシンフォギア世界からはヤラネーダと似た新種の怪物を謎の組織が使っていたと言う連絡だった。サクラ世界の連絡も謎の組織がノイズを操って巴里に現れたそうです」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「何でこのタイミングでノイズやウバウゾーが出てくるの?」

 

「これはもしかするとパンサークローが動いたのかも知れないわね」

 

「「「ええ――」」」

 

「「「どういう事です?」」」

 

 

「異界事変の時みたいに関係性がわかるまではそう言う先入観は持たない方が良いわね」

 

「シンフォギア世界にいはゆいちゃん達と光ちゃんとエステルさんとまなつちゃん達で行って貰えますか?」

 

「そしてサクラ世界には響さんと新生帝国華撃団とソラさん達と言って貰えます?」

 

「「「「了解」」」」

 

そして私達とハニーさんはどちらかにパンサークローが出た場合のみ移動します」

 

「もしかするとパンサークローの本命が如月ハニーがいる世界かも知れませんから」

 

「「その可能性もあるかも」」

 

そして特殊遊撃部隊は2チームに別れてそれぞれの世界に向かった。

 

その頃ハニー達は・・・

 

「ハニーさんすみません。少しいいですか?」

 

「何かしらのどかさん?」

 

「あのですね・・・」

 

その時シンフォギア世界とサクラ世界から緊急連絡があり、その内容はシンフォギア世界からはヤラネーダと似た新種の怪物を謎の組織が使っていたと言う連絡だった。サクラ世界の連絡も謎の組織がノイズを操って巴里に現れたそうです」

 

「こうした経緯でこちらに来たんです」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

巴里華撃団への事情説明前編

「シンフォギア世界にいはゆいちゃん達と光ちゃんとエステルさんとまなつちゃん達で行って貰えますか?」

 

「そしてサクラ世界には響さんと新生帝国華撃団とソラさん達と言って貰えます?」

 

「「「「了解」」」」

 

そして私達とハニーさんはどちらかにパンサークローが出た場合のみ移動します」

 

「もしかするとパンサークローの本命が如月ハニーがいる世界かも知れませんから」

 

「「その可能性もあるかも」」

 

そして特殊遊撃部隊は2チームに別れてそれぞれの世界に向かった。

 

その頃ハニー達は・・・

 

「ハニーさんすみません。少しいいですか?」

 

「何かしらのどかさん?」

 

「あのですね・・・」

 

その時シンフォギア世界とサクラ世界から緊急連絡があり、その内容はシンフォギア世界からはヤラネーダと似た新種の怪物を謎の組織が使っていたと言う連絡だった。サクラ世界の連絡も謎の組織がノイズを操って巴里に現れたそうです」

 

「こうした経緯でこちらに来たんです」

 

「成程そう言うわけか・・・しかし厄介だな同時進行による襲撃とは」

 

「そうだなそれに・・・」

 

あーあ人違いだったかまあいいや。邪魔な烏は黙らせたしね」

 

「さてと、大神一郎光と戦う前にお前を殺すよ」

 

「この私がね」

 

!!

 

「「「「何だって――」」」」

 

「じゃあ死んでね。大神一郎炎の矢ーー」

 

「ちっなにもんか知らねえが私達に喧嘩を売るなんてよくやるよ」

 

そう言いながらロベリアの光武℉が同じ炎で少女の攻撃を相殺した。

 

「へえ、やるじゃんおばさんのくせに」

 

「なら、これならどうかしら?出でよ降魔兵器よ」

 

!!

 

「降魔兵器だと馬鹿な、空中要塞武蔵の消滅で降魔兵器は消滅した筈だ、それを何故君が扱っている?」

 

「ああ、母様の言う通り、大神一郎には2度目の空中要塞武蔵と京極圭吾が復活した事を知らないんだね」

 

「どういう意味だそれは?」

 

「知りたければ紫藤直哉に聞いてみな、大神一郎だけど疲れている状態で降魔兵器を倒せるかしらね、その降魔兵器の中にはワイズマンの特注もあるから、動けない奴を見捨てても良いのよ。じゃあね生きてたら会いましょうね」

 

そう言って巴里華撃団の前から謎の少女だけが消えた。

 

「あいつとの決着がついてないしな」

 

ロベリアがそう言う。

 

「だけどその子はシンフォギア世界にいるかも知れないんだよね」

 

「ええ、どちらかの世界にはいると思いますが」

 

コクリコの質問に響が答える。

 

「しかしシンフォギア世界ですか・・・」

 

エリカが思い出していた。

 

 

「うおお、本当に焼けたぞ。こんな小さい箱なのに」

 

ロベリアは電子レンジを見て驚く。

 

「凄いよ皆この箱に預言者がいる」

 

「「「「ええ」」馬鹿な預言者などあてになるものか」そうだな」

 

「この後00地区では急な雷雨に注意して下さい」

 

暫くして・・・

 

巴里華撃団のいるホテルでは天気予報通り急な雷雨が降り出した。

 

「「「「「「ええーー」」」」」

 

「馬鹿なあの預言者は未来がわかるのか?」

 

「ありえねえだろ。私以上の怪物を私は見たぞ」

 

「・・・ただの天気予報なんだけど。巴里華撃団の存在していた頃には天気予報をここまで正確に当てる事は出来なかったのかな?」

 

未来が心の声でつぶやく。

 

暫くして響が戻って来た。

 

「ただいま未来」

 

「あ、お帰り響」

 

「未来エリカさん達はどうしてる?」

 

「うん、御覧の通りテレビに夢中だよ」

 

「ふふ、やっぱり太正の人には、こちらの世界は刺激が強いみたいだね」

 

「そうみたいよ。テレビでしてた天気予報が当たった時凄かったし」

 

「そうなんだ」

 

「それで響これからどうするの?」

 

「大神さんに伝えに行くよ。こっちに戻る時になア親君から連絡があって」

 

「そうだなそんな事もあったな」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第66章 第2部 時の巻き戻ししたサクラ世界へ破編
巴里華撃団への事情説明後編


 

「ありえねえだろ。私以上の怪物を私は見たぞ」

 

「・・・ただの天気予報なんだけど。巴里華撃団の存在していた頃には天気予報をここまで正確に当てる事は出来なかったのかな?」

 

未来が心の声でつぶやく。

 

暫くして響が戻って来た。

 

「ただいま未来」

 

「あ、お帰り響」

 

「未来エリカさん達はどうしてる?」

 

「うん、御覧の通りテレビに夢中だよ」

 

「ふふ、やっぱり太正の人には、こちらの世界は刺激が強いみたいだね」

 

「そうみたいよ。テレビでしてた天気予報が当たった時凄かったし」

 

「そうなんだ」

 

「それで響これからどうするの?」

 

「大神さんに伝えに行くよ。こっちに戻る時になア親君から連絡があって」

 

「そうだなそんな事もあったな」

 

「成程それで君達はここに来たんだね」

 

「はいそうです」

 

「それと君達が新たな世界のプリキュアだね」

 

「「「ええ――何で知ってるんです初対面なのに?」」」

 

大神の言葉に驚くスカイとプリズムとウイングだった。

 

「ああ、それは・・・」

 

「プリキュア!デリシャスタンバイ!」

 

「パーティーゴー!」

 

「にぎにぎ!」

 

「コメコメ!」

 

「ハートを」

 

「コメコメ!」

 

「シェアリンエナジー!」

 

「あつあつごはんで、みなぎるパワー!キュアプレシャス!」

 

「おいしい笑顔で満たしてあげる!」

 

そして直哉とローズマリーとキュアプレシャスは、簡易ゲートを使い帝都に向かった。

 

その頃帝都では・・・

 

「神崎風塵流・不死鳥の舞」

 

「シェルクーンチク」

 

「聖獣ロボ・改」

 

「三十六掌」

 

「ヴィアッジョ・ローズ」

 

「ジークフリード」

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

「ウバウゾーウバウゾー」

 

「ちっこいつもメガビョーゲンと同じであたい達の攻撃に耐性があるみたいだな」

 

「ええ、そうみたいですわね。カンナさん」

 

カンナの言葉にすみれが答える。

 

「でもでも、今回の怪物は変じゃない?」

 

「どういう事だい?アイリス」

 

レ二がアイリスに聞く。

 

「だってメガビョーゲンは、存在するだけで地球を病気にするよね」

 

「「「「「「「確かに」」」」」」」

 

「さくらさん違いますわ。あれはメガビョーゲンではありません。メガビョーゲンの特徴のあれが出てませんから」

 

「あ、そうですねすみれさん」

 

「まあ、敵なら倒すしかない。行くぞ皆」

 

「「「「「「「了解」」」」」」」」

 

「一気にやる気を奪ってヤラネーダ」

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

「うっなんだこれはーー」

 

「なんだか力が抜けて・・・」

 

「「「「「「「きゃあああ」」」」」」」」

 

「だけど今回の怪物そう言うのがないんだよ。皆」

 

「「「「「「「確かに」」」」」」」

 

アイリスが説明すると、さくらやすみれ達が納得する。

 

「じゃあ今回の怪物は、私達に対するデメリットは無いんですね?アイリス」

 

織姫がアイリスに聞く。

 

「ウバウゾーウバウゾー」

 

「その辺はプリキュアの人達に聞いてみないとわからないよ」

 

「それはそうですね」

 

「俺は今回現れたプリキュアの敵と思われる者以外となら戦った事があるからね」

 

「「「ええ――そうなんですか」」」

 

「確かにそうですね大神さんは何気に邪神ヴォルクルスと対峙してましたね」

 

響がそう言う。

 

「フフ、我は融合世界に現れてからこちらに戻るまでに、脇侍と降魔を取り込み自身の力として使えるようになったのだ」

 

 

「「「何だってーー」」」

 

「さて我は高見の見物の前に裏切り者の始末をするか」

 

「覚悟はいいかシュウ・シラカワ?」

 

「くっこれはまずいですね。異世界の戦力を取り込んだヴォルクルスの存在は想定外です」

 

「グレース急いでシュウさんの元に行って」

 

「でもあれだけの脇侍と降魔がいたら間に合うかわからないよ」

 

「それでも行くのよ。グレース貴女はシュウさんの事を信じてるんでしょう」

 

「フォンテイーヌ・・・」

 

「わかった」

 

「ですが、どうやら間に合ったようですよグレースさん」

 

「ええーー」

 

「死ね裏切り者」

 

ヴォルクルスはグランゾンに最後の攻撃をしたその時・・・

 

!!

 

ヴォルクルスの攻撃が当たる前に2体の霊子甲冑がグランゾンを守るように現れた。

 

「なっ貴様達はあの時の帝国華撃団か?)

 

「なっ嘘だろあの人達は」

 

「嘘!!まさか旧帝国華撃団の人達なの」

 

「直哉君お待たせ真空寺さくらと大神一郎紫藤家の当主の要請によりただいま参上しました」

 

「久しぶりだね直哉君」

 

「ええ、そうですねお二方聞いて下さい。今この場に出ている。脇侍と降魔はそこにいる方ヴォルクルスと言う邪神の仕業でそいつは以前紅のミロクを取り込んだやつです」

 

「「何だってーー」」

 

大神と真宮寺さくらは直哉の言葉に驚いていた。

 

「左様我はそこにいる。女の中にいる者の言うとおり我は一度お前達と対峙したことがあるぞ」

 

「ああ、そんな事もあったね懐かしい」

 

「凄いです邪神と戦えるなんて」

 

ソラが興奮していた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

シャノワールに帰還後の2組

「なっ貴様達はあの時の帝国華撃団か?)

 

「なっ嘘だろあの人達は」

 

「嘘!!まさか旧帝国華撃団の人達なの」

 

「直哉君お待たせ真空寺さくらと大神一郎紫藤家の当主の要請によりただいま参上しました」

 

「久しぶりだね直哉君」

 

「ええ、そうですねお二方聞いて下さい。今この場に出ている。脇侍と降魔はそこにいる方ヴォルクルスと言う邪神の仕業でそいつは以前紅のミロクを取り込んだやつです」

 

「「何だってーー」」

 

大神と真宮寺さくらは直哉の言葉に驚いていた。

 

「左様我はそこにいる。女の中にいる者の言うとおり我は一度お前達と対峙したことがあるぞ」

 

「ああ、そんな事もあったね懐かしい」

 

「凄いです邪神と戦えるなんて」

 

ソラが興奮していた。

 

シャノワール地下司令室・・・

 

「皆お帰りさて響どういう事か教えて貰うよ」

 

「はいまずこれを見て下さい」

 

「本当にいい意味でムッシュに教えられたよ。巴里の伝統なんて関係なく自分が住んだ街での思い出を守りたいなんてさ」

 

「そうですねグラン・マ」

 

「大神君は僕の想像を超える男だと思いましたよ」

 

「そうなのかい?ミスター迫水が選んだからこれぐらい出来るのが普通ではないのかい?」

 

「いえ、帝国華撃団の頃の大神君は、隊長として頑張るというイメージでしたが、巴里に来た大神君は自然体だったので驚きましたよ」

 

「成程、私はあれがムッシュ大神の性格と思ってたんだけど違うんだね」

 

「ええ、恐らくですが大神君があそこまで鍛えたのは特殊遊撃部隊でしょうね」

 

「そうなのかい?なら巴里華撃団全員を特殊遊撃部隊に預けて強化して貰うのも悪くないね」

 

「そうですね」

 

その頃直哉達は・・・

 

「兄さんあんな事言われてますよ」

 

「ああ、それは受ける気無いよ」

 

「そう言いつつも結局受ける事になりそうですけどね」

 

「ああ、それは・・・自分でもそんな気がするよ」

 

「ともかく今は巴里華撃団の戦いを見よう」

 

そして直哉は巴里華撃団の戦いを見始めた。

 

 

大神達は、何とかオーク巨樹が出るまでに完成したリボルバーキャノンでオーク巨樹の体内に潜入することが出来た。

 

オーク巨樹内部・・・

 

 

「ふう、何とか潜り込めたな、エリカ君」

 

「ええ、ですが皆と逸れちゃいましたけど」

 

「仕方が無い皆を探しながら最深部に行くしかない」

 

「行くぞ!!エリカ君」

 

「はい、大神さん」

 

そして、大神とエリカは、最深部に向かう過程で、コクリコ&花火、グリシーヌ、ロベリアの順で、合流をして、オーク巨樹最深部手前で、ピエロ少年サリュが操る蒸気獣オパドが現れた。

 

そして、戦いはサリュの乗る蒸気獣オバトの敗北となった。

 

「馬鹿なこんな事があっていいはずはないんだ」

 

そしてサリュは、最終手段を使った。

 

ピエロ少年サリュとオパドを倒した直後サリュは、最後の力を使い、オーク巨樹と融合し、絶対神ガルニエとなっていた。

 

そして巴里華撃団の最後の攻撃が、始まろうとしていた。

 

「正義」

 

「友情」

 

「勝利」

 

「平和」

 

「そして、愛」

 

「消えろ巴里に仇名す敵よ」

 

 

そしてガルニエは、攻撃を受け次第に消滅していく。

 

「馬鹿なこの僕が消える」

 

そしてサリュも消えていく。

 

巴里に平穏が戻った瞬間だった。

 

「「「「「「え、これって今のじゃないんです」」」」」

 

「いえこれは約半年前の映像です」

 

「何だってーー」

 

「つまり同じ時間が流れたのかい?」

 

グラン・マが響に聞く。

 

「そう言う事になりますそしてその原因で・・・」

 

「よく来てくれたわね大神と白銀」

 

「はい、俺達の世界に関する事で呼ばれたので」

 

「早く教えてくれ」

 

「わかったわ、白銀は直哉から聞いていると思うけど改めて聞いてね」

 

「ああ」

 

そしてトワが話し出す。

 

「あのね大神貴方達の帝都だけれど、魔王の因子とゲネシスの改変で・・・」

 

「わかったわ。後既存の融合世界内部の世界について何だけど、シンフォギア世界と帝都も少し影響を受けてたみたいね」

 

「え、大丈夫なんですか?」

 

「ええ、時間が巻き戻ったりしてたけど帝都の場合は中心世界から友好世界になって多少は同じ敵が復活してたからそこは面倒ね」

 

「シンフォギア世界も同じでノヴァ達の介入のダメージは無いものになったみたいよ」

 

「成程」

 

「いい方向に影響も出たんですね」

 

「そうねそれと特殊遊撃部隊の仕事に関してだけど」

 

「はい」

 

「それは基本今まで通りで中心世界がすこやか市になると言う感じね」

 

「それでは再び巴里に大神さんが行く事になるんですか?」

 

「ええ、そうねただあの時の私のミスも帳消しになってるわ」

 

「え、つまり俺は俺達の世界に行けばパリシイの怪人と戦うんですか?」

 

「ええ、そう言う事になるわね。そしてその時間が・・・この時間よ」

 

「お久しぶりです。大神さん」

 

「なっ、まさか本当に、さくら君なのかい?」

 

「大神さん、私も夢のようです。花の都で大神さんと再会出来るなんて」

 

「ああ、夢のようだ」

 

「夢じゃないよ、お兄ちゃん、アイリスお兄ちゃんに会いたくて巴里まで来たんだから」

 

「アイリス君も来たのか?」

 

「確かに、夢のような出来事ですわね、中尉」

 

「すみれ君まで」

 

「きゃあああああ。東京の花組の皆さーん」

 

エリカは興奮のあまり派手に転んだ。

 

「あれ・・・きゃあああああああ。大神さーーーーーん」

 

「ぐえええ。エリカ君・・・」

 

大神はエリカによってノックアウトされてしまった。

 

暫くして・・・

 

大神は、気が付いた。

 

「うう、ここは」

 

「ごめんなさい。大神さん」

 

そしてエリカが、大神に謝った。

 

「ええ――かなり戻りますね実際に見ると」

 

大神がトワに言う。

 

「今の皆さんの状態なのです」

 

「成程ね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

時の巻き戻りの理由を知る巴里華撃団1

今年もよろしくお願いします。


「お久しぶりです。大神さん」

 

「なっ、まさか本当に、さくら君なのかい?」

 

「大神さん、私も夢のようです。花の都で大神さんと再会出来るなんて」

 

「ああ、夢のようだ」

 

「夢じゃないよ、お兄ちゃん、アイリスお兄ちゃんに会いたくて巴里まで来たんだから」

 

「アイリス君も来たのか?」

 

「確かに、夢のような出来事ですわね、中尉」

 

「すみれ君まで」

 

「きゃあああああ。東京の花組の皆さーん」

 

エリカは興奮のあまり派手に転んだ。

 

「あれ・・・きゃあああああああ。大神さーーーーーん」

 

「ぐえええ。エリカ君・・・」

 

大神はエリカによってノックアウトされてしまった。

 

暫くして・・・

 

大神は、気が付いた。

 

「うう、ここは」

 

「ごめんなさい。大神さん」

 

そしてエリカが、大神に謝った。

 

「ええ――かなり戻りますね実際に見ると」

 

大神がトワに言う。

 

「今の皆さんの状態なのです」

 

「成程ね」

 

グラン・マがそう言う。

 

「響君俺は結果しか知らされてないんだが、何故それが起きたのか教えて欲しい」

 

「それはこちらを見て下さい」

 

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

直哉とアニエスはお互いにそう言った。

 

「つまり彼女達の存在と彼女達の持つアイテムが融合世界と友好世界に何らかの影響を受けた結果俺達の世界は、時間の巻き戻しだったんだね」

 

「簡単に言えばそう言う事です。ですが大神さん達はまだいい方ですね」

 

「出てこいゼッタイヤラネーダ」

 

そう言う声が聞こえたのでまなつ達が急いで行くとそこには・・・」

 

「皆行くよ」

 

「「「ええ」」・・・」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「今日も元気だ!」

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「「「「お母さん達がプリキュアにへんしんしたーー」」」」

 

「皆落ち着いてこれは多分魔王の因子とゲネシスの改変の影響よ」

 

ローラがそう言う。

 

「こんな形で本来の役割を変えられたりしてるので」

 

「「「「「「「それは酷い」」」」」」」

 

「まだ時間が巻き戻しだけで良かったと思うぜ」

 

「そうだな」

 

ロベリアとグリシーヌがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

時の巻き戻しの理由を知る巴里華撃団2

「皆行くよ」

 

「「「ええ」」・・・」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「今日も元気だ!」

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「「「「お母さん達がプリキュアにへんしんしたーー」」」」

 

「皆落ち着いてこれは多分魔王の因子とゲネシスの改変の影響よ」

 

ローラがそう言う。

 

「こんな形で本来の役割を変えられたりしてるので」

 

「「「「「「「それは酷い」」」」」」」

 

「まだ時間が巻き戻しだけで良かったと思うぜ」

 

「そうだな」

 

ロベリアとグリシーヌがそう言う。

 

「うん僕もそう思うよ」

 

「それで特殊遊撃部隊はこの事態に対応している訳だね」

 

「はい動き出したばかりですけど」

 

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

直哉とアニエスはお互いにそう言った。

 

「先程も言いましたが時間逆行と・・・」

「降魔兵器だと馬鹿な、空中要塞武蔵の消滅で降魔兵器は消滅した筈だ、それを何故君が扱っている?」

 

「ああ、母様の言う通り、大神一郎には2度目の空中要塞武蔵と京極圭吾が復活した事を知らないんだね」

 

「どういう意味だそれは?」

 

「知りたければ紫藤直哉に聞いてみな、大神一郎だけど疲れている状態で降魔兵器を倒せるかしらね、その降魔兵器の中にはワイズマンの特注もあるから、動けない奴を見捨てても良いのよ。じゃあね生きてたら会いましょうね」

 

そう言って巴里華撃団の前から謎の少女だけが消えた。

 

「皆さんが覚えていると思いますがあの子が再び各世界に手を出し始めたのです」

 

「オーク巨獣撃退後に現れた敵勢力は別になるので間違えないで下さいね」

 

「そこは了解したよ。ただ特殊遊撃部隊としてはどうするんだい?」

 

「ああ、それは・・・」

 

だがその時巴里市内に巨大ノイズと降魔とランボーグが現れた。

 

「「「「「何だあれは」」」」

 

「皆落ち着いてくれ。降魔以外は異世界の敵だ」

 

「「「「「異世界の敵?」」」」」

 

「つまりあの特殊遊撃部隊の敵と言う事かよ隊長」

 

「そう言う事だロベリア」

 

ロベリアがそう言うと他の隊員達が思い出していた。

 

「実際に現れたので暫くは巴里にいますよ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第66章 第2部 シンフォギア世界では編
グラン・マの提案


「知りたければ紫藤直哉に聞いてみな、大神一郎だけど疲れている状態で降魔兵器を倒せるかしらね、その降魔兵器の中にはワイズマンの特注もあるから、動けない奴を見捨てても良いのよ。じゃあね生きてたら会いましょうね」

 

そう言って巴里華撃団の前から謎の少女だけが消えた。

 

「皆さんが覚えていると思いますがあの子が再び各世界に手を出し始めたのです」

 

「オーク巨獣撃退後に現れた敵勢力は別になるので間違えないで下さいね」

 

「そこは了解したよ。ただ特殊遊撃部隊としてはどうするんだい?」

 

「ああ、それは・・・」

 

だがその時巴里市内に巨大ノイズと降魔とランボーグが現れた。

 

「「「「「何だあれは」」」」

 

「皆落ち着いてくれ。降魔以外は異世界の敵だ」

 

「「「「「異世界の敵?」」」」」

 

「つまりあの特殊遊撃部隊の敵と言う事かよ隊長」

 

「そう言う事だロベリア」

 

ロベリアがそう言うと他の隊員達が思い出していた。

 

「実際に現れたので暫くは巴里にいますよ」

 

「そうかいそれなら・・・」

 

「ああ、巴里華撃団の皆さんもこの件参加しても構いません」

 

「本当かい?」

 

「嘘ではないですよ。今回はノイズが少ないので私が降魔を相手しましたけど、やはり手数がたりないので」

 

「ああ、そう言う事かい」

 

「まあ、そう言う打算的な部分もありますが・・・」

 

「一体あれは何なんだ?」

 

「禍々しいですけど、何故だがあれを見ていると、心が安らぎます」

 

「何を言ってるんだい?エリカ君」

 

「ごめんイチロー僕もエリカと同じ気持ちだよ」

 

「コクリコ君もなのか?」

 

「やあ、巴里を守護する者達巴里華撃団既に、君達の役目は終わった」

 

「さあ大いなる母へその身と魂を捧げる時が来た」

 

その時大神には少年の声が聞こえた。

 

「大いなる母だと!!、まさかあの巨大植物の事なのか?」

 

「そうだあれこそ我らパリシイの神オーク巨樹なのさ」

 

「オーク巨樹だと」

 

「何故だ、エリカ君たちが、何故オーク巨樹に反応する?」

 

「それは、都市を守るもの以外の、5人が、パリシイの子供だからさ」

 

「パリシイは、オーク巨樹には、逆らえないのさ」

 

「君達が邪魔をしても良いよ、・・・出来るならね」

 

「何だと!!エリカ君達がパリシイ・・・怪人達の仲間だと言うのか?」

 

「そうさ都市を守る者君は、騙されていたのさ彼女達にね」

 

「そんな事は無い俺は、彼女達を信じる」

 

「フーンそこまで言い切りれるって君は相当のおひとよしだね」

 

「まあ、僕には関係ないけどね」

 

そして大神とピエロ少年の念話が終わる。

 

その後大神は巴里華撃団の5人に言う。

 

「皆、急いで出撃するぞ」

 

大神がそう言うが、5人は、動けずにいた」

 

「ごめんなさい大神さん」

 

「くそ何なんだ、この気持ちは」

 

「何故私の体が動かんのだ?」

 

「ごめんイチロー」

 

「大神さん私たちは、出撃出来そうにありません」

 

「そうか、それなら仕方が無いな。君達5人がそう言う答えを出したのなら俺がとやかく言っても仕方ないから」

 

「ムッシュ何を・・・言ってるんだい」

 

「だけど皆聞いてくれ。俺は巴里を救いたいわけじゃない」

 

「俺は君達といろんな事を体験し、楽しい思い出となった俺の大事な街だから、守りたいんだ。俺たち6人で」

 

「貴公はなんと言う男だ」

 

「ヘッ悪くないなそういうのも」

 

「大神さん素敵です」

 

「イチロー大好きだよ」

 

「大神さん・・・行きましょう。私達の最後の戦いへ」

 

「ああ、エリカ君」

 

よし皆行くぞ!!巴里華撃団出撃せよ!!目標地点オーク巨樹」

 

「「「「「了解」」」」」

 

「以前の時に巴里華撃団としての総意を聞いていますので」

 

その頃シンフォギア世界では・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

光とエステルの移動中の話し合い

時を少し戻して・・・

 

シンフォギア世界に移動中

 

「異界事変の時みたいに関係性がわかるまではそう言う先入観は持たない方が良いわね」

 

「シンフォギア世界にいはゆいちゃん達と光ちゃんとエステルさんとまなつちゃん達で行って貰えますか?」

 

「そしてサクラ世界には響さんと新生帝国華撃団とソラさん達と言って貰えます?」

 

「「「「了解」」」」

 

そして私達とハニーさんはどちらかにパンサークローが出た場合のみ移動します」

 

「もしかするとパンサークローの本命が如月ハニーがいる世界かも知れませんから」

 

「「その可能性もあるかも」」

 

「でもエステルさん本当にブンドル団がシンフォギア世界に出たのでしょうか?」

 

光がエステルに聞く。

 

「まあ本当にブンドル団幹部がシンフォギア世界に現れてもおかしくはないわよ

。少なくとも・・・」

 

「お前達の技術を使わせてくれないか?」

 

「何の為にですか?」

 

「ああ、それは・・・科学者として興味があるからだ」

 

「成程そういう理由ですか?」

 

「ナルシストルーさん状況次第によっては貴方はブンドル団を脱退できますか?」

 

「俺がお前達の事を聞いた後イレギュラーになる事を防ぐ為に?」

 

「そういう事ではないんですが、僕達の立場上ブンドル団の幹部とある程度協力しないと僕達の最終目的には行けないんですよ。簡単に言えば」

 

「成程な、お前達の存在が俺達やプリキュアにばれた時点で、お前達と言う異物がオイシーナタウンに悪影響を与える可能性があるからそういう事を知られた場合双方にお前達の存在をばらす事で最小限に影響を与える様にしてるんだな」

 

「ええ、今回に関しては・・・」

 

「あの時のジェントルーの記憶が正しいのなら・・・」

 

「もしかしたらジェントルーは、私が知らない異世界に跳ばされていたと考えれば辻褄は合うが、そうそう簡単にはいけない筈だがな・・・それにしても異世界に別のプリキュア達がいるとはな」

 

「貴方の上司がジェントルーの記憶を見て異世界のプリキュアの存在を知ると言う事態になるとは想定外だったので、こちらにしてもね」

 

「クッキングダムやオイシーナタウンと言う2つの世界がリンクしている世界のようでしたから気をつけて3人を送ったんですけどまさか・・・」

 

ジェントルーとプレシャスが異世界で対峙した映像で、その異世界には別のプリキュアが存在するんだな?」

 

「そういう事だナルシストルー」

 

「そういう事ならまずいな俺達もその異世界に行かされるかも知れないな」

 

「そうかゴーダッツが異世界にレシピッピがいる事が知られたと思っていいのね」

 

ローズマリーがそう言う。

 

「現にゆいちゃん達の世界のナルシストルーには実際に話しているんだから原作世界のゴーダッツ達が調査を目的とした派遣とも考えらるし」

 

「それはあり得そうですね」

 

「そしてもう1つの可能性として・・・」

「調どうするんですか?」

 

「切っちゃんとりあえずお姉さんを守ろう」

 

「そうですね」

 

そう言って2人はシンフォギア纏った瞬間。

 

「あはは、見つけたよ立花響の大切な人間」

 

「あ、貴女はノヴァ」

 

「覚えていてくれたんだ。じゃあ私の為に来て貰うよ」

 

「え、きゃあああ」

 

そして未来はノヴァの手に堕ちた。

 

「お姉さんを返すでーす」

 

「切っちゃん無理は駄目」

 

「ふーんノヴァとやるんだ。良いよ少しだけ遊んであげる」

 

暫くして・・・

 

「がっはっうう」

 

「もう終わりなのつまんないなあ」

 

「まあいいや。響と戦う為のエサを確保できたしね」

 

「そろそろお兄さんを殺せたかな?」

 

そう言ってノヴァと未来達は消えた。

 

「あの時に来たノヴァがウバウゾーを手に入れて使ってるのかもね」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

前鬼を見つけた千明達前編

今回は一部の話で7人世界の事件の事が出て来ます。


「覚えていてくれたんだ。じゃあ私の為に来て貰うよ」

 

「え、きゃあああ」

 

そして未来はノヴァの手に堕ちた。

 

「お姉さんを返すでーす」

 

「切っちゃん無理は駄目」

 

「ふーんノヴァとやるんだ。良いよ少しだけ遊んであげる」

 

暫くして・・・

 

「がっはっうう」

 

「もう終わりなのつまんないなあ」

 

「まあいいや。響と戦う為のエサを確保できたしね」

 

「そろそろお兄さんを殺せたかな?」

 

そう言ってノヴァと未来達は消えた。

 

「あの時に来たノヴァがウバウゾーを手に入れて使ってるのかもね」

 

その頃シンフォギア世界にいる千明は・・・

 

「しかしよう本当に異世界に鬼がいるんだな」

 

「そうねこちらには鬼や妖怪のたぐいはいないわね」

 

了子とクリスがそう言う。

 

「そうなんですか?それならどうして前鬼の事を知ってたんです?」

 

「ああ、それは・・・」

「さあ覚悟は出来たな、殺してやるぞ

 

「行くわよ前鬼」

 

「おう」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

「うわあ前鬼君が大きくなったよ、直哉君」

 

「落ち着いてね。さくらちゃん」

 

「「超鬼神力、ヴァジュラマハル、サムスカーラ」」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「きゃあああ。前鬼君が、変身来たーこれで勝ったわ」

 

(なんか今回さくらちゃんが崩壊してる気がする)

 

そして、ついに悪霊憑依獣との最終決戦が始まろうとしていた。

 

「行くよお姉ちゃんZENKI」

 

「おう」

 

「行きましょう」

 

真双焔武は、ZENKI共に突撃した。

 

「さくらちゃん僕達も行こう」

 

「うん直哉君」

 

「「破邪剣征・桜花放神」」

 

「二つの必殺技が重なり悪霊憑依獣にぶつかる。

 

「グオオ。この程度のことで、我が敗れるのか」

 

二人の必殺技を受けた悪霊憑依獣京極は爆発を起こした。

 

映像終了・・・

 

「「「何――鬼がいたのかよ」」」

 

「こういう話をしてくれたんだよ以前」

 

「あれなんか知ってるなその話」

 

千明は思い出していた。

 

「大丈夫ですよ大神さん、少なくとも直哉君は生きてますから」

 

「「「「「「何ーーーー」」」」」」

 

「千明の発言に驚いた大神達だが、さらに驚く事が起きた。

 

「おっ千明俺を、さくらが呼んでやがる行って来るぜ」

 

「本当前鬼二人を守るのよ、多分私とゴキは、行けないから」

 

「おう、じゃあな」

 

そして、前鬼は、さくらと直哉の元に召喚された。

 

行くよお姉ちゃん、ZENKI」

 

「ええ、良いわよ直哉君」

 

「おういくぜ直哉、雷鳴将来・・・」

 

「破邪剣征・雷桜爛漫ーーー」

 

「馬鹿なああこの私がまたしても敗れるというのか」

 

悪霊憑依獣京極を倒した直哉たちは護法リングにより元の世界に戻っていた。

 

紫藤直哉たちとは挨拶が出来ないまま・・・

 

「お姉ちゃん、前鬼帰ってこれたね」

 

「ええ、そうね」

 

「そうだな」

 

「結局あの並行世界に、跳ばされた理由がわからない」

 

「京極を倒す為じゃないの?」

 

「でも京極のあの言い方は、僕たちを追いかけて来たようだったし、それが気になるんだ」

 

「気になるて?」

 

「僕達があの世界に行ったことで、あの世界の歴史が狂う事件が起きなければ良いけど」

 

「そこは俺たちが、考える事じゃねえと思うぜ」

 

「前鬼」

 

「なんかあれば、リングが呼ぶだろし、シャノワールに帰ろうぜ」

 

「フフ、そうね」

 

そして3人はシャノワールに戻った。

 

「そうだそう前鬼が言ってたんだっけ」

 

千明がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

前鬼を見つけた千明達後編

「結局あの並行世界に、跳ばされた理由がわからない」

 

「京極を倒す為じゃないの?」

 

「でも京極のあの言い方は、僕たちを追いかけて来たようだったし、それが気になるんだ」

 

「気になるて?」

 

「僕達があの世界に行ったことで、あの世界の歴史が狂う事件が起きなければ良いけど」

 

「そこは俺たちが、考える事じゃねえと思うぜ」

 

「前鬼」

 

「なんかあれば、リングが呼ぶだろし、シャノワールに帰ろうぜ」

 

「フフ、そうね」

 

そして3人はシャノワールに戻った。

 

「そうだそう前鬼が言ってたんだっけ」

 

千明がそう言う。

 

「まあ、異世界に来た千明の気持ちもわかるけどな」

「あれ響さん」

 

「あ、ひなたちゃん」

 

「響さん達は、すこやか市を観光中ですなの?」

 

「そうだよ。ひなたちゃん」

 

「響この子は?」

 

「ああ、クリスちゃん。ひなたちゃん自己紹介良いかな?」

 

「はい、私は平光ひなたです。よろしくですクリスさん」

 

「ああ、私は雪音クリスだよろしくな」

 

「響ひなたも特殊遊撃部隊の関係者なのか?」

 

「うんそうだよ、と言ってもクリスちゃんが初めてすこやか市に来たからそのサポートに来て貰ったんだよ」

 

「そうですよ。面白い所を知ってるんで」

 

「成る程現地のガイドを手伝っているのか?偉いな」

 

「ありがとうございます」

 

「でも確かにこういうサポートは嬉しいな」

 

そして響とクリスとひなたは、すこやか市内を見て回り始めた。

 

「なあ響良いか?」

 

「何ニャトラン?」

 

直哉達とトワとレイの話し合いが終わったぞ」

 

「そう・・・なんて言ってた」

 

うん、やはりここは異世界とは思えねえな。違う点はシンフォギアが無い事とノイズがいない事だな」

 

 

「うんそうだけどね・・・」

 

「うんどうした響?」

 

「クリスちゃんあれを見て」

 

 

!!

 

 

「何でこっちにもノイズがいるんだよーー」

 

「あはは、詳しい説明は後でするから」

 

「おう、そうだな」

 

そして響とクリスは、シンフォギアを纏いすこやか市に現れた2体の通常型のノイズを撃破した。

 

「お疲れ様響さんとクリスさん」

 

「ありがとうひなたちゃん」

 

「おいおい、ひなたノイズは怖くないのかよ?」

 

「ううん、本当に怖いのは別にいるからね」

 

「ひなたお前根性あるな」

 

「さてと、クリスちゃんとひなたちゃん紫藤直哉さんの所に行くよ。ノイズが出た事を伝えに」

 

「おう」

 

「はい」

 

そして3人はのどかの家に向かった。

 

「おいこれはどういう事だよ?紫藤直哉何でこちらにもノイズがいるんだよ」

 

「ああ、そう言えばクリスさんに説明をしてませんでしたね」

 

「僕達の住む世界は複数の世界が集まり、1つの世界として誕生したのが、この融合世界です」

 

「融合世界だと・・・」

 

「この時に異世界について具体的に知ったんだ」

 

「成程」

 

「2人共話はそこまでよ敵がいるわ」

 

「なんてこったやはり・・・」

 

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

「あれのせいか?」

 

「それは違うと思うわ。どちらかと言えば・・・」

 

「成程そういう事、彼女の世界も融合世界なのね」

 

「ええ、それで了子さんはハニーさんの敵らしくて・・・」

 

「成程それで私を見る目が異常なのね」

 

「そうみたいです。すみません私達もそこまで知らなくて」

 

「別に良いわよ。空中元素固定装置ね確かに私も興味はあるわね」

 

「だけど、個人的には彼女の生命装置に使い、自衛させるなんてね」

 

「そちらの融合世界の事情を知らないから何とも言えないけど」

 

「そうですね」

 

「あの子が来たからかもね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

現れた邪魔者達

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

「あれのせいか?」

 

「それは違うと思うわ。どちらかと言えば・・・」

 

「成程そういう事、彼女の世界も融合世界なのね」

 

「ええ、それで了子さんはハニーさんの敵らしくて・・・」

 

「成程それで私を見る目が異常なのね」

 

「そうみたいです。すみません私達もそこまで知らなくて」

 

「別に良いわよ。空中元素固定装置ね確かに私も興味はあるわね」

 

「だけど、個人的には彼女の生命装置に使い、自衛させるなんてね」

 

「そちらの融合世界の事情を知らないから何とも言えないけど」

 

「そうですね」

 

「あの子が来たからかもね」

 

「駄目よ貴女は信用できないフィーネ」

 

「ハニーさん一体何を?」

 

千明がハニーの行動を見て驚く。

 

「フィーネ直哉君は私が守る」

 

「はあ、何言ってんだ?あんたあんたの世界の場合だろ」

 

「直哉とフィーネの中が悪いのは?別に私はあんたの世界の事なんて知らないけどなあんたも知らないんだろ?特殊遊撃部隊の苦労を?」

 

「それは・・・」

 

「そんなこちらの関係を壊すと言うのなら私が相手になる」

 

そう言ってクリスは、イチイバイルシューターを纏った。

 

「やめなさいクリス。その女には戦う事はないわ」

 

「何ですって」

 

「だって貴女は・・・」

 

了子がそう言った時・・・

 

「やめるんだハニー」

 

「ええーー星児さんどうしてここに?」

 

「ああ、それは・・・こちらの直哉君にこちらの世界しかない技術で連れて来て貰ったんだ」

 

「ええ――」

 

「そしてこの技術は直哉君と本当に協力関係でなければシンフォギア世界では使えないとの事だ」

 

「ええ――じゃあ本当に敵ではないの?」

 

「ふう、漸く誤解が解けたかしら?」

 

「そのようですね了子さん」

 

「ふう、何とか間にあいましたか?」

 

「あ、直哉君」

 

「あら、来たのねちょうどよかったわ」

 

「ええ、ハニーさんを止める為に彼と来たんですが、了子さん何がちょうどいいんです?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「成程そういう事、彼女の世界も融合世界なのね」

 

「ええ、それで了子さんはハニーさんの敵らしくて・・・」

 

「成程それで私を見る目が異常なのね」

 

「ああ、あの女か」

 

「でもどうするんですあんなに怪人ぽい人達がいては前鬼の封印を解けませんよ」

 

千明がそう言う。

 

「確かにそうねこちらとしても無駄に相手に情報を与えたくないのよね」

 

「そうだなそれにあの手下を引き連れている奴はどう見てもイチイバイルシューターを見せてはいけない気がする」

 

「そうね奴等が今いる世界を、並行世界の融合世界と勘違いをしてくれているならなおさらね」

 

「でも確か・・・」

 

「駄目よ貴女は信用できないフィーネ」

 

「ハニーさん一体何を?」

 

千明がハニーの行動を見て驚く。

 

「フィーネ直哉君は私が守る」

 

「はあ、何言ってんだ?あんたあんたの世界の場合だろ」

 

「直哉とフィーネの中が悪いのは?別に私はあんたの世界の事なんて知らないけどなあんたも知らないんだろ?特殊遊撃部隊の苦労を?」

 

「それは・・・」

 

「そんなこちらの関係を壊すと言うのなら私が相手になる」

 

そう言ってクリスは、イチイバイルシューターを纏った。

 

「ハニーさん達の世界の了子さんは死んでいるんじゃ」

 

「「あ、そうだ」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

謎の組織の動きと合流へ1

「でも確か・・・」

 

「駄目よ貴女は信用できないフィーネ」

 

「ハニーさん一体何を?」

 

千明がハニーの行動を見て驚く。

 

「フィーネ直哉君は私が守る」

 

「はあ、何言ってんだ?あんたあんたの世界の場合だろ」

 

「直哉とフィーネの中が悪いのは?別に私はあんたの世界の事なんて知らないけどなあんたも知らないんだろ?特殊遊撃部隊の苦労を?」

 

「それは・・・」

 

「そんなこちらの関係を壊すと言うのなら私が相手になる」

 

そう言ってクリスは、イチイバイルシューターを纏った。

 

「ハニーさん達の世界の了子さんは死んでいるんじゃ」

 

「「あ、そうだ」」

 

「つまり奴等に見つかるとまずいんだな」

 

クリスがそう言う。

 

「そうですがこのままだといずれ見つかると思います。奴等がハニーさんの敵ならば」

 

「そうねとりあえず特殊遊撃部隊に連絡を取りましょう」

 

時を少し戻して・・・

 

「成程ね」

 

「だとしたらサクラ世界から行った方が良いかもね」

 

「その理由は何故ですか?」

 

「それは・・・並行世界の融合世界の歴史を言うわね」

 

「はい」

 

「基本的な融合世界の誕生理由はこちらと変わらないわただ、米田健二の負の感情が1つの生命になったと言われてるの」

 

「まさかそんな事が・・・」

 

「そしてこれは確定じゃないけど米田健二の悪意がパンサークローの首領ではと考えているの」

 

「それはどうしてです?」

 

「それは・・・パンサークローのターゲットが私のパパと私達の世界の紫藤直哉だったから」

 

「そうなんですか?だったらまずくないです」

 

「そこは大丈夫よ私の妹が直哉君についてるから」

 

「それにこちらの世界にまで私達の知るパンサークローがいるのなら私達も手伝うわ」

 

「ありがとございます」

 

「それに聞いたんだけどイベントをやり直しているんですって」

 

「ああ、それは・・・」

 

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「成程事情を知りつつしていたら乱入者が出たのね。パンサークローと言う」

 

その後のどか達とハニー達はサクラ世界に向かった筈だった。

 

「あ、待って下さいハニーさん」

 

「どうしたの?のどかちゃん」

 

「たった今了子さんからの連絡で、前鬼君を謎の集団が調査をしているようでその内の部下たちの姿がハニーさんの敵の戦闘員に似てると言う事です」

 

「どうしますか?」

 

「決めたわのどかちゃん先にシンフォギア世界に行きましょう」

 

「わかりました」

 

そしてのどか達は行き先をシンフォギア世界に変更したのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

謎の組織の動きと合流へ2

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「成程事情を知りつつしていたら乱入者が出たのね。パンサークローと言う」

 

その後のどか達とハニー達はサクラ世界に向かった筈だった。

 

「あ、待って下さいハニーさん」

 

「どうしたの?のどかちゃん」

 

「たった今了子さんからの連絡で、前鬼君を謎の集団が調査をしているようでその内の部下たちの姿がハニーさんの敵の戦闘員に似てると言う事です」

 

「どうしますか?」

 

「決めたわのどかちゃん先にシンフォギア世界に行きましょう」

 

「わかりました」

 

そしてのどか達は行き先をシンフォギア世界に変更したのだった。

 

その頃シンフォギア世界ではエステルと光と2組のプリキュア達と情報交換をしていた。

 

「成程ね前鬼君を復活させる為にその場に恐らくだけどパンサークローが調査をしていたのね」

 

「「そうなんです」そうだぜ」

 

「エステルさんこれはどう見たら良いですか?」

 

光がエステルに聞く。

 

「そうねクリスこの件のどか達には連絡した?」

 

「ああ、了子さんがした」

 

「そう千明すまないけど前鬼君を復活させるのは待って貰えるかしら?」

 

「それは構いませんが」

 

「実際まさかパンサークローがこんなに早く動くとは想定してなかったの」

 

その時シンフォギア世界とサクラ世界から緊急連絡があり、その内容はシンフォギア世界からはヤラネーダと似た新種の怪物を謎の組織が使っていたと言う連絡だった。サクラ世界の連絡も謎の組織がノイズを操って巴里に現れたそうです」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「何でこのタイミングでノイズやウバウゾーが出てくるの?」

 

「以前如月ハニーとパンサークローについて話をしていた時に科学技術としては高いとは感じたでしょう?」

 

「「「それは確かに」」」

 

「そんな高い技術があるならそれをちらつかせる事で情報得る事だって不思議ではないわよ」

 

「つまりどちらかのブンドル団とシンフォギア世界の組織がパンサークローと協力関係になっていると言う事です?」

 

「簡単に言えばそう言う事ね」

 

「ここに来るまではあくまで可能性があると言う前提で言ってたの」

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

その時闇の光武に攻撃が当たり初代帝国華撃団メンバーの吸収が止まった。

 

!!

 

「誰ノヴァの邪魔をするのは?」

 

「それは俺達だよ。ノヴァ」

 

そう言って響達とノヴァの前にブルーとバテデモーダが現れた。

 

!!

 

「お前達は、良くもあの世界の帝国華撃団を殺してくれたね」

 

「何言ってんすか?ノヴァさんがあんな事をしなければ、おいら達も追いかけなくて良かったんすよ」

 

「五月蠅い。ここにいる全員なんて死ねばいいんだーーー」

 

「仕方ない行くぞバテデモーダ」

 

「了解っす」

 

「立花響ノヴァは俺達が惹きつけるお前達は闇の光武に、帝国華撃団メンバー吸収されない様にしろ。あれは・・・」

 

「その時はノヴァが両方にちょっかいを出してると思ったから」

 

「「成程」」

 

「確かにそう考えるよな今までの事を踏まえると」

 

クリスがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの動き方について1 想定外の事態

「それは俺達だよ。ノヴァ」

 

そう言って響達とノヴァの前にブルーとバテデモーダが現れた。

 

!!

 

「お前達は、良くもあの世界の帝国華撃団を殺してくれたね」

 

「何言ってんすか?ノヴァさんがあんな事をしなければ、おいら達も追いかけなくて良かったんすよ」

 

「五月蠅い。ここにいる全員なんて死ねばいいんだーーー」

 

「仕方ない行くぞバテデモーダ」

 

「了解っす」

 

「立花響ノヴァは俺達が惹きつけるお前達は闇の光武に、帝国華撃団メンバー吸収されない様にしろ。あれは・・・」

 

「その時はノヴァが両方にちょっかいを出してると思ったから」

 

「「成程」」

 

「確かにそう考えるよな今までの事を踏まえると」

 

クリスがそう言う。

 

「それで了子さんがのどか達に連絡をしたんでしょう」

 

「そうですね」

 

「なら、私達は当初の予定通り動いて牽制しておくわ」

 

「シンフォギア世界にいはゆいちゃん達と光ちゃんとエステルさんとまなつちゃん達で行って貰えますか?」

 

「そしてサクラ世界には響さんと新生帝国華撃団とソラさん達と言って貰えます?」

 

「「「「了解」」」」

 

そして私達とハニーさんはどちらかにパンサークローが出た場合のみ移動します」

 

「もしかするとパンサークローの本命が如月ハニーがいる世界かも知れませんから」

 

「「その可能性もあるかも」」

 

そして・・・」

 

「そうね奴等が今いる世界を、並行世界の融合世界と勘違いをしてくれているならなおさらね」

 

「でも確か・・・」

 

「駄目よ貴女は信用できないフィーネ」

 

「ハニーさん一体何を?」

 

千明がハニーの行動を見て驚く。

 

「フィーネ直哉君は私が守る」

 

「はあ、何言ってんだ?あんたあんたの世界の場合だろ」

 

「直哉とフィーネの中が悪いのは?別に私はあんたの世界の事なんて知らないけどなあんたも知らないんだろ?特殊遊撃部隊の苦労を?」

 

「それは・・・」

 

「そんなこちらの関係を壊すと言うのなら私が相手になる」

 

そう言ってクリスは、イチイバイルシューターを纏った。

 

「ハニーさん達の世界の了子さんは死んでいるんじゃ」

 

「「あ、そうだ」」

 

「あなた達もそう思ってパンサークローには接近してないでしょう」

 

「ああ、あの女か」

 

「でもどうするんですあんなに怪人ぽい人達がいては前鬼の封印を解けませんよ」

 

千明がそう言う。

 

「確かにそうねこちらとしても無駄に相手に情報を与えたくないのよね」

 

「そうだなそれにあの手下を引き連れている奴はどう見てもイチイバイルシューターを見せてはいけない気がする」

 

「確かにそう了子さんが言って離れたんでした」

 

千明がそう言う。

 

「そうでしょうなら私達が接近しても色々な意味で悪影響を与えるだけと思うのよね」

 

「成程」

 

「まあ、パンサークローに関係してる如月ハニーが来ればパンサークローは如月ハニーが持つ空中元素固定装置に集中すると思うからそこまで待つ方がいいと思うわ」

 

「千明には悪いけど」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉の見ている夢前編

「あれ、ここは?」

 

直哉がそう言う。

 

そして映像が流れ始める。

 

「それじゃあ貴女達は?」

 

「「「私達は融合世界から来ました」」」

 

「「融合世界?」」

 

「ええ、簡単に言うと7人世界及び佐谷直哉君の世界そして幼馴染世界が米田健二によって滅ぼされた世界観の流れをくむ未来の世界から来ました」

 

「「ええ――」」

 

「あの世界に新たな世界が誕生したの?」

 

「そういう事です」

 

「後これを見て下さい」

 

そう言ってグレースは再生した。

 

「このイベントの後と言う事か」

 

「そういう事です。ただこの2人の問題は米田健二さんの魂を引き継いだ方が対応しているので、そこまで問題にはなっていません」

 

「成程それで君達は憑依の実問題を解決するためにここに来たんだな」

 

米田健二がグレース達に聞く。

 

「ええ、そうですあくまでも憑依の実対策と調停者のパワーアップの為ですけど」

 

「ふむ君達は知っていたのか?」

 

「いえ直接は聞いていませんが管理者の性格を考えればそう言う答えになるんです」

 

「成程付き合いが長いからわかるか?」

 

「それもありますが単純に・・・」

「あの子が私と直哉君の娘・・・」

 

「さくらちゃん…僕達の桜武は動けるからあの巨大な者を倒そう」

 

「それはやめた方がいいですよ。ノイズには人間が触れると人間は炭になるので」

 

!!

 

 

「「「炭に変えるだって―――」」」

 

「くく、まあいいだろう。どうする米田健二私の実験に手伝うか?」

 

「手伝えばこのノイズをコントロール出来るソロモンの笛をお前にやろう」」

 

「いいだろう。ワイズマン貴様の実験とやらに付きやってやる」

 

「そうか感謝するぞ出でよ降魔」

 

「私達は過去に行き健二さんを見てますから」

 

「そうかそれで君達は俺に恐れていたんだね」

 

健二がそう言う。

 

「正直に言えばそうですね。それは健二さんだけではなく隆一君もなんですけどね」

 

「え、俺もなんですか?」

 

「はい」

 

「のどかさん貴女は例の場所に行ってください」

 

「うん気をつけてね」

 

そう言ってのどかは逃げようとする。

 

「逃がすかよ」

 

「貴方の相手は僕ですよ」

 

「ちっおもしれえ、まずはお前から殺してやるよ。スパイ野郎が」

 

そして2人の戦いが始まった。

 

「お前は誰だ何故お前から俺達を見限ったヒミコの匂いがするんだ」

 

「・・・成程僕達を見つけた理由がヒミコさんの匂いと言う訳か」

 

「何とか言ったらどうだよ。ヒミコの手下がよ」

 

「・・・ふむどうしたものか?彼は本当に僕をヒミコさんの手下として見てるが、真麻ここに来た理由がヒミコさんの依頼だから、あながち間違ってはいないんだけど」

 

「オラオラどうして戦わない?お前は俺達帝国華撃団を殺す為に来たんだろうが・・・くらえ!!破邪剣征・桜花放神」

 

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

2人の放った技が互いにぶつかり合い、花寺直哉の技が襲撃者を飲み込んだ」

 

そして直哉は襲撃者が気絶してるのを確認して、その場を離れた。

 

「「なっ俺がいる」隆一君がいる世界ここだけじゃないんだね」

 

「はいこの世界は米田健二の悪意によって滅ぼされた歴史を持つ滅ぼされた世界の1つです」

 

「つまり君達の世界融合世界はこの流れを汲んだ歴史を持つ世界と言う事だな」

 

「そうです」

 

「ですので、私達からしたらこんなに落ち着いている米田健二さんと話せるとは思いませんでした」

 

「確かにそう思うよな俺自身もそう言うイメージを持つからな」

 

「成程ここは夢の世界でキュアグレース達があっている人との会話を僕は夢と言う形で知るんだなこれは」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉の見ている夢中編

「オラオラどうして戦わない?お前は俺達帝国華撃団を殺す為に来たんだろうが・・・くらえ!!破邪剣征・桜花放神」

 

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

2人の放った技が互いにぶつかり合い、花寺直哉の技が襲撃者を飲み込んだ」

 

そして直哉は襲撃者が気絶してるのを確認して、その場を離れた。

 

「「なっ俺がいる」隆一君がいる世界ここだけじゃないんだね」

 

「はいこの世界は米田健二の悪意によって滅ぼされた歴史を持つ滅ぼされた世界の1つです」

 

「つまり君達の世界融合世界はこの流れを汲んだ歴史を持つ世界と言う事だな」

 

「そうです」

 

「ですので、私達からしたらこんなに落ち着いている米田健二さんと話せるとは思いませんでした」

 

「確かにそう思うよな俺自身もそう言うイメージを持つからな」

 

「成程ここは夢の世界でキュアグレース達があっている人との会話を僕は夢と言う形で知るんだなこれは」

 

「それで君達はこれからどうするんだ?」

 

米田健二がプリキュア達に聞く。

 

「そうですね予定はこのまま自分達の世界に戻ります」

 

「それでトワ2つ目のお願いは何です?」

 

「ああ、それは・・・」

 

直哉がトワに聞く。

 

「暫く直哉に私達が持つ権限を渡すから融合世界を頼むわ」

 

「はっどういう事ですか?」

 

「あの時は余りパンサークローの情報がなかったからパンサークローと如月ハニーを調べたらパンサークローは空中元素固定装置を如月ハニーの父親が作り出してパンサークローが、如月ハニーの父親を殺して空中元素元素固定装置を奪おうとしたらしいんだけど見つかってないのよ」

 

「成程それでハニーさん達はパンサークローに狙われる原因になったんですね」

 

「そうみたいね、でも空中元素固定装置は禁忌的な物らしいの」

 

「無から物を作り出すみたいね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「つまり空中元素固定装置を手に入れると言う事は、自分の願望を叶う事が出来ると言う事ですか?」

 

「ええ、そういう事らしいわね」

 

「そういう事なら空中元素固定装置が禁忌的な装置になるのもわかりますね。何故なら空中元素固定装置を使えば人間を作る事も出来ると言う事ですからね」

 

「「「あ、そう言えばそうだ」」」

 

「つまり空中元素固定装置の存在を知られればそれだけで戦争の火種になりえる争奪戦が起きると言う事ですね」

 

直哉がそう言う。

 

「管理者にそう依頼されているので」

 

「成程、それが当たり前かもな」

 

「どうしました?米田さん」

 

「ああもう少し君達の世界について聞きたいと思ってな」

 

「そういう事ならすみませんが教える事は出来ません」

 

「何故ですか?」

 

桜花がグレース達に言う。

 

「それは私達の世界が7人世界と幼馴染世界の失敗をする訳にはいかないからです」

 

「「失敗を」」

 

そして夢が切り替わる。

 

「うーん直哉っち起きないね」

 

「やっぱり起きるまであちらにいるべきだったかしら?」

 

ひなたとちゆがそれぞれが言う。

 

「どちらが良いのかはわかりませんね。長期間融合世界に帰還しないのも悪いですからね」

 

「それに・・・」

 

「千明さんと前鬼君を融合世界来させたのはワイズマンだったの?」

 

「ああ、その通りさ私も憑依の実が一方的に勝つのは面白くないからな」

 

「研究をスムーズに行う為に彼女らに来て貰ったのさ。そして・・・」

 

「確かにあの子達の奇跡は凄いがその程度のに過ぎない」

 

「私は君に言ったな・・・」

 

「貴方が援助している八神はやての様子を確認をしましたから」

 

「成程それで君達が知る流れになっていたから放置をしていたのか?」

 

「ええ、そうですよ。言葉は悪いですがグレハムさんの言う通りですよ」

 

直哉がそう言う。

 

「はいその中にグレハムさんの使い魔の2人がなのはちゃんとフェイトちゃんの魔力を収集させる事で、時空管理局側の動きを制限させる事で闇の書の覚醒を早める事で貴方は八神はやてを殺そうとしたのでしょうけどそれは無理ですよ」

 

「どういう事だね八神はやては死ぬのだろう?」

 

「いえ、彼女八神はやて死にませんよ。彼女はたくさんの仲間がいるので」

 

「そんな筈はない。降魔やメガビョーゲンと言う怪物の力を収集させたんだぞ」

 

「やはり貴方でしたかグレハム提督」

 

「君は私の協力者がいる事を失念している。ワイズマンと名乗る者がな」

 

「なっワイズマンですって」

 

「私の計画は先程君が言ったように」

 

「そろそろ花寺直哉も私の事を知るだろう。さて憑依の実の元が闇の書の悪意によって拡散される前に私は行かせてもらう」

 

そう言ってワイズマンが撤退した。

 

「闇の書事件やエレポニア帝国の内戦が終わったとはいえ、直哉がいるかいないだけで余計な動きに出にくいと思うので」

 

「「確かに」」

 

「ああ、成程僕はかなりの時間眠っているんだな」

 

直哉がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉の見ている夢後編

「どういう事だね八神はやては死ぬのだろう?」

 

「いえ、彼女八神はやて死にませんよ。彼女はたくさんの仲間がいるので」

 

「そんな筈はない。降魔やメガビョーゲンと言う怪物の力を収集させたんだぞ」

 

「やはり貴方でしたかグレハム提督」

 

「君は私の協力者がいる事を失念している。ワイズマンと名乗る者がな」

 

「なっワイズマンですって」

 

「私の計画は先程君が言ったように」

 

「そろそろ花寺直哉も私の事を知るだろう。さて憑依の実の元が闇の書の悪意によって拡散される前に私は行かせてもらう」

 

そう言ってワイズマンが撤退した。

 

「闇の書事件やエレポニア帝国の内戦が終わったとはいえ、直哉がいるかいないだけで余計な動きに出にくいと思うので」

 

「「確かに」」

 

「ああ、成程僕はかなりの時間眠っているんだな」

 

直哉がそう言う。

 

再び夢が切り替わる。

 

「巴里華撃団参上!!」

 

「そこまでだ、カルマール」

 

「・・・主らは一体誰じゃ?我が何者かを知っているのか?」

 

「何を言っているんだ?カルマール」

 

何の前触れもなく、復活をしていたカルマール。だがこれは、これから巴里で起きる事態の序章に過ぎない。

 

そして、謎の復活を果たしたカルマールは、大神達巴里華撃団の記憶が飛んでいるようだった。

 

「もうすぐオーク巨獣との戦いの筈で、シンフォギア世界が・・・」

 

「そういう事らしんですよですので人間とは違う反応がもし鬼の前鬼君の事だと考えれば、前鬼君を召喚出来る千明さんが実際にして貰えばわかると思いまして」

 

「成程」

 

そして、千明は前鬼の召喚をして見た。

 

「駄目ですね、私も前鬼の反応があるのはわかるんですけど、これは恐らく前期は封印状態のままかも知れません」

 

「「「封印状態ですか」」」

 

直哉と了子と響がそう言う。

 

「はい封印状態だったら私の持つ護法リングの召喚は無理なんです。直接封印状態の前鬼の封印を解かないと」

 

「「「成程」」」

 

「封印状態の前鬼君の居場所がわからないと封印は解くことが出来ないんですね」

 

「はい、そうです」

 

「となると、千明さんはクリスさんとフィーネさんと共にシンフォギア世界で前鬼君を探してください」

 

「え、でも良いんですか?」

 

「良いですよ。千明さん少なくとも自分の意思とは別に融合世界に来たのですから」

 

「このイベントの途中の筈です」

 

「成程ね」

 

「だとしたらサクラ世界から行った方が良いかもね」

 

「その理由は何故ですか?」

 

「それは・・・並行世界の融合世界の歴史を言うわね」

 

「はい」

 

「基本的な融合世界の誕生理由はこちらと変わらないわただ、米田健二の負の感情が1つの生命になったと言われてるの」

 

「まさかそんな事が・・・」

 

「そしてこれは確定じゃないけど米田健二の悪意がパンサークローの首領ではと考えているの」

 

「それはどうしてです?」

 

「それは・・・パンサークローのターゲットが私のパパと私達の世界の紫藤直哉だったから」

 

「そうなんですか?だったらまずくないです」

 

「そこは大丈夫よ私の妹が直哉君についてるから」

 

「それにこちらの世界にまで私達の知るパンサークローがいるのなら私達も手伝うわ」

 

「ありがとございます」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「成程事情を知りつつしていたら乱入者が出たのね。パンサークローと言う」

 

その後のどか達とハニー達はサクラ世界に向かった筈だった。

 

「あ、待って下さいハニーさん」

 

「どうしたの?のどかちゃん」

 

「たった今了子さんからの連絡で、前鬼君を謎の集団が調査をしているようでその内の部下たちの姿がハニーさんの敵の戦闘員に似てると言う事です」

 

「どうしますか?」

 

「決めたわのどかちゃん先にシンフォギア世界に行きましょう」

 

「わかりました」

 

そしてのどか達は行き先をシンフォギア世界に変更したのだった。

 

そこで直哉は夢を終えて目覚めた。

 

「おはようございますグレースさん」

 

「直哉君起きたの?」

 

「はい今起きました」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉の目覚めと2つの世界状況

「ええ、実際それも考えていました」

 

「成程事情を知りつつしていたら乱入者が出たのね。パンサークローと言う」

 

その後のどか達とハニー達はサクラ世界に向かった筈だった。

 

「あ、待って下さいハニーさん」

 

「どうしたの?のどかちゃん」

 

「たった今了子さんからの連絡で、前鬼君を謎の集団が調査をしているようでその内の部下たちの姿がハニーさんの敵の戦闘員に似てると言う事です」

 

「どうしますか?」

 

「決めたわのどかちゃん先にシンフォギア世界に行きましょう」

 

「わかりました」

 

そしてのどか達は行き先をシンフォギア世界に変更したのだった。

 

そこで直哉は夢を終えて目覚めた。

 

「おはようございますグレースさん」

 

「直哉君起きたの?」

 

「はい今起きました」

 

「そしてですね・・・」

 

「スカイミラージュ!トーンコネクト!」

 

「ひろがるチェンジ!スカイ」

 

「煌めきホップ!」

 

「爽やかステップ!」

 

「晴々ジャンプ!」

 

「無限にひろがる青い空!キュアスカイ!」

 

「スカイミラージュ!トーンコネクト!」

 

「ひろがるチェンジ!プリズム」

 

「煌めきホップ!」

 

「爽やかステップ!」

 

「晴々ジャンプ!」

 

「ふわりひろがる優しい光!キュアプリズム!」

 

「スカイミラージュ!トーンコネクト!」

 

「ひろがるチェンジ!ウィング!」

 

「煌めきホップ!」

 

「爽やかステップ!」 

 

「晴々ジャンプ!」

 

「天高くひろがる勇気!キュアウィング!」

 

彼女達が到着した。

 

「響君助かったよ」

 

「いえいえ大したことはしてないですよ」

 

「サクラ世界の方もひとまず収まったようですよ」

 

「そうなんだ」

 

「つまり奴等に見つかるとまずいんだな」

 

クリスがそう言う。

 

「そうですがこのままだといずれ見つかると思います。奴等がハニーさんの敵ならば」

 

「そうねとりあえず特殊遊撃部隊に連絡を取りましょう」

 

時を少し戻して・・・

 

「成程ね」

 

「だとしたらサクラ世界から行った方が良いかもね」

 

「その理由は何故ですか?」

 

「それは・・・並行世界の融合世界の歴史を言うわね」

 

「はい」

 

「基本的な融合世界の誕生理由はこちらと変わらないわただ、米田健二の負の感情が1つの生命になったと言われてるの」

 

「まさかそんな事が・・・」

 

「そしてこれは確定じゃないけど米田健二の悪意がパンサークローの首領ではと考えているの」

 

「それはどうしてです?」

 

「それは・・・パンサークローのターゲットが私のパパと私達の世界の紫藤直哉だったから」

 

「そうなんですか?だったらまずくないです」

 

「そこは大丈夫よ私の妹が直哉君についてるから」

 

「それにこちらの世界にまで私達の知るパンサークローがいるのなら私達も手伝うわ」

 

「ありがとございます」

 

「一応今までの事は夢と言う形で知っているのでどういう状況かはわかってるのでこの一連の事件が落ち着くまではのどかさんが僕の役割をしてくださいね」

 

直哉がそう言う。

 

「ええ――」

 

「シンフォギア世界にいはゆいちゃん達と光ちゃんとエステルさんとまなつちゃん達で行って貰えますか?」

 

「そしてサクラ世界には響さんと新生帝国華撃団とソラさん達と言って貰えます?」

 

「「「「了解」」」」

 

そして私達とハニーさんはどちらかにパンサークローが出た場合のみ移動します」

 

「もしかするとパンサークローの本命が如月ハニーがいる世界かも知れませんから」

 

「「その可能性もあるかも」」

 

「そう指示したのはのどかさんじゃないですか?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第66章 第3部 並行世界の融合世界の新たな来訪者編
花寺のどか達シンフォギア世界に到着する


「一応今までの事は夢と言う形で知っているのでどういう状況かはわかってるのでこの一連の事件が落ち着くまではのどかさんが僕の役割をしてくださいね」

 

直哉がそう言う。

 

「ええ――」

 

「シンフォギア世界にいはゆいちゃん達と光ちゃんとエステルさんとまなつちゃん達で行って貰えますか?」

 

「そしてサクラ世界には響さんと新生帝国華撃団とソラさん達と言って貰えます?」

 

「「「「了解」」」」

 

そして私達とハニーさんはどちらかにパンサークローが出た場合のみ移動します」

 

「もしかするとパンサークローの本命が如月ハニーがいる世界かも知れませんから」

 

「「その可能性もあるかも」」

 

「そう指示したのはのどかさんじゃないですか?」

 

「それはそうだけど、直哉君の方が良いよ」

 

のどかがそう言う。

 

「いえ、パンサークローが動いている以上は僕とハニーさんが一緒にいるのは避けるべきです。その理由は・・・」

 

「それは・・・並行世界の融合世界の歴史を言うわね」

 

「はい」

 

「基本的な融合世界の誕生理由はこちらと変わらないわただ、米田健二の負の感情が1つの生命になったと言われてるの」

 

「まさかそんな事が・・・」

 

「そしてこれは確定じゃないけど米田健二の悪意がパンサークローの首領ではと考えているの」

 

「それはどうしてです?」

 

「それは・・・パンサークローのターゲットが私のパパと私達の世界の紫藤直哉だったから」

 

「そうなんですか?だったらまずくないです」

 

「そこは大丈夫よ私の妹が直哉君についてるから」

 

「それにこちらの世界にまで私達の知るパンサークローがいるのなら私達も手伝うわ」

 

「ありがとございます」

 

「あ、そうかもしパンサークローがターゲットにしてる2人が姿を見せると」

 

「ハニーさん一体何を?」

 

千明がハニーの行動を見て驚く。

 

「フィーネ直哉君は私が守る」

 

「はあ、何言ってんだ?あんたあんたの世界の場合だろ」

 

「直哉とフィーネの中が悪いのは?別に私はあんたの世界の事なんて知らないけどなあんたも知らないんだろ?特殊遊撃部隊の苦労を?」

 

「それは・・・」

 

「そんなこちらの関係を壊すと言うのなら私が相手になる」

 

そう言ってクリスは、イチイバイルシューターを纏った。

 

「ハニーさん達の世界の了子さんは死んでいるんじゃ」

 

「「あ、そうだ」」

 

「つまり奴等に見つかるとまずいんだな」

 

クリスがそう言う。

 

「そうですがこのままだといずれ見つかると思います。奴等がハニーさんの敵ならば」

 

「そうねとりあえず特殊遊撃部隊に連絡を取りましょう」

 

「パンサークローの持つ事実との違いを知られて面倒になるから?」

 

「ええ、そうですね最も如月ハニー達が来ていると知った時点でこういう展開になるんじゃないかと思ってましたよ。僕もですがトワ達も気がついてたから・・・」

 

「それでトワ2つ目のお願いは何です?」

 

「ああ、それは・・・」

 

直哉がトワに聞く。

 

「暫く直哉に私達が持つ権限を渡すから融合世界を頼むわ」

 

「はっどういう事ですか?」

 

「僕をの強化の為に保存された世界に行かせたんだと思いますよ」

 

「ああ、成程」

 

「今の僕では対処が出来ない事案がありますからね」

 

「対処が出来ない事?もしかして」

 

「そうですね。トワ達が不在などの時は僕自身が動けないですからね」

 

「そうか今の直哉君は管理者の保護的支援がある時に動けたんだ」

 

「そうですねですから当初のあおぞら市に行くの渋っていたでしょう」

 

「そう言えば」

 

暫くして・・・

 

のどか達はシンフォギア世界に着いた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

サクラ世界とシンフォギア世界1 新たな来訪者との接触前編

「それでトワ2つ目のお願いは何です?」

 

「ああ、それは・・・」

 

直哉がトワに聞く。

 

「暫く直哉に私達が持つ権限を渡すから融合世界を頼むわ」

 

「はっどういう事ですか?」

 

「僕をの強化の為に保存された世界に行かせたんだと思いますよ」

 

「ああ、成程」

 

「今の僕では対処が出来ない事案がありますからね」

 

「対処が出来ない事?もしかして」

 

「そうですね。トワ達が不在などの時は僕自身が動けないですからね」

 

「そうか今の直哉君は管理者の保護的支援がある時に動けたんだ」

 

「そうですねですから当初のあおぞら市に行くの渋っていたでしょう」

 

「そう言えば」

 

暫くして・・・

 

のどか達はシンフォギア世界に着いた。

 

時を少し戻して・・・

 

サクラ世界では・・・

 

「そうか、それなら仕方が無いな。君達5人がそう言う答えを出したのなら俺がとやかく言っても仕方ないから」

 

「ムッシュ何を・・・言ってるんだい」

 

「だけど皆聞いてくれ。俺は巴里を救いたいわけじゃない」

 

「俺は君達といろんな事を体験し、楽しい思い出となった俺の大事な街だから、守りたいんだ。俺たち6人で」

 

「貴公はなんと言う男だ」

 

「ヘッ悪くないなそういうのも」

 

「大神さん素敵です」

 

「イチロー大好きだよ」

 

「大神さん・・・行きましょう。私達の最後の戦いへ」

 

「ああ、エリカ君」

 

よし皆行くぞ!!巴里華撃団出撃せよ!!目標地点オーク巨樹」

 

「「「「「了解」」」」」

 

「以前の時に巴里華撃団としての総意を聞いていますので」

 

「本当に良いのかい?」

 

「ええ構いませんよ。どうやらこちらの世界は囮のようですからね」

 

「成程囮かいなかなかやるじゃないか今回の首謀者も」

 

「じゃ君達もすぐにシンフォギア世界に行くのかい?」

 

迫水大使が響に聞く。

 

「いえ、その前に新たな来訪者が来たようなのでその来訪者達もシンフォギア世界に連れて行きますよ」

 

「「「「「「「「ええーー」」」」」」」」

 

この場にいる全員が響の発言に驚いていた。

 

その頃巴里市内では・・・

 

「聖羅お姉さんここは巴里だよね?」

 

「そうみたいねだけど私達の知る巴里ではないみたいね」

 

聖羅と名乗る少女がそう言った直後亜種型メガビョーゲンが出現したのだった。

 

「聖羅お姉さん見た事のない怪物がいっぱい出たよ」

 

「何よこいつ気持ち悪いわね」

 

「お姉さんどうして戦わないの?お姉さんなら楽勝なのに」

 

「確かに単純に倒すだけなら簡単だけど、恐らくここは異世界だとして動くわよ」

 

「ハニーお姉様もここにいるかも知れないしね」

 

聖羅が一緒にいる少年に話をしていると・・・」

 

「だああああ」

 

と言いながら亜種型メガビョーゲンを殴り飛ばす響達がやって来た。

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「何故お前達がお姉様を知っている?」

 

「ああ、それは・・・」

 

 

「ええ――直哉君があの子と1つになった――嘘でしょう」

 

ハニーと言う女性はこの場で起きた事に対して驚いていた。

 

「すみませんが僕は、ハニーさんの知る直哉ではありません」

 

直哉がハニーに言う。

 

暫くして・・・

 

「そうやっぱりここは並行世界なのね」

 

「知ってたんですか?」

 

グレースがハニーに聞く。

 

「ええ、これでも向こうでは守護者をしてるからね、違和感を感じてたわ響さんとエステルさんと会った時からね」

 

「ふむ、それではハニーさんの知る世界にはゼムリア大陸とシンフォギア世界はあるんですね?」

 

「ええ、後プリキュア世界と言うのは存在せず悪魔が支配する世界があるわ」

 

「悪魔とイシュメルガが協力関係を結んでいるわ」

 

「「成程」」

 

「そちらの世界のオリジナル要素が悪魔と言う種族がいると言う事ですね?」

 

「如月ハニーさんから貴女達の事も聞いているからですよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

サクラ世界とシンフォギア世界1 新たな来訪者との接触後編

「すみませんが僕は、ハニーさんの知る直哉ではありません」

 

直哉がハニーに言う。

 

暫くして・・・

 

「そうやっぱりここは並行世界なのね」

 

「知ってたんですか?」

 

グレースがハニーに聞く。

 

「ええ、これでも向こうでは守護者をしてるからね、違和感を感じてたわ響さんとエステルさんと会った時からね」

 

「ふむ、それではハニーさんの知る世界にはゼムリア大陸とシンフォギア世界はあるんですね?」

 

「ええ、後プリキュア世界と言うのは存在せず悪魔が支配する世界があるわ」

 

「悪魔とイシュメルガが協力関係を結んでいるわ」

 

「「成程」」

 

「そちらの世界のオリジナル要素が悪魔と言う種族がいると言う事ですね?」

 

「如月ハニーさんから貴女達の事も聞いているからですよ」

 

「それでも信用出来ないのであれば仕方ありません」

 

「聖羅お姉さんこの人達は嘘は言ってないよ」

 

「わかったわとりあえず貴方を信じるわ」

 

「ありがとう聖羅お姉さん」

 

「成程そう言う関係性か・・・」

 

「このイベントの途中の筈です」

 

「成程ね」

 

「だとしたらサクラ世界から行った方が良いかもね」

 

「その理由は何故ですか?」

 

「それは・・・並行世界の融合世界の歴史を言うわね」

 

「はい」

 

「基本的な融合世界の誕生理由はこちらと変わらないわただ、米田健二の負の感情が1つの生命になったと言われてるの」

 

「まさかそんな事が・・・」

 

「そしてこれは確定じゃないけど米田健二の悪意がパンサークローの首領ではと考えているの」

 

「それはどうしてです?」

 

「それは・・・パンサークローのターゲットが私のパパと私達の世界の紫藤直哉だったから」

 

「そうなんですか?だったらまずくないです」

 

「そこは大丈夫よ私の妹が直哉君についてるから」

 

「それにこちらの世界にまで私達の知るパンサークローがいるのなら私達も手伝うわ」

 

「ありがとございます」

 

「この事をトワさん達に聞いて正解だな」

 

「でもまさか本当に並行世界の融合世界からハニーさん達の家族が来るなんて」

 

「このやり取りのどかちゃん達に送ろう」

 

そして響は聖羅たちと話を始めた。

 

その頃のどか達とハニーは・・・

 

「あ、ハニーさん響さんからハニーさんへ映像が送られてます」

 

のどかがそう言い再生した。

 

「聖羅お姉さんここは巴里だよね?」

 

「そうみたいねだけど私達の知る巴里ではないみたいね」

 

聖羅と名乗る少女がそう言った直後亜種型メガビョーゲンが出現したのだった。

 

「聖羅お姉さん見た事のない怪物がいっぱい出たよ」

 

「何よこいつ気持ち悪いわね」

 

「お姉さんどうして戦わないの?お姉さんなら楽勝なのに」

 

「確かに単純に倒すだけなら簡単だけど、恐らくここは異世界だとして動くわよ」

 

「ハニーお姉様もここにいるかも知れないしね」

 

聖羅が一緒にいる少年に話をしていると・・・」

 

「だああああ」

 

と言いながら亜種型メガビョーゲンを殴り飛ばす響達がやって来た。

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

「ええ――聖羅と直哉君」

 

ハニーは送られた恵右像を見て驚いていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

サクラ世界とシンフォギア世界2

「聖羅お姉さんここは巴里だよね?」

 

「そうみたいねだけど私達の知る巴里ではないみたいね」

 

聖羅と名乗る少女がそう言った直後亜種型メガビョーゲンが出現したのだった。

 

「聖羅お姉さん見た事のない怪物がいっぱい出たよ」

 

「何よこいつ気持ち悪いわね」

 

「お姉さんどうして戦わないの?お姉さんなら楽勝なのに」

 

「確かに単純に倒すだけなら簡単だけど、恐らくここは異世界だとして動くわよ」

 

「ハニーお姉様もここにいるかも知れないしね」

 

聖羅が一緒にいる少年に話をしていると・・・」

 

「だああああ」

 

と言いながら亜種型メガビョーゲンを殴り飛ばす響達がやって来た。

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

「ええ――聖羅と直哉君」

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「何故お前達がお姉様を知っている?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「そうやっぱりここは並行世界なのね」

 

「知ってたんですか?」

 

グレースがハニーに聞く。

 

「ええ、これでも向こうでは守護者をしてるからね、違和感を感じてたわ響さんとエステルさんと会った時からね」

 

「ふむ、それではハニーさんの知る世界にはゼムリア大陸とシンフォギア世界はあるんですね?」

 

「ええ、後プリキュア世界と言うのは存在せず悪魔が支配する世界があるわ」

 

「悪魔とイシュメルガが協力関係を結んでいるわ」

 

「「成程」」

 

「そちらの世界のオリジナル要素が悪魔と言う種族がいると言う事ですね?」

 

「如月ハニーさんから貴女達の事も聞いているからですよ」

 

ハニーは送られた恵右像を見て驚いていた。

 

「一体どうして聖羅達がこちらに来たのかしら?」

 

ハニーがそう言う。

 

「それは明確な答えはわかりませんが、空中元素固定装置が呼んだのではないでしょうか?」

 

「空中元素固定装置が・・・」

「でもどうするんですあんなに怪人ぽい人達がいては前鬼の封印を解けませんよ」

 

千明がそう言う。

 

「確かにそうねこちらとしても無駄に相手に情報を与えたくないのよね」

 

「そうだなそれにあの手下を引き連れている奴はどう見てもイチイバイルシューターを見せてはいけない気がする」

 

「そうね奴等が今いる世界を、並行世界の融合世界と勘違いをしてくれているならなおさらね」

 

「でも確か・・・」

 

「駄目よ貴女は信用できないフィーネ」

 

「ハニーさん一体何を?」

 

千明がハニーの行動を見て驚く。

 

「フィーネ直哉君は私が守る」

 

「はあ、何言ってんだ?あんたあんたの世界の場合だろ」

 

「直哉とフィーネの中が悪いのは?別に私はあんたの世界の事なんて知らないけどなあんたも知らないんだろ?特殊遊撃部隊の苦労を?」

 

「それは・・・」

 

「そんなこちらの関係を壊すと言うのなら私が相手になる」

 

そう言ってクリスは、イチイバイルシューターを纏った。

 

「ハニーさん達の世界の了子さんは死んでいるんじゃ」

 

「「あ、そうだ」」

 

「そして実際に私達の融合世界にパンサークローが動き出したから彼女達が来たんじゃないですか?それにハニーさんも守護者なら彼がいないと全力を出せないのでは」

 

のどかがそう言う。

 

その後のどか達は一旦エステル達と合流したのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

エステル達との合流

「フィーネ直哉君は私が守る」

 

「はあ、何言ってんだ?あんたあんたの世界の場合だろ」

 

「直哉とフィーネの中が悪いのは?別に私はあんたの世界の事なんて知らないけどなあんたも知らないんだろ?特殊遊撃部隊の苦労を?」

 

「それは・・・」

 

「そんなこちらの関係を壊すと言うのなら私が相手になる」

 

そう言ってクリスは、イチイバイルシューターを纏った。

 

「ハニーさん達の世界の了子さんは死んでいるんじゃ」

 

「「あ、そうだ」」

 

「そして実際に私達の融合世界にパンサークローが動き出したから彼女達が来たんじゃないですか?それにハニーさんも守護者なら彼がいないと全力を出せないのでは」

 

のどかがそう言う。

 

その後のどか達は一旦エステル達と合流したのだった。

 

「あらのどか達来たのね」

 

「ええ、念の為にハニーさんを連れてきました」

 

「駄目よ貴女は信用できないフィーネ」

 

「ハニーさん一体何を?」

 

千明がハニーの行動を見て驚く。

 

「フィーネ直哉君は私が守る」

 

「はあ、何言ってんだ?あんたあんたの世界の場合だろ」

 

「直哉とフィーネの中が悪いのは?別に私はあんたの世界の事なんて知らないけどなあんたも知らないんだろ?特殊遊撃部隊の苦労を?」

 

「それは・・・」

 

「そんなこちらの関係を壊すと言うのなら私が相手になる」

 

そう言ってクリスは、イチイバイルシューターを纏った。

 

「ハニーさん達の世界の了子さんは死んでいるんじゃ」

 

「「あ、そうだ」」

 

「つまり奴等に見つかるとまずいんだな」

 

クリスがそう言う。

 

「そうですがこのままだといずれ見つかると思います。奴等がハニーさんの敵ならば」

 

「そうねとりあえず特殊遊撃部隊に連絡を取りましょう」

 

「成程あの連絡を受けたのね」

 

「はいですがエステルさんだけですか?他の皆は」

 

「ああ、それは・・・」

 

「他の人は買い物と観光よ」

 

「のどか達が来るまで基本的にウバウゾーやヤラネーダしかいなかったからね」

 

「成程そう言う事ですか」

 

「それに・・・」

 

「くそーこの状況でノイズまで出てくるとは」

 

「あれがノイズかあ、あたい始めてみるけどノイズにとっても巨大植物は敵なのか?」

 

「恐らくな、カンナ」

 

「ちょっと直哉君ノイズまで出てきたわよどうするの?」

 

「エステルさんヨシュアさん貴女達のSクラフトなら小型ノイズは倒せるでしょう響さんが来るまで持たせてください」

 

「やるしかなさそうね。ヨシュア」

 

「行くよエステル」

 

「食らいなさい鳳凰烈波」

 

「ファントムブレイド」

 

そしてエステルとヨシュアのSクラフトが小型のノイズ15体を一掃した。

 

!!

 

「「「「「「「ええー天使以外の人間がノイズを倒したーー」」」」」」」

 

大神達は直哉によってシンフォギアでしか倒せない筈のノイズを倒した人間がいることに驚いていた。

 

「「「「「何だと‼ーーノイズが人間によって倒されただとー」」」」」

 

花組と同様米田達も驚いていた。

 

「どうして連絡が繋がらない響さんに・・・もしや」

 

そう言って直哉は時間を見ると、時計は午後13時を指していた。

 

「ああーしまった。まだ響さんのお昼寝タイムの時間だったーー」

 

「あんですってーー何より響肝心なときにこれないの?」

 

「小型ノイズはなんとか出来るけど幻獣もいる状況では厳しいよ」

 

「直哉さん私達もぞろぞろ限界です」

 

「仕方がないですねノイズは放置で・・・」

 

「以前の帝都みたいになったらまずいしね」

 

「確かにそうですね」

 

「ああ、そうだだが、俺達のように彼等の事情を知らない連中は、異世界の戦争に巻き込んだ国が一番わるい、そんな国は滅べなんて言われてるがな」

 

「まあ、シンフォギアに関しては秘密に出来てるがな、彼等の存在が世界の目を逸らしてくれる形となっているな」

 

「何なんだよ、それ響や直哉達が悪者じゃねえか」

 

「そうです。伯父様彼等は私達の代わりに世界の為に戦ってくれた恩人ですよ」

 

「それはわかっているが、政府からの通達でな彼等が再び来たら捕獲しろダそうだ」

 

!!

 

「まじかよ」

 

「ああ、防衛大臣からの通達だ」

 

「取り消しは出来ねえのか?」

 

「無理だ某絵大臣や政府が変わらなければ」

 

「そんな」

 

「シンフォギア世界は異質な物は全部敵のようなスタンスですね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

如月ハニーの疑問とパンサークローの動き

「確かにそうですね」

 

「ああ、そうだだが、俺達のように彼等の事情を知らない連中は、異世界の戦争に巻き込んだ国が一番わるい、そんな国は滅べなんて言われてるがな」

 

「まあ、シンフォギアに関しては秘密に出来てるがな、彼等の存在が世界の目を逸らしてくれる形となっているな」

 

「何なんだよ、それ響や直哉達が悪者じゃねえか」

 

「そうです。伯父様彼等は私達の代わりに世界の為に戦ってくれた恩人ですよ」

 

「それはわかっているが、政府からの通達でな彼等が再び来たら捕獲しろダそうだ」

 

!!

 

「まじかよ」

 

「ああ、防衛大臣からの通達だ」

 

「取り消しは出来ねえのか?」

 

「無理だ某絵大臣や政府が変わらなければ」

 

「そんな」

 

「シンフォギア世界は異質な物は全部敵のようなスタンスですね」

 

「え、そんな態度なの?こちらの世界は」

 

ハニーがのどかに聞く。

 

「そうですね後・・・」

 

「いえ、いいんですけど響さん学校は?」

 

「ノイズ以外の怪物が出た地域も含めて全校休校だから、弦十郎さん達が、私と直哉君に呼び出しがあったんだよ」

 

 

「成る程、そう言う事ならこの国の政府の人間が来るかもしれませんね」

 

「そうかもね」

 

 

「そして、政府の大臣が響さんに特殊遊撃部隊をやめてこちらにつけとか言いそうですね」

 

「あはは、漫画じゃ無いんだから無いと思うよ」

 

そして、響と直哉が話していた天海が二課の中で行われるとは知らない二人だった。

 

二課司令室・・・

 

「よく来てくれ・・・」

 

「おお、君が立花響君か・・・合格だ。今すぐ私の部隊に・・・ぐっはーーー」

 

「私は、そう言う事をされるために呼ばれたんですか?弦十郎さん」

 

「ああ、違うんだ大臣が勝手に言いだしたんだ」

 

「しかし、防衛大臣きれいに気絶してるぜ」

 

「ああ、きれいな一撃だった。見習わなければ」

 

「ちなみに何を見習うんだ?」

 

「権力に負けない力持つ事だな」

 

「成る程な」

 

「来てすぐこんな事に付き合わされるなんて、私は直哉君から離れるなんて絶対しないのに」

 

「急に呼ばれて行ったらこんな事を言われたと響さんが言ってましたから」

 

「それは災難ね」

 

「だからこそパンサークローの動きがあったのかも知れないわね」

 

「それはどういう事?」

 

ハニーがエステルに聞く。

 

「そうやっぱりここは並行世界なのね」

 

「知ってたんですか?」

 

グレースがハニーに聞く。

 

「ええ、これでも向こうでは守護者をしてるからね、違和感を感じてたわ響さんとエステルさんと会った時からね」

 

「ふむ、それではハニーさんの知る世界にはゼムリア大陸とシンフォギア世界はあるんですね?」

 

「ええ、後プリキュア世界と言うのは存在せず悪魔が支配する世界があるわ」

 

「悪魔とイシュメルガが協力関係を結んでいるわ」

 

「「成程」」

 

「そちらの世界のオリジナル要素が悪魔と言う種族がいると言う事ですね?」

 

「ちなみにそちらの世界はいべんとはどうです?」

 

「そうね・・・帝都関連は」

 

「以前のどかちゃんの家で言ったけど・・・私達の世界でない世界はプリキュア達の世界だけなのよ」

 

「成程つまり、融合世界の内部世界に来た並行世界の融合世界から来たパンサークローはそれほど気にせず動けたと言う結果が今の状況と考えて良いんです?」

 

「そうね・・・」

 

「だってハニー貴女が言ったじゃないプリキュアの世界が無いだけと」

 

「それって並行世界の融合世界から来たパンサークローもシンフォギア世界の政府の性格を知っている事にならない?」

 

「そうか並行世界の融合世界から来たとしても大きく変化をしてなければ利用できると考えてもおかしくないわね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

間章32 管理者達の話し合い
エステルの予測


「ええ、後プリキュア世界と言うのは存在せず悪魔が支配する世界があるわ」

 

「悪魔とイシュメルガが協力関係を結んでいるわ」

 

「「成程」」

 

「そちらの世界のオリジナル要素が悪魔と言う種族がいると言う事ですね?」

 

「ちなみにそちらの世界はいべんとはどうです?」

 

「そうね・・・帝都関連は」

 

「以前のどかちゃんの家で言ったけど・・・私達の世界でない世界はプリキュア達の世界だけなのよ」

 

「成程つまり、融合世界の内部世界に来た並行世界の融合世界から来たパンサークローはそれほど気にせず動けたと言う結果が今の状況と考えて良いんです?」

 

「そうね・・・」

 

「だってハニー貴女が言ったじゃないプリキュアの世界が無いだけと」

 

「それって並行世界の融合世界から来たパンサークローもシンフォギア世界の政府の性格を知っている事にならない?」

 

「そうか並行世界の融合世界から来たとしても大きく変化をしてなければ利用できると考えてもおかしくないわね」

 

「そうねそれに、並行世界の融合世界から来たパンサークローにしてみればプリキュア達と会わなければ自分達が異世界に来ているとは考えてもないと思うのよ」

 

「確かに」

 

「もちろん・・・」

 

「フフ、やはり貴女達も来ましたか特殊遊撃部隊」

 

「特殊遊撃部隊とは一体何なんだ?」

 

真宮寺直哉が治療を受けながら考えていると・・・

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

「フフ、成程あれがイシュメルガとデボネアが言っていた力ですか」

 

カルマがそう呟く。

 

「カルマ、イシュメルガとデボネアとは何者だ?」

 

真宮寺直哉がカルマに聞く。

 

「あの時のようにこちらの世界の敵がパンサークローに協力しているのなら状況は違ってくるんだけど、今の所そう言う動きがないのよね」

 

「はあ、何言ってんだ?あんたあんたの世界の場合だろ」

 

「直哉とフィーネの中が悪いのは?別に私はあんたの世界の事なんて知らないけどなあんたも知らないんだろ?特殊遊撃部隊の苦労を?」

 

「それは・・・」

 

「そんなこちらの関係を壊すと言うのなら私が相手になる」

 

そう言ってクリスは、イチイバイルシューターを纏った。

 

「ハニーさん達の世界の了子さんは死んでいるんじゃ」

 

「「あ、そうだ」」

 

「つまり奴等に見つかるとまずいんだな」

 

クリスがそう言う。

 

「そうですがこのままだといずれ見つかると思います。奴等がハニーさんの敵ならば」

 

「そうねとりあえず特殊遊撃部隊に連絡を取りましょう」

 

「あれ以来ね千明が言うには」

 

「「そうなんだ」」

 

「そうみたいよ」

 

「じゃあどうするの?これから」

 

ハニーが言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

管理者の想定外前編

「そんなこちらの関係を壊すと言うのなら私が相手になる」

 

そう言ってクリスは、イチイバイルシューターを纏った。

 

「ハニーさん達の世界の了子さんは死んでいるんじゃ」

 

「「あ、そうだ」」

 

「つまり奴等に見つかるとまずいんだな」

 

クリスがそう言う。

 

「そうですがこのままだといずれ見つかると思います。奴等がハニーさんの敵ならば」

 

「そうねとりあえず特殊遊撃部隊に連絡を取りましょう」

 

「あれ以来ね千明が言うには」

 

「「そうなんだ」」

 

「そうみたいよ」

 

「じゃあどうするの?これから」

 

ハニーが言う。

 

その頃レイとトワは・・・

 

「おいおい大丈夫かこれは?」

 

「正直に言えばきついと思うわだって・・・」

 

「成程だとするとデボネアやイシュメルガかしら?」

 

「その辺がまだわからないので、何とも言えませんけどね」

 

のどかがそう言う。

 

「そうね」

 

その時シンフォギア世界とサクラ世界から緊急連絡があり、その内容はシンフォギア世界からはヤラネーダと似た新種の怪物を謎の組織が使っていたと言う連絡だった。サクラ世界の連絡も謎の組織がノイズを操って巴里に現れたそうです」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「何でこのタイミングでノイズやウバウゾーが出てくるの?」

 

「これはもしかするとパンサークローが動いたのかも知れないわね」

 

「「「ええ――」」」

 

「この一件でいきなり戦力を分散させられその上」

 

「でも確か・・・」

 

「駄目よ貴女は信用できないフィーネ」

 

「ハニーさん一体何を?」

 

千明がハニーの行動を見て驚く。

 

「フィーネ直哉君は私が守る」

 

「はあ、何言ってんだ?あんたあんたの世界の場合だろ」

 

「直哉とフィーネの中が悪いのは?別に私はあんたの世界の事なんて知らないけどなあんたも知らないんだろ?特殊遊撃部隊の苦労を?」

 

「それは・・・」

 

「そんなこちらの関係を壊すと言うのなら私が相手になる」

 

そう言ってクリスは、イチイバイルシューターを纏った。

 

「ハニーさん達の世界の了子さんは死んでいるんじゃ」

 

「「あ、そうだ」」

 

「シンフォギア世界には並行世界の融合世界から来たパンサークローが現れ・・・」

 

「聖羅お姉さん見た事のない怪物がいっぱい出たよ」

 

「何よこいつ気持ち悪いわね」

 

「お姉さんどうして戦わないの?お姉さんなら楽勝なのに」

 

「確かに単純に倒すだけなら簡単だけど、恐らくここは異世界だとして動くわよ」

 

「ハニーお姉様もここにいるかも知れないしね」

 

聖羅が一緒にいる少年に話をしていると・・・」

 

「だああああ」

 

と言いながら亜種型メガビョーゲンを殴り飛ばす響達がやって来た。

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「何故お前達がお姉様を知っている?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「ええ――直哉君があの子と1つになった――嘘でしょう」

 

ハニーと言う女性はこの場で起きた事に対して驚いていた。

 

「すみませんが僕は、ハニーさんの知る直哉ではありません」

 

直哉がハニーに言う。

 

暫くして・・・

 

「そうやっぱりここは並行世界なのね」

 

「知ってたんですか?」

 

グレースがハニーに聞く。

 

「ええ、これでも向こうでは守護者をしてるからね、違和感を感じてたわ響さんとエステルさんと会った時からね」

 

「ふむ、それではハニーさんの知る世界にはゼムリア大陸とシンフォギア世界はあるんですね?」

 

「ええ、後プリキュア世界と言うのは存在せず悪魔が支配する世界があるわ」

 

「悪魔とイシュメルガが協力関係を結んでいるわ」

 

「「成程」」

 

「そちらの世界のオリジナル要素が悪魔と言う種族がいると言う事ですね?」

 

「如月ハニーさんから貴女達の事も聞いているからですよ」

 

「サクラ世界には、並行世界の融合世界から来た如月ハニーの家族が来るなんて思わないわよ」

 

「確かにそうだな。ではどうする?」

 

レイがトワに聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

管理者の想定外中編

「知ってたんですか?」

 

グレースがハニーに聞く。

 

「ええ、これでも向こうでは守護者をしてるからね、違和感を感じてたわ響さんとエステルさんと会った時からね」

 

「ふむ、それではハニーさんの知る世界にはゼムリア大陸とシンフォギア世界はあるんですね?」

 

「ええ、後プリキュア世界と言うのは存在せず悪魔が支配する世界があるわ」

 

「悪魔とイシュメルガが協力関係を結んでいるわ」

 

「「成程」」

 

「そちらの世界のオリジナル要素が悪魔と言う種族がいると言う事ですね?」

 

「如月ハニーさんから貴女達の事も聞いているからですよ」

 

「サクラ世界には、並行世界の融合世界から来た如月ハニーの家族が来るなんて思わないわよ」

 

「確かにそうだな。ではどうする?」

 

レイがトワに聞く。

 

「正直に言えば対処の手段がないのよ。私達が今動けないしね現状だったらパンサークローが動かないとどうすることも出来ない状況ね」

 

「あくまでも私達はねだけど・・・」

 

「そうだけど、同じ遺伝子を持つから大丈夫と思うけどな」

 

「それは違うぞ桜花この子に俺達の因子は入ってないぞ」

 

そう言いながら直哉を抱っこした健二が来た。

 

「ええ――お父さんどういう事?」

 

「つまりな俺の遺伝子を入れる事で・・・2次災害が起きるならそれを防ぐにはどうしたらいい?」

 

「それはその遺伝子を使わないようにするかな」

 

「その通りだこの子には俺の遺伝子とは別の遺伝子が使われている」

 

「「「その遺伝子ってもしかして」」」

 

「私が直哉にすこやか市に留まらせたのはあの子に子供らしい生活を体験してほしいからなのに」

 

「そうか、ノヴァと言う子が来たことでトワさんの目的とは違う方向に直哉君が向くことにより中心世界の他の世界同様世界安定に向けての仕事をするからですか?」

 

「そんな、そんな事をしてるの?」

 

桜花は驚きを隠せないでいた。

 

「ですが私達の世界では調停者の親族に米田健二さんの魂の一部が引き継がれています」

 

「成程なそう言う理由なのか?彼が力を欲しがっていた理由は」

 

「こうして僕達の世界に憑依の実がまかれたんです」

 

「成程君達は憑依の実に対する対抗策を手に入れる為に来たのか?」

 

「はいここでなら僕の能力を追加できると言われたので」

 

「確かに君の強化は出来るがいいのかい?」

 

米田健二が直哉に聞く。

 

「憑依獣を浄化出来る人物達が君達の世界に召喚されているのに、そこまで君が追い込むんだい自分を?」

 

「確かに僕達が千明さん達を頼ればいい問題かもしれません」

 

「でも自分達の世界なので出来れば自分達の力でしたいんです」

 

「成程君は最初から他力本願ではなく出来る事はしたいのか?」

 

「そうですねどうしても駄目なら素直に協力を要請します」

 

「そうか・・・」

 

「どうやら米田健二にも伝わったから大丈夫と思いたいわよ」

 

「そうだと良いがな」

 

「少なくとも直哉が起きるのを待つしかないわよ」

 

「今はだと何か今後起きるのか?」

 

「それは確実になるとはわからないけどそんな気がするの」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

管理者の想定外後編

「はいここでなら僕の能力を追加できると言われたので」

 

「確かに君の強化は出来るがいいのかい?」

 

米田健二が直哉に聞く。

 

「憑依獣を浄化出来る人物達が君達の世界に召喚されているのに、そこまで君が追い込むんだい自分を?」

 

「確かに僕達が千明さん達を頼ればいい問題かもしれません」

 

「でも自分達の世界なので出来れば自分達の力でしたいんです」

 

「成程君は最初から他力本願ではなく出来る事はしたいのか?」

 

「そうですねどうしても駄目なら素直に協力を要請します」

 

「そうか・・・」

 

「どうやら米田健二にも伝わったから大丈夫と思いたいわよ」

 

「そうだと良いがな」

 

「少なくとも直哉が起きるのを待つしかないわよ」

 

「今はだと何か今後起きるのか?」

 

「それは確実になるとはわからないけどそんな気がするの」

 

「でもねあの子達にはちょうどいいかも知れないのよね私達が動けない時に事件が起きた時の練習に」

 

「危険だがそれも必要か」

 

「そして今回の事件は並行世界の融合世界の攻撃かも知れないわね」

 

「何だと」

 

「もしくは・・・

 

「確かに単純に倒すだけなら簡単だけど、恐らくここは異世界だとして動くわよ」

 

「ハニーお姉様もここにいるかも知れないしね」

 

聖羅が一緒にいる少年に話をしていると・・・」

 

「だああああ」

 

と言いながら亜種型メガビョーゲンを殴り飛ばす響達がやって来た。

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「何故お前達がお姉様を知っている?」

 

「ああ、それは・・・」

 

 

「ええ――直哉君があの子と1つになった――嘘でしょう」

 

ハニーと言う女性はこの場で起きた事に対して驚いていた。

 

「すみませんが僕は、ハニーさんの知る直哉ではありません」

 

直哉がハニーに言う。

 

暫くして・・・

 

「そうやっぱりここは並行世界なのね」

 

「知ってたんですか?」

 

グレースがハニーに聞く。

 

「ええ、これでも向こうでは守護者をしてるからね、違和感を感じてたわ響さんとエステルさんと会った時からね」

 

「ふむ、それではハニーさんの知る世界にはゼムリア大陸とシンフォギア世界はあるんですね?」

 

「ええ、後プリキュア世界と言うのは存在せず悪魔が支配する世界があるわ」

 

「悪魔とイシュメルガが協力関係を結んでいるわ」

 

「「成程」」

 

「そちらの世界のオリジナル要素が悪魔と言う種族がいると言う事ですね?」

 

「如月ハニーさんから貴女達の事も聞いているからですよ」

 

「もしかするとあの3人とパンサークローは並行世界の融合世界追放された可能性も考えられるわね」

 

「その根拠は?」

 

レイがトワに聞く。

 

「でもハニーさんはこれからどうするんです?並行世界の融合世界に戻る手段はあるんです」

 

れたすがハニーに聞く。

 

「それは・・・」

 

「だけど、並行世界の融合世界の監視している私達は厳しくしてるのよね?」

 

「そう言ってましたね」

 

「ならさ、如月ハニーは捨てられたのかしら?」

 

「あ、そういう事ですかハニーさんが気になると言うのは」

 

「そうよだってあの子も並行世界の融合世界では守護者の立場でしょ」

 

「大体私達の世界の場合、基本的に放置ね。向こうでパンサークローが動かないと私の捜索はされないわ」

 

「そんな」

 

「成程、ハニーさんの世界は原作イベントを大事にしているんですね」

 

「そうね・・・でも言い方を変えればそれ以外はどうでもいいとも取れるわ」

 

「それじゃあこちらの技術でハニーさんが帰還したら・・・」

 

「厳格な管理者達に色々言われるのは確実でしょうね。最悪の場合世界を消されると言う事もあり得ますよ」

 

「まさか並行世界の融合世界がそう言う世界だったとは・・・」

 

「確かにそんな事言ってましたね」

 

「後これはハニーの事じゃないけど言っておくわね」

 

「はい何ですか?」

 

「おいおい、トワこれは俺達に対する嫌がらせか?」

 

「それはないと思うけど・・・まあ2つの内の1つは融合世界が作った理由も何となく理解出来るけど」

 

「ああ、そうだな」

 

「根拠はこの話にも出てるわ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

レイの疑問と並行世界の融合世界の闇

 

「成程、ハニーさんの世界は原作イベントを大事にしているんですね」

 

「そうね・・・でも言い方を変えればそれ以外はどうでもいいとも取れるわ」

 

「それじゃあこちらの技術でハニーさんが帰還したら・・・」

 

「厳格な管理者達に色々言われるのは確実でしょうね。最悪の場合世界を消されると言う事もあり得ますよ」

 

「まさか並行世界の融合世界がそう言う世界だったとは・・・」

 

「確かにそんな事言ってましたね」

 

「後これはハニーの事じゃないけど言っておくわね」

 

「はい何ですか?」

 

「おいおい、トワこれは俺達に対する嫌がらせか?」

 

「それはないと思うけど・・・まあ2つの内の1つは融合世界が作った理由も何となく理解出来るけど」

 

「ああ、そうだな」

 

「根拠はこの話にも出てるわ」

 

「だが仮にトワの説が事実だとしても、如月ハニーと如月聖羅とパンサークローを並行世界の融合世界から追放すればいいじゃないか?」

 

「普通はそう考えるわね。調停者の役割をしている者も追い出すのはやり過ぎよ。仮に彼が如月ハニーの追放に反対でもしたとしてもね」

 

「そうだな仮に起きたとしても調停者の記憶を調整する事で済むはずだがな」

 

「少し言葉が悪いが・・・」

 

「聖羅お姉さんここは巴里だよね?」

 

「そうみたいねだけど私達の知る巴里ではないみたいね」

 

聖羅と名乗る少女がそう言った直後亜種型メガビョーゲンが出現したのだった。

 

「聖羅お姉さん見た事のない怪物がいっぱい出たよ」

 

「何よこいつ気持ち悪いわね」

 

「お姉さんどうして戦わないの?お姉さんなら楽勝なのに」

 

「確かに単純に倒すだけなら簡単だけど、恐らくここは異世界だとして動くわよ」

 

「ハニーお姉様もここにいるかも知れないしね」

 

聖羅が一緒にいる少年に話をしていると・・・」

 

「だああああ」

 

と言いながら亜種型メガビョーゲンを殴り飛ばす響達がやって来た。

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「何故お前達がお姉様を知っている?」

 

「ああ、それは・・・」

 

 

「ええ――直哉君があの子と1つになった――嘘でしょう」

 

ハニーと言う女性はこの場で起きた事に対して驚いていた。

 

「すみませんが僕は、ハニーさんの知る直哉ではありません」

 

直哉がハニーに言う。

 

暫くして・・・

 

「そうやっぱりここは並行世界なのね」

 

「知ってたんですか?」

 

グレースがハニーに聞く。

 

「ええ、これでも向こうでは守護者をしてるからね、違和感を感じてたわ響さんとエステルさんと会った時からね」

 

「ふむ、それではハニーさんの知る世界にはゼムリア大陸とシンフォギア世界はあるんですね?」

 

「ええ、後プリキュア世界と言うのは存在せず悪魔が支配する世界があるわ」

 

「悪魔とイシュメルガが協力関係を結んでいるわ」

 

「「成程」」

 

「そちらの世界のオリジナル要素が悪魔と言う種族がいると言う事ですね?」

 

「如月ハニーさんから貴女達の事も聞いているからですよ」

 

「そうねだけど、それをしないで調停者も含めた3人を処分するとはね」

 

「だなだが、あちらの直哉が調停者ではない可能性もあるが」

 

「そうねだけど、調停者の立場を誰かに奪われたと言う可能性が高いと思ってるわ」

 

「そう言う可能性もあるか」

 

「後は並行世界の融合世界がいらない人間を捨てただけとかね」

 

「それそれで可哀想だがな」

 

「まあねでももう少し様子を見ないと並行世界の融合世界からの侵略なのか違うのかわからないわね」

 

「そうだな・・・」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第67章 並行世界の融合世界の問題編
並行世界の融合世界の攻撃


「悪魔とイシュメルガが協力関係を結んでいるわ」

 

「「成程」」

 

「そちらの世界のオリジナル要素が悪魔と言う種族がいると言う事ですね?」

 

「如月ハニーさんから貴女達の事も聞いているからですよ」

 

「そうねだけど、それをしないで調停者も含めた3人を処分するとはね」

 

「だなだが、あちらの直哉が調停者ではない可能性もあるが」

 

「そうねだけど、調停者の立場を誰かに奪われたと言う可能性が高いと思ってるわ」

 

「そう言う可能性もあるか」

 

「後は並行世界の融合世界がいらない人間を捨てただけとかね」

 

「それそれで可哀想だがな」

 

「まあねでももう少し様子を見ないと並行世界の融合世界からの侵略なのか違うのかわからないわね」

 

「そうだな・・・」

 

「仮に攻撃と判断したらどうするんだ?」

 

「そうね・・・」

 

GAOON

 

!!

 

「きゃああ怪物が人間を殺したわ皆逃げて――」

 

「ああ、私はここまでのようね。出来る事なら・・・結婚をして見たかったわ」

 

「「「「ギャアアアア死にたくないーーー」」」」

 

そして警察署周辺に現れた降魔によって警察署内にいた帝国華撃団全員が脱出しその後降魔は、帝国華撃団によって全滅させていった。その一部始終を見ていた生き残った警察官達が降魔を倒した帝国華撃団を讃えていた。

 

お墓戦艦では・・・

 

「「何なんだこれは?」」

 

大神と神山がそう言う。

 

「成程これがこちらの融合世界の神の介入の仕方ですか」

 

「「なっこれが融合世界の神の仕業?」」

 

「恐らくですがすこやか市の調査を邪魔をした警察に降魔をぶつけ、たまたま帝国華撃団に倒させる事で警察に帝国華撃団の行動を黙認させる事が目的なのでしょう」

 

「それではあんまりじゃないですか?直哉さん」

 

「ええ、僕もそう思いますがどうやらこちらの融合世界では違うと言う事みたいですね」

 

「この時のあおぞら市は、融合世界とは関係ない世界でしたから、僕の力は融合世界の内部世界及び、友好世界だけに制限されているんです」

 

「あくまでも融合世界周辺を守る為に」

 

「「「「「「成程」」」」」」

 

「ですので、同じ融合世界なので基本的なルールがあるんですが・・・」

 

「もしかすると7人世界時のようにイヨさんとヒミコさんが意図してルールを作らなかったのかも知れませんね」

 

「先程も言いましたがルールをつけるのが普通なのですが、どうやら担当の神がすこやか市の住人を・・・したかったからかもですね」

 

「「「「「なっ」」」」」

 

「そんな横暴良いんですか?」

 

「横暴でもないんですよねこれは、あくまでも神側の調査の一環としてやっている事ですからね」

 

「それにこちらの融合世界ではプリキュアと言う存在をまだ知らないので」

 

「それでもあんまりですよその為に死者までもいるんですよ」

 

「確かに神山さん達の気持ちもわかりますが・・・僕もこんなやり方でその世界の住人におしつけるのは駄目と思いますけど、ここは僕達の知る融合世界ではないので」

 

!!

 

「7人世界がベース世界の融合世界ではこれが普通なのでしょうね」

 

「こんな形で並行世界の融合世界の管理者が介入したら私達も動かないといけないでしょうね」

 

「それはそうだろうな。管理者が関与した場合だが・・・」

 

「あの世界ならありえそうだな」

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

「私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「何故お前達がお姉様を知っている?」

 

「調停者を見捨てるくらいだからな」

 

「どちらにしても今はのどか達に任せるしかないわね」

 

トワがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

捨てられた世界1

シンフォギア世界のコテージにて・・・

 

「まさかシンフォギア世界でハニーさん達の敵パンサークローがいて、同じタイミングでサクラ世界に・・・」

 

「そうみたいねだけど私達の知る巴里ではないみたいね」

 

聖羅と名乗る少女がそう言った直後亜種型メガビョーゲンが出現したのだった。

 

「聖羅お姉さん見た事のない怪物がいっぱい出たよ」

 

「何よこいつ気持ち悪いわね」

 

「お姉さんどうして戦わないの?お姉さんなら楽勝なのに」

 

「確かに単純に倒すだけなら簡単だけど、恐らくここは異世界だとして動くわよ」

 

「ハニーお姉様もここにいるかも知れないしね」

 

聖羅が一緒にいる少年に話をしていると・・・」

 

「だああああ」

 

と言いながら亜種型メガビョーゲンを殴り飛ばす響達がやって来た。

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「何故お前達がお姉様を知っている?」

 

「如月ハニーさんの家族が転移してきた時点で違和感なんですけどね」

 

「確かにね後直哉君。パンサークローが前鬼君を連れて行ったのは何故かな?」

 

「フィーネ直哉君は私が守る」

 

「はあ、何言ってんだ?あんたあんたの世界の場合だろ」

 

「直哉とフィーネの中が悪いのは?別に私はあんたの世界の事なんて知らないけどなあんたも知らないんだろ?特殊遊撃部隊の苦労を?」

 

「それは・・・」

 

「そんなこちらの関係を壊すと言うのなら私が相手になる」

 

そう言ってクリスは、イチイバイルシューターを纏った。

 

「ハニーさん達の世界の了子さんは死んでいるんじゃ」

 

「「あ、そうだ」」

 

「つまり奴等に見つかるとまずいんだな」

 

クリスがそう言う。

 

「そうですがこのままだといずれ見つかると思います。奴等がハニーさんの敵ならば」

 

「そうねとりあえず特殊遊撃部隊に連絡を取りましょう」

 

「恐らくですが並行世界の融合世界にはプリキュアの世界が無いだけという違いだと言ってたのを覚えてますか?」

 

「あ、うん」

 

「超鬼神力、ヴァジュラマサラ、サムスカーラ」

 

「五大招来」

 

「ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「ね、出来たでしょ」

 

直哉は、笑顔で言う」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

「確か私達はこの戦いを終えて元の時代に戻った筈・・・」

 

「なのにまた知らない世界に来たの?」

 

「恐らくですがパンサークローにとっても前鬼君は敵だったんでしょうね」

 

「つまりパンサークローだけが前鬼君を知っている状態なんだね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

捨てられた世界2

「ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「ね、出来たでしょ」

 

直哉は、笑顔で言う」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

「確か私達はこの戦いを終えて元の時代に戻った筈・・・」

 

「なのにまた知らない世界に来たの?」

 

「恐らくですがパンサークローにとっても前鬼君は敵だったんでしょうね」

 

「つまりパンサークローだけが前鬼君を知っている状態なんだね」

 

「恐らくですがその影響で前鬼君を捕まえるつもりだったのかも知れません。後理由としてパンサークロー自体がこの世界を異世界として認識をしていて調査をしていたのかも知れませんね」

 

「仮に後者だったら非常にまずいんですけど」

 

「どういう事?」

 

「どちらかと言えばパンサークローの動きは・・・」

 

「なのはさん貴女は幼馴染世界にやって来てくれた時空管理局の人達に向かって私は、紫藤直哉の妹として生きる事を選択したんですよね」

 

「それは・・・」

 

「なのはさん貴女紫藤直哉の妹として生きる事が辛くなったんですか?」

 

「そうだとしても貴女はその選択をしたので、その責任は果たすべきですよ」

 

「・・・」

 

「確かに融合世界の場合は一時保護として来訪者に管理者のトワさんやレイさんに預かって貰えますが、なのはさんが幼馴染世界に転移した時はその制度がなかったんですよね?」

 

「うん」

 

「だから貴女は融合世界で生活をしている自分が羨ましいのですね」

 

「正直に言えば羨ましいよ。だって貴方達が本当に最低限の干渉で終わらせたよね?ジェミニさんの時だって」

 

「ええ、あの時はそういう形でするしかなかったんですけどね」

 

「それでもあの後私達の世界に悪影響無かったよ」

 

「それは、メルクさんがしっかり後始末したからでは」

 

「直哉さんお願い私を融合世界の人間にして」

 

!!

 

「何を言っているんですか?そんな事出来ませんよ」

 

その後紫藤なのはが興奮状態となり過去の直哉達とまなつ達と響がやって来てなのはを落ち着かせていた。

 

「旧幼馴染世界の住人である高町なのはさんに似ている様に感じるんです。もちろんパンサークローは悪意の「でもハニーさんはこれからどうするんです?並行世界の融合世界に戻る手段はあるんです」

 

れたすがハニーに聞く。

 

「それは・・・」

 

「だけど、並行世界の融合世界の監視している私達は厳しくしてるのよね?」

 

「そう言ってましたね」

 

「ならさ、如月ハニーは捨てられたのかしら?」

 

「あ、そういう事ですかハニーさんが気になると言うのは」

 

「そうよだってあの子も並行世界の融合世界では守護者の立場でしょ」

 

「大体私達の世界の場合、基本的に放置ね。向こうでパンサークローが動かないと私の捜索はされないわ」

 

「そんな」

 

「成程、ハニーさんの世界は原作イベントを大事にしているんですね」

 

「そうね・・・でも言い方を変えればそれ以外はどうでもいいとも取れるわ」

 

「それじゃあこちらの技術でハニーさんが帰還したら・・・」

 

「厳格な管理者達に色々言われるのは確実でしょうね。最悪の場合世界を消されると言う事もあり得ますよ」

 

「まさか並行世界の融合世界がそう言う世界だったとは・・・」

 

「確かにそんな事言ってましたね」

 

「以前並行世界の融合世界についてハニーさんはこう言ってましたが、今ではハニーさんやパンサークローを捨てている様に感じているんです」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

捨てられた世界3

「ならさ、如月ハニーは捨てられたのかしら?」

 

「あ、そういう事ですかハニーさんが気になると言うのは」

 

「そうよだってあの子も並行世界の融合世界では守護者の立場でしょ」

 

「大体私達の世界の場合、基本的に放置ね。向こうでパンサークローが動かないと私の捜索はされないわ」

 

「そんな」

 

「成程、ハニーさんの世界は原作イベントを大事にしているんですね」

 

「そうね・・・でも言い方を変えればそれ以外はどうでもいいとも取れるわ」

 

「それじゃあこちらの技術でハニーさんが帰還したら・・・」

 

「厳格な管理者達に色々言われるのは確実でしょうね。最悪の場合世界を消されると言う事もあり得ますよ」

 

「まさか並行世界の融合世界がそう言う世界だったとは・・・」

 

「確かにそんな事言ってましたね」

 

「以前並行世界の融合世界についてハニーさんはこう言ってましたが、今ではハニーさんやパンサークローを捨てている様に感じているんです」

 

「成程パンサークローは自分達の状況を知りつつ行動を始めたと言う事で良いの?」

 

「ええ、少なくともハニーさんや・・・」

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

「私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「何故お前達がお姉様を知っている?」

 

「調停者を見捨てるくらいだからな」

 

「どちらにしても今はのどか達に任せるしかないわね」

 

トワがそう言う。

 

「サクラ世界に現れた2人よりもトワさんやレイさんに聞いた方が早いでしょうね並行世界の融合世界から捨てられた世界については」

 

「捨てられた世界か・・・」

 

「何だか可哀想」

 

「そう言う意味ではまだ・・・」

 

「ここは、サクラ大戦7人目の隊員と言う作品の世界ですから」

 

「「「「何だってーー」」」」

 

「多分この世界で、アンタ達のことを、認識できるのは君達が、探してるジェミニと、僕たちと、君達の追っている邪神巫女と言う奴だけだろう」

 

「直哉君は何故、邪神巫女の事を知っている?」

 

「ごめんなさい健二さん。それはこのリングの力なんです」

 

「そのリングの力?」

 

「ええ、この護法リングによって、自分がどういうことに、関わるかが、見えるんですよ」

 

「成る程な、要するに直哉君君は、俺に似た力があるんだな。それでそのリングが制御装置の変わりかなんかだろ?」

 

健二がそう言うと、さくらが不満そうな表情をしていた。

 

「でも、直哉君、本当に凄いよ。僕と桜花は名前しか言ってないのに」

 

コクリコはかなり驚いていた。

 

「そんなにいいものじゃないよ、確かに僕には、健二さんが言ったような力が、あります。この力のせいで、実の両親から、怖がられて、その上、捨てられたんだ」

 

「そんなの酷い」

 

「そうです余りに酷すぎます」

 

コクリコと.桜花が怒りを顕にするが、直哉は、話を続けた。

 

「でもいいんだ今は、さくらお姉ちゃんや、若菜お母さんや、みんながいてくれるからね」

 

「ほらなのは、ちゃんとあの子達に僕達の事を教えてあげてよ」

 

「あのなのはさんこの方達は・・・」

 

「ああ、ごめんねこの人たちは・・・お兄ちゃん。お兄ちゃんの苗字はまだ紫藤でいいの?」

 

なのはが直哉に確認する。

 

「ああ、まだ紫藤でいいよ」

 

「皆改めて紹介するね、私の隣にいる男性が、紫藤直哉さんで、この劇場の支配人をしてる人だよ、その隣にいる方が、真宮寺さくらさんで、皆の師匠をしてもらう人だよ」

 

「「「漸く見たことあるなのはさんとはやてさん達だね」」」

 

「「「「「成長早すぎです」」」」早すぎでしょう」

 

お墓戦艦新たな時代に着くとその場にいる全員が中継映像を見て驚いていた。

 

「皆さん静かに見て下さいね」

 

「このイベントはトワとレイが見ておくべきと言っていたので」

 

「特に高町なのはちゃんやフェイト・テスタロッサちゃんの性格を特にプリキュア達が知るには良いイベントらしいので」

 

直哉がそう言うとその場にいる全員が、再び中継を見始めた。

 

 

「「「「ええーーーこの人が私達に色々教える人なんですか?」」」」

 

「どう見ても普通の人ですよ、なのはさんみたいに人外には見えませんよ」

 

 

「・・・スバル後でお話しようね」

 

「ヒイイイイ」

 

「なのは、そろそろ、兄さんや姉さんが困ってるから」

 

「皆さん1ヶ月と言う期間ですが、ここでの生活を楽しんで下さいね、今日は皆さんが来ると言うので、歓迎会を準備していますので、私達に付いて来て下さい」

 

「「「「「「「はーい」」」」」」」

 

直哉とさくらは、なのはたちを連れて、歓迎会会場である楽屋に向かった。

 

支配人室・・・

 

「さてはやてちゃん、部隊長の君に聞くよ、君達はどうしてここに来たの?」

 

「お兄ちゃんそれは・・・」

 

「・・・わかったで、お兄さん、うちらはあれから管理局に復帰したんやけど、そして新部隊を立ち上げるのに4年かかったんや」

 

「そうだったんだ、何故はやては、新部隊を立ち上げたの?」

 

「うちは、お兄さん達と知り合って初めて驚いたんや、帝国華撃団を見た時」

 

「それはどういう意味で?」

 

「うちらの世界では、海軍と陸軍が縄張り争いしてるんや、でもこちらでもあるけど、それは、帝国華撃団には無意味やね」

 

「確かに帝国華撃団には、陸軍と海軍が協力してくれてるよ、つまり、はやては自分の立ち上げた部隊を、帝国華撃団みたいに、したいから、こちらに来たと言う事?」

 

「そうや」

 

「まあ言いや、今はそれで納得してあげるよ」

 

「「うっ絶対ばれてるよ」るな」

 

「まだこちらの融合世界の方が大事にしていると思いますね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉の意見とそれぞれの考え

「さてはやてちゃん、部隊長の君に聞くよ、君達はどうしてここに来たの?」

 

「お兄ちゃんそれは・・・」

 

「・・・わかったで、お兄さん、うちらはあれから管理局に復帰したんやけど、そして新部隊を立ち上げるのに4年かかったんや」

 

「そうだったんだ、何故はやては、新部隊を立ち上げたの?」

 

「うちは、お兄さん達と知り合って初めて驚いたんや、帝国華撃団を見た時」

 

「それはどういう意味で?」

 

「うちらの世界では、海軍と陸軍が縄張り争いしてるんや、でもこちらでもあるけど、それは、帝国華撃団には無意味やね」

 

「確かに帝国華撃団には、陸軍と海軍が協力してくれてるよ、つまり、はやては自分の立ち上げた部隊を、帝国華撃団みたいに、したいから、こちらに来たと言う事?」

 

「そうや」

 

「まあ言いや、今はそれで納得してあげるよ」

 

「「うっ絶対ばれてるよ」るな」

 

「まだこちらの融合世界の方が大事にしていると思いますね」

 

「そうだねそれは私も思ったよ」

 

のどかがそう言う。

 

「逃がすかよ」

 

「貴方の相手は僕ですよ」

 

「ちっおもしれえ、まずはお前から殺してやるよ。スパイ野郎が」

 

そして2人の戦いが始まった。

 

「お前は誰だ何故お前から俺達を見限ったヒミコの匂いがするんだ」

 

「・・・成程僕達を見つけた理由がヒミコさんの匂いと言う訳か」

 

「何とか言ったらどうだよ。ヒミコの手下がよ」

 

「・・・ふむどうしたものか?彼は本当に僕をヒミコさんの手下として見てるが、真麻ここに来た理由がヒミコさんの依頼だから、あながち間違ってはいないんだけど」

 

「オラオラどうして戦わない?お前は俺達帝国華撃団を殺す為に来たんだろうが・・・くらえ!!破邪剣征・桜花放神」

 

「・・・仕方ありません。破邪剣征・桜花天翔!!」

 

「なっお前も破邪剣征を使うのか?だが俺はその技は知らない」

 

「ぐわあああ」

 

2人の放った技が互いにぶつかり合い、花寺直哉の技が襲撃者を飲み込んだ」

 

そして直哉は襲撃者が気絶してるのを確認して、その場を離れた。

 

「あんな事があってもヒミコさんは心配していたからね」

 

「でも直哉君どうすれば良いの?ここまでになると悩むよ」

 

「そうですねとりあえず・・・」

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

「ええ――聖羅と直哉君」

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「何故お前達がお姉様を知っている?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「響さんとエステルさん達が連れて来た2人と如月ハニーさんの話し合いの結果次第で・・・」

 

「いたた、まさか私の魔法が全然効かないなんて・・・」

 

「ふん、これに懲りたらさっさと自分の世界に帰る事ね」

 

「ひっすみませんでした」

 

「よし終わったわね。わがまま女の迷惑行為を止めるクエストが」

 

「え、まさか僕達の人探し行為がこの世界の迷惑行為だなんて知らなかった」

 

もう1人の直哉がそう言う。

 

「貴方達の事は聞いているけど、貴方達が行動を許されてるのは融合世界の中だけでしょう?」

 

「「ええーー」」

 

「「ここ融合世界の中じゃないの?」」

 

「違うわよ」

 

「「ええーー本当にごめんなさい」」

 

「成程2人はここを融合世界の中だと思ってたんですね、ここは融合世界との友好世界と言う複数あるうちの1つの世界です」

 

「以前のようなトラブルが起きるかも知れませんね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

3人の話し合い

「「はあ、ここが並行世界の融合世界お姉さん本気で言ってるの?」お姉さま・・・」

 

「本当よそれに2人も見たでしょう?私達の知らない怪物を」

 

「「それは・・・」」

 

 

 

「聖羅お姉さんここは巴里だよね?」

 

「そうみたいねだけど私達の知る巴里ではないみたいね」

 

聖羅と名乗る少女がそう言った直後亜種型メガビョーゲンが出現したのだった。

 

「聖羅お姉さん見た事のない怪物がいっぱい出たよ」

 

「何よこいつ気持ち悪いわね」

 

「お姉さんどうして戦わないの?お姉さんなら楽勝なのに」

 

「確かに単純に倒すだけなら簡単だけど、恐らくここは異世界だとして動くわよ」

 

「ハニーお姉様もここにいるかも知れないしね」

 

聖羅が一緒にいる少年に話をしていると・・・」

 

「だああああ」

 

と言いながら亜種型メガビョーゲンを殴り飛ばす響達がやって来た。

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「何故お前達がお姉様を知っている?」

 

「ああ、それは・・・」

 

 

「ええ――直哉君があの子と1つになった――嘘でしょう」

 

ハニーと言う女性はこの場で起きた事に対して驚いていた。

 

「すみませんが僕は、ハニーさんの知る直哉ではありません」

 

直哉がハニーに言う。

 

暫くして・・・

 

「そうやっぱりここは並行世界なのね」

 

「知ってたんですか?」

 

グレースがハニーに聞く。

 

「ええ、これでも向こうでは守護者をしてるからね、違和感を感じてたわ響さんとエステルさんと会った時からね」

 

「ふむ、それではハニーさんの知る世界にはゼムリア大陸とシンフォギア世界はあるんですね?」

 

「ええ、後プリキュア世界と言うのは存在せず悪魔が支配する世界があるわ」

 

「悪魔とイシュメルガが協力関係を結んでいるわ」

 

「「成程」」

 

「そちらの世界のオリジナル要素が悪魔と言う種族がいると言う事ですね?」

 

「あれは響さんが覚えてないだけじゃないの?」

 

「違うのよ直哉君。これを見て」

 

「駄目よ貴女は信用できないフィーネ」

 

「ハニーさん一体何を?」

 

千明がハニーの行動を見て驚く。

 

「フィーネ直哉君は私が守る」

 

「はあ、何言ってんだ?あんたあんたの世界の場合だろ」

 

「直哉とフィーネの中が悪いのは?別に私はあんたの世界の事なんて知らないけどなあんたも知らないんだろ?特殊遊撃部隊の苦労を?」

 

「それは・・・」

 

「そんなこちらの関係を壊すと言うのなら私が相手になる」

 

そう言ってクリスは、イチイバイルシューターを纏った。

 

「やめなさいクリス。その女には戦う事はないわ」

 

「何ですって」

 

「だって貴女は・・・」

 

了子がそう言った時・・・

 

「やめるんだハニー」

 

「ええーー星児さんどうしてここに?」

 

「ああ、それは・・・こちらの直哉君にこちらの世界しかない技術で連れて来て貰ったんだ」

 

「ええ――」

 

「そしてこの技術は直哉君と本当に協力関係でなければシンフォギア世界では使えないとの事だ」

 

「ええ――じゃあ本当に敵ではないの?」

 

「ふう、漸く誤解が解けたかしら?」

 

「そのようですね了子さん」

 

「ふう、何とか間にあいましたか?」

 

「あ、直哉君」

 

「あら、来たのねちょうどよかったわ」

 

「ええ、ハニーさんを止める為に彼と来たんですが、了子さん何がちょうどいいんです?」

 

「「馬鹿なフィーネが生きていている」」

 

「そして仲がいい」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

世界の違いに驚く2人前編

「ええーー星児さんどうしてここに?」

 

「ああ、それは・・・こちらの直哉君にこちらの世界しかない技術で連れて来て貰ったんだ」

 

「ええ――」

 

「そしてこの技術は直哉君と本当に協力関係でなければシンフォギア世界では使えないとの事だ」

 

「ええ――じゃあ本当に敵ではないの?」

 

「ふう、漸く誤解が解けたかしら?」

 

「そのようですね了子さん」

 

「ふう、何とか間にあいましたか?」

 

「あ、直哉君」

 

「あら、来たのねちょうどよかったわ」

 

「ええ、ハニーさんを止める為に彼と来たんですが、了子さん何がちょうどいいんです?」

 

「「馬鹿なフィーネが生きていている」」

 

「そして仲がいい」

 

「ありえないよハニーさんフィーネはジルと仲が良いんでしょ」

 

「そうよ直哉君だけど並行世界の融合世界にはパンサークローは存在してないのよ」

 

「「ええ――」」

 

「ただいま」

 

「お帰りなさい」

 

そう言いながら金髪の女性が直哉を抱きかかえる。

 

「なっ何をしてるんですか?ハニーさん」

 

金髪の女性ハニーの行動を見て怒るのどかだった。

 

「何をっていつもの事をしてるんだけど?」

 

「成程並行世界にいる自分はこういう事をいつもされていると言う事ですか?ラビリンのどかさん行きますよ」

 

「「うん」ラビ」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

「ええ――直哉君があの子と1つになった――嘘でしょう」

 

ハニーと言う女性はこの場で起きた事に対して驚いていた。

 

「すみませんが僕は、ハニーさんの知る直哉ではありません」

 

直哉がハニーに言う。

 

「そうやっぱりここは並行世界なのね」

 

「知ってたんですか?」

 

グレースがハニーに聞く。

 

「ええ、これでも向こうでは守護者をしてるからね、違和感を感じてたわ響さんとエステルさんと会った時からね」

 

「ふむ、それではハニーさんの知る世界にはゼムリア大陸とシンフォギア世界はあるんですね?」

 

「ええ、後プリキュア世界と言うのは存在せず悪魔が支配する世界があるわ」

 

「悪魔とイシュメルガが協力関係を結んでいるわ」

 

「「成程」」

 

「そちらの世界のオリジナル要素が悪魔と言う種族がいると言う事ですね?」

 

「ちなみにそちらの世界はいべんとはどうです?」

 

「そうね・・・帝都関連は」

 

「成程同じイベントでもハニーさんの知る融合世界は僕達の世界より乱入者が少ないですね」

 

「どういう事?」

 

「まずこちらの映像を見て下さい」

「あーあ人違いだったかまあいいや。邪魔な烏は黙らせたしね」

 

「さてと、大神一郎光と戦う前にお前を殺すよ」

 

「この私がね」

 

!!

