ISの世界に勇者王が行く (イセリアル)
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原作開始前
プロローグ


あらすじからの続き

 

 

仕事の服を洗濯機に入れたがスイッチは押していない

 

 

書き置きをして

 

 

内容

 

 

子供はあなたに任せます

 

お金は差し上げます

 

自分が出て行きます

 

もう私に関わらないで下さい

 

慰謝料は要りません

 

 

あなたの両親には私が連絡しておきます

 

 

離婚届けはこっちで書いてここに送ります

 

 

さようなら

 

 

 

 

 

 

自分の部屋に戻りスーツケースに残りの仕事の服と自分の服を詰め込んだ

 

 

テーブルの上にこの家のカギと実印と通帳と書き置きを置いた

 

 

 

財布とスマートフォンとスーツケースを玄関に置いた

 

 

 

脱衣場にある洗濯機のスイッチを入れた

 

風呂場ではいまだににゃんにゃんしていた

 

ピーーーー ジャーーーーーーー

 

 

風呂場でガタッと音がした

 

 

「なんだ今の音は?!」

 

 

「まさか!!」

 

 

 

 

風呂場でそんな音が聞こえたが気にせず

 

玄関に置いてある荷物持って

 

外に出て家の中を見ると

 

風呂場から身体にバスタオルを巻いた嫁だった女が出てきた

 

「待っ・・・」

 

玄関の扉を勢いよく閉めた

 

ガチャーン!!

 

 

 

 

 

とりあえず駅に向かった

 

 

しばらくは実家に身を寄せる為に

 

しかし男の両親は既にこの世を去っていた

 

実家の家は自分の両親が残してくれたものだった

 

男は電車に乗った

 

プシュー

 

電車の扉がしまった

 

男は椅子に座りホームの入口をぼーっと見ていた

 

列車は発車した

 

すると駅のホームに嫁だった女が来た

 

女は発車する列車の窓を見た

 

「あっ・・・」

 

 

「・・・・・」

 

 

目があった

 

 

男は目線を外し列車の進行方向に目線を向けた

 

 

「待ってー!」

 

女は列車を走って追いかけるが列車は行ってしまった

 

「君危ないよ!」

 

女は駅員に止められる

 

 

 

数時間後

 

 

男は自分の実家に戻って来た

 

荷物を置き

 

寝袋を出しその日は就寝した

 

次の日

 

 

男は仕事場に連絡を入れ事情を話し一週間休みをもらった

 

その日は今にも雨が降りそうな空だった

 

男は離婚届けを取りに行った

 

その日は記入し自分がいた家に送った

 

 

帰りの道中

 

 

信号待ちをしていると左を見るとフラフラとしたトラック来た

 

「・・・危ないな・・・」

 

すると前から

 

 

「パパ!」

 

「あなた!」

 

男は前を見ると

 

 

嫁だった女と中学生になる娘がいた

 

二人はトラックに気付かずこっちに走りだした

 

 

男は頭で考えるよりも先に身体が動いた

 

男はこっちくる二人を突き飛ばした

 

 

「「!!」」

 

 

二人はトラックから逃れたが

 

 

男は

 

 

ドガーン

 

 

轢かれた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

白い世界

 

 

 

 

 

 

 

男は目を覚ました

 

 

 

 

「ここは?」

 

 

 

目覚めましたね

 

 

 

 

 

「あんたは?」

 

 

 

 

創造神です

 

 

 

「・・・・創造神・・・・そうか・・・・俺は・・・・死んだのか・・・」

 

 

 

はいあなたは家族だった人たちを庇って・・・

 

 

 

「そうか・・・・じゃあ・・・・・このまま地獄か天国に行くのか・・・・」

 

 

 

いえあなたには転生をして貰います

 

 

「転生・・・・またあの世界か?」

 

 

いえ別の世界です

 

「別の世界・・・なんの世界だ?」

 

 

はいあなたにはISーインフィニット・ストラトスに転生して貰います

 

 

「IS・・・・アニメやラノベのあれか?」

 

 

はい

 

 

 

「死亡フラグだらけじゃねぇーか!」

 

男は仕事ばかりしていたがオタクでアニメやゲームは大好きなので無論知っていた

 

 

 

 

 

 

問題ありません

 

あなたには転生の際に幾つか特典選んで貰います

 

 

「それはよくある転生特典か?何個位だ?」

 

 

とりあえず欲しい特典を言ってみてください

 

 

「じゃあ・・・」

 

 

男が選んだ特典

 

性別は男で名前は獅子王 凱で

 

 

容姿をガオガイガーファイナルに出てくる主人公ガイの容姿にして年齢はインフィニット・ストラトスの主人公の三歳年上にそして天海護と同じゾンダーなどを浄化出来るように

 

 

トリコに出てくる美食四天王の嗅覚、視覚、聴覚、触覚と小松の調理技術と味覚と食運

 

るろうに剣心の飛天御剣流(ひてんみつるぎりゅう)の秘伝書を

 

逆刃刀真打ちが欲しい

 

武器の携帯が許される

 

成長限界突破

 

 

目をオッドアイにして右目を白、左目が赤

 

 

IS適性をSに

 

 

自分の出生を調べられても疑問を持たれない

 

 

専用機が3つ欲しい

 

一つ目

 

NARUTOに出てくるスサノオ

 

スペック

 

 

 

スサノオを使ってるときだけ両眼が永遠の万華鏡写輪眼になる。形は原作NARUTO疾風伝のサスケと同じ、だたし相手の動きが読めるだけでそれ以外の能力はない

 

サイズは通常のISサイズ

 

エネルギー SE二千

 

スピード 地球の大気圏を越えることが出来るマッハ23まで出せる

 

軍事仕様だが普段はリミッターが掛かっており競技仕様である

 

武器はなしあえて挙げるなら拳

 

ただし凄く頑丈である

 

フルスキン

 

ISの人格を原作NARUTO疾風伝の春野サクラ

 

セカンドシフトはなし

 

原作NARUTO疾風伝のサスケが永遠の万華鏡写輪眼で出したスサノオ完全体である。

 

 

ワン・オフアビリティ

 

八門遁甲

 

使えばSEをずっと消費し続ける

 

 

技表

 

 

 

【表蓮華】

 

開門を開いて身体能力をアップさせて敵を蹴り上げる

 

相手は受け身もとれないまま頭から地面に叩きつけられるため決まれば必殺の大技

裏蓮華

 

【裏蓮華】

 

八門遁甲の第三生門を解放することで使える目にもとまらぬ高速体術で敵を攻撃しながら第五杜門までを開き渾身の一撃を加え敵を地面に叩きつける。

 

 

 

【朝孔雀】

 

第六門『景門』まで解放することで発動出来る。相手に猛打と、それによる摩擦熱による炎を浴びせて焼き尽くす大技。

 

 

 

 

【昼虎】

 

第七門『驚門』まで解放することで発動出来る。両手で“獣の顔”を形作り、それを一直線に付きだすことで強烈な空気圧を撃ち放つ。“空圧正拳”。放たれた空気圧は一点に収束したのち、拡散して相手を吹き飛ばす。

 

 

【夕象】

 

死門まで開けると使える

 

拳で空気の壁を叩くことで、強烈な空気弾を発射する。しかも一発撃つごとに威力は加速していき、最大五発まで撃ち放たれる。

 

 

 

【夜ガイ】

 

『八門遁甲の陣』解禁状態で放たれた。全身のチャクラを『死門』に一点集中させた後、すべての全身の力を活性化。龍の姿をした気流“積流”の流れに乗って、全力の“飛び蹴り”を放つ。

 

あまりにシンプルだが、その速度とパワーは空間を歪めるほどである。

 

死門を開いても死なないが一週間は意識を失う

 

 

二つ目

 

 

ガオガイガーファイナルに出てくるガオファイガー

 

 

スペック

 

ISの人格はガオガイガーの命(ミコト)

 

競技仕様

 

必殺技には膝のドリルを使う膝蹴り“ドリルニー”

右腕をロケット状に分離・射出させる“ブロウクンファントム”

左腕から発する防御フィールド“プロテクトウォール”、攻撃と防御を一体化させた“ヘル・アンド・ヘブン”などがある。

ディバイディングドライバーなどガオガイガー同様のツールシステムを使用する。

 

フルスキン

 

 

スピード スサノオのと同じ

 

 

エネルギーはスサノオと同じ

 

通常はガオファー

 

 

 

ワン・オフアビリティは

ファイナルフュージョン

 

 

ガオファー(ガイを取りこんだファントムガオーが変形したもの)と三機の新ガオーマシン(ステルスガオーⅢ、ライナーガオーⅡ、ドリルガオーⅡ)が合体(ファイナルフュージョン)したファイティングメカノイド。

ガオファイガーになる

 

セカンドシフトはしない

 

 

 

 

 

 

三つ目はガオガイガーファイナルに出てくるガオガイガー

 

スペック

ISの人格は命これはガオファイガーと兼任

 

基本的にはガオファイガーと同じ

 

軍事仕様

 

必殺技は膝のドリルを使う膝蹴り"ドリルニー"

右腕をロケット状に分離・射出させる"ブロウクンマグナム"

左腕から発する防御フィールド"プロテクトシェード"がある。

そして攻撃と防御を一体化させ、ゾンダー核を引きずりだす"ヘル・アンド・ヘブン"は最強の呼び声が高い技ではあるものの、ガイへの負担も大きく、多用できない一撃必殺技だ。

 

 

フルスキン

 

通常の状態はガイガー

ワーストシフトの時点でワン・オフアビリティがある

 

 

ワン・オフアビリティ

 

ファイナルフュージョン

ガイガー(ガイを取りこんだギャレオンが変形したもの)と三機のガオーマシン(ステルスガオー、ライナーガオー、ドリルガオー)が合体して初めてガオガイガーになる

 

 

 

 

セカンドシフトはジェネシックガイガーになることができる。

5機のジェネシックマシン、すなわちプロテクトガオー・ブロウクンガオー・ガジェットガオー・ストレイトガオー・スパイラルガオーとファイナルフュージョンして誕生する究極のジェネシックメカノイド。命がジェネシックドライブを機動させたことにより発動。

ガオガイガーやガオファイガーと違い、ツールシステムに相当するガジェットシステムを自身に内臓している。左腕に装着されるボルティングドライバーは、目的によりジェネシックボルト、ブロークンボルトなど数種類のボルトを換装して広域的な破壊に使用される。尾にあたる部分のツールは、ウィルナイフになるほか両手に装着されてジェネシックヘル・アンド・ヘブンに利用される。

 

 

 

ISの待機状態は原作ワンピースに出て来るミホークが着けてる十字架の小刀

三つ共合わせて一つであり待機状態

 

 

 

 

「これでお願いします。」

 

 

 

分かりました

では転生に入ります

 

 

「はいお願いします。」

 

 

良き人生を

 

 

 

 

男は消えた

 

 

 

 

 

 

 

今度の人生はあなたに幸福がありますように

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




グダクダだけどよろしく


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浮気の真相

凱が転生の為に消えた後の

 

 

白い世界

 

 

 

創造神「さて・・・出てきなさい」

 

 

すると創造神の前に二つの魂が現れた

 

 

「「・・・・」」

 

 

創造神「ではこれより神の裁判を始めます。」

 

 

「「・・・」」

 

 

創造神「二人に宿っている悪神、姿を表しなさい!」

 

 

 

白かった魂が次第に真っ黒に代わり黒い靄が魂から抜け出た

 

 

創造神「出ましたね!ルシファー!サタン!」

 

 

 

ルシファー「ふっ・・・久しいな創造神・・・フレイヤ・・・」

 

 

サタン「けけけけけっ・・・・もう少しで若い魂を頂けたものを!」

 

 

 

フレイヤ「あなたたちのせいで三人の人間の運命が狂ってしまった・・・・・特に凱さんの運命を狂わせた罪は重い!」

 

 

サタン「けけけけけ・・・・・だったらどうするんだ?」

 

 

フレイヤ「あなたたちを滅する!」

 

フレイヤは神槍を構えた

 

 

ルシファー「ふっ・・・・・貴様に出来るかな・・・」

 

???「「それは神が一人なら無理でしょうね」」

 

 

サタン「!!・・・・・貴様は天照に・・・!!」

 

 

ルシファー「!!・・・・更に月読か!!」

 

 

フレイヤ「ねーさん!」

 

 

天照「サタン!ルシファー!おいたが過ぎましたね」

 

月読「よりにもよって凱の家族に手を出すなんて・・・・・」パチン

 

 

月読はルシファーとサタンの動きを封じた

 

 

ルシファー・サタン「ぐっ?!動けん!」

 

 

フレイヤ・天照・月読「滅びの呪文 バルス!」

 

 

フレイヤ・天照・月読はルシファーとサタンに手をかざした

 

 

ルシファー・サタン「ぐあああああああああああああああああああああ?!」

 

 

ルシファーとサタンは消えた

 

 

 

 

フレイヤ「ふぅ・・・・・ありがとーねーさん!」

 

 

天照「ふふ♪どういたしまして!」

 

月読「さて後はそこの魂ね」パチン

 

月読は2つの魂を前世の姿に戻した

 

 

「「うっ・・・・ここは?」」

 

 

フレイヤ「はじめまして×××さんの嫁さんと×××さんの娘さん」

 

 

なんと2つの魂の正体は凱の前世の嫁と娘でした

 

二人は魂に悪神がついていたため凱の事を蔑ろにしてしまった

 

凱が前世でトラックから二人を守った後

二人はその後

 

嫁は再婚せず夫のことを片時も忘れずに生を全うした

 

娘は元々凱の子供ではなく嫁の連れ子だったが凱はそれでも愛情を注いで育てた。娘は凱のような性格の人と結婚し生を全うした

 

そしてその後二人の魂はここに引き寄せられた

 

 

 

「「あなたたちは」」

 

 

 

フレイヤ・天照・月読「私達は神です」

 

 

「「か・・・・神ーーーーーー?!」」

 

フレイヤ「さてお二人の魂についていた悪神は取り除きました・・・・お二人はどうしたいですか?」

 

嫁「あの人側の居たいです!」

 

娘「私も!」

 

 

天照「ふふ♪凱は愛されてるわね!」

 

 

月読「ちょっと嫉妬してしまうわ」

 

フレイヤ「残念だけどあなたたちは転生出来ないわ・・・」

 

 

嫁、娘「そんな・・・」

 

二人はガックリとなった

 

フレイヤ「但し・・・」

 

 

嫁、娘「・・・・但し?」

 

 

天照「人としては転生は出来ないけど・・・」

 

 

月読「貴方達をISのコアユニットの人格にすることは出来るわ・・」

 

 

 

フレイヤ「貴方達は凱のISのコアユニットに宿ってもらうわ!」

 

 

嫁、娘「コアユニット・・」

 

 

天照「そう!二人で凱をサポートして上げて!」

 

 

嫁、娘「・・・・分かりました!よろしくお願いいたします!」

 

 

月読「二人には約束して欲しいことがあるの

それは二人が前世の嫁と娘だと言わないこと!」

 

 

嫁「・・・正直辛いですけどあの人の側にいれるなら構いません!」

 

 

娘「私も!」

 

 

フレイヤ「決まりですね!

では嫁さんには命(ミコト)として宿って貰います!

娘さんは春野サクラとして宿って貰います!

よろしいですね?」

 

 

 

嫁、娘「はい!」

 

 

 

 

二人は消えた

 

 

 

 

天照「行ったわね♪」

 

 

月読「全くルシファーとサタンにも困ったものね!」プンプン

 

 

フレイヤ「本当ね!凱は前世で生を全うしたら私達の夫になってたのに。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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転生後

ある日一人の男が誕生して

 

6年後

 

丁度昨日前世の記憶が戻った

 

飛ばしすぎ?

