魔法つかいプリキュア!伝説の魔法つかいと水晶に選ばれし狩人(ハンター) (ドッカン)
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主人公とアイテムの設定


今更ながら主人公とクリスタルの詳しい(?)設定を(1話の後書きは消します)


[主人公]

 

名前 坂田一馬

 

年齢 14歳

 

イメージCV 花江夏樹

 

住んでるところ 津成木町

 

誕生日 7月14日

 

髪型 真ん中分けの少し逆立った黒髪(イメージするならCCFF7のザックス (クラス2nd時代)

 

目 黒目で目付きは鋭い

 

特徴 左頬に傷がある([一馬VSモテない2年生男子生徒達]にて傷を付けられた)

 

所属部活 模型部 スポーツ部活全般(助っ人として) ラブラ部(模型部との掛け持ち)

 

趣味 ゲーム プラモデル作り 漫画 アニメ・特撮鑑賞

 

名乗りセリフ 「クリスタルに選ばれし悪を狩る狩人(ハンター)坂田一馬!ここに見参!」

 

自称何処にでもいるような中学2年生、だが、運動神経抜群で見た目も中々イケメンな事から、学校ではそれなりに人気がある。だが、趣味は若干オタク寄り。だがそこがギャップがあって良いとの事。勉強面はダメな方だが、テストは再テストを逃れる程の点数は取れる程の実力は出せる

性格は優しいが、人を傷つけたり、迷惑行為等をする奴は許さない性格。

父親と母親とは仕事の関係で離れて暮らしている。ただし仲は良好である。一人暮らしが長いお陰か、家事スキルが高く、中でも料理は大得意.........なのだが味覚はかなり狂っており、デスソースを丸々一本入れた料理を平気で食べるほどの辛党。だけど甘いものも偶には食べる

喧嘩には滅法強く、またかなりのタフさを持っている

朝日奈みらいとは生まれた時からの幼馴染で、最初は気にしてはいなかったが、みらいと一緒にいる内に恋をしてるって気付き、小学校の卒業式に告白、めでたくカップルになった。

何かと女性との絡みが多く、モテない同学年の男子からはハーレム野郎と言われた事があり何十人の男子が襲いかかったが一馬はこれを撃退した。なおこれは後にニュースになるほどの事件であった

偶に頭が切れることがあり、魔法界にある開かずの扉の仕組みを直ぐに理解したり、ナシマホウ界と魔法界は元々1つという関係を(当時は)仮説として言ったりした。本人曰く[こういう事には頭が切れる]

プラモデル製作は大得意であり、特にガンプラをよく作る。おまけにガンダムの知識もかなり持ってる

ゲームは特にモンスターハンターシリーズが好きであり、かなりやりこんでいるとのこと

家は朝日奈家の隣に建っており、二階建ての大きい家。一馬の部屋の押入れは異世界へ通じるゲートとなっている今はゲイムギョウ界だけだが.........

ちなみに少しむっつりスケベ..........だが、ウブでもあり、際どい格好を見るだけで鼻血を出してしまうほどである

 

[アイテム]

 

リンクルストーン・クリスタル

 

イメージCV 大塚明夫

 

見た目 白一色であり、ラインストーンは透明、形は丸型

 

マザー・ラパーパが後に蘇る災厄に対抗するために作り出されたリンクルストーン。作られて直ぐに2016年に飛ばされた。初めはナシマホウ界の上空から見ていた。そして怪物へ勇敢に立ち向かう少女達と少年、特に少年を見ていた。そして魔法学校の図書室にある[知識の森]での戦闘を見て、少年.......一馬に力を貸すと決心し、ひゃっこい島での戦いで力を貸すようになった。やがて彼と一馬は最終的に相棒と呼べるほどにまでなった

能力は創造、所持者が頭に思い描いた物を具現化させる能力、これで生み出された武器は木の棒のように軽く鋭い攻撃が放たれ、クリスタル自身が変化した防具は軽く硬い鎧となり、装着者の身体能力を向上させる

他にも道具も出せるが、唯一食べ物や飲み物、生物は出せない

巨大ロボや乗り物は鎧と同じクリスタル自身が変化する

どちらも自動操縦は出来る。しかしロボの場合は能力が低下する。だが一馬が乗って操作する事で能力は向上する

変身アイテムもクリスタル自身が変化する。これで変身したヒーローのスペックはオリジナルと同格である

他にはタイムジャンプ、ビジョン、異空間突入、位置サポート等の能力がある

タイムジャンプは時代を越えることができる。そこで得た知識も保存可能である。クリスタル単体でも可

ビジョンは1人に未来の事を見せる。ただし人生に関わる事は見せる事はできない

異空間突入は空間の歪みを探し出し、そこを破って突入する能力

位置サポートは敵や的の位置と向きを教えてくれる。これでよそ見しながら射撃も可

一馬と暮らしていたある時、3つの光が中で生成された。これがクリスタル三姉妹、クリス、クォーツ、ルチルである



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本編
1話


?「さーてと、積んでるガンプラを作るか.......それにしても、今夜はやけに明るいな。ちょっと景色を見るか」

 

よぉ、オレの名前は坂田一馬(さかたかずま)。ここ、津成木町(つなぎちょう)に住むただのガンプラとゲームと漫画等々が好きな少年さ。今オレは積んでいるガンプラこと積みプラを作ろうとしていたのだが、やけに明るいと思い、オレは窓から景色を見た

 

一馬「明るいと思ったら、でっけー月だな........ん!?」

 

オレは綺麗な月を見ていたのだが、オレの目が何か飛んでいるのを捉えた。しかも、変な飛び方だ。あ、落ちた。何だアレは.......うぐっ!?この感じは.......は、吐き気が.......ち、畜生さっきのを目で追いかけたせいか。オレはトイレへ向かってリバースした。そしてオレは部屋に戻り積みプラを何体か作って寝た

 

[翌日]

 

オレは起きて私服に着替えた。そして、部屋の壁に飾ってある木刀を腰のベルトに刺した。昨日の夜見たアレを調査するためだ。万が一ために武器はいるしな。下へ降りたオレはパンを適当に食って。外へ出て隣の家というか店へ向かった

 

?「あら、一馬くんおはよう」

 

一馬「あ、おはようっす。かの子ばあちゃん」

 

店の前で掃除をしているおばあちゃん。この人は結希かの子おばあちゃんで、オレの隣の知り合いのおばあちゃんだ。優しいんだぜ?オレは店の中に入った

 

一馬「おっす」

 

入ると、女の子がオレの前に来た

 

?「一馬くんおっはよう!」

 

一馬「おう。おはようみらい」

 

こいつは朝日奈みらい。オレのお隣さんで、オレの彼女だ。えーっと告白したのが修了式の終わった後に屋上で告白したな。そしてそれを他の奴らに見られて大騒動になったけどな。ちなみに口調は「今、○○って言いました?!」と「ワクワクもんだぁ!」だぜ

 

?「あら、一馬くんおはよう。ちょっと手伝ってくれないかしら?」

 

一馬「良いっすよ今日子さん。で、何をすれば?」

 

今日子「みらいと一緒に手伝ってね」

 

この人はみらいの母さんの今日子さん。この店の経営者だな。後、オレ的にもお母さん的な人で、1人暮らしのオレを家族のように扱ってくれるしな。あ、一人暮らしだけど、ちゃんと父さんと母さんはいるぜ。まぁ仕事の関係で離れて暮らしてるけど

 

みらい「えへへ、一緒に頑張ろう!」

 

一馬「おう!」

 

オレとみらいは早速今日子さんの手伝いをした。その時みらいがこう呟いた

 

みらい「なんだったのかな昨日のアレ......」

 

アレってまさか

 

一馬「え?お前も見たのか?アレを」

 

みらい「もしかして、一馬くんも?」

 

一馬「あぁ」

 

みらい「凄い!偶然だね!」

 

本当に偶然だな

 

今日子「それって流れ星か何かでしょ?」

 

一馬「流れ星でも、あんな変則的な落ち方はしないっすよ」

 

みらい「そうだよ、流れ星はパーって落ちても、クルクルは無いでしょ?」

 

かの子「ひょっとしたら、それは箒に乗った魔法つかいかもしれないわね」

 

あー始まったかの子ばあちゃんの魔法つかい発言

 

今日子「もう、何かあるとすぐそれなんだから」

 

この人はこういう話を信じるんだよなー何でだろうか

 

みらい「おばあちゃん!今、魔法つかいって言いました?!」

 

みらいの言葉にかの子おばあちゃんは傾いた

 

みらい「あるねぇ、魔法つかいの可能性。それってワクワクもんだぁ!」

 

一馬「本当に魔法つかいなんているのかねぇ?」

 

みらい「いるよ!絶対!」

 

一馬「お、おう......」

 

オレが知ってる魔法つかいは、五人兄弟+αで、戦うマジな魔法つかいこと魔法戦隊マジレンジャーと、指輪で魔法を使って絶望を希望に変える、仮面ライダーウィザードだな

 

今日子「勉強にもそれくらいワクワクしてくれると良いんだけどね」

 

みらい「うっ?!」

 

一馬「うげっ?!」

 

い、今の今日子さんの言葉、オレにも突き刺さるぜ.......

 

みらい「大丈夫!わたしも一馬くんもまもなく中学2年生!成長したわたしたちを見てて」

 

一馬「ま、まぁな。今度授業参観があったら、オレとみらいの勇姿をしかとその目ん玉に焼き付けてくれよ!」

 

今日子「はいはい。さて、そろそろお父さん起きてくる頃かしらね?」

 

みらい「ほぇ?」

 

今日子「いてもたってもいられないんでしょ?後はお父さんに手伝ってもらうから、流れ星でも魔法つかいでも気の済むまで探してらっしゃい」

 

みらい「え?良いの?!やったー!一馬くんも一緒に探そう!」

 

一馬「あぁ、オレだって探すつもりだったしな」

 

みらい「やったー!魔法つかいさんを探して、ついでに一馬くんとデート......ワクワクもんだぁ!」

 

今日子「あ、そうそう。みらい、こっちに来て」

 

みらい「?」

 

一馬「じゃあ、オレは外で待ってるぜ」

 

みらい「うん!」

 

オレは店の外へ出た。そして、五分もしない内にみらいが出てきた。持ってるカゴにはみらいが生まれたときから大切にしている熊のぬいぐるみのモフルンが入っていた。笑うなよ?みらいにとってモフルンは兄弟同然に育ったようなものだからな。そしてオレはみらいの首にかけてる物に気づいた

 

一馬「なぁみらい。そのペンダントは何だ?」

 

みらい「ん?これ?さっきお母さんが手伝ってくれたご褒美として貰ったの」

 

一馬「へぇ、中々綺麗じゃねぇかそれに、お前に似合ってるぜ。それ」

 

みらい「本当!?嬉しいな!」

 

そしてオレとみらいは恋人繋ぎをして謎の物体が落ちたであろう公園へ向かった



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2話

本格的に書き始めまーす


オレとみらいは、例の物体が落ちたであろう、公園に着いた

 

みらい「この辺りだったよね?」

 

一馬「そうだな....」

 

この津成町で桜が密集しているのはここしか無いからな。物体が落ちたのも桜が密集していたところっぽいし。そしてしばらく歩いていると

 

みらい「こっち!」

 

みらいは分かれ道を右に曲がった。オレも右に曲がった。この道は、人がオレとみらいを除いて誰もいなかった

 

みらい「うーんどこに落ちたのかなぁ?」

 

一馬「案外、道じゃなくて桜の枝に引っ掛かったとか?

 

みらい「あ、そうかも!よし、桜も見ながら探してみよう!」

 

そうして探していると、突然

 

?「ねぇ、落ちたわよ」

 

と声がした。オレたちは後ろを振り向くと、モフルンが落ちていた

 

みらい「あー!モフルン!?ごめんね」

 

一馬「誰だか知らんが、教えくれて......あれ?どこだ?」

 

?「っとと」

 

上から声がしたので、オレたちは上を見た.............とんがった帽子を被って、紫髪のオレたちと大して歳の変わらない女の子だった.........え?箒で空を飛んでる.........ま、まさか.......

 

?「ダメよ、気を付けてなきゃ」

 

一馬&みらい「.........」

 

?「それじゃあね」

 

そう言うと、魔法つかいは去ろうとする。するとみらいは

 

みらい「魔法つかいだ!!!」

 

と、でかい声で叫んだ

 

?「うわぁ!?」

 

魔法つかいは驚いて、あやうく箒から落ちかけた

 

みらい「それ、魔法の箒!?本当に箒で飛ぶんだ~。その帽子もステキだね!あ、昨日の夜見たよ。落ちてくとこ」

 

おいおいみらいよ、質問攻めは良くないぜ。迷惑してるじゃねぇか

 

?「お、落ちてないし。あれは......」

 

みらい「わたし!朝日奈みらい!13歳!こっちはわたしの幼馴染み兼彼氏の坂田一馬くん!一馬くんも13歳!わたしたち今度中学2年生。魔法つかいさん、お友達になってください!ね?」

 

魔法つかいが言い切る前に、みらいは魔法つかいを友達にしようと自己紹介をした

 

?「き、聞いてないし!あなたたちの名前や関係なんて。わたしは急いでるから、あなたたちに構ってる暇は無いの」

 

そう言って、魔法つかいは箒を握りしめる。そして

 

?「キュアップ・ラパパ!」

 

彼女がそう言うと、強い風が巻き起こる

 

一馬「な、何だ?!」

 

そして箒は浮いて、魔法つかいはそれに乗る

 

?「箒よ......飛びなさい!」

 

そして、魔法つかいを乗せた箒は飛び去ろうとする。しかし

 

?「え?」

 

みらい「くぬぅ~」

 

みらいが箒を掴んで止めていた。さながら銀魂で神楽が銀さんと新八を乗せたスクーターを止めたように。まぁあっちは片手で掴んでいたのに対して、みらいは両手だけど........ってそんなこと言ってる場合じゃねぇ!

 

一馬「何してんだみらい!」

 

みらい「待って!行かないで!」

 

そう言うが、みらいは力負けして、浮いてしまう.........あれ、これヤバくね?

 

一馬「みらい!!!」

 

オレはジャンプするが、届かない距離まで上がってしまう。おいおい........

 

みらい「お話だけでも、ねぇ~」

 

?「箒よ飛んで!張り切って.......頑張って.......飛べ!!!!!!」

 

 

そして箒は飛んだ..........みらいをぶら下げたまま.........マジでやべぇ!?

 

一馬「おい!待てよ!」

 

オレは追いかけた。くそっ、いつでも受け止めれる用にはしないと...........何か、落ちて来てね?嘘ぉ!?もうかよ!?

 

一馬「間に合え、間に合え、間に合えぇぇッ!」

 

オレは某ニンジン嫌いの中尉の台詞を言いながら走る。そして、何とか、真上に着いた。よし、支えるポーズを.........って何?何か上空が光ったんですけど?何なの!?何が起こってるの!?

 

「「おんなじ!?」」

 

いや、おんなじって何がおんなじなの!?って、落ちてきたぁ!?

 

「「うわぁ?」」

 

一馬「ふぎゅっ!?」

 

そしてオレは落ちてきた2人の下敷きになった



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3話

投稿、再開します


ててて.......ひでぇ目にあったぜ。ま、目立った怪我が無くて良かったけど。オレたちは噴水がある広場へ向かった

 

店長「あれ?あの子始めて見る子だね。さっき知り合ったのかな?」

 

一馬「えぇ、まぁ」

 

オレは今[MofuMofuBakery(モフモフベーカリー)]の店長と話している。ここのあるパンがみらいの大好物なので、オレとみらいはすっかり常連だ

 

店長「ほい、イチゴメロンパン2つとカレーパン出来上がり!」

 

お代は先に払ってるぜ。そして、このイチゴメロンパンが、モフモフベーカリーの看板メニューでみらいの大好物のパンだ。ちなみにカレーパンはオレのだ

 

一馬「ほれ、買ってきたぞ」

 

オレは袋からイチゴメロンパンを出して、みらいと魔法つかいに渡した

 

みらい「ありがとう!」

 

?「何これ?」

 

みらい「イチゴメロンパン、食べて見て!」

 

魔法つかいはイチゴメロンパンを食べた

 

みらい「どう?甘くてサクサクしてるでしょ?」

 

?「え?えぇ....」

 

そして、オレはカレーパンを、みらいはイチゴメロンパンを食べた。うん、ここのカレーパンは美味いぜ!するとみらいが

 

みらい「一馬くんあ~ん」

 

イチゴメロンパンを近づけてきた

 

一馬「お、おう」

 

オレはイチゴメロンパンをかじった

 

一馬「イチゴメロンパンも美味いな」

 

みらい「じゃあわたしも、カレーパン一口良いかな?」

 

一馬「あぁ、良いぜ」

 

オレはみらいにカレーパンを近づけた。みらいはそれを1口食べる

 

みらい「ん~ピリッとしてるけど美味しい~」

 

?「ラブラブねあなたたち........」

 

一馬「まぁな。しっかし、まさか空腹だったとはな」

 

さっき落ちた理由。それは空腹だった

 

?「昨日の夜から何も食べてなくて」

 

みらい「えー!?それって、大事件だよ~!」

 

ったく空腹ぐらいで大雑把だなオレの彼女は

 

一馬「そういや、ここへ何しに来たんだ?」

 

?「ちょっと、探し物をしていて」

 

みらい「探し物?」

 

探し物か...........わからん。そしてオレたちはパンを食べ終わった

 

?「ごちそうさま」

 

みらい「あ、お腹いっぱいになった?」

 

?「ええ」

 

みらい「魔法使えるようになった?」

 

?「え、えぇ.....」

 

みらい「箒に、一緒に乗せて!」

 

?「無理よ、1人乗り用だし」

 

みらい「そ、そうなんだ.......」

 

あーあ、がっかりしちゃった

 

?「.......1つだけ」

 

一馬「ん?」

 

?「ごちそうになったお礼。何かひとつだけ魔法を見せてあげる」

 

みらい「わぁ〜」

 

一馬「魔法?マジでか」

 

?「それじゃあ.........あれが良いわね。ついてきて」

 

オレとみらいは魔法つかいについていった。ついて行くと、桜の木の上に野良猫が寝ていた

 

?「猫とお話するってのはどう?」

 

猫と話す......か

 

みらい「良いねー」

 

すると、ポケット?から魔法の杖?スティック?っぽいのを取り出した

 

みらい「これって魔法の杖?」

 

?「そ、そうよ」

 

みらい「かわいい〜」

 

おいおい、つつくなよ......

 

?「キュアップ」

 

みらい「それ、さっきも言ってたよね?」

 

?「魔法の言葉よ。テンポが崩れるから静かにしてて」

 

みらい「はっ、ごめんなさい.....」

 

?「はぁ........キュアップ・ラパパ!猫よ、お話なさい!」

 

そして、杖から出た光は猫に当たった。そして猫は起きて

 

猫「ワン!ワン!ワン!」

 

犬の鳴き声で鳴いた

 

一馬「オイぃぃぃ!!!犬の鳴き声になったぞ!凄いけど!」

 

?「つ、次が本番よ。キュアップ・ラパパ!」

 

そしてまた猫に光が当たる。そして

 

猫「ペラペ〜ラ、ペラペ〜ラ」

 

みらい「ペラペラ話してるよ......だけど」

 

一馬「解読不可能な言葉じゃねぇか!ペラペラ語じゃわかんねーよ!」

 

?「こ、これも........」

 

すると猫は去っていった

 

一馬「........逃げた」

 

みらい「........あ、そうだ。モフルンとお話できないかな?あ、この子」

 

?「さすがにぬいぐるみは喋らせようがないわね.........」

 

みらい「そうなんだ........残念ダメか」

 

そして公園を歩きながら、みらいはモフルンとの思い出を話した

 

みらい「わたしが生まれた時にね、おばあちゃんがくれたんだって。それからずっと一緒なの。姉弟みたいに。もし、できるのならお話ししてみたいんだ」

 

?「.......」

 

オレもあいつのアルバムを見たことがあるが、ほとんどの写真には必ずモフルンが写ってたな

 

みらい「だけど、もしあの時モフルンを落としたこと気がつかないままだったら、わたし.......」

 

オレも、気づかなかったかも知れんな.......

 

みらい「だから、本当に.....本当にありがとうね。魔法つかいさん!」

 

一馬「オレからも言っとく、サンキューな」

 

リコ 「........リコ 」

 

一馬&みらい「え?」

 

リコ 「わたしの名前、リコよ」

 

よーやく名乗ってくれたか

 

みらい「わ、わたし朝日奈みらい!」

 

リコ 「それ、さっきも聞いた」

 

みらい「あはは、そ、そうだったね〜」

 

リコ 「じゃ、わたしもう行かなきゃ」

 

一馬「そういや、探し物があるって言ってたな」

 

だが、オレとみらいは困った人を見捨てない性格なんでね

 

一馬「んじゃ、どこから探すっか」

 

リコ 「ええ、そうねまずは.......ってはぁ!?」

 

みらい「探し物なら1人より2人」

 

一馬「2人より3人ってな」

 

みらい「それに、なんでこれがさっき光ったのか知りたいし」

 

そういや、みらいとリコのペンダント......色が違うな。なんでだ?.........!?なんだ、この気配は

 

?「ふっ、おやおやこんなところに魔法つかいがいらっしゃるとは」

 

後ろか!

 

みらい&リコ 「?」

 

一馬「.......」

 

オレたちは後ろを向くと、そこには、黒いコートを着て、ドクロのスティックを持った肌の悪い。銀魂の東城歩に似た人がいた。だって糸目だし声も東城に似てるし、あでも髪色は違うか。だが、あいつからは嫌な気配がする。オレはいつでも木刀を構えられるように少し身構えた

 

?「ちょっと探し物をしているのですが、伺ってもよろしいかな?リンクルストーン・エメラルドについて」

 

リンクル.....ストーン?何のことだ?



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4話

みらい「リンクルストーン?........」

 

リコ 「!?知ってるの?リンクルストーンのこと」

 

?「ふっ」

 

!?今、口がニヤリとした。まずい!

 

一馬&みらい「!?」

 

リコ 「あなた一体」

 

一馬「ちぃ!」

 

リコ 「え!?」

 

一馬「逃げるぞ、みらい」

 

みらい「うん!」

 

オレはリコの手を取り、みらいと一緒に偽東城から逃げた

 

リコ 「ちょ、ちょっと」

 

一馬「わりぃ!でも逃げなきゃダメだと思ってよ!」

 

リコ 「え?」

 

一馬「何か、アイツから嫌な気配がしたんだ」

 

みらい「わたしも、近づいたら危ない。なんか、怖い感じが」

 

すると

 

?「お話の途中何ですが」

 

一馬&みらい&リコ 「!?」

 

ゲッ!?偽東城!?何で!しかも、木にぶら下がってやがる!そして、偽東城は降りてきた

 

?「魔法にまつわる伝承のひとつ」

 

あ、これ長い話だな。鼻クソでもほじってよっと

 

?「人知を超えた強大な力の結晶、リンクルストーン.......我らが欲するのは、その中心となる輝き、リンクルストーン・エメラルド。先ほど感じた強い力......ひょっとしたらと来てみれば、魔法つかいさんがいるじゃありませんか、偶然とは思えません。何か」

 

こ、こいつモミアゲが......こうもりの羽っぽいモミアゲに

 

?「ご存知だったりしませんかね?お子様方?」

 

なんかドラキュラのマントっぽくなったし、それに目が開眼してやがる。てか、糸目キャラじゃ無いんかい

 

一馬「........」

 

みらい「ひぃ!?」

 

リコ「!?」

 

一馬「言いたい事はそれだけか?」

 

?「はい?」

 

一馬「悪ィ話長くて半分以上聞いてなかった」

 

?「半分以上聞いてない........おふざけが過ぎますね.......だったら、お仕置きが必要ですね!」

 

リコ「!?2人とも、箒につかまって!」

 

一馬&みらい「え?」

 

みらいはホウキの上に乗ってリコにつかまる。オレはホウキの後ろ部分を持つ

 

リコ「キュアップ・ラパパ!箒よ飛びなさい!」

 

そして、ホウキは空を飛んだ。うわ、マジで飛んでるよ怖え。しかもオレぶら下がってる状態だからさらに怖え。上みたら多分スカートの中が見えて.........違う意味で終わってしまうから、別の意味で怖え

 

一馬「さ、3人乗りはダメなんじゃなかったのか?」

 

リコ「言ってる場合!?置き去りにできるわけないでしょ!あなたたちを!もう、なんなの....あんなのがリンクルストーンを探してるだなんて」

 

ん?何かいやーな気配が......げぇっ!?

 

一馬「なんじゃありゃ!」

 

みらい&リコ「ええ!?」

 

ヨクバール「ヨクバール!」

 

ヨクバール!となんか骸骨の付いた羽の生えたデカいトラックが襲ってきた

 

リコ「怪物を出す魔法!?」

 

?「ヨクバールです」

 

またお前か偽東城。この化物は偽東城が出したのか!

 

?「まぁ、退屈な魔法しか知らないあなた方にはこんな真似できませんよね」

 

そもそも魔法なんて出来るか!

 

?「さぁ、リンクルストーン・エメラルドはどこです?」

 

一馬「知るかボケェェェ!!」

 

リコ 「箒よ、もっと速く!」

 

は、速くなった。持ってくれよ。オレの両腕!

 

リコ「知りたいのはこっちよ。わたしだって探してるだから!」

 

そして、箒と怪物のチェイスが始まった

 

一馬「うわぁ!?」

 

ヨクバール「ヨクバール!」

 

リコ 「くっ!」

 

オレたちの乗る箒は、激しく飛び回る。だ、大丈夫か?これ

 

みらい「うわぁ、リコちゃん。すごい!」

 

リコ 「ま、まぁね。なんでうまく食べてるのかしら。2人乗りならまだしも、3人乗りだって初めてなのに」

 

一馬「!?リコ!」

 

ヨクバール「ヨクバール!!」

 

怪物が飛んできて、間一髪で回避した。

 

みらい「!?モフルン!」

 

だが、その時の風でモフルンが飛ばされた

 

リコ「くっ」

 

が、間一髪でリコがキャッチ

 

みらい「リコちゃん.....」

 

リコ「ふぅ.....」

 

危なかったぜ.....がしかし

 

ヨクバール「ヨクバール!」

 

また怪物が突っ込んできた。そして今度はリコがモフルンごと落ちてしまった

 

みらい「リコちゃん!」

 

一馬「リコ!オレの足につかまれ!」

 

リコ「!?」

 

リコはとっさにオレの足をつかんだ

 

一馬「ぐぬぬぬ.......だ、大丈夫か!」

 

リコ「え、えぇ。助かったわ......」

 

みらい「良かった......」

 

で、あれ?なんで今も浮いてるんだ?ってこんなこと考えてる場合じゃねぇ!

 

?「ふっふっふっふっもはや浮くので精一杯のようですね?」

 

くっ、偽東城........

 

?「さて、もう3人とも大人しく」

 

リコ「待って、この2人は関係ない」

 

?「それを決めるのは私ですよ。それともまだ抵抗しますか?しかし、両手が塞がっていては杖も使えない、魔法も使えませんね。もっともどうにか出来る力があれば最初からやってますか、ふっふっふっふっ」

 

このクソ野郎が.......両手さえ塞がってなければ、その馬鹿面を木刀でぶっ叩いてやるのによ.......

 

リコ「キュアップ・ラパパ.......」

 

?「ん?」

 

リコ「怪物よ、あっちへいきなさい!!」

 

リコは魔法を叫んだが、何も起こらなかった

 

?「あっははは。そんなでたらめな魔法がありますか?それで私のヨクバールが吹き飛んでしまうとでも?はっはっ、あっはっはっはっはっは!!!!」

 

リコ「キュアップ・ラパパ!怪物よ、あっちへいきなさい!キュアップ・ラパパ!怪物よ、あっちへいきなさい!」

 

?「あっはっはっはっは!!!」

 

こうなったら!

 

一馬&みらい「キュアップ・ラパパ!」

 

え、まさかのみらいもか

 

?「ん?」

 

一馬&みらい「怪物よ.....」

 

みらい「あっちへいきなさい!」

 

一馬「あの世へいきやがれ!」

 

一馬&みらい「キュアップ・ラパパ!怪物よあの世へいきやがれ!(あっちへいきなさい!)」

 

リコ「キュアップ・ラパパ!怪物よあっちへいきなさい!」

 

みらい「キュアップ・ラパパ!怪物よあっちへいきなさい!」

 

一馬「キュアップ・ラパパ!怪物よあの世へいきやがれ!」

 

?「あっはっはっはっ!ふっ、なんとも馬鹿馬鹿しい」

 

てめぇにとっては馬鹿馬鹿しいだろうよ......だがな。そんな馬鹿馬鹿しいことも、意味があるのさ!

 

?「ヨクバール、3人を捕らえなさい」

 

ヨクバール「ギョイ!」

 

ヤバい、怪物が.......ふっ、あばよ父さん、母さん。オレみたいなやつを産んでくれて、サンキューな

 

みらい&リコ「キュアップ・ラパパ!!!!」

 

その時、不思議なことが起こった!なんと、オレたちは光に包まれた。その光の中で、みらいとリコはモフルンの手を握っていた。そして、あの2人のペンダントが、同じ色、形となった。一体何が起こってるんだ?

 

?「くぅ、この輝き、このパワー......あれこそは、リンクルストーン!」

 

そして、オレたちは光に包まれながら、近くのビルに降り立った......あれ?モフルンの細部がなんか変わってる?

 

?「くっ、逃がしませんよ!」

 

一馬「!?く、来るなら来い!」

 

オレは木刀を構えた。しかしみらいとリコが前に出た

 

一馬「!?みらい!リコ!危険だ!オレの後ろに......」

 

みらい「一馬くん。大丈夫わたしたちに任せて」

 

一馬「は?それってどういう」

 

すると、さっきとは違う光が、みらいとリコを包んだ

 

一馬「な、なんだ!?」

 

みらい&リコ「キュアップ・ラパパ!ダイヤ!ミラクル・マジカル・ジュエリーレ!」

 

光の中からそんな声が聞こえてきた。何が起こってるんだ.......そして、光が収まると。そこにいたのは

 

ミラクル「2人の奇跡!キュアミラクル!」

 

マジカル「2人の魔法!キュアマジカル!」

 

ミラクル&マジカル「魔法つかい!プリキュア!」

 

一馬「へ?.......え?........ゔえええぇぇぇ!!!!!?」

 

だ、誰だぁ!?光が収まるとそこには、キュアミラクルとキュアマジカルという、美少女2人がいた。てか、あれもしかして、みらいとリコ?だとしたら..........変わりすぎだろぉぉぉっ!?

 



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5話

ヨクバール「ヨクバール!」

 

突っ込んできた!?

 

一馬「おわっと!?」

 

俺はとっさに横に走って回避した。みらいとリコは......え?

 

一馬「た、たけぇ!?」

 

2人は何と高く飛んでいた。超配管工兄弟もびっくりな高さを飛んでやがる!?

 

?「プリキュア.......プリキュア!?」

 

ミラクル「キュア......ミラクル?」

 

マジカル「キュア......マジカル?」

 

?「まさか、あの2人が!」

 

怪物はまた突っ込むが、みらいとリコはその場で避け、そのまま蹴り落とした。つ、強すぎだろぉ!?

 

一馬「って、こっちに来た!?」

 

何と怪物が墜落したのは俺のいる建物だった。ゲホゲホッ.....煙がすげぇな

 

?「プリキュア.......伝説の魔法つかいプリキュア!?さっきまでホウキで飛ぶのが精一杯だったひよっこ共が.....ありえない!ヨクバール!」

 

ヨクバール「ヨクバール」

 

偽東城が1人になった。チャンスだ!オレは奴の元へ走る

 

一馬「うぉぉぉぉぉぉ!!!!」

 

バッティ「おやおや、魔法つかいでもない人間が、このバッティに挑んでくるとは無謀な。少しだけ遊んであげましょう」

 

一馬「てぇやぁ!」

 

オレは奴の顔面を狙って振り下ろす。しかし

 

バッティ「その程度ですか?」

 

奴の杖に防がれていた

 

一馬「ちぃ!はぁ!」

 

バッティ「..........」

 

オレは何度も振り下ろす。しかし、全て杖で防がれてしまう

 

一馬「はぁ......はぁ.....」

 

やべっ、疲れてきた

 

バッティ「やれやれ、この程度ですか。さてと、遊びはおしまいですよ!」

 

偽東城はオレに攻撃しようとする。その時

 

ミラクル&マジカル「怪物よ!あっちへいきなさい!!!!」

 

ヨクバール「ヨ、ヨクバァ〜ル」

 

みらいとリコの一撃で怪物が落ちてきた

 

バッティ「ヨクバール!?」

 

いまだ!

 

一馬「隙あり!」

 

バッティ「しまっ、ゲボァ!」

 

オレは奴に向かって、フルスイングで、奴を怪物が墜落した所にぶっ飛ばした

 

バッティ「お、己.....ただの人間のくせに.......」

 

一馬「はぁ........はぁ.......ざ、ざまぁみやがれ.......

 

バッティ「くっ......プリキュアそれのあの子供........ここは引いて、ドクロクシー様に報告を........オボエテーロ!」

 

オボエテーロと言って、偽東城.......バッティと怪物は消えた。それと同時にさっきの墜落で壊れたところが直った。そして、みらいとリコは元に戻っていた

 

[その頃.....上空で]

 

?『あの少年...,..闇の者に立ち向かう勇気はあるようだが、もう少し見ておくか。この我を扱うのにふさわしいかどうかをな」

 

謎の水晶のような白い石が一馬の戦いを見ていた。そして謎の石は消えた

 

[一馬視点]

 

一馬「はぁ.....はぁ....に、逃げやがったか.......みらい、リコ大丈夫か?」

 

リコ「え、えぇ....」

 

みらい「うん、一馬くんの方こそ大丈夫?」

 

一馬「あぁ、平気だ。それにしても、さっきのお前らの姿は何だったんだ。見た目や雰囲気が変わり過ぎていたが....」

 

リコ「プリキュア.......」

 

みらい「プリ......キュア?」

 

一馬「何だそりゃ?」

 

リコ「わたしたち、伝説の魔法つかいに.....」

 

みらい「あっ、モフルンは!?」

 

やべっ、忘れてたわ。えーっと、モフルンはっと......あ、あったわ。リコの帽子の後ろにモフルンはあった

 

一馬「あったぞーモフルン」

 

みらい「ありがとう、一馬くん。良かったー無事で」

 

すると

 

?「モフ〜苦しいモフ」

 

え、何か知らん声が聞こえたぞ。まさか.......まさか!?

 

リコ「ちょっと、強く抱きしめ過ぎよ」

 

みらい「あ、ごめんねモフルン。つい.......」

 

みらい&リコ「え?しゃ、喋った!?」

 

一馬「やっぱりさっきの声、お前が喋っのか!?」

 

モフルン「モフ?」

 

あ、ありえねぇ。さっきまでのもありえなかったが。これが一番ありえねぇぞ!。そして、オレたちは下へ降りて(降りた時の状況は気にするな!)走った。リコ曰く一緒に来て、だってさ

 

みらい「ありがとうリコちゃん!」

 

リコ「だから、わたしは何も.....」

 

みらい「お話しできるようになって、すっごく嬉しいよモフルン!」

 

モフルン「モフルンも、嬉しいモフ!」

 

リコ「もう、何が何だか.......」

 

みらい「それにしてもすごいね!キュアップ・ラパパ。本当に本当に怪物を吹っ飛ばしちゃった」

 

リコ「うん、いや、結果的にはそうだけど、魔法なのかしら?」

 

いやあれは魔法ってより物理だな、うん。そして、オレたちはなんと駅へ来た

 

一馬「何で駅?鉄道に乗るのか?」

 

リコ「一旦学校に戻って誰かに相談しないと」

 

すると、リコはカードを取り出して、改札のSuicaとかをタッチするところはタッチした

 

リコ「3人分」

 

すると、あたりが白くなって、車掌みたいな幽霊が出た

 

車掌「ご利用ありがとうございます」

 

改札を抜けるとそこは

 

みらい「うわぁ〜」

 

一馬「何じゃこりゃ!?」

 

さっきの駅とは別の駅だった。まさかのワープしちゃった系か!?

 

リコ「急いで!」

 

アナウンス『まもなく、本日最終の魔法界魔法学校行きが出発いたします』

 

一馬「魔法.....」

 

みらい「学校......」

 

一馬「魔法学校!?」

 

みらい「今、魔法学校っていいました?!」

 

おいおいまじかよ.......

 



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6話

リコ「急いで!」

 

みらい「うわぁ〜」

 

一馬「デカッ!?」

 

オレとみらい(ついでにモフルン)はリコについて行ったが、列車に驚いた。いろんな意味でな

 

モフルン「大きなでんでん虫モフ〜」

 

そう、めちゃくちゃデカいカタツムリだった。さすがにウルトラ怪獣ほどでは無いが、でけぇ.....

 

リコ「カタツムリニアよ」

 

まさかの合わせ技っぽい名前かよ。銀魂だとバカイザーが合わせ技っぽい名前にあたるかな

 

みらい「カタツムリニア.....」

 

モフルン「モフ〜」

 

一馬「すげぇ.......」

 

リコ「行くわよ!」

 

オレたちは急いでカタツムリニアの客車に乗り込んだ。ふむ、中は意外と良いな

 

そして、ちょうど席に座った途端。動き出した、魔法界か......ちょっと楽しみだな

 

[出発してから数分経過]

 

みらい「空飛んでるみたいだね〜」

 

モフルン「すごいモフ〜」

 

今外の景色は、まるで空というか、宇宙空間みたいな景色になってる

 

一馬「空飛ぶ列車とか何処のドラクエ9だよ.......」

 

ちなみに、ドラクエ9は最後までやり込んだな〜

 

リコ「......」

 

モフルン「モフ!流れ星モフ!」

 

みらい「え!?どこ?どこ?」

 

一馬「どうしたんだ?リコ」

 

みらい「リコちゃん?」

 

リコ「ぬいぐるみが話せるようになるなんて、そんな魔法なんて聞いたことないわ。ね、どうして話せるようになったの?」

 

みらい「あ、そう言えば。どうして?」

 

モフルン「モフルンは、ずーっとみらいや一馬とおしゃべりしたかったモフ!」

 

みらい「わたしもだよ!モフルン」

 

一馬「オレとも話したかったのかよ.......」

 

てか、答えになってねぇな。例えるなら、相手の質問に、おい、デュエルしろよで答えるだな。

 

リコ「はぁ、答えになってないから.......やっぱり、プリキュアになったのと関係があるのかしら?」

 

一馬「なぁ、プリキュアって何なんだ?」

 

リコ「ずっと伝説で語り継がれている存在なの。とにかく、すごい魔法つかいだって」

 

一馬「へぇ〜」

 

みらい「......じゃあさ、わたしとリコちゃんは伝説の魔法つかいになったってこと?!」

 

リコ「......そうだわ!そうよ、そうじゃない。伝説の魔法つかいになったのよわたし。エメラルドは見つからなかったけど、先生たちは認めてくれるはず!」

 

一馬&みらい&モフルン「........」

 

すると、殻の上に品とカエル?をのせたカタツムリが来た

 

「カタカタ〜」

 

リコ「あ、これ2つ貰うわ」

 

リコはある商品を2つ取って、さっきのカードをカエルにタッチした。まさかの電子マネー?

 

一馬「何だ.....あれ......」

 

リコ「車内販売のエスカーゴよ。はい」

 

リコはオレたちにさっき買ったやつを渡してくれた。なんか、地味に冷たいんだが.....

 

一馬「良いんか?」

 

リコ「ええ、まぁご祝儀ってやつね」

 

みらい「ありがとう!」

 

オレとみらいは袋を開けた。中には凍った何か入ってた。パッと見た感じ凍ったみかんか?

 

モフルン「モフ〜冷たいモフ」

 

みらい「氷?」

 

リコ「まぁ見てなさい。キュアップ・ラパパ氷よ溶けなさい」

 

リコが魔法を唱えると、氷が溶けて、中からみかんが出た

 

みらい「みかんだぁ」

 

リコ「氷の火山に住む、アイスドラゴンのため息で作った冷凍みかんよ」

 

一馬「へぇー、氷の火山にドラゴンねー魔法の世界らしいや」

 

モフルン「みらい、はやく食べたいモフ」

 

みらい「うん」

 

オレとみらいはみかんの皮を剥いた。ふむ、オレが知ってる冷凍みかんより剥きやすいな

 

みらい「はい、モフルン」

 

みらいはモフルンにみかん1個(中身の方)をモフルンに食べさせた

 

モフルン「モフ〜冷たいモフ!」

 

みらい「いっただきまーす」

 

続けてみらいも食べた

 

みらい「美味しい〜」

 

一馬「オレも、食うか」

 

オレもみかんにかぶり付いた......な、何だ!?この食感は。まるで飴を噛んだかのような食感だ。だが味はうまいな

 

一馬「うまいんはうまいんだが、なんか食感が変だ。まるで飴を噛んだかのような.....」

 

みらい「確かに....ちょっと硬めだね」

 

モフルン「モフ」

 

リコ「え?」

 

リコもみかんを食べる。飴を噛んだようなゴリっとした音が響く

 

リコ「うっ.......こ、このくらいの硬さが丁度良いし。け、計算通りだし」

 

あーあ。こりゃ失敗かもな。すると景色が明るくなってきた

 

みらい&モフルン「うわぁ〜!」

 

一馬「なんじゃこりゃ.......」 

 

日本....いや海外でも見たことない景色が見えていた。海の上にクソでっかい木とかあるし

 

リコ「ここが、わたしたち魔法つかいの世界。魔法界よ。そして、あの大きな木の上にわたしたちの学校。魔法学校があるの」

 

マジか。あんなところに学校あるのか!

 

みらい「魔法学校......ワクワクもんだぁ!」

 

そして、オレたちを乗せたカタツムリニアは魔法学校へ向けて走っていた




一馬は皮剥いてかぶりつく派です


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7話

オレたちはカタツムリニアから降りた後、でっかい門の前にいた

 

リコ「魔法学校は、魔法界の中心なの」

 

一馬「ほへー」

 

みらい「へぇー」

 

リコ「良い?校長先生にプリキュアになったことを説明しに行くから。あなた達も協力して」

 

みらい「うん、分かった!」

 

一馬「分かったぜ」

 

そして、リコは門の前に立ち、杖を取り出した

 

リコ「キュアップ・ラパパ!門よ、開きなさい!」

 

リコが魔法を唱えると、門はゆっくりと開いた

 

みらい「おぉー!魔法の杖ってすごいね!良いなぁ〜わたしも欲しい!」

 

おいおい、そりゃ無理だろ.......

 

リコ「む、無理だと思うわ......杖は、魔法界に生まれてすぐに授かる物だから......」

 

みらい「そっか〜。残念だなぁ.....」

 

一馬「ドンマイ......みらい」

 

すると誰か来た

 

?「リコさん!」

 

リコ「ひゃい!?」

 

なんだこのオバさんは

 

リコ「きょ、教頭先生!?」

 

え、この人が教頭なんか。すると教頭はオレたちの方を見た

 

みらい「こんちには!」

 

一馬「ど、どうも.....」

 

教頭「リコさん.....あなた.....どういうことです?!」

 

そして、オレたちは教室に案内というか、連行された

 

教頭「魔法界を許可なく出ただけでなく、あちらの人間を連れてくるとは。しかも2人も」

 

リコ「わたしたちプリキュアになったんです!」

 

教頭「プリキュア?伝説魔法つかいに?あなたたちが?」

 

一馬「オレは違うぞ」

 

教頭「.....するならもっとマシな言い訳を....」

 

みらい&リコ「本当なんです!」

 

一馬「そうだぜ、本当にこいつらプリキュアになったんだ。ちゃんとこの目で見たぜ!」

 

教頭「とにかく....あなたたちをどうするべきか。そしてリコさん、あなたへの処罰」

 

リコ「!?」

 

教頭「校長先生に伺ってきます」

 

リコ「あの、処罰って........」

 

教頭「校則第8条、許可なく魔法界を出てはならない。第12条、魔法学校寮生の無断外泊禁止。二つの校則違反の上、その2人を魔法界に連れてきたのですから、覚悟しておくことですね。大人しくここで待っていなさい、さもなくば、退学もあり得ますよ?」

 

そう言って、教頭は出て行った。どんだけ厳しいんだ........

 

一馬「わりぃな......オレたちのせいでこんなことになっちまって」

 

リコ「別に....あなたたちのせいじゃ無いから........補習どころじゃ無くなったわね.......」

 

みらい「補習?」

 

リコ「わたし本当は苦手なの、魔法」

 

みらい「え?」

 

やっぱりか。あの時の猫やさっきの冷凍みかんも、苦手だったからか

 

リコ「春休みの間......魔法授業の補習を受けないといけなくって。強い魔法の力を持つと言われてる、リンクルストーン・エメラルドを見つければ、先生たちも認めてくれる、補習を受けなくても済む、と思ったのだけれど......甘かったわ」

 

一馬「リコ......」

 

みらい「リコちゃん.......」

 

モフルン「モフ」

 

突然モフルンがみらいの腕から降りた

 

モフルン「甘いにおいモフ!」

 

一馬「甘いにおい?」

 

するとみらいとリコのペンダントが光った

 

リコ「え?」

 

みらい「ふぇ?!」

 

モフルン「キラキラに輝く力を感じるモフ、ダイヤ、光のリンクルストーンモフ!」

 

一馬「じゃあ、みらいとリコがいま手に持っているやつが、リコの探してたエメラルドの仲間ってことか?」

 

モフルン「モフ!リンクルストーンから伝わってきたモフ!」

 

みらい「......わたし、校長先生に話してくる!」

 

リコ「え?!」

 

みらい「ここで待ってて。リコちゃんがここから出たら退学になっちゃう。行くよ!一馬くん!モフルン!」

 

一馬「お、おう!」

 

モフルン「モフ!」

 

リコ「あ!ちょ、ちょっと!?」

 

オレとみらいとモフルンは教室を飛び出した。全く........



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8話

オレとみらいとモフルンは魔法学校の校長を探しに行った。行ったのは良いが

 

一馬「校長室ってどこだよ.......」

 

みらい「場所を聞きたいけど、だーれも居ないし.....」

 

モフルン「きっと春休みだからモフ」

 

一馬「こうなったら、面倒臭いが隅々まで探すか。行くぞみらい.......みらい?」

 

みらいは立ち止まっていた。そして、オレが行こうとした方向とは違う方向へ行った

 

モフルン「みらい?」

 

一馬「お、おい!どうしたんだよみらい!」

 

オレはみらいを追いかけた

 

一馬「急に走り出してどうしたんだよ」

 

みらい「わからない。でも、何か呼ばれてる気がして」

 

一馬「はぁ?」

 

そして、オレとみらいは木が生えてる部屋に着いた

 

みらい「.......」

 

中々デカい木だ.....みらいは木を見ていた

 

?「立派だろう?」

 

見ていると、後ろから声がした。後ろを向くと、そこには銀魂のヅラ(桂小太郎)に似た男がいた。ヅラと違うのは、顔つきと髪色だな。銀さんみたいな銀髪だ

 

?「そいつは杖の木、魔法の杖を実らせる」

 

みらい「え?い、今、魔法の杖っていいました?!」

 

?「うむ」

 

一馬「マジかよ.....」

 

?「本当だ」

 

みらい「へぇ〜魔法の杖って、木に実るんだ?」

 

?「左様、杖の木は魔法界の各地に存在し、我々を見守ってくれている」

 

一馬「つまり、御神木のようなものか」

 

?「そうだな......話を続けるぞ。魔法界に新しい命が生まれると、それを待っていたかのように杖は木から実り、そして、その子に授けられる」

 

みらい「へぇ〜」

 

?「しかし.....ここにある木は、数百年もの間杖を実らせておらん。永きにわたる役目を終えたのかも知れんな.......」

 

一馬「へぇ〜」

 

?「君たちはあちらの世界の子だね?ここで何を?」

 

あ、そうだった

 

一馬「オレたち校長を探してるんだ」

 

?「ほう?校長を?また、何故?」

 

みらい「今、とっても困ってる子がいて、力になりたいんです。わたしの大切なモフルンを守ってくれた。どうしても.....その子の力になりたいんです!」

 

一馬「オレもだ!オレだって......そいつの力になりたいんだ!」

 

すると、杖の木が眩く光り出した

 

一馬「な、なんだ.....」

 

?「これは.....」

 

すると、モフルンがみらいの腕から落ちた

 

みらい「あ!モフルン?!」

 

一馬「今度はなんだ?!」

 

モフルン「くんくん.....」

 

あいつ、何を嗅いでやがる

 

モフルン「モフ!とってもあまいにおいがするモフ!」

 

え....枝が伸びてる?

 

?「何と.....杖が実った?!」

 

そして、その杖はみらいの手元に落ちた

 

みらい「........魔法の......杖?」

 

おいおい嘘だろ、まさかみらいに魔法の杖が......あの時言っていたのはフラグだったんだな

 

?「恐らく......君を選んだんだろう」

 

みらい「わたしを?」

 

そしてみらいとモフルンは木にお辞儀した

 

みらい「ありがとうございました!」

 

モフルン「モフ!」

 

一馬「良かったな、みらい」

 

みらい「うん!」

 

?「この世界に.....この子を、迎え入れようというのか?」

 

あ、オレは迎え入れてないのね、まぁオレはこの世界にとっちゃ異物みたいなモンだからな。すると、地震が起こる

 

一馬「な、何だ?!」

 

みらい「な、何?!」

 

オレたちは窓があるところに行き、窓を見た。そこにはあの時の化け物が飛び回っていた。まさか、偽東城も?!

 

一馬「あの化け物は!」

 

みらい「校舎が!」

 

一馬「行くぞ!みらい。もしかしたらリコに危険が及んでるのかも知れない!」

 

みらい「うん!」

 

オレとみらいは走った

 

?「待ちなさい!」

 

一馬「待てって言われて、待つ馬鹿がいるかよ!じゃあな!」

 

そしてオレとみらいは偽ヅラを残して気が生えてる部屋を後にした



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9話

オレとみらいは教室に向かって走っていた。畜生、周りが霧に囲まれているせいでよく見えねぇ。

 

バッティ「見つけましたよ」

 

みらい「あ、あなたは!」

 

一馬「偽東城!」

 

オレたちの前にバッティが現れた。オレが名前を言うと、バッティは盛大に空中でコケた

 

バッティ「ニセトウジョウではありません!私にはバッティという名前があるんですよ!それはさておき、お嬢さん。このバッティと一緒に来ていただきましょうか?」

 

みらいの答えは当然

 

みらい「嫌だ!学校をめちゃくちゃにする人の言うことなんて!」

 

Noだった。当然だわな

 

一馬「そういうわけだ。さっさと帰れこのクソ野郎」

 

オレは木刀を構える

 

バッティ「ならば、あなたを始末してから、お嬢さんを力尽くで連れ帰えらせてもらいます!」

 

一馬「来やがれ!」

 

バッティはオレたち目掛けて向かって来ようとする。すると

 

リコ「うわぁあああ!!!!」

 

バッティ「へ?おわぁ?!」

 

リコが変則的な飛び方をしながらバッティに激突した。バッティはそのまま墜落する。そして、リコも落ちてしまう

 

一馬「リコ!」

 

みらい「リコちゃん!」

 

リコ「いたたた......お、落ちてないから!狙って体当たりしただけだし」

 

一馬「無事だったか......」

 

リコ「あなたたちの方が危なかったでしょうが!全く、世話が焼けるわね」

 

みらいはリコに手を伸ばした

 

みらい「リコちゃん。また、助けてもらっちゃったね。ありがとう!」

 

リコ「.......」

 

リコはみらいの手を握った。すると、みらいとリコのペンダント........リンクルストーン・ダイヤから前みたいな光が出た

 

バッティ「もう1人のお嬢さん.....探す手間が省けましたよ!」

 

ヨクバール「ヨクッ!」

 

一馬「化け物が来たぞ!」

 

モフルン「ダイヤの光を信じるモフ!」

 

みらい「リコちゃん!」

 

みらいとリコはモフルンと一緒に光に包まれる

 

みらい&リコ「キュアップ・ラパパ!ダイヤ!ミラクル・マジカル・ジュエリーレ!」

 

ミラクル「2人の奇跡!キュアミラクル!」

 

マジカル「2人の魔法!キュアマジカル!」

 

ミラクル&マジカル「魔法つかい!プリキュア!!」

 

2人はプリキュアに変身した。それと、いつのまにか霧も消えていた。うん、目の錯覚じゃない。二人とも凄い美人になってるぜ

 

バッティ「今度は手加減しませんよ!ヨクバール!プリキュアを捕まえなさい!」

 

ヨクバール「ギョイ!」

 

化け物はオレたちに向かって飛んでくる。

 

ミラクル&マジカル「たぁ!」

 

2人はジャンプして、化け物の顔面に蹴りを入れる

 

一馬「ありゃ、魔法じゃねぇよ。物理だよ物理つかいプリキュアだよ.....っと言ってる場合じゃねぇ!みらい!リコ!加勢するぜ!」

 

バッティ「お待ちなさい。あなたの相手は私です。あの時は油断してましたが、今度はそうはいきませんよ」

 

みらいとリコの所へ向かおうとすると、バッティが目の前に降りてきた

 

一馬「ちぃ!そこをどけ!」

 

オレはバッティに向かって木刀を振り回す。しかし

 

バッティ「ふっ、やはりこの程度ですね」

 

全て杖で防がれてしまった

 

一馬「はぁ!」

 

バッティ「さてさて、もう遊びは終わりにしましょう。はぁ!」

 

オレはジャンプして木刀を振り下ろす。しかし吹っ飛ばされてしまった

 

一馬「うわぁ!?」

 

オレは地面に顔面から激突してしまう。い、痛ぇ......

 

モフルン「一馬?!」

 

あ、モフルンいたんか

 

一馬「いてて.....だ、大丈夫だ。それよりみら......ミラクルとマジカルはどうした?」

 

モフルン「2人なら下で戦ってるモフ!」

 

一馬「そうか」

 

オレは顔に違和感があって、顔を触った。うわっ血が出てる

 

バッティ「おやおや、顔から血が出てますよ?やはり所詮ただの人間でしたか」

 

一馬「モフルン.....後ろに避難してろ」

 

モフルン「モフ!」

 

モフルンは後ろに避難した

 

バッティ「さてと......消えなさい!」

 

バッティが向かってくる。オレは奴を突くため、某漫画の牙突の構えをとる

 

バッティ「おやおや、何を構えているのですか?ま、どのみち無駄ですけどね!」

 

オレまであと少しっというところで

 

ミラクル&マジカル「プリキュア!ダイヤモンド・エターナル!」

 

バッティ「?!なに!」

 

ヨクバール「ヨクバ〜ル......」

 

化け物は巨大なダイヤに包まれて、どっか行ってしまった。これって、倒したって事だよな?っとあいつが止まってる今がチャンス!

 

バッティ「ヨクバールが......プリキュアめ.....私の魔法を打ち破っただと」

 

一馬「うおおお!!!!」

 

バッティ「急用が出来ました。ではこの辺で。オボエテーロ!」

 

一馬「牙突!」

 

オレはバッティに向かって突きを放つが、消えてしまった

 

一馬「ちっ、逃げたか」

 

オレは下に降りた。無論階段を使ってな。あ、あとモフルンを持って降りたぜ

 

一馬「ほらよ」

 

モフルン「モフ!」

 

みらい「ありがとう一馬くん.....って顔大丈夫?!」

 

リコ「ち、血が出てるわよ!」

 

一馬「あぁ、大丈夫大丈夫。唾つけとけば治るって」

 

リコ「それで治る訳ないでしょ!」

 

一馬「あははは.....」

 

みらい「笑い事じゃないよ!後でちゃんと治さないとね!」

 

一馬「分かったから」

 

リコ「全く......ところで、その杖どうしたの?!」

 

みらい「あぁ、これはね」

 

?「彼女が、杖の木から授かったのだ」

 

あ、偽ヅラだ

 

みらい「あ!杖の木のところで会った人」

 

リコ「え?!あ....ああ.......」

 

一馬「ん?どしたリコ」

 

リコ「こ、校長先生......」

 

一馬「え?!」

 

みらい「え?!」

 

すると、偽ヅラ、もとい校長は見た目が魔法つかいっぽい衣装になった

 

みらい「この人が.....魔法学校の校長先生?!」

 

校長「左様」

 

一馬「まじでか!てか何で衣装が変わった?!」

 

校長「こっちの方が威厳があって良いだろ?」

 

一馬「あ、そうですか......」

 

みらい「あ、あの!校長先生お話があるんです!」

 

リコ「わたしたちプリキュアに......」

 

校長「みなまで言うな」

 

一馬&みらい&リコ「へ?」

 

校長「授業を受けてもらいたい。君たち3人に」

 

あれ?今3人って言わなかったか?

 

リコ「授業.....?てことは!」

 

みらい「退学じゃないって事だよ!良かったねリコちゃん!」

 

リコ「え、えぇ.....あれ?」

 

みらい「3....人?いま、3人って言いました?」

 

校長「ああ、しばらく君たち2人にはこの学校に止まってくれないだろうか?」

 

一馬「うぇえええええ?!」

 

みらい&リコ「えええええ?!」

 

一馬「異議あり!杖があるみらいはともかく、何でオレまで止まらなくちゃならないんですか!」

 

校長「それはだな。さっきの戦い、無謀だったがとても勇気のある行動だった。どうだ?ここで修行してみてはいかがかな?またあのような者が現れるかもしれない。だからそのためにも君は強くなって、あの者と戦える力をつけてみてはどうかな?」

 

一馬「は、はぁ......じゃあ.....お願いします」

 

校長「決まりだな。さてと、校長室へ行くぞ。ついてきてくれ」

 

すると校長はあの地味な格好に戻った

 

一馬「あれ、何で戻ったの」

 

校長「だって、あれ重いのじゃ....」

 

一馬「そうっすか」

 

で、オレたちは校長について行った

 

?『ふむ、あの者の言う通り、無謀だったがとても勇気のある行動だった.......だが、まだ様子を見とこう』

 

一馬「?」

 

校長「どうしたんじゃ?」

 

一馬「いや、何でもないっす」

 

変だな。さっき何かに見られてたような感じがするんだよな.......



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10話

オレたちは校長室についた。ここへ来た理由は、水晶を使って、オレとみらいがここで少し暮らす事を親に伝えるため、らしい。そんなのオレの携帯で十分だぜ!と言って、スマホで電話しようとするが、画面に『圏外』の文字が現れた。圏外扱いなのね......で、結局水晶を使って連絡する事に。頼む.....かの子ばあちゃん出てくれよ.....今日子さんか大吉さんが出たらややこしくなってしまう

 

かの子『あら、みらい?一馬くんと一緒に魔法つかいは見つかったの?』

 

かの子ばあちゃんだ、良かったー

 

みらい「うーん......見つかったって言うか、わたしもなれちゃいそうなの!」

 

かの子『え?』

 

そして、みらいの説明が始まった......が、説明が下手だった。これでもこいつは成績は結構良い方なんだぜ?一教科除いてな。オレ?オレは........体育以外は察してくれ

 

みらい「とにかく、いろいろあって......おばあちゃん!入りたいの!魔法学校に!」

 

一馬「お、オレもだぜ!」

 

さてと、どう来るか........

 

かの子『そうかい、2人が決めた事なんでしょ?応援してるよ』

 

一馬「よしっ!」

 

みらい「やった!」

 

かの子『お父さんとお母さんには伝えておくから、頑張りなさい』

 

みらい「ありがとう!」

 

一馬「あ、そうだかの子ばあちゃん。もし日曜日までに帰って来なかったら、朝にスーパー戦隊と仮面ライダーとドラゴンボールと夕方にガンダムをオレの家のテレビで録画しとってって今日子さんか大吉さんに伝えとって」

 

かの子『分かったわ』

 

そして、通信が切れた

 

一馬「さてと、許可も貰ったし。ゆっくりするか......」

 

校長「いや、まだだ。みらいくんと一馬くん。特にみらいくんには、準備をしてもらう」

 

みらい「へ?準備....ですか?」

 

その準備とは........

 

みらい「うわぁ!魔法のじゅうたん!ワクワクもんだぁ!」

 

現在オレたちは魔法の絨毯に乗りながら、商店街に向かっている。校長が言ってた準備とは、授業を受けるための準備だ。あ、ちなみに絨毯には運転手(人魂っぽい)がいて、ハンドルで操作してるぜ

 

リコ「それにしても、よく許してくれたわね」

 

みらい「おばあちゃん、いっつもわたしの事を信じてくれるの、だから何でも話せちゃうの」

 

一馬「オレの話も信じてくれるんだぜ」

 

リコ「ふ〜ん.......」

 

みらい「リコちゃん、ありがとね」

 

リコ「え?」

 

みらい「買い物に付き合ってくれて」

 

リコ「校長先生に頼まれたし、それにわたしも補習授業の準備があるから」

 

モフルン「街が見えてきたモフ!」

 

みらい「うわぁ!おっきいね!」

 

一馬「広っ!?」

 

やっぱ、でっかい木の上に街があるんだな.....魔法界って

 

みらい「ちなみに、あれ全部お店だから」

 

一馬「店?!マジでか!」

 

リコ「あらゆる魔法の道具が揃う、魔法商店街よ!」

 

みらい「いま、魔法商店街って言いました?!」

 

そして、オレたちを乗せた絨毯は魔法商店街へ向かって行った

 



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11話

絨毯は、魔法商店街の広場に降りた

 

一馬「ランプを持った......招き猫か?」

 

オレたちはじゅうたんから降りた後、招き猫の様な銅像の前に立っていた

 

リコ「この像は商店街のシンボルでね、情熱の炎を守っているの」

 

みらい「情熱の炎?」

 

?「この街には古い伝説があるんじゃ」

 

一馬「うぉ?!」

 

後ろを向くと、とんがり帽子をかぶったジジイがいた。しかしこのジジイ、いつのまに現れた

 

みらい「ひゃ?!」

 

リコ「あ、フックさん!」

 

フック「はるか昔、この街が深い闇に覆われた時のことじゃ」

 

あ、これ長いやつだ

 

フック「光を失い、街は荒れ果て、人々は輝きを失い欠けた。その時じゃ、突然炎が吹き出した。炎は人々に希望と情熱をもたらしたのじゃ。闇は消え、街は活気を取り戻したそうな。炎は人々の情熱を宿し、今でもこうして燃え続けておる」

 

ありゃ、意外とそんなに長く無かったな

 

一馬「ほへぇー」

 

みらい「へぇ〜」

 

フック「少年、そしてお嬢さん。ペガサス横町の伝説もまた凄いぞ!はるか昔....」

 

あ、話の1つ1つは短いが、いろんな話を話すパターンだこれ

 

リコ「あ、わ、わたしたち買い物があるからこの辺で......」

 

リコが小声で

 

リコ[話し出したら止まらないのよ]

 

一馬[そうか]

 

モフルン「甘いにおいがするモフ!」

 

一馬「は?甘いにおい?どこに.......」

 

みらい「きっとあれじゃない?」

 

みらいは綿菓子の方を見て行った

 

モフルン「モフ!」

 

みらい&モフルン「美味しそう〜」

 

一馬「てめーら、ここに食いに来たんじゃねぇだろうが」

 

リコ「そうよ!」

 

そして、オレたちはリコの案内で、服屋?に来た

 

一馬「ここ服屋か?」

 

リコ「そうよ、ここは商店街一腕の良いって噂されているフランソワさんの服屋よ」

 

一馬&みらい「へぇ〜」

 

リコ「まぁ、腕は良いんだけど......」

 

腕は良いんだけど?どゆことだ。で、オレたちは店に入った。そして、リコが言ったことの意味がすぐ分かった

 

フランソワ「リコちゃん!いらっしゃーい!」

 

オカマだった。だがオレの知ってるオカマとは違い、青髭が無かった。オレ知ってるオカマは誰かって?それは西郷特盛やアゴ美、後はそれら+αをまとめた青髭海賊団。他にはこれは女装になるが、パー子にヅラ子にパチ恵だな。知らないのだったら、銀魂読みやがれ!本屋に行けば大抵売ってるから

 

リコ「ど、どうも.......」

 

う、浮いてる。バッグや服や帽子やら、いろんなのが浮いてやがる。しっかし、あのフランソワさんの声ってどこかで聞いたことあるんだよな.....何だっけ

 

フランソワ「まぁ!ナシマホウ界のお洋服じゃない!どっちもセンスいいわねぇ。それに、そっちのお嬢さんのぬいぐるみも可愛い」

 

モフルン「モフルンモフ!」

 

フランソワ「きゃぁぁぁぁぁ!?喋った?!この子喋れるのね!ふわっふわでキュートね!」

 

モフルン「苦しいモフ.....」

 

一馬「うーん....どっかで聞いたことのある声なんだよなぁ.......」

 

リコ「どうしたの?」

 

みらい「そういえば、わたしもどこかで聞いたことのある声だ..........あー!」

 

フランソワ「あら、どうしたの?」

 

みらい「一馬くん!どこかで聞いたことある声かと思ったら、あのオカマさんだよ!ガンダムの!」

 

一馬「あー!そうだ!思い出した!オルフェンズ のガンダム・グシオンのパイロット、クダル・カデルにそっくりなんだよ声が!」

 

思い出した......あんな強烈なキャラだったのに、何で忘れてたんだオレは

 

リコ「ガンダム.....?」

 

フランソワ「グシオン......?それにクダル・カデル......?そんなにそのクダル・カデルって人と、わたしの声が似ているの?」

 

一馬「ああ!似ているんだ!なら、聞かせてやろうか。えーっと.....」

 

オレはスマホを取り出して、操作しようとする。しかし

 

リコ「これ以上時間をかけたらどうするの!」

 

一馬「わ、悪りぃ....」

 

リコに止められてオレはスマホを仕舞った

 

みらい「そういえばリコちゃん、ナシマホウ界って?」

 

リコ「あなたたちが住んでる世界のことよ。魔法界ではそう呼んでるの」

 

一馬「へぇー」

 

みらい「そうなんだ」

 

リコ「あの、この2人に魔法学校の制服を」

 

え、何でオレの分も制服がいるのかって?校長曰く「魔法学校にとどまるのだから、制服ぐらいは必要じゃろう」とのこと



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12話

フランソワ「さぁ!素敵な制服を仕立てるわよ!キュアップ・ラパパ!採寸なさい!」

 

フランソワさんがそう魔法を唱えると、二本のメジャーっぽいのが浮いて、片方はみらいに片方はオレに向かってきた

 

一馬「な、何だ?!」

 

フランソワ「あら、じっとしてなさい」

 

一馬「あ、ああ」

 

すると、メジャーはそれぞれ、オレとみらいの腰に巻きついて測った。その次に頭に巻きついて測った

 

フランソワ「キュアップ・ラパパ!チョキチョキぬいぬいよ!」

 

素材や道具が浮いて、着々とオレとみらいの制服が出来上がる

 

フランソワ「さぁ、出来たわよ!こっちの青いのが男の子用ので、こっちの赤いのが女の子用よ」

 

それぞれ渡される

 

フランソワ「試着部屋ならあそこよ。さぁ着替えてきなさい!」

 

オレとみらいは試着部屋に入った。えーっとまずは木刀を外しベルトを外してズボンを脱いでっと。まずは...分からん

 

一馬「すいませーん。まず何から着たら良いんっすか?」

 

オレはカーテン越しにフランソワさんに質問した

 

フランソワ「まずはシャツから着るのよ!」

 

一馬「分かったー」

 

オレはシャツを脱がずに、制服のシャツを着た。そしてズボンを履いて、サスペンダーを付け、ベルトを付けて、木刀を身につけて、最後に帽子だな。おっ、中々良いサイズだな

 

みらい「一馬くん〜出来た?」

 

一馬「ああ!出来たぞ!」

 

オレとみらいは試着部屋から出た

 

一馬「?!み、みらい......」

 

みらい「?どうしたの?一馬くん」

 

一馬「な、何でもねぇよ!」

 

オレはみらいの魔法学校の制服姿にちょっとだけドキッとした。

 

すると、フランソワさんは、オレとみらいの前に鏡を置いた。無論魔法でな

 

みらい「うわ〜素敵!」

 

一馬「い、今のオレってこんな格好なのか.....」

 

フランソワ「2人とも、とってもお似合いよ!」

 

モフルン「みらいは可愛いモフ〜。一馬はカッコいいモフ〜」

 

これがカッコいい.....のか?

 

フランソワ「さて、あなたには.......これが良いわ」

 

フランソワさんは大きめの巾着袋っぽいのを作った。そして、袋はみらいの手に渡り、そしてモフルンがその袋に入った。なるほどモフルン用のか

 

モフルン「ありがとうモフ!」

 

みらい「ありがとうございます!」

 

一馬「へっ、良かったな、モフルン」

 

リコ「良いの?サービスしちゃって」

 

すると、フランソワさんは魔法でリコの制服のボタンを縫った

 

リコ「ちょ、ちょっと?!」

 

フランソワ「またホウキで落ちたでしょ?」

 

リコ「お、落ちてないし」

 

フランソワ「女の子は身だしなみが大切よ。勿論男の子もね」

 

リコ「あ、ありがとう.......」

 

一馬「あーすんません。オレやっぱ制服じゃなくて私服にしますわ」

 

フランソワ「ちょっと!?着替えるって.......」

 

一馬「ちゃんと明日から着ますんで!」

 

フランソワ「そう。なら良いわよ」

 

そして、オレは制服から私服に着替えた。やっぱコレが一番落ち着くぜ〜そしてフランソワさんから貰った袋にみらいは私服をオレは制服を入れて、次の店へ向かった

 



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13話

 

制服を買った後、リコの案内でホウキ屋に向かった。みらいのホウキをな。オレのはねぇよオレのは制服だけで終わり。その道中の果物屋で冷凍みかんをサービスしてもらった。味か?普通のミカンよりも柔らかくて甘かったぞ。あ、店員さんが硬いやつは失敗だって言ってたな。んじゃあ、あの時のリコのは失敗っと、まぁオレとしては硬い方が好きだけどね。後校長は凍ったままのミカンをそのまま食べるらしい。あの人の歯はダイヤモンドか!

 

みらい「おぉ〜!ホウキがいっぱい!」

 

みらいとモフルンは店の窓から中のホウキを眺めていた。まぁオレもデパートのケースに飾ってあるガンプラとかを見るとそうやって眺めるからなー

 

グスタフ「いらっしゃい、待ってたよ。ようこそグスタフホウキ店へ。この店は学生用からレース用まで、ありとあらゆるホウキを揃えてるぜ」

 

みらい「へぇ〜」

 

一馬「すげぇな....いろんなところにホウキが飾ってあるぜ.....」

 

グスタフ「はっはっはっ、ボウズ、そう言ってくれると嬉しいぜ。ところでリコ、校長から聞いてるよ。この子のホウキだな?」

 

リコ「ええ」

 

グスタフ「んーそうだな........あんたの佇まいからすると」

 

すると、リコと同じホウキが飛んできた

 

グスタフ「この初心者用だな」

 

みらい「うわぁ!リコちゃんとお揃いだ!」

 

リコ「悪かったわね....私も初心者用よ」

 

グスタフ「おい、リコ。そのホウキ、穂先は荒れて肢は傷だらけ.......さてはまた派手に落ちたな?」

 

リコ「落ちてないし」

 

グスタフ「直しに来たんだろ?お嬢ちゃんのと一緒に仕上げておくからよ。しかし、リコが友達と、しかも片方は男友達と来るなんて始めてじゃねぇか?」

 

リコ「と、友達っていうか......」

 

ま、オレらは知り合ったばっかだし

 

グスタフ「はっはっはっ、出来るまで3人でぶらついてきな」

 

そして、オレたちは適当に時間を潰すことにした。今は七色に光る滝のところのベンチに座って、みらい、リコ、モフルンは綿菓子をオレはチーズホットドッグを食べてる。いやぁ、このチーズホットドッグうめぇぞ。いつも映画館で食うチーズホットドッグよりも、辛くてうまいんだよなぁこれが!

 

花屋「あ、リコちゃん!」

 

花屋さんがこちらに気づいたのか、手を振ってくれている。結構知り合いがいるんだな

 

一馬「リコ、お前って結構商店街の人たちと知り合いなんだな」

 

リコ「子供の頃から来てるから」

 

モフルン「みんな良い人モフ!」

 

みらい「そうだね!みんなのおかげで、わたしも魔法つかいだよ!」

 

リコ「道具が揃っただけで、魔法は使えないわ。それならわたしだって苦労はしない.......」

 

一馬「リコ?」

 

みらい「リコちゃん?」

 

リコ「わたし、聞いちゃったの」

 

そして、リコはオレたちと出会う前のことを語った。何でも校長の話を盗み聞きしたようで、その盗み聞きしたのが、例のエメラルドだった。

 

リコ「エメラルドを見つければ、みんなに認めてもらえる立派な魔法つかいになれるって思ったの.....」

 

一馬「それで、エメラルドを探しにオレたちの世界へ来たと」

 

リコ「そうよ」

 

無謀だな.......

 

みらい「凄いなぁリコちゃんは!知らない世界にたった1人で飛び込んで叶えたい夢があるんだもん!」

 

リコ「ま、まぁね」

 

みらい「そういえば、立派な魔法つかいってどんな魔法つかいなの?」

 

リコ「それは......それよりも、あなたたちは?」

 

一馬&みらい「へ?」

 

リコ「あなたたち2人は、夢とか目標とかないの?」

 

夢か.......オレの夢は......あれ?分からん

 

一馬「オレの場合は、今のところはねぇな。だが見つけたいとは思ってるぜ」

 

みらい「わたしも、一馬くんと同じかなぁ」

 

すると、どこからともなく糸っぽいのが現れた

 

みらい「あぁ!!」

 

一馬「みらい!ちぃ!」

 

その糸のようなのは、みらいのリンクルストーン・ダイヤを奪った

 

一馬「待ちやがれ!」

 

オレは糸が戻っていく方向へ向かって走った



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14話

みらい「待てー!」

 

一馬「このっ!まちっ!やがれっ!」

 

オレはジャンプしながら、みらいのダイヤを掴もうとする。しかし、高さが足りずにスカってしまう。そして、ダイヤは、ぶら下がってた奴の手元へ渡ってしまう。何だ.......嫌な気配がする

 

?「こいつが、ダイヤのリンクルストーンかい?」

 

みらい「返して!」

 

?「ふっ、こんな小娘どもと小僧に手こずるとは、バッティも情けないねぇ」

 

アイツ、新手の敵か!すると、オレたちの前に近づいた

 

スパルダ「あんたたちなら知ってるよね?このスパルダに、エメラルドのありかを教えな!」

 

リコ「そんなの知らな.....」

 

一馬「教えるか!このボケ!人のもんを盗るクソ野郎ごときに、たとえ知ってたとしても教えるわけないだろ!」

 

オレは人差し指を上に立ててスパルダとか言う奴に向かって叫んだ。まぁ俗に言うフ○ッキューだな。このジェスチャーは

 

みらい「ちょ、ちょっと一馬くんそれは.......」

 

みらいはこのジェスチャーの意味が何なのかは知っている

 

スパルダ「その指の意味は分からないが、あんたたち自分の立場を分かってないようだね?あんたたちに選択の余地はないんだよ」

 

一馬「何だと?」

 

スパルダ「魔法入りました!いでよ、ヨクバール!」

 

すると、あたり一面に土煙が巻き起こる。ヨクバール......前みたいな化け物が現れるってことか

 

一馬「くっ.....」

 

土煙が晴れると、そこにはでっかい岩があった

 

みらい「なに、これ?」

 

リコ「い、岩?」

 

一馬「ただのでけぇ岩じゃねぇか」

 

スパルダ「それはどうかねぇ?」

 

すると、岩から手足が生え、真ん中が割れて、中から冷凍みかん?みたいなのと、前のヨクバールと似たような顔がついている化け物になった

 

ヨクバール「ヨクバール!!!」

 

一馬「ト、トランスフォームしやがった?!」

 

つかあの体型、ポケモンで似たようなのを見たことあるぞ。確かえーっとイシツブテの最終進化の......そうだ、ゴローニャだ。いや、腕の見た目的には第一進化のゴローンか

 

ヨクバール「ヨクバール!」

 

すると、ヨクバールは近くにあった家を破壊した

 

一馬「てめぇ!」

 

スパルダ「ふふっ、魔法はこうやって使うのさ。こんなもんじゃない.......ドクロクシー様がエメラルドの力を手にすれば、世界は暗黒に、全てを闇が覆う。心が躍るだろ?」

 

ドクロクシー.....それが大将の名か

 

みらい「そ、そんな......」

 

ヨクバール「ヨクバール!」

 

ヨクバールは冷凍ミカンを生成し、それを投げつけた。また、建物が破壊された

 

スパルダ「しかし逃げるだけで.......情けない連中だよ」

 

みらい「.....リコちゃん」

 

みらいとリコは変身しようと手を繋ごうとする

 

モフルン「モフ、みらいのダイヤが無いとプリキュアになれないモフ」

 

みらい「あ.....」

 

ちっ、そういう仕様かよ。めんどくせぇな

 

スパルダ「ヨクバール!」

 

ヨクバール「ギョイ!ヨッ!ヨッ!ヨォ!」

 

ヨクバールはまた岩にトランスフォームした。まさか、オレらを轢き殺す気か!

 

一馬「お前ら、逃げるぞ!」

 

みらい「うん!」

 

リコ「ええ!」

 

オレたちは逃げた。逃げるんだよォ!

 

一馬「くそっ、どこまで追いかけてくるんだ!」

 

ヨクバール「ヨクバール!!!」

 

畜生、オレはまだ死にたくねぇ!

 

リコ「左に曲がるわよ!」

 

一馬「おう!」

 

みらい「分かった!」

 

オレたちは左の道に逃げた

 

ヨクバール「ヨッ?!ヨクバール!!!」

 

一馬「ゲッ!まだ追いかけてくるのか!」

 

オレたちは必死に走った。そして広場に出た

 

リコ「なに、これ....」

 

広場の上を見上げると、巨大な蜘蛛の巣が空中に貼られていた。これ、ワンピースで見たことあるぞ!ごく最近ので。すると、スパルダが降りてきた。後ろにはヨクバール。万事休すか

 

スパルダ「逃さないよ!エメラルドのありかを言わないのなら、街ごと消してやろうか?」

 

ちっ、街の被害が予想外にデカい。建物はぶっ壊れ、道はボロボロになってやがる

 

リコ「くっ......」

 

スパルダ「さぁ、どこだい!」

 

一馬「だからてめぇには.....」

 

リコ「絶対に教えない!!」

 

一馬「リコ?!」

 

みらい「リコちゃん?!」

 

リコ「わたしの大切な....みんなの街に....なんてことしてくれるのよ!!」

 

まぁ、リコがキレるのも無理はない。だって、昔からよく来ている街を破壊されたのだからな。何だ、景色が赤くなって.....?情熱の炎が激しく燃えてやがる

 

スパルダ「ふん、今更どうしようって言うんだい?」

 

そう言ってスパルダはダイヤをチラつかせる

 

モフルン「くんくん.....甘いにおいモフ!」

 

その瞬間情熱の炎のランプから赤い光が飛び出して、蜘蛛の巣を焼き払った

 

モフルン「熱い思いを......感じるモフ!......あれは!」

 

赤い光の中から、リンクルストーンが現れた。まさか、あの時の甘いにおいってあれを感じていたのか?

 

リコ「いくわよ!」

 

みらい「うん!」

 

一馬「行け!みらい!リコ!」

 

そして、前の光とは違い、赤い光に包まれる。やっぱ見えないか

 

みらい&リコ「キュアップ・ラパパ!ルビー!ミラクル・マジカル・ジュエリーレ!」

 

そして、光の中から変身した2人が現れる。が、姿はダイヤとは違っていた。見た目は2人ともツインテール(ウルトラ怪獣の方じゃねぇぞ)で、みらいは赤と白の衣装、リコは赤と黒の衣装だ。........後、一つ言わせてくれ。前に変身した時に言おうかなーと思ってたんだけど。アイツら、胸デカくなってね?!特にみらいの方がデカい気が......ってオレはなに考えてるんだ

 

ミラクル(ルビー)「2人の奇跡!キュアミラクル!」

 

マジカル(ルビー)「2人の魔法!キュアマジカル!」

 

ミラクル&マジカル(ルビー)「魔法つかいプリキュア!」

 

スパルダ「な、何?!変身しただと!?」

 

モフルン「ルビーの.....プリキュアモフ!ルビーが新しい力をくれたモフ!」

 

一馬「さてと、反撃と行くか!」

 

オレは木刀を抜刀して構えた

 



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15話

スパルダ「ヨクバール!」

 

ヨクバール「ギョイ.....ヨッ!」

 

ヨクバールは空高く飛んだ........まさか!

 

一馬「ゲッ!?落ちてきた!」

 

オレはすぐさま離れた。無理無理!あんなのに潰されたら確実にあの世行きだぜコノヤロー!そういや、みらいとリコは.......う、動いてねぇ?!

 

ミラクル&マジカル(ルビー)「くっ.....ぬぅぅぅ......」

 

みらいとリコはヨクバールを支えた。いけるか?

 

スパルダ「無理だよ!お前らごときに跳ね返せるものか!ヨクバール!押し潰しておやり!」

 

ヨクバール「ギョ.......イ!」

 

2人は、ヨクバールに押し潰されてしまった

 

一馬「みらい!リコ!」

 

モフルン「ミラクル!マジカル!」

 

スパルダ「アッハハ!どうだい?。さて、次はアンタの番だよ!小僧!ヨクバール!次はあの小僧を押し潰してしまいな!」

 

すると、ヨクバールの下から赤い光が!

 

ミラクル&マジカル(ルビー)「ぬぅぅぅ......はぁぁぁあ!!!!」

 

ヨクバール「ヨクッ?!」

 

スパルダ「何?!」

 

何とみらいとリコは、あのヨクバールを2人で持ち上げていた。

 

モフルン「すごい力モフ!」

 

一馬「なるほどな、アレはいわゆるパワータイプなのか」

 

ミラクル&マジカル(ルビー)「はぁぁぁあ!やぁ!」

 

ヨクバール「ヨクバール?!」

 

2人はヨクバールをそのままスパルダの方へ投げ飛ばした。今だ!オレはスパルダの方へ向かった

 

スパルダ「ちぃ!」

 

一馬「うぉぉぉぉぉぉ!!!!」

 

スパルダ「?!小僧!」

 

一馬「だりゃぁ!」

 

オレはスパルダに向かって木刀を投げた

 

スパルダ「ぎゃっ!?」

 

木刀はスパルダの顔面に当たった。スパルダは少しひるんで、みらいのダイヤを手放した。オレはすぐさまダイヤを手に取る。そして

 

一馬「はっ!ふっ!てぇや!」

 

オレはパンチとキックをして、最後に蹴り飛ばした。オレは地面に落ちていた木刀を拾った

 

一馬「こいつは返してもらうぜ」

 

スパルダ「小僧!それを返しな!」

 

一馬「へっ、そんな事を言ってる場合か?オレなんかよりもあっちの方を気にした方が良いんじゃないの?」

 

そう言ってオレは指差した

 

スパルダ「それってどう言う.....ハッ!?」

 

オレが指差した方を向くと、ヨクバールはすぐそこまで来ていた

 

一馬「あーばよっ!」

 

オレはすぐさまそこから離れた。これでも結構走るのは得意なんだぜ

 

スパルダ「ぐはっ!」

 

スパルダはヨクバールに巻き込まれた。ざまぁみろ

 

一馬「ダイヤは取り返したぜ」

 

モフルン「やったモフ!」

 

ミラクル(ルビー)「一馬くん、カッコ良かった.....」

 

マジカル(ルビー)「や、やるじゃない......(カッコ良かった.......)」

 

スパルダ「お、おのれ.......ヨクバール!プリキュアとあの小僧を轢き殺しな!」

 

ヨクバール「ギョイ!」

 

一馬「ゲッ、また転がってきた!」

 

ミラクル(ルビー)「行くよ!マジカル」

 

マジカル(ルビー)「ええ!」

 

そして、みらいとリコはオレの前に立った。そして

 

ミラクル&マジカル(ルビー)「はぁぁぁ.......むん!」

 

そして、転がってきたヨクバールを受け止めるそしてそのまま

 

ミラクル&マジカル(ルビー)「ぐぬぬぬ.......でぇやぁぁ!!!!たぁ!」

 

持ち上げて、真上へ投げ飛ばした。高ーく飛んでるな

 

ヨクバール「ヨォー?!クバール?!」

 

そして2人は飛び上がり

 

マジカル(ルビー)「はぁ!」

 

ミラクル(ルビー)「はあああ!」

 

パンチで岩の装甲を剥がしたさらに

 

ミラクル&マジカル(ルビー)「やぁ!」

 

同時に蹴って、氷を溶かし、ただのみかんになった。奴はもう丸腰同然ってところかな

 

スパルダ「何だ.....この力は?!」

 

ヨクバール「ヨクバール......」

 

ミラクル(ルビー)「もう、勝手なマネはさせない!」

 

マジカル(ルビー)「この街から出て行きなさい!」

 

ミラクル&マジカル(ルビー)「リンクルステッキ!」

 

そして、リンクルステッキを出現させる。え、何でリンクルステッキって知ってるかって。校長が教えてもらった。なんでも伝説の杖だとか。しっかしどうも玩具っぽい見た目なのは気のせいか?

 

モフルン「モッフー!」

 

モフルンから赤い光が放たれて、それをリンクルステッキで受け止める

 

ミラクル&マジカル(ルビー)「ルビー!紅の情熱よ、わたしたちの手に!フル・フル・リンクル!」

 

そして、2人は飛び上がる

 

ミラクル&マジカル(ルビー)「プリキュア!ルビー・パッショナーレ!」

 

そこから、現れた魔法陣っぽいのを蹴って、ヨクバールを貫いた

 

ヨクバール「ヨクバール〜..........」

 

そして、ヨクバールは消滅した

 

一馬「よっしゃ!」

 

スパルダ「くっ、プリキュア.....そして小僧!オボエテーロ!」

 

ちっ、逃げたか......それと、どうやらああいう奴らが逃げると、破壊された所が元に戻るんだな

 

フック「まさか....あれは!」

 

一馬「え?!」

 

ゲゲっ?!いつの間にこんなに人がいるんだ?!

 

フック「伝説の魔法つかいプリキュア!」

 

フランソワ「まぁ?!プリキュアですって?!」

 

グスタフ「それに、あの坊主!」

 

フランソワ「一馬ちゃんじゃない!」

 

うっ、こりゃ恥ずかしいな

 

一馬「お、おいなんかやべぇんじゃねぇか?」

 

ミラクル(ルビー)「ど、どうも.....」

 

マジカル(ルビー)「何してるの、行くわよ!」

 

すると、2人は大ジャンプして屋根をつたって行った

 

一馬「お、おい待てよ!」

 

オレも追いかけようとするが

 

フック「待ちたまえ少年!」

 

一馬「あ」

 

オレは後ろを振り向いた。そこには、フックじいさんをはじめ、グスタフさん、フランソワさん、果物屋の店員その他諸々がいた

 

フランソワ「聞かせてもらうわよ?」

 

グスタフ「お前がなぜプリキュアと一緒に怪物と戦っていたのかを」

 

一馬「はい、話します」

 

そして、オレは広場で嘘を交えながら話をした。まぁそれでなんとか納得してくれた。まぁそのせいで、オレはこの街じゃ有名になってしまったけどな。そして、オレはグスタフさんと一緒にグスタフさんの店へ向かった。店でしばらくいると、みらいとリコが来た。グスタフさんは2人に今までどこに行ってたのか聞いたが、何とか誤魔化した

 

みらい「うわぁ!わたしのホウキ!かわいいリボン!」

 

みらいのホウキには、片方が紫でもう片方がピンクのリボンが付けられていた

 

グスタフ「サービスだよ。学校頑張んな!ほれ、坊主にもサービスだ。お守りとして持ってくれよ」

 

オレにもみらいのホウキに付いているリボンをくれた。

 

一馬「あざっす!」

 

みらい「ありがとうございます!」

 

グスタフ「リコ、お前のも出来たぜ。壊れたらまた来いよ」

 

リコのホウキにもオレたちと同じリボンが付いていた

 

リコ「こ、これって」

 

グスタフ「良いだろ?友達とお揃いだ」

 

リコ「あ、ありがとう.....」

 

そしてオレたちは魔法学校へ戻った

 

?『先程のダイヤを取り返した時の行動見事だった、だがまだだ.......』

 

また誰かの視線を感じた......



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16話

一馬&リコ「はぁ!?」

 

えー、今オレとリコはめちゃくちゃ驚いてる。だってよ校長からありえない言葉が飛び出たんだぜ?

 

一馬「今なんて言った校長!」

 

校長「先程も言ったように、一馬くんの部屋はみリコくんと同じ部屋になるのじゃ。みらいくんも一緒じゃ」

 

ここで泊まるための部屋を決めたから、と校長に呼ばれたオレたち。そして、さっき校長が言ったようにオレはリコの部屋でみらいと一緒に泊まることになった

 

一馬「何でオレが女子寮の部屋になるんだよ!しかも一緒とか」

 

リコ「そうですよ!なんでそんなことになったんですか!」

 

校長「あー、本来なら男子寮部屋に泊まるはずだったんじゃが、残念なことに、男子寮部屋は1つも空いてなかったのじゃ」

 

水晶「つまり、生徒でいっぱいなのよ」

 

え、何で水晶が喋ってるのかって?そりゃこの水晶喋れるからさ。なんで喋れるかは分からないけど

 

一馬「だからって.....オレは外でも寝れますよ」

 

校長「でも、体調が悪くなったらいかんじゃろう」

 

一馬「でも....」

 

みらい「まぁまぁ、一馬くん、良いじゃないの。それに、わたしと一馬は昔から一緒に寝る時もあるじゃない」

 

一馬「うぐっ」

 

そうそう、こいつとは特に金曜と土曜、または休日にたまに家に泊まりに来るんだよ。ベッドで寝る時も一緒だった。みらいと寝るのは一応慣れてるが、リコのように会ったばかりのやつと寝るのはなぁ.......

 

校長「とにかく、これはわしが決めたことじゃ。今後はこちらで泊まる時はリコくんの部屋で泊まるように。では、荷物を置いてきたら、図書館へ来るのじゃ」

 

そして、校長は水晶を持って校長部屋を後にした

 

一馬「はぁ.....なんでこんなことに。あリコ、オレお前の部屋の床で寝るから」

 

みらい「え?!床で寝るの?!床で寝たら風邪ひくよ」

 

一馬「オレは風邪なんかひかねぇよ」

 

リコ「.....ても良いわよ.....」

 

一馬「ん?いまなんつったリコ?」

 

リコ「一緒にベッドで寝て良いわよって言ったのよ!部屋のベッド大きいから」

 

一馬「良いんか?」

 

リコ「か、勘違いしないでよね!あなたの体調を思ってのことだから!」

 

こ、これって噂のツンデレってやつなのか?

 

一馬「わ、分かったよ」

 

みらい「わーい!一馬くんとリコちゃんと一緒に寝られる!良かったねー、一馬くん」

 

一馬「良くねぇよ」

 

はぁ.....もし、男子部屋が空いてたらなぁ.......そう思いながらも、オレたちはリコの部屋へ向かって行った

 



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17話

オレたちはリコの部屋についた。部屋は結構広く、ベッドも大きかった。オレたちは荷物を置いて、服を洗濯カゴに入れた。リコ曰く入れておくと、職員が一晩で綺麗にしてくれるらしいそして、オレたちは図書館へ向かった。まず図書館へ入って思ったことは、広い。とてつもなく広い、オレの知ってる図書館よりも倍広かった。それに、本は何とちょっとした立体映像があるんだぜ。

 

みらい「?」

 

一馬「どした?」

 

すると、みらいは向いてる方向へ向かって走った

 

一馬「お、おい!」

 

リコ「一体どうしたの?!」

 

オレとリコは後を追いかけた。追いかけた先は、何か出てきそうなおどろおどろしい場所だった。後牢屋みたいな扉がある

 

みらい「リコちゃん、ここは?」

 

校長「そこから先へ行ってはならん」

 

一馬「あ、校長」

 

振り向くと、校長がいた。あの本は.....何だ?

 

校長「迷宮のように広くて深い、知識の森と呼ばれる書庫じゃ」

 

一馬「知識の.....」

 

みらい「森?」

 

水晶「魔法界の誕生から今に至るまで、すべての本が収められているの。校長でも迷いますわ」

 

マジでか......

 

一馬「それよりも、その本は......」

 

校長「これか?これはリンクルストーンのことが書かれてる本じゃ」

 

そして、オレたちは机がある所へ移動し、校長は水晶とその本を置いた

 

校長「みらいくん、ダイヤをここに置いてくれないか?」

 

みらい「は、はい!」

 

みらいはダイヤを机に置いた。そして、校長は本の埃を取った

 

水晶「ゴホッゴホッ」

 

校長「すまぬ、古い本でな」

 

一馬「てか、水晶って咳するの?」

 

水晶「咳だってしますわよ」

 

それ、多分あんただけだろうよ。そして、校長は本を開いた。そして、絵が立体映像として浮かび上がった

 

校長「リンクルストーンとは、この世の始まりよりも古き存在と言われる、大いなる力の結晶」

 

見た感じ、リアルの宝石と同じ12種類あるのか

 

校長「絶大なる力エメラルド。そして、それを守りし4つの輝き。さらに支えし7つの輝きからなる12の輝き。伝説にはそう記されている」

 

リコ「守りの輝き......支えの輝き........」

 

モフルン「綺麗モフ!」

 

一馬「オレたちが見つけたのは.......」

 

校長「うむ、恐らくどちらも守りの輝き.....4つのうちの2つ。君たちはダイヤとルビーを目覚めさせた。プリキュアもリンクルストーン同様伝説でのみ語られてた存在。どのような繋がりがあるかは、わしにも分からぬ。だが、君たちなら巡り合えるかもしれん。エメラルドに」

 

え、何で校長イケメンなのにワシとかじゃなどの老人口調を使うかって?そりゃこの人外見は若く見えるけど、中身は結構歳らしい。つまり簡単に言うと、ジョジョでいうリサリサ先生みたいに、年齢は結構いっても見た目だけ若くしてるってことだな。まぁ校長は魔法で、リサリサ先生は波紋だけど

 

みらい「わたしたちが.......」

 

そして、オレたちは部屋に戻って寝た。ちなみにベッドで寝る時は、一番左がリコ、真ん中がみらい、右側がオレになった。そして、特に何も起こらず、夜が明けた

 

[ドラクエの宿屋bgm]

 



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18話

一馬「ふわぁ〜よく寝た....」

 

2人は.....まだ寝てるか。今のうちに準備するか。オレはベッドから降りて、制服に着替え、木刀をベルトに刺し、部屋の外へと出ようとする。あぁ、腹は減ってないぜ。すると

 

みらい「う〜ん......」

 

リコ「ふわぁ〜」

 

一馬「おう、起きたかお前ら」

 

みらい「お〜は〜よう〜」

 

一馬「んじゃあオレは外で待ってるからな」

 

みらい「ふぁ〜い」

 

オレは部屋の外へ出た。しばらくするとリコとみらいが出てきた。そしてオレたちは教室へ向かった

 

リコ「良い?他の生徒には、わたしとあなたがプリキュアだってことを言っちゃダメよ?」

 

リコはみらいを指差してそう言った

 

みらい「え、何で?」

 

一馬「そりゃ簡単だろ?バレたら大騒ぎになるから、だろ?」

 

リコ「それもそうだけど、補習を受けているプリキュアなんて、伝説に傷がつくわ」

 

みらい「へぇ、そういうものなの?」

 

そして、教室の前へ到着した。リコは恐る恐るドアを開ける。するとみらいがドアを勢いよく開けた

 

みらい「おっはようございまーす!」

 

リコ「ちょ、ちょっと」

 

?1「ひぇ?!び、びっくりした」

 

みらい「ご、ごめんなさい」

 

一馬「悪りぃな。こいつがデカい声を出して

 

今教室にいるのは、青髪の奴とさっき声を出した黄色髪の眼鏡か。そしてオレたちは席に座った。真ん中がリコで、教卓から見て右がみらい、左がオレだな

 

?1「リコも補習なの?」

 

リコ「ええ」

 

?2「勉強が学年1でもさ、実技がダメじゃ、話にならないよねぇ」

 

一馬「ふーん、お前って勉強1だったんだな」

 

みらい「リコちゃん、すごい!」

 

すると青髪の奴がオレとみらいの方を見た

 

ジュン「あんたら、新入りだね?覚えておきな。泣く子も黙るジュンとはアタイのことだよ」

 

ジュンって、えらい男っぽいネーミングだな。そう思っていると、扉が開いてオレンジ髪の女の子が来た

 

?3「帽子を忘れて戻ってたら、遅くなりました!ごめんなさい!」

 

忘れもの常習犯、それとも遅刻常習犯か?こいつ

 

リコ「まだ先生来てないけど....」

 

?3「え?」

 

みらい「あの、わたし朝日奈みらい!ナシマホウ界から来ました!」

 

オレも自己紹介しとくか

 

一馬「オレは坂田一馬、オレもこいつと同じナシマホウのから来た」

 

ジュン「んだと!?」

 

「「ナシマホウ界!?」」

 

あー、やっぱりそういう反応するのね

 

みらい「春休みの間だけど、よろしくね!」

 

モフルン「モフルンモフ!よろしくモフ!」

 

?1「ぬいぐるみが喋った?!」

 

まぁ、そういう反応するわな。すると、教卓のすぐそばで、突然煙が現れた

 

?1「ひぃ?!」

 

?4「ゲホッゲホッ、ゲホッ、ブェックション!」

 

何だ、爺さんが現れたぞ。てか、煙で登場とかそれ魔法つかいじゃなくて忍者じゃん

 

リコ「アイザック先生!」

 

先生なんか

 

アイザック「申し訳ない、教師生活40年にして初の遅刻。学校が広くて迷いました」

 

一馬「40年もいれば迷わないっしょ」

 

そして、先生は出席を取った。あの黄色髪のメガネの名前がエミリーで、オレンジ髪がケイって名前だ。そして出席が終わると先生は補習の説明をした

 

アイザック「補習は全部で6回、毎回テストを行い、一つでも落とせば留年です」

 

確か今日、火曜日だよな.......あ、戦隊、仮面ライダー、ドラゴンボール、オルフェンズ 見れねぇ。録画しといてって言って良かった〜それはともかく、一つでも落とせばアウトかよ。厳しいなぁ〜

 

ケイ「厳しいなぁ....」

 

リコ「だから補習は避けたかったのよ」

 

アイザック「合格するたびに、この紙にスタンプを押します。こんな感じで」

 

すると、先生は五枚の紙にいきなりスタンプを押した

 

みらい「え?!押しちゃった!?」

 

リコ「合格....ですか?!」

 

アイザック「そう簡単にはいきませんよ?キュアップ・ラパパ!4枚の紙よ、飛びなさい」

 

え、4枚?すると、4枚の紙は蝶にトランスフォームした。見た目はデフォルメされてるけどな

 

アイザック「では、最初の補習です。この蝶々を見つけて、帰ってきなさい」

 

一馬以外「ええっ?!」

 

すると4枚の紙の蝶は扉から飛んでいった

 

アイザック「ちなみに、極めて局地的な大雨を降らすザーザー雲が学校に近づいています。紙の蝶ですので、濡れたらおしまいです。急いだ方がですよ?ああ、そうそう。みらいさんとリコさんは2人で1枚。協力して補習にのぞむようにとの、校長先生からのご指示です」

 

リコ「ちょ、ちょっと待ってください」

 

みらい「リコちゃん!行こう!」

 

モフルン「モフルンも頑張るモフ!」

 

アイザック「あ、一馬くん、君は残ってなさい」

 

一馬「?」

 

そして教室は、オレと先生だけになった

 

アイザック「さて、一馬くん。君にはテスト、というより、修行を出させてもらいます。これも校長先生からのご指示です今回の修行はリコさん達と同じ、紙を捕まえること、しかし蝶ではありませんよ?」

 

一馬「へ?」

 

アイザック「キュアップ・ラパパ!紙よ、速く飛びなさい!」

 

すると、紙は蝶ではなく小鳥っぽいのにトランスフォームした。そして、紙の小鳥は素早い動きで教室から出て行った

 

一馬「速っ?!も、もしかしてアレを捕まえろと?」

 

アイザック「はい、アレを捕まえて帰ってきてください。濡れたらおしまいですよ?」

 

一馬「い、いってきます!」

 

オレは全速力で教室から出た。絶対に捕まえてやるぜ!



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19話

一馬「この!この!この野郎!!!!」

 

オレは紙の小鳥を視界に捉えながら捕まえようとジャンプして必死に手を伸ばしていた。が、後ちょっとの所で避けられてしまう。あれからどれくらい経ったのだろうか。足がクソいてぇ..........くっ、こうなったら、リーチ延長で木刀を使うか!!!オレは木刀を抜刀した。耐えてくれよオレの足!

 

一馬「うぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

 

オレは全速力で走る。もっとだもっと近づいて.......今だ!!!!!!

 

一馬「はっ!せやっ!!!!」

 

オレは飛び上がり、木刀で小鳥目掛けて振り下ろした。見事当たり、小鳥は墜落した

 

一馬「はぁ.......はぁ........ったく、手間かけさせやがって.......」

 

オレは小鳥を拾った。すると小鳥は紙になった

 

一馬「ふぅ......終わったが、先生に見せに行く前にちょっと寝るか。疲れも取りたいしな」

 

オレは壁にもたれて寝た.............しばらくして疲れが取れて来た

 

一馬「結構すぐ取れたな........ん?アレは.......」

 

オレは奥の廊下でモフルンを抱えて走っているリコが見えた。みらいがいない.......まさか!?

 

一馬「........追いかけるしかないな」

 

オレはリコが向かった方向へ走った。そしてリコとモフルンに追いついた

 

一馬「リコ!モフルン!」

 

モフルン「一馬!どうしたのモフ?」

 

一馬「お前らこそ、どこへ行ってるんだよ」

 

モフルン「みらいを探しているモフ!向こうから甘い匂いがするモフ!」

 

リコ「きっと、あの子のダイヤを感じ取ったのよ。だからそこへ行ってるの」

 

一馬「分かった。オレも行こう」

 

オレたちはみらいを探しにモフルンの甘い匂いを頼りに行くことになった。そして、図書館へ来た

 

モフルン「向こうから甘い匂いがするモフ!」

 

一馬「マジか.....」

 

リコ「よりによってここ?!」

 

どうやら知識の森から甘い匂いがするらしい

 

一馬「行くしかねぇな」

 

リコ「ええ」

 

オレたちは知識の森へ入った。みらい、無事でいろよ.......

 

一馬「しっかし、すげぇ数の本棚だな」

 

校長も言ってた通り、こりゃ迷うかもな........すると、何かの爆発音が響いた。そして上を見ると、亀みたいな奴が飛んでいくのを見た

 

一馬「何だ!あの亀のような奴は......はっ、もしかしたら!みらいが危ない!アイツを追いかけるぞ!」

 

オレたちは亀怪人が飛んでいった方へ走った。

 

一馬「みらい!」

 

リコ「返事をしなさーい!」

 

モフルン「モフ!」

 

すると声が聞こえたのかみらいの声が聞こえる

 

みらい「一馬くん!リコちゃん!モフルン!」

 

モフルン「みらいモフ!」

 

一馬「あっちから聞こえるぜ!」

 

リコ「何で書庫にいるの!校長先生にダメって言われたでしょ!」

 

みらい「だって、蝶々が入っていったから。捕まえないと合格できないでしょ?」

 

一馬「ったく無茶しやがって!」

 

そして、本棚の空いてるところから、みらいが見えた

 

みらい「一馬くん!リコちゃん!」

 

一馬「みらい!」

 

すると、奥から緑色の光が見える。何だ....あれは

 

みらい「来てくれてありがとう」

 

一馬「無事で良かったぜ........」

 

すると奥から何かが現れた。さっきの亀怪人か!

 

?「もう1人のプリキュア、そしてバッティとスパルダが言っていた小僧だな」

 

一馬「誰だ!テメェは!」

 

ガメッツ「お初にお目にかかる。我はドクロクシー様に仕える魔法戦士ガメッツ!」

 

ドクロクシーって奴の部下か!

 



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20話

ガメッツ「魔法入りました!いでよ、ヨクバール!」

 

そして、ガメッツはサメ?シャチ?どっちでも良いや、ヨクバールを召喚した

 

ガメッツ「出陣だ!ヨクバール!」

 

ヨクバール「ギョイ!」

 

みらい「こっち!」

 

オレとリコはみらいによって、手を取って本棚の反対側へ来る。何だ、また奥から緑の光が。そしてオレたちはヨクバールから逃げるために走り出す

 

リコ「掴まって!」

 

オレはリコの手をみらいはオレの手を取る。するとまた奥から光が

 

一馬&みらい&リコ&モフルン「?!」

 

な、何だ今の感じは.....そして、リコはホウキを出して飛んだ

 

みらい「何、今の感じ.....」

 

リコ「わたしたちを、呼んでる?....」

 

一馬「あの光は!リコ!あの白い本棚のところまで飛べるか!」

 

リコ「ええ!」

 

そして、オレたちは白い本棚のところまで向かった

 

一馬「この本か?やけに光ってやがるが」

 

みらい「この本が呼んでたの?」

 

みらいとリコは本を触る。その瞬間

 

ガメッツ「覚悟!」

 

一馬「げっ?!追いついてきやがった!」

 

みらい&リコ「ああっ!」

 

あ、食われる......と思ったその時、2人が触ってた本が眩しく光りだす

 

みらい&リコ「?!」

 

一馬「眩し?!」

 

ガメッツ「うぉあああああ!!!!」

 

ヨクバール「ヨクバール〜」

 

某大佐みたいに目がぁ〜目がぁ〜!とまではいかないが、目を瞑るほど眩しいぜ。そして光が収まると白い本棚は消えていて、あの本だけが残っていた。オレは落ちていた本を拾う。後なんか、いつのまにか本棚の上に立っていて、景色が変わってるんだが.....下も雲っぽくなってるし、何でだ?

 

一馬「あの白い本棚消えて、何でこの本だけが残ったんだ?」

 

リコ「どういうこと?」

 

すると、ガメッツとヨクバールがまた現れる

 

ガメッツ「お前たちがどんな魔法を使ったのか知らないが、もう逃さんぞ!」

 

オレたちは身構える

 

モフルン「変身モフ!」

 

そして、みらいとリコとモフルンは光に包まれる

 

みらい&リコ「キュアップ・ラパパ!ダイヤ!ミラクル・マジカル・ジュエリーレ!」

 

今回はダイヤか

 

ミラクル(ダイヤ)「2人の奇跡!キュアミラクル!」

 

マジカル(ダイヤ)「2人の魔法!キュアマジカル!」

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)「魔法つかい!プリキュア!」

 

ガメッツ「やっと本気になったなプリキュアそして、侍.....我が魔法ヨクバールの攻撃を受けてみよ!」

 

ヨクバール「ヨクバール!」

 

ヨクバールは突進してきた。打ち返したいところだが、アレはでかすぎる!!!!!!

 

マジカル(ダイヤ)「掴まって!」

 

一馬「お、おう」

 

オレはリコに捕まる。あ、さっきより良い匂い。じゃねぇ!

そして、みらいとリコはジャンプしてかわす。リコはオレを持ったままだけどな。するとヨクバールは雲の海の中へ消えた

 

一馬「消えただと?!」

 

するとヨクバールはオレたちの向いてる方向じゃない方向から飛び出してきた

 

ヨクバール「ヨクバール!」

 

一馬「しまっ?!」

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)「きゃっ?!」

 

一馬「うわぁ?!」

 

オレたちは体当たりを受けて吹っ飛ばされる。い、いてぇ......く、口から血が......

 

ミラクル(ダイヤ)「うわぁ!」

 

みらいは、本棚から足を踏み外した。や、やべぇ!

 

一馬「み、みらい!」

 

オレは走ってみらいの近くへ向かい、オレはみらいの手を掴む

 

一馬「ぐぬぬぬ......」

 

ミラクル(ダイヤ)「一馬くん.......」

 

一馬「うぉりゃあ!!!!!」

 

オレはなんとかみらいを引き上げた

 

一馬「だ、大丈夫か....みらい」

 

ミラクル(ダイヤ)「か、一馬くん!血が......」

 

一馬「だ、大丈夫だこれくらい.......」

 

ミラクル(ダイヤ)「ダメ!血が出てたら、大丈夫じゃないよ!」

 

そして、オレはみらいに抱っこされる。そして、別の本棚へと飛ぶ

 

一馬「お、おい!みらい!」

 

ミラクル(ダイヤ)「一馬くんはここにいて」

 

一馬「あ、ああ」

 

そして、みらいはリコのいる本棚へ飛んでいった。オレ、今回は出番なしか......



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21話

オレはみらいとリコの戦いを見た。見たところ、やはり、翻弄されてやがるぜ........こうなったら、一か八かの賭けをするしかねぇな。これが失敗すれば、オレは確実にあの世へ行く.........怖いさ、だけど見ているのは嫌いでね!

 

一馬「こっちへ来いや!!!!このクソボケザメとタートルズ擬きが!!!!!!!オレが相手してやるよ!!!!来いよ来なよ!!!!このオレがぶっ殺してやるぜ!!!!」

 

オレは中指を立てながら叫んだ

 

ガメッツ「む?小僧めそこにいたのか。ならば、ヨクバール!」

 

ヨクバール「ギョイ!」

 

そして、ヨクバールは雲の海に隠れた。オレの方へ向かっているな

 

ミラクル(ダイヤ)「一馬くん?!」

 

マジカル(ダイヤ)「何やってるのよ!」

 

一馬「まぁ見てな!」

 

そしてオレは抜刀の構えを取り集中する.....何処から来る......

 

ヨクバール「ヨクバール!」

 

右か!オレは右に向くそして!

 

一馬「はぁっ!」

 

オレは木刀を抜刀した。木刀はちょうどヨクバールの鼻らへんに当たった

 

ヨクバール「ヨォォォ!?」

 

ヨクバールは急に悶え出した

 

ガメッツ「ど、どうしたヨクバール?!小僧、貴様何をした!」

 

ヨクバール「ヨ〜クバ〜ルゥゥゥゥ」

 

まだ悶えていやがるぜ

 

一馬「サメかと思って、鼻に攻撃してみたが、どうやら正解だったようだな」

 

ガメッツ「鼻?どう言うことだ!」

 

一馬「教えてやるよ。サメは鼻が弱点なんだよ!」

 

前に暇つぶしでとあるWikiでサメのを見てたら鼻が弱点って書いてたしな。確かロレンチーニ器官だっけか

 

ガメッツ「何.....だと!?」

 

2人もこっちの本棚へ来た

 

ミラクル(ダイヤ)「すごい!一馬くん!」

 

マジカル(ダイヤ)「でも、無茶しすぎよ......」

 

一馬「悪りぃ。んじゃ、あとは頼むぜ!」

 

ミラクル(ダイヤ)「分かった。行くよ!マジカル!」

 

そして、二人はリンクルステッキを出現させるそして必殺技を発動させて、ヨクバールを浄化した

 

ヨクバール「ヨクバ〜ル〜.......」

 

ガメッツ「おのれぇぇぇ!!!!!!」

 

あ、ガメッツ、吹っ飛んで行った。このまま星になれよーそして二度と帰ってくんな。そして例の白い本棚の上に戻った後、二人は元に戻った。オレはどうやって戻ったかって?またみらいに抱っこされて戻ったよ。例の本とモフルンは無事だった

 

みらい「あ、蝶々だ!」

 

あの紙の蝶々が、みらいの腕にとまった。リコはその蝶々を捕まえる

 

みらい「やった、リコちゃん捕まえた!」

 

一馬「やったな」

 

リコ「え、ええ...」

 

みらい「そういえば、一馬くんのは?」

 

一馬「オレのもとっくに捕まえたぜ」

 

オレは紙を見せた

 

みらい「これで、わたしたち合格だね!」

 

すると、本が突然輝き出した。オレたちはその眩しさに目をつむってしまう。そして、目を開けると、外に出ていた。リレミト......じゃないよな

 

みらい「外に出た.....この本のおかげ?」

 

すると、本は何と小さな....縦長の手帳ぐらいのサイズになった。そして、本が勝手に開いて、そこから芽が出てだんだん成長していって花となった。そして、花から、小さい、昔のsdガンダムぐらいのサイズの赤ん坊みたいなのが現れた

 

一馬「な、何じゃこりゃ!」

 

みらい「赤ちゃん.....」

 

妖精の赤ん坊「は〜.....」

 

一馬「と、とりあえず......校長のところへ行くぞ!」

 

みらい「うん!」

 

すると、赤ん坊は本の中に、入った。そして、その本はオレが持った。結構硬いな。そして、オレたちは校長室へ向かった

 

?『そろそろ、あの少年に力を貸す時が来るかもな........」



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22話

オレたちは校長室に入って、校長に例の本を見せた。(例のあの妖精のチビは部屋に入る前に出ている)すると、校長は目の色を変え、まじまじとそれを見た

 

校長「これは!......」

 

一馬「それが何なのか知ってるんっか?」

 

水晶「世界と共に生まれて、生きとし生けるものを見守り続けてきた書物........」

 

校長「まさか......リンクルスマホン?!」

 

スマホン........ダセェ名前だな

 

リコ「リンクルスマホン?」

 

校長「伝説中の伝説の本......これをどこで」

 

一馬「あー、図書館の書庫で......」

 

校長「なに!?」

 

校長は大声をあげる。そんなに大声を出すと.......

 

妖精の赤ん坊「ウワ〜ン!」

 

ほーら泣いちゃった

 

校長「その赤子は?」

 

一馬「それから出て来たっす」

 

校長「なんじゃと!?」

 

一馬「いちいち声がデカいっすよ......」

 

水晶「そうですわ」

 

すると、スマホンが光り出した

 

モフルン「ダイヤを....呼んでいるモフ」

 

みらい&リコ「え?」

 

すると、みらいとリコのダイヤが、融合して一つのダイヤになって、スマホンの上にセットされた。そして、開いてタッチペンが現れた。液晶みたいなところにはなんかの図形が薄く出ていた

 

一馬「これを、このタッチペンでなぞれっていうのか?」

 

よっしゃ!見せてやるぜオレのタッチペン捌き!何年もDSと3DSで培ってきたんだ。オレは素早くスマホンの液晶?に出た図形を素早くなぞった。すると、ミニマムサイズの牛乳瓶?が出て、みらいのてのひらにいるチビの近くに置かれた。チビは瓶を持って飲んだ

 

一馬「え?牛乳瓶?!」

 

リコ「お腹が空いてたのね」

 

そして腹いっぱいになったのか、チビは寝てしまい、スマホンの中に入った。あ、瓶は勝手に消えたぜ

 

校長「本の中に住う妖精の赤子.......そしてプリキュア........伝説の書に導かれた出会い。これもまた何かの始まり........」

 

そして、オレたちは教室へ戻り、アイザック先生に紙を見せた。そして無事1日目は合格した。そしてその夜、またチビが腹を空かして泣き出したため、また牛乳をやった。そして、今日は一日終わった。さてと、明日はどんな修行がオレを待ってるのか、オラワクワクすっぞ!

 

[翌日]

 

アイザック「2日目の補習ですが......お茶を入れてもらいます。魔法のヤカンでね」

 

ジュン「よっしゃ!」

 

一馬「なんだあれ?」

 

みらい「?」

 

エミリー「初心者でも使える魔法道具なの」

 

ジュン「お茶の子さいさいってやつよ!」

 

リコ「この補習、貰ったわ!」

 

アイザック先生「あー、ただし.....とある場所で補修を受けてもらいます」

 

一馬とアイザック以外「?」

 

一馬「え?」

 

そして、オレたちは絨毯で補習の舞台へと向かった。そこは

 

一馬「ブゥエックション!!さ、さみぃぃぃ!!!!!」

 

アイザック「雪と氷で覆われたひゃっこい島。ここで補習を受けてもらいます」

 

な、なんじゃこの寒さは!北海道の比じゃねぇぞ!ヌーク草!ヌーク草をくれぇぇ!!!メディばあさん!!!!グラッドさん!!!ヌーク草を!!!!ってドラクエ8じゃねぇ!!!ここは現実だ。ヌーク草なんてあるもんかよ!なに考えてんだよオレは!!!

 

アイザック「職人が魔法を込めた道具は使いやすい。この魔法のヤカンは杖を一振りするだけで、簡単にお湯が沸かせます」

 

ジュン「もう分かったから早く始めようよ.....」

 

アイザック「そう慌てなさんな今のは普通の場所での話。この島で魔法を使うには、高い集中力が必要です。寒さを忘れるほどのね」

 

リコ「さ、寒さを.....忘れるって......」

 

そして、アイザック先生が手本を見せるはずだったのだが、唱える時に入れ歯が飛んでいってしまい、失敗した。そして、入れ歯を回収した後、試験は始まった。オレはというと

 

アイザック「一馬くん、あなたは集中力を鍛えるために、ここで座ってじっとしてなさい。少しでも動いたら、このハリセンがあなたを叩きますので」

 

オレの修行は、ここで正座で座って、じっとするという修行だ。少しでも動けば、浮いているハリセンがオレをシバく、要は座禅だ座禅..........やってやろうじゃねぇか!!!そして、オレはあぐらをかいて集中した



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23話

あれから何時間も経過した。最初は寒くて何度もハリセンにシバかれたが、徐々に寒さに慣れていき、今は全く寒くなくなった。おかげで結構集中できた.....そして今も集中していると。誰かの気配がした

 

アイザック「はい、もう良いですよ一馬くん。これで集中力の修行は終わりですよ」

 

一馬「終わりっすか.......おわっ?!」

 

オレは終わったと言われて、あぐらのバランスを崩してしまって倒れてしまった

 

アイザック「おやおや、大丈夫ですか?」

 

一馬「あ、はい平気っす」

 

アイザック「良かった。では、戻りましょうか」

 

オレはアイザック先生と一緒に戻った。足が痺れて、木刀を杖代わりにして歩いたけどな

 

アイザック「みなさんそろって......あれ?みらいさんとリコさんは?」

 

一馬「あれ?あいつらは?」

 

エミリー「そ、それが.......」

 

エミリーはみらいとリコのことを話した

 

一馬「何?!あいつらどっかへ行ったのか!」

 

アイザック「困りましたな......」

 

一馬「ちょっと探してくる。足の痺れも取れたしな」

 

ケイ「うぇっ?!ちょ、ちょっと!」

 

ジュン「危険だぞ!」

 

一馬「なぁに心配すんなよ。絶対にあいつらを見つけてくる。んじゃ、行ってくるぜ!おい、あの二人はどっちに向かった?」

 

ジュン「あ、あっちへいったぜ!」

 

一馬「分かった!」

 

オレはジュンが指を刺した方向へ走った

 

アイザック「あ、待ってください!」

 

ジュン「アイザック先生、一馬のやつ、もう見えなくなってるぜ」

 

アイザック「言い忘れてました.......水晶のお告げによると、今日のひゃっこい島には嵐が来ると.......」

 

一馬「みらい!リコ!どこだ!!!」

 

オレは走りながら大声で叫んだ。だが、声は聞こえなかった。それに、なんか空が曇ってるな.....さっきまで明るかったのに。何だ?吹雪か?!

 

一馬「ぐっ.....何て強い吹雪だ......だが.....オレはここで立ち止まるわけにはいかねぇ!!!」

 

オレは吹雪に吹き飛ばされそうになるも、走った。なんかさっきから思ってるんだが、オレこんなに速かったっけ?

 

一馬「はぁ....はぁ....ち、ちくしょう.....どこにいやがるんだ.........こういう時は」

 

オレは吹雪が吹いている中で目を閉じて集中力を高める............気配が向こうから2つ感じる。オレは気配がする方向へ向かった。歩いてる途中で、吹雪は止んだ。すると声が聞こえてきた

 

「「「おしくらまんじゅう!おされて泣くな!おしくらまんじゅう!おされて泣くな!」」」

 

この声......あいつらか!オレは急いで向こうに見える洞穴へ向かった

 

一馬「おーい!みらい!リコ!」

 

みらい「あ、一馬くん!」

 

リコ「ど、どうしてここに?!」

 

オレは洞穴に入った

 

一馬「よっと。お前らを探しにきたんだよ。まぁ、見つかって良かったけどな。で、何してたんだ?ここで」

 

モフルン「おしくらまんじゅうしてたモフ!」

 

一馬「おしくらまんじゅうね.....」

 

あれ、ぶっちゃけ言うと効果が薄いんだよなぁ

 

リコ「それにしても、あなたまさか嵐の中、ここまで来たの?!」

 

一馬「あれ嵐だったんか、えらい強い吹雪かと思ってたけど、お構いなしに走ってきたぜ!」

 

リコ「また無茶をして.......」

 

一馬「はは.......おっ、どうやら晴れてきたようだな」

 

モフルン「甘いにおいがするモフ!」

 

オレたちは外へ出た。空は晴れ、空には何と

 

モフルン「オーロラモフ!」

 

オーロラが出ていた。でもオレが知ってるオーロラとは違い、三角や丸に四角、更には星やウ........ソフトクリームの形をしたオーロラだった

 

みらい「こんな景色が見られたのも、リコちゃんと魔法に出会えたおかげだよね!」

 

モフルン「モフ!」

 

一馬「まぁ....そう.....だな」

 

リコ「魔法は難しくて、大変なものかと思ってたけど、そう悪くないわね!」

 

みらい「うん!」

 

リコ「でも、勘違いしないでよね!魔法には、勿論努力と根性も必要よ!」

 

すると、空から何か1つの物体が落ちてくるのが見えた

 

モフルン「リンクルストーンモフ!」

 

一馬「よっしゃ!取ってくるぜ!」

 

オレは走り出した

 

みらい「あ、私も!」

 

みらいも走り出した。あとちょっと.....

 

モフルン「もう少しモフ!」

 

すると、雪だるまに羽の生えたヨクバールが現れた。そのヨクバールの上には

 

バッティ「渡しませんよ?」

 

みらい「あなたは!」

 

一馬「バッティ!」

 

バッティ「覚えてもらっていて光栄です。ヨクバール!吹き飛ばしてあげなさい!」

 

ヨクバール「ヨクバー.......ル!」

 

一馬「ぐわぁ!?」

 

みらい「きゃっ!?」

 

オレとみらいは突風で吹き飛ばされた。

 

リコ&モフルン「あっ!?」

 

バッティ「リンクルストーンごと吹き飛ばしてどうするんです?!まぁ良いでしょう。二人片付けれましたし」

 

リコ「みらい......一馬.......」

 

リコが......名前で呼んでる?

 

リコ「みらい!!!一馬!!!」

 

やっぱり、呼んでやがる!

 

一馬「ぷはっ!」

 

オレは雪の中から顔を出した。みらいも顔をだした

 

一馬「今.....」

 

みらい「今、みらいと一馬って言いました?!」

 

被せやがった、ちくしょう!

 

モフルン「雪で助かったモフ!」

 

バッティ「何?!」

 

一馬「今オレたちのことを名前で呼んだよな!」

 

リコ「よ、呼んでないわ!」

 

みらい「呼んだよ!」

 

リコ「呼んでない!」

 

一馬「呼んだぜ!」

 

リコ「呼んでないってば!」

 

バッティ「この場に及んで喧嘩ですか?」

 

一馬「うるせぇ!黙ってろ!それに、これは喧嘩じゃねぇ!」

 

みらい&リコ「そうよ!喧嘩なんかしてない!」

 

バッティ「え?!」

 

そして二人は赤い光に包まれる。今回はルビーか!

 

ミラクル(ルビー)「2人の奇跡!キュアミラクル!」

 

マジカル(ルビー)「2人の魔法!キュアマジカル!」

 

ミラクル&マジカル(ルビー)「魔法つかい!プリキュア!」



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24話

ついに変身


バッティ「話に聞くルビーのプリキュア?!........む、あれは!ヨクバール、あの3人の相手は任せましたよ!」

 

ヨクバール「ギョイ!」

 

そう言ってバッティは飛び去っていった。まさか!

 

一馬「まちやがれ!お前ら!あれの相手は任せたぜ!オレはあいつを追いかけてくる!」

 

マジカル(ルビー)「分かったわ!」

 

ミラクル(ルビー)「絶対にリンクルストーンを奪われないでね!」

 

一馬「おう!」

 

オレはバッティを追いかけた

 

バッティ「?!は、速い!しかし、負けませんよ!リンクルストーンは、私が回収する!」

 

一馬「リンクルストーンはお前のようなやつに!渡すか!おりゃ!!!」

 

オレは木刀をバッティに向かって投げつけた。木刀は回転しながら、バッティに向かって飛んでいった

 

バッティ「ぐあっ?!」

 

木刀はヒットしてバッティは墜落した。オレはすぐさま、落ちてくる木刀を回収して、そして、リンクルストーンを回収した

 

一馬「えーっとモフルンは.......いた!モフルン!」

 

モフルン「モフ?」

 

一馬「こいつを受け取れぇぇぇぇぇ!!!!!」

 

オレはモフルンに向かってリンクルストーンを投げた。

 

モフルン「モフ!何とか取れたモフ!氷のリンクルストーン......アクアマリンモフ!」

 

バッティ「何?!エメラルドでは無かったのか!」

 

一馬「へっ、残念だったな」

 

バッティ「ふっ、ですがそのリンクルストーンを手に入れればエメラルドに少し近づける.......いただきますよ!」

 

一馬「そうはいくかよ!モフルン離れていろ!」

 

モフルン「モフ!」

 

モフルンは後ろの雪塊の後ろに隠れた

 

バッティ「ふっ、無意味ですねぇ〜まだ私に挑むのですか?」

 

一馬「へっ、無意味でも、立ち向かわなきゃいけねぇ時があんだよ」

 

バッティ「なるほど.........ならば今度こそ消えなさい!」

 

バッティは杖を構えた。その時、オレは光に包まれた

 

バッティ「な、何ですか!?この光は!」

 

モフルン「モフ!?ふしぎなにおいがするモフ!」

 

一馬「な、何だ......,」

 

?『少年よ』

 

ん?何だ、声がする.....すると、リンクルストーン?が現れた。だが枠は白色で、ラインストーンだっけ?そこは透明の丸型だった

 

?『少年よ、我の声が聞こえるか』

 

一馬「誰だ!お前は!お前は、そのリンクルストーンの中にいるのか!?」

 

?『いや、我はこの石そのもの。言わばこの石の意思なのだ!』

 

一馬「おいおい、ギャグかますんじゃねーよ」

 

?『ギャグ?ギャグとはなんだ。まぁ良い。本題に入ろう。少年、お前は誰かを守るための力が欲しいか?』

 

一馬「守るための力....」

 

みらいとリコは戦っているのに、オレは.......

 

一馬「確かに欲しい......」

 

?『よろしい!ならば我がその力を授けようぞ』

 

一馬「本当か!?」

 

?『あぁ。ではまず、頭に鎧を思い浮かべるのだ。思い浮かべた鎧を我が具現化して見せよう』

 

鎧を思い浮かべるか.........あのヨクバールは氷属性......ならばコレで行くか!

 

一馬「決めた!レウスシリーズだ!モンハンのレウスシリーズ!」

 

?『貴様の頭の中を見せてもらうぞ............ふむふむ、この赤き鎧か。炎の力を感じる。よし次は武器だ。武器を思い浮かべるのだ』

 

一馬「もう決めてるぜ。武器はレッドウィングだ!」

 

?『なるほど大型の剣か。これも炎の力を感じる......よし、行くぞ!戦いの場へ!』

 

一馬「へ?」

 

バッティ「なっ!?飛び上がった.......はっ、あの方向は!」

 

モフルン「ミラクルとマジカルが戦っている場所モフ!」

 

ヨクバール「ヨクバール!?」

 

ミラクル(ルビー)「きゃっ!?」

 

マジカル(ルビー)「何なのこの光!?」

 

光が収まると、そこには、みらいとリコ、そしてヨクバールがいた

 

ミラクル(ルビー)「か、一馬くん!?」

 

マジカル(ルビー)「あ、あなた......」

 

一馬「みらい、リコ。ここはオレがやる......」

 

頭の中に声が聞こえる

 

クリスタル『我、リンクルストーン・クリスタルを掲げ、叫ぶのだ!』

 

クリスタル.....それがコイツの名前か!オレはクリスタルを掲げ、叫んだ

 

一馬「装着!!!」

 

その瞬間、オレは炎に包まれた。そして赤い鎧、レウスシリーズが現れ、オレに装着された。そして大剣レッドウィングが背中にセットされた。あ、鞘に入ってるっぽい。そして炎が消えた。その瞬間、オレの周りの雪が溶けた

 

ヨクバール「ヨクバール!?」

 

マジカル(ルビー)「な、何!?あの姿!?」

 

ミラクル(ルビー)「一馬......くん?」

 

バッティ「何なんですかあの姿は.......」

 

一馬(レウス)「ここはオレに任せてくれ」

 

ミラクル(ルビー)「.........分かった。マジカル!」

 

マジカル(ルビー)「え、えぇ!」

 

みらいとリコは離れた。あ、バッティ来たんだ。まぁ良い。さぁ、狩りの始まりだ!



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25話

バッティ「ヨクバール!あの赤い鎧を着ている少年を倒しなさい!その後はプリキュアです!」

 

ヨクバール「ギョイ!ヨクバー......」

 

一馬(レウス)「はぁ!!!」

 

オレはヨクバールに近づいて炎を纏ったパンチした。ヨクバールはそのまま吹っ飛んだ

 

ヨクバール「ヨクバール!?」

 

バッティ「ヨクバール!?......あの力、プリキュアと同格.......」

 

一馬(レウス)「すげぇや、身体中に力がみなぎって来るぜ!!!」

 

モフルン「凄いモフ!」

 

ヨクバール「ヨクバール.........ヨクバール!!!」

 

ヨクバールは氷柱を飛ばしてきた

 

一馬(レウス)「火竜砲!」

 

オレはクリスタルの力でライトボウガン火竜砲(ロングバレル)を具現化し、構えた。そして

 

一馬(レウス)「ファイヤー・ガトリング!」

 

そう叫んで、火竜砲から火炎弾が連射された。着実にヨクバールの出した氷柱を破壊していく。更にヨクバールを蜂の巣にした。流石に穴は無いけどな

 

ヨクバール「ヨヨヨヨヨッ!?」

 

マジカル(ルビー)「凄い.......」

 

ヨクバール「ヨクバール....ヨクバール!!!!」

 

ヨクバールは飛び上がり、こちらに突っ込んできた。さぁ遊びは終わりだぜ

 

一馬(レウス)「.........行くぜ!」

 

オレはレッドウィングを構えた。そして、レッドウィングに力を込める

 

一馬(レウス)「はぁぁぁぁ..........」

 

レッドウィングが炎を纏った

 

ヨクバール「ヨクバール!!!」

 

ヨクバールは足を向けて来た。今だ!

 

一馬(レウス)「火炎怒竜怨斬!(かえんどりゅうえんざん)」

 

オレは勢いよくレッドウィングを振り下ろした。炎の斬撃がヨクバールを真っ二つにした

 

ヨクバール「ヨク......バ.........ル........」

 

ヨクバール真っ二つになりながら、消滅して元に戻った

 

一馬(レウス)「ふぅ.........」

 

ミラクル(ルビー)「カッコいい.........」

 

バッティ「おのれ、仲間割れしたと思っていたのに。そしてあの少年もプリキュアと同じ、本格的に我々の敵になりそうですね..........ドクロクシー様に報告せねば。オボエテーロ!」

 

一馬(レウス)「!?待ちやがれ!」

 

しかし、オレが振り向いた時には既にバッティは消えていた

 

一馬(レウス)「ちっ.......」

 

クリスタル『とりあえずは去ったか.......」

 

うお、元に戻った。そしてみらいとリコも戻った後、モフルンはアクアマリンのリンクルストーンを見せた

 

リコ「氷のリンクルストーン.....」

 

みらい「アクアマリン.....」

 

一馬「改めて見ると、ダイヤとルビーとは違うな。フレームっていうか、枠が銀色だし」

 

リコ「エメラルドを支えるリンクルストーン......」

 

一馬「そういや校長が言ってたな。あ、そうだ、モフルンこれ分かるか?」

 

オレはモフルンにリンクルストーン・クリスタルを見せた。モフルンはそれをまじまじと見つめる........そして

 

モフルン「ごめんモフ、そのリンクルストーン、モフルンでも分からないモフ.....」

 

一馬「そうか」

 

モフルン「でも、あまいにおいとは違うふしぎなにおいがするモフ」

 

一馬「不思議な匂いね.......」

 

みらい「ねぇ!それって何のリンクルストーンなの?」

 

リコ「みらい、分かるわけないでしょこんな.......」

 

一馬「クリスタル.......」

 

リコ「え?」

 

一馬「リンクルストーン・クリスタルだこいつの名前は。能力は武器や防具を思い浮かべると、それを具現化させる」

 

リコ「へ、へぇ〜.......って、何であなたがそんな事を知ってるのよ!」

 

一馬「頭の中に声が聞こえたんだよ」

 

リコ「怪しい.....」

 

一馬「本当なんだよなぁこれが」

 

みらい「でも、そのリンクルストーンのおかげで、さっき一馬くんがリオレウスの防具や武器で戦ったんだよね!」

 

一馬「まぁな」

 

リコ「リオレウス?何それ?」

 

一馬「リオレウスっていうのはな。モンスターハンターっていうナシマホウ界にあるゲームの名前だよ」

 

みらい「一馬くんの家には他にも色んなゲームがあるんだよ!」

 

まぁ、父さんがやってたレトロゲームとかもあるけどね

 

リコ「へ、へぇ〜......」

 

やべっ、ちょっと引いてる。すると

 

妖精「はー!」

 

この声は、チビか!リコはリンクルスマホンを取り出す。あの時はオレが持ってたが、今はリコが持っているんだぜ。そしてチビはみらいの手のひらに乗った。が、チビの姿は、オレたちの知っているチビの姿とは少し違っていた

 

モフルン「大きくなってるモフ!」

 

妖精「はー!はー!」

 

みらい「どうかしたの?」

 

ん?チビの見ている方向.....まさか

 

一馬「まさか、おい、リコ。スマホンを貸してくれ」

 

リコ「えぇ」

 

一馬「モフルン、それを貸してくれ」

 

モフルン「モフ」

 

オレはリコからスマホンをモフルンからアクアマリンを貰う。そしてアクアマリンを前のダイヤみたいにスマホンにセットする。するとダイヤとは違う図形が薄く現れる。やっぱりな。前のに比べて少々複雑だが、オレにはどうということはない!オレはタッチペンで素早くなぞった。そして、スマホンから出てきたのは。空が写っている飲み物?だった。スプーン付きでな

 

モフルン「空色のスープモフ!」

 

スープなんか、これ.....

 

一馬「やはりな。みらい、そいつを寄せてくれ」

 

みらい「う、うん」

 

みらいはチビをオレの方へ寄せる。オレはスプーンで、チビに飲ませた

 

一馬「うまいか?」

 

妖精「んまっ!」

 

一馬「そうかそうか、うまかったか〜」

 

立派にビール髭をつけてやがるぜ。そして、スープを全部飲ませた

 

一馬「満腹になったか?」

 

妖精「はー!はー!」

 

この様子だと、満腹のようだな

 

みらい「そういえば、この子の名前って.....」

 

妖精「はー!はー!」

 

みらい「はー.....ちゃん.....あっ!」

 

みらい&リコ&モフルン「はーちゃん!」

 

おいおい、安直すぎるネーミングだな

 

みらい「一馬くんも呼んでよ!はーちゃんっと」

 

一馬「おいおい、まじかよ.......は、はーちゃん.....」

 

はーちゃん「はー!はー!」

 

うおおお!!恥ずい!!!このオレがちゃん付けで呼ぶとか、恥ずい!!!!!!しかもチビめ、なんかさっきより喜んでやがる

 

一馬「そ、そういやよ、名前で思い出したんだが、リコ、お前オレとみらいの名前を呼んだよな」

 

リコ「え?!だ、だからそれは......」

 

みらい「呼んだ!」

 

モフルン「呼んだモフ!」

 

リコ「.......リコちゃんって呼ぶの、あなただけよ」

 

みらい「へ?」

 

リコ「一馬と同じ、リコで良いわ」

 

みらい「あ、じゃあ分かった!リコちゃん!じゃなかった........リコ」

 

リコ「それで良いわ......みらい」

 

そして、オレたちは魔法の絨毯で探しにきてくれたアイザック先生たちの絨毯に乗って、魔法学校へ帰った。



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26話

オレは魔法学校へ帰った後、校長と水晶にリンクルストーン・クリスタルを見せた。校長も水晶も、このクリスタルのことは知らなかった。だけど、校長曰く、もしかしたら新しいリンクルストーン。新しい伝説......と。そして、夜が明けた

 

一馬「よく眠ってやがるな」

 

みらい「そうだね」

 

リコ「えぇ」

 

モフルン「すやすやモフ」

 

オレたちは教室で、スマホンの中で寝ているチビを見ていた。ほんと、よく寝てやがるぜ

 

みらい「あ、そういえば今日の補習は何だろう....」

 

一馬「オレも、修行が気になるぜ」

 

リコ「大丈夫よ!一馬!みらい!どんな補習が来ても大丈夫だから!」

 

一馬「おう!オレとお前らとは違うが、頑張ろうぜ!」

 

みらい「うん!頑張ろう!」

 

おっと、時計を見た感じそろそろだな。すると、チャイムが鳴って、なんと教頭が現れた

 

教頭「えー、アイザック先生は腰痛のためお休みです」

 

あ、腰やったのか。

 

ケイ「じゃあ、補習は無し?」

 

ジュン「よっしゃ!」

 

教頭「静かに、代わりの先生を呼んであります」

 

補習トリオ「えー!」

 

教頭「どうぞ」

 

?「はい」

 

リコ「え?!」

 

すると、扉から、綺麗な女性が入ってきた。ヤバい、結構な美人さんだ。でもなーんか誰かに似ているような......

 

リズ「みなさんおはようございます。教育実習生のリズです」

 

リコ「お.....お......お姉ちゃん?!」

 

一馬「はぁ?!」

 

みらい「え?!今、お姉ちゃんって言いました?!」

 

マジか、リコの姉貴かよ.........どうりでリコにすこーし似てるかと思ったら、なるほどね

 

一馬「お前の姉貴って....マジかよ」

 

リコ「そ、そうよ」

 

ジュン「おぉ〜!リズさんが補習の先生か!」

 

エミリー「素敵!」

 

教頭「みなさん、リズ先生は魔法学校の中でもいちにを争うほどの魔法の杖の使い手です」

 

リズ「今日はみなさんに魔法の杖の実技をしっかり身につけてもらいます。みなさん、どうぞよろしくお願いしますね」

 

みらい&ジュン&エミリー「はーい!」

 

ケイ「あ、えっと、魔法の杖......忘れたー!取りに行ってきまーす!」

 

そう言ってケイは教室を出て行った。それにリズさんは苦笑いしてた

 

教頭「さて、坂田さん。あなたの修行ですが、こちらへ」

 

一馬「あーっはい」

 

オレは教頭について行った。ついて行った先は、学校の橋の上だった

 

一馬「あの、ここでなんの修行をするのですか?」

 

教頭「坂田さん、この橋の塀に登って、そこから懸垂をしてください。ノルマは200回です」

 

一馬「ええ!?ここで懸垂ですか?!ま、万が一落ちた場合は.......」

 

教頭「ご心配なく、その時は私が魔法で助けますので。安心してください」

 

安心できても、結構高さがあるから、タマヒュン物だぞ!?あ、下ではみらいたちがリズさんの補習を受けてる.....

 

教頭「では、私は降りますので、準備ができたら始めてください」

 

そう言って、教頭先生は去っていった......やってやる........ここでやらなければ!オレはしばらくした後橋の塀の上に乗ってそこから、ぶら下がり、懸垂を開始した

 

クリスタル『ま、頑張れ』

 

この野郎.......



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27話

一馬「197......198......199......200!!」

 

はぁ.....はぁ.....つ、疲れた.......後は、塀の上に登らないと......

 

一馬「ふん!!!」

 

オレはなんとか塀の上に登り、堀から降りた。つ、疲れた.......

 

教頭「お疲れ様です坂田さん。よく、頑張りましたね。これが、今日の修行の合格の証です」

 

オレはら教頭先生から、スタンプを押されたカードを手に入れた

 

一馬「あ、ありがとうございます.......」

 

教頭「では、私はこれで」

 

そして、教頭先生は消えた

 

一馬「はぁ.........疲れたから寝るか」

 

オレは学校の中へ入って、廊下の隅で横になった。おやすみー

 

「魔法学校の先生なんて、たいしたことないねぇ!」

 

誰だ?この声、どこかで聞いたことあるような......行ってみるか。オレは体を起こして橋の方へ向かった。そこにいたのは

 

スパルダ「ん......誰か来た......?!」

 

一馬「さっきからやかましいんだよ、昼寝の邪魔しやがって........少しは寝かせてくれ......?!」

 

橋の上にいたのは、商店街の時の蜘蛛女だった

 

一馬「て、テメェは!」

 

スパルダ「あ、あんたは!」

 

一馬「商店街にいた.......確か名前はスパルダ!」

 

スパルダ「覚えてくれてたんだねぼうや。ヨクバール!引き続きプリキュアの相手をしてな!あたしはこのぼうやを仕留めるから!」

 

ヨクバール「ギョイ!」

 

橋の下を見ると、砂時計から、手足と顔が生えたヨクバールと、みらいとリコが戦っていた

 

スパルダ「さぁ、ぼうや、楽にしてあげるから」

 

一馬「生憎だが、オレは死にたくないんでね!抵抗させてもらうぜ!」

 

オレは首からクリスタルを外し、掲げた

 

スパルダ「そいつは!それが、バッティの言ってたリンクルストーンかい」

 

クリスタル『装備は前と同じで良いんだな?』

 

一馬「いいや今回は太刀、飛竜刀【朱】で行くぜ!」

 

クリスタル『ふむふむなるほど、こういう武器か。分かった』

 

一馬「装着!」

 

オレはレウスシリーズを装着し、飛竜刀【朱】を装備した。って左腰!?背中かと思ったぜ......ま、良いか

 

スパルダ「へぇ〜それがバッティの言っていた赤い鎧かい?随分と熱そうな姿ね」

 

一馬「そりゃどーも。さてと、スパルダだっけか?」

 

オレは飛竜刀【朱】を鞘から引き抜く。すんなりと引き抜けたぜ。そこから現れた刀身をスパルダに向け、構えた

 

一馬「お前を.....狩る!」

 

さぁ、狩猟開始だ!



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28話

スパルダ「へっ、あたしを狩るだって?ははっ!冗談はよしなよぼうや!!!」

 

スパルダは糸を出してきた。そんなのが今のオレに効くと思うか!

 

一馬(レウス)「せや!」

 

オレは飛竜刀【朱】を振って、糸を切り裂いた

 

スパルダ「何?!くっ!はぁぁぁあ!」

 

今度は糸をたくさん出してきた。しかしオレはそれに怖じけずに

 

一馬(レウス)「ぜぇぇぇぇぇやぁぁぁぁぁ!!!」

 

飛竜刀【朱】で向かってくる糸を全て切り裂いた

 

一馬(レウス)「どうした?これでおわ......消えた?!」

 

スパルダは、なんと消えていた

 

スパルダ「ここだよ!そぉら!」

 

一馬(レウス)「しまっ、ぐあっ?!」

 

何とスパルダはいつの間にかオレの背後に来ていた。そしてオレを蹴り飛ばした。オレは向こう側まで吹っ飛ばされた

 

一馬(レウス)「く、くそっ......」

 

オレは飛竜刀【朱】を取ろうと右腕を伸ばす。しかし

 

スパルダ「させないよ!」

 

スパルダが糸を出してきて、オレの右腕に当たった。くそっ地面にくっついた!

 

一馬(レウス)「くそっ、取れねぇ......」

 

ミラクル(ダイヤ)「?!一馬くん!」

 

ヨクバール「ヨクバール!!!」

 

ミラクル(ダイヤ)「キャア?!」

 

一馬(レウス)「みらい!くっ.....」

 

スパルダ「あっははは!!!あんた、さっきはあたしを狩るとか言っていたけど、これじゃあぼうやが狩られてしまうねぇ?あっははははは!!!」

 

そう言ってスパルダは飛竜刀【朱】を握る

 

スパルダ「さてと、もう終わりだよ。こいつで楽にしてあげる!」

 

ここまでか.......何てね

 

一馬(レウス)「それはどうかな?」

 

スパルダ「何だって?」

 

一馬(レウス)「はぁぁぁぁ!!!ファイヤーバースト!」

 

すると、左手から炎が吹き出して、糸を焼き尽くした

 

スパルダ「バカな!?」

 

一馬(レウス)「はぁぁぁ!!!でりゃ!!!」

 

オレは立ち上がり、スパルダを蹴り飛ばした。そしてその時スパルダの手から離れた飛竜刀【朱】を取り戻した

 

一馬(レウス)「コイツは返してもらったぜ!」

 

スパルダ「くっ、このクソガキがぁぁぁぁ!!!!」

 

スパルダは怒りながら向かってきた。オレは冷静に納刀して構えた

 

スパルダ「吹っ飛んじまいな!」

 

一馬(レウス)「火炎......一閃!」

 

オレはスパルダが近づいた瞬間。オレは抜刀した

 

スパルダ「ぐわぁ!?」

 

スパルダは吹っ飛ばされた。それと同時に

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)「プリキュア !ダイヤモンド......エターナル!」

 

ヨクバール「ヨクバール〜......」

 

ヨクバールも浄化された

 

スパルダ「プリキュア!そしてぼうや!オボエテーロ!」

 

スパルダは逃げた。ま、撃退ってことで良いかな?そしてオレは制服に戻った。そのあと、オレは試験を見学した。リコのやつは居なかったが、ジュン、ケイ、エミリー、みらいは何とか試験を突破した。えーっと試験は、魔法で水で好きな物を作ってそれを10秒間形を保ってっていう試験だったな。そしてリコが遅れてやってきた。リコも試験をやったのだが、あいつはなんと形を保ったまま凍らせたのだ。すげえよミカはならぬ、すげえよリコは.......オレとみらいはリコに抱きついたぜ。あいつ、顔を赤くしてたぜ。そして、オレはリズさんに正式に挨拶した。リズさんは、リコのことをよろしくねって言っていたぜ。オレにはみらいがいるのにな............こうして今日の補習は終わった。明日はどんなのが待ち受けているのかオラワクワクすっぞ

 

 



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29話

翌日、今オレたちは魔法の絨毯に乗って、学校外での授業場所へ向かっていた。そして、絨毯は海のど真ん中で止まった

 

一馬「あの、先生、ここ海っすよ?」

 

アイザック「ここであっていますよ」

 

ふと隣を見ると、みらいが息を吸っていた。まさか

 

みらい「あのー!誰かいませんか!!!!」

 

みらいが大声で叫んだ

 

一馬「いきなり大声出すんじゃねぇよ。うるっせぇなぁ.......」

 

みらい「だって、誰もいないんだもん」

 

アイザック「だからって、そんな大声では、相手が怯えてしまいますよ」

 

ジュン「相手って、こんな海の中に誰もいないだろ?」

 

アイザック「うおっほん!私は魔法学校のアイザックです。どうかお姿をお見せください」

 

すると水面から女性があらわれた

 

アイザック「おお、ロレッタ先生!」

 

みらい「なーんだ、海の中で泳いでた......」

 

すると、ロレッタ先生は飛び上がった。そして、オレたちはその姿に度肝を抜くことになった。だって......だって.......

 

アイザック「今日の特別講師は、人魚のロレッタ先生です」

 

人魚.....つまり、上半身が人間で、下半身が魚のアレだよ!ワンピや、ドラクエでしか見たことないぞ!

 

一馬「はぁぁぁぁぁぁ?!!!!」

 

「えええええええ?!!!!」

 

みらい「今、人魚って言いました?!」

 

そして、オレたちはロレッタ先生について行くことになった。あそうそう、アイザック先生に海に入ってもそのままいられるように魔法をかけてもらったぜ。海に入った感じは、そうだなーあんま地上と変わらないな。あ、スマホは今は持ってないぜ。てか忘れた、でもクリスタルと木刀は持ってきているぜ

 

ロレッタ「みなさん、ここが人魚の里です」

 

おおっ!結構きれいな場所だな。色んなところで魚が泳いでるし。気に入ったぜ!オレたちは着いた後、絨毯からおりて、辺りを見回す。本当にきれいなところだぜ.......ん?オレは後ろを振り向いた

 

みらい「一馬くん、どうしたの?」

 

一馬「あ、いや、何でもない.....」

 

気のせいか?、今さっき複数の気配を感じたのだが.......そして、オレたちは歩いてロレッタ先生の後をついて行った

 

みらい「海の上はあんなに静かだったのに、こんな世界があったなんて」

 

一馬「あぁ、まったくだぜ」

 

ロレッタ「私たちは滅多に海の上には行かないの」

 

みらい「え?」

 

ロレッタ「外の世界は怖いって言われているし」

 

みらい「怖い?」

 

ロレッタ「えぇ」

 

まぁ、当たってるっちゃ当たってるかな?

 

ロレッタ「それに、ここには守るべき大切なものがあるから」

 

みらい「守るべき.....」

 

リコ「大切なもの.......」

 

一馬「なんだそれ?」

 

っと、そうこう話してる内に、デカい建物についた。オレたちはそこへ入った。うひゃーでけぇ貝殻だなぁ

 

アイザック「発声は魔法にとって重要なことです。今日はロレッタ先生に教わって、きっちりマスターしてもらいますよ」

 

ロレッタ「そう、こんな風に。ア〜ア〜ア〜ア〜ア〜」

 

ロレッタ先生は歌った。それに合わせてワカメが揺れた。それにしてもなんて美しい声なんだ

 

アイザック「うん、絵にも書けない美しい声」

 

ジュン「って、声が絵に書けるわけないだろ?」

 

一馬「いや、オレは知っているぜ。ボエ〜やホゲ〜ってのが」

 

ジュン「何だよその雑音みたいなのは」

 

みらいはくすりと笑っていた。まぁこれは某有名なガキ大将の歌を文字に表したらこうなるからなー

 

アイザック「はい、みなさんも張り切って.......っとその前に、一馬くん私について来なさい」

 

一馬「?」

 

オレはアイザック先生について行った。場所は人魚の里の開けた場所だった

 

一馬「あの、ここで何を」

 

アイザック「えー、一馬くん。今日の修行はちと厳しいですよ?キュアップ・ラパパ!一馬くんを重くしなさい」

 

え、何?重くって

 

一馬「おわっ?!」

 

オレはいきなり地面に大の字になった。それになんだか.....

 

一馬「か、体がお、重い........うぐぐぐぐ........」

 

アイザック「そりゃそうでしょう。だって私が魔法できみを重くしたんですから」

 

じゅ、重量トレーニングかよ!オレの体はサイヤ人じゃねぇぞ!

 

アイザック「今回の修行は、その重さでしばらく修行をしてなさい。修行はなんでも良いですよ?例えば、それを使って素振りをするとか」

 

一馬「そ、そうですか」

 

アイザック「では、私はこの辺で。また来ますからねー」

 

そう言って、アイザック先生は戻っていった。と、とりあえず、この大の字状態から立たないとな

 




もし良ければ、感想等をお願いします!


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30話

一馬「ふんぬうぉぉぉぉぉ!!!!!」

 

あれから、何とか立たれたオレは、木刀を持って、素振りした。いや、まじで重いんだよ!畜生!

 

一馬「はぁぁぁあ!」

 

振り回すのも一苦労するぜ......しばらくして、オレはみらいとリコを見かけたので、オレは追いかけた。あ、動きは最初よりはマシになったぜ

 

一馬「よぉ、みらい、リコ 」

 

みらい「あ、一馬くん!」

 

リコ「な、何でそんなに疲れているのよ......」

 

一馬「オレ、アイザック先生の魔法で重くなってるから、ここまで走るのに、疲れたぜー」

 

リコ「重いって言うのは、足跡を見れば分かるわよ」

 

オレは後ろを向いた。後ろにはオレの足跡があった

 

みらい「あ、そうだ!一馬くんも一緒に食べる?美味しいよ、これ」

 

そう言ってみらいはバナナ?みたいなのを渡してきた。お、重い......まさか、オレが持ってる物は重くなるのか?オレは重さに耐えながらも、皮を剥いて食った。うむ、味はバナナより少し甘いな

 

一馬「なかなか旨いな」

 

みらい「でしょ!もうやめられない止まらないだよ〜!」

 

おいおい、かっぱえびせんかよ

 

リコ「こっちはどうやって食べるのかしら?」

 

そう言ってリコは丸っこい果実を持った

 

一馬「んなん叩き潰せば良いじゃねぇか」

 

リコ「叩き潰したら、中身が悲惨になるわよ!よし、キュアップ・ラパパジュースになりなさい!」

 

リコは果実に魔法をかけた。しかしジュースにはならず、たーまやーっと打ち上げ花火になった

 

リコ「はぁ......」

 

「うわぁ〜」

 

すると、どこからか声がした。岩陰の方を見ると、そこには3人の人魚がいた

 

みらい「あ、人魚さん!こんにちは!」

 

すると人魚たちは隠れた

 

みらい「あれ?人魚さーん」

 

すると、顔を出してきた

 

人魚1「今の、花火っていうやつでしょ?」

 

リコ「えっと、今のは......」

 

一馬「ま、花火っちゃー花火だな」

 

人魚2「凄く、綺麗だった!」

 

みらい「わたし!朝日奈みらい!」

 

リコ 「わたしはリコ!」

 

モフルン「モフルンモフ!」

 

一馬「......坂田一馬だ」

 

シシー「わたし、シシー!」

 

ナンシー「ナンシー!」

 

ドロシー「ドロシーよ!」

 

なるほどこいつら名前の最後はシーなんだな

 

みらい「ねぇ!人魚さんってロレッタ先生とあなたたちだけなの?」

 

シシー「うぅんもっとたくさんいる」

 

一馬「だが、誰にも会わんぞ?」

 

ナンシー「わたしたち隠れてたの」

 

みらい「え?何でそんなこと?」

 

ドロシー「だって!海の外には何があるか分からないし!外の人たちだって......どれくらいいじわるなのか分からないもの」

 

犯罪はいじわるってレベルじゃねーぞマジで。殺人事件とかな

 

みらい「ねぇ!もっと魔法を見てみない?」

 

人魚トリオ「え?」

 

そしてみらいは、魔法で海バナナ(仮名)の皮を魔法で踊らせようとしたが、失敗した。そして、モフルンが皮を持って踊った。すると海の生物たちがモフルンの周りに寄ってきた。その間のオレはスクワットをしていた。さらに、重い体に慣れないといけないしなそしてその後、オレとみらいは3人にナシマホウ界から来たっと話した

 

ナンシー「えー?!一馬くんとみらいちゃんって、ナシマホウ界から来たの?!」

 

ドロシー「こっちの世界に来るの、怖くなかったの?」

 

一馬「いんや、全然怖くなかったぜ」

 

みらい「むしろワクワクもんだったよ!」

 

人魚トリオ「へぇー?!」

 

一馬「リコだって、一人でナシマホウ界に来たんだぜ?」

 

シシー「え?!大丈夫だったの?!」

 

リコ「そりゃ最初は怖かったけど.......ああ!ちょっとだけだから!でも、思い切って言って良かったかも」

 

モフルン「みらいと一馬とそれにモフルンと友達になったモフ!」

 

一馬「へへっ」

 

みらい「えへへ....」

 

リコ「モフルン!」

 

シシー「違う世界の子と、友達になれるの?」

 

みらい「もちろん!リコといるとすっごい楽しいし!」

 

一馬「まぁな、暇じゃなくなったがな」

 

リコ「まぁわたしも、みらいと一馬といると、退屈だけはしないわね」

 

みらい「世界はとっても広くて、見たことない景色やびっくりすること、それに、まだ出会えていない友達がきっといる!だから、外の世界へ行くのって、すっごくワクワクすると思う!」

 

シシー「外の....」

 

ドロシー「世界.....」

 

ナンシー「ねぇ!3人に良いものを見せてあげる」

 

リコ「良いもの?」

 

シシー「わたしたちに伝わる、大切な宝物」

 

一馬「あ、オレパスで、さっさと元の重さになりたいから、アイザック先生の所へ行ってくるわ」

 

オレは走ってその場を後にしたオレはいろんなところを走り回って、アイザック先生を探した

 

一馬「おーい!アイザック先生!」

 

アイザック「おぉ、一馬くん」

 

ケイ「あ、一馬くん!」

 

エミリー「おーい!」

 

一馬「ケイ、エミリー、お前らもいたのか。それはともかく、アイザック先生。もう、そろそろ重さを戻してください」

 

アイザック「ふむ、結構時間が経ちましたし、良いでしょう、今回の修行は合格です。キュアップ・ラパパ!一馬くんよ元の重さに戻りなさい!」

 

そしてオレは軽くなった。いや元の重さに戻ったか。

 

一馬「ありがとうございます!ふぅ!軽い!軽い!」

 

すると、地震が起こる

 

ケイ「きゃあ?!」

 

エミリー「じ、地震?!」

 

一馬「な、なんだ?!」

 

何か、やな気配を感じるぜ!

 

一馬「ケイ、エミリー、アイザック先生は、避難しとってくれ!」

 

アイザック「か、一馬くんは?」

 

一馬「オレは、この原因を突き止めてくるぜ!」

 

オレは走った。そして、みらいとリコと合流した。2人も原因を突き止めるためにだとよ。そして、オレたちは一緒に進んでいた。そして

 

ガメッツ「やはりお前たちもいたのか」

 

一馬&みらい&リコ「?!」

 

上を向くと、ガメッツがいた。ちっ生きていたか

 

一馬「お前は確か、ガメッツ!」

 

リコ「何でここに?!」

 

ガメッツ「プリキュア!そして小僧!今こそ勝負だ!魔法入りました!いでよヨクバール!」

 

ヨクバール「ヨクバール!」

 

今回は貝の体に、わかめの腕か!

 

ヨクバール「ヨーック!」

 

するとヨクバールは突っ込んできた。オレたちは回避する

 

リコ「行くよ!」

 

一馬「ちょっと待て!お前ら、モフルンはどうした?!」

 

2人は変身しようとするが、モフルンがいなかった

 

みらい&リコ「え?あぁ!?」

 

ヨクバール「ヨクバール!!」

 

ヨクバールはまた突進してきた

 

一馬「逃げるんだよぉ〜!!!」

 

オレたちは逃げて物陰に回避した

 

ガメッツ「どうした?変身しないのか?」

 

一馬「みらい、リコ、ここは、オレが戦うぜ」

 

みらい「うん、分かった」

 

リコ「気をつけてね」

 

一馬「あぁ!」

 

オレは物陰から出た

 

ガメッツ「むっ、小僧だけか?プリキュアはどうした!」

 

一馬「オレが、相手になってやるぜ!」

 

オレはクリスタルを取り出して、掲げる

 

ガメッツ「むっ?!それがバッティやスパルダが言っていた謎のリンクルストーンか」

 

今回の装備はあの海竜の装備にするぜ!、防具はラギアシリーズ。武器は、太刀の雷刀ジンライだ!

 

クリスタル『なるほど、この青き鎧か、雷の力も感じる.......分かった!』

 

一馬「装着!」

 

そして、青い光と雷がオレを包む。そして、光が収まると現れたのは、ラギアクルスの防具を装備したオレだった。

 

ガメッツ「それがバッティやスパルダが言っていた鎧か!赤い鎧とは違うようだが.......まぁ良い。小僧!貴様の名は!」

 

一馬(ラギア)「オレか?オレは........」

 

オレは雷刀ジンライを構えた。そして

 

一馬(ラギア)「オレは、クリスタルに選ばれし騎士!そして、お前を狩る狩人(ハンター)!坂田一馬だ!」

 

オレは即考えた名乗りを名乗った

 

ガメッツ「坂田一馬、それが貴様の名前か!では行くぞ!坂田一馬!!!!」

 

ヨクバール「ヨクバール!!!」

 

一馬(ラギア)「狩猟開始!」



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31話

一馬(ラギア)「てぇや!」

 

オレはジンライで、ヨクバールを切り裂こうとする。しかし

 

ヨクバール「ヨクバール!!!」

 

一馬(ラギア)「おわっ?!」

 

ヨクバールの貝の部分で弾かれてしまい、そのまま体当たりを喰らって吹っ飛ばされた

 

ガメッツ「ふふっ、どうした坂田一馬よ、そんな、なまくらではこのヨクバールは切れぬわ!」

 

一馬(ラギア)「ぐっ、くそぉ.......」

 

ガメッツ「よし、ヨクバール!あの岩に攻撃しろ!」

 

ヨクバール「ギョイ!」

 

ヨクバールはみらいとリコが隠れている岩に向けて貝を開いた。まさか!

 

一馬(ラギア)「させるか!雷鳴弾!!!」

 

オレはヨクバールを止めようと、雷のエネルギー弾?のようなものを撃ち出した

 

ヨクバール「ヨクッ!」

 

一馬(ラギア)「何!?

 

だが奴のわかめに打ち消された。そして、ヨクバールから無数の光弾が岩を破壊して、2人を吹っ飛ばした

 

みらい&リコ「うわっ?!」

 

クリスナイト「みらい!リコ!」

 

オレは2人の元へ走ろうとする。しかし

 

ヨクバール「ヨクバール!!」

 

ヨクバールが更に光弾を撒き散らした

 

一馬(ラギア)「くっ......サンダーバリア!!!」

 

オレは雷のバリアを展開して光弾を防ぎながら向かった

 

ガメッツ「プリキュアと坂田一馬のついでだ、この里も何もかも吹き飛ばしてしまえば、おのずとリンクルストーンのありかも分かるはず」

 

リンクルストーンだと?!だったらなおさらここを守らねぇとな!

 

一馬(ラギア)「ここから.....」

 

リコ「ここから出て行きなさい!」

 

クリスナイト「リコ?!」

 

オレは立ち止まって叫ぼうとしたら、リコが叫んだ

 

ガメッツ「あ?なんだ?よく聞こえんぞ!」

 

ヨクバール「ヨクッ!」

 

ヨクバールはリコを吹き飛ばす

 

一馬(ラギア)「リコ!」

 

ガメッツ「叫ぶだけで我を倒せると思ったのか!」

 

一馬(ラギア)「リコ!」

 

みらい「リコ!」

 

オレとみらいは走り出す

 

ヨクバール「ヨク?!バール!」

 

しかし、ヨクバールが突風を起こして、妨害する

 

みらい「リコ!」

 

一馬(ラギア)「今!行くぜ!!!」

 

リコ「2人とも......」

 

そして、オレたちは突風に逆らってリコのそばまで来た

 

みらい「大丈夫?」

 

一馬(ラギア)「大丈夫か?」

 

オレは左手を、みらいは右手を出す

 

リコ「ええ、もちろんよ2人とも」

 

リコは左右の手でオレたちの手を握る

 

一馬(ラギア)「3人なら.....」

 

みらい「3人なら......」

 

リコ「3人なら.....」

 

オレたちはガメッツの方を見る。そして

 

みらい&リコ「3人なら怖くない!」

 

一馬(ラギア)「3人なら怖くないぜ!」

 

[マ〜ル〜]

 

すると辺りが水色に光出す。何だこの光は

 

ガメッツ「なぬ?!この光は......」

 

モフルン「くんくん......甘いにおいモフ!」

 

すると青い光が後ろへ飛んでいった。しばらくして、新たなリンクルストーンがオレたちの前に現れた

 

一馬(ラギア)「こいつは.......」

 

モフルン「サファイア!穏やかな気持ちのリンクルストーンモフ!」

 

穏やかじゃないですねってそれはシュルクだ!

 

みらい&リコ「モフルン!」

 

一馬(ラギア)「よし!変身しろ!」

 

そして、2人は青い光に包まれる。さてさて今回はどんな姿だ?

 

みらい&リコ「キュアップ・ラパパ!サファイア!ミラクル・マジカル・ジュエリーレ!」

 

そして、変身した2人の姿が現れた。はっきり言わせてもらおう。色気がバリバリある。なんかこーわかんねぇんだけど、へそが出てる。だから何かめっちゃ色気がバリバリある。ゲフンっゲフンっすまんちょっと変態っぽくなったな。でも仕方ねーだろ!思春期なんだからよ!

 

ミラクル(サファイア)「2人の奇跡!キュアミラクル!」

 

マジカル(サファイア)「2人の魔法!キュアマジカル!」

 

ミラクル&マジカル(サファイア)「魔法つかい!プリキュア!」

 

そして、青い光がオレたちを包み込んだ。そして光が収まると、オレたちは海上の岩場に立っていた

 

モフルン「サファイアの.....海の色のプリキュアモフ!」

 

ガメッツ「ふん!エメラルドではなかったか。新たな力を手に入れたかプリキュア 」

 

ミラクル(サファイア)「ねぇ一、一馬くん、マジカル」

 

クリスナイト「何だ?みらい」

 

マジカル(サファイア)「何?」

 

みらいはオレたちにしか聞こえない声で、話した

 

クリスナイト「分かったぜ」

 

マジカル「分かったわ」

 

作戦はこうだ。みらいとリコがヨクバールの注意を晒して、ヨクバールを捕まえる。そして、ヨクバールをオレの方へ投げ飛ばす。最後にオレが超強力な技でヨクバールに大ダメージを与えるって作戦だ

 

ガメッツ「何をこそこそと話しておる!行け!ヨクバール!小僧より先に、プリキュアを倒せ!」

 

ヨクバール「ギョイ!」

 

ヨクバールはわかめを伸ばしてきた。オレはバックステップするが、みらいとリコはなんと、飛んだのだ!

 

ガメッツ「飛んだだと?!」

 

モフルン「モフ!空飛ぶプリキュアモフ!」

 

一馬(ラギア)「と、飛びやがった......っとこうしてる場合じゃねぇ!はぁぁぁぁぁ.........」

 

オレは抜刀の構えを取り、精神を集中させた...........

 

ドロシー「ねぇ、何してるの?」

 

モフルン「モフ!?声をかけちゃダメモフ!一馬は今集中してるモフ!」

 

ナンシー「集中?」

 

シシー「ねぇ、それよりも上を見て!」

 

集中していると、クリスタルから声が聞こえた

 

クリスタル『一馬、今2人が怪物を翻弄しているもうすぐだ』

 

オーケー

 

シシー「輝きの......人魚!」

 

ミラクル(サファイア)「こっちよ」

 

ヨクバール「ヨクバー!」

 

マジカル(サファイア)「こっちこっち」

 

ヨクバール「ヨクッ?!バー!ヨッヨッ?!」

 

クリスタル『たった今2人が奴の腕を掴んだぞ!』

 

了解!

 

ミラクル&マジカル(サファイア)「せーの!」

 

ヨクバール「ヨッ!ヨッ!ヨッ!ヨッ!」

 

ミラクル&マジカル(サファイア)「それー!」

 

ヨクバール「ヨク〜!!」

 

ミラクル(サファイア)「今よ!一馬くん!」

 

マジカル(サファイア)「思いっきり決めちゃって!」

 

こちらに向かって投げたのが分かった。オレは目を開けた........ここだ!

 

一馬(ラギア)「はぁ!」

 

ヨクバール「!?」

 

オレはヨクバールに向かってジンライを抜刀した。そしてオレは抜刀した後静かに鞘に納刀した

 

一馬(ラギア)「雷鳴一閃」

 

ヨクバール「!?ヨヨヨヨ........」

 

するとヨクバールが痺れ出し、貝殻が完全に割れて消滅した。ヨクバールは中身を隠そうとわかめを動かしてるが、痺れているせいでなかなか動かなかった

 

ガメッツ「己!殻が完全に割れるとは!」

 

一馬(ラギア)「貝殻は部位破壊されて、本体が丸裸.......後は頼むぜ」

 

ミラクル(サファイア)「分かった!マジカル!」

 

マジカル(サファイア)「えぇ!」

 

そして、2人はリンクルステッキを出現させる

 

ミラクル&マジカル(サファイア)「リンクルステッキ!サファイア!青の知性よ、わたしたちの手に!フル!フル!リンクル!」

 

そして、巨大な青い魔法陣が上下に現れる。下はヨクバールの動きを止めていた。元から麻痺ってるけどね

 

ミラクル&マジカル(サファイア)「プリキュア !サファイア・スマーティッシュ!」

 

そして、上の魔法陣から、大量の水が降り注いだ。水はヨクバールを包み込み、そしてそのまま凝縮させて爆発した。うん、ちょっとエグいなこれは

 

ヨクバール「ヨヨヨ〜ククク〜バババ〜ルルル〜」

 

そしてヨクバールは麻痺ったまま浄化された

 

ガメッツ「新たな力と坂田一馬........ふふっますます面白くなってきたぞ、オボエテーロ!」

 

そして、ガメッツは消えた。そのあとオレたちはロレッタ先生からサファイアを譲ってくれた。これをオレたちが持つのは運命なんだってよ。そして、あの人魚トリオ、あいつらにも目標ができた。空を飛んで、友達に会いに行きたいだってよ。オレは最初は空を飛ぶ!?って驚いたさ。でも、ロレッタ先生が教えてくれたぜ。人魚は昔は空を飛んでたって。んで試験は、5人とも無事合格した。サファイアも手に入って良かったぜ!



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32話

翌日、オレたちは校長に呼び出された。何でもナシマホウ界から邪悪な気配がするとのこと。てなわけで、今回の試験は休みになって、オレとみらいとリコはナシマホウ界へ行くことになった。そこでオレたちは、その邪悪な気配、ソルシエールって女てか魔女とトラウーマとかいう馬のゆるキャラみたいな奴が起こした事件に巻き込まれて、その事件で他のプリキュアと知り合って仲良くなったのだが、それはまたいつか話をしよう(エルシャダイのルシフェル風)その翌日は試験だった.......しかし、オレは試験の場所へは行かず、というか校長曰く「もうきみの修行はあと1つだけじゃ。最終修行に向けて、自主修行するのじゃってね。てなわけで今日は木刀素振りや外をランニング、橋の塀で懸垂などをやった。そして、みらいたちが帰ってきた。で、試験の内容は、どうやらペガサスとの記念撮影をするだった。みらいは写真を見せてくれたぜ。オレも写りたかったなー。それと新しいリンクルストーン。ピンクトルマリンを手に入れたとよ。..........何か、ものすごーく後にたくさん使われる........気がする。たぶん。んで今日は終わった

 

今日が魔法学校補習の最後の日、これに合格すれば............リコともお別れなんだよな........

 

ケイ「聞いて聞いて!あたし、今日一つも忘れ物しなかったの!」

 

エミリー「ケイが?!」

 

ジュン「本当かよ!?」

 

ケイ「みらいと一馬くんのおかげなの。忘れ物をしないようにって、2人が描いてくれた絵をドアに貼っておいたら、ちゃんと全部持ち物を揃えたんだ」

 

あーそーいや昨日絵を描いたっけ?まずみらいがモフルンと吹き出しを描いて、そしてオレが吹き出しの中に持ち物を描いたな。

 

ケイ「ありがとう2人とも、2年生になっても大切にするからね」

 

いや、大切にしなくて良いから、むしろ処分しないとダメなやつだから

 

エミリー「2年生か.......もうすぐ春休みは終わりだけど、みらいと一馬くんは?」

 

一馬「決まってんだろ?オレとみらいは向こうの学校が始まるんだよ」

 

補習トリオ「え?!」

 

ジュン「それじゃあもう、帰っちゃうのかよ!」

 

一馬「おう!」

 

みらい「うん!」

 

エミリー「やっぱり.......うわーん!」

 

あーあ、泣きやがった

 

一馬「おいおい、泣くんじゃねぇよエミリー」

 

エミリー「だって....」

 

みらい「みんなとはまた会えるじゃない。カタツムリニアに乗ってビュー!っと遊びに来ちゃうから!ね?リコ」

 

リコ「え、えぇ......」

 

リコのやつ......やっぱオレたちと別れたくないんだな........そして、アイザック先生が来て、今日の最終試験(みらいたちの)の説明をした。ルールは、帽子に魔法に反応するびっくり花っていう魔法に反応する花をつけて、先生との魔法対決が今回の試験だな。んで勝利条件は先生の帽子の花を咲かせればみらいたちの勝ち、で敗北条件はみらいたち5人の花が咲けば終わり、落第確定。これがみらいたちの試験だ。で、その相手の先生なのだが、なんとリコの姉貴のリズさんだった。で、オレの試験なのだが........それは.......外に出たら校長から直々に説明されるらしい。でオレたちは外へ出た。出たオレはみらいたちの試験場所とは離れたっというか、みらいたちは空、オレは地上で校長、教頭と向かい合ってた

 

一馬「オレの試験って......」

 

校長「うむ、きみの試験なんじゃが.....教頭」

 

教頭「分かりました。キュアップ・ラパパ!影よ!現れなさい!」

 

教頭が魔法を唱えると、オレの影からオレそっくりの奴が現れた

 

一馬「!?」

 

教頭「貴方に出す最終試験、それは」

 

校長「己の影と戦うことじゃ!」

 

マジか。てか己の影と戦うって、まるでゼルダの伝説時のオカリナのダークリンクみたいだな。そして校長は先生たちがいる絨毯へ戻っていった

 

アイザック「それでは!試合開始!」

 

一馬(影)「......」

 

影は無言で木刀を構えた。オレも木刀を構えた

 

一馬「坂田一馬、いざ参る!」

 

一馬「坂田一馬!いざ参る!」

 

こうして、みらい達VSリズさん、オレVSオレの影の対決が始まった



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33話

一馬(影)「!!!!」

 

いきなり影はこちらへ向かって来て、木刀を振り下ろして来た。オレは木刀でガードした。

 

一馬(教頭)「?!」

 

一馬「くっ、つばぜり合いか!」

 

そのまま対決はつばぜり合いになった。影がオレを押しているが、オレも負けじと押し返す

 

一馬(影)「!!」

 

一馬「うおおおお!!!!!」

 

そして、オレはつばぜり合いに勝った

 

一馬(影)「????」

 

影は、一瞬よろめいた、オレはその隙を見逃さず

 

一馬「てやぁぁぁぁ!!!!!」

 

影に向かってめちゃくちゃ木刀を振り回した。そしてフィニッシュに

 

一馬「吹っ飛べぇぇ!!!!」

 

オレは蹴りをお見舞いした

 

一馬(影)「!?」

 

影は吹っ飛んでいった

 

一馬(影)「..........」

 

吹っ飛ばされた影は立ち上がり、木刀を地面に捨て、殴りかかって来た

 

一馬「ちぃ!」

 

オレは木刀でガードするが

 

一馬(影)「!」

 

一馬「!?」

 

一馬(影)「!!!」

 

一馬「うぐっ!?ごはぁ!?」

 

一馬(影)「!」

 

一馬「うぐぁ!?」

 

影はニヤリと笑い、木刀を蹴り飛ばした。そこから腹に二発のパンチを喰らった。そこから蹴り飛ばされた。

 

一馬「はぁぁぁあ!!」

 

オレは反撃で一気に距離を近づけて顔面にストレートから、顔面を中心に殴り、蹴りを混ぜた攻撃をした。更にそこから

 

一馬「ふん!」

 

一馬(影)「!?」

 

頭突きしたりなど、とにかく全力で攻撃した。しかし

 

一馬(影)「!」

 

一馬「しまっ!?」

 

影から反撃と言わんばかりに、羽交い絞めを喰らってしまった

 

一馬「ぐっ......」

 

一馬(影)「ヒヒッ!」

 

こ、このまま骨を折る気だ........そうはいくか!

 

一馬「そ、そうはいくかよ!!!あぐっ!!!」

 

オレは影の腕に思いっきり噛み付いた

 

教頭「まぁ!?」

 

アイザック「なんと!?」

 

校長「噛み付くとは......」

 

一馬(影)「!?!?」

 

一馬「まだまだぁ!!!」

 

一馬(影)「!?」

 

噛み付きをやめ、腕を掴んでそのまま背負い投げをした

 

一馬「今のうちに.......」

 

オレは木刀を回収した

 

一馬(影)「.........」

 

影の方も木刀を回収した

 

一馬「さぁ、続きと行こうぜ」

 

そして、オレと影は、再び木刀で殴り合った。木刀同士がぶつかり合いまたはつばぜり合った。そして、影との戦いに、決着が訪れようとしてた(みらいたちの方は終わってた結果はみらいたちの勝ちだった。まぁよそ見したから何発かもらったけどな)

 

一馬「はぁ......はぁ.......」

 

一馬(影)「!.......!........」

 

お互いボロボロだった。こっちに至っては血も出てる......

 

一馬「さぁてと......決着つけるか」

 

オレは木刀を腰に納刀して抜刀の構えをとる。そして影も抜刀の構えをとった

 

校長「いよいよこれで決着がつくはずじゃ.......」

 

みらい「一馬くん.......勝って........」

 

リコ「絶対に勝ちなさいよ.......」

 

あいつらが見守ってる中、オレと影はほぼ同時に走り出す。そしてオレと影が交差する瞬間木刀を抜刀した

 

一馬「!?」

 

一馬(影)「!?」

 

だが、木刀同士がぶつかった途端。その衝撃で同時に手から離れ、地面に落ちた。だがオレと影は拾う暇は無かった

 

一馬「うぉぉぉぉぉ!!!!」

 

一馬(影)「!!!!!!」

 

同時にパンチを繰り出し、同時に顔面に喰らった。いわゆるクロスカウンターだ

 

みらい達(はーちゃん以外)「...........」

 

はーちゃん「はー?」

 

拳は、オレの方が速く入っていた

 

一馬「この勝負.......オレの勝ちだ」

 

一馬(影)「..............」

 

影はそのまま倒れ、黒い粒子になって消えた

 

一馬「はぁ.......はぁ........」

 

教頭「校長先生」

 

校長「うむ、一馬くん合格じゃ!」

 

一馬「っ........しゃぁぁぁぁぁ!!!!」

 

みらい「一馬くん!やったね!」

 

向こうではみらいたちが手を振っていた。オレはサムズアップして、みらいたちの元へ向かおうとする。しかし

 

一馬「うっ.......」

 

あれ?何か意識がとぉ......の......オレは、そのままぶっ倒れた



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34話

一馬「う.....うーん......」

 

あれ、オレ....どうしたんだっけ?。確か、影をぶっ倒して........そうだぶっ倒れたんだった。それにしても、なんだ.....この柔らかいのは、それに良い匂いだ........オレは、なにを枕にしてるんだ?オレは目をバッチリと開いた。そこには

 

みらい「すぅ.........すぅ..........」

 

みらいの寝顔があった。.........まてよ?今のオレの状態ってまさか?!ひ、ひひ、膝枕ぁ?!

 

一馬「み、みみ、みらい!」

 

オレは慌てて、彼女の名前を叫んだ

 

みらい「あ、一馬くん!よかったぁ〜起きてくれて」

 

一馬「起きてくれて、じゃねーだろ!なにしてんだよお前は!」

 

みらい「なにって、膝枕だよ?気持ちよかった?」

 

一馬「ま、まぁ......な.......」

 

気持ちよかったのは本当だしな......そしてリコや、校長やらが来た、この時オレは、みんなオレを心配してくれてたんだなって心の底から思ったよ。そして.......この魔法界から、オレとみらいの世界、ナシマホウ界に戻る時が来た。オレとみらいは私服に着替えて(もちろん別々でな)荷物を持って、カタツムリニアに乗った。魔法界の外はもう夕日が輝いてたぜ。

 

エミリー「本当にもう、行っちゃうのね.......」

 

一馬「あぁ」

 

ジュン「アタイさ、ナシマホウ界に憧れてるんだ」

 

へぇ、そいつは初耳だな

 

ジュン「なんども魔法界を抜け出そうとして、失敗してさ」

 

ケイ「それで出席日数が足りなかったの?」

 

ジュン「ん、絶対に遊びに行くからな」

 

みらい「うん!」

 

一馬「おうよ!そんときゃ歓迎するぜ!」

 

すると、教頭先生がオレとみらいに何かを渡した。何だこれ?本?

 

教頭「魔法学校の生徒手帳です。朝日奈みらいさん、坂田一馬さん。いかなる時いかなる場所でも、我が校の生徒として恥ずかしくない振る舞いをするように」

 

一馬&みらい「ありがとうございます!」

 

リズ「がんばってね」

 

ケイ「そして、わたしたちからも、渡したいものがあって」

 

ケイはモフルンに帽子とケープを着せた

 

モフルン「みんなとお揃いモフ!」

 

エミリー「3人で作ったの」

 

モフルン「ありがとうモフ!」

 

うーむ、今度のベアッガイIIIモフルンカスタムバージョン2の大体の構図は描けたぞ。今度作ってみるか

 

アイザック「そういえば、リコさんは?

 

すると出発の鐘がなった。そしてカタツムリニアはゆっくりと出発した

 

一馬「お前ら!元気でな!!!」

 

みらい「みんな!またね!」

 

ケイ「元気でね!」

 

アイザック「お気をつけて」

 

ジュン「またなー!」

 

そして、魔法学校のみんなのすがたがだんだんと遠くなっていった。あばよ.....魔法学校......あばよ......魔法界。そして.......あばよ.......リコ

 

一馬「..........」

 

モフルン「モフ〜」

 

みらい「食べる?冷凍ミカン」

 

今、カタツムリニアにはオレたちしか乗っていない。そして、空気が重かった。理由は.....まぁ当たり前だな。みらいは冷凍ミカンを解凍してこの空気を和らげようとしていた。

 

一馬「お前......」

 

みらい「平気だよ、また遊びに来れば良いし。はむっ.........あれ?おかしいなぁ、もう1人で魔法使えると思ったんだけどな......」

 

一馬「くっ........」

 

彼女の目には、涙が溢れ出てた。くっ、こういう時オレはどうすれば良いんだ.......ん?窓の外に何かが........?!アイツは!

 

一馬「みらい!外を見ろ!」

 

みらい「え?」

 

みらいも外を見た。だってそこにいたのは

 

一馬&みらい「リコ!」

 

モフルン「はーちゃん!」

 

ホウキで飛んでるリコと、リコに掴まってるチビだった

 

一馬「お前!どうして!」

 

リコ「わたしも行くわ!ナシマホウ界に!あなたたちの世界に!」

 

そうか......そうか......すると、リコは後ろに下がった。まさか!オレとみらいは後ろに出た。そしてオレとみらいはリコに向けて手を伸ばす

 

一馬&みらい「リコ!」

 

リコ「一馬!みらい!」

 

あと、もうちょっと.....良し!捕まえた!

 

一馬「どっせい!」

 

オレはリコをカタツムリニアに引きずり込んだ。そして、オレとみらいはリコに抱きつく

 

一馬&みらい「リコ!」

 

一馬「良かった...良かったぜ!」

 

みらい「これからも、一緒に、いられるよね?」

 

リコ「だから、そう言ってるでしょ?」

 

一馬「約束だぜ!オレたちはずっと一緒だってことをよ!」

 

リコ「だから!そう言ってるでしょ!」

 

マジで良かったぜ!!!あ?涙?馬鹿野郎!!!!こいつは!!!!男の汗だ!!!!勲章なんだよ!!!とあるゲームの検事が言ってたぜ。[男が泣くのは........全てを終えた時だけ、だぜ]ってな



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35話

リコと感動の再会をした後、オレたちはリコがなぜ来ることになったのかを聞いた。どうやら校長からリンクルストーンの反応がナシマホウ界にあるらしく、校長にお願いして行くことになったと。まぁとにかく、良かったぜ。そしてオレは一足先に寝た。ヤドネムリンの殻で寝るといいわよってリコが言ってたが、オレには必要なかった。そして、次の日の朝

 

一馬「んー帰ってきたぜオレたちの町津成木町!........ん?」

 

オレたちは地面を見た。そこには何と

 

みらい「リンクルストーンだ!」

 

えぇ!?ざ、雑すぎるだろ!こんなところにあるか普通

 

一馬「えらいあっさり見たかったな」

 

リコ「ねぇ、あれって....」

 

そのリンクルストーンは枠が金だった。金フレームは確か、守りの輝きだったな......ってことはこれが最後か!?

 

一馬「金フレームのリンクルストーン......最後の守りの輝きだな」

 

みらい「ってことは、新しいプリキュアになれるってことだよね?!」

 

そういや金フレームはフォームチェンジだっけか

 

一馬「んまぁ、そうだな。んじゃ、回収するか」

 

オレはリンクルストーンに手を伸ばそうとする。すると突然

 

カラス「カァ〜」

 

カラスがリンクルストーンを咥えて飛んでいった

 

一馬「げっ!?カラスがスタンバっていたのか!?」

 

ちっ、運が悪いぜ。まさかカラスがスタンバっていたとはな

 

はーちゃん「はー!」

 

チビがリンクルストーンを回収しようと飛んで行った

 

リコ「はーちゃん!待って!」

 

そして、リコは箒を取り出す

 

リコ「キュアップ・ラパパ!箒よ飛びなさい!」

 

リコは箒でカラスとチビを追いかけた。幸い人がいなかったら良かったが.......もしいたら大ごとになってたぞ

 

一馬「リコ!チビ!」

 

みらい「箒、箒......」

 

一馬「馬鹿野郎!ここで箒使ってみろよ。さっきは人がいなかったらから良かったが、もし見つかったらどうするんだよ」

 

みらい「あ、うん....そうだね」

 

オレは今みらいのことを馬鹿って言ったが、こいつは勉強は良い方だぜ。まぁ数学はダメだけどな?オレ?オレはまぁまぁだよ。強いて言うなら、補習はこれまで受けたことは無いかな?

 

一馬「二手に分かれるぞ。オレはあっちを探す。みらいはそっちを頼む。どっちかがリコかリンクルストーンを見つければ、携帯で連絡すること。いいな」

 

みらい「うん!」

 

一馬「じゃ、オレは行くぜ」

 

オレは走った

 

みらい「モフルン、わたしたちも行こうか?」

 

モフルン「モフ!」

 

オレとみらいは別れて、リコを探した、リコ、そしてチビ.....無事でいろよ



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36話

一馬「畜生どこへ行きやがったリコのやつ........」

 

結構走ったが、まだ見つかんねぇ......マジでどこ行ったんだよあいつは......あー、小腹空いてきた..........久々に食いに行くか、この町の名物いちごメロンパン

 

オレはいちごメロンパンが売ってる公園へ向けて走った

 

みらい「あ、一馬くん!」

 

オレは公園へ向かう途中で、みらいと合流した

 

一馬「みらい!?何でここに!」

 

みらい「いちごメロンパンが食べたくなっちゃって。それにリコと初めて会った場所でしょ?」

 

一馬「んまぁ確かにな。もしかしたらそこにいるかもしれないと?」

 

みらい「うん!」

 

一馬「分かった!」

 

オレはみらいと一緒に走った。するとモフモフベーカリーの車が見えてきた。あれだ

 

モフルン「いちごメロンパンのお店モフ!」

 

すると

 

リコ「一馬!みらい!」

 

向こうからリコが来た。まさか本当に来るとは.......運命って恐ろしいね

 

一馬&みらい「リコ!」

 

オレたちはリコとチビと合流した。そしていちごメロンパンを食べながらオレたちは歩いた(支払いはオレの自腹だ)

 

一馬「そういや、お前がここで魔法を見せたっけなー」

 

みらい「そうだねー。猫とお喋りしたし、あっ」

 

一馬「どした?....あっ」

 

木の上には、あの時と似たような毛並みの猫がいた。って、あいつの咥えてるやつは!あ、逃げた

 

一馬「待ちやがれ!このドラ猫!」

 

みらい「待って!」

 

オレたちはお魚加えたドラ猫ならぬ、リンクルストーンを咥えたドラ猫を追いかけた。そういやもうちび◯る子やサ◯エさんあんま見なくなったなーオレ

 

みらい「それ、食べ物じゃないよ!」

 

すると、猫がふわりと宙に浮いた。いや、あれは浮いたんじゃねぇ!

 

リコ「え?!」

 

モフルン「猫さん飛んだモフ!」

 

一馬「いや、ありゃ浮いてるんじゃねぇ!糸......という事は!」

 

猫をさらった奴......それはスパルダだった

 

スパルダ「へっ、あんたたちも来たのかい」

 

みらい「あなたは!」

 

一馬「スパルタ!」

 

スパルダ「スパルダだ!小僧!いや、坂田一馬!それはともかく、リンクルストーンはいたたくよ!.......なんだい、エメラルドじゃないのかい。はっ、はっ、ハックション!」

 

スパルダは突然くしゃみをした。もしかして猫の毛が鼻に入ったのかな?だとしたらざまぁwっとくしゃみしたおかげで、猫は落ちてリンクルストーンは落ちた

 

スパルダ「しまった!」

 

一馬「っしゃ!いただ....」

 

スパルダ「おーっと、させないよ?魔法入りました!いでよ!ヨクバール!」

 

ヨクバール「ヨクバール!!」

 

するとバイクに乗った猫のようなヨクバールが現れた。なんだそのチョイスは

 

ヨクバール「ブルゥン!ブルゥン!」

 

モフルン「変身するモフ!」

 

一馬「おっしゃ!」

 

みらい「リコ!」

 

リコ「ええ!」

 

オレはジンオウシリーズを、次にスラッシュアックスの王剣斧ライデンを頭に浮かべた

 

クリスタル『この防具と武器だな、ふむ以前のラギアと同じ雷の力が宿ってるな。任せろ!』

 

一馬「装着!」

 

そしてオレは鎧武者のような出立ちが特徴の防具を纏い、見た目からして変形する武器を背中に背負った。向こうはサファイアスタイルか!

 

ミラクル(サファイア)「二人の奇跡!キュアミラクル!」

 

マジカル(サファイア)「二人の魔法!キュアマジカル!」

 

ミラクル&マジカル(サファイア)「魔法つかい!プリキュア!」

 

オレも名乗るか

 

一馬(ジンオウ)「クリスタルに選ばれし騎士にして、悪を狩る狩人(ハンター)!坂田一馬!見参!」

 

スパルダ「今日のプリキュアは青、そしてそっちは前とは違う緑の鎧かい。ヨクバール!プリキュアの顔を真っ青にしてやりな!あたしはぼうやを!」

 

ヨクバール「ギョイ!」

 

ヨクバールは向かってきた。オレたちは避ける。しかし、オレが避けた先にはスパルダがいた

 

スパルダ「さてと、前に傷をつけられた恨み.....晴らさせて貰うよ!」

 

一馬(ジンオウ)「良いぜ。やれるもんなら、やってみな!」

 

オレはライデンを斧モードで構えた



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37話

一馬(ジンオウ)「はぁ!」

 

オレはライデン斧(アックス)モードでスパルダを斬りつけようとする。しかし避けられた

 

スパルダ「大振りだね........今度はこっちの番だよ!」

 

スパルダは殴りかかってきた。オレはライデンで何とか防御する。そして、カウンター蹴りをお見舞いする

 

スパルダ「くっ、やるねぇ........」

 

ヨクバール「ヨクバール!」

 

ミラクル&マジカル(サファイア)「キャアアアアア?!」

 

オレは上を見た。そこにはみらいとリコがヨクバールに吹っ飛ばされていた

 

一馬(ジンオウ)「みらい!リコ!」

 

オレは助けに向かおうとするが。スパルダの糸に捕まってしまう

 

スパルダ「おっと、逃さないよ?そーれ!」

 

一馬(ジンオウ)「うわぁぁ!!!!」

 

オレはスパルダに引きずられた。そして

 

スパルダ「吹っ飛びな!ぼうや!」

 

オレはスパルダの強烈なパンチを顔面にお見舞いされた。さらにそこから

 

ヨクバール「ヨクバール!」

 

一馬(ジンオウ)「ぐはっ?!」

 

ヨクバールの追撃をくらって、さらに吹っ飛んでしまう。そしてオレはみらいとリコと同じ場所に落ちてしまった。いててて......ちっ、通行人がいやがる。という事は道路と歩道かここは

 

スパルダ「こっちの物もなかなかだねぇ、良いヨクバールが出来るじゃないか。プリキュアはスピードには自信があるみたいだけど、あたしらの方が上だよ!」

 

一馬(ジンオウ)「こ、この野郎....!」

 

ヨクバール「ヨクバール!」

 

ヨクバールも出てきた

 

通行人1「ば、化け物だ!」

 

そして、通行人は全員逃げた。まぁ当たり前だな

 

スパルダ「アッハハ!!この世界の連中ときたら魔法界の奴らに輪をかけて情けないねぇ」

 

情けない.....だと

 

一馬(ジンオウ)&ミラクル&マジカル(サファイア)「!?」

 

スパルダ「魔法が使えないなんて、惨めなもんさ」

 

惨め?

 

一馬(ジンオウ)「......消せよ......」

 

スパルダ「あん?何だって?」

 

オレは立ち上がる。そして

 

一馬(ジンオウ)「取り消せよ......!!!今の言葉.......!!!」

 

オレはスパルダに剣を向けてそう言い放った

 

スパルダ「取り消せ?アッハハ!!惨めなのは本当のことじゃないか!」

 

次にリコが立ち上がった

 

マジカル(サファイア)「あなたには分からないでしょね!」

 

ミラクル(サファイア)「マジカル?」

 

一馬(ジンオウ)「リコお前.....」

 

マジカル(サファイア)「暖かくて、優しいの.........魔法界もこの世界の人も!」

 

リコはスパルダに向かってそう叫んだ

 

スパルダ「洒落臭いねぇ.....どっちの連中もいずれ、みんな仲良く闇に消えるのさ!」

 

ミラクル(サファイア)「そんなことさせない!」

 

みらいも立ち上がった

 

ミラクル(サファイア)「ここには、お父さんやお母さん、おばあちゃん、友達.....わたしの大切な人がいるの!マジカルの言う通りだよ。魔法界も、私たちの世界も、みんなあったかくて大切なんだから!」

 

一馬(ジンオウ)「オレからも言わせて貰うぜ。オレにだって守りたい奴がいる。こいつが届く範囲は、オレの守るべきものだ!」

 

オレはライデンを拾い、スパルダとヨクバールに向けて言った

 

スパルダ「へっ、くだらない......ヨクバール!」

 

ヨクバール「ヨクバール!」

 

ヨクバールは今にもスタートダッシュしそうな勢いを感じた

 

一馬(ジンオウ)「みらい、リコ、ここは任せろ。アイツはオレが狩る。良いな!」

 

ミラクル(サファイア)「う、うん.....」

 

マジカル(サファイア)「わ、分かったわ」

 

スパルダ「何?坊や一人でやろうってのかい?まぁあいいや。ヨクバール!」

 

ヨクバール「ギョイ!」

 

ヨクバールは向かってきた

 

一馬(ジンオウ)「こいつの真の姿を見せてやるぜ!剣(ブレード)モード!」

 

オレはライデンを斧から剣へ変形させた

 

スパルダ「形が!?」

 

マジカル(サファイア)「変わった!?」

 

一馬(ジンオウ)「うぉりゃあ!!!!!!!」

 

オレはそのままライデンを前に突き出した。そしてヨクバールのバイクに当たり、止めた

 

スパルダ「止めたところで無駄だよ!」

 

ヨクバール「ブルンブルン!!」

 

ヨクバールは負けじと馬力を上げる。オレは力を込めた

 

一馬(ジンオウ)「うぉぉぉぉぉ!!!!」

 

ヨクバール「ヨ!?ヨヨ!?」

 

一馬(ジンオウ)「吹っ飛べ!」

 

オレはそのまま突き出してヨクバールを吹っ飛ばした

 

ヨクバール「ヨクバール!?」

 

ミラクル(サファイア)「やったー!」

 

一馬(ジンオウ)「これで終わりだと思うなよ!」

 

スパルダ「何だって!?」

 

一馬(ジンオウ)「さぁライデンよ、お前の力を解放しろ!剣鬼形態!」

 

そう叫ぶと、ライデンはオーラを纏った

 

一馬(ジンオウ)「行くぜヨクバール!トランスラッシュ!!!!」

 

オレはヨクバールに近づいて剣、斧に交互に切り替えながら切り裂いた

 

一馬(ジンオウ)「こいつでフィニッシュ!」

 

オレは最後に大回転斬りをお見舞いした。そして派手な爆発が起こった

 

ヨクバール「ヨクバール.......」

 

ボロボロになったヨクバールは消滅して、バイクと毛に戻った

 

一馬(ジンオウ)「狩猟完了」

 

スパルダ「ちっ、まぁ良いさナシマホウ界での肩慣らしにはさ。オボエテーロ!」

 

スパルダは逃げた。そして破壊されたところが元に戻る。と言う事はやったのか、あいつらは。オレは元の姿に戻った。そうだ!リンクルストーン!オレはあいつらが戻ってくるまでに近くにいたモフルンと、チビと一緒にリンクルストーンを探した......が見つからなかった。もう夕方か。そして2人は戻ってきた

 

みらい「一馬くーん!モフルン!」

 

リコ「はーちゃーん!」

 

一馬「みらい!リコ!」

 

モフルン「モフ!」

 

はーちゃん!「はー!」

 

みらい「リンクルストーン見つかった?」

 

一馬「それが......」

 

モフルン「見つからなかったモフ」

 

はーちゃん「はー.....」

 

みらい「大丈夫!きっと見つかるよ!みんなで探せば、きっとね!」

 

リコ「ええ!」

 

ポジティブだなー。そしてオレたちは家に戻るため歩いていた

 

みらい「もうすぐ、わたしの家と一馬くんの家だからねー!」

 

リコ「この道は....お昼に来た......」

 

はーちゃん「はー」

 

そしてみらいの家とオレの家が見えてきた

 

みらい「ここがわたしのうち!」

 

一馬「で、右側に見えるのがオレの家だ」

 

リコ「みらいの家ってここだったの?!」

 

みらい「うん!」

 

リコ「もしかして、みらいのお母さんって」

 

すると後ろから声がした

 

今日子「みらい!一馬くん!」

 

後ろを振り向くと、今日子さんがいた

 

みらい「お母さん!」

 

一馬「今日子さん!」

 

リコ「やっぱり!」

 

やっぱりってことは、別行動中に会ったのか?そして、今日子さんは、オレの右肩とみらいの左肩に手を置く

 

みらい「お母さん.....」

 

一馬「今日子さん.....」

 

あれ、なんか今日子さんが肩を握ってるような

 

今日子「2人とも?今までどこで何をしてたのかな?おばあちゃんだけでなく、お母さんにも教えてくれる?」

 

みらい「あ、あぁ........」

 

あ、目が笑ってねぇ、こりゃ完全に殺る目だ......

 

一馬「は、話せば長くなるけどよ.......」

 

今日子「良いわ。たっぷり時間があるから、ゆっくりとお話ししましょうか」

 

あ、オワタ\(^0^)/

 

みらい「は、はい、お母さん......」

 

一馬「う、うす.......あ、えっとこいつは......」

 

今日子「知ってる。ね?」

 

一馬「え?」

 

みらい「え?」

 

リコ「はい!」

 

一馬&みらい「どう言うこと(だよ.....)」

 




感想どしどしお待ちしております!


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38話

オレたちはみらいの家に入った。すると

 

大吉「みらい!一馬くん!」

 

みらいのお父さんの大吉さんがオレとみらいを抱きしめた

 

大吉「2人とも心配したよー」

 

一馬「わりぃっす大吉さん」

 

みらい「お父さん....ごめんなさい」

 

かの子「おかえり、2人とも」

 

一馬「ただいま!」

 

みらい「ただいま!おばあちゃん!」

 

大吉「こちらは?」

 

一馬「リコだ」

 

今日子「2人の友達だって」

 

リコ「初めまして、リコと申します」

 

かの子「そう、あなたが......」

 

大吉「で、そちらは?」

 

一馬&みらい&リコ「?」

 

オレたちは後ろを向いた。そこにいたのは

 

みらい&リコ「きょ、教頭先生?!」

 

一馬「教頭!?