 

「「「「何だって――」」」」

 

「じゃあ死んでね。大神一郎炎の矢ーー」

 

「ちっなにもんか知らねえが私達に喧嘩を売るなんてよくやるよ」

 

そう言いながらロベリアの光武℉が同じ炎で少女の攻撃を相殺した。

 

「へえ、やるじゃんおばさんのくせに」

 

「なら、これならどうかしら?出でよ降魔兵器よ」

 

!!

 

「降魔兵器だと馬鹿な、空中要塞武蔵の消滅で降魔兵器は消滅した筈だ、それを何故君が扱っている?」

 

「ああ、母様の言う通り、大神一郎には2度目の空中要塞武蔵と京極圭吾が復活した事を知らないんだね」

 

「どういう意味だそれは?」

 

「知りたければ紫藤直哉に聞いてみな、大神一郎だけど疲れている状態で降魔兵器を倒せるかしらね、その降魔兵器の中にはワイズマンの特注もあるから、動けない奴を見捨てても良いのよ。じゃあね生きてたら会いましょうね」

 

そう言って巴里華撃団の前から謎の少女だけが消えた。

 

「「一体何なのですか?」何あの怪物は」

 

「あ、降魔だと言っても私も直接見るのは初めてだけど」

 

「「ええ――あり得ないーー」」

 

「でもこれが私が聞いたこちら側の情報よ」

 

ハニーがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

世界の違いに驚く2人中編

「へえ、やるじゃんおばさんのくせに」

 

「なら、これならどうかしら?出でよ降魔兵器よ」

 

!!

 

「降魔兵器だと馬鹿な、空中要塞武蔵の消滅で降魔兵器は消滅した筈だ、それを何故君が扱っている?」

 

「ああ、母様の言う通り、大神一郎には2度目の空中要塞武蔵と京極圭吾が復活した事を知らないんだね」

 

「どういう意味だそれは?」

 

「知りたければ紫藤直哉に聞いてみな、大神一郎だけど疲れている状態で降魔兵器を倒せるかしらね、その降魔兵器の中にはワイズマンの特注もあるから、動けない奴を見捨てても良いのよ。じゃあね生きてたら会いましょうね」

 

そう言って巴里華撃団の前から謎の少女だけが消えた。

 

「「一体何なのですか?」何あの怪物は」

 

「あ、降魔だと言っても私も直接見るのは初めてだけど」

 

「「ええ――あり得ないーー」」

 

「でもこれが私が聞いたこちら側の情報よ」

 

ハニーがそう言う。

 

「そしてもう1つ・・・」

 

「でもどうするんですあんなに怪人ぽい人達がいては前鬼の封印を解けませんよ」

 

千明がそう言う。

 

「確かにそうねこちらとしても無駄に相手に情報を与えたくないのよね」

 

「そうだなそれにあの手下を引き連れている奴はどう見てもイチイバイルシューターを見せてはいけない気がする」

 

「そうね奴等が今いる世界を、並行世界の融合世界と勘違いをしてくれているならなおさらね」

 

「でも確か・・・」

 

「駄目よ貴女は信用できないフィーネ」

 

「ハニーさん一体何を?」

 

千明がハニーの行動を見て驚く。

 

「フィーネ直哉君は私が守る」

 

「はあ、何言ってんだ?あんたあんたの世界の場合だろ」

 

「直哉とフィーネの中が悪いのは?別に私はあんたの世界の事なんて知らないけどなあんたも知らないんだろ?特殊遊撃部隊の苦労を?」

 

「それは・・・」

 

「そんなこちらの関係を壊すと言うのなら私が相手になる」

 

そう言ってクリスは、イチイバイルシューターを纏った。

 

「ハニーさん達の世界の了子さんは死んでいるんじゃ」

 

「「あ、そうだ」」

 

「私達の世界のパンサークローがこちらの世界のシンフォギア世界に現れたのよ」

 

「「ええ――」」

 

「何故パンサークローがこちらの世界に?」

 

「それは今の所わからないわ。だけどパンサークローがこちらの世界にいる以上私達も協力すべきでしょ」

 

「「それは・・・」」

 

「そうみたいねだけど私達の知る巴里ではないみたいね」

 

聖羅と名乗る少女がそう言った直後亜種型メガビョーゲンが出現したのだった。

 

「聖羅お姉さん見た事のない怪物がいっぱい出たよ」

 

「何よこいつ気持ち悪いわね」

 

「お姉さんどうして戦わないの?お姉さんなら楽勝なのに」

 

「確かに単純に倒すだけなら簡単だけど、恐らくここは異世界だとして動くわよ」

 

「ハニーお姉様もここにいるかも知れないしね」

 

聖羅が一緒にいる少年に話をしていると・・・」

 

「だああああ」

 

と言いながら亜種型メガビョーゲンを殴り飛ばす響達がやって来た。

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「何故お前達がお姉様を知っている?」

 

「それはそうなんだけど」

 

「お姉さまはこの世界の人間を信じると言うのね」

 

「ええ、信じるわ」

 

「そう・・・」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

世界の違いに驚く2人後編

「確かに単純に倒すだけなら簡単だけど、恐らくここは異世界だとして動くわよ」

 

「ハニーお姉様もここにいるかも知れないしね」

 

聖羅が一緒にいる少年に話をしていると・・・」

 

「だああああ」

 

と言いながら亜種型メガビョーゲンを殴り飛ばす響達がやって来た。

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「何故お前達がお姉様を知っている?」

 

「それはそうなんだけど」

 

「お姉さまはこの世界の人間を信じると言うのね」

 

「ええ、信じるわ」

 

「そう・・・」

 

「直哉君貴方はどう?」

 

「そうですね。本当にここが並行世界の融合世界なら僕に会いたいですね」

 

「何故会いたいの?」

 

「僕と同じく不遇の扱いだと思うので」

 

「じゃあこれを見て」

 

「「お疲れ皆」」

 

「おう直哉久しぶりにお前のプリキュアの姿を見たぜ」

 

のどかの両親と米田が戻って来た直哉とのどか達に言う。

 

!!

 

「ちょっとちょっとのどか達のご両親達、貴女達がプリキュアだって知ってるの?」

 

「「「はい」」」

 

「えーーいいな」

 

「コメ」

 

「あら、かわいい。ゆいさんの妖精さんは赤ちゃんにもなれるのね」

 

「え、普通コメコメを妖精と認識しないのに、のどかのお母さんやるわね」

 

「あはは、お母さんもお父さんもある意味桜花さんに鍛えられたからですね」

 

「そうなの?ところで桜花さんて誰なの?」

 

「ああ、それは・・・僕の母親ですよ。ローズマリーさん」

 

「最も僕は母親の記憶は殆どないですけど」

 

「え、そう嫌な事を思い出させたわね」

 

「別に構いませんよ。ローズマリーさん」

 

「ねえ、直哉お願いがあるの聞いてくれるかしら?」

 

「内容次第で断るかも知れませんけどそれでもいいのなら」

 

「暫くゆいとコメコメをこのすこやか市で生活させてくれないかしら?」

 

「・・・一応確認ですけどその間のローズマリーさんは、どうするんですか?」

 

「私?私は、私達とブンドル団を融合世界に連れて来た奴を探すわ」

 

「1人でですか?」

 

「そうよ」

 

「戦う為の力を失っている貴女がですか?」

 

!!

 

「はいトワさん。私は和実ゆい中学2年生です」

 

「この子はコメコメです。よろしくお願いします」

 

「はい表の紹介はこれくらいで良いわよ」

 

「はい」

 

「プリキュア!デリシャスタンバイ!」

 

「パーティーゴー!」

 

「にぎにぎ!」

 

「コメコメ!」

 

「ハートを」

 

「コメコメ!」

 

「シェアリンエナジー!」

 

「あつあつごはんで、みなぎるパワー!キュアプレシャス!」

 

「何でこんなに堂々と異世界に米田さん達と居るんですか?」

 

「それは、必要ならこちらの世界の調停者の判断で決めるらしいわ」

 

「ええーー羨ましい」

 

「普通に異世界に行って話も出来るなんて・・・」

 

「そうね確かに羨ましいわよね。じゃあ彼女達と会うのね?直哉君」

 

「そうですね後こちらの世界の事も知りたいですし」

 

そしてハニー達はこちらの守護者達がいる部屋に向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

守護者達と並行世界の融合世界の者達

 

「君達がこの世界の守護者ですか?」

 

「「「「「そうですよ」」」」」

 

「5人中3人も知らない人が守護者にいるとは」

 

「それで調停者はどこにいるんです?」

 

「ああ、それは・・・ここにはいないわよ家の調停者なら1人で別件の仕事をしてるわよ」

 

エステルが如月直哉に言う。

 

「なっ馬鹿な調停者と守護者が別行動するなんてあり得ませんよ」

 

「そんな事はないわよこちらでは」

 

「それでトワ2つ目のお願いは何です?」

 

「ああ、それは・・・」

 

直哉がトワに聞く。

 

「暫く直哉に私達が持つ権限を渡すから融合世界を頼むわ」

 

「はっどういう事ですか?」

 

「あの時は余りパンサークローの情報がなかったからパンサークローと如月ハニーを調べたらパンサークローは空中元素固定装置を如月ハニーの父親が作り出してパンサークローが、如月ハニーの父親を殺して空中元素元素固定装置を奪おうとしたらしいんだけど見つかってないのよ」

 

「成程それでハニーさん達はパンサークローに狙われる原因になったんですね」

 

「そうみたいね、でも空中元素固定装置は禁忌的な物らしいの」

 

「無から物を作り出すみたいね」

 

「そう言われたので別行動なのよ」

 

「それにしても誰も付けないのはどうなんですか?」

 

「まあねでもこちらのやり方に関しては貴女達3人には関係なくない?」

 

「それはそうですけど・・・見たかったなあ会って」

 

如月直哉がそう呟く。

 

「それでハニーさんここに来たと言う事は決まったんですね?」

 

「ええ」

 

「何故お前達がお姉様を知っている?」

 

「それはそうなんだけど」

 

「お姉さまはこの世界の人間を信じると言うのね」

 

「ええ、信じるわ」

 

「そう・・・」

 

「直哉君貴方はどう?」

 

「そうですね。本当にここが並行世界の融合世界なら僕に会いたいですね」

 

「何故会いたいの?」

 

「僕と同じく不遇の扱いだと思うので」

「何でこんなに堂々と異世界に米田さん達と居るんですか?」

 

「それは、必要ならこちらの世界の調停者の判断で決めるらしいわ」

 

「ええーー羨ましい」

 

「普通に異世界に行って話も出来るなんて・・・」

 

「そうね確かに羨ましいわよね。じゃあ彼女達と会うのね?直哉君」

 

「そうですね後こちらの世界の事も知りたいですし」

 

そしてハニー達はこちらの守護者達がいる部屋に向かった。

 

「そして貴女達の世界にも興味を持ったからね私達の調停者が」

 

「わかりました。後これから話す事ですが、貴女達にとってショックを与えるかも知れません」

 

そうのどかが言う。

 

 

「厳格な管理者達に色々言われるのは確実でしょうね。最悪の場合世界を消されると言う事もあり得ますよ」

 

「まさか並行世界の融合世界がそう言う世界だったとは・・・」

 

「確かにそんな事言ってましたね」

 

「以前並行世界の融合世界についてハニーさんはこう言ってましたが、今ではハニーさんやパンサークローを捨てている様に感じているんです」

 

「成程パンサークローは自分達の状況を知りつつ行動を始めたと言う事で良いの?」

 

「ええ、少なくともハニーさんや・・・」

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

「私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「何故お前達がお姉様を知っている?」

 

「調停者を見捨てるくらいだからな」

 

「どちらにしても今はのどか達に任せるしかないわね」

 

トワがそう言う。

 

「サクラ世界に現れた2人よりもトワさんやレイさんに聞いた方が早いでしょうね並行世界の融合世界から捨てられた世界については」

 

「捨てられた世界か・・・」

 

「何だか可哀想」

 

「こちらの調停者は、ハニーさん達の世界ごと捨てられた世界として考えています」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

動揺を隠せない3人

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

「私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「何故お前達がお姉様を知っている?」

 

「調停者を見捨てるくらいだからな」

 

「どちらにしても今はのどか達に任せるしかないわね」

 

トワがそう言う。

 

「サクラ世界に現れた2人よりもトワさんやレイさんに聞いた方が早いでしょうね並行世界の融合世界から捨てられた世界については」

 

「捨てられた世界か・・・」

 

「何だか可哀想」

 

「こちらの調停者は、ハニーさん達の世界ごと捨てられた世界として考えています」

 

「何を馬鹿な事を言っているんですか?キューティーハニーの世界ごと調停者の僕を見捨てたとでも言うんですか」

 

「はいそうです」

 

「その証拠に皆さんがこちらに来てから皆さんの世界から連絡来ましたか?」

 

「「「それは・・・」」」

 

「1度もありませんよね」

 

「そしてハニーさんが現れた時に・・・」

「駄目よ貴女は信用できないフィーネ」

 

「ハニーさん一体何を?」

 

千明がハニーの行動を見て驚く。

 

「フィーネ直哉君は私が守る」

 

「はあ、何言ってんだ?あんたあんたの世界の場合だろ」

 

「直哉とフィーネの中が悪いのは?別に私はあんたの世界の事なんて知らないけどなあんたも知らないんだろ?特殊遊撃部隊の苦労を?」

 

「それは・・・」

 

「そんなこちらの関係を壊すと言うのなら私が相手になる」

 

そう言ってクリスは、イチイバイルシューターを纏った。

 

「ハニーさん達の世界の了子さんは死んでいるんじゃ」

 

「「あ、そうだ」」

 

「つまり奴等に見つかるとまずいんだな」

 

クリスがそう言う。

 

「そうですがこのままだといずれ見つかると思います。奴等がハニーさんの敵ならば」

 

「そうねとりあえず特殊遊撃部隊に連絡を取りましょう」

 

「シンフォギア世界にパンサークローが出現したんですよ。こちらの融合世界に存在しない者達がですよ」

 

「それでも認めたくないですよ。僕達が捨てられたなんて」

 

如月直哉がそう言う。

 

「ハニーさんは後の特殊遊撃部隊悔してるんですか?さっきから表情が暗いので」

 

れたすがそう言う

 

「そんな事無いわよ。私も特殊遊撃部隊のメンバーだし」

 

「並行世界の融合世界の特殊遊撃部隊だけどね」

 

「並行世界の融合世界ってこちらとの違いはあるんですか?」

 

「それは余り無いわね」

 

「あるとすれば、世界の交流はないわね。そう言う部分は調停者を通してやるから」

 

「「「成程」」」

 

「その調停者がそちらの直哉の役目か?」

 

「ハニーさんは聞いていますよね管理者の違いを」

 

「ええ、聞いて驚いたわ。そんなハニーさんに聞きます貴女達の管理者と連絡が取れないのは偶然だと思いますか?」

 

「それは・・・違うと思うわ意図的に連絡が取れなくしてると思うわ」

 

「そんな噓ですよねハニーお姉さん。僕達が管理者に捨てられたなんて」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの3人について

「ハニーさんは後の特殊遊撃部隊悔してるんですか?さっきから表情が暗いので」

 

れたすがそう言う

 

「そんな事無いわよ。私も特殊遊撃部隊のメンバーだし」

 

「並行世界の融合世界の特殊遊撃部隊だけどね」

 

「並行世界の融合世界ってこちらとの違いはあるんですか?」

 

「それは余り無いわね」

 

「あるとすれば、世界の交流はないわね。そう言う部分は調停者を通してやるから」

 

「「「成程」」」

 

「その調停者がそちらの直哉の役目か?」

 

「ハニーさんは聞いていますよね管理者の違いを」

 

「ええ、聞いて驚いたわ。そんなハニーさんに聞きます貴女達の管理者と連絡が取れないのは偶然だと思いますか?」

 

「それは・・・違うと思うわ意図的に連絡が取れなくしてると思うわ」

 

「そんな噓ですよねハニーお姉さん。僕達が管理者に捨てられたなんて」

 

「残念だけど直哉君私もこちらの世界の守護者」と同じ答えよ」

 

!!

 

「そんなそれじゃあ僕達はずっとこちらの世界で生きて行くんですか?」

 

「いやそれも厳しいわね」

 

「え、何故ですかエステルさん?」

 

「まあ私の名前を言われるのおは良いけど、私は貴方と初対面と言う事を忘れないでね」

 

「すみません」

 

「こちらの管理者は、貴方達の敵パンサークロー倒れるまでは保証はすると思うけどその後は知らないわ。特に調停者の君はね」

 

「そんな・・・」

 

「実際調停者は1人が良いのよ各世界のイベントを観察するならね」

 

「それは間違いないですが。僕は用済みなのでしょうか?」

 

「何故お前達がお姉様を知っている?」

 

「調停者を見捨てるくらいだからな」

 

「どちらにしても今はのどか達に任せるしかないわね」

 

トワがそう言う。

 

「サクラ世界に現れた2人よりもトワさんやレイさんに聞いた方が早いでしょうね並行世界の融合世界から捨てられた世界については」

 

「捨てられた世界か・・・」

 

「何だか可哀想」

 

「こちらの調停者は、ハニーさん達の世界ごと捨てられた世界として考えています」

 

「それは先程のどかが言ったでしょうそれがこちらの世界の総意よ」

 

エステルがそう言う。

 

「とりあえずハニーの世界の調停者についてこういう事になったから」

 

「ありがとう」

 

「パンサークロー関連は貴女達の3人に丸投げする事になるしね」

 

「ええーーパンサークローと戦うの僕達だけですか?皆さんは」

 

「そうよ、情報とかで教えるわよ」

 

「そう言う風にしたのはこちらの融合世界に悪影響を出さない為です。それにパンサークローに余計な情報を与えない為です」

 

「成程ねお姉さまと私だけで戦えば転移していると言う事を忘れさせると言う事ね」

 

「そう言う事です。先程ハニーさん達の世界の調停者が言ったように・・・」

 

「君達がこの世界の守護者ですか?」

 

「「「「「そうですよ」」」」」

 

「5人中3人も知らない人が守護者にいるとは」

 

「それで調停者はどこにいるんです?」

 

「ああ、それは・・・ここにはいないわよ家の調停者なら1人で別件の仕事をしてるわよ」

 

エステルが如月直哉に言う。

 

「なっ馬鹿な調停者と守護者が別行動するなんてあり得ませんよ」

 

「そんな事はないわよこちらでは」

 

「共通の世界でパンサークローと戦えば、ここが並行世界の融合世界と言う事を気づくのを遅らせる事も可能な筈ですから」

 

「「成程」」

 

「この案はあくまでこちらの調停者の意見なので」

 

のどかがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

譲歩と諸々と情報提供

「君達がこの世界の守護者ですか?」

 

「「「「「そうですよ」」」」」

 

「5人中3人も知らない人が守護者にいるとは」

 

「それで調停者はどこにいるんです?」

 

「ああ、それは・・・ここにはいないわよ家の調停者なら1人で別件の仕事をしてるわよ」

 

エステルが如月直哉に言う。

 

「なっ馬鹿な調停者と守護者が別行動するなんてあり得ませんよ」

 

「そんな事はないわよこちらでは」

 

「共通の世界でパンサークローと戦えば、ここが並行世界の融合世界と言う事を気づくのを遅らせる事も可能な筈ですから」

 

「「成程」」

 

「この案はあくまでこちらの調停者の意見なので」

 

のどかがそう言う。

 

「え、その決定は管理者がしたのではないんですか?」

 

「違いますよ先程も言いましたが・・・」

 

「それでトワ2つ目のお願いは何です?」

 

「ああ、それは・・・」

 

直哉がトワに聞く。

 

「暫く直哉に私達が持つ権限を渡すから融合世界を頼むわ」

 

「はっどういう事ですか?」

 

「あの時は余りパンサークローの情報がなかったからパンサークローと如月ハニーを調べたらパンサークローは空中元素固定装置を如月ハニーの父親が作り出してパンサークローが、如月ハニーの父親を殺して空中元素元素固定装置を奪おうとしたらしいんだけど見つかってないのよ」

 

「成程それでハニーさん達はパンサークローに狙われる原因になったんですね」

 

「そうみたいね、でも空中元素固定装置は禁忌的な物らしいの」

 

「無から物を作り出すみたいね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「つまり空中元素固定装置を手に入れると言う事は、自分の願望を叶う事が出来ると言う事ですか?」

 

「ええ、そういう事らしいわね」

 

「そういう事なら空中元素固定装置が禁忌的な装置になるのもわかりますね。何故なら空中元素固定装置を使えば人間を作る事も出来ると言う事ですからね」

 

「管理者が全ての権限を調停者に与えてるので」

 

「何故そんな事を?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「それはしなくて良いわよ私達がその世界を封印するから」

 

「永久的にね」

 

「え、その為に僕に全権を与えるんです?」

 

「ええ、今回は空中元素固定装置関係で片手間でやると弊害が起きそうなのよ」

 

「つまり如月ハニーが互いに惹かれるのを防ぐ為ですか?」

 

「それもあるけど、並行世界の融合世界から来たパンサークローもいつ動くかわからないしそれに・・・

 

「「「ええ――ここに私の住む街が出来た」」」

 

「そうなんです。一応並行世界の融合世界のパンサークローとの兼ね合いでこちらに出来た世界は封印をしてますが」

 

「それは・・・違うと思うわ意図的に連絡が取れなくしてると思うわ」

 

「そんな噓ですよねハニーお姉さん。僕達が管理者に捨てられたなんて」

 

「残念だけど直哉君私もこちらの世界の守護者」と同じ答えよ」

 

!!

 

「そんなそれじゃあ僕達はずっとこちらの世界で生きて行くんですか?」

 

「いやそれも厳しいわね」

 

「え、何故ですかエステルさん?」

 

「まあ私の名前を言われるのおは良いけど、私は貴方と初対面と言う事を忘れないでね」

 

「すみません」

 

「こちらの管理者は、貴方達の敵パンサークロー倒れるまでは保証はすると思うけどその後は知らないわ。特に調停者の君はね」

 

「そんな・・・」

 

「成程そう言う意味で僕の扱いに悩んでいたんですね。最悪ハニーお姉さん達をその世界に行かせればいいだけですからね」

 

「そうですね。もしその世界に如月ハニーの存在がなければですが」

 

「あ、そうでしたね」

 

「つまり私達と来たパンサークローを先に倒さないと色々面倒になるのね」

 

「そうですね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第68章 第1部 来訪者の決意編
厳しい事実前編


「え、何故ですかエステルさん?」

 

「まあ私の名前を言われるのおは良いけど、私は貴方と初対面と言う事を忘れないでね」

 

「すみません」

 

「こちらの管理者は、貴方達の敵パンサークロー倒れるまでは保証はすると思うけどその後は知らないわ。特に調停者の君はね」

 

「そんな・・・」

 

「成程そう言う意味で僕の扱いに悩んでいたんですね。最悪ハニーお姉さん達をその世界に行かせればいいだけですからね」

 

「そうですね。もしその世界に如月ハニーの存在がなければですが」

 

「あ、そうでしたね」

 

「つまり私達と来たパンサークローを先に倒さないと色々面倒になるのね」

 

「そうですね」

 

「つまり僕達が連れて来たパンサークローを倒せてもこちらにハニーお姉さんの世界が動き出せば主役不在の為代役として戦わされるかもしれないと言う事ですか?」

 

「簡単に言えばそう言う事になるわね。最悪の場合ね」

 

「そんなのずるいですよ。仮にそう言う事になったら僕以外がこちらの融合世界に住めると言う事になるじゃないですか?エステルさん

 

「そういう事になるわね」

 

「そう言う事が通るなら僕と今来ていない調停者の役割も交代できますよね?」

 

「まあ管理者が良いと言えば出来るわね」

 

「だったら・・・」

 

「残念だけどそれは出来ないわ」

 

その時トワがやって来た。

 

「トワあんた動いていいの?」

 

「大丈夫よ・・・さて並行世界の融合世界から来た偽りの調停者の如月直哉君初めまして、私はトワよこちらの融合世界の管理者をしている1人の神よ」

 

「ええ――こちらの融合世界では複数の管理者がいるんですか?」

 

「そうよ、そして私達の所に連絡が来たの並行世界の融合世界管理者からね」

 

!!

 

「並行世界の融合世界の管理者がこう言ってたわ。如月直哉の調停者の資質がないと判断したためにこちらの融合世界にパンサークローと共に転移をさせたと連絡があったの」

 

「はあーーー」

 

「その為君が言った・・・」

 

「そんなのずるいですよ。仮にそう言う事になったら僕以外がこちらの融合世界に住めると言う事になるじゃないですか?エステルさん

 

「そういう事になるわね」

 

「そう言う事が通るなら僕と今来ていない調停者の役割も交代できますよね?」

 

「まあ管理者が良いと言えば出来るわね」

 

「だったら・・・」

 

「何故なら君は調停者の資格を失ってからこちらの融合世界に来たのだから」

 

「そ、そんな馬鹿な・・・」

 

「それが事実だとするとよかったね3人で生きれるよ」

 

響が如月直哉に言う。

 

「聖羅お姉さん見た事のない怪物がいっぱい出たよ」

 

「何よこいつ気持ち悪いわね」

 

「お姉さんどうして戦わないの?お姉さんなら楽勝なのに」

 

「確かに単純に倒すだけなら簡単だけど、恐らくここは異世界だとして動くわよ」

 

「ハニーお姉様もここにいるかも知れないしね」

 

聖羅が一緒にいる少年に話をしていると・・・」

 

「だああああ」

 

と言いながら亜種型メガビョーゲンを殴り飛ばす響達がやって来た。

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「馬鹿なこの時点で僕は調停者ではなく一般人になっていたなんて・・・」

 

「・・・」

 

「直哉君」

 

「ショックを受けたようね流石に」

 

エステルがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

厳しい事実後編

「確かに単純に倒すだけなら簡単だけど、恐らくここは異世界だとして動くわよ」

 

「ハニーお姉様もここにいるかも知れないしね」

 

聖羅が一緒にいる少年に話をしていると・・・」

 

「だああああ」

 

と言いながら亜種型メガビョーゲンを殴り飛ばす響達がやって来た。

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「馬鹿なこの時点で僕は調停者ではなく一般人になっていたなんて・・・」

 

「・・・」

 

「直哉君」

 

「ショックを受けたようね流石に」

 

エステルがそう言う。

 

「でもよく考えてね君を調停者から外しこちらの融合世界に転移して来たのは恐らく向こうの管理者の優しさよ」

 

「何が優しさですか?僕を捨てたのに」

 

「ああ、如月直哉君は管理者と調停者の関係を知らないのかな?」

 

「何なんです?それは・・・」

 

「管理者は必要性を感じない場合は処分をするのが決まりよ。恐らく並行世界の融合世界でも似たような決まりがある筈よ」

 

トワがそう説明する。

 

「え、じゃあ僕の処遇は全然軽いわ」

 

「これを見て」

 

「世界のバランスはそんな些細な変化でも大きくなるんだよ」

 

 

「確かに私達は、まなつだったから部活にしろ。プリキュアにしても今までやってこれたもんな」

 

「そうだね」

 

「だね」

 

「みんな・・・」

 

「そう言う事を避ける為に現地調査をしっかりするんだ」

 

「直哉、私からの質問よ融合世界の平和と安定が実現したら貴方はどうなるの?」

 

「それは恐らく僕は死ぬでしょうね。その時が来たら」

 

!!

 

「「そんな」」

 

「あんたは本当にそれでいいの?」

 

「いいも悪いもそう言う条件の下で生まれた身ですし、場合によっては上司の気まぐれで、それを迎えても死ぬことは無いかもですけど」

 

「おいおいちょっと待て」

 

「特殊遊撃部隊の上司はまさか・・・」

 

「ええ、そうですよ。融合世界の神様です」

 

「「「「「ええ――神様ーー」」」」」

 

まなつ達とローラは直哉の言葉に驚いていた。

 

「この映像はこちらの世界の調停者が異世界に行った時に説明した時のよ」

 

「マジで僕の命は管理者に握られてたんだ。本当にいつ消されてもおかしくないのに並行世界の融合世界に来れたのは優しさだったんだ」

 

「確実にこちらの世界と同じ基準とは限らないけどほぼ同じだと思うわよ」

 

「だからこそキューティーハニー世界の主要人物達を2回にわけて転移させたんでしょうね」

 

「成程1回目で私とパンサークローと星児さんが来たのは・・・」

 

「聖羅お姉さん見た事のない怪物がいっぱい出たよ」

 

「何よこいつ気持ち悪いわね」

 

「お姉さんどうして戦わないの?お姉さんなら楽勝なのに」

 

「確かに単純に倒すだけなら簡単だけど、恐らくここは異世界だとして動くわよ」

 

「ハニーお姉様もここにいるかも知れないしね」

 

聖羅が一緒にいる少年に話をしていると・・・」

 

「だああああ」

 

と言いながら亜種型メガビョーゲンを殴り飛ばす響達がやって来た。

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「恐らくだけどこの2人を転移させる為と思うわ」

 

トワがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワの言う可能性と決断

「何よこいつ気持ち悪いわね」

 

「お姉さんどうして戦わないの?お姉さんなら楽勝なのに」

 

「確かに単純に倒すだけなら簡単だけど、恐らくここは異世界だとして動くわよ」

 

「ハニーお姉様もここにいるかも知れないしね」

 

聖羅が一緒にいる少年に話をしていると・・・」

 

「だああああ」

 

と言いながら亜種型メガビョーゲンを殴り飛ばす響達がやって来た。

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「恐らくだけどこの2人を転移させる為と思うわ」

 

トワがそう言う。

 

「それでどうするの如月直哉君」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「何故お前達がお姉様を知っている?」

 

「調停者を見捨てるくらいだからな」

 

「どちらにしても今はのどか達に任せるしかないわね」

 

トワがそう言う。

 

「サクラ世界に現れた2人よりもトワさんやレイさんに聞いた方が早いでしょうね並行世界の融合世界から捨てられた世界については」

 

「捨てられた世界か・・・」

 

「何だか可哀想」

 

「こちらの調停者は、ハニーさん達の世界ごと捨てられた世界として考えています」

 

「ええ、聞いて驚いたわ。そんなハニーさんに聞きます貴女達の管理者と連絡が取れないのは偶然だと思いますか?」

 

「それは・・・違うと思うわ意図的に連絡が取れなくしてると思うわ」

 

「そんな噓ですよねハニーお姉さん。僕達が管理者に捨てられたなんて」

 

「残念だけど直哉君私もこちらの世界の守護者」と同じ答えよ」

 

!!

 

「そんなそれじゃあ僕達はずっとこちらの世界で生きて行くんですか?」

 

「いやそれも厳しいわね」

 

「え、何故ですかエステルさん?」

 

「まあ私の名前を言われるのおは良いけど、私は貴方と初対面と言う事を忘れないでね」

 

「すみません」

 

「こちらの管理者は、貴方達の敵パンサークロー倒れるまでは保証はすると思うけどその後は知らないわ。特に調停者の君はね」

 

「そんな・・・」

 

「現状貴方は普通の異世界人だけど、調停者をしていたのが仇となる事象が近い内に起きる可能性があるわ」

 

「それは・・・こちら側の敵が空中元素固定装置に興味を持った場合恐らく狙われるわ」

 

「よく来てくれ・・・」

 

 

「おお、君が立花響君か・・・合格だ。今すぐ私の部隊に・・・ぐっはーーー」

 

 

「私は、そう言う事をされるために呼ばれたんですか?弦十郎さん」

 

「ああ、違うんだ大臣が勝手に言いだしたんだ」

 

「しかし、防衛大臣きれいに気絶してるぜ」

 

「ああ、きれいな一撃だった。見習わなければ」

 

「ちなみに何を見習うんだ?」

 

「権力に負けない力持つ事だな」

 

「成る程な」

 

「来てすぐこんな事に付き合わされるなんて、私は直哉君から離れるなんて絶対しないのに」

 

「それはともかく弦十郎さん。僕達を呼んだ理由は何ですか?」

 

「ああ、それは昨日の怪物が行動するたびに発生していた現象は何なんだ」

 

「ああ、それは地球を蝕んでるんですよ」

 

「「「「地球を蝕む?」」」」

 

「あの怪物は星を病気にするウイルスなんですよ」

 

「「「「はあーーー」」」」

 

「ええ、皆さんの反応はよくわかりますが、事実ですから」

 

「こちらのシンフォギア世界はそう言う傾向が強いのよ」



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

シンフォギア世界における注意点1

「ああ、違うんだ大臣が勝手に言いだしたんだ」

 

「しかし、防衛大臣きれいに気絶してるぜ」

 

「ああ、きれいな一撃だった。見習わなければ」

 

「ちなみに何を見習うんだ?」

 

「権力に負けない力持つ事だな」

 

「成る程な」

 

「来てすぐこんな事に付き合わされるなんて、私は直哉君から離れるなんて絶対しないのに」

 

「それはともかく弦十郎さん。僕達を呼んだ理由は何ですか?」

 

「ああ、それは昨日の怪物が行動するたびに発生していた現象は何なんだ」

 

「ああ、それは地球を蝕んでるんですよ」

 

「「「「地球を蝕む?」」」」

 

「あの怪物は星を病気にするウイルスなんですよ」

 

「「「「はあーーー」」」」

 

「ええ、皆さんの反応はよくわかりますが、事実ですから」

 

「こちらのシンフォギア世界はそう言う傾向が強いのよ」

 

エステルがそう言う。

 

「つまりこの世界の政府が密かにパンサークローと繋がってるかも知れないのね」

 

「そう言う事よ」

 

少なくとも・・・」

 

「駄目よ貴女は信用できないフィーネ」

 

「ハニーさん一体何を?」

 

千明がハニーの行動を見て驚く。

 

「フィーネ直哉君は私が守る」

 

「はあ、何言ってんだ?あんたあんたの世界の場合だろ」

 

「直哉とフィーネの中が悪いのは?別に私はあんたの世界の事なんて知らないけどなあんたも知らないんだろ?特殊遊撃部隊の苦労を?」

 

「それは・・・」

 

「そんなこちらの関係を壊すと言うのなら私が相手になる」

 

そう言ってクリスは、イチイバイルシューターを纏った。

 

「ハニーさん達の世界の了子さんは死んでいるんじゃ」

 

「「あ、そうだ」」

 

「つまり奴等に見つかるとまずいんだな」

 

クリスがそう言う。

 

「そうですがこのままだといずれ見つかると思います。奴等がハニーさんの敵ならば」

 

「そうねとりあえず特殊遊撃部隊に連絡を取りましょう」

 

「パンサークローは動いていたのだから・・・」

 

「げ、何なんだあいつは」

 

「まあワイズマンもグレースと同じ事が出来たんですね」

 

「「ちょっアースあれは違うからね」そうですよ。僕とグレースさんはあんな主従関係じゃないですよ」

 

「フフ、わかってますよ」

 

「すまないが、夜叉プリキュア達の相手を頼むぞ」

 

「はっお任せくださいマスター」

 

そしてワイズマンはその場から消えた。

 

「久しぶりねキュアグレース。あの時以来ね」

 

「私達の存在を知っている人からすればパンサークローは異世界人とわかる筈なのに」

 

「ハニーさん達の世界の了子さんは死んでいるんじゃ」

 

「「あ、そうだ」」

 

「つまり奴等に見つかるとまずいんだな」

 

クリスがそう言う。

 

「そうですがこのままだといずれ見つかると思います。奴等がハニーさんの敵ならば」

 

「そうねとりあえず特殊遊撃部隊に連絡を取りましょう」

 

「あれ以降パンサークローの動きとシンフォギア世界の政府が動きを見せないのはおかしいのよね」

 

エステルがそう言う。

 

「確かにでもパンサークローの動きとして・・・」

 

「「「いまだ2人共」」」

 

「奏」

 

「ああ、サンキュー!猪川さん達」

 

翼と奏は停電を利用し、シンフォギアを纏う事に成功した。

 

「くっやられたわ。調、切歌出て来なさい」

 

マリアがそう言うと、新たなシンフォギアを纏った少女が現れたのだが・・・

 

「お待たせしました翼さん奏さん」

 

「なっ貴女もガングニールを纏えるの?」

 

「「来たな響とクリス」来たな立花と雪音」

 

「このイベントの途中だからかも知れないわ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

シンフォギア世界における注意点2

「あれ以降パンサークローの動きとシンフォギア世界の政府が動きを見せないのはおかしいのよね」

 

エステルがそう言う。

 

「確かにでもパンサークローの動きとして・・・」

 

「「「いまだ2人共」」」

 

「奏」

 

「ああ、サンキュー!猪川さん達」

 

翼と奏は停電を利用し、シンフォギアを纏う事に成功した。

 

「くっやられたわ。調、切歌出て来なさい」

 

マリアがそう言うと、新たなシンフォギアを纏った少女が現れたのだが・・・

 

「お待たせしました翼さん奏さん」

 

「なっ貴女もガングニールを纏えるの?」

 

「「来たな響とクリス」来たな立花と雪音」

 

「このイベントの途中だからかも知れないわ」

 

「成程そう言う事ね・・・」

 

「どうするのトワ?このまま如月ハニー達をシンフォギア世界におらせる?」

 

エステルがトワに聞く。

 

「そうね・・・」

 

「ああ、そうだだが、俺達のように彼等の事情を知らない連中は、異世界の戦争に巻き込んだ国が一番わるい、そんな国は滅べなんて言われてるがな」

 

「まあ、シンフォギアに関しては秘密に出来てるがな、彼等の存在が世界の目を逸らしてくれる形となっているな」

 

「何なんだよ、それ響や直哉達が悪者じゃねえか」

 

「そうです。伯父様彼等は私達の代わりに世界の為に戦ってくれた恩人ですよ」

 

「それはわかっているが、政府からの通達でな彼等が再び来たら捕獲しろダそうだ」

 

!!

 

「まじかよ」

 

「ああ、防衛大臣からの通達だ」

 

「取り消しは出来ねえのか?」

 

「無理だ防衛大臣や政府が変わらなければ」

 

「こちらの世界では世界の政府が異世界の技術に興味を持ってるから危険と言えば危険なのよね」

 

「3人はどうしたい?」

 

「どういう意味です?管理者さん」

 

如月直哉がトワに聞く。

 

「貴女達がこちらの世界になれるまでパンサークローを放置しても構わないわよ。どうせパンサークローも・・・」

 

「そうね奴等が今いる世界を、並行世界の融合世界と勘違いをしてくれているならなおさらね」

 

「でも確か・・・」

 

「駄目よ貴女は信用できないフィーネ」

 

「ハニーさん一体何を?」

 

千明がハニーの行動を見て驚く。

 

「フィーネ直哉君は私が守る」

 

「はあ、何言ってんだ?あんたあんたの世界の場合だろ」

 

「直哉とフィーネの中が悪いのは?別に私はあんたの世界の事なんて知らないけどなあんたも知らないんだろ?特殊遊撃部隊の苦労を?」

 

「それは・・・」

 

「そんなこちらの関係を壊すと言うのなら私が相手になる」

 

そう言ってクリスは、イチイバイルシューターを纏った。

 

「ハニーさん達の世界の了子さんは死んでいるんじゃ」

 

「あの一件で前鬼を連れて行ってからシンフォギア世界には出て来てないし」

 

「そうよね?エステル」

 

「それで間違いはないわトワ」

 

エステルがそう言う。

 

「だからまずこちらの融合世界について見学と言う形で、特殊遊撃部隊に同行を許可するわどうする?」

 

「なぜそこまでしてくれるんです」

 

「ああ、それは・・・」

 

「え、何故ですかエステルさん?」

 

「まあ私の名前を言われるのおは良いけど、私は貴方と初対面と言う事を忘れないでね」

 

「すみません」

 

「こちらの管理者は、貴方達の敵パンサークロー倒れるまでは保証はすると思うけどその後は知らないわ。特に調停者の君はね」

 

「そんな・・・」

 

「成程そう言う意味で僕の扱いに悩んでいたんですね。最悪ハニーお姉さん達をその世界に行かせればいいだけですからね」

 

「そうですね。もしその世界に如月ハニーの存在がなければですが」

 

「あ、そうでしたね」

 

「つまり私達と来たパンサークローを先に倒さないと色々面倒になるのね」

 

「少なくとも調停者と私達の中で並行世界の融合世界から来たパンサークローは融合世界の内部世界に現る可能性があると思ってるのよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第68章 第2部 来訪者の記録編
ハニー達と特殊遊撃部隊の協力


「なぜそこまでしてくれるんです」

 

「ああ、それは・・・」

 

「え、何故ですかエステルさん?」

 

「まあ私の名前を言われるのおは良いけど、私は貴方と初対面と言う事を忘れないでね」

 

「すみません」

 

「こちらの管理者は、貴方達の敵パンサークロー倒れるまでは保証はすると思うけどその後は知らないわ。特に調停者の君はね」

 

「そんな・・・」

 

「成程そう言う意味で僕の扱いに悩んでいたんですね。最悪ハニーお姉さん達をその世界に行かせればいいだけですからね」

 

「そうですね。もしその世界に如月ハニーの存在がなければですが」

 

「あ、そうでしたね」

 

「つまり私達と来たパンサークローを先に倒さないと色々面倒になるのね」

 

「少なくとも調停者と私達の中で並行世界の融合世界から来たパンサークローは融合世界の内部世界に現る可能性があると思ってるのよ」

 

「でも・・・」

 

 

「調停者を見捨てるくらいだからな」

 

「どちらにしても今はのどか達に任せるしかないわね」

 

トワがそう言う。

 

「サクラ世界に現れた2人よりもトワさんやレイさんに聞いた方が早いでしょうね並行世界の融合世界から捨てられた世界については」

 

「捨てられた世界か・・・」

 

「何だか可哀想」

 

「こちらの調停者は、ハニーさん達の世界ごと捨てられた世界として考えています」

 

「何を馬鹿な事を言っているんですか?キューティーハニーの世界ごと調停者の僕を見捨てたとでも言うんですか」

 

「はいそうです」

 

「その証拠に皆さんがこちらに来てから皆さんの世界から連絡来ましたか?」

 

「「「それは・・・」」」

 

「1度もありませんよね」

 

「そしてハニーさんが現れた時に・・・」

「駄目よ貴女は信用できないフィーネ」

 

「ハニーさん一体何を?」

 

千明がハニーの行動を見て驚く。

 

「フィーネ直哉君は私が守る」

 

「はあ、何言ってんだ?あんたあんたの世界の場合だろ」

 

「直哉とフィーネの中が悪いのは?別に私はあんたの世界の事なんて知らないけどなあんたも知らないんだろ?特殊遊撃部隊の苦労を?」

 

「それは・・・」

 

「そんなこちらの関係を壊すと言うのなら私が相手になる」

 

そう言ってクリスは、イチイバイルシューターを纏った。

 

「ハニーさん達の世界の了子さんは死んでいるんじゃ」

 

「「あ、そうだ」」

 

「つまり奴等に見つかるとまずいんだな」

 

クリスがそう言う。

 

「そうですがこのままだといずれ見つかると思います。奴等がハニーさんの敵ならば」

 

「そうねとりあえず特殊遊撃部隊に連絡を取りましょう」

 

「シンフォギア世界にパンサークローが出現したんですよ。こちらの融合世界に存在しない者達がですよ」

 

「それでも認めたくないですよ。僕達が捨てられたなんて」

 

如月直哉がそう言う。

 

「そちらの調停者は僕達と関わりたくないんじゃないんですか?」

 

「ああ、それは・・・違うわよ以前ね・・・」

 

「なっ彼は僕達がトワから聞かされた可能性について知っていて黙っていたのか?」

 

「そうよ、この一件に関してでもそうだけどこちらの直哉は自分で考えて融合世界や友好世界のバランスを壊すような事態が起きない限り介入は最低限にしてるし」

 

「別にこちらの直哉の自慢をしてるつもりはないけど、貴方達の場合米田健二の闇の力と戦う使命があったのなら、もっと管理者と繋がるべきだったのではないい?」

 

「はあ、耳が痛いわ」

 

その時過去の幼馴染世界の管理者メルクが管理者の神殿にやって来た。

 

!!

 

「メルクどうしてここに?」

 

「どうしてって貴方達が融合世界以外に行ったからに決まってるじゃん」

 

「まさか・・・あの子に呼ばれて?」

 

「こういう事があってねまたこんな事に巻き込まれたくないからそう指示したんでしょうけど事態がそうさせたくないみたいね」

 

「「「成程」」」

 

トワがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

如月ハニー達融合世界について知る1

「なっ彼は僕達がトワから聞かされた可能性について知っていて黙っていたのか?」

 

「そうよ、この一件に関してでもそうだけどこちらの直哉は自分で考えて融合世界や友好世界のバランスを壊すような事態が起きない限り介入は最低限にしてるし」

 

「別にこちらの直哉の自慢をしてるつもりはないけど、貴方達の場合米田健二の闇の力と戦う使命があったのなら、もっと管理者と繋がるべきだったのではないい?」

 

「はあ、耳が痛いわ」

 

その時過去の幼馴染世界の管理者メルクが管理者の神殿にやって来た。

 

!!

 

「メルクどうしてここに?」

 

「どうしてって貴方達が融合世界以外に行ったからに決まってるじゃん」

 

「まさか・・・あの子に呼ばれて?」

 

「こういう事があってねまたこんな事に巻き込まれたくないからそう指示したんでしょうけど事態がそうさせたくないみたいね」

 

「「「成程」」」

 

トワがそう言う。

 

「わかったわとりあえず聖羅達にこちらの世界の違いを伝えて欲しいの」

 

「そう言われたら必要ね良いわ。まずこれを見て」

 

「まさかそんなこの世界にノイズが現れる何て早すぎるよ」

 

「響さん私達で戦いましょう」

 

そう言ってさくらがノイズに向かおうとしたとき、響がさくらを止めた。

 

「さくらさんあの怪物は私が戦います」

 

「あれを見てください」

 

響が言う場所を見るとノイズが通った場所には大量の炭があった。

 

「響さんあの炭はまさか・・・」

 

「そうですあの炭はノイズに触れた人間です」

 

「何ですって、それじゃ私は戦ってはいけない」

 

そうさくらが言うと響は無言で首を縦にふりその直後響はこの世界に来てからシンフォギアを纏った。

 

「響さんその格好は」

 

「凄い」

 

さくらが響の変身の事を聞こうとした直後複数のノイズが消滅するのをさくらが目撃していた。

 

「「「ええ――ノイズが出た――」」」

 

「こちらではすでに別勢力の敵が出てたんですか?帝都に」

 

如月直哉がトワに聞く。

 

「それがこちらの常識よ」

ふんこの程度の力しかないのなら空の至宝の力を取り込まなくても良かったな」

 

「そんなことないわよ。進化しなさいメガビョウゲーン」

 

シンドイーネがそう言うとナノビョウゲーンが至宝を取り込んだワイスマンに感染したのだった。

 

「何だ私の中にーーーーごぶぁーー」

 

次第にワイスマンが変異していく

 

「ウフフ、成る程ねこれが突然変異の進化なのね」

 

シンドイーネがそう言うとしばらくしたあとワイスマンの体内から進化した新たなビョーゲンキングダムの幹部候補の人材が現れた。

 

「ウフフ、いいわ来なさい僕」

 

「・・・了解」

 

「そしてこれが運命を変えた人物よ」

 

「「「ええ――」」」

 

「他作品のキャラクターが変身をするなんて」

 

「プレジゼントG貴方がどうしてこちらに?」

 

「いやいや帝国華撃団の司令が違反の自覚もないとは・・・」

 

 

「違反ですってーー」

 

 

「ええ、そうですよ。華撃団連盟に所属している華撃団はこの世界の脅威と戦う事が明記されているのはご存知ですよね」

 

「ええ当然ですわ」

 

「しかし上海華撃団と帝国華撃団には、こちらの世界に存在しない者達との戦いを行った疑いが連盟に報告がありましてね」

 

「・・・それで確認のためにここに来たのですか?」

 

「そう言う事ですよ。すみれさん」

 

「ですが帝国華撃団と上海華撃団には連盟における規約違反をしているので帝国華撃団と上海華撃団には華撃団活動を停止してもらいます」

 

「なっ横暴ですわそれは」

 

すみれがそう言った直後通信が入った。

 

「すみれ様大変ですまた過去の亡霊が出ました」

 

「なんですって」

 

「落ち着きたまえ」

 

「プレジゼントG何故ですの?」

そしてプレジゼントGはある映像をすみれに見せた。

 

「そしてこれは特殊遊撃部隊が未来に行った時の映像よ」

 

トワがそう説明をする。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

如月ハニー達融合世界について知る2

「しかし上海華撃団と帝国華撃団には、こちらの世界に存在しない者達との戦いを行った疑いが連盟に報告がありましてね」

 

「・・・それで確認のためにここに来たのですか?」

 

「そう言う事ですよ。すみれさん」

 

「ですが帝国華撃団と上海華撃団には連盟における規約違反をしているので帝国華撃団と上海華撃団には華撃団活動を停止してもらいます」

 

「なっ横暴ですわそれは」

 

すみれがそう言った直後通信が入った。

 

「すみれ様大変ですまた過去の亡霊が出ました」

 

「なんですって」

 

「落ち着きたまえ」

 

「プレジゼントG何故ですの?」

そしてプレジゼントGはある映像をすみれに見せた。

 

「そしてこれは特殊遊撃部隊が未来に行った時の映像よ」

 

トワがそう説明をする。

 

「そして時間は進みある事件に巻き込まれるの」

 

さくらが、大河新次郎を、大帝国劇場に案内し大帝国劇場に入った瞬間さくらと直哉は嫌な予感がし、エリカとの話を切り上げ、外に行くと大量の降魔と、闘っている一団と出会った。

 

 

「お姉ちゃんこれは一体?」

 

「私にもわからないわ、何がなんだか」

 

「とにかく降魔と闘ってる人を助けよう」

 

「ええ、そうね」

 

「あ、さくらさん、直哉君」

 

「「何でエリカさんがここに?中にいるはずなのに」」

 

「さくらさん、直哉司令久しぶりです。ジェミニです」

 

その時二人の頭にジェミニの情報が入って来た。そして二人は、話を合わせる為に話をし、降魔と戦い始めた。

「一体何が起きてるの?この帝都で?」

 

「わからないけど僕とお姉ちゃんは、とんでもない事件に関わったと思うよ」

 

「「直哉君、さくらさん、今は降魔の撃退をお願いします」」

 

ジェミニとエリカが、ペアとなり、さくらと直哉が、ペアとなり、戦っている人たちと合流した。

 

「「あ、これって異界事変ですか?」」

 

ハニーと直哉がトワに聞く。

 

「その通りよただ違うのは・・・」

 

「先程出現した次元の穴は、俺達を帰還させる物ではなく大帝国劇場に突如現れた彼等の穴なのかな?」

 

神山がそう言う。

 

「ええ、多分そうですね。と言っても私が持つ簡易ゲートが、この世界いや7人世界では使えないのは当たり前ですね」

 

「グレースさん質も良いですか?」

 

「どうしてずっと変身したままなんですか?」

 

「あ、それはですねこの世界が7人世界なので、今変身を解くと私達の正体を知られるのを防ぐ為ですよ」

 

「それと7人世界に悪影響を与えない為です。これでも私達は7人世界の住人たちからすれば、遠い未来から来た人間になりますから」

 

「あ、確かにこの世界の住人達とはあまり関わらない方が良いかもですね」

 

「グレースさん隊長あちらの戦いに動きがありましたよ」

 

クラリスがそう言う。

 

「お前たちは一体何者だ?」

 

「私達は、この世界に終焉をもたらす者よ」

 

「何ですって!!」

 

「そろそろ出てきたら?殺女」

 

鮮やかな女性がそう言うと、降魔・殺女が現れた。

 

「「そんな馬鹿な!!」」

 

「フフ、久しぶりね、直哉君、さくら」

 

「大神君はいないのね、残念だわ」

 

「おい坊主、あの女の知り合いか?」

 

「はいかつて、僕達が倒した・・・・敵です」

 

「そうかい、敵なら容赦しねえ」

 

「直哉君・・・大丈夫?」

 

「うん・・・お姉ちゃんありがとう」

 

「ううん私も、ショックだよ」

 

真宮寺直哉とさくらが復活した降魔殺女に就て話していると、彼等の死角から7人世界には存在しなずの敵メガビョーゲンとメガ降魔の2体が突然現れた。

 

「「メガビョーゲン、メガビョーゲン」」

 

「「「「「何だ奴等は」」」」」」

 

「私達の世界の敵も過去の世界のイベントに使われた事でこちらの特殊遊撃部隊も参加させられたの」

 

「「「ええ――」」」

 

「過去の世界のイベントに参加させらるなんてありえない」

 

如月直哉がそう言う。

 

「だけど実際それが起きたのよ」

 

エステルがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

如月ハニー達融合世界について知る3 過去の世界のイベント前編

「はいかつて、僕達が倒した・・・・敵です」

 

「そうかい、敵なら容赦しねえ」

 

「直哉君・・・大丈夫?」

 

「うん・・・お姉ちゃんありがとう」

 

「ううん私も、ショックだよ」

 

真宮寺直哉とさくらが復活した降魔殺女に就て話していると、彼等の死角から7人世界には存在しなずの敵メガビョーゲンとメガ降魔の2体が突然現れた。

 

「「メガビョーゲン、メガビョーゲン」」

 

「「「「「何だ奴等は」」」」」」

 

「私達の世界の敵も過去の世界のイベントに使われた事でこちらの特殊遊撃部隊も参加させられたの」

 

「「「ええ――」」」

 

「過去の世界のイベントに参加させらるなんてありえない」

 

如月直哉がそう言う。

 

「だけど実際それが起きたのよ」

 

エステルがそう言う。

 

「それでも過去の世界のイベント参加して問題なかったんです?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「隊長行きましょう3人で行けばグレースさん達の負担も減らせますし」

 

「そうだなクラリス」

 

「ありがとうございますですが、姿を見られるのは私だけで良いので2人はこれを使って着いて来て下さい」

 

「「わかりました」」

 

「何よあれもあんた達の手駒なの?」

 

「いえ違うわ、正真正銘のアンノウンよ」

 

「じゃあ今回は私達は退くのね」

 

「ええ、その方が良いわね。奴等もアンノウンに集中してるし」

 

そう言って謎の女性と降魔殺女は撤退をした。

 

「「メガビョーゲンメガビョーゲン」」

 

「おいおい、この世界には、こんな怪物がいるのかよ」

 

「ケン文句を言う前に俺達で倒せる降魔を倒せ」

 

「やってるよリュウ」

 

「直哉君この怪物は何なの?」

 

「それがわからないよお姉ちゃん。こんな怪物紫藤直哉さんの世界でも見た事無いよ」

 

「そんなそれじゃこのまま帝都が赤黒くなっていくのを見るしかないの?」

 

「うん、悔しいけどあの2体の怪物に対する有効的な手段が無いよ」

 

だがその時、彼等の前にキュアグレースが現れた。

 

「エレメントチャージ!」

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

「プリキュア!スカイヒーリングフラワー!」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「お大事に」

 

!!

 

「「「「「凄いあの子俺達が戦ってもダメージを与えらなかったのにあっさり倒した」」」」」」

 

「そんな事無いですよ。皆さんがあの怪物を抑えてくれたので倒すことが出来たのですから」

 

「それでは皆さん。私は失礼します」

 

「待ってください。貴女の名前を教えてくれませんか?」

 

「実際過去の調停者真宮寺直哉に声をかけられた事もあったわ」

 

「「ええ、真宮寺直哉君ですか?」」

 

「貴女達も知ってるの?」

 

「「「ええ、異界事変なら僕達も巻き込まれたと言うかジルさんとフィーネが異界事変を起こした元凶でしたので」」」

 

「成程ねこちらとは経緯が違うけど結果的には同じなのね」

 

「それはそうでしょうね。基本的には・・・」

「ですけど、この件に関しては僕個人での決定するには、無理なんですよ」

 

「どうしてなんだ?」

 

「それはクリスさんが、あのシンフォギア世界の住人だからですよ」

 

「「「「あ、成程」」」」

 

「いいですかクリスさん僕達のいる融合世界は裏の世界と言われています」

 

「裏の世界とは、どういう事だ?」

 

「原作世界が表の世界と言われています」

 

「それがどうしたのか?」

 

「そうですねここにいるクリスさんは表の世界のクリスさんの鏡に映る存在と考えますね」

 

「ああ」

 

「現状のクリスさんの状態は表の世界のクリスさんからしたら鏡を見ても貴女がいない状態なんですよ」

 

「ああ、そうだな私は今、お前達の言うシンフォギア世界にいないからか」

 

「そうですね」

 

「そしてここにいる。グレースさん達にも表の世界がありますが、彼女達の表の世界はある事故により融合世界に隣接する世界となりました現状では」

 

「そんな事があったのか?」

 

「ええ、ありましたねですがクリスさんの場合はそう言う特例では無いので、シンフォギア世界内での協力者と言う感じが僕の現状出来る最大の譲歩ですね」

 

「そうかわかった」

 

「期待に沿えなくてすいません。クリスさん」

 

「いやそう言う事情があるのなら仕方ねえよ。確かに響も積極的に二課の連中と行動をしてなかったのも紫藤直哉の説明と関係するんだろ?」

 

「基本的に鏡と同じ原理と思えば良いわよ」

 

「成程ね異界事変と言うゴールがあるけどその道は1つじゃないわけね敵に連れて行かれる経緯は同じでも」

 

「そう言う事よ」

 

トワがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

如月ハニー達融合世界について知る3 過去の世界のイベント中編

「ああ、そうだな私は今、お前達の言うシンフォギア世界にいないからか」

 

「そうですね」

 

「そしてここにいる。グレースさん達にも表の世界がありますが、彼女達の表の世界はある事故により融合世界に隣接する世界となりました現状では」

 

「そんな事があったのか?」

 

「ええ、ありましたねですがクリスさんの場合はそう言う特例では無いので、シンフォギア世界内での協力者と言う感じが僕の現状出来る最大の譲歩ですね」

 

「そうかわかった」

 

「期待に沿えなくてすいません。クリスさん」

 

「いやそう言う事情があるのなら仕方ねえよ。確かに響も積極的に二課の連中と行動をしてなかったのも紫藤直哉の説明と関係するんだろ?」

 

「基本的に鏡と同じ原理と思えば良いわよ」

 

「成程ね異界事変と言うゴールがあるけどその道は1つじゃないわけね敵に連れて行かれる経緯は同じでも」

 

「そう言う事よ」

 

トワがそう言う。

 

「そしてその後は・・・」

 

「「「「「あれここはもしかしてあおぞら市」」」」」

 

「何でよ私達は紫の扉の世界の消滅前までお墓型戦艦にいたのに」

 

「確かにそれと私達と居た直哉さんとのどか達がいないしな」

 

「ああーーそう言えば直哉さんとのどかさん達がいない皆探そう」

 

「そうね、それにこういう事態に慣れてる人がいるのといないんじゃ違うからね」

 

みのりがそう言うと同時に現れたのが降魔率いる1人の軍服を着ている男だった。

  

「フッここがエクストラステージの1つの場所か、やれ降魔共ここに間もなく真宮寺直哉達が来る歓迎してやれ」

 

軍服を着た男がそう言う。

 

!!

 

「皆降魔だよ」

 

「そうなんだが、今回は違う男が指揮をしてるな」

 

「それにあの軍服の人の目的は、真宮寺直哉達と言ってたね」

 

「あの男の目的は、あおぞら市の破壊ではないのね」

 

「皆一応変身しない?」

 

「「「「了解」」」」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「プリキュア!トロピカルチェンジ!」

 

「レッツメイク!キャッチ!」

 

「フェイス!」

 

「ネイル!」

 

 

「ドレス!」

 

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

「今日も元気だ!」

 

 

「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」」

 

そしてまなつ達がプリキュアに変身した直後またあおぞら市に転移してきた集団が現れた。

 

「「「「ええ―どういう事」」」」

 

「ふふ、来たなリュウそして真宮寺直哉」

 

「「お前は、ベガ何でここにいるんだ?」」

 

「俺は、奴がお前達をこのエクストラステージの内の1つに跳ばしたと言う事を聞いてなだからここで待ち伏せをしていた。行くぞサイコ・くらっシャーー」

 

「うおお。いきなりかよ」

 

ベガの先制攻撃を何とかかわした、真宮寺直哉達だったがそのままベガ&降魔軍団と戦闘を開始したのだった。

 

「何とこちらの街までがステージにされてしまったの」

 

「「「ええ――」」」

 

「ここはサマー達の世界であってるよ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「でもグレースさんあの人達知らないんですけど?」

 

「うん、サマー達が知らなくて当然だよ。あの人達は過去の7人世界のとある事件に巻き込まれた人達だから」

 

「ええ――」

 

その時サマーの声に気がついた2体の降魔がグレースと神山に襲い掛かる。

 

「神山さん」

 

「了解グレースさん」

 

 

「エレメントチャージ!」

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

「プリキュア!スカイヒーリングフラワー!」

 

「お大事に」

 

!!

 

その時真宮寺直哉がキュアグレースの存在を見つけた。

 

「お姉ちゃんここにもあの人がいるよ」

 

「ええ――どういう事あの人も今回の事件n関係してるの?」

 

「ならやる事は1つだな小次郎と直哉は謎の女の子と接触しろ」

 

ケンが2人に言う。

 

「「しかし、ベガと降魔軍団の数が多いのに」」

 

「フフ、奴等がエキストラプレイヤーか、良いだろう貴様達の実力見せて貰おう。サイコ・クラッシャー」

 

ベガが、キュアグレースに攻撃を仕掛けた。

 

「くっこちらに攻撃をしてくるなんて」

 

「グレースさんあの軍服の人には恐らく浄化技は効かないと思うので、ここは霊力攻撃で行きましょう」

 

そうグレースの体内にいる直哉が言う。

 

「でも真宮寺直哉く達がいるんだよいいの?」

 

「仕方がありません。行きますよグレースさん」

 

「うん」

 

「「破邪剣征・桜花放神」」

 

!!

 

「なっ貴様お前も霊力を・・・ぐおおおお」

 

!!

 

「あの女の子私と直哉君の技を使って威力は私達より強いなんて」

 

「フフ、面白いぞエキストラプレイヤーリュウとは異なる興味が沸いたぞ」

 

ベガはグレースの霊力攻撃を受けそう言う。

 

その一連を見ていたサマー達は・・・

 

「うわあ、グレースさんが浄化技以外を使うの初めて見た」

 

「あれは多分直哉さんの技だと思う」

 

「成程だけどあの軍服の叔父さんの技もあり得ないんだけど」

 

「そうですね。だからこそこちらの戦力は最低限にしてグレースさんと隊長だけで参戦したんだと思いますよ」

 

「そうか直哉さん達も今の事態に、巻き込まれただけだからどこまで関わって良いのかがわからないんですね?クラリスさん」

 

「そうねだからこそ紫の扉の世界の消滅によってバラバラになった仲間を探しているの」

 

「成程ね、そう言う事なら後はちゆとひなたを見つけたらいいのね」

 

「ええですが、ちゆさんとひなたさんを見つけられたとしても私達だけが今回の事象から解放されるとは思えないと直哉さんは言ってました」

 

「それは私達の世界がエクストラステージの舞台として取り込まれたからですか」

 

パパイヤがクラリスに聞く。

 

「うるせえなあ誰だよ。あいつら良いやる気を持ってるなよしいけゼンゼンヤラネーダ」

 

そしてカニがパン型ゼンゼンヤラネーダを召喚した。

 

「「「「「「何だまた見た事ない怪物が現れたーー」」」」」」

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

「「「「「「うわあああ。力が抜ける」」」」」」

 

そして真宮寺直哉達はヤラネーダによってやる気を奪われた。

 

「何だあの怪物は」

 

ベガも突然現れたヤラネーダに驚いていた。

 

「その直後その街を襲う敵まで現れて大変だったそうね」

 

「そうなんですか?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

如月ハニー達融合世界について知る3 過去の世界のイベント後編

「成程ね、そう言う事なら後はちゆとひなたを見つけたらいいのね」

 

「ええですが、ちゆさんとひなたさんを見つけられたとしても私達だけが今回の事象から解放されるとは思えないと直哉さんは言ってました」

 

「それは私達の世界がエクストラステージの舞台として取り込まれたからですか」

 

パパイヤがクラリスに聞く。

 

「うるせえなあ誰だよ。あいつら良いやる気を持ってるなよしいけゼンゼンヤラネーダ」

 

そしてカニがパン型ゼンゼンヤラネーダを召喚した。

 

「「「「「「何だまた見た事ない怪物が現れたーー」」」」」」

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

「「「「「「うわあああ。力が抜ける」」」」」」

 

そして真宮寺直哉達はヤラネーダによってやる気を奪われた。

 

「何だあの怪物は」

 

ベガも突然現れたヤラネーダに驚いていた。

 

「その直後その街を襲う敵まで現れて大変だったそうね」

 

「そうなんですか?」

 

「その後はどうなったの?」

 

ハニーがトワに聞く。

 

「ああ、それは・・・」

 

「さくらさん、あれ見てください」

 

「あれは殺女巴里華撃団の皆だわ」

 

「何だ?あれは君達の仲間か」

 

「ええ、そうです。私の仲間達です」

 

だが4人は、エリカを通り過ぎ、さくらと、直哉の前で止まった。

 

「直哉にさくら今までどこに行っていた?」

 

「それはですね、グリシーヌさん」

 

「実は僕達はある事件に巻き込まれて、その事件を解決する為に、こうして皆さんと旅してるんだ」

 

「成る程な、我らにも手伝える事はないか?」

 

「なら殺女を倒すの手伝って」

 

「承知した」

 

「でも気をつけて、憑依獣も出てくるかも知れないから」

 

「わかりましたわ」

 

「うわあ、こんな事ってあるの?紫の扉の世界の消滅したと思ったらここで真宮寺姉弟と出会うなんて」

 

「それも真宮寺姉弟の感じからすると、ヤフキエル事変からそんなに時間が経ってないようね」

 

「でも、どうするフォンテーヌこのまま私達融合世界に戻れるの?」

 

「大丈夫よグレースや、直哉君が動いてくれてるわ」

 

「おい2人共見て見ろニャン」

 

ニャトランが言い、フォンテーヌとスパークルが真宮寺姉弟のいる方を見ると、戦いが始まっていた。

 

「ふ、やはり私達の障害は、貴女なのね真宮寺さくら」

 

「無論直哉を守るのは、さくらだけではないぞ、我等もいることを忘れるな」

 

「おーおーサクラチーム燃えてるね」

 

「当然だろう。奴らの統一の目的が、ミユの力と、直哉の霊力とわかったんだからな、ケン」

 

「だな、さくら雑魚の相手は、俺達に任せろ」

 

「ありがとうございます。ケンさん」

 

「フフ、本当に貴方達の相手が、私たちだけと思っているの?」

 

「何ですって!!」

 

「巴里に眠る異界の精霊よ、我が声に答え眠りから覚めよ」

 

殺女がそう言うと、かつてパリシイの怪人と共に巴里を襲撃した。オーク巨樹と共に現れた憑依の木の精霊であるカルマが復活した。

 

「おい直哉、あの大きな木はなんだ?」

 

「あれは、異世界からの侵略者です」

 

「「「「異世界からの侵略者だとーーー」」」」

 

 

「久しぶりですね鬼神を操る姉弟よ」

 

「成る程、貴女方が、私を復活させてくれたのですね?」

 

「ええ、そうよ」

 

「ならばお礼をしなければなりませんね。行きなさいナノビョーゲンそこの降魔を進化させてあげなさい」

 

「ナノ――」

 

「きゃあああ。何よこれーー」

 

そして殺女はメガ降魔殺女に進化した。

 

!!

 

「おほほ、良いわね憑依の実とは違うが、同じ性質の物を使う事がこんなに楽しいとは」

 

「この見た事のない怪物はお前の仕業だったのかカルマ」

 

「ふん今頃気がついたのか?真宮寺直哉」

 

「はあ、はあ、千明貴女どうしてここに?」

 

「千明さん」

 

「エリカさん直哉君とさくらさんの体力の回復お願いします」

 

「はい、グラース・オ・スィエール」

 

エリカの霊力によって、周囲の仲間の失った体力が、回復される。

 

「くっおのれーー小角の子孫めまた私の邪魔をするのか?」

 

「カルマあんたもいい加減しつこいわよ」

 

「私は人間の欲望がある限り、不滅だーー死ねー小娘共

 

カルマの怒りの攻撃が放たれたが、何とか直哉達は回避する事が出来たが、ZENKIがダメージを受けると、さくらと直哉の二人もダメージを受けていた。

 

「何だ、何であの二人が苦しむんだ?」

 

「いけない!!直哉君とさくらさんの精神が、ZENKIとシンクロしてるんだわ」

 

「おいおい穣ちゃんそれはどういうこった?」

 

ケンが千明に理由を聞く。

 

「つまりこういうことだ、ケン、があの鬼の状態になったときから二人とのシンクロが強くなり、その反動で、鬼が受けたダメージが、二人を襲っているのだろう」

 

「はい、その通りです。二人がそれから逃れるためには、超鬼神状態を解除しなければなりません」

 

「でも今解除すると、復活したカルマを倒せなくなります」

 

「それじゃ意味がないじゃんか?」

 

「いやケン意味ならあるぞ、ようは、カルマの攻撃から、俺たち全員で、鬼を守りつつ、エリカたち、サクラチームが二人を回復させるんだ」

 

「皆行くぞ」

 

「そう簡単には行きませんよ。メガ降魔よ邪魔な人間を攻撃しなさい」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

!!

 

「何あれは、憑依獣に似てるけどあれは一体」

 

「マスター僕は憑依獣を相手しっます」

 

「わかったわ」

 

そしてカルマの命令を受け動いた時、特殊遊撃部隊の飛鳥と薫がその場に現れた。

 

「成程ね最終決戦にスポット参戦した感じで介入したのね」

 

「それが一番安全性があると判断したんだと思うわ」

 

「まあ正直に言えばこういう現場の経験をすればそちらの直哉も伸びると思うけどね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

如月ハニー達融合世界について知る4

「でも今解除すると、復活したカルマを倒せなくなります」

 

「それじゃ意味がないじゃんか?」

 

「いやケン意味ならあるぞ、ようは、カルマの攻撃から、俺たち全員で、鬼を守りつつ、エリカたち、サクラチームが二人を回復させるんだ」

 

「皆行くぞ」

 

「そう簡単には行きませんよ。メガ降魔よ邪魔な人間を攻撃しなさい」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

!!

 

「何あれは、憑依獣に似てるけどあれは一体」

 

「マスター僕は憑依獣を相手しっます」

 

「わかったわ」

 

そしてカルマの命令を受け動いた時、特殊遊撃部隊の飛鳥と薫がその場に現れた。

 

「成程ね最終決戦にスポット参戦した感じで介入したのね」

 

「それが一番安全性があると判断したんだと思うわ」

 

「まあ正直に言えばこういう現場の経験をすればそちらの直哉も伸びると思うけどね」

 

「そうですか?」

 

そうよ1度調停者をしていたんだしね」

 

トワがそう言う。

 

「それは素直に嬉しいですね」

 

「貴方はまだあの子達よりはましだわ」

 

「「「あの子達?」」」

 

「ええ、そうよ」

 

そしてトワが話し出す。

 

「うわあ、ここが未来の世界なんだね。それでも帝都は変わらないね」

 

「そうだねなのは。この感じだと大神さんは巴里に、行ってるみたいだね」

 

「そうなんだ、異世界の大神さんに会いたかったなあ」

 

「でもお兄ちゃん。この世界のお兄ちゃんと同じ立場の人はどこにいるんだろう?」

 

「もしかすると彼女達は帝都に住んでいないのかもね」

 

「住んでいない?」

 

「なのはこの時の事覚えてる?」

 

紫藤直哉がなのはに聞く。

 

「うんお兄ちゃんが襲う寸前だった話でしょ」

 

「う、メルクさんが言ってたんだけど未来のこの世界には複数の世界が1つの世界を形成しているらしいんだ」

 

「へえ、そうなんだつまりお兄ちゃんあの時に会ったあの子達がここの世界の人間だと思ってるんだね?」

 

「ああ」

 

「私達は、真宮寺直哉君の7人世界と貴方の世界幼馴染世界が滅んだ後に出来た世界の住人だからですよ」

 

「なっ馬鹿な僕達の世界と7人世界が滅ぶありえない」

 

「今ならあの子が言っていた7人世界と僕達の幼馴染世界が無くなった後の世界と言うのが実感するな」

 

「お兄ちゃんどうしたの?」

 

「何でも無いよなのは」

 

「でも帝都に関しては、そんなに変わらないね」

 

「そうだねまあ、帝都に関しては急激に変わる事は無いよ」

 

「そうなんだなら。大帝国劇場に行って見ない?」

 

「はいはいわかったよ」

 

そして2人は、融合世界の大帝国劇場に向かった。

 

「「「「あ、見つけた」」」」

 

のどか達となのはと紫藤直哉がそれぞれそう言った。

 

「やっぱり君達はこの時代の人間だったんだね」

 

「「「「ええ、お久しぶりです。紫藤直哉さん」」」」」

 

「今回はメルクさんの依頼でこちらに来たとの事でよろしいですか?」

 

「ああ、間違いないよ」

 

「そう言う事で僕達はここに来たんだけど君達は?」

 

「私達はトワさんの依頼で」

 

「そうよ、トワちゃんが勝手に私達の世界に特殊遊撃部隊を送って来るからよ」

 

「それはこちらでも確認しないといけない事があって」

 

「何があったの?」

 

そしてトワが話す。

 

「「ああ、思い出したわ」」

 

「それでメルクさん今回19歳のなのはさんと紫藤直哉さんを融合世界の中心世界に送った理由は、以前こちら側の要請した事に対するお返しですか?」

 

直哉がメルクに聞く。

 

「そうよ私の命もわずかだし幼馴染世界の直哉を通して私達の上司が作りたかった世界を見たいのよ」

 

「成程・・・トワどうします?」

 

「そうね直哉はのどか達だけを連れて、メルクが送り出した2人と中心世界で合流して」

 

「あの時の記憶を持つ紫藤直哉とならあの子達が良いわよ」

 

「確かにそうですね」

 

「ですが合流後はどうすれば?」

 

「ああそれならそちらの世界の事件に参加させてね」

 

「私達はトワさんとメルクさんにそう言われて紫藤直哉さんと紫藤なのはさんを迎えに来たんです」

 

「「成程」」

 

「それでメルクが言っていた僕となのはが参加していいと言った事件は何だい?」

 

「「「それは・・・」」」

 

「「それは?」」

 

「それは闇の書事件事件の事ですよ」

 

!!

 

「そちらの直哉さんは変則的な形で関りを持ったと思いますが」

 

「この経緯でね異界事変後に過去の世界の調停者が来たのよ」

 

「「成程それでこちらの調停者が僕達にも警戒を強めてしまう原因を作った人達なんですね?」」

 

「そう言う事よ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

過去の来訪者の迷惑行動

「確かにそうですね」

 

「ですが合流後はどうすれば?」

 

「ああそれならそちらの世界の事件に参加させてね」

 

「私達はトワさんとメルクさんにそう言われて紫藤直哉さんと紫藤なのはさんを迎えに来たんです」

 

「「成程」」

 

「それでメルクが言っていた僕となのはが参加していいと言った事件は何だい?」

 

「「「それは・・・」」」

 

「「それは?」」

 

「それは闇の書事件事件の事ですよ」

 

!!

 

「そちらの直哉さんは変則的な形で関りを持ったと思いますが」

 

「この経緯でね異界事変後に過去の世界の調停者が来たのよ」

 

「「成程それでこちらの調停者が僕達にも警戒を強めてしまう原因を作った人達なんですね?」」

 

「そう言う事よ」

 

「しかし彼等がそんな行動を起こすとは見えないけど」

 

ハニーがそう言う。

 

「ええ、私も思ったけどこれを見て」

 

映像開始・・・

 

「あ、いたいた直哉さん」

 

「はいなのはさんどうしました?」

 

「すみません。私どこで寝たら良いですか?」

 

「ああ、それはリビングから出てその左隣から3つ分の広さのある和室があるのでその部屋を使ってください」

 

「わかりました。ありがとうございます」

 

「それでは僕は行きますね」

 

「あ、待って下さい」

 

「まだなにか?」

 

「はい、お願いですこの世界の私が魔法と出会った頃の記録を見せて下さい」

 

「どうしても見たいのですか?」

 

「はい・・・」

 

「1つ確認ですが、このお願いもメルクさんの依頼の内ですか?」

 

「それは違います。私個人が見たいのです」

 

「なのはさん貴女は幼馴染世界にやって来てくれた時空管理局の人達に向かって私は、紫藤直哉の妹として生きる事を選択したんですよね」

 

「それは・・・」

 

「なのはさん貴女紫藤直哉の妹として生きる事が辛くなったんですか?」

 

「そうだとしても貴女はその選択をしたので、その責任は果たすべきですよ」

 

「・・・」

 

「確かに融合世界の場合は一時保護として来訪者に管理者のトワさんやレイさんに預かって貰えますが、なのはさんが幼馴染世界に転移した時はその制度がなかったんですよね?」

 

「うん」

 

「だから貴女は融合世界で生活をしている自分が羨ましいのですね」

 

「正直に言えば羨ましいよ。だって貴方達が本当に最低限の干渉で終わらせたよね?ジェミニさんの時だって」

 

「ええ、あの時はそういう形でするしかなかったんですけどね」

 

「それでもあの後私達の世界に悪影響無かったよ」

 

「それは、メルクさんがしっかり後始末したからでは」

 

「直哉さんお願い私を融合世界の人間にして」

 

!!

 

「何を言っているんですか?そんな事出来ませんよ」

 

その後紫藤なのはが興奮状態となり過去の直哉達とまなつ達と響がやって来てなのはを落ち着かせていた。

 

「さてと、直哉何でこういう事態が起きたのか教えてくれる?」

 

「はい」

 

そして融合世界の直哉は説明をした。

 

「「「「「「「・・・」」」」」」」

 

「なっなのはがそんな事を言ったのかい?」

 

「ええ、僕も驚きました。僕としては本気で言っていないと思うのでこのなのはさんの要望はスルーしておきます」

 

「ああ、ありがとう」

 

「とりあえず直哉さんはなのはさんといて下さい」

 

「ああ、そうするよ」

 

そう言って過去から来た紫藤直哉はなのはと共に寝室に向かった。

 

「さて皆さん今から管理者の神殿に行きますよ」

 

「「「「「「はーい」」」」」」」

 

融合世界の直哉は、響とまなつ達を連れて管理者の神殿に向かった。

 

映像終了・・・

 

「そう言う流れで私も知ったのよ」

 

「成程」

 

「それで騒動はどうして解決したんですか?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「なっ彼は僕達がトワから聞かされた可能性について知っていて黙っていたのか?」

 

「そうよ、この一件に関してでもそうだけどこちらの直哉は自分で考えて融合世界や友好世界のバランスを壊すような事態が起きない限り介入は最低限にしてるし」

 

「別にこちらの直哉の自慢をしてるつもりはないけど、貴方達の場合米田健二の闇の力と戦う使命があったのなら、もっと管理者と繋がるべきだったのではないい?」

 

「はあ、耳が痛いわ」

 

その時過去の幼馴染世界の管理者メルクが管理者の神殿にやって来た。

 

!!

 

「メルクどうしてここに?」

 

「どうしてって貴方達が融合世界以外に行ったからに決まってるじゃん」

 

「まさか・・・あの子に呼ばれて?」

 

そしてもう1人の直哉が思い出す。

 

「ええ、約束は複数あるみたいですね。まずこの時代の制度や技術を過去の世界に持ち帰る事を禁止と他にも、その世界で迷惑をかけない等当たり前の事ですけどね」

 

「う、ごめん」

 

「まあ、似たようなものね。何故なら貴方達が融合世界での生活全て中継されてたのよ」

 

「「ええーー」」

 

「特になのはの私を融合世界の人間にしてと言う言葉にショックを受けたわ」

 

「・・・ごめんなさい」

 

なのはがメルクに謝る。

 

「トワ本当にごめんなさいね」

 

「いやいや謝るんだったら特殊遊撃部隊全員に謝って欲しいわ。そこの2人がこんな事をしなければ、歓迎会を開く準備もしていたのに」

 

「「そんなーー」」

 

トワの発言に驚く2人だった。

 

「どのみち融合世界に貴方達が行くのはもう無理よ」

 

「「ええーー」」

 

「「何でですか?メルク」メルクさん」

 

2人がメルクに聞く。

 

「当たり前じゃない貴方達が融合世界と友好世界の関係を壊しかけたからよ」

 

「それは・・・メルクがやってはいけない事を事前に教えてくれないからですよ」

 

もう1人の直哉がそう言う。

 

「ねえ、トワ貴女の所も全部伝える?」

 

メルクがトワに聞く。

 

「彼等の世界の管理者に来て貰ったわ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

衝撃の結果に驚く3人

「トワ本当にごめんなさいね」

 

「いやいや謝るんだったら特殊遊撃部隊全員に謝って欲しいわ。そこの2人がこんな事をしなければ、歓迎会を開く準備もしていたのに」

 

「「そんなーー」」

 

トワの発言に驚く2人だった。

 

「どのみち融合世界に貴方達が行くのはもう無理よ」

 

「「ええーー」」

 

「「何でですか?メルク」メルクさん」

 

2人がメルクに聞く。

 

「当たり前じゃない貴方達が融合世界と友好世界の関係を壊しかけたからよ」

 

「それは・・・メルクがやってはいけない事を事前に教えてくれないからですよ」

 

もう1人の直哉がそう言う。

 

「ねえ、トワ貴女の所も全部伝える?」

 

メルクがトワに聞く。

 

「彼等の世界の管理者に来て貰ったわ」

 

「「普通に考えたらそれが良いですね」」

 

「でもまだ終わりじゃないのよ」

 

「それは無いわね。他の管理者ならその世界に起きてる事を簡単に説明するけど私は、そこまでしないわ」

 

「そうよね融合世界の直哉君はうちの直哉となのはがしつこくプリキュアの事を聞いても喋るのを渋ってたし少なくとも融合世界の直哉君達にとっては過去の幼馴染世界にもちゃんと配慮してくれてたから私も楽だったわよ」

 

「「ぐっ」」

 

「本当に私が行くまで自分達の力を隠すつもりだったのだから凄いわね」

 

そう言ってメルクが思い出す。

 

「あのメルクさん親子喧嘩と言うか、僕達はどうすればここから帰れるのですか?」

 

 

融合世界の直哉がメルクに聞く。

 

「ああ、そうだったわね貴女達が、元の世界に戻るにはフワニータを黙示録の三騎士とパトリックから守りなさい。融合世界の彼女達は黙示録の三騎士と戦う場合のみ本来の力を使って良いわ」

 

「「「「ええ――」」」」

 

のどか達はメルクの言葉に驚く。

 

「本当に凄いわ。トワあそこまで世界の事を考えて動けるなんて」

 

「普通ならこの2人のように動くでしょう。自分達の歴史に関係のない世界なら?」

 

「「ぐっ」」

 

「ああ、それはこの2人を超える人達がいてねかなり苦労した事もあったしその経験が今回の件に繋がって融合世界の直哉が、自分にそこの2人を任せるようにすると、限界ですの合図だったのよ」

 

「成程ね、つまり融合世界の直哉君が2人をここに連れて行くように頼んだ時点で家の直哉に出させていた視察任務は終了・・・と言う事ね」

 

「ええ、申し訳ないけどね、それにのどかが限界なのよ。理由を言わなくてもわかるわよね?」

「どうかな?僕なら取り出せて君を開放出来るけど?」

 

「・・・すみませんが、私に宿るこの霊力は大事な物なので手放す事はしません」

 

「おお、のどかっち言い切った」

 

「どうして断るんだい?このまま放置してたら、君の体に害を及ぼすかもしれないんだよ」

 

!!

 

 

「そんなこと絶対ありません。もう付いて来ないでください」

 

そう言ってのどかは紫藤直哉から逃げ出した。

 

「あ、ぼくは・・・」

 

「まだ覚えてるのか」

 

「なのは・・・」

 

「はいメルクさん・・・お兄ちゃん逝け・・・スターライト・ブレイカー」

 

「へ・・・ギャアアアーーー」

 

そしてもう1人の直哉は、なのはのスターライトブレイカーにより深い眠りにつくのだった。

 

その後メルクは2人を幼馴染世界に戻して、再びトワと通信で話をしていた。

 

「本当に融合世界の直哉君達には悪い事をしたわね」

 

「気にしないで、まあ向こうの直哉も少しは勉強になったのなら良いけどね」

 

「そうね、後なのはを操ってたのは特に害のない催眠状態だったわ」

 

「そうなら双方の世界に悪影響はないのね」

 

「ええ」

 

「「「何てそう言うのかな?そう言うのは踏み込んでいい問題じゃないのに」」」

 

「そう言う事もあってね慎重にしてたらパンサークローが動いたからね」

 

「「「成程」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第68章 第3部 新たな協力者と共に編
特殊遊撃部隊の行動について10


「まだ覚えてるのか」

 

「なのは・・・」

 

「はいメルクさん・・・お兄ちゃん逝け・・・スターライト・ブレイカー」

 

「へ・・・ギャアアアーーー」

 

そしてもう1人の直哉は、なのはのスターライトブレイカーにより深い眠りにつくのだった。

 

その後メルクは2人を幼馴染世界に戻して、再びトワと通信で話をしていた。

 

「本当に融合世界の直哉君達には悪い事をしたわね」

 

「気にしないで、まあ向こうの直哉も少しは勉強になったのなら良いけどね」

 

「そうね、後なのはを操ってたのは特に害のない催眠状態だったわ」

 

「そうなら双方の世界に悪影響はないのね」

 

「ええ」

 

「「「何てそう言うのかな?そう言うのは踏み込んでいい問題じゃないのに」」」

 

「そう言う事もあってね慎重にしてたらパンサークローが動いたからね」

 

「「「成程」」」

 

「確かにこちらの世界の調停者からしたらまた勝手に送られて来たのかと警戒しますね。以前の来訪者がその様子だと」

 

「そうねだけど運よく・・・」

 

「ハニーさんすみません。少しいいですか?」

 

「何かしらのどかさん?」

 

「あのですね・・・」

 

その時シンフォギア世界とサクラ世界から緊急連絡があり、その内容はシンフォギア世界からはヤラネーダと似た新種の怪物を謎の組織が使っていたと言う連絡だった。サクラ世界の連絡も謎の組織がノイズを操って巴里に現れたそうです」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「何でこのタイミングでノイズやウバウゾーが出てくるの?」

 

「これはもしかするとパンサークローが動いたのかも知れないわね」

 

「「「ええ――」」」

 

「「「どういう事です?」」」

 

「思い出してみて」

 

「あの時は余りパンサークローの情報がなかったからパンサークローと如月ハニーを調べたらパンサークローは空中元素固定装置を如月ハニーの父親が作り出してパンサークローが、如月ハニーの父親を殺して空中元素元素固定装置を奪おうとしたらしいんだけど見つかってないのよ」

 

「確認なんですが、パンサークローと言う組織は別組織と協力する事がありました?」

 

「それは基本的にその作戦の指揮を誰がするかで決まるわね。個人でやる作戦を立てたり、最終的に裏切るけど協力する怪人もいるわね」

 

「それではシンフォギア世界とサクラ世界に出た組織はパンサークローと考えても良いですか?」

 

「そこまで断言は出来ないけど・・・恐らくそれで良いと思うわ」

 

「そうやっぱりここは並行世界なのね」

 

「知ってたんですか?」

 

グレースがハニーに聞く。

 

「私が跳ばされたから・・・」

 

「2人の時の対応が違ったんだと思うわ」

 

「何よこいつ気持ち悪いわね」

 

「お姉さんどうして戦わないの?お姉さんなら楽勝なのに」

 

「確かに単純に倒すだけなら簡単だけど、恐らくここは異世界だとして動くわよ」

 

「ハニーお姉様もここにいるかも知れないしね」

 

聖羅が一緒にいる少年に話をしていると・・・」

 

「だああああ」

 

と言いながら亜種型メガビョーゲンを殴り飛ばす響達がやって来た。

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「何故お前達がお姉様を知っている?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「「成程」」

 

「響にそんな事は出来ないわよ」

 

「酷いですよトワさん」

 

「まあどちらにしても3人の滞在は許可するわただパンサークロー関連は基本的に3人に任せると言う事しか出来ないわ現状では」

 

「「「わかりました」」」

 

そして話し合いは終わりその後・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

花寺直哉とトワ管理者の神殿にて

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「何故お前達がお姉様を知っている?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「「成程」」

 

「響にそんな事は出来ないわよ」

 

「酷いですよトワさん」

 

「まあどちらにしても3人の滞在は許可するわただパンサークロー関連は基本的に3人に任せると言う事しか出来ないわ現状では」

 

「「「わかりました」」」

 

そして話し合いは終わりその後・・・

 

管理者の神殿・・・

 

「成程こういう手段であの3人を引き込んだんですね」

 

「人聞き悪いわよ。実際あの3人捨てられたのは事実でしょう」

 

「それは確かに間違いないでしょう。その為パンサークローと言う面倒な勢力が出来ましたけど」

 

「まあ、パンサーと3人の事は・・・」

 

「それはしなくて良いわよ私達がその世界を封印するから」

 

「永久的にね」

 

「え、その為に僕に全権を与えるんです?」

 

「ええ、今回は空中元素固定装置関係で片手間でやると弊害が起きそうなのよ」

 

「つまり如月ハニーが互いに惹かれるのを防ぐ為ですか?」

 

「それもあるけど、並行世界の融合世界から来たパンサークローもいつ動くかわからないしそれに・・・

 

「そうだよカルマ私達を貴女が、エキストラプレイヤーとして与えた特権として与えた力で、仲間と合流して、貴女がノイズを使う可能性があったからね」

 

「おのれーーキュアグレースそして紫藤直哉め」

 

「それに融合世界に憑依の実が出た以上カルマがパンサークローと手を組む可能性もあるからね」

 

「確かにそうですね。現状の千明さんはこちらの世界の住人ではないですからなるべく単独の内に終わらせたいですね」

 

「だからパンサークローと3人に関する件は私が伝えるようにするわ」

 

「え、良いんです?」

 

「構わないわ封印をしててもそれくらいはするわよ。パンサークローが異世界と気づかない間は」

 

「成程、確かにその方が良いですね。彼女達の世界では管理者の連絡が来て動き出すと言っていたので」

 

「ああ、言ってたわねでも・・・」

 

「その理由は何故ですか?」

 

「それは・・・並行世界の融合世界の歴史を言うわね」

 

「はい」

 

「基本的な融合世界の誕生理由はこちらと変わらないわただ、米田健二の負の感情が1つの生命になったと言われてるの」

 

「まさかそんな事が・・・」

 

「そしてこれは確定じゃないけど米田健二の悪意がパンサークローの首領ではと考えているの」

 

「それはどうしてです?」

 

「それは・・・パンサークローのターゲットが私のパパと私達の世界の紫藤直哉だったから」

 

「そうなんですか?だったらまずくないです」

 

「そこは大丈夫よ私の妹が直哉君についてるから」

 

「それにこちらの世界にまで私達の知るパンサークローがいるのなら私達も手伝うわ」

 

「ありがとございます」

 

「でもそういう状況でここまで迅速に決めるのは流石ね」

 

「そうですね」

 

「後あの3人は通常通りの協力者としてればいいのですか?」

 

「そうねあの子達は捨てられたからね・・・」

 

「捨てられた世界か・・・」

 

「何だか可哀想」

 

「こちらの調停者は、ハニーさん達の世界ごと捨てられた世界として考えています」

 

「ええ、聞いて驚いたわ。そんなハニーさんに聞きます貴女達の管理者と連絡が取れないのは偶然だと思いますか?」

 

「それは・・・違うと思うわ意図的に連絡が取れなくしてると思うわ」

 

「そんな噓ですよねハニーお姉さん。僕達が管理者に捨てられたなんて」

 

「残念だけど直哉君私もこちらの世界の守護者」と同じ答えよ」

 

!!

 

「そんなそれじゃあ僕達はずっとこちらの世界で生きて行くんですか?」

 

「いやそれも厳しいわね」

 

「え、何故ですかエステルさん?」

 

「まあ私の名前を言われるのおは良いけど、私は貴方と初対面と言う事を忘れないでね」

 

「すみません」

 

「こちらの管理者は、貴方達の敵パンサークロー倒れるまでは保証はすると思うけどその後は知らないわ。特に調停者の君はね」

 

「そんな・・・」

 

「現状貴方は普通の異世界人だけど、調停者をしていたのが仇となる事象が近い内に起きる可能性があるわ」

 

「それは・・・こちら側の敵が空中元素固定装置に興味を持った場合恐らく狙われるわ」

 

「最初はこんな感じだったしね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について24 直哉の確認前編

「そんな噓ですよねハニーお姉さん。僕達が管理者に捨てられたなんて」

 

「残念だけど直哉君私もこちらの世界の守護者」と同じ答えよ」

 

!!

 

「そんなそれじゃあ僕達はずっとこちらの世界で生きて行くんですか?」

 

「いやそれも厳しいわね」

 

「え、何故ですかエステルさん?」

 

「まあ私の名前を言われるのおは良いけど、私は貴方と初対面と言う事を忘れないでね」

 

「すみません」

 

「こちらの管理者は、貴方達の敵パンサークロー倒れるまでは保証はすると思うけどその後は知らないわ。特に調停者の君はね」

 

「そんな・・・」

 

「現状貴方は普通の異世界人だけど、調停者をしていたのが仇となる事象が近い内に起きる可能性があるわ」

 

「それは・・・こちら側の敵が空中元素固定装置に興味を持った場合恐らく狙われるわ」

 

「最初はこんな感じだったしね」

 

「成程トワに質問ですが」

 

「そういう事なら空中元素固定装置が禁忌的な装置になるのもわかりますね。何故なら空中元素固定装置を使えば人間を作る事も出来ると言う事ですからね」

 

「「「あ、そう言えばそうだ」」」

 

「つまり空中元素固定装置の存在を知られればそれだけで戦争の火種になりえる争奪戦が起きると言う事ですね」

 

直哉がそう言う。

 

以前直哉が言ってたじゃない空中元素固定装置と並行世界の融合世界の如月ハニーについて」

 

「ああ、言いましたけど何かあったんですか?」

 

「彼女が2人になったわ。つまりこちらの世界にも如月ハニーの世界が誕生したのよ」

 

「はあ――、それって本当なんですか?」

 

「信じたくないけど本当よ」

 

「またこんな事をしないといけないんです?」

 

「それはしなくて良いわよ私達がその世界を封印するから」

 

「永久的にね」

 

「以前こう言って権限を預かりましたが、正直に言えばあの3人がいる事によりどの世界がいけないのかそう言う部分を教えて欲しいですね」

 

「何故お前達がお姉様を知っている?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「「成程」」

 

「響にそんな事は出来ないわよ」

 

「酷いですよトワさん」

 

「まあどちらにしても3人の滞在は許可するわただパンサークロー関連は基本的に3人に任せると言う事しか出来ないわ現状では」

 

「「「わかりました」」」

 

「トワ達が3人の滞在を許可した以上」

 

「ああ、それは・・・基本的にプリキュア世界には行かないでね」

 

「そうやっぱりここは並行世界なのね」

 

「知ってたんですか?」

 

グレースがハニーに聞く。

 

「ええ、これでも向こうでは守護者をしてるからね、違和感を感じてたわ響さんとエステルさんと会った時からね」

 

「ふむ、それではハニーさんの知る世界にはゼムリア大陸とシンフォギア世界はあるんですね?」

 

「ええ、後プリキュア世界と言うのは存在せず悪魔が支配する世界があるわ」

 

「悪魔とイシュメルガが協力関係を結んでいるわ」

 

「「成程」」

 

「そちらの世界のオリジナル要素が悪魔と言う種族がいると言う事ですね?」

 

「ちなみにそちらの世界はいべんとはどうです?」

 

「そうね・・・帝都関連は」

 

「以前のどかちゃんの家で言ったけど・・・私達の世界でない世界はプリキュア達の世界だけなのよ」

 

「確かハニーさんもプリキュアだけは知らないと言ってましたね」

 

「そうねつまりはプリキュア世界に行かなければ並行世界の融合世界とは変わらないと言う事だから何とか出来るんじゃないかしら」

 

「成程」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について24 直哉の確認後編

「ええ、これでも向こうでは守護者をしてるからね、違和感を感じてたわ響さんとエステルさんと会った時からね」

 

「ふむ、それではハニーさんの知る世界にはゼムリア大陸とシンフォギア世界はあるんですね?」

 

「ええ、後プリキュア世界と言うのは存在せず悪魔が支配する世界があるわ」

 

「悪魔とイシュメルガが協力関係を結んでいるわ」

 

「「成程」」

 

「そちらの世界のオリジナル要素が悪魔と言う種族がいると言う事ですね?」

 

「ちなみにそちらの世界はいべんとはどうです?」

 

「そうね・・・帝都関連は」

 

「以前のどかちゃんの家で言ったけど・・・私達の世界でない世界はプリキュア達の世界だけなのよ」

 

「確かハニーさんもプリキュアだけは知らないと言ってましたね」

 

「そうねつまりはプリキュア世界に行かなければ並行世界の融合世界とは変わらないと言う事だから何とか出来るんじゃないかしら」

 

「成程」

 

「では、すこやか市以外を拠点にすればいいですね?」

 

「そうね後ちょっとの依頼があるのだけどいいかしら?」

 

「何でしょうか?」

 

「消えたイヨとヒミコの影が封印をしているあの世界から見えるのよ」

 

「え、それは本当なのですか?」

 

「確実とは言えないんだけど良そうな感覚があるのよ」

 

「でもあの世界はイヨとヒミコが消えてからかなり後の世界ですよ」

 

「聖羅お姉さん見た事のない怪物がいっぱい出たよ」

 

「何よこいつ気持ち悪いわね」

 

「お姉さんどうして戦わないの?お姉さんなら楽勝なのに」

 

「確かに単純に倒すだけなら簡単だけど、恐らくここは異世界だとして動くわよ」

 

「ハニーお姉様もここにいるかも知れないしね」

 

聖羅が一緒にいる少年に話をしていると・・・」

 

「だああああ」

 

と言いながら亜種型メガビョーゲンを殴り飛ばす響達がやって来た。

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「何故お前達がお姉様を知っている?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「実はねあの2人が来た時にゲネシスの改変が起きていたのよ」

 

「ええーー」

 

「じゃあもしかしてあの世界は・・・」

 

「ええ、信じたくないんだけど封印をしているあの世界があの3人の世界だったの」

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

直哉とアニエスはお互いにそう言った。

 

「つまりあのタイミングで並行世界の融合世界からハニーさん達は消えていたのが憑依の実によって次元に歪みが起きたので現れたと言う事ですか?」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

封印中の新大陸の正体

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

直哉とアニエスはお互いにそう言った。

 

「つまりあのタイミングで並行世界の融合世界からハニーさん達は消えていたのが憑依の実によって次元に歪みが起きたので現れたと言う事ですか?」

 

「でもこれが事実としたらゲネシスの改変の方が面倒ですね」

 

「そうね私としては知りたくなかったんだけど」

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「何故お前達がお姉様を知っている?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「「成程」」

 

「響にそんな事は出来ないわよ」

 

「酷いですよトワさん」

 

「まあどちらにしても3人の滞在は許可するわただパンサークロー関連は基本的に3人に任せると言う事しか出来ないわ現状では」

 

「「「わかりました」」」

 

「せっかくこんな形で収まると思ったのに」

 

「確かにそうですね。まさか封印中の世界が魔王の因子とゲネシスの改変の影響で、並行世界の融合世界から来たキューティーハニー世界だったとは」

 

「私もレイも驚いたわよ。ゲネシスの改変の影響が並行世界の融合世界にまで出るなんて思わないもん」

 

「まあ確かに影響はこの次元限定と考えるのが普通でしょう」

 

「ここは、サクラ大戦7人目の隊員と言う作品の世界ですから」

 

「「「「何だってーー」」」」

 

「多分この世界で、アンタ達のことを、認識できるのは君達が、探してるジェミニと、僕たちと、君達の追っている邪神巫女と言う奴だけだろう」

 

「直哉君は何故、邪神巫女の事を知っている?」

 

「ごめんなさい健二さん。それはこのリングの力なんです」

 

「そのリングの力?」

 

「ええ、この護法リングによって、自分がどういうことに、関わるかが、見えるんですよ」

 

「成る程な、要するに直哉君君は、俺に似た力があるんだな。それでそのリングが制御装置の変わりかなんかだろ?」

 

 

健二がそう言うと、さくらが不満そうな表情をしていた。

 

「でも、直哉君、本当に凄いよ。僕と桜花は名前しか言ってないのに」

 

コクリコはかなり驚いていた。

 

「そんなにいいものじゃないよ、確かに僕には、健二さんが言ったような力が、あります。この力のせいで、実の両親から、怖がられて、その上、捨てられたんだ」

 

「そんなの酷い」

 

「そうです余りに酷すぎます」

 

コクリコと.桜花が怒りを顕にするが、直哉は、話を続けた。

 

「でもいいんだ今は、さくらお姉ちゃんや、若菜お母さんや、みんながいてくれるからね」

 

「ちなみに僕と、さくら姉ちゃんは、もうすぐ健二さんと、さくらさんと同じ関係になるから」

 

「「えーーー」」

 

直哉の言葉に、コクリコと桜花が驚いていた。

 

「そんな話は終わって、ジェミニちゃんのところに、行きますか?」

 

「ああ、そうしたいが、すまない直哉君とさくら君、君達の安全の為、空中戦艦ヤマトへ来てもらう」

 

健二がそう言うと直哉たちの体が浮き気がつくとそこは、戦艦の中だった。

 

 

「ほうこれは、まだ正義の心で動いてるようですね米田健二は」

 

「少し時間を進めますよ」

 

そしてグレース達とワイズマンは少し時間を飛んだ。

 

その直後、米田は別行動を取っている。直哉とさくらに連絡をした。

 

そのころ直哉とさくらは・・・

 

健二たちが、本来の世界とが異なる世界に来てから数日が経ったある日、ついにこちらの世界にも、新たな敵が、動き出したと、直哉に連絡が入ったのだが、困った事に、直哉の姉のさくらは、ここ数日なれない環境だった為に、少し体調を崩していた。

 

「さくらお姉ちゃん大丈夫?新たな敵が出たんだけど、出撃できる?」

 

「わかった・・・わ・・ク」

 

「駄目だよ。お姉ちゃん無理しちゃ」

 

「でも行かなきゃ」

 

「それは、そうだけど、」

 

姉弟の話を聞いていた、健二とさくらもどうするべきか悩んでいた。

 

「ねえパパママが、さくらさんの代わりに行ったらいけないの?」

 

コクリコが健二に聞く。

 

「コクリコ・・それは」

 

「コクリコ姉さんそれは無理ですよ」

 

「どうしてさ桜花?」

 

「いいですか?ここは、私達の世界じゃないんですよ、そして私たちが動けば、この世界に歪みが生まれ、イヨがこの世界も破壊するかもしれないんですよ」

 

「こちらの過去の世界でも直接接触で変化がありましたがゲネシスの改変は非接触で変えるのはまずくないです?」

 

「そうなんだけど・・・」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ゲネシスの脅威

「わかった・・・わ・・ク」

 

「駄目だよ。お姉ちゃん無理しちゃ」

 

「でも行かなきゃ」

 

「それは、そうだけど、」

 

姉弟の話を聞いていた、健二とさくらもどうするべきか悩んでいた。

 

「ねえパパママが、さくらさんの代わりに行ったらいけないの?」

 

コクリコが健二に聞く。

 

「コクリコ・・それは」

 

「コクリコ姉さんそれは無理ですよ」

 

「どうしてさ桜花?」

 

「いいですか?ここは、私達の世界じゃないんですよ、そして私たちが動けば、この世界に歪みが生まれ、イヨがこの世界も破壊するかもしれないんですよ」

 

「こちらの過去の世界でも直接接触で変化がありましたがゲネシスの改変は非接触で変えるのはまずくないです?」

 

「そうなんだけど・・・」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

直哉とアニエスはお互いにそう言った。

 

「そうは言ってもヴァン・アークライドの暴走状態を止めない事にはどうしょうもないわよ。直哉」

 

エステルがそう言う。

 

「確かにそうなんですよね、シズナさん変身しているヴァン・アークライドさんを止める手段はないんですか?外部から強制的に」

 

直哉がシズナに聞く。

 

「私ならヴァンを体力を限界まで削って変身解除させるかな」

 

「シズナさん」

 

「やはり僕と同じ考えですか、シズナさん良ければ僕達と共闘してくれませんか?」

 

「それは構わないよ。私達としてもヴァンと合流して今後の事を考えないと置けないし」

 

「今後の事・・・」

 

アニエスが呟く。

 

「わかりましたこちらとしてもそれで構いません」

 

そして直哉はヴァン・アークライド救出作戦について話し出した。

 

以前のこの話の流れ的に未来のカルバート共和国から来たアニエス達がゲネシスの改変を制御出来るみたいだから同行要請して」

 

「成程僕が一時的にアニエスさん達を連れてイヨさんとヒミコさんを探すんですか?」

 

「本来ならそれが良いんだけど・・・ゲネシスの改変でキューティーハニー世界が来たのならもしかすると如月ハニーの父親も生きた状態でこっちに来てるかも知れないの」

 

「成程」

 

「成程それでハニーさん達はパンサークローに狙われる原因になったんですね」

 

「そうみたいね、でも空中元素固定装置は禁忌的な物らしいの」

 

「無から物を作り出すみたいね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「つまり空中元素固定装置を手に入れると言う事は、自分の願望を叶う事が出来ると言う事ですか?」

 

「ええ、そういう事らしいわね」

 

「そういう事なら空中元素固定装置が禁忌的な装置になるのもわかりますね。何故なら空中元素固定装置を使えば人間を作る事も出来ると言う事ですからね」

 

「「「あ、そう言えばそうだ」」」

 

「つまり空中元素固定装置の存在を知られればそれだけで戦争の火種になりえる争奪戦が起きると言う事ですね」

 

「ハニーさんの父親は空中元素固定装置を作り出した人ですしね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

間章33 封印中の世界の現地調査編
トワ達の依頼と動き出す者


「本来ならそれが良いんだけど・・・ゲネシスの改変でキューティーハニー世界が来たのならもしかすると如月ハニーの父親も生きた状態でこっちに来てるかも知れないの」

 

「成程」

 

「成程それでハニーさん達はパンサークローに狙われる原因になったんですね」

 

「そうみたいね、でも空中元素固定装置は禁忌的な物らしいの」

 

「無から物を作り出すみたいね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「つまり空中元素固定装置を手に入れると言う事は、自分の願望を叶う事が出来ると言う事ですか?」

 

「ええ、そういう事らしいわね」

 

「そういう事なら空中元素固定装置が禁忌的な装置になるのもわかりますね。何故なら空中元素固定装置を使えば人間を作る事も出来ると言う事ですからね」

 

「「「あ、そう言えばそうだ」」」

 

「つまり空中元素固定装置の存在を知られればそれだけで戦争の火種になりえる争奪戦が起きると言う事ですね」

 

「ハニーさんの父親は空中元素固定装置を作り出した人ですしね」

 

「つまり僕とアニエスさん達でキューティーハニー世界にいると思われる如月博士と合流して連れて来ればいいのですね?」

 

「そう言う事よ」

 

「しかし・・・」

 

「確かにそうねこちらとしても無駄に相手に情報を与えたくないのよね」

 

「そうだなそれにあの手下を引き連れている奴はどう見てもイチイバイルシューターを見せてはいけない気がする」

 

「そうね奴等が今いる世界を、並行世界の融合世界と勘違いをしてくれているならなおさらね」

 

「でも確か・・・」

 

「駄目よ貴女は信用できないフィーネ」

 

「ハニーさん一体何を?」

 

千明がハニーの行動を見て驚く。

 

「フィーネ直哉君は私が守る」

 

「はあ、何言ってんだ?あんたあんたの世界の場合だろ」

 

「直哉とフィーネの中が悪いのは?別に私はあんたの世界の事なんて知らないけどなあんたも知らないんだろ?特殊遊撃部隊の苦労を?」

 

「それは・・・」

 

「そんなこちらの関係を壊すと言うのなら私が相手になる」

 

そう言ってクリスは、イチイバイルシューターを纏った。

 

「ハニーさん達の世界の了子さんは死んでいるんじゃ」

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「何故お前達がお姉様を知っている?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「仮に僕達がそう言う高度を取れば、キューティーハニー世界にいるパンサークローをこちらに連れてくる事になり如月姉妹に怪しまれません?」

 

「ああ、それは・・・大丈夫よキューティーハニー世界に関してはね」

「何故お前達がお姉様を知っている?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「実はねあの2人が来た時にゲネシスの改変が起きていたのよ」

 

「ええーー」

 

「じゃあもしかしてあの世界は・・・」

 

「ええ、信じたくないんだけど封印をしているあの世界があの3人の世界だったの」

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

直哉とアニエスはお互いにそう言った。

 

「つまりあのタイミングで並行世界の融合世界からハニーさん達は消えていたのが憑依の実によって次元に歪みが起きたので現れたと言う事ですか?」

 

「既に混じり合ってそこで安定しているからね」

 

その後花寺直哉はアニエス達と合流しトワの依頼に出発したのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

アニエス達と直哉の調査前編

「「ここが調査対象の世界かい?」世界ですか?」

 

「そうですねこの世界は・・・」

 

「本来ならそれが良いんだけど・・・ゲネシスの改変でキューティーハニー世界が来たのならもしかすると如月ハニーの父親も生きた状態でこっちに来てるかも知れないの」

 

「成程」

 

「成程それでハニーさん達はパンサークローに狙われる原因になったんですね」

 

「そうみたいね、でも空中元素固定装置は禁忌的な物らしいの」

 

「無から物を作り出すみたいね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「つまり空中元素固定装置を手に入れると言う事は、自分の願望を叶う事が出来ると言う事ですか?」

 

「ええ、そういう事らしいわね」

 

「そういう事なら空中元素固定装置が禁忌的な装置になるのもわかりますね。何故なら空中元素固定装置を使えば人間を作る事も出来ると言う事ですからね」

 

「「「あ、そう言えばそうだ」」」

 

「つまり空中元素固定装置の存在を知られればそれだけで戦争の火種になりえる争奪戦が起きると言う事ですね」

 

「ハニーさんの父親は空中元素固定装置を作り出した人ですしね」

 

「空中元素固定装置と言う謎の機械を作り出した人物がいてもしかするとその人物なら、アニエスさん達が・・・」

 

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「こういう事態に巻き込まれたゲネシスの秘密にも迫れるかもとトワさん達が言ってたので」

 

「「成程」」

 

「それに今回の調査は・・・」

 

「そうやっぱりここは並行世界なのね」

 

「知ってたんですか?」

 

グレースがハニーに聞く。

 

「ええ、これでも向こうでは守護者をしてるからね、違和感を感じてたわ響さんとエステルさんと会った時からね」

 

「ふむ、それではハニーさんの知る世界にはゼムリア大陸とシンフォギア世界はあるんですね?」

 

「ええ、後プリキュア世界と言うのは存在せず悪魔が支配する世界があるわ」

 

「悪魔とイシュメルガが協力関係を結んでいるわ」

 

「「成程」」

 

「そちらの世界のオリジナル要素が悪魔と言う種族がいると言う事ですね?」

 

「如月ハニーさんから貴女達の事も聞いているからですよ」

 

「それでも信用出来ないのであれば仕方ありません」

 

「聖羅お姉さんこの人達は嘘は言ってないよ」

 

「わかったわとりあえず貴方を信じるわ」

 

「ありがとう聖羅お姉さん」

 

「成程そう言う関係性か・・・」

 

「このイベントの途中の筈です」

 

「成程ね」

 

「だとしたらサクラ世界から行った方が良いかもね」

 

「その理由は何故ですか?」

 

「それは・・・並行世界の融合世界の歴史を言うわね」

 

「はい」

 

「基本的な融合世界の誕生理由はこちらと変わらないわただ、米田健二の負の感情が1つの生命になったと言われてるの」

 

「この3人には秘密なので」

 

「どうしてですか?」

 

アニエスが直哉に聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

アニエス達と直哉の調査中編

「聖羅お姉さんこの人達は嘘は言ってないよ」

 

「わかったわとりあえず貴方を信じるわ」

 

「ありがとう聖羅お姉さん」

 

「成程そう言う関係性か・・・」

 

「このイベントの途中の筈です」

 

「成程ね」

 

「だとしたらサクラ世界から行った方が良いかもね」

 

「その理由は何故ですか?」

 

「それは・・・並行世界の融合世界の歴史を言うわね」

 

「はい」

 

「基本的な融合世界の誕生理由はこちらと変わらないわただ、米田健二の負の感情が1つの生命になったと言われてるの」

 

「この3人には秘密なので」

 

「どうしてですか?」

 

アニエスが直哉に聞く。

「馬鹿なこの時点で僕は調停者ではなく一般人になっていたなんて・・・」

 

「・・・」

 

「直哉君」

 

「ショックを受けたようね流石に」

 

エステルがそう言う。

 

「でもよく考えてね君を調停者から外しこちらの融合世界に転移して来たのは恐らく向こうの管理者の優しさよ」

 

「何が優しさですか?僕を捨てたのに」

 

「ああ、如月直哉君は管理者と調停者の関係を知らないのかな?」

 

「何なんです?それは・・・」

 

「管理者は必要性を感じない場合は処分をするのが決まりよ。恐らく並行世界の融合世界でも似たような決まりがある筈よ」

 

トワがそう説明する。

 

「え、じゃあ僕の処遇は全然軽いわ」

 

「これを見て」

 

「世界のバランスはそんな些細な変化でも大きくなるんだよ」

 

 

「確かに私達は、まなつだったから部活にしろ。プリキュアにしても今までやってこれたもんな」

 

「そうだね」

 

「だね」

 

「みんな・・・」

 

「そう言う事を避ける為に現地調査をしっかりするんだ」

「この映像はこちらの世界の調停者が異世界に行った時に説明した時のよ」

 

「マジで僕の命は管理者に握られてたんだ。本当にいつ消されてもおかしくないのに並行世界の融合世界に来れたのは優しさだったんだ」

 

「確実にこちらの世界と同じ基準とは限らないけどほぼ同じだと思うわよ」

 

「だからこそキューティーハニー世界の主要人物達を2回にわけて転移させたんでしょうね」

 

「成程1回目で私とパンサークローと星児さんが来たのは・・・」

 

「3人にはこの話をしているので・・・」

「成程僕が一時的にアニエスさん達を連れてイヨさんとヒミコさんを探すんですか?」

 

「本来ならそれが良いんだけど・・・ゲネシスの改変でキューティーハニー世界が来たのならもしかすると如月ハニーの父親も生きた状態でこっちに来てるかも知れないの」

 

「成程」

 

「成程それでハニーさん達はパンサークローに狙われる原因になったんですね」

 

「そうみたいね、でも空中元素固定装置は禁忌的な物らしいの」

 

「無から物を作り出すみたいね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「つまり空中元素固定装置を手に入れると言う事は、自分の願望を叶う事が出来ると言う事ですか?」

 

「下手に今回の事を伝えない方が混乱はしないと判断したようですね」

 

「「成程」」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

アニエス達と直哉の調査後編

 

「「成程」」

 

「つまり今回の世界の調査は・・・」

 

「ですが異形の怪物に変身をしている人の仲間か知っている人がこの時代にいれば、異形の怪物に変身している人の事を知れるんですけど・・・」

 

「そうだよねならここで捜索する?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「それは駄目よのどか、あくまでも異形の怪物の事はこの時代の人間には秘密なのよ・・・まあ、そこにいるダメ親父と同じ気配を持つ2人には言っても良いわよ」

 

「「「「ええ――」」」」

 

エステルの言葉によって姿を見せたアニエスとシズナを見て響とのどか達が驚いていた。

 

暫くして・・・

 

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「あの時の僕達のように臨時的な調査なんだね」

 

シズナが言う。

 

「はいそうです」

 

「そしてこの世界には・・・」

「あの時は余りパンサークローの情報がなかったからパンサークローと如月ハニーを調べたらパンサークローは空中元素固定装置を如月ハニーの父親が作り出してパンサークローが、如月ハニーの父親を殺して空中元素元素固定装置を奪おうとしたらしいんだけど見つかってないのよ」

 

「成程それでハニーさん達はパンサークローに狙われる原因になったんですね」

 

「そうみたいね、でも空中元素固定装置は禁忌的な物らしいの」

 

「無から物を作り出すみたいね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「つまり空中元素固定装置を手に入れると言う事は、自分の願望を叶う事が出来ると言う事ですか?」

 

「ええ、そういう事らしいわね」

 

「そういう事なら空中元素固定装置が禁忌的な装置になるのもわかりますね。何故なら空中元素固定装置を使えば人間を作る事も出来ると言う事ですからね」

 

「「「あ、そう言えばそうだ」」」

 

「つまり空中元素固定装置の存在を知られればそれだけで戦争の火種になりえる争奪戦が起きると言う事ですね」

 

直哉がそう言う。

 

「空中元素固定装置と言うある意味貴女達の持つゲネシスと同じくらい高度な技術で作られた物があるのです」

 

「「ええ――」」

 

「今回の調査は、この世界に存在する空中元素固定装置を作り上げた人物と接触する事が目的です」

 

「「成程」」

 

「ですが調査中に・・・」

 

「以前のどかちゃんの家で言ったけど・・・私達の世界でない世界はプリキュア達の世界だけなのよ」

 

「成程つまり、融合世界の内部世界に来た並行世界の融合世界から来たパンサークローはそれほど気にせず動けたと言う結果が今の状況と考えて良いんです?」

 

「そうね・・・」

 

「だってハニー貴女が言ったじゃないプリキュアの世界が無いだけと」

 

「それって並行世界の融合世界から来たパンサークローもシンフォギア世界の政府の性格を知っている事にならない?」

 

「そうか並行世界の融合世界から来たとしても大きく変化をしてなければ利用できると考えてもおかしくないわね」

 

「この世界の悪と言っていい者達が来るかも知れません」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

アニエス達パンサークローを知る

「今回の調査は、この世界に存在する空中元素固定装置を作り上げた人物と接触する事が目的です」

 

「「成程」」

 

「ですが調査中に・・・」

 

「以前のどかちゃんの家で言ったけど・・・私達の世界でない世界はプリキュア達の世界だけなのよ」

 

「成程つまり、融合世界の内部世界に来た並行世界の融合世界から来たパンサークローはそれほど気にせず動けたと言う結果が今の状況と考えて良いんです?」

 

「そうね・・・」

 

「だってハニー貴女が言ったじゃないプリキュアの世界が無いだけと」

 

「それって並行世界の融合世界から来たパンサークローもシンフォギア世界の政府の性格を知っている事にならない?」

 

「そうか並行世界の融合世界から来たとしても大きく変化をしてなければ利用できると考えてもおかしくないわね」

 

「この世界の悪と言っていい者達が来るかも知れません」

 

「それが彼女達が言っていたパンサークローかい」

 

「そうですシズナさん。僕自身も直接見てはないですが・・・」

 

「ええ、それで了子さんはハニーさんの敵らしくて・・・」

 

「成程それで私を見る目が異常なのね」

 

「ああ、あの女か」

 

「でもどうするんですあんなに怪人ぽい人達がいては前鬼の封印を解けませんよ」

 

千明がそう言う。

 

「確かにそうねこちらとしても無駄に相手に情報を与えたくないのよね」

 

「そうだなそれにあの手下を引き連れている奴はどう見てもイチイバイルシューターを見せてはいけない気がする」

 

「そうね奴等が今いる世界を、並行世界の融合世界と勘違いをしてくれているならなおさらね」

 

「でも確か・・・」

 

「駄目よ貴女は信用できないフィーネ」

 

「ハニーさん一体何を?」

 

千明がハニーの行動を見て驚く。

 

「フィーネ直哉君は私が守る」

 

「はあ、何言ってんだ?あんたあんたの世界の場合だろ」

 

「直哉とフィーネの中が悪いのは?別に私はあんたの世界の事なんて知らないけどなあんたも知らないんだろ?特殊遊撃部隊の苦労を?」

 

「それは・・・」

 

「そんなこちらの関係を壊すと言うのなら私が相手になる」

 

そう言ってクリスは、イチイバイルシューターを纏った。

 

「ハニーさん達の世界の了子さんは死んでいるんじゃ」

 

「「あ、そうだ」」

 

「ですがパンサークローの構成員は普通の人間ではないらしいので注意して下さいね」

 

「「了解」了解です」

 

「それでは行きましょうか?」

 

そして直哉達の調査が始まった。

 

暫くして・・・

 

「やっぱりここも電気が主流の世界のようですね」

 

「そうだねアニエス」

 

「でも私としてはパンサークローの構成員と戦ってみたいけどね」

 

「シズナさん」

 

でもまあ・・・」

 

カイエン侯爵がアルフィン王女の弟のセドリック王子を紅の機神の操縦者にするべくセドリック王子を誘拐した。

 

それをⅦ組が追いかけて浮上した城に突入し暫くすると、Ⅶ組の前に火焔魔人の異名を持つマクバーンが現れた。

 

「よう混ざり者あれから強くなったか?」

 

「お前はマクバーンどうしてここに?この城も秘宝絡みなのか」

 

「それは違うなこの城は台座だな」

 

「台座だと」

 

「そうだ、強いて言うのであればお前が乗っているヴァリマールの台座がトールズ士官学校の地下遺跡に当たる地だな」

 

「各機神の台座は色々な場所にあるがここは紅の機神のテスタロッサが置かれている場所だ。そしてテスタロッサの起動条件はエレポニア帝国王家の血が必要なのさ」

 

「「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「何故俺達に教えるお前はカイエン侯爵側ではないのか?」

 

「ああ、結社としてはお前達の言う通りだが、今の俺は違うからなお前達がカイエンを倒したとしても関係ないが、リィン・シュバルツァー俺と戦え」

 

「「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「何でそうなるのおかしいわよ私達はカイエン侯爵を止めなきゃいけないのに何で貴方と戦うのよ」

 

アリサがそう言う。

 

「確かにお、お前達Ⅶ組はこの内戦を通して成長はしたが、ただ1人リィン・シュバルツァーに関してはみとめられていないから俺がここに来たのさ」

 

「私としてはリィン・シュバルツァとやってみたいけどね」

 

シズナがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

如月博士とパンサークローの関係

 

「そうだ、強いて言うのであればお前が乗っているヴァリマールの台座がトールズ士官学校の地下遺跡に当たる地だな」

 

「各機神の台座は色々な場所にあるがここは紅の機神のテスタロッサが置かれている場所だ。そしてテスタロッサの起動条件はエレポニア帝国王家の血が必要なのさ」

 

「「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「何故俺達に教えるお前はカイエン侯爵側ではないのか?」

 

「ああ、結社としてはお前達の言う通りだが、今の俺は違うからなお前達がカイエンを倒したとしても関係ないが、リィン・シュバルツァー俺と戦え」

 

「「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「何でそうなるのおかしいわよ私達はカイエン侯爵を止めなきゃいけないのに何で貴方と戦うのよ」

 

アリサがそう言う。

 

「確かにお、お前達Ⅶ組はこの内戦を通して成長はしたが、ただ1人リィン・シュバルツァーに関してはみとめられていないから俺がここに来たのさ」

 

「私としてはリィン・シュバルツァーとやってみたいけどね」

 

シズナがそう言う。

 

「でも直哉さん本当にその博士が生きていると思ってるんです?」

 

「どう考えても殺されてる可能性が高いですよ」

 

「ええ、アニエスさんの言う通り普通ならそうかも知れませんが、僕はある疑問があるんですよ」

 

「ある疑問ですか?」

 

「はいそれは・・・空中元素固定装置を作るための資金はどこから来たのかですね」

 

「あ、そうか」

 

「成程そう言う事かい」

 

「成程それでハニーさん達はパンサークローに狙われる原因になったんですね」

 

「そうみたいね、でも空中元素固定装置は禁忌的な物らしいの」

 

「無から物を作り出すみたいね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「つまり空中元素固定装置を手に入れると言う事は、自分の願望を叶う事が出来ると言う事ですか?」

 

「ええ、そういう事らしいわね」

 

「そういう事なら空中元素固定装置が禁忌的な装置になるのもわかりますね。何故なら空中元素固定装置を使えば人間を作る事も出来ると言う事ですからね」

 

「「「あ、そう言えばそうだ」」」

 

「つまり空中元素固定装置の存在を知られればそれだけで戦争の火種になりえる争奪戦が起きると言う事ですね」

 

直哉がそう言う。

 

「直哉のいう事も可能と思うし、個人的な予想としてはパンサークローはかなり技術力は高いと思うわ。如月ハニーの父親は自分で空中元素固定装置を作り出すくらいだからね」

 

「「「「成程」」」」

 

「つまり君は空中元素固定装置完成の為に如月博士とパンサークローが協力していて、何らかの理由で空中元素固定装置が完成後に博士がパンサークローを裏切ったとでも言うのかい?」

 

「その通りですシズナさん。そう考えると・・・」

 

「ええ、融合世界と友好世界の移動に関して規制が私の知る融合世界のがその規制がきついのよ」

 

「「成程」」

 

「こちらの世界では、現場に出る直哉君達にある程度の決定権があるみたいねだけど、私達の場合は融合世界内部の世界に移動するだけでもレイさんとトワさんの許可が必要なの」

 

「ふむ、特殊遊撃部隊と言っても管理者達の部隊と言うのが強いんですね」

 

「そういう事になるわね」

 

「ですけど、ハニーさん今回のような事故が起きた場合はどうするんです?」

 

のどかがハニーに聞く。

 

「大体私達の世界の場合、基本的に放置ね。向こうでパンサークローが動かないと私の捜索はされないわ」

 

「そんな」

 

「成程、ハニーさんの世界は原作イベントを大事にしているんですね」

 

「そうね・・・でも言い方を変えればそれ以外はどうでもいいとも取れるわ」

 

「それじゃあこちらの技術でハニーさんが帰還したら・・・」

 

「厳格な管理者達に色々言われるのは確実でしょうね。最悪の場合世界を消されると言う事もあり得ますよ」

 

「あの人達ならやりそうね」

 

「少なくとも僕達はハニーさんの帰還には手を貸す事が出来ませんね」

 

「手を出せば・・・」

 

「ふむ、特殊遊撃部隊と言っても管理者達の部隊と言うのが強いんですね」

 

「そういう事になるわね」

 

「ですけど、ハニーさん今回のような事故が起きた場合はどうするんです?」

 

のどかがハニーに聞く。

 

「大体私達の世界の場合、基本的に放置ね。向こうでパンサークローが動かないと私の捜索はされないわ」

 

「そんな」

 

「成程、ハニーさんの世界は原作イベントを大事にしているんですね」

 

「そうね・・・でも言い方を変えればそれ以外はどうでもいいとも取れるわ」

 

「それじゃあこちらの技術でハニーさんが帰還したら・・・」

 

「厳格な管理者達に色々言われるのは確実でしょうね。最悪の場合世界を消されると言う事もあり得ますよ」

 

「こうなる可能性がある以上は」

 

「それって悲しいよ」

 

「あの時ハニーさんと話した時に自分の親が狙われている事も見るまで知らなかったようですから」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第69章 第1部 管理者達と3人の生活編
現地調査後に知った事


「ふむ、特殊遊撃部隊と言っても管理者達の部隊と言うのが強いんですね」

 

「そういう事になるわね」

 

「ですけど、ハニーさん今回のような事故が起きた場合はどうするんです?」

 

のどかがハニーに聞く。

 

「大体私達の世界の場合、基本的に放置ね。向こうでパンサークローが動かないと私の捜索はされないわ」

 

「そんな」

 

「成程、ハニーさんの世界は原作イベントを大事にしているんですね」

 

「そうね・・・でも言い方を変えればそれ以外はどうでもいいとも取れるわ」

 

「それじゃあこちらの技術でハニーさんが帰還したら・・・」

 

「厳格な管理者達に色々言われるのは確実でしょうね。最悪の場合世界を消されると言う事もあり得ますよ」

 

「こうなる可能性がある以上は」

 

「それって悲しいよ」

 

「あの時ハニーさんと話した時に自分の親が狙われている事も見るまで知らなかったようですから」

 

現地調査後・・・

 

「やっぱり直哉さんが考えていた可能性が高くなりましたね」

 

アニエスがそう言う。

 

 

「でも直哉さん本当にその博士が生きていると思ってるんです?」

 

「どう考えても殺されてる可能性が高いですよ」

 

「ええ、アニエスさんの言う通り普通ならそうかも知れませんが、僕はある疑問があるんですよ」

 

「ある疑問ですか?」

 

「はいそれは・・・空中元素固定装置を作るための資金はどこから来たのかですね」

 

「あ、そうか」

 

「成程そう言う事かい」

 

「成程それでハニーさん達はパンサークローに狙われる原因になったんですね」

 

「そうみたいね、でも空中元素固定装置は禁忌的な物らしいの」

 

「無から物を作り出すみたいね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「つまり空中元素固定装置を手に入れると言う事は、自分の願望を叶う事が出来ると言う事ですか?」

 

「ええ、そういう事らしいわね」

 

「そういう事なら空中元素固定装置が禁忌的な装置になるのもわかりますね。何故なら空中元素固定装置を使えば人間を作る事も出来ると言う事ですからね」

 

「「「あ、そう言えばそうだ」」」

 

「つまり空中元素固定装置の存在を知られればそれだけで戦争の火種になりえる争奪戦が起きると言う事ですね」

 

直哉がそう言う。

 

「直哉のいう事も可能と思うし、個人的な予想としてはパンサークローはかなり技術力は高いと思うわ。如月ハニーの父親は自分で空中元素固定装置を作り出すくらいだからね」

 

「「「「成程」」」」

 

「つまり君は空中元素固定装置完成の為に如月博士とパンサークローが協力していて、何らかの理由で空中元素固定装置が完成後に博士がパンサークローを裏切ったとでも言うのかい?」

 

「僕としてもこれは外れて欲しかったんですが・・・どう考えても空中元素固定装置を作り出せる環境ではないですからね」

 

「過去の如月博士の状況がね」

 

「そうですね私やシズナさんもこの世界に来て調査をしてかrz感じましたね」

 

「それでどうするんだい?予定通りに如月博士に接触するかい?」

 

「それはやめておきましょう。如月博士とパンサークローの関係を知った以上接触するのはリスクが高すぎますし、下手をすれば・・・」

 

「サクラ世界に現れた2人よりもトワさんやレイさんに聞いた方が早いでしょうね並行世界の融合世界から捨てられた世界については」

 

「捨てられた世界か・・・」

 

「何だか可哀想」

 

「こちらの調停者は、ハニーさん達の世界ごと捨てられた世界として考えています」

 

「何を馬鹿な事を言っているんですか?キューティーハニーの世界ごと調停者の僕を見捨てたとでも言うんですか」

 

「はいそうです」

 

「その証拠に皆さんがこちらに来てから皆さんの世界から連絡来ましたか?」

 

「「「それは・・・」」」

 

「1度もありませんよね」

 

「そしてハニーさんが現れた時に・・・」

 

「駄目よ貴女は信用できないフィーネ」

 

「ハニーさん一体何を?」

 

千明がハニーの行動を見て驚く。

 

「フィーネ直哉君は私が守る」

 

「はあ、何言ってんだ?あんたあんたの世界の場合だろ」

 

「直哉とフィーネの中が悪いのは?別に私はあんたの世界の事なんて知らないけどなあんたも知らないんだろ?特殊遊撃部隊の苦労を?」

 

「それは・・・」

 

「そんなこちらの関係を壊すと言うのなら私が相手になる」

 

そう言ってクリスは、イチイバイルシューターを纏った。

 

「ハニーさん達の世界の了子さんは死んでいるんじゃ」

 

「「あ、そうだ」」

 

「つまり奴等に見つかるとまずいんだな」

 

クリスがそう言う。

 

「そうですがこのままだといずれ見つかると思います。奴等がハニーさんの敵ならば」

 

「そうねとりあえず特殊遊撃部隊に連絡を取りましょう」

 

「シンフォギア世界にパンサークローが出現したんですよ。こちらの融合世界に存在しない者達がですよ」

 

「それでも認めたくないですよ。僕達が捨てられたなんて」

 

如月直哉がそう言う。

 

「またあの3人が狙われるので、今はまだパンサークロー本体を起こすのはやめておくべきでしょうね」

 

「まだ僕達もパンサークローの事を詳しく知らないので」

 

直哉がそう言い現地調査を終えてアニエス達は管理者の神殿に戻った。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

報告と決定と新たな騒動1

管理者の神殿会議室にて・・・

 

「ただいま戻りましたトワレイさん」

 

「「お帰り」」

 

「どうだった?」

 

「やっぱり直哉さんが考えていた可能性が高くなりましたね」

 

アニエスがそう言う。

 

「でも直哉さん本当にその博士が生きていると思ってるんです?」

 

「どう考えても殺されてる可能性が高いですよ」

 

「ええ、アニエスさんの言う通り普通ならそうかも知れませんが、僕はある疑問があるんですよ」

 

「ある疑問ですか?」

 

「はいそれは・・・空中元素固定装置を作るための資金はどこから来たのかですね」

 

「あ、そうか」

 

「成程そう言う事かい」

 

「成程それでハニーさん達はパンサークローに狙われる原因になったんですね」

 

「そうみたいね、でも空中元素固定装置は禁忌的な物らしいの」

 

「無から物を作り出すみたいね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「つまり空中元素固定装置を手に入れると言う事は、自分の願望を叶う事が出来ると言う事ですか?」

 

「ええ、そういう事らしいわね」

 

「そういう事なら空中元素固定装置が禁忌的な装置になるのもわかりますね。何故なら空中元素固定装置を使えば人間を作る事も出来ると言う事ですからね」

 

「「「あ、そう言えばそうだ」」」

 

「つまり空中元素固定装置の存在を知られればそれだけで戦争の火種になりえる争奪戦が起きると言う事ですね」

 

直哉がそう言う。

 

「直哉のいう事も可能と思うし、個人的な予想としてはパンサークローはかなり技術力は高いと思うわ。如月ハニーの父親は自分で空中元素固定装置を作り出すくらいだからね」

 

「「「「成程」」」」

 

「つまり君は空中元素固定装置完成の為に如月博士とパンサークローが協力していて、何らかの理由で空中元素固定装置が完成後に博士がパンサークローを裏切ったとでも言うのかい?」

 

「僕としてもこれは外れて欲しかったんですが・・・どう考えても空中元素固定装置を作り出せる環境ではないですからね」

 

「過去の如月博士の状況がね」

 

「そうですね私やシズナさんもこの世界に来て調査をしてからそう感じましたね」

 

「それでどうするんだい?予定通りに如月博士に接触するかい?」

 

「それはやめておきましょう。如月博士とパンサークローの関係を知った以上接触するのはリスクが高すぎますし、下手をすれば・・・」

 

「はいやはり空中元素固定装置はパンサークローと協力関係だった如月博士が作り上げていました」

 

「やっぱりそうなのね・・・気分は悪いけどね」

 

「そうだなこれでキューティーハニー世界で起きた彼女らの戦いの意味が消えるからな」

 

レイがそう言う。

 

「そうね、如月直哉はともかくハニーと聖羅にとっては本来の流れとは言え残酷な現実になるわね」

 

「しかしどうするんです?トワこの調査結果を教えるんです?彼女達に」

 

「それはしないわよ今回の調査はあくまで・・・」

 

「でもどうするんですあんなに怪人ぽい人達がいては前鬼の封印を解けませんよ」

 

千明がそう言う。

 

「確かにそうねこちらとしても無駄に相手に情報を与えたくないのよね」

 

「そうだなそれにあの手下を引き連れている奴はどう見てもイチイバイルシューターを見せてはいけない気がする」

 

「そうね奴等が今いる世界を、並行世界の融合世界と勘違いをしてくれているならなおさらね」

 

「でも確か・・・」

 

「駄目よ貴女は信用できないフィーネ」

 

「ハニーさん一体何を?」

 

千明がハニーの行動を見て驚く。

 

「フィーネ直哉君は私が守る」

 

「はあ、何言ってんだ?あんたあんたの世界の場合だろ」

 

「直哉とフィーネの中が悪いのは?別に私はあんたの世界の事なんて知らないけどなあんたも知らないんだろ?特殊遊撃部隊の苦労を?」

 

「それは・・・」

 

「そんなこちらの関係を壊すと言うのなら私が相手になる」

 

そう言ってクリスは、イチイバイルシューターを纏った。

 

「ハニーさん達の世界の了子さんは死んでいるんじゃ」

 

「「あ、そうだ」」

 

「あの時のパンサークローの戦力が全部なのかを見たかったの」

 

「成程」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

報告と決定と新たな騒動2

「でも確か・・・」

 

「駄目よ貴女は信用できないフィーネ」

 

「ハニーさん一体何を?」

 

千明がハニーの行動を見て驚く。

 

「フィーネ直哉君は私が守る」

 

「はあ、何言ってんだ?あんたあんたの世界の場合だろ」

 

「直哉とフィーネの中が悪いのは?別に私はあんたの世界の事なんて知らないけどなあんたも知らないんだろ?特殊遊撃部隊の苦労を?」

 

「それは・・・」

 

「そんなこちらの関係を壊すと言うのなら私が相手になる」

 

そう言ってクリスは、イチイバイルシューターを纏った。

 

「ハニーさん達の世界の了子さんは死んでいるんじゃ」

 

「「あ、そうだ」」

 

「あの時のパンサークローの戦力が全部なのかを見たかったの」

 

「成程」

 

「それではこれからはどうするんです?」

 

「それは我の依頼を受けて貰う」

 

「レイさんの依頼ですか」

 

「そうだと言っても既に進行しているがな」

 

「どういう事です?」

 

「お前達の技術を使わせてくれないか?」

 

「何の為にですか?」

 

「ああ、それは・・・科学者として興味があるからだ」

 

「成程そういう理由ですか?」

 

「ナルシストルーさん状況次第によっては貴方はブンドル団を脱退できますか?」

 

「俺がお前達の事を聞いた後イレギュラーになる事を防ぐ為に?」

 

「そういう事ではないんですが、僕達の立場上ブンドル団の幹部とある程度協力しないと僕達の最終目的には行けないんですよ。簡単に言えば」

 

「成程な、お前達の存在が俺達やプリキュアにばれた時点で、お前達と言う異物がオイシーナタウンに悪影響を与える可能性があるからそういう事を知られた場合双方にお前達の存在をばらす事で最小限に影響を与える様にしてるんだな」

 

「ええ、今回に関しては・・・」

 

「直哉お前はナルシストルーを覚えているか?原作世界側の」

 

「覚えていますよ彼から連絡があったんですか?」

 

「そうだ、原作世界のオイシーナタウンにノイズが出現したらしい」

 

「ええ――ノイズが」

 

「こちらの独断で、響と和実ゆい達を原作世界のオイシーナタウンに行かせているのでお前も合流をしろ」

 

「フフ、立花響お前が私を覚えていてくれるとは、お前とは直接会う事は少ない筈だが?」

 

「まあ、グレース達や直哉君から色々聞いてるからね」

 

「成る程そう言う事か」

 

「フフ、まさか融合世界のキュアグレース達が本当にこちらに来てくれるとはね」

 

「「「ワイズマンここから私達が相手よ」」」

 

「フフ、良くあの世界から帰還できたものだな。キュアグレース」

 

「正直危なかったけどね、ワイズマン貴方でしょ。ブルーにあの世界の事を教えたのは?」

 

「もしかするとワイズマンの実験が起き切るのかも知れん」

 

「そう上手く行くかしら」

 

「食らいなさい鳳凰烈波」

 

!!