 

いやいや妥当だと思うよ

 

 

家は獅子王家で親は会社を経営してた

社長が母、秘書が父であった。

 

昨日父に飛天御剣流の秘伝書と逆刃刀をもらった。

 

もらうと言っても逆刃刀は父に預かってもらっている

 

記憶が戻った時はISはどうなるのかなと思ったら家の向かい側が篠ノ乃家だった

 

 

両親が多忙なことが多かった為よく篠ノ乃家にお世話になった

 

その時に束、箒、千冬、一夏と知り合い仲良くなった

 

篠ノ乃家が道場で剣道を教えていたので剣道を習いつつ密かに飛天御剣流を練習した

 

剣道を習い数年がたったある日、白騎士事件が起こる前日いつも通り凱は道場向かう途中束に会った

 

 

凱「あっ!束さん!」

 

 

束「あ!がーくん久しぶり!」

 

凱「どうしたんですか?道場の前で。」

 

 

束「うん。がーくんに渡す物があってね♪」

 

 

凱「渡す物?(もしかして?!)」

 

束「じゃーーーーーんこれだよ!」

 

 

束は十字架の小刀のネックレスを出した

 

 

凱「ネックレスですか?」

 

 

束「今日ねなんか知らないけど束さんの枕もとに置いてあったんだ

それでネックレスを持った時に頭に声が聞こえたんだ。

がーくんに会いたいって

だからがーくんに渡しておくね」

 

凱は束からネックレスもらった

 

 

凱「ありがとうございます。束さん」ニコ

 

 

束「どういたしまして。じゃあ束さんは忙しいから(うう・・・・いい笑顔)」

 

束は部屋に戻った

 

 

凱「(今は反応がないのはまだその時だはないからかな?)」

 

「そこで何をしている凱?」

 

 

凱「あっ!千冬さん。」

 

千冬が道場の入口から顔を出した

 

千冬「もう始まるぞ!早くしろ。」

 

 

凱は頭を下げ謝罪した

 

 

今日の稽古は午前中までで

 

今は一夏と箒が勝負している

 

一夏「面ーーーーー!」

 

一夏は箒に斬りかかるが箒は避け

 

 

箒「胴ーーー!」

 

箒は抜き胴で一本を取り一夏に勝った

 

 

 

師範「次!千冬と凱!」

 

 

ざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわ

 

師範「静粛に!」

 

ピタリ

 

千冬と凱は位置に着いた

 

 

師範「では二人とも今日はお互いに本気で戦う事を許可する!」

 

 

門下生達「!!」

 

 

箒「えっ!」

 

一夏「何言ってんだ?師範?千冬姉も凱兄も普段から本気で・・・」

 

 

師範「まあ全員見てれば分かる。」

 

 

目下の二人は

 

 

凱「どうする?千冬さん?」

 

凱は竹刀を構えそんきょをした

 

 

 

 

千冬「師範が本気でやれと言ったんだ

やるしかあるまい」

 

千冬も同じように構えた

 

 

二人はそんきょを解き立ち上がった

 

 

師範「初め!」

 

 

その合図と共に二人は相手に斬りかかった

 

 

二人の竹刀がぶつかった力は拮抗していた

 

凱、千冬「ぐうううううう!はっ!」

 

 

 

お互い後ろに飛んだ

 

 

千冬「また腕を挙げたな!」

 

 

凱「千冬さんこそ!」

 

 

門下生達(一夏と箒も含む)は口をポカーンと開けていた

 

 

一夏「はっ!・・・なんだよこれ・・・」

 

 

箒「・・・凱さんが千冬さんと渡り合ってる・・・」

 

 

二人の打ち合いは既に二時間が経過していた

 

 

 

凱「はあはあ・・・・千冬さん・・・・はあはあ・・・・いい加減・・・はあはあ・・・・・打たれて・・・・・はあはあ・・・・下さいよ!」

 

 

 

千冬「はあはあ・・・・凱こそ・・・・・はあはあ・・・・いい加減・・・・はあはあ・・・・諦めろ!」

 

 

 

箒「(剣道の一試合がこんなに長引くなんて!)」

 

 

 

一夏「(凱兄が千冬姉にこんなに追いすがるなんて!)」

 

 

凱「はあはあ・・・・すぅぅぅぅ・・・・千冬さんそろそろ終わらせよう。」

 

凱は居合いの構えたをとった

 

 

 

千冬「はあはあ・・・・すぅぅぅぅ・・・・そうだな凱」

 

 

千冬は竹刀を上段に構えた

 

 

 

師範「(次で決まる!)」

 

 

 

千冬はそのまま動かない

 

凱も動かない

 

 

すると外は突然の豪雨が降った

 

 

すると

 

 

ピカ

 

 

ドガーン

 

 

雷が鳴った

 

 

凱「はあああああああ!」

 

 

凱は千冬に向かって走りだした

 

千冬「ふっ!」

 

千冬は竹刀を降り落とした

 

凱「(ここだぁぁぁぁぁぁ天翔龍閃(あまかけるりゅうのひらめき)!!)」

 

 

二人の竹刀がぶつかり合い

 

バキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキ

 

ボキ

 

 

凱の竹刀が折れて千冬の竹刀が頭に当たった

 

 

師範「面あり!勝者千冬!」

 

 

凱「ちぇっ!また負けか・・・・!(やっぱ後の世界最強は伊達じゃあないな!)」ゴロン

 

凱は床に転がった

 

 

 

千冬「何を言うか!私の竹刀が折れていたらお前の勝ちだったぞ!」

 

 

師範「うむ!勝負は時の運だ!今回は千冬に軍配が上がったと言うことだ!」

 

それから道場は大騒ぎだった

 

 

次の日、白騎士事件が起こった

 

その数日後

篠ノ乃家は引っ越して行った

 

俺の家、獅子王家も海外にアメリカに引っ越しが決まった

 

空港では一夏と千冬が見送りに来た

 

 

一夏「凱兄・・・元気で」涙ポロポロ

 

 

凱「一夏もな・・・・たくっ・・・・一生の別れでもないのに泣くなよ!」

 

 

凱は一夏の頭を撫でた

 

 

千冬「すまない・・・・凱」

 

 

千冬も目がうるうるしていた

 

 

凱「・・・・たくっ・・・・千冬さんまで・・・・しょうがないな!」

 

凱は千冬を抱き寄せ

 

 

千冬「!!」ドキッ

 

 

凱「大丈夫!また会えるさ!」

 

 

凱はこの時既に千冬の身長を越えていた

 

 

凱は千冬を離し荷物を抱え

 

 

凱「じゃあな!」

 

凱は後ろ向きに手を振った

 

 

それから数年後

 

千冬は

1回IS世界大会「モンド・グロッソ」で優勝し、さらに公式戦での無敗記録も保持していたが、第2回大会の決勝戦を前に発生したある事件を解決するため大会を棄権。以後は突如IS操縦者を引退し、事件解決に協力してくれたドイツ軍への借りを返すためにIS部隊の教官を一時期勤めていた

 

現在は日本のIS学園で教師を勤めている。

 

 

 

 

凱は現在17歳で日本のある学校で三年生としてに通っていた

凱は今現在、会議室にいた

 

凱「今日の議題はなんだいえりな?」

 

 

えりな「はい。何でも織斑一夏と言う男がISを動かしたことで世界で一斉に男のIS適性を測定することが決まったので数日後この遠月学園でもIS適性を検査することが決まったそうです。」

 

凱が通っていたのはまさかの遠月学園!

 

 

 

 

 

凱「そうなのか・・・・・はあ・・・・あの馬鹿は」

凱は頭を抱えた

 

えりな「?・・・凱くんは織斑一夏を知っているの?」

 

薙切えりな遠月十傑第2席

 

凱「知ってるもなにも昔剣道を習っていたときの知り合いで弟分だ。」

 

 

そこに

 

 

アリス「へぇぇぇ・・・・興味深い凱くん詳しく聞きたいわ!それに織斑一夏ってあのブリュンヒルデの弟?」

 

薙切アリス遠月十傑第三席

 

凱「それはおいおい話すよ!それでえりなそのIS適性検査は誰がくるんだ?」

 

 

えりな「予定ではさっきアリスが言っていたブリュンヒルデこと織斑千冬が来るらしいわ!」

 

 

凱「あの人か・・・・何年ぶりだろうな?」

 

 

そこに

 

 

「なんだよ、やっぱり知ってるんじゃん凱!」

 

 

凱「まあ、あの人は織斑一夏の姉だよ創真。」

 

幸平創真遠月十傑第四席

 

「しかしこの忙しい時に仕事を増やすか!」

 

凱「そう言うなアキラ。」

 

葉山アキラ遠月十傑第五席

 

 

「お前はいつも凱に仕事で泣きついてるだけだろうが!」

 

アキラ「なんだとそれはお前もだろが!」

 

 

凱「まあまあ落ち着けよアキラにリョウ!」

 

 

黒木場リョウ遠月十傑第六席

 

 

「しかし忙しいのは事実だ!」

 

 

凱「まあ、その辺はみんなでカバーするしかないよ昴。」

 

美作昴遠月十傑第七席

 

 

「我々も受験のシーズンだしな!」

 

 

凱「とりあえず検査は十傑メンバーが被らないようにしようかタクミ」

 

タクミ・アルディーニ遠月十傑第八席

 

 

「でも十傑の中でISの検査で適性があったらどうしよう!」

 

タクミ「うーん。これはばっかりは受けてみないとわからんな」

 

 

凱「それは俺もなんとも言えんな恵。」

 

田所恵遠月十傑第九席

 

「とりあえず私が調整しておきます凱さん!」

 

 

凱「頼んだよ緋沙子」

 

新戸緋沙子遠月十傑第十席

 

 

そこて会議室の扉からノックが聞こえた

 

コンコンコン

 

 

凱「誰だ?緋沙子頼む!」

 

 

緋沙子は頷いた

 

 

緋沙子「誰だ!今は十傑評議会中だ!」

 

 

扉の向こう側から

 

 

「すまんのぉーIS学園から来た者を連れて来たのだ

数日後の検査の打ち合わせの為にのぉー」

遠月学園総裁薙切仙左衛門

 

緋沙子は凱の方を向き凱は頷いた

 

 

緋沙子「分かりましたどうぞ。」

 

 

ガチャン

 

 

総裁「すまんのぉー。十傑諸君!」

 

 

凱「構わないですよ!それでIS学園の方は?」

 

 

総裁「うむ!ほれこっちじゃ!」

 

総裁に呼ばれ

 

「「失礼します。」」

 

二人は頭を下げた

 

凱「(おや!)」

 

 

二人は顔上げ

 

 

「私はIS学園の教師織斑千冬です!」

 

「同じくIS学園の教師の山田真耶です!」

 

十傑達は立ち上がり

 

ガタっ

 

 

第二席から第十席まで紹介が終わり

 

 

凱「俺が遠月学園十傑第一席の獅子王凱です。

どうぞお見知り置きを」ペコ

 

 

まさかの凱が遠月十傑第一席!

 

 

千冬「なっ!」

 

 

千冬はフリーズ

 

 

真耶「はい!よろしくお願いいたします!・・・・先輩どうしたんですか?」

 

山田先生は千冬に聞いた

 

凱が代わりに

 

 

凱「お久しぶりです山田先生。自分は織斑先生とは知り合いでして数年ぶりに会ったので織斑先生は頭が追いついてないのかも知れないです。」

 

 

真耶「・・・・そうなんですか先輩?」

 

 

千冬「はっ!・・・・そうだ!真耶お前は獅子王の事を知っていたのか?」

 

真耶「はい。私の家の旅館で母が良く指導に来てもらってましたので。」

 

 

千冬「そうなのか?」

 

千冬は凱に視線向け

 

 

凱「ええっ!遠月のスタジエールではお世話になってるので!」

 

 

総裁はパンパンと手を叩き

 

総裁「昔話はそこまでにしてIS検査の事を摘めようか!」

 

 

十傑達と千冬達は頷いた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




やっぱりトリコの美食四天王の五感と小松の調理技術と食運を持っていれば・・・・・ねぇーーーー


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子孫

数日後遠月学園でもIS適性検査が開始された

 

 

今日はIS適性検査最終日

 

最後が凱だった

 

 

部屋に入ると真耶と千冬が居た

 

 

凱「はあ・・・・やっとか色々調整するのが大変だよ。」

 

真耶「ううっ!すいません・・・」

 

 

千冬「すまんな・・・愚弟が・・・・とりあえずISに触れてくれそれで有無が分かる!」」

 

 

凱「了解!」

 

凱は触れるとISが光だし

 

 

凱「うっ!(これはISの情報か!)」

 

 

凱はISを纏った

 

 

 

凱「マジかよ!(まあ当然だな!それに今ので十字架の小刀の首飾りの情報と起動させることができるとわかった)」

 

凱はビックリしたふりをした

 

 

 

 

 

真耶「!・・・先輩!」

 

 

千冬「!・・・見つかったな・・・・真耶学園に連絡を!」

 

山田先生は学園に連絡をするために退出

 

 

凱はISを降りた

 

 

凱「最悪・・・・せっかく高等部を卒業して自分の店を持つ算段をしてたのに・・・」

 

 

 

千冬「すまんな・・・お前はもう一度高等部にそれもIS学園に入学してもらうことになる・・・」

 

 

凱「はああ!・・・・まあ気にしてもしゃーない!それに今は二人だけだし名前で呼ばない?」

 

 

千冬「・・・・・凱・・・・本当にすまない!」

 

千冬は目をうるうるさせた

 

 

凱「全く・・・変わらないな千冬さんは!」

 

凱は千冬を抱き寄せた

 

 

千冬「!!」ドキッ

 

 

凱は離れた

 

凱「さて千冬さんに話しおくよ!この十字架の小刀の首飾りのことを!」

 

千冬「・・・ううんっ!その首飾りがどうした?」

 

 

凱は昔束にもらったこととISを動かしたことでこの首飾りがISの専用機であると知ったことを教えた

 

 

千冬「なっ!それが専用機の待機状態でしかも三機もついてるだと!?」

 

 

凱「どうやらそうらしい・・・」

 

 

 

そこに山田先生と遠月十傑達と遠月学園総裁が来た

 

 

えりな、アリス、恵、緋沙子「凱くん(さん)!」

 

他の十傑達「凱!」

 

総裁「学園でまさか君だとは・・・」

 

 

真耶「獅子王さんこちらを!」

 

山田先生は凱にIS学園の書類、必読と書かれたISの参考書を渡した

 

 

凱「わざわざありがとうございます!山田先生!」ニコ

 

 

山田先生は頬を赤くして

 

 

真耶「いっ!いえ先生なので当然です!(うう・・・・すごくドキドキする)」

 

えりな「あの!凱くんはIS学園に入学するのは決定なのですか?」

 

 

千冬「・・・・・ああ・・・すまないがそう言うことだ!」

 

 

凱「まあまあ、えりな動いた物は仕方ないまた三年間通った後に自分の店を建てるよ!」

 

 

えりな「うう!」涙ポロポロ

 

えりなは泣き崩れた

 

 

それをアリスが抱き締めた

 

 

アリス「えりな・・・(ねぇ後で話があるの!)」ボソボソ

 

 

えりな「アリス(何話って?)」ボソボソ

 

 

アリス「(それは後で話すわ!・・・緋沙子も呼んでおいて!)」ボソボソ

 

総裁「しかし彼がIS学園に入学すると世間に知れたら世界がある意味黙ってないぞ」

 