 

なんと教頭がいたのだ。おっさんいつのまに!ならぬ教頭いつのまに!だよ。そして教頭入れての話が始まった

 

大吉「2人が帰って来なかった日、町で変な騒ぎがあったし、心配したよ」

 

一馬「騒動になってたみたいだな」

 

リコ「そうね」

 

オレとリコは小声で話した

 

今日子「2人から連絡あったっておばあちゃんから連絡があったから、大丈夫だとは思ってたけどね」

 

大吉「立派な学校に通ってたみたいだね。いやぁ、作法の先生の立ち振る舞いは違いますなぁ」

 

教頭「はい?」

 

みらい「作法?」

 

あ、そういうことね

 

かの子「魔法学校って言ってるのに、わたしの聞き違いだって」

 

みらい「作法.....魔法.....」

 

まぁ、確かに言い方は似てるわな

 

リコ「教頭先生はどうしてこちらへ?」

 

教頭「入学の手続きを、リコさん、あなたには明日からこちらの学校へ通うのです」

 

リコ「え?」

 

教頭「津成木第一中学校に」

 

一馬「そこ、オレとみらいが通ってる学校だぜ!」

 

みらい「そうだよ!」

 

リコ「ええ?!」

 

教頭「宿も手配しておきました」

 

今日子「宿なんて水臭いわね。ウチから通えば良いじゃない。部屋も1つ空いてるしさ」

 

一馬「だったらオレの家からの方が良いぞ。空き部屋たくさんあるし」

 

今日子「だめよ。一馬くんの家ってほぼ、プラモデルやゲームが置いてあるじゃないの。それに女の子と一緒って、近所で変な噂が流れたらどうするの?」

 

一馬「うぐっ、た、確かに.......」

 

近所で変な噂されたら、オレは社会的に殺される.......そこを予想してなかった

 

今日子「じゃあ、ウチから通うって事で」

 

教頭「よろしいのですか?」

 

大吉&今日子「えぇ!」

 

みらい「やったー!またリコと一緒だ!」

 

一馬「んじゃあオレはこの辺で」

 

教頭「あぁ!ちょっと坂田さん!」

 

オレは自分の家に戻ろうとすると、教頭が止めに入った

 

一馬「はい?」

 

教頭「少し席を外します」

 

そしてオレと教頭先生は外へ出た。外へ出ると、教頭先生は、注意すべきことを話してくれた。簡単に言うと、魔法界の存在をみらいとリコ以外にバラしてはいけないってことだなそれだけ言うと教頭は部屋へ戻っていった。そしてオレは家へ帰った

 

一馬「たっだいまー!愛しの我が家よ!」

 

オレは早速風呂を沸かしに風呂場へ向かった。そして風呂が沸く間に、オレの部屋を一部紹介しようか。まず1階は玄関に洗面所に風呂場にトイレとリビングだな。んで二階はプラモ製作部屋に、ゲームルーム、オレの部屋だな。オレの部屋は、寝たり着替えたり、勉強したりする部屋だな。あとこの部屋からはベランダに繋がっていて、みらいの部屋にもベランダがあるから、そこで直接話したりしてるぜ。でもまぁ、虫が鬱陶しいのが難点かな?蚊取り線香は常備してるけど。っと風呂そろそろ風呂を見ないとな。おっと、沸いてる沸いてる。オレはトランクスを取りに行って、風呂に入った。いやぁ、極楽だぜ〜そして、しばらくして風呂から出て、トランクスを履いて、リビングの冷蔵庫から中サイズの紙パック牛乳を持って二階のベランダに出た

 

一馬「んぐ.....んぐ.....んぐ......んぐ.......ぷはぁ!うまい!」

 

やっぱ風呂上がりの牛乳は最高だぜ

 

みらい「一馬くん?!」

 

リコ「か、一馬?!」

 

あ、リコとみらいと目があってしまった

 

一馬「お前らなんでベランダにいるんだ?」

 

みらい「教頭先生を見送ってたの」

 

教頭を?オレは上を見た。すると、そこには傘で空飛んでる教頭先生が、大丈夫なのか?あれ

 

リコ「それはともかく!なんであなた裸なのよ!」

 

一馬「ちゃんとパンツは履いてるわ!」

 

リコ「それでも裸よ!早く服を着てきなさい!」

 

一馬「分かったよ」

 

牛乳も飲みきってるしな。オレは部屋に戻って寝巻きを着た。まだ寝ないけど一応な。そしてベランダへ戻った。そして、何とみらいは、魔法の水晶を見せてくれた。どうやら教頭が、持ってきたリコ用の荷物に入ってただとよ。水晶曰く、キャシーと呼んで、らしい。だが断る。そしてその水晶は校長との連絡手段だった。今後、新たなリンクルストーンの予言が分かったら連絡すると、んで、校長の話が終わったあと

 

みらい「ねぇ、一馬くんはまだ起きてる?」

 

一馬「まぁな。今から録画してくれてたアニメを見るし」

 

みらい「テレビ見るの?!じゃあリコと一緒に行っていい?ね?、リコも良いでしょ?」

 

リコ「ま、まぁ暇つぶしにはなるし、良いわよ」

 

まぁ、見てもリコにとってはついていけないからなー。特に鉄血のオルフェンズは

 

一馬「あー分かった」

 

みらい「じゃあ!今からそっちに行くねー!」

 

そして数十分後、みらいとリコが家に来た。そしてオレたちはリビングでテレビを見た。ちゃんと録画はされてたぜ。リコはほとんど首を傾げながら見てたけどな。そして、テレビを見終わると、みらいたちは帰った。さてと、今日は夜更かしせずに寝るか。明日から学校が始まる。



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39話

朝6:00]

 

朝日が差し込んでオレは体を起こす。そして、制服に着替えて、クリスタルと財布とスマホをポケットに入れて、カバンを持って下に降りる。木刀?オレが学校に持っていくわけねーだろ。そして朝食をちゃちゃっと作って食べた。そしてカバンを持って靴履いて外へ出た。そしてみらいの家のインターホンを押す

 

今日子「あら一馬くんおはよう」

 

一馬「みらいとリコ起きてますか?」

 

今日子「ごめんなさいね、まだ降りてきてないわ」

 

一馬「あー、なら伝えとってくださいね、先に行ってるって」

 

今日子「分かったわ」

 

一馬「じゃ!」

 

オレは学校へ向けて走った。本当は一緒に行きたかったけど、初日遅刻はごめんだからな〜そして、到着した

 

一馬「到着っと、さてと、オレのクラスはと......」

 

オレはどこのクラスに入るのかを見た。ふむ、二年B組かえーっと、おっみらいもいるな.....それに......

 

?1「あら?一馬じゃない!」

 

オレは声をかけられた方を向いた。そこにいたのは

 

一馬「よう、まゆみ。元気そうだな」

 

コイツは長瀬まゆみ。オレとみらいの友達だ。知り合ったのは一年の頃で同じクラスメートだったんだ。オレは話してるとみらいとリコが見えた。

 

リコ「じゃあまた後でね」

 

みらい「うん!」

 

オレとまゆみはみらいの元へ向かった

 

一馬「みらい!」

 

みらい「一馬くんおはよう〜.....もう、先に行くなんて.......」

 

一馬「ははっ、悪りぃな」

 

みらい「全く..........ってあー!まゆみ!」

 

まゆみ「みらい!また一緒のクラスだよ!一馬も!」

 

みらい「本当?!」

 

まゆみ「うん!もう、最高すぎ!」

 

みらい「やった!ワクワクもんだぁ!」

 

するとまた別の聴き慣れた声がした

 

?2「忘れちゃ困るなぁオレも同じだぜ」

 

一馬「壮太!」

 

壮太「よぅ!一馬!まゆみ!みらい!」

 

コイツは大野壮太、オレとみらいが小一の頃からの親友だ。性格はまぁスポーツ少年かな?でもこれで、中1のころの4人が集まったってことか

 

壮太「一年生に引き続きよろしく!」

 

一馬「おう、よろしくな!」

 

オレと壮太はハイタッチした

 

みらい&まゆみ「よ、よろしく〜......」

 

そして、オレはB組の教室でくつろいでいた。そして、担任のえーとなんだっけ?あ、そうだ高木だ高木先生だ。その高木先生が入ってきた

 

高木「はいはい着席!さぁ入って」

 

高木先生がそう言うと、リコが入ってきた。まさかの一緒のクラスかよ

 

「転校生か?」

 

まゆみ「かわいい.....」

 

一馬&みらい「リコ!」

 

みらい「同じクラスなんだ!」

 

まゆみ「え?!知り合いなの!?」

 

一馬「あぁ、まぁな」

 

みらい「一緒に住んでるんだよ!」

 

「えぇ?!」

 

一馬「おい、一緒に暮らしてるからって、そう言う関係じゃねぇからな」

 

高木「二年生からこの学校に入ることになった留学生の.......苗字なんだっけ?」

 

リコ「苗字ですか?えっと..........十六夜です!十六夜リコです!よろしくお願いします!」

 

十六夜.......か、いい苗字じゃねぇか。すると、女の子が入ってきた。

 

?「はぁ......はぁ......」

 

高木「遅いぞー」

 

?「すみません!箒が飛んでって」

 

高木「箒?」

 

?「う、うちの生徒が空を飛んでいくのを見たのです」

 

おい、それってまさか。あいつら...........

 

みらい&リコ「あ?!」

 

「おいおい、見間違いじゃ無いのか?」

 

?「本当に見たのよ!遠くだったから分からなかったけど、あの制服はうちの制服よ!」

 

一馬「お前、夢でも見たんじゃねぇのか」

 

誤魔化せるか?

 

高木「はいはい、分かったから勝木席に座れ」

 

セーフ.........ってあいつは勝木って言うのね

 

リコ&勝木「あー!」

 

勝木「クマのぬいぐるみが歩いてる!?妖精が飛んでいる?!」

 

一馬「はぁ?!」

 

みらい「え?!」

 

オレはドアの方を見た。そこにはクマのぬいぐるみと妖精の姿が少し見えた。あ〜の〜馬鹿共が!!!!!

 

勝木「ねぇ!あなたも見たよね!ねぇ!」

 

リコ「えっと.....気のせいじゃないかな.......」

 

するとチャイムが鳴った

 

高木「みんなー、始業式が始まるぞー」

 

みらい「クマのぬいぐるみと妖精って......」

 

オレたちは顔を合わせた。騒ぎが起こらないと良いが......

 

 



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40話

それから、始業式が始まった。校長のクソなげー話を聞いて、始業式は終わった。そしてホームルームが始まった

 

高木「始業式で校長先生がおっしゃってたように......」

 

終われー終われー、終わらんとあの馬鹿共を探しにいけないんだよ!.......

 

みらい「はやく、はやく終わって」

 

そうだ落ち着けぇオレ、こう言うときは落ち着かせるのだ。そしてタイムマシンいや、心の中で素数を数えてな。2、3、5、7、11、13 、17、19、23、28じゃねぇ29、31、37。ふぅ、少しは落ち着いたぜ。そして大体30分経った。チャイムが鳴り響くすると

 

リコ「はーちゃん?!」

 

みらい「え?」

 

一馬「何?」

 

オレたちは窓を見た。そこには泣きながら窓を叩いてるチビの姿が。オレたちは急いで外へ出た。そしてチビについて行った。そしてついて行った先には

 

みらい「モフルン!」

 

ガメッツ「ほう、そちらから来るとはなプリキュア、そして坂田一馬」

 

モフルンを掴んでいたガメッツがいた

 

一馬「てめぇ!モフルンを返しやがれ!」

 

ガメッツ「ならぬ!我の使命はこの熊からリンクルストーンを.......ヨクバール!」

 

ヨクバール「ヨクバール!」

 

ちっ、コイツもうヨクバールを出してやがったのか!飛行機みたいなヨクバールは突っ込んで、突風を発生させた

 

みらい&リコ「あぁ!?」

 

一馬「くっ......」

 

ガメッツ「待っていろプリキュアに坂田一馬。リンクルストーンを取り上げた後、我が相手をしてやる」

 

みらい「モフルンを離して!」

 

みらいはガメッツに向かって走っていく。しかし、ヨクバールに邪魔された

 

ヨクバール「ヨクバール!」

 

みらい「きゃっ?!」

 

モフルン「みらーい!」

 

リコ「みらい!」

 

一馬「みらい!大丈夫か!?」

 

オレはみらいの側によって手を差し伸べた

 

みらい「う、うん。ありがとう....」

 

ガメッツ「さぁとっととリンクルストーンを」

 

モフルン「ダメモフ!学校はワクワクで楽しいことがいっぱいモフ!3人の邪魔しちゃ......ダメモフ!!!!」

 

すると、モフルンから黄色い光が!あ、あれは!昨日の、最後の金フレームリンクルストーン!

 

モフルン「トパーズ.....ワクワクのリンクルストーンモフ!」

 

ガメッツ「馬鹿な?!こんな小さいものに力を貸すと言うのか!」

 

モフルン「みらい!リコ!」

 

みらい「一馬くん!」

 

一馬「おう!」

 

オレはクリスタルを取り出す。そして掲げた。2人はモフルンと一緒に黄色い光に包まれた

 

一馬「クリスタル!ジンオウシリーズと王刀ライキリだ!」

 

クリスタル『了解した!』

 

一馬「装着!」

 

そしてオレは光に包まれて、ジンオウシリーズを装着し、腰に王刀ライキリを装備した。そして、あっちも終わったようだ。姿は.......結構変な格好だな。所々に菓子があるし。まぁ、かわいいっちゃかわいいか

 

ミラクル(トパーズ)「2人の奇跡!キュアミラクル!」

 

マジカル(トパーズ)「2人の魔法!キュアマジカル!」

 

ミラクル&マジカル(トパーズ)「魔法つかい!プリキュア!」

 

一馬(ジンオウ)「クリスタルに選ばれし騎士にして、悪を狩る狩人!坂田一馬!見参!」

 

モフルン「トパーズのプリキュアモフ!」

 

するとみらい達の周りに変な玉が浮いた

 

ガメッツ「エメラルドではなかったか。しかし......何という不思議な格好」

 

それは同感だ

 

ガメッツ「それに比べて貴様は、ほほぅ、随分と勇ましい立ち姿よ」

 

まぁ、この装備は鎧武者っぽいからな

 

ガメッツ「我のヨクバールに通じるかな?」

 

ヨクバール「ヨクバール!!」

 

ヨクバールは突っ込んで来た。オレたちは飛び上がる。今気づいたわ。装着すると身体能力も上がるんだな

 

ガメッツ「ふん!その出で立ちのように甘い!」

 

ヨクバール「ヨク!」

 

ヨクバールはビームを撃ってきた。すると

 

ミラクル&マジカル(トパーズ)「はぁ!」

 

光の玉がシールドになってオレ達を守った

 

ガメッツ「何?!」

 

一馬(ジンオウ)「シールド!?」

 

モフルン「あれがトパーズの力モフ!」

 

そして今度は落ちるオレたちの足場となった。そしてオレたちはトランポリンのように飛び上がった。オレたちはうなづいた。そして

 

ミラクル&マジカル(トパーズ)「はぁぁぁぁぁ!!!!」

 

一馬(ジンオウ)「サンダー.......ブラスト!!!」

 

オレたちはキックをヨクバールの画面にお見舞いしてやった

 

ヨクバール「ヨッ......クバール」

 

ガメッツ「その程度では敗れはせぬ!」

 

オレとみらいはさらに飛び上がる

 

マジカル(トパーズ)「はぁ!」

 

リコは光の玉を、なんとブーメランにして投げ飛ばした。しかし、ヨクバールには当たらなかった。だがブーメランはみらいの手元に渡って

 

ミラクル(トパーズ)「だぁ!」

 

みらいはブーメランをハンマーに変化させ、それをさらに巨大化させた。てかピコピコハンマーじゃん?!どこのグラビティ・ショックウェーブ ・ジェネレイティング・ツールなんだよ!それはともかく、オレもライキリを納刀して構えた

 

一馬(ジンオウ)「コイツで終わりだ!雷鳴一閃!」

 

ミラクル(トパーズ)「光になりなさいぃぃぃぃぃぃ!!!!」

 

おいぃぃぃ!!!その言い方ほぼ完全にゴルディオンハンマーじゃねぇか!それはともかく、オレの斬撃とみらいのゴルディオンハンマー(仮)はヨクバールを叩き落とした

 

ヨクバール「ヨクバール!?」

 

はーちゃん「はー!」

 

モフルン「やったモフ!」

 

ミラクル(トパーズ)「さすがに光にはならなかったかー」

 

一馬(ジンオウ)「お前、絶対にゴルディオンハンマーを連想しただろ」

 

ミラクル(トパーズ)「えへへ、うん!」

 

マジカル(トパーズ)「ゴルディオンハンマーって何よ.......」

 

ガメッツ「動きが読めない.......ぐぬぬぬ、怯むな!行けヨクバール!」

 

ヨクバール「ギョイ!ヨクバーーールルルルルルルル!!!!」

 

ヨクバールはビームを乱れ打ちしてきた。2人ははシールドで、オレは王牙刀で弾いて防いでいた。しかし、ビームの一発がモフルンとチビに迫る

 

一馬(ジンオウ)「しまっ?!モフルン!チビ!」

 

ミラクル(トパーズ)「モフルン?!」

 

マジカル(トパーズ)「はーちゃん?!」

 

オレ達は、モフルンの元へ向かう、煙が晴れるとチビがバリアを出して守っていた

 

一馬(ジンオウ)「冷や冷やさせやがって」

 

ミラクル(トパーズ)「良かったー」

 

マジカル(トパーズ)「はーちゃん!?」

 

ガメッツ「ちっこいのにやるではないか。行け!ヨクバール!」

 

ヨクバール「ギョイ!」

 

ミラクル&マジカル(トパーズ)「モフルンとはーちゃんをいじめないで!」

 

あ、ヨクバール終わったな。そして、2人はリンクルステッキを出現させる

 

ミラクル&マジカル(トパーズ)「リンクルステッキ!トパーズ!金色の希望よ!わたしたちの手に!フル・フル・リンクル!」

 

すると巨大なリンクルステッキが現れて、ヨクバールを拘束した

 

ミラクル&マジカル(トパーズ)「プリキュア!トパーズ・エスペランサ!」

 

そしてそのままヨクバールをぶっ飛ばした

 

ヨクバール「ヨクッ!バール!!!」

 

ガメッツ「出で立ちに惑わされるとは.....オボエテーロ!」

 

ガメッツは逃げた。それを確認すると、俺たちは元に戻った

 

一馬「てめーらどうしてここへ来たんだ?」

 

モフルン「勝手に来てごめんモフ......」

 

はーちゃん「はー!はー!」

 

おや、チビの様子が.......まさか、進化か!?BBBBBBBB........って進化キャンセルなんてないか。そしてチビはいかにも妖精な姿に進化した

 

みらい「えー!?

 

リコ「また大きくなった!?」

 

一馬「また進化しただと!?」

 

はーちゃん「みらい....リコ.....一馬.....」

 

一馬&みらい&リコ「え!?」

 

しゃ、喋ってやがる

 

はーちゃん「モフルンは、一人で頑張ったの。3人の学校邪魔しないように。でも、やっぱりモフルンもはーちゃんも一緒がいいの。学校も一緒がいいの」

 

みらい「モフルン、わたしたちのためにありがとう」

 

リコ「はーちゃんもありがとう」

 

一馬「ま、ありがとうよ.....」

 

みらい「明日からちゃんと隠れててね。見つかったら大変!」

 

リコ「はーちゃんもね」

 

はーちゃん「はー!」

 

モフルン「学校に来ていいモフ?」

 

みらい「みんなで学校に行けるなんて、ワクワクもんだよ!ね?一馬くん」

 

一馬「あ、あぁ.......」

 

はぁ〜これからコイツらにも気をつけないとな.......やれやれだぜ



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41話

今日は早かったので、昼飯はオレの家で食べることになった。まぁまずは着替えるためにそれぞれの家に戻ったけどね。で、オレは着替えた後、飯の準備をした。飯を作ってる間にみらいとリコがやってきた。そしてオレたちは飯を食べた。オレの飯を初めて食べるリコからの評価は美味しい.......だった。そして、暇を潰すため、オレたちはゲームをした。夕飯はみらいの家で食ったぜ。そしてオレは家に帰るときに、みらいから、また明日のキスをもらった。ちょっと赤くなったぜ。そして晩飯食って風呂入って、少しゲームをして寝た。翌日

 

一馬「みらい!リコ!行くぞー!」

 

みらい「うん!」

 

リコ「えぇ!」

 

オレたちは学校へ向かった。ちなみにみらいとは恋人繋ぎをしながら歩いている

 

みらい「ふんふふん、こうやってリコと一緒に学校に行けるなんて」

 

一馬「ま、まぁな.....」

 

リコ「今日から授業が始まるし、最初が肝心よ」

 

するとチビが質問してきた

 

はーちゃん「肝心ってなーに?肝心っておいしいの?はーちゃんにもちょーだい!」

 

一馬「肝心は食いもんじゃねーよ」

 

リコ「はーちゃん、喋れるようになったのは良いけど、学校の中ではお喋りしちゃダメよ?」

 

はーちゃん「でも、お喋りってとっても楽しいんだもん」

 

みらい「お願い、学校にいる間は我慢しててね」

 

一馬「そうだぜ?見つかれば事件になるからな」

 

はーちゃん「はーい.....」

 

リコ「これでよしっと」

 

みらい「モフルンも」

 

リコ「いい子にしててね」

 

モフルン「OKモフ」

 

一馬「さぁ、学校へ向かうぞ」

 

みらい「うん!」

 

リコ「えぇ!」

 

オレたちは学校へ向けて再び歩いた

 

一馬「うっす」

 

みらい「おっはよう!」

 

「来たぜ。ここのラブラブカップルが」

 

「ファッ◯ンリア充」

 

ファ◯キンとか言ってるやつ、お前らもリア充になれば?

 

リコ「みなさん、おはようございます!」

 

「お、おはよう.......」

 

みらい「り、リコ」

 

「あいつ、ちょっと大人っぽいよなー」

 

壮太「あぁ、なのに、何でみらいと一馬と友達なんだ?」

 

オレとみらいは壮太の一言で少しよろめいてしまった。あとで覚えてろよ....そしてオレたちは席に座った。座った途端、リコはカバンから教科書を出して読み始めた

 

一馬「おい、まだ授業までに時間あるぜ」

 

リコ「学校は勉強する所でしょ?授業前に予習よ予習」

 

すると、まゆみが来た

 

まゆみ「2人ともおっはよう!」

 

一馬「うーっす、まゆみ」

 

みらい「おっはよう、まゆみ」

 

まゆみ「十六夜さんもおはよう」

 

リコ「えぇ、おはよう」

 

一馬「やべっ?!今日オレ日直じゃん。黒板消さねぇと」

 

みらい「わたしも手伝うよ!」

 

一馬「おう、サンキュー」

 

オレとみらいは黒板に書かれてる絵を消す

 

まゆみ「ねぇ、2人とも十六夜さんってどうやって知り合えたの?」

 

みらい「え?あ、えっと......その.....」

 

一馬「りょ、旅行先で知り合ったんだよ。な、みらい」

 

みらい「そうそう!」

 

まゆみ「ふーん........」

 

するとまゆみは小声で話してきた

 

まゆみ「ねぇ、十六夜さんって話しかけづらくない?」

 

みらい「そ、そんなことないよ!ね?一馬くん!」

 

一馬「あ、あぁそうだぜ。........ん?みらい、お前鼻にチョーク付いてるぞ」

 

みらい「え、本当?!」

 

一馬「あぁ、オレが取ってやるよ」

 

オレはポケットからハンカチを取り出して、みらいの鼻あたりを拭いた

 

一馬「ほらよ、取れたぜ」

 

みらい「ありがとう!」

 

まゆみ「本当にラブラブね、あなたたち」

 

みらい「えへへへ......」

 

「爆発しろ!!!」

 

一馬「うっせ」

 

「何だと!!!」

 

そして、高木先生が入ってきて、授業が始まった。高木先生の格好はジャージ姿なのだが、驚くなよ?高木先生の担当教科は数学なんだぜ。じゃあジャージ姿は何だって言うと、先生なりのファッションだって、本人が言ってた

 

高木「じゃあ、この円錐の展開図が書ける人?」

 

先生がそう言うと、2人がほぼ同時に手を上げた。1人はリコと、1人はえーっと、確か並木ゆうとだっけか

 

高木「じゃあ十六夜、前に出てやってみろ」

 

リコ「はい」

 

そしてリコは前に出て、問題を解く、が、おかしいところがあった。それは

 

みらい「リコ.....」

 

一馬「あちゃー......」

 

リコ「できました!」

 

高木「あぁ、正解だが.......ちょっと大きすぎるな?!」

 

そう、リコの答えは合っていたのだが、大きすぎたのだ。黒板をはみ出して壁にも書いてやがる

 

リコ「え?......あぁ!?すみませんつい!」

 

[二時間目、理科]

 

二時間目は理科で、星座についてだった

 

理科の先生「これは全部春の星座よ。名前のわかる人はいるかしら?」

 

並木「はい!」

 

今回は並木が早く手を上げた

 

理科の先生「はい、並木くん」

 

並木「しし座とうしかい座と、後おとめ座です!」

 

理科の先生「正解です。では春の大三角形と呼ばれている3つの星の名前を言ってみてください」

 

並木「えっと......」

 

理科の先生「じゃあ、他に分かる人は?」

 

リコ「はい!」

 

理科の先生「じゃあ、十六夜さん」

 

まーたなんか悪い予感がするのぉ.......

 

リコ「ピピロポラーナス、チャカチャカコナール、ピョンカドラールです」

 

リコは変な名前を言った。それ、魔法界での星の名前か?

 

理科の先生「えっ.....?それは、星の名前?」

 

オレが咄嗟にフォローを入れた

 

一馬「あの、リコの住んでいた所での呼び方だと思いますぜ!」

 

理科の先生「そう......じゃあ大変だけど、こちらでの呼び方も覚えて下さいね」

 

リコ「は、はい.....」

 

ふっ、良かった

 

「何かすげーな」

 

ザワザワし始めた

 

リコ「もぅ、何で失敗ばっかりー」

 

みらい「ドンマイ、リコ」

 

まぁこんなことがあったりしたが、今日は最初の授業って事で、昨日と同じ午前中で終わった。オレたちは帰るためにカバンに荷物を入れていた

 

リコ「よし、明日こそ完璧に!」

 

みらい「どうしたの?朝から難し顔をして」

 

リコ「え?難しい顔なんて...」

 

まゆみ「みらい、みんなでバレーボールやろう!」

 

「一馬!ドッジボールやろうぜ!」

 

一馬「そうか、今日放課後体育館使えるのか。良いぜ、やってやんよ!」

 

リコ「バレーボール?」

 

みらい「楽しいよ!リコも一緒にやろう!」

 

リコ「あ、ちょ、ちょっと!」

 

オレたちは体育館へ向かった



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42話

オレは体育館でドッジボールをやった。相手はオレにファッ◯ンを言った奴と、爆発しろ!って言った奴だった。オレ1人でやろうかと思ったら、こっちの助っ人に壮太が来た。そして、オレと壮太のドッジボールが始まった。結果はオレと壮太の勝ちだ。奴らには、金◯に向けてボールを撃って当ててやったぜ。ザマーミロ

 

壮太「やったな!一馬!」

 

一馬「おう!」

 

オレと壮太はハイタッチした

 

「こ、この2人強ぇ......」

 

「玉が.....玉がぁ......」

 

2人は股間を抑えながら悶絶していた

 

一馬「しばらくそこで黙ってな」

 

壮太「じゃあ、一馬。オレはこの辺で」

 

一馬「おう、ありがとうな」

 

壮太は体育館から出て行った。さてと、みらいの方を見るか......アレ?リコがいない

 

一馬「おい、リコはどうしたんだ」

 

「十六夜さんなら、調べ物があるって先に帰ったわよ」

 

一馬「マジか....」

 

みらい「うそ?!」

 

まゆみ「みらい!いったよ!」

 

みらい「へ?」

 

やばい!あのままだとまゆみがうったバレーボールがみらいの顔面に直撃コースだ!オレはみらいの元へ向かった。そして

 

一馬「はっ!」

 

オレはバレーボールを取った

 

まゆみ「ふぅ、良かった....」

 

一馬「大丈夫か?みらい」

 

みらい「うん、大丈夫だよ。ありがとう一馬くん」

 

一馬「それは良かったぜ.......」

 

みらい「まゆみ、わたし帰るね。一馬くん行こう」

 

一馬「お、おぅ」

 

オレとみらいはカバンを持って体育館を後にした

 

みらい「はぁ、一緒に帰ろうと思ってたのに」

 

一馬「ま、あいつなりに何か理由があるんじゃねーの?」

 

みらい「そうかな?」

 

するとカバンからチビが出てきた。ってことはみらいが持ってるカバンは......

 

はーちゃん「リコ、どうしちゃったの?」

 

みらい「へ?」

 

はーちゃん「リコ、朝からずっとお口が、んーってなってた」

 

みらい「うん、朝からすっごく張り切ってたな」

 

一馬「確かに」

 

オレたちはそのまま家に帰った。家に着いた頃にはもう夕方になっていた。そしてオレは家に戻って私服に着替えて、晩飯たかりに........食べに、みらいの家に向かった。んで飯食った、その時授業のことを話したのだが、星座のことを話したら、大吉さんが懐かしい話をしてくれた。小さい頃の話だ。オレとみらいが小さい頃、よく天体観測へ出かけていたな......オレとみらいはある日にふらっと今日子さんと大吉さんがいた場所から離れてしまったことがあってな、そん時は.....まぁまたいつか話そう。オレは飯を食った後帰って、4月の発売するガンプラやゲームをスマホで漁った

 

一馬「こんなもんか.....ん?みらい?それにリコ?」

 

漁り終えてふとベランダの方を見ると、箒に乗ったみらいとリコがいたしかも、魔法学校の制服を着ている。今のところ見られてはいないな

 

一馬「どうしたんだお前ら」

 

みらい「一馬くん!キラキラの星を見に行こうよ!」

 

ふーむ、景色か......

 

一馬「良いぜ!見ようじゃねぇか」

 

みらい「じゃあ、乗って!」

 

一馬「おう!」

 

オレはみらいの箒に乗った。そして箒は空高く飛んだ



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43話

オレたちは箒で空高く飛んでいた

 

リコ「星、見えないわね」

 

みらい「そうだね....」

 

一馬「ま、そのうち晴れるだろうって」

 

みらい「ねぇ、晩ごはんの時のお父さんの話ね、小さい頃、一馬くんと一緒に山で迷っちゃった時、わたし、本当は怖くてずっと泣いてたの」

 

そういや、そうだったな.......

 

みらい「その時ね、一緒にいた一馬くんがこう言ったんだよね。オレがみらいを守る!って」

 

一馬「オレそんなセリフ言ったか?」

 

みらい「言ったよ!」

 

たしかーに言ったような言ってないような......

 

みらい「そして、一緒に上を見上げたんだ。その時の夜空が星がいっぱいですっごく綺麗だったの」

 

一馬「オレもみらいも見惚れてたよな。星が綺麗で」

 

みらい「うん!暗くて怖かったはずなのに、キラキラしてて明るくて」

 

モフルン「モフ!」

 

みらい「同じ夜なのにね」

 

リコ「見方が変わったのね」

 

みらい「そうそれ!リコも同じだと思うの!」

 

リコ「え?」

 

みらい「真っ直ぐ前を見るだけじゃなくて、ぐるーっと周りを見たら、星空みたいにキラキラでワクワクなことがいっぱい見つかるよ!」

 

こんな表現で言ってるが、こう見えてみらいは数学以外は出来る方だぜ

 

リコ「キラキラでワクワク?」

 

みらい「うん!せっかく一緒にいられるんだもん、魔法界と同じように、3人で楽しいことを見つけよう!」

 

一馬「楽しいこと.....か」

 

リコ「楽しいこと......」

 

みらい「ねぇ!一馬くん!リコ!行こうよ!雲の上まで」

 

一馬「お、おいちょっと?!」

 

みらい「せっかく来たんだもん。星を見ようよ!そーりゃ!」

 

一馬「うわぁぁぁぁ!!!」

 

みらいはオレを乗せたまま上昇した

 

リコ「ちょっと2人とも!もう、みらいったら」

 

するとオレとみらいは蜘蛛の巣に絡まった。蜘蛛ということは、まさか!

 

みらい「な、なにこれ....」

 

一馬「この糸はあいつか!?」

 

リコ「一馬!みらい!」

 

そしてオレたちはホウキから落ちた

 

一馬&みらい&モフルン「うわぁぁぁぁ!!!」

 

一馬「ちっ!みらい!モフルン!」

 

オレはみらいとモフルンを抱きしめる

 

モフルン「モフ?!」

 

みらい「な、何!?一馬くん!」

 

一馬「オレが、お前らを守ってやる!」

 

そしてオレたちは河川敷に落ちた。幸い草が衝撃を和らげたが、い、いてぇ......でもオレって、結構頑丈なんだな

 

みらい「一馬くん!?」

 

モフルン「大丈夫モフ?!」

 

一馬「ててて.....あ、あぁ....大丈夫だ.....頭から落ちなかったしな。そっちこそ無事か?」

 

みらい「うん、ちょっと痛いけど」

 

モフルン「モフ!」

 

一馬「そ、そいつは良かったぜ。くっ」

 

オレは立ち上がる

 

リコ「良かった.....,」

 

スパルダ「こんなところで会うとは、やっぱりあんた達もエメラルド狙いだね?」

 

橋の方を見上げると、そこにはスパルダがいた

 

一馬「てめぇ......」

 

スパルダ「だがね、エメラルドはあたしの獲物......何が何でも奪ってみせるよ!」

 

するとスパルダは糸で、河川敷の川の看板と、何と雲を引き寄せた。そして

 

スパルダ「魔法入りました!いでよ、ヨクバール!」

 

ヨクバール「ヨクバール!!」

 

それらを融合させてヨクバールが現れた。見た目は下駄を履いた雲の巨人ってところかな

 

スパルダ「さぁヨクバール!邪魔者を片付けな!」

 

ヨクバール「ギョ......イ!」

 

そして、ヨクバールはオレたちを踏んづけようとしてきた。オレたちは避けた

 

リコ「こんな夜中に騒がないでよ!」

 

みらい「みんな起きちゃうじゃない!」

 

一馬「そうだ!近所迷惑だ!行くぞ!」

 

今回の防具は......夜が映える防具、ナルガシリーズ!武器はヒドゥンサーベル!

 

一馬「装着!」

 

そして、オレはナルガシリーズを装着する。何か、オレの知ってるナルガシリーズとは見た目が少し違うな.....肌が露出してる部分がスーツに覆われている......まぁ良いか。そして向こうは.....ルビーか

 

ミラクル(ルビー)「2人の奇跡!キュアミラクル!」

 

マジカル(ルビー)「2人の魔法!キュアマジカル!」

 

ミラクル&マジカル(ルビー)「魔法つかいプリキュア !」

 

一馬(ナルガ)「「クリスタルに選ばれし騎士にして、悪を狩る狩人!坂田一馬!見参!」



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44話

スパルダ「プリキュアにぼうやめ....ヨクバール!」

 

ヨクバール「ヨクバール!!」

 

一馬(ナルガ)「遅い!」

 

オレは回避して斬りつける。しかし

 

一馬(ナルガ)「何?!」

 

斬った感覚が無かった。そうか、確か奴は雲を基にしてる。だからか!

 

ミラクル(ルビー)「今度は!」

 

マジカル(ルビー)「わたしたちが!」

 

一馬(ナルガ)「お前ら!やめろ!」

 

が、すでに遅くみらいとリコは攻撃していた

 

ミラクル(ルビー)「はぁぁぁあ!!はっ?!」

 

ヨクバール「ヨク!」

 

マジカル(ルビー)「はぁぁぁあ!!あぁっ?!」

 

ヨクバール「ヨク!ヨクバール......」

 

ミラクル(ルビー)「全然掴みどころがない!」

 

マジカル(ルビー)「せっかくのルビーのパワーが!」

 

一馬(ナルガ)「だから言ったのにな......」

 

スパルダ「さぁ!一気に片付けておしまい!」

 

ヨクバール「ギョイ!ヨーーーークーーーーバーーーーールーーー!!!」

 

マジカル(ルビー)「くっ.....」

 

ミラクル(ルビー)「こんなに大きくなるなんて........」

 

一馬(ナルガ)「.........」

 

ヨクバールは雲を吸い込んで、何と巨大化した。ふん!デカくなったら強くなるってか?そりゃ大間違いだぜ!なぜなら!

 

ヨクバール「ヨクバール!!!」

 

動きがトロくなるからだ!

 

一馬(ナルガ)「はっ!」

 

オレはパンチしてきたヨクバールの上に乗ってそのまま顔面に向けて走り出す

 

スパルダ「何?!」

 

一馬(ナルガ)「しらねぇのかバカが!なら教えてやるぜ!デカいやつはな!動きが鈍いんだよ!」

 

スパルダ「ちぃ!ヨクバール!叩き潰してしまいな!」

 

ヨクバール「ギョイ!」

 

ヨクバールは登ってくるオレを叩き潰そうとパンチしてくる。オレはそれを避ける。その攻撃がスローモーションになっていた。いや、オレが速くなってるのか?

 

一馬(ナルガ)「遅い!遅すぎるぜ!」

 

マジカル(ルビー)「は、速い.....」

 

ミラクル(ルビー)「な、何か赤い線が見えてるんだけど、気のせいかな?」

 

一馬(ナルガ)「とぉ!」

 

オレは高く飛び上がった。そしてそこから新たな武器を具現化させる、オレが具現化させたのは、ハンマーのヒドゥンブレイカーだ!

 

ヨクバール「ヨク!?」

 

一馬(ナルガ)「頭かち割ってやるぜ!どぉぉぉぉぉらぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

 

オレは落ちながら、振り上げる。そして、ヨクバールが近くなった瞬間オレはヒドゥンブレイカーを振り下ろした

 

ヨクバール「ヨクバール!?!?!?」

 

ガン!っと見事顔に当たった。ヨクバールは顔にヒビが入ってそのまま倒れた。オレは奴の腹に着地して、そのまま降りた

 

スパルダ「立つんだ!立つんだよ!ヨクバール!」

 

ヨクバール「ヨクバール......ヨクバール!」

 

ヨクバールは立ち上がった

 

一馬(ナルガ)「まだ立ち上がるか.....」

 

スパルダ「さぁ!今度こそ倒しちまいな!」

 

ヨクバール「ギョイ!」

 

ヨクバールはこちらに向かって来た

 

一馬(ナルガ)「くっ.......こうなったら.......装着!」

 

オレはナルガからレウスに装着した

 

スパルダ「姿を変えたところで!」

 

あの技をやってみるか!オレはある技の構えを取った

 

[bgm:我が心明鏡止水〜されどこの拳は烈火の如く〜]

 

一馬(レウス)「はぁぁぁあ!オレのこの手が真っ赤に燃える!勝利を掴めと轟き叫ぶ!!!!!」

 

ミラクル(ルビー)「あれはまさか!」

 

マジカル(ルビー)「知ってるの!?」

 

ミラクル(ルビー)「うん!爆熱ゴッドフィンガーの口上だよ」

 

マジカル(ルビー)「爆熱ゴッドフィンガー?」

 

一馬(レウス)「とぉ!」

 

オレは飛び上がり、構えた

 

一馬(レウス)「ばあああああああくねぇつぅ!!!!ゴォォォォォッド!!!!!フィンガアアアアアアアア!!!!!」

 

オレは右手をヨクバールの頭部目掛けて突き出した。そして、ヨクバールの頭部を貫いた

 

ヨクバール「ヨクバール!?」

 

一馬(レウス)「ヒィィィィト!エンドッ!」

 

そして、ヨクバールは爆発した

 

ヨクバール「ヨクバール〜!!!」

 

そしてヨクバールは元の雲と看板になった

 

スパルダ「くっ.......次は容赦しないよ!オボエテーロ!」

 

そして、スパルダは逃げた。逃げたと同時に、雲が晴れ、そこには満天の星空が見えていた。てなわけで、オレたちは箒(オレはみらいの)に乗って星空を見た

 

リコ「気がつかなかった。星がこんなに綺麗だなんて」

 

一馬「ふっ、良かったぜ。元のリコに戻ってよ」

 

みらい「うん!」

 

リコ「え?」

 

はーちゃん「リコ、ずーっと、んーってお顔してたよ」

 

リコ「やだ.....」

 

みらい「まゆみたちがね、リコともっとお喋りしたいって」

 

リコ「明日、なんて話したら良いかな?」

 

はーちゃん「いっしょにあそぼ?だーよ」

 

一馬「そいつも良いが、まずは挨拶だな。おはよう!って挨拶すれば良いぜ」

 

リコ「それもそうね。わたし、見つけたい。この世界でも素敵なこと、たくさん!」

 

すると星が一つ、眩く光っていた。北斗七星の隣じゃないし、赤く光ってないから死兆星じゃないな。良かったー

 

一馬「綺麗じゃねぇか、あの星」

 

リコ「なんだか手が届きそう」

 

一馬「おいおい、何言って......っておい!何か近づいてきてねぇか?!」

 

リコ「え?」

 

みらい「あれ?」

 

モフルン「モフ?」

 

そして、その星っぽいのはリコの手に止まった

 

リコ「星に手が届いちゃった.....」

 

モフルン「くんくん.....甘い匂いモフ!」

 

一馬「ってことは!」

 

みらい「もしかして!」

 

リコ「もしかすると!」

 

リコが手を開くと、そこには銀フレームのリンクルストーンがあった。まぁ、エメラルドを除けばもう銀フレームだけだからな。金フレームは全てあるし

 

モフルン「タンザナイト!宇宙のリンクルストーンモフ!」

 

一馬「宇宙か.......ちょっと叫ばせてくれ」

 

リコ「え?」

 

みらい「もしかして.....アレ?」

 

オレは息を吸い込んだ。そして

 

一馬「宇宙キター!!!!」

 

オレはフォーゼの決め台詞の宇宙キターを叫んだ

 

リコ「何?それ」

 

みらい「フォーゼっていう、仮面ライダーのセリフだよ」

 

リコ「へ、へぇ......」

 

うっ!背中が......

 

一馬「!?イタタタ.....せ、背中が.....」

 

みらい「そっか....わたしとモフルンを守ってくれた時に......じゃあ!帰ったらわたしたちがマッサージしてあげる。良いよね?リコ」

 

リコ「へ?え、えぇ....良いわよ」

 

一馬「何か、すまんな」

 

そして、オレたちは家に戻った。そして、みらいとリコのマッサージを受けた。気持ちよかったぜー。そして翌日リコはある程度みんなとは接するようになったかな。オレは途中で壮太と学校まで競走したが結果はオレが勝った



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45話

あれから早1ヶ月、世間はゴールデンウィークだ。オレはその間に何をしてたかって?普通通り学校行ったり、新作のプラモやゲームを買ったなー。あと、みらいとリコと出かけたりもしたぜ。そして今日は、みんなでバーベキューだメンバーはオレ、みらい、リコ、そして、壮太とまゆみとゆうとだ。ゆうとこと並木ゆうととは、ダチになったぜ。で。親同行は大吉さんだけだ

 

一馬「オメーら来てくれてありがとうな」

 

壮太「ゆうとはオレが声掛けたんだ。男手が多い方が良いからな!」

 

ゆうと「ど、どうも」

 

一馬「はっ、確かにな。よろしく!ゆうと!」

 

まゆみ「よろしくね!」

 

ちなみに、席は後ろがオレから見て右からまゆみ、ゆうと、壮太。真ん中の列の真ん中がオレ、左右にみらいとリコが座っている

 

大吉「今日はみんなでバーベキューだ!楽しんでくれよな!」

 

リコ「バーベキューって何?」

 

一馬「簡単に言えば、肉や野菜を串にぶっ刺して焼く、外でやる事だな。家で食うよりも美味いぞー」

 

みらい「そうそう、ジューって焼いたりしてワクワクもんなんだから!」

 

リコ「ジューっね.....電気コンロや炊飯器は使わないの?」

 

大吉「ははっ!時には家電も使わないのも良いもんだよ。リコちゃんも分かるさ」

 

リコ「そうなんですか」

 

すると、リコが窓のスイッチを押したのか、窓が開いた

 

リコ「うわっ!?窓が勝手に!」

 

リコはビビった。すると今度は

 

『三百メートル先、左折。まもなく、目的地です』

 

リコ「しゃ、喋った.....水晶さんのお告げみたい」

 

今度はカーナビにビビっていた

 

リコ「こんな便利な乗り物だったなんて、まるで、魔法の絨毯ね」

 

まゆみ「魔法?絨毯?」

 

みらい「あ?!じゅ渋滞!絨毯も無くて快適だねぇってそういう風に言ったんだよ!」

 

一馬「っと着いたな」

 

そして、オレたちは車から降りた

 

壮太「なんだよ、みらい.....いつも持ってるなそのぬいぐるみ」

 

みらい「モフルンだよ、いっしょに着たかったんだよねーモフルン?」

 

ゆうと「荷物は僕が持つよ」

 

リコが荷物を持とうとして、ゆうとが持つよっと言ってきた

 

壮太「かっこつけてんじゃねーよ。オレが運ぶって」

 

おいおい、こりゃオレも混ぜてもらわないとな

 

一馬「おいおい、オレも運ぶぜ?てめーらだけでかっこつけてんじゃねーよ」

 

ゆうと&壮太「君に(おまえに)は朝日奈さんが(みらいが)いるでしょ!(いるだろ!)」

 

一馬「うっせ、ちょうど3つあるんだから、オレたちで運ぶぞ!」

 

そしてオレたち男トリオはダンボールを運んだ

 

みらい「リコってばすごい人気だね」

 

モフルン「モテモテモフ」

 

?「本当に、ちょっと妬けちゃうわね」

 

あれ、聞いた声がするぞ

 

リコ「え?!お、お、お、お姉ちゃん?!」

 

なんとリコの姉貴のリズさんが来ていた

 

リズ「久しぶりね、リコ」

 

みらい「リズ先生!」

 

一馬「リズさん!お久しぶりっす!」

 

オレはリズさんとは少し離れてたため、オレは叫んだリズさんは手を振ってくれた

 

ゆうと「一馬くん、誰ですか?あの人は」

 

一馬「リコの姉貴だよ」

 

壮太「マジ?!そういえばどことなくリコと似てるような........」

 

ゆうと「綺麗な人だったね」

 

一馬「ふっ、分かるぜゆうと。オレも初めて見たときは綺麗だって思ったぜ」

 

そしてそんな会話をする中、オレたちのバーベキュー敷地に荷物を置いた

 



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46話

荷物を置いた後、リズさんは大吉さんに挨拶をした

 

リズ「リズです。妹のリコがお世話になっています。今日は妹の様子を見に来ました」

 

大吉「それはそれは。あ、良ければご一緒に」

 

リズさんと大吉さんが話していると、隣のテントから。誰か出てきた

 

勝木「あ、坂田くん!朝日奈さん!みんな!」

 

クラスメートの勝木かなだ

 

一馬「勝木じゃねーか。おまえもバーベキューしに来たのか?」

 

みらい「勝木さん!お隣さんだね!よろしく!」

 

勝木「うん!」

 

そして、準備が始まった

 

大吉「じゃあ早速準備を始めようか。一馬くん、壮太くん、ゆうとくん、テントの設置と火起こしをしてくれ」

 

一馬&壮太&ゆうと「はい!」

 

オレたちは早速準備に取り掛かった

 

一馬「えーっと、火力は.....こんなもんでいいか」

 

オレは炭を入れたり、チャッカマンで火力の調節をしてた

 

一馬「大吉さん!こんな感じでどうっすか?」

 

大吉「どれどれ?.......うん、このくらいの火力でいいよ。じゃあ一馬くんは、みらいとリコちゃんと一緒にお米を研いで来てくれ、あと水くみも!」

 

みらい&リコ「はい!」

 

一馬「了解!」

 

オレたちは米の入った容器を持ってキャンプ場の水道へ向かった。そして水を入れている間に。リズさんから貰ったという校長からの手紙を見た

 

リコ「えっと、『緑と水に囲まれた清らかな地、そこへ、幸せを宿せし輝きあり。そうお告げが出た。もし心当たりがあれば探してきて欲しい』」

 

一馬「普通に手紙なんだな」

 

みらい「魔法じゃないんだね」

 

リコ「水晶さんで連絡した方が早いのにね」

 

一馬「そんなことより、まずは米を研ごうぜ」

 

オレたちは米を研ぎ始めた。まずオレがリコに手本として米を研いだ

 

一馬「ほらよ、リコもやってみな」

 

リコは研ごうとする。しかし

 

リコ「冷た?!」

 

リコはあまりの冷たさに驚いた

 

リコ「これくらい、魔法を使えば簡単だし」

 

一馬「チッチッチッ、分かってねぇな.....自分でやると楽しいぜ?これ」

 

みらい「そうだよ」

 

リコ「楽しい?って何が」

 

すると、リコが持ってたスマホンからチビが出てきた

 

はーちゃん「お花!はー!」

 

花?あー、よく見たら、クローバーの花畑があったか。しっかしクローバーか.......あの戦いで知り合った4人を思い出すぜ。ラブ達フレッシュプリキュアのことをな。それに花も見てたら、つぼみ達ハートキャッチプリキュアの事も思い出したぜ。あの戦いってのは、オレがユニコーンガンダムでプリキュア オールスターズと、一緒に戦った戦いだぜ

 

一馬「なるほど、クローバーか」

 

みらい「うわぁ!」

 

みらいはクローバーの花畑に向かう。もしかして、アレを見つけるのか?

 

リコ「クローバーがどうかしたの?」

 

みらい「四つ葉のクローバーは、ラッキークローバーって言われてて、幸せのアイテムなんだよ」

 

一馬「ちょいと詳しく言えば、クローバーの突然変異が四つ葉だな。あんまり見ないから、見つけたら幸せになるって言われてるぜ」

 

リコ「へ、へぇ〜」

 

みらい「幸せっていえば......」

 

リコ「まさか?!」

 

みらい「あったー!」

 

リコ「リンクルストーン?!」

 

一馬「いや、違うだろ」

 

みらい「見て見て!四つ葉のクローバー!一馬くん、似合うかな?」

 

みらいは四つ葉のクローバーを頭のアクセサリーとして身につけた

 

一馬「へぇ〜良いじゃん。似合ってるぜ」

 

みらい「ふふっ、ありがとう」

 

リコ「みらいったら。私たちが探してるのはリンクルストーンよ」

 

みらい「え〜リコも一緒に探そうよ。良いことあるかもしれないよ?」

 

そして、リコは、杖を構える

 

みらい「あーダメだよ。ラッキーアイテムは自分の力で見つけなきゃ」

 

一馬「そうだぜ?」

 

リコ「この中から?!それよりリンクルストーンを」

 

モフルン「くんくん....山からたくさんの甘い匂いがするモフ!」

 

リコ「あの山に、リンクルストーンが?!」

 

すると、リコはホウキを取り出した

 

リコ「キュアップ・ラパパ!ホウキよ飛びなさい!」

 

そして、リコはホウキで飛んでいった

 

みらい「誰かに見つからないようにね!」

 

そしてみらいもホウキを取り出した。そして飛んでいった

 

一馬「リンクルストーンじゃないと思うけどなー。ま、米を研いで持っていくか」

 

オレは水道に戻って、みらいとリコが研ぐ予定だったやつを研いだ。そしてオレは全て持っていった。1つは腕に通して、もう2つは両手に持ってな

 

一馬「戻りましたっと」

 

オレは米の入った容器を机に置いた

 

大吉「お疲れ様、ところでみらいたちは?」

 

一馬「あー、それがですね.......ふと目を離した隙にどっか行っちまったんですよ」

 

オレは嘘を交えながら話した。まぁ、信じてくれたから良かったが

 

勝木「これ、うちから差し入れ......ん?」

 

一馬「どした?勝木.......げっ!?」

 

オレは上を見た。そこには多分蜂に追いかけられているみらいとリコが!こっち来てるよーバレちまうぞ!あ、落ちた

 

一馬「お、オレみらいとリコ探してくるぜ!」

 

勝木「ちょ、ちょっと坂田くん!」

 

オレは2人を探しに向かった

 



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47話

 

オレは森で何とか2人を見つけた。そして、いよいよバーベキューが始まった

 

一馬「いただきますっと」

 

一馬以外「いっただきまーす!」

 

オレたちは、串にかぶりついた

 

一馬「うめぇなこりゃ!」

 

壮太「うめぇ!」

 

まゆみ「ほんと!」

 

ゆうと「最高ですね!」

 

それから、食っていると勝木が来た

 

勝木「ねぇねぇねぇ!朝日奈さんたちは見なかった?!」

 

リコ「何を?」

 

勝木「さっきホウキに乗った2人組が飛んでたの!」

 

みらい&リコ「えぇ?!ホウキに乗った二人組?!」

 

勝木「今まで何度か目撃して、確信したわ!きっとアレは魔法つかいよ!」

 

リコ「ま、魔法つかい?!」

 

みらい「違う!違う!きっと、大きな鳥さんだよ!」

 

勝木「坂田くんはわたしと一緒に見たよね!」

 

一馬「あ、あぁでも、アレはほんとに鳥だったぜ。鷲とか鷹レベルの鳥じゃないかな。第一魔法つかいなんてそんなフィクションな存在がいるわけねぇだろ。ファンタジーやメルヘンじゃあるまいし........」

 

勝木「本当に鳥だったのかな」

 

もしかしたら、今後勝木に見られるかもしれない..........オレの予想だが

 

リズ「ご飯が炊けたわよ。みんなで食べましょう」

 

一馬「お、炊けましたか。じゃあ勝木、オレたちはこの辺でー」

 

オレたちはご飯を炊いていた場所へ向かった。容器を開けると真っ白なご飯が

 

一馬「オレたちが研いだ米だな。我ながらよく炊けてるじゃねぇか」

 

そして、オレたちは食事を続けた。途中で大吉さんが何かを言ってた気がするが、軽ーく聞き流していた。そして、食い終わった後、オレとみらいとリコは水道へ向かって、容器を洗った

 

みらい「お肉もお野菜もジューシーだったし、ご飯もふっくらで本当に美味しかったねー」

 

一馬「そうだな」

 

みらい「あ、そうだリコ」

 

リコ「?」

 

みらいは頭につけてた四つ葉のクローバーをリコに渡そうとする

 

みらい「ラッキーアイテムだよ!リンクルストーンもきっとすぐ見つかるよ!」

 

リコ「ありがとう。けど、これはみらいのものよ。わたしも、自分で探してみる!」

 

一馬「その方が良いぜ」

 

すると上から、奴の声がした

 

バッティ「プリキュア!坂田一馬!」

 

みらい&リコ「あ!?」

 

一馬「バッティ!?」

 

バッティ「エメラルドは先に私がいただきますよ。魔法!入りました!いでよ!ヨクバール!」

 

そしてバッティは蜂みたいなヨクバールを召喚した

 

ヨクバール「ヨクバール!」

 

バッティ「行くのです!」

 

ヨクバール「ギョイ!」

 

くっ、空か.....とりあえず装着しないとな

 

みらい「一馬くん!リコ!」

 

一馬「おう!」

 

リコ「えぇ!」

 

今回の装備は......ジンオウガだ!

 

一馬「装着!」

 

ミラクルとマジカルは、サファイアか!

 

ミラクル(サファイア)「2人の奇跡!キュアミラクル」

 

マジカル(サファイア)「2人の魔法!キュアマジカル!」

 

ミラクル&マジカル(サファイア)「魔法つかいプリキュア!」

 

一馬(ジンオウ)「クリスタルに選ばれし騎士!そして悪を狩る狩人!坂田一馬!見参!」

 

バッティ「ふっふん、話に聞いた空のプリキュア ......しかし、青空は私の舞台.....絶対に負けませんよ!」

 

ヨクバール「ヨク!バール!ルルルルルルルル!!!!!」

 

ヨクバールはいきなり砲弾をぶっ放してきた。オレたちは左右に避ける。そして、2人は飛んだ。ちっオレにも何か......そうだ!オレは武器をイメージした。使う武器は......王砲ライゴウ・パワーバレルだ!すると、オレの近くにレールガンのような武器が現れた。オレはそれを両手で持つ。そして上空へ向け、スコープを覗く。見せてやるぜ、津成木町のロックオン・ストラトス(由来は夏祭りの射的とかで1発で景品を落としていたから)と呼ばれた腕前を!そして、スコープはヨクバールを捕らえた。今だ!

 

一馬(ジンオウ)「狙い撃つぜ!!!!サンダー・シュート!!!」

 

オレはトリガーを引いた。雷の弾が超高速で発射されて、ヨクバールを貫いた

 

ヨクバール「ヨクッ!?バーーールーーーー!?」

 

バッティ「何!?」

 

ミラクル(サファイア)「え!?」

 

マジカル(サファイア)「落ちていく......って今の攻撃って」

 

2人はオレの方を見た。オレはサムズアップをする

 

マジカル(サファイア)「やっぱり、一馬だったのね」

 

ミラクル(サファイア)「遠くから当てるの.......カッコいいよ!ね!マジカル!」

 

マジカル(サファイア)「え、えぇ.....ちょっとだけね」

 

2人が何か会話しているが、何かは分からなかった。そして、2人はヨクバールが墜落したところへ向かった。そして、プリキュア!サファイア・スマーティッシュ!の声が聞こえたので、どうやら浄化されたようだ

 

バッティ「おのれ!まさか、狙撃されるとは.....オボエテーロ!」

 

そして、オレたちは四つ葉のクローバーを探すことになった

 

リコ「四つ葉のクローバー......どこかな」

 

みらい「一緒に探そう」

 

一馬「オレも探すぜ」

 

リコ「今日のことで、気づいたわ」

 

一馬「何にだ?」

 

リコ「校長先生が、水晶さんを使わずにお姉ちゃんに手紙を渡したのは、魔法を使わずにリンクルストーンを探してさいっていうヒントなのかも。それに、一馬やみらいと一緒に頑張って探したら、見つけた時に、とっても幸せになれると思うの」

 

一馬「そうか.....」

 

みらい「頑張ろう!」

 

そうして探していると、向こう側に光っているクローバーを見つけた

 

一馬「ひ、光ってやがる」

 

モフルン「甘い匂いがするモフ!」

 

甘い匂い?まさか!

 

はーちゃん「お花!お花!」

 

そしてリコは光っているクローバーいや、四つ葉のクローバーを拾った

 

リコ「あったわ!」

 

するとそのクローバーは銀フレームのリンクルストーンに変化した 

 

リコ「これって.....」

 

モフルン「ペリドット!草のリンクルストーンモフ!」

 

はーちゃん「わーい!わーい!」

 

みらい「幸せのクローバーが、リンクルストーンだったんだね」

 

リコ「良かった....」

 

そしてオレたちはキャンプ場へ戻った。そして片付けて、キャンプ場を後にしたぜ



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48話

バーベキューが終わって5月の下旬ごろに差し掛かった。まずあったのは中間テストだな。オレは全教科ギリギリだったが、みらいはやっぱり、数学だけはダメだった。で、みらいは数学の再テストを受けることになった。リコは満点だったぜ。そして、再テスト前に、みらいは家で数学の予習をすることになった。リコはこっちの字の練習だな。寝ている間にノートを見たのだが、あるページで、オレの名前をびっしり書いててちょっとだけゾッとしたぜ........そして、再テストの日。みらいの再テストがちょうど終わった頃、学校にガメッツが現れた。オレたちは何とか撃退したぜ。で、みらいの再テストの結果だが、合格したぜ。良かった良かった〜。その時、何と月から銀フレームのリンクルストーンが降ってきたんだ。ムーンストーンだとよ。んで次に起こった出来事と、言えば、チビが学校で騒ぎを起こしたことだな。いろんな姿になってよ、幸せを運ぶ妖精だって噂になってたぜ。これ、津成木第一中学校の七不思議にならない........なるかもしれん。あ、スパルダが出てきたりしてたが、撃退してやったぜ。そして6月に入って、中旬のある日。突然インターホンが鳴った

 

一馬「はいはい今出ますよっと、って?!」

 

みらい「おっはよう!一馬くん」

 

リコ「おはよう一馬」

 

みらいとリコは挨拶してくれた。いや、オレが驚いたのはそこじゃ無いなぜなら!

 

ケイ「やっほー、一馬くん」

 

エミリー「元気だった?」

 

ジュン「遊びに来たぜ!」

 

フランソワ「ご無沙汰!」

 

一馬「ケイにエミリーにジュン....そしてフランソワさん!?」

 

何と魔法界のケイとエミリーとジュン、フランソワさんが来ていた。そしてオレたちはみらいの提案で、いちごメロンパンを食べに向かった。そしてあのパン屋を見つけた。そしてみらいたちはいちごメロンパンを、オレはカレーパンを頼んだ

 

ケイ「いちごメロンパン!」

 

エミリー「ん〜、みらいが言って通り」

 

ケイ&エミリー「おいしい〜」

 

みらい「でしょ?」

 

モフルン「はむっ.....お土産のクッキーも美味しいモフ!」

 

するとモフルンがかじったクッキーの色が変わった

 

モフルン「モフ!バナナの味になったモフ!」

 

エミリー「くるくる味が変わるクルクルッキーよ」

 

何そのトリコに出てくる虹の実みたいなクッキーは.....すると、また色が変わった

 

モフルン「今度はミント味モフ!光るキャンディもあるモフ!」

 

ケイ「綺麗でしょ?」

 

リコ「フランソワさんはどんな用事でこっちに?」

 

フランソワ「お買い物よ」

 

そして、フランソワさんはトランクを開けた。トランクには沢山の生地がトランクからはみ出るほど入っていた

 

一馬「すげっ......」

 

フランソワ「お店で使う生地をね。ナシマホウ界にはよく来るの。ちゃんと許可を取ってね」

 

リコ「知らなかった.....」

 

フランソワ「あなたのお洋服も、私がこっちの生地でつくったのよ」

 

リコ「そうなんだ...」

 

ケイ「こっちにも妖精っているのね」

 

妖精?あー、チビのことか。そういや見せるの初めてだったか

 

はーちゃん「こんにちは!はーちゃんだよ!」

 

みらい「はーちゃんは、魔法界から一緒に来たんだよ!」

 

補習メイト「へぇ〜」

 

まぁパン屋ではこんな会話があったな。後は向こうの授業の事とかな。ケイ曰く大変らしいぜ、そういえばジュンが連写を見せてくれたな。すげぇ早かったぜ。でオレたちはパンを食い終わった後、街をぶらりと歩くことになった。女子5人にオカマ1人の中に放り込まれるオレ........まぁオレにはみらいという彼女がいるからな!

 



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49話

オレたちはパン屋を後にした後。町を歩いた

 

エミリー「ひぃ?!」

 

歩いてた途中、エミリーは車にビビった

 

エミリー「何あれ?!」

 

リコ「自動車って乗り物よ」

 

ケイ「あんなのに乗るの!?目が回りそう」

 

リコ「中々快適よ」

 

補習メイト「えー!?乗ったの?!」

 

リコ「まぁね.....一応道を教えてくれる便利な道具もあるんだから」

 

ジュン「カーナビゲーションシステムか」

 

何と、ジュンがカーナビのことを知っていた

 

一馬「お前、詳しいんだな」

 

ジュン「ナシマホウ界はアタイの憧れ!ナシマホウ界最強ガイド天の巻、地の巻。何回読んだことか!」

 

そんなんあるのか....てかちょっと傷んでるな.....

 

みらい「へぇ〜」

 

ふと、上を見上げるとヘリが飛んでいた

 

エミリー「何あれ?」

 

リコ「ヘリコプターね」

 

するとジュンはキャンパスを取り出す

 

リコ「だから、魔法がバレるでしょ?!」

 

すると奥からなんと、まゆみと勝木が来た

 

まゆみ「みらい!」

 

勝木「坂田くん!」

 

みらい「あ!まゆみ!」

 

一馬「勝木もか!?」

 

マジか.......

 

まゆみ「3人と会えるなんて最高すぎ!勝木さんと遊びに行こうとしてたの」

 

一馬「そうなんか....」

 

ジュン「キュアップ・ラパパ!」

 

するとジュンが魔法を唱えた。不味い!

 

一馬「ゲッ!?うおおおおお!!!!!!」

 

オレは急いでペンを持ち、書いてる風に叫んだ

 

まゆみ「な、なに?!」

 

一馬「おおおお!!!!はははは.......」

 

まゆみ「早ッ!?しかも上手い!?」

 

勝木「こんなに絵が上手かったっけ?」

 

一馬「はっはっはっ!、まぁオレが本気を出せばこんなもんよ!」

 

ケイ「あ、みらいとリコと一馬くんのお友達?」

 

まゆみ「えぇ、あなたたちは?」

 

リコ「わたしの故郷の友達、ケイとジュンとエミリーよ」

 

まゆみ「よろしくね!っでそちらの人は」

 

フランソワ「わたしはフランソワ。あなたたちも一緒にどう?」

 

てなわけでまゆみと勝木もついてくることになった。こいつはぁグレートですよ.......別の意味で。オレは逃げ.....帰ろうとしたが、みらいに止められたぜ畜生。で、オレたちはショッピングモール[イオンモール津成木]へやってきた

 

エミリー「何なの?ここ」

 

リコ「わたしも.....初めて来た.....」

 

ジュン「ショッピングモールさ!いろんな店が集まってるらしいよ!」

 

ケイ「魔法商店街みたいだね!」

 

勝木「え?」

 

まゆみ「魔法商店街?」

 

みらい「あー!あれ何のお店だろう!行ってみよう!」

 

まゆみ「えー!?み、みらい!?」

 

そして、オレたちはいろんなところを回った

 

[電気屋]

 

ジュン&リコ「おぉー!」

 

ケイ「んー?」

 

エミリー「ひえ?!」

 

リコとジュンはテレビを見て、ケイはビデオカメラをのぞいていた。そして、ケイのドアップが別のテレビに映るそれを見てエミリーは悲鳴を上げた

 

[模型店]

 

ジュン「へぇ〜これがプラモデルか.......」

 

「ありがとうございましたー」

 

オレはプラモを4つ買ってきた。1つはHGのフォースインパルスガンダム。1つはHGのフルアーマーユニコーンガンダム(Dモードレッドバージョン)後の2つはフィギュアライズバストのキラとアスランだ

 

勝木「坂田くんって、そういうの好きなんだね......」

 

一馬「まぁな」

 

[玩具屋のぬいぐるみコーナー]

 

ケイはウサギのぬいぐるみを手に取る

 

ケイ「わたしもいつか、モフちゃんみたいに、動いて喋って、よく食べるぬいぐるみが欲しいんだよね」

 

まゆみ&勝木「え?」

 

勝木「喋って動いて?」

 

まゆみ「よく食べる?」

 

みらい「あ、えっと、モフルンってそういうぬいぐるみなの.......」

 

ジュン「おーい!こっちに良いもんあるぞ!」

 

そう言ってジュンは隣のゲーセンのプリクラを指さした。そして撮ることになった。オレか?巻き込まれたよみらいによってな

 

みらい「しゃがんでしゃがんで......ほら、一馬くん、笑顔になってー」

 

一馬「あ、あぁ......」

 

みらい「行くよーせーの!」

 

パシャっと音が鳴った。んで編集して出来た写真は.......うん、これ男子に見せたら、確実にボコられるやつだこれは。まぁ、もしボコりに来たら返り討ちにあわすけどな!それにしても、この写真、モフルンと........小さいくてブレているがチビの姿もあった

 

ケイ「うわぁ、可愛い〜」

 

うーむ、やっぱりオレが異彩を放っているな

 

勝木「ん?これは何?」

 

ヤバイ!勝木が気づいた

 

一馬「さ、さぁ....何だろうな.....」

 

みらい「あ、そうだ!一馬くん。今度は2人で撮ろうよ!」

 

一馬「お、おいみらい!?」

 

オレはみらいに無理やり一緒にプリクラに入った

 

みらい「さっきと同じ笑顔で」

 

一馬「お、おう」

 

みらい「行くよー!せーの!チュッ」

 

一馬「!?」

 

シャッターと同時に、左の頬に柔らかい何かが、それは、みらいの唇だった。つまり、頬にキスされたってことだoh......で、写真は、キスされて、びっくりした顔をしているオレと、キスして、どことなく色っぽい顔でカメラの方を見てるみらいだった

 

一馬「...........」

 

フランソワ「あらあら」

 

ケイ「ラブラブだぁ〜」

 

エミリー「2人って付き合ってたんだ〜」

 

みらい「えへへ......」

 

ジュン「おーい、一馬?どうした?」

 

一馬「........!」

 

オレはガンシューティングゲームの方へ向かう。そして100円入れてゲームを始めた

 

一馬「うぉぉぉぉぉらぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

 

オレは画面上の敵を撃ちまくる

 

まゆみ「す、凄い......」

 

勝木「一馬くんってゲーム上手かったんだ.......」

 

みらい「かっこいいよ!!!!一馬くん!!!」

 

一馬「おおおおお!!!!!」

 

そして、あっという間に1コインクリアしてしまった



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50話

ゲームセンターで一通り遊んだ後、オレたちはレストランで昼飯を食べることになった

 

エミリー「何種類も飲み物が出るなんて、まるで魔法のポットみたい」

 

勝木「魔法?」

 

まゆみ「たしかに魔法っぽいよね」

 

オレ的にレストランのドリンクバーと言えば、やっぱマッドドリンクの生成だな。何種類ものドリンクを混ぜることで美味しくなることもあれば、なんとも言えない味になることもある。まさに闇の錬金術!それがマッドドリンクだ

 

フランソワ「懐かしいわ......」

 

一馬「懐かしい?」

 

フランソワ「えぇ、私もこっちにいた時は、あんな感じではしゃいでたわ」

 

みらい「こっちに住んでたんですか?」

 

フランソワ「あなたたちぐらいの時にね、素敵な仕立て屋になるために、修行してたのよ」

 

フランソワ「別に珍しいことじゃなくてよ。ナシマホウ界には、魔法界の人間もたくさん住んでいるの。例えば、彼とか」

 

そう言って通路を挟んで向かい側の席のノートパソコンを操作している男性の方を指す

 

フランソワ「彼女もね」

 

今度はウェイトレスを指した

 

フランソワ「有名なタレントさんとか、アーティスト、声優さんにもいるんだから」

 

一馬「マジっすか!」

 

フランソワ「えぇ、でももちろん、魔法が使えることは隠してね」

 

リコ「噂には聞いてたけど、結構いるのね」

 

ジュン「アタイも来るつもりさ。ナシマホウ界のことをもっと知りたいんだ。だから学校を卒業したら来るつもりだよ」

 

一馬「へぇー」

 

みらい「ジュンにはそんな目標があったなんて、凄いなぁ」

 

そして、飯食った後、オレたちは外へと出た。そしてジュンたちは外にあったサイクリングショップを覗いていた

 

ジュン「これが自転車か!?」

 

まゆみ「自転車も見たことないの?!」

 

まゆみ&勝木「信じられない!」

 

そういやリコのやつ、朝からなんか少し変な表情をしてたな何だ?

 

フランソワ「心配しないでリコちゃん」

 

リコ「え?」

 

フランソワ「わたしもこっちにいた時は、ちょっぴり不安だったわ。魔法界のみんなより遅れをとってるんじゃないかって」

 

なるほど、遅れか

 

フランソワ「でもね、こっちでは魔法学校では教わらない、いろんなことが勉強できてよ」

 

みらい「そうだよ!リコも言ってたじゃない『無駄な努力なんてない。どんなことでも一生懸命に頑張れば、きっと力になる』って。わたしも、いろんなことをやってみようと思うんだ!立派な魔法つかいになるっていう、リコみたいに。わたし、なりたいものが決まってない......でも、いっぱい、いっぱい、いろんなことを勉強して、たくさん頑張ってみたら、目標が見つかるかなーって」

 

一馬「オレも、恥ずかしいけどみらいと同じ今はなりたいものが無いんだ......だがオレだって頑張って、いつかは、夢を見つけれるようになりたいぜ」

 

みらい「一馬くん.......」

 

リコ「みらい.....一馬......」

 

フランソワ「ほーら、そろそろお時間よ」

 

そう言ってフランソワさんはジュンたちの方へ行った

 

一馬「さてと、オレたちも行くか」

 

すると

 

「見つけたよ......」

 

オレたちは後ろを向いた。そこにはスパルダがいた

 

みらい「あなたは!」

 

一馬「スパルダ!」

 

リコ「またエメラルドを!?」

 

スパルダ「いや、今日はちょっと違ってね......」

 

リコは箒を取り出す

 

リコ「みらいは乗って!一馬は掴まって!」

 

みらいは乗って、オレは掴まった

 

リコ「キュアップ・ラパパ!箒よ飛びなさい!」

 

そしてホウキは飛んだ。ってしまった!ガンプラ置いてきてしまった。でも今はそんな場合じゃ無いか

 

スパルダ「逃さないよ!」

 

スパルダも追いかけてきた。そしてしばらくオレたちとスパルダの追いかけっこが始まった

 

スパルダ「はぁ!」

 

そして、スパルダの出してきたネットに捕まって、オレたちは墜落してしまった。幸い、ビルの屋上だったから良かったが。その衝撃でリコはリンクルスマホンを落としてしまった。まぁすぐ回収したがな

 

スパルダ「もう逃さないよ?」

 

するとスマホンからチビが出てきた

 

はーちゃん「3人をいじめちゃダメ!」

 

一馬「お前、早く隠れてろ!」

 

スパルダ「こいつらなど、どうでもいい。私が欲しいのはリンクルスマホン」

 

こいつ、何でリンクルスマホンのことを!

 

リコ「どうしてリンクルスマホンを!?」

 

スパルダ「いいからよこすんだよ!」

 

一馬「黙れ!」

 

オレはチビの前に出る

 

一馬「誰がてめぇみたいなクズにリンクルスマホンを.....渡すかよ!たとえ死んでもなぁ!」

 

みらい「そうだよ!」

 

リコ「あなたなんかに渡さないわ!」

 

モフルン「モフ!」

 

スパルダ「ふふっ、そう言うだろうと思ったよ」

 

そしてスパルダはあるところを指差した。そこには、あの時のヘリが糸に捕まっていた。まさか!

 

スパルダ「こっちのものは使えるからねぇ。ドクロクシー様が強くお望みなんだ......何があってもそいつを手に入れる!」

 

そして、スパルダは杖を取り出した

 

スパルダ「魔法!入りました!」

 

そして、スパルダは杖を投げる。そしてそこからヘリの上空に禍々しい魔法陣が現れてヘリコプターが吸い込まれる。そして何とスパルダもその魔法陣に入った。そしてそこから暗雲が広がった。奴は本気ってことか。良いぜ、ならこっちも本気(マジ)になるだけだ!

 

モフルン「変身するモフ!」

 

一馬「お前ら!」

 

みらい「うん!」

 

リコ「えぇ!」

 

空中ならレウスだ!武器は飛竜刀【朱】と火竜砲・パワーバレルで行くぜ!お、あっちはサファイアか

 

ミラクル(サファイア)「2人の奇跡!キュアミラクル!」

 

マジカル(サファイア)「2人の魔法!キュアマジカル!」

 

ミラクル&マジカル(サファイア)「魔法つかい!プリキュア!」

 

一馬(レウス)「クリスタルに選ばれし騎士にして、悪を狩る狩人(ハンター)!坂田一馬!見参!」

 

オレ達は飛び上がって雲の中に突入した



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51話

オレ達は暗雲の中に入った。そこは闇、真っ暗だった。オレ達は辺りを見回す。そして

 

一馬(レウス)「?!何だありゃ!」

 

そこにいたのは、ヘリと融合したスパルダだった。見た目としては、ヘリに手と顔があるという変な姿だ

 

スパルダ「寄越せ.....リン.......クル......スマホン......ドクロクシー様の.....のぞ.......み......はぁぁぁあ!!!!」

 

そして、スパルダは光弾を飛ばしてきた。2人は回避する。オレは回避しながら火竜砲で撃って反撃した。が弾かれた

 

一馬(レウス)「!?効いてねぇ!」

 

それにしても、様子がおかしい.......まさか、暴走!?

 

スパルダ「うらぁ!」

 

マジカル(サファイア)「きゃぁ!?」

 

しまった!リコが!」

 

一馬(レウス)「リコ!」

 

オレは火竜砲を捨て、リコの元へ飛び、お姫様抱っこした

 

一馬(レウス)「大丈夫か?リコ」

 

マジカル(サファイア)「え、えぇ......あ、ありがとう.....」

 

あれ、何かリコの顔が赤い......

 

ミラクル(サファイア)「マジカル!」

 

みらいも来た

 

スパルダ「ふっふっふっ」

 

一馬(レウス)「てめぇ......」

 

スパルダ「闇の中で勝てるはずが無い」

 

一馬(レウス)「闇だと?」

 

スパルダ「闇は、あらゆるものを覆い尽くす......ドクロクシー様の闇は......こんなものでは無い!魔法界も!」

 

来る!

 

一馬(レウス)「ぐっ...ああっ!?」

 

ミラクル&マジカル(サファイア)「きゃあ?!」

 

オレたちはスパルダに吹っ飛ばされた。そこからラッシュを受けてしまう

 

スパルダ「この世界も!全てを覆い!闇の世界となる!!!!!!」

 

ミラクル(サファイア)「くっ.......友達が.....いるの.....どっちの世界にも!大切な友達がいるの!」

 

マジカル(サファイア)「えぇ!大切なの!私に!色んなことを教えてくれるの!魔法界と、この世界のみんなが!」

 

一馬(レウス)「オレだって.....守りたい奴らがいるんだ!」

 

スパルダ「はぁ!」

 

クリスナイト(レウス)「ぐはぁ!?」

 

ミラクル&マジカル(サファイア)「あぁ!?」

 

スパルダはさらにオレ達を吹っ飛ばした。

 

ミラクル(サファイア)「何よりも.....楽しかったの......今日.....みんなと一緒で.....また、みんなで一緒に遊ぶんだから!」

 

マジカル(サファイア)「だから、闇の世界にするなんて.....」

 

一馬(レウス)「オレたちが.....絶対に......」

 

ミラクル(サファイア)「絶対に.....」

 

マジカル(サファイア)「絶対に.....」

 

オレ達は体制を立て直す。そして

 

一馬(レウス)&ミラクル&マジカル(サファイア)「許さねぇ!(ゆるさない!)」

 

オレ達は叫んだ

 

一馬(レウス)「みらい!リコ!オレが奴を弱らせる。だからそれまで手を出すなよ!」

 

ミラクル(サファイア)「分かった!」

 

マジカル(サファイア)「えぇ!」

 

するとクリスタルから声がした

 

クリスタル『一馬!前にお前に見せてもらった黒炎王。アレに装着するぞ!」

 

!?分かったぜ!

 

一馬(レウス)「装着!」

 

するとオレは赤黒い炎に包まれた。そしてレウスシリーズから黒炎王シリーズへと姿が変わった。そして飛竜刀【朱】が飛竜刀【玄】になった

 

スパルダ「!?」

 

ミラクル(サファイア)「あの姿は!」

 

マジカル(サファイア)「確か.......黒炎王リオレウスの防具だったかしら」

 

一馬(黒炎王)「さてと決着をつけようか、スパルダさんよ」

 

スパルダ「倒す.......倒す!!!」

 

一馬(黒炎王)「倒されるのは.......てめぇだぜ!!!!!」

 

オレの【玄】とスパルダの拳がぶつかる

 

スパルダ「はぁ!やぁ!」

 

一馬(黒炎王)「はぁ!せいっ!」

 

ほぼ互角の戦いになっていた

 

スパルダ「うらぁ!」

 

オレはスパルダの隙をついて鏡花の構えを取った

 

一馬(黒炎王)「せいはーっ!」

 

オレはスパルダのパンチをいなして反撃した

 

スパルダ「ぐはっ!?」

 

そして怯んでいる隙を見て【玄】を納刀して爆熱ゴッドフィンガーの構えを取った

 

一馬(黒炎王)「オレのこの手が真っ赤に燃える!勝利を掴めと轟き叫ぶ!」

 

スパルダ「や.....やめろ.......」

 

一馬(黒炎王)「ばあああああああくねぇつぅ!!!!ゴォォォォォッド!!!!!フィンガアアアアアアアア!!!!!」

 

スパルダ「ぐわぁぁぁぁ!?」

 

ゴッドフィンガーでスパルダを吹っ飛ばした

 

スパルダ「あ......あがっ.......」

 

一馬(黒炎王)「今だ!」

 

ミラクル(サファイア)「うん。行くよ!マジカル!」

 

マジカル(サファイア)「えぇ!ミラクル!」

 

そして、

 

ミラクル&マジカル(サファイア)「プリキュア!サファイア・スマーティッシュ!」

 

スパルダ「闇が.....闇の力が......馬鹿な!?.........はっ!まさか、奴か!?ああああああ!!!!!」

 

一馬(黒炎王)「狩猟......完了!」

 

オレは後ろを向きながらそう言ったそして、自動的にさっきの屋上へ戻った。そして戻って降りてみんなの元へ戻った

 

みらい「みんなー!」

 

エミリー「どこへ行ってたの?心配してたよ....」

 

まゆみ「そうだよ!」

 

一馬「はっはー悪りぃ悪りぃ」

 

フランソワ「はい、これあなたのでしょ?」

 

そう言ってフランソワさんはガンプラが入った袋を渡してくれた

 

一馬「あ、どうもフランソワさん....おっと....」

 

オレたちは夕陽を見た

 

エミリー「綺麗ね.....」

 

一馬「そうだな」

 

みらい「きっと、こうしてみんなで見ているからだよ.....こっちとかあっちの世界関係なくさ、みんなで見てるからね.....」

 

リコ「えぇ、だから、より一層綺麗に見えるのよね」

 

勝木「こっちとかあっちの世界?」

 

一馬「気にすんな、勝木にまゆみも。オレは気にしない」

 

しかし、こんな夕陽をみてたら、バカヤロー!って叫びたくなるが、さすがに叫んだら迷惑するからな

 

ケイ「リコ、何か変わったよね?」

 

リコ「え?」

 

エミリー&ジュン「うんうん」

 

リコ「わたしは別に....」

 

するとフランソワさんがリコを抱きしめる

 

リコ「えぇ!?」

 

フランソワ「立派になったわ.......あ!?もう最終の時間よ!急がないと!」

 

エミリー「えー!?」

 

ジュン「まだ帰りたくなーい!」

 

ケイ「ぬいぐるみも買ってないし!」

 

フランソワ「また連れてきてあげるから!」

 

補習メイト「えー!?」

 

フランソワ「急ぐわよ!」

 

ジュン「また来るからなー!」

 

エミリー「みらい!リコ!一馬くん!またねー!」

 

そう言ってフランソワさんは強引に3人を連れて帰っていった

 

みらい「うん!」

 

一馬「おう!」

 

ケイ「モフちゃんも元気でねー!」

 

モフルン「モフ」

 

ジュン「かな!まゆみ!またなー!」

 

フランソワ「じゃあね!リコちゃん!みらいちゃん!一馬くん!」

 

みらい&リコ「うん!」

 

一馬「おう!」

 

そして見えなくなった

 

勝木「うーん!楽しかったー!」

 

まゆみ「うん!最高すぎ!」

 

みらい「だよね!」

 

リコ「えぇ!」

 

一馬「おうよ!」

 

そして、上を見上げると魔法の絨毯が飛んでいくのが見えたので、それでまゆみと勝木が少し騒いだってことがあったんだぜ。まぁ、まゆみと勝木には何とかごまかせたけどな!さーてと家に帰ったら早速作りますか!



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52話

リコ「うわぁ!?何これ、止まらない!?」

 

大吉「はっはっはっ!最新式のパワフル掃除機だよ!ダイソンにも負けてないよ!」

 

よぉ、オレだ。今日は6月25日の土曜日だ。そして今日は朝日奈家の大掃除だった。ちなみに月曜日は学校側の都合で休みなっている。つまり三連休だ!

 

一馬「リコ、オレが代わってやるよ」

 

リコ「こ、これはわたしがやるから!やっぱ止まらない!?」

 

一馬「そっか」

 

オレはみらいが掃除している所へ向かった

 

みらい「うぅ....取れない!」

 

っと、どうやら窓拭きに苦戦してるみたいだな

 

一馬「どうしたんだ?みらい」

 

みらい「あ、一馬くん。実はちょっと窓の汚れが落ちなくてねー。でも大丈夫!これくらい魔法で......」

 

そう言ってみらいは杖を取り出す

 

一馬「おい!バカっ......」

 

すると、窓から今日子さんが覗いて来た

 

今日子「二人とも?」

 

みらい「え!?」

 

一馬「あ!?」

 

今日子「みらい、何その杖、魔法でも使う気?」

 

みらい「あ、いや、あの、これは.......」

 

するとかの子ばあちゃんがやってきた

 

かの子「魔法ねぇ.....おばあちゃんも魔法使ってみようかしら?」

 

一馬&みらい「え?」

 

リコ「いま、魔法っていいました?!」

 

リコもやってきた

 

かの子「新聞よ、窓をピカピカにしておくれ!」

 

そしてかの子ばあちゃんはバケツの水で新聞紙を濡らして、そのまま窓を拭いた。あぁ、アレね

 

みらい「汚れが簡単に落ちちゃったよ!」

 

かの子「仕上げは乾いた新聞紙で.....」

 

リコ「本当に新聞紙でピカピカに?!」

 

今日子「もう、おばあちゃんったら魔法だなんて。新聞紙のインクの力でしょ?」

 

かの子「いえいえ、わたしの魔法のおかげよ」

 

大吉「おーい!これは何処にしまったら良い?っておわっ!?」

 

大吉さんが何かを抱えて来たのだが、少しの段差につまづいた

 

今日子「大丈夫!?」

 

一馬「あちゃー......」

 

みらい「あ、お父さん!」

 

オレとみらいとリコは大吉さんの近くによる

 

みらい「あれ?これって.....」

 

するとみらいはとあるアルバムを手にした。かの子のアルバム......ってことはかの子ばあちゃんのアルバムか。中を見てみると、そこには若い女性が

 

かの子「まぁ、懐かしい......」

 

みらい「この人もしかして、おばあちゃん?!」

 

かの子「えぇ....」

 

マジかよ.......

 

かの子「ちょうど、あなたたち3人ぐらいの頃ね....この公園でね、不思議な人に出会ったのよ」

 

みらい「不思議な人?」

 

かの子「えぇ.....今でもあの光景が目に浮かぶよ......」

 

それほどまでに脳内に焼き付いているんだな......

 

かの子「その人は風のように現れて......あの時のこと今でもずーっと忘れられないわ」

 

そして、オレたちはみらいの部屋に入った

 

みらい「はぁ.....おばあちゃんの思い出の人か......」

 

一馬「どんな人何だ.......んぐっ......うめぇ」

 

掃除が終わった後のスプライトはうめぇぜ

 

リコ「みらいのおばあさまって素敵ね!」

 

みらい「うん!」

 

すると水晶が

 

水晶「やれやれ、校長の占いったら肩がガッチガチですわ」

 

一馬「肩あんのかよ......」

 

水晶「ありますわよ」

 

絶対ホラだ.....

 

モフルン「水晶さんどうしたモフ?」

 

水晶「今厄介な調べ物をしていて.......はぁ、たまには気分を変えたいですわ!」

 

リコ「じゃあわたしたちに占いさせて貰えない?」

 

一馬「占いだと?」

 

リコ「えぇ。水晶を操る占い師は、魔法界でも人気の職業なの。てなわけで........」

 

そしてリコは部屋から出て行った。そしてしばらくして魔法学校の制服を着たリコが来た。ただしフードだが

 

リコ「お待たせ」

 

一馬「何でその格好なんだよ.....」

 

リコ「こう言うのは雰囲気が大切よ。さぁ水晶よ、答えなさい!って、前からやってみたかったんだよねー」

 

するとモフルンがいつのまにか帽子とケープを装着してた

 

モフルン「モフ〜!水晶玉よ答えるモフ!」

 

みらい「モフルン!?」

 

一馬「お前いつの間に!?」

 

みらい「待って、2人がその格好ならわたしも!一馬くんは外に出て!」

 

一馬「あ、あぁ......」

 

オレは部屋の外へ出た。しばらくしてみらいが入って良いよーって声が聞こえて来たので入った。そして、みらいは魔法学校の制服を着ていた。フードだがな。そして、占いはかの子ばあちゃんの思い出の人を占うことになった

 

リコ「それじゃあみらい、水晶さんに手をかざしてみて」

 

そしてみらいは水晶に手をかざす

 

みらい「こ、こう?」

 

リコ「そうよ」

 

みらい「えーっと、おばあちゃんの思い出の人はどこ!」

 

すると、モヤが......しかし

 

水晶「あぁ、こんな時に.....」

 

そして、水晶に校長が映った

 

校長「おはよう諸君」

 

みらい&リコ「校長先生!?」

 

一馬「校長!?」

 

校長「リンクルスマホンが狙われたとか」

 

一馬「あぁ、狙われましたぜ。そして突然暗闇に覆われて、そこで、蜘蛛女.......スパルダが言ってました。『ドクロクシーの闇はこんなものではない』ってね」

 

校長「ふーむ......ドクロクシーの闇の魔法。おそらくは......古に禁じられた危険な魔法.......」

 

そして、校長はぶつぶつと何か言った。しかし全く聞き取れなかった

 

一馬「おーい?校長」

 

校長「いや、何でもない。これからも用心する様に」

 

一馬「了解!」

 

みらい&リコ「はい!」

 

校長「うむ、それとキャシー。後で例の占いの続きを......」

 

水晶「えぇ....分かりましたわ」

 

そして校長は消えた

 

水晶「ってもうほんとうに肩こるわー」

 

一馬「スプライトいる?」

 

水晶「気持ちだけ受け取っておきますわ」

 

みらい「あははは.....じゃあまず出かけよっか。水晶さんもたまには外に出たいでしょ?」

 

水晶「えぇ!」

 

ということで、オレたちは水晶を持って外へ出た



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53話

外へと出たオレたちは早速占いをした。2回やったのだが、どっちも外れたぜ。1回目は店を探しているじいさんが来たんだ。オレはその店を携帯でパパッと調べて案内したぜ。そこはせんべい屋だった。オレたちはそこでかの子ばあちゃんと遭遇しちまったぜ。そして案内したじいさんと目があった。もしかしたら!っと思ったらただの赤の他人でしたっと。そして、場所は公園に移って占いをした。で、そこで絵を描いているじいさんを見つけたのだが、そこにもかの子ばあちゃんがいた。ついに思い出の人か!っと思ったら、じいさんは絵の先生でしたっと。そして、オレたちは公園のオブジェクトを見て、ここがかの子ばあちゃんの思い出の場所だって分かったんだ

 

かの子「よく分かったわね。写真で写ってた場所がここだって」

 

一馬「おう!」

 

オレはつなぎせんべいをかじる。うん美味いな!

 

かの子「それにしても、3人が私の思い出の人を探していたなんて」

 

みらい「えへへ、おばあちゃんの心に残る人って一体どんな人なんだろうって」

 

かの子「でも、何の手掛かりもなく探すなんて.......もしかして、魔法でも使ったのかしら?」

 

みらい「えぇ!?あ、いや、その.....」

 

リコ「おばあさまは、魔法を信じているのですか?」

 

かの子「えぇ、だってその方が楽しいじゃない?」

 

みらい「でも、見つけられなかったなぁ.......おばあちゃんの思い出の人」

 

一馬「そうだな......」

 

かの子「3人には話そうかしらね」

 

一馬「え?」

 

かの子「実はね一度だけ見たことあるのよ。魔法つかいを」

 

一馬「ヴェ!?」

 

みらい&リコ「えぇ!?」

 

嘘だろおい!まさか、魔法つかいを見たとか。だから魔法とかを信じていたのか

 

「ミャオ〜ン」

 

すると、木の上から子猫の鳴き声が。しかも、この木.......結構高い

 

かの子「まぁ大変!降りられなくなってしまったのね」

 

一馬「オレが!助けてやるぜ!」

 

オレは木をよじ登ろうとする。しかし

 

一馬「ちっ、中々登りにくいな」

 

登ろうとしても、中々登れなかった

 

みらい「リコ!行こう!」

 

リコ「えぇ!」

 

みらい「わたしたち!助けを呼んでくるから!」

 

あいつら、まさか!魔法で助けようと言うのか!?

 

子猫「ミャー」

 

一馬「待ってろよ!今助けが来るからな!」

 

すると、風が強くなった。そして上を見ると

 

かの子「あ、あれは!」

 

一馬「ゲッ!?」

 

なんとみらいとリコが飛んでいた。子猫を助けるたのは良いが........かの子ばあちゃんに見られちまった。幸い顔はあんまり見えなかったから誰かまでは分からないと思うが......

 

一馬「オレ!みらいとリコを探してくるぜ!」

 

かの子「え、えぇ.....」

 

オレはあいつらが飛んでいった方向へ走った

 

そして、みらいとリコと合流した。そして、かの子ばあちゃんとは、別れた

 

みらい「おばあちゃん、とっても嬉しそうだったね」

 

リコ「えぇ!」

 

一馬「そうだな」

 

するとモフルンが

 

モフルン「みらい!リコ!一馬!さっきからずっと甘い匂いがしてるモフ!」

 

みらい「え、それって.....」

 

するとスマホンの中からチビが出てきた

 

はーちゃん「はー!」

 

チビは上に不自然に飛んでいる蝶を追いかけた。そしてチビが近づくと、その蝶は銀フレームのリンクルストーンになった

 

はーちゃん「みーつけた!」

 

一馬「ほう、やるじゃねぇか」

 

モフルン「ガーネット!大地のリンクストーンモフ!」

 

水晶「きっと、この公園で刻まれた沢山の思い出が、リンクルストーンになって現れたのですわ!」

 

すると

 

ガメッツ「へっへっへっ、次は敗北の思い出をこの地に刻むが良い」

 

ガメッツが現れた

 

みらい&リコ「あぁ!?」

 

一馬「ガメッツ!」

 

ガメッツ「リンクルスマホンを我に寄越せ!」

 

一馬「だが断る」

 

ガメッツ「何だと?」

 

一馬「テメェみたいなクソ野郎にやるもんじゃねーよ!とっとと死んで地獄へ帰れ!ボケ!」(中指立て)

 

はーちゃん「ダメ!あげないもん!」

 

リコ「あなたもスマホンを!?何で!」

 

ガメッツ「ふん、我はただ主君ドクロクシー様の命に従うまで!魔法入りました!いでよ!ヨクバール!」

 

ヨクバール「ヨクバール!!」

 

そして、巨大なバラのヨクバールが現れた。相手が植物なら、こっちは火だ!

 

一馬「装着!」

 

オレはレウスシリーズを装着し、飛竜刀【朱】を装備した。向こうはトパーズか!

 

ミラクル(トパーズ)「2人の奇跡!キュアミラクル!」

 

マジカル(トパーズ)「2人の魔法!キュアマジカル!」

 

ミラクル&マジカル(トパーズ)「魔法つかい!プリキュア!」

 

一馬(レウス)「クリスタルに選ばれし騎士にして、悪を狩る狩人!坂田一馬!見参!」

 

ガメッツ「行け!ヨクバール!リンクルスマホンを奪うのだ!」

 

ヨクバール「ギョイ!」

 

ヨクバールは、ツタを伸ばしてきた

 

はーちゃん「やだ!きちゃダメ!」

 

オレはチビの前に出る

 

一馬(レウス)「はっ!せい!」

 

オレは【朱】でツタを切り裂いた

 

一馬(レウス)「行くぞ!」

 

ミラクル&マジカル(トパーズ)「えぇ!」

 

オレたちは走り出した。そして飛び上がる

 

ミラクル&マジカル(トパーズ)「ゴルディオンハンマー!」

 

一馬(レウス)「火炎......」

 

オレは【朱】を構えて炎を纏わせた。みらいとリコはゴルディオンハンマー(と言う名の巨大ピコハン)を生成した。ちなみになぜリコがゴルディオンハンマーを知ってるかと言うと、前にDVDでガオガイガーを見せたからだ!

 

ミラクル(トパーズ)「光に.....」

 

マジカル(トパーズ)「なりなさい!!!」

 

一馬(レウス)「一閃!」

 

ヨクバール「ヨクバール!」

 

しかし、オレたちの攻撃は触手で防がれてしまった

 

一馬(レウス)「何!?」

 

ガメッツ「油断したな......」

 

一馬(レウス)「!?」

 

後ろを振り返ると、そこには防いだ触手と同じような触手が!

 

ミラクル&マジカル(トパーズ)「あぁ!?」

 

一馬(レウス)「ぐぁ!?」

 

オレたちは触手でプレスされた。そして、触手がオレたちを捕らえる

 

一馬(レウス)「くっ!離せ!離せ!」

 

オレは【朱】で触手を切断しようとするがチビを襲ったツタとは違い中々斬れない

 

ヨクバール「ヨクバール」

 

そして何と、【朱】が飲み込まれてしまった

 

一馬(レウス)「しまった!」

 

ガメッツ「ふん!そのままその剣ごと、お前たちを取り込んでやる!」

 

そして、オレたちは花の中へ飲み込まれた

 

一馬(レウス)&ミラクル&マジカル(トパーズ)「うわぁぁぁ!!!!!」

 

な、何だこの空間は、汚れてやがる....

 

ミラクル(トパーズ)「綺麗な花をこんな風に!」

 

ガメッツ「綺麗?くだらん。全ては己の力の糧となる。ただの道具に過ぎん」

 

一馬(レウス)「道具だと!」

 

ガメッツ「そうだ!美しさなど必要ない。この世は強さが全てなのだ。闇の魔法は何よりも強い。世界は我らに従い、闇に呑まれるべきなのだ!」

 

一馬(レウス)「......るせぇよ......」

 

ガメッツ「ん?」

 

一馬(レウス)「うるせぇつってんだよ!このクズが!魔法は人を従わせるもんじゃねぇんだよ!」

 

ミラクル(トパーズ)「そうよ!魔法の力は、みんなを幸せに出来るんだから!」

 

マジカル(トパーズ)「ミラクル....一馬.....そうよ!ミラクルと一馬とも出会えたのも、この世界の人とも出会えたのも、魔法があったから!」

 

そして、オレは落下していた【朱】を手に取る。ミラクルとマジカルは手を合わせる。そして、眩い光が発生した

 

ガメッツ「何!?」

 

気がつくと、オレたちは外へ出ていた

 

一馬(レウス)「お返ししてやるぜ!はぁ!せい!吹っ飛べ!」

 

オレはキック二連からの本気のストレートでヨクバールを吹っ飛ばした

 

ヨクバール「ヨッ!?ヨッ!?ヨクバール!?」

 

さらにそこから

 

ミラクル&マジカル(トパーズ)「プリキュア・トパーズ・エスペランサ!」

 

2人の浄化技を喰らい、浄化された。オレは装着を解除した

 

一馬「もう大丈夫だぜ」

 

はーちゃん「ありがとう!一馬、ミラクル、マジカル」

 

ガメッツ「坂田一馬、そしてプリキュア。次の戦いを楽しみにしているぞ」

 

マジカル「全然楽しみじゃないし!」

 

ガメッツ「これを我が持っていてもか?」

 

ガメッツはなんと、ガーネットを持っていた

 

一馬「そいつは!」

 

モフルン「ガーネットモフ.....」

 

ガメッツ「このリンクルストーンで次の戦いを申し込むぞ。返して欲しくばそのことを.....オボエテーロ」

 

ガメッツは消えた

 

一馬「クソが!」

 

はーちゃん「うぅ......うわ〜ん!ごめんね!ごめんね!はーちゃんが、ガーネットを落としちゃったから!」

 

一馬「おい、泣くんじゃねーよ」

 

それでもチビは泣き止まなかった。ちっ、ガメッツめ....チビはこれでも女の子なんだ。オレは女の涙を見るのが一番嫌いなんだよ。だから、その戦いの時に........殺してやるよ。オレたちはそれぞれの家に戻った。戻った頃にはチビは泣き止んでいた。いや、泣き疲れたって表現した方が良いか。帰った後、ふとベランダへ行くと、みらいの家のベランダにはみらいとリコがいた

 

一馬「よう、2人とも。あいつは?」

 

みらい「はーちゃんなら、よく寝てるよ」

 

一馬「そうか」

 

リコ「えぇ.....」

 

みらい「結局おばあちゃんの思い出の人ってどんな人だったのかな?」

 

一馬「さぁな......」

 

リコ「そういえばおばあさま、魔法つかいを見たことあるって言ってなかった?」

 

一馬「そういえば.....って事は!」

 

みらい「おばあちゃんの思い出の人ってもしかして、魔法つかいだったりして!」

 

そうだったら、確かに思い出の人だな。そして、オレたちはそれぞれの部屋に戻った

 

 



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54話

翌日:一馬の家のリビング

 

はーちゃん「ガーネット.....」

 

あーあーチビのやつまだ引きずってやがるぜ

 

モフルン「はーちゃん元気だすモフ!」

 

はーちゃん「だって.....」

 

モフルン「ガーネットは、3人が見つけてくれるモフ」

 

みらい「そうだよ、安心して!」

 

リコ「うん」

 

一馬「任せとけ!」

 

はーちゃん「.....うん」

 

すると、窓から鳥.....いや、鳥の形にに折られた紙が入ってきた

 

一馬「何だ?」

 

みらい「鳥?」

 

リコ「違うわ」

 

すると手紙になって、リコの手に渡った

 

一馬「破り捨てようぜ」

 

リコ「いいえ、一応読んでみるわ」

 

手紙には魔法界の文字で何かが書かれていた。まさか!

 

リコ「最果て島で待つ....ガメッツ!?」

 

やはりあのクソガメからの果たし状か。最果て島、そこが貴様の墓標を建てる場所か

 

一馬「今すぐそこへ行ってガーネットを取り戻して奴をぶっ殺そうぜ!」

 

みらい「ぶっ殺すって.....せめて倒すって言わないと...........でも、最果て島って?」

 

リコ「魔法界の島の名前よ。海を超え、空を超えた、遠い最果てにある島......」

 

みらい「魔法界......一馬くん!リコ!」

 

一馬「おうよ!」

 

リコ「うん!」

 

そしてみらいとリコたちは家に戻った。オレは魔法界へ行く準備をした。服OK、携帯OK、クリスタルOK、便意ナシ。よしOKだ。そしてみらいたちと合流して、駅まで向かった。カタツムリニアで魔法界に来たら、すぐ箒に乗って、最果て島の方向へと飛んでいった。そして、今海上を飛んでいる

 

モフルン「最果て島まだモフ?」

 

みらい「もっと近くで待っててくれれば良いのにねー」

 

一馬「そうだよなー。でもまぁ、最果て島.....奴の墓場にはいい場所じゃねーか」

 

リコ「墓場って.....さっきのぶっ殺すといい、発言が物騒すぎよ.......とにかく、急ぎましょ」

 

すると海から誰か出てきた

 

ロレッタ「一馬さん、みらいさん、リコさん、久しぶり」

 

みらい「ロレッタ先生!」

 

前に人魚の里でみらいたちの試験の先生のロレッタ先生だ。さらに

 

ドロシー「みらいちゃーん!」

 

ナンシー「リコちゃーん!」

 

シシー「一馬くーん!元気?」

 

人魚の里でダチになった、シシー、ナンシー、ドロシーの3人も来た

 

一馬「お前らまで!何やってんだ?」

 

ロレッタ「私たち、空を飛ぶ練習をしているの」

 

みらい&リコ「えぇ!?」

 

一馬「マジでか」

 

この世界の人魚が昔は空を飛んでいたとか未だに信じられん.......空を飛ぶなら、鶴仙流に入門して、武空術を学びやがれコノヤロー

 

モフルン「空飛ぶ人魚モフー!」

 

ロレッタ「3人こそ何してるの?」

 

リコ「わたしたち、最果て島に向かってるんです」

 

ロレッタ「最果て島?箒で向かったら、後3日はかかるわ」

 

みらい&リコ&一馬「3日!?」

 

みらい「待っててくれるかな?」

 

一馬「それもあるが、今日子さんたちから、学校からも何言われるか分からんぞ!」

 

ロレッタ「わかったわ、ちょっと一緒に来て」

 

そして、オレたちはロレッタ先生について行った。そしてそこには、なんと鯨型の潜水艦があった。なんで潜水艦があるんだよ!って叫んだよ。だけどロレッタ先生に秘密よって言われちまったぜ......そしてオレたちは潜水艦に乗った。しっかし、人生初の潜水艦だなー。ゲームで操縦したことはあるけど。[スティールダイバー]って3DS初期らへんのゲームだぜ

 

みらい「海の中を走る船......ワクワクもんだぁ!はーちゃん!凄いね!お魚がこーんな近くにいるよ!」

 

はーちゃん「綺麗だねー!」

 

一馬「へぇー潜水艦から見るとこんな景色なのか。中々いい景色だな」

 

ロレッタ「これを使えば、最果て島の近くまですぐに行けるわ」

 

リコ「ありがとうございます!」

 

ロレッタ「良いのよ。3人には助けてもらったから」

 

オレ、なんかやったっけ?

 

一馬「しっかし、お前ら飛ぶ練習を始めたんだな」

 

ドロシー「うん!」

 

ナンシー「人魚の里に引きこもってないで、外に出て行こうって」

 

シシー「みんなで話し合ったの!」

 

みらい&リコ「へぇ〜」

 

ロレッタ「空飛ぶ人魚は本当にいた。プリキュア が、みらいさんとリコさんが私たちに勇気をくれたの」

 

一馬「この2人が......ま、オレはこいつらのオマケみたいなもんだからな」

 

シシー「そんな事ないよ!」

 

ナンシー「あの時の君も、すっごくかっこよかったから!」

 

ドロシー「そうだよ!」

 

一馬「そ、そうか....あはははは」

 

モフルン「一馬モテモテモフ〜」

 

みらい「む〜」

 

リコ「.......」

 

な、なんかみらいの視線が怖いそれにリコからも視線が....まぁそんな事がありながらも潜水艦は海上へ出た

 

みらい「あー楽しかった!」

 

ロレッタ「最果て島は、もうすぐよ」

 

一馬「え?どこだ?」

 

ロレッタ「上よ」

 

オレたちは上を見た。そこには

 

ロレッタ「最果て島は空に浮かぶ島、このまま、高く箒で登っていけば」

 

一馬「何ー!?」

 

みらい&リコ「うわぁ!?」

 

まるで竜の巣みたいな雲ががあった

 

一馬「最果て島より、ラピュタがありそうなんだけど」

 

みらい「わたしもそう思った.....ラピュタあるのかな........」

 

一馬「あるわけないだろ」

 

リコ「てか、あの雲の中を箒て飛んでいくのは.....間違いなく無理よ!」

 

ロレッタ「困ったわね......」

 

モフルン「モフ?何か来るモフ!」

 

オレたちはモフルンが向いている方向を見た。そこには、何と!羽が生えた馬が三匹こっちに向かってきていた。もしかして、あれがペガサスか!

 

はーちゃん「あー!ペガサスだー!」

 

やっぱりか!

 

リコ「あの時の!?」

 

一馬「あの時.....オレが自主トレしてた時に出会ったペガサスか」

 

みらい「うん!」

 

モフルン「お久しぶりモフ!」

 

みらい「元気だった?」

 

二匹のペガサスはうなづいた後、オレの方をじっと見た

 

一馬「な、何だよ」

 

みらい「あ、紹介するね。前に言っていた坂田一馬くんだよ」

 

一馬「よ、よぉ」

 

そして、また、今度は小さいペガサスもうなづいた。そして小さいペガサスが寄ってくるそして、顔を擦ってきた。獣臭くないぜ。それにくすぐったいぜ

 

一馬「お、おい、くすぐってぇじゃねぇか」

 

それを見たオレ以外のやつらはみんな微笑んだ

 

リコ「でも、どうしてペガサスがここに?」

 

ドロシー「ねぇ!魔法で言葉を喋れるようにしてみたら?」

 

ナンシー「そうすれば、理由が分かるかも」

 

リコ「うぅん、魔法は必要ないわ」

 

みらい「目を見れば伝わるよ」

 

前にみらいから、ペガサスとは仲良くなったって聞いていたが........じー.......うん、伝わらんな。しかし、この2人には伝わってるのだろう。多分

 

みらい&リコ「乗せて行ってくれるの!?」

 

一馬「分かったのかよ!」

 

みらい「うん!」

 

しばらくペガサスと見つめあったあと、2人は同時に言った。そして三匹のペガサスはうなづいた

 

ロレッタ「ペガサスの翼なら、嵐だって超えていけるわ」

 

あの竜の巣を越えれるのか

 

みらい「助けに来てくれたんだ!」

 

ロレッタ「ペガサスは人に懐かないのに、2人の方がとても好きみたいね。そして、今、一馬さんにも懐いた」

 

シシー「わたしたちと同じだね!」

 

ロレッタ「3人の強さが、わたしたちを変えたのよ」

 

みらい「そんな事ないよ......」

 

リコ「えぇ....」

 

一馬「そ、そうだぜ!」

 

リコ「わたしたちは、みんなの強い思いに支えられて、頑張れただけ」

 

すると小ペガサスが、チビに近づいた

 

はーちゃん「ほぇ?」

 

モフルン「はーちゃんにもありがとうって言ってるモフ」

 

みらい「あの時、お花のパンケーキごちそうさまって言ってるのかも」

 

はーちゃん「本当?」

 

子ペガサス「ヒヒン」

 

モフルン「はーちゃんもみんなの力になってるモフ」

 

はーちゃん「は〜」

 

そして、ペガサスに乗ることになった。オレとみらいはピンクの立髪のペガサスに、リコは紫の立髪のペガサスに、そしてモフルンとチビは子ペガサスに乗った

 

一馬「んじゃあ!行ってくるぜ!」

 

人魚トリオ「いってらっしゃ〜い!」

 

ロレッタ「気をつけてね!」

 

みらい「はーい!」

 

人魚トリオ「頑張ってー!」

 

一馬「おうよ!」

 

そしてペガサス三匹はオレたちを乗せて竜の巣へ突っ込んだ。竜の巣の中は凄かったぜ。強風に落雷、オレたちはそれでも進み続け、竜の巣を突破した。そして、目の前に浮かんでる島が。あれが、ラピュタ......じゃなくて、スカイロフト......でもなくて、最果て島か.....。そしペガサスは近くの島に降りた。そしてオレたちは箒に乗った

 

リコ「ありがとう、連れてきてくれて」

 

一馬「サンキューな」

 

みらい「行ってきます!」

 

ペガサス三匹「ヒヒーン!」

 

ペガサスたちに見送られながら最果ての島へ向かった

 

一馬「来たぜ!!!!ガメッツ!!!!」

 

オレはみらいの箒から飛び降りて、ヒーロー着地を決める

 

リコ「さっさとガーネットを返しなさい!」

 

2人も降りてきた

 

ガメッツ「やっと来たか、待ちぼうけでこちらを苛立たせ、油断させようとゆう、お前らの作戦は分かっているぞ?」

 

一馬「はぁ?」

 

こいつ、ついに脳みそがイカれたのか?

 

ガメッツ「だがそのようなこざかしい手には乗らん。今回は、しっかりとお前らの戦いを学んできた。今まで押さえてきた我が力、お前らのために全て解放しよう。んんん!!!!!」

 

何!?フルパワー だと!?そして、ガメッツは何と甲羅を破壊した

 

リコ「甲羅が!?」

 

ガメッツ「ここから先は、我にもどうなるか分からん。ぬぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

 

そして、ガメッツはドラゴンボールのように、ドス黒いオーラを出しながら、何とでかくなり始めた。ドラゴンボール的に言えば、何ですげぇ気だ!そしてガメッツはオレたちの倍以上にデカくなった。これが奴のフルパワー か.......肌がピリピリしてきたぜ

 

ガメッツ(フルパワー )「プリキュアは、赤いプリキュアで、貴様はあの雷の力で来い。全力で力比べしようじゃないか?」

 

赤いプリキュア、ルビーか!

 

モフルン「モフ......」

 

はーちゃん「大きくなった.....」

 

そして、ガメッツは歩いて向かってきた。奴が歩くごとに地響きが起こる

 

一馬「行くぜ!お前ら!」

 

オレはクリスタルを取り出して、掲げる。雷で来いって言ってたな。なら!ジンオウシリーズと、武器は双剣の王双刃ハタタカミだ!

 

一馬「装着!」

 

オレはジンオウシリーズを装着し、王双刃ハタタカミを装備した向こうはガメッツのリクエスト通り、ルビーだ

 

ミラクル(ルビー)「2人の奇跡!キュアミラクル!」

 

マジカル(ルビー)「2人の魔法!キュアマジカル!」

 

ミラクル&マジカル(ルビー)「魔法使い!プリキュア!」

 

一馬(ジンオウ)「クリスタルに選ばれし騎士にして、悪を狩る狩人!坂田一馬!見参!」

 

ガメッツ、お前を殺す。そして、最果て島でのガメッツとの決戦が始まった



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55話

ガメッツ(フルパワー)「プリキュア!そして坂田一馬!お前たちの本気、見せてもらうぞ」

 

そしてガメッツは向かってきて、パンチしてきた。オレたちはとっさにガードした。しかし

 

一馬(ジンオウ)「があっ!?」

 

ミラクル&マジカル(ルビー)「ああっ!?」

 

オレたちは後ろへ吹っ飛ばされた。オレたちはとっさに体制を整えたが、そこへガメッツの追撃が!

 

ガメッツ(フルパワー)「でぇぇやぁぁぁ!」

 

オレたちは後ろへ下がる。しかし、奴の攻撃が、地面を砕いてしまう。

 

ミラクル&マジカル(ルビー)「うわぁ!?」

 

一馬(ジンオウ)「くっ!」

 

オレたちは崩れた地面と一緒に落ちてしまう

 

モフルン「モフー!」

 

はーちゃん「はー!」

 

崩れた地面の近くで、モフルンとチビはうずくまっていた

 

ミラクル(ルビー)「モフルン!」

 

マジカル(ルビー)「はーちゃん!」

 

一馬(ジンオウ)「お前ら!無事か!?」

 

ガメッツ(フルパワー)「よそ見をしてる場合ではないぞ!むん!」

 

ガメッツは飛び降りてきて、オレたちを蹴り飛ばした

 

一馬(ジンオウ)「げふぁ!?」

 

ミラクル&マジカル(ルビー)「きゃあ!?」

 

オレたちは近くの島まで飛ばされた。ちっ、口から血の味がするぜ.......

 

モフルン「一馬!」

 

はーちゃん「ミラクル!マジカル!」

 

ガメッツ(フルパワー)「何だ、全然物足りんぞ」

 

一馬(ジンオウ)「ちっ、強ぇじゃねぇか.......」

 

ガメッツ(フルパワー)「ならば!もっと力を見せてみよ!強いものこそが正義!力無き者は、悪だ!」

 

クリスナイト(金雷公シリーズ)「くっ........」

 

オレはハタタカミを構える

 

ミラクル(ルビー)「はぁ!」

 

マジカル(ルビー)「やぁ!」

 

一馬(ジンオウ)「うぉらぁ!」

 

みらい、リコ、オレの順番でガメッツに立ち向かう

 

ミラクル(ルビー)「やぁ!はぁ!」

 

ガメッツ(フルパワー)「むん!」

 

ミラクル(ルビー)「きゃっ!?」

 

マジカル(ルビー)「たぁ!」

 

ガメッツ(フルパワー)「せぇやぁ!」

 

マジカル(ルビー)「あぁ!?」

 

一馬(ジンオウ)「でやぁ!!!」

 

ガメッツ(フルパワー)「効かぬわ!」

 

一馬(ジンオウ)「ごはぁ!?

 

ガメッツ(フルパワー)「強さとは力!強大なパワーを持った者が、世界を手に入れる!闇の魔法の強大な力こそが!今の魔法界!ナシマホウ界を支配するに!相応しいのだ!うぉらぁ!」

 

ガメッツはそう言いながら殴って来て、最後に踏みつけて来た。オレたちは押し潰されないように奴の足を支える。そして、重量挙げの如く、奴を押し返す。そして、オレたちは飛び上がる

 

ミラクル(ルビー)「たぁ!」

 

マジカル(ルビー)「やぁ!」

 

一馬(ジンオウ)「はぁ!」

 

みらいとリコは同時にガメッツへ向けてパンチし、オレはハタタカミを振り下ろした。しかし、奴はパンチを片手ずつ、そしてハタタカミは顔面で受け止めた。そしてドラゴンボールの如く瞬間移動した。そして、オレたちはガメッツに足を掴まれた

 

一馬(ジンオウ)&ミラクル&マジカル(ルビー)「!?」

 

ガメッツ(フルパワー)「我は全てを.....」

 

一馬(ジンオウ)&ミラクル&マジカル(ルビー)「うわぁぁぁぁ!?」

 

ガメッツ(フルパワー)「力で滅ぼす!」

 

足を掴んだガメッツは、叫びながら、オレたちを投げ飛ばした。オレたちは受け身を取って、上に飛んだ、そして上の島に壁を蹴るような構えをとる

 

一馬(ジンオウ)「そんなこと.....」

 

ミラクル&マジカル(ルビー)「そんなこと.....」

 

オレはハタタカミに雷を纏わせる。そしてオレたちは同時に蹴った

 

ミラクル&マジカル(ルビー)「させない!」

 

一馬(ジンオウ)「させるか!ライトニングブレード!!!」

 

みらいとリコはパンチを、オレは雷を纏わせたハタタカミをガメッツにお見舞いしようとする。しかし

 

ガメッツ(フルパワー )「ふっふっ、ふん!」

 

ガメッツは片手に闇のオーラを纏わせた後、それを振り払って、オレたちを吹っ飛ばした

 

一馬(ジンオウ)「げはぁ!?」

 

ミラクル&マジカル(ルビー)「きゃぁぁぁぁぁ!?」

 

オレたちは壁に叩きつけられ、地面に落下した。ま、マジで強い......それにこの手のお約束の時間経過によるパワーダウンもしていない.......!?ハタタカミが破損してるだと!?

 

ガメッツ(フルパワー)「そんな力では我は倒せん」

 

モフルン「ミラクル!マジカル!」

 

はーちゃん「一馬!」

 

ちっ、体がいうことをきかねぇ.........奴は向かって来てるのによ........

 

ガメッツ(フルパワー)「ふっふっふっ、プリキュアそして坂田一馬破れたり.......」

 

一馬(ジンオウ)「くっ......化け物が.......」

 

マジカル(ルビー)「くっ......」

 

ミラクル(ルビー)「くっ......」

 

すると、オレたちとガメッツの前にチビが現れた。何をするつもりだ!

 

ガメッツ(フルパワー)「ん?」

 

はーちゃん「だめ......だめ!だめ!」

 

そう言いながらチビはガメッツを叩き始めた。チビのやつ.....無茶だ!

 

ガメッツ(フルパワー)「なんだ?お前が我を止めると言うのか?」

 

はーちゃん「だめ!だめ!だめ!」

 

ガメッツ(フルパワー)「それでも戦ってるつもりか?痛くも痒くもないぞ?」

 

モフルン「はーちゃん!だめモフー!?」

 

ミラクル(ルビー)「はーちゃん.......」

 

マジカル(ルビー)「逃げて.......」

 

一馬(ジンオウ)「殺されるぞ.......早く、逃げやがれ.......」

 

モフルン「はーちゃんこっち来るモフ!」

 

しかし、チビは

 

はーちゃん「逃げない!」

 

逃げないと叫んだ。もしかして、チビのやつ、覚悟を決めてるのか?

 

モフルン「はーちゃん.....」

 

マジカル(ルビー)「はーちゃん.....」

 

ガメッツ(フルパワー)「ふっ、その勇気は立派だが、誰かを思う気持ちだけでは、我には勝てぬ」

 

迫ってくるガメッツをチビは押し返そうとする

 

はーちゃん「くぅぅぅ......うわぁ!?だめー!」

 

ガメッツ(フルパワー)「ふっ」

 

はーちゃん「きゃっ!?」

 

モフルン「はーちゃん!」

 

チビは立ち向かうが、ガメッツにふっと一息で落とされる

 

ガメッツ(フルパワー)「無駄なことを.....もうプリキュアと坂田一馬は起き上がれん」

 

はーちゃん「そんなことない!ミラクルとマジカル、そして一馬は、諦めない!プリキュアと一馬は、強い。強いの!!!!」

 

チビがそう叫ぶと、突然リンクルスマホンが光を放った。なんだこの光.....あったけぇ光だ

 

ガメッツ(フルパワー)「この光は!?」

 

そして光は、空を照らし、晴天になった

 

ガメッツ(フルパワー)「こざかしい真似を......はぁぁぁあ!」

 

モフルン「モフ!?」

 

はーちゃん「はー!?」

 

ガメッツはチビとモフルンを殺そうと、拳を突き出す。しかし、その拳が届くことはなかった。なぜなら!

 

はーちゃん「プリキュア!」

 

そう、みらいとリコがガメッツの拳を受け止めたのだ!オレもゆっくりと立ち上がる。そして右手に力を込める

 

ミラクル(ルビー)「はーちゃんの想い!伝わったよ!」

 

マジカル(ルビー)「ありがとう!」

 

力を込め、右手に稲妻を纏ったそしてガメッツ向かった

 

ガメッツ(フルパワー)「何を今更!我には勝て.......」

 

一馬(ジンオウ)「はああああ!!!!!

 

オレはガメッツのど真ん中に稲妻を纏った右手で貫いた

 

ガメッツ(フルパワー)「ぐぁっ!?き、貴様......」

 

一馬(ジンオウ)「名付けて!雷撃ッ!ラァァァァァイトニング!フィンガァァァァァッ!!!!」

 

ミラクル&マジカル(ルビー)「はぁ!!!」

 

ガメッツ(フルパワー )「何!?うぉぁ!!!」

 

オレはみらいとリコと一緒にライトニングフィンガーでガメッツを吹っ飛ばした

 

モフルン「一馬!」

 

一馬(ジンオウ)「へっ、伝わったぜ!お前の想いと覚悟を!」

 

ガメッツ(フルパワー)「何故だ.....なぜ我が......」

 

一馬(ジンオウ)「へっ、教えてやろうか?それは!戦う力だけが!」

 

ミラクル(ルビー)「強さじゃない!」

 

マジカル(ルビー)「誰かを想う気持ちだって」

 

オレはさらに力を込め、左手にも稲妻を纏わせた

 

マジカル(ルビー)「強さなのよ!」

 

ミラクル&マジカル(ルビー)「はぁぁぁあ!!!!」

 

一馬(ジンオウ)「双ゥゥゥゥ雷ッ!ライトニングゥ!ダブル........フィンガァァァァァッ!!!!」

 

双雷!ライトニングダブルフィンガーと2人のパンチがガメッツとぶつかりあった

 

ガメッツ(フルパワー)「ぐぬぬぬぬ......」

 

一馬(ジンオウ)「うぉぉぉぉお!!!!!!」

 

ミラクル&マジカル(ルビー)「はぁぁぁあ!!!!!」

 

一馬(ジンオウ)「だりゃ!!!!」

 

ミラクル&マジカル(ルビー)「やぁっ!!!!」

 

ガメッツ(フルパワー)「うぉぉぉぉお!?」

 

オレたちはついに、ガメッツを大きく吹っ飛ばせた。

 

ガメッツ(フルパワー)「我は.....認めぬ......うぉあああああ!!!!」

 

ガメッツは瓦礫の中から出てきた

 

ガメッツ(フルパワー)「そんなもの!強さではない!!!!」

 

一馬(ジンオウ)「ちっ、みらい!リコ!ガメッツに教えてやれ!本当の強さってやつをよ!」

 

ミラクル(ルビー)「分かったよ!マジカル!」

 

マジカル(ルビー)「うん!」

 

そして、2人はリンクルステッキを出す。そして、ルビーパッショナーレを決めた

 

ガメッツ(フルパワー)「それが、お前たちの強さか....誰かを想う、力......全力を尽くせる強敵と出会えたことに.....悔いはない......」

 

そう言いながらガメッツは消滅した

 

一馬(ジンオウ)「さらば......ガメッツ」

 

オレは消えゆくガメッツにそう言った。そして戻った後、オレは落ちていたガーネットを拾った

 

リコ「ガーネットが戻ったわ!」

 

一馬「そうだな」

 

みらい「はーちゃんのおかげだよ!」

 

リコ「でも、あの光、なんだったのかしら?」

 

一馬「さぁな。でも、その光のおかげで、オレたちは逆転することができた。そうだろ?」

 

リコ「そうね.....」

 

するとチビが

 

はーちゃん「みらい!リコ!」

 

みらいとリコの頬をすりすりとする。そしてオレには頬へ来て、なんと

 

はーちゃん「一馬!.......ちゅっ」

 

一馬「!?」

 

みらい「えっ!?」

 

リコ「ええっ!?」

 

オレにキスをしたのだ

 

はーちゃん「3人とも大好き!」

 

一馬「あ....あがっ.......」

 

みらい「はーちゃん!わたしも大好き!」

 

リコ「わ、わたしもよ!」

 

みらい「それにしても、はーちゃんが一馬くんにキスするとは......わたしもキスする!」

 

一馬「はぁ!?」

 

みらいの奴がとんでもないことを言った

 

みらい「だって、はーちゃんのキスを見たら、わたしもしたくなっちゃった」

 

嘘だろ.....全く、困った彼女だぜ。そして、オレはみらいにキスされた

 

モフルン「モフルンは?モフルンは?」

 

はーちゃん「モフルンもだーいすき!」

 

モフルン「わーい!モフ!」

 

とまぁ、こんなことがあったとさ



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56話

ガメッツとの決着をつけた後、オレたちはペガサスに乗って、下に降りた。ロレッタ先生、シシー、ナンシー、ドロシーはオレたちを待っていてくれていた。そして今日はもう遅いので、今晩は、ロレッタ先生たちと一緒に潜水艦の中で寝た。ちゃんと水晶を使って今日子さんたちには伝えてるぜ。今日はリコの故郷で泊まるってな。寝心地か?んまぁ狭かったからなー。でも、女に囲まれて、なんか気持ち良かったかなー。翌日、起きると、リコの顔とキス寸前まで近づいていた。まぁそんなことは置いといて、オレたちはホウキに乗って魔法学校へ向かった。理由は昨日の現象のことを校長に話そうと思ってな。その途中でオレたちはチビに昨日の光のことを聞いたが、本人も分からなかった。そして腹減ったらしく、ガーネットをスマホンにセットして、食い物を出してチビに食わせた。そして、チビは食べたあと、スマホンの中で寝た。そして魔法学校に着いて、校長室へ向かった。

 

一馬「校長!どこっすかー!」

 

みらい「聞きたいことがあるんですけどー!」

 

リコ「お留守ですか?」

 

モフルン「モフー!」

 

しかし呼んでも返事は来なかった

 

リコ「留守みたいね」

 

みらい「どこに行っちゃったんだろう」

 

一馬「さぁな」

 

するとアイザック先生と教頭先生が入ってきた

 

教頭「おや、あなたたち」

 

みらい「教頭先生!アイザック先生!」

 

みらい&リコ「お久しぶりです!」

 

一馬「どもっす」

 

教頭「ご機嫌よう。あなたたちも校長先生に用があって来たのですか?」

 

リコ「はい、あの、校長先生はどちらでしょうか?」

 

教頭「それが急に居なくなって、私たちも探してるんですよ」

 

みらい&リコ「えぇ!?」

 

一馬「マジでか......」

 

アイザック「校長先生は何か難しい占いを水晶さんに頼んでましたからねぇ。もしやその答えが出たのでしょうか」

 

みらい「占いの答え?」

 

一馬「そういや、水晶も無いな。校長が持っていったのか?」

 

するとモフルンが鳩っぽい装飾がされたポットを持ってきた

 

モフルン「みらい!一馬!こんなものがあったモフ!」

 

みらい「これは?」

 

リコ「伝書ポットよ」

 

一馬「伝書鳩じゃ無いんかい......」

 

しっかしポットを見ると、ジョジョ5部のアバ茶を思い出す。お茶でも飲んで..........話でもしようや........なんてね。アバ茶ってなんだって?自分で調べてくれ。オレも最初アバ茶を見たときは爆笑したが、それと同時にゾッとしたな

 

みらい「ふ〜ん?」

 

みらいは伝書ポットを触る

 

一馬「お、おい、うかつに触ったら」

 

するとポットから、ヤカンが沸いたような煙が出た。みらいは驚いて後ろに倒れた

 

一馬「言わんこっちゃ無い。みらい、大丈夫か?」

 

みらい「うん、平気だよ」

 

ふと、上を見ると、煙は魔法界の文字になった。そして、校長のホログラムっぽいのが現れた

 

校長『しばしの間、魔法学校を留守にする。後のことは皆に頼んだぞ』

 

そう声が聞こえた。これってビデオメッセージっぽくねぇか?そして、煙とホログラムは消えた

 

教頭「そんな!?魔法界の要である校長先生がいなくなるなんて!」

 

アイザック「校長先生は昔から何事も1人で抱え込むお人ですからねぇ」

 

そして、オレたちは校長の手がかりを見つけに、学校内を歩き回った

 

校長の手がかりを探していると、ジュン、ケイ、エミリーの3人に出会った。オレたちは校長がいなくなったことを話した

 

ケイ「えー!?校長先生がいなくなっちゃったの!?」

 

一馬「あぁ」

 

リコ「ちょっと用事があって来たのだけれど、行方不明で」

 

ジュン「んだよ、アタイたちに会いに来たんじゃ無いのかよ」

 

一馬「ははっ悪りぃな」

 

リコ「ごめん」

 

みらい「校長先生がいそうな所、知らない?」

 

エミリー「さぁ?校長先生は謎が多い人だから.......」

 

ケイ「そうそう、校長先生の七不思議って魔法学校の中で語り継がれてるよね」

 

一馬「七不思議?」

 

みらい「いま、七不思議って言いました!?それってワクワクもんだぁ!」

 

リコ「ちょっとみらい、それどころじゃ」

 

一馬「そうだぜみらい」

 

みらい「でも、ヒントになるかもしれないよ?教えて!」

 

ケイ「えーっとね、メモっといたのだけど.....」

 

そう言ってケイはメモ帳を取り出す

 

ケイ「あ、これこれ。七不思議その1、校長先生が何歳なのかは誰も知らない!」

 

みらい「あ、それ聞いたことある」

 

ジュン「あんな見た目なのに相当昔のこと知ってるし」

 

一馬「口調もジジイっぽいからな。結構なジジイなんじゃねーの?」

 

ケイ「七不思議その2、魔法学校の校長なのに、魔法を使う所は誰も見たことがない」

 

一馬「マジでか!?じゃああの絨毯は!?」

 

リコ「あれは魔法の力を込めた道具を使ってるだけで、校長先生の魔法じゃないわ」

 

一馬「なるへそ」

 

みらい「なるほど〜」

 

ケイ「では七不思議その3、誰もいない夜の校長室から、女の人の声が聞こえてくる」

 

エミリー「ひぃ〜.....」

 

一馬「ぜってぇ水晶のことだよな」

 

みらい「多分ね」

 

リコ「絶対そうだわ」

 

ケイ「なにこそこそ話してるの?」

 

一馬「何でもない。続けてくれ」

 

ケイ「分かった。後は、えーっと.......アレ?メモしてない!」

 

エミリー「はいはーい!七不思議その4、校長先生が毎日飲んでる薬膳茶は、とーっても苦いらしい。噂ではあのアイザック先生が吐いたほどだとか」

 

リコ「それは七不思議じゃなくて、単なる噂じゃない?」

 

モフルン「モフルンは甘いのが良いモフ!」

 

ちなみに、オレは辛いのが好きだ。例えばローソンではからあげくんやLチキはホットを頼むほどだぜ。そして、あのパン屋ではよくカレーパンを頼む。たまーにいちごメロンパンも頼むけどな

 

ジュン「七不思議その5」

 

今度はジュンか

 

ジュン「校長は若い頃ナシマホウ界で結構モテてたらしいぜ?」

 

お、オレもモテたい........いや、みらいがいるからそんなことはもう良いのか

 

リコ「だから、それはただの噂でしょ」

 

エミリー「そしてその6は......図書館の一番奥には校長先生も行ったことがない」

 

みらい「あ、それならわたしたち」

 

リコ「しー!」

 

一馬「バラすなよ」

 

みらい「は、はい......」

 

一馬「それで、後の1つは何だ?」

 

エミリー「えーっと」

 

ケイ「うーん....」

 

ジュン「これ以上はアタイたちも知らないな」

 

すると

 

リズ「7つ目なら、聞いたことあるわ」

 

リズさんがやってきた

 

一馬「リズさん!」

 

リコ「お姉ちゃん!」

 

みらい「リズ先生、知ってるんですか!」

 

リズ「七不思議その7」

 

頼む、今度こそしょうもない噂じゃないように

 

リズ「この学校を支え、そして見下ろすこの木の頂上。そこにある開かずの扉を開けられるのは校長先生のみ」

 

おぉ、最後にいかにも七不思議らしいのが来たな

 

リコ「開かずの扉......」

 

みらい「じゃあ、もしかしたら校長先生はそこへ?」

 

リズ「それは分からないわ。でも、校長先生ほどの方なら、どんな扉も簡単に開けれるでしょうね」

 

校長はまさか、アバカム使いか?!

 

一馬「校長が魔法を使ったところを見たことがあるんですか?」

 

リズ「いいえ、アレが初めてだったわ。でも、校長先生は、私たちの知らないすごい力を秘めていらっしゃる。そう感じるの」

 

するとみらいは箒を取り出した

 

ジュン「みらい?」

 

一馬「お前、何を....!」

 

みらい「校長先生を探してきます!」

 

モフルン「みんなまたねモフ!」

 

そう言ってみらいは飛んで行った

 

一馬「ちょ!?......あいつ........」

 

リズ「開かずの扉を探すつもりかしら?」

 

リコ「大変!」

 

リコも箒を出した

 

リコ「ありがとうお姉ちゃん!一馬乗って!」

 

一馬「お、おう」

 

オレはリコの箒に乗った

 

リコ「またね!」

 

そして箒はオレとリコを乗せて飛んだ



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57話

一馬「はぁ.....はぁ.....はぁ......ち、畜生!あんな化け物がいるなんて聞いてねぇぞ!」

 

みらい「あ、あんなに大きな毛虫なんて、びっくりだよ〜」

 

モフルン「怖かったモフ」

 

リコ「魔法界の....毛虫は.....アレで普通なのよ」

 

一馬「マジか.......でも、姿がオレの知ってる毛虫じゃなくて良かったぜ。もしナシマホウ界の姿の毛虫が、あんだけでかかったら........うえっ」

 

みらい「た、確かにそれはそれで怖いかも」

 

もし、あの毛虫をなおに見せつけたら.........いや、やめとこう。あ?ここまでつくのに何があったって?分かった。ざっくりと話をしよう(ルシフェル風)アレは今から約1時間前。みらいに何とか追いついて、近くに降りた。そして、みらいはまた、飛んでいく。しかし木によってはたき落とされる。リコを背負って登りながらみらいとモフルンを探す。そして、みらいを見つける。その瞬間、デカい毛虫に追いかけられる。そして逃げるんだよォ!して、今に至る

 

リコ「だからやめようって言ったのに......」

 

すると、スマホンからチビの声がした

 

はーちゃん 「ふわぁ〜」

 

リコはスマホンを取り出した。そしてチビは出てきた

 

みらい「はーちゃん」

 

リコ「起きたのね」

 

はーちゃん「一馬、みらい、リコ、ここは?」

 

一馬「そういやここは.......もしかして、頂上か?いや、そうだ!何故なら!」

 

オレは奥の方に見えている扉を指さした

 

一馬「あそこに扉があるからだ!」

 

みらい「もしかして、アレが開かずの扉!?」

 

リコ「きっとそうよ!」

 

一馬「行こうぜ!」

 

オレたちは開かずの扉に近づいた

 

リコ「この向こうに校長先生が!」

 

みらい「2人とも、開けてみる?」

 

一馬「あぁ。だが開かずの扉って言われてるんだ。そう簡単に開くわけ.....」

 

オレが扉に触れると、扉はなんと倒れた

 

一馬「.......」

 

みらい「開かずって.....」

 

リコ「こういう意味だったの.......」

 

なんか無性に腹立ってきた

 

バッティ「見つけましたよ......」

 

オレたちは後ろを向く。そこにはバッティが木にぶら下がっていた。クソが!こんな時に......

 

みらい&リコ「あっ!?」

 

一馬「バッティ!」

 

バッティ「ふっふっふっふっ。リンクルスマホンは私がいただきます」

 

するとバッティは3つの杖を取り出した。そしてバッティはオーラに包まれる。闇のドス黒いオーラにな

 

バッティ「魔法!入りました!いでよ!3つの杖に宿し力!」

 

リコ「アレは!」

 

一馬「オレたちが殺ったスパルダとガメッツの遺品を使ってやがる!」

 

ちっ、もし見つければ破壊してたものを!

 

バッティ「はぁぁぁあ!!!スパルダ!ガメッツ!この私の力となるのです!」

 

そして、ドス黒いオーラは、バッティが見えなくなるほど濃くなった。そして、オーラが晴れるとそこにいたのは

 

バッティ(変身態)「はぁぁぁあ!!!!」

 

巨大化して、亀の甲羅のようなものを背負い、六本腕となったバッティだった。顔も化け物って呼ぶのにふさわしい面だ

 

はーちゃん「はー?!」

 

モフルン「モフー?!」

 

みらい「一馬くん!リコ!」

 

一馬「あぁ!」

 

リコ「えぇ!」

 

今回は、ナルガシリーズと双剣ヒドゥガーで行くぜ!

 

一馬「装着!」

 

オレは風に包まれ、ナルガシリーズを装着して、ヒドゥガーを装備したおっ向こうはサファイアか

 

ミラクル(サファイア)「2人の奇跡!キュアミラクル!」

 

マジカル(サファイア)「2人の魔法!キュアマジカル!」

 

ミラクル&マジカル(サファイア)「魔法つかい!プリキュア!」

 

一馬(ナルガ)「クリスタルに選ばれし騎士にして、悪を狩る狩人!坂田一馬!見参!」



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58話

バッティ(変身態)「ふん、青いプリキュアと、あなたのその姿は分かりませんが.......今回の私はは一味も二味も違いますよ!はぁ!」

 

バッティは押しつぶそうと、甲羅を向けながら落ちてきた。オレたちは横に避けるが

 

バッティ(変身態)「ふん!」

 

なんと糸を飛ばしてきた。オレは避けるが、みらいとリコが糸に捕まってしまう

 

バッティ(変身態)「む?1人捕まえそこねましたか。しかし!プリキュアだけでも!はぁぁぁあ!」

 

バッティは振り回し始めた

 

ミラクル&マジカル(サファイア)「キャァァァ!?」

 

一馬(ナルガ)「今助けてやるぜ!」

 

オレは赤い残光を走らせ、残像を纏いながら、ゆっくりと動く糸を、ヒドゥガーで、切断した。そして、素早くみらいとリコを助け出す

 

バッティ(変身態)「は、速い!?」

 

一馬(ナルガ)「大丈夫か?」

 

ミラクル(サファイア)「た、助かった.....」

 

マジカル(サファイア)「え、えぇ......」

 

バッティ(変身態)「ぐぐぐ.....己......」

 

一馬(ナルガ)「今度はオレが相手だぜ!鬼人化!!!」

 

オレは赤いオーラを纏ってバッティへ向かう。そして

 

一馬(ナルガ)「鬼人乱舞!!!オラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!!!!!」

 

そのままバッティを斬りまくった

 

バッティ(変身態)「ぐぁぁぁ!?」

 

そして足に風を纏い

 

一馬(ナルガ)「オラァ!」

 

バッティ(変身態)「うぉぉぉぉお!?」

 

そのままバッティを蹴り飛ばした。バッティは後ろへ吹っ飛んでいった

 

モフルン「やったモフ!」

 

一馬(ナルガ)「いや、まだだ!」

 

あの姿のままでぶっ倒れたら、見掛け倒しってことになってしまう。そんなはずがないぜ

 

バッティ(変身態)「ぐっ.....はぁぁぁあ!」

 

バッティは立ち上がった

 

ミラクル&マジカル(サファイア)「?!」

 

バッティ(変身態)「やってくれましたね.....お返しですよ!」

 

なんと、バッティは一瞬でオレに近づいた

 

一馬(ナルガ)「ちぃ!」

 

オレは間一髪で回避した

 

一馬(ナルガ)「お前、そのスピードは!」

 

バッティ(変身態)「いかにも、私も速くなったのですよ」

 

くっ、でけぇ図体のくせにさっきは早かったな

 

バッティ(変身態)「はぁぁぁあ!!!!」

 

バッティはパンチラッシュをしてきた。オレは避けまくる

 

バッティ(変身態)「ドクロクシー様のお望みは、闇の魔法でこの世の全てを覆い尽くすこと!それが私の使命!」

 

そして、オレは回避し損ねて、ラッシュを受けてしまう

 

一馬(ナルガ)「しまっ!ぐはぁ!?」

 

バッティ(変身態)「おおおお!!!!はぁ!」

 

一馬(ナルガ)「うわぁぁぁぁぁ!?」

 

オレは吹っ飛ばされた

 

はーちゃん「はー!」

 

ミラクル&マジカル(サファイア)&モフルン「一馬(くん!)!」

 

バッティ(変身態)「ん?」

 

はーちゃん 「は?!」

 

モフルン「モフー!」

 

遠くで、モフルンがチビを守ろうとしているのが見える

 

バッティ(変身態)「リンクルスマホン、さぁ!私の元へ!」

 

バッティはモフルンとチビの方へ向かおうとする。しかしそこへみらいとリコが立ち塞がる

 

マジカル(サファイア)「あなたが狙ってるのはエメラルドでしょ!」

 

ミラクル(サファイア)「なんでスマホンを!」

 

バッティ(変身態)「退きなさい!はぁぁぁあ!」

 

そしてバッティはラッシュをする

 

バッティ(変身態)「スマホンとエメラルド、この2つこそが、ドクロクシー様の求めるもの!でぇやぁぁ!」

 

そしてバッティはネットを出して、2人を捕まえた。や、やべぇ!そして、そのままバッティは投げ飛ばした

 

一馬(ナルガ)「みらい!リコ!!あいつをあの2人に近づかせるわけにはいかねぇ!!」

 

オレはバッティの元へ走った

 

一馬(ナルガ)「そいつらに近づくんじゃねぇぇぇ!!!!サイクロンフィン!!」

 

オレは飛び上がって風を纏わせた拳で貫こうとする。だが

 

バッティ(変身態)「邪魔です!」

 

バッティは糸を飛ばしてきた。オレは回避できずに、糸を食らって、木に貼り付けられた

 

一馬(ナルガ)「ぐっ、畜生」

 

バッティ(変身態)「さぁ!大人しくスマホンを渡しなさい!」

 

モフルン「はーちゃんと、スマホンは、モフルンが守るモフ!」

 

バッティ(変身態)「無駄です!」

 

そして、手を伸ばすバッティ

 

ミラクル(サファイア)「モフルン!」

 

マジカル(サファイア)「はーちゃん!」

 

一馬(ナルガ)「逃げろ!」

 

すると、チビがバッティの前に立ち塞がった

 

バッティ「ん?」

 

はーちゃん「はー!!!!!」

 

チビは叫んだ。すると、スマホンが光り出した

 

ミラクル&マジカル(サファイア)「はーちゃん!?」

 

一馬(ナルガ)「チビ!?」

 

はーちゃん「みんなをいじめないで!!!!」

 

すると、空が晴れ、糸が自然と解けた。そしてなんと、木が、モフルンとチビを守るように、生えた。そしてバッティを捕らえる

 

バッティ(変身態)「こ、これは?!お、己!」

 

オレはバッティの前に立つ。そして、ヒドゥガーを構えて風を纏わせた

 

一馬(ナルガ)「行くぜ.....バッティ!血風竜巻独楽(けっぷうたつまきごま)!!!!」

 

オレは回転して竜巻となった。そしてそのままバッティに向かう

 

バッティ(変身態)「な、何だ!?」

 

そしてオレはバッティを斬りながら〆に上空にX字に切り裂いてふっ飛ばした

 

バッティ「うぉぉぉぉぉ!!!!」

 

奴は元に戻りながら飛んでいった。オレは装着を解除した後こう言った

 

一馬「ボラーレ・ヴィーア(飛んでいきな)」

 

そして2人も元に戻った

 

みらい「はーちゃん!無事で良かった」

 

リコ「怖かったね。ごめんね」

 

はーちゃん「平気だよ」

 

一馬「そいつは良かったぜ」

 

モフルン「モフルンもモフ!」

 

みらい「そうだね。モフルンも頑張ったね。ありがとう」

 

一馬「サンキューな。それにしても......」

 

オレは木の方を見つめる

 

一馬「この木がこいつとスマホンを守ったのか?」

 

はーちゃん「ありがとね」

 

すると、倒れた開かずの扉が光り出した。そして、逆再生の如く立った。そして、扉の上の星の部分に、最後の銀フレームのリンクルストーン。アメジストがあった。それと同時にチビが腹減って、アメジストで食い物を出した。空はぶどうだった。そしてチビはぶどうを食って、また寝た。だが、いつもと違い、光っていた。チビ......お前に何が起こってるんだ?



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59話

モフルン「はーちゃんまた寝ちゃったモフ?」

 

リコ「どうしたのかしら。いつもと様子が.......」

 

一馬「本当だな。光ってやがる」

 

みらい「早く校長先生を見つけよう!」

 

一馬「そうだな!」

 

すると、リンクルスマホンのタッチペンが勝手に動いて、なんと鍵を描いた。そして鍵は扉に現れた鍵穴に入って、そしてカチャリっと音が鳴った

 

リコ「ひょっとして通れるように?校長先生はこの先?」

 

一馬「かも知れねぇな。行こうぜ!」

 

みらい「うん!」

 

リコ「ええ!」

 

オレは取手を持った。開けるぞって思った瞬間

 

モフルン「お腹すいたモフ。モフルンもグレープ食べたかったモフ」

 

一馬「ったく、こんな時に腹の虫を鳴らすんじゃねーよ.......ん?」

 

何だ?扉の星の部分が光ったような

 

みらい「どうかしたの?」

 

一馬「いや、何でもない。開けるぞ」

 

オレは扉を引いて開けた。目の前には変な空間が広がった。そしてオレたちは進んだ。扉の先には

 

一馬「なっ!?」

 

みらい「え!?」

 

リコ「うぇ!?」

 

モフルン「モフ!?」

 

何と、魔法商店街へ繋がったんだ!?ん、待てよ.......分かった気がするぞ開かずの扉の正体が

 

みらい「あれは!」

 

モフルン「グレープモフ!」

 

そして、みらいとモフルンはぶどう1房ではなく2粒買って、戻って食べた

 

みらい&モフルン「はむっ.......んー!酸っぱい!(モフ!)」

 

一馬「..........」

 

リコ「酸っぱいぶどう、スイープだもの。って食べてる場合じゃないでしょ!?校長先生を探さなきゃ!って、一馬何黙ってるのよ」

 

一馬「なぁ、リコ。オレこの扉の仕組みが分かった気がする」

 

リコ「え!?今ので分かったの!?」

 

一馬「あぁ」

 

みらい「教えて!教えて!」

 

モフルン「教えてモフ!」

 

一馬「あぁ。まずこの扉、さっきモフルンがぶどうを食べたいって言ったら、扉の星の部分が光ったんだ。そして入ったら、魔法商店街のぶどうがある店の近くの場所だった。つまりだ、この扉は頭の中に思い浮かべた場所へ連れて行ってくれるんだよ」

 

QED証明完了なんつって

 

モフルン「つまりどう言う事モフ?」

 

一馬「要するにだ。これはどこでもドアなのだよ」

 

みらい「どこでもドアってドラえもんに出てくるあのどこでもドア!?」

 

一馬「そうだ」

 

リコ「ドラえもんって、あぁナシマホウ界のアニメよね。みらいと一緒に見てるわ。その後のクレヨンしんちゃんもね」

 

見てるんかい

 

一馬「そうだぜ.........ってなわけで、校長のことを思い浮かべたら。校長のところへ行けると思うぜ」

 

みらい「さっすが一馬くん!」

 

モフルン「天才モフ!」

 

一馬「天才じゃねーよ、ちょっと考えたら分かったからな。この仕組みが」

 

はぁ.....オレって、こういうのに頭が切れるんだよなぁ。勉強だとあんまり切れないのになー

 

一馬「んじゃ、お前らも校長のことを思い浮かべろよ」

 

みらい「うん!」

 

リコ「分かったわ!」

 

モフルン「モフ!」

 

一馬「じゃあ行くぜ!」

 

オレは取手を握る

 

一馬「......」

 

みらい「校長先生.....」

 

リコ「校長先生.....」

 

モフルン「校長先生モフ......」

 

別に口に出さんでも......

 

みらい&リコ&モフルン「校長先生!(モフ!)」

 

光った!そして扉を開けて中へ入った。そこは

 

一馬「校長!」

 

みらい&リコ「校長先生!」

 

校長「!?」

 

バッティ「!?」

 

ヤモリみたいな奴「!?」

 

えーそこは、校長となんとあのバッティが対立して、バッティ側には変なツボ?とヤモリみたいな野郎がいた。全員こちらを見ている.......おい、これってよーもしかしかしなくてもよー本丸に来ちまったってことか?

 

みらい&リコ「し、失礼しました〜」

 

みらいたちはそそくさに帰った

 

一馬「おい!?」

 

校長「一馬くん!?」

 

バッティ「坂田一馬!?」

 

一馬「ちっ、まさか本丸に来るとはな........」

 

すると再度扉が現れて、みらいたちが来た

 

みらい「やっぱりいた!校長先生だ!」

 

校長「リコくん!みらいくんも!」

 

バッティ「プリキュアまで.......なぜ.....こいつらが.....」

 

みらい「あ、あははは.....す、すいません......」

 

リコ「失礼します......」

 

しかし、扉は消えた

 

みらい「あっ!?」

 

リコ「扉が!?」

 

一馬「消えちまった......!?」

 

オレは奥の方を見た。そこには偉そうに座ってる奴がいた。だが、あいつから感じるこのドス黒いオーラ......変身したバッティよりもさらにドス黒いオーラだ......まさか、奴が!

 

バッティ「ドクロクシー様!?」

 

ヤモリみたいな奴「ドクロクシー様!?」

 

みらい「ドクロ!?」

 

リコ「クシー!?」

 

一馬「あいつが......ドクロクシー.......」

 

バッティ達のボスで、エメラルドとスマホンを狙う奴。そしてオレたちが殺さなくちゃならない......敵!すると、壺の煙からスマホンが映し出された

 

ヤモリみたいな奴「なるほど.....リンクルスマホン。わざわざお持ちいただけるとは。ご苦労様です」

 

一馬「うるせぇ!」

 

すると、ドクロクシーが手をかざして、エネルギーを溜める

 

ヤモリみたいな奴「いけません!力を使っては、お体が!」

 

そしてドクロクシーは手の形をしたエネルギー弾を放ってきた。

 

みらい&リコ「!?」

 

一馬「させるか!」

 

オレはみらいとリコの前に立ち、クリスタルを握って、ロトの盾を出す。そしてそれを構えた。そして、当たりそうになった瞬間、光が闇のエネルギーを打ち消した

 

一馬「な、何だ?」

 

校長「大丈夫か?」

 

校長の方を見ると、校長は杖を持っていた。今のは、校長の魔法か?

 

一馬「校長!」

 

みらい&リコ「校長先生!」

 

モフルン「モフ!」

 

校長「大事な生徒たちに手出しはさせぬ!」

 

おぉ、今回の校長はなんかかっこいいな

 

ドクロクシー「ぬぅ....はぁ.....」

 

校長「やっぱりな。今のでハッキリした。そなたのその魔法。ワシはそなたを知っておる!」

 

一馬「何だと!?」

 

みらい「校長先生の.....」

 

リコ「知り合い?」

 

どういうことだ、あのドクロクシーと校長が知り合いだと?

 

校長「奴はワシが止める。それが定めだったのじゃ」

 

ドクロクシー「我名は.....ドクロクシーなり」

 

校長「その声、間違いない。調べるのに苦労したぞ。闇の魔法.....あまりにも危険なその力は、はるか昔に、魔法界で禁じられ、葬られた」

 

つまり闇の魔法っていわゆる黒歴史なのか?

 

校長「かような魔法を蘇らせることができるのはただ1人.......歴代の魔法学校教師の中で、最も優れた魔法つかいにして、我が友.....クシィ!」

 

何だってぇぇぇ!?ドクロクシーが校長のダチだと!?スタンドも月までブッ飛ぶこの衝撃だぜこりゃ!



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60話

校長「クシィよ、思い出すのじゃ!はるか昔我らはいずれ訪れるであろう大きな災いについて調べていた。災いを回避するためには、リンクルストーン・エメラルドが必要だと分かったが、どんなに探そうと、その輝きのありかすら知れず。業を煮やしたそなたは、それに代わる力を手に入れようと、危険な魔法に関する数々の書物を集め、研究を始めた。じゃが、禁断の魔法を研究し、その果てに..........クシィ......そなたは、命を落としたはず!」

 

一馬&みらい&リコ&モフルン「?!」

 

つまり、死んだって事かよ!

 

校長「なぜこうしてここにおる!」

 

ヤモリみたいな奴「ドクロクシー様にはもはや人としての魂はあらず。あるのはこの世に止まりし強い欲望、強き力を手にする欲の念がかりぞめの肉体に残された。エメラルドがあれば、ドクロクシー様と、闇の魔法が完璧となる」

 

ドクロクシー「我は闇の魔法の使い手なり.......うおおおおおお!!!!!」

 

こ、このオーラは!何て、気迫だ.......これが奴の気迫だとでも言うのか!?

 

校長「話しても無駄という訳か.......ならば!」

 

校長は杖で魔法陣を展開する

 

校長「キュアップ・ラパパ!」

 

そして校長は久々にあの魔法つかいの姿になる

 

校長「光よ照らせ!闇を退けよ!」

 

校長の魔法がドクロクシーに!!!とはいかず、何とバッティが食い止めた

 

バッティ「これ以上.......ドクロクシー様に力を使わせる訳には!」

 

しかし、校長の魔法はバッティの魔法を打ち消した。しかし、ドクロクシーにまでは届かなかった

 

バッティ「ぐわぁぁぁぁ!?」

 

バッティは魔法の衝撃で吹っ飛ばされた。す、すげぇ......アレがマジになった校長の魔法

 

ヤモリみたいな奴「何という力......」

 

校長「来たるべき日に備え、永きにわたり封印し、力を蓄えて来た我が魔法!まさか......クシィ !そなたに使うことになろうとは!」

 

おいおい、さっきのよりやべぇぞ.......でけぇ

 

ドクロクシー「消え去れ!光よ!」

 

おぉう、あちら側もドス黒い魔法を溜めてやがる

 

校長「闇よ!消え去れ!」

 

そして、校長とドクロクシーの魔法がぶつかり合う。ふ、吹き飛ばされるぜこりゃ.......ぶつかり合う2つの魔法、しかし!ドクロクシーが校長の魔法を打ち消した!

 

校長「何?!」

 

そして、凄まじい爆発が起こった.......

 

ドクロクシー「はぁ.......」

 

ヤモリみたいな奴「ゲホッゲホッ......ドクロクシー様!」

 

バッティ「ぐっ.....」

 

一馬「みらい、リコ、モフルン、大丈夫か?」

 

みらい「うん」

 

リコ「えぇ」

 

モフルン「モフ」

 

校長「うっ、ううっ.......」

 

校長の声がした

 

一馬「校長!」

 

みらい&リコ「校長先生!」

 

オレたちは校長の元へ駆け寄る。しかし校長の姿は

 

校長「皆、大丈夫か?」

 

みらい&リコ「えぇ!?」

 

モフルン「おじいさんになったモフ!」

 

一馬「やっぱりか!」

 

何と校長はジジイになっていた。オレは校長は何らかの方法で若さを保ってるって思ってたが、当たっていたか

 

校長「ゴホッゴホッ......面目ない.....」

 

水晶「力を使い果たしてしまったようじゃ.....」

 

モフルン「こっちはおばあさんモフ!」

 

一馬「アンタもか!?」

 

水晶の女性のシルエット部分がババアになっていた。校長がジジイなのは分かってはいたが、まさか水晶までとは......そこまでは予測してなかったぜ

 

ドクロクシー「うぅ....あぁ.....」

 

ドクロクシーはよろめいて、玉座に座った

 

ヤモリみたいな奴「これ以上無理をされては!」

 

ドクロクシー「下がれ、僕よ......」

 

一馬「校長!大丈夫か?」

 

すると、オレとみらいとリコは、ドクロクシーによって浮かばされてしまう。そして、持ち物を出された

 

ドクロクシー「我が手に!」

 

そこから、スマホンだけがドクロクシーの元へ

 

みらい「!?はーちゃん!」

 

一馬「チビ!」

 

ヤモリみたいな奴「小さき命を宿せし書物、それは大いなる輝きを得ることを許された者の証、リンクルスマホンの伝説の一文。ご存知なかったようですね?」

 

校長「う、うぅ.....」

 

水晶「動けませぬ」

 

モフルン「はーちゃん」

 

一馬「そいつを返しやがれ!」

 

みらい「はーちゃんを!」

 

リコ「かえして!」

 

一馬「行くぞ!みらい!リコ!」

 

今回は、ブラキシリーズと、ディオスソードだ!

 

一馬「装着!」

 

オレは紺色の光に包まれ、ブラキシリーズを装着する。あちらは、ルビーか!

 

ミラクル(ルビー)「2人の奇跡!キュアミラクル!」

 

マジカル(ルビー)「2人の魔法!キュアマジカル!」

 

ミラクル&マジカル(ルビー)「魔法つかい!プリキュア!」

 

一馬(ブラキ)「クリスタルに選ばれし騎士にして、悪を狩る狩人!坂田一馬!見参!」

 

ヤモリみたいな奴「プリキュア......坂田一馬!」

 

バッティ「己.....」

 

ミラクル&マジカル(ルビー)「はーちゃん!」

 

一馬(ブラキ)「チビ!」

 

オレたちは、ドクロクシーに向かって攻撃する。しかし、攻撃は魔法陣によって防がれた。そして強風が巻き起こる

 

バッティ「これが、ドクロクシー様のお力」

 

ヤモリみたいな奴「ま、不味いですよ!これ以上魔法を使えば、お力が!」

 

ドクロクシー「うぅ....」

 

いいこと聞いたぜ!だったらワザと魔法を撃ちまくらせてガス欠にすれば良いことよ!そして、ドクロクシーはよろめいて魔法陣を消した。今だ!オレはディオスソードを抜刀し、みらい、リコと共に再度ドクロクシーの元へ向かう

 

ドクロクシー「?!」

 

ミラクル&マジカル(ルビー)「はっ!」

 

一馬(ブラキ)「粘菌.......爆裂突き!!!」

 

オレたちは飛び上がり、2人はキックを、オレは太刀を突き出す。だがドクロクシーはまた魔法陣を展開して防ぐ

 

一馬(ブラキ)「うぉぉぉぉぉ!!!!!」

 

ミラクル&マジカル(ルビー)「はぁぁぁあ!!!!」

 

だがオレたちは防がれながらも打ち破ろうとする

 

ドクロクシー「ぬぅ!おおおお!!!!!」

 

ブラキ(ブラキ)「ぐっ!?ああああ!!!」

 

ミラクル&マジカル(ルビー)「きゃぁぁ!!!!!」

 

しかし、オレたちは奴の闇の魔法で吹っ飛ばされてしまった

 

ドクロクシー「全てを塗り潰す。我が闇には敵わぬ!」

 

モフルン「ミラクル!マジカル!クリスナイト!」

 

一馬(ブラキ)「くそったれが.........!?アレは!」

 

オレたちの前に、スマホンが落ちていた。それに気づいたドクロクシーは、スマホンを奪おうとする。しかし!校長によって、阻まれた

 

一馬(ブラキ)「校長......」

 

ヤモリみたいな奴「まだ力が!」

 

校長「させぬぞ!」

 

しかし、押し負けてしまった

 

校長「うぉ!?」

 

一馬(ブラキ)「校長!」

 

そして、スマホンは、奴の手に

 

水晶「校長....もうこれ以上は」

 

校長「まだじゃ......この命尽きようとも、皆を守る。それがワシの.....」

 

ミラクル(ルビー)「みんなが帰りを待ってます」

 

マジカル(ルビー)「校長先生の心配をして、待ってます!」

 

一馬(ブラキ)「魔法学校の奴らがな!」

 

オレたちは立ち上がる

 

校長「君たち......」

 

マジカル(ルビー)「行動ですよね?補習で習いました。何よりも、先ずは行動すること」

 

ミラクル(ルビー)「どんな大変な状況でも、負けない心を!」

 

一馬(ブラキ)「そして、諦めない勇気をよ!」

 

マジカル(ルビー)「授業で、学びました!魔法学校だけじゃない。校長先生がおっしゃっていたように、あっちの世界は、とても勉強になります!世の中には、いろんな人がいて、いろんな考え方があるんだって!もっと、学ぶことがあります!だから、戻らないと!」

 

ミラクル(ルビー)「みんなで一緒に!」

 

一馬(ブラキ)「アイツも!一緒に!」

 

ミラクル(ルビー)「だからはーちゃんを!」

 

マジカル(ルビー)「かえして!」

 

モフルン「モフー!.......モフ?」

 

一馬(ブラキ)「どうした!?モフルン!」

 

モフルン「とっても甘い匂いがするモフ」

 

ドクロクシー「エメラルド......うぉぉぉぉぉ!!!」

 

一馬(ブラキ)「!?これで終わりにしてやるぜ!オレのこの手が真っ赤に燃える!勝利を掴めと轟き叫ぶ!」

 

オレは右手を構えドクロクシーに向かう

 

一馬(ブラキ)「爆熱ッ!ゴォォォォォッド........」

 

すると、ドクロクシーは巨大な魔法陣を展開した。すると景色が魔法界の大樹の景色になった

 

ドクロクシー以外「!?」

 

ドクロクシー「おぉ!エメラルド......」

 

ヤモリみたいな奴「これはまさか、エメラルドの眠る場所とは」

 

校長「この魔法界そのもの.....その力が一箇所に集い、形を表そうととしている!」

 

そして、クリスタル以外のリンクルストーンが浮かぶ。2人も元に戻った

 

みらい「リンクルストーンが!」

 

リコ「どういうこと!?」

 

一馬(ブラキ)「何が起こるんだ?」

 

すると、クリスタルの声が聞こえた

 

クリスタル『この気配.......来るぞ、エメラルドが』

 

何!?すると一筋の光がリンクルストーンの輪の中心に来た。そしてそれはリンクルストーンの形になった

 

モフルン「エメラルド!命のリンクルストーンモフ!」

 

校長「アレが!」

 

みらい「リンクルストーン......」

 

リコ「エメラルド」

 

なるほど、たしかに他のリンクルストーンより、特別な輝きを放ってやがるぜ



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61話

バッティ「アレが.....アレこそが......ドクロクシー様の求めていた力........リンクルストーン・エメラルドォ!!」

 

バッティがエメラルドを取ろうと飛んだ

 

みらい&リコ「あぁ!?」

 

一馬(ブラキ)「しまった!?」

 

だが、バッティは、エメラルドの放つ光に飲み込まれてしまった

 

バッティ「エメラルドォォォォォ!!!!」

 

ヤモリみたいな奴「バッティさん!!やはり、想像以上にエメラルドの輝きは強大。闇の力を退けるあの力を得るには....リンクルスマホンが必要なのです」

 

すると、スマホンが光り出した

 

ドクロクシー「おぉ...!」

 

するとエメラルドからスマホンに向けて光の線が現れた。するとドクロクシーは

 

ドクロクシー「魔法よ!入れ!」

 

ドクロクシーは手に持ってた本を開き、スマホン、そしてエメラルドを取り込んだ。そして奴は闇に包まれる......

 

みらい&リコ「はーちゃん!」

 

一馬(ブラキ)「チビ!!」

 

モフルン「はーちゃん!」

 

ヤモリみたいな奴「おぉ!成功です.....今、エメラルドの輝きは闇の力の糧となった。光をも飲み込む闇、これぞ、ドクロクシー様が求めていた、究極の魔法!」

 

そして、ドクロクシーは、巨大な骨の巨人の姿になった

 

ヤモリみたいな奴「おぉ!素晴らしい!」

 

これが、エメラルドとチビを取り込んだ奴の気迫!

 

校長「このままでは.....魔法界が......」

 

よく見ると、あの大樹が枯れていくのが見えた

 

ヤモリみたいな奴「相異なる力ひとつになりし時、それは全てを超越し、究極へと至る」

 

校長「それは!」

 

水晶「来るべき大いなる災い.....それと同じくして伝わる古き予言」

 

ヤモリみたいな奴「ドクロクシー様が導き出した答え、それは闇の魔法。闇の力でエメラルドを取り込み、闇の魔法はついに完成したのです。闇が世界を飲み込み、ドクロクシー様の中で1つとなる。全てが!ドクロクシー様の力に!」

 

ドクロクシー(エメラルド吸収)「ウォォォォ!!!!」

 

リコ「そんな」

 

一馬(ブラキ)「ちっ」

 

すると校長が奴に向かって呼びかけた

 

校長「違うだろクシィ!我々の目的は、来たるべき日に備え、災いに対する力を得ることだったはず!それが自ら災いとなり、世界を困らせてどうする!うっ.....」

 

校長は倒れかけるが、モフルンが持ってきた杖で何とか倒れずに済んだ

 

モフルン「しっかりモフ」

 

校長「すまぬ......」

 

ヤモリみたいな奴「おっと、邪魔はさせませんよ。今のあなたならばこの私で十分です!」

 

校長「たしかに......ワシはこの有様だ。だが生徒を守るのが校長の務め!3人は離れていなさい!」

 

リコ「校長先生!」

 

みらい「伝説とか、闇の魔法とか、いきなり言われても、わたしにはよく分からない」

 

一馬(ブラキ)「オレも同じだ。よく分からんのだよな。それよりも.......」

 

オレとみらいはほぼ同時に声を出した

 

みらい「はーちゃんを返して!」

 

一馬(ブラキ)「チビを返しやがれ!このドグサレスカタン野郎が!!!!」

 

リコ「みらい....一馬......」

 

ドクロクシー(エメラルド吸収)「ウォォォォ!!!!!」

 

ドクロクシーは雄叫びを上げた。凄まじい突風が吹き荒れる

 

ヤモリみたいな奴「リンクルスマホンはもう、ドクロクシー様の物です!」

 

リコ「あぁ!?」

 

リコは飛ばされそうになるが、みらいが手を繋いで止めた

 

リコ「みらい!」

 

みらい「うわ!?」

 

しかし、みらいも飛ばされそうになる

 

一馬(ブラキ)「みらい!リコ!」

 

オレはみらいの手を握った

 

みらい「一馬くん!」

 

リコ「一馬!」

 

ドクロクシー(エメラルド吸収)「闇よ広がれ!」

 

一馬(ブラキ)「大丈夫だ!この手を、絶対に離すもんかよ!」

 

みらい「一馬くん.....」

 

リコ「一馬......」

 

そういや、前からみらいとリコと、手を繋いでたっけか。

 

リコ「うん!わたしたちが、しっかりしなきゃね!」

 

みらい「うん!」

 

一馬(ブラキ)「おうよ!」

 

ヤモリみたいな奴「!?この状況で、笑っている!?」

 

モフルン「甘い匂いモフ!」

 

校長「何!?」

 

すると、オレたちの前にリンクルストーンが現れた

 

校長「リンクルストーン.....」

 

ドクロクシー(エメラルド吸収)「なんと!?」

 

一馬(ブラキ)「みらい!リコ!変身しろ!」

 

みらい「リコ!」

 

リコ「みらい!」

 

そして、2人はモフルンと一緒に光に包まれた。そしてダイヤスタイルになった

 

ミラクル(ダイヤ)「2人の奇跡!キュアミラクル!」

 

マジカル(ダイヤ)「2人の魔法!キュアマジカル!」

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)「魔法つかい!プリキュア!」

 

オレも改めて名乗るか!

 

一馬(ブラキ)「クリスタルに選ばれ」

 

クリスタル『!?この光は!』

 

一馬(ブラキ)「え?」

 

するとオレは装着を解除させられた。クリスタルは浮いていた。それにこの空間は.....初めてこいつと会った時の

 

一馬「おい!何で解除するんだよ!」

 

クリスタル『聞いてくれ、一馬。今我から発せられるこの光.......これはあの時と同じ光だ!』

 

一馬「あの時と同じ!?」

 

クリスタル『あぁ、トラウーマの時と同じ光......まだ我に宿っていたとは.......これなら我は今一度ガンダムになれるぞ!』

 

一馬「本当か!」

 

クリスタル『あぁ。で、ユニコーンで行くのか?』

 

一馬「良いや、みらいとリコがダイヤなんだ。だったらこっちも輝きの名を持つあのガンダムで行くぜ!」

 

クリスタル『あのガンダムか!分かった!では我を!』

 

一馬「おう!」

 

すると景色が元に戻った

 

ミラクル(ダイヤ)「あ、一馬くん!」

 

マジカル(ダイヤ)「今の光って.....」

 

一馬「.......!」

 

オレはクリスタルを放り投げた

 

ヤモリみたいな奴「!?リンクルストーンを!?」

 

水晶「投げたじゃと!?」

 

校長「何をしてるのじゃ一馬くん!」

 

一馬「来い......シャイニングガンダム!!!」

 

オレは指パッチンした

 

マジカル(ダイヤ)「シャイニングガンダム!?」

 

ミラクル(ダイヤ)「今.....シャイニングガンダム って言いました!?」

 

そしてクリスタルから眩い輝きが発せられた。やがて光が収まるとそこにあったのは

 

ヤモリみたいな奴「これは!?」

 

校長「何と!?」

 

水晶「白き.......巨人.....」

 

いやトリコロールだけどね

 

ドクロクシー(エメラルド吸収)「何だあれは.....」

 

一馬「シャイニング.......ガンダム!」

 

するとシャイニングガンダムは跪いて手を差し出してきた、オレはすぐ手に乗る。そしてコックピットに運ばれた

 

クリスタル『一馬!これからお前は我と一心同体だ!』

 

一馬「おう!」

 

クリスタル『一応あれを言っておくか。モビルトレースシステムセットアップ、脳波、血圧、心拍数、呼吸、体温、代謝機能、オールグリーン』

 

一馬「はぁぁぁぁ!ふん!はっ!」

 

まず腕を動かした。おっ、動いてる!

 

一馬「はっ!」

 

次に正拳突きをしてそのまま手を開いたり手首を回したりした

 

一馬「はぁぁぁぁぁぁあ!!!はぁっ!!!」

 

そしてアニメ通りの動きをやって最後に気を溜めるポーズを決めた

 

ヤモリみたいな奴「プリキュア......坂田一馬......そして白き巨人ガンダム........私の占いは示していました。輝き目覚め闇蠢きかつてなき変動を迎える世界、そして、その中心に降り立つ2人の魔法つかいと、白き巨人を操りし1人の少年。運命をも覆しうる奇跡の魔法と勇気!ですが!大いなる力を手に入れたドクロクシー様はいまや世界そのもの!その前には如何なる伝説も、魔法も、勇気もひれ伏すのみ!抗えるものなど、ありはしないのです!」

 

一馬「うるせぇよ!」

 

ヤモリみたいな奴「何ですって!?」

 

一馬「オレたちはただ返してほしいだけだ。アイツを......チビを!」

 

ミラクル(ダイヤ)「そうだよ!」

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)「はーちゃんを返して!」

 

ドクロクシー(エメラルド吸収)「我に力を!」

 

一馬「これが最後の戦いだ......行くぞ!みらい!リコ!」

 

ミラクル(ダイヤ)「うん!」

 

マジカル(ダイヤ)「えぇ!」

 

一馬「ガンダムファイト!レディ.......ゴー !!!」

 

そして、ドクロクシーとの決戦が始まった



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62話

一馬「はぁぁぁ!!!」

 

ドクロクシー(エメラルド吸収)「ウォォォォ!!!」

 

シャイニングガンダムとドクロクシーは早速取っ組み合った

 

ミラクル(ダイヤ)「たぁ!」

 

マジカル(ダイヤ)「やぁ!」

 

2人は飛び上がり、回し蹴りをお見舞いした。その隙に

 

一馬「うぉりゃあ!!!」

 

ストレートをお見舞いした。ドクロクシーは少し吹っ飛んだ。するとドクロクシーは蛇のようなエネルギーを拡散してきた

 

一馬「ちっ!バルカァン!マシンキャノン!」

 

シャイニングガンダムは走りながらバルカンとマシンキャノンを撃ちまくった。幸いフィールドはかなり広いぜ。がどっちも効いてなくお構いなしに向かってきた

 

一馬「ちっ!ならば!これならどうだ!!!」

 

次はビームソードを持ち、それでエネルギーを切り裂いた。よし!これならいける!

 

一馬「せいっ!やぁ!はぁ!」

 

オレの方へ向かってきたエネルギーをビームソードで切り裂いていく

 

ミラクル(ダイヤ)「リンクルステッキ!リンクルン・アメジスト!」

 

みらいはアメジストで魔法陣を作りその魔法陣にリコと入って、ドクロクシーの近くまでワープした。なるほど、アメジストはワープか!

 

ミラクル(ダイヤ)「はぁ!」

 

マジカル(ダイヤ)「やぁ!」

 

2人はパンチをしたが防がれてしまう。オレはその隙にビームソードをしまう。そして

 

一馬「シャイニングショットォ!」

 

シャイニングガンダムのアームカバーが展開してそこからビームが発射された

 

ドクロクシー(エメラルド吸収)「うぉっ!?」

 

っしゃぁ!命中したぜ!するとドクロクシーはこちらを睨んでビームを撃ってきた。オレはガードの構えをする。するとそこへ

 

マジカル(ダイヤ)「リンクルステッキ!リンクルン・ムーンストーン!」

 

リコがムーンストーンでバリアを展開して光線を受け止めた

 

一馬「サンキュー!リコ!」

 

ミラクル(ダイヤ)「一馬くん!ジャンプして!」

 

一馬「お、おう!」

 

オレは思いっきりジャンプした

 

ミラクル(ダイヤ)「リンクルン・ガーネット!」

 

みらいはガーネットでフィールドを不安定にさせる。あ、校長達、巻き込まれてる。ごめんよ.....

 

ドクロクシー(エメラルド吸収)「!?」

 

ミラクル(ダイヤ)「一馬くん!」

 

一馬「おう!シャイニングガンダム!バトルモード」

 

シャイニングガンダムは着地して、オレがそう叫ぶとシャイニングガンダムのフェイスカバーとアームカバーが展開した

 

一馬「シャァァァァァァィニングゥフィンガーァァァァァ!!!!」

 

クリスタル『ウォォォォ!!!』

 

シャイニングガンダムは右手でドクロクシーの頭を掴んだ。そして爆発してドクロクシーは倒れる

 

ドクロクシー(エメラルド吸収)「ウォォォォ!?」

 

そして倒れたドクロクシーに2人の同時攻撃がドクロクシーに決まった

 

ヤモリみたいな奴「ドクロクシー様!?」

 

ヤモリの呼びかけに応えるかのようにドクロクシーは立ち上がった。2人はもう一度同時攻撃を仕掛けるが、ビームを乱射してきた。オレはガードし、2人は避けるが、飛んだリコの隙を狙っていたのか、ビームが命中してしまう

 

マジカル(ダイヤ)「きゃあ!?」

 

ドクロクシー(エメラルド吸収)「ウォォォォ!!!」

 

ドクロクシーに捕まってしまい、リコは投げ飛ばされてしまった

 

一馬「リコ!」

 

ミラクル(ダイヤ)「マジカル!っ!?きゃあ!?」

 

するとドクロクシーはみらいの近くまで接近しており、みらいも吹っ飛ばされた

 

一馬「みらい!」

 

ドクロクシー(エメラルド吸収)「後はお前だけだ」

 

ドクロクシーは殴りかかってきた

 

ドクロクシー(エメラルド吸収)「ウォォォォ!!!」

 

一馬「はぁぁぁあ!」

 

同時にパンチをするが、ドクロクシーのほうが速く、オレは吹っ飛ばされた

 

一馬「うわぁぁぁ!?」

 

クリスタル『一馬見ろ!奴め.....更に吸収してるぞ!』

 

一馬「何だと!?」

 

ドクロクシー(エメラルド吸収)「我に力を!」

 

本当だ、更に吸収してやがる......あ、ヤモリも吸収された

 

ドクロクシー(エメラルド吸収)「全ては我が力に!」

 

さ、更にデカくなりやがった......

 

ドクロクシー(エメラルド吸収)「ハァ......もっと、もっと力を!」

 

!?向かって来た!みらいは飛び上がり。シャイニングガンダムは構えた

 

一馬「はぁ!」

 

ミラクル(ダイヤ)「やぁっ!」

 

みらいは蹴り、オレはパンチをドクロクシーの顔面に直撃させた。そしてリコも来た

 

マジカル(ダイヤ)「やぁっ!」

 

リコは、足関節を蹴った

 

ドクロクシー(エメラルド吸収)「うぉ!?ぬぅ!はぁ!!!」

 

ドクロクシーは何と手をロケットパンチのように飛ばして来た。オレは距離を取り、2人は海中に潜り、回避した

 

モフルン「校長先生!」

 

一馬「何!?」

 

よく見ると、右手に校長が捕まっていた

 

ドクロクシー(エメラルド吸収)「全ての力を一つに.....」

 

校長「ここまでか.....」

 

一馬「校長!今助けるぜ!!シャイニングショット!」

 

威力が弱まったシャイニングショットをドクロクシーに向けて撃った

 

ドクロクシー(エメラルド吸収)「ぐぅ.....」

 

シャイニングショットを受けた衝撃で手が緩み校長が落ちた。オレはすかさず校長の元へ行く

 

一馬「校長!」

 

クリスタル『おっと』

 

そしてシャイニングガンダムは校長を受け止めた

 

一馬「大丈夫っすか!」

 

校長「あ、あぁ....大丈夫じゃ.......」

 

一馬「良かった」

 

オレは校長をモフルンのそばに下ろした

 

モフルン「良かったモフ.....」

 

一馬「さてと.....」

 

ドクロクシー(エメラルド吸収)「おのれ.....」

 

すると海中からみらいとリコが浮上してきた

 

ミラクル(ダイヤ)「みんなの力を無理矢理飲み込むなんて!」

 

マジカル(ダイヤ)「そんなの!ただ力を一つにするとは言わない!」

 

ドクロクシー(エメラルド吸収)「ウォォォォ!!!」

 

ドクロクシーはエネルギー弾を撃ってきた。それをみらいとリコは手を合わせて、回転して跳ね返した。そこへ

 

一馬「はぁぁぁあ!せい!」

 

ドクロクシー(エメラルド吸収)「ぐぉっ!?」

 

オレがビームソードでドクロクシーを切り飛ばした。2人は地面に着地する

 

一馬「ドクロクシー!見せてやるぜ!」

 

ミラクル(ダイヤ)「力を合わせるって意味が分からないなら!」

 

一馬&ミラクル&マジカル(ダイヤ)「教えてやるぜ!(教えてあげるわ!)」

 

すると、ドクロクシーの体の切り傷から緑の光が。間違いない!あの光は!

 

ドクロクシー(エメラルド吸収)「ぐわぁ!?」

 

一馬「チビ!」

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)「はーちゃん !」

 

モフルン「とっても甘い匂いがするモフ!」

 

モフルンが水晶に乗ってやって来た

 

一馬「モフルン!」

 

モフルン「きっと、はーちゃんが呼んでるモフ!」

 

ミラクル(ダイヤ)「マジカル!一馬くん!」

 

マジカル(ダイヤ)「うん!」

 

一馬「あぁ!これで終いにしようぜ!」

 

2人はリンクルステッキを出した。オレはパワーを溜めた

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)「永遠の輝きよ!わたしたちの手に!」

 

一馬「はぁぁぁあ!オレのこの手が光って唸る!お前を倒せと輝き叫ぶ!」

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)「フル・フル・リンクル!」

 

一馬「ひぃぃぃぃさつ!!シャァァァァィニングゥ!フィンガーァァァァァ!!!!」

 

オレは右手を突き出した。シャイニングガンダムは緑に輝く右手を突き出した。しかし、ドクロクシーはゲロビを撃ってきた。しかしゲロビはダイヤの障壁とシャイニングフィンガーに防がれた

 

ドクロクシー(エメラルド吸収)「力を!もっと力を!!!!!

 

ミラクル(ダイヤ)「ドクロクシー!あなたがどんなに強くても、世界を飲み込もうとしても!」

 

マジカル(ダイヤ)「わたしたちの力は!絶対に奪わせない!」

 

一馬「オレたちの力は、大切な奴らを守るための力!」

 

一馬&ミラクル&マジカル(ダイヤ)「大切なチビを助けるための力だぜ!(大切なはーちゃんを助けるための力よ!)」

 

ドクロクシー(エメラルド吸収)「エメラルドは渡さん!これは我が力だ!」

 

そして、みらいとリコは奴の手に捕まってしまい、オレは金縛りにあってしまう

 

ドクロクシー(エメラルド吸収)「お前達も我が力に!」

 

一馬「ぐっ.....誰がお前なんかに........オレたちには.......守りたい世界があるんだぁ!!!!!」

 

ミラクル(ダイヤ)「マジカル.....」

 

マジカル(ダイヤ)「ミラクル......」

 

2人は手を握り合った。すると、二人は手から解放され、オレも金縛りが解かれた。そしてドクロクシーの方から緑の光が.....

 

一馬「チビ!」

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)「はーちゃん!」

 

オレたちはうなずいた。終わりだ!

 

一馬「行くぜ!スーパーモードォ!!!!!」

 

クリスタル『おう!』

 

オレがそう叫ぶと、シャイニングガンダムのショルダーカバーレッグカバー、足部アウトトリガー、そして、頭部フィンが展開したそして右手にビームソードを持った

 

一馬「オレのこの手が光って唸る!お前を倒せと輝き叫ぶ!くらえっ!!!」

 

両手が輝き、そのままビームソードを握りしめた。すると巨大なビーム刃が出現した

 

一馬「愛と正義と勇気のぉぉッ!!!!シャァァァァァァィニングゥフィンガーソオォォォォォォドッ!!!!!!」

 

ドクロクシー(エメラルド吸収)「!?」

 

そのままビームソードを振り下ろした

 

一馬「面!面!メェェェェン!!!」

 

クリスタル『ハァァァァア!!!』

 

ドクロクシー(エメラルド吸収)「ウォォォォォォォ!?」

 

ドクロクシーは真っ二つになった。そこへ

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)「プリキュア・ダイヤモンドエターナルッ!!!!」

 

ダイヤの塊が真っ二つになったドクロクシーを貫いた

 

ドクロクシー(エメラルド吸収)「ぐぁぁぁぁぁぁ!?」

 

そしてドクロクシーは崩れ去った.....やったのか........

 

クリスタル『やったぞ.....我々の勝ちだ』

 

一馬「っしゃぁ!」

 

すると光に包まれて、光が収まるとシャイニングガンダムから降りていた。オレは落ちていたクリスタルを拾う

 

校長「打ち破った.....3人の奇跡の魔法と、奇跡の勇気が!」

 

モフルン「モフー!」

 

ふと上を見るとスマホンが降りてきた

 

みらい「はーちゃん!」

 

しかし、ドクロクシーの怨念がオレたちの前に立ち塞がった

 

校長「まさか!」

 

水晶「欲望の怨念がまだ.....」

 

一馬「ちっ!なんて執念だ畜生.......」

 

すると、スマホンから光が!中からチビが現れた。

 

一馬「チビ!?」

 

みらい&リコ「はーちゃん!?」

 

するとチビは、何と小さいが女の子になった

 

はーちゃん「はー......」

 

一馬「何だあの姿は......」

 

アレが、チビの最終進化なのか?そして、チビはオーラを出して、ドクロクシーの怨念を、何と消した。そしてその怨念の中から1人の男性が。あ、アレは!

 

校長「?!クシィ.....!?」

 

何と、ドクロクシーになる前の姿、クシィさんの魂だった。そして、クシィさんの魂はチビと一緒に天へ登っていく。ブチャラティ的に言えば、そうなるべきだった所へ戻るだけなんだ。ってか。そしてチビは光を放った。そして光が収まると、そこにチビの姿は無かった。そして景色が元に戻り始めた

 

みらい「はーちゃん?はーちゃん!はーちゃん!」

 

みらいはスマホンを持ってチビを探した

 

みらい「はーちゃん!」

 

リコ「どこ!」

 

一馬「.......」

 

モフルン「甘い匂いがするモフ」

 

みらい&リコ「え?」

 

一馬「何?」

 

モフルン「遠くで、甘い匂いがするモフ」

 

みらい「それって」

 

一馬「多分、アイツだろうな。なぁみらい、リコ、モフルン」

 

みらい「何?」

 

リコ「何よ」

 

モフルン「モフ?」

 

一馬「アイツとは.....また会える気がするぜ......何故かは分からんがそう確信出来る」

 

みらい&リコ&モフルン「はーちゃん......」

 

オレたちは、元に戻った魔法界の空を見上げていた



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63話

チビがいなくなって、もう7月。外ではセミが鳴いてるぜ......そして今日は期末テストの発表日だ

 

高木「今回の期末テストの結果は、十六夜が学年1位だ。十六夜!頑張ったな!」

 

リコが学年1位か.......あのゆうとを追い抜くとは、すげぇな

 

リコ「わたしが?」

 

教室がざわめく

 

まゆみ「リコちゃん凄すぎ!学年で1番だなんて!」

 

みらい「今、1番って言いました!?」

 

すると景色をずっと見てたみらいが、反応した。何であいつは景色を見てたかって?そりゃあ分かるだろ?チビのことだよ.......

 

一馬「ゆうとの連続1位の記録を破るとは、やるな、リコ」

 

ゆうと「さすがだね!でも、次こそは負けないよ!」

 

みらい「やったね!リコ!」

 

リコ「うん!」

 

高木「ほーらみんな静かに!授業中だぞ!」

 

そして、今日は早いので、学校は終わった

 

モフルン「リコ1番すごいモフ!」

 

リコ「まぁ、予習復習をしていれば、当然の結果よね」

 

一馬「リズさんにも報告しとかねぇとな」

 

リコ「良いわよ、別に......それにしても、暑いわね。魔法学校は年中春だから、この暑さには慣れないわ」

 

うおい、マジか

 

みらい「ずっと春ってこと!?」

 

リコ「ええ、魔法界は場所によって季節が違うの。ほら、補習で行った氷の島、ひゃっこい島はずっと冬だし」

 

一馬「あぁ、言われてみれば......氷の島....」

 

あの島で、チビの名前が決まったんだよな

 

モフルン「はーちゃん.....」

 

するとみらいが立ち上がった

 

みらい「もう帰ろっか。今日、お店のお手伝いするって約束だったんだ」

 

一馬「だったらオレも手伝うぜ!」

 

リコ「わ、わたしも!」

 

みらい「2人ともありがとう」

 

そしてオレたちは帰った。その途中で自販機でスプライトを買った。しかしそのスプライトは[当たり]だったから、ちょい面倒だったけどなw[当たり]って何の当たりかって?炭酸を飲む人にとっては、悪い意味での当たりだよ。で、一旦自宅に戻って、私服に着替えて、みらいの家で手伝った。んで、オレは手伝いを終えた後、家に戻って、製作部屋に入って、MGのフルアーマーガンダム(サンダーボルト版)の塗装とデカール貼りに集中した。ちなみにこれ、2体目だぜ。1体目はブンドド用に作ったからな。ちなみに製作部屋とは、オレがプラモデルを作る、または塗装や改造をするのに使ってる部屋だ。机には様々な道具や塗料なんかがあるぜ。さらに棚にはオレが今まで作った、塗装した、改造したガンプラが置いてあるぜ。特にオレが疲れたガンプラキット、教えようか?MGのEx-sガンダムだぜ。アレは作るのが大変だったからな。その次に大変だったのがHGのネオ・ジオングかな。っといけねぇ!集中集中っと。説明書を見ながら塗ったり貼らないとな

 



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64話

一馬「よし!終わりっと.....もう夜か」

 

フルアーマーガンダムの塗装とデカール貼りが終わった。外を見ると、夜だった。ふぅ........月が綺麗だぜ

 

一馬「さーてと、飯食うか」

 

オレはドアを開け、下へ降りる。するとそこには

 

みらい「やっほー!」

 

リコ「お邪魔してるわよ」

 

モフルン「モフー!」

 

みらいとリコとモフルンがいた

 

一馬「んだよお前ら、何か用か?」

 

みらい「うん。ねぇ一馬くん。ちょっと外に出てみない?」

 

外にか.......まぁ、晩飯はまだ良いか

 

一馬「良いぜ」

 

そして、オレはみらいの箒に乗って空を飛んだ

 

モフルン「涼しいモフ!」

 

一馬「確かにな」

 

みらい「うん!気持ちいいね〜」

 

リコ「えぇ!それに、綺麗......」

 

そして、オレたちは山の高台に降りた。ふぅ、絶景だぜこりゃ

 

リコ「静かね.....」

 

一馬「あぁ......」

 

リコ「それでどうしたの?」

 

一馬「そういや、何で急に外に出ることになったんだ?」

 

みらい「一馬くん.......リコ.......また、はーちゃんを探さない?」

 

チビを探してたっけオレたちは。でも、見つからなかった

 

一馬「あれからずっと探してただろ?」

 

みらい「でも、やっぱり何もしないでいるなんて.....我慢できない......」

 

リコ「もう、探し尽くしたじゃない。本当に、全部.....」

 

チビ、お前は今どこで何をしている。お前が帰ってくるのをオレは待ってるからな........

 

モフルン「会いたいモフ......はーちゃんに会いたいモフ!」

 

モフルン.......辛いだろうよ。だって、1番チビと仲が良かったじゃねーか

 

みらい「モフルン.....」

 

みらいはモフルンを抱きしめた

 

リコ「わたしね.....ちょうど3人に話に行こうって思ってたの」

 

みらい「え?」

 

一馬「?」

 

リコ「わたしね、魔法界に戻った方が良いかなーって思って.......そもそもナシマホウ界には、エメラルドを探しに来たのよ」

 

そう、だったな......

 

リコ「でも、エメラルドは.......魔法学校で、勉強して、もっともっと魔法が使えるようになれば、エメラルドだって、はーちゃんだって見つかるかもしれない。そう思うの!だから.....」

 

みらい「リコ....」

 

一馬「リコ.....」

 

リコ「魔法学校でも、1番になれるくらい頑張るから!」

 

モフルン「リコ......帰っちゃうモフ?」

 

みらい「え?」

 

一馬「.......」

 

リコ「ねぇ、明日は土曜日だし、4人でどこか遊びに行きましょう」

 

みらい「うん!」

 

一馬「あぁ!」

 

そして、オレたちはしばらく月を眺めた後、家に戻った。そして飯食って寝た。翌日、オレたちはイオンモールに行った。アクセサリーを買ったり、お菓子を買ったりしたな。金か?オレ持ちだよ。ま、良いけどな。後他には、無くなりかけてる塗装用の塗料なんかを買ったな

 

モフルン「美味しそうモフ!」

 

みらい「あー!モフルン!それはお家のお土産用に!」

 

モフルン「ごめんモフ!」

 

リコ「仕方ないわね。4人で食べましょ?」

 

一馬「そうだな」

 

オレはクッキーを一枚取って口に入れる。うーむ甘いチョコだな。オレはどちらかというとビター派なんだよなぁ。すると、急に空が暗くなった..........!?この気配はまさか!そして、オレたちの前に何とヨクバールが現れた。なんか、今までのヨクバールとは、顔付きが違う!

 

ヨクバール「ヨクバール......」

 

一馬「ヨクバールだと!?」

 

みらい「何で.....」

 

リコ「どうしてまた.....」

 

ヨクバール「ヨクバール!!!!」

 

ヨクバールは背中に付いてるロケットを使ってこっちへ向かってきた

 

一馬「みらい!リコ!」

 

オレはみらいとリコの手を握って、避けようとする。しかし、衝撃で吹っ飛ばされた

 

一馬「ぐぁ!?」

 

みらい&リコ「あぁ!?」

 

吹っ飛ばされた衝撃で、オレがみらいに買ったアクセサリーが落ちてしまった

 

一馬「やめろ......」

 

オレは立ち上がる

 

一馬「もう!いい加減にしやがれ!!!この野郎!!!!!!」

 

オレはクリスタルを出す

 

一馬「みらい!リコ!行くぜ!」

 

みらい「うん!」

 

リコ「えぇ!」

 

力を貸してもらうぜ!レウス!そして武器は、FF8よりガンブレードのリボルバーだ!

 

一馬「装着!」

 

オレはレウスシリーズを見に纏う。そして空から銃の様な剣が落ちてきて地面に刺さった。オレはそれを引き抜く。あっちはダイヤか!

 

ミラクル(ダイヤ)「2人の奇跡!キュアミラクル!」

 

マジカル(ダイヤ)「2人の魔法!キュアマジカル!」

 

クリスナイト(レウスシリーズ)「クリスタルに選ばれし騎士!クリスナイト!」

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)「魔法つかい!プリキュア!」

 

一馬(レウス)「クリスタルに選ばれし騎士にして悪を狩る狩人!

 

すると、死んだはずのヤモリみたいな奴があらわれた。しかもなんかイメチェンしてるし

 

ヤモリみたいな奴「闇に染まりしヨクバール.....スーパーヨクバールよ!憎きプリキュアと坂田一馬を倒すのです!

 

スーパーヨクバール「ギョイ....ヨクヨクヨクヨクヨク!」

 

ヨクバール改め、スーパーヨクバールはオーラを出した。そのオーラでなんと植物が枯れてしまう。間違いない!この現象は!

 

一馬(レウス)「これは!?あの時と同じ!?」

 

ドクロクシーのオーラとほぼ同じか!

 

スーパーヨクバール「ヨクバー...ル!ル!ル!ル!」

 

スーパーヨクバールは、脚で攻撃してきた。オレは避けるが、みらいとリコは吹っ飛ばされた

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)「きゃっ!?」

 

一馬(レウス)「!?みらい!リコ!テメェ........」

 

ヤモリみたいな奴「ドクロクシー様のお力が込められたヨクバールです。あなた方に勝ち目はありませんよ?」

 

一馬(レウス)「うるせぇぞ!このドグサレヤモリが!」

 

ヤモー「私はドグサレヤモリではありません!ヤモーです!コホン、スーパーヨクバール!さっさと倒しなさい!」

 

スーパーヨクバール「ギョイ!ヨーク!」

 

スーパーヨクバールは2人に攻撃しようとする

 

一馬(レウス)「!?オレのみらいとリコに!手を出すなぁ!!!!」

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)「!?///」

 

オレはスーパーヨクバールに向かってリボルバーを投げた

 

スーパーヨクバール「ヨク!?」

 

リボルバーは見事に突き刺さったそしてオレは飛び上がり

 

一馬(レウス)「せやぁ!!!!」

 

炎を纏ってスーパーヨクバールを蹴った。その時にリボルバーを更に押し込んだ

 

スーパーヨクバール「ヨクバール!?」

 

一馬(レウス)「.......」

 

スーパーヨクバール「ヨクバー.....ル!!!」

 

しかし、スーパーヨクバールはビームを撃ってきたオレたちは回避が間に合わずまともに食らってしまった

 

一馬(レウス)「ぎゃぁ!?」

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)「うわぁ!?」

 

吹っ飛ばされた衝撃で、リコからリンクルスマホンが落ちた

 

ミラクル(ダイヤ)「もう.....嫌なの。大切なみんなとお別れなんて。嫌なの!」

 

モフルン「ミラクル.....」

 

マジカル(ダイヤ)「はーちゃんは、あなたたちを止めるために、居なくなったのよ。わたしは絶対にはーちゃんを見つけるって言ったのに。今度はそれを邪魔するの!?」

 

モフルン「マジカル....」

 

一馬(レウス)「アイツは居なくなって、テメェらは生きてやがる......オレはそれにムカっ腹が立つんだよ!」

 

モフルン「一馬.....モフ!!」

 

すると、モフルンがアクアマリンで、スープを出して、それを飲んでビール髭を付けた

 

モフルン「3人を悲しませたり、怒らせたりしちゃダメモフ!」

 

ミラクル(ダイヤ)「モフルン.....」

 

そういや言ってたな。オレたちが笑ってるか、チビも笑ってる

 

モフルン「笑ってないと、はーちゃんだって、ニコニコで帰って来られないモフ!」

 

ミラクル(ダイヤ)「モフルン....」

 

一馬(レウス)「お前.....」

 

マジカル(ダイヤ)「そうよね。わたしたちが笑顔でないと」

 

オレたちは笑った。まぁオレは他人から見たらフルフェイスだから笑ってないって勘違いされるかもな。けど、オレも笑ってるんだぜ?

 

ヤモー「ふん!何という茶番。おわらせてあげなさい!」

 

スーパーヨクバール「ギョイ」

 

オレたちは立ち上がり、モフルンの前に出る

 

モフルン「ミラクル....マジカル.....一馬.....」

 

ミラクル(ダイヤ)「モフルン、ありがとう」

 

マジカル(ダイヤ)「ありがとう」

 

一馬(レウス)「サンキュー」

 

スーパーヨクバールは向かって来た。その時!スマホンが光り出した

 

スーパーヨクバール「ヨクバ!?」

 

ミラクル(ダイヤ)「え?」

 

マジカル(ダイヤ)「な、何?」

 

一馬(レウス)「何だ!?」

 

モフルン「くんくん、甘い匂いがするモフ!とーっても甘い匂いがするモフ!」

 

何だと?するとスマホンは浮かび、飛んでいった。そして

 

?「リンクルスマホン.....」

 

スマホンは突然あらわれた1人の少女の手元へ。って!あの髪の形と色合い!目つきや格好はどことなくアイツに似ている。いや、まさか、アイツなのか!?そしてスマホンの光で、空が晴れた

 

ヤモー「な、何です!?」

 

そして、アイツは、何とエメラルドを取り出した。やっぱりか!馬鹿野郎!随分待たせやがって!

 

マジカル(ダイヤ)「リンクルストーン.....エメラルド!?」

 

すると、アイツは緑の光に包まれる

 

?「キュアップ・ラパパ!エメラルド!フェリーチェ・ファン・ファン!フラワーレ!」

 

まさか、まさかなのか!?そして、光が収まると、そこに居たのは

 

フェリーチェ「あまねく命に祝福を、キュアフェリーチェ!」

 

クリスナイト(レウスシリーズ)「キュア....フェリーチェ.....」

 

ス、スタンドも月までブッ飛ぶこの衝撃.....まさか、アイツがプリキュアになって帰ってくるとは!しかし.......ふつくしい.....

 

モフルン「モフ!プリキュアモフ!」

 

ヤモー「エメラルドのプリキュアだというのですか!スーパーヨクバール!エメラルドを奪いなさい!」

 

スーパーヨクバール「ギョイ!」

 

オレたちは構える。するとフェリーチェが前に出た。そして、スーパーヨクバールを何と片手で受け止めた。

 

フェリーチェ「?はっ!」

 

そして、フェリーチェはスーパーヨクバールを上空へ吹っ飛ばした。超強ぇ!?

 

スーパーヨクバール「ヨクバール!?」

 

フェリーチェ「?」

 

まさか、フェリーチェの奴、自分の力を把握しきれてないのか?そして体勢を整え、向かって来たスーパーヨクバールをフェリーチェは飛んで、蹴り落とした

 

フェリーチェ「はぁ!」

 

スーパーヨクバール「ヨクバール!?」

 

ミラクル(ダイヤ)「凄い....」

 

マジカル(ダイヤ)「信じられない......」

 

一馬(レウス)「何というパワーだ.......」

 

ヤモー「スーパーヨクバール!しっかりなさい!」

 

スーパーヨクバール「ギョイ!ヨクバーーール!!!」

 

スーパーヨクバールはフェリーチェに突撃する。がしかし

 

スーパーヨクバール「ヨクッ!」

 

リボルバーがまだ刺さっていたせいなのか、立ち止まった

 

フェリーチェ「フラワーエコーワンド!」

 

フェリーチェは、スマホンのタッチペンをフラワーエコーワンドなるものに変えた。そしてエメラルドがセットされる

 

フェリーチェ「エメラルド!キュアーアップ!」

 

フェリーチェがキュアーアップっと叫ぶと、それが何回も響いて、ピンクの光が注がれた

 

フェリーチェ「プリキュア!エメラルドリンカネーション!」

 

そして、エコーワンドからピンクの光が放たれる。そして、光はスーパーヨクバールを包み込み、浄化した

 

スーパーヨクバール「ヨクバール.....」

 

ヤモー「新たなプリキュアが現れるとは、ですが私にはドクロクシー様のお力があります。見てなさい、オボエテーロ!」

 

そしてヤモーは消えた。景色も元に戻ったので、オレたちは元に戻った。そして、リコはアイツに問いかけた

 

リコ「プリキュアってどういうこと?あなた、どうしてスマホンを!?何でエメラルドを待っているの!?」

 

みらい「ひょっとして!」

 

一馬「気づいたか。みらい.....」

 

リコ「!?もしかして!」

 

?「あはははっ!」

 

アイツは、オレたちに抱きついた

 

?「そう、わたしだよ!わ・た・し!」

 

そう、こいつは!こいつの正体は!