 

エステルの鳳凰烈波により複数の特殊降魔は消滅した。

 

「ほう、エステル・ブライトとクローゼ姫もこちらに来ていたか」

 

「漸く会えたわね。ワイズマン」

 

「フフ、私的には別に会えなくてもよかったんだが、エステル・ブライトお前がこちらにいるのならば、少し計画を修正するか」

 

「何ですって」

 

「夜叉今回はもういい、撤収をするぞ」

 

「わかりました。我が主」

 

「あり得そうですね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

原作世界のオイシーナタウンに現れたノイズ

 

「正直危なかったけどね、ワイズマン貴方でしょ。ブルーにあの世界の事を教えたのは?」

 

「もしかするとワイズマンの実験が起き切るのかも知れん」

 

「そう上手く行くかしら」

 

「食らいなさい鳳凰烈波」

 

!!

 

エステルの鳳凰烈波により複数の特殊降魔は消滅した。

 

「ほう、エステル・ブライトとクローゼ姫もこちらに来ていたか」

 

「漸く会えたわね。ワイズマン」

 

「フフ、私的には別に会えなくてもよかったんだが、エステル・ブライトお前がこちらにいるのならば、少し計画を修正するか」

 

「何ですって」

 

「夜叉今回はもういい、撤収をするぞ」

 

「わかりました。我が主」

 

「あり得そうですね」

 

「本当にワイズマンが関係しているのなら変異種のウバウゾーを作り出そうとしているのかも知れませんね」

 

「ああ、そう言う考えも出来るか?」

 

「とりあえず原作世界のオイシーナタウンに行きます」

 

「頼んだぞ」

 

その頃オイシーナタウンでは・・・

 

「だああああ」

 

「ハートジューシーミキサー!」

 

「シェアリンエナジー!」

 

「ミックス!!」

 

「コメー」

 

「「プリキュア・デリシャスプレシャスヒート!!」」

 

「「「ご馳走(お粗末)様でした!」」」

 

「「ピピ〜!!」」

 

「おお、凄いプレシャス達の新し技だ」

 

響がノイズを倒しながら言う。

 

「えへへありがとうございます」

 

「そっちは終わったの?」

 

「あ、マリちゃんとりあえず終わったよ」

 

「そうでも・・・」

 

「500キロカロリーパンチ!!」

 

「ウバ・・・ウゾ」

 

「良いわよ。プレシャスレシピッピが2体捕まってるけど何とか、プレシャスだけでも行けそうね」

 

「ジェントルレシピッピを返して貰うよ」

 

「ふん、お前達もう勝った気でいるのか?」

 

「「どういう事よ」」

 

「私は、お前達がこのフィールドを作るのを待っていたのだ。キュアプレシャスに確実に勝つ為に」

 

「行きなさいナノビョーゲン」

 

!!

 

「そ、それは・・・」

 

ジェントルがそう言い放たれたナノビョーゲンに感染された岩が、メガビョーゲンに進化した。

 

「あはは、どうだこのメガビョーゲンを浄化出来るプリキュアはこのフィールドをの中にはいないぞ。どうするプリキュア?」

 

「どうしょうマリちゃん?」

 

「困ったわこのままだとどちらか一方しか浄化が出来ないわ」

 

「その心配はないラビ」

 

「安心するペン」

 

「岩型のメガビョーゲンは俺達に任せろニャン」

 

!!

 

「なっお前達がどうしてこのフィールド内にいるキュアグレース達」

 

ジェントルが怒りの感情をぶつける。

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

「あれれ、私達貴女と直接会うの初めてなのに?どうして名前を知ってるのかな?」

 

スパークルがジェントルに聞く。

 

「う、それは・・・」

 

「ともかく助かったわ。これで2体纏めての浄化が可能よ」

 

そして互いの浄化技が発動した。

 

「プリキュア!プレシャス・トライアングル!」

 

「オナカイッパーイ」

 

「ごちそうさまでした」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「こういう事が起きるかも知れないから気をつけてね」

 

ローズマリーがそう言う。

 

「はい」

 

その後新たな増援も無く戦いは終わり直哉が響達と合流をしたのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉の合流後の説明

 

「オナカイッパーイ」

 

「ごちそうさまでした」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「こういう事が起きるかも知れないから気をつけてね」

 

ローズマリーがそう言う。

 

「はい」

 

その後新たな増援も無く戦いは終わり直哉が響達と合流をしたのだった。

 

「あ、直哉君来てくれたんだ」

 

「ええ、トワから頼まれた仕事が終わって・・・」

 

「それではこれからはどうするんです?」

 

「それは我の依頼を受けて貰う」

 

「レイさんの依頼ですか」

 

「そうだと言っても既に進行しているがな」

 

「どういう事です?」

「直哉お前はナルシストルーを覚えているか?原作世界側の」

 

「覚えていますよ彼から連絡があったんですか?」

 

「そうだ、原作世界のオイシーナタウンにノイズが出現したらしい」

 

「ええ――ノイズが」

 

「こちらの独断で、響と和実ゆい達を原作世界のオイシーナタウンに行かせているのでお前も合流をしろ」

 

「フフ、立花響お前が私を覚えていてくれるとは、お前とは直接会う事は少ない筈だが?」

 

「まあ、グレース達や直哉君から色々聞いてるからね」

 

「成る程そう言う事か」

 

「フフ、まさか融合世界のキュアグレース達が本当にこちらに来てくれるとはね」

 

「「「ワイズマンここから私達が相手よ」」」

 

「フフ、良くあの世界から帰還できたものだな。キュアグレース」

 

「正直危なかったけどね、ワイズマン貴方でしょ。ブルーにあの世界の事を教えたのは?」

 

「もしかするとワイズマンの実験が起き切るのかも知れん」

 

「そう上手く行くかしら」

 

「食らいなさい鳳凰烈波」

 

!!

 

エステルの鳳凰烈波により複数の特殊降魔は消滅した。

 

「ほう、エステル・ブライトとクローゼ姫もこちらに来ていたか」

 

「漸く会えたわね。ワイズマン」

 

「フフ、私的には別に会えなくてもよかったんだが、エステル・ブライトお前がこちらにいるのならば、少し計画を修正するか」

 

「何ですって」

 

「夜叉今回はもういい、撤収をするぞ」

 

「わかりました。我が主」

 

「あり得そうですね」

 

「そうレイさんから頼まれここに来たんですよ」

 

「成程そう言う事ね」

 

「でも響さん。原作世界のオイシーナタウンにワイズマンが出現したんです?」

 

「それはまだわからないんだよ。ノイズの数は多いんだけどワイズマンの影が見えないんだよね」

「ああ、了解した。直哉君」

 

「よし全員で必殺攻撃だ」

 

「了解」

 

 

「神崎風塵流・不死鳥の舞」

 

 

「球電ロボ」

 

「シェルクーンチク」

 

「鷺牌五段」

 

「イル・フラウト・マジーコ」

 

「ディ・ワリキューレ」

 

「狼虎滅却・三刃成虎」

 

 

「破邪剣征・桜花天舞」

 

 

「プリキュアの皆さん帝国華撃団の皆さんがの技が幻影を消すタイミングと同時に自分の技を出してください」

 

 

「「「「「「了解」」」」」」

 

 

 

 

 「「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン!キュン!キュン!」

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

 

「「プリキュア!ヒーリングストリーム!」」

 

 

「「エレメントチャージ!」」

 

 

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

「「プリキュア!ヒーリングフラッシュ!」」

 

「「グレース」」

 

「「エレメントチャージ!」」

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

「「プリキュア!ヒーリングフラワー!」」

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

そして、帝国華撃団の攻撃と同時に出した浄化技は幻影を作り出していた本体に直撃した。

 

「ヒーリンググッパイ」

 

そしてメガビョーゲンが浄化された事により捕まっていたエレメントさんが解放された。

 

それと同時に響が30体目のノイズを倒したのだった。

 

「簡単に言えばあの時のメガビョーゲンのような感じなんだ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響の言う違和感

 

「「プリキュア!ヒーリングフラッシュ!」」

 

「「グレース」」

 

「「エレメントチャージ!」」

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

「「プリキュア!ヒーリングフラワー!」」

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

そして、帝国華撃団の攻撃と同時に出した浄化技は幻影を作り出していた本体に直撃した。

 

「ヒーリンググッパイ」

 

そしてメガビョーゲンが浄化された事により捕まっていたエレメントさんが解放された。

 

それと同時に響が30体目のノイズを倒したのだった。

 

「簡単に言えばあの時のメガビョーゲンのような感じなんだ」

 

「成程そう言う事ですか、あの時は本体以外は幻影でしたが・・・今回のノイズは実態はあるのに倒した時に幻影のような感覚があるんですね?」

 

「そうそんな感じ」

 

「もしかすると・・・」

 

「「「亜種型のメガビョーゲンが喋った」」」

 

グレースとフォンテーヌとスパークルの3人が驚いていた。

 

「フォンテーヌとスパークルこのメガビョーゲンは一体?」

 

「ああ、そう言えばアースは初めてだったね。このメガビョーゲンは直哉君が亜種がメガビョーゲンと言ってるよ」

 

スパークルがアースに説明をする。

 

「直哉君今回出た亜種型メガビョーゲンはまさか・・・ワイズマンの仕業?」

 

「はいレイとトワもそう言っていましたよ。グレースさん」

 

そして2人の響さんとグレースさん達が浄化した亜種型メガビョーゲンは全て分身体でしたけど」

 

「ええ――」

 

「おーい立花」

 

「あ、翼さん」

 

「今回のノイズは亜種型メガビョーゲンが出現した時のような事態なのかも知れません」

 

「つまりウバウゾー能力を持つノイズって事?」

 

「ええ、亜種型ノイズとでも言いましょうか」

 

「これはあくまで僕の推測ですが、響さんが感じた違和感は、亜種型ノイズのの体内にレシピッピがいたのかも知れませんね」

 

「ええ――」

 

「響さんのシンフォギアガングニール・シャドーは・・・」

 

「そうです。響さんのガングニールのシンフォギアシステムに僕の霊力とプリキュアの力を持たせる為の宝玉です」

 

 

 

「直哉君。本当に出来るの?」

 

 

「それはわかりません。僕もこういう事例で急遽宝玉を、作るのは初めてですし」

 

 

「のどかさんに渡した宝玉は、僕との誓約関連でしたから。ある程度作りやすい状況でしたから」

 

 

 

「・・・よし宝玉を作成は、終わりましたが、正直不安ですこれが上手くいかず逆に響さんを危険にさらすことになったらと考えると」

 

「大丈夫だよ。その宝玉はこの世界を救う切り札だよ」

 

「ええーーこれが私の宝玉ーー」

 

「それでこの宝玉の力を使うにはどうするの?」

 

「一度シンフォギアを解除して、再び纏ってください」

 

「わかった」

 

そして響はシンフォギアを一度解除し再び纏った。

 

「ぐうっなにこれ体が重いし、痛いんだけど」

 

「やはり響さんのガングニールと宝玉の中にある力がぶつかり合ってますね」

 

「響さんこのままだと貴女の体がもちません。シンフォギアを解除してください」

 

「・・・嫌だ。私はこの力であいつを倒すんだ。それになんとなくわかるんだ」

 

「この力しかあいつには効かないのが」

 

「わかりました。響さん直哉君が言ってました。同時に全種類の力を使うのは2回までにしてください。そうしなければ宝玉も響さんの体も持たないかも知れないと言う事です」

 

「わかったよグレース」

 

そう言って響はグレースから離れた。

 

「この時の失敗を考慮して作ったので、ガングニール・シャドーが教えたと言う事もありますね」

 

「ええ――そんな事あるの?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

宝玉の意思前編

「それでこの宝玉の力を使うにはどうするの?」

 

「一度シンフォギアを解除して、再び纏ってください」

 

「わかった」

 

そして響はシンフォギアを一度解除し再び纏った。

 

「ぐうっなにこれ体が重いし、痛いんだけど」

 

「やはり響さんのガングニールと宝玉の中にある力がぶつかり合ってますね」

 

「響さんこのままだと貴女の体がもちません。シンフォギアを解除してください」

 

「・・・嫌だ。私はこの力であいつを倒すんだ。それになんとなくわかるんだ」

 

「この力しかあいつには効かないのが」

 

「わかりました。響さん直哉君が言ってました。同時に全種類の力を使うのは2回までにしてください。そうしなければ宝玉も響さんの体も持たないかも知れないと言う事です」

 

「わかったよグレース」

 

そう言って響はグレースから離れた。

 

「この時の失敗を考慮して作ったので、ガングニール・シャドーが教えたと言う事もありますね」

 

「ええ――そんな事あるの?」

 

「ええ、ありますよ持ち主から認められていない者へ渡った場合等の時と使用者が間違いを犯す前の警告の為などですね」

 

「つまりガングニール・シャドーにはあのノイズ達にはレシピッピがいる事を」

 

「そう言う事になりますね。ただ勘違いしないで下さいあくまでも宝玉の意思とは警報装置と思って下さい。使用者の意思を無視はしませんから」

 

「成程」

 

「一応そう言うのを付けてないと・・・」

「それで奏さん。僕に願い事とは?」

 

「ああ、私に新しいタイプのシンフォギアをくれ」

 

「・・・一応理由を教えてください」

 

「ああ、今の私はシンフォギアを纏うことが出来なくなっている。そんな私をずっと待っている翼がいるだけでよかった」

 

「だが、ここ最近聖遺物の関連でキナ臭くなりつつあるしな」

 

「ええ、それは否定はしませんけど、まさかと思いますけど奏さん響さんと同じシンフォギアが欲しいと言うつもりですか?」

 

「ああ、そうだ」

 

「残念ですが、それは無理です」

 

!!

 

「何でだよ、翼を助けたいと言うのは駄目な理由なのか?」

 

「いえ、仲間を助けたいと言う奏さんの気持ちはわかりますが、恐らくギア自身が奏さんを奏者に選ばないと思います」

 

「何だと!!ギア自身が奏者を選ぶのかよ?」

 

「まあ、以前の奏さんより質の悪い人達もいますからねその為の防止用でもあるので」

 

「成程ね、盗まれた場合とかその防止なんだね」

 

「ガングニール・シャドーは強すぎるシンフォギアなので、まあだそう言う意味ではクリスさんのイチイバイルシューターはクリスさんが成長すればするほどイチイバイルシューターも強くなるので」

 

「そうなんだクリスちゃん良いなあ」

 

「ですけど、この件に関しては僕個人での決定するには、無理なんですよ」

 

「どうしてなんだ?」

 

「それはクリスさんが、あのシンフォギア世界の住人だからですよ」

 

「「「「あ、成程」」」」

 

「いいですかクリスさん僕達のいる融合世界は裏の世界と言われています」

 

「裏の世界とは、どういう事だ?」

 

「原作世界が表の世界と言われています」

 

「それがどうしたのか?」

 

 

「そうですねここにいるクリスさんは表の世界のクリスさんの鏡に映る存在と考えますね」

 

 

「ああ」

 

「現状のクリスさんの状態は表の世界のクリスさんからしたら鏡を見ても貴女がいない状態なんですよ」

 

「ああ、そうだな私は今、お前達の言うシンフォギア世界にいないからか」

 

「そうですね」

 

「そしてここにいる。グレースさん達にも表の世界がありますが、彼女達の表の世界はある事故により融合世界に隣接する世界となりました現状では」

 

「そんな事があったのか?」

 

「ええ、ありましたねですがクリスさんの場合はそう言う特例では無いので、シンフォギア世界内での協力者と言う感じが僕の現状出来る最大の譲歩ですね」

 

「そうかわかった」

 

「期待に沿えなくてすいません。クリスさん」

 

「いやそう言う事情があるのなら仕方ねえよ。確かに響も積極的に二課の連中と行動をしてなかったのも紫藤直哉の説明と関係するんだろ?」

 

「ええ、特殊遊撃部隊の響さんと未来さんはクリスさんとは違う並行世界の2人なんですよ」

 

「クリスさんは普通の人ですからね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

宝玉の意思後編

「現状のクリスさんの状態は表の世界のクリスさんからしたら鏡を見ても貴女がいない状態なんですよ」

 

「ああ、そうだな私は今、お前達の言うシンフォギア世界にいないからか」

 

「そうですね」

 

「そしてここにいる。グレースさん達にも表の世界がありますが、彼女達の表の世界はある事故により融合世界に隣接する世界となりました現状では」

 

「そんな事があったのか?」

 

「ええ、ありましたねですがクリスさんの場合はそう言う特例では無いので、シンフォギア世界内での協力者と言う感じが僕の現状出来る最大の譲歩ですね」

 

「そうかわかった」

 

「期待に沿えなくてすいません。クリスさん」

 

「いやそう言う事情があるのなら仕方ねえよ。確かに響も積極的に二課の連中と行動をしてなかったのも紫藤直哉の説明と関係するんだろ?」

 

「ええ、特殊遊撃部隊の響さんと未来さんはクリスさんとは違う並行世界の2人なんですよ」

 

「クリスさんは普通の人ですからね」

 

「成程ね普通の協力者に強すぎる武器は扱えないし危険だね」

 

「そうですね、ですから共に成長するシステムにしたんですよ」

 

「それでも響さんが会ったハニーさん達にはガングニール・シャドーは秘密ですけどね」

 

「聖羅お姉さんここは巴里だよね?」

 

「そうみたいねだけど私達の知る巴里ではないみたいね」

 

聖羅と名乗る少女がそう言った直後亜種型メガビョーゲンが出現したのだった。

 

「聖羅お姉さん見た事のない怪物がいっぱい出たよ」

 

「何よこいつ気持ち悪いわね」

 

「お姉さんどうして戦わないの?お姉さんなら楽勝なのに」

 

「確かに単純に倒すだけなら簡単だけど、恐らくここは異世界だとして動くわよ」

 

「ハニーお姉様もここにいるかも知れないしね」

 

聖羅が一緒にいる少年に話をしていると・・・」

 

「だああああ」

 

と言いながら亜種型メガビョーゲンを殴り飛ばす響達がやって来た。

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「何故お前達がお姉様を知っている?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「確かにその方が良いかもね」

 

「それで直哉君これからどうすれば良いの?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「直哉お前はナルシストルーを覚えているか?原作世界側の」

 

「覚えていますよ彼から連絡があったんですか?」

 

「そうだ、原作世界のオイシーナタウンにノイズが出現したらしい」

 

「ええ――ノイズが」

 

「こちらの独断で、響と和実ゆい達を原作世界のオイシーナタウンに行かせているのでお前も合流をしろ」

 

「僕としてもレイさん言われてやって来たので、具体的な事は知らないのですよ」

 

「そうなんだ。じゃあ私達独自で動けばいいのかな?」

 

「恐らくそうだと思いますよ」

 

直哉がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第69章 第2部 原作世界のオイシーナタウン再び編
ブンドル団の協力者を見つけろ1


「何故お前達がお姉様を知っている?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「確かにその方が良いかもね」

 

「それで直哉君これからどうすれば良いの?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「直哉お前はナルシストルーを覚えているか?原作世界側の」

 

「覚えていますよ彼から連絡があったんですか?」

 

「そうだ、原作世界のオイシーナタウンにノイズが出現したらしい」

 

「ええ――ノイズが」

 

「こちらの独断で、響と和実ゆい達を原作世界のオイシーナタウンに行かせているのでお前も合流をしろ」

 

「僕としてもレイさん言われてやって来たので、具体的な事は知らないのですよ」

 

「そうなんだ。じゃあ私達独自で動けばいいのかな?」

 

「恐らくそうだと思いますよ」

 

直哉がそう言う。

 

「まずはこの世界にノイズが出ている原因はブンドル団ですか?」

 

「500キロカロリーパンチ!!」

 

「ウバ・・・ウゾ」

 

「良いわよ。プレシャスレシピッピが2体捕まってるけど何とか、プレシャスだけでも行けそうね」

 

「ジェントルレシピッピを返して貰うよ」

 

「ふん、お前達もう勝った気でいるのか?」

 

「「どういう事よ」」

 

「私は、お前達がこのフィールドを作るのを待っていたのだ。キュアプレシャスに確実に勝つ為に」

 

「行きなさいナノビョーゲン」

 

!!

 

「そ、それは・・・」

 

ジェントルがそう言い放たれたナノビョーゲンに感染された岩が、メガビョーゲンに進化した。

 

「あはは、どうだこのメガビョーゲンを浄化出来るプリキュアはこのフィールドをの中にはいないぞ。どうするプリキュア?」

 

「どうしょうマリちゃん?」

 

「困ったわこのままだとどちらか一方しか浄化が出来ないわ」

 

「その心配はないラビ」

 

「安心するペン」

 

「岩型のメガビョーゲンは俺達に任せろニャン」

 

!!

 

「なっお前達がどうしてこのフィールド内にいるキュアグレース達」

 

ジェントルが怒りの感情をぶつける。

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

「あれれ、私達貴女と直接会うの初めてなのに?どうして名前を知ってるのかな?」

 

スパークルがジェントルに聞く。

 

「う、それは・・・」

 

「ともかく助かったわ。これで2体纏めての浄化が可能よ」

 

そして互いの浄化技が発動した。

 

「プリキュア!プレシャス・トライアングル!」

 

「オナカイッパーイ」

 

「ごちそうさまでした」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「あの時のように協力者がいるんですか?」

 

「それは・・・今の所そう言う動きはないね」

 

「むしろノイズは自然発生が多いかな?決まってウバウゾーを倒すタイミングで出てくるね」

 

「そうなんですねなら・・・」

 

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

「原作世界のオイシーナタウンは、魔王の因子ゲネシスの影響を受けた可能性があります」

 

「ええ――」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ブンドル団の協力者を見つけろ2

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

「原作世界のオイシーナタウンは、魔王の因子ゲネシスの影響を受けた可能性があります」

 

「ええ――」

 

「それってありえなくない。ゲネシスの事象後に原作世界のオイシーナタウン見つかったんだよ」

 

「事実はそうなんですが・・・」

 

「以前のこの話の流れ的に未来のカルバート共和国から来たアニエス達がゲネシスの改変を制御出来るみたいだから同行要請して」

 

「成程僕が一時的にアニエスさん達を連れてイヨさんとヒミコさんを探すんですか?」

 

「本来ならそれが良いんだけど・・・ゲネシスの改変でキューティーハニー世界が来たのならもしかすると如月ハニーの父親も生きた状態でこっちに来てるかも知れないの」

 

「成程」

 

「成程それでハニーさん達はパンサークローに狙われる原因になったんですね」

 

「そうみたいね、でも空中元素固定装置は禁忌的な物らしいの」

 

「無から物を作り出すみたいね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「つまり空中元素固定装置を手に入れると言う事は、自分の願望を叶う事が出来ると言う事ですか?」

 

「ええ、そういう事らしいわね」

 

「そういう事なら空中元素固定装置が禁忌的な装置になるのもわかりますね。何故なら空中元素固定装置を使えば人間を作る事も出来ると言う事ですからね」

 

「「「あ、そう言えばそうだ」」」

 

「つまり空中元素固定装置の存在を知られればそれだけで戦争の火種になりえる争奪戦が起きると言う事ですね」

 

「ハニーさんの父親は空中元素固定装置を作り出した人ですしね」

 

「そして僕はここに来る前に調査をした時に・・・」

 

「ええ、そういう事らしいわね」

 

「そういう事なら空中元素固定装置が禁忌的な装置になるのもわかりますね。何故なら空中元素固定装置を使えば人間を作る事も出来ると言う事ですからね」

 

「「「あ、そう言えばそうだ」」」

 

「つまり空中元素固定装置の存在を知られればそれだけで戦争の火種になりえる争奪戦が起きると言う事ですね」

 

直哉がそう言う。

 

「直哉のいう事も可能と思うし、個人的な予想としてはパンサークローはかなり技術力は高いと思うわ。如月ハニーの父親は自分で空中元素固定装置を作り出すくらいだからね」

 

「「「「成程」」」」

 

「つまり君は空中元素固定装置完成の為に如月博士とパンサークローが協力していて、何らかの理由で空中元素固定装置が完成後に博士がパンサークローを裏切ったとでも言うのかい?」

 

「その通りですシズナさん。そう考えると・・・」

「やっぱり直哉さんが考えていた可能性が高くなりましたね」

 

アニエスがそう言う。

 

 

「でも直哉さん本当にその博士が生きていると思ってるんです?」

 

「どう考えても殺されてる可能性が高いですよ」

 

「ええ、アニエスさんの言う通り普通ならそうかも知れませんが、僕はある疑問があるんですよ」

 

「ある疑問ですか?」

 

「はいそれは・・・空中元素固定装置を作るための資金はどこから来たのかですね」

 

「あ、そうか」

 

「成程そう言う事かい」

 

「成程それでハニーさん達はパンサークローに狙われる原因になったんですね」

 

「そうみたいね、でも空中元素固定装置は禁忌的な物らしいの」

 

「無から物を作り出すみたいね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「つまり空中元素固定装置を手に入れると言う事は、自分の願望を叶う事が出来ると言う事ですか?」

 

「ええ、そういう事らしいわね」

 

「そういう事なら空中元素固定装置が禁忌的な装置になるのもわかりますね。何故なら空中元素固定装置を使えば人間を作る事も出来ると言う事ですからね」

 

「「「あ、そう言えばそうだ」」」

 

「つまり空中元素固定装置の存在を知られればそれだけで戦争の火種になりえる争奪戦が起きると言う事ですね」

 

直哉がそう言う。

 

「直哉のいう事も可能と思うし、個人的な予想としてはパンサークローはかなり技術力は高いと思うわ。如月ハニーの父親は自分で空中元素固定装置を作り出すくらいだからね」

 

「「「「成程」」」」

 

「つまり君は空中元素固定装置完成の為に如月博士とパンサークローが協力していて、何らかの理由で空中元素固定装置が完成後に博士がパンサークローを裏切ったとでも言うのかい?」

 

「僕としてもこれは外れて欲しかったんですが・・・どう考えても空中元素固定装置を作り出せる環境ではないですからね」

 

「過去の如月博士の状況がね」

 

「そして魔王の因子とゲネシスの改変は並行世界の融合世界の世界にも影響を受けた可能性があったんですよ」

 

「ええ――」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響の驚きの事実

「そういう事なら空中元素固定装置が禁忌的な装置になるのもわかりますね。何故なら空中元素固定装置を使えば人間を作る事も出来ると言う事ですからね」

 

「「「あ、そう言えばそうだ」」」

 

「つまり空中元素固定装置の存在を知られればそれだけで戦争の火種になりえる争奪戦が起きると言う事ですね」

 

直哉がそう言う。

 

「直哉のいう事も可能と思うし、個人的な予想としてはパンサークローはかなり技術力は高いと思うわ。如月ハニーの父親は自分で空中元素固定装置を作り出すくらいだからね」

 

「「「「成程」」」」

 

「つまり君は空中元素固定装置完成の為に如月博士とパンサークローが協力していて、何らかの理由で空中元素固定装置が完成後に博士がパンサークローを裏切ったとでも言うのかい?」

 

「僕としてもこれは外れて欲しかったんですが・・・どう考えても空中元素固定装置を作り出せる環境ではないですからね」

 

「過去の如月博士の状況がね」

 

「そして魔王の因子とゲネシスの改変は並行世界の融合世界の世界にも影響を受けた可能性があったんですよ」

 

「ええ――」

 

「まさかと思うけど・・・」

 

「聖羅お姉さんここは巴里だよね?」

 

「そうみたいねだけど私達の知る巴里ではないみたいね」

 

聖羅と名乗る少女がそう言った直後亜種型メガビョーゲンが出現したのだった。

 

「聖羅お姉さん見た事のない怪物がいっぱい出たよ」

 

「何よこいつ気持ち悪いわね」

 

「お姉さんどうして戦わないの?お姉さんなら楽勝なのに」

 

「確かに単純に倒すだけなら簡単だけど、恐らくここは異世界だとして動くわよ」

 

「ハニーお姉様もここにいるかも知れないしね」

 

聖羅が一緒にいる少年に話をしていると・・・」

 

「だああああ」

 

と言いながら亜種型メガビョーゲンを殴り飛ばす響達がやって来た。

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

「ハニーさん達3人は魔王の因子とゲネシスの改変でこちらの世界に来たの?」

 

「はい、ただ並行世界の融合世界に存在していたキューティーハニー世界そのものが、今トワ達が封印中の世界だったんですよ」

 

「ええ――」

 

「つまりパンサークローもハニーさん達は急に消えたという事になるんだね」

 

「ええ、ですので・・・」

 

「なぜそこまでしてくれるんです」

 

「ああ、それは・・・」

 

「え、何故ですかエステルさん?」

 

「まあ私の名前を言われるのおは良いけど、私は貴方と初対面と言う事を忘れないでね」

 

「すみません」

 

「こちらの管理者は、貴方達の敵パンサークロー倒れるまでは保証はすると思うけどその後は知らないわ。特に調停者の君はね」

 

「そんな・・・」

 

「成程そう言う意味で僕の扱いに悩んでいたんですね。最悪ハニーお姉さん達をその世界に行かせればいいだけですからね」

 

「そうですね。もしその世界に如月ハニーの存在がなければですが」

 

「あ、そうでしたね」

 

「つまり私達と来たパンサークローを先に倒さないと色々面倒になるのね」

 

「少なくとも調停者と私達の中で並行世界の融合世界から来たパンサークローは融合世界の内部世界に現る可能性があると思ってるのよ」

 

「こういう説明をしている以上はまだ3人には伝えるのはやめておきたいんですよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

きつい真実を受け入れるかの不安

「ああ、それは・・・」

 

「え、何故ですかエステルさん?」

 

「まあ私の名前を言われるのおは良いけど、私は貴方と初対面と言う事を忘れないでね」

 

「すみません」

 

「こちらの管理者は、貴方達の敵パンサークロー倒れるまでは保証はすると思うけどその後は知らないわ。特に調停者の君はね」

 

「そんな・・・」

 

「成程そう言う意味で僕の扱いに悩んでいたんですね。最悪ハニーお姉さん達をその世界に行かせればいいだけですからね」

 

「そうですね。もしその世界に如月ハニーの存在がなければですが」

 

「あ、そうでしたね」

 

「つまり私達と来たパンサークローを先に倒さないと色々面倒になるのね」

 

「少なくとも調停者と私達の中で並行世界の融合世界から来たパンサークローは融合世界の内部世界に現る可能性があると思ってるのよ」

 

「こういう説明をしている以上はまだ3人には伝えるのはやめておきたいんですよ」

 

「ああ、そう言う事か・・・3人には魔王の因子とゲネシスの改変について知らないんだっけ」

 

「ええ、僕達だって・・・」

 

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

直哉とアニエスはお互いにそう言った。

 

「ゲネシスに関してはアニエスさん達の情報しかないのですし」

 

「確かにねもう少しわかればいいのになあ」

 

「無いものねだりをしても仕方がないですけどね。そう言えばゆいさん達は学校ですか?」

 

「うんそうだよもうすぐテスト期間だと言ってたから」

 

「成程・・・」

 

「お前達の技術を使わせてくれないか?」

 

「何の為にですか?」

 

「ああ、それは・・・科学者として興味があるからだ」

 

「成程そういう理由ですか?」

 

「ナルシストルーさん状況次第によっては貴方はブンドル団を脱退できますか?」

 

「俺がお前達の事を聞いた後イレギュラーになる事を防ぐ為に?」

 

「そういう事ではないんですが、僕達の立場上ブンドル団の幹部とある程度協力しないと僕達の最終目的には行けないんですよ。簡単に言えば」

 

「成程な、お前達の存在が俺達やプリキュアにばれた時点で、お前達と言う異物がオイシーナタウンに悪影響を与える可能性があるからそういう事を知られた場合双方にお前達の存在をばらす事で最小限に影響を与える様にしてるんだな」

 

「ええ、今回に関しては・・・」

 

「あの話から2週間ぐらいしか経ってないようですね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ジェントルー最後の戦いへ

「うんそうだよもうすぐテスト期間だと言ってたから」

 

「成程・・・」

 

「お前達の技術を使わせてくれないか?」

 

「何の為にですか?」

 

「ああ、それは・・・科学者として興味があるからだ」

 

「成程そういう理由ですか?」

 

「ナルシストルーさん状況次第によっては貴方はブンドル団を脱退できますか?」

 

「俺がお前達の事を聞いた後イレギュラーになる事を防ぐ為に?」

 

「そういう事ではないんですが、僕達の立場上ブンドル団の幹部とある程度協力しないと僕達の最終目的には行けないんですよ。簡単に言えば」

 

「成程な、お前達の存在が俺達やプリキュアにばれた時点で、お前達と言う異物がオイシーナタウンに悪影響を与える可能性があるからそういう事を知られた場合双方にお前達の存在をばらす事で最小限に影響を与える様にしてるんだな」

 

「ええ、今回に関しては・・・」

 

「あの話から2週間ぐらいしか経ってないようですね」

 

「そうなんだ」

 

「はい一応ゴーダッツが仕掛けていたマインドコントロールが切れると言う形になるんですよ」

 

「成程そう言う事なんだ」

 

「はい、そしてその頃からプリキュア達の前に戦士が現れるんです」

 

「え、戦士がそれってプレシャスが言っていたブラぺの事かな?」

 

響がそう言う。

 

「そうですね。ブラックペッパーさんですよ」

 

「ああ、だからプレシャスはブラぺと呼んでいたんだ」

 

「ちなみにブラックペッパーさんの正体は・・・和実ゆいさん達の知り合いですよ」

 

「ええ――そうなの?」

 

「そうですよただ。名前は言いませんが」

 

「ブラックペッパーが出てきたと言う事は、ジェントルーとしての最後の戦いがもうすぐ始まりますね」

 

「そうなんだ」

 

「ただ心配なのが・・・」

 

ンへの移動しか使えない状態になりそうでな」

 

「ああ、そういう事なら心配いりません。ゴーダッツ様」

 

そう言いながらセクレトルーは消えた。

 

「だが・・・ジェントルーが帰還後の微妙な変化と記憶は一体?」

 

ゴーダッツは考える。

 

「500キロカロリーパンチ!!」

 

「ウバ・・・ウゾ」

 

「良いわよ。プレシャスレシピッピが2体捕まってるけど何とか、プレシャスだけでも行けそうね」

 

「ジェントルレシピッピを返して貰うよ」

 

「ふん、お前達もう勝った気でいるのか?」

 

「「どういう事よ」」

 

「私は、お前達がこのフィールドを作るのを待っていたのだ。キュアプレシャスに確実に勝つ為に」

 

「行きなさいナノビョーゲン」

 

!!

 

「そ、それは・・・」

 

ジェントルがそう言い放たれたナノビョーゲンに感染された岩が、メガビョーゲンに進化した。

 

「あはは、どうだこのメガビョーゲンを浄化出来るプリキュアはこのフィールドをの中にはいないぞ。どうするプリキュア?」

 

「どうしょうマリちゃん?」

 

「困ったわこのままだとどちらか一方しか浄化が出来ないわ」

 

「その心配はないラビ」

 

「安心するペン」

 

「岩型のメガビョーゲンは俺達に任せろニャン」

 

!!

 

「なっお前達がどうしてこのフィールド内にいるキュアグレース達」

 

ジェントルが怒りの感情をぶつける。

 

「「「地球をお手当て!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

「あれれ、私達貴女と直接会うの初めてなのに?どうして名前を知ってるのかな?」

 

スパークルがジェントルに聞く。

 

「う、それは・・・」

 

「ともかく助かったわ。これで2体纏めての浄化が可能よ」

 

そして互いの浄化技が発動した。

 

「プリキュア!プレシャス・トライアングル!」

 

「オナカイッパーイ」

 

「ごちそうさまでした」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「あの時のジェントルーの記憶が正しいのなら・・・」

 

「もしかしたらジェントルーは、私が知らない異世界に跳ばされていたと考えれば辻褄は合うが、そうそう簡単にはいけない筈だがな・・・それにしても異世界に別のプリキュア達がいるとはな」

 

「この差異違いがジェントルーの最後の戦いにどう影響するかが心配ですが」

 

その時ローズマリーから響に連絡が来た。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ローズマリーからの連絡そして乱入者達

「プリキュア!プレシャス・トライアングル!」

 

「オナカイッパーイ」

 

「ごちそうさまでした」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア!ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「あの時のジェントルーの記憶が正しいのなら・・・」

 

「もしかしたらジェントルーは、私が知らない異世界に跳ばされていたと考えれば辻褄は合うが、そうそう簡単にはいけない筈だがな・・・それにしても異世界に別のプリキュア達がいるとはな」

 

「この差異違いがジェントルーの最後の戦いにどう影響するかが心配ですが」

 

その時ローズマリーから響に連絡が来た。

 

「ごめんなさい響またデリシャスフィールド内にノイズが出現したの」

 

「わかりましたローズマリーさん今回もブラックペッパーさんがいますか?」

 

「ええ、いるわよそれがどうしたの?」

 

「いえ、確認ですよ。ブラックペッパーさんにノイズが出現したのを見られたくないので」

 

「成程ね」

 

「よく来てくれ・・・」

 

「おお、君が立花響君か・・・合格だ。今すぐ私の部隊に・・・ぐっはーーー」

 

「私は、そう言う事をされるために呼ばれたんですか?弦十郎さん」

 

「ああ、違うんだ大臣が勝手に言いだしたんだ」

 

「しかし、防衛大臣きれいに気絶してるぜ」

 

「ああ、きれいな一撃だった。見習わなければ」

 

「ちなみに何を見習うんだ?」

 

「権力に負けない力持つ事だな」

 

「成る程な」

 

「来てすぐこんな事に付き合わされるなんて、私は直哉君から離れるなんて絶対しないのに」

 

「それはともかく弦十郎さん。僕達を呼んだ理由は何ですか?」

 

「ああ、それは昨日の怪物が行動するたびに発生していた現象は何なんだ」

 

「ああ、それは地球を蝕んでるんですよ」

 

「「「「地球を蝕む?」」」」

 

「あの怪物は星を病気にするウイルスなんですよ」

 

「ブラックペッパーには特殊遊撃部隊の事も秘密にしておきたいのね」

 

「そうですねそれでは行きますね。ローズマリーさん」

 

そう言ってローズマリーからの通信を切った響だった。

 

「直哉君どう感じた?」

 

「そうですね普通に考えれば・・・」

 

「500キロカロリーパンチ!!」

 

「ウバ・・・ウゾ」

 

「良いわよ。プレシャスレシピッピが2体捕まってるけど何とか、プレシャスだけでも行けそうね」

 

「ジェントルレシピッピを返して貰うよ」

 

「ふん、お前達もう勝った気でいるのか?」

 

「「どういう事よ」」

 

「私は、お前達がこのフィールドを作るのを待っていたのだ。キュアプレシャスに確実に勝つ為に」

 

「行きなさいナノビョーゲン」

 

!!

 

「そ、それは・・・」

 

ジェントルがそう言い放たれたナノビョーゲンに感染された岩が、メガビョーゲンに進化した。

 

「あはは、どうだこのメガビョーゲンを浄化出来るプリキュアはこのフィールドをの中にはいないぞ。どうするプリキュア?」

 

「どうしょうマリちゃん?」

 

「このパターンのように元々持っていたかあらかじめデリシャスフィールド展開と同時に出現させるしかない筈なので・・・ノイズ型ウバウゾーではないかと思います」

 

「成程」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

デリシャスフィールド内に現れたノイズの正体前編

「ウバ・・・ウゾ」

 

「良いわよ。プレシャスレシピッピが2体捕まってるけど何とか、プレシャスだけでも行けそうね」

 

「ジェントルレシピッピを返して貰うよ」

 

「ふん、お前達もう勝った気でいるのか?」

 

「「どういう事よ」」

 

「私は、お前達がこのフィールドを作るのを待っていたのだ。キュアプレシャスに確実に勝つ為に」

 

「行きなさいナノビョーゲン」

 

!!

 

「そ、それは・・・」

 

ジェントルがそう言い放たれたナノビョーゲンに感染された岩が、メガビョーゲンに進化した。

 

「あはは、どうだこのメガビョーゲンを浄化出来るプリキュアはこのフィールドをの中にはいないぞ。どうするプリキュア?」

 

「どうしょうマリちゃん?」

 

「このパターンのように元々持っていたかあらかじめデリシャスフィールド展開と同時に出現させるしかない筈なので・・・ノイズ型ウバウゾーではないかと思います」

 

「成程」

 

「そう言う風に考えると・・・」

「そうレイさんから頼まれここに来たんですよ」

 

「成程そう言う事ね」

 

「でも響さん。原作世界のオイシーナタウンにワイズマンが出現したんです?」

 

「それはまだわからないんだよ。ノイズの数は多いんだけどワイズマンの影が見えないんだよね」

 

「ああ、了解した。直哉君」

 

「よし全員で必殺攻撃だ」

 

「了解」

 

 

「神崎風塵流・不死鳥の舞」

 

 

「球電ロボ」

 

「シェルクーンチク」

 

「鷺牌五段」

 

「イル・フラウト・マジーコ」

 

「ディ・ワリキューレ」

 

「狼虎滅却・三刃成虎」

 

 

「破邪剣征・桜花天舞」

 

「プリキュアの皆さん帝国華撃団の皆さんがの技が幻影を消すタイミングと同時に自分の技を出してください」

 

「「「「「「了解」」」」」」

 

「「エレメントチャージ」

 

『キュン!キュン!キュン!」

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

「「プリキュア!ヒーリングストリーム!」」

 

「「エレメントチャージ!」」

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

「「プリキュア!ヒーリングフラッシュ!」」

 

「「グレース」」

 

「「エレメントチャージ!」」

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

「「プリキュア!ヒーリングフラワー!」」

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

そして、帝国華撃団の攻撃と同時に出した浄化技は幻影を作り出していた本体に直撃した。

 

「ヒーリンググッパイ」

 

そしてメガビョーゲンが浄化された事により捕まっていたエレメントさんが解放された。

 

それと同時に響が30体目のノイズを倒したのだった。

 

「簡単に言えばあの時のメガビョーゲンのような感じなんだ」

 

「ですから響さんがノイズを倒そうとした時にガングニール・シャドーは警告したと言う可能性も考えられるんですよね」

 

「成程ね」

 

「まあ、響さんはプレシャス達と合流して下さい」

 

「了解」

 

その後直哉は響と別れてとある場所に向かった。

 

「これはどういう事だよ。いるんだろバテデモーダ」

 

「やあ、久しぶりっすね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

デリシャスフィールド内に現れたノイズの正体後編

「ヒーリンググッパイ」

 

そしてメガビョーゲンが浄化された事により捕まっていたエレメントさんが解放された。

 

それと同時に響が30体目のノイズを倒したのだった。

 

「簡単に言えばあの時のメガビョーゲンのような感じなんだ」

 

「ですから響さんがノイズを倒そうとした時にガングニール・シャドーは警告したと言う可能性も考えられるんですよね」

 

「成程ね」

 

「まあ、響さんはプレシャス達と合流して下さい」

 

 「了解」

 

その後直哉は響と別れてとある場所に向かった。

 

「これはどういう事だよ。いるんだろバテデモーダ」

 

「やあ、久しぶりっすね」

 

「ああ、そうだなバテデモーダ今回のノイズはお前の仕業か?」

 

「そうっすよ宿主正確に言えば・・・」

 

「響さんあのネフィリムはと言うか、あの時に出たノイズ達は、隼人叔父さんが出現させていた可能性があるので」

 

「成る程だから違和感を感じたんだ。まあ、マクバーンさんとレオンハルトさんがオリジナルノイズとも倒すかも知れないけど」

 

「とりあえず響さんはシンフォギアを纏って帝国華撃団をサポートしてあげて下さい」

 

「了解」

 

「そしてグレースさんとフォンテイーヌさんとスパークルさん帝国華撃団が相手をしていないメガノイズにヒーリングオアシスを撃ってくれませんか?」

 

「「「ヒーリングオアシスを?」」」

 

「ええ場合によっては、ヒーリングオアシスによってナノビョウゲーンが浄化出来れば通常のノイズに戻るかも知れませんから」

 

「「「成る程」」」

 

「わかったよ直哉君」

 

「トリプルハートチャージ」」

 

「「届け」」

 

「「癒やしの」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス」」」

 

「あの時シンドイ―ネ姐さんが作ったメガノイズのデーターを書き替えてウバウゾーノイズの実験をワイズマンが指示したんすよ」

 

「成程そう言う事か」

 

「まあ実験も今回で最後なんすけど」

 

「しかしワイズマンは何でこれをバテデモーダに頼んだんだ?」

 

「自分もそこが疑問なんですよね?自分が動けば宿主にわかるのに」

 

「ワイズマンに関してはよくわからんからね」

 

「千明見てみろあの二人護法リングしてやがるぜ」

 

「そう言えば、さくらさんと直哉君も持ってるわね」

 

 

「おい、おめえたち何?ひそひそ話しているんだ?「「うわあ」」

 

千明と前鬼は、米田の呼びかけに驚いてしまった。

 

「まあいいや、さくらと直哉すまねえが、二人に帝都の案内してくれや、いつ元の世界に戻れるかわからないみたいだからな」

 

「「はーい」」

 

「「「あの子は」」」」

 

「おや知っている子かね?」

 

「ええ、あの人は異界事変の時に見た事があるの」

 

フォンテーヌが。ワイズマンにそう説明をする。

 

「ほうその時の事を出来れば教えて貰いたいな」

 

そしてグレース達は、異界事変で見た事の説明を始めた。

 

「うわあ、こんな事ってあるの?紫の扉の世界の消滅したと思ったらここで真宮寺姉弟と出会うなんて」

 

「それも真宮寺姉弟の感じからすると、ヤフキエル事変からそんなに時間が経ってないようね」

 

「でも、どうするフォンテーヌこのまま私達融合世界に戻れるの?」

 

「大丈夫よグレースや、直哉君が動いてくれてるわ」

 

「ここにいない鬼に興味を持ったりしていたからな」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

バテデモーダとの情報交換

「まあいいや、さくらと直哉すまねえが、二人に帝都の案内してくれや、いつ元の世界に戻れるかわからないみたいだからな」

 

「「はーい」」

 

「「「あの子は」」」」

 

「おや知っている子かね?」

 

「ええ、あの人は異界事変の時に見た事があるの」

 

フォンテーヌが。ワイズマンにそう説明をする。

 

「ほうその時の事を出来れば教えて貰いたいな」

 

そしてグレース達は、異界事変で見た事の説明を始めた。

 

「うわあ、こんな事ってあるの?紫の扉の世界の消滅したと思ったらここで真宮寺姉弟と出会うなんて」

 

「それも真宮寺姉弟の感じからすると、ヤフキエル事変からそんなに時間が経ってないようね」

 

「でも、どうするフォンテーヌこのまま私達融合世界に戻れるの?」

 

「大丈夫よグレースや、直哉君が動いてくれてるわ」

 

「ここにいない鬼に興味を持ったりしていたからな」

 

「でもその鬼達来てますよね?」

 

「ああ、それは・・・来てるが」

 

「ね、出来たでしょ」

 

直哉は、笑顔で言う」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

「こうして7人世界から元の時代に帰れると思ってたら・・・」

 

「「「「成程」」」」

 

「気がついたらここにいたと言う事ですね?」

 

「そうなの」

 

「それでは確認ですが、千明さんとしては早急に元の時代に戻りたいんですね?」

 

「ええ、出来ればだけど」

 

「成程、異世界生活の経験があるせいですか?自分の希望は望みが薄いのがわかるんですね?」

 

「まあねそれより前鬼はどこ?」

 

「「「「はっ前鬼」」」

 

「そうよ・・・」

 

「先程の話にも出てた私の式神よ」

 

「まさか・・・こちらの世界に来たのはもしかして私だけ?」

 

「「「「はいそうです」」」」

 

「えー―嘘でしょう。何で私だけがこちらの世界に来たの?」

 

「千明さん落ち着いてください。千明さんは憑依獣とカルマと言う言葉知ってますか?」

 

「え、憑依獣にカルマですって」

 

「知ってるも何も、カルマは私達の敵よ」

 

「そうですかならこの映像を見て下さい」

 

「自分と繋がっているから知ってるか」

 

「そうっすよ。後・・・」

「聖羅お姉さんここは巴里だよね?」

 

「そうみたいねだけど私達の知る巴里ではないみたいね」

 

聖羅と名乗る少女がそう言った直後亜種型メガビョーゲンが出現したのだった。

 

「聖羅お姉さん見た事のない怪物がいっぱい出たよ」

 

「何よこいつ気持ち悪いわね」

 

「お姉さんどうして戦わないの?お姉さんなら楽勝なのに」

 

「確かに単純に倒すだけなら簡単だけど、恐らくここは異世界だとして動くわよ」

 

「ハニーお姉様もここにいるかも知れないしね」

 

聖羅が一緒にいる少年に話をしていると・・・」

 

「だああああ」

 

と言いながら亜種型メガビョーゲンを殴り飛ばす響達がやって来た。

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「何故お前達がお姉様を知っている?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「並行世界の融合世界から来た連中の事と、並行世界の融合世界がやばい事は知ってます」

 

「そうか・・・」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

並行世界の融合世界の消滅の危機前編

「確かに単純に倒すだけなら簡単だけど、恐らくここは異世界だとして動くわよ」

 

「ハニーお姉様もここにいるかも知れないしね」

 

聖羅が一緒にいる少年に話をしていると・・・」

 

「だああああ」

 

と言いながら亜種型メガビョーゲンを殴り飛ばす響達がやって来た。

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「何故お前達がお姉様を知っている?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「並行世界の融合世界から来た連中の事と、並行世界の融合世界がやばい事は知ってます」

 

「そうか・・・」

 

「当然だろうな。その結果は」

 

「サクラ世界に現れた2人よりもトワさんやレイさんに聞いた方が早いでしょうね並行世界の融合世界から捨てられた世界については」

 

「捨てられた世界か・・・」

 

「何だか可哀想」

 

「こちらの調停者は、ハニーさん達の世界ごと捨てられた世界として考えています」

 

「何を馬鹿な事を言っているんですか?キューティーハニーの世界ごと調停者の僕を見捨てたとでも言うんですか」

 

「はいそうです」

 

「その証拠に皆さんがこちらに来てから皆さんの世界から連絡来ましたか?」

 

「「「それは・・・」」」

 

「1度もありませんよね」

 

「そしてハニーさんが現れた時に・・・」

 

「シンフォギア世界にパンサークローが出現したんですよ。こちらの融合世界に存在しない者達がですよ」

 

「それでも認めたくないですよ。僕達が捨てられたなんて」

 

如月直哉がそう言う。

 

「残念だけど直哉君私もこちらの世界の守護者」と同じ答えよ」

 

!!

 

「そんなそれじゃあ僕達はずっとこちらの世界で生きて行くんですか?」

 

「いやそれも厳しいわね」

 

「え、何故ですかエステルさん?」

 

「まあ私の名前を言われるのおは良いけど、私は貴方と初対面と言う事を忘れないでね」

 

「すみません」

 

「こちらの管理者は、貴方達の敵パンサークロー倒れるまでは保証はすると思うけどその後は知らないわ。特に調停者の君はね」

 

「そんな・・・」

 

「実際調停者は1人が良いのよ各世界のイベントを観察するならね」

 

「それは間違いないですが。僕は用済みなのでしょうか?」

 

「並行世界の融合世界の調停者消失の件は色々な物が絡み合ったのが原因とは言え、調停者不在になった世界は・・・」

 

「直哉、私からの質問よ融合世界の平和と安定が実現したら貴方はどうなるの?」

 

「それは恐らく僕は死ぬでしょうね。その時が来たら」

 

!!

 

 

「「そんな」」

 

「あんたは本当にそれでいいの?」

 

「いいも悪いもそう言う条件の下で生まれた身ですし、場合によっては上司の気まぐれで、それを迎えても死ぬことは無いかもですけど」

 

「おいおいちょっと待て」

 

「特殊遊撃部隊の上司はまさか・・・」

 

「ええ、そうですよ。融合世界の神様です」

 

「「「「「ええ――神様ーー」」」」」

 

まなつ達とローラは直哉の言葉に驚いていた。

 

「少なくとも管理者が調停者を死なせなかったら代わりに世界が管理者と共に消滅するらしいが」

 

「怖いっすね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

並行世界の融合世界の消滅の危機後編

「並行世界の融合世界の調停者消失の件は色々な物が絡み合ったのが原因とは言え、調停者不在になった世界は・・・」

 

「直哉、私からの質問よ融合世界の平和と安定が実現したら貴方はどうなるの?」

 

「それは恐らく僕は死ぬでしょうね。その時が来たら」

 

!!

 

 

「「そんな」」

 

「あんたは本当にそれでいいの?」

 

「いいも悪いもそう言う条件の下で生まれた身ですし、場合によっては上司の気まぐれで、それを迎えても死ぬことは無いかもですけど」

 

「おいおいちょっと待て」

 

「特殊遊撃部隊の上司はまさか・・・」

 

「ええ、そうですよ。融合世界の神様です」

 

「「「「「ええ――神様ーー」」」」」

 

まなつ達とローラは直哉の言葉に驚いていた。

 

「少なくとも管理者が調停者を死なせなかったら代わりに世界が管理者と共に消滅するらしいが」

 

「怖いっすね」

 

「まあな、だからこそ調停者1人の命で融合世界に住む人や友好世界が安全が保障されるなら自分はそちらを選ぶが」

 

「それをするにはまだまだ遠いが・・・」

 

「そうっすよまだまだ混乱は続くすっよ」

 

「お前はその一員の筈だがな。バテデモーダ・・・」

 

「よろしくプリキュア」

 

「「「パテデモーダだってーーラビリン達も知らないビョゲーンズラビ」ペン」「ニャン」

 

「そりゃこのパテデモーダを作り出したのは、紫藤直哉とそこにいるキュアグレースなのですからね」

 

!!

 

「だからこういう事も出来ますよ。破邪剣征・桜花爛漫」

 

パテデモーダが漆黒の破邪剣征・桜花爛を放った

 

「「「その技は、直哉君のきゃあああ」」」

 

3人は桜花爛漫によって吹き飛ばされた。

 

「ふむ、力のコントロールが上手くいかないようだ」

 

「まあいいやおいらはここでおさらばしまっす」

 

「待ちなさい。どうしてあなたがあの技を・・・と言うかあなたから霊力を持っているの?」

 

「「ええーーバテデモーダが霊力を持ってるの?」」

 

グレースの言葉にフォンテイーヌとスパークルが驚いていた。

 

「確かにあの桜花爛漫は、真宮寺さくらさんから教えて貰ったと言ってたわね直哉君がスパークルと私が霊力と言う物を知らなかった時に」

 

「そうだよ。それに霊力はここまで使えるようになる人は少ないとも言ってたし」

 

「バテデモーダあんた私達仲間に何かしたの?」

 

「・・・バテデモーダ貴方はまさか」

「お、キュアグレースは気がついたようすね」

 

「そう言う経緯でおいら生まれたんすから仕方なくないでしょうか?宿主」

 

「まあなそこは事実だから良いんだが・・・お前も気をつけろよ」

 

「どういう事すっか?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「聖羅お姉さん見た事のない怪物がいっぱい出たよ」

 

「何よこいつ気持ち悪いわね」

 

「お姉さんどうして戦わないの?お姉さんなら楽勝なのに」

 

「確かに単純に倒すだけなら簡単だけど、恐らくここは異世界だとして動くわよ」

 

「ハニーお姉様もここにいるかも知れないしね」

 

聖羅が一緒にいる少年に話をしていると・・・」

 

「だああああ」

 

と言いながら亜種型メガビョーゲンを殴り飛ばす響達がやって来た。

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

「あの3人に俺とバテデモーダの関係を伝えてないから。特殊遊撃部隊にちょっかいを出すなら気をつけろよ」

 

「成程了解です」

 

そして暫くして・・・

 

直哉はバテデモーダと別れた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ウバウゾーノイズ撃退後1 知られた事実前編

「ああ、それは・・・」

 

「聖羅お姉さん見た事のない怪物がいっぱい出たよ」

 

「何よこいつ気持ち悪いわね」

 

「お姉さんどうして戦わないの?お姉さんなら楽勝なのに」

 

「確かに単純に倒すだけなら簡単だけど、恐らくここは異世界だとして動くわよ」

 

「ハニーお姉様もここにいるかも知れないしね」

 

聖羅が一緒にいる少年に話をしていると・・・」

 

「だああああ」

 

と言いながら亜種型メガビョーゲンを殴り飛ばす響達がやって来た。

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

「あの3人に俺とバテデモーダの関係を伝えてないから。特殊遊撃部隊にちょっかいを出すなら気をつけろよ」

 

「成程了解です」

 

そして暫くして・・・

 

直哉はバテデモーダと別れた。

 

時を少し戻して・・・

 

響とプレシャス達は・・・

 

「「お疲れ様です響さん」」

 

「ありがとう2人共。あれローズマリーさんとプレシャスは?」

 

「「実は・・・」」

 

「おいおいあれは何だよウバウゾー以外の怪物とも戦ってんのか?お前達は」

 

「落ち着いてね。ブラぺ」

 

「そうよ見られた以上は教えるから」

 

「・・・」

 

「成程そう言う事か」

 

「もしかしたらジェントルーは、私が知らない異世界に跳ばされていたと考えれば辻褄は合うが、そうそう簡単にはいけない筈だがな・・・それにしても異世界に別のプリキュア達がいるとはな」

 

「この差異違いがジェントルーの最後の戦いにどう影響するかが心配ですが」

 

その時ローズマリーから響に連絡が来た。

 

「ごめんなさい響またデリシャスフィールド内にノイズが出現したの」

 

「わかりましたローズマリーさん今回もブラックペッパーさんがいますか?」

 

「ええ、いるわよそれがどうしたの?」

 

「いえ、確認ですよ。ブラックペッパーさんにノイズが出現したのを見られたくないので」

 

「成程ね」

 

「直哉君に言われた直後に見られていたなんて失敗したなあ」

 

「仕方がないなまだ・・・」

 

「よく来てくれ・・・」

 

 

「おお、君が立花響君か・・・合格だ。今すぐ私の部隊に・・・ぐっはーーー」

 

 

「私は、そう言う事をされるために呼ばれたんですか?弦十郎さん」

 

「ああ、違うんだ大臣が勝手に言いだしたんだ」

 

 

「しかし、防衛大臣きれいに気絶してるぜ」

 

「ああ、きれいな一撃だった。見習わなければ」

 

「ちなみに何を見習うんだ?」

 

 

「権力に負けない力持つ事だな」

 

 

「成る程な」

 

「来てすぐこんな事に付き合わされるなんて、私は直哉君から離れるなんて絶対しないのに」

 

「それはともかく弦十郎さん。僕達を呼んだ理由は何ですか?」

 

「ああ、それは昨日の怪物が行動するたびに発生していた現象は何なんだ」

 

「ああ、それは地球を蝕んでるんですよ」

 

「「「「地球を蝕む?」」」」

 

「あの怪物は星を病気にするウイルスなんですよ」

 

「「「「はあーーー」」」」

 

「ええ、皆さんの反応はよくわかりますが、事実ですから」

 

「じゃあ、昨日響のほかにいた4人の女の子らしい者がお医者さんと言う事か?」

 

「ええ、そう言う認識で良いですよ。奏さん」

 

「まあ、こちらの人類は、もしかしたら自分達の手で星すら破壊するかもしれませんが」

 

「それは否定できんな。今までは政府が機密にしていたシンフォギアについてについてもとある国からの、横やりがひどくなったから今回政府を代表して来た大臣を、響君が気絶させるとはな」

 

「あっすみません」

 

「何気にするな非はこちらにあるからな。それに輸送が決定してないからな」

 

「あはは、すみません」

 

「あの人よりはましかな」

 

そう言いながら響はローズマリー達の方に向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ウバウゾーノイズ撃退後1 知られた事実後編

「ああ、それは地球を蝕んでるんですよ」

 

「「「「地球を蝕む?」」」」

 

「あの怪物は星を病気にするウイルスなんですよ」

 

「「「「はあーーー」」」」

 

「ええ、皆さんの反応はよくわかりますが、事実ですから」

 

「じゃあ、昨日響のほかにいた4人の女の子らしい者がお医者さんと言う事か?」

 

「ええ、そう言う認識で良いですよ。奏さん」

 

「まあ、こちらの人類は、もしかしたら自分達の手で星すら破壊するかもしれませんが」

 

「それは否定できんな。今までは政府が機密にしていたシンフォギアについてについてもとある国からの、横やりがひどくなったから今回政府を代表して来た大臣を、響君が気絶させるとはな」

 

「あっすみません」

 

「何気にするな非はこちらにあるからな。それに輸送が決定してないからな」

 

「あはは、すみません」

 

「あの人よりはましかな」

 

そう言いながら響はローズマリー達の方に向かった。

 

「そう言う君こそ何者か教えてもらえるならいいけどどうする?」

 

「あんた誰だ?」

 

「私は立花響だよ。君が見た怪物を倒したのは私だよ」

 

「お前が・・・」

 

「そうだよ君はクッキングダムの正規の戦士じゃないよね?」

 

「そうよ私は貴方を知らないわ」

 

ローズマリーがそう言う。

 

「ブラックペッパーさん貴方が私や怪物の事を知りたいのなら、その対価として貴方の事を教えてくれるのでしょうね」

 

「それは・・・無理だ」

 

「そうですかそれなら・・・ブラックペッパーさんは今後プリキュア達の戦いに介入しないで下さいね」

 

「何でだよ」

 

「それは、ブラックペッパーさんが死にますからね・・・後幼馴染がプリキュアになってるのを知ったから自分も戦いに参加してるんですよね?」

 

!!

 

「どうしてそれを知ってる?」

 

「私達の情報収集力を甘く見ないで下さいね」

 

(品田拓海君)

 

「まだブラックペッパーさんの件関連はプリキュア達には伝えてませんから安心して下さいね」

 

時を少し戻して・・・

 

「どういう事すっか?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「聖羅お姉さん見た事のない怪物がいっぱい出たよ」

 

「何よこいつ気持ち悪いわね」

 

「お姉さんどうして戦わないの?お姉さんなら楽勝なのに」

 

「確かに単純に倒すだけなら簡単だけど、恐らくここは異世界だとして動くわよ」

 

「ハニーお姉様もここにいるかも知れないしね」

 

聖羅が一緒にいる少年に話をしていると・・・」

 

「だああああ」

 

と言いながら亜種型メガビョーゲンを殴り飛ばす響達がやって来た。

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

「あの3人に俺とバテデモーダの関係を伝えてないから。特殊遊撃部隊にちょっかいを出すなら気をつけろよ」

 

「成程了解です」

 

そして暫くして・・・

 

直哉はバテデモーダと別れた。

 

その後直哉は響とブラックペッパーとの話を少し離れた場所で聞いていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

響とブラックペッパー

「聖羅お姉さん見た事のない怪物がいっぱい出たよ」

 

「何よこいつ気持ち悪いわね」

 

「お姉さんどうして戦わないの?お姉さんなら楽勝なのに」

 

「確かに単純に倒すだけなら簡単だけど、恐らくここは異世界だとして動くわよ」

 

「ハニーお姉様もここにいるかも知れないしね」

 

聖羅が一緒にいる少年に話をしていると・・・」

 

「だああああ」

 

と言いながら亜種型メガビョーゲンを殴り飛ばす響達がやって来た。

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

「あの3人に俺とバテデモーダの関係を伝えてないから。特殊遊撃部隊にちょっかいを出すなら気をつけろよ」

 

「成程了解です」

 

そして暫くして・・・

 

直哉はバテデモーダと別れた。

 

その後直哉は響とブラックペッパーとの話を少し離れた場所で聞いていた。

 

「そう言う君こそ何者か教えてもらえるならいいけどどうする?」

 

「あんた誰だ?」

 

「私は立花響だよ。君が見た怪物を倒したのは私だよ」

 

「お前が・・・」

 

「そうだよ君はクッキングダムの正規の戦士じゃないよね?」

 

「そうよ私は貴方を知らないわ」

 

ローズマリーがそう言う。

 

「ブラックペッパーさん貴方が私や怪物の事を知りたいのなら、その対価として貴方の事を教えてくれるのでしょうね」

 

「それは・・・無理だ」

 

「そうですかそれなら・・・ブラックペッパーさんは今後プリキュア達の戦いに介入しないで下さいね」

 

「何でだよ」

 

「それは、ブラックペッパーさんが死にますからね・・・後幼馴染がプリキュアになってるのを知ったから自分も戦いに参加してるんですよね?」

 

!!

 

「どうしてそれを知ってる?」

 

「私達の情報収集力を甘く見ないで下さいね」

 

(品田拓海君)

 

「まだブラックペッパーさんの件関連はプリキュア達には伝えてませんから安心して下さいね」

 

「うわあ、響さん一気にいくなあ」

 

「まあ拓海君の場合まさかのクッキングダム以外から誕生したクックファイターだからローズマリーさんやクッキングダムの王様さえ知らない事だからな」

「まあ、その辺の問題は17番目のプリキュア達に任せるけど・・・」

 

「あの時のように不満がいろんな意味で飛び火するから?」

 

「そうですですので、ゆいさんとコメコメだけを連れて行くわけには・・・」

 

「それにオイシーナタウンに戻れたんですからブンドル団だけに集中して下さい」

 

「僕達の事ならローズマリーさんに連絡係を頼んでいるので」

 

「それでも嫌です。直哉さん確かに直哉さんの言う通りにすればオイシーナタウンにとっては良い事かも知れませんけど私とマリちゃんにとっては、このオイシーナタウンは偽物なんです」

 

「え、それは本当ですか2人共?」

 

「ええ、本当よ」

 

「そしてそれぞれのエナジー妖精とゆいさんの学校の女の子達が融合世界に来たのは・・・そこにいる2人がプリキュアになってしまったからだと思います」

 

「「ええーー」何ですって」

 

「あの時僕は違和感を感じたんですよ」

 

「「違和感を?」」

 

「はい、過去ののどかさん達以降のプリキュアの歴史を調べていて気がついたのですが」

 

「大体敵の侵攻と同時にプリキュアの覚醒が起きてその敵達と戦う感じなのですが、失礼ですがオイシーナタウンの歴史を調べたらローズマリーさんと同じクッキングダムでしたかそこから数人がオイシーナタウンに来てるような記録がありましたよ」

 

「それも十数年前に」

 

「何ですって!!」

 

「もしこの事実が本当だとしたら・・・クッキングダムは異世界がある事を知りつつ秘密にしていたと言う事ですよね」

 

「そうね、良いように考えれば無用の接触を避ける為だと言われると言われそうね」

 

「でも過去にクッキングダムの人がオイシーナタウンに来ている以上その辺の調査は、ローズマリーさんに任せますね」

 

「了解よ」

 

「先程直哉が説明をしてくれたクッキングダムからの来訪者の記録では20年前なのよ」

 

「ええ――それでは僕が調べた調査は嘘と言う事ですか?」

 

「いえ、違うわね恐らく、融合世界のすこやか市ともう1つのすこやか市と同じなのかも知れないわね」

 

「つまりここねさんとらんさんは今いるオイシーナタウン出身でゆいさんとローズマリーさんにあまねさんが原作世界のオイシーナタウンから来たと言う事ですか?」

 

「恐らくそう言う事だと思うわ」

 

「でもそう考えるとゆいさんの違和感とローズマリーさんの記憶の年数の違いがあったとしても納得が出来ますし」

 

「まさかと思うけどこのブラックペッパーさんは裏の世界のオイシーナタウンから来てないよな?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ブラックペッパーの裏のオイシーナタウンの住人の可能性

「そうね、良いように考えれば無用の接触を避ける為だと言われると言われそうね」

 

「でも過去にクッキングダムの人がオイシーナタウンに来ている以上その辺の調査は、ローズマリーさんに任せますね」

 

「了解よ」

 

「先程直哉が説明をしてくれたクッキングダムからの来訪者の記録では20年前なのよ」

 

「ええ――それでは僕が調べた調査は嘘と言う事ですか?」

 

「いえ、違うわね恐らく、融合世界のすこやか市ともう1つのすこやか市と同じなのかも知れないわね」

 

「つまりここねさんとらんさんは今いるオイシーナタウン出身でゆいさんとローズマリーさんにあまねさんが原作世界のオイシーナタウンから来たと言う事ですか?」

 

「恐らくそう言う事だと思うわ」

 

「でもそう考えるとゆいさんの違和感とローズマリーさんの記憶の年数の違いがあったとしても納得が出来ますし」

 

「まさかと思うけどこのブラックペッパーさんは裏の世界のオイシーナタウンから来てないよな?」

 

「でもなあ、あの態度を見ると・・・」

 

「あまね貴女がジェントルー時代にナノビョーゲンを使った事自体世界のバランスを乱す行為行為なのよ」

 

「本来すこやか市にはレシピッピは存在していなかったのにあれ以降レシピッピが存在するようになったのよ」

 

「ええ――別にいいじゃんいい事じゃん」

 

「すこやか市にとっては迷惑な事よ」

 

「別に私達には関係ないもん知らない街については」

 

「らん言い過ぎよ」

 

そうだジェントルー時代の私が原因だがその言い方は駄目だ」

 

「だって私達が悪いわけじゃないのに怒られなきゃいけないの」

 

らんが不満を漏らす。

 

「はいはいとりあえず休憩時間ですよ皆」

 

「「「え、貴方は誰?」」」

 

「僕は今都合上本名は教えられないんだけど皆からは特殊遊撃部隊の司令と呼ばれたりしているよ」

 

「「「ええ――貴方が特殊遊撃部隊の司令官さん」

 

「え、直哉さんだよねあれ?」

 

「うん多分年齢を変えておじさんになってるんだと思う」

 

「ああ、そうだろうなそして名前を教えていないから何か考えがあるんだろうな」

 

まなつとみのりとあすかがそう言う。

 

「それで皆さんはここでも揉めてたんですね」

 

「「すみません」」

 

「らん達悪くないもん」

 

「ええ、皆さんは悪くありませんが貴女達が特殊遊撃部隊の仕事をした瞬間から貴女達が大切にしている家族の記憶が消えますけど良いんですね?」

 

「「「なっそんな」」」

 

「そのリスクを貴女達が背負えますか?」

 

「じゃあ私達が手伝えば家族は私達を忘れるんですか?」

 

「どうしても裏のオイシーナタウンにいるらんさんに似ているなと感じるんだよな」

 

「でも本当に入れ替わっている可能性もあるんだよな魔王の因子とゲネシスの改変によって、実際・・・」

 

「成程つまり俺達の世界のはその世界の別パターンで極端な話絆を作らせないようにする為の簡単な方法に切り替えたんだな」

 

「ええ、そうだと思います。そして今回の改変のターゲットさんでなおかつ絆を作らせないようにしたのでしょう」

 

「その絆が恋愛感情と気がつかないまま改変されたために、青山さんの存在が消されたのでしょう」

 

「そんな私が青山君の存在を消したの?」

 

「それは違いますよいちごさん。あくまでいちごさんと青山さんの2人被害者なのですから」

 

「原因がわかったが直哉これからどうするんだ?」

 

白銀が直哉に聞く。

 

「ミュウミュウ世界では主要人物が消されたからな」

 

「入れ替えなんて簡単に行えそうだな」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

依頼の経過を見るレイ前編

「じゃあ私達が手伝えば家族は私達を忘れるんですか?」

 

「どうしても裏のオイシーナタウンにいるらんさんに似ているなと感じるんだよな」

 

「でも本当に入れ替わっている可能性もあるんだよな魔王の因子とゲネシスの改変によって、実際・・・」

 

「成程つまり俺達の世界のはその世界の別パターンで極端な話絆を作らせないようにする為の簡単な方法に切り替えたんだな」

 

「ええ、そうだと思います。そして今回の改変のターゲットさんでなおかつ絆を作らせないようにしたのでしょう」

 

「その絆が恋愛感情と気がつかないまま改変されたために、青山さんの存在が消されたのでしょう」

 

「そんな私が青山君の存在を消したの?」

 

「それは違いますよいちごさん。あくまでいちごさんと青山さんの2人被害者なのですから」

 

「原因がわかったが直哉これからどうするんだ?」

 

白銀が直哉に聞く。

 

「ミュウミュウ世界では主要人物が消されたからな」

 

「入れ替えなんて簡単に行えそうだな」

 

「ふむ成る程な直哉はそっちの可能性を考えたか、確かにそれもあり得そうだが・・・」

 

「確かに単純に倒すだけなら簡単だけど、恐らくここは異世界だとして動くわよ」

 

「ハニーお姉様もここにいるかも知れないしね」

 

聖羅が一緒にいる少年に話をしていると・・・」

 

「だああああ」

 

と言いながら亜種型メガビョーゲンを殴り飛ばす響達がやって来た。

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「何故お前達がお姉様を知っている?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「並行世界の融合世界から来た連中の事と、並行世界の融合世界がやばい事は知ってます」

 

「そうか・・・」

 

「正直あれだけ並行世界の融合世界が危機を迎える事を簡単にするなら世界を交換したりしてもおかしくないだろうな」

 

「何レイ直哉と響達の様子を見てるの?」

 

「そうだトワちょっと気になる事があってな」

 

「何よそれ?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「「「ええ――貴方が特殊遊撃部隊の司令官さん」

 

「え、直哉さんだよねあれ?」

 

「うん多分年齢を変えておじさんになってるんだと思う」

 

「ああ、そうだろうなそして名前を教えていないから何か考えがあるんだろうな」

 

まなつとみのりとあすかがそう言う。

 

「それで皆さんはここでも揉めてたんですね」

 

「「すみません」」

 

「らん達悪くないもん」

 

「ええ、皆さんは悪くありませんが貴女達が特殊遊撃部隊の仕事をした瞬間から貴女達が大切にしている家族の記憶が消えますけど良いんですね?」

 

「「「なっそんな」」」

 

「そのリスクを貴女達が背負えますか?」

 

「じゃあ私達が手伝えば家族は私達を忘れるんですか?」

 

「どうしても裏のオイシーナタウンにいるらんさんに似ているなと感じるんだよな」

 

「でも本当に入れ替わっている可能性もあるんだよな魔王の因子とゲネシスの改変によって、実際・・・」

 

「成程ねそれは気になるわね、裏のオイシーナタウンの住人である人物が自分の知らない間に原作世界のオイシーナタウンに転移をしていた事を知らずに生活をしていたのね」

 

「確実にそうだと言えんが、少なくともミュウミュウ世界にいた青山よりは緊急性は無いがな」

 

「確かにそうね」

 

「それでレイこの件に介入するの?」

 

「いや今はやめておくよ」

 

「今は?・・・」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

依頼の経過を見るレイ後編

「ええ、皆さんは悪くありませんが貴女達が特殊遊撃部隊の仕事をした瞬間から貴女達が大切にしている家族の記憶が消えますけど良いんですね?」

 

「「「なっそんな」」」

 

「そのリスクを貴女達が背負えますか?」

 

「じゃあ私達が手伝えば家族は私達を忘れるんですか?」

 

「どうしても裏のオイシーナタウンにいるらんさんに似ているなと感じるんだよな」

 

「でも本当に入れ替わっている可能性もあるんだよな魔王の因子とゲネシスの改変によって、実際・・・」

 

「成程ねそれは気になるわね、裏のオイシーナタウンの住人である人物が自分の知らない間に原作世界のオイシーナタウンに転移をしていた事を知らずに生活をしていたのね」

 

「確実にそうだと言えんが、少なくともミュウミュウ世界にいた青山よりは緊急性は無いがな」

 

「確かにそうね」

 

「それでレイこの件に介入するの?」

 

「いや今はやめておくよ」

 

「今は?・・・」

 

「自分と繋がっているから知ってるか」

 

「そうっすよ。後・・・」

 

「聖羅お姉さんここは巴里だよね?」

 

「そうみたいねだけど私達の知る巴里ではないみたいね」

 

聖羅と名乗る少女がそう言った直後亜種型メガビョーゲンが出現したのだった。

 

「聖羅お姉さん見た事のない怪物がいっぱい出たよ」

 

「何よこいつ気持ち悪いわね」

 

「お姉さんどうして戦わないの?お姉さんなら楽勝なのに」

 

「確かに単純に倒すだけなら簡単だけど、恐らくここは異世界だとして動くわよ」

 

「ハニーお姉様もここにいるかも知れないしね」

 

聖羅が一緒にいる少年に話をしていると・・・」

 

「だああああ」

 

と言いながら亜種型メガビョーゲンを殴り飛ばす響達がやって来た。

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「何故お前達がお姉様を知っている?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「並行世界の融合世界から来た連中の事と、並行世界の融合世界がやばい事は知ってますよ」

 

「成程ねバテデモーダが言っていたワイズマンの実験が気になるのね?」

 

「それも理由としてもあるがな。ここで異界事変のような事は避けたいしな」

「直哉君ここに神山さんとクラリスさんがいるの?」

 

「ええ、その筈です。神山さん達の霊力反応が小さいですが」

 

「あ、あれはさくらさん?」

 

「どうやらそのようですね。それにしてもこちらのさくらさんは融合世界のさくらさんより少し年上のようですね」

 

「そう言う事ならここがさくら達の原作世界ラビ?」

 

「いえ、そうとは限りませんよ。ラビリン以前薫ちゃんに聞いた話では、過去の7人世界も幼馴染世界も一応新生帝国華撃団が登場する原作世界が誕生する以前の物語は全部したらしいので」

 

「つまり私達はまた、過去の7人世界及び幼馴染世界に跳ばされた可能性があると考えても良いんだね」

 

「ええ、ただ今回は特殊遊撃部隊が離ればなれなので、仲間集めをしながら、こちらの流れが壊れないようにしないといけないので大変ですけど」

 

「レイはワイズマンが別の異界事変を起こすと想定してるのね」

 

「ああ、最悪な事態はそう言うケースと見ている」

 

レイがそう言う。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ゆいが気がつく少しの違い

「それも理由としてもあるがな。ここで異界事変のような事は避けたいしな」

「直哉君ここに神山さんとクラリスさんがいるの?」

 

「ええ、その筈です。神山さん達の霊力反応が小さいですが」

 

「あ、あれはさくらさん?」

 

「どうやらそのようですね。それにしてもこちらのさくらさんは融合世界のさくらさんより少し年上のようですね」

 

「そう言う事ならここがさくら達の原作世界ラビ?」

 

「いえ、そうとは限りませんよ。ラビリン以前薫ちゃんに聞いた話では、過去の7人世界も幼馴染世界も一応新生帝国華撃団が登場する原作世界が誕生する以前の物語は全部したらしいので」

 

「つまり私達はまた、過去の7人世界及び幼馴染世界に跳ばされた可能性があると考えても良いんだね」

 

「ええ、ただ今回は特殊遊撃部隊が離ればなれなので、仲間集めをしながら、こちらの流れが壊れないようにしないといけないので大変ですけど」

 

「レイはワイズマンが別の異界事変を起こすと想定してるのね」

 

「ああ、最悪な事態はそう言うケースと見ている」

 

レイがそう言う。

 

その日の夜ゆいの自宅では・・・

 

「なんだか変だな」

 

「ブラぺは私達と話す時より響さんと話を聞いてると・・・」

「そう言う君こそ何者か教えてもらえるならいいけどどうする?」

 

「あんた誰だ?」

 

「私は立花響だよ。君が見た怪物を倒したのは私だよ」

 

「お前が・・・」

 

「そうだよ君はクッキングダムの正規の戦士じゃないよね?」

 

「そうよ私は貴方を知らないわ」

 

ローズマリーがそう言う。

 

「ブラックペッパーさん貴方が私や怪物の事を知りたいのなら、その対価として貴方の事を教えてくれるのでしょうね」

 

「それは・・・無理だ」

 

「そうですかそれなら・・・ブラックペッパーさんは今後プリキュア達の戦いに介入しないで下さいね」

 

「何でだよ」

 

「それは、ブラックペッパーさんが死にますからね・・・後幼馴染がプリキュアになってるのを知ったから自分も戦いに参加してるんですよね?」

 

!!

 

「どうしてそれを知ってる?」

 

「私達の情報収集力を甘く見ないで下さいね」

 

「はいはいとりあえず休憩時間ですよ皆」

 

「「「え、貴方は誰?」」」

 

「僕は今都合上本名は教えられないんだけど皆からは特殊遊撃部隊の司令と呼ばれたりしているよ」

 

「「「ええ――貴方が特殊遊撃部隊の司令官さん」

 

「え、直哉さんだよねあれ?」

 

「うん多分年齢を変えておじさんになってるんだと思う」

 

「ああ、そうだろうなそして名前を教えていないから何か考えがあるんだろうな」

 

まなつとみのりとあすかがそう言う。

 

「それで皆さんはここでも揉めてたんですね」

 

「「すみません」」

 

「らん達悪くないもん」

 

「ええ、皆さんは悪くありませんが貴女達が特殊遊撃部隊の仕事をした瞬間から貴女達が大切にしている家族の記憶が消えますけど良いんですね?」

 

「「「なっそんな」」」

 

「そのリスクを貴女達が背負えますか?」

 

「じゃあ私達が手伝えば家族は私達を忘れるんですか?」

 

「そう言う事です。世界のバランスを保つ為です」

 

「特殊遊撃部隊は、異邦人の集まりですのでね、今回の調査にしても貴女達との背lt食は予定のないイレギュラーだったんですよ」

 

「じゃあゆいちゃんはゆいちゃんはよくて私達は駄目なの?」

 

「何だか裏のオイシーナタウンにいたらんちゃんみたいだったな」

 

「明日響さんに言って見よう」

 

ゆいがそう言い学校の準備を始めた。

 

ちょうどその頃響は直哉と話をしていた。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉と響の情報交換

 

「ああ、そうだろうなそして名前を教えていないから何か考えがあるんだろうな」

 

まなつとみのりとあすかがそう言う。

 

「それで皆さんはここでも揉めてたんですね」

 

「「すみません」」

 

「らん達悪くないもん」

 

「ええ、皆さんは悪くありませんが貴女達が特殊遊撃部隊の仕事をした瞬間から貴女達が大切にしている家族の記憶が消えますけど良いんですね?」

 

「「「なっそんな」」」

 

「そのリスクを貴女達が背負えますか?」

 

「じゃあ私達が手伝えば家族は私達を忘れるんですか?」

 

「そう言う事です。世界のバランスを保つ為です」

 

「特殊遊撃部隊は、異邦人の集まりですのでね、今回の調査にしても貴女達との背lt食は予定のないイレギュラーだったんですよ」

 

「じゃあゆいちゃんはゆいちゃんはよくて私達は駄目なの?」

 

「何だか裏のオイシーナタウンにいたらんちゃんみたいだったな」

 

「明日響さんに言って見よう」

 

ゆいがそう言い学校の準備を始めた。

 

ちょうどその頃響は直哉と話をしていた。

 

「直哉君どう思う?」

 

「そうですね僕としては・・・」

 

「そう言う君こそ何者か教えてもらえるならいいけどどうする?」

 

「あんた誰だ?」

 

「私は立花響だよ。君が見た怪物を倒したのは私だよ」

 

「お前が・・・」

 

「そうだよ君はクッキングダムの正規の戦士じゃないよね?」

 

「そうよ私は貴方を知らないわ」

 

ローズマリーがそう言う。

 

「ブラックペッパーさん貴方が私や怪物の事を知りたいのなら、その対価として貴方の事を教えてくれるのでしょうね」

 

「それは・・・無理だ」

 

「そうですかそれなら・・・ブラックペッパーさんは今後プリキュア達の戦いに介入しないで下さいね」

 

「何でだよ」

 

「それは、ブラックペッパーさんが死にますからね・・・後幼馴染がプリキュアになってるのを知ったから自分も戦いに参加してるんですよね?」

 

!!

 

「どうしてそれを知ってる?」

 

「私達の情報収集力を甘く見ないで下さいね」

 

(品田拓海君)

 

「まだブラックペッパーさんの件関連はプリキュア達には伝えてませんから安心して下さいね」

 

「あの話をしながらブラックペッパーさんにプレシャーをかけるとは驚きましたよ」

 

「そうかな?」

 

「ええ、僕はそう感じたんですが、どうして響さんはブラックペッパーさんにプレシャーをかけたんです?」

 

「ああ、それは・・・私の勘違いだと思うんだけど・・・」

 

「あまね貴女がジェントルー時代にナノビョーゲンを使った事自体世界のバランスを乱す行為行為なのよ」

 

「本来すこやか市にはレシピッピは存在していなかったのにあれ以降レシピッピが存在するようになったのよ」

 

「ええ――別にいいじゃんいい事じゃん」

 

「すこやか市にとっては迷惑な事よ」

 

「別に私達には関係ないもん知らない街については」

 

「らん言い過ぎよ」

 

そうだジェントルー時代の私が原因だがその言い方は駄目だ」

 

「だって私達が悪いわけじゃないのに怒られなきゃいけないの」

 

らんが不満を漏らす。

 

「裏のオイシーナタウンのらんちゃんに似ていたからもしかするとブラックペッパーさんもそうかなと思ったんだ」

 

「成程そう言う事ですか」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第69章 第3部 原作世界で起きた謎の誘拐事件編
2人の予測そして起きる異変


「ああ、それは・・・私の勘違いだと思うんだけど・・・」

 

「あまね貴女がジェントルー時代にナノビョーゲンを使った事自体世界のバランスを乱す行為行為なのよ」

 

「本来すこやか市にはレシピッピは存在していなかったのにあれ以降レシピッピが存在するようになったのよ」

 

「ええ――別にいいじゃんいい事じゃん」

 

「すこやか市にとっては迷惑な事よ」

 

「別に私達には関係ないもん知らない街については」

 

「らん言い過ぎよ」

 

そうだジェントルー時代の私が原因だがその言い方は駄目だ」

 

「だって私達が悪いわけじゃないのに怒られなきゃいけないの」

 

らんが不満を漏らす。

 

「裏のオイシーナタウンのらんちゃんに似ていたからもしかするとブラックペッパーさんもそうかなと思ったんだ」

 

「成程そう言う事ですか」

 

「先程直哉が説明をしてくれたクッキングダムからの来訪者の記録では20年前なのよ」

 

「ええ――それでは僕が調べた調査は嘘と言う事ですか?」

 

「いえ、違うわね恐らく、融合世界のすこやか市ともう1つのすこやか市と同じなのかも知れないわね」

 

「つまりここねさんとらんさんは今いるオイシーナタウン出身でゆいさんとローズマリーさんにあまねさんが原作世界のオイシーナタウンから来たと言う事ですか?」

 

「恐らくそう言う事だと思うわ」

 

「でもそう考えるとゆいさんの違和感とローズマリーさんの記憶の年数の違いがあったとしても納得が出来ますし」

 

「まさかと思うけどこのブラックペッパーさんは裏の世界のオイシーナタウンから来てないよな?」

 

「でもなあ、あの態度を見ると・・・」

 

「確かにブラックペッパーさんの態度を見ると僕もその答えになりましたね」

 

「やっぱりそうなのかな?」

 

「でも考えて見て下さい。確かに・・・」

 

「成程つまり俺達の世界のはその世界の別パターンで極端な話絆を作らせないようにする為の簡単な方法に切り替えたんだな」

 

「ええ、そうだと思います。そして今回の改変のターゲットさんでなおかつ絆を作らせないようにしたのでしょう」

 

「その絆が恋愛感情と気がつかないまま改変されたために、青山さんの存在が消されたのでしょう」

 

「そんな私が青山君の存在を消したの?」

 

「それは違いますよいちごさん。あくまでいちごさんと青山さんの2人被害者なのですから」

 

「原因がわかったが直哉これからどうするんだ?」

 

「魔王の因子とゲネシスの改変を受けてミュウミュウ世界は最悪なじたいになりましたが、裏のオイシーナタウンの人間と原作世界のオイシーナタウンにいる人間を入れ替えただけでミュウミュウ世界みたいにするのは厳しいと思いますよ」

 

「確かに魔王の因子とゲネシスの改変は現状超常現象の扱いですので出来るかも知れませんが」

 

「確かにそうだね」

 

「僕としては・・・」

 

「デボネアよ異の邪精霊の依頼を受けてやるとは思わなかったぞ」

 

「フフ、イシュメルガ確かにお前の立てたゲームをしても他生の時間稼ぎにしかならないからな。魔神セレスと魔神ウィンダムのマジックナイトを堕とす為にはまだ時間が必要だから」

 

「だが、何故魔神レイアースも堕とさないのだ?」

 

「ああ、魔神レイアースとその乗り手のマジックナイトには紫藤直哉達が持っている力によってこちら側には引き込めないのだ」

 

「成程な」

 

「まだ意図的にされた痕跡がある方がやり易いんですけど」

 

その頃オイシーナタウンに奇妙な誘拐事件が密かに起きていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

奇妙な誘拐事件の発生1

「原因がわかったが直哉これからどうするんだ?」

 

「魔王の因子とゲネシスの改変を受けてミュウミュウ世界は最悪なじたいになりましたが、裏のオイシーナタウンの人間と原作世界のオイシーナタウンにいる人間を入れ替えただけでミュウミュウ世界みたいにするのは厳しいと思いますよ」

 

「確かに魔王の因子とゲネシスの改変は現状超常現象の扱いですので出来るかも知れませんが」

 

「確かにそうだね」

 

「僕としては・・・」

 

「デボネアよ異の邪精霊の依頼を受けてやるとは思わなかったぞ」

 

「フフ、イシュメルガ確かにお前の立てたゲームをしても他生の時間稼ぎにしかならないからな。魔神セレスと魔神ウィンダムのマジックナイトを堕とす為にはまだ時間が必要だから」

 

「だが、何故魔神レイアースも堕とさないのだ?」

 

「ああ、魔神レイアースとその乗り手のマジックナイトには紫藤直哉達が持っている力によってこちら側には引き込めないのだ」

 

「成程な」

 

「まだ意図的にされた痕跡がある方がやり易いんですけど」

 

その頃オイシーナタウンに奇妙な誘拐事件が密かに起きていた。

 

次の日・・・

 

「あれなんか今日街の人少ない様な気がする」

 

「おう、ゆいおはよう」

 

「あ、拓海おはよう」

 

「ゆい、お前知らないんだったな」

 

「何が?」

 

「街に人が少ない理由だよ。その理由は予定のない人が外に出ると誘拐されて2度と会えなくなる事件が続いてな、それで本当に用事のある人や仕事や学校に行く人だけなんだよ」

 

「そうだったんだ」

 

その頃直哉と響は・・・

 

「おう、ゆいおはよう」

 

「あ、拓海おはよう」

 

「ゆい、お前知らないんだったな」

 

「何が?」

 

「街に人が少ない理由だよ。その理由は予定のない人が外に出ると誘拐されて2度と会えなくなる事件が続いてな、それで本当に用事のある人や仕事や学校に行く人だけなんだよ」

 

「直哉君この事件原作世界のオイシーナタウンで起きたの?」

 

「いえありませんよ。こんな奇妙な誘拐事件は」

 

「じゃあまさか・・・」

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

直哉とアニエスはお互いにそう言った。

 

「まさかこれも魔王の因子とゲネシスの改変の影響?」

 

「いえ、それは違うと思いますよ。オイシーナタウンでは誘拐事件として認識しているようですので、仮に魔王の因子とゲネシスの改変でそうなった場合オイシーナタウンに住んでいる人達は誘拐事件を認識出来ないと思いますよ」

 

「成程」

 

「ですのでワイズマンやデボネアやパンサークローと言った連中と考えた方が良いかもしれません。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

奇妙な誘拐事件の発生2

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

直哉とアニエスはお互いにそう言った。

 

「まさかこれも魔王の因子とゲネシスの改変の影響?」

 

「いえ、それは違うと思いますよ。オイシーナタウンでは誘拐事件として認識しているようですので、仮に魔王の因子とゲネシスの改変でそうなった場合オイシーナタウンに住んでいる人達は誘拐事件を認識出来ないと思いますよ」

 

「成程」

 

「ですのでワイズマンやデボネアやパンサークローと言った連中と考えた方が良いかもしれません。

 

「確かにそうだね」

 

「ですので僕は一旦融合世界に戻り光さんやハニーさん達を呼んできます」

 

「その方が良いねデボネアやパンサークローが動いているとしたら・・・」

 

「そうなんですよね。まあ、ノイズや降魔やメガビョーゲンに関してはガングニール・シャドーで対応出来るのでまだいいですが」

 

「でも直哉君ハニーさんを連れて来たら・・・」

 

「そうみたいねだけど私達の知る巴里ではないみたいね」

 

聖羅と名乗る少女がそう言った直後亜種型メガビョーゲンが出現したのだった。

 

「聖羅お姉さん見た事のない怪物がいっぱい出たよ」

 

「何よこいつ気持ち悪いわね」

 

「お姉さんどうして戦わないの?お姉さんなら楽勝なのに」

 

「確かに単純に倒すだけなら簡単だけど、恐らくここは異世界だとして動くわよ」

 

「ハニーお姉様もここにいるかも知れないしね」

 

聖羅が一緒にいる少年に話をしていると・・・」

 

「だああああ」

 

と言いながら亜種型メガビョーゲンを殴り飛ばす響達がやって来た。

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

「2人が来るかも知れないよ」

 

「それならそれで構いませんよ。対パンサークロー用の戦力が増えるので、それに」

 

「ええ、聞いて驚いたわ。そんなハニーさんに聞きます貴女達の管理者と連絡が取れないのは偶然だと思いますか?」

 

「それは・・・違うと思うわ意図的に連絡が取れなくしてると思うわ」

 

「そんな噓ですよねハニーお姉さん。僕達が管理者に捨てられたなんて」

 

「残念だけど直哉君私もこちらの世界の守護者」と同じ答えよ」

 

!!

 

「そんなそれじゃあ僕達はずっとこちらの世界で生きて行くんですか?」

 

「いやそれも厳しいわね」

 

「え、何故ですかエステルさん?」

 

「まあ私の名前を言われるのおは良いけど、私は貴方と初対面と言う事を忘れないでね」

 

「すみません」

 

「こちらの管理者は、貴方達の敵パンサークロー倒れるまでは保証はすると思うけどその後は知らないわ。特に調停者の君はね」

 

「そんな・・・」

 

「実際調停者は1人が良いのよ各世界のイベントを観察するならね」

 

「それは間違いないですが。僕は用済みなのでしょうか?」

 

「何故お前達がお姉様を知っている?」

 

「調停者を見捨てるくらいだからな」

 

「どちらにしても今はのどか達に任せるしかないわね」

 

トワがそう言う。

 

「サクラ世界に現れた2人よりもトワさんやレイさんに聞いた方が早いでしょうね並行世界の融合世界から捨てられた世界については」

 

「捨てられた世界か・・・」

 

「何だか可哀想」

 

「こちらの調停者は、ハニーさん達の世界ごと捨てられた世界として考えています」

 

「それは先程のどかが言ったでしょうそれがこちらの世界の総意よ」

 

エステルがそう言う。

 

「とりあえずハニーの世界の調停者についてこういう事になったから」

 

「ありがとう」

 

「パンサークロー関連は貴女達の3人に丸投げする事になるしね」

 

「ええーーパンサークローと戦うの僕達だけですか?皆さんは」

 

「そうよ、情報とかで教えるわよ」

 

「そう言う風にしたのはこちらの融合世界に悪影響を出さない為です。それにパンサークローに余計な情報を与えない為です」

 

「成程ねお姉さまと私だけで戦えば転移していると言う事を忘れさせると言う事ね」

 

「この時に置かれている状況で協力をしてくれると言ってましたし」

 

「確かにね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

それぞれの行動開始

「こちらの調停者は、ハニーさん達の世界ごと捨てられた世界として考えています」

 

「それは先程のどかが言ったでしょうそれがこちらの世界の総意よ」

 

エステルがそう言う。

 

「とりあえずハニーの世界の調停者についてこういう事になったから」

 

「ありがとう」

 

「パンサークロー関連は貴女達の3人に丸投げする事になるしね」

 

「ええーーパンサークローと戦うの僕達だけですか?皆さんは」

 

「そうよ、情報とかで教えるわよ」

 

「そう言う風にしたのはこちらの融合世界に悪影響を出さない為です。それにパンサークローに余計な情報を与えない為です」

 

「成程ねお姉さまと私だけで戦えば転移していると言う事を忘れさせると言う事ね」

 

「この時に置かれている状況で協力をしてくれると言ってましたし」

 

「確かにね」

 

「でも正直・・・」

 

「おう、ゆいおはよう」

 

「あ、拓海おはよう」

 

「ゆい、お前知らないんだったな」

 

「何が?」

 

「街に人が少ない理由だよ。その理由は予定のない人が外に出ると誘拐されて2度と会えなくなる事件が続いてな、それで本当に用事のある人や仕事や学校に行く人だけなんだよ」

 

「この情報だけを鵜呑みにするわけにはいかないですからね」

 

「確かに今までの事件のタイプでは・・・ミュウミュウ世界のに近いですね」

 

「成程つまり俺達の世界のはその世界の別パターンで極端な話絆を作らせないようにする為の簡単な方法に切り替えたんだな」

 

「ええ、そうだと思います。そして今回の改変のターゲットさんでなおかつ絆を作らせないようにしたのでしょう」

 

「その絆が恋愛感情と気がつかないまま改変されたために、青山さんの存在が消されたのでしょう」

 

「そんな私が青山君の存在を消したの?」

 

「それは違いますよいちごさん。あくまでいちごさんと青山さんの2人被害者なのですから」

 

「原因がわかったが直哉これからどうするんだ?」

 

「そうだねだけど直哉君は意図的にこの誘拐が行われていると考えているから・・・」

 

「いえ、それは違うと思いますよ。オイシーナタウンでは誘拐事件として認識しているようですので、仮に魔王の因子とゲネシスの改変でそうなった場合オイシーナタウンに住んでいる人達は誘拐事件を認識出来ないと思いますよ」

 

「成程」

 

「ですのでワイズマンやデボネアやパンサークローと言った連中と考えた方が良いかもしれません。

 

「確かにそうだね」

 

「ですので僕は一旦融合世界に戻り光さんやハニーさん達を呼んできます」

 

「それで直哉君は戻るけど私はどうしたらいい?」

 

「そうですね。オイシーナタウンは恐らくゆいさん達動くと思うので、消えた人達を探してください。今まで僕達が関わった世界全部が対象となります」

 

「ええ――どうして?」

 

「少し気になる世界があるので」

 

「なっ彼は僕達がトワから聞かされた可能性について知っていて黙っていたのか?」

 

「そうよ、この一件に関してでもそうだけどこちらの直哉は自分で考えて融合世界や友好世界のバランスを壊すような事態が起きない限り介入は最低限にしてるし」

 

「別にこちらの直哉の自慢をしてるつもりはないけど、貴方達の場合米田健二の闇の力と戦う使命があったのなら、もっと管理者と繋がるべきだったのではないい?」

 

「はあ、耳が痛いわ」

 

その時過去の幼馴染世界の管理者メルクが管理者の神殿にやって来た。

 

!!

 

「メルクどうしてここに?」

 

「どうしてって貴方達が融合世界以外に行ったからに決まってるじゃん」

 

「まさか・・・あの子に呼ばれて?」

 

そしてもう1人の直哉が思い出す。

 

「ええ、約束は複数あるみたいですね。まずこの時代の制度や技術を過去の世界に持ち帰る事を禁止と他にも、その世界で迷惑をかけない等当たり前の事ですけどね」

 

「う、ごめん」

 

「なのはさん貴女は幼馴染世界にやって来てくれた時空管理局の人達に向かって私は、紫藤直哉の妹として生きる事を選択したんですよね」

 

「それは・・・」

 

直哉はそう言い管理者の神殿に向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉の一時帰還前のトワ達

「成程レイが行かせた理由はこれだったの?」

 

「そうだねだけど直哉君は意図的にこの誘拐が行われていると考えているから・・・」

 

「いえ、それは違うと思いますよ。オイシーナタウンでは誘拐事件として認識しているようですので、仮に魔王の因子とゲネシスの改変でそうなった場合オイシーナタウンに住んでいる人達は誘拐事件を認識出来ないと思いますよ」

 

「成程」

 

「ですのでワイズマンやデボネアやパンサークローと言った連中と考えた方が良いかもしれません。

 

「確かにそうだね」

 

「ですので僕は一旦融合世界に戻り光さんやハニーさん達を呼んできます」

 

「それで直哉君は戻るけど私はどうしたらいい?」

 

「そうですね。オイシーナタウンは恐らくゆいさん達動くと思うので、消えた人達を探してください。今まで僕達が関わった世界全部が対象となります」

 

「ええ――どうして?」

 

「少し気になる世界があるので」

 

「ああ、ただ原作世界のオイシーナタウンの住人まで被害を出すようにはしてないんだが・・・あくまで原作世界のオイシーナタウンにおける最終テストの感じでメガノイズ等を出す予定だったんだが」

 

「何ですってじゃあこの誘拐事件そのものが何者かの仕業?」

 

「そう言う事になるな、それもこの次元の出身者の仕業ではない」

 

「つまりパンサークローや・・・」

 

「え、何故ですかエステルさん?」

 

「まあ私の名前を言われるのおは良いけど、私は貴方と初対面と言う事を忘れないでね」

 

「すみません」

 

「こちらの管理者は、貴方達の敵パンサークロー倒れるまでは保証はすると思うけどその後は知らないわ。特に調停者の君はね」

 

「そんな・・・」

 

「成程そう言う意味で僕の扱いに悩んでいたんですね。最悪ハニーお姉さん達をその世界に行かせればいいだけですからね」

 

「そうですね。もしその世界に如月ハニーの存在がなければですが」

 

「あ、そうでしたね」

 

「つまり私達と来たパンサークローを先に倒さないと色々面倒になるのね」

 

「そうですね」

 

「つまり僕達が連れて来たパンサークローを倒せてもこちらにハニーお姉さんの世界が動き出せば主役不在の為代役として戦わされるかもしれないと言う事ですか?」

 

「簡単に言えばそう言う事になるわね。最悪の場合ね」

 

「そんなのずるいですよ。仮にそう言う事になったら僕以外がこちらの融合世界に住めると言う事になるじゃないですか?エステルさん

 

「そういう事になるわね」

 

「そう言う事が通るなら僕と今来ていない調停者の役割も交代できますよね?」

 

「まあ管理者が良いと言えば出来るわね」

 

「あの子達の管理者達の仕業?」

 

「ああ、恐らくな」

 

「その理由は?」

 

「残念だけどそれは出来ないわ」

 

その時トワがやって来た。

 

「トワあんた動いていいの?」

 

「大丈夫よ・・・さて並行世界の融合世界から来た偽りの調停者の如月直哉君初めまして、私はトワよこちらの融合世界の管理者をしている1人の神よ」

 

「ええ――こちらの融合世界では複数の管理者がいるんですか?」

 

「そうよ、そして私達の所に連絡が来たの並行世界の融合世界管理者からね」

 

!!

 

「並行世界の融合世界の管理者がこう言ってたわ。如月直哉の調停者の資質がないと判断したためにこちらの融合世界にパンサークローと共に転移をさせたと連絡があったの」

 

「はあーーー」

 

「理由はこれだろう」

 

つまりこの誘拐事件は如月直哉達の融合世界の管理者が起こした事件なの?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

1つの可能性1 管理者が意味のない侵略した場合前編

「ああ、恐らくな」

 

「その理由は?」

 

「残念だけどそれは出来ないわ」

 

その時トワがやって来た。

 

「トワあんた動いていいの?」

 

「大丈夫よ・・・さて並行世界の融合世界から来た偽りの調停者の如月直哉君初めまして、私はトワよこちらの融合世界の管理者をしている1人の神よ」

 

「ええ――こちらの融合世界では複数の管理者がいるんですか?」

 

「そうよ、そして私達の所に連絡が来たの並行世界の融合世界管理者からね」

 

!!

 

「並行世界の融合世界の管理者がこう言ってたわ。如月直哉の調停者の資質がないと判断したためにこちらの融合世界にパンサークローと共に転移をさせたと連絡があったの」

 

「はあーーー」

 

「理由はこれだろう」

 

つまりこの誘拐事件は如月直哉達の融合世界の管理者が起こした事件なの?」

 

「あくまで推測だがな。しかし・・・」

 

「でもよく考えてね君を調停者から外しこちらの融合世界に転移して来たのは恐らく向こうの管理者の優しさよ」

 

「何が優しさですか?僕を捨てたのに」

 

「ああ、如月直哉君は管理者と調停者の関係を知らないのかな?」

 

「何なんです?それは・・・」

 

「管理者は必要性を感じない場合は処分をするのが決まりよ。恐らく並行世界の融合世界でも似たような決まりがある筈よ」

 

トワがそう説明する。

 

「え、じゃあ僕の処遇は全然軽いわ」

 

「これを見て」

 

「世界のバランスはそんな些細な変化でも大きくなるんだよ」

 

「確かに私達は、まなつだったから部活にしろ。プリキュアにしても今までやってこれたもんな」

 

「そうだね」

 

「だね」

 

「みんな・・・」

 

「そう言う事を避ける為に現地調査をしっかりするんだ」

 

「直哉、私からの質問よ融合世界の平和と安定が実現したら貴方はどうなるの?」

 

「それは恐らく僕は死ぬでしょうね。その時が来たら」

 

!!

 

「「そんな」」

 

「あんたは本当にそれでいいの?」

 

「いいも悪いもそう言う条件の下で生まれた身ですし、場合によっては上司の気まぐれで、それを迎えても死ぬことは無いかもですけど」

 

「おいおいちょっと待て」

 

「特殊遊撃部隊の上司はまさか・・・」

 

「ええ、そうですよ。融合世界の神様です」

 

「「「「「ええ――神様ーー」」」」」

 

まなつ達とローラは直哉の言葉に驚いていた。

 

「この映像はこちらの世界の調停者が異世界に行った時に説明した時のよ」

 

「マジで僕の命は管理者に握られてたんだ。本当にいつ消されてもおかしくないのに並行世界の融合世界に来れたのは優しさだったんだ」

 

「確実にこちらの世界と同じ基準とは限らないけどほぼ同じだと思うわよ」

 

「俺達が直哉を直接倒せないのと同じだろうな」

 

「つまり如月直哉の世界の管理者が世界の消滅が決まった事でこちらの世界に手を出して、こちらの特殊遊撃部隊と戦おうとして死のうとしてるの?」

 

「恐らくそうだろうな」

 

「迷惑な話ね、そんな方法を使って来ても原作世界のオイシーナタウンには関係ないイベントに巻き込まれるなんて」

 

「でもどうするの?」

「まさかこれも魔王の因子とゲネシスの改変の影響?」

 

「いえ、それは違うと思いますよ。オイシーナタウンでは誘拐事件として認識しているようですので、仮に魔王の因子とゲネシスの改変でそうなった場合オイシーナタウンに住んでいる人達は誘拐事件を認識出来ないと思いますよ」

 

「成程」

 

「ですのでワイズマンやデボネアやパンサークローと言った連中と考えた方が良いかもしれません。

 

「確かにそうだね」

 

「ですので僕は一旦融合世界に戻り光さんやハニーさん達を呼んできます」

 

「直哉はこの前提でここに来るわよ。ハニー達の動向許可を取りに」

 

トワがそう言う。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

1つの可能性1 管理者が意味のない侵略した場合後編

「つまり如月直哉の世界の管理者が世界の消滅が決まった事でこちらの世界に手を出して、こちらの特殊遊撃部隊と戦おうとして死のうとしてるの?」

 

「恐らくそうだろうな」

 

「迷惑な話ね、そんな方法を使って来ても原作世界のオイシーナタウンには関係ないイベントに巻き込まれるなんて」

 

「でもどうするの?」

 

「まさかこれも魔王の因子とゲネシスの改変の影響?」

 

「いえ、それは違うと思いますよ。オイシーナタウンでは誘拐事件として認識しているようですので、仮に魔王の因子とゲネシスの改変でそうなった場合オイシーナタウンに住んでいる人達は誘拐事件を認識出来ないと思いますよ」

 

「成程」

 

「ですのでワイズマンやデボネアやパンサークローと言った連中と考えた方が良いかもしれません。

 

「確かにそうだね」

 

「ですので僕は一旦融合世界に戻り光さんやハニーさん達を呼んできます」

 

「直哉はこの前提でここに来るわよ。ハニー達の動向許可を取りに」

 

トワがそう言う。

 

「ああ、それは・・・それで構わんさ」

「そんな噓ですよねハニーお姉さん。僕達が管理者に捨てられたなんて」

 

「残念だけど直哉君私もこちらの世界の守護者」と同じ答えよ」

 

!!

 

「そんなそれじゃあ僕達はずっとこちらの世界で生きて行くんですか?」

 

「いやそれも厳しいわね」

 

「え、何故ですかエステルさん?」

 

「まあ私の名前を言われるのおは良いけど、私は貴方と初対面と言う事を忘れないでね」

 

「すみません」

 

「こちらの管理者は、貴方達の敵パンサークロー倒れるまでは保証はすると思うけどその後は知らないわ。特に調停者の君はね」

 

「そんな・・・」

 

「現状貴方は普通の異世界人だけど、調停者をしていたのが仇となる事象が近い内に起きる可能性があるわ」

 

「それは・・・こちら側の敵が空中元素固定装置に興味を持った場合恐らく狙われるわ」

 

「トワお前も話しただろう。仮にこちらの直哉に言われて付いて行ったところで、こちらの世界に悪影響を及ぼすとは思えんな。まあ強いて言えば花寺直哉と如月の3人の仲が悪くなるだろう。ただそれだけだ」

 

「確かにそうなんだけど・・・」

「残念だけどそれは出来ないわ」

 

その時トワがやって来た。

 

「トワあんた動いていいの?」

 

「大丈夫よ・・・さて並行世界の融合世界から来た偽りの調停者の如月直哉君初めまして、私はトワよこちらの融合世界の管理者をしている1人の神よ」

 

「ええ――こちらの融合世界では複数の管理者がいるんですか?」

 

「そうよ、そして私達の所に連絡が来たの並行世界の融合世界管理者からね」

 

!!

 

「並行世界の融合世界の管理者がこう言ってたわ。如月直哉の調停者の資質がないと判断したためにこちらの融合世界にパンサークローと共に転移をさせたと連絡があったの」

 

「はあーーー」

 

「何故なら君は調停者の資格を失ってからこちらの融合世界に来たのだから」

 

「そ、そんな馬鹿な・・・」

 

「それが事実だとするとよかったね3人で生きれるよ」

 

「馬鹿なこの時点で僕は調停者ではなく一般人になっていたなんて・・・」

 

「・・・」

 

「直哉君」

 

「ショックを受けたようね流石に」

 

エステルがそう言う。

 

「でもよく考えてね君を調停者から外しこちらの融合世界に転移して来たのは恐らく向こうの管理者の優しさよ」

 

「何が優しさですか?僕を捨てたのに」

 

「ああ、如月直哉君は管理者と調停者の関係を知らないのかな?」

 

「何なんです?それは・・・」

 

「管理者は必要性を感じない場合は処分をするのが決まりよ。恐らく並行世界の融合世界でも似たような決まりがある筈よ」

 

トワがそう説明する。

 

「え、じゃあ僕の処遇は全然軽いわ」

 

「レイその言い方私よりきついわよ」

 

トワがそう言った直後直哉が部屋に来た。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

1つの可能性2 花寺直哉が知る事

「・・・」

 

「直哉君」

 

「ショックを受けたようね流石に」

 

エステルがそう言う。

 

「でもよく考えてね君を調停者から外しこちらの融合世界に転移して来たのは恐らく向こうの管理者の優しさよ」

 

「何が優しさですか?僕を捨てたのに」

 

「ああ、如月直哉君は管理者と調停者の関係を知らないのかな?」

 

「何なんです?それは・・・」

 

「管理者は必要性を感じない場合は処分をするのが決まりよ。恐らく並行世界の融合世界でも似たような決まりがある筈よ」

 

トワがそう説明する。

 

「え、じゃあ僕の処遇は全然軽いわ」

 

「レイその言い方私よりきついわよ」

 

トワがそう言った直後直哉が部屋に来た。

 

「トワレイさんここでしたか」

 

「どうしたの直哉?」

 

「実は・・・」

 

「まさかこれも魔王の因子とゲネシスの改変の影響?」

 

「いえ、それは違うと思いますよ。オイシーナタウンでは誘拐事件として認識しているようですので、仮に魔王の因子とゲネシスの改変でそうなった場合オイシーナタウンに住んでいる人達は誘拐事件を認識出来ないと思いますよ」

 

「成程」

 

「ですのでワイズマンやデボネアやパンサークローと言った連中と考えた方が良いかもしれません。

 

「確かにそうだね」

 

「ですので僕は一旦融合世界に戻り光さんやハニーさん達を呼んできます」

 

「その方が良いねデボネアやパンサークローが動いているとしたら・・・」

 

「そうなんですよね。まあ、ノイズや降魔やメガビョーゲンに関してはガングニール・シャドーで対応出来るのでまだいいですが」

 

原作世界のオイシーナタウンで奇妙な誘拐事件が起きていまして」

 

「ああ、それは・・・こちらでも確認している」

 

「そうですかだったら・・・」

 

「構わんがそれをすると言う事は直哉お前悪に認定されるぞ」

 

「どういう事ですか?」

 

「俺達が直哉を直接倒せないのと同じだろうな」

 

「つまり如月直哉の世界の管理者が世界の消滅が決まった事でこちらの世界に手を出して、こちらの特殊遊撃部隊と戦おうとして死のうとしてるの?」

 

「恐らくそうだろうな」

 

「迷惑な話ね、そんな方法を使って来ても原作世界のオイシーナタウンには関係ないイベントに巻き込まれるなんて」

 

「現状貴方は普通の異世界人だけど、調停者をしていたのが仇となる事象が近い内に起きる可能性があるわ」

 

「それは・・・こちら側の敵が空中元素固定装置に興味を持った場合恐らく狙われるわ」

 

「トワお前も話しただろう。仮にこちらの直哉に言われて付いて行ったところで、こちらの世界に悪影響を及ぼすとは思えんな。まあ強いて言えば花寺直哉と如月の3人の仲が悪くなるだろう。ただそれだけだ」

 

「確かにそうなんだけど・・・」

 

「こういう事が判明し直哉が彼等を連れて行く場合そう言うリスクがつくぞ

 

「ええ――それは事実です?」

 

「ああ、それは間違いない」

 

「そんな僕達に倒されるためにあの誘拐事件が起きたのですか?」

 

「そうだ並行世界の融合世界が完全に終わりの為の必要な事だからな」

 

「そんな・・・」

 

直哉はレイの説明に驚いていた。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第69章 第4部 誘拐事件の真相と決断編
誘拐事件の解決法は・・・


「恐らくそうだろうな」

 

「迷惑な話ね、そんな方法を使って来ても原作世界のオイシーナタウンには関係ないイベントに巻き込まれるなんて」

 

「現状貴方は普通の異世界人だけど、調停者をしていたのが仇となる事象が近い内に起きる可能性があるわ」

 

「それは・・・こちら側の敵が空中元素固定装置に興味を持った場合恐らく狙われるわ」

 

「トワお前も話しただろう。仮にこちらの直哉に言われて付いて行ったところで、こちらの世界に悪影響を及ぼすとは思えんな。まあ強いて言えば花寺直哉と如月の3人の仲が悪くなるだろう。ただそれだけだ」

 

「確かにそうなんだけど・・・」

 

「こういう事が判明し直哉が彼等を連れて行く場合そう言うリスクがつくぞ

 

「ええ――それは事実です?」

 

「ああ、それは間違いない」

 

「そんな僕達に倒されるためにあの誘拐事件が起きたのですか?」

 

「そうだ並行世界の融合世界が完全に終わりの為の必要な事だからな」

 

「そんな・・・」

 

直哉はレイの説明に驚いていた。

 

「じゃあ原作世界のオイシーナタウンで起きてる誘拐事件の方法は・・・」

 

「言葉が悪いがお前と特殊遊撃部隊で並行世界の融合世界の管理者を消滅させるしかない」

 

「つまり僕達が並行世界の融合世界を破壊すると言う事ですね?」

 

「そうだそうすれば・・・」

 

「え、何故ですかエステルさん?」

 

「まあ私の名前を言われるのおは良いけど、私は貴方と初対面と言う事を忘れないでね」

 

「すみません」

 

「こちらの管理者は、貴方達の敵パンサークロー倒れるまでは保証はすると思うけどその後は知らないわ。特に調停者の君はね」

 

「そんな・・・」

 

「成程そう言う意味で僕の扱いに悩んでいたんですね。最悪ハニーお姉さん達をその世界に行かせればいいだけですからね」

 

「そうですね。もしその世界に如月ハニーの存在がなければですが」

 

「あ、そうでしたね」

 

「つまり私達と来たパンサークローを先に倒さないと色々面倒になるのね」

 

「そうですね」

 

「つまり僕達が連れて来たパンサークローを倒せてもこちらにハニーお姉さんの世界が動き出せば主役不在の為代役として戦わされるかもしれないと言う事ですか?」

 

「簡単に言えばそう言う事になるわね。最悪の場合ね」

 

「そんなのずるいですよ。仮にそう言う事になったら僕以外がこちらの融合世界に住めると言う事になるじゃないですか?エステルさん

 

「そういう事になるわね」

 

「そう言う事が通るなら僕と今来ていない調停者の役割も交代できますよね?」

 

「まあ管理者が良いと言えば出来るわね」

 

「だったら・・・」

 

「彼如月直哉の消滅は無くすことが出来るぞ」

 

「成程そう言う事ですか」

 

「いえ、それは違うと思いますよ。オイシーナタウンでは誘拐事件として認識しているようですので、仮に魔王の因子とゲネシスの改変でそうなった場合オイシーナタウンに住んでいる人達は誘拐事件を認識出来ないと思いますよ」

 

「成程」

 

「ですのでワイズマンやデボネアやパンサークローと言った連中と考えた方が良いかもしれません。

 

「確かにそうだね」

 

「ですので僕は一旦融合世界に戻り光さんやハニーさん達を呼んできます」

 

「もし僕がそれをすると彼が邪魔をして如月直哉を助ける為に行動が出来なくなると・・・同時に如月直哉の消滅にもつながるそう言う事ですか?」

 

「そう言う事だ。直哉お前が選べ、どういう選択しても我達は支持する」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

調停者としての決断前編

「そういう事になるわね」

 

「そう言う事が通るなら僕と今来ていない調停者の役割も交代できますよね?」

 

「まあ管理者が良いと言えば出来るわね」

 

「だったら・・・」

 

「彼如月直哉の消滅は無くすことが出来るぞ」

 

「成程そう言う事ですか」

 

「いえ、それは違うと思いますよ。オイシーナタウンでは誘拐事件として認識しているようですので、仮に魔王の因子とゲネシスの改変でそうなった場合オイシーナタウンに住んでいる人達は誘拐事件を認識出来ないと思いますよ」

 

「成程」

 

「ですのでワイズマンやデボネアやパンサークローと言った連中と考えた方が良いかもしれません。

 

「確かにそうだね」

 

「ですので僕は一旦融合世界に戻り光さんやハニーさん達を呼んできます」

 

「もし僕がそれをすると彼が邪魔をして如月直哉を助ける為に行動が出来なくなると・・・同時に如月直哉の消滅にもつながるそう言う事ですか?」

 

「そう言う事だ。直哉お前が選べ、どういう選択しても我達は支持する」

 

「そうね、今回の件は私達の融合世界や友好世界が巻き込まれた管理側のせいにされるでしょうけど、原作世界のオイシーナタウンの住人達を助けるにはするしかないわよ」

 

「しかしそれをしたら・・・」

 

「この映像はこちらの世界の調停者が異世界に行った時に説明した時のよ」

 

「マジで僕の命は管理者に握られてたんだ。本当にいつ消されてもおかしくないのに並行世界の融合世界に来れたのは優しさだったんだ」

 

「確実にこちらの世界と同じ基準とは限らないけどほぼ同じだと思うわよ」

 

「だからこそキューティーハニー世界の主要人物達を2回にわけて転移させたんでしょうね」

 

「成程1回目で私とパンサークローと星児さんが来たのは・・・」

 

「聖羅お姉さん見た事のない怪物がいっぱい出たよ」

 

「何よこいつ気持ち悪いわね」

 

「お姉さんどうして戦わないの?お姉さんなら楽勝なのに」

 

「確かに単純に倒すだけなら簡単だけど、恐らくここは異世界だとして動くわよ」

 

「ハニーお姉様もここにいるかも知れないしね」

 

聖羅が一緒にいる少年に話をしていると・・・」

 

「だああああ」

 

と言いながら亜種型メガビョーゲンを殴り飛ばす響達がやって来た。

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「恐らくだけどこの2人を転移させる為と思うわ」

 

「あの3人の全てを奪う事になりますよ。あの3人はここで暮らすのに」

 

「それは仕方いわ。ただ直哉があの3人の同行を求めた場合如月直哉は・・・」

 

それは恐らく僕は死ぬでしょうね。その時が来たら」

 

!!

 

「「そんな」」

 

「あんたは本当にそれでいいの?」

 

「いいも悪いもそう言う条件の下で生まれた身ですし、場合によっては上司の気まぐれで、それを迎えても死ぬことは無いかもですけど」

 

「おいおいちょっと待て」

 

「特殊遊撃部隊の上司はまさか・・・」

 

「ええ、そうですよ。融合世界の神様です」

 

「「「「「ええ――神様ーー」」」」」

 

「ほぼ直哉と同じ結末になるわ」

 

「つまり並行世界の融合世界が消滅と同時に如月直哉が死ぬんですね」

 

「そうよ世界の消滅もある意味調停者の存在がいらないからね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

調停者としての決断後編

「それは仕方いわ。ただ直哉があの3人の同行を求めた場合如月直哉は・・・」

 

それは恐らく僕は死ぬでしょうね。その時が来たら」

 

!!