 

山田先生は頭に?マークを出した

 

真耶「そうなんですか?」

 

 

総裁の代わりに

 

 

創真「そらそうだな!なにしろ凱は遠月に入ってから食戟で一度も負けたことがないからな!」

 

 

真耶「・・・・あの食戟ってなんですか?」

 

創真の代わりに

 

緋沙子「食戟とは・・・「食戟」とは「食(料理)を戟(ほこ)として、互いに全力で競い合うことです」

 

 

真耶「因みに何回戦ってですか・・・」

 

山田先生は恐る恐る聞いた

 

 

アリス「約1500戦無敗よ!」

 

 

適当です

 

 

千冬「なっ!」

 

 

えりな「これでわかったかしら彼がどれだけすごいのか!そして彼が世界からどれだけ期待を背負ってるか」グスン

 

凱「まあまあ落ち着いてえりな!」

 

 

えりな「これが落ち着いて・・・・!」

 

 

凱「俺は丁度いいと考えてるよ?」

 

 

アキラ「どう言うことだ?」

 

 

凱「最近ちょっと煮詰まってるからいい息抜きと考えてるよ。」

 

 

昴「・・・・確かにな」

 

 

リョウ「・・・・何気にみんなお前に頼ってたからな!」

 

 

凱「それに自分の実力をISにぶつけることが出来るから楽しみだ!」

 

 

恵「そういえば凱くんはいつも刀の素振りとかしてたよね!」

 

千冬「獅子王お前まだ剣道を!」

 

 

凱「いや・・・・剣道じゃなくて剣術だよ!」

 

凱は腰につけている刀を抜いて見せた

 

 

千冬「それは・・・・刃が逆についてないか?」

 

凱「これは逆刃刀真打ちだよ。何処かで聞いたことない?」

 

 

 

千冬「逆刃刀・・・・・!・・・・まさか!しかしあれはフィクションじゃ!」

 

 

総裁「いやあれは事実をもとにされたアニメじゃ!」

 

適当です

 

真耶「じゃあ獅子王くんは!」

 

 

凱「俺はアニメで有名な"るろうに剣心"の主人公緋村剣心こと抜刀斎の子孫だよ!」

 

 

あくまでも設定です

 

 

千冬「そういえば昔剣道の試合で居合いの構えをとっていたがあれはまさか!?」

 

 

凱「勘がいいね。その通りあれが飛天御剣流の奥義 天翔龍閃(あまかけるりゅうのひらめき)だよ!」

 

 

千冬「・・・・・お前はもうひとつの奥義を使えるのか?」

 

 

凱「ああ。使えるよ!」

 

 

千冬「・・・・・(もう対等どころかお前は遥か先か・・・)」

 

 

凱はIS学園の書類を記入して千冬に渡した

 

凱「はい!とりあえず渡しておくよ!」

 

千冬「確かに受け取った!」

 

 

凱「そういえば入学の入試はやるんですよね!」

 

 

山田先生が

 

 

真耶「はい!入学は決まってますが一応受けてもらうことになってまして、一週間後にIS学園であります。・・・・その・・・・予定は・・・」

 

 

凱は緋沙子の方を向き

 

 

緋沙子「えーと・・・」パラパラ

 

緋沙子はスケジュール帳を見て

 

 

緋沙子「・・・その日は凱さんは午前中は予定がありますね。午後の4時半過ぎからなら大丈夫ですね!」

 

 

凱「ということは移動を考えると午後6時位か・・・・どうですか間に合いますか?」

 

 

真耶「はい!なんとか順番は最後にしてもらいます。」

 

 

凱「分かりました。」

 

 

 

その日は全員解散した

 

 

その日の夜

 

 

極生寮の一室

 

 

えりな「それでなにアリス話って?」

 

緋沙子「・・・・」コクコク

 

 

アリス「フフフ♪それはね・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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伝説と・・・・脅し?

凱がIS学園に入学が決まった3日後

遠月学園では全校集会が行われた

 

 

総裁「皆本日は集まってくれて感謝する!

先日IS適性検査でわが校で一人ISの適性があるのがわかった!」

 

 

ざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわ

 

 

総裁「静粛に!」

 

ピタリ

 

 

総裁「これからその者に登場してもらう!」

 

 

 

全校集会は体育館でやっている

 

 

 

体育館のステージの端にスポットライトが当てられた

 

 

コツコツコツコツ

 

 

 

凱がステージに姿を表した

 

 

ざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわ

 

凱「えーと俺が遠月学園を卒業した後に今度はIS学園の高等部に入学することが決まった。」

 

 

全校生徒「えええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!」

 

 

 

総裁「静粛に!」

 

ピタリ

 

 

凱「まあ、ひとまずそう言うことだからみんな四年後に店を開くから来てくれ。」

 

 

全校生徒「はい!」

 

 

全校生徒が大声で返事をした

 

 

凱「よしいい返事だ!お詫びとしてお前達に究極のスープをご馳走してやる!!十傑達!」

 

 

十傑達「はい!(おう!)」ゴロゴロ

 

 

 

 

十傑達がステージに現れ大きな鍋を運んできた

 

 

凱「これが俺が遠月学園で三年間を集約させて作った

究極のスープだ!えりなよそって見せてやれ」

 

えりな「はい!」

 

 

えりなはよそったスープをスクリーンに映して見せた

 

 

全校生徒「えっ!・・・・なにもない?」

 

凱「わからないか?総裁見て下さい!」

 

総裁「うむ・・・・まさかこれは・・・・確かにスープはある!」

 

ざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわ

 

 

総裁「肉眼ではほぼ見ることが出来ん程クリアだ!」

 

 

凱「フフフ!さすが総裁。では次はサーモグラフィーで見てもらえるか!」

 

 

パアッ

 

 

全校生徒「ああああああああああああ!!」

 

ソーモグラフィーで見てみると皿の中が赤い

 

 

凱「みんなも知ってる通りアニメトリコで出てくるセンチュリースープだ!・・・・流石にオーロラは再現出来なかったが味わってくれ。」

 

 

 

 

全校生徒「おおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

 

 

全校生徒はセンチュリースープを味わった

 

 

凱「さて・・・お前ら飲んだな?

では俺から全校生徒にある指令を出す!」にやり

 

 

 

全校生徒「へっ?!」

 

 

凱「それは俺が遠月に在籍している間に十傑を除く生徒一人でもいいから俺に旨いと言わせてみろ!」にやり

 

 

全校生徒「えええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!」

 

 

 

アキラ「おいおい・・・・それ俺達でも難しいぞ!」

 

 

創真「そうだな・・・・俺も数える程しか記憶にねぇぞ!」

 

昴「・・・・俺も一回しかねぇぞ!」

 

アリス「フフフ♪なかなかハードね!」

 

 

えりな「まあ、あれだけのスープをタダであげるわけ無いとは思っていたけど・・」

 

恵「アワアワ!」

 

タクミ「中々人が悪いな!」ヒクヒク

 

 

リョウ「・・・・タダより高いものはないと言うことだな!」

 

 

 

緋沙子「そう言うことだな!」

 

 

凱「もし失敗したら・・・」

 

 

 

全校生徒「失敗したら・・・」ゴクリ

 

 

凱「十傑評議会で議案を出して一年と二年はもう一度一年の最初からやらせるぞ!」ニヤリ

 

 

全校生徒「えええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!」

 

凱「フフフ♪まあ頑張れよ!よーいどん!」

 

 

ガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタ

 

十傑と三年生を除く全校生徒は猛スピードで体育館を出て行った

 

総裁「フフフ!なかなか面白い展開だな!獅子王感謝するぞ!

最近どうも緊張感が抜けてどうしようかと思っていたのだ」

 

凱「まあさっきの一年と二年をもう一度一年からやり直しさせるのは冗談だけどな!

今残ってる三年は一年と二年にばらすなよ!

ばらした三年は本当に一年からやり直しさせるぞ!」ニヤリ

 

 

三年達「サーイエッサー!」

 

 

凱「よし!じゃあ俺はこれからイギリスに行ってくるから滞在期間は1日位だったな。

帰って来るのは4日後の午後4時位でそのままIS学園の入試だったな緋沙子?」

 

緋沙子「はい。合ってます。」

 

凱は自室に戻り車に乗って空港に向かった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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空港の攻防

凱は今現在イギリスの空港で迎えを待っていた

 

凱「はあああああああ!いくらファーストクラスでも疲れるな」

 

 

凱が二年の時に第一席になってから海外から依頼が増え多忙な為飛行機時位は快適にしてほしいと他の十傑全員からの願いでファーストクラスで移動をしている。

 

 

因みに一年の時に既に第二席だった。

 

あくまでも設定です

 

 

凱は時計を見て

 

 

凱「うーん。予定より若干速いか・・・仕方ない椅子に座って待つか・・・・」

 

 

凱は必読と書かれたISの参考書を読んで時間を潰していた

 

参考書を半分程読んだ所で悲鳴が聞こえた

 

 

キャーーーーーーー

 

凱は参考書を閉じ

 

パタン

 

 

悲鳴のする方に行くと

 

 

凱「(おいおい・・・・)」

 

 

「あなたその人離しなさい!」

 

金髪の女の子が一般人の人質を離す様に促すが

 

 

「離して欲しければ貴様のISを寄越せ!」

 

 

と言う

 

 

「ぐっ!」

 

 

凱「(人質一人とIS一機じゃ割に合わないなそれにあの人質は・・・・しゃーない・・・)オーイ!あんたら迷惑だぞ!」

 

 

 

「なんですのあなたは!」

 

 

「なんだお前!引っ込んでろ!こいつの頭が飛ぶぞ!」

 

人質の女は悲鳴を上げる

 

 

凱「だからさっきからピーピーうるさいよ!そこの人質!」

 

「あなた人質になんてことを!」

 

人質女「ピーピーうるさい?!」

 

 

凱「いい加減演技辞めろよ!」

 

 

「?・・・演技?」

 

 

「ななっ?!・・・・何を言って!」

 

 

凱「おいおいそこで狼狽えたらそこの人質の女とお前がグルだってバレるぞ?」

 

「へっ?!」

金髪の女も周りのギャラリーも唖然

 

「「くそ!」」

 

 

人質だった女と銃を持った女は金髪の女に襲いかかった

 

「!!」

 

凱「遅い!」

 

凱は三人の間に入り凱は人質だった女を刀の鞘で腹を殴り

銃を持った女は刀の頭で銃のグリップに当てて銃を奪い銃を持っていた女の首に刀を当てたその時間約1秒

 

 

「「・・・」」チーン

 

二人は気絶

 

「えええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!」

 

 

凱「全く・・・あんたらもうるさいよ!」チン

 

凱は刀を戻した

 

凱「じゃあな!あとよろしく!」ピューン

 

凱は急いでその場を離れた

 

「あっ!・・・行ってしまいました・・・あの方は一体・・・」

 

そのときに声が聞こえた

 

「お嬢様!大丈夫ですか!」

 

「チェルシー!ええ!大丈夫ですわ!」

 

チェルシー「良かった・・・そういえばお嬢様日本から来られた方は?」

 

「あっ!忘れてましたわ!」

 

金髪の女は警備の者に二人を任せて急いで待ち合わせの所に向かった

 

 

凱「(ふぅまさかあそこでアイツに会うとはな・・・・)そういえば遅いな迎えの人・・・」

 

 

そこに

 

 

「申し訳ありません!遅くなってしまって!」ペコ

 

凱「いえそんなに・・・え!」くるり

 

金髪の女は下げてる頭を上げて

 

 

「あっ!・・・さっきの!」

 

チェルシー「お嬢様この方をご存じで?」

 

 

「ええ!先ほど助けて頂いて!」

 

チェルシー「そうですか!どうもお嬢様を助けて頂いてありがとうございます。」ペコ

 

チェルシーは凱に頭を下げた

 

凱「いえいえ、どういたしまして。では改めて、遠月学園十傑第一席 獅子王 凱です。」

 

 

「はい。私はイギリスの代表候補生のセシリア・オルコットですわ!」

 

「私はセシリアお嬢様の専属メイドのチェルシーです以後お見知り置きを」ペコ

 

 

凱「とりあえず大分時間が押してるから急ごう!」

 

二人は頷いた

 

 

 

 

 

 



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ニューヒロイン

凱は空港を出てチェルシーの運転する車に乗っている

 

 

凱「チェルシーさん目的地までどのくらいですか?」

 

 

チェルシー「そうですね・・・・大体一時間程ですね。」

 

凱「そうですか・・・・すいませんが到着十分前位に起こしてもらっていいですから?」

 

 

チェルシー「ええ!構わないですよ。」

 

 

凱「オルコットもすまんな・・・」

 

 

凱は眠った

 

 

セシリア「寝るのが速いですわ。」

 

 

チェルシー「仕方ないですよ。日本は今は夜中の時間ですし。それに獅子王様は明日の夕方には日本に戻るらしいですよ。」

 

 

セシリア「明日の夕方なら私と同じ便で日本に行くかもしれないわね。」

 

五十分経過

 

 

チェルシー「獅子王様起きて下さい!」

 

凱「・・・・あ・・・ああ・・・チェルシーさんありがとうございます!」うーん

 

 

凱は車の中で腕を伸ばした

 

 

セシリア「おはようございます。獅子王様」

 

 

凱「ああ・・・ふぁぁ・・・おっと失礼!」

 

 

セシリア「フフフ♪構いませんわ。余程お疲れ様なのですね。」

 

 

凱「まあね・・・わざわざ依頼してまで呼ばなくても・・・それも食戟の為だけにあの人は・・・・はぁ・・・」

 

 

凱は疲れた顔をした

 

 

チェルシー「あの方は余程悔しかったのでは?」

 

 

凱「あの人はそんな柔な性格してないですよ。・・・・かなり神経質ですけど・・・」

 

 

 

チェルシー「確かに自分の料理に他の料理人を関わらせたがらないですね。」

 

 

セシリア「?・・・チェルシー・・・・・その方は一体どなたですか?」

 

 

チェルシー「お嬢様がよく学園で頼まれるランチを作られてる方ですよ。」

 

 

凱「しかしあの人が今は学園のランチを作ってるって場違い過ぎるよ。」

 

 

セシリア「・・・あの人は一体何者なのですか?」

 

 

セシリアは凱に聞いた

 

凱「・・・・あの人は俺がまだ一年の時に遠月学園十傑の第一席にいた人だよ。」

 

 

セシリア「えええええ!」

 

 

きゅ

 

 

 

チェルシー「獅子王様、お嬢様、学園に到着しました。」

 

チェルシーは運転席を降りて後部座の扉を開けた

 

 

凱「チェルシーさんありがとうございます!」ペコ

 

チェルシー「いえ!獅子王様私のことは呼び捨て構いません」ペコ

 

 

凱はセシリアに手を出して

 

 

凱「どうぞ。」

 

 

セシリア「フフフ♪ありがとうございますわ。」

 

セシリアは凱の手を取って車を降りた

 

 

セシリア「チェルシー私達は学園長の所に向かうので車を駐車場に置いたら学園長室の前で待っていて。」

 

 

チェルシー「かしこまりました」ペコ

 

 

 

凱はセシリアに連れられ学園長室に向かった

 

 

学園長の挨拶を終え学園長室を出た

 

チェルシー「獅子王様では厨房にご案内致します。」

 

凱は頷いた

 

セシリア「あの私もご一緒して構わないですか?」

 

 

凱「俺は構わないけどそれは相手に聞いて!」

 

 

セシリアは頷いた

 

 

 

 

学園の第一厨房

 

 

 

バァン

 

 

凱「失礼します!獅子王 凱到着しました。」

 