 

はーちゃん「はーちゃんだよ!」

 

デカくなって、戻ってきたチビだった。いや、もうチビとは呼べないな。それでも呼ぶがな!しっかし、この可愛さ。ヴァーチェのGNバズーカに撃ち抜かれたぐらいにかわいいぜ!

 

みらい「おかえり!」

 

みらい&リコ「はーちゃん!!」

 

一馬「馬鹿野郎が.....随分待たせやがって........だが、よくぞ戻ってきた!」




[オマケ、オレのみらいとリコ発言]

リコ「そういえば、オレのみらいとリコに手を出すな!って言ってたわよね!あれはどういうことよ!」

一馬「いや、それはその........お前も大切な守るべき存在だからな」

リコ「一馬.......」

一馬「ん?どうした?リコ、顔赤くなってるぞ」

リコ「っ!?べ、別に赤くしてないし!」

みらい「おやおや?もしかしてリコ....」

モフルン「甘い匂いがするモフ〜」

はーちゃん「はー!」


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65話

みらい「やっぱり、はーちゃんだったの......おかえり!はーちゃん!」

 

モフルン「会いたかったモフ!」

 

みらいとチビは抱きしめ合う

 

モフルン「苦しいモフ.....」

 

みらい&はーちゃん「あ、ごめん!」

 

リコ「本当に、はーちゃんなの?」

 

オレもさっき、よくぞ戻ってきた!なんて言ったが、いまいち実感がわかねぇ。リコの質問に、チビは両手を上げて

 

はーちゃん「はー!」

 

妖精の時にやってたポーズをした。うーむまだ実感が

 

リコ「はーちゃん!」

 

リコはチビを抱きしめる

 

リコ「心配したのよ!」

 

はーちゃん「リコ......」

 

抱きしめあった後、チビはオレのほうに来た

 

一馬「本当に......帰って来たんだな」

 

はーちゃん「うん!ただいま!一馬!」

 

一馬「じゃあ、改めてもう一度言わせてくれ.......」

 

オレは片手をチビの方に乗せる。そして

 

一馬「よくぞ戻ってきた!!!!」

 

モフルン「くんくん.....とってもとーっても!甘い匂いがするモフ!」

 

はーちゃん「これこれ!リンクルストーン・エメラルド!」

 

まじまじと見ると、ピンクフレームなんだな。特別感があるぜ

 

みらい「はーちゃん、さっきこれでプリキュアになったよね?」

 

リコ「そうだわ、何でプリキュアになれたの?」

 

みらい「その前に、どうしてそんなに大きくなったの?」

 

リコ「それより今までどこにいたの?」

 

はーちゃん「それはね!それはね!」

 

すると誰かの腹の虫が鳴った

 

はーちゃん「はー.....お腹すいた.....」

 

みらい「じゃあ、いちごメロンパン食べようよ」

 

はーちゃん「はー!いちごメロンパン!」

 

って事でいちごメロンパンを買いに行くことになった。が、まさかあんなに買うことになるとは

 

はーちゃん「はー!最高!」

 

オレは、いちごメロンパンを何と11個も買ってしまった。いくら安くても(1個100円+税)これは食べ過ぎだろ。いちごメロンパン中毒になるつもりか?アイツ

 

みらい「そんなに食べて大丈夫?」

 

はーちゃん「平気平気!」

 

みらいたちが話してる中、オレは店長と話してた

 

店長「あの子、一馬くんとみらいちゃん、リコちゃんの新しいお友達かい?あんなにいちごメロンパンを買ってくれるとはねー私としては嬉しいよ」

 

一馬「まぁ、払ったのはオレですけどね。まさかあんなに買うとは.....」

 

店長「ほい、出来立てカレーパン出来上がり!」

 

一馬「あざーっす」

 

ちなみに代金は既に払ってるぜ。さっそくオレはカレーパンをかじる。うん、この辛さ、やっぱここのカレーパンは格別だぜ!オレは食いながら、みらいたちのところへ戻った

 

一馬「お前ってさ、今までどこにいたんだ?」

 

はーちゃん「うーん、なんか温かいものがフワフワーって来て、ピカッて光って、バーってくるくるーってなって、気がついたらこの姿になって、プリキュアにもなれた!!」

 

みらい「そうなんだ!」

 

一馬「意味が分からん.......聞いたオレが馬鹿だった........」

 

リコ「全然分からないわよ!」

 

中身はまだガキのままか。オレもガキだけど

 

はーちゃん「えへへ、実はわたしもよく分かんない。でも、誰かに呼ばれたような気がして......」

 

お?これはもしかして.......いや、分かるわけないか

 

みらい「誰かって、誰!?」

 

はーちゃん「さぁ?」

 

やっぱりな♂

 

リコ「他に覚えていることは?」

 

はーちゃん「んー.......あたり一面のお花........まるで海みたいに広がってて」

 

リコ「花の海?」

 

一馬「んだよそりゃ」

 

ますます意味が分からん

 

みらい「とにかくはーちゃんが帰ってきて良かった!

 

リコ「うん!本当!」

 

一馬「ま、まぁな」

 

はーちゃん「うん!嬉しい!これからはみんなと一緒に、寝て起きて、ごはん食べて、学校にも行けるんでしょ!?」

 

美少女に囲まれての学校登校......ってそれは前からか。ってんなこと思ってる場合じゃない!

 

みらい「わぁ〜ワクワクもんだぁ!」

 

はーちゃん「ワクワクもんだぜ〜!」

 

モフルン「ワクワクモフ〜!」

 

一馬「ちょい待ち、そういう事はオレたちだけじゃ決められないぜ」

 

みらい「だよね、お母さんたちに説明しないと」

 

リコ「それに、校長先生にも」

 

みらい「そっか!はーちゃんのこと心配してるよね!」

 

モフルン「エメラルドも見つかったモフ!」

 

そっか、見つかったんだよな。エメラルド......,

 

リコ「あ!」

 

みらい「リコ?」

 

リコ「わたし、帰らなきゃいけないかも.....」

 

みらい「帰るって......」

 

リコ「魔法界によ!ひょっとしたらはーちゃんだって」

 

みらい&はーちゃん「え!?」

 

みらい「どうして!?」

 

リコ「エメラルドが見つかっちゃったし.....わたしがこっちにいられる理由が......」

 

みらい「あぁ!そうだ!」

 

はーちゃん「みんな一緒.....ダメなの?」

 

モフルン「モフ......」

 

一馬「........」

 

みらい「校長先生にお願いしよう!」

 

リコ「え?」

 

一馬「は?」

 

みらい「はーちゃんは、赤ちゃんの時からずっと一緒で.....わたしとリコとモフルンがお母さんで、一馬くんがお父さんで、やっと会えたのにバラバラになっちゃうなんてやだよ!」

 

おい、こいつさらっととんでもない事を言ったぞ。オレがチビの親父ぃだと?んなわけないない

 

みらい「わたし、みんなとずっと一緒にいたいもん!」

 

モフルン「モフルンも!みんなと一緒がいいモフ!別々は嫌モフ!」

 

はーちゃん「モフルン.....」

 

リコ「そうね。今まで5人一緒に乗り越えてきたんだから!今バラバラになるわけにはいかないわ!」

 

一馬「.......けっ、オレも一緒の方がいいぜ.........また離れ離れになるのは嫌だからよ」

 

チビの顔が笑顔になった

 

一馬「んじゃ、まずはみらいの家まで戻ろうぜ」

 

リコ「そうね」

 

みらい&はーちゃん&モフルン「おー!」

 

そして、チビがいちごメロンパンを完食した後、みらいの家に戻ることになった

 



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66話

はーちゃん「お花!ちょうちょ!モフルン!みんな小さく見える!」

 

おめぇがデカくなったんだろうが

 

はーちゃん「みらいとリコと一馬も!」

 

そう言ってチビは抱きついてきた。あ、いい匂いだ

 

はーちゃん「猫!」

 

好奇心旺盛だな......

 

はーちゃん「はー!」

 

みらい&リコ「あ!?」

 

一馬「やべっ!?」

 

はーちゃん「忘れてた!?」

 

なんとチビのやつは段差から跳ぼうとした。まずい!オレはすぐにチビの元へ走る。そしてオレはチビをお姫様抱っこする

 

一馬「っと、大丈夫か?」

 

はーちゃん「......」///

 

顔が赤いな.....まさかな

 

一馬「ん?どした」

 

はーちゃん「な、何でもないよ!ありがとう!」

 

一馬「へっ、当然だろ?」

 

みらい「む〜」

 

リコ「むぅ......」

 

な、何かアイツらの視線が少し怖い。オレはチビを降ろした

 

はーちゃん「忘れてた、飛べなくなっちゃったんだった」

 

一馬「お前なー、そういうのは忘れるなよな」

 

はーちゃん「えへへ、ごめん......あれ、スマホンが無い!?」

 

みらい&リコ「え!?」

 

はーちゃん「大変だ!?」

 

一馬「おいおい、こういうのは大概近くに.......あった。が、やれやれ、面倒い所に落ちたな」

 

スマホンは鉄格子の向こうにあった

 

はーちゃん「本当だ!あった」

 

チビは鉄格子へと向かう

 

一馬「お、おい!」

 

はーちゃん「ふにゅ、あれ?入れない」

 

一馬「体がデカくなったんだから、入れるわけねーだろ。どれ、ここはオレが」

 

オレは袖を捲った。するとリコが杖を出した

 

リコ「見てて、こういう時は.......キュアップ・ラパパ!スマホン、こっちへ来なさい!」

 

リコは魔法でスマホンを鉄格子から出した。やれやれ、人がいないだけでも幸いか

 

リコ「はい、はーちゃん!」

 

はーちゃん「ありがとう!そうだ!わたしも!」

 

そう言ってスマホンのタッチペンを取り出した

 

一馬「そいつは!」

 

みらい「それって!」

 

リコ「魔法の杖!?」

 

はーちゃん「キュアップ・ラパパ!大好きな一馬とみらいとリコとモフルンと、ずーっと一緒にいられますように!」

 

それって魔法じゃなくて、ただの願い事だぜ

 

みらい「わたしも!わたしも!キュアップ・ラパパ!みんなとずーっと仲良しでいたい!」

 

みらいまで........やれやれだぜ

 

はーちゃん「はー!みらいも魔法上手!」

 

みらい「でしょう!」

 

モフルン「二人はやらないモフ?」

 

リコ「え!?わ、わたしは.......」

 

一馬「それよりも、早く帰らねぇとな」

 

みらい「それじゃあ!これで!」

 

そう言ってみらいは箒を出した

 

一馬「バカかお前は!」

 

リコ「そうよ!まだ明るいし、うかつに空は......」

 

チビは、いつの間にかみらいの箒に跨っていた

 

はーちゃん「みんな!はやく!はやく!」

 

一馬「はえーよ!.........ったく仕方ねぇな。リコ、今回はお前の方に乗せてもらうぜ」

 

リコ「え、えぇ.....全く.......」

 

そしてチビはみらいと、オレはリコと箒に跨って飛んだ

 

今現在、オレたちは箒で飛んでいる

 

はーちゃん「は〜気持ちいい〜ずっと箒で空を飛んでみたかったんだ!........あ!鳥さん!」

 

チビは飛んでいた鳥に手を伸ばそうとするが、飛べないので、落ちかけた。まぁ、みらいが箒を操作して何とか落ちずに済んだがな

 

みらい「もう、羽が無いんだし、気をつけないとね?」

 

はーちゃん「えへへ....はーい」

 

一馬「全く.....やれやれだぜ」

 

はーちゃん「わたしも......2人みたいに飛んでみたい」

 

モフルン「グスタフさんのお店に箒を買いに行くモフ!」

 

はーちゃん「ううん」

 

モフルン「モフ?」

 

すると、チビはタッチペンを取り出す。おいおいまさか

 

はーちゃん「キュアップ・ラパパ!わたしの箒よ、出ろ!」

 

一馬「おいおい、んなこと無理だろ」

 

リコ「そうよ、そんな魔法校長先生でもできないわ。何もないところから物を作り出す魔法なんて......使ってる人なんて見たことも聞いたこともないわ」

 

はーちゃん「やったー!」

 

みらい「出来たよ!」

 

一馬「はぁ!?」

 

リコ「えぇ!?」

 

何とチビのやつは、箒を作り出したのだ。オーマイガー何も無いところから創造するとは........チートだ

 

みらい「すごーい!はーちゃん、魔法がとっても上手なんだね!」

 

上手で済むレベルじゃねぇだろ........

 

リコ「あ、ありえないわ......」

 

一馬「だよな......チートレベルだ」

 

そしてチビはチビ専用ホウキに乗った。チビ専用なのは、色がみらいとリコのホウキとは違うからだ

 

はーちゃん「よーっし!いっくよー!」

 

そしてチビ専用の箒は、不規則に飛んだ。オレたちは追いかけたが、追いつけ無かった。そしてしばらくして、オレたちはチビを見失ってしまった

 

一馬「ちっ、あいつどこへ行ったんだ?」

 

リコ「下の方へ落ちて行ったのは分かったけど」

 

みらい「?!空が!」

 

上を見ると。空を黒い雲が覆っていた。まさか!オレたちは下を見た。そこには

 

スーパーヨクバール「ヨクバール!!!!」

 

スーパーヨクバールがいた。と言うことはあの近くにチビが!しかし、まさ連続で戦うことになるはな

 

一馬「リコ!悪い!」

 

オレはリコのホウキから降りた

 

リコ「ちょ、ちょっと!?」

 

みらい「一馬くん!」

 

モフルン「モフ!?」

 

オレは落ちながら、クリスタルを手に取る。今回から上位だ!てことでナルガSだ!

 

クリスタル『分かった!』

 

一馬「装着!」

 

そしてオレはクリスナイトになる。そしてそのまま

 

一馬(ナルガS)「TRANS-AM!」

 

高速状態になる。そのままスーパーヨクバールの上に乗った

 

スーパーヨクバール「ヨク!?」

 

ヤモー「上から!?」

 

はーちゃん「一馬!」

 

ヨクバールの近くには、チビがいた。てかはまってやがる。こいつをぶちのめしてから助けようっと。さて、オレは拳を握る。そして

 

一馬(ナルガS)「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!!!!!!!!」

 

オレはヨクバールにラッシュをした

 

スーパーヨクバール「ヨッ、ヨッ、ヨクッ!?」

 

どんどんヨクバールは下に落ちていく。このまま墜落させてやるぜ!

 

一馬(ナルガS)「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!!!!トドメの!暴風サァイクロン!フィンガぁぁぁぁ!!!!!!」

 

最後に思いっきり竜巻を纏った右手をスーパーヨクバールに振り下ろした

 

スーパーヨクバール「ヨォォォォクゥゥゥゥバァァァルゥゥゥゥ!?」

 

ヨクバールは地面にクレーターを開けながら墜落した

 

ヤモー「スーパーヨクバール!?」

 

オレはチビの近くに降り立つ

 

一馬(ナルガS)「今助けてやる。オラァ!」

 

オレはチビがはまってる柵を破壊した

 

はーちゃん「はー、助かった.....ありがとう!クリスナイト!」

 

一馬(ナルガS)「いいってことよ」

 

すると、みらいとリコが来た

 

みらい「はーちゃん!」

 

モフルン「一馬!」

 

リコ「大丈夫?」

 

はーちゃん「はー!大丈夫だよ!」

 

一馬(ナルガS)「あぁ。大丈夫だ。2人とも、こいつを頼むぜ」

 

みらい「一馬くんは?」

 

一馬(ナルガS)「オレは、スーパーヨクバールを倒す。1人でだ!」

 

みらい「分かったよ。はーちゃん、乗って」

 

はーちゃん「うん」

 

チビはみらいの箒に乗った

 

リコ「負けないでよね」

 

一馬(ナルガS)「おう」

 

オレはクレーターへ向かった

 

スーパーヨクバール「ヨ......ヨク......」

 

ヤモー「己坂田一馬!」 

 

クリスタル、夜刀【月影】を

 

クリスタル『おう』

 

腰に夜刀【月影】が装備された

 

一馬(ナルガS)「てめぇはこの一馬が、直々にぶちのめす」

 

オレは夜刀【月影】を構えた



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67話

ヤモー「ぶちのめすですって?あなた1人でですか?なら、逆にぶちのめしてあげましょう。スーパーヨクバール!坂田一馬を倒しなさい!」

 

スーパーヨクバール「ギョイ!」

 

スーパーヨクバールは飛び上がった。オレは風を纏った

 

スーパーヨクバール「ヨクヨクヨクヨクヨク!!!!」

 

スーパーヨクバールは、水を飛ばしてきた。オレは飛び上がった

 

一馬(ナルガS)「はっ!」

 

オレは飛び上がりながら水を避けた。そして【月影】に風を纏わせて、スーパーヨクバールに向かって【月影】を振った

 

一馬(ナルガS)「落ちろ!」

 

スーパーヨクバール「ヨクッ?!」

 

振った途端に風の斬撃がスーパーヨクバールを襲った。しかし落とすことはできなかった

 

スーパーヨクバール「ヨクバール!ヨクヨクヨクヨクヨク!!!!!」

 

ヨクバールはうちわを扇いできた。な、何だこの風は......つ、強い!

 

スーパーヨクバール「ヨクヨクヨクヨクヨク!!!」

 

一馬(ナルガ)「くっ.....ぐわぁ!?」

 

オレはそのまま敵の風に巻き込まれて地面に叩きつけられた

 

みらい&リコ&はーちゃん&モフルン「一馬(くん)!!!」

 

あぁ、あいつらの声が聞こえる......

 

ヤモー「ふふっ、いい気味ですね」

 

一馬(ナルガS)「て、テメェ.....」

 

ヤモー「闇の魔法は不滅です。私がドクロクシー様に代わり、世界を闇で覆うのです」

 

一馬(ナルガS)「そんなことさせるかよ!」

 

ヤモー「ふぅ....スーパーヨクバール、この少年ににトドメを」

スーパーヨクバール「ギョイ!」

 

スーパーヨクバールは向かってくる。すると、オレの前に、チビが現れた

 

一馬(ナルガS)「お前!?」

 

みらい「はーちゃん!」

 

リコ「逃げて!」

 

一馬(ナルガS)「死にたいのか!?」

 

はーちゃん「逃げない!ちょっとだけ思い出した。あの時、スマホンがわたしに語りかけてくれたの。エメラルドの力をあなたの思うが形にって。わたしは、力になりたい。みらい、リコ、一馬、モフルン。わたしを大切にしてくれた、守ってくれたみんなの力になりたい!だから決めたの。わたしも....わたしもプリキュアになる!」

 

そして、チビは、キュアフェリーチェに変身した

 

フェリーチェ「あまねく生命に祝福を......キュアフェリーチェ!」

 

モフルン「エメラルドが、はーちゃんの想いに応えたモフ!」

 

スーパーヨクバール「ヨクバー!!!ル!!!」

 

スーパーヨクバールは大量の水風船を出して投げつけてきた。しかし、フェリーチェは風を巻き起こし、水風船を押し返した

 

スーパーヨクバール「ヨクバール!?」

 

一馬(ナルガS)「すげぇ.......」

 

フェリーチェ「大丈夫ですか?一馬」

 

一馬(ナルガS)「あ、あぁ....」

 

てか、フェリーチェになると性格が変わるのかこいつ........なんか、こっちの方が話しやすい........かもしれない

 

スーパーヨクバール「ヨクバル!」

 

スーパーヨクバールは、ミサイルを飛ばしてきた。そうだ!おいクリスタル!聞こえてるか!

 

クリスタル『何だ?』

 

鬼滅の刃の水の呼吸の技をやるぞ!

 

クリスタル『鬼滅......あぁ、お前が前に読んでいた漫画のことか。確かに水の呼吸何とかの型とかあったな』

 

あぁ!その技って今までのゴッドフィンガーとかのように出来るか?

 

クリスタル『ん、出来るぞ。何たってこの我だからな』

 

そうかい。んじゃやるか!

 

クリスタル『了解』

 

一馬(ナルガS)「行くぜ!」

 

オレはジャンプしてミサイルを踏み台にして飛んだ。その時にオレは

 

一馬(ナルガS)「ヒュゥゥゥゥゥゥゥゥ.......」

 

水の呼吸の呼吸音を出していた。そして

 

一馬(ナルガS)「全集中!水の呼吸!」

 

リコ「え!?」

 

フェリーチェ「!?」

 

みらい「今、全集中水の呼吸って言いました!?」

 

オレは【月影】を構える。すると【月影】の刀身が水に纏われた

 

一馬(ナルガS)「壱ノ型......」

 

ヤモー「!?剣から水が!?」

 

一馬(ナルガS)「水面斬りっ!!!!」

 

オレはスーパーヨクバールに向かって【月影】を水平に振るった。そして水の斬撃がスーパーヨクバールを襲った

 

スーパーヨクバール「ヨクバール!?!?!?」

 

ヨクバールはそのまま墜落した

 

一馬(ナルガS)「ふぅ。後は任せたぜ」

 

フェリーチェ「分かりました.........一馬を傷つけるのは、わたしが許しません!」

 

そしてスーパーヨクバールはフェリーチェによって浄化された

 

ヤモー「くっ......オボエテーロ!!!」

 

そして、みらいの家へ帰った。今日子さんたちはまだ買い出しから帰っていなかった。オレたちは早速水晶を通じて、校長に報告した

 

校長「そなたが舞い戻る強き命か.....,」

 

はーちゃん「?」

 

校長「いや、何はともあれ、君が見つかって良かった。皆大層心配しておったからな」

 

リコ「ここに来る前のこと、何か思い出してたようだけど」

 

一馬「花の海、とか気になるワードがあったな」

 

はーちゃん「でもよく分かんないの。ずっと前、みらいたちと会う前のことかも....」

 

校長「花の海......エメラルドと共に調べれば、何か分かるかもしれんな。ふぅ....これまで長い道のりであったが、無事にエメラルドも見つかり、君たちもこれで魔法界に」

 

やっぱ、そうなるよな。うん、分かってた

 

みらい「わたしたち、これからも一緒にいたいです!」

 

リコ「わたしたちも、長い道のりを探して、やっと会えたんです!はーちゃんに!」

 

モフルン「べつべつは嫌モフー!」

 

一馬「........」

 

みらい「一馬くんからも何か言ってよ!」

 

この部屋にいる全員がオレを見つめてる......

 

一馬「......ちっ、ああ!分かったよ!この際だから!オレの本心を言ってやるッ!寂しいよ!オレだって!お前たちに帰って欲しくないさ!」

 

オレは叫んだ。これがオレの本心だよ!

 

校長「.......」

 

はーちゃん「わたし、魔法をかけたの.......みんなとずっといられますようにって、みらいとリコと一馬とモフルンは......わたしの家族だから!」

 

おいおい、チビが言ったぞ、家族だって.......やれやれだぜ

 

校長「ふっ、素直な言の葉は、時に魔法となって人の心を動かす」

 

はーちゃん「ことのは?」

 

校長「言葉のことじゃ。君たちの言葉はよく分かった。無理に帰って来いとは言わん。エメラルドを頼むぞ」

 

一馬、校長以外「はい!(モフ!)」

 

そして通信は終わった。すると今日子さんが入ってきた。どうやら帰ってきたようだ

 

今日子「みらい?あら、お友達?」

 

みらい「リコの故郷の子なの!あのね!お母さん!実は、しばらくこの子をうちに泊めたいんだけど!」

 

リコ、はーちゃん「お願いします!」

 

今日子「ご家族には言ってあるの?」

 

はーちゃん「はい!」

 

一馬「だとさ」

 

今日子「それなら良いわよ。こんなうちだけど、ゆっくりしていって」

 

オレの家で泊まらせるって言おうと思ったけどリコの時みたいに言われるから黙っていた。あの家のどこが悪いんだ?

 

今日子「それでお名前は?」

 

ことは「ことは!ことはって言います!」

 

なるほど、校長のあの言葉を名前にしたか

 

今日子「苗字は?」

 

リコ「花海(はなみ)さんです!花の海と書いて花海!」

 

今日子「花海ことはちゃん.....これからよろしくね。何かあったら遠慮なく言って」

 

ことは「はい!」

 

そして今日子さんは部屋から出た

 

ことは「ははっー!みんなと一緒にいられる!」

 

モフルン「嬉しいモフ!」

 

みらい「良かったー!」

 

リコ「でも、どうしてことはなの?」

 

一馬「校長が言ってた、言の葉を使ったんだろ?」

 

ことは「うん!わたし、みんなの言葉が嬉しかったんだ!今日だけじゃない。わたしが小さい時から、みんないつも温かい言葉をかけてくれたよね?言葉は魔法.....みんなの言葉が、わたしのここにいーっぱい詰まっているの。だからことは!」

 

みらい「はーちゃん.....」

 

一馬「お前......」

 

ことは「みらい、リコ、一馬、モフルン。花海ことは、改めて、よろしくお願いします!」

 

一馬「ふっ、よろしくな。ことは」

 

こうして新たに、キュアフェリーチェことチビこと花海ことはが仲間になったとさ




[一馬就寝中の時]

クリスタル『あの時の技、確か全集中の呼吸だったな。どれ、この時代から未来に行って、さまざまな呼吸を見てみるとするか。むんっ!はぁ!」

クリスタルは何とゲートを作り出した

クリスタル『マザー......貴女から受けた力、使わせてもらいます!』

そしてクリスタルはゲートへ入った。しばらくしてクリスタルは戻って来た

クリスタル『水、獣、雷、蟲、炎、音、霞、恋、風、岩、蛇、花、月、そして日、全集中の呼吸、学ばせて貰ったぞ。が、とりあえずは水の呼吸だけだな。強力な敵が現れる事があれば、その時は我が能力の一つで見せれば良いのだ........さてと、我も寝るか』


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68話

無事ことはが仲間になった翌日、みらいがことはのせいで寝不足になってしまうって事で、みらいの家の屋根裏部屋をことはの部屋にすることになった。この時オレは、少しは一緒に寝た時の気持ちが分かったか。っとボヤいた。そして屋根裏部屋を片付けてーの、オレと大吉さんとでことはが家具を作りーの、装飾つけーの、買い出しに行きーの、ヤモリ野郎を撃退しーの、帰宅しーので、無事ことはの部屋が完成した。その夕方、大吉さんは、来週海へ行くぞーって言った。そして飯食った後、オレは早速、壮太とゆうとに電話をかけた........が、返答は、ノーだった。どちらもその日は用事があるとよ。そして、あっという間に一週間後

 

一馬「く、苦しい.....」

 

みらい「さ、さすがに4人はキツいね.....」

 

リコ「えぇ....」

 

ことは「はー!海!」

 

現在、オレたちは海水浴へ向けて車に乗っている。がことはが加わったので、苦しくなっている。ことははお構いなしだけどな。ちなみに、オレはことはとみらいに挟まれてる

 

リコ「は、はーちゃん はしゃいじゃって.....」

 

みらい「わ、わたしも。み、みんなと海に来られて、ワクワクもんだよ」

 

一馬「そうだな......しかし、苦しい.......」

 

モフルン「ワクワクモフー!」

 

勝木「モフ?」

 

あぁ、そうそう。今日のメンバーは、中学生はオレ、みらい、リコ、ことは、そしてまゆみと勝木。大人は大吉さん、今日子さん、そしてかの子ばあちゃんだ。あれ......これってあれか?ハーレムってやつなのか?ちっ、これだったら壮太とゆうとも道ず.......連れてくれば良かったぜ。同じ歳のやつがオレを除いて女とは.......やれやれだぜ

 

一馬「な、なんでもねーよ勝木」

 

みらい「そ、そうそうモフー!って言ったの.....」

 

リコ「そ、そうだ。2人には紹介がまだだったわね。わたしの故郷の友達で、夏休みの間遊びに来てる......」

 

ことは「花海ことは!よろしくね!」

 

まゆみ「長瀬まゆみよ!」

 

勝木「わたしは勝木かな!」

 

すると、波の音が聞こえた

 

ことは「あー!波だ!人魚さんかな?」

 

一馬「ゲッ!?」

 

みらい「ひゃ!?」

 

こいつ、いきなり何言い出すんだよ!

 

リコ「な、何言い出すのはーちゃん !?」

 

みらい「こっちの世界には、人魚さんは居ないんだよ?」

 

おい、みらいも何ボロ出してんだよこの2人、特に勝木にはバレたらいかん!

 

勝木「こっちの世界って!?」

 

一馬「な、なんでもねーぜ。あはははは.......」

 

リコ「そ、そうよ!こっちの話!こっちの話!」

 

今日子「とっても賑やかね〜」

 

かの子「そうだわ、みんなに良いことを教えてあげましょうか?」

 

ことは「え?なになに?」

 

かの子「海の家のかき氷はね。とっても美味しいの。特にいちごメロン味は絶品よ」

 

おいおい、いちごメロンって単語を吐いたら

 

一馬「ふぎゅ!?」

 

みらい&ことは「今!いちごメロン味っていいました!?」

 

ほら食いついた。く、苦しい.......

 

かの子「えぇ、でも、ちょっと他のかき氷とは、お値段が高いけどね」

 

そんな会話をしながら、海水浴場へと向かっていた

 



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69話

で、海水浴場に来て海の家に向かったのだが、海の家は閉まっていた

 

ことは「はぁ〜......」

 

みらい「今日はお休みなんだね.....」

 

海の家のオヤジ「製氷機が故障して、氷が作れなくなっちまってるからな。すまないね」

 

機械の故障なら機械のエキスパートがここにいるぜ!

 

大吉「私が見ましょうか?」

 

みらい「せっかくみんなでかき氷を食べようと思ったのになぁ.......」

 

ことは「あ、わたし覚えてるよ!かき氷って、ふわふわしてて、粉雪みたいで、とっても甘くて美味しんだよね!」

 

あーそういやチビ時代にかき氷食べさせたっけ

 

リコ「そうそう。小さい頃のはーちゃんに食べさせてあげたわよね」

 

勝木「小さい頃ってそんな年下には見えないけど......」

 

一馬「勝木いつの間に!?」

 

みらい&リコ「ギクッ!?」

 

リコ「そ、それは....」

 

みらい「あぁ!そうそう!かき氷にはたくさんの味があるんだよ!ね?一馬くん」

 

一馬「あ、あぁ。いちごにオレおすすめのブルーハワイ、後はレモンにメロンにみぞれや宇治金時とかな。んで、かの子ばあちゃんが言ってたいちごメロン」

 

あと、オレが見たかき氷の味だと、コーラなんてのもあったな

 

ことは「はー!食べてみたかったな」

 

早食いしたり、食べ過ぎたら下痢ピー起こすけどな(経験者)

 

大吉「これなら、昼には修理が終わりそうかな?みんなはそれまで遊んでおいで」

 

みらい「お父さんすごい!」

 

大吉「業務用の製氷機なんて、直すの初めてだよ。腕がなるなぁ!」

 

それでぶっ壊したら身もふたも無いけどな

 

みらい「ワクワクもんだね」

 

ことは「うん!」

 

まゆみ「みんなー!こっち!こっち!」

 

今日子「場所は取れたわよー!」

 

勝木「あ、はーい!」

 

リコ「わたしたちも行きましょう」

 

一馬「オレは着替えてくるぜ」

 

オレは男更衣室に向かった。さてと、まずはグラサンを外して、それから服を脱いだ。そしてバッグから海パンを取り出して履いた。オレの海パンは家にあった火の模様が描かれてるやつだな。んでバッグに入れて、男更衣室から出た

 

一馬「よう」

 

みらい「うわぁ!一馬くん!超似合ってる!」

 

ことは「火がメラメラでかっこいい!!!!」

 

リコ「な、中々似合ってるじゃない.......」

 

モフルン「似合ってるモフ!」

 

一馬「そ、そうか....」

 

ちなみにここは海の家の裏だから、モフルンの声は聞こえてない....かも

 

一馬「お前らも着替えてきたらどうだ?」

 

みらい「うん!まゆみも勝木さんも誘って更衣室に行こう!」

 

ことは「おー!」

 

そして、みらいたちはまゆみと勝木と一緒に女更衣室へと向かった。そして5人は水着に着替えて来た

 

みらい「お待たせー!」

 

一馬「おう、遅かった......な.....」

 

みらい「へへーんどう?」

 

リコ「は、恥ずかしい......」///

 

ことは「えへへ、似合う?」

 

まゆみ「ど、どうかな一馬......」///

 

勝木「坂田くん......この水着似合ってる?」

 

オォウ......これは圧巻だ......

 

一馬「あ、あぁ.....ぜ、全員似合ってる.......ぜ......」///

 

オレはありのままに言った

 

みらい「本当!?やったー!」

 

ことは「嬉しい!」

 

一馬「おわっ!?」

 

みらいとことはは、嬉しかったのか、オレに抱きついて来た。オレはその反動で倒れる......って、なんか柔らかいのが当たってるー!?なんか柔らかいのが当たってるー!?

 

一馬「ちょ.....お前ら.....離れろって......」

 

まゆみ「ちょっとみらい、一馬から離れなさいよ」

 

リコ「はーちゃんも離れなさい」

 

みらい&ことは「はぁ〜い」

 

そう言って2人は離れた

 

勝木「坂田くん、大丈夫?」

 

勝木が声をかけてくれた

 

一馬「お、おう。大丈夫だぜ。さてと、行くか!海へ!」

 

そして、オレたちの海水浴が始まった

 



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70話

オレたちは早速海へ飛び込んだ。リコのやつは、浮き輪装備して、砂遊びしてた。オレはお前カナヅチだったんか!って言ったら、カナヅチじゃ無いし!って言ってたよ。ありゃ図星だな。そして、ことはのやつが、なんと魔法でリコの浮き輪を魚型にトランスフォームさせて、騒ぎを起こした。これだけなら良かったんだが.........このアホの暴走は続いた。次はスイカ割りで起きた。まゆみが割る役だった(割るための木刀は、オレの「洞爺湖])そこであいつは、スイカをデカくして、綺麗に真っ二つになると、元の戻った、普通はぐしゃぐしゃになるけどなスイカ割りの時のスイカって。まぁそれも一般客に見られたよ。今度はビーチバレーで起きた。それは、リコのスパイクが決まるときに、ことはが魔法をかけて、威力を高めた。どれくらい高めたかと言うと、みらい&まゆみが砂塗れになるほどにな。それからも暴走は続く、他の子供が作ってた砂の城を、大きくしたり、砂のガンダムの頭やザクiiの頭を作ったり、海の生物が空飛ぶと言う珍事を起こしたり等、ことはの暴走は止まらなかった。このクソアマが........1発ブン殴りたいところだが、それやったら後で何されるかは目に見えてる(主にみらいとリコとモフルンから)

 

一馬「はぁ.....はぁ......い、生きてるか?........」

 

みらい「う、うん........」

 

リコ「さ、さすがに魔法の使い過ぎね......」

 

一馬「MP0か.....」

 

リコ「さすがに......0じゃないわよ........」

 

ことは「みらい、リコ、一馬、どうしたの?」

 

一馬「どうしたの?じゃねーよ!このやろう!!!」

 

ことは「?」

 

こいつめ........

 

みらい「大丈夫だよー」

 

リコ「ちょっとひと休み.....してるだけ」

 

ことは「あ!それなら!かき氷!ちょうど氷を作ってる機械が直ってるかも!みんなで一緒に食べよう?」

 

一馬「あーまだ昼じゃねーから製氷機は.......」

 

ことは「んじゃあ!持ってくるね!」

 

って聞いてねぇよ.......そして、ことはとついでにモフルンは海の家に向かって行った

 

みらい「はーちゃん.....元気だね〜」

 

リコ「うん、そうだね〜」

 

あーあーダウンしちまったよ........仕方ねぇ。見張っとくか。そして、12時が来ようとしてる時、オレと回復したみらいとリコは、合流したまゆみと勝木と一緒に今日子さんのところへ戻った。が、ことはは居なかった

 

今日子「ことはちゃん?」

 

一馬「あぁ!見かけなかったか!」

 

リコ「こっちに向かって行ったはずなんですけど.......」

 

かの子「はーちゃんなら、あっちの方に行ったわよ」

 

かの子ばあちゃんが指さした方を見ると......向こうに洞窟があるのが見えた........ん?匂うな........こいつはくせぇー!ゲロ以下じゃ無くて、嫌な匂いがプンプンするぜッー!まぁ、確証はないけどな。とにかく行ってみるか。オレはバッグから、クリスタルを出して、洞窟のある方へ向かった

 

今日子「ちょ、ちょっと一馬くん!?」

 

一馬「オレはあいつを.....ことはを探して来ますんで!んじゃ!」

 

そして、洞窟の入り口に着いた。オレはそのまま入った。そして、途中であるものを見つけた

 

一馬「こいつは......ことはのか!」

 

それは、ことはの麦わら帽子だった

 

一馬「この先に.......ことはとモフルンが!」

 

オレは先は進んだ。すると、ことはとモフルンの悲鳴が聞こえて来たので。オレは走った。そして

 

モフルン「はーちゃん!はーちゃん!」

 

一馬「モフルン!」

 

モフルンを見つけた

 

モフルン「一馬!」

 

一馬「大丈夫か!モフルン!」

 

モフルン「モフルンは大丈夫モフ......でも、はーちゃんが!この先に!」

 

この壁の向こうにことはが........耳を覚ましてみると......ことはと、あのクソヤモリの声が微かに聞こえた

 

一馬「分かった。オレに任せろ!お前はこの事をみらいとリコに知らせて来い!」

 

モフルン「分かったモフ!」

 

モフルンが行ったのを見届けた後オレはクリスタルを掲げる。今回は......ブラキSだ!

 

一馬「装着!」

 

オレはブラキSを装着した

 

一馬(ブラキS)「さてと......はぁ!!!」

 

オレは壁を殴り壊した

 

スーパーヨクバール「ヨクバール!?」

 

ヤモー「な、何ですか!?」

 

フェリーチェ「!?」

 

おっと、スーパーヨクバールもいたか。そして既にフェリーチェに変身していたか

 

一馬(ブラキS)「よぅ!ことは!助けに来たぜ!」

 

フェリーチェ「一馬!」

 

ヤモー「さ、坂田一馬!?ど、ど、」

 

一馬(ブラキS)「どうしてここにって言いたいんだろ?簡単なことだぜ。ここに向かっていることはを見た人がいたからだ」

 

ヤモー「お、己!私の作戦は完璧だったはず!」

 

一馬(ブラキS)「だったら周りをもう少し見れば良かったんじゃねーか?バーカ!」

 

ヤモー「バカですって!?この私に向かってバカと!ぐぐぐぐ........ スーパーヨクバール!!!エメラルドを奪い、邪魔者を消しなさい!」

 

スーパーヨクバール「ギョイ!」

 

一馬(ブラキS)「さぁてと、ことは!行くぞ!」

 

フェリーチェ「はい!」



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71話

スーパーヨクバール「ヨクバール!!」

 

スーパーヨクバールは、トゲのミサイルを3発撃ってきた

 

フェリーチェ「はぁ!」

 

ことはは、トゲのミサイルの動きを止めた

 

ヤモー「止められた!?」

 

一馬(ブラキS)「オーケーことは。そのまま止めてろよ!」

 

オレはミサイルを殴った。殴ったというより、粘菌を付着させた

 

ヤモー「一体何を.....」

 

一馬(ブラキS)「よーっし、終わりっと。ことは!こいつをスーパーヨクバールに向けて撃てるか?」

 

フェリーチェ「できます!はぁ!」

 

ことははミサイルの向きを変え、ヨクバールに目掛けて撃った

 

ヤモー「スーパーヨクバール!防ぎなさい!」

 

スーパーヨクバール「ヨクバー!」

 

ヨクバールは麦わら帽子部分を大きくして防ごうとした。ま、無駄だけどな。そして粘菌塗れのトゲミサイルは当たった瞬間

 

スーパーヨクバール「ヨクバール!?」

 

大爆発を起こした

 

ヤモー「何ですって!?.......はっ、まさか!あなたあの時!何をしました!」

 

一馬(ブラキS)「へっ、バカだなーそんなこと教えるかよ!このマヌケ!」

 

スーパーヨクバール「ヨ....ヨクバー.....」

 

おーっと少しだけボロボロになったか。だが、追撃するぜ!オレは双剣の爆砕の双刃を出した

 

一馬(ブラキS)「はぁぁぁぁ!!!!」

 

オレは飛び上がってスーパーヨクバールに攻撃したそして今度はハンマーの爆砕の破槌を出して

 

一馬(ブラキS)「吹っ飛べ!」

 

スーパーヨクバール「ヨクッ?!」

 

スーパーヨクバールをことは目掛けて吹っ飛ばした

 

一馬(ブラキS)「ことは!!頼むぜ!」

 

フェリーチェ「はい!やぁ!」

 

スーパーヨクバール「ヨクバール!?」

 

ことはは飛んできたヨクバールを蹴り飛ばした

 

一馬(ブラキS)「2人で決めるぜ!」

 

フェリーチェ「えぇ!」

 

オレたちは飛び上がりスーパーヨクバールにキックをお見舞いしようとする。しかし!

 

一馬(ブラキS)「な!?」

 

フェリーチェ「これは!?」

 

突然岩の手が現れ、オレとことはを挟んだ。これは、まさかスーパーヨクバールの能力か!?

 

一馬(ブラキS)「ぐ、ぬぬぬぬ....」

 

ヤモー「ふっふっふっ。我がスーパーヨクバールの力、侮っては......」

 

一馬(ブラキS)「ぐぬぬぬ!!!!!」

 

フェリーチェ「はぁぁぁあ!!!」

 

オレたちは必死に抵抗した

 

ヤモー「な、何ですって!?スーパーヨクバール!2人に早くトドメを!」

 

スーパーヨクバール「ギョイ!」

 

するとスーパーヨクバールは麦わら帽子をさらに回転させて向かって来た。このままオレとことはを真っ二つに切断しよってか?!

 

一馬(ブラキS)「へっ!真っ二つになってたまるかよ!!!!」

 

すると、誰かがオレたちの手を掴んで外へ出た。オレを掴んだ奴は.....

 

一馬(ブラキS)「みらい!」

 

フェリーチェ「マジカル!」

 

オレの方はみらいが、ことはの方はリコが掴んでいた。今回はサファイアだ。そしてオレたちは地面に降りる

 

マジカル(サファイア)「2人とも、大丈夫?ケガは無い?」

 

一馬(ブラキS)「おうよ!」

 

フェリーチェ「えぇ!」

 

ミラクル(サファイア)「もう、1人で無茶しちゃダメだよ!」

 

一馬(ブラキS)「そうだぜことは」

 

するとスーパーヨクバールが追ってきた

 

スーパーヨクバール「ヨクバール!!!」

 

一馬(ブラキS)「っと、追ってきたようだな」

 

ミラクル(サファイア)「わたしたちに!」

 

マジカル(サファイア)「まかせて!」

 

2人は飛び上がる。そしてライダーダブルキックを浴びせ、海に落とした。しかし、スーパーヨクバールはまたトゲミサイルを飛ばしてきた

 

一馬(ブラキS)「サポートするぜ!爆砕の光弩!」

 

オレはライトボウガンの爆砕の光弩を出してスーパーヨクバール目掛けて撃った

 

フェリーチェ「わたしも.......わたしも.......」

 

一馬(ブラキS)「?」

 

フェリーチェ「わたしも、力になりたい!」

 

すると、ことはに羽が生えた。わーお、結構チビ時代に近付いたな。そしてことはは飛んだ。そしてそのままスーパーヨクバールを吹っ飛ばした

 

フェリーチェ「3人とも、来てくれてありがとう」

 

マジカル(サファイア)「何言ってるの」

 

ミラクル(サファイア)「当たり前でしょ?」

 

一馬(ブラキS)「だぜ!」

 

スーパーヨクバール「ヨクバー.......ルルルルルルルル!!!!」

 

スーパーヨクバールは大量にミサイルを飛ばしてきた。オレはもう一丁の爆砕の光弩を出して二丁にして構えた

 

一馬(ブラキS)「乱れ撃つぜ!」

 

オレは乱れ撃ちでミサイルを破壊しまくった。が、破壊し損ねたミサイルが向かって来た

 

ミラクル(サファイア)「危ない!一馬くん!」

 

一馬(ブラキS)「大丈夫だ!これくらい!想定内だぜ!!!」

 

オレはジャンプして前みたいにミサイルを踏み台にして、スーパーヨクバールに近づいた

 

スーパーヨクバール「ヨクバール!?」

 

一馬(ブラキS)「へっ、くたばりな!!!オラァ!!!!!」

 

オレは右手に力を込めて、思いっきり右ストレートをかました

 

スーパーヨクバール「ヨークバール!?」

 

そして暫くして爆発した。オレは地面に着地した

 

スーパーヨクバール「ヨ、ヨヨ.......」

 

一馬(ブラキS)「まだ生きていたか。じゃトドメよろしく」

 

生きていたスーパーヨクバールはエメラルド・リンカネーションで浄化された

 

一馬「悪りぃ!遅くなっちまった!」

 

みらい&リコ&ことは「ごめんなさい」

 

今日子「どこ行ってたの?心配してたのよ」

 

一馬「あー、えっとーそりゃあ.......」

 

かの子「まぁ良いじゃないの。さぁみんなで食べましょう」

 

おっと昼飯か

 

一馬「うっす!」

 

みらい&リコ「はい!」

 

オレたちは海の家に行こうとするが

 

ことは「一馬、リコ、みらい」

 

一馬&みらい&リコ「?」

 

ことはに呼び止められた

 

ことは「ごめんなさい!」

 

突然謝った。もしかして朝のことか?

 

ことは「わたし、みらいとリコと一馬を.....みんなを楽しませようとしただけなの。でも、それが3人に迷惑をかけてたんだね......」

 

一馬「ことは.....」

 

オレはことはの右肩に左手を置く

 

一馬「大丈夫だぜ。まぁオレはあの時、内心キレてたが、お前を探しに行ってるうちに吹っ飛んでしまってな。それに、お前がここにいる奴らを楽しませたいってのは....まぁ、その......分かってたしな」

 

リコ「それに、この程度のことはなんて事ないし」

 

みらい「うん!だから、大丈夫だよはーちゃん!」

 

ことは「みらい....リコ....一馬.....」

 

リコ「ただし、こそっそりでも、今日みたいたくさん使うのは無しね」

 

ことは「はーい!あっでも....」

 

大吉「おーい!みんなー!」

 

すると、大吉さんがオレたちを呼んでいた。オレたちは海の家へ向かった

 

大吉「製氷機が直ったぞー!」

 

おー直ったのか

 

みらい「え!?じゃあ!かき氷食べれるの!?」

 

大吉「いやぁ、氷ができるのにはまださすがに時間が.....」

 

大吉さんは製氷機を開けた。すると中にはたくさんの氷が

 

大吉「ってあれ!?氷がもう出来ている!?不思議だなぁ......」

 

一馬「ことは?」

 

みらい&リコ「はーちゃん?」

 

ことは「えへへへ.....」

 

一馬「はぁ.....まぁ、今のはグレートって言っておくぜ。ことは」

 

そして、オレたちは海の家のオヤジから製氷機が直ったお礼として、海の家名物のいちごメロン味をタダで作ってくれた。オレはブルーハワイを追加したけどな(そっちはちゃんと払った)そして、いちごメロン味を食った感想としては、なるほどな、いちごとメロンが程よく混ざり合って美味かったぜ!こうして波乱万丈の海水浴は終わった。その翌日テレビでニュースを見てると、昨日のことはの魔法で大騒ぎになったことがニュースに取り上げられていたぜ。



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72話

一馬「Zzzz.......」

 

[愛が愛を♪重すぎるって理解を拒み♪]

 

一馬「Zzzz......」

 

[憎しみに♪変わっていく前に♪]

 

一馬「ん.....」

 

携帯が鳴ってやがるな。オレは目が覚める。儚くも永久のカナシってことは.......やはり、みらいだ

 

一馬「ふぁい?」

 

みらい『あ、一馬くん!おっはよう!』

 

ったく、こんな朝っぱらから......全くオレの彼女は元気が良いな

 

一馬「んだよみらい。朝っぱらから.....」

 

みらい『あのね!こっちに来て一緒に朝ごはん食べようよ!』

 

一馬「朝飯か.......分かった」

 

みらい『じゃあ、わたしとリコははーちゃんを起こしてくるから!』

 

一馬「了解だぞっと」

 

そして、電話を切った。そしてオレはベッドから降りて、下へ向かい、ズボン履いてみらいの家へ向かった

 

一馬「邪魔するぜー」

 

みらい「あ、いらっしゃーい!」

 

リコ「待ってたわよってあなた!寝癖ついてるじゃない!」

 

みらい「あー!本当だ!」

 

一馬「え?........あ、マジだ」

 

みらい「もう一馬くんったら........しょうがないなーわたしが直してあげる!」

 

一馬「おう、助かるぜ」

 

そして、朝日奈家の洗面所に行ってみらいに寝癖を直してもらった。そしてリビングに向かったテーブルには少し豪華な朝飯が!オレは、みらいにハートのオムライスがオレの席だと教えてくれた。ちなみにもう一つの目印で、スプライトのボトルもあった。

 

みらい「さて、みんな揃ったところで......じゃーん!今回はわたしとリコで作った!」

 

リコ「スペシャルモーニングメニューです!」

 

へぇ〜そうなのか。こりゃ食べがいがあるぜ!

 

みらい「召し上がれ」

 

一馬「んじゃいただくぜ!」

 

みらい&リコ&一馬以外「いただきます!」

 

オレは早速野菜を食べる.....こりゃ!

 

一馬「んまいなぁ!」

 

今日子「ほんと!さすが料理研究家のお母様譲りの腕前ね!」

 

そーいやリコの母さんは料理研究家って言ってたな。で、親父さんは考古学者......初めて聞いた時はリコとリズさんの両親ってすごい人なんだなーって思ったよ。

 

一馬「この唐揚げみらいが作ったのか?」

 

みらい「うん!」

 

んじゃ食ってみるか。オレは唐揚げを口に入れる

 

一馬「うん、味もしっかりしていて結構美味いな。オムライスが進むぜ!」

 

オムライスも食べる食べる。いやぁー最高にうめぇ!

 

ことは「はー!美味しい!」

 

みらい「はーちゃんもたくさん食べてね!」

 

ことは「はーい!」

 

リコ「今日の朝ごはんは、皆さんへの日頃の感謝の気持ちを込めました」

 

かの子「まぁ、だからこんなに美味しいのね」

 

一馬「なるほどな」

 

通りでスプライトの味も、まるで何かをやり切ったほどに美味く感じるわけだ

 

はーちゃん「感謝の気持ち?」

 

みらい「そう!いつもありがとうって!」

 

今日子「あら、どういたしまして!さぁ、2人も一緒に食べましょう?」

 

みらい&リコ「はーい!」

 

みらいとリコも朝飯を食べ始めた。その時

 

みらい「一馬くん!はい、あーん」

 

一馬「や、やるのかよ.......あ、あーん........」

 

たった今オレはみらいにあーん(っていうか正式名称分かんないからあーんで良いや)されていた。オレは顔を赤くしながらあーんした

 

一馬「美味いな......」

 

みらい「本当!?いやぁ愛情込めて作って良かったよ!」

 

リコ「わ、わたしも.......あ、あーん......」

 

今度はリコがしてきた

 

一馬「お前も!?........仕方ないな........あ、あーん........」

 

今日子「あらあら、朝からラブラブね〜昔を思い出すわ〜」

 

大吉「なんだか羨ましくなってくるよ......」

 

まぁこんなことがありながらも完食した。そういや、ことはのやつ、何処か悲しそうな顔をしていたが.......一体......



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73話

朝飯食べ終わって家でゲームをして、昼飯食べてまたゲームをした。そしてゲームをしていると、またみらいから電話が

 

一馬「何だ?」

 

みらい『一馬くん!はーちゃんがクッキーを作ってくれたよ!』

 

一馬「へぇーことはが」

 

みらいはリコに携帯を渡したのかリコの声になった

 

リコ『えぇ、だから、あなたも来て食べましょ』

 

一馬「クッキーか......良いぜそっちに行くわ!」

 

そして、電話を切ってオレはみらいの家に向かった

 

ことは「はい!ことは特製クッキーだよ!どうぞ召し上がれ!」

 

ことはがハートのクッキーを持ってきてくれた

 

モフルン「クッキーモフ!」

 

リコ「かわいいハートクッキーね」

 

一馬「へぇー中々良い焼き加減だな。こりゃうまそうだ」

 

みらい「じゃあ早速」

 

一馬「いただくぜ」

 

みらい&リコ&モフルン「いただきます!」

 

オレたちはクッキーをかじる。こ、これは!?.....うげぇ!?不味い!形、焼き加減は良かったのに味が.......はっ、まさか!こいつ、砂糖と塩を間違えやがったなちくしょう!白砂糖だけじゃなく、茶色い砂糖を買っとくか......だが、この不味さを口に出したら、せっかく作ってくれたことはが悲しむし、みらいたちからも何されるか目に見えている......ここは嘘を言っとくか

 

ことは「どう?美味しい?」

 

一馬「おうよ!めちゃくちゃ美味いぜ!」

 

みらい「うん!とっても美味しいよ!」

 

リコ「ありがとうね、はーちゃん!」

 

モフルン「サックサクモフ!」

 

ことは「はぁ良かった.....」

 

本当は全然良くないけどな

 

みらい「それにしても、あの小さかったはーちゃんがクッキーを作るなんて」

 

ことは「えへへ......あのね」

 

一馬&みらい&リコ「?」

 

ことは「これは、わたしからみんなへのありがとう!だよ!」

 

ことはのやつ.......何か様子が変だ........それから塩クッキーを食った後、オレは家に戻って、冷蔵庫のスプライトを飲んだ。それからは何ともなくて翌日、ある事が起きた

 

一馬「何だって!?ことはがいなくなった!?」

 

朝、みらいとリコが家に来てとんでもないことを言った。それはことはがいなくなったことだった。屋根裏部屋には短い字の手紙があっただけだった。[ありがとう さようなら ことは]と。オレたちは早速言葉を見つけるため外へ出た。そしてみらいとリコは上から、オレは走って探すことになった。連絡は携帯で行うぜ

 

一馬「見つかったか?」

 

みらい『うぅん、見つかってないよ〜』

 

一馬「そうか......」

 

みらい『はーちゃん、何かあったのかな?」

 

一馬「さぁな。だが、昨日のあいつの様子が少しおかしかったのは分かるぜ」

 

そして、電話を切って、また走り回った。すると、空が暗くなった。まさか!暗くなった後、しばらくすると

 

モフルン「みらい!リコ!一馬!」

 

モフルンの声が聞こえた。声からしてあっちか!オレはモフルンの声がした方向へ走った。そして、モフルン。そして、何かデカい化け物がいた

 

みらい「モフルン!」

 

一馬「大丈夫か!」

 

リコ「何アレ!?」

 

みらいとリコも来た

 

モフルン「はーちゃんが!はーちゃんが!」

 

何!?よく見ると、化け物の腹の中にことはがいた

 

一馬「てめぇ!ことはに何しやがる!」

 

みらい「はーちゃんを」

 

リコ「返しなさい!」

 

ことは「みらい......リコ......一馬......」

 

ヤモー「うぅ.....プリキュア........坂田一馬.......」

 

一馬「その声!てめぇヤモーか!」

 

化け物になったってことは、もう後がないってことか!

 

ヤモー「邪魔はさせない.....この小娘ごとエメラルドを取り込み、今一度闇の世界を」

 

みらい「そんなこと」

 

みらい&リコ「もうさせない!」

 

モフルン「モフー!」

 

一馬「決着をつけるぜ!ヤモー!」

 

2人はダイヤスタイルに変身した

 

みらい&リコ「キュアップ・ラパパ!ダイヤ!ミラクル・マジカル・ジュエリーレ!」

 

ミラクル(ダイヤ)「2人の奇跡!キュアミラクル!」

 

マジカル(ダイヤ)「2人の魔法!キュアマジカル!」

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)「魔法使いプリキュア!」

 

一馬「装着!」

 

オレはレウスSを装着した

 

一馬(レウスS)「っしゃ!行くぜッ!」



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74話

ヤモー「グラァ!」

 

ヤモーは殴ってきた。オレたちは避けるそして

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)「はぁ!」

 

一馬(レウスS)「フレイムストライク!」

 

オレたちは蹴りをお見舞いした。

 

ヤモー「うぐぁ!?はぁぁ!!!」

 

一馬(レウスS)「ぐぁ!?」

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)「きゃっ!?」

 

ヤモーは体制を崩しかけたが、すぐさま立ち直り、オレたちをぶん殴った。こちらもすぐさま体制を整えた

 

ヤモー「グァァァ!!!」

 

ヤモーは雄叫びで突風を巻き起こした

 

一馬(レウスS)「この野郎!クリスタル!炎剣リオレウスを!」

 

クリスタル『分かった!』

 

オレは炎剣リオレウスを手に取り、ヤモーへ向かった

 

ヤモー「何!?」

 

一馬(レウスS)「ことは!今助け出してやるぜ!」

 

オレはヤモーの腹の細い部分を一気に斬った。しかし

 

ヤモー「ぐぎゃぁぁ!?.......なんてね」

 

一馬(レウスS)「何!?」

 

ことは「元に戻った!?」

 

何と、再生したのだ!しかも速いスピードで。そして、

 

ヤモー「ガァァァァ!!!!」

 

ヤモーはビームを吐いてきた。オレはそれをまともに食らってしまう

 

一馬(レウスS)「うわぁぁぁ!?」

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)「一馬!(くん!)」

 

2人が助けようと来るが、ビームの衝撃で吹っ飛ばされてしまう。オレもほぼ同時に吹っ飛ばされた

 

ヤモー「ドクロクシー様!お喜びください!あなたの闇の世界をもうすぐここに!」

 

ミラクル(ダイヤ)「そんなこと.....させない!」

 

マジカル(ダイヤ)「待ってて.....はーちゃん!」

 

一馬(レウスS)「今オレたちが.....助けてやるからよ!」

 

ことは「ミラクル....マジカル.....一馬......お願い逃げて!」

 

ことははオレたちに逃げろと言った

 

一馬(レウスS)「んだと?」

 

ミラクル(ダイヤ)「何言ってるの!?」

 

マジカル(ダイヤ)「はーちゃんを置いて逃げるなんて....」

 

ことは「わたしのことはいいの.......だってエメラルドとわたしがいるから、みんなまで狙われちゃう。わたしがいたら、いつまでもみんなを困らせちゃう!」

 

そういうことか......

 

一馬(レウスS)「だから出て行ったのか、オレたちのために」

 

マジカル(ダイヤ)「でも、そんな大事なことを1人で決めるなんて!」

 

ミラクル(ダイヤ)「どうしてわたしたちに話してくれなかったの?」

 

ことは「3人だって......3人だってわたしに言ってくれなかった!クッキーがしょっぱいって、本当は美味しくないって!」

 

一馬(レウスS)「それは!」

 

ことは「きゃっ!?」

 

ヤモー「グァァァァ!!!!」

 

オレが話そうとした瞬間、邪魔するようにヤモーが暴れた。オレたちは奴の攻撃をかわしまくる。しかし、

 

ヤモー「ご覧くださいドクロクシー様!空を大地を海を!闇に染めて見せます!」

 

ことは「ミラクル.....マジカル.....一馬......」

 

ミラクル(ダイヤ)「嬉しかったの......」

 

マジカル(ダイヤ)「はーちゃんがわたしたちのために一生懸命作ってくれた」

 

ミラクル(ダイヤ)「はーちゃんの気持ちが沢山詰まったクッキーなんだよ」

 

一馬(レウスS)「だからよ.....美味いとか不味いとかじゃねぇ......お前が気持ちを込めて作ってくれたのが嬉しかったんだよ。そして、美味かった........気持ちが込められた料理に!美味いも不味いも関係ないぜぇ!!!!!」

 

マジカル(ダイヤ)「わたしたちは......」

 

ミラクル(ダイヤ)「はーちゃんのことが.......」

 

一馬(レウスS)「お前のことが.......」

 

一馬(レウスS)&ミラクル&マジカル(ダイヤ)「大好きだからだぜ!(大好きだから!)」

 

ことは「わたし.....」

 

ミラクル(ダイヤ)「一緒だよ!」

 

ことは「え?」

 

ミラクル(ダイヤ)「ずーっと!ずっと!一緒だよ!」

 

一馬(レウスS)「もうお前を!二度と1人にはさせないぜ!」

 

マジカル(ダイヤ)「えぇ!」

 

ことは「.....うん!」

 

すると、ピンクトルマリンが輝いて現れた

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)「ピンクトルマリンが.....」

 

一馬(レウスS)「何だ?」

 

モフルン「みんなの優しい気持ちに、ピンクトルマリンが答えたモフ」

 

すると奴の腹からも光が、すると突然

 

クリスタル『今だ、奴の腹の再生がなくなった。今ならあの者を助けれるぞ』

 

頭の中にクリスタルの声が響いた。分かったぜ!全力を出すぜ!

 

一馬(レウスS)「装着!黒炎王!」

 

オレは走りながら黒炎に包まれて黒炎王シリーズを纏った。

 

一馬(黒炎王)「今行くぜ!ことは!」

 

ヤモー「こ、この光は!?......はっ、またあなたですか。無駄です!この小娘は助けれませんよ!」

 

一馬(黒炎王)「それはどうかな?グロードマロウネラ!」

 

オレは片手剣グロードマロウネラを装備した。そして飛び上がり

 

一馬(黒炎王)「はぁ!」

 

オレはヤモーの腹を斬り裂いた。今度は再生しなかった

 

ヤモー「バカな!?再生しない!?」

 

オレは中に入った

 

一馬(黒炎王)「大丈夫か?ことは」

 

ことは「う、うん....大丈夫だよ?」

 

一馬(黒炎王)「よし、ここから出るぞ。よっと」

 

ことは「ふわぁ!?」

 

オレはことはをいわゆるお姫様抱っこした。そしてヤモーの腹から出た

 

ヤモー「お、己.....!!」

 

一馬(黒炎王)「よっと」

 

オレはことはを下ろした。そしてことはは、キュアフェリーチェに変身する

 

フェリーチェ「あまねく命に祝福を.......キュアフェリーチェ!」

 

一馬(黒炎王)「さぁ、反撃と行くか!」

 

フェリーチェ「えぇ!」

 

すると、フェリーチェの手元にピンクトルマリンが

 

ヤモー「グググ.....ガァァァァ!!!」

 

ヤモーはさっきのビームよりも強力なビームを吐いてきた

 

フェリーチェ「わたしに任せてください!フラワーエコーワンド!」

 

フェリーチェは任せてと言って、フラワーエコーワンドを出した。そしてピンクトルマリンをセットする

 

フェリーチェ「リンクル!ピンクトルマリン!」

 

すると、花形のバリアが現れ、ビームを防いだ

 

ミラクル(ダイヤ)「すごい!」

 

マジカル(ダイヤ)「ピンクトルマリンの癒しの力が、悪い力を打ち消しているんだわ!」

 

このバリアさしずめトルマリンバリアといったところか。結構硬そうだな。そしてトルマリンバリアはヤモーのビームを打ち消した

 

ヤモー「グァァァ!?」

 

マジカル(ダイヤ)「わたしたちも!」

 

ミラクル(ダイヤ)「うん!」

 

そして、リンクルステッキを出して、リコはアクアマリンをセットする

 

マジカル(ダイヤ)「リンクルン!アクアマリン!」

 

アクアマリンでヤモーを氷漬け.....とまではいかないが、動きを鈍らせる

 

ミラクル(ダイヤ)「リンクルン!ガーネット!」

 

次にみらいがガーネットで凍った地面からドラクエのマドハンドの氷版のような手を出してヤモーの足を拘束する。しかし破られてしまった

 

ヤモー「闇よ.....私とドクロクシー様の永遠の闇よ!」

 

一馬(黒炎王)「貴様のようなトカゲに、闇はこねぇよ。永遠にな......」

 

ヤモー「私は!ヤモーだぁぁぁ!!!」

 

一馬(黒炎王)「黒炎剣リオレウス!」

 

オレは黒炎剣リオレウスを手に取った。そして黒炎剣を地面に擦りながらヤモーへ向かった

 

一馬(黒炎王)「黒炎地衝斬!!!」

 

オレはヤモーの近くまで来ると、黒炎剣を振り上げた。その時地面から黒炎の衝撃波が起きてヤモーを打ち上げた

 

ヤモー「グァァァ!?」

 

一馬(黒炎王)「ジークリンデロゼ!」

 

オレは紫毒姫リオレイアの大剣、ジークリンデロゼを具現化させる。そして、刃が毒のような禍々しい大剣が現れた

 

一馬(黒炎王)「終わりだ!」

 

オレは黒炎剣とジークリンデロゼを持って炎を纏いながら飛び上がった。その時!

 

黒炎王リオレウス『グギャァァォォン!!!』

 

紫毒姫リオレイア『アンギャォォォォン!!!』

 

何と、黒炎王と紫毒姫の幻影みたいなのが現れた

 

ヤモー「!?2匹のドラゴン!?」

 

一馬(黒炎王)「紫毒黒炎超究武神覇斬!(しどくこくえんちょうきゅうぶしんはざん)」

 

オレは2本の大剣でヤモーを滅多斬りにする。それと同時黒炎王は脚で紫毒姫は尻尾でヤモーを攻撃した

 

ヤモー「グァァァ!!!グゥォォォォ!!!!」

 

一馬(黒炎王)「終わりだ!せやぁ!!!!!」

 

黒炎王&紫毒姫[グァァァ!!!]

 

フィニッシュにX字に斬り裂いた。そしてその後に黒炎王と紫毒姫の特大火球がヤモーに向かって放たれた

 

ヤモー「ドクロクシー様!!!!!」

 

一馬(黒炎王)「じゃあな」

 

そしてヤモーは消滅した。そして周りは元に戻った。それと同時に黒炎王と紫毒姫も消えた

 

みらい「さ、帰ろう?はーちゃん」

 

リコ「一緒に.....ね?」

 

ことは「うん!」

 

そして、オレたちはオレたちの家へ帰った.......しかし、脅威は終わってなかった。既に新たな敵が現れていたことを、オレたちはまだ、知らなかった

 

[その夜]

 

みらいたちがオレの家に来た

 

一馬「何だ?お前ら、オレの家に来て......」

 

みらい「うん、実は....リコとはーちゃんが一馬くんに話があってね」

 

一馬「?」

 

みらい「じゃあ、まずリコから〜」

 

リコ「........」

 

なんだかさっきからリコのやつ顔が赤いな

 

一馬「おーい?どうしたー?リコ、なんかオレに話があるんだろ?」

 

リコ「.....っ!」

 

すると、リコの顔がいきなり近くなった......え、何?何か唇に柔らかい感触が......まさか!?オレは目を少し下に向けた。そこにはオレの唇とリコの唇がくっついていた。そう、オレはリコにキスされたのだ。そして、離れた

 

一馬「お、お前何やってんだよ!」

 

リコ「あ、あのね.....わ、わたし!リコは!坂田一馬あなたのことが好きです!付き合ってください!」

 

一馬「は.....え........えええええっ!?」

 

おいおいおいおいおい!今リコのやつ、オレのことが好きって言ったよな!?おいおいオレにはみらいがいるんだし.......

 

一馬「お、おいみらい。良いのか?言わなくて」

 

みらい「ん?良いよーだって、わたしリコが一馬くんのこと好きなの前から知ってたし」

 

おいおい.....ん?待てよ前にリズさんがリコのことをよろしくねって言ってたよな........もしかしてこれを予測して?........そんなわけないか

 

みらい「そ・れ・に、一馬くんのことが好きな人ってまだいるんだよねー」

 

一馬「へ?」

 

するとことはが来た

 

ことは「かーずーまー♪ちゅー」

 

一馬「むぅ!?」

 

今度はことはにキスされた。しかもリコとは違って、勢いのあるキスだ........そして唇が離れると、ことはは無邪気な笑顔でオレに言った

 

ことは「わたし、一馬のことが大大大大大好き!」

 

マジか........なら、決断しないとな

 

一馬「........リコ、ことは.......こんなオレでも付き合ってくれるかい?」

 

ことは「うん!良いよ!」

 

リコ「え、えぇ.......そのためのキスだから........」

 

一馬「分かったよ。リコ、ことは。こちらこそ、よろしくな」

 

するとリコは顔が赤くなり、ことはは目をキラキラさせたそして、

 

ことは「一馬!!!」

 

ことはは飛び込んで来た

 

一馬「おわっと!?」

 

とまぁこんなことがあったぜっと。まさか、オレのことが好きな奴が2人も増えるとはな......そして今夜はみらいたちは泊まることとなった。その翌日同じベッドで4人で寝てた。そして起きて旗で鏡を見ると、顔には所々唇の跡のようなものにみえるのがあった



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75話

オレたちは現在魔法界へ来ている。理由は、夏休みをこっちで過ごしたいからだ。オレか?無理矢理連れてかれたよ!畜生!で、今図書館前に来ている。まぁ理由は校長に会うためだな、校長室にはいなかったし

 

みらい「あ、校長先生!」

 

あ、出てきた

 

校長「君たち、なぜここに?」

 

リコ「この子たちがどうしてもこっちで夏休みを過ごしたいって言うもので」

 

一馬「オメーもだろ。そしてオレはこいつらに無理矢理連れてこられたけどな」

 

ことは「リコも楽しみにしていたでしょ?キュアップ・ラパパ!トランク開け!」

 

ことはは、リコのトランクを開けた。リコのトランクの中にはビーチボールや麦わら帽子その他諸々が

 

リコ「あぁ!?これはその.....」

 

一馬「はぁ.....やれやれ」

 

みらい「お母さんにはリコの故郷へ遊びに行くって、ちゃーんと許可をもらったので、思いっきり楽しんじゃいます!」

 

モフルン「モフ!」

 

そして図書館へ入って、校長にエメラルドを見せた

 

校長「これが.....命のリンクルストーン」

 

ことは「はい!エメラルドです!」

 

水晶「大いなる力を感じます。世界に災いが訪れた時、生きとし行ける者全ての希望となる......それは、大いなる力を秘めた命の光であると」

 

ことは「命の.....光......」

 

校長「その光が、リンクルストーン・エメラルドだと言うのは分かってはいたが......」

 

その後、オレたちは学校の広場へ向かった。そこでは

 

みらい「あれ?」

 

モフルン「うわぁ!いっぱいいるモフ!」

 

何と、魔法学校の生徒たちが何かの準備をしていた

 

一馬「あんなにいたのか.....なぁ何やってんだ?」

 

リコ「もうすぐ、夏祭りだからよ」

 

みらい&ことは「今、夏祭りって言いました!?」

 

リコ「あれ、言ってなかったかしら?魔法学校では毎年、生徒たちで夏祭りを開催するの。まぁ夏といっても暦の上で、魔法学校自体は年中春だけどね」

 

なるほどねぇ〜しっかし、こうしてみると文化祭みたいだな

 

ことは「はー!楽しみ!」

 

な、なんだ.....こっちの方を見てやがる.....

 

リコ「とりあえず、その格好を何とかしないと、目立つわよ」

 

一馬「そうだぜ?」

 

リコ「一馬も!何で制服着てこなかったのよ!」

 

一馬「あーえっとそれは.......」

 

口が裂けてもアレを着たくないとは絶対に言えねぇ

 

ことは「あーそゔだね。キュアップ・ラパパ!わたしの制服よ出ろ!」

 

すると、ことはは制服を出した

 

リコ「フ、フランソワさんもびっくりだわ.....」

 

男子生徒1「何、今の魔法!?」

 

みらい&リコ「えぇ!?」

 

一馬「はぁ......」

 

生徒が集まってきた

 

女子生徒1「すごーい!」

 

男子生徒1「ねぇどうやったらできるの!?」

 

モフルン「さっきより目立ってるモフ」

 

女子生徒2「ぬいぐるみが喋った!?」

 

男子生徒2「すげぇ!」

 

一馬「やれやれ.....さっきより目立ってどうすんだよ.....」

 

女子生徒3「あれ?この人どこかで見たような......あっー!たしか、前に魔法商店街で伝説の魔法使いプリキュアと一緒に戦ってたっていう人!えーっと確か名前は.......一馬!一馬よ!」

 

男子生徒3「え!?マジで!?サインくれ!!」

 

あーそういやそんなこともあったなーって

 

一馬「わわっ!?」

 

オレたちは生徒たちにもみくちゃにされていた。すると

 

ジュン「何だぁ、騒がしいな。祭りの準備はどうしたんだい!」

 

男子生徒2「あははは、買い出し行ってきます!」

 

そして生徒はどたどたと去っていった

 

一馬「ふぅ.....助かった」

 

リコ「さすが、泣く子も黙るジュンね.....」

 

ジュン「全く.....」

 

みらい「ジュン!」

 

ジュン「おぉ!みらい!一馬!リコ!」

 

一馬「エミリーにケイも!オメーら元気だったか!?」

 

ジュン「帰ってくるなら教えろってば!」

 

リコ「さっきついたところなの」

 

ケイ「モフちゃんも一馬くんも元気だった?」

 

モフルン「モフ!」

 

一馬「おう」

 

エミリー「あれ?この子は?」

 

ジュン「見ない顔だな」

 

ことは「ほら、わたしだよ!」

 

元補習トリオ「?」

 

ことは「はーちゃんだよ!」

 

ケイ「はーちゃんって、あの妖精の子?」

 

ことは「うん!」

 

ケイ「またまた〜」

 

エミリー「妖精が人の姿になるなんて、聞いたことがないわ」

 

ま、それが普通の反応だわな

 

ことは「本当にはーちゃんだってば」

 

ことは、諦めろ

 

ジュン「面白い!あんた気に入ったよ!泣く子も黙るジュンとはアタイのことさ。よろしくな!」

 

ことは「だから、知ってるってば.....」

 

その後ことはは人目のつかない所で制服に着替えた。オレは誰か来ないか、見張ってたけどな。ことはの制服姿は、まぁその......似合ってたぜ



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76話

ことはが着替えた後、腹減ったので食堂へ向かうこととなった。食堂はすごかったぞ!なんせバイキングだったからな!いやぁ結構食ったぜ。そういや食ってる間

 

「す、すげぇ......」

 

「どんだけ食べるんだあの人......」

 

「さすがは魔法商店街の英雄.......」

 

「食べっぷりも英雄並みだわ.......」

 

とそんな話し声が聞こえてきた。英雄って.......オレ英雄って呼ばれるほど活躍してねぇぞ。そして食ってる時に気になる話が聞こえてきたので、オレは食いながら聞いた。ちなみに果物屋のトッドさんだ。なんでもミカンが入ってこないらしく、というかピーカンミカンっていうミカンの育ちが悪いらしい。リコ曰く、ピーカンミカンは日の光を結構浴びないと実らないって聞いたらしい。晴天続きなのに、おかしいとのこと。おいおい、アマ公ポアッとしてるんじゃぁ無いかなっと心の中で言った。そしてリコの寮部屋にリュックを置いた後、オレはみらいと一緒にあの木へ向かった

 

一馬「久しぶりだなーここへ来るのは」

 

みらい「本当にねー」

 

校長「む?....みらいくん、そして一馬くん」

 

おっと、校長がいたか

 

一馬「そういや何ヶ月か前に校長を探して走り回ってた時に、あんたとオレたちはここで会ったよな」

 

校長「そうだったな......」

 

みらい「わたし、この木大好きです。校長先生もですか?」

 

校長「そうじゃな.......古より我らと学校を見守る杖の木......ここにいると、心が穏やかになる」

 

確かに何が安らいでくるぜ

 

みらい「校長先生、ありがとうございます」

 

校長「なんじゃ?」

 

みらい「ずっと探していたのに、エメラルドを.....はーちゃんとわたしたちに......」

 

校長「エメラルドがそう望んだんじゃ。君たちと一緒にいることをな.....」

 

一馬「オレたちと.......」

 

みらい「わたし.......決めたんです!ずっとずーっと、みんなと一緒にいるって.......」

 

ちっ、嫌なことを思い出しちまうぜ。チビ時代のことはとの別れ、そして別れてた間の事を.........

 

みらい「悲しいお別れは.....もうしたく無いんです.....みんなで沢山......沢山笑顔でいようって.....それで、思いっきり楽しもう!って魔法界に来たんです」

 

なるほどね、思いっきり楽しむ......か......

 

みらい「何があっても、どんなことがあっても、だからわたし、みんなと一緒にいるって決めたんです。だから......校長先生!大丈夫です!」

 

校長「みらいくん......」

 

一馬「お前.......ん?空気が変わった......」

 

校長「なんじゃと?」

 

すると、強風が巻き起こる。竜巻が消えるとそこには変な豚野郎がいた

 

?「みーつけた!」

 

みらい「な、何!?」

 

校長「何奴!」

 

一馬「お、おい豚野郎.....テメェは何者だ.....」

 

ラブー「俺にはラブーっていう名前があるんだよ。どうもこんちわ、プリキュアのお嬢ちゃんにそっちの坊主はえーっと坂田一馬だっけか」

 

どうしてオレの名前を!?こいつ、敵か!?

 

ラブー「悪いけどさ、消えてくんない?」

 

一馬「へっ、いきなり殺害予告かよ。だが断る。なんでテメェみたいな豚。いやせ◯とくんに殺害予告されなきゃならなぇんだよ!」

 

ラブー「だから俺は豚野郎じゃなくてラブーだ!それにせん◯くんって名前でもねぇ!」

 

そう言って、豚野郎は指パッチンをする。するとここが、何かに覆われて、空が暗くなった

 

一馬「みらい、校長を連れてできるだけ遠くへ離れるんだ.....奴の相手はオレがする!」

 

みらい「う、うん!校長先生こっちです!」

 

校長「う、うむ。気をつけるのじゃぞ!」

 

離れるみらいと校長に向かってオレはサムズアップをした

 

ラブー「お前が相手か。まぁ良いさ出てきな!」

 

すると豚野郎は、指パッチンで今度は化け物を出した

 

ドンヨク「ドンヨクバール!」

 

ドンヨクバール.........ヨクバールの近縁種か?

 

一馬「何!?」

 

みらい「!?」

 

校長「なんと!?」

 

ラブー「こいつはドンヨクバール。我らがムホーの力が生み出す魔物さ」

 

ムホーだと?

 

校長「ムホー?魔法とは違う力なのか?」

 

ラブー「いやー闇の魔法っての?どういうわけかあのヤモリどういうわけか似たようなもん作りやがって。ま、どうでもいいか。魔法なんぞでやった真似事とは違うってことを見せてやんな!」

 

ドンヨク「ガッテン!」

 

ちっ、今回は強めに行くぜ!レウスXだ!武器は飛竜刀【白銀】で行くぜ!

 

一馬「装着!」

 

オレはレウスXを装着し腰に飛竜刀【白銀】が帯刀された

 

一馬(レウスX)「いざ参る!.......なんてね。こっちへ来い!」

 

オレは回れ右して逃げた

 

ラブー「あ、待ちやがれ!」

 

ドンヨク「ドンヨクバール!」

 

一馬(レウスX)「みらい!校長!一旦逃げるぞ!」

 

みらい「う、うん!」

 

校長「分かったのじゃ!」

 

オレたちはドンヨクから逃げまくった。そして、行き止まりについてしまった。ちっ、バリアで囲まれていたのか!

 

一馬(レウスX)「ちっ、これ以上は行けないか

 

ラブー「ふふふふ.....ここからはもう逃げられ無いよ?さぁどうする?

 

一馬(レウスX)「なら、やるか!」

 

オレは抜刀の構えをとる。すると空からあいつらの声が!

 

ラブー「ん?」

 

リコ&ことは「みらい!一馬!」

 

上からリコとことはが侵入してきた

 

リコ「みらい!一馬!校長先生!」

 

ラブー「何!?」

 

校長「君たち!?」

 

みらい「リコ!はーちゃん !モフルン!」

 

一馬(レウスX)「グレート!ナイスタイミングだぜ!お前ら!」

 

ことは「おまたせ!」

 

モフルン「モフ!」

 

校長「あの結界を破るとは......エメラルドの力か!」

 

エメラルドすげー

 

みらい「みんな、行くよ!」

 

というわけでみらいたちは変身するが、丸々カーット!ちなみにスタイルは、ダイヤだぜ!

 

ラブー「ドンヨクバール。坊主ごとやっちまいな」

 

ドンヨク「ガッテン!ドンヨクバール!」

 

ドンヨクはミサイルを飛ばしてきた。オレたちは避ける

 

フェリーチェ「はぁ!」

 

ことはが一撃与えた

 

ドンヨク「ドンヨク!?」

 

ドンヨクは大勢を崩した

 

校長「あれが、エメラルドのプリキュア .......」

 

ラブー「あまいねぇ」

 

?!するとミサイルが方向転換して向かってきた

 

一馬(レウスX)「!?ことは!」

 

オレはことはの方へ向かって飛び立つ。そして

 

一馬(レウスX)「フレイムウォール!」

 

オレは炎の壁を作り出して、ミサイルを防いだ

 

一馬(レウスX)「大丈夫か!?」

 

フェリーチェ「えぇ!」

 

ラブー「ちっ....なら、これならどうだい?」

 

すると、今度はさっきより大量のミサイルがみらいとリコに向かって行った

 

一馬(レウスX)「ちっ!」

 

オレは【白銀】を抜きながら、ミサイルを斬りながらみらいとリコの元へ向かう

 

一馬(レウスX)「火炎大回転斬り!」

 

オレは炎の竜巻となって、ミサイルを斬り裂いた

 

一馬(レウスX)「はぁ.....はぁ.....」

 

ラブー「へぇ、やるねぇ。でも、諦めたほうがいいよ?何やっても無駄だから」

 

ミラクル(ダイヤ)「なんでこんな事を!」

 

ラブー「んーだってさ、もうすぐ来るんだよねぇ。あのお方、デウスマストが」

 

一馬(レウスX)「デウスマスト?」

 

校長「デウスマスト......」

 

ラブー「あぁ、まもなく天の彼方より、永劫の輝きと共にこの地に降り立つ終わりなき混沌.....デウスマスト」

 

マジカル(ダイヤ)「終わりなき混沌......」

 

校長「これこそが、予言された来るべき災い.....」

 

ラブー「光栄にもこの世界は偉大なるデウスマストの目に止まったのさ。お迎えするにあたって、この地上から邪魔者をお掃除するってのが、俺たちの仕事なんでな」

 

掃除だと?

 

マジカル(ダイヤ)「そんな!勝手な理由で!」

 

ミラクル(ダイヤ)「決めたから.....あなたが何者だろうと関係ない。みんなで一緒にいるって決めたから。悲しい別れはもうしない。みんなで一緒に楽しもうって決めたんだから!」

 

ラブー「ふーん?ハッ、めんどくさ。ドンヨクバール」

 

ミラクル(ダイヤ)「みんなで一緒にいるためなら、出来ることは!なんでもやるの!」

 

なんでもやる........か

 

ドンヨク「ドンヨクバール!!!」

 

ドンヨクはまたミサイルを撃ってきた

 

ミラクル(ダイヤ)「わたしに出来る事を!」

 

するとみらいは飛び上がって1人でミサイルを受けた

 

一馬(レウスX)「みらい!?」

 

オレはみらいのそばによる

 

一馬(レウスX)「みらい!無茶するんじゃねーよ!」

 

マジカル(ダイヤ)「そうよ!」

 

フェリーチェ「みんなで一緒にですよね?」

 

ミラクル(ダイヤ)「マジカル....フェリーチェ.....一馬くん.....」

 

ラブー「はぁ....ドンヨクバール。まとめてやっちゃって」

 

ドンヨク「ガッテン!」

 

そして、ドンヨクはミサイルを撃ってきた。ちっ、また撃ってきたか。するとクリスタルが輝きだし、オレの頭の中に声が聞こえた

 

クリスタル『一馬、お前に技を授けようと思う』

 

技?

 

クリスタル『我は知っていてお前はまだ知らない技だ』

 

知らない技?例えば?

 

クリスタル『では、お前の脳内にこの映像を送る』

 

何だ.....この映像は.....列車の中?......!?あれは炭治郎と善逸!?向こうには鬼、と言うことは、これは鬼滅の刃?でも、誰だ?あの、白い炎のデザインが入ったマントを羽織って、なんか表現し難い髪色をしている人は......鬼殺隊の人らしいけど

 

煉獄『炎の呼吸.......壱ノ型」

 

え、炎の呼吸?何だそれ。そして男は鬼に向かった。そして、すれ違い様に日輪刀で斬った

 

煉獄『不知火!』

 

そして鬼は首を斬られながら消滅した。そこで映像は途切れた。これをやれって言うのか?だったらやってやるよ!

 

クリスタル『分かった』

 

そしてはっとすると、ミサイルが飛んでくるのが見えた

 

一馬(レウスX)「行くぞ!」

 

オレは【白銀】を抜刀してあの映像と同じ構えを取った。その時、【白銀】の刀身が炎を纏った

 

一馬(レウスX)「炎の呼吸........壱ノ型」

 

フェリーチェ「炎の.....呼吸!?」

 

ミラクル(ダイヤ)「え、水の呼吸じゃ無いの!?」

 

マジカル(ダイヤ)「水の呼吸じゃ無い!?」

 

オレは燃え盛る【白銀】を持ち、ミサイルを受けながらもドンヨクと間合いを詰めた。そしてそのまま斬り裂いた

 

一馬(レウスX)「不知火!!!」

 

ドンヨク「ドンヨクバール!?」

 

ラブー「何!?」

 

ドンヨクは炎の斬撃に吹っ飛ばされた。その後オレは3人の方を向いた。あーボサッとしてるなー

 

一馬(レウスX)「何ボサッとしてるんだよ。同時に攻撃するぞ!」

 

オレの言葉に三人はうなずいた。そして、オレたちは飛び上がる

 

一馬(レウスX)「セイハーッ!!!!!」

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)&フェリーチェ「はぁぁぁあ!!!!」

 

オレたちは合体蹴りを繰り出した

 

ドンヨク「ドンヨクバール!?!?!?」

 

ドンヨクは蹴りを喰らってダウンした

 

(レウスX)「今だ!」

 

そして、浄化されたとさ。三人によってな

 

ラブー「やるじゃない。プリキュアに坊主。今日はやめとくよ、疲れたし」

 

一馬(レウスX)「何度来たって斬り刻んでやるぜ!」

 

ラブー「何度もはないよ、次で終わりだからね。んじゃ」

 

そしてラブーは消えた。それと同時にバリアも消えた。そして、腹減ったので食堂へまた向かうことになった



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77話

あの後の翌日、魔法学校の夏祭りが始まった。で花火の打ち上げがあって、それが何と元補習トリオの3人だった。打ち上げができるのは特に優秀と認められた、あーつまりエリートな生徒だけらしい。そっからが色々と大変だったぜ。ま、なんとか花火は打ち上がって夏祭りは終わったけどな。その翌日。オレたちは今図書館にいる。理由は校長がことはのエメラルドについて思い出せそうなヒントがうんたらかんたらってことでことはは本地獄へ入ることとなった

 

モフルン「はーちゃん遅いモフ〜」

 

みらい「ぶ〜」

 

一馬「........」(モンハンをやっている)

 

ちなみにオレは今スネ夫(アルバトリオン)のクエストをやっている。裸縛りでな

 

リコ「本でも読んで気長に待ちましょ......一馬はゲームしてるけど......えーっと........あら?この本好きなの。シンデレラ」

 

一馬「ん?」

 

みらい&モフルン「シンデレラ?!」

 

一馬「シンデレラか.....ってえ!?」

 

オレはすぐに3DSを閉じてリコの方を見た。リコの手には、魔法文字で分からんが絵でシンデレラだっと分かるものだった。しかし、なんで魔法つかいのババアがシンデレラよりデカデカと載ってるんだ?

 

一馬「こっちにもあったんだな。シンデレラって」

 

リコ「え?ナシマホウ界にもシンデレラが?」

 

モフルン「モフー!モフルンもシンデレラが大好きモフ〜!」

 

はっ、ガキだな.....しっかし

 

一馬「おい、これよく見たら、魔法つかいが主役っぽい表紙じゃねーか」

 

みらい「あ、本当だ!」

 

リコ「何言ってるのよ当たり前でしょ?」

 

みらい「こっちだとシンデレラが主役なんだよ?」

 

リコ「え!?魔法つかいが脇役!?」

 

一馬「確かそうだったなー。中盤あたりしか出ないけど」

 

他にもピーターパンは妖精が魔法つかいだったり、花咲爺さんは犬の遺灰ではなくて、魔法で桜を咲かせたりしている

 

ことは「みらい....リコ....一馬.....もう、ダメ......」

 

一馬「ことは!」

 

あーあーぶっ倒れるまで読んじまってよ.....オレがおぶって寮へ帰った

 

一馬「それだけ読んでも手がかりはゼロか」

 

ことは「うん。でも、お陰でお礼に秘蔵の冷凍ミカン貰ったし!」

 

リコ「さっすがねはーちゃん。キュアップ・ラパパ!氷よ、溶けなさい!」

 

リコは氷を溶かした。ま、失敗してると思うが食うか。オレは皮を剥いた。ちなみにみらいたちは寝間着だがオレはいつもの普段着だ。と言うか寝る時はいっつも普段着かパンイチだからなオレは

 

ことは「いっただっきまーす!......?!は〜.....は〜!」

 

みらい「カチカチだよ」

 

リコ「はぁ.....この魔法だけは苦手なのよね」

 

一馬「うん、美味いな」

 

硬いがそれが良い。歯が鍛えられるぜ

 

ことは「はー!?一馬!平気なの!?歯がボロボロにならない!?」

 

一馬「これくらい平気だぜ。オメーらの歯が脆いんじゃねーの?」

 

リコ「おかしいのは、あなたの歯よ!」

 

ことは「一馬すごーい!」

 

モフルン「モフ〜モフルンも、魔法の馬車に乗って、舞踏会に行きたいモフ〜」

 

この時のモフルンの発言が、後に地獄を生み出すとは思わなかった。オレたちはシンデレラについて少し語った後、寝た。ちなみにオレはみらいとことはに挟まれて寝てる。そしてオレは.......いろんな意味で地獄を見ることになる



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78話

一馬「......ん?......ハッ!?」

 

オレは突然目が覚めた。目の前には知らない景色が広がっていた。見たところ部屋のようだが......寮じゃ無いな。この豪華さ、なんかの部屋か?それに、なんか服の違和感がある。オレは鏡を見る

 

一馬「な、なんじゃこりゃ!?!?!?」

 

オレは豪華そうな服を着ていた。なんだよこの服は!?すると、扉をノックする音が

 

一馬「誰だ!」

 

「王子、カズマ王子、起きていますか?」

 

一馬「起きてるよ」

 

てか、王子?どういうことだ?すると誰かが入ってきた。それは

 

一馬「こ、校長!?」

 

入ってきたのは校長だった。しかもジジイ形態で

 

ダンブル「コウチョウ?だれですかなそれは。ワシはあなた様のじいやのダンブルですじゃ」

 

おいおい、ダンブルってどこのハリー・◯ッターだよ

 

一馬「おい!ダンブル!ここはどこなんだよ!」

 

ダンブル「何を言ってますのかな?もしかして寝ぼけているのですかな。ここはあなたのお城でございますじゃ」

 

オレの城?

 

ダンブル「今日は舞踏会の日、ささっ、準備ですじゃー!」

 

もしかして、これって......シンデレラか!?そしてオレは舞踏会の準備として、身だしなみを整えさせられたり、スケジュールを言われたりしたはぁ.....そして夜が近づくとぞろぞろと馬車が城に入ってくるのが見えた

 

一馬「おいおい、結構いるじゃねーか」

 

ダンブル「さ、王子、時間じゃ」

 

一馬「あ、あぁ。分かった」

 

オレはホールへ向かった

 

一馬「みんな!待たせたな!とぉ!」

 

オレは階段の上からジャンプして飛び降りた。だってそうスケジュールに書いてあったんだよ!なんでもオレのカッコよさを出すためだとか......

 

一馬「今日はよく来てくれたな。オレが王子のカズマだ!」

 

するとキャーキャーっとアイドルのアレみたいに叫んでいた。アイドルってこんなんをほぼいつも受けてるのか......

 

みらい「一馬くんでちゅ〜カッコいい〜でちゅ〜」

 

ことは「は〜カッコいい〜でちゅ〜」

 

リコ「な、なんでジャンプしたのかしら?....カッコ良かったけど......」

 

元補習トリオ?「カズマ王子様!」

 

え、なんでコイツらが.....

 

ケイ?「わたしたちと踊ってくだ.....きゃっ!?」

 

ジュン?「おわっ!?」

 

エミリー?「うわぁ!?」

 

え!?スパルダ!?なんとスパルダがトリオを吹っ飛ばした

 

スパルダ?「王子!私とダンスを〜」

 

次はなんとバッティが!顔気色わる!?

 

バッティ?「私が先ですわ!」

 

うるせぇよぶち殺すぞ。だが、何故だか体が動かぬ!すると、こんどは......ガメッツが。おぇぇぇぇバッティより気色わりぃ。バッティのレベルが50とするなら、ガメッツの気色悪さは、レベル99以上だ!

 

ガメッツ?「おどき!王子!マイラーブ!」

 

ぶっ殺すこのクソガメだけはぶっ殺す!!

 

一馬「近寄るんじゃねぇこのクソ野郎が!!!」

 

オレはガメッツを蹴り飛ばした

 

ガメッツ?「ブッホォ!?」

 

ガメッツは少し吹っ飛んだ

 

スパルダ?「お母様!?」

 

アレがお母様だと?目ん玉付いてんのかコラ!

 

バッティ?「さ、さすがはワイルドな王子と呼ばれることだけはありますわね.......」

 

オレってここだとそういう評判なの?

 

リコ「け、蹴飛ばしちゃった......」

 

みらい「一馬くん〜」

 

ことは「一馬〜」

 

リコ「2人とも見事にメロメロになってるわね.....」

 

ガメッツ?「い、良い蹴りだわ....ますます好きになっちゃう」

 

あーダメだこりゃ殺さない限りダメなやつだ。無視無視もしこれがシンデレラとするなら、オレはシンデレラを見つけないと........え?アレが、アレがシンデレラ?嘘だろおい!冗談じゃねーぞ!モフルンとか!!!!え、あれ?あれれ?か、体が勝手に!!!そしてオレは、モフルンに向かって

 

一馬「オレと踊ってくれ!」

 

モフルン「モフ.....」

 

オレはモフルンにそう言った。いやいやいやこれは違う!これは口が勝手に言ったんだよ!

 

スパルダ?&バッティ?「げっ!?」

 

ガメッツ?「あれはモフデレラ!?」

 

モフルン「喜んでモフ」

 

いやだぁぁぁ!!!こんなぬいぐるみと踊るとか!!!!頭イカれてるやつだと思われるぞ!!!

 

三馬鹿「ガビーン!?」

 

ことは「モフデレラ、やったでちゅ」

 

そしてオレはモフルンの手を取って踊ることとなった。殺してくれ.......誰かこのオレを殺してくれ!!!

 

モフルン「カズマ王子様とダンスだなんて夢ようモフ」

 

ああそうかよ!!!!オレに取っては悪夢だがな!!!.......ん?今勝木っぽいやつが見えたような......気のせいか。そして舞踏会のメインが終わった

 

モフルン「王子様、お願いがあるモフ」

 

一馬「何だよ」

 

モフルン「お友達が、王子様とお話がしたいと言ってるモフ」

 

一馬「へっ、お安い御用だぜ」

 

みらい&ことは「やったでちゅ!」

 

一馬「.......」

 

みらい&ことは「ちゅ!?」

 

オレは肩に乗っていたみらいとことはを掴んだ

 

一馬「オメーらか、オレに用があるのは....」

 

みらい「あははは.....」

 

ことは「捕まっちゃったでちゅ〜」

 

ネズミのコスプレなんぞしやがって。しかもサイズまでミニマムになってやがる

 

ガメッツ?「そこまでだよ!」

 

すると三馬鹿どもが入ってきた

 

一馬「!?てめえら!」

 

スパルダ?「やい!モフデレラ!」

 

バッティ?「ちょっと綺麗になったからって、調子に乗らないでちょうだい!」

 

調子に乗ってるのはオメーらの方だろ

 

モフルン「そんな。モフデレラは別に......」

 

するとヤモーまで現れやがった

 

ガメッツ?「さぁ魔法つかいの旦那」

 

スパルダ?「モフデレラを醜い化け物に変えちゃって!」

 

ヤモー?「よろしい」

 

一馬「ヤモー!?」

 

みらい「あの人も魔法つかいでちゅか!?」

 

ヤモー?「ふっふっふっ。悪い魔法つかいの、悪い魔法.....喰らいなさい!」

 

ヤモーは杖を使って魔法をかけてきた

 

一馬「あぶねぇ!」

 

オレは首飾りをちぎってそれを投げつけた。そして首飾りは見事に魔法を反射して、何とガメッツに当たったそしてガメッツはみるみるデカくなり

 

ガメッツ?「王子様ラーブ!!!」

 

えー、ホールをブチ破るほどデカくなった。ホールからどんどん人が逃げていっていく

 

バッティ?「お、お母様が化け物に!?」

 

化け物なのは元からだろ!

 

ダンブル「王子!さっ、こちらへ!」

 

ダンブルが手招きをしてるのが見えた

 

一馬「ダンブル!悪りぃけど、オレは戦うぜ!」

 

オレは腰の剣を抜刀しようとする。すると、リコに止められた

 

リコ「かず.......王子様、ここは魔法つかいのわたしたちに任せてください!」

 

一馬「し、しかしよ!......分かった。ダンブル!そっちへ行くぜ!」

 

オレはダンブルの方へ向かった。そしてある程度離れると、3人は変身した。したのは良いのだが.....

 

フェリーチェ「変でちゅ!なんでわたしだけ小さいままでちゅか!?」

 

一馬「プッ」

 

ことははチビのままだった。しかも語尾が抜けてない、オレは笑いを堪えた。ちなみに2人はトパーズだ

 

マジカル(トパーズ)「もうちゅはつけなくて良いのよ」

 

ガメッツ?「何でちゅ?あんたらは!」

 

お前までちゅ付けるんじゃねぇよ!更に気色悪いんだよ!

 

フェリーチェ「モフデレラの友達です!」

 

ミラクル(トパーズ)「楽しい舞踏会をぶち壊すなんて!」

 

マジカル(トパーズ)「もうモフデレラに意地悪するのはやめなさい!」

 

ガメッツ?「良いわよ。もしあんたらが勝ったら、言うことを聞いてあげよう。だが私が勝ったら.....」

 

一馬「勝てば何だと言うんだ!」

 

するとガメッツはオレを指差した。まさか.....

 

ガメッツ?「王子は私と結婚してもらう!」

 

一馬「........はぁ?」

 

こいつ、何つった?結婚だと?

 

一馬「あのー、すんませんけどもう一度お願いします!」

 

ガメッツ?「だから、私が勝てば、王子は私と結婚してもらう!」

 

あぁ、空耳じゃ無いのか......じゃねぇ!

 

一馬「何だと!!!!!」

 

ミラクル&マジカル(トパーズ)&フェリーチェ「何ですと!!!!」 

 

ダンブル「なんじゃと!?」

 

バッティ?「お母様ずるいわ!」

 

ガメッツ?「甘い!この世は弱肉強食よ!」

 

ミラクル(トパーズ)「かず......お、王子!ご安心を!」

 

マジカル(トパーズ)「わたしたち」

 

フェリーチェ「必ず勝ちますから!」

 

一馬「あぁ分かった。だが、冗談じゃねーぞ!誰がテメェなんかと結婚するか!!!おい!ダンブル!何とか言ってやれ!」

 

ダンブル「.......わかりました。その勝負、このダンブルが認る!」

 

一馬「はぁぁぁあ!?」

 

このジジイ......

 

ダンブル「しかーし!勝負は踊りで決めないとダメじゃ!」

 

ガメッツ?「何!?」

 

ダンブル「ここは舞踏会場。勝負も踊りで決着をつけるのが筋じゃ!」

 

ミラクル(トパーズ)「踊りで.....」

 

マジカル(トパーズ)「勝負......」

 

ダンブル「うむ、ではミュージックスタートじゃ!」

 

〈みんなー!プリキュア音頭が始まるよー!〉

 

は?誰この声?プリキュア音頭って何?って体が!?ぐぉぉぉぉ!!!!抗ってやる!!!抗ってやるぞ!!!!

 

〈プリプリキュアキュアプリッキュア♪ソレ!〉

 

一馬「ふぐぉぉぉぉ!!なんのこれしき!!!ここで踊ったら、オレのプライドが許さねぇぇぇぇ!!!!」

 

〈打ち上げましょう ググっとね!♪ハイ!〉

 

フェリーチェ&モフルン「ハイ!」

 

一馬「うぐぉぉぉ!!!」

 

〈笑顔の花火 ドドンとね♪アヨイショ!〉

 

一馬「ぐぉぉぉぉ!!!!」

 

〈笑う顔には 幸宿る♪って言うし!〉

 

ダンブル「王子!何やってるんじゃ!って言うし!」

 

一馬「うるせぇぇぇぇ!!!!生恥なんぞ晒してたまるか!!!!」

 

マジカル(トパーズ)「必ず勝つのよ!」

 

〈ヤなことあっても Win!Win!でWink!♪〉

 

ミラクル&マジカル(トパーズ)「ウィンク♪」

 

よーし!このまま逆らってやるぜ!!!

 

〈右向いてホイ!オホホのホイ!♪〉

 

一馬「がぁぁぁ!!!」

 

〈左向いてハイ!ワハハのハイ!♪〉

 

一馬「うがぁぁぁ!!!」

 

〈プリキュア〜プリキュア〜キラキラプリティ♪〉

 

一馬「ふぉぉぉぉ!!!」

 

〈地球は〜地球は〜Goラウンド〜見上げてGoらん♪ア、ソレ!〉

 

ガメッツ?「ぐぅ、負けないよ小娘ども!ア、ソレ!」

 

一馬「キラークイーン!!!」(キラークイーン立ち)

 

〈プリキュア 音頭で日本晴れ〜♪〉

 

一馬「ウリィィィィィ!!!!」(DiO立ち)

 

........お、終わったのか?や、やった!抗ったぞ!!ヘヘっ、ザマーミロ!!!!

 

ガメッツ?「しまった!?」

 

すると終わったと同時にガメッツは足挫いて湖に落水した

 

バッティ?「大変!」

 

スパルダ?「お母様は泳げないのよ!」

 

えー亀なのに?つーか死ね!そのまま溺死しろ!!!

 

モフルン「魔法つかいさん!お母様を助けてモフ!」

 

マジカル(トパーズ)「モフデレラ?」

 

ちっ、まぁ確かに酷いことはしたが、こいつの義理の親......これで心を入れ替えてくれると良いが

 

フェリーチェ「きっと、元の姿に戻せば、助け出せます!」

 

そして浄化技をぶっ放して、ガメッツを元に戻してついでにサルベージした。あのままくたばれば良かったのよ

 

ガメッツ?「私の負けだわ.....」

 

バッティ?&スパルダ?「お母様!」

 

ガメッツ?「今まで悪かったわね、モフデレラ.....」

 

モフルン「無事で良かったモフ」

 

ダンブル「そなたたち、あの伝説の魔法つかいプリキュアじゃったのか」

 

リコ「え?」

 

みらい&リコ「プリキュアを知っているんでちゅか?」

 

ダンブル「ん?気のせいかの?」

 

おいおい明らかにオメーの肩に乗ってたぞ

 

リコ「わたしたちは、外の世界から来た者です。この世界から出る方法をご存知ありませんか?」

 

ダンブル「ふむ、む?あの馬車は。ちょっとあの馬車の近くへ」

 

オレたちはミカン型の馬車の近くへ移動した。モフルンこれで来たのか

 

ダンブル「魔法つかいが生み出した馬車は次元を超え、世界を渡る。という古くからの言い伝えがあるのじゃ」

 

リコ「馬車が!?」

 

すると月から光の道が現れた。アレがゲートか!

 

みらい「光の道でちゅ!」

 

リコ「これで帰れるわ!」

 

モフルン「いろいろありがとうモフ。お礼のしようがないモフ」

 

モフルンとリコは握手する

 

リコ「気にしないで」

 

すると鐘がなる。つまり.....今は深夜0時か!

 

リコ「いけない!?12時!?」

 

そして、モフルンはシンデレラのように元のあのみずぼらしい姿になる

 

ことは「魔法が解けたでちゅ!?」

 

一馬「これは!?」

 

ダンブル「何と.....」

 

これオレの口が勝手に言ってるぞー

 

モフルン「王子様、ごめんなさいモフ。これがモフデレラのいつもの姿モフ.....」

 

また体が勝手に.....

 

一馬「それがどうかしたのか?」

 

畜生!また勝手に喋りやがった!

 

モフルン「.....どうしようもないモフ!」

 

リコ「ということは.....馬車の魔法も解け始めてる!」

 

おーう、カビが生えてきたな

 

ことは「急いで出発でちゅ!」

 

3人は馬車に乗り込む。リコは上に乗ったけどな。っといけねぇ!

 

一馬「とぉ!」

 

オレも乗った

 

ダンブル「王子!?どこへ行く気じゃ!?」

 

一馬「へっ、オレも外の世界へ戻らないとな!!!」

 

リコ「一馬.....」

 

ダンブル「そうか.....なら、達者でな王子よ!!!」

 

すると、馬車が崩れてきた

 

一馬「やべぇ!崩れてきたぞ!」

 

リコ「こうなったら!また3人で魔法を!」

 

すると馬車は完全に崩れた。オレたちは放り出される。が、オレは体勢を整えて走り出す。一歩リコたちは馬に掴まった

 

モフルン「みんな!」

 

一馬「うぉぉぉぉぉ!!!!!!」

 

みらい&リコ&ことは「ぎょぇぇぇぇぇ!!!!」

 

モフルン「助けなきゃモフ!」

 

ダンブル「じゃが、どうやって!?」

 

ことは「お馬さんが消えそうでちゅ!」

 

一馬「ちっ!リコ!オレに捕まれ!」

 

リコ「え、えぇ!」

 

リコはオレの手を握る。そして、オレはみらいとことはを落とさないようにしてリコを背負った

 

一馬「よし、行くぞ!!!!」

 

オレはリコを背負って走った

 

モフルン「こんな時、魔法を使えればモフ.....」

 

ダンブル「!?モフデレラ殿のガラスの靴が!」

 

よーし!このままなら!げぐぁ!?しまった!?

 

一馬「げぐぁ!?あ、足つった」

 

リコ「えぇ!?」

 

一馬「うわぁぁぁぁ!!!!」

 

リコ「きゃぁぁぁぁ!!!!」

 

みらい&ことは「ちゅぅぅぅぅ!!!!」

 

オレたちは光の道から外れて落ちてしまった

 

モフルン「助けるモフ!みんなを......助けるモフ!!!!」

 

一馬「な、何だあの光は!?」

 

オレたちの方へ光が向かってくる

 

ことは「強い魔法の光でちゅ!」

 

リコ「2人とも!一馬はわたしに掴まって!」

 

一馬「おう!」

 

オレはリコに掴まった

 

みらい&リコ&ことは「キュアップ・ラパパ!」

 

そして魔法でその光の上に乗った。そして光は、光の馬車となった

 

一馬「こいつは......」

 

ことは「どうなったでちゅ?」

 

リコ「馬車だわ!」

 

みらい&ことは「ピカピカの馬車でちゅ!」

 

これなら行ける!

 

ダンブル「モフデレラの4人を思う気持ちが、自らを魔法つかいに変えたというのかのう?あの虹の道を走る馬車を[レインボーキャリッジ]とでも呼ぼうか」

 

レインボーキャリッジという、ダンブルの声が聞こえた......

 

モフルン「みんなー!元気でモフ!!!!」

 

リコ「モフデレラもね!」

 

みらい&ことは「バイバイでちゅ!」

 

うっ.....意識が......

 

一馬「はっ!?」

 

目が覚めると寮の部屋だった。

 

リコ「ん?」

 

ことは「ありゃ?」

 

みらい「夢?」

 

モフルン「馬車モフ!」

 

オレたちは机を見た。そこにはあの馬車があったのだ

 

一馬「あの馬車は.....」

 

モフルン「夢で見た馬車と同じモフ!」

 

みらい「夢?モフルンも?」

 

ことは「え?みらいも?」

 

リコ「はーちゃんも?」

 

一馬「つまりオレたちは......同じ夢を見たと」

 

みらい「一馬くんも見たのね!」

 

一馬「あぁ」

 

ことは「どういうこと?」

 

一馬「知るか」

 

モフルン「すっごく楽しい夢だったモフ!」

 

楽しい?何だろう思い出そうとすると恥ずかしくて怒りがこみ上げてくるんだが........でもまぁ、あいつが楽しそうで何よりだ。そして、なんとシンデレラの本がモフデレラに改変されていた。嘘だろおい!!!

 



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79話

オレたちはすぐに校長の元へ向かった。そして校長に夢の出来事と、この馬車......レインボーキャリッジの事を話した。

 

一馬「というわけっす」

 

校長「なるほど.....夢に出てきた馬車が現実になって出てくるとは......不思議な事じゃの」

 

ちなみにコレ、結構軽かったぜっと

 

みらい「わたしたち、レインボーキャリッジって呼ぶことにしたんです」

 

ことは「みんなで乗って、虹の橋を渡ったんだよね!」

 

みらい「うん!」

 

モフルン「モフー!モフルンにピッタリサイズモフ!」

 

モフルンはキャリッジに乗ってはしゃいでいた

 

リコ「ちょっと!?モフルン!」

 

するとキャリッジが輝き出し、そこから魔法陣が現れた

 

リコ「これって......」

 

一馬「魔法陣か?」

 

モフルン「キラキラモフ〜!」

 

校長「ふーむ、謎は多いが、みらいくんたちに引き寄せられて出て来たに違いない。また何かあったら、知らせてくれるか?」

 

リコ「分かりました。丁度今日でナシマホウ界に戻るんです」

 

みらい「色々と、お世話になりました」

 

校長「ん、夏休みも、もう終わりじゃな」

 

するとエミリー、ジュン、ケイが入ってきた

 

エミリー「校長先生!失礼します!」

 

ジュン「みらい、リコ、一馬!探したぞ!」

 

一馬「オメーらどうしたんだ?」

 

ケイ「みんなにお願いがあるの!」

 

ジュン「アタイらと一緒に、夏休みの自由研究を手だってくれ!」

 

一馬「.......は?」

 

みらい「今、自由研究って言いました?」

 

そして、オレたちは開けた場所へ向かった

 

リコ「いきなり手伝ってって言われても、夏休みはたっぷりあったでしょ!」

 

エミリー「それが....こだわってる内に時間がかかっちゃって.....」

 

ケイ「まだ全然終わってないの!」

 

一馬「なるほど、そういう言い訳か」

 

ケイ「言い訳じゃないよ〜」

 

ジュン「だがしかーし、アタイの自由研究は、みらいとリコと一馬がいたら良いものが2つ出来そうなんだよ!」

 

一馬「え?」

 

エミリー「わたしははーちゃんに!」

 

ことは「え?」

 

ケイ「わたしはモフちゃんにお願いしたいの!」

 

モフルン「モフ?」

 

元補習トリオ「お願い!」

 

一馬「はぁ.....仕方ねぇな。その依頼、オレたち万事屋(よろずや)一ちゃん(かずちゃん)が引き受けよう」

 

リコ「万事屋じゃないでしょ!」

 

ナイスツッコミリコ

 

リコ「カタツムリニアは夕方に出るから、それまで手伝ってあげるわ」

 

みらい「うんうん!」

 

ことは「はー!みんなで頑張ろう!」

 

ということで、3人の自由研究を手伝うことになったオレたちであった

 

ジュン「一馬、お前カタナって知ってるか?」

 

一馬「刀?あぁ知ってるが」

 

ジュン「それ、持ってまた来てくれないか!」

 

一馬「あ、うん、分かった。んじゃ持ってくるから!」

 

オレは出来るだけ遠くへ行って人目がないところへ向かった。そして、打刀を出して、腰のベルトに挟んで戻った

 

一馬「待たせたな!」

 

ジュン「おぉ!それがカタナか!じゃあ!今からこういうポーズをとってくれ!」

 

そう言ってジュンは刀を抜刀する時の構えをとった

 

一馬「こ、こうか?」

 

オレは抜刀の構えをとった。そしてジュンはキャンパスを持ってくる。あぁ、そういうことか

 

ジュン「ファンタスティック!これがナシマホウ界で有名なサムライってやつだな!良いモデルが見つかんなくて困ってたんだ〜」

 

そしてジュンは絵を描き始める

 

みらい「一馬くーん!カッコいいよー!」

 

ジュン「そこ!静かにしな!」

 

ジュンはみらいに注意した

 

みらい「はーい」

 

ジュンって、筆を持つと性格が変わるのか?

 

ジュン「んー、何かこう違うなー。なぁ、もう少し腰を低く出来るか?」

 

一馬「こうか?」

 

オレは腰を低くした

 

ジュン「おう!それだ!動くんじゃねぇぞ?.....」

 

一馬「あ、あぁ.....」

 

そしてジュンは絵を再度描き始める......そして

 

ジュン「出来た!」

 

描き終わったようだ

 

一馬「ふぅ、描き終わったか」

 

ことは「みせてー!みせてー!......おぉ!」

 

みらい「どう?」

 

リコ「どうかしら?」

 

一馬「いい感じに描けてるのか?......!?」

 

これは........なんていう個性的な

 

モフルン「いい感じで言うなら、自由モフー!」

 

ジュン「まぁ見てなって!キュアップ・ラパパ!油絵よ、飛び出してきな!」

 

すると絵が飛び出して、なんと像となった

 

ことは「はー!素敵〜!」

 

一馬「なんであんな絵からこんな形になるんだよ!」

 

ジュン「うーん、違う!」

 

そして、ジュンはなんと像を消した。オレの努力は一体......

 

ジュン「アタイが描きたいのは、もっとナシマホウ界のファッションや流行を取り入れたアートなんだよ!」

 

みらい「アート?」

 

ジュン「あぁ!魔法学校を卒業したら、やりたいことは決まってんだ!ナシマホウ界に留学して、向こうのファッションや文化を勉強して、もっとアーティストとしての腕を磨きたいんだ!」

 

一馬「へぇ〜ジュンにはそう言う夢があるんだな」

 

ジュン「まぁな!」

 

ケイ「わたしは、忘れ物をしないようにメモを取るようにしてたんだけどね。そうしてたら、なんでも聞いたことをメモするのが楽しくなっちゃって......それが生かせるようなお仕事がやりたいんだ!」

 

エミリー「わたしは、小さい頃から色んな髪型を見るのが大好きで.....わたしもやってみたいなぁって思ったら、すごくワクワクしてきたの。魔法界一のヘアメイクさんになれたらいいなぁって思ってるんだ」

 

リコ「ケイに、エミリーまで.....わたしも......」

 

みらい「みんな夢があるなんて素敵だね!ワクワクもんだぁ!」

 

ジュン「えーっと今度は、みらいとリコだが、これは魔法学校の制服じゃイマイチなんだよなぁ。と言うわけで!」

 

ジュンは一冊の本を出した。それは、白鳥の湖だった

 

ジュン「こいつは白鳥の湖って言うらしい!同じ衣装を着てくれないか?」

 

ことは「んー?私に任せてー!」

 

ジュン「え?」

 

ことは「キュアップ・ラパパ!みらいとリコに白鳥の衣装よ、出ろ!」

 

そしてことはは、2人に白鳥の湖の衣装を着せた。おぉう、これは中々......

 

みらい&リコ「え!?.....わっ!?」

 

そして、なんと飛んだ。おいおい.......

 

みらい「白鳥って!」

 

リコ「こう言うことじゃ、ないし!!」

 

一馬「お、おい!ことは!今すぐ2人を下ろせよ!」

 

ことは「う、うん!キュアップ」

 

すると、ジュンがことはを止めた

 

ジュン「なぁ!今の魔法どうやったんだ!?すげぇよ!」

 

エミリー「ほんと、びっくりした!」

 

ケイ「もう一回見せて!」

 

ことは「う、うん.....」

 

さーてオレは離れたところで素振りでもしよっと



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80話

一馬「はっ!はっ!はっ!はっ!はぁ!」

 

オレは離れた場所で素振りをしていた

 

一馬「はぁ.....はぁ......い、今何回だ?」

 

クリスタル「今のでちょうど200だな」

 

一馬「きょ、今日はこれくらいにしとくか」

 

オレは服で汗を拭き取った

 

一馬「そろそろ戻るか」

 

オレはことはたちのところへ戻った

 

一馬「おーい!戻ったぞー!」

 

ことは「あ、一馬!」

 

モフルン「おかえりモフ!」

 

それとほぼ同時にみらいとリコも帰ってきた

 

みらい「一馬くーん!モフルン!」

 

リコ「はーちゃん !」

 

ことは「みらい!リコ!」

 

すると、空が暗くなった。まさか!

 

ラブー「へへっ、見つけたぜプリキュア、一馬」

 

上にはラブーがいた

 

一馬「ラブー!」

 

すると、ラブーは結界を作った。ちっ、これで逃げられなくなったか

 

みらい「また来た.....」

 

ラブー「出てきな!」

 

そしてラブーはドンヨクを召喚した

 

ドンヨク「ドンヨクバール!!」

 

みらい「みんな!」

 

一馬「おう!」

 

今回はルビーか

 

ミラクル(ルビー)「2人の奇跡!キュアミラクル!」

 

マジカル(ルビー)「2人の魔法!キュアマジカル!」

 

フェリーチェ「あまねく生命に祝福を.....キュアフェリーチェ!」

 

ミラクル&マジカル(ルビー)&フェリーチェ「魔法つかい!プリキュア!」

 

今回はジンオウXだ!

 

一馬「装着!」

 

オレは風神・雷神のような防具を装着した

 

一馬(ジンオウX)「っしゃ!」

 

ラブー「やっちまいな!ドンヨクバール!」

 

ドンヨク「ガッテン!ドドドドド!!!!」

 

ドンヨクはオレとことはに攻撃してきた。オレとことはは回避するが

 

フェリーチェ「あっ!?」

 

一馬(ジンオウX)「ぐあっ?!」

 

オレとことはは筆で吹っ飛ばされた

 

ミラクル&マジカル(ルビー)「フェリーチェ!一馬(くん)!」

 

ラブー「おーっと、お前らの相手はこの俺だ」

 

ちっ、分断されたか!そして、みらいとリコの方で爆発が起こった

 

フェリーチェ「ミラクル!マジカル!」

 

一馬(ジンオウX)「今そっちに行くぜ!」

 

ドンヨク「ドンヨクバール!!」

 

オレは爆発した方へ向かおうとするが、ドンヨクに阻まれる

 

一馬(ジンオウX)「そこを退け!ライトニング!」

 

オレは雷を纏った拳で殴ろうとする。しかし

 

ドンヨク「ドンヨクバール!」

 

一馬(ジンオウX)「!?うわぁ!?」

 

ドンヨクの攻撃が一瞬早くオレを吹っ飛ばした

 

ミラクル&マジカル(ルビー)&フェリーチェ「一馬(くん)!?」

 

ドンヨク「ドンヨク!」

 

フェリーチェ「!?きゃぁ!?」

 

ことはも吹っ飛ばされた

 

ミラクル&マジカル(ルビー)「フェリーチェ!」

 

一馬(ジンオウX)「ことは!」

 

ラブー「どうだい?今日のオレはちょいとだけ....本気(マジ)なんだぜ」

 

ミラクル(ルビー)「返して......ジュンたちの道具を返して!」

 

ラブー「あん?」

 

ドンヨク「ドンヨクバール!」

 

一馬(ジンオウX)「くっ....せやっ!」

 

ミラクル(ルビー)「ジュンもケイもエミリーも.....みんな、やりたいことの為に魔法の勉強を頑張ってるんだよ。邪魔しないで!」

 

ラブー「フン!魔法ね....」

 

ミラクルとマジカルが!?ちっ、早くこいつをオレとことはから離さなければ!

 

ラブー「こいつがムホーの力だ!」

 

ミラクル(ルビー)「ムホー?」

 

マジカル(ルビー)「一体何なの!」

 

ラブー「地上のあらゆる道理を超え、強大なエネルギーを自在に操る力さ。こいつはよ、俺たちにとっちゃなんてことのない、出来て当然の宝なのよ。わざわざ勉強しねぇと、魔法って使えないんだろ?俺たちゃ違うぜ!それに、魔法でできることなんざムホーに比べりゃちーっぽけなもんさ。お前らの魔法の勉強はよ、無駄な努力っていうんだよ。げひゃひゃひゃ」

 

マジカル(ルビー)「魔法の勉強が.....無駄な努力だなんて.....」

 

無駄な努力だと?

 

一馬(ジンオウX)「せやっ!」

 

フェリーチェ「はぁ!」

 

ドンヨク「ドンヨクバール!?」

 

オレとことははドンヨクを吹っ飛ばした後、ラブーへ向かった

 

フェリーチェ「はぁぁぁあ!!!」

 

一馬(ジンオウX)「やぁぁぁぁぁ!!!」

 

オレとことはは同時攻撃をするが、ラブーに止められてしまった

 

ラブー「あぁ、お前だ、緑のプリキュア。お前の力だけは何か違うものを感じるな」

 

どういうことだ?

 

ミラクル(ルビー)「フェリーチェ、一馬くん」

 

ラブー「どっちにしても、魔法なんてもん......オレは大っ嫌いなんだーよっ!」

 

ラブーは殴ってきたが、みらいが止めた

 

ミラクル(ルビー)「魔法は.....とってもワクワクもんなの!魔法の勉強だって大変だけど、素敵なことが沢山あった!」

 

マジカル(ルビー)「ミラクル.....」

 

ミラクル(ルビー)「わたしはそんな魔法が.....大好きなの!」

 

すると、みらいから光が溢れ出した

 

ラブー「うぉぉ!?な、何なんだ.....あいつ」

 

ミラクル(ルビー)「マジカル!」

 

マジカル(ルビー)「えぇ!」

 

2人はリンクルステッキを取り出す

 

ミラクル&マジカル(ルビー)「プリキュア!ルビー・パッショナーレ!!!」

 

そして、2人はラブーを貫いたが

 

ラブー「くっ」

 

ミラクル&マジカル(ルビー)「あ!?」

 

浄化できなかった

 

ラブー「ふん!ドンヨクバール!」

 

ドンヨク「ドーン!ドンヨクバール!!!」

 

ドンヨクは走って向かってきた

 

一馬(ジンオウX)「ここはオレがやる」

 

オレは抜刀の構えをする。そして

 

一馬(ジンオウX)「シィィィィィ........」

 

オレは足に力を入れる

 

ドンヨク「ドンヨク?」

 

ラブー「な、何だ?」

 

一馬(ジンオウX)「雷の呼吸......壱ノ型......」

 

ミラクル&マジカル(ルビー)&フェリーチェ&モフルン「雷の呼吸!?」

 

一馬(ジンオウX)「霹靂一閃!(へきれきいっせん)」

 

そしてオレはドンヨクへ向かっていく。そして、すれ違い様にドンヨクを斬った

 

ドンヨク「ド........ン.......」

 

ドンヨクは、持ってた筆ごと横に真っ二つになって消滅した。というか、元の筆と机に戻った

 

ラブー「ドンヨクバール!?......あいつなにしやがった.....突然ドンヨクバールの後ろに移動した思ったら、その瞬間にドンヨクバールがあんな風になっていた.......」

 

ミラクル(ルビー)「い、今のって.......」

 

マジカル(ルビー)「えぇ、漫画で見た霹靂一閃だったわ........」

 

フェリーチェ「み、見えませんでしたわ.....突然向こうに瞬間移動したと思ったら、ドンヨクバールが斬られていた.......」

 

モフルン「凄いモフ......」

 

ラブー「ちっ!」

 

そして、ラブーは逃げた。そして夕方、帰る時が来た

 

ジュン「みらい!リコ!一馬!お前らのおかげで、自由研究が何とか間に合ったぜ!本当にありがとうな!」

 

一馬「お安い御用だぜ」

 

ケイ「モフちゃん大図鑑も完成よ」

 

ケイ、お前そんなもん作ってたんかよ......

 

モフルン「モフ〜!」

 

エミリー「はーちゃん!ヘアメイクの練習また付き合ってくれると嬉しいな」

 

ことは「うん、良いよ!」

 

リズ「リコ、向こうでも頑張ってね」

 

リコ「うん......」

 

そして、カタツムリニアは発進した

 

みらい「さぁみんな!帰ったら、明日から学校だよ!」



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81話

 

オレはカタツムリニアに揺られながら寝るフリをした。その時にクリスタルが声をかけてきて、オレにさまざまな鬼滅の刃のビジョンを見せてくれた。あー何でビジョンって呼んでるかって?何か先のことが見えちゃうからゼノブレイドのビジョンにあやかって呼んでみただけー。それで色んな技が見えたぞ。水の呼吸の、伍ノ型、干天の慈雨(かんてんのじう)や拾ノ型、生生流転(せいせいるてん)後はヒノカミ神楽円舞なんて技のビジョン等も見たな。そして、クリスタルとの会話が終わった途端、事件は起こった

 

一馬「な、何だ!?何が起こったんだ?」

 

みらい「あ、起きたんだね!」

 

リコ「さっきすごい揺れが起きて」

 

ことは「ドドドーンって!」

 

一馬「ん?景色が動かない.......!?まさか!」

 

オレは窓を開けた.....そこには

 

一馬「カタツムリニアがいねぇ!?」

 

リコ「何ですって!?」

 

みらい「外に出て探そうよ!」

 

一馬「そうだな!」

 

ことは「うん!」

 

オレたちは後ろに出て、そこからホウキに乗った。そして辺りを見たが、カタツムリニアは居なかった

 

一馬「やはりな、どこにも居ない」

 

モフルン「線路も無くなってるモフ......」

 

リコ「マズいわね.....」

 

みらい「マズいって?」

 

リコ「ここは、魔法界とナシマホウ界を結ぶ空間、2つの世界の狭間よ。カタツムリニアにしか、行き来することが出来ないの」

 

マジかよ、そんなにすごかったのかアレ

 

ことは「えぇ!?ホウキでもダメ!?」

 

リコ「ここでは何をしても、ただ彷徨うだけ....助けが来るのを待つしか無いわ」

 

ラブー「フフフフ......待っても無駄だから」

 

一馬「ラブー!?」

 

嘘だろおい!昼に戦ったばかりだぞ!

 

ラブー「お坊ちゃんたちはここでお終いだからね」

 

みらい「全部あなたの仕業なの!?」

 

ラブー「そういうこと、昼間はしくじったが、今回はちょっと、張り切っていくからね.......ひゅおおおおおおお.........」

 

するとラブーは息を吸い込み、体がみるみるデカくなっていった

 

ラブー(最終形態)「フフフフ......」

 

一馬「デケェな.....だが、そんなデカくなっても、オレたちは!お前を倒す!行くぞ!」

 

みらい「うん!」

 

リコ「えぇ!」

 

ことは「うん!」

 

モフルン「モフ!」

 

みらいたちは変身した。2人はダイヤだ

 

ミラクル(ダイヤ)「2人の奇跡!キュアミラクル!」

 

マジカル(ダイヤ)「2人の魔法!キュアミラクル!」

 

フェリーチェ「あまねく生命に祝福を....キュアフェリーチェ!」

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)&フェリーチェ「魔法つかい!プリキュア!」

 

一馬「装着!」

 

オレはレウスXを装着し、飛龍刀【白銀】を装備した

 

ラブー(最終形態)「よっしゃー!いくぞぉ!」

 

一馬(レウスX)「うるせぇ!」

 

オレは炎を纏って飛んだ

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)&フェリーチェ「はぁぁぁあ!!!!」

 

一馬(レウスX)「うぉぉぉぉぉ!」

 

オレたちは同時に攻撃したが

 

ラブー(最終形態)「よっ!」

 

ミラクル(ダイヤ)「きゃ!?」

 

ラブー(最終形態)「ほっ!」

 

マジカル(ダイヤ)「くっ!」

 

ラブー(最終形態)「ほいっ!」

 

フェリーチェ「あぁ!?」

 

ラブー(最終形態)「ふん!」

 

一馬(レウスX)「ぐぁっ!?」

 

ラブーには全然効かずに吹っ飛ばされた。

やるな.....

 

一馬(レウスX)「これならどうだ!火炎斬!」

 

オレは【白銀】から、炎の斬撃を飛ばした。しかし!

 

ラブー(最終形態)「へん!ふぅ〜っとな!」

 

ラブーは息を吹きかけて炎虎を消した。それから、オレたちは攻撃するが、どれもラブーには効果なしだった

 

ラブー(最終形態)「へっ、そろそろ、本気出しちゃおっかなーっと.......ほらよ!」

 

ラブーはストレートをかましてきた。くっ....なんなんだこの強風は!

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)&フェリーチェ「きゃぁぁぁぁぁ!?」

 

モフルン「モフー!?」

 

その強風でオレ以外は吹っ飛ばされてしまった

 

一馬(レウスX)「お前ら!はっ!?せやっ!」

 

オレは目の前に迫っていた、隕石?を斬り裂いた

 

ラブー(最終形態)「よぅ、お嬢ちゃん♪ほんの小手調べのつもりだったのにさ....みんな吹っ飛んじまったね。ウヘヘヘ」

 

あれ?あいつ、オレがオレが吹っ飛ばされたと思っている?なら、振り向かせるまでだ

 

ミラクル(ダイヤ)「みんなを.....みんなを....返して......」

 

ラブー(最終形態)「安心しな、お嬢ちゃん。今とどめをさして、仲間のところに行かせてやるよ!!!」

 

!?マズい!

 

一馬(レウスX)「炎の呼吸.....伍ノ型!炎虎!!!!!!」

 

オレはさっきよりも、強力な斬撃をラブーに放った。そしてその斬撃は巨大な炎の虎となった

 

[ガォォォォン!!!]

 

ラブー(最終形態)「何!?」

 

炎の虎はラブーに当たった。みらいは炎虎が当たった衝撃で、吹っ飛んでしまった。悪りぃ!みらい!

 

ラブー(最終形態)「おめぇ吹っ飛ばされてなかったのか!」

 

一馬(レウスX)「あぁ!生憎な!.........お前の相手は.......このオレだ」

 

おいクリスタル!聞きたいことがある!

 

クリスタル『何だ?』

 

お前、禁句モンスターの......煌黒龍アルバトリオンの武具を具現化はできるか!?

 

クリスタル『.....可能だ。だが、危険すぎるぞ。良いのか?』

 

あぁ、かまわねぇよ!

 

クリスタル『分かった......だがこれだけは言っておく。無茶はするなよ』

 

あぁ!

 

クリスタル『では叫べ!超装着アルバトリオン!と!』

 

分かった

 

一馬(レウスX)「超装着アルバトリオン!』

 

オレはそう叫んだ。すると光がオレを包み込んだ

 

ラブー(最終形態)「な、何だぁ!?」

 

光の中から、赤、青、白、黄、そして黒のアルバトリオンが出てきた。そしてまずは黄のアルバトリオンが足の部位となって装着される。次に白が腰、青が手甲、赤が胴、そして最後に黒が兜なってオレに装着された、エスカドラXか。そして五色のアルバトリオンが一つとなって、一つの鎌が現れた。これは、神滅爪アル・ファリアか。オレはそれを握った。そして光が消えた

 

ラブー(最終形態)「その姿は!?」

 

一馬(エスカドラX)「........」

 

オレはアル・ファリアをラブーに向けた

 

一馬(エスカドラX)「さぁ、狩りの時間だ」



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82話

ラブー(最終形態)「俺を狩るだって?やれるもんなら、やってみな!ドスコーイ!」

 

ラブーはパンチ、いや張り手をして来た。オレはアル・ボレアを握りしめ、体を強くねじる

 

一馬(エスカドラX)「全集中!水の呼吸!陸ノ型!ねじれ渦!」

 

オレが回転した途端、アル・ファリアは青く光るそして、渦の斬撃を繰り出した。その渦はラブーの張り手を防いだ

 

ラブー(最終形態)「ぐっ!こ、こいつ、さっきとは違う......」

 

次にオレはアル・ファリアを掲げるするとアル・ファリアは黄色に光って、雷を浴びたようになった

 

一馬(エスカドラX)「ギガ!ブレイク!!!」

 

そしてオレは上昇して、ラブーに斬り掛かった

 

ラブー(最終形態)「何がギガブレイクだ。防いでやるよ」

 

ラブーは腕でガードしようとする。しかし

 

一馬(エスカドラX)「せやっ!!!!!」

 

ラブー(最終形態)「うぐっ!?」

 

ラブーの腕を斬った。さすがに大きいから切断は出来なかったが

 

ラブー(最終形態)「このガキがぁぁぁ!!!」

 

ラブーはパンチしてくる。オレはそれを避け、その腕に乗った

 

ラブー(最終形態)「!?」

 

一馬(エスカドラX)「水の呼吸!拾ノ型!うぉぉぉぉぉぉ!!!!」

 

オレは走りながら青く光るアル・ファリアを回転させた

 

ラブー(最終形態)「お前!俺の腕から落ちろ!」

 

ラブーはもう片方の手で隕石を持って投げて来た。

 

一馬(エスカドラX)「生生流転(せいせいるてん)!」

 

アル・ファリアを振ると斬撃が龍のような形となり、隕石を破壊した

 

ラブー(最終形態)「な!?ちぃ!落ちろガキ!!!!」

 

今度は叩き潰そうとして来た

 

一馬(エスカドラX)「はぁぁぁあ!!!!!」

 

オレは気合を入れる。すると、今度は赤く光って炎を纏った

 

一馬(エスカドラX)「ヒノカミ神楽!円舞!」

 

炎の纏ったアル・ファリアは叩き潰そうとして来た手を攻撃した

 

ラブー(最終形態)「がぁ!?」

 

一馬(エスカドラX)「おおおおお!!!!」

 

オレは走りながらラブーの腕を斬りつける。そして顔まで近づくと。オレは斬り上げた

 

一馬(エスカドラX)「せいやぁ!!!!」

 

ラブー(最終形態)「うぉぉぉ!?」

 

そして、オレは両手でアル・ファリアを構え、大技を繰り出す準備をする

 

一馬(エスカドラX)「豪雷、厳

氷、暴水、猛火」

 

オレがそう言うと、黄、白、青、赤と光り出した

 

ラブー(最終形態)「何をするかしらねぇが、させるか!」

 

ラブーは攻撃しようとする。しかし

 

一馬(エスカドラX)「龍雷!」

 

すると黒く光る。そしてアル・ファリアから巨大な光の刃が現れた

 

ラブー(最終形態)「!?」

 

一馬(エスカドラX)「最後ノ審判(エスカトン・ジャッジメント)!」

 

そしてオレはラブーを斬りつけた

 

ラブー(最終形態)「ぐわぁぁぁぁ!?」

 

斬られたラブーは叫び声を上げた

 

ラブー(最終形態)「ち、畜生.......この俺が......」

 

一馬(エスカドラX)「まだ生きていたか......だが!次で終わらせ.......うっ!?」

 

クリスタル『い、いかん!』

 

な、なんだこの痛みは!?ぐっ.....それに力も抜けていく......ま、まさか.....時間切れってやつか!?

 

一馬(エスカドラX)「ぐぁぁぁぁぁぁ!!」

 

ラブー(最終形態)「ん?なんだか分からんけど、そぉら!」

 

オレは、吹っ飛ばされる。そして、元に戻る。うぐっ.....ち、畜生.......

 

ラブー(最終形態)「おやおや?元に戻っちまったのか」

 

一馬「ぐはっ.....」

 

オレは口から血を吐いた........ん?なんだ.......あの、光は......

 

ラブー(最終形態)「こ、今度は何なんだ!?一体!」

 

ミラクル&マジカル&フェリーチェ「キュアップ・ラパパ!アレキサンドライト!」

 

アレキサンドライト?........そして、光が、オレの方へ向かって来た

 

一馬「うっ......」

 

オレは一瞬目を瞑った。そして、目を開けるとそこには。見たこともない姿のみらい、リコ、ことはがオレを抱きしめていた

 

一馬「みら.....い.....リコ......こと......は......」

 

ミラクル(アレキサンドライト)「一馬くん......ありがとう、戦ってくれて」

 

マジカル(アレキサンドライト)「後はわたしたちに任せて!」

 

フェリーチェ(アレキサンドライト)「だから一馬、今はゆっくり休んでくださいね」

 

そして、オレは3人にキスされる

 

一馬「あ.......あぁ......」

 

オレは3人にキスされながら、ゆっくりと目を閉じた



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83話

一馬「ん.....,あれ.......ここは......」

 

目が覚めるとそこは部屋だった......いや、見覚えがある。ここはオレの部屋だ!オレは確か........無茶をしたんだよな........ん?隣に誰かいるな。というか今何時だ?携帯携帯っと......あった。えーっと今は

 

一馬「午後7時か.......」

 

隣で寝てるのは........みらいだ

 

一馬「おーいみらい、起きろー」

 

オレはみらいを揺すって起こそうとする

 

みらい「う、うーん......あれ?」

 

一馬「よっ、みらい」

 

みらい「え、一馬.......くん?.........っ!......一馬くん!!!」

 

一馬「おわっ!?」

 

オレはみらいに押し倒された

 

みらい「ぐすっ.....一馬くんのばかぁ......どうしてあんな無茶をしたの!リコもはーちゃんもモフルンもみんな心配したんだよ!」

 

一馬「わ、悪りぃ......」

 

みらい「もう!ぷんぷんだよ!」

 

一馬「ははっ.....」

 

そして、リコとことはとモフルンが来たのだが、うん、あいつらにも抱きつかれたよ。特にリコなんかバ一馬(ばかずま)なんて言われたし........ちなみにオレが寝ていた時のことを話してくれた。どうやら新たな力、アレキサンドライトの力でラブーは死んだらしい。そしてナシマホウ界へ戻った後、みらいは大吉さんに連絡した。その時のオレの状態は、リコとことはの故郷で遊び疲れて寝ているっと説明してくれたらしい。そしてオレをベッドで寝かせた後、みらいたちは校長にアレキサンドライト。そして、さっきからキャリッジの周りで漂っているデフォルメされた何かのことを話した。ちなみにモフルン曰く甘い匂いがするとのこと。そして、みらいはオレのベッドで一緒に横になったというわけだ

 

リコ「あ、そうだ!みらい!はーちゃん!下で一馬のご飯を作るわよ!」

 

みらい「ご飯!?ワクワクもんだぁ!」

 

ことは「一馬のためにご飯を作る.....はー!作ろうよ!」

 

モフルン「モフルンも手伝うモフー!」

 

リコ「決まりね。じゃあ、一馬は待ってて。今からとびっきりおいしいご飯を作ってくるから!」

 

そう言って、4人はオレの部屋を出た。さーてと、あいつらの晩飯が出来るまで、ネットサーフィンでもするか。そして約三十分後

 

みらい「一馬くーん!ご飯出来たよー!」

 

一馬「分かったー!」

 

オレは下へ向かった。するとそこには

 

みらい「ジャジャーン!わたしたちで作ったスペシャルディナーでーす!」

 

一馬「え、これ全部?オレのために?」

 

そこにはテーブルが埋まるほどの大量の晩飯が。こりゃ洗うのに苦労するぞー

 

リコ「えぇそうよ。さ、冷めないうちに召し上がって」

 

一馬「おう!じゃあ早速!」

 

オレは早速飯に食らいついた

 

一馬「うまい!うまい!うまい!」

 

いくらでも食えるぞこれは!

 

リコ「あ、ありがとう.....」

 

みらい「たくさんあるから、どんどん食べてね!」

 

一馬「おう!」

 

んがっ!?しまった!

 

一馬「んがっ!?喉に詰まった......」

 

ことは「はい、お水だよ?」

 

一馬「んぐんぐんぐ.........ふぅ、サンキュー!」

 

みらい「もう、慌てて食べ過ぎだよ!」

 

一馬「ははっ悪りぃな」

 

そして飯を食い終え、オレは明日の学校に備えて寝た。ちなみに寝る前にことはがみらいの家に戻って、制服を着た姿を見せてくれたのだが、可愛かったぜ



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84話

一馬「zzzzz....」

 

[ドンドン!!]

 

ことは「かーずーまー!おーきーてー!」

 

一馬「zzzzz.....」

 

ことは「おーきーてー!学校行こうよー!」

 

うるっせぇな......今何時だ?6時半じゃねーか。こんな時間にやかましい音立てる奴は誰だ?

 

一馬「うるせぇんだよ!クソが!静かにしやが......れ?」

 

扉を開けるとそこには制服姿のことはが

 

ことは「一馬!おっはよう!」

 

一馬「あーおはようさん.....」

 

ことは「早く学校へ行こうよ!」

 

一馬「はぁ....あのな、今何時だと思って.......」

 

ことは「行こうよ!」

 

あぁ、聞いてないや。仕方ない

 

一馬「分かったから、オレ着替えっから」

 

そしてオレは扉を閉めて鍵をした。そして制服に着替える

 

一馬「よし、行くか」

 

そしてオレとことはは下へ降りた。下へ降りてオレは袋からカレー鍋パンを取って外へ出た。外ではみらいとリコもいた。そして出発したが、ことはのやつは早かった。オレはカレーパンを食いながらみらいとリコと一緒に走った

 

ことは「はー!一番乗り!3人とも早く早く!」

 

一馬「お前な.....学校始まるまで約二時間ぐらいあるんだぞ!」

 

みらい「はぁ......はぁ.......」

 

リコ「何もこんなに早く来なくても........」

 

ことは「えへへ.....ワクワクが止まらなくて」

 

一馬「はぁ.......ん?」

 

オレたちの近くをサッカー部の奴らが走っていった。そうか、朝練か。オレか?オレは帰宅部だよ。たまに助っ人で参戦するけどな。そういや壮太が部長になったんだっけか

 

ことは「わたしより楽しみにしてた人がいる!」

 

一馬「んなわけねーだろ。ありゃサッカー部の連中の朝練だ。始業式が始まる前に練習してるんだよ........って」

 

みらい&リコ「はーちゃん!?」

 

ことはの姿がなかった

 

一馬「はぁ......仕方ない、多分サッカー部を追いかけて行ったんだろう。行くぞ」

 

オレたちはグラウンドへ向かった。そしてそこに、ことはがいた。おっ、やってるやってる〜

 

ことは「楽しそ〜」

 

一馬「あいつら頑張ってるな〜おーい!壮太!」

 

みらい「おっはよう!」

 

ことは「おーい!」

 

壮太は気付いたのか、手を振ってくれた

 

「坂田!危ねぇ!」

 

するとサッカーボールが飛んできた

 

一馬「!?せやっ!」

 

オレは飛んできたサッカーボールを蹴り返してゴールポストに入れた

 

一馬「あちゃー狙ってなかったんだけどなぁ」

 

「す、すげぇ......」

 

壮太「一馬はやっぱすげぇな.....」

 

みらい「ナイスシュート!」

 

ことは「はー!カッコよかった!ねぇリコもそう思うでしょ!」

 

リコ「え!?ま、まぁね......」

 

壮太「誰だ。あいつ?」

 

一馬「おっと、んじゃ壮太、オレたちは教室に行っとくから!」

 

壮太「お、おう!」

 

みらい「待ったねー!」

 

オレたちは教室へ向かった



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85話

いつも通り始業式ではクソなげー校長の話を聞いて。教室へ戻った。戻る途中、前にチビ時代のことはが学校で暴れていた時を描いた絵が貼られていてオレは少し懐かしいなと感じたぜ。

 

高木「お知らせだ!!聞いて驚くなよ。なんとこの二組にまたまた留学生だ!入って来て」

 

そして入って来たのは、ことはだった。おいおい、これも運命かよ

 

高木「えーっとこちらがはな」

 

ことは「花海ことはです!よろしくお願いします!」

 

勝木「あ、花海さん」

 

まゆみ「ことはちゃん久しぶり〜!」

 

ことは「まゆみ!かな!またよろしくね!」

 

高木「なんだ知り合いか」

 

ことは「はい!みんな仲良しです。みらいとリコと一馬とモフルンも!」

 

高木「モフルン?って誰だっけ?」

 

一馬「あー、みらいのぬいぐるみの名前っすよ」

 

高木「はっはっはっ。友達がたくさんだな」

 

ことは「ただの友達じゃありません。わたしのお母さんでお姉ちゃんなんです」

 

あいつ......まぁ幸いこれは笑い話になった。

 

[2時間目〜理科〜]

 

理科の先生「今日の授業は、植物の観察です。よく見てしっかりレポートを書きましょう」

 

えーっと、これがこの色で......これが.....

 

ことは「出来ました!」

 

一馬「早っ!?.......ん?」

 

よく見ると花丸まで描いていた。おいおい

 

理科の先生「花丸は先生が書くから、次からは書かないでね」

 

ことは「は〜い、えへへっ」

 

全く......

 

[3時間目〜美術〜]

 

美術の先生「みなさん、絵は心です。見た目ばかりに囚われず、丁寧に描きましょう」

 

そんなこと言われてもなー

 

ことは「出来ました!」

 

おいおい今度はなんだよ。オレはことはの方へ行って作品を見た

 

美術の先生「これは!?」

 

一馬「あちゃー......」

 

ことは「頑張って描きました!」

 

それは、一面花畑の絵だった

 

美術の先生「あなたの頭の中はお花でいっぱいのようですね」

 

遠回しに馬鹿にされてるぞー

 

美術の先生「そしてあなたはサッカーですか」

 

壮太の絵を見るとサッカーボールを描いてた。お前もか!

 

壮太「あ!?つ、つい。あはは....」

 

[4時間目〜体育〜]

 

今日は男女どちらも野球だぜ!

 

「行くぜ!坂田!」

 

一馬「おう!いつでもこい!」

 

そしてピッチャーが投げた

 

一馬「全集中!野球の呼吸!壱ノ型!」

 

ここだ!

 

一馬「ホームラン!!!」

 

カキーン!とボールは遠くへ行った

 

一馬「やりぃ!」

 

「壮太行ったぞ!ボーッとしてんな!」

 

壮太「あ、わりぃわりぃ」

 

壮太のやつ、今日はどうしたんだ?エラー出しやがって。まぁオレとしてはラッキーラッキー。そして、今日一日が終わった

 

ことは「はー!楽しかったー!次は国語?社会?」

 

一馬「今日はもう終わりだぜ」

 

ことは「え〜もう終わり?」

 

リコ「そう。次は土曜日、日曜日挟んで月曜日ね」

 

ことは「そっかー.....でも楽しかったー!」

 

みらい「学校って、色〜んな人がいて色〜んなことができるから、と〜ってもワクワクもんなんだよ」

 

ことは「そうだね〜月曜日も楽しみだな〜」

 

それが言えるのは最初のうちだけだ........慣れないと地獄だぜ.......

 

壮太「一馬、みらい、またな〜」

 

みらい「あ、壮太!バイバーイ!」

 

一馬「おう!またな!」

 

壮太は教室を出て行った......あ、腹の虫が鳴った

 

一馬「っと悪りぃオレ、腹減ったから先帰るわ」

 

みらい「あ、うん!分かった!」

 

一馬「じゃあな!」

 

オレはカバンを持って教室を出た。そしてオレはすき家に寄って、そこで昼を済ませた.......それ以降は特になかった.......いやあったな、明日はサッカーの練習試合だったな。そして翌日。オレたちは練習試合が行われるグラウンドへ来た

 

モフルン「モフー!着いたモフ!モフ?誰もいないモフ」

 

あらら、殺風景、だーれもおらん

 

リコ「早く来すぎたのね」

 

ことは「えへへ、今日もワクワクが止められなくて」

 

そしてオレたちは席へ座った

 

ことは「早く始まらないかな?」

 

一馬「まだまだ時間があるぜこりゃ」

 

みらい「壮太、元気になってるかな?」

 

ことは「それは大丈夫だよきっと」

 

一馬「マジでか」

 

すると指パッチンの音がして、俺たちの座ってる方のゴールとコーンが浮いた。さっきの指パッチン......まさか!

 

一馬「魔法.....いや、ムホーか!」

 

?「その通りだ、我が操りしはムホーの力」

 

オレたちは声のする方へ向いた。そこには木の上に佇んでる......天狗?いや鼻が普通だから鳥人間か?がいた。

 

リコ「また!?」

 

みらい「これから壮太の試合があるんだから、邪魔しないで!」

 

?「我々の目的に比べれば、人間の都合など取るに足らぬ」

 

一馬「んだと?テメェ!何者だ!」

 

あの雰囲気、ラブーに似てる......

 

シャーキンス「我が名はシャーキンス。ここに参上した理由はただ1つ。貴様らプリキュア、そして坂田一馬を徹底的に消すためだ」

 

何でオレの名前を.......そうか、ラブーから聞いたのか

 

一馬「ほぉ?随分と大口叩くじゃねぇか、シャーキンスさんとやらよ」

 

シャーキンス「大口などでは無い。我がムホーの力、見せつけてやろう。出るのだ!」

 

そしてシャーキンスはさっきのゴールとコーンでドンヨクを繰り出してきた

 

ドンヨク「ドンヨクバール!」

 

みらい「サッカーの邪魔はさせない。みんな!」

 

リコ&ことは「うん!」

 

モフルン「モフ!」

 

一馬「今回はちょっと変化球で行くぜ!」

 

まず、みらいたちが変身した。今回みらいとリコはトパーズか

 

ミラクル(トパーズ)「2人の奇跡!キュアミラクル!」

 

マジカル(トパーズ)「2人の魔法!キュアマジカル!」

 

フェリーチェ「あまねく生命に祝福を.....キュアフェリーチェ!」

 

ミラクル&マジカル(トパーズ)&フェリーチェ「魔法つかい!プリキュア!」

 

クリスタル、戦極ドライバーとオレンジロックシードを

 

クリスタル『分かった!」

 

するとオレの両手に戦極ドライバーとオレンジロックシードが現れた

 

ミラクル(トパーズ)「一馬くん、それって!?」

 

一馬「あぁ、戦極ドライバーとオレンジロックシードだ!」

 

オレは戦極ドライバーを装着して、オレンジロックシードのスイッチを押した

 

『オレンジッ!』

 

すると、上から巨大なオレンジが現れた

 

シャーキンス「何だあれは?」

 

フェリーチェ「大きい」

 

マジカル(トパーズ)「ミカン?」

 

一馬「はぁ!」

 

オレはロックシードをドライバーにセットして錠前をかけた

 

『ロックオン!』

 

すると法螺貝の待機音が鳴り響く

 

一馬「変身!」

 

オレは変身!と叫び、ドライバーのカッティングブレードを倒した

 

『ソイヤッ!』

 

そしてオレンジを被った。そして目の前がオレンジに覆われ、さらにバイザーに覆われた

 

『オレンジアームズ!花道オン・ステージ!』

 

オレンジは開いて鎧の形になった。オレは、仮面ライダー鎧武(ガイム)に変身したのだ

 

フェリーチェ「えーっと、その姿はたしか、仮面ライダー......仮面ライダー.....何でしたっけ?」

 

ミラクル(トパーズ)「仮面ライダー鎧武だよ!」

 

フェリーチェ「そうでした!鎧武!」

 

シャーキンス「仮面ライダー........だと?」

 

一馬(鎧武オレンジ)「そうだ!今のこの姿は、アーマードライダー........いや、仮面ライダー鎧武だ!さぁ、勝負だ!ドンヨク!」

 

オレたちは構えた

 

ドンヨク「ドンヨクバール!」

 

シャーキンス「坂田一馬否、今は仮面ライダー鎧武とやら、そしてプリキュア、お前達を消す!



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86話

シャーキンス「行くのだ、ドンヨクバール!」

 

ドンヨク「ガッテン!」

 

ドンヨクは弾を撃ってきた

 

ミラクル(トパーズ)「ふっ!はぁっ!」

 

一馬(鎧武オレンジ)「せやっ!とぉ!」

 

オレとみらいは弾を破壊したが、中からネットが現れた

 

ミラクル(トパーズ)「え?!うわぁ!?」

 

一馬(鎧武オレンジ)「!?みらい!」

 

マジカル(トパーズ)「ミラクル!?」

 

オレはすぐさま回避したが、ミラクルがネットに捕まった

 

一馬(鎧武オレンジ)「すぐ助けてやるぜ!ふんぬぉぉぉぉ!!!!」

 

オレはみらいのネットを引きちぎろうとする。無双セイバーで縄を切れって言われても、みらいを傷つけたらいかんからなよし、あと少しでちぎれる、その時

 

ドンヨク「ドンヨクバール!」

 

一馬(鎧武オレンジ)「ちぃ!」

 

ドンヨクバールが迫ってきていた

 

フェリーチェ「させません!」

 

ことはがここへ来た時からあったサッカーボールを蹴った。するとドンヨクは動きを止めて、ボールを弾いた。よし!ちぎれた

 

一馬(鎧武オレンジ)「みらい、大丈夫か?」

 

ミラクル(トパーズ)「うん、ありがとう.....一馬くん!」

 

フェリーチェ「3人とも聞いてください。先ほど攻撃をやめて、得意げに攻撃を防ぎました。ゴールを決められたくないのでしょう。そこに隙があります。ミラクルとマジカルは、ゴールの隙を狙って攻撃してください。そして、一馬、あなたがシュートを決めてください!」

 

鎧武(鎧武オレンジ)「お、オレが!?わ、分かったよ」

 

ま、昨日のより凄いシュートを見せてやるか!

 

一馬(鎧武オレンジ)「あーでも、ことは1つ良いか?」

 

フェリーチェ「はい?」

 

一馬(鎧武オレンジ)「オレがシュートする前に、お前はボールを蹴り上げてくれ」

 

フェリーチェ「分かりました。では、行きますよ!」

 

ミラクル&マジカル(トパーズ)「うん!」

 

一馬(鎧武オレンジ)「おう!」

 

オレたちはバラける。そしてミラクルとマジカルはボールを生成する

 

ミラクル(トパーズ)「はぁぁぁあ!!!」

 

マジカル(トパーズ)「やぁぁぁあ!!!」

 

そしてシュートした。ドンヨクはそのボールを防いだ。しかし、真ん中がガラ空きだった。そして残ったトパーズの玉が合体してボールになる

 

一馬(鎧武オレンジ)「真ん中がガラ空きだぜ!ことは!」

 

フェリーチェ「はい!やぁ!」

 

ことははボールを蹴り上げた。オレはカッティングブレードを3回倒した

 

『オレンジスパーキング!』

 

そしてそのままボールに向かって飛び上がり。回転した

 

一馬(鎧武オレンジ)「見せてやるぜ.......ジェクトシュート!!!!」

 

オレは回転しながらボールを蹴り飛ばした。オレンジスパーキングのおかげで威力が上がってるはずだ。ドンヨクはミサイルを飛ばしてきたが、ボールはミサイルを弾き、そのままドンヨクにゴールした

 

マジカル(トパーズ)「やったー!」

 

ミラクル(トパーズ)「ジェクトシュートが決まった!!」

 

フェリーチェ「カッコ良かったですよ」

 

一馬(鎧武オレンジ)「へへっ、まぁな」

 

ドンヨク「ドンヨクバール!!!」

 

ドンヨクバールは立ち上がった

 

シャーキンス「ドンヨクバール、下らない球遊びなどに付き合っているのではない」

 

下らないだと?

 

フェリーチェ「下らなくなんてありません。サッカー部のみんなは、今日のために悩み、苦しみ、努力してきました。その人の気持ちは尊いものです

 

ミラクル(トパーズ)「壮太はずっとサッカーが大好きだった。だから、今日は特別な日!」

 

マジカル(トパーズ)「それをあなたに壊させはしないわ!」

 

シャーキンス「我々には関係のないことだ。ドンヨクバール」

 

ドンヨク「ドンヨクバール!」

 

そろそろ黙らせるか

 

一馬(鎧武オレンジ)「これで黙らせてやる!」

 

オレはロックシードホルダーからカチドキロックシードを手に取った

 

『カチドキ!オーッ!』

 

すると上から果実のような姿になっている鎧が現れた

 

シャーキンス「今度は何だ?」

 

ドンヨク「ドンヨクバール?」

 

ミラクル(トパーズ)「今度はカチドキ!?」

 

オレはオレンジロックシードを外してカチドキロックシードをセットしてカッティングブレードを倒した。すると鎧が展開してオレに覆い被さった。そして頭部が変化して鎧がさらに展開した

 

『カチドキアームズ!!いざ出陣!エイエイオー!』

 

オレはカチドキアームズにアームズチェンジした

 

一馬(鎧武カチドキ)「行くぜ!火縄大橙DJ銃!」

 

『火縄大橙DJ銃!』

 

オレがそう叫ぶと手に火縄銃のような武器が現れた

 

シャーキンス「どんな姿になろうと、結果は同じだ!」

 

ドンヨク「ドン!!!」

 

ドンヨクバールはさっきよりも巨大なミサイルを出してきた。オレは冷静にDJ銃の銃口に無双セイバーを差し込んで大剣モードにした。そしてカチドキロックシードを戦極ドライバーから外してDJ銃にセットしロックした

 

『ロックオン!一、十、百、千、万、億、兆!無量大数!』

 

オレはグリップのトリガーを引いた

 

『カチドキチャージ!』

 

ドンヨク「ヨクバール!!!」

 

ドンヨクはミサイルを撃ってきた

 

一馬(鎧武カチドキ)「火縄大橙無双斬!!!!」

 

オレは強力な斬撃を放った

 

ドンヨク「ドンヨクバール!?」

 

そして斬撃は、ドンヨクバールのミサイル、そして両腕を破壊した

 

シャーキンス「何だと!?」

 

一馬(鎧武カチドキ)「今だ!」

 

すると3人はオレの見たこともない光に包まれた

 

ミラクル&マジカル&フェリーチェ「キュアップ・ラパパ!アレキサンドライト!」

 

アレキサンドライト......例の新しい伝説か

 

ミラクル&マジカル&フェリーチェ(アレキサンドライト)「魔法つかいプリキュア!オーバーザレインボー!」

 

!?あの姿は!覚えているぞ!たしかラブーとの最後の戦いで、オレが意識を失う前に見たあいつらの姿.......そうか、あの姿がアレキサンドライトで変身した姿だったんだな!

 

モフルン「レインボーキャリッジ!モフー!」

 

するとモフルンがキャリッジになって現れた

 

ミラクル(アレキサンドライト)「巡り合う奇跡よ!」

 

マジカル(アレキサンドライト)「繋がる魔法よ!」

 

フェリーチェ(アレキサンドライト)「育まれし幸せよ!」

 

ミラクル&マジカル&フェリーチェ(アレキサンドライト)「今!わたしたちの手に!」

 

すると全てのリンクルストーン(クリスタル除く)がキャリッジに集まり、キャリッジの中から腕輪?が出た。その腕輪は3つになって、3人の腕に装着される

 

ミラクル&マジカル&フェリーチェ「プレシャスブレス!」

 

そして魔法陣を操作する

 

ミラクル&マジカル&フェリーチェ(アレキサンドライト)「フル.....フル.....フルフルリンクル!プリキュア・エクストリーム・レインボー!」

 

そう唱えると魔法陣が巨大になり、そこからビームが発射され、ドンヨクを貫いた

 

ミラクル&マジカル&フェリーチェ(アレキサンドライト)「キュアップ・ラパパ!虹の彼方へ!」

 

そう唱えるとドンヨクはどこかへと行った。そしてしばらくすると元のゴールとコーンになって戻ってきた。ふぅ、相変わらずスケールがでかいな

 

シャーキンス「これがラブーを倒した力か.....なるほど」

 

そしてシャーキンスは消えた。オレは変身を解いた。そしてだんだんと人が集まって、ついに試合が始まった。結果は引き分けだ。まぁ惜しかったな。でもあいつがゴールを決めた時に、みらいとことははオレに抱きついたからな。ちょっと苦しかったぜ。それとことはと壮太が仲良くなった。そのあと、オレたちは壮太を連れて、オレの奢りでよく行くラーメン屋へ行った

 



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87話

9月に入ったのに、まだセミは鳴く〜

 

みらい「イチゴメロンパンは飽きないねぇ〜」

 

ことは「はー!いつ食べても最高!」

 

ちっ、イチゴメロンパン中毒共が.....

 

みらい「一馬くんもイチゴメロンパン食べれば良いのに〜」

 

一馬「オレは甘いのより辛いのが良いんだよ」

 

そう言いながらカレーパンをかじる。うまい!.......む?人の気配がする

 

モフルン「くんくん.....甘い匂いがするモフ!モフ!やっぱり精霊さんモフ!モフ?」

 

?「ふむ。君が話に聞くぬいぐるみ君か.....へぶっ!?」

 

オレはモフルンを捕まえようとした不審者の顔面を殴り飛ばした

 

一馬「テメェ、なにそのぬいぐるみに手を出したんだよ。それはみら.....オレの彼女の大切な物なんだよ」

 

?「ま、まって.....くれ.....私は.....」

 

一馬「うるせぇよ。とにかく、テメェみたいな不審者は即警察に突き出してやる」

 

オレはドスの効いた声で不審人物に向けて言い放った

 

?「だから......私は.....」

 

みらい「モフルンを!」

 

ことは「放しなさーい!」

 

リコ「待って!」

 

一馬「あぁん!?お前ら!離れてろ!このクソ野郎はオレがぶちのめす!」

 

すると、リコは衝撃の一言を言った

 

リコ「ごめん、一馬。その人......わたしのお父さまなの......」

 

一馬「........ゑ?」

 

ことは「え!?」

 

みらい「今、お父さまって言いました!?」

 

リコの親父「そ、そうだよ.....」

 

.........やっちまったぁぁぁ!!!オレはてっきり不審者だと思って殴ってしまった。確かに、よーく髪色を見てみると、リコとリズさんの色合いに似てる.......そしてみらいの家に戻った

 

リコ「あの....父の.....」

 

リアン「リアンです。リコが大変お世話になっております」

 

今日子「お世話だなんてそんな」

 

かの子「賑やかで良いもんですよ」

 

大吉「そうですとも!.....で、その顔の傷は?」

 

リアン「いやぁ、この少年に不審者だと思われて、思いっきり顔を殴られましたよ」

 

現在オレは土下座している

 

一馬「マジすんませんしたー!まさかリコの親父さんだとは思わなくて、てっきり不審者かと!マジで殴ってごめんなさい!」

 

リアン「いや、私の方こそ不審者みたいに驚かせてしまってすまないね。あ、そうだ。お詫びと言っては何ですが、これ、皆さんでどうぞ」

 

そう言ってリアンさんは箱取り出した

 

大吉「そんな、お気遣い頂かなくても.......」

 

みらい「うわぁ〜」

 

ことは「お土産!?」

 

多分お前らの想像とは程遠い物だぞこれは。そして、箱の中身は6色の鉱石だった

 

みらい「石だ」

 

ことは「石だね」

 

一馬「鉱石か....」

 

リアン「うん.....うん......うん.......」

 

大吉「これはまた....変わった......」

 

今日子「素敵!歴史の重みを感じさせるこの佇まい」

 

今日子さんが反応した。さすが、アクセサリーショップを経営してることだけはある........

 

リアン「ほぅ、分かりますか」

 

今日子「さすが考古学者ですね」

 

あ、そうかリアンさんは考古学者か

 

ことは「ねぇ、考古学者って?」

 

リアン「うーん、簡単に言うと......古い物を調べ、学問をする人かな?」

 

ことは「へぇ、かっこいいなぁ.....」

 

今日子「世界中、色々行ってるもんですね」

 

大吉「でも、なかなか娘さんたちに会えなくて、寂しいでしょう?」

 

リアン「まぁ.....」

 

大吉「気持ちは分かります!春休み、みらいと一馬くんと離れているの辛かったもんなぁ.....」

 

まぁそんな話が続いた



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88話

えー、親同士の話をした後、オレたちは二階に上がって、そこで校長と連絡した。どうやらリアンさんは校長の依頼でこっちに来たようだ。そして校長からみらいたちがプリキュア、そしてオレがプリキュアと共に戦っている戦士だとバレてしまった。オーマイガー。そしてリンクルストーンやリンクルスマホンを見せた。リアンさん必死に見たり、メモしたりしてたよ。ちなみに校長の依頼とは、災いを退けるために古い伝説を一緒に調べて欲しいと。しかし魔法界の古い伝説は校長が調べ尽くしたので、ナシマホウ界はリアンさんに任せる事となったとのこと。そしてリアンさんはこう尋ねた。オレとみらいがどうやってリコに出会ったのかと。オレたちはリコと出会ったあの公園に向かい、そこで話した。みらいとモフルンが再現しようとしていたのだが、長くなるのでオレがかくかくしかじかと手短にリアンさんに話した

 

一馬「というわけです」

 

リアン「ふむ、なるほどね、このぬいぐるみ君.....モフルン君のおかげで君たちは出会えたと」

 

一馬「ま、ざっくり簡単に言えばそうですね」

 

リアン「ありがとう一馬君、説明してくれて。しかし.....」

 

リアンさんはリコのダイヤを見つめる

 

リアン「我が家に代々伝わるペンダントが、リンクルストーン・ダイヤになるとは。それに、みらい君の持つもう一つのダイヤ。うーむ......」

 

熱心だなー

 

リアン「魔法界にナシマホウ界、どちらの世界にも眠っていたリンクルストーン。それが意味する事とは.....やはり、もっと調査をする必要があるな」

 

一馬「あのーすんませんちょっとした仮説を立てて良いですか?」

 

リアン「なんだね一馬君?」

 

一馬「リンクルストーンはどっちの世界にもあった.......つまりこれって、ナシマホウ界.....いや、地球と魔法界は、元々一つだったのかなーって。あくまでも仮説ですけどね」

 

リアン「ふーむ、元々一つか.....一応メモしておこう。ありがとう」

 

一馬「あ、仮説でもメモするんですね」

 

リアン「あぁ、仮説はもしかしたら本当になることがあるからね。メモしておくのも大切なのだよ」

 

一馬「なるほど」

 

校長『ふむ、もしかしたら一馬くんの仮説は当たってるかもしれないのう。今は確定とは言えないが』

 

当たってるのかなぁ?.......あ、まーたきやがったよ。精霊が

 

モフルン「またついてきたモフ!」

 

リアン「確か始めに出て来たのは......」

 

ことは「アレキサンドライトが出た時......」

 

リアン「ついて来て漂うのみか?」

 

モフルン「モフ!光になって、消えたモフ!」

 

そういや、サッカーの試合の時にバナナがきえたっけか。ミトメールとか言って

 

リアン「消えた.....」

 

モフルン「あと、精霊さんからは甘い匂いがするモフ!」

 

校長『ふと、気が付いたんじゃが、似ているのかもしれない。あの時見た印に』

 

確かに!なんか似ていると思ったら、リンクルストーンストーンの覗き穴から見たマークだったとはな。とするとあの消えたバナナはトパーズを覗いた時に見えたマークだったから、バナナはトパーズの精霊ってわけか

 

リアン「それは興味深い。詳しい話を」

 

校長『うむ、以前みらい君たちにリンクルストーンを見せてもらって気づいたのじゃが.....』

 

大吉「おーい!」

 

すると大吉さんが来た。オレたちは慌ててモフルンと水晶を隠す

 

大吉「いたいた!探したよ!」

 

みらい「あれ?リコは?」

 

一馬「あれ?いねぇな。みらい、探しに行くぞ」

 

みらい「うん!」

 

オレとみらいはリコを探しに走った



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89話

オレとみらいはリコを探しに公園を走った。そして噴水で見つけた

 

一馬「へっ、お前の親父さん中々スゲェじゃねぇか」

 

みらい「うん、すごいよ!」

 

リコ「2人とも......」

 

オレとみらいはリコの隣に座った

 

みらい「いろんなことに詳しいしね」

 

一馬「それと様々なことを調べてるしな」

 

リコ「そう....だけど.....」

 

あー、これはもしかして、リコはリアンさんとほとんど接することが出来なかったー的なやつかな?

 

みらい「そうだ。春休み、魔法学校から帰った時にね、お父さんがわたしと一馬くんに言ったの」

 

一馬「あぁ、確かに言ったな。「おばあちゃんが大丈夫だって言ってたけど、やっぱり不安で不安で......」ってな。オレとみらいはそんなに心配かけていたことを自覚してなかったんだよなー」

 

いやはや恥ずかしい

 

みらい「でもその後にこう言ったんだよねー「当然だろ?子供を思わない親はいないよ」って」

 

そういや前に母さんと父さんに電話した時、みらいと恋人になったって言ったら泣いてたっけー電話からも聞こえるほどに

 

リコ「.......」

 

一馬「......?!嫌な気配がする!」

 

すると、空が暗くなっていた。そして雷が落ちると、そこには女の怪人が現れた

 

ベニーギョ「プリキュアと坂田一馬だっけ?私ベニーギョ。よろしく」

 

ラブーやシャーキンスの仲間か!

 

一馬「やい!テメェ何の様だ!さっさと消えろ!このババア!」

 

ベニーギョ「あん?今なんて言ったのかしら?坊や」

 

一馬「何で言ったかって?ババアって言ったんだよ!ババアとな!」

 

ベニーギョ「私のことをババアって生意気な坊やだね.......消してあげるよ!出といで!」

 

そしてベニーギョはドンヨクを出した。今回のドンヨクは水属性だな

 

ドンヨク「ドンヨクバール!」

 

一馬「みらいとリコは、今は逃げろ。ここは!オレが引き受ける!」

 

みらい「うん!」

 

リコ「えぇ!」

 

みらいとリコは走った

 

一馬「さてと、テメェの相手はこのオレだぜ!装着!」

 

オレはジンオウXを装着し、天雷斬破刀・真打を装備した

 

一馬(ジンオウX)「さぁ、かかってきな!」

 

オレはドンヨクを挑発した

 

ドンヨク「ドンヨクバール!」

 

一馬(ジンオウX)「はぁ!おりゃ!」

 

向かってきたドンヨクを回避して、斬った。しかし

 

一馬(ジンオウX)「何!?」

 

何と斬られた箇所が元に戻った。再生持ちか!?

 

ベニーギョ「そんなんで斬ったってこのドンヨクバールには意味ないし」

 

一馬(ジンオウX)「ちっ......」

 

なら、霹靂一閃で!

 

クリスナイト(ジンオウXシリーズ)「雷の呼吸.....壱ノ型.....霹靂一閃!」

 

オレは霹靂一閃でドンヨクの体を切断した。だが

 

ドンヨク「ドンドンドン!」

 

すぐさま再生した。しかも、電気が効いてない

 

一馬(ジンオウX)「これでも駄目なのか!?」

 

ベニーギョ「諦めたら?さっきのでも瞬時に再生したし、坊やのへなちょこ電撃でも平気だったから、もう勝てる見込みがないって感じ?」

 

一馬(ジンオウX)「黙ってろよババアが。オレの辞書に、諦めるという文字は無いんだよ!」

 

ベニーギョ「またババアと......ドンヨクバール!そろそろ終わらせちゃって!」

 

ドンヨクバール「ガッテン!」

 

ドンヨクは水弾を飛ばしてきた。オレは弾き返そうと構える。その時

 

フェリーチェ「リンクルン!ピンクトルマリン!」

 

ことはが現れて、トルマリンバリアを展開した

 

ベニーギョ「何!?」

 

一馬(ジンオウX)「ことは!」

 

そして、みらいとリコも来た。サファイアか

 

ミラクル(サファイア)「お待たせ!一馬くん!」

 

一馬(ジンオウX)「みらい!リコも!」

 

ベニーギョ「プリキュアねぇ......ドンヨクバール!まとめてプリキュアもやっちまいな!」

 

ドンヨクバール「ガッテン!」

 

一馬(ジンオウX)「よし!行くぜ!」

 

そして、3人は飛び上がった。あーそうか。空中戦に持ち込むってわけだな。3人はドンヨクと戦ってたが

 

マジカル(サファイア)「きゃぁ!?」

 

ミラクル(サファイア)「あぁ!?」

 

フェリーチェ「マジカル!?」

 

リコが水弾に被弾して落ちてきた

 

一馬(ジンオウX)「!?リコ!」

 

オレは落ちてきたリコを受け止めた

 

一馬(ジンオウX)「大丈夫か?リコ」

 

マジカル(サファイア)「えぇ、ありがとう一馬」

 

一馬(ジンオウX)「!?」

 

ドンヨクが追い討ちと言わんばかりに水弾を飛ばしてきた。オレは抜刀の構えを取るが、オレとリコの前にリアンさんが

 

一馬(ジンオウX)「リアンさん!?」

 

マジカル(サファイア)「お父様!?」

 

リアン「キュアップ・ラパパ!火よ!巻き起これ!」

 

リアンさんは魔法で炎の障壁を作った。そして水弾をかき消した

 

ベニーギョ「ふふっ、魔法?でもその程度じゃ」

 

ドンヨク「ドンヨクバール!」

 

ドンヨクは構わず水弾を撃ち続けた。そしてついに

 

リアン「ぐっ、うぁぁ!?......あ、あぁ......」

 

障壁が破られ、リアンさんは水弾が被弾しぶっ倒れた

 

一馬(ジンオウX)「リアンさん!」

 

マジカル(サファイア)「お父様!」

 

オレとリコはリアンさんの側による

 

ベニーギョ「アッハハ!!もうダサすぎ。しょぼい力しかない癖に出しゃばるから」

 

あ?

 

一馬(ジンオウX)「雷鳴斬!」

 

オレは抜刀して、雷を纏った天雷斬破刀で斬撃をドンヨクに飛ばした

 

ドンヨク「ドン!?ドンヨクバール.....」

 

ちっ、やはり当たったが再生するか

 

一馬(ジンオウX)「ダサすぎだと?ふざけるんじゃねぇ!」

 

ドンヨク「ドンドーン!」

 

ミラクル(サファイア)&フェリーチェ「はぁ!!」

 

ドンヨク「ドッ!?」

 

ドンヨクはまた向かってきたが、今度はみらいとことはに蹴り飛ばされた

 

フェリーチェ「そうです!おじさまは強い力で溢れています!」

 

ベニーギョ「はぁ?」

 

ミラクル(サファイア)「家族を思う優しい気持ち、それが何より力になる!力は、思いは!絶対伝わる!」

 

ベニーギョ「なるほど、って意味わかんないし。んじゃ、もう止めってことで、ドンヨクバール!」

 

ドンヨク「ドンヨクバール!」

 

ドンヨクは向かってくる。リコは飛び上がった

 

マジカル(サファイア)「お父様になんて事を......お父様に謝りなさい!はぁぁぁっ!」

 

ドンヨク「ドッ!?」

 

ドンヨクはリコの怒りの蹴りをくらって吹っ飛んだが、まだ動けている。浄化するには何とかして動きを止めないとな。ならやはり、強力な攻撃、それも再生が遅くなるほどの連続攻撃を叩き込むしかないのか.......前にビジョンで見た、霹靂一閃の派生型、使ってみるか

 

【bgm:霹靂一閃六連〜鬼殺隊として】

 

一馬(ジンオウX)「シィィィィィ.....」

 

オレは力を込める

 

ドンヨク「ドンヨク?」

 

ベニーギョ「なんだい?またそのへなちょこ斬りをするのかい?無駄だし」

 

一馬(ジンオウX)「シィィィィィ.......」

 

オレはさらに力を込めた

 

ベニーギョ「な、なんだいこりゃ....揺れ?」

 

ドンヨク「ドッ!?」

 

フェリーチェ「空気が揺れているのを感じます......!?一馬の周りに雷が!」

 

一馬(ジンオウX)「雷の呼吸.....壱ノ型.....霹靂一閃・六連!」

 

ミラクル&マジカル(サファイア)&フェリーチェ「霹靂一閃......六連!?」

 

ベニーギョ「何が六連だよ!ドンヨクバール!」

 

ドンヨク「ガッテン!ドッドッドッドッー!」

 

ドンヨクはさっきよりも強力な水弾を飛ばしてきたが、その飛んでくるスピードが遅く見えた。オレはすかさず木に向かって踏み込んだ

 

ドンヨク「ドッ!?」

 

ベニーギョ「え!?」

 

ミラクル&マジカル(サファイア)&フェリーチェ「消えた!?」

 

そして木を利用して、ドンヨクに一閃する

 

ドンヨク「ヨクッ!?」

 

さらに別の木を蹴ってまた一閃する

 

ドンヨク「ドッ!?」

 

またまた別の木を蹴って一閃!

 

ドンヨク「ドッドッ!?」

 

また木を蹴って一閃!

 

ドンヨク「ドドッ!?」

 

そして、最後に、飛び上がって一閃した

 

ドンヨク「ドンヨクバール!?」

 

ドンヨクは体がバラバラになった。そしてさらに強い電撃がドンヨクの体に走った

 

ドンヨク「ドドドド!?」

 

ベニーギョ「ドンヨクバールが、一瞬で.....」

 

ミラクル&マジカル(サファイア)&フェリーチェ「.............」( ゚д゚)

 

ドンヨクは消滅し、元の物体に戻った。

オレは地面に着地した

 

ベニーギョ「プリキュアに坂田一馬.....訳わからんし。帰る」

 

そしてベニーギョは消えた。オレは元に戻ったが

みらい達は元には戻らなかった。そしてリコはリアンさんの元へ向かった

 

マジカル(サファイア)「お父様.....」

 

リアン「すまない......」

 

まぁこれでリアンさんとリコの中は深まったのかな?

 

一馬「とにかく、一件落着だな」

 

ミラクル(サファイア)「うん!」

 

フェリーチェ「えぇ」

 

その夜。オレは寝た。疲れがドッと来たからな........お休み......



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90話

翌日、みらいからオレが寝ている間に起きた事を話してくれた。どうやらあの精霊は魔法陣に変化をもたらすとのこと。つまり、魔法陣を変化させまくったら何かが起きるってことだ。まぁそれが何かまでは分からないけどな。んでえーといつだったっけ。忘れたが、まゆみが他校の奴に惚れたらしい。ま、オレは興味ないからあいつの恋路を手伝ったりしなかったけどな。だってああいうのは女たちだけで良いだろ?んで恋の行方だが。相手は既に彼女持ちで見事に失恋しちまったぜ。失恋したが、まゆみとかなとの間に友情が深まったぜ。あ、何でオレが勝木じゃなくてかなって呼んでるかって?そりゃあ、まぁ、仲良くなったからさ。向こうも名前で呼んでくれるしな。あ、そん時また精霊が消えてな。今度は林檎だったな。最近の出来事になるが、うちの学校で生徒会長総選挙があってなオレと壮太はゆうとを応援するってことになった。今回は男の友情を取ったぜ!みらいたちはリコを応援するけどな。でなんやかんやあって生徒会長はゆうとになった。というのもリコが辞退したからだ。そしてまた精霊が1つ消えた。そして10月になって最初の日曜日。そう、オレにとっては、オルフェンズ二期の放送日だ!

 

一馬「えーっと、分量これで合ってるよな?」

 

今オレはパンケーキを作ってる。というのも、あいつらにお願いされたからだ。おやつにパンケーキが食べたいって。で、ホットケーキミックスやら買ってきて今作ってる。オレ、ホットケーキならやったことはあるが、パンケーキは今回が初めてだ。オレはホットケーキミックスの裏面やスマホのパンケーキの画像を見ながら作っている

 

一馬「そらっ!っと、ふぅ、良い焼き色だな我ながら。えーっと盛り合わせは.....ふむふむ三段だな」

 

そしてオレはどんどん焼き上げてそれぞれの皿に三段ずつ乗せ、バターと蜂蜜と生クリームで仕上げした。蜂蜜ってさ、匂いはドギツいだが、味は良いんだよなー。あ、この蜂蜜と生クリームはみらいが家から持ってきたものだぜ。後はテーブルに乗せてっと

 

一馬「出来たぞー!」

 

オレは上の階にいるみらいたちに向かって言った

 

みらい「うわぁ〜!美味しそう!」

 

モフルン「モフ〜!」

 

うわっ、めっちゃ目をキラキラさせてるよ

 

一馬「あー、初めて作ったから味は保証しかねないぞ」

 

みらい「そんなことないよ!とーっても美味しそうだもん!」

 

一馬「そ、そうか.....」

 

リコ「みらい、はーちゃん、おやつの前に手を洗って来なきゃね」

 

みらい&ことは「はーい!」

 

モフルン「モフルンは飲み物を持ってくるモフ」

 

みらい「よろしくね!」

 

一馬「オレは、フライパンとかを洗わないとな」

 

みらい、リコ、ことはは洗面所へ、モフルンと俺は台所に向かった。そしてオレはパンケーキを作るのに使った調理器具などを洗った

 

一馬「ふぅ、終わった終わった」

 

モフルン「モフゥゥゥゥゥゥ!!!!」

 

みらい「わたしのパンケーキィィィ!!!」

 

一馬「ん?」

 

洗い終わった途端、モフルンとみらいの絶叫が聞こえた。オレはすぐに向かった

 

一馬「どうしたんだ?」

 

みらい「一馬くん.....パンケーキ〜.....わたしのパンケーキがぁ......」

 

みらいは泣いていた。そしてオレに抱きついてきた。泣きじゃくるみらい、畜生!かわいいじゃねーか!

 

一馬「よしよし、泣くんじゃねーよ。何が合ったんだ?」

 

オレはみらいの頭を撫で撫でする

 

ことは「みらいのだけ、綺麗さっぱり無くなってたの」

 

一馬「そうか........まさかお前か?」

 

オレはモフルンを睨んだ

 

モフルン「モフルンは食べてないモフ!」

 

一馬「だよな、お前はオレと一緒に向かったからな」

 

リコ「一体、誰がこんなことを......」

 

みらい「パンケーキ...」

 

一馬「よしよし」

 

モフルン「くんくん、カーテンから甘い匂いがするモフ」

 

するとモフルンはカーテンを開いた。するとそこには

 

?「ひぃぃぃぃぃ!!!」

 

モフルン「見つけたモフー!!」

 

えーっと見た目は蜂を擬人化させたっぽい見た目のやつだった。あれ、妖精か?

 

一馬「何だあれ?」

 

みらい「えっ.....なになに!?」

 

はーちゃん 「可愛い!」

 

リコ「妖精さん?」

 

チクルン「お、おいら、通りすがりの妖精チクルンってんだ!じゃあな!」

 

あ、犯人だなよく見ると、口元に生クリームと蜂蜜がある。なるほど、綺麗さっぱりってことは、そうかそうか、美味かったんだな。良かったー

 

モフルン「待つモフ!」

 

チクルン「ひぃ!?」

 

モフルン「その口の生クリームと蜂蜜は何モフー!!」

 

チクルン「あ!?こ、これは.....」

 

そう言ってチクルンは逃げた。しかし

 

みらい「!!!キュアップ・ラパパ!カーテンよ妖精さんを捕まえなさい!」

 

みらいは魔法でカーテンを操り、妖精を捕まえた

 

リコ&ことは「食べ物の恨み怖い!!」

 

お、オレ、あいつを絶対に怒らせないようにしないとな......もし結婚しても.......そして捕まえた妖精をみらいとついでにモフルンは睨んでいた

 

チクルン「じ、実は道に迷って何日も飲まず食わずでこのままだと餓死するところだったんだ。そしたら良い匂いがしやがって.....ほんの出来心だったんだ......すまねぇ......」

 

モフルン「みらい....そういう事なら、許してあげるモフ」

 

一馬「オレのを全部やるからさ。許してやれよ」

 

ことは「うんうん、こんなに小さいのに、頑張ってこっちまで来たんだね」

 

みらい「分かったよ......」

 

チクルン「ありがとうごぜぇます!ありがとうごぜぇます!」

 

チクルンは何度も土下座した。だがその時に

 

チクルン「ふぅ、なんとか誤魔化せたな.....危なかったぜ〜」

 

という声が聞こえた。まさか、こいつ......

 

チクルン「にしても、まさかこんなところで魔法つかいに会うなんてな。世界は狭いぜ〜」

 

リコ「あなた、妖精さんなのよね?ナシマホウ界に何をしに来たの?」

 

チクルン「そりゃもちろんスパ.....いやっ.......」

 

リコ「スパ?」

 

ビンゴ、こいつはスパイか、なるほど。となると、シャーキンスかベニーギョの手先か......自分の意思.......いや違うな。もしかしたらこいつは何か弱みを握られて無理やり手先としてこっちに来たのか.......どっち道、今は様子見だな

 

チクルン「すっぱい....今、おいらの故郷じゃすっぱい蜂蜜しか取れなくてさ.....こっちに甘い蜂蜜を取りに来たんだよ!」

 

モフルン「それは素敵モフ!甘い蜂蜜大好きモフ!」

 

チクルン「そうか!お前気が合うなーえーっと」

 

モフルン「モフルンモフ!名前も似てるモフ」

 

チクルン「おう!改めてチクルンだ!」

 

一馬「なんか意気投合してやがる.....」

 

リコ「良いコンビじゃない!」

 

ことは「うんうん!」

 

チクルン「まっ、同じ妖精同士だしな」

 

モフルン「モフ?モフルンは妖精じゃないモフ。ぬいぐるみモフ」

 

チクルン「うぇ!?お前喋るぬいぐるみってことか!?嘘だろ!?」

 

モフルン「嘘じゃないモフ」

 

チクルン「じ、じゃあなんで喋れるようになったんだよ!」

 

モフルン「みらいと一馬と話したいってずーっと思ってたら、喋れるようになったモフ」

 

そういや、こいつ、どうやって喋れるようになったんだ?

 

みらい「わたしも、小さい頃からモフルンとお喋りしたいなーって思ったんだ!」

 

チクルン「な、何だそりゃ!いくら魔法でもあり得ねーぜ!」

 

ま、あり得ねーだろうな

 

チクルン「こいつやっぱ怪しいな.......よし、根掘り葉掘り聞き出してやるぜ〜」

 

プリキュアの秘密を探ろうってか?

 

モフルン「どうしたモフ?」

 

チクルン「い、いやぁ!すげぇなって!お前らのこともっと色々教えてくれよ!」

 

モフルン「モフ!」

 

みらい「もちろんだよ!」

 



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91話

みらいたちがパンケーキを食い終わった後、オレたちはみらいの家へ向かい、みらいの部屋で、アルバムを見た。ふぅ、この時のみらいはまだ小さくて、なんだか懐かしいな。で、モフルンは生まれた時からずっと一緒で、みらいはちぎったりせずに大切にしてたなー。途中からオレも写ってる写真が出てきた。リコ曰く、ちょっと目つきの悪い男の子だとよ。オレそんなに目つき悪いかな?チクルンの奴は......メモしてたぜ。で、それからオレはオルフェンズを見たぜ。1人で見たかったんだが結局みらいたちと見たぜ。で、月曜日。今日学校は、先生たちの大事な会議の関係で休みだ。オレは残りの宿題を終わらせようとシャーペンを走らせていた

 

一馬「よーっし!終わった!」

 

[愛が愛を〜]

 

あ、みらいから電話だ

 

一馬「はい、もしもし?」

 

みらい『あ、一馬くん!ちょっとこっちに来て!』

 

一馬「?あぁ、分かった」

 

オレはみらいの家へ向かった

 

一馬「どうしたんだ。みらい」

 

みらいの部屋に入ると、みらい、リコ、ことはがいた。が、モフルンとチクルンがいなかった

 

一馬「モフルンは?」

 

みらい「実は、モフルンがこれを残していなくなってたの」

 

みらいはオレに紙を見せた。そこには右下にコスモスの柄と多分花びらを表現したかったのだろう、手絵があった

 

一馬「これは?」

 

みらい「モフルンが残したの」

 

一馬「んー.......」

 

リコ「分かるの?」

 

ことは「お花だけで分からないよ〜」

 

みらい「一馬くん。分かったよね?」

 

一馬「あぁ、ガキの頃確かに行ったな」

 

リコ「今もガキでしょ」

 

一馬「うぐっ!?おっしゃる通りで.........」

 

みらい「そうだよ!あのお花畑だよ!多分そこにモフルンがいると思うの!」

 

一馬「まぁ......かもしれないな」

 

あの頃は確か......みらいの奴がモフルンを持って初めて行った場所だっけか

 

ことは「はー!行こうよ!そのお花畑へ!」

 

みらい「うん!行こう!」

 

そしてオレたちは箒で向かうことになった。あのコスモス畑の風景は今でも記憶に焼き付いてるから.......あった......!?何だ?この嫌な気配は!

 

一馬「みらい、スピードを飛ばせ。何かよくない事があのコスモス畑で起きている」

 

みらい「う、うん!分かった!」

 

オレたちは急いでコスモス畑へ向かった。そこには

 

一馬「やっぱりな!」

 

みらい「モフルン!」

 

モフルン「みらーい!一馬!!」

 

そこでは、モフルンが、謎のイケメンで腹立つ顔をした野郎に囚われていた。オレは打刀を具現化させる。この高度なら、大丈夫だ!オレはホウキから飛び降りた。そして

 

一馬「水の呼吸!壱ノ型!水面斬り!」

 

オレは水面斬りで斬ろうとする。しかし

 

?「フッ」

 

奴は指を鳴らすとオレの打刀に纏っていた水が消えた。これはまさか!

 

一馬「うわぁ!?っと」

 

オレはなんとか着地した

 

みらい「一馬くん!キュアップ・ラパパ!ホウキよもっとスピードを出して!」

 

そしてみらいたちは流星の如きスピードでクソ野郎へ向かう

 

みらい「モフルンを離して!」

 

?「ふん」

 

しかしクソ野郎はまた指を鳴らし、みらいたちのスピードを落として、墜落させた

 

一馬「みらい!リコ!ことは!無事か?!」

 

 

みらい「う、うん」

 

リコ「な、なんとかね」

 

ことは「は〜....」

 

?「やぁ、お嬢さんたちがプリキュアで、君が坂田一馬くんか」

 

一馬「このクソ野郎が!モフルンを離しやがれ!」

 

?「そう怒らなくても、返してあげるよ」

 

モフルン「モフー!?」

 

クソ野郎はあっさりとモフルンを離した

 

みらい「モフルン!」

 

みらいは落ちてくるモフルンを受け止めた

 

みらい「心配したんだよ....」

 

モフルン「みらい....」

 

一馬「さてと、テメェは何もんだ?まぁ、言わなくても奴らの仲間だということは分かるがな」

 

オルーバ「ご名答。僕の名前はオルーバ。君が言ってるようにラブーやシャーキンスにベニーギョと同じ、デウスマウストの眷属さ。では、プリキュア、そして坂田一馬くん。その力を見せてもらうよ。さぁ出ておいで」

 

そしてオルーバはドンヨクを出してきた

 

ドンヨク「ドンヨクバール!」

 

一馬「さっさと片付けるぞ!」

 

みらい&リコ&ことは「うん!」

 

今回は水で行くぜ!防具はガララZ、武器はアルファルドだぜ!

 

クリスタル『ふむあの青い蛇の防具と太刀だな、分かった!』

 

2人はサファイアか

 

ミラクル(サファイア)「2人の奇跡!キュアミラクル!」

 

マジカル(サファイア)「2人の魔法!キュアマジカル!」

 

フェリーチェ「あまねく生命に祝福を....キュアフェリーチェ!」

 

ミラクル&マジカル(サファイア)&フェリーチェ「魔法つかい!プリキュア!」

 

一馬「装着!」

 

オレはガララZとアルファドを装備した

 

一馬(ガララZ)「っしゃ!行くぜ!」



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92話

オルーバ「始めるよ。ドンヨクバール」

 

ドンヨク「ガッテン!」

 

突っ込んでくるドンヨクを、オレは走って、みらいたちは飛んで回避した

 

ドンヨク「ドドドドドドドド!!!!」

 

ドンヨクは左腕からビームマシンガンの如く光弾を飛ばしてくる。オレ、プリキュア、オレ、プリキュアの順に。オレは回避して、ドンヨクの方へ向かう。その途中でリコと一緒に向かった

 

ドンヨク「ドン!ドン!ドン!ドーン!」

 

ドンヨクはこっちに来させまいと右腕からミサイルを飛ばしてきた。オレとマジカルはミサイルを避けて、一緒に飛び上がった

 

クリスナイト(ガララZシリーズ)「ダイダル!ブラスト!」

 

マジカル(サファイア)「はぁ!」

 

オレとリコは同時に攻撃をした。しかし腕は硬く、斬れなかった

 

ミラクル(サファイア)「たぁ!」

 

今度はみらいが攻撃する。しかし、これも防がれた

 

フェリーチェ「やぁ!」

 

ことはも攻撃するがこれも効かず

 

ミラクル&マジカル(サファイア)&フェリーチェ「きゃぁ!?」

 

一馬(ガララZ)「うわぁ!?」

 

オレたちは見事にドンヨクの攻撃をくらった

 

モフルン「プリキュア!一馬!」

 

ミラクル(サファイア)「はぁ!」

 

ドンヨク「ドン!?」

 

みらいがアッパーしてドンヨクを打ち上げた。そして

 

マジカル(サファイア)「はっ!」

 

ドンヨク「ヨク!?」

 

リコが更に蹴り上げる。そしてことははオレをおぶって飛ぶ

 

フェリーチェ「はぁ!」

 

ドンヨク「バール!?」

 

ことははオレを背負いながらドンヨクを蹴り落とした。

 

フェリーチェ「さぁ!」

 

一馬(ガララZ)「おう!」

 

オレはドンヨク目掛けて落ちる。そして近づく時、オレはアルファルドを構えた

 

一馬(ガララZ)「全集中!水の呼吸!捌ノ型!滝壺!」

 

オレは滝壺でドンヨクを攻撃した

 

ドンヨク「ドンヨクバール!?」

 

ドンヨクは水の斬撃をくらいながら地面に叩きつけられた

 

オルーバ「中々の戦いだね。興味深い」

 

すると、煙の中からビームが飛んできた

 

一馬(ガララZ)「!?回避だ!」

 

オレたちは飛び上がって、ドンヨクのビームを回避した。しかし

 

一馬(ガララZ)「ちっ」

 

ビームの着弾した場所は、クレーターが出来ていた。めちゃくちゃにしやがるぜ!ん?アレはチクルンか!

 

ドンヨク「ドンヨクバール!」

 

ドンヨクはミサイルを打ってきた。みらいはミサイルに押される。着弾場所は.....!?このままだとさっきのクレーターに!

 

チクルン「あわわわわ!?」

 

ミラクル(サファイア)「チクルン!逃げて!」

 

そしてリコ、ことはもミサイルを持って、ミサイルをお返しした

 

ドンヨクバール「ドンヨクバール!?」

 

チクルン「プリキュアが.....おいらを助けてくれた.......」

 

オルーバ「なるほど、色々勉強させてもらったよ。ありがとう」

 

ドンヨク「ドンヨクバール!!!!」

 

何と、ドンヨクはミサイルとビームをフルバーストしてきた。オレたちは回避しきれずに巻き込まれた

 

ドンヨク「ドーンヨクヨクヨクヨクヨクwwwwww」

 

笑ってやがる.......

 

モフルン「やめるモフ!」

 

オルーバ「?」

 

モフルン立ち上がって、そう叫んだ

 

ミラクル(サファイア)「モフルン...」

 

一馬(ガララZ)「お前.....」

 

モフルン「ここは、思い出の場所モフ!小さい頃からみらいは、いつも外で見た事をモフルンにたくさんおしゃべりしてくれたモフ。ある日みらいが[あのね、今日はね、とーってもきれいでワクワクもんなお花畑にいくんだよ]ってみらいはモフルンに言ってきたモフ」

 

そうだった。アレはまだ幼稚園の頃、遠足でこのコスモス畑に来たんだっけか

 

モフルン「それを聞いて、モフルンも一緒に行きたいと思うようになったモフ」

 

先生はぬいぐるみを連れてきちゃダメだよって言ってたのに、みらいは連れていくって言って、特別に持っていくことになったんだよなー。懐かしいぜ

 

モフルン「初めてみらいと一馬と一緒に来た場所が、このお花畑モフ!」

 

オルーバ「本当に面白いね......決めた!あのぬいぐるみを捕まえて帰るよ!」

 

ドンヨク「ガッテーン!」

 

ドンヨクはモフルンに向かって行く。させるかよ!そしてオレとみらいはドンヨクを受け止めた

 

ミラクル(サファイア)「モフルン!わたしも覚えてるよ!」

 

一馬(ガララZ)「あぁ!オレもだ!だからここだってすぐに分かったんだぜ!だからオレも!」

 

ミラクル(サファイア)「わたしも!」

 

一馬(ガララZ)&ミラクル(サファイア)「ここ(お花畑)を守るぜ!(守る!)」

 

リコとことはも来た

 

マジカル(サファイア)「3人の思い出の場所.....」

 

フェリーチェ「壊させはしません!」

 

一馬(ガララZ)&ミラクル&マジカル(サファイア)&フェリーチェ「はぁぁぁぁ!!!!!!!!」

 

オレたちはドンヨクを投げ飛ばした

 

ドンヨク「ドンヨクバール!?!?!?」

 

一馬(ガララZ)「コレで終わりだと思うなよ!」

 

オレは飛び上がってドンヨクに近づいた

 

一馬(ガララZ)「蛇の呼吸!壱ノ型!」

 

地面に向けて横薙ぎをした

 

ドンヨク「ドンヨクバール!?」

 

一馬(ガララZ)「委蛇斬り!(いだぎり)」

 

そしてドンヨクは地面に叩きつけられた

 

一馬(ガララZ)「今だ!浄化しろ!!!」

 

そして、ドンヨクは虹の彼方へ、とされた

 

オルーバ「良いものを見せてもらったよ。またね、プリキュア、坂田くん」

 

そして、オルーバは消え、コスモス畑は元に戻った

 

モフルン「あれからみらいと一馬は、2人でモフルンにいろーんな見せてくれて、いろーんなことを教えてくれたモフ。きっとみらい、そして一馬がたーっくさんお喋りしてくれたから、モフルンも2人に何か伝えたいと思うようになったモフ」

 

みらい「モフルン.....」

 

「サファイア、ミトメール!」

 

あ、ミトメールが発動した。てかあれ何を見て認めてるんだ?だが、何かが起こるまで後7つか.......もしかしたら意外と早く終わるかもな。そしてチクルンにプリキュアとオレのことを話した。あいつ、白々しかったな。まぁ良いか



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93話

渡辺麻友回スタート!


オレは、水曜日に髪が伸びたので、髪を切りにいった。もうすぐハロウィンだから、コスプレ用の髪型にしてもらってな。そして金曜日の夕方ぐらいにみらいたちと明日何するか考えていると、教頭から連絡が、どうやら校長と水晶がいなくなったらしい。で、翌日オレたちは魔法界へ向かう事になった。あぁ、チクルンはみらいの家にしばらく住む事になったぜ。あいつら、ボロを出さなければ良いが......で向かってる途中。エスカーゴにいつも置いてある冷凍ミカンが無かった。そういや前にミカンがどうとか言ってたな。そして水晶から連絡が来たのだ。どうやら太陽の丘にいるらしい。オレたちはそこへ向かったのだが、そこはめーっちゃ暑かった。一気にエジプトへ来たみたいな感じだぜ。まぁエジプト行ったこと無いけど。オレは暑さに耐えられなくて。上着を全て脱いで半裸になったのだが、リコが赤くなってオレをシバいた。でもオレは半裸のままだった。あぁみらいとことはとモフルンはキャーキャーっと嬉しそうに喚いてたぞ。で校長がいたのだが、そこで校長はミカンを採取してたまぁ、その後はなんやかんやあって、無事冷凍ミカンを完成させる事ができたぜ。まぁちょっとしたことがあったけどな。そのちょっとしたこととは

 

[回想]

 

ことは「さっきはありがとう、えへへ」

 

ことはが礼を言うと、アイスドラゴンは顔を赤くして、息を吐いた。すると大量のミカンが一瞬で凍った

 

みらい&リコ「あぁ!」

 

一馬「ダニィ!?」

 

校長「何と!?どういうことじゃ!」

 

水晶「これは!恋の溜息、アイスドラゴンは彼女に恋をしたのですじゃ!」

 

『ええっ!?』

 

チクルン「なんじゃそりゃ.......」

 

ことは「ホントにありがとう!ドラゴンさん!」

 

アイスドラゴン「グルゥ〜」

 

アイスドラゴンは目がハートになってため息をした。ことは、その顔は反則だぜ.....