 

「「そんな」」

 

「あんたは本当にそれでいいの?」

 

「いいも悪いもそう言う条件の下で生まれた身ですし、場合によっては上司の気まぐれで、それを迎えても死ぬことは無いかもですけど」

 

「おいおいちょっと待て」

 

「特殊遊撃部隊の上司はまさか・・・」

 

「ええ、そうですよ。融合世界の神様です」

 

「「「「「ええ――神様ーー」」」」」

 

「ほぼ直哉と同じ結末になるわ」

 

「つまり並行世界の融合世界が消滅と同時に如月直哉が死ぬんですね」

 

「そうよ世界の消滅もある意味調停者の存在がいらないからね」

 

「レイさんそれを今決めないといけせんか?」

 

「それは今決めれないのなら決めなくても良いが・・・原作世界のオイシーナタウンの住人達の事も考えておけよ」

 

「まあ多少の時間は取れるがあちらは・・・」

 

「この映像はこちらの世界の調停者が異世界に行った時に説明した時のよ」

 

「マジで僕の命は管理者に握られてたんだ。本当にいつ消されてもおかしくないのに並行世界の融合世界に来れたのは優しさだったんだ」

 

「確実にこちらの世界と同じ基準とは限らないけどほぼ同じだと思うわよ」

 

「だからこそキューティーハニー世界の主要人物達を2回にわけて転移させたんでしょうね」

 

「成程1回目で私とパンサークローと星児さんが来たのは・・・」

 

「聖羅お姉さん見た事のない怪物がいっぱい出たよ」

 

「何よこいつ気持ち悪いわね」

 

「お姉さんどうして戦わないの?お姉さんなら楽勝なのに」

 

「確かに単純に倒すだけなら簡単だけど、恐らくここは異世界だとして動くわよ」

 

「ハニーお姉様もここにいるかも知れないしね」

 

「ああ、それは・・・こちらでも確認している」

 

「そうですかだったら・・・」

 

「構わんがそれをすると言う事は直哉お前悪に認定されるぞ」

 

「どういう事ですか?」

 

「俺達が直哉を直接倒せないのと同じだろうな」

 

「つまり如月直哉の世界の管理者が世界の消滅が決まった事でこちらの世界に手を出して、こちらの特殊遊撃部隊と戦おうとして死のうとしてるの?」

 

「恐らくそうだろうな」

 

「迷惑な話ね、そんな方法を使って来ても原作世界のオイシーナタウンには関係ないイベントに巻き込まれるなんて」

 

「現状貴方は普通の異世界人だけど、調停者をしていたのが仇となる事象が近い内に起きる可能性があるわ」

 

「それは・・・こちら側の敵が空中元素固定装置に興味を持った場合恐らく狙われるわ」

 

「トワお前も話しただろう。仮にこちらの直哉に言われて付いて行ったところで、こちらの世界に悪影響を及ぼすとは思えんな。まあ強いて言えば花寺直哉と如月の3人の仲が悪くなるだろう。ただそれだけだ」

 

「確かにそうなんだけど・・・」

 

「こういう事が判明し直哉が彼等を連れて行く場合そう言うリスクがつくぞ

 

「ええ――それは事実です?」

 

「ああ、それは間違いない」

 

「そんな僕達に倒されるためにあの誘拐事件が起きたのですか?」

 

「そうだ並行世界の融合世界が完全に終わりの為の必要な事だからな」

 

「そんな・・・」

 

「既にここまでの事をしているんだ。後には引けないだろうな」

 

「でも急に真実を知り動揺する気持ちはわかるでしょう?」

 

「まあな、だから調停者としての答えを考えるんだ」

 

暫くして・・・

 

直哉は答えを出した。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ハニー達のひと時

 

「トワお前も話しただろう。仮にこちらの直哉に言われて付いて行ったところで、こちらの世界に悪影響を及ぼすとは思えんな。まあ強いて言えば花寺直哉と如月の3人の仲が悪くなるだろう。ただそれだけだ」

 

「確かにそうなんだけど・・・」

 

「こういう事が判明し直哉が彼等を連れて行く場合そう言うリスクがつくぞ

 

「ええ――それは事実です?」

 

「ああ、それは間違いない」

 

「そんな僕達に倒されるためにあの誘拐事件が起きたのですか?」

 

「そうだ並行世界の融合世界が完全に終わりの為の必要な事だからな」

 

「そんな・・・」

 

「既にここまでの事をしているんだ。後には引けないだろうな」

 

「でも急に真実を知り動揺する気持ちはわかるでしょう?」

 

「まあな、だから調停者としての答えを考えるんだ」

 

暫くして・・・

 

直哉は答えを出した。

 

その頃融合世界にいる留守番組は・・・

 

「しかしここは本当に並行世界の融合世界なんですね。改めて驚きます」

 

「ハニーお姉さんは僕達よりも先に来てたんですよね?」

 

「そう言う事になるわね」

 

「ハニーお姉さんはこちらの世界の調停者とあってます?」

 

「ええ、でもその時は互いに知らない時だったけど」

 

「成程並行世界にいる自分はこういう事をいつもされていると言う事ですか?ラビリンのどかさん行きますよ」

 

「「うん」ラビ」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

「ええ――直哉君があの子と1つになった――嘘でしょう」

 

ハニーと言う女性はこの場で起きた事に対して驚いていた。

 

「すみませんが僕は、ハニーさんの知る直哉ではありません」

 

直哉がハニーに言う。

 

暫くして・・・

 

「そうやっぱりここは並行世界なのね」

 

「知ってたんですか?」

 

グレースがハニーに聞く。

 

「ええ、これでも向こうでは守護者をしてるからね、違和感を感じてたわ響さんとエステルさんと会った時からね」

 

「ふむ、それではハニーさんの知る世界にはゼムリア大陸とシンフォギア世界はあるんですね?」

 

「ええ、後プリキュア世界と言うのは存在せず悪魔が支配する世界があるわ」

 

「悪魔とイシュメルガが協力関係を結んでいるわ」

 

「「成程」」

 

「でもここだけの要素を見た時驚いたわ」

 

「そうですか。でも僕達これからどうすれば・・・」

 

「それでどうするの如月直哉君」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「何故お前達がお姉様を知っている?」

 

「調停者を見捨てるくらいだからな」

 

「どちらにしても今はのどか達に任せるしかないわね」

 

トワがそう言う。

 

「サクラ世界に現れた2人よりもトワさんやレイさんに聞いた方が早いでしょうね並行世界の融合世界から捨てられた世界については」

 

「捨てられた世界か・・・」

 

「何だか可哀想」

 

「こちらの調停者は、ハニーさん達の世界ごと捨てられた世界として考えています」

 

「ええ、聞いて驚いたわ。そんなハニーさんに聞きます貴女達の管理者と連絡が取れないのは偶然だと思いますか?」

 

「それは・・・違うと思うわ意図的に連絡が取れなくしてると思うわ」

 

「そんな噓ですよねハニーお姉さん。僕達が管理者に捨てられたなんて」

 

「残念だけど直哉君私もこちらの世界の守護者」と同じ答えよ」

 

!!

 

「そんなそれじゃあ僕達はずっとこちらの世界で生きて行くんですか?」

 

「いやそれも厳しいわね」

 

「え、何故ですかエステルさん?」

 

「まあ私の名前を言われるのおは良いけど、私は貴方と初対面と言う事を忘れないでね」

 

「すみません」

 

「こちらの管理者は、貴方達の敵パンサークロー倒れるまでは保証はすると思うけどその後は知らないわ。特に調停者の君はね」

 

「僕が死なないようにする為とは言っても、まさかこんな事になるなんて思いもしませんよ」

 

如月直哉がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

如月直哉の疑問1 微妙な差異前編

「ええ、聞いて驚いたわ。そんなハニーさんに聞きます貴女達の管理者と連絡が取れないのは偶然だと思いますか?」

 

「それは・・・違うと思うわ意図的に連絡が取れなくしてると思うわ」

 

「そんな噓ですよねハニーお姉さん。僕達が管理者に捨てられたなんて」

 

「残念だけど直哉君私もこちらの世界の守護者」と同じ答えよ」

 

!!

 

「そんなそれじゃあ僕達はずっとこちらの世界で生きて行くんですか?」

 

「いやそれも厳しいわね」

 

「え、何故ですかエステルさん?」

 

「まあ私の名前を言われるのおは良いけど、私は貴方と初対面と言う事を忘れないでね」

 

「すみません」

 

「こちらの管理者は、貴方達の敵パンサークロー倒れるまでは保証はすると思うけどその後は知らないわ。特に調停者の君はね」

 

「僕が死なないようにする為とは言っても、まさかこんな事になるなんて思いもしませんよ」

 

如月直哉がそう言う。

 

「それにここ本当に帝都東京の大帝国劇場なんですか?」

 

「少し近代化が早い気がしますけど」

 

「ああ、それは・・・特殊遊撃部隊のおかげだな」

 

そう言いながら米田がやって来た。

 

「「米田さん」」

 

「誰このじいさん?」

 

聖羅がそう言う。

 

「ワシか、ワシはこの大帝国劇場の支配人をしている米田一基と言う者だ」

 

「3人共よろしくな」

 

「「「はい」」」

 

「特殊遊撃部隊から聞いていたが、成程並行世界の融合世界があるのは本当みたいだな」

 

「「ええ――ここの特殊遊撃部隊はそこまで情報を共有してるんですか?」」

 

「何を驚いてるんだワシだって・・・」

 

「いや―すまんなのどかと直哉すこやか市にある日本酒が美味くて飲み過ぎてしまった」

 

「まったく米田さん。花組の人達に秘密ですこやか市に来たのに・・・」

 

「これじゃあばれますよ」

 

「う、すまねえのどか」

 

「仕方ないですね。暫くそこの公園で酔いを冷ましましょうか」

 

「そうするか」

 

そして米田達はすぐそばにある小さな公園に向かう。

 

暫くして・・・

 

「ふう、大分酔いもさめたからお前達ともここで別れようと思う」

 

「え、でも・・・」

 

「お前達が大帝国劇場についてはいけないだろう?」

 

「それはそうですけど・・・直哉君どうしたの?」

 

「のどかさん米田さん。気をつけてください僕達は何者かに狙われているみたいです」

 

「「ええ――」何だと」

 

「来ます」

 

その時大柄の金髪の男達が複数人が米田を狙い行動を起こした。

 

「狙いは俺かよっと直哉とのどかは・・・連中に姿を見られていないのなら都合ががいい」

 

そして米田は男たちから逃げる為に公園を脱出した。

 

米田が公園を脱出した後の公園では・・・

 

「直哉君あの人達は一体?」

 

「恐らく・・・ヤフキエル事変関連のイベントの一種と思います。

 

「ヤフキエル事変と言うと真宮寺直哉君の世界で見たあれ?」

 

「ほうほうこれはいい機体だ、何より維持コストが格段に安い」

 

「ありがとうございます。これを機会に、わが社ダグラス社をよろしくお願いします」

 

「ワシですら異世界に行く事もあるんだからな」

 

「「「ええ――」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

如月直哉の疑問1 微妙な差異中編

「のどかさん米田さん。気をつけてください僕達は何者かに狙われているみたいです」

 

「「ええ――」何だと」

 

「来ます」

 

その時大柄の金髪の男達が複数人が米田を狙い行動を起こした。

 

「狙いは俺かよっと直哉とのどかは・・・連中に姿を見られていないのなら都合ががいい」

 

そして米田は男たちから逃げる為に公園を脱出した。

 

米田が公園を脱出した後の公園では・・・

 

「直哉君あの人達は一体?」

 

「恐らく・・・ヤフキエル事変関連のイベントの一種と思います。

 

「ヤフキエル事変と言うと真宮寺直哉君の世界で見たあれ?」

 

「ほうほうこれはいい機体だ、何より維持コストが格段に安い」

 

「ありがとうございます。これを機会に、わが社ダグラス社をよろしくお願いします」

 

「ワシですら異世界に行く事もあるんだからな」

 

「「「ええ――」」」

 

「何だお前達の世界では違うのか?」

 

「「ええ、違いますね」」

 

「僕達の世界では、限られた者しか接触する機会がなかったので」

 

「成程な、融合世界と言ってもいろんなルールがあるんだな」

 

「いやいやそう言う事をしてるのはここぐらいですよ」

 

「そうかの?」

 

「そうですよ米田さん」

 

「ですけど、この件に関しては僕個人での決定するには、無理なんですよ」

 

「どうしてなんだ?」

 

「それはクリスさんが、あのシンフォギア世界の住人だからですよ」

 

「「「「あ、成程」」」」

 

「いいですかクリスさん僕達のいる融合世界は裏の世界と言われています」

 

「裏の世界とは、どういう事だ?」

 

「原作世界が表の世界と言われています」

 

「それがどうしたのか?」

 

 

「そうですねここにいるクリスさんは表の世界のクリスさんの鏡に映る存在と考えますね」

 

 

「ああ」

 

「現状のクリスさんの状態は表の世界のクリスさんからしたら鏡を見ても貴女がいない状態なんですよ」

 

「ああ、そうだな私は今、お前達の言うシンフォギア世界にいないからか」

 

「そうですね」

 

「そしてここにいる。グレースさん達にも表の世界がありますが、彼女達の表の世界はある事故により融合世界に隣接する世界となりました現状では」

 

「そんな事があったのか?」

「ええ、ありましたねですがクリスさんの場合はそう言う特例では無いので、シンフォギア世界内での協力者と言う感じが僕の現状出来る最大の譲歩ですね」

 

「そうかわかった」

 

「期待に沿えなくてすいません。クリスさん」

 

「いやそう言う事情があるのなら仕方ねえよ。確かに響も積極的に二課の連中と行動をしてなかったのも紫藤直哉の説明と関係するんだろ?」

 

「ええ、特殊遊撃部隊の響さんと未来さんはクリスさんとは違う並行世界の2人なんですよ」

 

「そういう事かつまりこいつは代役と言う事なのか?」

 

「まあ、あいつは融合世界をあくまでも原作世界の鏡の世界として考えていたからな」

 

「「鏡の世界として?」」

 

「そうだ、表の世界あいつらの言い方だと原作世界と言うんだが、基本的に原作世界に悪影響が出ない融合世界の内部の世界同士の交流は別にしても良いと考えてるみたいだな」

 

「どうしてですか?」

 

「ああ、それは・・・融合世界と言う同じ世界の住人だからと言ってたな」

 

「「「成程」」」

 

「そう言う考えだからこそ・・・」

 

「「米田さん」」

 

「誰このじいさん?」

 

聖羅がそう言う。

 

「ワシか、ワシはこの大帝国劇場の支配人をしている米田一基と言う者だ」

 

「3人共よろしくな」

 

「「「はい」」」

 

「特殊遊撃部隊から聞いていたが、成程並行世界の融合世界があるのは本当みたいだな」

 

「「ええ――ここの特殊遊撃部隊はそこまで情報を共有してるんですか?」」

 

「何を驚いてるんだワシだって・・・」

 

「いや―すまんなのどかと直哉すこやか市にある日本酒が美味くて飲み過ぎてしまった」

 

「まったく米田さん。花組の人達に秘密ですこやか市に来たのに・・・」

 

「これじゃあばれますよ」

 

「う、すまねえのどか」

 

「仕方ないですね。暫くそこの公園で酔いを冷ましましょうか」

 

「そうするか」

 

そして米田達はすぐそばにある小さな公園に向かう。

 

暫くして・・・

 

「ふう、大分酔いもさめたからお前達ともここで別れようと思う」

 

「え、でも・・・」

 

「お前達が大帝国劇場についてはいけないだろう?」

 

「それはそうですけど・・・直哉君どうしたの?」

 

「のどかさん米田さん。気をつけてください僕達は何者かに狙われているみたいです」

 

「「ええ――」何だと」

 

「来ます」

 

その時大柄の金髪の男達が複数人が米田を狙い行動を起こした。

 

「狙いは俺かよっと直哉とのどかは・・・連中に姿を見られていないのなら都合ががいい」

 

そして米田は男たちから逃げる為に公園を脱出した。

 

米田が公園を脱出した後の公園では・・・

 

「直哉君あの人達は一体?」

 

「恐らく・・・ヤフキエル事変関連のイベントの一種と思います。

 

「ヤフキエル事変と言うと真宮寺直哉君の世界で見たあれ?」

 

「ほうほうこれはいい機体だ、何より維持コストが格段に安い」

 

「ありがとうございます。これを機会に、わが社ダグラス社をよろしくお願いします」

 

「ワシですら異世界に行く事もあるんだからな」

 

「だからこそ先程の米田さんの言葉なんですね」

 

「ハニーがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

如月直哉の疑問1 微妙な差異後編

「「ええ――」何だと」

 

「来ます」

 

その時大柄の金髪の男達が複数人が米田を狙い行動を起こした。

 

「狙いは俺かよっと直哉とのどかは・・・連中に姿を見られていないのなら都合ががいい」

 

そして米田は男たちから逃げる為に公園を脱出した。

 

米田が公園を脱出した後の公園では・・・

 

「直哉君あの人達は一体?」

 

「恐らく・・・ヤフキエル事変関連のイベントの一種と思います。

 

「ヤフキエル事変と言うと真宮寺直哉君の世界で見たあれ?」

 

「ほうほうこれはいい機体だ、何より維持コストが格段に安い」

 

「ありがとうございます。これを機会に、わが社ダグラス社をよろしくお願いします」

 

「ワシですら異世界に行く事もあるんだからな」

 

「だからこそ先程の米田さんの言葉なんですね」

 

「ハニーがそう言う。

 

「しかし米田さん。まるで調停者みたいに詳しいですね」

 

「ワシが調停者だとそんな訳ないぞ」

 

そう言ってグレースの方を直哉が見ると、突如直哉の体が光だし、その光が収まると直哉の格好は普通に戻るのだった。

 

 

その一覧の流れを見た「残りのプリキュアとヒーリングアニマルは・・・

 

 

「「「ええーーのどかが解除したら直哉君も元の姿に戻った」」」

 

 

「ええーー何々どういう事?ニャトラン」

 

 

「俺がわかるわけ無いだろ。」

 

「もしかして、直哉とのどかの誓約が何かの形に変わっていたとか?」

 

ペギタンがそう言う。

 

「あり得るわねのどかは誓約のために直哉君と共にいる時間が長くなってそのせいで、直哉君をプリキュアにしなければならない事態が起きたと考えたら、こんな事態になっても不思議じゃないわ。」

 

「だとすると響の誓約が進化すると直哉もシンフォギアを纏うのか?」

 

ニャトランがちゆに聞く。

 

「それは・・・」

 

「そこうるさいですよ」

 

「「「ごめんなさい」」」

 

「それで米田さん、特殊遊撃部隊の事についてはどこまで言ってくれました」

 

「ああ、帝国華撃団が一時的に軍から離れて特殊遊撃部隊に配属されるというところまでだ」

 

「なるほどわかりました。帝国華撃団の皆さん。これから暫くの間ですが貴方達には、帝都以外に現れる全ての脅威と戦うことが特殊遊撃としてのたった一つの任務となります。」

 

「ちょっと待ってください。全ての脅威とはどういう意味ですか」

 

「言葉通りですよ特殊遊撃部隊管轄は簡単に言えば、融合世界の全ての守り手なのですから」

 

「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「あ、それ以外に友好的な異世界とも交流等もしていますがね」

 

「まさか俺達にノイズやメガビョウゲーンと戦えということですか?」

 

「ええ、そうですよ、ただその二つが融合世界の脅威とは違いますけどね」

 

!!

 

「ノイズとメガビョーゲンはあくまで融合世界内部に存在する敵に過ぎません。僕達の今の段階の脅威は融合世界の外からくるので」

 

!!

 

帝国華撃団の関係者は直哉の言葉に驚いていた。

 

「早い段階からそう言う説明を受けていたと言う事実もあるが、君達の世界のやり方も正しいと思う。ワシは否定もしないが・・・」

 

「見つけたよ。キューティーハニーとミスティハニー」

 

!!

 

「「「その声はシスタージル」」」

 

「漸く見つけたよ空中元素固定装置をよこしな」

 

よこさないと言うならそこの爺に死んで貰うぞ」

 

「ワシかシスタージルとやらには爺さんにしか見えないようだな」

 

「何!!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

「何――馬鹿な」

 

「「「ええ――」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

如月直哉の疑問2 シスタージルとの再会

「「「その声はシスタージル」」」

 

「漸く見つけたよ空中元素固定装置をよこしな」

 

よこさないと言うならそこの爺に死んで貰うぞ」

 

「ワシかシスタージルとやらには爺さんにしか見えないようだな」

 

「何!!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

「何――馬鹿な」

 

「「「ええ――」」」

 

「成程お前が母様の言っていた要注意人物のプリキュアの1人か」

 

「「プリキュア?」」

 

聖羅と直哉がそう言う。

 

「まあいい、プリキュアの姿を見れただけでも良しとしよう」

 

「逃げるのシスタージル」

 

「逃げるわけではない優先順位が変わったのだ」

 

そう言いながらシスタージルは撤退した。

 

「質問良いですか?そもそもプリキュアって何ですか?」

 

「直哉君プリキュアは、こちらの融合世界にしかいない存在よ」

 

ハニーがそう言う。

「成程それでハニーさん達はパンサークローに狙われる原因になったんですね」

 

「そうみたいね、でも空中元素固定装置は禁忌的な物らしいの」

 

「無から物を作り出すみたいね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「つまり空中元素固定装置を手に入れると言う事は、自分の願望を叶う事が出来ると言う事ですか?」

 

「ええ、そういう事らしいわね」

 

「そういう事なら空中元素固定装置が禁忌的な装置になるのもわかりますね。何故なら空中元素固定装置を使えば人間を作る事も出来ると言う事ですからね」

 

「「「あ、そう言えばそうだ」」」

 

「つまり空中元素固定装置の存在を知られればそれだけで戦争の火種になりえる争奪戦が起きると言う事ですね」

 

直哉がそう言う。

 

「直哉のいう事も可能と思うし、個人的な予想としてはパンサークローはかなり技術力は高いと思うわ。如月ハニーの父親は自分で空中元素固定装置を作り出すくらいだからね」

 

「「「「成程」」」」

 

「確かにそうですね。後並行世界の融合世界には・・・」

 

「ええ――直哉君があの子と1つになった――嘘でしょう」

 

ハニーと言う女性はこの場で起きた事に対して驚いていた。

 

「すみませんが僕は、ハニーさんの知る直哉ではありません」

 

直哉がハニーに言う。

 

暫くして・・・

 

「そうやっぱりここは並行世界なのね」

 

「知ってたんですか?」

 

グレースがハニーに聞く。

 

「ええ、これでも向こうでは守護者をしてるからね、違和感を感じてたわ響さんとエステルさんと会った時からね」

 

「ふむ、それではハニーさんの知る世界にはゼムリア大陸とシンフォギア世界はあるんですね?」

 

「私とハニーさん達はこういう繋がりがあって空中元素固定装置の事もシスタージルの事も知ってたんですよ」

 

「「成程」」

 

「つまり私達には黙っていたのねお姉さま」

 

「う、ごめんね聖羅」

 

「しかしどうしてシスタージルは逃げたのかしら?」

 

「そうですね。彼女達の目的は空中元素固定装置の筈・・・」

 

「ハニーお姉さんは何かしらない?」

 

「ごめんなさい私もシスタージルとはここでは初めてだったから」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

如月直哉とキュアグレース

「そうやっぱりここは並行世界なのね」

 

「知ってたんですか?」

 

グレースがハニーに聞く。

 

「ええ、これでも向こうでは守護者をしてるからね、違和感を感じてたわ響さんとエステルさんと会った時からね」

 

「ふむ、それではハニーさんの知る世界にはゼムリア大陸とシンフォギア世界はあるんですね?」

 

「私とハニーさん達はこういう繋がりがあって空中元素固定装置の事もシスタージルの事も知ってたんですよ」

 

「「成程」」

 

「つまり私達には黙っていたのねお姉さま」

 

「う、ごめんね聖羅」

 

「しかしどうしてシスタージルは逃げたのかしら?」

 

「そうですね。彼女達の目的は空中元素固定装置の筈・・・」

 

「ハニーお姉さんは何かしらない?」

 

「ごめんなさい私もシスタージルとはここでは初めてだったから」

 

「それにしても貴女がプリキュアなんですか?」

 

「はい、名前はキュアグレースと言います」

 

「キュアグレースさんですか?どうして米田さんに変装をしていたんです?」

 

如月直哉がキュアグレースに聞く。

 

「ああ、それは・・・」

 

「「「その声はシスタージル」」」

 

「漸く見つけたよ空中元素固定装置をよこしな」

 

よこさないと言うならそこの爺に死んで貰うぞ」

 

「ワシかシスタージルとやらには爺さんにしか見えないようだな」

 

「何!!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

「何――馬鹿な」

 

「「「ええ――」」」

 

「成程お前が母様の言っていた要注意人物のプリキュアの1人か」

 

「先程シスタージルが言ってたようにどうやらパンサークローは、プリキュアに対して慎重に動いていて、こちらが動いているのを知ると消えるんですよ」

 

「ああ、それは・・・違うわよ以前ね・・・」

 

「なっ彼は僕達がトワから聞かされた可能性について知っていて黙っていたのか?」

 

「そうよ、この一件に関してでもそうだけどこちらの直哉は自分で考えて融合世界や友好世界のバランスを壊すような事態が起きない限り介入は最低限にしてるし」

 

「別にこちらの直哉の自慢をしてるつもりはないけど、貴方達の場合米田健二の闇の力と戦う使命があったのなら、もっと管理者と繋がるべきだったのではないい?」

 

「はあ、耳が痛いわ」

 

その時過去の幼馴染世界の管理者メルクが管理者の神殿にやって来た。

 

!!

 

「メルクどうしてここに?」

 

「どうしてって貴方達が融合世界以外に行ったからに決まってるじゃん」

 

「まさか・・・あの子に呼ばれて?」

 

「こういう事があってねまたこんな事に巻き込まれたくないからそう指示したんでしょうけど事態がそうさせたくないみたいね」

 

「「「成程」」」

 

トワがそう言う。

 

「恐らくですが、パンサークローの方でもここは自分達のいた融合世界ではないと気づいたからこそパンサークローにとっての未知の存在であるプリキュアには手を出せないのではと考えています」

 

「「成程」」

 

「だからあの時パンサークローに関しては私達3人に任せると言ったのね」

 

ハニーがそう言う。

 

「はいそうです。こちらとしても途中で見失うのは避けたいので、失礼ですが空中元素固定装置を求めてパンサークローが貴女達を狙っているのを知ったので利用させて貰ったのです」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

如月直哉の疑問3 自衛と正義前編

「メルクどうしてここに?」

 

「どうしてって貴方達が融合世界以外に行ったからに決まってるじゃん」

 

「まさか・・・あの子に呼ばれて?」

 

「こういう事があってねまたこんな事に巻き込まれたくないからそう指示したんでしょうけど事態がそうさせたくないみたいね」

 

「「「成程」」」

 

トワがそう言う。

 

「恐らくですが、パンサークローの方でもここは自分達のいた融合世界ではないと気づいたからこそパンサークローにとっての未知の存在であるプリキュアには手を出せないのではと考えています」

 

「「成程」」

 

「だからあの時パンサークローに関しては私達3人に任せると言ったのね」

 

ハニーがそう言う。

 

「はいそうです。こちらとしても途中で見失うのは避けたいので、失礼ですが空中元素固定装置を求めてパンサークローが貴女達を狙っているのを知ったので利用させて貰ったのです」

 

「なっ貴女達には正義の味方としての自覚はないんですか?」

 

「それはありません。あくまで自分達の生活を脅かす相手がいるからしているだけですし、それに響さんもそうですが最初は自分を守る為に力を行使しましたよね?」

 

「う、それは・・・」

 

「如月直哉君貴方はお姉さんが生まれた経緯を知っているよね」

 

「それは・・・」

 

「私の考えは否定出来て如月博士のあれは否定しないんですね」

 

「どう見ても経緯だけを見れば如月博士のした事は許されませんよ」

 

「それは・・・」

 

「あの時の僕達のように臨時的な調査なんだね」

 

シズナが言う。

 

「はいそうです」

 

「そしてこの世界には・・・」

 

「あの時は余りパンサークローの情報がなかったからパンサークローと如月ハニーを調べたらパンサークローは空中元素固定装置を如月ハニーの父親が作り出してパンサークローが、如月ハニーの父親を殺して空中元素元素固定装置を奪おうとしたらしいんだけど見つかってないのよ」

 

「成程それでハニーさん達はパンサークローに狙われる原因になったんですね」

 

「そうみたいね、でも空中元素固定装置は禁忌的な物らしいの」

 

「私達の調査では貴方が意図的に弟を演じているのはばれてますよ」

 

「普通に考えれば・・・」

 

「あの時は余りパンサークローの情報がなかったからパンサークローと如月ハニーを調べたらパンサークローは空中元素固定装置を如月ハニーの父親が作り出してパンサークローが、如月ハニーの父親を殺して空中元素元素固定装置を奪おうとしたらしいんだけど見つかってないのよ」

 

「成程それでハニーさん達はパンサークローに狙われる原因になったんですね」

 

「何故如月博士がパンサークローに狙われている理由は如月博士がパンサークローに近づきパンサークローに融資を頼んだんじゃないんです?」

 

「それは・・・」

 

「その融資と言うのは、空中元素固定装置を完成させる為のお金ですよね?」

 

「・・・」

 

「だんまりですか、その結果が・・・」

 

「あの時は余りパンサークローの情報がなかったからパンサークローと如月ハニーを調べたらパンサークローは空中元素固定装置を如月ハニーの父親が作り出してパンサークローが、如月ハニーの父親を殺して空中元素元素固定装置を奪おうとしたらしいんだけど見つかってないのよ」

 

「成程それでハニーさん達はパンサークローに狙われる原因になったんですね」

 

「パンサークローを裏切ってしまったのは如月博士が最初じゃないですか?」

 

キュアグレースが如月直哉に聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

如月直哉の疑問3 自衛と正義後編

「あの時は余りパンサークローの情報がなかったからパンサークローと如月ハニーを調べたらパンサークローは空中元素固定装置を如月ハニーの父親が作り出してパンサークローが、如月ハニーの父親を殺して空中元素元素固定装置を奪おうとしたらしいんだけど見つかってないのよ」

 

「成程それでハニーさん達はパンサークローに狙われる原因になったんですね」

 

「何故如月博士がパンサークローに狙われている理由は如月博士がパンサークローに近づきパンサークローに融資を頼んだんじゃないんです?」

 

「それは・・・」

 

「その融資と言うのは、空中元素固定装置を完成させる為のお金ですよね?」

 

「・・・」

 

「だんまりですか、その結果が・・・」

 

「あの時は余りパンサークローの情報がなかったからパンサークローと如月ハニーを調べたらパンサークローは空中元素固定装置を如月ハニーの父親が作り出してパンサークローが、如月ハニーの父親を殺して空中元素元素固定装置を奪おうとしたらしいんだけど見つかってないのよ」

 

「成程それでハニーさん達はパンサークローに狙われる原因になったんですね」

 

「パンサークローを裏切ってしまったのは如月博士が最初じゃないですか?」

 

キュアグレースが如月直哉に聞く。

 

「確かに空中元素固定装置の誕生の経緯で言えばそう言う面もありますが、それがないとキューティーハニー世界が出来ませんよ」

 

「そこはわかりますよ世界の根幹に関わる事ですから」

「「「その声はシスタージル」」」

 

「漸く見つけたよ空中元素固定装置をよこしな」

 

よこさないと言うならそこの爺に死んで貰うぞ」

 

「ワシかシスタージルとやらには爺さんにしか見えないようだな」

 

「何!!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

「何――馬鹿な」

 

「「「ええ――」」」

 

「成程お前が母様の言っていた要注意人物のプリキュアの1人か」

 

「先程シスタージルが言ってたようにどうやらパンサークローは、プリキュアに対して慎重に動いていて、こちらが動いているのを知ると消えるんですよ」

 

「でも貴方は私達のやり方に対し否定をしましたよね?」

 

「如月直哉君貴方はお姉さんが生まれた経緯を知っているよね」

 

「それは・・・」

 

「私の考えは否定出来て如月博士のあれは否定しないんですね」

 

「どう見ても経緯だけを見れば如月博士のした事は許されませんよ」

 

「それは・・・」

 

「あの時の僕達のように臨時的な調査なんだね」

 

シズナが言う。

 

「はいそうです」

 

「そしてこの世界には・・・」

 

「あの時は余りパンサークローの情報がなかったからパンサークローと如月ハニーを調べたらパンサークローは空中元素固定装置を如月ハニーの父親が作り出してパンサークローが、如月ハニーの父親を殺して空中元素元素固定装置を奪おうとしたらしいんだけど見つかってないのよ」

 

「だから私達も世界の根幹に関わる事ですが否定をさせていただきます」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

空中元素固定装置の闇

「でも貴方は私達のやり方に対し否定をしましたよね?」

 

「如月直哉君貴方はお姉さんが生まれた経緯を知っているよね」

 

「それは・・・」

 

「私の考えは否定出来て如月博士のあれは否定しないんですね」

 

「どう見ても経緯だけを見れば如月博士のした事は許されませんよ」

 

「それは・・・」

 

「あの時の僕達のように臨時的な調査なんだね」

 

シズナが言う。

 

「はいそうです」

 

「そしてこの世界には・・・」

 

「あの時は余りパンサークローの情報がなかったからパンサークローと如月ハニーを調べたらパンサークローは空中元素固定装置を如月ハニーの父親が作り出してパンサークローが、如月ハニーの父親を殺して空中元素元素固定装置を奪おうとしたらしいんだけど見つかってないのよ」

 

「だから私達も世界の根幹に関わる事ですが否定をさせていただきます」

 

「如月博士が禁忌に触れた事でパンサークローもその事に気づいた違いませんよね」

 

「う、それは・・・」

 

「そして如月博士は、パンサークローから逃げた後空中元素固定装置の力を使い娘を作り出した。その娘が如月ハニー達ですよね」

 

「・・・その通りです。なぜそこまで詳しく調査してるんです?」

 

「「「「現地調査」」」」

 

 

「うん、君達との場合は新生帝国華撃団のメンバーの雨宮さくらさんがしたような事だよ」

 

「「「「ああ、成る程」」」」

 

 

「基本僕達は融合世界周辺の世界と融合世界内部にある世界の平和や安定を目的として作られた部隊だからね、今回は僕の娘や新生帝国華撃団のメンバーが、関わった案件だから来れたんだ」

 

 

「色んなルールがあるんですね。特殊遊撃部隊にも」

 

 

「そうだよ。まなつちゃん特殊遊撃部隊の仲間の持つ力もそうだけどブルー関連のメガビョーゲンや降魔などの力を異世界で使われた君達もわかるだろう」

 

「「「「「確かに」」」」」

 

「さくらさんや異世界のプリキュアさんがいなければ、勝てたかわかりませんでした」

 

 

「そう、僕達と僕達の敵の力を異世界で使うと、その世界のバランスが崩れるから、現地調査で最初はしっかり調べないと大変なんだよ」

 

「大変な事って?」

 

「そうだね例えばまなつちゃんとローラが、僕と出会って僕がこの世界のプリキュアになったとするよ」

 

「「嫌―――」ラビ」

 

「はい、のどかさん達静かにしてくださいね」

 

「「「「直哉さんが怖い」」」」

 

「なかなかの迫力ね直哉」

 

「世界のバランスはそんな些細な変化でも大きくなるんだよ」

 

「確かに私達は、まなつだったから部活にしろ。プリキュアにしても今までやってこれたもんな」

 

「そうだね」

 

「だね」

 

「みんな・・・」

 

「そう言う事を避ける為に現地調査をしっかりするんだ」

 

「直哉、私からの質問よ融合世界の平和と安定が実現したら貴方はどうなるの?」

 

「それは恐らく僕は死ぬでしょうね。その時が来たら」

 

「以前も聞いたと思いますが、調査の理由は互いの世界の突発的な接触するのを防ぐ為でもあるんですよ」

 

「無から物を作り出すみたいね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「つまり空中元素固定装置を手に入れると言う事は、自分の願望を叶う事が出来ると言う事ですか?」

 

「ええ、そういう事らしいわね」

 

「そういう事なら空中元素固定装置が禁忌的な装置になるのもわかりますね。何故なら空中元素固定装置を使えば人間を作る事も出来ると言う事ですからね」

 

「「「あ、そう言えばそうだ」」」

 

「つまり空中元素固定装置の存在を知られればそれだけで戦争の火種になりえる争奪戦が起きると言う事ですね」

 

直哉がそう言う。

 

「直哉のいう事も可能と思うし、個人的な予想としてはパンサークローはかなり技術力は高いと思うわ。如月ハニーの父親は自分で空中元素固定装置を作り出すくらいだからね」

 

「「「「成程」」」」

 

「特に空中元素固定装置のような危険な物がある世界では特に」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

如月直哉の恐れる事

「無から物を作り出すみたいね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「つまり空中元素固定装置を手に入れると言う事は、自分の願望を叶う事が出来ると言う事ですか?」

 

「ええ、そういう事らしいわね」

 

「そういう事なら空中元素固定装置が禁忌的な装置になるのもわかりますね。何故なら空中元素固定装置を使えば人間を作る事も出来ると言う事ですからね」

 

「「「あ、そう言えばそうだ」」」

 

「つまり空中元素固定装置の存在を知られればそれだけで戦争の火種になりえる争奪戦が起きると言う事ですね」

 

直哉がそう言う。

 

「直哉のいう事も可能と思うし、個人的な予想としてはパンサークローはかなり技術力は高いと思うわ。如月ハニーの父親は自分で空中元素固定装置を作り出すくらいだからね」

 

「「「「成程」」」」

 

「特に空中元素固定装置のような危険な物がある世界では特に」

 

「ふう、こちらの世界の調停者さんにはまいりました」

 

「まさかここまでの短時間でよくキューティーハニー世界の事を調べましたね」

 

「如月直哉さん貴方は、ハニーさん達にこの事実がばれる事を恐れてますね」

 

!!

 

「そこまでわかってるんですか」

 

「まあ、調べていく過程で貴方の役割が見えただけですが」

 

「そうですか・・・あの出来たらで良いのですが、可能ならこちらの世界の調停者の初期の頃の記録を見せて下さい」

 

如月直哉がそういう。

 

「まあ良いですよ。貴方に得はないと思いますが」

 

グレースはそう言いながら3人を映像が見れる部屋に連れて行った。

 

映像開始・・・

「ふう、今日もいい天気だね、響さんとのどかちゃん。僕が君達を見つけて1週間になるけど君達は家出とかしたの?」

 

「「いいえ私達は貴方の生活のサポートをするように言われてきた家政婦と思ってください」」

 

「家政婦ねえ・・・両親が不慮の事故にあってから天涯孤独の僕に君達を送りつける人はいないはずなんだけど?」

 

「あははそんな事気にしなくていいですよ。貴方は貴方のままでいてくれれば」

 

「そうなの?まあ、良いや今日は大帝国劇場の米田さんに呼ばれていたから僕は行くよ」

 

「「行ってらっしゃいませ」」

 

そう言ってこの家の主は大帝国劇場に向かった。

 

「響さん。あの人本当に紫藤直哉さん何ですか?」

 

「うんそれは間違いないよ。ただトワ達の記憶操作の影響が強く出てるけどね」

 

 

そう言って響はこの家にある新聞を開いて年号を見ると太正8年3月と書かれていた。

 

「響さん。私達はどうしたらいいんですか?」

 

のどかは今後に対して不安を持っていた。

 

「確かに、のどかちゃんの気持ちもわかるけど今直哉さんをサポートできるのは私達だけなんだから」

 

「でも・・・」

 

「それにね今の時間は物語の始まる前の時間みたいだしね」

 

「それにねトワとレイの二人も言ってたけど私達だけがここにいるわけじゃないしね」

 

「それはわかりますけど私達がなんでこんな初期からの出番なんですか?」

 

「ああそっちの不安なんだね」

 

 

「はい」

 

響がそう言って納得していた。

 

「まあもう少ししたらエステルさんや光ちゃんも合流するみたいだけどね」

 

「いつ頃です?」

 

映像終了・・・

 

「まさかこちらの世界の調停者は記憶が無い状態からスタートしていたなんて」

 

如月直哉は映像を見て驚いていた。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

迷う者と緊急事態前編

「確かに、のどかちゃんの気持ちもわかるけど今直哉さんをサポートできるのは私達だけなんだから」

 

「でも・・・」

 

「それにね今の時間は物語の始まる前の時間みたいだしね」

 

「それにねトワとレイの二人も言ってたけど私達だけがここにいるわけじゃないしね」

 

「それはわかりますけど私達がなんでこんな初期からの出番なんですか?」

 

「ああそっちの不安なんだね」

 

「はい」

 

響がそう言って納得していた。

 

「まあもう少ししたらエステルさんや光ちゃんも合流するみたいだけどね」

 

「いつ頃です?」

 

映像終了・・・

 

「まさかこちらの世界の調停者は記憶が無い状態からスタートしていたなんて」

 

如月直哉は映像を見て驚いていた。

 

「そうですよそして・・・」

「ああ、それは真宮寺さくらの加入は喜ばれたよ。ただな、真宮寺家の後ろにいる紫藤家の当主も欲しいのにと言われたよ」

 

「やはりですか、こうなることを直哉君は知って行方不明になったのではないですか?」

 

「それこそあり得んよあやめ君直哉とあったのは、三年前になる。その時の直哉は12歳だぞそんな子供に元老院の思惑を知るとは思えんがな」

 

ピーーピーー

 

その時大帝国劇場に緊急発進を要請する警報がなり始め、米田とあやめは地下司令室に向かった。

 

 

大帝国劇場の地下司令室・・・

 

 

「何があった。かすみ」

 

 

「はい、司令たった今我々の危惧している敵と異なる怪物が現れました」

 

!!

 

「「何だと」ですって」

 

帝国華撃団風組に所属する藤井かすみの報告に驚く米田とあやめだった。

 

帝都に謎の敵が出る前紫藤直哉の自宅では・・・

 

 

 

「何で翼さんと奏さんがここに?」

 

エステルは突然の来客に驚いていた。

 

「すまないギャランホルンのが警報鳴ったときに出来た次元の裂け目に入ったらこちらの融合世界に繋がったみたいだな」

 

「なんですって、ということは融合世界に新たな世界が組み込まれるのかな?」

 

 

その時エステル達の部屋に直哉が入ってきた。

 

 

「あ、エステルさんお客様が来てたんですね」

 

「あ、私達は響の友人だ」

 

「あ、そうなんですねでも今は響さんは街の方に行ってますから僕が迎えに行きますよ」

 

「いやそれにはおよばない」

 

「そうですか・・・うわあなんだあれーー空が割れている」

 

 

!!

 

直哉の悲鳴に気づいた三人は空を見るとこの世界から見ると異形の者が現れて触れた人を炭へと変えていた。

 

 

「「ノイズ」」

 

「いくよ奏」

 

「おう」

 

そう言って奏と翼は現場に向かった。

 

 

その頃ノイズ出現に近い帝都の長屋では・・・

 

「うわあなんだあの怪物は降魔とは違う怪物だ」」

!!

 

「まさかそんなこの世界にノイズが現れる何て早すぎるよ」

 

「響さん私達で戦いましょう」

 

そう言ってさくらがノイズに向かおうとしたとき、響がさくらを止めた。

 

「さくらさんあの怪物は私が戦います」

 

「あれを見てください」

 

響が言う場所を見るとノイズが通った場所には大量の炭があった。

 

「響さんあの炭はまさか・・・」

 

「そうですあの炭はノイズに触れた人間です」

 

「何ですって、それじゃ私は戦ってはいけない」

 

そうさくらが言うと響は無言で首を縦にふりその直後響はこの世界に来てからシンフォギアを纏った。

 

「ええ――初期の帝都にノイズが出たんですか?」

 

「そうです。初期から出たので如月直哉さんの世界のようにはできなかったんですよ」

 

「その後も・・・」

 

「待ってくださいヨシュアさんエステルさん。あの魔獣は通常の魔獣ではなく、幻獣と呼ばれるものです」

 

「「幻獣!!」

 

ユウナの言葉を聞いたエステルとヨシュアは警戒を強めながら幻獣ヒドラプラントに近づく。

 

そして帝国華撃団が到着した。

 

「「「「「「「帝国華撃団参上!!」」」」」」

 

「なんだあの巨大な植物は」

 

「あんな植物兵器も持っているのか黒之巣会のは」

 

「いえ違うようです。隊長」

 

マリアが大神に言ったとき、50を超える量産型魔操機兵が、プラントアームに攻撃を仕掛けていた。

 

「よし俺達も魔操機兵と巨大植物を倒すぞ」

 

「こんな感じで幻獣も出て来たりして混沌としてましたから」

 

「成程そう言う経緯で事前調査に力を入れてたんですね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

迷う者と緊急事態後編

「待ってくださいヨシュアさんエステルさん。あの魔獣は通常の魔獣ではなく、幻獣と呼ばれるものです」

 

「「幻獣!!」

 

ユウナの言葉を聞いたエステルとヨシュアは警戒を強めながら幻獣ヒドラプラントに近づく。

 

そして帝国華撃団が到着した。

 

「「「「「「「帝国華撃団参上!!」」」」」」

 

「なんだあの巨大な植物は」

 

「あんな植物兵器も持っているのか黒之巣会のは」

 

「いえ違うようです。隊長」

 

マリアが大神に言ったとき、50を超える量産型魔操機兵が、プラントアームに攻撃を仕掛けていた。

 

「よし俺達も魔操機兵と巨大植物を倒すぞ」

 

「こんな感じで幻獣も出て来たりして混沌としてましたから」

 

「成程そう言う経緯で事前調査に力を入れてたんですね」

 

「そうですね、場合によっては管理者が驚くケースもあったので」

 

 

GAOON

 

!!

 

「きゃああ怪物が人間を殺したわ皆逃げて――」

 

「ああ、私はここまでのようね。出来る事なら・・・結婚をして見たかったわ」

 

「「「「ギャアアアア死にたくないーーー」」」」

 

そして警察署周辺に現れた降魔によって警察署内にいた帝国華撃団全員が脱出しその後降魔は、帝国華撃団によって全滅させていった。その一部始終を見ていた生き残った警察官達が降魔を倒した帝国華撃団を讃えていた。

 

お墓戦艦では・・・

 

「「何なんだこれは?」」

 

大神と神山がそう言う。

 

「成程これがこちらの融合世界の神の介入の仕方ですか」

 

「「なっこれが融合世界の神の仕業?」」

 

「恐らくですがすこやか市の調査を邪魔をした警察に降魔をぶつけ、たまたま帝国華撃団に倒させる事で警察に帝国華撃団の行動を黙認させる事が目的なのでしょう」

 

「それではあんまりじゃないですか?直哉さん」

 

「ええ、僕もそう思いますがどうやらこちらの融合世界では違うと言う事みたいですね」

 

「この時のあおぞら市は、融合世界とは関係ない世界でしたから、僕の力は融合世界の内部世界及び、友好世界だけに制限されているんです」

 

「あくまでも融合世界周辺を守る為に」

 

「「「「「「成程」」」」」」

 

「ですので、同じ融合世界なので基本的なルールがあるんですが・・・」

 

「もしかすると7人世界時のようにイヨさんとヒミコさんが意図してルールを作らなかったのかも知れませんね」

 

「先程も言いましたがルールをつけるのが普通なのですが、どうやら担当の神がすこやか市の住人を・・・したかったからかもですね」

 

「「「「「なっ」」」」」

 

「そんな横暴良いんですか?」

 

「横暴でもないんですよねこれは、あくまでも神側の調査の一環としてやっている事ですからね」

 

「それにこちらの融合世界ではプリキュアと言う存在をまだ知らないので」

 

「それでもあんまりですよその為に死者までもいるんですよ」

 

「確かに神山さん達の気持ちもわかりますが・・・僕もこんなやり方でその世界の住人におしつけるのは駄目と思いますけど、ここは僕達の知る融合世界ではないので」

 

!!

 

「7人世界がベース世界の融合世界ではこれが普通なのでしょうね」

 

「何か嫌だなそう言うのは」

 

「そうね、だけど直哉君の言う通り私達は別の世界の住人だから口出しは駄目よ」

 

「「「なっ過去世界からの侵略なんてあったんですか?」」」

 

「ええ、正確に言うと私達が巻き込まれた異界事変を通過したそれぞれの世界になりますが」

 

その時グレースに連絡が来た。

 

「でも本当にこちらの世界の調停者は凄いですね。様々な事に巻き込まれながらも解決してますから」

 

「あ、すみません呼び出しが来たのですみません」

 

そう言いながらグレースは如月直哉達と別れた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

集合した守護者達1

時を少し戻して・・・

 

「トワお前も話しただろう。仮にこちらの直哉に言われて付いて行ったところで、こちらの世界に悪影響を及ぼすとは思えんな。まあ強いて言えば花寺直哉と如月の3人の仲が悪くなるだろう。ただそれだけだ」

 

「確かにそうなんだけど・・・」

 

「こういう事が判明し直哉が彼等を連れて行く場合そう言うリスクがつくぞ

 

「ええ――それは事実です?」

 

「ああ、それは間違いない」

 

「そんな僕達に倒されるためにあの誘拐事件が起きたのですか?」

 

「そうだ並行世界の融合世界が完全に終わりの為の必要な事だからな」

 

「そんな・・・」

 

「既にここまでの事をしているんだ。後には引けないだろうな」

 

「でも急に真実を知り動揺する気持ちはわかるでしょう?」

 

「まあな、だから調停者としての答えを考えるんだ」

 

暫くして・・・

 

直哉は答えを出した。

 

「トワさんレイさんすみませんが守護者達を集合させてくれませんか?」

 

「わかったわ」

 

「了解した」

 

「でも確認させて直哉は決めたのね?」

 

「ええ、決めました原作世界のオイシーナタウンを救う手段が無いのなら希望を叶えたいと思います」

 

「成程」

 

「あんたは本当にそれでいいの?」

 

「いいも悪いもそう言う条件の下で生まれた身ですし、場合によっては上司の気まぐれで、それを迎えても死ぬことは無いかもですけど」

 

「おいおいちょっと待て」

 

「特殊遊撃部隊の上司はまさか・・・」

 

「ええ、そうですよ。融合世界の神様です」

 

「「「「「ええ――神様ーー」」」」」

 

「ほぼ直哉と同じ結末になるわ」

 

「つまり並行世界の融合世界が消滅と同時に如月直哉が死ぬんですね」

 

「そうよ世界の消滅もある意味調停者の存在がいらないからね」

 

「でも貴方が決めた流れではこういう事も含むのよ良いのね?」

 

「はいわかってます。恐らくですがこれを言ったら非難されると思いますが」

 

「僕としては・・・」

 

「なのはさん貴女は幼馴染世界にやって来てくれた時空管理局の人達に向かって私は、紫藤直哉の妹として生きる事を選択したんですよね」

 

「それは・・・」

 

「なのはさん貴女紫藤直哉の妹として生きる事が辛くなったんですか?」

 

「そうだとしても貴女はその選択をしたので、その責任は果たすべきですよ」

 

「・・・」

 

「確かに融合世界の場合は一時保護として来訪者に管理者のトワさんやレイさんに預かって貰えますが、なのはさんが幼馴染世界に転移した時はその制度がなかったんですよね?」

 

「うん」

 

「だから貴女は融合世界で生活をしている自分が羨ましいのですね」

 

「正直に言えば羨ましいよ。だって貴方達が本当に最低限の干渉で終わらせたよね?ジェミニさんの時だって」

 

「ええ、あの時はそういう形でするしかなかったんですけどね」

 

「それでもあの後私達の世界に悪影響無かったよ」

 

「それは、メルクさんがしっかり後始末したからでは」

 

「直哉さんお願い私を融合世界の人間にして」

 

!!

 

「何を言っているんですか?そんな事出来ませんよ」

 

「あの3人に対しては何も知らないままこちらに移住をさせてあげたいんですよ」

 

「哀れとかそう言う気持ちはないですけどね」

 

「「成程」」

 

「どちらにしてもパンサークローは存在するので良好な状態を維持するべきと思ったので」

 

直哉がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

集合した守護者達2

「うん」

 

「だから貴女は融合世界で生活をしている自分が羨ましいのですね」

 

「正直に言えば羨ましいよ。だって貴方達が本当に最低限の干渉で終わらせたよね?ジェミニさんの時だって」

 

「ええ、あの時はそういう形でするしかなかったんですけどね」

 

「それでもあの後私達の世界に悪影響無かったよ」

 

「それは、メルクさんがしっかり後始末したからでは」

 

「直哉さんお願い私を融合世界の人間にして」

 

!!

 

「何を言っているんですか?そんな事出来ませんよ」

 

「あの3人に対しては何も知らないままこちらに移住をさせてあげたいんですよ」

 

「哀れとかそう言う気持ちはないですけどね」

 

「「成程」」

 

「どちらにしてもパンサークローは存在するので良好な状態を維持するべきと思ったので」

 

直哉がそう言う。

 

「「確かに」確かにな」

 

「パンサークローがいると言う事は少なくとも・・・」

 

「聖羅お姉さん見た事のない怪物がいっぱい出たよ」

 

「何よこいつ気持ち悪いわね」

 

「お姉さんどうして戦わないの?お姉さんなら楽勝なのに」

 

「確かに単純に倒すだけなら簡単だけど、恐らくここは異世界だとして動くわよ」

 

「ハニーお姉様もここにいるかも知れないしね」

 

聖羅が一緒にいる少年に話をしていると・・・」

 

「だああああ」

 

と言いながら亜種型メガビョーゲンを殴り飛ばす響達がやって来た。

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「何故お前達がお姉様を知っている?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「ええ――直哉君があの子と1つになった――嘘でしょう」

 

ハニーと言う女性はこの場で起きた事に対して驚いていた。

 

「すみませんが僕は、ハニーさんの知る直哉ではありません」

 

直哉がハニーに言う。

 

「彼女達の力が必要と思うので、後それに・・・」

 

「ああ、あの女か」

 

「でもどうするんですあんなに怪人ぽい人達がいては前鬼の封印を解けませんよ」

 

千明がそう言う。

 

「確かにそうねこちらとしても無駄に相手に情報を与えたくないのよね」

 

「そうだなそれにあの手下を引き連れている奴はどう見てもイチイバイルシューターを見せてはいけない気がする」

 

「そうね奴等が今いる世界を、並行世界の融合世界と勘違いをしてくれているならなおさらね」

 

「でも確か・・・」

 

「駄目よ貴女は信用できないフィーネ」

 

「ハニーさん一体何を?」

 

千明がハニーの行動を見て驚く。

 

「フィーネ直哉君は私が守る」

 

「はあ、何言ってんだ?あんたあんたの世界の場合だろ」

 

「直哉とフィーネの中が悪いのは?別に私はあんたの世界の事なんて知らないけどなあんたも知らないんだろ?特殊遊撃部隊の苦労を?」

 

「それは・・・」

 

「そんなこちらの関係を壊すと言うのなら私が相手になる」

 

そう言ってクリスは、イチイバイルシューターを纏った。

 

「ハニーさん達の世界の了子さんは死んでいるんじゃ」

 

「「あ、そうだ」」

 

「あの時に連れて行かれた前鬼君の追跡にも彼女達の協力が必要と思うので」

 

「あ、その問題もあったわね」

 

「そうだったな」

 

その直後レイとトワは守護者達に連絡を入れた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

間章34 守護者達の緊急会議編
直哉の説明会


「守護者の皆さん今オイシーナタウンで起きている誘拐事件について犯人及び原因がわかりました」

 

「「「「「「ええ――」」」」」

 

「犯人は誰なんですか?」

 

和実ゆいが直哉に聞く。

 

「それは・・・」

 

「ああ、それは・・・こちらでも確認している」

 

「そうですかだったら・・・」

 

「構わんがそれをすると言う事は直哉お前悪に認定されるぞ」

 

「どういう事ですか?」

 

「俺達が直哉を直接倒せないのと同じだろうな」

 

「つまり如月直哉の世界の管理者が世界の消滅が決まった事でこちらの世界に手を出して、こちらの特殊遊撃部隊と戦おうとして死のうとしてるの?」

 

「恐らくそうだろうな」

 

「迷惑な話ね、そんな方法を使って来ても原作世界のオイシーナタウンには関係ないイベントに巻き込まれるなんて」

 

「現状貴方は普通の異世界人だけど、調停者をしていたのが仇となる事象が近い内に起きる可能性があるわ」

 

「それは・・・こちら側の敵が空中元素固定装置に興味を持った場合恐らく狙われるわ」

 

「トワお前も話しただろう。仮にこちらの直哉に言われて付いて行ったところで、こちらの世界に悪影響を及ぼすとは思えんな。まあ強いて言えば花寺直哉と如月の3人の仲が悪くなるだろう。ただそれだけだ」

 

「確かにそうなんだけど・・・」

 

「こういう事が判明し直哉が彼等を連れて行く場合そう言うリスクがつくぞ

 

「ええ――それは事実です?」

 

「ああ、それは間違いない」

 

「そんな僕達に倒されるためにあの誘拐事件が起きたのですか?」

 

「そうだ並行世界の融合世界が完全に終わりの為の必要な事だからな」

 

「そんな・・・」

 

「「「「「「ええ――並行世界の融合世界が終わりを迎えるから私達に並行世界の融合世界の管理者が壊して欲しいからと理由で原作世界のオイシーナタウンに住む住人を誘拐したの?」」」」」

 

「そう言う事みたいですね」

 

「そんな勝手すぎるよ」

 

「確かにそうですねただ、並行世界の融合世界の管理者がそんな事をしなければいけない理由は・・・」

 

「確かにそうねこちらとしても無駄に相手に情報を与えたくないのよね」

 

「そうだなそれにあの手下を引き連れている奴はどう見てもイチイバイルシューターを見せてはいけない気がする」

 

「そうね奴等が今いる世界を、並行世界の融合世界と勘違いをしてくれているならなおさらね」

 

「でも確か・・・」

 

「駄目よ貴女は信用できないフィーネ」

 

「ハニーさん一体何を?」

 

千明がハニーの行動を見て驚く。

 

「フィーネ直哉君は私が守る」

 

「はあ、何言ってんだ?あんたあんたの世界の場合だろ」

 

「直哉とフィーネの中が悪いのは?別に私はあんたの世界の事なんて知らないけどなあんたも知らないんだろ?特殊遊撃部隊の苦労を?」

 

「それは・・・」

 

「そんなこちらの関係を壊すと言うのなら私が相手になる」

 

そう言ってクリスは、イチイバイルシューターを纏った。

 

「ハニーさん達の世界の了子さんは死んでいるんじゃ」

 

「この件でこちらの世界に厄介事をおしつけた形になったから自分達の責任として僕達に倒されたいようですね」

 

「「「「「「成程」」」」」

 

「それで皆さんの意見として何かありますか?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

説明会とそれぞれの気持ち

「でも確か・・・」

 

「駄目よ貴女は信用できないフィーネ」

 

「ハニーさん一体何を?」

 

千明がハニーの行動を見て驚く。

 

「フィーネ直哉君は私が守る」

 

「はあ、何言ってんだ?あんたあんたの世界の場合だろ」

 

「直哉とフィーネの中が悪いのは?別に私はあんたの世界の事なんて知らないけどなあんたも知らないんだろ?特殊遊撃部隊の苦労を?」

 

「それは・・・」

 

「そんなこちらの関係を壊すと言うのなら私が相手になる」

 

そう言ってクリスは、イチイバイルシューターを纏った。

 

「ハニーさん達の世界の了子さんは死んでいるんじゃ」

 

「この件でこちらの世界に厄介事をおしつけた形になったから自分達の責任として僕達に倒されたいようですね」

 

「「「「「「成程」」」」」

 

「それで皆さんの意見として何かありますか?」

 

「まさか私達のオイシーナタウン起きている事件の真相が並行世界の融合世界の管理者が絡んでいるなんて」

 

和実ゆいが驚く。

 

「確かにこれは3人には知られたら厄介ね」

 

「どうしてですか?」

 

光がエステルに聞く。

 

「まず直哉こちらのルール言っていいかしら?」

 

「はいお願いします。エステルさん」

 

「直哉、私からの質問よ融合世界の平和と安定が実現したら貴方はどうなるの?」

 

 

「それは恐らく僕は死ぬでしょうね。その時が来たら」

 

 

!!

 

 

「「そんな」」

 

「あんたは本当にそれでいいの?」

 

「いいも悪いもそう言う条件の下で生まれた身ですし、場合によっては上司の気まぐれで、それを迎えても死ぬことは無いかもですけど」

 

「おいおいちょっと待て」

 

「特殊遊撃部隊の上司はまさか・・・」

 

「ええ、そうですよ。融合世界の神様です」

 

「「「「「ええ――神様ーー」」」」」

 

まなつ達とローラは直哉の言葉に驚いていた。

 

「あはは、やっぱりまなつちゃん達驚いてるね直哉っち」

 

「そうですね。暫くは話をするのは無理ですね」

 

「直哉君ローラさんの質問の答えは本当なの?」

 

「いえ、あくまで可能性が高いのを言っただけですよ。のどかさん」

 

「まず直哉はトワとレイとイヨとヒミコには攻撃できないのよ。その理由が・・・」

 

「今まで飛鳥と薫の父親の頃から融合世界になるまでの間紫藤直哉と言う魂を休ませれる世界はなかったの、だけど前の世界で花寺のどかとラビリンと言うヒーリングアニマルと接していた紫藤直哉を見ると彼の魂の負担が軽減してたの」

 

 

「「ええーーそうなんですか」ラビーー」

 

「それにこれは貴女達の秘密にしててね、直哉は人間なのだけど基本はねでも貴女達の言葉で言えばエレメントさんと言っていいのよ」

 

 

「「ええーー直哉君がエレメントさん」ラビーー」

 

「ええそうよ。紫藤直哉のオリジナルは米田健二が作り出したわ。真宮寺直哉と共にね」

 

「だけどのどかとラビリンが知る二人の紫藤直哉は私とレイがその世界の一部の力を使って作り出したわ」

 

「世界の安定のためにですか?」

 

「ええそうよ。だから直哉の体内にメガ因子が入っても困らないように人間として作り出したわ」

 

「じゃあ直哉君の両親の事も作り話ですか?」」

 

「いえそれは違うわ。米田桜花本人に協力してもらって紫藤直哉を産んで貰ったの」

 

「基本的にそう言う理由があるからそう言う事をする前に管理者が調停者を捨てるのよ」

 

「そうなんです。だからこそ並行世界の融合世界の管理者が僕達にそう言う依頼をしてくるのもわかるんです」

 

「恐らくですが、並行世界の融合世界の方にも似た誓約があるんだと思います」

 

「「「「成程」」」」

 

「3人との良好な関係を維持しないとパンサークロー関連の問題もありますから」

 

「それってどういう事?」

 

響が直哉に聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

調停者の死について

「だけどのどかとラビリンが知る二人の紫藤直哉は私とレイがその世界の一部の力を使って作り出したわ」

 

「世界の安定のためにですか?」

 

「ええそうよ。だから直哉の体内にメガ因子が入っても困らないように人間として作り出したわ」

 

「じゃあ直哉君の両親の事も作り話ですか?」」

 

「いえそれは違うわ。米田桜花本人に協力してもらって紫藤直哉を産んで貰ったの」

 

「基本的にそう言う理由があるからそう言う事をする前に管理者が調停者を捨てるのよ」

 

「そうなんです。だからこそ並行世界の融合世界の管理者が僕達にそう言う依頼をしてくるのもわかるんです」

 

「恐らくですが、並行世界の融合世界の方にも似た誓約があるんだと思います」

 

「「「「成程」」」」

 

「3人との良好な関係を維持しないとパンサークロー関連の問題もありますから」

 

「それってどういう事?」

 

響が直哉に聞く。

 

「つまりですね。僕と同じ条件が、如月直哉君にも当てはまるんですよ。仮に彼に今回の件を教えるだけで、彼は並行世界の融合世界が消滅した時点で死ぬんですが如月ハニー達とパンサークローは僕達の世界に存在が残るんですよ」

 

「ええ――どうしてーー」

 

「既に如月直哉以外はこちらの世界の住人なので」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「まあどちらにしても3人の滞在は許可するわただパンサークロー関連は基本的に3人に任せると言う事しか出来ないわ現状では」

 

「「「わかりました」」」

 

「せっかくこんな形で収まると思ったのに」

 

「確かにそうですね。まさか封印中の世界が魔王の因子とゲネシスの改変の影響で、並行世界の融合世界から来たキューティーハニー世界だったとは」

 

「私もレイも驚いたわよ。ゲネシスの改変の影響が並行世界の融合世界にまで出るなんて思わないもん」

 

「まあ確かに影響はこの次元限定と考えるのが普通でしょう」

 

「あの時の僕達のように臨時的な調査なんだね」

 

シズナが言う。

 

「はいそうです」

 

「そしてこの世界には・・・」

「あの時は余りパンサークローの情報がなかったからパンサークローと如月ハニーを調べたらパンサークローは空中元素固定装置を如月ハニーの父親が作り出してパンサークローが、如月ハニーの父親を殺して空中元素元素固定装置を奪おうとしたらしいんだけど見つかってないのよ」

 

「成程それでハニーさん達はパンサークローに狙われる原因になったんですね」

 

「そうみたいね、でも空中元素固定装置は禁忌的な物らしいの」

 

「無から物を作り出すみたいね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「つまり空中元素固定装置を手に入れると言う事は、自分の願望を叶う事が出来ると言う事ですか?」

 

「ええ、そういう事らしいわね」

 

「そういう事なら空中元素固定装置が禁忌的な装置になるのもわかりますね。何故なら空中元素固定装置を使えば人間を作る事も出来ると言う事ですからね」

 

「「「あ、そう言えばそうだ」」」

 

「つまり空中元素固定装置の存在を知られればそれだけで戦争の火種になりえる争奪戦が起きると言う事ですね」

 

直哉がそう言う。

 

「空中元素固定装置と言うある意味貴女達の持つゲネシスと同じくらい高度な技術で作られた物があるのです」

 

「「ええ――」」

 

「今回の調査は、この世界に存在する空中元素固定装置を作り上げた人物と接触する事が目的です」

 

「「成程」」

 

「ですが調査中に・・・」

 

「以前のどかちゃんの家で言ったけど・・・私達の世界でない世界はプリキュア達の世界だけなのよ」

 

「成程つまり、融合世界の内部世界に来た並行世界の融合世界から来たパンサークローはそれほど気にせず動けたと言う結果が今の状況と考えて良いんです?」

 

「実はあの時の調査は並行世界の融合世界から来たキューティーハニー世界の調査をしてたんですよ。アニエスさん達とね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊の行動決定前編

「つまり空中元素固定装置の存在を知られればそれだけで戦争の火種になりえる争奪戦が起きると言う事ですね」

 

直哉がそう言う。

 

「空中元素固定装置と言うある意味貴女達の持つゲネシスと同じくらい高度な技術で作られた物があるのです」

 

「「ええ――」」

 

「今回の調査は、この世界に存在する空中元素固定装置を作り上げた人物と接触する事が目的です」

 

「「成程」」

 

「ですが調査中に・・・」

 

「以前のどかちゃんの家で言ったけど・・・私達の世界でない世界はプリキュア達の世界だけなのよ」

 

「成程つまり、融合世界の内部世界に来た並行世界の融合世界から来たパンサークローはそれほど気にせず動けたと言う結果が今の状況と考えて良いんです?」

 

「実はあの時の調査は並行世界の融合世界から来たキューティーハニー世界の調査をしてたんですよ。アニエスさん達とね」

 

「でも直哉君何でアニエスさん達となの?」

 

響がそう聞く。

 

「ああ、それは・・・」

 

「仮に僕達がそう言う高度を取れば、キューティーハニー世界にいるパンサークローをこちらに連れてくる事になり如月姉妹に怪しまれません?」

 

「ああ、それは・・・大丈夫よキューティーハニー世界に関してはね」

「何故お前達がお姉様を知っている?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「実はねあの2人が来た時にゲネシスの改変が起きていたのよ 」

 

「ええーー」

 

「じゃあもしかしてあの世界は・・・」

 

「ええ、信じたくないんだけど封印をしているあの世界があの3人の世界だったの」

 

「この調査の人選はトワが指示したもので、タイミング的に3人と会っていない者が行く方が面倒なくていいと言う判断したみたいですね」

 

「そしてその調査の結果は・・・」

 

 

「厳格な管理者達に色々言われるのは確実でしょうね。最悪の場合世界を消されると言う事もあり得ますよ」

 

「こうなる可能性がある以上は」

 

「それって悲しいよ」

 

「あの時ハニーさんと話した時に自分の親が狙われている事も見るまで知らなかったようですから」

 

現地調査後・・・

 

「やっぱり直哉さんが考えていた可能性が高くなりましたね」

 

アニエスがそう言う。

 

 

「でも直哉さん本当にその博士が生きていると思ってるんです?」

 

「どう考えても殺されてる可能性が高いですよ」

 

「ええ、アニエスさんの言う通り普通ならそうかも知れませんが、僕はある疑問があるんですよ」

 

「ある疑問ですか?」

 

「はいそれは・・・空中元素固定装置を作るための資金はどこから来たのかですね」

 

「あ、そうか」

 

「成程そう言う事かい」

「つまり君は空中元素固定装置完成の為に如月博士とパンサークローが協力していて、何らかの理由で空中元素固定装置が完成後に博士がパンサークローを裏切ったとでも言うのかい?」

 

「僕としてもこれは外れて欲しかったんですが・・・どう考えても空中元素固定装置を作り出せる環境ではないですからね」

 

「過去の如月博士の状況がね」

 

「そうですね私やシズナさんもこの世界に来て調査をしてかrz感じましたね」

 

「それでどうするんだい?予定通りに如月博士に接触するかい?」

 

「それはやめておきましょう。如月博士とパンサークローの関係を知った以上接触するのはリスクが高すぎますし、下手をすれば・・・」

 

「そう結論を出して戻って来たんです」

 

「「「「「「ええ――」」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊の行動決定中編

「ある疑問ですか?」

 

「はいそれは・・・空中元素固定装置を作るための資金はどこから来たのかですね」

 

「あ、そうか」

 

「成程そう言う事かい」

 

「つまり君は空中元素固定装置完成の為に如月博士とパンサークローが協力していて、何らかの理由で空中元素固定装置が完成後に博士がパンサークローを裏切ったとでも言うのかい?」

 

「僕としてもこれは外れて欲しかったんですが・・・どう考えても空中元素固定装置を作り出せる環境ではないですからね」

 

「過去の如月博士の状況がね」

 

「そうですね私やシズナさんもこの世界に来て調査をしてかrz感じましたね」

 

「それでどうするんだい?予定通りに如月博士に接触するかい?」

 

「それはやめておきましょう。如月博士とパンサークローの関係を知った以上接触するのはリスクが高すぎますし、下手をすれば・・・」

 

「そう結論を出して戻って来たんです」

 

「「「「「「ええ――」」」」」

 

「でも考えたらそう言う事を知ったらパンサークローは悪なんだけど被害者の一面が見えるね」

 

のどかがそう言う。

 

「そうね、悪の組織としての動きに目が行きがちだけどこれがもし・・・」

 

「つまり君は空中元素固定装置完成の為に如月博士とパンサークローが協力していて、何らかの理由で空中元素固定装置が完成後に博士がパンサークローを裏切ったとでも言うのかい?」

 

「僕としてもこれは外れて欲しかったんですが・・・どう考えても空中元素固定装置を作り出せる環境ではないですからね」

 

「過去の如月博士の状況がね」

 

「如月博士の行動が無ければパンサークローは空中元素固定装置を使い密かに動いてたでしょうね」

 

「「「「確かに」」」」

 

「そうですね、密かに活動していると言う事は表社会の経済にダメージを与える事も100%無いとは言いませんが・・・」

 

「「「その声はシスタージル」」」

 

「漸く見つけたよ空中元素固定装置をよこしな」

 

よこさないと言うならそこの爺に死んで貰うぞ」

 

「ワシかシスタージルとやらには爺さんにしか見えないようだな」

 

「何!!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

「何――馬鹿な」

 

「「「ええ――」」」

 

「成程お前が母様の言っていた要注意人物のプリキュアの1人か」

 

「そう言う動きをしたからこその今の流れがあるんですけどね」

 

「直哉君あのシスタージルはプリキュアを知ってたよ良いの?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「つまりですね。僕と同じ条件が、如月直哉君にも当てはまるんですよ。仮に彼に今回の件を教えるだけで、彼は並行世界の融合世界が消滅した時点で死ぬんですが如月ハニー達とパンサークローは僕達の世界に存在が残るんですよ」

 

「ええ――どうしてーー」

 

「既に如月直哉以外はこちらの世界の住人なので」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「まあどちらにしても3人の滞在は許可するわただパンサークロー関連は基本的に3人に任せると言う事しか出来ないわ現状では」

 

「先程も言いましたがパンサークローは既にこちらの世界の住人なので問題はないですよ。のどかさん」

 

「でもそれはゆるされるの?」

 

「それは心情的は何でと思いますが、こちらの融合世界が彼女達の移住を受け入れたので」

 

「このままで行くしかないんですよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

特殊遊撃部隊の行動決定後編

「そう言う動きをしたからこその今の流れがあるんですけどね」

 

「直哉君あのシスタージルはプリキュアを知ってたよ良いの?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「つまりですね。僕と同じ条件が、如月直哉君にも当てはまるんですよ。仮に彼に今回の件を教えるだけで、彼は並行世界の融合世界が消滅した時点で死ぬんですが如月ハニー達とパンサークローは僕達の世界に存在が残るんですよ」

 

「ええ――どうしてーー」

 

「既に如月直哉以外はこちらの世界の住人なので」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「まあどちらにしても3人の滞在は許可するわただパンサークロー関連は基本的に3人に任せると言う事しか出来ないわ現状では」

 

「先程も言いましたがパンサークローは既にこちらの世界の住人なので問題はないですよ。のどかさん」

 

「でもそれはゆるされるの?」

 

「それは心情的は何でと思いますが、こちらの融合世界が彼女達の移住を受け入れたので」

 

「このままで行くしかないんですよ」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「だからなのね」

 

「つまりですね。僕と同じ条件が、如月直哉君にも当てはまるんですよ。仮に彼に今回の件を教えるだけで、彼は並行世界の融合世界が消滅した時点で死ぬんですが如月ハニー達とパンサークローは僕達の世界に存在が残るんですよ」

 

「ええ――どうしてーー」

 

「既に如月直哉以外はこちらの世界の住人なので」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「まあどちらにしても3人の滞在は許可するわただパンサークロー関連は基本的に3人に任せると言う事しか出来ないわ現状では」

 

「「「わかりました」」」

 

「せっかくこんな形で収まると思ったのに」

 

「確かにそうですね。まさか封印中の世界が魔王の因子とゲネシスの改変の影響で、並行世界の融合世界から来たキューティーハニー世界だったとは」

 

「私もレイも驚いたわよ。ゲネシスの改変の影響が並行世界の融合世界にまで出るなんて思わないもん」

 

「まあ確かに影響はこの次元限定と考えるのが普通でしょう」

 

「だからこそ並行世界の融合世界から来た3人に伝えずに私達だけで3人の世界の管理者を倒して希望を叶えるのね」

 

エステルが内容を確認する。

 

「そして如月直哉は内容を知ると管理者が倒されると存在が消えるのね」

 

「ええ、そうです」

 

「如月直哉が消えた場合パンサークロー対策が厳しくなるのよね?」

 

「恐らくですが・・・」

 

「聖羅お姉さんここは巴里だよね?」

 

「そうみたいねだけど私達の知る巴里ではないみたいね」

 

聖羅と名乗る少女がそう言った直後亜種型メガビョーゲンが出現したのだった。

 

「聖羅お姉さん見た事のない怪物がいっぱい出たよ」

 

「何よこいつ気持ち悪いわね」

 

「お姉さんどうして戦わないの?お姉さんなら楽勝なのに」

 

「確かに単純に倒すだけなら簡単だけど、恐らくここは異世界だとして動くわよ」

 

「ハニーお姉様もここにいるかも知れないしね」

 

聖羅が一緒にいる少年に話をしていると・・・」

 

「だああああ」

 

と言いながら亜種型メガビョーゲンを殴り飛ばす響達がやって来た。

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「何故お前達がお姉様を知っている?」

 

「少なくとも如月聖羅さんとはいい関係では無くなると思います」

 

直哉がそう言う。

 

「何でそう思うの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ハニー達姉妹の秘密

「確かに単純に倒すだけなら簡単だけど、恐らくここは異世界だとして動くわよ」

 

「ハニーお姉様もここにいるかも知れないしね」

 

聖羅が一緒にいる少年に話をしていると・・・」

 

「だああああ」

 

と言いながら亜種型メガビョーゲンを殴り飛ばす響達がやって来た。

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「何故お前達がお姉様を知っている?」

 

「少なくとも如月聖羅さんとはいい関係では無くなると思います」

 

直哉がそう言う。

 

「何でそう思うの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「実はですね、如月ハニー姉妹は僕と似ているんですよのどかさん」

 

「え、まさか・・・」

 

「今まで飛鳥と薫の父親の頃から融合世界になるまでの間紫藤直哉と言う魂を休ませれる世界はなかったの、だけど前の世界で花寺のどかとラビリンと言うヒーリングアニマルと接していた紫藤直哉を見ると彼の魂の負担が軽減してたの」

 

「「ええーーそうなんですか」ラビーー」

 

「それにこれは貴女達の秘密にしててね、直哉は人間なのだけど基本はねでも貴女達の言葉で言えばエレメントさんと言っていいのよ」

 

「「ええーー直哉君がエレメントさん」ラビーー」

 

「ええそうよ。紫藤直哉のオリジナルは米田健二が作り出したわ。真宮寺直哉と共にね」

 

「だけどのどかとラビリンが知る二人の紫藤直哉は私とレイがその世界の一部の力を使って作り出したわ」

 

「世界の安定のためにですか?」

 

「ええそうよ。だから直哉の体内にメガ因子が入っても困らないように人間として作り出したわ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

のどか以外の守護者達が驚く。

 

「そうです如月ハニー達は空中元素固定装置によって作り出された人間なのです」

 

「まあそんな予感はしていたわ」

 

「あの時は余りパンサークローの情報がなかったからパンサークローと如月ハニーを調べたらパンサークローは空中元素固定装置を如月ハニーの父親が作り出してパンサークローが、如月ハニーの父親を殺して空中元素元素固定装置を奪おうとしたらしいんだけど見つかってないのよ」

 

「成程それでハニーさん達はパンサークローに狙われる原因になったんですね」

 

「そうみたいね、でも空中元素固定装置は禁忌的な物らしいの」

 

「無から物を作り出すみたいね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「つまり空中元素固定装置を手に入れると言う事は、自分の願望を叶う事が出来ると言う事ですか?」

 

「ええ、そういう事らしいわね」

 

「そういう事なら空中元素固定装置が禁忌的な装置になるのもわかりますね。何故なら空中元素固定装置を使えば人間を作る事も出来ると言う事ですからね」

 

「「「あ、そう言えばそうだ」」」

 

「つまり空中元素固定装置の存在を知られればそれだけで戦争の火種になりえる争奪戦が起きると言う事ですね」

 

直哉がそう言う。

 

「あの空中元素固定装置の機能を見たら少なくとも人間くらいは作れると思えたからね」

 

「それと同時に・・・」

 

「つまり君は空中元素固定装置完成の為に如月博士とパンサークローが協力していて、何らかの理由で空中元素固定装置が完成後に博士がパンサークローを裏切ったとでも言うのかい?」

 

「その通りですシズナさん。そう考えると・・・」

「僕としてもこれは外れて欲しかったんですが・・・どう考えても空中元素固定装置を作り出せる環境ではないですからね」

 

「過去の如月博士の状況がね」

 

「そうですね私やシズナさんもこの世界に来て調査をしてかrz感じましたね」

 

「それでどうするんだい?予定通りに如月博士に接触するかい?」

 

「それはやめておきましょう。如月博士とパンサークローの関係を知った以上接触するのはリスクが高すぎますし、下手をすれば・・・」

 

「如月博士の行動の奇妙さが納得できるわね」

 

「そうですね如月博士は偶然に如月ハニーを空中元素固定装置で作り出した事で現実に戻れたんだと思います」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

空中元素固定装置の力と2人の違和感1

「あの空中元素固定装置の機能を見たら少なくとも人間くらいは作れると思えたからね」

 

「それと同時に・・・」

 

「つまり君は空中元素固定装置完成の為に如月博士とパンサークローが協力していて、何らかの理由で空中元素固定装置が完成後に博士がパンサークローを裏切ったとでも言うのかい?」

 

「その通りですシズナさん。そう考えると・・・」

「僕としてもこれは外れて欲しかったんですが・・・どう考えても空中元素固定装置を作り出せる環境ではないですからね」

 

「過去の如月博士の状況がね」

 

「そうですね私やシズナさんもこの世界に来て調査をしてかrz感じましたね」

 

「それでどうするんだい?予定通りに如月博士に接触するかい?」

 

「それはやめておきましょう。如月博士とパンサークローの関係を知った以上接触するのはリスクが高すぎますし、下手をすれば・・・」

 

「如月博士の行動の奇妙さが納得できるわね」

 

「そうですね如月博士は偶然に如月ハニーを空中元素固定装置で作り出した事で現実に戻れたんだと思います」

 

「それじゃあハニーさん達は人工生命体なの?」

 

ハニー達と何気に接触するのが多かった響が言う。

 

「そう言う事になりますね」

 

「まあ、人工生命体と言う事実は如月直哉及びパンサークローの一部しか知らないんでしょうけど」

 

「聖羅お姉さんここは巴里だよね?」

 

「そうみたいねだけど私達の知る巴里ではないみたいね」

 

聖羅と名乗る少女がそう言った直後亜種型メガビョーゲンが出現したのだった。

 

「聖羅お姉さん見た事のない怪物がいっぱい出たよ」

 

「何よこいつ気持ち悪いわね」

 

「お姉さんどうして戦わないの?お姉さんなら楽勝なのに」

 

「確かに単純に倒すだけなら簡単だけど、恐らくここは異世界だとして動くわよ」

 

「ハニーお姉様もここにいるかも知れないしね」

 

聖羅が一緒にいる少年に話をしていると・・・」

 

「だああああ」

 

と言いながら亜種型メガビョーゲンを殴り飛ばす響達がやって来た。

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「何故お前達がお姉様を知っている?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「漸く見つけたよ空中元素固定装置をよこしな」

 

よこさないと言うならそこの爺に死んで貰うぞ」

 

「ワシかシスタージルとやらには爺さんにしか見えないようだな」

 

「何!!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

「何――馬鹿な」

 

「「「ええ――」」」

 

「成程お前が母様の言っていた要注意人物のプリキュアの1人か」

 

「「プリキュア?」」

 

聖羅と直哉がそう言う。

 

「まあいい、プリキュアの姿を見れただけでも良しとしよう」

 

「逃げるのシスタージル」

 

「逃げるわけではない優先順位が変わったのだ」

 

そう言いながらシスタージルは撤退した。

 

「そうでもなければあの2人の発言はおかしいんですよね」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「正直な所・・・」

 

「直哉のいう事も可能と思うし、個人的な予想としてはパンサークローはかなり技術力は高いと思うわ。如月ハニーの父親は自分で空中元素固定装置を作り出すくらいだからね」

 

「「「「成程」」」」

 

「つまり君は空中元素固定装置完成の為に如月博士とパンサークローが協力していて、何らかの理由で空中元素固定装置が完成後に博士がパンサークローを裏切ったとでも言うのかい?」

 

「この繋がりがいる以上はそう見えるんですよね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第70章 消滅した融合世界の住人のその後編
空中元素固定装置の力と2人の違和感2


「「プリキュア?」」

 

聖羅と直哉がそう言う。

 

「まあいい、プリキュアの姿を見れただけでも良しとしよう」

 

「逃げるのシスタージル」

 

「逃げるわけではない優先順位が変わったのだ」

 

そう言いながらシスタージルは撤退した。

 

「そうでもなければあの2人の発言はおかしいんですよね」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「正直な所・・・」

 

「直哉のいう事も可能と思うし、個人的な予想としてはパンサークローはかなり技術力は高いと思うわ。如月ハニーの父親は自分で空中元素固定装置を作り出すくらいだからね」

 

「「「「成程」」」」

 

「つまり君は空中元素固定装置完成の為に如月博士とパンサークローが協力していて、何らかの理由で空中元素固定装置が完成後に博士がパンサークローを裏切ったとでも言うのかい?」

 

「この繋がりがいる以上はそう見えるんですよね」

 

「確かに3人には如月博士はパンサークローによって誘拐されたと見えるけど、如月博士からすれば協力関係の所に戻されただけと言う事もあり得るわね」

 

エステルがそう言う。

 

「じゃあどうするの?私達はパンサークローと戦わないの?」

 

「それも一つの手ですね。正直の話・・・」

 

「やっぱり直哉さんが考えていた可能性が高くなりましたね」

 

アニエスがそう言う。

 

「でも直哉さん本当にその博士が生きていると思ってるんです?」

 

「どう考えても殺されてる可能性が高いですよ」

 

「ええ、アニエスさんの言う通り普通ならそうかも知れませんが、僕はある疑問があるんですよ」

 

「ある疑問ですか?」

 

「はいそれは・・・空中元素固定装置を作るための資金はどこから来たのかですね」

 

「あ、そうか」

 

「成程そう言う事かい」

「つまり君は空中元素固定装置完成の為に如月博士とパンサークローが協力していて、何らかの理由で空中元素固定装置が完成後に博士がパンサークローを裏切ったとでも言うのかい?」

 

「僕としてもこれは外れて欲しかったんですが・・・どう考えても空中元素固定装置を作り出せる環境ではないですからね」

 

「過去の如月博士の状況がね」

 

「そうですね私やシズナさんもこの世界に来て調査をしてかrz感じましたね」

 

「それでどうするんだい?予定通りに如月博士に接触するかい?」

 

「それはやめておきましょう。如月博士とパンサークローの関係を知った以上接触するのはリスクが高すぎますし、下手をすれば・・・」

 

「そう結論を出して戻って来たんです」

 

「「「「「「ええ――」」」」」

 

「今話している内容は並行世界の融合世界の管理者の希望を叶えた後の話ですけどね」

 

「「「「「あ、そうだった」」」」」

「つまり如月直哉の世界の管理者が世界の消滅が決まった事でこちらの世界に手を出して、こちらの特殊遊撃部隊と戦おうとして死のうとしてるの?」

 

「恐らくそうだろうな」

 

「迷惑な話ね、そんな方法を使って来ても原作世界のオイシーナタウンには関係ないイベントに巻き込まれるなんて」

 

「現状貴方は普通の異世界人だけど、調停者をしていたのが仇となる事象が近い内に起きる可能性があるわ」

 

「それは・・・こちら側の敵が空中元素固定装置に興味を持った場合恐らく狙われるわ」

 

「トワお前も話しただろう。仮にこちらの直哉に言われて付いて行ったところで、こちらの世界に悪影響を及ぼすとは思えんな。まあ強いて言えば花寺直哉と如月の3人の仲が悪くなるだろう。ただそれだけだ」

 

「確かにそうなんだけど・・・」

 

「こういう事が判明し直哉が彼等を連れて行く場合そう言うリスクがつくぞ

 

「ええ――それは事実です?」

 

「ああ、それは間違いない」

 

「そんな僕達に倒されるためにあの誘拐事件が起きたのですか?」

 

「そうだ並行世界の融合世界が完全に終わりの為の必要な事だからな」

 

「話は戻りますが僕としては並行世界の融合世界の管理者の希望を叶えたいと思います」

 

暫くして・・・

 

説明会は終わり、特殊遊撃部隊は秘密裏に移動をして並行世界の融合世界の最後を見届けたのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

罪と安心感

特殊遊撃部隊が秘密裏に並行世界の融合世界の管理者が依頼された依頼を終えて融合世界に帰還してから数日後・・・

 

花寺直哉とトワとレイは如月ハニー達に事情を説明をしていた。

 

「久しぶりね如月直哉君」

 

「そうですねトワさん」

 

「つまり僕達が連れて来たパンサークローを倒せてもこちらにハニーお姉さんの世界が動き出せば主役不在の為代役として戦わされるかもしれないと言う事ですか?」

 

「簡単に言えばそう言う事になるわね。最悪の場合ね」

 

「そんなのずるいですよ。仮にそう言う事になったら僕以外がこちらの融合世界に住めると言う事になるじゃないですか?エステルさん

 

「そういう事になるわね」

 

「そう言う事が通るなら僕と今来ていない調停者の役割も交代できますよね?」

 

「まあ管理者が良いと言えば出来るわね」

 

「だったら・・・」

 

「残念だけどそれは出来ないわ」

 

その時トワがやって来た。

 

「トワあんた動いていいの?」

 

「大丈夫よ・・・さて並行世界の融合世界から来た偽りの調停者の如月直哉君初めまして、私はトワよこちらの融合世界の管理者をしている1人の神よ」

 

「ええ――こちらの融合世界では複数の管理者がいるんですか?」

 

「そうよ、そして私達の所に連絡が来たの並行世界の融合世界管理者からね」

 

!!

 

「並行世界の融合世界の管理者がこう言ってたわ。如月直哉の調停者の資質がないと判断したためにこちらの融合世界にパンサークローと共に転移をさせたと連絡があったの」

 

「はあーーー」

 

「そうねあの時以来ね、そして今日あなた達を呼んだのは貴女達がこちらの世界に正式に移住できる準備が出来たのだけど、移住する?」

 

「「やった―移住します」」

 

聖羅と如月直哉がそう言い、3人の移住が正式に決まった。

 

その後如月ハニーは前世界で守護者の仕事をしていた為1人でこちらの世界の調停者の花寺直哉と話をしていた。

「彼如月直哉の消滅は無くすことが出来るぞ」

 

「成程そう言う事ですか」

 

「いえ、それは違うと思いますよ。オイシーナタウンでは誘拐事件として認識しているようですので、仮に魔王の因子とゲネシスの改変でそうなった場合オイシーナタウンに住んでいる人達は誘拐事件を認識出来ないと思いますよ」

 

「成程」

 

「ですのでワイズマンやデボネアやパンサークローと言った連中と考えた方が良いかもしれません。

 

「確かにそうだね」

 

「ですので僕は一旦融合世界に戻り光さんやハニーさん達を呼んできます」

 

「もし僕がそれをすると彼が邪魔をして如月直哉を助ける為に行動が出来なくなると・・・同時に如月直哉の消滅にもつながるそう言う事ですか?」

 

「そう言う事だ。直哉お前が選べ、どういう選択しても我達は支持する」

 

「そうね、今回の件は私達の融合世界や友好世界が巻き込まれた管理側のせいにされるでしょうけど、原作世界のオイシーナタウンの住人達を助けるにはするしかないわよ」

 

「しかしそれをしたら・・・」

 

「この映像はこちらの世界の調停者が異世界に行った時に説明した時のよ」

 

「マジで僕の命は管理者に握られてたんだ。本当にいつ消されてもおかしくないのに並行世界の融合世界に来れたのは優しさだったんだ」

 

「確実にこちらの世界と同じ基準とは限らないけどほぼ同じだと思うわよ」

 

「だからこそキューティーハニー世界の主要人物達を2回にわけて転移させたんでしょうね」

 

「成程3人の移住が出来たのはこちらの特殊遊撃部隊が私達の世界の管理者が望む事をしてくれたからなのね」

 

「そう言う事ですすみません。教えると如月直哉君が消滅する事を知っていた為に言えませんでした」

 

「そう・・・でもありがとう私達の直哉君を助けてくれて」

 

如月ハニーがそう言う。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

事実と打算的な考えとこれから前編

「そう言う事だ。直哉お前が選べ、どういう選択しても我達は支持する」

 

「そうね、今回の件は私達の融合世界や友好世界が巻き込まれた管理側のせいにされるでしょうけど、原作世界のオイシーナタウンの住人達を助けるにはするしかないわよ」

 

「しかしそれをしたら・・・」

 

「この映像はこちらの世界の調停者が異世界に行った時に説明した時のよ」

 

「マジで僕の命は管理者に握られてたんだ。本当にいつ消されてもおかしくないのに並行世界の融合世界に来れたのは優しさだったんだ」

 

「確実にこちらの世界と同じ基準とは限らないけどほぼ同じだと思うわよ」

 

「だからこそキューティーハニー世界の主要人物達を2回にわけて転移させたんでしょうね」

 

「成程3人の移住が出来たのはこちらの特殊遊撃部隊が私達の世界の管理者が望む事をしてくれたからなのね」

 

「そう言う事ですすみません。教えると如月直哉君が消滅する事を知っていた為に言えませんでした」

 

「そう・・・でもありがとう私達の直哉君を助けてくれて」

 

如月ハニーがそう言う。

 

「いえ、お礼は言われないで下さい。こちらも打算的な考えがあり如月直哉君を生かす選択をしたので」

 

「打算的な考え?」

 

「はい・・・」

 

「聖羅お姉さん見た事のない怪物がいっぱい出たよ」

 

「何よこいつ気持ち悪いわね」

 

「お姉さんどうして戦わないの?お姉さんなら楽勝なのに」

 

「確かに単純に倒すだけなら簡単だけど、恐らくここは異世界だとして動くわよ」

 

「ハニーお姉様もここにいるかも知れないしね」

 

聖羅が一緒にいる少年に話をしていると・・・」

 

「だああああ」

 

と言いながら亜種型メガビョーゲンを殴り飛ばす響達がやって来た。

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「何故お前達がお姉様を知っている?」

 

「その答えはこうして2人が同時にこちらに来た時にわかったんですよ」

 

「どういう事?」

 

「駄目よ貴女は信用できないフィーネ」

 

「ハニーさん一体何を?」

 

千明がハニーの行動を見て驚く。

 

「フィーネ直哉君は私が守る」

 

「はあ、何言ってんだ?あんたあんたの世界の場合だろ」

 

「直哉とフィーネの中が悪いのは?別に私はあんたの世界の事なんて知らないけどなあんたも知らないんだろ?特殊遊撃部隊の苦労を?」

 

「それは・・・」

 

「そんなこちらの関係を壊すと言うのなら私が相手になる」

 

そう言ってクリスは、イチイバイルシューターを纏った。

 

「やめなさいクリス。その女には戦う事はないわ」

 

「何ですって」

 

「だって貴女は・・・」

 

了子がそう言った時・・・

 

「やめるんだハニー」

 

「ええーー星児さんどうしてここに?」

 

「ああ、それは・・・こちらの直哉君にこちらの世界しかない技術で連れて来て貰ったんだ」

 

「ええ――」

 

「そしてこの技術は直哉君と本当に協力関係でなければシンフォギア世界では使えないとの事だ」

 

「ええ――じゃあ本当に敵ではないの?」

 

「以前ハニーさんは星児さんと来ましたよね」

 

「そうねそれがどうしたの?」

 

「そしてハニーさんは守護者と言いましたよね」

 

「ええ、言ったわ」

 

「確認ですが如月直哉君は僕と同じ立場なんですよね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

事実と打算的な考えとこれから中編

「何ですって」

 

「だって貴女は・・・」

 

了子がそう言った時・・・

 

「やめるんだハニー」

 

「ええーー星児さんどうしてここに?」

 

「ああ、それは・・・こちらの直哉君にこちらの世界しかない技術で連れて来て貰ったんだ」

 

「ええ――」

 

「そしてこの技術は直哉君と本当に協力関係でなければシンフォギア世界では使えないとの事だ」

 

「ええ――じゃあ本当に敵ではないの?」

 

「以前ハニーさんは星児さんと来ましたよね」

 

「そうねそれがどうしたの?」

 

「そしてハニーさんは守護者と言いましたよね」

 

「ええ、言ったわ」

 

「確認ですが如月直哉君は僕と同じ立場なんですよね」

 

「それは間違いないわ」

 

「なら何故如月直哉君は如月ハニーさんとこちらに来なかったのですか?守護者の1人なのに」

 

「それは・・・」

 

「僕達でも異世界に行ったら・・・」

 

「ラビリン、直哉君いるーー」

 

 

「ラビ直哉君は気絶してるけど大丈夫ラビ」

 

「よかった」

 

「私達は一体」

 

グレースは覚えてないラビ?」

 

 

そしてラビリンは話し出す。

 

そして黒いヴァリマールから夜叉の桜花放神が放たれた。

 

 

「これはまずい仕方ないアかシックバスターで相殺するしかない」

 

そう言って飛鳥はアカシックバスターを使い、桜花放神を相殺するかけに出た。

 

「いけーアカシックバスター」

 

 

「フフ、今さらその程度の技でこの桜花・放神を止められると思うなーー」

 

 

そしてアカシックバスターと桜花放神がぶつかりあった。

 

 

「ぐうっ圧されるまずい」

 

「あはは、死ね死ね紫藤飛鳥と直哉ーーーー」

 

 

「「「「「「「「キャアア」」」」」」」」」

 

「そうか私達はあの時にここに跳ばされたんだ」

「跳ばされたというよりは飛鳥とサイバスターが逃がしてくれた感じラビ」

 

「それじゃ飛鳥ちゃんと薫ちゃんとちゆちゃん達は?」

 

「わからないラビ、サイバスターがそれぞれの場所に跳ばしたみたいだから」

 

「そうかでも生きているならまた会えるし、今は自分達がいる世界を調べよう」

 

「そうラビね」

 

そしてラビリンとキュアグレースは動き出した。

 

「一体ここはどういう世界なんだろ?」

 

「もしかして融合世界の新たな世界なのかもラビ」

 

「確かにその可能性もあるかもしれないけど、そうするとレイさんやトワさんと連絡が取れるじゃないかな?」

 

「こんな感じで調停者と守護者の1人とは常に一緒だったりする事が普通だったんですが・・・」

 

「その辺も微妙に違うのですかね?」

 

「それはないと思うけどその理屈だと・・・」

 

「聖羅お姉さん見た事のない怪物がいっぱい出たよ」

 

「何よこいつ気持ち悪いわね」

 

「お姉さんどうして戦わないの?お姉さんなら楽勝なのに」

 

「確かに単純に倒すだけなら簡単だけど、恐らくここは異世界だとして動くわよ」

 

「ハニーお姉様もここにいるかも知れないしね」

 

聖羅が一緒にいる少年に話をしていると・・・」

 

「だああああ」

 

と言いながら亜種型メガビョーゲンを殴り飛ばす響達がやって来た。

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「何故お前達がお姉様を知っている?」

 

「直哉君と来た聖羅が守護者の1人と思ったのね」

 

「そう言う事です」

 

「最初の内はですがね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

事実と打算的な考えとこれから後編

「お姉さんどうして戦わないの?お姉さんなら楽勝なのに」

 

「確かに単純に倒すだけなら簡単だけど、恐らくここは異世界だとして動くわよ」

 

「ハニーお姉様もここにいるかも知れないしね」

 

聖羅が一緒にいる少年に話をしていると・・・」

 

「だああああ」

 

と言いながら亜種型メガビョーゲンを殴り飛ばす響達がやって来た。

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「何故お前達がお姉様を知っている?」

 

「直哉君と来た聖羅が守護者の1人と思ったのね」

 

「そう言う事です」

 

「最初の内はですがね」

 

「それで私はこれからどうしたらいいの」

 

「ああ、それは・・・」

 

「とりあえず聞きますがこちらでも守護者の1人の仕事を続けますか?その答え次第で如月ハニーとキューティーハニーの力を各世界に説明と及びパンサークローについての説明があるので」

 

「成程私が守護者の1人をしなければこちらの世界の内部世界が増えただけで済むけど新世界からそう言う人が出るとパンサークローにも自由が生まれパンサークローが動けば動くほど私達の存在が知られるのね」

 

「そう言う事ですね」

 

「久しぶりね如月直哉君」

 

「そうですねトワさん」

 

「つまり僕達が連れて来たパンサークローを倒せてもこちらにハニーお姉さんの世界が動き出せば主役不在の為代役として戦わされるかもしれないと言う事ですか?」

 

「簡単に言えばそう言う事になるわね。最悪の場合ね」

 

「そんなのずるいですよ。仮にそう言う事になったら僕以外がこちらの融合世界に住めると言う事になるじゃないですか?エステルさん

 

「そういう事になるわね」

 

「そう言う事が通るなら僕と今来ていない調停者の役割も交代できますよね?」

 

「まあ管理者が良いと言えば出来るわね」

 

「だったら・・・」

 

「残念だけどそれは出来ないわ」

 

その時トワがやって来た。

 

「トワあんた動いていいの?」

 

「大丈夫よ・・・さて並行世界の融合世界から来た偽りの調停者の如月直哉君初めまして、私はトワよこちらの融合世界の管理者をしている1人の神よ」

 

「ええ――こちらの融合世界では複数の管理者がいるんですか?」

 

「そうよ、そして私達の所に連絡が来たの並行世界の融合世界管理者からね」

 

!!

 

「並行世界の融合世界の管理者がこう言ってたわ。如月直哉の調停者の資質がないと判断したためにこちらの融合世界にパンサークローと共に転移をさせたと連絡があったの」

 

「はあーーー」

 

「そうねあの時以来ね、そして今日あなた達を呼んだのは貴女達がこちらの世界に正式に移住できる準備が出来たのだけど、移住する?」

 

「「やった―移住します」」

 

聖羅と如月直哉がそう言い、3人の移住が正式に決まった。

 

「この答えによってのデメリットはないので安心して下さい」

 

「そうなのね」

 

「はい」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ハニーの決意とプリキュアについて前編

「大丈夫よ・・・さて並行世界の融合世界から来た偽りの調停者の如月直哉君初めまして、私はトワよこちらの融合世界の管理者をしている1人の神よ」

 

「ええ――こちらの融合世界では複数の管理者がいるんですか?」

 

「そうよ、そして私達の所に連絡が来たの並行世界の融合世界管理者からね」

 

!!

 

「並行世界の融合世界の管理者がこう言ってたわ。如月直哉の調停者の資質がないと判断したためにこちらの融合世界にパンサークローと共に転移をさせたと連絡があったの」

 

「はあーーー」

 

「そうねあの時以来ね、そして今日あなた達を呼んだのは貴女達がこちらの世界に正式に移住できる準備が出来たのだけど、移住する?」

 

「「やった―移住します」」

 

聖羅と如月直哉がそう言い、3人の移住が正式に決まった。

 

「この答えによってのデメリットはないので安心して下さい」

 

「そうなのね」

 

「はい」

 

「ただパンサークローが3人を襲う可能性はハニーさんがどちらを選ぼうが変わりませんが・・・」

 

「そうよね・・・」

 

「「「その声はシスタージル」」」

 

「漸く見つけたよ空中元素固定装置をよこしな」

 

よこさないと言うならそこの爺に死んで貰うぞ」

 

「ワシかシスタージルとやらには爺さんにしか見えないようだな」

 

「何!!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

「何――馬鹿な」

 

「「「ええ――」」」

 

「成程お前が母様の言っていた要注意人物のプリキュアの1人か」

 

「「プリキュア?」」

 

聖羅と直哉がそう言う。

 

「まあいい、プリキュアの姿を見れただけでも良しとしよう」

 

「逃げるのシスタージル」

 

「逃げるわけではない優先順位が変わったのだ」

 

そう言いながらシスタージルは撤退した。

 

「質問良いですか?そもそもプリキュアって何ですか?」

 

「直哉君プリキュアは、こちらの融合世界にしかいない存在よ」

 

「あの時のように来るのなら私は守護者を続けるわ」

 

「そう決めたのならよろしくお願いいたしますね、ハニーさん」

 

「ええ、こちらこそ」

 

「それではハニーさんこちらの世界について改めてプリキュアについて映像を見て貰いますね」

 

「相変わらず逃げ足は速いラビ」

 

 

「そうだね。ワイズマンもこの世界から消えたみたいだし、私達も元の世界に戻ろうか」

 

 

「わかったラビ」

 

 

「ちょっと待って貴女は私なの?」

 

 

「そうだよ。私はワイズマンが言ったように並行世界世界から来たんだよワイズマンを追ってね」

 

 

「「「並行世界だって――ラビ」ペン」「ニャン」

 

 

「それに、グレースの服が違うペン」

 

 

「本当だなラビリンなら同じはずなのにニャン」

 

 

「それよりメガビョーゲンの浄化するラビよ」

 

 

融合世界のラビリンが原作世界のキュアグレースに言う。

 

 

「え、貴女が浄化したんじゃ・・・」

 

 

「あの技はワイズマンが作ったメガビョーゲンの能力を無力化しただけラビ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「早くメガビョーゲンを浄化するラビ」

 

 

「あのまた会えますか」

 

 

「近いうちに会えるかもね」

 

そして映像が変わり・・・

 

「「「ああ、あの時かあ」」」

 

 

「そうだよ。それでヒーリングアニマル達を通じて君達に僕の力の一部を貸したんだ」

 

 

「「「「成る程」」」」

 

「それで、これから今回救出出来たあざみちゃんについてだけど、出来れば君達の所に預かってくれるかな?」

 

 

「ええ――またですか?直哉さん達は助けにここまで来たのに」

 

 

まなつが直哉に聞く。

 

 

 

「はは、恥ずかしいんだけど、さくらさん達が消える前にさくらさん達の部隊の隊長とちょっとした喧嘩別れをしててね、隊長が見つかるまではさくらさん達は、僕達と行動したりすると、また喧嘩になりそうだから」

 

 

「ああ、成程直哉さんはそうみられるのを避けたいのか」

 

 

「どういう事?」

 

 

「自分より他の人を優先して助けたと思われるですよね?」

 

「普通はそう考えない人でも、喧嘩相手だと素直になれない事もあるからね」

 

 

「君達を利用する形になるけど」

 

 

「えー―でもそれってブルーがそう言う順番で戦わせた結果じゃん。べつに直哉さんが決めて助けてないじゃん」

 

 

「事実では、そうでも人はそう考えても納得できないのよ」

 

 

「面倒ね。人間て」

 

 

「まあそう言わないでローラ」

 

 

「まあ、その辺はまなつちゃん達は気にしなくていいからね」

 

 

「でも・・・」

 

「なら君達に僕の家族を助けて欲しい」

 

 

「「「「え」」」」

 

そして直哉は、まなつ達に飛鳥と薫の今の状態を写真で見せた。

 

 

「「「これは」」」

 

 

「この2人は、僕の子供なんだ」

 

 

「ああーーこの子達ヤラネーダにやる気を奪われた子達だよ」

 

「「「本当まなつ」ちゃん」」

 

「うん、間違いないよさくらさんを見つけた時に消えた2人だよ」

 

映像終了・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ハニーの決意とプリキュアについて後編

「でも・・・」

 

「なら君達に僕の家族を助けて欲しい」

 

 

「「「「え」」」」

 

そして直哉は、まなつ達に飛鳥と薫の今の状態を写真で見せた。

 

 

「「「これは」」」

 

 

「この2人は、僕の子供なんだ」

 

 

「ああーーこの子達ヤラネーダにやる気を奪われた子達だよ」

 

「「「本当まなつ」ちゃん」」

 

「うん、間違いないよさくらさんを見つけた時に消えた2人だよ」

 

映像終了・・・

 

「ちょっと待ってプリキュアの世界は複数あるの?」

 

「そうですねまだありますね」

 

「ええ――プリキュアがいっぱいだーー」

 

「コメコメ」

 

「あ、コメコメおはよう」

 

「コメ」

 

「あの話を続けていいかしら?」

 

「あ、ごめんなさい」

 

「それで貴女の友人のローズマリーさんは、私にこう言ったわ」

 

 

「ローズマリーさん貴女達が特殊遊撃部隊の協力者になる場合本来なら遭遇しない存在とも場合によっては戦う事をお願いするかもしれませんよ」

 

「まあ、どうしても無理ならば、今管理者の神殿にいる仲間と一緒に17番目のプリキュアの世界に戻るまでトワが面倒を見ますが」

 

「ちょっと何言ってんの直哉」

 

トワが直哉の言葉に戸惑う。

「あらそれも良いわね。そそるわねでも私は元の世界に戻るまでは、特殊遊撃部隊の協力者になるわよ」

 

「・・・わかりました。ローズマリーさんよろしくお願いいたします」

 

「ふう、どうやら纏まったわね。直哉数日後に響とまなつ達を連れてシンフォギア世界に行ってくれない?」

 

「この経緯で、ローズマリーは私達の協力者として貴方達の世界へ帰還するまでの間までやってくれるんだけど和実ゆい貴女はどうする?」

 

「え」

 

「勿論この答えによって和実ゆいやコメコメに対する扱いは変わる事は無いから安心して」

 

「あのトワさん協力しないって決めたらどうなるんですか?」

 

「そうね、その時は管理者の神殿にずっと貴女の世界に戻れるまでいて貰う事になるわね」

 

「一応貴女達は要保護者の立場だからね」

 

「要保護者」

 

「そうよ」

 

「これを見て」

 

「その通りですよまなつちゃん」

 

「17番目のプリキュアの世界に関連する人たちは保護対象となるから、臨時隊員になる事を強く勧めたりはしないんだよ」

 

「これが3つ目のプリキュア世界との遭遇で・・・」

「ただいまお祖母ちゃん。あ、お客さんが来てたんだごめんなさい」

 

「お帰りましろさん。別に構いませんよ。ましろさん貴女が連れて来たあの子達が現れた事をこちらの方達に報告を受けていたので」

 

「え、お祖母ちゃん全部知ってるの?」

 

「ええ、だから気にしなくて良いわよ」

 

暫くして・・・

 

直哉と響はましろとソラと言う少女の話をヨヨと共に聞いていた。

 

「よく頑張ったわね。後赤ちゃん用品はキッチン周辺に置いてるから」

 

「いやいやお祖母ちゃんなんで家に赤ちゃん用品があるの?」

 

「何でってそんな理由より実際あって助かったでしょう?」

 

「それはそうだけど・・・」

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どうしてですか?」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

!!

 

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「でも・・・」

 

「ほとんど響さんに言われましたけど、ソラさん貴女は1人では無いんですよ。貴女にとってここは異世界ですが、貴女は今この家にいるんですか?」

 

「あ、それは・・・ましろさんに連れて来られて」

 

「これが4つ目のプリキュアとの出会いですね」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

如月ハニーのショック

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

!!

 

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「でも・・・」

 

「ほとんど響さんに言われましたけど、ソラさん貴女は1人では無いんですよ。貴女にとってここは異世界ですが、貴女は今この家にいるんですか?」

 

「あ、それは・・・ましろさんに連れて来られて」

 

「これが4つ目のプリキュアとの出会いですね」

 

「この融合世界だけで4種類のプリキュアがいるなんて」

 

「いえ、トウショハ1つでしたが融合世界が呼び寄せたみたいで4種類になりましたね」

 

「そうなのね、その点は一緒なのね」

 

「まあ、ハニーさん達の世界と違いその辺の調査も自分達でしてますがね」

 

「それ何気に凄いわよ」

 

「そうしないといけない程しないので仕事を・・・」

 

「成程こちらの世界の管理者のやる気がないのね」

 

「残念だけどそれは出来ないわ」

 

その時トワがやって来た。

 

「トワあんた動いていいの?」

 

「大丈夫よ・・・さて並行世界の融合世界から来た偽りの調停者の如月直哉君初めまして、私はトワよこちらの融合世界の管理者をしている1人の神よ」

 

「ええ――こちらの融合世界では複数の管理者がいるんですか?」

 

「そうよ、そして私達の所に連絡が来たの並行世界の融合世界管理者からね」

 

!!

 

「並行世界の融合世界の管理者がこう言ってたわ。如月直哉の調停者の資質がないと判断したためにこちらの融合世界にパンサークローと共に転移をさせたと連絡があったの」

 

「はあーーー」

 

「その為君が言った・・・」

 

「そんなのずるいですよ。仮にそう言う事になったら僕以外がこちらの融合世界に住めると言う事になるじゃないですか?エステルさん

 

「そういう事になるわね」

 

「そう言う事が通るなら僕と今来ていない調停者の役割も交代できますよね?」

 

「まあ管理者が良いと言えば出来るわね」

 

「だったら・・・」

 

「何故なら君は調停者の資格を失ってからこちらの融合世界に来たのだから」

 

「そ、そんな馬鹿な・・・」

 

「それが事実だとするとよかったね3人で生きれるよ」

 

響が如月直哉に言う。

 

「聖羅お姉さん見た事のない怪物がいっぱい出たよ」

 

「何よこいつ気持ち悪いわね」

 

「お姉さんどうして戦わないの?お姉さんなら楽勝なのに」

 

「確かに単純に倒すだけなら簡単だけど、恐らくここは異世界だとして動くわよ」

 

「ハニーお姉様もここにいるかも知れないしね」

 

聖羅が一緒にいる少年に話をしていると・・・」

 

「だああああ」

 

と言いながら亜種型メガビョーゲンを殴り飛ばす響達がやって来た。

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「馬鹿なこの時点で僕は調停者ではなく一般人になっていたなんて・・・」

 

「・・・」

 

「直哉君」

 

「ショックを受けたようね流石に」

 

「まあ本当に動かないといけないと判断したら動いてくれますが」

 

「あの時の話の時みたいに?」

 

「そうですね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

守護者の仕事について説明を受けるハニー1

「だああああ」

 

と言いながら亜種型メガビョーゲンを殴り飛ばす響達がやって来た。

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「馬鹿なこの時点で僕は調停者ではなく一般人になっていたなんて・・・」

 

「・・・」

 

「直哉君」

 

「ショックを受けたようね流石に」

 

「まあ本当に動かないといけないと判断したら動いてくれますが」

 

「あの時の話の時みたいに?」

 

「そうですね」

 

「さてこちらの世界でも守護者の仕事をすると言う事でその辺の説明をしますね」

 

「よろしくね」

 

「基本的にはハニーさん達の世界とは変わらないと思いますが、事前調査を自分達でする事がある分僕が呼ぶ可能性が高いですね」

 

「成程ね」

 

「ですので先程説明したプリキュアにも僕自身も行ってたでしょ」

 

「あ、そう言えば」

 

ハニーが思い出す。

 

「よく頑張ったわね。後赤ちゃん用品はキッチン周辺に置いてるから」

 

「いやいやお祖母ちゃんなんで家に赤ちゃん用品があるの?」

 

「何でってそんな理由より実際あって助かったでしょう?」

 

「それはそうだけど・・・」

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どうしてですか?」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

!!

 

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「でも・・・」

 

「ほとんど響さんに言われましたけど、ソラさん貴女は1人では無いんですよ。貴女にとってここは異世界ですが、貴女は今この家にいるんですか?」

 

「あ、それは・・・ましろさんに連れて来られて」

 

「そう言えば直哉さんが4種類のプリキュア世界にいたような・・・」

 

「確かにいましたよ事前調査と特殊遊撃部隊の説明の為にですがね」

 

「じゃあ私もそう言う場合呼ばれると思ってたらいいのね?」

 

「そうですね、キューティーハニーの力必要だと判断したらですね」

 

「そう言う事がなければ、ハニーさん達の世界でしていた事をしてくださいね」

 

「わかったわ」

 






目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

守護者の仕事について説明を受けるハニー2

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

!!

 

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「でも・・・」

 

「ほとんど響さんに言われましたけど、ソラさん貴女は1人では無いんですよ。貴女にとってここは異世界ですが、貴女は今この家にいるんですか?」

 

「あ、それは・・・ましろさんに連れて来られて」

 

「そう言えば直哉さんが4種類のプリキュア世界にいたような・・・」

 

「確かにいましたよ事前調査と特殊遊撃部隊の説明の為にですがね」

 

「じゃあ私もそう言う場合呼ばれると思ってたらいいのね?」

 

「そうですね、キューティーハニーの力必要だと判断したらですね」

 

「そう言う事がなければ、ハニーさん達の世界でしていた事をしてくださいね」

 

「わかったわ」

 

「ハニーさん少しついて来て下さい」

 

直哉はそう言い簡易ゲートを使いソラシド市に転移した。

 

「ここは?」

 

「ここは最新のプリキュア世界である世界のソラシド市と言う所ですよ」

 

「ソラシド市・・・こんなに早く移動出来るなんて」

 

「どうしてここに来たの?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「私の名前はソラと言います」

 

「あ、私の名前はましろだよよろしくね」

 

2人の少女は互いに自己紹介をしたが、内心ではそれどころではなかった」

 

「何なんですかこの世界は・・・」

 

「ありえないよ空から女の子と赤ちゃんが降って来るなんて・・・」

 

2人がそう言うやり取りをしていると直哉と響が現場に来た。

 

「今は彼女達が出会った時間に来てますが・・・」

 

「よく頑張ったわね。後赤ちゃん用品はキッチン周辺に置いてるから」

 

「いやいやお祖母ちゃんなんで家に赤ちゃん用品があるの?」

 

「何でってそんな理由より実際あって助かったでしょう?」

 

「それはそうだけど・・・」

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どうしてですか?」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

!!

 

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「ソラさんの心の成長の支えが余りに小さいのでハニーさんと言う別の意味でのヒーローを見る事で彼女の成長に影響があるかもしれないので」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

守護者の仕事について説明を受けるハニー3

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どうしてですか?」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

!!

 

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「ソラさんの心の成長の支えが余りに小さいのでハニーさんと言う別の意味でのヒーローを見る事で彼女の成長に影響があるかもしれないので」

 

「でも私の力介入させていいの?」

「嫌な予感だと」

 

「そうよ」

 

「メガ・・・ビョーゲン」

 

「「「「「「「「「えっ何が起きた?」」」」」」」」」

 

その時亜種型メガビョーゲンにダメージを与えた2人の少女がⅦ組の前に現れた。

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン

 

「やっぱりランボーグとは違う」

 

プリズムがそう言う。

 

「大丈夫ですか?皆さん」

 

「ああ、助かったよ君達は一体誰なんだ?」

 

「私はキュアスカイです」

 

「私はキュアプリズムです」

 

「リィン挨拶は後だ」

 

「ああ、マキアス」

 

「あの私も手伝います」

 

「そうだね私達がランボーグみたいのを相手すればお兄さん達は別の相手を出来るからね」

 

「そうです」

 

「良いのかい君達?」

 

「「はい」」

 

「それじゃあ頼むよ」

 

リィンがそう言い、プリズム達と別れようとした時事態は急変したのだった。

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

突然亜種型メガビョーゲンは浄化され想定外事態に驚く。Ⅶ組のメンバーと帝国解放戦線の2人だった。

 

「あのランボーグみたいのを浄化したと言う事はこれもプリキュアの力?」

 

「恐らくそうだと思います。プリズム」

 

「でもここ異世界だよスカイ」

 

「でも私は・・・今回の件も2人に会えれば何とかなると思ってます」

 

「大丈夫ですよソラシド市のプリキュア達も異世界について耐性も付いてますし」

 

「そんな軽く言って良いの?」

 

「それは問題ないですが、ただ彼女達の抱える問題があって最悪の場合愛の光が必要な事態になるかも知れないんですよ」

 

「つまり私の力で誰かを助けたらいいの?」

 

「はいですが、それを実行するかは今ソラシド市で行われているイベントの進行次第ですね」

 

「本来の流れならそこまでしなくても良いですが」

 

「またお前達か特殊遊撃部隊、だがヤラネーダを除荷したとしてもこちらにはランボーグがいるんだやれランボーグ」

 

「ランボーグ」

 

「さあヒーローの出番だよ」

 

サマーがそう言う。

 

「ヒーローだと!!ふざけるな」

 

ノヴァがそう言った時・・・」

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「すみきったー」

 

その時ランボーグに彼女達の浄化技が直撃した。

 

「お前達はお母様の手駒の筈どうして」

 

それを見たノヴァが驚きを隠せないでいた。

 

「私達はノヴァのお母様知りません」

 

「なっまさかお母様の作戦が失敗したの?・・・そんな事ない」

 

「この世界は1度敵によって変えられた経緯があるので」

 

「成程ね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

変えられた経緯のある世界

「ランボーグ」

 

「さあヒーローの出番だよ」

 

サマーがそう言う。

 

「ヒーローだと!!ふざけるな」

 

ノヴァがそう言った時・・・」

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「すみきったー」

 

その時ランボーグに彼女達の浄化技が直撃した。

 

「お前達はお母様の手駒の筈どうして」

 

それを見たノヴァが驚きを隠せないでいた。

 

「私達はノヴァのお母様知りません」

 

「なっまさかお母様の作戦が失敗したの?・・・そんな事ない」

 

「この世界は1度敵によって変えられた経緯があるので」

 

「成程ね」

 

「そう言う理由で私がいたらいいのね」

 

「それとは別に・・・」

 

「「「その声はシスタージル」」」

 

「漸く見つけたよ空中元素固定装置をよこしな」

 

よこさないと言うならそこの爺に死んで貰うぞ」

 

「ワシかシスタージルとやらには爺さんにしか見えないようだな」

 

「何!!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

「何――馬鹿な」

 

「「「ええ――」」」

 

「成程お前が母様の言っていた要注意人物のプリキュアの1人か」

 

「「プリキュア?」」

 

聖羅と直哉がそう言う。

 

「まあいい、プリキュアの姿を見れただけでも良しとしよう」

 

「逃げるのシスタージル」

 

「逃げるわけではない優先順位が変わったのだ」

 

そう言いながらシスタージルは撤退した。

 

「グレースさんから聞いてシスタージルは恐らく・・・」

 

「またお前達か特殊遊撃部隊、だがヤラネーダを除荷したとしてもこちらにはランボーグがいるんだやれランボーグ」

 

「ランボーグ」

 

「さあヒーローの出番だよ」

 

サマーがそう言う。

 

「ヒーローだと!!ふざけるな」

 

ノヴァがそう言った時・・・」

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「すみきったー」

 

その時ランボーグに彼女達の浄化技が直撃した。

 

「お前達はお母様の手駒の筈どうして」

 

それを見たノヴァが驚きを隠せないでいた。

 

「私達はノヴァのお母様知りません」

 

「なっまさかお母様の作戦が失敗したの?・・・そんな事ない」

 

「大丈夫ですか?」

 

「あ、君達はあの時の・・・」

 

リィンがそう言う。

 

「それじゃあ頼むよ」

 

「後は任せて下さい」

 

「だがみんなを放置するわけにはいかない」

 

「それなら大丈夫です」

 

プリズムがそう言うとヤラネーダに奪われたⅦ組のやる気は持ち主に戻されていた。

 

「さあノヴァどうしますか?引くのであれば何もしませんよ」

 

「仕方ないかな今回は・・・花寺直哉に伝えて」

 

「はい」

 

「今回の介入はこれで終わりじゃないよ」

 

「僕達の敵と何らかの接触があるからこそ」

 

「「「ええ――」」」

 

「成程お前が母様の言っていた要注意人物のプリキュアの1人か」

 

「「プリキュア?」」

 

聖羅と直哉がそう言う。

 

「まあいい、プリキュアの姿を見れただけでも良しとしよう」

 

「逃げるのシスタージル」

 

「逃げるわけではない優先順位が変わったのだ」

 

そう言いながらシスタージルは撤退した。

 

「あのシスタージルの言葉が出たのだと僕はそう考えます」

 

その後直哉とハニーはヨヨさんの家に向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ヨヨからの依頼1 直哉とハニースカイランドへ前編

「さあノヴァどうしますか?引くのであれば何もしませんよ」

 

「仕方ないかな今回は・・・花寺直哉に伝えて」

 

「はい」

 

「今回の介入はこれで終わりじゃないよ」

 

「僕達の敵と何らかの接触があるからこそ」

 

「「「ええ――」」」

 

「成程お前が母様の言っていた要注意人物のプリキュアの1人か」

 

「「プリキュア?」」

 

聖羅と直哉がそう言う。

 

「まあいい、プリキュアの姿を見れただけでも良しとしよう」

 

「逃げるのシスタージル」

 

「逃げるわけではない優先順位が変わったのだ」

 

そう言いながらシスタージルは撤退した。

 

「あのシスタージルの言葉が出たのだと僕はそう考えます」

 

その後直哉とハニーはヨヨさんの家に向かった。

 

「お久しぶりですヨヨさん」

 

「あ、直哉さん久しぶりね今日はどうしたの?」

 

「ああ、ソラさん達がスカイランドに行けるようになったので見回りのようなものですよイベントに違いのないかね」

 

「そう、それなら直哉さん達もスカイランドに行ってくれない?」

 

「一応聞きますけど何故ですか?」

 

「少し厄介な事が起きたのよ。アンダーグ帝国が・・・」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

「ペエ!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

「ニャン!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

そして直哉は、キュアグレースの体内に吸い込まれた。

 

「あの時医療のプリキュアの敵のメガビョーゲンだったかしらランボーグ以外にメガビョーゲンをも使っているとましろさんから連絡を受けたの」

 

「成程そう言う事なら医療のプリキュア達を呼びに行きます」

 

「助かるわ」

 

そして直哉はキュアグレース達を呼びに戻った。

 

「恐らくだけど・・・」

 

「ワイズマン。これで貴方のメガビョーゲンは通常のメガビョーゲンだよ。まだ何かするの?」

 

 

「いや今回の実験はすでに終わっているので、これで失礼するよ。だがこの世界は私達の事を認識してしまったからこれからが楽しみだなキュアグレースよ」

 

 

「そう言ってワイズマンは消えた。

 

 

「相変わらず逃げ足は速いラビ」

 

 

「そうだね。ワイズマンもこの世界から消えたみたいだし、私達も元の世界に戻ろうか」

 

「わかったラビ」

 

「ワイズマンの気まぐれかな?それとも」

 

直哉は考えているとすこやか市に着いた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ヨヨからの依頼1 直哉とハニースカイランドへ中編

「成程そう言う事なら医療のプリキュア達を呼びに行きます」

 

「助かるわ」

 

そして直哉はキュアグレース達を呼びに戻った。

 

「恐らくだけど・・・」

 

「ワイズマン。これで貴方のメガビョーゲンは通常のメガビョーゲンだよ。まだ何かするの?」

 

「いや今回の実験はすでに終わっているので、これで失礼するよ。だがこの世界は私達の事を認識してしまったからこれからが楽しみだなキュアグレースよ」

 

 

「そう言ってワイズマンは消えた。

 

 

「相変わらず逃げ足は速いラビ」

 

 

「そうだね。ワイズマンもこの世界から消えたみたいだし、私達も元の世界に戻ろうか」

 

「わかったラビ」

 

「ワイズマンの気まぐれかな?それとも」

 

直哉は考えているとすこやか市に着いた。

 

「さてとのどかさん達に会いに行こう」

 

「「「「あ、直哉君帰って来たの?」」」直哉戻ったのですか?」

 

「いえ、任務の途中なんですが問題がありまして・・・」

 

「大丈夫ですよソラシド市のプリキュア達も異世界について耐性も付いてますし」

 

「そんな軽く言って良いの?」

 

「それは問題ないですが、ただ彼女達の抱える問題があって最悪の場合愛の光が必要な事態になるかも知れないんですよ」

 

「つまり私の力で誰かを助けたらいいの?」

 

「はいですが、それを実行するかは今ソラシド市で行われているイベントの進行次第ですね」

 

「本来の流れならそこまでしなくても良いですが」

 

「またお前達か特殊遊撃部隊、だがヤラネーダを除荷したとしてもこちらにはランボーグがいるんだやれランボーグ」

 

「ランボーグ」

 

「さあヒーローの出番だよ」

 

サマーがそう言う。

 

「ヒーローだと!!ふざけるな」

 

ノヴァがそう言った時・・・」

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「すみきったー」

 

その時ランボーグに彼女達の浄化技が直撃した。

 

「お前達はお母様の手駒の筈どうして」

 

それを見たノヴァが驚きを隠せないでいた。

 

「私達はノヴァのお母様知りません」

 

「なっまさかお母様の作戦が失敗したの?・・・そんな事ない」

 

「この世界は1度敵によって変えられた経緯があるので」

 

「成程ね」

 

「当初はハニーさんにプリキュアについて伝える為にソラシド市に行ったら・・・」

 

「お久しぶりですヨヨさん」

 

「あ、直哉さん久しぶりね今日はどうしたの?」

 

「ああ、ソラさん達がスカイランドに行けるようになったので見回りのようなものですよイベントに違いのないかね」

 

「そう、それなら直哉さん達もスカイランドに行ってくれない?」

 

「一応聞きますけど何故ですか?」

 

「少し厄介な事が起きたのよ。アンダーグ帝国が・・・」

 

「あの時医療のプリキュアの敵のメガビョーゲンだったかしらランボーグ以外にメガビョーゲンをも使っているとましろさんから連絡を受けたの」

 

「成程そう言う事なら医療のプリキュア達を呼びに行きます」

 

「助かるわ」

 

そして直哉はキュアグレース達を呼びに戻った。

 

「「「「ええ――メガビョーゲンがそらちゃんや翼君の世界にメガビョーゲンが出たの」」」出たんですか」

 

のどか達は驚いていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第71章 第1部 ソラシド市&スカイランド編
ヨヨからの依頼1 直哉とハニースカイランドへ後編


「当初はハニーさんにプリキュアについて伝える為にソラシド市に行ったら・・・」

 

「お久しぶりですヨヨさん」

 

「あ、直哉さん久しぶりね今日はどうしたの?」

 

「ああ、ソラさん達がスカイランドに行けるようになったので見回りのようなものですよイベントに違いのないかね」

 

「そう、それなら直哉さん達もスカイランドに行ってくれない?」

 

「一応聞きますけど何故ですか?」

 

「少し厄介な事が起きたのよ。アンダーグ帝国が・・・」

 

「あの時医療のプリキュアの敵のメガビョーゲンだったかしらランボーグ以外にメガビョーゲンをも使っているとましろさんから連絡を受けたの」

 

「成程そう言う事なら医療のプリキュア達を呼びに行きます」

 

「助かるわ」

 

そして直哉はキュアグレース達を呼びに戻った。

 

「「「「ええ――メガビョーゲンがそらちゃんや翼君の世界にメガビョーゲンが出たの」」」出たんですか」

 

のどか達は驚いていた。

 

「それってワイズマンが動いてる?」

 

ひなたが直哉に聞く。

 

「その辺は具体的にはまだわかりません」

 

「あの時医療のプリキュアの敵のメガビョーゲンだったかしらランボーグ以外にメガビョーゲンをも使っているとましろさんから連絡を受けたの」

 

「成程そう言う事なら医療のプリキュア達を呼びに行きます」

 

「助かるわ」

 

そして直哉はキュアグレース達を呼びに戻った。

 

「僕としてもヨヨさんから聞いてスカイランドに行く前にのどかさんいや・・・のどかお姉ちゃん達に伝えるべきと思ったので」

 

「今回のメガビョーゲンがワイズマンのなのか?それともどちらかのビョーゲンズによるものかはわからない状態ですね」

 

「「「「成程」」」」

 

「ですので・・・」

 

「フフ、立花響お前が私を覚えていてくれるとは、お前とは直接会う事は少ない筈だが?」

 

「まあ、グレース達や直哉君から色々聞いてるからね」

 

「成る程そう言う事か」

 

「フフ、まさか融合世界のキュアグレース達が本当にこちらに来てくれるとはね」

 

「「「ワイズマンここから私達が相手よ」」」

 

「フフ、良くあの世界から帰還できたものだな。キュアグレース」

 

「あのワイズマンによるパターンかそれとも・・・」

 

 

「なら、俺達も行きます」

 

「隊長行きましょう3人で行けばグレースさん達の負担も減らせますし」

 

「そうだなクラリス」

 

「ありがとうございますですが、姿を見られるのは私だけで良いので2人はこれを使って着いて来て下さい」

 

「「わかりました」」

 

「何よあれもあんた達の手駒なの?」

 

「いえ違うわ、正真正銘のアンノウンよ」

 

「じゃあ今回は私達は退くのね」

 

「ええ、その方が良いわね。奴等もアンノウンに集中してるし」

 

そう言って謎の女性と降魔殺女は撤退をした。

 

「「メガビョーゲンメガビョーゲン」」

 

「おいおい、この世界には、こんな怪物がいるのかよ」

 

「ケン文句を言う前に俺達で倒せる降魔を倒せ」

 

「やってるよリュウ」

 

「直哉君この怪物は何なの?」

 

「それがわからないよお姉ちゃん。こんな怪物紫藤直哉さんの世界でも見た事無いよ」

 

「そんなそれじゃこのまま帝都が赤黒くなっていくのを見るしかないの?」

 

「うん、悔しいけどあの2体の怪物に対する有効的な手段が無いよ」

 

だがその時、彼等の前にキュアグレースが現れた。

 

「エレメントチャージ!」

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

「プリキュア!スカイヒーリングフラワー!」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「お大事に」

 

!!

 

「「「「「凄いあの子俺達が戦ってもダメージを与えらなかったのにあっさり倒した」」」」」」

 

「そんな事無いですよ。皆さんがあの怪物を抑えてくれたので倒すことが出来たのですから」

 

「それでは皆さん。私は失礼します」

 

「待ってください。貴女の名前を教えてくれませんか?」

 

!!

 

「直哉君どうしたの?」

 

「さくらお姉ちゃん。実は僕とお姉ちゃんはこの人とどこかであった気がするんだ」

 

「すみませんが私は貴方とは、初対面ですよ」

 

「それでは私は行きますね」

 

そう言ってグレースは、真宮寺直哉達と別れた。

 

「異界事変時のようなパターンなのか、どちらにしても亜種型ではないので急ぎましょう」

 

「「「うん」」」

 

そして直哉はのどか達を連れてそのままソラシド市によってハニーと合流してスカイランドに向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉達スカイランドに到着する

「「「「「うわあここがスカイランド」」」」スカイランドですか?」

 

「直哉っち凄いね」

 

「そうですねスカイランドには始めて来ましたけど」

 

「あらそうなの?」

 

ハニーが直哉に聞く。

 

「そうですよ、さてスカイランドに着きましたが・・・」

 

「お久しぶりですヨヨさん」

 

「あ、直哉さん久しぶりね今日はどうしたの?」

 

「ああ、ソラさん達がスカイランドに行けるようになったので見回りのようなものですよイベントに違いのないかね」

 

「そう、それなら直哉さん達もスカイランドに行ってくれない?」

 

「一応聞きますけど何故ですか?」

 

「少し厄介な事が起きたのよ。アンダーグ帝国が・・・」

 

「あの時医療のプリキュアの敵のメガビョーゲンだったかしらランボーグ以外にメガビョーゲンをも使っているとましろさんから連絡を受けたの」

 

「どうやら今の所アンダーグ帝国は動きを見せてませんが一応変身をしておいてください皆さん」

 

「「「「了解」」」」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

「ペエ!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

「ニャン!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

そして直哉は、キュアグレースの体内に吸い込まれた。

 

「何度見ても凄いわね」

 

「直哉君どうして変身させたの?」

 

フォンテーヌが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・」

 

「ワイズマン。これで貴方のメガビョーゲンは通常のメガビョーゲンだよ。まだ何かするの?」

 

 

「いや今回の実験はすでに終わっているので、これで失礼するよ。だがこの世界は私達の事を認識してしまったからこれからが楽しみだなキュアグレースよ」

 

 

「そう言ってワイズマンは消えた。

 

 

「相変わらず逃げ足は速いラビ」

 

 

「そうだね。ワイズマンもこの世界から消えたみたいだし、私達も元の世界に戻ろうか」

 

「わかったラビ」

 

「もしワイズマンにが介入していた場合としてない場合を調べていたんですよ」

 

「ワイズマンが関わっていない時に」

 

「エレメントチャージ!」

 

「キュン!キュン!キュン!」

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

「プリキュア!スカイヒーリングフラワー!」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「お大事に」

 

!!