 

ガタ

 

 

凱は音がした方を見ると

 

 

「待ってたよ!獅子王!」ガシッ

 

 

凱「・・・・ちょっと離して下さいよ司さん!」

 

司瑛士遠月学園十傑元第一席

 

一見無害そうに見えるその本質は、自分の価値観のままに他者を一切意に介さず行動し、自分の作品が完成するためならそれらによって生じる弊害等には無関心でいられるという極度なエゴイストでもある。つまり自分「だけ」が得(目的を達成)をするために何でも(倫理に反する行為でも)やる、「自分の料理」は愛していても「他人の料理」どころか「人」を愛していないというのが、司の人物評価といえる

 

司「もう来ないかと思ったよ!」

 

凱「依頼されたので来ますよ!」

 

 

司「じゃあ早速、食戟をしょう!」

 

 

凱「その前に司あの人達が観戦したいらしいのでいいですか?」

 

凱はセシリアとチェルシーを指差した

 

 

司「構わないよ!」

 

 

セシリアとチェルシーはホッとした

 

 

凱「で司さん今回は何を賭けるんですか?」

 

 

司「俺が欲しいのはお前の料理の腕だ!だから俺が勝ったら俺の懐刀になれ!」

 

 

凱「またですか・・・・じゃあ俺が求めるのは今後俺に食戟を挑んで来ないようにを提示します!」

 

 

司「ぐっ!・・・わかった!」

 

 

凱「じゃあチャッチャッとやりますか!そういえば審査員は?」

 

凱は腕まくりをした

 

 

司「・・・・忘れてた」

 

 

凱「はぁ・・・・じゃああの二人でいいですか?」

 

 

凱はセシリアとチェルシーを指差した

 

 

司は頷いた

 

調理中

 

 

 

調理が終わり実食が終わり

 

判定凱2対司0

 

 

凱「司さん俺の料理が食べてどうですか?」

 

司「旨い・・・・食材がイキイキしてる感じがする」

 

 

凱「司さんの料理は食材が可哀想ですよ。」

 

 

司「・・・・可哀想?」

 

 

凱「ええ。とりあえず俺はこれで!依頼料はいつも通りでお願いします。」

 

凱はセシリアとチェルシーを連れて厨房を出た

 

そして厨房から泣き声が聞こえた

 

 

セシリア、チェルシー「!!」

 

 

凱「・・・・」

 

 

 

凱は二人を促し厨房を離れた

 

 

 

凱「さてもう夕方か・・・・どこかオススメの所を案内してくれるか?」

 

 

セシリア「そうですね・・・・・」

 

セシリアは顎に手を当て考える

 

 

チェルシー「そうだ!お嬢様フェンシング部はどうですか?」

 

セシリア「そうですわ!今年のフェンシング部は世界大会で優勝された方が居られるですよ。」

 

 

凱「へぇーそりゃ凄いね!是非見てみたい!」

 

 

セシリア「ええ!ご案内しますわ。」

 

 

凱はセシリアに連れられてフェンシング部が使っている体育館に来た

 

 

セシリア「あっ!居ましたわ。今丁度休憩中ですわね。

ファン・ホッセンさん!」

 

セシリアは金髪の女のファン・ホッセンに近寄った

 

 

「うん?・・・オルコット!どうしたんだ?」

 

 

セシリア「ごきげんよう。ファン・ホッセンさん実は日本の方に貴方を紹介したくて!」

 

 

「そうか!それでどちらかな?」

 

 

セシリアがこっちを指差したので

 

 

凱「どうも日本から来た獅子王 凱です。以後お見知り置き」ペコ

 

 

「ご丁寧にどうも!私はシルヴィア=ファン・ホッセンだ。見たところ貴公は剣をするのか?」

 

凱「ええ!それなりに!」

 

 

シルヴィア「・・・・そうか・・・丁度いい日本の剣術を見てみたいと思っていたのだ・・・・どうだ一つ真剣で勝負しないか?無論タダ言わんそちらが勝てば私自身を差し出そう!」

 

凱「なっ!なに言って!」

 

 

セシリア「そうですわ!それに学園長が・・・」

 

 

シルヴィア「学園長・・・・母は普段から私にこう言っていた。私よりも強い男なら構わないと言っていた。」

 

シルヴィアの母はこの学園の学園長である

 

セシリア「それでも・・・」

 

 

シルヴィア「・・・・それで貴公はどうする?」

 

 

凱「・・・・はぁ・・・・わかったよ・・・・相手になるよ・・・それとそっちだけじゃあ悪いから俺が負けたら一生キミの家でシェフになるよ!」

 

 

シルヴィア「シェフ?貴公は料理人なのか?」

 

 

セシリア「はいこちらの方は遠月学園十傑第一席の方です。」

 

 

シルヴィア「あの遠月か・・・フフフ♪それは魅力的な提案だ・・・よしそれで構わない。」

 

 

凱は頷いた

 

 

 

二人はそれぞれの格好に着替えた

 

 

シルヴィアは原作の鎧の格好をした

 

シルヴィアは凱の着替えを遠目に見ていた

 

 

セシリア「ファン・ホッセンさん・・・・一体なぜあのようなことを?」

 

 

シルヴィア「別に深い意味はなかったさ・・・ただ私が私自身を差し出すと言った時いつもの男だったら私の身体をジロジロ見てくるがあの男は他の男とは何かが違って見えた。それにあの男は自分もリスクを自らが提示した。つまりあの男は紳士さ!」

 

 

ゴト ゴト

 

 

シルヴィア「!!」

 

セシリア「!!」

 

シルヴィアとセシリアは何の音と思い凱の方を見ると

 

 

シルヴィア「・・・あれは重りか?」

 

 

ゴト ゴト

 

セシリア「・・・まだ着けて」

 

ゴト ゴト

 

シルヴィア「・・・両手両足にパワーアンクル・・・両肩にパワーショルダーが二つ!」

 

チェルシーが凱に近寄り

 

 

チェルシー「凱様一体なんキロの重りを?」

 

凱「えーと・・・両手両足が五キロづつ、パワーショルダーは一つ十五キロだから二つで三十キロですね。合計約五十キロですね」

 

 

チェルシー「それを普段からですか?」

 

 

凱は頷いた

 

 

 

セシリア「ふ・・・普段から五十キロの重りを!」

 

 

シルヴィア「貴公の本気が伝わって来た」

 

 

 

凱はるろうに剣心の緋村剣心の格好をした

 

 

凱「ふぅ・・・・悪いな待たせた!」

 

 

シルヴィア「いや構わない!」

 

凱は体育館の中央に移動した

 

 

凱「判定はどうする?」

 

 

シルヴィア「どちらかが負けを認めるまででどうだ?」

 

シルヴィアは凱と向かい合った

 

凱「いいよ!」

 

シルヴィアは頷いた

 

 

シルヴィア「オルコット!合図を頼む!」

 

 

セシリア「初め!」

 

 

凱は動かずシルヴィアが斬りかかって来るが受け流す

 

 

それが一時間程続いた

 

シルヴィア「はあはあ・・・なぜ打ってこない!」

 

 

凱「・・・ふぅ・・・ファン・ホッセンさん・・・・」

 

 

シルヴィア「シルヴィアで構わない!敬称も不要だ」

 

 

凱「・・・・シルヴィア・・・・」

 

シルヴィア「・・・私の騎士としての誇りを想うなら遠慮なく破って・・・・私を貴公の・・・私を凱殿の女にしてほしい!」

 

凱「!!」

 

凱は覚悟を決めた

 

 

凱は逆刃刀を中段に構えた

 

シルヴィアもレイピアを中段に構えた

 

 

 

凱「・・・・シルヴィア・・・・君に敬意を表し奥義で報いる!」ギン

 

 

シルヴィア「・・・・奥義!(これは殺気!)」ビク

 

シルヴィアは反射的に凱に斬りかかるが

 

凱はそれよりも速く

 

 

凱「飛天御剣流 九頭龍閃(くずりゅうせん)」

 

凱はシルヴィアの鎧の九ヶ所をシルビィアよりも速く当てた

 

シルヴィア「!!」ピタ

 

 

凱「・・・・」チン

 

凱は刀を鞘に戻した

 

 

セシリア「!!・・・・・今のは一体!」

 

 

チェルシー「私には何が起きたか解りません。」

 

ざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわ

 

回りはざわめいた

 

 

凱「・・・・シルヴィア・・・・まだやるか?」

 

 

シルヴィアは頭を振り

 

 

シルヴィア「いや・・・今のは・・・私の騎士の誇りを吹き飛ばすには充分過ぎる一撃いや九撃か?」

 

 

 

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ギャラリーは沸いた

 

 

 

そこに

 

 

「凄い!まさかシルヴィアに勝てる男の子がいるなんて!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




プリンセスラバーのシルヴィア登場


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明かされる秘密

凱がシルヴィアとの真剣で勝負した後

 

「凄い!シルヴィアに勝てる男の子がいるなんて!」

 

フェンシング部が使っている体育館に銀髪の女の子が来た

 

 

凱「うん?・・・・・誰だ?(見た感じシルヴィアと同い年か?)」

 

 

シルヴィア「シャル?どうしたんだ?」

 

 

「うん。一緒に帰ろうと思って!」

 

 

 

凱「・・・・」

 

 

シルヴィア「そうか・・・すまないが今から学園長に話が・・・」

 

「その必要はないわ!」

 

シルヴィア「!!」

 

 

「シルヴィア・・・」

 

 

シルヴィア「母上・・・申し訳あり・・・」

 

 

「後悔はない?」

 

 

シルヴィア「!!」

 

 

「それだけ聞かせて・・・この人で後悔はない?」

 

シルヴィア「はい!この方なら私の全てを受け止めてくれます!」

 

 

「そう。」

 

シルヴィアの母親は凱の方を向き

 

 

「さっきほどお会いしましたね。獅子王 凱さん。」

 

凱「ユリア=ファン・ホッセンさんまさか貴方の娘さんとは・・・」

 

シルヴィアの母親の名前はオリジナルです

 

ユリア「フフフ♪娘のことをよろしくお願いね!」

 

 

凱「自分まだ未成年なんですが?」

 

 

ユリア「あら!それなら今の所は婚約者でどうかしら?それに貴方は今年で遠月学園を卒業でしょ?

シルヴィアと一緒に日本で暮らさない?」

 

シルヴィア「!!」

 

凱「実は・・・ちょっとここでは言いにくいことがありまして・・・」チラ

 

シルヴィア「?」

 

ユリアは凱の視線に気づき周りを見ると随分と人が集まっていた

 

 

ユリア「・・・・わかったわ。学園長室に行きましょあそこなら防音管理がしっかりしてるから。シルヴィアとヘンゼルリンクさんもいらっしゃい!」

 

 

 

凱はセシリアの方を向き

 

 

凱「オルコットすまないが話が終わるまで学園長室前で待っていてもらえないか?」

 

 

セシリア「はっ!はい。」

 

 

チェルシー「かしこまりました。」ペコ

 

 

凱は学園長室に入った

 

 

ユリア「さてどういうことか説明してくれる?」

 

 

凱は口に人差し指を当てユリアに書くものと紙を頼んだ

 

凱はペンと紙を貰い

 

 

凱は紙に

 

 

声を出さないで!

 

 

 

凱は三人に見せた

 

 

凱は目を瞑り

 

 

凱「(!!)」

 

 

凱は学園長室のコンセントを分解すると盗聴機を発見

 

 

凱は三人に見せた

 

 

ユリア「!!」

 

 

「とっむぐ!」

 

シルヴィアはシャルロットの口を押さえた

 

 

凱は続いて学園の机の裏を調べるともう一つ発見

 

 

 

ユリア「!」

 

 

凱は盗聴機を握りつぶした

 

 

 

凱「これで大丈夫です。」

 

 

シルヴィア「なぜこの部屋にあると思ったんだ?」

 

 

凱「簡単だ!防音だからこそ漬け込む隙がある。」

 

 

シャルロット「でもなんで場所まで?」

 

 

凱「俺は五感が良いんだ。」

 

 

ユリア「五感?」

 

凱「そっ!聴覚、嗅覚、触覚、視覚、味覚が通常の人よりも鋭いんだ。」

 

 

ユリア「今度から隠し監視カメラをつけるわ!それでさっきの続きだけど・・」

 

 

凱は三人に説明した。

 

自分はISを動かせる二人目の男の操縦者で今年遠月学園の高等部を卒業しても来年はIS学園の高等部に入学が決まってることを

 

 

ユリア「そうだったの・・・確かにこの話しはさっきの場所じゃあ言えないわ。ごめんなさい軽率だったわ」

 

 

 

凱「いえいえ。知らなかったんですから仕方ないですよ。」

 

 

シャルロット「ふーん。ねぇアタシも貴方の婚約者してくれない?」

 

凱「ぶっ!」

 

 

シルヴィア「!!・・シャル?!」

 

 

ユリア「あらあら♪」

 

凱「・・・・いや・・・残念だけど断るよ。」

 

 

ユリア、シルヴィア「!」

 

 

シャルロット「!!・・・えー・・・なんで?」

 

 

凱「これは俺の予想だけど・・・恐らく君は政略結婚をさせられそうだから俺が好きなんだと言って政略結婚を断る材料欲しいんじゃあないか?」

 

 

シャルロット「!!・・・・・なんでわかったの?」

 

 

 

凱「目線とボディタッチだ」

 

 

シャルロット「!!」

 

 

シルヴィア「会って間がないのにシャルの癖を見抜くなんて。」

 

 

ユリア「凄いわね。」

 

 

シャルロット「・・・・確かに私は政略結婚をさせられそうだからあなたに言い寄れば失くなると思った・・・・・でも貴方とシルヴィアの試合を見て見惚れたのは本当なの!」

 

 

凱「・・・・」

 

 

 

ユリア「・・・・」

 

 

 

シルヴィア「シャル・・」

 

 

シャルロット「そして貴方を見て胸が高鳴ったの!」

 

 

ユリア「!」

 

シルヴィア「(それって・・・)」

 

 

シャルロット「一目惚れなの!」

 

シャルロットは頬を真っ赤にして凱を真っ直ぐ見て言った

 

 

凱「で・・・どうしたいんだ?」

 

 

ユリア、シルヴィア「えっ!」

 

 

シャルロット「えっ!」

 

 

凱「・・・・はぁ・・・それを伝えて俺にどうして欲しいんだ?」

 

 

シャルロット「どうしてそんな事言うの?!」

 

 

凱「じゃあ一つ聞くが君はさっき俺を騙そうとしたな・・」

 

 

シャルロット「!!・・・それは・・・」

 

 

凱「騙そうとした人を君は信用出来るか?」

 

 

シルヴィア「(それは無理だ)」

 

 

ユリア「(気心が知れてる関係ならともかく彼と彼女は初対面だから信用も何もあったもんじゃないわ)」

 

 

シャルロット「うっ!!」涙ポロポロ

 

 

 

凱「二つ教えといてやるよ。」

 

シャルロット「?」涙ポロポロ

 

凱「信用を失うのは一瞬だが、人から信用してもらうには血も滲むような努力が必要なんだ!それを君は騙そうとしたことで俺の信用を失ったんだ。」

 

シャルロットは泣き崩れた

 

シャルロット「うわあああああああん」

 

 

凱「最後の一つは・・・」

 

 

シャルロット「うっ!」

 

 

凱はシャルロットに近寄りシャルロットにだけ聞こえるように

 

凱「・・・・」ボソボソ

 

 

シャルロット「うわあああああああん」涙ポロポロ

 

凱はシルヴィアの方を向き

 