 

ことは「さ、帰ろう!」

 

するとことははオレに抱きついた

 

一馬「バカ!離れろ!」

 

ことは「えー離れないよーだ!」

 

アイスドラゴン「!?.......グラァァァ!!!!!」

 

アイスドラゴンは突然咆哮した

 

校長「!?何じゃ!?」

 

アイスドラゴン「グルゥ.......」

 

アイスドラゴンの面構えが怒りに満ちた面になっていた

 

リコ「アイスドラゴンが怒ってる!?」

 

アイスドラゴン「......」

 

するとアイスドラゴンはオレを指差した

 

一馬「へ?」

 

ことは「?」

 

水晶「もしや、アイスドラゴンは一馬に対して怒っているのかも知れませんわ」

 

あー、なるほどことはとイチャイチャしているように見えたのか.......って納得いくか!

 

一馬「はぁ!?」

 

アイスドラゴン「グラァ!グルゥ!」

 

モフルン「モフ!?決闘だ!って言ってるモフ!」

 

一馬「分かるのかよ!?」

 

モフルン「何となくモフ!」

 

一馬「何となくかよ!」

 

みらい「はーちゃんを賭けての決闘......」

 

校長「仕方ない、一馬くん、アイスドラゴンの相手になりなさい」

 

一馬「えー.........了解」

 

リコ「はーちゃんは離れて」

 

ことは「はーい」

 

リコはことはを引き離した。オレはアイスドラゴンの元へ向かう

 

一馬「良いぜ!相手になってやるよ!!!」

 

アイスドラゴン「グゥ!」

 

一瞬で終わらせてやる.....

 

一馬「装着!!!!」

 

オレはリオソウルZシリーズを装着した青い炎がオレを纏って、それが鎧の形になった。そしてその熱風で広範囲の雪が一瞬で溶けた

 

校長「すごい熱風じゃ.....」

 

アイスドラゴン「ガァァァァ!!!!!」

 

アイスドラゴンは吹雪を吐いてきた

 

一馬(リオソウルZ)「ソウルフレイムバースト!!!!!」

 

オレは左手から蒼炎を繰り出して対抗した。その間にオレは右手に蒼炎を纏わせる。そして

 

一馬(リオソウルZ)「たぁ!」

 

オレは蒼炎を纏って飛び上がりアイスドラゴンに向かった

 

アイスドラゴン「!?」

 

アイスドラゴンは吹雪を吐くが、蒼炎が吹雪を溶かした。そして

 

一馬(リオソウルZ)「ソウルフレイムストレート!!!!!」

 

オレはアイスドラゴンの顔面に向かって蒼炎を纏った右ストレートをかました

 

アイスドラゴン「グルゥゥゥゥゥゥゥ!?」

 

アイスドラゴンは吹っ飛んでいった

 

校長「凄いのぉ.......」

 

リコ「だ、大丈夫かしら、アイスドラゴン.......」

 

オレは地面に着地した後変身解除して

 

一馬「オレに勝とうなんざ、二万年早いぜ!!!」

 

とウルトラマンゼロの二万年早いぜポーズをして言った。その語ボロボロになったアイスドラゴンは戻ってきてオレに降参し、仲良くなった

 

[回想終わり]

 

とまぁこれがちょっとしたことの全貌だ。そしてオレたちは昼飯を学食で食った。ちなみにその時に祭りのことを聞いた。なんでもお菓子の祭りだとよ。けっオレはポテチなどのスナック派なんだよ。で、それを聞いたバカ(ことは)は昼飯を抜いた。で、今、オレたちは絨毯に乗って移動している

 

[ぐぅぅぅ〜]

 

あーあー、これことはの腹の虫か?ちなみに精霊も乗っている。ことはが精霊を見てる......まさか

 

ことは「いただきま......」

 

一馬「やめろ」

 

オレはことはを止めた。今のことはは言うなれば飢餓状態ってところだな。このままだとイビルジョーならぬコトハジョーになるかもしれん

 

リコ「そうよ、これは精霊さんよ」

 

みらい「そうだよ、お菓子じゃないよ〜」

 

一馬「ったく、昼飯を抜くからだバーカ」

 

ことは「バカじゃないもん!だって、お祭りで沢山お菓子食べたいんだもん!」

 

おいおい、デブってもオレは知らねーぞ。自業自得だからな

 

ことは「チョコにマシュマロ、ホットケーキもあるんでしょ?」

 

リコ「えぇ」

 

あー辛いもんが食いたい。オレ甘いの嫌なんだよなー確かに美味いけど。津成木町へ帰ったら暴君ハバネロをデスソースかけて食べるか

 

モフルン「モフルンはクッキーをいっぱい食べたいモフ!」

 

みらい「わたしはお菓子の家が良いな〜」

 

ことは「じゃあ.......じゃあ、わたしはお菓子のお城!!」

 

聞くだけで胃が痛くなる

 

ことは「お菓子のお祭り〜!」

 

みらい「ワクワクもんだぁ〜!」

 

モフルン「モッフ〜!」

 

一馬「はぁ〜やれやれだぜ........」

 

リコ「残念だけど、そんなに甘いお祭りじゃないわよ.....」

 

一馬「ほう?」

 

甘くないお祭りなら、少しは楽しめそうだな。そして、会場に着いた

 

一馬「ほー結構賑わってるな」

 

ことは「お菓子はどこ!どこ!」

 

ん?......おいおいマジかよ......あのステージにいる女性って!?

 

リコ「あのね、今日のお祭りは.....」

 

ん?アレ?あそこにいるのって.....

 

一馬「おい、お前ら、あのステージの上にいる女性、見覚えがないか?」

 

みらい「え?」

 

リコ「へ?」

 

ことは「?」

 

そのステージにいたのは

 

麻友「みなさん、こんばんは!わたくし、本日の司会進行役を努めます麻友です。よろしくお願いします」

 

なんとあの、渡辺麻友だった

 

みらい「えっ!?」

 

リコ「麻友ってまさか......」

 

みらい「あのアイドルの渡辺麻友ちゃん!?」

 

一馬「おいおい、生のアイドルなんて、オレ初めて見たぞ......」

 

みらい「わたしもだよ!後でサイン貰おうかな.....」

 

一馬「今はやめとけよ」

 

みらい「分かってるよ〜」

 

リコ「でも、何で魔法界に!?」

 

フランソワ「麻友は魔法つかいなの」

 

ことは「フランソワさん!」

 

フランソワさんが来た。あーことはとフランソワさんは前に一度会ってるぜ〜

 

フランソワ「彼女はナシマホウ界で芸能人として活躍してるけど、魔法界出身なのよ」

 

一馬「マジか.......」

 

みらい「そうだったんだ......」

 

リコ「知らなかった........」

 

麻友「しー」

 

え?麻友さんがオレたちの方を見てる.....

 

麻友「内緒だよ?」

 

麻友さんの言葉にオレたちは顔が真っ赤になった

 

麻友「さぁ、ではここで解説者のご紹介をします。ご存知この方、校長先生です」

 

校長「皆、よろしく頼む」

 

校長かよォォォォォ!!!ってなんで解説者がいるの?

 

みらい「お祭りに解説?」

 

校長「はて、例年通りであれば、そろそろカボチャドリが現れる時間じゃが......」

 

麻友「まだ現れない様子ですね」

 

みらい「カボチャドリ?」

 

一馬「って何だ?」

 

リコ「それは.....あ!」

 

ん?何だ?あのカボチャ動いたぞ

 

麻友「おや、何やらカボチャのオブジェが震えております」

 

校長「これは面妖な」

 

麻友「羽が生えました!」

 

校長「なんと?」

 

え、あれがもしかしてカボチャドリ?

 

麻友「飛びたちました!」

 

校長「これはひょっとして.......」

 

フランソワ「カボチャドリよぉぉぉ!!!」

 

だろうな!てか、シュールすぎるだろ!カボチャに羽が生えてるって!すると魔法界の奴らは一斉にホウキにまたがって飛んだ

 

みらい「えぇ!?」

 

ことは「何なに!?」

 

校長「ふむ、本物だったか」

 

すると校長は花を出した。あ、あれは、パチパチ花だっけ

 

麻友「それでは、キュアップ・ラパパ!」

 

そして麻友さんは魔法をかけたすると花火は打ち上がった

 

麻友「カボチャ祭りのスタートです!」

 

リコ「さぁ!みらい!はーちゃん!ホウキを!一馬はみらいのホウキに乗って!」

 

みらい「えぇ!?何これ!?」

 

ことは「お菓子は!?」

 

ジュン「やっべぇ!もう始まっていたか!」

 

ジュンたちがやって来た

 

一馬「お前ら!なぁ、あれは何なんだ!?どういうお祭りなんだよ!」

 

ケイ「カボチャドリ。1年に1度、魔法界に現れ、騒ぎを起こして去っていく謎の鳥」

 

何つーはた迷惑な

 

ケイ「今まで多くの人が捕まえようとしてきたけど、成功したのは遥か昔に1人だけ。何故なら.....」

 

あぁ、絶対校長だ。ん?何だあの鳥、マーブルを吐いたぞ......え!?マーブルに当たった奴の体がお菓子になっちまったぞ!いろんな意味でえげつな!?

 

ケイ「カボチャドリは、近づこうとする者をお菓子に変えてしまうの」

 

どこの魔人ブウだよ!

 

ケイ「だけど、チャレンジャーは後を絶たないわ」

 

一馬「バカだろ、あんなのを捕まえて何になるんだよ」

 

リコ「カボチャドリは自分を捕まえた人に、金の卵を差し出すからよ」

 

何?

 

一馬「え!?キンタ.....ぶふっ!?」

 

オレはリコにシバかれた

 

リコ「略すんじゃないわよ!今度から略さないでね!」

 

一馬「はい.....」

 

んだよ、金の卵や金の玉ってワードはキンタ◯って略すのが当たり前だろ?

 

リコ「コホン、金の卵の中には至上のよろこびが入ってるって言い伝えがあるの」

 

へぇー

 

みらい「何それ!」

 

ジュン「決まってるだろ?ズバリ!アートだよ!きっと最高のインスピレーションってやつが降ってくるんだ!」

 

エミリー「わたしは、運命の人と出会えるって聞いたよ〜」

 

どっちもしょうもなっ!?

 

ケイ「そう言えば、リコはなんでカボチャドリを?」

 

リコ「何のために....って....みんながカボチャドリを捕まえれたら、凄いじゃない?」

 

ケイ「えっ!?それだけ!?」

 

フランソワ「うっふふふふ.....教えてあげる。至上のよろこび.....それはね、世界で1番の美人になれるってことよ!」

 

いやまず自分の性別を見てから言えや

 

フランソワ「みんなには悪いけど、カボチャドリを捕まえるのは魔法界最高の仕立て屋にしてファッションリーダーの、この私よ!」

 

あーフラグが立ったな。合掌

 

麻友「さぁ、早くも多数の脱落者が出てしまいましたが、ここでフランソワ選手の登場です!」

 

校長「うむ」

 

麻友「ちなみに、カボチャドリはあらゆる魔法を跳ね返すと言われております」

 

常にマホカンタ状態なのね

 

校長「体を使って捕らえるんじゃ。だがカボチャドリを傷つけてはいかんぞ」

 

フランソワ「いくわよ!カボチャドリちゃん!」

 

そしてフランソワさんは持ってる釣竿(先端にはトイレのスッポン付き)を振り回しただが当たらず、そして何回か振り回して、スッポンがカボチャドリにくっついた

 

ジュン「捕まえた!?」

 

フランソワ「やった....あ!?あ〜れぇ〜」

 

フランソワさんはカボチャドリに引きずられた。あれじゃあ大物に引きずられる釣り人だよ。そしてマーブルを吐いてホウキをよくアニメで見るアメに変えた

 

みらい「フランソワさん!?」

 

フランソワ「うぅ〜このくらいで諦めるものですか!」

 

一馬「うーわっ、執念深すぎるだろ」

 

カボチャドリはマーブルをマシンガンのように吐いたがフランソワさんは避ける避ける避ける!しかし!ヒットしてしまった

 

一馬「ぶふっ!?」

 

なんと、フランソワさんの髪がモンブランになった

 

フランソワ「いやぁ!?私のビューティフルヘアーが、モンブラン!」

 

ふふっ、フラグ回収お疲れさん....あっはっはっはっ!!!!

 

みらい「フランソワさんがやられた!」

 

カボチャドリ「パーフパフパフパフパフ!」

 

校長「やはり迂闊には近づけぬか」

 

麻友「かつて、あれを捕まえられたのはただ1人、それは校長先生だという噂ですが....」

 

校長「どうかな?」

 

みらい「これがカボチャドリ祭り......よーっし!わたしたちも頑張って捕まえよう!」

 

ことは&ジュン&エミリー&ケイ「うん!」

 

一馬「お、おう」

 

リコ「でも迂闊に近づくのは危険よ!」

 

ことは「それなら、キュアップ・ラパパ!」

 

するとことははデカい網2つを魔法で出した。オレも一応武器を出すか。えーっと炭治郎モデルの日輪刀......っと、すると、オレの腰に日輪刀が現れた。デカい網の1つはジュンたちに渡った

 

ジュン「アタイたちに?」

 

ケイ「良いの?」

 

ことは「もちろん!みんなで頑張ろう!」

 

リコ「思い出すわね。あの試験」

 

あぁ、あの時のオレは影と戦ってたけどな

 

ジュン「んじゃ、誰が捕まえても恨みっこなしだぞ」

 

麻友「カボチャドリ、空を優雅に飛び去っていきます」

 

一馬「行くぜ!!!」

 

そしてオレたちのカボチャドリ祭りが始まった



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94話

みらい「まったぁぁぁぁ!!」

 

ジュン「やぁ!」

 

みらいとジュンは網を振るが、カスってしまう。そしてオレとみらい、ジュンにそれぞれマーブルを撃って来た

 

一馬「危ねぇ!せやっ!」

 

オレオレとみらいの方へ飛んできたマーブルは日輪刀で斬り落とした。が、しかし

 

ジュン「ゲッ!?うわぁ!?」

 

ジュンは当たってしまい、箒がポッキーになって墜落した

 

一馬「ジュン!」

 

リコ「カボチャドリの注意を逸らすのよ!」

 

ことは「うん!」

 

そしてリコとことははカボチャドリに立ち向かう

 

カボチャドリ「パ?」

 

リコ「さぁ、こっちよ!」

 

ことは「こっちこっち!」

 

カボチャドリ「パ?パフ?」

 

一馬「しくじんなよ!」

 

みらい「頑張って!」

 

ジュン「負けるんじゃねーぞ!」

 

が、しかし

 

ことは「はー!?」

 

ことはが墜落した

 

一馬「無事か!ことは!」

 

リコ「やっぱり一筋縄ではいかないわね」

 

ことは「いたたた......」

 

モフルン「モフ?チクルンモフ?」

 

チクルン「お、奇遇だな」

 

んなわけねーだろまたオレたちを探りに来たんだろ

 

エミリー「妖精だ、知り合い?」

 

一馬「まぁ、な」

 

リコ「あなたも来たのね」

 

チクルン「お、おう。祭りを見逃すわけにはいかないからな。そんなことより、あれ良いのか?」

 

オレたちは空を見た。そこには飛び去ろうとしているカボチャドリが!

 

一馬「逃げるぞ!」

 

ジュン「にゃろう!何か良い手はないのか!」

 

ケイ「あ、そうだ!素早い動きで目を回す作戦が成功したって情報があるの」

 

一馬「先に言えよ!」

 

ケイ「ごめん、忘れてたの」

 

エミリー「それなら!!」

 

エミリーが飛び立った。何をするんだ?

 

リコ「エミリー?」

 

エミリー「見てて!」

 

そしてエミリーはカボチャドリの周りを高速で動いた

 

エミリー「秘技!エミリースピン!」

 

あれ、大丈夫なのか?酔わないのか?

 

ことは「エミリー凄い!」

 

リコ「いつの間にあんな技を.....」

 

一馬「大丈夫なのか?.....」

 

麻友「カボチャドリが翻弄されています!」

 

校長「チャンスじゃな」

 

カボチャドリ「パ〜フ〜」

 

エミリー「みんな!今よ!」

 

みらい&リコ&ことは「オッケー!」

 

ケイ「わたしに任せて!」

 

ケイはカボチャドリの歯に触った

 

ケイ「やった!」

 

しかし

 

カボチャドリ「!?パーフ!!」

 

カボチャドリは突然キレて、マーブルを撃ってきた。ケイはロールケーキの体になってしまった。それにしてもあの反応.....まさか!

 

一馬「ケイ!」

 

リコとことはは落ちて来たケイを受け止めた

 

カボチャドリ「パ....パフ......パフ〜!!!」

 

カボチャドリは怯えながら逃げた。

 

ことは「あー!逃げちゃう!」

 

エミリー「もうだめぇ〜」

 

あ、酔ったな

 

ジュン「エミリー!」

 

ケイ「リコたちは先に行って!私とジュンはエミリーを見ておくから!」

 

リコ「分かった!」

 

麻友「どうやら、4人だけでカボチャドリを追うようです」

 

校長「では、儂らも続くとしよう」

 

ジュン「頑張れよ!」

 

一馬「おうよ!任せとけ!」

 

オレたちはカボチャドリを追いかけた。

 

リコ「森の方へ逃げたと思うんだけど」

 

みらい「どこへ行ったと思う?はーちゃん 、一馬くん」

 

ことは「......」

 

[グゥ〜]

 

みらい「はーちゃん?」

 

ことは「お腹空いた〜」

 

みらい「あははは、もう少し我慢してね。一馬くん、どうしたの?」

 

一馬「なぁ、さっきのカボチャドリの様子が変だったんだ。ケイがカボチャドリの歯に触ると突然キレ出してな」

 

チクルン「そりゃあ捕まりたくないからに決まってるだろ?」

 

一馬「そうじゃないんだよなー」

 

みらい「あ、下を見て!」

 

下?下を見ると、何かが動いていた

 

リコ「きっとカボチャドリよ」

 

みらい「よーし!今度こそ!

 

みらいは網を振り下ろした。そして何かが、かかった

 

みらい「やった!ってあれ?

 

リコ「きゃぁ!?」

 

一馬「お前は!」

 

みらい「間違えました......」

 

それは、カボチャドリではなく、シャーキンスだった。そしてシャーキンスはムホーでみらいの網を消した

 

シャーキンス「まさか我がこのようなものを......それはそうと、そちらから来るとは都合が良い」

 

ことは「何処なの!」

 

シャーキンス「ん?」

 

ことは「カボチャドリを何処に隠したの!」

 

シャーキンス「え?」

 

ヤバイ完全に飢餓状態に突入してる

 

リコ「はーちゃん.....」

 

ことは「お腹ペコペコなの!早くカボチャドリを捕まえなくちゃいけないの!」

 

シャーキンス「あれの事か?」

 

あ、上にいた

 

カボチャドリ「パ〜フ〜」

 

ことは「いた!はー!」

 

一馬「おいことは!」

 

みらい&リコ「はーちゃん !」

 

ことははカボチャドリに向かっていく、しかし、撃墜された

 

ことは「うわぁ!?」

 

一馬「ことは!」

 

煙が晴れると、ことはの帽子はパフェになってた

 

ことは「何か美味しそうな匂い!」

 

一馬「はぁ〜」

 

カボチャドリ「パフパフ....パフ〜」

 

シャーキンス「パフパフうるさいぞ!」

 

そして、シャーキンスはカボチャドリを吹っ飛ばした

 

カボチャドリ「パフ!?パフ!?!?!?」

 

一馬「てめぇ!何しやがる!」

 

シャーキンス「否ことを.....お前たちとて、力ずくであの生き物を捕らえようとしていたであろう」

 

一馬「うぐっ....」

 

だが確かにあいつの顔をよく見ると、怯えてたような.....まさか

 

リコ「わ、わたしたちはあくまで、お祭りとして追いかけてて.....」

 

一馬「......あいつは本当はこの祭りを嫌がってたのかもな。よくよく考えれば、毎年追い回されるからな。そりゃ嫌になるはずだぜ」

 

みらい「そんな....」

 

ことは「たしかに、さっきちょっと怖い顔になってた.......」

 

リコ「ずっと、笑ってるような顔だから分からなかったけど、実は辛かったのかしら......」

 

一馬「よし、オレがカボチャドリを助けてやる。フックショット!」

 

オレはフックショットを出した狙いは.....あの木だ!発射!

 

一馬「カボチャドリはオレに任せたぜ!お前たちはそいつを止めてろ!」

 

みらい「うん!分かった!」

 

オレはトリガーを引いて刺さった木の方へ向かった

 

一馬「さてとっと、お、いたいた。おーい!大丈夫か!」

 

向かった先では、カボチャドリが涙目なって蹲っていた

 

カボチャドリ「パフ!?」

 

一馬「おいおい、怖がるなよ。オレはお前を助けに来たんだ。別に捕まえたりはしないよ」

 

カボチャドリ「パフ?」

 

どうやら言葉は通じるようだな。今のが本当?って言ってたら......

 

一馬「あぁ!で、何処が痛いんだ?」

 

カボチャドリ「パ〜フ〜」

 

カボチャドリは羽で、ケイに触られた、左下の歯を指した

 

一馬「そこが虫歯なんだな?」

 

カボチャドリ「パフ!パフ!」

 

カボチャドリはうなづいた。やはり、虫歯だったか。さてと、どうやるか.....すると

 

チクルン「おーい!

 

モフルン「一馬〜!」

 

チクルンとモフルンが来た。モフルンのリボンにトパーズがセットされているから、戦ってるな

 

カボチャドリ「パフ!?」

 

一馬「安心しな、オレの知り合いだ」

 

そう言うと、カボチャドリは安心した顔になった

 

モフルン「カボチャドリさんの事何か分かったモフ?」

 

一馬「あぁ、虫歯だ」

 

チクルン「虫歯!?」

 

一馬「そうだ。で、今から虫歯をどうするか考えてた所なんだ。一応どうするかは考えてあるぜ」

 

カボチャドリ「パフ!?パフパフ!」

 

モフルン「本当!?教えてほしい!って言ってるモフ!」

 

一馬「お前分かるのか!?」

 

モフルン「分かるモフ!」

 

これで少しはコミュニケーションが楽になるな

 

一馬「じゃあ教えてやるよ。それは」

 

クリスタル、ブレイクガンナーとシフトマッドドクターを

 

クリスタル『分かった』

 

そしてオレの手にシフトカーのマッドドクターとブレイクガンナーが現れた

 

チクルン「うわっ!?どっから出した!?」

 

一馬「それは気にするな」

 

チクルン「気になるぜ......オルーバ様のためにも.....」

 

最後の方は小声で言っていたが、オレには聞こえた。なるほどあの野郎のスパイってことか

 

一馬「こいつでお前の虫歯を治す。痛みを伴うが、それを我慢できる覚悟はあるか?」

 

カボチャドリ「パフ........パフ!パフパフパフ!」

 

モフルン「痛み........でも!治るならお願い!って言ってるモフ!」

 

一馬「オーケー、なら行くぜ!」

 

オレはブレイクガンナーにマッドドクターをセットした

 

『チューン.......!マッドドクター......!』

 

そしてオレはブレイクガンナーの銃口を押し込んだ

 

『エクセキューション......!!』

 

そしてブレイクガンナーをカボチャドリの虫歯に向けた

 

一馬「痛みは.....一瞬だぜ!」

 

オレはブレイクガンナーのトリガーを引いた

 

『フルブレイク!マッドドクター......!』

 

そしてブレイクガンナーから光が発せられた

 

カボチャドリ「パフッ!?」

 

そして光は収まった

 

一馬「ほい、治療完了っと。大丈夫か?」

 

カボチャドリ「パフ、パフ!パフパフ!!!!」

 

モフルン「少し痛かったけど、我慢した!治してくれてありがとう!って言ってるモフ!」

 

一馬「そいつは良かったぜ」

 

チクルン「すげぇ......」

 

一馬「あぁ、そうだカボチャドリ。お前に聞きたいことがあるんだ」

 

カボチャドリ「パフ?」

 

一馬「お前、この祭り、嫌いなのか?」

 

カボチャドリ「パフ!パフ!」

 

カボチャドリは頭というか体を横に振った

 

モフルン「嫌いじゃない!むしろお祭りの追いかけっこは大好き!って言ってるモフ!」

 

マジか、嫌いじゃなかったのか

 

一馬「そうだったんか!」

 

すると

 

ドンヨク「ドンヨクバール!」

 

向こうでドンヨクの声がした

 

モフルン「ミラクル....マジカル.....フェリーチェ.....」

 

一馬「マズいな......」

 

するとカボチャドリが後ろを向いた

 

カボチャドリ「パフ!パフ!」

 

一馬「ん?」

 

モフルン「乗って!恩人さん!って言ってるモフ」

 

一馬「そうか、分かったぜ!後、オレの名前は一馬だ!」

 

オレはカボチャドリの上に乗ったモフルンは肩に乗ってるぜ。チクルンはモフルンの頭に乗ってるけどな

 

一馬「行くぜ!カボチャドリ!」

 

カボチャドリ「パ〜フ〜!」

 

カボチャドリはオレを乗せて飛んで行った

 

一馬「待たせたな!お前ら!」

 

みらいたちは、ドンヨクに捕まっていた

 

モフルン「みんなー!」

 

ミラクル&マジカル(トパーズ)&フェリーチェ「一馬!(くん)モフルン!」

 

ドンヨク「ドン!?」

 

シャーキンス「坂田一馬!?」

 

ミラクル(トパーズ)「カボチャドリさんも!無事だったんだね!」

 

カボチャドリ「パ〜フ〜!」

 

一馬「カボチャドリは、祭りは大好きらしいぜ!嫌がってわけじゃねぇんだ!」

 

ミラクル&マジカル(トパーズ)&フェリーチェ「えぇ!?」

 

フェリーチェ「じゃあ、怖い顔になってた理由は」

 

一馬「原因はむしばだ!カボチャドリは、虫歯があって、そのせいで痛がってたんだ。だが安心しろ!オレが治療したから平気だ!」

 

カボチャドリ「パフ!」

 

ミラクル(トパーズ)「虫歯!?」

 

マジカル(トパーズ)「そうだったの!?」

 

フェリーチェ「追いかけっこを嫌がってた訳じゃないんですね」

 

カボチャドリ「パフパフ」

 

モフルン「カボチャドリさんが、3人を助ける方法を思いついたらしいモフ。ゴニョゴニョ」

 

モフルンはオレに耳打ちで話した

 

一馬「.....分かった!カボチャドリ!マーブルを撃て!」

 

カボチャドリ「パーフ!」

 

カボチャドリはマーブルを2発撃った。するとドンヨクの網の手がお菓子になった。そしてみらいとリコの近くに落ちた

 

一馬「みらい!リコ!それを食べろ!」

 

ミラクル(トパーズ)「うん!」

 

マジカル(トパーズ)「分かったわ!」

 

2人はお菓子を食べる。すると口から膨らんで飛んだ

 

チクルン「飛んだ!?」

 

モフルン「風船ガムモフ!」

 

シャーキンス「何!?」

 

そしてそのままことはを引き上げた

 

ドンヨク「ドンヨクバール!?」

 

一馬「よし!じゃあ、チクルン、モフルンを連れて離れてくれ。ここはオレとカボチャドリがやるぜ!行けるか?カボチャドリ」

 

カボチャドリ「パフ!」

 

モフルン「大丈夫!って言ってるモフ!じゃあチクルンお願いするモフ」

 

チクルン「お、おう」

 

チクルンはモフルンを持って飛んで離れた。クリスタル、ベルトさんになってくれ

 

クリスタル『ベルトさん.....ドライブドライバーだな!』

 

あぁ!それとシフトブレスとシフトスピードを

 

クリスタル『分かっている!』

 

そしてオレの腰にドライブドライバー、左腕にシフトブレス、そして右手にシフトスピードが現れた

 

クリスタル(ドライブドライバー)『スタート・ユア・エンジン!』

 

ミラクル(トパーズ)「今、スタート・ユア・エンジン!って言いました!?」

 

オレはベルトさんのイグニッションキーを起動させた。そしてシフトスピードの後ろを回転させてシフトブレスにセットした。そしてハンドルを回すような動きをしてから

 

一馬「変身!」

 

シフトレバーとなったタイプスピードを倒した

 

クリスタル(ドライブドライバー)『ドライブ!ターイプ!スピード!』

 

そしてオレは体にタイヤがついた赤い仮面ライダー、仮面ライダードライブタイプスピードに変身した

 

ミラクル(トパーズ)「ドライブだ!」

 

シャーキンス「何!?鎧武とやらでは無いのか!?」

 

一馬(ドライブスピード)「そうだ!今のオレは仮面ライダードライブ!さぁ、オレたちと、ひとっ走り付き合えよ!」

 

カボチャドリ「パフ!」

 

シャーキンス「ふざけた事を.....ドンヨクバール!あの生物と坂田一馬を落とすのだ!」

 

ドンヨク「ガッテン!ドドドドドドドド!!!!」

 

ドンヨクは苺を撃ってきた。ならこちらも!

 

一馬(ドライブスピード)「カボチャドリ!マーブルマシンガンだ!」

 

カボチャドリ「パフ!パーフフフフフフフフフ!!!!!!」

 

意味が分かったのか、カボチャドリはマーブルを撃ちまくった。よし!

 

一馬(ドライブスピード)「ハンドル剣!とぉ!」

 

オレはハンドル剣を出してカボチャドリから、ジャンプした。そしてシフトスピードをシフトブレスから外してハンドル剣にセットした

 

クリスタル(ドライブドライバー)『ヒッサーツ!フルスロットル!』

 

一馬(ドライブスピード)「せいやっ!」

 

オレは高速斬りでドンヨクを真っ二つに斬り裂いた

 

ドンヨク「ドンヨク......バール......」

 

ドンヨクは真っ二つになりながら消滅した

 

カボチャドリ「パフ!?パーフ!!」

 

カボチャドリがすぐにオレの真下に来た。オレはカボチャドリの上に着地した

 

一馬(ドライブスピード)「ありがとうよ」

 

オレはしゃがんでカボチャドリを撫でた

 

シャーキンス「くっ......」

 

シャーキンスが消えた後オレは変身解除した

 

クリスタル『ナイスドライブとだけ言っておこうか』

 

オレはカボチャドリから降りた

 

ことは「カボチャドリさん、さっきは助けてくれてありがとう」

 

カボチャドリ「パーフ!」

 

モフルン「虫歯を斬ってくれたから、そのお礼だって一馬に言ってるモフ」

 

一馬「へっ、どういたしましてっと」

 

オレはカボチャドリの羽と握手した。するとベルの音がした

 

麻友「お見事!なんとナシマホウ界出身の一馬選手がカボチャドリを捕まえました!これは魔法界史上初です!」

 

校長「うむ、まさか彼が捕まえるとはな....わしも予想はしてなかった」

 

一馬「え?」

 

みらい「あ!見て!」

 

なんとカボチャドリの口が光っていた。そして中から何か出てきた。まさかこれが

 

リコ「これが言い伝えの.....」

 

みらい&リコ&はーちゃん「金の卵!」

 

一馬「ってデカいな!おい!」

 

カボチャ「パフ!」

 

一馬「ん?何だ」

 

モフルン「一馬との友情の証が何か欲しいって言ってるモフ」

 

一馬「そうかー、ことは。マジックペン出せるか?」

 

ことは「うん!キュアップ・ラパパ!マジックペンよ出ろ!」

 

ことはは黒のマジックペンを出した。オレはそれを手に取った

 

一馬「片方の羽で良いから、前に出しな」

 

カボチャドリ「パフ!」

 

カボチャドリは右の羽を前に出した。オレはマジックを使って、あるマークを羽に大きく書いた

 

一馬「よし、これがオレとお前の友情の証、というか印だな」

 

みらい「ねぇ、一馬くん、そのマークって」

 

一馬「あぁ、鉄華団のマークだけど?」

 

リコ「やっぱりね......」

 

カボチャドリ「パーフ♪」

 

モフルン「カッコいいって言ってるモフ」

 

一馬「そう言ってくれると嬉しいぜ」

 

麻友「さて、カボチャドリと一馬選手の友情を見たところで、戻りましょうか」

 

一馬「はい!じゃあなカボチャドリ!」

 

カボチャドリ「パーフー!」

 

カボチャドリに別れを告げ、オレたちは魔法商店街へ帰った。そして表彰式が行われた

 

麻友「優勝おめでとうございます」

 

オレは麻友さんから、王冠とサイン入り色彩を貰った

 

一馬「いやぁ、どうもどうも」

 

みらい「やったね、一馬くん」

 

麻友「あなたたちも大活躍でしたね」

 

リコ「麻友さん!?麻友さんが魔法界出身だなんて知りませんでした」

 

麻友「あなたたちも一馬くんと同じナシマホウ界で暮らしてるんですってね。お互い、頑張りましょ?」

 

みらい&リコ&はーちゃん「はい!」

 

一馬「はい!」

 

っと言ってもオレ達と麻友さんとじゃ次元が違うんだよなぁ。だって向こうはアイドルでオレたちは一般人だしな

 

ジュン「スゲェじゃねぇか!一馬!まさか優勝するなんてよ!」

 

エミリー「おめでとう!一馬くん!」

 

一馬「ははっ、あんがとよ」

 

ケイ「ねぇ、結局あの卵って何なの?」

 

一馬「さぁ?」

 

エミリー「金の塊っぽいけど」

 

ことは「何か美味しそう!」

 

一馬「食うんじゃねぇぞ」

 

すると卵にヒビが。そこから、芽が出て、一瞬で木になった

 

一馬「へ?木?」

 

リコ「卵じゃなくて、種だったのね」

 

種!?デカすぎるんじゃねーか?すると実があるものに変わった。それは

 

みらい「これは....」

 

一馬「歯ブラシ?」

 

歯ブラシの形になったのだ

 

校長「世にも珍しい歯ブラシの木じゃ。お菓子を食べたらキチンと歯を磨かねばな」

 

フランソワ「そんな!世界一の美貌は!?」

 

ジュン「アートの閃きじゃないのかよ!」

 

期待はしてたんだが.....ま、良いかカボチャドリからのプレゼントだしな

 

麻友「校長先生はこれをご存じだったんですか?」

 

校長「結果は自らの手で確かめてこそ意味があるというもの」

 

オレは電ブラ派何だがたまには手動も良いな。おっ、この歯ブラシすでに歯磨き粉が付いてるような味がするぜ

 

ことは「カボチャ祭り楽しかったね!」

 

みらい「うん!お菓子にカボチャってまるでハロウィン.....」

 

ハロウィン.....あーっ!

 

一馬「しまったー!まだハロウィンのコスプレを準備してねー!オレ先にナシマホウ界へ帰る!」

 

あ、上にカボチャドリが!

 

一馬「来い!カボチャドリ!

 

オレは指笛を吹いた。するとカボチャドリがやって来た

 

カボチャドリ「パフ〜」

 

オレはカボチャドリの上に乗る

 

一馬「カボチャドリ!早速だが、魔法学校の駅まで連れてってくれ!全速力でな!」 

 

カボチャドリ「パフ!パーフ!!!」

 

一馬「じゃあな!みらい!リコ!ことは!ナシマホウ界で会おうぜ!!!!」

 

オレはカボチャドリに乗って駅へ向かった。ハロウィンのコスプレは決まってるのだが、準備をしてなかったんだよ!明日までには間に合わせないと

 

一馬「もっと飛ばせ!!」

 

カボチャドリ「パフーーー!!!」



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95話

オレはカボチャドリに乗って駅へ向かった後、カツムリニアに乗ってナシマホウ界へ帰った。そして津成木駅に着いた後そのまま家に帰宅、あ、今日子さんたちにはみらい達は明日帰るって伝えてるぜー。

 

一馬「えーっとこれとこれとこれをっと」

 

オレはクローゼットから服とウィッグを取り出した。オレが仮想するのは機動戦士ガンダム00(ダブルオー)の刹那・F・セイエイの格好だ。それもセカンドからのソレスタルビーイングの制服バージョン。オレは取り出した後風呂に入って寝た

 

[翌日]

 

オレは起きた後、すぐに制服とウィッグ、そして腰に自作したソレスタルビーイングの銃を身につけた。あとは最終調整を行った

 

一馬「よし、バッチリ」

 

オレは下に降りて飯を食べた。そして靴履いて外へ出た。そして、駅へ向かって走った。途中警察に銃で注意されたが、ハロウィンの仮装用のコスプレ小道具です!って言ったら許してくれたぜ

 

一馬「よっ、お前ら」

 

みらい「あ!一馬くん!あれ?その格好って」

 

ことは「はー!ダブルオーの刹那だぁ!」

 

リコ「まさかその格好をするために早く戻ったの?」

 

一馬「あぁ」

 

駅では、みらい達以外にもたくさんの生徒たちがいた。校長や教頭にフランソワさんまでいた

 

フランソワ「あら一馬くん、なかなかオシャレじゃない!」

 

一馬「あぁ、これ今日のハロウィン用に着たんですよ」

 

ジュン「ハロウィン用に?でもハロウィンって幽霊とお化けと祝うお祭りなんだよな?何でそんな格好に?」

 

一馬「まぁそれは.....そ、そんなことより行こうぜ!」

 

ジュン「そらしやがった.....」

 

ケイ「そらした...」

 

エミリー「そらしたね......」

 

そんなことを言われながらも、オレたちは会場へ向かった。そして会場に着いた。あー盛り上がってるねー

 

一馬「さぁ着いたぜー」

 

ジュン&ケイ&エミリー「うわぁ〜!」

 

ジュン「綺麗!」

 

ケイ「盛り上がってる!」

 

ケイ「これがハロウィン?」

 

みらい「うん、うちの町のハロウィン祭りは、毎年いっぱい人が集まるんだ」

 

まぁ、渋谷と比べたら、渋谷のほうが圧倒的に人が多いけどな

 

リコ「ハロウィンをやる10月31日は、元々は秋に沢山の野菜や果物が実のを感謝する日なのよ」

 

ことは「だから、カボチャのランタンを飾るの?」

 

リコ「えぇ」

 

フランソワ「みんなとても、オシャレだわ〜」

 

リコ「この日には、亡くなった人の霊と共に、悪い霊も戻ってくると考えられていて....だから仮装をするのは、悪い霊を驚かせて追い払うためなの」

 

ケイ「へぇ〜」

 

エミリー「物知り〜」

 

リコ「ま、まぁね、こんなの常識よ」

 

一馬「あーでも、今のハロウィンは仮装以外にもコスプレも多いけどな。ほらあそこなんか仮面ライダーやスーパー戦隊のコスプレしてる人がいるし」

 

オレが指差した方には、最新のエグゼイドや、一昔前のゴーストのコスプレをスーパー戦隊の方はジュウオウジャーやニンニンジャーのコスプレをしている人が見えた。うわっ、どれもクオリティたけーな

 

校長「なるほど、これなら魔法界の服でもバレないようじゃ」

 

みらい「えへへへ」

 

今日子「みらい!一馬くん!こっちこっち!」

 

声のする方を向くと、そこでは今日子さんが手を振っていた

 

一馬「今日子さん!」

 

みらい「お母さん!ただいま!」

 

ジュン&ケイ&エミリー「こんにちは!」

 

今日子「はいこんにちは。あら、一馬くん以外みんな魔法つかいの仮装でお揃いなのね。一馬くんは.......」

 

一馬「あ、これガンダムのキャラのコスプレです」

 

今日子「そう。中々似合ってるわよ」

 

一馬「あ、ありがとうございます....」

 

フランソワ「まぁ!」

 

ことは「はー!おばさま素敵ー!」

 

フランソワ「最先端スタイルだわ!」

 

すると子供たちがやって来た

 

「トリックオアトリート!」

 

リコ「この合言葉は」

 

ジュン「お菓子をくれなきゃいたずらするぞ、ってやつだろ?ガイドブックでみた!」

 

みらい「お母さん、わたしお手伝いするね」

 

一馬「オレも手伝いますぜ」

 

今日子さんの手伝いで、オレはお菓子を、みらいは風船を配った

 

みらい「はい、どうぞ」

 

一馬「ほらよ」

 

「ありがとう!」

 

そして一気に行列ができた

 

一馬「はいはい、押すなよ押すなよ〜ほい」

 

「ありがとうお兄ちゃん!」

 

一馬「おう!この祭りをしっかりと楽しめよー!」

 

「うん!」

 

やっぱ子供は元気が一番だぜ。しばらく経って

 

一馬「よーやく半分になったか」

 

籠のお菓子は減ったのだがそれでも半分だった

 

今日子「一馬くん、みらいたちと一緒に見物してきなさい!」

 

一馬「え?良いんすか?じゃあ。お言葉に甘えて」

 

オレはみらいたちを呼びに行ったのだが、そこには

 

一馬「おーいおまえらー今日子さんが見物しにいっても.....!?」

 

オレはみらいとリコの格好にドキッとした

 

みらい「あ、一馬くん。どう、似合う?」

 

リコ「に、似合うかしら?」

 

みらいの格好は、モフルンをモチーフにしたへそ出しの衣装で、リコは猫をモチーフにした衣装だった

 

一馬「お、おう、とっても似合うぜ.....」

 

みらい「本当!?ありがとう!」

 

みらいはオレに抱きついてきた。当たってる.......何か柔らかいのが服を伝って当たっているのがわかる.......

 

リコ「そ、そう.....あ、ありがとう」

 

一馬「で、ことはとモフルンの格好は何なんだ?」

 

ことは「はー!ペガサスだよ!懐かしいでしょ!」

 

そういや、チビ時代に見たなその姿

 

モフルン「モフルンはプリキュアモフ!キュアモフルンモフ!」

 

何だろう、こいつ、近いうちにマジでプリキュアになりそうな予感がするぜ........そしてオレ、とみらい、リコ、ことは。そして、ジュン、ケイ、エミリーと一緒に歩き回った



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96話

かな「あー!魔法つかい!」

 

歩き回ってる途中、声のする方を向くと、かなとまゆみがいた

 

一馬「かなにまゆみか!」

 

かな「久しぶり!」

 

ジュン「元気だったか!」

 

まゆみ「うん!」

 

ジュン「てか、そういう自分も魔法つかいの格好じゃん」

 

かな「あっ......今日はハロウィンだもん!こっちに遊びに来てるの?」

 

ジュン「あぁ!ま......故郷から遊びに来たんだ〜」

 

かな「そうなの」

 

ケイ「ここのハロウィンって有名なんでしょ?」

 

まゆみ「うん!そうだ、あっちのクレープ屋さんに行ってみない?」

 

そしてクレープ屋へ向かったのだが、うぉっ人が沢山いるな。っとあそこにいるのは!

 

壮太「ただいま10分待ちでーす」

 

一馬「よっ、壮太。すげぇ客だな」

 

壮太「お、一馬にみらいたちも!へっ、一馬それ、ダブルオーの刹那か?似合ってるじゃねーか」

 

一馬「お前も、その狼男、似合ってるぜ」

 

壮太「へへっ、サンキュー」

 

ゆうと「みんな!お客さんまだまだ来てるよ!頑張ろう!」

 

「「はーい!」」

 

ゆうとはミイラ男か

 

「並木くん!生地が足りなくなりそう!」

 

ゆうと「え!?えーっと.....壮太!」

 

壮太「悪りぃ!今フルーツ切るので手一杯......」

 

ふっ、こういう時こそオレたちの出番だな

 

一馬「オレたちが手伝うぜ!」

 

ゆうと「一馬!良いの!?」

 

一馬「おうよ!」

 

みらい「もっちろん!」

 

リコ「困ったときは......」

 

ジュン「お互い様だろ!」

 

リコ「ジュン!」

 

ジュン「へへっ、大丈夫これくらい出来るさ」

 

エミリー「社会勉強になるし!」

 

ケイ「そうそう!」

 

そして、オレたちでクレープ屋を手伝うことになった。で、これがまた大騒ぎでよ、魔法を使ってもうはちゃめちゃだったぜ。魔法を使ったのはジュンたちだ。教頭先生は怒っていたが、高木先生がこの騒ぎで来たが、先生はマジックと勘違いしてたぜ。そして、みらいが、魔法を使わなくても、手伝えることは沢山あるって言ったおかげで、ジュンたちは魔法を使わずにクレープ屋を手伝ったぜ。ことはは手伝わなかったがな!

 

壮太「ふぅ、なんとかこなせたな」

 

一馬「あぁ」

 

ゆうと「みんなが手伝ってくれたおかげで助かったよ」

 

1人完全にサボってた奴がいたけどな

 

エミリー「いえ、わたしたちは......」

 

ケイ「大したことはしてないよ」

 

ジュン「みんなで頑張って乗り切ったんだ」

 

ゆうと「十六夜さんの故郷の子たち、みんないい子だね」

 

リコ「でしょ?」

 

オレはリコの側に寄る

 

一馬「なぁリコ.......魔法界の奴らとナシマホウ界の奴らが仲良くしてる......オレ、少しだけ嬉しいぜ」

 

みらい「わたしも、なんだかとっても嬉しい!」

 

リコ「うん!」

 

ん?何だ......嫌な匂いがする。すると突然強風が巻き起こった

 

かな「何なのこの風!」

 

一馬「!?みらい!リコ!あそこを見ろ!」

 

俺は指さした。そこにはドンヨクがチラッと見えていた

 

みらい「え?」

 

リコ「あれって.....」

 

一馬「あぁ、ドンヨクだ。ことは!行くぞ!」

 

ことは「うん!」

 

みらい「さ、モフルン」

 

モフルン「モフ!」

 

チクルン「お、オレも行くぜ」

 

オレたちはドンヨクが見えた場所へ向かった

 

一馬「止めろ!」

 

ベニーギョ「ん?」

 

今回はベニーギョか!

 

ベニーギョ「あら、坂田一馬、それにプリキュア。今日はあたしの力存分に味わって........何よそのふざけた格好?」

 

ことは「ハロウィンの邪魔しないで!」

 

ベニーギョ「ハロウィン?」

 

ことは「知らないの?あなただって仮装みたいな変な格好なのに!」

 

一馬「その言葉そっくりブーメランとしてお前に返すぜ、ことは......」

 

ベニーギョ「はぁ?あたし、また舐められてるし?ドンヨクバール!」

 

ドンヨク「ガッテン!」

 

一馬「ちっ、やるか!」

 

オレは銃を構えて引き金を引いた

 

[カチッ]

 

ドンヨク「ドン?」

 

一馬「あ、あれ?」

 

[カチッ、カチッ、カチッ]

 

ベニーギョ「何やってるし」

 

一馬「あ.....これ、コスプレ用の小道具だと言うこと忘れてた」

 

集中していたせいで忘れてた

 

『だぁはっ!?』

 

リコ「何やってるのよ!」

 

一馬「いやぁ悪りぃ悪りぃ」

 

ベニーギョ「アタシを馬鹿にしてるつもり?なら、ドンヨクバール!」

 

ドンヨク「ガッテン!」

 

みらい「みんな!」

 

オレたちはうなづいた。そしてみらいたちは変身したふむふむ、今回の2人はサファイアか

 

ミラクル(サファイア)「2人の奇跡!キュアミラクル!」

 

マジカル(サファイア)「2人の魔法!キュアマジカル!」

 

フェリーチェ「あまねく生命に祝福を....キュアフェリーチェ!」

 

ミラクル&マジカル(サファイア)&フェリーチェ「魔法つかい!プリキュア!」

 

クリスタル!鬼滅の刃の日輪刀を!

 

クリスタル『了解した!ボロボロになるなよ』

 

あぁ!すると、オレの左腰に刀が現れたオレはそれを抜刀すると黒い刀身が現れた

 

一馬「さぁ、行くぜ!」

 

ドンヨク「ヨクバール!」

 

ドンヨクはいきなりすごい風を起こしてきた

 

一馬「とにかくあの風を止めねぇとな」

 

ミラクル&マジカル(サファイア)&フェリーチェ「えぇ!」

 

みらいとリコは飛び上がり、ドンヨクに向かった

 

一馬「フェリーチェ、オレを奴まで投げてくれないか?」

 

フェリーチェ「はい!」

 

ことははオレを投げ飛ばした。ぐっ、なかなかGがかかるな。だが!これならドンヨクに近づけれる!

 

一馬「全集中!水の呼吸!弐ノ型!水車!」

 

オレは水車でドンヨクを叩き落とした

 

ドンヨク「バール!?」

 

オレは何とか着地した。が、ドンヨクはダメージを負ってなかった。そして、オレたちは強風で吹き飛ばされてしまう

 

一馬「ぐぁ!?」

 

ミラクル&マジカル(サファイア)&フェリーチェ「きゃぁ!?」

 

一馬「ちっ.....」

 

マジカル(サファイア)「このまま暴れられたらハロウィンのお祭りが.......」

 

ドンヨク「ドンヨクバール!」

 

ドンヨクは弾を撃ってきた

 

一馬「弐ノ型改!横水車!」

 

オレは横水車で弾を斬った。そして、みらいとリコが飛び立つ

 

ミラクル(サファイア)「やぁ!」

 

まず、みらいが蹴り上げ

 

マジカル(サファイア)「はぁ!」

 

次にリコがことは目掛けて蹴り落とす。ドンヨクは体勢を整えるが、ことははドンヨクを掴んだ

 

フェリーチェ「はぁぁぁぁぁ!!!!はっ!」

 

そしてことははジャイアントスイングをしてオレの方へ投げてきた

 

一馬「壱ノ型!水面斬り!」

 

オレは水面斬りでぶっ飛ばした

 

一馬「今のは手応えあったぜ........!?」

 

ドンヨクは弾をさっきよりも撃ってきた

 

一馬「弐ノ型改!横水車!」

 

オレはまた横水車で斬るが、1発斬り損ねてしまった

 

一馬「しまった!?」

 

そして、弾は巨大バルーンへ向かっていた。オレは日輪刀を納刀して走った。くっ、ダメだ、間に合わねぇ!

 

ミラクル(サファイア)「!?いけない!」

 

すると、みらいが飛び上がり、巨大バルーンに当たりそうだった弾に被弾した

 

一馬「みらい!」

 

オレは落ちてくるみらいをいわゆるお姫様抱っこした

 

一馬「大丈夫か!みらい!」

 

マジカル(サファイア)「ミラクル!大丈夫?」

 

ミラクル(サファイア)「うん、平気だよ」

 

一馬「良かった.....」

 

オレはみらいを降ろした

 

ベニーギョ「プリキュアに坂田一馬、言ってることもそうだけど、やってることも意味不明すぎ。自分から攻撃を受けに行くとか」

 

ミラクル(サファイア)「みんなのハロウィンを巻き込まないで!」

 

ベニーギョ「さっきからハロウィンハロウィンって何なわけ?」

 

ミラクル(サファイア)「みんなが笑顔だった。わたしの大切な友達、2つの世界の友達のみんながとっても仲良く笑いあってた。ハロウィンは、違う世界のみんなが仲良しになれる、素敵で大切なお祭り。だから、絶対に邪魔はさせない!」

 

ベニーギョ「ふん、だったら、これ全部受けてみれば?ドンヨクバール!」

 

ドンヨク「ドンヨクバール!ドン!」

 

ドンヨクはさっきの弾を撃ってきた。ビジョンで見たあの技を使ってみるか。オレは前に出た

 

一馬「全集中.....水の呼吸.....拾壱ノ型.....凪(なぎ)!」

 

ミラクル&マジカル(サファイア)&フェリーチェ「拾壱ノ型!?」

 

オレはそういうと、オレの近くに来ていた玉が全て止まった。いや......オレ以外が止まっている.....いや、微妙に動いてるから、遅くなってるのか。今のうちに全て斬るぜ。オレは日輪刀を抜刀して弾を斬った。全て斬った瞬間、元のスピードに戻った

 

ミラクル(サファイア)「い、今一馬くん何したのかな......」

 

マジカル(サファイア)「さ、さぁ.....?」

 

フェリーチェ「何をしたのか全くわかりませんでした.......突然弾が斬れていた........そうしか見えませんでした........」

 

そして弾は消滅した

 

ベニーギョ「は?今あんた何したの?攻撃が全て消えたんだけど?」

 

一馬「さぁ?教えたくないね」

 

ベニーギョ「ちっ!ドンヨクバール!」

 

ドンヨクバール「ガッテン!」

 

またドンヨクは弾を撃ってきた

 

一馬「これ以上、2つの世界の大切な繋がりを、壊させてたまるかよ!ヒノカミ神楽!灼骨炎陽(しゃこつえんよう)!」

 

オレは日輪刀を両腕で握り締め、ぐるりと、まるで太陽を描くように回転したすると、炎の竜巻となってドンヨクの弾を吹き飛ばし、そしてドンヨクを燃やした。灼骨炎陽.....これもビジョンで見た技だ

 

ドンヨク「ドンヨクバール!?!?!?」

 

フェリーチェ「カッコいいです.......」

 

一馬「終わりだ!フレイムクロススラッシュ!」

 

オレは吹き飛ばしたドンヨクに向かってX字の炎の斬撃を飛ばした。そして後ろを向いて日輪刀を納刀した

 

ドンヨク「!?ドンヨクバール!?」

 

ドンヨクは四等分に切られながら消滅した

 

ベニーギョ「結局ハロウィンって何?」

 

ふぅ、一件落着だな。そしてオレたちはクレープ屋の屋台へ戻った

 

高木「さてと、強風も止んだことだし、ハロウィンパレード始めるぞ〜!」

 

一馬「さぁ!頑張ろうぜ!」

 

ことは以外全員「おー!」

 

ことは「おー!」

 

そしてオレたちはハロウィンパレードを歩いたオレはみらいとリコと手を繋いで歩いたぜ。そしてハロウィン祭りが終わった後

 

エミリー「今日はありがとう、とってもとーっても楽しかった!」

 

ケイ「ハロウィン最高!」

 

ジュン「ナシマホウ界の奴らも良い奴らばっかだったしな!」

 

リコ「みんな、また遊びに来てね」

 

ジュン「おう!じゃあ、またな!」

 

そしてジュンたちはカタツムリニアに乗った

 

みらい「校長先生」

 

校長「ん?」

 

みらい「わたし今とっても嬉しいんです!リコに会えたから魔法界に行けた。モフルンとおしゃべりできた。はーちゃんに会えた。それが....それだけじゃなくて色んなことがあって、たくさんの人に会えて仲良くなって、その人たちも仲良くなってみんなが楽しそうで、それが嬉しくて。だから.....えっと......」

 

一馬「ったく....お前ってやつは.....」

 

そしてオレたちはそれぞれの家に帰った。帰ったのだが、みらいたちが一緒に寝たいとか言ってなー、一緒に寝たぜ

 

みらい「ちゅ〜」(寝ながら右頬にキス)

 

ことは「ちゅ〜」(寝ながら左頬にキス)

 

一馬「うぅ......ね、寝にくい.......」

 

ま、眠るのに時間がかかったけどな



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97話

[2016年11月12日13時]

 

一馬「zzzzz......」

 

[ピンポーン]

 

一馬「zzzzz.......」

 

[ピンポーン]

 

?「ごめんくださーい!」

 

一馬「あー!うるせぇ!」

 

何だよせっかく気持ちよく寝てたのによ!まだ昼の1時じゃねーか!もう少し寝かせろ!オレは下に降りてドアを開けた

 

一馬「はいはい!......え?」

 

そこにいたのは、リズさんと同じ髪色の女性だった

 

?「こんにちは〜あなたが坂田一馬くん?」

 

一馬「えー、はいそうですけど....」

 

?「まぁ!リズが言ってた通りね!カッコいい男の子じゃない!」

 

リズさん関係......という事は、この人はリコとリズさんの!

 

一馬「あのー失礼ですけど名前は?」

 

すると、リコたちが来た

 

リコ「あー.......一馬?その人、わたしのお母様よ」

 

一馬「..........マジでか」

 

リコ「マジよ」

 

リリア「そうでーす。私がリコの母のリリアよ。これからよろしくね一馬くん」

 

じゃあ、この人が料理研究家の人なのか

 

一馬「あ、はい.....」

 

リリア「それじゃあ一馬くんを起こした事だし、リコの誕生日ケーキを作りましょう!」

 

え!?今日ってリコの誕生日だったのか!?初耳だぜ.....そして、オレはリリアさんたちと一緒にみらいの家へ向かった。

 

リリア「今日の収録、パパッと終わらせて来ちゃった」

 

料理番組にも出てる......って収録なのね.....

 

リリア「すみません。いきなり来てキッチンまでお借りして」

 

かの子「リコちゃんのお誕生日ですもの」

 

今日子「思う存分使って下さい。リコちゃんのお母さんが料理研究家だとは聞いていたけど、リリアさんのことだったなんて」

 

リコ「ナ......じゃなくて、こっちで活動してたのは知らなくて」

 

オレって料理番組とか基本見ないからなー

 

リリア「では、仕上げ.....愛情、は・い・れ!」

 

何だよそれ.......でもこのチョコレートケーキクオリティが高いな........

 

今日子「わぁ!テレビと同じ!」

 

ことは「はー!本当にお料理上手!」

 

リコ「魔法学校の食堂のレシピも監修してるのよ」

 

なるほどあの美味い飯にはリリアさんが監修してたからなのか

 

ことは「はー!」

 

みらい「すごいんだ!リコのお母さん!」

 

リリア「私のオムレツは、黄身を多めに使うのがポイントなの」

 

今日子「って、全部双子だわ!」

 

ってうぉい!?オレでも滅多にお目にかかれない双子だぞ!

 

かの子「まるで中身が分かってるみたい」

 

リコ「魔法なら簡単に分かるわ......」

 

魔法って便利ですねー今更だけど

 

大吉「みんな〜お客さんだよ!家の前でばったり会ってさ」

 

するとそこにはリズさんとリアンさんがいた

 

リコ「お姉ちゃん!?お父様!?」

 

リアン「おめでとう」

 

リズ「誕生日おめでとう」

 

リリア「もう、リズもダーリンも遅いんだから〜♪」

 

リアン「ごめんよハニー」

 

ダーリンとハニー呼び........

 

みらい【ダーリン!】

 

リコ【だ、ダーリン.......】

 

ことは【はー!ダーリン!】

 

キュアモフルン【ダーリンモフ!】

 

っと、何想像してんだオレは。しかも何であの姿のモフルンまで出て来た.........まさか無意識!?

 

みらい「ねぇリコ、どうして誕生日だって教えてくれなかったの?」

 

リコ「苦手なの......誕生日、祝ってもらうの......」

 

一馬「そうだったのか.....」

 

そしてオレたちは飾り付けを行った。まさかオレの家とみらいの家を誕生日会場にするとはなー



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98話

一馬「つ、疲れた......」

 

いきなり疲れたって言って何か分からないって?あぁさっき飾り付けが完成したところなんだよ。それが結構大変でさ、だから疲れたって言ったんだよ

 

リズ&リリア&リアン「お誕生日おめでとう」

 

リアン「今日のために買った写真機だ」

 

そしてリアンさんはいつの時代のモンだよ!ってツッコミたくなりそうな古いカメラでリコを撮った。リコは微妙な顔をしている......あ、近所の人達だ

 

「もしかしてリリアさん!?」

 

リリア「みなさんもいかが?娘の誕生日なの」

 

「良いんですか!?」

 

リリア「もちろん。さぁ、どうぞ」

 

そして近所の人たちも入ってきた。そして、飯も豪華だった

 

一馬「美味い!美味い!美味い!美味い!!!」

 

オレは夢中になって料理を食べた

 

一馬「美味い!美味い!美味い!美味い!!!」

 

みらい「本当!美味しい!」

 

ことは「はー!最高!」

 

リアン「去年は学校の寮に居て祝えなかったからな。去年の分までお祝いするぞ!」

 

そしてリズさんとリリアさんはクラッカーを鳴らした

 

リコ「やっぱり苦手だわ.....このノリ....」

 

オレも苦手だわこれは

 

一馬「お前の誕生日会って毎年こうなのか?」

 

リコ「そうよ.....」

 

みらい「こんなに賑やかなの初めて!」

 

リアン「中々良い誕生日だな」

 

リコ「え、えぇ」

 

リアン「精霊たちもほら、まるで祝ってくれているかのようだ」

 

チクルン「なんか数減ってきてるけどな」

 

あ、チクルン来たのか。それにしても、この精霊たちが全て消えたら何が起こるんだ?で、オレたちはリアンさんと話すために少し離れた場所に移動した

 

リアン「あれからまた形が変わったな.....何か他に変わったことは?」

 

モフルン「無いモフ!」

 

リアン「ふむ」

 

リコ「あの、お父様?プリキュアのことは.......」

 

リアン「無論、ハニーとリズには言ってない」

 

すると、リリアさんとリズさんが来た

 

リリア「あら」

 

リズ「何してるの?」

 

オレたちは慌てて見えないようにした

 

リコ「いえ別に!」

 

一馬「何でもないっすよ!」

 

リリア「まぁ!」

 

もしかしてバレた?

 

リリア「素敵な石じゃない。ケーキの飾りにしちゃおっと。一馬くん、この石を飾ってくれない?」

 

一馬「は、はい....」

 

オレは脚立を使って、ケーキの上に、リンクルストーンを飾った

 

一馬「こんな感じっすか?」

 

リリア「うん、ぴったりよ!」

 

リアン「で.....伝説のリンクルストーンが.....

 

リコ「ケーキの飾りに......」

 

リリア「さ、蝋燭の火を消して?」

 

大吉「いやぁさすがにこの高さは......」

 

リリア「大丈夫よ、魔法で......」

 

リコ「え、えっと、脚立に登って気合いで消すわ!」

 

危うく魔法でって言ったリリアさんをリコが止めた。そしてリコは脚立を登って火を消した。その時危ないようにオレが脚立を支えてたぜ

 



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99話

えー、あの後リコは誕生日プレゼントを貰った。リズさんからは万年筆を、リアンさんからは鉱石だった。こっちはあんまり嬉しく無さそうだったが。んで、リリアさんからは、読み聞かせだった。リコ曰く何度も聞いたとか。えーその内容をざっくり簡単に説明すると、ある宇宙に仲が良い惑星が2つ輝いてた、ある日嵐が吹いて離れ離れに(なんで宇宙に嵐が吹くんだよ)それでも惑星は輝いてた。だがそこへこんどは暗い雲に覆われて(だからなんで宇宙に雲なんてあるの)ぼっちになった惑星、すると頭の上に2人の女の子(何故かみらいとリコに似ている)そしてかわいそうと思った女の子は惑星がまた会えますようにと、願った。すると向こうの惑星は輝いて雲を晴らし、惑星たちは再び出会うことになったと、イイハナシダナー。そして、結局タワーケーキは殆ど残ってしまった。で、オレが食べることになった。オレは残飯処理かよ!って思ったよ。でもオレは、食べた。そして、食べ切った。そして片付けてる途中で、鼻に違和感が来て、すぐに家に戻り、洗面所で鼻血をだらだらと出した

 

一馬「うぐぅ畜生.....チョコで鼻血だなんて、バレンタインだけかと思ったぜ.......」

 

自慢だけど、オレって毎年のバレンタイン.....そうだな、小4あたりから結構貰ってたな、そして貰ったチョコを処理(食べ切って)して鼻血を毎年出してた

 

一馬「よーやく止まった.........」

 

俺は母を洗って顔についてる鼻血の跡を洗い流した

 

一馬「さてと、片付けに戻るか」

 

オレは家を出た。その瞬間、まるで目の前が真っ暗になったかのように、意識を失った

 

一馬「........ん?」

 

オレは目を開いた。そこは......宇宙のような景色が広がる空間だった。さらに

 

みらい「え?」

 

リコ「へ?」

 

ことは「うぇ?」

 

モフルン「モフ?」

 

一馬「は?」

 

一馬以外「えぇぇぇぇぇ!?」

 

一馬「はぁぁぁぁぁぁ!?」

 

何とオレ以外にもみらいとリコとことはとモフルンがいた。敵の攻撃を受けたのか!?

 

みらい「ど、どういうこと!?一馬くん!?」

 

一馬「し、知るかよ!とにかく、脱出しようぜ」

 

宇宙空間みたいに見えるが、足場はある。見えないけどな

 

リコ「えぇ!」

 

そのとき

 

シャーキンス「プリキュア!坂田一馬!完膚なきまでに叩きのめす、我がムホーの力で!」

 

一馬「シャーキンス!テメェの仕業か!」

 

シャーキンス「そうだ。そして、ここがお前たちの墓場となる!出るのだ!」

 

そしてクラッカーの形をしたドンヨクが現れた

 

ドンヨク「ドンヨクバール!!」

 

一馬「そう易々と叩きのめされてたまるかよ。行くぞ!」

 

みらい&リコ&ことは「うん!」

 

3人は変身した。2人はダイヤか

 

ミラクル(ダイヤ)「2人の奇跡!キュアミラクル!」

 

マジカル(ダイヤ)「2人の魔法!キュアマジカル!」

 

フェリーチェ「あまねく生命に祝福を.....キュアフェリーチェ!」

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)&フェリーチェ「魔法つかい!プリキュア!」

 

今回はクシャナXで行くぜ!武器は日輪刀!(炭治郎モデル)

 

一馬「装着!」

 

オレはクシャナXと日輪刀を装備した



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100話

シャーキンス「プリキュア、坂田一馬。教えてやろう。お前たちがどんなに足掻こうと無駄である事を」

 

いきなり何ってんだコイツは。すると、映像が映し出された。これは宇宙か?ん?アレは?

 

シャーキンス「見るが良い。古き時より空に、そして星々に、恐怖と共に刻まれし記憶。終わりなき混沌.....我らがデウスマスト!」

 

ミラクル(ダイヤ)「デウスマスト?!」

 

一馬(クシャナX)「コイツが......」

 

オレたちの倒すべき敵.....すると映像のデウスマストは惑星を次々と消して行った

 

マジカル(ダイヤ)「星が......消えた....?!」

 

おいぃぃ!?オレらこんなやべー奴といつかは戦わなくちゃダメなのかよ!いや、こんなこと言ってももう、後には引けないぜ

 

シャーキンス「大地も命も全ては混沌に飲み込まれ、更なる混沌への糧となる!」

 

ドンヨク「ドンヨクバール!」

 

!?しまった!オレは日輪刀を構えて軽減したが、みらいたちはドンヨクに吹っ飛ばされた

 

一馬(クシャナX)「くっ....」

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)&フェリーチェ「きゃぁ!?」

 

一馬(クシャナX)「!?お前ら!」

 

ドンヨク「ドンヨクバール!!」

 

更にドンヨクはクラッカーを飛ばしてきた

 

一馬(クシャナX)「風の呼吸!肆ノ型!昇上左陣嵐!(しょうじょうさじんらん)

 

オレは風の斬撃でクラッカーを全て斬った

 

シャーキンス「お前たちが何者かも知る必要の無い。お前たちはこのまま滅び去るのだ!」

 

マジカル(ダイヤ)「まだよ.....まだ、パーティーの片付けが終わってないし....」

 

シャーキンス「ん?」

 

マジカル(ダイヤ)「それに、お母様に.....みんなに....わたしの誕生日をお祝いしてくれたお礼言ってない!」

 

シャーキンス「命など、いかに生まれてこようと、いずれ混沌に消えて行く定め。祝福する意味などなかろう」

 

マジカル(ダイヤ)「わたしの笑顔を願ってくれるみんなの想い。わたしもちゃんと伝えるの!わたしの想い....感謝の言葉を!」

 

リコ.....すると、タンザナイトが、光を放ちながら現れた。これは一体......

 

モフルン「モフー!甘い匂いがするモフ!」

 

すると、星....タンザナイトの精霊が現れた。そして

 

「タンザナイト、ミトメール!」

 

マジカル(ダイヤ)「タンザナイト!?」

 

一馬(クシャナX)「リコ!リンクルステッキだ!」

 

マジカル(ダイヤ)「分かってるわ!リンクルステッキ!」

 

マジカルはリンクルステッキを出す

 

マジカル(ダイヤ)「リンクルン!タンザナイト!」

 

すると、タンザナイトの力で、空間がみるみると消えて行った

 

シャーキンス「何!?」

 

そして、景色は元に戻った。この広場......なるほどここにワープされたのか

 

シャーキンス「何と!?あの小さき石ころの輝きに我がムホーが?ありえぬ!ドンヨクバール、奴らに与えよ!祝福ではなく混沌を!」

 

ドンヨク「ガッテン!」

 

ドンヨクはクラッカーを飛ばしながら向かって来た

 

一馬(クシャナX)「来るぞ!」

 

ドンヨクはクラッカーからビームを出してきた

 

ミラクル(ダイヤ)「わたしに任せて!リンクルステッキ!リンクルン!ガーネット!」

 

みらいはガーネットの力でマドハンドを数体出現させ、ビームを防いだ。しかし、クラッカーがマドハンドを掻い潜って向かってきた

 

フェリーチェ「次はわたしが!フラワーエコーワンド!リンクルン!ピンクトルマリン!」

 

ことはがピンクトルマリンの力でクラッカーを消滅させた

 

一馬(クシャナX)「とぉぁ!」

 

オレはドンヨクに向かってジャンプする。そして

 

一馬(クシャナX)「凍てつけ!アブソリュート・ゼロスラッシュ!」

 

オレは氷を纏った日輪刀でドンヨク斬りつけた。するとドンヨクは斬られた箇所から、みるみると凍りついていった

 

ドンヨク「ドン........ヨク........バー......ル.......」

 

やがてドンヨクは完全に凍りついた。そこからオレは

 

一馬(クシャナX)「風の呼吸!弐ノ型!爪々・科戸風!(そうそう・しなとかぜ)」

 

縦方向に4つの斬撃を繰り出してドンヨクを地面に叩きつけた

 

シャーキンス「バカな!?」

 

一馬(クシャナX)「さぁ、ドドメだ!さっさと帰って、リコ!お前の想いを伝えにな!」

 

マジカル(ダイヤ)「えぇ!」

 

みらいたちはアレキサンドライトスタイルになり、ドンヨクは凍ったまま虹の方へと飛ばされ、浄化された

 

シャーキンス「くっ、あの石ころさえ邪魔しなければ!」

 

そして、シャーキンスは消えた。なーんか、リンクルストーンが危ない目に遭いそうだな..........そんなことより、オレたちは、家に戻って片付けを終わらせた。そして、リリアさん、リズさん、リアンさんとさよならをした。ちなみにリリアさんたちは、来年もお祝いするだとよ。こうしてリコの誕生日は幕を下ろした



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101話

リコの誕生日が終わって翌日の日曜日、みらいからとんでもないことを聞かされた。それは魔法界に以前よりも速く行けるとのこと、ちなみにリズさんから聞いたらしいぜ。これでも十分とんでもないんだが、ここからだ。こっちの学校が終わってから、魔法学校に行くんだとよ。オレは心の中でばっかじゃねーのって思った。でもまぁ一応行くことになった。で月曜日、帰ったらすぐさま私服に着替えて駅に向かった

 

チクルン「もう出ちまうぜ!」

 

モフルン「急ぐモフ!」

 

何とか間に合って乗り込んだ

 

ことは「はー間に合った〜」

 

リコ「でも、本当にすぐ魔法界に着くのかしら.....」

 

みらい「リズ先生は、あっという間だって」

 

リコ「あっという間ね......」

 

すると3分もしないうちに魔法学校が見えてきた

 

「次は魔法学校〜魔法学校〜」

 

みらい「本当に....あっという間に着いちゃった......」

 

おいおい3分もせずに着くって、それじゃあカップ ラーメンカタツムリア内で食えねーじゃん!それにウルトラマンもまだすこーし活動できる.....

何言ってんだオレは。とにかく、オレたちは魔法学校へ入り、オレはみらいたちと分かれた。みらいたちは授業を、オレは......呼吸技の練習だ!オレは開けた場所へ向かった

 

一馬「よし....」

 

オレは開けた場所に着いた後、オレは日輪刀を具現化させた

 

一馬「シィィィィィ.......」

 

オレは日輪刀を構え、雷の呼吸の呼吸をする.....

 

一馬「雷の呼吸......弐ノ型!稲魂!(いなだま)」

 

オレはそう言いながら、日輪刀を5回振った。すると、一瞬で雷を纏った5つの斬撃が現れた。これから使う技は、全て何故か鬼っぽくなってた桃先輩(善逸の回想のコマで、桃を食っていたから桃先輩)が使ってた技だ。勿論これはビジョンで見たぜ

 

一馬「参ノ型!聚蚊成雷!(しゅうぶんせいらい)」

 

オレは走りながら、思いっきり日輪刀を振り回しまくった。これ、実戦で使ったらどうなるのだろうか......

 

一馬「肆ノ型!遠雷!」

 

オレは思いっきり踏み込んで、横一文字に、霹靂一閃とは違って、力いっぱいに振った

 

一馬「伍ノ型!熱界雷!」

 

オレは斬り上げた。激しい雷の斬撃が空へ昇った。さぁ、たしか次が雷の呼吸の最後の型だな

 

一馬「雷の呼吸!陸ノ型!電轟雷轟!(でんごうらいごう)」

 

オレはこれまで以上に激しく日輪刀を振り回した雷のような斬撃がどんどん現れる。ふぅ、これが雷の呼吸の全ての型か......霹靂一閃以外にもこんなすげー技があるとはな。そして、オレは夕方になるまで全集中で練習に励んだ。そして、みらいたちと合流して、カタツムリアで帰った



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102話

翌日も、学校が終わったら魔法界へ行った。ちなみに明日は先生方が、何の運命のいたずらなのか、用事ができたということで、休みになったなので、今日は魔法界で止まるらしい。まぁオレは修行するけどね。オレはまた開けた場所へ向かった。今度は太刀の飛竜刀【朱】を出した。今度は炎の呼吸をやってみようと思う。ここら一帯が焼け野原になるかもしれないけど。さてとやるか!オレは飛竜刀を抜刀して構える

 

一馬「炎の呼吸.....壱ノ型!不知火!」

 

オレは炎を纏った飛竜刀で袈裟斬りっぽく振った。ちなみに熱くは無いぜ

 

一馬「弐ノ型!昇り炎天!(のぼりえんてん)」

 

オレは下から上に飛竜刀を振った。すると炎の斬撃が、前方の草を焼け野原にした。この技は初めて使うぜ

 

一馬「参ノ型!気炎万象!(きえんばんしょう)」

 

今度は上から下へと振った。その振った後は、まるで狐のようだった。違うかもしれないけどね。でもそう見えたんだオレには

 

一馬「肆ノ型!盛炎のうねり!(せいえんのうねり)」

 

オレは渦巻く炎の如く前方を薙ぎ払った。炎の竜巻のようなのが、目の前を焼け野原にした

 

一馬「伍ノ型!炎虎!」

 

オレは刀を大きく振った。すると炎の虎が現れ、その虎が、まるで噛み付くように降った。ラブーとの戦いでは、斬撃タイプだったけど、こっちも良いな。さぁ、次がビジョンで見た炎の呼吸の最後の型だ。あの炎のような髪の人が、奥義って言うほどの技だ

 

一馬「炎の呼吸!奥義!」

 

オレは飛竜刀を両手で握りしめ、全身を捻って力を込めたそして

 

一馬「玖ノ型!煉獄!(れんごく)」

 

オレはそのまま突進して、思いっきり振った。その時、炎の龍が見えた。これで炎の呼吸の型は終わりだ。なぜか陸、漆、捌ノ型がなぜか無いんだよなー。ま、良いか。オレは昨日と同じように修行した。その結果

 

一馬「やばっ、辺り一面焼け野原になっちまった」

 

見事に焼け野原になりましたとさ。ペンペン草も生えないかもしれない......さてと、素振りをするか。オレは素振りを開始した

 

一馬「はっ!はっ!はっ!はっ!はぁっ!うげ!?夜になってる!」

 

さっさと戻らないと。すると

 

ドンヨク「ドンヨクバール!!」

 

一馬「!?今の声は!」

 

遠くから、ドンヨクの声がした。まさか!奴らか!?だとしたら、行かないとな!

 

クリスタル『寮に戻るにはまずは奴を何とかしないとな』

 

そうだな!防具はS(シルバー)・ソルシリーズで、武器は飛竜刀【純銀】だ!

 

クリスタル『了解!』

 

一馬「装着!」

 

オレは見た目が銀色のレウスXのS・ソルシリーズを装着した。そして、銀レウスが現れ、飛竜刀【朱】に吸い込まれるように消えていった。すると、【朱】は輝き出して、赤色が剥がれ落ちるように消え、そこから銀色の輝きが現れた。オレはその輝いている太刀、飛竜刀【純銀】を腰に帯刀した

 

一馬(S・ソル)「よし、行くか!」

 

オレは炎を纏って飛び上がり、声がした方へ向かった

 

オルーバ「なんだかよく分からないや。ドンヨクバール、僕は用事を済ませてくるから、後は適当に頼むよ」

 

ドンヨク「ガッテン!」

 

オルーバ!?いや、アイツを追いかける前に、まずはドンヨクを止めなければ!みらいたちを助けなければ!それに校長までいやがるぜ!

 

一馬(S・ソル)「久々の!ばぁぁぁくねつぅ!ゴッドフィンガー!!!」

 

オレは爆熱ゴッドフィンガーでドンヨクをぶっ飛ばした

 

ドンヨク「ドンヨク!?」

 

ミラクル(ルビー)「え!?」

 

マジカル(ルビー)「な、何!?」

 

フェリーチェ「!?ミラクル!マジカル!上を!」

 

オレはみらいたちの前に降り立った

 

一馬(S・ソル)「よっ、待たせたな」

 

ミラクル&マジカル(ルビー)&フェリーチェ「一馬!(くん!)」

 

校長「一馬くん......」

 

ドンヨク「ドンヨク.....ドンヨクバール!!!」

 

ドンヨクは立ち上がった

 

一馬(S・ソル)「さてと.....ここからはオレのステージだ!!!」

 

オレはそう言ってドンヨクに立ち向かった

 

ドンヨク「ドンヨクバール!」

 

ドンヨクは風を起こしてきた。だが無意味だぜ!

 

一馬(S・ソル)「炎の呼吸!肆ノ型!盛炎のうねり!」

 

オレは盛炎のうねりで炎の竜巻を出した。竜巻はドンヨクを斬り裂いた

 

ドンヨク「ドンヨクバール!?」

 

そしてオレは近くまで近づき

 

一馬(S・ソル)「弐ノ型!昇り炎天!」

 

昇り炎天でドンヨクを打ち上げた。さらに追撃で飛び上がり

 

一馬(S・ソル)「参ノ型!気炎万象!」

 

気炎万象で、ドンヨクを叩き落とした

 

ドンヨク「ドンヨク.....バール.....」

 

まだ生きてるか、だが、これで終わりだ!

 

一馬(S・ソル)「炎の呼吸!奥義!」

 

オレは両手で【純銀】を握りしめ、そして全身を捻り力を込める

 

マジカル(ルビー)「奥義!?」

 

ミラクル(ルビー)「今、奥義って言いました!?」

 

フェリーチェ「一体どんな技なのでしょう.....」

 

クリスナイト(S・ソルシリーズ)「玖ノ型!!煉獄!!!」

 

オレは炎の龍となりドンヨクに向かった

 

ドンヨク「!?ドドドド!!!!」

 

ドンヨクは激しく風を巻き起こすが、炎の龍は止まらなかった

 

クリスナイト(S・ソルシリーズ)「うぉぉぉぉぉりゃぁぁぁぁ!!!!!」

 

オレはそのままドンヨクを抉り斬るように【純銀】を振った。ドンヨクは瞬く間にバラバラになっていった

 

ドンヨク「ド.......ン.......」

 

そして、ドンヨクは消滅した

 

フェリーチェ「あれが奥義.......」

 

ミラクル(ルビー)「カッコいい!ね、マジカル!」

 

マジカル(ルビー)「え、えぇ.....」

 

校長「凄い威力じゃ.....」

 

一馬(S・ソル)「ふぅ....」

 

オレは元に戻った

 

オルーバ「お疲れ様。僕も丁度見つけたところさ。これからの準備に必要な探し物をね」

 

気がつくと、オルーバがいた。ん?あの本は!

 

一馬&オルーバ以外「!?」

 

一馬「オルーバ!?その本は!」

 

校長「まさかクシィの!」

 

オルーバ「それじゃあ、またね」

 

一馬「待ちやが.....はぁ.....はぁ......」

 

オルーバは消えた。くっ、急に疲れが.....そういや、修行が終わってすぐこっちに向かったし、そこから戦ったからな.......オレは倒れかける

 

フェリーチェ「一馬!?」

 

ミラクル(ルビー)「ど、どうしたの一馬くん!?」

 

みらいとことはが倒れかけたオレを支えてくれた

 

一馬「き、急に疲れが......それよりも、校長。あれはクシィさんの.....」

 

校長「うむ」

 

水晶「まさかまだ残ってたなんて」

 

校長「だが、なぜ奴らがあの本を.....」

 

一馬「こんなことなら、あの時に焼却しとけば.........zzzzz......」

 

オレは深い眠りに落ちた



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103話

[真夜中]

 

一馬「悪りぃなクリスタル。偽のリンクルストーンを生成してくれて」

 

クリスタル『これくらいお安い御用だ』

 

ん?オレが今何をしてるのかって?今オレはクリスタルに偽のリンクストーンを出してもらったところなんだ。近いうち、リンクルストーンが奪われる......そんな気がしたからだ。後はこれをポーチに入れて、本物はオレのポケットに入れてっと、よし後はこれを元の場所に戻すだけだ。オレは大きな音を立てないように、ジュンの部屋に入った。そして、元あった場所に、ポーチ(偽リンクルストーン入り)を置いた

 

チクルン「うぅ....や、やめてくれ.......」

 

チクルン......お前は絶対にアイツらの支配から解き放ってやる。オレはベッドに戻って寝ようとしたが、ちっ、眠気がねぇ。もう時期夜明けだし、ランニングしてくるか。オレは外へ出て、ランニングをした。それから、日輪刀の素振り、そしてまたランニング、素振りの繰り返しだった

 

一馬「ふぅ.....ん?」

 

何だオレの鼻がいい匂いをキャッチしたぞ。オレはその匂いがする方へ向かった

 

一馬「おぅ、コレは......」

 

そこは調理室で、中ではみらいたちが何かを作ってる光景があった

 

みらい「あ、一馬くん!おはよう!」

 

一馬「おはようさん。何してるんだ?」

 

ことは「はー!いまみんなではちみつプリンを作ってるの!」

 

一馬「へぇ〜そうなんか」

 

リコ「あ、あなたのも作ってるから、楽しみにしてなさい!」

 

一馬「お、おう。分かったぜ!」

 

オレは調理室を後にして、ふたたびランニングをして、少しくつろいでた

 

一馬「ふぅ、さてと、もう出来たかなっとん?」

 

みらい「一馬くーん!」

 

みらいたちが来た

 

一馬「どうしたんだ!?」

 

リコ「チクルンがいなくなっちゃったの!」

 

モフルン「甘い匂いがしたモフ!」

 

ことは「それにリンクルストーンも!スマホンも!」

 

一馬「何だと!?」

 

オレの読みが当たったが、まさかスマホンまでもが.....そこまでは予測してなかったぜ。オレはみらいのホウキに乗った。そしてモフルンの匂いを頼りに向かった

 

みらい「チクルン!」

 

一馬「!?シャーキンス!」

 

シャーキンス「プリキュア!坂田一馬!」

 

チクルン「どうしてここに!?」

 

モフルン「甘い匂いがしたモフ!」

 

それってもしかしてスマホンの匂いを感じたのか?

 

ことは「チクルン逃げて!」

 

チクルン「うぅ.....」

 

シャーキンス「寄越せ。グズグズするな!」

 

みらい&リコ&ことは「!?」

 

一馬「.......」

 

モフルン「チクルンダメモフ!」

 

そしてチクルンはシャーキンスにポーチを渡した

 

シャーキンス「まだ気づかぬのか?こやつはオルーバの手先。奴の命令でリンクルストーンを盗んできたのだ」

 

全員「え!?」

 

オレも一応驚いた反応をした。バレたらいかんからな

 

シャーキンス「プリキュア、坂田一馬、敗れたり!」

 

そしてシャーキンスはオレたちを吹っ飛ばした

 

みらい&リコ&ことは&モフルン「きゃぁぁ!!!」

 

一馬「うわぁぁぁ!?」

 

オレたちは地面に叩きつけられた。ちょっと痛え.....

 

チクルン「な!?約束が違う!もうアイツらを傷つけな.....ギャー!?」

 

シャーキンスは、チクルンを叩き落とした

 

モフルン「チクルン!」

 

シャーキンス「ふん!やはり情が写っていたか。変身出来ようと出来まいと、プリキュアと坂田一馬は徹底的に叩き潰すのみ!」

 

すると、シャーキンスは巨大化した。そしてポーチを飲み込んだ

 

みらい「あ!?」

 

シャーキンス(巨大化)「これで手も足も出まい!」

 

一馬「.....っくっくくくく.......」

 

みらい「え?」

 

リコ「ど、どうしたのよ一馬」

 

一馬「くっくっくっくっ.........」

 

ことは「何笑ってるの!?」

 

モフルン「ピンチモフよ!」

 

一馬「あーっはっはっはっ!!!」

 

シャーキンス(巨大化)「ふん、頭が狂ったか」

 

チクルン「......」

 

一馬「へっ、ちげぇよ。こうもあっさりと偽物を飲み込んでくれるとはな。いやはや偽物を作っておいて正解だったぜ」

 

チクルン「えっ!?」

 

シャーキンス(巨大化)「偽物だと!?」

 

みらい&リコ&ことは&モフルン「偽物!?(モフ!?)」

 

モフルン「たしかに、一馬から甘い匂いがしてるモフ!」

 

一馬「へっ」

 

オレはポケットからリンクルストーンを取り出した。そしてそれをみらいたちに渡した

 

みらい「何で一馬くんが!?」

 

一馬「悪りぃな。真夜中に偽物を作るために借りてたんだ」

 

リコ「そうだったのね.....」

 

チクルン「何でそんなことをして」

 

一馬「何って、お前のためだけど?」

 

チクルン「え?」

 

一馬「あーオレ、気づいてたんだよねーお前がスパイだってことを」

 

チクルン「えーっ!?」

 

ことは「最初から気づいてたの!?」

 

一馬「あぁ、でも言わなかったのは、こいつは多分、脅されて従ってるんじゃないかと思って、今まで黙っていたんだぜ」

 

チクルン「一馬.....」

 

シャーキンス(巨大化)「ウォォォォ!!!!ペッ!」

 

シャーキンスはポーチを吐き出した

 

ことは「スマホン!」

 

ことははスマホンをキャッチした

 

シャーキンス(巨大化)「己ぇ!己ぇ!まさか、この我が偽物なんぞつかまされるとは.....」

 

一馬「ねぇ?今どんな気持ち?奪ったアイテムが実は偽物だった気分はよ」

 

シャーキンス(巨大化)「坂田一馬.....貴様を!!プリキュア諸共叩き潰してやる!!!」

 

一馬「その言葉!そのまま返してやるぜ!ヘチマ野郎が!!!!行くぜ!!!」

 

みらい&リコ&ことは「うん!」

 

3人は変身する。おっ、今回のみらいとリコはトパーズか

 

ミラクル(トパーズ)「2人の奇跡!キュアミラクル!」

 

マジカル(トパーズ)「2人の魔法!キュアマジカル!」

 

フェリーチェ「あまねく生命に祝福を.....キュアフェリーチェ!」

 

ミラクル&マジカル(トパーズ)&フェリーチェ「魔法つかい!プリキュア!」

 

今回は、ラギアクルス希少種のアビスシリーズで行くぜ!

 

一馬「装着!」

 

オレは黒い雷を纏い、アビスシリーズを装着した。あれ?口の部分がマスクで覆われてる。ってことは少しアレンジしてるな。やるじゃん。武器は日輪刀だ

 

一馬(アビス)「行くぜ、シャーキンス!」



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104話

シャーキンス(巨大化)「貴様ら!むん!」

 

オレたちはシャーキンスの力で浮かされた。そしてシャーキンスはモフルンとチクルンを殴り飛ばそうと近づいた

 

モフルン「モフー!?」

 

シャーキンス(巨大化)「はぁぁぁあ!」

 

オレはモフルンを守ろうと前に出た。そして

 

一馬(アビス)「雷の呼吸!弐ノ型!稲魂!」

 

オレは稲魂でシャーキンスを攻撃した。5つの青黒い雷の斬撃が、シャーキンスの殴ろうとしてた腕にダメージを与えた

 

シャーキンス(巨大化)「うぉ!?己ぇ!!!」

 

シャーキンスはもう片方の腕で殴ろうとしてくる。だがそこへ

 

ミラクル&マジカル(トパーズ)「はぁ!」

 

みらいとリコがゴルディオンハンマーを生成して、シャーキンスの攻撃を防いだ

 

ミラクル(トパーズ)「今のうちに、モフルンとチクルンを!」

 

一馬(アビス)「お、おう!さぁ」

 

モフルン「モフ!」

 

チクルン「一馬.....」

 

オレはモフルンとチクルンを持って降りた。そしてモフルンを下ろした次の瞬間!

 

ミラクル&マジカル(トパーズ)「きゃぁぁぁぁぁ!?」

 

みらいとリコが押し負けて、吹っ飛ばされた

 

一馬(アビス)「!?」

 

オレは飛ばされた2人に追いついて、受け止めた

 

一馬(アビス)「大丈夫か!?」

 

マジカル(トパーズ)「えぇ、助かったわ」

 

ミラクル(トパーズ)「ありがとう!」

 

フェリーチェ「はぁ!」

 

ことはは瓦礫を風で飛ばしたが

 

シャーキンス(巨大化)「はぁ!」

 

シャーキンスはそれを真空波で押し返す。しかしことはにかき消され、ことはとシャーキンスのパンチが激突したしかし!ことはは押し負けて、そのまま地面に叩きつけられた

 

一馬(アビス)「ことは!ちっ!雷の呼吸!壱ノ型!」

 

オレはシャーキンスに超スピードで向かう。そして

 

一馬(アビス)「霹靂.....」

 

シャーキンス(巨大化)「ふん!」

 

一馬(アビス)「ぐぁ!?」

 

ミラクル&マジカル(トパーズ)&フェリーチェ「!?」

 

モフルン&チクルン「一馬!」

 

近づいて日輪刀で斬ろうとする瞬間!オレはシャーキンスに叩き落とされた。モフルンとチクルンが近くにいるぜ.....

 

シャーキンス(巨大化)「さっきの我の腕に使った技で、貴様の攻撃の速さを覚えたぞ。これでもう貴様の技などもう見切ったも同然だ」

 

一馬(アビス)「何だと......」

 

稲魂で見切られたのかよ!?

 

シャーキンス(巨大化)「プリキュア!坂田一馬!その忌々しき石ころを全て叩き潰す!否踏み潰す!」

 

シャーキンスがオレたちを潰そうとしてきた

 

一馬(アビス)「くっ、ライトニングバリア!!」

 

オレは青黒い雷の障壁を展開した

 

シャーキンス(巨大化)「そんなことをしても無駄だ。踏み潰してやる!」

 

すると、みらいたちも来てオレが作ったバリアの外に光の玉で作ったドーム状のバリアを展開した

 

シャーキンス(巨大化)「くっ.....そんな裏切り者のために?愚かな者どもよ!」

 

一馬(アビス)「そいつは違うぜ!こいつは.....チクルンは!オレたちの大切なダチだ!」

 

ミラクル(トパーズ)「そうよ!裏切り者なんかじゃない!」

 

マジカル(トパーズ)「えぇ!必死に助けてくれたチクルンをわたしたちは信じる!」

 

フェリーチェ「だから、チクルンをいじめるのは」

 

ミラクル&マジカル(トパーズ)&フェリーチェ「絶対に許さない!」

 

一馬(アビス)「ぜってぇ許さねぇぜ!」

 

モフルン「モフルンも、チクルンが大好きモフ。だからこれからも友達モフ」

 

チクルン「うっ.....うっ.....プリキュア......一馬......モフルン.......みんな......ありがとう......」

 

モフルン「モフ.....モフ?」

 

するとトパーズが光だして、シャーキンスを跳ね返した

 

一馬(アビス)「な、何だ!?」

 

マジカル(トパーズ)「これって!?」

 

フェリーチェ「トパーズはワクワクのリンクルストーン.....つまり、友達と分かり合えたワクワクが、トパーズのパワーをよりワクワクさせたのです」

 

あーはいはい、なるほどって分かるか!要はパワーアップしたんだろ!

 

ミラクル(トパーズ)「それって.....」

 

みらいは飛び上がる

 

シャーキンス(巨大化)「むん!」

 

ミラクル(トパーズ)「とーっても!ワクワクもん!!!!

 

みらいはゴルディオンハンマーを作り出す。そして何と、モフルンの胸についているトパーズが光だしみらいのゴルディオンハンマーをさらにデカくした。いや、デカすぎだろ!?さっきのがゴルディオンハンマーなら、アレはゴルディオンクラッシャーだよ!いや、本家ゴルディオンクラッシャーよりかは小さすぎるけど

 

シャーキンス(巨大化)「何!?」

 

ミラクル(トパーズ)「だぁぁぁぁ!!!!」

 

ゴルディオンクラッシャーはシャーキンスの拳を弾いた。そして

 

ミラクル(トパーズ)「光になりなさぁぁぁぁぁいいいい!!!!」

 

そう叫んでゴルディオンクラッシャーを振り下ろした

 

シャーキンス(巨大化)「ぐぁ!?」

 

クリスタル『行くぞ!一馬!』

 

え!?雷の呼吸は既に見切られて

 

クリスタル『ならば、もっと速い技だな。これを見ろ!』

 

オレはその瞬間、ビジョンを見た.....何だコレは前に見た、善逸と鬼になった桃先輩の戦い.......

 

善逸『雷の呼吸.....漆ノ型!』

 

漆ノ型だと!?雷の呼吸は陸ノ型で終わりじゃないのか!?

 

善逸『火雷神(ほのいかづちのかみ)』

 

そして善逸は一瞬で桃先輩の頸を斬った。その時、善逸の羽織は破れ、そして雷の龍が見えた気がした。そしてその瞬間景色が元に戻った

 

シャーキンス(巨大化)「ウォォォォ!!!」

 

一馬(アビス)「....お前ら、オレから離れていろ」

 

ミラクル(トパーズ)「え?う、うん.....行くよみんな」

 

そしてみらいたちは離れた。オレはあの技の構えを取る。行くぜクリスタル

 

クリスタル『おう!』

 

一馬(アビス)「シィィィィィ........」

 

シャーキンス(巨大化)「ふん!またそのような技か.....良いだろう!打ち消してやる!」

 

オレの周りに青黒い雷が落ちてるいや、オレから出ているのが見えた

 

マジカル(トパーズ)「な、何!?」

 

フェリーチェ「一馬から、とてつもない雷の力を感じます!」

 

シャーキンス(巨大化)「何だ?さっきとは違う.......まぁ良い。どっちだろうと、結果は同じだ!」

 

シャーキンスはパンチをしてきた

 

一馬(アビス)「雷の呼吸.....漆ノ型!」

 

オレはシャーキンスに向かって跳んだ。そして!

 

シャーキンス(巨大化)「はぐぁ!?」

 

オレは日輪刀を振り切っていた。シャーキンスは、胴体部分に大きな斬り傷が出来ていた

 

一馬(アビス)「火雷神!(ほのいかづちのかみ)」

 

シャーキンス(巨大化)「何だと.....この我が......何だ.......今の奴の速さは......は、速すぎる......見切れなかった........何をしたんだ......」

 

ミラクル(トパーズ)「は、速かった......」

 

マジカル(トパーズ)「今のは.....霹靂一閃?」

 

フェリーチェ「いえ、さっきの技の名前といい、型といい、霹靂一閃とはまた違う技のようです」

 

モフルン「すごいモフ!」

 

チクルン「すげぇ......」

 

シャーキンス(巨大化)「己.....己ぇ!!!」

 

一馬(アビス)「今だ!シャーキンスにトドメを!」

 

オレはみらいたちに向かって叫んだ。そしてアレキサンドライトスタイルに変身した

 

ミラクル&マジカル&フェリーチェ(アレキサンドライト)「プリキュア!エクストリーム・レインボー!」

 

シャーキンス(巨大化)「グァァァ!!!」

 

ミラクル&マジカル&フェリーチェ(アレキサンドライト)「キュアップ・ラパパ!虹の彼方に!」

 

シャーキンス(巨大化)「己プリキュア!坂田一馬ぁぁぁぁぁ!!!!」

 

そしてシャーキンスは虹の彼方へと消えた。ふぅ、これで後はババアとクソメガネ、そしてデウスマストだけか......オレたちは元に戻って学校へ戻った。で、チクルンから脅されてた理由を聞いた

 

ことは「なるほど〜」

 

みらい「こわーい女王様に叱られたくなくて」

 

リコ「言いなりになってたのね」

 

一馬「しょーもな!」

 

みらい「ちょっと一馬くん!しょうもないは無いでしょ!?」

 

ことは「そうだよー!」

 

一馬「うぐっ」

 

だってマジでしょうもない単純な理由なんだよ。

 

チクルン「みんな、本当にすまなかった.....」

 

モフルン「チクルン

 

チクルン「ん?」

 

モフルン「女王様にも、モフルンたちが一緒に謝りに行くモフ。だから今は、一緒にプリンを食べるモフ」

 

あぁ、そうか、そういやプリンがあったな。って謝りに行く!?そしてオレたちはプリンを食べた。あーオレはみらいたちから所謂あーんをされた

 

みらい「ごちそうさま!」

 

ことは「はー!」

 

リコ「は、恥ずかしかった......」

 

一馬「.......ん?あれは」

 

オレは放心状態で上を見てたら、ぶどうの精霊が来た。そして

 

「アメジスト、ミトメール!」

 

どうやら認められたようだ。するとアメジストが光って勝手にスマホンにセットされた。するとオレたちの前にある物が現れた

 

みらい「あれは.....」

 

一馬「どこでもドアじゃねーか!」

 

リコ「どこでもドアって......まぁそうだけども」

 

みらい「ちょうどよかった!チクルン!これで、妖精の里に帰れるよ!」

 

チクルン「コレで!?」

 

オレは取手を持った

 

一馬「じゃあ行くぜ。妖精の里へ!」

 

オレは扉を開けた

 

みらい「ワクワクもんだ!」

 

ことは「はー!」

 

一馬「ほぅ、これは.....」

 

ことは「はー!お花!ここが妖精の里!」

 

さて女王様とやらを探さないとな



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105話

みらい「ここが、妖精の里!」

 

リコ「凄いわ.....なんて綺麗な景色」

 

一馬「そうか?霧が濃くて見えにくいんだが......」

 

リコ「ちょっと、そう言うのは言っちゃダメよ」

 

えぇ、オレは見たまんまのことを言ったのになー

 

モフルン「モフ〜」

 

チクルン「本当に帰ってきちまったのか?」

 

一馬「ん?どした?ことは」

 

ことは「........」

 

すると、突然ことはが光出して、なんとクシィさんの魂を導いた時と同じ姿になった

 

一馬「何!?」

 

みらい&リコ「え!?はーちゃん!?」

 

ことは「え?」

 

チクルン「妖精になっちまった!?」

 

モフルン「昔のはーちゃんみたいモフ」

 

あ、ありえねぇ、こんな事あるのか!?とりあえずスマホンは回収しとこ

 

チクルン「はぁ!?昔って......」

 

すると

 

「チクルン!」

 

とチクルンを呼ぶ声が聞こえた!オレたちはその声の方へ振り向いた。そこにいたのは

 

?「あぁ!やっぱりチクルン!あなたなのね!」

 

えーっと見た目がいかにも女王様って感じの妖精がいかにも兵士っぽい妖精2人?を連れて来た。うん、小さいのは分かってた。だから言わない

 

チクルン「女王様.....」

 

やっぱりな♂。このマークに深い意味は無い決してガチ◯チパン◯レスリングではない

 

妖精の女王「チクルン.....チクルン!」

 

チクルン「女王様ー!」

 

妖精の女王「チクルン!」

 

チクルン「女王様!」

 

感動の再会、と言いたいところだが、コイツは勝手にいなくなったからなー

 

妖精の女王「チクルン!今まで何処をほっつき歩いていたのです。悪い子には、愛のチクチクです」

 

なんて......なんてしょうもないお仕置きなんだ......そこは鉄拳だろ.....

 

一馬「あー、女王落ち着いてくれー」

 

リコ「これには深い訳が.....」

 

チクルン「すみませんでした!」

 

そしてオレたちは女王について行った

 

妖精の女王「チクルンが大変お世話になりました。ここは霧深く、妖精の他には誰も立ち入ることの無い所。訪れた人間は、あなた方が初めてです」

 

へぇーオレたちがねー

 

女王「あれが、私たちの城です」

 

城というか、巣だなオレらから見ると。そしてオレたちは妖精たちにもてなされた

 

妖精の女王「さぁ、召し上がれ」

 

みらい&リコ&モフルン&ことは「いっただきます!!」

 

みらい「花粉のケーキ....美味しいね〜」

 

リコ「蜂蜜たっぷりのパンケーキも!」

 

ことは「はー!」

 

モフルン「モフ!」

 

一馬「......一応食ってみるか」

 

オレは葉っぱごとお菓子を食べた。うっ....甘い.......これだから甘いものは苦手だ......一つ一つは小さいがこのサイズでこれだけの甘さが......いくつも食ったら速攻歯医者行きだぜこりゃ

 

妖精1「人間ってよく食べるんだなー」

 

いや、オレは普通の飯ならよく食うよ?でもこれは甘すぎて1個が限度だなオレは

 

チクルン「あいつら、オイラと別れるのが辛〜いってついてきたんだぜ?」

 

一馬「うるせー調子に乗んな」

 

チクルン「うぐっ!?お、お前......」

 

妖精2「それよりチクルン、女王様がどれだけ心配したと思ってるの?」

 

妖精1「女王様はね、毎日君のことを探して回ってたんだよ」

 

へぇ、女王優しいじゃん

 

ことは「はー!」

 

モフルン「はーちゃん 、お口のまわりに花粉ついてるモフ」

 

一馬「だが、どうして妖精の姿になったんだ?」

 

ことは「う〜ん.....ここの景色を見てたら、花の海のこと思い出して」

 

妖精の女王「花の....海?」

 

一馬「知ってんのか!?」

 

みらい&リコ「ご存知なんですか!?」

 

妖精の女王「聞いたことがあります。かつて世界を覆っていたという美しき花園、それが花の海と呼ばれていたはず」

 

みらい「それで!?」

 

リコ「他に何が.....」

 

妖精の女王「いえ、これ以上のことは。私は女王になって3000年....まだ日が浅いもので」

 

ん?今オレの聞き違いか?3000年って聞こえたぞ......

 

みらい&リコ&ことは&モフルン「3000年!?」

 

一馬「それで日が浅いって......時間感覚が狂ってるのか?」

 

30世紀で日が浅いって.....

 

妖精の女王「先々代の、そのまた先々代の女王ならば、もっと知っているかも知れませんが」

 

リコ「先々代の.....」

 

みらい「そのまた先々代.....」

 

すると、おばあちゃんの妖精が現れた

 

「お呼びかのう?」

 

一馬「えーっとあんたは?」

 

妖精の女王「ご紹介しましょう。先々代のそのまた先々代の女王。人呼んで、レジェンド女王です」

 

え、この人が!?

 

一馬「い、生きてたんかい.....」

 

レジェンド女王「ほっほっほっ......ん?そなたは.......」

 

そしてレジェンド女王もお菓子を食べた

 

レジェンド女王「花粉のカステラと薬膳茶.....寿命が伸びる思いだこと。それにしても、魔法界とナシマホウ界の者たちが手を携えて、この里にやって来るとはのぅ.......それに.....よろしい、話してしんぜよう。私の知っている古ーい古ーい物語を」

 

はたしてその物語とは何なのか、次回へつづく!

 



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106話

レジェンド女王「むかーしむかし、あるところに、木と動物、妖精や精霊たちあらゆるものが仲良く暮らす楽園があったのじゃ」

 

これ寝たらダメなやつだ

 

レジェンド女王「その世界は一面の花に覆われ、みんな仲良く暮らしておった。そして、その中心には、世界を見下ろすほどの大きな木が聳え、そこには、あまねく生命の母、マザー・ラパーパが、我々を見守り、恵みを与えてくださっていたのじゃ」

 

みらい「マザー.....ラパーパ?」

 

一馬「今のは重要だな。スマホにメモしとこう」

 

オレはスマホのメモアプリを起動して、さっきの事をメモった。マザー・ラパーパ......あまねく生命......まさか......いや、もう少し聞こう

 

レジェンド女王「ラパーパ様の祝福の元で、幸せの時はながーく続いておった」

 

ふむふむ、つまりラパーパは女神だと......

 

レジェンド女王「しかし、災いが突然現れた」

 

むっ!?これはまた重要だな

 

レジェンド女王「天を引き裂き現れた終わりなき混沌。デウスマスト!」

 

一馬「デウスマスト!?」

 

なるほど遥か昔にデウスマストは滅ぼしにきたんだな

 

レジェンド女王「眷属たちを率い、世界を飲み込もうとする混沌に、ラパーパ様は、お一人で立ち向かわれた。そして、長く苦しい戦いの末、ラパーパ様は眷属たちを封印し.....遂に終わりなき混沌を、遠い彼方へと追い払らわれたのじゃ。しかし、戦いに疲れ、傷ついたラパーパ様は、その依代たる、世界の中心、母なる木と共に、大地から離れていかれた....」

 

死んじまった.......のか?

 

レジェンド女王「そして、ラパーパ様を失った大地は、その姿を大きく変え.....母なる木もまた、時空の狭間を漂う内にやがて、一つの世界を形作った。それが....」

 

リコ「魔法界!?」

 

みらい「母なる木って、魔法学校のあるあの木のことだよね?」

 

レジェンド女王「そして、残された大地が」

 

一馬「ナシマホウ界いや......地球か」

 

レジェンド女王「みんなの記憶から、歴史からも忘れ去られるほどのとおーい昔の出来事じゃ」

 

よし、メモ完了っと、これは保存しておこう。しかし、まさかオレの仮説が当たるとはな。魔法界とナシマホウ界は元々1つだった.......それが本当だったとはな

 

ことは「花の海って.....そんな大昔のこと、どうしてわたし、覚えてたんだろう.....」

 

さっきのワードから推測すると......ことははマザー・ラパーパと深い関係があるのかもしれない。忘れたらいかんからこの仮説もメモしておこう

 

みらい&リコ「はーちゃん.....」

 

すると

 

「おやまぁ」

 

みらい&リコ&ことは&モフルン「!?」

 

一馬「この声は!?」

 

「なんだかしみったれたムードじゃないかい」

 

そこにはいるはずがない奴がいた

 

みらい「あなたは!?」

 

一馬「スパルダ!?」

 

そう、スパルダだった。奴は死んだはずじゃ....

 

スパルダ「久しぶりだね、プリキュア!坂田一馬!」

 

一馬「貴様は地獄へ送ったはずだ!」

 

スパルダ「その地獄から戻ってきたんだよ!世界を闇で覆うためにさ!」

 

リコ「まだそんな事を!」

 

さらに

 

オルーバ「闇の魔法...どれほどのものか、君たち相手にテストしようと思ってみてね」

 

オルーバまで現れた

 

一馬「テメェか!オルーバ!!!!」

 

レジェンド女王「デウスマストの眷属!」

 

チクルン「オルーバ!」

 

オルーバ「おや?君もいたのか、元気かい?」

 

スパルダ「ふん、随分とまぁ大きくなって、あの時の礼は、たっぷりさせてもらうよ」

 

するとスパルダは小石とランプを糸で絡め取って

 

スパルダ「魔法!入りました!いでよハイパーヨクバール!」

 

そしてスパルダは、黒い顔のハイパーヨクバールを生み出した。

 

Hヨクバール「ヨクバール....」

 

燃えてるな...

 

スパルダ「私の魔法、いい感じ。燃えるねぇ、全てを焼き尽くしちまいな!」

 

Hヨクバール「ギョイ....ヨクバール!」

 

そしてHヨクバールは火炎弾を飛ばしてきたちっ、ここは全てが自然で出来てる.....不味いな

 

妖精の女王「早く!安全なところへ!」

 

妖精たちは避難していく

 

チクルン「やめろー!」

 

そこへチクルンがスパルダに向いて飛んで行った

 

妖精の女王「チクルン!?」

 

一馬「離れろ!」

 

スパルダ「何だい?お前」

 

チクルン「里を傷つけるんじゃねぇ!女王様を、これ以上悲しませるんじゃねぇ!」

 

オルーバ「よく言うよ、女王に叱られるのが怖くて、逃げ回ってた癖に」

 

チクルン「!?....オイラが間違ってた、オイラがバカなせいで、女王様にすげぇ心配をかけちまった。もうこれ以上、女王様を悲しませたくねぇんだ!だから、やめてくれ!」

 

スパルダ「ふん!知ったことかい!」

 

そしてスパルダは軽ーくチクルンを突き飛ばした

 

チクルン「うわぁぁぁ!?」

 

一馬「チクルン!」

 

みらい&リコ&ことは「チクルン!」

 

チクルンは吹っ飛ばされて、女王の近くに落ちた

 

妖精の女王「チクルン!」

 

モフルン「チクルーン!」

 

ことは「なんて事を......なんて事をするの!」

 

するとことはが光だし、人のサイズに戻った。ん?スマホンが.....

 

一馬「ことは!」

 

オレはスマホンをことはに向かって投げた。ことははスマホンを手に取った

 

ことは「みんな!」

 

みらい&リコ「うん!」

 

モフルン「モフ!」

 

一馬「おう!」

 

3人は変身する。みらいとリコはサファイアか

 

ミラクル(サファイア)「2人の奇跡!キュアミラクル!」

 

マジカル(サファイア)「2人の魔法!キュアマジカル!」

 

フェリーチェ「あまねく生命に祝福を....キュアフェリーチェ!」

 

ミラクル&マジカル(サファイア)&フェリーチェ「魔法つかい!プリキュア!」

 

火には水!だからアレで行くぜ!

 

一馬「装着!」

 

オレはガララZを装着し、武器は日輪刀を装備した

 

一馬(ガララZ)「行くぜ!」

 

レジェンド女王「プリキュア!?.....」

 

スパルダ「あのチビ妖精が、エメラルドのプリキュアだと?そう言うことなら、好都合さ。ハイパーヨクバール!やっちまいな!」

 

Hヨクバール「ギョイ!」

 

そう言ってHヨクバールは火炎弾を飛ばしてきた。オレたちは避ける

 

スパルダ「チンタラやってるんじゃないよ!」

 

Hヨクバール「ギョイ!?」

 

Hヨクバールは更に火炎弾を飛ばしてきた。みらいとリコは避けるが

 

ミラクル&マジカル(サファイア)「きゃっ!?」

 

回避に夢中になって、ぶつかって落ちてしまった

 

レジェンド女王「あぁ!」

 

オレは日輪刀を構えた

 

一馬(ガララZ)「全集中!」

 

スパルダ「ん?」

 

一馬(ガララZ)「水の呼吸!拾壱ノ型!凪!」

 

オレは凪を繰り出して、火炎弾を凪いだ

 

スパルダ「へぇ?面白い技を使うようになったじゃないかい?」

 

そこへことはが

 

フェリーチェ「フラワーエコーワンド!リンクルン!ピンクトルマリン!」

 

Hヨクバール「ヨクバール.....」

 

トルマリンバリアで、Hヨクバールを吹っ飛ばした

 

フェリーチェ「これ以上、みんなの里を傷つけたりはしない!」

 

すると、ことはから光が

 

オルーバ「この感じ.....まさか!?」

 

そしてことはは、久しぶりのエメラルド・リンカネーションでHヨクバールを浄化した

 

スパルダ「まだだよ!」

 

するとスパルダがことはに向かって糸を飛ばしてきた

 

スパルダ「エメラルドさえあれば、闇の世界が!」

 

一馬(ガララZ)「させるか!肆ノ型!打ち潮!」

 

オレはまるで波を打つような斬撃で糸を斬った

 

スパルダ「何!?」

 

そして下に降りて、スパルダに向かって構えた

 

クリスナイト(ガララZシリーズ)「漆ノ型!雫波紋突き!(しずくはもんづき)」

 

オレは高速の突きでスパルダを一瞬で吹っ飛ばした

 

スパルダ「がはぁ!?」

 

一馬(ガララZ)「今だ!」

 

そしてスパルダは、エクストリーム・レインボーで虹の彼方へとされた。ふん、再生怪人は弱いのがお約束さ。そしてことは(アレキサンドライトスタイル)は妖精たちに向かって微笑んだ。あ、女神だ.....そして元に戻って、レジェンド女王の話を聞いた

 

レジェンド女王「あの時、マザー・ラパーパは仰られた。「いつか必ず世界は再び結ばれる。そう魔法をかけた」と、魔法は願い。奇跡を願う思いが繋がり、いつか世界に届いてくれるよう祈りを込めて与えた魔法の名前....それがプリキュア」

 

プリキュア.....っていっぱいいるけど、魔法つかいプリキュアのルーツってそれなのね

 

レジェンド女王「私の知っていることは、これですべて.....」

 

リコ「ありがとう....ございます」

 

するとアメジストが勝手にスマホンにセットされて、どこでもドアが現れた

 

モフルン「アメジストの扉モフ!」

 

レジェンド女王「戻るようにと言っておるのじゃろう」

 

チクルン「え!?行っちまうのか....」

 

チクルンが向かってきた。まぁ、別れは辛いよな

 

モフルン「また遊びに来るモフ」

 

チクルン「モフルン....」

 

モフルン「モフ♪」

 

チクルン「うぅっ.....」

 

モフルン「チクルン?」

 

チクルン「いけねぇ!目にゴミが!お、お前ら寂しいだろうからよ!またオイラが遊びに行ってやるよ!」

 

みらい「チクルン....」

 

モフルン「モフ」

 

ことは「はー!」

 

リコ「今度はちゃんと女王様にお許しをもらってからね」

 

チクルン「あたぼうよ!」

 

ことは「じゃあね、チクルン」

 

リコ「いろいろありがとう」

 

みらい「元気でね」

 

一馬「またな」

 

チクルン「おうよ!」

 

そしてオレたちはどこでもドアに入った。そして、魔法学校へ戻ってきた

 

ことは「花の海のことちょっとだけ分かったけど、他の分からないことがたくさん増えちゃった。でも、大丈夫だってみらいとリコとモフルン、そして一馬がいるから

 

一馬「ことは....」

 

みらい&リコ&モフルン「はーちゃん.....」

 

そしてオレたちは寮へ戻って荷物を持ってカタツムリアの駅へ向かった



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107話

一馬「zzzzz.....zzzzz.....」

 

[愛が愛]

 

一馬「.....ん...」

 

何だよ人がせっかく寝ていたのに起こすとは.....みらいめ.....オレは携帯を取って電話に出た

 

一馬「何だみら......」

 

モフルン『一馬!大変モフ!今すぐみらいの部屋に来て欲しいモフ!』

 

一馬「モフルン!?分かったぜ!」

 

オレは電話を切って、すぐにみらいの家に向かった

 

一馬「どうしたんだモフ......ルン......」

 

?1「あ、かずまくん!」

 

?2「かずま!」

 

?3「はー!おきたんだねかずま!」

 

そこにはモフルンと、みらい、リコ、ことはに似たガキがいた

 

一馬「おい、モフルン。このガキ共は何だ.....」

 

モフルン「みらいたちモフ」

 

一馬「は?......はぁぁぁぁぁ!?」

 

このガキ共がみらいたちだと.......いや、確かにみらいたちが小さくなってるようだ。だとすればなぜ?

 

一馬「ことは、お前魔法使っただろ」

 

ことは(チビ)「はーちゃんまほうつかってないよ?」

 

一馬「分かった。んじゃあ今は原因不明ってことでだ、校長に話そう」

 

モフルン「モフルンもそうしようと思っていたところモフ!」

 

オレは水晶を取ってベッドに置いた。そして校長と連絡した

 

みらい&リコ&ことは(チビ)「こうちょうせんせい!」

 

一馬「一大事だぜこいつらチビになりやがったぜ!」

 

校長『何と!?』

 

モフルン「モフルンが説明するモフ!」

 

そしてモフルンは校長に説明した

 

校長『ふむ、突然幼子になってしまったと』

 

みらい&リコ&ことは(チビ)「うんうん」

 

校長『うーむ、一体何が....若返りともちと違うようじゃ』

 

ことは(チビ)「ん?はー!」

 

校長『魔法であるとすると、やはり考えられるのは.....うーむ』

 

みらい(チビ)「ねぇ、てもこんなにちっちゃくなってる!」

 

リコ(チビ)「どっちがおっきぃ?」

 

一馬「ちっ、お前らそんなことしてる場合じゃねーだろ!」

 

モフルン「そうモフ!」

 

みらい(チビ)「あ!」

 

一馬「何だ?ゲッ!?」

 

モフルン「モフ!?」

 

オレたちが見たもの、それは

 

ことは(チビ)「とりさん、あーそぼ!」

 

何とことはがホウキに跨って飛ぼうとしていた

 

一馬「待て!ことは!!」

 

オレは止めようとするが、既に飛んでいた

 

ことは(チビ)「はー!」

 

みらい(チビ)「はーちゃん!」

 

リコ(チビ)「あー!もどってくる」

 

ことははホウキの制御ができずにこっちへ戻ってきた

 

一馬「ちっ!」

 

オレは向かってくるホウキを受け止めようとしたが、ことはがホウキから落ちた、オレはことはをお姫様抱っこした

 

一馬「大丈夫か?ことは」

 

ことは(チビ)「.....」

 

黙ってる?とりあえずオレはことはをベッドに下ろした

 

校長『ん?どうした!?うわぁ!?』

 

そしてホウキが水晶に当たって通信が切れた。ごめんよ校長

 

一馬「怪我はして無いか?」

 

リコ(チビ)「だいじょうぶ?」

 

ことは(チビ)「.......」

 

みらい(チビ)「よーし!いたいのいたいの......とんでけー!」

 

ことは(チビ)「あははは!!あー!びっくりした!」

 

みらい&リコ(チビ)「あははは!!」

 

これ、中身もガキに退化してる?記憶はそのままで。すると、あいつらから腹の虫が鳴った

 

リコ(チビ)「おなかすいた〜」

 

みらい(チビ)「あ、じゃあおやつにしよっか!」

 

ことは(チビ)「さんせー!ねぇねぇかずま!パンケーキつくって?」

 

リコ(チビ)「いいわね!というわけでつくってよかずま!」

 

一馬「はぁ!?何でだよ!」

 

みらい(チビ)「わたしからもー!おねがい?」

 

うっ、キラキラした顔で見るんじゃねーよ

 

一馬「ちっ、分かった。じゃあオレの家に来い」

 

みらい&リコ&ことは(チビ)「はーい!」

 

モフルン「モフ!」

 

オレはチビ共を連れて家に帰った



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108話

オレはチビになったみらいたちと一緒に家に戻った後、チビ共にホットケーキを作った。まぁ簡単で盛り付けもしてない物だったが、アイツらは美味しいって言ってくれて食べてくれたよ。何度もおかわりしてきたがな

 

リコ(チビ)「もうたべられない......」

 

ことは(チビ)「はー!おいしかったー!」

 

みらい(チビ)「おなかいっぱい!」

 

一馬「そいつは良かったぜ」

 

ことは(チビ)「うーん....なんだか.....ねむたくなっちゃった」

 

腹一杯になって昼寝するのかよ.....

 

一馬「よし、オレが部屋で寝かしてあげるから、部屋に行くまで寝るんじゃねーぞ」

 

みらい&リコ&ことは(チビ)「は〜い....」

 

一馬「モフルンはバスタオルを取ってきてくれ。脱衣所にあると思うから」

 

モフルン「了解モフ!」

 

オレはみらいたちを2階の部屋に案内した

 

一馬「さぁ着いたぜ」

 

着いた途端、みらいたちはベッドで横になった

 

リコ(チビ)「おやすみなさ〜い〜」

 

そしてみらいたちは寝た

 

モフルン「バスタオル持ってきたモフ!」

 

一馬「モフルン、今は静かに。今爆睡してるからよ」

 

モフルン「そうだったモフ?」

 

一馬「あぁ、それとバスタオルサンキューな」

 

オレはバスタオルをみらいたちに起こさないようにかけた

 

一馬「これでよしっと」

 

モフルン「何だか懐かしいモフ....」

 

一馬「懐かしいのか?」

 

モフルン「モフ!それに一馬も昔はみらいとこんな感じで寝てたモフよ?」

 

一馬「そうか.....」

 

すると下から電話が鳴った

 

一馬「悪りぃ電話だ。みらいたちの事を頼んだぜ」

 

モフルン「了解モフ」

 

オレは下に降りて、電話に出た

 

一馬「もしもし、坂田です」

 

今日子『もしもし、一馬くん?今そっちにみらいたちが遊びに来てるの?』

 

今日子さんだ

 

一馬「あ、はい。来てますけど」

 

今のみらいたちを見られちゃマズい!

 

今日子『そう。それじゃあ私はもう帰ってるって伝えとってね。それじゃあ、晩御飯が出来たらまた電話するからねー』

 

一馬「あ、分かりました」

 

そして、電話は切れた。どうやらこっちには来ないようだ。そして、オレは下で食器とフライパンを洗っていた。そこへ

 

「たのもー!」

 

っと声がした。嫌な気配がする。オレは上へ向かった

 

一馬「モフルン......外を見てくる。また、みらいたちの事は頼んだぜ」

 

モフルン「モフ!」

 

オレはクリスタルを持って玄関に向かって扉を開けた。そこには

 

一馬「!?スパルダ!それにガメッツ!」

 

何と、家の前の公園にHヨクバールを連れたスパルダと、なんとガメッツまでもがオレの家の前にいた

 

スパルダ「坂田一馬!?」

 

Hヨクバール「ヨクバールルルル!」

 

ガメッツ「む?貴様は坂田一馬!プリキュアはどうした!」

 

一馬「まさかアレを食らって生きてるとはな、スパルダ。そしてガメッツ、お前まで地獄から戻って来たのか。生憎だが、あいつらは寝てるぜ」

 

スパルダ「寝てる?笑わせるんじゃ無いよ!痛い目に遭いたくなけりゃ、早くプリキュアを連れてきな!」

 

一馬「だが断る。アイツらが居なくても、オレが相手になってやるぜ!」

 

今回はブラキウムシリーズと砕光の双閃で行くぜ!

 

一馬「装着!」

 

そしてオレはブラキウムシリーズと背中に双剣の砕光の双閃が装着された

 

スパルダ「じゃあ、痛い目に遭わせてやるよ!ハイパーヨクバール!」

 

Hヨクバール「ギョイ!ヨクバール!」

 

Hヨクバールはトゲを飛ばしてきた

 

一馬(ブラキウム)「はぁ!やぁ!」

 

オレは双閃でトゲを斬り裂いた

 

スパルダ「ちっ、やるねぇ」

 

一馬(ブラキウム)「へっ、この程度かよ」

 

すると、ドアが開いて、そこからみらいたちが出てきた

 

みらい(チビ)「かずまくん!」

 

モフルン「モフ!?」

 

一馬(ブラキウム)「来るんじゃねぇ!」

 

みらい(チビ)「え?」

 

一馬(ブラキウム)「今のお前らはよ、チビだし、魔法も上手く使えない」

 

リコ(チビ)「かずま.....」

 

一馬(ブラキウム)「だからよ、今はオレがお前たちを護る!オレは狩人でもあり、同時に.....騎士だからだぜ!」

 

オレは双閃を構えながらそう言った

 

ガメッツ「おい!あれがプリキュアだと!?」

 

スパルダ「あぁ、ちょっと色々あってね」

 

ガメッツ「話が違うぞ!子供を相手にしたところで!」

 

ん?揉めている?

 

一馬(ブラキウム)「今の内に!早く逃げろ!」

 

すると

 

オルーバ「逃げられるかな?」

 

一馬(ブラキウム)「!?オルーバ!」

 

するとオルーバはオレたちを結界に閉じ込めた。ちっ、これで逃げられなくなったか

 

みらい(チビ)「かずまくん、ありがとう」

 

ことは(チビ)「わたし、かずまともっとあそびたい!」

 

リコ(チビ)「わたしも!だから今度は!」

 

みらい(チビ)「わたしたちががんばるの!」

 

一馬(ブラキウム)「お前ら....気持ちはありがたいが....」

 

スパルダ「ふん、そんな姿で何が出来るってんだい?」

 

確かに、今のみらいたちはチビだ。変身できるかどうか.....するとみらいたちは頷いて、モフルンと光に包まれる。まさか.....

 

みらい&リコ&ことは(チビ)「キュアップ・ラパパ!」

 

みらい&リコ(チビ)「ダイヤ!ミラクル・マジカル・ジュエリーレ!」

 

ことは(チビ)「エメラルド!フェリーチェ・ファンファン・フラワーレ!」

 

そして、光が収まると、そこには元の大きさに戻ったみらいたちがいた。マジでか

 

ミラクル(ダイヤ)「2人の奇跡!キュアミラクル!」

 

マジカル(ダイヤ)「2人の魔法!キュアマジカル!」

 

フェリーチェ「あまねく生命に祝福を....キュアフェリーチェ!」

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)&フェリーチェ「魔法つかい!プリキュア!」

 

戻って良かったー。心配して損したぜ

 

モフルン「モフ!」

 

スパルダ「ちっ、ハイパーヨクバール!」

 

Hヨクバール「ヨクバール!」

 

Hヨクバールは真っ直ぐ向かってきた。オレたちはそれを回避する

 

ガメッツ「エメラルドのプリキュア.....」

 

スパルダ「ハイパーヨクバール!」

 

Hヨクバール「ルルルル!!!ルルルル!!!」

 

一馬(ブラキウム)「ことは!ガメッツは任せた!コイツはオレたちが!」

 

みらいとリコはトゲを弾き、オレはトゲを斬った。そしてオレはことはに向かって言った。その言葉を聞いて、ことははガメッツと戦った

 

スパルダ「気合い入れな!」

 

Hヨクバール「ギョイ!ヨクバール!」

 

ヨクバールは突進してきた

 

一馬(ブラキウム)「音の呼吸!壱ノ型!轟!(とどろき)」

 

オレは向かってきたヨクバールに向かって双閃を振り下ろした。すると凄まじい爆発と爆音が轟いた

 

Hヨクバール「ヨクバール!?」

 

スパルダ「何!?」

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)「はぁ!!」

 

Hヨクバール「ヨクバール!?」

 

そこへみらいとリコがトゲを鈍器にして、ヨクバールをぶっ飛ばした。それと同時にピンクの光が周囲を照らしていた。それはことはのピンクトルマリンの力だった

 

一馬(ブラキウム)「ことは!大丈夫か?」

 

フェリーチェ「え、えぇ...」

 

スパルダ「怯むな!ハイパーヨクバール!」

 

Hヨクバール「ギョイ!ヨクバール!!!」

 

ヨクバールはトゲを伸ばして、向かって来た

 

一馬(ブラキウム)「行くぜ!獣の呼吸.....参ノ牙!喰い裂き!(くいざき)」

 

オレは交差させた双閃を外側に向けて左右に振り抜いた。その斬撃は、Hヨクバールのトゲを斬り落とした

 

Hヨクバール「ヨクバール!?」

 

慌てているHヨクバールの隙を見て接近し、そして

 

一馬(ブラキウム)「オラオラオラオラオラオラ!!!!!」

 

双閃を納刀してラッシュしたハイパーヨクバールに次々と粘菌が付着した。そして再び双閃を構えて

 

一馬(ブラキウム)「壱ノ牙!穿ち抜き!(うがちぬき)」

 

Hヨクバールの顔部分を全力で突いた。突いた瞬間連鎖爆発が起こった

 

Hヨクバール「ヨクバール!?!?」

 

ヨクバールは爆発を浴びながら吹っ飛んでいき、そして消滅した

 

スパルダ「くっ」

 

ガメッツ「ぬぅ.....」

 

オルーバ「帰るよ」

 

ガメッツ「待て!我はまだ!」

 

そしてオルーバたちは消え、元の公園に戻った。オレたちはオレの家に戻った

 

リコ「はぁ....大変な目に遭ったわ。変身した勢いで元には戻れたみたいだけど....」

 

みらい「でも、ちょっとだけ楽しくなかった?」

 

リコ「えぇ!」

 

モフルン「モフ!」

 

リコ「今日は一馬が一番頼もしかったわね。それとモフルンも」

 

みらい「うん!いつも頼もしいけど、今日はすっごく頼もしかったよ!」

 

すると、ことはがオレとモフルンを抱きしめた

 

ことは「一馬、モフルン!ありがとう!」

 

モフルン「照れるモフ!」

 

一馬「そ、そりゃどうも......」

 

その後、今日子さんから晩飯が出来たっていう電話が来て、晩飯を食べにみらいの家に行った



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109話

昨日はまだ少し暖かったのに、今日から冬将軍が本格的に到来して一気に肌寒くなって来たぜ〜ただし、オレは年中ポロシャツだけどな。で、今オレはみらいの家に来ている

 

みらい「おばあちゃん、何の写真を見てるの?」

 

かの子「同窓会に行った時の写真よ」

 

みらい「同窓会?」

 

へぇ〜同窓会か

 

かの子「えぇ、懐かしいお友達がたくさん来てね、会った途端に昔に戻ったみたいに、お喋りが止まらなくなって」

 

今日子「小学校の同窓会だから、もう50年ぶりでしょう?」

 

リコ「50年!?」

 

そんなにかよ!?

 

かの子「えぇ、でも不思議なものよね。時が経っていても、離れていてもどこかで繋がっていたのかもしれないわ」

 

リコ「離れていても.....」

 

一馬「繋がっていた.......」

 

すると時計の針が13時を切っていた

 

リコ「いけない!待ち合わせの時間」

 

みらい「あ!?早く行かなきゃ!」

 

オレたちは準備して外へ出た。まぁオレは防寒具とか着ないけどな。ちなみに待ち合わせとは、校長と待ち合わせのことだ。そして校長と会い、人目がないところに移動した

 

ことは「キュアップ・ラパパ!みんなポカポカになぁ〜れ!」

 

ことはは魔法で何とこたつを出した

 

一馬「何でこたつ?」

 

モフルン「モフ〜!冬はこたつモフ!」

 

熱があるのかよ!?そして、みらいたちもこたつに入った

 

校長「おぉ〜これはポカポカじゃ〜ん?どうしたんじゃ一馬くん」

 

みらい「あれー?一馬くん入らないの?」

 

ことは「ポカポカになるよ?」

 

一馬「オレは入らん、ここで座っとくから」

 

オレは木にもたれて、片膝を立てて座った

 

校長「まぁ、何やら大変だったようじゃが、皆が無事で良かった」

 

リコ「お騒がせしました」 

 

まーコイツらがチビになった時は大変だったからな!

 

校長「しかし、不思議なものじゃな....一馬君の仮説通り、このナシマホウ界と魔法界が、かつては1つだったとは。はるか昔にあったという楽園.....ことは君の記憶にある花の海というのは、それのことなのじゃろうか......」

 

水晶「ふぅ〜ようやく温まって来ましたわ」

 

校長「どうじゃ?あの本の反応は?」

 

水晶「いいえ、占いには何も」

 

校長「そうか..........何故じゃ.....クシィ.....」

 

リコ「校長先生?」

 

モフルン「校長先生疲れてるモフ?甘いもの食べたら元気になるモフ!」

 

みらい「よし!いちごメロンパン買ってきます!」

 

モフルン「モフルンもモフ!」

 

リコ「わたしも!」

 

ことは「はー!」

 

水晶「私もご一緒しますわ!」

 

一馬「オレは自販機で飲み物買って来ますぜ。なんかリクエストあります?あ、みらいたちもリクエストあるなら言ってくれよー」

 

校長「すまぬな。飲み物はありがたいが、わしはもう持ってきてあるのじゃ」

 

一馬「あ、そうっすか」

 

校長「なんかすまぬな」

 

一馬「いえ、気にしてませんよ」

 

みらい「わたし!暖かいココア!」

 

リコ「わたしも!」

 

ことは「はー!わたしも!」

 

一馬「了解!」

 

オレは自販機へ向かった、えーっとココア3つに、オレ用にブラックっと。よし、戻るかオレは校長の元へ戻った。その途中でみらいたちと合流した。そして水晶から校長とクシィさんの関係を聞かされた。校長とクシィさんは昔っからのマブダチだった。そして教師になってから、来るべき厄災に備え、立ち向かう術を調べていたが...,後はオレらの知ってる通りになってしまったと。っと校長が見えて来た.....!?アイツは!

 

一馬「!?アイツは!」

 

リコ「いけない!校長先生が!」

 

オレたちは走った

 

みらい「校長先生!大丈夫ですか!?」

 

校長「あぁ、大丈夫じゃ。皆もこたつへ」

 

一馬「それよりもバッティ!お前も蘇ったのか!.......ってバッティ?」

 

そこには校長と拗ねてるバッティがいた

 

校長「君もどうじゃ?そこでは寒かろう」

 

バッティ「情けは受けない.....」

 

おぉう、完全に拗ねてるよ。無抵抗なのに殴るのはちょっとアレだしな......

 

リコ「あの、いちごメロンパンです」

 

校長「ありがとう。では早速.......うーん!うましー!」

 

バッティ「はぁ.....使命を果たせなかった私など、ここにいる意味がない」

 

一馬「バッティ.....」

 

何か仮面ライダーゴーストのジャベルも似たようなことを言ってたような

 

校長「その強い責任感....似ておる。あやつも真面目な奴で、人一倍強い責任感を持っておった。だが今は、クシィの書いた本を取り戻さねば....これ以上あの本で苦しむ者を出してはならぬのじゃ!」

 

すると

 

オルーバ「あの本って.....この本のことかい?」

 

上を見上げると、オルーバがいた

 

校長「お主は!」

 

一馬「オルーバ!!」

 

あ、バッティも立ち上がった

 

オルーバ「さぁ皆さま、素敵なショー会場はこちらですよ」

 

すると突然景色が変わった。ここは、空か?

 



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110話

一馬「何だ....ここは」

 

オルーバ「デウスマストの眷属たち....その復活のためのステージさ」

 

みらい「復活?」

 

すると、オレたちの前にガメッツとスパルダが現れた

 

ガメッツ「エメラルドのプリキュア、今日こそその力を捩じ伏せてみようぞ」

 

オルーバ「さぁ!闇の魔法の力を存分に使うがいい!」

 

校長「!?」

 

ん?気のせいか?一瞬スパルダの目がオルーバの持ってる本を見たような.......

 

みらい「みんな!」

 

リコ&ことは「うん!」

 

モフルン「モフ!」

 

一馬「おう!」

 

今回はアビスシリーズで行くぜ!

 

一馬「装着!」

 

オレはアビスシリーズを装着し、左腰に日輪刀を装備した。あっちはトパーズか

 

ミラクル(トパーズ)「2人の奇跡!キュアミラクル!」

 

マジカル(トパーズ)「2人の魔法!キュアマジカル!」

 

フェリーチェ「あまねく生命に祝福を....キュアフェリーチェ!」

 

ミラクル&マジカル(トパーズ)&フェリーチェ「魔法つかい!プリキュア!」

 

一馬(アビス)「行くぜ!」

 

スパルダ「ふっふっふっ」

 

スパルダは顔はスパルダのままの超巨大な蜘蛛になった。ふん!そんな見た目よりも、累の兄蜘蛛のほうがインパクトあるぜ!

 

スパルダ(巨大化)「はぁ!」

 

スパルダは針を飛ばして来た

 

一馬(アビス)「雷の呼吸!壱ノ型!霹靂一閃!八連!」

 

オレは針を避けながら、スパルダを斬り刻んだ

 

スパルダ(巨大化)「ぐぁ!?」

 

ミラクル(トパーズ)「やぁ!」

 

マジカル(トパーズ)「はぁ!」

 

スパルダ(巨大化)「がっ!?」

 

そしてみらいとリコのダブルハンマーでスパルダは吹っ飛ばされた

 

オルーバ「無様だね。まぁ君たちなんかじゃ敵うわけないか。さぁおいで」

 

するとオルーバはドンヨクを出してきた

 

ドンヨク「ドンヨクバール!」

 

ガメッツ「小僧!またしても勝負の邪魔をするか!」

 

オルーバ「何言ってるの?もう諦めなよ」

 

ガメッツ「何!?」

 

するとオルーバは衝撃の事実を言った

 

オルーバ「彼女こそ、かつてデウスマストとわたり合った、マザー・ラパーパの力を継ぐ者」

 

校長「何じゃと!?」

 

一馬(アビス)「何!?」

 

じゃあ、ことははラパーパの後継者ってことかよ!絶対何か関係があると思っていたが、まさか後継者とはな

 

クリスタル『まさかあの少女が.....』

 

お前も知らなかったんかい!

 

フェリーチェ「わたしが!?」

 

唖然してると、吹っ飛ばされたスパルダが向かってきた

 

スパルダ(巨大化)「はぁ!」

 

一馬(アビス)「!?陸ノ型!電轟雷轟!」

 

オレは電轟雷轟でスパルダを攻撃した。スパルダはあっさりと細切れになって、なんと中は空だった

 

一馬(アビス)「!?」

 

ミラクル(トパーズ)「空っぽ!?」

 

すると上空にスパルダがいた。スパルダは何とオルーバに向かって糸を出して、本を奪った。そしてオルーバを糸で拘束した

 

スパルダ「はっはっはっ!ずっとこのチャンスを狙ってたんだ。闇の世界を作るのはこのアタシさ!」

 

うわぁ、ニューリーダー病発症しちゃってるよ

 

スパルダ「そのまま大人しくそこで寝てな!」

 

すると、オルーバの目つきが変わった

 

オルーバ「全く.....こんな事で出し抜いたつもりなのかい?下等な生き物の分際で!」

 

そしてオルーバは糸を破壊しながら最終形態へと変貌した。天使?いや堕天使か?

 

スパルダ「!?」

 

オルーバ(最終形態)「返して」

 

オルーバは本を奪い取って、スパルダを蹴り落とした

 

オルーバ(最終形態)「闇の世界?ふっ、地上の全てを負の力で満たし、ラパーパによる封印を外側から打ち消す。それが僕の狙い......その為に計画した状況、僕らの復活の舞台こそが、闇の世界。君たちがそう呼び、必死に目指したものさ。君らの存在も目的も全て僕らの為に生み出されたのさ!フハハハハ!!!!」

 

それが目的だったのか!

 

スパルダ「ふっ、だから何だってのさ?アタシはアタシの為に闇の世界を作る。それだけさ!」

 

ガメッツ「我ガメッツ!何があろうと己の拳を力を信じて生きるのみ!それを笑うならば小僧!覚悟せよ!」

 

そしてスパルダとガメッツはオルーバに立ち向かうが、ドンヨクに防がれてしまう

 

オルーバ(最終形態)「ふん、虫ケラ共が.....そもそも、君らの主がプリキュアとクリスナイトに邪魔され、失敗したせいで、眷属たちの復活は中途半端、この僕自らが手を出すはめになったんだ」

 

そしてスパルダとガメッツは蜘蛛と亀になってしまった

 

オルーバ(最終形態)「ふふっ、客人にみっともない所をお見せしてしまったかな。君らにはまだまだ戦ってもらうよ」

 

すると足場が光り出した

 

オルーバ(最終形態)「かつての本の主が闇を生み出す原動力として目をつけたもの。それがリンクルストーン.....すなわち君たちの力さ。このステージは闇の本と繋がっててね。君たちがこの上で発した戦いの力を吸い取り、本に送り込んでいるんだ」

 

つまり、ドラゴンボールの魔人ブウの復活エネルギーと似たような者なのか!?

 

オルーバ(最終形態)「あの虫ケラたちは退場したから、次はこのドンヨクバールと」

 

バッティ「待ってもらおう!」

 

オルーバ(最終形態)「!?」

 

そこには何とバッティがいた

 

一馬(アビス)「バッティ!?」

 

バッティ「魔法入りました!いでよ!ヨクバールの中のヨクバール......モットヨクバール!」

 

Mヨクバール「ヨクバール!」

 

スパルダだった蜘蛛、ガメッツだった亀、そしてヤモリ?トカゲ?と、何故かドクロクシーっぽいカカシを融合して召喚した。ってモットヨクバールって名前どうにかならなかったの?まぁ良いけど

 

オルーバ(最終形態)「あぁ、まだ一匹残ってたっけ?面白いねやる気かい?さぁドンヨクバール!」

 

ドンヨク「ガッテン!」

 

バッティ「行くぞ!」

 

Mヨクバール「ギョイ!」

 

そしてドンヨクVSMヨクバールのポケモンバトルならぬヨクバールバトルが始まった。

 

ドンヨク「ドンヨクバール!」

 

まずはドンヨクがブランコのようなアームでパンチした!しかし!Mヨクはそれをガード!そして殴り返すが向こうもガード!

 

バッティ「ぐっ.....まだまだ!!」

 

オルーバ(最終形態)「闇の魔法の連中は本当に役立たずばかり。これを作った人間も....」

 

校長「!?」

 

オルーバ(最終形態)「闇の魔法の欠点はその中に人間の心があること。人間の弱さや迷いが、ムホーの力の再現を不完全なものにしてしまった」

 

校長「弱さや迷い.....!」

 

オルーバ(最終形態)「我らのムホーは、人間に託すにはあまりに過ぎた力だったということさ」

 

校長「クシィはそんなものの為に......!」

 

クリスナイト(アビスシリーズ)「あの野郎.....!!!」

 

っとキレてる場合じゃねぇ!あの戦いを見届けなくちゃな!えーっと、Mヨクバールはドンヨクのブランコアームを腕に絡ませて、そのまま引いて殴り飛ばした!

 

バッティ「我らの生き様、茶番などと言わせておくものかぁ!」

 

そしてMヨクバールのアッパーがドンヨクを宇宙まで殴り飛ばした!勝ったのは!Mヨクバールだ!

 

オルーバ(最終形態)「何故だ!?僕のムホーの力が.....出来損ないの魔法なんかに!」

 

一馬(アビス)「出来損ないなんかじゃねぇ!」

 

オルーバ(最終形態)「!?」

 

一馬(アビス)「弱さや迷いだけじゃない....心には、強さや様々な思いがあるんだよ!このスカタン!」

 

フェリーチェ「そうです!そして、そこから生まれる魔法.....それはあなた達の想像を超えた力になる!」

 

オルーバ(最終形態)「黙れ.....黙れ黙れ黙れぇぇぇぇ!!!!」

 

クリスタル。超装着行くぜ!オルーバとはケリをつける!

 

クリスタル『分かった。だが以前のような無茶はするな』

 

そいつはやって見なきゃ分かんないぜ!

 

一馬(アビス)「超装着!グラン・ミラオス!!!」

 

オルーバ(最終形態)「!?何だこの光は!」

 

そしてオレは光に包まれた。光の中では、煉黒龍グラン・ミラオスが現れ。そしてそれは防具と一振りの刀になった。そして足から順番に防具、ミラアルマシリーズが装着される。そしてミラアルマヘッドが装着されると左腰の日輪刀が、煉獄ヲ裁断ス切ッ先に変化し、同時に光が収まった

 

校長「一馬くん、その姿は......」

 

一馬(ミラアルマ)「校長、みらい、リコ、ことは、モフルン。オレから出来るだけ離れろ。良いな?」

 

ミラクル(トパーズ)「う、うん.....分かった。さ、校長先生」

 

校長「あ、あぁ」

 

フェリーチェ「無茶はしないでくださいね」

 

一馬(ミラアルマ)「あぁ!」

 

オレは離れていくみらいたちに向かってサムズアップをした

 

オルーバ(最終形態)「君だけでこの僕と戦おうってのかい?」

 

一馬(ミラアルマ)「オルーバ......お前はこの」

 

オレは切ッ先を抜刀した。するとマグマのようなのが刀身に纏わりついた

 

一馬(ミラアルマ)「煉獄の如き炎刀で!焼き尽くしてやる!」

 

オルーバ(最終形態)「焼き尽くすだって?......やれるもんなら、やって見なよ!!」

 



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111話

オルーバ(最終形態)「焼き尽くすだって?......やれるもんなら、やって見なよ!!」

 

オルーバは向かってきた。オレは両手で構えた。行くぜクリスタル

 

クリスタル『あぁ!』

 

一馬(ミラアルマ)「日の呼吸......円舞!」

 

そして、オレは円を描くように振るい、オルーバを斬った。ヒノカミ神楽、いや日の呼吸.....これを繋げる!

 

オルーバ(最終形態)「ぐぁ!?何!?」

 

一馬(ミラアルマ)「碧羅の天!(へきらのてん)」

 

オルーバ(最終形態)「がっ!?」

 

すかさずオレは懐に接近して、今度は空に円を描くように振るった

 

一馬(ミラアルマ)「烈日公鏡!(れつじつこうきょう)」

 

さらに追撃で、斬撃を2連続飛ばした

 

オルーバ(最終形態)「ぬっ!調子にのらないでくれるかなぁ、下等生物の分際で!!!!」

 

オルーバは斬撃を受けた後、向かってきた。オレは素早く唸り、回転した

 

一馬(ミラアルマ)「幻日虹!」

 

オルーバ(最終形態)「!?分身した!?」

 

どうやら、オルーバには分身してるように見えてるらしい。オレは奴の死角から、今度はジャンプした

 

一馬(ミラアルマ)「火車!(かしゃ)」

 

オルーバ(最終形態)「ぐっ....」

 

オレはそのままオルーバを飛び越えながらぐるりと回転して斬った

 

ミラクル(トパーズ)「凄い....」

 

一馬(ミラアルマ)「灼骨炎陽!」

 

オレは炎の竜巻を出してオルーバを奥へ飛ばした

 

オルーバ(最終形態)「ちっ、はぁぁぁあ!!!」

 

オルーバは拳を突き出しながら向かってきた

 

オルーバ(最終形態)「その鎧ごと君を貫いてあげるよ!!!」

 

一馬(ミラアルマ)「いや、逆に貴様を刺し貫いてやる!陽華突!」

 

オレは陽華突でオルーバの拳を刺し貫いた

 

オルーバ(最終形態)「がぁぁぁぁ!?」

 

一馬(ミラアルマ)「飛輪陽炎!(ひりんかげろう)」

 

そして引き抜いて、両手で持って振りかぶり、揺らぎを加えて振り下ろした

 

オルーバ(最終形態)「ぐふっ....そぉら!!」

 

オルーバは尻尾を振り回してきたが、オレは逆さになるようにジャンプして、水平に振った

 

一馬(ミラアルマ)「斜陽転身!(しゃようてんしん)」

 

オルーバ(最終形態)「はぁぁぁぁ!!!!」

 

オルーバは離れて、指パッチンでオレの周りに弾を出現させた

 

オルーバ(最終形態)「さぁ、これを全て避けれるかな!」

 

確かに、これを全て避けるのは難しい。だが!

 

一馬(ミラアルマ)「輝輝恩光!(ききおんこう)」

 

オレは両手で切ッ先を握って体ごと渦を巻くように回転した。そして向かってくる弾をすべて弾いた

 

オルーバ(最終形態)「何!?」

 

そしてそのままオルーバに突進して斬った

 

オルーバ(最終形態)「がはっ....」

 

一馬(ミラアルマ)「日暈の龍・頭舞い!(にちうんのりゅう・かぶりまい)」

 

オレは円を繋ぐように舞いながらオルーバを斬った

 

オルーバ(最終形態)「はぁ....はぁ....馬鹿な!この僕が!人間如きに押されている!?」

 

一馬(ミラアルマ)「炎舞!(えんぶ)」

 

オレは十字の斬撃を飛ばした

 

オルーバ(最終形態)「ぐっ!?」

 

一馬(ミラアルマ)「これで終わりだぜ!円舞!日暈の龍・頭舞い!烈日公鏡!陽華突!炎舞!円舞!輝輝恩光!碧羅の天!!!!」

 

オルーバ(最終形態)「グワァァァァ!!!」

 

オレは連続攻撃をオルーバにしかけ、最後に碧羅の天で地面に叩き落とした

 

一馬(ミラアルマ)「これがオレの、火ノ神神楽(ひのかみかぐら)だ!」

 

技名はまぁヒノカミ神楽からとったけどね

 

フェリーチェ「やったの....でしょうか?」

 

オルーバ(最終形態)「ちょっと.....お遊びが過ぎたかな.....あんな奴らのお陰で.......計画を台無しにされるなんてね......仕方ない......リンクルストーンの力は.......手に入らなかったけど........そのかわり......」

 

オルーバは消えかかってるが、本に手を伸ばして、本を開いたそして何かが注がれていく。まさか!

 

オルーバ(最終形態)「捧げよう......僕の残った力の全てを.......さぁ闇よ広がれ!!!!!混沌の日はもうすぐだ!せいぜい抗い!飲み込まれるがいい!!!ふははは!!!」

 

そしてオルーバは消滅した。オレは鞘に納刀した

 

一馬(ミラアルマ)「抗ってやるさ......ぐっ.....」

 

そしてオレは少しよろめきながら元に戻った、だが何とか倒れずに済んだ。そして景色が元に戻った。校長は落ちていた本を手に取る。そして開いた

 

校長「!?.....友よ.....君への言葉を持ってこの書の始まりとしよう。私はこれより、禁断の魔法の研究に手を染める。来るべき災いを退け得る手段、そして力を見つける為に。君には反対されてしまったが、それでいい。例え研究の果てにこの身がどうなろうと覚悟は出来ている。しかし....君を巻き込むこと....それだけはしたくなかった。災いを乗り越え....また.....いつか......共に飛ぶ日を夢見て..........」

 

クシィさんのメッセージ........クシィさんは、あの姿になることを覚悟していたんだな。そして校長を巻き込みたくは無かった

 

校長「クシィよ.....お前はどこまで真面目な奴なんだ......馬鹿野郎.......クシィ.......」

 

一馬「クシィさんも校長のことを.....」

 

オレはふと、昼のかの子ばあちゃんの言葉を思い出した

 

みらい「離れて.....いても......」

 

そしてオレ達は校長と分かれて、家へ戻った



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112話

世間はクリスマスイブでワイワイガヤガヤしてる中、オレたちは魔法界へ来て、魔法商店街へ向かった。そこでオレたちが見たのは、一面クリスマスムードの魔法商店街だった

 

ことは「綺麗〜!ねぇ、これなんてお祭り?」

 

リコ「クリスマスって言うのよ」

 

一馬「まさか、こっちにもクリスマスがあるとはな」

 

みらい「わたしもびっくりしたよ!」

 

モフルン「モフ!」

 

リコ「クリスマスはサンタさんがやって来てプレゼントをくれるの」

 

別名、非リア充の厄日とも言われてるけどな。まぁオレは今年から晴れてリア充の仲間入りだから気にしてないけどな。ソレ以前に、一人でクリスマス、いわゆるクリぼっちになったことが一度も無い。クリスマス前になると、大抵特撮とかは販促で最終ロボとか、ロボを活躍させたりさせるんだよなー。あ、後クリスマスと言えば........[メぇぇぇ〜〜リぃぃぃぃぃクリっスマぁぁぁースぅ!!ひゃーはっはっはっはぁー!!]だな、詳しいことは[ヴァジュリーラFF クリスマス]でググれ

 

ことは「プレゼント!?わたしもサンタさんに会いたい!」

 

サンタは親ってことが多いけどな

 

リコ「お安い御用よ!じゃあ会いに行きましょ!」

 

ことは「本当!?」

 

一馬「まさか、サンタって....」

 

リコ「魔法つかいよ!」

 

おいおい......そして、リコの案内で、トナカイっぽい建物中に入った。そこではサンタの格好をした大量の人たちが袋を整理していた

 

ことは「全員サンタさん!?」

 

グスタフ「クリスマスの日には、みんなで手分けしてサンタになるんだ」

 

一馬「グスタフさんもか!?」

 

するとアイザック先生も来た

 

アイザック「魔法界とナシマホウ界、全ての子供たちにサンタは、プレゼントを届けねばなりません」

 

グスタフ「ナシマホウ界にも、有名なサンタがフィンランドにいるが、とても全部は周りきれんからな」

 

あーそれ、イッテQで見たことあるわ

 

ことは「大変そう....」

 

アイザック「勿論大変ですが、全ての子供達のため、今日は世界中をサンタのソリが、鈴の音を響かせて走るのです」

 

袋を持とうとするアイザック先生。すると、グギリッと嫌な音が響いた

 

みらい「何か響いた!」

 

ことは「鈴の音?」

 

一馬「ちげぇよことは、あーあ、腰をやっちまったなーアイザック先生」

 

アイザック「そ、そうです一馬君.....」

 

そして、アイザック先生は片膝をついた

 

みらい&リコ&ことは&モフルン&グスタフ「アイザック先生!?」

 

一馬「ったく、ご老体だから無茶すんなよな。オレがベッドまで運びますよ」

 

アイザック「す、すみません一馬君......」

 

オレはアイザック先生をベッドまで運んだ

 

グスタフ「さて、どうしたものか....1人でもサンタが欠けたら、プレゼントが配りきれん」

 

なにそのブラック企業

 

アイザック「面目ない....」

 

みらい「それなら!」

 

グスタフ「ん?」

 

みらい「わたしたちが代わりにサンタさんやります!」

 

リコ&ことは&モフルン「え!?」

 

一馬「はぁ!?」

 

まーたみらいの奴......オレを巻き込みやがって.....



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113話

そして、オレたちはグスタフさんからサンタ用の服を受け取った後、それぞれ更衣室で着替えた。着替えるって言っても、オレは普段着の上から着てるけどな

 

一馬「ったく、何でオレがこんな格好しなきゃならないんだよ。ご丁寧に付け髭まであるし」

 

オレは付け髭をポケットに入れた

 

みらい「おぉ〜似合ってるね!一馬くん!」

 

一馬「そうか?お前たちの方が、オレのと比べたら似合ってると思うぜ?」

 

みらい「えー!?本当に!?ありがとう!」

 

ことは「はー!ありがとう!」

 

リコ「あ、ありがとう.......それにしてもみらい、本当にサンタさんやるの?」

 

みらい「勿論!サンタさんが来るのをみーんな楽しみにしてるでしょ?わたしだってそうだったよ...」

 

リコ「クリスマスプレゼントならわたしも....とっても嬉しかったわ」

 

オレの場合はゲームソフトorゲームハードorガンプラだったな

 

みらい「でしょ!サンタさんになって、みんなに夢を届けられるなんてワクワクもんだぁ!」

 

モフルン「モフ!」

 

一馬「こうなったら乗りかかった船だ。やってやろうじゃねぇか!」

 

ことは「よーし!わたしも頑張るぞー!......ん?なぁに?」

 

みらい「はーちゃんが元気だから、嬉しいんだよ!」

 

一馬「ふっ」

 

リコ「ふふっ」

 

ことは「はー!」

 

ことははオレたちに抱きついた

 

ことは「みんなが一緒なら、私はいつも元気だよ!」

 

そしてソリに乗ることになったのだが.......

 

みらい「え?」

 

リコ「これって.....」

 

エスカーゴ「カタカタ〜」

 

何と、雌のエスカーゴだった

 

みらい&リコ「トナカイじゃないの?」

 

グスタフ「初心者はこっちにしなさい」

 

一馬「分かったぜ」

 

オレが最初にソリに座って、手綱を握った。そして右にみらいとことは、左にリコが乗った

 

一馬「っしゃ!んじゃエスカーゴ!ひとっ走り付き合えよ!」

 

ことは「しゅっぱーつ!」

 

そして、エスカーゴは発進した。鈴の音を響かせながらな

 

みらい&リコ&ことは「いってきまーす!」

 

グスタフ「頼んだぞー!」

 

みらい達はグスタフさんに手を振っていた。オレか?手綱持ってるから手を離せねぇんだよ

 

リコ「わたしたちの担当は、魔法商店街ね......あった!まずあのお家からよ!」

 

一馬「了解!エスカーゴ、あの家の屋根に着陸だ」

 

エスカーゴ「カタ〜」

 

エスカーゴは目的の家の屋根に降りた

 

みらい「じゃあ早速えんとつを」

 

一馬「アホか、お前いつの時代のクリスマスを想像してるんだよ。よく見てみろよ、煙突なんか無いぜ?」

 

みらい「あ、本当だ。じゃあどうやって届けるの?」

 

侵入......したら捕まるしな.....

 

リコ「えーっとたしかここに......あった」

 

リコはソリのプレゼントの袋が乗ってる部分をガサゴソしてデカイ靴下?をだした

 

リコ「サンタはこれを使って、プレゼントを届けるの。デリバリー山に住む、幻獣オトドの毛を編んで作った魔法のアイテム、お届けソックスよ」

 

そんな幻獣が魔法界にいるのかよ......

 

みらい「お届けソックス?」

 

リコ「こうやって使うの」

 

そう言って、リコはそのお届けソックスにプレゼント箱を入れたするとソックスが光った

 

リコ「さぁ、降りて見てみましょうよ」

 

一馬「お、おう。じゃあエスカーゴ、窓のところまで降りてくれないか?」

 

エスカーゴ「カタカタ」

 

エスカーゴは家の窓まで降りた。窓から見えるのは、寝ている子供と、ふくらんでいる靴下があった。多分さっきのプレゼントだろう

 

ことは「はー!」

 

みらい「プレゼントが移動した!?」

 

リコ「あまり遠くからはプレゼントが届かないから気をつけるのよ」

 

一馬「了解っと」

 

みらい「喜んでくれると良いなぁ」

 

そしてオレ達はどんどんプレゼントを配った

 

リコ「このペースなら、予定よりも早くプレゼントを配れそうよ」

 

ことは「やったね!」

 

するとオレの耳が、女の子の泣く声をキャッチした

 

女の子「ママなんてだいきらい」

 

一馬「リコ、あの子もリストに描かれてるよな」

 

リコ「えぇ」

 

一馬「よし、行くぞ」

 

オレたちは泣いている女の子の元へ向かった

 

一馬「どうしたんだ?嬢ちゃん」

 

女の子「サンタさん!」

 

一馬「こんな日に涙なんて似合わないぜ。泣いてる理由をサンタさんに話してみな」

 

まぁ、部屋の状態を見れば大体分かるけどな

 

女の子「うん.....ママにおこられたの。わたしがおかたづけしなかったからって.......こんなわるいこはサンタさんにいいつけて、プレゼントもってかえってもらうって」

 

やはり片付けか、めんどくさいよなー片付けって、でも片付けもやり切ればすごい達成感が来るんだぜ?

 

一馬「ママにごめんなさいはしたのか?」

 

女の子「ママなんかきらい!」

 

オレは手紙袋を調べて、その子が書いた手紙を取る

 

一馬(リコ、小声で良いからコレを翻訳してくれ)

 

リコ(え、えぇ)

 

一馬「そいつは変だな。君からの手紙にはこう書いてあるぜ?えーっと......」

 

リコ(ママとクッキーを焼きたいです。だからエプロンをくださいって書いてあるわ)

 

一馬「(サンキュー)ママとクッキーを焼きたいです。だからエプロンをくださいってな」

 

オレは女の子の頭を撫でる

 

一馬「さ、ママに謝ってお片付けしようぜ?知ってるか?お片付けをしたら、とってもスッキリするんだぜ?」

 

女の子「ほんとう?」

 

一馬「あぁ」

 

女の子「わかった!サンタさん!ありがとう!」

 

そう言って女の子は部屋を出て行った。オレたちは少し離れた

 

女の子の母親「お片付けちゃんとする?」

 

女の子「ママ、ごめんなさい!」

 

一馬「へっ、言えたじゃねぇか。んじゃ、サンタさんからとびっきりの報酬だ」

 

オレはお届けソックスにプレゼントを入れた

 

一馬「メリークリスマスだぜ」



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114話

みらい、ハッピーバースデー!


その後、何とかプレゼントを配り終えた。いやー疲れたぜ.......

 

グスタフ「おー!お前らもう配り終えたのか!?凄いな!」

 

みらい「いやーそれほどでもー」

 

リコ「もっと配りたいくらいよ」

 

その配ったの大半がオレがやったってことを忘れてるんじゃねーぞ

 

グスタフ「なら、追加をお願いできるかい?ナシマホウ界何だが」

 

そう言って、グスタフさんは紙を投げてきた。投げんなよ.......

 

リコ「えっと、津成木町!?」

 

一馬「マジか.....」

 

ってことでエスカーゴごとカタツムリアに乗り込んで、津成木町へ戻った

 

モフルン「随分早く着いたモフ」

 

一馬「ざっと1分ぐらいだな.......」

 

リコ「さ、エスカーゴさん。またお願いね」

 

エスカーゴ「カタ〜」

 

しかし、エスカーゴはどっと疲れたような表情をした。まさか

 

リコ「あら、どうしたの?」

 

エスカーゴ「カタカタ」

 

ことはがエスカーゴの言葉を聞き取る

 

ことは「ふんふん、カタツムリだけに」

 

一馬「え、訳せるのか?」

 

ことは「うん」

 

エスカーゴ「カタカタ〜」

 

ことは「肩が凝ったわ」

 

リコ「はぁ!?」

 

一馬「しょうもないダジャレかよ!しかも肩あるの!?」

 

するとエスカーゴは殻に籠った

 

エスカーゴ「カタ〜」

 

ことは「休憩しましょ」

 

リコ「ちょっと、何言ってんのよ、もしもーし!」

 

一馬「スタミナ切れかー」

 

モフルン「これじゃ間に合わないモフ」

 

みらい「そうだ!こうなったら!」

 

そう言ってみらいは箒を大きくした

 

リコ「なるほど!箒ね!」

 

ことは「はー!」

 

みらい「さ、一馬くん!一緒に!」

 

一馬「オレ、疲れたわ....だから、パスで良いか?」

 

コレは本心で言ってるぜ

 

みらい「え!?パス!?」

 

一馬「悪りぃ.....」

 

リコ「仕方ないわね.....」

 

一馬「本当にごめんな」

 

ことは「いいよー」

 

オレはサンタ服を脱いで、津成木駅を出た

 

一馬「さてと、どっかウロウロして疲れを癒すか.........ん?アレは」

 

オレの前方に見覚えのある二人組が見えた。それは

 

まゆみ「パーティー楽しかったね!」

 

かな「うん!一馬くんたちも来れば良かったのに」

 

まゆみとかなだった

 

一馬「よぉ、まゆみ、かな。どうしてここにいるんだ?」

 

まゆみ「あ、一馬!」

 

かな「今パーティーの帰りだったの」

 

一馬「へぇーパーティーがあったのか。そいつは残念だったぜ。オレも行きたかったなー」

 

まゆみ「本当、もし予定が無ければ、みらいたちと来ればよかったのに」

 

一馬「あーごめん」

 

まゆみ「あ!」

 

するとまゆみは上を向いて止まった

 

一馬「どした?」

 

かな「まゆみ?」

 

まゆみ「あ、あれ......」

 

かな「へ?」

 

一馬「え?」

 

オレはまゆみが指を刺した方を見た。そこには飛んでいる3つの影が........みらい達だ

 

かな「箒で飛んでる!魔法つかいだ!」

 

するとみらいたちは降りて行った

 

かな「あ、降りていく!」

 

するとまゆみがオレとかなのそれぞれ片方の手を取る

 

まゆみ「一馬!かな!早く追いかけなきゃ!」

 

かな「うん!行こう!

 

一馬「あ、あぁ」

 

オレたちはみらいたちを追いかけた。ったく、頼むからオレたちが着く頃にはどっか行ってろよーそして、しばらくして

 

まゆみ「見失っちゃった......」

 

かな「でも魔法つかいはきっと近くにいるよ!一馬くんもそう思うでしょ!?」

 

一馬「あ、あぁ....」

 

オレは少し冷や汗をかきながら答えた。すると

 

ベニーギョ「今、魔法つかいって言った?」

 

一馬「!?」

 

かな「え?」

 

オレ達は振り向いた。そこにはベニーギョかいた

 

まゆみ&かな「あ!?」

 

一馬「ゲッ!?」

 

ベニーギョ「あいつらの居場所を知ってるなら、教えな!」

 

まゆみ「宙に浮いてる......」

 

かな「ひょっとして、あなたが魔法つかい?」

 

いや、残念だが、ヤバい奴だ

 

ベニーギョ「はぁ?あんなのと一緒にするとかマジ失礼。ん?」

 

かな「え!?違うの!?」

 

やばっ!?バレた!

 

ベニーギョ「おや?そこにいるのは坂」

 

まゆみ「一馬!かな!よく見て!あの人赤いわ!」

 

かな「ということは......」

 

まゆみ&かな「サンタさん!?」

 

一馬「いや違うだろ!」

 

オレは思わずツッコんだ

 

ベニーギョ「はぁ?サンタって誰さ!さっさとあいつらの居場所を良いな!」

 

そう言ってベニーギョは光線を飛ばしてきた

 

一馬「くっ、ちょっと失礼だぞっと!」

 

まゆみ「わっ!?」

 

かな「きゃっ!?」

 

オレはまゆみとかなを抱き抱えて、光線を避けた

 

ベニーギョ「ちっ.....」

 

一馬「悪りぃな急に抱き抱えたりして。大丈夫か?」

 

まゆみ「う、うん....お、お陰で助かったし」

 

かな「ありがとう一馬くん〜!」

 

しかし、コレじゃあ戦えないぜ

 

ベニーギョ「さぁ!早く言いな!」

 

かな「そ、そんなこと言われても....」

 

その時

 

ミラクル(ルビー)「やめなさーい!」

 

ルビースタイルに変身したみらいとリコが箒で、ことはが羽を生やして飛んで来た

 

ベニーギョ「プリキュア.....」

 

まゆみ「今度は何!?」

 

かな「箒だ!」

 

そしてみらいたちは降りてきた。降りてくる時にスカート中が見えそうだったので、目を逸らしたけどな

 

ベニーギョ「プリキュア.....今日こそ潰す!そして坂田一馬も!出ておいで!」

 

そしてベニーギョはクリスマスツリーとゴミ箱を合体させたドンヨクを出してきた

 

ドンヨク「ドンヨクバール!」

 

ミラクル(ルビー)「みんなが楽しみにしているクリスマスを邪魔しないで!」

 

ベニーギョ「また訳わかんない事言ってるし......行きな、ドンヨクバール」

 

ドンヨク「ガッテン!」

 

フェリーチェ「一馬!二人を連れて逃げてください!」

 

一馬「お、おう!さぁ!かな!」

 

かな「う、うん!」

 

オレとかなは走ろうとするが、まゆみは動かなかった

 

一馬「ん?まゆみ!早く!」

 

まゆみ「あ、足が.....」

 

ちっ、ガクブルになっちまったか。まぁ無理もないぜ

 

一馬「また失礼するぜ!」

 

まゆみ「え?」

 

オレはまゆみをお姫様抱っこした。そして、かなと一緒に避難した

 

一馬「ここなら、大丈夫だろう.....」

 

まゆみ「お、降ろしてよ!もう足大丈夫だから!」

 

一馬「そうか?なら、よっと」

 

まゆみ「ふぅ.....」

 

かな「というか、一馬くんってあの魔法つかいたちと知り合いなの!?」

 

まゆみ「そうよ!さっき一馬の名前を呼んでたし!後それに!あの赤い人も、名前を言ってた!」

 

不味い......こうなったら.....嘘を交えて話すしかない

 

一馬「あーそれは.........話してやるよ。オレとアイツらの関係を」



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115話

オレはまゆみとかなに、嘘を交えながら話した

 

一馬「えーっとどっから話せば良いか.....ある日な、ああいうのに似たような怪物が現れたんだよ。あいつが召喚してさ」

 

まゆみ「え!?前にもあんななのと遭遇したことがあるの!?それにあのサンタっぽい人とも!?」

 

一馬「あぁ。オレは必死に逃げたさ。でも、逃げてるのに夢中でつまずいて転んだんだ。その隙に怪物は距離を詰めてきて、すぐ近くまで来たんだ。あぁ、オレの人生終わった.....と思っていたよ。けど眩しい光と共に、アイツらが現れて」

 

かな「あの魔法つかいたちに助けられたのね!」

 

一馬「あぁ、そしてオレはアイツらと仲良くなった」

 

かな「でも、どうしてわたしに言わなかったのよ!魔法つかいに会ったって!」

 

一馬「口止めされてたんだよ。内緒にしてって言われてさ。だからオレは誰にも言わなかったんだ。無論写真も撮ってない」

 

かな「内緒......」

 

一馬「まゆみ、かな、黙ってて悪かったな。オレが魔法つかいに会っていたことを」

 

まゆみ「うぅん、謝らなくても良いよ」

 

かな「そうだよ!それに、本物の魔法つかいに会えたし!」

 

一馬「そうか......」

 

かな「あ、でも!あの赤い人、一馬くんの名前を知ってたよね?」

 

まゆみ「あ、それ思った!どうして!?」

 

一馬「多分、仲良くなった時に名前を聞かれたんじゃないかな.......っとあの光は....どうやらもうすぐ終わるようだぜ」

 

かな「ねぇ!ちらっと見ようよ!」

 

まゆみ「え、えぇ」

 

一馬「仕方ねぇな」

 

オレ達はさっきの広場を建物の影からチラッと覗いた。そこでは、エクストリームレインボーをぶっ放していた

 

かな「ねぇ!何あの姿!さっきとは全然違う!より魔法つかいっぽい!」

 

まゆみ「でも、一人だけ魔法つかいっぽくないね。なんていうか女神様?」

 

一馬「あーあの姿は、あの怪物を倒すための姿的な?」

 

ミラクル&マジカル&フェリーチェ(アレキサンドライト)「キュアップ・ラパパ!虹の彼方に!」

 

ドンヨク「ドンヨクバール!!」

 

まゆみ「凄い......」

 

かな「本当に怪物をやっつけちゃった!」 

 

そしてみらいとリコはアレキサンドライトスタイルからルビースタイルへ、ことははエメラルドスタイルへ戻った

 

まゆみ「あの....助けていただいて」

 

まゆみ&かな「ありがとうございました!」

 

マジカル(ルビー)「うぅん。気にしないで」

 

ミラクル(ルビー)「じゃあわたしたちはこれで」

 

すると

 

かな「あ、あの!魔法つかいですよね!一馬くんから聞きました!」

 

ミラクル&マジカル(ルビー)&フェリーチェ「!?」

 

みらいたちは青ざめた顔になった

 

ミラクル(ルビー)「え、えっと......」

 

みらいはオレの方をチラ見してきた。オレはスマホを起動して、文字を打ってそれをみらい達に見せた

 

『悪りぃ、嘘を交えたが、コイツらに喋ってしまった』

 

ミラクル(ルビー)「一馬くん......」

 

かな「わたし、ずっと魔法つかいをさがしてたんです。だから!」

 

まゆみ「かな、待って!」

 

一馬「そうだぜ。オレが言ったことを忘れたのか?」

 

かな「....はっ!?そうだった!秘密だったって一馬くんが言ってたの忘れてた!」

 

2人がみらい達を見てない瞬間にオレは素早く文字を打ってまた見せた

 

『嘘の話で、内緒にしてってお前達に言われたことになってるから』

 

マジカル(ルビー)「なるほどね.....えーっと2人とも?」

 

かな「はい!」

 

まゆみ「何でしょう」

 

マジカル(ルビー)「前に一馬にも言ったのだけど、魔法つかいには決まりがあって......」

 

ミラクル(ルビー)「正体は秘密にしなくちゃいけないの」

 

フェリーチェ「だから.....」

 

かな「分かっています!」

 

おいおい、忘れてたやつが何言ってんだ。そしてかなはミラクルたちの手を取った

 

かな「一馬くんと同じように、誰にも言いません!約束します!」

 

ミラクル&マジカル(ルビー)&フェリーチェ「ありがとう」

 

ミラクル(ルビー)「でも、それで良いの?」

 

かな「わたしは、魔法つかいさんが本当に居たって分かっただけで十分なんです!」

 

まゆみ「あ、わたしも誰にも言いませんから!」

 

一馬「オレも、これまで通り誰にもバラさないぜ」

 

マジカル(ルビー)「助かるわ」

 

そして、ミラクル達は飛んでいった

 

まゆみ「行っちゃった.....」

 

かな「うん、でも、すごく嬉しかった!」

 

すると、雪が降ってきた

 

一馬「雪だ.....」

 

かな「綺麗....」

 

まゆみ「本当.....」

 

一馬「それにしても、良かったな、かな」

 

かな「うん!最高のクリスマスプレゼントになったよ!それに、他にも分かったことがあるし!」

 

一馬「何だよ?」

 

まゆみ「何?」

 

そしてかなはオレとまゆみの手を取った。そして

 

かな「やっぱり信じてくれる人がいた方が良いなって」

 

と小声で言った

 

まゆみ「え?よく聞こえなかった」

 

かな「えへへ、独り言〜」

 

一馬「ふっ、あっははは!!」

 

そして、家に着いたので、まゆみとかなとは別れた。そしてしばらく家でいると、みらいたちが来た。そして、クリスマスイブの夜はみらいたちと過ごした



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116話

翌日のクリスマス当日、まさかエグゼイドのクリスマス回があんなに衝撃的だったとはな。まさに上げて落とす回だった....それと何故かクリスマスプレゼントが届いていた。中身はMGサイコザクバージョンka(二体目)だ。コレ店頭で1つしか買えなかったからな。ありがたく塗装して作ったぜ。そして大晦日、この時はガキ使を録画しながら見ていた。まぁあんな時やリコは下品なネタで顔を赤くしてたけどな。でもよ、オレは歌って年を越すより、笑って年を越す派なんでね。で年が変わって2017年。正月に入って初詣へ行こうとしたのだが、毎日人が多すぎて、少し日が経ってから行こうっとなった。そして、冬休み終わるまで後1日......その日は、オレ、みらい、リコ 、ことは、モフルンで初詣へ行くことになった。ちなみに晩飯は朝日奈家で鍋だぜ。向かう途中、駅で6月ぐらいに会ったこっちにいる魔法つかいの人と会ったり(リコ曰く、里帰りだとか)、そしてその近くで、木の棒を振りながら、魔法を唱えようとするかなと、それを見守ってるまゆみと遭遇。この時、危うくことはがボロを出しそうになったが、何とか阻止した。次は学校に寄った。そこではゆうとが花壇の手入れを高木先生と一緒にしていた。そして学校を後にして、河川敷で、一人でサッカーの練習をしてた壮太と会った。そこでオレは壮太に近くにあったサッカーボールを取ってくれよと言われて、オレは少しカッコつけて、オーバーヘッドキックを決めた。ボールは見事にゴールへと入った。そしてオレたちは神社へ来た

 

ことは「はー、やっと着いたー」

 

一馬「来るのが遅すぎたが、一応賽銭入れるか。リコ、ことはオレがやる事をしっかりと見て覚えろよ」

 

リコ「分かったわ」

 

ことは「はー!」

 

一馬「まずこの賽銭箱に小銭を入れる」

 

オレは賽銭箱に10円玉を入れた

 

一馬「そして次に鈴を鳴らして、こう2度手を叩いて、1年間の願いや目標を目を閉じて心の中で言うんだぜ」

 

リコ「へー」

 

ことは「はー!」

 

そしてみらいたちも賽銭を入れて鈴を鳴らして祈った。ことはが鈴を鳴らし過ぎたりしてたが

 

リコ「はーちゃんは何の願いをしたの?」

 

ことは「わたしはね、みんなと一緒に楽しく過ごせますようにって」

 

モフルン「モフルンは、甘いクッキーをたくさん食べて、はーちゃんみたいにおっきくなれますようにモフー」

 

ことは「はー!そうだね。こーんなに大きくなれたらいいね!」

 

リコ「大きくなりすぎよ!」

 

一馬「よし、終わりっと」

 

ことは「はー!一馬の願いは何の願い?」

 

一馬「小さい規模の願いだが、オレは、ガンプラビルダーとして腕を磨き、そしていつか、バンダイ公式のガンプラコンテスト、ガンプラビルダーズワールドカップ、通称GBWCに出ることかな」

 

リコ「なるほどね、あなたらしいわ」

 

一馬「な、小さい規模の願いだろ?」

 

ことは「はー!小さくないよ!むしろ大っきいよ!」

 

一馬「は、ありがとうよことは」

 

みらい「よし」

 

っとみらいも終わったようだ

 

リコ「みらい、長かったわね」

 

みらい「うん」

 

ことは「ねぇ、みらいはなんてお願いをしたの?」

 

みらい「魔法界も、こっちの世界も、みんな一緒に笑顔になれたらいいなって。わたしはみんなの笑顔を見るのが大好きだから!」

 

一馬「ふっ、みらいらしいな」

 

ことは「はー!素敵だね!」

 

みらい「ねぇ、リコは?」

 

リコ「わたしは迷わないわ。立派な魔法つかいになって何をするか見つけるの!」

 

ことは「はー」

 

リコ「今年は3年生になるし、もっともっと勉強頑張らなくちゃね。ナシマホウ界でも、魔法界でも1番の成績を取って、そうして卒業したら.....ハッ」

 

一馬「どしたんだ?」

 

みらい「リコ?」

 

モフルン「卒業したら、どうなるモフ?」

 

リコ「そうしたら、どうなるのかしら?これからもずっと今みたいにみんなと一緒にいられるのかな?」

 

一馬「それは.....」

 

ことは「.....わたしも.....」

 

リコ「はーちゃん?」

 

モフルン「モフ?」

 

ことは「わたしも、これからどうなるのかな?」

 

そうか、元々ことはは妖精......いや、マザー・ラパーパの後継者......てことは...いや、考えるのはやめよう。すると、みらいがことはの手を取った

 

みらい「明日も一緒だよ」

 

ことは「え?」

 

みらい「リコも、はーちゃんも、一馬くんも、モフルン、みんな!明日は一緒に学校だよ?」

 

リコ「みらい......」

 

一馬「お前.....」

 

モフルン「そうモフ!学校モフ!」

 

ことは「うん!そうだね。明日はみんなと一緒!ハックション!」

 

ことはがくしゃみをした。冷えてきたな

 

ことは「うぅ、ちょっと冷えてきたかも」

 

一馬「オレのカイロやるから、これであったまんな」

 

オレはポケットに入れてたカイロをことはに渡した

 

ことは「はー!あったかい!」

 

それにしても.....何だ、この嫌な空気は......!?

 

一馬「何だありゃ!?」

 

オレは鳥居のある方を向いて、あるところを指さした。辺りは暗くなり、巨大な日蝕の太陽があった。そして、その太陽の前に黒い影のようなのが計8体、そして、ベニーギョが見えた

 

ベニーギョ「プリキュア......坂田一馬......」

 

みらい「太陽が......」

 

一馬「日蝕みたいに......なってやがる」

 

ことは「これって....」

 

リコ「一体何なの?」

 

一馬「!?ベニーギョ!」

 

ベニーギョ「マザー・ラパーパ、忌々しいアイツの力を継ぐ者。潰す!デウスマストの名において!アタシのムホーで!」

 

するとベニーギョは黒い影を取り込んだ。みるみる姿が変わる

 

ベニーギョ「プリキュア!坂田一馬!プリキュア !!!坂田一馬!!!!!」

 

そしてベニーギョは羽の生えた怪人になった

 

ベニーギョ(最終形態)「覚悟は良いかい?プリキュア!坂田一馬!」

 

みらい「リコ!はーちゃん!一馬くん!」

 

リコ&ことは「うん!」

 

一馬「おう!」

 

今回の2人はサファイアか!

 

ミラクル(サファイア)「2人の奇跡!キュアミラクル!」

 

マジカル(サファイア)「2人の魔法!キュアマジカル!」

 

フェリーチェ「あまねく生命に祝福を.....キュアフェリーチェ!」

 

ミラクル&マジカル(サファイア)&フェリーチェ「魔法つかいプリキュア!」

 

今回は、白いリオレウスこと、ゼルレウスのアルテラGFシリーズと日輪刀で行くぜ!

 

一馬「装着!」

 

オレは青い粒子に包まれて、レウスシリーズによく似た白い鎧を装着した

 

一馬(アルテラGF)「さぁ、決着を付けようぜ!」



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117話

ベニーギョ(最終形態)「おおおお!!!」

 

ベニーギョは突撃してきた。オレたちはベニーギョに向かって飛び上がった。そしてオレたちは同時にパンチをしたが、右で防がれ、左で殴ってきた。

 

ミラクル&マジカル(サファイア)&フェリーチェ「きゃぁ!?」

 

一馬(アルテラGF)「ぐあっ!?」

 

すると、ベニーギョは階段を登ってきた

 

一馬(アルテラGF)「ちっ、雷の呼吸!壱ノ型、霹靂一閃!」

 

オレは霹靂一閃でベニーギョを攻撃した。しかし

 

ベニーギョ(最終形態)「遅いし」

 

何と見切られ、防がれてしまった

 

一馬(アルテラGF)「ちっ」

 

ベニーギョ(最終形態)「ん?プリキュアたちは.........あそこかい!」

 

ミラクルたちは、ベニーギョの背後側へ飛び上がっていた。ベニーギョはみらいたちを追いかける

 

一馬(アルテラGF)「逃すか!」

 

オレは飛び上がった。その瞬間オレを纏っていた粒子は青から緑へと変わった。コレじゃあGN粒子っぽいな

 

クリスタル『我の趣味だ。良いだろ?』

 

お前のせいかい。まぁ良いけど

 

ベニーギョ(最終形態)「おりゃぁ!!」

 

フェリーチェ「あぁ!?」

 

マジカル(サファイア)「はぁぁぁあ!」

 

ことはが叩き落とされ、リコがラッシュを仕掛ける。そこへ

 

一馬(アルテラGF)「炎の呼吸!壱ノ型!不知火!」

 

ミラクル(サファイア)「たぁ!」

 

ベニーギョ(最終形態)「ゔっ!?」

 

オレは不知火、みらいは踏み付けた。そしてリコの踵落としも決まる。しかし、ベニーギョの尻尾で吹っ飛ばされ、ビルに激突してしまった

 

ベニーギョ(最終形態)「この前の借り、返させてもらうよ!」

 

ことなも来たが、ベニーギョはゲロビを撃ってきた。徐々に角度を上げながら、街を巻き込みながら。オレたちはそれに驚いた。しかし!

 

フェリーチェ「リンクルン!ピンクトルマリン!」

 

挫けず、ことははエコーワンドを出して、トルマリンバリアを出した。トルマリンバリアはゲロビを反射するが、避けられてしまった

 

ベニーギョ(最終形態)「忌々しいマザー・ラパーパの力め!でも、もう終わりじゃね!?」

 

そう言って、まずことなを殴り飛ばした

 

一馬(アルテラGF)「ことは!!」

 

ベニーギョ(最終形態)「デウスマストは!」

 

一馬(アルテラGF)&ミラクル&マジカル(サファイア)「!?」

 

ベニーギョ(最終形態)「すぐそこまで来ているんだからね!」

 

オレたちはベニーギョに踏み潰され、ビルの崩壊に巻き込まれた。そして上空に行き

 

ベニーギョ(最終形態)「全ての世界は、混沌に飲み込まれて無くなっちゃうんだよ!」

 

するとオレたちに向かってゲロビを吐いてきた。当然避けれるはずがなく、オレたちはそれに巻き込まれた。身体中が痛くなった......意識を失いそうになった

 

ベニーギョ(最終形態)「ふん!このまま消え去るが良い」

 

だが、オレたちは立ち上がった、か、身体中が痛ぇ......

 

フェリーチェ「そんなこと......させません!」

 

ベニーギョ(最終形態)「ぐっ!」

 

フェリーチェ「わたしたちには、明日があるんです!」

 

まずことはが飛び上がり、ベニーギョを蹴った。ベニーギョは怯んだ

 

マジカル(サファイア)「そうよ!わたしたちにはやりたいことがまだまだ沢山あるの!」

 

ベニーギョ(最終形態)「うっ!?」

 

次にリコが飛び上がり、ベニーギョに蹴りの連打を浴びせた。ベニーギョは止めているが、押されている。次にが飛び上がる

 

ミラクル(サファイア)「わたしたちは明日も一緒!みんなで!」

 

みらい、ことはがパンチラッシュをリコはキックラッシュをする

 

ミラクル(サファイア)「笑顔で!いるんだからー!!!」

 

ベニーギョ(最終形態)「ごちゃごちゃうるさい!!」

 

ベニーギョは尻尾でミラクルたちを攻撃した。オレは飛び立つ

 

一馬(アルテラGF)「うるさいのはお前だ!オレたちは、お前たちを倒し!そして掴むんだよ!明日という光をさ!」

 

ベニーギョ(最終形態)「はぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!」

 

ベニーギョは咆哮した

 

一馬(アルテラGF)「終わりにしてやる.....TRANS-AM(トランザム)!!!!!」

 

[bgm FIGHT(機動戦士ガンダム00)]

 

オレは赤くなり、纏っていた粒子も緑から赤になった

 

ベニーギョ(最終形態)「赤くなったところで!アタシに勝てるわけないじゃん!」

 

ベニーギョは殴ってきたが、スローだった。オレは簡単に避け、背後へ回った

 

ベニーギョ(最終形態)「なっ!?さっきよりも速い!なら!」

 

今度は尻尾を振り回してきたが、オレは日輪刀で尻尾を細切れにした

 

ベニーギョ(最終形態)「ぎゃぁぁぁ!!!!」

 

オレは真上へ移動して、日輪刀を構えた。そして

 

一馬(アルテラGF)「炎の呼吸!奥義!玖ノ型!煉獄!」

 

ベニーギョ(最終形態)「ぐぁぁぁ!?」

 

オレは真上から煉獄で斬り裂いた。そして追撃で、右腰に輝界白竜刀【煌流】を装備した。そして抜刀の構えを取った

 

一馬(アルテラGF)「雷の呼吸!漆ノ型!!!」

 

オレは構えたままベニーギョに突撃し、そのまま日輪刀と【煌流】で一閃を2連続で出した

 

一馬(アルテラGF)「火雷神・二連!!!(ほのいかづちのかみ・にれん)」

 

ベニーギョ(最終形態)「ぎゃぁぁぁぁ!?」

 

ベニーギョは落ちた。それと同時に、TRANS-AMも解除された

 

一馬(アルテラGF)「今だ!」

 

みらいたちは頷いて、アレキサンドライトスタイルに変身する

 

ミラクル&マジカル&フェリーチェ(アレキサンドライト)「プリキュア!エクストリーム・レインボー!」

 

何だ.....妙な胸騒ぎがする。これは一体.....

 

ミラクル&マジカル&フェリーチェ(アレキサンドライト)「キュアップ・ラパパ!虹の彼方に!」

 

ベニーギョ(最終形態)「ぬぅぅぅ!!!はぁぁぁぁぁぁあ!!!!!」

 

何とベニーギョはゲロビを撃って、抵抗した

 

一馬(アルテラGF)「何!?」

 

ミラクル&マジカル&フェリーチェ(アレキサンドライト)&モフルン「!?」

 

ちっ、ならば!オレはみらいたちの元へ飛び上がった

 

一馬(アルテラGF)「オレも手伝うぜ!!!」

 

ミラクル&マジカル&フェリーチェ(アレキサンドライト)&モフルン「一馬!(くん!)」

 

オレはキャリッジに手を添えた

 

一馬(アルテラGF)「うぉぉぉぉぉ!!!」

 

ミラクル&マジカル&フェリーチェ(アレキサンドライト)「はぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

虹のビームが、青い粒子を纏ったビームになり、ベニーギョを飲み込んだ

 

ベニーギョ(最終形態)「うぉぉぉぉ!?この力は!!」

 

しかし!突如巨大な手が現れた。オレたちは振り向いた。なっ、何だあれは!?それにこの異質な気配は....すると、オレたちは吹き飛ばされた

 

クリスナイト(アルテラGFシリーズ)「うわぁぁぁ!?」

 

ミラクル&マジカル(サファイア)&フェリーチェ「きゃぁぁぁ!?」

 

更にもう一つの手が現れた。出ようとしている?

 

ベニーギョ「我らが....デウスマスト!」

 

一馬(アルテラGFシリーズ)「何!?」

 

フェリーチェ「あれが!」

 

ドス黒いなんてもんじゃ無い!アレは.....異質だ!すると、目玉が現れ、それが光ると、影のような奴らは、黒いローブを纏った姿になった。更に何とオレたちが葬ったはずのラブー、シャーキンス、そしてオルーバもいた

 

一馬(アルテラGF)「なっ、ラブー!?シャーキンス!?オルーバ!?」

 

すると腕が出てきたところから、巨人?が現れた。アレがデウスマストの本体!?すると、ラブー達眷属は、飛んでいき、分散した、そして魔法陣が現れ

 

デウスマスト「ウォォォォ!!!!」

 

耳障りな咆哮を上げた。すると白い渦が発生して、そこに何故か魔法界の大樹が現れた。そして、一瞬マザー・ラパーパのような黄金の影が現れた

 

クリスタル『これは!不味い!やむを得ん!』

 

すると、クリスタルが光出したそして

 

マジカル(サファイア)&フェリーチェ「わっ」

 

ミラクル(サファイア)&モフルン「きゃっ」

 

一馬(アルテラGF)「な、何だ!?」

 

オレたちは吸い込まれていき、そして、意識を完全に失った........

 

一馬「.......ん?ふわぁ〜よく寝た〜」

 

なーんか忘れてる気がするが。朝の空気でも吸うか。変な夢見たし。オレはカーテンを開ける。するとそこに映った景色は

 

一馬「な!?何だよこりゃ!」

 

すると、みらいから電話がかかって来た。オレはすぐに電話に出る

 

一馬「もしもし?」

 

みらい『一馬くん?大変だよ!窓の外を見て!』

 

一馬「今見てる!でも.....コレは現実なのか......だって.....だってよ......」

 

その景色は、浮島がある、魔法の大樹がある。そして、箒で飛ぶ魔法つかい、そしてペガサスも飛んでいた。まるで、魔法界とナシマホウ界が、融合したような世界になっていた.......

 

一馬「何だよ....コレは......」

 



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118話

オレはすぐさま着替えて、外へ出た

 

一馬「やっぱり....夢なんかじゃねぇ」

 

クリスタル『あぁ、そのようだな』

 

みらい「ま、魔法界が、こっちに来ちゃった!?」

 

みらいたちも外へ出ていた

 

一馬「おう、お前ら」

 

みらい「一馬くん!これ夢だよね!」

 

一馬「残念だが、コレは現実だな」

 

ことは「本当に!?」

 

オレたちは道路へ出ると、何人か乗せた絨毯が飛び、反対側からは箒が通過していく。すると

 

ジュン「おーい!」

 

オレたちは声のする方へ振り向いた。そこには

 

ケイ&エミリー「おはよう!」

 

ジュンたちが、さらに

 

まゆみ&かな「おはよう!」

 

なんとまゆみとかなが箒に乗っていた

 

みらい&リコ&ことは「.....みんな!」

 

一馬「何で!?」

 

そして、ここじゃ話すのもアレなので、公園で話すことになった

 

ジュン「さっきみんなとバッタリ会ってさ、今日は思いっきり遊ぼうって話になったんだよ!」

 

まゆみ「えぇ。みらいたちも.....」

 

かな「どうかなーって」

 

一馬「は.......」

 

みらい&リコ&ことは「え......」

 

みらい「う、うん.....」

 

さっきのが頭から離れん.....すると

 

壮太「お、良いね〜」

 

壮太がゆうとを連れてきた。きっとコイツらも......

 

ケイ「壮太くんとゆうとくん!」

 

壮太「ゆうとを誘って、次に一馬をサッカーの練習に誘おうと思って来たけど、そういうことなら行くぜ!」

 

ゆうと「誰も頼んで無いって!」

 

壮太たち「あははは!!」

 

コイツら.......

 

エミリー「ねぇ、何しようか?」

 

ケイ「箒で競争とか?」

 

まゆみ「それって最高すぎ!」

 

かな「いいねー、魔法の箒で競争!」

 

一馬「おいお前ら!」

 

壮太たち「え?」

 

一馬「魔法だぞ!?全然驚かないのか!?」

 

壮太たち「?」

 

かな「え、ええ、まあ」

 

まゆみ「一馬どうしたの?」

 

ダメだこりゃ

 

みらい「一馬くん、ここはわたしに」

 

みらいは杖を取り出した

 

一馬「お、おう」

 

みらい「よし、見ててよ!」

 

そしてみらいはよく見かける猫の元へ走った

 

みらい「キュアップ・ラパパ!猫よお話ししなさい!」

 

みらいは猫に魔法を唱えた。すると

 

猫「あーあー中々の魔法ねー、ペラペラよく喋れるわー」

 

とことはみたいな声で話し出した

 

一馬「おい、あの猫、お前が腹話術でやってるんじゃ....」(小声)

 

ことは「ち、違うよ!」(小声)

 

壮太「おぉ!すげー!」

 

ゆうと「いやーお見事!」

 

まゆみ「ホント、最高すぎ!」

 

かな「朝比奈さんやるわね」

 

みらい「ど、どうも」

 

照れてんじゃねーよ

 

壮太「オレも魔法学校、通おうかなー!」

 

おい、何ほざいてるんだ?

 

ことは「やっぱり、全然驚いてない」

 

一馬「駄目だコイツら........早く何とかしないと」

 

すると、ヘリが飛んでるのが見えた。するとジュンは指パッチンをして

 

ジュン「そうだ!なぁ、ヘリと競争しないか?」

 

まゆみ「うん、そうしよう!」

 

かな「うんうん!」

 

壮太「なぁ、オレも乗っけてくれよ!」

 

すると、高木先生が来た

 

高木先生「いかんぞ、そんな危ないことは!」

 

おっ、まともかな?

 

壮太「た、高木先生......」

 

高木先生「魔法は......ルールを守って安全にな!」

 

壮太たち「はーい!」

 

前言撤回、高木先生もイカれてた。畜生、期待してたオレが馬鹿だったぜ

 

一馬「アンタって人はぁぁぁぁ!!!!!」

 

オレは叫んでしまった

 

高木先生「ど、どうしたんだ?坂田、いきなり大声出して」

 

一馬「いえ、何でも無いので、気にしないでください」

 

高木先生「そ、そうか.....」

 

リコ「みんな、まるで当たり前のように一緒にいて、魔法まで.....」

 

一緒.......もしかして、もしかすると........

 

一馬「.......はっ!そうか、そういう事か」

 

みらい「何か分かったの?」

 

一馬「あぁ、もしかしたら、混沌ってこの状況の事と言うこと」

 

すると、嫌な気配がする風が吹いた

 

ことは「うん、もうここまで押し寄せてる、混沌が......」

 

みらい&リコ&一馬「え?」

 

モフルン「はーちゃん?」

 

感じ取ったのか?

 

ことは「でも、止めてくれている。一生懸命に世界が完全に飲み込まれるその手前で!」

 

そうか......なら、まだ止められる。すると、みらいとリコは箒を出した

 

みらい「行こう!」

 

リコ&ことは「うん!」

 

一馬「おう!」

 

オレはみらいの箒に乗った

 

ジュン「あれ?どこ行くんだ?」

 

みらい「ごめん!ちょっと用が出来て」

 

一馬「という訳だ。アバよ!」

 

ジュン「おう、またなー!」

 

オレたちは......魔法学校へ向かった



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119話

オレたちは魔法学校へ着くと、校長室へ向かった

 

一馬「校長!」

 

みらい&リコ&ことは「校長先生!」

 

オレたちは校長室に入った。そこには校長とリアンさんがいた

 

校長「君たち」

 

リアン「何かあったのか、リコ?」

 

リコ「相談するならここしか無いと思って」

 

ことは「混沌が世界を飲み込もうとしてます」

 

一馬「世界が融合したんだ!」

 

みらい「くっついちゃったんです!」

 

しばらくして、校長とリアンさんは見合って

 

校長「話を聞こう」

 

一馬「実は.....」

 

かくかくしかじかとオレたちは2人に話した

 

一馬「と言う訳っす」

 

校長「なるほど、今我々は混沌の中に......分かった」

 

さすが校長、あっさりと信じてくれるとは!

 

校長「君たちの言葉が不思議と素直に受け入れられる。それが何よりの証拠じゃ。魔法界、ナシマホウ界、2つの世界...........そうじゃ」

 

水晶「ただならぬ力が押し寄せつつある。そこまでは感知できているのに」

 

リアン「まさか我々が既に混沌に飲まれかかっていたとは。それもこのような形で、あまりに想定外」

 

校長「うぅむ何たる不覚......」

 

悔しいだろうよ

 

リアン「リコたちが影響を受けなかったのは?」

 

校長「恐らく、リンクルストーンの力じゃろう」

 

ありがとうよ.....クリスタル

 

クリスタル『当然だ我らからすればこれくらい容易い』

 

校長「ワシもこの状況にどこか違和感はあった。じゃが同時に、何か懐かしいものに守られている。そう感じていた。皆が今の世界を自然に受け入れておるのは、そのお陰かもしれぬ」

 

一馬「なるほど.....」

 

すると突然、リンクルスマホンが浮遊し、光出した

 

全員「!?」

 

するとことはは両手でスマホンを持った

 

一馬「ことは?」

 

ことは「聞こえる、スマホンに記された声」

 

と、ことはは目を瞑り言った

 

ことは「大昔、何もかも秩序なく混ざり合う混沌の世界だけがあって、ある時それはあふれる星々になって、宇宙が始まった。でも、その片隅で、宇宙に生まれ変わらないまま残った混沌.....それがデウスマスト」

 

つまり、デウスマストはビッグバンで星になれなかった混沌って事か?

 

ことは「星々を飲み込む渦となったデウスマストは、やがて気付いた。宇宙の誕生を超えた奇跡。無限の可能性を持つ、命と言う存在に。沢山の命、それを生み出す大地。それをみんな混ぜ合わせて、ただの巨大なエネルギーの塊にして、全てを混沌に返す力にしようとしてた」

 

校長「うむ、そしてマザー・ラパーパはそれを退け........」

 

ことは「太陽の中に押し込めた。だけど、デウスマストは戻って来た。太陽まで飲み込んで」

 

マジか、あの太陽にデウスマストが封印されてたとは

 

ことは「2つになった世界の全てを、自分のものにするために」

 

一馬「つまり、魔法界で、植物があんまり育たなかったのはデウスマストのせいだと」

 

オレの質問にことはは頷いた

 

みらい「ピーカンみかんが育たなかったのも......うーん!絶対許さないんだから!混沌めー!」

 

モフルン「モフー!」

 

一馬「キレるスケールが小さいな!」

 

みらい「小さくなんかないよ!」

 

モフルン「そうモフ!」

 

あーコイツらにとっては大切なんだろうなーっと

 

ことは「大きな力は失っても、残った心は見守ってくれていた。わたしたちを、ずっと......」

 

一馬「オレたちで混沌を、デウスマストをぶっ倒そうぜ!」

 

みらい「一馬くん!」

 

リコ「一馬!」

 

ことは「うん.....そうすればみんな助かる.....でも.....」

 

校長「世界は元のように戻らぬかもしれぬ......と」

 

ことはは悲しそうに頷いた。嘘だろ!?

 

一馬「それってどう言うことっすか!」

 

すると校長は水晶に手を翳した

 

校長「頼む」

 

水晶「はい」

 

そして水晶に2つの球体が見えた

 

校長「左を魔法界、右をナシマホウ界としよう」

 

おい、なんかナシマホウ界だけ適当すぎじゃね?

 

校長「今、異なる2つの世界が混沌の力で無理矢理混ぜ合わされようとしているのであれば、もし元凶を退けられたとしても、それほど強大な力から解放された時の反動は計り知れん」

 

映像では、デウスマストが二つをコネて、そしてデウスマストが消えると、2つは離れ離れになるのが見えた

 

みらい&リコ&一馬「!?」

 

校長「それぞれの世界が無事で済むかどうか危ういが、ただ間違いなく、2つの世界は、どこまでも引き離されることになろう。我々の持つ術ではもう、行き来は.....」

 

みらい「カタツムリアでも?」

 

ことはは頷いた。ちっ、奴を討伐する。それは、魔法界との別れ........リコとことはとの別れ.......イラッとするぜ!そしては覚悟決め、外へ出た。外は暗い雲に覆われていた

 

ことは「みんな覚えてる?ずっと前にみんなで見た夕日、とっても綺麗だった」

 

6月に見た夕日か.......