 

「「「「「凄いあの子俺達が戦ってもダメージを与えらなかったのにあっさり倒した」」」」」」

 

「そんな事無いですよ。皆さんがあの怪物を抑えてくれたので倒すことが出来たのですから」

 

「それでは皆さん。私は失礼します」

 

「待ってください。貴女の名前を教えてくれませんか?」

 

!!

 

「直哉君どうしたの?」

 

「さくらお姉ちゃん。実は僕とお姉ちゃんはこの人とどこかであった気がするんだ」

 

「すみませんが私は貴方とは、初対面ですよ」

 

「それでは私は行きますね」

 

「異界事変によってカルマがメガビョーゲンを使った事があるので」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

スカイランドでの調査1 合流前の行動

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

「ペエ!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

「ニャン!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

そして直哉は、キュアグレースの体内に吸い込まれた。

 

「何度見ても凄いわね」

 

「直哉君どうして変身させたの?」

 

フォンテーヌが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・」

 

「異界事変によってカルマがメガビョーゲンを使った事があるので」

 

「スカイランドでメガビョーゲンを使われるとしたら・・・」

 

「プリキュア!くるくるラメールストリーム!」

 

だが、メガヤラネーダには、ほとんど効かなかった。

 

「「「「「そんな」」」」嘘でしょう」

 

「あはは、そんな技が効くと思ってんの」

 

「何ですって!!」

 

「考えてもみなよ、メガヤラネーダはメガビョーゲンとヤラネーダの能力がついてるのに効くわけないじゃん」

 

!!

 

「そうか、ならグレースさん達を呼べば・・・」

 

「残念だけどグレース達はまだ来ないよ。こことは違う場所で、シンドイ―ネとグワイワルが動いてるから」

 

「「「「「「そんな」」」」」」

 

再びグレースとトワは・・・

 

「成程ならまだ私達がサマー達と合流したらいけないんですね」

 

「ええ、それはもう少し待ってくれる」

 

「メガヤラネーダはグレース達の技とサマー達達の技を同時に使えば浄化出来るから」

 

「「「成程」」」

 

「トワさん今回の試練は、もしかしてサマー達の中から守護者を決めるつもりですか?」

 

フォンテーヌがトワに聞く。

 

「グレ響が断ればそうなるかも知れないわね。でも今回の試練とそれは切り離していいわよ。さて頃合いねグレース達サマー達の元に行って良いわよ。特務支援課の2人が起きたようだから」

 

「「「はい」」」

 

そしてグレース達はロイドとランディの元に向かった。

 

「トワがサマー達にしたように追い詰める為に使われる筈なので、僕達はスカイ達とは合流せずにスカイランドを調査をしましょう」

 

「「「「「ええ――」」」」」

 

「良いの直哉君?」

 

「ええ、構いません。後個人的に気になるんですよ」

 

「何が気になるの?」

 

「私の名前はソラと言います」

 

「あ、私の名前はましろだよよろしくね」

 

2人の少女は互いに自己紹介をしたが、内心ではそれどころではなかった」

 

「何なんですかこの世界は・・・」

 

「ありえないよ空から女の子と赤ちゃんが降って来るなんて・・・」

 

「この時ソラさんはアンダーグ帝国が使うゲートを使ってソラシド市に来た。つまりアンダーグ帝国のゲートはいつでもスカイランドに行けるのにどうしてそれをしないのかが気になって・・・」

 

「そう言われたらそうだね、何で攻めないんだろう?」

 

グレースも疑問を持つ。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

スカイランドでの調査2 調査開始と襲撃されるお城前編

「トワがサマー達にしたように追い詰める為に使われる筈なので、僕達はスカイ達とは合流せずにスカイランドを調査をしましょう」

 

「「「「「ええ――」」」」」

 

「良いの直哉君?」

 

「ええ、構いません。後個人的に気になるんですよ」

 

「何が気になるの?」

 

「私の名前はソラと言います」

 

「あ、私の名前はましろだよよろしくね」

 

2人の少女は互いに自己紹介をしたが、内心ではそれどころではなかった」

 

「何なんですかこの世界は・・・」

 

「ありえないよ空から女の子と赤ちゃんが降って来るなんて・・・」

 

「この時ソラさんはアンダーグ帝国が使うゲートを使ってソラシド市に来た。つまりアンダーグ帝国のゲートはいつでもスカイランドに行けるのにどうしてそれをしないのかが気になって・・・」

 

「そう言われたらそうだね、何で攻めないんだろう?」

 

グレースも疑問を持つ。

 

その後グレース達は調査を開始した。

 

暫くして・・・

 

「皆さんどうでしたか?」

 

「私とニャトランはこの世界に違和感は感じなかったけど」

 

「そうニャ」

 

「僕とフォンテーヌは違うペン。確かに平和なんだけど本当にスカイランドが良い国なのかわからないんだペン」

 

「そうねこの国のプリキュアに対する伝説に違和感を感じたの」

 

「そうですかやはり・・・」

 

「僕としてもスカイランドにプリキュアの伝説があるのに3人全員プリキュアに変身したのはソラシド市でってのが不思議なんですよね」

 

「まあ、それは偶然だとしてもスカイランドには余りにもプリキュアに対する伝説が少なすぎるしあまりにも抽象的なんですよね」

 

「「「「確かに」」」」

 

「ローラさんの国グランオーシャンやローズマリーさん達のクッキングダムでさえスカイランドより伝わっていましたよね」

 

「そしてスカイランドの伝説はアンダーグ帝国が攻めてきたからスカイランド側が伝説の戦士を召喚したと言う感じだけなので、見方によってはスカイランドとアンダーグ帝国の立場が逆のようなパターンもありそうですね」

 

「成程戦いの勝者が都合のいい伝説にしたとも考えられるのね」

 

ハニーがそう言う。

 

「ええ、そうも考えられます」

 

「よく来てくれ・・・」

 

 

「おお、君が立花響君か・・・合格だ。今すぐ私の部隊に・・・ぐっはーーー」

 

 

「私は、そう言う事をされるために呼ばれたんですか?弦十郎さん」

 

「ああ、違うんだ大臣が勝手に言いだしたんだ」

 

 

「しかし、防衛大臣きれいに気絶してるぜ」

 

「ああ、きれいな一撃だった。見習わなければ」

 

「ちなみに何を見習うんだ?」

 

 

「権力に負けない力持つ事だな」

 

 

「成る程な」

 

「来てすぐこんな事に付き合わされるなんて、私は直哉君から離れるなんて絶対しないのに」

 

「それはともかく弦十郎さん。僕達を呼んだ理由は何ですか?」

 

「ああ、それは昨日の怪物が行動するたびに発生していた現象は何なんだ」

 

「シンフォギアの世界の人間も似た事していましたしね」

 

「ああ、そうだだが、俺達のように彼等の事情を知らない連中は、異世界の戦争に巻き込んだ国が一番わるい、そんな国は滅べなんて言われてるがな」

 

「まあ、シンフォギアに関しては秘密に出来てるがな、彼等の存在が世界の目を逸らしてくれる形となっているな」

 

 

「何なんだよ、それ響や直哉達が悪者じゃねえか」

 

 

「そうです。伯父様彼等は私達の代わりに世界の為に戦ってくれた恩人ですよ」

 

「それはわかっているが、政府からの通達でな彼等が再び来たら捕獲しろダそうだ」

 

!!

 

 

「まじかよ」

 

「ああ、防衛大臣からの通達だ」

 

「取り消しは出来ねえのか?」

 

「無理だ某絵大臣や政府が変わらなければ」

 

「そんな」

 

「そんな事があったの?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

スカイランドでの調査2 調査開始と襲撃されるお城中編

「ああ、そうだだが、俺達のように彼等の事情を知らない連中は、異世界の戦争に巻き込んだ国が一番わるい、そんな国は滅べなんて言われてるがな」

 

「まあ、シンフォギアに関しては秘密に出来てるがな、彼等の存在が世界の目を逸らしてくれる形となっているな」

 

「何なんだよ、それ響や直哉達が悪者じゃねえか」

 

「そうです。伯父様彼等は私達の代わりに世界の為に戦ってくれた恩人ですよ」

 

「それはわかっているが、政府からの通達でな彼等が再び来たら捕獲しろダそうだ」

 

!!

 

 

「まじかよ」

 

「ああ、防衛大臣からの通達だ」

 

「取り消しは出来ねえのか?」

 

「無理だ某絵大臣や政府が変わらなければ」

 

「そんな」

 

「そんな事があったの?」

 

「ええ、ありましたその結果敵対までは行かなくとも険悪な関係ですけどね」

 

「もし、スカイランドとアンダーグ帝国の立場が本来逆だったら・・・」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「「「そんな事ってあるの?」」」

 

「確かにこの世界はエルちゃんが誘拐された時アンダーグ帝国の兵士がエルちゃんの重要性を知っていたようですしあながち直哉の言う可能性も無いとは言えませんね」

 

アスミがそう言う。

 

「仮に直哉君の言う通りだったら特殊遊撃部隊はスカイランドと戦うの?」

 

「それは今の状況ではしませんよ。あくまでもアンダーグ帝国と戦うのはソラさん達なので」

 

「お久しぶりですヨヨさん」

 

「あ、直哉さん久しぶりね今日はどうしたの?」

 

「ああ、ソラさん達がスカイランドに行けるようになったので見回りのようなものですよイベントに違いのないかね」

 

「そう、それなら直哉さん達もスカイランドに行ってくれない?」

 

「一応聞きますけど何故ですか?」

 

「少し厄介な事が起きたのよ。アンダーグ帝国が・・・」

 

「あの時医療のプリキュアの敵のメガビョーゲンだったかしらランボーグ以外にメガビョーゲンをも使っているとましろさんから連絡を受けたの」

 

「今回はあくまでスカイランドにメガビョーゲンが出たと言う事でスカイランドに来てるので、まあこのタイミングで何かしらのイベントが起きるかも知れないですがね」

 

「その上今回は・・・」

 

「私の名前はソラと言います」

 

「あ、私の名前はましろだよよろしくね」

 

2人の少女は互いに自己紹介をしたが、内心ではそれどころではなかった」

 

「何なんですかこの世界は・・・」

 

「ありえないよ空から女の子と赤ちゃんが降って来るなんて・・・」

 

「あれ以降の初のスカイランドへの帰還ですからね」

 

「アンダーグ帝国が何かを行ってもおかしくない状況ですし」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「このやり方なのね貴女達のやり方なのね」

 

「そうですよ。ハニーさん」

 

「後これは可能性ですが・・・」

 

「「「その声はシスタージル」」」

 

「漸く見つけたよ空中元素固定装置をよこしな」

 

よこさないと言うならそこの爺に死んで貰うぞ」

 

「ワシかシスタージルとやらには爺さんにしか見えないようだな」

 

「何!!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

「何――馬鹿な」

 

「「「ええ――」」」

 

「成程お前が母様の言っていた要注意人物のプリキュアの1人か」

 

「「プリキュア?」」

 

聖羅と直哉がそう言う。

 

「まあいい、プリキュアの姿を見れただけでも良しとしよう」

 

「逃げるのシスタージル」

 

「逃げるわけではない優先順位が変わったのだ」

 

そう言いながらシスタージルは撤退した。

 

「質問良いですか?そもそもプリキュアって何ですか?」

 

「直哉君プリキュアは、こちらの融合世界にしかいない存在よ」

 

ハニーがそう言う。

 

「スカイランドにパンサークローが来るかも知れません」

 

直哉がそう言った直後、スカイランド上空に巨大ランボーグが現れた。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

スカイランドでの調査2 調査開始と襲撃されるお城後編

「何――馬鹿な」

 

「「「ええ――」」」

 

「成程お前が母様の言っていた要注意人物のプリキュアの1人か」

 

「「プリキュア?」」

 

聖羅と直哉がそう言う。

 

「まあいい、プリキュアの姿を見れただけでも良しとしよう」

 

「逃げるのシスタージル」

 

「逃げるわけではない優先順位が変わったのだ」

 

そう言いながらシスタージルは撤退した。

 

「質問良いですか?そもそもプリキュアって何ですか?」

 

「直哉君プリキュアは、こちらの融合世界にしかいない存在よ」

 

ハニーがそう言う。

 

「スカイランドにパンサークローが来るかも知れません」

 

直哉がそう言った直後、スカイランド上空に巨大ランボーグが現れた。

 

「何あの大きなランボーグは?」

 

スパークルが言う。

 

「・・・成程あれが今回アンダーグ帝国が用意した本命かも知れませんね」

 

「「「「本命?」」」」

 

「ええ、そうです」

 

「あの巨大なランボーグを作り出す条件を満たす為に・・・」

 

「お久しぶりですヨヨさん」

 

「あ、直哉さん久しぶりね今日はどうしたの?」

 

「ああ、ソラさん達がスカイランドに行けるようになったので見回りのようなものですよイベントに違いのないかね」

 

「そう、それなら直哉さん達もスカイランドに行ってくれない?」

 

「一応聞きますけど何故ですか?」

 

「少し厄介な事が起きたのよ。アンダーグ帝国が・・・」

 

「あの時医療のプリキュアの敵のメガビョーゲンだったかしらランボーグ以外にメガビョーゲンをも使っているとましろさんから連絡を受けたの」

 

「メガビョーゲンを出してキュアスカイとキュアプリズム達をそっちに向かわせるようにして本命はプリキュア以外の騎士団にランボーグを倒させておけば、必要なアンダーグエネルギーが浄化される事なくスカイランド上空にためておけると言う事です」

 

「「「「成程」」」」

 

「つまり私達が来ても意味ないの?」

 

「そう言う事はありませんよスパークル」

 

「アンダーグ帝国が本命の巨大ランボーグを出したと言う事は、キュアスカイとキュアプリズム達の技で浄化する事は当然妨害するでしょう。妨害に適してるのは、メガビョーゲンを使う事だと思うので」

 

「「「「「「そうか」」」そう言う事ラビ」まさかそこまでとはペン」驚いたニャン」

 

アースの説明に全員が驚いていた。

 

「成程ねキュアスカイとキュアプリズム達をメガビョーゲンで消耗させてその間にスカイランドのお城を壊す気なのね」

 

「恐らくそんなところなのでしょう」

「あ、さくらさんこちらに来たと言う事は、あの子達もいますか?」

 

「来ているけどどうしたの?あれメガビョーゲンの一種よね?何で浄化しないの?」

 

そしてサマー達はグレース達と合流した。

 

「さくらさん落ち着いてください。あれはメガビョーゲンの力を持つヤラネーダなんです。ヤラネーダの力を前面に出ているので、直哉君がやる気を奪われて」

 

「そんな!!」

 

 

「ですのでヤラネーダ要素が出ている以上私達はうかつに手が出せないんです」

 

 

「でも霊力バリアもあるんでしょ?それはグレース達じゃないと」

 

 

「わかりましたグレースさん私達に任せてください」

 

 

「「「ちょっとサマー」」」

 

 

「あなた状況をわかってんの?」

 

 

「わかってるよ、あいつを浄化しない限り皆のやる気と地球が病気になるし、そしてさくらさんの仲間も助けられない。私はどれも嫌だよ」

 

 

「でも、どうするの?さくらさんが言った特殊なバリアがあるんでしょ?」

 

 

「それは・・・」

 

 

「そこは大丈夫ラビ。サマーラビリンのステッキを持つラビ」

 

 

「え」

 

「コーラルは僕を持つペン」

 

「新しい奴はおいらを持つニャン」

 

 

「「「何この力は?」」」

 

「この力とさくらと一緒に戦えばきっとあいつを浄化出来るラビよ」

 

 

「「「うんわかったよ」」」

 

「さくらさん行こう」

 

「ええ」

 

 

そしてさくら達がメインで戦い始めた。

 

「直哉本当にこれでよかったラビ?」

 

「あの時よりはまだいい方ですね」

 

「「「確かに」」」

 

直哉の言葉にグレース達が同意する。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

巨大ランボーグ爆弾を浄化せよ

「え」

 

「コーラルは僕を持つペン」

 

「新しい奴はおいらを持つニャン」

 

 

「「「何この力は?」」」

 

「この力とさくらと一緒に戦えばきっとあいつを浄化出来るラビよ」

 

「「「うんわかったよ」」」

 

「さくらさん行こう」

 

「ええ」

 

そしてさくら達がメインで戦い始めた。

 

「直哉本当にこれでよかったラビ?」

 

「あの時よりはまだいい方ですね」

 

「「「確かに」」」

 

直哉の言葉にグレース達が同意する。

 

「お久しぶりですヨヨさん」

 

「あ、直哉さん久しぶりね今日はどうしたの?」

 

「ああ、ソラさん達がスカイランドに行けるようになったので見回りのようなものですよイベントに違いのないかね」

 

「そう、それなら直哉さん達もスカイランドに行ってくれない?」

 

「一応聞きますけど何故ですか?」

 

「少し厄介な事が起きたのよ。アンダーグ帝国が・・・」

 

「あの時医療のプリキュアの敵のメガビョーゲンだったかしらランボーグ以外にメガビョーゲンをも使っているとましろさんから連絡を受けたの」

 

「「「通常のメガビョーゲンなら私達で浄化が出来る」」」

 

「そうだからこそヨヨさんが僕達に連絡をしたんでしょうね」

「良いのかい君達?」

 

「「はい」」

 

「それじゃあ頼むよ」

 

「ですが、プリキュアになった彼女達が融合世界に関連する世界に来た事により彼女達と敵対する者達も融合世界もしくは友好世界に現れる可能性も出てきてもおかしくないので」

 

「確かにその可能性もあるわね」

 

ヨヨがそう言う。

 

「ですので、ソラさんとましろさん達はどういう理由でどんな相手と戦ってるんですか?教えて下さいヨヨさん」

 

「あの時に医療のプリキュアについて言いましたからね」

 

「そうだね直哉君私達もお城に行く?」

 

「いえやめておきましょう。僕達はスカイランドで注目になりすぎるのは控えたいですしね」

 

「そう、それなら直哉さん達もスカイランドに行ってくれない?」

 

「一応聞きますけど何故ですか?」

 

「少し厄介な事が起きたのよ。アンダーグ帝国が・・・」

 

「あの時医療のプリキュアの敵のメガビョーゲンだったかしらランボーグ以外にメガビョーゲンをも使っているとましろさんから連絡を受けたの」

 

「それにお城に行けばスカイランドの騎士団に色々調べられそうですからね」

 

僕としては・・・」

 

「確かにそれは否定しねえけど・・・結果的に紫藤直哉が助けたんだからそれでよくねえの?」

 

「誰が助けたとか、関係ないだろうな奏お前が響君の世界の自分だったら呪いをかけるか?彼女が死にかけで」

 

『それはしねえよ。生きていて欲しいと思う」

 

「だな、俺もそう思うが、響君の世界では聖遺物の紛失を隠す事に俺達が手いっぱいで生存者に対するフォローをしてなかったんだろうな」

 

 

「ええ、響さんは自分の世界によって殺されかけたんですよ」

 

「別に翼さんと響さんが戦うのは僕達としては問題ありませんが、そうしないと翼さんの中で納得できないと思いますし」

 

 

「ただ僕や、響さん達が協力するのは国ではなく、二課と言う貴女達なんですよ」

 

「貴女達は国から立花響とその技術を手に入れろとでも言われていますよね?弦十郎さん」

 

 

「・・・ああ君の言う通りそれに近い事を言われている」

 

「そしてここでの会話も聞かれていると思うので言いますね。変な動きをしようとするすべての国に通達します。立花響に関する全ての情報及び身柄確保を目論む国は、滅ぼしますよ。特に二課のある政府さんは身をもって知ってますよね・・・以上」

 

「あんな苦労はしたくないんですよ」

 

「「「「成程」」」」

 

直哉がそう説明を終えると巨大ランボーグはキュアスカイとキュアプリズムの協力浄化技によって浄化されたのだが、バッタモンダ―は不敵な笑みを浮かべていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

浸食されるスカイランド前編

 

「ええ、響さんは自分の世界によって殺されかけたんですよ」

 

「別に翼さんと響さんが戦うのは僕達としては問題ありませんが、そうしないと翼さんの中で納得できないと思いますし」

 

「ただ僕や、響さん達が協力するのは国ではなく、二課と言う貴女達なんですよ」

 

「貴女達は国から立花響とその技術を手に入れろとでも言われていますよね?弦十郎さん」

 

「・・・ああ君の言う通りそれに近い事を言われている」

 

「そしてここでの会話も聞かれていると思うので言いますね。変な動きをしようとするすべての国に通達します。立花響に関する全ての情報及び身柄確保を目論む国は、滅ぼしますよ。特に二課のある政府さんは身をもって知ってますよね・・・以上」

 

「あんな苦労はしたくないんですよ」

 

「「「「成程」」」」

 

直哉がそう説明を終えると巨大ランボーグはキュアスカイとキュアプリズムの協力浄化技によって浄化されたのだが、バッタモンダ―は不敵な笑みを浮かべていた。

 

スカイランド城屋上では・・・

 

「貴方のランボーグは浄化しました」

 

「流石だねプリキュアだがこの勝負僕の勝ちだ」

 

バッタモンダーがそう言うと再びキュアスカイとキュアプリズムの前に同じ巨大ランボーグが現れた。

 

「「ええ――浄化したのに」」

 

「さあ、真の姿を現せ」

 

「「真の姿」」

 

「ああ、そうさ君達が今浄化したのは真の姿を隠す為のアンダーグエネルギーを浄化したに過ぎない。さあ行け巨大メガビョーゲン」

 

「メガビョーゲン」

 

「ええ――あれはあの時見たメガビョーゲン」

 

プリズムがそう言う。

 

「ええ――じゃあ・・・」

 

「メガ・・・ビョーゲン」

 

「「「「「「「「「えっ何が起きた?」」」」」」」」」

 

その時亜種型メガビョーゲンにダメージを与えた2人の少女がⅦ組の前に現れた。

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン

 

「やっぱりランボーグとは違う」

 

プリズムがそう言う。

 

「大丈夫ですか?皆さん」

 

「ああ、助かったよ君達は一体誰なんだ?」

 

「私はキュアスカイです」

 

「私はキュアプリズムです」

 

「リィン挨拶は後だ」

 

「ああ、マキアス」

 

「あの私も手伝います」

 

「そうだね私達がランボーグみたいのを相手すればお兄さん達は別の相手を出来るからね」

 

「そうです」

 

「良いのかい君達?」

 

「「はい」」

 

「それじゃあ頼むよ」

 

リィンがそう言い、プリズム達と別れようとした時事態は急変したのだった。

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「あの時のようにグレースさん達がいないと駄目じゃないですか」

 

「それは大丈夫だよスカイ」

 

「お久しぶりですヨヨさん」

 

「あ、直哉さん久しぶりね今日はどうしたの?」

 

「ああ、ソラさん達がスカイランドに行けるようになったので見回りのようなものですよイベントに違いのないかね」

 

「そう、それなら直哉さん達もスカイランドに行ってくれない?」

 

「一応聞きますけど何故ですか?」

 

「少し厄介な事が起きたのよ。アンダーグ帝国が・・・」

 

「あの時医療のプリキュアの敵のメガビョーゲンだったかしらランボーグ以外にメガビョーゲンをも使っているとましろさんから連絡を受けたの」

 

「成程そう言う事なら医療のプリキュア達を呼びに行きます」

 

「助かるわ」

 

そして直哉はキュアグレース達を呼びに戻った。

 

「さっきお祖母ちゃんから連絡があってグレースさん達がスカイランドに来るみたいだから」

 

「本当ですか?プリズム」

 

「うん」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

浸食されるスカイランド後編

「お久しぶりですヨヨさん」

 

「あ、直哉さん久しぶりね今日はどうしたの?」

 

「ああ、ソラさん達がスカイランドに行けるようになったので見回りのようなものですよイベントに違いのないかね」

 

「そう、それなら直哉さん達もスカイランドに行ってくれない?」

 

「一応聞きますけど何故ですか?」

 

「少し厄介な事が起きたのよ。アンダーグ帝国が・・・」

 

「あの時医療のプリキュアの敵のメガビョーゲンだったかしらランボーグ以外にメガビョーゲンをも使っているとましろさんから連絡を受けたの」

 

「成程そう言う事なら医療のプリキュア達を呼びに行きます」

 

「助かるわ」

 

そして直哉はキュアグレース達を呼びに戻った。

 

「さっきお祖母ちゃんから連絡があってグレースさん達がスカイランドに来るみたいだから」

 

「本当ですか?プリズム」

 

「うん」

 

その頃スカイランド王と騎士団達は・・・

 

「「「「うわああ何だあの怪物はーー」」」」

 

「大地が赤黒くなっていくぞー」

 

「あれもアンダーク帝国の戦力なのかよ」

 

「メガビョーゲン」

 

「良いぞメガビョーゲンやってしまえ」

 

「「「「うわああ」」」」

 

「「くっ騎士団の人達が」」

 

「君達はあの怪物に集中するんだ」

 

「「でも」」

 

「隊長がいればこういうだろう」

 

「う、それは・・・」

 

「流石にプリキュアと言えどメガビョーゲンに勝てないようだな」

 

バッタモンダーがそう言った直後自体は急変した。

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「何なんだお前達は?まさか俺様のメガビョーゲンを浄化するとは、やってくれたな」

 

そして巨大メガビョーゲン浄化した事で大地は元に戻った。

 

「貴方がどこでメガビョーゲンを手に入れたかが知らないけど貴方がメガビョーゲンを使うのなら私達が貴方を止めるよ」

 

「ちっまあいいさ、今回はここまでにしておくさ」

 

バッタモンダーがそう言い残し撤退した。

 

「グレースさん達ありがとうございます」

 

プリズムがそう言う。

 

「今来たんです?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「・・・成程あれが今回アンダーグ帝国が用意した本命かも知れませんね」

 

「「「「本命?」」」」

 

「ええ、そうです」

 

「あの巨大なランボーグを作り出す条件を満たす為に・・・」

 

「お久しぶりですヨヨさん」

 

「あ、直哉さん久しぶりね今日はどうしたの?」

 

「ああ、ソラさん達がスカイランドに行けるようになったので見回りのようなものですよイベントに違いのないかね」

 

「そう、それなら直哉さん達もスカイランドに行ってくれない?」

 

「一応聞きますけど何故ですか?」

 

「少し厄介な事が起きたのよ。アンダーグ帝国が・・・」

 

「あの時医療のプリキュアの敵のメガビョーゲンだったかしらランボーグ以外にメガビョーゲンをも使っているとましろさんから連絡を受けたの」

 

「メガビョーゲンを出してキュアスカイとキュアプリズム達をそっちに向かわせるようにして本命はプリキュア以外の騎士団にランボーグを倒させておけば、必要なアンダーグエネルギーが浄化される事なくスカイランド上空にためておけると言う事です」

 

「「「「成程」」」」

 

「つまり私達が来ても意味ないの?」

 

「そう言う事はありませんよスパークル」

 

「アンダーグ帝国が本命の巨大ランボーグを出したと言う事は、キュアスカイとキュアプリズム達の技で浄化する事は当然妨害するでしょう。妨害に適してるのは、メガビョーゲンを使う事だと思うので」

 

「「「「「「そうか」」」そう言う事ラビ」まさかそこまでとはペン」驚いたニャン」

 

アースの説明に全員が驚いていた。

 

「成程ねキュアスカイとキュアプリズム達をメガビョーゲンで消耗させてその間にスカイランドのお城を壊す気なのね」

 

「あの人がメガビョーゲンを出す前からいたんだよ」

 

「「ええ――」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

バッタモンダー撤退後のプリキュア達1

「メガビョーゲンを出してキュアスカイとキュアプリズム達をそっちに向かわせるようにして本命はプリキュア以外の騎士団にランボーグを倒させておけば、必要なアンダーグエネルギーが浄化される事なくスカイランド上空にためておけると言う事です」

 

「「「「成程」」」」

 

「つまり私達が来ても意味ないの?」

 

「そう言う事はありませんよスパークル」

 

「アンダーグ帝国が本命の巨大ランボーグを出したと言う事は、キュアスカイとキュアプリズム達の技で浄化する事は当然妨害するでしょう。妨害に適してるのは、メガビョーゲンを使う事だと思うので」

 

「「「「「「そうか」」」そう言う事ラビ」まさかそこまでとはペン」驚いたニャン」

 

アースの説明に全員が驚いていた。

 

「成程ねキュアスカイとキュアプリズム達をメガビョーゲンで消耗させてその間にスカイランドのお城を壊す気なのね」

 

「あの人がメガビョーゲンを出す前からいたんだよ」

 

「「ええ――」」

 

スカイとプリズムはグレースの言葉に驚いていた。

 

「だったら何でもっと早くに来てくれれば・・・シャララ隊長は被害にあわなかったのに」

 

「成程そう言う理由なんだね。スカイ確かに憧れの人がそう言う目にあうのは嫌だねその気持ちもわかるけど話を聞いてくれるかな?」

 

「はい」

 

そしてグレースが話し出す。

「・・・うーんラビ」

 

「あ、気が付いたかいラビリン」

 

「あ、直哉どうしてここに」

 

「君達があのダルイゼンが作ったメガビョーゲンに吹き飛ばされたのを見たからね、君達全員を彼等とは違う所で救助したんだよ」

 

「ありがとうラビ直哉」

 

「今の所ラビリンしか起きてないから言いたい事があるなら僕が聞くよ?」

 

「・・・」

 

「直哉お願いラビのどか達に協力してあのメガビョーゲンを浄化してほしいラビ」

 

「直哉とのどか達が戦えば・・・」

 

「ラビリンそれは出来ないよ。ラビリン僕達特殊遊撃部隊が介入出来るのは、ワイズマン等が作り出したメガビョーゲンやノイズと言うのは知ってるね?」

 

「それは・・・」

 

「そして今回の3体のメガビョーゲンは、君達の世界のビョーゲンズだから基本的に僕は介入する事は出来ないよ」

 

「そんなラビ」

 

「直哉のケチ少しくらい俺達を助けてくれてもいいじゃん」

 

「ニャトランそんな風に言ったらダメペン」

 

「けどよ」

 

「あ、のどかさん達が気が付いたようですね」

 

「「「ううーん、ここは?」」」

 

「ここはダルイゼンとメガビョーゲンに負けた地点から、少し離れた山奥ですよ。皆さん」

 

「今回の状況と似てない?」

 

「私達はイレギュラーの存在だから本当はいたらいけないんだけど・・・」

 

「お久しぶりですヨヨさん」

 

「あ、直哉さん久しぶりね今日はどうしたの?」

 

「ああ、ソラさん達がスカイランドに行けるようになったので見回りのようなものですよイベントに違いのないかね」

 

「そう、それなら直哉さん達もスカイランドに行ってくれない?」

 

「一応聞きますけど何故ですか?」

 

「少し厄介な事が起きたのよ。アンダーグ帝国が・・・」

 

「あの時医療のプリキュアの敵のメガビョーゲンだったかしらランボーグ以外にメガビョーゲンをも使っているとましろさんから連絡を受けたの」

 

「成程そう言う事なら医療のプリキュア達を呼びに行きます」

 

「助かるわ」

 

そして直哉はキュアグレース達を呼びに戻った。

 

「だけどヨヨさんのお願いはあくまでメガビョーゲンが出たらお願いと言われてたからね」

 

グレースがそう言う。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

バッタモンダー撤退後のプリキュア達2

「私達はイレギュラーの存在だから本当はいたらいけないんだけど・・・」

 

「お久しぶりですヨヨさん」

 

「あ、直哉さん久しぶりね今日はどうしたの?」

 

「ああ、ソラさん達がスカイランドに行けるようになったので見回りのようなものですよイベントに違いのないかね」

 

「そう、それなら直哉さん達もスカイランドに行ってくれない?」

 

「一応聞きますけど何故ですか?」

 

「少し厄介な事が起きたのよ。アンダーグ帝国が・・・」

 

「あの時医療のプリキュアの敵のメガビョーゲンだったかしらランボーグ以外にメガビョーゲンをも使っているとましろさんから連絡を受けたの」

 

「成程そう言う事なら医療のプリキュア達を呼びに行きます」

 

「助かるわ」

 

そして直哉はキュアグレース達を呼びに戻った。

 

「だけどヨヨさんのお願いはあくまでメガビョーゲンが出たらお願いと言われてたからね」

 

グレースがそう言う。

 

「だから私達がスカイの言う人を助けたらこの世界の流れに悪影響を及ぼすからごめんね」

 

「あくまでもスカイランドはソラシド市と何らかの形で関係性を持っていると思ってるから私達はね」

 

「だからアンダーグ帝国がメガビョーゲンを使わなければ介入出来ないんですね」

 

「基本的にはね」

 

「プリキュア!デリシャスタンバイ!」

 

「パーティーゴー!」

 

「にぎにぎ!」

 

「コメコメ!」

 

「ハートを」

 

「コメコメ!」

 

「シェアリンエナジー!」

 

「あつあつごはんで、みなぎるパワー!キュアプレシャス!」

 

「おいしい笑顔で満たしてあげる!」

 

そして直哉とローズマリーとキュアプレシャスは、簡易ゲートを使い帝都に向かった。

 

その頃帝都では・・・

 

「神崎風塵流・不死鳥の舞」

 

「シェルクーンチク」

 

「聖獣ロボ・改」

 

「三十六掌」

 

「ヴィアッジョ・ローズ」

 

「ジークフリード」

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

「ウバウゾーウバウゾー」

 

「ちっこいつもメガビョーゲンと同じであたい達の攻撃に耐性があるみたいだな」

 

「ええ、そうみたいですわね。カンナさん」

 

カンナの言葉にすみれが答える。

 

「でもでも、今回の怪物は変じゃない?」

 

「どういう事だい?アイリス」

 

レ二がアイリスに聞く。

 

「だってメガビョーゲンは、存在するだけで地球を病気にするよね」

 

「「「「「「「確かに」」」」」」」

 

「さくらさん違いますわ。あれはメガビョーゲンではありません。メガビョーゲンの特徴のあれが出てませんから」

 

「あ、そうですねすみれさん」

 

「まあ、敵なら倒すしかない。行くぞ皆」

 

「「「「「「「了解」」」」」」」」

 

「一気にやる気を奪ってヤラネーダ」

 

「ヤラネーダヤラネーダ」

 

「うっなんだこれはーー」

 

「なんだか力が抜けて・・・」

 

「「「「「「「きゃあああ」」」」」」」」

 

「だけど今回の怪物そう言うのがないんだよ。皆」

 

「「「「「「「確かに」」」」」」」

 

アイリスが説明すると、さくらやすみれ達が納得する。

 

「じゃあ今回の怪物は、私達に対するデメリットは無いんですね?アイリス」

 

織姫がアイリスに聞く。

 

「ウバウゾーウバウゾー」

 

「その辺はプリキュアの人達に聞いてみないとわからないよ」

 

「それはそうですね」

 

「例えば特殊遊撃部隊として必ず動く時もあるけど、基本的には待機で終わる事もあるしね」

 

「でもシャララ隊長はどうなるんですか?」

 

「私達はその隊長さんとは面識がないから何も言えないよ」

 

「ただこれから言う言葉は直哉君の言葉だよ」

 

「いずれスカイとキュアプリズム達の元に現れるよ隊長さんは」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

間章35 ソラシド市へ戻る途中の緊急事態発生
バッタモンダー撤退後のプリキュア達3


「だけど今回の怪物そう言うのがないんだよ。皆」

 

「「「「「「「確かに」」」」」」」

 

アイリスが説明すると、さくらやすみれ達が納得する。

 

「じゃあ今回の怪物は、私達に対するデメリットは無いんですね?アイリス」

 

織姫がアイリスに聞く。

 

「ウバウゾーウバウゾー」

 

「その辺はプリキュアの人達に聞いてみないとわからないよ」

 

「それはそうですね」

 

「例えば特殊遊撃部隊として必ず動く時もあるけど、基本的には待機で終わる事もあるしね」

 

「でもシャララ隊長はどうなるんですか?」

 

「私達はその隊長さんとは面識がないから何も言えないよ」

 

「ただこれから言う言葉は直哉君の言葉だよ」

 

「いずれスカイとキュアプリズム達の元に現れるよ隊長さんは」

 

「でもそんな確証がないじゃないですか?」

 

「ソラさん以前言いましたよね・・・」

 

「よく頑張ったわね。後赤ちゃん用品はキッチン周辺に置いてるから」

 

「いやいやお祖母ちゃんなんで家に赤ちゃん用品があるの?」

 

「何でってそんな理由より実際あって助かったでしょう?」

 

「それはそうだけど・・・」

 

「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」

 

「ええ――」

 

ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。

 

「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」

 

響がソラに聞く。

 

「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」

 

「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」

 

「どうしてですか?」

 

「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」

 

「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」

 

「でもヒーローならその賭けにかけます」

 

「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」

 

!!

 

「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」

 

「でも・・・」

 

「あの時のソラさんはどこにいったんですか?」

 

「自信を持ってやる気があったのに今はそれがないなんてソラさんらしくないですよ」

 

「私らしくない」

 

「そうですよ。確かに現状ではソラさんにとっては最悪かも知れませんが、ソラさんにはましろさんや翼君がいるじゃないですか?抱え込まないで相談したらいいですよ」

 

「相談・・・しても良いのでしょうか?」

 

「それは僕に言われてもですが」

 

「仕方ないわ、直哉君だってそれが人間だから」

 

「そうペン直哉の苦しみが無くなるように助けるのが僕達特殊遊撃部隊の皆のしたい事ペン」

 

 

「そうだよ直哉っち。直哉っちも迷惑かけてくれないと・・・私の立場が」

 

「それはスパークル自身が悪いのでは?」

 

「うっそうなんだけど」

 

「とにかくどうやってあのメガ無限を浄化するの?」

 

 

「エステルさんそれに皆さん。あのメガ無限は恐らく悔しいですが僕達の現状の戦力では浄化は無理です」

 

 

「「「「「ええ――どういう事直哉」」直哉君」」」

 

 

「あのメガ無限には無限そして、ナノビョーゲンとヤラネーダの3つの力を融合して活動をしているんです」

 

 

「「「「「ええ――」」」」」

 

 

「僕が隼人叔父さんの言葉を聞いていると、もう考えるのを面倒となって、叔父さんと同じでいいやと思っていたらグレースが僕を止めてくれたので」

 

 

「「「「成る程」」」」

 

「そう言う事だったのね」

 

「つまり今のメガ無限を止めることが出来るのは・・・あの子達とさくら達と言う事で良いのね?」

 

「僕も悩んで敵に利用されましたから」

 

その後直哉とスカイの話し合いが終わった後グレース達は一旦ソラシド市に戻るのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

スカイランドからソラシド市への移動中の直哉達

「エステルさんそれに皆さん。あのメガ無限は恐らく悔しいですが僕達の現状の戦力では浄化は無理です」

 

「「「「「ええ――どういう事直哉」」直哉君」」」

 

「あのメガ無限には無限そして、ナノビョーゲンとヤラネーダの3つの力を融合して活動をしているんです」

 

「「「「「ええ――」」」」」

 

「僕が隼人叔父さんの言葉を聞いていると、もう考えるのを面倒となって、叔父さんと同じでいいやと思っていたらグレースが僕を止めてくれたので」

 

「「「「成る程」」」」

 

「そう言う事だったのね」

 

「つまり今のメガ無限を止めることが出来るのは・・・あの子達とさくら達と言う事で良いのね?」

 

「僕も悩んで敵に利用されましたから」

 

その後直哉とスカイの話し合いが終わった後グレース達は一旦ソラシド市に戻るのだった。

 

時を少し戻して・・・

 

ソラシド市へ移動中の直哉達

 

「でも直哉君あれだけヒント言っていいの?」

 

「そうね流れが変わるかも知れないわね」

 

グレースとフォンテーヌがそう言う。

 

「ああ、それは・・・大丈夫ですよ」

 

「「「「どうして?」」」」

 

「皆さんあれを覚えてますか?」

 

「さあ3度目の対決だプリキュア」

 

「「ああまた変な怪物がリフレインと合体してる」」

 

先輩プリキュア達代表して2人が言う。

 

「いや、これは融合だ。これにより私は新たな力を得た。これを見ろ」

 

メガ降魔と融合したリフレインが攻撃すると、大地が赤黒く変色をし始めた」

 

「「ええ――大地がーー」」

 

「素晴らしいこの力があれば・・・」

 

「さて、プリキュア達よ消えたミラクルンの事を教えて貰おうか?」

 

「「ええ――ミラクルンが消えたのーー」」

 

先輩プリキュア達はリフレインの言葉に驚いていた。

 

「リフレイン何故、ミラクルンが消えたと知ってるの?」

 

キュアグレース達がリフレインに聞く。

 

「「ええ――グレース達もミラクルンが消えた事を知ってるの?」」

 

「先輩達後で説明しますから大きく反応しないで」

 

「「うう、わかったよ」」

 

先輩達は、スパークルの言葉でグレースとリフレインのやり取りに集中した。

 

「貴方本当にリフレインなの?」

 

「最初の時にはみせなかったその怪物をよく知っているようだったけど?」

 

「「そう言えばそうだよ」」

 

「フフ、流石だなキュアグレース。だが私は進化したのだよ」

 

「進化したですって」

 

「そうその通りだ、キュアフォンテーヌ私は君達の時間を戻した後にミラクルンが次元の穴を見つけてそこに行こうとした時に私の前に次元の穴から怨霊と言ってもいい魂を私は吸収したのだ」

 

「「ええ――」」

 

「「「やっぱり融合世界の降魔の力とメガビョーゲンの力がリフレインと言う素体に2つの力が融合したんだね」」」したのね」

 

「ほう、お前達はこの力が流れて来た世界の事を知っているようだな」

 

「知ってるけどリフレイン貴方にはその世界には行かせない」

 

!!

 

「成程キュアグレースお前はいや、お前達3人はメガ降魔を見るのは初めてではないのか?」

 

「そうかそう言う事か、キュアグレースお前は異世界に行った事がありそこでメガ降魔と戦った事があるのだな」

 

「「ええ――それ本当なの?グレース」」

 

先輩達がリフレインの話を聞き驚いてグレースに確認する。

 

「ええ、事実です先輩ですので今のメガリフレインにはメガビョーゲンの力も使えるので十分気をつけてください」

 

「「了解」」

 

そしてプリキュア達とメガリフレインの戦いが始まった。

 

「今回のスカイランドの事件はリフレインのイベントに似た感じがあったので・・・」

 

「はなさんに説明した感じでヒントを出したんですよ」

 

「「「そうだったんだ」」」

 

「そうですね後ソラさんの精神的にやられてたので大事な物を見てなかったので」

 

「流石に隊長はアンダーグ帝国が助けていていずれ敵になりますなんて言えませんよ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「そんな事が起きるの?」

 

「ええ、起きますよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

移動中のプリキュア達前編

「ええ、事実です先輩ですので今のメガリフレインにはメガビョーゲンの力も使えるので十分気をつけてください」

 

「「了解」」

 

そしてプリキュア達とメガリフレインの戦いが始まった。

 

「今回のスカイランドの事件はリフレインのイベントに似た感じがあったので・・・」

 

「はなさんに説明した感じでヒントを出したんですよ」

 

「「「そうだったんだ」」」

 

「そうですね後ソラさんの精神的にやられてたので大事な物を見てなかったので」

 

「流石に隊長はアンダーグ帝国が助けていていずれ敵になりますなんて言えませんよ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「そんな事が起きるの?」

 

「ええ、起きますよ」

 

「ただ、スカイランド視点から見てのアンダーグ帝国は敵ですが、特殊遊撃部隊から見てアンダーグ帝国が敵と判断するには早いと思っているので注意して下さいね」

 

「「「「うん何となくそう感じたよ」」」」

 

「まだヒーリングガーデンとビョーゲンズの構図の方が簡単だと感じたよ」

 

「それはそうですね。ウイルスと生物は共存がほぼ無理ですからね」

 

「まあ、人間の体内に住んでいる者達は違いますがね」

 

「「「確かに」」」

「お久しぶりですヨヨさん」

 

「あ、直哉さん久しぶりね今日はどうしたの?」

 

「ああ、ソラさん達がスカイランドに行けるようになったので見回りのようなものですよイベントに違いのないかね」

 

「そう、それなら直哉さん達もスカイランドに行ってくれない?」

 

「一応聞きますけど何故ですか?」

 

「少し厄介な事が起きたのよ。アンダーグ帝国が・・・」

 

「あの時医療のプリキュアの敵のメガビョーゲンだったかしらランボーグ以外にメガビョーゲンをも使っているとましろさんから連絡を受けたの」

 

「成程そう言う事なら医療のプリキュア達を呼びに行きます」

 

「助かるわ」

 

そして直哉はキュアグレース達を呼びに戻った。

 

「どちらにしろこれでソラシド市忍土ることが出来ますし、融合世界に戻ったら・・・」

「聖羅お姉さんここは巴里だよね?」

 

「そうみたいねだけど私達の知る巴里ではないみたいね」

 

聖羅と名乗る少女がそう言った直後亜種型メガビョーゲンが出現したのだった。

 

「聖羅お姉さん見た事のない怪物がいっぱい出たよ」

 

「何よこいつ気持ち悪いわね」

 

「お姉さんどうして戦わないの?お姉さんなら楽勝なのに」

 

「確かに単純に倒すだけなら簡単だけど、恐らくここは異世界だとして動くわよ」

 

「ハニーお姉様もここにいるかも知れないしね」

 

聖羅が一緒にいる少年に話をしていると・・・」

 

「だああああ」

 

と言いながら亜種型メガビョーゲンを殴り飛ばす響達がやって来た。

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「何故お前達がお姉様を知っている?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「ええ――直哉君があの子と1つになった――嘘でしょう」

 

ハニーと言う女性はこの場で起きた事に対して驚いていた。

 

「すみませんが僕は、ハニーさんの知る直哉ではありません」

 

直哉がハニーに言う。

 

「あの2人と会わないといけませんしね」

 

直哉がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第71章 第2部 跳ばされてきた世界編
移動中のプリキュア達後編


「だああああ」

 

と言いながら亜種型メガビョーゲンを殴り飛ばす響達がやって来た。

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「何故お前達がお姉様を知っている?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「ええ――直哉君があの子と1つになった――嘘でしょう」

 

ハニーと言う女性はこの場で起きた事に対して驚いていた。

 

「すみませんが僕は、ハニーさんの知る直哉ではありません」

 

直哉がハニーに言う。

 

「あの2人と会わないといけませんしね」

 

直哉がそう言う。

 

「どうして如月直哉君に会うの?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「こちらの管理者は、貴方達の敵パンサークロー倒れるまでは保証はすると思うけどその後は知らないわ。特に調停者の君はね」

 

「そんな・・・」

 

「成程そう言う意味で僕の扱いに悩んでいたんですね。最悪ハニーお姉さん達をその世界に行かせればいいだけですからね」

 

「そうですね。もしその世界に如月ハニーの存在がなければですが」

 

「あ、そうでしたね」

 

「つまり私達と来たパンサークローを先に倒さないと色々面倒になるのね」

 

「そうですね」

 

「つまり僕達が連れて来たパンサークローを倒せてもこちらにハニーお姉さんの世界が動き出せば主役不在の為代役として戦わされるかもしれないと言う事ですか?」

 

「簡単に言えばそう言う事になるわね。最悪の場合ね」

 

「そんなのずるいですよ。仮にそう言う事になったら僕以外がこちらの融合世界に住めると言う事になるじゃないですか?エステルさん

 

「そういう事になるわね」

 

「そう言う事が通るなら僕と今来ていない調停者の役割も交代できますよね?」

 

「まあ管理者が良いと言えば出来るわね」

 

「だったら・・・」

 

「残念だけどそれは出来ないわ」

 

その時トワがやって来た。

 

「トワあんた動いていいの?」

 

「大丈夫よ・・・さて並行世界の融合世界から来た偽りの調停者の如月直哉君初めまして、私はトワよこちらの融合世界の管理者をしている1人の神よ」

 

「ええ――こちらの融合世界では複数の管理者がいるんですか?」

 

「そうよ、そして私達の所に連絡が来たの並行世界の融合世界管理者からね」

 

!!

 

「並行世界の融合世界の管理者がこう言ってたわ。如月直哉の調停者の資質がないと判断したためにこちらの融合世界にパンサークローと共に転移をさせたと連絡があったの」

 

「そろそろあの事実を伝えても大丈夫なのとハニーさんの守護者の仕事を継続してやる事を伝える事をしないといけないので」

 

「如月直哉君も元調停者なのでその部分は知る権利があるので・・・と言ってもどうやら僕達5人はすんなり融合世界に戻る事は出来そうになさそうですね」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

直哉がそう言うと簡易ゲート不安定となり5人は簡易ゲートが偶然繋いだ世界に放り投げてしまうのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

飛ばされた先の世界で見たもの1

「残念だけどそれは出来ないわ」

 

その時トワがやって来た。

 

「トワあんた動いていいの?」

 

「大丈夫よ・・・さて並行世界の融合世界から来た偽りの調停者の如月直哉君初めまして、私はトワよこちらの融合世界の管理者をしている1人の神よ」

 

「ええ――こちらの融合世界では複数の管理者がいるんですか?」

 

「そうよ、そして私達の所に連絡が来たの並行世界の融合世界管理者からね」

 

!!

 

「並行世界の融合世界の管理者がこう言ってたわ。如月直哉の調停者の資質がないと判断したためにこちらの融合世界にパンサークローと共に転移をさせたと連絡があったの」

 

「そろそろあの事実を伝えても大丈夫なのとハニーさんの守護者の仕事を継続してやる事を伝える事をしないといけないので」

 

「如月直哉君も元調停者なのでその部分は知る権利があるので・・・と言ってもどうやら僕達5人はすんなり融合世界に戻る事は出来そうになさそうですね」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

直哉がそう言うと簡易ゲート不安定となり5人は簡易ゲートが偶然繋いだ世界に放り投げてしまうのだった。

 

「あっ起きましたかのどかさん」

 

「直哉君ここは・・・」

 

「わかりませんただ・・・」

 

「フフ、今さらその程度の技でこの桜花・放神を止められると思うなーー」

 

 

そしてアカシックバスターと桜花放神がぶつかりあった。

 

 

「ぐうっ圧されるまずい」

 

「あはは、死ね死ね紫藤飛鳥と直哉ーーーー」

 

 

「「「「「「「「キャアア」」」」」」」」」

 

 

夜叉の乗る黒いヴァリマールの力と夜叉の復讐心が飛鳥とサイバスターの力を上まわり黒いヴァリマールによってサイバスターとプリキュア達の姿は消えていた。

 

「俺達はあの時死んだと思っていたんだ。そして君達に助けて貰うまでの記憶がないんだ」

 

 

「そんな!!ラビリン今まででそんな事例はあるの?」

 

 

「そんな事例は今まで聞いたことないラビ、その上メガビョウゲーンにになっている人間がいるなんて」

 

!!

 

もしかして、あの神山さん失礼ですけど上半身を見せて下さい」

 

「いい!!どうして」

 

「とても大事な事なんですお願いします」

 

 

そしてグレースが神山の体の見ると蠍の黒い点が神山の心臓に到達していた。

 

 

!!

 

「やっぱりあったよラビリン」

 

「直哉君がシンドイーネに付けられた蠍型の黒い点が」

 

「そうすると直哉の予測は当たっていたラビね」

 

「うんそうするとメガビョウゲーンとの戦いに神山さん達を参加させるわけにはいかないね」

 

 

「でもワイズマンが違う方法で人間を使ったメガビョウゲーン以上の存在を作るかもラビ」

 

 

GOOOGOOO

 

その時グレース達の前にデモンゴーレムの野生版が現れた。

 

 

「うわあ岩の怪物だーー」

 

 

「落ち着いて下さい誠兄さん」

 

 

「「あれはデモンゴーレム」ラビ」

 

 

グレースとラビリンはその時の事を思い出していた。

 

なっサイバスターまた私の邪魔をするのか?デモンゴーレムサイバスターを倒せ」

 

ルオゾールがそう言って100体のデモンゴーレムに命令するが・・・。

 

「もしかすると地底世界に来たのかも知れないですね」

 

「もう少し状況確認をしましょうか」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

飛ばされた先の世界で見たもの2

「でもワイズマンが違う方法で人間を使ったメガビョウゲーン以上の存在を作るかもラビ」

 

GOOOGOOO

 

その時グレース達の前にデモンゴーレムの野生版が現れた。

 

 

「うわあ岩の怪物だーー」

 

「落ち着いて下さい誠兄さん」

 

「「あれはデモンゴーレム」ラビ」

 

グレースとラビリンはその時の事を思い出していた。

 

なっサイバスターまた私の邪魔をするのか?デモンゴーレムサイバスターを倒せ」

 

ルオゾールがそう言って100体のデモンゴーレムに命令するが・・・。

 

「もしかすると地底世界に来たのかも知れないですね」

 

「もう少し状況確認をしましょうか」

 

「そうだね今回は5人全員揃ってるし」

 

暫くして・・・

 

「そうですがここは地底世界と繋がっている地球なのかも知れませんね」

 

「えっそれって・・・」

 

もう一機のサイバスターが出てきてから事態は急変していた。

 

「まさかこんなに早くサイバスターが来るのは想定外でしたな。マサキ殿方向音痴は克服したのですか?」

 

「「「「方向音痴」」」」

 

ルオゾールの言葉にその場にいた直哉達の全員が驚いていた。

 

「うるせールオゾール何で俺がお前にそんな事を心配されないと行けねえんだ?」

 

「おやおや、マサキ殿がラ・ギアスに来てからの付き合いですからね。それなりの付き合いですね」

 

「ねえ、ヨシュア私達戦いをしてたわよね?」

 

「うん、その筈だよエステル」

 

「フフ、名残惜しいですが彼女はいずれお迎えにあがります」

 

「誰がお前に渡すかよ」

 

そして咒靈機ナグツァートに乗るルオゾールは再び次元の裂け目に入り、こちらの世界から撤退した。

 

それと同時に帝都の上空に出来ていた次元の裂け目は消滅したのだった。

 

「ここがマサキさんが地底世界に召喚される前に住んでいた世界なの?」

 

「どうやらそのようですね。そしてDCという組織と地球連邦軍が戦争をしているようですね」

 

「そんな・・・」

 

「おやおや久しぶりですねグレースさん」

 

「え、まさか・・・シュウさん」

 

「そうですよあれ以来ですね」

 

「こちらのサイバスターは行方不明なのでそこは仕方ない部分がありますが、貴女達の世界のサイバスターが調べられると不味いのでは?」

 

「それは・・・」

 

「少なくとも貴女達の世界には、魔装機神をコピーする事の出来ると言う技術があると知られる方が貴女達にはまずくないですか?」

 

 

「それは・・・そうですがどうして私達を助けてくれるんです?」

 

「それは先ほども言いましたが」

 

 

 

「それにキュアグレースさん貴女の世界について私も少し興味を持ってしまったので教えて貰えますか?」

 

「それは今は出来ません。別にシュウさんが信頼出来ないと言う訳ではありませんが、こちらの世界に新たな混乱を起こす事になり得ますから」

 

「私自身も研究者なので知らない力や機能に興味を持っていますからね」

 

 

「わかりました。仲間に相談をして良ければ、シュウさんに情報として提供します」

 

 

「そうですか、ありがとうございますグレースさん」

 

 

「あまり期待しないでくださいね」

 

 

そしてグレースはシュウと別れ雨宮さくらと神山誠十郎のいる場所に移動を開始した。

 

 

「ねえ、ラビリンシュウさんが言ってたことは本当かな?」

 

 

「それは本当だと思うラビ、あの映像にスパークルとフォンテイーヌが少し写っていたラビ」

 

 

「ええーーそうなの?」

 

 

「そうラビ、正直シュウさんは少し怪しいけど今のラビリン達にはあの人の情報は必要ラビ」

 

 

「それに地底世界に来てからプリキュアの変身が解除出来ないから気をつけてラビ」

 

 

「今回はどうしてこちらに?」

 

シュウがのどかに聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

5人DCの元へ

「あまり期待しないでくださいね」

 

そしてグレースはシュウと別れ雨宮さくらと神山誠十郎のいる場所に移動を開始した。

 

「ねえ、ラビリンシュウさんが言ってたことは本当かな?」

 

「それは本当だと思うラビ、あの映像にスパークルとフォンテイーヌが少し写っていたラビ」

 

「ええーーそうなの?」

 

「そうラビ、正直シュウさんは少し怪しいけど今のラビリン達にはあの人の情報は必要ラビ」

 

 

「それに地底世界に来てからプリキュアの変身が解除出来ないから気をつけてラビ」

 

「今回はどうしてこちらに?」

 

シュウがのどかに聞く。

 

のどかが答える。

 

暫くして・・・

 

「成程そう言う理由なら私が協力しているDCに来ませんか?」

 

「え、でも戦争を仕掛けているんですよね?DCは」

 

「ええ、ですが意味もなくしているわけではありませんよ」

 

「こちらの地球人を自分達の駒として使おうとしている異星人がいるんですよ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「ふむそう言う理由ならシュウさんを信じて見てもいいでしょうね」

 

「直哉君いいの?

 

「良いですよ。シュウさん確認したい事もあるので」

 

「なんでしょうか?」

 

「果たしてどうかな?出でよ降魔」

 

 

ヴォルクルスがそう言うと大量の降魔が出現した。

 

「「「「「「ええーー降魔ーー」」」」」」

 

 

3人のプリキュアと誠十郎達は降魔の出現に驚いていた。

 

「フフ、我は融合世界に現れてからこちらに戻るまでに、脇侍と降魔を取り込み自身の力として使えるようになったのだ」

 

 

「「「何だってーー」」」

 

「さて我は高見の見物の前に裏切り者の始末をするか」

 

 

「覚悟はいいかシュウ・シラカワ?」

 

 

「くっこれはまずいですね。異世界の戦力を取り込んだヴォルクルスの存在は想定外です」

 

「グレース急いでシュウさんの元に行って」

 

「でもあれだけの脇侍と降魔がいたら間に合うかわからないよ」

 

「それでも行くのよ。グレース貴女はシュウさんの事を信じてるんでしょう」

 

「フォンテイーヌ・・・」

 

「わかった」

 

「ですが、どうやら間に合ったようですよグレースさん」

 

「ええーー」

 

 

「死ね裏切り者」

 

ヴォルクルスはグランゾンに最後の攻撃をしたその時・・・

 

!!

 

ヴォルクルスの攻撃が当たる前に2体の霊子甲冑がグランゾンを守るように現れた。

 

「あのーーこちらの地上もしくは地底世界にヴォルクルスがあれ以降出現しました?」

 

「いえしてませんねそれが何か?」

 

「そうですか実は・・・」

 

 

「成る程わかりました私達は、サイバスターとザムジードを援護しながら戦えばいいんですね」

 

 

「ちょっと待ってくれその役目俺達にも手伝わせてくれないか?」

 

「神山さん・・・いいんですか?」

 

「ああ、勿論だよキュアグレース」

 

 

「はいはい、私達も手伝いますよグレースさん」

 

 

「ありがとうねサマー」

 

 

「それでは皆さん行きましょう。邪神ヴォルクルスを倒す為に」

 

 

「「「「「「「「「おーー」」」」」」」」」

 

 

そして2組のプリキュアと新生帝国華撃団はサイバスターとザムジードを援護する為に向かった。

 

 

「グオオオ」

 

ヴォルクルスがサイバスターに近接攻撃を仕掛ける。

 

 

「くっ早い回避が出来そうにない。こうなったらディスカッター」

 

 

サイバスターは、ヴォルクルスの近接攻撃を受けた。

 

 

「グオオオ」

 

 

「ぐうっ負けるか、カロリックミサイル」

 

「ガアアア」

 

 

ヴォルクルスがサイバスターのミサイル攻撃に怯んだ隙をザムジードの超振動拳が追い打ちをかける。

 

 

だがしかし、ヴォルクルスに対して決定的なダメージを与えられずにいた。

 

 

「飛鳥ちゃんどうする?」

 

「・・・薫コスモノヴァを使うから時間を稼いで」

 

「ええ――飛鳥ちゃんその技は使えないんじゃ」

 

 

「フッフッフなかなか面白いぞ。サイバスターとザムジード」

 

 

!!

 

「「この声はまさかヴォルクルス?」」

 

「その通りだ紫藤飛鳥と真宮寺薫」

 

 

!!

 

「「ヴォルクルスが私達の名前を」」

 

その時2組のプリキュアと新生帝国華撃団が、飛鳥達に合流した。

 

 

「飛鳥ちゃん薫ちゃん大丈夫?」

 

 

「ほう、キュアグレースと紫藤直哉もこの世界に来ていたのだったな。ならばこの場にいる全ての者よきえうせろ。この技は私の技ではないが食らうがいい。ブラックホールクラスター」

 

 

「「ええ――それはグランゾンの」」

 

「だから言っただろうブラックホールに飲み込まれるがいい」

 

 

「直哉君どういたらいいの?」

 

「この状況に打開策があるとすれば、ブラックホールクラスターと同等もしくはそれを超える技で消滅させるしかありません」

 

「そんな」

 

 

そしてヴォルクルスがブラックホールクラスターを地上に向けてはなった。

 

 

「薫・・・私やるよ」

 

 

「飛鳥ちゃん」

 

「サイバスター私に力をかして・・・行くぞ!!ヴォルクルスコスモノヴァ発射」

 

 

「うおおお。コスモノヴァだと、紫藤飛鳥め小癪な真似を・・・だがこの2つの技により次元に穴が開くだろう」

 

 

ヴォルクルスがそう言った直後次元の穴が開き、その場にいるもの全てが次元の穴にに吸い込まれた。

 

「僕達は融合世界ではない世界でヴォルクルスと戦ったので」

 

「何ですって!!」

 

シュウが直哉の言葉に驚いていた。

 

その後全員でDCの基地に向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

異星人が介入する地球

DC基地内部総帥の部屋にて・・・

 

「シラカワ博士戻ったか」

 

「はい友人がこちらに来たので迎えに行ったのです」

 

「成程・・・地底世界の関係者か」

 

「そうですね」

 

「ご挨拶が遅れてすみません。自分は花寺直哉と申します。ビアン・ゾルダーク総帥閣下」

 

「いや構わぬよ普通にしてくれ」

 

「・・・わかりました」

 

「して貴殿がこちらに来た理由は?」

 

「そうでした・風の魔装機神がシュウを追いかけて地上に来たと言う情報を掴んだので」

 

「成程」

 

「流石だなシラカワ博士まさか君が異世界人とも交流があるとは」

 

「あら知ってましたか?」

 

「ああ、リューネから聞いていた」

 

「そうだったな、キュアグレースお前だけだと、ヒーリングオアシスは打てなかったな」

 

「今の我にはその程度の技は効かんぞ」

 

「食らうがいい、ケルヴィンブリザード」

 

!!

 

イシュメルガが、ケルヴィンブリザードを放つと、イシュメルガマリアを中心にしたエリアが全て氷漬けとなった。

 

 

 

当然グレースが放った。「プリキュア!スカイヒーリングフラワー!」も氷漬けになり消失した。

 

 

 

「きゃああああ。直哉君ラビリン大丈夫?」

 

 

 

「グレースさんこの技はサイバスターとザムジードと同じ水の魔装機神の技です。可能な限り凍結しないようにして下さい」

 

 

 

「「わかった」わかったラビ」

 

「うううう」

 

「ほう、人間の分際でこの技を耐えるか」

 

 

 

イシュメルガはそう言うと、ケルヴィンブリザードを止めた。

 

 

 

「はあ、はあイシュメルガ貴女がどうしてその技を使えるのその技は・・・」

 

 

 

グレースが、イシュメルガに聞く。

 

 

 

「まあいいだろ。紫藤直哉は予測はしているだろうから教えよう、我は地底世界ラ・ギアスに行き水の魔装機神を取り込んだのだ」

 

「一体何の為に?」

 

「それはな、我の物であった漆黒のヴァリマールをワイズマンから奪い返す為だ。さあとどめと行くか、出でよダークガッテス。ハイドロプレッシャー発射」

 

イシュメルガマリアは、闇に染まった水の魔装機神ガッテスを呼び出しグレースにとどめをさす為の一撃を放った。

 

「グレースさん回避を」

 

 

「駄目、寒さで体が動かないよ」

 

!!

 

「そうか、イシュメルガマリアの目的はグレースさんの体温を奪って確実にハイドロプレッシャーで倒す作戦だったのか」

 

 

「今から僕がグレースさんの体内に入っても時間がたりない。どうすれば・・・」

 

「おいおい、諦めるの早くないか?」

 

「そうだよ。食らいな!!クロスマッシャー」

 

「「「え、どうして貴方達がここにいるんですか?マサキさんとリューネさん」」ラビ」

 

「もしかしてビアン博士はリューネさんのお父さんですか」

 

「そうだ」

 

「あの時はお世話になりました」

 

「まあ君達が知るリューネはこのDC戦争後のリューネだろうがな」

 

「成程僕達は地底世界と繋がっている世界の過去に来ているんですね」

 

「そうだ、DCについては聞いているか?」

 

「はい」

 

「成程そう言う理由なら私が協力しているDCに来ませんか?」

 

「え、でも戦争を仕掛けているんですよね?DCは」

 

「ええ、ですが意味もなくしているわけではありませんよ」

 

「こちらの地球人を自分達の駒として使おうとしている異星人がいるんですよ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「ふむそう言う理由ならシュウさんを信じて見てもいいでしょうね」

 

「直哉君いいの?

 

「良いですよ。シュウさん確認したい事もあるので」

 

「なんでしょうか?」

 

「僕達は融合世界ではない世界でヴォルクルスと戦ったので」

 

「何ですって!!」

 

シュウが直哉の言葉に驚いていた。

 

「その時に聞きました」

 

「そうか異世界の人間として私は悪に見えるか?」

 

「それは見えませんよ。ただDCを手に入れたいと考えている人間がDC内部にいますが」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ビアン博士の思惑

「ええ、ですが意味もなくしているわけではありませんよ」

 

「こちらの地球人を自分達の駒として使おうとしている異星人がいるんですよ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「ふむそう言う理由ならシュウさんを信じて見てもいいでしょうね」

 

「直哉君いいの?

 

「良いですよ。シュウさん確認したい事もあるので」

 

「なんでしょうか?」

 

「僕達は融合世界ではない世界でヴォルクルスと戦ったので」

 

「何ですって!!」

 

シュウが直哉の言葉に驚いていた。

 

「その時に聞きました」

 

「そうか異世界の人間として私は悪に見えるか?」

 

「それは見えませんよ。ただDCを手に入れたいと考えている人間がDC内部にいますが」

 

「でもビアン博士はそれすらもわかった上で好きにさせているように感じますが」

 

「フッ君にもそう見えるか?」

 

「はい、実際にお年寄りの博士に絡まれる可能性があったので」

 

「ああ、アードラ博士か」

 

「確かに彼等の研究はそう遠くない未来にDCの理念を忘れ暴走するだろうな」

 

「そんな彼等の野望ごとDCを止める者が現れる事をワシは期待している」

 

「成程ビアン博士は自分が悪になる事で異星人に負けない地球人の軍隊を作り出そうとしているんですね、そして地球の内乱として見せれば異星人側が早急に地球に手を出さないだろうと考えての事なんですね」

 

「君みたいに察しが良い人間だけならどれだけ楽か・・・」

 

「いやいやそんな人ばかりだと個性が無くて面白くないですよ」

 

「シュウさんもそう思いませんか?」

 

「そうですね私としたらマサキのような相手はしたくないですね」

 

「光武があれば」

 

「二人とも、諦めなければこんな状況は平気へっちゃらさ」 

 

「ふんいきがりおって」

 

その時声が空からした。

 

「あーそのセリフ私のーー」

 

「なんだーー」

 

「ふん」

 

「ゲーー」

 

「こんなところでおばちゃん吐いたら、みっともないわよ」

 

その時紅のミロクにグレ響のミロクの腹部への一撃でミロクは膝をついた。

 

「おい、二人の響急いで銀座に戻るぞ」

 

「待ってくれ響君銀座で何が起きてるのかい?」

 

 

「大神さん。今銀座にメガビョウゲーンが出現しています。私達はこちらに到着する帝国華撃団が到着するまでの援護を直哉さんから依頼されたので来ました」

 

「「「何だってーーメガビョウゲーンが銀座に」」ですって」

 

「メガビョウゲーンの方は気にしないで今は、目の前にいる黒之巣会に集中してください大神さん」

 

「ああ、わかった響君」

 

「くっおのれーー」

 

「おや、年のわりには回復が早いねおばちゃん」

 

「誰がおばちゃんだー許さんぞ小娘共ーー」

 

「流石もう一人の私だ。人を怒らせるの上手いな」

 

「残念だが、私達の役目はここまでだおばちゃん」

 

「何だと!!」

 

グレ響の言葉に反応をしたミロクが空を見ると、そこには帝国華撃団が持つ飛行船の翔鯨丸が存在し帝国華撃団のそれぞれの光武が地上に降り立つのだった。

 

「「「「帝国華撃団参上!!」」」」

 

「おいおい皆と結構離れてるぜ」

 

「さくらさんもう少しなんとか出来なかったの」

 

「すみません。地形的にここしか降りられなかったんです」

 

「全く」

 

「仕方ない。別れてミロクを倒すぞ皆」

 

「「「「「「了解」」」」」」

 

 

「それでは大神さんこちらは帝国華撃団に任せますね」

 

「ああ、任せてくれ」

 

そう言って二人の響はサイバスターに飛び乗り銀座に向かうのだった。

 

「マサキさんですか僕としては助けられましたけどね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉の予測とこれからについて前編

グレ響の言葉に反応をしたミロクが空を見ると、そこには帝国華撃団が持つ飛行船の翔鯨丸が存在し帝国華撃団のそれぞれの光武が地上に降り立つのだった。

 

「「「「帝国華撃団参上!!」」」」

 

「おいおい皆と結構離れてるぜ」

 

「さくらさんもう少しなんとか出来なかったの」

 

「すみません。地形的にここしか降りられなかったんです」

 

「全く」

 

「仕方ない。別れてミロクを倒すぞ皆」

 

「「「「「「了解」」」」」」

 

「それでは大神さんこちらは帝国華撃団に任せますね」

 

「ああ、任せてくれ」

 

そう言って二人の響はサイバスターに飛び乗り銀座に向かうのだった。

 

「マサキさんですか僕としては助けられましたけどね」

 

「ほうそんな事があったんですか?」

 

「ええ、後シュウさんリューネさんマサキさんは恐らく・・・」

 

「今から僕がグレースさんの体内に入っても時間がたりない。どうすれば・・・」

 

「おいおい、諦めるの早くないか?」

 

「そうだよ。食らいな!!クロスマッシャー」

 

「「「え、どうして貴方達がここにいるんですか?マサキさんとリューネさん」」ラビ」

 

「うおおおおお。何のこれしき」

 

そして、ダークガッテスの放ったハイドロプレッシャーは、リューネ・ゾルダークが乗るヴァルシオーネRのクロスマッシャーにより相殺したのだった。

 

「マサキさんとリューネさんに僕達の記憶があるのはこの時の事が僕達が来た事で思いだされた可能性がありますね」

 

「グレース急いでシュウさんの元に行って」

 

「でもあれだけの脇侍と降魔がいたら間に合うかわからないよ」

 

 

「それでも行くのよ。グレース貴女はシュウさんの事を信じてるんでしょう」

 

 

「フォンテイーヌ・・・」

 

「わかった」

 

 

「ですが、どうやら間に合ったようですよグレースさん」

 

「ええーー」

 

 

「死ね裏切り者」

 

ヴォルクルスはグランゾンに最後の攻撃をしたその時・・・

 

!!

 

ヴォルクルスの攻撃が当たる前に2体の霊子甲冑がグランゾンを守るように現れた。

 

 

「なっ貴様達はあの時の帝国華撃団か?)

 

「なっ嘘だろあの人達は」

 

「嘘!!まさか旧帝国華撃団の人達なの」

 

「直哉君お待たせ真空寺さくらと大神一郎紫藤家の当主の要請によりただいま参上しました」

 

 

「久しぶりだね直哉君」

 

「ええ、そうですねお二方聞いて下さい。今この場に出ている。脇侍と降魔はそこにいる方ヴォルクルスと言う邪神の仕業でそいつは以前紅のミロクを取り込んだやつです」

 

「「何だってーー」」

 

「成程自分にはこの経験があるから君達を見つけることが出来た?」

 

「恐らくそう言う事でしょうねそして・・・」

「くっ早い回避が出来そうにない。こうなったらディスカッター」

 

 

サイバスターは、ヴォルクルスの近接攻撃を受けた。

 

 

「グオオオ」

 

 

「ぐうっ負けるか、カロリックミサイル」

 

「ガアアア」

 

 

ヴォルクルスがサイバスターのミサイル攻撃に怯んだ隙をザムジードの超振動拳が追い打ちをかける。

 

 

だがしかし、ヴォルクルスに対して決定的なダメージを与えられずにいた。

 

 

「飛鳥ちゃんどうする?」

 

「・・・薫コスモノヴァを使うから時間を稼いで」

 

「ええ――飛鳥ちゃんその技は使えないんじゃ」

 

 

「フッフッフなかなか面白いぞ。サイバスターとザムジード」

 

 

!!

 

「「この声はまさかヴォルクルス?」」

 

「その通りだ紫藤飛鳥と真宮寺薫」

 

 

!!

 

「「ヴォルクルスが私達の名前を」」

 

その時2組のプリキュアと新生帝国華撃団が、飛鳥達に合流した。

 

 

「飛鳥ちゃん薫ちゃん大丈夫?」

 

 

「ほう、キュアグレースと紫藤直哉もこの世界に来ていたのだったな。ならばこの場にいる全ての者よきえうせろ。この技は私の技ではないが食らうがいい。ブラックホールクラスター」

 

 

「「ええ――それはグランゾンの」」

 

「だから言っただろうブラックホールに飲み込まれるがいい」

 

 

「直哉君どういたらいいの?」

 

「この状況に打開策があるとすれば、ブラックホールクラスターと同等もしくはそれを超える技で消滅させるしかありません」

 

「そんな」

 

 

そしてヴォルクルスがブラックホールクラスターを地上に向けてはなった。

 

 

「薫・・・私やるよ」

 

 

「飛鳥ちゃん」

 

「サイバスター私に力をかして・・・行くぞ!!ヴォルクルスコスモノヴァ発射」

 

「うおおお。コスモノヴァだと、紫藤飛鳥め小癪な真似を・・・だがこの2つの技により次元に穴が開くだろう」

 

ヴォルクルスがそう言った直後次元の穴が開き、その場にいるもの全てが次元の穴にに吸い込まれた。

 

「そして僕達が戦ったヴォルクルスが現れるかも知れませんね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉の予測とこれからについて後編

「直哉君どういたらいいの?」

 

「この状況に打開策があるとすれば、ブラックホールクラスターと同等もしくはそれを超える技で消滅させるしかありません」

 

「そんな」

 

そしてヴォルクルスがブラックホールクラスターを地上に向けてはなった。

 

「薫・・・私やるよ」

 

「飛鳥ちゃん」

 

「サイバスター私に力をかして・・・行くぞ!!ヴォルクルスコスモノヴァ発射」

 

「うおおお。コスモノヴァだと、紫藤飛鳥め小癪な真似を・・・だがこの2つの技により次元に穴が開くだろう」

 

ヴォルクルスがそう言った直後次元の穴が開き、その場にいるもの全てが次元の穴にに吸い込まれた。

 

「そして僕達が戦ったヴォルクルスが現れるかも知れませんね」

 

「そうでもなければ、地底世界に繋がる地球に来た事自体異常ですしね」

 

「君は自分がこの世界において一種の歪みと考えているのか?」

 

「ええ、そうですねここが・・・」

 

「ほう、マサキが消えたと思ってこの周囲を調べたら面白い人物を見つけましたね」

 

「ご主人様助けるつもりですか?あんな得体の知らない者達を?」

 

「チカ、少なく共あの者達は得体の知らない者ではありませんよ」

 

 

「それでは行きますよチカ」

 

そして青年はデモンゴーレムと戦いをしている誠十郎達の元にやって来てデモンゴーレムを破壊した。

 

 

デモンゴーレムとの戦闘後・・・

 

「所で貴女達はどうしてここにいるんですか?ここはこの世界に存在する魔装機神が行方不明になった場所です」

 

「そんな場所で何をしていましたか?」

 

「「魔装機神」」

 

「待って下さい。貴方の名前を先に教えて下さい」

 

「ああそうでしたね。私の名前はシュウ・シラカワと言います」

 

「私はキュアグレースです)

 

「ラビリンはヒーリングアニマルラビ」

 

「ほう、これは珍しい生き物ですね、ヒーリングアニマルと言う種族は見たことありませんよ」

 

「以前来た地底世界なら僕達の行動決定に変化があったのかも知れませんが」

 

「そうか君達はこれからどうするんだ?」

 

「そうですね今の段階では本来の世界に戻れないので、暫くはシュウさんと同じようにDCにお世話になりたいと考えてますが・・・」

 

「まあ僕達の力は戦争には不向きですから、ただの一般人として生活をしていきますよ」

 

「それにシュウさんといれば・・・」

 

「まさかこんなに早くサイバスターが来るのは想定外でしたな。マサキ殿方向音痴は克服したのですか?」

 

「「「「方向音痴」」」」

 

ルオゾールの言葉にその場にいた直哉達の全員が驚いていた。

 

「うるせールオゾール何で俺がお前にそんな事を心配されないと行けねえんだ?」

 

「おやおや、マサキ殿がラ・ギアスに来てからの付き合いですからね。それなりの付き合いですね」

 

「ねえ、ヨシュア私達戦いをしてたわよね?」

 

「うん、その筈だよエステル」

 

「フフ、名残惜しいですが彼女はいずれお迎えにあがります」

 

「誰がお前に渡すかよ」

 

そして咒靈機ナグツァートに乗るルオゾールは再び次元の裂け目に入り、こちらの世界から撤退した。

 

「マサキさんや邪神ヴォルクルスについて何か得る事があるかもしれないので」

 

「成程」

 

その後直哉とビアンの話し合いが終わった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

老人と子供達

「それにシュウさんといれば・・・」

 

「まさかこんなに早くサイバスターが来るのは想定外でしたな。マサキ殿方向音痴は克服したのですか?」

 

「「「「方向音痴」」」」

 

ルオゾールの言葉にその場にいた直哉達の全員が驚いていた。

 

「うるせールオゾール何で俺がお前にそんな事を心配されないと行けねえんだ?」

 

「おやおや、マサキ殿がラ・ギアスに来てからの付き合いですからね。それなりの付き合いですね」

 

「ねえ、ヨシュア私達戦いをしてたわよね?」

 

「うん、その筈だよエステル」

 

「フフ、名残惜しいですが彼女はいずれお迎えにあがります」

 

「誰がお前に渡すかよ」

 

そして咒靈機ナグツァートに乗るルオゾールは再び次元の裂け目に入り、こちらの世界から撤退した。

 

「マサキさんや邪神ヴォルクルスについて何か得る事があるかもしれないので」

 

「成程」

 

その後直哉とビアンの話し合いが終わった。

 

そして直哉とシュウは・・・

 

「シュウさんさっき言っていたアードラ博士のラポに興味があるんですが」

 

「なら行きますか?」

 

「ああいいえ直接行かなくて良いですよ。ここまで都合よく戦争と言う物で使われる技術開発が盛んなので、言い方が悪いですが戦災孤児らを誘拐などで集めて新型機への実験もしくは戦災孤児自身に行う実験をしてると思いますしね」

 

「成程間違いではありませんね」

 

「ただ心配なのは、老人達の都合で運命を変えられた子供達ですね」

 

「全員がDC戦争でいなくなればいいのですが生き残ったらそれもまた地獄ですから」

 

直哉は話しながら思い出していた。

 

その為君が言った・・・」

 

「そんなのずるいですよ。仮にそう言う事になったら僕以外がこちらの融合世界に住めると言う事になるじゃないですか?エステルさん

 

「そういう事になるわね」

 

「そう言う事が通るなら僕と今来ていない調停者の役割も交代できますよね?」

 

「まあ管理者が良いと言えば出来るわね」

 

「だったら・・・」

 

「何故なら君は調停者の資格を失ってからこちらの融合世界に来たのだから」

 

「そ、そんな馬鹿な・・・」

 

「それが事実だとするとよかったね3人で生きれるよ」

 

響が如月直哉に言う。

 

「聖羅お姉さん見た事のない怪物がいっぱい出たよ」

 

「何よこいつ気持ち悪いわね」

 

「お姉さんどうして戦わないの?お姉さんなら楽勝なのに」

 

「確かに単純に倒すだけなら簡単だけど、恐らくここは異世界だとして動くわよ」

 

「ハニーお姉様もここにいるかも知れないしね」

 

聖羅が一緒にいる少年に話をしていると・・・」

 

「だああああ」

 

と言いながら亜種型メガビョーゲンを殴り飛ばす響達がやって来た。

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「馬鹿なこの時点で僕は調停者ではなく一般人になっていたなんて・・・」

 

「・・・」

 

「直哉君」

 

「流石にそれは可哀想ですからね」

 

「そうですね、普通に生活をしててそんな事になったら誰でも嫌になりますね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

地球連邦軍について

「確かに単純に倒すだけなら簡単だけど、恐らくここは異世界だとして動くわよ」

 

「ハニーお姉様もここにいるかも知れないしね」

 

聖羅が一緒にいる少年に話をしていると・・・」

 

「だああああ」

 

 

と言いながら亜種型メガビョーゲンを殴り飛ばす響達がやって来た。

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「馬鹿なこの時点で僕は調停者ではなく一般人になっていたなんて・・・」

 

「・・・」

 

「直哉君」

 

「流石にそれは可哀想ですからね」

 

「そうですね、普通に生活をしててそんな事になったら誰でも嫌になりますね」

 

「そう言えば地球連邦軍側にはビアン博士の意図に気づいてる人はいないんですか?」

 

「どうですかね気づいていたとしても言い出せない環境かも知れませんし」

 

「成程」

 

「おお、君が立花響君か・・・合格だ。今すぐ私の部隊に・・・ぐっはーーー」

 

「私は、そう言う事をされるために呼ばれたんですか?弦十郎さん」

 

「ああ、違うんだ大臣が勝手に言いだしたんだ」

 

「しかし、防衛大臣きれいに気絶してるぜ」

 

「ああ、きれいな一撃だった。見習わなければ」

 

「ちなみに何を見習うんだ?」

 

「権力に負けない力持つ事だな」

 

「成る程な」

 

「来てすぐこんな事に付き合わされるなんて、私は直哉君から離れるなんて絶対しないのに」

 

「あの時の二課のような状況か・・・」

 

「まあ軍と言っても様々な思惑があるでしょうからね」

 

「そうですね戦争を早期に終わらせたい人や、戦争を長くさせてそれで儲けたい人もいますからね」

 

「そう言う人が地球連邦軍の上層部などにいれば、秘密裏にDCと協力したりするような輩が出て来ますよね」

 

「貴方よくわかりますね」

 

「僕達も似た経験がありますからね」

 

「そうなのですね。どのみちもうすぐハガネ隊がここに来ますよ最終決戦と思いながらね」

 

「そうなんですか?シュウさんが良ければですが、僕をシュウさんの機体に乗せてくれませんか?最終決戦時に」

 

「グランゾンにですか?」

「こちらのサイバスターは行方不明なのでそこは仕方ない部分がありますが、貴女達の世界のサイバスターが調べられると不味いのでは?」

 

「それは・・・」

 

「少なくとも貴女達の世界には、魔装機神をコピーする事の出来ると言う技術があると知られる方が貴女達にはまずくないですか?」

 

 

「それは・・・そうですがどうして私達を助けてくれるんです?」

 

「それは先ほども言いましたが」

 

「それにキュアグレースさん貴女の世界について私も少し興味を持ってしまったので教えて貰えますか?」

 

「それは今は出来ません。別にシュウさんが信頼出来ないと言う訳ではありませんが、こちらの世界に新たな混乱を起こす事になり得ますから」

 

「私自身も研究者なので知らない力や機能に興味を持っていますからね」

 

 

「わかりました。仲間に相談をして良ければ、シュウさんに情報として提供します」

 

「そうですか、ありがとうございますグレースさん」

 

「あまり期待しないでくださいね」

 

「そうです。それに僕達がここにいる以上最終決戦時に乱入が起こる可能性がありますから」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

介入される可能性前編

「少なくとも貴女達の世界には、魔装機神をコピーする事の出来ると言う技術があると知られる方が貴女達にはまずくないですか?」

 

「それは・・・そうですがどうして私達を助けてくれるんです?」

 

「それは先ほども言いましたが」

 

「それにキュアグレースさん貴女の世界について私も少し興味を持ってしまったので教えて貰えますか?」

 

「それは今は出来ません。別にシュウさんが信頼出来ないと言う訳ではありませんが、こちらの世界に新たな混乱を起こす事になり得ますから」

 

「私自身も研究者なので知らない力や機能に興味を持っていますからね」

 

「わかりました。仲間に相談をして良ければ、シュウさんに情報として提供します」

 

「そうですか、ありがとうございますグレースさん」

 

「あまり期待しないでくださいね」

 

「そうです。それに僕達がここにいる以上最終決戦時に乱入が起こる可能性がありますから」

 

「「「「「ええーー嘘――浄化した筈なのに」」」」」

 

サマー達の背後に再び浮き輪型ヤラネーダが現れた。

 

「「「「何だと」何だって」」」

 

弦十郎達は、再び出て来た浮き輪型ゼンゼンヤラネーダに驚いていた。

 

「一体どういう事だよ?私にはあの怪物は確かに倒されたように見えたぞ」

 

 

「私にも見えたよ奏」

 

「うん、これはもしかして・・・あおいさんすみません蘇った怪物の下を見せてください」

 

「え、わかったわ」

 

 

!!

 

「やっぱりそうか・・・直哉君聞こえる」

 

 

「え、響さんどうしたのですか?」

 

「直哉君今いるメガビョーゲンやゼンゼンヤラネーダを召喚しているゲートは最初に現れた地点の海の中にあるよ」

 

「ええーーそうなんですか」

 

「うん二課の人に手伝って貰ったから間違いないよ」

 

「わかりました」

 

そして響からの情報を直哉がサマー達に伝えグレース達とサマー達はもう一度メガビョーゲンとゼンゼンヤラネーダを浄化し召喚ゲートの場所を把握して三度召喚ゲートを巻き込む形で浄化技を撃った。

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

 

「フフ、成程あれがイシュメルガとデボネアが言っていた力ですか」

 

カルマがそう呟く。

 

「カルマ、イシュメルガとデボネアとは何者だ?」

 

真宮寺直哉がカルマに聞く。

 

「ああ、遥か未来から来た私の協力者ですよ」

 

!!

 

「遥か未来から来た協力者だと」

 

「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「そうです。それで間違いないですね?花寺薫」

 

「薫ちゃんの名字が違う」

 

「その通りだよカルマ。よくそこまで融合世界の事を熟知してるね」

 

「イシュメルガとデボネアでも私の名字変更の事は知らなかったのに」

 

「融合世界?飛鳥ちゃんどういう事?」君達は幼馴染世界から来たんだよね」

 

「違いますよ。真宮寺直哉さん」

 

「おい、直哉しっかりしろ面倒な奴は倒されたんだ」

 

「そうよ直哉君後はカルマを倒せば・・・えっ」

 

その時千明は見た。光武F2が炭になる所を」

 

「いやあああ。巴里華撃団の皆が炭になったわ――」

 

「あはは、良いですね。ある程度制限がありますが、触れた物全部を炭に変える能力を持つノイズと言う兵器は」

 

「「「「「「何だと!!触れたら炭にされるだと」」」」」」

 

「一体どうやって倒すんだよ」

 

「安心して下さい皆さん」

 

「「だああああ」」

 

!!

 

「「「何だノイズが消滅していく」」」

 

「まさか、特殊遊撃部隊の奴等めシンフォギア奏者をこちらに連れて来たのか?」

 

「そうだよカルマ私達を貴女が、エキストラプレイヤーとして与えた特権として与えた力で、仲間と合流して、貴女がノイズを使う可能性があったからね」

 

「おのれーーキュアグレースそして紫藤直哉め」

 

「さあ、皆さん後は邪精霊カルマを倒すだけです。ノイズやメガビョーゲンは私達に任せて下さい」

 

「「「「「ああ、任せた」」」」」

 

そして特殊遊撃部隊はカルマ以外と戦い始めた。

 

「しかし邪精霊カルマに、それなりの融合世界世界の情報が流れてたな」

 

グレースの中にいる直哉が呟いた。

 

「そうだね直哉君」

 

「恐らく邪精霊カルマを倒したら僕達と融合世界は、異界との繋がりは切れると思います」

 

「後は僕達はサポート役に徹していいと思います」

 

「「「「「「了解」」」」」」

 

「僕達がいるだけで改変が起きる可能性が高いですよ」

 

「勿論異界事変レベルはないでしょうが」

 

「皆さん大変苦労してるんですね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

介入される可能性後編

「そうだよカルマ私達を貴女が、エキストラプレイヤーとして与えた特権として与えた力で、仲間と合流して、貴女がノイズを使う可能性があったからね」

 

「おのれーーキュアグレースそして紫藤直哉め」

 

「さあ、皆さん後は邪精霊カルマを倒すだけです。ノイズやメガビョーゲンは私達に任せて下さい」

 

「「「「「ああ、任せた」」」」」

 

そして特殊遊撃部隊はカルマ以外と戦い始めた。

 

「しかし邪精霊カルマに、それなりの融合世界世界の情報が流れてたな」

 

グレースの中にいる直哉が呟いた。

 

「そうだね直哉君」

 

「恐らく邪精霊カルマを倒したら僕達と融合世界は、異界との繋がりは切れると思います」

 

「後は僕達はサポート役に徹していいと思います」

 

「「「「「「了解」」」」」」

 

「僕達がいるだけで改変が起きる可能性が高いですよ」

 

「勿論異界事変レベルはないでしょうが」

 

「皆さん大変苦労してるんですね」

 

「まあ苦労と言えば苦労ですけどそんな事言っても仕方がないですし」

 

「そうか異世界の人間として私は悪に見えるか?」

 

「それは見えませんよ。ただDCを手に入れたいと考えている人間がDC内部にいますが」

 

「でもビアン博士はそれすらもわかった上で好きにさせているように感じますが」

 

「フッ君にもそう見えるか?」

 

「はい、実際にお年寄りの博士に絡まれる可能性があったので」

 

「ああ、アードラ博士か」

 

「確かに彼等の研究はそう遠くない未来にDCの理念を忘れ暴走するだろうな」

 

「そんな彼等の野望ごとDCを止める者が現れる事をワシは期待している」

 

「成程ビアン博士は自分が悪になる事で異星人に負けない地球人の軍隊を作り出そうとしているんですね、そして地球の内乱として見せれば異星人側が早急に地球に手を出さないだろうと考えての事なんですね」

 

「君みたいに察しが良い人間だけならどれだけ楽か・・・」

 

「いやいやそんな人ばかりだと個性が無くて面白くないですよ」

 

「シュウさんもそう思いませんか?」

 

「そう言う点では、特殊遊撃部隊とDCは似ているのかも知れませんね」

 

「個人的にに言えばDCのやり方は仕方がないと思いますから」

 

「意外ですねそう言う事には反対すると思ってましたよ」

 

「基本的には反対ですが・・・」

 

「あーあ人違いだったかまあいいや。邪魔な烏は黙らせたしね」

 

「さてと、大神一郎光と戦う前にお前を殺すよ」

 

「この私がね」

 

!!

 

「「「「何だって――」」」」

 

「じゃあ死んでね。大神一郎炎の矢ーー」

 

「ちっなにもんか知らねえが私達に喧嘩を売るなんてよくやるよ」

 

そう言いながらロベリアの光武℉が同じ炎で少女の攻撃を相殺した。

 

「へえ、やるじゃんおばさんのくせに」

 

「なら、これならどうかしら?出でよ降魔兵器よ」

 

!!

 

「降魔兵器だと馬鹿な、空中要塞武蔵の消滅で降魔兵器は消滅した筈だ、それを何故君が扱っている?」

 

「ああ、母様の言う通り、大神一郎には2度目の空中要塞武蔵と京極圭吾が復活した事を知らないんだね」

 

「どういう意味だそれは?」

 

「知りたければ紫藤直哉に聞いてみな、大神一郎だけど疲れている状態で降魔兵器を倒せるかしらね、その降魔兵器の中にはワイズマンの特注もあるから、動けない奴を見捨てても良いのよ。じゃあね生きてたら会いましょうね」

 

「勝手に介入する敵もいますから」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

DCとハガネ隊

「「「「何だって――」」」」

 

「じゃあ死んでね。大神一郎炎の矢ーー」

 

「ちっなにもんか知らねえが私達に喧嘩を売るなんてよくやるよ」

 

そう言いながらロベリアの光武℉が同じ炎で少女の攻撃を相殺した。

 

「へえ、やるじゃんおばさんのくせに」

 

「なら、これならどうかしら?出でよ降魔兵器よ」

 

!!

 

「降魔兵器だと馬鹿な、空中要塞武蔵の消滅で降魔兵器は消滅した筈だ、それを何故君が扱っている?」

 

「ああ、母様の言う通り、大神一郎には2度目の空中要塞武蔵と京極圭吾が復活した事を知らないんだね」

 

「どういう意味だそれは?」

 

「知りたければ紫藤直哉に聞いてみな、大神一郎だけど疲れている状態で降魔兵器を倒せるかしらね、その降魔兵器の中にはワイズマンの特注もあるから、動けない奴を見捨てても良いのよ。じゃあね生きてたら会いましょうね」

 

「勝手に介入する敵もいますから」

 

「成程しかし何故グランゾンに乗らなくとも彼女達を指揮すればいいのでは?」

 

3人のプリキュアと誠十郎達は降魔の出現に驚いていた。

 

「フフ、我は融合世界に現れてからこちらに戻るまでに、脇侍と降魔を取り込み自身の力として使えるようになったのだ」

 

 

「「「何だってーー」」」

 

「さて我は高見の見物の前に裏切り者の始末をするか」

 

 

「覚悟はいいかシュウ・シラカワ?」

 

 

「くっこれはまずいですね。異世界の戦力を取り込んだヴォルクルスの存在は想定外です」

 

 

「グレース急いでシュウさんの元に行って」

 

「でもあれだけの脇侍と降魔がいたら間に合うかわからないよ」

 

 

「それでも行くのよ。グレース貴女はシュウさんの事を信じてるんでしょう」

 

 

「フォンテイーヌ・・・」

 

「わかった」

 

「ですが、どうやら間に合ったようですよグレースさん」

 

「ええーー」

 

「死ね裏切り者」

 

ヴォルクルスはグランゾンに最後の攻撃をしたその時・・・

 

!!

 

ヴォルクルスの攻撃が当たる前に2体の霊子甲冑がグランゾンを守るように現れた。

 

「なっ貴様達はあの時の帝国華撃団か?)

 

「なっ嘘だろあの人達は」

 

 

「嘘!!まさか旧帝国華撃団の人達なの」

 

「直哉君お待たせ真空寺さくらと大神一郎紫藤家の当主の要請によりただいま参上しました」

 

「久しぶりだね直哉君」

 

「ええ、そうですねお二方聞いて下さい。今この場に出ている。脇侍と降魔はそこにいる方ヴォルクルスと言う邪神の仕業でそいつは以前紅のミロクを取り込んだやつです」

 

「確かに彼女達もいますが極力隠しておきたいんですよ。DCVSハガネ隊の本格的な戦いが起こるまでは」

 

「成程君の方針は極力その世界の協力者達と対応したいのですね」

 

「ええ、そうしないと・・・」

 

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

「こんな事態に悪化しますので」

 

その後暫くして・・・

 

ハガネ隊がDC本部に襲来したのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

DC戦争の終幕

「「「「「これで最後だビアン」」」」」

 

「フッ来い小僧共ワシを甘く見るなよ。貫けクロスマッシャー」

 

「「「「うわあああ」」」」

 

ハガネ隊の主力機体はほぼ万全な状態の機体はいなかった。

 

「うわあ、これがロボでの戦争ですか」

 

直哉は想像以上の光景に驚いていた。

 

「ええ、そうですよ」

 

「僕自身もあれを見てますけど・・・」

 

そして2組のプリキュアと新生帝国華撃団はサイバスターとザムジードを援護する為に向かった。

 

 

「グオオオ」

 

ヴォルクルスがサイバスターに近接攻撃を仕掛ける。

 

 

「くっ早い回避が出来そうにない。こうなったらディスカッター」

 

 

サイバスターは、ヴォルクルスの近接攻撃を受けた。

 

 

「グオオオ」

 

 

「ぐうっ負けるか、カロリックミサイル」

 

「ガアアア」

 

 

ヴォルクルスがサイバスターのミサイル攻撃に怯んだ隙をザムジードの超振動拳が追い打ちをかける。

 

 

だがしかし、ヴォルクルスに対して決定的なダメージを与えられずにいた。

 

 

「飛鳥ちゃんどうする?」

 

「・・・薫コスモノヴァを使うから時間を稼いで」

 

「ええ――飛鳥ちゃんその技は使えないんじゃ」

 

 

「フッフッフなかなか面白いぞ。サイバスターとザムジード」

 

 

!!

 

「「この声はまさかヴォルクルス?」」

 

「その通りだ紫藤飛鳥と真宮寺薫」

 

 

!!

 

「「ヴォルクルスが私達の名前を」」

 

その時2組のプリキュアと新生帝国華撃団が、飛鳥達に合流した。

 

 

「飛鳥ちゃん薫ちゃん大丈夫?」

 

 

「ほう、キュアグレースと紫藤直哉もこの世界に来ていたのだったな。ならばこの場にいる全ての者よきえうせろ。この技は私の技ではないが食らうがいい。ブラックホールクラスター」

 

「「ええ――それはグランゾンの」」

 

「だから言っただろうブラックホールに飲み込まれるがいい」

 

「直哉君どういたらいいの?」

 

「この状況に打開策があるとすれば、ブラックホールクラスターと同等もしくはそれを超える技で消滅させるしかありません」

 

「そんな」

 

そしてヴォルクルスがブラックホールクラスターを地上に向けてはなった。

 

「薫・・・私やるよ」

 

「飛鳥ちゃん」

 

「サイバスター私に力をかして・・・行くぞ!!ヴォルクルスコスモノヴァ発射」

 

「うおおお。コスモノヴァだと、紫藤飛鳥め小癪な真似を・・・だがこの2つの技により次元に穴が開くだろう」

 

ヴォルクルスがそう言った直後次元の穴が開き、その場にいるもの全てが次元の穴にに吸い込まれた。

 

「「「「「「うわあああ」」」」」」」

 

「正直あれは超えないと思ってましたけど余裕で超えていました」

 

「さてそろそろ動きますよ」

 

「はい」

 

そしてグランゾンが動き出す。

 

「なっシュウ俺達とやっぱりやるのか?」

 

「マサキも相変わらずですねえ、私はこのDC戦争の結果が明確にわかったので動いてるんですよ私とマサキが知る人物の要望で」

 

「俺達を知る人物だと」

 

「お久しぶりです。マサキさん」

 

!!

 

「なっ直哉お前直哉なのか?」

 

「何故直哉がグランゾンに乗ってやがる」

 

「ああ、それは・・・」

 

「僕と数人がこの地球に跳ばされてきたんですよ。そこでDCにシュウさんがいる事を知り合流したんですよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第71章 第3部 邪神の侵攻編
DC戦争の真実前編


「正直あれは超えないと思ってましたけど余裕で超えていました」

 

「さてそろそろ動きますよ」

 

「はい」

 

そしてグランゾンが動き出す。

 

「なっシュウ俺達とやっぱりやるのか?」

 

「マサキも相変わらずですねえ、私はこのDC戦争の結果が明確にわかったので動いてるんですよ私とマサキが知る人物の要望で」

 

「俺達を知る人物だと」

 

「お久しぶりです。マサキさん」

 

!!

 

「なっ直哉お前直哉なのか?」

 

「何故直哉がグランゾンに乗ってやがる」

 

「ああ、それは・・・」

 

「僕と数人がこの地球に跳ばされてきたんですよ。そこでDCにシュウさんがいる事を知り合流したんですよ」

 

「何でシュウなんだ?俺でもいいじゃねえか?」

 

「確かにそうも考えましたけどそうすると僕は後悔してしまいますからね」

 

「後悔だと」

 

「そうですよ。僕は別にこの世界の流れを壊すつもりはないんですが、リューネさんの家族が減るのはやっぱり嫌なんですよね」

 

!!

 

「おいおい、まさかビアンは死ぬ気なのか?」

 

「死ぬ気と言うか死ぬ事で新たな守護者に伝えるつもりだったんでしょうねハガネ隊の皆さんにね」

 

「何を伝えるつもりなんだ?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「それはこの戦争が単なる予行演習なのですよマサキ」

 

「何だと!!」

 

マサキはシュウの言葉に驚いていた。

 

「そうか異世界の人間として私は悪に見えるか?」

 

「それは見えませんよ。ただDCを手に入れたいと考えている人間がDC内部にいますが」

 

「でもビアン博士はそれすらもわかった上で好きにさせているように感じますが」

 

「フッ君にもそう見えるか?」

 

「はい、実際にお年寄りの博士に絡まれる可能性があったので」

 

「ああ、アードラ博士か」

 

「確かに彼等の研究はそう遠くない未来にDCの理念を忘れ暴走するだろうな」

 

「そんな彼等の野望ごとDCを止める者が現れる事をワシは期待している」

 

「成程ビアン博士は自分が悪になる事で異星人に負けない地球人の軍隊を作り出そうとしているんですね、そして地球の内乱として見せれば異星人側が早急に地球に手を出さないだろうと考えての事なんですね」

 

「君みたいに察しが良い人間だけならどれだけ楽か・・・」

 

「いやいやそんな人ばかりだと個性が無くて面白くないですよ」

 

「シュウさんもそう思いませんか?」

 

「そうですね私としたらマサキのような相手はしたくないですね」

 

「そしてこれがビアン博士の真意です」

 

「何だよそりゃあ。ビアンは悪役をしていただけなのかよ」

 

「そうですね地球を真の敵から守る為の行動の一環で、地球人を鍛える為にね」

 

「「「「「そんな馬鹿な」」」」」

 

「「「「ありえねえ」」」」

 

「ダイテツ艦長我々はどうすれば・・・」

 

「やはり・・・そうだったか」

 

シュウとマサキのやり取りを聞いていた、ハガネ隊にも大きな動揺を与えていた。

 

「フッ2人共余計な真似を」

 

そう言いながらヴァルシオンは立つ。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

DC戦争の真実後編

「そんな彼等の野望ごとDCを止める者が現れる事をワシは期待している」

 

「成程ビアン博士は自分が悪になる事で異星人に負けない地球人の軍隊を作り出そうとしているんですね、そして地球の内乱として見せれば異星人側が早急に地球に手を出さないだろうと考えての事なんですね」

 

「君みたいに察しが良い人間だけならどれだけ楽か・・・」

 

「いやいやそんな人ばかりだと個性が無くて面白くないですよ」

 

「シュウさんもそう思いませんか?」

 

「そうですね私としたらマサキのような相手はしたくないですね」

 

「そしてこれがビアン博士の真意です」

 

「何だよそりゃあ。ビアンは悪役をしていただけなのかよ」

 

「そうですね地球を真の敵から守る為の行動の一環で、地球人を鍛える為にね」

 

「「「「「そんな馬鹿な」」」」」

 

「「「「ありえねえ」」」」

 

「ダイテツ艦長我々はどうすれば・・・」

 

「やはり・・・そうだったか」

 

シュウとマサキのやり取りを聞いていた、ハガネ隊にも大きな動揺を与えていた。

 

「フッ2人共余計な真似を」

 

そう言いながらヴァルシオンは立つ。

 

「まったく2人が余計な事をしおって、悪人のままいなくなれたものを」

 

「おいおいビアンこの戦争が予行演習というのは事実かよ?」

 

マサキがビアンに聞く。

 

「ああ、それは・・・事実だ、と言っても地球連邦軍が我々に勝てなければ地球を守る為に地球連邦軍を壊滅させるのは本当だったんだがな」

 

「何故なら地球連邦軍内部には地球を異星人側に売ろうとしていたからな」

 

「「「「「何だって―――」」」」

 

「私はそんな輩から地球を守るには、地球を混乱させるには戦争が最適だったのだよ。人間の意識をかえらせるにはな」

 

「その為に私は戦争を起こした。その結果君達ハガネ隊とヒリュウ改隊は見事私達の仕組んだ試練を突破した」

 

「フッ君にもそう見えるか?」

 

「はい、実際にお年寄りの博士に絡まれる可能性があったので」

 

「ああ、アードラ博士か」

 

「確かに彼等の研究はそう遠くない未来にDCの理念を忘れ暴走するだろうな」

 

「そんな彼等の野望ごとDCを止める者が現れる事をワシは期待している」

 

「成程ビアン博士は自分が悪になる事で異星人に負けない地球人の軍隊を作り出そうとしているんですね、そして地球の内乱として見せれば異星人側が早急に地球に手を出さないだろうと考えての事なんですね」

 

「君みたいに察しが良い人間だけならどれだけ楽か・・・」

 

「いやいやそんな人ばかりだと個性が無くて面白くないですよ」

 

「シュウさんもそう思いませんか?」

 

「そうですね私としたらマサキのような相手はしたくないですね」

 

「ビアンさん良かったじゃないですか。以前ああ言ってましたけど・・・」

 

「そうだな」

 

「ワシは認めんぞ。DCはワシがいる限り不滅じーーー」

 

そう言ってアードラ博士が巨大ロボットに乗ってハガネ隊の前に現れた。

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

アードラ博士の豹変

「成程ビアン博士は自分が悪になる事で異星人に負けない地球人の軍隊を作り出そうとしているんですね、そして地球の内乱として見せれば異星人側が早急に地球に手を出さないだろうと考えての事なんですね」

 

「君みたいに察しが良い人間だけならどれだけ楽か・・・」

 

「いやいやそんな人ばかりだと個性が無くて面白くないですよ」

 

「シュウさんもそう思いませんか?」

 

「そうですね私としたらマサキのような相手はしたくないですね」

 

「ビアンさん良かったじゃないですか。以前ああ言ってましたけど・・・」

 

「そうだな」

 

「ワシは認めんぞ。DCはワシがいる限り不滅じーーー」

 

そう言ってアードラ博士が巨大ロボットに乗ってハガネ隊の前に現れた。

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「何だと!!やめろアードラ博士」

 

ビアン博士の乗るヴァルシオンがハガネ隊を守る様に動く。

 

「直哉さんこれは・・・」

 

「恐らくこれが僕達がいる為に起こされた改変だと思います。アードラ博士は・・・」

 

「くっやるな帝国華撃団」

 

「紅のミロク、お前とはここまでにしてやるぜ

 

「しゃらくさい、死ね帝国華撃団」

 

ゴゴゴゴーー

 

「「「「「「うわーー地震だーー」」」」」」」

 

「おい、椿一体何が起きてる?」

 

「帝都全域に謎の地震が起きています、地震の発生後に日比谷公園、築地、浅草、芝公園に岩の化け物が現れています」

 

「何だと‼」

 

「しかしこちらに現れた敵とは格段に劣る敵のようです。」

 

「ここにきて新たな敵かよ」

 

「あやめ君は直哉と連絡をしてくれ」

 

 

「はい」

 

「大神聞こえるか?」

 

「はい、米田司令今の地震で出てきた怪物は何なんですか?」

 

「はっきり言うがそこにいる怪物はわからんが、帝都各地に岩の化け物が出現した。なるべく早くミロクを倒せ」

 

!!

 

 

「地震で出てきた怪物はどうしたら・・・」

 

「そいつに関しては今は手を出すな」

 

「今あやめ君が直哉と連絡をしているその間はミロクを相手にしてくれ」

 

「わかりました」

 

その頃直哉達は・・・

 

「あやめさんどうしました?」

 

「直哉くんさっきの地震は何が起きたの?」

 

「ああ、それは地底世界で大規模なテロが発生したみたいです」

 

「地底世界とかあるの?直哉君?」

 

「ええ、有りますよ融合世界の内部にね、どうやらテロが行われた時に地底世界で邪神としての祭られていた邪神の一部がこちらに出てきたようですね」

 

「なんですって」

 

「恐らく紅のミロクに引かれてそちらに出たと思われます」

 

「この時のミロクと同じようにヴォルクルスに取り込まれたのでしょう」

 

「馬鹿な私の知るヴォルクルスにはそんな力はありませんよ」

 

「直哉君どういたらいいの?」

 

「この状況に打開策があるとすれば、ブラックホールクラスターと同等もしくはそれを超える技で消滅させるしかありません」

 

「そんな」

 

 

そしてヴォルクルスがブラックホールクラスターを地上に向けてはなった。

 

 

「薫・・・私やるよ」

 

 

「飛鳥ちゃん」

 

「サイバスター私に力をかして・・・行くぞ!!ヴォルクルスコスモノヴァ発射」

 

「うおおお。コスモノヴァだと、紫藤飛鳥め小癪な真似を・・・だがこの2つの技により次元に穴が開くだろう」

 

ヴォルクルスがそう言った直後次元の穴が開き、その場にいるもの全てが次元の穴にに吸い込まれた。

 

「ですので僕達が知るヴォルクルスが恐らくアードラ博士と融合していたのでしょうね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

アードラ博士と巨大ロボット撃破前

「この時のミロクと同じようにヴォルクルスに取り込まれたのでしょう」

 

「馬鹿な私の知るヴォルクルスにはそんな力はありませんよ」

 

「直哉君どういたらいいの?」

 

「この状況に打開策があるとすれば、ブラックホールクラスターと同等もしくはそれを超える技で消滅させるしかありません」

 

「そんな」

 

 

そしてヴォルクルスがブラックホールクラスターを地上に向けてはなった。

 

 

「薫・・・私やるよ」

 

 

「飛鳥ちゃん」

 

「サイバスター私に力をかして・・・行くぞ!!ヴォルクルスコスモノヴァ発射」

 

「うおおお。コスモノヴァだと、紫藤飛鳥め小癪な真似を・・・だがこの2つの技により次元に穴が開くだろう」

 

ヴォルクルスがそう言った直後次元の穴が開き、その場にいるもの全てが次元の穴にに吸い込まれた。

 

「ですので僕達が知るヴォルクルスが恐らくアードラ博士と融合していたのでしょうね」

 

直哉がそう言うと満身創痍のハガネ隊とヴァルシオンの戦いが始まった。

 

「ワシは認めんぞ。DCはワシがいる限り不滅じーーー」

 

そう言ってアードラ博士が巨大ロボットに乗ってハガネ隊の前に現れた。

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「ふんグランゾンにサイバスター私の知る世界の地上世界か・・・」

「わかりました」

 

「させぬ」

 

「「「何ーー」」」

 

帝国華撃団とリィン、マサキ達はヴォルクルス上半身の行動に驚いていた。

 

「こやつは我をここに導いた存在だ。我の為に命を差し出す義務を果たせ」

 

「何を申すかわらわは貴様のような者とそのような契約などしていない。ぐわあああ。天海様申しわけ・・・」

 

そしてミロクの魔操機兵の上半身に取り付いたヴォルクルスによりミロクの魔操機兵は、邪神ヴォルクルスの新たな体となった。

 

「おいおいこれはどうなってるんだ」

 

「わかりません私たちにも」

 

急転直下の事態に追い付かない米田達だった。

 

 

「さて、新たな体を手に入れたからそこの人間よ我と遊べよ」

 

「最初の攻撃で死ぬなよ、メガグラビトロンプレッシャー」

 

「あぶねーよけろーー」

 

マサキがそう叫ぶが帝国華撃団は、対応できずにヴォルクルスの放ったメガグラビトロンプレッシャーをまともに受けてしまった。

 

 

「「「「「「うわーー」」」」」」」

 

 

「くっ何て攻撃なの」

 

「あかん光武がもう限界や」

 

「なんつう一撃だよ。あり得ねえ」

 

「流石邪神と名乗るだけはあるわね」

 

「マリアさん何を悠長なことを言ってるですか?」

 

 

「このままだとやられちゃうよ。お兄ちゃん」

 

「安心しろ小娘共貴様等は運かない、先程の攻撃で死んでおけばこれからの地獄を味あわなくてすんだのにな」

 

「何だと‼」

 

「貴様等は弱いのだよ。邪神の我に敵わない位にな」

 

「くっ」

 

ヴォルクルスにそう言われ大神は悔しいと言う表情をする。

 

「おや、そこの人間よお前は、こちらの世界になぜ来ている?イシュメルガは滅びたのか?

 

「久しぶりだなヴォルクルス、イシュメルガはこちらに逃げたから俺もここにいる」

 

「成る程な、お前達がいるのであれば我の復活は後でもよかったと言うことか、まあなんにしてもこの世界の危機はまだまだ続くぞ」

 

そう言い残しヴォルクルスは消えていった。

 

「サイバスターとはあれ以来だな」

 

「てめえはあの時のヴォルクルスかよ」

 

「そうだ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

魔装機神と邪神ヴォルクルス

「安心しろ小娘共貴様等は運かない、先程の攻撃で死んでおけばこれからの地獄を味あわなくてすんだのにな」

 

「何だと‼」

 

「貴様等は弱いのだよ。邪神の我に敵わない位にな」

 

「くっ」

 

ヴォルクルスにそう言われ大神は悔しいと言う表情をする。

 

「おや、そこの人間よお前は、こちらの世界になぜ来ている?イシュメルガは滅びたのか?

 

「久しぶりだなヴォルクルス、イシュメルガはこちらに逃げたから俺もここにいる」

 

「成る程な、お前達がいるのであれば我の復活は後でもよかったと言うことか、まあなんにしてもこの世界の危機はまだまだ続くぞ」

 

そう言い残しヴォルクルスは消えていった。

 

「サイバスターとはあれ以来だな」

 

「てめえはあの時のヴォルクルスかよ」

 

「そうだ」

 

「グレース急いでシュウさんの元に行って」

 

「でもあれだけの脇侍と降魔がいたら間に合うかわからないよ」

 

 

「それでも行くのよ。グレース貴女はシュウさんの事を信じてるんでしょう」

 

 

「フォンテイーヌ・・・」

 

「わかった」

 

 

「ですが、どうやら間に合ったようですよグレースさん」

 

「ええーー」

 

 

「死ね裏切り者」

 

ヴォルクルスはグランゾンに最後の攻撃をしたその時・・・

 

!!

 

ヴォルクルスの攻撃が当たる前に2体の霊子甲冑がグランゾンを守るように現れた。

 

 

「なっ貴様達はあの時の帝国華撃団か?)

 

「なっ嘘だろあの人達は」

 

「嘘!!まさか旧帝国華撃団の人達なの」

 

「直哉君お待たせ真空寺さくらと大神一郎紫藤家の当主の要請によりただいま参上しました」

 

「とりあえずヴォルクルスに効果的な攻撃は、サイバスターとザムジードだけだから行くよ薫」

 

 

「了解」飛鳥ちゃん」

 

「「ハイ・ファミリア行って」」

 

 

飛鳥と薫がそう言うと、サイバスターとザムジードから遠隔自動攻撃装置それぞれから数機ずつ出てヴォルクルスに攻撃する。

 

 

「グオオオ」

 

 

「やったダメージを与えてる」

 

 

「皆」

 

「「「グレース直哉君は」」」

 

「死霊機兵型ヤラネーダを倒す為に霊力タンクモードになってサマー達の宝玉の機能を解放したよ」

 

 

「それでグレース直哉は今後の戦いについて何と言ってました?」

 

 

「うん、直哉君は・・・」

 

 

「現状でヴォルクルスに有効なのは魔装機神なので、ヴォルクルスが出て来たら皆さんに伝えてください」

 

 

「成る程わかりました私達は、サイバスターとザムジードを援護しながら戦えばいいんですね」

 

 

「ちょっと待ってくれその役目俺達にも手伝わせてくれないか?」

 

「神山さん・・・いいんですか?」

 

「ああ、勿論だよキュアグレース」

 

 

「はいはい、私達も手伝いますよグレースさん」

 

 

「ありがとうねサマー」

 

 

「それでは皆さん行きましょう。邪神ヴォルクルスを倒す為に」

 

 

「「「「「「「「「おーー」」」」」」」」」

 

 

そして2組のプリキュアと新生帝国華撃団はサイバスターとザムジードを援護する為に向かった。

 

 

「グオオオ」

 

ヴォルクルスがサイバスターに近接攻撃を仕掛ける。

 

 

「くっ早い回避が出来そうにない。こうなったらディスカッター」

 

 

サイバスターは、ヴォルクルスの近接攻撃を受けた。

 

 

「グオオオ」

 

 

「ぐうっ負けるか、カロリックミサイル」

 

「ガアアア」

 

 

ヴォルクルスがサイバスターのミサイル攻撃に怯んだ隙をザムジードの超振動拳が追い打ちをかける。

 

 

だがしかし、ヴォルクルスに対して決定的なダメージを与えられずにいた。

 

 

「飛鳥ちゃんどうする?」

 

「・・・薫コスモノヴァを使うから時間を稼いで」

 

「我はこうしたのちにお前達の世界へと来たのだよ」

 

「その時に依り代としてあの爺さんを選んだのさ」

 

ヴォルクルスはそう説明した。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

シュウと直哉1

「くっ早い回避が出来そうにない。こうなったらディスカッター」

 

 

サイバスターは、ヴォルクルスの近接攻撃を受けた。

 

 

「グオオオ」

 

 

「ぐうっ負けるか、カロリックミサイル」

 

「ガアアア」

 

 

ヴォルクルスがサイバスターのミサイル攻撃に怯んだ隙をザムジードの超振動拳が追い打ちをかける。

 

 

だがしかし、ヴォルクルスに対して決定的なダメージを与えられずにいた。

 

 

「飛鳥ちゃんどうする?」

 

「・・・薫コスモノヴァを使うから時間を稼いで」

 

「我はこうしたのちにお前達の世界へと来たのだよ」

 

「その時に依り代としてあの爺さんを選んだのさ」

 

ヴォルクルスはそう説明した。

 

「さて我々も介入しますか?」

 

「いえ、まだヴォルクルスはサイバスターの方に意識が向いてるので」

 

「しかし・・・」

 

「成程ビアン博士は自分が悪になる事で異星人に負けない地球人の軍隊を作り出そうとしているんですね、そして地球の内乱として見せれば異星人側が早急に地球に手を出さないだろうと考えての事なんですね」

 

「君みたいに察しが良い人間だけならどれだけ楽か・・・」

 

「いやいやそんな人ばかりだと個性が無くて面白くないですよ」

 

「シュウさんもそう思いませんか?」

 

「そうですね私としたらマサキのような相手はしたくないですね」

 

「ビアンさん良かったじゃないですか。以前ああ言ってましたけど・・・」

 

「そうだな」

 

「ワシは認めんぞ。DCはワシがいる限り不滅じーーー」

 

そう言ってアードラ博士が巨大ロボットに乗ってハガネ隊の前に現れた。

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「何だと!!やめろアードラ博士」

 

ビアン博士の乗るヴァルシオンがハガネ隊を守る様に動く。

 

「直哉さんこれは・・・」

 

「恐らくこれが僕達がいる為に起こされた改変だと思います。アードラ博士は・・・」

 

「ワシは認めんぞ。DCはワシがいる限り不滅じーーー」

 

そう言ってアードラ博士が巨大ロボットに乗ってハガネ隊の前に現れた。

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「しかし・・・アードラ博士の中で我々を見ていたのでは?」

 

「だからこそヴォルクルスの意識がハガネ隊とサイバスターとの戦いを優先させているんだと思いますよ」

 

!!

 

「成程そう言う事ですか?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

シュウと直哉2

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「しかし・・・アードラ博士の中で我々を見ていたのでは?」

 

「だからこそヴォルクルスの意識がハガネ隊とサイバスターとの戦いを優先させているんだと思いますよ」

 

!!

 

「成程そう言う事ですか?」

 

「つまりヴォルクルスがアードラ博士の執念によって動かされていると言う訳ですか?」

 

「ええ、少なくともヴォルクルス自身は自分の意思で動いている様に思えますが」

 

「普通なら完全に復活したヴォルクルスが面識のないハガネ隊に興味を待たずに行動に出るでしょうし、面識があるマサキさんがいるとしても・・・」

 

ヴォルクルスがそう言った直後次元の穴が開き、その場にいるもの全てが次元の穴にに吸い込まれた。

 

「ですので僕達が知るヴォルクルスが恐らくアードラ博士と融合していたのでしょうね」

 

直哉がそう言うと満身創痍のハガネ隊とヴァルシオンの戦いが始まった。

 

「ワシは認めんぞ。DCはワシがいる限り不滅じーーー」

 

そう言ってアードラ博士が巨大ロボットに乗ってハガネ隊の前に現れた。

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「アードラ博士に融合している時間が長くて邪神ヴォルクルスの力はほぼ使えないと思います」

 

「成程通常武器でも今のヴォルクルスなら倒せると」

 

「恐らくですが・・・」

 

「グレース急いでシュウさんの元に行って」

 

「でもあれだけの脇侍と降魔がいたら間に合うかわからないよ」

 

 

「それでも行くのよ。グレース貴女はシュウさんの事を信じてるんでしょう」

 

 

「フォンテイーヌ・・・」

 

「わかった」

 

 

「ですが、どうやら間に合ったようですよグレースさん」

 

「ええーー」

 

 

「死ね裏切り者」

 

ヴォルクルスはグランゾンに最後の攻撃をしたその時・・・

 

!!

 

ヴォルクルスの攻撃が当たる前に2体の霊子甲冑がグランゾンを守るように現れた。

 

 

「なっ貴様達はあの時の帝国華撃団か?)

 

 

 

「なっ嘘だろあの人達は」

 

 

「嘘!!まさか旧帝国華撃団の人達なの」

 

「直哉君お待たせ真空寺さくらと大神一郎紫藤家の当主の要請によりただいま参上しました」

 

 

「久しぶりだね直哉君」

 

 

「ええ、そうですねお二方聞いて下さい。今この場に出ている。脇侍と降魔はそこにいる方ヴォルクルスと言う邪神の仕業でそいつは以前紅のミロクを取り込んだやつです」

 

「「何だってーー」」

 

大神と真宮寺さくらは直哉の言葉に驚いていた。

 

「あの時のヴォルクルスより弱い筈ですので」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ヴォルクルスVSハガネ隊のその後

ヴォルクルスの攻撃が当たる前に2体の霊子甲冑がグランゾンを守るように現れた。

 

「なっ貴様達はあの時の帝国華撃団か?)

 

「なっ嘘だろあの人達は」

 

「嘘!!まさか旧帝国華撃団の人達なの」

 

「直哉君お待たせ真空寺さくらと大神一郎紫藤家の当主の要請によりただいま参上しました」

 

「久しぶりだね直哉君」

 

「ええ、そうですねお二方聞いて下さい。今この場に出ている。脇侍と降魔はそこにいる方ヴォルクルスと言う邪神の仕業でそいつは以前紅のミロクを取り込んだやつです」

 

「「何だってーー」」

 

大神と真宮寺さくらは直哉の言葉に驚いていた。

 

「あの時のヴォルクルスより弱い筈ですので」

 

直哉がそう言うとヴォルクルスはハガネ隊と戦いを始めた。

 

戦闘終了後・・・

 

「おい、シュウこれはどういう事だよ?」

 

「このヴォルクルスの事ですか?マサキ」

 

「そうだよこのヴォルクルス違和感を覚えるくらい弱かったぞ」

 

「ああ、それは・・・」

「ワシは認めんぞ。DCはワシがいる限り不滅じーーー」

 

そう言ってアードラ博士が巨大ロボットに乗ってハガネ隊の前に現れた。

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「ふんグランゾンにサイバスター私の知る世界の地上世界か・・・」

 

「あのヴォルクルスはアードラ博士に長く融合していた為にヴォルクルスの特性が失われたのでしょうね」

 

「成程な、まああのヴォルクルスの場合は・・・」

 

「くっやるな帝国華撃団」

 

「紅のミロク、お前とはここまでにしてやるぜ

 

「しゃらくさい、死ね帝国華撃団」

 

ゴゴゴゴーー

 

「「「「「「うわーー地震だーー」」」」」」」

 

「おい、椿一体何が起きてる?」

 

「帝都全域に謎の地震が起きています、地震の発生後に日比谷公園、築地、浅草、芝公園に岩の化け物が現れています」

 

「何だと‼」

 

「しかしこちらに現れた敵とは格段に劣る敵のようです。」

 

「ここにきて新たな敵かよ」

 

「あやめ君は直哉と連絡をしてくれ」

 

 

「はい」

 

「大神聞こえるか?」

 

「はい、米田司令今の地震で出てきた怪物は何なんですか?」

 

「はっきり言うがそこにいる怪物はわからんが、帝都各地に岩の化け物が出現した。なるべく早くミロクを倒せ」

 

!!

 

 

「地震で出てきた怪物はどうしたら・・・」

 

「そいつに関しては今は手を出すな」

 

 

「今あやめ君が直哉と連絡をしているその間はミロクを相手にしてくれ」

 

「わかりました」

 

その頃直哉達は・・・

 

 

「あやめさんどうしました?」

 

「直哉くんさっきの地震は何が起きたの?」

 

「ああ、それは地底世界で大規模なテロが発生したみたいです」

 

「地底世界とかあるの?直哉君?」

 

「ええ、有りますよ融合世界の内部にね、どうやらテロが行われた時に地底世界で邪神としての祭られていた邪神の一部がこちらに出てきたようですね」

 

「なんですって」

 

「恐らく紅のミロクに引かれてそちらに出たと思われます」

 

「ただ、その邪神に有効性のある戦力はすでにそちらに行きましたよ」

 

「え、」

 

「直哉くんいつまでも話さないで手伝って」

 

「はいはい、そう言うことなので切りますね」

 

「ふん、直哉久しぶりだな。敵の筈が共闘するはめになるとはな」

 

 

「やはりウィルの正体は貴方でしたか隼人叔父さん」

 

「ああ、ノイズを使って混乱を招いているのは俺だよ。可愛い甥っ子よ」

 

「今叔父さんの目的は聞きませんが、地底世界ラ・ギアスとの関係が強くなったようですねさっきの地震で」

 

「あんな感じでいろんな物を取り込んでいたからな」

 

「そうですね」

 

「所で直哉はどうしている?」

 

「ああ、それは・・・ビアン博士の所にいますよ」

 

シュウがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ビアン博士の今後についての話し合い前編

「恐らく紅のミロクに引かれてそちらに出たと思われます」

 

「ただ、その邪神に有効性のある戦力はすでにそちらに行きましたよ」

 

「え、」

 

「直哉くんいつまでも話さないで手伝って」

 

「はいはい、そう言うことなので切りますね」

 

「ふん、直哉久しぶりだな。敵の筈が共闘するはめになるとはな」

 

「やはりウィルの正体は貴方でしたか隼人叔父さん」

 

「ああ、ノイズを使って混乱を招いているのは俺だよ。可愛い甥っ子よ」

 

「今叔父さんの目的は聞きませんが、地底世界ラ・ギアスとの関係が強くなったようですねさっきの地震で」

 

「あんな感じでいろんな物を取り込んでいたからな」

 

「そうですね」

 

「所で直哉はどうしている?」

 

「ああ、それは・・・ビアン博士の所にいますよ」

 

シュウがそう言う。

 

別室では・・・

 

「ビアン博士今後についてですが今本来の流れとは違うと認識出来ますか?」

 

「ああ、私はマサキという小僧に倒されそれが元で死ぬんだったな」

 

「ですが現実では・・・」

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「アードラ博士の暴走と邪神ヴォルクルスの登場で本来あり得ないビアン博士生存ルートが誕生してしまいました」

 

「そうだな」

 

「シラカワ博士戻ったか」

 

「はい友人がこちらに来たので迎えに行ったのです」

 

「成程・・・地底世界の関係者か」

 

「そうですね」

 

「ご挨拶が遅れてすみません。自分は花寺直哉と申します。ビアン・ゾルダーク総帥閣下」

 

「いや構わぬよ普通にしてくれ」

 

「・・・わかりました」

 

「して貴殿がこちらに来た理由は?」

 

「そうでした・風の魔装機神がシュウを追いかけて地上に来たと言う情報を掴んだので」

 

「成程」

 

「流石だなシラカワ博士まさか君が異世界人とも交流があるとは」

 

「あら知ってましたか?」

 

「ああ、リューネから聞いていた」

 

「以前君と初めて会った時に言われたのが現実になるとはな」

 

ね」

 

「ご主人様助けるつもりですか?あんな得体の知らない者達を?」

 

「チカ、少なく共あの者達は得体の知らない者ではありませんよ」

 

 

「それでは行きますよチカ」

 

そして青年はデモンゴーレムと戦いをしている誠十郎達の元にやって来てデモンゴーレムを破壊した。

 

デモンゴーレムとの戦闘後・・・

 

「所で貴女達はどうしてここにいるんですか?ここはこの世界に存在する魔装機神が行方不明になった場所です」

 

「そんな場所で何をしていましたか?」

 

「「魔装機神」」

 

「待って下さい。貴方の名前を先に教えて下さい」

 

「ああそうでしたね。私の名前はシュウ・シラカワと言います」

 

「私はキュアグレースです)

 

「ラビリンはヒーリングアニマルラビ」

 

「ほう、これは珍しい生き物ですね、ヒーリングアニマルと言う種族は見たことありませんよ」

 

「以前来た地底世界なら僕達の行動決定に変化があったのかも知れませんが」

 

「そうか君達はこれからどうするんだ?」

 

「そうですね今の段階では本来の世界に戻れないので、暫くはシュウさんと同じようにDCにお世話になりたいと考えてますが・・・」

 

「それはあくまでもこの世界と僕達の繋がりを考えた結果なので」

 

直哉がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ビアン博士の今後についての話し合い中編

「所で貴女達はどうしてここにいるんですか?ここはこの世界に存在する魔装機神が行方不明になった場所です」

 

「そんな場所で何をしていましたか?」

 

「「魔装機神」」

 

「待って下さい。貴方の名前を先に教えて下さい」

 

「ああそうでしたね。私の名前はシュウ・シラカワと言います」

 

「私はキュアグレースです)

 

「ラビリンはヒーリングアニマルラビ」

 

「ほう、これは珍しい生き物ですね、ヒーリングアニマルと言う種族は見たことありませんよ」

 

「以前来た地底世界なら僕達の行動決定に変化があったのかも知れませんが」

 

「そうか君達はこれからどうするんだ?」

 

「そうですね今の段階では本来の世界に戻れないので、暫くはシュウさんと同じようにDCにお世話になりたいと考えてますが・・・」

 

「それはあくまでもこの世界と僕達の繋がりを考えた結果なので」

 

直哉がそう言う。

 

「成程君が想定していた結果通りにこちらの流れが変わりその結果として私が生き残ったと言う訳か」

 

「本来の流れでは死ぬ筈だったワシが」

 

「そうですねですが・・・現状ビアン博士が、今のタイミングで消えればハガネ隊もビアン博士はあの戦いの時に認識するでしょうから」

 

「成程な確かに・・・」

 

「ワシは認めんぞ。DCはワシがいる限り不滅じーーー」

 

そう言ってアードラ博士が巨大ロボットに乗ってハガネ隊の前に現れた。

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「これが事実でも地下世界や邪神ヴォルクルスの事を言っても信じられんだろうしまだ・・・」

 

「「「「「これで最後だビアン」」」」」

 

「フッ来い小僧共ワシを甘く見るなよ。貫けクロスマッシャー」

 

「「「「うわあああ」」」」

 

ハガネ隊の主力機体はほぼ万全な状態の機体はいなかった。

 

「さてそろそろ動きますよ」

 

「はい」

 

そしてグランゾンが動き出す。

 

「なっシュウ俺達とやっぱりやるのか?」

 

「マサキも相変わらずですねえ、私はこのDC戦争の結果が明確にわかったので動いてるんですよ私とマサキが知る人物の要望で」

 

「俺達を知る人物だと」

 

「お久しぶりです。マサキさん」

 

!!