凱「さてシルヴィアこれが俺のケータイ番号とメールアドレスだ。」

 

 

シルヴィア「ああ・・・・だが・・・シャルが・・」

 

 

ユリア「シルヴィア!」

 

 

シルヴィア「!!」

 

ユリアは頭を降った

 

 

凱「さてユリアさん俺はもう行かないと待たせてるので。」

 

ユリア「ええ!引き留めてごめんなさい。」

 

 

 

凱は学園長室を出た

 

バタン

 

 

 

シャルロット「ううっ!!」

 

 

シルヴィアはシャルロットを抱き寄せた

 

 

 

シルヴィア「シャル・・・・一体凱殿に何を言われたんだ?」

 

 

シャルロット「グスン・・・・ゼロから下はないんだ・・・・これから頑張りなって・・」

 

 

シルヴィア「?」

 

 

ユリア「・・・・ふぅ・・・・ヘンゼルリンクさん」

 

 

シャルロット「グスン・・・・はい。」

 

ユリア「彼に感謝しなさい。本来であれば彼は貴方にその言葉をかけなくてもよかった。その言葉は彼からの最後のチャンスと思いなさい。」

 

 

シルヴィア「母上それはどういうことですか?」

 

ユリア「簡単に言えば彼が言った通り血の滲む努力をすれば彼は再び貴方のことを信用してくれるわ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 




プリンセスラバーのシャルロット=ヘンゼルリンク登場


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落とされた胃袋と・・・

凱が学園長室を出てセシリアとチェルシーと合流して

今は車で凱をホテルに送るため移動の最中

 

車はリムジンで凱とセシリアは向かい合う様に座っている

 

セシリア「獅子王様、一体学園長と何のお話?」

 

凱「うーん、さすがにこればっかりは言えないな。なにぶん俺にとってトップシークレットな部分だ。」

 

チェルシー「ではファン・ホッセン様との婚約はどうなりました?」

 

 

セシリア「そうですわ。一体どうなりましたの?」

 

 

凱「うーん、それはとりあえず平行線かな。」

 

 

セシリア、チェルシー「?」

 

 

凱「俺はまだ未成年だし向こうは見たとこオルコットと同い年だ。急がば回れさ。」

 

 

セシリア「・・・分かりましたわ。これ以上は聞きません。」

 

チェルシーも頷いた

 

その間にホテルに到着した

 

 

チェルシーは運転席を降りて後部座席の扉を開けた

 

 

凱「チェルシーさんどうもありがとうございます。」

 

凱はチェルシーにお礼を言った

 

 

チェルシー「いえお気になさらずに、それに私には敬称は不要ですよ?」

 

凱「公共の場ならともかく今は誰も気にしなくていいから呼ばせて欲しいかな・・」

 

 

チェルシー「・・・わかりました。」

 

 

凱はホテルに入っていた

 

 

チェルシーは再び運転席に戻り車を走らせた

 

 

セシリア「チェルシーが折れるなんて珍しい。」

 

 

チェルシー「なんと言うかお嬢様以外に気を使われたことがないので戸惑ってつい。」

 

 

セシリア「チェルシーが戸惑うって初めて見た気がするわ。」

 

 

チェルシー「本日は戸惑いの連続です。空港での出来事、司様との食戟、そしてファン・ホッセン様との真剣勝負、獅子王様は平然してましたが・・・・獅子王様ならお嬢様の婚約者にピッタリなのですが」

 

 

セシリアは顔を真っ赤して

 

 

セシリア「チェルシー!・・・・一体何を!」

 

 

チェルシー「これでもお嬢様のことを知ってるつもりです。司様と獅子王様の料理がどちらの品が美味しいか私は司様の料理を初めて食べましたが確かに美味しかった。

しかし後から出てきた獅子王様の品を食べて愕然としました。

獅子王様の料理は司様の料理の遥か先を行くそんな味でした。

加えてファン・ホッセン様との真剣勝負では獅子王様の強さを目の当たりした。

・・・・・お嬢様は獅子王様に胃袋も心も落とされましたね?」

 

 

セシリア「ううっ!!」赤面

 

 

セシリアの赤面が全てを物語っていた

 

 

 

その頃、先ほど凱が居た学園長室では

 

 

シャルロット「グスン・・・・ユリア様、シルヴィアお願いがあるの・・・」

 

 

 

ユリア、シルヴィア「お願い?」

 

 

シャルロット「私をファン・ホッセンの養女にして!」

 

 

 

 

 

 




シャルロット=ヘンゼルリンクがファン・ホッセンの養女に?!


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円満な二人

凱は今は日課の刀の素振りをしていた

 

無論重りを着けて

 

 

凱「9996、9997、9998、9999、10000。ふぅ」

 

 

そこにルームサービスのベルが鳴った

 

チリンチリン

 

 

「お客様、ルームサービスの朝食をお持ちしました。」

 

 

凱「そのまま置いといて!」

 

 

「かしこまりました。」

 

凱は耳を澄ましルームサービスの人間が去ったのを確認してドアを開けた

 

凱は朝食を中に入れた

 

 

朝食は少し放置してシャワーを浴びた

 

凱は朝食の匂いを確認して

 

 

凱「大丈夫だな。いただきます!」合掌

 

 

朝食を半分程食べるとベルが鳴った

 

 

「失礼します。ホテルの総料理長が挨拶したいとのことです。」

 

 

凱「了解。総料理長以外は下がって。」

 

「かしこまりました。」

 

凱は部屋のドアを開けた

 

「よっ!久しぶりだな!」

 

凱「竜胆さん久しぶりです。」

 

小林 竜胆遠月学園十傑元第二席

 

 

竜胆「どうだ私の料理は?」

 

 

 

凱「そうですね。少なくとも司さんよりもいいですよ。」

 

 

竜胆「そうか!そうか!ははははは!」

 

竜胆はケタケタ笑った

 

 

竜胆「で、瑛士から聞いたけどまたボロクソに言ったのか?」

 

竜胆は真面目な顔を作った

 

凱「・・・今の司さんはこだわり過ぎなんです。

まあ昔よりはマシになってますが。」

 

 

竜胆「しかしお前に食材が可哀想って言われたって・・・」

 

 

その時凱はニヤニヤした

 

 

凱「フフフ♪」ニヤニヤ

 

竜胆「なっ!なんだよ!」

 

凱「いえ、竜胆さんは相変わらず司さんとラブラブで安心しました。」

 

 

その時竜胆の顔がボッと赤くなった

 

 

凱「竜胆さんが居れば司さんは大丈夫ですよ。しっかり支えて上げてください」

 

 

凱は朝食の残りを食べた

 

凱「ふぅ、ご馳走様」

 

竜胆「はい。お粗末様!」

 

凱「しかし俺のために総料理長が朝食を作るのはどうなんですか?」

 

 

竜胆「仕方ないだろう!お前に下手なもの食わせたらそれこそこのホテルはおしまいだ!」

 

凱「そこまで言わんでも・・・」

 

 

竜胆「いや、お前が世界に散らばる遠月の卒業生からなんて呼ばれてるか知ってるか?」

 

 

凱「いえ全く」フリフリ

 

凱は手を振って知ってないをアピール

 

 

竜胆「お前は"神の料理人"と敬意を込めてそう呼んでる。」

 

 

凱「・・・・なんだか恐れ多いですが?」

 

 

凱は頭の中で思い浮かべたのはトリコに出てくるフローゼこそが神の料理人なため恐れ多いと思った。

なにせ自分はトリコの美食四天王の五感と小松の調理技術と味覚と食運も転生の特典で貰っていたからである

 

 

竜胆「謙遜するなよ。じゃあ私は仕事があるからこれで失礼する。」

 

竜胆は朝食の皿が乗ったカートを押して部屋を出た

 

 

時間進み凱の部屋の内線にフロントから電話が来た

 

 

フロント「お客様、迎えの方がお見えです。」

 

凱は了解といい部屋を出た

 

 

フロントに行くとチェルシーが居た

 

 

チェルシー「獅子王様お待ちしてました。」ペコ

 

凱「いえいえ」

 

凱はフロントにカギを渡してチェルシーの後を着いていった

 

ホテルを出ると司と竜胆が居た

 

 

司「やあ!獅子王!」

 

凱「司さん、もう大丈夫そうですね!」

 

司「ああ!竜胆に慰めてむぐ・・」

 

竜胆は顔を真っ赤して

 

竜胆「おい!瑛士!こんなとこで!」

 

 

竜胆は司の口をふさいだ

 

 

凱「フフフ♪」ニヤニヤ

 

司「こほん、ありがとう獅子王おかげさまで吹っ切れた気がするよ!」

 

 

凱「食戟を挑まないならまた呼んでください。遠月にいる間なら受付ますよ。」

 

 

竜胆「でもお前後二、三ヶ月だろ?」

 

凱「一応、第一席から第三席の方は優先して俺が受けてるので」

 

司「お前、身体は大丈夫なのか?」

 

 

凱「他の十傑達が気を使って飛行機の時はファーストクラスで予約してくれてるので多少はそれに割りと寝れますよ。」

 

 

竜胆「お前も苦労してるだな。」

 

そこに

 

チェルシー「獅子王様そろそろ出ないと・・」

 

凱「ああ!すまないチェルシーさん!じゃあまた司さん!竜胆さん!」

 

 

司、竜胆「ああ!またな!」

 

 

凱は車に乗り込んだ

 

 

車に乗るとセシリアが居た

 

 

凱「あれ、オルコットなんで居るんだ?」

 

 

チェルシー「獅子王様、お嬢様は日本のIS学園の入試のために日本に行くのです。」

 

凱「そうなのか?」

 

 

セシリア「ええ!それとこれからは私のことはセシリアとお呼びくださいまし。」

 

凱「・・・わかった。じゃあ俺のことも凱と呼んでくれセシリア。」

 

 

セシリア「はい♪凱様♪」

 

車は順調に進んで空港に到着した

 

 

 

セシリア「チェルシー留守の間お願いね」

 

 

チェルシー「はい。お嬢様」

 

 

チェルシーは車に乗って行ってしまった

 

凱「チェルシーは一緒じゃあないのか?」

 

 

セシリア「はい。チェルシーには私が留守の間を任せています。さあ、行きましょ!凱様」

 

 

セシリアは凱の手を取り空港の中へ

 

凱「ちょっ!引っ張るな!」

 

凱はセシリアに連れられ空港に入った

 

それを同じ空港に来て見ていたシルヴィアは

 

シルヴィア「・・・オルコット・・・どういうつもりだ?」

 

「ちょっと、シルヴィア怖いよ!」

 

シルヴィア「しかし、シェリー!」

 

シェリー「フフフ♪彼はモテモテね!」

 

シルヴィア「・・・とりあえず私達はプライベートジェットで日本に行きヘリでIS学園まで行き入試を受けた後車に乗って凱殿のご実家に向かうぞ!」

 

シェリー「ええ!」

 

 

そこにシルヴィアの母ユリアが来て

 

ユリア「さあ、二人ともジェットの準備はすんだわ。私達は獅子王君の前に入試を受けて彼が自宅に帰った時にビックリさせましょう!」

 

 

シルヴィアとシェリーは頷いた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さてシェリーとは誰なのか・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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IS学園に到着

凱とセシリアは同じ便でイギリスから日本に向かっている頃

 

シルヴィア達を乗せたプライベートジェットが先に到着した

 

 

シルヴィア「ふぅ、着いたか!」

 

 

ユリア「さすがに遠いわね!」

 

 

シェリー「でもなんだかワクワクするわ!」

 

 

シルヴィア「相変わらず呑気な奴だなシェリーは・・・それでIS学園からの迎えは」キョロキョロ

 

シルヴィアがキョロキョロしだした所に

 

そこに山田先生が来た

 

 

真耶「すいません!お待たせしました!ファン・ホッセン様一行ですね!」

 

 

ユリア「フフフ♪それほど待っていませんよ。そうでしょ二人とも?」

 

 

シルヴィア、シェリー「はい。」

 

 

真耶「ありがとうございます。それではヘリの方があちらになるのでどうぞ!」

 

 

山田先生は三人を連れてヘリに乗り込みIS学園に向かった

 

ヘリでIS学園に向かってる道中

 

ヘリ機内

 

シルヴィア「そういえば山田先生は凱殿がISの操縦者と知っているのですか?」

 

 

真耶「えっと凱殿・・・・・ああ・・・・獅子王君のことですね・・・・なぜそのことをあなたが?」

 

 

山田先生は疑心の目でシルヴィアを見たそれをシルヴィアの母ユリアが

 

ユリア「フフフ♪大丈夫ですよ山田先生私達は直接獅子王君に聞いたのよ!」

 

 

真耶「そうなんですか?じゃあ獅子王君は他の人に言いふらしてるんでしょうか?」

 

 

シルヴィア「恐らくそれはないだろう。」

 

 

ユリア「そうね。私達に話すときも人目を気にして場所を変えたもの。」

 

 

真耶「なら安心ですね。先ほどの質問ですが私は先輩と一緒に彼がISを起動させた現場に居たので知っていますよ。そして彼がIS学園に入学したら世界が黙ってないと遠月学園の総裁から聞いたので世間には彼をISの操縦者の男二人目と公表はしてないいんです。」

 

シェリー「?・・・・なんでですか?」

 

 

ユリア「恐らく彼が料理人としてとんでもない腕を持ってるからね。」

 

 

真耶「ええ・・・そうです・・・彼は遠月学園に入学してから食戟でただの一度も負けたことがないそうです。」

 

 

シルヴィア「・・・それは何戦中無敗か聞きました?」

 

 

真耶「ええ・・・約1500戦無敗・・・らしいです。

しかも依頼などで世界中に散らばる遠月の卒業生からも食戟を挑まれるらしいのですがそれを含めると約2000戦無敗・・・らしいです。」

 

あくまでも設定です

 

 

シェリー「凄い!」

 

シルヴィア「・・・まさにその言葉しかでないな。」

 

 

ユリア「なるほど!