 

みらい「はーちゃん.....うん。夕日が沈んだら、みんなお家に帰る時間。でも新しい朝が来れば」

 

リコ「また会える。夕日が綺麗なのは、そう信じてるから」

 

一馬「あぁ!だからよ、今はどうなるとか今は迷うんじゃねぇ。取り戻し、掴み取るんだ!オレの......オレたちの夕日を!」

 

モフルン「モフ!」

 

すると校長の声が聞こえた

 

校長『皆、聞いてほしい。この不穏な空気、皆いたく不安を抱いていることであろう。世界は今、悪しき力に飲み込まれようとしている。だが恐れることはない。我々には希望が残されておる。伝説より生まれ、そして伝説を超え、奇跡の光で世界を照らす者たち。大丈夫じゃ、必ず明日は来る。今は暫しの別れ。また会えることを信じて、想いを託そう.....彼女たち、魔法つかいプリキュア、そして、水晶に選ばれし闇を狩る狩人(ハンター)に』

 

そして、校長の声は消えた。すると

 

デウスマスト(オルーバ)「飲まれよ」

 

デウスマスト(ラブー)「全てが混沌に」

 

オレたちは手を繋いだ。すると、光り出した。オレたちは顔を上げた。しかし、魔法の樹は消えてしまった

 

デウスマスト(オルーバ)「まだ抗うか.......」

 

オルーバの声が聞こえる。いや、これはデウスマストか?

 

ことは「わたしたちという命が残っている限り、全てが混沌に飲み込まれたことにならない。ここであなたを倒せば、世界は....まだ救える!」

 

みらい「だから!」

 

リコ「わたしたちは!」

 

一馬「オレたちは!」

 

みらい&リコ&ことは「絶対に諦めない!」

 

一馬「絶対に諦めねぇ!」

 

モフルン「モフー!」

 

まずは3人が変身する、なるほど今回の2人はダイヤか!

 

ミラクル(ダイヤ)「2人の奇跡!キュアミラクル!」

 

マジカル(ダイヤ)「2人の魔法!キュアマジカル!」

 

フェリーチェ「あまねく生命に祝福を.....キュアフェリーチェ!」

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)&フェリーチェ「魔法つかい!プリキュア!」

 

一馬「行くぜクリスタル!」

 

クリスタル『あぁ!』

 

オレはクリスタルを握りしめた

 

一馬「.........っ!装着!!!」

 

オレはシルバーソルを纏った、そして日輪刀を装備する。ん?何だ、この日輪刀、前とは鍔が違う。炎か?まぁ良いいや

 

一馬(シルバーソル)「っしゃぁ!」

 

そして、オレたちの前にデウスマストが現れる

 

デウスマスト(オルーバ)「プリキュア.....坂田一馬.....ラパーパの加護無き今、最早恐るるに足りぬ!」

 

フェリーチェ「いいえ、ラパーパの遺志は、わたしの中に!」

 

すると魔法陣から影みたいなのが現れた

 

一馬(シルバーソル)「行くぜ!これが、オレたちのラストミッション!世界の存亡を賭けた戦の始まりだぜ!!!!」



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120話

オレたちは飛んで影を回避した

 

一馬(シルバーソル)「日の呼吸!円舞!」

 

オレは円舞を舞いながら、影を次々に斬った。みらいたちも次々と影を倒していった。だが追撃で影がまた出てくる

 

一馬(シルバーソル)「ちっ」

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)「リンクルステッキ!」

 

フェリーチェ「フラワーエコーワンド!」

 

ミラクルたちはそれぞれの専用武器を出した

 

マジカル(ダイヤ)「リンクルン!ムーンストーン!」

 

ミラクル(ダイヤ)「リンクルン!アメジスト!」

 

フェリーチェ「リンクルン!ピンクトルマリン!」

 

一馬(シルバーソル)「幻日虹!」

 

向かって来た影をオレは幻日虹、リコとことははバリアで、みらいは瞬間移動で回避した。そして、反撃した

 

デウスマスト(ラブー)「ふん!」

 

デウスマスト(シャーキンス)「小賢しい!」

 

デウスマスト(ベニーギョ)「無駄な足掻き」

 

デウスマスト(オルーバ)「だが所詮、我には敵わぬ!」

 

マジカル(ダイヤ)「きゃぁ!?」

 

ミラクル(ダイヤ)「あぁ!?」

 

みらいとリコが殴り落とされた

 

一馬(シルバーソル)「みらい!リコ!」

 

オレの方にも無数の影が押し寄せて来た

 

一馬(シルバーソル)「邪魔だ!!!灼骨炎陽!」

 

オレは灼骨炎陽で薙ぎ払った

 

フェリーチェ「わたしの力は、ラパーパから受け継いだものだけじゃない。みんながくれた優しさ、そして愛情!その全てがわたしの力!」

 

ミラクル(ダイヤ)「本当はちょっぴり嬉しかった。2つの世界のみんなが、あんな風に仲良く笑顔でいられる世界。でも.....」

 

一馬(シルバーソル)「そいつはただ、待って手に入る者じゃねぇ!」

 

マジカル(ダイヤ)「そうよ。自分たちの力で、いつか!」

 

フェリーチェ「その為に明日を必ず守って見せます!」

 

デウスマスト(ラブー)「飲まれ」

 

デウスマスト(シャーキンス)「混沌に」

 

デウスマスト(ベニーギョ)「混ざり合い」

 

デウスマスト(ベニーギョ)「我の力に......1つとなれ!」

 

デウスマストはビームを撃ってきた。しかし、オレたちは微動だにしなかった。デウスマストがさらにデカくなったが、すぐに元のデカさになった

 

ミラクル(ダイヤ)「混ざり合って」

 

マジカル(ダイヤ)「1つになるだなんて」

 

フェリーチェ「命の輝きはそれぞれ違う」

 

一馬(シルバーソル)「1として、同じものなんかねぇんだよ!」

 

マジカル(ダイヤ)「性格も考え方も違って、喧嘩することもある。だけど....」

 

一馬(シルバーソル)「オレはオレで、その隣で誰かが居てくれる。それが何よりも良いんだぜ!」

 

ミラクル(ダイヤ)「手を取り合って繋がれる誰かが.....みんなが!」

 

オレたちは手を繋ぐ

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)&フェリーチェ「わたしたちに力をくれる!」

 

一馬(シルバーソル)「オレたちに力をくれる!」

 

すると、ダイヤの精霊とエメラルドの精霊が現れた

 

エメラルドの精霊「リンクルストーン、それは、ラパーパが残した力」

 

ダイヤの精霊「全ての命への恵。そして、リンクルストーン・クリスタル。それはラパーパが来るべき厄災に備え、作られた、具現を司る力」

 

一馬(シルバーソル)「何!?」

 

そうなのか!クリスタル!

 

クリスタル『あぁ、我はマザーに作られたリンクルストーンだ。来るべき厄災、今で言うデウスマストに対抗する為に』

 

でも何で、あの時のレジェンド女王の話だと出てないんだ?

 

クリスタル『当然だ。我はラパーパが消えた時に生み出されたリンクルストーン以外には存在を悟られないように、存在を抹消されたからな。だが我はそれを承知した。そして一馬、お前を見た。我は感じた。この少年なら、我を使いこなして、いつかはプリキュアと共に厄災を打ち倒す存在になると』

 

なるほどね、オレは選ばれたのか

 

クリスタル『そして今、その時が来た!』

 

エメラルドの精霊「そして、母なる愛」

 

ダイヤの精霊「彼女たちの出会いが、12の光を世界に灯した。その輝ける意志を」

 

エメラルドの精霊「想いを」

 

するとクリスタルが勝手に浮かんだ

 

クリスタル『そして、勇気を!今!』

 

ダイヤの精霊「ダイヤ!」

 

エメラルドの精霊「エメラルド!」

 

ダイヤ&エメラルド「ミトメール!」

 

クリスタル『我クリスタル!お前を認める!』

 

そしてダイヤとエメラルドの精霊はキャリッジに、クリスタルは鎧の真ん中に装着された。何だ.....力が溢れてくる!そして、日輪刀の刃が、何と赤く染まっていた



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121話

オレたちの後ろには輝く魔法陣があった

 

デウスマスト(シャーキンス)「あの輝き」

 

デウスマスト(ラブー)「太陽.....」

 

デウスマスト(ベニーギョ)「否......」

 

デウスマスト(オルーバ)「奴等の力!」

 

オレたちは手を握り、目を瞑った

 

クリスタル『こう叫べ一馬、超装着リオレウスと!』

 

分かったぜ!

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)&フェリーチェ「キュアップ・ラパパ!」

 

オレは一旦手を握るのをやめた。そして

 

一馬(シルバーソル)「超装着!リオレウス!!!」

 

赤き刃となった日輪刀を掲げた。するとオレは炎に包まれた。みらいたちはハートに包まれている。そして、燃え盛る炎の中から、リオレウス豪火種が現れた

 

リオレウス豪火種「アンギャァァァァアアアア!!!!」

 

そして咆哮を上げると、オレに取り込まれるように消えた。瞬間、シルバーソルシリーズが輝き、黒色だったところが白銀になり、銀はは鮮やかな赤になった。そして炎を纏った姿になった。力がさっきよりも湧いてくるぜ!

 

デウスマスト(オルーバ)「その力も」

 

デウスマスト(ラブー)「飲み込む、我が混沌で」

 

デウスマストはオレたちを握り潰そうとする

 

ミラクル(アレキサンドライト)「とびっきりの奇跡よ!」

 

マジカル(アレキサンドライト)「全てを照らす魔法を!」

 

フェリーチェ(アレキサンドライト)「そして、あたたかな幸せを!」

 

ミラクル&マジカル&フェリーチェ(アレキサンドライト)「今!わたしたちの手で!」

 

するとキャリッジの魔法陣の5つの光が順番に灯っていく

 

ミラクル&マジカル&フェリーチェ(アレキサンドライト)「フル......フル.....フルフルリンクル!」

 

すると魔法陣は更に巨大になった。そしてオレはいつのまにかみらいとリコの近くにいた。オレは刃が赤く染まった日輪刀を構えた

 

ミラクル&マジカル(アレキサンドライト)「プリキュア・エクストリームレインボー!」

 

一馬(ソルフレア)「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!」

 

オレは日輪刀で、みらいとリコは拳でデウスマストの手を押し戻そうとした

 

ミラクル&マジカル(アレキサンドライト)「サンサンジュエリーレ!」

 

そう唱えた瞬間、弾き返す巨大な手が現れた。それはマザー・ラパーパによく似た姿になり、巨大化したことはだった。オレたちはことはの手に乗った。そしてみるいとリコはルビースタイルになった

 

一馬(ソルフレア)「日の呼吸!」

 

そしてオレたちは赤い光となってデウスマストに向かった。

 

一馬(ソルフレア)「陽華突!!!!」

 

そしてみらいとリコはデウスマストを蹴りオレは陽華突でデウスマストを刺した。デウスマストは吹き飛ばされた

 

デウスマスト(シャーキンス)「何が起きた!?」

 

デウスマスト(ベニーギョ)「ラパーパ亡き今、コレほどの力.....一体どこから!」

 

一馬(ソルフレア)「円舞!」

 

ミラクル&マジカル(ルビー)「はぁぁぁあ!!!!」

 

オレたちはデウスマストの伸ばした手に向かって、オレは円舞をみらいとリコはパンチラッシュをお見舞いした

 

一馬(ソルフレア)「おらぁ!!!!」

 

ミラクル&マジカル(ルビー)「たぁ!」

 

そしてオレたちはデウスマストの手を弾き飛ばした。そこへことはが踵落としを決め、デウスマストを吹き飛ばした

 

デウスマスト(ラブー)「ラパーパを受け継ぎしプリキュア」

 

デウスマスト(シャーキンス)「かつての様にはいかんぞ!」

 

するとデウスマストは溶岩を纏ったような姿になる

 

デウスマスト(ベニーギョ)「我を封じし太陽も、今は我が力」

 

デウスマスト「ウォォォォ!!!」

 

ことはを挟み潰そうとしたが、トルマリンバリアで受け止められ、エネルギーを流し込まれて、デウスマストの腕は変色した。すかさずみらいとリコはサファイアスタイルになり、オレは、納刀して、豪天火竜之砲を出して、デウスマストに狙いを定めた

 

一馬(ソルフレア)「プロミネンスバスター!狙い撃つぜぇぇぇぇ!!!!!」

 

豪天火竜之砲からは、赤い光線が発射された。みらいとリコは魔法陣から光線を出した。赤と青のビームが混ざり合い、デウスマストを吹き飛ばした。そして、デウスマストを捕らえた。そして間髪入れずに今度はトパーズスタイルになったみらいとリコは手から光を放ち、それは竜巻になったかと思いきや、巨大なモフルンへと姿を変えて、デウスマストを乗り潰した

 

デウスマスト(ベニーギョ)「命の力、これほどか!」

 

デウスマスト(オルーバ)「ならば!」

 

すると指パッチンの音が聞こえた。すると宇宙にヒビが入り、そこから超デカいドンヨクみたいなのが出てきた。まさか、あれが本体か!?そしてオレたちはいつのまにかことはの手の上に乗っていた。そしてダイヤスタイルになったみらいとリコはダイヤモンド・エターナルのように、ダイヤを描いた。オレは拳に力を込める

 

デウスマスト「ウォォォォ!!!」

 

クリスナイト(ソルフレアシリーズ)「くっ、ばぁぁぁく熱ッ!ゴッドォ!フィンガァァァァァ!!!!!」

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)「はぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

オレたちは拳を突き出した。ことはも拳を突き出した。炎を纏った光のオーラが、闇と激突した。すると、デウスマストは糸みたいなのを地球に伸ばした

 

デウスマスト(ラブー)「既に混沌と化した大地」

 

デウスマスト(シャーキンス)「そこに混ざりし命、我が物にし」

 

デウスマスト(ベニーギョ)「その力を持って貴様らを飲み込む!」

 

一馬(ソルフレア)「くっ.....飲み込めるもんなら、飲み込んでみやがれ!!!!!」

 

オレは叫んだ。すると光が現れた

 

デウスマスト(オルーバ)「光だと?地上の全ては混沌に飲まれ、何者も存在せぬはず.......」

 

ミラクル(ダイヤ)「あれは!」

 

光の正体は、魔法界、ナシマホウ界で、オレたちが関わった人、動物たちだった

 

フェリーチェ(巨大化)「命の光、1つの大地から溢れ出たたくさんの命は出会い、そして心をつなぐ。宝石の様に固く結びついた命。そこから放たれる光は、如何なる災い、困難をも跳ね除け誰にも壊すことも、飲み込むことも、出来はしない!この輝きこそが、エメラルド!」

 

すると緑の光と共に糸みたいなエネルギーは消滅した

 

デウスマスト(オルーバ)「バカな!命は混沌をも越えると言うのか!?」

 

一馬(ソルフレア)「そうだ!そして!人間の可能性は!!!無限大だ!!!!はぁぁぁあ!!!!」

 

オレは日輪刀に力を込めた。すると、刃がコレでもかと言うほど伸びた

 

一馬(ソルフレア)「喰らえ!デウスマスト!ライザー!!!!ソードォォォォォォォォォォ!!!!!!」

 

オレは刃が伸びた日輪刀で、デウスマストを斬り裂いた。デウスマストに亀裂が走った

 

デウスマスト「ウォォォォ!?」

 

一馬(ソルフレア)「はぁ......はぁ.......」

 

ミラクル(アレキサンドライト)「これが、わたしたちみんなの奇跡!」

 

マジカル(アレキサンドライト)「そして、わたしたちみんなの魔法!」

 

フェリーチェ(アレキサンドライト)「祝福されし。あまねく命!すべての想いを今、光に!」

 

三人はアレキサンドライトスタイルになる

 

一馬(ソルフレア)「行けぇぇぇぇお前らァァァァァ!!!!!混沌を打ち消せぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

 

オレは精一杯叫んだ、その時

 

「キュアップ・ラパパ!!!!」

 

とまるで全員が揃えて言ってるかの様なキュアップ・ラパパが響いたそして、まるで地球全体が覆われるほどの魔法陣が現れた

 

ミラクル&マジカル&フェリーチェ(アレキサンドライト)「星々の果てまで!混沌よ、あっちへ行きなさい!!!」

 

そしてデウスマストを吹き飛ばした

 

デウスマスト(オルーバ)「我は.....滅びぬ!滅びぬぅ!」

 

フェリーチェ(巨大化)「全ては混沌から生まれた。ならば、あなたは飲み込むのではなく、生み出す力を!」

 

そして、宇宙の果てで炸裂した........終わったのか?あれ?いつのまにか元に戻ってる。みらいとリコは、変身する時に一瞬見えた姿になっている。な、なんかちょっとエロいです、はい。んなことほざいてる場合じゃねぇ。どうやら息はできる様だ

 

一馬「あれは.....地球か?」

 

オレたちは、虹色に光ってる地球を見た。あれ?ことはは?すると

 

ことは「世界は今、元の形に戻ろうとしているの」

 

みらい「元の形?」

 

ことはの声がした方を向くと、そこには超巨大なことはが

 

一馬「ことは!?」

 

みらい&リコ「はーちゃん!?」

 

ことは(巨大化)「魔法界とナシマホウ界、今はそれが自然な形だから......でも、強く混ざってたせいでちょっと困ってるみたいなの。だからわたし、世界がうまく戻れるようにお手伝いしてくるね」

 

一馬「!?まさか!」

 

みらい「それって!」

 

リコ「はーちゃん、わたしたちも!」

 

ことは(巨大化)「大丈夫。みんなのお陰でわたし。こんなに大きくなれた。どこからでもみんなのこと、見ていられるから........感じられるから.......わたしは、みんなとずーっと一緒、繋がってるよ」

 

一馬「.......」

 

モフルン「はーちゃん.......」

 

ことは(巨大化)「あまねく生命.....世界に祝福を」

 

そして、ことはが祈ると、まるで花が咲くように、地球が生まれ変わった。そして魔法界が離れていくのが見えた

 

みらい「魔法界....離れてく.....」

 

コレが.....コレが運命だってのかよ!畜生!

 

リコ「みらい.....一馬.....わたしも......」

 

一馬「........あぁ.......」

 

みらい「.........うん.......」

 

くっ.......

 

リコ「モフルン?」

 

モフルン「大丈夫モフ、モフルンはみらいと一馬と一緒に居られるモフ。それに、きっとみんな、また会えるモフ」

 

リコ「モフルン.....」

 

するとリコは魔法を唱えた

 

リコ「キュアップ・ラパパ、わたしたちは必ず、絶対!また会える!これで、バッチリよね」

 

一馬「お前......」

 

オレはことはと再開した日のことを思い出した。あの時、ずっと一緒にいられますようにって唱えたんだよな......

 

リコ「魔法かけたから.....」

 

一馬「くっ....リコ......」

 

みらい「リコ.......」

 

2人は魔法の杖を、オレは右拳を並べ、軽くぶつけた。そしてリコはオレの方に来て

 

リコ「一馬.....んっ.....」

 

一馬「むっ!?」

 

オレはリコに、キスされた.....悲しいキスだった........そして、唇がどんどん離れていく.......そして

 

リコ「一馬!いつまでも大好き!離れていても愛してる!!!!!」

 

一馬「っ!?リコ!!!!」

 

そしてリコは、涙を散らしながら、魔法界と共に消えた

 

みらい「リコ!!!!!」

 

落ちていく中、クリスタルがオレの前に現れた。そして話しかけてきた

 

クリスタル『一馬.....お前のお陰でデウスマストを倒すことが出来た。感謝する』

 

オレのお陰じゃないだろ?みらい、リコ、ことは、モフルンのお陰だぜ?

 

クリスタル『いや、お前も十分頑張った......さて、我は戻らなくてはならない。妹たち....リンクルストーンと共に』

 

そうか.....お前と会えたお陰で、オレは戦えたからな。ありがとう、クリスタル

 

クリスタル『礼には及ばん..........さらばだ......一馬.......』

 

さらばじゃねぇよ。また、会おうぜ?

 

クリスタル『......あぁ!それと、コレは我からのプレゼントだ!』

 

するとオレの腰にさっきの日輪刀が帯刀された

 

クリスタル『では、また会おう!相棒!』

 

そしてクリスタルは消えた.........そしてオレとみらいは意識を失い、目が覚めると、そこは地球だった。空には虹が架かってた

 

みらい「うん。わたしもだよ、モフルン.....」

 

みらいは、何かモフルンからメッセージを聞いたのか?オレは日輪刀を抜刀して、虹に向かって掲げた。そして

 

一馬「また会おうぜ.......相棒」

 

そしてオレは納刀してみらいと一緒に家へ戻った。オレは、融合した世界で会話したことを思い出した

 

一馬「なぁ、みらい、リコ。もしもだが、世界が最初から1つのままだったら、オレたちはどうなってたのかなーっと。オレは、みらいはみらい、リコはリコだと思うぜ。みらいはいつも明るくて危なっかしくて。リコは魔法が苦手で」

 

リコ「むっ、一馬だって、もしかしたら、いつも通りゲームしたり、ガンプラ作ったりしてるかもね」

 

みらい「そうかもね」

 

一馬「うぐっ!?」

 

リコ「ふふっ、わたしの続きになるけど、それで無茶して飛び出して、そしてみらいと一馬.......あなたたちに出会うの、モフルンともはーちゃんともね」

 

みらい「もっと、近くにいたかもしれない」

 

リコ「もっと遠くにいたかもしれない。でも必ず出会った、わたしたちの最初の出会い。それだけでも大きな奇跡なんだもの。だったらもう1度、強い想いを込めて願えば。奇跡は起きる!また会える!絶対会いに行く!十六夜の夜にホウキに乗って......だから......またね.....」

 

一馬「おう....またな....」

 

みらい「うん.....またね!」

 

そして.....時は経ち

 

[2022年3月]

 

?「Zzzz.....」

 

[何のために泣いたんだ何のために棄てたんだ!疑え!僕をやめないように!]

 

ん?もう朝か。俺は携帯の目覚ましを切って起きる。そして着替え、下へ降りて顔を洗って、朝飯食った

 

?「じゃあな、仕事、行ってくるぜ相棒」

 

俺は壁に飾ってある刀に向かってそう言った。そして靴を履いて外へて、バイクをガレージから出した

 

?「一馬くん!おはよう!」

 

お、ちょうど来たな。俺の彼女が

 

一馬「おう!おはようさんみらい!ほらよ!」

 

俺はみらいに向かってヘルメットを投げた

 

みらい「おわっと....もう、投げないでよ!」

 

一馬「ははっ、悪りぃな。んじゃ、乗れよ!駅まで送ってやるからさ」

 

みらい「はーい!」

 

みらいは俺の後ろに乗った

 

一馬「んじゃ!行くぜ!!!!」

 

オレはバイクを走らせた。そしてみらいを駅まで送った

 

一馬「じゃあな、みらい」

 

みらい「うん」

 

そしてオレはバイクをショッピングモールへ向けて走らせた。坂田一馬19歳今は、ショッピングモールの模型店の店員として働いてるぜ!



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122話

一応コレで本編はおしまい


俺はショッピングモールのプラモ屋に入った後、店長や他の店員と挨拶をして店の準備をした。そして、開店した

 

一馬「いらっしゃいませ!」

 

お客さんがどんどん入って来る

 

「これお願いします」

 

一馬「はい、お買い上げありがとうございます!」

 

俺は主に会計や商品を並べたりしている。後、展示用のガンプラも作ったりしてるな。そして昼

 

一馬「ふぅ....とりま休憩っと」

 

店長「おう坊主!お疲れさん!」

 

店長がやってきた

 

一馬「店長、坊主なんてやめて下さいよ。俺はもう19なんすよ?」

 

店長「俺からすればお前はまだ坊主だ!」

 

この人とはここで働く前から知り合いでなーよくガンプラの話とかしてたんだぜ?後、塗装などのコツを教えてくれた人でもある

 

店長「そうだ、お前さん今日はたしかダチの試合なんだろ?」

 

今日は壮太のサッカーの試合だ

 

一馬「えぇ。まぁ行けませんけどね」

 

店長「行けよ」

 

一馬「え?」

 

店長「その試合見に行けって言ってんだよ!今日はお前さんの仕事は終わり!後は他の奴らに任しとくからな」

 

一馬「えぇ!?何でですか!?」

 

あ、そうそう。ここの店員結構いるだよねー。お陰で何人か減っても支障は出ないという

 

店長「決まってんだろ!ダチならダチの勇姿を見に行くもんだぜ!それに、お前さんの彼女も見に行くんだろうな?1人にさせるのかぁ?」

 

うぐっ.....

 

一馬「そう言われると......」

 

店長「というわけで今日はお疲れさん!」

 

一馬「は、はぁ....じゃあお言葉に甘えて......」

 

オレはエプロンを脱いで、下へ降りて、バイクでショッピングモールを後にした。そしてスタジアムへ向かった

 

一馬「おう、お前ら!待たせたな!」

 

そこには、ゆうと、かな、まゆみが既にいた

 

ゆうと「一馬!?仕事はどうしたの!?」

 

かな「そうだわ!もしかしてサボってきたの!?」

 

一馬「ちげーよ、店長に言われたんだよ。今日のお前さんの仕事は終わり!お前さんはダチの試合を見に行け!ってな」

 

まゆみ「そっかー、でもコレで後はみらいだけだね」

 

一馬「そうだなっと、おっ、壮太が来たな」

 

すると

 

みらい「お待たせー」

 

っとみらいが来た

 

一馬「おせーぞみらい!」

 

まゆみ「ほんと、遅すぎ!」

 

みらい「ごめん、授業が....って何で一馬くんがいるの?」

 

一馬「店長に言われて来た」

 

みらい「なるほど....」

 

一馬「それに、壮太の奴もちょうど出て来たしな」

 

ゆうと「聞いたよ?勉強頑張ってるんだって?」

 

かな「そう、凄いんだよー!」

 

その時、壮太がシュートを決め、ホイッスルが鳴った

 

壮太「よっしゃ!やったぜ!」

 

壮太が俺たちにサムズアップをして来た。俺はサムズアップした

 

まゆみ「肝心なとこ見てなかった.....」

 

一馬「俺は見てたぜ」

 

まゆみ「中2の時と変わらないね、壮太」

 

一馬「だな」

 

そして、試合が終わった後、俺たちはゆうとと別れて、みらい、まゆみ、かなと歩いた。バイクはちゃんと押しているぜ

 

かな「中学2年生か.......あの頃からすっかり見なくなったな、魔法つかい」

 

まゆみ「懐かしいね、かなのその話題」

 

魔法つかい......か

 

かな「うーん、もう一度会いたいな!」

 

リコ.....ことは......クリスタル......お前たちは今何をしている?そして、まゆみとかなと別れた後、俺はみらいを乗せて家に戻った。晩飯はみらいの家で食べる予定だ

 

一馬「ただいまーっと」

 

オレは家に入ると、飾ってある刀の前に立つ

 

一馬「なぁクリスタル。今日は壮太の試合があったんだぜ。アイツは変わらなかったぜ中2の時からな」

 

そして、しばらくしてみらいから晩飯が出来たという連絡が来たから、オレはみらいの家で飯を食べた。そして家に戻った。そして展示用のサンプルのMGガンダムエクシアリペアIVを作っていて、ふと窓から空を見上げた

 

一馬「今日は十六夜..........リコ......ことは...........そういや5年前だったな。リコと会ったのは...........行って見るか!」

 

俺は作業をやめて、下へ降りた。下へ降りると、刀が落ちていた

 

一馬「何で刀が落ちてるんだ?コレもそろそろ買い替える時.......いや....」

 

まさかクリスタルが?それなら、コレを持っていくか

 

一馬「行くぜ、相棒!」

 

俺は刀を腰のベルトに帯刀して、外へ出た。するとほぼ同時にみらいも出た。モフルンも一緒だ

 

一馬「みらい...」

 

みらい「一馬くん....」

 

しばらく沈黙した後

 

一馬「行こうか、アイツと初めて会った場所へ」

 

みらい「うん....」

 

オレとみらいは公園へ向かった

 

みらい「今日ね、壮太の試合があって、みんなで応援に行ったんだ。そうそう、いちごメロンパンに新作が出たんだって。今度学校終わったら......あ、今私いろんな国の事を勉強してるんだ。お母さんのお店の仕入れで海外にも行ったりね。もっと知りたいんだ。私の世界のワクワクを」

 

一馬「俺は前から行ってるプラモ屋で働いているぜ。まぁ、元気に楽しくやってるぜ」

 

みらい「そしていつか......」

 

一馬「いつか......」

 

みらい&一馬「話したいことが.....いっぱいあるんだ(いっぱいあるんだぜ)」

 

一馬「ハモったな」

 

【挿入歌 ふたつの願い】

 

みらい「うん.........今夜は十六夜だね.....会いたいな......」

 

みらいの目から涙が出た

 

一馬「会いたい.....」

 

初めてリコと会ったあの時から、5年も経ってるんだ。俺だって、会いたい。すると、何かの気配を感じ取った。それはみらいも感じ取ったらしく、オレたちはその気配に引き寄せられるように歩いた。すると、そこにあったのは

 

みらい「これって......」

 

一馬「杖の木.....か?」

 

それは、初めて魔法学校に行った時に見た、杖を実らせる木に似ている木だった。すると、枝が落ちた音がした。オレたちは振り向いた。そこには.......4年前までみらいが持ってた杖に似た形の枝が落ちていた

 

みらい「私を連れて来てくれたの?」

 

一馬「お前も、俺をここまで?」

 

俺は刀を抜いた。そこには[混沌滅殺]と刻まれた黒い刀身が光ってるだけだった。だが、俺たちは顔を見合わせて頷いた。そして、みらいは枝......杖を、俺は刀......日輪刀を空に向けた。そして

 

みらい&一馬「キュアップ・ラパパ!」

 

一馬「もう一度アイツらに会わせてくれ!」

 

みらい「もう一度みんなに会いたい!」

 

しかし、何も起こらない

 

一馬「ふっ、なんてな何も起こらないか。馬鹿だな俺たちは....戻るか」

 

みらい「うん......」

 

俺たちは戻ろうとする。だが!

 

一馬「.......みらい。晩飯食った後のかの子ばあちゃんの言葉、覚えてるか?.....」

 

オレはふと、思い出した事をみらいに言った

 

みらい「おばあちゃんの言葉......っ!」

 

かの子ばあちゃんが言った言葉、[素直な言葉は力になる。想いが繋がっていれば、それは奇跡を起こす]

 

一馬「なぁ、もう一度、いや、何度でもやってみようぜ!そうすれば......きっと......」

 

みらい「うん!想いが繋がっていれば......強い想いがあれば!きっと......きっと!」

 

一馬「あぁ!だから、奇跡を見せてやろうじゃないか!俺たちの手で!」

 

俺たちは走って見晴らしの良い噴水前に向かった。そして、そこで月に向かってみらいは杖を、オレは日輪刀を掲げた

 

みらい&一馬「キュアップ・ラパパ!」

 

一馬「アイツらに会わせてくれ!」

 

みらい「みんなに会いたい!」

 

オレたちは何度も叫んだ、キュアップ・ラパパと、叫んでる間、オレたちはリコと出会い、モフルンが喋るようになった日の事

 

みらい&一馬「キュアップ・ラパパ!」

 

一馬「アイツらに会わせてくれ!」

 

みらい「みんなに会いたい!」

 

初めて魔法界に行き、そこで校長やグスタフさんやフランソワさんやロレッタさんたち人魚と会った日のこと

 

みらい&一馬「キュアップ・ラパパ!」

 

一馬「アイツらに会わせてくれ!」

 

みらい「キュアップ・ラパパ.....みんなに.....会いたい.....」

 

チビが花海ことはとなって再開した日のこと

 

みらい「キュアップ......ラパパ.....みんなとずっと仲良しで.....居たい。キュアップ.....ラパパ.....みんなとずっと一緒に居たい.....キュアップ・ラパパ.......」

 

一馬「くっ......キュアップ・ラパパ!ずっと、アイツらと.......会わせてくれ!!!!」

 

みらい「キュアップ・ラパパ!キュアップ・ラパパ!キュアップ.....ラパパ......」

 

だがしかし、何も.......何も起こらなかった。畜生!!!奇跡を見せてやろうじゃないかって言ったじゃないか!俺!ここで凹むんじゃねぇ!!!頑張れ!俺!頑張れ!!!!!

 

みらい&一馬「キュアップ.....ラパパ....」

 

一馬「リコに.....アイツらに.....会わせてくれ......」

 

みらい「リコに.....みんなに....会いたい.....」

 

すると、日輪刀の刀身が赤くなり、みらいの杖は、あの杖になった。すると俺たちは桜吹雪に見舞われた。オレたちは目を瞑ってしまった。目を開けるとそこには

 

一馬「ハッ!?え!?」

 

みらい「空!?これって、魔法.....?」

 

何とスカイダイブをしてた。コレは....奇跡なのか?

 

一馬「みらい!俺の手を掴め!」

 

日輪刀を納刀して、みらいに手を差し伸べた。みらいは手を掴んだ。すると光が現れた

 

みらい「な、何!?」

 

一馬「!?みらい!アレは!」

 

何と光の中から、カツムリアが!

 

みらい「カタツムリア.......」

 

するとみらいはモフルンを手放してしまう

 

みらい「あ!?モフルン!!」

 

一馬「任せろ!」

 

オレはモフルンに手を伸ばす。くっ....取れねぇ....スカッてしまう。もうダメか!と思ったその時!アイツが......アイツが......5年前の.....あの時と同じように.....モフルンを......

 

?「ダメじゃない気をつけなきゃ。モフルンは2人の大切な友だちでしょ?」

 

一馬「お、お前.....本当にお前なのか.......?」

 

みらい「夢じゃ......ないよね?」

 

【キラリ☆100カラットの奇跡】

 

そうそれは、リコだった......本当に奇跡は起こった!

 

リコ「みらい!一馬!」

 

リコは俺たちに抱きついて来た

 

みらい「リコ!リコ!リコ!会いたかった!会いたかったよ!」

 

一馬「俺もだぜ!4年も待たせやがって!」

 

リコ「私もよ!ずっと!ずっと!ずっと!そして、2人にやっと会えた!」

 

すると

 

?「苦しいモフ......」

 

なんとモフルンが動き出したのだ!

 

みらい「モフルン.....」

 

すると俺たちの前に、アイツも現れた

 

?「みんなの声聞こえたよ!」

 

そう、ことはだった

 

みらい&リコ「はーちゃん!」

 

一馬「ことは!」

 

ことはは俺に抱きつく。こいつ、あの時のまんまだな!

 

ことは「みらい!リコ!一馬!モフルン!」

 

一馬「ことは!」

 

みらい「はーちゃん!」

 

更に、突然光って、何かが現れた。それは

 

クリスタル『久しぶりだな、相棒』

 

一馬「っ!クリスタル!」

 

そう、クリスタルが現れた。オレはクリスタルを手に取る。そしてオレたちは光に包まれて、地上へ降りた

 

みらい「また、みんなと会えた!ワクワクもんだぁ!」

 

そしてオレの家に帰って4年間の事をそれぞれ話した。リコは魔法学校の先生になったとのこと、ふっ、リコらしいと思ったぜ。ことはは、まぁ簡単に言ったら神になったってことだな。スケールがデカすぎるぜ......俺もみらいも今のことを話したが、特にオレのことは少し笑っていたぜ。でもリコ曰く、一馬らしいとのこと。まぁ、否定は出来ないけどな。そして後はアニメとかを見たぜ。鬼滅の刃が今や超人気になっている事に2人は超驚いてたぜ。まぁ、アニメ化がきっかけで爆発的に人気なったからな、鬼滅は。さてと、これから騒がしい日々がまた始まるぜ!

 

[更に数年後]

 

?「Zzzz......」

 

津成町の一馬の家、そこでは1人の少年が寝ていた。

 

?2「一刀お兄ちゃん!起きて!朝だよ!」

 

誰かがドアを叩く音がする

 

一刀「Zzzz.....」

 

しかし、一刀と呼ばれた少年は起きない

 

?2「こうなったら、きょーこーとっぱー!!!」

 

すると、ドアが勢いよく開けられた。そして、茶色に近い金髪の女の子が入ってきた

 

?2「すぅ~......起きて!!!!」

 

一刀「うわぁ!?」

 

耳元で大声を聞かされた一刀は飛び起きた

 

?2「えへへ、おはようお兄ちゃん!」

 

一刀「あー、おはよう明日香.....」

 

明日香「お兄ちゃん、朝ごはん食べようよ!リナちゃんももう椅子に座ってるよ!」

 

一刀「う、うん」

 

一刀と明日香は一緒に降りた

 

?3「やっと起きたのね、ねぼすけ兄さん」

 

と紫髪の女の子が言った

 

一刀「誰がねぼすけだリナ。オレはぐっすり寝たかったんだよ

 

リナ「学校行く日なのにぐっすり寝ないでよ!」

 

?4「あら、ようやく起きたのね一刀」

 

キッチンには、更に大人びたみらいがいた

 

一刀「あ、母さんおはよう。あれ?父さんとリコさんは」

 

明日香「パパはもう仕事に行ったよー」

 

リナ「お母様も向こうへ仕事に行ったわ」

 

一刀「そうかー」

 

みらい「ほらほら、早く朝ごはん食べないと、学校に遅れちゃうよ」

 

一刀「あ、ごめん母さん!いただきます!」

 

リナ「いただきます」

 

明日香「いっただきます!」

 

三人は朝ごはんを食べた。そしてランドセルを背負い外へ出た

 

一刀&明日香&リナ「いってきまーす!」

 

みらい「いってらっしゃい!」

 

そして、3人の少年少女たちの1日が始まる



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123話

もうあと少しで日が変わるけど、まなつお誕生日おめでとう!


運命の再会から翌日、俺達は公園に来ていた。あ、仕事はオフだぜ

 

みらい(19)「綺麗〜」

 

一馬(19)「そうだな。だが、お前の方がもっと綺麗だぜ?」

 

みらい(19)「本当!?えへへ〜ありがとう!」

 

リコ(19)「そこ!イチャイチャしない!」

 

みらい(19)「はーい」

 

一馬(19)「へいへい」

 

ことは「お花がいーっぱい!」

 

ったく、ことはは相変わらずだぜ

 

みらい(19)「今日どうする?」

 

リコ(19)「まずは......」

 

みらい(19)「やっぱり......」

 

みらい&リコ&ことは「いちごメロンパン!」

 

モフルン「モフー!」

 

一馬「はぁ〜やれやれ」

 

ことは「やれやれじゃないよ!やっぱりいちごメロンパンを食べないと!」

 

全く、このいちごメロンパン中毒共が(褒め言葉)

 

みらい(19)「よーし!モフモフベーカリー目指して、走ろう!」

 

そう言ってみらいは俺の手を握ったまま走った

 

一馬(19)「お、おい!みらい!」

 

ことは「はー!」

 

リコ(19)「ちょっと3人とも!」

 

そしてモフモフベーカリーに着いた

 

みらい(19)「おはようございます!」

 

一馬(19)「おはようっす」

 

店長「あら、みらいちゃんに一馬くん。おはよう.......あら?もしかして......リコちゃんにことはちゃん?」

 

リコ(19)「はい、お久しぶりです」

 

ことは「はー!」

 

店長「本当に久しぶりね........そうだ、私がサービスするよ!はいこれ!」

 

そう言って店長は大量のいちごメロンパンが入った紙袋を渡してきた

 

一馬「て、店長これって......」

 

店長「言ったじゃない、サービスよ。あ、お代は要らないわ」

 

みらい(19)「ありがとうございます!」

 

リコ&ことは「ありがとうございます!」

 

店長「良いわよこれくらい」

 

そしてみらい達は少し離れた席に向かった。オレは個別でカレーパンを買った

 

一馬「.......」

 

店長「ねぇ、みらいちゃんといつ式を挙げるの?」

 

一馬「んぐっ!?」

 

俺は突然の店長の言葉にビックリして、危うく喉に詰まりかけた

 

一馬「し、式って......成人式ですか?」

 

俺はあえてボケた

 

店長「違うわ結婚式よ、当たり前じゃ無い」

 

当たり前って......

 

一馬「はぁ......」

 

店長「もし式を挙げるなら、私を呼んでよね?とびっきりのパンを作ってあげるから!」

 

一馬「か、考えときます.......」

 

最も結婚はあいつが大学卒業した後かな?すると、光がみらい達が座ってるところから放たれてるのが見えた

 

店長「何かしら?あの光......」

 

一馬(19)「お、俺見てきます!」

 

俺は急いで向かった。そこにはとんでもない光景が

 

一馬(19)「なっ!?あ、あ、あ........」

 

みらい「あ、一馬くん!どう?懐かしいよね?」

 

一馬(19)「何じゃこりゃぁぁぁ!?」

 

俺の目の前には、四年前の体型になって、魔法学校の制服を着たみらいとリコ、そしてことはがいた

 

一馬(19)「何で四年前の体型なってるんだよ!」

 

ことは「えへへ、いちごメロンパンにぎゅーっと込められてた思い出を力に変えて魔法をかけたの」

 

一馬(19)「お前のせいか!!!!」

 

ことは「はー!」

 

まぁ、でも巻き込まれ無かっただけマシとするか

 

リコ「前より凄いわ......」

 

みらい「うん!はっ、もしかしていずれはーちゃんはチートレベルの魔法を使えるように......」

 

リコ「そ、それはそれで恐ろしいわ.......」

 

一馬(19)「同感だ」

 

ことは「はー?さ、食べよ!」

 

すると、強風、いや、吸い込みみたいなのが巻き起こった

 

ことは「あ、モフルン!」

 

一馬「なっ!?コイツは!」

 

そこには、ドクロクシーのようなのがいちごメロンパン、そしてことはのタッチペンを吸い込んだ

 

ことは「あ、わたしの杖が!」

 

?「ヤミ、ヤミ」

 

すると、ドクロクシー?はワームホールみたいなのを出してそこへ入った

 

みらい「あ!」

 

モフルン「言っちゃったモフ!」

 

みらい「取り返さないと!」

 

一馬(19)「お、おい!」

 

みらい達はワームホールの中に入った

 

一馬(19)「ちっ、やれやれだぜ。また面倒ごとに巻き込みやがって.........仕方ない行くぞ!相棒!」

 

クリスタル「おう!」

 

オレはワームホールに入った



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124話

ワームホールを通り抜けるとそこは何と.....

 

みらい「魔法学校だ!久しぶり〜」

 

一馬(19)「昔と変わらんな.......さてと、アイツが暴れていそうな場所は......あそこか!行くぞ!」

 

みらい&リコ&ことは「うん!」

 

俺達は食堂へ向かった。そこには奴がいた。が、既に吸い込み終えたのか、逃走した

 

リコ「お母様!大丈夫ですか!?」

 

食堂にはリリアさんとリズさんが居た

 

リズ「リコ......」

 

リリア&リズ「えっ!?」

 

リリア「可愛い〜」

 

リズ「え?」

 

一馬(19)「リリアさん!リズさん!」

 

リズ「一馬くん!?」

 

リリア「あら、一馬くん。お久しぶり〜」

 

一馬(19)「あーはいお久しぶりです」

 

すると、奥から意外な奴らが来た

 

人魚トリオ「リズ先生!リリアさん!」

 

何とあの人魚トリオが制服を着て、空を飛んでいたのだ。飛べるようになったんだな

 

リコ「ドロシー!ナンシー!シシー!ダメよこっちに来たら!」

 

人魚トリオ「?」

 

一馬(19)「お前、その体型じゃ生徒にしか見えないぜ」

 

ドロシー「リコ先生!?」

 

ナンシー「可愛い!」

 

リコ「教師としての威厳が.......」

 

シシー「あれ?あなたって.......」

 

シシーが俺の方を見つめて来た

 

一馬(19)「.......」

 

シシー「もしかして一馬くん!?」

 

一馬(19)「そうだぜ。久しぶりだな、お前ら」

 

ドロシー「本当!久しぶり!」

 

ナンシー「更にカッコよくなってる!」

 

一馬(19)「そ、そうかよ......」

 

リコ「むぅ.......」

 

すると、みらい達も来た、オレとリコ、スピードを出しすぎたか?

 

みらい「リコ!一馬くん!」

 

ことは「見つかった!?」

 

一馬(19)「いや、俺達が来た頃にはもう逃げられちまったぜ」

 

リリア「みらいさん!?」

 

リズ「ことはさん!?」

 

ドロシー「あ、久しぶり!」

 

ことは「人魚の里のみんな!」

 

みらい「入学してたんだ!」

 

シシー「リコ先生が誘ってくれたの!」

 

ドロシー「ペガサスや森の動物たちとの学園生活、ワクワクもんだよって」

 

ナンシー「みんなリコ先生が誘ってくれたのよ」

 

みらい「へぇ〜リコ凄いね!」

 

リコ「それほどでもないわよ」

 

一馬(19)「さてと、俺は一足先に奴を追跡するぜ!」

 

俺は奴を追跡するために食堂を後にした

 

一馬(19)「何処だ.........」

 

?「ヤミー、ヤミー」

 

一馬(19)「見つけたぜ!クリスタル!日輪刀!」

 

クリスタル「あぁ!」

 

俺は日輪刀を構えた

 

?「ヤミ!?」

 

一馬(19)「悪りぃな。これ以上、暴れられたら困るんでな。斬らせてもらうぜ......」

 

俺は斬りかかろうとする。しかし

 

?「ヤミ!?ヤミ〜!」

 

奴はそそくさと逃げた

 

一馬(19)「ちっ、逃げたか」

 

オレは日輪刀を納刀した

 

みらい「一馬くん!見つけた?」

 

みらい達が来た

 

一馬(19)「いや、また逃げられた」

 

リコ「そう....」

 

一馬(19)「で、今から何処へ行くんだ?」

 

ことは「校長先生のところ!」

 

そして、俺達は校長の元へ向かって話した

 

校長「何と、ことはくんの魔法で」

 

ことは「はい!」

 

校長「わしはまた災いかと」

 

一馬(19)「どういう事だ?」

 

水晶「新しいお告げが出たのです。世界を大きく変えようとするとてつもない力が目覚めようとしていると、そして、プリキュアが光り輝くとも」

 

一馬(19)「俺は入ってないんだな。良かったぜ」

 

校長「それはともかく、その若返りの魔法、わしにもかけてもらいたいものじゃ」

 

その姿でいるのもキツいんだな

 

ことは「それが、ヤミーと言ってるのに食べられちゃって」

 

一馬「あれは何だよ」

 

すると

 

バッティ「ドクロクシー様の忘れ形見」

 

みらい&ことは「え!?」

 

一馬(19)「!?バッティ!?」

 

なんと上にバッティが居た。しかも制服を着て

 

リコ「バッティくん!校長室にぶら下がってはいけません!」

 

一馬(19)「はぁ!?」

 

するとバッティは降りてきた

 

バッティ「先生、すみません」

 

一馬(19)「何でお前がこんなところに.....」

 

リコ「彼は新しい目標を探して、悩んでいたの」

 

バッティ「その時、リコ先生に体験を伺い、入学を進めて頂いたのです。無論今は足を洗ってますので、騒ぎは起こしませんよ」

 

しっかし制服似合ってねぇなー違和感ダイマックスだぜ

 

みらい「すごい!すごいよリコ!」

 

リコ「それほどでもないわよ」

 

一馬(19)「しっかしあのバッティがね.....」

 

校長「バッティくん続きを」

 

バッティ「はい。ドクロクシー様は甘いものがとてもお好きでした」

 

校長「クシィもそうじゃったからのう」

 

俺と真反対の甘党かよクシィさん

 

バッティ「ところが、ある日虫歯になってしまったのです。ヤモーが抜きましたが恐らくあの者は虫歯より生まれし者。それ故、スイーツを求めて暴れているのでしょう」

 

リコ「闇っていうのは?」

 

一馬(19)「闇じゃなくてyummy(ヤミー)だ。英語で美味しいって意味だ」

 

バッティ「正解です、一馬殿。恐らく目的はスイーツの独り占め」

 

一馬(19)「なーんだそんなしょうもない目的なんか」

 

みらい「しょうもなかなんか無いよ!」

 

一馬「はっ、俺は甘い物より辛い物が好きだからな!」

 

リコ「そういえば、こいつは辛党を超えた激辛党だったわ......」

 

甘いのはごく稀にしか食わんからな。そして、なんやかんやあって奴を探すことになった。手始めに商店街へ向かったが、時すでに遅し、荒らされていた後だった。そしてリアンさんが広場にいることを教えてもらって俺達はそこへ向かった

 

一馬(19)「はっ、追い詰めたぜ」

 

?「ヤミー!」

 

脅かそうとしたのか、少し大きくなった

 

みらい&リコ&ことは「うぇ!?」

 

一馬(19)「ふん!」

 

俺は斬った

 

?「ヤミ!?」

 

奴は吹っ飛んだ

 

一馬(19)「そんなんで俺がビビるとでも思ったのか?」

 

?「ヤミー」

 

一馬(19)「さぁて、今楽にしてやるぜ........」

 

すると、俺達の目の前に、何とヤモーが現れた

 

みらい&リコ&ことは「あ!?」

 

一馬(19)「ヤモー!?」

 

ヤモー「ドクロクシー様!ヤモーです!」

 

?「ヤミー!」

 

するとワームホールが現れた。また逃げる気か!

 

ヤモー「おぉ〜ドクロクシー様!あ!?お待ちください!」

 

ヤモーは追いかけてワームホールに入った

 

みらい「また逃げられる!」

 

一馬(19)「逃すか!」

 

俺達もワームホールへ飛び込んだ。飛び込んだ先は津成木公園だった。

 

みらい「また居ない」

 

ことは「ここはナシマホウ界?」

 

一馬(19)「戻ってきたか...あ、クリスタル、日輪刀を」

 

クリスタル「もう消してある」

 

あ、ホントだ

 

[ゼロワン、ゼロワン、ゼロワン、ゼロワン]

 

突然電話が鳴った

 

ことは「何?」

 

一馬(19)「あ、電話だ。もしもし、坂田です」

 

電話の主は模型店の店長からだった

 

店長『おう!坊主!緊急事態だ!店員が一人ぶっ倒れちまったんだ!』

 

一馬(19)「店長!?マジですか!?」

 

店長『あぁ、それで、休暇のところ悪りぃが、直ぐに来てくれ!』

 

一馬(19)「あ、はい!分かりました!」

 

そして電話は終わった

 

リコ「誰から?」

 

一馬(19)「悪りぃな、店長から電話が来て、仕事が入っちまった」

 

みらい「今から仕事!?」

 

一馬(19)「あぁ、だから、あいつとヤモーのことは任せるぜ」

 

みらい「任せて!一馬くんも頑張ってね。んっ」

 

みらいは俺にキスをした

 

一馬(19)「あ、あぁ。それじゃあクリスタル、バイクになってくれ」

 

クリスタル「分かった」

 

クリスタルはバイクに変わった。ご丁寧にヘルメットまであるぜ。オレはヘルメットを被るとバイクに乗った

 

一馬(19)「じゃあな。頑張れよ」

 

オレはバイクで公園を後にした。その後俺はせっせとぶっ倒れた奴の分まで働いた



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115話 IF

このお話は、115話のIFルートになります


ベニーギョ「あ、いたわ、ドンヨクバール、あそこに向かって攻撃しな!」

 

ドンヨク「ガッテン!」

 

!?くそっ!バレた!ドンヨクはこちらに向かってゴミ袋を飛ばしてきた

 

ミラクル(ルビー)「しまった!?」

 

マジカル(ルビー)「一馬!」

 

フェリーチェ「間に合いません!逃げて!一馬!」

 

まゆみ「こっちに来る!」

 

かな「一馬くん.....」

 

一馬「くっ.......」

 

また逃げるか..........いや!逃げねぇ!クリスタル!行くぜ!

 

クリスタル『良いのか?』

 

あぁ!かまわねぇ!

 

一馬「2人は.......オレが守る!装着ッ!」

 

まゆみ「何!?」

 

かな「眩しい!」

 

オレは2人の前で、レウスXを装着した

 

一馬(レウスX)「はぁ!」

 

飛竜刀【椿】でゴミ袋を切り裂いた。ゴミ袋は次々と灰になっていった

 

まゆみ「え?一馬?」

 

かな「一馬くんが.........変身した!?」

 

一馬(レウスX)「悪りぃ、嘘ついてたごめん、あの怪物をやっつけたら、話すから!」

 

オレはドンヨクへ向けて飛んだ

 

かな「と、飛んだ......」

 

まゆみ「何なのよ.......一体」

 

一馬(レウスX)「お前ら、こいつはオレがやる!」

 

ミラクル(ルビー)「え?う、うん」

 

マジカル(ルビー)「分かったわ」

 

一馬(レウスX)「さてと、ドンヨク、それにベニーギョ」

 

ドンヨク「?」

 

ベニーギョ「はぁ?」

 

一馬(レウスX)「お前らの運命[さだめ]は、オレが決める」

 

決まった

 

ベニーギョ「さだめ?決める?何言ってるか全然分からないし、ドン・ヨクバール。やっちゃって」

 

ドンヨク「ガッテン!ドドドッ!」

 

ドンヨクは更にゴミ袋を撃ってきた

 

一馬(レウスX)「はぁぁぁあ!!」

 

オレは【椿】を振り回して、ゴミ袋を全て斬り裂いた

 

一馬(レウスX)「はぁ!煉獄一閃ッ!」

 

オレは【椿】を鞘に納刀し、ドンヨクに近づいて、ゴミ箱部分を炎を纏った【椿】の一閃で斬り落とした

 

ドンヨク「ドンヨクバール!?」

 

ベニーギョ「何!?」

 

一馬(レウスX)「終わりだ。はぁ!」

 

オレは上昇してドンヨク目掛けて、ライダーキックを繰り出した。オレは炎に包まれ、それがリオレウスの形となった

 

ドンヨク「ドンヨクバール!?」

 

それを喰らったドンヨクは大爆発を起こした

 

一馬「ふぅ」

 

オレは着地して変身解除した

 

ベニーギョ「くっ」

 

まゆみ「一馬が倒した.....」

 

かな「一馬くんが怪物をやっつけた!」

 

その後みらい達にもお礼を言い、秘密にすると約束して。みらい達とは分かれた

 

まゆみ「さーて、教えてもらうわよ?」

 

かな「あの姿と!魔法つかいさんとの本当の関係をね!」

 

一馬「お、おう」

 

オレはさっきの嘘話を少し変えて話した、怪物に襲われそうになった時、クリスタルが現れて、オレに怪物と戦う力が宿ったってな

 

まゆみ「なるほどね〜」

 

一馬「あ、あのさ、これも秘密にしてくれねぇかな?」

 

かな「うん!秘密にする!それと、守ってくれてありがとう!」

 

一馬「どういたしまして」

 

まゆみ「あ、あのさ.....ちょっとカッコよかったよ」///

 

一馬「そうか?」

 

かな「いいえちょっとどころじゃない、すっごくカッコよかったよ!」

 

一馬「そ、そうなのか.....」///

 

で、その後オレは2人と別れて家に戻った。別れた時に

 

かな「じゃあね......ヒーローの一馬くん♪」(一馬の頬にキス)

 

と言われて、かなにキスされた.......はい!?

 

一馬「っ!?」///

 

まゆみ「あー!かな!」

 

かな「えへへ、一馬くんのほっぺにちゅーしちゃった♪」

 

そう言ってかなは走って行った 

 

まゆみ「じゃ、じゃあね一馬!」

 

まゆみもかなを追いかけていった。オレは家に戻った

 

一馬「ヒーローか.......」

 

自分の部屋で呟いた。すると、ノックの音がした。帰って来たのか

 

一馬「いるぞー」

 

そして入って来たのはなんと

 

ミラクル(髪下ろし)「一馬くん、わたしたちと一緒に寝よ?」

 

みらい達なのだが、見た目はプリキュアになった時、それも、髪を下ろした姿だった。こうしてみると、ことはが一番エロいかも......何言ってるんだオレは

 

一馬「あ、あぁ分かった......」

 

フェリーチェ(髪下ろし)「どうかしました?」

 

マジカル(髪下ろし)「もしかして、髪を下ろしてることに驚いちゃった?」

 

一馬「うぐっ!?」

 

マジカル(髪下ろし)「図星ね」

 

ミラクル(髪下ろし)「さっきわたしたちが考えたんだけど、刺激が強すぎたかな?」

 

考えたんかよ!

 

フェリーチェ(髪下ろし)「さぁ、一緒に寝ましょう♪」

 

ことはが右に抱きついてきた。い、いい匂い&ダイレクトに右腕に当たってる.....

 

ミラクル(髪下ろし)「あ、わたしも!」

 

そう言ってみらいも左に抱きついてきた。おぉう更にいい匂いが......そしてそのままベッドにインした。オレはみらいとことはに挟まれた

 

ミラクル(髪下ろし)「それじゃあおやすみのちゅー♪」

 

みらいに寝る時のキスをされた

 

フェリーチェ(髪下ろし)「わたしからも♪」

 

マジカル(髪下ろし)「わ、わたしも!」

 

そして2人からもキスされた。こりゃすぐには寝れねぇな.......



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125話

十六夜を見たら、書きたくなったぜ!


店の仕事は意外と早く終わった.........

 

一馬(19)「ふぅ、案外早く片付いたな.......コレなら俺、呼ばれなくても良かったんじゃ........ま、いいか」

 

クリスタル『一馬、お前あの店で働いてるんだな』

 

一馬(19)「まぁな」

 

クリスタル『大変か?』

 

一馬(19)「あぁ、さっきの倍は仕事してる」

 

ま、それでも楽しいしな、あそこは.....

 

クリスタル『だろうな.........ッ!この反応は!奴らだ!』

 

ヤモー達か!

 

一馬(19)「何!?何処だ!」

 

クリスタル『津成木公園だ!』

 

みらい達が危ない!

 

一馬(19)「直ぐに行くぞ!」

 

クリスタル『あぁ、飛ばすぞ!』

 

一馬(19)「あ、あのさ、交通ルールは守ろうぜ?な?」

 

クリスタル『そ、そうだな.......』

 

俺はクリスタルが変化したバイクに乗って、向かった。待ってろよ........みんな!

 

[津成木公園]

 

ヤモー「おのれ.......よくもドクロクシー様のスイーツを!」

 

リコ「スイーツはみんな大好き!」

 

ことは「それをひとりじめするなんて!」

 

モフルン「そんなのダメモフ!」

 

みらい「いちごメロンパンの恨みは........」

 

みらい&リコ&ことは&モフルン「恐ろしいのよ!(モフ!)」

 

いた、先制攻撃、お見舞いしてやらぁ!クリスタル!跳べ!

 

クリスタルはエンジン音を鳴らしながら跳んだ

 

[ブロロロロ〜]

 

ヤモー「ん?何ですかこの音は」

 

ドクロムシー「ヤミ?」

 

みらい「もしかして......」

 

一馬(19)「オラァァァ!!!」

 

そしてそのままドクロムシーに体当たりした

 

ドクロムシー「ヤミッ!?」

 

ヤモー「ドクロクシー様!?」

 

チクルン「な、何だ!?」

 

そのままクリスタルは着地した

 

一馬(19)「ふぅ......待たせたな!」(ヘルメットを外す)

 

俺がバイクから降りると、クリスタルは元に戻った

 

みらい&リコ&ことは&モフルン「一馬!(くん!)」

 

ヤモー「さ、坂田一馬!」

 

リコ「あ、あなた仕事は!?

 

一馬(19)「あぁ、意外と早く片付いたから来たぜ。っとチクルン、お前こっちに来たんだな」

 

チクルン「お、おう......」

 

一馬(19)「さてと、行くぜ!」

 

みらい&リコ&ことは&モフルン「うん!(モフ!)」

 

そしてみらい達は変身を始める。久しぶりだな〜こいつらの変身見るの

 

ミラクル(ダイヤ)「2人の奇跡!キュアミラクル!」

 

マジカル(ダイヤ)「2人の魔法!キュアマジカル!」

 

フェリーチェ「あまねく命に祝福を.......キュアフェリーチェ!」

 

ミラクル&マジカル&フェリーチェ「魔法つかいプリキュア!」

 

はい綺麗〜久しぶりに見たけどやっぱすげー美人だな〜

 

ミラクル(ダイヤ)「久しぶりだぁ〜」

 

マジカル(ダイヤ)「またプリキュアになれるなんて!......って一馬?どうしたのよ」

 

一馬(19)「い、いやぁ〜久しぶりに見たらすげー美人だな〜って」

 

ミラクル&マジカル&フェリーチェ「び、美人!?」///

 

うわ、見事に真っ赤になってる

 

フェリーチェ「こんな時に何言ってるんですか!は、早く一馬も変身してください!」///

 

一馬「あ、あぁ.......クリスタル、今からオレが思い浮かべるものを出すんだ」

 

俺は頭の中にあるものを思い浮かべた

 

クリスタル『これは.......ほうほう、成程.........このヒーローか』

 

そして俺の手にそれぞれあるものが現れた

 

【ドンッ!ブラスター!】

 

ドンブラスターとドンモモタロウアバタロウギアだ

 

ミラクル(ダイヤ)「それって!」

 

マジカル&フェリーチェ「?」

 

ヤモー「何ですか今度は」

 

オレはドンブラスターにギアをセットする

 

一馬(19)「行くぜ。アバターチェンジ!」

 

まず一回回す

 

【いよぉ~ッ!】

 

次に四回連続で回す!

 

【ドン!ドン!ドン!ドンブラコ!暴太郎~!】

 

マジカル(ダイヤ)「あばたろう?」

 

フェリーチェ「あばたろうとは一体......」

 

【ドンブラコ!ドンブラコ!】

 

そしてブラスターを上に向けて撃った。俺はドンモモタロウに変身した

 

【ドンモモタロウ~!よっ、日本一!】

 

一馬(ドンモモタロウ)「へへっ」

 

ミラクル(ダイヤ)「やっぱりドンモモタロウだ!」

 

マジカル(ダイヤ)「ちょっと!ドンモモタロウって何よ!」

 

フェリーチェ「見た感じ戦隊のようですが........」

 

一馬(ドンモモタロウ)「あぁ、コレ今の戦隊、暴太郎戦隊ドンブラザーズのレッド、ドンモモタロウだ」

 

フェリーチェ「それが今の戦隊........」

 

一馬(ドンモモタロウ)「さてと、覚悟しろ!ドクロムシー!ヤモー!」

 

ドクロムシー「ヤミ?」

 

すると奴らの後ろにワームホールが現れた

 

ミラクル&マジカル&フェリーチェ「あっ!」

 

一馬(ドンモモタロウ)「また逃げるのか、腰抜けめ」

 

ヤモー「ドクロクシー様は腰抜けではありません!..........コホン、スイーツの他に興味は無いとのこと。では」

 

逃すか!と思ったら

 

ドクロムシー「ヤヤッ!?」

 

何かのエネルギーが飛んできてドクロムシーを捕まえて地面に叩きつけた

 

ヤモー「ドクロクシー様!?」

 

一馬(ドンモモタロウ)「何だ?」

 

振り返ると、そこには........プリキュア?がいた。誰だ?

 

?「みんなの思い出のスイーツを奪うだなんて、許せないんだから!」

 

ドクロムシー「ヤ、ヤミ.......」

 

マジカル(ダイヤ)「な、何?」

 

ドクロムシー「ヤミー!!!」

 

ドクロムシーはこちらへ向かってきた

 

フェリーチェ「リンクル!ピンクトルマリン!」

 

そこへフェリーチェがトルマリンバリアで防いだ。相変わらず高い防御力だ

 

一馬(ドンモモタロウ)「ザングラソード!」

 

ドンブラスターからザングラソードに切り替えてドクロムシーの虫歯部分に刃を押し当てた

 

ドクロムシー「ヤミ!?」

 

一馬(ドンモモタロウ)「おーっと動いたら死ぬぜ?」

 

ヤモー「な、何を!」

 

一馬(ドンモモタロウ)「見ててな.......ッ!」

 

俺はザングラソードのギアを回した

 

【ヘイ!ヘイ!ヘイ!ヘイ!ヘイ、カモーン!アーバタロ斬♪アバタロ斬♪】

 

一馬(ドンモモタロウ)「悪縁は断ち切るに限るぜ!ザングラソード」

 

【必殺奥義!】

 

一馬(ドンモモタロウ)「快桃乱麻ッ!」

 

【アバタロ斬!!】

 

そのまま虫歯部分を切り落とした

 

ドクロムシー「ヤミィィィ!?」

 

ヤモー「ドクロクシー様ぁ!ドクロクシー様になんて事を!」

 

俺は変身解除した

 

一馬(19)「おいおい、俺は悪縁を断ち切っただけだぜ、虫歯との悪縁をな。ほれ」

 

オレは持っていたドクロムシーの虫歯を投げた

 

ヤモー「こ、コレは!まさしく虫歯!」

 

一馬「これで虫歯の痛みに悩まされずに菓子を味わってじっくりと食べれるぜ」

 

ドクロムシー「や、ヤミ?」

 

ドクロムシーは目を覚ました。まぁ威力はクリスタルに調整してもらったしな

 

ヤモー「ドクロクシー様!」

 

ドクロムシー「ヤミ」

 

ヤモー「スイーツをお望みですか?」

 

ドクロムシー「ヤミ」

 

チクルン「それならオイラのはちみつをやるよ」

 

ヤモー「何と!」

 

チクルン「甘くてうめーぞ」

 

まぁ、最初臭いがキツイのが難点だがな......あと俺的には回復薬グレートの調合素材...........で、ヤモーは早速ドクロムシーに蜂蜜を飲ませた

 

ヤモー「如何ですか?」

 

ドクロムシー「..........ヤミィ〜」

 

にっこり顔になった。ふぅ、一件落着めでたしってとこか

 

ヤモー「借りが出来てしまいましたね」

 

一馬(19)「借り?違うなぁ、縁で結ばれたんだよ」

 

ヤモー「縁....ですか」

 

リコ「ねぇ、良かったらあなたも来ない?魔法学校に」

 

ヤモー「私はドクロクシー様に従うのみ.......ですが、縁があればいずれまたお目にかかるかもしれません。その日まで.......オボエテーロ」

 

そう言ってヤモーとドクロムシーは消えた

 

一馬(19)「...........またな、ヤモー」

 

空を見上げてそう呟いた.........ってあれ?あいつがいねぇ.......ま、縁があればまた会えるか

 

その後元に戻ったみらリココンビ、そしてことはとモフルンそれにチクルンと一緒にいちごメロンパンを食べた。あぁ〜小銭がまた飛んでいく〜

 

店長「毎度あり!」

 

一馬(19)「もう小銭がねぇ......」

 

みらい(19)「あははは......さてと」

 

みらい&リコ&ことは&モフルン&チクルン「いっただっきまーす!」

 

ことは「美味しい〜」

 

リコ(19)「本当、懐かしいわ〜」

 

モフルン「モフ!」

 

みらい(19)「クリーム乗せも食べてみてよ」

 

それが一番高かったなぁ〜

 

ことは「はー!やっと食べられる!」

 

リコ(19)「それにしても、会えて早々大変な目に遭ったわ」

 

みらい(19)「でも、久しぶりに魔法界に行けて。色んな人に会えて楽しかった!」

 

一馬(19)「まぁな〜」

 

リコ(19)「あれは驚いたわ。わたし、こっちに来るのとーっても大変だったんだから」

 

一馬(19)「やはりそうか」

 

みらい(19)「また一緒に、仲良しの繋がり......広げたいなぁ〜」

 

ことは「うんうん!」

 

チクルン「へへん、簡単に言いやがるぜ.......ん?何見てるんだ?」

 

モフルン見てた方向を見ると、そこには.....

 

女の子1「はい、どうぞ」

 

女の子2「ありがとう」

 

男の子「あ、ありがとう....」

 

女の子2人、男の子1人がベンチ座って、いちごメロンパンを分けて食べている姿が見えた..........あの3人、何処となく俺とみらい、リコに似てる気がする.........思い出すぜ........あの時、リコと初めて会った日のことを。あれは昨日のように覚えてる.....

 

みらい(19)「わたし!みんながもっと仲良くできるようにしたい!」

 

ことは「それじゃあわたしは!魔法界とナシマホウ界が前みたいに近くなるように、頑張る!」

 

リコ(19)「じゃあわたしは、魔法界のみんなをもっと纏める為に、校長先生になるわ!」

 

一馬(19)「俺はそうだな.......いつか自分の模型店を建てて、それを日本いや、世界一の模型店にしてみせる!」

 

みらい(19)「リコもはーちゃんも一馬くんもワクワクもんだよ!」

 

ことは「じゃあ今からみんなに伝えに行こう!」

 

一馬(19)「は?うわっ!?」

 

いきなり光が.......,あれ?

 

一馬(19)「いない......?何処だ!」

 

クリスタル『上だ!』

 

一馬(19)「上?」

 

空を見上げると、そこには.......レインボーキャリッジに乗ったみらい達が........

 

店長「あれ?一馬くん、みらいちゃん達は?」

 

一馬(19)「あ、えっと........女性同士の買い物に出かけたっす......」

 

店長「ふーん」

 

さて、家に帰ってあいつらが帰ってくるまで、デヴァイズエクシアとデヴァイズデュナメスのスクラッチでも始めるか..............それから数年後、オレはみらい、リコと結婚した。幸せ満喫してるぜ!子供も3人いるしな!んじゃ、縁があればまた会おうぜ!サラバーイ




本当の本当に本編終わり!


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オルーバ戦 リメイク

オルーバ戦をリメイクしてみました


オルーバ(最終形態)「黙れ.....黙れ黙れ黙れぇぇぇぇ!!!!」

 

クリスタル。超装着行くぜ!オルーバとはここでケリをつける!

 

クリスタル『分かった。だが以前のような無茶はするな』

 

そいつはやって見なきゃ分かんないぜ!

 

一馬(アビス)「超装着!グラン・ミラオス!!!」

 

オルーバ(最終形態)「ん?」

 

そしてオレは光に包まれた。光の中では、煉黒龍グラン・ミラオスが現れ。そしてそれは防具と一振りの刀になった。そして足から順番に防具、ミラアルマシリーズが装着される。そして頭にミラアルマヘッドが装着されると左腰に太刀[煉獄ヲ裁断ス切ッ先]【れんごくをさいだんすきっさき】が装着され、同時に光が収まった

 

一馬(ミラアルマ)「.........」

 

校長「一馬くん、その姿は......」

 

一馬(ミラアルマ)「今すぐ....オレから出来るだけ離れろ。良いな?」

 

ミラクル(トパーズ)「う、うん.....分かった。さ、校長先生」

 

校長「あ、あぁ」

 

フェリーチェ「無茶はしないでくださいね」

 

一馬(ミラアルマ)「あぁ!」

 

オレは離れていくみらい達に向かってサムズアップをした

 

オルーバ(最終形態)「.......君だけでこの僕と戦おうってのかい?」

 

一馬(ミラアルマ)「そうだオルーバ......お前は......オレが狩る!」

 

オレは太刀を抜刀し、その刃を向けた。本来は炎みたいなのが刃を纏うのだが、今は纏ってないな

 

オルーバ(最終形態)「下等な生き物の君が僕を狩るだって?.....なら.....僕を狩って見なよ!!」

 

オルーバは向かってきた。オレは両手で構えた。行くぜクリスタル!

 

クリスタル『あぁ!』

 

オルーバ(最終形態)「はぁ!」

 

一馬(ミラアルマ)「っ!」

 

オルーバはパンチをして来た。オレはそれを切ッ先で受け止めた

 

オルーバ(最終形態)「実は、少し気になってた事があったんだよね!」

 

一馬(ミラアルマ)「何!?うわっ!?」

 

がそこへ光弾を撃ち込まれてオレは吹っ飛ばされた

 

一馬(ミラアルマ)「ててて.....気になっていた事だと?」

 

オルーバ(最終形態)「君が身につけているリンクルストーンだよ。そのリンクルストーン.....他のリンクルストーンとはどこか違う感じがするんだよね」

 

どこか違う感じだと?

 

オルーバ(最終形態)「ほんの少し......ラパーパの力を感じるんだよね」

 

オルーバ以外「っ!?」

 

何?ラパーパの力だと?

 

フェリーチェ「ラパーパの力が......クリスタルに?」

 

一馬(ミラアルマ)「本当なのか!?」

 

クリスタル『あぁ.....アイツの言ってる事は本当だ』

 

一馬(ミラアルマ)「マジか.........んじゃアレを狩ったら、喋ってもらうぜ。お前の事を!」

 

クリスタル『約束する』

 

オルーバ(最終形態)「僕も知りたいね。そのリンクルストーンの秘密をさ!」

 

オルーバは指パッチンして無数の光弾を飛ばして来た

 

一馬(ミラアルマ)「うぉぉぉぉ!!!」

 

オレは切ッ先で光弾を切り裂きながら近づいた。まぁ、何発かは被弾したがな

 

一馬(ミラアルマ)「はぁ!」

 

懐に近づくと、太刀を納刀して、双剣[咎赦ス火天ノ両掌]【とがゆるすかてんのりょうしょう】を装備して血風独楽を繰り出した

 

オルーバ(最終形態)「ぐぁ!?」

 

一馬(ミラアルマ)「オラァ!」

 

オルーバ(最終形態)「ちぃ.....はぁ!」

 

オルーバは尻尾を振り下ろしてきた。

 

一馬(ミラアルマ)「ハッ!遅いな」

 

オレはあっさりと回避する。しかし

 

オルーバ(最終形態)「それで避けたつもりかい?」

 

一馬(ミラアルマ)「何?」

 

よく見ると黒い方の尻尾でしか叩きつけて無かった.......分かっていたよ。尻尾が二つある時点で時間差攻撃してくる事はな!

 

オルーバ(最終形態)「そぉら!」

 

白い方の尻尾を振り下ろしてきた。オレは双剣を外し

 

一馬(ミラアルマ)「はぁ!」

 

右手に大剣[死神モ滅スル熱キ剣]【しにがみもめっするあつきつるぎ】を装備し、左手で太刀を抜刀して、オルーバの2本の尻尾を切断した

 

オルーバ(最終形態)「何っ!?」

 

一馬(ミラアルマ)「バーカ、オレはちゃんと周りも見てたのよ!ボルケーノストライク!」

 

オルーバ(最終形態)「ぐっ!?」

 

オレは足にマグマを纏ってオルーバを蹴り飛ばした

 

一馬(ミラアルマ)「ボルケニックメテオ!」

 

オレはそう叫ぶと、空から無数の隕石がオルーバ目掛けて降り注いだ

 

オルーバ(最終形態)「ぐぁぁぁ!?」

 

ミラクル(トパーズ)「凄い......」

 

マジカル(トパーズ)「魔法......じゃ無いわね」

 

フェリーチェ「ミラオスは確かに上から隕石を落としてきましたけど、あれは隕石って言うより火山弾の様な.....」

 

オルーバの周辺が爆煙に包まれた

 

モフルン「やったモフ!」

 

校長「一馬くん!」

 

一馬(ミラアルマ)「いやまだだ、奴はまだくたばってない」

 

校長「何じゃと!?」

 

爆煙が消えると、予想通り、奴はまだくたばってなかった

 

オルーバ(最終形態)「はぁ......はぁ......下等な.....生き物の.......分際で.....この僕を.....」

 

下等生物下等生物うるさいなぁ

 

一馬(ミラアルマ)「へっ、どんな気分だ?今まで見下していた下等な生き物にコケにされる気分はよ?」

 

オルーバ(最終形態)「許さん!君だけはこの僕の手で......消してやる!」

 

オルーバは余裕感が無くなった顔付きになり、闇のオーラを纏った

 

一馬(ミラアルマ)「だったら、これで終わりにしようぜ」

 

オレも大剣と太刀を構えた。同時に太刀の刃が炎を纏った。そしてオレの全身が炎のオーラに包まれた

 

オールバ(最終形態)「うぉぉぉぉ!!!!」

 

一馬(ミラアルマ)「でぇやぁぁぁぁ!!!!」

 

オレとオルーバは激突した

 

校長「凄まじい激突じゃ......」

 

決着はすぐ着いた......

 

オルーバ(最終形態)「ぐはっ......」

 

一馬(ミラアルマ)「...........」

 

オレは、オルーバを貫いていた

 

一馬(ミラアルマ)「終わりだ!」

 

オレはX字にオルーバを切った。オルーバの体にXの傷が出来た

 

オルーバ(最終形態)「はぁ.....はぁ......ちょっと.....お遊びが過ぎたかな.....あんな奴らのお陰で.......計画を台無しにされるなんてね......仕方ない......リンクルストーンの力は.......手に入らなかったけど........そのかわり......」

 

オルーバは消えかかってるが、本に手を伸ばして、本を開いたそして何かが注がれていく。あれは何だ?

 

オルーバ(最終形態)「捧げよう......僕の残った力の全てを.......さぁ闇よ広がれ!!!!!混沌の日はもうすぐだ!プリキュア!坂田一馬!せいぜい抗い!飲み込まれるがいい!!!ふははは!!!」

 

そしてオルーバは消滅した。オレは変身解除した

 

一馬「抗ってやる.......そして、混沌には飲み込まれ無いぜ.........ぐっ.....」

 

危ねぇ、倒れるところだったぜ.........そして景色が元に戻った。校長は落ちていた本を手に取り開いた。そして校長はあるメッセージを見つけた

 

校長「!?.....友よ.....君への言葉を持ってこの書の始まりとしよう。私はこれより、禁断の魔法の研究に手を染める。来るべき災いを退け得る手段、そして力を見つける為に。君には反対されてしまったが、それでいい。例え研究の果てにこの身がどうなろうと覚悟は出来ている。しかし....君を巻き込むこと....それだけはしたくなかった。災いを乗り越え....また.....いつか......共に飛ぶ日を夢見て..........」

 

クシィさんのメッセージ........クシィさんは、あの姿になることを覚悟していたんだな。そして校長を巻き込みたくは無かった

 

校長「クシィよ.....お前はどこまで真面目な奴なんだ......馬鹿野郎.......クシィ.......」

 

一馬「クシィさんも校長のことを.....」

 

オレはふと、昼のかの子ばあちゃんの言葉を思い出した

 

みらい「離れて.....いても......」

 

あ、忘れるところだった

 

一馬「.....あ、そうだ!クリスタル!お前の秘密を教えてくれ!」

 

クリスタル『あぁ、教える約束だったな。良いだろう........我は、マザー・ラパーパの手で直接作り出されたリンクルストーンだ』

 

それからクリスタルは話してくれた。クリスタルは来たるべき厄災、今で言うデウスマストに対抗する為に作り出されたリンクルストーンだと言う。そして作られた直後にクリスタルはマザーの手で時空を超えオレ達の時代に来て、そしてオレを見て、自分を使いこなしていつかは厄災を打ち倒す存在になる......と。オレは選ばれたのか......そして校長と別れてオレ達は家に戻った

 



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奇跡の魔法編
奇跡の魔法編1話


ここからしばらく奇跡の魔法編になりまーす


人魚の里での補習が終わった翌日、オレたちは校長に呼び出された。何でもナシマホウ界にある街に何か良からぬ気配が近づいていると、水晶のお告げが出たらしく。オレたちはナシマホウ界に行くことになった。そして、みらいのリンクルストーンがあったナシマホウ界には、もしかしたらプリキュアの秘密があるかもしれないとのこと。てな訳でナシマホウ界に戻ることになったぜー。でも津成木町には行かないぜ。あ、補習は校長が特別に休みとなったぜ。そしてカタツムリニアに乗って、水晶の映像に出た町に着いた。ちなみにチビはスマホンの中で寝てるぜ。ちなみにリコは魔法学校の制服なのだが、それは目立つだろって言ったら、大丈夫って自信満々で言ってたぜ

 

みらい「うわぁ〜桜が綺麗だね!」

 

一馬「あ、あぁ。そうだな」

 

リコ「そうね」

 

しっかしこの街の繁華街は、殆ど人がいっぱいで賑やかだな〜

 

みらい「あっ!」

 

みらいはスイーツショップに向かった

 

みらい「見て!パンケーキ!美味しそう.....」

 

モフルン「クッキー乗せて食べたいモフ!」

 

次はソフトクリーム屋へ

 

みらい「ソフトクリームだ!」

 

モフルン「クッキー乗せて食べたいモフ!」

 

今度は中華料理屋へ

 

みらい「ラーメンだ!」

 

モフルン「クッキー乗せて....」

 

一馬「お前らな.....この街に何しに来たのか分かってるのか?」

 

それにしても、モフルンはクッキーモン◯ターか!

 

リコ「そうよ。みらい、忘れているわけでは無い?わたしたちの目的、この街に近づいてくる良からぬ気配の正体と、プリキュアの秘密を探すことよ。だから徹底的に調査するの!そしてわたしとみらいは立派なプリキュアを目指すのよ!」

 

みらい「おー!」

 

一馬「あるのかねぇ本当にそんな秘密......うっ!?」

 

オレの腹がエマージェンシーを.....こんな時に.....

 

みらい「どうしたの?一馬くん」

 

モフルン「モフ?」

 

リコ「急にお腹を押さえて」

 

一馬「ちょ、ちょっとトイレへ.....は、腹がぁぁ!!!」

 

オレは全速力でトイレを探しに走り出した。そして、長時間かけてトイレをした。トイレしている間に歌が聞こえたけどな

 

一馬「はぁ〜スッとしたぜ〜」

 

みらい「あれ?モフルンは?」

 

一馬「ん?みらいどした?」

 

みらい「あ、一馬くん、お腹は大丈夫?」

 

一馬「あぁ。それより.....」

 

みらい「モフルンが居なくなっちゃったの!」

 

一馬「何!?」

 

不味いぞ、人に見られたら大事になるぞ

 

リコ「あ!?あそこ!」

 

リコが指差した方を見ると、そこには路地裏に入っていくモフルンが見えた

 

モフルン「甘い匂いがするモフ」

 

一馬「おい!どこへ行くんだ!?」

 

オレたちは路地裏を進んだ。クソっ狭くて走れねぇ........ふぅ、やっと抜けた

 

モフルン「クッキーモフ!!!」

 

出ると前にはモフルン。そしてその向こうには、女の子が4人歩いていた。モフルンは4人の女の子の内、オレから見て左から2番目の女の子の顔にぶつかった

 

?1「うわぁ!?」

 

?2「はるはる!?」

 

そして、すっ転んだ

 

リコ「危ない!」

 

リコは杖を出した

 

一馬「おい、バカ!」

 

オレは止めようとするが既に遅し

 

リコ「キュアップ・ラパパ!浮きなさい!」

 

3人「!?」

 

そして魔法で地面に落ちる前に助けた。あーあやっちまったな

 

?1「今の....」

 

モフルン「クッキーどこモフ?」

 

?3「体が浮いて.....」

 

リコ「ふぅ....」

 

みらい「ごめんなさい!モフルンのせいで.....」

 

?1「それより、ぬいぐるみが喋ってる!」

 

モフルン「モフ?」

 

?2「まさか、魔法つかい?」

 

はいバレたー

 

リコ「え!?いきなりバレた!?な、なんで......」

 

みらい「だから、一馬くんが言った様に、その格好はやめようって、言ってたでしょ?」

 

一馬「しーらねっと」

 

すると女の子たちとついでに犬とインコがこっちを見てた。みらいたちはすかさず

 

リコ「あれは手品モフ.....」

 

みらい「魔法じゃ無いモフ......」

 

ちらっとオレの方を見て来たが、オレは無視した

 

?2「へ、へぇ.....」

 

すると、ぶつかった女の子から黒いオーラが

 

?1「!?」

 

全員「!?」

 

一馬「何だ.....嫌な匂いがする」

 

するとオーラは上空で黒い塊となった

 

?2「何あれ!?」

 

すると、イバラの様なのが現れた

 

?4「はるか...」

 

一馬「何だ....アイツは!」

 

はるか「あれは!」

 

それは、魔女みたいな上半身に、長いイバラの下半身を持った異形の怪人だった。はるかと呼ばれた女の子は何か知っている様だが

 

はるか「ディスピア!」

 

ディスピア(ダミー)「オオオオオオオ!!!!!」

 

ディスピアと呼ばれた怪人は咆哮した

 

?4「そんな、一体なぜ!?」

 

ディスピア(ダミー)「はっ!」

 

そしてディスピアはソニックブームを飛ばしてきた。オレたちは間一髪で回避した。しかし、繁華街には被害が出た

 

一馬「大丈夫か?」

 

みらい「う、うん」

 

リコ「えぇ」

 

そんなこと言っている内に、ディスピアは向かってきた

 

するとはるかたちが前に出て

 

はるか「行くよ!みんな!」

 

すると、はるかたちは何と!プリキュアに変身した

 

フローラ「咲き誇る花のプリンセス!キュアフローラ!」

 

マーメイド「澄み渡る海のプリンセス!キュアマーメイド!」

 

トゥインクル「煌めく星のプリンセス!キュアトゥインクル!」

 

スカーレット「真紅の炎のプリンセス!キュアスカーレット!」

 

フローラ「強く!」

 

マーメイド「やさしく!」

 

トゥインクル「美しく!」

 

スカーレット「Go!」

 

フローラ&マーメイド&トゥインクル&スカーレット「プリンセスプリキュア!」

 

フローラ「さぁ.....お覚悟はよろしくて!」

 

一馬「マジか.....」

 

みらい&リコ「ええええっ!?」

 

みらい「わたしたち以外にも、プリキュアっていたの!?」

 

ディスピア(コピー)「ウォォォォ!!!」

 

ディスピアは、イバラを伸ばしてきた。フローラたちはバリアを展開する

 

一馬「早く逃げてください!!!!」

 

オレは逃げ遅れた人を助けていた

 

みらい「わたしたちも!」

 

リコ「行こう!」

 

一馬「おうよ!」

 

オレはポケットに入れてるリンクルストーン・クリスタルを握る。イバラは植物.....植物なら火.....火ならあの飛竜だ!!!

 

クリスタル『リオレウスだな!』

 

一馬「装着!!!」

 

オレは炎に包まれる。そして赤い飛竜、リオレウスが現れ、鎧となってオレに装着された。そしてオレは背中に大剣、炎剣リオレウスを装備した。あっちはダイヤだな

 

ミラクル(ダイヤ)「2人の奇跡!キュアミラクル!」

 

マジカル(ダイヤ)「2人の魔法!キュアマジカル!」

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)「魔法つかいプリキュア!」

 

一馬(レウス)「クリスタルに選ばし騎士にして、悪を狩る狩人!坂田一馬!見参!」



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奇跡の魔法編2話

ミラクル&マジカル(ダイヤ)「はぁ!」

 

一馬(レウス)「おりゃぁ!」

 

オレたちはイバラを斬り裂いた

 

フローラ「うわぁ!あなたたちもプリキュアだったの!?」

 

ミラクル(ダイヤ)「はい!」

 

マジカル(ダイヤ)「魔法つかいプリキュアです」

 

一馬(レウス)「オレは違うぞ!」

 

トゥインクル「見たら分かるわよ!で、あんたは何なの?」

 

一馬(レウス)「オレは....騎士であり狩人かな?」

 

トゥインクル「騎士って言うよりハンターじゃん.....」

 

フローラ「わたしたちは....」

 

マーメイド「危ない!?」

 

ディスピア(ダミー)「オオオオ!!!!」

 

ディスピアがイバラをまた伸ばしてきた

 

一馬(レウス)「!?ファイヤーシールド!」

 

オレは炎の盾を作ってイバラを防いだが、2人は吹っ飛ばされてしまった。フローラたちは回避したぜ

 

フローラ「大丈夫!?」

 

一馬(レウス)「オレは防げたが......」

 

ミラクル(ダイヤ)「は、はい......」

 

スカーレット「行きましょう!」

 

フローラ「うん!」

 

そしてプリンセスプリキュアたちは飛び上がる

 

フローラ「みんな!」

 

マーメイド&トゥインクル&スカーレット「うん!」

 

そしてフローラの合図で戦いが始まった

 

スカーレット「プリキュア!スカーレット・フレイム!」

 

トゥインクル「プリキュア!ミーティア・ハミング!」

 

マーメイド「プリキュア!バブル・リップル!」

 

フローラ「プリキュア!ローズ・トルビヨン!」

 

それぞれが技でディスピアを攻撃する。っと見てる場合じゃねぇ!

 

一馬(レウス)「オレたちも行くぞ!」

 

ミラクル(ダイヤ)「うん!」

 

マジカル(ダイヤ)「えぇ!」

 

2人は飛び上がり、ディスピアを攻撃するが、防がれて逆に攻撃された

 

一馬(レウス)「みらい!リコ!」

 

ミラクル(ダイヤ)「いったぁ〜い......」

 

一馬(レウス)「よくも!はぁ!」

 

オレは炎を纏い、飛び上がったそして、炎剣を持って

 

一馬(レウス)「龍炎刃!!!!」

 

斬り上げた。炎を纏った剣がディスピアにダメージを与えた

 

ディスピア(ダミー)「!?」

 

一馬(レウス)「更に!うぉりゃ!!!!」

 

炎を纏った振り下ろしでイバラを燃やしながらディスピアにダメージを与えた

 

ディスピア(ダミー)「ウォォォ!?」

 

マーメイド「使って!」

 

マーメイドがステッキで泡を出した。2人は泡を使って上昇していく。オレは再度炎を纏って上昇した

 

ディスピア(ダミー)「!?」

 

一馬(レウス)「行くぜ!みらい!リコ!」

 

ミラクル(ダイヤ)「うん!」

 

マジカル(ダイヤ)「えぇ!」

 

みらいとリコは手を合わせて回転した。オレは足に力を込める

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)「プリキュア!」

 

一馬(レウス)「ファイヤー!」

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)「ドリルキーック!!!!」

 

一馬(レウス)「ストライク!!!!」

 

ディスピアは防ごうとするが、破れ、モロに食らって倒れた

 

ディスピア(ダミー)「ウォォォォ!?」

 

トゥインクル「やるじゃん、新人さんたちと騎士さん」

 

マーメイド「えぇ!」

 

フローラ「すごいね!3人とも!」

 

一馬(レウス)「まぁな」

 

ミラクル(ダイヤ)「こちらこそ!」

 

マジカル(ダイヤ)「助かりました!」

 

フローラ「わたし、キュアフローラ!

 

ミラクル(ダイヤ)「わたしキュアミラクル!」

 

マジカル(ダイヤ)「キュアマジカルです」

 

一馬(レウス)「オレは坂田一馬、よろしくな」

 

フローラ「よろしくね!」

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)「はい!」

 

一馬(レウス)「おう」

 

オレたちはフローラと握手した。するとディスピアは立ち上がった

 

ディスピア(ダミー)「オォ!」

 

一馬以外「!?」

 

一馬(レウス)「まだ生きていたか......今度こそ息の根止めてやるぜ!」

 

オレは炎剣を構えた。その時

 

[♪〜♪〜♪〜]

 

歌が聞こえたのだ。声からして小さい女の子か?だが、どこから聞こえてくるんだ?

 

フローラ「歌?」

 

すると、ディスピアが止まった

 

一馬(レウス)「止まった?」

 

[♪〜♪〜♪〜]

 

だが、止まったからと言って、油断してはいかん.......しかし、この歌、どこか安らぐな.......

 

ミラクル(ダイヤ)「聞こえる.....どこから?」

 

すると歌は止まった。そして、ディスピアは消えた

 

一馬(レウス)「消えた?」

 

オレは元に戻った

 

一馬「それに歌も聞こえなくなった......何なんだ?」

 

そして繁華街の近くの公園で、プリンセスプリキュアのメンバー、はるか、みなみ、きらら、トワ、そして犬のパフとインコのアロマと話すことになった

 

リコ「凄いわ!プリンセスプリキュア!」

 

はるか「はい、どうぞ」

 

はるかはモフルンにクッキーの入った袋を渡した

 

モフルン「クッキーモフ!」

 

みらい「モフルン、さっきはその匂いを追いかけていたの?凄い鼻だね!」

 

一馬「今はいらねーだろ」

 

リコ「一馬の言う通り、そんな凄さいらない。コホン.....皆さん!あの!立派なプリキュアになるため、ぜひアドバイスを!」

 

トワ「そう言われましても......」

 

するとはるかがこんなことを言った

 

はるか「じゃあ、他のプリキュアにも会ってみたら?」

 

みらい「え?他って」

 

みなみ「プリキュアはわたしたち以外にもいるの。ちょうど今日お花見で集まるし」

 

マジでか、世界って広いわー。いや、日本か

 

トワ「みなさんもご一緒にいかが?」

 

みらい&リコ「ぜひ!」

 

一馬「オレはパスで」

 

きらら「まぁまぁ、かずっちも一緒にどう?」

 

一馬「良いのか?こんなオレでも

.........ってかずっち!?」

 

きらら「そう、かずっち!気に入った?」

 

一馬「はぁ.......まぁな。一馬でもかずっちでも好きに呼べよ」

 

きらら「じゃあかずっちで!」

 

まさかあだ名を付けられるとは.......

 

一馬「それにしても、気になる事があるぜ。アレは一体......」

 

すると、声が響いた

 

?「お呼びで?」

 

すると空が暗くなり、空に魔法陣が現れた。そしてそこから乗り物?に乗った立った馬が現れた。奴からは、嫌な匂いがする

 

トラウーマ「初めまして、魔法の伝道師トラウーマと申します」

 

はるか「さっきのはあなたが!?」

 

トラウーマ「まさか、あれは我が主人、魔女ソルシエール様の力です。人の記憶を探って形にすると言う。すっごい魔法」

 

トワ「それでディスピアを!?」

 

一馬「何が目的だ!」

 

トラウーマ「伝説の戦士.....プリキュアの涙」

 

涙だと?

 

一馬「頭イカれてんのか?」

 

トラウーマ「イカれてなどいません。怖い目に遭いたくなければ.....」

 

んなもん最初っから決まってらぁ

 

はるか「みんな!行くよ!」

 

みなみ&きらら&トワ「うん!」

 

一馬「オレたちも行くぞ!」

 

オレたちは変身した

 

トラウーマ「ソルシエール様、交渉決裂です」

 

すると液体が女の顔になった。あれがソルシエールの顔か?

 

ソルシエール「涙を渡せ!その前に」

 

オレのところに液体が飛んできた

 

一馬(レウス)「なっ!?」

 

オレは液体に縛られた。う、動けねぇ

 

フローラ&ミラクル「一馬くん!?」

 

ソルシエール「プリキュアでないお前に用はない」

 

一馬(レウス)「んだと!?」

 

くそがっ!

 

ソルシエール「改めて....涙を渡せ!」

 

そして、液体が飛んできて、みらいたちを縛り上げた。そして巨大な液体がみらいたちを飲み込み、液体が消えた後は、みらいたちの姿はどこにも無かった。そして、オレの拘束も解けた

 

一馬(レウス)「!?」

 

落ち着け.....落ち着くんだ....消えた....と言うよりは転移された系か....

 

モフルン「みんな消えちゃったモフ!」

 

トラウーマ「ヒヒン、たわいも無い」

 

そしてトラウーマは帰ろうとする。着いていけば、本拠地に行けるか?だったら。オレはステルス迷彩を想像した。そして、手にステルス迷彩の装置が現れた。オレはそれを着けて、透明になる

 

一馬(レウス:ステルス迷彩)「オレはこのまま潜入するぜ」

 

アロマ「分かったロマ」

 

オレは上昇して、音を立てずにトラウーマの乗り物にしがみついた。モフルンを掴んだパフとアロマも掴んだ。それを知らずにトラウーマを乗せた乗り物は魔法陣へと入っていった



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奇跡の魔法編3話

何とか、ソルシエールの屋敷に着いたオレ、モフルン、アロマ、パフ。オレはトラウーマにバレないように、元に戻り、足音を立てずに歩いた

 

そして部屋に入っていくのを見ると、オレは鍵穴から覗いた。あの女がソルシエールか

 

トラウーマ「さすがソルシエール様、見事なお手並み。この調子なら、目的達成まであと僅かです!さぁ!秘薬の調合を始めましょう!」

 

ソルシエール「........」

 

一馬(ステルス迷彩)「何が始まるのだ?」(小声)

 

トラウーマ「クスリともしませんね」

 

ソルシエール「薬だけに」

 

笑えるかよ。そして急にアイツらは歌い出した。オレはその歌にあった、重要ワードをスマホのメモアプリにメモした。どうやらプリキュアの涙は秘薬を作るために必要らしい。それがあれば死んだあの女に会う事ができるらしい。だがこれはあくまでも表向きだと言う事だ。これはオレの推測だが、トラウーマは世界を無にすると言った......本人は独り言と言っていたが、トラウーマの目的は、秘薬の力でF◯5のエクス◯スみたいな野望を抱いているってことだ。ちなみにソルシエールはあの女を憎いって言ってたぜー。さてと、もしかしたら、捕まってる他のプリキュアがいるかもしれねぇから、それを探さないとな。オレは屋敷を走り回った。その途中で

 

[♪〜♪〜♪〜]

 

またあの歌が聞こえた、がオレは走った。ったくどこにいるんだ?他のプリキュアは。すると

 

モフルン&パフ&アロマ「たすけてー!!!!」

 

トラウーマ「逃しませんよ!」

 

何とトラウーマとモフルンたちが追いかけっこしている場面に遭遇した。アイツら......仕方ない。オレはあるものを想像した。そしてオレの右手にウルトラマンメビウスに出てくるトライガーショットが現れた

 

一馬(ステルス迷彩)「喰らえ!」

 

オレはトライガーショットをトラウーマに向けて撃ったシリンダーは赤なので、アキュートアローだ

 

トラウーマ「?ぎゃ!?」

 

トラウーマは少し怯んだ

 

トラウーマ「誰ですか!私に向かって撃ったのは!」

 

モフルン「きっと一馬モフ!」

 

トラウーマ「何!?あのお坊ちゃんが来てるのですか!?ですが姿は見当たりません.......なるほど透明になってるって事ですか。いるのでしょう!出てきなさい!」

 

アロマ「ロマ!?バレたロマ!?」

 

ちっ、モフルンめ......オレは仕方なくステルス迷彩を外した

 

一馬「ちっ」

 

オレは左手にこっそりとスタングレネードを出した

 

トラウーマ「さぁ、皆さん、お帰りください。ここはあなた方がいて良いところではありませんよ」

 

一馬「そうかよ!!!」

 

トラウーマ「ん?」

 

オレはスタングレネードのピンを外して投げたそしてすぐさまモフルンとアロマとパフを抱き抱え、後ろに向き目を瞑る

 

一馬「お前ら、目を瞑れ」

 

そして、スタングレネードは炸裂した

 

トラウーマ「ぐわっ!?眩しい!」

 

オレはその内に逃走した

 

トラウーマ「ぐぅ.....逃しませんよ!」

 

ちっ、そんなに効果は無かったか!オレたちは必死に逃げた。逃げているのに夢中で、行き止まりに着いてしまった

 

一馬「ちっ、行き止まりか」

 

モフルン「モフ〜」

 

パフ「パフ〜」

 

アロマ「ロマ〜」

 

トラウーマ「ヒッヒッヒッ。もう逃げられませんよ?」

 

一馬「?何だこれ」

 

オレは棚の上に目立つ色のツボを見つけた。オレはそれを手に取る

 

トラウーマ「何をしようがおしまいですよ」

 

モフルン「中からクッキーの匂いがするモフ!」

 

一馬「はぁ?」

 

アロマ「またロマ!?」

 

モフルンはツボに手を突っ込んで、取り出した。それはライトだった

 

アロマ「クッキーじゃないロマ!?」

 

トラウーマ「!?や、やめてー!」

 

何だ?このライトの光に弱いのか?あのスタングレネードより?

 

アロマ「そうかロマ。これは魔法の杖ロマ!」

 

一馬「いや、ライトだろ」

 

アロマ「どっちだって良いロマ!さぁ、一馬も、パフもこれを持ってトラウーマに向けるロマ!」

 

一馬「えぇ......まぁ仕方ないか」

 

オレたちはライトをトラウーマに向けた

 

トラウーマ「さ、さっきの閃光よりま、眩しい.....」

 

うそーん。っとこの隙に、オレは大量のC4爆弾を出したそれをトラウーマの近くにばら撒く

 

一馬「怯んでる隙にさっさと逃げるぞ!」

 

オレたちはツボを持って逃げた。ちなみにツボはモフルンが持っている

 

トラウーマ「あんなものがあったとは......ん?これは......」

 

一馬「ジ・エンド」

 

オレは起爆スイッチを押した。すると後ろで爆破音が鳴り響いた

 

パフ「ば、爆発したパフ!?」

 

アロマ「何を置いたロマか!?」

 

一馬「プレゼント」

 

アロマ「ぷ、プレゼントロマ!?」

 

モフルン「モフー!プレゼントモフ!?モフルンにもモフ!」

 

一馬「ダメだ、良いか?プレゼントってのは、爆弾の事だ!」

 

モフルン「爆弾モフ!?それならいらないモフ.......」

 

オレたちは走った。そして

 

モフルン「こ、ここまで逃げ切ればもう大丈夫モフ......」

 

オレたちは前を見た。そこにはいたのは

 

ソルシエール「お前たちは.....」

 

一馬「ソルシエール!?」

 

何と、ソルシエールだった。オレはトライガーショットを向けた

 

アロマ「ま、回れ右ロマ」

 

トラウーマ「逃しませんよ?」

 

後ろには、ボロボロになったトラウーマが!ちっ、ついに鬼ごっこは終わりってやつかー

 

トラウーマ「よくも私の大切な服をこんなにしてくれましたね......」

 

一馬「へ、その方が似合ってるぜ?トラウマさんよ」

 

トラウーマ「トラウーマです!ウとマに伸ばし棒が入ります!さてと、もう鬼ごっこは終わりですよ」

 

一馬「争ってやるさ.....最後までな!」

 

すると、鏡?から、何とみらいとリコが現れた。みらいは妖精を抱いていた

 

一馬「へっ、やっと来たか」

 

マジカル(ダイヤ)「魔女ソルシエール!」

 

ミラクル(ダイヤ)「プリキュアのみんなを返してもらうわ!」

 

トラウーマ「ここまでたどり着くとはね」

 

ミラクル(ダイヤ)「モフルン!一馬くんも!」

 

モフルン「モフ!」

 

一馬「おう!」

 

ソルシエール「言っておくがもう助けは来ないぞ」

 

一馬「何?」

 

ソルシエール「他のプリキュアは全て捕らえたからな」

 

一馬「何だと!?」

 

ミラクル(ダイヤ)「ハッピーたちや....」

 

パフ「フローラたちがパフ?」

 

一馬「テメェ.......」

 

オレは再度ソルシエールにトライガーショットを向けた

 

ソルシエール「涙をもらうぞプリキュア。何としてでも!」

 

すると上に割れた巨大なハートが現れた。そして降りてきた

 

一馬「!?装着!」

 

オレは咄嗟にレウスシリーズを装着して回避した。しかし、2人は攻撃に巻き込まれてしまった。そして、みらいとリコの姿になった

 

一馬(レウス)「みらい!リコ!」

 

トラウーマ「お見事です。1人逃しましたが」

 

ソルシエール「プリキュアさえ仕留めれば良い。あんな奴に用はない」

 

トラウーマ「それもそうですね」

 

みらい「モフルン!」

 

リコ「もう一度変身よ!」

 

モフルン「も、モフ!」

 

そして2人は青い光に包まれる

 

みらい&リコ「キュアップ・ラパパ!サファイア!ミラクル・マジカル・ジュエリーレ!」

 

そして2人は、今現在で手に入ったリンクルストーンの中で最も新しいサファイアでサファイアスタイルとなった

 

ソルシエール「何の真似だ」

 

そしてソルシエールはまたハートを出してきた。しかし、2人は飛び上がって回避する

 

ソルシエール「!?」

 

トラウーマ「あの少年の赤い鎧と同じで飛べるのか!?」

 

ミラクル&マジカル(サファイア)「はぁ!」

 

ソルシエール「くっ.....」

 

2人はパンチしたが、防がれた。だが後ろへ少し飛ばした。オレはトライガーショットのシリンダーを黄色にしてさらにロングショットモードに変形させ、ソルシエールに向けた

 

一馬(レウス)「はぁ!喰らえ!」

 

オレは火炎弾バスターブレッドを発射した

 

ソルシエール「くっ....邪魔をするな!」

 

しかしバスターブレッドはかき消されオレはソルシエールの攻撃で吹っ飛ばされた

 

一馬(レウス)「ぐあっ!?」

 

ミラクル(サファイア)「一馬くん!」

 

ソルシエール「よそ見をしてる場合か!」

 

2人は捕まってしまう。そして

 

ソルシエール「はっ!」

 

爆発して、変身を解除させた

 

トラウーマ「終わりですね」

 

ソルシエール「いや」

 

みらい&リコ「キュアップ・ラパパ!!!」

 

2人はダイヤスタイルに変身した

 

トラウーマ「ほう?最初に拝見した時よりかは何かが違う」

 

マジカル(ダイヤ)「伝わったのよ」

 

ソルシエール「?」

 

ミラクル(ダイヤ)「みんなの想いが伝わったの」

 

マジカル(ダイヤ)「そう」

 

ミラクル(ダイヤ)「どんな時でも、希望を捨てないって!」

 

マジカル(ダイヤ)「だからわたしたちは.....」

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)「絶対に諦めない!」

 

諦めない.....そうだよな。諦めたらそこで試合終了だよって、◯西先生も言ってたしな

 

ソルシエール「黙れ......黙れ!」

 

ソルシエールは割れたハートを2人に飛ばした。しかし、2人は押し返した

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)「プリキュアトルネード!」

 

そして竜巻となった2人はソルシエールを吹き飛ばした。これ、オレ出番なくね?

 

ソルシエール「くっ.....おのれ.....」

 

するとまたまたあの歌が聞こえた

 

[♪〜♪〜♪〜]

 

一馬(レウス)「この歌は。!?アイツは!」

 

いつのまにかいた女の子が歌っていた

 

ソルシエール「くっ.....止めろ!そんな歌など聴きたくもない!」

 

ん?何だ?ソルシエールの様子が変だ......

 

マジカル(ダイヤ)「あの子は一体......」

 

ソルシエール「お前たち....想いは伝わると言ったな。だが私の思いは伝わらなかった!」

 

一馬(レウス)「ソルシエール.....ん?何だ。景色が変わった?」

 

なんと周囲が草原となった

 

ミラクル(ダイヤ)「何これ?」

 

マジカル(ダイヤ)「あれは」

 

そこには歌っていた女の子とお婆さんがいた

 

ソルシエール「かつて私は、ある魔法つかいに拾われ、弟子になった」

 

オレは変身解除した

 

一馬「じゃあ、あれが昔のあんたか?じゃあ、さっきの歌は何なんだよ!」

 

ソルシエール「あの女に聞かされた子守歌だ」

 

ミラクル(ダイヤ)「子守歌?」

 

ソルシエール「彼女は自分の後継者を探していた。だから私は必死に修行をした。だが.....あの女は私を認めなかった!私の魔法がいくら上達しても、究極の魔法を教えてくれなかった!それどころかいつまでも子供扱い。子守歌で寝かしつけようとするしまつだ。そして結局」

 

死んでしまった......ってことか

 

ソルシエール「なぜ教えてくれなかったのか、私の記憶の中に答えは無かった」

 

トラウーマ「ですから、亡くなった人を一時的に呼び戻す魔法が必要なのです」

 

ソルシエール「そうだ......寄越せ!プリキュアの涙を寄越せ!」

 

ソルシエール......

 

ミラクル(ダイヤ)「あなたは.....あなたは先生を恨んでいるの?」

 

ソルシエール「当然だ!あの女は私の努力を踏み躙ったのだ!私は、見捨てられたのだ!」

 

ミラクル(ダイヤ)「そんな事ないよ」

 

【考えてみて】

 

ん?何だ何だこのbgmは

 

ミラクル(ダイヤ)「考えてみて♪憎しみを滾らす前に♪」

 

マジカル(ダイヤ)「考えてみて♪子守歌はなぜ歌ったの?♪」

 

ミラクル(ダイヤ)「歌ったの?♪」

 

あのーすんません、何で歌ってるの?オレ分からないんだけど

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)「あなたに......♪あなたに......♪」

 

ソルシエール「だから......♪それは......♪」

 

おい、何でお前まで歌うんだよ

 

ミラクル(ダイヤ)「先生はあなたのことを♪とても愛していたはず♪」

 

ソルシエール「いや.....♪そんな訳が無い♪」

 

マジカル(ダイヤ)「いえ......♪愛してなきゃ歌わないわ♪」

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)「歌わないわ♪」

 

マジカル(ダイヤ)「ルラララルルラ〜♪」

 

ミラクル(ダイヤ)「子守歌は♪」

 

マジカル(ダイヤ)「ララルルラ〜♪」

 

ミラクル(ダイヤ)「大事な人♪」

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)「守るため♪」

 

マジカル(ダイヤ)「歌うもの♪」

 

ミラクル(ダイヤ)「歌うの♪ルラララルルラ♪」

 

マジカル(ダイヤ)「闇の中でも♪」

 

ミラクル(ダイヤ)「ララルルラ♪」

 

マジカル(ダイヤ)「怖がらずに♪」

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)「安らかな夢♪見れたのはなぜ?♪」

 

ミラクル(ダイヤ)「考えてみて♪先生はなぜ歌ったの?♪」

 

坂田一馬、思ったことがあります。何で歌で話したの?フツーに話せよ!フツーによ!

 

マジカル(ダイヤ)「わたしたち、あのメロディーを口ずさむと、元気が出たわ。あなたもそうだったんでしょ?」

 

ソルシエール「小さい時の話だ.....それに、やはりおかしいでは無いか!愛していたのなら、何故、究極の魔法を教えてくれなかったのだ?」

 

マジカル(ダイヤ)「それは.....」

 

ミラクル(ダイヤ)「分からないけど......」

 

んー、いや、そんな訳ないか

 

一馬「オレもさっぱりだな」

 

ソルシエール「何故だ!何故なんだ!」

 

すると映像が見えた

 

トラウーマ『先生はあなたの才能に嫉妬していたのですよ』

 

ソルシエール「誰?」

 

トラウーマ『弟子に追い抜かれるのが嫌だから、魔法を教えなかったんですよ』

 

ソルシエール『まさか、そんな.....」

 

トラウーマ『さもなくば先生はあなたをお嫌いだったのでしょう』

 

映像はここで終わった。

 

ミラクル(ダイヤ)「そんな訳ない!」

 

ソルシエール「はっ!」

 

ミラクル(ダイヤ)「思い出してみて!幼いあなたをあんな素敵な笑顔にしてた先生だよ!」

 

ソルシエール「しかし、もう先生の顔も声も思い出せないのだ」

 

一馬「ん?何だ?ライトが光ってる......」

 

オレはライトを取り出した

 

トラウーマ「ヒン!?」

 

オレは壁にライトを照らした。そこに写っていたのは

 

先生『棘の影に♪』

 

ソルシエール『先生!私が知りたいのは、子守歌なんかじゃないの!究極の魔法を教えて欲しいの!先生ってば!」

 

先生『迷っても....♪』

 

そして子守歌を歌いながら、先生はソルシエールの手を取った

 

先生『つなぐこの手が♪道しるべ♪』

 

手を取った先生。その顔は優しく微笑んでいた

 

ソルシエール「先生.....」

 

ソルシエール『何故なの先生!何故究極の魔法を教えてくれないの先生!?私はこんなに一生懸命にやってるのにどうして!」

 

ソルシエール「私は.....」

 

ソルシエール『聞いているの!?先生ってば!』

 

ソルシエール「やめて.....もう、やめて.....」

 

一馬「ソルシエール.....」

 

オレはライトをポケットに入れた

 

ソルシエール「うっ....ううっ......」

 

トラウーマ「どうやら嫌われていたというのは、私の思い違いだったようですね」

 

さてと、本性が現れるのか?

 

ソルシエール「私は....ただ....先生に褒めて貰いたくて.....だから.....凄く頑張って.....」

 

トラウーマ「分かっております」

 

みらいは何と目に涙を浮かべていた。不味い!

 

マジカル(ダイヤ)「何であなたがうるうるしてるのよ」

 

ミラクル(ダイヤ)「だって、だって.....」

 

みらいの涙が落ちる

 

一馬「!?しまっ!?」

 

そして涙は、素早く移動したトラウーマの持っていたフラスコに入った

 

トラウーマ「頂きましたよ!プリキュアの涙!」

 

畜生!

 

トラウーマ「ソルシエール様、実はプリキュアの涙は、先生と会うためのものでは無いのです!」

 

遂に本性が!

 

ソルシエール「え?」

 

トラウーマ「全ては力を解放するため!お前の先生に封じられた、俺の力をね!」

 

ソルシエール「何!?」

 

すると巨大な魔法陣が禍々しく輝き出した

 

トラウーマ「遂に秘薬は完成した!これでようやく.....元の姿に戻れる!」

 

そう言ってトラウーマは眼帯を外し、左目を開眼した

 

トラウーマ「闇よ!プリキュアの涙、光の力を飲み込み解放されよ!」

 

そして、秘薬がトラウーマに注がれる

 

トラウーマ「キタキタキタキタ!!!」

 

そしてトラウーマはでかくなり始めた

 

アロマ「大きくなるロマ!」

 

ミラクル(ダイヤ)「屋敷が崩れる!」

 

マジカル(ダイヤ)「早く外に出ましょう!」

 

一馬「言われなくても!装着!!」

 

オレはレウスシリーズを纏った。そして、モフルン達を抱えて飛んだ

 

外はとんでもないことが起きていた

 

一馬(レウス)「何だこりゃ!?」

 

マジカル(ダイヤ)「空間が!?」

 

そしてオレ達は吹き飛ばされてしまった

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)「きやぁぁぁぁぁ!!!!」

 

リコはホウキを取ったが、みらいは落ちているままだ

 

一馬(レウス)「みらい!」

 

オレはみらいに手を伸ばし、掴んでお姫様抱っこした

 

ミラクル(ダイヤ)「あ、ありがとう」

 

クリスナイト(レウス)「あそこに降りるぞ。良いな!リコ!」

 

マジカル(ダイヤ)「えぇ!」

 

オレたちはビルの屋上に降りた。そしてみらいとモフルン達を下ろした

 

マジカル(ダイヤ)「何なの、あれ」

 

一馬(レウス)「さぁな。だが.....嫌な匂いがするのは確かだ!」

 

トラウーマ(巨大化)「無に.....全てを無に!」

 

雲が晴れるとそこにいたのは、屋敷と一体化して生物兵器のようになったトラウーマだった

 

トラウーマ(巨大化)「ウォォォォ!!!」

 

そして、砲台から何かを発射した。それは着弾すると、街を闇に飲み込んでいった

 

マジカル(ダイヤ)「街が闇に呑まれている!?」

 

ミラクル(ダイヤ)「行こう!マジカル!一馬くん!」

 

一馬(レウス)「そうだな!」

 

オレたちはビルを降りて向かった




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奇跡の魔法編4話

オレたちはトラウーマに向かって走っていた。その時、オレは双眼鏡を使って弱点がないかを調べていた。するとあるものが見えた

 

一馬(レウス)「あそこにソルシエールが!」

 

オレはトラウーマの天辺の建物にソルシエールがいるのを見つけた

 

ミラクル(ダイヤ)「え!?ちょっと貸して!」

 

一馬(レウス)「あぁ!」

 

オレはみらいに双眼鏡を渡した

 

ミラクル(ダイヤ)「本当だ!いた!」

 

すると、桃色の妖精、ルルンはこう言った

 

ルルン「あそこルルン!」

 

ミラクル(ダイヤ)「え?」

 

ルルン「ブラックたちが、あそこに捕まっているルルン!」

 

一馬(レウス)「分かったぜ。行くぜ!」

 

オレたちは飛び上がった

 

ソルシエール「プリキュア!?坂田一馬!?」

 

トラウーマ(巨大化)「ウォォォォ!!!」

 

トラウーマはゲロビを撃ってきた

 

一馬(レウス)「フレイムシールド!!!」

 

オレは前に出て、フレイムシールドを貼った。しかし!破られてしまう

 

一馬(レウス)「何!?ぐぁぁぁぁぁぁ!?」

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)「あぁ!?」

 

オレたちはゲロビを喰らって地面に墜落してしまった

 

ソルシエール「止めろ!」

 

トラウーマ(巨大化)「無駄だ。もはやお前は何も出来ん!」

 

モフルン「どうするモフ!?」

 

アロマ「このままじゃ、世界が終わるロマ!」

 

一馬(レウス)「クソッタレが.....ぐはっ........早く、プリキュアを助けなきゃなぁ!!!お前ら!寝てる場合じゃねぇぞ!」

 

マジカル(ダイヤ)「そうね!」

 

するとみらいが

 

ミラクル(ダイヤ)「ルーララ♪ルラララ♪ララルルラ♪」

 

みらいのやつ......そしてリコも歌い出した。すると、ソルシエールの歌声が聞こえた

 

ソルシエール「目蓋を閉じれば♪夢の森♪」

 

何だこの感じは.....

 

ソルシエール「遊んでおいで♪夜明けまで♪棘の影に♪迷っても♪つなぐこの手が♪道しるべ♪」

 

トラウーマ(巨大化)「ん?何のつもりだ?」

 

あったけぇ.....あったけぇぜ.......

 

ソルシエール「耳を澄まして♪星の鈴♪」

 

ミラクル(ダイヤ)「何だか......」

 

ソルシエール「鳴らしてごらん♪まばたきで♪」

 

マジカル(ダイヤ)「あったかい.....」

 

一馬(レウス)「だな」

 

すると光が地面から上っていくのが見えた

 

ソルシエール「闇の獣に♪追われても♪」

 

ん?何だ治ったのか?オレは元に戻って確かめた

 

一馬「傷が治ってる。血も止血している。いや、それどころか、血が消えている......」

 

マジカル(ダイヤ)「2人とも、見て」

 

一馬「ん?どれどれ」

 

オレは双眼鏡を再び具現化して見た。そこには、ソルシエールが歌っていた。やっぱりソルシエールだったんだな!

 

ソルシエール「怖がらないで♪そばにいる♪」

 

ミラクル(ダイヤ)「ソルシエール.....彼女が......」

 

モフルン「プリキュア!一馬!」

 

モフルンたちが来た。ツボから光の柱だと!?

 

一馬「お前ら、その光は?」

 

パフ「魔法の杖パフ!」

 

一馬「ライトが!?あ」

 

オレはポケットが光り輝いてるのに気がついた。オレはポケットからライトを取り出す

 

一馬「おーう、めっちゃ輝いてるー」

 

アロマ「もしかしたら、これをみんなで振れば、プリキュアを助けれるかもしれないロマ!」

 

ミラクル(ダイヤ)「それなら!みんなで振ろうよ!」

 

マジカル(ダイヤ)「えぇ!」

 

一馬「仕方ねぇな」

 

2人はライトを持った

 

モフルン「行くモフ!」

 

モフルン&アロマ&パフ&ルルン「プリキュア!プリキュア!プリキュア!プリキュア!プリキュア!プリキュア!プリキュア!プリキュア!」

 

トラウーマ(巨大化)「あの光は!?」

 

天辺の建物が光った!よし良いぞ!

 

マジカル(ダイヤ)「お願い....!」

 

ミラクル(ダイヤ)「無事で居て!」

 

一馬「ヒビが入った!あともう少しだ!」

 

そして、建物が爆発した。中から大勢のプリキュアが現れた。って多いなおい!?

 

一馬「っしゃ!」

 

モフルン&アロマ&パフ&ルルン「プリキュア!!!!」 

 

トラウーマ(巨大化)「何!?」

 

そしてビルにプリキュア達が並び立つ。はへーすげぇな。

 

ミラクル(ダイヤ)「わたしたちも!」

 

一馬「っと!?」

 

オレはみらいに抱き抱えられてビルに飛び上がった

 

ミラクル(ダイヤ)「みんな!」

 

プリンセス「ミラクル!」

 

ラブリー「2人に会えたんだね!」

 

一馬「ど、どーもー」

 

ルルンはパートナーのえーとなんだっけ?あ、シャイニールミナスか。ルミナスに抱きついた

 

ルルン「会いたかったルルン!」

 

ルミナス「わたしもよルルン」

 

ホワイト「ルルン」

 

ブラック「心配かけたね」

 

ミラクル(ダイヤ)「ソルシエール!ありがとう!!!」

 

すると、天辺の建物がステージみたいな形になった。その時

 

一馬「うっ....」

 

オレは少しフラついてしまった。きゅ、急に疲れが.........

 

ミラクル(ダイヤ)「一馬くん!?」

 

マジカル(ダイヤ)「どうしたの!?」

 

2人が支えてくれた

 

一馬「ちょっと疲れが....悪いが、この戦いは任せたぜ....プリキュア.......」

 

ブラック「分かったわ!それじゃあ!行くよみんな!」

 

プリキュアオールスターズ「おー!」

 

トラウーマ(巨大化)「何人居ても同じだ!」

 

そしてトラウーマは砲台からミサイルを飛ばしてきた。そしてプリキュア達は飛び立った

 

一馬「頑張れよ......プリキュア.......」

 

オレは座り込んだ

 

モフルン「プリキュア!頑張れモフ!」

 

あぁ、ソルシエールの歌が聞こえる.....暫く歌を聴きながら疲労を癒していると、クリスタルの声が響いた

 

クリスタル『あの光...あの光を浴びれば、我は更なる力を得ることが出来ようぞ!』

 

一馬「マジか!?」

 

クリスタル『だが、一時的な力だ。どれくらい持つかは分からんが.....』

 

分かった。丁度疲れが取れたっぽいから、その力見せてもらうぜ!

 

クリスタル『あぁ!』

 

オレは立ち上がった

 

モフルン「モフ!?一馬!」

 

パフ「疲れは大丈夫パフ?」

 

一馬「あぁ、まぁな。それより状況は?」

 

アロマ「まだトラウーマは倒せてないロマ!」

 

一馬「見りゃ分かる。さてと、ちょいとオレの話に乗ってくれないか?」

 

オレは妖精たちに説明した

 

一馬「ってことだ」

 

タルト「つまりや、この杖の光をあんさんのクリスタルに当てれば、何かが起こるっちゅーことやな!」

 

一馬「あぁ」

 

ポップ「それなら拙者達に任せるでござる!」

 

一馬「あぁ、頼んだぜウッソ」

 

ポップ「拙者はウッソという名前じゃ無いでござる!ポップでござる!」

 

いや、声的になー。そして妖精達はライトを持った。行くぜクリスタル。オレはクリスタルを置いた

 

クリスタル『あぁ、存分に当ててくれ』

 

一馬「行くぜ!」

 

オレと妖精はライトを当てた

 

クリスタル『これは!?想像以上に早く溜まってゆく!うぉぉぉぉぉ!!!!』

 

クリスタルは輝き出して、浮いた

 

アロマ「せ、成功ロマか?」

 

一馬「多分な」

 

クリスタル『我は今鉄の巨人になろうぞ!さぁ!一馬!思い浮かべろ鉄の巨人........ロボットを!」

 

ロボット!?ロボになれるってことか.........じゃあ、相手は馬、相手が馬なら、こっちは一角獣だ!

 

クリスタル『この白い一本角の巨人か。了解した。では我を持って投げろ!』

 

分かったぜ!オレはクリスタルを持つ。そして

 

一馬「はぁ!」

 

投げた

 

モフルン「モフ!?投げたモフ!?」

 

そして

 

一馬「来い!RX-0ユニコーンガンダム!!!」(指パッチン)

 

そして眩い光が起こった。やがて光は収まった..........そこにあったのは

 

アロマ「ロマ!?」

 

パフ「パフ!?」

 

一馬「本当に出るとは......」

 

モフルン「ロボットモフ!」

 

キャンディ「クル!?あのロボット!見たことあるクル!」

 

ポップ「確かやよい殿が言ってたでござる。たしかユニコーンガンダムって名前だったでござる!」

 

一馬「そうだ、RX-0ユニコーンガンダム.......」

 

すると、ユニコーンが手を伸ばしてきた

 

タルト「か、勝手に動いてるで!?」

 

クリスタル『乗るのだ』

 

一馬「!?.......オレに乗れって言ってる。じゃあ、妖精達、ちょっくらプリキュア達を助けに行ってくる」

 

オレはユニコーンの手に乗ったするとユニコーンはコックピットまでオレの乗った手を動かした。オレはコックピットに入った。すげぇこれがコックピット.....オレはシートに座り、操縦桿を握った。するとハッチが閉じて全方位モニターが起動した。すげぇ.......

 

クリスタル『一馬、今のうちに操作を覚えておけ』

 

一馬「うっ!?」

 

あ、頭に直接.........ふぅ......よし

 

一馬「ラーニング完了。じゃあ行くぜ!」

 

クリスタル『おう!』

 

一馬「坂田一馬、ユニコーンガンダム行きます!」

 

そして可能性の白き獣は一直線に闇の獣へと向かっていった

 

クリスタル『一馬、ここで銃を使うのはどうだ?』

 

一馬「銃って.....ビームマグナムのことか!?だめだ!あれは1発でここら一体が吹っ飛ぶぞ!?」

 

クリスタル『分かってる。だから、威力は本物よりだいぶ落ちている。我を信じろ」

 

一馬「........分かったぜ」

 

オレはビームマグナムの照準をトラウーマに定めた.....よし!

 

一馬「狙い撃つぜ!」

 

オレはトリガーを引いた。ユニコーンのビームマグナムは聴き慣れた効果音を出しながらビームを発射した。

 

トラウーマ(巨大化)「ん?ぐぁ!?」

 

一馬「よっしゃ!ヒット!」

 

確かに威力は落ちてるな

 

クリスタル「我の言った通りだろ?」

 

一馬「疑って悪かった。ごめんな?」

 

クリスタル「さぁ、もうすぐで着くぞ!覚悟は良いか!」

 

一馬「おう!」

 

フローラ「今のは!?」

 

ラブリー「ビーム!?」

 

マーメイド「何処から飛んできたの........」

 

トラウーマ(巨大化)「己.....誰だ!ん?何だ!?」

 

ユニコーンはトラウーマの前に降り立った

 

マジカル(ダイヤ)「あ、アレは何!?」

 

ピーチ「真っ白なロボット?」

 

ミラクル(ダイヤ)「あのロボット......もしかして.....」

 

ピース「ユニコーンガンダム!?」

 

ルージュ「ガンダム!?」

 

プリンセス「何ですとぉ!?」

 

サニー「何でガンダムが出てくるねん!」

 

ブラック「ありえなーい!」

 

トラウーマ(巨大化)「己!!!さっきのは貴様か!たかが人形ごときが!!!」

 

トラウーマは人参型のミサイルを撃ってきた

 

一馬「へっ」

 

オレはバルカンのボタンを押してバルカンを発射して撃ち落とした

 

トラウーマ(巨大化)「何だと!?」

 

マリン「す、凄いっしゅ......」

 

ホワイト「でもロボットってことは誰か乗ってるのかしら?」

 

そんな声が聞こえたので、オレはコックピットハッチを展開した

 

トゥインクル「かずっち!?」

 

スカーレット「一馬さん!?」

 

ミラクル(ダイヤ)「一馬くん!?」

 

マジカル(ダイヤ)「あのバカ....何やってるのよ!」

 

トラウーマ(巨大化)「貴様は坂田一馬!?」

 

オレはコックピットシートの上に立った

 

一馬「へっ、トラウーマ!お前はこのオレとユニコーンガンダムが倒すぜ!」

 

オレは決めポーズをして叫んだ。するとタイミング良く風が吹き、シャツがたなびいた

 

一部のプリキュア『カッコいい......』

 

トラウーマ(巨大化)「倒すだと?その前にそのユニコーンガンダムとかいう人形諸共無にしてやる!」

 

オレはコックピットシートに座ってハッチを閉じた

 

一馬「やれるもんなら、やってみろ!!!」

 

そして、オレ&プリキュアオールスターズ&ソルシエールVSトラウーマとの最後の戦いが始まった



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奇跡の魔法編5話

一馬「バルカンを喰らいやがれ!」

 

ユニコーンはトラウーマに向けてバルカンを発射した

 

トラウーマ(巨大化)「くっ、こんな豆鉄砲が効くか!!!」

 

が、トラウーマにはほとんどダメージが入ってなかった。そして、バルカンは弾切れを起こした

 

一馬「ちっ、弾切れか」

 

トラウーマ(巨大化)「しめた!喰らえ!」

 

トラウーマはビームを撃ってきた。ユニコーンはシールドを構えて、ビームを防いだ

 

トラウーマ(巨大化)「何だと!?」

 

一馬「お返しだぜ!」

 

ユニコーンは再びビームマグナムを構えて撃った

 

トラウーマ(巨大化)「ヒン!?」

 

トラウーマは怯んだ

 

ブラック「!?みんな!今のうちに!」

 

トラウーマが怯んでる隙にプリキュア達は登っていった

 

トラウーマ(巨大化)「お、己.......たかが人形ごときが.......まず貴様から無にしてやる!」

 

そういうとトラウーマは砲身をこちらに向けた。ビームが撃たれようとしている

 

一馬「クリスタル!デストロイモードだ!」

 

クリスタル『デストロイモードだと!?』

 

一馬「あぁ、一気に終わらせようぜ!」

 

クリスタル『分かった......』

 

一馬「よし、NT-D発動!」

 

すると、コックピットが変形し、操縦桿が無くなった。そしてユニコーンはビームマグナムをバックパックにマウントして赤く輝いた

 

トラウーマ(巨大化)「くっ!?何の光だ!?」

 

そして、ユニコーンの装甲が展開し始めた

 

マジカル(ダイヤ)「何が始まるの!?」

 

そしてどんどん装甲が展開していき、最後は頭部が変形した。角は割れ、顔はガンダム顔になった

 

一馬「ユニコーンガンダム.....デストロイモード!!!」

 

ピース「デストロイモード来たー!」

 

ルージュ「あー確かにガンダムだわ........」

 

トラウーマ(巨大化)「デストロイモード.......」

 

一馬「クリスタル!操縦はお前がやるんだ!」

 

クリスタル『皆まで言うな』

 

一馬「そうかい。んじゃサーベルで砲台を破壊するぞ!」

 

クリスタル『おう!』

 

ユニコーンはビームサーベルを構えた

 

トラウーマ(巨大化)「喰らえ!!!」

 

トラウーマはビームを撃ってきたが、ユニコーンはシールドを構えてビームを消した

 

トラウーマ(巨大化)「消えただと!?バカな!当たったはず.....」

 

一馬「へっ、Iフィールドってやつさ。さてと.....はぁ!」

 

ユニコーンはビームサーベルで砲台を切り裂いた

 

トラウーマ(巨大化)「ぐあぁぁぁ!?」

 

一馬「更に!ビームトンファー!最大出力!」

 

ユニコーンはサーベルをバックパックにしまって、右腕のサーベルを展開し、巨大なビーム刃を形成、そのままトラウーマの顔面を切り裂いた

 

トラウーマ(巨大化)「ヒヒーン!?こ、これしきのことで........」

 

一馬「クックック......」

 

トラウーマ(巨大化)「何がおかしい!」

 

一馬「トラウーマさんよ、あんた気付いてないみたいだな。貴様は既に敗北してる事を!

 

トラウーマ(巨大化)「何だと!?」

 

一馬「貴様の上をよーく見てみな」

 

トラウーマ(巨大化)「上?......はっ!?」

 

一馬「クリスタル。モニターを最大に拡大してくれ」

 

クリスタル『おう』

 

クリスタルはモニターを最大に拡大したモニターには衣装が変わったソルシエールとプリキュアオールスターズが歌っているのが映っていた

 

ソルシエール&プリキュアオールスターズ「一緒に歌えば♪不思議な♪チカラが湧き上がる♪」

 

すると、みらいとリコは衣装が豪華になって、なんと羽が生えた姿になった。あ、2人とも美人だ

 

クリスタル『おそらくだが、我と同じように、あの光でパワーアップしたのだろう』

 

そーなのかー

 

ソルシエール&プリキュアオールスターズ「歌は魔法♪究極の魔法♪」

 

そしてプリキュアオールスターズはトラウーマの頭上で輪になった

 

スーパーマジカル「わたしたちは繋がっている!」

 

スーパーミラクル「わたしたちプリキュアの力を....想いを受けてみなさい!」

 

一馬「行けぇぇぇぇ!!!トラウーマに止めを!!!!!」

 

プリキュアオールスターズ(ミラクルとマジカル以外)「はぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 

プリキュアの力が、ダイヤに注がれていく

 

クリスタル『凄い力だ!』

 

あぁ、分かるぜオレでも分かる!

 

そしてみらいとリコはリンクルステッキを出現させた。そしてプリキュアオールスターズの力が注がれたダイヤがセットされる

 

スーパーミラクル&スーパーマジカル「フル・フル・リンクル!」

 

スーパーミラクル「黒き獣よ!」

 

スーパーマジカル「闇の世界に!」

 

スーパーミラクル&スーパーマジカル「帰れ!!!!」

 

必殺技がトラウーマに炸裂する。名前?知らねーよ!

 

トラウーマ「ぐぁぁぁぁぁぁ!?ま、眩しい.....光が.....止めろ!!!」

 

スーパーミラクル&スーパーマジカル「はぁぁぁぁ!!!!!!!」

 

プリキュアオールスターズ(ミラクルとマジカル以外)「行けぇぇぇぇ!!!!」

 

一馬「押し切れぇぇぇぇ!!!!!!」

 

スーパーミラクル&スーパーマジカル「えぇぇぇぇいぃぃぃぃぃぃ!!!!!」

 

そして、トラウーマは光の粒子となって消滅した

 

クリスタル『奴の反応は消えた.....我々の勝利だ』

 

一馬「っしゃ!!!オレたちの勝ちだ!!!!」

 

スーパーミラクル&スーパーマジカル「みんな....ありがとう」

 

するとオレの方にも向いた

 

スーパーミラクル「一馬くんもありがとう...」

 

一馬「良いってことよ」

 

何とユニコーンはサムズアップをしていた。ふっクリスタルのやつ......そしてユニコーンはステージに飛んでいた。そして着地した瞬間

 

クリスタル『も、もうだめだ.....これ以上この姿は維持できん.....』

 

一馬「へ?」

 

そして光がオレを包み、オレは外に出た。そして、ユニコーンは消えて、クリスタルが落ちていた。ありがとうよクリスタル。オレはクリスタルを拾った。その後、2人とと合流した。そしてソルシエールがオレたちの前に来て

 

ソルシエール「本当にすまなかった....」

 

っと謝罪をした

 

一馬「良いぜ良いぜ、もう過ぎたことだし」

 

ミラクル(ダイヤ)「それに、あなたの想いも伝わったから」

 

マジカル(ダイヤ)「そういうこと」

 

ソルシエール「想い?」

 

ミラクル(ダイヤ)「うん!」

 

ソルシエール「もし許されるならいつか、先生がやってたように私も子供に魔法を伝えるような仕事がしたい」

 

ミラクル(ダイヤ)「良いね!」

 

マジカル(ダイヤ)「頑張って!」

 

一馬「応援してるぜ!」

 

そして、ソルシエールと別れた後、オレたちは花見をすることになった

 

モフルン「クッキー美味しいモフ!」

 

アロマ「モフルンは結局そればっかりロマ!」

 

リコ「さぁ!改めてプリキュアの徹底調査よ!」

 

みらい「わくわくもんだね!」

 

みらいとリコはプリキュア達に質問していって、魔法つかいという事でもみくちゃにされていた。一方オレはというと

 

一馬「うーん、やっぱスプライトは美味いぜ」

 

スプライト飲みながら、離れた場所で座っていた。すると今度はこっちに来て

 

やよい「ねぇねぇ!君ユニコーンを動かしてたよね!」

 

一馬「あ、あぁ.....まぁな」

 

等等質問攻めにあった。花見は楽しかったぜ。それにプリキュア達とLINEも交換したしな。とくに気があったのは、えりか、やよい、ひめって子だな。そして花見が終わった後、オレたちはカタツムリニアで魔法界に戻った。その時、よーやくチビが起きたぜ。全くこのねぼすけめ!こうしてオレは、プリキュアオールスターズと知り合ったんだぜ



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IF トラウーマVSパーフェクトストライクガンダム(前編)

これはIF路線です


オレたちはライトを使って巨大化したトラウーマの上に浮かんでいた、檻を破壊して、プリキュア達を解放した。そしていざ決戦、って時に疲労がきちまってよ。わりぃがしばらく休むことになった。そして、疲れがある程度回復して来ていると、突然クリスタルのテレパシーが飛んできた。何でもライトの力を使えば一時的にだが、凄い力を発揮出来るという。その言葉を信じてオレとプリキュアの妖精達はライトをクリスタルに照らした。暫く照らしていると、クリスタルは眩しく光り輝く

 

クリスタル『我は今!鉄巨人になろうぞ!』

 

そして、光が収まるとオレ達の目の前にあったのは.......

 

一馬「......嘘だろ!?」

 

キャンディ「クルー!ロボットクル!」

 

ポップ「しかし、背負いもののようなのがが大きいでござるな」

 

タルト「突然眩しくなったかとおもたら、ロボット出て来てもうたー!?」

 

モフルン「凄いモフ!カッコいいモフ!」

 

アロマ「か、一馬。あれ何なのか分かるロマ?」

 

一馬「あぁ.....GAT-X105ストライク.......そのストライク専用の装備、エール、ソード、ランチャー、3つのストライカーパックを全部乗せしたマルチプルアサルトストライカーを装備した姿。その名もパーフェクトストライク.......」

 

パフ「じーえーてぃーパフ?」

 

メップル「説明が長いし難しいメポ!とにかく!このパーフェクトストライクでトラウーマに挑むメポね!」

 

一馬「そう言うことになるな.......」

 

Pスト「.......」

 

するとPストは左腕を伸ばして、コックピットハッチが開いた

 

クリスタル(Pスト)『乗るのだ.....』

 

クリスタルの声がPストから聞こえた

 

一馬「乗れって言っている.....」

 

オレは左手のひらに乗った。そしてオレを乗せた左腕はコックピットまで移動した。オレはそこからコックピットに乗る

 

一馬「すげぇ.....コックピット完全再現じゃん」

 

クリスタル(Pスト)『お前の記憶を見たからな』

 

いつのまにか見られてた......まぁ気を取り直して

 

一馬「じゃあ妖精共!ちょっくらプリキュアを助けてくるぜ!!!」

 

オレはコックピットハッチに立ってそう言った

 

ココ「大丈夫ココか!」

 

一馬「おう!動かしたことは無いが......まぁ何とかなるだろ!!」

 

シロップ「何とかなるって......」

 

ナッツ「心配になって来たナッツ.......」

 

オレはコックピットシートに座った

 

一馬「ハッチを閉じてくれ」

 

オレがそう言うと、コックピットハッチは閉じられた。さっき見たがこのストライク、まだディアクティブモードだな......

 

一馬「クリスタル、フェイズシフト装甲を展開して」

 

クリスタル(Pスト)『要は色を付ければ良いんだろ?了解だ』

 

ランス「色がついたでランス〜」

 

妖精の言葉でPS装甲が展開されたことが分かった

 

一馬「さてと.....坂田一馬!ストライク!行きます!!!」

 

そしてストライクは飛翔した。エールは改良型か。そして奥にいる馬のような化け物、トラウーマに向かっていった

 

一馬「クリスタル、いっちょトラウーマにアグニをぶち込んでやろうぜ」

 

オレはトラウーマに向かってる途中でそんなことを言った

 

クリスタル(Pスト)『アグニ?あぁ、左にある緑の大砲か」

 

一馬「そうだ。そいつを構えて、あいつに当ててやろうぜ!

 

大砲っていうより超高インパルス砲なんだがな

 

クリスタル(Pスト)『了解』

 

そしてPストはアグニを構えた。ちなみに操作方法はクリスタルに教えてもらったが、コレはオートで構えたぜ

 

クリスタル(Pスト)『引き金はお前が引くのだ』

 

一馬「わかってらぁ」

 

オレは狙いを定める........そしてトラウーマの中心にロックオンした

 

一馬「狙い撃つ!」

 

オレはそう言ってトリガーを引いた。するとアグニからビームが出た

 

トラウーマ(巨大化)「ん?ぐぁ!?」

 

一馬「よっしゃ!ヒット!」

 

威力はだいぶ違うけどな

 

一馬「行くぜ!」

 

そして、再びトラウーマに向かった

 

フローラ「今のは!?」

 

マーメイド「何処から飛んできたの........」

 

トラウーマ(巨大化)「己.....誰だ!ん?何だ!?」

 

マジカル「あ、アレは何!?」

 

ピーチ「ロボット?」

 

ミラクル「あのロボット......もしかして.....」

 

ピース「ストライクガンダム!それも.....パーフェクトストライクだ!」

 

ルージュ「ガンダム!?」

 

プリンセス「何ですとぉ!?」

 

サニー「何でガンダムが出てくるねん!」

 

ブラック「ありえなーい!」

 

トラウーマ(巨大化)「己!!!人形ごときが!!!」

 

トラウーマはにんじんミサイルを撃ってきた。オレはそれを、頭部バルカンイーゲルシュテルンでミサイルを全弾撃ち落とした

 

トラウーマ(巨大化)「何だと!?」

 

マリン「す、凄いっしゅ......」

 

ホワイト「でもロボットってことは誰か乗ってるのかしら?」

 

そんな声が聞こえたので、オレはコックピットハッチを展開してハッチの上に立った

 

トゥインクル「かずっち!?」

 

スカーレット「一馬さん!?」

 

ミラクル「一馬くん!?」

 

マジカル「あのバカ....何やってるのよ」

 

トラウーマ(巨大化)「貴様は坂田一馬!?」

 

一馬「トラウーマ、お前この坂田一馬とストライクが倒すぜ!!!」

 

オレは決めポーズをして叫んだ。するとタイミング良く風が吹き、シャツがたなびいた

 

一部のプリキュア『カッコいい......』

 

トラウーマ(巨大化)「倒すだと?その前にそのストライクとかいう人形諸共無にしてやる!」

 

オレはコックピットに戻った

 

一馬「やれるもんなら、やってみろ!!!」

 

そして、オレ&プリキュアオールスターズ&ソルシエールVSトラウーマとの最後の戦いが始まった

 

[後編へ続く!]



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IF トラウーマVSパーフェクトストライクガンダム(後編)

 

一馬「ガトリングをくらいやがれ!!!」

 

オレはトラウーマに向けて右肩のコンボウェポンポッドからガトリングを撃ちまくった。

 

トラウーマ(巨大化)「くっ、こんな豆鉄砲が効くか!!!」

 

が、トラウーマにはほとんどダメージが入ってなかった。そして、ガトリングは弾切れを起こした。

 

一馬「弾切れか.....なら次はミサイル発射!」

 

次はコンボウェポンポッドからミサイルを2発発射した

 

トラウーマ(巨大化)「うおっ!?小癪な......」

 

一馬「そのスキに....パンツァーアイゼン発射!」

 

オレはPストの左腕に付いている小型の盾から、パンツァーアイゼンを射出した。パンツァーアイゼンはトラウーマの顔に当たり鼻辺りに引っかかった

 

トラウーマ(巨大化)「ヒンッ!?鼻に何か......!?何だこれは!」

 

一馬「今だ!ワイヤーを伝ってソルシエールの元へ行け!」

 

ブラック「分かった!みんな行くよ!」

 

そして、プリキュア達はワイヤーを伝ってソルシエールの元へ向かう

 

トラウーマ(巨大化)「そうは行くか!!!」

 

トラウーマは砲身からなんとハサミ?を出したそしてそのハサミでワイヤーを切った。プリキュア達は何とかワイヤーからジャンプして、トラウーマ近くのビルに着地した

 

トラウーマ(巨大化)「もっと早く切っとけばよかったか......」

 

一馬「ちっ」

 

トラウーマ(巨大化)「プリキュアの前に、貴様から無にしてやる!」

 

オレから見える砲身が全てこっちを向いた。砲身からは闇のエネルギーが充電されてるのが見える。オレは急いで操作して、アグニを構えた

 

一馬「もう一度食らわしてやるぜ......アグニ最大出力!!!!」

 

クリスタル『だが、色が無くなるかもしれんぞ!?』

 

一馬「フェイズシフトダウン上等だぜ!」

 

トラウーマ(巨大化)「無に帰れ!!」

 

トラウーマは闇のビームを撃ってきた

 

一馬「発射ぁ!!!」

 

こちらもアグニを撃った。ビーム同士が激突する.......

 

トラウーマ(巨大化)「ウォォォォ!!!!」

 

一馬「はぁぁぁぁ!!!!!!」

 

ミラクル「あ、みんな!今のうちに!」

 

ふと上を見ると、プリキュア達が上に登っていくのが見えた、へっこれを囮にってか。やるじゃん

 

トラウーマ(巨大化)「ブルルヒヒン!?」

 

ビーム対決はこちらが勝った。アグニのビームはトラウーマの砲身を破壊した

 

一馬「さらに追い討ちだぜ!!!シュベルトゲベール!!!!」

 

対艦刀シュベルトゲベールを構えるそして、トラウーマに向かってジャンプし、トラウーマに突き刺した。それと同時にマルチプルアサルトストライカーをストライクから切り離した

 

トラウーマ(巨大化)「ヒヒーン!?」

 

そしてストライクは腰から2本のナイフを取り出し

 

一馬「からの!アーマーシュナイダー!」

 

アーマーシュナイダーを投げつけて刺した

 

トラウーマ(巨大化)「ぎゃー!?」

 

ストライクは地面に墜落した。同時に機体の色が灰色のディアクティブモードに戻った

 

一馬「ちっ、フェイズシフトダウンか」

 

クリスタル『だが、我々の勝ちだな』

 

一馬「そうだな」

 

トラウーマ(巨大化)「くっ、この俺があんな人形ごときに......だが、その人形さっきとは色が違うぞ?弱体化したのか?なら俺の勝ちだ!!!!!!」

 

一馬「くくくっ......」

 

トラウーマ(巨大化)「何がおかしい!」

 

一馬「気付かねぇのか?お前は既に負けていることを!」

 

トラウーマ(巨大化)「何だと!?」

 

一馬「貴様の上をよーく見てみな?」

 

トラウーマ(巨大化)「上を?.......はっ!?」

 

そこにはプリキュアとソルシエールが歌っている姿があった。そしてみらいとリコは何と羽が生え(後更に美人になってる)そしてプリキュア達から力を貰い、必殺技でトラウーマを浄化した。終わったな........



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キュアモフルン編
キュアモフルン編1話


今回からしばらくキュアモフルン編に突入するのだ〜


11月に入ってすぐ、ベニーギョがドンヨクを出して暴れているのを見たオレ、みらい、リコ、ことはは変身して、ドンヨクをささっと討伐した。まぁささっとっては言ったが、夕方まで掛かっちまったぜ

 

一馬「夕日が綺麗だぜ」

 

みらい「そうだね」

 

すると遅れてリコとことはがやってきた

 

リコ「遅くなっちゃった」

 

ことは「帰ろう!」

 

みらい「うん!」

 

一馬「あぁ!」

 

ことは「あっ!」

 

ことはが空を指差した。上を向くと、流れ星が見えた

 

ことは「流れ星!」

 

一馬「珍しいな.....」

 

みらい「何かお願いしたかったな〜」

 

ことは「お願い?」

 

リコ「?」

 

みらい「うん、流れ星が消える前に3回願い事を唱えると、願いが叶うって言われてるんだ」

 

まっ、オレはそんなのは信じないけどな

 

モフルン「みんなどんなお願いをするモフ?」

 

一馬「ねぇよ」

 

みらい「えー!?一馬くんお願い事無いの!?あのゲームソフトが欲しい!とか、あのガンプラが欲しい!ってお願いでも良いんだよ?」

 

一馬「オレは願いが無いほど充実してんだよ。今の生活がな」

 

みらい「そっかー」

 

リコ「わたしは、魔法の本が欲しいわね」

 

ことは「じゃあわたしもそれ!」

 

モフルン「モフー!」

 

ったくはしゃぎやがって.....そういや

 

一馬「そういやみらい、お前の願いは何だ?」

 

みらい「わたし?わたしは......」

 

モフルン「また流れ星モフ!」

 

一馬「はぁ!?」

 

空を見ると、確かに流れ星だった。こんなことあるのか?

 

ことは「はー!魔法の本魔法の本魔法の本魔法の本魔法の本.........」

 

一馬「おーい、そこまで連呼しなくてって聞いてねぇし」

 

みらい「え!?お願い事、お願い事」

 

一馬「おいおい、そんなに無理に考えなくても......ん?」

 

オレは流れ星の違和感に気づいた

 

リコ「どうしたの?一馬」

 

一馬「あれ、こっちに向かって来てないか?」

 

流れ星の違和感、それはこっちに向かっていることだった。

 

みらい「まっさかー......」

 

リコ「そんなわけ......」

 

みらい&リコ「って本当に来てる!?」

 

すると、光はみらいのデコに当たった。みらいは転倒する。不味い!オレは咄嗟にみらいを支えた

 

一馬「大丈夫か?みらい」

 

みらい「か、一馬くん。あ、ありがとう....////」(頬赤らめ)

 

一馬「当然のことをしたまでだぜ」

 

えーっとデコに外傷は.....無いな。赤くもなってない

 

すると当たった物体は、星形になって5つに散った。そしてそれはライトの形になった

 

ことは「熊!」

 

みらい「熊だ!」

 

リコ「熊ねぇ....」

 

一馬「造形は違うが、この色合い....アレと似てるな」

 

光りそうな部分は確かに熊だな、デフォルメの

 

みらい「アレって?」

 

一馬「ほら、トラウーマとの戦いであっただろ?似たようなのが」

 

みらい「あぁ!確かに!」

 

リコ「言われてみれば!」

 

モフルン「あの魔法の杖とそっくりモフ!」

 

ことは「トラウーマって確か、他のプリキュアたちと一緒に倒した敵だよね?」

 

みらい「うん!」

 

リコ「そういえば、はーちゃんはその時寝てたものね」

 

懐かしいなぁ......あの時はユニコーンガンダムを操縦できたんだよなぁ......

 

ことは「それにしても、これモフルンにそっくり!でも、魔法の本が欲しかったなぁ」

 

一馬「いやそんな事よりも」

 

するとことはのライトが光ってそこからなんと風船が膨らんだ

 

ことは&リコ「えぇ!?」

 

みらい「風船?」

 

一馬「なんで風船が!?」

 

すると校長の声がした

 

校長『それはミラクルライト』

 

そして、星が手紙になって勝手に開いてそこから校長の立体映像が現れた。てか、ミラクルライトって随分安直すぎる名前だなオイ

 

校長『明日の祭りに必要なものじゃ』

 

一馬「校長!」

 

みらい「お祭り?」

 

校長『100年に一度、魔法界をあげて行う、その名も大魔法フェスティバル!』

 

大魔法フェスティバルか.....

 

みらい「今....大魔法フェスティバルって言いました!?」

 

そして、大魔法フェスティバルに行くことになったオレたち、だが、この時はまだ知らなかった。あんな事になろうとは.......

 



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キュアモフルン編2話

翌日、準備してオレたちは大魔法フェスティバル会場行きのカタツムリアに乗った

 

みらいたち「うわぁ〜!」

 

一馬「ほぉ、あれが会場か」

 

巨大な風船の中に浮島がある。コレじゃまるで風船フェスティバルだな(笑)

 

[ワイワイ、ガヤガヤ]

 

おーおー人が結構いるなぁー

 

みらい「うわぁ!ねぇ!あれなんだろう!」

 

リコ「バルーンごとにお店や展示、イベント会場になってるわ」

 

一馬「リコ、さっき貰ったその水晶、まるでスマホみたいに操作するんだな」

 

リコ「そういえばそうね」

 

みらい「バルーンごとに.....ワクワクもんだぁ!」

 

ことは「みらいー!リコー!一馬ー!はやくー!」

 

モフルン「モフー!」

 

一馬「あいつら早すぎだろ!」

 

そしてオレたちはリフトで移動した。乗り心地は悪くはないぜ

 

モフルン「くまさんがいっぱいモフ!」

 

本当だな、モフルンの見てる先にはクマのキャラクターが......ん?何だ? 嫌な匂いが僅かにする....

 

ことは「どうしたの?一馬」

 

一馬「何でもねぇよ」

 

ことは「?」

 

そして、オレたちは店が並んでいるバルーンに着いた

 

みらい「ここは?」

 

リコ「アパレルバルーン。魔法界中の最新ファッションが集まってるらしいわ」

 

ファッションって事は......

 

フランソワ「みんなー!」

 

みらい達「フランソワさん!」

 

一馬「やっぱりいた」

 

オレたちはフランソワさんのいる場所へ向かった

 

フランソワ「フランソワのフェスティバル限定ショップへようこそ!」

 

みらい「限定ショップ?」

 

フランソワ「あなたたち何その格好。お祭りなんだから、もっとオシャレしなくちゃ!まずは、みらいちゃん!リコちゃん!はーちゃん!モフルンちゃんからよ!」

 

そして試着室へ入ったみらい達。数分後、みらいたちは出てきた

 

みらい「どう?一馬くん」

 

リコ「似合ってるかしら?」

 

ことは「わたしかわいい?」

 

モフルン「モフー!」

 

おぉう、け、結構可愛いな

 

一馬「あぁ、全員似合ってるぜ」

 

みらい「本当!?嬉しい!」

 

ことは「はー!」

 

二人が抱きついてきた。

 

フランソワ「さてと、次はあなたの番よ!相応しい服を用意したわ!」

 

一馬「嫌だね」

 

フランソワ「嫌だね!?」

 

フランソワさんはものすごく驚いた

 

一馬「オレはこのままで良いんですよ」

 

みらい「えー、一馬くんもオシャレしようよー」

 

ことは「そうだよー楽しまないと!だから」

 

みらい&ことは「お・ね・が・い」

 

みらいとことはは甘えるような顔でそう言った

 

一馬「うるさい。そんな顔で言われてもオレは着ないぞ」

 

みらい&ことは「ガーン!?」

 

フランソワ「何て冷たい反応!?」

 

そんなこんなでしばらく言い合いが続いて、よーやく諦めてくれた。そしてオレたちはさまざまなところを回った。飯食ったり、図書館に行ったり、サーカスを見たりしたぜ。途中やな匂いを何回も感じたけどな。そうそうフランソワさんが諦めてくれた後に、リコがこのフェスティバルは、100年に一度だけの願いの石という石の復活を願う大イベントらしいぜ。願いの石ってのは、どんな願いでも1つだけ叶えれるとんでもない石、つまり某7つの玉を揃えたら龍が願いを叶えてくれるのと似たようなもんだぜ。ただし、願いは石に選ばれた1人だけらしいぜ。そして、ブラついていると鐘が鳴り響いた

 

一馬「何だこの鐘は」

 

「石が目覚めるらしいぞ!」

 

そして、どんどん人が移動していく

 

ことは「待ってました!」

 

リコ「行きましょう!」

 

一馬「あ、あぁ。ほら、行くぞ!みらい」

 

みらい「う、うん」

 

こいつ、さっきからたまに願いって呟いたりしてるんだよなー。そしてオレたちは席についた。あそこに願いの石ってのがあるのか。ま、オレは選ばれないよな

 

みらい「すごーい!」

 

一馬「全くだ」

 

モフルン「校長先生モフ!」

 

あ、校長いた

 

校長「皆!今日はよく集まってくれた。さて、ここに眠るは願いの石。100年に一度、世界のどこかで生まれ、人の願いを叶えてくれると言い伝えられている」

 

みらい「願い....」

 

みらい.....

 

校長「石は最も純粋で大きな願いを叶えるという。石が目覚めたらミラクルライトに願いを込めてくれ」

 

オレには願いなんてこれっぽっちもねーぜ。すると、石が輝き出した

 

校長「お........どうやら時が来たようじゃ」

 

リコ「石が.....目覚めるわ....」

 

すると、石が花のように開き始め、中からマデュライト(ドラクエに出てくる赤い鉱石)みたいな石が現れた

 

みらい「あれが.....」

 

一馬「願いの石......」

 

モフルン「モフー!」

 

校長「さぁ!皆!」

 

校長の合図でミラクルライトを点ける人々。けっ、オレは叶えたい願いなんて一つもないね

 

ことは「魔法の本100冊魔法の本100冊魔法の本100冊魔法の本100冊.......」

 

おーいまた連呼してるよことはのやつ

 

リコ「よし、わたしも!」

 

リコもミラクルライトを付けるすると紫の風船が出た。風船はどんどん上っていく

 

リコ「あれ?一馬、みらい、願い事しないの?」

 

一馬「昨日言っただろ?オレには願いなんて無いって」

 

リコ「そ、そうだったわね......みらいは?」

 

みらい「え?えーっと......ずっと考えてたんだけど、これだ!っていうのが思いつかなくて」

 

なるほどだから願いって呟いたりしたのか

 

ことは「何が?」

 

みらい「わたしの.....願い」

 

ことは「うわ!?」

 

一馬「何だことは?げっ!」

 

みらい&リコ「デカっ!?」

 

何とモフルンの風船は周りの風船の何倍もデカかった。こりゃ優勝だな

 

ジュン「でっけぇ!」

 

エミリー「ってあれモフちゃんじゃない!?」

 

校長「ん?おぉ!」

 

願いの石が光出した。そして、モフルンの風船も光出した

 

モフルン「モフー!?」

 

校長「モフルンくん」

 

モフルン「モフ?」

 

校長「石は君を選んだようじゃ」

 

モフルン「モフ!?」

 

リコ「おめでとうモフルン」

 

ことは「はー!」

 

拍手喝采が起こった。オレは拍手してないけどね

 

校長「では、石に願うが良い。何が欲しいのかな?」

 

モフルン「無いモフ」

 

何とモフルンの願いは無かった。その後も校長は質問したのだが、どれも回答は一緒だった

 

校長「お、おぬしは一体何を願ったんじゃ」

 

モフルン「モフルンは、みらいとリコとはーちゃんと一馬のお願いを叶えてほしいってお願いしたモフ」

 

みらいたち「へ?」

 

一馬「はぁ!?」

 

この場にいる全員(一馬以外)「えー!?」

 

おいおい、そんなのアリかよ

 

ケイ「せっかくのお願いを......」

 

アイザック「人に譲るとは」

 

校長「前代未聞じゃなぁ......」

 

ん?なんだまた匂いが.....

 

みらい「ま、まって!自分のことで何か無いの!?」

 

リコ「例えばクッキーいっぱいとか!」

 

モフルン「クッキーは一馬がいつも作ってくれるモフ」

 

一馬「褒めても何も出んぞ」

 

モフルン「モフルンはみらいたちが楽しいと嬉しいモフ」

 

みらいたち「え?」

 

一馬「.....なぁモフルン。選ばれたのはお前だから

よ、お前が願いを叶えないと」

 

モフルン「モフー.....」

 

?「ならば、俺の願いを叶えてもらおう」

 

!?匂いが強くなった!!?アイツは!!!!派手な衣装に派手なアイマスクを付けた何頭身って言えば分からない熊がいた

 

校長「熊?」

 

ジュン「熊だ!」

 

リコ「熊ね」

 

?「いいや.....悪魔....ダ!」

 

っと否定してきた。そして種みたいなのをばら撒いてきた。ってこっちにも来た!?

 

一馬「あの種は何かマズい。少しだけでも減らさないと!」

 

オレは日輪刀を出した。そして構える

 

一馬「全集中.....水の呼吸....拾壱ノ型.....凪!」

 

そして、オレの間合いに入った種を全て斬り裂いた。種は消滅していった

 

?「やるな....アイツ.....」

 

だが、他の席の種からは、魔法陣が現れ、そこから、影の熊みたいなモンスターが現れた。人々は避難した

 

校長「皆!避難を!」

 

モフルン「モフ....」

 

リズ「キュアップ・ラパパ!風よ、吹きなさい!」

 

リズさんが風で影熊を1体倒した。なるほど雑魚か

 

リコ「何が起きてるの?」

 

一馬「!?あの野郎!」

 

あの熊野郎が降りてきた

 

?「願いの石は頂くゾ」

 

一馬「そうさせるかよ!みらい!リコ!ことは!行くぞ!」

 

みらい達「うん!」

 

みらい「モフルン!」

 

モフルン「モフ!」

 

一馬「装着!」

 

オレはレウスXを装着したみらいとリコはサファイアだ。オレたちは熊野郎の元へ向かった



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キュアモフルン編3話

ミラクル&マジカル(サファイア)「たぁー!」

 

クリスナイト(レウスX)「ヒノカミ神楽!陽華突!」

 

2人はパンチを、オレは炎の突き、陽華突で攻撃しようとする。しかし!

 

ミラクル(サファイア)「!?」

 

影が現れ、みらいの攻撃を防いだ

 

マジカル(サファイア)「はぁ!」

 

そしてリコの攻撃も防いだ

 

一馬(レウスX)「消えろ!」

 

オレは陽華突で影を倒した。が、何と再生した

 

クリスナイト(レウスX)「再生した!?」

 

すると

 

エミリー「キャー!」

 

「!?」

 

声がした方を見ると、エミリーが影に捕まっていた

 

一馬(レウスX)「エミリー!」

 

マジカル(サファイア)「任せて!」

 

クリスナイト(レウスX)「頼んだぜ!」

 

アイザック「ぬおっ!?」

 

一馬(レウスX)「今度はそっちか!」

 

別の席では、教師達が戦っていた。が、苦戦しているようだ

 

フェリーチェ「あの席はわたしが!」

 

ミラクル(サファイア)「分かったわ!」

 

ことはは教師達のいる席へ向かった

 

クリスナイト(レウスX)「みらい。オレ達でアイツを止めるぞ!」

 

ミラクル(サファイア)「うん!」

 

オレとみらいはアイツの元へ向かった

 

?「石をよこせ」

 

一馬(レウスX)「炎の呼吸!壱ノ型!不知火!」

 

オレは不知火で攻撃する。しかし、腕で防がれた

 

一馬(レウスX)「お前は何者だ!何のために願いの石を奪おうとするんだ!そしてお前はそれをどうするんだ!答えろ!!!!」

 

ダークマター「当然願いを叶えるのダ。この俺、ダークマター様のな」

 

暗黒物質(ダークマター)って、大層な名前しやがって。しかし、こいつの願いは何だ?

 

ミラクル(サファイア)「願い?」

 

ダークマター「この世界から、全ての魔法つかいを消すことダ!」

 

何だと!?

 

ミラクル(サファイア)「そんなこと!」

 

一馬(レウスX)「させるかよボケ!!!」

 

オレたちはダークマターに立ち向かう。が、攻撃はほとんど防がれてしまった

 

一馬(レウスX)「ヒノカミ神楽!円舞!!」

 

ミラクル(サファイア)「はぁぁぁあ!!!」

 

みらいはキックを、オレは円舞で攻撃した。だが避けられた

 

一馬(レウスX)「なっ!?」

 

ダークマター「その程度か」

 

するとダークマターは炎を出した。そして

 

ダークマター「ぬぁ!」

 

何と炎の竜巻を繰り出した。オレたちは炎の竜巻に包まれる

 

ミラクル(サファイア)「あぁぁぁぁ!!!」

 

一馬(レウスX)「くっ.....!」

 

オレはみらいの手を掴んだ。そしてお姫様抱っこのようにみらいを抱えた

 

ミラクル(サファイア)「一馬くん.......」

 

ダークマター「ほう、お前、あの攻撃で無傷は驚いたゾ」

 

一馬(レウスX)「そりゃどうも」

 

ダークマター「なら、コレならどうダ」

 

ダークマターは竜巻を繰り出してきた。こいつ!オレたちを吹き飛ばす気か!

 

一馬(レウスX)「そうは行くか!装着!」

 

オレは頭にクシャナXを思い浮かべて、それを装着した

 

ダークマター「ほう?」

 

俺はみらいを左手で抱き抱える。そして右手で日輪刀を構えた

 

一馬(クシャナX)「シイアアアア...........風の呼吸!玖ノ型!韋駄天台風!(いだてんたいふう)」

 

オレは竜巻に向かって大小様々な緑の斬撃を飛ばした。しかし!

 

一馬(クシャナX)&ミラクル(サファイア)「!?」

 

何と竜巻の勢いは止まらなかった

 

ダークマター「そんな攻撃しても無駄ダ。諦めて吹き飛ぶが良いゾ」

 

そしてそのまま、竜巻はオレたちを巻き込んだ。オレたちは吹き飛ばされ、席に叩きつけられた

 

一馬「がはっ!?」

 

オレは元に戻ってしまい、口から血を吐いた。さらに腕などからも血が出ていた

 

モフルン「ミラクル!一馬!しっかりするモフ!」

 

ダークマター「アイツは石に選ばれた......」

 

モフルン「ミラクル!一馬!」

 

一馬「うっ.....」

 

すると、ダークマターが来た

 

ダークマター「使えそうだ」

 

モフルン「モフー!?」

 

オレは立ち上がって、日輪刀を構えた

 

ダークマター「まだ立ち上がるか」

 

一馬「はぁ.....はぁ.....逃げろ.....モフルン.....ここは.....オレが!」

 

モフルン「モフ....」

 

ダークマター「ふん、そんな状態で何が出来る」

 

一馬「う、うるせぇ.......」

 

するとリコとことはがダークマターに攻撃をした。しかし、それも防がれた

 

ダークマター「石は貰った。ここまでダ」

 

一馬「待ちやが.........!?」

 

するとダークマターは魔法陣を展開して......オレは何かに突き上げられ.......



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キュアモフルン編4話

一馬「う.......!?」

 

目が覚めると、会場だった。アイツは!?

 

リコ「あ、一馬.....」

 

一馬「リコ!ことは!ダークマターはどうなった!」

 

ことは「それが.......」

 

リコ「モフルンを連れ去って逃げたのよ!」

 

一馬「なっ!?」

 

リズ「しかもドラゴンを連れて!」

 

リズさんもいた

 

一馬「そうですか....」

 

畜生.....情けねぇ。モフルンを守れなかった.......

 

一馬「そういや、みらいは?」 

 

リコ「みらいは......」

 

ことは「箒で飛んで行っちゃった」

 

一馬「そうか。ならみらいを追いかけようぜ!......うっ......」

 

い、いてぇ......よく見ると体の所々に包帯が巻かれていた

 

リコ「無茶よ!そんな体で!」

 

リズ「そうよ!しばらく休まないと.....」

 

一馬「だけどよ!このままじっといていたら.......アイツが.....みらいが危険な目に遭った時に助けに行けねぇ!それにモフルンだって.......」

 

リコ「.......分かったわ。どれだけ言っても無駄な様だし、行きましょう。はーちゃん 」

 

ことは「うん!」

 

リコとことはは箒を出した

 

リコ「一馬!乗って!」

 

一馬「おう!」

 

オレはリコのホウキに乗った

 

リコ「お姉ちゃん、行ってくるわ」

 

リズ「えぇ、気をつけてね.....」

 

そしてみらいを探しに向かった。そして丸一日経った。その時傷がある程度治ったのを感じて、オレは包帯を取った。そしてしばらく飛んでいると

 

一馬「畜生.....どこにいやがる......!?いた!」

 

みらいを発見した。しかし、箒から落ち掛けていた。そして

 

一馬「!?」

 

リコ「みらい!」

 

みらいは巨大な花にぶつかって落ちた

 

オレたちはみらいを追いかける。そしてオレはみらいの手を掴んだ

 

みらい「一馬くん.....?リコ.......?」

 

一馬「つ、掴んだぜ......」

 

リコ「やっと.....見つけたんだから......」

 

一馬「お、おいリコ?」

 

そしてオレたちは落ちていった。幸い地面が柔らかかったから助かったものの、オレの体に激痛が一瞬走った

 

一馬「くっ......馬鹿野郎!何やってんだお前は!!!!」

 

オレは立ち上がって、みらいに怒鳴った

 

リコ「そうよ!!1人で勝手に飛び出して!!!」

 

すると、みらいは立ち上がってオレたちに背を向けた

 

一馬「みらい」

 

みらい「行かなきゃ......」

 

リコ「その箒じゃ....無理でしょ?」

 

みらいの箒は折れかけていた

 

みらい「でも....」

 

一馬「落ち着け」

 

みらい「だって」

 

くっ.....

 

一馬「落ち着け!!!」

 

オレはまたみらいに怒鳴った

 

みらい「だってモフルンが」

 

一馬「馬鹿が!お前にまで何かあったらどうするんだよ!!!」

 

オレはさらに怒鳴った

 

みらい「え?」

 

すると遅れてことはが上からやってきた

 

ことは「そうだよ。それに、モフルンが心配なのはみらいだけじゃ無いよ」

 

みらい「はーちゃん.....」

 

みらいは目に涙を浮かべた

 

リコ「一緒に、行きましょう。みんなで!」

 

みらい「うん!」

 

ようやくみらいが笑顔になった。やっぱみらいには笑顔が一番だぜ。すると

 

[ぐぅ〜]

 

と誰かの腹の虫が鳴った

 

みらい「あ....」

 

みらい達「あははは!!!」

 

みらい達は笑った。そしてオレ達はまず腹の虫を治めるために食料を見つけに進んだ



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キュアモフルン編5話

歩いているとリコがヤナオニという実がなってるっと言ってきた。オレ達はそこへ向かった。ヤナオニは栄養満点の実らしい。ただし食べるときに種をかじると、シュールストレミングレベルの強烈な臭いを撒き散らすってリコが言ってたぜ。まぁそれを言う前にことはがやって、酷いことになったけどな。吐いたりして散々だったぜ。まぁそれに気をつけて食ったら、美味かったぜ。その夜

 

ことは「あ、流れ星!」

 

みらい&リコ「え?」

 

一馬「は?」

 

ことは「また!」

 

空を見上げると、流れ星が沢山....流星群が起きていた

 

一馬「流星群じゃねぇか、リアルでは初めて見たぞ」

 

すると

 

みらい「わたし、分かった....」

 

リコ&ことは「え?」

 

一馬「?」

 

みらい「わたしの願い.......願いっていうか、気持ちかな?わたしはただ....ただ、モフルンと」

 

リコ「ストップ」

 

その時リコがミラクルライトを差し出した

 

みらい「あ!」

 

リコ「それは直接モフルンに伝えなさい」

 

一馬「そうだぜ」

 

みらい「リコ....一馬くん.....うん!」

 

そして、オレ達はライトを照らした。オレは白だったんか。そしてオレはあるものを見つけた

 

一馬「あれは!」

 

ことは「ミラクルライトの風船!?」

 

それはミラクルライトから出る風船だった

 

リコ「あれって!」

 

みらい「モフルン!」

 

一馬「そうと決まれば行くぞ!」

 

みらい達「うん!」

 

オレはことはのホウキに乗って風船が上った方へ向かった

 

一馬「たしか、ここらだったはずだ」

 

すると

 

ダークマター「来たな」

 

すると、リコとみらいの前に岩柱が

 

一馬「!?みらい!リコ!危ない!ことはも!」

 

みらい達「!?」

 

何とか激突せずに止まった

 

ダークマター「今なら見逃してやる。大人しく帰れ」

 

一馬「へっ、帰れって言われて帰るバカが何処におるんだよ!リコ!ことは!進むぞ!」

 

リコ「オッケー!」

 

ことは「分かった!」

 

みらい「な、なんで!?」

 

一馬「考えてみろ!アイツがいるってことは、モフルンも近いはずだぜ!」

 

みらい「そっか!」

 

ホウキは先に進んだ

 

ダークマター「警告はしたゾ......」

 

すると奴の背後からドラゴンが現れた

 

一馬達「!?」

 

シャドウドラゴン「グァァァ!!!」

 

ドラゴンは火炎弾を連射してきた。そしてオレたちは爆風で吹き飛ばされてしまった

 

みらい達「きゃぁぁぁ!!!」

 

一馬「うわぁぁぁ!!!」

 

オレはことはのホウキから落ちてしまう

 

一馬「いっ!?」

 

地面に叩きつけられてオレは治りかけていた痛みがまた戻ってきた.........ここで寝てる場合じゃねぇ

 

一馬「くっ......」

 

オレはゆっくりと立ち上がった

 

一馬「行くぜ......装着!」

 

オレはジンオウXを装着した

 

一馬(ジンオウX)「クリスタル!今の状況は!」

 

クリスタル『分かった。今から脳内に映像を送るぞ!』

 

脳内に映像が見える。ことははフェリーチェに変身してドラゴンと交戦中。みらいとリコは....!?影に囲まれている!方角はあっちか!

 

一馬(ジンオウX)「待ってろよ.....」

 

オレは雷の如きスピードで向かった。そしてあっという間に着いた

 

一馬(ジンオウX)「........」

 

みらい「か、一馬くん!」

 

一馬(ジンオウX)「雷の呼吸.....壱ノ型、霹靂一閃」

 

そして、瞬く間に影を全滅させた

 

一馬(ジンオウX)「六連」

 

オレは2人の方に向いた

 

一馬(ジンオウX)「早く行け。ここは、オレが守る」

 

リコ「分かったわ!行きましょう!みらい!」

 

みらい「うん!一馬くん...無茶しないでね」

 

一馬(ジンオウX)「あぁ!」

 

みらいとリコは先に行った

 

ダークマター「無駄ダ」

 

ダークマターが来た

 

一馬(ジンオウX)「へっ、無駄かどうか見せてやるぜ!装着!」

 

次はガララZを装着した

 

ダークマター「お前、いくつ姿があるのダ」

 

一馬(ガララZ)「教えたくないね。はぁ!」

 

オレは日輪刀を何回も回した

 

一馬(ガララZ)「水の呼吸!拾ノ型!生生流転!」

 

刃から水の竜みたいなのが現れた

 

ダークマター「ふん、お前にはコイツらの相手をしてもらうゾ」

 

そう言って種をばら撒いて消えた。種からは巨大な影がいくつも現れた

 

一馬(ガララZ)「はぁぁぁあ!!!」

 

オレは巨大な影をどんどん倒していく。日輪刀を回転させ、生生流転の威力を高めながら1体ずつ倒していった

 

一馬(ガララZ)「これでラスト!」

 

オレは最後の影を倒した。オレは元に戻る

 

一馬「ふぅ...さてと、行かないとな」

 

ダークマター「ご苦労ダ。しばらく眠ってもらうゾ」

 

一馬「!?........」

 

ダークマターが突然現れ.....そこからオレは意識を失った.......



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キュアモフルン編6話

みらいとリコは走っていた

 

みらい「一馬くん、大丈夫かな?」

 

リコ「一馬は、そう簡単にやられないわよ」

 

みらい「そうだね!わたし達はモフルンを!」

 

その時

 

ダークマター「逃がさん!」

 

ダークマターと影が現れた

 

みらい&リコ「は!」

 

みらい「一馬くんは!」

 

ダークマター「さぁ?どうなったのだろうな?俺には分からないゾ」

 

その言葉にみらいは絶句した顔になった

 

みらい「あ、ああ......」

 

リコ「あなた!.......!キュアップ・ラパパ!落ち葉よ、舞いなさい!」

 

リコは魔法を唱える。落ち葉が舞い、怯む影達

 

みらい「リコ」

 

リコ「今よ!走って!」

 

リコはそう言う。だがみらいは

 

みらい「そんな!」

 

と食い下がった

 

リコ「早く!」

 

と急かすリコ

 

みらい「でも!」

 

それでも食い下がるみらいにリコは

 

リコ「行きなさい!キュアップ・ラパパ!ホウキよ行って!」

 

自分のホウキに無理矢理乗せて向かわせた。

 

みらい「リコ!」

 

リコ「伝えたいあるんでしょ?」

 

みらい「あ.....」

 

そしてみらいを乗せたホウキは飛んで行った

 

ダークマター「無駄なことを!」

 

リコ「無駄かどうかは、やってみなきゃ分からないでしょ!」

 

そして爆発が起こる

 

みらい「リコ.....」

 

と心配するみらい。すると建物が見えてきた

 

みらい「モフルン、待ってて.......」

 

みらいは降り立った後、建物の中に入った。そしていくつもの柱が立っている場所の中心に、大きなソファーに座ったモフルンがいた

 

みらい「モフルン!」

 

モフルン「あっ.....」

 

みらい「やっと見つけた。さぁ、帰ろう!」

 

しかし、モフルンは

 

モフルン「帰らないモフ」

 

と言った

 

みらい「え?」

 

モフルン「モフルンは帰らないモフ」

 

みらい「な、なんで?」

 

みらいは信じられない様子だった。そこへ

 

ダークマター「聞いた通りダ」

 

ダークマターが現れた

 

みらい「ダークマター」

 

ダークマター「分かったらさっさと帰れ。こうなりたくなければな」

 

っと彼が言うと魔法陣から紫のクリスタル2つが現れたその中には

 

みらい「!?一馬くん!リコ!」

 

一馬とリコが閉じ込められていた。2人とも意識は無い

 

モフルン「!?酷いことはしないって言ったモフ!」

 

ダークマター「警告を無視したのはこいつらダ。もう1人も今頃......」

 

ダークマターの言葉に、モフルンは辛そうに顔を背けた

 

ダークマター「最後の警告ダ、帰れ」

 

しかしみらいは

 

みらい「......やだ」

 

と言った

 

ダークマター「んん?」

 

みらい「ねぇモフルン。わたしモフルンが居なくなってね、自分でもどうしようもないくらい、頭がワーッとなっちゃった。大切な人と離れると、こんな気持ちになるんだね。私、気付いたんだ」

 

とみらいは言った

 

モフルン「モフ?」

 

モフルンは振り向く

 

みらい「あの時、モフルンは、わたし達が楽しいのが嬉しいって言ってくれたけど、わたしが楽しい時はいつもモフルンが一緒だった。モフルンが居てくれるから......わたしは嬉しいし、楽しいんだよ......」

 

みらいは涙を浮かべて言った

 

モフルン「みらい......」

 

モフルンも涙を受けた

 

みらい「だから!モフルン!わたしはモフルンと!」

 

みらいは降りて、足場も飛び降りて向かう

 

モフルン「モフルンも本当はみらいと!」

 

モフルンも向かう。すると、願いの石が光出した

 

ダークマター「んん?」

 

そして願いの石はみらいとモフルンの元へ飛んで行った。まるで2人の願いに応えるかのように

 

みらい&モフルン「一緒に!」

 

だが、みらいはダークマターの出した影の手に捕まってしまう

 

みらい「キャッ!?」

 

モフルン「あ!?」

 

ダークマター「渡さん!」

 

モフルン「モフー!?」

 

モフルンは落ちていく

 

みらい「モフルン!」

 

だがモフルンは着地して、みらいの元へ向かう

 

モフルン「みらーい!」

 

ダークマター「諦めろ!」

 

モフルン「嫌モフ!モフルンはみらいを助けるモフー!」

 

モフルンはジャンプした。その時!願いの石が輝きだし、モフルンを包み込んだ

 

ダークマター「何!?うっ!」

 

ダークマターはその光に怯んだ。そして光が徐々に消えて、中から現れたのは

 

キュアモフルン「モフモフモフルン!キュアモフルン!」

 

少女と化しプリキュアとなったモフルンだった

 

みらい「モフルン?」

 

ダークマター「石の力......なのか?」

 

キュアモフルン「モフー!」

 

モフルンは飛び上がり、みらいが捕まってる影の腕に向かって蹴った

 

ダークマター「!?」

 

そしてみらいを救出して、足場に着地した

 

キュアモフルン「もう大丈夫モフ」

 

みらい「本当にモフルンなの?」

 

キュアモフルン「何言ってるモフ?.......ってプリキュアになってるモフ!?」

 

みらい「これって」

 

キュアモフルン「夢モフ?」

 

みらいとモフルンはお互いの頬を引っ張り合った。痛そうな顔をして

 

みらい&キュアモフルン「夢じゃなーい!(モフ!)」

 

キュアモフルン「みらい、一緒モフ」

 

みらい「うん!」

 

ダークマター「一緒だと?そんなことの為に!許さないゾ!」

 

モフルンの願いに怒り心頭のダークマターは、影の腕を伸ばしてみらいとモフルンのいる足場に攻撃した。モフルンはみらいを抱き抱えて別の足場に着地した

 

キュアモフルン「任せるモフ!」

 

モフルンはダークマターへと向かった

 

キュアモフルン「モフー!」

 

ダークマター「ちぃ!はぁ!」

 

ダークマターは影の腕で弾き返し、叩き潰そうとした。しかし、避けられた。そして向かってきたモフルンに対し殴るも、回避されて、蹴り飛ばされた

 

ダークマター「貴様!」

 

キュアモフルン「クマタ、モフルンはちょっと怒ってるモフ」

 

ダークマターはモフルンに猛攻を仕掛ける

 

ダークマター「そんなにあの人間が大事か!」

 

キュアモフルン「大事モフ!」

 

一方みらいは一馬とリコが閉じ込められているクリスタルへと向かった。その途中でモフルンの方を見た

 

みらい「!?モフルン!キュアップ・ラパパ!箒よ、モフルンの所へ行って!」

 

みらいは魔法で箒をモフルンの元へ飛ばした。箒はダークマターの攻撃を弾いた

 

キュアモフルン「あ!」

 

みらい「やったー!.....!後もう少し!」

 

みらいはクリスタルに向かって走った

 

ダークマター「うおぉ!!」

 

ダークマターは火炎弾を飛ばしてきた。モフルンは箒を巧みに使って避ける

 

ダークマター「むん!」

 

今度は竜巻を起こしてきた

 

キュアモフルン「モフルンも分かったモフー!」

 

モフルンは竜巻に巻き込まれたが、竜巻を抜け、そこから蹴りを決めた

 

ダークマター「何がダ!」

 

キュアモフルン「みらいが楽しいとモフルンも嬉しいのは、みらい達の笑顔を隣で一緒に見ることができるからモフー!」

 

そう言いながらモフルンはラッシュ、そして蹴り上げた

 

ダークマター「ぐぅ!?」

 

その頃みらいはクリスタルにたどり着いた

 

みらい「2人とも起きて!!!」

 

みらいはクリスタルを叩くが2人は起きなかった

 

みらい「あーどうしよう!.......ん?」

 

みらいはポケットの中にヤナオニの実が入ってることに気がついた

 

みらい「あ、これ.........んー.......」

 

ダークマター「させるか!」

 

そうはさせまいとダークマターはみらいに向かっていく

 

キュアモフルン「モフー!」

 

モフルンは箒を足場に魔法陣を展開し、そこから新たな箒を出現させた1本だけじゃなく何本も

 

キュアモフルン「行くモフ!ファンネル!みらいを守るモフー!」

 

箒は飛んで行き、花の様に整列して回転し、ダークマターの攻撃を防いだ

 

みらい「.....よし!覚悟を決めて、だあああああ!!!!」

 

みらいは実を口に入れて噛んだ。臭いがクリスタルに降りかかる

 

一馬「うげぇ!?」

 

リコ「ぶへ!?」

 

クリスタルに亀裂が入り、そして壊れた

 

[一馬視点]

 

一馬「臭ぇぇぇ!!!」

 

リコ「くっさーい!!!」

 

この刺激臭....あの実か!?

 

一馬「畜生!何だってんだ!」

 

みらい「やったー!一馬くん!リコ!」

 

みらいが抱きついて来た

 

一馬「な、何だ?」

 

リコ「みらい?」

 

げっ!?また刺激臭が。こいつ食いやがったな!?

 

一馬「おえっ」

 

リコ「ぎゃぁぁあ!!!」

 

ダークマター「貴様.....」

 

思い出した!オレは確かダークマターに........すると

 

フェリーチェ「そこまでです!」

 

とことはの声がして、壁を突き破って、ことはと、なんとサーカスのえーっと何だっけ....そうそうフレアドラゴンだ。ことはがフレアドラゴンに乗って現れた

 

フェリーチェ「大丈夫ですか?」

 

みらい&リコ「フェリーチェ!」

 

一馬「ことは!無事だったんだな!」

 

フレアドラゴン「ガァ!!」

 

フレアドラゴンは火炎放射をした

 

ダークマター「ぐぅ!?はぁ!」

 

しかし、ダークマターの野郎は振り払った。すると突然巨大な箒が現れて、ダークマターを吹っ飛ばした

 

ダークマター「うぉぉぉ!?」

 

ん?アイツか?今の箒を出したのは。なんか雰囲気がモフルンに似てるんだが.....

 

フェリーチェ「うふふ....」

 

一馬「そいつ、確かサーカスのフレアドラゴンだよな?」

 

フェリーチェ「そう。黒いドラゴンはこの子だったんです!」

 

みらい&リコ&キュアモフルン「えぇ〜!?」

 

一馬「マジで!?」

 

フェリーチェ「マジです!ダークマターの影に操られてあの姿になっていたんです」

 

リコ「へぇ〜」

 

みらい「そうだったんだ」

 

一馬「なるほどね.....で、お前は誰だ?」

 

オレはみらいの隣にいる奴に質問した

 

みらい「モフルンだよ!」

 

キュアモフルン「モフー!」

 

一馬「は、はいー!?」

 

リコ「えー!?」

 

一馬「だ、だってお前、人間に......ちょっと失礼」

 

キュアモフルン「モフ?」

 

オレはモフルンを色んなところから見つめた。そして、腕を触った。服越しだが骨の感触が有る。ということは血液も通っているって事だから.....マジモンの人間になってるってことか!?それにどことなくプリキュアっぽい......もしかして本当にプリキュアなってる?だとしたら........ハロウィンのアレは前フリ.......だったのか?

 

一馬「悪りぃな。急に腕触ったりして」

 

キュアモフルン「別に良いモフよ」

 

モフルンは笑顔で許してくれた。

 

一馬「しっかし、本当に人間になったんだな」

 

フェリーチェ「どういうことです?」

 

キュアモフルン「石の力モフ。願いの石が一緒にいられる力をくれたモフ」

 

一馬「マジでか.....」

 

リコ「よく分からないけど、ちゃんと伝えられたのね」

 

みらい「うん。ありがとうリコ」

 

!?この匂い....奴はまだ!

 

ダークマター「一緒だと?」

 

みらい達「あ!」

 

一馬「やっぱり生きていたか」

 

ダークマターは生きていた

 

ダークマター「くだらん!そんなものを願うお前達に......俺が!やられるかぁ!!!!」

 

そう言って炎の翼のようなのを出しながら飛び込んできた。すると、フレアドラゴンが頭を下げた。この時オレはフレアドラゴンの行動の意味を直感で理解した

 

一馬「お前ら!フレアドラゴンの頭に乗るぞ!」

 

みらい達とオレはフレアドラゴンの頭に乗った。そしてオレ達を乗せたフレアドラゴンは飛び立った

 

一馬「ふぅ.....危なかったぜ.....」

 

フェリーチェ「助かりました」

 

するとダークマターが追ってきた

 

一馬「ちっ!」

 

オレは日輪刀を出して構えた。するとモフルンが前に出た

 

キュアモフルン「やめるモフ!」

 

しかし、そんなことお構いなしに、ダークマターはモフルンを掴んだ

 

一馬「モフルン!」

 

みらい「モフルン!」

 

キュアモフルン「みらい達はモフルンが守るモフ!みんなと一緒に帰るモフ!」

 

モフルン......

 

ダークマター「みんななど要らない!」

 

モフルンを掴みながら、岩を破壊していった。フレアドラゴンは近くの崖に降り立った。モフルンはさっきのダメージで気絶していた

 

ダークマター「もう願いの石は消えた。ならばせめて俺の力で、全てを破壊尽くしてやる!」

 

と言って、纏っている炎の色を青くした。そしてモフルンは気絶から立ち直った

 

キュアモフルン「何でモフ......」

 

みらい「一体何がそんなに憎いの?」

 

ダークマター「お前達には分からんさ。誰からも拒絶され、1人で生きてきた俺の事など.......俺が何故こんな力を持っているのか、俺にも分からない.....だが.....だから何ダ........何故逃げる?何故恐る.....一体、俺が何をしたというのダ.......」

 

つまり、ダークマターは昔、人から.......ちっ、そんな過去があったとはよ.......

 

ダークマター「お前も同じダ。最後は俺を恐れ、俺よりもあいつらを選んダ」

 

キュアモフルン「モフ?.......モフ!」

 

モフルンは何かを思い出すと、立ち上がった

 

ダークマター「もう良い。俺は1人ダ。1人で十分ダ!!!」

 

キュアモフルン「クマタ......」

 

ダークマター「お前らなんて!!!!」

 

一馬「!?止めろォォォォォ!!!!!」

 

オレ達はフレアドラゴンに乗って崖から降りて。モフルンの元へ向かった。しかし、モフルンは抵抗しなかった

 

キュアモフルン「寂しかったモフ?」

 

ダークマター「大嫌いだぁぁぁぁ!!!!!」

 

キュアモフルン「クマタ!」

 

そして、ダークマターの一撃は、モフルンの胸部の石を破壊した

 

ダークマター「うわっ!?」

 

ダークマターは吹き飛ばされた。モフルンは元の姿に戻って落ちた。オレ達は走った

 

みらい「モフルン!モフルン!」

 

一馬「大丈.....!?」

 

みらい「あ!?」

 

モフルンの姿はぬいぐるみだった......だが、その見た目は.....みらいがリコと会うまでの......そう、もう見るはずのない姿のモフルンだった......何だ.....怒りが込み上げてくる......

 

一馬「.......」

 

リコ「みらい!一馬!モフルンは!」

 

みらい「.......」

 

リコ「みらい?」

 

みらい「モフルン、どうしたの.....?ねぇ、モフルン?」

 

一馬「........」

 

ダークマター「何ダ今のは......何故何も言わない.......」

 

ダークマターは立ち上がった.........こいつがモフルンを!

 

フェリーチェ「力を感じない。モフルンは.....もう......」

 

つまり、モフルンは死んだ。アイツの手で!殺されたんだ!

 

リコ「あぁ.....そんな!」

 

一馬「くっ........」

 

ダークマター「!?.......ふっ、はははっ。バカめ!自分がそうなってしまっては、一緒も何もない!」

 

アイツは.....笑った

 

一馬「!?」(瞳孔が開く)

 

コイツ.........殺してやる!オレはダークマターに向かって日輪刀を抜刀しようとする。しかし!

 

一馬「お、お前......」

 

オレは抜刀するのをやめた。何故なら

 

みらい「本当に?」

 

ダークマター「何?」

 

みらい「だって、あなたも.....」

 

一馬「そうだ.......お前の、お前の顔から流れているそれは何だ!!!」

 

ダークマターの目からは、涙が流れていた

 

ダークマター「ん......なっ!?何ダコレは?何故こんな.....何故!?」

 

みらい「そっか。あなたもモフルンと一緒に居たかったんだね......」

 

ダークマター「!?バカな!俺はそいつを利用して!」

 

フェリーチェ「本当にそうなら、魔法で操れば良いだけ。あの子みたいに.....」

 

そう言ってことはは、フレアドラゴンの方を見た

 

ダークマター「!?」

 

リコ「出来なかったのね。あなたの。本当の願いは」

 

ダークマターは立ち上がる。そしてこっちに向かってきた

 

ダークマター「願い......そうか.......俺は........」

 

どんどんとダークマターが小さくなっていく。そしてオレ達のところに来たときは、モフルンみたいな体格の黒い熊になっていた

 

クマタ「俺は.......なんて事を......すまない.....」

 

そして、ダークマターは泣いた.....くっ.....モフルン......何だ?何かの気配がする

 

一馬「!?」

 

オレは気配のする方を向いた。だが、向いた時にはすでに遅く、赤い塊みたいなのがオレに向かって来た

 

一馬「ぐっ!?何だ!?コレは......ぐぁっ!?ぐっ......あああああ!!!!!!」

 

突然、苦しい痛みがオレを襲った

 

フェリーチェ「一馬!?」

 

みらい「一馬くん!?」

 

リコ「な、何!?」

 

クマタ「何が....起きているんダ........」

 

一馬「ああああああ!!!!!」

 

さ、更に苦しくなった....

 

?『オマエの......』

 

あ、頭の中に声が......

 

?『オマエのカラダを貰うゾ」

 

何だと.......

 

一馬「うわぁぁぁぁぁ!!!!」

 

そして、オレはまた意識を失った



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キュアモフルン編7話

[ナレーション]

 

赤い光は突然、一馬を飲み込み、赤い物体となって浮き、魔法陣が現れた。そして物体は手を生やし、目の様な模様が浮かんだ

 

フェリーチェ「あ、あれは!?」

 

上空には多くの赤い魔法陣と熊の形をした怪物が見えた。それは、魔法界の様々な場所からも見えた。それは、大魔法フェスティバルの会場にも影響が及んでいた

 

校長「これも、ダークマターの力なのか......」

 

シャドウマター「雷の呼吸、肆ノ型、遠雷....」

 

怪物がそう言うと1つの魔法陣から雷が落ちてきた。

 

フェリーチェ「!?」

 

フェリーチェは雷を受け止めようと、エコーワンドを構えた。しかし!

 

フェリーチェ「この力.....」

 

そして、フェリーチェはことはに戻って墜落してしまった

 

リコ「はーちゃん!」

 

ことは「魔法がかき消された!?」

 

シャドウマター「破壊してやる......」

 

クマタ「!?」

 

そして怪物はさらに雷を落としてきた。それは会場にまで及び、何と人々は雷に撃たれ、石化していった

 

校長「!?みな!バルーンの中へ!」

 

教頭「もはや、私達の魔法では!」

 

すると、水晶が光った

 

水晶「校長!大変ですわ!」

 

水晶に映った映像は、空を移動する怪物が映っていた

 

校長「な、何と!?」

 

怪物が移動するのは、みらい達も見ており

 

リコ「どこに行く気!?」

 

ことは「あっちはフェスティバル会場!」

 

リコ「早くアレを止めて!あなたの魔法でしょ!?」

 

とリコはクマタに要求した。しかし

 

クマタ「無理ダ....」

 

と返答した

 

リコ「何で!?」

 

クマタ「消せないんだ。それにもう、俺の力はあいつを取り込んで怪物となって、消えてしまったようだ」

 

リコ「そんな.....このままじゃ魔法界が!」

 

すると、みらいの近くで爆発が起こった。その時の逆光でモフルンの目が光る。それを見たみらいは立ち上がった

 

みらい「そうだね!」

 

そして杖を掲げた

 

みらい「キュアップ・ラパパ!」

 

リコ&ことは「!?」

 

みらい「魔法よ、止まりなさい!そして一馬くんを返しなさい!」

 

みらいは杖を掲げたまま唱えた

 

クマタ「何をしている.....」

 

みらい「キュアップ・ラパパ!魔法よ、止まりなさい!そして、一馬くんを返しなさい!」

 

ことは「みらい?」

 

みらいは何度も唱えた。それは水晶を介して校長も見ていた

 

校長「みらい君.....!?それに、今一馬君じゃと!?まさか、今一馬君は.......」

 

クマタ「そんな魔法で.....もう何をやっても無駄ダ」

 

クマタは諦めていた。そんなクマタにみらいは

 

みらい「無駄じゃない!」

 

クマタ「ん?」

 

と言った

 

みらい「ここで諦めちゃダメだって、モフルンがそう言ってる!」

 

クマタ「バカな、そいつはもう......」

 

みらい「居るよ!」

 

ことは「!?」

 

みらい「ここにいる。今も一緒に.....だから!諦めない!」

 

クマタ「あっ....」

 

そしてみらいの近くにリコが歩み寄った

 

リコ「思い出すわね。みらいと一馬に初めて会った時」

 

みらい「リコ」

 

リコ「あの時も、モフルンは喋れなくて、わたしは魔法が下手で、そして.....やっぱりみらいは前向きだった。一馬もね!。それなら....また奇跡が起きるかも!」

 

みらい「リコ!」

 

そして、ことはもみらいの横に来る

 

ことは「今はわたしもいるよ!」

 

みらい「はーちゃん!」

 

そして3人は魔法を唱える

 

みらい&リコ&ことは「キュアップ・ラパパ!魔法よ、止まりなさい!そして、一馬くん(一馬)を返しなさい!」

 

クマタ「......」

 

その頃フェスティバル会場では

 

「もうおしまいだ....」

 

「どうにも出来ない!」

 

と諦めている声がした

 

アイザック「ここなら何とか....ん?あ!先生!」

 

校長「まだ戦っている者達がいる....皆!願うのじゃ!我々にはまだ思いがある!」

 

水晶にはみらい達が映っていた。そしてフェスティバル会場にいる人達は祈った。そして、熊の森では熊が、海では人魚が、魔法界全ての生き物が祈っていた。みらい達は落雷に怯むことなく魔法を唱えた。

 

クマタ「くっ......俺は、どうすれば良い?」

 

クマタは悩んだ。そして

 

クマタ「なぁ、何か言ってくれよ!」

 

みらい&リコ&ことは「キュアップ....」

 

クマタ「キュアップ・ラパパ!」

 

みらい&リコ&ことは「!?」

 

クマタ「俺の魔法よ、止まれ!そして、あいつを返してくれ!」

 

クマタは3人に続いて唱えた。3人は驚いた

 

クマタ「キュアップ・ラパパ!止まってくれぇ〜!!」

 

そして4人は声を揃えた

 

みらい&リコ&ことは&クマタ「キュアップ・ラパパ!魔法よ!止まれぇ〜!!」

 

そして、光が放たれ、空は元に戻る

 

シャドウマター「何ダ......」

 

そして、辺りに風船が浮いていた

 

みらい「ああ.....」

 

リコ「これって、ミラクルライトの風船?」

 

とリコは気づいた。そう、これは魔法界の人間達がミラクルライトで出した風船だった

 

クマタ「何ダ、これは?」

 

みらい「願いだよ」

 

クマタ「願い?」

 

みらい「感じる.....たくさん.....の願い。なんて暖かい光.......」

 

そして3人は体が浮き上がり、ピンクの光に包まれた。そして3人はプリキュアに変身した

 

ミラクル(ダイヤ)「あ!」

 

マジカル(ダイヤ)「これは?」

 

すると光が集まりだし、願いの石が変化したリンクルストーンは、更に変化し、ピンクのリンクルストーンとなった。そしてセットしたような音が響くと思ったら

 

モフルン「モフ....」

 

すると、モフルンの形になる

 

3人「あっ.......」

 

モフルン「とーっても、甘い匂いがするモフ」

 

モフルンは、復活した.....3人は涙を流してモフルンを抱きしめた

 

3人「モフルン!」

 

モフルン「モフー!」

 

校長「これは....プリキュア!」

 

水晶で見ていた校長は驚いていた

 

そして、モフルンとクマタは見つめ合う

 

モフルン「クマタ。クマタの声、聞こえてたモフ」

 

クマタ「許してくれるのか?俺を?」

 

モフルン「もちろんモフ。クマタとモフルンは友達モフ」

 

モフルンは手を差し伸べる

 

クマタ「モフルン.....ありがとう......」

 

クマタもモフルンの手を掴んだ。そしてモフルンはキュアモフルンへと変わる

 

ミラクル(ダイヤ)「2人の奇跡!キュアミラクル!」

 

マジカル(ダイヤ)「2人の魔法!キュアマジカル!」

 

フェリーチェ「あまねく生命に祝福を、キュアフェリーチェ!」

 

キュアモフルン「モフモフモフルン!キュアモフルン!

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)&フェリーチェ&キュアモフルン「魔法つかいプリキュア!」

 

そしてコレを見た校長は水晶を使い、空に投影する

 

教頭「これは!」

 

「プリキュア!」

 

「プリキュアだ!」

 

コレを見た人達は騒ついていた。プリキュアを見た怪物は

 

シャドウマター「月の呼吸、壱ノ型、闇月・宵の宮(やみづき・よいのみや)」

 

と言うと、魔法陣から三日月の形をした斬撃が飛んできた。ミラクル達は飛び上がって回避する。そして空中でフレアドラゴンが回収した

 

フェリーチェ「ありがとう」

 

フレアドラゴン「グァ!♪」

 

シャドウマター「雷の呼吸、伍ノ型、熱界雷」

 

怪物は魔法陣から雷の斬撃を飛ばしてきたが、フレアドラゴンには当たらなかった

 

ミラクル(ダイヤ)「でも、あんなのどうすれば.....」

 

シャドウマター「破壊してやる」

 

すると怪物の中心が光った

 

ミラクル(ダイヤ)「!?中に何か居る!」

 

ミラクルはその光に気付いた

 

クマタ「恐らく、魔法の中心ダ。恐らくあいつもそこに.....」

 

ミラクル(ダイヤ)「一馬くんが.....よし、行こう!」

 

フェリーチェ「はい!」

 

シャドウマター「炎の呼吸、伍ノ型、炎虎」

 

怪物は、炎の虎を飛ばしてきた

 

マジカル(ダイヤ)「!?あの技は!」

 

フェリーチェ「やはり、一馬が中に.....はぁ!!!!」

 

フェリーチェはトルマリンバリアを展開して受け止めた

 

フェリーチェ「ぐっ........はぁ!」

 

苦しそうだったが、何とかかき消した。そして体内に突入した。怪物の体内へと入ったミラクル達。進んでいるとある人物を見つけた。それは

 

ミラクル(ダイヤ)「!?一馬くん!」

 

宇宙の様な空間に一馬がいた。だが、髪型が逆立ち、目は赤く光り、服が黒く染まっていた。そして、顔にあの怪物と似たような模様が浮かんでいた

 

マジカル(ダイヤ)「待って!様子がおかしいわ!」

 

そして一馬の口が開いた。だが声は別の声が聞こえた

 

一馬(シャドウマター憑依)「オレはシャドウマター。元そいつの影にして、全てを破壊する者!このカラダはオレがいただいたゾ!」

 

フェリーチェ「一馬の体から出ていきなさい!」

 

一馬(シャドウマター憑依)「断る。邪魔するのなら、お前達も破壊するゾ」

 

シャドウマターは日輪刀を構えた

 

クマタ「あれは、俺の魔法....歪んだ願いが生んでしまった俺の影.....」

 

一馬(シャドウマター憑依)「そうダ!お前の歪んだ願いによって生まれたのがオレダ。お前はもういらない。お前もそいつら共々破壊してやるゾ!」

 

クマタ「.....」

 

ミラクルは落ち込んでいるクマタにミラクルライトを見せた

 

クマタ「あ.....」

 

ミラクル(ダイヤ)「後は任せて......」

 

クマタ「あ.....うん」

 

クマタは傾いた

 

ミラクル(ダイヤ)「シャドウマター!一馬くんを返してもらうわ!」

 

一馬(シャドウマター憑依)「やれるものなら、やってみろ!」

 

そして、戦いが始まった



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キュアモフルン編8話

[一馬サイド]

 

一馬「くっ....はっ!?」

 

ここは何処だ?