 

「なっ直哉お前直哉なのか?」

 

「何故直哉がグランゾンに乗ってやがる」

 

「ああ、それは・・・」

 

「僕と数人がこの地球に跳ばされてきたんですよ。そこでDCにシュウさんがいる事を知り合流したんですよ」

 

「まだハガネ隊との戦いで死んだように見せれるのかまだ?」

 

「はいそうですよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ビアン博士の今後についての話し合い後編

「さてそろそろ動きますよ」

 

「はい」

 

そしてグランゾンが動き出す。

 

「なっシュウ俺達とやっぱりやるのか?」

 

「マサキも相変わらずですねえ、私はこのDC戦争の結果が明確にわかったので動いてるんですよ私とマサキが知る人物の要望で」

 

「俺達を知る人物だと」

 

「お久しぶりです。マサキさん」

 

!!

 

「なっ直哉お前直哉なのか?」

 

「何故直哉がグランゾンに乗ってやがる」

 

「ああ、それは・・・」

 

「僕と数人がこの地球に跳ばされてきたんですよ。そこでDCにシュウさんがいる事を知り合流したんですよ」

 

「まだハガネ隊との戦いで死んだように見せれるのかまだ?」

 

「はいそうですよ」

 

「そうする事で本来の流れに近づける事で改変を最小限に出来るからですね」

 

「しかし一般はそれで行けるかもしれんがハガネ隊はどうする?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「おい、シュウこれはどういう事だよ?」

 

「このヴォルクルスの事ですか?マサキ」

 

「そうだよこのヴォルクルス違和感を覚えるくらい弱かったぞ」

 

「ああ、それは・・・」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「ふんグランゾンにサイバスター私の知る世界の地上世界か・・・」

 

「あのヴォルクルスはアードラ博士に長く融合していた為にヴォルクルスの特性が失われたのでしょうね」

 

「成程な、まああのヴォルクルスの場合は・・・」

 

「くっやるな帝国華撃団」

 

「紅のミロク、お前とはここまでにしてやるぜ

 

「しゃらくさい、死ね帝国華撃団」

 

ゴゴゴゴーー

 

「「「「「「うわーー地震だーー」」」」」」」

 

「おい、椿一体何が起きてる?」

 

「帝都全域に謎の地震が起きています、地震の発生後に日比谷公園、築地、浅草、芝公園に岩の化け物が現れています」

 

「何だと‼」

 

「しかしこちらに現れた敵とは格段に劣る敵のようです。」

 

「ここにきて新たな敵かよ」

 

「あやめ君は直哉と連絡をしてくれ」

 

「はい」

 

「大神聞こえるか?」

 

「はい、米田司令今の地震で出てきた怪物は何なんですか?」

 

「はっきり言うがそこにいる怪物はわからんが、帝都各地に岩の化け物が出現した。なるべく早くミロクを倒せ」

 

!!

 

 

「地震で出てきた怪物はどうしたら・・・」

 

「そいつに関しては今は手を出すな」

 

「今あやめ君が直哉と連絡をしているその間はミロクを相手にしてくれ」

 

「わかりました」

 

「ハガネ隊はシュウさんとマサキさんに任せておきましょう」

 

「良いのか?」

 

「ええ、今はビアン博士とリューネさんの事が重要ですからね」

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「先程も言いましたがビアン博士はこの騒動中に僕達の世界に来ていた来たいのです」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

間章36 ビアンのいた世界の今後
ビアン親子の移住計画


「わかりました」

 

「ハガネ隊はシュウさんとマサキさんに任せておきましょう」

 

「良いのか?」

 

「ええ、今はビアン博士とリューネさんの事が重要ですからね」

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「先程も言いましたがビアン博士はこの騒動中に僕達の世界に来ていた来たいのです」

 

「良いのか私が君達の世界に行って?」

 

「それは問題ありませんが、リューネさんは本来の流れにいないと困るので少し遅れての親子生活になりますけど」

 

「ああ、構わんが、君は未来が見えるのか?」

 

「いえ、未来が見えるのではなく歴史の流れに関わった人がその後どうなったかを見る事が出来るんですよ。今回の邪神ヴォルクルスが出ない流れをですね」

 

「本来の流れだとビアン博士が乗るヴァルシオンが魔装機神サイバスタ―に敗れた後エアロゲイターが本格的な侵攻をしてきます」

 

「やはり・・・そうだったか」

 

「ですがDC戦争を勝ったハガネ隊とコロニー連合軍に勝ったヒリュウ改の部隊が1つになりエアロゲイターに打ち勝ちます」

 

「おお、そうなのか?」

 

「はいその中にリューネさんもいますよ」

 

「ただ・・・」

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「こちらの世界ではこういう改変があったので」

 

「本来の流れだとビアン博士が乗るヴァルシオンが魔装機神サイバスタ―に敗れた後エアロゲイターが本格的な侵攻をしてきます」

 

「やはり・・・そうだったか」

 

「ですがDC戦争を勝ったハガネ隊とコロニー連合軍に勝ったヒリュウ改の部隊が1つになりエアロゲイターに打ち勝ちます」

 

「おお、そうなのか?」

 

「100%エアロゲイターではない異星人が侵攻して来るかも知れません」

 

「成程遭遇する異星人の順番が異なるかも知らないのか」

 

「そう言う可能性があると言う事です」

 

その後直哉とビアンは簡易ゲートを修理して管理者の神殿に向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

想定外の事態の報告の為に

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「こちらの世界ではこういう改変があったので」

 

「本来の流れだとビアン博士が乗るヴァルシオンが魔装機神サイバスタ―に敗れた後エアロゲイターが本格的な侵攻をしてきます」

 

「やはり・・・そうだったか」

 

「ですがDC戦争を勝ったハガネ隊とコロニー連合軍に勝ったヒリュウ改の部隊が1つになりエアロゲイターに打ち勝ちます」

 

「おお、そうなのか?」

 

「100%エアロゲイターではない異星人が侵攻して来るかも知れません」

 

「成程遭遇する異星人の順番が異なるかも知らないのか」

 

「そう言う可能性があると言う事です」

 

その後直哉とビアンは簡易ゲートを修理して管理者の神殿に向かった。

 

「ここが君の世界なのか?」

 

「ええ、ここで僕達の任務が決まる場所ですね」

 

「あら直哉帰って来れたの?」

 

「はい実はですね・・・」

 

「大丈夫よ・・・さて並行世界の融合世界から来た偽りの調停者の如月直哉君初めまして、私はトワよこちらの融合世界の管理者をしている1人の神よ」

 

「ええ――こちらの融合世界では複数の管理者がいるんですか?」

 

「そうよ、そして私達の所に連絡が来たの並行世界の融合世界管理者からね」

 

!!

 

「並行世界の融合世界の管理者がこう言ってたわ。如月直哉の調停者の資質がないと判断したためにこちらの融合世界にパンサークローと共に転移をさせたと連絡があったの」

 

「そろそろあの事実を伝えても大丈夫なのとハニーさんの守護者の仕事を継続してやる事を伝える事をしないといけないので」

 

「如月直哉君も元調停者なのでその部分は知る権利があるので・・・と言ってもどうやら僕達5人はすんなり融合世界に戻る事は出来そうになさそうですね」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

直哉がそう言うと簡易ゲート不安定となり5人は簡易ゲートが偶然繋いだ世界に放り投げてしまうのだった。

 

「帰還中に簡易ゲートの事故によりある世界に行ってましてそこで・・・」

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「こういう事に巻き込まれて」

 

「本来の流れだとビアン博士が乗るヴァルシオンが魔装機神サイバスタ―に敗れた後エアロゲイターが本格的な侵攻をしてきます」

 

「やはり・・・そうだったか」

 

「ですがDC戦争を勝ったハガネ隊とコロニー連合軍に勝ったヒリュウ改の部隊が1つになりエアロゲイターに打ち勝ちます」

 

「おお、そうなのか?」

 

「100%エアロゲイターではない異星人が侵攻して来るかも知れません」

 

「成程遭遇する異星人の順番が異なるかも知らないのか」

 

「そう言う可能性があると言う事です」

 

その後直哉とビアンは簡易ゲートを修理して管理者の神殿に向かった。

 

「この結果になったので連れて来ました」

 

「成程ね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ヴォルクルスの出てきた3つの可能性前編

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「こういう事に巻き込まれて」

 

「本来の流れだとビアン博士が乗るヴァルシオンが魔装機神サイバスタ―に敗れた後エアロゲイターが本格的な侵攻をしてきます」

 

「やはり・・・そうだったか」

 

「ですがDC戦争を勝ったハガネ隊とコロニー連合軍に勝ったヒリュウ改の部隊が1つになりエアロゲイターに打ち勝ちます」

 

「おお、そうなのか?」

 

「100%エアロゲイターではない異星人が侵攻して来るかも知れません」

 

「成程遭遇する異星人の順番が異なるかも知らないのか」

 

「そう言う可能性があると言う事です」

 

その後直哉とビアンは簡易ゲートを修理して管理者の神殿に向かった。

 

「この結果になったので連れて来ました」

 

「成程ね」

 

「グオオオ」

 

ヴォルクルスがサイバスターに近接攻撃を仕掛ける。

 

 

「くっ早い回避が出来そうにない。こうなったらディスカッター」

 

 

サイバスターは、ヴォルクルスの近接攻撃を受けた。

 

 

「グオオオ」

 

 

「ぐうっ負けるか、カロリックミサイル」

 

「ガアアア」

 

 

ヴォルクルスがサイバスターのミサイル攻撃に怯んだ隙をザムジードの超振動拳が追い打ちをかける。

 

 

だがしかし、ヴォルクルスに対して決定的なダメージを与えられずにいた。

 

 

「飛鳥ちゃんどうする?」

 

「・・・薫コスモノヴァを使うから時間を稼いで」

 

「ええ――飛鳥ちゃんその技は使えないんじゃ」

 

 

「フッフッフなかなか面白いぞ。サイバスターとザムジード」

 

 

!!

 

「「この声はまさかヴォルクルス?」」

 

「その通りだ紫藤飛鳥と真宮寺薫」

 

 

!!

 

「「ヴォルクルスが私達の名前を」」

 

その時2組のプリキュアと新生帝国華撃団が、飛鳥達に合流した。

 

「飛鳥ちゃん薫ちゃん大丈夫?」

 

「ほう、キュアグレースと紫藤直哉もこの世界に来ていたのだったな。ならばこの場にいる全ての者よきえうせろ。この技は私の技ではないが食らうがいい。ブラックホールクラスター」

 

「「ええ――それはグランゾンの」」

 

「だから言っただろうブラックホールに飲み込まれるがいい」

 

「直哉君どういたらいいの?」

 

「この状況に打開策があるとすれば、ブラックホールクラスターと同等もしくはそれを超える技で消滅させるしかありません」

 

「あの時倒しきれてないとは言え消えたヴォルクルスの活動が再開したのが不思議なのね?」

 

「はい」

 

「ならそうなった可能性として3つあると思うわ」

 

「一つ目が・・・ゲネシスの改変による可能性」

 

「二つ目が・・・」

 

「「「その声はシスタージル」」」

 

「漸く見つけたよ空中元素固定装置をよこしな」

 

よこさないと言うならそこの爺に死んで貰うぞ」

 

「ワシかシスタージルとやらには爺さんにしか見えないようだな」

 

「何!!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

「何――馬鹿な」

 

「「「ええ――」」」

 

「成程お前が母様の言っていた要注意人物のプリキュアの1人か」

 

「「プリキュア?」」

 

聖羅と直哉がそう言う。

 

「まあいい、プリキュアの姿を見れただけでも良しとしよう」

 

「逃げるのシスタージル」

 

「逃げるわけではない優先順位が変わったのだ」

 

そう言いながらシスタージルは撤退した。

 

「質問良いですか?そもそもプリキュアって何ですか?」

 

「直哉君プリキュアは、こちらの融合世界にしかいない存在よ」

 

ハニーがそう言う。

 

「並行世界の融合世界の世界を受け入れたから」

 

「三つ目が・・・邪神ヴォルクルスの進化が原因」

 

「私はそう見てるわ」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ヴォルクルスの出てきた3つの可能性後編

 

「「「ええ――」」」

 

「成程お前が母様の言っていた要注意人物のプリキュアの1人か」

 

「「プリキュア?」」

 

聖羅と直哉がそう言う。

 

「まあいい、プリキュアの姿を見れただけでも良しとしよう」

 

「逃げるのシスタージル」

 

「逃げるわけではない優先順位が変わったのだ」

 

そう言いながらシスタージルは撤退した。

 

「質問良いですか?そもそもプリキュアって何ですか?」

 

「直哉君プリキュアは、こちらの融合世界にしかいない存在よ」

 

ハニーがそう言う。

 

「並行世界の融合世界の世界を受け入れたから」

 

「三つ目が・・・邪神ヴォルクルスの進化が原因」

 

「私はそう見てるわ」

 

「確かにゲネシスの改変の影響なら・・・」

 

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

直哉とアニエスはお互いにそう言った。

 

「実際にこちらの世界もそう言う改変を受けたのでわからなくはありませんが」

 

「「「ええ――」」」

 

「成程お前が母様の言っていた要注意人物のプリキュアの1人か」

 

「「プリキュア?」」

 

聖羅と直哉がそう言う。

 

「まあいい、プリキュアの姿を見れただけでも良しとしよう」

 

「逃げるのシスタージル」

 

「逃げるわけではない優先順位が変わったのだ」

 

そう言いながらシスタージルは撤退した。

 

「質問良いですか?そもそもプリキュアって何ですか?」

 

「直哉君プリキュアは、こちらの融合世界にしかいない存在よ」

 

ハニーがそう言う。

 

「でもこれは違うと考えます僕はですが」

 

「ああ、それは・・・こちらでも確認している」

 

「そうですかだったら・・・」

 

「構わんがそれをすると言う事は直哉お前悪に認定されるぞ」

 

「どういう事ですか?」

 

「俺達が直哉を直接倒せないのと同じだろうな」

 

「つまり如月直哉の世界の管理者が世界の消滅が決まった事でこちらの世界に手を出して、こちらの特殊遊撃部隊と戦おうとして死のうとしてるの?」

 

「恐らくそうだろうな」

 

「迷惑な話ね、そんな方法を使って来ても原作世界のオイシーナタウンには関係ないイベントに巻き込まれるなんて」

 

「現状貴方は普通の異世界人だけど、調停者をしていたのが仇となる事象が近い内に起きる可能性があるわ」

 

「それは・・・こちら側の敵が空中元素固定装置に興味を持った場合恐らく狙われるわ」

 

「トワお前も話しただろう。仮にこちらの直哉に言われて付いて行ったところで、こちらの世界に悪影響を及ぼすとは思えんな。まあ強いて言えば花寺直哉と如月の3人の仲が悪くなるだろう。ただそれだけだ」

 

「確かにそうなんだけど・・・」

 

「こういう事が判明し直哉が彼等を連れて行く場合そう言うリスクがつくぞ

 

「ええ――それは事実です?」

 

「ああ、それは間違いない」

 

「そんな僕達に倒されるためにあの誘拐事件が起きたのですか?」

 

「そうだ並行世界の融合世界が完全に終わりの為の必要な事だからな」

 

「そんな・・・」

 

「既にここまでの事をしているんだ。後には引けないだろうな」

 

「でも急に真実を知り動揺する気持ちはわかるでしょう?」

 

「まあな、だから調停者としての答えを考えるんだ」

 

暫くして・・・

 

直哉は答えを出した。

 

「でも、ヴォルクルスの件と並行世界の管理者が仕組んだと仮定してもやはり無理なのでは」

 

「直哉は1と3の可能性が高いと思ってるのね」

 

「はい」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

管理者として

「こういう事が判明し直哉が彼等を連れて行く場合そう言うリスクがつくぞ

 

「ええ――それは事実です?」

 

「ああ、それは間違いない」

 

「そんな僕達に倒されるためにあの誘拐事件が起きたのですか?」

 

「そうだ並行世界の融合世界が完全に終わりの為の必要な事だからな」

 

「そんな・・・」

 

「既にここまでの事をしているんだ。後には引けないだろうな」

 

「でも急に真実を知り動揺する気持ちはわかるでしょう?」

 

「まあな、だから調停者としての答えを考えるんだ」

 

暫くして・・・

 

直哉は答えを出した。

 

「でも、ヴォルクルスの件と並行世界の管理者が仕組んだと仮定してもやはり無理なのでは」

 

「直哉は1と3の可能性が高いと思ってるのね」

 

「はい」

 

「少なくとも同じ管理者として3人に対しての影響を除外する為にした事が・・・」

 

「「「その声はシスタージル」」」

 

「漸く見つけたよ空中元素固定装置をよこしな」

 

よこさないと言うならそこの爺に死んで貰うぞ」

 

「ワシかシスタージルとやらには爺さんにしか見えないようだな」

 

「何!!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

「何――馬鹿な」

 

「「「ええ――」」」

 

「成程お前が母様の言っていた要注意人物のプリキュアの1人か」

 

「「プリキュア?」」

 

聖羅と直哉がそう言う。

 

「まあいい、プリキュアの姿を見れただけでも良しとしよう」

 

「逃げるのシスタージル」

 

「逃げるわけではない優先順位が変わったのだ」

 

そう言いながらシスタージルは撤退した。

 

「質問良いですか?そもそもプリキュアって何ですか?」

 

「直哉君プリキュアは、こちらの融合世界にしかいない存在よ」

 

ハニーがそう言う。

 

「これと・・・」

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「これが連動していたら」

 

「そんな事あり得るんです?」

 

「普通ならないでしょうねけど・・・」

 

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「ゲネシスの改変が関与していたら?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

突発的に偶然で重なった3つの出来事1

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「ゲネシスの改変が関与していたら?」

 

「つまりトワはこの3つは単独発生でありながらどこかでリンクしていて最終的に・・・」

 

「先程も言いましたがビアン博士はこの騒動中に僕達の世界に来ていた来たいのです」

 

「良いのか私が君達の世界に行って?」

 

「それは問題ありませんが、リューネさんは本来の流れにいないと困るので少し遅れての親子生活になりますけど」

 

「ああ、構わんが、君は未来が見えるのか?」

 

「いえ、未来が見えるのではなく歴史の流れに関わった人がその後どうなったかを見る事が出来るんですよ。今回の邪神ヴォルクルスが出ない流れをですね」

 

「本来の流れだとビアン博士が乗るヴァルシオンが魔装機神サイバスタ―に敗れた後エアロゲイターが本格的な侵攻をしてきます」

 

「やはり・・・そうだったか」

 

「ですがDC戦争を勝ったハガネ隊とコロニー連合軍に勝ったヒリュウ改の部隊が1つになりエアロゲイターに打ち勝ちます」

 

「おお、そうなのか?」

 

「はいその中にリューネさんもいますよ」

 

「ただ・・・」

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「こちらの世界ではこういう改変があったので」

 

「本来の流れだとビアン博士が乗るヴァルシオンが魔装機神サイバスタ―に敗れた後エアロゲイターが本格的な侵攻をしてきます」

 

「やはり・・・そうだったか」

 

「ですがDC戦争を勝ったハガネ隊とコロニー連合軍に勝ったヒリュウ改の部隊が1つになりエアロゲイターに打ち勝ちます」

 

「おお、そうなのか?」

 

「100%エアロゲイターではない異星人が侵攻して来るかも知れません」

 

「成程遭遇する異星人の順番が異なるかも知らないのか」

 

「そう言う可能性があると言う事です」

 

「僕がビアン博士を融合世界に連れてくるように仕組まれていたと言う事ですか?」

 

「そこまで確実に断言は出来ないけど簡易ゲートをおかしく出来るのは隼人やこちら側のイヨやヒミコと限られるけど、その3人はその世界にいなかったんでしょう?」

 

「ええ、ヴォルクルスもそんな事は言っていませんでした」

 

直哉がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第72章 第1部 2人の精霊編
突発的に偶然で重なった3つの出来事2


「こちらの世界ではこういう改変があったので」

 

「本来の流れだとビアン博士が乗るヴァルシオンが魔装機神サイバスタ―に敗れた後エアロゲイターが本格的な侵攻をしてきます」

 

「やはり・・・そうだったか」

 

「ですがDC戦争を勝ったハガネ隊とコロニー連合軍に勝ったヒリュウ改の部隊が1つになりエアロゲイターに打ち勝ちます」

 

「おお、そうなのか?」

 

「100%エアロゲイターではない異星人が侵攻して来るかも知れません」

 

「成程遭遇する異星人の順番が異なるかも知らないのか」

 

「そう言う可能性があると言う事です」

 

「僕がビアン博士を融合世界に連れてくるように仕組まれていたと言う事ですか?」

 

「そこまで確実に断言は出来ないけど簡易ゲートをおかしく出来るのは隼人やこちら側のイヨやヒミコと限られるけど、その3人はその世界にいなかったんでしょう?」

 

「ええ、ヴォルクルスもそんな事は言っていませんでした」

 

直哉がそう言う。

 

「そうなると・・・」

 

「そう言う可能性があると言う事です」

 

「僕がビアン博士を融合世界に連れてくるように仕組まれていたと言う事ですか?」

 

「そこまで確実に断言は出来ないけど簡易ゲートをおかしく出来るのは隼人やこちら側のイヨやヒミコと限られるけど、その3人はその世界にいなかったんでしょう?」

 

「さっきあげた3人が一緒にしたか、3人の内の誰かが意図的に簡易ゲートをあの地球に設定した可能性があるわね」

 

「まあ、どちらにしろあの地球とは付き合わないといけないわね」

 

「そうですね」

 

 

「良いのか私が君達の世界に行って?」

 

「それは問題ありませんが、リューネさんは本来の流れにいないと困るので少し遅れての親子生活になりますけど」

 

「ああ、構わんが、君は未来が見えるのか?」

 

「いえ、未来が見えるのではなく歴史の流れに関わった人がその後どうなったかを見る事が出来るんですよ。今回の邪神ヴォルクルスが出ない流れをですね」

 

「本来の流れだとビアン博士が乗るヴァルシオンが魔装機神サイバスタ―に敗れた後エアロゲイターが本格的な侵攻をしてきます」

 

「やはり・・・そうだったか」

 

「ですがDC戦争を勝ったハガネ隊とコロニー連合軍に勝ったヒリュウ改の部隊が1つになりエアロゲイターに打ち勝ちます」

 

「おお、そうなのか?」

 

「はいその中にリューネさんもいますよ」

 

「今の問題はリューネさんをどうするかですね?」

 

「そうね理想的なのはリューネが特殊遊撃部隊に入れば、あの地球の改変に早く対応出来るようになるから」

 

「そうですね」

 

「もしかするとこれからは・・・」

 

「「「その声はシスタージル」」」

 

「漸く見つけたよ空中元素固定装置をよこしな」

 

よこさないと言うならそこの爺に死んで貰うぞ」

 

「ワシかシスタージルとやらには爺さんにしか見えないようだな」

 

「何!!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

「何――馬鹿な」

 

「「「ええ――」」」

 

「成程お前が母様の言っていた要注意人物のプリキュアの1人か」

 

「キューティーハニー世界とあの地球がメインになるかもですね」

 

「それは私達は避けたいんだけどね」

 

「どうしてですか?」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

理由と2人の精霊誕生へ前編

「ワシかシスタージルとやらには爺さんにしか見えないようだな」

 

「何!!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

「何――馬鹿な」

 

「「「ええ――」」」

 

「成程お前が母様の言っていた要注意人物のプリキュアの1人か」

 

「キューティーハニー世界とあの地球がメインになるかもですね」

 

「それは私達は避けたいんだけどね」

 

「どうしてですか?」」

 

「それはね・・・」

 

「「「これは2人共大丈夫なんですか?」」」

 

原作世界のキュアグレース達がアスミに聞く。

 

「ええ、のどかに関してはそこまでは心配しなくていいと思いますが」

 

「「「直哉君が危ないの?」」」

 

「のどかとくらべたらですよ」

 

「一体直哉君に何が起きたんですか?」

 

「それは恐らくこの山に、直哉の力を封印する何かが、存在しているんだと思います」

 

「成程それをどうにかしないと、直哉君の力の影響を受けている融合世界の私達にも、悪影響が出てるのね」

 

原作世界のキュアフォンテーヌが言う。

 

「そうです。ちゆとひなたはのどかと違い影響は少ないみたいですね」

 

「ええ、何とかね変身してると、影響が強く出るみたいだけど」

 

「あのさ、こんな時に聞くのはあれだけど貴女は誰なの?」

 

原作世界のキュアスパークルが聞く。

 

「あ、私も気になってたんだ」

 

原作世界のキュアグレースもそう言う。

 

「ああ、そう言えばこうして直接話すのは初めてでしたね」

 

「ラテいいですか?」

 

「ワン」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

「「「「「ええーー」」」ペン」ニャン」

 

「まさかこの人が融合世界の4人目なの?」

 

「ええ、そうよもう1人の私」

 

ちゆが、原作世界のキュアグレース達に言う。

 

「ふええ、そんなに融合世界のビョーゲンズとの戦い進んでるの?」

 

原作世界のキュアスパークルが聞く。

 

「もう1つのすこやか市でアスミ誕生まで行ったけどそこで降魔を使役する一団が出たんですって」

 

「ええ――本当ですか?」

 

「のどか達がそう言ってたわ」

 

「フフ、やはり貴女達も来ましたか特殊遊撃部隊」

 

「特殊遊撃部隊とは一体何なんだ?」

 

真宮寺直哉が治療を受けながら考えていると・・・

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

 

「フフ、成程あれがイシュメルガとデボネアが言っていた力ですか」

 

カルマがそう呟く。

 

「カルマ、イシュメルガとデボネアとは何者だ?」

 

真宮寺直哉がカルマに聞く。

 

「ああ、遥か未来から来た私の協力者ですよ」

 

!!

 

「遥か未来から来た協力者だと」

 

「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「そうです。それで間違いないですね?花寺薫」

 

「薫ちゃんの名字が違う」

 

「その通りだよカルマ。よくそこまで融合世界の事を熟知してるね」

 

「イシュメルガとデボネアでも私の名字変更の事は知らなかったのに」

 

「融合世界?飛鳥ちゃんどういう事?」君達は幼馴染世界から来たんだよね」

 

「違いますよ。真宮寺直哉さん」

 

「おい、直哉しっかりしろ面倒な奴は倒されたんだ」

 

「つまり異界事変みたいに別の者が降魔を使役している可能性があるんですか?」

 

「その可能性もあるから連絡が来たの」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

理由と2人の精霊誕生へ中編

「ああ、遥か未来から来た私の協力者ですよ」

 

!!

 

「遥か未来から来た協力者だと」

 

「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「そうです。それで間違いないですね?花寺薫」

 

「薫ちゃんの名字が違う」

 

「その通りだよカルマ。よくそこまで融合世界の事を熟知してるね」

 

「イシュメルガとデボネアでも私の名字変更の事は知らなかったのに」

 

「融合世界?飛鳥ちゃんどういう事?」君達は幼馴染世界から来たんだよね」

 

「違いますよ。真宮寺直哉さん」

 

「おい、直哉しっかりしろ面倒な奴は倒されたんだ」

 

「つまり異界事変みたいに別の者が降魔を使役している可能性があるんですか?」

 

「その可能性もあるから連絡が来たの」

 

「成程つまり・・・」

 

「いえ、直哉今から貴方1人であおぞら市ともう1つのすこやか市に行ってくれない?」

 

「え、どういう事ですか?」

 

「ええ、あおぞら市に関しては融合世界の関連世界になりたてであんな事に巻き込まれたしね、あくまでもあおぞら市はパトロールみたいな感じで良いわ」

 

「成程確かに、今回のようなケースは初めてですからね」

 

「そして、もう1つのすこやか市の方では、融合世界とのバランスを保つ為にプリキュア・ヒーリング・オアシスだったかしら?」

 

「もう1人ののどか達がその技を習得するまで一緒にいて欲しいのよ」

 

「本来なら獅童光と一緒に各世界を回ってもらうつもりだったからね」

 

「成程、イシュメルガとデボネアの妨害が無ければ、イヨ達の作った世界を見た後に、そう言う流れを予定してたんですね」

 

「ええ、正直ここまでもう1つのすこやか市のイベントを遅れるとは思ってなかったからね」

 

「確かにミラクルヒーリングボトルを手に入れないと向こうのバテデモーダが出て来れないですね」

 

「そうなのよね。直哉とりあえず1人でミラクルヒーリングボトルが出るまででいいから観測して、その後はもう1つのすこやか市のイベントは止めるように連絡するわ」

 

「わかりました。なら先にあおぞら市に行きますね」

 

「うんお願いね」

 

そしてそのまま直哉は、あおぞら市に転移したのだった。

 

「おい、トワ本当に守護者無しで行かせたが良かったのか?」

 

「ええ、レイもイシュメルガとデボネアが、獅童光を目覚めさせるのを止めたのは知ってるわよね」

 

「ああ、だからと言って、まなつ達は守護者見習いだからまだいいが、もう1人ののどか達にも、守護者見習いをさせるのはどうかと思うが?」

 

「あら、あの子達も守護者見習いみたいな物じゃない」

 

「あの時のように僕だけが行き状況によっては・・・」

 

「貴方本当にリフレインなの?」

 

「最初の時にはみせなかったその怪物をよく知っているようだったけど?」

 

「「そう言えばそうだよ」」

 

「フフ、流石だなキュアグレース。だが私は進化したのだよ」

 

「進化したですって」

 

「そうその通りだ、キュアフォンテーヌ私は君達の時間を戻した後にミラクルンが次元の穴を見つけてそこに行こうとした時に私の前に次元の穴から怨霊と言ってもいい魂を私は吸収したのだ」

 

「「ええ――」」

 

「「「やっぱり融合世界の降魔の力とメガビョーゲンの力がリフレインと言う素体に2つの力が融合したんだね」」」したのね」

 

「ほう、お前達はこの力が流れて来た世界の事を知っているようだな」

 

「知ってるけどリフレイン貴方にはその世界には行かせない」

 

!!

 

「成程キュアグレースお前はいや、お前達3人はメガ降魔を見るのは初めてではないのか?」

 

「そうかそう言う事か、キュアグレースお前は異世界に行った事がありそこでメガ降魔と戦った事があるのだな」

 

「「ええ――それ本当なの?グレース」」

 

先輩達がリフレインの話を聞き驚いてグレースに確認する。

 

「ええ、事実です先輩ですので今のメガリフレインにはメガビョーゲンの力も使えるので十分気をつけてください」

 

「「了解」」

 

そしてプリキュア達とメガリフレインの戦いが始まった。

 

「ああいう形の介入をしろと言う事ですか?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

理由と2人の精霊誕生へ後編

「「「やっぱり融合世界の降魔の力とメガビョーゲンの力がリフレインと言う素体に2つの力が融合したんだね」」」したのね」

 

「ほう、お前達はこの力が流れて来た世界の事を知っているようだな」

 

「知ってるけどリフレイン貴方にはその世界には行かせない」

 

!!

 

「成程キュアグレースお前はいや、お前達3人はメガ降魔を見るのは初めてではないのか?」

 

「そうかそう言う事か、キュアグレースお前は異世界に行った事がありそこでメガ降魔と戦った事があるのだな」

 

「「ええ――それ本当なの?グレース」」

 

先輩達がリフレインの話を聞き驚いてグレースに確認する。

 

「ええ、事実です先輩ですので今のメガリフレインにはメガビョーゲンの力も使えるので十分気をつけてください」

 

「「了解」」

 

そしてプリキュア達とメガリフレインの戦いが始まった。

 

「ああいう形の介入をしろと言う事ですか?」

 

「そうよこちらの世界ののどか達はあれを被ってるんでしょう?」

 

トワがそう言いながら思い出す。

 

「たくっ何であんたがついて来るのよ」

 

「情報提供者の義務だよ」

 

「そんな義務聞いた事無いわよ」

 

「別に良いじゃん。私も特殊遊撃部隊に入ってるんだし」

 

「あはは、シャーリィーちゃん良いの?特務支援課もこの件に関わって来るけど」

 

「ああ、その時はその装置を貸して響」

 

「成程ちゃんと考えてるんだね」

 

「当然よ」

 

「そう言えばエステルの兄さんはどうしてるの?」

 

「兄さんは結社側に行ってるわ。紫藤直哉とトワ達の介入する事を事前にね」

 

「成程」

 

!!

 

「皆気をつけて出て来るよ巨大ノイズと小型ノイズと降魔が」

 

「グレ響は巨大ノイズをお願い、エステルさんとヨシュアさんとシャーリィーさんは小型ノイズをお願いします」

 

「「「了解」」」

 

「そして私が降魔をやります」

 

2人の響とエステル達はノイズと降魔と戦い始めた。

 

「それはそうですけどあくまで・・・」

「ふむそう言う理由ならシュウさんを信じて見てもいいでしょうね」

 

「直哉君いいの?

 

「良いですよ。シュウさん確認したい事もあるので」

 

「なんでしょうか?」

 

「僕達は融合世界ではない世界でヴォルクルスと戦ったので」

 

「何ですって!!」

 

シュウが直哉の言葉に驚いていた。

 

「その時に聞きました」

 

「そうか異世界の人間として私は悪に見えるか?」

 

「それは見えませんよ。ただDCを手に入れたいと考えている人間がDC内部にいますが」

 

「でもビアン博士はそれすらもわかった上で好きにさせているように感じますが」

 

「フッ君にもそう見えるか?」

 

「はい、実際にお年寄りの博士に絡まれる可能性があったので」

 

「ああ、アードラ博士か」

 

「確かに彼等の研究はそう遠くない未来にDCの理念を忘れ暴走するだろうな」

 

「そんな彼等の野望ごとDCを止める者が現れる事をワシは期待している」

 

「成程ビアン博士は自分が悪になる事で異星人に負けない地球人の軍隊を作り出そうとしているんですね、そして地球の内乱として見せれば異星人側が早急に地球に手を出さないだろうと考えての事なんですね」

 

「君みたいに察しが良い人間だけならどれだけ楽か・・・」

 

「いやいやそんな人ばかりだと個性が無くて面白くないですよ」

 

「シュウさんもそう思いませんか?」

 

「そうですね私としたらマサキのような相手はしたくないですね」

 

「ビアン博士との話し合いを優先させる為ですよ」

 

直哉がそう言う。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉もう1つのすこやか市に行く

「でもビアン博士はそれすらもわかった上で好きにさせているように感じますが」

 

「フッ君にもそう見えるか?」

 

「はい、実際にお年寄りの博士に絡まれる可能性があったので」

 

「ああ、アードラ博士か」

 

「確かに彼等の研究はそう遠くない未来にDCの理念を忘れ暴走するだろうな」

 

「そんな彼等の野望ごとDCを止める者が現れる事をワシは期待している」

 

「成程ビアン博士は自分が悪になる事で異星人に負けない地球人の軍隊を作り出そうとしているんですね、そして地球の内乱として見せれば異星人側が早急に地球に手を出さないだろうと考えての事なんですね」

 

「君みたいに察しが良い人間だけならどれだけ楽か・・・」

 

「いやいやそんな人ばかりだと個性が無くて面白くないですよ」

 

「シュウさんもそう思いませんか?」

 

「そうですね私としたらマサキのような相手はしたくないですね」

 

「ビアン博士との話し合いを優先させる為ですよ」

 

直哉がそう言う。

 

「ええ、わかってるわよ。だけどさ・・・こちらの世界ののどか達が話を聞いている以上行かないとは言わなくない?」

 

「それはそうですが・・・」

 

「「「はあ、はあ」」」

 

 

原作世界の3人はプリキュアの変身を解除した。

 

 

「皆お疲れ様」

 

「おつかれ」

 

「お疲れラビ」

 

 

「何で、融合世界ののどかっちは疲れてないの?」

 

 

「さては、直哉が疲れない術を使ったんだろ?」

 

 

ニャトランが直哉に聞く。

 

 

「うん、してないよ。僕寝てたし」

 

 

「「「ええーー」」」

 

 

「僕起きてたら、無意識にグレースとラビリンに霊力を送るからね」

 

 

「寝ないと霊力供給を遮断出来ないペン?」

 

 

「うんそうだよ、今回は模擬戦でこちらに制限を付けて3人に宝玉の使い方を教える事が出来るか、融合世界のグレースとラビリンにしてもらったんだ」

 

 

 

「成る程、その為に直哉は寝てたんだペン」

 

 

「まあ、原作世界の3人は宝玉の使い戦う事は余り無いと思うけどね」

 

 

「でも、助かったラビいつ融合世界の変異メガビョーゲンが来るかわからないラビ」

 

 

「そうだねラビリン」

 

 

「そうね宝玉の使い方を知ってるのと、知らないのじゃかなり違うわ」

 

「でももう一人ののどかっちは、何で人数的に不利な戦いであんなに余裕なの?」

 

「それはね融合世界の中での戦いは、ほとんど敵の方が数を多く出すからね」

 

「こちらで融合世界のグワイワルが使ったソロモンの笛は扉を閉めないとノイズが無限に出てくるし」

 

「「「「「「ええーーー無限に――」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「うん、それに降魔も使役する人間の力が大きくなれば、召喚できる数も増えるしね」

 

「そんなに数で来る相手を、相手にしてたら最低限の行動で戦う術を見つけるニャン」

 

「ええ、そうね私は融合世界の品川での戦いは忘れないわ」

 

「「ああ、響さんがノイズ30体を一人で倒した時ね」」

 

「少なくとものどかは行くと思うわよ何が何でも」

 

「だから私としては現状を維持したまま行くのなら何も言わないし、止めないわ」

 

「むしろこのままで行った方が良い様な気がするのよ」

 

「わかりました。僕はそのままもう1つのすこやか市に行きます」

 

そう言って直哉はもう1つのすこやか市に向かうのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ラテの体調不調による危機前編

「でももう一人ののどかっちは、何で人数的に不利な戦いであんなに余裕なの?」

 

「それはね融合世界の中での戦いは、ほとんど敵の方が数を多く出すからね」

 

「こちらで融合世界のグワイワルが使ったソロモンの笛は扉を閉めないとノイズが無限に出てくるし」

 

「「「「「「ええーーー無限に――」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「うん、それに降魔も使役する人間の力が大きくなれば、召喚できる数も増えるしね」

 

「そんなに数で来る相手を、相手にしてたら最低限の行動で戦う術を見つけるニャン」

 

「ええ、そうね私は融合世界の品川での戦いは忘れないわ」

 

「「ああ、響さんがノイズ30体を一人で倒した時ね」」

 

「少なくとものどかは行くと思うわよ何が何でも」

 

「だから私としては現状を維持したまま行くのなら何も言わないし、止めないわ」

 

「むしろこのままで行った方が良い様な気がするのよ」

 

「わかりました。僕はそのままもう1つのすこやか市に行きます」

 

そう言って直哉はもう1つのすこやか市に向かうのだった。

 

「クチュンクチュン」

 

「あら、ラテもしかして風邪ひいたかな?」

 

「のどかラテの体調が悪いみたいだから病院に連れて行って」

 

「はーい」

 

そしてのどかはラテを平光アニマルクリニックに連れて行った。

 

「成程トワによって少し前の時間に調整されているようですね」

 

「でも何でそれをしたんだろう?トワさんん」

 

「恐らくですが・・・」

 

「成程ビアン博士は自分が悪になる事で異星人に負けない地球人の軍隊を作り出そうとしているんですね、そして地球の内乱として見せれば異星人側が早急に地球に手を出さないだろうと考えての事なんですね」

 

「君みたいに察しが良い人間だけならどれだけ楽か・・・」

 

「いやいやそんな人ばかりだと個性が無くて面白くないですよ」

 

「シュウさんもそう思いませんか?」

 

「そうですね私としたらマサキのような相手はしたくないですね」

 

「ビアン博士との話し合いを優先させる為ですよ」

 

直哉がそう言う。

 

「ええ、わかってるわよ。だけどさ・・・こちらの世界ののどか達が話を聞いている以上行かないとは言わなくない?」

 

「それはそうですが・・・」

 

「キュアアース誕生イベント前に移動させたのは、のどかお姉ちゃん達の為だと思うよ」

 

「「「私達の為?」」」

 

「うん、思い出してみて。

 

「それで直哉君、アスミさん見て何で驚いたの?」

 

 

「のどかお姉ちゃん。以前プリキュアの事を言いましたよね覚えてます?」

 

 

 

「うん」

 

 

「「「「あ、」」」」

 

 

「その言葉が気になり、調べたら確かに僕が4人目のプリキュアとなるのならパートナーは、ラテになるはずですよね?ヒーリングアニマルの中でパートナーがいないのは」

 

 

 

「「「「「「「「確かに」」」」」」」」

 

「のどかお姉ちゃんこの風鈴アスミさんは4人目のプリキュアでラテのパートナーなんですよ」

 

 

「「ええーー」ラビ―」

 

 

「でもでも、直哉君まだ生まれてないって言ったよね」

 

 

「ええ、僕も原作世界のすこやか市と接触した事により全てがリセットされたと思ってましたよ」

 

「だから生まれてもないと考えていましたが・・・アスミさんどうしてこのタイミングで来たのですか?」

 

 

「それは、ラテのお母さんが直哉さんに迫る危機から守ってほしいと頼まれたんです」

 

 

「「ええーー」」

 

 

「僕に迫る危機ですか?」

 

「はい、ビョーゲンズやノイズ達とは異なる脅威からです」

 

「つまりアスミさんは直哉君とラテを守る為にヒーリングガーデンから来たんですか?」

 

「トワはキュアアースが本来の流れで誕生するのかを見て欲しいのではないかと思います」

 

「「「「成程」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ラテの体調不調による危機後編

「でもでも、直哉君まだ生まれてないって言ったよね」

 

「ええ、僕も原作世界のすこやか市と接触した事により全てがリセットされたと思ってましたよ」

 

「だから生まれてもないと考えていましたが・・・アスミさんどうしてこのタイミングで来たのですか?」

 

「それは、ラテのお母さんが直哉さんに迫る危機から守ってほしいと頼まれたんです」

 

「「ええーー」」

 

「僕に迫る危機ですか?」

 

「はい、ビョーゲンズやノイズ達とは異なる脅威からです」

 

「つまりアスミさんは直哉君とラテを守る為にヒーリングガーデンから来たんですか?」

 

「トワはキュアアースが本来の流れで誕生するのかを見て欲しいのではないかと思います」

 

「「「「成程」」」」

 

「まあどちらにしろここのラテには試練になりますがね」

 

「そうだね直哉君それでこれからどうするの?」

 

「とりあえずイベントを観察しますよ」

 

「クチュンクチュン」

 

「あら、ラテもしかして風邪ひいたかな?」

 

「のどかラテの体調が悪いみたいだから病院に連れて行って」

 

「はーい」

 

そしてのどかはラテを平光アニマルクリニックに連れて行った。

 

「でもこのまま干渉しないで私達3人がピンチになっても動かないの?」

 

「ええ、そうですねそれが、本来の流れのままならですが」

 

「まあ僕としたら・・・」

「貴方のランボーグは浄化しました」

 

「流石だねプリキュアだがこの勝負僕の勝ちだ」

 

バッタモンダーがそう言うと再びキュアスカイとキュアプリズムの前に同じ巨大ランボーグが現れた。

 

「「ええ――浄化したのに」」

 

「さあ、真の姿を現せ」

 

「「真の姿」」

 

「ああ、そうさ君達が今浄化したのは真の姿を隠す為のアンダーグエネルギーを浄化したに過ぎない。さあ行け巨大メガビョーゲン」

 

「メガビョーゲン」

 

「ええ――あれはあの時見たメガビョーゲン」

 

プリズムがそう言う。

 

「ええ――じゃあ・・・」

 

「メガ・・・ビョーゲン」

 

「「「「「「「「「えっ何が起きた?」」」」」」」」」

 

その時亜種型メガビョーゲンにダメージを与えた2人の少女がⅦ組の前に現れた。

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン

 

「やっぱりランボーグとは違う」

 

プリズムがそう言う。

 

「大丈夫ですか?皆さん」

 

「ああ、助かったよ君達は一体誰なんだ?」

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「前の2つの世界が干渉する羽目になったので恐らくですが・・・こちらでもすると思いますよ」

 

「さて少し時間を速めますよ」

 

「「「「了解」」」」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

すこやか市の流れに起きる変化

「大丈夫ですか?皆さん」

 

「ああ、助かったよ君達は一体誰なんだ?」

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「前の2つの世界が干渉する羽目になったので恐らくですが・・・こちらでもすると思いますよ」

 

「さて少し時間を速めますよ」

 

「「「「了解」」」」

 

「「「ぐうっバテデモーダ」」」

 

「おやおや3人共どうしたのかな?メガビョーゲンに簡単に捕まって」

 

バテデモーダがそう言う。

 

「わ、私達は負けない」

 

「はいはいまだ負けてないね。でもね現実を見る事をおすすめしますよ。プリキュア」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「あの浄化技は3人でなければ使えない」

 

「まして捕まっている状況で使えるすっか?」

 

「「「うう」」」

 

「あらあらもう終わりですか?終わりなら地球は病気になるだけですよ」

 

バテデモーダがそう言うと什器型メガビョーゲンが地球を蝕む。

 

「このままじゃ・・・」

 

「「グレース」」

 

「フォンテーヌとスパークル」

 

「おっまだやるすっか良いすっよ」

 

「久しぶりにこちらの世界に来てみれば、こちらの世界にバテデモーダが生まれましたか」

 

!!

 

「「「ワイズマン」」」

 

「ああ、久しぶりですねプリキュア・・・と言ってもこちらの世界のですね」

 

「もうあの時みたいに乱入者がいなければ俺の勝ちだなプリキュア」

 

「はっ乱入者・・・」

 

その時グレースが思い出した。

 

「はあああみのりのエレメント」

 

「落ち着くラビグレース」

 

「メガッ」

 

その時グレースの攻撃がメガビョーゲンに当たりメガビョーゲンがバランスを崩すと慌ててグレースが作品を守る為にメガビョーゲンを支える。

 

「あははレイを言うぞプリキュアメガビョーゲンを助けてくれてな」

 

だがその時メガビョーゲンが無防備なグレースを作品の上にグレースを放り投げた。

 

「あ・・・」

 

作品にグレースが当たる前にグレースは簡易ゲートから出て来た青年状態の直哉に助けられた。

 

「大丈夫ですかグレースさん」

 

「あ、直哉君ありがとう。どうしてここに?」

 

宝玉の調整が終わったので届けに来たんですが、どうやら3ヶ所同時にメガビョーゲンを発生したんですね」

 

「うんそうなの」

 

「それでグレースさんは、作品を壊すかも知れないと、気になってるんですね?」

 

「それなら大丈夫ですよ」

 

そう言って直哉は美術館全体に霊力の壁を作り全ての作品を囲んだ。

 

「何――」

 

グワイワルが驚く。

 

「「凄い」凄いラビ」

 

「とりあえず僕の介入はここまでにしますね」

 

「ありがとう直哉君」

 

「次は、シンドイ―ネがいる所に僕は行きますね。グレースさん」

 

「え、どういう事直哉君?」

 

「ラビリンも僕と同じ事を考えていたようですね」

 

「そうラビ

 

「直哉お願いできるラビ?恐らくペギタンもニャトランも同じ事を考えてる筈ラビ」

 

「メガビョーゲンを浄化するまでの間直哉だけで他の2体のメガビョーゲンの成長をしないように足止めしてほしいラビ」

 

「ええ――ラビリンそれは無理だよ。いくら直哉君でも」

 

「わかったよラビリン。僕は予定通りシンドイ―ネが作ったメガビョーゲンと戦っておくよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

バテデモーダの策略

「何――」

 

グワイワルが驚く。

 

「「凄い」凄いラビ」

 

「とりあえず僕の介入はここまでにしますね」

 

「ありがとう直哉君」

 

「次は、シンドイ―ネがいる所に僕は行きますね。グレースさん」

 

「え、どういう事直哉君?」

 

「ラビリンも僕と同じ事を考えていたようですね」

 

「そうラビ

 

「直哉お願いできるラビ?恐らくペギタンもニャトランも同じ事を考えてる筈ラビ」

 

「メガビョーゲンを浄化するまでの間直哉だけで他の2体のメガビョーゲンの成長をしないように足止めしてほしいラビ」

 

「ええ――ラビリンそれは無理だよ。いくら直哉君でも」

 

「わかったよラビリン。僕は予定通りシンドイ―ネが作ったメガビョーゲンと戦っておくよ」

 

「助けて直哉君」

 

「おやおやプリキュアが助けてとは笑えますよ」

 

「それにしても特殊遊撃部隊は来ませんよ忘れたんすっか」

 

「あ、のどかさん達が気が付いたようですね」

 

「「「ううーん、ここは?」」」

 

「ここはダルイゼンとメガビョーゲンに負けた地点から、少し離れた山奥ですよ。皆さん」

 

「「「ええーー直哉君どうしてここに?」」」

 

「ああ、それは・・・皆さんが来た後この周辺で状況を見てましたからね」

 

「それで、皆さんがメガビョーゲンに吹き飛ばされたのを見て皆さんをこちらに連れて来たんですよ」

 

「「「そうなのね」そうなんだ」」

 

「それじゃ直哉君お願い、私達をメガビョーゲンの所に連れて行って」

 

「それは出来ません。ひなたさん」

 

「何で――」

 

「その理由は先程ラビリン達にも言いましたが」

 

「ラビリンそれは出来ないよ。ラビリン僕達特殊遊撃部隊が介入出来るのは、ワイズマン等が作り出したメガビョーゲンやノイズと言うのは知ってるね?」

 

「それは・・・」

 

「そして今回の3体のメガビョーゲンは、君達の世界のビョーゲンズだから基本的に介入できません」

 

「「「ああ、そう言う事」」」

 

「のどかさん達がメガビョーゲン吹き飛ばされたのにもちゃんと理由があるので、それを僕自身が壊すわけにはいかないので」

 

「あ、そう言えばそうだ」

 

「その通りすっよ。つまりこれは特殊遊撃部隊も干渉できないですよ」

 

「そんな私達のピンチなのに」

 

「落ち着くペンスパークル」

 

「そうよもう1人の私達が教えてくれた事を思い出すのよ」

 

「それって・・・」

 

「「「これは2人共大丈夫なんですか?」」」

 

原作世界のキュアグレース達がアスミに聞く。

 

「ええ、のどかに関してはそこまでは心配しなくていいと思いますが」

 

「「「直哉君が危ないの?」」」

 

「のどかとくらべたらですよ」

 

「一体直哉君に何が起きたんですか?」

 

「それは恐らくこの山に、直哉の力を封印する何かが、存在しているんだと思います」

 

「成程それをどうにかしないと、直哉君の力の影響を受けている融合世界の私達にも、悪影響が出てるのね」

 

原作世界のキュアフォンテーヌが言う。

 

「そうです。ちゆとひなたはのどかと違い影響は少ないみたいですね」

 

「ええ、何とかね変身してると、影響が強く出るみたいだけど」

 

「あのさ、こんな時に聞くのはあれだけど貴女は誰なの?」

 

原作世界のキュアスパークルが聞く。

 

「あ、私も気になってたんだ」

 

原作世界のキュアグレースもそう言う。

 

「ああ、そう言えばこうして直接話すのは初めてでしたね」

 

「ラテいいですか?」

 

「ワン」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

 

「キュアアース!」

 

 

「ワン!」

 

「「「「「ええーー」」」ペン」ニャン」

 

「まさかこの人が融合世界の4人目なの?」

 

「ええ、そうよもう1人の私」

 

ちゆが、原作世界のキュアグレース達に言う。

 

「ふええ、そんなに融合世界のビョーゲンズとの戦い進んでるの?」

 

原作世界のキュアスパークルが聞く。

 

「あれの事?」

 

「そうよ」

 

「何をごちゃごちゃ言ってるんすか?やれメガビョーゲン」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

「「「ぐうっ」」」

 

「さよならっすプリキュア」

 

だがその時強風が吹きメガビョーゲンは強風で吹き飛ばされた。

 

「何が起きたんだ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新たなプリキュアとバテデモーダの誤算

「「「「「ええーー」」」ペン」ニャン」

 

「まさかこの人が融合世界の4人目なの?」

 

「ええ、そうよもう1人の私」

 

ちゆが、原作世界のキュアグレース達に言う。

 

「ふええ、そんなに融合世界のビョーゲンズとの戦い進んでるの?」

 

原作世界のキュアスパークルが聞く。

 

「あれの事?」

 

「そうよ」

 

「何をごちゃごちゃ言ってるんすか?やれメガビョーゲン」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

「「「ぐうっ」」」

 

「さよならっすプリキュア」

 

だがその時強風が吹きメガビョーゲンは強風で吹き飛ばされた。

 

「何が起きたんだ」

 

バテデモーダは何が起きたのかわからないまま動揺していると・・・」

 

「今ですプリキュア」という声が聞こえた。

 

そして・・・

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「「「「お大事に」」」」

 

そしてグレース達は、メガビョーゲンの拘束から脱出し成長したメガビョーゲンを、ヒーリング・オアシスで無事に浄化する事に成功しバテデモーダは撤退した。

 

暫くして・・・すこやか山にいる直哉は・・・

 

「助けて直哉君」

 

「おやおやプリキュアが助けてとは笑えますよ」

 

「それにしても特殊遊撃部隊は来ませんよ忘れたんすっか」

 

「あ、のどかさん達が気が付いたようですね」

 

「「「ううーん、ここは?」」」

 

「ここはダルイゼンとメガビョーゲンに負けた地点から、少し離れた山奥ですよ。皆さん」

 

「「「ええーー直哉君どうしてここに?」」」

 

「ああ、それは・・・皆さんが来た後この周辺で状況を見てましたからね」

 

「それで、皆さんがメガビョーゲンに吹き飛ばされたのを見て皆さんをこちらに連れて来たんですよ」

 

「「「そうなのね」そうなんだ」」

 

「それじゃ直哉君お願い、私達をメガビョーゲンの所に連れて行って」

 

「それは出来ません。ひなたさん」

 

「何で――」

 

「その理由は先程ラビリン達にも言いましたが」

 

「ラビリンそれは出来ないよ。ラビリン僕達特殊遊撃部隊が介入出来るのは、ワイズマン等が作り出したメガビョーゲンやノイズと言うのは知ってるね?」

 

「それは・・・」

 

「そして今回の3体のメガビョーゲンは、君達の世界のビョーゲンズだから基本的に介入できません」

 

「「「ああ、そう言う事」」」

 

「のどかさん達がメガビョーゲン吹き飛ばされたのにもちゃんと理由があるので、それを僕自身が壊すわけにはいかないので」

 

「あ、そう言えばそうだ」

 

「あの戦いの時原作世界のキュアグレース達にもいざと言う時は特殊遊撃部隊が来てくれると言う緩みがあるのがわかったな」

 

「バテデモーダの言うように特殊遊撃部隊は本来の流れを壊すような存在がいた場合介入出来るが今回は本来の流れだったのでのどかお姉ちゃん達にとってはきつい場面だったろうな」

 

「さて、本来の流れなら次でバテデモーダは浄化されるんだけど、なんか嫌な予感がするな」

 

直哉はそう言いながらすこやか山からすこやか市に戻るのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉と精霊の出会い1

「ラビリンそれは出来ないよ。ラビリン僕達特殊遊撃部隊が介入出来るのは、ワイズマン等が作り出したメガビョーゲンやノイズと言うのは知ってるね?」

 

「それは・・・」

 

「そして今回の3体のメガビョーゲンは、君達の世界のビョーゲンズだから基本的に介入できません」

 

「「「ああ、そう言う事」」」

 

「のどかさん達がメガビョーゲン吹き飛ばされたのにもちゃんと理由があるので、それを僕自身が壊すわけにはいかないので」

 

「あ、そう言えばそうだ」

 

「あの戦いの時原作世界のキュアグレース達にもいざと言う時は特殊遊撃部隊が来てくれると言う緩みがあるのがわかったな」

 

「バテデモーダの言うように特殊遊撃部隊は本来の流れを壊すような存在がいた場合介入出来るが今回は本来の流れだったのでのどかお姉ちゃん達にとってはきつい場面だったろうな」

 

「さて、本来の流れなら次でバテデモーダは浄化されるんだけど、なんか嫌な予感がするな」

 

直哉はそう言いながらすこやか山からすこやか市に戻るのだった。

 

直哉がすこやか市に戻ると・・・

 

「待って精霊さんお願いだから話を聞いて」

 

慌ててヒーリングアニマル達とのどか達がやって来た。

 

「もうそのイベントが起きたかまあほぼ同日の時間だったから今の所は本来の流れになってるけど、何か気になるな」

 

「クチュン」

 

「「「ラテ」」」

 

のどかがラテに聴診器を当てた。

 

「大変ラテお日様が苦しんでるラテ」

 

「お日様?」

 

「大変だわ恐らくソーラーパネルだと思うわ」

 

「「成程」」

 

そしてのどか達はメガビョーゲンが現れた地点に向かった。

 

「ラテ様あの者達の元に行きたいのですか?」

 

「わん」

 

「でも私は・・・」

 

「悩むぐらいだったら彼女が望む所に連れて行ってあげたらどうですか?」

 

「あ、貴方は」

 

「ワンワン」

 

「後でねラテ」

 

「ラテ様の行きたい所へですか?駄目です危険なんですよ」

 

「確かに危険ですが・・・」

 

「あれの事?」

 

「そうよ」

 

「何をごちゃごちゃ言ってるんすか?やれメガビョーゲン」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

「「「ぐうっ」」」

 

「さよならっすプリキュア」

 

だがその時強風が吹きメガビョーゲンは強風で吹き飛ばされた。

 

「何が起きたんだ」

 

バテデモーダは何が起きたのかわからないまま動揺していると・・・」

 

「今ですプリキュア」という声が聞こえた。

 

そして・・・

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「「「「お大事に」」」」

 

そしてグレース達は、メガビョーゲンの拘束から脱出し成長したメガビョーゲンを、ヒーリング・オアシスで無事に浄化する事に成功しバテデモーダは撤退した。

 

「貴女は彼女達を助けたじゃないですか」

 

「見ていたのですか?」

 

「ええ、見ていました。恐らくですが今回の敵は・・・」

 

「あれ、逃げたんじゃなかったんだ。プリキュア」

 

 

「ああ、そう言う事か、あの謎の男はお前達の仲間なんだな?」

 

「謎の男って誰の事よダルイゼン」

 

「そんな事よりスパークルメガビョーゲンを浄化が先よ」

 

「あ、そうだったでもあんなに巨大なメガビョーゲンを浄化できるの?」

 

「それでもやるしかないラビ。ダルイゼンとあのメガビョーゲンの体力を1人で削ってくれた直哉もためにも負けられないラビ」

 

「「「そうだね」」」

 

「直哉君はどうやら私達に託してくれたようだね」

 

そしてグレース達は3体目のメガビョーゲンと戦い始めた。

 

「あの時のメガビョーゲンより強い筈です」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉と精霊の出会い2

そしてグレース達は、メガビョーゲンの拘束から脱出し成長したメガビョーゲンを、ヒーリング・オアシスで無事に浄化する事に成功しバテデモーダは撤退した。

 

「貴女は彼女達を助けたじゃないですか」

 

「見ていたのですか?」

 

「ええ、見ていました。恐らくですが今回の敵は・・・」

 

「あれ、逃げたんじゃなかったんだ。プリキュア」

 

「ああ、そう言う事か、あの謎の男はお前達の仲間なんだな?」

 

「謎の男って誰の事よダルイゼン」

 

「そんな事よりスパークルメガビョーゲンを浄化が先よ」

 

「あ、そうだったでもあんなに巨大なメガビョーゲンを浄化できるの?」

 

「それでもやるしかないラビ。ダルイゼンとあのメガビョーゲンの体力を1人で削ってくれた直哉もためにも負けられないラビ」

 

「「「そうだね」」」

 

「直哉君はどうやら私達に託してくれたようだね」

 

そしてグレース達は3体目のメガビョーゲンと戦い始めた。

 

「あの時のメガビョーゲンより強い筈です」

 

「恐らく3人だけではあのバテデモーダもいますから浄化するのは厳しい筈ですよ」

 

「だったらなおさらラテ様を連れて行くわけには・・・」

 

「でも今の貴女はラテの力を借りなければあの姿になる事が出来ないのでは?」

 

「それは・・・」

 

「確かに貴女はラテのお母さんが願いを受けて生まれたからそう言う考えになるのはわかりますが、ラテの気持ちも聞いてください」

 

「そうすれば貴女は人間の事が理解出来るようになりますよ。3人のプリキュアと共にならね」

 

直哉がそう言ってラテ達の元を離れた。

 

暫くして・・・

 

「あれがこちらの世界ののどか達ですか?」

 

「そうですよアスミさん」

 

「「「これは2人共大丈夫なんですか?」」」

 

原作世界のキュアグレース達がアスミに聞く。

 

「ええ、のどかに関してはそこまでは心配しなくていいと思いますが」

 

「「「直哉君が危ないの?」」」

 

「のどかとくらべたらですよ」

 

「一体直哉君に何が起きたんですか?」

 

「それは恐らくこの山に、直哉の力を封印する何かが、存在しているんだと思います」

 

「成程それをどうにかしないと、直哉君の力の影響を受けている融合世界の私達にも、悪影響が出てるのね」

 

原作世界のキュアフォンテーヌが言う。

 

「そうです。ちゆとひなたはのどかと違い影響は少ないみたいですね」

 

「ええ、何とかね変身してると、影響が強く出るみたいだけど」

 

「あのさ、こんな時に聞くのはあれだけど貴女は誰なの?」

 

原作世界のキュアスパークルが聞く。

 

「あ、私も気になってたんだ」

 

原作世界のキュアグレースもそう言う。

 

「ああ、そう言えばこうして直接話すのは初めてでしたね」

 

「ラテいいですか?」

 

「ワン」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

「「「「「ええーー」」」ペン」ニャン」

 

「あの頃と違う雰囲気に感じるので」

 

「そうですか?もしそう感じるのなら・・・」

 

 

「さて、プリキュア達よ消えたミラクルンの事を教えて貰おうか?」

 

「「ええ――ミラクルンが消えたのーー」」

 

先輩プリキュア達はリフレインの言葉に驚いていた。

 

「リフレイン何故、ミラクルンが消えたと知ってるの?」

 

キュアグレース達がリフレインに聞く。

 

「「ええ――グレース達もミラクルンが消えた事を知ってるの?」」

 

「先輩達後で説明しますから大きく反応しないで」

 

「「うう、わかったよ」」

 

先輩達は、スパークルの言葉でグレースとリフレインのやり取りに集中した。

 

「貴方本当にリフレインなの?」

 

「最初の時にはみせなかったその怪物をよく知っているようだったけど?」

 

「「そう言えばそうだよ」」

 

「フフ、流石だなキュアグレース。だが私は進化したのだよ」

 

「進化したですって」

 

「そうその通りだ、キュアフォンテーヌ私は君達の時間を戻した後にミラクルンが次元の穴を見つけてそこに行こうとした時に私の前に次元の穴から怨霊と言ってもいい魂を私は吸収したのだ」

 

「「ええ――」」

 

「「「やっぱり融合世界の降魔の力とメガビョーゲンの力がリフレインと言う素体に2つの力が融合したんだね」」」したのね」

 

「ほう、お前達はこの力が流れて来た世界の事を知っているようだな」

 

「知ってるけどリフレイン貴方にはその世界には行かせない」

 

!!

 

「成程キュアグレースお前はいや、お前達3人はメガ降魔を見るのは初めてではないのか?」

 

「そうかそう言う事か、キュアグレースお前は異世界に行った事がありそこでメガ降魔と戦った事があるのだな」

 

「このイベントの影響があるのかもしれません」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉の嫌な予感

「「そう言えばそうだよ」」

 

「フフ、流石だなキュアグレース。だが私は進化したのだよ」

 

「進化したですって」

 

「そうその通りだ、キュアフォンテーヌ私は君達の時間を戻した後にミラクルンが次元の穴を見つけてそこに行こうとした時に私の前に次元の穴から怨霊と言ってもいい魂を私は吸収したのだ」

 

「「ええ――」」

 

「「「やっぱり融合世界の降魔の力とメガビョーゲンの力がリフレインと言う素体に2つの力が融合したんだね」」」したのね」

 

「ほう、お前達はこの力が流れて来た世界の事を知っているようだな」

 

「知ってるけどリフレイン貴方にはその世界には行かせない」

 

!!

 

「成程キュアグレースお前はいや、お前達3人はメガ降魔を見るのは初めてではないのか?」

 

「そうかそう言う事か、キュアグレースお前は異世界に行った事がありそこでメガ降魔と戦った事があるのだな」

 

「このイベントの影響があるのかもしれません」

 

「成程」

 

「後個人的に・・・」

「さて、プリキュア達よ消えたミラクルンの事を教えて貰おうか?」

 

「「ええ――ミラクルンが消えたのーー」」

 

先輩プリキュア達はリフレインの言葉に驚いていた。

 

「リフレイン何故、ミラクルンが消えたと知ってるの?」

 

キュアグレース達がリフレインに聞く。

 

「「ええ――グレース達もミラクルンが消えた事を知ってるの?」」

 

「先輩達後で説明しますから大きく反応しないで」

 

「「うう、わかったよ」」

 

先輩達は、スパークルの言葉でグレースとリフレインのやり取りに集中した。

 

「貴方本当にリフレインなの?」

 

「最初の時にはみせなかったその怪物をよく知っているようだったけど?」

 

「「そう言えばそうだよ」」

 

「フフ、流石だなキュアグレース。だが私は進化したのだよ」

 

「進化したですって」

 

「そうその通りだ、キュアフォンテーヌ私は君達の時間を戻した後にミラクルンが次元の穴を見つけてそこに行こうとした時に私の前に次元の穴から怨霊と言ってもいい魂を私は吸収したのだ」

 

「「ええ――」」

 

「「「やっぱり融合世界の降魔の力とメガビョーゲンの力がリフレインと言う素体に2つの力が融合したんだね」」」したのね」

 

「ほう、お前達はこの力が流れて来た世界の事を知っているようだな」

 

「知ってるけどリフレイン貴方にはその世界には行かせない」

 

「このイベントでスーパーキュアグレースになった事で原作世界のキュアグレースに悪影響が見れるので」

 

「ああ、それは・・・」

 

「助けて直哉君」

 

「おやおやプリキュアが助けてとは笑えますよ」

 

「それにしても特殊遊撃部隊は来ませんよ忘れたんすっか」

 

「あ、のどかさん達が気が付いたようですね」

 

「「「ううーん、ここは?」」」

 

「ここはダルイゼンとメガビョーゲンに負けた地点から、少し離れた山奥ですよ。皆さん」

 

「「「ええーー直哉君どうしてここに?」」」

 

「ああ、それは・・・皆さんが来た後この周辺で状況を見てましたからね」

 

「それで、皆さんがメガビョーゲンに吹き飛ばされたのを見て皆さんをこちらに連れて来たんですよ」

 

「「「そうなのね」そうなんだ」」

 

「それじゃ直哉君お願い、私達をメガビョーゲンの所に連れて行って」

 

「それは出来ません。ひなたさん」

 

「何で――」

 

「その理由は先程ラビリン達にも言いましたが」

 

「ラビリンそれは出来ないよ。ラビリン僕達特殊遊撃部隊が介入出来るのは、ワイズマン等が作り出したメガビョーゲンやノイズと言うのは知ってるね?」

 

「それは・・・」

 

「そして今回の3体のメガビョーゲンは、君達の世界のビョーゲンズだから基本的に介入できません」

 

「「「ああ、そう言う事」」」

 

「のどかさん達がメガビョーゲン吹き飛ばされたのにもちゃんと理由があるので、それを僕自身が壊すわけにはいかないので」

 

「あ、そう言えばそうだ」

 

「その通りすっよ。つまりこれは特殊遊撃部隊も干渉できないですよ」

 

「あの時の戦いの時ですか?」

 

「ええ、その通りです」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

生き残るバテデモーダ

「それじゃ直哉君お願い、私達をメガビョーゲンの所に連れて行って」

 

「それは出来ません。ひなたさん」

 

「何で――」

 

「その理由は先程ラビリン達にも言いましたが」

 

「ラビリンそれは出来ないよ。ラビリン僕達特殊遊撃部隊が介入出来るのは、ワイズマン等が作り出したメガビョーゲンやノイズと言うのは知ってるね?」

 

「それは・・・」

 

「そして今回の3体のメガビョーゲンは、君達の世界のビョーゲンズだから基本的に介入できません」

 

「「「ああ、そう言う事」」」

 

「のどかさん達がメガビョーゲン吹き飛ばされたのにもちゃんと理由があるので、それを僕自身が壊すわけにはいかないので」

 

「あ、そう言えばそうだ」

 

「その通りすっよ。つまりこれは特殊遊撃部隊も干渉できないですよ」

 

「あの時の戦いの時ですか?」

 

「ええ、その通りです」

 

そして直哉の予感は的中してしまった。

 

「「「ええ――ワイズマンがバテデモーダを助けた――」」」

 

「これは想定外の乱入者ですね」

 

「直哉君落ち着いてて良いの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「世界的には悪い事ですが・・・」

 

「直哉君こんな事で時間使って良いのかな?」

 

融合世界のグレースが直哉に聞く。」

 

「別にいいと思いますよ。ほら来ましたよ」

 

「「チース貴女達がそれぞれのプリキュアですか?」」

 

「そうだとしたら何?」

 

「何、融合世界の自分から聞いて自分は融合世界のプリキュア達と戦いたくて仕方が無かったんすよ」

 

「何で私達なのよ。普通向こうのプリキュアでしょう?」

 

「その答えは感嘆すよそれは融合世界のプリキュア達がおいらより強いからすよ」

 

そして原作世界のバテデモーダが融合世界のプリキュア達に襲い掛かる。

 

 

「「グレース、こちらのバテデモーダは、私達が相手するから貴女は彼女達サポートとバテデモーダとの話し合いをを任せるよ」

 

「わかった」

 

そして原作世界のバテデモーダを連れて融合世界のフォンテーヌとスパークルがその場を離れる。

 

「さてとバテデモーダどういう理由で、原作世界のバテデモーダと一緒にいたの?」

 

「素直に言えば浄化はしないけど喋る?」

 

「はい言わせて貰います。グレース様」

 

「「「うわあ、融合世界のグレースビョーゲンズを怯えさせてる」」」

 

原作世界のグレース達は、融合世界のグレースとバテデモーダとの関係に驚いていた。

 

「以前にこういう事があったんで融合世界のバテデモーダがワイズマンに自分を助けてくれとでも言ったのでしょうね」

 

「「「あ、成程」」」

 

「まあ、これくらいですんで良かったですね」

 

「恐らくそうだろうな」

 

「迷惑な話ね、そんな方法を使って来ても原作世界のオイシーナタウンには関係ないイベントに巻き込まれるなんて」

 

「現状貴方は普通の異世界人だけど、調停者をしていたのが仇となる事象が近い内に起きる可能性があるわ」

 

「それは・・・こちら側の敵が空中元素固定装置に興味を持った場合恐らく狙われるわ」

 

「トワお前も話しただろう。仮にこちらの直哉に言われて付いて行ったところで、こちらの世界に悪影響を及ぼすとは思えんな。まあ強いて言えば花寺直哉と如月の3人の仲が悪くなるだろう。ただそれだけだ」

 

「確かにそうなんだけど・・・」

 

「こういう事が判明し直哉が彼等を連れて行く場合そう言うリスクがつくぞ

 

「ええ――それは事実です?」

 

「ああ、それは間違いない」

 

「そんな僕達に倒されるためにあの誘拐事件が起きたのですか?」

 

「そうだ並行世界の融合世界が完全に終わりの為の必要な事だからな」

 

「そんな・・・」

 

「オイシーナタウンやスカイランドみたいな改変だったら大変でしたが、本来浄化するタイミングで出来ない事態が起きた事で2人のバテデモーダは特殊遊撃部隊の敵になったので介入する理由が出来ましたよ。皆さん」

 

「「「「成程」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第72章 第2部 精霊の誕生そして・・・序編
不気味なワイズマンの行動前編


「それは・・・こちら側の敵が空中元素固定装置に興味を持った場合恐らく狙われるわ」

 

「トワお前も話しただろう。仮にこちらの直哉に言われて付いて行ったところで、こちらの世界に悪影響を及ぼすとは思えんな。まあ強いて言えば花寺直哉と如月の3人の仲が悪くなるだろう。ただそれだけだ」

 

「確かにそうなんだけど・・・」

 

「こういう事が判明し直哉が彼等を連れて行く場合そう言うリスクがつくぞ

 

「ええ――それは事実です?」

 

「ああ、それは間違いない」

 

「そんな僕達に倒されるためにあの誘拐事件が起きたのですか?」

 

「そうだ並行世界の融合世界が完全に終わりの為の必要な事だからな」

 

「そんな・・・」

 

「オイシーナタウンやスカイランドみたいな改変だったら大変でしたが、本来浄化するタイミングで出来ない事態が起きた事で2人のバテデモーダは特殊遊撃部隊の敵になったので介入する理由が出来ましたよ。皆さん」

 

「「「「成程」」」」

 

「それじゃあ今から動き出すの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「いえそれはやめときましょう」

 

「「「どうして?」」」

 

「「「ええ――ワイズマンがバテデモーダを助けた――」」」

 

「これは想定外の乱入者ですね」

 

「直哉君落ち着いてて良いの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「世界的には悪い事ですが・・・」

 

「直哉君こんな事で時間使って良いのかな?」

 

融合世界のグレースが直哉に聞く。

 

「別にいいと思いますよ。ほら来ましたよ」

 

「「チース貴女達がそれぞれのプリキュアですか?」」

 

「そうだとしたら何?」

 

「何、融合世界の自分から聞いて自分は融合世界のプリキュア達と戦いたくて仕方が無かったんすよ」

 

「何で私達なのよ。普通向こうのプリキュアでしょう?」

 

「その答えは感嘆すよそれは融合世界のプリキュア達がおいらより強いからすよ」

 

そして原作世界のバテデモーダが融合世界のプリキュア達に襲い掛かる。

 

「良いですか仮にバテデモーダを助けたワイズマンが自分の利益にならないのに動くとは思えないんですよね」

「「「「なっ貴様が降魔を」」」

 

 

「この降魔は特殊でな、いけ降魔よ米田健二達の機体双武二式と融合しろ」

 

!!

 

「何だとワイズマン俺を即裏切るのか?」

 

 

「何を言ってる。米田健二お前は私の実験に付き合うのだろう?」

 

「何だと」

 

「私の実験はこの特殊降魔と霊子甲冑の融合生物を作る事なのだよ」

 

「うおおおお」

 

そして米田健二と、真宮寺桜花が乗る双武二式は、特殊降魔に取り込まれた。

 

そして降魔甲冑が誕生した。

 

「「「「「なっ」」」」」

 

「なんて禍々しい力なの?」

 

「ふむ、やはり降魔の力と人間の霊力との相性がいいな。やはり同じ世界に存在するものがいいのか?」

 

「まあいい、私の知りたい過程は知れた後の処理は頼むぞ守護者達と紫藤直哉と真宮寺さくらよ」

 

そう言ってワイズマンは消えた。

「フフ、この降魔達は私が今研究している降魔人間を作り出すための試験体さ」

 

 

「降魔人間だと、馬鹿なそんなの出来るわけがないだろ」

 

 

「出来ないと決め付けるのは早いぞ。なあそうだろう。真宮寺さくらよ」

 

 

!!

 

「何せ、未来でで作られた降魔人間と、真宮寺さくらお前は戦っているからな」

 

「夜叉の事ね」

 

「何だと!!馬鹿な、夜叉は降魔人間では無い筈だ」

 

「ほう、南米演習に行っていた。君がそれを知っているとは、米田一基から聞いたのかね?」

 

「そうか、ならば出てこい夜叉」

 

ワイズマンがそう言うとワイズマンの体内から夜叉が出てきた。

 

!!

 

 

「「「「「「「「「「なっ」」」」」」」」」

 

「およびですかわが主ワイズマン」

 

「夜叉よお前に命令する。拘束を逃れているあの2人を帝国華撃団の前で殺せ」

 

「了解しました」

 

「グレースさんラビリン。レ二さんとアイリスちゃんを助けます」

 

「「了解」ラビ」

 

「少なくともワイズマンが動くたびに何かしらの実験をしていました」

 

「そんなワイズマンが改変させてまで助けたバテデモーダ気になりませんか?」

 

「「「確かに」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

不気味なワイズマンの行動後編

「何だと!!馬鹿な、夜叉は降魔人間では無い筈だ」

 

「ほう、南米演習に行っていた。君がそれを知っているとは、米田一基から聞いたのかね?」

 

「そうか、ならば出てこい夜叉」

 

ワイズマンがそう言うとワイズマンの体内から夜叉が出てきた。

 

!!

 

「「「「「「「「「「なっ」」」」」」」」」

 

「およびですかわが主ワイズマン」

 

「夜叉よお前に命令する。拘束を逃れているあの2人を帝国華撃団の前で殺せ」

 

「了解しました」

 

「グレースさんラビリン。レ二さんとアイリスちゃんを助けます」

 

「「了解」ラビ」

 

「少なくともワイズマンが動くたびに何かしらの実験をしていました」

 

「そんなワイズマンが改変させてまで助けたバテデモーダ気になりませんか?」

 

「「「確かに」」」

 

「あくまでもこれは僕の推測ですけど、ワイズマンが原作世界のバテデモーダを助けた事によりバテデモーダは原作と切り離れたので、もしかするとワイズマンがバテデモーダを何かしらの実験に使うかも知れませんね」

 

「でも直哉っちこれかどうするの?向こうの私達に会うの?」

 

ひなたが直哉に聞く。

 

「そうですね・・・」

「つまり異界事変みたいに別の者が降魔を使役している可能性があるんですか?」

 

「その可能性もあるから連絡が来たの」

 

「成程つまり・・・」

 

「いえ、直哉今から貴方1人であおぞら市ともう1つのすこやか市に行ってくれない?」

 

「え、どういう事ですか?」

 

「ええ、あおぞら市に関しては融合世界の関連世界になりたてであんな事に巻き込まれたしね、あくまでもあおぞら市はパトロールみたいな感じで良いわ」

 

「成程確かに、今回のようなケースは初めてですからね」

 

「そして、もう1つのすこやか市の方では、融合世界とのバランスを保つ為にプリキュア・ヒーリング・オアシスだったかしら?」

 

「もう1人ののどか達がその技を習得するまで一緒にいて欲しいのよ」

 

「本来なら獅童光と一緒に各世界を回ってもらうつもりだったからね」

 

「成程、イシュメルガとデボネアの妨害が無ければ、イヨ達の作った世界を見た後に、そう言う流れを予定してたんですね」

 

「ええ、正直ここまでもう1つのすこやか市のイベントを遅れるとは思ってなかったからね」

 

「確かにミラクルヒーリングボトルを手に入れないと向こうのバテデモーダが出て来れないですね」

 

「キュアアース誕生には改変の影響はなくてよかったんですが原作世界すこやか市に降魔が確認されたらしいのでそちらを調査を優先させたいと思います」

 

「その通りすっよ。つまりこれは特殊遊撃部隊も干渉できないですよ」

 

「あの時の戦いの時ですか?」

 

「ええ、その通りです」

 

そして直哉の予感は的中してしまった。

 

「「「ええ――ワイズマンがバテデモーダを助けた――」」」

 

「これは想定外の乱入者ですね」

 

「直哉君落ち着いてて良いの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「世界的には悪い事ですが・・・」

 

「直哉君こんな事で時間使って良いのかな?」

 

融合世界のグレースが直哉に聞く。

 

「別にいいと思いますよ。ほら来ましたよ」

 

「「チース貴女達がそれぞれのプリキュアですか?」」

 

「そうだとしたら何?」

 

「何、融合世界の自分から聞いて自分は融合世界のプリキュア達と戦いたくて仕方が無かったんすよ」

 

「何で私達なのよ。普通向こうのプリキュアでしょう?」

 

「その答えは感嘆すよそれは融合世界のプリキュア達がおいらより強いからすよ」

 

そして原作世界のバテデモーダが融合世界のプリキュア達に襲い掛かる。

 

「でもすこやか市に出た降魔はワイズマンがバテデモーダを助けた事でワイズマンが使役している可能性が高くなりましたからね」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について25 動きがあるまで待つ特殊遊撃部隊

「これは想定外の乱入者ですね」

 

「直哉君落ち着いてて良いの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「世界的には悪い事ですが・・・」

 

「直哉君こんな事で時間使って良いのかな?」

 

融合世界のグレースが直哉に聞く。

 

「別にいいと思いますよ。ほら来ましたよ」

 

「「チース貴女達がそれぞれのプリキュアですか?」」

 

「そうだとしたら何?」

 

「何、融合世界の自分から聞いて自分は融合世界のプリキュア達と戦いたくて仕方が無かったんすよ」

 

「何で私達なのよ。普通向こうのプリキュアでしょう?」

 

「その答えは感嘆すよそれは融合世界のプリキュア達がおいらより強いからすよ」

 

そして原作世界のバテデモーダが融合世界のプリキュア達に襲い掛かる。

 

「でもすこやか市に出た降魔はワイズマンがバテデモーダを助けた事でワイズマンが使役している可能性が高くなりましたからね」

 

「「「ああ、そうだーー」」」

 

「正直な所こちらの世界での降魔出現率が低すぎてトワの嘘だったんじゃないかと考えましたし」

 

「「「あはは・・・」」」

 

「直哉さん来ましたよ」

 

 

「ええ――何で君がここにいるのーー?」

 

「何故ってのどかさんがしましたよね。トワさんに連絡を?」

 

「ああ、それで君はトワにお願いされて僕達の所に来たんだね」

 

「はいそう言う事です」

 

「あのーー直哉君今ゲートから来た子も特殊遊撃部隊の人?」

 

原作世界ののどかが代表して直哉に聞く。

 

「ああ、この子は・・・」

 

「何言ってるんですか、私を呼んだののどかさんなのに」

 

「へっ・・・」

 

「夏海まなつちゃん」

 

「あれおかしいなあ、後ろからものどかさんの声が聞こえる」

 

!!

 

「どういう事ですかのどかさん達が2人いるーーー」

 

「「「「「「あ、気がついて無かったんだ」」」」」」

 

「確かにトワさんはこんな悪戯もするけど今回はないと思うよ」

 

「ええ、その通りです」

 

そして直哉の予感は的中してしまった。

 

「「「ええ――ワイズマンがバテデモーダを助けた――」」」

 

「これは想定外の乱入者ですね」

 

「直哉君落ち着いてて良いの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「世界的には悪い事ですが・・・」

 

「ええ、僕もワイズマンが出てきて嘘ではないと思えるようになりましたし」

 

「では、私達はワイズマンを追うのですか?」

 

アスミが直哉に質問をする。

 

「いえそれはしませんよ。もう少し原作世界のすこやか市のイベントを見ながらもしバテデモーダが来れば彼はこちらで対応していくと言う感じで行きたいと思います」

 

「「「「了解」」」」

 

「大地が赤黒くなっていくぞー」

 

「あれもアンダーク帝国の戦力なのかよ」

 

「メガビョーゲン」

 

「良いぞメガビョーゲンやってしまえ」

 

「「「「うわああ」」」」

 

「「くっ騎士団の人達が」」

 

「君達はあの怪物に集中するんだ」

 

「「でも」」

 

「隊長がいればこういうだろう」

 

「う、それは・・・」

 

「流石にプリキュアと言えどメガビョーゲンに勝てないようだな」

 

バッタモンダーがそう言った直後自体は急変した。

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「何なんだお前達は?まさか俺様のメガビョーゲンを浄化するとは、やってくれたな」

 

そして巨大メガビョーゲン浄化した事で大地は元に戻った。

 

「貴方がどこでメガビョーゲンを手に入れたかが知らないけど貴方がメガビョーゲンを使うのなら私達が貴方を止めるよ」

 

「ちっまあいいさ、今回はここまでにしておくさ」

 

バッタモンダーがそう言い残し撤退した。

 

「グレースさん達ありがとうございます」

 

プリズムがそう言う。

 

「今来たんです?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「・・・成程あれが今回アンダーグ帝国が用意した本命かも知れませんね」

 

「「「「本命?」」」」

 

「ええ、そうです」

 

「今回はスカイランドやオイシーナタウンよりは面倒がなければいいなあ」

 

直哉がそう言い移動をしたのだった。

 

その頃原作世界ののどか達は・・・

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

もう1人のどか達と精霊1

そして巨大メガビョーゲン浄化した事で大地は元に戻った。

 

「貴方がどこでメガビョーゲンを手に入れたかが知らないけど貴方がメガビョーゲンを使うのなら私達が貴方を止めるよ」

 

「ちっまあいいさ、今回はここまでにしておくさ」

 

バッタモンダーがそう言い残し撤退した。

 

「グレースさん達ありがとうございます」

 

プリズムがそう言う。

 

「今来たんです?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「・・・成程あれが今回アンダーグ帝国が用意した本命かも知れませんね」

 

「「「「本命?」」」」

 

「ええ、そうです」

 

「今回はスカイランドやオイシーナタウンよりは面倒がなければいいなあ」

 

直哉がそう言い移動をしたのだった。

 

その頃原作世界ののどか達は・・・

 

「ねえちゆちゃんひなたちゃん。精霊さんにワイズマンの事言って良いのかな?」

 

「そうね私達では判断が難しいわね」

 

「でも基本的には変わってないし話しても良いんじゃない?」

 

「そうかな?」

 

原作世界ののどかが思い出す。

 

「あのさ、こんな時に聞くのはあれだけど貴女は誰なの?」

 

原作世界のキュアスパークルが聞く。

 

「あ、私も気になってたんだ」

 

原作世界のキュアグレースもそう言う。

 

「ああ、そう言えばこうして直接話すのは初めてでしたね」

 

「ラテいいですか?」

 

「ワン」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

「「「「「ええーー」」」ペン」ニャン」

 

「まさかこの人が融合世界の4人目なの?」

 

「ええ、そうよもう1人の私」

 

ちゆが、原作世界のキュアグレース達に言う。

 

「ふええ、そんなに融合世界のビョーゲンズとの戦い進んでるの?」

 

「チースプリキュア」

 

「「「え、誰」」」

 

「出たわねバテデモーダ」

 

「もうひなたさん。自分を腫れもののように扱わないで下さいよ」

 

「遊ばないのよ2人共」

 

「ええ、何であんたのせいで怒られたよ」

 

「ええーー自分のせいですか?」

 

「アースさん。バテデモーダの恰好ビョーゲンズに似てますけど・・・」

 

原作世界のキュアグレースが、アースに聞く。

 

「ええ、バテデモーダは融合世界のビョーゲンズの1人で直哉関連でビョーゲンズに不都合な事が起きれば、彼が来ることになってるんです」

 

「「「「「「ええ――」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「そういう事ですから宜しくっす。ちなみにそちらの世界でももうすぐ生まれるので」

 

「何だか融合世界の精霊さんより難しいかも知れない。でも精霊さんのおかげでバテデモーダのメガビョーゲンを除荷できたのは事実だし」

 

その時精霊がのどかに声をかけた。

 

「あの――少しいいでしょうか」

 

「はい」

 

「でも私は・・・」

 

「悩むぐらいだったら彼女が望む所に連れて行ってあげたらどうですか?」

 

「あ、貴方は」

 

「ワンワン」

 

「後でねラテ」

 

「ラテ様の行きたい所へですか?駄目です危険なんですよ」

 

「確かに危険ですが・・・」

 

「あれの事?」

 

「そうよ」

 

「何をごちゃごちゃ言ってるんすか?やれメガビョーゲン」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

「「「ぐうっ」」」

 

「さよならっすプリキュア」

 

だがその時強風が吹きメガビョーゲンは強風で吹き飛ばされた。

 

「何が起きたんだ」

 

バテデモーダは何が起きたのかわからないまま動揺していると・・・」

 

「今ですプリキュア」という声が聞こえた。

 

そして・・・

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「「「「お大事に」」」」

 

そしてグレース達は、メガビョーゲンの拘束から脱出し成長したメガビョーゲンを、ヒーリング・オアシスで無事に浄化する事に成功しバテデモーダは撤退した。

 

「貴女は彼女達を助けたじゃないですか」

 

「見ていたのですか?」

 

「あの不思議な人間は何者なのでしょうか?」

 

「「「絶対直哉君だ」」」

 

のどか達は心の中で呟く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第72章 第2部 精霊の誕生そして・・・破編
もう1人のどか達と精霊2


「今ですプリキュア」という声が聞こえた。

 

そして・・・

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「「「「お大事に」」」」

 

そしてグレース達は、メガビョーゲンの拘束から脱出し成長したメガビョーゲンを、ヒーリング・オアシスで無事に浄化する事に成功しバテデモーダは撤退した。

 

「貴女は彼女達を助けたじゃないですか」

 

「見ていたのですか?」

 

「あの不思議な人間は何者なのでしょうか?」

 

「「「絶対直哉君だ」」」

 

のどか達は心の中で呟く。

 

「ちょっと待ってそれじゃあ私達の事をすこやか山の頃から見られてたの?」

 

ちゆがそう言う。

 

「「そうだよきっと」」

 

「「「ぐうっバテデモーダ」」」

 

「おやおや3人共どうしたのかな?メガビョーゲンに簡単に捕まって」

 

バテデモーダがそう言う。

 

「わ、私達は負けない」

 

「はいはいまだ負けてないね。でもね現実を見る事をおすすめしますよ。プリキュア」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「あの浄化技は3人でなければ使えない」

 

「まして捕まっている状況で使えるすっか?」

 

「「「うう」」」

 

「あらあらもう終わりですか?終わりなら地球は病気になるだけですよ」

 

バテデモーダがそう言うと什器型メガビョーゲンが地球を蝕む。

 

「このままじゃ・・・」

 

「うう、恥ずかしいよ」

 

「でも直哉っちが来てても合流しないのは本来の流れだから?」

 

「恐らくそうなんでしょうね」

 

「あ、のどかさん達が気が付いたようですね」

 

「「「ううーん、ここは?」」」

 

「ここはダルイゼンとメガビョーゲンに負けた地点から、少し離れた山奥ですよ。皆さん」

 

「「「ええーー直哉君どうしてここに?」」」

 

「ああ、それは・・・皆さんが来た後この周辺で状況を見てましたからね」

 

「それで、皆さんがメガビョーゲンに吹き飛ばされたのを見て皆さんをこちらに連れて来たんですよ」

 

「「「そうなのね」そうなんだ」」

 

「それじゃ直哉君お願い、私達をメガビョーゲンの所に連れて行って」

 

「それは出来ません。ひなたさん」

 

「何で――」

 

「その理由は先程ラビリン達にも言いましたが」

 

「ラビリンそれは出来ないよ。ラビリン僕達特殊遊撃部隊が介入出来るのは、ワイズマン等が作り出したメガビョーゲンやノイズと言うのは知ってるね?」

 

「それは・・・」

 

「そして今回の3体のメガビョーゲンは、君達の世界のビョーゲンズだから基本的に介入できません」

 

「「「ああ、そう言う事」」」

 

「直哉君が以前言ってくれた同じ理由ならね」

 

「「成程」」

 

「つまりワイズマンのせいでバテデモーダを浄化出来なかったからもしかして特殊遊撃部隊が動く?」

 

「その可能性があるわね」

 

のどか達が3人でそう話す。

 

「あの聞いてますか?皆さん」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これから決めないといけない事

 

「それは出来ません。ひなたさん」

 

「何で――」

 

「その理由は先程ラビリン達にも言いましたが」

 

「ラビリンそれは出来ないよ。ラビリン僕達特殊遊撃部隊が介入出来るのは、ワイズマン等が作り出したメガビョーゲンやノイズと言うのは知ってるね?」

 

「それは・・・」

 

「そして今回の3体のメガビョーゲンは、君達の世界のビョーゲンズだから基本的に介入できません」

 

「「「ああ、そう言う事」」」

 

「直哉君が以前言ってくれた同じ理由ならね」

 

「「成程」」

 

「つまりワイズマンのせいでバテデモーダを浄化出来なかったからもしかして特殊遊撃部隊が動く?」

 

「その可能性があるわね」

 

のどか達が3人でそう話す。

 

「あの聞いてますか?皆さん」

 

「うん聞いてるけどその前に精霊さんのこれからを考えようよ」

 

「私のこれからをですか?」

 

「そうね恐らくこの状態で生まれて私達が教えて行くと言う形で行くしかないわね」

 

「大変だぜニャン」

 

ニャトランがそう言う。

 

「でもこれからの事とはどういうことですか?」

 

そしてのどか達は話を始めた。

 

その頃直哉達は・・・

 

「「「ええ――ワイズマンがバテデモーダを助けた――」」」

 

「これは想定外の乱入者ですね」

 

「直哉君落ち着いてて良いの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「世界的には悪い事ですが・・・」

 

「ええ、僕もワイズマンが出てきて嘘ではないと思えるようになりましたし」

 

「では、私達はワイズマンを追うのですか?」

 

アスミが直哉に質問をする。

 

「いえそれはしませんよ。もう少し原作世界のすこやか市のイベントを見ながらもしバテデモーダが来れば彼はこちらで対応していくと言う感じで行きたいと思います」

 

「「「「了解」」」」

 

「さてこれからどう変わるのか不安だけど・・・」

「あの――少しいいでしょうか」

 

「はい」

 

「でも私は・・・」

 

「悩むぐらいだったら彼女が望む所に連れて行ってあげたらどうですか?」

 

「あ、貴方は」

 

「ワンワン」

 

「後でねラテ」

 

「ラテ様の行きたい所へですか?駄目です危険なんですよ」

 

「確かに危険ですが・・・」

 

「あれの事?」

 

「そうよ」

 

「何をごちゃごちゃ言ってるんすか?やれメガビョーゲン」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

「「「ぐうっ」」」

 

「さよならっすプリキュア」

 

だがその時強風が吹きメガビョーゲンは強風で吹き飛ばされた。

 

「何が起きたんだ」

 

バテデモーダは何が起きたのかわからないまま動揺していると・・・」

 

「今ですプリキュア」という声が聞こえた。

 

そして・・・

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「「「「お大事に」」」」

 

そしてグレース達は、メガビョーゲンの拘束から脱出し成長したメガビョーゲンを、ヒーリング・オアシスで無事に浄化する事に成功しバテデモーダは撤退した。

 

「貴女は彼女達を助けたじゃないですか」

 

「見ていたのですか?」

 

「あの不思議な人間は何者なのでしょうか?」

 

「「「絶対直哉君だ」」」

 

「これで僕達がいる事を知れたはずだから良いかな」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

メガビョーゲンの進化

「今ですプリキュア」という声が聞こえた。

 

そして・・・

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「「「「お大事に」」」」

 

そしてグレース達は、メガビョーゲンの拘束から脱出し成長したメガビョーゲンを、ヒーリング・オアシスで無事に浄化する事に成功しバテデモーダは撤退した。

 

「貴女は彼女達を助けたじゃないですか」

 

「見ていたのですか?」

 

「あの不思議な人間は何者なのでしょうか?」

 

「「「絶対直哉君だ」」」

 

「これで僕達がいる事を知れたはずだから良いかな」

 

少し時を進んで・・・

 

「あんたは俺をどうして助けたんすか?」

 

 

「のどかさん達がメガビョーゲン吹き飛ばされたのにもちゃんと理由があるので、それを僕自身が壊すわけにはいかないので」

 

「あ、そう言えばそうだ」

 

「その通りすっよ。つまりこれは特殊遊撃部隊も干渉できないですよ」

 

「あの時の戦いの時ですか?」

 

「ええ、その通りです」

 

そして直哉の予感は的中してしまった。

 

「「「ええ――ワイズマンがバテデモーダを助けた――」」」

 

「これは想定外の乱入者ですね」

 

「何君も特殊遊撃部隊と戦う前に浄化されるのは嫌だろう?」

 

「それは・・・」

 

「本来なら君はあのタイミングで浄化される筈だったが、私が助けた事で・・・」

「うわあ。6人で言えるなんて夢みたいだねグレース」

 

「だねスパークル」

 

「直哉君こんな事で時間使って良いのかな?」

 

融合世界のグレースが直哉に聞く。」

 

「別にいいと思いますよ。ほら来ましたよ」

 

「「チース貴女達がそれぞれのプリキュアですか?」」

 

「そうだとしたら何?」

 

「何、融合世界の自分から聞いて自分は融合世界のプリキュア達と戦いたくて仕方が無かったんすよ」

 

「何で私達なのよ。普通向こうのプリキュアでしょう?」

 

「その答えは感嘆すよそれは融合世界のプリキュア達がおいらより強いからすよ」

 

そして原作世界のバテデモーダが融合世界のプリキュア達に襲い掛かる。

 

 

「「グレース、こちらのバテデモーダは、私達が相手するから貴女は彼女達サポートとバテデモーダとの話し合いをを任せるよ」

 

「わかった」

 

そして原作世界のバテデモーダを連れて融合世界のフォンテーヌとスパークルがその場を離れる。

 

「さてとバテデモーダどういう理由で、原作世界のバテデモーダと一緒にいたの?」

 

「素直に言えば浄化はしないけど喋る?」

 

「君の立場が変わり君の浄化者が特殊遊撃部隊の担当になったぞ」

 

「しかしオイラを助けてもあんたに得がないっすよ」

 

「そんな事ないぞ、君はメガビョーゲンのもう1つの進化を手に入れる事が出来るかも知れんぞ」

 

「何だと!!」

 

「勿論私とくればだが」

 

「どうする?バテデモーダ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

バテデモーダの悪意とワイズマンの実験前編

「「グレース、こちらのバテデモーダは、私達が相手するから貴女は彼女達サポートとバテデモーダとの話し合いをを任せるよ」

 

「わかった」

 

そして原作世界のバテデモーダを連れて融合世界のフォンテーヌとスパークルがその場を離れる。

 

「さてとバテデモーダどういう理由で、原作世界のバテデモーダと一緒にいたの?」

 

「素直に言えば浄化はしないけど喋る?」

 

「君の立場が変わり君の浄化者が特殊遊撃部隊の担当になったぞ」

 

「しかしオイラを助けてもあんたに得がないっすよ」

 

「そんな事ないぞ、君はメガビョーゲンのもう1つの進化を手に入れる事が出来るかも知れんぞ」

 

「何だと!!」

 

「勿論私とくればだが」

 

「どうする?バテデモーダ」

 

「出来るんだな本当にそんな事が」

 

バテデモーダがそう言う。

「助けて直哉君」

 

「おやおやプリキュアが助けてとは笑えますよ」

 

「それにしても特殊遊撃部隊は来ませんよ忘れたんすっか」

 

「あ、のどかさん達が気が付いたようですね」

 

「「「ううーん、ここは?」」」

 

「ここはダルイゼンとメガビョーゲンに負けた地点から、少し離れた山奥ですよ。皆さん」

 

「「「ええーー直哉君どうしてここに?」」」

 

「ああ、それは・・・皆さんが来た後この周辺で状況を見てましたからね」

 

「それで、皆さんがメガビョーゲンに吹き飛ばされたのを見て皆さんをこちらに連れて来たんですよ」

 

「「「そうなのね」そうなんだ」」

 

「それじゃ直哉君お願い、私達をメガビョーゲンの所に連れて行って」

 

「それは出来ません。ひなたさん」

 

「何で――」

 

「その理由は先程ラビリン達にも言いましたが」

 

「ラビリンそれは出来ないよ。ラビリン僕達特殊遊撃部隊が介入出来るのは、ワイズマン等が作り出したメガビョーゲンやノイズと言うのは知ってるね?」

 

「それは・・・」

 

「そして今回の3体のメガビョーゲンは、君達の世界のビョーゲンズだから基本的に介入できません」

 

「「「ああ、そう言う事」」」

 

「のどかさん達がメガビョーゲン吹き飛ばされたのにもちゃんと理由があるので、それを僕自身が壊すわけにはいかないので」

 

「あ、そう言えばそうだ」

 

「その通りすっよ。つまりこれは特殊遊撃部隊も干渉できないですよ」

 

「何をごちゃごちゃ言ってるんすか?やれメガビョーゲン」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

「「「ぐうっ」」」

 

「さよならっすプリキュア」

 

だがその時強風が吹きメガビョーゲンは強風で吹き飛ばされた。

 

「何が起きたんだ」

 

バテデモーダは何が起きたのかわからないまま動揺していると・・・」

 

「今ですプリキュア」という声が聞こえた。

 

そして・・・

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「「「「お大事に」」」」

 

そしてグレース達は、メガビョーゲンの拘束から脱出し成長したメガビョーゲンを、ヒーリング・オアシスで無事に浄化する事に成功しバテデモーダは撤退した。

 

「本当に出来るのなら新しいプリキュアを倒したいっす」

 

「ふむ、実験の第一段階としては物足りないが良いだろう」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

バテデモーダの悪意とワイズマンの実験後編

「何が起きたんだ」

 

バテデモーダは何が起きたのかわからないまま動揺していると・・・」

 

「今ですプリキュア」という声が聞こえた。

 

そして・・・

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「「「「お大事に」」」」

 

そしてグレース達は、メガビョーゲンの拘束から脱出し成長したメガビョーゲンを、ヒーリング・オアシスで無事に浄化する事に成功しバテデモーダは撤退した。

 

「本当に出来るのなら新しいプリキュアを倒したいっす」

 

「ふむ、実験の第一段階としては物足りないが良いだろう」

 

「バテデモーダお前はメガビョーゲンの欠片がビョーゲンズを飛躍的に強くすることを知っているか?」

 

「どういう事すっか?」

 

「ああ、それは・・・人間の世界にはウイルスと言う物が存在する」

 

「ウイルスすっか?」

 

「ああ、特性は比較的にビョーゲンズも持っている物がある」

 

「そのウイルスと言う物は共食いで進化する特性がある」

 

「つまりオイラもメガビョーゲンの欠片を取り込む事で強くなるって事ですか?」

 

「ああ、それは・・・間違いない」

 

「だが、急激な取り込みはバテデモーダ自身が対きれない可能性もあるし、プリキュアに見つかる可能性があるバテデモーダ自身の力をコントロール出来ずにな」

 

「成程」

 

「「「ぐうっ」」」

 

「さよならっすプリキュア」

 

だがその時強風が吹きメガビョーゲンは強風で吹き飛ばされた。

 

「何が起きたんだ」

 

バテデモーダは何が起きたのかわからないまま動揺していると・・・」

 

「今ですプリキュア」という声が聞こえた。

 

そして・・・

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「あんなおもいはもう嫌すっよ」

 

バテデモーダがそう言う。

 

その頃直哉達は・・・

 

「「ええ――ワイズマンがバテデモーダを助けた――」」」

 

「これは想定外の乱入者ですね」

 

「直哉君落ち着いてて良いの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「世界的には悪い事ですが・・・」

 

「ええ、僕もワイズマンが出てきて嘘ではないと思えるようになりましたし」

 

「では、私達はワイズマンを追うのですか?」

 

アスミが直哉に質問をする。

 

「いえそれはしませんよ。もう少し原作世界のすこやか市のイベントを見ながらもしバテデモーダが来れば彼はこちらで対応していくと言う感じで行きたいと思います」

 

「「「「了解」」」」

 

「そう言う動きをしていると原作世界ののどか達がダルイゼンと遭遇し戦い始めた。

 

「皆行くラビ」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

「へえ、お前が新しいプリキュアか」

 

ダルイゼンがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

アースとビョーゲンズ1

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ペン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「「交わる2つの流れ!」」

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

 

「ペエ!」

 

 

「スタート!」

 

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「エレメントレベル上昇ニャン!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

 

 

「「溶け合う2つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

 

「ニャン!」

 

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラテ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

「「「「地球をお手当て!」」」」

 

「「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」」

 

「へえ、お前が新しいプリキュアか」

 

ダルイゼンがそう言う。

 

「ダルイゼンまた来たの?」

 

「俺だって来たくなかったさ、せっかくバテデモーダが出来たのに行方不明になるから俺が動く事になった」

 

「「「そうなんだ」」」

 

「そう言う事さいけメガビョーゲン」

 

原作世界のキュアグレース達を見ている直哉達は・・・

 

「成程こちらのビョーゲンズでもバテデモーダは行方不明となってるようですね」

 

「それは仕方ないと思うな」

 

「ラビリンそれは出来ないよ。ラビリン僕達特殊遊撃部隊が介入出来るのは、ワイズマン等が作り出したメガビョーゲンやノイズと言うのは知ってるね?」

 

「それは・・・」

 

「そして今回の3体のメガビョーゲンは、君達の世界のビョーゲンズだから基本的に介入できません」

 

「「「ああ、そう言う事」」」

 

「のどかさん達がメガビョーゲン吹き飛ばされたのにもちゃんと理由があるので、それを僕自身が壊すわけにはいかないので」

 

「あ、そう言えばそうだ」

 

「その通りすっよ。つまりこれは特殊遊撃部隊も干渉できないですよ」

 

「あの時の戦いの時ですか?」

 

「ええ、その通りです」

 

そして直哉の予感は的中してしまった。

 

「「「ええ――ワイズマンがバテデモーダを助けた――」」」

 

「これは想定外の乱入者ですね」

 

「直哉君落ち着いてて良いの?」

 

「事情を知っている自分達さえ動揺を隠せないんだからまだ事情を把握していないビョーゲンズが・・・」

 

「ダルイゼンまた来たの?」

 

「俺だって来たくなかったさ、せっかくバテデモーダが出来たのに行方不明になるから俺が動く事になった」

 

「「「そうなんだ」」」

 

「そう言う事さいけメガビョーゲン」

 

「こういう答えに辿り着くのは必然と思うよ」

 

のどかがそういう。

 

「確かにそうかも知れませんね」

 

「でも直哉君いつまでこちらにいるの?」

 

「そうですねもう一度ワイズマンバテデモーダがこちらで確認出来ればこちらも介入しますよ」

 

「恐らくですがワイズマンは本来の流れを壊すような手段で来る可能性があるので」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第72章 第3部 精霊から人間へ編
直哉の最悪な予想


「これは想定外の乱入者ですね」

 

「直哉君落ち着いてて良いの?」

 

「事情を知っている自分達さえ動揺を隠せないんだからまだ事情を把握していないビョーゲンズが・・・」

 

「ダルイゼンまた来たの?」

 

「俺だって来たくなかったさ、せっかくバテデモーダが出来たのに行方不明になるから俺が動く事になった」

 

「「「そうなんだ」」」

 

「そう言う事さいけメガビョーゲン」

 

「こういう答えに辿り着くのは必然と思うよ」

 

のどかがそういう。

 

「確かにそうかも知れませんね」

 

「でも直哉君いつまでこちらにいるの?」

 

「そうですねもう一度ワイズマンバテデモーダがこちらで確認出来ればこちらも介入しますよ」

 

「恐らくですがワイズマンは本来の流れを壊すような手段で来る可能性があるので」

 

「「「その手段とは?」」」

 

「ああ、それは・・・」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

 

「「「「お大事に」」」」

 

!!

 

「「「「「何だあの光はーー」」」」」

 

 

「フフ、成程あれがイシュメルガとデボネアが言っていた力ですか」

 

カルマがそう呟く。

 

「カルマ、イシュメルガとデボネアとは何者だ?」

 

真宮寺直哉がカルマに聞く。

 

「ああ、遥か未来から来た私の協力者ですよ」

 

!!

 

「遥か未来から来た協力者だと」

 

「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「そうです。それで間違いないですね?花寺薫」

 

「薫ちゃんの名字が違う」

 

「その通りだよカルマ。よくそこまで融合世界の事を熟知してるね」

 

「イシュメルガとデボネアでも私の名字変更の事は知らなかったのに」

 

「融合世界?飛鳥ちゃんどういう事?」君達は幼馴染世界から来たんだよね」

 

「違いますよ。真宮寺直哉さん」

 

「おい、直哉しっかりしろ面倒な奴は倒されたんだ」

 

「そうよ直哉君後はカルマを倒せば・・・えっ」

 

その時千明は見た。光武F2が炭になる所を」

 

「いやあああ。巴里華撃団の皆が炭になったわ――」

 

「あはは、良いですね。ある程度制限がありますが、触れた物全部を炭に変える能力を持つノイズと言う兵器は」

 

「「「「「「何だと!!触れたら炭にされるだと」」」」」」

 

「一体どうやって倒すんだよ」

 

「安心して下さい皆さん」

 

「「だああああ」」

 

!!

 

「「「何だノイズが消滅していく」」」

 

「まさか、特殊遊撃部隊の奴等めシンフォギア奏者をこちらに連れて来たのか?」

 

「そうだよカルマ私達を貴女が、エキストラプレイヤーとして与えた特権として与えた力で、仲間と合流して、貴女がノイズを使う可能性があったからね」

 

「おのれーーキュアグレースそして紫藤直哉め」

 

「さあ、皆さん後は邪精霊カルマを倒すだけです。ノイズやメガビョーゲンは私達に任せて下さい」

 

「「「「「ああ、任せた」」」」」

 

そして特殊遊撃部隊はカルマ以外と戦い始めた。

 

「しかし邪精霊カルマに、それなりの融合世界世界の情報が流れてたな」

 

グレースの中にいる直哉が呟いた。

 

「簡単に言えば異界事変を常に維持されているような世界ですね」

 

「ワイズマンの性格ならやりそうな事ですね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「融合世界ならされても問題はないんですが・・・」

 

直哉がそう言うと、原作世界のキュアグレース達の戦いは終わっていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

風鈴アスミとしての生活前編

「「「何だノイズが消滅していく」」」

 

「まさか、特殊遊撃部隊の奴等めシンフォギア奏者をこちらに連れて来たのか?」

 

「そうだよカルマ私達を貴女が、エキストラプレイヤーとして与えた特権として与えた力で、仲間と合流して、貴女がノイズを使う可能性があったからね」

 

「おのれーーキュアグレースそして紫藤直哉め」

 

「さあ、皆さん後は邪精霊カルマを倒すだけです。ノイズやメガビョーゲンは私達に任せて下さい」

 

「「「「「ああ、任せた」」」」」

 

そして特殊遊撃部隊はカルマ以外と戦い始めた。

 

「しかし邪精霊カルマに、それなりの融合世界世界の情報が流れてたな」

 

グレースの中にいる直哉が呟いた。

 

「簡単に言えば異界事変を常に維持されているような世界ですね」

 

「ワイズマンの性格ならやりそうな事ですね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「融合世界ならされても問題はないんですが・・・」

 

直哉がそう言うと、原作世界のキュアグレース達の戦いは終わっていた。

 

そして精霊は風鈴アスミとして花寺家で生活をして行くことが決まった。

 

「成程これが原作世界の私の現状なのですね」

 

「これは大変ラビよ最初から教えるんだからラビ」

 

「そうだなニャンまだ融合世界のアスミの方が良い気がするニャン」

 

そう言いながらニャトラン達は思い出していた。

 

「それで直哉君、アスミさん見て何で驚いたの?」

 

「のどかお姉ちゃん。以前プリキュアの事を言いましたよね覚えてます?」

 

「うん」

 

 

「「「「あ、」」」」

 

 

「その言葉が気になり、調べたら確かに僕が4人目のプリキュアとなるのならパートナーは、ラテになるはずですよね?ヒーリングアニマルの中でパートナーがいないのは」

 

 

 

「「「「「「「「確かに」」」」」」」」

 

「のどかお姉ちゃんこの風鈴アスミさんは4人目のプリキュアでラテのパートナーなんですよ」

 

 

「「ええーー」ラビ―」

 

 

「でもでも、直哉君まだ生まれてないって言ったよね」

 

 

「ええ、僕も原作世界のすこやか市と接触した事により全てがリセットされたと思ってましたよ」

 

「だから生まれてもないと考えていましたが・・・アスミさんどうしてこのタイミングで来たのですか?」

 

 

「それは、ラテのお母さんが直哉さんに迫る危機から守ってほしいと頼まれたんです」

 

 

「「ええーー」」

 

 

「僕に迫る危機ですか?」

 

「はい、ビョーゲンズやノイズ達とは異なる脅威からです」

 

「つまりアスミさんは直哉君とラテを守る為にヒーリングガーデンから来たんですか?」

 

「ええ、そうです。それにこちらの融合世界の状況もラテのお母さんから聞いてるので迷惑をかける事はしませんよ」

 

 

「ふむ、もしかするとこのアスミさんは・・・」

 

 

「アスミさん僕達の世界の常識を知ってます?」

 

 

「はい、桜花さんに教えられてますから」

 

 

「「ええーーと言う事はアスミさんは先代のプリキュア本人ですか?」」

 

 

「正確的には、違いますけどほぼ同じと思ってください。違う点は今の私のパートナーはラテくらいです」

 

「まさかうちの母親と関わるだけで、4人目のプリキュアの設定が変わるとは」

 

「本当だね、こちらの常識を知らないと思ってたから、最悪お父さんとお母さんに協力して貰おうと考えてたけど、心配はないかな?直哉君のお母さんのおかげで」

 

「そうだといいですけど、困りましたね」

 

「直哉君どうしたの?」

 

「いえ、まさかこういう事で、融合世界の4人目のプリキュアと合流するとは思ってなかったんで、原作世界の3人に聞かれたらどう答えるか悩んでます」

 

「あ、そうか」

 

「それなら安心してください。原作世界の3人のプリキュア限定のステルス機能があるので」

 

「「「何そのご都合的な機能は?」」ラビ」

 

「その機能は桜花さんが付けてくれました」

 

「あはは、そうなんだ」

 

「僕の母さん本当は生きてると思うくらい都合がいいと思う」

 

「本当ラビ、死んでる人なのにラビ」

 

「そうペンねそう言う意味では桜花さんに感謝ペン」

 

そして数日後・・・

 

原作世界のアスミはラテから距離を置かれた事でその存在が消えかけていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

風鈴アスミとしての生活中編

「そうだといいですけど、困りましたね」

 

「直哉君どうしたの?」

 

「いえ、まさかこういう事で、融合世界の4人目のプリキュアと合流するとは思ってなかったんで、原作世界の3人に聞かれたらどう答えるか悩んでます」

 

「あ、そうか」

 

「それなら安心してください。原作世界の3人のプリキュア限定のステルス機能があるので」

 

「「「何そのご都合的な機能は?」」ラビ」

 

「その機能は桜花さんが付けてくれました」

 

「あはは、そうなんだ」

 

「僕の母さん本当は生きてると思うくらい都合がいいと思う」

 

「本当ラビ、死んでる人なのにラビ」

 

「そうペンねそう言う意味では桜花さんに感謝ペン」

 

そして数日後・・・

 

原作世界のアスミはラテから距離を置かれた事でその存在が消えかけていた。

 

「「「「ええーー」」」」

 

「何で何でアスミが消えかけてるの?直哉っち

 

「落ち着いてくださいひなたさん。良いですか本来の流れならアスミさんはラテのお母さんの強い気持ちがヒーリングガーデンにあるプリキュアの姿を使い誕生しましたよね」

 

「「「「うん」」」」

 

「つまり融合世界で言うなら・・・」

 

「ええ、僕も原作世界のすこやか市と接触した事により全てがリセットされたと思ってましたよ」

 

「だから生まれてもないと考えていましたが・・・アスミさんどうしてこのタイミングで来たのですか?」

 

 

「それは、ラテのお母さんが直哉さんに迫る危機から守ってほしいと頼まれたんです」

 

 

「「ええーー」」

 

 

「僕に迫る危機ですか?」

 

「はい、ビョーゲンズやノイズ達とは異なる脅威からです」

 

「つまりアスミさんは直哉君とラテを守る為にヒーリングガーデンから来たんですか?」

 

「ええ、そうです。それにこちらの融合世界の状況もラテのお母さんから聞いてるので迷惑をかける事はしませんよ」

 

「ふむ、もしかするとこのアスミさんは・・・」

 

「アスミさん僕達の世界の常識を知ってます?」

 

「はい、桜花さんに教えられてますから」

 

「「ええーーと言う事はアスミさんは先代のプリキュア本人ですか?」」

 

「正確的には、違いますけどほぼ同じと思ってください。違う点は今の私のパートナーはラテくらいです」

 

「融合世界のアスミさんは母さんによって今原作世界のアスミさんが直面している問題をクリアしているので」

 

「あ、そう言う事かラテを守ると言う考えが先行してその結果ラテにとっては窮屈で自分の自由を奪う人に見えて、ラテがアスミちゃんに対して距離を取ったのが原因?」

 

「そう言う事です。のどかお姉ちゃん」

 

「ラテを守る事が使命なのにその行為をラテは自由を奪われると考えているから必然的に、原作世界のアスミさんはラテに嫌われたと考えラテに嫌われる=自分の使命が全うできない」

 

「そんな事を考えているから原作世界のアスミさんは自分で自分を消そうとしてるんです無意識にね」

 

「「「ええ――大丈夫なの?」」」

 

「ええ、大丈夫ですよ」

 

直哉がそう言うと原作世界のアスミさんをちゆとひなたが見つけ、消えかけているアスミはちゆと共にちゆの家に向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

風鈴アスミとしての生活後編

「はい、桜花さんに教えられてますから」

 

「「ええーーと言う事はアスミさんは先代のプリキュア本人ですか?」」

 

「正確的には、違いますけどほぼ同じと思ってください。違う点は今の私のパートナーはラテくらいです」

 

「融合世界のアスミさんは母さんによって今原作世界のアスミさんが直面している問題をクリアしているので」

 

「あ、そう言う事かラテを守ると言う考えが先行してその結果ラテにとっては窮屈で自分の自由を奪う人に見えて、ラテがアスミちゃんに対して距離を取ったのが原因?」

 

「そう言う事です。のどかお姉ちゃん」

 

「ラテを守る事が使命なのにその行為をラテは自由を奪われると考えているから必然的に、原作世界のアスミさんはラテに嫌われたと考えラテに嫌われる=自分の使命が全うできない」

 

「そんな事を考えているから原作世界のアスミさんは自分で自分を消そうとしてるんです無意識にね」

 

「「「ええ――大丈夫なの?」」」

 

「ええ、大丈夫ですよ」

 

直哉がそう言うと原作世界のアスミさんをちゆとひなたが見つけ、消えかけているアスミはちゆと共にちゆの家に向かった。

 

「「「成程私達が教えるのって感情の事?」」」

 

「そうですね。原作世界のアスミさんは・・・」

 

「メガビョーゲンを浄化するまでの間直哉だけで他の2体のメガビョーゲンの成長をしないように足止めしてほしいラビ」

 

「ええ――ラビリンそれは無理だよ。いくら直哉君でも」

 

「わかったよラビリン。僕は予定通りシンドイ―ネが作ったメガビョーゲンと戦っておくよ」

 

「助けて直哉君」

 

「おやおやプリキュアが助けてとは笑えますよ」

 

「それにしても特殊遊撃部隊は来ませんよ忘れたんすっか」

 

「あ、のどかさん達が気が付いたようですね」

 

「「「ううーん、ここは?」」」

 

「ここはダルイゼンとメガビョーゲンに負けた地点から、少し離れた山奥ですよ。皆さん」

 

「「「ええーー直哉君どうしてここに?」」」

 

「ああ、それは・・・皆さんが来た後この周辺で状況を見てましたからね」

 

「それで、皆さんがメガビョーゲンに吹き飛ばされたのを見て皆さんをこちらに連れて来たんですよ」

 

「「「そうなのね」そうなんだ」」

 

「それじゃ直哉君お願い、私達をメガビョーゲンの所に連れて行って」

 

「それは出来ません。ひなたさん」

 

「何で――」

 

「その理由は先程ラビリン達にも言いましたが」

 

「ラビリンそれは出来ないよ。ラビリン僕達特殊遊撃部隊が介入出来るのは、ワイズマン等が作り出したメガビョーゲンやノイズと言うのは知ってるね?」

 

「それは・・・」

 

「そして今回の3体のメガビョーゲンは、君達の世界のビョーゲンズだから基本的に介入できません」

 

「「「ああ、そう言う事」」」

 

「のどかさん達がメガビョーゲン吹き飛ばされたのにもちゃんと理由があるので、それを僕自身が壊すわけにはいかないので」

 

「あ、そう言えばそうだ」

 

「その通りすっよ。つまりこれは特殊遊撃部隊も干渉できないですよ」

 

「そんな私達のピンチなのに」

 

「落ち着くペンスパークル」

 

「そうよもう1人の私達が教えてくれた事を思い出すのよ」

 

「それって・・・」

 

「本来ならラテのお母さんがちゃんと地球に伝えていればああいう形のアスミさんは生まれなかったでしょうが、逆にプリキュアとしての協力が出来にくくなったかもですが」

 

「成程何も知らないからこそ原作世界の私達が教える事で互いに成長することが出来るから?」

 

「そうですねそれが、プリキュアとしてもそうですが人としても必要だと思います」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

間章37 休息と交流と
管理者の神殿の方では・・・


「そして今回の3体のメガビョーゲンは、君達の世界のビョーゲンズだから基本的に介入できません」

 

「「「ああ、そう言う事」」」

 

「のどかさん達がメガビョーゲン吹き飛ばされたのにもちゃんと理由があるので、それを僕自身が壊すわけにはいかないので」

 

「あ、そう言えばそうだ」

 

「その通りすっよ。つまりこれは特殊遊撃部隊も干渉できないですよ」

 

「そんな私達のピンチなのに」

 

「落ち着くペンスパークル」

 

「そうよもう1人の私達が教えてくれた事を思い出すのよ」

 

「それって・・・」

 

「本来ならラテのお母さんがちゃんと地球に伝えていればああいう形のアスミさんは生まれなかったでしょうが、逆にプリキュアとしての協力が出来にくくなったかもですが」

 

「成程何も知らないからこそ原作世界の私達が教える事で互いに成長することが出来るから?」

 

「そうですねそれが、プリキュアとしてもそうですが人としても必要だと思います」

 

その頃管理者の神殿では・・・

 

「あの時のように僕だけが行き状況によっては・・・」

 

「貴方本当にリフレインなの?」

 

「最初の時にはみせなかったその怪物をよく知っているようだったけど?」

 

「「そう言えばそうだよ」」

 

「フフ、流石だなキュアグレース。だが私は進化したのだよ」

 

「進化したですって」

 

「そうその通りだ、キュアフォンテーヌ私は君達の時間を戻した後にミラクルンが次元の穴を見つけてそこに行こうとした時に私の前に次元の穴から怨霊と言ってもいい魂を私は吸収したのだ」

 

「「ええ――」」

 

「「「やっぱり融合世界の降魔の力とメガビョーゲンの力がリフレインと言う素体に2つの力が融合したんだね」」」したのね」

 

「ほう、お前達はこの力が流れて来た世界の事を知っているようだな」

 

「知ってるけどリフレイン貴方にはその世界には行かせない」

 

!!

 

「成程キュアグレースお前はいや、お前達3人はメガ降魔を見るのは初めてではないのか?」

 

「そうかそう言う事か、キュアグレースお前は異世界に行った事がありそこでメガ降魔と戦った事があるのだな」

 

「「ええ――それ本当なの?グレース」」

 

先輩達がリフレインの話を聞き驚いてグレースに確認する。

 

「ええ、事実です先輩ですので今のメガリフレインにはメガビョーゲンの力も使えるので十分気をつけてください」

 

「「了解」」

 

そしてプリキュア達とメガリフレインの戦いが始まった。

 

「ああいう形の介入をしろと言う事ですか?」

 

「最初はそんな感じで直哉達に調査を依頼したらまさか、ワイズマンの行動によって雲行きが怪しくなったわね」

 

「それは・・・」

 

「そして今回の3体のメガビョーゲンは、君達の世界のビョーゲンズだから基本的に介入できません」

 

「「「ああ、そう言う事」」」

 

「のどかさん達がメガビョーゲン吹き飛ばされたのにもちゃんと理由があるので、それを僕自身が壊すわけにはいかないので」

 

「あ、そう言えばそうだ」

 

「その通りすっよ。つまりこれは特殊遊撃部隊も干渉できないですよ」

 

「あの時の戦いの時ですか?」

 

「ええ、その通りです」

 

そして直哉の予感は的中してしまった。

 

「「「ええ――ワイズマンがバテデモーダを助けた――」」」

 

「これは想定外の乱入者ですね」

 

「直哉君落ち着いてて良いの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「少しこちらとしても対応策を考えておきますか」

 

「さて一旦直哉達を呼び戻しましょう」

 

そう言いトワは直哉達を呼び戻した。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

呼び戻された直哉達

 

「のどかさん達がメガビョーゲン吹き飛ばされたのにもちゃんと理由があるので、それを僕自身が壊すわけにはいかないので」

 

「あ、そう言えばそうだ」

 

「その通りすっよ。つまりこれは特殊遊撃部隊も干渉できないですよ」

 

「あの時の戦いの時ですか?」

 

「ええ、その通りです」

 

そして直哉の予感は的中してしまった。

 

「「「ええ――ワイズマンがバテデモーダを助けた――」」」

 

「これは想定外の乱入者ですね」

 

「直哉君落ち着いてて良いの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「少しこちらとしても対応策を考えておきますか」

 

「さて一旦直哉達を呼び戻しましょう」

 

そう言いトワは直哉達を呼び戻した。

 

「トワどうして呼び戻したたんです?」

 

「それは目的を達成したからよ」

 

「それは・・・」

 

「私の依頼は原作世界のすこやか市に出る降魔の原因よ」

 

「「「ああ、そう言う事」」」

 

「のどかさん達がメガビョーゲン吹き飛ばされたのにもちゃんと理由があるので、それを僕自身が壊すわけにはいかないので」

 

「あ、そう言えばそうだ」

 

「その通りすっよ。つまりこれは特殊遊撃部隊も干渉できないですよ」

 

「あの時の戦いの時ですか?」

 

「ええ、その通りです」

 

そして直哉の予感は的中してしまった。

 

「「「ええ――ワイズマンがバテデモーダを助けた――」」」

 

「これは想定外の乱入者ですね」

 

「直哉君落ち着いてて良いの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「世界的には悪い事ですが・・・」

 

「確かにワイズマンの行動は驚きだったわでも当初の目的も同時にわかったわよね」

 

「それはでも・・・」

 

「君の立場が変わり君の浄化者が特殊遊撃部隊の担当になったぞ」

 

「しかしオイラを助けてもあんたに得がないっすよ」

 

「そんな事ないぞ、君はメガビョーゲンのもう1つの進化を手に入れる事が出来るかも知れんぞ」

 

「何だと!!」

 

「勿論私とくればだが」

 

「どうする?バテデモーダ」

 

「出来るんだな本当にそんな事が」

 

バテデモーダがそう言う。

 

「安心しなさいワイズマンの実験についてはこちらで調査もするから」

 

「じゃあこれからどうすれば?」

 

「そうね・・・」

 

「確かに単純に倒すだけなら簡単だけど、恐らくここは異世界だとして動くわよ」

 

「ハニーお姉様もここにいるかも知れないしね」

 

聖羅が一緒にいる少年に話をしていると・・・」

 

「だああああ」

 

と言いながら亜種型メガビョーゲンを殴り飛ばす響達がやって来た。

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「馬鹿なこの時点で僕は調停者ではなく一般人になっていたなんて・・・」

 

「・・・」

 

「直哉君」

 

「ショックを受けたようね流石に」

 

エステルがそう言う。

 

「確か直哉はあの2人とまだ会ってないのよね?」

 

「ええ、形式上ではそうですね」

 

「なら会ってくれば?」

 

「はっ何を言っているんだこの管理者は?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉の嫌がる訳

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「馬鹿なこの時点で僕は調停者ではなく一般人になっていたなんて・・・」

 

「・・・」

 

「直哉君」

 

「ショックを受けたようね流石に」

 

エステルがそう言う。

 

「確か直哉はあの2人とまだ会ってないのよね?」

 

「ええ、形式上ではそうですね」

 

「なら会ってくれば?」

 

「はっ何を言っているんだこの管理者は?」

 

「嫌ですよ同じ名前でどれだけ苦労した事か・・・」

「なのはさん貴女は幼馴染世界にやって来てくれた時空管理局の人達に向かって私は、紫藤直哉の妹として生きる事を選択したんですよね」

 

「それは・・・」

 

「なのはさん貴女紫藤直哉の妹として生きる事が辛くなったんですか?」

 

「そうだとしても貴女はその選択をしたので、その責任は果たすべきですよ」

 

「・・・」

 

「確かに融合世界の場合は一時保護として来訪者に管理者のトワさんやレイさんに預かって貰えますが、なのはさんが幼馴染世界に転移した時はその制度がなかったんですよね?」

 

「うん」

 

「だから貴女は融合世界で生活をしている自分が羨ましいのですね」

 

「正直に言えば羨ましいよ。だって貴方達が本当に最低限の干渉で終わらせたよね?ジェミニさんの時だって」

 

「ええ、あの時はそういう形でするしかなかったんですけどね」

 

「それでもあの後私達の世界に悪影響無かったよ」

 

「それは、メルクさんがしっかり後始末したからでは」

 

「直哉さんお願い私を融合世界の人間にして」

 

!!

 

「何を言っているんですか?そんな事出来ませんよ」

 

その後紫藤なのはが興奮状態となり過去の直哉達とまなつ達と響がやって来てなのはを落ち着かせていた。

 

「いやいや世界のバランスを僕が考えるなんてありえないよ。そういう事はメルクの仕事じゃないか?」

 

「そうかしらね?これを見てもそう言えるかしら?」

 

そう言ってトワは映像を再生した。

 

 

「直哉さん。あんなに脅していいんですか?」

 

クローゼが直哉に聞く。

 

「クローゼさん。別に脅してませんよそれにあの2人が今回のような事をすると思ってましたから」

 

「そうなんです?」

 

「ええ」

 

そして直哉は話し出す。

 

「僕としては直哉さん達の認識を正したいんですよ」

 

「7人世界と幼馴染世界は介入されて助けてくれてありがとうだったかもしれませんけど、融合世界にとってはただの余計なお世話で、余計な事はしないで欲しいんですよ」

 

「成程」

 

「こちらにしてみればレイやトワにも余計な仕事が増えてる状態で僕としても今回の件でトワ達にお願いするのは心苦しいのですが、僕があの2人の行動に対する決定権はありませんから」

 

「2人は管理者同士の決め事で決まったお客さんなので」

 

「それにこれは僕の勘違いかも知れないのですが、紫藤なのはさんは何者かに操られているかもしれないので」

 

「なっ彼は僕達がトワから聞かされた可能性について知っていて黙っていたのか?」

 

「そうよ、この一件に関してでもそうだけどこちらの直哉は自分で考えて融合世界や友好世界のバランスを壊すような事態が起きない限り介入は最低限にしてるし」

 

「別にこちらの直哉の自慢をしてるつもりはないけど、貴方達の場合米田健二の闇の力と戦う使命があったのなら、もっと管理者と繋がるべきだったのではないい?」

 

「はあ、耳が痛いわ」

 

その時過去の幼馴染世界の管理者メルクが管理者の神殿にやって来た。

 

!!

 

「メルクどうしてここに?」

 

「どうしてって貴方達が融合世界以外に行ったからに決まってるじゃん」

 

「まさか・・・あの子に呼ばれて?」

 

「もう嫌なんですよ僕、まあ事情が事情だったから関わりましたけど直接会うのは嫌ですよ」

 

「それなら仕方がないわね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワの強制依頼と動くパンサークロー1

「それにこれは僕の勘違いかも知れないのですが、紫藤なのはさんは何者かに操られているかもしれないので」

 

「なっ彼は僕達がトワから聞かされた可能性について知っていて黙っていたのか?」

 

「そうよ、この一件に関してでもそうだけどこちらの直哉は自分で考えて融合世界や友好世界のバランスを壊すような事態が起きない限り介入は最低限にしてるし」

 

「別にこちらの直哉の自慢をしてるつもりはないけど、貴方達の場合米田健二の闇の力と戦う使命があったのなら、もっと管理者と繋がるべきだったのではないい?」

 

「はあ、耳が痛いわ」

 

その時過去の幼馴染世界の管理者メルクが管理者の神殿にやって来た。

 

!!