だから彼は世界の期待を一人で背負ってるのね。

そしてそれを邪魔した者はそれ相応の報いを受けるのを避けるために彼の発表をしてないのね。」

 

 

真耶「はい。」

 

 

シルヴィア「・・・確か最初にISを動かした男の名前は・・・織斑・・・一夏・・・・だったか?」

 

 

ユリア「なるほどね・・・あのブリュンヒルデの弟ね・・・でもなぜ獅子王君が彼に気を使うのかしら?」

 

 

真耶「それは・・・」

 

ガタン

 

ヘリの操縦者「IS学園に到着しました」

 

四人はヘリを降りて入試会場に向かってる最中

 

ユリア「さっきの話の続きだけど獅子王君はなぜ織斑一夏に気を使うの?」

 

 

真耶「ああ・・・それは・・・」

 

「真耶!人のプライベートをペラペラしゃべるな!」

 

真耶「あわあわ、すいません先輩」

 

「たくっ!ファン・ホッセン様一行ですね。」

 

 

ユリア「それでブリュンヒルデこと織斑千冬さんあなた達織斑家は獅子王君とはどういった関係かしら?」

 

 

千冬「・・・一言で言えば年の離れた幼なじみです。では私はこれから空港に向かうのでこれで!」ペコ

 

 

 

千冬はそれだけ言って去った

 

 

シルヴィア、シェリー「幼なじみ・・・」

 

ユリア「獅子王君が強いのは彼女のおかげみたいね。」

 

 

真耶「えっ!獅子王君は強いんですか?」

 

 

ユリア「ええっ!なにしろフェンシングで世界チャンピオンのシルヴィアに真剣で圧勝したもの。」

 

 

山田先生はシルヴィアを見る

 

 

シルヴィア「事実です。

私は凱殿にかすり傷すらつけることが出来ませんでした。」

 

真耶「ではどうやって獅子王君は貴方に勝ったのですか?」

 

シルヴィア「私の着ていた鎧の部分を一瞬で九箇所を当てたんです。・・・それも別々の場所を。」

 

シェリー「あれは凄かったなぁ。」

 

 

山田先生は時計を見ると

 

真耶「おっと・・・そろそろ時間ですね。ではお二人とも試験の準備をお願いします。」

 

 

シルヴィアとシェリーは頷いた

 

 

 

 

 

場所は空港に戻り

 

 

凱とセシリアはそれぞれ迎えの車を待っていた

 

 

凱「遅いな・・・・緋沙子が遅れるなんて珍しい」

 

 

セシリア「私の方もIS学園から迎えが来るはずなんですが・・」

 

 

そこに後ろから

 

「待たせたな!二人とも!」

 

 

セシリア「えっ!」

 

 

凱「二人とも?」

 

 

セシリアと凱は振り返り

 

 

「道が混んでいてな!IS学園から来た織斑千冬だ!お前達を迎えに来た。」

 

 

セシリア「お前達って凱様もですか?」

 

凱「(ここでセシリアにバレるのか・・・・はぁ)」

 

 

千冬「・・・とりあえず、説明は車の中でする。」

 

 

二人は頷いて車に乗った

 

 

セシリア「織斑先生、なぜ凱様がIS学園に?」

 

 

千冬は凱に目線向け凱は頷いた

 

 

千冬「いいだろう、獅子王について説明してやるが口外は厳禁だ!」

 

セシリアは頷いた

 

千冬はセシリアに凱について説明した

 

凱がISを動かせることIS学園に入学が決まっていることそして自分の夢を四年後に先送りしたこと後専用機をすでに所有しておること全て

 

 

セシリア「なるほど・・・確かにこれは世間に出回ったら大変ですわね。」

 

千冬「理解が早くて助かる!」

 

 

凱「とりあえず織斑先生この参考書全部覚えたんで別のやつお願いします。」

 

凱は付箋が沢山ついている必読とかかれたISの参考書を見せた

 

セシリア「!!」

 

千冬「・・・お前まだ渡して一週間経ってないぞ・・・」

 

凱「織斑先生は俺が年間何冊の料理書を呼んで覚えてると思ってるの?あのくらいその気になれば3日以内に覚えられるよ。」

 

セシリア「あの量を3日以内・・・」

 

 

千冬「・・・全くお前は・・・わかった学園に着いたら二年と三年の参考書も渡してやる・・・それでいいか?」

 

 

セシリア「更に追加で覚えるんですか?!」

 

凱「最初に覚えた方が楽だよ。」

 

千冬「獅子王の言う通りだ・・・・だが基礎が出来ていない者は身を滅ぼすからな・・・オルコットお前は自分のペースを守れ。獅子王は昔から規格外だからな!」

 

 

セシリア「織斑先生は凱様のことをご存知なのですか?」

 

千冬「・・・ああ・・・・こいつとは昔、剣道で己を高め合った仲だ。」

 

 

凱「と言っても結局一度も勝てなかったけど。」

 

セシリア「えっ!凱様が!」

 

 

千冬「よく言う!

入って1週間で私と師範以外をごぼう抜きにしたくせに!

それに最後の試合で私と渡り合うまでになったくせに!」

 

 

あくまでも設定だよ

 

 

セシリア「えっ!たった一週間で!それに織斑先生と渡り合うなんて」

 

凱「だってあいつらのほとんど(一夏と箒以外)が俺の目のことで絡むことが多かったからね。」

 

 

セシリア「?・・・・凱様の目ですか?」コテン

 

セシリアは凱の顔を見てコテンと頭を傾げた

 

 

千冬「なんだオルコットは知らんのか?」

 

千冬は凱に目線を向けた

 

凱「まあね。」

 

凱は普段からつけている眼鏡を外した

 

 

セシリア「!!・・・凱様それは・・・・オッドアイと言うやつですか?・・・それにその眼鏡は?」

 

 

凱「こいつは色が入ってるだけの伊達眼鏡さ!まあこれが理由で普段から眼鏡をつけている」

 

 

セシリア「ではほとんどの人は知らないのですか?」

 

 

凱「まあ家族以外だとそこにいる織斑先生とその弟と遠月の十傑と総裁と兎の関係者ぐらいかな。料理の時は基本外してるからもしかしたら知ってる人間はもっといるかも知れないな。」

 

セシリア「なるほど・・・後兎関係者と・・・・(それは良いこと聞きましたわ・・・)」

 

 

千冬「そろそろ学園に着くぞ!」

 

 

千冬はセシリアの話を遮った

 

二人は頷いた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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凱入試

お気に入りが100を越えたありがとうございます


凱は今は控え室で出番待っていた

 

そこに千冬が来た

 

 

千冬「・・・獅子王時間だ。」

 

 

凱は頷き千冬に着いていった

 

 

 

アリーナのような所に来た

 

 

千冬「獅子王お前は専用機を持っていたな。どうする使うか?」

 

 

凱「・・・因みに相手はどんな人ですか?」

 

 

千冬「我が校の教師だ。IS学園でも教師の中では指折りだ。」

 

 

凱「・・・なるほど相手が織斑先生ではないなら俺は訓練機を選びます。」

 

 

千冬「・・・なぜだ?」

 

 

凱「・・・・正直俺の相手になるのは恐らく織斑先生貴方だけですよ。」

 

 

千冬「ふっ!・・・過大評価もいいところだな・・・しかし専用機を使わない理由はそれだけか?」

 

 

凱「ふぅ・・・やはりばれますか・・・・単純にこれはIS学園の入学の入試だからな・・・・専用機は反則に等しい・・・だから訓練機の方がしこりは少ないでしょう?」

 

 

千冬「・・・お前はどこまでも自分に厳しいな。」

 

 

凱「・・・俺は単純に楽しみなだけさ・・・・それに訓練機の方が参考書に載ってた事をシビアに試せる!」

 

 

千冬「・・・お前結構ストレス溜まってるだろ?」

 

 

凱「普段十傑のことで大変だから違うことにベクトルを向けるのは新鮮だよ。」

 

 

千冬「・・・訓練機を使うなら二種類ある選べ」

 

打鉄(うちがね)

 

 

近接格闘型、基本武装は刀型近接ブレードを装備している。

 

ラファールリヴァイブ

 

 

装備によって格闘・射撃・防御といった全タイプに切り替えが可能である

 

 

 

凱「うーん・・・・リヴァイブにしよう。」

 

 

千冬はビックリ

 

 

千冬「なっ!・・・・なぜリヴァイブなんだ!・・・お前なら刀で・・・」

 

 

凱「うーん・・・・自分の可能性を試すためかな?」

 

 

千冬「・・・可能性?」

 

 

凱「俺は今まで刀ばかりだったからな・・・・銃もやってみたい!」ニヤリ

 

 

 

千冬「・・・お前は向上心の塊だな。よしリヴァイブを用意しよう。真耶!」

 

 

千冬は山田に連絡してリヴァイブを持って来てもらった

 

 

真耶「獅子王君お待たせしました。」

 

 

凱「ありがとうございます。山田先生!」ニコ

 

 

真耶「いえ。(ううっ!!いい笑顔)」

 

 

凱「さて、リヴァイブよろしくな!」

 

凱がそう言うとリヴァイブが動き凱が乗り込み易いようにコックピットが下がった

 

 

千冬「なっ!・・・・これは!」

 

 

真耶「えっ!・・・・訓練機が勝手に!」

 

 

凱はリヴァイブの腕を撫で

 

 

凱「ありがとうな。リヴァイブ!よっと!」

 

凱はリヴァイブに乗り込んだ

 

 

するとリヴァイブが光だした

 

 

凱「うっ!・・・・これは?・・・・まさか!」

 

 

千冬「・・・訓練機が?!」

 

 

真耶「・・・あわあわ・・・・そんな訓練機が・・・・ファーストシフトした!」

 

 

これには三人ともビックリした

 

 

凱「・・・・・千冬さんこれはどういうことですか?」

 

 

千冬「・・・私が知るか凱!」

 

 

 

二人は思わず普段の呼び方をした

 

 

真耶「・・・あわあわどうしましょ?」

 

 

 

すると凱は声が聞こえた

 

 

凱「?・・・なんだ?」

 

 

千冬「・・・どうした?」

 

凱「(これはリヴァイブの声か?)」

 

 

「(ピンポーン!正解!)」

 

 

凱「(なぜだ?!俺は女神には3つしか頼んでないのに?!)」

 

 

「(フフフ♪それはねあなたがさっき銃もやって見たいと言ったから急遽女神様達が作って私が生まれたのよ)」

 

 

凱「(マジかよ・・・ならまずは・・・)」

 

 

「(まずは・・・スペックから・・・)」

 

 

凱「(名前からだな・・・・何がいいかな・・・)」

 

 

凱が悩んでいると

 

 

千冬「おい!獅子王!戸惑っている所悪いがそろそろ始めるぞ!」

 

凱「(とりあえず・・・戦いながら考えるよ。)了解です。」

 

 

リヴァイブは心の中で

 

「(やっぱり女神様が言った通りの人ね。スペックよりも私の名前の方が大事なんて・・・・フフフ♪)」

 

 

凱は対戦相手と向き合った

 

 

 

モブ先生「訓練機が・・・・ファーストシフト・・・私は夢を見てるのね・・・フフフ・・・」

 

 

凱「(ダメだ・・・・相手も混乱してる・・・・それにこの人割りといい人だな・・・・・・・そうだ!リヴァイブ君の名前決まったよ!)」

 

 

「(えっ!なになにどんな名前!)」

 

 

凱「(君の声で決めたんだけど・・・・ナミ!・・・・でどうかな?)」

 

 

ナミ「(ナミ!ナミ・・・ナミ・・・うん!私はナミこれからよろしくね!)」

 

 

凱は中身が異世界人なためリヴァイブの人格の声がONE PIECEに出てくるナミに似てたのでナミにした

 

 

そこにモニター室から声が聞こえた

 

 

真耶「モブ先生!混乱しているところすいませんがそろそろお願いします!」

 

 

モブ先生「はっ!・・・分かりました!・・・獅子王君かかってらっしゃい!」

 

 

凱「了解ですよ!(ナミ武器は何がある?)」

 

 

ナミ「(えーと、まず名剣ヴェインスレイ、セラミックガーター、グラビティーレイザー二丁、後レディエーションデバイス(ビット兵器)が四基だよ!)」

 

 

凱「(・・・・・なんだか聞いたことがある武器が沢山あるんだか・・・)」

 

 

ナミ「(うん!凱が思ってる通りのあの世界の武器だよ後ワンオフ・アビリティがさっき言った武器の種類で変わるよ!一応言っとくけど剣がフェイトでガーターがクリフで銃がマリアの技だよ。後レディエーションデバイスは制御がAIだから勝手に動いてくれるよ)」

 

 

凱「(なるほど・・・因みにエネルギーとかスピードとかは?)」

 

 

ナミ「(その辺は凱が持ってる子達と一緒らしいよ!)」

 

 

凱「(・・・・・これじゃチートじゃあねぇか?!)」

 

 

いやいや元からお前はチートてんこ盛りだから!

 

 

凱はそんな声が聞こえた

 

 

 

凱「モブ先生覚悟してくださいね!」

 

 

凱はビット兵器レディエーションデバイスを四基をだし両手にグラビティーレイザーを装備した

 

モブ先生「へっ!・・・・なにそれ?!」

 

凱「じゃあ行きますよ!」シュン

 

凱は一瞬モブ先生の背後に回り込み背中を蹴り飛ばし

 

 

モブ先生「ぐっ!」

 

 

モブ先生が吹っ飛んでる最中にレディエーションデバイスが追い打ちかけ

 

 

モブ先生「ぐっ!・・・次から次に!・・・・はっ!」

 

 

モブ先生は凱の方を見ると凱は銃を構えて

 

凱「ワンオフ・アビリティ マリア! バースト・エミッション!」

 

 

凱がそう言うと極太レーザーが発射された

 

 

しかしそのレーザーはモブ先生の頭上を通過した

 

 

凱「まだやりますか?・・・モブ先生?」

 

 

モブ先生「いえ・・・参りました私の負けです。」

 

ビーーーーー

 

 

真耶「はっ!しよ・・・勝者 獅子王君!」

 

 

凱はリヴァイブを待機状態にすると右手首にオレンジとクロのシマシマのブレスレットがあった

 

 

凱「モブ先生大丈夫ですか?」

 

 

モブ先生「ええ・・・なんとかね・・・しかし訓練機がファーストシフトして最初からワンオフ・アビリティまであるなんて・・・」

 

 

凱はモブ先生と一緒にアリーナを出てピットに行った

 

千冬「・・・ひとまずおめでとうと言っておこう。」

 

凱「・・・なんだか訓練機を選んだ意味がなかった気がする・・・」

 

 

真耶「・・・獅子王君ひとまずその・・・リヴァイブを預けてもらえませんか?」

 

 

千冬「・・・そうだな・・・学園に説明しなければならないし・・・このリヴァイブをお前の専用機として登録しないといけないからな!」

 

 

凱「了解です(ナミ・・・危なかったら・・)」

 

 

ナミ「(大丈夫だよ!私には防犯対策として邪な奴には十万ボルトが流れるの!)」

 

 

凱はリヴァイブを山田に渡した

 

凱は十万ボルトが流れると聞いてお前はピカチュウかと心の中で言った




新たなISのスペックデータついては次回載せます


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性能に脱帽

時は戻り凱がモブ先生との対決

 

 

モニター室

 

 

真耶「・・・織斑先生はこの勝負どう見ます?」

 

千冬「・・・十中八九獅子王が勝つな」

 

 

真耶「・・・それはつまり100%と言うことですか?」

 

 

千冬「・・・ああ・・・・あいつは・・・自分に勝てるのは私位だと言った・・・だから機体だけでも対等にしたくてあいつは訓練機を選んだが・・・」

 

 

真耶「・・・それに訓練機がファーストシフトしたせいで対等では無くなったと・・・・あっ!そろそろ動きそうですね。」

 

千冬「・・・ああ!」

 

 

山田先生と織斑先生は凱が武装を展開してビックリ

 

 

真耶「・・・あれは・・・まさかビット兵器!・・・・それに・・・!」

 

 

千冬「・・・恐らくあれが銃なのだろう」

 

 

そのころアリーナの観覧席では

 

 

凱の展開した武装見て

 

 

「何よあれ?!ビット兵器に銃が二丁・・・・!」

 

その者は姿を消しながらその様子を見ていた

 

 

すると凱が突然消えてモブ先生の背後に現れて蹴り飛ばした

 

「速い!・・・それに今のはイグニッションブーストに似てるけど・・・どこか違う・・・」

 

 

凱「ワンオフ・アビリティ マリア! バーストエミッション!」

 

凱がそう言うと極太レーザーがモブ先生に発射されたがモブ先生の頭上を通過した

 

 

「えっ!訓練機がワンオフ・アビリティ!・・・これは先生に聞いてみないと・・・」

 

 

そう言うとその者は姿を消しながら先生のいるピットに急いだ

 

 

 

 

モニター室

 

 

 

真耶「・・・ファーストシフトしたばかりでワンオフ・アビリティ!・・・・それに・・・」

 

 

千冬「・・・あの極太レーザー・・・・恐らくあれでも加減したのだろう」

 

 

真耶「・・・あれで加減したんですか?!」

 

 

千冬「・・・アリーナのシールド状況確認してみろ・・・」

 