 

一馬「みらい!リコ!ことは!ちっ何処に居るんだ」

 

すると

 

シャドウマター「居ないゾ。お前の仲間は」

 

一馬「!?」

 

声がした。オレは声の方を向くとそこには、ダークマターのような奴がいた

 

一馬「お前は何者だ!ここは何処だ!」

 

シャドウマター「俺はシャドウマター。ダークマターの歪んだ願いによって生まれた影.....そして、ここはお前の心の中ダ」

 

一馬「心の中だと!?」

 

シャドウマター「お前の体は俺が乗っ取った。取り戻したければ、俺を倒すが良いゾ」

 

だったら、やってやろうじゃないか!オレはシャドウマターに向かって走った

 

一馬「うぉぉぉぉぉ!!!!」

 

[ナレーション]

 

4人はフレアドラゴンから飛び降りた

 

[キラメク誓い]

 

一馬(シャドウマター憑依)「風の呼吸、玖ノ型、韋駄天台風!」

 

シャドウマターは大小のさまざまな斬撃を飛ばしてきた

 

マジカル(ダイヤ)「リンクル、ムーンストーン!」

 

マジカルはムーンストーンの魔法で韋駄天台風を防いだ。そして向かってきた、ミラクル、フェリーチェ、モフルンをシャドウマターは

 

一馬(シャドウマター憑依)「はぁ!せやっ!」

 

フェリーチェ「キャァ!?」

 

キュアモフルン「モフ!?」

 

フェリーチェとモフルンを蹴り落とした。しかし、ミラクルには回避された

 

一馬(シャドウマター憑依)「ちっ、1人仕留め損ねたか。まぁ良い、水の呼吸、壱ノ型、水面斬り!」

 

シャドウマターは水状の斬撃をミラクルに飛ばした

 

ミラクル(ダイヤ)「リンクル、アメジスト!」

 

ミラクルはアメジストの魔法で斬撃を魔法陣内で通過させることで回避した

 

一馬(シャドウマター憑依)「何!?」

 

フェリーチェ「はぁぁ!」

 

下からフェリーチェが蹴り上げようとしてきた

 

一馬(シャドウマター憑依)「そうはいかんゾ。捌ノ型、滝壺!」

 

シャドウマターは滝壺を繰り出してフェリーチェを叩き落とした

 

フェリーチェ「あぁ!?」

 

一馬(シャドウマター憑依)「ヒノカミ神楽・幻日虹(げんにちこう)!」

 

後ろから、モフルンが攻撃しようしたのだが、残像で回避される

 

キュアモフルン「モフ!?」

 

一馬(シャドウマター憑依)「はぁ!」

 

そしてモフルンに斬撃を飛ばした

 

一馬(シャドウマター憑依)「月の呼吸、陸ノ型、常世孤月・無間!(とこよげつ・むけん)」

 

シャドウマターは日輪刀を一振りした。すると無数の三日月状の斬撃がプリキュア達を襲った

 

キュアモフルン「モフ!?」

 

マジカル(ダイヤ)「くっ....」

 

一馬(シャドウマター憑依)「岩の呼吸、壱ノ型、蛇紋岩・双極!(じゃもんがん・そうきょく)」

 

シャドウマターは巨大な斧と鉄球のようなエネルギーの塊を生成し、それを操ってミラクル、マジカル、モフルンを潰した。潰したと思ったその時

 

一馬(シャドウマター憑依)「何!?」

 

3人はルビースタイルに変身した

 

[その頃、心の中では]

 

一馬「はぁぁ!!!!!」

 

オレはシャドウマターに向かって何度も殴った。が、全て防がれてしまう

 

シャドウマター「むん!」

 

一馬「ぐぁ!?」

 

オレはカウンターを喰らってしまう

 

シャドウマター「その程度か?」

 

一馬「まだまだぁ!!!!!」

 

オレはまだ立ち上がり、向かった

 

[再びナレーション]

 

クマタ「頑張れ!」

 

クマタはフレアドラゴンの上に乗りながら、ミラクルライトを持って応援していた

 

一馬(シャドウマター憑依)「目障りだ!消えろ、絞りカスめ!!!蛇の呼吸!弐ノ型!狭頭の毒牙!(きょうずのどくが)」

 

クマタに向けて、蛇のように唸る斬撃を飛ばした

 

クマタ「!?」

 

クマタに迫ったその時!トパーズスタイルになったミラクルが網を使い斬撃をキャッチし、キャンディのような形にする

 

マジカル(トパーズ)「たぁぁぁ!!!!」

 

そのキャンディをマジカルはラケットで打ち返した

 

キュアモフルン(トパーズ)「大丈夫モフ?」

 

一馬(シャドウマター憑依)「水の呼吸、拾壱ノ型、凪!」

 

しかし、シャドウマターはそれを凪で打ち消した。そしてすかさず

 

一馬(シャドウマター憑依)「ヒノカミ神楽・炎舞!」

 

十字の赤い斬撃を飛ばしてきた

 

キュアモフルン(トパーズ)「はっ!」

 

だがキュアモフルンは傘を作り出し、斬撃を防いだ

 

一馬(シャドウマター憑依)「ちっ....」

 

フェリーチェ「リンクル、ピンクトルマリン!」

 

そこにフェリーチェがトルマリンバリアを展開した

 

一馬(シャドウマター憑依)「!?動けん!?」

 

そしてシャドウマターはトパーズの力でプリンに包まれた。その時、シャドウマターは黒いオーラを纏った

 

一馬(シャドウマター憑依)「大嫌いダ!破壊してやる!!!お前らなんてえええええ!!!!」

 

そしてプリンを粉砕したシャドウマターは日輪刀を構える

 

一馬(シャドウマター憑依)「炎の呼吸!玖ノ型!煉獄!!!!!」

 

シャドウマターは黒炎の龍となってプリキュア達に突撃してきた

 

一馬(シャドウマター憑依)「うぉぉぉぉ!!!!!!」

 

プリキュア達「くぅぅぅぅぅ!!!!!」

 

クマタ「頑張れ!!!!」

 

ミラクル(トパーズ)「はっ!」

 

クマタは必死に叫んだ。その声にはっとするミラクル

 

クマタ「プリキュア!!!!」

 

ミラクル(トパーズ)「だああああああ!!!!」

 

一馬(シャドウマター憑依)「!?ぐあっ!?」

 

ミラクル達に押されて、炎の龍が消えた。そしてミラクル、マジカル、モフルンは、トパーズの光の玉を使い、何と他のスタイルのミラクルとマジカルを作り出した

 

一馬(シャドウマター憑依)「!?うぉぉぉぉ!!!!!!」

 

プリキュア達「はぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

一馬(シャドウマター憑依)「月の呼吸!伍ノ型!月魄災渦!(げっぱくさいか)」

 

そう叫ぶと、突然三日月状の斬撃がシャドウマターの周りに現れ、プリキュア達に向かって飛んでいった。だがプリキュア達はそれを回避してトパーズのミラクルとマジカルがシャドウマターを掴んだ

 

一馬(シャドウマター憑依)「離せ!!!」

 

モフルン(トパーズ)「モフー!」

 

そこへモフルンが頭突きしてきた

 

一馬(シャドウマター憑依)「はがぁ!?」

 

そしてモフルンを捕まえたシャドウマターをサファイアのミラクルとマジカルが光の帯でこうそくし、それをルビーのマジカルが叩き落とし、ルビーのミラクルがライジングファイヤーで打ち上げた。そこへ更にダイヤのミラクルとマジカルが攻撃をした

 

校長「頑張れ!プリキュア!」

 

その頃、戦いの映像を見てた校長はミラクルライトを掲げて叫んだ

 

教頭「校長先生.....」

 

校長「皆!声をあげるのじゃ!願いを言葉に、言葉は魔法に魔法は奇跡を呼ぶ!」

 

そして、この校長の呼びかけで、魔法界中はプリキュアを応援した

 

「頑張れ!!!プリキュア!!!頑張れ!!!プリキュア!!!頑張れ!!!」

 

クマタ「プリキュア!!!」

 

その時、モフルンが身につけているピンクのリンクルストーンが輝き出した

 

一馬(シャドウマター憑依)「何ダ.....あの忌々しい光は!」

 

キュアモフルン(トパーズ)「甘い匂いモフ......とっても甘い匂いモフ!」

 

すると、レインボーキャリッジが現れた

 

ミラクル(トパーズ)「行こう!」

 

キュアモフルン&マジカル(トパーズ)&フェリーチェ「ええ!(モフ!)」

 

そしてキャリッジにピンクのリンクルストーン。ハートフルリンクルストーンがセットされる

 

プリキュア達「みんなの願いを!」

 

するとキャリッジから光が4つ飛んできて、プリキュア達の姿を変えた。そしてプリキュア達はシャドウマターを囲んで抱きしめた

 

一馬(シャドウマター憑依)「お前ら!!!離せ!!!」

 

ミラクル(ハートフル)「一馬くんを返して!」

 

一馬(シャドウマター憑依)「こいつは俺の体!誰にも渡すものか!!!!」

 

マジカル(ハートフル)「一馬.....戻ってきて」

 

マジカルは一馬の唇にキスをした

 

一馬(シャドウマター憑依)「ん!?」

 

フェリーチェ(ハートフル)「みんながあなたを待っていますよ」

 

続いてフェリーチェがキスをする

 

一馬(シャドウマター憑依)「!?やめろ!!!」

 

キュアモフルン(ハートフル)「やめないモフ!モーフ!」

 

続いてモフルンがキスをした。そして最後にミラクルが

 

ミラクル(ハートフル)「一馬くん。一緒に帰ろう?」

 

唇にキスをした

 

[一馬の心の中]

 

シャドウマター「うぉぉぉぉぉ!!!!!」

 

何だ、あいつ、苦しんでいる?.....!?何だ、力が湧いてくる!

 

一馬「よくもコケにしてくれたな。お貸しだ!!!!」

 

オレは奴の懐に飛び込んだ。そして

 

一馬「はぁぁぁあ!!!!」

 

殴り、蹴りまくった。そしてトドメに

 

一馬「オレの体から!出て行け!!!!」

 

ライダーキックをお見舞いした

 

シャドウマター「ウォォォォ!!!!」

 

そしてオレは意識を失った....

 

[ナレーター]

 

一馬(シャドウマター憑依)「ウォォォォ!!!!」

 

一馬から黒いオーラが出て行く、そして、一馬は元に戻った

 

ミラクル(ハートフル)「一馬くん!」

 

ミラクルは一馬を抱き抱えてフレアドラゴンの上に一旦戻った。しばらくすると、一馬は目醒めた

 

[一馬視点]

 

一馬「う、うぅ.....ん.....」

 

オレは目を開けた。そこには、みらい、リコ、ことは、それにモフルン、そしてダークマターがオレを囲んでいた。この感触は、フレアドラゴンの上か?

 

一馬「みんな....」

 

ミラクル(ハートフル)「一馬くん.....一馬くん!」

 

ミラクルが抱きついてきた

 

一馬「心配かけて、悪かったな.....」

 

マジカル(ハートフル)「バカ.....」

 

フェリーチェ(ハートフル)「心配したんですよ.......」

 

キュアモフルン(ハートフル)「一馬が戻って来て、嬉しいモフ!」

 

クマタ「良かった....」

 

一馬「モフルンお前、戻って来たんだな。良かった.......!?」

 

オレは奴の気配を感じ取った

 

シャドウマター「ウォォォォ!!!まだだ!まだ終わらんゾ!!!!全てを破壊するまでは、破壊するまでは!!!!」

 

ミラクル(ハートフル)「シャドウマター!」

 

クマタ「お願いダ.........もう、あいつを楽にしてやってくれ」

 

一馬「ダークマター.....」

 

クマタ「クマタで良いゾ......」

 

一馬「分かったぜクマタ!」

 

行くぜクリスタル

 

クリスタル『あぁ、あいつに乗っ取られた借りを存分に返せ!』

 

そのつもりさ!

 

一馬「超装着!アルバトリオン!」

 

オレは光に包まれながら飛んだ

 

シャドウマター「お前!もう一度俺の肉体に......」

 

一馬(エスカドラX)「悪いが、それは断る。今までオレの体を使って暴れ、そしてみらいたちを傷つけた分」

 

オレはアル・ファリアを手に取り、回して構えた

 

一馬(エスカドラX)「たーっぷりと払ってもらうぜ!」

 

さぁ、狩りの........いや、裁きの時間(ジャッジメント・タイム)だ!



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キュアモフルン編9話

キュアモフルン編終了〜次回からまた本編になりまーす


一馬(エスカドラX)「はぁぁぁあ!!!」

 

シャドウマター「ウォォォォ!!!」

 

オレとシャドウマターは激突した

 

シャドウマター「消えろ!!!」

 

シャドウマターは火炎弾を撃って来た。これくらい!

 

一馬(シャドウマターX)「水の呼吸!陸ノ型!ねじれ渦!」

 

オレは水の竜巻を繰り出して、火炎弾を掻き消した

 

シャドウマター「何!?」

 

今だ!オレは背中にアル・ファリアを仕舞い、右拳に赤黒い雷のエネルギーを纏わせる

 

一馬(エスカドラX)「ドラゴンインパクト!!!」

 

シャドウマターに接近し、奴の顔面に右ストレートをお見舞いした

 

シャドウマター「ウォッ!?」

 

一馬(エスカドラX)「からの!ブリザーラッシュ!」

 

オレはアル・ファリアを持ち、氷を纏わせて、切り裂いた

 

シャドウマター「がぁ!?」

 

一馬(エスカドラX)「まだまだ!ギガブレイク!」

 

オレはギガブレイクでシャドウマターを切り裂いた

 

シャドウマター「ウォォォォ!?調子に乗るなぁぁぁぁ!!!!」

 

シャドウマターは反撃して来た。オレは回避が間に合わずまともに受けてしまった

 

一馬(エスカドラX)「ぐわぁ!?」

 

シャドウマター「お前なんて!お前なんてぇぇぇ!!!!」

 

そこからエネルギー弾を連射して来た

 

一馬(エスカドラX)「うわぁぁぁぁ!!!!」

 

ミラクル(ハートフル)「一馬くん!」

 

シャドウマター「さて、次はお前達の番ダ、プリキュア、そして絞りカス」

 

ぐっ、させるか......

 

一馬(エスカドラX)「はぁぁぁあ!!!」

 

オレは体制を立て直して、シャドウマターの元へ向かった

 

シャドウマター「!?お前!」

 

一馬(エスカドラX)「まだだ、まだ終わってねぇぞ!!!!」(マスク割れ)

 

あれ、右目だけ普通に見えているという事は、マスク割れって奴?

 

シャドウマター「いい加減!諦めるんダ!!!」

 

一馬(エスカドラX)「オレは諦めない!お前を......お前を裁くまではなぁ!!!」

 

シャドウマター「戯言を言うなぁぁぁ!!!」

 

シャドウマターは炎となって突進して来た

 

一馬(エスカドラX)「炎の呼吸!壱ノ型!」

 

対するオレもアル・ファリアに炎を纏わせてシャドウマターに立ち向かう

 

シャドウマター「今度こそ終わりダァァァァァ!!!」

 

一馬(エスカドラX)「不知火!!!!」

 

そして激突した

 

シャドウマター「このままお前を破壊してやるゾ!ウォォォォ!!!!」

 

一馬(エスカドラX)「オレは破壊されねぇ!魔法界も破壊されてたまるかぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

オレはシャドウマターに押し勝った

 

シャドウマター「何ぃ!?」

 

一馬(エスカドラX)「これで終わりだ!豪雷.....厳氷.....」

 

オレは最期ノ審判の準備をした

 

シャドウマター「!?させるかぁぁぁ!!」

 

シャドウマターが向かって来た。不味い!その時だった

 

ミラクル(ハートフル)「とびっきりの奇跡と!」

 

マジカル(ハートフル)「ひかれあう魔法と!」

 

フェリーチェ(ハートフル)「そこから紡がれる幸せを!」

 

キュアモフルン(ハートフル)「あきらめないモフ!」

 

シャドウマター「!?プリキュア!!!」

 

一馬(エスカドラX)「暴水.....猛火.....」

 

なんとみらいたちが来た。そして

 

プリキュア (ハートフル)『フル・フル・フルフルリンクル!プリキュア・ハートフルレインボー!』

 

シャドウマターを虹色の塊で包み込んだ

 

シャドウマター「ウォォォォ!?う、動けん.....」

 

ミラクル(ハートフル)「一馬くん!」

 

マジカル(ハートフル)「今よ!」

 

フェリーチェ(ハートフル)「シャドウマターを!」

 

キュアモフルン(ハートフル)「倒すモフ!」

 

オレは頷いた。そして

 

一馬(エスカドラX)「龍雷!!!!」

 

そしてアル・ファリアから巨大な光の刃が現れた

 

一馬(エスカドラX)「エスカトン.......ジャッジメント!!!!」

 

オレは虹色の塊ごとシャドウマターを切り裂いた

 

シャドウマター「ウォォォォ!!!!!!」

 

そしてシャドウマターは消滅した。そして空間も消えて空が見えた。オレたちは降り立って装着を解除、みらいたちは変身解除した

 

一馬「終わったな.....」

 

みらい「うん....」

 

するとモフルンの付けていた石が消滅した

 

ことは「願いの石が!?」

 

リコ「次はまた100年後ね」

 

ことは「じゃあ次のお願いを考えとかなくっちゃ!」

 

一馬「アホか!100年後はオレら寿命で死んでるわ!」

 

とそんな会話をしてる中、クマタは遠くから見ていた

 

モフルン「あ、クマタ!」

 

モフルンは走り寄った

 

モフルン「一緒に来るモフ?」

 

クマタ「いや、いい。もう十分ダ」

 

そしてクマタは手を上げて

 

クマタ「またな!」

 

と言うモフルンも嬉しそうに

 

モフルン「モフー!」

 

そしてクマタの前に、子熊が現れた

 

子熊「クマ......」

 

魔法界のクマってデフォルメされてるんだな。

 

クマタ「うん......」

 

クマタは何かを察して、子熊と手を繋いだ

 

みらい「ねぇ、リコ。クマタの本当の願いって......」

 

リコ「友達が欲しい......かな?」

 

ことは「だったら!」

 

一馬「あぁ。もう叶ってるな」

 

みらい「願いの石なんて、無くったって!」

 

モフルン「モーフー!」

 

一馬「さてと、会場に戻ろうぜ。心配してる奴らがいるかもしれないしよ!」

 

というわけで、オレたちは会場へ戻った。会場ではまだフェスティバルやってたぜ。あの襲撃があったから延長だとさ。で、オレはというと、みらいたちに最後まで付き合わされたぜっと....はぁ〜



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ドリームスターズ編
ドリームスターズ編1話


ドリームスターズ編スタート


デウスマストを倒した後、オレとみらいは魔法界、リコ、ことはと別れた.......はずだった。だがそんなに月日は経たずに、魔法界と繋がって、再び、リコとことはに出会った。ことは曰く「サクサクっと出来ちゃった」とのこと。そして、ある日の夜

 

なんだ......この景色、桜か......!?女の子と狼?狐?が狛犬のような奴に追いかけられている?

 

一馬「はっ!?はぁ.....はぁ.....なんだ今の夢は.......」

 

って、アレ?いつのまにか床で寝てた.......今何時だ?

 

一馬「げっ!?うぎゃぁぁぁ!!!!遅刻だぁぁぁ!!!!」

 

今日は魔法界に行くことになってたんだった!オレは寝巻きから私服に着替えた

 

クリスタル『全く、この寝坊助が。みらいたちが外にいるぞ』

 

一馬「分かったから!!!」

 

オレは私服に着替えると、クリスタルを首にぶら下げ、スマホと携帯バッテリーをポケットに入れ下に降りた。朝飯?そんなの食う時間は無いぜ!そのまま玄関へ行き、靴を履いて外へ出た

 

みらい「もう!遅いよ!」

 

ことは「一馬遅ーい!」

 

モフルン「遅いモフ!」

 

一馬「わ、悪りぃ......」

 

リコ「全く.....どうせゲームかスマホ弄ってて夜更かししてたんでしょ?」

 

一馬「うるせー、夜更かしして何が悪い」

 

リコ「悪いわよ!」

 

一馬「ぐっ......」

 

そして、オレたちは駅へ向かった。そして、カタツムリアに乗った

 

一馬「.......」

 

オレは夢の事を考えていた......あの夢は普通じゃない.......

 

ことは「一馬?どうしたの?」

 

一馬「......いや、何でもない」

 

ことは「?」

 

気分転換にTwitterを見てると、こんなツイートがあった

 

[日本中の桜の開花が今年は遅い]

 

っとどうやら今年は日本中の桜の開花が遅いようだ。っと、どうやら着いたようだ。オレたちはカタツムリアから降りた後、魔法商店街へ向かった

 

一馬「ん?おい、モフルンは?」

 

みらい「え?嘘!?モフルンがいない!?」

 

リコ「ちょっと!どこへ行ったのよ!?」

 

一馬「知るか!」

 

ことは「わたしも知らないよ?」

 

みらい「こうなったら!リコ!はーちゃん!」

 

そして、3人は箒を出した

 

みらい「一馬くんは地上からお願い!」

 

一馬「分かったぜ!」

 

そして、オレたちは一旦別れた。オレは人混みの中を走り回った。すると

 

「あー!宝石発見!」

 

とバカでかい声が聞こえた

 

一馬「何だ?」

 

クリスタル「行ってみる価値はあるぞ」

 

一馬「あぁ!」

 

オレは声のする方へ向かった

 

一馬「ここだな、声がしたのは.....!?」

 

オレは目の前の状況を見て、走った。そこには女の子3人とモフルンがいた。しかも捕まっている

 

一馬「おい!お前ら!」

 

それと同時に

 

みらい「何してるの?」

 

っとみらいとことはも来た

 

「?」

 

モフルン「みらい!はーちゃん!一馬!」

 

一馬「お、みらい、ことはも来たか」

 

ことは「一馬も!?」

 

みらい「一馬くんも来たんだね」

 

青髪「箒で...飛んでる!?」

 

茶髪「まるで魔法つかいです.....」

 

まーこいつらは魔法つかいだがな

 

みらい「モフルン!」

 

みらいの声に、モフルンはみらいの元へ向かった。よし無事だな。後は.....

 

みらい「あなたたち」

 

一馬「何でこいつと一緒にいたんだ?」

 

朱色の髪「これは.....その.....」

 

すると

 

リコ「どいて!どいて!」

 

リコが箒で向かって来た、不安定な動きでな。そして朱色の髪の女の子と激突した

 

リコ「ご、ごめんなさい......で、でも、落ちてないし!狙い通りだし!」

 

あ、ちょっと可愛い......じゃねぇ!

 

一馬「リコ!そいつはモフルンを連れて行こうとしてたんだぜ!」

 

リコ「何ですって!?」

 

朱色の髪「え!?いやいや、違うんです。これは.....」

 

すると後ろの絨毯を踏んでしまい、起動した絨毯に乗った

 

朱色の髪「うわぁ!?うわぁ!!!!」

 

そして、何とモフルンも絨毯に攫われた

 

一馬「モフルン!」

 

オレは走って追いかけた

 

みらい「大変!」

 

みらいも追いかけた

 

一馬「はっ!とぉ!」

 

オレは屋根に登って、屋根の上を走って追いかけた。追いかけていると、塔に引っかかった。そして、落下した。不味い!

 

一馬「たぁ!」

 

オレは大ジャンプしてモフルンを持った女の子をお姫様抱っこした

 

朱色の髪「え?」

 

一馬「間に合ったぜ.....」

 

朱色の髪「あ、ありがとう.......」////

 

みらい「よかった......でも、お姫様抱っこ良いなぁ.....」(小声)

 

そして、オレは道に降りて、女の子を降ろした。それと同時にみらいも降りて来た

 

みらい「大丈夫?」

 

朱色の髪「は、はい!」

 

みらい「良かった〜、あ、わたしは朝日奈みらいよろしくね」

 

一馬「坂田一馬だ。よろしく......!?」

 

嫌な匂いがするオレは上を向いた。そこには

 

赤狛犬「グルルルルル.......」

 

一馬「!?アイツは!」

 

夢の中で出て来た狛犬のような奴!そして

 

ヨクバール「ヨクバール!」

 

一馬「ヨクバールだと!?」

 

みらい「ヨクバール!?」

 

何でヨクバールが!?っとこの状況は....

 

一馬「一旦逃げるぞ!お前も逃げろ!」

 

朱色の髪「う、うん!」

 

オレたちはヨクバールから逃げた。その途中で

 

一馬「お前らも逃げろ!!!」

 

『え?』

 

ヨクバール「ヨクバール!!!」

 

リコ&ことは「ヨクバール!?」

 

青髪「か、怪物!?」

 

茶髪「ひぇぇぇ!?」

 

オレたちは広場に出た

 

ヨクバール「ヨクバールルルルルルルルル!!!!!」

 

ヨクバールは辺りを破壊し始めた

 

青髪「街が.....」

 

朱色の髪「止めなきゃ!」

 

茶髪「はい!」

 

一馬「いいや、ここは、オレたちに任せろ!みらい!リコ!ことは!行くぜぇ!」

 

みらい&リコ&ことは「うん!」

 

3人は変身した

 

みらい&リコ「キュアップ・ラパパ!ダイヤ!ミラクル・マジカル・ジュエリーレ!」

 

ことは「キュアップ・ラパパ!エメラルド!フェリーチェ・ファンファン・フラワーレ!」

 

ミラクル「二人の奇跡!キュアミラクル!」

 

マジカル「二人の魔法!キュアマジカル!」

 

フェリーチェ「あまねく生命に祝福を.....キュアフェリーチェ!」

 

ミラクル&マジカル&フェリーチェ「魔法つかいプリキュア!」

 

ちとオーバーかもしれんが、アレで行くぜ!

 

一馬「装着!」

 

オレはレウスXを装着し、日輪刀を装備した

 

一馬(レウスX)「クリスタルに選ばれし騎士!そして、悪を狩る狩人(ハンター)!坂田一馬!ここに見参!」

 

青髪「魔法つかい.....」

 

茶髪「プリキュア......そして、坂田一馬.......さん......」

 

朱色の髪「わたしたちの他にも、プリキュアが!?」

 

ミラクル&マジカル&フェリーチェ「え!?」

 

一馬(レウスX)「どういうことだ!?まぁ良い、今はアレをどうにかするのが先だ。それが終わったら、今の言葉の意味を聞かせてもらうぜ!」

 

朱色の髪「は、はい!」

 

一馬(レウスX)「オーケー.....行くぜ!みらい!リコ!ことは!」

 

ミラクル&マジカル&プリキュア「えぇ!」

 

オレたちはヨクバールに向かって走った

 

ミラクル「はぁ!」

 

マジカル「やぁ!」

 

ヨクバール「ヨクバール!!」

 

ミラクル&マジカル「きゃっ!?」

 

みらいとリコは同時に攻撃するが、弾かれてしまった

 

フェリーチェ「やぁ!」

 

ヨクバール「ヨクバール!?」

 

続いてことはが攻撃する、その攻撃でヨクバールは吹っ飛んだ

 

一馬(レウスX)「炎の呼吸!参ノ型!気炎万象!」

 

ヨクバール「ヨクバール!?」

 

オレは気炎万象でヨクバールを真っ二つにした

 

朱色の髪「刀!?ってことは.....」

 

ヨクバール「ヨクバール!」

 

真っ二つにされたヨクバールは何と再生した

 

ミラクル「再生した!?」

 

一馬(レウスX)「ちっ、無駄にタフだな......」

 

そしてそのまま回転しながらジャンプして来た

 

一馬(レウスX)「弐ノ型!昇り炎天!」

 

オレは上方向に炎の斬撃を飛ばした。しかし、ヨクバールはそれをかき消した

 

ヨクバール「ヨクバール!!!」

 

一馬(レウスX)「何!?ぐわぁ!?」

 

ミラクル&マジカル&フェリーチェ「きゃぁぁぁ!!!」

 

そしてオレたちは吹っ飛ばされた。ちっ、ヨクバールの癖にやりやがる......!?何だ!?突然オレたちは桃色の光に包まれた



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ドリームスターズ編2話

『うわぁぁぁ!!!』

 

ゼツボーグ「ゼツ?ボーグ!?」

 

オレたちは何かに激突した

 

一馬(レウスX)「ててて.....おーい、大丈夫か?」

 

ミラクル「う、うん」

 

マジカル「まぁね」

 

フェリーチェ「大丈夫です」

 

ゼツボーグ「ゼツ.....ゼツ?」

 

激突したもの、それは新手の怪物だった。ん?モノアイ....たしかはるかたちが戦ってたという、確か、ゼツボーグだっけか

 

ミラクル&マジカル&フェリーチェ「!?」

 

一馬(レウスX)「ちっ」

 

するとそこへ

 

ヨクバール「ヨクバール!」

 

ヨクバールも現れた

 

クリスナイト(レウスX)「くっ、囲まれたか.....」

 

ヨクバール「ヨクバール!」

 

ゼツボーグ「ゼツボーグ!」

 

オレたちに向かってくる怪物たち、その時!突如何かが現れて吹っ飛ばした。吹っ飛ばしたのは......

 

フローラ「お待たせ!」

 

一馬(レウスX)「お前は!」

 

ミラクル「フローラ!」

 

何とキュアフローラことはるかだった。さらに!

 

トゥインクル「全く、あたしたちを置いていかないでね」

 

ミラクル&マジカル&フェリーチェ「みんな!」

 

みなみときららとトワ、そしてアイツらもいた。見たこともない顔がちらほらいるけどね

 

ミラクル「何で、どうしてここに.....」

 

トゥインクル「そんなことより、アレ」

 

ヨクバールとゼツボーグが立ち上がっていた

 

一馬(レウスX)「もう遊びは終わりだ。一瞬で終わらせてやる!はぁ!」

 

オレはアビスシリーズを装着した

 

青髪「変わった!?」

 

オレは日輪刀を抜刀して構えた

 

一馬(アビス)「オレから離れろ」

 

その言葉でみらい達はうなづいて、離れた。よし

 

一馬(アビス)「シィィィィィ」

 

ヨクバール「ヨ、ヨク?」

 

ゼツボーグ「ゼツ?」

 

一馬(アビス)「雷の呼吸!陸ノ型!電轟雷轟!」

 

オレは近づいてあっという間に二体を切り裂いた

 

ヨクバール「!?」

 

ゼツボーグ「!?」

 

ヨクバールとゼツボーグは瞬く間に細切れになって消滅した

 

『........』( ゚д゚)

 

オレは日輪刀を回しながら鞘に収めた。そして、元に戻った

 

一馬「ふぅ.....」

 

ピンク髪の少女「す、凄い!」

 

はるか「みらいちゃん!一馬くん!」

 

みらい「はるかちゃん!」

 

一馬「みなみたちまで!」

 

リコ「どうしてここに?というか、あなたたち誰?」

 

一馬「そうだった。お前ら何者なんだ?」

 

オレたちは朱色の髪の女の子たちの方へ向いた。その中には、あの夢で見た奴もいた

 

青髪「えーっと.....」

 

朱色の髪「わたしたちも、プリキュアなんです!」

 

きらら「え?」

 

一馬「はぁ?」

 

青髪「あはは、急に言っても信じられませんよね」

 

茶髪「あ、そうだ。変身すれば....」

 

朱色の髪「うん!」

 

みらい「大丈夫。そうじゃないかなって思ってた」

 

はるか「うん」

 

プリキュア特有の気配とかあんのか?

 

桃髪の女の子「鍵のプリキュアと宝石のプリキュア.....そして、刀の剣士......」

 

朱色の髪「わたしたちはスイーツのプリキュア!」

 

スイーツだぁ?

 

桃髪の女の子「みんな.....揃った!」

 

きらら「ねぇ、この子は誰?」

 

朱色の髪「この子はサクラ、じつはサクラの故郷が大変なの!」

 

一馬「......!?」

 

みらい「一馬くん?....!?」

 

『!?』

 

オレたちは柱の上を見た。そこには、仮面を付けた女が立っていた

 

一馬「あいつ、やる気のようだな.....」

 

サクラ「もしかして、鴉天狗の仲間?」

 

鴉天狗......そいつがボスか!

 

はるか「みんな!」

 

みなみ&きらら&トワ「うん!」

 

はるかたちはプリンセスパフュームを出すが

 

?「甘い!」

 

何と相手は折り紙手裏剣でパフュームをはるか達の手から落とした、さらに!景色が灰色になった

 

朱色の髪「な、何これ!?」

 

突然体が動かなくなった。奴はこちらに向かって来た

 

一馬「か、体が動かねぇ.....ザ・ワールドとは違うようだが........き、貴様は何者だ!」

 

朱色の髪「どうしてこんなことを!」

 

五月雨「我が名は五月雨。プリキュアの輝き、そして坂田一馬、貴様の刀、頂く!」

 

そして五月雨は手裏剣を出して来た、不味い!切られる!とその時

 

サクラ「くっ.....」

 

一馬「サクラ!?」

 

サクラが庇うように立っていた。てか、この空間の中を動いている!?

 

五月雨「貴様、なぜ動ける?」

 

一馬「サクラ!逃げろ!」

 

五月雨「先ずは、お前からだ!」

 

五月雨はサクラを切ろうとする。しかし

 

五月雨「くっ......」

 

五月雨は突然苦しんだ。すると五月雨の手裏剣が折り鶴になった。もしかして、洗脳されているのか?そして、時が再び動いた

 

みらい「体が動く.....」

 

五月雨は後ろに下がった。逃げる気か?

 

一馬「逃すか!」

 

オレは日輪刀を出して五月雨に斬りかかる。しかし、逃げられた

 

一馬「ちっ」

 

オレは鞘に納刀した

 

朱色の髪「はぁ....助かった...」

 

妖精「凄い力だったペコ」

 

アロマ「でも、どうして、サクラに攻撃しなかったロマ?」

 

一馬「.......」

 

サクラは折り鶴を拾った

 

トワ「何だか、大変なことになっているようですわね」

 

ことは「何が起きているのか、詳しく教えて」

 

すると、誰かの腹の虫が鳴り響いた

 

一馬「リコ.....」

 

リコ「!?ちょ、ちょっと気が抜けただけだし!」

 

腹の虫はリコから鳴っていた

 

一馬「はぁ.....お前なぁ.....」

 

一馬以外「あはははは!!!」

 

そうか、もうこっちは夕方なのか

 

青髪「とりあえず、ご飯にしますか!」

 

みなみ「でもどこで?」

 

朱色の髪「わたしたちに任せてください!」

 

一馬「.........は?」



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ドリームスターズ編3話

するとトランクを出して、それを置いた。すると建物になった。ドラゴンボールのポイポイカプセルかよ.......で、自己紹介をした。朱色の髪がいちか、茶髪がひまり、青髪があおい、紫髪の人がゆかりさん、赤髪の宝塚みたいな人があきらさん、そして妖精のペコリンだ。そしてオレたちは買い出しに出かけた。あ、ここはいちご坂って町だったぜ。そしていちかたちはスイーツをオレはカレーを作り始めた

 

いちか「お待たせ!」

 

みらい「うわぁ〜!」

 

みらい&リコ&ことは「モフルンだ!」

 

モフルン「モフー!」

 

みらい「すっごーい!これいちかちゃんたちが!?」

 

いちか「はい!」

 

あおい「一馬が作ったカレーもあるよ!」

 

みなみ「手伝うわ」

 

ひまり「どうぞ」

 

きらら「ありがとう」

 

トワ「こんなかわいいお菓子初めて見ましたわ」

 

ことは「食べるのがもったいないよ!はむっ!」

 

トワ「本当ですわね!はむっ!」

 

きらら「ってめちゃめちゃ食べてるし」

 

トワ「あら?」

 

ことは「だって美味しいんだもん!」

 

はるか「何だかトワちゃんとはーちゃんって似てるね」

 

トワ「そうですか?」

 

ことは「そう?」

 

はるか「ほら!」

 

一馬以外「あははは!!」

 

きらら「そういえばかずっちは?」

 

あきら「あー一馬くんは......まだカレーを作ってるよ」

 

ゆかり「彼曰く、オレ専用のカレーらしいわ」

 

リコ「一馬専用.......まさか!?」

 

[その頃]

 

一馬「えーっと、デスソースを1本入れたが.....まだまだだなぁ。よし、もう一本投入だ!」

 

オレはみらいたちのカレーを作った後、デッドオアライブカレーをベースにしたオレ専用のカレーを作っていた

 

みらい「やっぱり........」

 

リコ「全く、あの激辛バカは.......」

 

ことは「からーい!」

 

トワ「何という匂い....」

 

ひまり「な、なんですかこの辛い匂いは!」

 

きらら「うへぇ〜あたしはしーらないっと」

 

そしてカレーが完成した後、白飯にかけて食べた。ちなみに白飯は電子レンジでやる奴を大量に買ったから、それにかけて食べているぜ

 

一馬「コイツはうめぇや!」

 

はるか「えー!?平気なの!?」

 

あきら「へ、平気なのかい?」

 

一馬「え、平気っすよ?」

 

あおい「平気!?」

 

みなみ「い、色んな意味で凄いわね.......」

 

ゆかり「平気って.....ふふふ、あなたって結構面白いわね」

 

いちか「ス、スイーツを.....」

 

一馬「あ、オレいらんから」

 

いちか「な、なんですとぉ!?」

 

そして、オレはカレー1鍋分を完食した後、外に出て日輪刀を出して素振りを始めた



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ドリームスターズ編4話

一馬「ふぅ、休憩っと.....ん?」

 

サクラ「うっ....うぅ.....」

 

階段ですすり泣いているサクラを見つけた

 

一馬「どうしたんだサクラ?」

 

サクラ「何でもない.......」

 

一馬「何でもない涙なんてねぇぜ」

 

いちか「そうだよ」

 

いちかも来た

 

サクラ「何か....色々思い出しちゃって......シズク」

 

いちか「シズク?」

 

シズク.....あの青い狐の名前、そして、あの五月雨の正体.......

 

サクラ「うん、わたしの大切な友達......たった一人の.......友達なの.......」

 

一馬「......」

 

サクラ「友達の仲間に入れなくて、寂しくて、いつも一人で泣いてて、でも、シズクが話しかけてくれた。追いかけっこしたり、一緒にお昼寝したり、体が震えちゃうくらい嬉しくて。だから、シズクともう一度会いたいの!一緒にお話ししたいな!」

 

一馬「そうか........」

 

オレはサクラの肩に手を置いて、いちかは後ろから抱きしめた

 

いちか「大丈夫」

 

一馬「シズクは見つかるぜ!」

 

サクラ「いちか.....一馬......」

 

ふと後ろを見ると、いつのまにか集合していた

 

あきら「絶対に、シズクを助けよう」

 

あおい「あたしたち友達じゃん!」

 

ひまり「一人だなんて、悲しいこと言わないでください」

 

サクラ「みんな.....」

 

ゆかり「サクラは一人じゃない......」

 

いちか「それにさ、サクラ一緒に手伝って!」

 

サクラ「?」

 

いちかたちはサクラを連れて、キラパティに戻った。オレは素振りを続けた

 

一馬「この辺でやめとくか.....ん?」

 

今度は桃色の光が見えた。オレは光の近くに向かった

 

一馬「どうした!何があった......扉?」

 

そこには切株に扉が現れていた

 

サクラ「急に現れたの。で、開けようと思ったけど鍵が必要で.....」

 

はるか「だからわたしが開けようと.....」

 

一馬「そうか......でも、明日にしねぇか?」

 

みらい「そうだね、一馬くんの言う通りだよ。今日はもう寝ようよ」

 

そして明日行くことになった。そして翌日、はるか達はプリキュアに変身した。オレ?オレは装着しないぜ。まぁでも一応の武装として日輪刀を帯刀してるけどな

 

フローラ「はい、サクラちゃん」

 

フローラはサクラにドレスアップキーを渡した

 

サクラ「ありがとう」

 

モフルン「行ってらっしゃいモフ!」

 

アロマ「こっちのことは任せるロマ!」

 

パフ「パフたちがちゃんとお留守番してるパフ!」

 

一馬「おう、頼むぜ!お前ら!」

 

ペコリン「プリキュアも一馬もサクラも頑張ってペコ!」

 

ホイップ「うん!行ってくるね!」

 

そしてドレスアップキーで扉を開いた

 

ホイップ「いってきます!」

 

オレたちは扉に入った。扉に入ると、そこは、千本鳥居の道がある不思議な空間だった。初めて見たぞ千本鳥居なんて

 

ミラクル「綺麗....一馬くんもそう思うよね」

 

一馬「あ、あぁ.....でも、みらいの方がもっと綺麗だぜ」(小声)

 

ミラクル「何か言った?」

 

一馬「な、何でもねぇよ!」

 

しばらく歩いていると出口が見えた

 

マカロン「アレは.....出口?」

 

サクラ「ここを通ったら......もう戻れない.....」

 

一馬「戻れない.....か......そんなのオレたちには関係ねぇぜ!」

 

ホイップ「そうだよ。みんなで満開の桜を取り戻して、一緒にお花見しよ!ね?」

 

オレたちは手を繋いで輪になった

 

ミラクル「わたしたちは、みんなで何度もピンチを乗り越えて来られた。それは、仲間が一緒に居てくれたからだよ。ほら」

 

ホイップ&サクラ「みんな.....」

 

フローラ「希望は絶対に失っちゃいけない。どんなに辛い時でも、仲間を信じて、希望を捨てないで。そうすれば、絶対前に進めるから」

 

すると光がオレたちを包み込んだ。な、何か変な感じになったぜ。そして、サクラの衣装も少し変わっていた。それにしても、何か立体的になったような.....いや、立体的になってる

 

一馬「それが、お前の本当の姿か。へっ、中々綺麗じゃねぇか」

 

サクラ「っ.....み、みんなも!」

 

マーメイド「わたしたちの世界とは、全然違うのね」

 

一馬「何か、立体的になったなオレたち」

 

トゥインクル「あたしは気に入ったけど!」

 

ホイップ「みんな.....行くよ!」

 

一馬「おうよ!」

 

一馬以外「うん!」

 

オレたちは扉をくぐった。そこは竹林だった。しばらく歩いていると

 

一馬「!?離れろ!」

 

ミラクル「え、う、うん!」

 

ミラクルたちは後ろに下がった。よし!

 

一馬「全集中!水の呼吸!捌ノ型!滝壺!」

 

赤狛犬「ぐわぁ!?」

 

黄狛犬「おわぁ!?」

 

オレは地面に水を纏った日輪刀を振り下ろした。すると、オレの周りに水の渦が巻き起こり、地中から狛犬2匹が現れた

 

黄狛犬「いってぇ!?このガキ何しやがる!」

 

赤狛犬「ちっ、お前らちょこちょこ逃げ回るんじゃねーよ!土の中に埋まってずーっと待ってたんだぞ。なのにそこのガキがあんな技で俺たちを引き摺り出しやがって!」

 

黄狛犬「五月雨がお前らの気配を感じたから、地中にスタンバって驚かしてやろうと思ったのに」

 

一馬「いいやこれでも驚いてるぜ」

 

狛犬「え!?ほんと!?」

 

一馬「お前ら、喋れるほど知能があったんだなって」

 

狛犬「そっちかよ!」

 

赤狛犬「何だお前ら、俺たちが喋れないと思ってたのかよ。引っかかった引っかかった。ひゃははは!!」

 

ウゼェ

 

赤狛犬「グルルって渋く吠えた方が怖いと思ってたのによお前ら全員怖がんねぇんだもん。もういい!オレたちの100%!」

 

黄狛犬「120%だろ!」

 

一馬「水の呼吸!弐ノ型改!」

 

狛犬「え?」

 

一馬「横水車!!!」

 

オレは横水車でまとめて吹っ飛ばした

 

狛犬「うわぁ!?」

 

一馬「弱いな」

 

黄狛犬「最後まで喋らせろよ!」

 

赤狛犬「このガキ.....こうなったら、行くぞ黄狗!」

 

黄狗「任せろ!赤狗!」

 

そして狗共はオーラに包まれた

 

狗「二人合わせて240%だ!!!」

 

フローラ「何その計算!」

 

一馬「出鱈目だな」

 

すると、合体して巨大化した

 

合体狗「ウォォォォン!!!合体完了!!!」

 

ミラクル「でっか!?」

 

合体狗「いくぞぉ!!プリキュア !!!そしてクソガキ!!!」

 

合体狗は飛びかかってきた

 

一馬「装着!」

 

オレはガララZを装着して、回避した

 

合体狗「そんなことをしても無駄だ!わぉぉぉぉん!!!!」

 

オレたちは合体狗の咆哮で吹っ飛んだ。オレはとっさにサクラを抱き抱える。そして地面に激突した

 

フローラ「いたた.....」

 

一馬(ガララZ)「ててて.....大丈夫か?サクラ」

 

サクラ「うん、あ、ありがとう......」

 

ミラクル「どこまで飛ばされたの?」

 

マジカル「ん?あれは!」

 

一馬(ガララZ)「コイツはひでぇ.....!」

 

そこには枯れた木が沢山あった....

 

ミラクル「枯れてる!?」

 

フローラ「酷い!」

 

ホイップ「みんなの桜が.....」

 

?「だーかーら、みんなのじゃないって!」

 

サクラ「!?」

 

何だ?この殺意の湧く声は。声のした方を向くとそこにはちっさい怪人?がいた

 

サクラ「鴉天狗!」

 

え、アレが鴉天狗?なんかイメージと違うな

 

鴉天狗「クァークァックァックァッ!」

 

なんかFF7の北条みたいな笑い方だな

 

鴉天狗「自己紹介は自分でさせて?呼ばれてないけどジャジャジャジャーン!お待たせしましたついに悪の黒幕、ぼくちんこと鴉天狗様の登場でーす!イェイ!」

 

トゥインクル「なにあのテンション」

 

スカーレット「調子が狂いますわ.....」

 

一馬(ガララZ)「ウザい、殺したい」

 

フェリーチェ「その発言はダメですよ!」

 

合体狗「ほんとやななっちゃうよね」

 

鴉天狗「あん?」

 

合体狗「あ!?」

 

鴉天狗「えー!?お前喋れたの!?」

 

一馬(ガララZ)「お前も知らなかったんかい!」

 

鴉天狗「知らなかったよ!ってんー?あれぇ、サクラちゃんじゃない!久しぶりー!君に素敵なプレゼントを用意してるよ!」

 

すると扉が現れた

 

『扉!?』

 

鴉天狗「君を手に入れたら、いろんな世界に遊びに行こうと思ってねぇ、待ちきれなくて用意しちゃった!」

 

なるほど、これで帰る手段が見つかったな

 

サクラ「くっ、あなたの好きにはさせない!」

 

ホイップ「サクラ!」

 

一馬(ガララZ)「おい待てよ!」

 

するとオレといちかとサクラは桃色の光に包まれた

 

ホイップ「待ってよサクラ!ってここどこ!?」

 

一馬(ガララZ)「暗闇で、スポットライト?」

 

サクラ「みんなが、ずっとわたしたちを助けてくれたんだよ!」

 

一馬(ガララZ)「はぁ?」

 

ホイップ「そうなんだ!みんなありがとう!わたしはキュアホイップ!ほら、一馬くんも!」

 

一馬(ガララZ)「お、おう。さ、坂田一馬だ」

 

オレは前を向いてそう言った

 

ホイップ「今からわたしたちは鴉天狗と戦うの!」

 

サクラ「鴉天狗はあんな感じだけど、すごく!すごく!強いんだ!だからみんな、このミラクルライト振って、沢山のプリキュア、そして一馬を応援してね!」

 

もしかして、これってメタ発言?デッドプールみたいに第四の壁ってやつを破壊して話してる系かな?てか、またミラクルライトかよ。どうもオレってミラクルライトと縁があるなぁ

 

鴉天狗『んー?』

 

うわっ!?スクリーンに鴉天狗が!ってこれスクリーンだったのかよ!

 

鴉天狗『あれれ?そっちの世界にもキラキラした物がいっぱいあるなぁ。ねぇ、あそこに行ってみんなのキラキラを奪ってきて!』

 

合体狗『アイアイサー!』

 

アイツらも第四の壁を破壊してやがる!?

 

サクラ「うぇ!?や、ヤバい!こっちの世界に出て来ちゃう!」

 

ホイップ「みんな!絶対わたしたちが守るから応援よろしくね!」

 

一馬(ガララZ)「オレたちの活躍を、しかとその目ん玉に焼き付けろ!!!じゃあな!!!」

 

オレたちは第四の壁から撤退した



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ドリームスターズ編5話

一馬(ガララZ)「待たせたな!」

 

ホイップ「お待たせ!」

 

マジカル「3人とも、どこに行ってたのよ!」

 

一馬(ガララZ)「ちょっと第四の壁を破壊してきた」

 

フローラ「第四の壁?」

 

フェリーチェ「意味がわかりません!」

 

一馬(ガララZ)「意味が分からなくていい。知ってはいけないからな本来は」

 

『?』

 

ホイップ「!?来るよ!」

 

合体狗「グァ!!」

 

合体狗が向かってきた。オレたちはバックジャンプで回避する

 

マーメイド「やるわね」

 

フローラ「まだまだ、これからだよ!うわぁ!?」

 

はるかが枝に引っかかった。なーにやってんだ

 

マジカル&ホイップ「はぁぁ!!」

 

一馬(ガララZ)「水の呼吸!漆ノ型!」

 

マジカル&ホイップ「やぁ!」

 

クリスナイト(ガララZ)「雫波紋突き!」

 

合体狗「ぐわぁ!?」

 

オレはりこ、いちかと一緒に雫波紋突きで合体狗を吹っ飛ばした

 

鴉天狗「さぁ始まりました!第四の壁を超えてみんなの所に行きたい大狗とそれを止めたいプリキュアと坂田一馬!勝つのはどっちだ!」

 

あ、大狗なのね。ってそんなこと思ってる場合じゃねぇ!

 

一馬(ガララZ)「ひまり!あおい!離れろ!」

 

オレは大狗を突っついているひまりとあおいに向かって叫んだ

 

カスタード&ジェラート「え?」

 

大狗「グァ!?」

 

大狗は立ち上がって暴れ出した、ひまりはツノに、あおいは尻尾に掴まっていた

 

大狗「離れろ!!!」

 

カスタード「は、離しませぇぇぇん!!」

 

ジェラート「離さねぇぜ!!」

 

スカーレット「行きますわよ!」

 

フェリーチェ「はい!」

 

今度はことはとトワが大狗の前足に掴まった

 

大狗「だから離れろ!!!」

 

更に、はるかを除くプリキュアが、大狗にしがみついた

 

大狗「どんだけ掴まるんだ!!!!!!」

 

鴉天狗「プリキュアも大狗も頑張る!!!ファンからも声援が飛びます!!」

 

サクラ「プリキュア!!!」

 

フローラ「頑張れ!!!」

 

一馬(ガララZ)「よっと」

 

フローラ「うわぁ!?」

 

オレは枝に引っかかったはるかを降ろした

 

フローラ「あ、ありがとう....」

 

一馬(ガララZ)「カナタさんじゃなくて悪かったな」

 

フローラ「そ、そんなことないよ!」

 

一馬(ガララZ)「さてと....」

 

クリスタル『一馬、ちょっと我の要望を聞いてくれるか?

 

一馬(ガララZ)「ん?」

 

クリスタルから声が聞こえてきた、何だよ、要望って

 

クリスタル『いや、じつはな、ちょっとある仮面ライダーになって欲しいんだ』

 

仮面ライダー?まぁ良いけど

 

クリスタル『よし、じゃあ。はぁ!』

 

すると、オレの手にはゲーマドライバーと珍しい色のガシャットが。これ、エグゼイドでも見たことないぞ!?

 

クリスタル『それはマイティクリエイターVRXガシャットだ』

 

マイティクリエイター?

 

クリスタル『おっと、今はコレだけしか言えないぞ、さ、変身するんだ!』

 

オーケー。オレはガララZを解除して、ゲーマードライバーを腰に当てた

 

[マイティクリエイターVRX!]

 

え!?影山さんじゃない!?この声.....諏訪部さんか?そしてオレはガシャットを挿し込んだ。

 

[ガシャット!]

 

あれ?待機音が鳴るのか。まぁ良いや

 

一馬「大変身!」

 

オレはゲーマドライバーのレバーを開いた

 

[ガッチャーン!レベルアーップ.........天地創造の力!(ゲットメイク!)未来のゲーマー!マイティクリエイターVRX!]

 

クリスタル「変身成功だな、これが、仮面ライダーエグゼイドクリエイターゲーマーだ!」

 

クリエイターゲーマー........か

 

フローラ「な、何!?」

 

大狗「何だ!?」

 

鴉天狗「おーっと?」

 

ミラクル「アレって!」

 

フェリーチェ「エグゼイドでしょうか?でも、あんなエグゼイドは見たことありませんし......」

 

一馬(エグゼイドクリエイターゲーマー)「全員離れろ、そいつはオレが相手をする」

 

フェリーチェ「分かりました、皆さん離れましょう!」

 

ことはの合図で大狗から離れた

 

大狗「離れた.....じゃねぇ!テメェだけでオレに挑もうってか!!!!」

 

一馬(エグゼイドクリエイターゲーマー)「そういうことだ、さてと」

 

[ガシャコンブレイカー!]

 

オレは右手にガシャコンブレイカー(ソードモード)を出した

 

一馬(エグゼイドクリエイターゲーマー)「ノーコンティニューでクリアしてやるぜ!」

 

鴉天狗「おーっと!大狗VSエグゼイドに変身した一馬だ!どんな戦いを見せてくれるのでしょうか!」

 

一馬(エグゼイドクリエイターゲーマー)「行くぜ!はっ!やぁ!てぇや!」

 

オレはガシャコンブレイカーで斬りつけた

 

大狗「うぉ!?ガゥ!」

 

大狗は、噛み付いて来たがバックステップで避けた

 

一馬(エグゼイドクリエイターゲーマー)「遅いな」

 

大狗「うぬぬぬ.....こうなったら!」

 

大狗は勾玉っぽいのを回転させて何と飛び上がった

 

鴉天狗「おーっと!大狗飛び上がったー!」

 

クリスタル『一馬!ガシャットを持ってミサイルを描け!』

 

オレはドライバーからガシャットを外してミサイルを描いた。うぉっミサイルが出た!?

 

クリスタル『そのままガシャットをキメワザスロットホルダーに!』

 

オレはガシャットをキメワザスロットホルダーに挿した

 

[ガシャット!カミワザ!]

 

おぉう!ミサイルが大量に出たな。ってカミワザ!?まぁそこは気にしないでおこう。オレはボタンを押し込んだ。

 

[マイティ!クリティカルストライク!]

 

そしてミサイルが一斉に浮かんでいる大狗に向かって飛んでいった

 

大狗「!?ギャー!!!」

 

空中で大爆発が起こった後、大狗は落下して、ぶっ倒れていた。あ、門を破壊しちまった

 

[神撃の一発!]

 

オレはドライバーを外して変身解除した

 

サクラ「一馬!」

 

一馬「おう、サクラ。怪我はなかったか?」

 

サクラ「うん!」

 

クリスタル『........!?この気配は!五月雨だ!』

 

何!?ふと向くと、五月雨がいた

 

五月雨「......!」

 

五月雨は超スピードで、いちか、ひまり、あおい、ゆかりさん、あきらさんを、なんと折り紙にした。は、速いな.....

 

一馬「お前ら!?」

 

そして五月雨は大狗の死体の上に立った

 

フローラ「ちょっと!後ろからなんて卑怯だよ!今度はわたしが相手なんだから!!!」

 

はるかは五月雨に向かった

 

一馬「よせ!はるか!」

 

そして一瞬で折り紙にされた

 

トゥインクル「くっ...」

 

マーメイド「フローラ......」

 

スカーレット「なんて事を!」

 

五月雨「人の事を....心配してる場合か?」

 

マーメイド&トゥインクル「!?」

 

一瞬でみなみときららは折り紙にされた

 

スカーレット「はぁぁぁあ!!!」

 

トワは五月雨に立ち向かう。しかし

 

五月雨「.......」

 

五月雨はトワを吹っ飛ばした。そして手裏剣を飛ばして折り紙にした

 

五月雨「.....」

 

ミラクル「マジカル!行くよ!」

 

マジカル「えぇ!」

 

一馬「やめろ!!」

 

ミラクル&マジカル「はぁぁぁあ!!!」

 

五月雨「遅い!」

 

みらいとリコも折り紙にされた

 

一馬「ことは!逃げろ!!!!」

 

フェリーチェ「はい!」

 

ことはは逃げる。しかし

 

五月雨「逃さん」

 

フェリーチェ「きゃっ!?」

 

ことはも折り紙にされてしまった

 

一馬「ことは!!!くっ、テメェ....」

 

クリスタル『落ち着け、一馬』

 

あ、あぁ。そうだな

 

五月雨「あと、二人.....」

 

今は、サクラを連れて逃げるか。クリスタル!アビスだ

 

クリスタル『了解した』

 

オレはアビスを纏った。そしてサクラを抱えて雷の如き速さで逃げた

 

サクラ「一馬!?」

 

一馬(アビス)「このままだとお前までやられてしまう!今は撤退だ!!!」

 

鳥居まで走ると、五月雨が追いついてきた。追いつかれた!?

 

五月雨「行ったはずだ。逃げられると思っていたのか?」

 

一馬(アビス)「くっ.....サクラ、離れていろ」

 

オレはそう言ってサクラを降ろした

 

サクラ「分かった」

 

サクラは離れた

 

クリスタル『一馬、先程の戦いで奴の癖を見つけた』

 

何!?

 

クリスタル『奴は折り紙化させる攻撃の時に、右足を後ろに引く癖がある。そこを狙え』

 

分かったぜ

 

クリスタル『我の合図で、奴に一撃をお見舞いしろ』

 

了解!

 

五月雨「........」

 

一馬(アビス)「........」

 

クリスタル『今だ!!!』

 

よし!

 

一馬(アビス)「おりゃ!!!」

 

五月雨「!?」

 

オレは踵落としで五月雨を蹴った。それと同時に仮面が破壊された

 

一馬(アビス)「っしゃ!五月雨は!?」

 

五月雨「くっ......」

 

五月雨は仮面が割れて素顔が露わになっていた。

 

サクラ「!?.....シズ....ク?」

 

一馬(アビス)「シズクだと!?」

 

オレの勘は当たっていたか

 

鴉天狗「あーあ、せっかく仮面で顔を隠してあげていたのに、君がお節介するから」

 

鴉天狗がいつのまにか来ていた。あの野郎.....

 

サクラ「あ.....あ.....何で!?何で、酷いことを......」

 

くっ....あの野郎め、シズクを洗脳して.....許せねぇ

 

シズク「ぐぅ、あぁ.....」

 

シズクは鳥居から落ちて、苦しんでいた

 

一馬(アビス)「お、おい、大丈夫か?シズク」

 

シズク「その名で呼ぶな!.....シズク?」

 

鴉天狗「おーっとやばいやばい、五月雨ちゃーん。おまじないの時間だよー」

 

再洗脳か!

 

一馬(アビス)「させるか!!!ライトニングフィスト!!!!」

 

鴉天狗「ぐはぁ!?」

 

オレは青黒い雷を纏った拳で鴉天狗を殴り飛ばした。すると紫の光になって空へ登った。そして雨が降り始めた。オレは元に戻る。オレはサクラに近づいた

 

一馬「行くぞ.....」

 

サクラ「......」

 

一馬「行くぞ!シズクなんだろ?」

 

サクラ「でも......わたしのこと....覚えてないかもしれないし.....」

 

一馬「んなの関係ねぇ!言ってただろ!シズクと会いたいって!アイツは、シズクは!わたしの大切な友達なんだってよ!.....オレは行くからな。アイツらが待ってる。オレは絶対にダチを助ける!行こうぜ!」

 

サクラ「......わたしも......」

 

鴉天狗「つまんないこと言ってんじゃないよ!!」

 

一馬「!?ぐあっ!?」

 

オレは鴉天狗に撃たれて吹っ飛んでしまった。あいつ....生きていたか!

 

鴉天狗「クァックァックァッ!友達を助けたい?何正義のヒーローみたいなこと言っちゃってんの?もうボロボロじゃないか。おまけに」

 

一馬「グハッ!?」

 

鴉天狗「血も出ているじゃん......!?」

 

一馬「くっ......はぁ.....はぁ......」

 

オレは立ち上がった

 

一馬「サクラ.....行こうぜ......」

 

鴉天狗「!?」

 

一馬「絶対に助ける.....」

 

サクラ「一馬!」

 

鴉天狗「泥だらけで血も出ている癖に何カッコつけてんだ!チョーみっともないんですけど!?」

 

一馬「みっともなくて何が悪い!」

 

鴉天狗「え?」

 

一馬「ダチの為に.....大切な奴の為に頑張る!それが.........それがヒーローだ!!!!」

 

するとサクラのミラクルライトが輝き出した

 

サクラ「ミラクルライトが!?」

 

鴉天狗「ぎゃー!?眩しい!何だその光は!」

 

すると天気が晴れ、桜が満開した

 

一馬「行け!サクラ!!」

 

サクラ「うん!」

 

サクラは走り出した。シズクの元へ。そして、シズクに抱きついた

 

サクラ「シズクの匂いだ....」

 

シズク「!?」

 

サクラ「言ってくれたよね?必ずまた会える、桜は散っても....また咲くって」

 

シズク「!?」

 

するとシズクは狐になった

 

サクラ「シズク....会いたかった」

 

シズク「あんた.....誰?」

 

サクラ「.....サクラだよ!あのね、お願いがあるの。わたしと、友達になって!」

 

シズク「サクラ.......!?.......サクラ.....ごめん、かんにんや......ウチは、あんただけは守るって決めてたのに」

 

サクラ「シズク?」

 

シズク「ただいま、サクラ......」

 

サクラ「!?....シズク.......うわぁぁぁん!!!」

 

一馬「ふぅ.......ん?おぉ!」

 

鴉天狗「くっそー!何なのこの展開!はっ!?シズクが戻ったと言うことは....まさか......!?」

 

一馬「オレたちの事を!」

 

オレは真ん中でガイナ立ちしていた。シズクが戻ったから、プリキュアは完全復活したぜ!

 

一馬以外『忘れてないわよね!』

 

一馬「忘れてねぇよな!」

 

サクラ「みんな!」

 

鴉天狗「お前ら、ぼくちんのコレクションを、ゆるさん!ゆるさん!ゆるさーん!!」

 

すると鴉天狗は消えた

 

ホイップ「どこへ!?」

 

一馬「後ろだ!」

 

後ろを向くと、異形な姿の鴉天狗が現れた

 

鴉天狗(巨大化)「ウォォォォ!!!!」

 

サクラ「みんな!」

 

サクラとシズクが来た

 

シズク「みんな聞いて。うちに考えがあるんや!」

 

一馬「その前に!やい鴉天狗!」

 

鴉天狗(巨大化)「何だ!」

 

一馬「タイム!!!!」

 

鴉天狗(巨大化)「え、タイム?あ、うん良いよ。早くしてね?」

 

へっ、その発言が自らの墓穴を掘っているとはしらねぇだろうな。そしてオレたちは作戦会議をした

 

一馬「よし、準備いいな!」

 

『うん!』

 

一馬「やい!そこで見てるテメーら!ライトを持っていたらオレたちに力を貸してくれ!」

 

サクラ「一緒に応援しよう!」

 

スカーレット「あのー、誰に向かって言ってるんですか?」

 

一馬「あー、第四の壁の向こうにいる奴ら?」

 

マーメイド「また第四の壁.....」

 

トゥインクル「第四の壁って何なのよ......」

 

一馬「まぁとにかく!超装着!リオレウス!」

 

オレはソルフレアに超装着する

 

一馬(ソルフレア)「天辺目指すぜ!!!」

 

『よっしゃぁ!!!!』

 

こうして鴉天狗との最終決戦が始まった



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ドリームスターズ編6話

ドリスタ編終わりーです


サクラとシズクは階段の方へ、プリキュアたちは鴉天狗の方へ向かって走った

 

一馬(ソルフレア)「合体剣!うぉぉぉぉぉ!!!」

 

オレはFF7ACの合体剣を出して、力を込めているぜ。最大の攻撃のためにな

 

プリキュア 『はぁぁぁあ!!!』

 

鴉天狗(巨大化)「おい!どこに行く!」

 

鴉天狗は追いかけようとする。しかし、はるか達とみらい達が光弾で鴉天狗を攻撃した

 

鴉天狗(巨大化)「ぐぅ!?」

 

次にいちか達が手、足を繋いで立ち向かう

 

ホイップ「みんな!力を貸して!」

 

プリアラ『はぁぁぁあ!!!!』

 

そして、巨大な拳が現れて、鴉天狗を殴った

 

鴉天狗(巨大化)「ぐぁ!?」

 

ホイップ「効いてない!?」

 

ミラクル「わたしたちも力を貸すよ」

 

ホイップ「よし!」

 

プリキュア『はぁぁぁあ!!!!」

 

一馬(ソルフレア)「うぉぉぉぉぉ!!!」

 

オレはまだまだ力を込めた

 

鴉天狗(巨大化)「何をしてる坂田一馬!!!」

 

一馬(ソルフレア)「!?」

 

オレに向かって拳が向かってきた。しかし、そこへ何とデフォルメだが、巨大ないちかが現れた

 

一馬(ソルフレア)「何だありゃ!?」

 

クリスタル『一馬!集中するんだ!」

 

おっといけねぇ。オレは再度力を込めた

 

ホイップ「わたし!?」

 

フローラ「ホイップ!ガード!ガード!」

 

ホイップ「手が短くて届かない!」

 

プリキュア 『うわぁぁぁ!?』

 

だがデフォルメ巨大いちかは耳で鴉天狗の拳を受け止めた

 

ミラクル「髪の毛!?」

 

ホイップ「わたしの髪凄っ!?」

 

そして、鴉天狗の真上にサクラとシズクが現れた。二人は飛び降りる

 

鴉天狗(巨大化)「!?」

 

サクラ「気づかれた!?」

 

鴉天狗は避けようとするが、サクラはシズクを持掴んで、さらに鴉天狗の鼻を掴んだ

 

鴉天狗(巨大化)「己!!!」

 

シズク「サクラ!」

 

サクラ「絶対離さないから!鴉天狗!あなたの弱点は!」

 

シズク「ここや!!!」

 

そして、シズクは鴉天狗の鼻に噛みついた。よし!鴉天狗は元に戻った

 

鴉天狗「ぼくちんの鼻が!?」

 

そして、オレは虹色のオーラに包まれた。よし!オレは今、リミットブレイク状態だぜ!

 

ミラクル「今よ!一馬くん!」

 

フローラ「最大の攻撃を!」

 

ホイップ「お願い!」

 

一馬(ソルフレア)「おう!!!」

 

仕上げだぜ!!!!オレは飛び上がった

 

一馬(ソルフレア)「はぁ!」

 

そして合体剣から5本の剣が分離し、鴉天狗を囲むように浮いた

 

鴉天狗「剣がぼくちんを.......!?」

 

オレはファースト剣で鴉天狗を切り裂いた。そして今度は別の剣に持ち替えて切り裂いた。そしてまた持ち替えて、合計13回鴉天狗切り裂いた

 

鴉天狗「ぐわぁぁぁ!?」

 

一馬(ソルフレア)「超究武神覇斬var.5!コレで終わりだぁ!!!!」

 

オレはファースト剣でトドメに1回斬りつけた

 

鴉天狗「ぐぎゃぁぁぁぁぁ!?作戦タイムを邪魔しておけばぁぁぁぁ!!!!」

 

そして鴉天狗は大爆発を起こした。オレはその爆発を背景にしながら、着地し、ファースト剣を肩に担いだ

 

一馬(ソルフレア)「うっ.....」

 

あれ?なんか景色が霞んできた........

 

[ドサッ]

 

『一馬!?(くん!?かずっち!?)』

 

[..........]

 

一馬「う.....ん.......?.....あれ......オレは......」

 

ミラクル「一馬くん!」

 

オレは目が覚めると、みらいに膝枕されていた。

 

一馬「みらい............そうだ!鴉天狗はどうなった!?」

 

マーメイド「鴉天狗ならもう居ないわよ」

 

一馬「そいつは良かった」

 

マジカル「良かった、じゃないわよ!鴉天狗倒したと思ったらあなたが倒れちゃって!」

 

フェリーチェ「全く!心配しましたよ!」

 

サクラ「わたしだって、びっくりしたんだから!」

 

一馬「あははは、悪りぃ」

 

トゥインクル「まぁ、寝てるって分かったから良かったけど。じゃあ心配かけさせた分のツケを返してもらおうかなぁ?にひひひひ」

 

一馬「はぁ?ツケ?何だよ一体」

 

スカーレット「それは.....」

 

ショコラ「わたしたちと」

 

フローラ「お花見することだよ!」

 

一馬「はい!?」

 

マカロン「残念だけど」

 

カスタード「拒否権なんてありません!」

 

シズク「逃さへんで」

 

ジェラート「逃げたとしても捕まえてやる!」

 

一馬「えぇ.....分かったよ」

 

ホイップ「それじゃあお花見開始!」

 

こうしてお花見が始まった

 

ミラクル「はい、あーん」

 

一馬「んー美味いな」

 

マジカル「わたしも、あーん」

 

一馬「これも良いなぁ」

 

あーんされたり

 

一馬「えーっと今日のログボはっと...」

 

トゥインクル「はーい、スマホは禁止!」

 

一馬「ちょっ!?返せ!」

 

トゥインクル「にししし、やーだよ!」

 

きららにスマホを取られたり

 

マカロン「ふふっ、気持ちいいかしら?」

 

一馬「さっきまで寝てたから分かんねー」

 

まほプリ『むぅ〜』

 

一馬「し、視線が怖い......」

 

ミラクル「次はわたし!」

 

マジカル「あなたは先にやったでしょ!ここはわたしが!」

 

フェリーチェ「いいえ、次はわたしです!」

 

ゆかりさん等に膝枕されたり

 

一馬「でさーオレがこうやってドカーンっと」

 

シズク「一馬って強いんやな」

 

一馬「まぁな」

 

サクラ「ねぇねぇ!もっといろんな話をして!」

 

一馬「おう!」

 

サクラとシズクに武勇伝を聞かせたりしていた。そして

 

フローラ「ど、どうかな?」

 

ミラクル「一馬くん似合う?」

 

ホイップ「わ、わたしたち可愛い?」

 

一馬「あ、あぁ、可愛いぜ。んじゃ撮るぞー」

 

オレはなんとかきららから取り返したスマホのカメラで着物姿のはるか、みらい、いちかを撮影した、それぞれ個人と集合写真だな。

 

ミラクル「一馬くん!わたしの写真をスマホの壁紙にしても良いのよ?」

 

一馬「んな事するか。その代わり、はるかの着物姿をカナタさんに送っとこーっと」

 

フローラ「そ、それだけはやめて!?」

 

とまぁこんな事があってお花見は終わり、サクラ、シズクと別れた。オレはその時二人にこう言った

 

一馬「いつか、また会えるさ」

 

っとな。そして戻ると、切り株だったのが満開の桜になっていた




さーてと、今度はもしもシリーズかSSを重視しようかなーっと


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パリッと思い出のミルフィーユ
特別編 パリであったこと


[パリへ行く]

 

オレは今、クリスタルが変化したコアスプレンダーに乗っている、理由は水晶のお告げでパリに災いが起こるかもしれないと、というわけでパリに向かってる。ちなみに、みらいたちは箒で飛んでいる、あっちは魔法学校の制服だけどな。オレ?オレは普段着だよ。それにしても眠いな〜

 

一馬「クリスタル〜しばらく寝るからパリに着いたら起こしてくれ」

 

クリスタル(コアスプレンダー)「寝るって、お前な海の景色でも.......」

 

一馬「Zzzz.....」

 

クリスタル(コアスプレンダー)「ってもう寝てるし!?はぁ〜仕方ない」

 

[パリ到着]

 

無事にパリに着いた。オレたちは観光していたのだが、その夜、馬鹿共(みらい、ことは、モフルン)の鼻が何かを捉えたのか、パーティーが行われている建物へ向かった

 

みらい「パーティー、ワクワクもんだ!」

 

ことは「はー!」

 

モフルン「モフー!」

 

一馬「お前らな、そんなもん食ってる場合じゃねぇだろ」

 

リコ「そうよ、わたしたちには大事な使命があるのよ」

 

みらい「そ、そうだったー!」

 

一馬「全く.....クリスタル、ステルス迷彩」

 

クリスタル「了解」

 

オレは背景に溶け込んだ

 

ことは「はー、まだ食べ終わってないのに」

 

まぁ1日目はこんなことがあった。ちなみに手がかりはゼーロー。寝る時はホテル?んな金持ってねぇよ、野宿だよ!文句あっか!

 

[二日目]

 

二日目、この日は昨日とは違ったなぜなら

 

一馬「早く逃げろ!」

 

みらい「逃げて!」

 

突然現れた菓子のモンスターによって、街の建物が菓子に変わっていくという現象が起きてるからだ。オレたちは住民の非難を誘導していた

 

ことは「これがわたしたちが追っていた災い?」

 

リコ「水晶さんのお告げの通りだわ」

 

一馬「やるしかねぇな!行くぞ!」

 

みらいたちはプリキュアに、オレはレウスXを装着してモンスターに立ち向かった。そして、倒してるうちに、何処かへ集まっていくのが見えた。それを追いかけるとそこには何といちかたちキラキラプリキュアアラモードでいいのか?まぁいちかたちがモンスターに囲まれているのが見えた。オレたちはいちかたちの前に降り立ってモンスター共を殲滅した

 

ホイップ(亀)「え?」

 

クック「誰クック?」

 

ミラクル「二人の奇跡!キュアミラクル!」

 

マジカル「二人の魔法!キュアマジカル!」

 

フェリーチェ「あまねく生命に祝福を.....キュアフェリーチェ!」

 

ミラクル&マジカル&フェリーチェ「魔法つかい!プリキュア!」

 

一馬(レウスX)「オレの名を覚えておけ!オレは!クリスタルに選ばれし騎士にして悪を狩る狩人(ハンター)!坂田一馬!あ、只今ぁ見参ッ!」(決めポーズ)

 

ホイップ(亀)「おぉ、いつぞやの!」

 

カスタード(ペンギン)「魔法つかいのプリキュアと一馬さんですね!」

 

ジェラート(ナマケモノ)「メルシ〜ボク〜」

 

ミラクル「ボンジュール、パティシエのプリキュア!」

 

一馬(レウスX)「よぉ、いちかたち、うぃーっす。それにしても.....ぷっ、何だその格好www」

 

いちかたちの姿が、笑っちまうほど変わっていた。いちかは亀で、ひまりはペンギン、あおいはナマケモノか?んでゆかりさんはパンダで、あきらさんは.....あ、ザリガニか

 

カスタード(ペンギン)「わ、笑わないでください!」

 

ショコラ(ザリガニ)「あの、これには訳が.......」

 

モフルン「ペコリンモフ!」

 

ペコリン「モフルンペコ!」

 

長老「長老ジャバ」

 

長老?あーたしか言ってたっけ、今は霊体になってる妖精の長老がキラパティに取り憑いているって

 

クック「むぅ、邪魔が増えたクック!」

 

ん?何だ?あの光の柱は

 

ジェラート(ナマケモノ)「光の柱?」

 

ショコラ(ザリガニ)「ジャン・ピエールさんの家の方角だ!」

 

クック「究極のスイーツが完成する予兆クック!今行くクック!」

 

そう言ってクソガキ?は飛んでいった

 

一馬(レウスX)「お前たちはあいつを追いかけろ!ここは、オレたちが引き受けるぜ!」

 

ホイップ(亀)「え!?でも、まだ敵が沢山.....」

 

フェリーチェ「心配入りません」

 

マジカル「それより彼女を止めることの方が先決だわ」

 

マカロン(パンダ)「行きましょう」

 

そしていちかたちは移動した。あの見た目で大丈夫か?まぁ今はこっちが先決か!

 

マジカル「リンクル!アクアマリン!」

 

飛んできた小型のモンスターをリコは氷漬けにした。そこへみらいが氷塊となったモンスターを足場にして奥の橋に渡り

 

ミラクル「リンクル!アメジスト!」

 

襲いかかって来た、モンスターをアメジストでワープさせ、壁に激突させた。一方オレとことはは

 

フェリーチェ「やぁ!」

 

ことははモンスターの一体を掴みそれをモンスターの大群へ投げ飛ばしてストライクを決めた。そこへオレが

 

一馬(レウスX)「炎の呼吸!肆ノ型!盛炎のうねり!」

 

肆ノ型で焼き尽くした

 

モフルン「みんなそろそろたどり着いている頃モフ」

 

一馬(レウスX)「どうだかな〜」

 

眠い.....オレは元に戻り壁にもたれて座った

 

ミラクル「一馬くん?」

 

一馬「わりぃ、寝るわ」

 

マジカル「寝るって......」

 

フェリーチェ「!?一馬!寝てる場合じゃありません!」

 

一馬「はぁ?何?寝るんだから静かに.......っ!?」

 

寝ようとしたその時、辺り一面が菓子となった

 

一馬「何じゃこりゃ!?」

 

クリスタル「一馬!塔の方を見ろ!」

 

一馬「何!?.....っ!あれは!」

 

菓子となったエッフェル塔の上には巨大なモンスターが刺さっていた。まさか、これもあれが原因か!するとある光がオレたちの手元に落ちて来た

 

一馬「!?こいつは!」

 

ミラクル&マジカル&フェリーチェ「ミラクルライト!」

 

するとペコリンの声が聞こえた

 

ペコリン「みんなお願いペコ!ライトでパルフェの変身を応援してほしいペコ!」

 

パルフェ?たしかシエルってやつが変身する新メンバーだっけか。なるほどシエルの身に何か起こってるってことだな。やってやろうじゃねぇか!オレたちはライトを掲げた。そして空の光が収まると、そこからは羽が生えたパルフェ、シエルが降りてくるのが見えた

 

一馬「成功したんだな。さてと、今回はいちかたちが主役なんだ、脇役のオレたちはここでライトを照らして応援しようぜ」

 

ミラクル「主役?脇役?」

 

マジカル「何言ってるのよ!」

 

一馬「え?変なこと言った?」

 

フェリーチェ「言いました!」

 

一馬「マジでか......」

 

その後いちかたちは勝利し、パリに平和が訪れた。まぁエッフェル塔ぶっ倒れたりとかしたけどね。まぁいちかたちが立て直したけどな。そしてオレたちは日本へ帰国〜まぁ、また寝たけどな。これがオレたちが向かったパリであった出来事だ



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スーパースターズ編
スーパースターズ編 1話


遂にスーパースターズ編開始


オレ達は魔法界を箒で飛んでいた(オレはみらいの箒に乗っている)

 

一馬「箒で飛んでるのは良いが.......何処へ行く?」

 

みらい「何処へ行こうか?」

 

リコ「とりあえず、魔法学校へ行きましょう!」

 

一馬「そうだな。お前達もそれで良いよな?」

 

みらい&ことは「賛成!」

 

モフルン「賛成モフ!」

 

というわけで、魔法学校へ......がオレ達はこの時、事件に巻き込まれるとは思ってもいなかった

 

モフルン「くんくん......くんくん.......甘い匂いがするモフ」

 

一馬「へ?こんな時にか?何処からだ?」

 

まぁ大抵こういう時は何か食べ物が......

 

モフ「上からモフ!」

 

一馬達「?」

 

空から?んな訳......

 

クリスタル『一馬!上から5つの生体反応が落ちてくるぞ!』

 

一馬「何だと.......マジだ!人だ!」

 

目を凝らして空を見ると、何といちか、ペコリン。後は知らない奴と知らない赤ん坊とハムスターが落ちて来ていた

 

一馬「しかもいちか達だ!」

 

みらい「えぇ!?」

 

リコ「助けなきゃ!」

 

ことは「うん!」

 

みらい「一馬くん!しっかり捕まって!」

 

一馬「おうよ!」

 

みらい達はスピードを上げていちか達の元へ向かった。一回すれ違ってすぐに降下し

 

いちか「うわっ!」

 

リコ「よし!」

 

ことは「こっちもOKだよ!」

 

一馬「よし!後は.....」

 

?「うぇぇぇ!!!」

 

みらい「手を伸ばして!」

 

?「えぇ!?」

 

みらいは赤ん坊を抱き抱えていた女の子に向かって手を伸ばした。女の子も手を伸ばした.....

 

みらい「もう.......ちょっと......」

 

一馬「お前ももっと伸ばすんだ!」

 

?「うぇぇ....」

 

もう少しで......よし!みらいが掴んだ!

 

みらい「よし!後は....」

 

ん?やべぇ!

 

一馬「みらい!前!」

 

オレ達の目の前には、屋根が.....

 

みらい「へ?うわぁ!!」

 

一馬「おわっと!?」

 

みらいは何とか屋根激突を回避した。が、勢いよく回避したからオレは......ぶら下がってる......げ、今度は柱だ!

 

みらい「わぁぁぁ!!!」

 

一馬「避けろー!」

 

ふぅ、柱も回避....

 

一馬「がぼっ!?」

 

今度は湖!?やば、冷たい.....

 

一馬「プハッ!」

 

や、やっと落ち着いた......

 

?「......!?わたし......空飛んでる。凄い!」

 

こっちも落ち着いたか

 

みらい「ふふっ、分かるなぁその気持ち。わたしも初めて魔法の箒に乗った時はすっごく感動したもん」

 

?「て事は.....ここって」

 

一馬「そ、此処は魔法界だ」

 

みらい&リコ&ことは「魔法界へようこそ!」

 

?「え?人がぶら下がってる!?」

 

みらい「......あっ!早く降りないと!もう少し我慢してね!」

 

一馬「おう」

 

てことでオレ達は着陸した。うへぇ、やっぱパンツまで濡れてるなぁ......

 

[つづく]



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スーパースターズ編 2話

いちか「みらいちゃん!リコちゃん!ことはちゃん!一馬くん!助かったよ。ありがとう!」

 

?「ありがとうございました!」

 

みらい「いえいえ」

 

リコ「お安い御用だし」

 

一馬「オレは別に何もしてないけどな......」

 

リコ「何言ってるのよ、最初に見つけたのは一馬とクリスタルなんだから、何もしてないことは無いわよ」

 

一馬「そ、そうか......」

 

クリスタル『本当の意味で最初に見つけたのは我なのだがな....』

 

一馬「確かにな、ありがとよ」

 

ことは「一馬、びしょびしょだけど大丈夫?」

 

一馬「平気だよこれくらい。すぐ乾くさ」

 

ことは「そっかー。あ、この子は初めてかな?」

 

一馬「そうだな。お前達は誰だ?」

 

はな「わたし、野乃はなと言います!あのですね」

 

みらい&リコ&ことは「可愛い〜」

 

はなが何か話そうとした時、みらい達は花が抱き抱えている赤ん坊に目が入った

 

はな「あ、この子ははぐたんです」

 

はぐたん「はぎゅ!」

 

この子は誰かから預かってるのかな?

 

ハムスター「おっほん、あーオレは」

 

え、このハムスター喋るのか?......もう何が来ても驚かねぇぞ、犬が喋ろうが猫が喋......猫はハミィがいたか

 

リコ「まだ赤ちゃんだった頃のはーちゃんを思い出すわねぇ〜」

 

ことは「はー!」

 

みらい「わたし達もさ、はーちゃんのお世話したもんねぇ〜」

 

リコ「うん!したした、すっごい大変だったものね〜」

 

ことは「えへへ〜」

 

全くこいつらは......

 

ハムスター「あの、オレの自己紹介は.....」

 

一馬「はぁ〜オレが聞くよ。お前は誰だ?ハム太郎?」

 

ハリー「ハム太郎やないわい!オレはハリハム・ハリーさんや!」

 

一馬「あ、ちゃんとした名前あったんだ」

 

その後、オレ達は本格的に自己紹介をした

 

一馬「それで、お前達は何故ここへ?」

 

いちか「あ!」

 

はな「それが、大変なの!」

 

クリスタル『みんな!空を見ろ!何か来る!』

 

空を見ると、巨大な緑の扉から、巨大な化物が現れた

 

はな「あっ!」

 

ハリー「扉の外まで、黒い炎が出とるで!」

 

ウソバーッカ「ウソバーッカ!」

 

みらい「何あれ!?」

 

はな「ウソバーッカ。プリキュアを消しに来たの!」

 

みらい&リコ&ことは「プリキュアを!?」

 

一馬「なるほどな、あれが大変の原因か」

 

いちか「わたし達の仲間も攫われちゃったの!」

 

一馬「ひまり達が!?」

 

相手は相当の強さってことか.....まずは

 

一馬「お前達!さっさと逃げろ!」

 

オレは魔法学校の生徒達に叫んだ。犠牲者を出すわけにはいかないからな.....

 

ウソバーッカ「この魔法界もぜーんぶ、嘘で固めちゃうウソ!」

 

一馬「んなことさせるかよ。行くぞ!」

 

みらい&リコ&ことは「うん!」 キュアップ・ラパパ!」

 

みらい&リコ「サファイア!ミラクル・マジカル・ジュエリーレ!」

 

ことは「エメラルド!フェリーチェ・ファンファン・フラワーレ!」

 

一馬「装着!」

 

オレはレウスXを装着し、右手に焔剣リオレウス、左手に真飛竜刀【丹朱】を装備した

 

はな「えーっ!一馬くんも変身したー!?」

 

ハリー「何か、ゲームに出てくるキャラみたいやな.....」

 

一馬(レウスX)「ん?おい、お前達は何故変身しないんだよ」

 

いちか「それが.....」

 

はな「ウソバーッカのせいで、変身できないの」

 

そう言って2人は変身アイテムを見せてくれた。が、石化してるように見えた

 

ミラクル(サファイア)「そんなっ.....」

 

マジカル(サファイア)「分かったわ、はな達は離れてて」

 

フェリーチェ「ウソバーッカはわたし達で食い止めます!」

 

はな「分かった!」

 

はなといちかはモフルン達と一緒に離れた

 

ウソバーッカ「ウッソー!」

 

ウソバーッカは両手の目の模様からビームを撃ってきた

 

一馬(レウスX)「うぉらぁ!」

 

ミラクル&マジカル(サファイア)「はぁぁあ!」

 

ビームを回避して、オレは武器を構えて突撃、みらいとリコは蹴りで反撃した

 

ウソバーッカ「ウソパッチーン!」

 

が、オレ達の攻撃は手に防がれ

 

ミラクル&マジカル(サファイア)「きゃぁ!?」

 

一馬(レウスX)「くっ」

 

逆に吹き飛ばされた

 

フェリーチェ「プリキュア ・エメラルドリンカネーション!」

 

ことはは必殺技を撃つ

 

ウソバーッカ「ウソ出の小槌!」

 

フェリーチェ「っ!?」

 

ウソバーッカは左手にウソと描かれたハンマーを生成しそれでなんと必殺技を跳ね返した。ち、ふざけた名前のくせにやるな

 

ウソバーッカ「ウッソー!」

 

ウソバーッカはまたビームを撃って来た

 

一馬(レウスX)「ことは!」

 

オレはことはの前に出て、焔剣でビームを防いだ

 

ウソバーッカ「チッ」

 

一馬(レウスX)「大丈夫か?」

 

フェリーチェ「はい!」

 

一馬(レウスX)「今度はこっちの番だ!」

 

オレは武器を獄炎斧アムガリオンにした

 

一馬(レウスX)「エネルギー.........ブレイドッ!」

 

アムガリオンの剣部分を盾部分にセットすると、盾が展開して超長い炎の刃が現れた

 

一馬(レウスX)「うぉらぁ!」

 

オレはそれをウソバーッカに振り下ろした

 

ウソバーッカ「ウソード!」

 

ウソバーッカは右手にウソと刻まれた黒い炎の剣を生成してそれを防いだ

 

一馬(レウスX)「なにっ!?」

 

クリスタル『何だと!?』

 

防がれたエネルギーブレイドはそのまま消えてしまった

 

ウソバーッカ「からの......ウラギリッ!」

 

ウソバーッカは剣から黒い炎の斬撃を飛ばしてきた

 

一馬(レウスX)「ぐわぁ!?」

 

フェリーチェ「一馬!」

 

オレは斬撃に吹き飛ばされ、湖を超えた先の柱に激突した。

 

一馬「いってぇ.....」

 

やべ、暗い.....瓦礫に埋もれちゃったか?

 

ミラクル(サファイア)「一馬くん!?.....マジカル!」

 

マジカル(サファイア)「えぇ!」

 

ミラクル&マジカル(サファイア)「プリキュア・サファイアスマーティッシュ!」

 

この声......2人も必殺技を放ったか!早くどかして加勢だ.....てか重っ.....

 

ウソバーッカ「ウソサブー!」

 

クリスタル『もっと力を出せ!』

 

一馬「んんっ........だらしゃあっ!」

 

はぁ〜重たかった.......ってウソバーッカの奴、渦みたいな光線を出して対抗してる!?こりゃ加勢しなきゃ!行くぞクリスタル!目には目を!歯には歯を!水には水を!

 

クリスタル『分かったっ!』

 

一馬「装着ッ!」

 

オレはガララZを装着、武器にアスールバスターを装備して湖に飛び込んだ。そしてあっという間にみらい達の元へ泳いで戻った

 

マジカル(サファイア)「一馬!大丈夫なの!?

 

一馬(ガララZ)「あぁ、大丈夫だ!オレも手を貸すぜ!ハイドロバスター!」

 

オレはアスールバスターを構えて、水の光線を撃った。が、状況は変わらなかった

 

ウソバーッカ「お前が加勢したところで、無駄だウソ!」

 

一馬(ガララZ)「くっ.......」

 

フェリーチェ「リンクルン・ピンクトルマリン!」

 

突然ことはがオレ達の前に出てトルマリンバリアを張った

 

ミラクル&マジカル(サファイア)「フェリーチェ!」

 

一馬(ガララZ)「よし、ことはのトルマリンバリアなら.....」

 

クリスタル『待て、周りを見ろ!』

 

マジカル(サファイア)「えっ!?」

 

サファイア「建物が....」

 

一馬(ガララZ)「石化していく.......」

 

なるほど、あれでいちか達の変身を封じたのか!

 

ウソバーッカ「ウソバーッカカカ.......今にこの魔法界も冷たい世界にしてやるウソ!」

 

ミラクル(サファイア)「どんどん石になっちゃう.....」

 

どうする、このままことはがバリアを張ってると、周りが石化......バリアを解けばオレ達が石化.....

 

一馬(ガララZ)「くそッ、絶対絶命だな......」

 

そう言えばはな達は........いた!

 

はな「みんな!はぐたんをお願い!」

 

モフルン「モフ!」

 

はぐたん「はぎゅ?」

 

いちか「え?はなちゃん!」

 

一馬(ガララZ)「おい!」

 

はなはモフルンにはぐを預けて、ウソバーッカの元へ向かった。何するつもりだ.....

 

はな「もうやめて!」

 

ウソバーッカ「ウソ?」

 

はな「ねぇ聞いて!あなたはもしかして、クローバーって言う子を知ってるんじゃない?」

 

[つづく]



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スーパースターズ編 3話

はな「ねぇ聞いて!あなたはもしかして、クローバーって言う子を知ってるんじゃない?」

 

クローバー?ラブ達のダンスユニット......な訳ねぇよな。明らかに人の名前だったし.......はなの知り合いか?

 

はな「貴方と同じで緑の瞳で、扉の中に住んでる子だよ!」

 

おいおい、そんな共通点で......

 

ウソバーッカ「........ウソソソソ、クローバーの時の記憶はだいぶ忘れたウソ」

 

何?

 

はな「えっ?」

 

ウソバーッカ「分からないか?俺だよ.....俺がそのクローバーだよ」

 

マジトーンで話してる.......本当なのか?

 

はな「っ!?」

 

ウソバーッカ「随分変わっただろ?お前が約束を破ったバーッカりにこうなったんだウソ」

 

はな「.......そんなっ!?あの時.....わたしは.......」

 

ウソバーッカ「黙れ!ウソつきには、針千本!」

 

呆然と立ち尽くすはなに向かって奴は容赦なく無数の針を飛ばした。不味い!間に合わ.....するといちかがはなを押し倒して間一髪で回避した

 

ウソバーッカ「この.....ウソ突き!」

 

ウソバーッカは指を伸ばして来た。これは間に合う!が、オレより先にみらい達が防いだ

 

フェリーチェ「一馬は2人をお願いします!」

 

一馬(ガララZ)「分かった!」

 

いちか「わっ!?」

 

はな「きゃっ!?」

 

オレははなといちかを抱き抱えて、退避した。瞬間、後ろから土煙が起きた.....まさか!

 

一馬(ガララZ)「2人はここに.....オレはあいつらの様子をっ!」

 

オレは2人をモフルン達の側に降ろして、みらい達の元へ向かった

 

一馬(ガララZ)「っ!みらい!リコ!ことは!」

 

土煙が晴れると、みらい達は変身が解除されて、倒れていた......

 

一馬(ガララZ)「お前達、大丈夫か!?」

 

みらい「一馬くん.....え、何で変身が......」

 

クリスタル『一馬!みらい達の心配もだが、よく見ろ!』

 

一馬(ガララZ)「なっ!これは!?」

 

みらい達の側には、石化したスマホンと、エメラルドがあった

 

クリスタル『エメラルド!......くっ、力を感じられない。スマホンからもだ!」

 

モフルン「一馬!サファイアが突然外れて.....ただの石になっちゃったモフ.....」

 

一馬(ガララZ)「何!?」

 

モフルン達が来て、モフルンがオレに見せてくれた。それは、石になったサファイアだった......

 

一馬(ガララZ)「クリスタル。力を僅かに感じ取れるか?

 

クリスタル『ダメだ。サファイアからも力を感じない.....』

 

だが、まだ希望はある!みらいとリコは他のリンクルストーンで戦える!モフルン自体は封じられてないからな!

 

ウソバーッカ「ウソブク!」

 

そんな事はさせねーよと思ってるのか、ウソバーッカは泡を繰り出して来た。泡ならタマミツネの力で.....

 

リコ「みらい!一馬!みんなをお願い!」

 

みらい「え?」

 

一馬(ガララZ)「は?」

 

リコ&ことは「キュアップ・ラパパ!泡よ!こっちへ来なさい!」

 

リコとことはは前に出て呪文を唱えた。その呪文で泡はりことことはに......まさか!

 

リコ「ここはわたし達が!」

 

ことは「今のうちに早く....おわぁ!?」

 

みらい「リコ!」

 

一馬(ガララZ)「ことは!」

 

くっ、これじゃ変身が........

 

リコ「.....っ!」

 

だが、リコは泡に取り込まれながらもリコはオレ達にアイコンタクトをした.....他に希望はあるってことか!それまでに、オレ達が何とかして見せる!

 

一馬(ガララZ)「..........」

 

みらい「........」

 

一馬&みらい「お前達走れ!/みんな走って!」

 

いちか「え?」

 

一馬&みらい「早く!」

 

オレとみらいの声に2人は走った

 

みらい「キュアップ・ラパパ!」

 

一馬「はぁ!」

 

みらいは箒を出し、オレは装着解除して、コアスプレンダーを出し、スマホンとエメラルドを回収して、乗り込んだ

 

ハリー「遅っ!」

 

みらい「しょうがないでしょ!定員オーバーなんだからっ!」

 

3人+αを乗せた箒はよろよろ飛んでいく。うーん、モフルンはこれに乗せたことあるが、いちかかはながのったら操作できねぇよ。わりぃ、みらい

 

ハリー「追いつかれてまうわ!てかあの飛行機に1人乗せればええんとちゃうか!?」

 

みらい「あれ1人用なの!」

 

ハリー「何やて!?」

 

一馬「ほんとごめーん!さて、オレ達も行くか」

 

コアスプレンダーもふわふわと浮かんだ

 

ウソバーッカ「ウソバーッカの世界にはプリキュア。そして坂田一馬、お前も必要無いウソ!」

 

一馬「ほざいてろ!プレゼントだ!」

 

コアスプレンダーはウソバーッカの方へ向いて煙幕ミサイルを撃った

 

ウソバーッカ「ウソ?」

 

これで少しは時間を稼げる。今のうちに......

 

みらい「一馬くん!カタツムリニアが急行だよ!」

 

一馬「分かった!」

 

みらい達「うわぁ!?」

 

一馬「よっと」

 

みらい達は箒に乗ったまま、オレは飛び降りてカタツムリニアに乗り込んだ

 

みらい「急いで出発して!」

 

カタツムリニア「カタカタ〜」

 

カタツムリニアは出発し、異空間へ入った

 

いちか「いたたっ....」

 

はな「ふぅ」

 

みらい「これで諦め」

 

クリスタル「待て!奴は諦めていない!」

 

突然赤いビームが窓を過ぎった。まさか!

 

一馬「しまった!線路が!」

 

いちか「このままじゃ落ちちゃう!」

 

ハリー「あかん!」

 

カタツムリニア「カタカタ!」

 

カタツムリニアは急停止した。奴は.......

 

ウソバーッカ「逃がさないウソー!」

 

いた!あの野郎.......こうなったら

 

一馬「ここはオレが行く!」

 

みらい「え、オレが行くって......」

 

一馬「オレとクリスタルで奴を止める!」

 

みらい「.......分かった!無茶はしないでよね」

 

一馬「了解。さて行くぜクリスタル!」

 

クリスタル『おう!』

 

オレはクリスタルが変化したコアスプレンダーに乗ってウソバーッカへ向かった

 

ウソバーッカ「ウソソソソ。馬鹿めそんなので俺に勝てるとでも思ってるのかウソ?

 

一馬「それはどうかな。来い!チェストフライヤー、レッグフライヤー、デスティニーシルエット!」

 

ウソバーッカ「ウソ?」

 

オレが叫ぶと、光の中からチェストフライヤー、レッグフライヤー、デスティニーシルエットが現れた

 

一馬「行くぜ!」

 

一馬&クリスタル「合体!」

 

そしてコアスプレンダーと合体、変形して、デスティニーインパルスになった

 

クリスタル(Dインパ)『はぁ!』

 

はな「合体してロボットになった!?」

 

はぐたん「はぎゅ!はぎゅ!」

 

ハリー「が、合体ロボやと......」

 

少しは時間を稼いでやる.......

 

[つづく]



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スーパースターズ編 4話

ウソバーッカ「人形で俺に勝てると思ってるのかウソ?まぁいいウソ、お前を倒して後ろのプリキュア達を」

 

一馬「........」

 

デスインパは背中の2つのビーム砲、テレスコピックバレル延伸式ビーム砲塔を展開してビームライフルをもう一丁生成して構えた

 

一馬「フルバースト!」

 

ウソバーッカ「ウソーッ!?」

 

ビームライフル、ビーム砲を同時に発射した

 

ウソバーッカ「いててて......いきなり攻撃とは.....卑怯ウソ!」

 

卑怯だと?

 

[パリーン]

 

一馬「お前が........」(目のハイライトが消える)

 

デスインパはビームライフルを投げ捨てて2本の大剣、MMI-710 エクスカリバーレーザー対艦刀を手に取って光の翼を展開し、ウソバーッカに斬りかかった

 

一馬「言うんじゃねぇ!!!」

 

クリスタル(Dインパ)『とぉあ!』

 

ウソバーッカ「ウソード二刀流ッ!」

 

ウソバーッカは剣で防いだ

 

クリスタル(Dインパ)『くっ......はぁ!』

 

一馬「おらぁ!」

 

ウソバーッカ「ウソ!ウソ!ウソ!」

 

デスインパとウソバーッカは何度も剣をぶつけ合った

 

いちか「す、すごい......」

 

ハリー「なぁ、あのロボット、あいつが動かしてるのか?」

 

みらい「うん、インパルスガンダム....あ、あのロボットの名前ね、あれ、一馬くんが動かしてるって本人から聞いたよ。あ、でも大まかな操作は一馬くんがやって、細かい操作はクリスタルがやってるって言ってたなぁ」

 

ハリー「ほへーって、感心してる場合やないわ!一馬がウソバーッカを相手にしている内になんとかせんと!なんとか........なんとか......そや!ライトで奇跡を起こすんや!」

 

はぐたん「はぎゅ!」

 

ライト?そうか!それで新しい道を!ならそれまで時間を稼ぐのみ!

 

ハリー「ライト照らしてっか?」

 

客車から緑の光が。おい、第四の壁の向こう側にいる奴ら!力を貸せよ!

 

ウソバーッカ「あの光は......不味い!バツウラ斬り!」

 

ウソバーッカはX字の斬撃を飛ばしてきた

 

一馬「ビームシールド展開!」

 

デスインパは両腕からビームシールドを発生させて斬撃を防いだ

 

ウソバーッカ「チッ、ウソ八百!」

 

一馬「カタムリニアの.......みらい達の邪魔はさせねぇ!」

 

デスインパはエクスカリバーを連結させてぐるぐる回し、光線を防いだ

 

ウソバーッカ「ぬぅ、だがそれで、そいつはもう使えないウソ」

 

一馬「くっ、しまった!」

 

光線を防いだ影響で、エクスカリバーが徐々に石化していった。だがまだ武装はある!デスインパはエクスカリバーを投げ捨て、両腕のフラッシュエッジビームブーメランを手に取った

 

ウソバーッカ「まだ武器があるのかウソ!?」

 

ハリー「アカン!もっとや!もっとライトを振るんや!」

 

はぐたん「はぎゅ!はぎゅ〜!」

 

すると緑の光が強くなって、緑色の線路が現れた

 

いちか「新しい線路が出た!」

 

ハリー「やったで!たいしたもんや!」

 

みらい「一馬くん!早く!」

 

一馬「分かった!今すぐこいつを」

 

クリスタル(Dインパ)『待て』

 

すると急に分離してコアスプレンダーになった。は?

 

クリスタル(Dインパ)『一馬、お前はみらい達と共に行け』

 

一馬「はぁ!?おい、ま」(ハイライトが元に戻る)

 

クリスタル(Dインパ)『........』

 

デスインパは合体し、オレの方へ顔を向けてうなづいた。コアスプレンダーは発進した.....そうか、お前の覚悟.....分かった!

 

ウソバーッカ「主人を先に逃すか......まぁいいウソ、お前を倒してプリキュア共々主人を倒してやるウソ」

 

クリスタル(Dインパ)『一馬達は倒させない。それに我と一馬は主人と道具の関係ではない。相棒だ!はぁぁぁあ!』

 

ウソバーッカ「ウソード版!ウソ突き!」

 

その瞬間、爆発音が鳴り響いた。オレよ、後ろを見るんじゃねぇ!......はっ、カタムリニアが、間に合え!間に合え!間に合えぇ!

 

みらい「あれはコアスプレンダー?ちょっと止まって!」

 

カタツムリニア「カタカタ!」

 

みらいの声を聞いて、カタツムリニアは止まってくれた。よし!着陸!コアスプレンダーはランディングギアを展開して、客車の屋根に着陸した。オレがコアスプレンダーから降りた瞬間

 

一馬「なっ!?おい!クリスタル!」

 

コアスプレンダーは突然クリスタルに戻った.......っ!石になってやがる.......

 

カタツムリニア「カタカタ.....」

 

一馬「心配してくれるのか.....ありがとな」

 

オレは石になったクリスタルを回収し屋根から降りて、客車に入った

 

みらい「一馬くん!」

 

モフルン「無事で良かったモフ!」

 

入った途端、みらいとモフルンがハグして来た

 

一馬「あぁ、だがクリスタルが.......」

 

オレはクリスタルを見せた

 

みらい「石なってる......そんな......」

 

相棒、絶対になんとかしてやるぜ!

 

ウソバーッカ「待てウソー」

 

一馬「.......行こう、この線路の先へ。カタツムリニア!全速力でこの線路を走れ!」

 

カタムリニア「カタカタ!!」

 

カタツムリニアは線路を走った。線路は一定の距離で、後ろから消えていった

 

一馬「なんとかまけたか......」

 

いちか「うん...はなちゃん?」

 

みらい「どうかしたの?」

 

はなが俯いたままだ.......

 

はな「こんな事になっちゃったのは、わたしのせいなんだ.....」

 

一馬「........詳しく聞かせてくれ。お前になにがあったのか」

 

はなは話してくれた。はなは小さい頃、家族とアイルランドへ旅行していて、ダブリンで両親とはぐれてしまい。両親を探していたところ、謎の声を聞いたのだと言う。それに導かれて、六角形の不思議な館に辿り着いたのだという。そこにあったクローバーの扉に触れた途端、扉に吸い込まれるように中へ入ったのだという。その中は一面銀世界で、そこではなはクローバーと出会った。クローバーはその世界から出たことが無いらしく、側にあった炎曰く炎から離れると消えてしまう......それを聞いたはなは自分がクローバーをいろんな世界へ連れて行ってあげると約束して元の世界へ戻った..........

 

はな「でも次の日、あの不思議な六角形の館を、見つけることが出来なかったの......そのまま日本へ帰る日が来て......クローバーとは、会えなかった.....わたしが約束を破ったから.....だからクローバーはあんな風に.....」

 

一馬「はな......」

 

しっかしこの先には何があるんだ?

 

[つづく]



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オールスターメモリーズ編
メモリーズ編1話


思い出を取り戻せ


ある日、とある町の上空を赤い光が飛んでいた.....

 

一馬(バルクX)「何処だ、アイツは.....」

 

クリスタル『気配は微かに感じるが.....』

 

オレは坂田一馬、プリキュアと共に戦っているモンスターハンターってとこか。っと、いきなり何が起きてるのか知らねぇって顔してるな。今オレはある奴を追って空を飛んでいる。あれはついさっきの事だった。オレ達はその時ちょうど、みらい、リコ、ことは、そしてモフルンと出かけていた。途中トイレに行くために一旦別れた時、事件は起こった

 

[回想]

 

一馬「おーい、待った......か?」

 

変だな、ここで待ってくれって言ったのに......っ!?

 

クリスタル『一馬、気づいたか?』

 

あぁ、気づくさ.......オレは振り返った。そこには巨大なてるてるボーズのようなものがいた。ノーバとは違うようだが.....

 

?(ミラクル)「あ、一馬くんトイレから戻ってきたんだ」

 

一馬「あ?」

 

すると奴は白い身体から、黄色の顔と触手?いや、手はあるから触髪か?とローブがピンクになった

 

一馬「お前は誰だ?なぜオレの名を知っている!」

 

クリスタル『一馬!奴からみらい、リコ、ことは、いやそれだけでは無い....沢山のプリキュアの気配を僅かに感じるぞ!』

 

一馬「何!?」

 

?(ミラクル)「さっすがクリスタル!よく分かったね♪」

 

一馬「お前!みらい達に何をした!」

 

?(マジカル)「あなたがトイレに行ってる間に」

 

?(フェリーチェ)「わたしがミラクル達の記憶を奪ったんです」

 

と、リコ、ことはのような色になって喋った。記憶を奪った?てことはだ、こいつはコピーしてるのか!みらい達の喋り方を.....クソが

 

一馬「だったらみらい達は何処だ」

 

記憶が奪われたのなら、記憶喪失になって、アイツによって幽閉されているのかも知れない

 

?(フェリーチェ)「さぁ?どこにいるんでしょうね」

 

しらばっくれやがって.....ならば答えは一つだ

 

一馬「そうかよ。ならお前をブチのめして吐かせてやるぜ!行くぜ相棒!」

 

クリスタル『おう!』

 

だが

 

?(ミラクル)「ダメよ一馬くん。今は遊びたくないの。まだまだプリキュアの記憶を」

 

?(ピーチ)「ゲットだよ。しなきゃ!」

 

また変わったあの口調と模様......ラブか!

 

?(フローラ)「それじゃあ、ごきげんよう!」

 

一馬「待ちやがれ!」

 

今度ははるかの口調と模様を真似て消えてしまった

 

一馬「くっ」

 

クリスタル『一馬、不味いぞ、奴はまだまだプリキュアの記憶を手に入れないとと言っていた。このままだと.....全プリキュアの記憶が奴の手に渡るぞ』

 

一馬「そうなると対抗できるのはオレだけになるか........よし、行くぞ」

 

クリスタル『行くぞって.....どこから探すんだ?』

 

一馬「空からだ。んじゃ行くぜ!」

 

クリスタル『分かった』

 

一馬「装着!」

 

オレはバルクXを装着して上空へ飛んでいった

 

[回想終わり]

 

クリスタル『見つけた!奴ははぐくみ市のびのび町にいる!』

 

そこは確か.....はな、さあや、ほまれの町か!

 

一馬(バルクX)「行くぜぇぇぇええええ!!!」

 

オレは猛スピードで向かった

 

?(マシェリ)「あなたの記憶!貰うのです!」

 

エール「くっ......」

 

いた......っ!はなが危ない!

 

一馬(バルクX)「うぉぉぉぉぉ!!!」

 

オレは奴に向けてライダーキックをした

 

ブラック&ホワイト「たぁぁぁぁあ!!!」

 

?「グワッ!?」

 

え?なぎささんとほのかさん?オレは偶然にもなぎささんとほのかさんと一緒に奴を蹴り飛ばした

 

一馬(バルクX)「あれ、なぎささんとほのかさん?」

 

ブラック「あれ?一馬?」

 

ホワイト「あなたもここへ?」

 

一馬(バルクX)「は、はい.....」

 

エール「キュアブラック!キュアホワイト!っと一馬!」

 

一馬(バルクX)「大丈夫か?はなっとそいつらは.....」

 

えーはぐにハム太郎に見た目がさあや、ほまれをデフォルメに.....それと、このチビ誰だ?まぁ後で聞くか。てか何で巨大ボルトがあるの?

 

エール「わたしは、でもみんなが.....」

 

ホワイト「分かってる。とにかく今はこの子達を連れて逃げるのが先!」

 

一馬(バルクX)「よし、逃げるぞ!」

 

オレ達は小さくなったさあや達を持って逃げた。オレはほまれを持っている

 

?(ミラクル)「あのー?逃げるって言いました?」

 

アイツは口から光弾を撃ってきた

 

一馬(バルクX)「ちっ、しつこい!」

 

エール「あ!アムール!」

 

一馬(バルクX)「へ?」

 

はながうっかり、ボルトを落とした。ってアムール?すると、そのボルトは1人の女の子に当たった

 

ベビーアムール「.......」

 

わお、無表情

 

エール「ありがとう」

 

ハリー「アムールやないか」

 

あ、この子がアムールか。後で本名をはなから教えてもらわないとな。あと一番チビのあの子の名前も

 

エール「えっ!?これじゃないの!?」

 

なんでボルトと間違えるんだよ.......って!

 

?「イタダキ」

 

奴は口からビームを撃ってきた

 

一馬(バルクX)「危ねぇ!」

 

エール「一馬?」

 

オレははなを庇ったが

 

一馬(バルクX)「なぎささん!?」

 

ブラック「ホワイト!?」

 

なぎささんがオレを庇い、そしてほのかさんがなぎささんを庇って、ビームはほのかさんに当たった。その時、さあやを託した

 

ホワイト「この子をお願い.....なぎさ!」

 

なぎさ「っ!ほのか!」

 

なぎささんは元に戻って、ほのかさんはなんと元の姿で小さくなった。くっ!これでみらい達も!

 

一馬(バルクX)「みんな!後ろを向くなよ!クリスタル!閃光玉だ!」

 

クリスタル『任せろ!』

 

右手に光ってる玉が現れた。オレはそれを思いっきり奴に向けて投げた

 

?「何?」

 

閃光玉は奴の近くで爆発した

 

?「眩しい!?」

 

一馬(バルクX)「よし、行くぞ!」

 

エール「うん!みんな、しっかり捕まっててね!」

 

オレ達はその場を離脱した

 

?「うーん......あれ?いない.....ま、いいか。こーんなにたくさんゲットできたんだもん!ふふふ.....これで.....」



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メモリーズ編2話

オレ達は休憩所へ逃げ込んだ

 

一馬「.....奴の気配は」

 

クリスタル『無い、奴は帰ったようだ』

 

一馬「そうか....」

 

とりあえずは安心.....だが

 

ベビーマシェリ「うぇぇぇん!うぇぇぇん!」

 

ベビーエトワール「おばけいるとこなんていたくない!」

 

ベビーアンジュ「おかあさんどこ?」

 

ベビーほのか「わたし....かえりたい....」

 

ベビーアムール「.......」

 

と、このように小さくなったさあや達が泣いていたり涙目になっていた.....2人落ち着いている子がいるがな.....片方ははぐでもう片方はさっきボルトと間違われてた子だ

 

はな「もう大丈夫だから、泣かないで......」

 

はなは一番小さい子をあやしていたが、泣き止まず暴れてはなをボコボコにした

 

なぎさ「よーしよし、ほーらほら.....べろべろばぁー!」

 

なぎささんは変顔をした.....だが

 

はぐたん&ベビーほのか 「うわぁぁぁん!」

 

ほのかさん、さらにははぐまで泣いてしまった

 

なぎさ「ダメか......」

 

一馬「よし!次はオレが!」

 

オレは2人の前にたった。そして

 

一馬「むん!ライダー........変身!とぉ!」

 

オレは仮面ライダー1号の変身ポーズをした.......が

 

はぐたん&ベビーほのか「うわぁぁぁぁん!」

 

泣き止まなかった

 

なぎさ「女の子にそれはちょっとね.......」

 

一馬「やっぱりか......」

 

ミップル「どうしようミポ.....ほのかが.....ほのかが......」

 

メップル「ミップル、元気を出すメポ!」

 

一馬「あれ?さあやとほまれは........あ」

 

さあやとほまれはメップルとミップルの方にいた。見た感じ目をキラキラさせてるから.....一応恐怖は取り除けたのかな?

 

ベビーエトワール「かわいい!」

 

ベビーアンジュ「どうぶつがしゃべってる!」

 

おぉう、2匹をぐにぐにさせてる

 

メップル「メポッ!?」

 

ミップル「やめてミポ〜!」

 

ぐにぐにされてた2匹は、カイザフォン.......ハートフルコミューンになった。だって開き方がまんまカイザフォンだもん

 

ベビーアンジュ「まってー!」

 

ベビーエトワール「なんでにげるの!」

 

ベビーアンジュ&ベビーエトワール 「でてこーい!」

 

出てこいと言いながら2人はハートフルコミューンを持って何度もベンチに叩きつけた

 

一馬「お、おい!2人とも!」

 

はな&なぎさ「あー!」

 

なぎさ「ダメ!」

 

はな「アンジュ!エトワール!」

 

ベビーアンジュ&ベビーエトワール「うぅ......うわぁぁぁぁん!!!」

 

あーあーあーもうダメだこりゃ

 

なぎさ「しまった......」

 

オレ達はあやすのに必死だった

 

はな「うぅ、何でこんなことに....なぎささんあのてるてる坊主は何なんですか?」

 

一馬「オレもそれが知りたかった.....奴は一体....」

 

なぎさ「あいつは.....ミデンって言うみたい」

 

メップル「プリキュアの記憶を奪ってまわってるようだメポ」

 

ミップル「記憶を奪われたら、ちっちゃくなっちゃうみたいミポ」

 

なるほどだからさあや達は......まるでジョジョ3部のセト神みたいな能力だな.......てことはみらい達も.....見てみたい......いやいやいや!オレはロリコンじゃねぇ......

 

なぎさ「ミデンの持ってるステンドグラス。あれが、みんなの記憶だと思うの」

 

そう言えば!オレがミデンと初遭遇した時にも首の無い不気味なステンドグラスが浮いていた......

 

ハリー「なるほどなぁ、せやから他のプリキュアの技ぎょうさん使えたっちゅうわけやな」

 

一馬「何!?そうなのか!?」

 

ハリー「ルミナスの技やホイップの技、お前の大好きなミラクルとマジカルの技、ラブリーの技まで使ってたで」

 

何!?そうかだからここにひかりはいないのか。というか、2人の技ってことはダイアモンド・エターナルか......ん?大好きな.....っ!

 

一馬「だ、大好きなのは余計だ!まぁ、否定はしないが.......」

 

ハリー「否定はせんのやな....」

 

はな「ちょっと待った!あんな沢山持ってたってことは......今無事なのは!」

 

一馬「今のところ、はなとなぎささん......ってとこか」

 

はな「めちょっく!?」

 

なぎさ「面目ない......」

 

ハリー「とにかく、アンジュ達をはよう戻さんと」

 

一馬「そうだな......って、あー!さあやとほまれがいねぇ!」

 

さっきまでいたはずのさあやとほまれが居なかった

 

はな&なぎさ「あー!」

 

こうして、オレ達は別れてさあやとほまれを探すことになった。一体どこにいるのやら.....



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メモリーズ編3話

オレはハム太郎.......じゃなくて、ハリーさんと一緒に探すことになった、はぐはハリーさん、オレはアムールだったけか。その子を連れてるぜ

 

ハリー(人間)「おーい!隠れても無駄やで!」

 

一馬「出てこーい!さあや!ほまれ!.....そういえば、はなが抱き抱えていたあの子と、この子の名前は?」

 

ハリー(人間)「あ、まだ言ってなかったな。はなが抱いていたのはキュアマシェリで一馬が抱いてるのがキュアアムールや。最近プリキュアになったんやで」

 

一馬「なるほど、で、変身前の名前は?」

 

ハリー(人間)「マシェリが愛崎えみるで、アムールがルールー・アムールや」

 

何と、ルールーは外国人か。それに苗字とプリキュア名が一緒なのか

 

一馬「まさか、プリキュア名と苗字が一緒だとは......ま、いいか。よろしくなルールー」

 

ベビーアムール「.......」(こくり)

 

おぉ、うなづいた......のか?

 

ハリー(人間)「やっぱ変身前の名前で呼ぶんやな.......ん?」

 

一馬「どうした?」

 

ん?はぐが震えてる.....ま、まさか

 

はぐたん「ちっちー!」

 

あー小か

 

ハリー(人間)「はぁ、オムツ替えたらんと」

 

一馬「そうだな....どこか座れる場所で替えないと」

 

ちなみに荷物はオレが持ってる。

 

ハリー「一馬も大きくなって結婚してお父ちゃんになったら、こういうことせなあかんで」

 

ふむふむ、こうやってオムツを替えるのか.....そして替えた後、オレ達は休憩することにした

 

はぐたん「はぎゅ?」

 

ベビーアムール「......」

 

一馬「ルールー無口だな......それに落ち着いてるし.....」

 

ハリー「アムールはアンドロイドやで」

 

一馬「へぇ〜なるほど〜だからこんなに.......ヴェ?アンドロイド?マジ?」

 

ハリー「マジやで、ちなみにマシェリは小学生や」

 

な、なるほど.......繋がった。だからはなが巨大ボルトのことをルールーって言ってたのはそういうことなのか。てか、ミデンはアンドロイドもこんな姿にできるんだな。それ以前にアンドロイドまでプリキュアになれるとはな.......世も末だ。そしてえみるはなるほど小学生だから一番小さく.....こりゃアコや亜久里も赤ん坊レベルまで.......

 

クリスタル『お、はながさあやとほまれを連れて戻ってきたようだ』

 

一馬「あ、本当だ。おーい!はな!こっちだ!」

 

はな「はぁ.....はぁ.....」

 

め、目に隈が出来てる.....相当探して、3人に振り回されたようだな

 

ハリー「2人とも見つかったんやな。ようやったで!」

 

一馬「おい、大丈夫か?」

 

はな「大丈夫.....それより....ミルクをお願い.......」

 

ハリー「お、おぅ......」

 

ハリーさんはハムスター姿のままささっと乳児用のミルクを作った

 

はな「ほら、マシェリ〜」

 

そのミルクをはなはえみるに飲ませようとした

 

ベビーマシェリ「いやー!」

 

だがえみるは哺乳瓶を蹴り飛ばした。そりゃそうだよな。知らん奴に飲まされるのって......

 

ベビーマシェリ「ママ〜!ママ〜!」

 

ベビーアンジュ「このこもかえりたいんだよ」

 

そうだよな。母親、家族のところへ戻りたいよな......

 

ベビーエトワール「だってこわいもん、おばけも、おねえちゃんも」

 

はな「.........」

 

ま、記憶を抜き取られてるから、こいつらから見るオレ達は初対面の赤の他人だしな。えみるとルールーはそもそもオレは初対面だがな

 

なぎさ「あー!はなちゃんと一馬みーっけ!」

 

なぎささんがほのかさんを連れて来た

 

一馬「なぎささん......」

 

ベビーほのか「わたし、おうちかえりたい!たすけてー!」

 

なぎさ「もうかんべんしてよーこれじゃ私攫ってきた人じゃん」

 

もしオレがそうなってたら.......今ごろとんでもねぇことになってるな

 

ハリー「あ!また逃げるんか!」

 

ハリーさんの声を聞いてオレとはなは立ち上がった

 

はな「エトワール!」

 

逃げようとしていたほまれは転んでしまった

 

一馬「ほまれ!」

 

オレはすぐにほまれのところへ向かい、ほまれを抱き抱えた

 

一馬「大丈夫か?」

 

ベビーエトワール「うぇぇぇぇん!!!」

 

一馬「よしよし....」

 

オレはほまれをなだめる。が、一向に泣き止まない

 

ベビーマシェリ「えええん!!!」

 

はな「さあや!マシェリを......」

 

ベビーアンジュ「うっ.....うっ....」

 

あーあーほとんどの奴らが泣いてるよ.....

 

ハリー「あーもう泣くなや!」

 

ハリーさんもオレのそばに来る

 

ベビーアムール「........これ」

 

ルールーははなにピンクのデジカメを渡した。もしかしてはなが立ち上がった時に落としたのか?

 

はな「ありがとう.....っ!」

 

はなはデジカメの画面を見て泣いていた。よく見るとそこには、小さくなる前のさあや達と撮った写真が写っていた。えみるとルールーってこんな見た目か.....

 

はな「なんで、こんなことになっちゃったの..........ううっ、なんでみんな.....わたしのこと忘れちゃったの......さあや.....ほまれ.....えみる....ルールー......いっぱいいっぱい一緒にいたのに.......一緒に沢山頑張って.......一緒に沢山笑ったのに......みんなのこと......大好きなのに.....うぅ.....ううぅ.......」

 

一馬「........」

 

そうだよな。もし小さくなったみらい達に会っても。オレのことを忘れている......みらいは少しは覚えてるかもしれないが、リコとことはは......

 

ハリー「なんや!プリキュアとあろうものが、へこたれとる場合ちゃうやろ!」

 

一馬「そんな言い方は止めろ!なぎささんやはな達はな、プリキュア以前にただの中学生だ!」

 

まぁ、小学生や高校生もいるが......

 

なぎさ「そうよ!自分でどうすることも出来ないって時には、誰だってそうなるに決まってるじゃない!わたしだって......わたしだって.......」

 

一馬「なぎささん......」

 

なぎささんも泣いていた.......

 

クリスタル『.......むっ!?この気配はミデン!』

 

何!?

 

はぐたん「はぎゅ!」

 

するとはなのデジカメから煙が飛び出して.....ミデンが現れた。まさかこいつ、カメラから出てくるとは!



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メモリーズ編4話

ハリー「ミデン!」

 

ミデン「まだまだ記憶が足りないの!」

 

ミデン(ピーチ)「あなた達の記憶をゲットだよ!」

 

一馬「るせー!お前にやる記憶なんざ一欠片もねぇ!」

 

ミデン(ミラクル)「一馬くんの記憶はいらないの。欲しいのはプリキュアの記憶!」

 

一馬「何だと.....」

 

するとミデンはなぎささんに向かって突進して来た

 

なぎさ「危ない!」

 

なぎささんはほのかさんを抱いて突進を回避した

 

なぎさ「ここにいて」

 

なぎささんはほのかさんを降ろした

 

ハリー「はな!なぎさ!逃げるんや!お前らまで赤ん坊にされたら終わりや!」

 

ハリーさんはオレから降りてそう言った

 

はな「逃げるたって......みんなの記憶、取り戻さなきゃ!」

 

一馬「あぁ!」

 

ミデン「あはははは!!!私を倒さない限り、記憶は永遠に戻らない!この私は無敵なんだから!」

 

一馬「そうかよ!じゃあお前を狩る!装」

 

ミデン(ルミナス)「ルミナス・ハーティエル・アンクション!」

 

突然オレはミデンから放たれた虹の光に包まれて

 

一馬「何!?う、動けねぇ!」

 

はな&なぎさ「一馬!?」

 

体が動かなくなった。くそ、ひかりの金縛り技か!

 

ミデン(フェリーチェ)「一馬はそこで静かにしてください」

 

一馬「てめぇ......」

 

クリスタル、解けるか?

 

クリスタル『時間はかかるが、任せろ!』

 

頼んだぜ

 

ミデン「さーてと、えい!」

 

ミデンはオレ達に向けて光弾を撃った。動ければ....まだか!

 

クリスタル『まだだ!』

 

ちっ......すると、なぎささんが前に出て、オレ達を庇うように、光弾に当たった

 

はな「え?」

 

なぎさ「くぅ.....痛ったぁ.....」

 

そしてなぎささんは倒れた

 

一馬&はな「なぎささん!」

 

メップル「何やってるメポ!?」

 

ミップル「なぎさはほのかと一緒じゃないと変身できないミポ!」

 

なぎさ「だから.....取り返すの....わたし、ほのかがいないとダメだから。ほのかのことが大好きだから!」

 

なぎささん......くっ、まだか!

 

クリスタル『まだだ!くっ、中々厄介だな.......』

 

なぎささんは側に寄ったはなの肩を借りて立ち上がった

 

なぎさ「わたし覚えてるから!たまたま同じクラスになって、たまたまふたりでプリキュアに変身することになって!」

 

なるほどなぎささんとほのかさんは偶然という運命によってプリキュアになったと

 

なぎさ「喧嘩したこと、たこ焼き食べたこと、恋バナしたこと!ほのかが忘れてもわたしが全部覚えているから!」

 

ベビーほのか「うぅ......」

 

ミデン(ホワイト)「あらなぎさ、わたしも覚えているわ。先生の結婚式行ったこと」

 

なぎさ「っ!?」

 

そうか、奴はプリキュアの記憶を持っているから暴露エピソードも出来るのか

 

ミデン(ホワイト)「文化祭でロミオとジュリエットをやったこと、合唱コンクールのこと、なぎさの靴下がひょっとしたらちょっと臭いってこと」

 

おうおう、どんどん暴露されてくな.....だが

 

なぎさ「でも、あんたはほのかじゃない!雪城ほのかは世界に1人!あんたに記憶奪われて、戸惑っている、あの子が雪城ほのかなの!」

 

所詮は奪った他人の記憶を見て猿真似しているだけにすぎない......

 

ベビーほのか「っ!」

 

なぎさ「絶対に諦めないんだから!返して!わたしの大事な人を返して!」

 

ミデン「ああああ!!!!五月蝿い!!!!」

 

ミデンは指パッチンすると、はなとなぎささんに衝撃波が起こって打ち上げた

 

一馬「はな!なぎささん!」

 

はなは動けないオレの近くに、なぎささんはほのかさんの近くに落ちた

 

なぎさ「.......」

 

ベビーほのか「うぅ......なぎさぁ!!!」

 

ほのかさんの口から、忘れているはずのなぎささんの名前が出た。そのとき不思議なことが起こった。ほのかさんの前に、光が現れた。あれは.....そうか、あれか!

 

ハリー「これは......」

 

ほのかさんはそれを手に取る。すると...光に包まれて

 

ほのか「なぎさ......」

 

元に戻ったほのかさんが現れた。よっしゃ!

 

なぎさ「ほのか......」

 

ほのかさんは倒れているなぎささんに膝枕をした

 

ほのか「大丈夫?.......もう、すぐ無理するんだから......」

 

なぎさ「だって.....だってぇ....」

 

ほのか「ありがとう。辛かったよ......でも。わたしがいるから。一緒にひかりさん達を取り戻しましょう?」

 

なぎさ「.....うん!」

 

そして2人は手を繋いで

 

なぎさ&ほのか「デュアル・オーロラ・ウェーブ!」

 

2人はプリキュアに変身した

 

ブラック「光の使者キュアブラック!」

 

ホワイト「光の使者キュアブラック!」

 

ブラック&ホワイト「ふたりはプリキュア!」

 

ホワイト「プリキュア達から奪った記憶!」

 

ブラック「とっととみんなに返しなさい!」

 

よし!これなら勝てるはずだ!で、後どれくらい?

 

クリスタル『後少しだ。後はここを突破すれば......くっやはりもう少しかかるかもしれん.

....』

 

ミデン「う、嘘だ.....記憶が戻るなんて.....くぅ!」

 

ミデン(フローラ)「舞え!花よ!プリキュア・フローラル・トルビヨン!」

 

ミデンははるかの技を撃って来たが、2人はそれを簡単に打ち消した

 

ミデン「え......え?え?」

 

ブラック&ホワイト「はぁぁぁあ!!!」

 

驚いてるミデンの隙を見て、2人は同時に蹴りを放った

 

ミデン「うわぁぁぁ!!!」

 

やっぱパワーすげぇな......なぎささんとほのかさんは

 

ミデン「調子に乗るなァァァァ!!」

 

2人とミデンは互角だった.....

 

はな(馬鹿だ.......馬鹿だわたし......忘れちゃってたのわたしの方だよ.....)

 

はなは立ちあがろうとしていた

 

はな「みんなと出会って.....ちょっとずつ仲良くなって......どんどん増えた思い出が、ずっとここにあるのに、あっ!」

 

だが、滑ってまた倒れてしまう

 

一馬「はな.....」

 

はな「くっ......くっ.....っ!わたしは1人なんかじゃ無いのに!これしきのことで、心折れるとか......わたしのなりたい、野乃はなじゃない!」

 

はなは立ち上がった。そして気合いを入れ、大声で

 

はな「フレー!フレー!わ!た!し!」

 

はぐたん「はぎゅ!」

 

はな「ごめんね、アンジュ、エトワール、マシェリ、アムール。本当に辛いのはみんなの方なのに....待っててね。みんなのこと、わたしが絶対、元に戻すから!」

 

そしてはなは変身した

 

クリスタル『待たせたな。解除成功だ!』

 

よし、動ける!ありがとよ、そして行くぜ相棒!

 

クリスタル『おう!』

 

一馬「装着!」

 

オレは青い雷を纏って、青電主シリーズを装着し、右手に青電主剣ライゼクス、左手に真飛竜刀【アルミナ】を装備した

 

一馬(青電主)「はな!行くぞ!」

 

エール「えぇ!」

 

オレ達はミデンへ向かって飛び立った



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メモリーズ編5話

エール「やぁ!はぁ!」

 

ミデン「ぐわっ!?」

 

まずははながミデンを蹴り飛ばした

 

一馬(青電主)「はぁ!そらぁ!」

 

ミデン「うわっ!?」

 

追撃でオレが青い雷を纏った武器で切り裂いた

 

ブラック「もういっちょ行くよ!」

 

ブラック&ホワイト「えぇぇぇい!!!」

 

なぎささんとほのかさんがはなを打ち上げた。よし!

 

一馬(青電主)&エール「はぁ!」

 

オレとはなは同時に踵落としを繰り出した

 

ミデン「あぁ!?」

 

オレ達は地面に着地した

 

エール「わたし、もう負けない!あなたにも、自分にも!キラキラ大切な思い出がみんながわたしを支えてくれている!だから、何があっても踏ん張れる!踏ん張ってみせる!」

 

ミデン「五月蝿い!キラキラの記憶などお前より沢山あるんだ!喰らえ!」

 

ミデンは光弾を撃って来た。不味い後ろにはさあや達が.....武器変更だ!

 

クリスタル『了解!』

 

オレは青電主剣と【アルミナ】を手放し、代わりに喊青電竜砲【峙瑠】を二丁装備した

 

一馬(青電主)「撃ち落とす!」

 

オレ達は走った。オレはミデンが撃って来た光弾を【峙瑠】で撃ち消していった。そして近づくとオレ達はジャンプした

 

ミデン「っ!?」

 

ブラック&ホワイト&エール「はぁぁぁあ!」

 

一馬(青電主)「喰らえ!」

 

3人のパンチとオレの電撃弾がミデンに襲い掛かった

 

ベビーアンジュ「.....がんばって!」

 

ベビーエトワール「がんばれ!エール!」

 

エール 「っ!」

 

オレ達は振り向いた。そこには

 

「がんばれー!がんばれー!」

 

応援しているさあや達の姿があった

 

「エール!まけるな!」

 

するとさあや達から光が現れて、穂乃果さんと同じ物が現れた。それは.....

 

ハリー「ミラクルライト!」

 

そう、ミラクルライト、こう言う大事件系には必ずと言って良いほど現れるライトだ

 

ミデン「アレは.......ヤバい!」

 

ミデンは目?を見開いてさあや達に向かった。クリスタル!ハンマーだ!

 

一馬(青電主)「させるかよぉ!」

 

【峙瑠】を手放し(ちなみに手放しした後に消滅してる。青電主剣と【アルミナ】も同様)青電主砕ジラルゲスを装備し、雷を纏った一撃をミデンにお見舞いした

 

ミデン「ぐわぁ!?」

 

ハリー「今やみんな!それを使って応援するんや!行くで!せーの!」

 

ベビーアンジュ達「フレ!フレ!エール!」

 

ハリー「もっと!」

 

っと、こっからはサポートするかオレは再び【峙瑠】を装備した

 

ベビーアンジュ達「フレ!フレ!エール!フレ!フレ!エール!」

 

エール 「はぁぁぁあ!」

 

ベビーアンジュ達「フレ!フレ!エール!フレ!フレ!エール!」

 

そして4人は光り輝き......

 

アンジュ「......」

 

エトワール「......」

 

マシェリ「......」

 

アムール「......」

 

元に戻った。あれが本来のえみるとルールーか.....

 

一馬(青電主)「よし!」

 

ハリー「やった!」

 

エール「やった......」

 

一馬(青電主)「はな!お前はさあや達の元へ行け!」

 

エール「ありがとう!」

 

はなはさあや達の元へ向かって

 

エール「みんな.......行くよ!」

 

アンジュ達「うん!」

 

おっと、大技をやる気だな?

 

エール達(チアフル)「プリキュア・チアフル・アタック!」

 

ミデン「うわぁぁぁぁ!!!」

 

はな達は大技を繰り出してミデンをぶっ飛ばした。奴は無事に星になった

 

エール「アンジュ、エトワール、マシェリ、アムール」

 

アムール「ありがとうございます......あ、適切な言葉が見つかりません」

 

マシェリ「ミデンの中で、どうなることかとハラハラしていたのです」

 

まてよそれならみらい達もミデンの中から見てるってことか?

 

アンジュ「でも、エールのまっすぐな思いが、わたし達を元に戻してくれたの」

 

エトワール「やっぱ、最高にイケてるよ、エール」

 

エール「ち、違うよ。全然そんなことなくて、ちっちゃい子が泣いているんだからしっかりしないといけなかったのに、わたしまで泣いちゃって....なのにみんながわたしを支えてくれたから」

 

そんな事思ってたのね

 

アンジュ「良いの、もう良いの.....」

 

エール「でも」

 

エトワール「じゃあ、わたし達が最高って、どう?」

 

エール「......うん!」

 

オレは降りて、装着解除して、なぎささんとほのかさんと一緒にはな達の元へ戻った

 

一馬「ふぅ、とりあえずはな関係は一件落着っだな」

 

アンジュ「一馬くん!」

 

一馬「よ、さあやにほまれと......えみるとルールーだったな。初めまして、オレは坂田一馬。よろしく」

 

マシェリ「よろしくなのです!」

 

アムール「あなたの事はミデンの中から見ていました....よろしくお願いします」

 

一馬「お、おう」

 

ミデン「あぁ....こんな事が2度までも.....」

 

一馬「あ、まだ生きてたんだ」

 

ミデン「せっかく集めたキラキラの記憶が......私の記憶が!」

 

[私の]記憶だと?

 

エール「[私の]記憶........違うよ、わたし達の記憶、わたし達の思い出だよ!」

 

ミデン「ッ!?」

 

一馬「そうだ。元々持ってない記憶は絶対にお前の物にはならない」

 

ミデン「僕は.....僕は.....僕だって」

 

あ、地雷踏んだかも

 

エール「え?」

 

ミデン(ブロッサム)「私、堪忍袋の尾が切れましたー!」

 

ミデンはつぼみの台詞を言いながら光弾を撃ってどこかへ飛んでいった。光弾はオレ達、ではなくはなのデジカメを壊した。何でだ.....てか、何故飛んでいった?

 

一馬「何をする気だ........」

 

クリスタル『みんな!地面に捕まれ!』

 

一馬「はぁ?それってどう言う........!?」

 

すると突然地面が迫り上がった

 

一馬「これは.....」

 

エール「上!?」

 

ブラック「なになになに!?」

 

アムール「高度上昇中。標高500メートル、1000メートル!」

 

おいおいどこまで上がるんだ?宇宙だったら死ぬぞ!?

 

はぐたん「はぎゅ〜!」

 

そして、揺れが収まった.......とりあえず、息はできるから宇宙でもあの世でも無さそうだ

 

一馬「はぁ.....死ぬかと思った.....っとここは....」

 

オレ達は立ち上がって周りを見た。そこはさまざまな結晶と上にステンドグラスがある不思議な場所だった。幻想的だ.......

 

ブラック「何これ!?ありえなーい!」

 

アンジュ「まさかこれ、全て奪った記憶!?」

 

マシェリ「えー!?あんなにたくさん記憶が奪われたってことは、すごくたくさんの人が赤ちゃんにされてるってことです!大人がいなくなったら世界は滅びてしまうのです!」

 

ブラック「えぇ!?そうなったらチョコパフェも食べられなくなっちゃうじゃん!」

 

ホワイト「そこなんだ....」

 

そこかい。しかし、まさか地球上の人間の記憶が奪われるとは......

 

クリスタル『ミデンが来る!』

 

すると突然光弾が襲って来た。上を見ると、ミデンがいた。そうだよな、ここは奴の縄張りみたいなもんだよな......

 

ミデン「全ての記憶は私の物......手放してなるものか!」

 

ミデンは光弾をバルカンの様に撃って来た。

 

エトワール「やば、早くミデンを倒して、記憶を取り返さなきゃ!」

 

一馬「とにかく、前へ進むぞ!」

 

「うん!」

 

オレ達は光弾の雨を掻い潜りながら進もうとした。だが

 

エール「.....」

 

一馬「はな!」

 

エール「あ、うん!」

 

はなは地面にあった壊れたデジカメを見ていた.....あの時の光弾はこいつを破壊したのか。さっきの反応といい....分からん!はなはデジカメを拾って、走った、その時だった

 

ミデン「.......」

 

何だ?突然光弾の雨が止まった?

 

ブラック「見て!ミデンが!」

 

ミデンは真っ直ぐ、様々な結晶が合体して出来た塔の様な建物へ向かった

 

一馬「どう言う事だ?」

 

エトワール「とにかく、あのお城に行くしか無いね」

 

あ、城なんだ。でも塔にしか見えないから塔でいいや。オレ達は塔へ向けて走った



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メモリーズ編6話

えー昼投稿した5話ですが、実は間違えて4話に同じ内容を投稿していました!(何を言ってるか分からないと思いますけど、その時の自分は疲れていたと思われます)今は修正して4話の5話が書かれてるところは消しました。お詫びとして6話も投稿させていただきました。読者には本当に申し訳ないことをしてしまいました。ごめんなさい!


オレ達は塔へ突入した.....が途中ではな、さあや、ほまれ、はぐ、ハリーさんとはぐれてしまったのだ

 

一馬「どこ行ったんだはな達は......」

 

........にしてもこの景色.....箒のアーチに床には[熊のぬいぐるみステンドグラス].....これってよ......あはははは

 

ブラック「一馬、どうしたの?」

 

だめだ、この空間が誰のイメージ空間かって事で乾いた笑いしかでねぇしまいには

 

一馬「あ、あれオレだ。あはははは」

 

アーチの奥の左右の壁の右は[オレとよく似た大剣を構えた赤い鎧の戦士(兜無し)]のステンドグラス、左は[白青赤のトリコロールが特徴的でナイフを構えてるロボット]のステンドグラスがあったからだ。これ完全にあいつの記憶じゃねぇかぁ!!!!

 

アムール「もしかしてここはキュアミラクルの記憶の中、ですよね?」

 

一馬「あぁ....」

 

マシェリ「あのステンドグラスの戦士って一馬さんなのですか?」

 

一馬「あぁ.....ちなみに床のこいつの名前は」

 

マシェリ「モフルンですね。ミデンの中にいたから知っているのです!」

 

一馬「そっか....」

 

ホワイト「それじゃあ、左のステンドグラスのアレは何?」

 

一馬「あぁ、アレはストライクガンダムです」

 

本来はガンダムを付けないんだけどなぁ

 

ホワイト「なるほど」

 

ブラック「しっかし、ミラクルに愛されてるねぇ一馬は」

 

一馬「まぁ、あはははは」

 

[ドシン!ドシン!]

 

クリスタル『何が来るぞ!』

 

一馬達「え?」

 

確かに何が近づいてくるな.......へ?

 

モフルン(巨大)「モーフー!」

 

それは何と巨大なモフルンだった

 

一馬「何ぃ!?」

 

ブラック達「デカ!?」

 

一馬「とにかく此処は.....逃げるんだよぉぉぉ!!!!」

 

オレ達は巨大モフルンから逃げた

 

ブラック「出口はどこなのぉ!」

 

アムール「分かりません」

 

一馬「でも今は逃げるしかねぇ!なぁに!そのうち出口は見つかるはずだ!」

 

マシェリ「あー!分かれ道なのです!」

 

よく見るとずーっと奥に左右の分かれ道があった

 

一馬「よし!此処は自分で思った方向へ向かうんだ!片方は追いかけられるかもしれないが片方は助かる!」

 

ホワイト「分かったわ!」

 

アムール「それで行きましょう」

 

そうこう話してるうちに分かれ道が近づいて来た

 

マシェリ「来たのです!」

 

一馬「よし、せーので別れるぞ!せーの!」

 

オレ達はそれぞれ分かれ道に入った.....オレは左だ.....あれ?みんないない......まさか全員右へ行った?

 

ブラック「わー!こっちに来たー!」

 

マシェリ「一馬さんがいないのです!?」

 

といった声が聞こえて来た。ごめん、なぎささん、ほのかさん、えみる、ルールー.......とにかくこの道に決めた以上、先に進もう

 

一馬「何だ此処は」

 

しばらく進むと広い場所に出た......こういう広い場所には必ず何かがある.......

 

クリスタル『何が来る!』

 

クリスタルがそう言うと、奥から誰かが現れた.....

 

一馬(記憶)「........」

 

それは、オレだった。見た目も服装も同じ。だが目は死んでいた、所謂洗脳目って奴なのか?いや此処はみらいの記憶が反映された世界だから、洗脳はされてないのか?てことはあの巨大モフルンと似た様なのか。だが.....

 

一馬(記憶)「........装着」

 

向こうのオレがそう言うと、炎を纏って、レウスシリーズを装着し、炎剣リオレウスを構えた。完全に敵意剥き出しだな。それに....

 

一馬「やるしかないようだな」

 

入ってきた通路が塞がれていた

 

一馬「装着!」

 

オレは青電主を装着し、青電主剣を構えた

 

一馬(青電主)「行くぜ!」

 

一馬(記憶:レウス)「.......」

 

[キュアミラクルの記憶より生まれし狩人 坂田一馬]



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メモリーズ編7話

一馬(記憶:レウス)「っ!」

 

記憶のオレは一瞬で間合いを詰めて、炎剣を振り下ろして来た

 

一馬(青電主)「速い!」

 

が慌てずに、青電主剣でガードする

 

一馬(記憶:レウス)「はぁ!でぇやぁ!」

 

一馬(青電主)「何!?おわっ!?」

 

オレはガードを崩され、そのまま吹き飛ばされ、壁に激突した

 

一馬(青電主)「ててて......なるほど、姿はレウスシリーズでも中身は別物か.......」

 

クリスタル『油断するなよ.....』

 

一馬(青電主)「あぁ!」

 

一馬(記憶:レウス)「........」

 

オレと記憶のオレは、何度もぶつかり合った。共に互角だった。さすがはオレだ......だがこいつは昔のオレ.......どこかに隙があるはず......

 

一馬(青電主)「はぁ......はぁ......まさかここまで互角だとは......だったら.....はぁ!」

 

オレが青電主剣に力を込めると、展開して、青い雷の刃が精製された

 

一馬(青電主)「これで終わりにしようぜ」

 

一馬(記憶:レウス)「.........むん!」

 

記憶のオレも炎剣に力を込めて、炎を纏わせた。所謂エンチャントだ。そして

 

一馬(青電主)「はぁ!」

 

一馬(記憶:レウス)「はっ!」

 

鍔迫り合いになった......鍔迫り合いはほぼ互角だった.......そして

 

一馬(青電主)「なっ!?」

 

一馬(記憶:レウス)「ちぃ!」

 

大剣が大きく弾き飛ばされて、どっちも地面に落ちた。拾いに行く時間はない。それは向こうも同じだった

 

一馬(記憶:レウス)「はぁぁぁぁ!」

 

向こうは炎を纏った拳で殴ろうとしてきた。がオレは。構えなかった.......隙を見つけたぜ

 

一馬(記憶:レウス)「ぬぅ!?」

 

一馬(青電主)「はぁ!」

 

一馬(記憶:レウス)「うぐぉあ!?」

 

オレは記憶のオレのパンチを回避して、そのまま雷を纏った足で蹴り飛ばした

 

一馬(青電主)「これで決める」

 

オレは青電主剣を拾い、上に掲げた。展開してさっきより巨大な雷の刃を纏った

 

一馬(青電主)「ゼクス!カリバー!」

 

オレは技名を叫びながら振り下ろした

 

一馬(記憶:レウス)「ふっ.....」

 

記憶のオレは動かず、そのまま喰らった......雷が収まると、そこには何も居なかった......倒したってことか......

 

一馬「お前は所詮、みらいの強い記憶が作り出した存在........今のオレとはレベルが違うんだよ!」

 

すると、奥に通路が現れた。あの先には一体......

 

クリスタル『何が待ってるか.....」

 

一馬「それでも行くさ!」

 

オレは先に進んだ....が

 

一馬「嘘だろ、道がねぇ.....」

 

通路の先には道が無かった.......これは、行くしかないな

 

クリスタル『まさか......』

 

一馬「アイ!キャン!」

 

オレは飛び出した

 

一馬「フラーイ!」

 

クリスタル『馬鹿やろぉぉぉっ!?』

 

そのまま奈落の底へダイブした



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メモリーズ編8話

前回、記憶のオレを倒して、途切れた通路から奈落へアイキャンフライした

 

一馬「おぉぉぉ!!!」

 

クリスタル『一馬!着地はどうするんだ!』

 

一馬「ちゃんと着地はする!」

 

すると景色が光に包まれて、景色が変わったって地面が!

 

一馬「おいしょっとぉ!!」(ガイア着地)

 

オレは何とか地面と激突せず、着地した。足が痛い.......

 

クリスタル『ふぅ、何とかなったか......ん?おい、一馬!前を見ろ!』

 

一馬「何だ」

 

ハリー「うわぁぁぁぁ!?」

 

はぐたん「はぎゅ〜!」

 

あん?目の前じゃなくて上じゃねぇか....って!はぐとハリーさん!?

 

一馬「あぶねぇ!」

 

オレは何とか2人をキャッチした

 

ハリー「はぁ〜助かった〜って一馬!?何でお前が此処におるねん!」

 

一馬「オレだって知らないよ!おちたらこんな所に来たし....」

 

そう言いながらオレは2人を下ろした

 

一馬「はぐ、大丈夫か?」

 

はぐたん「はぎゅ♪」

 

一馬「そいつは良か......た.....」

 

オレははぐを撫でながら目の前の光景に驚いた。なるほど、クリスタルが言ったことが分かったぜ

 

一馬「なぁ、ハリーさんよ、目の前の光景どう思う?」

 

ハリー「ど、どう思うたって.......」

 

はぐたん「はぎゅ!はぎゅ!」

 

オレ達の目の前には記憶が奪われたはずのプリキュア達が遊んでいた.......あぁ、みらい達もいる.......かわいい......って言ってる場合じゃねぇ!此処は子供部屋ってことか!?

 

ハリー「こいつら全員プリキュアやー!」

 

一馬「あぁ.....」

 

ベビーミント「あ、あれ!」

 

やば、気づかれた

 

ベビーアクア「あたらしいおともだち?」

 

ベビーレモネード「おにーさんにねずみさんもいる!」

 

ベビールージュ「プリキュアごっこしよ!」

 

ベビーローズ「プリキュアごっこ!」

 

ベビープリキュア達「プリキュアごっこー!プリキュアごっこー!」

 

はぐたん「しよー!」

 

おぉ、はぐの目がキラキラしてる

 

ハリー「おい、はぐたん!あぎゃ!」

 

あ、ハリーさん蹴られた

 

ベビーミラクル「.......」

 

み、みらいがオレのことをずーっと見てる!?可愛すぎる.....

 

一馬「ど、どうしたんだ?オレを見て」

 

ベビーミラクル「......おにーちゃん。かずまくんにそっくり」

 

......何だと、みらいがオレの事を覚えてる?

 

一馬「へ、へぇ〜誰なのかな?」

 

ベビーミラクル「あのね!かずまくんはね!わたしのだいすきなおとこのこなの!」

 

それからみらいはオレのことをいろいろ話してくれた。どれも小さい頃の出来事だけどな......なんか恥ずかしい......

 

クリスタル『ふっ、やはりお前はみらいに好かれているな』

 

うるせぇやい

 

一馬「なるほど、君がそいつを好きなのがよーく分かったぜ!」

 

ベビーミラクル「うん!」

 

ベビーマジカル「そのこはね、まほうやかずまっておとこのこのはなしをするのがだいすきなの」

 

一馬「そ、そうなんだ〜」

 

ベビーピース「ねぇねぇ、プリキュアごっこしようよ!」

 

こんどはやよい!?

 

一馬「ごめんな、兄ちゃんプリキュアごっこは苦手なんだ」

 

ベビーピース「じゃあ、へんしんごっこ!」

 

一馬「へ、へんしんごっこ?」

 

ベビーピース「うん!おにーさん、ヒーローさんにへんしんしてみて!」

 

ヒーローに変身か.....それなら出来るかな

 

一馬「よし!やろう!」

 

ベビーピース「わーい!みんなー!おにーさんがヒーローさんにへんしんするよ!」

 

「え、へんしん!?みたいみたい!」

 

はぐたん「はぎゅ!」

 

そんなこんなでオレの前にあつまるプリキュア達とはぐ

 

一馬「それじゃあオレは準備するから少し目を閉じてくれ」

 

「はーい!」

 

全員目を瞑った

 

ハリー「また、スベると思うで......」

 

こんどはスベらないはず。クリスタル、CSMファイズギアを腰に

 

一馬「もう良いぞ」

 

みんな目を開けた

 

ベビーミラクル「あ、ベルトだ!」

 

ベビーピース「かめんライダーのベルト!」

 

ベビーマジカル「かめん?」

 

ベビーフェリーチェ「ライダー?おもしろそう!」

 

ベビージェラート「たのしみ!」

 

一馬「よし........」

 

オレはファイズフォンを開いて、555からのenterを押した

 

《Standing by》

 

オレはファイズフォンを閉じて上に掲げた

 

一馬「変身!」

 

オレはファイズフォンをファイズドライバーにセットして左に倒した

 

《complete》

 

「おぉー!」

 

ベビーミラクル「すごーい!」

 

ベビーピース「カッコいい!」

 

はぐたん「はぎゅ!はぎゅ!」

 

ハリー「う、うけとる......」

 

その後はぐは遊び、ハリーさんはもみくちゃにされ、オレは(主にみらいの)話し相手になった



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メモリーズ編9話

そう言えば、はな達は大丈夫だろうか.......

 

[パリン!]

 

すると突然パリン!と音が鳴った

 

一馬「む?」

 

ハリー「何や!?」

 

壁にかろうじて向こうが見える小さい穴が出来ていた。ハリーさんとはぐがその穴を除いた

 

ハリー「.......っ!あいつら!」

 

はぐたん「あー!あっち!」

 

一馬「どうした?」

 

ハリー「一馬も見てみ!えらいこっちゃやで!」

 

一馬「どれどれ.......っ!?」

 

オレは穴を覗くと衝撃の光景が広がっていた。そこには、ミデンと、はな達とそして

 

ベビーブラック「うわぁぁぁぁん!」

 

ベビーホワイト「ひっぐ......ひっぐ......」

 

記憶を奪われて小さくなったなぎささんとほのかさんがいた....しかも状況はミデンの方が有利......最悪だ.....

 

ハリー「どうにかして助けに行かへんと........」

 

一馬「この壁を壊して加勢する......いやダメだ、それじゃあ此処にいる奴らを危険に巻き込んでしまう.....どうすれば」

 

ハリー「どうすればええんや......」

 

ミデン(ブラック&ホワイト)「プリキュア・マーブルスクリュー!」

 

はな達になぎささんとほのかさんの技が炸裂する.......

 

エール「くっ.......」

 

はなは喰らいながらもミデンを見た....

 

ミデン「そんな目で僕を見るなぁ!!!」

 

エール「きゃああああ!!!」

 

激昂したミデンはなんとはな達をローブで包み込んだ。まさか、丸ごと吸収したのか!?

 

ハリー「.........」

 

一馬「......くっ」(手を思いっきり握りしめる)

 

クリスタル『なんて事だ......』

 

くそっこれで終わりなのか?......

 

ベビーブラック&ベビーホワイト「うわぁぁぁぁん!!!」

 

ミデン「クックックッ......あはっはっはっ.......やった......やったぞ!これで全ての記憶は私のもの!世界中の幸せが私のものだ!」

 

ミデン(エール)「何でも出来る!何でもなれる!幸せ満開......ぶっちゃけありえなーい!」

 

くそっくそっ!このままあいつの勝利なのか?

 

ミデン「はーはっはっはっ!!!...........あ、まだ1人記憶を手に入れてない」

 

何?

 

ミデン(ミラクル)「一馬くんの記憶だぁ!」

 

ミデン「あいつの記憶さえ手に入れば、全ての記憶と全ての幸せは本当の意味で私のものになる!」

 

一馬「最後にオレをご指名か......」

 

だが勝てる見込みはあるのか?全プリキュアを吸収したミデンに

 

ハリー「どないしよう、エール達までやられてしもた.....」

 

はぐたん「はぎゅ!?」

 

はぐは穴を覗きに行った....

 

はぐたん「っ!?ない!えーるない!ないない!みんなない!」

 

ハリー「あかんでこれ.....プリキュア.......全滅や!」

 

くっ、やはり行くしかないな。腹を括らないと

 

一馬「オレ、戦うぜ!あいつと!」

 

ハリー「ちょ、勝てるんか!?今のミデンに!」

 

一馬「分からん!だが、プリキュアがいない以上......それに、男にはやらなきゃならない時があるんだ!はぐ離れろ!ここをぶっ壊してあいつと戦ってくる!」

 

はぐ「ぷいきゅあ.......ぷいきゅあ!ぷいきゅあいる!」

 

そう言ってはぐはみらい達を指差した。そうか!

 

ベビープリキュア達「?」

 

ハリー「せや!こいつらも元に戻したったらええねん!」

 

ベビープリキュア達「?」

 

一馬「そうか!その手が!つっても.......オレにはみらい、リコ、ことはしか元に戻せない.......それじゃあ不公平だよな.......」

 

ハリー「未来から来たオレとはぐたんにはこいつらを元に戻せるほどの記憶があらへん!」

 

みらい達3人だけじゃない、咲達を元に戻すには.......どうすれば

 

はぐたん「はぎゅ......」

 

ミデン(マジカル)「早く出てきなさい一馬」

 

ミデン(フェリーチェ)「怖くはありませんよ。ただ......」

 

ミデン(ミラクル)「記憶を貰うだけだよ!」

 

向こうはオレを探してる......

 

はぐたん「.......えーる......ふれふれ......えーる......」

 

一馬「はぐ.....」

 

ハリー「はぐたん.....」

 

はぐたん「ふれふれ.....あんじゅ......ふれふれ.....えとわーる......ふれふれ......ましぇり......ふれふれあむーる!」

 

すると、オレ達の前に真っ白い光の壁が現れた

 

一馬「何だこれは?」

 

ハリー「な、なんや?これは」

 

はぐたん「はぎゅ?」

 

「フレフレ!プリキュア!フレフレ!プリキュア!」

 

その壁から、かすかに声が聞こえてきた。子供の声......それに混じって大人の声も聞こえて来る.......前にも似たようなのがあったな......これはまさしく、第四の壁だ.....

 

はぐたん「ふれふれ!ふれふれあゆ!」

 

ハリー「聞こえる......たしかに聞こえるで!」

 

一馬「あぁ.....よし......」

 

これに賭けるしかない。届いてくれよ

 

一馬「聞こえるか!これを見てるオーディエンス達よ!そう!オーディエンスとはミラクルライトを持ってるお前達の事だ!」

 

ハリー「な、なんや変なスイッチ入ったっぽいな......」

 

一馬「お前達はどのプリキュアが好きなんだ?はなか?それともさあやか?。他にも沢山いるぜ!いちかにみらいに!はるかやめぐみ!プリキュアは沢山いるぜ!1人......いや、全員の名前を呼んでも良い!お前達はいままで、数々のプリキュアの戦い、日常を見てきたはずだ!その見てきた記憶を何でも良いから思い出すんだ!お前達の思い出が記憶が!こいつらを元に戻してくれるはずだ!だからよ.......」

 

オレはにぃっとニヤリ顔をする。そして

 

一馬「オレ達と!お前達で!蘇らせようぜ......プリキュア達をよぉぉぉぉ!」

 

思いっきり叫んだ

 

一馬「さぁ!ミラクルライトを持つんだ、オーディエンス達よ!行くぞ!せーの!フレフレ!プリキュア!」

 

はぐたん「ふれふれ!ぷいきゅあ!」

 

ハリー「フレフレ!プリキュア!」

 

「フレフレ!プリキュア!」

 

一馬「その調子だ......だが、足りねぇ!もっとデカい声で!フレフレ!プリキュア!フレフレ!プリキュア!」

 

はぐたん「ふれふれ!ぷいきゅあ!ふれふれ!ぷいきゅあ!」

 

ハリー「フレフレ!プリキュア!フレフレ!プリキュア!」

 

「フレフレ!プリキュア!フレフレ!プリキュア!」

 

オレ達が応援すると、虹色の光が溢れ出る

 

「フレフレ!プリキュア!フレフレ!プリキュア!」

 

そしてみらい達は光に包まれて、みるみる大きくなっていき、光となって飛んでいった。

 

一馬「よし!

 

ハリー「やったー!」

 

一馬「オーディエンス達よ!プリキュア達は元に戻った!成功だ!」

 

はぐたん「ふれふれ、ありがと!」

 

そして第四の壁は消えた

 

一馬「......ハリーさん、はぐ、行ってくるぜ!装着!」

 

はぐ「はぎゅ!」

 

ハリー「おう!行ってこい!」

 

オレはバルクXを装着して子供部屋を飛び出した

 

一馬(バルクX)「えーっと、みらい達は......」

 

オレはその場に滞空して、みらい達を探した......いた!

 

一馬(バルクX)「待ってろよ!」

 

オレはみらい達がいる場所へ飛んだ

 

一馬(バルクX)「っと.....」

 

オレは着地して装着解除した

 

ミラクル「一馬くーん!」

 

一馬「おわっ!?」

 

解除した瞬間、みらいがいきなり来て抱き着いてきた。うーん良い匂い......

 

ミラクル「会いたかったよぉ〜!」

 

一馬「オレも会いたかった.....それに、リコ、ことはにも......」

 

マジカル「ふん、遅いわよ!.......でも、ありがとう........」

 

フェリーチェ「ありがとうございます。一馬♪」

 

一馬「おう!つってもオレだけの力じゃないけどな。オーディエンス達のおかげさ」

 

フェリーチェ「オーディエンス?」

 

一馬「ま、気にすんな。普通首突っ込んではいけない領域だから」

 

マジカル「気になるわ.....っ!みんな!上を見て!」

 

一馬「どしたんだ?リコ.....っ!はな!」

 

上を見上げると、デカデカとはなが写っていた。あれは何処だ.....まさか、ミデンの中か!

 

エール『まだ、出てくもんか.....』

 

ミデン「お前!私の中で何をしている!」

 

エール『わたしが出てったら、あなたがまた1人になっちゃう!』

 

なるほど、ミデンは孤独だった.....ってことか!

 

アンジュ「そういうこと.....エールらしい」

 

ん?突然さあやの声が....もしかして、ここの結晶が声を反射して聞こえてきたのか?

 

エトワール「なんか、わたしがはなと友達になった時のこと思い出すな」

 

ホイップ「そうだよね。誰の心にもキラキラルは生まれるはず!」

 

マジカル「だったら、いいえだからこそ」

 

一馬「あぁ、奇跡を」

 

ミラクル「見せてやろうじゃないか!だよね」

 

一馬「最後まで言わせてくれよ......」

 

ブラック「よし!わたし達も行こう!」

 

一馬「装着!」

 

オレは赤い炎に包まれて、レウスXを装着し、焔剣リオレウスと真飛竜刀【双獄炎】を装備した。そしてみらい達に遅れて走り出した



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メモリーズ編10話

ミデン「ぐぁ!?止めろ!私の中で暴れるな!お前と話すことなどない!出ていけぇ!」

 

エール『いや!わたしは話したいの!ちゃんと話すまで、出ていかないから!」

 

ミデン「お前達が.....記憶さえよこせば良いのだ........私の中を勝手に掻き乱すな!」

 

すると、塔から何かがワラワラと出てきた.....あれは黒い小型のミデンだと!?クリスタル!あれは!

 

クリスタル『あれはミデンが作り出した分身だ!.....その数350万体!』

 

何!?

 

ミラクル「いま、350万体って言いました!?」

 

マジカル「多すぎるわ!?」

 

フェリーチェ「正に戦いは数だよ......ですね」

 

一馬(レウスX)「だが.......上等だ!邪魔するやつは全て倒す!そしてはなの元へ向かうぞ!」

 

ミラクル達「OK!」

 

オレは焔剣と【双獄炎】を抜刀して、飛んだ。みらいとリコは箒でことはは羽で飛んだ

 

一馬(レウスX)「そらそらそらぁ!」

 

チビミデン達「!?!?」

 

オレは向かってくるチビミデンを切りまくった。チビミデンはどんどん消滅していく

 

フェリーチェ「リンクル・ピンクトルマリン!」

 

チビミデン達「〜♪」

 

2人が箒で誘い込んだところを、ことはがトルマリンバリアで消滅させた

 

ミラクル「キュアップ・ラパパ、エールの想いが届きますように.....」

 

マジカル「わたし達の思い出が、届きますように.....」

 

フェリーチェ「ミデンの心が救われますように......」

 

ミラクル達「キュアップ・ラパパ!」

 

うーん、オレも何か言えば良いのかな?それにオレもあんな派手な技を......そうだ!オレは着地して装着解除した

 

一馬「オレにはお前にやる思い出はない。でもなオレ達がこれから思い出を作ってやる」

 

フェリーチェ「一馬!?何を考えて」

 

クリスタル!ファイズギアとファイズブラスターを!

 

クリスタル『分かった!』

 

すると、腰にファイズドライバー、両手にファイズフォンとファイズブラスターが出現した。早速ブラスターにフォンをセットした

 

《Awakening》

 

その時、オレの周囲をチビミデンが取り囲んだ

 

ミラクル「一馬くん!」

 

マジカル「何考えてるのよ馬鹿!」

 

チビミデンがオレを囲んでいるが、落ち着いてコード555を入力した

 

一馬「変身!」

 

《Standing by》

 

すると、オレは赤い光に包まれて、仮面ライダーファイズ、ブラスターフォームに変身した。その時の赤い光によって、囲んでいたチビミデン達は消滅した

 

マジカル「あれって確か.....」

 

フェリーチェ「ファイズのブラスターフォームですね!」

 

チビミデン達「!!!!」

 

チビミデンが一斉に襲いかかってくる......撃ち抜いてやるぜ!オレはブラスターに103と入力した

 

《Blaster Mode》

 

ブラスターをトランクモードからフォトンバスターモードに変形させると、今度は5214と入力した

 

《Faiz Blaster Discharge》

 

背部ユニットが両肩に展開してブラッディキャノンとなった。そしてチビミデンの方へ向いてブラスターを構え、Enterを押した

 

《Exceed Charge》

 

一馬(ファイズB)「派手に撃ち抜くぜ!はぁ!」

 

チビミデン達「!?!?!?」

 

ブラスターとブラッディキャノンから光弾が発射されて、チビミデンの群れを消滅させた

 

一馬(ファイズB)「まだまだ!!!」

 

《Exceed Charge》《Exceed Charge》《Exceed Charge》

 

オレはチビミデン達を次々と消滅していった。チビミデン達が居なくなったを確認すると、オレは変身解除した

 

一馬「何だ?上空の結晶にヒビが.....」

 

ふと空を見ると、上のはなが写っている結晶にヒビが入っていた

 

ミラクル「もしかして、小さなミデンを倒したから、ミデンも弱くなったんじゃないかな?」

 

一馬「そうか。てことはだ.....最後ははな......お前が決めろ!」

 

マジカル「わたし達は.....あそこへ行こう!」

 

リコは塔の天辺、オレがはぐやハリーといたと思われる場所を指差した

 

一馬「よし!行くぞ!」

 

ミラクル達「うん!」

 

オレはみらいの箒に乗る

 

ミラクル「一馬くん、しっかり掴まっててね!」

 

一馬「あぁ!」

 

オレ達は飛び立った。よく見ると他のプリキュア達も向かっていた。指差した場所に着くと、ミデンが横たわっていた.........みらい達は円になってミデンを囲んだ

 

一馬「さて、どうなるか.......」

 

クリスタル『我らは見届けよう......』

 

あぁ.......しばらくすると、ミデンは光出した。そこから.......小さくなったミデンとはなが現れた

 

アンジュ「エール」

 

エール「みんな!」

 

ブラック「あーあ、無理しちゃって。ほんと、ありえない」

 

エール「ブラック.....」

 

エトワール「でも、良い感じに話せたんでしょ?」

 

エール「うん.......奪われた記憶を取り戻すため、そして、ミデンが前に進むために......みんな!力を貸して!」

 

すると、はな達の前にあるものが現れた。それはミラクルライトだった

 

ブラック「ミラクルライト.......」

 

そしてはな達はミラクルライトをミデンに向けた

 

「プリキュア・レリーズ・シャイニングメモリー!」

 

一馬「これは.....」

 

クリスタル『ほぅ』

 

プリキュア達の様々な記憶が空に投影された。こうしてみるとオレの知らないところで、色んなことが.....あったんだな.....

 

エール「きっと......また思い出になる.......未来でわたし達に勇気をくれる.....そう教えてくれたのはミデン!あなただよ......」

 

ミデン「っ!」

 

エール「ミデンがみんなの思い出を繋いでくれたから、そう信じられる....ありがとう.....ミデン.....」

 

ミデン「......ありがとう....」

 

ミデンは涙を流しながらありがとうと言って、風になった.......

 

エール「約束するよ、ミデン。これと同じくらい、ううん!もっともっとたくさんの思い出をいっぱい作ろうね!」



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メモリーズ編11話

メモリーズ編最終話です


ミデンを見届けた後、全ては元に戻った.....その夜

 

一馬「はなに頼まれたが.......これを修復ってもなー」

 

オレは自分の部屋の机にある1台のカメラと睨めっこしていた。その名は[MIDEN F-Mk2]名前から察する通り、ミデンの正体....つまり、ミデンはこれの付喪神って事ださあや曰くこのカメラはデジカメが主流になっていく時代に、あえてフィルムカメラとして世に出たのだが......結局メーカーは倒産して、流通したのも僅か......その結果激レアカメラになってる。だとさ

 

さあや『大丈夫だよ!わたしが教えてあげるから!』

 

あぁ、今さあやと通話してる

 

一馬「あぁ、頼む」

 

こうしてさあやに教えてもらいながら、MIDEN F-Mk2......ミデンを修復した

 

一馬「よし!出来た!.....はずだよな」

 

さあや『うん、大丈夫よ。後はフィルムだけど.....』

 

一馬「明日行く時の途中で写真屋に寄ってフィルムを買うぜ」

 

さあや『分かったわ。じゃあまた明日、お休み』

 

一馬「おうお休み。色々教えてくれてありがとうな」

 

そして通話を終了した。さーてオレも寝るか〜

 

「ありがとう......僕を直してくれて........」

 

一馬「?」

 

今.....声が.......ふっ、そうか。風になったと思ってたが、お前はまだ.......宿ってるんだな.......

 

一馬「..........礼なら明日はなに言ってやってくれ。オレはあいつに頼まれて修復しただけだ。だが........どういたしまして」

 

オレはそう言って、寝た.........翌日、オレは起きてみんなに[おはよう、オレそっち行くのにちょっと遅れる]と連絡した後、朝飯食って、準備して、家を出た

 

みらい「ねぇ、一馬くん、ちょっと遅れるってどういう事?」

 

一馬「あぁ、それはだな」

 

オレはバッグからミデンを出した

 

一馬「こいつ用のフィルムを写真屋で買ってくるからさ」

 

リコ「あ、そのカメラ......」

 

一馬「あぁ、昨日直した。つってもさあやに教えられながら、だけどな」

 

ことは「分かった!みんなで待ってるから!」

 

一馬「おう!それじゃあお先に!」

 

オレは走った。そして、写真屋へ向かってフィルムを買った。店の人にミデンを見せたら驚いた表情をしたなー。本当に激レア物なんだって思ったよ。でフィルムをセットした後。写真屋を後にして駅へ向かい、電車で昨日の街へ向かい、公園へ向かった

 

ルールー「来たようです」

 

一馬「おーい!待たせたなー!」

 

公園へ向かうと、もう全員集合していた。わぉ、キラパティまである.....そりゃそっか、あれはポイポイカプセルみたいに持ち運べるからな

 

ほまれ「もう、遅い!」

 

一馬「悪りぃ悪りぃ、電車にちょっと乗り遅れちゃってさ」

 

実は電車に乗り遅れて、数十分駅で待ちぼうけを喰らった

 

一馬「それより、はな、こいつを」

 

オレはミデンを渡した

 

はな「ありがとう。わぁ!ピッカピカ!」

 

はぐたん「はぎゅ!」

 

一馬「フィルムもここへ来る途中に買ってセットしといたぜ......まぁ、そのせいで電車に乗り遅れたが......じゃ、オレは一足先に」

 

オレはバッグを置いて、みらい達がいるところへ向かった

 

一馬「待たせたなお前らぁ!」

 

みらい「もう!遅い!もしかして寄り道してたの?」

 

一馬「寄り道なんかしてねぇよ。写真屋へ寄ってフィルム買った後な、電車に乗り遅れて駅で数十分待ちぼうけを喰らったんだよ」

 

それからオレ達は楽しんだ、話したり、遊んだり(主にバトミントンやサッカー)、食べて飲んだり、ゲーム(主に通信やオレのスーパープレイ)したり、まぁとにかく騒いだ。途中ではなが写真を取ってくれたな......ミデン、お前はこれからも沢山写真を撮れると良いな....



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HUGっとプリキュア オールスターズ回
オールスターズ編その1


スーパースターズより先にこっちをやりまーす。ゴメンネ


ビューティーハリー前、ここで戦闘が起きていた、はな達HGUっと!プリキュアの前に、中学生・高校生にまで退化させられた。そしてそこへパワードスーツを着たDr.トラウムが現れた。それと同時ににみらいとリコも現れた

 

トラウム「魔法も科学の前では無意味だよ?リバース・ザ・タイム!」

 

Dr.トラウムがみらいとリコに光線を浴びせる

 

みらい&リコ(19)「くぅ.....」

 

モフルン「モフー!?......みらい、リコ.....」

 

どんどん小さくなっていく二人、そこへ

 

[ブロロロロ〜]

 

バイクに乗った一馬が現れた

 

[こっから一馬視点]

 

一馬(19)「みらい!リコ!今助けるからな!クリスタル!お前をアレにぶつけるけど良いな!」

 

クリスタル「あぁ!」

 

俺はバイクでロボットの腕に突っ込んだ。よし、光線が消えた!

 

ことは「はー!」

 

そして遅れて来たことはがロボットの腕にさらにぶつかった

 

一馬(19)「ふぅ....みらい、リコ、大丈夫....!?」(ふぅでヘルメットを取っている)

 

ことは「大丈夫?」

 

俺は二人の姿に驚いた何故なら

 

リコ「一馬!はーちゃん!」

 

みらい「ありがとう」

 

一馬(19)「あーお前ら、絶ぺ.......昔の姿に戻ってるぞ」

 

やべー絶壁って言いかけてたわ

 

みらい「え?....あ、本当だ!?」

 

リコ「嘘でしょ!?って、今絶壁って言おうとしたわよね!」

 

一馬(19)「言ってない、言ってない」

 

リコ「全く.....」

 

リコ「これでも少しはあるんだから........」(小声)

 

一馬(19)「何か言った?」

 

リコ「言ってないわよ!バカ!」

 

トラウム「やってくれたねぇ、坂田一馬くん?しかし、二人を赤ちゃんにして、力を奪ってやろうとしたんだが.....」

 

あ、パワードスーツなのか。でも何で俺の名前を!?まぁ良い、敵なら殺るまでだ

 

はな「みんな!」

 

さあや達「うん!」

 

あ、はなだ、それに、さあやとほまれと.....後の二人誰?あ、追加メンバーか。それに、いちか達までもいるのか!

 

いちか達「うん!」

 

みらい達「うん!」

 

一馬「おうよ!」

 

いざ装着!する前に

 

ゆかり「待って」

 

はな「?」

 

ゆかりさんが待ったをかけた

 

ゆかり「久しぶりの変身なのに、こんな格好じゃ気分が乗らないわ」

 

一馬(19)「そう言う問題かよ!はぁ〜」

 

ため息が出るほどしょうもない理由だった。でもまぁ、ぶかぶかだから仕方ないか

 

ことは「任せて!キュアップ・ラパパ!」

 

やばっ、逃げよっと

 

ことは「みんなのお洋服よ、変わりなさい!」

 

ことはは魔法でいちか達の服をパティシエ服に自分達の服を魔法学校の制服に変えた、巻き込まれなくて良かった〜

 

ゆかり「良い感じ!」

 

そして各チーム変身を開始する

 

いちか達「キュアラモード・デコレーション!」

 

みらい&リコ「キュアップ・ラパパ!ダイヤ!ミラクル・マジカル・ジュエリーレ!」

 

ことは「キュアップ・ラパパ!エメラルド!フェリーチェ・ファンファン・フラワーレ!」

 

はな達「ミライクリスタル!ハートキラッと!

 

よーし、クリスタル!バルクXで行くぜ!

 

クリスタル「あぁ!」

 

一馬(19)「装着!」

 

活目せよ!本邦初公開!19歳の俺の装着だぜ!俺はバルファルクの防具を装着した

 

[諸事情により個人名乗りはカット!]

 

ホイップ達「キラキラ☆プリキュアアラモード!」

 

ミラクル達「魔法つかい!プリキュア!」

 

エール達「HUGっとプリキュア!」

 

一馬(バルクX)「クリスタルに選ばれし騎士にして、悪を狩る狩人!坂田一馬!ここに見参!」(赤黒い雷が落ちる)

 

決まった......さてと、行くか!



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オールスターズ編その2

俺達はジジイと戦った

 

一馬(バルクX)「ドラゴニックインパクトッ!」

 

俺は腕に龍属性を纏わせて殴った。硬ぇな.....

 

マジカル「うわぁ!?」

 

一馬(バルクX)「リコ!」

 

俺はブースターでスピードを上げ、落ちているリコの元へ向かった

 

マジカル「きゃっ」

 

一馬(バルクX)「大丈夫か?」

 

マジカル「えぇ」

 

ふと振り返ると、ジジイがビームを撃っていて、それにひまりとみらいが逃げていた

 

トラウム「ビーム!ビーム!」

 

カスタード「ひぇっ!?」

 

ミラクル「ひゃっ!?」

 

全く.....ビームくらいで怯えやがって......仕方ない、封じるか。クリスタル、ラヴィーナαだ

 

クリスタル「了解だ」

 

一馬(バルクX)「装着!」

 

バルクXからラヴィーナαに変わった。俺はジジイに向かう

 

トラウム「ん?君、さっきと格好が.....

 

一馬(ラヴィーナα)「動けなくしてやる。アイスタイム!」

 

俺はジジイのパワードスーツに触れて、一瞬で凍り付かせた。これはONE PIECEのクザンの技、アイスタイムだ

 

トラウム「なっ!?パワードスーツが!......それに、寒い!」

 

エール「みんな!」

 

アンジュ達「うん!」

 

ん?確かアレはミライパッドだっけか、何をするつもりだ?え、形が変わった!?

 

エール達「メモリアル・キュアクロック!チアフル!」

 

.....あーなるほど、強化アイテムか、理解したぜ

 

エール達「ミライパッド、オープン!」

 

おー、ちょっと姿が変わったな。それにはぐのやつまで姿が変わってら

 

エール達(チアフル)「プリキュア!チアフルスタイル!メモリアルパワーフルチャージ!プリキュア・チアフルアタック!」

 

おー、六色のマークが氷塊に向かって飛んでいった、終わったなあのジジイ

 

トラウム「す、スーツが無ければ退職していた!ハックション!」

 

まーだ生きてるよ、もう歳なんだからさっさと死んでくれ

 

アムール「スーツの機動力、−99%戦闘不能。やめましょうDr.トラウム」

 

へーあのジジイ、トラウムって名前なのかーま、どうでも良い。それにしてもあいつ、随分機械的な喋り方だな

 

クリスタル「あいつ、アンドロイドだぞ」

 

マジでか、ヒューマギアなのか、しっかしヒューマギアのプリキュアとはもう何が来ても驚かねぇよ....例え宇宙人とかでもな

 

トラウム「とんだ計算ミスだなルールー.....ハックション!」

 

アムール「!?」

 

あのヒューマギアの名前はルールーっていうのかするとジジイは自分に砲身を当て

 

トラウム「リバース・ザ・タイム!」

 

みらいとリコを小さくした光線を自らに浴びせた。するとパワードスーツが修復されていった。いや、時間を巻き戻してるってのが正しいか!

 

フェリーチェ「時間が.....」

 

一馬(ラヴィーナα)「巻き戻っているのか!」

 

トラウム「どんなに破壊されようと完全回復、時を操れるこの装置があれば無敵!ハックション!」

 

一馬(ラヴィーナα)「くしゃみ止まってねーじゃねぇか!.....ん?」

 

ん?あのボルトは

 

一馬(ラヴィーナα)「まぁ、確かに、それがあれば無敵だろうな。だが.......これ何だ?」

 

俺はボルトを拾ってそれをジジイに見せた

 

トラウム「え?....!?それは!」

 

すると、パワードスーツは崩壊して、中からジジイが出て来た。ボルト1つで崩壊って、随分と欠陥品だな

 

トラウム「いやん!ハックション!」

 

キモい

 

トラウム「時間を、ハックション!戻しすぎたハックション!組み立て前に戻ってしまったハックション!」

 

アホだな

 

トラウム「夜鍋して、ハックション!作ったのにハックション!出直しだ!」

 

一馬(ラヴィーナα)「逃すか!アイス塊(ブロック)・両棘矛!(パルチザン)」

 

俺は氷塊を生成し槍の形にした。これもクザンの技だ

 

一馬(ラヴィーナα)「あばよジジイ、せいぜい地獄で余生を楽しみな!」

 

氷の槍をジジイに向けて飛ばした

 

トラウム「ひぃっ!?私はまだ生きていたい!!!」

 

そう言ってジジイはスーツの残骸ごと消えた

 

一馬(ラヴィーナα)「ちっ」

 

俺は変身解除した

 

エール「わたしたちプリキュアの勝利だ!」

 

エール&ホイップ&ミラクル「やったー!」

 

アンジュ「勝利.....なのかな?」

 

一馬(19)「違うだろ。あのジジイの自爆だろ」

 

ハリー「まぁ、オウンゴールって感じやな」

 

ジェラート「喜んでる場合じゃないでしょ」

 

ホイップ「そうだ!いちご山を戻さないと!」

 

マジカル「魔法界も....」

 

一馬(19)「そういや、そうだったな....」

 

バイクでここに来るまで忘れてたわ。魔法界がザ・ワールド、つまり時間が止まっていたのすっかり忘れてた

 

クリスタル「そう言う大事な事忘れるか?普通は」

 

ゴメン

 

一馬(19)「いちご山も魔法界もさっきのパワードスーツのせいって事だな」

 

エール「え!?」



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オールスターズ編その3

俺達ははな達の追加メンバーである二人に自己紹介した。ヒューマギアの名前がルールーで、見た感じ小学生の奴がえみるってことが分かった。で、俺達は二手に分かれ、他のプリキュアの安否を確かめる為に。出発した。ちなみに俺の方は、みらい達と、ほまれとルールーとえみる、モフルン、ペコリン、長老、はぐ、ハムた.....ハリーだ。こいつらは箒で向かってるが、俺はバイクだ

 

一馬(19)「ここからだと....四ツ葉町か.....」

 

現在バイクで移動しながらスマホのマップを見ている。ちゃんとスマホスタンドあるからな!

 

一馬(19)「ラブ達は無事だろうか......」

 

そして俺は無事に四ツ葉町に着いた。無事と言っても、途中、少し、渋滞に巻き込まれたりしたが

 

一馬(19)「よっ、お前ら」

 

みらい「あ、一馬くん!やっと来た!」

 

ラブ「久しぶり!一馬!」

 

タルト「久しぶりやな!」

 

シフォン「かずまー!」

 

一馬(19)「おう、ラブにタルト、それにシフォン久しぶりだな!」

 

ルールー「しかし、遅かったですね、何があったのですか?」

 

一馬(19)「渋滞に巻き込まれた」

 

ことは「巻き込まれちゃったの!?」

 

一馬(19)「まぁな....お前ら何やってたんだ?」

 

ラブ「ダンスの練習!」

 

えみる「こっちは育児トークをしていたのです!」

 

一馬(19)「ふーん.....で、大丈夫なのか?一大事なのに?」

 

ラブ「あー、さっきも言ったのだけど....そんな事、絶対にさせないから!」

 

一馬(19)「そうか.....!?何だ......気配を感じた......こっちだ!」

 

俺達は気配のする方へ向かった。そこには

 

オシマイダー達「オシマイダー!」

 

お終いだー!と叫ぶ化け物が二体暴れていた

 

一馬(19)「やるぞ!」

 

まず先に、えみるとルールーが変身した。そしてみらいとリコも変身しようとするが、ちょーっとここで珍事があってなー、何とモフルンの手を握るはずが、はぐの手を握ってしまったのだ、これには俺もことはも苦笑いしちまったぜ.....まぁとにかく、無事に変身完了した。俺はアビスシリーズだぜ

 

マシェリ&アムール「はぁ!」

 

オシマイダー1「オシ!?」

 

一馬(アビス)「ギガデイン!」

 

オシマイダー1「オシ!?」

 

ピーチ「はぁ!」

 

オシマイダー1「オシマイダー!?」

 

まず、えみるとルールーが蹴りを入れ、そこへギガデイン。そして遅れて変身したラブがパンチをして吹っ飛ばした

 

はぐたん「ぷいきゅあだ!」

 

ピーチ「ピンクのハートは愛ある印!もぎたてフレッシュ!キュアピーチ!」

 

マシェリ「キュアピーチ!?」

 

オシマイダー2「オシマイダー!」

 

二体目の化け物がこちらへ向かって来た

 

ミラクル「一馬くんごめーん!」

 

フェリーチェ「食い止めることが出来ませんでした!」

 

一馬(アビス)「まぁ良いぜ、俺に任せろ!」

 

オレは冥刀エンクリシスを出して構える

 

一馬(アビス)「はぁぁぁあ.....ギガブレイクッ!」

 

向かってくる化け物を雷を浴びたエンクリシスで斬り裂いた

 

オシマイダー2「オシマイダー......」

 

化け物は消滅した

 

一馬(アビス)「ふぅ、一体討伐完了」

 

マシェリ「す、凄いのです.....」

 

ミラクル「一馬くんカッコいい!」

 

オシマイダー1「オシマイダー...」

 

おっと立ち上がったか。何だ?目が光った

 

はぐたん「めっ!あぶない!」

 

突然はぐが俺の足に捕まってそう言った

 

一馬(アビス)「危ないだと?」

 

クリスタル「一馬!不味いぞ!」

 

オシマイダー1「オシマイダー!!!」

 

化け物が叫ぶと、化け物から紫の霧のようなものが噴き出して来た

 

一馬(アビス)「!?全員、俺の側に!ライトニングドームバリアッ!」

 

俺は雷のドーム状のバリアを展開した

 

一馬(アビス)「ぐぬぬぬ......」

 

マシェリ「一体何が起きているのです!?」

 

一馬(アビス)「分かるかよ!」

 

やがて、霧が晴れると、俺はバリアを解除した

 

アムール「自爆したようですね......」

 

一馬(アビス)「そのようだな........!?鳥が!」

 

上を見上げた俺達は鳥が止まっているのが目に入った。まさか.......俺達以外の時が止まってる?



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オールスターズ編その4

一馬(アビス)「あの鳥......時間が止められているのか!」

 

ピーチ「そんなことできるの!?」

 

一馬(アビス)「あぁ!」

 

すると

 

オシマイダー3「オシマイダー!」

 

妖精達「うわぁぁぁ!?」

 

三体目の怪物が現れた

 

一馬(アビス)「くっ、まだ居たのか!」

 

ピーチ「はああぁっ!」

 

オシマイダー3「オッ!?」

 

まずラブが蹴りを入れた。そこへ

 

マシェリ「マシェリ・ポップン!」

 

アムール「アムール・ロックンロール!」

 

オシマイダー3「オシマイダー!?」

 

ギターを出したえみるとルールーがギターを使った技で化け物を遠くへ吹っ飛ばした。更にほまれが出した星にラブとみらい、ほまれが乗り

 

エトワール「スター・スラッシュ!」

 

オシマイダー3「オシ!?」

 

乗っていた星を飛ばした。そして飛び上がった3人は

 

ピーチ&ミラクル&エトワール「トリプル・プリキュアキーック!」

 

オシマイダー3「シ!?」

 

同時に化け物を蹴り飛ばした

 

モフルン「凄いモフ!」

 

フェリーチェ「待ってください!」

 

オシマイダー3「オ〜シ〜」

 

目が光っているのが見えた。また自爆か!

 

一馬(アビス)「また自爆して時間を止める気か!」

 

マジカル「それなら!ミラクル!一馬!」

 

ミラクル「オッケー!」

 

一馬(アビス)「おう!」

 

そしてリコはアクアマリンを出した。それなら!

 

一馬(アビス)「装着!」

 

俺はラヴィーナαに装着した

 

マジカル「リンクル・アクアマリン」

 

一馬(ラヴィーナα)「アブソリュート・ゼロ・バースト!!!」

 

アクアマリンとアブソリュート・ゼロ・バーストで化け物を氷塊にした。次にみらいがペリドットを取り出した。なら!

 

一馬(ラヴィーナα)「装着!」

 

俺はクシャナXに装着し、氷塊に近づいた

 

ミラクル「リンクル・ペリドット!」

 

一馬(クシャナX)「無刀流・龍巻きッ!」

 

みらいがペリドットを発動したと同時に竜巻を発生させた。二つの竜巻は混ざり合い、化け物を遥か上空へ吹き飛ばした

 

オシマイダー3「オシマィィィィ!?」

 

そして化け物は爆発した。俺は装着を解除した

 

マシェリ「助かったのです.......」

 

一馬(19)「......ちょっと見て回るか」

 

俺達は四ツ葉町を見回った。やっぱり、止まってやがる。美希や祈里にせつな、それにカオルのおっちゃんまで......くっ.....

 

ピーチ「本当に時間が止まってる!?」

 

エトワール「他のみんなも心配だね......」

 

はぐたん「まま.....」

 

シフォン「キュア.....プリ」

 

せつなが動いてたら.......待てよ、シフォンは確かテレポートが使える.....よし、これに賭けるしかねぇ!

 

一馬(19)「そうだ!シフォン!お前テレポート出来たよな!」

 

シフォン「キュア♪」

 

タルト「そうか!シフォンのテレポートで他のプリキュアを助けに行くんやな!」

 

一馬(19)「そういうこった!」

 

アムール「本当に出来るのですか?」

 

ピーチ「出来るよ!」

 

一馬「というわけで!装着!」

 

もしかしたら上空に転送されるかもしれないから、オレはバルクXに装着した

 

一馬(バルクX)「よし!いっちょ頼むぜ!」

 

シフォン「キュア♪キュア・キュア・プリップ!」

 

そして俺達はシフォンによってテレポートした。待ってろよ、はな達、それにいちか達!



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オールスターズ編final

オールスターズ編終わりです


テレポートされたのは上空だった。そして、ジジイがいるのが確認できた。俺は赫醒鎚マグナウドを出して、構えた

 

一馬(バルクX)「ドラゴニック・メテオッ!」

 

トラウム「!?」

 

一馬(バルクX)「ストライクッ!」

 

俺はマグナウドをパワードスーツに思いっきり振り下ろした。ジジイは時計塔から落ちた

 

トラウム「ぎゃー!?」

 

俺達は着地した.......リコを除いて

 

マシェリ「か、顔から落ちたのです!」

 

マジカル「お、落ちてないし!」

 

一馬(バルクX)「ま、リコの落下芸は十八番だからなー!」

 

マジカル「十八番じゃないし!!」

 

エール「みんなー!」

 

アムール「エール!」

 

ビンゴ、はな達がいた。それにのぞみも!

 

一馬(バルクX)「よぅ、はな!それにのぞみ!久しぶりだな!」

 

ピーチ「ドリーム!」

 

ドリーム「一馬にピーチ!久しぶり!」

 

パルフェ「本当に他のプリキュアっていたのね......」

 

マカロン「あの子達は初めて見たわ」

 

ショコラ「沢山いるんだね」

 

妖精達も降りて来た

 

エール「はぐたん!」

 

はぐたん「はぎゅ!」

 

トラウム「くぅ!まだ残っていたとは!」

 

エール「そう簡単には....やられないよ!」

 

ホイップ「でもその人、すぐ元に戻っちゃうよ!」

 

アムール「分かっています」

 

おっと、ルールーに秘策があるのか?

 

エール達「プリキュア・チアフル・アターック!」

 

ってその技かい!

 

トラウム「無駄無駄、リバース・ザ.....あれぇ!?」

 

あ、アームキャノンが壊れてる.....そうかなるほどリバース・ザ・タイムはアームキャノンで発動していたと

 

アムール「これで、時間を操ることは不可能」

 

終わったな、ジジイ

 

トラウム「いつのまに.....だが、甘い!」

 

一馬(バルクX)「何だと!」

 

トラウム「ここには大量のトゲパワワがある!」

 

トゲパワワ.....マイナスエネルギーみたいなものか!するとパワードスーツからアームが展開して、プラスエネルギーが変化した、きっとあれがトゲパワワなのだろう。そのトゲパワワを吸収し始めた

 

ドリーム「何が起こるの!?」

 

一馬(バルクX)「さぁな!」

 

すると、パワードスーツは膨張し、触腕が生えた異形な姿になった

 

トラウム「お前達のアスパワワも、トゲパワワに変えてやる!」

 

そう言って触腕を大量に出して来た。アレに捕まったらヤバい気がする!仕方ない、逃げるか!

 

俺達は散って逃げた。触腕が追いかけてくる

 

ジェラート「何だよあれ!」

 

カスタード「よく分からないけど危険です!」

 

一馬(バルクX)「ちぃっ!」

 

ミラクル達「うわぁぁぁ!!」

 

俺はブースターで、みらいとリコは箒、ことはは羽で飛んでいる

 

ジェラート「ちょっと!ずるく無い!?」

 

一馬(バルクX)「あ、悪りぃ!あおい!」

 

ミラクル「ごめーん!」

 

マジカル「そんなこと言ってる場合.....うわぁ!?」

 

リコに触腕が迫って来たが、ギリギリでリコは回避した。良かった......だが

 

エール「ぐぅぅぅ.....」

 

何とはなが触腕に捕まったのだ。はなの腕にはぐがいる.....と言うことははぐを守ろうとして......

 

アンジュ&エトワール「エール!」

 

ハリー「はぐたん!」

 

一馬(バルクX)「はな!はぐ!」

 

くっ、はなからアスパワワが抜かれてやがる....

 

トラウム「このまま、アスパワワを吸い尽くしてやっ!?」

 

すると突然ジジイは吹っ飛ばされた。そして触腕が消え、はなが解放された。吹っ飛ばしたのは.......あの二人か!

 

エール「あれは....」

 

一馬(バルクX)「来てくれたか!なぎささん!ほのかさん!」

 

そう、なぎささんとほのかさんがジジイを吹っ飛ばしたのだ。ジジイは触腕を二人に向けて繰り出して来た

 

ブラック「だだだだだだ!!!」

 

ホワイト「はぁぁぁぁぁ!!!」

 

おーおー触腕を殴って蹴ってなさる

 

アムール「あの二人は......」

 

ピーチ「待ってました!」

 

トラウム「うぉぉ!!」

 

ブラック「だぁぁぁ!!」

 

ホワイト「やぁぁぁ!!」

 

ジジイはエネルギー弾を出すが、打ち消された。そこへ!

 

ルミナス「ルミナス・ハーティエル・アンクション!」

 

ひかりがジジイを金縛り状態にした

 

トラウム「あらぁ!?体が....」

 

ブラック&ホワイト「はぁぁぁ!!」

 

そして二人の同時攻撃でジジイは吹っ飛ばされた

 

トラウム「あらぁぁぁ!!!」

 

ブラック「光の使者、キュアブラック!」

 

ホワイト「光の使者、キュアホワイト!」

 

ブラック&ホワイト「ふたりはプリキュア!」

 

ホワイト「闇の力のしもべ達よ!」

 

ブラック「とっととおうちに帰りなさい!」

 

エール「ブラック!ホワイト!」

 

ルミナス「耀く命、シャイニールミナス。光の心と光の意思、全てを一つにする為に」

 

エール「シャイニールミナス?」

 

一馬(バルクX)「ひかりも来てくれたか!」

 

ブラック「大丈夫だった?」

 

エール「うん!」

 

パルフェ「あの子達もプリキュアなのね.....」

 

そうか、いちか達とは初対面なのか

 

ホイップ「あ、あの!はじめまして!」

 

ルミナス「あ、どうもこちらこそ」

 

マジカル「久しぶりね」

 

ミラクル「なんか、同窓会みたい」

 

同窓会か〜そういや前は久しぶりに会った奴らと大乱闘したりとか大暴れしたっけか〜ん、あ、少し揺れた

 

一馬(バルクX)「まーだ生きてるっぽいぜ、アレ」

 

ドリーム「自己紹介は後にしよう!」

 

エール「はぐたんをお願い!」

 

すると触腕が伸びまくった

 

トラウム「プリキュア.....坂田一馬.....」

 

ホイップ「何何!?」

 

アムール「大量のトゲパワワ反応を確認。Dr.トラウム自身のトゲパワワで力を増しています....しかし.....これは.....暴走!?」

 

マジでか、つまりマイナスエネルギーに飲まれたってことか。あのジジイは

 

トラウム「プリキュアァァァァ!!!坂田一馬ァァァァ!!!」

 

な、何だ!?景色が変わって.....!?

 

エール達「きゃぁぁぁぁ!!!」

 

はな達は何と黒いのに飲み込まれた

 

一馬(バルクX)「!?」

 

俺も飲み込まれた....

 

一馬(19)「........」

 

くっ、力が.....クリスタル.....は、反応しねぇ......まさか......このまま死ぬのか.......

 

はな「フレ、フレ、わたし....フレ、フレ、みんな」

 

はなの声が.....そうだな。こんなところでくたばってるわけにはいかねぇな

 

いちか「聞こえた....」

 

みらい「はなちゃんの声.....」

 

一馬(19)「聞こえたぜ.....はなの声....」

 

なぎさ「はなちゃんだけじゃ無い....」

 

ほのか「みんなの声が聞こえる....」

 

[フレ!フレ!プリキュア!フレ!フレ!一馬!]

 

聞こえてくる....モフルン達の声も!

 

一馬(19)「頑張れ、俺、頑張れ!頑張れ、みんな、頑張れ!」

 

俺は立ち上がる。重い......だが、負けるか!

 

いちか「フレ、フレ、私!」

 

みらい「フレ、フレ、みんな!」

 

[フレ!フレ!プリキュア!フレ!フレ!一馬!]

 

はな達「フレ!フレ!プリキュア!フレ!フレ!」

 

一馬(19)「俺ぇぇぇぇ!!!!」

 

そして俺達は闇から脱出することが出来た。はな達はプリキュアになっていた。しっかし、ひっでぇ景色になったな.....

 

トラウム(巨大化)「うぉぉあぁぁぁぁ!!!」

 

ジジイは一頭身に手が生え、シルクハットを被った姿となった。そしてなんと無数の化け物が生み出された

 

オシマイダー達「オシマイダー!!!」

 

ルミナス「これは....」

 

ジェラート「多すぎでしょ!」

 

一馬(19)「確かにな......」

 

すると化け物がぞろぞろとこちらへ向かって来た

 

エール「大丈夫......わたしたちは.....負けない!フレ、フレ、わたし!フレ、フレ、プリキュア!」

 

すると暗雲が晴れ、化け物の大群を少し吹っ飛ばした。吹っ飛ばしたのは

 

フローラ「冷たい時に閉ざされた夢....返いただきますわ」

 

フローラ達「お覚悟はよろしくて!」

 

一馬(19)「はるか!」

 

ホイップ「フローラ!」

 

そう、はるか達Go!プリンセスプリキュアだ!

 

フローラ「わたしだけじゃないよ!」

 

一馬(19)「へ?それってどう言う....」

 

ラブリー「ラブリービーム!」

 

突然ビームが化け物を吹き飛ばした。こう言うのをやれるのは!

 

ラブリー「お待たせ!」

 

一馬(19)「めぐみ!」

 

めぐみだ!それにひめ達もいる!そこからマナ達、みゆき達、響達、つぼみ達、咲と舞、そして

 

一馬(19)「お前ら!」

 

ドリーム&ピーチ「みんな!」

 

りん達と美希達も来た。つまり!プリキュア全員集合だぜ!あーでもあゆみやモフルンは流石にいないか......

 

ブラック「わたしたちも行くよ!」

 

エール「うん!」

 

クリスタル「我らも行くぞ!」

 

一馬(19)「クリスタル!戻って来たか!」

 

クリスタル「あぁ、我があんな所でくたばってたまるか!」

 

一馬(19)「そうかよ!」

 

ブラック「集合!」

 

ブラック達「プリキュアオールスターズ!」

 

一応決めポーズするか

 

一馬(19)「アーンド!俺!」(リザードンポーズ)

 

何故かリザードンポーズ取っちまった、チャンピオンタイムでも無いのに、ま、良いか。さぁクリスタル!コアガンダムIIになれ!まずはコアIIからだ!