 

「メルクどうしてここに?」

 

「どうしてって貴方達が融合世界以外に行ったからに決まってるじゃん」

 

「まさか・・・あの子に呼ばれて?」

 

「もう嫌なんですよ僕、まあ事情が事情だったから関わりましたけど直接会うのは嫌ですよ」

 

「それなら仕方がないわね」

 

「じゃあ余計に交流しないとパンサークローが苦労するわよ」

 

「う、それは・・・」

 

「「「その声はシスタージル」」」

 

「漸く見つけたよ空中元素固定装置をよこしな」

 

よこさないと言うならそこの爺に死んで貰うぞ」

 

「ワシかシスタージルとやらには爺さんにしか見えないようだな」

 

「何!!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

「何――馬鹿な」

 

「「「ええ――」」」

 

「成程お前が母様の言っていた要注意人物のプリキュアの1人か」

 

「「プリキュア?」」

 

聖羅と直哉がそう言う。

 

「まあいい、プリキュアの姿を見れただけでも良しとしよう」

 

「逃げるのシスタージル」

 

「逃げるわけではない優先順位が変わったのだ」

 

そう言いながらシスタージルは撤退した。

 

「質問良いですか?そもそもプリキュアって何ですか?」

 

「直哉君プリキュアは、こちらの融合世界にしかいない存在よ」

 

ハニーがそう言う。

 

「実際直哉もグレースの中から見てたでしょう?」

 

「それはそうですけど・・・」

 

「パンサークローはプリキュアに対して今は警戒してるけど、いずれ敵対するわよ。確実に」

 

「その時の為にこちらも関係強化すべきじゃないの?」

 

「それは・・・」

 

「それにこれは僕の勘違いかも知れないのですが、紫藤なのはさんは何者かに操られているかもしれないので」

 

「なっ彼は僕達がトワから聞かされた可能性について知っていて黙っていたのか?」

 

「そうよ、この一件に関してでもそうだけどこちらの直哉は自分で考えて融合世界や友好世界のバランスを壊すような事態が起きない限り介入は最低限にしてるし」

 

「別にこちらの直哉の自慢をしてるつもりはないけど、貴方達の場合米田健二の闇の力と戦う使命があったのなら、もっと管理者と繋がるべきだったのではないい?」

 

「はあ、耳が痛いわ」

 

その時過去の幼馴染世界の管理者メルクが管理者の神殿にやって来た。

 

!!

 

「メルクどうしてここに?」

 

「どうしてって貴方達が融合世界以外に行ったからに決まってるじゃん」

 

「まさか・・・あの子に呼ばれて?」

 

「もう嫌なんですよ僕、まあ事情が事情だったから関わりましたけど直接会うのは嫌ですよ」

 

「確かに直哉の気持ちもわかるけど、今はそんな事が言えるのかしら?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

トワの強制依頼と動くパンサークロー2

「それにこれは僕の勘違いかも知れないのですが、紫藤なのはさんは何者かに操られているかもしれないので」

 

「なっ彼は僕達がトワから聞かされた可能性について知っていて黙っていたのか?」

 

「そうよ、この一件に関してでもそうだけどこちらの直哉は自分で考えて融合世界や友好世界のバランスを壊すような事態が起きない限り介入は最低限にしてるし」

 

「別にこちらの直哉の自慢をしてるつもりはないけど、貴方達の場合米田健二の闇の力と戦う使命があったのなら、もっと管理者と繋がるべきだったのではないい?」

 

「はあ、耳が痛いわ」

 

その時過去の幼馴染世界の管理者メルクが管理者の神殿にやって来た。

 

!!

 

「メルクどうしてここに?」

 

「どうしてって貴方達が融合世界以外に行ったからに決まってるじゃん」

 

「まさか・・・あの子に呼ばれて?」

 

「もう嫌なんですよ僕、まあ事情が事情だったから関わりましたけど直接会うのは嫌ですよ」

 

「確かに直哉の気持ちもわかるけど、今はそんな事が言えるのかしら?」

 

「現に・・・」

 

「やっぱり直哉さんが考えていた可能性が高くなりましたね」

 

アニエスがそう言う。

 

「でも直哉さん本当にその博士が生きていると思ってるんです?」

 

「どう考えても殺されてる可能性が高いですよ」

 

「ええ、アニエスさんの言う通り普通ならそうかも知れませんが、僕はある疑問があるんですよ」

 

「ある疑問ですか?」

 

「はいそれは・・・空中元素固定装置を作るための資金はどこから来たのかですね」

 

「あ、そうか」

 

「成程そう言う事かい」

 

「成程それでハニーさん達はパンサークローに狙われる原因になったんですね」

 

「そうみたいね、でも空中元素固定装置は禁忌的な物らしいの」

 

「無から物を作り出すみたいね」

 

「「「「うわああ何だあの怪物はーー」」」」

 

「大地が赤黒くなっていくぞー」

 

「あれもアンダーク帝国の戦力なのかよ」

 

「メガビョーゲン」

 

「良いぞメガビョーゲンやってしまえ」

 

「「「「うわああ」」」」

 

「「くっ騎士団の人達が」」

 

「君達はあの怪物に集中するんだ」

 

「「でも」」

 

「隊長がいればこういうだろう」

 

「う、それは・・・」

 

「流石にプリキュアと言えどメガビョーゲンに勝てないようだな」

 

バッタモンダーがそう言った直後自体は急変した。

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「何なんだお前達は?まさか俺様のメガビョーゲンを浄化するとは、やってくれたな」

 

そして巨大メガビョーゲン浄化した事で大地は元に戻った。

 

「貴方がどこでメガビョーゲンを手に入れたかが知らないけど貴方がメガビョーゲンを使うのなら私達が貴方を止めるよ」

 

「ちっまあいいさ、今回はここまでにしておくさ」

 

バッタモンダーがそう言い残し撤退した。

 

「グレースさん達ありがとうございます」

 

プリズムがそう言う。

 

「今来たんです?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「・・・成程あれが今回アンダーグ帝国が用意した本命かも知れませんね」

 

「「「「本命?」」」」

 

「ええ、そうです」

 

「あの巨大なランボーグを作り出す条件を満たす為に・・・」

「そうか異世界の人間として私は悪に見えるか?」

 

「それは見えませんよ。ただDCを手に入れたいと考えている人間がDC内部にいますが」

 

「でもビアン博士はそれすらもわかった上で好きにさせているように感じますが」

 

「フッ君にもそう見えるか?」

 

「はい、実際にお年寄りの博士に絡まれる可能性があったので」

 

「ああ、アードラ博士か」

 

「確かに彼等の研究はそう遠くない未来にDCの理念を忘れ暴走するだろうな」

 

「そんな彼等の野望ごとDCを止める者が現れる事をワシは期待している」

 

「成程ビアン博士は自分が悪になる事で異星人に負けない地球人の軍隊を作り出そうとしているんですね、そして地球の内乱として見せれば異星人側が早急に地球に手を出さないだろうと考えての事なんですね」

 

「君みたいに察しが良い人間だけならどれだけ楽か・・・」

 

「いやいやそんな人ばかりだと個性が無くて面白くないですよ」

 

「シュウさんもそう思いませんか?」

 

「そうですね私としたらマサキのような相手はしたくないですね」

 

「直哉が見た新しめの世界にはそんな余裕があるのかしら?」

 

「それは・・・」

 

「とりあえずキューティーハニー世界に行きなさい」

 

「わかりました」

 

そして直哉はキューティーハニー世界に向かった。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

如月直哉の気持ち

「ああ、アードラ博士か」

 

「確かに彼等の研究はそう遠くない未来にDCの理念を忘れ暴走するだろうな」

 

「そんな彼等の野望ごとDCを止める者が現れる事をワシは期待している」

 

「成程ビアン博士は自分が悪になる事で異星人に負けない地球人の軍隊を作り出そうとしているんですね、そして地球の内乱として見せれば異星人側が早急に地球に手を出さないだろうと考えての事なんですね」

 

「君みたいに察しが良い人間だけならどれだけ楽か・・・」

 

「いやいやそんな人ばかりだと個性が無くて面白くないですよ」

 

「シュウさんもそう思いませんか?」

 

「そうですね私としたらマサキのような相手はしたくないですね」

 

「直哉が見た新しめの世界にはそんな余裕があるのかしら?」

 

「それは・・・」

 

「とりあえずキューティーハニー世界に行きなさい」

 

「わかりました」

 

そして直哉はキューティーハニー世界に向かった。

 

その頃如月直哉は・・・

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

「私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「何故お前達がお姉様を知っている?」

 

「調停者を見捨てるくらいだからな」

 

「どちらにしても今はのどか達に任せるしかないわね」

 

トワがそう言う。

 

「サクラ世界に現れた2人よりもトワさんやレイさんに聞いた方が早いでしょうね並行世界の融合世界から捨てられた世界については」

 

「捨てられた世界か・・・」

 

「何だか可哀想」

 

「こちらの調停者は、ハニーさん達の世界ごと捨てられた世界として考えています」

 

「何を馬鹿な事を言っているんですか?キューティーハニーの世界ごと調停者の僕を見捨てたとでも言うんですか」

 

「はいそうです」

 

「その証拠に皆さんがこちらに来てから皆さんの世界から連絡来ましたか?」

 

「「「それは・・・」」」

 

「1度もありませんよね」

 

「でもよく考えてね君を調停者から外しこちらの融合世界に転移して来たのは恐らく向こうの管理者の優しさよ」

 

「何が優しさですか?僕を捨てたのに」

 

「ああ、如月直哉君は管理者と調停者の関係を知らないのかな?」

 

「何なんです?それは・・・」

 

「管理者は必要性を感じない場合は処分をするのが決まりよ。恐らく並行世界の融合世界でも似たような決まりがある筈よ」

 

トワがそう説明する。

 

「え、じゃあ僕の処遇は全然軽いわ」

 

「これを見て」

 

「世界のバランスはそんな些細な変化でも大きくなるんだよ」

 

「僕にとっては衝撃の事実だったけどそろそろ調停者に会いたいなあ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ハニー姉妹と花寺直哉前編

 

「そんな彼等の野望ごとDCを止める者が現れる事をワシは期待している」

 

「成程ビアン博士は自分が悪になる事で異星人に負けない地球人の軍隊を作り出そうとしているんですね、そして地球の内乱として見せれば異星人側が早急に地球に手を出さないだろうと考えての事なんですね」

 

「君みたいに察しが良い人間だけならどれだけ楽か・・・」

 

「いやいやそんな人ばかりだと個性が無くて面白くないですよ」

 

「シュウさんもそう思いませんか?」

 

「そうですね私としたらマサキのような相手はしたくないですね」

 

「直哉が見た新しめの世界にはそんな余裕があるのかしら?」

 

「それは・・・」

 

「とりあえずキューティーハニー世界に行きなさい」

 

「わかりました」

 

そして直哉はキューティーハニー世界に向かった。

 

キューティーハニー世界についた直哉は・・・

 

「ここがキューティーハニー世界ですか」

 

「どちらかと言えばシンフォギア世界に近いかな?」

 

「シンフォギアかあ、あの世界でもいろんな事があったけど・・・」

 

「覚えていてくれたんだ。じゃあ私の為に来て貰うよ」

 

「え、きゃあああ」

 

そして未来はノヴァの手に堕ちた。

 

「お姉さんを返すでーす」

 

「切っちゃん無理は駄目」

 

「ふーんノヴァとやるんだ。良いよ少しだけ遊んであげる」

 

暫くして・・・

 

「がっはっうう」

 

「もう終わりなのつまんないなあ」

 

「まあいいや。響と戦う為のエサを確保できたしね」

 

「そろそろお兄さんを殺せたかな?」

 

そう言ってノヴァと未来達は消えた。

 

その頃響達は・・・

 

「まさかあれが、ノヴァの手に入れた闇の帝国華撃団なの?」

 

「「「「「ええーー闇の帝国華撃団ってどういう事ですかーー」」」」」

 

そして響は説明をする。

 

「あの時のノヴァの乱入でフロンティア事変が進行出来ない状況になったからなあ」

 

「わかりましたそれじゃあ私は・・・」

 

「それなら私と戦ってよ立花響ーーー」

 

「その声はノヴァどこにいるの?」

 

「ここよ」

 

ノヴァがそう言い姿を見せると・・・

 

!!

 

「未来」

 

「ああ、そうだった立花響私と戦わないとこの3人には死んで貰うからね」

 

「くっ」

 

「さあ、どうするの?立花響」

 

「わかった勝負を受ける・・・よ」

 

「うわあああ。2人を離しなさい」

 

!!

 

「「マリアさん駄目」ああ――ウザイ紅い稲妻ーーー」

 

「ぎゃあああ」

 

マリアはノヴァが放った魔法を受けダメージを受けてしまった。

 

「マリアさんどうしてここに?」

 

響はそう言いながらノヴァが放った魔法を受けたマリアを助けた。

 

「うう、切歌と調待ってて今助けるから」

 

「あの時ウィル博士側のシンフォギア奏者が活動出来ない状態になったから、それで中止になったんだよなあ」

 

「まあ今は連絡取れないから状況がわからないけど・・・」

 

「貴方何ぶつぶつ言ってるの気持ち悪いわね」

 

「あ、貴女は・・・」

 

「聖羅お姉さん見た事のない怪物がいっぱい出たよ」

 

「何よこいつ気持ち悪いわね」

 

「お姉さんどうして戦わないの?お姉さんなら楽勝なのに」

 

「確かに単純に倒すだけなら簡単だけど、恐らくここは異世界だとして動くわよ」

 

「ハニーお姉様もここにいるかも知れないしね」

 

聖羅が一緒にいる少年に話をしていると・・・」

 

「だああああ」

 

と言いながら亜種型メガビョーゲンを殴り飛ばす響達がやって来た。

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

直哉は思い出しながら出会った少女の事を思い出した。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ハニー姉妹と花寺直哉中編

「あ、貴女は・・・」

 

「聖羅お姉さん見た事のない怪物がいっぱい出たよ」

 

「何よこいつ気持ち悪いわね」

 

「お姉さんどうして戦わないの?お姉さんなら楽勝なのに」

 

「確かに単純に倒すだけなら簡単だけど、恐らくここは異世界だとして動くわよ」

 

「ハニーお姉様もここにいるかも知れないしね」

 

聖羅が一緒にいる少年に話をしていると・・・」

 

「だああああ」

 

と言いながら亜種型メガビョーゲンを殴り飛ばす響達がやって来た。

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

直哉は思い出しながら出会った少女の事を思い出した。

 

そんな直哉を見ていた聖羅が動きを見せる。

 

「あ―やっぱり気持ち悪いから貴方をハニーお姉さまの所に連行するわ」

 

「ええ――ただ思い出していただけで・・・ショックなんですけど」

 

そして直哉は聖羅によって連行された。

 

暫くして・・・

 

「何で貴方がここに来ているの?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「もう嫌なんですよ僕、まあ事情が事情だったから関わりましたけど直接会うのは嫌ですよ」

 

「確かに直哉の気持ちもわかるけど、今はそんな事が言えるのかしら?」

 

「現に・・・」

 

「やっぱり直哉さんが考えていた可能性が高くなりましたね」

 

アニエスがそう言う。

 

「でも直哉さん本当にその博士が生きていると思ってるんです?」

 

「どう考えても殺されてる可能性が高いですよ」

 

「ええ、アニエスさんの言う通り普通ならそうかも知れませんが、僕はある疑問があるんですよ」

 

「ある疑問ですか?」

 

「はいそれは・・・空中元素固定装置を作るための資金はどこから来たのかですね」

 

「あ、そうか」

 

「成程そう言う事かい」

 

「成程それでハニーさん達はパンサークローに狙われる原因になったんですね」

 

「そうみたいね、でも空中元素固定装置は禁忌的な物らしいの」

 

「無から物を作り出すみたいね」

 

「「「「うわああ何だあの怪物はーー」」」」

 

「大地が赤黒くなっていくぞー」

 

「あれもアンダーク帝国の戦力なのかよ」

 

「メガビョーゲン」

 

「良いぞメガビョーゲンやってしまえ」

 

「「「「うわああ」」」」

 

「「くっ騎士団の人達が」」

 

「君達はあの怪物に集中するんだ」

 

「「でも」」

 

「隊長がいればこういうだろう」

 

「う、それは・・・」

 

「流石にプリキュアと言えどメガビョーゲンに勝てないようだな」

 

バッタモンダーがそう言った直後自体は急変した。

 

ハープをとり出すアース。

 

「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」

 

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「お大事に」

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「何なんだお前達は?まさか俺様のメガビョーゲンを浄化するとは、やってくれたな」

 

そして巨大メガビョーゲン浄化した事で大地は元に戻った。

 

「貴方がどこでメガビョーゲンを手に入れたかが知らないけど貴方がメガビョーゲンを使うのなら私達が貴方を止めるよ」

 

「ちっまあいいさ、今回はここまでにしておくさ」

 

バッタモンダーがそう言い残し撤退した。

 

「成程ビアン博士は自分が悪になる事で異星人に負けない地球人の軍隊を作り出そうとしているんですね、そして地球の内乱として見せれば異星人側が早急に地球に手を出さないだろうと考えての事なんですね」

 

「君みたいに察しが良い人間だけならどれだけ楽か・・・」

 

「いやいやそんな人ばかりだと個性が無くて面白くないですよ」

 

「シュウさんもそう思いませんか?」

 

「そうですね私としたらマサキのような相手はしたくないですね」

 

「直哉が見た新しめの世界にはそんな余裕があるのかしら?」

 

「それは・・・」

 

「とりあえずキューティーハニー世界に行きなさい」

 

「わかりました」

 

「最近新しく誕生した世界等での交流をしてと言われて・・・」

 

「成程ね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ハニー姉妹と花寺直哉後編

「貴方がどこでメガビョーゲンを手に入れたかが知らないけど貴方がメガビョーゲンを使うのなら私達が貴方を止めるよ」

 

「ちっまあいいさ、今回はここまでにしておくさ」

 

バッタモンダーがそう言い残し撤退した。

 

「成程ビアン博士は自分が悪になる事で異星人に負けない地球人の軍隊を作り出そうとしているんですね、そして地球の内乱として見せれば異星人側が早急に地球に手を出さないだろうと考えての事なんですね」

 

「君みたいに察しが良い人間だけならどれだけ楽か・・・」

 

「いやいやそんな人ばかりだと個性が無くて面白くないですよ」

 

「シュウさんもそう思いませんか?」

 

「そうですね私としたらマサキのような相手はしたくないですね」

 

「直哉が見た新しめの世界にはそんな余裕があるのかしら?」

 

「それは・・・」

 

「とりあえずキューティーハニー世界に行きなさい」

 

「わかりました」

 

「最近新しく誕生した世界等での交流をしてと言われて・・・」

 

「成程ね」

 

「確かに貴方が避けたいと言う気持ちもわかるわ」

 

「成程並行世界にいる自分はこういう事をいつもされていると言う事ですか?ラビリンのどかさん行きますよ」

 

「「うん」ラビ」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。

 

「ええ――直哉君があの子と1つになった――嘘でしょう」

 

ハニーと言う女性はこの場で起きた事に対して驚いていた。

 

「すみませんが僕は、ハニーさんの知る直哉ではありません」

 

直哉がハニーに言う。

 

暫くして・・・

 

「そうやっぱりここは並行世界なのね」

 

「知ってたんですか?」

 

グレースがハニーに聞く。

 

「ええ、これでも向こうでは守護者をしてるからね、違和感を感じてたわ響さんとエステルさんと会った時からね」

 

「ふむ、それではハニーさんの知る世界にはゼムリア大陸とシンフォギア世界はあるんですね?」

 

「ええ、後プリキュア世界と言うのは存在せず悪魔が支配する世界があるわ」

 

「悪魔とイシュメルガが協力関係を結んでいるわ」

 

「「成程」」

 

「そちらの世界のオリジナル要素が悪魔と言う種族がいると言う事ですね?」

 

「ちなみにそちらの世界はいべんとはどうです?」

 

「そうね・・・帝都関連は」

 

「私も貴方を見て私達の知る直哉君だと思ったもの」

 

「だからこそ調停者である君が来たくない気持ちは如月直哉が似すぎているからでしょう」

 

「それはしなくて良いわよ私達がその世界を封印するから」

 

「永久的にね」

 

「え、その為に僕に全権を与えるんです?」

 

「ええ、今回は空中元素固定装置関係で片手間でやると弊害が起きそうなのよ」

 

「つまり如月ハニーが互いに惹かれるのを防ぐ為ですか?」

 

「それもあるけど、並行世界の融合世界から来たパンサークローもいつ動くかわからないしそれに・・・

 

「「「ええ――ここに私の住む街が出来た」」」

 

「そうなんです。一応並行世界の融合世界のパンサークローとの兼ね合いでこちらに出来た世界は封印をしてますが」

 

「それは・・・違うと思うわ意図的に連絡が取れなくしてると思うわ」

 

「そんな噓ですよねハニーお姉さん。僕達が管理者に捨てられたなんて」

 

「残念だけど直哉君私もこちらの世界の守護者」と同じ答えよ」

 

!!

 

「そんなそれじゃあ僕達はずっとこちらの世界で生きて行くんですか?」

 

「いやそれも厳しいわね」

 

「え、何故ですかエステルさん?」

 

「まあ私の名前を言われるのおは良いけど、私は貴方と初対面と言う事を忘れないでね」

 

「すみません」

 

「こちらの管理者は、貴方達の敵パンサークロー倒れるまでは保証はすると思うけどその後は知らないわ。特に調停者の君はね」

 

「そんな・・・」

 

「成程そう言う意味で僕の扱いに悩んでいたんですね。最悪ハニーお姉さん達をその世界に行かせればいいだけですからね」

 

「そうですね。もしその世界に如月ハニーの存在がなければですが」

 

「あ、そうでしたね」

 

「確かにそれもありますが・・・」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

間章37 休息と交流と鬼神と呪術師編
事態がさせてくれない理由


「残念だけど直哉君私もこちらの世界の守護者」と同じ答えよ」

 

!!

 

「そんなそれじゃあ僕達はずっとこちらの世界で生きて行くんですか?」

 

「いやそれも厳しいわね」

 

「え、何故ですかエステルさん?」

 

「まあ私の名前を言われるのおは良いけど、私は貴方と初対面と言う事を忘れないでね」

 

「すみません」

 

「こちらの管理者は、貴方達の敵パンサークロー倒れるまでは保証はすると思うけどその後は知らないわ。特に調停者の君はね」

 

「そんな・・・」

 

「成程そう言う意味で僕の扱いに悩んでいたんですね。最悪ハニーお姉さん達をその世界に行かせればいいだけですからね」

 

「そうですね。もしその世界に如月ハニーの存在がなければですが」

 

「あ、そうでしたね」

 

「確かにそれもありますが・・・」

 

「「「その声はシスタージル」」」

 

「漸く見つけたよ空中元素固定装置をよこしな」

 

よこさないと言うならそこの爺に死んで貰うぞ」

 

「ワシかシスタージルとやらには爺さんにしか見えないようだな」

 

「何!!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

「何――馬鹿な」

 

「「「ええ――」」」

 

「成程お前が母様の言っていた要注意人物のプリキュアの1人か」

 

「「プリキュア?」」

 

聖羅と直哉がそう言う。

 

「まあいい、プリキュアの姿を見れただけでも良しとしよう」

 

「逃げるのシスタージル」

 

「逃げるわけではない優先順位が変わったのだ」

 

そう言いながらシスタージルは撤退した。

 

「トワ達はこの一件を重く見ているようで」

 

「成程ね」

 

「シスタージルにこちらの融合世界の情報が知られていた事にショックがあったのね」

 

「ええ、その関連での質問ですけど、如月直哉君が調停者そして融合世界の秘密に関して如月博士は知っていましたか?」

 

「ええ、私が守護者になる時に一緒に聞いていたわ」

 

「成程つまり・・・」

 

「やっぱり直哉さんが考えていた可能性が高くなりましたね」

 

アニエスがそう言う。

 

「でも直哉さん本当にその博士が生きていると思ってるんです?」

 

「どう考えても殺されてる可能性が高いですよ」

 

「ええ、アニエスさんの言う通り普通ならそうかも知れませんが、僕はある疑問があるんですよ」

 

「ある疑問ですか?」

 

「はいそれは・・・空中元素固定装置を作るための資金はどこから来たのかですね」

 

「あ、そうか」

 

「成程そう言う事かい」

 

「成程それでハニーさん達はパンサークローに狙われる原因になったんですね」

 

「そうみたいね、でも空中元素固定装置は禁忌的な物らしいの」

 

「無から物を作り出すみたいね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「つまり空中元素固定装置を手に入れると言う事は、自分の願望を叶う事が出来ると言う事ですか?」

 

「ええ、そういう事らしいわね」

 

「そういう事なら空中元素固定装置が禁忌的な装置になるのもわかりますね。何故なら空中元素固定装置を使えば人間を作る事も出来ると言う事ですからね」

 

「「「あ、そう言えばそうだ」」」

 

「つまり空中元素固定装置の存在を知られればそれだけで戦争の火種になりえる争奪戦が起きると言う事ですね」

 

直哉がそう言う。

 

「直哉のいう事も可能と思うし、個人的な予想としてはパンサークローはかなり技術力は高いと思うわ。如月ハニーの父親は自分で空中元素固定装置を作り出すくらいだからね」

 

「「「「成程」」」」

 

「つまり君は空中元素固定装置完成の為に如月博士とパンサークローが協力していて、何らかの理由で空中元素固定装置が完成後に博士がパンサークローを裏切ったとでも言うのかい?」

 

「僕としてもこれは外れて欲しかったんですが・・・どう考えても空中元素固定装置を作り出せる環境ではないですからね」

 

「過去の如月博士の状況がね」

 

「そうですね私やシズナさんもこの世界に来て調査をしてかrz感じましたね」

 

「それでどうするんだい?予定通りに如月博士に接触するかい?」

 

「それはやめておきましょう。如月博士とパンサークローの関係を知った以上接触するのはリスクが高すぎますし、下手をすれば・・・」

 

「あの時の事前調査で出ていた如月博士生存の可能性と如月博士とパンサークローの繋がりがあるかもしれないなあ」

 

「どうしたの?」

 

「何でもないですよハニーさん」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

次の交流者は誰?

「直哉のいう事も可能と思うし、個人的な予想としてはパンサークローはかなり技術力は高いと思うわ。如月ハニーの父親は自分で空中元素固定装置を作り出すくらいだからね」

 

「「「「成程」」」」

 

「つまり君は空中元素固定装置完成の為に如月博士とパンサークローが協力していて、何らかの理由で空中元素固定装置が完成後に博士がパンサークローを裏切ったとでも言うのかい?」

 

「僕としてもこれは外れて欲しかったんですが・・・どう考えても空中元素固定装置を作り出せる環境ではないですからね」

 

「過去の如月博士の状況がね」

 

「そうですね私やシズナさんもこの世界に来て調査をしてかrz感じましたね」

 

「それでどうするんだい?予定通りに如月博士に接触するかい?」

 

「それはやめておきましょう。如月博士とパンサークローの関係を知った以上接触するのはリスクが高すぎますし、下手をすれば・・・」

 

「あの時の事前調査で出ていた如月博士生存の可能性と如月博士とパンサークローの繋がりがあるかもしれないなあ」

 

「どうしたの?」

 

「何でもないですよハニーさん」

 

「そう・・・それで次はだれの所に行くの?」

 

「そうですねパンサークロー関連でシンフォギア世界ですかね」

 

 

「そしてこの技術は直哉君と本当に協力関係でなければシンフォギア世界では使えないとの事だ」

 

「ええ――じゃあ本当に敵ではないの?」

 

「ふう、漸く誤解が解けたかしら?」

 

「そのようですね了子さん」

 

「ふう、何とか間にあいましたか?」

 

「あ、直哉君」

 

「あら、来たのねちょうどよかったわ」

 

「ええ、ハニーさんを止める為に彼と来たんですが、了子さん何がちょうどいいんです?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「成程そういう事、彼女の世界も融合世界なのね」

 

「ええ、それで了子さんはハニーさんの敵らしくて・・・」

 

「成程それで私を見る目が異常なのね」

 

「ああ、あの女か」

 

「でもどうするんですあんなに怪人ぽい人達がいては前鬼の封印を解けませんよ」

 

千明がそう言う。

 

「確かにそうねこちらとしても無駄に相手に情報を与えたくないのよね」

 

「そうだなそれにあの手下を引き連れている奴はどう見てもイチイバイルシューターを見せてはいけない気がする」

 

「そうね奴等が今いる世界を、並行世界の融合世界と勘違いをしてくれているならなおさらね」

 

「でも確か・・・」

 

「駄目よ貴女は信用できないフィーネ」

 

「ハニーさん一体何を?」

 

千明がハニーの行動を見て驚く。

 

「フィーネ直哉君は私が守る」

 

「はあ、何言ってんだ?あんたあんたの世界の場合だろ」

 

「直哉とフィーネの中が悪いのは?別に私はあんたの世界の事なんて知らないけどなあんたも知らないんだろ?特殊遊撃部隊の苦労を?」

 

「それは・・・」

 

「そんなこちらの関係を壊すと言うのなら私が相手になる」

 

そう言ってクリスは、イチイバイルシューターを纏った。

 

「ハニーさん達の世界の了子さんは死んでいるんじゃ」

 

「あれ以降の状況と千明さんの状況を見に行きます」

 

「かなりの時間が経っている筈なので、それにパンサークローが何故前鬼君を狙っているのかの情報も手に入ると思うので」

 

「成程ね」

 

そう言って直哉はハニーと別れシンフォギア世界へ向かった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

シンフォギア世界での情報と交流前編

「駄目よ貴女は信用できないフィーネ」

 

「ハニーさん一体何を?」

 

千明がハニーの行動を見て驚く。

 

「フィーネ直哉君は私が守る」

 

「はあ、何言ってんだ?あんたあんたの世界の場合だろ」

 

「直哉とフィーネの中が悪いのは?別に私はあんたの世界の事なんて知らないけどなあんたも知らないんだろ?特殊遊撃部隊の苦労を?」

 

「それは・・・」

 

「そんなこちらの関係を壊すと言うのなら私が相手になる」

 

そう言ってクリスは、イチイバイルシューターを纏った。

 

「ハニーさん達の世界の了子さんは死んでいるんじゃ」

 

「あれ以降の状況と千明さんの状況を見に行きます」

 

「かなりの時間が経っている筈なので、それにパンサークローが何故前鬼君を狙っているのかの情報も手に入ると思うので」

 

「成程ね」

 

そう言って直哉はハニーと別れシンフォギア世界へ向かった。

 

「お久しぶりですね千明さん」

 

「直哉さん久しぶりですね」

 

「その様子だと前鬼君の封印は解けてなさそうですね」

 

「結局あの並行世界に、跳ばされた理由がわからない」

 

「京極を倒す為じゃないの?」

 

「でも京極のあの言い方は、僕たちを追いかけて来たようだったし、それが気になるんだ」

 

「気になるて?」

 

「僕達があの世界に行ったことで、あの世界の歴史が狂う事件が起きなければ良いけど」

 

「そこは俺たちが、考える事じゃねえと思うぜ」

 

「前鬼」

 

「なんかあれば、リングが呼ぶだろし、シャノワールに帰ろうぜ」

 

「フフ、そうね」

 

そして3人はシャノワールに戻った。

 

「そうだそう前鬼が言ってたんだっけ」

 

千明がそう言う。

 

「いえ、前鬼の封印は解けたんですが前鬼の記憶が7人世界時のままなので・・・」

 

「成程こちらに来た時の影響で、記憶を犠牲にして封印は解けたんですね」

 

「ええ、パンサークローも石化した前鬼に興味を失せたようなので」

 

「ふむ、それでは前鬼君の記憶はどの辺のあたりを覚えているんです?」

 

「それは・・・」

 

「だな、さくら雑魚の相手は、俺達に任せろ」

 

「ありがとうございます。ケンさん」

 

「フフ、本当に貴方達の相手が、私たちだけと思っているの?」

 

「何ですって!!」

 

「巴里に眠る異界の精霊よ、我が声に答え眠りから覚めよ」

 

殺女がそう言うと、かつてパリシイの怪人と共に巴里を襲撃した。オーク巨樹と共に現れた憑依の木の精霊であるカルマが復活した。

 

「おい直哉、あの大きな木はなんだ?」

 

「あれは、異世界からの侵略者です」

 

「「「「異世界からの侵略者だとーーー」」」」

 

 

「久しぶりですね鬼神を操る姉弟よ」

 

「成る程、貴女方が、私を復活させてくれたのですね?」

 

「ええ、そうよ」

 

「ならばお礼をしなければなりませんね。行きなさいナノビョーゲンそこの降魔を進化させてあげなさい」

 

「ナノ――」

 

「きゃあああ。何よこれーー」

 

そして殺女はメガ降魔殺女に進化した。

 

!!

 

「おほほ、良いわね憑依の実とは違うが、同じ性質の物を使う事がこんなに楽しいとは」

 

「この見た事のない怪物はお前の仕業だったのかカルマ」

 

「ふん今頃気がついたのか?真宮寺直哉」

 

その頃フォンテーヌとスパークルは・・・

 

「「「「ええーー」」ペン」ニャン」

 

「何で過去の世界にナノビョーゲンがいるの――」

 

「わからないわ」

 

「それはな、フォンテーヌとスパークル原作世界のすこやか市とあおぞら市がカルマとイシュメルガとデボネアの3人が協力して、過去の世界のイベントに組み込まれたんだ」

 

「「「「ええーー」」ペン」ニャン」

 

その時特殊遊撃部隊が過去の7人世界の巴里にやって来た。

 

「だからグレース達もここに来れるのね」

 

「じゃああのメガ降魔を浄化する?」

 

「いえ少し待ってください。何やら動きがあるようです」

 

「さくらお姉ちゃん前鬼を召喚して、ここでなら出来るから」

 

「わかったわ直哉君」

 

さくらは前鬼を召喚した。

 

「前鬼話は、後でするから、今は封印を解くよ」

 

「わかったぜ」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

こうして巴里を舞台に、鬼神とカルマの因縁の対決、再び始まった。

 

「「おおーーまさか本物の鬼をリアルで見れるなんて」」

 

2人の響が、興奮していた。

 

「あの時なんですが前鬼は、プリキュアとか響さんに関する記憶が無い状態なんです」

 

「私はあるのに」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

シンフォギア世界での情報と交流中編

「じゃああのメガ降魔を浄化する?」

 

「いえ少し待ってください。何やら動きがあるようです」

 

「さくらお姉ちゃん前鬼を召喚して、ここでなら出来るから」

 

「わかったわ直哉君」

 

さくらは前鬼を召喚した。

 

「前鬼話は、後でするから、今は封印を解くよ」

 

「わかったぜ」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

こうして巴里を舞台に、鬼神とカルマの因縁の対決、再び始まった。

 

「「おおーーまさか本物の鬼をリアルで見れるなんて」」

 

2人の響が、興奮していた。

 

「あの時なんですが前鬼は、プリキュアとか響さんに関する記憶が無い状態なんです」

 

「私はあるのに」

 

「成程これはあくまで僕の予測なのですが・・・」

 

「!!さくらお姉ちゃん。嫌な感じのものがここに来るよ」

 

「ええ、私も感じるわ。一体何が来るのよ」

 

!!「千明俺様を召還しろ、憑依獣だこの匂いは」

 

「ええ、わかったわ」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

だが、前鬼の封印は解けなかった。

 

「何で、封印が解けないの?」

 

千明があたふたしている間に、実に取り憑かれた人物が現れ、それを見たさくらと直哉は、驚いた。

 

「「大神さん」」

 

「何?憑依の実に取り憑かれたの、さくらさんの知り合いの人?」

 

「ええ、そうです」

 

「見つけた・・・直哉君」

 

 

そう言いながら大神は、直哉に近づくが、その直前に欲望を吸い取られ憑依獣となってしまった。

 

そして、今度は千明と前鬼が、驚いた。何故なら、大神が変身した憑依獣が元の世界で直前まで戦っていた奴だったのだ。

 

 

「どうだ鬼神と祓い師よ、呪力が殆ど使えない世界での生活は」

 

「何ですって」

 

「この世界では、呪力の変わりの力霊力が無ければならない」

 

「貴様らには無いだろう。死ね」

 

 

「そういうことか、さくらお姉ちゃん千明お姉ちゃん今から前鬼君の封印を解くから呪文3にんで唱えるよ」

 

「「わかったわ」」

 

 

「「「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」」」

 

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

「何故だ!!鬼神の封印が何故解けた?」

 

「それはね、僕とさくらお姉ちゃんの霊力を呪力に変換したからね」

 

何だと!!」

 

「だからこういうことも出来るよ、千明お姉ちゃん超鬼神になる呪文を唱えて」

 

「超鬼神力、ヴァジュラマサラ、サムスカーラ」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「ね、出来たでしょ」

 

直哉は、笑顔で言う」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

「こうして7人世界から元の時代に帰れると思ってたら・・・」

 

「以前千明さんが教えてくれましたよね7人世界に初めて行った時の事を」

 

「ええ、説明したけどそれがどうしたの?」

 

千明が直哉に聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

シンフォギア世界での情報と交流後編

「超鬼神力、ヴァジュラマサラ、サムスカーラ」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「ね、出来たでしょ」

 

直哉は、笑顔で言う」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

「こうして7人世界から元の時代に帰れると思ってたら・・・」

 

「以前千明さんが教えてくれましたよね7人世界に初めて行った時の事を」

 

「ええ、説明したけどそれがどうしたの?」

 

千明が直哉に聞く。

 

「実はですね初めて7人世界に行った後こちらの世界の記録では前鬼君は・・・」

 

「もう一度だけ真宮寺姉弟に使役されているんですよ異世界で」

 

「来たか、真宮寺姉弟、とこの世界の帝国華撃団」

 

「さあ覚悟は出来たな、殺してやるぞ

 

「行くわよ前鬼」

 

「おう」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

「うわあ前鬼君が大きくなったよ、直哉君」

 

「落ち着いてね。さくらちゃん」

 

「「超鬼神力、ヴァジュラマハル、サムスカーラ」」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「きゃあああ。前鬼君が、変身来たーこれで勝ったわ」

 

(なんか今回さくらちゃんが崩壊してる気がする)

 

そして、ついに悪霊憑依獣との最終決戦が始まろうとしていた。

 

「行くよお姉ちゃんZENKI」

 

「おう」

 

「行きましょう」

 

真双焔武は、ZENKI共に突撃した。

 

「さくらちゃん僕達も行こう」

 

「うん直哉君」

 

「「破邪剣征・桜花放神」」

 

「二つの必殺技が重なり悪霊憑依獣にぶつかる。

 

「グオオ。この程度のことで、我が敗れるのか」

 

二人の必殺技を受けた悪霊憑依獣京極は爆発を起こした。

 

映像終了・・・

 

「「「何――鬼がいたのかよ」」」

 

翼達は映像を見て驚いていた。

 

「ええ、融合世界にはいない鬼が7人世界の彼等に従っていて紫藤直哉さんと共闘してたみたいです」

 

「成程な、頻繁に来られたら物語が進まんな」

 

「だから融合世界紫藤直哉も私達の世界で、自分が動かずに響をリディアンに入れたのもちゃんと物語が壊れないようにする為だったのか」

 

「ええ――嘘でしょう」

 

「嘘ではありませんこれがその記録となります」

 

「・・・本当だ」

 

「恐らく千明さんと前鬼君の違いは・・・」

 

「貴方達は誰?」

 

「僕は花寺直哉と言います。役千明さんで良いでしょうか?」

 

!!

 

「どうして私の名前を知ってるの?」

 

「ああ、それは・・・こちらの世界も多少7人世界と関りがあるので」

 

「え、そうなの?」

 

「はいですが、千明さんの経緯を教えてくれないとこちらとしてもどう動けばいいのかがわからないので」

 

「そうねわかったわ」

 

千明が説目を始めた。

 

「!!さくらお姉ちゃん。嫌な感じのものがここに来るよ」

 

「ええ、私も感じるわ。一体何が来るのよ」

 

!!「千明俺様を召還しろ、憑依獣だこの匂いは」

 

「ええ、わかったわ」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

だが、前鬼の封印は解けなかった。

 

「何で、封印が解けないの?」

 

千明があたふたしている間に、実に取り憑かれた人物が現れ、それを見たさくらと直哉は、驚いた。

 

「「大神さん」」

 

「何?憑依の実に取り憑かれたの、さくらさんの知り合いの人?」

 

「僕達に出会った時人世界の記憶しかないのに前鬼君は7人世界と幼馴染世界の2つの記憶持っていたと仮定すると・・・」

 

「もしかして前鬼が石化状態で見つかったのは、私の記憶の整合性を保つ為?」

 

「ええ、あくまで僕の予想ですが」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

前鬼の石化した理由として・・・

「!!さくらお姉ちゃん。嫌な感じのものがここに来るよ」

 

「ええ、私も感じるわ。一体何が来るのよ」

 

!!「千明俺様を召還しろ、憑依獣だこの匂いは」

 

「ええ、わかったわ」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

だが、前鬼の封印は解けなかった。

 

「何で、封印が解けないの?」

 

千明があたふたしている間に、実に取り憑かれた人物が現れ、それを見たさくらと直哉は、驚いた。

 

「「大神さん」」

 

「何?憑依の実に取り憑かれたの、さくらさんの知り合いの人?」

 

「僕達に出会った時人世界の記憶しかないのに前鬼君は7人世界と幼馴染世界の2つの記憶持っていたと仮定すると・・・」

 

「もしかして前鬼が石化状態で見つかったのは、私の記憶の整合性を保つ為?」

 

「ええ、あくまで僕の予想ですが」

 

「成程そう考えれば前鬼の記憶の一部が無い状態でも気にしなくて良いのね」

 

「ええ、ですがあくまでもこちらの世界にいる場合はと言うのがつきますが」

 

「本来の世界に戻って・・・」

 

「実はですね初めて7人世界に行った後こちらの世界の記録では前鬼君は・・・」

 

「もう一度だけ真宮寺姉弟に使役されているんですよ異世界で」

 

「来たか、真宮寺姉弟、とこの世界の帝国華撃団」

 

「さあ覚悟は出来たな、殺してやるぞ

 

「行くわよ前鬼」

 

「おう」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

「うわあ前鬼君が大きくなったよ、直哉君」

 

「落ち着いてね。さくらちゃん」

 

「「超鬼神力、ヴァジュラマハル、サムスカーラ」」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「きゃあああ。前鬼君が、変身来たーこれで勝ったわ」

 

(なんか今回さくらちゃんが崩壊してる気がする)

 

そして、ついに悪霊憑依獣との最終決戦が始まろうとしていた。

 

「行くよお姉ちゃんZENKI」

 

「おう」

 

「行きましょう」

 

真双焔武は、ZENKI共に突撃した。

 

「さくらちゃん僕達も行こう」

 

「うん直哉君」

 

「「破邪剣征・桜花放神」」

 

「二つの必殺技が重なり悪霊憑依獣にぶつかる。

 

「グオオ。この程度のことで、我が敗れるのか」

 

二人の必殺技を受けた悪霊憑依獣京極は爆発を起こした。

 

「この記憶が戻るかすらわかりませんが」

 

「そう言う問題もあるのか」

 

「ええ、この記憶が無い事で幼馴染世界における改変が悪化するかも知れませんね」

 

「どういう事?」

 

「「「何――鬼がいたのかよ」」」

 

翼達は映像を見て驚いていた。

 

「ええ、融合世界にはいない鬼が7人世界の彼等に従っていて紫藤直哉さんと共闘してたみたいです」

 

「成程な、頻繁に来られたら物語が進まんな」

 

「だから融合世界紫藤直哉も私達の世界で、自分が動かずに響をリディアンに入れたのもちゃんと物語が壊れないようにする為だったのか」

 

「ええ――嘘でしょう」

 

「嘘ではありませんこれがその記録となります」

 

「・・・本当だ」

 

「恐らく千明さんと前鬼君の違いは・・・」

 

「貴方達は誰?」

 

「僕は花寺直哉と言います。役千明さんで良いでしょうか?」

 

!!

 

「どうして私の名前を知ってるの?」

 

「ああ、それは・・・こちらの世界も多少7人世界と関りがあるので」

 

「以前も言いましたがここ7人世界幼馴染世界に多少関わりを持つ世界なので・・・」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帰還の為の弊害になる可能性1

「ええ、融合世界にはいない鬼が7人世界の彼等に従っていて紫藤直哉さんと共闘してたみたいです」

 

「成程な、頻繁に来られたら物語が進まんな」

 

「だから融合世界紫藤直哉も私達の世界で、自分が動かずに響をリディアンに入れたのもちゃんと物語が壊れないようにする為だったのか」

 

「ええ――嘘でしょう」

 

「嘘ではありませんこれがその記録となります」

 

「・・・本当だ」

 

「恐らく千明さんと前鬼君の違いは・・・」

 

「貴方達は誰?」

 

「僕は花寺直哉と言います。役千明さんで良いでしょうか?」

 

!!

 

「どうして私の名前を知ってるの?」

 

「ああ、それは・・・こちらの世界も多少7人世界と関りがあるので」

 

「以前も言いましたがここ7人世界幼馴染世界に多少関わりを持つ世界なので・・・」

 

「確かそんな事を言ってたね」

 

「はいつまり今帰れる手段があった場合千明さんは特に問題なく帰還出来ると思いますが・・・」

 

「おう、じゃあな」

 

そして、前鬼は、さくらと直哉の元に召喚された。

 

行くよお姉ちゃん、ZENKI」

 

「ええ、良いわよ直哉君」

 

「おういくぜ直哉、雷鳴将来・・・」

 

「破邪剣征・雷桜爛漫ーーー」

 

「馬鹿なああこの私がまたしても敗れるというのか」

 

悪霊憑依獣京極を倒した直哉たちは護法リングにより元の世界に戻っていた。

 

紫藤直哉たちとは挨拶が出来ないまま・・・

 

「お姉ちゃん、前鬼帰ってこれたね」

 

「ええ、そうね」

 

「そうだな」

 

「結局あの並行世界に、跳ばされた理由がわからない」

 

「京極を倒す為じゃないの?」

 

「でも京極のあの言い方は、僕たちを追いかけて来たようだったし、それが気になるんだ」

 

「気になるて?」

 

「僕達があの世界に行ったことで、あの世界の歴史が狂う事件が起きなければ良いけど」

 

「そこは俺たちが、考える事じゃねえと思うぜ」

 

「前鬼」

 

「なんかあれば、リングが呼ぶだろし、シャノワールに帰ろうぜ」

 

「フフ、そうね」

 

そして3人はシャノワールに戻った。

 

「そうだそう前鬼が言ってたんだっけ」

 

「2つの世界に干渉した前鬼君は元の世界に戻れたとしても何らかの制限を受けるかも知れません」

 

「制限てどんな?」

 

「それはわかりませんけど・・・」

 

 

「ふう、今日もいい天気だね、響さんとのどかちゃん。僕が君達を見つけて1週間になるけど君達は家出とかしたの?」

 

「「いいえ私達は貴方の生活のサポートをするように言われてきた家政婦と思ってください」」

 

「家政婦ねえ・・・両親が不慮の事故にあってから天涯孤独の僕に君達を送りつける人はいないはずなんだけど?」

 

「あははそんな事気にしなくていいですよ。貴方は貴方のままでいてくれれば」

 

「そうなの?まあ、良いや今日は大帝国劇場の米田さんに呼ばれていたから僕は行くよ」

 

「「行ってらっしゃいませ」」

 

そう言ってこの家の主は大帝国劇場に向かった。

 

「響さん。あの人本当に紫藤直哉さん何ですか?」

 

「うんそれは間違いないよ。ただトワ達の記憶操作の影響が強く出てるけどね」

 

 

そう言って響はこの家にある新聞を開いて年号を見ると太正8年3月と書かれていた。

 

「響さん。私達はどうしたらいいんですか?」

 

のどかは今後に対して不安を持っていた。

 

「確かに、のどかちゃんの気持ちもわかるけど今直哉さんをサポートできるのは私達だけなんだから」

 

「でも・・・」

 

「それにね今の時間は物語の始まる前の時間みたいだしね」

 

「それにねトワとレイの二人も言ってたけど私達だけがここにいるわけじゃないしね」

 

「それはわかりますけど私達がなんでこんな初期からの出番なんですか?」

 

「ああそっちの不安なんだね」

 

「例えば僕みたいに記憶を一時的に無くすとかの弊害はあるかも知れませんね」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帰還の為の弊害になる可能性2

そう言ってこの家の主は大帝国劇場に向かった。

 

「響さん。あの人本当に紫藤直哉さん何ですか?」

 

「うんそれは間違いないよ。ただトワ達の記憶操作の影響が強く出てるけどね」

 

 

そう言って響はこの家にある新聞を開いて年号を見ると太正8年3月と書かれていた。

 

「響さん。私達はどうしたらいいんですか?」

 

のどかは今後に対して不安を持っていた。

 

「確かに、のどかちゃんの気持ちもわかるけど今直哉さんをサポートできるのは私達だけなんだから」

 

「でも・・・」

 

「それにね今の時間は物語の始まる前の時間みたいだしね」

 

「それにねトワとレイの二人も言ってたけど私達だけがここにいるわけじゃないしね」

 

「それはわかりますけど私達がなんでこんな初期からの出番なんですか?」

 

「ああそっちの不安なんだね」

 

「例えば僕みたいに記憶を一時的に無くすとかの弊害はあるかも知れませんね」

 

「そんな・・・」

 

「あくまで前鬼君は鬼なのでそう言う物に対して耐性があるかも知れませんしね」

 

「あ、そうですね」

 

「ただ・・・」

 

「弱気になるんじゃねえさくら。憑依獣なら実を食べれたら俺様は回復出来る憑依獣を中心に俺達はやるぞ」

 

「わかったわ」

 

「「うわあ、懐かしいね憑依獣なんて」」

 

「「「「「「「憑依獣?」」」」」」

 

「そうですよカルマがあの3人に植え付けたのが、憑依の実と言って憑依の実は主に人間の欲望や妬み等を糧として、成長した姿が憑依獣と言う者になるんですよ」

 

「「「「「「「成程」」」」」」」

 

「「「だからナノビョーゲンに感染がカルマにとっては同じ性質なんだ」」」

 

「そうですね、ふ化にかかる時間があるか無いかの違いですね」

 

飛鳥がそう説明する。

 

「直哉君そろそろ行く?」

 

「そうですね、とりあえず僕達のターゲットはメガ降魔です」

 

そして特殊遊撃部隊は、メガ降魔を浄化する為に動きだした。

 

その頃真宮寺直哉達の方にも援軍の先行部隊が到着していた。

 

「はあ、はあ、千明貴女どうしてここに?」

 

「千明さん」

 

「エリカさん直哉君とさくらさんの体力の回復お願いします」

 

「はい、グラース・オ・スィエール」

 

エリカの霊力によって、周囲の仲間の失った体力が、回復される。

 

「くっおのれーー小角の子孫めまた私の邪魔をするのか?」

 

「カルマあんたもいい加減しつこいわよ」

 

「私は人間の欲望がある限り、不滅だーー死ねー小娘共

 

カルマの怒りの攻撃が放たれたが、何とか直哉達は回避する事が出来たが、ZENKIがダメージを受けると、さくらと直哉の二人もダメージを受けていた。

 

「何だ、何であの二人が苦しむんだ?」

 

「いけない!!直哉君とさくらさんの精神が、ZENKIとシンクロしてるんだわ」

 

「おいおい穣ちゃんそれはどういうこった?」

 

ケンが千明に理由を聞く。

 

「つまりこういうことだ、ケン、があの鬼の状態になったときから二人とのシンクロが強くなり、その反動で、鬼が受けたダメージが、二人を襲っているのだろう」

 

「はい、その通りです。二人がそれから逃れるためには、超鬼神状態を解除しなければなりません」

 

「でも今解除すると、復活したカルマを倒せなくなります」

 

「それじゃ意味がないじゃんか?」

 

「いやケン意味ならあるぞ、ようは、カルマの攻撃から、俺たち全員で、鬼を守りつつ、エリカたち、サクラチームが二人を回復させるんだ」

 

「皆行くぞ」

 

「そう簡単には行きませんよ。メガ降魔よ邪魔な人間を攻撃しなさい」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

!!

 

「何あれは、憑依獣に似てるけどあれは一体」

 

「マスター僕は憑依獣を相手しっます」

 

「わかったわ」

 

「戦いに関しての弊害とも考えられますから」

 

「つまり憑依獣やカルマとの戦い等に注意しておけばいいの?」

 

「帰還出来たら?」

 

「まあそう言う事ですね。少なくともまだ帰還の手段も無いうちから考えるのはやめた方が良いですよ身体的に」

 

直哉がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

今後の悩みと現状の確認の終了

「それじゃ意味がないじゃんか?」

 

「いやケン意味ならあるぞ、ようは、カルマの攻撃から、俺たち全員で、鬼を守りつつ、エリカたち、サクラチームが二人を回復させるんだ」

 

「皆行くぞ」

 

「そう簡単には行きませんよ。メガ降魔よ邪魔な人間を攻撃しなさい」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン」

 

!!

 

「何あれは、憑依獣に似てるけどあれは一体」

 

「マスター僕は憑依獣を相手しっます」

 

「わかったわ」

 

「戦いに関しての弊害とも考えられますから」

 

「つまり憑依獣やカルマとの戦い等に注意しておけばいいの?」

 

「帰還出来たら?」

 

「まあそう言う事ですね。少なくともまだ帰還の手段も無いうちから考えるのはやめた方が良いですよ身体的に」

 

直哉がそう言う。

 

「確かにそうですね」

 

「でもどうして私達が来たんだろう?」

 

「ああ、それは・・・この世界に憑依の実が出現したからと思います」

 

「ええ――聞いてませんよそんな話」

 

「この映像は旧7人世界の物ですが今の僕は真宮寺直哉君がした事が一切出来ないんです」

 

「「「「「成程」」」」」

 

「つまり憑依獣関連の有効な戦力は千明さんと前鬼君だけなのね?」

 

ちゆが直哉に聞く。

 

「はいそういう事ですちゆさん」

 

「でも、現時点はそれでもいいんじゃないか?」

 

初穂がそう言う。

 

「そうですね初穂さんが言うように憑依獣が単体で出ると言う制限があればそこまで考えなくても良いんですが」

 

「確かにな」

 

もしかして融合世界にとっては憑依の実は天敵何でしょうか?」

 

クラリスが直哉に聞く。

 

「現状の戦力では一番苦手の部類ですね。憑依の実と憑依獣は」

 

直哉がそう答える。

 

「その時に私は感じたのだよ。憑依の実の可能性にね」

 

ワイズマンがそう言う。

 

「だからこそ彼女達も来ただろ?」

 

「「「まさか・・・」」」

 

「そしてまさかの千明さんと前鬼君が融合世界に来たのはまさかのワイズマンが手引きによるものとは思いませんでした」

 

直哉がそう言う。

 

「まあ、ワイズマンも言ってた通り彼は憑依の実と憑依獣の実験をしていると言うスタンスなので良い意味でも悪い意味でも・・・」

 

「だからこういうことも出来るよ、千明お姉ちゃん超鬼神になる呪文を唱えて」

 

「超鬼神力、ヴァジュラマサラ、サムスカーラ」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「ね、出来たでしょ」

 

直哉は、笑顔で言う」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

「こうして7人世界から元の時代に帰れると思ってたら・・・」

 

「「「「成程」」」」

 

「気がついたらここにいたと言う事ですね?」

 

「そうなの」

 

「こんな形で憑依の実と憑依獣の対応策として千明さんと前鬼君を召喚したのですから研究者としてしてますから」

 

「でも直哉っち本当にに良いの?」

 

「憑依獣の問題は先程も言いましたが前鬼君を完全に復活するまでは何も出来ないんですよひなたさん」

 

「うーん何も出来なんて」

 

「何も出来ないわけではないんですけどね。ただ有効な手段が今はないと言うだけなので」

 

「とりあえず今後はすこやか市に戻り各自休息を取ってください」

 

「今まで千明さんに黙っていたのは僕の判断で黙っていました」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

千明と直哉

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

「こうして7人世界から元の時代に帰れると思ってたら・・・」

 

「「「「成程」」」」

 

「気がついたらここにいたと言う事ですね?」

 

「そうなの」

 

「こんな形で憑依の実と憑依獣の対応策として千明さんと前鬼君を召喚したのですから研究者としてしてますから」

 

「でも直哉っち本当にに良いの?」

 

「憑依獣の問題は先程も言いましたが前鬼君を完全に復活するまでは何も出来ないんですよひなたさん」

 

「うーん何も出来なんて」

 

「何も出来ないわけではないんですけどね。ただ有効な手段が今はないと言うだけなので」

 

「とりあえず今後はすこやか市に戻り各自休息を取ってください」

 

「今まで千明さんに黙っていたのは僕の判断で黙っていました」

 

「そうでしたか、直哉さん私達本来の世界に戻れますか?」

 

「現状では厳しいと思いますが、これは予想ですが千明と前鬼の2人はこちらで散らばった憑依の実を対処する為に来たと言う可能性もありますが・・・」

 

「成程」

 

「もし、それが理由だとすると矛盾するんですよね」

 

「僕達に出会った時人世界の記憶しかないのに前鬼君は7人世界と幼馴染世界の2つの記憶持っていたと仮定すると・・・」

 

「もしかして前鬼が石化状態で見つかったのは、私の記憶の整合性を保つ為?」

 

「ええ、あくまで僕の予想ですが」

 

「成程そう考えれば前鬼の記憶の一部が無い状態でも気にしなくて良いのね」

 

「ええ、ですがあくまでもこちらの世界にいる場合はと言うのがつきますが」

 

「本来の世界に戻って・・・」

 

「実はですね初めて7人世界に行った後こちらの世界の記録では前鬼君は・・・」

 

「もう一度だけ真宮寺姉弟に使役されているんですよ異世界で」

 

「来たか、真宮寺姉弟、とこの世界の帝国華撃団」

 

「さあ覚悟は出来たな、殺してやるぞ

 

「行くわよ前鬼」

 

「おう」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

「うわあ前鬼君が大きくなったよ、直哉君」

 

「落ち着いてね。さくらちゃん」

 

「「超鬼神力、ヴァジュラマハル、サムスカーラ」」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「きゃあああ。前鬼君が、変身来たーこれで勝ったわ」

 

(なんか今回さくらちゃんが崩壊してる気がする)

 

そして、ついに悪霊憑依獣との最終決戦が始まろうとしていた。

 

「行くよお姉ちゃんZENKI」

 

「おう」

 

「もしその理由で来たのなら別に前鬼君は一部の記憶が無いと言う事にはしなくて良いんですが」

 

「ああ、成程ここは7人世界と幼馴染世界とリンクしている歴史があるからですね」

 

「そうですがもう1つの可能性として千明さんは・・・」

 

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

「こうして7人世界から元の時代に帰れると思ってたら・・・」

 

「「「「成程」」」」

 

「気がついたらここにいたと言う事ですね?」

 

「そうなの」

 

「こんな形で憑依の実と憑依獣の対応策として千明さんと前鬼君を召喚したのですから研究者としてしてますから」

 

「でも直哉っち本当にに良いの?」

 

「この時間軸から来て前鬼君は別の時間軸から来た可能性がある」

 

「ええ――」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

千明と前鬼それぞれ違う時間軸から来た可能性前編

「もしその理由で来たのなら別に前鬼君は一部の記憶が無いと言う事にはしなくて良いんですが」

 

「ああ、成程ここは7人世界と幼馴染世界とリンクしている歴史があるからですね」

 

「そうですがもう1つの可能性として千明さんは・・・」

 

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

「こうして7人世界から元の時代に帰れると思ってたら・・・」

 

「「「「成程」」」」

 

「気がついたらここにいたと言う事ですね?」

 

「そうなの」

 

「こんな形で憑依の実と憑依獣の対応策として千明さんと前鬼君を召喚したのですから研究者としてしてますから」

 

「でも直哉っち本当にに良いの?」

 

「この時間軸から来て前鬼君は別の時間軸から来た可能性がある」

 

「ええ――」

 

「そんな事あるんですか?」

 

「ええ、今まで同じ時間軸から来た人はほとんど一緒にいましたからね」

 

「本当にすまない直哉君。まさかなのはが暴走するなんて思わなかったよ」

 

「それに響さんとまなつちゃん達もありがとう」

 

「「いえいえ気にしないで下さい」」

 

「さてと、直哉何でこういう事態が起きたのか教えてくれる?」

 

「はい」

 

そして融合世界の直哉は説明をした。

 

「「「「「「「・・・」」」」」」」

 

「なっなのはがそんな事を言ったのかい?」

 

「ええ、僕も驚きました。僕としては本気で言っていないと思うのでこのなのはさんの要望はスルーしておきます」

 

「ああ、ありがとう」

 

「とりあえず直哉さんはなのはさんといて下さい」

 

「ああ、そうするよ」

 

そう言って過去から来た紫藤直哉はなのはと共に寝室に向かった。

 

「さて皆さん今から管理者の神殿に行きますよ」

 

「「「「「「はーい」」」」」」」

 

融合世界の直哉は、響とまなつ達を連れて管理者の神殿に向かった。

 

管理者の神殿では・・・

 

「トワ失礼します」

 

「あら直哉に響とまなつ達じゃないどうしたの?」

 

「あの紫藤なのはさんが少し暴走してしまって明日からのツアーの延期していいですか?」

 

「どういう事紫藤なのはが暴走って?」

 

「実は・・・」

 

「僕としては直哉さん達の認識を正したいんですよ」

 

「7人世界と幼馴染世界は介入されて助けてくれてありがとうだったかもしれませんけど、融合世界にとってはただの余計なお世話で、余計な事はしないで欲しいんですよ」

 

「成程」

 

「こちらにしてみればレイやトワにも余計な仕事が増えてる状態で僕としても今回の件でトワ達にお願いするのは心苦しいのですが、僕があの2人の行動に対する決定権はありませんから」

 

「2人は管理者同士の決め事で決まったお客さんなので」

 

「それにこれは僕の勘違いかも知れないのですが、紫藤なのはさんは何者かに操られているかもしれないので」

 

「なっ彼は僕達がトワから聞かされた可能性について知っていて黙っていたのか?」

 

「そうよ、この一件に関してでもそうだけどこちらの直哉は自分で考えて融合世界や友好世界のバランスを壊すような事態が起きない限り介入は最低限にしてるし」

 

「別にこちらの直哉の自慢をしてるつもりはないけど、貴方達の場合米田健二の闇の力と戦う使命があったのなら、もっと管理者と繋がるべきだったのではないい?」

 

「はあ、耳が痛いわ」

 

その時過去の幼馴染世界の管理者メルクが管理者の神殿にやって来た。

 

!!

 

「メルクどうしてここに?」

 

「どうしてって貴方達が融合世界以外に行ったからに決まってるじゃん」

 

「まさか・・・あの子に呼ばれて?」

 

「前回はこういうハプニングもありましたけど千明さんと前鬼君みたいに別々の場所に到着いていませんから」

 

確かに私達の場合は・・・」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

千明と前鬼それぞれ違う時間軸から来た可能性後編

「それにこれは僕の勘違いかも知れないのですが、紫藤なのはさんは何者かに操られているかもしれないので」

 

「なっ彼は僕達がトワから聞かされた可能性について知っていて黙っていたのか?」

 

「そうよ、この一件に関してでもそうだけどこちらの直哉は自分で考えて融合世界や友好世界のバランスを壊すような事態が起きない限り介入は最低限にしてるし」

 

「別にこちらの直哉の自慢をしてるつもりはないけど、貴方達の場合米田健二の闇の力と戦う使命があったのなら、もっと管理者と繋がるべきだったのではないい?」

 

「はあ、耳が痛いわ」

 

その時過去の幼馴染世界の管理者メルクが管理者の神殿にやって来た。

 

!!

 

「メルクどうしてここに?」

 

「どうしてって貴方達が融合世界以外に行ったからに決まってるじゃん」

 

「まさか・・・あの子に呼ばれて?」

 

「前回はこういうハプニングもありましたけど千明さんと前鬼君みたいに別々の場所に到着いていませんから」

 

確かに私達の場合は・・・」

 

「はいですが、千明さんの経緯を教えてくれないとこちらとしてもどう動けばいいのかがわからないので」

 

「そうねわかったわ」

 

千明が説目を始めた。

 

「!!さくらお姉ちゃん。嫌な感じのものがここに来るよ」

 

「ええ、私も感じるわ。一体何が来るのよ」

 

!!「千明俺様を召還しろ、憑依獣だこの匂いは」

 

「ええ、わかったわ」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

だが、前鬼の封印は解けなかった。

 

「何で、封印が解けないの?」

 

千明があたふたしている間に、実に取り憑かれた人物が現れ、それを見たさくらと直哉は、驚いた。

 

「「大神さん」」

 

「何?憑依の実に取り憑かれたの、さくらさんの知り合いの人?」

 

「ええ、そうです」

 

「見つけた・・・直哉君」

 

 

そう言いながら大神は、直哉に近づくが、その直前に欲望を吸い取られ憑依獣となってしまった。

 

そして、今度は千明と前鬼が、驚いた。何故なら、大神が変身した憑依獣が元の世界で直前まで戦っていた奴だったのだ。

 

 

「どうだ鬼神と祓い師よ、呪力が殆ど使えない世界での生活は」

 

「何ですって」

 

「この世界では、呪力の変わりの力霊力が無ければならない」

 

「貴様らには無いだろう。死ね」

 

 

「そういうことか、さくらお姉ちゃん千明お姉ちゃん今から前鬼君の封印を解くから呪文3にんで唱えるよ」

 

「「わかったわ」」

 

 

「「「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」」」

 

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

「何故だ!!鬼神の封印が何故解けた?」

 

「それはね、僕とさくらお姉ちゃんの霊力を呪力に変換したからね」

 

何だと!!」

 

「だからこういうことも出来るよ、千明お姉ちゃん超鬼神になる呪文を唱えて」

 

「超鬼神力、ヴァジュラマサラ、サムスカーラ」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「ね、出来たでしょ」

 

直哉は、笑顔で言う」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

「こうして7人世界から元の時代に帰れると思ってたら・・・」

 

「「「「成程」」」」

 

「つまり私は7人世界の時間軸から来て」

 

「私「そうですか、私の仲間と言うのなら、私の手駒と化しなさい。行け憑依の実よ」

 

「「「ヘッ」」」

 

「「「ギャアアアア」」」

 

憑依の実は新たに3人に取り付き3人を憑依獣と化してしまった。

 

「おいおいあいつらまで、別の怪物になったぞ」

 

「ここに来て憑依獣3体なんて持たないわ」

 

「弱気になるんじゃねえさくら。憑依獣なら実を食べれたら俺様は回復出来る憑依獣を中心に俺達はやるぞ」

 

「わかったわ」

 

「「うわあ、懐かしいね憑依獣なんて」」

 

「「「「「「「憑依獣?」」」」」」

 

「そうですよカルマがあの3人に植え付けたのが、憑依の実と言って憑依の実は主に人間の欲望や妬み等を糧として、成長した姿が憑依獣と言う者になるんですよ」

 

「「「「「「「成程」」」」」」」

 

「「「だからナノビョーゲンに感染がカルマにとっては同じ性質なんだ」」」

 

「そうですね、ふ化にかかる時間があるか無いかの違いですね」

 

飛鳥がそう説明する。

 

「直哉君そろそろ行く?」

 

「そうですね、とりあえず僕達のターゲットはメガ降魔です」

 

そして特殊遊撃部隊は、メガ降魔を浄化する為に動きだした。

 

その頃真宮寺直哉達の方にも援軍の先行部隊が到着していた。

 

「はあ、はあ、千明貴女どうしてここに?」

 

「千明さん」

 

「エリカさん直哉君とさくらさんの体力の回復お願いします」

 

「はい、グラース・オ・スィエール」

 

エリカの霊力によって、周囲の仲間の失った体力が、回復される。

 

「くっおのれーー小角の子孫めまた私の邪魔をするのか?」

 

「カルマあんたもいい加減しつこいわよ」

 

「私は人間の欲望がある限り、不滅だーー死ねー小娘共

 

カルマの怒りの攻撃が放たれたが、何とか直哉達は回避する事が出来たが、ZENKIがダメージを受けると、さくらと直哉の二人もダメージを受けていた。

 

「前鬼はこのイベントを経験した時間軸から来たと言う事ですか?」

 

「そうですねただあっているかは確信持って言えませんが、前鬼君の状況を見たらそう言う可能性もあると言うだけなのですが・・・」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第73章 新たな世界と融合世界序編
それぞれの世界から転移された者


「そうですね、とりあえず僕達のターゲットはメガ降魔です」

 

そして特殊遊撃部隊は、メガ降魔を浄化する為に動きだした。

 

その頃真宮寺直哉達の方にも援軍の先行部隊が到着していた。

 

「はあ、はあ、千明貴女どうしてここに?」

 

「千明さん」

 

「エリカさん直哉君とさくらさんの体力の回復お願いします」

 

「はい、グラース・オ・スィエール」

 

エリカの霊力によって、周囲の仲間の失った体力が、回復される。

 

「くっおのれーー小角の子孫めまた私の邪魔をするのか?」

 

「カルマあんたもいい加減しつこいわよ」

 

「私は人間の欲望がある限り、不滅だーー死ねー小娘共

 

カルマの怒りの攻撃が放たれたが、何とか直哉達は回避する事が出来たが、ZENKIがダメージを受けると、さくらと直哉の二人もダメージを受けていた。

 

「前鬼はこのイベントを経験した時間軸から来たと言う事ですか?」

 

「そうですねただあっているかは確信持って言えませんが、前鬼君の状況を見たらそう言う可能性もあると言うだけなのですが・・・」

 

「ふむふむ私もわからないですね」

 

千明がそう言う。

 

「そうですよね少なくとも前鬼君の封印は解けたんですから前進しましたね」

 

「そうだと良いですが・・・」

 

「それで直哉さんはこれからどうするんです?」

 

「そうですね・・・」

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「何なんだお前達は?まさか俺様のメガビョーゲンを浄化するとは、やってくれたな」

 

そして巨大メガビョーゲン浄化した事で大地は元に戻った。

 

「貴方がどこでメガビョーゲンを手に入れたかが知らないけど貴方がメガビョーゲンを使うのなら私達が貴方を止めるよ」

 

「ちっまあいいさ、今回はここまでにしておくさ」

 

バッタモンダーがそう言い残し撤退した。

 

「グレースさん達ありがとうございます」

 

プリズムがそう言う。

 

「今来たんです?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「・・・成程あれが今回アンダーグ帝国が用意した本命かも知れませんね」

 

「「「「本命?」」」」

 

「ええ、そうです」

 

「あの巨大なランボーグを作り出す条件を満たす為に・・・」

「そうか異世界の人間として私は悪に見えるか?」

 

「それは見えませんよ。ただDCを手に入れたいと考えている人間がDC内部にいますが」

 

「でもビアン博士はそれすらもわかった上で好きにさせているように感じますが」

 

「フッ君にもそう見えるか?」

 

「はい、実際にお年寄りの博士に絡まれる可能性があったので」

 

「ああ、アードラ博士か」

 

「確かに彼等の研究はそう遠くない未来にDCの理念を忘れ暴走するだろうな」

 

「そんな彼等の野望ごとDCを止める者が現れる事をワシは期待している」

 

「成程ビアン博士は自分が悪になる事で異星人に負けない地球人の軍隊を作り出そうとしているんですね、そして地球の内乱として見せれば異星人側が早急に地球に手を出さないだろうと考えての事なんですね」

 

「君みたいに察しが良い人間だけならどれだけ楽か・・・」

 

「いやいやそんな人ばかりだと個性が無くて面白くないですよ」

 

「シュウさんもそう思いませんか?」

 

「そうですね私としたらマサキのような相手はしたくないですね」

 

「直哉が見た新しめの世界にはそんな余裕があるのかしら?」

 

「それは・・・」

 

「とりあえずキューティーハニー世界に行きなさい」

 

「わかりました」

 

「とりあえず千明さん達の状況確認出来たのでトワの依頼は終了ですね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

千明との交流後の直哉

「はい、実際にお年寄りの博士に絡まれる可能性があったので」

 

「ああ、アードラ博士か」

 

「確かに彼等の研究はそう遠くない未来にDCの理念を忘れ暴走するだろうな」

 

「そんな彼等の野望ごとDCを止める者が現れる事をワシは期待している」

 

「成程ビアン博士は自分が悪になる事で異星人に負けない地球人の軍隊を作り出そうとしているんですね、そして地球の内乱として見せれば異星人側が早急に地球に手を出さないだろうと考えての事なんですね」

 

「君みたいに察しが良い人間だけならどれだけ楽か・・・」

 

「いやいやそんな人ばかりだと個性が無くて面白くないですよ」

 

「シュウさんもそう思いませんか?」

 

「そうですね私としたらマサキのような相手はしたくないですね」

 

「直哉が見た新しめの世界にはそんな余裕があるのかしら?」

 

「それは・・・」

 

「とりあえずキューティーハニー世界に行きなさい」

 

「わかりました」

 

「とりあえず千明さん達の状況確認出来たのでトワの依頼は終了ですね」

 

直哉はそう言い千明と別れ中心世界に帰還した。

 

「さてこれからどうするかな?」

 

「ちょっと宿主どういう事すっか?」

 

「ああ、バテデモーダ繋がってる分来るのが早いな」

 

「チースプリキュア」

 

「「「え、誰」」」

 

「出たわねバテデモーダ」

 

「もうひなたさん。自分を腫れもののように扱わないで下さいよ」

 

「遊ばないのよ2人共」

 

「ええ、何であんたのせいで怒られたよ」

 

「ええーー自分のせいですか?」

 

「アースさん。バテデモーダの恰好ビョーゲンズに似てますけど・・・」

 

原作世界のキュアグレースが、アースに聞く。

 

「ええ、バテデモーダは融合世界のビョーゲンズの1人で直哉関連でビョーゲンズに不都合な事が起きれば、彼が来ることになってるんです」

 

「「「「「「ええ――」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「そういう事ですから宜しくっす。ちなみにそちらの世界でももうすぐ生まれるので」

 

「「「「「「ええ――」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

バテデモーダの言葉に再び驚く。原作世界のキュアグレース達だった。

 

そして融合世界のバテデモーダとキュアフォンテーヌとスパークルと原作世界のキュアグレース達3人が直哉の力を封印する物を破壊する為に山の中に向かった。

 

「当然すっよ何で原作世界の自分のあれが変わったのすっか?」

 

「恐らくだが・・・」

 

「ラビリンそれは出来ないよ。ラビリン僕達特殊遊撃部隊が介入出来るのは、ワイズマン等が作り出したメガビョーゲンやノイズと言うのは知ってるね?」

 

「それは・・・」

 

「そして今回の3体のメガビョーゲンは、君達の世界のビョーゲンズだから基本的に介入できません」

 

「「「ああ、そう言う事」」」

 

「のどかさん達がメガビョーゲン吹き飛ばされたのにもちゃんと理由があるので、それを僕自身が壊すわけにはいかないので」

 

「あ、そう言えばそうだ」

 

「その通りすっよ。つまりこれは特殊遊撃部隊も干渉できないですよ」

 

「あの時の戦いの時ですか?」

 

「ええ、その通りです」

 

そして直哉の予感は的中してしまった。

 

「「「ええ――ワイズマンがバテデモーダを助けた――」」」

 

「これは想定外の乱入者ですね」

 

「直哉君落ち着いてて良いの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「あの時ワイズマンだけの介入以前にバテデモーダ同士のリンクが原因と考えている」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2人のバテデモーダの共鳴1

「それは・・・」

 

「そして今回の3体のメガビョーゲンは、君達の世界のビョーゲンズだから基本的に介入できません」

 

「「「ああ、そう言う事」」」

 

「のどかさん達がメガビョーゲン吹き飛ばされたのにもちゃんと理由があるので、それを僕自身が壊すわけにはいかないので」

 

「あ、そう言えばそうだ」

 

「その通りすっよ。つまりこれは特殊遊撃部隊も干渉できないですよ」

 

「あの時の戦いの時ですか?」

 

「ええ、その通りです」

 

そして直哉の予感は的中してしまった。

 

「「「ええ――ワイズマンがバテデモーダを助けた――」」」

 

「これは想定外の乱入者ですね」

 

「直哉君落ち着いてて良いの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「あの時ワイズマンだけの介入以前にバテデモーダ同士のリンクが原因と考えている」

 

「もう1人の自分とのリンクですか?」

 

「ああ、一度だけあったろう・・・」

 

「そうです。こちらのおいらはその状況に驚いて混乱している所に自分と会って・・・」

 

「成程それで融合世界の私達の事を言ったんだね?」

 

「はいそう言う事です」

 

「わかったよバテデモーダ。とりあえず私と直哉君はフォンテーヌとスパークルと合流して原作世界のバテデモーダを撃退するから貴方は、霊力無しで原作世界の私達と戦ってね」

 

「仕方ないっすね」

 

「原作世界のグレース達もそれでお願いね」

 

「「「それは良いけど戦いづらいよ」」辛いわ」

 

「皆さん気にしないで戦って下さい」

 

その頃融合世界のフォンテーヌとスパークルは、原作世界のバテデモーダを相手をしていた。

 

「いいねいいねあんた達戦い慣れしてるっすね」

 

「そりゃどうも」

 

「やっぱりもう一人の自分の言う通り強い奴と戦うのは楽しいっすね」

 

「うわあ。こいつ私達の世界のバテデモーダより戦い好きじゃん」

 

「それは仕方ないわ。生まれ方も違うし、これが本来のバテデモーダなのよ」

 

成程、でフォンテーヌどうする?このまま長引かせるの得策ではない気がするんだけど?」

 

「そうね」

 

「そんな事言わないでもっと相手をして下さいよ」

 

「そうもいかないのよ私達はね」

 

「そうそうバテデモーダあんたと遊んでいる暇は無いのよ」

 

「そんな事言わないで下さいよ。2人共」

 

「フォンテーヌとスパークルお待たせ」

 

「「グレース」」

 

「ちっもう来たんっすか・・・仕方ない撤退するっす」

 

「ああ、ありましたねそんな事がまさかあれが・・・」

 

「ええ、その通りです」

 

そして直哉の予感は的中してしまった。

 

「「「ええ――ワイズマンがバテデモーダを助けた――」」」

 

「これは想定外の乱入者ですね」

 

「直哉君落ち着いてて良いの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「世界的には悪い事ですが・・・」

 

「以前にこういう事があったんで融合世界のバテデモーダがワイズマンに自分を助けてくれとでも言ったのでしょうね」

 

「「「あ、成程」」」

 

「まあ、これくらいですんで良かったですね」

 

「まさか今回の件に関係する羽目になるとは思わないすっよ」

 

「でもよく考えたらワイズマンと原作世界のバテデモーダとの接点はあまり無いからなあ」

 

「まあ確かにそうすっね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2人のバテデモーダの共鳴2

「ああ、ありましたねそんな事がまさかあれが・・・」

 

「ええ、その通りです」

 

そして直哉の予感は的中してしまった。

 

「「「ええ――ワイズマンがバテデモーダを助けた――」」」

 

「これは想定外の乱入者ですね」

 

「直哉君落ち着いてて良いの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「世界的には悪い事ですが・・・」

 

「以前にこういう事があったんで融合世界のバテデモーダがワイズマンに自分を助けてくれとでも言ったのでしょうね」

 

「「「あ、成程」」」

 

「まあ、これくらいですんで良かったですね」

 

「まさか今回の件に関係する羽目になるとは思わないすっよ」

 

「でもよく考えたらワイズマンと原作世界のバテデモーダとの接点はあまり無いからなあ」

 

「まあ確かにそうすっね」

 

「本来ならあのタイミングで浄化されるバテデモーダはメガパーツの事を知っている筈が知らずにいたからワイズマンの介入が起きたのかも知れないが」

 

「ああ、ギガビョーゲンやビョーゲンズのパワーアップに使われるあれすっか?」

 

「ああ、どうやら・・・」

 

そして・・・

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「ヒーリンググッパイ」

 

「「「「お大事に」」」」

 

そしてグレース達は、メガビョーゲンの拘束から脱出し成長したメガビョーゲンを、ヒーリング・オアシスで無事に浄化する事に成功しバテデモーダは撤退した。

 

「本当に出来るのなら新しいプリキュアを倒したいっす」

 

「ふむ、実験の第一段階としては物足りないが良いだろう」

 

「バテデモーダお前はメガビョーゲンの欠片がビョーゲンズを飛躍的に強くすることを知っているか?」

 

「どういう事すっか?」

 

「ああ、それは・・・人間の世界にはウイルスと言う物が存在する」

 

「ウイルスすっか?」

 

「ああ、特性は比較的にビョーゲンズも持っている物がある」

 

「そのウイルスと言う物は共食いで進化する特性がある」

 

「つまりオイラもメガビョーゲンの欠片を取り込む事で強くなるって事ですか?」

 

「ああ、それは・・・間違いない」

 

「だが、急激な取り込みはバテデモーダ自身が対きれない可能性もあるし、プリキュアに見つかる可能性があるバテデモーダ自身の力をコントロール出来ずにな」

 

「成程」

 

「へえ、お前が新しいプリキュアか」

 

ダルイゼンがそう言う。

 

「ダルイゼンまた来たの?」

 

「俺だって来たくなかったさ、せっかくバテデモーダが出来たのに行方不明になるから俺が動く事になった」

 

「「「そうなんだ」」」

 

「そう言う事さいけメガビョーゲン」

 

原作世界のキュアグレース達を見ている直哉達は・・・

 

「成程こちらのビョーゲンズでもバテデモーダは行方不明となってるようですね」

 

「恐らくワイズマンは原作世界のビョーゲンズとは別に何かの目的があり」

 

「成程その目的に利用できるのは原作世界で浄化されるオイラが適任と判断されたんすっか?」

 

「恐らくな」

 

「じゃあワイズマンは原作世界のオイラを使って何をしようとしてるんすっか?」

 

「ああ、それは・・・ギガビョーゲン製造の条件等の簡易的な方法を見つける為だと思う」

 

直哉がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2人のバテデモーダの共鳴3

ダルイゼンがそう言う。

 

「ダルイゼンまた来たの?」

 

「俺だって来たくなかったさ、せっかくバテデモーダが出来たのに行方不明になるから俺が動く事になった」

 

「「「そうなんだ」」」

 

「そう言う事さいけメガビョーゲン」

 

原作世界のキュアグレース達を見ている直哉達は・・・

 

「成程こちらのビョーゲンズでもバテデモーダは行方不明となってるようですね」

 

「恐らくワイズマンは原作世界のビョーゲンズとは別に何かの目的があり」

 

「成程その目的に利用できるのは原作世界で浄化されるオイラが適任と判断されたんすっか?」

 

「恐らくな」

 

「じゃあワイズマンは原作世界のオイラを使って何をしようとしてるんすっか?」

 

「ああ、それは・・・ギガビョーゲン製造の条件等の簡易的な方法を見つける為だと思う」

 

直哉がそう言う。

 

「しかしオイラと宿主以外でギガビョーゲンを作り出す手段を見つけるのはもう少し後じゃないんすっか?」

 

「そうだと良いんだが・・・」

 

「さてとバテデモーダどういう理由で、原作世界のバテデモーダと一緒にいたの?」

 

「素直に言えば浄化はしないけど喋る?」

 

「君の立場が変わり君の浄化者が特殊遊撃部隊の担当になったぞ」

 

「しかしオイラを助けてもあんたに得がないっすよ」

 

「そんな事ないぞ、君はメガビョーゲンのもう1つの進化を手に入れる事が出来るかも知れんぞ」

 

「何だと!!」

 

「勿論私とくればだが」

 

「どうする?バテデモーダ」

 

「出来るんだな本当にそんな事が」

 

「原作世界のバテデモーダはある意味ワイズマンの誘いにすぐ乗っていたからな」

 

「そうなんすか」

 

原作世界のすこやか市は融合世界と連動しているから都合が悪ければ融合世界側のイベントに切り替えればいいからまだ楽だがな」

 

「「あれがワイズマン」」

 

「直哉君達の敵でありながらビョーゲンズの協力者なのね」

 

 

「ああ、そう言えばこちらのフォンテーヌとスパークルは初めましてですね」

 

 

「おい、ワイズマン挨拶はいいだろ、俺様あれを試したいのだがいいか?」

 

「いえ駄目です。まだその時では無いので」

 

 

「ちっわかった。俺様は帰るぞ」

 

「構いませんよ。さてそこにいる少年の為に出でよメガ降魔」

 

 

!!

 

 

「うわああああ。悪魔だーーー」

 

 

「「「しまった見られた――」」」

 

 

その後グワイワルは撤退しワイズマンが2体のメガ降魔を召喚し、益子道夫恐怖を与えた。

 

 

「さて、プリキュアの諸君その少年を守りながら、メガ降魔を浄化出来るかな?」

 

「うわああ」

 

「ちょっと落ち着いてよもう」

 

「それは無理と思うニャン。俺達だってメガ降魔は、ビビるニャン」

 

 

「フフ、やはりその少年を守る事手一杯のようですね」

 

 

「事実だけに言い返せないニャン」

 

「皆もう少し頑張って、木っと来てくれるから」

 

「「わかった」」

 

「ワイズマンが原作世界のすこやか市に来たのはあれ以来だな」

 

「でも正直どうするんです宿主?」

 

「ワイズマンならギガビョーゲンやビョーゲンズのパワーアップなんて別のやり方を思いつくかも知れませんよ」

 

「そこが問題なんだよな」

 

暫くして・・・

 

直哉はバテデモーダと別れた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

管理者としてと親として前編

「うわああ」

 

「ちょっと落ち着いてよもう」

 

「それは無理と思うニャン。俺達だってメガ降魔は、ビビるニャン」

 

 

「フフ、やはりその少年を守る事手一杯のようですね」

 

 

「事実だけに言い返せないニャン」

 

「皆もう少し頑張って、木っと来てくれるから」

 

「「わかった」」

 

「ワイズマンが原作世界のすこやか市に来たのはあれ以来だな」

 

「でも正直どうするんです宿主?」

 

「ワイズマンならギガビョーゲンやビョーゲンズのパワーアップなんて別のやり方を思いつくかも知れませんよ」

 

「そこが問題なんだよな」

 

暫くして・・・

 

直哉はバテデモーダと別れた。

 

時を少し戻して・・・

 

「つまり君は空中元素固定装置完成の為に如月博士とパンサークローが協力していて、何らかの理由で空中元素固定装置が完成後に博士がパンサークローを裏切ったとでも言うのかい?」

 

「僕としてもこれは外れて欲しかったんですが・・・どう考えても空中元素固定装置を作り出せる環境ではないですからね」

 

「過去の如月博士の状況がね」

 

「そうですね私やシズナさんもこの世界に来て調査をしてかrz感じましたね」

 

「それでどうするんだい?予定通りに如月博士に接触するかい?」

 

「それはやめておきましょう。如月博士とパンサークローの関係を知った以上接触するのはリスクが高すぎますし、下手をすれば・・・」

 

「あの時の事前調査で出ていた如月博士生存の可能性と如月博士とパンサークローの繋がりがあるかもしれないなあ」

 

「どうしたの?」

 

「何でもないですよハニーさん」

 

「そう・・・それで次はだれの所に行くの?」

 

「そうですねパンサークロー関連でシンフォギア世界ですかね」

 

「はあ、何言ってんだ?あんたあんたの世界の場合だろ」

 

「直哉とフィーネの中が悪いのは?別に私はあんたの世界の事なんて知らないけどなあんたも知らないんだろ?特殊遊撃部隊の苦労を?」

 

「それは・・・」

 

「そんなこちらの関係を壊すと言うのなら私が相手になる」

 

そう言ってクリスは、イチイバイルシューターを纏った。

 

「ハニーさん達の世界の了子さんは死んでいるんじゃ」

 

「あれ以降の状況と千明さんの状況を見に行きます」

 

「かなりの時間が経っている筈なので、それにパンサークローが何故前鬼君を狙っているのかの情報も手に入ると思うので」

 

「成程ね」

 

「はあ、はあ、千明貴女どうしてここに?」

 

「千明さん」

 

「エリカさん直哉君とさくらさんの体力の回復お願いします」

 

「はい、グラース・オ・スィエール」

 

エリカの霊力によって、周囲の仲間の失った体力が、回復される。

 

「くっおのれーー小角の子孫めまた私の邪魔をするのか?」

 

「カルマあんたもいい加減しつこいわよ」

 

「私は人間の欲望がある限り、不滅だーー死ねー小娘共

 

カルマの怒りの攻撃が放たれたが、何とか直哉達は回避する事が出来たが、ZENKIがダメージを受けると、さくらと直哉の二人もダメージを受けていた。

 

「前鬼はこのイベントを経験した時間軸から来たと言う事ですか?」

 

「そうですねただあっているかは確信持って言えませんが、前鬼君の状況を見たらそう言う可能性もあると言うだけなのですが・・・」

 

「ふむふむ私もわからないですね」

 

千明がそう言う。

 

「成程直哉は一応私の通りに動いてるわね」

 

トワがそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

管理者としてと親として後編

「千明さん」

 

「エリカさん直哉君とさくらさんの体力の回復お願いします」

 

「はい、グラース・オ・スィエール」

 

エリカの霊力によって、周囲の仲間の失った体力が、回復される。

 

「くっおのれーー小角の子孫めまた私の邪魔をするのか?」

 

「カルマあんたもいい加減しつこいわよ」

 

「私は人間の欲望がある限り、不滅だーー死ねー小娘共

 

カルマの怒りの攻撃が放たれたが、何とか直哉達は回避する事が出来たが、ZENKIがダメージを受けると、さくらと直哉の二人もダメージを受けていた。

 

「前鬼はこのイベントを経験した時間軸から来たと言う事ですか?」

 

「そうですねただあっているかは確信持って言えませんが、前鬼君の状況を見たらそう言う可能性もあると言うだけなのですが・・・」

 

「ふむふむ私もわからないですね」

 

千明がそう言う。

 

「成程直哉は一応私の通りに動いてるわね」

 

トワがそう言う。

 

「でも千明と前鬼が・・・」

 

「ああ、成程ここは7人世界と幼馴染世界とリンクしている歴史があるからですね」

 

「そうですがもう1つの可能性として千明さんは・・・」

 

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

「こうして7人世界から元の時代に帰れると思ってたら・・・」

 

「「「「成程」」」」

 

「気がついたらここにいたと言う事ですね?」

 

「おいおいあいつらまで、別の怪物になったぞ」

 

「ここに来て憑依獣3体なんて持たないわ」

 

「弱気になるんじゃねえさくら。憑依獣なら実を食べれたら俺様は回復出来る憑依獣を中心に俺達はやるぞ」

 

「わかったわ」

 

「「うわあ、懐かしいね憑依獣なんて」」

 

「「「「「「「憑依獣?」」」」」」

 

「そうですよカルマがあの3人に植え付けたのが、憑依の実と言って憑依の実は主に人間の欲望や妬み等を糧として、成長した姿が憑依獣と言う者になるんですよ」

 

「「「「「「「成程」」」」」」」

 

「「「だからナノビョーゲンに感染がカルマにとっては同じ性質なんだ」」」

 

「そうですね、ふ化にかかる時間があるか無いかの違いですね」

 

飛鳥がそう説明する。

 

「直哉君そろそろ行く?」

 

「そうですね、とりあえず僕達のターゲットはメガ降魔です」

 

そして特殊遊撃部隊は、メガ降魔を浄化する為に動きだした。

 

その頃真宮寺直哉達の方にも援軍の先行部隊が到着していた。

 

「はあ、はあ、千明貴女どうしてここに?」

 

「千明さん」

 

「エリカさん直哉君とさくらさんの体力の回復お願いします」

 

「はい、グラース・オ・スィエール」

 

エリカの霊力によって、周囲の仲間の失った体力が、回復される。

 

「くっおのれーー小角の子孫めまた私の邪魔をするのか?」

 

「カルマあんたもいい加減しつこいわよ」

 

「私は人間の欲望がある限り、不滅だーー死ねー小娘共

 

カルマの怒りの攻撃が放たれたが、何とか直哉達は回避する事が出来たが、ZENKIがダメージを受けると、さくらと直哉の二人もダメージを受けていた。

 

「前鬼はこのイベントを経験した時間軸から来たと言う事ですか?」

 

「確かに千明と前鬼が別々の時間軸から来る事はあり得ると思ったけど、これはこれで面倒になったわね」

 

「この件はレイと相談した方が良いわね」

 

その頃直哉は・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

平穏な時間

「はあ、はあ、千明貴女どうしてここに?」

 

「千明さん」

 

「エリカさん直哉君とさくらさんの体力の回復お願いします」

 

「はい、グラース・オ・スィエール」

 

エリカの霊力によって、周囲の仲間の失った体力が、回復される。

 

「くっおのれーー小角の子孫めまた私の邪魔をするのか?」

 

「カルマあんたもいい加減しつこいわよ」

 

「私は人間の欲望がある限り、不滅だーー死ねー小娘共

 

カルマの怒りの攻撃が放たれたが、何とか直哉達は回避する事が出来たが、ZENKIがダメージを受けると、さくらと直哉の二人もダメージを受けていた。

 

「前鬼はこのイベントを経験した時間軸から来たと言う事ですか?」

 

「確かに千明と前鬼が別々の時間軸から来る事はあり得ると思ったけど、これはこれで面倒になったわね」

 

「この件はレイと相談した方が良いわね」

 

その頃直哉は・・・

 

「ふう、バタバタしていたけど何とか終わったなあ」

 

「問題としては全然片付いてないけど・・・」

 

「優先的に考えたら・・・」

 

「わかりました」

 

「ハガネ隊はシュウさんとマサキさんに任せておきましょう」

 

「良いのか?」

 

「ええ、今はビアン博士とリューネさんの事が重要ですからね」

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「先程も言いましたがビアン博士はこの騒動中に僕達の世界に来ていた来たいのです」

 

「良いのか私が君達の世界に行って?」

 

「それは問題ありませんが、リューネさんは本来の流れにいないと困るので少し遅れての親子生活になりますけど」

 

「ああ、構わんが、君は未来が見えるのか?」

 

「いえ、未来が見えるのではなく歴史の流れに関わった人がその後どうなったかを見る事が出来るんですよ。今回の邪神ヴォルクルスが出ない流れをですね」

 

「本来の流れだとビアン博士が乗るヴァルシオンが魔装機神サイバスタ―に敗れた後エアロゲイターが本格的な侵攻をしてきます」

 

「やはり・・・そうだったか」

 

「ですがDC戦争を勝ったハガネ隊とコロニー連合軍に勝ったヒリュウ改の部隊が1つになりエアロゲイターに打ち勝ちます」

 

「おお、そうなのか?」

 

「はいその中にリューネさんもいますよ」

 

「あそこまで伝えたからビアン博士関連を優先したいけど・・・ワイズマンの動きがやっぱり気になる」

 

「気になるけど少しは休もう」

 

直哉はそう言い、花寺家に戻るとそこには予想外な来客達とのどか達がいた。

 

「「「「お帰り」」」」

 

「ただいまです皆さん」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

予想外の来客と緊急依頼1

「ああ、構わんが、君は未来が見えるのか?」

 

「いえ、未来が見えるのではなく歴史の流れに関わった人がその後どうなったかを見る事が出来るんですよ。今回の邪神ヴォルクルスが出ない流れをですね」

 

「本来の流れだとビアン博士が乗るヴァルシオンが魔装機神サイバスタ―に敗れた後エアロゲイターが本格的な侵攻をしてきます」

 

「やはり・・・そうだったか」

 

「ですがDC戦争を勝ったハガネ隊とコロニー連合軍に勝ったヒリュウ改の部隊が1つになりエアロゲイターに打ち勝ちます」

 

「おお、そうなのか?」

 

「はいその中にリューネさんもいますよ」

 

「あそこまで伝えたからビアン博士関連を優先したいけど・・・ワイズマンの動きがやっぱり気になる」

 

「気になるけど少しは休もう」

 

直哉はそう言い、花寺家に戻るとそこには予想外な来客達とのどか達がいた。

 

「「「「お帰り」」」」

 

「ただいまです皆さん」

 

「あれ、エステルさんと確かリィンさんですよねどうしたんですか?」

 

「ああ、直哉ちょうどよかったわ今エレポニア帝国に亜種型メガビョーゲンとパンサークローの存在が見える事件が多発しているのよ」

 

「ええ――そんな事件が起きているんですね」

 

「そうなのよ」

 

「だから特殊遊撃部隊に助けを求めに来たんです。エレポニア帝国のオーダーとして」

 

「成程」

 

「そのオーダーは鉄血宰相が出した物でしたら特殊遊撃部隊としては受ける事は出来ません」

 

「何故ですか?」

 

「さてと、エレポニア帝国の調査部隊の一部が僕を見ているけどまあ仕方ないかな」

 

「このままローズマリーさん達を迎えに行くかな」

 

そう言って直哉は、直哉を監視する者達の前から消えたのだった。

 

「隊長大変です」

 

「何だどうした?」

 

「我々の調査対象が忽然と姿を消しました」

 

「はあ、何を言っているんだお前は、人間が消えるなんてありえんだろう」

 

そう言う一連のやり取りがエレポニア帝国の調査隊の中で行われたのだった。

 

「個人的ですがこんな事されてその上自分達の都合によって協力しろですかふざけないで下さいよ」

「よう混ざり者あれから強くなったか?」

 

「お前はマクバーンどうしてここに?この城も秘宝絡みなのか」

 

「それは違うなこの城は台座だな」

 

「台座だと」

 

「そうだ、強いて言うのであればお前が乗っているヴァリマールの台座がトールズ士官学校の地下遺跡に当たる地だな」

 

「各機神の台座は色々な場所にあるがここは紅の機神のテスタロッサが置かれている場所だ。そしてテスタロッサの起動条件はエレポニア帝国王家の血が必要なのさ」

 

「「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「何故俺達に教えるお前はカイエン侯爵側ではないのか?」

 

「ああ、結社としてはお前達の言う通りだが、今の俺は違うからなお前達がカイエンを倒したとしても関係ないが、リィン・シュバルツァー俺と戦え」

 

「さっさと戦うぞ」

 

「まさか奴が時間稼ぎをしてくれるとはな」

 

カイエン侯爵不敵に笑う。

 

「リインさん貴方もいつまで帝国の元にいるつもりですか?」

 

「確かに貴方はエレポニア帝国にとって英雄かも知れませんが内戦とその後に起きたクロスベル併合を成功した事によってね」

 

「それは・・・」

 

「リィンさん亜種型メガビョーゲンに関してはこちらが単独で動くので安心して下さい

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

予想外の来客と緊急依頼2

「そうだ、強いて言うのであればお前が乗っているヴァリマールの台座がトールズ士官学校の地下遺跡に当たる地だな」

 

「各機神の台座は色々な場所にあるがここは紅の機神のテスタロッサが置かれている場所だ。そしてテスタロッサの起動条件はエレポニア帝国王家の血が必要なのさ」

 

「「「「「「「ええーー」」」」」」」

 

「何故俺達に教えるお前はカイエン侯爵側ではないのか?」

 

「ああ、結社としてはお前達の言う通りだが、今の俺は違うからなお前達がカイエンを倒したとしても関係ないが、リィン・シュバルツァー俺と戦え」

 

「さっさと戦うぞ」

 

「まさか奴が時間稼ぎをしてくれるとはな」

 

カイエン侯爵不敵に笑う。

 

「リインさん貴方もいつまで帝国の元にいるつもりですか?」

 

「確かに貴方はエレポニア帝国にとって英雄かも知れませんが内戦とその後に起きたクロスベル併合を成功した事によってね」

 

「それは・・・」

 

「リィンさん亜種型メガビョーゲンに関してはこちらが単独で動くので安心して下さい」

 

「それは困ります特殊遊撃部隊は俺と行動をして下さい」

 

リィンがそう言う。

 

「エレポニア帝国内の問題なので俺が同行します」

 

「何よその言い方」

 

「「ひなたちゃん落ち着いて」ひなたここは直哉君に任せましょう」

 

「ですがどうやら資料を見るとほとんどの亜種型メガビョーゲンの出現ポイントはクロスベル周辺ですよね、つまり僕達と行く事でクロスベル市民の当たりを緩和したいのでしょう?」

 

「う・・・」

 

 

「何か悲しいね。本当なら戦わなくて協力出来たのかも知れないのに」

 

ちゆとひなたがそれぞれが言う。

 

「そう言う部分をコントロールが出来るなら人同士の衝突等は起きませんよ」

 

「そうだね、そう言う事を繰り返しながら人は成長して行くものだしね」

 

「「「「「・・・」」」」」

 

そして機動兵器アイオーンVS特務支援課の戦いは特務支援課に軍配が上がったのだった。

 

「戦いが終わったようね」

 

「やっぱり特務支援課の勝ちだね」

 

「そうだね直哉君どうするの?」

 

「先程も言いましたが・・・」

 

「あの時のように特務支援課とは別にイレギュラーに備えておく事が現時点での理想だと思いますよ。エレポニア帝国とカルバート共和国の同時侵攻も必要なイベントですから」

 

「「「「「重要イベント?」」」」」

 

「はいそうです。蒼の大樹の発現です」

 

つまりキーアちゃんの覚醒ですそして結社の幻焔計画の幻の宝珠を回収する事に繋がるんです」

 

「「「「「ああーーそうつながるんだーー」」」」」

 

「そう言う事ですよ皆さん」

 

「正直これからのクロスベルでのイベント自体には、現時点では介入する必要性は無いのですが、見届ける感じでいて下さいね」

 

「この一連のイベントは静観しますよ。のどかさん」

 

直哉がそう言う。

 

その頃特務支援課は・・・

 

「「「「「「はあ、はあ、やった」」」」」」

 

「フフ、まさか君達にこのアイオーンが倒されるとはな」

 

「けっロボットで俺達を止められると思ったのかよ」

 

「特務支援課を甘く見ないで下さい」

 

「そうだな・・・だが十分な時は稼がせて貰ったぞ」

 

!!

 

「まさか新大統領とこのアイオーンは囮なのか」

 

「その通りだあの少女キーアの覚醒させる為にはクロスベルを危機的な状況にしなければ真の覚醒とはならないらしいのだよ」

 

「なっあんたはそんな事の為にキーアを利用したのか?」

 

「いや違うそう言う意味での利用はヨハヒムとDG教団の残党の方だ」

 

「「「「「「なっどういう事だ?」」」」」」

 

「詳しい事はベルから聞く事だな。特務支援課」

 

「さあ、下がりたまえ勝者の特務支援課の諸君」

 

「娘とクロスベルの未来を頼んだぞ。特務支援課」

 

そう言って大統領はアイオーンの爆発に巻き込まれ散っていった。

 

そして特務支援課は、キーアを助ける為に最後の敵であるマリアベルの元に向かった。

 

その頃直哉達は・・・

 

「「「ええ――マリアベルさんが最後の相手なの?」」」

 

「そうですよ皆さん」

 

「それにクロスベルで起きたごたごたの間にエレポニア帝国が勝手にクロスベルを併合したと僕達は認識ですよそんな僕達を手に入れようとする神経が凄いですね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

緊急依頼の矛盾

「その通りだあの少女キーアの覚醒させる為にはクロスベルを危機的な状況にしなければ真の覚醒とはならないらしいのだよ」

 

「なっあんたはそんな事の為にキーアを利用したのか?」

 

「いや違うそう言う意味での利用はヨハヒムとDG教団の残党の方だ」

 

「「「「「「なっどういう事だ?」」」」」」

 

「詳しい事はベルから聞く事だな。特務支援課」

 

「さあ、下がりたまえ勝者の特務支援課の諸君」

 

「娘とクロスベルの未来を頼んだぞ。特務支援課」

 

そう言って大統領はアイオーンの爆発に巻き込まれ散っていった。

 

そして特務支援課は、キーアを助ける為に最後の敵であるマリアベルの元に向かった。

 

その頃直哉達は・・・

 

「「「ええ――マリアベルさんが最後の相手なの?」」」

 

「そうですよ皆さん」

 

「それにクロスベルで起きたごたごたの間にエレポニア帝国が勝手にクロスベルを併合したと僕達は認識ですよそんな僕達を手に入れようとする神経が凄いですね」

 

「まあ、これが鉄血宰相が独断として出したのなら納得出来ますが」

 

「あ、成程そう言う事ね直哉」

 

エステルが言う。

 

「旦那戻りましたぜ」

 

「レスターご苦労だったそれでどうだった?カルバート共和国共和国で起きた奇妙な事件は?」

 

「それがですね不思議なんすよ。確かに謎のモンスターがカルバート共和国のクレイユ村で発見されて数時間後には謎のモンスターを見た筈のクレイユ村の住人の記憶が無かったんですよね」

 

「何!!住人の記憶が?」

 

「はい、カルバート共和国側では集団催眠を受けたと言う事にしたみたいです」

 

「成程確かに謎のモンスターがいると公表するよりは国民の信用度は上がるな」

 

「ええ、ですがカルバート共和国側も目撃者達が全滅状態なので調査は難航しているみたいですね」

 

「そうだろうなどちらにしても我々の計画の妨げになるような事になれば色々動かねばな」

 

「現状ではそう言う事をしなければいけない状況にはなりそうも無いですけどね」

 

「何一応の備えとしてだがな」

 

「そうすっか、もう1つの報告ですが、リィン・シュバルツァーがトールズ士官学校にに無事入学した様ですよ」

 

「そうか、報告ご苦労下がっていいぞレスター」

 

「へいへい」

 

そう言いながらレスターと言う青年は部屋を出た。

 

「あの事件の時の情報を集めていた鉄血宰相ならいずれ特殊遊撃部隊に接触して来ると思いましたが自分が出てこいと言っておいてくださいね」

 

「メガ・・・ビョーゲン」

 

「「「「「「「「「えっ何が起きた?」」」」」」」」」

 

その時亜種型メガビョーゲンにダメージを与えた2人の少女がⅦ組の前に現れた。

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「メガビョーゲンメガビョーゲン

 

「やっぱりランボーグとは違う」

 

プリズムがそう言う。

 

「大丈夫ですか?皆さん」

 

「ああ、助かったよ君達は一体誰なんだ?」

 

「私はキュアスカイです」

 

「私はキュアプリズムです」

 

「リィン挨拶は後だ」

 

「ああ、マキアス」

 

「あの私も手伝います」

 

「そうだね私達がランボーグみたいのを相手すればお兄さん達は別の相手を出来るからね」

 

「そうです」

 

「良いのかい君達?」

 

「「はい」」

 

「それじゃあ頼むよ」

 

リィンがそう言い、プリズム達と別れようとした時事態は急変したのだった。

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「特にあの時は特殊遊撃部隊としてはⅦ組を助ける為とは考えていたわけではないですから」

 

「結果的にそうなって行ったに過ぎないですからね。ですから特殊遊撃部隊はエレポニア帝国の指図は受けませんよ」

 

「わかりました。エステルさん案内ありがとうございました」

 

そう言ってリィンは帰ったのだった。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第73章 新たな世界と融合世界破編
リィンの帰宅後


「「はい」」

 

「それじゃあ頼むよ」

 

リィンがそう言い、プリズム達と別れようとした時事態は急変したのだった。

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「「届け!」」

 

「「癒やしの!」」

 

「「パワー!」」

 

「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」

 

「「ヒーリンググッパイ」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

「特にあの時は特殊遊撃部隊としてはⅦ組を助ける為とは考えていたわけではないですから」

 

「結果的にそうなって行ったに過ぎないですからね。ですから特殊遊撃部隊はエレポニア帝国の指図は受けませんよ」

 

「わかりました。エステルさん案内ありがとうございました」

 

そう言ってリィンは帰ったのだった。

 

「でもあんな事を言って大丈夫なの?」

 

ちゆが直哉に聞く。

 

「それは大丈夫よちゆ」

 

エステルがちゆに言う。

 

「どうしてです?」

 

「だってこの依頼は、実害のない嘘の依頼だからよ」

 

「「「ええ――嘘なんですか?」」」

 

「そうよさっきリィンが見せた資料はあくまで・・・」

 

「DG教団の事については皆さんの方が詳しいのでもう言いませんが、特務支援課の皆さん。もし皆さんがキーアちゃんを助ける気があるなら私達も特務支援課に協力しますよ」

 

「おお、それは心強いぜ」

 

「そうですね。私達の所にも来てますし」

 

「ロイドどうするの?」

 

「・・・俺は」

 

「・・・直哉君どうしよう?ロイドさんかなり落ち込んでるよ」

 

「まあ、仕方ないですね。キーアちゃんの正体そしてグノーシスの背後にいたヨハヒムがキーアちゃんを誘拐され、特務支援課の活動も出来ないですからね」

 

「グレースさんロイドさんに勇気を与えて下さいこれから言う言葉で」

 

「・・・ええ――そんな事言っていいの?」

 

「ええ、本当は僕も言いたくありませんが・・・このままだと色々困るので」

 

「ロイドさん貴方にとってキーアちゃんは、その程度の繋がりで家族だと言っていたんですか?」

 

!!

 

「君に俺達の繋がりに対して何がわかるんだ?」

 

「正直わかりませんよ。私達はキーアちゃんに会ったことありませんし」

 

「だったら口出ししないでくれ」

 

「いえ、口出しさせていただきますよ。特務支援課の皆さんにとってキーアちゃんは家族じゃないんですか?今の皆さんはキーアちゃんの正体を知って怖がる家族のようにしか見えませんよ」

 

!!

 

「うわあ、グレースそこまでいうの?」

 

「違うわねこれは直哉君が言ってるわ」

 

「成程直哉の言葉をグレースが代弁してるんですね」

 

「特務支援課の皆さんがキーアちゃんの家族になると言った時キーアちゃんは喜んでいませんでしたか?」

 

「「「「それは・・・」」」」

 

「叔父様もうこんな事はやめて御爺様達を解放して下さい」

 

「そうだぜ独立宣言ごっこも終わりにしようぜ」

 

「そうです」

 

「そうか・・・私は特務支援課に期待していたのだがな・・・」

 

「どういう事だ」

 

「君達は直接異世界に行ったにも関わらず何にも感じなく帰って来たのか?」

 

「それが何だと言うんだ?特殊遊撃部隊は俺達の敵なんだろう?」」

 

「成程聖杯騎士のそこの男の言葉を全面的に信じるのだな?君達は・・・それでいいのだな」

 

「ロイド・バニングス君」

 

「それは・・・」

 

 

「確かに特殊遊撃部隊の皆はあれ程の戦力があるのに俺達には敵対を一切しないで俺達に協力してくれた事実は変わらない」

 

「・・・まさか俺達の敵である貴方にこんな大切な事を思い出させてもらうとは思いいませんでしたよ」

 

ロイドがそう言う。

 

「フフ、気にする事はない私とて1人の親だからな子供が間違いを犯す前に正すのは親の役目だからな」

 

「だったら何故ベルの事を考えないでこんな事したの?叔父さん」

 

エリィが叫ぶ。

 

「それは違うエリィさんこれはクロスベルが独り立ちする為に必要な事なのさ」

 

「「「「クロスベルが独り立ちする為に必要な事だって――」」」」

 

「そうだ今のクロスベルは、エレポニア帝国とカルバート共和国の2つの大国によって発展した自治州それは君達もわかるだろう?」

 

「「「「それは・・・」」」」

 

「それはクロスベルがエレポニア帝国とカルバート共和国の子供と言う認識しているのだよ。西ゼムリアにある国達がなだからこそ中立な立場を取って直接的なかかわりを持つ事を避けて来たのだよ」

 

「まあ、百日戦役でエレポニア帝国と戦ったリベール王国は除外するが」

 

「そして教会も聖杯騎士も同様にそう言う理由でクロスベルに干渉しなかったのに、今更結社や特殊遊撃部隊を敵と認定して動くなど余りに都合がいい様な気がするが?」

 

「あの資料は特務支援課の戦闘記録を改変した資料よ」

 

「「「ええ――つまり亜種型メガビョーゲンは存在しないの?」」」

 

「そう言う事ですね。まあ亜種型メガビョーゲンが出たらリベール王国から連絡が来るので」

 

「「「あ、そう言えばそうだ」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

エレポニア帝国の思惑と特殊遊撃部隊とクロスベル

「それは違うエリィさんこれはクロスベルが独り立ちする為に必要な事なのさ」

 

「「「「クロスベルが独り立ちする為に必要な事だって――」」」」

 

「そうだ今のクロスベルは、エレポニア帝国とカルバート共和国の2つの大国によって発展した自治州それは君達もわかるだろう?」

 

「「「「それは・・・」」」」

 

「それはクロスベルがエレポニア帝国とカルバート共和国の子供と言う認識しているのだよ。西ゼムリアにある国達がなだからこそ中立な立場を取って直接的なかかわりを持つ事を避けて来たのだよ」

 

「まあ、百日戦役でエレポニア帝国と戦ったリベール王国は除外するが」

 

「そして教会も聖杯騎士も同様にそう言う理由でクロスベルに干渉しなかったのに、今更結社や特殊遊撃部隊を敵と認定して動くなど余りに都合がいい様な気がするが?」

 

「あの資料は特務支援課の戦闘記録を改変した資料よ」

 

「「「ええ――つまり亜種型メガビョーゲンは存在しないの?」」」

 

「そう言う事ですね。まあ亜種型メガビョーゲンが出たらリベール王国から連絡が来るので」

 

「「「あ、そう言えばそうだ」」」

 

「あくまで鉄血宰相は亜種型メガビョーゲンの情報をどこかで手に入れそれをリィンが僕達に伝える事で・・・特殊遊撃部隊をエレポニア帝国に呼び拘束する事だと思います」

 

「「「ええ――」」」

 

のどか達3人は驚いていた。

 

「成程つまり私とヨシュアみたいにエレポニア帝国に入らせないより自分達の言う通りに特殊遊撃部隊を使いたいと言う思惑があるのねエレポニア帝国に」

 

「恐らくそうでしょうねそしてそう言う風になった理由は・・・」

 

「スカイミラージュ!トーンコネクト!」

 

「ひろがるチェンジ!スカイ」

 

「煌めきホップ!」

 

「爽やかステップ!」

 

「晴々ジャンプ!」

 

「無限にひろがる青い空!キュアスカイ!」

 

「スカイミラージュ!トーンコネクト!」

 

「ひろがるチェンジ!プリズム」

 

「煌めきホップ!」

 

「爽やかステップ!」

 

「晴々ジャンプ!」

 

「ふわりひろがる優しい光!キュアプリズム!」

 

「スカイミラージュ!トーンコネクト!」

 

「ひろがるチェンジ!ウィング!」

 

「煌めきホップ!」

 

「爽やかステップ!」 

 

「晴々ジャンプ!」

 

「天高くひろがる勇気!キュアウィング!」

 

そしてサマー達8人はⅦ組の救援に向かった。

 

その頃Ⅶ組はノヴァの襲撃を受けていた。

 

「何なんだ君は?」

 

マキアスがノヴァに聞く。

 

「私?私はねそこにいるリィン・シュバルツァーを殺しに来たんだよ」

 

!!

 

「ヤラネーダ、ランボーグいけーー」

 

「「「「「「「なんだあれは」」」」」」」」

 

その時Ⅶ組は思い出しながらヤラネーダとランボーグと対峙したが・・・

 

「何だ?皆どうしたんだ立つんだ」

 

「「「「「「駄目何もする気が起きない」」」」」」

 

「何だって」

 

リィン以外のⅦ組はノヴァの連れていたヤラネーダによってやる気を奪わたのだが・・・」

 

「任せなさい全部取り返してあげるわ」

 

「オーライ」

 

「マーメイドアクアポットサーチ」

 

「全部赤」

 

「やる気パワーカムバック」

 

「行くよ皆」

 

「「「「うん」」ああ」良いわよ」

 

「プリキュア!くるくるラメールストリーム!」

 

「ハートカルテットリング!」

 

 

「とびだせ!元気なハート!」

 

 

「やさしいハート!」

 

 

「かしこいハート!」

 

 

「燃え立つハート!」

 

 

「ハートドキドキ!」

 

 

「「「ドッキング!」」」

 

 

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

「「「「「ビクトリー!」」」」」

 

「またお前達か特殊遊撃部隊、だがヤラネーダを除荷したとしてもこちらにはランボーグがいるんだやれランボーグ」

 

「ランボーグ」

 

「さあヒーローの出番だよ」

 

サマーがそう言う。

 

「ヒーローだと!!ふざけるな」

 

ノヴァがそう言った時・・・」

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「すみきったー」

 

その時ランボーグに彼女達の浄化技が直撃した。

 

「お前達はお母様の手駒の筈どうして」

 

「これを見た時に特殊遊撃部隊は使えると判断したとおもいます。それと特殊遊撃部隊とクロスベル警察との関係も断ちたいのでしょうね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

エレポニア帝国暗黒の歴史前編

「「「「プリキュア!ミックストロピカル!」」」」

 

「「「「「ビクトリー!」」」」」

 

「またお前達か特殊遊撃部隊、だがヤラネーダを除荷したとしてもこちらにはランボーグがいるんだやれランボーグ」

 

「ランボーグ」

 

「さあヒーローの出番だよ」

 

サマーがそう言う。

 

「ヒーローだと!!ふざけるな」

 

ノヴァがそう言った時・・・」

 

「ヒーローガールスカイパンチ」

 

「ヒーローガールプリズムショット」

 

「すみきったー」

 

その時ランボーグに彼女達の浄化技が直撃した。

 

「お前達はお母様の手駒の筈どうして」

 

「これを見た時に特殊遊撃部隊は使えると判断したとおもいます。それと特殊遊撃部隊とクロスベル警察との関係も断ちたいのでしょうね」

 

「でもどうして特殊遊撃部隊を手に入れようとしてるの?」

 

「ああ、それは・・・これはもう少ししたら判明する事ですが、実はですねエレポニア帝国の鉄血宰相側にイシュメルガがいるんですよ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「「「イシュメルガてあのイシュメルガ?」」」

 

「変身するラビ」

 

「スタート!」

 

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

 

「キュアグレース!」

 

 

「ラビ!」

 

そして直哉は、キュアグレースのヒーリングステッキに吸い込まれた。

 

 

「ほう、仲間を先に行かせて自分達は残るとはな」

 

「そりゃそうですよ。僕達2人しか見てないですからね。貴方が存在する所には紅い花が出現しますからね。イシュメルガ」

 

 

「フフ、そうだったな」

 

そう言ってイシュメルガは、グレース達の前に現れた。

 

「くっまだマリアさんの体を・・・」

 

「何この娘の体を使うのは、その方がお前達には効果的だからな」

 

!!

 

「何を考えてるの?イシュメルガ」

 

「この庭園そして、この空間におけるゲームは、貴方が仕組んだの?」

 

「そういう事だ、最もそこにある赤い扉は一切手をだしていないがな」

 

!!

 

「つまり紫の扉とオレンジの扉は、イシュメルガお前が作り出したのか?」

 

「ああ、簡単に獅童光を救出するのは、我もデボネアも認めるわけにはいかないからな」

 

 

「何!!この一件デボネアも関与してるのか?」

 

「ああ、2つの扉の世界でな」

 

「まあデボネアの干渉が無くとも、奴等の一部はその世界の虜だろうがな。その点に関しては、紫藤直哉お前に感謝しているぞ」

 

のどか達がその時を思い出しながら聞く。

 

「ええ、そうですよただ・・・」

 

「ああーしまった。まだ響さんのお昼寝タイムの時間だったーー」

 

「あんですってーー何より響肝心なときにこれないの?」

 

「小型ノイズはなんとか出来るけど幻獣もいる状況では厳しいよ」

 

「直哉さん私達もぞろぞろ限界です」

 

「仕方がないですねノイズは放置で・・・」

 

「その心配は無用」

 

「ノイズ達は私が殺す」

 

「え、翼さん・・・それに響さんですか?」

 

「ああ、この響はグレ響だかな」

 

「翼後で覚えていろ」

 

「おお、恐い恐い」

 

「所で翼さん最近連絡が取れなかったのも何か理由があったんですか?」

 

「ああ、後で話す。今はノイズとあの巨大植物を倒すのが先決だ」

 

そしてシンフォギア組は巨大ノイズを含めた全部のノイズと戦闘を開始した。

 

エステル達四人と帝国華撃団からさくらとアイリスが幻獣と戦いを始めた。

 

 

「くそー俺達も戦えたら戦いたい」

 

「そうか、なら我と契約すればその機体を動けるようにしてやるぞ」

 

「誰だ!!お前は」

 

「我の名は、黒のイシュメルガどうする我と契約するか?」

 

「イシュメルガだって、本当に契約者になればこの状況を打破出来るんだな」

 

「ああ出来るとも」

 

大神がイシュメルガとの契約をしようとしたとき次元の裂け目ができた。

 

!!

 

「ちっ奴め、ここまで来たか。だが、まだ奴等に見つかるわけにはいかん。我とデボネアの紫藤直哉と魔法騎士に復讐するまでは」

 

その直後灰の機神ヴァリマールとその担い手のリィン・シュバルツァーが出てきたことによりヒドラプラントとプラントアームは圧死し、浅草周辺に咲いていた紅い植物は全部消えた。

 

「ユウナリィンだよ」

 

「あの時のイシュメルガとは違うようですが」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

エレポニア帝国暗黒の歴史後編

「くそー俺達も戦えたら戦いたい」

 

「そうか、なら我と契約すればその機体を動けるようにしてやるぞ」

 

「誰だ!!お前は」

 

「我の名は、黒のイシュメルガどうする我と契約するか?」

 

「イシュメルガだって、本当に契約者になればこの状況を打破出来るんだな」

 

「ああ出来るとも」

 

大神がイシュメルガとの契約をしようとしたとき次元の裂け目ができた。

 

!!

 

「ちっ奴め、ここまで来たか。だが、まだ奴等に見つかるわけにはいかん。我とデボネアの紫藤直哉と魔法騎士に復讐するまでは」

 

その直後灰の機神ヴァリマールとその担い手のリィン・シュバルツァーが出てきたことによりヒドラプラントとプラントアームは圧死し、浅草周辺に咲いていた紅い植物は全部消えた。

 

「ユウナリィンだよ」

 

「あの時のイシュメルガとは違うようですが」

 

「「「ええ――どういう事直哉君?」」」

 

「ああ、それは・・・」

 

「ほう、仲間を先に行かせて自分達は残るとはな」

 

「そりゃそうですよ。僕達2人しか見てないですからね。貴方が存在する所には紅い花が出現しますからね。イシュメルガ」

 

 

「フフ、そうだったな」

 

そう言ってイシュメルガは、グレース達の前に現れた。

 

「くっまだマリアさんの体を・・・」

 

「何この娘の体を使うのは、その方がお前達には効果的だからな」

 

!!

 

「何を考えてるの?イシュメルガ」

 

「この庭園そして、この空間におけるゲームは、貴方が仕組んだの?」

 

「そういう事だ、最もそこにある赤い扉は一切手をだしていないがな」

 

!!

 

「つまり紫の扉とオレンジの扉は、イシュメルガお前が作り出したのか?」

 

「ああ、簡単に獅童光を救出するのは、我もデボネアも認めるわけにはいかないからな」

 

 

「何!!この一件デボネアも関与してるのか?」

 

「ああ、2つの扉の世界でな」

 

「まあデボネアの干渉が無くとも、奴等の一部はその世界の虜だろうがな。その点に関しては、紫藤直哉お前に感謝しているぞ」

 

!!