織斑先生にそう言われ山田先生はシールドの状況を確認

 

 

真耶「えっ!・・・・たった一発でもうシールドが破壊されそうです」

 

 

千冬「・・・やはりな。とりあえずモブ先生と獅子王がピットに戻って来る急ぐぞ!」

 

 

山田先生は頷いた

 

 

そして現在に戻る

 

 

真耶「・・・そう言えば獅子王君モブ先生の背後に回り込んだ技は何かのスキルですか?」

 

千冬「・・・確かにあれはなんだ?」

 

 

凱「うーん・・・・あれはオリジナルで・・・名付けるならイリュージョンターンかなぁ?」

 

 

真耶「えっ!・・・・オリジナル・・・ですか?」

 

 

凱「はい・・・あのリヴァイブは俺の持ってる専用機達と同じでスピードが最大でマッハ23まで上がるんですがリミッターを着けてマッハ20にしてイグニッショブーストをして右斜めに移動してバレルロールしながら方向転換して今度はモブ先生の背後に回り込むように左斜めにイグニッショブーストして背後に回ったんです。」

 

 

 

余談だがマッハ20は殺せんせーと同じスピードです

 

 

真耶「・・・なんですか・・・その高等技術のオンパレード・・・それにスピードが最大でマッハ23って・・・」

 

 

千冬「・・・確かマッハ23は地球から宇宙に出るために必要な速度だったな・・・・お前のISは本来は宇宙に行くためのISだな(束なら喜びそうだな・・・)」

 

 

凱「と言う感じですよ・・・・壁の影に隠れてる覗き屋さん!」

 

凱はピットにある壁の影にそう言った

 

千冬、真耶、モブ先生「?!」

 

 

「(!!・・・まさかばれてた・・・・そんな筈は・・・)」

 

 

凱「・・・出てこないなら」チャキン

 

凱は逆刃刀を抜こうした時

 

 

「(あわあわ・・ばれてた!)ちょ・・ちょっと待ってわかったから!!」

 

 

すると水色髪の女が出てきた

 

 

千冬「・・・更識楯無か・・・」

 

モブ先生「・・・あら・・・恥ずかしい所見られたわね・・」

 

 

真耶「・・・生徒会長」

 

 

凱「・・・なるほど・・・アリーナから見ていたのはあんたか・・IS学園最強生徒会長更識楯無!」

 

 

楯無「あら・・・もうばれてた・・・と言うかあなたアリーナの時点で気づいてたの?!」

 

凱「当たり前だ・・・・いくら姿を消しても人の持つ電磁波までは消せない・・・それがいくら光学迷彩でもな!」

 

 

凱と千冬以外はビックリ

 

 

楯無「あなたどういう眼をしてるのよ!」

 

 

千冬「・・・こいつは生まれながら五感が常軌を逸脱している・・・眼に関しては赤外線や人間の持つ電磁波まで見えているらしい・・」

 

真耶「・・・でも獅子王君眼鏡を・・・」

 

千冬は凱を見ると凱は眼鏡を手にかけた

 

凱「俺が眼鏡をかけてる理由はこれですよ」

 

凱は眼鏡を外した

 

真耶、モブ先生「!!」

 

楯無「?!・・・確かオッドアイ・・・だったかしら」

 

 

凱「そういうことです」スチャ

 

凱は再び眼鏡をかけた

 

 

千冬「・・・獅子王はこの後どうするんだ?」

 

織斑先生は空気を変える為に話題を変えた

 

 

凱「ひとまず実家に戻って二日ほど実家滞在して遠月に戻るつもりですよ」

 

千冬「そうか!・・・なら早く帰って休め!」

 

 

凱は頷きピットを出た

 

 

モブ先生「私はこれで失礼します。」ペコ

 

楯無「じゃあ私もこれで・・」

 

 

千冬「・・・待て更識お前は残れ!・・・いいな!」

 

楯無「・・・はい・・・」

 

山田先生と織斑先生と楯無はモニター室に移動して凱が持っていたリヴァイブを解析

 

 

リヴァイブ

 

 

スペック

 

形状はリヴァイブのまま

 

 

スピード最大マッハ23まで上がる

 

 

エネルギー 2000

 

武器

 

名剣ヴェインスレイ

 

セラミックガーター

 

グラビティーレイザー二丁

 

レディエーションデバイス(ビット兵器)四基

 

ワンオフ・アビリティは武器によって変わる

 

 

 

剣の技

 

ブレード・リアクター

 

光を纏った攻撃三連撃

 

リフレット・ストライク

 

相手の側面に回り込み三回蹴る

 

ヴァーティカル・エアレイド

 

剣で敵を切り上げ、剣圧で相手を地面に叩きつける

 

 

剣のワンオフ・アビリティ

 

イセリアル・ブラスト

 

超波動を放つ。意図して外さない限り必ず当たる

 

 

ガーターの技

 

 

マイト・ハンマー

 

両手を叩き下ろしその衝撃波で相手を叩き落とす

 

フラッシュチャリオット

 

無数の正拳を繰り出したのち、アッパーで敵を打ち上げ更にストレートで吹き飛ばす。最大21発

 

インフィニティ・アーツ

 

蹴り主体の連続攻撃。最大11発

 

ガーターのワンオフ・アビリティ

 

マックス・エクステンション

 

エネルギーを溜め巨大なエネルギー弾を放つ。意図して外さない限り必ず当たる

 

 

銃の技

 

プルート・ホーン

 

拡散するレーザーを発射する。最大レーザーが10本拡散する

 

レーザー・エミッション

 

レーザーで周囲を凪ぎ払った後、軌跡に沿って爆発する

 

 

パルス・エミッション

 

短いレーザーを連射する。最大で三発×四回出る

 

 

マグネッティック・フィールド

 

自分の周囲に磁場を展開し少しの間敵の動きを停める。自分は動けるが相手は動けない

 

グラビティ・ビュレット

 

飛行速度が遅いエネルギー弾を放つ。技の性質上敵に当たりに難いがマグネッティック・フィールドと組み合わせると絶大な効果を発揮する

 

銃のワンオフ・アビリティ

 

バーストエミッション

 

極太レーザーを発射する。意図して外さない限り必ず当たる

 

 

 

 

 

リヴァイブのスペックを見た三人は開いた口塞がらない

 

 

 

 

楯無「何よこのスペック?!」

 

真耶「あわあわ・・・・強すぎます!」

 

千冬「・・・恐らくアイツが持ってる他の専用機も似たような性能だろう・・・・楯無お前はこいつに乗った獅子王に勝てるか?」

 

 

楯無「・・・正直勝てる気がしないわね・・・・って言うかあの人他にも専用機を持ってるの?!」

 

 

千冬「・・・ああ・・・・あいつは後三機を持ってる・・・しかもあいつは今日、初めてISに乗って戦闘したらしい・・・」

 

 

楯無「初めての戦闘であれ?!」

 

千冬「・・・あいつはISの参考書をわずか一週間以内に覚えたと言っていた・・・あの戦闘を見せられては本当に一週間以内に覚えたな・・・・しかもあいつは二年と三年の参考書を持って帰った」

 

 

真耶「じゃあ・・・知識だけでイグニッショブーストとバレルロールをやってのけたんですね・・・」

 

 

千冬「・・・いやあいつことだ、恐らくネットなどで見て参考書と照らし合わせてイメージトレーニングを重ねた結果だろう。」

 

 

 

楯無「織斑先生、彼は一体何者なんですが?

それに男の操縦者は一人だけと聞いてますが?」

 

 

千冬「・・・言ってもいいがお前の家のことも考えるとそうもいかん。

これは世界に関わるからな。

早くても獅子王が入学するまでは公表できんからな。

お前には契約書を書いてもらう!」

 

 

楯無「でも・・・私にも・・・」

 

 

千冬「い・い・な・!」ギロ

 

 

楯無「・・・はい・・・」

 

 

千冬の有無を言わさぬ眼力で楯無はしぶしぶ了承した

 

 

 

 

 

 

 

 

 




技や武器はスターオーシャン3から取りました


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兎登場 告白と懺悔

凱がモブ先生と戦闘した直後あるアジトでは

 

あるアジト

ピピ

 

「これは・・・束様これを!」

 

束とはISの産みの親 篠ノ乃 束

 

束「うーん・・・どうしたのくーちゃん?」

 

 

くーちゃんとはクロエ クロニクル

 

 

束「おお!・・・これはがーくん!・・・それに訓練機がファーストシフト?!・・・それにファーストシフト直後にワンオフ・アビリティが発現?!・・・それにこの戦闘データと機体のスペックが凄すぎ!・・・注目はやっぱりスピードが最大マッハ23凄い!凄い!・・・でもがーくんなんで自分の専用機を使わなかったんだろう?」

 

 

クロエ「もしかしたら、IS学園の入学の入試だから機体を公平にするために訓練機を選んだんでは?」

 

束「うーん・・・・それが妥当だね・・・・がーくんいろんな意味で律儀だし・・・・それに比べてがーくんの前のイギリスの代表候補生は当然のように専用機を使ってるし・・・・がーくんとはえらい違いだね・・・こいつ!」

 

クロエ「まあ、あのくらいの歳で代表候補生で専用機があると力を見せつけたいのかも知れませんね。」

 

束「それにしてもがーくんには悪いことしたかな・・・・なにしろ自分の夢をいっくんに邪魔されて世界からいっくんを守る為に自分がISの操縦者って公表してないし・・・お詫びに今度会ったらがーくんの専用機を整備してあげよう!」

 

 

クロエ「・・・・束様整備が目的ではなく単にあの専用機を見たいだけでは?

そういえば先ほど差出人不明のメールが届いてましたよ。」

 

束「テヘっ!ばれたか!・・・差出人不明一体誰だろう?」カチ

 

束はメールを開いてみると

 

 

内容

 

 

 

 

差出人

G.S

 

 

 

束さんいつか一緒に宇宙に行きましょう

 

 

 

 

 

 

 

 

内容はこれだけだった

 

 

 

 

クロエ「G.S・・・・一体誰だろう・・・」

 

 

束「・・・・・あはははははははははははは・・・」

 

 

束は急に笑いだした

 

クロエ「た、束様?!」

 

 

束「あはははははははははははは・・・あー・・・・久しぶりに笑った。(そうだねがーくん・・・・私の夢はISを兵器にする事じゃない・・・ISで宇宙に行くためなんだ)」

 

とあるアジトでそんな事が起こっているとき

 

凱は迎えの車を待っていた

 

 

凱「あー・・・・腹減った・・・」

 

そこに

 

セシリア「凱様!」

 

 

凱「おお!・・・セシリアどうした?」

 

 

セシリア「あの凱様は入試の時に試験官に勝ちましたか?・・・それに試験の時に専用機を使いました?」

 

 

凱「うん勝ったよ。・・・試験の時は訓練機を使ったよ!(専用機に変わったけど)」

 

凱は歯切れが悪い言い方をした

 

 

セシリア「やはり凱様も・・・しかしなぜ専用機を使わずに・・・」

 

 

凱「うーん・・・・専用機を入学の試験で使うのはルール違反ではないがちょっとフェアじゃないからな」

 

 

セシリア「・・・・フェア?」

 

 

凱「だってそうだろう?・・・俺達は専用機を持ってるが他の試験者は専用機を持ってないかもしれないからなここは専用機じゃなく訓練機を使って試験を受けるのが妥当だと俺は思うよ。」

 

 

セシリア「・・・・私は・・・恥ずかしいながら専用機を使いました・・・」

 

 

凱「・・・・そうか」

 

 

セシリア「・・・私は専用機を持ってるから専用機を使うのが当然と思っていましたが・・・・凱様の意見を聞いて試験で専用機を使った自分が今は恥ずかしいです」

 

 

凱「・・・恥じる気持ちがあるならお前は成長出来るよ・・・」

 

 

そこに凱の前に車が止まった

車のドアが開き緋沙子が顔をだし

 

 

緋沙子「凱さんお待たせしました!」

 

 

凱「ああ!

ご苦労様!」

 

 

凱は車に乗り車の窓を開けた

 

 

凱「セシリア・・・次に会うのは入学の時だろうがそれまでに心も体も鍛えとけよ!」

 

凱は車の運転手に指示をだし車をだした

 

 

 

セシリア「はい!」ペコ

 

 

セシリアは凱の乗った車が見えなくまで頭を下げていた

 

 

それを建物の影から覗いていた山田先生と織斑先生は

 

 

真耶「フフフ♪やはり獅子王君は優しいですね・・・」

 

 

千冬「ああ!・・・これでオルコットはまたひとつ成長出来る・・・」

 

 

 

するとセシリアが織斑先生達がいるところまで来た

 

 

セシリア「・・・・・織斑先生お願いがございます・・・」

 

 

千冬「・・・聞こうか!」

 

 

セシリア「・・・お願いします!・・・今度は訓練機で試験をさせて下さい!」ペコ

 

 

セシリアは織斑先生に必死に頼んだ

 

 

真耶「ですが・・・オルコットさんはすでに・・・」チラ

 

山田先生は織斑先生を見る

 

 

千冬「はぁ・・・良いだろうただし再度受けたからといってもお前の成績は変わらない・・・それでいいな?」

 

 

セシリア「はい!ありがとうございます!」

 

 

千冬「・・・しかし相手はどうするか・・・」

 

 

そこに

 

楯無「じゃあ私が相手をしますよ。織斑先生!」

 

千冬「・・・更識しかし」

 

 

セシリア「ありがとうございます!更識さん!」ペコ

 

セシリアは楯無に頭を下げた

 

 

千冬「・・・はぁ、良いだろう・・・」

 

 

このあとセシリアは訓練機で楯無に挑むが結果はボロ負けした

 

 

セシリア「・・・・ありがとうございました。更識さん、織斑先生、山田先生!」ペコ

 

 

楯無「ウンウン。セシリアちゃんいいセンスしてたよ。」

 

 

千冬「どうだ?訓練機で戦った気分は?」

 

セシリア「普段、専用機でやっていることが出来ず戸惑ってばかりで・・・先生たちはあの状態で戦闘訓練をしているんですか?」

 

 

真耶「そうですね・・・・いざ出動の時は訓練機がほとんどですね・・・」

 

 

千冬「・・・IS学園の教師のレベルがこれでお前にもわかったか?」

 

 

セシリア「はい・・・私が試験で先生に勝てたのは専用機の性能のおかげと言うことですね・・・」

 

 

楯無「でもセシリアちゃんは訓練機の割にはよく動けてたわよ!」

 

セシリア「お世辞でも嬉しいですわ。しかし凱様はあの訓練機で先生に勝つって凄いですわ」キラキラ

 

楯無「(この子完全に獅子王君に惚れてるわね)」

 

千冬「・・・ついでに言っておくが獅子王は訓練機を使ったが乗った瞬間に訓練機がなぜかファーストシフトしてな・・・あいつの専用機に変わってしまったんだ」

 

 

セシリア「えっ!・・・・訓練機がファーストシフト・・・だからあんなに歯切れが悪かったんですね・・・それでも凱様は専用機を使うつもりはなかったんですよね!」

 

 

千冬「・・・ああ!・・・あいつは専用機を使う気はさらさら無かった!