 

クリスタル「分かった!はぁぁぁぁ!!!」

 

クリスタルはコアガンダムIIになった。俺はそれに乗り込んだ

 

一馬「坂田一馬コアガンダムII!目標を殲滅する!」

 

コアIIが出撃したと同時にプリキュア達も一斉に向かった

 

一馬(19)「オラオラオラァ!」

 

コアスプレーガンで化け物を撃った

 

オシマイダー「オシマイダー!?」

 

がそんなに効いてはいなかった

 

オシマイダー「オシマイダー!!」

 

一馬(19)「ち、少ししか効かないか.....」

 

クリスタル(コアII)「どうする?」

 

一馬(19)「決まってんだろ?コアチェンジ!ドッキング・ゴー!ウラヌス!」

 

クリスタル(コアII)「了解!」

 

するとウラヌスアーマーが現れ、コアIIに装着された

 

一馬(19)「完成!ユーラヴェンガンダム!」

 

ピース「おぉ〜!!」

 

一馬(19)「ターゲットロック......」

 

ユーラヴェンはビームシュートライフルU7を構えた

 

オシマイダー「オシ?」

 

一馬(19)「狙い撃つ!」

 

遠くの化け物に向けて撃った。ビームの余波で次々と巻き込まれていく化け物

 

オシマイダー達「オシマイダァァァァァァァ!!!!」

 

一馬(19)「センサービット展開!目標、プリキュアのサポート!」

 

ユーラヴェンの肩と背中から3機のセンサービットが射出された

 

クリスタル(ユーラヴェン)「一馬、我はビットの制御に移る。あとは頼むぞ」

 

一馬(19)「任せろ!」

 

3機のビットはプリキュアの方へ向かって飛んでいった。さてと、ライフルをビームライフルモードにしてっと

 

オシマイダー達「オシマイダー!」

 

化け物達がビームを一斉に撃って来た

 

一馬(19)「わっ!?シールド無いのに!」

 

何てね

 

一馬(19)「なーんちゃって。Iフィールド!」

 

ユーラヴェンは左手をかざしてビームを防いだ

 

オシマイダー達「オシ!?」

 

一馬(19)「さーてここからは」

 

ユーラヴェンはビームサーベルを左手に持った

 

一馬(19)「派手に行くぜ!」

 

ユーラヴェンはサーベルを振り回し、ライフルを乱射した

 

一馬(19)「ふぅ....大方、片付いたか。クリスタル、戻ってこーい」

 

クリスタル(センサービット)「了解した」

 

ビットは戻って来た。すると、ぞろぞろとまた出てきた。

 

一馬(19)「ちっ、またか.......ジジイを叩くぞ!超高精度射撃モード!」

 

センサービットの1機がライフルに合体した。ユーラヴェンはライフルを構えた。照準を合わせると、ジジイはピンクプリキュアにボコられていた

 

ハッピー「はぁぁぁ!!!」

 

ブロッサム「やぁぁぁぁ!!」

 

トラウム(巨大化)「ぐぉ!?」

 

ラブリー「ラブリーパンチングパンチ!」

 

おーめぐみのロケットパンチとぶつかって、そこからいちかと響に拘束された〜

 

トラウム(巨大化)「ぐぇぇぇ!!!」

 

ピーチ&フローラ「やぁぁぁ!!」

 

めぐみのロケットパンチを破壊しようとするが、その中に隠れていたラブとはるかに吹っ飛ばされた。ここだ!

 

一馬(19)「狙い撃つぜぇぇぇ!!!!」

 

ユーラヴェンはビームを撃った

 

ミラクル「!?みんな離れて!」

 

トラウム(巨大化)「?ぐわっ!?」

 

ビームを喰らって怯んだ隙に

 

エール「はぁぁぁぁ!!!」

 

はなが巨大になったポンポン(で良いのかな?)ではたき落とした

 

トラウム「ぐぇぇぇ!!」

 

オレも近くに向かった

 

エール「やった!」

 

一馬(19)「それ、フラグだぜ」

 

エール「え?」

 

ジジイは立ち上がり、目を燃え上がらせながらさらに超巨大になった

 

トラウム(超巨大化)「うぉぉぉぉぉ!!!!」

 

エール「こ、こんなの....どうすれば......」

 

ブラック「大丈夫!自分を信じて......仲間を信じて!」

 

エール「そうだよ.....わたしたちはプリキュアだもん」

 

ホワイト「こんな時だってわたしたちは」

 

ブラック&ホワイト「絶対に諦めない!」

 

エール「諦めない....」

 

ホイップ「そう!笑顔を作る大好きな気持ち!」

 

アンジュ「笑顔と大好き...」

 

ミラクル「手を取り合って、奏でる思い!」

 

エトワール「奏でる思い....」

 

ピーチ「愛する心と、幸せの花!」

 

マシェリ「愛と....」

 

アムール「幸せ....」

 

フローラ「夢に向かって」

 

ドリーム「羽ばたく強さ!」

 

エール「夢....羽ばたく....」

 

ルミナス「そして!」

 

ブラック&ホワイト&ルミナス「希望!」

 

一体、何が起こるんだ....

 

クリスタル「さぁな、だが、この状況を覆せるかもしれんぞ」

 

そして光が溢れ出した

 

ホワイト「プリキュアの美しき魂が!」

 

ブラック「邪悪な心を打ち砕く!」

 

エール「そして、耀く未来を切り開く!」

 

するとはな達の腕にブレスが現れた

 

エール達「プリキュア!ミライブレス!繋がる絆!わたしたちの未来!プリキュア・オール・フォー・ユー!」

 

そしてビームがジジイに向けて放たれた

 

一馬(19)「俺も手伝うぜ!クリスタル!あれ行くぞ!」

 

クリスタル(ユーラヴェン)「分かった!」

 

一馬(19)「コアチェンジ!リライジング・ゴーッ!」

 

コアIIに現れたヴォドムポッド+、エクスヴァルキランダー、イージスナイトが合体した

 

一馬(19)「完成!リライジングガンダムッ!」

 

クリスタル(リライジング)「さっさと決めるぞ!」

 

一馬(19)「あぁ!」

 

リライジングは魔法陣のようなものを展開し機体のカラーが金色に輝いた。そして

 

一馬(19)「グランドクロスキャノン!」

 

そう叫ぶと強力なビームが発射された。そのビームはオール・フォー・ユーと混ざり合ってジジイに向かっていった

 

トラウム(超巨大化)「おおおお!!!!」

 

アンジュ「感じる......」

 

マシェリ「沢山の......」

 

アムール「思いが.......」

 

エトワール「溢れてくる.......」

 

一馬(19)「これで.........終わらせるっ!いけるな。相棒!」

 

クリスタル(リライジング)『おう!全力を出すんだ!』

 

ホワイト「わたしたちの思い!」

 

ブラック「全部持ってって!」

 

一馬(19)「グランドクロスキャノン!最大出力ッ!はぁぁぁぁぁああああああ!!!!」

 

プリキュア達「はぁぁぁぁあああああ!!!!」

 

そして、光線はジジイを包み込んだ

 

トラウム(超巨大化)「うぉぉぉぉぉ!!!!」

 

そしてジジイは安らいだ顔となって消えた......こうして、俺達を巻き込んだ最大の戦いは終わった.......



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もしもシリーズ
もしも1 バイク戦闘


本編と並行してもしもシリーズを書きまーす。一馬はもうトロプリまでのプリキュアと知り合ってる設定でお願いします。後このシリーズに時代設定はありませーん


[もしも一馬がバイクに乗りながら戦闘したら]

 

一馬「うじゃうじゃいるな.........よし!クリスタル!FF7ACのフェンリルに変わるんだ!」

 

クリスタル『あのバイクか!分かった!」

 

そしてクリスタルはフェンリルになった。オマケでバスターソードも出してくれてた。オレはバスターソードを持ってフェンリルに乗った

 

[bgmクレイジーモーターサイクル]

 

クリスタル『さぁ!しっかり捕まってるんだぞ!だが武器は振るんだぞ!』

 

一馬「おう!」

 

クリスタル『行くぞー!』

 

そう言ってフェンリルは走り出した。オレはバスターソードでどんどん敵を薙ぎ倒していった

 

ブラック「ありえない!?」

 

ホワイト「バイクに乗ってる!?」

 

ルミナス「本当はダメですよね......」

 

ブルーム「バイクに乗ってるナリ!?」

 

イーグレット「乗ってる.....」

 

ドリーム「えぇ!?バイクに乗ってる!?」

 

ルージュ「違反してるじゃない!あのバカ!」

 

レモネード「バイクはダメですー!」

 

ミント「あらあら、乗ってるわ」

 

アクア「ダメじゃない!」

 

ローズ「後で説教ね......」

 

ピーチ「バイクに乗ってる!?」

 

ベリー「カッコいいけど........」

 

パイン「バイクに乗るのはダメだよ.....」

 

パッション「一馬、いくらなんでもバイクに乗るのはダメだわ......」

 

ブロッサム「バ、バイクに乗ってます!」

 

マリン「こらー!降りるっしゅ!」

 

サンシャイン「一馬くん.....それはダメだよ」

 

ムーンライト「まだ乗る年齢じゃ無いでしょ!」

 

メロディ「え!?バイク!?」

 

リズム「ちょっと!一馬!」

 

ビート「音吉さんの本によると、バイクに乗れる年齢は16歳からよ!」

 

ミューズ「一馬さん!降りなさい!」

 

ハッピー「え!?バイクに乗ってる!?」

 

サニー「年齢的にアカンやろ!」

 

ピース「乗ってるバイクは......FF7ACのフェンリル!?」

 

マーチ「バイクに乗るのはダメでしょ!?」

 

ビューティ「そうですね.....」

 

エコー「違反してる.....」

 

ハート「バイクに乗って戦ってる!?」

 

ダイヤモンド「降りなさーい!」

 

ロゼッタ「あらあら、乗ってますわね」

 

ソード「バイクはまだ乗れないはずでしょ!?」

 

エース「お兄さまそれは流石に......」

 

ラブリー「バイク!?」

 

プリンセス「乗りこなしてますぞー!?」

 

ハニー「ダメだよね.....」

 

フォーチュン「えぇ....完全にダメだわ」

 

フローラ「えぇ!?」

 

マーメイド「バイクに乗ってたわ........」

 

トゥインクル「かずっちいくらなんでもダメだわ.....」

 

スカーレット「降りてください!」

 

ミラクル「一馬くん!?」

 

マジカル「今すぐ降りなさーい!」

 

フェリーチェ「流石にバイクに乗るのはダメです!」

 

ホイップ「バイクですとぉ!?」

 

カスタード「あわわわ、だ、ダメです!」

 

ジェラート「うぉー!乗りこなしてるぜー!」

 

マカロン「流石にバイクに乗るのはダメね.....」

 

ショコラ「一馬くん!降りるんだ!」

 

パルフェ「Ohlala!」

 

エール「めちょっく!?」

 

アンジュ「降りて一馬くん!」

 

エトワール 「それは流石にダメだ!」

 

マシェリ「ダメなのです!」

 

アムール「危険です!今すぐバイクから降りてください!」

 

スター「ちょっと!流石にダメだよ!」

 

ミルキー「オヨー!凄いルン!」

 

ソレイユ「流石にダメよ!」

 

セレーネ「今すぐ降りてください!」

 

コスモ「ああいう戦い方も出来るニャンね......」

 

グレース「ふわぁ!?」

 

フォンテーヌ「バイクに乗って戦ってる!?」

 

スパークル「流石にダメだよ!!!」

 

アース「まぁ、あのようなバイクもあるのですね」

 

サマー「わぁー!トロピカってる!」

 

コーラル「ば、バイクに乗るのはペケです!」

 

パパイヤ「降りて!」

 

フラミンゴ「バイクから降りろ!」

 

ローラ「あれが人間が乗ってるバイクって乗り物ね」

 

その後一馬はプリキュア達(主に高校生組)から説教された

 

※バイクの免許を取るのは16歳から!



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もしも2オーバーフラッグ

 

[もしも一馬がオーバーフラッグに乗って現れて戦ったら]

 

敵勢力とプリキュアの戦闘が行われている広場の離れた場所の崖

 

クリスタル(オーバーフラッグ)「一馬、準備は良いか?」

 

一馬「あぁ、バッチリだいつでも行けるぜ」

 

オレは今、クリスタルが変化したSVMS-010オーバーフラッグに乗っている。今からオレはガンダムマイスターじゃない.........フラッグファイターだ!

 

一馬「坂田一馬、オーバーフラッグ、行くぜ!」

 

オーバーフラッグは崖から発進した

 

一馬「まずは軽い挨拶で、トライデントストライカーを喰らえ!」

 

現在巡航形態の機種になってるリニアライフル、トライデントストライカーから弾を数発撃った

 

敵ボス「な、何だ!?」

 

敵1「じょ、上空から敵襲です!」

 

敵2「敵は黒い飛行機のような乗り物のようです!」

 

敵ボス「己.....プリキュアのついでに!あの飛行機を破壊しろ!」

 

敵「「はっ!」」

 

おーっと敵がこっちに向かって来るぞー?もう少しこの形態で戦うか

 

敵3「待てー!そこの飛行機!」

 

飛行機じゃなくて戦闘機なんだけどな.......まぁ良いや。予定変更、高速形態で遊んでやるか

 

一馬「そう簡単にこのオーバーフラッグを破壊されるもんかよ。クリスタル、少し敵さんと遊んでやろうぜ」

 

クリスタル(オーバーフラッグ)「あぁ」

 

オレはオーバーフラッグを高速形態に変形させた

 

一馬「鬼さんこちら〜手のなる方へ〜」

 

敵3「な!?は、速くなった!?追いついてやるぞ!」

 

オレは敵としばらく追いかけっこをした

 

ブラック「あ、あの黒い飛行機に絶対乗ってるの一馬だよね?」

 

ホワイト「そ、そうね....」

 

ルミナス「ただの飛行機にしては怪しいですね.......」

 

ブルーム「黒い飛行機ナリ!」

 

イーグレット「怪しい.....ただの飛行機じゃ無いはずよ」

 

ドリーム「ねぇねぇ!黒い飛行機だよ!」

 

ルージュ「どうせ一馬が乗ってるんでしょ.....」

 

レモネード「カッコいい飛行機です!」

 

ミント「飛行機......なのかしら?」

 

アクア「一見飛行機に見えるけど......」

 

ローズ「一瞬手があるように見えたわ!」

 

ピーチ「黒い飛行機!」

 

ベリー「飛行機.....なのかしら?」

 

パイン「変形しそう.....」

 

パッション「飛行機にしては少し形がおかしいわね......」

 

ブロッサム「飛行機です!?」

 

マリン「黒色がカッチョイィっしゅ!」

 

サンシャイン「飛行機.....なのかな?」

 

ムーンライト「怪しいわね.....」

 

メロディ「飛行機だ!」

 

リズム「飛行機?」

 

ビート「あれは飛行機じゃなくて戦闘機ね!」

 

ミューズ「それ、今言うこと?」

 

一馬「そろそろここいらで変形すっかな?」

 

クリスタル(オーバーフラッグ)「そうだな」

 

オーバーフラッグは旋回した

 

一馬「へへっ、やい!テメーら!そろそろ遊びは終わりだぜ!!!」

 

敵3「な、何だと!?」

 

一馬「見とけよ......このオーバーフラッグの真の姿を!」

 

そしてオーバーフラッグは高速形態からMS形態に変形した。いわゆるグラハムスペシャルだ

 

敵4「ひ、人型になっただと!?」

 

一馬「今からオレは!阿修羅すら凌駕する存在となるっ!こっからはフルブラストで行くぜっ!」

 

オーバーフラッグはトライデントストライカーを収納し、両腕にソニックブレイドを出してその刀身にプラズマを纏わせて敵を斬りまくった

 

ハッピー「変形した!?」

 

サニー「ガンダムやないんか!?」

 

ピース「やっぱり!あれはガンダム00に出て来たオーバーフラッグ!しかもグラハムスペシャルもやっている!」

 

マーチ「へ、変形した!?」 

 

ビューティ「まぁ、凄いですね」

 

エコー「細い.....」

 

ハート「変形!?」

 

ダイヤモンド「戦闘機からロボットになった!?」

 

ロゼッタ「あら、結構細いロボットですわね」

 

ソード「怪しいとは思っていたけど.....」

 

エース「あれはガンダムじゃ無いのですね!」

 

ラブリー「変形した!?」

 

プリンセス「意外と細いですぞ!?」

 

ハニー「あら、細いロボットね」

 

フォーチュン「ガンダム....じゃ無いわね」

 

フローラ「変わった!?」

 

マーメイド「怪しい飛行機だと思っていたけど......」

 

トゥインクル「細っ!?」

 

スカーレット「まぁ、姿が変わりましたわ」

 

ミラクル「オーバーフラッグ!」

 

マジカル「グラハムスペシャルまでやってる.....」

 

フェリーチェ「それにあのプラズマソードの二刀流.....もしかして、阿修羅すら凌駕してます!?」

 

ホイップ「変形ですぞ!?」

 

カスタード「凄い変形です!」

 

ジェラート「変形した!?」

 

マカロン「ガンダム....とは違うわね」

 

ショコラ「うん、顔が明らかにガンダムじゃないね」

 

パルフェ「ワオ!あれもガンダム!?」

 

エール「変形!?」

 

アンジュ「見事な空中変形....」

 

エトワール 「細っ!?」

 

マシェリ「一馬先輩凄いのです!」

 

アムール「あの剣....ビームサーベルに似てますが、ビームじゃなくて収束されたプラズマのようですね」

 

スター「黒い飛行機がロボットに!キラやば〜☆!」

 

ララ「なんだか細いルン」

 

ソレイユ「なーんか変形しそうな見た目だとは思ってたけど.......」

 

セレーネ「細いロボットですわね」

 

コスモ「中々強いニャン」

 

グレース「ふわぁ〜形が変わった!?」

 

フォンテーヌ「ガンダム.....?」

 

スパークル「ロボット形態もめっちゃカッコいい!」

 

アース「あれもガンダムなのでしょうか?」

 

サマー「え!?ロボットになった!?トロピカってる〜!」

 

コーラル「ロボット?」

 

パパイア「乗ってるのは一馬だよね....」

 

フラミンゴ「あんなのを動かせるって......」

 

ローラ「人間....それも子供のくせにすごいわ......」



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もしも3 アルカイザー

今回はサガフロンティアからあのヒーローです!


[もしも一馬がアルカイザーに変身して戦ったら]

 

ちっ、分断されちまったか......よし、クリスタル!あのヒーローに変身するぜ!

 

クリスタル『了解した!』

 

一馬「アルカイザー!変身!」

 

戦闘員達「!?」

 

オレはサガフロンティアに出てくるヒーローアルカイザーに変身した

 

一馬(アルカイザー)「レイブレード!カイザーウィングッ!!!」

 

戦闘員達「ギャー!?」

 

オレはビームサーベルのような剣を抜いてそこから斬撃を飛ばして戦闘員を全滅させた。さてと、行くか!オレはプリキュア達の元へ向かった

 

敵ボス「何だ!?あの爆発は」

 

オレはプリキュアと敵の軍団の間に立った

 

ブラック「だ、誰?」

 

敵ボス「何者だ!貴様は!」

 

一馬(アルカイザー)「オレは.......正義の使者、アルカイザー!!!」(決めポーズ)

 

敵ボス「あ、アルカイザーだと!?」

 

一馬(アルカイザー)「覚悟しろ!悪党共!」

 

敵ボス「ふざけるな!ヒーロー気取りのつもりなのか知らないが、この馬鹿をやっちまえ!」

 

戦闘員達「アイアイサー!」

 

一馬(アルカイザー)「来い!正義の力を見せてやるぜ!」

 

[bgm:戦え!アルカイザー!]

 

一馬(アルカイザー)「ブライトナックル!」

 

戦闘員1「ギャッ!?」

 

一馬(アルカイザー)「シャイニングキック!」

 

戦闘員2「ギャン!?」

 

ブラック「ひ、ヒーロー!?」

 

ホワイト「でもあの声って.....」

 

ルミナス「一馬さんですよね.....」

 

ブルーム「ヒーローナリ!」

 

イーグレット「この声って.....」

 

ドリーム「ヒーローだ!」

 

ルージュ「声で誰か分かったかも........」

 

レモネード「カッコいいです!」

 

ミント「悪の軍団の前に突然現れた正義の使者.......」

 

アクア「あの声......」

 

ローズ「完全にあいつね」

 

ピーチ「ヒーロー!?」

 

ベリー「随分派手なヒーローね....」

 

パイン「カッコいいかも....」

 

パッション「声からして正体は......」

 

一馬(アルカイザー)「スパークリングロール!やっ!はっ!」

 

戦闘員3「うぎゃっ!?」

 

戦闘員4「ふぎゃっ!?」

 

ブロッサム「ヒーローさんです!」

 

マリン「ヒーローっしゅ.....」

 

サンシャイン「あの声どこかで......」

 

ムーンライト「恐らく.....ね」

 

メロディ「ヒーロー!?」

 

リズム「奏太が喜びそうなヒーローね....」

 

ビート「この声もしかして.....」

 

ミューズ「一馬さん?」

 

一馬(アルカイザー)「とぉ!ディフレクトォ!ランスッ!」

 

戦闘員達「ウギャー!」

 

ハッピー「ヒーローさん!?」

 

サニー「あれ?あいつの声どっかで聞いたことあるなぁ」

 

ピース「サガフロンティアのアルカイザー!カッコいい!そこだ!ディフレクトランス!」

 

マーチ「ライダーキック?」

 

ビューティ「美しい蹴りですね」

 

エコー「あの声からしてアルカイザーの正体ってもしかして......」

 

ハート「ヒーローだ!」

 

ダイヤモンド「か、カッコいいかも......」

 

ロゼッタ「まぁ、派手ですわね」

 

ソード「聞いたことのある声.....」

 

エース「もしかして、お兄さまですか!?」

 

一馬(アルカイザー)「レイブレード!カイザーウィングッ!!」

 

戦闘員達「ギャー!?」

 

敵ボス「あの爆発は!?さっきの爆発はお前の仕業か!」

 

一馬(アルカイザー)「やぁ!はっ!とぉ!」(レイブレードで切り裂く)

 

ラブリー「ヒーロー!」

 

プリンセス「カッコいいですぞ!」

 

ハニー「正体が気になるわ......」

 

フォーチュン「声からして、もしかして......」

 

フローラ「ヒーロー!」

 

マーメイド「悪くないわね」

 

トゥインクル「あら、カッコいいじゃん」

 

スカーレット「正体は誰なのでしょう.....」

 

ミラクル「アルカイザー!」

 

マジカル「あの剣を振ってる時の動き......あのアルカイザーの正体が分かったわ」

 

フェリーチェ「わたしにはバレバレですよ、全く.....でも、カッコいいですね」

 

ホイップ「ヒーローですぞ!?」

 

カスタード「しょ、正体は誰なのですか!?」

 

ジェラート「気になるぜ!」

 

マカロン「ふふふ、正体分かっちゃった」

 

ショコラ「わたしも、ヒーローくんの正体が分かったよ」

 

パルフェ「一体誰なの!?」

 

エール「フレ!フレ!アルカイザー!」

 

アンジュ「この声ってもしかして......」

 

エトワール 「完全にあいつだよね」

 

マシェリ「誰なのですか?」

 

アムール「声からして一馬ですね......」

 

スター「ヒーロー!?キラやば〜☆!」

 

ミルキー「オヨー!カッコいいルン!」

 

ソレイユ「弟たちが喜びそうなヒーローだね」

 

セレーネ「ヒーローと言うのは未だによく分かりませんが、カッコいいですね」

 

コスモ「この声......ふふっ正体が分かったニャン」

 

グレース「ふわぁ!?ヒーローさん!?」

 

フォンテーヌ「とうじが好きそうな見た目ね.....」

 

スパークル「めっちゃカッコいい!」

 

アース「あれがヒーローという人なのですね!」

 

サマー「ヒーロー!?トロピカってる!」

 

コーラル「カッコいい!」

 

パパイヤ「あの声.....」

 

フラミンゴ「あぁ、あいつだな」

 

ローラ「あれがヒーローって人間?」

 

一馬(アルカイザー)「残るは貴様だけだ!」

 

敵ボス「くっ、お、己......」

 

一馬(アルカイザー)「覚悟しろ!はぁぁぁあ!!!」

 

オレは不死鳥のオーラを纏いながら飛び上がった

 

一馬(アルカイザー)「真アル・フェニックスッ!!!!」

 

[ピィィィ!!!]

 

オレはそのまま敵のボスに向かって突っ込んだ

 

敵ボス「弾き返してやるわ!」

 

奴はバリアを展開した。オレは構わず突っ込んだ。そして不死鳥はバリアごと敵を貫いた

 

敵ボス「馬鹿な.......」

 

そして敵は風穴を開けたまま消滅した。オレは着地して元に戻った

 

一馬「正義の力!思い知ったか!」

 

一馬と分かってなかったプリキュア達「えーっ!?」



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もしも4 ゲーマー

もしも一馬がゲームをしているところをプリキュア達+αが見ていたら(見るのは四葉財閥製の監視カメラを通して、やってるゲームは某岩男XアニバーサリーコレクションのXチャレンジの裏ボス)

 

一馬「.............」

 

一馬は無言になって、巧みなコントローラー捌きでゲームをしていた

 

[反応]

 

なぎさ「上手い!?」

 

ほのか「ゲーマーね.....」

 

ひかり「凄い上手です!」

 

咲「上手ナリ!」

 

舞「ゲームは得意って言ってたけど......想像以上に上手いわ.......」

 

満「凄い上手!?」

 

薫「あれはもう、得意ってレベルじゃないわ.....」

 

のぞみ「そうやって避けるの!?」

 

りん「あいつ、あのゲームを完全にマスターしてるわね.......」

 

うらら「凄いです一馬さん!」

 

こまち「一馬さん、さっきから無言ね.....」

 

かれん「それほど集中してるってことよ」

 

くるみ「完全にゲーマーだわ.....」

 

小々田「上手だね!」

 

夏「ゲームバカだな」

 

シロー「指しか動いてねぇ......」

 

ラブ「わたしより上手い!?」

 

美希「か、完璧なコントローラー捌きね......」

 

祈理「凄い......」

 

せつな「今度ス◯ブラで挑もうかしら.....」

 

隼人「やるな!一馬!」

 

瞬「指しか動いてない.......」

 

つぼみ「す、凄いです........」

 

えりか「むむ、あのテクニックは!やるっしゅね.......」

 

いつき「集中してる......」

 

ゆり「今の一馬には、画面しか見えてないのかしら?」

 

響「わ、わたしより上手い.......」

 

奏「奏太や響以上ね.......」

 

エレン「凄い......」

 

アコ「そ、奏太の方が上手よ!」

 

みゆき「一馬くん上手〜」

 

あかね「いや上手の範囲を超えてるやろ!」

 

やよい「わ、わたしも負けないんだから!」

 

なお「対抗するの!?」

 

れいか「凄いですね.....」

 

あゆみ「上手い......」

 

マナ「上手!」

 

六花「想像以上の上手さだわ....」

 

ありす「まぁ、お上手ですわ」

 

真琴「ゲームがあんなに上手だったなんて.......」

 

亜久里「さすがお兄さま!」

 

レジーナ「一馬すごーい!」

 

めぐみ「集中してる!」

 

ひめ「指しか動いてないですぞ!?」

 

ゆうこ「お腹空いても大丈夫かしら?」

 

いおな「多分、空いても集中してて気づかないかもよ」

 

誠司「大丈夫なのか?」

 

はるか「凄い!」

 

みなみ「あそこまで集中してるとは......」

 

きらら「か、かずっち凄い.....」

 

トワ「アレがゲーマーというものですか......」

 

みらい「うわぁ、完全に一馬くんのゲーマースイッチが入ってるよ」

 

リコ「いつ見ても凄い集中力とコントローラー捌きね」

 

ことは「はー!そこだ!いっけぇ!一馬!」

 

いちか「凄い集中してますぞ!」

 

ひまり「コントローラー捌きも......ボタンが壊れないか心配です!」

 

あおい「ゲーム上手じゃん!」

 

ゆかり「ふふっ、流石ゲームが得意って言ってただけのことはあるわね」

 

あきら「これ終わったら、一馬くんに差し入れを持って行こうよ」

 

シエル「えぇ!それもとびっきり美味しいスイーツをね!」

 

リオ「そうだな」

 

ビブリー「それにしても、上手すぎよ.....」

 

はな「上手すぎて別の意味でめちょっく!?」

 

さあや「あそこまで上手だったとは.....」

 

ほまれ「今度マリ◯カートで挑んでみようかな.....」

 

えみる「あんな難しいステージを簡単に....」

 

ルールー「凄いですね.......」

 

ハリー「上手すぎるやろ......」

 

ひかる「上手!」

 

ララ「アレがゲーマールンね!」

 

えれな「凄いね......」

 

まどか「指が疲れないのでしょうか....」

 

ユニ「凄いニャンね......」

 

のどか「ふわぁ!一馬くん凄い上手!」

 

ちゆ「上手ってレベルを超えてるわよ」

 

ひなた「めっちゃ上手!?こうなったら、ポケ◯ンで勝負しよっと!」

 

アスミ「アレがひなたが言っていたゲーマーなのですね.....」

 

まなつ「いまの一馬さん......トロピカってる!」

 

さんご「す、凄い.....」

 

みのり「上手.....」

 

あすか「あいつのゲームが得意って言うのは本当だったんだな」

 

ローラ「よ、よく分からないけど、凄いってのは分かるわ」

 

その後一馬はゲームを一旦終えた後、差し入れでいちか達が持ってきたスイーツを食べて、またゲームに集中し始めた。

 

一馬「たまには甘い物を食うのも悪くはないな」

 

[オマケ]

 

[スマブ◯対決、一馬VSせつな&隼人&瞬]

 

結果

 

一馬の圧勝

 

[◯リカー対決 一馬VSハグプリメンバー]

 

結果

 

一馬の1位独走

 

[ポ◯モン対決 一馬VSひなた]

 

結果

 

一馬の勝ち

 

そして、一馬は一部の間でこう呼ばれる事になる[天才ゲーマーK.Z.]と



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もしも5 ブチギレ(グロ注意)

【warning!warning!】
グロ注意です!見たく無い人はブラウザバックを推奨します!これホントホント



































後悔しませんね?


もしも、一馬がブチギレたら(グロ注意)

 

敵に拘束バリアで動きを封じられた一馬

 

敵ボス「ふははは!!!これでプリキュアもおしまいだ。坂田一馬、お前も直ぐにプリキュアの元へ行かせてあげるからなぁ」

 

一馬(レウスX)「止めろぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」

 

敵ボス「プリキュアは!終わりだ!!!!」

 

敵ボスの強大な攻撃がプリキュア達に襲いかかる

 

プリキュアオールスターズ『きゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!』

 

プリキュア達は倒れてしまう

 

一馬(レウスX)「あ.....あぁ.......」

 

敵戦闘員「さっすがボス!」

 

敵ボス「ん〜?まだ息はあるか。まぁいい、これで今度こそ.......ん?」

 

一馬(レウスX)「.........うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

 

一馬は叫んだ。そして、拘束バリアを破壊した

 

敵ボス「何!?」

 

一馬が纏っているレウスXは普段とは違い、炎は激しく燃え上がり、バイザーは赤く輝いていた

 

敵ボス「な、何だ......この殺気は.......」

 

一馬(レウスX)「許さない!お前だけは!!!絶対に!!!!ぶっ殺す!!!!」

 

敵ボス「ぶっ殺すだと?やれるものなら、やってみ......」

 

すると、突然敵の左腕が宙を舞った

 

敵ボス「......え?」

 

一馬(レウスX)「お前を一瞬では殺させない。じわじわと追い詰めて殺してやる」

 

一馬は日輪刀で敵の左腕を切断していた

 

敵ボス「ぎゃぁぁぁ!?お、俺の左腕がぁ!?よ、よくも!」

 

敵は右腕で攻撃しようとするが

 

一馬(レウスX)「遅い」

 

瞬時に右腕を切断した

 

敵ボス「こ、今度は右腕を.....」

 

更に一馬は滅多斬りにした

 

敵ボス「うぎゃぁぁぁぁ!?こ、こうなったら空へ!」

 

敵ボスは羽を生やして空に逃げる。しかし

 

一馬(レウスX)「逃すわけ無いだろ!!!!!!!」

 

一馬は瞬時にライトボウガンを出して、敵ボスを撃ち落とした。そして敵ボスに近づいて

 

一馬(レウスX)「こんな物は邪魔だなぁ!!!!!!!」

 

一馬は羽を掴んで逃げられないように足で踏んづけて、片羽を引きちぎった

 

敵ボス「ギャァァァァァ!?」

 

一馬(レウスX)「もういっちょ!!!!」

 

そして、もう片方の羽も引きちぎった

 

敵ボス「ぐわぁぁぁぁ!?」

 

一馬(レウスX)「あ、まだ足があるのか。じゃあこれも、取り除かないとな!!!!!!」

 

そして、日輪刀で敵の両足を切断した

 

敵ボス「ギャァァァァァァ!?!?!?」

 

一馬(レウスX)「最期に言い残す事は?ま、どっちみち殺すけど」

 

敵ボス「し、死ね!!!」

 

敵ボスは口を開けて、ビームを撃とうとするが。一馬はナイフを敵の口の中に突き刺した

 

敵ボス「ギャッ!?」

 

一馬(レウスX)「言っただろ?殺すって.......」

 

一馬は右手に太刀の真飛竜刀【純銀】を出して二刀流になった

 

一馬(レウスX)「オレの怒りを思い知れ!!!!!!!」

 

一馬はまた滅多斬りにする。しかし、今度は敵を細切れにした

 

一馬(レウスX)「もう死んだのか、これからが面白いのによ..........」

 

敵戦闘員『ぼ、ボス!!!!』

 

一馬(レウスX)「あ?なんだまだゴミが残っていたのか..........来い」(来い、のところだけドスの効いた声」

 

敵戦闘員『ひ、ヒエエエエ!?』

 

一馬(レウスX)「言ったはずだ。逃すわけないだろってなぁ!」

 

一馬は逃げ惑う敵戦闘員を四肢を引きちぎったり、首を切り落としてそこから細切れにしたり、敵を貫き、そこから内臓を取り出して潰したり、とにかく残虐な戦い方をした

 

[残虐ファイトの途中で意識が戻り、残虐ファイト中の一馬を見たプリキュアの反応]

 

ブラック「ひぃ!?」

 

ホワイト「こ、これは.....」

 

ルミナス「!?」(両手で顔を隠す)

 

ブルーム「怖いナリ!?」

 

イーグレット「よ、容赦ない......」

 

ドリーム「ひぇ!?」

 

ルージュ「容赦無し!?」

 

レモネード「怖くてとても見れません!!」(目を瞑ってる)

 

ミント「怖いけど、新しい何かを掴めるかもしれないわ.....」

 

アクア「ミント......」

 

ローズ「!?」(目を逸らす)

 

ピーチ「ひっ!?」

 

ベリー「これはきっと夢よ.....」

 

パイン「きゃ!?」(慌てて両手で顔を隠す)

 

パッション「やりすぎよ......」

 

ブロッサム「ひぃ!?」(両手で顔を隠す)

 

マリン「怖いっしゅ!」

 

サンシャイン「さ、殺気が凄い......」

 

ムーンライト「あれほどまでの殺気、感じた事ないわ.....」

 

メロディ「あわわわ......」

 

リズム「何も見てない、何も見てない」(目を瞑って後ろを振り向く)

 

ビート「にゃ!?」

 

ミューズ「.......」(両手で顔を隠している)

 

ハッピー「!?」(すぐに後ろを向く)

 

サニー「み、見たらアカン光景を見てしもうた......」

 

ピース「ひぇぇぇ!?」(両手で顔を隠して、泣き叫んでいる)

 

マーチ「ひぇ!?」

 

ビューティ「容赦がありませんね......」

 

エコー「!?」

 

ハート「!?」

 

ダイヤモンド「!?」

 

ロゼッタ「こ、これは.....」

 

ソード「容赦ない.....」

 

エース「わたくしは何も見てません......ですわ」

 

ラブリー「!?」

 

プリンセス「恐ろしいですぞぉ〜!?」(涙目)

 

ハニー「一馬くんの怒るところ初めて見た......」

 

フォーチュン「も、燃えてるわ.......」

 

フローラ「ひゃっ!?」

 

マーメイド「ひぇっ!?」

 

トゥインクル「怖っ!?」

 

スカーレット「あそこまで容赦ないとは.......」

 

ミラクル「一馬くん!?」

 

マジカル「あんなに怒ってるの初めて見た......」

 

フェリーチェ「わたしたちがいるのに、あんな戦い方をするとは........」

 

ホイップ「一馬くんが恐ろしいですぞ!?」

 

カスタード「ひっ!?」(涙目)

 

ジェラート「こ、怖ぇ......」

 

マカロン「ふふっ、今どんな顔をしてるのかしら」

 

ショコラ「そこ!?」

 

パルフェ「多分、物凄い怒り顔になってるはずよ.......」

 

エール「!?」

 

アンジュ「容赦なくあんなことが出来るなんて.....」

 

エトワール「ひゃっ!?」

 

マシェリ「怖いのです......」

 

アムール「大丈夫ですよマシェリ。しかし、一馬から殺意の値が測定不能です......」

 

スター「!?」

 

ミルキー「オヨッ!?」

 

ソレイユ「ひっ!?」

 

セレーネ「!?」

 

コスモ「容赦ないニャン.....」

 

グレース「ふわぁ!?」(慌てて目を瞑る)

 

フォンテーヌ「容赦ないわね.....」

 

スパークル「エグっ!?」

 

アース「恐ろしいです.......」

 

サマー「!?」

 

コーラル「ひぇ!?」

 

パパイヤ「!?」

 

フラミンゴ「やり過ぎだ!」

 

ローラ「!?」

 

そして、全ての敵を細切れにして、消滅したのを見た後、一馬は変身解除した。一馬の顔には返り血が付着していた。一馬はこう言った

 

一馬「てめーらはオレを怒らせた」

 




解説

[虐殺モード(リッパーモードとも呼ぶ)]

一馬の怒りが頂点を超え、限界突破した形態。相手を浄化や倒すではなく、【殺す】に特化するようになる。そのエグ過ぎる虐殺にプリキュア及び妖精達はトラウマになったそうな......


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もしも6 モンハンライズ

[もしも一馬がモンハンライズをしていたら]

 

一馬「よーし、このクエストに挑むぜ!」

 

[高難度:ヌシの名を戴く者]

 

なぎさ「え!?ヌシ3体!?ありえない!」

 

ほのか「無茶よ!」

 

ひかり「危険すぎます!」

 

咲「ヌシ3体は危険ナリ!」

 

舞「しかも、ヌシタマミツネ、ヌシリオレウスそしてヌシジンオウガ.....強敵ばかり.....」

 

のぞみ「えっ!?3匹のヌシ!?」

 

りん「3匹の子豚みたいに言うな!」

 

うらら「大丈夫でしょうか.....」

 

こまち「多分....大丈夫よね?」

 

かれん「大丈夫よ...」

 

くるみ「負けないでよね!」

 

[クエスト開始、フィールドへ]

 

一馬「まずはミツネか」

 

ラブ「フィールドが恐ろしい!」

 

美希「まずはタマミツネね....」

 

祈里「いきなり強敵.....でも一馬くんが勝つってわたし信じてる!」

 

せつな「精一杯がんばって!」

 

つぼみ「一馬くんそこです!」

 

えりか「いっけぇ!」

 

いつき「泡が!危ない!」

 

ゆり「冷静に対処してるわね」

 

響「泡をクナイで破壊した!?」

 

奏「全く攻撃を緩めてない....」

 

エレン「カウンターできる攻撃は確実にカウンターしている....」

 

アコ「プロね.....」

 

みゆき「凄い!」

 

あかね「ガンガン攻撃してるやん....」

 

やよい「そこだぁ!」

 

なお「頑張れ!」

 

れいか「でも、油断は出来ませんね後2体いますから」

 

あゆみ「そうだね....」

 

[ヌシタマミツネ撃破]

 

一馬「よし、今のうちに剥ぎ取って、次の準備だ」

 

オレはヌシタマミツネから素材を剥ぎ取った後、切れ味を戻し、鬼人薬グレートと一応硬化薬グレートを使った後は死体が消えるまで肉を焼いた

 

一馬「来たか....」

 

ヌシタマミツネの死体が消えたと同時にヌシリオレウスが来た

 

マナ「次はヌシリオレウス!」

 

六花「炎に気をつけて!」

 

ありす「まぁ、お構いなしに攻撃してますわ!」

 

真琴「あ、怯んだ」

 

亜久里「そこからの怒涛の連続攻撃!やっぱりお兄さまは凄いですわ!」

 

めぐみ「ヌシリオレウス!」

 

ひめ「またも強敵ですぞ!」

 

ゆうこ「先程肉を焼いてたよね....」

 

いおな「そこ!?」

 

はるか「あ、もうすぐで倒せる!」

 

みなみ「そこよ!」

 

きらら「かずっちいっけぇ!」

 

トワ「凄いですわ!」

 

[ヌシリオレウス撃破]

 

一馬「ふぅ.....」

 

オレは先ほどと同じように剥ぎ取った後、鬼神と硬化を使ったそして、今度はカモシワラシを取った。そしてヌシジンオウガが来た

 

一馬「行くぜ!」

 

みらい「来た....最後の相手....」

 

リコ「ヌシジンオウガ......」

 

ことは「はー!頑張れー!一馬!」

 

いちか「ヌシジンオウガですぞ!」

 

ひまり「これを倒せばクリアです!」

 

あおい「頑張れ!一馬!」

 

ゆかり「ふふっ、油断しちゃダメよ」

 

あきら「攻撃が激しい.....けど」

 

シエル「隙を突いて攻撃してるわ」

 

はな「めちょっく!?尻尾回転をカウンターした!?」

 

さあや「サマーソルトをカウンターしてジンオウガを落とした!?」

 

ほまれ「イケてるカウンターじゃん!」

 

えみる「凄いのです!」

 

ルールー「冷静にカウンターしてますね」

 

ひかる「凄い戦いキラやば〜☆!」

 

ララ「凄い攻撃ルン!」

 

えれな「一馬くんも冷静に対処してるね」

 

まどか「激しい攻撃ばかりですね!」

 

ユニ「そこニャン!」

 

[クエストクリア]

 

一馬「終わったか.....」

 

ふぅ、終わった

 

のどか「ふわぁ!倒しちゃった!」

 

ちゆ「ヌシを3体....凄いわ」

 

ひなた「めっちゃ凄い!」

 

アスミ「お見事です!」

 

まなつ「ビクトリー!」

 

さんご「見てるだけでも怖かった....」

 

みのり「ひやっとした.....」

 

あすか「凄いな....」

 

ローラ「凄いわ.....」




装備

武器はファントムミラージュに赫耀シリーズ一式(全部位レベルMAX)に護石と装飾品で匠と納刀、それと火力が上がるスキルをこれでもかと詰め込んでいる。後ついでに気絶耐性もつけている


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もしも7 新技

[もしも一馬が新技を使ったら]

 

今、一馬はある敵に苦戦していた(プリキュアオールスターズ達は敵のバリアによって蚊帳の外で観戦している)

 

一馬(レウスX)「くっ、はぁ!」

 

一馬は炎を纏って敵に突っ込む

 

敵「ふん!はぁ!」

 

しかし、敵は氷の波動を出して炎をかき消した

 

一馬(レウスX)「!?」

 

敵「ふははははは!!!!貴様の炎なんぞ我には効かぬわ!」

 

一馬(レウスX)「ち、畜生.....もっと、もっと火力を上げねぇと」

 

敵「どれ程火力を上げようと無駄だ!さあ、我が絶対零度の攻撃で、その肉体を凍らしてやろうぞ!」

 

敵が迫ってくる

 

一馬(おいクリスタル、なんか策は無いのか?)

 

クリスタル(......ある、だが、お前の体力を大きく消費するかもしれん)

 

一馬(それでも、あいつを倒せるなら!)

 

クリスタル(分かった。では叫べ、フレイムフィールド!と)

 

一馬(了解!)

 

一馬は立ち上がった

 

敵「ほう、まだ立ち上がるか」

 

一馬(レウスX)「見せてやるぜ!新技を!フレイムフィールド!!!!」

 

一馬は右手を上に掲げた。すると手から赤い光線が現れ、そして、バリア内の空間を変えた。氷の空間から、灼熱地獄の空間へ変わった。

 

敵「何!?我の空間を書き換えただと!?それになんだこの熱さは.....初めて感じる熱さだ」

 

一馬(レウスX)「はぁぁぁぁぁ!!!!!フレイム.....」

 

敵「ふむ、その技か!アブソリュートゼロシールド!」

 

敵は氷の盾を生成した

 

一馬(レウスX)「バースト!!!!」

 

一馬は熱線を繰り出した。そして、熱線は氷の盾を貫き、敵を貫いた

 

敵「なぬっ!?この我に傷を付けるとは......もしや、この空間のせいか!」

 

一馬(レウスX)「どんなもんだい!!」

 

敵「ふははは!!!面白いぞ!坂田一馬!」

 

一馬(レウスX)「さぁ、第二ラウンド開始だ!」

 

[プリキュア達の反応]

 

ブラック「熱い!」

 

ホワイト「バリアの外からでもこの熱気......」

 

ルミナス「熱いです......」

 

ブルーム「熱いナリ!」

 

イーグレット「凄い熱気.....」

 

ドリーム「熱いよぉ〜」

 

ルージュ「このあたしでも熱く感じるわ.......」

 

レモネード「熱いです〜」

 

ミント「これぞまさに、灼熱の空間!」

 

アクア「熱いわ......」

 

ローズ「あいつ.....どれだけ熱気を出してるのよ!」

 

ピーチ「あ、熱い!」

 

ベリー「何よこの熱さ、バリアの外からでも感じるわ......」

 

パイン「熱い〜.....」

 

パッション「熱いわ.....」

 

ブロッサム「見てるだけでも熱いのに、実際に熱いです〜.....」

 

マリン「溶けちゃうっしゅ〜」

 

サンシャイン「あ、熱い.......」

 

ムーンライト「凄まじい熱気ね......」

 

メロディ「熱い!」

 

リズム「熱すぎよ.....」

 

ビート「音吉さんの本によると、こういう光景を灼熱地獄と呼ぶ......」

 

ミューズ「確かに、灼熱地獄に相応しい空間だわ......」

 

ハッピー「熱い〜」

 

サニー「ウチのより数十倍熱いわ!」

 

ピース「熱いよぉ〜」(涙目)

 

マーチ「ビューティ、氷の空間を作って冷やすことできる?」

 

ビューティ「無理ですね、もし作ったとしても溶けるかも知れません」

 

エコー「そうなのね.....」

 

ハート「熱い〜助けて〜」

 

ダイヤモンド「無理よ....氷を出したとしても、一瞬で溶けるわ.....」

 

ロゼッタ「燃えてますわね〜」

 

ソード「熱いわ.....」

 

エース「お兄さま、熱すぎですわ......」

 

ラブリー「あっつーい!」

 

プリンセス「熱いですぞぉ!」

 

ハニー「こんなに熱いと、ご飯が焦げちゃうわ....」

 

フォーチュン「心配するところそこ!?」

 

フローラ「熱いよぉ〜」

 

マーメイド「たしかに、バリアの外なのに熱いわ.....」

 

トゥインクル「かずっち燃えすぎ....」

 

スカーレット「わ、わたくしの炎よりも熱いとは.......」

 

ミラクル「凄ーい!でも熱い〜......」

 

マジカル「アクアマリンの魔法でも冷やすのは無理だわ」

 

フェリーチェ「熱いです......全く一馬は......」

 

ホイップ「バリアの外なのに熱いですぞ!」

 

カスタード「うぅ〜熱いです〜」

 

ジェラート「溶けちまう〜」

 

マカロン「ふふっ、凄い熱気ね.......」

 

ショコラ「溶けそうだ......」

 

パルフェ「熱いキラ〜」

 

エール「熱くてめちょっく!」

 

アンジュ「熱いです.....」

 

エトワール 「バリアの外なのにこの熱さ.....あの中はどれだけ熱いの?」

 

マシェリ「熱いのです〜」

 

アムール「......バリア内の温度、測定不能です」

 

スター「熱い〜」

 

ミルキー「オヨ〜熱いルン.....」

 

ソレイユ「たしかに、わたしより熱いね.....」

 

セレーネ「熱気が凄まじいです......」

 

コスモ「これは熱すぎるニャン.......」

 

グレース「ふわぁ〜熱いよぉ〜」

 

フォンテーヌ「こおりのエレメントボトルで........無理ね.....」

 

スパークル「熱いぃ〜」

 

アース「熱すぎますわね.....」

 

サマー「熱い〜.....」

 

コーラル「もうダメぇ〜」

 

パパイヤ「あ、熱い......」

 

フラミンゴ「何だよこの熱気は!」

 

ラメール「見てるだけで干からびそうだわ........」

 

そして、決着の時が来た

 

一馬(レウスX)「これで終わりだ!

 

一馬は焔剣リオレウスを手に取り、構えた

 

敵「来い!坂田一馬!アブソリュートゼロウォール!」

 

敵は氷の氷壁を作り出した

 

一馬(レウスX)「はぁぁぁあ!!!!!」

 

一馬は炎を纏って突撃した

 

一馬(レウスX)「うぉぉぉぉ!!!!!!」

 

敵「ぬぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

 

焔剣リオレウスと氷の壁がぶつかる.........そして

 

一馬(レウスX)「灼熱火焔斬ッ!」

 

焔剣リオレウスが氷の壁を破壊した。そのまま敵を両断した

 

敵「ぬぅ!?.......見事だ」

 

敵は真っ二つになりながら消滅した。一馬は焔剣リオレウスで決めポーズを取った。その瞬間爆炎が起こり、フレイムフィールドと敵の作ったバリアは消滅した。そして一馬は元に戻って、倒れた

 

一馬「はぁ.....はぁ.....け、結構持ってかれるんだな......あ.....みらい達がこっちに来る......」

 

そして一馬はミラクル達に支えられながら眠った

 




フレイムフィールド

灼熱地獄の空間を生成する。その熱さは広範囲に及ぶ。火の技の威力が大幅に上がるが、展開してる間は体力を大きく消耗する


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もしも8 睡剣

もしも一馬が敵の能力で眠ってしまったら

 

敵「アンタ邪魔だねぇ.....お眠り!」

 

一馬(アビス)「!?急に眠く......」

 

敵は謎の攻撃をして、一馬を眠らせた。それと同時に変身が解除された

 

ミラクル「!?一馬くん!」

 

ミラクルは一馬の元へ寄った

 

ミラクル「起きてよ!一馬くん!」

 

一馬「Zzz.....Zzz.....」

 

ミラクルは一馬を揺するが起きない

 

敵「はっ、そいつはもう起きないよ!私が解除すれば起きるけど.........それはお前達を始末してからさ!はぁ!」

 

敵は無数の蔦を出して来た

 

プリキュアオールスターズ「!?」

 

ミラクル「起きてよ.....一馬くん.......一馬くん!!!!」

 

敵「だから、無駄だよ!」

 

その時!一馬が突然消えた。それと同時に無数な蔦が、全て消えた。いや、斬れた

 

敵「!?」

 

プリキュアオールスターズ「え!?」

 

この場にいる全員が驚いた。そしてプリキュアオールスターズの前には......

 

ミラクル「一馬......くん?」

 

一馬「Zzz.....」

 

一馬が立っていた。だが、寝ていた

 

敵(何故だ!?何故奴が立っている!?いや、微かに寝息が聞こえる。だが寝てるはずなのに.........それに、私の蔦が、一瞬で全て斬られた!?取り敢えず、プリキュアの前に奴を始末しなければ!)

 

敵「予定変更だよ。プリキュアの前に、アンタから始末してあげる!」

 

一馬「........」

 

一馬は抜刀の構えを取った。そして

 

一馬「シィィィィィィ..........」

 

雷の呼吸をし始めた

 

敵(何だい、気配が変わったような.....)

 

一馬「雷の呼吸.....壱ノ型......霹靂一閃神速」

 

プリキュアオールスターズ「!?」

 

そして、一馬は霹靂一閃神速で一瞬で敵を斬った。

 

敵「!?」

 

敵(速い!?私が斬られた!?ありえない!?ありえない......)

 

そして、敵は消滅した。そして、一馬は起きた

 

一馬「ふがっ!?......あれ?オレ何してたんだ?いつのまにか敵がいなくなってるし、もしかして、逃げたのか?」

 

[プリキュア達の反応]

 

ブラック「ありえない!?寝ながら抜刀って善逸じゃん!?」

 

ホワイト「善逸に見えたわ....」

 

ルミナス「善逸さんです....」

 

ブルーム「善逸に見えたナリ!?」

 

イーグレット「は、速い......」

 

ドリーム「ねぇねぇ!あれ霹靂一閃神速だよね!?」

 

ルージュ「こ、興奮するのは分かるわよ」

 

レモネード「見えませんでした......」

 

ミント「眠りの剣士.....ほぼ善逸さんですね」

 

アクア「み、見えなかったわ......」

 

ローズ「速すぎる.....」

 

ピーチ「霹靂一閃神速!」

 

ベリー「凄く速かったわ.....」

 

パイン「カッコいい......」

 

パッション「そうね.....」

 

ブロッサム「み、見えませんでした!?」

 

マリン「霹靂一閃神速っしゅ!」

 

サンシャイン「たしか、身体に相当負担がかかるらしいけど......」

 

ムーンライト「その時は、ミラクル達が支えてくれるはずよ」

 

メロディ「霹靂一閃神速だぁ!」

 

リズム「速い!」

 

ビート「確か漫画だと、2回連続で繰り出したら、足が重傷を負うって書いてたような.......」

 

ミューズ「奏太が見たら、大興奮でしょうね......」

 

ハッピー「霹靂一閃だ!」

 

サニー「いや、ただの霹靂一閃やなくて、神速や!」

 

ピース「速い!そしてカッコいい!」

 

マーチ「アタシとどっちが速いのかな?」

 

ビューティー「眠りながらの一閃、お見事です」

 

エコー「凄い!」

 

マナ「カッコいい!!わたし、キュンキュンだよ!」

 

ダイヤモンド「そ、そうね、ハートの言う通りだわ.......」

 

ロゼッタ「素早い一閃、お見事ですわ」

 

ソード「神速の一閃......」

 

エース「お兄さま!ブラボーですわ!」

 

ラブリー「眠りながら一閃........まるで....」

 

プリンセス「鬼滅の刃の善逸ですぞ!」

 

ハニー「そうだね」

 

フォーチュン「わたしの目でも見えなかった......」

 

フローラ「速い!」

 

マーメイド「まさに、神速の一閃.....」

 

トゥインクル「かずっちやるぅ!」

 

スカーレット「お見事です」

 

ミラクル「カッコよかったよ!一馬くん!」

 

マジカル「眠りながらの一閃......完全に善逸だわ」

 

フェリーチェ「お見事です!」

 

ホイップ「霹靂一閃神速ですぞ!」

 

カスタード「凄い速かったです」

 

ジェラート「かっけぇ!」

 

マカロン「ふふっ、やるわね.....」

 

ショコラ「み、見えなかった...」

 

パルフェ「ワオ!」

 

エール「一馬くん、イケてる!」

 

アンジュ「速い.....」

 

エトワール「速すぎる!」

 

マシェリ「本当に寝ていたのですか?」

 

アムール「えぇ、さきほどの、一馬は確かに寝ていました」

 

スター「キラやば〜☆!」

 

ミルキー「凄いルン!」

 

ソレイユ「やるね!」

 

セレーネ「眠っていたはずなのに.....お見事です!」

 

コスモ「やるニャン」

 

グレース「ふわぁ!カッコいい!」

 

フォンテーヌ「確かに、カッコいいかも......」

 

スパークル「めっちゃカッコいい!」

 

アース「眠っていたはずなのに、凄いですわ!」

 

サマー「速っ!?」

 

コーラル「何がどうなっているの!?」

 

パパイヤ「あれは霹靂一閃神速!」

 

フラミンゴ「確か、善逸の技だったな」

 

ラメール「は、速い......」



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もしも9 ボロボロ

この話で一馬ラバーズが決まります


[もしも一馬が敵の攻撃によってボロボロになったら]

 

一馬はプリキュアと敵のバリアで分断されて、一人で戦っていた。敵は一馬を狙っていたようで。最初から分断するつもりだった。そして、戦いは敵が優勢だった

 

敵「あはははは!!!!これがあなたの本気?」

 

一馬(エスカドラX)「がぁ!?ぐほっ!?がっ!?」

 

敵「そーれ!」

 

一馬(エスカドラX)「ぐぁぁぁ!?」

 

一馬は吹っ飛ばされ、元に戻ってしまった

 

プリキュア達「!?」

 

敵「あれ?もしかして死んだのかな?」

 

一馬「ま.....まだだ.......」

 

敵「人間のくせにまだ生きてるの?........気に入ったわ坊や。私のペットにしてあげる」

 

一馬「誰が......てめぇの......奴隷になんざ.......」

 

一馬はアル・ファリアを構えた

 

敵「残念ね.......なら苦しみながら死んで」

 

敵は光弾を飛ばしてきた

 

一馬「はぁぁぁあ!!!」

 

一馬はアル・ファリアを思いっきり投げた、しかし日輪刀は敵を素通りした

 

一馬「ぐっ!?」

 

光弾は一馬の右肩に被弾した

 

敵「おバカさんねぇ、どこに投げてるのかしら?おまけにもうボロボロじゃない」

 

一馬「投げた方向をよく見てみやがれ!!」

 

敵「!?まさか!」

 

後ろを振り向くと、バリアを展開していた結晶体が破壊されていた

 

一馬「へへっ、ざまぁ見やがれ.......」

 

敵「このガキが!!!!」

 

敵は一馬に接近し、殴り飛ばした

 

一馬「ごはぁ!?」

 

一部のプリキュア「一馬!(くん!っち!先輩!)」

 

バリアが解除されてミラクル、マジカル、フェリーチェ、そしてマリン、ピース、アンジュ、グレース、スパークル、サマーが真っ先に一馬の方へ向かった

 

【マリン】

 

マリン「一馬をこんな目に......海より広いあたしの心もここらが我慢の限界よ!」

 

ブロッサム「え?マリン、もしかして......」

 

サンシャイン「一馬くんのことを....」

 

ムーンライト「どうやら......そのようね」

 

【ピース】

 

ピース「許さない......よくも一馬くんを!」

 

ハッピー「ピースが怒ってる!?」

 

サニー「もしかしてピース、あいつのことが......」

 

マーチ「まぁ、色々な話をしてたからね〜」

 

ビューティ「ピースの恋が実りますように.....」

 

エコー「ピース.....一馬くんのことが.......」

 

【ミラクル】

 

ミラクル「許せない!」

 

【マジカル】

 

マジカル「よくも一馬を......」

 

【フェリーチェ】

 

フェリーチェ「覚悟は出来てますね?」

 

【アンジュ】

 

アンジュ「待っててね一馬くん.....」

 

エール「アンジュ....まさか!?」

 

エトワール 「そのまさかね」

 

マシェリ「恋なのです!?」

 

アムール「そのようですね...」

 

【グレース】

 

グレース「一馬くんを酷い目に......許さない!」

 

フォンテーヌ「グレース.....もしかして.....」

 

アース「恋してるのでしょうか?」

 

【スパークル】

 

スパークル「あたし、今めっちゃ怒ってる!」

 

フォンテーヌ「スパークルも!?」

 

アース「愛されてますね」

 

【サマー】

 

サマー「先輩をこんな目に.......絶対許さない!」

 

コーラル「サマーが怒ってる」

 

パパイヤ「これはもしかして.....」

 

フラミンゴ「そのようだな」

 

ラメール「ちょっと!どういうことなの!?」

 

そして敵はミラクル達によって浄化された。そして一馬は

 

[ありすの屋敷]

 

一馬「!?知らない天井だ.......いや、ここはありすの屋敷か?」

 

四葉財団の治療を受けて復活した。その後見舞いに来たみらい達3人、さらにえりか、やよい、さあや、のどか、ひなた、まなつが見舞いに来た。そしてえりか達はそこで一馬に告白をした。それを聞いた一馬はベッドから転げ落ちたそうな




追加ラバーズ(簡単に説明)

えりか 自作男物のファッションの試着を一馬に行っていたら、そのカッコよさに惚れた

やよい 特撮、ロボット大好き同士気が合った

さあや 同じ激辛好きということで気が合った

のどか 前に津成木町を案内してもらった事があり、一旦別行動した時、ナンパに絡まれて、その時助けてくれた時に惚れた

ひなた のどかと同じく

まなつ 性格的に気が合った


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もしも10 ウイングガンダムゼロEW

[もしも、一馬がウイングゼロEWに乗って加勢したら]

 

オレは今、クリスタルが変化したウイングガンダムゼロEWに乗っている。因みにネオバードモードだ

 

クリスタル(ウイングゼロEW)「準備は良いか。一馬」

 

ゼロシステムのモニターが光る

 

一馬「問題ないぜ。お前も、この機体の調子はどうだ?」

 

クリスタル(ウイングゼロEW)「我も問題ない」

 

一馬「ならさっさと行くか!」

 

クリスタル(ウイングゼロEW)「おう!」

 

一馬「坂田一馬、ウイングガンダムゼロ。出る!」

 

そして、ウイングゼロEWは飛び立った

 

[その頃]

 

敵「ハーッハッハッハッハッハッハ!!プリキュアも大した事ないな!ま、このゴーレムザケンナーが強すぎるからか!」

 

ゴーレムザケンナー達『ザケンナー!!!』

 

プリキュア達は敵の出したゴーレムザケンナー達に圧倒されていた(ちなみに、ムーンライトでも破壊できないほどの装甲持ち)

 

ブラック「このままじゃ.......」

 

ホワイト「!?空を見て!」

 

ルミナス「え?」

 

プリキュアオールスターズは上を向いた。そこには白翼が生えた鳥のような機械が向かってきていた

 

敵「ん?何だあれは」

 

[一馬視点]

 

一馬「ツインバスターライフル、出力調整」

 

クリスタル(ウイングゼロEW)「調整したぞ」

 

一馬「んじゃ、ターゲットロックオン」

 

威嚇射撃って言いたいところだが、あの数の敵だったら、何体か破壊しとこうオレはターゲットを敵1体、たしかゴーレムザケンナーだっけか。そいつに狙いを定めた

 

一馬「狙い撃つ!」

 

そしてオレはレバーのボタンを押して、ツインバスターライフルを発射した。よし、1体破壊

 

ゴーレムザケンナー「ザケ!?」

 

敵「!?」

 

ゴーレムザケンナー『ザケンナー!?』

 

敵「ゴーレムが破壊されただと!?プリキュアの攻撃でさえ傷一つ無かったあの装甲を.....破壊しろ!ゴーレムザケンナー!」

 

ちっ、一斉に向かって来たか。なら、変形するか!

 

一馬「クリスタル、ネオバードからMSに変形だ」

 

クリスタル(ウイングゼロEW)「了解」

 

そして、ウイングゼロEWは、変形を開始した

 

敵「何!?変形だと!?」

 

ピース「やっぱりあのMSは!」

 

そしてウイングゼロEWはMS形態になった

 

[プリキュアの反応]

 

ブラック「ゼロカスだ!」

 

ホワイト「ウイングガンダムEW.....通称ゼロカスタムね」

 

ルミナス「綺麗です......」

 

ブルーム「ガンダムに羽ナリ!?」

 

イーグレット「美しい.....」

 

ドリーム「ウイングゼロ!?」

 

ルージュ「ゼロカスタム!?」

 

レモネード「凄い綺麗な羽ですね!」

 

ミント「あれ?何でシールドがあるのでしょうか.....」

 

アクア「どうやら、漫画版の装備らしいわ。変形もしてるし」

 

ローズ「しかも漫画版は、TV番の内容をEW仕様ににアレンジした物らしいわよ」

 

ピーチ「ゼロカスタム!」

 

ベリー「何でかしら....羽を見ると嫌な思い出が.....」

 

パイン「ベリー.....もしかして」

 

パッション「気にしていたのね.......」

 

ブロッサム「翼の生えたロボットさんです!」

 

マリン「ロボットじゃなくてガンダムだよ!」

 

サンシャイン「もしかして、アレに一馬くんが乗ってるの?」

 

ムーンライト「確実に乗ってるわね」

 

メロディ「羽ガンダム!」

 

リズム「羽ガンダムじゃなくてウイングガンダムゼロEW!」

 

ビート「音吉さんの本によると、武器のツインバスターライフルにはコロニーを破壊するほどの威力があるとか......」

 

ミューズ「お爺ちゃんガンダムも見てたの!?」

 

ハッピー「翼の生えたガンダムだ!」

 

サニー「前にピースに見せてもらったウイングガンダムゼロか!でも、シールドなんて持ってたか?」

 

ピース「漫画版では装備してたよ!」

 

マーチ「漫画版の装備....」

 

ビューティ「翼がとても美しいですね.......」

 

エコー「そうだね....」

 

マナ「ウイングゼロだ!」

 

ダイヤモンド「EW版ね!」

 

ロゼッタ「まぁ、素敵な翼ですこと」

 

ソード「綺麗......」

 

エース「綺麗ですわ......」

 

ラブリー「ウイングゼロ!ウイングゼロといえばやっぱり......」

 

プリンセス「ツインバスターライフルですぞ!」

 

ハニー「それもだけど、やっぱり羽だよね〜」

 

フォーチュン「わたしはTV版の方が好きかな......」

 

フローラ「翼が生えてる!?」

 

マーメイド「あの羽も機械のようね」

 

トゥインクル「綺麗じゃん!」

 

スカーレット「美しいですわ......」

 

ミラクル「変形はいつ見ても、ワクワクもんだぁ!」

 

マジカル「さっきの狙撃って一馬がやったのよね.......凄いわ」

 

フェリーチェ「ツインバスターライフル.....凄い威力です」

 

ホイップ「ウイングゼロですぞ!」

 

カスタード「生物的な翼が特徴の、ウイングゼロEW......」

 

ジェラート「うおお!変形かっけぇ!」

 

マカロン「綺麗な翼ね......」

 

ショコラ「そうだね.....」

 

シエル「ワオ!素敵な翼ね!」

 

エール「翼がある!?」

 

アンジュ「あれは羽型のスラスターね......」

 

エトワール「凄い.....」

 

マシェリ「ロボットだけど、綺麗なのです!」

 

アムール「パイロットの分析完了、どうやらアレを動かしてるのは一馬のようです」

 

スター「キラやば〜☆!」

 

ミルキー「羽があるロボットルン!」

 

ソレイユ「綺麗だねぇ」

 

セレーネ「そうですね」

 

コスモ「綺麗ね........」

 

グレース「ふわぁ!?天使!?」

 

フォンテーヌ「いいえ、アレはロボットよ」

 

スパークル「ゼロカスじゃん!めっちゃかっこいい!」

 

アース「美しいですね.......」

 

サマー「おぉ〜!トロピカってるロボだ!」

 

コーラル「羽が生えてるロボットさんだ!」

 

パパイヤ「綺麗な羽......」

 

フラミンゴ「綺麗だな......」

 

ラメール「羽がある........」

 

敵「変形したところで!!!行け!ゴーレムザケンナー!」

 

ゴーレムザケンナー『ザケンナー!!!!』

 

オレはビームサーベルを2本とも抜いて構えた

 

一馬「任務開始!」

 

そしてゴーレムザケンナーをどんどん切り倒していく。やがて、敵とゴーレムザケンナー1体だけになった

 

一馬「後はお前だけだ」

 

オレはビームサーベルを最後のゴーレムザケンナーに向ける

 

敵「ひぃ!?こ、こうなったら!!!上昇!」

 

そして、ゴーレムザケンナーは上昇した。そして砲門を展開する

 

敵「こうなったらこれでプリキュア諸共吹っ飛ばしてやる!」

 

一馬「させるか!」

 

ビームサーベルをサブウィングにしまって、メインウィングからツインバスターライフルを出して、構えた

 

クリスタル(ウイングゼロEW)「チャージ開始!」

 

ウイングゼロEWはチャージを始めた。どんどんメーターが上がっていく

 

敵「これで終わりだ!!!!」

 

ゴーレムザケンナー「ザケンナァァァァァ!!!!」

 

ゴーレムザケンナーはビームを撃ってきた

 

クリスタル(ウイングゼロEW)「チャージ完了だ!撃て!!」

 

一馬「分かったぜ!」

 

オレもツインバスターライフルを撃った。そして敵のビームを押し返していく

 

敵「ば、バカな!?そんな!そん......な.......」

 

そして、大爆発が起こった

 

一馬「任務完了」

 

ウイングゼロEWはネオバードモードに変形して降り立った



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もしも11 禁忌のモンスター

[もしも禁忌のモンスター達が現れたら]

 

【とある異世界にて】

 

敵「出よ!!!」

 

相手がそう言うと、ゲート?から何かがゾロゾロ現れた......はぁ!?

 

ミラボレアス「ギャァァァ!!!」

 

ミラバルカン「グォォォォォォ!!!」

 

ミラルーツ「ギャァァァ!!!!」

 

ミララース「アンギャァァァ!!!」

 

アルバトリオン「ギャォォォン!!!」

 

グラン・ミラオス「グワァァァン!!!」

 

ミラボレアス、ミラバルカン、ミラルーツ、ミララース、アルバトリオン、そしてグラン・ミラオス.......フロンティア個体を除く禁忌の古龍が現れた......ふざけんなァァァ!!!!

 

一馬(レウスX)「おいおい冗談じゃねぇぞ!」

 

敵「ハーッハッハッハッハッハッハ!どうだ!」

 

ブラック「ありえない!?」

 

ホワイト「凄い光景......」

 

ルミナス「どれも凄い気迫を放っています.......」

 

ブルーム「これは夢ナリ!」

 

イーグレット「ミラボレアスにアルバトリオンにグラン・ミラオス......凄い......」

 

ドリーム「この世の終わりだぁぁ!!」

 

ルージュ「ツッコム気が失せたわ......」

 

レモネード「一馬さん!頑張りましょう!」

 

ミント「禁忌の古龍達に立ち向かう戦士達........」

 

アクア「考えてる場合!?」

 

ローズ「終わりだわ.....」

 

ピーチ「ミラボレアス達!?」

 

ベリー「終わったわ.....」

 

パイン「こ、怖い......」

 

パッション「怖いけど、精一杯頑張らないと!」

 

ブロッサム「ひぇぇぇ!?」

 

マリン「この世の終わりっしゅぅぅぅ!!!」

 

サンシャイン「勝てるのかな......」

 

ムーンライト「分からないわ......」

 

メロディ「こ、ここで決めなきゃ女がすたる!」

 

リズム「無理!」

 

ビート「この世の地獄.....」

 

ミューズ「一気に6匹!?」

 

ハッピー「えーっ!?」

 

サニー「ありへんわ!」

 

ピース「終わった......」

 

マーチ「あ、相手が誰であろうと直球勝負よ」

 

ビューティ「相手が何者であれ、戦います!」

 

エコー「お、終わりだわ......」

 

ハート「ドラゴンさん達!このキュアハートが相手よ!」

 

ダイヤモンド「ハート!?」

 

ロゼッタ「まぁ、ドラゴンさんが沢山」

 

ソード「終わりだわ.....」

 

エース「お、お兄さま、頑張りましょう!」

 

ラブリー「相手が誰であろうとこのキュアラブリーは無敵なんだから!」

 

プリンセス「この世の終わりですぞぉぉぉっ!?」

 

ハニー「お肉、美味しいのかしら?」

 

フォーチュン「そんなこと言ってる場合!?」

 

フローラ「お、終わり.....」

 

マーメイド「この世の終わりよ.....」

 

トゥインクル「無理無理!!」

 

スカーレット「凄い気迫ですわね....」

 

ミラクル「ミ、ミラボレアス!?」

 

マジカル「アルバトリオン!?」

 

フェリーチェ「更にグラン・ミラオスまで.....禁忌のモンスター大集合です!」

 

ホイップ「この世の終わりですぞぉぉぉぉっ!?」

 

カスタード「お、終わりです......」

 

ジェラート「流石に燃えない......」

 

マカロン「ふふっ面白いわね....」

 

ショコラ「マカロン!?」

 

パルフェ「お、終わりだわ......」

 

エール「めちょっく!?」

 

アンジュ「どれも最強レベルのモンスター......」

 

エトワール「か、勝てるの......」

 

マシェリ「お、終わりなのです.......」

 

アムール「どのモンスターも危険です!」

 

スター「キラやば〜☆!」

 

ミルキー「言ってる場合ルン!?」

 

ソレイユ「あははは......いろんな意味で凄いね」

 

セレーネ「勝てるのでしょうか.....」

 

コスモ「この世の終わりね......」

 

グレース「ドラゴンさんがいっぱい!?」

 

フォンテーヌ「勝てるのかしら......」

 

スパークル「めっちゃ怖い!?」

 

アース「どの龍からも、凄まじい気迫が感じられます....」

 

サマー「ドラゴン!トロピカってる!」

 

コーラル「こ、怖い......」

 

パパイヤ「どれも禁忌のモンスター.....」

 

フラミンゴ「ヤバいのばかりだな......」

 

ラメール「こ、こんなのに勝てるの!?」

 

まてよ、もしかしたら、奴を倒せば消えるんじゃね?それで行くか

 

一馬(レウスX)「まぁ、どの道倒さないといけないしな!超装着リオレウス!」

 

一馬(ソルフレア)「さぁ行くぜ!」

 

オレ達は禁忌のモンスター達に戦いを挑んだ。戦ってる間、オレは敵を倒した。するとミラボレアス達は消えた。ふぅ、マジでこの世が終わるかと思ったぜ



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もしも12 R-1

今回はスパロボシリーズよりR-1です


[もしも一馬がR-1で戦ったら]

 

一馬「行くぜ!クリスタル!」

 

オレはクリスタルが変化したスパロボに出てくるR-1というロボットに乗っていた

 

クリスタル(R-1)「おう!」

 

そしてR-1は飛び立った

 

敵1「何か来るぞ!」

 

敵2「あの顔は!もしや、ガンダムか!?」

 

一馬「違うね、コイツの名は!R-1だ!さてと、坂田一馬!行くぜぇ!」

 

敵ボス「破壊しろ!」

 

[bgm Everywhere You Go]

 

ブラック「ガンダムじゃないの!?」

 

ホワイト「派手なガンダムと思っていたけど、違ったのね....」

 

ルミナス「カッコいいです!」

 

ブルーム「ガンダムじゃないナリ!?」

 

イーグレット「R-1?他にもRがあるのかしら?」

 

一馬「ジャイアント・リボルヴァーーッ!」

 

R-1は腰の二丁の銃、ジャイアント・リボルバー を構えて撃ちまくった

 

敵集団「ぎゃー!?」

 

ドリーム「おぉー!バンバン撃ってる!」

 

ルージュ「凄い射撃の腕ね.....」

 

レモネード「凄いです!一馬さん!」

 

ミント「それにしてもあの見た目、なにか仕掛けがあるのかしら?」

 

アクア「凄い命中率ね.....」

 

ローズ「バンバン撃ってるわね......」

 

ピーチ「凄い!全部当たってる」

 

ベリー「こっちに当てたら承知しないわよ!」

 

パイン「こっちに当たりそうで怖い.......」

 

パッション「一馬の腕なら、大丈夫よ」

 

一馬「お次はこれだ!ゴールデンメタルナイーーブ!!」

 

R-1はナイフを取り出して敵の巨大な怪物に向かって斬りかかった。まぁ間違えたのはわざとで正式名称はコールドメタルナイフなんだけどね

 

怪物「グォォォ!?」

 

ブロッサム「ゴールデン?」

 

マリン「メタル?」

 

サンシャイン「ナイーブ?」

 

ムーンライト「ナイフでしょ」

 

メロディ「ゴールデンメタルナイーブ?」

 

リズム「ナイーブじゃなくてナイフでしょ!」

 

ビート「しかもゴールデンじゃ無いし!」

 

ミューズ「わざと言い間違えた?」

 

ハッピー「ナイーブ?」

 

サニー「ナイーブやなくてナイフやろ!しかも金色やないやんけ!」

 

ピース「サニー!あれはお約束だよ!」

 

マーチ「お約束なの?」

 

ビューティ「もしかして、わざと言い間違えてるのかもしれませんね」

 

エコー「そうなのかな?」

 

クリスタル(R-1)「一馬!遥か上空に敵だ!」

 

一馬「何!?」

 

敵3「へっへっへっ、消えろガンダム擬きめ」

 

拡大してみると、敵が何かを溜めていた

 

一馬「そうはいくかよ」

 

R-1はブーステッド・ライフルを取り出して構えた

 

一馬「ブーステッド・ライホゥ!!」

 

敵3「何!?ぎゃー!」

 

R-1は敵を撃ち落とした

 

ハート「狙撃!」

 

ダイヤモンド「上に敵がいたのね!」

 

ロゼッタ「お見事です!」

 

ソード「あの銃、何処から取り出したのよ......」

 

エース「ブラボーですわ!」

 

ラブリー「おぉ〜!」

 

プリンセス「狙撃ですぞ!」

 

ハニー「上に敵がいたのね」

 

フォーチュン「全然気がつかなかったわ.......」

 

フローラ「凄い!」

 

マーメイド「あんなところにいたのね」

 

トゥインクル「凄いじゃんかずっち!」

 

スカーレット「お見事ですわ!」

 

一馬「行くぜぇ!念動拳.....!」

 

すると、R-1の右拳に光が宿った

 

敵4「な、なんだ!?」

 

一馬「T-LINKナッコォ!!破ぁ!!」

 

R-1は右ストレートをお見舞いした。敵の集団が一気に吹き飛んだ

 

敵集団「うわぁぁぁぁ!!!」

 

ミラクル「光のパンチ!」

 

マジカル「吹き飛ばしたわ!」

 

フェリーチェ「念動拳ですね!」

 

ホイップ「吹き飛ばしましたぞぉ!?」

 

カスタード「というか、格闘も可能なのですか!?」

 

ジェラート「かっけぇ!」

 

マカロン「凄い威力ね」

 

ショコラ「あのオーラなんなのかな?」

 

パルフェ「クリームエネルギーではないわね」

 

エール「凄いパンチ!」

 

アンジュ「あれはT-LINKナックル!」

 

エトワール「T-LINK?」

 

マシェリ「凄いのです!」

 

アムール「エネルギーを纏って攻撃をするのですね」

 

一馬「終わりだ!超必殺.......!T-LINKソォォーード!!」

 

R-1は弓を撃つように構えてから、光を放った。そしてその光はだんだん剣の形となった

 

敵4「ボス!何かがこっちに飛んできます!」

 

敵ボス「何!?」

 

一馬「破を念じて......刃となれ!!破ぁッ!」

 

そして剣は敵のアジトを貫いた

 

スター「剣型のエネルギー!?キラやば〜☆」

 

ミルキー「オヨ〜あんなことも出来るルンね」

 

ソレイユ「エネルギーが剣の形になった.....」

 

セレーネ「さっきの、まるで弓を構えているようでしたわね」

 

コスモ「凄いエネルギーね......」

 

グレース「ふわぁ!?剣の形になった!?」

 

フォンテーヌ「あのオーラが剣になるとはね....」

 

スパークル「めっちゃ凄い!」

 

アース「凄いですね...」

 

サマー「うわぁ!トロピカってる!」

 

コーラル「剣を投げて突き刺したってことで良いのだよね?」

 

パパイヤ「投げたって言うより、撃ったの方が正しいわね」

 

フラミンゴ「凄いな」

 

ラメール「凄いわ.....」

 

敵ボス「ぐぬぬぬ.....己、こうなったら!うぉぉぉぉ!!!!」

 

しぶとく生き残っていた敵のボスは、何と巨大化し、R-1よりも巨大になった

 

敵ボス(巨大化)「ハーッハッハッハッハッハッハ!プリキュア諸共潰してやるぞ!

 

一馬「デカいな.......クリスタルアレをやるか」

 

クリスタル(R-1)「分かった。アレだな」

 

一馬「見せてやるぜ!天下無敵のスーパーロボットを!」

 

[続く]



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もしも13 SRX

R-1の続きです


[もしも一馬がSRXで戦ったら]

 

一馬「見せてやるぜ!天下無敵のスーパーロボットを!」

 

敵ボス(巨大化)「何だと!?」

 

一馬「来い!R-2パワード!R-3パワード!」

 

オレがそう叫ぶと2体のロボットが現れた。青くゴツいガンタンクっぽいのがR-2パワード、赤い方でブースターっぽいのを背負ってるのがR-3パワードだ

 

一馬「クリスタル!準備は良いな!行くぜ!」

 

クリスタル(R-1)「あぁ!パターンOOC!プロテクト解除!T-LINK、フルコンタクト......!念動フィールドON!」

 

すると、R-3パワードが光り輝いた

 

クリスタル(R-1)「トロニウム・エンジン!フルドライブ!」

 

そして3機のロボは飛び上がった

 

一馬「行くぜ!ヴァリアブル・フォーメーション!」

 

そしてそれぞれ変形を開始した。R-1はコアに、R-2パワードは上半身と腕に、そしてR-3パワードは下半身に変形した。上半身に変形したR-2パワードにR-1がドッキング、続いてR-3パワードがドッキングし、腕もドッキングした。最後にR-1の頭部にヘルメットが装着された

 

一馬「天下無敵のスーパーロボット!その名も!SRX!ここに見参!」

 

敵ボス(巨大化)「が、合体しただと.......」

 

ブラック「合体した!?」

 

ホワイト「さらに大きくなった.....」

 

ルミナス「こっちもカッコいいですね」

 

ブルーム「合体したナリ!」

 

イーグレット「やっぱり、2と3もあったのね!」

 

ドリーム「合体しちゃった!」

 

ルージュ「まさか合体するとはね.....」

 

レモネード「強そうです!」

 

ミント「やっぱり、何かしらの仕掛けがあったのね!」

 

アクア「大きいわね」

 

ローズ「一馬!そんなやつ倒しちゃいなさい!」

 

ピーチ「合体!」

 

ベリー「まさか合体するとはね....」

 

パイン「凄い!」

 

パッション「びっくりだわ.....」

 

ブロッサム「合体しました!」

 

マリン「おぉ〜カッコいいっしゅ!」

 

サンシャイン「かなり大きい....」

 

ムーンライト「巨大ね」

 

メロディ「合体した!?」

 

リズム「合体!?」

 

ビート「カッコいい....」

 

ミューズ「奏太が喜びそうね」

 

ハッピー「合体した!」

 

サニー「いかにもスーパーロボットって見た目のロボやな」

 

ピース「天下無敵のスーパーロボットSRX来たー!」

 

マーチ「弟たちが喜びそうなロボットだなぁ.....」

 

ビューティ「まぁ、くっ付きましたわね」

 

エコー「合体ロボだ....」

 

ハート「合体しちゃった!」

 

ダイヤモンド「三体のロボが合体した....」

 

ロゼッタ「あらあら、素敵ですわ」

 

ソード「素敵なのかしら?」

 

エース「ブラボーですわ!」

 

ラブリー「おぉ!合体した!」

 

プリンセス「カッコいいですぞ!」

 

ハニー「大きい....」

 

フォーチュン「大きいわね.....」

 

フローラ「大きいロボットになった!?」

 

マーメイド「これが合体.....」

 

トゥインクル「へぇ〜なかなかカッコいいじゃん」

 

スカーレット「巨人がさらに大きくなりましたわ!?」

 

ミラクル「合体した!」

 

マジカル「強そうね....」

 

フェリーチェ「天下無敵のスーパーロボット.....カッコいいです!」

 

ホイップ「合体しましたぞ!?」

 

カスタード「ちょっと顔が独特ですね....」

 

ジェラート「おぉ!カッケェじゃん!」

 

マカロン「ふふっ顔が独特で面白いわ」

 

ショコラ「確かに、独特だね」

 

パルフェ「ワオ!合体した!」

 

エール「合体!」

 

アンジュ「SRX!」

 

エトワール「顔がちょっと独特だな....」

 

マシェリ「男の子はあのようなロボットが大好きなのです!」

 

アムール「すごく大きいロボットですね.....」

 

スター「キラやば〜☆合体しちゃった!」

 

ミルキー「カッコいいルン!」

 

ソレイユ「へぇ〜弟たちが喜びそうなロボットだね」

 

セレーネ「顔が少し独特ですね」

 

コスモ「びっくりしたニャン.......」

 

グレース「ふわぁ!?合体した!」

 

フォンテーヌ「とうじが喜びそうね....」

 

スパークル「めっちゃカッコいい!!」

 

アース「これが合体なのですね!」

 

サマー「合体!トロピカってる!」

 

コーラル「うわぁ.....凄い......」

 

パパイヤ「合体ロボ......」

 

フラミンゴ「凄いな.....」

 

ラメール「あれが合体ロボ.......」

 

一馬「さてと、時間がねぇからな、一気に決めさせて貰うぜ!」

 

敵ボス(巨大化)「たかが合体したところで、破壊してくれるわ!!」

 

そう言って敵は向かって来た

 

一馬「行くぞ!」

 

クリスタル(SRX)「おう!T-LINK、フルコンタクト.......!出力全開!」

 

クリスタルがそう叫ぶと、SRXの右手に光が宿った

 

一馬「念動結界.......ドミニオン・ボール!!」

 

オレが叫ぶと、右手から光の球が敵に向かって飛んでいき、敵を包み込んだ

 

敵ボス(巨大化)「な、何だ.....う、動けん......動けんぞ!」

 

クリスタル(SRX)「Z・O・ソード、射出!トロニウム・エンジン、フルドライブ!」

 

胸部カバーが開き、そこから剣のグリップが現れた。SRXはそれを引き抜いて天に向けて構えた

 

一馬「全てを斬り裂け、SRX!うおおぉっ!!!!」

 

敵ボス(巨大化)「!?さっきの光......」

 

Z・O・ソードに光を込めた後、SRXは敵に向かっていった

 

一馬「超必殺!!天上天下.......念動!爆砕剣!!」

 

【天上天下】

 

【念動爆砕剣!】

 

そしてSRXは敵を貫いた。貫く瞬間、刃が外れ、SRXはグリップだけを持っていた

 

敵ボス(巨大化)「そ、そんな......」

 

一馬「念動爆砕!」

 

オレがそう言うと、敵は大爆発を起こした



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もしも14 パワードレッド

ゼンガー親分要素入れちゃった


[もしも一馬がガンダムアストレイパワードレッドに乗って、 150ガーベラで敵の本拠地をぶった斬ったら]

 

オレたちは敵の本拠地を見つけたのだが、視認できるバリアが張られていた

 

一馬「んー......よし、私に良い考えがある」(某司令官風)

 

ミラクル「良い考え?」

 

マジカル「絶対にロクな考えじゃないでしょ!」

 

プリキュア達は頷いた。約何名か目をキラキラさせていたが

 

一馬「まー見てろって。取り敢えず出来るだけ遠くに離れてー」

 

一応プリキュア達は離れてくれた

 

一馬「よし、クリスタル。パワードレッドになってくれ」

 

クリスタル「オイオイまさか、アレで敵の本拠地を......」

 

一馬「その通りだぜ」

 

クリスタル「むぅ.......分かった。はぁ!」

 

クリスタルは光を放つと、ガンダムアストレイパワードレッドになった

 

サニー「えらいごっつい腕やな!?」

 

ピース「パワードレッド!?と言うことは.......」

 

オレはパワードレッドに乗り込んだ

 

一馬「行くぜ!」

 

クリスタル(パワードレッド)「おう!」

 

パワードレッドは空高く上昇する

 

一馬「我が名は一馬!坂田一馬!悪を断つ剣なり!来い!150(ワン・フィフティ)ガーベラストレート!」

 

クリスタル(パワードレッド)「はぁ!!!」

 

オレが叫ぶと、超ド級サイズの刀が現れた。パワードレッドはそれを持った

 

一馬「このまま敵の本拠地を叩っ斬るぞ!」

 

クリスタル(パワードレッド)「了解!うぉぉぉ!!!!」

 

一馬「うぉぉぉぉぉ!!!!最大出力!!!!吼えろッ!パワードレッド!」

 

150ガーベラストレートを持ったパワードレッドは、フルパワー 形態になり、そのまま降下した

 

[その頃]

 

敵の親玉「ハーッハッハッハッハッハッハ!このバリアさえあれば無敵じゃ!」

 

部下「た、大変です!上空から何かが落ちてきています!」

 

敵の親玉「そんなに慌てるでない。このバリアは簡単には破れんよ。たとえプリキュアでもな!」

 

部下「それもそうですね!」

 

『わははははは!!!!』

 

[再び一馬視点]

 

一馬&クリスタル『チェストォォォォッ!!!!』

 

オレとクリスタルはチェストォ!叫んだそして150ガーベラはそのまま敵の本拠地をバリアごと真っ二つにした。本拠地は、バリアが消え、その後、倒壊した

 

プリキュア『ええええええ!?』

 

[プリキュア達の反応]

 

ブラック「ありえない!?」

 

ホワイト「大きい刀で.....」

 

ルミナス「夢でも見てるのでしょうか.......大きい刀が真っ二つにしたように見えてます........」

 

ブルーム「大きい刀ナリ!?」

 

イーグレット「凄い......」

 

ドリーム「おっきい刀!すごーい!」

 

ルージュ「いや!あんな刀ありえないでしょ!」

 

レモネード「真っ二つ!?」

 

ミント「離れろって言ってたのはあの大きな刀で.......」

 

アクア「とんでもなく大きな武器ね........」

 

ローズ「なんてバカな武器なの........」

 

ピーチ「デカ!?」

 

ベリー「いや、バカデカいわよ!」

 

パイン「大きい......」

 

パッション「とんでも武器ね......」

 

ブロッサム「大きすぎます!?」

 

マリン「デカすぎっしゅ!?」

 

サンシャイン「アレを持つロボットも凄い......」

 

ムーンライト「いろんな意味で凄いわ.......」

 

メロディ「デカ!?」

 

リズム「デカすぎ!?」

 

ビート「大きい刀が.......」

 

ミューズ「バカが考えた武器ね......」

 

ハッピー「大きい!?」

 

サニー「デカすぎや!」

 

ピース「あれは!150ガーベラストレート!うわぁ〜大きい!」

 

マーチ「デカすぎ!?」

 

ビューティ「どんな人があんな武器を考えたのでしょう.......」

 

エコー「凄っ!?」

 

ハート「大きい!?」

 

ダイヤモンド「長い!?」

 

ロゼッタ「まぁ、なんて大きい刀」

 

ソード「凄い切れ味.......」

 

エース「別の意味でブラボーですわ......」

 

ラブリー「すっごーい!」

 

プリンセス「すごごごーい!」

 

ハニー「大きい刀ねー」

 

フォーチュン「バカだわ.......」

 

フローラ「大きい!?」

 

マーメイド「敵の基地が真っ二つに........」

 

トゥインクル「凄いけど.....とんでもない刀ね」

 

スカーレット「あれはもう剣とは呼べませんわ.......」

 

ミラクル「デカい......」

 

マジカル「良い考えって.......バカの考えよ!」

 

フェリーチェ「パワードレッドだから、予想はしてましたが.......」

 

ホイップ「大きい刀ですぞ!?」

 

カスタード「ありえません!?」

 

ジェラート「デケェ!」

 

マカロン「ふふふっ、大きいわね」

 

ショコラ「いや、大きすぎるよ!」

 

パルフェ「なんて大きさなの......」

 

エール「めちょっく!?」

 

アンジュ「長い!」

 

エトワール 「長すぎ!?」

 

マシェリ「大きな刀なのです!?」

 

アムール「あの刀の長さは.....150メートルです!」

 

スター「大きな刀キラやばー☆!」

 

ミルキー「オヨー!?長いルン!」

 

ソレイユ「大きすぎ!?」

 

セレーネ「長すぎますね.....」

 

コスモ「バカが使う武器ね」

 

グレース「ふわぁ!?大きい!」

 

フォンテーヌ「真っ二つね......」

 

スパークル「めっちゃ長い!?」

 

アース「これが、男の浪漫ってことですね!」

 

サマー「デカっ!?」

 

コーラル「大きい.....」

 

パパイヤ「バカが考えた武器ね......」

 

フラミンゴ「アホの考えだな」

 

ラメール「あぁ言うのを、浪漫?っていうのかしら?」

 

一馬「我が150ガーベラストレートに断てぬものなしッ!!」



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もしも15 不意打ち壁ドン&不意打ちキス

最近ガンダムブレイカーモバイルを始めた〜


[もしも一馬がラバーズに不意打ち壁ドン&不意打ちキスをしたら]

 

一馬「目にモノを見せてやるぜ!!!」

 

[えりかの場合]

 

一馬「えりか.....」

 

えりか「?何......」

 

[ドン!チュッ]

 

えりか「っ!?」

 

一馬「へ、どうだ?」

 

えりか「あ.....あ......しゅ〜(顔真っ赤&顔から煙)

 

一馬「あちゃー」

 

結果:顔真っ赤になり煙が出る

 

[やよいの場合]

 

一馬「やよい......」

 

やよい「な、何?」

 

[ドン!チュッ]

 

やよい「ふぇ!?」

 

一馬「ど、どうだ!」

 

やよい「あ、あ、あ.......キュ〜」(顔真っ赤&気絶)

 

一馬「お、おい!しっかりしろ!やよい!」(やよいを支える)

 

結果:顔真っ赤なって気絶

 

[みらいの場合]

 

一馬「おい、みらい」

 

みらい「ん?何?一馬く........」

 

[ドン!チュッ!]

 

みらい「!?」

 

一馬「へっ、オレだっていつまでもキスされっぱなしじゃ無いんだぜ?」

 

みらい「一馬くん......」(顔を赤くする)

 

一馬(あ、かわいい)

 

結果:顔を赤くする

 

[リコの場合]

 

一馬「なぁリコ」

 

リコ「何よ....」

 

[ドン!チュッ]

 

リコ「!?」

 

一馬「ど、どうだリコ.....」

 

リコ「か、かず、かず.......」(顔真っ赤&フリーズ)

 

一馬「お、おい!リコ!」

 

結果:顔真っ赤になってフリーズ

 

ことはの場合

 

一馬「ことは」

 

ことは「はー?何?」

 

[ドン!チュッ]

 

ことは「!?」

 

一馬「ど、どうだ!」

 

ことは「はー!一馬からのチュー嬉しい!」

 

一馬「そ、そうか....」

 

結果:喜ぶ

 

さあやの場合

 

一馬「なぁ、さあや」

 

さあや「何?一馬く.....」

 

[ドン!チュッ]

 

さあや「!?」

 

一馬「ど、どうだ?」

 

さあや「.......」(顔真っ赤)

 

結果:顔真っ赤

 

のどかの場合

 

一馬「のどか.....」

 

のどか「ふわぁ?何?」

 

[ドン!チュッ]

 

のどか「!?」

 

一馬「悪りぃ、びっくりさせたか?」

 

のどか「ふ.....ふわぁ〜!?」(顔真っ赤&煙&気絶」

 

一馬「大丈夫かのどか!?」(のどかを支える)

 

結果:顔真っ赤にして煙を出しながら気絶

 

ひなたの場合

 

一馬「おい、ひなた」

 

ひなた「ん?かずっちなに......」

 

[ドン!チュッ]

 

ひなた「!?」

 

一馬「へへっ、どうだ」

 

ひなた「.........キュ〜」(顔真っ赤からの気絶)

 

一馬「あぶね!?」(急いでひなたを支える)

 

結果:顔真っ赤になって気絶する

 

まなつの場合

 

一馬「なぁ、まなつ」

 

まなつ「ん?なぁに先....」

 

[ドン!チュッ]

 

まなつ「ふぇ!?」

 

一馬「へへっ、びっくりしたか?」

 

まなつ「あ....トロ....ピカ.....キュ〜」(顔真っ赤からの気絶)

 

一馬「お、おい!まなつ!」(急いでまなつを支える)

 

結果:顔が真っ赤になって気絶

 

[オマケ]

 

フェリーチェの場合

 

一馬「なぁ、ことは」

 

フェリーチェ「はい?なんでしょう」

 

[ドン!チュッ]

 

フェリーチェ「!?」

 

一馬「どうだ!」

 

フェリーチェ「い、いきなりキスしないでください!」(顔真っ赤)

 

一馬「お、おう........」(か、かわいい)

 

結果:顔を真っ赤にする



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もしも16 デュナメス

[もしも一馬がガンダムデュナメスに乗ったら]

 

オレは狙撃をするために、みらい達がいるところからかなーり離れた場所でガンダムデュナメスに乗っていた。ちなみに事前にみらい達には言っている

 

一馬「よーしここは絶好の狙撃ポイントだな〜」

 

デュナメスは座り、GNスナイパーライフルを構えて頭部にある精密射撃用のガンカメラを展開した

 

一馬「クリスタル、姿勢はそのままな」

 

クリスタル(デュナメス)「言われなくても分かってる」

 

オレンジハロ「カズマ、ジョウクウニテキノゾウエン、テキノゾウエン」

 

何故かコックピットにオレンジハロもセットされていた、しかも喋る

 

一馬「オーケー。そんじゃま、やりますか」

 

オレはコックピットにあるライフル型コントローラーを構えた..........ターゲットロック!

 

一馬「デュナメス、目標を狙い撃つ!」

 

そしてGNスナイパーライフルからビームが発射された

 

上空の敵「ぎゃ!?」

 

敵ボス「な、何だ!?」

 

敵「大変です!上空の部隊が次々と撃ち落とされていきます!」

 

敵ボス「プリキュア以外.......まさか、敵は!」

 

敵「それがどこから攻撃されているのか......」

 

敵ボス「狙撃か......なんとしても見つけ出すのだ!」

 

ブラック「凄い狙撃!」

 

ホワイト「遠く離れた場所から撃っているのよね.....」

 

ルミナス「凄いです!」

 

ブルーム「凄いナリ!」

 

イーグレット「凄い狙撃.....」

 

ドリーム「どこからビーム!?」

 

ルージュ「物凄い遠いところから撃ってるんだわ.....」

 

レモネード「凄いです!」

 

ミント「凄い狙撃の腕ね......」

 

アクア「凄いわ.....

 

ローズ「どこから撃ってるのよ.....」

 

ピーチ「凄い狙撃!」

 

ベリー「完璧ね!」

 

パイン「凄い!」

 

パッション「あの時の狙撃よりも凄いわ....」

 

ブロッサム「わわっ!?後ろからビームが飛んできました!?」

 

マリン「遠くから狙い撃ちしてるっしゅね!」

 

サンシャイン「かなり遠くからなのに.......凄い」

 

ムーンライト「やるわね」

 

メロディ「後ろからビーム!?」

 

リズム「ものすごい遠くから狙撃ってこれのことだったのね!」

 

ビート「狙い撃つぜ!って前に一馬が言っていたのを思い出したわ」

 

ミューズ「前より凄い腕ね....」

 

ハッピー「後ろからビーム!?

 

サニー「いや狙撃やろ!」

 

ピース「狙い撃つぜー!」

 

マーチ「凄い場所から当てるなんて凄い.....

 

ビューティ「あの腕なら、弓道も出来そうですね.......」

 

エコー「凄い腕......」

 

ハート「前より凄い!」

 

ダイヤモンド「今の狙撃もすごいわ....」

 

ロゼッタ「前よりお見事!ですわ」

 

ソード「たしかに、何処から撃ってるのかは分からないけど」

 

エース「更にブラボーですわ!」

 

ラブリー「おぉ!狙撃!」

 

プリンセス「前の狙撃より凄いですぞ!」

 

ハニー「前のも凄かったけど今回の方が更に凄いわ」

 

フォーチュン「やるわね.....」

 

フローラ「後ろから光が!?」

 

マーメイド「長距離狙撃.....凄いわ」

 

トゥインクル「へぇ〜なかなかやるじゃんかずっち」

 

スカーレット「凄い腕前ですわ」

 

ミラクル「遠くからの狙撃!」

 

マジカル「やっぱ凄いわ....」

 

フェリーチェ「多分今頃、狙い撃つって言ってますかね」

 

ホイップ「後ろからビームが飛んできましたぞ!?」

 

カスタード「どこから撃ってるんでしょう?」

 

ジェラート「おぉ!カッケェ!」

 

マカロン「ふふっやるわね」

 

ショコラ「ははっ、中々凄い腕前だね」

 

パルフェ「ワオ!凄い腕前ね!」

 

エール「狙撃!?」

 

アンジュ「凄い腕前!」

 

エトワール「どこから撃ってるんだ?」

 

マシェリ「どこから攻撃してるのですか!?」

 

アムール「ふむ、どうやら物凄く遠い場所から狙撃してる様です」

 

スター「キラやば〜☆後ろからビームが飛んできた!」

 

ミルキー「オヨッ!?何処から撃ってるルン!?」

 

ソレイユ「中々良い腕前ね」

 

セレーネ「今度弓道に誘ってみましょうか.....」

 

コスモ「びっくりしたニャン.......」

 

グレース「ふわぁ!?後ろから光!?」

 

フォンテーヌ「どこから撃ってるの.........」

 

スパークル「めっちゃ遠くからの攻撃.......」

 

アース「これが狙い撃つぜ!なのですね!」

 

サマー「え!?後ろからビーム!?」

 

コーラル「と、遠くから攻撃してる?」

 

パパイヤ「長距離からの狙撃......」

 

フラミンゴ「あの時の狙撃より凄いな.....」

 

ラメール「どこから攻撃してるのよ!」

 

一馬「オレは、坂田一馬、自称、成層圏まで狙い撃つ男だぜ」

 

オレンジハロ「ジショウ!ジショウ!」

 

一馬「うるせぇ.....」



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もしも17 事故タッチ オレは無実だ!by一馬[まほプリラバーズ編]

もしも一馬が、まほプリメンバーの胸を事故で触ったら(健全です一応)

 

一馬「おわっ!?」

 

オレは転んで押し倒しながら倒れてしまった

 

一馬「いててて.....だ、大丈夫.....へ?」

 

[むにゅ]

 

こ、この感触!ま、まさか!?

 

みらいの場合

 

みらい「きゃっ!」

 

一馬「げぇ!?」

 

みらい「か、一馬くん......」///

 

一馬「!?わ、わりぃ!みらい!こ、これはそ、その本意じゃなくて.....」

 

みらい「もっと触って欲しかった......」(小声)

 

一馬「お前いまなんつった!?」

 

A.みらいは満更でもない様子である

 

揉んだ感想

 

一馬「ああ見えて.........あった......」

 

リコの場合

 

リコ「!?」///

 

一馬「あ、わ、悪りぃ!リコ!本意じゃねぇんだ!」

 

リコ「..........バカ」

 

一馬「ぐっ、心に刺さるぜ.....」

 

A.バカと言われる

 

揉んだ感想

 

一馬「あった.....」

 

ことはの場合

 

ことは「?」

 

一馬「わ、悪りぃ!ことは!これは、そ、その.....」

 

ことは「?顔が赤いよ?どうかしたの?」

 

一馬「えっ?」

 

A.無知って怖い

 

揉んだ感想

 

一馬「柔らかった......」

 

ミラクルの場合

 

[ムニュ]

 

ミラクル「あんっ♡」

 

一馬「げぇ!?」

 

ミラクル「か、一馬くん......」///

 

一馬「あ、こ、これはそ、その.....本意じゃねぇんだ!」

 

ミラクル「......」

 

みらいは突然胸に触っている方の手を掴んだ

 

一馬「へ?」

 

ミラクル「もっと......もっと触っても良いんだよ?」(色っぽい表情で)

 

一馬「は.....はぁぁぁあ!?」(し、しかし柔らかい......)

 

A.もっと触らせようとする

 

揉んだ感想

 

一馬「めっちゃ柔らかかった.......」

 

マジカルの場合

 

マジカル「きゃっ」///

 

一馬「うぇ!?わ、悪りぃリコ !これは、その......」

 

マジカル「せ......」

 

一馬「せ?」

 

マジカル「責任を取りなさいよね!」///

 

一馬「は、はい!?」

 

せ、責任って何だよ!?

 

A.責任を取って発言

 

揉んだ感想

 

一馬「柔らかかった.........」

 

フェリーチェの場合

 

フェリーチェ「あんっ♡」

 

一馬「わ、悪りぃ!ことは!こ、これは本意じゃねぇんだ!信じてくれ!」

 

フェリーチェ「わ、わかっています!か、一馬がそんな人間じゃないってことは!ただ....」

 

一馬「ただ?」

 

フェリーチェ「今度から気をつけて下さいね」

 

一馬「お、おう」

 

フェリーチェ「本当は、もっと触って欲しかったです.....」(小声)

 

一馬「何か言った?」

 

フェリーチェ「い、いえ何も!」///

 

A.注意される。そして満更でもない様子

 

揉んだ感想

 

一馬「..........結構柔らかかった......」

 

[他のラバーズにはいつやるかは未定!]



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もしも18 昼寝

これは、葵祈つばめさんのもしもシリーズの昼寝を元にしていまーす。ちゃんとちゃーんと本人からは許可は取っています


もしも、プリキュアの誰かが一馬の家に来て、一緒にソファーに座ってる時に一馬が隣で昼寝をしてたら

 

一馬「Zzz.....」

 

[なぎさの場合]

 

なぎさ「Zzz.....」

 

一緒に寝る

 

[ほのかの場合]

 

ほのか「あら、寝ちゃった......ふふっ」

 

少し驚いて、その後微笑む

 

[ひかりの場合]

 

ひかり「///.....」

 

一馬の寝顔に少し顔が赤くなる

 

[咲の場合]

 

咲「Zzz.....」

 

一緒に寝る

 

[舞の場合]

 

舞「一馬くんの寝顔.....」カキカキ.....

 

寝顔をスケッチする

 

[のぞみの場合]

 

のぞみ「Zzz......」

 

一緒に寝る

 

[りんの場合]

 

りん「......少しだけ....」つんつん

 

一馬「Zzz.......」

 

りん「反応してない!?」

 

頬を突っつく。が無反応で驚く

 

[うららの場合]

 

うらら「Zzz.....」

 

一緒に寝る

 

[こまちの場合]

 

こまち「こうして寝顔を見てると.....はっ!」

 

膝枕をして、寝顔を見て、何かを思い付く

 

[かれんの場合]

 

かれん「ふふっ」

 

膝枕をして、微笑む

 

[くるみの場合]

 

くるみ「Zzz....」

 

一緒に寝る

 

[ラブの場合]

 

ラブ「Zzz.....」

 

一緒に寝る

 

[美希の場合]

 

美希「ふふっ」つんつん

 

一馬「Zzz....」

 

美希「反応無し!?」

 

頬を突っつく。が無反応で驚く

 

[祈里の場合]

 

祈里「///....」

 

膝枕をして、一馬の寝顔を見て顔が赤くなる

 

[せつなの場合]

 

せつな「.......」じーっ

 

膝枕をして、一馬の寝顔をじーっと見つめている

 

[つぼみの場合]

 

つぼみ「っ〜!」

 

寄り添って寝てる一馬を見て恥ずかしがる

 

[えりかの場合]

 

えりか「にっしっしっ、これでカッコよく(笑)なるっしゅ!」カキカキ

 

悪戯でマジックで一馬の顔に落書きをする

 

[いつきの場合]

 

いつき「///......」

 

顔を赤くする

 

[ゆりの場合]

 

ゆり「ふふっ」なでなで......

 

膝枕をして、微笑みながら一馬の頭を撫でる

 

[響の場合]

 

響[Zzz.....」

 

一緒に寝る

 

[奏の場合]

 

奏「///.....」

 

寄り添って寝てる一馬に赤くなる

 

[エレンの場合]

 

エレン「///.....」

 

寝顔を見て、顔が赤くなる

 

[アコの場合]

 

アコ「Zzz.....」

 

一緒に寝る

 

[みゆきの場合]

 

みゆき「Zzz.....」

 

一緒に寝る

 

[あかねの場合]

 

あかね「こういう場合はお約束や!」カキカキ

 

マジックで一馬の顔に落書きをする

 

[やよいの場合]

 

やよい「.......」

 

一馬「.....は....オレが守る.....Zzz.....」

 

やよい「ま、守る!?........///」

 

一馬の寝言に驚いて、その後顔が赤くなる

 

[なおの場合]

 

なお「Zzz.....」

 

一緒に寝る

 

[れいかの場合]

 

一馬「Zzz.....」

 

れいか「ふふっ」

 

膝枕をして、一馬の寝顔を見て微笑む

 

[あゆみの場合]

 

あゆみ「Zzz.....」

 

一緒に寝る

 

[マナの場合]

 

マナ「♪〜!♪〜!♪〜!」

 

一馬「うるさいわ!!ジャイアン、またはカービィレベルじゃねーか!!お前の歌唱力は!」

 

マナ「じゃ、ジャイアンレベル!?カービィレベル!?」

 

子守唄を歌う。が失敗

 

[六花の場合]

 

六花「///......」

 

一馬の寝顔を見て少し赤くなる

 

[ありすの場合]

 

ありす「ふふっ」

 

膝枕をして、一馬の寝顔を見て微笑む

 

[真琴の場合]

 

真琴「♪〜♪〜♪〜」

 

子守唄を歌う

 

[亜久里の場合]

 

亜久里「Zzz......」

 

一緒に寝る

 

[めぐみの場合]

 

めぐみ「Zzz.....」

 

一緒に寝る

 

[ひめの場合]

 

ひめ「ふひひ♪お約束ですぞ〜」カキカキ

 

悪戯で一馬の顔に落書きをする

 

[ゆうこの場合]

 

ゆうこ「ふふっ」

 

膝枕をしながら微笑み、その後寝る

 

[いおなの場合]

 

いおな「Zzz.....」

 

一緒に寝る

 

[はるかの場合]

 

はるか「♪〜♪〜♪〜」

 

子守唄を歌う

 

[みなみの場合]

 

みなみ「ふふっ」

 

寄り添って寝る一馬に微笑む

 

[きららの場合]

 

きらら「にししし♪」

 

とにかく悪戯をする

 

[トワの場合]

 

トワ「///.....」

 

寄り添って寝る一馬の寝顔に少し赤くなる

 

[みらいの場合]

 

みらい「Zzz.....一馬くん........ワクワクもんだぁ〜.......」

 

寝言を言いながら寄り添いあって寝る

 

[リコの場合]

 

リコ「........」チュッ

 

一馬「んっ.........Zzz.......」

 

リコ「い、今のはキスじゃなくて......そ、そう!近くで見てたらたまたま.......」

 

一馬の唇にキスをするが、その後言い訳しようとしてポンコツ化

 

[ことはの場合]

 

ことは「Zzz.......」

 

寄り添って寝る

 

[いちかの場合]

 

いちか「Zzz.....」

 

一緒に寝る

 

[ひまりの場合]

 

ひまり「.......」つんつん

 

一馬「Zzz......」

 

ひまり「む、無反応!?」

 

一馬の頬を突っつくが、無反応で驚く

 

[あおいの場合]

 

あおい「起きるなよ〜」カキカキ

 

マジックで一馬の顔に落書きをする

 

[ゆかりの場合]

 

ゆかり「ふふっ...」なでなで

 

膝枕をしながら、頭を撫で、微笑む

 

[あきらの場合]

 

あきら「........」つんつん

 

一馬「Zzz......」

 

あきら「は、反応しない......」

 

膝枕をしながら一馬の頬を突っつくが、無反応に少し驚く

 

[シエルの場合]

 

シエル「Zzz.....」

 

一緒に寝る

 

[はなの場合]

 

はな「Zzz......」

 

一緒に寝る

 

[さあやの場合]

 

さあや「よしよし」なでなで

 

膝枕をしながら、一馬の頭を撫でる

 

[ほまれの場合]

 

ほまれ「.......」つんつん

 

一馬「Zzz.....」

 

ほまれ「む、無反応!?」

 

一馬の頬を突っつくが、無反応に驚く

 

[えみるの場合]

 

えみる「Zzz......」

 

一緒に寝る

 

[ルールーの場合]

 

ルールー「完全に熟睡中.....」

 

膝枕をしながら、一馬を分析をする

 

[ひかるの場合]

 

ひかる「Zzz.....」

 

一緒に寝る

 

[ララの場合]

 

ララ「確か、頬を突っつくと良いってひかるが言ってたルン」ツンツン

 

一馬「Zzz.....」

 

ララ「オヨ!?反応が無いルン!?」

 

一馬の頬を突っつくが、無反応に驚く

 

[えれなの場合]

 

えれな「Zzz.....」

 

一緒に寝る

 

[まどかの場合]

 

まどか「ふふっ....」なでなで

 

膝枕をしながら一馬の頭を撫で、微笑む

 

[ユニの場合]

 

ユニ「Zzz.....」

 

一馬に寄り添って、一緒に寝る

 

[のどかの場合]

 

のどか「ふわぁ〜///」

 

寄り添った一馬の寝顔に顔が赤くなる

 

[ちゆの場合]

 

ちゆ「Zzz.....」

 

一緒に寝る

 

[ひなたの場合]

 

ひなた「ひひひっ♪一馬っち覚悟しろ〜♪」カキカキ

 

マジックで一馬の顔に落書きをする

 

[アスミの場合]

 

アスミ「ふふっ」なでなで

 

膝枕をしながら、一馬の頭を撫でながら微笑む

 

[まなつの場合]

 

まなつ「Zzz.....トロピカってる〜.......」

 

一緒に寝る

 

[さんごの場合]

 

さんご「Zzz......」

 

一緒に寝る

 

[みのりの場合]

 

みのり「......」つんつん

 

一馬「Zzz......」

 

みのり「......無反応.....」

 

頬を突っつくが無反応に少し驚く

 

[あすかの場合]

 

あすか「Zzz.....」

 

一緒に寝る

 

[ローラの場合]

 

ローラ「さぁ、メイクの時間よ♪」カキカキ

 

マジックで一馬の顔に落書きする

 

[結論]

 

一馬は寝顔が整っている。頬を突っつかれた程度ではビクともしない

 



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もしも19 自傷

[もしも一馬が敵の眠り攻撃を受けた時に自傷して無理矢理覚醒したら]

 

敵「うくくく、俺のとっておきでお前を倒してやる」

 

一馬(レウスX)「.......」

 

とっておきだ?........何をしてくるんだ......とにかく、接近して食い止めてみるか!オレは走った

 

敵「近づいて来るのか?だが、とっておきによってお前は近づけない!さぁ!眠るのだ!」

 

一馬(レウスX)「ぐっ.....これは......催眠か.....」

 

敵「そーだ!眠れ!眠るのだ!そして迅速に始末してやる」

 

前もこんなことがあったが.....今度は違う!見せてやる!オレの覚悟を!クリスタル、ナイフ!だ!

 

クリスタル『.......良いだろう!』

 

オレの右手にナイフが現れた。そして変身解除する

 

一馬「オレの....覚悟を....見せて....やる......!」

 

オレは左腕にナイフを突き刺した

 

一馬「ぐっ!?」

 

プリキュア『!?』

 

敵「何!?」

 

一馬「よし、眠気が引いたぜ!」

 

オレは走り出した

 

敵「く、来るな!眠れ!」

 

またか!今度は左肩を突き刺した

 

敵「ま、また.....ちぃ!眠れ!眠れ!眠っちまえよ!!」

 

眠気が来る度にオレは右手、右肩、そして脇腹をナイフで突き刺した

 

ブラック「何やってるの!?」

 

ホワイト「やめて!」

 

ルミナス「何をしてるんですか!」

 

ブルーム「何をしてるナリ!?」

 

イーグレット「眠るごとに....やめて...」

 

ドリーム「やめてー!」

 

ルージュ「何してるの!?」

 

レモネード「やめてください!」

 

ミント「今すぐやめて!」

 

アクア「やめなさい!」

 

ローズ「バカ!やめなさいよ!」

 

ピーチ「何やってるの!?」

 

ベリー「完璧じゃないわ!」

 

パイン「やめて!」

 

パッション「やめなさい!」

 

ブロッサム「ひぃ!?」

 

マリン「な、何やってるのぉぉぉっ!?」

 

サンシャイン「ナイフで刺して眠気を無くしてる!?」

 

ムーンライト「今すぐやめなさい!」

 

メロディ「何やってるのよ!?」

 

リズム「今すぐ刺すのをやめなさい!」

 

ビート「ひっ!?」

 

ミューズ「何をしてるの!?」

 

ハッピー「ひぇっ!?」

 

サニー「あかん!なんちゅうことしてるんや!」

 

ピース「やめてぇぇぇぇ!!」

 

マーチ「ナイフで.....」

 

ビューティ「今すぐおやめなさい!」

 

エコー「何を考えてるの.....」

 

ハート「やめて!」

 

ダイヤモンド「やめなさい!」

 

ロゼッタ「おやめ下さい!」

 

ソード「眠る前にナイフで突き刺して.....やめて!」

 

エース「お兄さま!おやめなさい!!」

 

ラブリー「ナイフで!?」

 

プリンセス「血が.....やめてぇぇぇ!!」

 

ハニー「ナイフで.....やめて.....」

 

フォーチュン「なんて無茶な事をするの......」

 

フローラ「ひっ!?ち、血が.....」

 

マーメイド「何をしてるの!」

 

トゥインクル「何してるのかずっち!?」

 

スカーレット「今すぐおやめ下さい!」

 

ミラクル「な、何してるの一馬くん......」

 

マジカル「何してるのよ!バ一馬!」

 

フェリーチェ「今回ばかりは説教ですね......」

 

ホイップ「何をしてるのぉ!?」

 

カスタード「ナイフで刺して......何してるんですか!」

 

ジェラート「何やってんだよ!」

 

マカロン「流石に笑えないわ」

 

ショコラ「何をしてるんだ一馬くん!」

 

パルフェ「やめなさーい!」

 

エール「ナイフで......めちょっく!?」

 

アンジュ「何してるの!?やめて!」

 

エトワール「やめろ!一馬!」

 

マシェリ「血が出ているのです!?」

 

アムール「自傷して眠気を無くしている.....その行為は大変危険です!」

 

スター「何してるの!?」

 

ミルキー「オヨッ!?何をしてるルン!?」

 

ソレイユ「平気であんな危ないことを......」

 

セレーネ「やめてください!

 

コスモ「アホニャン.......」

 

グレース「ふわぁ!?なにしてるの!?」

 

フォンテーヌ「ナイフで刺してる.........」

 

スパークル「一馬っち!やめて!」

 

アース「何をしているのですか!」

 

サマー「何やってるの!?」

 

コーラル「ひぃ!?」

 

パパイヤ「何をしてるのよ!」

 

フラミンゴ「何やってるんだ!やめろ!」

 

ラメール「何バカなことをやってるの!」

 

オレは敵のすぐそばまで近づけた

 

一馬「ここまで近づけたぜ.....装着!」

 

敵「ヒッ!?」

 

一馬(レウスX)「でぇやぁぁぁぁぁ!!!!」

 

オレは最後の力を振り絞って敵を一刀両断した

 

一馬「へへっ、やったぜ......」(ドサッ!)

 

そして、次に目が覚め時は、ありすの家の治療室だった。そしてオレは、みらいたちから説教を喰らった。だって、咄嗟に頭に浮かんだのがあれだったんだよ!仕方ねぇだろ!



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もしも20 ゴシャシリーズ

[もしも一馬がゴシャシリーズ装着したら]

 

一馬(ゴシャ)「泣く子はいねぇがぁぁぁぁぁ!悪い子はいねぇがぁぁぁ!!!」(大剣ゴシャズバァを二刀流で構えながら)

 

なぎさ「なまはげ!?」

 

ほのか「なまはげが元かしら?」

 

ひかり「怖いです!?」

 

咲「大きい包丁を両手に持ってるナリ!?」

 

舞「雰囲気出てるわ.....」

 

のぞみ「助けて〜」(涙目)

 

りん「た、助けて.......」

 

うらら「わ、わたしは悪い子じゃありません!」

 

こまち「鬼の雰囲気が出てるわね....」

 

かれん「重くないのかしら?」

 

くるみ「雰囲気が怖いわよ!」

 

ラブ「怖い!?」

 

美希「確かに怖いわね....」

 

祈里「な、なまはげ.......」

 

せつな「恐ろしい雰囲気.....」

 

つぼみ「怖いです〜!」(涙目)

 

えりか「わ、悪い子じゃないっしゅ!」

 

いつき「確かに、あの見た目と武器じゃ怖いかな.....」

 

ゆり「大剣の二刀流....重くないのかしら?」

 

響「ゴシャハギの装備と武器だ!」

 

奏「こ、怖い......」

 

エレン「鬼!?」

 

アコ「........」(手で顔を覆い隠している)

 

みゆき「鬼さん!?」

 

あかね「いや、なまはげやろ!」

 

やよい「ゴシャシリーズだぁ!しかもゴシャズバァも装備してる!」

 

なお「包丁デカ!?」

 

れいか「あの大剣、氷属性のようですね」

 

あゆみ「こ、怖い.....」

 

マナ「怖い!?」

 

六花「迫力があるわね...」

 

ありす「まぁ、凄い迫力ですね!」

 

真琴「鬼!?」

 

亜久里「........」(手で顔を覆い隠している)

 

めぐみ「ゴシャハギ!?」

 

ひめ「強そうですぞ!」

 

ゆうこ「大きい包丁.....」

 

いおな「いや大きすぎるでしょ!」

 

はるか「怖い!?」

 

みなみ「お化け以上に怖いわ.....」

 

きらら「かずっち迫力出し過ぎ......」

 

トワ「迫力がありますわね」

 

みらい「ゴシャハギの装備だ!」

 

リコ「こうしてみると結構怖いわね......」

 

ことは「はー!ゴシャハギ!」

 

いちか「鬼ですぞ!」

 

ひまり「いえ、なまはげです!」

 

あおい「うおー!かっけぇ!」

 

ゆかり「ふふっ迫力があるわね」

 

あきら「でもちょっと迫力ありすぎるんじゃないかな?」

 

シエル「ワオ!あれがナマハゲね!」

 

はな「めちょ怖!?」

 

さあや「怖い!」

 

ほまれ「ひっ!?」

 

えみる「怖いのです!」(涙目)

 

ルールー「一馬、その見た目は流石に怖すぎます」

 

ひかる「キラやば〜☆!」

 

ララ「ちょっと怖いルン.....」

 

えれな「怖っ!?」

 

まどか「たしかにこれは怖いですね.....」

 

ユニ「恐ろしいニャン......」

 

のどか「ふわぁ〜!?」

 

ちゆ「これは.....迫力があるわね」

 

ひなた「大剣二刀流とかめっちゃ力持ち!」

 

アスミ「あれがなまはげ.....というものでしょうか?」

 

まなつ「怖いぃぃぃ!助けてぇぇぇ!」

 

さんご「そ、その見た目はペケです!」

 

みのり「迫力が凄い.....」

 

あすか「大剣二刀流って重くないのか?」

 

ローラ「お、恐ろしい見た目だわ......」

 

[武器の重さについて]

 

一馬「あー勘違いすんなよ、クリスタルで出た武器のほとんどって重そうに見えて実は軽いから。例えば......」

 

オレはバスターソード(FF7)を出現させた

 

一馬「このバスターソード重そうに見えて、はぁ!せい!やぁ!」

 

オレはバスターソードを片手で素振りした。ちゃんと離れてやってるぜ

 

一馬「今のように片手で振れる。さらに」

 

オレはバスターソードを回した

 

一馬「こんな感じで回すことができるぜ〜」

 

プリキュア達『お〜』

 

かれん「ほとんどってことは.....重い武器って?」

 

一馬「あーモビルスーツとかだな」

 

りん、あかね「それ兵器でしょ!(やろ!)」



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もしも21 超覚醒

[もしも一馬が超覚醒したら]

 

オレは敵の居城へ乗り込んだ、そしてボスと対峙したのだが、その時、クリスタルが敵に捕らわれてしまった!今オレは必死に敵と戦ってるが

 

敵「はっはっ!どうした小僧!貴様の力はそんな程度か!」

 

一馬「ぐはっ.....」

 

と、ご覧のようにボコボコにされてる。しかも、オレをいたぶる為にわざわざ手加減して来てやがる.......

 

ミラクル「やめて!一馬くんをこれ以上傷つけないで!」

 

みらい達プリキュアはバリアによって蚊帳の外状態だ

 

敵「確かに、こんなゴミ屑はこれ以上傷つける価値も無い。手加減して痛めつけるのも飽きた。楽にしてやろう。貴様は所詮、あの石ころが無ければただの無力な人間だ」

 

何だと.......何だとぉ!?

 

一馬「........るさん......,」

 

オレは立ち上がって睨みつけた

 

敵「何?聞こえんな?」

 

そして、何かがキレた......

 

[プッチン]

 

一馬「許さんぞぉぉぉぉ!」

 

敵「な、何だ.......ッ!?」

 

一馬(超)「........」

 

何だ.....力がどんどん溢れてくる。!?今、鏡に写ったオレの姿.....この姿は.......似てる、超サイヤ人に!

 

敵「ど、どうなっている!貴様!その姿!貴様は一体......」

 

一馬(超)「オレは.......オレは!怒ったぞぉぉぉ!」

 

敵「ぐぉ!?」

 

オレは敵を殴り飛ばした。すげぇ、パワーがどんどん溢れてきやがる!オレはぶっ飛ばされた敵を追った

 

ブラック「あ、あの姿って......」

 

ホワイト「もしかして.....」

 

ルミナス「超サイヤ人に似てますね.....」

 

ブルーム「吹っ飛ばしたナリ!?」

 

イーグレット「超サイヤ人?」

 

ドリーム「超ヤサイ人だ!」

 

ルージュ「超サイヤ人よ!それ以前に一馬はサイヤ人じゃ無いでしょ!」

 

レモネード「超サイヤ人!」

 

ミント「激しい怒りによって真の力が目覚めた少年......」

 

アクア「嘘でしょ!?」

 

ローズ「超サイヤ人......に似てる何かよね......」

 

ピーチ「超サイヤ人!?」

 

ベリー「一馬ってサイヤ人だったの!?」

 

パイン「凄い.....」

 

パッション「サイヤ人じゃ無いでしょ!」

 

ブロッサム「金髪になりました!?」

 

マリン「ス、超サイヤ人っしゅ!」

 

サンシャイン「サイヤ人じゃ無いでしょ.....」

 

ムーンライト「でも、凄い力ね....」

 

メロディ「超サイヤ人!?」

 

リズム「一瞬カッコよかった.....」

 

ビート「あれは!音吉さんの本にも書いてた超サイヤ人!」

 

ミューズ「一馬さんはサイヤ人じゃ無いでしょ!」

 

ハッピー「超ヤサイ人!」

 

サニー「ちゃうわ!超サイヤ人や!」

 

ピース「それに一馬くんはサイヤ人じゃなくて地球人だよ!」

 

マーチ「一馬にあんな力あったっけ?」

 

ビューティ「凄いです!」

 

エコー「凄い.....」

 

ハート「えー!髪が金色になった!?」

 

ダイヤモンド「まるで超サイヤ人ね......」

 

ロゼッタ「まぁ、光ってますわ!」

 

ソード「超サイヤ人?」

 

エース「お兄さまの髪が金色に!」

 

ラブリー「超サイヤ人!?」

 

プリンセス「すごごごーい!」

 

ハニー「髪が逆立ってる!」

 

フォーチュン「一馬ってサイヤ人なの?」

 

フローラ「髪が金色に.....」

 

マーメイド「何なの一体.......」

 

トゥインクル「お〜キラキラしてる〜

 

スカーレット「髪が逆立ちましたわ!」

 

ミラクル「一馬.....くん?」

 

マジカル「何よその姿、それじゃまるで......」

 

フェリーチェ「超......サイヤ人......」

 

ホイップ「何ですとぉ!?」

 

カスタード「黒髪から金髪に.....」

 

ジェラート「うおおお!カッケェ!」

 

マカロン「ふふっ、面白い変化ね」

 

ショコラ「凄い雰囲気の変化だね.....」

 

パルフェ「ワオ!?」

 

エール「え!?」

 

アンジュ「雰囲気が変わった.....」

 

エトワール「雰囲気もだけどまず見た目だろ!」

 

マシェリ「凄いことになっているのです!?」

 

アムール「戦闘力........測定不能!?」

 

スター「キラやば〜☆!金色の髪になった!」

 

ミルキー「オヨッ!?光ってるルン!?」

 

ソレイユ「あれは、超サイヤ人!?」

 

セレーネ「あの姿は一体.....」

 

コスモ「光ってるニャン!」

 

グレース「ふわぁ!?光ってる!」

 

フォンテーヌ「超サイヤ人!?」

 

スパークル「めっちゃカッコいい!」

 

アース「凄い力を感じます.....」

 

サマー「何あれ!?」

 

コーラル「光ってる!?」

 

パパイヤ「超サイヤ人!?」

 

フラミンゴ「おいおい、一馬はサイヤ人じゃ無いだろ!」

 

ラメール「す、凄いオーラ.....」

 

オレは敵に追いついた

 

敵「貴様.....なぜそんな力が!」

 

一馬(超)「オレは.......超地球人(スーパーちきゅうじん)!坂田一馬だ!!!!」

 

超地球人なんて、オレにしては安っぽいネーミングだな

 

敵「超地球人だと.....ふざけるな小僧!!!」

 

相手はパンチして来た。が、オレはそれを片手で受け止めた

 

一馬(超)「こんなものか」

 

敵「何!?」

 

一馬(超)「はっ!やぁ!」

 

敵「うぉ!?」

 

敵を殴って蹴り飛ばした

 

一馬(超)「まだまだ!」

 

更に追い討ちパンチラッシュからのストレートをかました

 

敵「がはぁ!?」

 

一馬(超)「.......」

 

敵「お、お前如きに......ゆ、許さん!許さんぞ!!!」

 

敵は浮かび上がった

 

敵「貴様をこの居城、そしてあの石ころとプリキュア諸共、消し飛ばしてやる!」

 

敵は何かを溜め始めた。今のオレなら、アレを出せるかもしれない!オレはある技の構えを取った

 

一馬(超)「か......め.......は......め........」

 

オレは手に気を溜めた

 

敵「何をするか知らんが!無駄だ!!!消し飛べ!」

 

敵は紫のビームを撃って来た

 

一馬(超)「波っ!!!!」

 

オレはかめはめ波を撃った。青と紫のビームがぶつかり合う

 

敵「ぐっ.....負けるかぁ!」

 

一馬(超)「ぐぐぐ.......フルパワーだぁ!!!」

 

オレはかめはめ波の威力を上げた

 

敵「お、押される!?ま、まさかこんなガキに.....バカなぁぁぁぁ!!!!!」

 

敵は青い閃光に包まれて消え去った.....

 

一馬「はぁ.....はぁ......や、やったぜ.....」

 

........次に目覚めたのは自分の部屋にいた。そして自分の身体にある変化があったのが分かった......物凄く強くなっていた事だ。クリスタル曰く、[前の一馬より数倍強くなってる]とのこと。もしかしてサイヤ人みたいに瀕死から回復すると強くなる的な体質になっちまったのかな?それと同時に、気が使えるようになった。これでマジでかめはめ波とかを撃てるようになったのか......




超地球人の見た目

髪は金髪になって逆立ち、金色のオーラを纏う。目の色は緑になる


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もしも22 ゴッドガンダム

ゴッドガンダムのRGが発表された記念に


[もしも一馬がゴッドガンダムで戦ったら]

 

敵「小僧!我と勝負しろ!」

 

でっかい敵に指名されちった

 

一馬「あぁ、分かった。なら、こっちもお前のサイズに合わせてやる!」

 

敵「何!?まさか巨大化......」

 

行くぜ相棒!

 

クリスタル『おう!』

 

一馬「出ろぉ!ゴォォッド!ガンダァァァーム!!!」

 

オレはそう叫んでクリスタルを投げた。そしてクリスタルは光って、ゴッドガンダムになった。オレは手に乗って、コックピットへ乗り込んだ

 

クリスタル『行くぞ!一馬!』

 

一馬「おう!」

 

オレは構えた。それと同時にゴッドガンダムも構えた

 

敵「ほう、その鉄の人形で戦うと言うのか......面白い!来い!」

 

一馬「行くぜ!ガンダムファイトォォォ!」

 

一馬&クリスタル「レディィィィ!!ゴォォォォォ!!!」

 

敵とゴッドガンダムはぶつかり合った

 

ブラック「メップルが乗りそう.....」

 

ホワイト「ゴッドガンダム!」

 

ルミナス「凄い戦いです!」

 

ブルーム「格闘してるナリ!?」

 

イーグレット「今までとは違う戦い方ね....」

 

ドリーム「え!殴ったり蹴ったりしている!?」

 

ルージュ「あれ絶対、操縦して出来る動きじゃ無いよね?」

 

レモネード「動きが人に近いです!」

 

ミント「神の名を持つガンダム.....」

 

アクア「凄い戦い.....」

 

ローズ「ゴッドガンダムって......」

 

ピーチ「ゴッド!?」

 

ベリー「ガンダムファイトじゃないでしょ.......」

 

パイン「凄い.....」

 

パッション「凄い、ガンダムが殴ったり蹴ったりしてる.....」

 

ブロッサム「ガ、ガンダムがパンチしたりしてます!?」

 

マリン「凄いっしゅ....」

 

サンシャイン「ガンダムで武術.....」

 

ムーンライト「もしかして実際に動いて操縦してるのかしら....」

 

メロディ「ガンダムが格闘!?」

 

リズム「人間的な動き.....」

 

ビート「これがガンダムファイト!」

 

ミューズ「ガンダムファイトじゃないでしょ.....」

 

ハッピー「あ、光る剣を持った」

 

サニー「ビームサーベル持った!」

 

ピース「ゴッドガンダムだ.....」

 

マーチ「人間みたいに動いてる」

 

ビューティ「まるで人の動きに似てますね」

 

エコー「凄い操縦.....」

 

ハート「えー!ゴッド!?」

 

ダイヤモンド「ゴッドって......大層な名前ね......」

 

ロゼッタ「見事な動きですわ!」

 

ソード「凄い操縦力......」

 

エース「ブラボーな操縦ですわ!」

 

ラブリー「人のような動き!?」

 

プリンセス「すごごごーい!何あの動き!」

 

ハニー「ゴッドねぇ.....」

 

フォーチュン「ガンダムってあんな動きも出来るのね.....」

 

フローラ「人みたいな動きをしてる.....」

 

マーメイド「もしかして、本当に動いて操作してる?」

 

トゥインクル「わぁお、凄い動き!」

 

スカーレット「凄い動きですね!」

 

ミラクル「ゴッドガンダム!じゃあ!最後はアレで決めたい!」

 

マジカル「アレって.....まさか!」

 

フェリーチェ「まさかミラクル.....」

 

ホイップ「凄いですぞ!」

 

カスタード「ミラクルがアレで決めたいって言ってましたけど.....」

 

ジェラート「アレってなんなんだ?」

 

マカロン「ふふっ、さぁね?」

 

ショコラ「アレ?」

 

パルフェ「アレって何なの!?」

 

エール「アレ?」

 

アンジュ「アレって何?」

 

エトワール「何を考えてるの、ミラクル」

 

マシェリ「凄い動きなのです!」

 

アムール「どうやら、広いコックピットで実際に身体を動かしてその動きをゴッドガンダムにトレースしてるようですね」

 

スター「キラやば〜☆!ゴッドガンダムだって!」

 

ミルキー「ミラクルの言ってたアレって何ルン?」

 

ソレイユ「さあ?」

 

セレーネ「何なのでしょう.....」

 

コスモ「気になるわね.....」

 

グレース「アレって何?」

 

フォンテーヌ「何なのアレって.....」

 

スパークル「あのガンダムめっちゃカッコいい!」

 

アース「これが、ガンダムファイトなのですね!」

 

サマー「おぉ!カッコいい!」

 

コーラル「アレ?」

 

パパイヤ「一体何?」

 

フラミンゴ「ミラクルは何をしようとしてるんだ」

 

ラメール「わ、分からないわ。ミラクルの言うアレの意味が.....」

 

一馬「だりゃあ!!!」

 

敵「ぐぉ!?お、おのれぇ.....」

 

一馬「よっしゃあ!トドメだ!」

 

すると

 

ミラクル「一馬くーん!待ってー!」

 

何だ?みらいのやつ、とりあえず、入れるか

 

一馬「クリスタル。コックピットハッチ展開、みらいを入れる」

 

クリスタル『承知!』

 

そして、みらいはコックピットに入って来た

 

一馬「何だよみらい、なんか話でもあるのか」

 

ミラクル「ねぇねぇ、一馬くん!最後はアレで決めようよ!」

 

一馬「アレ?.......ま、まさか!?」

 

ミラクル「そう、そのまさかだよ!ほらほら、やるよ!」

 

一馬「お、おう.....良いな?クリスタル」

 

クリスタル『おう!思う存分にやるのだ!』

 

一馬「行くぞ!」

 

ミラクル「うん!」

 

敵「何だ、何が起こると言うのだ......」

 

一馬&ミラクル「2人のこの手が真っ赤に燃えるゥゥ!」

 

一馬「幸せ掴めとッ!」

 

ミラクル「轟き叫ぶ!」

 

一馬&ミラクル「ばぁぁくねつッ!!!」

 

ゴッドガンダムはハイパーモードと変形し、かめはめ波のような構えを取る

 

一馬&ミラクル「ゴッド!フィンガァァァ!」

 

一馬「石!」

 

ミラクル「破!」

 

一馬&ミラクル「ラァァァブラブゥッ!!天驚ォォォォォけぇぇぇぇん!!!!」

 

一部のプリキュア「石破ラブラブ天驚拳!?」

 

そしてゴッドガンダムから、熱気弾が発射される。そしてその熱気弾は敵に向かっていき

 

敵「うぉぉぉぉぉ!?」

 

ハート型の風穴を開けた

 

敵「み、見事だ........」

 

そして敵は消滅した

 

ミラクル「やったー!やってみたかったんだよねラブラブ天驚拳!」

 

まさか、やっちまうとはな〜

 

マジカル「やっぱり、ラブラブ天驚拳だったのね......」

 

フェリーチェ「ずるいです!ミラクル!わたしがやりたかったのに!」

 

ピース「わたしもわたしも!」

 

ミラクル「ごめーん!」

 

一馬「はははっ」




[オマケ]

一馬「よっしゃ!トドメだ!クリスタル!行くゼェ!」

クリスタル『おう!』

ゴッドガンダムはハイパーモードになる

一馬「オレのこの手が真っ赤に燃えるぅッ!勝利を掴めと轟き叫ぶぅッ!ばぁぁぁくねつッ!ゴッドォッ!フィンガァァァーーーーッ!!」

ゴッドガンダムは接近し、敵の土手っ腹を右腕が貫いた

敵「うぉッ!?」

そしてそのまま持ち上げ

一馬「ヒィーーーートォッ!エンドォッ!」

敵「み、見事だ......ぐぉぁぁぁ!!!」

敵は爆散した

一馬「ふぅ......決まった........」

そしてゴッドガンダムから降りると、みらいから

ミラクル「ラブラブ天驚拳やりたかったのに!!!一馬くんのバカバカバカ!!」

と言われた


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もしも23 ガンプレイ

[もしも一馬がガンプレイをしたら]

 

オレは、腰にホルスター付きベルトを巻いていた。よーっし、練習の成果を見せてやるぜ!

 

一馬「行くぜ!」

 

オレは、ホルスターから二丁のシングルアクションアーミー(SAA)を取り出して構えた。ちなみにこれはオレが昔買ったエアガンだ。オレはSAAをほぼ同時に回した。その後も回したり投げたりした

 

一馬「12発だ」

 

よーし、あともう少しだ。そしてオレは最後にSSAをホルスターにしまった

 

一馬「いいか、今回は12発だ........」

 

決まった.......

 

なぎさ「す、凄い.....」

 

ほのか「あの動き、沢山練習してたみたいね」

 

ひかり「凄いです!」

 

咲「上手だったナリ!」

 

舞「指大丈夫かしら.....」

 

のぞみ「すごーい!あんなにクルクルしてる!」

 

りん「あの動き....結構練習したようね」

 

うらら「凄い上手です!」

 

こまち「途中で投げたりするところ、かなり練習したかもしれないわね....」

 

かれん「指大丈夫かしら?」

 

くるみ「絶対何週間も練習してるわね.....」

 

ラブ「凄かった!」

 

美希「完璧な銃回しね」

 

祈里「凄かった.....」

 

せつな「凄い、あんなパフォーマンス、見たことがないわ」

 

つぼみ「凄かったです!

 

えりか「凄かったしゅ....」

 

いつき「凄い.....」

 

ゆり「何週間も練習したのね....」

 

響「凄っ!」

 

奏「ちょっとカッコいい.....」

 

エレン「これはたしか、ガンスピンと呼ばれるパフォーマンスだわ!」

 

アコ「す、凄い......」

 

みゆき「凄かった!」

 

あかね「凄い回してたなー」

 

やよい「もしかして、オセロット?」

 

なお「す、凄い...」

 

れいか「お見事でした」

 

あゆみ「凄く回してた.....」

 

マナ「凄ーい!」

 

六花「相当練習したっぽいわね」

 

ありす「見事でしたわ!」

 

真琴「指大丈夫かしら.....」

 

あぐり「ブラボーですわ!」

 

めぐみ「凄い!」

 

ひめ「すごごごーい!何あの回し方!」

 

ゆうこ「簡単に出来ないよね.....あれ....」

 

いおな「凄い.....」

 

はるか「すっごい!」

 

みなみ「あの回し方、凄いわ.......」

 

きらら「わぁお、凄い回し方!」

 

トワ「指が大丈夫でしょうか?

 

みらい「カッコいいよ!」

 

リコ「あのセリフ、あの回し方.....もしかして」

 

ことは「はー!カッコいい!」

 

いちか「凄いですぞ!」

 

ひまり「凄い銃の回し方....」

 

あおい「スゲェな今の!」

 

ゆかり「ふふっやるじゃない」

 

あきら「そうだね」

 

シエル「トレビアン!」

 

はな「凄っ!」

 

さあや「凄い....」

 

ほまれ「あぁ、だが、一馬の指は大丈夫なのかな?」

 

えみる「凄い回っていたのです!」

 

ルールー「見事なガンプレイでした」

 

ひかる「キラやば〜☆!凄い!」

 

ララ「オヨ!凄かったルン!」

 

えれな「指大丈夫かな.....」

 

まどか「お見事でした」

 

ユニ「す、凄いわね.....」

 

のどか「ふわぁ〜すごーい!」

 

ちゆ「上手ね.....」

 

ひなた「一馬っちめっちゃ上手!」

 

アスミ「凄いですね」

 

まなつ「すごい!!トロピカってた!」

 

さんご「すごい!」

 

みのり「見事な銃回し.....」

 

あすか「相当練習したな.....あの動き」

 

ローラ「た、たしかに凄いわね......」

 

これ、MGS3のオセロットのガンプレイを見て、それを練習したんだぜ、練習した期間はそうだな........1ヶ月かな?



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もしも24 スカートの中は.....(まほプリ編)

ひっさびさのもしもシリーズ。なおこのお題はTGLLC#★!さんからのリクエストです。あと後書きにおまけがあります


[もしも一馬がちょっとしたアクシデントでスカートの中を見てしまったら

 

その1 変身後

 

一馬(リバルクシャナ)「サイクロン........ストライク!」

 

敵「ギャァァァ!?」

 

えー今、サイクロンストライク(足に風を纏って蹴る)で敵を吹っ飛ばして倒したところだぜ

 

一馬「決まったぜ」

 

ミラクル「やったね!」

 

あ、風でスカートがめくれてる........

 

一馬「あぁ.....っと、お前ら........というか、モフルン以外、スカートめくれてっぞ」

 

ミラクル「えっ......あっ!ほんとだぁ〜」(少しびっくりする)

 

マジカル「えっ!?嘘っ!?見ないで!なーんてね、わたしとミラクルはドロワーズだから、いやらしくは無いわよ......でもちょっと恥ずかしい」(顔を少し赤くする)

 

確かにいやらしくは無いな.........だが

 

フェリーチェ「か、一馬!み、見ないでください!」(顔を赤くしながら両手で必死に押さえてる)

 

一馬「わ、分かってるって」

 

はぁ、でも一瞬見てしまったなぁ.......言わんぞどんな見た目だったとか

 

キュアモフルン「モフルンはスカートじゃ無いから平気モフ!」(えっへん顔)

 

一馬「はは、そうだな」

 

風......収まるのいつかなぁ.......

 

[その2 変身前]

 

いつもは大人数で出掛けてるが、久しぶりにオレ、みらい、リコ、ことは、モフルンで出掛けている

 

みらい「ねぇねぇ、どこ行く?」

 

一馬「そうだなぁ......ショッピングモール行くか?」

 

リコ「そこへ行く理由ってどうせプラモデルやゲームセンターでしょ!」

 

一馬「何故バレたし」

 

リコ「バレバレよ!」

 

ことは「わたし、お花畑に行きたい!」

 

一馬「花畑って........」

 

モフ美「あのお花畑モフ!」

 

一馬「あそこか......」

 

まぁあそこで花を見てゆったりするのも悪く無いな

 

一馬「じゃあそこへ行くか!」

 

みらい「うん!お花畑ワクワクもんだ!」

 

するといきなり風が吹いた

 

一馬「わっ!?くっそ......いきなり強風なんて......みんな大丈夫.........あ」

 

オレはみらい達の方を見た。すると、そこには、見事にスカートが舞い上がってるみらい達がいた

 

みらい「あ.....いや〜ん一馬くんのエッチ〜」(スカートを押さえながら満更でも無い顔で)

 

リコ「いやぁぁぁ!!見ないでよ!」(顔を真っ赤にしながらスカートを押さえる)

 

ことは「いや〜ん」(みらいと同じ)

 

モフ美「いや〜んモフ〜」(みらい、ことはと同じ)

 

はぁ......なんで風が吹くんだよ!ったく........あ?何で慌てないのかだって?それは......ご想像に任せるぜ




[おまけ 機動戦士ガンダム水星の魔女12話を見終えて]

一馬「いやぁ、1シーズンの終わりでようやくガンダムらしくなって来たなぁ........」

ルチル「えぇ.......でも」

みらい達(一部除く)「............」(目のハイライトが消えて絶望した表情になってる)

ルチル「無理もないわ、あんな惨劇を見たら......」

クォーツ「これは私でもちょっと応えるかなぁ.......」

一馬「さーて、4月までゆっくりと.......は出来ないな、間にいくつかガンダム作品が放送されるし」

とりあえず、みらい達を起こすか〜


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もしもシリーズ コスプレ編
コスプレその1 竈門炭治郎


もしも、一馬が鬼滅の刃の竈門炭治郎のコスプレをしたら

 

一馬(炭治郎)「オレと禰 豆子の絆は誰にも、引き裂けない!」(折れた日輪刀を構える)

 

なぎさ「炭治郎だ.....」

 

ほのか「炭治郎だわ......」

 

ひかり「一瞬本物かと......」

 

咲「炭治郎ナリ!?」

 

舞「よく見て、咲。あれは炭治郎のコスプレをした一馬くんよ」

 

のぞみ「い、違和感が全くない!?」

 

りん「いや、少しは違和感があるでしょ!」

 

うらら「こうして目を瞑っていると本当に炭治郎さんに聞こえます....」

 

こまち「もし炭治郎と一馬くんが出会ったら.....はっ!」

 

かれん「何か思い付いたようね」

 

くるみ「似合いすぎよ.....」

 

ラブ「炭治郎!」

 

美希「け、結構似合ってるじゃない.....」

 

祈里「しかも、あの台詞は19話の!」

 

せつな「あの話は熱くなったわ....」

 

つぼみ「一馬くん?炭治郎さん?」

 

えりか「す、凄い完成度のコスプレっしゅ......」

 

いつき「あ、あそこまで違和感が無いコスプレは、見たことがないよ......」

 

ゆり「意外と似合ってるわね.....」

 

響「炭治郎!」

 

奏「奏太と一緒に見たけど、凄かったわあのアニメ.....おかげで漫画を全巻買っちゃったし......」

 

エレン「似合いすぎている!?」

 

アコ「奏太と一緒に見てハマったのよね....しかし、炭治郎のコスプレ合いすぎよ......」

 

みゆき「ヒノカミ神楽!円舞!」

 

あかね「ほ、ほとんど違和感がないやん......」

 

やよい「一馬くん!似合ってるよー!」

 

なお「弟達が見たら喜ぶだろうなぁ〜」

 

れいか「ここまで違和感が無いとは.....さすがですわね」

 

あゆみ「凄い.....」

 

マナ「一馬くんカッコよすぎてキュンキュンだよ!」

 

六花「い、違和感がほぼ無いわ.....」

 

ありす「市松模様の羽織がお似合いですわ」

 

真琴「そっくり.....」

 

あぐり「お兄さまブラボーですわ.....」

 

めぐみ「あの台詞は19話の!ヒノカミ神楽!円舞!アレは興奮したなぁ〜」

 

ひめ「ほ、本物だ.....」

 

ゆうこ「コスプレした一馬くんなんだけどね....」

 

いおな「でも、本当に本物と見間違うほどの完成度ね......」

 

はるか「一馬くんが炭治郎に!」

 

みなみ「似合ってるけど、性格は似てないのよね....」

 

きらら「かずっち似合ってる!」

 

トワ「竈門炭治郎の歌が聴こえて来そうな雰囲気ですわ....」

 

みらい「一馬くんカッコいいよ!!!」

 

リコ「あの話は特にテレビに釘付けになって観てたわ.....」

 

ことは「はー!炭治郎!」

 

いちか「炭治郎ですぞ!」

 

ひまり「花札の耳飾りに顔の痣まで......凄いです!」

 

あおい「見ているだけで熱くなってくる!」

 

ゆかり「ウフフ♪、意外と似合ってるわね♪」

 

あきら「そう言えばみくが、鬼滅見たい!と言ってたけど.....みくにはまだ早いかな.....」

 

シエル「確かに、でも、それを無視するほどの社会現象を引き起こした漫画よ!」

 

はな「おぉ〜炭治郎!」

 

さあや「声だけ聞くと炭治郎......」

 

ほまれ「アニメ通りの声だわ.....」

 

えみる「うぅ....わたしちょっとあの漫画は苦手なのです.....」

 

ルールー「確かに、切断などの表現が多々ありますからね」

 

ひかる「炭治郎キラやば〜っ☆」

 

ララ「物凄く似合ってるルン!」

 

えれな「まさかあそこまで雰囲気が出せるとはね.....」

 

まどか「声も似てるから......でしょうか?」

 

ユニ「そうかも知れないニャン」

 

のどか「ふわぁ!?炭治郎さん!?」

 

ちゆ「よく見てのどか、炭治郎じゃなくて一馬よ」

 

ひなた「さすが一馬っち、一瞬本物かと見間違うほどのコスプレの完成度!」

 

アスミ「凄いですわ.....」

 

まなつ「一馬さんトロピカってる!」

 

さんご「す、凄い!」

 

みのり「違和感が.....殆どない」

 

あすか「凄い完成度だな.....」

 

ローラ「あ、あれがコスプレってやつなのね」

 



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コスプレその2 スコール・レオンハート

もしも一馬がFF8のスコールにコスプレしたら

 

一馬「......」(肩にリボルバーを担ぐ)

 

なぎさ「剣がある銃?」

 

ほのか「もしかして、カッコつけてる?」

 

ひかり「カッコいいです.....」

 

咲「銃?剣?どっちナリ!?」

 

舞「カッコつけてるのかな?」

 

のぞみ「おぉ!あの武器カッコいい!」

 

りん「たしかにカッコいいけど.....一馬、カッコつけてる?」

 

うらら「一馬さんカッコいいです!」

 

こまち「銃剣とは、また違うようね......」

 

かれん「意外と似合ってる.....」

 

くるみ「カッコつけてるんじゃないわよ!」

 

ラブ「カッコいい武器だ!」

 

美希「意外とファッションは良いわね....,」

 

祈里「カッコつけてる?」

 

せつな「意外と似合ってるわ」

 

つぼみ「カッコいいです!」

 

えりか「うーむ、中々のファッションっしゅ.......」

 

いつき「あの武器...剣?」

 

ゆり「カッコつけてるのかしら?」

 

響「銃?剣?それでもカッコいい!」

 

奏「......はっ!一瞬カッコいいと思ってしまった!」

 

エレン「ふむふむ、あの武器はガンブレードって武器ね!」

 

アコ「奏太が好きそうな武器ね」

 

みゆき「カッコいい!」

 

あかね「剣のついた銃なんか?あれ」

 

やよい「FF8のスコールだ!リボルバーもある!似合ってるよー!」

 

なお「い、意外と似合ってる」

 

れいか「独特な形の剣ですね」

 

あゆみ「銃剣?」

 

マナ「一馬くんカッコいい!」

 

六花「銃剣.....じゃないわね」

 

ありす「まぁ、独特な剣ですわね」

 

真琴「カッコつけ?」

 

亜久里「素敵ですわ!お兄様!」

 

めぐみ「カッコいい!」

 

ひめ「そのファッション似合ってる!」

 

ゆうこ「あの武器は.....銃?」

 

いおな「剣かしら」

 

はるか「すごく似合ってる!」 

 

みなみ「剣なのかしら?」

 

きらら「おぉ〜その服似合ってるじゃん!」

 

トワ「不思議な形の剣ですわね......」

 

みらい「えーっと確かFF8のえーっと」

 

リコ「スコールよ!」

 

ことは「はー!スコール!」

 

いちか「おぉ!カッコいいですぞ!」

 

ひまり「銃のような剣ですね!」

 

あおい「うぉ!かっけぇ!」

 

ゆかり「ふふふ、あれは、カッコつけてるわね」

 

あきら「そうなのかい!?」

 

シエル「そうは見えないけど.....」

 

はな「おぉ〜カッコいい!」

 

さあや「あれはガンブレード!後で分解してみたい......」

 

ほまれ「......カッコつけ?」

 

えみる「カッコいいのです!」

 

ルールー「ふむふむ、弾丸を装填してるときに対象を攻撃するときにトリガーを引くと一瞬だけ威力が増す剣のようですね」

 

ひかる「キラやば〜☆な武器だ!」

 

ララ「凄いカッコいいルン!」

 

えれな「凄い武器だね....」

 

まどか「銃のような剣でしょうか」

 

ユニ「カッコつけてるわね、あれは」

 

のどか「ふわぁ!か、カッコいい!」

 

ちゆ「意外と格好は良いわね」

 

ひなた「めっちゃ似合ってる!」

 

アスミ「似合ってます!」

 

まなつ「おぉ〜トロピカってる!」

 

さんご「似合ってる!」

 

みのり「銃と剣が合体してる.....」

 

あすか「あいつ、カッコつけてないか?」

 

ローラ「い、意外と似合ってるじゃない」 



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番外編
番外編その1 ピカゴロ雲


この番外編では上北ふたご先生のコミカライズ版魔法つかいプリキュアの話が元になってるお話が多いです。時系列、設定その他諸々は何でもありになっています、その点をご了承下さい


[指パッチンの音が鳴り響く]

 

一馬「話をしよう、アレは今から三十六万、いや、一万四千年前だったか、まぁ良いオレにとってはつい昨日のような出来事だが、君達にとっては多分、今回の出来事だ」

 

リコ「何やってんのよ.......」

 

一馬「大丈夫だ、問題ない」

 

リコ「問題あるわよ!」

 

一馬「へぶっ!?」

 

[てなわけで、こっからスタートです]

 

【某月某日魔法商店街】

 

オレとみらい達は魔法商店街に来ていた。何でも今回はでっかい祭りがあるとか

 

一馬「はぁ〜すっげぇ~」

 

中央広場では祭りの準備が行われていた

 

みらい「確かに大きな祭りだね!」

 

ことは「みんな頑張ってるー!」

 

一馬「なぁリコ、さっきお前言ってたよな今回はいつもより遅いって」

 

リコ「えぇ、本来ならもっと前にやってるはずなのに.......」

 

「わーっっ!やっぱり来たかピカゴロ雲」

 

空を見上げると雷雲が向かってくるのが見えた

 

一馬「雷雲?」

 

クリスタル『気を付けろ、あの雷雲は普通の雷雲じゃない!』

 

その時だった。雷雲から落雷が落ちてきたのだ。それもくっきり見えた!

 

『きゃーっ!』

 

一馬「こっちに向かって落雷だと!?おい!あの落雷は何なんだよ!」

 

リコ「あれはピカゴロ雲!この時期に活発になるいたずら精霊なの!」

 

一馬「天災じゃねぇか!悪戯ってレベルじゃねーぞ!」

 

すると雷雲に顔が現れた。にやけた面をしながら。奴め、この状況を楽しんでやがる.......

 

「くっ、今回は中止かもな........」

 

一馬「こうなったら........みらい、リコ、ことは......お前達は離れろ。ここは...........オレ一人でやる!」

 

ことは「一馬!?危険だよ!」

 

一馬「オレに任せろ!」

 

みらい「.......わかったよ。でも、無茶はしないでね?」

 

リコ「無茶したら、承知しないわよ!」

 

一馬「へっ」

 

オレはサムズアップして雷雲に向かった

 

一馬「おいそこの雷雲!」

 

雷雲がこちらを向いた

 

一馬「よーく聞きな、今すぐここから消えろ」

 

その言葉にキレたのか、雷雲は竜型に姿を変えた

 

[グオオオオ!!!ゴロゴロ!!ドッカン!!]

 

雷雲は咆哮と雷を落として来た。クリスタル、祖龍だ

 

一馬「.......超装着。ルーツ!」

 

オレは光を纏った

 

みらい「一馬くん!?」

 

雷雲は笑っていた。マヌケめ既に後ろに浮いているって言うのに

 

一馬(ルーツ)「おい、何を笑ってるんだ?」

 

【BGM祖なる龍】

 

[!?]

 

リコ「良かった.......」

 

一馬(ルーツ)「まさか、今のちっぽけなカス落雷何ぞでくたばった........なんて思ってたのか?」

 

[グオオ!!!]

 

激情したか.......オレは地面に降り立った

 

一馬(ルーツ)「さーて、まーたカス落雷するつもりだろうが.........オレが本物の落雷を見せてやる........」

 

オレは右手を上に挙げた

 

一馬(ルーツ)「雷ノ独奏会(サンダー・リサイタル)!」(指パッチン)

 

そう叫び指パッチンすると紅く激しい雷が雷雲の回りに落ちた。安心しろ、威力は落としてある。迫力と音だけさ激しいのは

 

[!?]

 

一馬(ルーツ)「これが......落雷だ......」

 

[...........]

 

一馬(ルーツ)「分かったならとっとと、ここから...............失せろ」

 

その時雷雲は何かを感じ取ったのか萎んで逃げた。オレは装着を解除した

 

一馬「ふぅ.....さ、落雷は追い払ったぜ」

 

「す、すげぇ........」

 

みらい「ビックリした.........」

 

リコ「は、離れてるとはいえ、凄いわ.....」

 

ことは「はー!ドッカーン!って凄い!!」

 

一馬「さ、さっさと準備を終わらせようぜ!」

 

オレ達は急ピッチで進めて祭りが始まった、祭りの感想か?............ディモールト・ベネだ

 



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番外編その2 人魚の王子[前編]

これは、ことはが帰ってきた夏休みの時に起きた事だ。夏休みの残りを魔法界で暮らすことになった

 

ことは「はー!お馬さんびゅんびゅーん!」

 

一馬「全く、お前は元気だな」

 

みらい「一馬くんもペガサスに乗れば良かったのに」

 

一馬「オレはこっちの方が良いぜ」

 

みらい達はペガサスにオレはクリスタルが変化したコアスプレンダーに乗っている。ちなみにコントロールはクリスタルがやってる。それとキャノピーを開けてる。風が気持ちいいぜ~

 

リコ「はーちゃんにとっても生まれ故郷ですもの、赤ちゃんの時には出来なかったことや感じられなかったこと、色々体験出来るわね!楽しみね!」

 

ことは「はー!」

 

こいつがあのプリキュア、キュアフェリーチェになったのはさすがのオレも驚いたぜ。綺麗だったからな.........少し見惚れてたんだよな。オレにはみらいがいるのに........オレ達はビーチに降りて、そこで暫く遊んだ。着替える時はちゃんと後ろ向いたからな!それから、いろんなことをやった例えばスイカ割りをしたり、ビーチバレーなどほんとにいろんなことをやった

 

モフルン「はーちゃんは魔法で何でも出せるモフね」

 

ま、クリスタルでも出来るがな。ただし食い物は出せない

 

リコ「ほんと魔法が上手。てゆーかチートよね.......」

 

みらい「ねーみんな~夏といったらやっぱ泳がなきゃ。とびっきりのモードでね!」

 

不味い!

 

一馬「逃げるんだよぉぉぉ!!!」

 

オレは離れた

 

みらい「あー!逃げちゃった。せっかく一緒に魔法でとびっきりのモードになろうとおもったのに~」

 

一馬「クリスタル。酸素ボンベにレギュレーター、BCジャケット、ウェイトに水深計&残圧計、足ヒレ、そして漁獲用の銛を!」

 

クリスタル『了解だ』

 

オレはクリスタルの出した装備を身につけた。あいつらは海へ入ってるな。オレも海へ入った

 

一馬「お、お前らその姿!?」

 

なんとみらい達は人魚になっていた

 

みらい「一馬くんも人魚になれば良かったのに......」

 

一馬「うっせぇ」

 

リコ「色々突っ込みたいけど.......その手に持ってるのはまさか!」

 

一馬「おっ気づいたか~銛だぜ。これでおかずを.......へぶっ!?」

 

オレはリコに尾ひれでひっぱたかれた。レギュレーターは外れてないぜ

 

一馬「なにしやがんだ!」

 

リコ「泳ぐのよ!お魚を取りに行くんじゃないのよ!」

 

一馬「.......ち、わーったよ」

 

クリスタルが銛を消していた。そしてオレたちは泳いだ。泳いでいると人魚の里へ着いた

 

ことは「わぁーキレイ~人魚もたくさん!」

 

ほーこーしてみたら結構綺麗だな。あ、ロレッタさんにあいつらもいる

 

ことは「なかよし~」

 

モフルン「ラブラブ幸せカップルモフ~」

 

みらい「わたしたちもラブラブ幸せカップルだよねー一馬くん」

 

みらいがオレにくっついた。おう、腕に柔らかいのが

 

一馬「ま、まぁな......」

 

付き合ってなかったら、けっ、リア充共が爆発しろって言ってたかもな

 

みらい「あ、サンゴだ!これお母さんへのお土産にしよ~っと」

 

その時だった

 

鮫「オレの許可なしに海のサンゴを!許さん!!」

 

巨大な鮫が現れたのだ

 

みらい達「!?」

 

一馬「鮫!?」

 

人魚三人娘「キャー!」

 

みらい「ご、ごめんなさい......なんでもしますから許して~!」

 

くっ......狩猟するか.......ん?ことは?

 

ことは「...........」

 

一馬「お、おい!ことは!」

 

みらい&リコ「ははははーちゃんっっ」

 

 

そしてことは、モフルンは鮫につれて行かれた

 

一馬「ことは!モフルン!」

 

みらい「モフルン!」

 

リコ「はーちゃん!」

 

クソッ何で止まってたんだよオレ!

 

ロレッタ「自警団を呼んできます!早く避難しなさい!」

 

そう言ってロレッタさんは自警団とやらを呼びにいった

 

リコ「みらい、一馬!」

 

みらい「うん!」

 

一馬「あぁ!装着!」

 

オレはラギアシリーズを装着した

 

一馬(ラギア)「さぁ行くぞ!」

 

オレ達は鮫の向かった方向へ泳いだ

 

リコ「はーちゃーん!」

 

みらい「モフルーン!」

 

一馬(ラギア)「どこだー!」

 

クッソ、まだ先か!すると

 

ことは「みらい!リコ!一馬!」

 

モフルン「モフー!」

 

向こうからことはとモフルンが来た

 

みらい「よかったあ~」

 

リコ「ほんとうにほんとうに!!」

 

一馬(ラギア)「ったく、心配掛けさせやがって..........」

 

そして、一旦地上に出たつーか岩場だな、オレ達のまわりにはロレッタさんやあの三人のほかに色んな人魚がいる。もうこういう状況は慣れたぜ

 

一馬「お前らが無事で何よりだぜ」

 

モフルン「無事ってゆーか......はーちゃんは人魚の王子様にみそめられて.......厄介なことになったモフ」

 

一馬「は?人魚の王子?」

 

みらい「???どーゆーこと!?」

 

モフルンは簡単に話してくれた、あの鮫が呪いをかけられた人魚の王子だと

 

みらい「えぇーっっあのこわいサメが王子様になる呪いをーっ!?」

 

一馬「落ち着け.........詳しいことを聞かせろ」

 

モフルン「ささいないざこざ.....それが王子の悲劇の始まりだったモフ......」

 

中編へ続く!



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番外編その3 人魚の王子[中編]

この頃ははーちゃんはまだ一馬に告白してないよー


モフルン「人魚の里のイケメン王子......」

 

なるほどイケメンか~

 

モフルン「彼は一年前、ある魔法つかいを冷たくあしらったモフ.....その報復として......愛がどれほど得がたいものか、その身でためしてみるがいいわ!と呪いで恐ろしい姿に変えられた王子は過酷な試練に耐えてきた.....というわけモフ.......」

 

一馬「そうだったのか.......」

 

ロレッタ「噂では、王子は神隠しにあったと聞いていたけど.......」

 

ことは「誰か困らせる魔法がのろいなんだよね......」

 

モフルン「はーちゃんに出会って、王子は一時的に人魚の姿に戻れるようになったけど呪いは完全には解けていないモフ......」

 

リコ「はーちゃんに備わった浄化の力で軽減されただけ.....ってことかしらね.....」

 

みらい「.....じゃあどうすれば完全に溶けるの?」

 

モフルン「そこが一番の難関モフよ.......」

 

一馬「まさか、女がそいつとキスとかするパターンか?」

 

モフルン「キスじゃないモフ、でも呪いを完全に解くためには、王子がみそめた女の子から、三日以内に[真実の愛]が返してもらえればいいんだモフ!........もしもそれが叶わなければ、王子は海の泡と消えるモフ......」

 

あの童話の様に死んでしまうのか........

 

みらい「消える!?そんな~っ」

 

ことは「わたし、王子をどうしても助けたいの!だから......お願い![あい]を出す魔法を教えてー!」

 

『...........』

 

一馬「.....................は?」

 

なに言ってんだこいつ

 

みらい「も、もちろん協力するよ!.....でもはーちゃん愛はね~魔法でポンって出せるものじゃないんだよ~」

 

リコ「ましてやたった三日間で[真実の愛]とか.......よっぽどステキな相手ならアリかもだけど........」

 

ことは「はぁ~......」

 

一馬「ともかくだそいつのところに行かないとな」

 

今度は水中でも平気な魔法をかけてもらい、その人魚の王子のところへ向かった

 

王子「なんだ!?お前ら......」

 

こいつが........なるほど、ツラは確かにイケメンだな

 

みらい「さっきはサンゴのことごめんなさい。朝日奈みらいです」

 

リコ「リコよ」

 

一馬「坂田一馬だ.....オレらは呪いの件で協力しに来たぜ」

 

王子「お前はあの時、ゴチャゴチャしたのを身に付けてた人間の男か」

 

一馬「そうだ。人間、あれがないと長時間まともに泳げないのよ」

 

王子「ん?そいつ以外のお前らの足!お前ら、人魚じゃなかったのか!?」

 

みらい「魔法つかいだよー」

 

あ、不味い

 

王子「チッ!オレを苦しめやがったあの女と同族かーっ!!くっそぉ!」

 

激昂した王子は鮫へと変貌した、怒りが鮫変化のトリガーか!

 

みらい&リコ&モフルン「わーーっっ!!」

 

三人がオレに抱きついた.......おうふダイレクトに柔らかいのが......

 

一馬「どうやら、呪いは継続中のようだな」

 

ことはは、やはりびびってないか....

 

ことは「あなたのお名前は?」

 

ジェイド(鮫)「オレは.......ジェイドだ」

 

ジェイドか......

 

ことは「ジェイド、ジェイド~」

 

そして、ジェイドは元に戻った

 

みらい「あ、戻った.......怒ったらサメになるんだ.....」

 

一馬「で、お前らいつまでオレにしがみついてるんだ?」

 

リコ「っ!?」

 

みらい「あ、ごめん」

 

モフルン「モフ」

 

みらいとモフルンは普通に、リコは顔を真っ赤にして離れた

 

リコ「あ、あのー愛を返してもらうのに三日間しかないのよね?全然焦ってないようだけど?」

 

ジェイド「なぜ焦る?」

 

一馬「何だと?」

 

側近「見ての通り、イケメンの上地位も名誉も財産もある[王子]と知るや、どんな女も直ぐ様惜しみ無く愛を捧げますゆえ」

 

側近の人魚の発言でオレは感じたこのジェイドはいけすかない奴だと

 

ジェイド「そういうことだ。あとは楽勝だろ?」

 

あ?楽勝だと?

 

一馬「........」

 

みらい「.......女の子をそんな風にしか見てないんだ.....」

 

モフルン「感じ悪いモフ......」

 

リコ「えぇ.....」

 

ことははジェイドをじーっと見つめていた

 

ジェイド「なっ......なんだ?」

 

ことは「いけめん?......ちい......めいよ......ざいさん.....はー......」

 

ま、ことはからしたら意味わからんな

 

ジェイド「なっ!?うぅぅ~っっ」

 

パニクってる

 

側近「お、王子!?こ.....これほどの神要素の揃った男子を目の前にして愛の芽生えぬ女がいるはずが.......王子!これは何かの間違いですっ」

 

リコ「はーちゃんは間違って無いんだから、気にしちゃダメよ!」

 

ことは「は~」

 

みらい「愛の始まり.....どんな時きゅんとしてドキドキするかだよねー」

 

ことは「きゅん......ドキドキ....」

 

みらい「例えば.....頼りがいとかさりげない優しさとか......」(一馬の方をちらちら見ながら)

 

リコ「す、スポーツ万能や、な、何かに真剣にうちこむ姿......」(みらいと同じくちらちら見ながら)

 

モフルン「ピンチから守ってくれたりモフ!」(一馬をがっつり見ながら)

 

一馬「おい、何でオレの方を見やがる」

 

リコ「な、何でもないわよ!」

 

みらい「え~別に~?」

 

モフルン「何でもないモフ!」

 

一馬「やれやれだぜ.....」

 

ジェイド「こまけーことは良いからさっさとお膳立てしろ!」

 

そしてジェイドはことはを指差して

 

ジェイド「呪いさえ解けりゃいーんだ。早く愛を感じさせろ」

 

一馬「!?」(プッツン)

 

ジェイドのその発言が出た瞬間。オレは何かがキレた.....オレはジェイドに歩み寄る

 

一馬「おい....」

 

ジェイド「な、なんだお前」

 

一馬「オラァ!」

 

ジェイド「ぐはぁ!?」

 

オレはジェイドの顔面を殴り、そのまま殴り飛ばした

 

リコ「!?」

 

ことは「一馬!?」

 

みらい「一馬くん!?」

 

側近「お、王子!?王子に何てことを!」

 

ジェイド「お、お前!王子であるオレに向かって......」

 

一馬「黙れ!女性は........ことはは.......テメェの道具じゃねぇ!!!」

 

オレはジェイドを睨み付けて叫んだ

 

みらい「一馬くん!!.......」

 

一馬「お前ら、帰るぞ....海の泡に消えようがゴミとなろうがそれはお前の自業自得だ!勝手に野垂れ死にな」

 

するとジェイドはとんでもないことを発言した

 

ジェイド「オ........オレを愛さないと人魚が全滅するぞ!」

 

全滅だと?ハッタリか?

 

一馬「テメェ........そんなハッタリがオレらに通用すると思ってるのか!!」

 

ジェイド「これはハッタリじゃない!」

 

側近「呪いを三日以内に解けない場合......まず、全ての男の人魚が泡と消えます」

 

一馬「何だと?」

 

みらい「えーっっそんなぁ~っ!!」

 

モフルン「沢山のカップルが引き裂かれてしまうモフ!!」

 

リコ「女の子たちがかわいそうだわ!」

 

ジェイド「.......で、やがてオレも消滅だ.....」

 

......確かに男の人魚が絶滅した場合、女の人魚の悲しみが怒りや憎しみとなりジェイドに集中する.........

 

一馬「.......確かにな呪いとしては筋が通っていやがる......」

 

ジェイド「わ、分かったか!オレを愛するしかないんだぞーっ」

 

一馬「.................チッ、あぁクソッ!」

 

オレは近くにあった岩を殴った。少しいてぇ

 

一馬「あぁ良いさ!こうなったらテメェの呪い!意地でも解いてやらぁ!だが勘違いすんなよ!テメェのためじゃねぇ.........あくまでも人魚のためにだ!」

 

みらい「一馬くん!」

 

リコ&ことは&モフルン「一馬!」

 

そして、オレ達とジェイド達は一旦離れた

 

後編へ続く!



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番外編その4 人魚の王子[後編]

一馬「......って大見得きっちまったが、あんなクズへの愛なんぞ何世紀かけても芽生えねぇかもな......」

 

みらい「一馬くんと付き合ってるけど......実際、愛ってなんだろうね~......」

 

オレとみらいは赤ん坊の頃から幼馴染で、ほとんど一緒だったしな..........一緒.......そうか!

 

一馬「考えた。ことは、ジェイドと一緒に遊んだりしたらどうだ?」

 

みらい「そうだね、とにかくそばにいることから始めるしかないね....」

 

ことは「はー!分かった!ジェイドー!一緒に遊ぼー!」

 

こうしてことははジェイドと一緒にいることになった。これで少しは変わると良いが........それから3日経ってあいつらの距離は近づいたぜ。だがいまだに........

 

みらい「どう?はーちゃん。胸がきゅんてする?」

 

モフルン「ドキドキするモフ?」

 

ことは「うーうん....」

 

リコ「まだよね~」

 

一馬「タイムリミットは迫ってるって言うのに.....」

 

ことは「どうしてきゅんてならないのかな~」

 

すると後ろにハリセンボンみたいな生物が!いや、ここはあえて動かない。さぁ、ことはを守ってみろ!ジェイド!

 

ジェイド「!?」

 

ジェイドはハリセンボンをボコった

 

ジェイド「こ、コイツ前にオレの鼻先刺しやがったから!」

 

一馬「ほー」

 

ジェイド「なっ.......なんだよ!?べっ、別にオレはーっ!」

 

みらい「ふふっはーちゃんを助けてあげたくせにィー」

 

リコ「素直じゃないのね」

 

するとことはが抱きついて

 

ことは「ありがとージェイド!やさしいんだね!」

 

するとジェイドはことはを振りほどいた

 

ジェイド「オレに触るな!」

 

モフルン「照れなくてもいいモフ~」

 

モフルンはジェイドに触れた。その時!

 

モフルン「わーーーっっシ......シ.....シビれるモフよ~っっ」

 

モフルンの手が腫れた

 

みらい「モフルン!?」

 

一馬「大丈夫か!?」

 

ジェイド「オレの体には女にだけ効く猛毒も仕込まれてるかな。前にそいつがオレを殴ったときにしびれなかったのは。そいつが男だったからだ」

 

ん?女にだけ........てことはモフルンは.......やれやれ、まさかこんな以外なことでコイツの性別が判明しちまうとはな.......

 

リコ「どこまで厄介な呪いなのよ」

 

ことは「手を繋ぐのもダメなの?.......」

 

ジェイド「..........」

 

みらい「はーちゃん.......」

 

ジェイド「そもそも手なんか繋いだことねーし!.....いや、母親だけは繋いでくれたかも......たぶん」

 

一馬「まさかお前......」

 

側近「王子が生まれてまもなく、王妃は亡くなられ......その後は......」

 

一馬「そうか.....お袋が....」

 

リコ「......ずっと寂しい思いしてきたのね」

 

ことは「♪ら~ら~る~る~ら~」

 

ことはが歌を歌った

 

ジェイド「泡と消えるのは怖かない....母親ンとこいけるしな.......でも......オレのせいで男どもみんな巻き込んじまって.......それ......だけは......そうだ!着いてこい!」

 

突然ジェイドはことはを連れて行った。

 

一馬「おっと、ジェイドがことはをどこかへ連れていくみたいだぜ」

 

みらい「いってみよう!」

 

オレ達は後をつけた。つけていくとそこは

 

ことは「すご~い!海の中がキラキラ~!!」

 

一馬「これは......」

 

そこは、きらびやかに輝いてる海中だった。

 

ことは「こーんな素敵なところに連れてきてくれるなんて!夢みたい!」

 

ジェイド「秘密の場所っつーか.....ガキの頃からよく城抜け出して来てたんだ」

 

リコ「幻想的ね~」

 

みらい「わたしたちもムードを盛り上げよう。キュアップ・ラパパ!」

 

みらいの魔法で幻想的な海中が更に幻想的になった

 

ジェイド「オレ......夢ができた.....」

 

ことは「どんな夢?聞かせて!」

 

ジェイド「わ......笑うなよ絶対だぞーっ」

 

ことは「笑わないよ」

 

ジェイド「......海をさ.....花でいっぱいにしたい......」

 

ほう......

 

ことは「花の......海!ステキ!!」

 

するとジェイドが笑顔を浮かべた

 

ことは「ジェイドが笑顔になった!嬉しいな!」

 

ジェイド「オレもだ!嬉しいぞ。こ......ことは」

 

ことは「あ!......」

 

お?

 

ことは「今....胸がきゅんて!ドキドキする......息が......苦しい......体も熱いよ?.....」

 

来るか!つーかいつの間にか野次馬.......じゃなくてギャラリーが来てらぁ

 

みらい「はーちゃん!それって......それって!」

 

モフルン「いよいよ愛が生まれる瞬間モフ!!」

 

みらい「わーこっちまでドキドキしてきたーっっ」

 

リコ「みんなの幸せも守れる!」

 

一馬「.........!?何か..........来る!」

 

オレの予感はすぐに的中した

 

?「あーっはっはっ超ウケるーーっっ」

 

誰かが現れた。人間か!てことはアイツが......

 

ジェイド「うわっ、オレに呪いをかけた魔法つかい!」

 

みらい&リコ「えっ!?」

 

一馬「ち、邪魔しに来やがったか」

 

魔法つかい「王子さまを悲劇から救うマリアさまの登場でめでたしめでたしって?あははっ、おあいにくさま!」

 

ジェイド「うぐああっ!?」

 

ことは「ジェイド!?」

 

そして奴は魔法でジェイドを強制的に鮫へと変えた。以前よりも凶悪な面構えだ

 

ジェイド(鮫)「グォォォ!!!」

 

「きゃーっっ」

 

ことは「ジェイド!!」

 

側近「王子!」

 

モフルン「ま......まえよりもっと怖くなったモフ!!!」

 

魔法つかい「これでもまだ彼を愛せる?ふふふ」

 

一馬「チッ、余計なことを.......」

 

ことは「わたし、わたし、ジェイドを助けてあげたい!!」

 

みらい「みんな同じ気持ちだよっ!!」

 

モフルン「モフーっ!!」

 

一馬「おうっ!」

 

みらい&リコ「キュアップ・ラパパ!ダイヤ!ミラクル・マジカル・ジュエリーレ!」

 

ことは「キュアップ・ラパパ!エメラルド!フェリーチェ・ファンファン・フラワーレ!」

 

今回はラギアUで行くぜ!

 

一馬「装着!」

 

オレは白いラギアシリーズ、ラギアUシリーズを装着した

 

一馬(ラギアU)「しゃあっ!」

 

ミラクル(ダイヤ)「ふたりの奇跡、キュアミラクル!」

 

マジカル(ダイヤ)「ふたりの魔法、キュアマジカル!」

 

フェリーチェ「あまねく生命に祝福を、キュアフェリーチェ!」

 

3人「魔法つかいプリキュア!」

 

魔法つかい「伝説の魔法つかいか。フン!」

 

魔法つかいが杖を降ると、ジェイドはオレ達を攻撃してきた

 

ジェイド(鮫)「グワァッ」

 

3人「きゃああああ!?」

 

一馬(ラギアU)「ぐっ........」

 

フェリーチェ「うぅっ......ジェイド.....」

 

一馬(ラギアU)「リコ!ジェイドは操られてるんだよな!」

 

マジカル(ダイヤ)「えぇ、誘導魔法で操られているわ!」

 

ミラクル(ダイヤ)「しっかりして!王子ーーっっ!」

 

魔法つかい「邪魔しないでよ。そいつは救うほどの価値もない男よ!」

 

一馬(ラギアU)「確かに....こいつは最初クズだった。ぶん殴る程のな.......だがな!」

 

ミラクル(ダイヤ)「王子は変わった少しは成長したのよ!」

 

マジカル(ダイヤ)「そうよ!もう呪いから解放してあげて!」

 

男人魚「うっ.......」

 

くっ、もうタイムリミットが......

 

魔法つかい「ダ~メ!全ての男の人魚が泡と消え、残された女たちの憎しみを一身に背負って朽ち果てなきゃ!男の人魚の絶えた人魚族はもう、滅びるしかないよね。たった一人のゲス男のせいで!!!あははははは!!!」

 

女人魚「どっ.......どーゆーことなの!?わたしの彼が消えちゃうなんて......いやあああああ!!!」

 

どうすりゃ良いんだ!クソッ!

 

魔法つかい「あら、絶望へのカウントダウンはじまっちゃったー」

 

フェリーチェ「そ......そんな......」

 

魔法つかい「ふふっ、プリキュアとそこの白い鎧を着た男!かわいそーだからー一発逆転の超裏技教えてあげるわ!それは!」

 

こういうパターンは!

 

一馬(ラギアU)「ジェイドを殺せば呪いも消える。そうだろ?」

 

魔法つかい「ピンポーン!大正解!どう?四人で力あわせて人魚族を救ってみれば?きゃははは」

 

一馬(ラギアU)「........」

 

モフルン「意地が悪すぎるモフ~」

 

マジカル(ダイヤ)「........」

 

ミラクル(ダイヤ)「ど......どうすればいいの!?」

 

フェリーチェ「あぁ.......」

 

ジェイド(鮫)「.......!」

 

ジェイドは突然底へ向かった......まさか!自害する気か!?

 

魔法つかい「ウソ!?あ......あたしの誘導魔法を破る何て!!.....」

 

フェリーチェ「!!......ダメよ!ジェイド!!わたしは王子を!魔法つかいはたのみます!」

 

一馬(ラギアU)「分かったぜ!!」

 

オレとみらい、リコは魔法使いのもとへ向かった

 

一馬(ラギアU)「さーて、先ずは!」

 

オレは超高速で魔法つかいに接近し、杖を奪った

 

一馬(ラギアU)「頂きィ!」

 

魔法つかい「返せーっ!このぉーっっ!!」

 

一馬(ラギアU)「返せと言われて返すかよこのウスラボケ!良いか!これはな、悪行のために使うもんじゃあないぜ!」

 

ミラクル(ダイヤ)「そうだよ!魔法のつえは楽しいことに使うためのものなの!」

 

マジカル(ダイヤ)「あなた、今でも王子を愛しているのね......いえ.....こんなのもはやただの執着としかいえない.......何があったかわからないけど悲しい想いをしたのね....でも.....そのすごい魔法の力でいちばん傷つけてるのはあなた自信の[心]よ!」

 

魔法つかい「バ....バカな!あたしは.....」

 

マジカル(ダイヤ)「ほんとうの愛は決して誰も傷つけない.....そう思うの。許すこともひとつの愛じゃないかしら?王子を許したとき、きっとあなたの心もラクになる」

 

ミラクル(ダイヤ)「王子の呪い、もう解いてあげようよ、ね?」

 

魔法つかい「う......うるさい.......だまれ!だまれ!だまれーっっ!もう遅いの!呪いは....呪いは、[王子の死]か[真実の愛]でしか消せない!!そんな極上の気持ち、あいつに返す女なんているはずが」

 

一馬(ラギアU)「いやいるぜ!見てみな!!」

 

オレはある方向を指差した

 

魔法つかい「あっ!!」

 

一馬(ラギアU)「指差したものの、ありゃやべぇ.....」

 

目の前には、血だらけのジェイドにしがみついていることはの姿が目に入っていた

 

モフルン「王子の自滅行動はとめられたモフ......でも」

 

一馬(ラギアU)「猛毒........だが、それがことは、お前の覚悟なんだな......」

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)「フェリーチェーっ!」

 

フェリーチェ「ジェイド......ジェイド......」

 

ジェイド(鮫)「離れてくれ!オレが死ねば全てが丸く収まるんだっ!!」

 

ジェイドはことはを振りほどこうと暴れまわる。だがことはは離さなかった

 

フェリーチェ「ううん!絶対に離れないよ!わたしジェイドを守りたい!守りたいの!!」

 

その時、二人は光輝いたのだ。そして、ジェイドは元に戻った

 

ジェイド「あぁ......やわらかくて......あったけぇ~......鼓動が.....伝わる.....」

 

男の人魚達も苦しみが消えた。つまりだ!

 

モフルン「の......呪いが解けたモフーっ!!海の中に生命があふれたモフーっっ」

 

一馬「っし!」

 

マジカル(ダイヤ)「愛から生まれた魔法!!」

 

ミラクル(ダイヤ)「愛から生まれた奇跡だーっ!!」

 

一馬「ほらよ、二度と悪行に使うんじゃあねぇぜ」

 

オレは魔法つかいに杖を返した

 

魔法つかい「フン!!どう使おうがあたしの勝手でしょ。キュアップ・ラパパ!」

 

彼女が魔法を唱えると虹が二本現れた

 

一馬「こいつは......」

 

「おーっ!」

 

マジカル(ダイヤ)「ダブルレインボー大いなる祝福の徴ね!やっぱりすごいわあの子の魔法!」

 

魔法つかい「.....許すことも.....愛.....か。フン!」

 

魔法つかいは帰っていった。次の日!

 

ジェイド「.....ことは、愛を教えてくれてありがとう」

 

ことは「わたしも、ジェイドから教えてもらったよ。愛」

 

一馬「おい、ジェイド」

 

ジェイド「何だ?」

 

オレは左手を握りしめ

 

一馬「歯ぁ食いしばれ!!」

 

オレはジェイドを左手で殴ろうとした

 

ジェイド「ぐっ....」

 

だが寸前で止めた

 

ジェイド「........お前.....」

 

一馬「良いか。もし、前みたいなことをしたら、次は前のやつより鋭いパンチを千発その面へ叩き込むぜ」

 

ジェイド「もうするかよ。愛を知ったからな。さて、お前、いや一馬、お前に宣言がある!」

 

何だ....

 

ジェイド「一馬....お前をオレの恋敵[ライバル]とする!」

 

一馬「........は?はぁぁぁぁ!?」

 

ジェイド「お前と初めて会った時、ことははお前の側にいた。つまり!今のオレとお前はライバルとなる!」

 

意味わからん.......

 

一馬「あのな~第一オレには恋人がいるのよーみらいってやつが......」

 

みらい「もういっちゃたよ」

 

一馬「ファッツ!?」

 

ことは「またねー!」

 

こうしてオレはジェイドと(ジェイドの一方的により)ライバル関係となった........

 

ジェイド「じゃあな!ことは!そして一馬!」

 

一馬「はぁ~」

 

モフルン「彼はきっとりっぱな王様になるモフ!」

 

リコ「夏休みのステキな体験になったわね」

 

みらい「はーちゃんいーっぱいワクワクドキドキきゅんきゅんしたね!」

 

ことは「うん......」

 

一馬「!?」(ズキュゥゥン!!!)

 

い、色っぽい.......

 

リコ「オ....オトナっぽい.....」

 

みらい「.....ついこの前まで赤ちゃんだったのに......あれ?一馬くんもしかして見とれてる?」

 

一馬「み、見とれてるわけねぇだろ!!!」

 

みらい「おやおやぁ?」

 

モフルン「甘いにおいがするモフ~」

 

一馬「だから違うわボケェ!!!第一さっきも言ったが、オレにはみらいがいるからな!」

 

みらい「えー?わたしは別に~リコやはーちゃんも一馬くんの恋人になっても良いんだけどなぁ~」

 

リコ「な、何でわたしまで巻き込むのよ!!!」

 

とまぁこんなやり取りが続いた。やーれやれだぜ........



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番外編その5 引き裂かれた友情[前編]

オレ達は残り少ない冬休みを満喫に過ごすために魔法界へ来た

 

校長「ほう、家族旅行に来たのじゃな」

 

みらい「はい!」

 

一馬「オレらは家族じゃねぇだろ......」

 

みらい「え~わたしたちってもう家族じゃん!!」

 

一馬「はぁ~やれやれ」

 

最近みらい達はオレ達の関係を家族、とか言ってるんだよなぁ~

 

みらい「残り少ない冬休みを有意義に過ごすためにも、何か思い出作りしたいな~って思って!思い出の共有!楽しみと学び!旅先でのいろんな体験で親も子供も成長できる!等々!家族旅行って良いことずくめなんですよっ!親の自覚をしっかり持って家族を正しく導いていこうと思っています.......一馬くんが!」

 

な、擦り付けた!?

 

一馬「はぁ!?何で!?」

 

みらい「だって、一馬くんがお父さんだから!」

 

一馬「はぁ~......」

 

校長「ははっ、立派な心がけじゃ。じゃが、みらいくんはなぜ家族といっておるんじゃ?」

 

オレは月刊なかよしファミリーという雑誌を出した

 

一馬「前にデートした時に買ったこの雑誌に、感化されたっぽいです」

 

校長「ふむ、雑誌か」

 

みらい「だってすっごくイイ雑誌だもん!」

 

ことは「このお星さまのブローチの作り方も書いてたんだよね~」

 

.....オレも着けてるこのブローチ。これ、5色のカラーが特徴だ。ピンクがみらい、紫がリコ、緑がことは、黄色がモフルン、そして青がオレだ

 

みらい「みんなで作ったオソロのブローチ。コレはわたしたち家族の絆のシンボルなんです!」

 

一馬「友情の絆のシンボルの間違いだろ」

 

みらい「家族の絆!」

 

一馬「あーはい、家族ね」

 

校長「まぁまぁ、友情の絆、家族の絆、どちらでも良かろう!」

 

リコ「今日はペガサスの森とか色々回って明日は妖精の里に行く予定です

 

そしてオレ達はさっさとペガサスの森へ向かった。そういや校長が妖精の里で何か注意がって聞こえたが........まぁその時はオレなりの頭脳で何とかするか!例によってオレはコアスプレンダーに乗った

 

[ペガサスの森]

 

ほぉ~ここがペガサスの森か~あの時は自主練でいけなかったがこうなってるのか

 

みらい「わぁ!ペガサスファミリーだぁ~!」

 

リコ「ステキな親子ね!」

 

一馬「どれ、写真でも撮るか」

 

無論SNSには投稿しないぜ!それからオレ達は魔法界の名所をめぐったぜ。すげぇ絶景に感動したり、うめぇもん食ったり(まぁ一応カップヌードルとか持ってきてたけどね)後は温泉に浸かったりした。無論オレはボッチ風呂だ。まぁ未来とことはがこっちに来ようとするなどいろんな意味で大変だったがな。そして次の日

 

[妖精の里]

 

妖精の里は住んでるのがどれもゲーム等で見たことあるのが多かった。ケンタウロスやユニコーン、竜とかな。今オレ達は川の側で座っている

 

一馬「うめぇ水だ......」

 

みらい「魔法界ってほとんどの場所が年中春なんだね~ポカポカあったかいし空気もすんでて何もかもが清らかだ~」

 

リコ「気持ちいいわね~........あっ....みらい、一馬......みて.....アレ.....!」

 

一馬「ん?」

 

リコが見てた方向を見ると、そこには

 

モフルン「おおきな桃モフ~っ」

 

桃太郎に出てきそうなサイズの桃が流れてきたのだ

 

一馬「ちっ!」

 

オレは川に入って桃を片手で担いだ。見かけによらず軽いな....

 

一馬「ふんっ.......」

 

ことは「わーっ一馬すごぉ~い!!」

 

モフルン「ちからもちモフ~!」

 

一馬「ほれ、回収してきたぞ」

 

オレは巨大桃を置いた

 

みらい「みんなで分けて食べよー。かずまくん~おねがーい」

 

一馬「りょーかい」

 

クリスタル。包丁

 

クリスタル「了解だ」

 

オレは現れた包丁を手に取った

 

一馬「一刀......両断!」

 

桃へ包丁を入れた。その時、桃は光輝いて勝手に割れたのだ。包丁を入れただけで.......

 

リコ「..........コレって.....」

 

中には何と、桃太郎.......ではなくチビの頃のことはみたいなのが中にいた.......

 

一馬「マジか.....」

 

みらい「わーっっ」

 

リコ「まぁ!可愛い女の子!」

 

みらい「二人目の妖精の赤ちゃん授かっちゃったよ!やったね一馬くん!リコ!」

 

リコ「えぇ!」

 

一馬「喜んで良いのかな.......」

 

ことは「わぁ~い、妹ができた~!」

 

モフルン「家族が増えたモフ!」

 

?「ぴーぴー」

 

みらい「名前は......名前は~......桃から生まれた.....ピーちゃん!ピーちゃんにしよう!」

 

んーどっかで聞いた名前だが.......忘れた

 

リコ「大切に育てたいわピーちゃんも。子育ても二人目ともなると少しは余裕かも」

 

ん!?でかくなった!?

 

一馬「お、おい!そいつでかくなってねぇか!?」

 

みらい「ほんとだ!?はーちゃんより成長が......はや!!」

 

そしてチビ2号が光輝くと、ことはと同じくらいにでかくなっていた

 

リコ「ちょ.......えぇ~っっ早すぎじゃない!?」

 

ことは「ピーちゃんすごぉ~い」

 

怪しい.....ものすごく怪しい。あの桃がいきなり流れてきて、そして切ろうと包丁を入れたらまるで桃自ら割れたように割れた......そしてこいつが急激に成長した........何か良からぬことの前兆であってほしくないぜ.......

 

みらい「何はともあれ、わたしたちの自慢の娘!愛してるよ~!」

 

一馬「さてと、桃を更に切ろうか」

 

ピーちゃん「もうないよ?」

 

振り向くと、桃は影も形もなかった.......どうなってるんだ?

 

みらい「桃食べたかったなぁ~よし、箒に乗って行こう!」

 

みらい達は箒を出した。クリスタルはコアスプレンダーになった

 

ピーちゃん「なーに?これ?」

 

一馬「これか?これはコアスプレンダーだ」

 

ピーちゃん「こあすぷれんだー?」

 

一馬「飛ぶための乗り物さ」

 

オレはコアスプレンダーに乗った。するとチビ2号....もうチビじゃないからピーでイイや。ピーが乗ってきた

 

ピーちゃん「わたし、これにのる!」

 

一馬「おいおい、一人用何だが.....まぁ良いや。みらい良いよな」

 

みらい「良いよー!」

 

一馬「だってさ」

 

ピーちゃん「やったー!」

 

コアスプレンダーはオレとピーを乗せたまま飛び立った。そしてみらい達と妖精の里を飛び回った

 

[中編へ続く]



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番外編その6 引き裂かれた友情[中編その1]

みらい「ワクワクもんだぁ!!」

 

おぉ~やっぱ綺麗だなぁ~

 

ピーちゃん「ソレなぁに?なんでみんなおなじモノを?

 

ピーが友情のブローチについて聞いてきた

 

一馬「コイツはな、友情......」

 

みらい「こほん」

 

みらいめ、どうしても家族の証って言いたいんだな........わーった

 

一馬「家族にとって、大切なものなんだぜ。今度は少し手を加えて、お前にも作ってあげるからさ」

 

ピー「ねぇねぇ!それより、おなかすいたぁ~」

 

腹減ったのか......

 

ピーちゃん「あ!アレ食べよ!みんなで!」

 

オレ達はピーが指差した場所へ降り立った。木には林檎が実っていた

 

みらい「わぁ~美味しそ~」

 

オレは林檎を1つずつ取ってみらい達に渡した

 

リコ「ちょっと待って、これ何か不思議な果物だったりして.....」

 

ピーちゃん「はやく食べて食べてーっ!」

 

ことは「おいしいよぉ~」

 

みらい「うんうん!」

 

モフルン「とってもあまいモフ~っ」

 

リコ「じゃあ.........おいしい!」

 

一馬「オレも一つかじるか.....」

 

ピーちゃん「もうないよ」

 

.......本当だ、木には林檎かもうなかった。あんなに実っていたはずだ...........

 

一馬「まぁイイや、あいつらが満足したのなら。ちょっと寝るか」

 

オレは横になった............

 

[2時間後]

 

一馬「ふわぁ~よく寝た.........あれ?」

 

起きると、みらいたちはいなかった

 

一馬「みらい!リコ!ことは!モフルン!ピー!........」

 

ったくどこへいったのやら........仕方ない

 

クリスタル『探しに行くのだな』

 

おうさ!オレはみらい達を探しに走った。まず見つけたのは.....

 

一馬「あれはことは!」

 

まずはことはを見つけた。見つけたのだが

 

一馬「なっ!?こ、ことは.......」

 

ことはの回りにはいろんな生物がいた。どれも雄だな......あ、ピーもいた

 

一馬「おいことは、一緒にみらい達を探そうぜ」

 

するとことははそっぽを向いた

 

ことは「わたし.....もう子供じゃないもん!」

 

一馬「.......は?」

 

ことは「あぁ......妖しく胸がふるえる......体がうずうずしてる......わたし、なんだかとけちゃいそうだよ......新しい恋をもっともっとしてみたい......もっと.....あぁ......もっと.....」

 

一馬「ことは?.......」

 

目の感じからしておかしい......

 

一馬「ことは!ダメだ!行くぞ!!」

 

オレは手を伸ばすがことはは

 

ことは「うるさいな!ほっといて!」

 

と言った

 

一馬「ことは......」

 

ピーちゃん「ねぇねぇ、わたしが一緒に行くから探そう?」

 

一馬「...............あぁ分かった」

 

どうしちまったんだことは........そんな疑問が残りつつピーと一緒に他のやつらを探しにいった。次に見つけたのは

 

一馬「みらい!リコ!」

 

みらいとリコを見つけた。リラックスしてやがる.......

 

一馬「お前ら!大変だ!ことはがなんつーかーそのー.....恋に夢中でオレの言うこと全然聞かねぇんだよ!オレ達三人で連れ戻しに行こうぜ!」

 

オレは二人を揺すって起こした。が、なんと二人の目はことはと似たような感じの目付きになっていた.........まさか

 

ピーちゃん「ねぇねぇ、あんなに楽しそーなのに、つれもどすなんてかわいそー」

 

リコ「そうよね、はーちゃんだっていつかは本当の恋をして、親のもとからはなれていくのよ」

 

みらい「うんうん」

 

一馬「お.....お前ら?」

 

リコ「子供が巣立ったら自分の好きなことが思いっきり楽しめるわ。わたしはなによりも勉強が好き!これからは毎日十冊ずつ本が読める!」

 

みらい「わたしはワクワクもんなことをもっと見つけたい!」

 

ピーちゃん「ふたりともうれしそう!」

 

一馬「.....勉強とか、本、それに探求とか今大事なことかよ!」

 

リコ「.........もう一馬にはついていけないわ」

 

みらい「うん」

 

一馬「なっ.......」

 

二人の口から絶対に出てこない言葉が出てきた

 

リコ「実家に帰らせていただきます!」

 

一馬「おいリコ!」

 

リコは箒で飛んでいった。みらいもどこかへ向かおうとする

 

一馬「み、みらい.....」

 

みらい「近寄らないで!一馬くん何か.........大っキライっ!!!」

 

一馬「なっ!?........」

 

みらいの口から大嫌いという言葉が出た........おかしい.........あいつはそんなことを絶対に言わねぇ!赤ん坊の頃からの幼馴染みだから分かる!さて、後はモフルンだがこの場合モフルンも.......

 

モフルン「モフモフ~っっ」

 

突然四足歩行でモフルンが通りすぎていった

 

一馬「モフルン!?」

 

おかしくなっているのは予想していたが、まさかこうなるとは......

 

モフルン「野生!サイコーモフ!!自由をエンジョイするモフ~っっモフモフガォーッ」

 

オレは地面に座って木にもたれた

 

一馬「はぁ~」

 

くそっ何がどうなってるんだ!

 

ピーちゃん「だいじょうぶ?」

 

一馬「ピー.....オレのそばにいてくれるのはお前だけになったな.........バラバラになっちまったなーあいつら、今は自分の世界を広げてるだけだから.......離ればなれになったわけじゃねぇ。ダチ........いや、家族だもんな.....」

 

また友達っていったら、みらい達が戻ってきたときになに言われるか目に見えてらぁ.....