 

「それはまさか・・・」

 

「そうだ融合世界に起きた地震を利用し、捕獲した世界をゲートの中に組み込んだのさ」

 

「その時のお前達の行動は面白かったぞ」

 

イシュメルガはその時を思い出す。

 

「「「だったら新生帝国華撃団を元の時代に戻せばいいのでは?」」」

 

「それが無理なのよ。大神の救出と16番目のプリキュアの世界が来た事が原因で新生帝国華撃団本来の時間が消滅した可能性があるの」

 

「「「はっ」」」

 

「そしてその時代が消したのが特殊遊撃部隊が朧をこの時代で、倒した事が原因かもしれないの」

 

「「「ええ――」」」

 

「でもあれは・・・」

 

「この時のイシュメルガは大神さんを手に入れようとしていたイシュメルガでしたが・・・」

 

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

「この改変でイシュメルガの方でも本来の流れに近づける様にしてるみたいですね」

 

「「「「成程」」」」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動について26 秘密裏に向かうクロスベル前編

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

「この改変でイシュメルガの方でも本来の流れに近づける様にしてるみたいですね」

 

「「「「成程」」」」

 

「でも直哉君全く無視するの?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「いえ、そうはしませんよ。クロスベルにいるある方に接触しようと思うので」

 

「「「ある方?」」」

 

「ええ、実は、私達の住むゼムリア大陸は飛鳥ちゃんと薫の本来の世界幼馴染世界を含む4つの世界がひとつになった後も存在してたのは飛鳥ちゃんと薫ちゃんならわかるわよね」

 

「ええ、4つの世界がひとつになった世界の影響で私達の住む時間の世界は旧世界になりミッドチルダとゼムリア大陸の2つの世界以外とは断絶したのですから」

 

「そうなのは間違いないのだけど、私達の住むゼムリア大陸と吸収された筈の幼馴染世界が復活し始めているの」

 

「「ええーーそれはいつ頃からですか?ユウナさん」

 

「えーと中心世界の暦で、約1ヶ月位前かな?それと同時に僕達の世界のゼムリア大陸に人を炭に変える怪物とミッドチルダで、僕達も戦った機械人形と、飛鳥やリィン、ロイド、エステル達の力を借りて倒した筈の黒の機神イシュメルガの意識が復活したんだ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「「おーいみんな」」

 

ミリアムが事情を説明していると大神とアイリスが直哉達と合流した。

 

「飛鳥ちゃんと薫ちゃんとりあえずこの場を離れない?人目につくとまずい話が続くみたいだからさ」

 

「あ、それもそうですね。ユウナさんもミリアムさんも場所を変えますけど良いです?」

 

「ええ、私は良いわよ」

 

「僕も僕も良いよ飛鳥」

 

そしてユウナとミリアムを含めた。全員ですこやか市中心世界を結ぶ空間に向かった。

 

「そうですね以前来たユウナさんがもうすぐトールズ士官学校分校に行く時期なので、ユウナさんに協力要請をしようと思いまして」

 

「「「「成程」」」」

 

「ああ、あの子ね」

 

エステルが思い出す。

 

「いえ私は、エステルさんで行かせて貰います」

 

「あーわかったユウナがエステルの事を敬語使うのはカシウス・ブライトに言われたことが原因だね」

 

「何、二人とも私の父さんを知ってるのあんな典型的なダメ親父を」

 

「「典型的なダメ親父・・・て、あのーヨシュアさんエステルさんは本気で言ってるんですか」

 

「ああ、君達が知る僕達はカシウス・ブライトの凄さを知ってるけどこちらのエステルはまだカシウス・ブライトの凄さを知らないからね」

 

「そうなんですね?」

 

その時紅い植物が淡い光を放ちその中心に大型植物魔獣ヒドラプラントとプラントアーム4体があり得ないことに体と浅草に出演したのだった。

 

「「大型魔獣」」

 

「エステル」

 

「うんヨシュア」

 

「待ってくださいヨシュアさんエステルさん。あの魔獣は通常の魔獣ではなく、幻獣と呼ばれるものです」

 

「「幻獣!!」

 

「そうですよエステルさん」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動26 秘密裏に向かうクロスベル中編

「あーわかったユウナがエステルの事を敬語使うのはカシウス・ブライトに言われたことが原因だね」

 

「何、二人とも私の父さんを知ってるのあんな典型的なダメ親父を」

 

「「典型的なダメ親父・・・て、あのーヨシュアさんエステルさんは本気で言ってるんですか」

 

「ああ、君達が知る僕達はカシウス・ブライトの凄さを知ってるけどこちらのエステルはまだカシウス・ブライトの凄さを知らないからね」

 

「そうなんですね?」

 

その時紅い植物が淡い光を放ちその中心に大型植物魔獣ヒドラプラントとプラントアーム4体があり得ないことに体と浅草に出演したのだった。

 

「「大型魔獣」」

 

「エステル」

 

「うんヨシュア」

 

「待ってくださいヨシュアさんエステルさん。あの魔獣は通常の魔獣ではなく、幻獣と呼ばれるものです」

 

「「幻獣!!」

 

「そうですよエステルさん」

 

「そしてエステルさん達はエレポニア帝国に行く事を禁止にされていますよね」

 

「僕達も・・・」

 

「それにクロスベルで起きたごたごたの間にエレポニア帝国が勝手にクロスベルを併合したと僕達は認識ですよそんな僕達を手に入れようとする神経が凄いですね」

 

「まあ、これが鉄血宰相が独断として出したのなら納得出来ますが」

 

「あ、成程そう言う事ね直哉」

 

エステルが言う。

 

「旦那戻りましたぜ」

 

「レスターご苦労だったそれでどうだった?カルバート共和国共和国で起きた奇妙な事件は?」

 

「それがですね不思議なんすよ。確かに謎のモンスターがカルバート共和国のクレイユ村で発見されて数時間後には謎のモンスターを見た筈のクレイユ村の住人の記憶が無かったんですよね」

 

「何!!住人の記憶が?」

 

「はい、カルバート共和国側では集団催眠を受けたと言う事にしたみたいです」

 

「成程確かに謎のモンスターがいると公表するよりは国民の信用度は上がるな」

 

「ええ、ですがカルバート共和国側も目撃者達が全滅状態なので調査は難航しているみたいですね」

 

「そうだろうなどちらにしても我々の計画の妨げになるような事になれば色々動かねばな」

 

「現状ではそう言う事をしなければいけない状況にはなりそうも無いですけどね」

 

「何一応の備えとしてだがな」

 

「そうすっか、もう1つの報告ですが、リィン・シュバルツァーがトールズ士官学校にに無事入学した様ですよ」

 

「そうか、報告ご苦労下がっていいぞレスター」

 

「へいへい」

 

そう言いながらレスターと言う青年は部屋を出た。

 

「あの事件の時の情報を集めていた鉄血宰相ならいずれ特殊遊撃部隊に接触して来ると思いましたが自分が出てこいと言っておいてくださいね」

 

「ああ、答えた以上エレポニア帝国内での動きに制限がつく筈なので」

 

「成程ね彼女を通して今後起きる機神ヴァリマール関連のイベントを観察するのね」

 

「そう言う事です彼女を利用する事には変わりませんが」

 

「仕方がないんじゃないの?」

 

「確かに貴方はエレポニア帝国にとって英雄かも知れませんが内戦とその後に起きたクロスベル併合を成功した事によってね」

 

「それは・・・」

 

「リィンさん亜種型メガビョーゲンに関してはこちらが単独で動くので安心して下さい」

 

「それは困ります特殊遊撃部隊は俺と行動をして下さい」

 

リィンがそう言う。

 

「エレポニア帝国内の問題なので俺が同行します」

 

「何よその言い方」

 

「「ひなたちゃん落ち着いて」ひなたここは直哉君に任せましょう」

 

「ですがどうやら資料を見るとほとんどの亜種型メガビョーゲンの出現ポイントはクロスベル周辺ですよね、つまり僕達と行く事でクロスベル市民の当たりを緩和したいのでしょう?」

 

「う・・・」

 

「リィン君があの調子だしね」

 

エステルがそう言い切る。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

これからの行動26 秘密裏に向かうクロスベル後編

「仕方がないんじゃないの?」

 

「確かに貴方はエレポニア帝国にとって英雄かも知れませんが内戦とその後に起きたクロスベル併合を成功した事によってね」

 

「それは・・・」

 

「リィンさん亜種型メガビョーゲンに関してはこちらが単独で動くので安心して下さい」

 

「それは困ります特殊遊撃部隊は俺と行動をして下さい」

 

リィンがそう言う。

 

「エレポニア帝国内の問題なので俺が同行します」

 

「何よその言い方」

 

「「ひなたちゃん落ち着いて」ひなたここは直哉君に任せましょう」

 

「ですがどうやら資料を見るとほとんどの亜種型メガビョーゲンの出現ポイントはクロスベル周辺ですよね、つまり僕達と行く事でクロスベル市民の当たりを緩和したいのでしょう?」

 

「う・・・」

 

「リィン君があの調子だしね」

 

エステルがそう言い切る。

 

「そうですねでも・・・」

 

「確かに貴方はエレポニア帝国にとって英雄かも知れませんが内戦とその後に起きたクロスベル併合を成功した事によってね」

 

「それは・・・」

 

「リィンさん亜種型メガビョーゲンに関してはこちらが単独で動くので安心して下さい」

 

「それは困ります特殊遊撃部隊は俺と行動をして下さい」

 

リィンがそう言う。

 

「エレポニア帝国内の問題なので俺が同行します」

 

「何よその言い方」

 

「「ひなたちゃん落ち着いて」ひなたここは直哉君に任せましょう」

 

「ですがどうやら資料を見るとほとんどの亜種型メガビョーゲンの出現ポイントはクロスベル周辺ですよね、つまり僕達と行く事でクロスベル市民の当たりを緩和したいのでしょう?」

 

「あの質問の時の反応を見ると少なくとも鉄血宰相の意見に全て賛成と言う訳では、なさそうですね」

 

「後エステルさんにお願いしたいのですが・・・」

 

「ええ、実は、私達の住むゼムリア大陸は飛鳥ちゃんと薫の本来の世界幼馴染世界を含む4つの世界がひとつになった後も存在してたのは飛鳥ちゃんと薫ちゃんならわかるわよね」

 

「ええ、4つの世界がひとつになった世界の影響で私達の住む時間の世界は旧世界になりミッドチルダとゼムリア大陸の2つの世界以外とは断絶したのですから」

 

「そうなのは間違いないのだけど、私達の住むゼムリア大陸と吸収された筈の幼馴染世界が復活し始めているの」

 

「「ええーーそれはいつ頃からですか?ユウナさん」

 

「えーと中心世界の暦で、約1ヶ月位前かな?それと同時に僕達の世界のゼムリア大陸に人を炭に変える怪物とミッドチルダで、僕達も戦った機械人形と、飛鳥やリィン、ロイド、エステル達の力を借りて倒した筈の黒の機神イシュメルガの意識が復活したんだ」

 

「ユウナさんへの接触エステルさんお願いします」

 

「ええ、私が」

 

「ええ、僕はビアン博士関連の問題をするので」

 

「ああ、それは・・・」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「先程も言いましたがビアン博士はこの騒動中に僕達の世界に来ていた来たいのです」

 

「良いのか私が君達の世界に行って?」

 

「それは問題ありませんが、リューネさんは本来の流れにいないと困るので少し遅れての親子生活になりますけど」

 

「ああ、構わんが、君は未来が見えるのか?」

 

「いえ、未来が見えるのではなく歴史の流れに関わった人がその後どうなったかを見る事が出来るんですよ。今回の邪神ヴォルクルスが出ない流れをですね」

 

「本来の流れだとビアン博士が乗るヴァルシオンが魔装機神サイバスタ―に敗れた後エアロゲイターが本格的な侵攻をしてきます」

 

「やはり・・・そうだったか」

 

「ですがDC戦争を勝ったハガネ隊とコロニー連合軍に勝ったヒリュウ改の部隊が1つになりエアロゲイターに打ち勝ちます」

 

「おお、そうなのか?」

 

「はいその中にリューネさんもいますよ」

 

「確かにあの人の件も優先順位高いわね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ゼムリア大陸ともう1つの地球へ

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「先程も言いましたがビアン博士はこの騒動中に僕達の世界に来ていた来たいのです」

 

「良いのか私が君達の世界に行って?」

 

「それは問題ありませんが、リューネさんは本来の流れにいないと困るので少し遅れての親子生活になりますけど」

 

「ああ、構わんが、君は未来が見えるのか?」

 

「いえ、未来が見えるのではなく歴史の流れに関わった人がその後どうなったかを見る事が出来るんですよ。今回の邪神ヴォルクルスが出ない流れをですね」

 

「本来の流れだとビアン博士が乗るヴァルシオンが魔装機神サイバスタ―に敗れた後エアロゲイターが本格的な侵攻をしてきます」

 

「やはり・・・そうだったか」

 

「ですがDC戦争を勝ったハガネ隊とコロニー連合軍に勝ったヒリュウ改の部隊が1つになりエアロゲイターに打ち勝ちます」

 

「おお、そうなのか?」

 

「はいその中にリューネさんもいますよ」

 

「確かにあの人の件も優先順位高いわね」

 

「はいそれで特殊遊撃部隊は部隊を2つにわけます。比較的最近協力要請に応じてくれたキューティーハニー世界の3人とのどかさん達でビアン博士の地球に行きます」

 

「わかったわ」

 

「あと出来れば・・・」

 

「「おいあの子達いつからそこにいたか」いたの」

 

「あ、気にしないでください私達はとある人に会いに来ただけですから」

 

「そうだよ、おじさんたちには関係無いから」

 

「「おじさん・・・」」

 

「またおじさんと言われた。まあ今回はアイリスと同じくらいの少女だから気にしないけど」

 

だが、グワイワルは違った。

 

 

「誰がおじさんだとーー許さん」

 

 

そう言いながらグワイワルは水色髪の毛の少女に突撃する。

 

「いかん」

 

大神も水色の髪の毛の少女を庇うため動き出したが大神は唖然とした」

 

「ムッ邪魔するならいっちゃえーーーが~ちゃん」

 

少女がそう言うとグワイワルは吹き飛んだ。

 

 

「ぐわあああ。何ーーが起きた?」

 

メガガガガビョウゲーン」

 

「ちっメガビョウゲーンも倒されたか撤退する」

 

そう言うとグワイワルは撤退をした。

 

 

「あっ、あっちにいるみたいだね。行くよ」

 

 

「待ってください先輩先輩だけで説明は出来ないですよね」

 

 

「何だと‼水色の少女が、先輩だとーー」

 

 

大神は唖然とした後大神も直哉達と合流するため移動を開始した。

 

 

「ごめんね直哉君いきなりして」

 

のどかが直哉に謝る。

 

「まさかあの時の出来事の打開策が、まさか僕自信をヒーリングステッキに入れるようにするなんて思わなかったですよ」

 

「あはは、ごめんね。そのせいで私は直哉君と一緒にいないと変身ができなくなったけどね。」

 

 

「それはそうでしょうね。そんな無茶苦茶な改変するのはトワさんでしょう」

 

 

「流石直哉当たりラビ」

 

「たくっあの神様は何してんだと言いたい気分になりますよ」

 

「僕もある程度の介入はこの世界では仕方ないと思ってますけど、二人の神様はやり過ぎですよ」

 

 

「あはは」

 

「あれは、ミリアムちゃんとユウナさん」

 

その時飛鳥が二人の存在に気づく。

 

「あ、薫と飛鳥もいるよ。ユウナ」

 

「本当ね、これで直哉君に上手く説明できるかも」

 

「意図的に前の世界の情報を流してください」

 

「どういう事を狙ってるの?」

 

「ああ、それは・・・もしかしたらユウナさんは響さんのような感じかも知れません」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ユウナとの接触時の注意事項

「流石直哉当たりラビ」

 

「たくっあの神様は何してんだと言いたい気分になりますよ」

 

「僕もある程度の介入はこの世界では仕方ないと思ってますけど、二人の神様はやり過ぎですよ」

 

「あはは」

 

「あれは、ミリアムちゃんとユウナさん」

 

その時飛鳥が二人の存在に気づく。

 

「あ、薫と飛鳥もいるよ。ユウナ」

 

「本当ね、これで直哉君に上手く説明できるかも」

 

「意図的に前の世界の情報を流してください」

 

「どういう事を狙ってるの?」

 

「ああ、それは・・・もしかしたらユウナさんは響さんのような感じかも知れません」

 

「成程もしかしたら・・・」

 

「あれは、ミリアムちゃんとユウナさん」

 

その時飛鳥が二人の存在に気づく。

 

「あ、薫と飛鳥もいるよ。ユウナ」

 

「本当ね、これで直哉君に上手く説明できるかも」

 

「私とミリアム先輩がここに来た理由を」

 

「そして飛鳥と薫にも伝えないと彼女達の本来の世界が復活した可能性があることを」

 

「ヤッホー薫に飛鳥ひさしぶり」

 

「「ええーーミリアムちゃんにユウナさん。どうしてこの世界にーー」」

 

「あはは、ごめんね驚いた」

 

「飛鳥ちゃんと薫ちゃんこの二人と知り合いなの?」

 

直哉が飛鳥と薫に聞く。

 

「ええ、彼女達は中心世界とは繋がりのないゼムリア大陸に住んでいる人達となります」

 

「何だってーー」

 

「紫藤直哉さん私達は、飛鳥ちゃんと薫ちゃんの未来に繋がっている幼馴染世界と交流を持ったゼムリア大陸からやって来ました」

 

「エステルさんやヨシュアさんに代わって」

 

「あの時の記憶がこちらのユウナに影響を与えてるのね?」

 

「もしそれが事実なら原因は・・・」

 

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

「彼女達と来たゲネシスの改変だと思うので」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

再びマサキ達の地球へ前編

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

「彼女達と来たゲネシスの改変だと思うので」

 

その後のどか達を連れて直哉はマサキ達のいる地球へ移動を開始した。

 

その頃マサキ達の地球では・・・

 

DC戦争終了直後にエアロゲイターと言う異星人によって攻撃を受けていた。

 

「「「うわあ、ここがマサキさんやリューネさんのいる地球なんだ」」」

 

のどか達がそう言う。

 

「やはり流れは予定通りのようですね」

 

「それってあれの事?」

 

ひなたが言う。

 

「先程も言いましたがビアン博士はこの騒動中に僕達の世界に来ていた来たいのです」

 

「良いのか私が君達の世界に行って?」

 

「それは問題ありませんが、リューネさんは本来の流れにいないと困るので少し遅れての親子生活になりますけど」

 

「ああ、構わんが、君は未来が見えるのか?」

 

「いえ、未来が見えるのではなく歴史の流れに関わった人がその後どうなったかを見る事が出来るんですよ。今回の邪神ヴォルクルスが出ない流れをですね」

 

「本来の流れだとビアン博士が乗るヴァルシオンが魔装機神サイバスタ―に敗れた後エアロゲイターが本格的な侵攻をしてきます」

 

「やはり・・・そうだったか」

 

「ですがDC戦争を勝ったハガネ隊とコロニー連合軍に勝ったヒリュウ改の部隊が1つになりエアロゲイターに打ち勝ちます」

 

「おお、そうなのか?」

 

「はいその中にリューネさんもいますよ」

 

「ただ・・・」

 

「そうですよ。ひなたさんあの時は皆さんには姿を隠して貰った時に話をした流れについてですよ」

 

「それで直哉君何を調べるの?」

 

ちゆが直哉に聞く。

 

「それは2つの調べ物ですよ。と言っても連動しているので実際は1つですね」

 

「ワシは認めんぞ。DCはワシがいる限り不滅じーーー」

 

そう言ってアードラ博士が巨大ロボットに乗ってハガネ隊の前に現れた。

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「ふんグランゾンにサイバスター私の知る世界の地上世界か・・・」

 

「あの時ヴォルクルスの復活に利用されたアードラ博士の調査とヴォルクルスの分身が地上にいる可能性があるのでのどかさん達はハニーさん達と共にそちらの調査をお願いしますね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

再びマサキ達の地球へ後編

「ワシは認めんぞ。DCはワシがいる限り不滅じーーー」

 

そう言ってアードラ博士が巨大ロボットに乗ってハガネ隊の前に現れた。

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「ふんグランゾンにサイバスター私の知る世界の地上世界か・・・」

 

「あの時ヴォルクルスの復活に利用されたアードラ博士の調査とヴォルクルスの分身が地上にいる可能性があるのでのどかさん達はハニーさん達と共にそちらの調査をお願いしますね」

 

「直哉君1人で大丈夫なの?」

 

「ええこの調査は1人の方が都合が良いんですよ」

 

「おい、シュウこれはどういう事だよ?」

 

「このヴォルクルスの事ですか?マサキ」

 

「そうだよこのヴォルクルス違和感を覚えるくらい弱かったぞ」

 

「ああ、それは・・・」

 

「ワシは認めんぞ。DCはワシがいる限り不滅じーーー」

 

そう言ってアードラ博士が巨大ロボットに乗ってハガネ隊の前に現れた。

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「ふんグランゾンにサイバスター私の知る世界の地上世界か・・・」

 

「あのヴォルクルスはアードラ博士に長く融合していた為にヴォルクルスの特性が失われたのでしょうね」

 

「成程な、まああのヴォルクルスの場合は・・・」

 

「くっやるな帝国華撃団」

 

「あの戦いの跡地とアードラ博士の研究所にも行くので」

 

「「「「成程」」」」

 

「それにマサキさんはエアロゲイターとの戦いの途中でリューネさんに会った場合僕に会いに来るかも知れませんし、シュウさんに関してはアードラ博士の関連を改めて調べているかも知れませんしね」

 

「「「「成程」」」」

 

「つまりハニーさん達には邪神ヴォルクルスの存在しか情報を提供出来ないのね?」

 

「そう言うわけですよ皆さん。確かに協力要請を追受けてくれたとは言え、まだ信頼を出来るとは言えないレベルですから」

 

「それに信頼関係がある程度出来てないとパンサークロー関連問題の時に苦労する事になるのは嫌ですからね」

 

直哉がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

間章38 マサキ達の地球の改変
信頼関係を強める為の行動1


「あのヴォルクルスはアードラ博士に長く融合していた為にヴォルクルスの特性が失われたのでしょうね」

 

「成程な、まああのヴォルクルスの場合は・・・」

 

「くっやるな帝国華撃団」

 

「あの戦いの跡地とアードラ博士の研究所にも行くので」

 

「「「「成程」」」」

 

「それにマサキさんはエアロゲイターとの戦いの途中でリューネさんに会った場合僕に会いに来るかも知れませんし、シュウさんに関してはアードラ博士の関連を改めて調べているかも知れませんしね」

 

「「「「成程」」」」

 

「つまりハニーさん達には邪神ヴォルクルスの存在しか情報を提供出来ないのね?」

 

「そう言うわけですよ皆さん。確かに協力要請を追受けてくれたとは言え、まだ信頼を出来るとは言えないレベルですから」

 

「それに信頼関係がある程度出来てないとパンサークロー関連問題の時に苦労する事になるのは嫌ですからね」

 

直哉がそう言う。

 

「確かに今までは、そう言う役は直哉君がしてたよね」

 

「それはブルーがこの世界でさくらさんの仲間と君達が戦った事かな?」

 

 

直哉がそう答えまなつとさんごとみのりはその時を思い出していた。

 

 

「さくらさん落ち着いてください。あれはメガビョーゲンの力を持つヤラネーダなんです。ヤラネーダの力を前面に出ているので、直哉君がやる気を奪われて」

 

「そんな!!」

 

 

「ですのでヤラネーダ要素が出ている以上私達はうかつに手が出せないんです」

 

 

「でも霊力バリアもあるんでしょ?それはグレース達じゃないと」

 

 

「わかりましたグレースさん私達に任せてください」

 

 

「「「ちょっとサマー」」」

 

 

「あなた状況をわかってんの?」

 

 

「わかってるよ、あいつを浄化しない限り皆のやる気と地球が病気になるし、そしてさくらさんの仲間も助けられない。私はどれも嫌だよ」

 

 

「でも、どうするの?さくらさんが言った特殊なバリアがあるんでしょ?」

 

 

「それは・・・」

 

 

「そこは大丈夫ラビ。サマーラビリンのステッキを持つラビ」

 

 

「え」

 

「コーラルは僕を持つペン」

 

「新しい奴はおいらを持つニャン」

 

 

「「「何この力は?」」」

 

「この力とさくらと一緒に戦えばきっとあいつを浄化出来るラビよ」

 

 

「「「うんわかったよ」」」

 

「さくらさん行こう」

 

「ええ」

 

そしてさくら達がメインで戦い始めた。

 

「「「ああ、あの時かあ」」」

 

「そうだよ。それでヒーリングアニマル達を通じて君達に僕の力の一部を貸したんだ」

 

「「「「成る程」」」」

 

「あ、そっか私達これから直哉さん達と一緒に行動をするんでしたね」

 

「ええ、でもそれはこちらの世界で起きているレシピッピ誘拐事件の全てが解決すればゆいさんとコメコメそしてローズマリーさんは本来の世界に戻れると思いますよ」

 

「本当ですか?」

 

「ええ、あくまでも可能性があると言う段階ですので、機体はしないで下さいね」

 

「はーい」

 

そしてゆいと直哉は帝都観光を続けた。

 

その頃まなつ達は・・・

 

鶯谷にある紫藤家の家に響やエステル達と集まっていた。

 

そして守護者と米田一基との話し合いが行われた時の映像を見ていた。

 

 

「なら、トワそのローズマリーにレシピッピを取り戻すように頼みなさいよ」

 

「残念ながらローズマリーにレシピッピをお取り戻す力は失ってるの」

 

「そうなのなら無理はさせられないわね」

 

「だけどね全く対応出来ないわけじゃないわ。入って良いわよ」

 

「「はい」コメ」

 

「「え、嘘――」」

 

そしてトワに許可を貰い地下司令室に和実ゆいとエナジー妖精のコメコメが入って来た。

 

「トワこの子誰?」

 

「それに直哉ものどかもおどろいてるのよ?」

 

エステルがそう言う。

 

「ゆい自己紹介お願いね」

 

「はいトワさん。私は和実ゆい中学2年生です」

 

「この子はコメコメです。よろしくお願いします」

 

「はい表の紹介はこれくらいで良いわよ」

 

「「「確かにあの頃は直哉君がいて説明してたね」」」

 

「でも最近は動きが多くて僕主導では追いつかないのでそう言う事を守護者にお願いしているのでハニーさん達をお願いしますね」

 

直哉はそう言いのどか達と別行動を始めた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

信頼関係を強める為の行動2

「だけどね全く対応出来ないわけじゃないわ。入って良いわよ」

 

「「はい」コメ」

 

「「え、嘘――」」

 

そしてトワに許可を貰い地下司令室に和実ゆいとエナジー妖精のコメコメが入って来た。

 

「トワこの子誰?」

 

「それに直哉ものどかもおどろいてるのよ?」

 

エステルがそう言う。

 

「ゆい自己紹介お願いね」

 

「はいトワさん。私は和実ゆい中学2年生です」

 

「この子はコメコメです。よろしくお願いします」

 

「はい表の紹介はこれくらいで良いわよ」

 

「「「確かにあの頃は直哉君がいて説明してたね」」」

 

「でも最近は動きが多くて僕主導では追いつかないのでそう言う事を守護者にお願いしているのでハニーさん達をお願いしますね」

 

直哉はそう言いのどか達と別行動を始めた。

 

「さてとまずは・・・」

「シュウさんさっき言っていたアードラ博士のラポに興味があるんですが」

 

「なら行きますか?」

 

「ああいいえ直接行かなくて良いですよ。ここまで都合よく戦争と言う物で使われる技術開発が盛んなので、言い方が悪いですが戦災孤児らを誘拐などで集めて新型機への実験もしくは戦災孤児自身に行う実験をしてると思いますしね」

 

「成程間違いではありませんね」

 

「ただ心配なのは、老人達の都合で運命を変えられた子供達ですね」

 

「全員がDC戦争でいなくなればいいのですが生き残ったらそれもまた地獄ですから」

 

「あの時行かなかったラボに行くとしますか」

 

「ふむ、やはり前回の戦いから経ってないのとエアロゲイター侵攻により復興が遅れているようだな」

 

「馬鹿な私の知るヴォルクルスにはそんな力はありませんよ」

 

「直哉君どういたらいいの?」

 

「この状況に打開策があるとすれば、ブラックホールクラスターと同等もしくはそれを超える技で消滅させるしかありません」

 

「そんな」

 

 

そしてヴォルクルスがブラックホールクラスターを地上に向けてはなった。

 

 

「薫・・・私やるよ」

 

 

「飛鳥ちゃん」

 

「サイバスター私に力をかして・・・行くぞ!!ヴォルクルスコスモノヴァ発射」

 

「うおおお。コスモノヴァだと、紫藤飛鳥め小癪な真似を・・・だがこの2つの技により次元に穴が開くだろう」

 

ヴォルクルスがそう言った直後次元の穴が開き、その場にいるもの全てが次元の穴にに吸い込まれた。

 

「ですので僕達が知るヴォルクルスが恐らくアードラ博士と融合していたのでしょうね」

 

「でもあのヴォルクルスは比較的弱かったけどなんか嫌な予感がしてるんだよなあ」

 

直哉がそう言いながらラ歩の捜索をしていると1人の少女が培養装置の中にいるのを見つけた。

 

「これは・・・」

 

「ワシは認めんぞ。DCはワシがいる限り不滅じーーー」

 

そう言ってアードラ博士が巨大ロボットに乗ってハガネ隊の前に現れた。

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「もしかするとこの子はヴォルクルスの為の人間なのかな?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

花寺直哉と培養装置の中の者

「これは・・・」

 

「ワシは認めんぞ。DCはワシがいる限り不滅じーーー」

 

そう言ってアードラ博士が巨大ロボットに乗ってハガネ隊の前に現れた。

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「もしかするとこの子はヴォルクルスの為の人間なのかな?」

 

「何かこの子を見ているとキーアちゃんを思い出すなあ」

 

「でもこの子は本来の流れには存在しない人間だとしたら・・・」

 

「ねえ直哉っち本当にここであってるの」

 

「ええ、シャーリィーさん達の情報ではこの鉱山街で起きている事件の調査に動き出すとの報告がありましたから近い内に来ると思いますよ」

 

「それなら良いんだけど、直哉っちなんで、のどかっちじゃなく私を選んだの?」

 

「深い意味は無いですけど、今回のゼムリア大陸の物語の前半にワイズマンによる改変が起きた場合2人の響さんとエステルさん達とひなたさんが重要な役割をすると思ってるので」

 

「「ええ――」ニャンだと――」

 

直哉の言葉に驚くひなたとニャトランだった。

 

「実はですね、先程寝てたらクロスベルに起きる未来が見えて、キーアと言う少女がいたので、その子が寂しいくない様にひなたさんの明るさが必要だと考えたので」

 

「「成程」ニャン」

 

「その未来が起きてもその前に、ワイズマンの介入が強すぎて僕達は一度ゼムリア大陸から離れる事になるかもしれませんけどね」

 

「さてもうすぐ夕食の時間ですからのどかさん達と合流しましょうか」

 

「了解」

 

そして直哉とひなたは宿に戻った。

 

「もしこの子がキーアちゃんのような人造の存在としたら・・・やはり」

 

「ワシは認めんぞ。DCはワシがいる限り不滅じーーー」

 

そう言ってアードラ博士が巨大ロボットに乗ってハガネ隊の前に現れた。

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「ヴォルクルスに操られたアードラ博士に作り出された人間かな?」

 

その頃直哉と別行動ののどか達とハニー達は・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

如月ハニー達と異世界の地球

「もしこの子がキーアちゃんのような人造の存在としたら・・・やはり」

 

「ワシは認めんぞ。DCはワシがいる限り不滅じーーー」

 

そう言ってアードラ博士が巨大ロボットに乗ってハガネ隊の前に現れた。

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「ヴォルクルスに操られたアードラ博士に作り出された人間かな?」

 

その頃直哉と別行動ののどか達とハニー達は・・・

 

「「「うわあここが異世界の地球」」」

 

「そうですよここは最近接触した所の1つなのですが現地調査がまだでしたので、ハニーさん達に直接見て欲しくて同行をお願いしたんですよ」

 

「「「成程」」」

 

「フッフッフなかなか面白いぞ。サイバスターとザムジード」

 

 

!!

 

「「この声はまさかヴォルクルス?」」

 

「その通りだ紫藤飛鳥と真宮寺薫」

 

 

!!

 

「「ヴォルクルスが私達の名前を」」

 

その時2組のプリキュアと新生帝国華撃団が、飛鳥達に合流した。

 

 

「飛鳥ちゃん薫ちゃん大丈夫?」

 

 

「ほう、キュアグレースと紫藤直哉もこの世界に来ていたのだったな。ならばこの場にいる全ての者よきえうせろ。この技は私の技ではないが食らうがいい。ブラックホールクラスター」

 

 

「「ええ――それはグランゾンの」」

 

「だから言っただろうブラックホールに飲み込まれるがいい」

 

 

「直哉君どういたらいいの?」

 

「この状況に打開策があるとすれば、ブラックホールクラスターと同等もしくはそれを超える技で消滅させるしかありません」

 

「そんな」

 

 

そしてヴォルクルスがブラックホールクラスターを地上に向けてはなった。

 

 

「薫・・・私やるよ」

 

 

「飛鳥ちゃん」

 

「サイバスター私に力をかして・・・行くぞ!!ヴォルクルスコスモノヴァ発射」

 

 

「うおおお。コスモノヴァだと、紫藤飛鳥め小癪な真似を・・・だがこの2つの技により次元に穴が開くだろう」

 

 

ヴォルクルスがそう言った直後次元の穴が開き、その場にいるもの全てが次元の穴にに吸い込まれた。

 

 

「「「「「「うわあああ」」」」」」」

 

「でも驚いたわここに来る前にヴォルクルスの事を始めて聞いたけどあんな怪物がこの世界の物だなんて」

 

「それは私もよ。お姉さま」

 

「それで調査とは具体的に何をするんです?」

 

「ああ、それは・・・」

「ワシは認めんぞ。DCはワシがいる限り不滅じーーー」

 

そう言ってアードラ博士が巨大ロボットに乗ってハガネ隊の前に現れた。

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「実は、ヴォルクルスが一度この世界に復活したのでその影響の調査ですね」

 

「「「ええ――」」」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

間章38 空中元素固定装置を持つ者と・・・
難易度高めの調査について


「ああ、それは・・・」

 

「ワシは認めんぞ。DCはワシがいる限り不滅じーーー」

 

そう言ってアードラ博士が巨大ロボットに乗ってハガネ隊の前に現れた。

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「実は、ヴォルクルスが一度この世界に復活したのでその影響の調査ですね」

 

「「「ええ――」」」

 

「そんな調査なんてする必要があるんですか?」

 

「元々ヴォルクルスと言うのはここの世界の者でしょう?」

 

如月直哉がそう言う。

 

「確かにこの世界の者ですが、正確に言えばこの地球には地底世界ラ・ギアスに存在する邪神ヴォルクルスなんですよ」

 

「「「はあ――地底世界に邪神ヴォルクルス――」」」

 

「はいそうなんですよ。そしてこの世界の本来の流れでは、邪神ヴォルクルスが地上世界に出る事はないので・・・」

 

「成程つまり・・・」

 

「ワシは認めんぞ。DCはワシがいる限り不滅じーーー」

 

そう言ってアードラ博士が巨大ロボットに乗ってハガネ隊の前に現れた。

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「この戦い自体が本来の流れではありえないのね」

 

「そうです。そして本来の流れではない筈のイベントを経験をした世界はこれからは本来の流れとは異なる分岐になるので、これはあくまで可能性ですが・・・」

 

「「「その声はシスタージル」」」

 

「漸く見つけたよ空中元素固定装置をよこしな」

 

よこさないと言うならそこの爺に死んで貰うぞ」

 

「ワシかシスタージルとやらには爺さんにしか見えないようだな」

 

「何!!」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

「何――馬鹿な」

 

「「「ええ――」」」

 

「成程お前が母様の言っていた要注意人物のプリキュアの1人か」

 

「「プリキュア?」」

 

聖羅と直哉がそう言う。

 

「まあいい、プリキュアの姿を見れただけでも良しとしよう」

 

「逃げるのシスタージル」

 

「逃げるわけではない優先順位が変わったのだ」

 

そう言いながらシスタージルは撤退した。

 

「質問良いですか?そもそもプリキュアって何ですか?」

 

「直哉君プリキュアは、こちらの融合世界にしかいない存在よ」

 

ハニーがそう言う。

 

「パンサークローがこちらの地球に来る可能性もあるんですよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

パンサークローのターゲットになる世界前編

「何――馬鹿な」

 

「「「ええ――」」」

 

「成程お前が母様の言っていた要注意人物のプリキュアの1人か」

 

「「プリキュア?」」

 

聖羅と直哉がそう言う。

 

「まあいい、プリキュアの姿を見れただけでも良しとしよう」

 

「逃げるのシスタージル」

 

「逃げるわけではない優先順位が変わったのだ」

 

そう言いながらシスタージルは撤退した。

 

「質問良いですか?そもそもプリキュアって何ですか?」

 

「直哉君プリキュアは、こちらの融合世界にしかいない存在よ」

 

ハニーがそう言う。

 

「パンサークローがこちらの地球に来る可能性もあるんですよ」

 

「どういう事ですか?パンサークローがこちらの地球に来るとは」

 

「直哉君覚えてるかしら貴方が聖羅と一緒に融合世界に来たのを?」

 

「覚えてますよハニー姉さん」

「そうみたいねだけど私達の知る巴里ではないみたいね」

 

聖羅と名乗る少女がそう言った直後亜種型メガビョーゲンが出現したのだった。

 

「聖羅お姉さん見た事のない怪物がいっぱい出たよ」

 

「何よこいつ気持ち悪いわね」

 

「お姉さんどうして戦わないの?お姉さんなら楽勝なのに」

 

「確かに単純に倒すだけなら簡単だけど、恐らくここは異世界だとして動くわよ」

 

「ハニーお姉様もここにいるかも知れないしね」

 

聖羅が一緒にいる少年に話をしていると・・・」

 

「だああああ」

 

と言いながら亜種型メガビョーゲンを殴り飛ばす響達がやって来た。

 

「貴女は言った何者?それにあの怪物は」

 

聖羅が響に聞く。

 

私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」

 

「そしてあの怪物は貴女達の世界にはいない怪物メガビョーゲンだよ。如月ハニーさんの妹の如月聖羅さん」

 

「何故お前達がお姉様を知っている?」

 

「あの時は色々混乱したけどね、それがどうしたの?」

 

「実はね直哉君がパンサークローを連れて来たりする可能性があるのよ貴方も私達と同じ空中元素固定装置を持ってるからね」

 

「ええ――それじゃあ僕も・・・」

 

「「ええーー」」

 

のどかとラビリンはトワの説明に驚いていた。

 

「じゃあトワさんとレイさんが直哉君と言う大元を作って、それに桜花さんの体内を借りて直哉君が生まれたのですか?」

 

「簡単に言えばその通りよ。だけど今回もこのままだと失敗になるわね」

 

 

「「え、失敗」」

 

「まさか直哉君を殺すのですか?」

 

「そんなことしないわよ。ただ直哉はこのままだとヒミコヤイヨに奪われるかもね」

 

「私が来る前の直哉は自分の身がどうなってもいいよみたいな感じだったわよね。それって守護者側を信頼してないと思わない。貴女達だってプリキュアに変身するには信頼関係があって成り立つものでしょ」

 

「それは確かにあるラビ」

 

「でもさっきの直哉はノヴァの事しか頭になかったからね。一人で戦いをしようと見えたからねここに来たのよこういう直哉を止めるのは私の仕事と言うか役目だから」

 

「何だかんだと言いながらトワさん直哉君の事心配なんですね」

 

「まあね。そう言うのどかこそ直哉と結婚したいならしていいわよ。直哉は人間なのだから」

 

「ふぇ・・・私は」

 

「のどか顔が赤いラビよ」

 

「ラビリン気にしないでいいから」

 

「彼と同じように作られた人形なの?ハニー姉さん」

 

如月直哉がハニーに聞く。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

パンサークローのターゲットになる世界後編

「まさか直哉君を殺すのですか?」

 

「そんなことしないわよ。ただ直哉はこのままだとヒミコヤイヨに奪われるかもね」

 

「私が来る前の直哉は自分の身がどうなってもいいよみたいな感じだったわよね。それって守護者側を信頼してないと思わない。貴女達だってプリキュアに変身するには信頼関係があって成り立つものでしょ」

 

「それは確かにあるラビ」

 

「でもさっきの直哉はノヴァの事しか頭になかったからね。一人で戦いをしようと見えたからねここに来たのよこういう直哉を止めるのは私の仕事と言うか役目だから」

 

「何だかんだと言いながらトワさん直哉君の事心配なんですね」

 

「まあね。そう言うのどかこそ直哉と結婚したいならしていいわよ。直哉は人間なのだから」

 

「ふぇ・・・私は」

 

「のどか顔が赤いラビよ」

 

「ラビリン気にしないでいいから」

 

「彼と同じように作られた人形なの?ハニー姉さん」

 

如月直哉がハニーに聞く。

 

「そうよだけどね彼より人形なのは直哉君なのよ」

 

!!

 

「そんな馬鹿な」

 

「いいえ事実よ直哉君」

 

「そうやっぱりここは並行世界なのね」

 

「知ってたんですか?」

 

グレースがハニーに聞く。

 

「ええ、これでも向こうでは守護者をしてるからね、違和感を感じてたわ響さんとエステルさんと会った時からね」

 

「ふむ、それではハニーさんの知る世界にはゼムリア大陸とシンフォギア世界はあるんですね?」

 

「ええ、後プリキュア世界と言うのは存在せず悪魔が支配する世界があるわ」

 

「悪魔とイシュメルガが協力関係を結んでいるわ」

 

「「成程」」

 

「そちらの世界のオリジナル要素が悪魔と言う種族がいると言う事ですね?」

 

「ちなみにそちらの世界はいべんとはどうです?」

 

「そうね・・・帝都関連は」

 

「以前のどかちゃんの家で言ったけど・・・私達の世界でない世界はプリキュア達の世界だけなのよ」

 

「成程つまり、融合世界の内部世界に来た並行世界の融合世界から来たパンサークローはそれほど気にせず動けたと言う結果が今の状況と考えて良いんです?」

 

「そうね・・・」

 

その時シンフォギア世界とサクラ世界から緊急連絡があり、その内容はシンフォギア世界からはヤラネーダと似た新種の怪物を謎の組織が使っていたと言う連絡だった。サクラ世界の連絡も謎の組織がノイズを操って巴里に現れたそうです」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「何でこのタイミングでノイズやウバウゾーが出てくるの?」

 

「これはもしかするとパンサークローが動いたのかも知れないわね」

 

「以前彼等に説明した時にこちらと違い最低限の直哉君の移動すら制限かけられていたと説明した事があってね」

 

「それはそう言う規則だったからで・・・」

 

「そうねだけど・・・」

 

「直哉君が生きられるようにしてくれたのは、私達の世界の管理者とのどかちゃん達のおかげよ」

 

「どういう事?」

 

そしてハニーが話し出す。

 

「つまり如月直哉の世界の管理者が世界の消滅が決まった事でこちらの世界に手を出して、こちらの特殊遊撃部隊と戦おうとして死のうとしてるの?」

 

「恐らくそうだろうな」

 

「迷惑な話ね、そんな方法を使って来ても原作世界のオイシーナタウンには関係ないイベントに巻き込まれるなんて」

 

「現状貴方は普通の異世界人だけど、調停者をしていたのが仇となる事象が近い内に起きる可能性があるわ」

 

「それは・・・こちら側の敵が空中元素固定装置に興味を持った場合恐らく狙われるわ」

 

「トワお前も話しただろう。仮にこちらの直哉に言われて付いて行ったところで、こちらの世界に悪影響を及ぼすとは思えんな。まあ強いて言えば花寺直哉と如月の3人の仲が悪くなるだろう。ただそれだけだ」

 

「確かにそうなんだけど・・・」

 

「こういう事が判明し直哉が彼等を連れて行く場合そう言うリスクがつくぞ

 

「ええ――それは事実です?」

 

「ああ、それは間違いない」

 

「そんな僕達に倒されるためにあの誘拐事件が起きたのですか?」

 

「そうだ並行世界の融合世界が完全に終わりの為の必要な事だからな」

 

「話は戻りますが僕としては並行世界の融合世界の管理者の希望を叶えたいと思います」

 

暫くして・・・

 

説明会は終わり、特殊遊撃部隊は秘密裏に移動をして並行世界の融合世界の最後を見届けたのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

如月直哉が知る世界の終わり

「現状貴方は普通の異世界人だけど、調停者をしていたのが仇となる事象が近い内に起きる可能性があるわ」

 

「それは・・・こちら側の敵が空中元素固定装置に興味を持った場合恐らく狙われるわ」

 

「トワお前も話しただろう。仮にこちらの直哉に言われて付いて行ったところで、こちらの世界に悪影響を及ぼすとは思えんな。まあ強いて言えば花寺直哉と如月の3人の仲が悪くなるだろう。ただそれだけだ」

 

「確かにそうなんだけど・・・」

 

「こういう事が判明し直哉が彼等を連れて行く場合そう言うリスクがつくぞ

 

「ええ――それは事実です?」

 

「ああ、それは間違いない」

 

「そんな僕達に倒されるためにあの誘拐事件が起きたのですか?」

 

「そうだ並行世界の融合世界が完全に終わりの為の必要な事だからな」

 

「話は戻りますが僕としては並行世界の融合世界の管理者の希望を叶えたいと思います」

 

暫くして・・・

 

説明会は終わり、特殊遊撃部隊は秘密裏に移動をして並行世界の融合世界の最後を見届けたのだった。

 

「なっ何で僕に黙ってたんですか?」

 

「それは直哉君が死なない為よ」

 

「融合世界の調停者は生みの親である管理者の死を知ると調停者の命も尽きてしまうの」

 

「ええ――そんな事知らないですよ聞いた事もないですよ」

 

「まあ、普通は言わないわよねせっかくこちらの世界で一般人として暮らしてるのに教えて直哉に死なれるのは嫌でしょうし」

 

聖羅がそう言う。

 

「でもだからって・・・」

 

「現状貴方は普通の異世界人だけど、調停者をしていたのが仇となる事象が近い内に起きる可能性があるわ」

 

「それは・・・こちら側の敵が空中元素固定装置に興味を持った場合恐らく狙われるわ」

 

「トワお前も話しただろう。仮にこちらの直哉に言われて付いて行ったところで、こちらの世界に悪影響を及ぼすとは思えんな。まあ強いて言えば花寺直哉と如月の3人の仲が悪くなるだろう。ただそれだけだ」

 

「確かにそうなんだけど・・・」

 

「こういう事が判明し直哉が彼等を連れて行く場合そう言うリスクがつくぞ

 

「ええ――それは事実です?」

 

「ああ、それは間違いない」

 

「そんな僕達に倒されるためにあの誘拐事件が起きたのですか?」

 

「そうだ並行世界の融合世界が完全に終わりの為の必要な事だからな」

 

「話は戻りますが僕としては並行世界の融合世界の管理者の希望を叶えたいと思います」

 

「何で彼女達に世界の終わりを見せるんです」

 

「それはもう彼女達しか頼めなかったのよ」

 

「そ、そんな」

 

「僕がこの事実を知れば死ぬだなんて知らないし怖いよ」

 

「大丈夫よ直哉君。貴方は解放されたわ」

 

「ねえ、のどかっちなんだか・・・」

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「実は、ヴォルクルスが一度この世界に復活したのでその影響の調査ですね」

 

「「「ええ――」」」

 

「そんな調査なんてする必要があるんですか?」

 

「元々ヴォルクルスと言うのはここの世界の者でしょう?」

 

如月直哉がそう言う。

 

「確かにこの世界の者ですが、正確に言えばこの地球には地底世界ラ・ギアスに存在する邪神ヴォルクルスなんですよ」

 

「「「はあ――地底世界に邪神ヴォルクルス――」」」

 

「はいそうなんですよ。そしてこの世界の本来の流れでは、邪神ヴォルクルスが地上世界に出る事はないので・・・」

 

「あの説明から変わり過ぎだけど良いの?」

 

「そうだねでもこれは如月直哉さんにとっては重要な話だしね」

 

「そうね」

 

その頃花寺直哉側では・・・

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

アードラ博士のラポでの出会いと質問

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「実は、ヴォルクルスが一度この世界に復活したのでその影響の調査ですね」

 

「「「ええ――」」」

 

「そんな調査なんてする必要があるんですか?」

 

「元々ヴォルクルスと言うのはここの世界の者でしょう?」

 

如月直哉がそう言う。

 

「確かにこの世界の者ですが、正確に言えばこの地球には地底世界ラ・ギアスに存在する邪神ヴォルクルスなんですよ」

 

「「「はあ――地底世界に邪神ヴォルクルス――」」」

 

「はいそうなんですよ。そしてこの世界の本来の流れでは、邪神ヴォルクルスが地上世界に出る事はないので・・・」

 

「あの説明から変わり過ぎだけど良いの?」

 

「そうだねでもこれは如月直哉さんにとっては重要な話だしね」

 

「そうね」

 

その頃花寺直哉側では・・・

 

「もしこの子がキーアちゃんのような人造の存在としたら・・・やはり」

 

「ワシは認めんぞ。DCはワシがいる限り不滅じーーー」

 

そう言ってアードラ博士が巨大ロボットに乗ってハガネ隊の前に現れた。

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「ヴォルクルスに操られたアードラ博士に作り出された人間かな?」

 

「まさかここに先客がいるとはな」

 

「ああ、貴方はイングラム・プリスケン少佐ですね」

 

「ほう俺の事も知っていたか」

 

「ええ、今は本来の所属に戻っているようですね」

 

「そこまで知っているのなら隠す必要ないな。1つ質問だがいいか?」

 

「良いですよ」

 

「ワシは認めんぞ。DCはワシがいる限り不滅じーーー」

 

そう言ってアードラ博士が巨大ロボットに乗ってハガネ隊の前に現れた。

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

あの時に出た巨大な怪物は何だ?」

 

「あれは邪神ヴォルクルスと言う存在ですよ」

 

「邪神ヴォルクルスだと!!」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

イングラムとヴォルクルス

「ワシは認めんぞ。DCはワシがいる限り不滅じーーー」

 

そう言ってアードラ博士が巨大ロボットに乗ってハガネ隊の前に現れた。

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

あの時に出た巨大な怪物は何だ?」

 

「あれは邪神ヴォルクルスと言う存在ですよ」

 

「邪神ヴォルクルスだと!!」

 

「そうですよ。まあ、ヴォルクルスに関しては詳しくはわかりませんがどうしてもしりたければ、魔装機神に聞けばいいと思いますよ」

 

「それもそうだな。次だビアン博士は本当に死んだのか?」

 

「その質問を僕にする意味がわかりませんが・・・」

 

「ワシは認めんぞ。DCはワシがいる限り不滅じーーー」

 

そう言ってアードラ博士が巨大ロボットに乗ってハガネ隊の前に現れた。

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「ふんグランゾンにサイバスター私の知る世界の地上世界か・・・」

 

「僕達の方でも、ビアン博士の行方はわかりませんね。でも・・・」

 

「シラカワ博士戻ったか」

 

「はい友人がこちらに来たので迎えに行ったのです」

 

「成程・・・地底世界の関係者か」

 

「そうですね」

 

「ご挨拶が遅れてすみません。自分は花寺直哉と申します。ビアン・ゾルダーク総帥閣下」

 

「いや構わぬよ普通にしてくれ」

 

「・・・わかりました」

 

「して貴殿がこちらに来た理由は?」

 

「そうでした・風の魔装機神がシュウを追いかけて地上に来たと言う情報を掴んだので」

 

「成程」

 

「流石だなシラカワ博士まさか君が異世界人とも交流があるとは」

 

「あら知ってましたか?」

 

「ああ、リューネから聞いていた」

 

「こういう交流をしたりしてるので、イングラムさんが疑うのも無理ではないですが」

 

直哉がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉とイングラムの提案前編

「成程・・・地底世界の関係者か」

 

「そうですね」

 

「ご挨拶が遅れてすみません。自分は花寺直哉と申します。ビアン・ゾルダーク総帥閣下」

 

「いや構わぬよ普通にしてくれ」

 

「・・・わかりました」

 

「して貴殿がこちらに来た理由は?」

 

「そうでした・風の魔装機神がシュウを追いかけて地上に来たと言う情報を掴んだので」

 

「成程」

 

「流石だなシラカワ博士まさか君が異世界人とも交流があるとは」

 

「あら知ってましたか?」

 

「ああ、リューネから聞いていた」

 

「こういう交流をしたりしてるので、イングラムさんが疑うのも無理ではないですが」

 

直哉がそう言う。

 

「ふむ私が言うのもなんだが、君とそこの培養装置にいる少女も異世界人なのか?」

 

「異世界人と言う括りでは自分はそうですけど彼女は違いますね」

 

「どういう事だ?」

 

「ああ、それは・・・先程も言いましたが・・・」

 

「ワシは認めんぞ。DCはワシがいる限り不滅じーーー」

 

そう言ってアードラ博士が巨大ロボットに乗ってハガネ隊の前に現れた。

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

あの時に出た巨大な怪物は何だ?」

 

「あれは邪神ヴォルクルスと言う存在ですよ」

 

「邪神ヴォルクルスだと!!」

 

「そうですよ。まあ、ヴォルクルスに関しては詳しくはわかりませんがどうしてもしりたければ、魔装機神に聞けばいいと思いますよ」

 

「それもそうだな。次だビアン博士は本当に死んだのか?」

 

「その質問を僕にする意味がわかりませんが・・・」

 

「アードラ博士やヴォルクルスの出現によって生まれた存在の可能性があります」

 

「つまり彼女は我々の世界の歪みによって生まれた存在であり、この地球にとって災厄や女神になりえるのか?」

 

「そう言う事ですねこの映像を見て下さい」

 

「「「「「「はあ、はあ、やった」」」」」」

 

「フフ、まさか君達にこのアイオーンが倒されるとはな」

 

「けっロボットで俺達を止められると思ったのかよ」

 

「特務支援課を甘く見ないで下さい」

 

「そうだな・・・だが十分な時は稼がせて貰ったぞ」

 

!!

 

「まさか新大統領とこのアイオーンは囮なのか」

 

「その通りだあの少女キーアの覚醒させる為にはクロスベルを危機的な状況にしなければ真の覚醒とはならないらしいのだよ」

 

「なっあんたはそんな事の為にキーアを利用したのか?」

 

「いや違うそう言う意味での利用はヨハヒムとDG教団の残党の方だ」

 

「「「「「「なっどういう事だ?」」」」」」

 

「詳しい事はベルから聞く事だな。特務支援課」

 

「さあ、下がりたまえ勝者の特務支援課の諸君」

 

「娘とクロスベルの未来を頼んだぞ。特務支援課」

 

そう言って大統領はアイオーンの爆発に巻き込まれ散っていった。

 

そして特務支援課は、キーアを助ける為に最後の敵であるマリアベルの元に向かった。

 

その頃直哉達は・・・

 

「「「ええ――マリアベルさんが最後の相手なの?」」」

 

「これは・・・」

 

イングラムがそう言い驚いていた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉とイングラムの提案後編

「まさか新大統領とこのアイオーンは囮なのか」

 

「その通りだあの少女キーアの覚醒させる為にはクロスベルを危機的な状況にしなければ真の覚醒とはならないらしいのだよ」

 

「なっあんたはそんな事の為にキーアを利用したのか?」

 

「いや違うそう言う意味での利用はヨハヒムとDG教団の残党の方だ」

 

「「「「「「なっどういう事だ?」」」」」」

 

「詳しい事はベルから聞く事だな。特務支援課」

 

「さあ、下がりたまえ勝者の特務支援課の諸君」

 

「娘とクロスベルの未来を頼んだぞ。特務支援課」

 

そう言って大統領はアイオーンの爆発に巻き込まれ散っていった。

 

そして特務支援課は、キーアを助ける為に最後の敵であるマリアベルの元に向かった。

 

その頃直哉達は・・・

 

「「「ええ――マリアベルさんが最後の相手なの?」」」

 

「これは・・・」

 

イングラムがそう言い驚いていた。

 

「これは僕が知る人造人間の巻き込まれた記録です」

 

「まさか異世界にも人造人間がいるのか?」

 

「ええ、作られた経緯は違いますが、そう言う人はいますね」

 

「だとするとこの培養装置の中にいる子にも未知の力があるのか?」

 

「それは断言できませんが、アードラ博士がこの少女に何かを仕込んでいるかも知れませんので」

 

「成程」

 

「そこで提案ですがイングラムさん」

 

「何だ?」

 

「この少女を貴方達エアロゲイターの技術を使って調査と保護してくれませんか?」

 

「お前は正気か俺は地球の敵だぞ?」

 

「ええ、正気ですよエアロゲイターの技術なら少なくともこの少女の正体がわかるかも知れないので」

 

「少なくともこの少女こちらの地球の生まれなので保護させるなら同じ世界の人間が適切なので」

 

「それにまた変な事をしてこの子が・・・」

「ワシは認めんぞ。DCはワシがいる限り不滅じーーー」

 

そう言ってアードラ博士が巨大ロボットに乗ってハガネ隊の前に現れた。

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「アードラ博士のような事を引き起こす可能性もありますし」

 

「それはありそうだな」

 

「ですので地球側においておくよりエアロゲイター側で置いとけば」

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「こういう事態は避けれてエアロゲイターの地球振興にも影響は出ないと思いますがね」

 

直哉がそう言う。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2人の思惑と利害の一致

「それはありそうだな」

 

「ですので地球側においておくよりエアロゲイター側で置いとけば」

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「こういう事態は避けれてエアロゲイターの地球振興にも影響は出ないと思いますがね」

 

直哉がそう言う。

 

「確かにそうだなこの子を地球から離せば、私達の侵攻に悪影響が出る事はないかも知れんな」

 

「ええ、ただ・・・」

 

「自分の予測が当たればやばい事になるかも知れませんが」

 

「もしこの子がキーアちゃんのような人造の存在としたら・・・やはり」

 

「ワシは認めんぞ。DCはワシがいる限り不滅じーーー」

 

そう言ってアードラ博士が巨大ロボットに乗ってハガネ隊の前に現れた。

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「ヴォルクルスに操られたアードラ博士に作り出された人間かな?」

 

「この少女がヴォルクルス本人と言う可能性も捨てれないんですよね」

 

「成程依り代としていたアードラ博士が・・・」

 

「ワシは認めんぞ。DCはワシがいる限り不滅じーーー」

 

そう言ってアードラ博士が巨大ロボットに乗ってハガネ隊の前に現れた。

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「ああいう形で死ぬ事を予期したヴォルクルスが作り出した肉体の可能性もあるか?」

 

「ですので先程お願いした事に繋がるんです」

 

「ふむ、ならばいいだろう。君の提案に乗るとしよう」

 

「本当ですかありがとうございます」

 

直哉がそう言う。

 

「こちらも想定外のヴォルクルスと言う存在を調べるには都合がいいからな」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉とイングラムのその後

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「ああいう形で死ぬ事を予期したヴォルクルスが作り出した肉体の可能性もあるか?」

 

「ですので先程お願いした事に繋がるんです」

 

「ふむ、ならばいいだろう。君の提案に乗るとしよう」

 

「本当ですかありがとうございます」

 

直哉がそう言う。

 

「こちらも想定外のヴォルクルスと言う存在を調べるには都合がいいからな」

 

そして直哉とイングラムはそれぞれの思惑を考えながら別れた。

 

時を少し戻して・・・

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「実は、ヴォルクルスが一度この世界に復活したのでその影響の調査ですね」

 

「「「ええ――」」」

 

「そんな調査なんてする必要があるんですか?」

 

「元々ヴォルクルスと言うのはここの世界の者でしょう?」

 

如月直哉がそう言う。

 

「確かにこの世界の者ですが、正確に言えばこの地球には地底世界ラ・ギアスに存在する邪神ヴォルクルスなんですよ」

 

「「「はあ――地底世界に邪神ヴォルクルス――」」」

 

「はいそうなんですよ。そしてこの世界の本来の流れでは、邪神ヴォルクルスが地上世界に出る事はないので・・・」

 

「あの説明から変わり過ぎだけど良いの?」

 

「そうだねでもこれは如月直哉さんにとっては重要な話だしね」

 

「そうね」

 

「どうやらまとまったようだわね」

 

ちゆがそう言う。

 

「ごめんなさい話を中断させて」

 

ハニーがそう言う。

 

「しかしまた調停者は別行動ですか?まったくいつ会えるんですか?」

 

如月直哉がそういう。

 

如月直哉が言った言葉にのどかが言った。

 

「こちらを見て下さい」

 

「ヴォルクルスに操られたアードラ博士に作り出された人間かな?」

 

「まさかここに先客がいるとはな」

 

「ああ、貴方はイングラム・プリスケン少佐ですね」

 

「ほう俺の事も知っていたか」

 

「ええ、今は本来の所属に戻っているようですね」

 

「そこまで知っているのなら隠す必要ないな。1つ質問だがいいか?」

 

「良いですよ」

 

「ワシは認めんぞ。DCはワシがいる限り不滅じーーー」

 

そう言ってアードラ博士が巨大ロボットに乗ってハガネ隊の前に現れた。

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

あの時に出た巨大な怪物は何だ?」

 

「今私達の調停者はこういう動きをしています」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

軽率な行動に見える如月直哉1

「良いですよ」

 

「ワシは認めんぞ。DCはワシがいる限り不滅じーーー」

 

そう言ってアードラ博士が巨大ロボットに乗ってハガネ隊の前に現れた。

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

あの時に出た巨大な怪物は何だ?」

 

「今私達の調停者はこういう動きをしています」

 

「確かに仕事はしているみたいですが、軽率すぎませんか?」

 

「情報をペラペラ喋るのは?」

 

「成程貴方にはそう見えたんですね?」

 

「そうですけど違うのですか?」

 

「ええ、私達はあの人は・・・」

 

「ワシは認めんぞ。DCはワシがいる限り不滅じーーー」

 

そう言ってアードラ博士が巨大ロボットに乗ってハガネ隊の前に現れた。

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「この時にヴォルクルスと言う相手を見ていたからこそ・・・」

 

あの時に出た巨大な怪物は何だ?」

 

「あれは邪神ヴォルクルスと言う存在ですよ」

 

「邪神ヴォルクルスだと!!」

 

「そうですよ。まあ、ヴォルクルスに関しては詳しくはわかりませんがどうしてもしりたければ、魔装機神に聞けばいいと思いますよ」

 

「それもそうだな。次だビアン博士は本当に死んだのか?」

 

「その質問を僕にする意味がわかりませんが・・・」

 

「成程」

 

「流石だなシラカワ博士まさか君が異世界人とも交流があるとは」

 

「あら知ってましたか?」

 

「ああ、リューネから聞いていた」

 

「こういう交流をしたりしてるので、イングラムさんが疑うのも無理ではないですが」

 

直哉がそう言う。

 

「だからこそ・・・」

 

「ああいう形で死ぬ事を予期したヴォルクルスが作り出した肉体の可能性もあるか?」

 

「ですので先程お願いした事に繋がるんです」

 

「ふむ、ならばいいだろう。君の提案に乗るとしよう」

 

「本当ですかありがとうございます」

 

直哉がそう言う。

 

「こちらも想定外のヴォルクルスと言う存在を調べるには都合がいいからな」

 

「こんな交渉もするんですよ」

 

「馬鹿なここまでするのはまずいのでは?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第74章 第1部 巻き込まれる者達編
軽率な行動に見える如月直哉2


「ああ、リューネから聞いていた」

 

「こういう交流をしたりしてるので、イングラムさんが疑うのも無理ではないですが」

 

直哉がそう言う。

 

「だからこそ・・・」

 

「ああいう形で死ぬ事を予期したヴォルクルスが作り出した肉体の可能性もあるか?」

 

「ですので先程お願いした事に繋がるんです」

 

「ふむ、ならばいいだろう。君の提案に乗るとしよう」

 

「本当ですかありがとうございます」

 

直哉がそう言う。

 

「こちらも想定外のヴォルクルスと言う存在を調べるには都合がいいからな」

 

「こんな交渉もするんですよ」

 

「馬鹿なここまでするのはまずいのでは?」

 

「直哉君落ち着いて」

 

如月ハニーが如月直哉を落ち着かせる。

 

「確かに情報を出すのはまずいわよだけど・・・」

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「彼等は現実として邪神ヴォルクルスと戦ってるのに隠す必要はないと思うわよ」

 

「でもこれで大きく改変が起きたんだよ無視すべきでしょ邪神ヴォルクルスも元々この世界にある地底世界の者なんだし」

 

「じゃあ直哉君あの子はどうするの?」

 

「それは・・・」

 

「こういう事態は避けれてエアロゲイターの地球振興にも影響は出ないと思いますがね」

 

直哉がそう言う。

 

「確かにそうだなこの子を地球から離せば、私達の侵攻に悪影響が出る事はないかも知れんな」

 

「ええ、ただ・・・」

 

「自分の予測が当たればやばい事になるかも知れませんが」

 

「もしこの子がキーアちゃんのような人造の存在としたら・・・やはり」

 

「ワシは認めんぞ。DCはワシがいる限り不滅じーーー」

 

そう言ってアードラ博士が巨大ロボットに乗ってハガネ隊の前に現れた。

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「ヴォルクルスに操られたアードラ博士に作り出された人間かな?」

 

「ヴォルクルスの介入によりあの子が生まれたのに貴方は見殺しにするの?その結果次第でこの世界に別の混乱が起きても良いのね?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

正しい行動・・・?

「もしこの子がキーアちゃんのような人造の存在としたら・・・やはり」

 

「ワシは認めんぞ。DCはワシがいる限り不滅じーーー」

 

そう言ってアードラ博士が巨大ロボットに乗ってハガネ隊の前に現れた。

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「ヴォルクルスに操られたアードラ博士に作り出された人間かな?」

 

「ヴォルクルスの介入によりあの子が生まれたのに貴方は見殺しにするの?その結果次第でこの世界に別の混乱が起きても良いのね?」

 

「それは・・・」

 

「ねえ、お姉さまあの子私達と同じなのかしら?」

 

「聖羅・・・恐らくそうね人工的に作られた存在の可能性が高いわね」

 

!!

 

「のどかハニーさんの言葉は?」

 

「うんもしかすると・・・」

「空中元素固定装置と言うある意味貴女達の持つゲネシスと同じくらい高度な技術で作られた物があるのです」

 

「「ええ――」」

 

「今回の調査は、この世界に存在する空中元素固定装置を作り上げた人物と接触する事が目的です」

 

「「成程」」

 

「ですが調査中に・・・」

 

「以前のどかちゃんの家で言ったけど・・・私達の世界でない世界はプリキュア達の世界だけなのよ」

 

「成程つまり、融合世界の内部世界に来た並行世界の融合世界から来たパンサークローはそれほど気にせず動けたと言う結果が今の状況と考えて良いんです?」

 

「そうね・・・」

 

「だってハニー貴女が言ったじゃないプリキュアの世界が無いだけと」

 

「それって並行世界の融合世界から来たパンサークローもシンフォギア世界の政府の性格を知っている事にならない?」

 

「そうか並行世界の融合世界から来たとしても大きく変化をしてなければ利用できると考えてもおかしくないわね」

 

「この世界の悪と言っていい者達が来るかも知れません」

「でも直哉さん本当にその博士が生きていると思ってるんです?」

 

「どう考えても殺されてる可能性が高いですよ」

 

「ええ、アニエスさんの言う通り普通ならそうかも知れませんが、僕はある疑問があるんですよ」

 

「ある疑問ですか?」

 

「はいそれは・・・空中元素固定装置を作るための資金はどこから来たのかですね」

 

「あ、そうか」

 

「成程そう言う事かい」

 

「成程それでハニーさん達はパンサークローに狙われる原因になったんですね」

 

「そうみたいね、でも空中元素固定装置は禁忌的な物らしいの」

 

「無から物を作り出すみたいね」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「つまり空中元素固定装置を手に入れると言う事は、自分の願望を叶う事が出来ると言う事ですか?」

 

「ええ、そういう事らしいわね」

 

「そういう事なら空中元素固定装置が禁忌的な装置になるのもわかりますね。何故なら空中元素固定装置を使えば人間を作る事も出来ると言う事ですからね」

 

「「「あ、そう言えばそうだ」」」

 

「つまり空中元素固定装置の存在を知られればそれだけで戦争の火種になりえる争奪戦が起きると言う事ですね」

 

直哉がそう言う。

 

「直哉のいう事も可能と思うし、個人的な予想としてはパンサークローはかなり技術力は高いと思うわ。如月ハニーの父親は自分で空中元素固定装置を作り出すくらいだからね」

 

「「「「成程」」」」

 

「つまり君は空中元素固定装置完成の為に如月博士とパンサークローが協力していて、何らかの理由で空中元素固定装置が完成後に博士がパンサークローを裏切ったとでも言うのかい?」

 

「もしかするとハニーさん姉妹は全てを知ってるのかも」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

この地球での再会前編

「「「「ええーー」」」」

 

「つまり空中元素固定装置を手に入れると言う事は、自分の願望を叶う事が出来ると言う事ですか?」

 

「ええ、そういう事らしいわね」

 

「そういう事なら空中元素固定装置が禁忌的な装置になるのもわかりますね。何故なら空中元素固定装置を使えば人間を作る事も出来ると言う事ですからね」

 

「「「あ、そう言えばそうだ」」」

 

「つまり空中元素固定装置の存在を知られればそれだけで戦争の火種になりえる争奪戦が起きると言う事ですね」

 

直哉がそう言う。

 

「直哉のいう事も可能と思うし、個人的な予想としてはパンサークローはかなり技術力は高いと思うわ。如月ハニーの父親は自分で空中元素固定装置を作り出すくらいだからね」

 

「「「「成程」」」」

 

「つまり君は空中元素固定装置完成の為に如月博士とパンサークローが協力していて、何らかの理由で空中元素固定装置が完成後に博士がパンサークローを裏切ったとでも言うのかい?」

 

「もしかするとハニーさん姉妹は全てを知ってるのかも」

 

「「「確かにそう考えると・・・」」」

 

「そうやっぱりここは並行世界なのね」

 

「知ってたんですか?」

 

グレースがハニーに聞く。

 

「ええ、これでも向こうでは守護者をしてるからね、違和感を感じてたわ響さんとエステルさんと会った時からね」

 

「ふむ、それではハニーさんの知る世界にはゼムリア大陸とシンフォギア世界はあるんですね?」

 

「ええ、後プリキュア世界と言うのは存在せず悪魔が支配する世界があるわ」

 

「悪魔とイシュメルガが協力関係を結んでいるわ」

 

「「成程」」

 

「そちらの世界のオリジナル要素が悪魔と言う種族がいると言う事ですね?」

 

「ちなみにそちらの世界はいべんとはどうです?」

 

「そうね・・・帝都関連は」

「成程同じイベントでもハニーさんの知る融合世界は僕達の世界より乱入者が少ないですね」

 

「どういう事?」

 

「まずこちらの映像を見て下さい」

「あーあ人違いだったかまあいいや。邪魔な烏は黙らせたしね」

 

「さてと、大神一郎光と戦う前にお前を殺すよ」

 

「この私がね」

 

!!

 

「「「「何だって――」」」」

 

「じゃあ死んでね。大神一郎炎の矢ーー」

 

「ちっなにもんか知らねえが私達に喧嘩を売るなんてよくやるよ」

 

そう言いながらロベリアの光武℉が同じ炎で少女の攻撃を相殺した。

 

「へえ、やるじゃんおばさんのくせに」

 

「なら、これならどうかしら?出でよ降魔兵器よ」

 

!!

 

「降魔兵器だと馬鹿な、空中要塞武蔵の消滅で降魔兵器は消滅した筈だ、それを何故君が扱っている?」

 

「ああ、母様の言う通り、大神一郎には2度目の空中要塞武蔵と京極圭吾が復活した事を知らないんだね」

 

「どういう意味だそれは?」

 

「知りたければ紫藤直哉に聞いてみな、大神一郎だけど疲れている状態で降魔兵器を倒せるかしらね、その降魔兵器の中にはワイズマンの特注もあるから、動けない奴を見捨てても良いのよ。じゃあね生きてたら会いましょうね」

 

そう言って巴里華撃団の前から謎の少女だけが消えた。

 

「だからあの時にハニーさんは大きく驚いていたんだとわかったよ」

 

「これからはハニーさんや聖羅さんと話す事を主にした方が進むかも」

 

ちゆがそう言う。

 

「その辺は直哉とトワ達が決める範囲ですからね」

 

アスミがそう言う。

 

「「そうだよね」」

 

その直後のどかの持つ通信機にマサキの声が聞こえてきた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

この地球での再会中編

「降魔兵器だと馬鹿な、空中要塞武蔵の消滅で降魔兵器は消滅した筈だ、それを何故君が扱っている?」

 

「ああ、母様の言う通り、大神一郎には2度目の空中要塞武蔵と京極圭吾が復活した事を知らないんだね」

 

「どういう意味だそれは?」

 

「知りたければ紫藤直哉に聞いてみな、大神一郎だけど疲れている状態で降魔兵器を倒せるかしらね、その降魔兵器の中にはワイズマンの特注もあるから、動けない奴を見捨てても良いのよ。じゃあね生きてたら会いましょうね」

 

そう言って巴里華撃団の前から謎の少女だけが消えた。

 

「だからあの時にハニーさんは大きく驚いていたんだとわかったよ」

 

「これからはハニーさんや聖羅さんと話す事を主にした方が進むかも」

 

ちゆがそう言う。

 

「その辺は直哉とトワ達が決める範囲ですからね」

 

アスミがそう言う。

 

「「そうだよね」」

 

その直後のどかの持つ通信機にマサキの声が聞こえてきた。

 

「よっのどか達元気か?」

 

「「「マサキさんどうして連絡を?」」」

 

「ああ、それは・・・突然裏切り者のイングラムから連絡が来てな特殊遊撃部隊のメンバーをアイドネス島に連れてこいと言われてな」

 

「「「成程」」」

 

そしてのどか達はある事を思い出した。

 

「これは僕が知る人造人間の巻き込まれた記録です」

 

「まさか異世界にも人造人間がいるのか?」

 

「ええ、作られた経緯は違いますが、そう言う人はいますね」

 

「だとするとこの培養装置の中にいる子にも未知の力があるのか?」

 

「それは断言できませんが、アードラ博士がこの少女に何かを仕込んでいるかも知れませんので」

 

「成程」

 

「そこで提案ですがイングラムさん」

 

「何だ?」

 

「この少女を貴方達エアロゲイターの技術を使って調査と保護してくれませんか?」

 

「お前は正気か俺は地球の敵だぞ?」

 

「ええ、正気ですよエアロゲイターの技術なら少なくともこの少女の正体がわかるかも知れないので」

 

「少なくともこの少女こちらの地球の生まれなので保護させるなら同じ世界の人間が適切なので」

 

「それにまた変な事をしてこの子が・・・」

 

「ワシは認めんぞ。DCはワシがいる限り不滅じーーー」

 

そう言ってアードラ博士が巨大ロボットに乗ってハガネ隊の前に現れた。

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「アードラ博士のような事を引き起こす可能性もありますし」

 

「それはありそうだな」

 

「あの話をするのでしょうか?」

 

「それはわからないけど直哉君はイングラムさんを信頼して介入の動きを強めるみたいねアスミ」

 

ちゆがそう言う。

 

「わかりましたよマサキさん」

 

「もうすぐ着くから待っていてくれ」

 

そしてマサキからの通信は切れた。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

この地球での再会後編

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「アードラ博士のような事を引き起こす可能性もありますし」

 

「それはありそうだな」

 

「あの話をするのでしょうか?」

 

「それはわからないけど直哉君はイングラムさんを信頼して介入の動きを強めるみたいねアスミ」

 

ちゆがそう言う。

 

「わかりましたよマサキさん」

 

「もうすぐ着くから待っていてくれ」

 

そしてマサキからの通信は切れた。

 

「果たして本当にすぐに着くのかな?」

 

「ひなた失礼よ」

 

「だってね・・・」

 

「エステルさんとヨシュアさんと響さん気を付けてください。次元の裂け目から何かが出てきます」

 

!!

 

エステルとヨシュアと響とルオゾールは直哉の言葉に驚きながらも次元の裂け目の様子を見ていると一機のロボットが出てきた。

 

「あれは・・・サイバスターじゃないか?」

 

「見つけたぜルオゾール、お前プレシアを誘拐してどうするきだ?」

 

「男の声だ。飛鳥ちゃんじゃないのか?」

 

「これはこれは、マサキ・アンドーどのでは無いですか」

 

「マサキ・アンドーだって、飛鳥ちゃんが乗る同じ機体に乗る謎の人物か・・・」

 

「まさかこんなに早くサイバスターが来るのは想定外でしたな。マサキ殿方向音痴は克服したのですか?」

 

「「「「方向音痴」」」」

 

ルオゾールの言葉にその場にいた直哉達の全員が驚いていた。

 

「うるせールオゾール何で俺がお前にそんな事を心配されないと行けねえんだ?」

 

「おやおや、マサキ殿がラ・ギアスに来てからの付き合いですからね。それなりの付き合いですね」

 

「ねえ、ヨシュア私達戦いをしてたわよね?」

 

「うん、その筈だよエステル」

 

「フフ、名残惜しいですが彼女はいずれお迎えにあがります」

 

「誰がお前に渡すかよ」

 

そして咒靈機ナグツァートに乗るルオゾールは再び次元の裂け目に入り、こちらの世界から撤退した。

 

それと同時に帝都の上空に出来ていた次元の裂け目は消滅したのだった。

 

「くっ囲まれた」

 

「もうダメなんですわこの状況では」

 

「光武があれば」

 

「二人とも、諦めなければこんな状況は平気へっちゃらさ」 

 

「ふんいきがりおって」

 

その時声が空からした。

 

「あーそのセリフ私のーー」

 

「なんだーー」

 

「ふん」

 

「ゲーー」

 

「こんなところでおばちゃん吐いたら、みっともないわよ」

 

その時紅のミロクにグレ響のミロクの腹部への一撃でミロクは膝をついた。

 

「おい、二人の響急いで銀座に戻るぞ」

 

「待ってくれ響君銀座で何が起きてるのかい?」

 

「大神さん。今銀座にメガビョーゲンが出現しています。私達はこちらに到着する帝国華撃団が到着するまでの援護を直哉さんから依頼されたので来ました」

 

「「「何だってーーメガビョーゲンが銀座に」」ですって」

 

「メガビョーゲンの方は気にしないで今は、目の前にいる黒之巣会に集中してください大神さん」

 

「ああ、わかった響君」

 

「くっおのれーー」

 

「おや、年のわりには回復が早いねおばちゃん」

 

「誰がおばちゃんだー許さんぞ小娘共ーー」

 

「流石もう一人の私だ。人を怒らせるの上手いな」

 

「残念だが、私達の役目はここまでだおばちゃん」

 

「何だと!!」

 

グレ響の言葉に反応をしたミロクが空を見ると、そこには帝国華撃団が持つ飛行船の翔鯨丸が存在し帝国華撃団のそれぞれの光武が地上に降り立つのだった。

 

「「「「帝国華撃団参上!!」」」」

 

「あの時だって地球を10周はしたと聞いたよ」

 

「「それは・・・」」

 

その頃別行動の直哉は・・・

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

培養装置の中にいた少女の報告1

「「「何だってーーメガビョーゲンが銀座に」」ですって」

 

「メガビョーゲンの方は気にしないで今は、目の前にいる黒之巣会に集中してください大神さん」

 

「ああ、わかった響君」

 

「くっおのれーー」

 

「おや、年のわりには回復が早いねおばちゃん」

 

「誰がおばちゃんだー許さんぞ小娘共ーー」

 

「流石もう一人の私だ。人を怒らせるの上手いな」

 

「残念だが、私達の役目はここまでだおばちゃん」

 

「何だと!!」

 

グレ響の言葉に反応をしたミロクが空を見ると、そこには帝国華撃団が持つ飛行船の翔鯨丸が存在し帝国華撃団のそれぞれの光武が地上に降り立つのだった。

 

「「「「帝国華撃団参上!!」」」」

 

「あの時だって地球を10周はしたと聞いたよ」

 

「「それは・・・」」

 

その頃別行動の直哉は・・・

 

直哉は旧DCの基地からレイに報告していた。

 

「こういう事態は避けれてエアロゲイターの地球振興にも影響は出ないと思いますがね」

 

直哉がそう言う。

 

「確かにそうだなこの子をから離せば、私達の侵攻に悪影響が出る事はないかも知れんな」

 

「ええ、ただ・・・」

 

「自分の予測が当たればやばい事になるかも知れませんが」

 

「もしこの子がキーアちゃんのような人造の存在としたら・・・やはり」

 

「ヴォルクルスに操られたアードラ博士に作り出された人間かな?」

 

「この少女がヴォルクルス本人と言う可能性も捨てれないんですよね」

 

「成程依り代としていたアードラ博士が・・・」

 

「ああいう形で死ぬ事を予期したヴォルクルスが作り出した肉体の可能性もあるか?」

 

「ですので先程お願いした事に繋がるんです」

 

「ふむ、ならばいいだろう。君の提案に乗るとしよう」

 

「本当ですかありがとうございます」

 

直哉がそう言う。

 

「こちらも想定外のヴォルクルスと言う存在を調べるには都合がいいからな」

 

「成程なマサキ達の地球の地上にあのヴォルクルスが出たか」

 

「ええ、ですがハガネ隊によって倒されましたが」

 

「だが培養装置によって作られた少女か気になるな」

 

「はい、恐らく邪神ヴォルクルス地上に出てアードラ博士に憑りついた事により生まれた改変の象徴の可能性があります」

 

「だからあの少女をエアロゲイターに引き渡したのか?」

 

「そうですねDC戦争後の地球連邦軍に預けるのは危険だと感じたので」

 

確かにそうだな・・・」

 

「よく来てくれ・・・」

 

 

「おお、君が立花響君か・・・合格だ。今すぐ私の部隊に・・・ぐっはーーー」

 

 

「私は、そう言う事をされるために呼ばれたんですか?弦十郎さん」

 

「ああ、違うんだ大臣が勝手に言いだしたんだ」

 

 

「しかし、防衛大臣きれいに気絶してるぜ」

 

「ああ、きれいな一撃だった。見習わなければ」

 

「ちなみに何を見習うんだ?」

 

「権力に負けない力持つ事だな」

 

「成る程な」

 

「来てすぐこんな事に付き合わされるなんて、私は直哉君から離れるなんて絶対しないのに」

 

「それはともかく弦十郎さん。僕達を呼んだ理由は何ですか?」

 

「ああ、それは昨日の怪物が行動するたびに発生していた現象は何なんだ」

 

「ああ、それは地球を蝕んでるんですよ」

 

「「「「地球を蝕む?」」」」

 

「下手をすればシンフォギア世界のようになるか」

 

培養装置にいた少女を巡って」

 

「ええ、それを防ぐには地球連邦軍に少女の存在を知らさなければ良いんですよ」

 

直哉がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

培養装置の中にいた少女の報告2

「しかし、防衛大臣きれいに気絶してるぜ」

 

「ああ、きれいな一撃だった。見習わなければ」

 

「ちなみに何を見習うんだ?」

 

「権力に負けない力持つ事だな」

 

「成る程な」

 

「来てすぐこんな事に付き合わされるなんて、私は直哉君から離れるなんて絶対しないのに」

 

「それはともかく弦十郎さん。僕達を呼んだ理由は何ですか?」

 

「ああ、それは昨日の怪物が行動するたびに発生していた現象は何なんだ」

 

「ああ、それは地球を蝕んでるんですよ」

 

「「「「地球を蝕む?」」」」

 

「下手をすればシンフォギア世界のようになるか」

 

培養装置にいた少女を巡って」

 

「ええ、それを防ぐには地球連邦軍に少女の存在を知らさなければ良いんですよ」

 

直哉がそう言う。

 

「だが上手く行くのか?エアロゲイターに彼女の存在を教えて」

 

「確かにその危険性はありますが、彼女の肉体をを考えればパルシェムと言う人造人間を戦力として行使しているエアロゲイターに彼女を託したんです」

 

「まあ気持ちはわかるが・・・」

 

「ふんこの程度の力しかないのなら空の至宝の力を取り込まなくても良かったな」

 

「そんなことないわよ。進化しなさいメガビョウゲーン」

 

シンドイーネがそう言うとナノビョウゲーンが至宝を取り込んだワイスマンに感染したのだった。

 

「何だ私の中にーーーーごぶぁーー」

 

次第にワイスマンが変異していく

 

「ウフフ、成る程ねこれが突然変異の進化なのね」

 

シンドイーネがそう言うとしばらくしたあとワイスマンの体内から進化した新たなビョーゲンキングダムの幹部候補の人材が現れた。

 

「ウフフ、いいわ来なさい僕」

 

「・・・了解」

 

そう言ってシンドイーネはワイスマンの体内から進化した新たなビョウゲーン候補の人材と共に撤退をしたのだった。

 

「あの時みたいに厄介な敵にならないだろうな」

 

「それは・・・確実にないとも言えませんが」

 

「まあ・・・」

 

「ワイズマンと言ったなお前の目的は何だ?」

 

「何、君の邪魔をする気はないよ。米田健二」

 

 

「こいつ俺の事を知っているのか?」

 

 

「私がここに来たのは、米田健二そして真宮寺直哉とついでにそこにいる紫藤直哉と共闘で私の準備した降魔と戦って貰いたいのだよ」

 

 

「何だと!!」

 

 

「何故俺達がそんなことをしなければならないんだ?」

 

 

「ふむ理由がいるのか」

 

「米田健二今のお前の力ではお前の目的は絶対にかなう事はない」

 

 

「だが私の実験に付き合えばお前に新たな力の切っ掛けを与えてやるがどうする?」

 

 

「お父さんこの男は危険です」

 

 

「・・・」

 

「決め切らないようだな。ならば私が君に見せようではないか、出でよ巨大ノイズ達」

 

ワイズマンがそういい、ソロモンの笛を使うと巨大ノイズが、15体出てきた。

 

 

!!

 

ワイズマンが自分の知らない存在を召喚したことに驚く健二だった。

 

 

「さて、巨大ノイズよそこにいる者達を炭に変えろ」

 

 

「いけない響さん僕達の存在をワイズマンはすでに知ってるようです」

 

 

「わかったよ」

 

そして響は出撃した。

 

 

「だああああ」

 

 

 

「やはり貴様達もいたか、守護者ども」

 

 

「立花響、また邪魔をするか」

 

「するよ何度だって、貴方がノイズを悪用する限りね」

 

 

「それにしても、まさか貴様が立花響の相棒役をするか?この戦いの」

 

 

「米田健二お前にいい事を、教えてやろう。私の前に現れた二人の内の一人はお前の娘の息子の娘つまりそこにいる紫藤直哉と真宮寺さくらの娘なのだよ」

 

 

「何だと!!」

 

 

「「なんだってーーー」」

 

紫藤直哉と真宮寺さくらもワイズマンの言葉に驚いていた。

 

「あの子が私と直哉君の娘・・・」

 

「さくらちゃん…僕達の桜武は動けるからあの巨大な者を倒そう」

 

「それはやめた方がいいですよ。ノイズには人間が触れると人間は炭になるので」

 

!!

 

 

「「「炭に変えるだって―――」」」

 

「くく、まあいいだろう。どうする米田健二私の実験に手伝うか?」

 

「手伝えばこのノイズをコントロール出来るソロモンの笛をお前にやろう」」

 

「いいだろう。ワイズマン貴様の実験とやらに付きやってやる」

 

「そうか感謝するぞ出でよ降魔」

 

!!

 

米田健二達はワイズマンが降魔を召喚した事に驚いていた。

 

「あの時のワイズマンより悪くなるとは思いませんよ」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

レイ達の最悪なシナリオ

「「なんだってーーー」」

 

紫藤直哉と真宮寺さくらもワイズマンの言葉に驚いていた。

 

「あの子が私と直哉君の娘・・・」

 

「さくらちゃん…僕達の桜武は動けるからあの巨大な者を倒そう」

 

「それはやめた方がいいですよ。ノイズには人間が触れると人間は炭になるので」

 

!!

 

「「「炭に変えるだって―――」」」

 

「くく、まあいいだろう。どうする米田健二私の実験に手伝うか?」

 

「手伝えばこのノイズをコントロール出来るソロモンの笛をお前にやろう」」

 

「いいだろう。ワイズマン貴様の実験とやらに付きやってやる」

 

「そうか感謝するぞ出でよ降魔」

 

!!

 

米田健二達はワイズマンが降魔を召喚した事に驚いていた。

 

「あの時のワイズマンより悪くなるとは思いませんよ」

 

「まあそうだが、一番危惧しているのは・・・」

 

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

直哉とアニエスはお互いにそう言った。

 

「邪神ヴォルクルス要素とゲネシスの改変要素が混じり合う事だな」

 

「それは確かに面倒になりそうですね。その事件が融合世界内部世界なら良いですが」

 

「そうだなゲネシスの改変だけで・・・」

 

「ラビリン用意は良い?」

 

「いつでもいいラビ」

 

「じゃあ行くよ。直哉君の依頼の実験開始するよ」

 

「スタート!」

 

「プリキュア・オペレーション!」

 

「「キュアタッチ!」」

 

「エレメントレベル上昇ラビ!」

 

「「重なる2つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

のどかがキュアグレースに変身した時はやての部屋の本棚にある一冊の本が、不気味な動きを見せていた。

 

「「これはまさか本型のロストロギア?」」

 

「本型のロストロギアなら取集が目的かも知れないラビね」

 

「うんそうだね変身を解除したら本型のロストロギアも動かなくなったしね」

 

「これで直哉の心配事が、現実になるかも知れないラビね」

 

「うん、昔の幼馴染世界の海鳴市で起きた本型のロストロギアは、魔法のみを収集してたって教えてくれたけど、まさか私達の力まで取集対象だなんて・・・」

 

「これも融合世界に過去から来た2人の影響?」

 

「出てこいゼッタイヤラネーダ」

 

そう言う声が聞こえたのでまなつ達が急いで行くとそこには・・・」

 

「皆行くよ」

 

「「「ええ」」・・・」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「今日も元気だ!」

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「「「「お母さん達がプリキュアにへんしんしたーー」」」」

 

「皆落ち着いてこれは多分魔王の因子とゲネシスの改変の影響よ」

 

ローラがそう言う。

 

「これほどの影響が出たからな」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

厄介な事態になる可能性前編

「皆行くよ」

 

「「「ええ」」・・・」

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「今日も元気だ!」

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「「「「お母さん達がプリキュアにへんしんしたーー」」」」

 

「皆落ち着いてこれは多分魔王の因子とゲネシスの改変の影響よ」

 

ローラがそう言う。

 

「これほどの影響が出たからな」

 

「確かにゲネシスの改変に関しては下手にこちらも動けませんでしたからね」

 

「そうだなゲネシスの所持者が死ねばその場にいる者の未来を強制的になかった事にする能力だからな」

 

「ええ、アニエスさん達はその能力を巻き戻りと言っていますがね」

 

「シンプルでわかりやすいな」

 

「そう言えば話を戻すが・・・」

 

「こういう事態は避けれてエアロゲイターの地球振興にも影響は出ないと思いますがね」

 

直哉がそう言う。

 

「確かにそうだなこの子を地球から離せば、私達の侵攻に悪影響が出る事はないかも知れんな」

 

「ええ、ただ・・・」

 

「自分の予測が当たればやばい事になるかも知れませんが」

 

「もしこの子がキーアちゃんのような人造の存在としたら・・・やはり」

 

「ああいう形で死ぬ事を予期したヴォルクルスが作り出した肉体の可能性もあるか?」

 

「ですので先程お願いした事に繋がるんです」

 

「ふむ、ならばいいだろう。君の提案に乗るとしよう」

 

「本当ですかありがとうございます」

 

直哉がそう言う。

 

「こちらも想定外のヴォルクルスと言う存在を調べるには都合がいいからな」

 

「直哉お前はイングラムとの話し合い後まだ何故そこにいる?」

 

「ああ、それは・・・」

「よっのどか達元気か?」

 

「「「マサキさんどうして連絡を?」」」

 

「ああ、それは・・・突然裏切り者のイングラムから連絡が来てな特殊遊撃部隊のメンバーをアイドネス島に連れてこいと言われてな」

 

「「「成程」」」

 

そしてのどか達はある事を思い出した。

 

「これは僕が知る人造人間の巻き込まれた記録です」

 

「まさか異世界にも人造人間がいるのか?」

 

「ええ、作られた経緯は違いますが、そう言う人はいますね」

 

「だとするとこの培養装置の中にいる子にも未知の力があるのか?」

 

「それは断言できませんが、アードラ博士がこの少女に何かを仕込んでいるかも知れませんので」

 

「成程」

 

「そこで提案ですがイングラムさん」

 

「何だ?」

 

「この少女を貴方達エアロゲイターの技術を使って調査と保護してくれませんか?」

 

「お前は正気か俺は地球の敵だぞ?」

 

「ええ、正気ですよエアロゲイターの技術なら少なくともこの少女の正体がわかるかも知れないので」

 

「少なくともこの少女こちらの地球の生まれなので保護させるなら同じ世界の人間が適切なので」

 

「それにまた変な事をしてこの子が・・・」

 

「あの話をするのでしょうか?」

 

「それはわからないけど直哉君はイングラムさんを信頼して介入の動きを強めるみたいねアスミ」

 

ちゆがそう言う。

 

「わかりましたよマサキさん」

 

「もうすぐ着くから待っていてくれ」

 

そしてマサキからの通信は切れた。

 

「イングラムさんを使い必要なメンバーをここに呼んで貰ってるので」

 

「成程そう言う事か」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

厄介な事態になる可能性後編

「お前は正気か俺は地球の敵だぞ?」

 

「ええ、正気ですよエアロゲイターの技術なら少なくともこの少女の正体がわかるかも知れないので」

 

「少なくともこの少女こちらの地球の生まれなので保護させるなら同じ世界の人間が適切なので」

 

「それにまた変な事をしてこの子が・・・」

 

「あの話をするのでしょうか?」

 

「それはわからないけど直哉君はイングラムさんを信頼して介入の動きを強めるみたいねアスミ」

 

ちゆがそう言う。

 

「わかりましたよマサキさん」

 

「もうすぐ着くから待っていてくれ」

 

そしてマサキからの通信は切れた。

 

「イングラムさんを使い必要なメンバーをここに呼んで貰ってるので」

 

「成程そう言う事か」

 

「よっのどか達元気か?」

 

「「「マサキさんどうして連絡を?」」」

 

「ああ、それは・・・突然裏切り者のイングラムから連絡が来てな特殊遊撃部隊のメンバーをアイドネス島に連れてこいと言われてな」

 

「「「成程」」」

 

そしてのどか達はある事を思い出した。

 

「これは僕が知る人造人間の巻き込まれた記録です」

 

「まさか異世界にも人造人間がいるのか?」

 

「ええ、作られた経緯は違いますが、そう言う人はいますね」

 

「だとするとこの培養装置の中にいる子にも未知の力があるのか?」

 

「それは断言できませんが、アードラ博士がこの少女に何かを仕込んでいるかも知れませんので」

 

「成程」

 

「そこで提案ですがイングラムさん」

 

「何だ?」

 

「この少女を貴方達エアロゲイターの技術を使って調査と保護してくれませんか?」

 

「お前は正気か俺は地球の敵だぞ?」

 

「ええ、正気ですよエアロゲイターの技術なら少なくともこの少女の正体がわかるかも知れないので」

 

「マサキ達にも偶然と見せてエアロゲイターと同様の情報を代表としてのどか達を連れてくるマサキ達に教えるのか?」

 

「そう言う事ですよヴォルクルス関連は彼も当事者ですし」

 

「させぬ」

 

「「「何ーー」」」

 

帝国華撃団とリィン、マサキ達はヴォルクルス上半身の行動に驚いていた。

 

「こやつは我をここに導いた存在だ。我の為に命を差し出す義務を果たせ」

 

「何を申すかわらわは貴様のような者とそのような契約などしていない。ぐわあああ。天海様申しわけ・・・」

 

そしてミロクの魔操機兵の上半身に取り付いたヴォルクルスによりミロクの魔操機兵は、邪神ヴォルクルスの新たな体となった。

 

「おいおいこれはどうなってるんだ」

 

「わかりません私たちにも」

 

急転直下の事態に追い付かない米田達だった。

 

 

「さて、新たな体を手に入れたからそこの人間よ我と遊べよ」

 

「最初の攻撃で死ぬなよ、メガグラビトロンプレッシャー」

 

「あぶねーよけろーー」

 

マサキがそう叫ぶが帝国華撃団は、対応できずにヴォルクルスの放ったメガグラビトロンプレッシャーをまともに受けてしまった。

 

 

「「「「「「うわーー」」」」」」」

 

 

「くっ何て攻撃なの」

 

「あかん光武がもう限界や」

 

「なんつう一撃だよ。あり得ねえ」

 

「流石邪神と名乗るだけはあるわね」

 

「マリアさん何を悠長なことを言ってるですか?」

 

 

「このままだとやられちゃうよ。お兄ちゃん」

 

「安心しろ小娘共貴様等は運かない、先程の攻撃で死んでおけばこれからの地獄を味あわなくてすんだのにな」

 

「何だと‼」

 

「貴様等は弱いのだよ。邪神の我に敵わない位にな」

 

「くっ」

 

ヴォルクルスにそう言われ大神は悔しいと言う表情をする。

 

「おや、そこの人間よお前は、こちらの世界になぜ来ている?イシュメルガは滅びたのか?

 

「久しぶりだなヴォルクルス、イシュメルガはこちらに逃げたから俺もここにいる」

 

「成る程な、お前達がいるのであれば我の復活は後でもよかったと言うことか、まあなんにしてもこの世界の危機はまだまだ続くぞ」

 

そう言い残しヴォルクルスは消えていった。

 

 

大帝国劇場からヴォルクルスが消えたことで帝都全域に出現したデモンゴーレムはその存在を維持することが出来ずに消滅したのだった。

 

「確かにな」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

情報を公開する為に

「安心しろ小娘共貴様等は運かない、先程の攻撃で死んでおけばこれからの地獄を味あわなくてすんだのにな」

 

「何だと‼」

 

「貴様等は弱いのだよ。邪神の我に敵わない位にな」

 

「くっ」

 

ヴォルクルスにそう言われ大神は悔しいと言う表情をする。

 

「おや、そこの人間よお前は、こちらの世界になぜ来ている?イシュメルガは滅びたのか?

 

「久しぶりだなヴォルクルス、イシュメルガはこちらに逃げたから俺もここにいる」

 

「成る程な、お前達がいるのであれば我の復活は後でもよかったと言うことか、まあなんにしてもこの世界の危機はまだまだ続くぞ」

 

そう言い残しヴォルクルスは消えていった。

 

 

大帝国劇場からヴォルクルスが消えたことで帝都全域に出現したデモンゴーレムはその存在を維持することが出来ずに消滅したのだった。

 

「確かにな」

 

「それに魔装機神サイバスターはあくまでも地底世界ラ・ギアスの戦力なので先程言った・・・」

 

 

「こういう事態は避けれてエアロゲイターの地球振興にも影響は出ないと思いますがね」

 

直哉がそう言う。

 

「確かにそうだなこの子を地球から離せば、私達の侵攻に悪影響が出る事はないかも知れんな」

 

「ええ、ただ・・・」

 

「自分の予測が当たればやばい事になるかも知れませんが」

 

「もしこの子がキーアちゃんのような人造の存在としたら・・・やはり」

 

「ああいう形で死ぬ事を予期したヴォルクルスが作り出した肉体の可能性もあるか?」

 

「ですので先程お願いした事に繋がるんです」

 

「ふむ、ならばいいだろう。君の提案に乗るとしよう」

 

「本当ですかありがとうございます」

 

直哉がそう言う。

 

「こちらも想定外のヴォルクルスと言う存在を調べるには都合がいいからな」

 

「直哉お前はイングラムとの話し合い後まだ何故そこにいる?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「よっのどか達元気か?」

 

「「「マサキさんどうして連絡を?」」」

 

「ああ、それは・・・突然裏切り者のイングラムから連絡が来てな特殊遊撃部隊のメンバーをアイドネス島に連れてこいと言われてな」

 

「「「成程」」」

 

そしてのどか達はある事を思い出した。

 

「これは僕が知る人造人間の巻き込まれた記録です」

 

「まさか異世界にも人造人間がいるのか?」

 

「ええ、作られた経緯は違いますが、そう言う人はいますね」

 

「だとするとこの培養装置の中にいる子にも未知の力があるのか?」

 

「それは断言できませんが、アードラ博士がこの少女に何かを仕込んでいるかも知れませんので」

 

「培養装置にいた少女を地球連邦軍に任せないとと言う条件には適応されないので」

 

「成程なエアロゲイター側にだけでなくマサキ達にも伝えるのだな」

 

「ええ、僕がマサキさんに連絡するより元仲間だったイングラムさんにして貰う方が何かと都合がいいので」

 

「ワシは認めんぞ。DCはワシがいる限り不滅じーーー」

 

そう言ってアードラ博士が巨大ロボットに乗ってハガネ隊の前に現れた。

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「それに地球連邦軍とは違うハガネ隊には情報を流してやりたいので」

 

そして時間が経ちマサキ達はアイドネス島にやって来た。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉とマサキアイドネス島での再会

「ええ、僕がマサキさんに連絡するより元仲間だったイングラムさんにして貰う方が何かと都合がいいので」

 

「ワシは認めんぞ。DCはワシがいる限り不滅じーーー」

 

そう言ってアードラ博士が巨大ロボットに乗ってハガネ隊の前に現れた。

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「それに地球連邦軍とは違うハガネ隊には情報を流してやりたいので」

 

そして時間が経ちマサキ達はアイドネス島にやって来た。

 

「久しぶりだな直哉イングラムはどこだ?」

 

「ここにイングラムさんはいませんよ」

 

「なっ馬鹿な確かに俺は・・・」

 

「よっのどか達元気か?」

 

「「「マサキさんどうして連絡を?」」」

 

「ああ、それは・・・突然裏切り者のイングラムから連絡が来てな特殊遊撃部隊のメンバーをアイドネス島に連れてこいと言われてな」

 

「「「成程」」」

 

「イングラムから連絡を受けたんだが?」

 

「ああ、それは・・・」

 

「これは僕が知る人造人間の巻き込まれた記録です」

 

「まさか異世界にも人造人間がいるのか?」

 

「ええ、作られた経緯は違いますが、そう言う人はいますね」

 

「だとするとこの培養装置の中にいる子にも未知の力があるのか?」

 

「それは断言できませんが、アードラ博士がこの少女に何かを仕込んでいるかも知れませんので」

 

「成程」

 

「そこで提案ですがイングラムさん」

 

「何だ?」

 

「この少女を貴方達エアロゲイターの技術を使って調査と保護してくれませんか?」

 

「お前は正気か俺は地球の敵だぞ?」

 

「ええ、正気ですよエアロゲイターの技術なら少なくともこの少女の正体がわかるかも知れないので」

 

「少なくともこの少女こちらの地球の生まれなので保護させるなら同じ世界の人間が適切なので」

 

「それにまた変な事をしてこの子が・・・」

 

「ワシは認めんぞ。DCはワシがいる限り不滅じーーー」

 

そう言ってアードラ博士が巨大ロボットに乗ってハガネ隊の前に現れた。

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「アードラ博士のような事を引き起こす可能性もありますし」

 

「それはありそうだな」

 

「確実にマサキさんと連絡を取る為にイングラムさんに手伝っていただきました」

 

「何だってー」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

マサキへの説明前編

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「アードラ博士のような事を引き起こす可能性もありますし」

 

「それはありそうだな」

 

「確実にマサキさんと連絡を取る為にイングラムさんに手伝っていただきました」

 

「何だってー」

 

「どういう事だよそれ?」

 

「はい説明します」

 

「おい、シュウこれはどういう事だよ?」

 

「このヴォルクルスの事ですか?マサキ」

 

「そうだよこのヴォルクルス違和感を覚えるくらい弱かったぞ」

 

「ああ、それは・・・」

 

「ワシは認めんぞ。DCはワシがいる限り不滅じーーー」

 

そう言ってアードラ博士が巨大ロボットに乗ってハガネ隊の前に現れた。

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「ふんグランゾンにサイバスター私の知る世界の地上世界か・・・」

 

「あのヴォルクルスはアードラ博士に長く融合していた為にヴォルクルスの特性が失われたのでしょうね」

 

「成程な、まああのヴォルクルスの場合は・・・」

 

マサキさんとハガネ隊の皆さんがリューネさんと会っている時にアイドネス島にアードラ博士によって生まれた存在を僕達が見つけたのです」

 

「何だと―!!」

 

「この作られた存在は確実に本来の流れには存在してはいけない者でして」

 

「もしかするとアードラ博士に何かが起きた場合のスペアとして使うのかもと考えていまして・・・

 

「これを見て下さい」

「確かにこの世界の者ですが、正確に言えばこの地球には地底世界ラ・ギアスに存在する邪神ヴォルクルスなんですよ」

 

「「「はあ――地底世界に邪神ヴォルクルス――」」」

 

「はいそうなんですよ。そしてこの世界の本来の流れでは、邪神ヴォルクルスが地上世界に出る事はないので・・・」

 

「あの説明から変わり過ぎだけど良いの?」

 

「そうだねでもこれは如月直哉さんにとっては重要な話だしね」

 

「そうね」

 

その頃花寺直哉側では・・・

 

「もしこの子がキーアちゃんのような人造の存在としたら・・・やはり」

 

「ヴォルクルスに操られたアードラ博士に作り出された人間かな?」

 

「まさかここに先客がいるとはな」

 

「ああ、貴方はイングラム・プリスケン少佐ですね」

 

「ほう俺の事も知っていたか」

 

「ええ、今は本来の所属に戻っているようですね」

 

「そこまで知っているのなら隠す必要ないな。1つ質問だがいいか?」

 

映像中断・・・

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

マサキへの説明後編

「「「はあ――地底世界に邪神ヴォルクルス――」」」

 

「はいそうなんですよ。そしてこの世界の本来の流れでは、邪神ヴォルクルスが地上世界に出る事はないので・・・」

 

「あの説明から変わり過ぎだけど良いの?」

 

「そうだねでもこれは如月直哉さんにとっては重要な話だしね」

 

「そうね」

 

その頃花寺直哉側では・・・

 

「もしこの子がキーアちゃんのような人造の存在としたら・・・やはり」

 

「ヴォルクルスに操られたアードラ博士に作り出された人間かな?」

 

「まさかここに先客がいるとはな」

 

「ああ、貴方はイングラム・プリスケン少佐ですね」

 

「ほう俺の事も知っていたか」

 

「ええ、今は本来の所属に戻っているようですね」

 

「そこまで知っているのなら隠す必要ないな。1つ質問だがいいか?」

 

映像中断・・・

 

「おいおいまじかよヴォルクルスが人間として生きようとしているのかよ」

 

「恐らくそうでしょう。その原因は僕達ですが・・・」

「ちょっと待ってくれその役目俺達にも手伝わせてくれないか?」

 

「神山さん・・・いいんですか?」

 

「ああ、勿論だよキュアグレース」

 

 

「はいはい、私達も手伝いますよグレースさん」

 

 

「ありがとうねサマー」

 

 

「それでは皆さん行きましょう。邪神ヴォルクルスを倒す為に」

 

 

「「「「「「「「「おーー」」」」」」」」」

 

 

そして2組のプリキュアと新生帝国華撃団はサイバスターとザムジードを援護する為に向かった。

 

 

「グオオオ」

 

ヴォルクルスがサイバスターに近接攻撃を仕掛ける。

 

 

「くっ早い回避が出来そうにない。こうなったらディスカッター」

 

 

サイバスターは、ヴォルクルスの近接攻撃を受けた。

 

 

「グオオオ」

 

 

「ぐうっ負けるか、カロリックミサイル」

 

「ガアアア」

 

 

ヴォルクルスがサイバスターのミサイル攻撃に怯んだ隙をザムジードの超振動拳が追い打ちをかける。

 

 

だがしかし、ヴォルクルスに対して決定的なダメージを与えられずにいた。

 

 

「飛鳥ちゃんどうする?」

 

「・・・薫コスモノヴァを使うから時間を稼いで」

 

「ええ――飛鳥ちゃんその技は使えないんじゃ」

 

 

「フッフッフなかなか面白いぞ。サイバスターとザムジード」

 

 

!!

 

「「この声はまさかヴォルクルス?」」

 

「その通りだ紫藤飛鳥と真宮寺薫」

 

 

!!

 

「「ヴォルクルスが私達の名前を」」

 

その時2組のプリキュアと新生帝国華撃団が、飛鳥達に合流した。

 

 

「飛鳥ちゃん薫ちゃん大丈夫?」

 

 

「ほう、キュアグレースと紫藤直哉もこの世界に来ていたのだったな。ならばこの場にいる全ての者よきえうせろ。この技は私の技ではないが食らうがいい。ブラックホールクラスター」

 

 

「「ええ――それはグランゾンの」」

 

「だから言っただろうブラックホールに飲み込まれるがいい」

 

 

「直哉君どういたらいいの?」

 

「この状況に打開策があるとすれば、ブラックホールクラスターと同等もしくはそれを超える技で消滅させるしかありません」

 

「そんな」

 

 

そしてヴォルクルスがブラックホールクラスターを地上に向けてはなった。

 

 

「薫・・・私やるよ」

 

 

「飛鳥ちゃん」

 

「サイバスター私に力をかして・・・行くぞ!!ヴォルクルスコスモノヴァ発射」

 

「うおおお。コスモノヴァだと、紫藤飛鳥め小癪な真似を・・・だがこの2つの技により次元に穴が開くだろう」

 

ヴォルクルスがそう言った直後次元の穴が開き、その場にいるもの全てが次元の穴にに吸い込まれた。

 

「僕達があの時にヴォルクルスを倒せていたら・・・」

 

「確かにそうだなこの子をから離せば、私達の侵攻に悪影響が出る事はないかも知れんな」

 

「ええ、ただ・・・」

 

「自分の予測が当たればやばい事になるかも知れませんが」

 

「もしこの子がキーアちゃんのような人造の存在としたら・・・やはり」

 

「ヴォルクルスに操られたアードラ博士に作り出された人間かな?」

 

「この少女がヴォルクルス本人と言う可能性も捨てれないんですよね」

 

「成程依り代としていたアードラ博士が・・・」

 

「ああいう形で死ぬ事を予期したヴォルクルスが作り出した肉体の可能性もあるか?」

 

「ですので先程お願いした事に繋がるんです」

 

「ふむ、ならばいいだろう。君の提案に乗るとしよう」

 

「本当ですかありがとうございます」

 

直哉がそう言う。

 

「こちらも想定外のヴォルクルスと言う存在を調べるには都合がいいからな」

 

「成程なマサキ達の地球の地上にあのヴォルクルスが出たか」

 

「ええ、ですがハガネ隊によって倒されましたが」

 

「だが培養装置によって作られた少女か気になるな」

 

「はい、恐らく邪神ヴォルクルス地上に出てアードラ博士に憑りついた事により生まれた改変の象徴の可能性があります」

 

「こちらの地球ではこんな変化は起きなかったので」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉が伝える世界の変化

「この少女がヴォルクルス本人と言う可能性も捨てれないんですよね」

 

「成程依り代としていたアードラ博士が・・・」

 

「ああいう形で死ぬ事を予期したヴォルクルスが作り出した肉体の可能性もあるか?」

 

「ですので先程お願いした事に繋がるんです」

 

「ふむ、ならばいいだろう。君の提案に乗るとしよう」

 

「本当ですかありがとうございます」

 

直哉がそう言う。

 

「こちらも想定外のヴォルクルスと言う存在を調べるには都合がいいからな」

 

「成程なマサキ達の地球の地上にあのヴォルクルスが出たか」

 

「ええ、ですがハガネ隊によって倒されましたが」

 

「だが培養装置によって作られた少女か気になるな」

 

「はい、恐らく邪神ヴォルクルス地上に出てアードラ博士に憑りついた事により生まれた改変の象徴の可能性があります」

 

「こちらの地球ではこんな変化は起きなかったので」

 

「おいおい直哉が言う事が事実なら俺達やハガネ隊は地上世界に新たな災厄の種をまいたのかよ」

 

「いえ、それは気にしなくて良いですよ。マサキさんこの件に関しては・・・」

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「僕でさえあの時のアードラ博士とヴォルクルスを倒せば終わりと思ってたので、まさかね・・・」

 

「ああいう形で死ぬ事を予期したヴォルクルスが作り出した肉体の可能性もあるか?」

 

「ですので先程お願いした事に繋がるんです」

 

「ふむ、ならばいいだろう。君の提案に乗るとしよう」

 

「本当ですかありがとうございます」

 

直哉がそう言う。

 

「こちらも想定外のヴォルクルスと言う存在を調べるには都合がいいからな」

 

「まさかの人造人間が出てくるとは思いませんよ」

 

「確かにな「その子は今イングラムと一緒にいるんだな?」

 

「はい、地球では見つかった場合色々面倒ですから」

 

「その子を地球から離したのは正解だな。もし・・・」

 

「ヴォルクルスに操られたアードラ博士に作り出された人間かな?」

 

「まさかここに先客がいるとはな」

 

「ああ、貴方はイングラム・プリスケン少佐ですね」

 

「ほう俺の事も知っていたか」

 

「ええ、今は本来の所属に戻っているようですね」

 

「そこまで知っているのなら隠す必要ないな。1つ質問だがいいか?」

 

「直哉の言う彼女だったらまだ、エアロゲイター側にいた方が安全か」

 

「直哉特殊遊撃部隊はこれからどうするんだ?」

 

マサキが直哉に聞く。

 

マサキさんとの情報交換後融合世界に戻って残ってる仕事をする予定ですよ」

 

「そうなのか?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第74章 第2部 管理者の神殿での時間編
特殊遊撃部隊の行動について11


「まさかの人造人間が出てくるとは思いませんよ」

 

「確かになその子は今イングラムと一緒にいるんだな?」

 

「はい、地球では見つかった場合色々面倒ですから」

 

「その子を地球から離したのは正解だな。もし・・・」

 

「ヴォルクルスに操られたアードラ博士に作り出された人間かな?」

 

「まさかここに先客がいるとはな」

 

「ああ、貴方はイングラム・プリスケン少佐ですね」

 

「ほう俺の事も知っていたか」

 

「ええ、今は本来の所属に戻っているようですね」

 

「そこまで知っているのなら隠す必要ないな。1つ質問だがいいか?」

 

「直哉の言う彼女だったらまだ、エアロゲイター側にいた方が安全か」

 

「直哉特殊遊撃部隊はこれからどうするんだ?」

 

マサキが直哉に聞く。

 

マサキさんとの情報交換後融合世界に戻って残ってる仕事をする予定ですよ」

 

「そうなのか?」

 

「てっきりこちら側で観察するかと思っていたが・・・」

 

「そうしたいのも山々なんですけど今動くと・・・」

 

「そこで提案ですがイングラムさん」

 

「何だ?」

 

「この少女を貴方達エアロゲイターの技術を使って調査と保護してくれませんか?」

 

「お前は正気か俺は地球の敵だぞ?」

 

「ええ、正気ですよエアロゲイターの技術なら少なくともこの少女の正体がわかるかも知れないので」

 

「少なくともこの少女こちらの地球の生まれなので保護させるなら同じ世界の人間が適切なので」

 

「それにまた変な事をしてこの子が・・・」

 

「アードラ博士のような事を引き起こす可能性もありますし」

 

「それはありそうだな」

 

「ですので地球側においておくよりエアロゲイター側で置いとけば」

 

「こういう事態は避けれてエアロゲイターの地球振興にも影響は出ないと思いますがね」

 

直哉がそう言う。

 

「確かにそうだなこの子を地球から離せば、私達の侵攻に悪影響が出る事はないかも知れんな」

 

「ええ、ただ・・・」

 

「自分の予測が当たればやばい事になるかも知れませんが」

 

「ああいう形で死ぬ事を予期したヴォルクルスが作り出した肉体の可能性もあるか?」

 

「ですので先程お願いした事に繋がるんです」

 

「ふむ、ならばいいだろう。君の提案に乗るとしよう」

 

「本当ですかありがとうございます」

 

直哉がそう言う。

 

「こちらも想定外のヴォルクルスと言う存在を調べるには都合がいいからな」

 

「こういう形でのイングラムさんとの関係を悪化させたくないんですよね」

 

「成程なお前達がここにいるとイングラム以外のエアロゲイター側の人間に見つけられてしまい、シンフォギア世界のようになるのを避ける為か?」

「ヴォルクルスに操られたアードラ博士に作り出された人間かな?」

 

「まさかここに先客がいるとはな」

 

「ああ、貴方はイングラム・プリスケン少佐ですね」

 

「ほう俺の事も知っていたか」

 

「ええ、今は本来の所属に戻っているようですね」

 

「そこまで知っているのなら隠す必要ないな。1つ質問だがいいか?」

 

「良いですよ」

 

「そうですね実際にエアロゲイター側のイングラムさんに会っていたのは事実ですからね」

 

暫くして・・・

 

直哉達は融合世界に帰還したのだった。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

帰還後の状況確認

管理者の神殿執務室・・・

 

「ただいま戻りました」

 

「お帰りどうだった?」

 

「本来の流れと逸脱していましたねやはり・・・」

 

そう・・・」

 

「もしこの子がキーアちゃんのような人造の存在としたら・・・やはり」

 

「ワシは認めんぞ。DCはワシがいる限り不滅じーーー」

 

そう言ってアードラ博士が巨大ロボットに乗ってハガネ隊の前に現れた。

 

「「「「何じゃああれは」」」」

 

「デカ過ぎだろ」

 

「アードラ博士何をする気だ。戦いは終わったんだぞ」

 

ビアンがアードラ博士にそう言う。

 

「そうですなビアン・ゾルダークだから勝者にヴォルクルス様への贄になる権利を与えるのですよ」

 

「ヴォルクルスだと!!アードラ博士そこまで堕ちたか」

 

「いーえビアン博士ワシはDCに参加する前からヴォルクルス様に身も心も捧げているんですよ。こんなふうにね」

 

アードラ博士がそう言うとアードラ博士がヴォルクルスの上半身になり巨大ロボットがヴォルクルスの下半身となり、ヴォルクルスが地上世界で復活してしまった。

 

「ヴォルクルスに操られたアードラ博士に作り出された人間かな?」

 

「まさかここに先客がいるとはな」

 

「ああ、貴方はイングラム・プリスケン少佐ですね」

 

「ほう俺の事も知っていたか」

 

「ええ、今は本来の所属に戻っているようですね」

 

「そこまで知っているのなら隠す必要ないな。1つ質問だがいいか?」

 

「良いですよ」

 

「やはりこの一連の変化が原因でしょうね」

 

「直哉としたらあの地球を友好世界にすべきと思う?」

 

「そうですね。少なくともあのヴォルクルスを倒すまでは友好世界としてある程度動ける体制にしておくべきでしょう」

 

「ですが一旦、あちらでの行動は・・・」

 

 

「響さん二課の人達の任務を続けてください」

 

「わかったよグレース。了子さん翼さん行きましょう」

 

「いいのね響ちゃん?」

 

「ええ、構いませんよ了子さん」

 

響がそう言うと、了子が車を出す。

 

 

「ちょっ立花良いのか?あの子達はお前の仲間なのだろう?」

 

翼の乗る車も響と了子の車と同様に動き出す。

 

 

「旦那ここは私が残る。旦那は輸送任務の方を頼む」

 

 

「しかし奏」

 

 

「私には響や紫藤直哉の言う世界の流れを守ると言う意味がよくわからない事もあったが、今回流れを変えようとする者が言ったあの女と言う言葉を聞いて私達の行動の結果次第で、私達も彼女達の敵になるかもしれないと言うのがわかったよ」

 

「・・・そうだな」

 

「だけど、私達の行動が決められた事だけを、紫藤直哉は求めているわけでなく。響のギアにしろ異世界の件にしろ本当なら教える必要が無い筈だ」

 

「確かにな」

 

「だが私達3人には、教えてくれた。だから私は語られる事の出来ない戦いだから見ておきたいんだ」

 

「そうか・・・」

 

「あの時のシンフォギア世界のように世界が混乱しない様に戻ってきました」

 

「成程ね」

 

「それで融合世界と友好世界では何かありました?」

 

「そうね今は憑依の実関連でシンフォギア世界とサクラ世界が少し騒がしいわねでも、響を同行させて千明と前鬼に憑依の実と憑依獣に対応させてるけど・・・どうも後手にまわってるようなのよね」

 

「そんなにですか?」

 

「ええ、まだサクラ世界は良いんだけど、シンフォギア世界の方がね」

 

「ああ、成程そう言う事ですね」

 

直哉がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

憑依の実と前鬼達前編

「だけど、私達の行動が決められた事だけを、紫藤直哉は求めているわけでなく。響のギアにしろ異世界の件にしろ本当なら教える必要が無い筈だ」

 

「確かにな」

 

「だが私達3人には、教えてくれた。だから私は語られる事の出来ない戦いだから見ておきたいんだ」

 

「そうか・・・」

 

「あの時のシンフォギア世界のように世界が混乱しない様に戻ってきました」

 

「成程ね」

 

「それで融合世界と友好世界では何かありました?」

 

「そうね今は憑依の実関連でシンフォギア世界とサクラ世界が少し騒がしいわねでも、響を同行させて千明と前鬼に憑依の実と憑依獣に対応させてるけど・・・どうも後手にまわってるようなのよね」

 

「そんなにですか?」

 

「ええ、まだサクラ世界は良いんだけど、シンフォギア世界の方がね」

 

「ああ、成程そう言う事ですね」

 

直哉がそう言う。

 

「ええ、響さんは自分の世界によって殺されかけたんですよ」

 

「別に翼さんと響さんが戦うのは僕達としては問題ありませんが、そうしないと翼さんの中で納得できないと思いますし」

 

 

「ただ僕や、響さん達が協力するのは国ではなく、二課と言う貴女達なんですよ」

 

「貴女達は国から立花響とその技術を手に入れろとでも言われていますよね?弦十郎さん」

 

「・・・ああ君の言う通りそれに近い事を言われている」

 

「そしてここでの会話も聞かれていると思うので言いますね。変な動きをしようとするすべての国に通達します。立花響に関する全ての情報及び身柄確保を目論む国は、滅ぼしますよ。特に二課のある政府さんは身をもって知ってますよね・・・以上」

 

「・・・アハハ、お前凄いなあ全ての国に対して宣戦布告みたいな事しやがってよ」

 

「いやー実際に戦争はしませんよ。本当に愚かな選択をしようとしてる国以外はね」

 

「成る程君は、あの国にも釘を刺したのか」

 

「あの脅しを無視して世界各国が動き出したんですね?」

 

「司令クリスさんへの出撃待機解除しますか?」

 

あおいが司令の風鳴弦十郎にに聞く。

 

「ううむ・・・正直ここまでの大乱戦になるとは思ってなかったが・・・あおいクリスに伝えてくれ。響君の仲間達の救援を優先するように」

 

「了解です」

 

そして二課代表として雪音クリスが戦線に参加したのだった。

 

「この戦いの後始末が大変だな」

 

「そうですねある意味あれより大変だと思いますよ」

 

「あの時は完全なだんまりだったのに・・・もしかして憑依の実を利用しようとしているのでは?」

 

「ありえそうね妨害する部隊もあるみたいだし」

 

「馬鹿な事を・・・」

 

「「「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」」」

 

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

「何故だ!!鬼神の封印が何故解けた?」

 

「それはね、僕とさくらお姉ちゃんの霊力を呪力に変換したからね」

 

何だと!!」

 

「だからこういうことも出来るよ、千明お姉ちゃん超鬼神になる呪文を唱えて」

 

「超鬼神力、ヴァジュラマサラ、サムスカーラ」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「ね、出来たでしょ」

 

直哉は、笑顔で言う」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「「「「・・・何なの?あの怪物」」」」

 

「大神さんが怪物になったんだけど」

 

「落ち着けスパークルあの現象は異界事変の時も見ただろう」

 

「そうだよスパークル」

 

「それにしても、人の欲望を糧に成長する憑依の実ですか・・・」

 

「確かに憑依獣とメガビョーゲンは似ていますね、まあメガビョーゲンを超えるメガビョーゲンに進化したらナノビョーゲンに感染するものに人も入るかもですね」

 

「確かにそうね。ダルイゼンシンドイ―ネグワイワルが進化すれば、ナノビョーゲンも進化すると考えられるわね」

 

「皆さん戦いに変化がありましたよ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「ほうこれは面白いですね」

 

 

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

「知能が少ない憑依獣なら使えるかも知れませんが逆に憑依獣が立場を変えるかも知れない事態になるかもですね」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

憑依の実と前鬼達後編

「「「「・・・何なの?あの怪物」」」」

 

「大神さんが怪物になったんだけど」

 

「落ち着けスパークルあの現象は異界事変の時も見ただろう」

 

「そうだよスパークル」

 

「それにしても、人の欲望を糧に成長する憑依の実ですか・・・」

 

「確かに憑依獣とメガビョーゲンは似ていますね、まあメガビョーゲンを超えるメガビョーゲンに進化したらナノビョーゲンに感染するものに人も入るかもですね」

 

「確かにそうね。ダルイゼンシンドイ―ネグワイワルが進化すれば、ナノビョーゲンも進化すると考えられるわね」

 

「皆さん戦いに変化がありましたよ」

 

「「「「ええーー」」」」

 

「ほうこれは面白いですね」

 

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。

 

「知能が少ない憑依獣なら使えるかも知れませんが逆に憑依獣が立場を変えるかも知れない事態になるかもですね」

 

「成程そう言う意味で浄化出来る前鬼達を妨害しているとも言えるのね」

 

「まあ、どちらにしろこのままではシンフォギア世界の方で・・・」

 

「カルマ、イシュメルガとデボネアとは何者だ?」

 

真宮寺直哉がカルマに聞く。

 

「ああ、遥か未来から来た私の協力者ですよ」

 

!!

 

「遥か未来から来た協力者だと」

 

「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「そうです。それで間違いないですね?花寺薫」

 

「薫ちゃんの名字が違う」

 

「その通りだよカルマ。よくそこまで融合世界の事を熟知してるね」

 

「イシュメルガとデボネアでも私の名字変更の事は知らなかったのに」

 

「融合世界?飛鳥ちゃんどういう事?」君達は幼馴染世界から来たんだよね」

 

「違いますよ。真宮寺直哉さん」

 

「おい、直哉しっかりしろ面倒な奴は倒されたんだ」

 

「そうよ直哉君後はカルマを倒せば・・・えっ」

 

その時千明は見た。光武F2が炭になる所を」

 

「いやあああ。巴里華撃団の皆が炭になったわ――」

 

「あはは、良いですね。ある程度制限がありますが、触れた物全部を炭に変える能力を持つノイズと言う兵器は」

 

「「「「「「何だと!!触れたら炭にされるだと」」」」」」

 

「一体どうやって倒すんだよ」

 

「安心して下さい皆さん」

 

「「だああああ」」

 

!!

 

「「「何だノイズが消滅していく」」」

 

「まさか、特殊遊撃部隊の奴等めシンフォギア奏者をこちらに連れて来たのか?」

 

「そうだよカルマ私達を貴女が、エキストラプレイヤーとして与えた特権として与えた力で、仲間と合流して、貴女がノイズを使う可能性があったからね」

 

「彼女の復活もありそうですね」

 

「それはそれで嫌なんだけど、千明と前鬼がいるから・・・」

「どうだ鬼神と祓い師よ、呪力が殆ど使えない世界での生活は」

 

「何ですって」

 

「この世界では、呪力の変わりの力霊力が無ければならない」

 

「貴様らには無いだろう。死ね」

 

 

「そういうことか、さくらお姉ちゃん千明お姉ちゃん今から前鬼君の封印を解くから呪文3にんで唱えるよ」

 

「「わかったわ」」

 

 

「「「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」」」

 

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

「何故だ!!鬼神の封印が何故解けた?」

 

「それはね、僕とさくらお姉ちゃんの霊力を呪力に変換したからね」

 

何だと!!」

 

「だからこういうことも出来るよ、千明お姉ちゃん超鬼神になる呪文を唱えて」

 

「超鬼神力、ヴァジュラマサラ、サムスカーラ」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「ね、出来たでしょ」

 

直哉は、笑顔で言う」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「以前の7人世界みたいになりのは予想通りの流れになりそうだけど」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

管理者と調停者の今後の融合世界の不安要素

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

「何故だ!!鬼神の封印が何故解けた?」

 

「それはね、僕とさくらお姉ちゃんの霊力を呪力に変換したからね」

 

何だと!!」

 

「だからこういうことも出来るよ、千明お姉ちゃん超鬼神になる呪文を唱えて」

 

「超鬼神力、ヴァジュラマサラ、サムスカーラ」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「ね、出来たでしょ」

 

直哉は、笑顔で言う」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「以前の7人世界みたいになりのは予想通りの流れになりそうだけど」

 

「そうですねもしかしたら・・・」

「何故お前がここにいる?」

 

「そんな事はどうでもいいだろう?ブル―お前も幼馴染世界が復活したからこそいるんだろ」

 

「・・・ああ」

 

「成る程こいつは、融合世界に近い所で何故か復活した世界の者か」

 

「それでお前は表なのか?裏なのか?」

 

「ああ、今は裏だな。裏直哉だ」

 

 

「真宮寺直哉お前はヒミコについているのか?」

 

「米田健二と違いヒミコとつるむ気はないが、どうなるかわからんが、俺は新生帝国華撃団のメンバーを追いかけてここに来たんだよ」

 

 

「そうなのか?」

 

 

「ああ、俺達の世界が復活した時に、新生帝国華撃団のメンバーを見つけて暫く見ていたら、新生帝国華撃団のメンバーが全員消えていたからな」

 

 

「成る程な、なら裏直哉よ俺の手伝いをしないか?」

 

「何お前の手伝いをか?」

 

「ああ、今俺は新生帝国華撃団のメンバーとあるゲームをしててな」

 

「それにこれは僕の勘違いかも知れないのですが、紫藤なのはさんは何者かに操られているかもしれないので」

 

「なっ彼は僕達がトワから聞かされた可能性について知っていて黙っていたのか?」

 

「そうよ、この一件に関してでもそうだけどこちらの直哉は自分で考えて融合世界や友好世界のバランスを壊すような事態が起きない限り介入は最低限にしてるし」

 

「別にこちらの直哉の自慢をしてるつもりはないけど、貴方達の場合米田健二の闇の力と戦う使命があったのなら、もっと管理者と繋がるべきだったのではないい?」

 

「はあ、耳が痛いわ」

 

その時過去の幼馴染世界の管理者メルクが管理者の神殿にやって来た。

 

!!

 

「メルクどうしてここに?」

 

「どうしてって貴方達が融合世界以外に行ったからに決まってるじゃん」

 

「まさか・・・あの子に呼ばれて?」

 

そしてもう1人の直哉が思い出す。

 

「ええ、約束は複数あるみたいですね。まずこの時代の制度や技術を過去の世界に持ち帰る事を禁止と他にも、その世界で迷惑をかけない等当たり前の事ですけどね」

 

「もしかすると融合世界に再び彼等が必要になるかもですね」

 

「それは正直勘弁してほしいわよ」

 

「でも前鬼君についてですが・・・」

 

「どうだ鬼神と祓い師よ、呪力が殆ど使えない世界での生活は」

 

「何ですって」

 

「この世界では、呪力の変わりの力霊力が無ければならない」

 

「貴様らには無いだろう。死ね」

 

 

「そういうことか、さくらお姉ちゃん千明お姉ちゃん今から前鬼君の封印を解くから呪文3にんで唱えるよ」

 

「「わかったわ」」

 

 

「「「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」」」

 

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

「何故だ!!鬼神の封印が何故解けた?」

 

「それはね、僕とさくらお姉ちゃんの霊力を呪力に変換したからね」

 

何だと!!」

 

「だからこういうことも出来るよ、千明お姉ちゃん超鬼神になる呪文を唱えて」

 

「超鬼神力、ヴァジュラマサラ、サムスカーラ」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「ね、出来たでしょ」

 

直哉は、笑顔で言う」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「いつあの最強モードが必要になるかわわかりませんが対応しておかなくて良いです?」

 

「それは確かにそうね」

 

「一応シンフォギア世界には緊急で呪力を作ったけど」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

細かな追加点と行動開始

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

「何故だ!!鬼神の封印が何故解けた?」

 

「それはね、僕とさくらお姉ちゃんの霊力を呪力に変換したからね」

 

何だと!!」

 

「だからこういうことも出来るよ、千明お姉ちゃん超鬼神になる呪文を唱えて」

 

「超鬼神力、ヴァジュラマサラ、サムスカーラ」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「ね、出来たでしょ」

 

直哉は、笑顔で言う」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「いつあの最強モードが必要になるかわわかりませんが対応しておかなくて良いです?」

 

「それは確かにそうね」

 

「一応シンフォギア世界には緊急で呪力を作ったけど」

 

「正直今は問題が起きている世界で細かな対応して行くしかありませんね」

 

「そうね幸い今は・・・」

 

「遥か未来から来た協力者だと」

 

「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「そうです。それで間違いないですね?花寺薫」

 

「薫ちゃんの名字が違う」

 

「その通りだよカルマ。よくそこまで融合世界の事を熟知してるね」

 

「イシュメルガとデボネアでも私の名字変更の事は知らなかったのに」

 

「融合世界?飛鳥ちゃんどういう事?」君達は幼馴染世界から来たんだよね」

 

「違いますよ。真宮寺直哉さん」

 

「おい、直哉しっかりしろ面倒な奴は倒されたんだ」

 

「そうよ直哉君後はカルマを倒せば・・・えっ」

 

その時千明は見た。光武F2が炭になる所を」

 

「いやあああ。巴里華撃団の皆が炭になったわ――」

 

「あはは、良いですね。ある程度制限がありますが、触れた物全部を炭に変える能力を持つノイズと言う兵器は」

 

「「「「「「何だと!!触れたら炭にされるだと」」」」」」

 

「一体どうやって倒すんだよ」

 

「安心して下さい皆さん」

 

「「だああああ」」

 

!!

 

「「「何だノイズが消滅していく」」」

 

「まさか、特殊遊撃部隊の奴等めシンフォギア奏者をこちらに連れて来たのか?」

 

「そうだよカルマ私達を貴女が、エキストラプレイヤーとして与えた特権として与えた力で、仲間と合流して、貴女がノイズを使う可能性があったからね」

 

「おのれーーキュアグレースそして紫藤直哉め」

 

「さあ、皆さん後は邪精霊カルマを倒すだけです。ノイズやメガビョーゲンは私達に任せて下さい」

 

「「「「「ああ、任せた」」」」」

 

そして特殊遊撃部隊はカルマ以外と戦い始めた。

 

「しかし邪精霊カルマに、それなりの融合世界世界の情報が流れてたな」

 

グレースの中にいる直哉が呟いた。

 

「そうだね直哉君」

 

「恐らく邪精霊カルマを倒したら僕達と融合世界は、異界との繋がりは切れると思います」

 

「カルマ級はいないからね」

 

「そうですが今シンフォギア世界に特殊遊撃部隊が行くのはどうしますか?」

 

「そうね今シンフォギア世界では・・・」

 

「司令クリスさんへの出撃待機解除しますか?」

 

あおいが司令の風鳴弦十郎にに聞く。

 

「ううむ・・・正直ここまでの大乱戦になるとは思ってなかったが・・・あおいクリスに伝えてくれ。響君の仲間達の救援を優先するように」

 

「了解です」

 

そして二課代表として雪音クリスが戦線に参加したのだった。

 

「この戦いの後始末が大変だな」

 

「そうですねある意味あれより大変だと思いますよ」

 

「響さん二課の人達の任務を続けてください」

 

「わかったよグレース。了子さん翼さん行きましょう」

 

「いいのね響ちゃん?」

 

「ええ、構いませんよ了子さん」

 

響がそう言うと、了子が車を出す。

 

「ちょっ立花良いのか?あの子達はお前の仲間なのだろう?」

 

翼の乗る車も響と了子の車と同様に動き出す。

 

「旦那ここは私が残る。旦那は輸送任務の方を頼む」

 

「しかし奏」

 

「私には響や紫藤直哉の言う世界の流れを守ると言う意味がよくわからない事もあったが、今回流れを変えようとする者が言ったあの女と言う言葉を聞いて私達の行動の結果次第で、私達も彼女達の敵になるかもしれないと言うのがわかったよ」

 

「・・・そうだな」

 

「だけど、私達の行動が決められた事だけを、紫藤直哉は求めているわけでなく。響のギアにしろ異世界の件にしろ本当なら教える必要が無い筈だ」

 

「確かにな」

 

「漸くフロンティア事変が再開できるレベルまで回復した矢先に憑依の実問題が出て来たのよね」

 

「成程ならその2つを同時進行で対応したらどうです?」

 

直哉がそう言う。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

直哉の提案英雄希望の男

「ええ、構いませんよ了子さん」

 

響がそう言うと、了子が車を出す。

 

「ちょっ立花良いのか?あの子達はお前の仲間なのだろう?」

 

翼の乗る車も響と了子の車と同様に動き出す。

 

「旦那ここは私が残る。旦那は輸送任務の方を頼む」

 

「しかし奏」

 

「私には響や紫藤直哉の言う世界の流れを守ると言う意味がよくわからない事もあったが、今回流れを変えようとする者が言ったあの女と言う言葉を聞いて私達の行動の結果次第で、私達も彼女達の敵になるかもしれないと言うのがわかったよ」

 

「・・・そうだな」

 

「だけど、私達の行動が決められた事だけを、紫藤直哉は求めているわけでなく。響のギアにしろ異世界の件にしろ本当なら教える必要が無い筈だ」

 

「確かにな」

 

「漸くフロンティア事変が再開できるレベルまで回復した矢先に憑依の実問題が出て来たのよね」

 

「成程ならその2つを同時進行で対応したらどうです?」

 

直哉がそう言う。

 

「どういう事?」

 

つまりですね・・・」

 

「マリアごめんなさい」

 

「マムやめて、マムのせいじゃないから」

 

「しかしあれは・・・指揮官である私のミスです」

 

「我々は武装集団フィーネだ」

 

「「武装集団フィーネだと?」」

 

「何を言っているマリア?」

 

「お気楽な物ね風鳴翼と天羽奏」

 

「先の大戦の英雄様は少し黙って貰うわよ」

 

「ここで貴女達の正体を知られたくなければね」

 

「「くっ・・・」」

 

「我々武装集団フィーネの要求はこの国が持つシンフォギア奏者の情報を全世界に提示する事そして、全世界の国全ての領土を武装集団フィーネに捧げる事」

 

「タイムリミットは今から24時間以内に答えを貰えるかしら?それが出来なければ、出て来なさいノイズよ」

 

「しかしこんなに大々的に正体をばらしていいのか?マリア」

 

「別に問題はないわよ。天羽奏」

 

そう言いながらマリアはガングニールを纏った。

 

!!

 

「「ガングニールだと!!」」

 

「そうよ、ただし黒いガングニールだけどね」

 

その頃大神と神山は・・・」

 

「大神さんと神山さん。すみませんが、僕がこの会場にあるテレビカメラを機能停止にするのを手伝いお願いします」

 

「今の状況だと翼さんと奏さんは、シンフォギア奏者の姿になれませんから」

 

「「わかりました」」

 

そして猪川と大神と神山の3人が動き出した。

 

「天羽奏にとってはショックかしら?同じガングニールを纏う者が現れて?」

 

「いーやそんな事無いぞなんせマリアで2人目だからな」

 

「そうだな奏」

 

「なっ何よ私の他にガングニールの適合者がいるの?」

 

マリアが翼と奏の言葉に動揺した時コンサート会場が一時停電となった。

 

「「「いまだ2人共」」」

 

「奏」

 

「ああ、サンキュー!猪川さん達」

 

翼と奏は停電を利用し、シンフォギアを纏う事に成功した。

 

「くっやられたわ。調、切歌出て来なさい」

 

マリアがそう言うと、新たなシンフォギアを纏った少女が現れたのだが・・・

 

「お待たせしました翼さん奏さん」

 

「なっ貴女もガングニールを纏えるの?」

 

「「来たな響とクリス」来たな立花と雪音」

 

「確かに二課の増援が来るまでは我々の計画通りに侵攻してましたが・・・立花響と言う我々の知らないシンフォギア奏者が出て来て我々は・・・」

 

「オラオラ、どうしたそちら3人もいて私に負けそうだぜ」

 

「馬鹿にするなです」

 

「やめなさい切歌」

 

「きゃあああ」

 

「初戦からこんな代償を払う事になるとはおもいませんでした」

 

「こうなった以上計画を少し変更しなければいけませんね」

 

!!

 

「マム、計画変更はしないで元々フィーネの転生の器である私がすればいいんだから」

 

「マリア・・・貴女」

 

「健気ですね」

 

!!

 

「ああ、博士例の物は?」

 

「あ、はいちゃんと二課の輸送任務をしている者達からね」

 

「そうですか・・・それは良かったです」

 

「それでそちらはどうでした?」

 

「それは・・・」

 

「まさか失敗したのですか?私が囮をしたのに?」

 

「これは貴女達の指揮官であるマムに罰を与えましょうか?」

 

!!

 

「や、やめてそれだけは」

 

「トワが先程フロンティア事変が再開できるレベルになったと言いましたよね」

 

「言ったわ貴方ウィル博士側に行く気?」

 

「そうです僕がウィル博士の友人として接触しそこで異世界からの尖兵として憑依獣の事を話します」

 

「そして武装集団フィーネにも本来の流れの仕事の合間に憑依獣関連で協力して貰うんです」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。