先に言っておくが獅子王のことは口外厳禁だ訓練機がファーストシフトしたことも含めてな!」

 

セシリア「はい!オルコット家に誓って!」

 

 

そのころとあるアジトでは

 

ピピ

 

 

クロエ「これは・・・束様、先ほど専用機を使ったイギリスの代表候補生が織斑先生に頼んで再度試験のやり直しを申し出ました。今度は訓練機でやらせて欲しいと!」

 

束「ふーん・・・がーくんに言われて己が恥ずかしくなったのかな・・・少し見直したよ。セシリアちゃんフフフ♪」

 

 

 

束がセシリアを名前で呼んだ?!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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来訪者

現在車に乗って実家に向かっている間に緋沙子と凱は向かい合うように座りイギリスであったことを報告と書類を渡した

 

 

緋沙子「そんな事が・・・・(え、婚約?!これはえりな様とアリス様に伝えないと!)」

 

 

凱「正直シルヴィアは強かったよ・・・重りを外してないと勝てない位にね・・・」

 

 

緋沙子「そうですか・・・」

 

 

凱「そう言えば、竜胆さんに聞いたんだけど世界中に散らばった遠月の卒業生が俺のことを神の料理人って呼んでるって本当?」

 

緋沙子「ええ!流石凱さんです!」

 

 

凱「・・・・本気で呼ぶの止めさせて恐れ多いから・・」

 

 

緋沙子「・・・・そんなに謙遜しなくても・・・」

 

 

凱「・・・はぁ・・・それで三日後の予定は?」

 

 

緋沙子「あ、はいそれは・・・・・」

 

 

凱と緋沙子は三日後の予定を打ち合わせをした

 

キュ

 

 

運転手「獅子王様、ご実家に到着しました。」

 

凱「おっ、着いたか・・・・ん?(この香りは?)」

 

緋沙子「・・・どうかしましたか?」

 

 

凱「いや・・・・なんでもないよ・・・うん・・・」

 

 

緋沙子「?」

 

 

凱は車を降りて

 

 

凱「緋沙子、気をつけて遠月に帰れよ!」

 

 

緋沙子「はい!凱様はゆっくり休んでください」

 

 

 

 

緋沙子は車に乗って遠月学園に戻った

 

 

凱「はぁ・・・ゆっくり休めれば・・・苦労はしないよ・・」ピーンポーン

 

 

 

「はーい」

 

凱「かあーさん俺、凱だよ門開けて!」

 

 

「あら、久しぶりね!わかったわ!」ガチャン

 

 

ギィー

 

凱は門をくぐり家の敷地に入った

 

 

凱は玄関の扉にある指紋認証と網膜スキャンをして

 

ガチャ

 

凱「ただい・・・」

 

 

シルヴィア、シェリー「おかえりなさい!」

 

ガチャ

 

 

凱は扉を閉めた

 

 

凱は目頭を揉み再び指紋認証と網膜スキャンをして玄関の扉を開けた

 

 

ガチャ

 

シルヴィア、シェリー「おかえりなさい!」

 

 

凱はもう一度扉を閉めようとしたところで

 

シルヴィア「なぜ閉める!」

 

 

シルヴィアに止められる

 

凱「いや、疲れてるから幻覚と思って・・」

 

凱はシルヴィアの後ろにいる女に視線を向け

 

 

シェリー「あの・・・初めまして・・・私はシェリー=ファン・ホッセン・・・です」

 

凱は眉を寄せ

 

凱「・・・・確かに初めましてだな・・・初めて会ったあの時はそちらは俺のことを無視してシルヴィアと会話してたから自己紹介すらお互いにしてないからな。そうか・・・あんたはシェリー=ファン・ホッセンって言うのか・・・俺は獅子王 凱だ・・!」

 

凱はシェリーの横を通り抜け自分の部屋に向かう為に階段を上がり部屋に入った

 

バタン

 

 

シェリー「あ・・・」

 

 

シルヴィア「・・・そう言えば・・・」

 

 

二人はあのときのことを思いだした

 

イギリスで凱がセシリアに案内してもらってフェンシング部が使ってる体育館でシルヴィアと真剣勝負をした後

 

 

「凄い!シルヴィアに勝てる男の子がいるなんて」

 

 

凱「うん?・・・・誰だ?」

 

 

シルヴィア「シャルロット!・・・どうしたんだ?」

 

 

シャルロット「うん!一緒に帰ろうと思って」

 

 

凱「・・・・」

 

 

 

この後シルヴィアの母が出てきた

 

 

 

時は戻り現在

 

シェリー「・・・そうか・・・私は最初から・・・間違えてたんだ・・・」涙ポロポロ

 

シェリーは泣き自分のしたことの重大さを痛感した

 

 

シルヴィア「・・・シェリー・・・すまない・・・私も気付かなかった・・・」

 

 

シェリーとはシャルロット=ヘンゼルリンクだった

 

 

そこに二人の母ユリアが現れ

 

 

ユリア「・・・はぁ・・・なかなか上手くいかないわね・・・」

 

 

そこに凱の母が現れ

 

「あの子一度怒ると中々頑固だから・・・」

 

ユリア「そうなんですか美麗さん!」

 

 

凱の母親の名前は獅子王 美麗 オリジナルです

 

 

美麗「ええ・・・あなたどうします?」

 

そこに凱の父親も来て

 

 

麗雄「ああ!・・・昔マジで怒らせた時は半年は口を聞いてもらえなかったからな・・・それに凱は自分がされたら事を10倍に返すからな・・・」

 

獅子王麗雄(レオ)が凱の父親

 

 

シェリー「・・・半年・・・それにされたら10倍に・・・」

 

ギシ

 

 

 

麗雄、美麗、ユリア、シェリー、シルヴィアはビクッとなって階段を見ると部屋着に着替えた凱が降りてきた

 

 

シェリー「・・・あの・・・」

 

 

凱はシェリーに目線向け

 

凱「・・・はぁ・・・さすがに大人げないから話を聞くよ・・・なぜイギリスにいるはずの三人がここにいるのか・・・」

 

シェリー「・・・ありがとうございます!」ペコ

 

シルヴィア「良かった・・・シェリー・・・」

 

 

ユリアはシェリーとシルヴィアを抱き締めた

 

凱の父と母はホッとしていると

 

 

凱「・・・あと父さんと母さんはなぜ電話の時この事を伝えなかったの?」ギロッ

 

 

凱は緋沙子に迎えを頼んだ後に自分の実家に帰ることを伝えていた

 

 

麗雄「・・・え、そ、それは・・・・・」

 

父の目が泳ぎ

 

美麗「・・・そ、その・・・」

 

母の目も泳いだ

 

 

凱「・・・・はぁ、今日の晩御飯二人は出前で勘弁してあげるよ!」

 

 

凱はエプロンを付けキッチン入り料理を始めた

 

 

麗雄、美麗「そ、そんな!久しぶりに凱の料理が食べられると思ったのに!」

 

 

凱「・・・・自業自得!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




シェリーはシャルロット=ヘンゼルリンクだった

凱の父の名前獅子王 麗雄(レオ)

凱の母の名前獅子王 美麗(ミレイ)


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日本の心

凱は飯の支度をしているとケータイが鳴った

 

凱は手を動かしながらケータイの着信を

キッチンにある画面に転送して

 

 

凱「はいもしもし?」カシュ

 

「おう!獅子王か調子はどうだ?」

 

凱「まあ、今は実家に帰ってましてイギリスから客が来ててちょっと日本の料理を振る舞おうと思いまして」トントン ザクザク

 

 

「そうか!なら俺の店の魚を使うか?」

 

凱「ありがたいですが・・・いいんですか?」ザクザク

シュンシュン

 

 

「おう!お前には食戟で融通してもらってるからなこんな時位しか恩は返せないからな遠慮するな!」

 

 

凱「じゃあよろしくお願いいたします!」グツグツ トントン

 

「おう!何がいる?」

 

凱「そうですね!じゃあ今日のオススメを七匹程とチラシを三人前を出前でお願いします。」 ザクザク トントン

 

 

「了解だ。二十分位にそっちにつくからな。」ガチャ

 

 

それの状況を見ていた凱の家族とイギリスから来た客は

 

 

麗雄、美麗「・・・出前・・・」ガーン

 

 

ユリア「・・・それにしても凄い手際ね・・・」

 

 

シェリー「・・はい電話中でも全然手元が狂ってないし・・・」

 

 

シルヴィア「・・・何より全部の工程に無駄が一切ない・・」

 

 

その会話を聞いていた凱は

 

 

凱「そうでもないよ、これでも大分ゆっくりだよ。」ザクザク カシュ

 

 

凱は背中越しに答えた

 

 

 

ユリア「・・・そうかしら十分速いけど・・・」

 

凱「家位ではのんびりしたいから今日は簡単にしてるよ。」ザクザク カシュ

 

 

 

ピーンポーン

 

 

凱「流石、時間どうり!よしこっちも準備完了!」カチ

 

 

凱は鍋の火を止めエプロンを外し

 

凱は玄関のモニターを見て

 

凱「はい!」

 

 

「おう!来たぞ!」

 

 

凱「了解です!今開けます!」ポチ

 

 

 

ガコン

 

 

門が開く音がした

 

 

凱は玄関に向かい扉を開けた

 

 

凱「いらっしゃい!斎藤さん!」

 

斎藤「おう!獅子王!まずこれが出前のチラシだ!」

 

斎藤綜明 遠月学園十傑元第五席 寿司職人

 

 

凱は斎藤から出前をもらいお金を渡した

 

 

斎藤「おう!毎度!で次が今日の俺の店のオススメの魚達だ!」

 

カンパチ、鮭、ヒラメ、鯛、イカ、穴子、鰻、鮪

 

 

凱「ありがとうございます!流石斎藤さん中々の上物ですね!」

 

斎藤「フフフ♪お前に渡すのは一級品でないと俺の店が傾く!」

 

 

凱「そうだ!斎藤さんこれをどうぞ!」

 

 

凱は斎藤に壺を渡した

 

 

斎藤「なんだこれは?・・・醤油か?」

 

凱「フフフ♪試しに舐めてみてください!」

 

斎藤は壺に入っている醤油を一舐め

 

 

斎藤は舐めた瞬間体に雷が落ちた感覚になった

 

斎藤「なっ!・・・これは!」ドカーン

 

凱「どうですか?中々いい味でしょ?」

 

 

斎藤「・・・獅子王・・・これをどうやって!」プルプル

 

 

凱「実は今日完成したばかりで今日試そうと思ってた所に斎藤さんから電話を貰ったんで、魚を頂いたのでそのお礼です」

 

 

斎藤「・・・礼を言う店に戻って早速試したい!・・・またこの醤油を譲ってくれないか?」

 

 

凱「フフフ♪いいですよ!ただしまだそんなに量産出来てないので1ヶ月か2ヶ月に一度でいいですか?」

 

 

斎藤「ああ!では!」

 

 

斎藤は醤油の入った壺を大事そうにして帰って行きました

 

 

 

凱は出前を左手に持ち魚が入った発泡スチロールの箱を右肩に担いでリビングに入り

 

 

凱「はい、父さんと母さんの分!」

 

 

麗雄、美麗「はい・・・」

 

 

二人は凱から出前を貰った

 

 

凱はキッチンに戻り魚を捌いた

 

 

鰻は炭火焼きにして蒲焼きにして、穴子は身をふっくらさせる為にふかしてから白焼きにして

 

凱「ふぅ、三人とも出来たよ!」

 

 

ユリア「これは・・・」

 

 

シェリー「・・・もしかして」

 

シルヴィア「・・・寿司ですか?」

 

 

凱「そうだ!せっかく日本に来たんだ!本場の味を知って欲しい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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背中を後押し

凱はイギリスから来たユリア、シルヴィア、シェリーに寿司を振る舞った

 

 

ユリア「あー美味しかった、何回か日本に来て寿司を食べたことかあるけど全然違うわ」

 

シルヴィア「初めて寿司を食べたけど全然生臭くない」

 

 

シェリー「それに途中で出てきたうどんやお吸い物や茶碗蒸しも絶品だった。」

 

凱は自分の分の出前を食べながら

 

凱「そうか!それは良かった。・・・ただし一般の寿司屋行ってもこの味には程遠いからな行く機会があったら調べて遠月の卒業生がやってる寿司屋を選ぶのが無難だ!」

 

 

凱は出前を食べ終わり

 

 

凱「ご馳走様。・・・さて腹も膨れたし三人がなぜ俺の家に居るのか聞こうか?」

 

 

ユリア「・・・ええ!わかってるわ」

 

 

ユリアは凱にシェリーことシャルロットの事を説明した

シャルロットは自分の母親と話し合いし、政略結婚が嫌なことを、一目惚れした事をそしてシャルロットはフォン・ホッセン家の養女に欲しいと頼んだことをシャルロットは自分の母親に言った

 

シャルロットの母親が出した条件はたった一つだった。

それはシャルロットの名前を捨てることだった

 

 

 

シャルロットは即答して了承したことを全て凱に話した

 

そしてシャルロットが母親の部屋を出るときに

 

 

シャルロットの母親「・・・頑張りなさい・・・私の可愛い娘!」

 

シャルロットの母親はそう言ったらしい

 

 

 

ユリア「・・・これで全てよ・・・」

 

 

シェリー「・・・」

 

シェリーは下を向いていた

 

 

 

凱「・・・・ふぅ・・・なるほど・・・俺の為に家も名も捨てたのかお前は?」

 

 

シェリー「」コクン

 

 

凱「はぁー・・・・・わかった流石にそこまでやられちゃ仕方ないな」

 

 

シェリー「・・・え?」

 

凱「正直名を捨てるのはやり過ぎだがあんたの気持ちは伝わったよ。・・・すまなかったな!」

 

 

凱はシェリーに近寄り抱き締めた

 

 

シェリー「?!」

 

凱「名を捨てるのはそれまでの自分を捨てるのに等しいよく我慢したな」

 

 

凱はシェリーの頭を撫でた

 

シェリーは肩を揺らし泣き始めた

 

 

しばらくして

 

シェリー「グスン・・・ありがとう許してくれて」

 

 

凱「気にするな・・・で他にもあるんだろ?」

 

 

凱はシェリーを離しユリアの方を見た

 

 

ユリア「・・・やっぱりわかる?」

 

 

凱「・・・この状況で気づかんと思ったのか?」

 

美麗「そうね!いずれというか凱に隠し事なんて出来るわけないしね!」

 

麗雄「・・・というか出来た試しがないしな。」

 

ユリア「・・・実はシェリーも婚約者に加えて欲しいの!」

 

凱「・・・・そんな事だとは思ったが日本は重婚出来ないぞ」

 

 

ユリア「恐らくそれは自ずと解消されるわ・・・何しろあなたは世界に二人しかいない男のIS操縦者だもの恐らく日本でも一夫多妻が始まる可能性があるわ・・・と言うか私ならそうするわ!」

 

 

凱「・・・はぁ、了解!最悪重婚が認められる所に移り住めばいいか」

 

シェリー「・・・それじゃあ!!」

 

 

凱「まぁ、よろしくシェリー!」ニコ

 

シェリー「はい!」涙ポロポロ

 

そんなころ遠月の学生寮では

 

 

緋沙子がえりなとアリスに凱が言っていた報告を伝えた

 

 

 

緋沙子「と言うことです」

 

 

えりな「なんて事?!・・・先を越された!」

 

 

アリス「でも流石凱君ね。

相手が己を差し出し来たら自分も差し出すなんて凱君もやはり遠月の人間ね!」

 

緋沙子「しかしどうします?」

 

 

えりな「・・・」

 

アリス「そういえば新聞で面白い事を見つけたわ」

 

アリスは今日の夕刊の新聞を二人に見せた

 

 

アリス「何でも今日の国会で面白い議題が出たらしいわ!」

 

 

アリスはその箇所を指差した

 

えりな「・・・えーと!」

 

 

緋沙子「・・・本日国会で一夫多妻の制度の適応を話し合った」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回から原作がスタートの予定


そしてワンピースの再開をします


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