 

ピーちゃん「そんなに家族を信用しちゃっていいのかな~みんなこのまま戻って来ないよきっと」

 

一馬「は?」

 

ピーちゃん「アタシももう行くねバイバァ~イ」

 

そして、ピーは飛んでいった

 

一馬「ま、待て!」

 

オレは追いかけようとする。その時!

 

クリスタル『一馬!後ろへ下がれ!』

 

一馬「っ!」

 

オレはクリスタルの言う通りにバックステップした。するとさっきまで立っていた場所に落雷が落ちた

 

一馬「あ、あぶねぇ......ありがとよ相棒」

 

クリスタル『あぁ、だがこの状況。おかしくないか?』

 

一馬「あぁ、今から状況を整理しオレなりに考えてみる」

 

クリスタル『.........分かった』

 

オレは歩いて考えた.................まず、ここへ来たのは思い出作りのためだ。そして小川で、オレの場合は水を飲んでいた時、巨大な桃が流れて来た。そしてオレはソレをとって、包丁を出して切ろうとした。その時、包丁を入れた瞬間、光輝いて勝手に割れるように割れた。そして中からアイツ..........ピーが現れた。そしてピーは急成長した。そして空を飛んでるときに、アイツは腹が減ったといい、あの林檎がなっている。木を指差した。そしてみらい達は林檎を食べた.............思えば、あの林檎を食べた時からかもしれない。みらい達がおかしくなったのは。何かの作用か.........で、オレは少し昼寝して、起きたらみらい達がいなかった......そして今に至る.......さっきのピーの発言..........まさかピーが........だがなぜオレ達を..........何のためにこんなことを........

 

一馬「オレの頭じゃこれが限界か........ん?濡れてる?あ、雨が降ってる」

 

雨がどしゃ降りしていた。どうすればみらい達を正気に戻せる.....

 

校長「大丈夫か一馬くん!」

 

振り向くと校長がいた

 

一馬「校長.....実は.......」

 

オレは校長に話した

 

校長「なるほど、妖精の里に行くと聞いて気になっておったのだが.....皆相当に惑わされたようじゃな」

 

一馬「惑わされた......やっぱり!実はアイツが怪しいんじゃないかって思っていたんです!」

 

校長「ふむ、これを見るがよい」

 

校長は水晶を渡してくれた。水晶を覗くとそこには

 

一馬「!?」

 

リコ『ううっ.....も、戻らなきゃ.....一馬のとこに.....」

 

ピーちゃん『本当に戻りたいか?お前は家族より自分の立身出世が大事だろう』

 

リコ『うぅぅ.......いいえ....でも....あぁ......わたしは......か......一馬!!』

 

一馬「リコッ!!」

 

リコが苦しんでる姿が見えた。そして次はことはが映った。ことはも苦しんでる....

 

ピーちゃん『お前は恋に溺れ、家族を、特にあの男を捨てるに決まってる!』

 

ことは「......わたし......悪くなりそう......かまわないわ....あぁ、でも.....一馬ぁ~っっ』

 

一馬「ことは!」

 

今度はモフルン

 

モフルン『モ......モフ、モフ~っっ。一馬....』

 

ピーちゃん『ぬいぐるみが家族になれるわけがないね』

 

一馬「モフルン!」

 

次はみらいが映った。今までの三人と同じ苦しんでいた。

 

みらい『か......一馬くん........助けて........助けて.......』

 

ピーちゃん『あの男のことなんか忘れて、ワクワクなことを探せば良いだろう!』

 

みらい『い.......嫌だ......一馬..........く.......ん.......』

 

一馬「みらい.......みらい!!」

 

そして最後に映ったのは、嘲笑ってるピーだった

 

ピーちゃん『そんなモノつけてるから苦しむんだよ。すてちゃえ!きゃはははは!!!』

 

一馬「あの野郎............!校長!アイツは何なんだ!なぜオレ達を狙ったんだ!」(瞳孔が開く)

 

校長「実に困った妖精でな........幸せそうな家族を見つけては赤子に化けて近づき、悪戯を仕掛けて楽しんでおるんじゃ.......それに、あの林檎には幻惑作用があったのじゃ」

 

一馬「やはりあの林檎には何か良からぬ作用が.............しかし、悪戯?これが悪戯だって言うのか!?ざけんな!悪戯ってレベルじゃねぇぞ!」

 

校長「うむ、誰からも望まれぬ不幸な誕生をした不憫な子なのじゃが。一馬くんの言う通り今回ばかりは悪戯が過ぎた」

 

オレ達の友情をよくも.......

 

水晶『林檎の幻惑作用の解毒法....占いに出ましたわ』

 

一馬「本当か!?早く言え!方法を!!!」

 

水晶『お、落ち着いてください!』

 

校長「落ち着くんじゃ!一馬くん!みらいくん達が危険な目にあってるとは言え.......」

 

一馬「...........すいません.......」

 

オレとしたことが.......

 

一馬「それで、解毒方法は何ですか?」

 

水晶『聖なる砂漠に咲く七色に輝く四葉のクローバーを煎じて飲ませるのですわ」

 

一馬「七色に輝く四葉のクローバー.......そいつを飲ませたらあいつらは助かるんっすね!」

 

校長「うむ、クローバーを取ってきたら、まずはわしの部屋に来るのじゃ........ただし良薬口に苦し、心を鬼にして飲ませるのじゃぞ!」

 

一馬「了解!」

 

早速コアスプレンダーを出して乗り込んだ

 

一馬「クリスタル!場所は聖なる砂漠だ!飛ばせー!」

 

クリスタル(コアスプレンダー)「あい分かった!しっかり捕まっとけよ!」

 

コアスプレンダーは飛び去った。待ってろよ!みらい!リコ!ことは!モフルン!

 

校長「まずは....広大な砂漠で自分を見失うことのないようにしっかりと......」

 

水晶『校長先生!もういっちゃいましたわ......」

 

校長「なんと!?」

 

[中編その2へ続く]



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番外編その7 引き裂かれた友情[中編その2]

[聖なる砂漠]

 

一馬「ここが聖なる砂漠.......」

 

ん?何だ、高度が下がって来てる........え

 

一馬「おい!高度が下がって来てるぞ!」

 

クリスタル(コアスプレンダー)「す、すまん!我は限界だ......」

 

一馬「なにぃぃ!?」

 

クリスタル(コアスプレンダー)「不時着する!衝撃に備えろ!」

 

一馬「うわぁぁぁ!?」

 

コアスプレンダーは砂漠に不時着した。そして光輝いてクリスタルに戻った

 

一馬「クリスタル!大丈夫か!」

 

クリスタル「すまん、我は少し眠る.....その前に.....」

 

オレの左腰に鞘に入ったナイフが現れた

 

クリスタル「我が眠ってる間..........それで身を守れ......良いな.....クローバー....手に入れるんだぞ......」

 

そしてクリスタルの光が消えた

 

一馬「クリスタル.........分かったぜ!」

 

砂漠.....どこを向いても果てしなく続いている..........この砂漠の何処かに七色の四葉のクローバーが!

 

一馬「とにかく行くしか無いな!」

 

オレは走った..........

 

[しばらくして]

 

一馬「くそ....いったいどこにあるんだ.......それにしても、眠い.......昼寝が足りなかったのかな.......ん?」

 

オレは奥に建物が見えた......

 

一馬「やった、建物だ!廃墟だろうが、寝れるのなら大歓迎だ!」

 

だがオレは踏みとどまった。まてよ、砂漠........まさか!あれは砂漠名物蜃気楼ってやつか!くっ.......しかし眠気が.....仕方ない!

 

一馬「でやぁ!」

 

オレはナイフを持って、左腕の袖をまくり、そこへナイフを突き刺した

 

一馬「ぐっ......」

 

よし、これで良い。まだくたばるわけにはいかないからな。左腕のナイフで刺したところからは血が垂れていた.........ふと目の前を見ると、さっき見えた建物は消えていた。やはりあれが蜃気楼か、リアルで体験できるとは.....

 

一馬「先を急ごう.....」

 

オレは先へ進んだ......しばらく歩いていると

 

蛇「シャーッ!」

 

一馬「しまった!」

 

突然砂の中から蛇が飛び出てきた。迂闊だったぜ畜生!蛇が噛みつこうとする。しかしガチン!とした音が鳴った。それは蛇がブローチに噛みついたからだった

 

蛇「シャーッ!?」

 

今だ!

 

一馬「このぉ!」

 

オレはナイフで蛇を突き刺した。突き刺された蛇は絶命した

 

一馬「ブローチがオレを守ってくれたんだな.....」

 

オレは破片を取ってポケットに入れた。この騒動が終わったら、リペアしないとな

 

一馬「また眠気が......くそぉ!」

 

今度は右腕の袖を捲って突き刺した。この程度、痛くないね!そしてオレは先に進んだ。道中砂嵐が吹き荒れたが、オレは構わず進んだ......そして

 

一馬「あの光は......」

 

巨大なサボテンが見えた。天辺には七色に輝いてる。あそこにクローバーが!

 

一馬「行くぜ!」

 

オレは迷わずサボテンにしがみついて登った。サボテンの針が刺さる.......だが、こんな針なんぞ平気だぜ!

 

一馬「ぐっ......リコ.....ことは......モフルン.........みらい!」

 

頂上へ上ると、七色に光る四葉のクローバーがあった

 

一馬「こいつが......綺麗だな.......これを薬にすりゃ..........あいつらを助けられる!」

 

クローバーを回収した後、オレはサボテンから飛び降りた

 

クリスタル「.......ん.......」

 

ポケットから光が。まさか.......オレはクリスタルを出した

 

クリスタル「ふわぁ~よく寝た」

 

一馬「目覚めたか、クリスタル」

 

クリスタル「おぉ、一馬。どうだ、クローバーは見つかったか?」

 

一馬「あぁ、この通り」

 

クリスタル「これが........」

 

クリスタルはコアスプレンダーになった

 

クリスタル(コアスプレンダー)「乗れ!魔法学校へ向かうぞ!」

 

一馬「おう!」

 

オレはすぐさま乗った。オレを乗せたコアスプレンダーは全速力で魔法学校へ向かった

 

[魔法学校]

 

一馬「校長!取ってきました!!!」

 

校長「おぉ!無事じゃったか」

 

一馬「これですよね!」

 

オレはクローバーを校長と水晶に見せた

 

水晶『それですわ!』

 

校長「うむ、よくぞ見つけた。では今すぐに薬を作る。しばし待っておれ」

 

[しばらくして]

 

校長「出来たぞ」

 

一馬「以外と早いっすね」

 

校長「作るのは簡単じゃからな」

 

なるほど

 

校長「では、渡す前に........一馬くん、わしはきみが砂漠へ行く前に良薬口に苦し、心を鬼にして飲ませるのじゃぞといったことは覚えておるか?」

 

一馬「はい」

 

校長「改めて聞こう。一馬くん、みらいくん達にこの薬を飲ませる覚悟はあるか!」

 

水晶『超苦いですわよ』

 

そんなの決まってる!

 

一馬「そんなのとっくに覚悟は出来てますよ!みらい達は.......オレが助ける!」

 

校長「うむ!きみの覚悟はよく分かった!では渡そう」

 

これが薬.....

 

一馬「では......行ってきます!」

 

校長「わしらも後で向かう!頑張るのじゃ!」

 

水晶『武運を』

 

一馬「はい!」

 

オレは外に出てコアスプレンダーに乗った

 

一馬「お待たせ」

 

クリスタル(コアスプレンダー)「帰ってきたか。ほう、その瓶に入ってるのが」

 

一馬「あぁ、薬だ!」

 

クリスタル(コアスプレンダー)「よし、では行くぞ!」

 

一馬「おう!坂田一馬、コアスプレンダー行きまーす!」

 

コアスプレンダーは飛び立った。待ってろよ.....

 

[後編へ続く]



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番外編その8 引き裂かれた友情[後編]

[妖精の里]

 

オレはみらい達を見つけると、コアスプレンダーから降りて向かった........向かったのだが

 

リコ「やめて!近寄らないで!キュアップ・ラパパ!」

 

みらい「こっちへ来ないで!」

 

このように敵意むき出しで強風を繰り出して来たりした

 

一馬「お前ら......大丈夫だ!こいつを飲みゃ良くなるんだぜ!」

 

オレは近くにいたことはに薬を飲ませようとする

 

一馬「おい!ことはも!!」

 

ことは「ヤダヤダ!にがい~っっなんでこんなイヤなことをするの!!あなたなんか大っキライ」

 

一馬「良いから飲みやがれ!お前達の目を覚まさなきゃいけない.......!?」

 

モフルン「モフーッ!」

 

背後からモフルンが飛び出してきた。オレは咄嗟に回避した........どうやって飲ませる............アレで直接飲ませるか......

 

ピーちゃん「あんただけだよ、しがみついてるの。みんなもうイヤなんだってさ。ブローチだって捨てちゃったよ」

 

どうやって動きを封じようか......CQCやサブミッションなんて芸当はオレには出来ない.........決めた。オーソドックスに捕まえよう

 

ピーちゃん「家族ごっこはもう.....お・し・ま・い!ねっ?あはははははは!」

 

一馬「...........」

 

オレはリコ達に歩み寄る。ごっこじゃねぇ。こいつらとは広い世界で出会えた。大切なダチ........いや!大切な家族だ!だから.....オレが......オレが!

 

一馬「!」

 

オレは走った。四人はバラバラに逃げた

 

ピーちゃん「あれ?まだやめないんだ。こんどは鬼ごっこ!?みんな逃げてぇーっ」

 

先ずは!オレはモフルンを捕まえた

 

モフルン「モフ~っっ」

 

一馬「モフルン!にげぇが我慢しろよ!」

 

オレは薬を少し飲んだ。苦い......がそんなの関係ねぇ。これを飲ませるにはこうすればいい!オレが.........みらい達を守る!!オレはモフルンにキスして薬を飲ませた。口移しってやつだ!オレ、お前が喋った時はビックリしたな........しばらくしてモフルンは動かなくなった。次は.......

 

一馬「ことは!」

 

オレはことはに追い付いて、手をつかみこっちへ引き寄せた。そして薬を口移しで飲ませた。あのチビがまさかこんなにでかくなるとは思わなかったぜ.......次は.....

 

リコ「キュアップ・ラ......」

 

させるかっ!オレはリコが魔法を唱える前に近づいて薬を口移しした。リコ......お前と出会ったことがすべての始まりだったな.......

 

一馬「これで後は.......お前だけだ......」

 

みらい「........」

 

オレは歩いて近づいた......

 

みらい「キュアップ・ラパパ!来ないで!」

 

魔法でさっきよりも強い強風が吹き荒れるが、お構いなしに歩いた

 

みらい「キュアップ・ラパパ!眠りなさい!」

 

くっ眠気が.......

 

ピーちゃん「おやおや?おねんねしちゃうのかな?」

 

一馬「そうは......いくか.....」

 

オレはナイフをもって左肩に突き刺した

 

一馬「ぐっ!.......」

 

みらい「!?」

 

ピーちゃん「ばっかじゃないの!?」

 

今だ!オレはみらいを抱きしめた

 

みらい「あっ.......いやッ!離して!」

 

一馬「いいや、離さない!みらい.....大丈夫だ.....そのまま.....そのままじっとしてろよ.....」

 

オレは瓶に残っていた薬を全て口に入れた。みらい......オレを思い出してくれ!オレはみらいに口付けした。赤ん坊の頃からの近所での付き合いだったよな.......みらい......お前は.....オレにとって最高の彼女だ!

 

みらい「.......一馬くん.....」

 

みらいの目が戻った!あれ、眠気が.........

 

一馬「みらい......良かった.........」

 

みらい「一馬くん!?」

 

リコ&ことは&モフルン「一馬!?」

 

ピーちゃん「.........」

 

一馬「Zzzzz.......」

 

次に目が覚めた時は、何とアレキサンドライトスタイルになったみらいに膝枕されていた。肩や腕から血を流していたことについて問い詰められちまったぜ。で、オレが寝ている間に校長が来て、ピーの奴に注意した。でピーが何故こんなことをしたのかと言うと、オレらは血は繋がってないし種族もバラバラ、しかも父が1人に母が二人と、こんな不思議な家族見たことないだってよ、で、それなのにどの家族よりも幸せそうに笑ってたから、それにイラっと来て壊してやりたかったんだとよ。つまり嫉妬されちまったってわけだ。で、なぜみらい達がアレキサンドライトになってたかというと、魔法でケサランパサラン。回りに漂ってる綿みたいな何かを漂わせるためになったんだとよ。そしてケサランパサランが漂ってる中、オレはまた昼寝をした。今度はみらい達に抱きつかれたままな、オレはこの時悟った。あぁ、オレは世界一......いや、宇宙一幸せな男なんだな........とな

 

ミラクル(アレキサンドライト)「一馬くん......」

 

マジカル(アレキサンドライト)「一馬......」

 

フェリーチェ(アレキサンドライト)「一馬......」

 

モフルン「一馬......」

 

四人「大好き......」

 

オレ達の絆は、固くそして愛で結ばれた、一生モンの愛の絆だぜ!



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番外編その9 ことはの部活事情その1

ひっさびさの漫画からの番外編


[これは、花海ことはが転校して来た時のもう一つの世界線である]

 

夏休みが終わり二学期

 

「あ〜あ、夏休みが永遠だったらな〜」

 

「真っ黒に焼けたねー」

 

「その髪型すっごい素敵!」

 

「すっごい背伸びた!」

 

「たっぷり遊んだ後ってダルいよね〜ふわぁ〜メッチャ眠い〜」

 

「頑張りたいけど気力も体力もダウン.......」

 

「やっべ!宿題何もやってね〜。おい坂田、宿題見せてくれよ〜」

 

一馬「見せねーよバーカ、夏休み中にやってなかったお前が悪い」

 

「ケチー!」

 

っと夏休みあるあるな会話が飛んでくる。だがオレ達にとって今日この日はある奴が転校してくるからだ

 

一馬「にしても、いよいよ......だな」

 

リコ「えぇ........」

 

みらい「うん.......」

 

あ、高木先生が来た

 

高木「おーい!何とウチのクラスにまたまた留学生だぞ〜!」

 

ことはが入ってきた。そう、今日は二学期最初にして、ことはが学校に入る日だったからだ。ヘマしないと良いが.......

 

ことは「花海ことはです!あ、一馬〜みらい〜リコ〜!」

 

高木「花海も朝日奈の家でホームステ......」

 

ことは「みらいとリコはわたしのお母さん。一馬はわたしのお父さんです!」

 

早速やりやがった!!!

 

リコ「は、はーちゃん!?」

 

みらい「あははは......」

 

一馬「ことはめ.......」

 

「ジョークまでかわいい〜」

 

ことは「みんなとなかよしになりたいな」

 

可愛い笑顔だ......

 

「坂田ぁ!お前!こんなに可愛い女の子とも知り合いなのか!?」

 

「お前の家たしか朝日奈の隣だよな。チクショー!前から思っていたが羨ましい!」

 

「朝日奈さん、十六夜さん。そして花海さん.........羨ましいぞ坂田!」

 

一馬「好きでこうなったわけじゃ無いんだよなぁ.......一応」

 

そして休み時間

 

「ねぇねぇ、好きな食べ物は?」

 

「どんな音楽を聴くの?」

 

「星座は?血液型は?」

 

「坂田くんとの関係は?」

 

「何色が好き?」

 

と質問攻めにあってた。てか1人変な質問してるぞ

 

ことは「好きな色は......エメラルド!グリーン!」

 

「エメラルド!」

 

まぁ、エメラルドのプリキュアだしな。ちなみにオレとの関係は、友達以上!とだけ答えてた...........一部の男子の目が光った気がするが気のせいだろう。でことはは所謂文武両道、つまり何でも出来た。これにはオレ達もびっくりしたぜ

 

壮太「スゲーな!花海を見てたら俺もやる気出てきた!」

 

「頭も身体もシャキッとした!」

 

かな「それに、なんだか癒される〜」

 

まゆみ「ことはちゃん、幸せの女神様ってかんじ!」

 

そして時は過ぎていき、放課後

 

リコ「はーちゃんの学校デビュー。まずは一安心ってとこね」

 

一馬「挨拶の時にヘマをやらかしたけどな、まぁジョークってことで誤魔化せたが」

 

みらい「たっくさん友達が出来ると良いね!」

 

ことは「はー!学校って楽しい〜まだ帰りたくないよ〜」

 

こちとら早く帰りたいんだよなぁ〜帰ってごろ寝したい。するとそこへ

 

「帰さないわよ」

 

ことは「?」

 

一馬「あ、アンタは!ソフトボール部の部長!帰さないって.......」

 

ソフトボール部の部長が現れた

 

ソフトボール部の部長「えぇ、実は.....」

 

理由はどうやらことはをスカウトしに来たらしい

 

みらい「えー!?はーちゃんをソフトボール部に!?」

 

ソフトボール部の部長「そうなの。初めてなのに大ホームラン打てる運動センス!ぜひウチの部に欲しいわけよ!」

 

みらい「部活か〜」

 

オレは模型部っていう部活に入ってるけどな。だけどまぁ、スポーツ関係の部活からは助っ人として呼ばれるか

 

ことは「ぶかつって?」

 

みらい「放課後に仲間と一緒にスポーツとか興味のあることを楽しむ活動だよ!」

 

リコ「家庭や授業では学べないものを体験できるの。才能を磨く事だって出来るし......」

 

「そう!キミの音楽の才!まさに神童だよ!」

 

一馬「うわっ、吹奏楽部の部長!?」

 

濃い人来たよー

 

吹奏楽部の部長「うわっとは何だうわっとは」

 

一馬「何でも無いです」

 

吹奏楽部の部長「それにしても、キミ!我が吹奏楽部に!愛の音を重ね皆を酔わせよう!」

 

若干厨二病入ってる〜痛いな.......

 

「ダメダメ!!その魅力ある輝きはわたくしのものよ!」

 

一馬「この声はまさか!」

 

振り向くと、部員達に椅子を担がせてその椅子に座っている女性が現れた

 

一馬「演劇部の通称クレオパトラ部長........」

 

濃い人2号も来たよ......1号は誰かって?吹奏楽部の部長だよ

 

演劇部の部長「あなたのオーラ!大女優の器よ!わたくしが原石のあなたを最高に輝くようみがきあげるわ!」

 

みらい「カリスマ部長たちに次々とスカウトされるなんて!」

 

リコ「凄いわはーちゃん。引っ張りだこね......」

 

一馬「去年のオレを見てるみたいだ.....」

 

てか、バチバチしてる〜

 

リコ「え、一馬も去年引っ張りだこだったの!?」

 

一馬「あぁ、野球部にサッカー部に陸上部に水泳、剣道.......まぁ殆どスポーツ系だったな〜。だが今は模型部所属だ。まぁ掛け持ちでスポーツ系の部活に助っ人をやってるがな」

 

ちなみに模型部の活動はまぁ、近場の模型店に飾るプラモを作ったり、コンペ用のプラモを作ったり.......まぁとにかく模型ヲタクで構成されてる部活だ

 

リコ「な、なるほど.......」

 

で、部長達には明日の放課後に決めるって事で、この日は帰ってもらった

 

リコ「部活選びは2人に任せるわ。魔法学校の校長先生に提出するはーちゃんの成長レポートはわたしが仕上げるから」

 

みらい「そう?了解!はーちゃんにはわたしと一馬くんがついてるからリコはレポートに専念して!」

 

一馬「まぁ、オレなりに選んでみるか........」

 

[ソノニ.......その2へ続く]



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番外編その10 ことはの部活事情その2

オレ達は家に帰ってきた.......一応間違ってねーぞ。ほら、みらいの家の隣はオレの家だし

 

みらい&リコ&ことは「ただいま〜!」

 

一馬「お邪魔しまーす!」

 

今日子「あら、おかえりなさい」

 

みらい「もーはーちゃん学校中で大人気!モッテモテなんだよーっ!」

 

今日子「ふふっ、みらいったら我が事のようにはしゃいじゃって」

 

ん?コレって.....

 

一馬「今日子さん、この緑の宝石って......」

 

リコ「キレイ〜」

 

今日子「エメラルドよ。入荷したばかりなのよ。世界四大宝石の一つで、愛と叡智と癒しの力を持っているの。古代エジプトの女王クレオパトラが愛した宝石としても有名ね」

 

みらい「えぇーっ!?クレオパトラが!?」

 

リコ「なるほど分かります!」

 

一馬「マジでか」

 

まさかの偶然だ.........にしても古代エジプトって聞くと某漫画のせいか、とあるファラオの名前が先に浮かぶんだよなぁ〜

 

今日子「古今東西多くの人を魅了してきたのよ」

 

みらい「....ほんと、緑色の輝きに......なんか吸い寄せられるカンジ......」

 

リコ「エメラルドの魅力......はーちゃんに備わっているリンクルストーン・エメラルドの力が周囲をあれほど熱狂させてるのかしら?」

 

みらい「ねぇお母さん、触っても良い?」

 

今日子「良いけど.....気を付けて!少しの衝撃で割れてしまうから!」

 

一馬「そうなんですか!?綺麗だが、それと同時に脆いんだな........」

 

みらい「へぇ〜こんなに綺麗なのに.....壊れやすいなんて.......」

 

[翌日]

 

あれから一生懸命考えてみたものの、結局決まらないまま、翌日になった。こんな時の案はコレしかない!

 

みらい「一馬くん、決まった?」

 

一馬「いいや、そっちもか?」

 

みらい「うん......ねぇ、こういう時、考えは一つしか無いよね?」

 

一馬「あぁ.....」

 

一馬&みらい「体験入部!」

 

[そして放課後(ちなみに今日は早く終わった)]

 

うっわーあの3人以外にも殆どの部長が来てるよ〜まぁ揉めてるのはあの3人だが

 

ソフトボール部の部長「花海ことはは渡さないよ!」

 

演劇部の部長「あの宝石はわたくしのものですわ!」

 

吹奏楽部の部長「うるさいっ!耳障りな不協和音ども!」

 

ことは「みらい〜一馬〜どうすればいいかな......」

 

みらい「どれもそれぞれ良さそうだし、迷うよね〜」

 

一馬「なぁ、まず体験入部しないか?それで決めるってことで」

 

ことは「たいけんにゅうぶ?」

 

一馬「部活を体験。まぁつまり実際に少し部活をして、最終的に決めるんだよ」

 

ことは「へー」

 

「!」

 

すると、部長達がこちらにやって来た。オレ達を見たから来たのかな......

 

演劇部の部長「秋の文化祭、わたくしとダブル主演でスターへ駆け上がるの」

 

吹奏楽部の部長「最適な楽器を与え、世界的な演奏者[プレイヤー]にしてあげられる!」

 

一馬「プレイヤー........?」

 

吹奏楽部の部長「坂田くん勘違いしないでくれ、君の思ってるプレイヤーとは違って、ここでのプレイヤーは演奏者って意味だよ」

 

一馬「あ、はい」

 

てか、名前覚えられてた

 

ソフトボール部の部長「全国大会.....いえ!オリンピック金メダルも夢じゃ無いわ!」

 

ことは「はー......」

 

一馬「とにかくだ、さっき言った体験入部してみろよ。何か掴めるかもな」

 

みらい「うんうん!」

 

ことは「うん!みんなが喧嘩しないように。わたしガンバる!」

 

そして、ことはの部活体験入部が始まった。オレとみらいは見学したり、差し入れを入れたりした。そして3つの体験入部が終わると

 

みらい「はーちゃんすご~い!!もっといろいろ体験入部してみよーっ!!」

 

ことは「は~い」

 

一馬「お、おい!?」

 

止めようとしたものの、既にどこかへ行っていた........不味いぞ。このままだとことはが!

 

「きゃーっっ花海さんが倒れたーっっ」

 

一馬「ッ!?ことは!!」

 

女子生徒の悲鳴が聞こえた。くそっ、恐れていた事態が!

 

一馬「みらい!!」

 

現場に着くと、ことはが倒れていた

 

みらい「一馬くん!はーちゃんが........」

 

一馬「話は後だ!オレはことはを。お前はリコを呼んでこい!」

 

みらい「う、うん!」

 

オレはことはをお姫様だっこして、保健室へ向かった。そしてベッドに寝かせた

 

ことは「........一馬..........」

 

一馬「気が付いたか.........」

 

しばらく待ってると、みらいとリコが来た

 

ことは「......心配かけてゴメンなさい。部活掛け持ち出来れば........って思ったんだけど.....」

 

みらい「みんなの期待に応えようとムリしてガンバりすぎたんだね。はーちゃん......」

 

一馬「お前なぁ.......ことはの実力を見て、こいつが乗せられて大きな夢を見たってことだな......全く.....」

 

リコ「そうね」

 

みらい「はぁ~ダメダメな親だ~」

 

リコ「まぁ......最善の進路をって願うのが親心だし。いそがしさにかまけて任せっきりにしたわたしも悪いし.......」

 

一馬「オレもすぐに止めれば.......」

 

まさに壊れやすいエメラルド.............大切にしないとな

 

リコ「まわりの期待よりも自分の気持ちを優先していいのよ」

 

みらい「だね!はーちゃんが一番好きなこと、やりたいことを選んで楽しんでほしいよ。応援するから!!」

 

一馬「ことは.......お前が一番好きなことをやれ!」

 

ことは「.....わたしが.....やりたいこと......一番好きなこと......ありがとう、自分で答えを出すよ!」

 

[そして翌日の放課後]

 

グラウンドにはほとんどの部長が集まっていた

 

「花海さんがどの部に入るか発表があるらしい...」

 

本人いわく、楽しみにしてって言ってたが........

 

ことは「みなさーん」

 

「屋上に!」

 

ことはは屋上にいた

 

ことは「いっぱい悩みましたけど、決めました!」

 

ソフトボール部の部長「絶対うちよっ」

 

演劇部の部長「いーえ!かならずやわたくしに!」

 

吹奏楽部の部長「ノン!ノン!」

 

まだもめてるよー

 

ことは「わたし......みんなと心をつなぎたい!だから....愛について研究する.....」

 

何だ?

 

ことは「ラブラ部を創りまーす!」

 

一馬「なっ!?」

 

ソフトボール部の部長「あ......」

 

演劇部の部長「愛の」

 

吹奏楽部の部長「研究!!.........」

 

みらい&リコ「は......はーちゃん.......」

 

ラブラ部.......部活って言って良いのか?

 

[その夜.......]

 

みらい「入部希望者殺到!すごいよはーちゃん!!」

 

リコ「みらいとわたしそして一馬が副部長やるし!ステキな部活にしましょーっ!」

 

ちょっと待て!?勝手に入ってるんだけど!?

 

一馬「ちょっと待たんかい!?何でオレまで入ってるんだよ!オレには模型部と運動部の助っ人がな.......」

 

みらい「はいストップ~掛け持ちだよ!ちなみに強制入部だからね!」

 

ことは「強制♪強制♪」

 

リコ「断るって選択肢は無いわよ。さて、まずは学校の許可を貰わないと」

 

一馬「トホホホ......」

 

モフルン「さ、三人ともノリノリモフ.........」

 

こうしてオレは模型部に入ってるにも関わらず、ラブラ部に強制入部させられた.........チクショー!



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番外編11 ハロウィンと幽霊

今日はハロウィンだぜ!オレ達はハロウィン祭りの会場に来ていた

 

「トリックオアトリート!」

 

モフルン「ハロウィンモフ〜!」

 

一馬(レウス)「おーおー、今年も賑わってんなー」

 

みらい「そうだね!」

 

ことは「ワクワクのお祭り!仮装するのもおもしろ〜い!」

 

リコ「ハロウィンの夜はあの世とこの世を、霊が行き来出来るって信じられてて、悪霊除けの為に仮装するものよ.......一馬は悪霊除けじゃ無くて悪霊狩りのためだと思うけど......」

 

一馬(レウス)「おいおい.......」

 

オレはレウスシリーズ、みらいはマントとジャックオランタンのカボチャパンツが特徴の衣装、リコは黒猫?で良いのかな?それをモチーフとした衣装、ことはは緑の海賊服、モフルンはみらいとよく似たマントに王冠が特徴な衣装を着てるぜ。ちなみに

 

リコ『一馬!なんでその格好なのよ!?』

 

ことは『近くで悪いことが起きてるの?』

 

一馬(レウス)『おいおい、コスプレも立派な仮装だぜ?』

 

みらい『た、確かに仮装だけど.......』

 

リコ『わたし達は見慣れすぎてるわ.......』

 

とこんなやりとりが会場へ来る前にあったぜ

 

みらい「ねぇ!魔法を使おうよ!魔法だってマジックに見えるオカルト気分なんだから!わたし達もハロウィンを盛り上げようよ!みんなを楽しませるステキな魔法の競争だよー!!」

 

まぁ......バレない.......のか?とにかく

 

一馬(レウス)「ハメ外し過ぎんなよー」

 

みらい「分かってるよ!さぁ!競争開始!」

 

はぁ、心配だ.....

 

クリスタル『一馬、気をつけろ。この会場に何かがいる』

 

一馬「おいおい、何かってなんだよ......」

 

クリスタル『そこまでは分からん。が、警戒しとくのだ』

 

一馬「ほーいっと」

 

まさか、アイツらか?だとしたら先手は取れるかもだが

 

みらい「キュアップ・ラパパ!」

 

リコ「キュアップ・ラパパ!」

 

ことは「キュアップ・ラパパ!」

 

「おーっ!すっげぇマジック!」

 

「やるじゃ〜ん!」

 

「ステキ!」

 

おぉ、3人とも楽しませてるなぁ。それにハロウィン効果で本当にマジックだって思われて気付かれてない.....ん?

 

モフ「モフ......」

 

落ち込んでいる?

 

一馬(レウス)「どうしたんだモフルン?」

 

モフルン「一馬、モフルンは魔法がつかえないモフ.......どうすればみんなを楽しませられるモフ?」

 

一馬(レウス)「それを言うならオレだって使えないさ」

 

みらい「2人はね、何もしなくても良い......そのままで良いんだよ」

 

モフルン「みらい......」

 

一馬(レウス)「あー.......まぁ、ありがとう.....」

 

でも何もしないってのもなー

 

モフルン「でも、モフルンも何かしたいモフ.......」

 

[♪〜♪〜]

 

そういやステージではライブをやってるな

 

モフルン「モフ!ひらめいたモフ!」

 

一馬(レウス)「モフルン?」

 

するとモフルンは何とステージへ上がって踊り出した!

 

みらい「モフルン!?」

 

一馬(レウス)「はぁ!?あいつ何やって」

 

モフルン「モフ♪モフ♪モフ〜♪」

 

「何これ!かわいい!ダンスしてる!」

 

「ぬ?すごいAIロボット!わたしも欲しい!」

 

あれ、AIロボと勘違いされてる?良いのかな?.......良いんだろう、うん

 

一馬(レウス)「おぉ!良いぞ!」

 

みらい「やったね!ノリノリライブ!最高!」

 

オレ達もはしゃいだ。その時だった

 

クリスタル『一馬!みらいの様子が変だ!』

 

一馬(レウス)「へ?そんなわけ」

 

みらい?「キュアップ・ラパパ♪」

 

みらい.......いや、奴はリコとことはに向かって魔法をかけ、リコをの髪を蛇(要はメデューサ)に、ことはの髪を巨大アフロにした

 

みらい?「キュアップ・ラ」

 

一馬(レウス)「おい、止めろ」

 

オレはみらいの杖を持ってる手を掴んだ

 

リコ「一馬!?」

 

みらい?「あれぇ?手を離してくれるかな?」

 

一馬(レウス)「あ?離すわけないだろ。テメェがみらいから出ていくなら離すがな」

 

みらい?「.........」

 

リコ「ちょっと!一馬までおかしくなったの!?」

 

ことは「普段の一馬ならこんなことはしないよ!」

 

一馬(レウス)「する理由があるんだよ。今のみらいはみらいじゃないからな」

 

モフルン「........一馬の言う通りモフ!みらいじゃないモフ!」

 

リコ&ことは「えっ!?」

 

一馬(レウス)「やれやれ、まさか本当に存在するとは思わなかったぜ.........悪霊がよ」

 

リコ「何ですって!?」

 

みらい(悪霊憑依)「あーあ、バレちゃった」

 

すると、みらいの目つきがが変わった。クリスタル。こいつあってるか?

 

クリスタル『間違いない。我が感じたのはこれだ』

 

みらい(悪霊憑依)「さっすがこの子の大切な人とお大切な友達ね♪当てたお礼に........パ・パ・パ・パ・パンプキンボム!」

 

一馬(レウス)「なっ!?うわぁ!?」

 

突然オレの周りにカボチャ型の爆弾が現れて、爆発した。その衝撃でオレは吹き飛ばされる。あ、兜が取れた

 

リコ「一馬!.......はーちゃん!」

 

ことは「うん!」

 

2人は杖を構えた

 

リコ&ことは「キュアップ」

 

みらい(悪霊憑依)「は〜いパンプキンパイ召し上がれ♪」

 

リコ&ことは「むぐっ!?」

 

奴は魔法で2人にパンプキンパイを無理やり食わせた

 

リコ「な、何よこれ......か、体が......」

 

ことは「動かないよー!」

 

モフルン「リコ!はーちゃん!」

 

一馬(レウス)「麻痺か」

 

みらい(悪霊憑依)「せいか〜い♪これで魔法は使えないわ」

 

一馬(レウス)「何が目的だ。なぜみらいに憑依した」

 

みらい(悪霊憑依)「ふふふ、だって一番憑依しがいのある子なんだもーん!明るくて真っ直ぐで正義感バリバリで人の輪の中心にいる.......こんな良い子ちゃんをイメージダウンさせるのワクワクしちゃう〜!」

 

ことは「みらい〜!みらいはどこに行っちゃったの?」

 

一馬(レウス)「調子に乗るなよ。今すぐにみらいからテメェを」

 

みらい(悪霊憑依)「わたしをどうするの?追い出すの?追い出せるのかしら?この子から!」

 

人質同然.......チッ

 

一馬(レウス)「.......チッ」

 

モフルン「やめるモフ〜!」

 

みらい(悪霊憑依)「やめな〜い!この子のキャラはこれに決定!ふふっ、嫌いになっても良いのよ?あははははは!!!さーて、世界中を回ってどんな悪戯をしようかな〜」

 

勝利の笑みを浮かべてやがる.........だが

 

一馬(レウス)「オレは......オレとモフルンはずっとみらいを見てきた!」

 

モフルン「モフ!みらいはいつも。みんなの笑顔のために頑張るやさしい子モフ!」

 

一馬(レウス)「あぁそうだ!だから嫌いになれっかよ......」

 

オレとモフルンはみらいに抱きついた。教えてやるよ、オレ達がどんなにみらいを大切に.....愛しているかを!

 

モフルン「モフルンはみらいが大好きモフ」

 

一馬(レウス)「オレもだ。みらいがどんなになったとしてもだ」

 

みらい(悪霊憑依)「はぁ?こんな子庇ってるとお前達も嫌われちゃうよ?それでも良いの?」

 

モフルン「良いモフ!」

 

一馬「たとえ世界中を敵に回したとしても。オレはみらいの味方だ、危険な目に遭うことがあれば......オレが、オレ達がお前を守る!」

 

みらい(悪霊憑依)「この子を守」

 

オレはみらいを振り向かせて寄せ

 

一馬(レウス)「っ!」

 

みらい(悪霊憑依)「んっ!?」

 

モフルン「モフ!?」

 

リコ「えぇ!?」

 

ことは「はー!ちゅーだ!」

 

オレはみらいの唇にキスをした..........暫くして唇を離した

 

一馬(レウス)「.........」

 

みらい(悪霊憑依)「はぁ.......はぁ........なにこれ.......あっつぅーーーい!!!」

 

するとみらいの口から女の子の霊が出て来た。あれが悪霊か!

 

悪霊「ヤダーっ!こんな体いづらいわー!」

 

そう言ってどこかへ行った......まぁ、深追いしなくて良いか

 

みらい「.......あれ?わたし.......一馬くん?モフルン?」

 

モフルン「みらい!」

 

一馬(レウス)「よし!」

 

目が戻った!

 

リコ「みらい!一馬!」

 

ことは「モフルン!」

 

そしてオレ達はみらいに起こった事を話した

 

みらい「えぇー!?わたし悪霊に取り憑かれてたの!?」

 

リコ「一馬とモフルンの愛が悪霊に勝ったのよ」

 

みらい「2人ともありがとう!」

 

一馬「良いってことよ」

 

モフルン「みらいが戻って嬉しいモフ!」

 

すると花火が上がった。花火には

 

みらい「わー!わたしだ!」

 

モフルン「モフルンモフ!」

 

一馬(レウス)「へぇ、粋な計らいだな.......」

 

みらいとオレの顔、挟んでモフルンの顔があった。やるじゃねぇか......リコ、ことは

 

みらい「一馬くん......」

 

一馬(レウス)「どうしたみら」

 

オレの口は何かに塞がれた.......いや、分かるぞ......これは.......みらいにキスされた。暫くして唇を離すと

 

みらい「わたしを悪霊から助けてくれたお礼♪」

 

とウィンクして言った

 

一馬(レウス)「あ、あぁ......」///

 

「ヒューヒュー!」

 

「お暑いねお二人さん!」

 

こうしてドタバタしたハロウィン祭りは終わりを迎えた



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SSおよびサブストーリー
SS クリスマスパーティ


5日遅れのクリスマス話


[12月25日、クリスマス]

 

『メリークリスマスーーーーー!!!』

 

プリキュア オールスターズと妖精達、プリキュアに協力した人たちは、ありすの屋敷でクリスマスパーティーを楽しんでいた.....約一人除いて

 

なぎさ「あれ?みらいちゃん、一馬はどうしたの?」

 

みらい「あ、えーっと一馬くんは......」

 

リコ「ベッドでグースカ寝てたわ。全く、今日はクリスマスパーティーだっていうのに.....」

 

えりか「え!?一馬、今寝てるっしゅか!?」

 

ありす「あらあら......」

 

その頃[ここから一馬視点]

 

一馬「zzzzz......ん......ふわぁ〜よく寝た〜.........ギャァァァァァ!!!!!(汚い高音)しまったぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

クリスタル『この寝坊助が.....』

 

畜生!!!寝ちまうとはオレの馬鹿!!!今日はありすの屋敷でクリスマスパーティーがあるんだったぜ!こうしちゃいられねぇ!オレはさっさと準備に取り掛かった。そして、ジャンバーを着て、リュックを背負い、外へ出て走った

 

一馬「大貝町行きの列車は.....間に合う!」

 

オレは駅に向かい、列車に乗った。しかし

 

一馬「何で満員なんだよ......」

 

運悪く、満員電車だった。そして大貝町の駅に着いた後、オレは全速力でありすの屋敷に向かって走り出した

 

一馬「つ、着いた.....後一息だ」

 

オレはありすの屋敷に着いた。そしてオレはホールまで全速力で走った。そして

 

一馬「どぉりゃぁぁぁ!!!!」

 

ホールのドアを開けた

 

ちゆ「ようやく来たようね、ねぼすけくんが」

 

みらい「一馬くん!遅い!!!」

 

一馬「ははっ、わ、悪りぃ」

 

リコ「悪りぃ、じゃないでしょ!」

 

ことは「もう、ぷんぷんだよ!」

 

みゆき「そうだよ!はっぷっぷー」

 

一馬「焼き土下座とかするから、許してくれ!」

 

ありす「そ、そこまでやらなくても.....」

 

一馬「え、良いの?」

 

みらい「そこまでしなくて良いよ。ただし!みんなと一緒にパーティーを楽しむこと!良いね?一馬くん」

 

一馬「あ、あぁ。分かったよ」

 

ありす「それじゃあ、一馬くんが来たことですし、改めて、あの言葉を言いましょうか。せーの」

 

『メリークリスマス!!!!!』

 

一馬「アーンド!リア充よ滅亡せよ!!!!!」

 

りん&あかね「それを言える立場じゃないでしょう!!!(ないやろ!!!!)」

 

一馬「おうふ」

 

そして、オレたちはクリスマスパーティーを楽しんだぜ!!!だがそこへ

 

?「ノーモアチキン!」

 

あ?外から昔テレビで聞いた声がしたぞ。オレたちは外へ出た

 

一馬「お前は!」

 

?「おぉ!こんなに人間がいるとは、我が名は!サ」

 

一馬「サモーンシャケキスタンチン!何故こんなところにいる!」

 

ち、一瞬噛みそうになったぜ

 

サモーン「その通り!クリスマスだから帰って来たぜ!ノーモアチキン!」

 

みらい「せっかくパーティを楽しんでいたのに!」

 

サモーン「ならパーティを続けるが良い!だがしかーし!チキンの代わりにシャケを使ってな!」

 

一馬「シャケシャケ五月蝿いんだよ、この鮭中毒者が」

 

サモーン「シャケ中毒ではなーい!ただシャケが大好きなだけだ!」

 

一馬「あーイライラすんだよ。お前みたいな亡霊にパーティを邪魔されちゃあな.......」

 

【アークドライバー】

 

オレの腰にアークドライバーと手にアークワンキーが現れた

 

【アークワン】

 

一馬「変身」

 

オレはキーをドライバーに挿した

 

【シンギュライズ!破壊.....破滅.....絶望.....滅亡せよ......!コンクルージョン・ワン】

 

オレは仮面ライダーアークワンに変身した。みんなビビっていた。そらそうか。アークワンにトラウマを抱いてる奴もいるか........何名かキラキラした目で見てるが

 

サモーン「何だその姿は!?怪盗や警察とは違う......お前は一体」

 

一馬(アークワン)「名乗る必要は無い。これから倒す相手に」

 

サモーン「何をー!」

 

【悪意、恐怖、憤怒、憎悪、絶望、闘争、殺意、破滅、絶滅】

 

サモーン「な、何だこの言葉は.......」

 

【滅亡!】

 

一馬(アークワン)「消えろ、過去の亡霊が」

 

オレはキーを押し込んだ

 

【パーフェクトコンクルージョン・ラーニングエンド!】

 

一馬(アークワン)「はぁ!」

 

ライダーキックをサモーンに浴びせた

 

サモーン「ぐわぁ!?せっかく蘇ったのに.........だが、また来年蘇ってやるぞ!!!!!」

 

サモーンは爆発した

 

【パーフェクトコンクルージョン】

 

オレは変身解除して

 

一馬「お前の時代はもう終わってるんだよ」

 

そう吐き捨てた。その後なんやかんやあって再びパーティーを始めた



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SS 発情マホウガールズ

なーんでこんなの書いたんだろうか(かなーりエロいのでご注意を)


ある日の金曜日、いつも通りにドンヨクを倒した日の夜のことだった.......

 

一馬「さ、明日は土曜だから夜更かしでもするか」

 

何だ、インターホンが鳴ってるぞ.......あぁ、みらいたちか

 

一馬「今行くぞー」

 

オレは下に降りて。ドアを開けた。すると

 

みらい「一馬くーん!♡」

 

いきなりみらいが飛び込んで来てキスをしてきた

 

一馬「んっ!?」(後ろに倒れる)

 

やべ、反動で後ろに

 

みらい「んちゅ〜♡」(目の中にハート)

 

やばい、口が塞がれてるから話せない。てかベロ入れてきてねぇか!?あ、後何か目がおかしい。目の中にハートが浮かんでるように見える......

 

ことは「あー!みらいずるーい!」

 

リコ「みらい!ここでするのはやめなさい!」

 

リ、リコお前......

 

リコ「ベッドでたっぷりするんだからね♡」(目の中にハート)

 

ことは「そうだよぉ♡」(目の中にハート)

 

ちょっとでも信じたオレが馬鹿だったー!ってか2人も目がおかしい.......どうしてこうなった

 

みらい「ぷはぁ〜そうだったね♪」

 

一馬「は、はぁ......はぁ.......解放された.......てか、どうしたんだお前ら!」

 

ことは「どうしたって?」

 

みらい「別に〜?だけど、すっごく今ドキドキしてるの♡」

 

一馬「はぁ!?」

 

ま、まさか......あのドンヨクのせいか?あの時のドンヨク、最後っ屁と言わんばかりにみらいたちに何か液体を吐いていたし.......もしかしたら........それだとしたらなんて置き土産を置きやがったんだ.......

 

リコ「さぁみらい!はーちゃん!一馬をベッドに連れて行くわよ...........ハァハァ♡」

 

ことは「はー!♡」

 

みらい「さぁ行こう、一馬くん♡」

 

そしてオレは3人によって自分の部屋へ連行された

 

みらい「さーて、お楽しみだぁ〜」

 

一馬「何だよお楽しみって!何をする気だ!」

 

みらい「ナニだよ♪」

 

一馬「質問の答えになってねー!ちょっと外へ行ってくる」

 

逃げるしか無い!だが!

 

フェリーチェ「逃がしませんよ?」

 

ことはにまわりこまれた。てか変身してるー!?

 

フェリーチェ「わたしたちから逃げられると思って?」

 

し、しかも変身しても目にハートが浮かんでやがる........目の中に花、更にハートって

 

一馬「おわっ!?」

 

オレはことはにベッドへ押し倒された。が、がっちり腕を掴んでる

 

みらい「ありがとうフェリーチェ!さぁ、わたしたちも変身よ!」

 

リコ「えぇ!」

 

2人も変身する..........ってサファイアだと!?

 

ミラクル(サファイア)「もう抑えられないよ♡」(胸を露出する)

 

マジカル(サファイア)「わたしもよミラクル♡」(同じく胸を露出する)

 

ヴェ!?

 

一馬「ままままま待て!な、何してんだよ!」(顔真っ赤)

 

も、モフルンは.......ってもういねぇ!?さっきまで居たはずだけど!?

 

フェリーチェ「わたしもこのドキドキを抑えきれません♡」(胸を露出する)

 

一馬「ことはぁ!?」

 

ミラクル(サファイア)「あらあら?一馬くんお顔が真っ赤になってるよ?」

 

マジカル(サファイア)「本当ね、まるでトマト♡」

 

フェリーチェ「美味しそうなトマトみたいですね♡」(ジュルリ)

 

おいなんかジュルリって聞こえたぞ!?まさか食べられるのか!?って両隣にみらいとリコが抱きついてきた.....って柔らけぇ、どこがとは言わんがどっちもすげぇ柔らけぇ.......って違う!

 

一馬「お、オレをどうする気だ!?」

 

マジカル(サファイア)「わたしたちが一馬にとーってもワクワクな事をするわ♡」

 

ミラクル(サファイア)「ふふっ、一馬くん.........」

 

するとみらいが耳元で

 

ミラクル(サファイア)「今夜は寝かさないよ♡」

 

一馬「はぁぁぁあ!?」

 

そしてみらいに激しくキスされた...........,

 

[その頃朝日奈家]

 

大吉「そういえば、みらいと一馬くんって......恋人だからってアレはやってないよね?」

 

今日子「さぁ?でも私は賛成よ」

 

大吉「えぇ!?」

 

[ギャーーー!?]

 

大吉「い、今の悲鳴って一馬くん?」

 

今日子「あらあら、みらいったら」

 

かの子「もしかしたら、生きてる内にひ孫の顔が見れるかもだわ。若いって良いわねぇ〜」

 

[翌日]

 

翌日、目が覚めると、ベッドには裸の3人が寝ていた.......何があった......みらいにキスされた後から.........思い出せない。それにしても身体が怠い..........

 

モフルン「一馬、おはようモフ!」

 

一馬「あぁ、モフルン。おはよーさん........なぁ、昨日何があった?」

 

モフルン「昨日?うーん.........とーっても甘い匂いがしたモフ♪」

 

一馬「それだけか........はぁ」

 

何があったんだよ........




サファイアスタイルなのは完全に俺の好みです


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SS クリスタルの娘!?

[深夜]

 

一馬「Zzz......」

 

一馬がぐっすりと寝ていると

 

クリスタル『ムッ?この反応......ま、まさか!』

 

クリスタルが輝きながら震え出した。そして、クリスタルの中から二人の女の子が現れた。どっちも髪色が青白く片方はセミロングの青目でもう片方はツインテールの赤目の女の子だった。更にどちらも服越しからでも分かるナイスバディだった

 

?1「ん〜出れた〜」

 

?2「そうだね!、クリス」

 

クリスタル『お、お前達......』

 

クリス「あ〜、お父さん〜あたしとクォーツちゃん、出てきちゃった〜」

 

クリスタル『で、出てきちゃった〜って.......』

 

クォーツ「ふむふむ、この人がパパの相棒の一馬.....うんうん、近くで見ると中々カッコいい〜って言ってもいつもパパの中からよく見てたけどね」

 

クリス「うん〜さぁ〜て、一馬くん一緒に寝よう〜クォーツちゃん」

 

クリスタル『お、お前達いきなり何を言ってるんだ!?』

 

クォーツ「良いじゃん!別に。じゃあおやすみ父さん」

 

クリスタル『あ、あぁ........』

 

そして二人は一馬の両隣に添い寝した

 

[翌日]

 

一馬「Zzzz.......,」

 

ん?何だ.......柔らかいのが.........まさかみらい達か?

 

一馬「おいお前ら、いつのまに家に...........っ!?」(目を見開く)

 

オレは目を開け、顔を横に向けると隣には知らない女の子、反対側にも知らない女の子.............はぁ!?いやいやいや!誰だこいつら!?てか不法侵入!?いつのまに入って来やがったんだ!不味い........コレをみらい達に見られたら、非常に不味い!てか、動けない......

 

クリスタル『おい........一馬.......そ、そのな.......その子達は.......』

 

一馬「く、クリスタル?もしかしてクリスタル関係か?」

 

クリスタル『その子達は我の』

 

すると扉が開いた

 

みらい「おっはよー!一馬くん!えっ!?」

 

ぐっ、覚悟を決めろ!

 

リコ「おはよう一馬.....ッ!?」

 

ことは「えっ!?だ、誰っ!?」

 

すると、オレの両隣で寝てた二人が起きた

 

クリス「ん〜おはよう一馬くん〜あ〜みらいちゃんたちもおはよう〜」

 

クォーツ「おー!みらい達!初めまして!」

 

みらい「ねぇ一馬くん......この子たち誰?なんでわたしたちの名前を知ってるの?教えて?」(ハイライトが消える)

 

こ、怖ぇ.....

 

クリスタル『我が教えよう。その子達は我の娘みたいなものだ』

 

一馬「え!?」

 

リコ「そ、そうなの!?あ、あなたたち......」

 

クォーツ「うん!わたしがクォーツ!そしてこっちが」

 

クリス「クリスだよぉ〜よろしくねぇ〜」

 

一馬「さ、坂田一馬だ.....」

 

みらい「あ、朝日奈みらいです!」

 

リコ「十六夜リコよ」

 

ことは「わたし花海ことは!はーちゃんって呼んで!」

 

みらい(それにしても......)

 

リコ(えぇ.......)

 

みらい&リコ(.......大きい......)

 

一馬「そ、そうだ!何でオレの横で寝てたんだ!」

 

みらい「そうだよ!何で寝てたの!」

 

クォーツ「それは」

 

クリス「出てきたから〜ついでに大好きな一馬くんと一緒に寝ようと思って〜」

 

クリスタル『実は』

 

クリスタルは話してくれた。てか、クリスタルの中にこいつらがいた事知らなかったぞ!?いつ生まれたのだろうか.........それに、今更だが、オレってモテてたんだな、意外と

 

みらい「改めてよろしくね!クリスちゃんクォーツちゃん!」

 

クリス「うん〜」

 

クォーツ「えぇ!」

 

ことは「わーい!仲間が増えたー!」

 

クリスタル『すまない一馬、娘を頼む!』

 

一馬「お、おう!任せな!相棒!」

 

そしてクリスとクォーツはオレの家で一緒に暮らすことになった。まぁ、今日子さん、大吉さん、かの子ばあちゃんにはなーーーんとか説得して許してくれたよ。ちなみに二人は外国から来たって事になってる。家が賑やかになってくるなぁ〜嬉しいぜ




クリス(声:花澤香菜)

リンクルストーン・クリスタルの中から現れたクリスタルの娘その1、髪色は青白くセミロング、目は青色。スタイル抜群で性格はおっとりほわほわ。一馬のことが大好きでクリスタルと同じ創造の力を宿している

クォーツ(声:今井麻美)

リンクルストーン・クリスタルの中から現れたクリスタルの娘その2、髪色は青白くツインテール、目は赤色でスタイル抜群、性格は元気一杯。クリスと同じく一馬のことが大好きで、こちらも創造の力も宿している。趣味は一馬とガンプラ製作&ゲーム


[じか〜いじかい]

一馬「その子に手を出すんじゃねぇ!」

一馬「オレは坂田一馬、お前は?」

?「坂田一馬......さま......」

?2「旦那様。遂に」

?3「うむ、日本の少子高齢化に終止符を打つ時が来たかもしれん!」

[一馬、お金持ちのお嬢様を助ける.........というお話](セリフはイメージです実際のセリフとは異なるかもしれません)


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SS 一馬、お金持ちのお嬢様を助ける

ある日、オレが一人で散歩をしていた時のことだった

 

?「やっ、離してくださいな!」

 

ナンパ1「良いじゃねぇかよ〜俺達と遊ぼうぜ?」

 

ナンパ2「悪いようにはしないからさ、な?」 

 

はぁ.......こういう馬鹿共は何処にでもいる........オレの見える範囲ではさせねぇよ?

 

一馬「ちょっとすいません」

 

ナンパ1「あん?何だ坊主!なんか用か!」

 

一馬「その子からその手を離して下さいよ。嫌がってますよ」

 

ナンパ1「何だと?離すわけねぇだろ!」

 

ナンパ2「そうだそうだ!坊主はお家へ帰んな!」

 

一馬「帰らない。オレはその子を助ける!」

 

ナンパ1「何だとこのクソガキが!女の前だからって正義の味方ヅラするんじゃねぇぞ!」

 

女の子の手を握ってた男が殴って来た。遅い

 

ナンパ1「なっ!?」

 

ナンパ2「避けた!?」

 

一馬「はっ!」

 

パンチを避けた後すかさず懐に入り、まずは腹に左で1発!

 

ナンパ1「ぐっ!?」

 

そこから今度は利き腕の右で.........

 

一馬「おりゃぁ!」

 

顎にアッパー!..........先ずは一人

 

ナンパ1「ぐはぁ!?」

 

ナンパ2「お、おい!大丈夫か!?こ、このガキ.......」

 

もう一人仕留めたいが........無駄に体力は消費したくないしな.........この子を連れてしばらく逃げるか

 

一馬「おい、大丈夫か?」

 

?「え、えぇ.......」

 

一馬「逃げるぞ」

 

?「逃げる.........ですか?」

 

一馬「あぁ、ちょっと失礼するぞ」

 

オレは女の子をお姫様抱っこした

 

?「きゃっ!?な、何をなさるんですか!?」

 

一馬「急にごめんな、オレの頭に咄嗟に思い浮かんだのがコレだったからさ」

 

?「は、はぁ......」

 

一馬「さ、逃げるぞ!」

 

?「は、はい!」

 

オレは走った

 

ナンパ1「ぐ.......くっそ.......あのガキ....」

 

ナンパ2「あ!起きた!あのガキ、女を連れて逃げたぜ!」

 

ナンパ1「何!?追うぞ!」

 

ナンパ2「あぁ!」

 

この時オレは知らなかった上空からドローンが監視している事に

 

ナンパ1「待ちやがれこのガキャ!」

 

ナンパ2「止まりやがれ!」

 

ちっ、しつこいな

 

?「あ、あの......」

 

一馬「安心しな、絶対に逃げ切って見せるからな」

 

?「はい.....」///

 

距離を離して、脇道に入れば...........今だ!オレは素早く脇道に曲がった

 

奴らは脇道に目もくれず、そのまま走り去った

 

一馬「.............よし、もう大丈夫だ」

 

オレは彼女を下ろした

 

?「あの、先程は助けて頂いてありがとうございます。お強いのですね」

 

一馬「まぁな」

 

?「あなたさまはわたくしの........英雄さまですわ」

 

一馬「え、英雄って.........」

 

?「英雄さま!貴方さまのお名前をぜひ!」

 

お、おう......グイグイ来るな........

 

一馬「あ、えっと、坂田一馬.....この町に住んでる者だ」

 

あきこ「坂田一馬さま.........あ、申し遅れました。わたくしは八神あきこと申しますわ」

 

しっかし喋り方といい、多分物凄い高そうな服といい.....結構良いとこ育ちなのか?

 

あきこ「では、わたくしはこの辺で........お礼は後日しますわ、一馬さま♡」

 

一馬「あ、あぁ........あ、さっきみたいな奴らに気をつけろよ」

 

あきこ「はい」

 

そして、あきこは一礼して去っていった。てかお礼って言ってたな。何なんだ?ま、帰るか

 

[家]

 

一馬「ただいまー」

 

クォーツ「おっかえりー!」

 

帰った途端にクォーツが抱きついて来た。うーん、柔らかい

 

クリス「おかえりなさ〜い〜」

 

一馬「おう、クリス、クォーツ。ただいま」

 

クリス「ねぇねぇ一馬くん〜出かけてる時、女の子を助けたでしょ〜」

 

一馬「見てたのか............まぁな」

 

クォーツ「カッコよかったよ!でも、もしかしたらあの子、一馬に惚れたかもよ?」

 

一馬「え?んなわけないない」

 

クォーツ「そう?でも、わたしは別に良いんだけどね」

 

クリス「あたしも〜」

 

一馬「ははは、そうか.....」

 

クリス「さぁ〜ご飯食べようよ〜今回はあたしが作ったから〜」

 

一馬「お、クリスの飯か楽しみだぜ!」

 

[その頃]

 

?「以上が、ドローンが撮影した記録でございます。旦那様」

 

?2「ふむ......」

 

?「どうやらあきこお嬢様は、あの少年の事が好きになったようです。それで、その少年のことを調べたのですが、少年は幾多の女性と恋仲になっておられます。いかがなされますか?」

 

?2「ふふふ......良いじゃないか。あきこがあの少年、名前は坂田一馬くんっと言ったか」

 

?「では旦那様、遂に」

 

春雄「うむ、近藤よ、この八神春雄(はるお)の計画を実行する時が来た。日本の少子化社会に終止符を打つ時がな。っとその前にだ、一馬くんと話をしたりしないとな」

 

近藤「そうですな」




八神あきこ(声:佐藤利奈)

八神財閥のお嬢様。一馬達と同じ中学生2年生だが、スタイル抜群。性格は優しくおっとりしてる。ある日津成木町でナンパに絡まれていた所を一馬に助けられる。その時、一馬に一目惚れしてしまった。以来一馬にはデレデレである。ちなみに兄と妹がいる。四葉ありすとは仲良し


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SS 一馬、八神家訪問

[一馬が八神あきこと別れてから翌日(なお、恋人関係が別れたという意味ではない)]

 

[ピンポーン]

 

一馬「ん?」

 

家でゆったりとしてると、家のインターホンが鳴った(ちなみにみらい達もいる)

 

ことは「誰だろう?」

 

クォーツ「宅配便.....じゃないわね」

 

一馬「とりあえず、行ってくる」

 

みらい「気をつけてね!」

 

一馬「あぁ」

 

オレは玄関に向かい、ドアを開けた.........そこには

 

近藤「こんにちは、坂田一馬殿」

 

いかにも執事っぽい人がいた

 

一馬「えっと......どちら様?」

 

近藤「私、八神家の執事を務めております、近藤と申します。以後お見知り置きを」

 

ん?八神?まさか

 

一馬「八神.........もしかして」

 

近藤「左様、八神あきこお嬢様は八神財閥の御令嬢でございます」

 

一馬「何だってぇ!?」

 

八神財閥.......そんなすげぇところの.........オーマイガー

 

みらい「どうしたの一馬くん......って誰!?」

 

リコ「どちら様!?」

 

一馬「あ、みんな.......」

 

オレの叫び声を聞いたのか、みらい達が集まって来た

 

近藤「コレはコレは初めまして。私八神家の執事を務めております近藤と申します。以後お見知り置きを」

 

みらい「あ、えっと、朝日奈みらいです」

 

リコ「十六夜リコです」

 

ことは「花見ことは!」

 

クリス「クリスで〜す」

 

クォーツ「クォーツです!」

 

一馬「で、近藤さんだっけか?何の用ですか?」

 

近藤「そうでした。一馬殿、私と一緒に八神家へ来てもらいますか?無論あなた方も」

 

みらい「良いんですか!?」

 

近藤「えぇ、お嬢様が喜ばれる事でしょう」

 

一馬「えーっと何でオレが行かきゃ......」

 

近藤「旦那様があなたとお話がしたいと」

 

ふむ、あきこの親父さんがオレに話を.......か........

 

一馬「分かったぜ、近藤さん」

 

そしてオレ達は何とリムジンに乗って、八神家へ向かった。そこはとーっても広くデカかった.......ありすの所と同等、いや、ちょい上かもな......

 

春雄「ようこそ、君が一馬くんだね?そしてみらいちゃんに、リコちゃん、ことはちゃん、クリスちゃんにクォーツちゃんか。私は八神春雄、あきこの父親だよ」

 

すると

 

あきこ「一馬さま!お会いしたかったですわ!」

 

あきこが突然来て、オレに抱き着いた。おぉう、柔らかーいのが

 

一馬「おうふっ!?」///

 

みらい「あー!赤くなってる!」

 

春雄「こらこら、あきこ、一馬くんとは今から話があるんだ。離れなさい」

 

あきこ「分かりましたわ、お父さま」(一馬から離れる)

 

一馬「ふぅ.....」

 

春雄「それじゃあ一馬くん、二人きりで話そうか」

 

一馬「あ、はい」

 

オレは春雄さんについて行った

 

近藤「皆様はお嬢様様とお話しされてはいかがでしょうか」

 

あきこ「それは良いですわ!あなた方から一馬さまについて聞きたいですし!」

 

あっちはあっちでガールズトークをやるのかな?有る事無い事言われちゃ色んな意味で困るかも.....そして、オレと春雄さんは話をすることになった

 

春雄「さて一馬くん、いきなりだが.......あきこは君のことが好きだ」

 

うそーん、マジで惚れちゃったの?

 

一馬「.............本当にいきなりですね.........まぁ何となーく分かってましたが」

 

春雄「いきなりですまんな、それでだが.........あきこの婿になってはくれないかな?」

 

一馬「ブッ!?」

 

春雄さんの言葉に思わず吹いてしまった

 

一馬「む、婿ってことはつまり結婚って事ですよね!?」

 

春雄「そうだよ。あぁ勘違いしないでくれたまえ。何もすぐにとは言わないよ。まだ結婚できない年齢だからね」

 

一馬「あぁはい.........てか、それ以前に!オレにはみらい達が」

 

春雄「分かってるよ、それについては今から話す。一馬くん、君が色んな女の子と関係を結んでることは調べ上げているよ」

 

一馬「は、はぁ.....で、それと関係が......」

 

春雄「ある!私は近いうちに、ある法律を追加しようと考えてね........一夫多妻制だ」

 

一馬「い、一夫多妻制!?」

 

えっと、それってアレだよな.....

 

一馬「つ、つまりみらい達と結婚できるって事ですよね?」

 

春雄「うむ」

 

一馬「そんな事できるのですか?」

 

春雄「私は八神財閥の総帥だ。これでも色んなところには顔が効く。だから安心してくれ!」

 

一馬「は、はぁ......あ、最後に質問良いですか?」

 

春雄「何かな?」

 

一馬「オレが婿になるとして、跡を継ぐ感じですか?」

 

春雄「ハッハッハッ!そんな事か。大丈夫だ、息子に継がせるつもりだからな」

 

一馬「息子さんがいるんですか?」

 

春雄「まぁな、今は出掛けてるがな。で、答えはどうかね?」

 

一馬「............分かりました。婿になりましょう!」

 

春雄「そうか!なってくれるか!」

 

春雄さんは嬉しそうにオレの肩を叩いた。ちょっと痛い

 

春雄「よーし!これからの日本は大きく変わるぞー!後一馬くん、今日からここも君の家だと思っても良いぞ!」

 

一馬「は、はぁ.......」

 

こうして話はOKと言うことになった。あの時の春雄さんの喜んでた顔が今も記憶に焼き付いている......話が終わった後、みらい達の元へ向かったが、あきこがうっとりしながらオレを見てた........何を話したんだよ.......でその後あきことLINE登録したりして、みんなで家に帰った。春雄さんが言ってたこと、実現すると良いなぁ〜




[次回!]

?「我が名は........」

?2「わ、我が名は........」

一馬「そっちのお前、なーんかみらいと似てる声なんだよなぁ〜」


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SS 一馬、紅魔族の少女達と出会うその1

SSしばらくこう言うのが続くけど、ご了承ください。今回はこの素晴らしい世界に祝福をからあの二人です.........若干キャラ崩壊してるだろうけどその場合はご了承を.......


一馬「はぁ〜空気が気持ちいい」

 

オレは公園のベンチでゆーったりとしていた.........が、そのゆったりは突然終わった

 

一馬「な、何だ!?眩しい....」

 

突然目の前が光った......やがて光が収まると、そこには

 

?「ん.......ここは一体.....どこですか......」

 

?2「外みたいだけど.......」

 

な、何だこいつら。片方は魔法使いっぽい帽子を被って、杖を持ってる女の子。そしてもう片方はクリスやクォーツ、あきこぐらいのデカさだろうか.....それくらいの胸を持つ女の子だった。てか格好がちょっと目に毒だ......いやそれよりも!気のせいか?帽子を被った方の奴から、みらいと似た声がしたぞ!

 

一馬「お、おいお前ら」

 

?2「ひ、人!?」

 

?「誰ですかあなたは?」

 

一馬「まずそっちから名乗ったらどうだ?」

 

?「それもそうですね。コホン」

 

何だ?

 

めぐみん「我が名はめぐみん!アークウィザードを生業とし、最強の攻撃魔法〈爆裂魔法〉を操りし者!」

 

.........へ?

 

めぐみん「次はゆんゆんの版です!」

 

ゆんゆん「え、えっと......わ、我が名はゆんゆん。アークウィザードにして上級魔法を操る者。やがて紅魔族の長となる者..........!」

 

恥ずかしながら名乗ってる。可愛い..........ってそうじゃねぇ!色々ツッコむところがある!

 

一馬「えっと......いろいろ言いたい事が.......まず、それ名前?」

 

めぐみん「えぇ!名前です!」

 

ゆんゆん「へ、変ですよね.....?」

 

一馬「いや別に?中々可愛い名前だと思うぜ」

 

めぐみん「え!?そ、そうですか!?」///

 

ゆんゆん「か、可愛い.......」///

 

そういやコレで確信した。めぐみんは.........みらいの声に限りなく似てる!

 

一馬「まぁな、っと次の質問だ。あの名乗りは何だ?」

 

めぐみん「紅魔族の挨拶です」

 

紅魔族.......たしかさっきゆんゆんの名乗りの時にそんなワードがあったな

 

ゆんゆん「こ、コレも変ですよね?」

 

一馬「いや?別に変じゃねーぞ?」

 

ゆんゆん「コレも!?」

 

めぐみん「珍しいですね、変だと思わないのは........あ、そうでした。わたしたちまだあなたの名前を聞いていませんでした」

 

一馬「オレの名前か、そういや言ってなかったな。坂田一馬だ、よろしく」

 

めぐみん「カズマ?」

 

ゆんゆん「カズマ?」

 

一馬「どうした?珍しい名前か?」

 

めぐみん「ほ、本当にカズマって名前なのですか!?」

 

一馬「あぁ」

 

めぐみん&ゆんゆん「ええええっ!?」

 

な、なんだよ.......

 

めぐみん「実はわたしのいるパーティーにカズマって名前の男がいるのです!」

 

一馬「へぇ......」

 

ん?パーティー?パーティーってどんちゃん騒ぎの方じゃないよな。もしかしてこの二人コスプレとかじゃなくて

 

一馬「その話は後にして........お前達、ここがどこか分かるか?」

 

ゆんゆん「えっと......」

 

めぐみん「分かりませんね、ここが何処なのか.......アクセルの街では無さそうですし」

 

アクセルの街聞いた事がない.......二人、特にめぐみんの格好といい、確信したぜこの二人は異世界から来た!

 

一馬「そうか.......教えよっか?ここはめぐみん達からしたら異世界になるな」

 

めぐみん&ゆんゆん「異世界!?」

 

一馬「あぁ、どうやってこっちに来たかは、後で話してくれ。まずは.......オレの家に行こうか」

 

オレはめぐみんとゆんゆんを家に案内した。家に着くまで、二人は色々と見てたな〜そして家もまじまじと見てた。あ、家にクリスとクォーツはいない。今みらい達と一緒に出掛けてる

 

一馬「さてと、めぐみん、ゆんゆん。2人はどうやってこの世界にやって来た?」

 

めぐみん「そうですね......」

 

2人は話してくれた。何でもウィズって人の店でワープするアイテムってのをゆんゆんと使った結果、この世界へやって来た........と

 

めぐみん「まさか世界を渡れる魔道具だったとは........」

 

ゆんゆん「いつもウィズさんの魔道具店って、そ、その、あまり役に立たない魔道具が多いからね」

 

こ、こいつ、意外とズバッと言うんだな......

 

一馬「そ、そうなんだな......」

 

めぐみん「例えば、願いが叶うチョーカーという、身につけた者の願いが叶うまで外れない、しかもどんどん首を締め付けられるっていう魔道具がありましたね」

 

そんな代物あるのかよ.......

 

めぐみん「あのチョーカーをカズマ......あぁ、あなたの方じゃないカズマで.......ややこしいのであなたはサカタカズマと呼びますね」

 

ゆんゆん「えっと、わたしはサカタくんで良いかな?」

 

一馬「あぁ、良いぜ。で、続きをお願いするぜ」

 

めぐみん「分かりました。で、カズマがあのチョーカーを付けてしまったんですよ」

 

それから2人は話してくれた、簡単に言うとチョーカーを身につけたカズマが、欲望まみれの願いというか命令をめぐみん達にしまくったと.........オレはなんて奴だって思ったわ

 

一馬「.......教えてくれ、他にそのカズマはお前らに何をしたのか!」

 

めぐみん「え、えぇ......例えば......スティールっていう魔法でそ、その......パ、パンツを.......」

 

一馬「あー最後まで言わなくて良い、なんとなく想像出来る......」

 

そんなことまでやってんのか........

 

一馬「というかさ、お前らいつ元の世界へ帰る?」

 

ゆんゆん「そうだった!めぐみん!あの魔道具あるよね!」

 

めぐみん「えぇここに......って壊れてる!?」

 

おぉ、これがワープ装置........

 

ゆんゆん「嘘っ!?」

 

一馬「あちゃ〜」

 

めぐみん「これじゃあ帰れませんね........」

 

一馬「ん〜もしかしたらだが、直せるかもしれない多分」

 

めぐみん「あなたがですか!?」

 

一馬「いや、知り合いに直せる人達がいるかもしれないんだ。その人達に頼んでみるよ」

 

めぐみん「お願いします!」

 

一馬「ま、明日頼んでみるわ。で、コレからこれが直るまでどこで暮らす?」

 

めぐみん「そうですね......」

 

一馬「大方考えてないんだろ?..........オレの家でしばらく暮らすか?」

 

ゆんゆん「良いの!?」

 

めぐみん「良いんですか!?」

 

一馬「あぁ」

 

ゆんゆん「ありがとうサカタくん!」

 

ゆんゆんが抱きついて来た。おぉう......柔らかい

 

めぐみん「ありがとうございます」

 

するとそこへ

 

クォーツ「たっだいまー!」

 

クリス「ただいま〜」

 

帰って来やがった

 

クォーツ「おーい!一.......馬?」

 

げっ、みらい達もいる

 

一馬「お、お帰り......」

 

リコ「だ.......誰よその2人!!!」

 

[その2へ続く]




SSだけど長くなってしまった。本当に申し訳ない


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SS 一馬、紅魔族の少女達と出会うその2

オレはみらい達をなーんとか説得した

 

リコ「ふーん、この2人って、異世界から来たのね.......本当かしら?」

 

めぐみん「本当です!先程サカタカズマが言った通りわたしたちは異世界から来ました!」

 

みらいに似た声でフルネームで言われるのは何かちょーっと違和感を感じるな

 

リコ「.....本当のようね。それにしてもあなた.....」

 

めぐみん「はい?」

 

リコ「みらいと声が似てるわね.....」

 

めぐみん「みらい?」

 

みらい「あ、わたし!わたしは朝日奈みらい!よろしくね!」

 

ゆんゆん「た、確かに似てる.....」

 

ことは「同じ声だー!」

 

クォーツ「そう言えば!」

 

クリス「一緒の声だ〜」

 

一馬「実はオレも心の中でそう思った」

 

めぐみん「そうなのですか!?」

 

一馬「あぁ。そういやリコ達も自己紹介しとけよ」

 

リコ「忘れてたわ。わたしは十六夜リコよ」

 

ことは「わたし花海ことは!はーちゃんって呼んで!」

 

クリス「あたしはクリス〜」

 

クォーツ「わたしはクォーツよ」

 

めぐみん「今度はわたしたちの番ですね」

 

ゆんゆん「う、うん」

 

一馬「お前達、衝撃に備えろよ、こいつらの自己紹介は独特だからな」

 

みらい達「?」

 

めぐみん「我が名はめぐみん!アークウィザードを生業とし、最強の攻撃魔法〈爆裂魔法〉を操りし者!」

 

ゆんゆん「わ、我が名はゆんゆん。アークウィザードにして上級魔法を操る者。やがて紅魔族の長となる者.......!」

 

みらい達「..........」

 

一馬「な?」

 

クォーツ「た、確かに......」

 

みらい「........いま.......」

 

めぐみん「いま?」

 

みらい「いま、アークウィザードって言いました!?」

 

めぐみん「え、えぇ....」

 

リコ「アークウィザードってことは........あなたたちは魔法使い!?」

 

ゆんゆん「うん!」

 

ことは「わたしやみらい、リコと同じだー!」

 

みらい「魔法界以外の異世界の魔法使いと会えるなんて、ワクワクもんだ!」

 

めぐみん「へ?」

 

ゆんゆん「同じ?」

 

リコ「えぇ、わたしとみらいとはーちゃんは魔法使いなの」

 

ゆんゆん「えぇー!?」

 

めぐみん「この世界にも魔法使いはいるんですか!?」

 

一馬「いる、とは言っても魔法界っていう異世界から来てるんだがな。まぁ、みらいはこの世界出身だが.....」

 

ゆんゆん「魔法界.....」

 

めぐみん「他にも異世界が.......まぁその事は後で詳しく話しましょう。それにしてもリコ」

 

リコ「何かしら?」

 

めぐみん「あなたの声、ウィズに似てますね」

 

ゆんゆん「そう言えば!リコちゃんとウィズさんの声、確かに似てる!」

 

リコ「ウィズって確か、さっき言ってた魔道具店の店主だったわよね、その人とわたしって声が似てるの?」

 

めぐみん「はい、結構似てます、わたしとみらいみたいに」

 

リコ「なるほどね........」

 

マジでか、ちょっと気になって来たかも.......あれ?もう日が暮れたか

 

一馬「もうこんな時間か.......」

 

めぐみん「日が暮れましたか........さて、これからしばらくの間このぼっち共々お世話になります」

 

めぐみんはゆんゆんを指差して言った

 

ゆんゆん「ぼっちじゃないもん!」

 

一馬「え?ぼっち?ゆんゆんがか?お前ら友達じゃないの?」

 

めぐみん「いいえ違います!わたしとゆんゆんはライバルなのです!」

 

ライバルも友達も似たようなもんだろ.......多分

 

一馬「へ、へぇ.......でも、もうぼっちじゃないな?」

 

ゆんゆん「へ?」

 

一馬「だってオレ達、もう友達だろ?」

 

ゆんゆん「今......なんて言ったの?」

 

一馬「何って......友達だが?」

 

ゆんゆん「聞き間違えじゃないよね?」

 

一馬「あぁたとえ住む世界が違くても、オレ達は友達だ!」

 

みらい「わたしも!」

 

リコ「わたしもよ!」

 

ことは「友達友達!」

 

クリス「お友達〜」

 

クォーツ「あなたはもう、ぼっちじゃないわ!」

 

ゆんゆん「サカタくん......みんな.......ありがとう〜!」

 

ゆんゆんは泣きながらオレに勢いよく抱きついて来た。む、胸がダイレクトに.......

 

めぐみん「ゆんゆんの無駄脂肪が.........それはともかく、ぼっちのゆんゆんが友達を.......予想外でした」

 

[数分後]

 

ようやく離れてくれた......

 

めぐみん「そう言えば、サカタカズマ、あなたの親は何処に......」

 

一馬「あーオレの父さんと母さんは.......仕事の関係で離れて暮らしてる」

 

めぐみん「そうでしたか」

 

一馬「一応みらいの親に2人の事を話して居候許可を貰うから」

 

ゆんゆん「どうしてみらいちゃんの両親が......」

 

一馬「みらいとオレは幼馴染なんだよ。それに家が隣同士だから。今はみらいの両親がオレの親代わりみたいなものさ」

 

めぐみん「なるほど.......」

 

一馬「それじゃあ、行くか、みらいの家へ」

 

そしてオレ達はみらいの家へ向かって、めぐみんとゆんゆんを多少嘘を交えて説明してしばらくオレの家で居候させることの許可を貰った。しばらくの間、さらに賑やかになるな〜で、家でみんなと晩飯を食べた後、オレ達は2人に家の設備を簡単に説明した。そしてみらい達も泊まりに来て、みらい達のガールズトークをbgmにオレは一足先に寝た

 

[その3へ続く]




SSなのに、もうしばらく続くかもしれない.......


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SS 一馬、紅魔族の少女達と出会うその3

ようやく終わります


[翌日]

 

一馬「それじゃ、お願いします」

 

オレは朝、電話で近藤さんを呼んで、例の魔道具を渡した

 

近藤「これが電話で話していた、異世界の........ふむ」

 

一馬「どうですか?直せますか?」

 

近藤「直せるかどうか分かりませんが、やってみましょう!」

 

一馬「ありがとうございます」

 

近藤「ですが、これは異世界の物........お時間が掛かるかもしれませんな」

 

一馬「それでも構いません。お願いします」

 

近藤「かしこまりました」

 

そう言って近藤さんは帰って行った

 

めぐみん「おはようございます。サカタカズマ」

 

っと、めぐみんがいつのまにか後ろにいた

 

一馬「おう、起きたかめぐみん。眠れたか?」

 

めぐみん「えぇ、お陰様で。ところでさっきの人は?」

 

一馬「あの人は.......八神あきこっていう金持ちの知り合いの執事さんだな」

 

めぐみん「八神あきこ......夜にみらいが言ってた人ですね」

 

一馬「そ、そこへあの魔道具を送ったのよ」

 

めぐみん「本当に大丈夫なのですか?」

 

一馬「あぁ、大丈夫だ。あそこは超凄い技術力があるからな」

 

オレが知ってる限り、四葉財閥と八神財閥が、1番凄い技術力を持ってる......この前、なんとなーくあきこニッパーの事を話したら、数時間後にニッパーが送られてきたからな。それもアルティメットニッパー超えの超切れ味でゲート跡を残さない、刃こぼれも(今の所は)してないし非使用時は自動で刃にカバーが展開する。こんな凄いニッパーが送られてきたからな。いやはや凄いよ

 

めぐみん「な、なるほど........」

 

一馬「時間がかなり掛かるかも知れないけど、良いか?」

 

めぐみん「えぇ、その間にわたしはここ、日本......カズマの出身地を探索します!」

 

そういや日本って言ってた時に2人は驚いて、向こうの世界のカズマの出身地って言ってたっけか。もしかしてカズマって人はいわゆる転生者って奴か?ネットの小説でそういうのは少し見たことあるが........てか探索って......

 

一馬「えーっと探索ってこの町だけだよね?」

 

めぐみん「まぁそうですね。あなたがスマホって言う魔道具で見せてもらった地図を見る限り、日本はとっても広いってことが分かりましたし」

 

一馬「良かった......」

 

日本全部回るって、結構お金がぶっ飛ぶからな......それ以前に今日子さん達が許してくれるわけない.........まぁ前にある事でパリに行った時はリコの故郷へ泊まりに行ってくるって説得でなんとかなったけどな

 

一馬「さて、朝飯を作るか。めぐみんはみんなを呼んで来て」

 

めぐみん「分かりました」

 

そして、オレを含めた8人で朝飯を食べた。そう言えば昨日晩飯食べてる時に、こめっこっていう食い意地の張った妹がいるってめぐみんが言ってたな。すごい喜ぶかもとも言ってたな〜で、この後は出かけることになった。2人には流石にあの服(めぐみんは帽子にマント、ちなみに服は肩出しである、対してゆんゆんは胸元がかなり出てて中々目に毒)で行動したりしたらこの世界からしたら色々と不味いのでみらいに持ってきてもらった服に着替えてもらった。まぁそれでもゆんゆんの方は胸の主張が激しかったが.........それから色々回った、公園、学校の近く、駅にショッピングモール.........まぁとにかく色々回った。ちなみに顔見知りの人からは色々と言われたが、全部みらいの付き添いです!って言ってやった

 

めぐみん「この町は凄いですね。特にあのいちごメロンパンでしたか。とても美味しかったです」

 

ゆんゆん「うんうん!」

 

みらい「でしょー?いちごメロンパンは世界一美味い食べ物だよ!」

 

ことは「はー!いちごメロンパンだーいすき!」

 

一馬「世界一.......とまでは行かないだろうが、まぁこの町の名物みたいなものだからな」

 

ゆんゆん「ところでサカタくんとクォーツちゃん。それに入ってる箱って....」

 

一馬「あぁ、ガンプラのことか」

 

めぐみん「ガンプラ......昨日みらい達と話してる時に、みらいが教えてくれましたね。たしかガンダムっていうゴーレムをイメージした硬い人形だとか」

 

まぁ、ロボットもゴーレムも似たような物か

 

一馬「まぁ大体そんな感じ」

 

クォーツ「わたし、すぐに寝ちゃったからね〜くぅ〜起きとけば良かった!

 

ゆんゆん「もしかしてその箱に人形が入ってるの?箱が大きい気がするけど.......」

 

一馬「作るんだよ自分の手で」

 

ゆんゆん「作るの!?」

 

めぐみん「楽しいのですか?それ」

 

一馬「オレからしたら楽しいかな」

 

クォーツ「うんうん、それに自分の手で作る達成感があるからね」

 

めぐみん「な、なるほど......」

 

ゆんゆん「結構好きなんだね....」

 

それからそれから約1週間後の昼

 

[♪〜♪〜]

 

携帯に着信音が鳴り響いた

 

一馬「はい、坂田です」

 

あきこ『一馬さま!遂に直りましたわ!』

 

あきこからの電話だった。直りましたってことは!

 

一馬「遂に直ったのか!」

 

あきこ『はい!今近藤がそちらへ向かってますわ!』

 

一馬「サンキューな!あきこ!」

 

この時が来たか.......

 

あきこ『いえいえ。それでは」

 

電話は終わった

 

一馬「遂にか〜でも、これでめぐみんやゆんゆんともお別れか.......そういや何のことだ?さっきのは?」

 

めぐみん「どうかしましたか?」

 

ゆんゆん「カズくん?」

 

何でサカタくん呼びだったゆんゆんがカズくんって呼んでるのか............ま、色々あったんだよ。色々、ちなみに色々あった時のめぐみんは上手く聞き取れなかったが「先を」どうとかって言ってたぜ

 

一馬「あーそのー.......さっきあきこから連絡が来たんだが........あの魔道具が直ったらしい」

 

めぐみん「そう.......ですか」

 

ゆんゆん「........嫌だ........カズくんと離れ離れになるなんて嫌だ!」

 

ゆんゆんは泣きながら抱きついて来た

 

めぐみん「わたしだって.......」

 

めぐみんも少し泣いてた

 

一馬「......オレだって嫌さ。だが向こうにはゆんゆん、めぐみん、2人を待ってる人達がいるだろ?それにずっと離れ離れになるわけじゃ無い。また会えるさそんな気がするんだ」

 

ゆんゆん「本当?」

 

一馬「あぁ!」

 

オレの予感って自称結構な確率で当たるからな。そして、みらい達にも知らせた

 

みらい「めぐみんちゃん!ゆんゆんちゃん!2人のことを絶対に忘れない!」

 

リコ「わたしもよ!」

 

ことは「わたしもぉ!」

 

クリス「元気でねぇ〜!」

 

クォーツ「2人のことは忘れないわ!」

 

めぐみん「わたしも忘れません!特にサカタカズマ.......あなたのことは!」

 

ゆんゆん「わたしも.....あなた達の事を忘れない!」

 

すると、インターホンが鳴った

 

一馬「来たな」

 

オレはドアを開けた

 

近藤「こんにちは一馬殿。これが例の」

 

オレは魔道具を渡された

 

近藤「直すのは我々では少々厄介でしたので、四葉財閥の皆様方とも協力をして直しました」

 

一馬「なるほど」

 

ありすのところと.......手を組んだらマジで世界征服しそう

 

近藤「では私はこの辺で」

 

近藤さんは帰って行った。さて.......

 

一馬「ここで使うのは危険だな........よしみんな、ガレージへ行くぞ」

 

オレ達は家のガレージへ向かった。ここは今は自転車置き場だな。後偶にメンテナンスをしてる

 

一馬「ここなら多少大丈夫だ..........」

 

2人は魔道具を起動した。するとゲートみたいなワームホールが現れた

 

めぐみん「あれ?ゲートみたいなのが現れました」

 

ゆんゆん「前は光ってこっちの世界へ来たのに....」

 

あー確かに光ったなあの時は

 

一馬「そうだったな........またな、めぐみん、ゆんゆん」

 

めぐみん「えぇ」

 

ゆんゆん「カズくん.......んっ」(一馬の頬にキス)

 

ゆんゆんはオレの頬にキスした

 

一馬「っ」///

 

ゆんゆん「またね!」

 

そして2人はゲートへ向かった

 

一馬「行っちまったな.........」

 

みらい「うん......」

 

リコ「そうね.....」

 

ことは「あれー?でも見て、まだ開いてるよ?」

 

クリス「ほんとだぁ〜」

 

クォーツ「もしかしてもしかすると」

 

一馬「あぁ、そのもしかしてだ!」

 

すると向こうから2人が戻って来た

 

一馬「めぐみん!ゆんゆん!」

 

めぐみん「っ!?やっぱりここへ!ということは」

 

ゆんゆん「わたしたちの世界とカズくんの世界が繋がったって事!?」

 

一馬「そうなるな、その直った魔道具のお陰で」

 

ゆんゆん「やったー!いつでもカズくんと会える!」

 

一馬「まぁそれもだが、そっちの世界にも行けるって事だな。オレ達が」

 

みらい「めぐみんちゃんのいる世界......ワクワクもんだ!」

 

って事で、オレらの世界とめぐみん達の世界.......家のガレージ経由だけどな




[新たなSS短編予告(嘘になるかもしれないけど)]

一馬達がこのすば世界に行く!

[SS短編、このすば編]

今、一馬とカズマが出会う


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SS ゆんゆんととある1日

[これは、めぐみんとゆんゆんがまだ元の世界に帰るまで、一馬の家に居候してた時の事である]

 

さて、学校から帰って来たし家でゆっくりとするか〜

 

ゆんゆん「サカタくん!ふ、二人きりで、ど、何処かへお出かけしよう!」

 

ゆっくりしようと思った矢先、ゆんゆんが部屋に入って来て、二人きりで出かけようと誘って来た

 

一馬「え?あぁ、良いけど...まぁ、暇だったしな」

 

ゆんゆん「良いの!?やったー!」

 

嬉しそうだなぁ〜。オレは準備をして、下へ降りた。遅れてゆんゆんも来た

 

一馬「んじゃあ3人とも、オレとゆんゆんちょっと出かけてくるわ。留守番とみらい達によろしく〜」

 

ゆんゆん「行ってきまーす!」

 

クォーツ「いってらっしゃい!」

 

クリス「晩ごはんまでには〜帰って来てね〜?」

 

めぐみん「むむむ....ゆんゆんがサカタカズマと.......」

 

一馬「さてと、どこへ行くか?」

 

ゆんゆん「えっと.....そうだ!しょっぴんぐもーるに行こうよ!」

 

一馬「ショッピングモールか.......分かったぜ」

 

オレとゆんゆんはショッピングモールへと向かった

 

[服屋]

 

ゆんゆん「に、似合うかな?」(白のワンピース)

 

一馬「あ、あぁ......凄い似合ってるよ」

 

一瞬ドキッとしちまったぜ........

 

ゆんゆん「本当!?嬉しい!」

 

そしてゆんゆんの着ていた白のワンピースを買った。まぁ値段は安い方だったぜ。その後は公園でゆったりとした

 

ゆんゆん「そう言えば、ここでサカタくんと初めて会ったんだよね」

 

一馬「あぁ、あの時は驚いちまったぜ......なんせ、急にお前とめぐみんが現れたんだからな」

 

ゆんゆん「わたし、この世界で初めて会った人がサカタくんで良かった.......」(小声)

 

一馬「なんか言ったか?」

 

ゆんゆん「え!?な、何も言ってないよ?あ、喉が渇いたから飲み物が欲しいなぁ〜」

 

絶対何か言ってたなこりゃ

 

一馬「あ、あぁ」

 

オレは自販機へ向かった。えーっと、ゆんゆんは麦茶で良いかな?オレは........緑茶で良いか。麦茶と緑茶をポケットに入れた後、自販機を後にした........そしてアクシデントが起こった、いや起こっていた

 

ゆんゆん「え、えっと......」

 

ナンパ1「よぉよぉ、嬢ちゃん、俺達と一緒に行かないかい?」

 

ナンパ2「楽しもうぜ?俺達とよ」

 

ゆんゆん「あ、あの!待っている人がいるんです!」

 

ナンパ1「そんな奴何か待たずにさ....な?」

 

ナンパ2「でもよ、待っている人が女だったらどうする?」

 

ナンパ1「そいつも一緒に連れてくか」

 

ナンパ2「賛成」

 

ゆんゆん「い、いや......」

 

ゆんゆんがナンパに襲われていた..........よく見たら前にあきこを助けた時に戦った奴らだ。まだナンパしてたのか........今度は本気になるか。それと今度からデートの時は単独行動を控えよう。飲み物も近くの自販機&素早く購入することにしよう

 

一馬「おい!」

 

ナンパ1「何だ?て、テメェは!」

 

ナンパ2「あ!」

 

ゆんゆん「サカタくん!」

 

ナンパ1「あの時はよくもやってくれたなぁ......」

 

一馬「まだこんなことをしていたのか」

 

ナンパ2「黙れ!俺達はお前が許せないんだよ!」

 

一馬「あっそう。で、どうするの?ここから回れ右して帰る?」

 

ナンパ1「調子に乗るなよクソガキがぁ........ぶちのめしてやる!」

 

そう言って先ずは小物1が殴って来た

 

一馬「だりゃ!」

 

オレはすかさずカウンターパンチを腹にお見舞いした

 

ナンパ1「うげぇ!?」

 

一馬「はぁ!」

 

更に股間を蹴り上げた 

 

ナンパ1「はうっ!?」

 

一馬「とりゃ!」

 

トドメに股間を押さえて悶絶してる小物1の腹に目がけて今度は蹴りをお見舞いした

 

ナンパ1「うがぁ!?」

 

小物1は少し吹っ飛んで気絶した。オレは小物2の方へ向く

 

一馬「おい」

 

ナンパ2「ひいっ!?」

 

一馬「今すぐアレを持って帰ってここから失せろ。あぁなりたくないのならな」

 

オレは伸びている奴を指差してそう言った

 

ナンパ2「し、失礼しましたぁぁぁぁ!!!」

 

そう言って小物2は小物1を連れて逃げた

 

一馬「ふぅ.......大丈夫か?ゆんゆん」

 

ゆんゆん「う、うん.......ありがとうサカタくん......」

 

一馬「どういたしまして、おっとそうだ。はいこれ麦茶」

 

オレは麦茶を渡した

 

ゆんゆん「あ、ありがとう......」

 

一馬「さて、飲みながら帰るか。晩飯出来てるだろうし」

 

ゆんゆん「うん!」

 

オレとゆんゆんは家に戻った。そしてクリスが作ってくれた晩飯を5人で食べた。そして、その後のことであった

 

ゆんゆん「サカタくん、お邪魔するね」

 

一馬「ゆんゆん?」

 

部屋で夜風に当たってると、ゆんゆんが部屋に入って来た。今度は何の用だ?

 

ゆんゆん「あのね.....今日のお礼がしたくって.......」

 

一馬「おいおい、お礼なら」

 

ゆんゆん「ううん!ちゃんとしたお礼がしたいの!」

 

一馬「そ、そうか....で、そのお礼とは」

 

するとゆんゆんはオレに顔を近づけた。まさか!

 

ゆんゆん「んっ.......」///

 

一馬「んっ!?」

 

オレはゆんゆんにキスされた........柔らかい.......キスは長く続いた

 

一馬「な、何でオレにキスを....」

 

ゆんゆん「じ、実は......あ、あなたの事が好きになったの!」

 

一馬「何だと.......」

 

おいおいマジでかいな

 

ゆんゆん「実は友達になってくれた時から好きになったんだけど.......今日のことで更に好きになっちゃった!」

 

まさかの友達になった時から好きでした発言.......

 

一馬「そ、そうか.......」

 

ゆんゆん「ねぇ、これからカズくんって呼んでも良いかな?」

 

一馬「あぁ良いぞ」

 

ゆんゆん「やったー!これからよろしくね、カズくん!」

 

一馬「あぁ、こちらこそよろしくな、ゆんゆん」

 

こうしてゆんゆんはオレの恋人になった。オレって女性を引き寄せる何かが宿ってんのか?これからもありそうで怖いんだが、色んな意味で




[一馬に宿ってる女性を引き寄せる何か一覧]

同年代ホイホイ
ナイスバディホイホイ
異星人・異世界人ホイホイ


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SS クリスタルの娘!?その2

SS考えても考えてもラバーズが増える話しか出なーい!


[ある日の夜]

 

一馬「ふわぁ〜やっべ小便したくなって来た。クリスタル〜行ってくるわ」

 

クリスタル『あぁ』

 

オレはトイレへ向かった

 

[一馬がトイレに行ってる間]

 

クリスタル『ムッ!?この反応!?ま、まさか!』

 

クリスタルはクリスとクォーツが現れた時と同様に震えながら輝き出した。そしてクリスタルの中から光が現れ、やがてそれは一人の女の子へと変わった

 

?「やっと外に出れた........」

 

女の子は銀髪のショートヘアに茶色の瞳を宿していた。そして二人より背は少し低いものの、出ているところはしっかりと出ていた

 

クリスタル『ま、まさかお前まで......!』

 

?「一馬はまだトイレから帰って来てないのね......」

 

[一馬に戻る]

 

ふぅ〜スッキリーしたぜっと。もしこれで起きなかったら、大惨事になってなうん。オレは自分の部屋に入った。すると

 

?「あ、一馬お帰り」

 

一馬「............」(ドアを閉める)

 

んーまだ寝ぼけてるのかなー部屋に入ったら可愛い顔をした女の子がいたんだけどなぁー夢だよなーうんうん。よし、もう一度開けよう

 

一馬「..........」

 

?「..........」

 

一馬「..........夢じゃなーい!誰だお前は!」

 

ん?待てよ、見知らぬ少女が不法侵入まさか.........

 

ルチル「わたしはルチル........クリスタルの娘」

 

一馬「ええぇ!?」

 

マジで!?クリスタルの3人目の娘!?

 

クォーツ「気配を感じたから来てみたけど.......ようやくこっちに来たのね!ルチル!」

 

クリス「ルチルちゃんだぁ〜ようこそ〜」

 

ルチル「あ、クリス姉さん.......クォーツ姉さん」

 

一馬「うぉい!?いつのまに!」

 

後ろを向くと二人も起きて部屋に来ていた

 

ルチル「時間はかかったけど......何とかこっちに来れたよ.......」

 

一馬「おい、何で教えてくれなかったんだ、ルチルの事を!」

 

クォーツ「ごめーん!言うの忘れてた!」

 

クリス「あたしも〜うっかり〜えへっ」

 

くそっ、クリスの舌出し可愛いじゃねぇかよ!

 

一馬「んじゃあなんでクリスタルは教えてくれなかったんだ?」

 

クリスタル『口止めされてた』

 

ルチル「知ってたら......サプライズにならない.....」

 

サプライズって.......

 

一馬「てか今何時だと思ってんだ」

 

クォーツ「でも明日休みでしょ?」

 

一馬「これ以上夜更かししたらダメだ。寝坊しちまう。ルチル、お前はどこで寝るんだ?」

 

ルチル「今日は.....一馬と寝る........」

 

う、薄々は勘付いていたがやはり........ま、今更遅いか

 

クリスタル『一馬、その......』

 

一馬「分かってるぜ相棒、任せろ!」

 

クリスタル『すまない.....』

 

ルチル「一馬.......一緒に寝よ?」

 

一馬「あぁ、分かった」

 

オレとルチルはベッドに入った

 

ルチル「それじゃあ.......おやすみ......」

 

するとルチルはオレを抱きしめてキスをした。やっぱり胸の感触が........

 

ルチル「こうしてあなたを......抱きしめることが出来るの.....嬉しい.....」

 

そうか......

 

[翌日]

 

一馬「と言うわけで、クリスタルの娘が1人増えた」

 

ルチル「ルチル.....よろしく......」

 

みらい「よろしくルチルちゃん!」

 

リコ「まさか3人目が来るとはね.......」

 

ことは「びっくりー!」

 

クリス「今後とも〜」

 

クォーツ「わたし達三姉妹を!」

 

ルチル「よろしく.......」

 

そして、今日子さん達にひーっしの説得をして家での居候許可をもらった。さーて今度は何が来るんだ?宇宙人......は既にララやユニ、その他諸々と知り合ってるから.....やっぱ知らない異世界からかな?




ルチル(声:阿澄佳奈)
クリス、クォーツに続くクリスタルの娘。銀髪のショートヘアで目の色は茶色。身長は二人と比べて少し低いが出てるところは出てる。性格は基本物静かであるがキレると怖い。一馬の事はとても大好き。二人と同じで創造の力を宿してる


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SS クリスタル三姉妹、学校へ........

一馬「..........」(走ってる)

 

オレ、坂田一馬(14)今現在校内で........

 

「待てぇ!坂田ァ!」

 

「大罪人坂田一馬を処刑せよ!」

 

「羨ましいぞぉ!!」

 

一馬「しつこい!」

 

男子生徒共(2年生かつクラスメート)に追いかけられてます。何でこんなことになったのか。それは昨日に遡る

 

[昨日]

 

一馬「はぁ!?」

 

みらい「今、学校に行くって言いました!?」

 

クリス「うん〜」

 

クォーツ「学校が羨ましくなってね」

 

ルチル「うんうん」

 

一馬「は、はぁ.......」

 

クォーツ「あ、リコとことはと同じ留学生って事にするわ」

 

一馬「そ、そうか.......でも制服とかは......」

 

ルチル「わたし達はクリスタルの娘。だから........」

 

ルチルは一瞬で制服や鞄等を精製した

 

ルチル「心配しないで........」

 

一馬「そうでした.....」

 

リコ「はーちゃんの魔法も凄いけど........あなた達も凄いわ.......」

 

ことは「わたしの魔法と似てる〜!」

 

ルチル「そうかしら?」

 

[翌日(現在から数時間前)]

 

一馬「よし、行くぞ!」

 

クリス「は〜い」

 

クォーツ「行こう!」

 

ルチル「うん.....」

 

オレ達は家を出発した。3人の制服スゲェ似合ってるんだぜ!まぁ、出てるところは出てるがな.......しかも夏服だからさらに強調されてる。ちなみに登校はいつも通りみらいと恋人繋ぎで登校した。で、学校に着いて一旦クリス達と別れた

 

「おい知ってるかよ」

 

「何だ?」

 

「このクラスにまた留学生だってさ。しかも3人」

 

「マジでか、男?女?」

 

「女だ。しかも3人ともとびっきりの美人だとよ」

 

「うひょー!」

 

もう噂されてるのか。早いなぁ〜そして、高木先生が来た

 

高木「今日は何と、うちのクラスにまたまた留学生が来るぞー。しかも3人だ。入って来て」

 

高木先生に言われると、3人が入って来た

 

クリス「クリスで〜す」

 

クォーツ「クォーツよ!」

 

ルチル「ルチル......」

 

「うひょー!全員美人だ!」

 

「てか、オレ達と同い年なんだよな?おっぱいデカくね?」

 

「みんな可愛い〜」

 

「それに胸も......羨ましい〜」

 

一部の男共は変な目で、女子は憧れの目で3人を見ていた

 

高木「えーっとホームステイしてるところだが、驚くなよ........3人とも坂田の家にホームステイしてる!」

 

「え?坂田くんの家で?」

 

「坂田くんなら......問題ないわね」

 

おい、どう言う事だ

 

一部の男子生徒達「何ィィィィィィ!!!」

 

壮太「おいおい、マジか!?」

 

ゆうと「本当!?一馬!」

 

一馬「あぁ」

 

一部の男子生徒達「!?」

 

オレの発言に一部の奴らがギロリとオレを睨んだ

 

一馬「何だよテメェらオレを睨みやがって.......」

 

「うるせぇ!!!あんな美女達をホームステイさせておいて何だよとは何だ!」

 

「そうだ!このクズがぁ!どうせ家で羨ま.....じゃない!けしからん事をしてるんだろ!!!!」

 

けしからん事って.......クリス達が出てくる前にみらい達にされかけたよ

 

「殺せー!」

 

「血祭りだー!」

 

「処刑だー!」

 

高木「お、おいお前達!?」

 

おいおい、ホームルームどころじゃ無いぞこりゃ。こうなったら!

 

一馬「先生!ちょっと抜けます!」

 

高木「お、おい坂田!」

 

オレは教室を出た

 

「逃すなー!」

 

「捕まえて血祭りだー!」

 

一部の男子生徒達「うぉぉぉぉ!!!!」

 

そして馬鹿共も追いかけて来た。残ってるのは一瞬見た感じ女子と壮太やゆうとに龍一とかが残ってるか。とにかく撒かなければ

 

みらい「一馬くん大丈夫かな......」

 

リコ「今は祈るだけよ.......」

 

ことは「頑張れ一馬!」

 

「はぁ〜何であんな事で怒って追いかけるのかしら?」

 

「坂田くんが羨ましいだけでしょ?」

 

「それもそっかー。あ、ねぇねぇ後であなた達のこと教えて!」

 

クリス「良いよ〜」

 

[現在]

 

くそっ!しつこいなぁ!そろそろ諦めてくれないかなぁ

 

一馬「いい加減諦めろよ!」

 

「いいや諦めない。お前を殺すまではな!」

 

一部の男子生徒達「そーだ!そーだ!」

 

一馬「そうかよ」

 

オレは立ち止まった。もう追いかけっこは終わりだ

 

「ふん、諦めたか」

 

一馬「..........いや、諦めてないさ。もうお前達との追いかけっこはやめにしようと思ってね」

 

「何だと!?」

 

一馬「相手になってやるよ」

 

「この数を相手にする気か?」

 

一馬「あぁそうさ。だから.........来いよ」

 

「野郎共.......行くぞぉ!」

 

全員向かって来た。さてやるか!

 

[放課後 一馬の家]

 

クリス「大変だったねぇ〜」

 

一馬「まぁな」

 

クォーツ「アイツらがあんなにキレるとはね」

 

ルチル「そこは盲点だった......」

 

あの喧嘩の結果だが、オレの勝ちだった。まぁおかげで一部の授業は潰れたけどな。先生方にも色々言われたし。まぁ、みらい達が慰めてくれたのは癒しだったがな。全く、まさかこんな事になるとは。やれやれだぜ




[またまた嘘予告?]

一馬「ここ......どこ?」

?「ねっぷねぷにしてやんよ!」

[乞うご期待........しないでください]


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SS 一馬、異世界へ飛ばされるその1

一馬「よーし、これで三連休分の宿題は終わり!さーて三連休はみらい達とゆっくりと過ごすかな」

 

クリスタル『おい、こことここ、それとここも間違ってるぞ』

 

一馬「マジで!?」

 

いやークリスタルのお陰で見直しチェックが捗るなぁ〜

 

一馬「ふぅ、いつもありがとう、クリスタル」

 

クリスタル『なぁに、お安い御用だ』

 

さて、みらい達が遊びに来てるから、向かわないとな。待たせたらいけないし

 

一馬「ん?」

 

クリスタルを持って下に降りようとしたら、オレはあるものを見た

 

クリスタル『どうした?』

 

一馬「押入れの扉に何かマークが出ている。電源ボタンのマークか?」

 

押入れの扉の一つに電源ボタンのマークみたいなのが出ているのが見えた。あそこは中に何も入ってないはずだが........今のところ服は別の押入れに入れてるし

 

クリスタル『一馬注意しろ、そこから大きな次元の歪みを感じるぞ!』

 

一馬「へ?」(扉に触ってる)

 

クリスタル『アホ!警戒せずに触ってるんだ!』

 

一馬「だってこういうのは触れないとダメじゃん」

 

クリスタル『全く.......ん?扉を見ろ!』

 

扉の方を向くと、光を増していた。そして扉が勝手に開いて

 

一馬「な、なんだ!?」

 

突然オレを吸い込み始めた。くっ!耐えてやる!

 

クリスタル『一馬!』

 

一馬「くっ....どうやらこの吸い込み、オレとお前だけを吸い込んでるようだ」

 

プラモデルとか布団とかが一切微動だにしてない

 

クリスタル『何だと!?』

 

すると、みらい達が入って来た

 

クォーツ「一馬!次元の乱れを感じた........一馬!?」

 

ルチル「父さんも吸い込まれてる!?」

 

みらい「一馬くん!」

 

みらいが手を伸ばして来た

 

一馬「みらい!」

 

オレはみらいの手を掴んだ。が

 

一馬「勢いが強まった?」

 

そして、繋いでいた手が離されてしまった

 

みらい「えっ?」

 

一馬「うわぁぁぁぁ!!!」

 

オレはクリスタルを持ったまま押入れに吸い込まれて、意識を失った

 

[ナレーション]

 

押入れに一馬が吸い込まれると、扉は勝手に閉まった

 

リコ「ちょっと!一馬を出しなさいよ!」

 

みらい「キュアップラパパ!扉よ、開きなさい!」

 

みらいは扉に魔法をかけたが反応しなかった

 

ことは「嘘っ!?開かない!?」

 

みらい「どうしよう......一馬くんがぁ!」

 

クリス「安心して〜みらいちゃん〜リコちゃん〜はーちゃん〜」

 

リコ「どういう事?」

 

クォーツ「わたし達なら、父さんと連絡が出来るから任せてよ!」

 

ことは「そんなことが出来るの!?」

 

ルチル「えぇ、でも今はダメ......」

 

みらい「どうして!?」

 

ルチル「予想だけど、今は意識を失ってる......とか。ま、向こうからの連絡を待つしかないわ」

 

[一馬視点]

 

一馬「.......,うーん、ここは......クリスタル、無事か?」

 

クリスタル『あぁ、大丈夫だ.......それにしてもここは何処だ......』

 

見渡す限り、時間帯は夕方。そしてここは何処かの建物だと思うが.......ん?うぇっ!?

 

一馬「ここ.....バルコニーみたいなところか?」

 

あれは街か?にしては.......未来都市っぽい。そしてこの建物も何処か近未来っぽい.......

 

一馬「明らかに日本じゃねぇな」

 

クリスタル『そのようだな。それに地球でも無い。つまり我々は異世界に来たという事だ』

 

めぐみん達の世界.......じゃねぇな、あっちはガレージから行けるし。つまりここは知らない異世界だな

 

一馬「異世界.....ねぇ......」

 

オレの家の土地はアレか?異世界を引き寄せるパワースポット的な何かが宿ってるのか?

 

クリスタル『ん?誰か来る』

 

すると、二人の女の子と、本の上に乗った妖精?がやって来た。あの二人雰囲気似てる感じ、姉妹か?

 

?「うわぁ!見て見てネプギア!いーすん!異世界の人がいるよ!」

 

ネプギア「い、イストワールさん.......コレって成功ですよね!」

 

いーすん「え、えぇ.......時間差がありましたけど、本当に異世界から人が来るとは........」

 

ネプギアって人が妹なのか.......あいつリコに似てるな。特に声が。

 

?「ねぇねぇキミキミ!」

 

一馬「何だよ......」

 

?「キミの名前教えてー!」

 

テンション高いな

 

一馬「まずはそっちから名乗れよ」

 

いーすん「えっと、一度中でお話ししませんか」

 

一馬「そうしますかえーっといーすんさん?」

 

イストワール「私の名前はイストワールです」

 

あぁ、愛称だったのか。とりあえずオレは建物の中に入った

 

ネプテューヌ「まずはわたしから!わたしはネプテューヌ!ここ、プラネテューヌの国の女神だよ!そしてこの世界の名前はゲイムギョウ界!」

 

ネプギア「わたしはネプギアと言います。プラネテューヌの女神候補生です」

 

ネプテューヌ「それとわたしの妹だよ!」

 

イストワール「先程も申し上げましたが、私はイストワール。プラネテューヌの教祖です」

 

気になるワードがいくつかあるが、この世界の名前がゲイムギョウ界、ここの街の名前がプラネテューヌと言うことが分かった

 

ネプテューヌ「さて、こっちの自己紹介が終わったし、次はキミの番!」

 

一馬「あぁ、オレは坂田一馬。年齢は14歳」

 

ネプテューヌ 「ふんふん。出身地は?」

 

一馬「地球の日本、津成木町だ」

 

ネプギア「えっと地球が世界の名前で、日本が国の名前で良いのですか?」

 

一馬「そう思ってくれて良いぜ」

 

ネプギア「なるほど.......」

 

イストワール「最後に質問が、どうやってここに来ましたか?」

 

一馬「自分の部屋の押入れに吸い込まれてここへ来た」

 

ネプテューヌ「お、押入れ!?」

 

ネプギア「押入れなのですか!?」

 

一馬「あぁ、本当だぜ?」

 

ネプテューヌ「んーそういえば何処かの映画でも、クローゼットに吸い込まれて異世界にってあったしね」

 

何の映画だそれ........

 

一馬「そう言えば、時間差がどうとかって言ってたよな?どう言うことだ?」

 

ネプギア「えっと、実は一馬さんがここに来た原因ってわたしの作った装置が原因かもってことです」

 

一馬「嘘!?お前作ったのか!?」

 

ネプテューヌ「ネプギアは機械いじりと発明が好きなメカフェチなのだ!」

 

マジか、でもすげぇな

 

一馬「で、お前の装置が原因って?」

 

ネプギア「えっと、その装置はこことは異なる異世界の人を呼ぶ装置だったのですが......」

 

一馬「ですが、何だ?」

 

ネプギア「起動して暫くは光ってたんですけど、光は突然と消えてしまって。失敗したと思ってたんですよね」

 

ネプテューヌ「それから1時間ぐらいかな〜バルコニーが光って、向かったらキミがいた!」

 

一馬「なるほど..........,もしかしたらたぶんネプギアの装置から出た波動か何かをオレの家の押入れがキャッチしてオレをここへ.......」

 

イストワール「そう考えても良いかもですね。それで一馬さん。帰るまでこれからどうするんですか?」

 

一馬「そうですねぇ〜」

 

ネプテューヌ「考えてないんだったらここに住む?」

 

一馬「良いのか?」

 

ネプテューヌ「うんうん!女神のわたしが許可する!良いよね!いーすん!」

 

イストワール「仕方ありませんね....,」

 

一馬「んじゃあ.......世話になろうかな」

 

こうして、オレは宿を手に入れた。そういえば気になってる事があったな

 

一馬「なぁネプテューヌ。さっきから女神女神って、この世界の女神ってどんなんなのだ?」

 

ネプテューヌ「女神のこと?女神はね、簡単に言えば国を納める偉い人だね!」

 

一馬「偉い人?お前が?」

 

にわかには信じがたい.......

 

ネプテューヌ「むぅ、その言い方は何かな?ふふん、これを見てもそんな事が言えるのかな?」

 

一馬「へ?」

 

ネプテューヌが突然輝いた。まさか、変身か!?

 

?「変身完了よ。どうかしら?」

 

光が収まると、そこには綺麗な女の人がいた。てか格好よ!目に毒だ.......

 

一馬「あ、え、ね、ネプテューヌ?」///

 

パープルハート「えぇ、ネプテューヌよ。でもこの姿だとパープルハートとも呼ばれるわ」

 

嘘だろ

 

一馬「変わりすぎだろ!体格といい!喋り方といい!声の質といい!全てだ!全て変わりすぎだろ」

 

ネプギア「あはは、お姉ちゃんは変わり過ぎますからね」

 

一馬「んじゃ、ネプギア。お前もか?」

 

ネプギア「はい」

 

そしてネプギアも変身した。おぉ.....格好はやはり目に毒だが、そんなに変化は無いな......

 

パープルシスター「この姿だとパープルシスターとも呼ばれますね」

 

一馬「お、おぉ.......」

 

パープルハート「あら?あなたよく見たら......顔が真っ赤になってるわよ?」

 

一馬「えっ!?」///

 

パープルハート「もしかしてわたしたちに見惚れてるのかしら?」

 

一馬「そ、そんなわけ!」///

 

パープルハート「ふふっ、一馬って意外とかわいいところもあるのね」(顔を近づける)

 

か、顔が近い!........ん?よく見たら目の中に電源ボタンみたいなマークが......

 

パープルシスター「お、お姉ちゃん。その辺に.......」

 

イストワール「ネプテューヌさん、そろそろやめた方が.....」

 

パープルハート「分かったわ、いーすん、ネプギア」

 

そしてネプテューヌは元の姿に戻った。ネプギアも戻った

 

ネプテューヌ「これで分かったでしょ!女神だってことが!ちなみに、他の国にも女神や女神候補生がいるから、いろんな意味で覚悟してね♪」

 

一馬「他にもって......まさか!さっきの格好みたいなのが他にも!?」

 

ネプテューヌ「ふーん?やっぱりあの格好を見て赤くなってたのか〜」

 

イストワール「一馬さん、格好については慣れて下さいとしか言えません......」

 

ネプギア「あははは.....」

 

一馬「とほほほ.......」

 

そしてオレはイストワールさんに部屋へ案内された。そういや明日は友達と他の女神と女神候補生達を紹介するって言ってたな.......覚悟を決めとくか

 

イストワール「では一馬さん、また明日」

 

一馬「おう、おやすみ。イストワールさん」

 

ふぅ.....今日はいろんな事があったな.......あ、みらい達が心配してるはずだ

 

一馬「クリスタル〜何とか向こうと連絡は取れるか〜?」

 

クリスタル『あぁ、クリス達と連絡は出来るぞ』

 

一馬「本当か!やってくれ!」

 

クリスタル『あぁ、それではやるぞ』

 

クリスタルは暫く黙っていた........すると、クリスタルから3人のホログラムが現れた

 

クリス『あ、一馬くん〜』

 

クォーツ『一馬!無事なの!?』

 

一馬「あぁ、オレは無事だ」

 

ルチル『良かった......そっちの状況は?』

 

一馬「こっちは異世界に飛ばされたよ。異世界名はゲイムギョウ界だ。で、オレは今、その世界の国の1つ、プラネテューヌで宿を取ってるぜ』

 

ルチル『なるほど......』

 

一馬「みらい達には心配するなって伝えてくれ」

 

クリス『いつこっちに〜帰ってくるの〜』

 

一馬「出来れば明日っと言いたいところだが、少しは満喫したい.....まぁ月曜日までには戻るように頑張るよ」

 

クォーツ『それじゃあニチアサは録画ね』

 

一馬「そうしてくれ......んじゃ、おやすみ」

 

クリス『おやすみ〜』

 

クォーツ『おやすみ!』

 

クリス『おやすみ........』

 

ホログラムは消えた

 

一馬「それじゃあクリスタル。おやすみ」

 

クリスタル『あぁ、おやすみ』

 

オレはベッドで横になった。ん〜よく眠れそうだ.......




ここでのゲイムギョウ界は、[超次元ゲイムネプテューヌ THE ANIMATION サイヤ人の体質になった地球人が転生した]のゲイムギョウ界とは全く関係ない世界線のゲイムギョウ界です


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SS 一馬、異世界に飛ばされるその2

一万文字超えちゃった.......


[翌日]

 

ん〜少し寝過ぎたかな.....ここのベッドが気持ち良過ぎてまだ寝たい気分だ......,

 

一馬「まだ寝るか〜」

 

ネプギア「まだ寝るのですか!?」

 

振り向くと、ネプギアがいた

 

一馬「へ?あ、おう、ネプギア。おはよう......てか、いつからそこに.....」

 

ネプギア「えっと、さっき入って来たばかりなのですが........」

 

一馬「あ、そう。で、オレに何か?」

 

ネプギア「あ、そうでした!お姉ちゃんが、一馬さんを呼んでましたよ。皆さんも一緒です」

 

一馬「皆さんって、昨日言ってた友達や他の女神達の事か?」

 

ネプギア「はい」

 

一馬「分かった、寝癖直してから行くわ。おっとそれとネプギア」

 

ネプギア「何でしょうか?」

 

一馬「敬語じゃ無くて良いぜ」

 

ネプギア「良いんですか!?」

 

一馬「あぁ。それと呼び方も好きなようにして良いぜ」

 

ネプギア「じ、じゃあ一馬くん.......」

 

一馬「何だ?」

 

リコと声が似てる奴にくん付けされるのは.....アリだな

 

ネプギア「部屋の外で待ってるね」

 

一馬「りょーかい」

 

ネプギアは部屋を後にした。オレは寝癖をクシで直した。クシはどこから出て来たって?クリスタルに出してもらったんだよ。そしてオレは部屋を後にした

 

一馬「待たせたな」

 

ネプギア「それじゃあこっちだよ」

 

オレはネプギアの後について行った

 

ネプギア「お姉ちゃん、連れて来たよ」

 

ネプテューヌ「お、ようやく起きたね一馬!」

 

いろんな人がいるなぁ〜.......え?気のせいか?あのツインテールの黒髪の子と、茶髪の物静かそうな子と、気品があるナイスバディのお姉さん......服装が異なるけど、同じ人がいるような......いや、気のせいじゃねぇ!

 

一馬「なぁネプテューヌ、あの3人と同じ顔をした人がいるように見えるんだが......」

 

ネプテューヌ「あぁ、それは後で分かるから」

 

?「ネプテューヌ?その子が.....」

 

ネプテューヌ「あ、ノワール、そうだよこの男の子が地球っていう異世界からやって来た」

 

一馬「さ、坂田一馬っす」

 

この子、声といい髪型といい、どことなくクォーツに似てるな.....髪色や体格は違うけど

 

ノワール「わたしはノワール。ラステイションの女神よ。よろしく」

 

ブラン「わたしはブラン。ルウィーの女神よ.....」

 

ブランはルチルに似てるな........こっちも髪色や体格は違うが

 

ベール「わたくしはベール。リーンボックスの女神ですわ。よろしく一馬くん」

 

声があきこに似てる〜.....違うのは身長と髪型と髪色ぐらいかな

 

一馬「ど、どうも」

 

ノワール達も女神なのか......それからオレはいろんな人と挨拶をした。ユニ、ロム、ラム、この3人はネプギアと同じ女神候補生で、ユニがノワール、ロムとラムがブランの妹だった。オレはこの時、ベールさんは?って聞いたのだが、どうやらベールさんに妹は存在せず飢えてるとのこと.......で、その次に、プルルート、ピーシェ、そしてノワール達と同じ顔した3人......この3人は何と名前も同じだった。なぜかっていうと、別次元のゲイムギョウ界の女神だからとか。ややこしいなぁ.....おっとそうだった。プルルートとピーシェだが、プルルートはクリスみたいな性格と雰囲気、声をしてた。まぁ、こちらも髪型髪色体格が違うけどな。で、ピーシェは元気な子供だよ。しかも女神だとさ。何でもある事件のせいで女神になったんだとか。次に別次元のイストワールさん。こっちのイストワールさんよりも小さく服装も変わっていた。それに喋る時に顔文字が浮かんでるのが見えた。ちなみに別次元の同一人物にはゼノって付けて呼ぶことにした。最後にアイエフさんとコンパさん、この二人はネプテューヌの友達でアイエフさんは諜報員、コンパさんは病院のナースとして働いてるだとか.......凄いな

 

アイエフ「そう言えばアンタここには何日いるつもりなの?」

 

一馬「そうですねぇ.......今日入れて3日ですね」

 

ユニ「え?学校はどうするのよ!」

 

一馬「向こうじゃ今日から三連休なんだよな」

 

ユニ「あ....そうだったの」

 

ネプギア「ごめんね、わたしの作った装置で折角の三連休が台無しになってしまって」

 

一馬「いや、良いよ。もう過ぎた事だし、それにせっかくの異世界なんだ何か思い出を作らなきゃな......オラワクワクすっぞ」

 

ネプテューヌ「おぉ〜それじゃあこの3日間、忘れられない思い出にしてあげる!」

 

一馬「あははは.....そりゃ楽しみだな」

 

ネプテューヌ「それじゃあまずは.......ここ、プラネテューヌを案内だー!」

 

イストワール「ネプテューヌさんには仕事があります!」

 

ネプテューヌ「ねぷぅ!?いいじゃんいーすん今日くらい〜」

 

イストワール「ダメです!」

 

ネプテューヌ「は〜い」

 

あいつ.......女神なんだよな?

 

一馬「あの、ネプテューヌっていつもあんな感じなのですか?」

 

イストワール「えぇ、ほとんどの場合仕事はせずいつもゲームばかり........はぁ」

 

一馬「大変なんだな」

 

イストワール「はい、とても......」

 

ノワール「さてと、わたし達は国に帰るわ。一馬、もしラステイションに来るなら歓迎するわよ」

 

ノワール:ゼノ「わたしの方のラステイションも歓迎するわ」

 

ブラン「ルウィーもよ」

 

ブラン:ゼノ「こっちのルウィーにも来るなら歓迎するわ」

 

ベール「リーンボックスに来たらぜひ大歓迎しますわ!」

 

ベール:ゼノ「こちらのリーンボックスにもよければ来てくださいな」

 

プルルート「あたしのほうの〜プラネテューヌも〜大歓迎するよ〜」

 

あらら、どっちの世界でも国の名前は同じなんだな。とりあえず国の名前は分かったぜ。そして、こっちの次元の女神達は変身した.....ブッ!?

 

一馬「ブッ!?」(鼻血)

 

オレは慌てて口と鼻をを手で覆った

 

ブラックハート「えっ!?どうしたの急に!?」

 

ネプテューヌ「んー?あー!一馬鼻血が出てるー!」

 

ホワイトハート「鼻血だと?それってまさか.....」

 

殆どの人がベールさんを見た........露出が高い、際どい

 

ホワイトシスター(ロム)「一馬くん?」

 

ホワイトシスター(ラム)「しっかりしてよ一馬!」

 

一馬「お、お前ら......」

 

ロムとラム、そしてブランの格好も色んな意味でアレだ.....てか血が口に

 

ネプテューヌ「一馬はわたしとネプギアの変身を見ても顔を赤くしたからねー鼻血って事は.....誰を見て鼻血を出したのかなぁ?」(ニヤニヤ)

 

こいつ........

 

ネプテューヌ「一馬はーベールの変身を見て鼻血を出したんだよねー」

 

オレは首を横に振った

 

ネプテューヌ「ふーん?」

 

ブラックハート「強がらないで素直になった方が良いわよ?」

 

ぐっ.....仕方ない......オレは首を縦に振った

 

ブラックハート「素直でよろしい」

 

グリーンハート「あらあら、意外とかわいいところがあるんですね」

 

ホワイトハート「このむっつりスケベが......と言いたいが、確かに刺激はあるかもな........」

 

グリーンハート「はらほらもっとわたくしを見てくださいな」

 

ベールさんが寄ってきた

 

一馬「いいっ!?」///

 

あ、止まりかけていた鼻血が.....

 

ブラックハート「はーいそこまでよベールこれ以上一馬をからかわないの」

 

ノワールがベールさんを止めてくれた。ふぅ助かった

 

グリーンハート「もぅ、これからが良いところでしたのに」

 

それ以上されたら........,オレの身が持たない、本当に

 

グリーンハート「一馬くん、もしリーンボックスに来たら.......ふふっ、これは言えませんわ。ではわたくしはお先に、ごきげんよう」

 

そう言ってベールさんは羽?を展開して飛んでいった......女神って飛べたのか......

 

ベール:ゼノ「わたくしもあっちのわたくしと同じように。来たら......うふふふ」

 

.........リーンボックスには行かないようにしよう、本当に身が持たなくなる

 

ブラックハート「それじゃあわたしも......ユニ、帰るわよ」

 

ブラックシスター「うん、じゃあね一馬。いつでもラステイションに来てね」

 

一馬「お、おう」

 

ノワール、ユニも飛んでいった

 

ホワイトハート「帰るぞロム、ラム」

 

ホワイトシスター(ラム)「うん!バイバイ一馬!」

 

ホワイトシスター(ロム)「遊びに来るの........待ってるよ、ワクワク」

 

一馬「あぁ」

 

そしてブラン、ロム、ラムも飛んでいった

 

プルルート「あたしたちも〜帰るね〜」

 

ピーシェ「バイバイおにいちゃん!」

 

ノワール:ゼノ「じゃあね」

 

ブラン:ゼノ「それじゃあ」

 

ベール:ゼノ「ごきげんようですわ」

 

イストワール:ゼノ「それではまた(^-^)/」

 

プルルート達も向こうへ帰って行った

 

一馬「さて、まずは洗面台に行ってその後でここを掃除しないとな

 

下を見ると、床に鼻血があった

 

ネプギア 「掃除はわたし達がするから、一馬くんはしっかり洗って来てね」

 

一馬「そうか?なら頼むぜ」

 

オレは急いで洗面所へ向かった。そこで綺麗に鼻血を落とした。あーひでぇ目にあった。でも昨日イストワールさんは慣れてくださいとしか言えませんって言ってたし........何度も思うけど、オレの身が持つかな〜その後、オレはプラネテューヌの街をネプギアに案内してもらった。ちなみにメンバーはネプギア、アイエフさん、コンパさんだ。街の雰囲気は、やっぱ、未来都市って感じがしたな〜飯も美味かったし。そういや武器屋とかある時点でん?と思って、ネプギアに聞いたのだが、どうやらゲイムギョウ界にはモンスターがいるらしいぜ。そこは異世界らしいなっと思ったのだった。その夜、クリス達に今日の事を報告したら、クォーツが鼻血の件で笑っていた。人のことだと思って笑いやがって..........さてと、明日は何処へ行こうか.....

 

[翌日]

 

考えた結果、他の国に行こうってことになった。ちなみに、ネプギアが一緒に来ることになった。ネプテューヌか?あぁ、イストワールさんに説教されてたよ

 

ネプギア「ねぇ、何処に行くか決めた?」

 

一馬「あぁ、ラステイションって国で良いかな?」

 

ネプギア「ラステイションだね。それじゃあ」

 

ネプギアは変身して、オレをお姫様抱っこした。まさか男のオレがお姫様抱っこされる側になるとは......貴重な体験だなこりゃ

 

パープルシスター「それじゃあ、落とさないように飛ぶから。行ってきますお姉ちゃん、イストワールさん、アイエフさん、コンパさん」

 

一馬「行ってくるぜ」

 

イストワール「いってらっしゃい一馬さん、ネプギアさん」

 

アイエフ「気をつけるのよ」

 

コンパ「いってらっしゃいですー!」

 

ネプテューヌ「まってぇ!わたしもー!」

 

イストワール「ネプテューヌさん!仕事!」

 

ネプテューヌ「は〜い」

 

ネプギアはオレをお姫様抱っこしたまま飛んだ。おぉ......こりゃ普通の人からしたらタマヒュン物だな。

 

パープルシスター「一馬くん、怖くない?」

 

一馬「あぁ、ちっとも怖くないぜ」

 

パープルシスター「でも怖かったら言ってね?」

 

一馬「わ、分かった.....」

 

そんな会話をしてる内にラステイションの教会らしき建物のバルコニーに着いた。なるほどここから見た感じ、街並みはスチームパンクって言葉が似合う街並みだなぁ〜

 

ノワール「あら、いらっしゃいネプギア。そして、ラステイションにようこそ一馬」

 

ユニ「いらっしゃい、ネプギア、一馬」

 

一馬「オッス、ノワール、ユニ」

 

ネプギア「お邪魔しています、ノワールさん。ユニちゃん」

 

一馬「ノワール.......ラステイションの案内できるかな?」

 

ノワール「案内したい所だけど今は仕事があるから無理ね。ユニ、任せても良いかしら?」

 

ユニ「任せて、お姉ちゃん!」

 

一馬「よろしく頼むぜ、ユニ」

 

そしてオレはユニにラステイションを案内してもらった。あぁ、ネプギアも一緒だぜ。ラステイションはいろんな工場がたくさんあった。そういや街のはずれに廃工場がいくつか見えたな、その時ユニが言ってたな、前に盗撮犯が廃工場をアジトにしてノワールを盗撮してたとか、全くとんでもない輩がいたもんだぜ。その時、ユニはノワールのコスプレ趣味を知ったんだとよ。まさかノワールにそんな趣味があったとは.......いつか見てみたい物だ。可愛いんだろうなぁ〜後は二人の要望でジャンクショップにも行ったな。どれも地球じゃ見たことないパーツでいっぱいだったぜ。それにしてもネプギアとユニのトークにはマニアック過ぎてついていけなかったぞ。こうしてラステイション巡りは終わった

 

一馬「案内してくれてありがとうな、ユニ」

 

ユニ「え、えぇ....これくらいお安い御用よ.....」

 

ノワール「あら、もう帰って来たの?どうだったかしらこの国は」

 

一馬「プラネテューヌとは違って、工場が沢山あるなーって」

 

ノワール「ふーん、あなたはそう思ったのね」

 

その後ノワールと軽ーく話した。コスプレのことを言ったら、顔を真っ赤にしてたぜ

 

ノワール「ふぅ......さて、次はどこの国に行くつもりなの?」

 

一馬「確かルウィーとリーンボックスだったか......」

 

ルウィーは雪国で、逆にリーンボックスはあったかいってネプギアが言ってたなぁ.....リーンボックスはベールさんに見つかれば........いや、覚悟を決めよう。だが、リーンボックスは最後にしよう

 

一馬「ルウィーに行くぜ」

 

ノワール「ブランの国ね。ルウィーは寒いから気をつけるのよ」

 

一馬「あぁ。それじゃあネプギア。またな、ノワール、ユニ」

 

ネプギアはうなづいて変身した

 

パープルシスター「それじゃあ、ノワールさん、ユニちゃん」

 

そしてオレをお姫様抱っこして飛んだ

 

ユニ「また来なさいよ!」

 

どうだろう、明日は帰る時だからな.........しばらくすると寒くなって来た

 

一馬「寒くなって来たな」

 

パープルシスター「うん、ルウィーが近くなって来たからね。一馬くん寒くないの?」

 

一馬「まぁな、こう見えて寒いのには強いんだ」

 

まぁ、ひゃっこい島で猛吹雪の中何時間も座禅したり、嵐の中を走ったりしたからな。あの頃はハリセンが痛かったなぁ〜そういやあの時の戦いでクリスタルと会ったんだっけか。そしてオレは戦う力を手に入れた......懐かしい

 

一馬「お前こそ、その格好で寒くないのか?」

 

パープルシスター「うん、平気だよ。あ、そろそろルウィーの教会へ着くよ」

 

そしてルウィーの教会へ着いた。なるほど、これがルウィーか。プラネテューヌ、ラステイションとは違って、レンガの街並みが見えるな。教会もまさに教会!って見た目だし

 

一馬「さてと、誰か......」

 

「あー!」

 

一馬「ん?」

 

振り向くと、ロムとラムがいた

 

ラム「いらっしゃい!一馬!」

 

ロム「来てくれて嬉しい.....」

 

ネプギア「こんにちは、ロムちゃん、ラムちゃん」

 

一馬「おっす、ロム、ラム」

 

ラム「ねぇねぇ!せっかく来たんだし遊びに行こうよ!」

 

ロム「お姉ちゃんが遊園地のチケットを4枚くれたの」

 

ネプギア「スーパーニテールランドのチケットだ!」

 

スーパーニテールランド?それが遊園地の名前か、ニテールって何かに似てるのか?

 

一馬「遊園地か〜街をひと通り見たら、そこに行くか!でーブランは?」

 

ロム「お姉ちゃんは......」

 

ラム「ずーっと部屋でこもりっぱなし!多分文字の多い本を書いてると思う!」

 

一馬「文字の多い本?」

 

ネプギア「小説のことだよ」

 

一馬「小説?ブランって小説を書いてるのか?」

 

ネプギア「うん」

 

一馬「へぇ〜。なぁ、二人とも、ルウィーを案内してくれないかな?」

 

ロム「うん、任せて」

 

ラム「ラムちゃんとロムちゃんにまっかせなさーい!」

 

一馬「ははっそりゃ頼もしいな」

 

そしてオレとネプギアはロムとラムと一緒にルウィーの街、そして遊園地に向かった。街だと馬車とか通ってたぜ。後料理も暖かくて美味かったなぁ〜それから遊園地だったが、オレの視点から見れば、その遊園地はマ◯オっぽい雰囲気の遊園地だった。どう言う技術を使ってるのか、コインやブロックが浮いてるし、キノコや土管もある。確かに地球人のオレからしたら似てるなこりゃ

 

ネプギア「そう言えば前にこの遊園地で、二人は誘拐されたんだよね......」

 

一馬「なっ!?誘拐された事があったのか!?」

 

ロム「うん.....わたしとラムちゃん.....誘拐されたの」

 

ラム「ベロベロして気持ち悪かった.......」

 

一馬「ベロベロ?」

 

ネプギア「うん、長く伸びる舌が特徴の大きなモンスターだったの」

 

一馬「モンスターか.......」

 

カメレオンかそいつは.......

 

ロム「でも、ベールさんとお姉ちゃんが助けてくれたの」

 

ベールさんとブランが.......

 

一馬「そうか.....」

 

それからオレ達は遊園地を満喫したいやぁ〜久々だったが楽しめたぜ〜街でもそうだったが、おっさん共の視線が......敵意は感じても、無意味な喧嘩は嫌なんだよなー本当に。しつこいと流石にぶちのめすけどな前の男子共みたいに

 

一馬「ん〜中々楽しめたぜ」

 

ラム「うぇーい!楽しかったー!」

 

ロム「うん.....でも、一馬くんとネプギアちゃんがいたお陰でもっと楽しめた」

 

ネプギア「わたしも楽しかったよ!」

 

一馬「あぁ.......でも、もしあのチケットが5枚だったら、ユニも一緒に.........まぁ、あいつ用の土産物も買ったし」

 

ブラン「あら....一馬、来てたのね」

 

ネプギア「あ、ブランさん」

 

ラム「お姉ちゃん!」

 

ロム「ただいま、お姉ちゃん」

 

一馬「よぉブラン。まぁ、ちょっとしたらリーンボックスに向かおうと思ってるけどな。まぁ途中でラステイションに寄るけど」

 

ブラン「そう.....遊園地楽しかった?」

 

一馬「あぁ、良い思い出になったぜ、ありがとな。チケットをくれて」

 

ブラン「あれはロムとラムに渡した物だけど.......」

 

一馬「でも、オレのために渡したんだろ?」

 

ブラン「........まぁね。良い思い出になったのなら良かったわ。さて、リーンボックスって言ったわよね。ベールから何をされるか分からないけど、その覚悟はある?」

 

一馬「あぁ、覚悟はできてるぜ」

 

ブラン「そう.....」

 

一馬「じゃあな、ブラン、ロム、ラム」

 

ブラン「えぇ」

 

ラム「うん!バイバイ!」

 

ロム「またね」

 

ネプギア「ブランさん、ロムちゃん、ラムちゃん。それでは」

 

いつも通り変身したネプギアにお姫様抱っこされ、飛んだ。そしてラステイションに寄って、ユニに土産を渡した。ユニは遊園地に行ったことに羨ましがっていたが、土産を渡したら喜んでくれたぜ。そして今度こそリーンボックスへ向かった

 

パープルシスター「ユニちゃん、喜んでくれて良かったね」

 

一馬「あぁ。さて、リーンボックス......ってなんか暖かくて気持ちいいな.....」

 

パープルシスター「リーンボックスって一年中過ごしやすい気候なんだよ」

 

一馬「だからか」

 

パープルシスター「あ、教会が見えて来たよ」

 

あれがリーンボックスの教会か......すっげぇでっけぇ屋敷に見えるな......そしてテラスに着地した

 

一馬「さて、ベールさんは」

 

ベール「一馬くーん!」

 

一馬「うぉ!?」

 

オレはいきなり現れたベールさんに抱きしめられた。うぉぉぉ胸がぁぁぁ!

 

ベール「ようこそ!リーンボックスへ!ようやく来てくれましたわね!」

 

一馬「むぐぐぐ!?」

 

うぅ、こうやって抱きしめられるの、実はまだ慣れてねぇんだよなぁ......しかもお姉さん系だから尚更

 

ベール「わたくし、一馬くんが来るのをずーっと待ってたんですのよ!」

 

やばい喋りたくても喋れない。後息が......

 

ネプギア「あ、あの、ベールさん。そこまでにした方が........一馬くん苦しんでますよ?」

 

ベール「あら?まぁ、わたくしとしたことが」

 

ベールさんは抱きしめるのをやめた。ふぅ助かった

 

一馬「すーはー、すーはー........ふぅ」

 

ベール「だ、大丈夫ですか?」

 

一馬「えぇ何とか.......凄くオレに会いたかったんですね」

 

ベール「えぇ、それは勿論!だって、あんな可愛い反応を見せられたら......」

 

あー昨日の。あんな格好見たらあぁなるよ

 

ネプギア「あははは......」

 

一馬「あー........あの、リーンボックスの案内お願いします」

 

ベール「良いですわよ。丁度お暇でしたので。さぁネプギアちゃん!一緒に一馬くんを案内しますわよ!」

 

ネプギア「はい!」

 

最後にして.....良かったかもな。そして、オレは二人と、リーンボックスの街を歩いた。この街は、プラネテューヌと似て、でもちょっと違う近未来感があったな〜。それとこの気候なのか、ラフな服装の人が多いって印象だった。一年中こんな気候だったら、過ごしやすそうだな〜

 

ベール「一馬くんリーンボックスはどうでしたか?」

 

一馬「中々良い街だな〜とプラネテューヌとはまた違った近未来感があるなーって......まぁ感想としてはこれくらいです」

 

ベール「そうですか.......あ、もし良ければ今夜ここに泊まりませんか?」

 

一馬「へ?」

 

ネプギア「ベールさん!?」

 

ベール「歓迎しますわよ。一緒にご飯を食べて、一緒にお風呂に入って、夜食ありで徹夜でゲームを楽しみましょう!」

 

ちょっとまてー!一緒に風呂に入る!?マジで死ぬぞ

 

一馬「え、遠慮しときます......」

 

ベール「そうですの.....」

 

てかこの人、夜食ありで徹夜でゲームを楽しみましょうって言ってなかった?後でネプギアに聞いてみっか

 

一馬「さて、ネプギア、そろそろ帰るか」

 

ネプギア「うん」

 

ネプギアは変身した

 

ベール「おまちになって」

 

一馬「ん?」

 

振り向くと、ベールさんが優しく抱きしめてくれた。来た時は苦しかったが、良い匂いだ........

 

ベール「またいつでもリーンボックスに来てくださいな」

 

一馬「..........明日には地球へ帰ります。もしかしたら........それでも良いんですか?」

 

ベール「えぇ.....あなたはわたくしの弟みたいな存在ですから」

 

一馬「え、それは初耳でした」

 

ベール「あら?言ってませんでした?」

 

パープルシスター「言ってませんでした!」

 

ベール「あらあら、わたくしとしたことが」

 

にしても弟......か、ってだからか、来た時に抱きしめたりしたのは、それに泊まるって言ったのも.....

 

一馬「それじゃあベールさん.......さようなら」

 

パープルシスター「さようなら」

 

ベール「えぇ、ごきげんよう、一馬くん、ネプギアちゃん」

 

そして、プラネテューヌへ戻った。その道中でネプギアにベールさんの趣味を聞いたのだが、なんでも趣味はネットゲームで、それも廃人レベルだとか。あんなに気品溢れてるのに、まさかそんな一面が.......ギャップありすぎだろ

 

一馬「ただいまー」

 

ネプギア「ただいま、お姉ちゃん、イストワールさん、アイエフさん、コンパさん」

 

ネプテューヌ「おかえり〜」

 

あーあー、疲れてるなぁ、ま、お疲れさん

 

イストワール「お帰りなさい」

 

アイエフ「お帰り」

 

コンパ「おかえりです〜」

 

ネプテューヌ「どうだった〜?たのしめた〜?」

 

一馬「あぁ、楽しかったぜ!」

 

ネプテューヌ「それは良かった〜」

 

イストワール「そういえば、明日......帰るんですよね」

 

一馬「あぁ.......本当はもっと居たいが......わりぃな、ネプギア」

 

ネプギア「うぅん、一馬くんにはいるべき世界があるから、当然だよ」

 

ネプテューヌ「でもさでもさ、もしかしたらもしかするけど、ずーっと繋がるかもしれないよ!」

 

一馬「そうか......もしかしたら.......な」

 

その後、向こうから来たプルルートとピーシェと一緒に晩飯を食べた。後は寝るまでピーシェと遊んだ。この子、小さいのに格闘能力が高く、結構強かったぜ。そして翌日、別れの日が訪れた

 

[翌日]

 

今日はこのゲイムギョウ界とおさらばする日だ

 

クリスタル『いよいよだな』

 

一馬「あぁ、短い間だったが......良い思い出になったぜ。さて行くか」

 

オレはバルコニーへ向かった。向かうと全員集合していた

 

ネプテューヌ「一馬.....おはよう」

 

一馬「おはよう」

 

ノワール「帰るのね....」

 

一馬「あぁ」

 

ブラン「短い間だったけど、あなたの事、忘れないわ」

 

ベール「離れていても、あなたはわたくしの弟みたいな存在......いえ義理の弟ですわ!」

 

一馬「あはは....」

 

ネプギア「わたし達の事を忘れないで!」

 

一馬「忘れるものかよ」

 

ユニ「あの........絶対にまた来なさい!」

 

一馬「あぁ!」

 

ラム「一馬バイバイなの!?」

 

ロム「いや、お別れ嫌だ......」

 

ピーシェ「いやだいやだ!ぴぃおにいちゃんとバイバイしたくない!」

 

オレは何も言わずに、3人の頭を撫でる

 

一馬「心配するな、永遠にバイバイじゃない。また会えるさ......」

 

ラム「本当!?」

 

ロム「本当?」

 

ピーシェ「ほんとう?」

 

一馬「あぁ!」

 

ピーシェ「じゃあまたきてね!ぜったい!」

 

ラム「わたしもロムちゃんと一緒にまってるから!」

 

ロム「うん!」

 

一馬「絶対にまた来るからな」

 

プルルート「一馬く〜ん」

 

プルルートがぬいぐるみを持って来た。このぬいぐるみまさか

 

一馬「これ、オレか?」

 

プルルート「うん〜似てるかな〜?」

 

すげぇな、デフォルメされてるが、特徴をよく捉えてる......

 

一馬「あぁスゲェ似てるぜ」

 

プルルート「えへへ〜ありがとう〜おうちで大事にしてね〜」

 

一馬「無論大切にするぜ!」

 

それからアイエフさん、コンパさん、イストワールさん、そしてプルルートの次元のノワール達にも挨拶をした。さて

 

ネプギア「それじゃあ、ゲートを開くね」

 

ネプギアが装置を操作して、ゲートを開けた

 

一馬「じゃあ、みんな.........またな」

 

オレはゲートの中へ進んだ、そして......

 

[一馬の部屋]

 

この部屋.......間違いないオレの部屋だ。帰って来たんだ!

 

一馬「帰って来たー!」

 

さて、下へ降りるか。オレはぬいぐるみを机に置いて下へ向かった

 

一馬「よっ!」

 

下に降りると、みらい達、それとクリス達とあきこもいた

 

みらい「かず.....ま......くん?」

 

クリス「本当に〜帰って来た〜」

 

あきこ「一馬さま!おかえりなさいませ!」

 

みらい「おかえりぃ!」

 

オレはみらい、ことは、クォーツ、ルチル、あきこに押し倒された

 

一馬「ははっ、ただいま」

 

みらい「ん?ちょっと一馬くん、臭うよ!」

 

一馬「あ、そういや風呂入ってねぇんだった。入ってくる!」

 

オレは急いで風呂に入った

 

クリスタル『やれやれ』

 

[その頃]

 

ネプテューヌ「行っちゃったね〜」

 

ネプギア「あれ?おかしい」

 

ユニ「どうかしたの?ネプギア」

 

ネプギア「本来ならこのゲートは時間経過で閉じるはずなんだけど......閉じてないの」

 

ネプテューヌ「......これはもしかして......みんなー!もしかしたら一馬の世界に行けるかも!」

 

[一馬の家:風呂]

 

一馬「あ〜極楽〜」

 

風呂はやっぱ気持ちえぇ〜

 

一馬「サッパリー」

 

.......あ、着替え忘れた。まぁ、自分の部屋までタオル巻いて行くか。みらい達はリビングで話してるし

 

クリスタル『慌てて風呂に入るからだ。バカが』

 

一馬「悪りぃな」

 

オレは自室の前へ向かい、ドアを開けた。すると衝撃の光景が

 

ネプテューヌ「あー!一馬!」

 

一馬「なっ!?」

 

何とオレの部屋にネプテューヌ達がいた。広い方だと思ってた部屋が狭くなってる.......てか何で!?

 

ネプギア「きゃ!?裸!?」

 

ユニ「何で裸なのよ!」

 

ブラン「ロム今は見てはダメよ」(ロムに目隠し)

 

ロム「見えない...」

 

ノワール「ラムも見なくて良いのよ」(ラムに目隠し)

 

ラム「見えないー!一馬の声は聞こえるのにー!」

 

ピーシェ「ぷるるとーまっくらだよ?」

 

プルルート「ピーシェちゃんには〜まだ早いよかな〜」(ピーシェに目隠し)

 

ベール「あらまぁ、お風呂上がりでしたの?」

 

アイエフ「何てタイミングで来てしまったのかしら......」

 

コンパ「裸なのです!」

 

一馬「アンタらこそ!なんでここに......いやその前に服を!最低でもパンツとシャツを!」

 

オレは急いでタンスからパンツとシャツを取って部屋を出て通路で着替えた

 

一馬「着替えたぞ......,何でここへ」

 

ネプテューヌ「えーっと、ゲートを通ってここへ来た!」

 

一馬「ゲート?まさか」

 

オレは例の押入れの扉を見た。うわ!まだあのマークがある!

 

一馬「マジでか........」

 

ネプギア「どうやら、一馬くんの家とゲイムギョウ界がこの押入れを通じて繋がったみたい......」

 

一馬「うそーん」

 

薄々勘づいていたが、本当につながってしまうとは

 

ピーシェ「ねぇねぇねぷてぬ!これからもおにいちゃんといっしょにあそべる?」

 

ネプテューヌ「そうだよピー子!これからも一緒に遊べるよ!」

 

ピーシェ「わーい!ぴぃうれしい!」

 

ベール「これからも会えますわね!」

 

一馬「あ、あぁ.....でもオレの押入れか........」

 

ネプテューヌ「ふふーんこれは私生活が丸見えになりますなぁ」

 

そうなるよなぁ〜ま、見ても減るもんじゃねぇか

 

ベール「もしかしたらこっちへ遊びに来たら、たまたま一馬くんがあーんなことを....」

 

何だ、あーんなことって。すると

 

みらい「一馬くんー何してるの?」

 

みらいが扉を開けて来た。あ、やべ、みんな集合してる

 

みらい「ど、どどど....どちら様ですかぁぁぁ!?」

 

そして、交流会が始まった。みらいはゲイムギョウ界にわくわくもんだぁ!ってしてたな、ことはと一緒に。他は、声が似たもの同士なのか、ネプギアとリコ、プルルートとクリス、ノワールとクォーツ、ブランとルチル、そしてベールさんとあきこは仲良くなった。まぁ、ブランは最初ルチルを見た時に

 

ブラン「何だその胸は!わたしと似た声してるのに胸がデケェ!」

 

って言ってたなぁ

 

そういやネプテューヌが

 

ネプテューヌ「おぉー!まさか声優さんが同じキャラがこんなにもいたとは!」

 

とか訳の分からん事を言ってたなぁ

 

ネプギア「一馬くん」

 

一馬「何?」

 

ネプギア「これからもよろしくね!」

 

一馬「あぁ!」

 

こうして、オレの部屋の押入れはゲイムギョウ界という異世界と繋がった。どんどん賑やかになってくなぁ〜オレの家は



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SS ショート劇場

[レディの前で]

 

みらい「ねぇねぇこれからみんなで何処かへ行こうよ!」

 

リコ「良いわね」

 

ことは「はー!みんなでおでかけだぁ!」

 

クリス「賛成〜」

 

クォーツ「楽しみだなぁ〜」

 

ルチル「一馬も行くでしょ?」

 

一馬「あ」

 

[ブッ!]

 

オレが声を出そうとした瞬間オレは屁をこいてしまった。やべ

 

一馬「やべ、屁こいちまった」

 

リコ「一馬ぁ.......」

 

やべ、リコがキレてる

 

一馬「悪気は無かったんだよ!」

 

リコ「レディの前でそんな事をしないでよ!」

 

オレはリコにビンタされた

 

一馬「ごめんなさい!?」

 

こうしてみらい達との外出は最悪のスタートとなった。ま、許してくれたけどね

 

[昼の弁当]

 

一馬「よし、昼休みだな」

 

みらい「はーい!一馬くんのお弁当!」

 

弁当がある日はいつもみらい達が追加で作ってくれる。自分の分はあるが、嬉しいぜ。だが.......

 

まゆみ「はい一馬、あんたの分のお弁当よ」

 

かな「か、一馬くん、はい!」

 

まゆみやかなからも弁当が。あとは屋上で.......

 

「一馬様、あきこお嬢様の手作り弁当をお持ちしました」

 

と、ヘリに乗って八神財閥の人があきこの手作り弁当を届けに来てくれる。この時オレは、あぁ、昔から大食いで良かったっといつも思うんだよなぁ〜

 

[プルルートの変身]

 

一馬「そういやプルルートってさ」

 

プルルート「な〜に〜?」

 

一馬「お前の変身した後の姿ってどんなんだ?」

 

プルルート「え〜見たい〜?」

 

一馬「まぁうん、気になるしな」

 

そういやピーシェのも見てないな。まぁ後の3人は大体予想がつくが......ピーシェはあの体型のままあの格好........うーん、何かあかん想像をしてしまった感じが........

 

ネプテューヌ「ねぷぅ!?一馬!?ぷるるんの変身が見たいの!?」

 

一馬「ダメなのか?」

 

ネプテューヌ「ダメだよ!」

 

一馬「まさか暴走して見境なく暴れるとか?」

 

ネプテューヌ「暴走してバーサーカーにはならないかな。でも.........まぁ、実際に見てもらったほうが良いかな」

 

プルルート「変身して良いんだね〜じゃあいくよぉ〜」

 

ネプテューヌ「一馬、覚悟してね」

 

一馬「へ?」

 

プルルート「変身〜」

 

プルルートは変身した..........光が収まるとそこには

 

?「変身完了よぉ」

 

一馬「なっ!?」///

 

露出の高い女神がいた。まさか覚悟してねってこれか!?

 

アイリスハート「この姿だとアイリスハートと呼ばれてるわぁ」

 

一馬「あ、あぁ」

 

アイリスハート「それにしても、ふふっ」

 

プルルートが顔を近づけて来た。嫌な予感が

 

アイリスハート「可愛いわぁその反応、ゾクゾクしちゃう........ねぇねぷちゃん」

 

せ、性格が違う!もしかして、ネプギア以外のプラネテューヌの女神は変身すると性格が変わっちまうのか!?

 

ネプテューヌ「な、なに?ぷるるん?」

 

アイリスハート「一馬くんを、今日一日預かっても良いかしらぁ?」

 

へ?

 

ネプテューヌ「う、うん。みらい達にも伝えとくよ........」

 

アイリスハート「というわけでぇ今日一日、あたしがたーっぷり可愛がってあ・げ・る・わぁ」

 

一馬「ネ、ネプテューヌ.......」

 

オレはネプテューヌの方を見たが、ネプテューヌはサムズアップしてた。どうなるの?オレは........そしてオレはプルルートに.......アレ?忘れちまった

 

[ピーシェの変身]

 

一馬「なあピーシェ」

 

ピーシェ「なーに?おにいちゃん」

 

一馬「お前の変身した姿ってどんなのだ?」

 

ピーシェ「へんしん?わかった!ぴぃへんしんする!」

 

一馬「お、見せてくれるのか」

 

ネプテューヌ「あー一馬?ぴー子の変身は色々と凄いよ......」

 

一馬「色々と凄い?まさかプルルートみたいに......」

 

ネプテューヌ「あーぷるるんみたいにはならないよ?」

 

一馬「え、そうなの?」

 

ピーシェ「いっくよー!へーんしーん!」

 

ピーシェが輝き出した。そして光が収まると

 

イエローハート「じゃじゃーん!イエローハートだよ!」

 

えっとさっきまで子供がいたよな.......目の前に可愛さのあるお姉さんがいるんだが

 

一馬「えっとあんた誰?」

 

イエローハート「えー!?おにいちゃん、ぴぃだよ!」

 

一馬「ダニィ!?」

 

ピーシェだとぉ!?ネプテューヌやプルルート以上に変わりすぎだろ!にしてもすげぇデカい.......

 

ネプテューヌ「ねー言ったでしょ?色々と凄いって」

 

一馬「あ、あぁ.....」

 

しかもさっきのセリフの感じといい、中身はまだ子供なんだよな.......ギャップがあり過ぎる

 

ネプテューヌ「ねぇねぇ、ぴー子、一馬をギュッてしてみたら?」

 

イエローハート「わかった!おにいちゃん!ぎゅー!」

 

一馬「わっ!?」

 

オレはピーシェに抱きしめられた。や、柔らかい.......その後元に戻ったピーシェと一緒に遊んだ

 

[とりあえず今回はここまで]



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SS 一馬VSモテない2年生男子生徒達

一馬「はぁ......なーんでこんな事に」

 

今オレは追いかけられてる。デジャヴだって?そうかもな。だが相手が前のとは比べ物にならない。なぜなら

 

「待てー!坂田一馬!」

 

「このハーレム野郎!死んで土に還れ!」

 

「緊急クエスト!ハーレム野郎を討伐!!」

 

「貴様への恨みここで晴らさん!」

 

っと二組ならず、こんどは2年生全クラスの男子共がオレを追いかけていた。ちなみに男子共とは言ったが、壮太やゆうと等のオレの友達、そして恋人がいる奴は参加してない........っと、グラウンドに出たか

 

一馬「仕方ない」

 

オレは振り向いた

 

一馬「遊んでやるよ」

 

「そういうだろうと思って!」

 

全員何と武器を取り出した。うわー木刀に竹刀に木の棒.....エアガンに見たところ鉄製のガチトンカチにナイフ.......殺る気満々だぁ〜........普通にそんな物騒なのを学校に持ち込むとか頭おかしいだろ。後で先生に怒られても知らんぞー

 

一馬「言っておくけどな、こんなのに嫉妬してそんな凶行に走ってるからモテないんだぞ」

 

「黙れぇぇぇぇ!!!!」

 

「野郎共!2年男子連合軍の力を見せてやれー!こっちには武器がある!奴は素手!さらにこの人数!勝ったも同然!」

 

一馬「馬鹿共が.......」

 

「行くぞぉ!野郎共ぉ!!!!!」

 

2年男子生徒達「ypaaaaaa!!!!!!」

 

奴らはウラァァァァっと叫びながら突撃して来た..........

 

一馬「来い!!!」

 

2年女子1「うっそ!?アイツら武器を持ってる!?」

 

2年女子2「一馬くん一人に対して......最ッッッ低だわ!!」

 

ゆうと「ねぇ壮太、先生呼ぼうよ!」

 

壮太「あぁそうだな!」

 

オレは殴る蹴る、そして武器を奪い、それを利用するなどをして、先生が止めに入るまで戦った.......ま、何発か、貰っちまったがな。先生には怒られたよ。でも、アイツらの方がもっとかなり怒られてたな。ま、武器とか持ち込んでたしな

 

一馬「ててて......」

 

みらい「よしよし〜一馬くんお疲れ様」(一馬の頭を撫でる)

 

あーみらいの膝枕最高〜

 

リコ「全く、まだ諦めてなかったのね.......」

 

ことは「ねぇ、もしかしたらまた......」

 

一馬「そんな事が起こる前に、反省してくれたら良いんだが......」

 

クリス「大丈夫〜?」

 

一馬「何発か貰ったが、大丈夫だ.....」

 

クォーツ「今度はわたし達も注意しようかしら!」

 

ルチル「多分逆効果になると思うわ.......」

 

するとドアが開いた。あきこが走って入って来た

 

あきこ「一馬さま!ご無事ですか!?なんでも大人数の同級生に追いかけられていたとか!」

 

一馬「あ、あきこ。大丈夫だ、ま、この通り何発か貰ったけどな」

 

あきこ「こんなにも傷を.......近藤、報復の準備を」

 

報復!?

 

近藤「ハッ!」

 

一馬「待て待て待て待て、報復とかしなくて良いから!」

 

あきこ「え、でも一馬さま.....」

 

一馬「これくらい大丈夫だって!明日には治ってるさ!」

 

あきこ「そうですの.......分かりました。近藤、わたくしは一馬さまの家に泊まりますので、お父様にお伝えて下さい」

 

近藤「分かりました。では一馬殿、お嬢様を頼みました」

 

一馬「あ、はい」

 

あきこ「一馬さま、ここからはわたくしもお供しますわ」

 

一馬「おう.....」

 

やれやれ、酷い1日だったぜ



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SS ショート劇場その2

[その1 頬に傷跡が出来た]

 

オレはあの戦いの時、何回か傷を貰っちまった。まぁ今は治ってるが、左頬の傷跡は残っている。みらい達は少しワイルドになったって言ってたけど.......

 

「ねぇねぇ坂田くん少しカッコよくなったんじゃない?」

 

「ホント、前からワイルドでカッコよかったけど、あの事件の後の、ほらあそこのほっぺたの傷、あれが少しカッコ良くなった理由なのかも」

 

「たしかに〜」

 

この傷が原因か.......まぁ、悪くはないかな?ちなみに襲って来た連中ははオレが睨むだけでビビって逃げるほどの屁っ放り腰になっていた。反省はしたんだろうなきっと

 

[その2 女神達、ガンダムを知る]

 

ネプギア「ねぇ、一馬くん」

 

一馬「何だ?」

 

ネプギア 「初めてこの部屋に来た時思ったんだけど、あれってプラモデル?」

 

一馬「あぁ」

 

ネプテューヌ「おぉー!このプラモ出来が良いねぇ!」

 

ベール「確かに、どれも凄い出来ですわね」

 

ラム「ねぇねぇロムちゃん!ピーシェ!小さいのも、丸いのもあるよ!」

 

アイツらはSDとハロプラを見てるか.....

 

ロム「ねぇ、この丸いの何?」

 

一馬「あぁ、そいつはハロっていうんだ」

 

ピーシェ「ハロ!ハロ!」

 

ロム「ハロ......かわいい!」

 

ユニ「このロボット.....全身のミサイルにこのガトリングがたらないわ!」

 

ユニはヘビーアームズを見ていた

 

ノワール「ねぇ、このプラモデルって名前があるの?」

 

一馬「まぁ、うん、ガンプラっていうんだ。あぁこれはカテゴリー名だと思って良いよ」

 

ブラン「ガンプラ.......何かの略称かしら?」

 

一馬「あぁ、全て機動戦士ガンダムってロボットアニメの機体をプラモデルにした物、だからガンプラって呼ばれてるんだ

 

プルルート「ガンダム〜?」

 

ネプギア「ロボットアニメ!?一馬くん!そのガンダムを教えて!」

 

ネプギアが喰いついて来た。

 

一馬「えぇ.....ちょ、ちょっとそれは......かなーり長いし」

 

正直に言うと、ネプギアをガノタの道に走らせなくない。こんなかわいい子がガノタへ.........クォーツも可愛いけど、アイツはいつの間にかガノタへ走ったからなー

 

ネプギア「ダメなの?」

 

一馬「ごめん........」

 

あ、ネプギアが少し落ち込んでる......ホントごめんよ

 

一馬「な、なぁ.....今からリビングでゲームをしないか?みらい達も呼ぶからさ」

 

ネプテューヌ「おぉー!待ってましたー!」

 

ベール「こっちのゲーム、気になってましたの」

 

ノワール「どんなゲームがあるのかしらね?」

 

ブラン「見せてもらうわ、地球のゲームを」

 

ユニ「こっちのFPSはどんなのかしら?」

 

ラム「可愛いゲームがあると良いね!」

 

ロム「うん」

 

プルルート「楽しみ〜」

 

ピーシェ「ゲーム!ゲーム!」

 

一馬「良いよな?ネプギア」

 

ネプギア「う、うん......」

 

それから、オレ達はゲームで遊んだ

 

[その3 もしもあの時(一馬、異世界に飛ばされるその2)一馬のタオルが取れてしまったら]

 

ネプテューヌ「あー!一馬!」

 

一馬「なっ!?」

 

[ドサッ]

 

ネプテューヌ達「!?」

 

何とオレの部屋にネプテューヌ達がいた。広い方だと思ってた部屋が狭くなってる.......てか何で!?それにしてもさっき何か落ちた音が.......っ!?

 

ネプテューヌ達「きゃぁぁ!!!」

 

一馬「ぎゃー!?」

 

タオルが取れて息子が全開になってた。オレは慌ててタオルで隠して、そのままクローゼットから着替えを持って素早く出た。着替えてる途中、みらい達も来て大騒ぎにもなった......

 

[その4 魔道具を引っ越し]

 

一馬「そういやガレージの魔道具、衝撃波とか起きなかったな」

 

オレは最初起動したら衝撃波が起こると思ってガレージに置いたんだっけか......家のまだ使われてない部屋に置くか。丁度めぐみんがこっちに来てるし

 

一馬「おーいめぐみん!」

 

めぐみん「何ですか?」

 

一馬「あのさ、一回魔道具を切って、ゲートを閉じてもらえないかな?」

 

この場合の切っては電源を切るってのと一緒だからな

 

めぐみん「何故そんなことを?」

 

一馬「ガレージから引っ越しさせる。空き部屋があるからさ、そこに引っ越しだ

 

めぐみん「.......分かりました」

 

めぐみんは魔道具を切って、ゲートを閉じた。そしてオレは空き部屋に持っていった

 

めぐみん「この部屋ですか....,.」

 

一馬「あぁ、以前お前とゆんゆんが使ってた部屋だ。よいしょっと」

 

オレは棚の上に魔道具を置いた

 

一馬「さて、起動してくれ」

 

めぐみん「分かりました」

 

めぐみんは魔道具を起動させた

 

一馬「じゃあめぐみん、向こうに戻ったら、ゆんゆん達に伝えとってくれよ。ゲートの先の場所が変わったって」

 

めぐみん「えぇ、伝えます」

 

よーし!これで引っ越し完了!

 

[またネタが出来たら続く]




[オマケ]

前の話で一馬が貰った傷

殴り 五回

蹴り 五回

ナイフ 左頬に一回(これで頬に傷跡が出来た)

エアガンによるBB弾 身体中に計十発

トンカチ 右腕に一回、背中に一回

木刀と木の棒と鉄棒 腹にそれぞれ一回

一馬「これで生きてるオレって相当な化け物だな.......」


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SS あの事件の後

[昼休み]

 

『○月○○日に津成木町、津成木第一中学校で、一人の男子生徒に対して多人数の男子生徒が武器を所持して襲いかかるという事件が.......』

 

あーあ、ニュースになってらぁ。まぁあれだけ暴れたらニュースにもなるか......ちなみにニュースはスマホで見てるぜ

 

[放課後]

 

一馬「あ、みんなごめん。今日一人でショッピングモール寄ってくわ」

 

みらい「えー!何で?」

 

一馬「別にいいだろ、今日くらい.......」

 

一人で帰ることなんてほとんど無かったしな

 

クリス「ふ〜ん?良いよ〜ただし〜晩御飯までには買ってくるんだよ〜?」

 

一馬「お前はオカンか!」

 

クリス「後にお嫁さんの一人になるもんね〜」

 

今の発言誰も聞いて........ないな

 

一馬「さいでっか.......」

 

みらい「気をつけてねー!」

 

お前もオカンみたいに言うなよ!

 

一馬「あぁ。じゃ、一足先に〜」

 

オレは教室を出た。そして学校からショッピングモールまで走った

 

[ショッピングモール]

 

さてっと、カフェで何か飲むか。オレはカフェへ向かった......おぉ、学校帰りの他校の奴らが結構いるなぁ〜

 

男子1「おい、ニュース見たか?」

 

男子2「あぁ、第一中学校で起きた事件だろ?」

 

っと.....やっぱあの事件のニュースはいろんなところに行き届いてるみたいだな

 

男子1「馬鹿だよなぁ〜醜い嫉妬であんな事を起こすなんてよ」

 

男子3「全くですね。そう言えばその襲われていた男子生徒ですが、ある筋の情報によると、その男子生徒はボコボコにされず、逆に返り討ちにしていたとの情報が」

 

男子2「マジかよ!すげぇ強いんだなそいつ!」

 

どこからそんな情報が.......

 

男子1「どんな奴なんだろうなぁ〜」

 

幸い、姿も名前も報道されてないからセーフって思ったけどな

 

男子3「もしかしたら、案外近くにいるのかもしれませんね」

 

!?アイツ鋭いな........平常心を保て.......

 

女子1「ねぇねぇ、あのニュース見たー?」

 

女子2「あのニュースでしょー?見た見た。津成木第一中学校のやつ」

 

あっちからもさっきの会話っぽい会話が......

 

女子1「そうそう、話によるとね?襲われた男の子、なんと返り討ちにしたそうよ!」

 

女子3「ちょー強いじゃん!あ、ねぇねぇ、あっちに友達が居るんだけど、その子から聞いた情報によるとね。その男の子、結構カッコいいらしいよ?」

 

女子1「うっそー!?」

 

女子2「外見は分かる?」

 

女子3「えーっと、髪は真っ黒で.......」

 

.........さっさと会計して退散しよう。オレはとっとと会計を済ませた

 

女子3「あ、そうそう、最近左のほっぺたに傷が出来たとか」

 

何も聞いてない何も聞いてない。はぁ、模型屋へ行くか〜

 

一馬「うーっす」

 

店長「お、坊主いらっしゃい!ニュース見たぞ?大暴れしたそうじゃねぇか!」

 

バレてるー!

 

一馬「な、何のことら?」

 

店長「とぼけても無駄だぞ」

 

鋭いなぁこの人は

 

一馬「はぁ......そうです大暴れしました。実は......」

 

オレは店長に色々話した

 

一馬「以上です」

 

店長「ほーう、そりゃ大変だったな」

 

一馬「確かに大変でしたよ」

 

店長「で、坊主、何か買ってくのか?」

 

一馬「えぇ」

 

そしてオレはガンプラを何品か買って家に戻った




[男子の噂]

数十人のモテない男子を相手にたった一人で挑んで勝った男が津成木第一中学校にいる

[女子の噂]

見た目がカッコよくてすっごく優しくて頼りになる男の子が津成木第一中学校にいる(津成木第一中学校の女子生徒がソース) 

[なおこれはSNSなどを通じて全国の学校に広まったとか広まってないとか]

[噂されてる外見]

真っ黒い髪に鋭い目つき左頬に傷がある


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SS みらいと二人だけでデート

みらい「久々の2人だけでデート......ワクワクもんだね!」

 

一馬「あぁ!」

 

何でみらいとオレがデートをすることになったのか。それは前日に遡る

 

[前日]

 

みらい「ねぇ一馬くーん♪」

 

一馬「何だ?みらい」

 

みらい「明日久々に2人だけでデートしよう」

 

2人っきりか......確かに2人でデートはあまり無かったからな

 

一馬「あぁ、良いぜ」

 

みらい「やったー!」

 

こうして、オレとみらいは明日、2人でデートをすることになった

 

[現在]

 

一馬「まずどこ行くか......」

 

みらい「そうだね.......やっぱりいちごメロンパン!」

 

一馬「分かったぜ!」

 

久々に食べるか、いちごメロンパン!

 

モフモフベーカリー店長「いらっしゃい!.......おっ、今日は2人だけでデートかい?」

 

一馬「えぇ、まぁ.....」

 

みらい「店長さーん!いちごメロンパン2つくださーい!」

 

モフモフベーカリー店長「いちごメロンパン2つね、了解!お会計は.....カップルサービスで1つ分の値段だよ!」

 

一馬「あざっす!」

 

みらい「ありがとうございます!」

 

そしてオレとみらいは一緒にいちごメロンパンを食べた.........久しぶりに食ったが結構美味いな

 

一馬「次はどこへ行くか.....」

 

みらい「そうだ!映画見ようよ!見たかった映画があるんだぁ」

 

ふむ......ポップコーン食べながら見るか

 

一馬「映画か.......良いぜ。行こうか」

 

みらい「うん♪」

 

そしてオレとみらいはショッピングモールの映画館へ行って、映画を見た。映画の内容は恋愛物で、中々楽しめたぜ。ポップコーン食べるのを止めちまうほどにな。特にキスシーンではみらいにキスされたぜ.......

 

みらい「良い映画だったね〜」

 

一馬「あぁ、中々面白かったぜ」

 

みらい「うんうん!あ.....お腹すいちゃった」

 

もうこんな時間か......

 

一馬「よし、んじゃあ喫茶店で食べるか」

 

みらい「うん!って一馬くんさっきポップコーン食べてたのに平気なの?」

 

一馬「おいおい、忘れてねぇか?オレが大食いだって事を」

 

みらい「あ、そうだったね。ごめんごめん」

 

一馬「全く......」

 

そして2人で喫茶店へ向かった。そこではみらいがあーんとかしたりして来て、お客さんや店員さんからのいろんな視線がオレ達を見つめていた。みらいからのあーんは結構嬉しかったが、内心では視線が恥ずかしかったぜ......その後はゲームセンターで、一緒に遊んだり、プリクラを撮ったりした

 

みらい「今日は楽しかった〜♪」

 

一馬「あぁ、楽しかったぜ!」

 

みらい「ねぇ一馬くん.......」

 

一馬「?」

 

みらい「また2人だけでデートしようね♪」

 

一馬「.......あぁ!」



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SS 一馬、風邪をひく

一馬「ふわぁ〜........ん?」

 

今日も一日と思った矢先、何だ?体が重いし、頭も痛えし体が熱い......まさかこれって......

 

クリスタル『どうした?一馬』

 

一馬「オレ......風邪かもしれない」

 

オレは机から体温計を取り出して測った.........

 

一馬「39.5.........マジか......」

 

バリバリの風邪だった。

 

クリスタル『風邪か......どうするんだ?』

 

一馬「とりあえず、みらい達に電話で伝えて........その後クリス達に伝える。その後に学校に電話して欠席を伝えるぜ........」

 

クリスタル『分かった』

 

早速みらいに電話した

 

みらい『もしもし一馬くん?おっはよう!どうしたの?』

 

一馬「みらい。実はな......風邪引いた」

 

みらい『え!?風邪!?』

 

一馬「あぁ........さっき熱測ったら39.5だった」

 

みらい『じゃあ、今日は学校を休むの?』

 

一馬「そうなるな........」

 

みらい『....分かった。リコ達には伝えておくよ』

 

一馬「あぁ、すまんな」

 

みらい『どういたしまして。早く治ると良いね』

 

一馬「そうだな。なぁに........これくらいの風邪.........すぐに寝ればすぐ治るさ。じゃーな........」

 

みらい『お大事にね!』

 

そして電話は終わった。さて、今度はクリス達だな

 

一馬「おはよう......」

 

クリス「おはよう〜今日はいつもより遅いね〜?」

 

クォーツ「もしかして寝坊?」

 

一馬「違う......実は........風邪を引いた」

 

ルチル「風邪?そう言えば少し顔が赤いわね.......」

 

顔が赤くなってるのか

 

一馬「とりあえず.........冷えピタ貼ったら........学校に電話する」

 

クリス「じゃあ〜今日はお休みするのね〜」

 

一馬「そういうこった.........オレがいない分しっかりな........」

 

クォーツ「うん、お大事にね!」

 

ルチル「早く治ると良いわね.....」

 

一馬「あぁ」

 

オレは冷えピタを持って上に戻った。そして学校に風邪引いたから休むって事を電話した後、冷えピタを頭に貼って横になった。そして、昼は今日子さんが家に来て、お粥を作ってくれた。めっちゃ美味かったぜ!ちなみに異世界押入れ(仮)には気づかなかった。それに誰も来なかった。良かった.......さて、アイツらが帰ってくるまでまた寝るか........しばらく寝ていると

 

みらい「やっほ〜一馬くん」

 

みらいが入ってきた

 

一馬「あれ?.......リコやことはは?」

 

みらい「二人は家に戻ってるよ。だってみんなで看病したらうつって大騒ぎになるからね。クリスちゃん達にもわたしが看病するって伝えたから」

 

まぁ、うつしたく無いしな.......

 

一馬「そっか。ありがとうよ」

 

みらい「それよりどう?朝と比べて熱は下がった?」

 

一馬「まぁ......朝よりかはマシだな」

 

みらい「それじゃあ、朝言ってたみたいに、明日には治りそう?」

 

一馬「あぁ」

 

みらい「じゃあ今日はずっと看病してあげる」

 

一馬「え、でも明日は......」

 

みらい「今日金曜日だよ?」

 

一馬「あそっか........あ、腹減った」

 

みらい「じゃあお粥を作ってくるね!」

 

そして、みらいがお粥を持って戻って来た。味は超美味かった。今日子さんには悪いが、みらいのお粥が一番美味い

 

一馬「ご馳走さん.....」

 

みらい「じゃあ食器を洗ってくるね」

 

みらいは食器を持って部屋を出た

 

一馬「それにしても汗が......着替えるか」

 

オレは寝巻きを脱いで新しい寝巻きをタンスから出した。いざ着替えようとすると

 

ネプテューヌ「やっほー!ネプ子さん参上!ってねぷぅ!?」

 

ネプギア「どうしたの......きゃっ!?」

 

異世界押入れ(仮)からネプ姉妹が出て来た

 

ネプテューヌ「おやおやぁ?もしかしてお着替え中でしたかなぁ?」

 

急いで着替えた

 

一馬「そうだよ.....」

 

ネプギア「い、いつのまに!?」

 

ネプテューヌ「恐ろしく速い着替え.....わたしでなきゃ見逃してしまうねぇ.......で、何でパジャマ?もう寝るの?」

 

一馬「実はな....」

 

話そうと思った矢先、みらいが戻って来た

 

みらい「あ、ネプテューヌちゃんにネプギアちゃん!」

 

ネプテューヌ「やっほーみらい!」

 

ネプギア「来ちゃった」

 

みらい「来てくれたのは嬉しいけど.......今一馬くん風邪を引いてるの」

 

ネプテューヌ「ねぷぅ!?風邪!?」 

 

ネプギア「本当!?」

 

一馬「あぁ......」

 

みらい「それで今、わたしが看病してるよ」

 

ネプテューヌ「うーむ、大変な時に遊びに来てしまった.......」

 

ネプギア「そうだね、お姉ちゃん。戻ろうか」

 

ネプテューヌ「うん、一馬、お大事にね!」

 

ネプギア「みらいちゃん、ちゃんと看病してよね?」

 

みらい「うん!」

 

そして二人は帰っていった。それからというものみらいが付きっきりで看病をしてくれた。そして翌日の土曜、熱はすっかり引いたぜ!



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SS キュアモフルン復活

実はこれはやろうかやらないかで迷ってた


ある日、オレはいつものように、みらいとモフルンと一緒に寝ていた。そして翌日.........事件は起きた

 

一馬「.......ん?」

 

何だ?みらいの他に誰か後ろにいる?目の前にはみらい.......じゃあ後ろか?顔を後ろに向けた.........なっ!?

 

キュアモフルン「すぅ........モフゥ.........」

 

一馬「な、何ぃ!?!?」

 

こ、この姿は......あの時の!?

 

みらい「ん......おはよう〜一馬くん〜」

 

みらいも起きたか!

 

一馬「おい!寝ぼけてる場合じゃねぇぞ!よく見ろ!」

 

みらい「ふぇ?...........え?..........ええええええ!?」

 

みらいはモフルンを見て朝一番のデカい声を上げた

 

みらい「も、モフルンが......キュアモフルンに........夢じゃないよね?」

 

一馬「あぁ、目の前に起きているのは現実だ........」

 

みらい「でもどうして......」

 

一馬「オレが知るかよ.....」

 

キュアモフルン「モフ........ふわぁ〜」

 

お、起きた.......

 

キュアモフルン「みらい〜一馬〜おはようモフ〜」

 

みらい「おはよう〜じゃないよ!」 

 

キュアモフルン「モフ?そう言えばなんか変モフ」

 

一馬「鏡を見ろ......それで今のお前が分かるはずだ」

 

オレは鏡をモフルンの前まで持ってきた

 

キュアモフルン「........モフゥゥゥゥ!?プリキュアにまたまたなってるモフ!夢じゃないモフ!?」

 

みらい「夢じゃないよ!」

 

プリキュアって言うか、人間になったって表現の方が正しいのかな

 

クォーツ「ちょっとー朝から何大声出してる.......の.....よ.......」

 

みらい「あ、クォーツちゃん」

 

クォーツ「あ、あなたまさかモフルン?」

 

キュアモフルン「そうモフ!」

 

クォーツ「うっそぉぉぉぉ!?確かその姿ってキュアモフルンだよね!?願いの石の時の!」

 

続いて、クリス、ルチルもやって来た。2人とも似たような反応だった

 

クリス「モフルンちゃんがプリキュアになってる〜」

 

ルチル「不思議だわ、何故モフルンが.......」

 

みらい「ねぇ、それよりもリコとはーちゃんに言わないと!」

 

一馬「あ、あぁ!」

 

オレはリコに電話して、ことはと一緒にこっちに来いって言った

 

リコ「何よ一馬、はーちゃんと一緒に来いって..........え?」

 

ことは「朝からなーにー..........え?」

 

一馬「来たな、2人とも」

 

みらい「リコ、はーちゃん、これは夢じゃないよ.......」

 

キュアモフルン「リコ!はーちゃん!プリキュアにまたまたなったモフ!」

 

リコ&ことは「えええええ!?」

 

リコ「ど、ど、どどどどうしてその姿に!?」

 

キュアモフルン「分からないモフ、起きたらプリキュアになってたモフ」

 

ことは「もしかして願いの石?」

 

願いの石........ハッ!仮説が出来た

 

リコ「ありえないわ、願いの石はあの時.....って一馬?どうしたのよ考え事かしら?」

 

一馬「みんな、モフルンがこの姿になった理由の仮説が出来た」

 

みらい「え!?本当!?」

 

一馬「あぁ、モフルンがこうなった仮説。それは........願いの石の宝の残留だ

 

キュアモフルン「ざんりゅうモフ?」

 

一馬「あぁ、あの時、確かに願いの石は消滅した。だがもし、その力がほんの僅かにモフルンに宿っていたら?」

 

みらい「モフルンに宿っていたら?もしかしてその力で!」

 

リコ「でもそれだと、何で急に.....」

 

一馬「そこまでは不明だが、何らかが原因でその力が活性化し、そしてその力でモフルンをこの姿に変えた...........とまぁ、これがオレの仮説だ」

 

リコ「ふーん、それがあなたの仮説ね.......」

 

みらい「でもでも嬉しいよ!モフルンがまたこの姿になるなんて!」

 

キュアモフルン「モフルンも、嬉しいモフ!」

 

クォーツ「でもちょっと待って、元には戻れるの?」

 

みらい「出来るの?」

 

キュアモフルン「やってみるモフ..........」

 

しかし、何も起こらなかった

 

キュアモフルン「あれ?戻れないモフ」

 

ん?てことはだな、モフルンはぬいぐるみからプリキュア......人間になったって事か!?

 

みらい「戻れない?それってつまり.......」

 

ことは「モフルンは元に戻らずに、ずーっとこのままって事?」

 

一馬「そう........なるかもな」

 

みらい「わーい!この姿のモフルンと一緒に暮らせる!」

 

モフルン「これからはみらいや一馬と一緒に寝たり、一緒にデートできるモフ!」

 

あぁ、そういやモフルンはオレのことが大好きだったんだった..........

 

みらい「あれ?でもそれだと変身は?」

 

あ、それを忘れてた

 

リコ「そうよ!はーちゃんはともかく、わたしとみらいが変身できないじゃない!」

 

一馬「なら検証だな」

 

で、オレの部屋で早速変身したのだが........結果は成功した。という訳でモフルンが人間化した.........ちなみにぬいぐるみ姿は後でプルルートに作ってもらうように依頼したぜ。やっぱみらいにとってはあの姿が思い入れがあるからな........




キュアモフルンもとい、モフルン(人間態)

モフルンに宿っていた、願いの石の僅かな力が、急に活性化し、モフルンを人間にした(一馬の仮説)
ぬいぐるみ姿には戻れないが、みらいとリコを変身させることは可能。カラフルスタイルにもなれる


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SS モフルン(人間態)朝日奈家に紹介&学校へ行く

モフルンが突然キュアモフルン......いや、人間体になったと言えば良いか。そのモフルンを今日子さん達に、説明そして出来れば朝日奈家の養子にする為に.......ちなみに養子案はみらいが言った

 

一馬「よし、養子案は決まったが.......名前はどうする?」

 

モフルン(人間態)「モフルンはモフルンモフ!」

 

そういやモフルンはプリキュア衣装からデフォルメされた熊がプリントされた私服姿になっている。髪はプリキュア時より少し控えめで熊の耳と尻尾も無い......,.これは、もう一度元に戻れるかどうか試したところ、光ってこの姿になったのだ

 

一馬「あのなー、名前がモフルンのままだったら、色々と不味いんだよ。今日子さん達はぬいぐるみのお前を知ってる.......絶対怪しまれるだろう」

 

みらい「確かに一馬くんの言う通りだね........」

 

リコ「じゃあ、モフルンの名前はどうするのよ」

 

一馬「それはこいつのニックネームにする、誤魔化せるとは思う.......多分」

 

クォーツ「多分って.......」

 

ルチル「やってみる価値はあるわ。で、モフルンの偽名はこれから考えるの?」

 

一馬「実はもう考えてる。単純すぎるが........モフ美......なんてどうかな?」

 

リコ「た、確かに単純すぎるわね........」

 

みらい「モフ美かぁ〜うんうん、良い名前だね!」

 

一馬「そうかな?」

 

ことは「モフルンのモフが入ってる!」

 

クリス「うんうん」

 

あぁ....そう言うこと

 

一馬「なるほどね。どうだ?モフ美で良いか?」

 

モフルン(人間態)→モフ美「分かったモフ!今からモフルンはモフ美モフ!」

 

一馬「オレ達はいつも通りモフルンって呼ぶけどな」

 

リコ「当たり前でしょ!........で、名前も決まった事だし」

 

みらい「うん、お母さん達に報告だ!」

 

オレ達はみらいの家に向かって、今日子さん達にモフルンを紹介した。出会った経緯を聞かれたときは、まぁその誤魔化して言ったよ。リコの故郷にいる一人暮らしの子で親も居ないって、それで養子の案をみらいが言った。結果はOKだった。そして数日後、モフルンは朝日奈モフ美として朝日奈家の養子になった。ちなみにかの子ばあちゃんが、もしかして.....って言ってたな。あの人色々と鋭いからなぁ〜それと学校へ入る手続きもしたらしい。でモフルンが養子になった次の日

 

[学校]

 

高木「何と何とまたまたこのクラスに新しい仲間が来るぞ!入って来い!」

 

制服姿のモフルンが入って来た。そういや昨日、あいつ喜んでたな〜

 

高木「えっとー名前は.....」

 

モフ美「朝日奈モフ美モフ!モフルンって呼んで欲しいモフ!」

 

「朝日奈?」

 

「苗字が朝日奈?」

 

高木「えーモフ美は、朝日奈の家の養子だ」

 

「養子かぁ〜」

 

「それにしても可愛いぃ〜」

 

壮太「なぁ、あいつモフルンって言ったよな?モフルンってみらいの持ってた熊のぬいぐるみの名前だろ?」

 

みらい「あ、あの子はモフルンが大好きだったから、自分のニックネームにしちゃったみたい......」

 

壮太「へぇ〜」

 

ナイスだ、みらい

 

「おい待てよ、朝日奈って事は........」

 

あぁ、アイツらが睨んできてる

 

ルチル「おい、今度一馬に手を出すならわたしがゆるさねぇぞ」

 

モテない男子生徒達「ひっ!?」

 

おぉ.....ルチルがキレてる。珍しい

 

その後は何事もなく......とはいかずモフルンは色々と失敗してた。まるであの時のことはを見てるみたいだったぜ........



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SS 一馬のとある1日

実はこの話の中に後の話の伏線があるかもよ......?


一馬「あ〜........ふぅ.....」

 

朝、オレは起きる。両隣にはみらいとリコが寝ている。オレは殆どの場合誰かと一緒に寝ている。平日はクリス、クォーツ、ルチルの内誰かと、たまにめぐみんやゆんゆん、ネプギア等等........と一緒に寝てる時もあるな。この前はネプテューヌとノワールが、変身した姿でとんでもない格好で迫った時があったなぁ〜おっと土日、休みがある日はみらい、リコ、ことは、モフルンも入って完全ランダムで誰かと一緒に寝てるぜって平日も完全ランダムか。ま、たまーに誰も来ない時があるけどな

 

一馬「起きろー」

 

みらい「おはよぅ〜」

 

リコ「おはよう一馬〜」

 

クリスタル『おはよう』

 

前は1人で寝させてくれよって思ってたが、今はそんな気持ちは微塵もない、さて、アイツらも起こして飯を作らねぇとな

 

一馬「2人はことはとモフルンを呼んで来いよ、オレはクリス達を起こして飯作るからさ」

 

みらい「分かった〜行こうリコ!」

 

リコ「えぇ」

 

オレ達は部屋を出た。そして3人を起こした。その後寝巻きから私服に着替えて朝飯を作り始めた。ちなみにクリス達がここの一員になってからは、オレかクリス、どっちかが飯を作ってる。今日はオレが飯の当番だ。そう言えば最近、飯を食ってる時に変なのが見えるようになったんだよなぁ〜デフォルメされた料理に羽と顔がついたのがな。あれは付喪神なのか?だとしたら.......付喪神って本当にいたんだな.........って女神とかと知り合いだから今更感があるけどな。

 

一馬「んじゃあ、頂くか」

 

「いただきます!」

 

みんなで朝飯を食べた。我ながら良い出来だ........

 

『ピピピー』

 

今日も見えるぜ、料理の付喪神が。そして、飯を食い終わった。付喪神は既に消えてたぜ

 

一馬「ゴチ!」

 

「ごちそうさまでした!」

 

一馬「さてこの後は食器を洗ってその後は.....特に予定も無いからゴロゴロするか」

 

みらい「予定無かったらみんなでお出かけしようよ!」

 

一馬「ふぅむ.......分かった!」

 

と言うわけで、さっさと食器を洗い終えて、みんなで出かけた

 

一馬「服屋か」

 

みらい「うん!新しい服が出てるって知らせが来たから!」

 

ことは「かわいい服があるかな〜」

 

一馬「オレも新しい服を探してみるか」

 

クォーツ「きっと似合う服があるよ!」

 

そして、オレ達は買い物を済ませた。みらい達は主に可愛い服を。オレは黒や紺色がメインの服を買った。オレってほぼ毎回暗めの色の服を買うんだよなぁ。派手なのはちょっと.......な.......苦手だ。帰りに店で昼飯を食べた。そこでも例の付喪神が見えた。まぁ、見た目は違ったがな..........当たり前か。それから家に帰ってきた。それから晩飯作る時間までに服の洗濯をしたり買ってきた服をクローゼットに入れたりした。んで晩飯食って風呂入った。風呂ではいつも1人だ......寂しくは無い。女の子と一緒に入るのはちょっとな........で、風呂から上がると携帯にメッセージが入っていた。えーっと、あ、[ウサ]さんからだ。えーっと?一緒にゲームしよう......か。あぁ、ウサさんってのはオレのネットのゲーム仲間の1人で、後は[羽衣(はごろも)]さんと、[cute_hikky(キュートアンダーバーヒッキー)]こと[ヒッキー]さんだ。今回やるのは.......某最終幻想14か〜このゲームだと、オレはよくタンク(みんなを守る)をやってんだよなぁ〜まぁDPS(攻撃役)はたまにヒーラー(回復役)も極稀にはやるけど。ウサさんはヒーラー、羽衣さんとヒッキーさんはDPSをやってるね

 

一馬「さぁ行きましょう!」

 

ウサ『うん!』

 

羽衣『そうだねぇ〜』

 

ヒッキー『ちゃんと.....守って下さいね......?』

 

一馬「えぇ、任せてください!」

 

ちなみにオレのネットでの名前は[カズマ]だ。そのまんまって言うなよ。殆どのゲームとネットではこれ名義なんだからさ。ちなみにこれ携帯のアプリ使ってボイスチャットで話してる。3人とも女性だ。てなわけで、オレは寝るまでゲームを楽しんだ。そして寝た。誰も来なかったが明日起きたらまた誰かが一緒に寝てるだろう.......



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SS とある女学館前で起きたこと

一馬「♪〜♪〜」

 

オレは今、町を1人で歩いてる。町って言っても、津成木町とは違うぜ。しっかし今日は平日なのだが、午前中授業だったので午後は1人でぶらりとすることに決めたのだ。ちなみにみらい達にはちゃーんと言って来てるぜ。でもアイツらもアイツらで女同士のショッピングとか言ってたな........

 

一馬「それにしても晴れたなぁ〜」

 

クリスタル『あぁ。傘を持って来て正解だったな』

 

家出る時曇りだったから、雨の予感がして、傘を持って行ったが、駅を出てから暫くしてザーザー降ってよ、ま、模型屋でゆったりした後は今のように晴れたけどな。雨のことはアイツらにも言ってるけど......まぁクリス達がいるから大丈夫だろう。しばらく歩いていると......

 

一馬「ん?、ここって......学校か?」

 

クリスタル『そのようだな』

 

一馬「えーっと.......[死塾月閃女学館]?うーむ、意外とすごい名前だな」

 

でも女学館って名前だから、生徒は女の人ばかりか.........まぁ、どうでも良いか.........ん?何だ?あそこに誰かいる........オッサンだ.......もしかして不審者?スマホを持って何かしてるな......よし

 

一馬「ちょっとそこのオッサン」

 

不審者「うわっ!?な、何だ小僧!」

 

一馬「何してんだ?そこで?まさか覗き?」

 

不審者「ば、バカ言うな!小僧には関係ない!」

 

一馬「ふーん?じゃ、そのスマホの画面は何?カメラが作動してるようだけど?」

 

不審者「何!?ちゃんとスリープにしたはず...........何だ嘘じゃねぇか、小僧!大人をからかうんじゃない!」

 

一馬「でもさっきの言い方、オレが来るまで盗撮してたって事だよね?」

 

不審者「.......あ!」

 

決まりだな、このオッサンはクロだ

 

一馬「さてと、アンタを気絶させたら、警察に連絡でもするか」

 

オレは距離を取って傘を構えた。いつぶりかな、傘を武器に使うのは.......

 

不審者「よくもぉぉ!このクソガキャ!」

 

あーあ、怒ってる怒ってる........っと、殴ってきたな

 

一馬「はっ!」

 

オレは傘を振ってオッサンの腹にダメージを与えた

 

不審者「うげっ!?」

 

一馬「オラァ!」

 

そして傘を両手で握って頭へ思いっきり振り下ろした。おっさんは気絶した

 

一馬「っと、さてと警察に電話っと.......もしもし」

 

オレは警察に電話した

 

一馬「さて、帰る........か........」

 

校舎を見ると色んな人がオレを見てた。うっわーさすが女学館というだけあって生徒はみんな女の子だなぁ

 

銀髪1「おいお前」

 

一馬「はい?」

 

銀髪の2人の女の子がオレの近くに来ていた。この2人見た目からして双子か?.........にしても胸デケェな、クリス達と良い勝負だぞ.......

 

銀髪1「見ていたぞ、不審者を倒してくれて感謝する」

 

銀髪2「本当は私達が対処するべきでしたが.......」

 

一馬「いやいや良いよ。偶々ここを通りかかった所に偶々このオッサンが盗撮をしてただけさ」

 

銀髪1「そ、そうか.......」 

 

一馬「んじゃ」

 

その場を後にしようとしたその時

 

銀髪1「おい!せめて名前だけでも.......」

 

っと止められた。一応名乗っとくか

 

一馬「坂田一馬だ。じゃ今度こそサラバーイ」

 

オレは走って今度こそ、その場を後にした

 

銀髪1「坂田一馬.....か。私は...........行ってしまったか.......」

 

銀髪2「ねぇ閃光」

 

閃光「何だ?月光」

 

月光「坂田さんの左頬の傷、もしかしたら噂の........」

 

閃光「.........まさか、坂田が津成木町の中学で起きた事件で数十人の男子生徒にたった1人で挑んだって噂のか?」

 

月光「えぇ........それにしても坂田さん......素敵だったわ.....」

 

閃光「本当か?」

 

一馬「はぁ......まさか不審者に遭遇するとはなぁ〜。それにしてもあの時、本当は私達が対処するべきって言ってたな......本当に出来たのかな?」

 

クリスタル『出来たかもな』

 

一馬「何でだ?」

 

クリスタル『あの女学館の生徒達は.......全員只者では無い』

 

一馬「それってどういう事だ?」

 

クリスタル『さぁな、今の我にはそこまでしか分からないな』

 

一馬「あらら、でも只者では無い.......か」

 

その後オレは電車で津成木町に戻って家に帰った



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SS 一馬、魔法界にて逃走中!

一馬「ちぃ!」

 

今オレは魔法界の空をコアスプレンダーで飛んでいる...........てか追われている。オレを追いかけているのは

 

みらい「待て〜!一馬くぅ〜ん」

 

リコ「何で逃げるのよ!」

 

モフ美「止まるモフ!」

 

ことは「悪いようにはしないよ!」

 

クリス「寧ろ〜気持ちいいことだよ〜」

 

クォーツ「だから安心して......」

 

ルチル「私達に身を委ねなさい」

 

みらい達が箒で追いかけて来ているからだ。しかもあの時みたいに目の中にハートが見える。ちなみにクリス達の箒はクリス達が作り出した物だ。ちなみに追いかけて来ているのはこの7人だけじゃない

 

ジュン「待ちやがれ一馬!」

 

ケイ「逃げないでー!」

 

エミリー「止まってー!」

 

何とジュン達も追いかけて来たのだ。何でこうなったのか、それは少し前に遡る......

 

一馬「暇だー」

 

この時オレ達は魔法界の魔法学校に来てた。みらい達は授業を、オレは校舎を適当にうろうろしてた......

 

一馬「腹減ったなぁ〜」

 

クリスタル『お前なぁ......』

 

一馬「腹減ったと言っても小腹だぞ」

 

クリスタル『似たようなものだろ』

 

一馬「似たようなものって........ん?」

 

木にハート型の果物?が実ってる........1つぐらい、良いよな?

 

一馬「よっと」

 

オレは近くに実っていた果物を取った.....これりんご......なのか?

 

クリスタル『こういう果物はまず分析をだな......』

 

オレはそのままがぶりと一口食べた

 

クリスタル『って食ってる!?』

 

一馬「美味い!」

 

普通のりんごよりも甘味があるな。すると

 

校長「おや、一馬君ここで......っ!?」

 

校長が来た

 

一馬「あ、校長。すんませんねぇ、りんごひとつ.......校長?」

 

校長が驚愕した様な顔でオレを見ていた

 

校長「か、一馬君....そのりんごをそのまま食べたのか?」

 

一馬「えぇ、美味しいですねこれ」

 

校長「食べてしまったのか......」

 

一馬「え、食べちゃまずかったですか?」

 

校長「いや、そのりんご自体は甘くて美味しいが......皮ごとはダメなのじゃ」

 

皮ごと?まさか......

 

一馬「まさか皮に毒が!?」

 

クリスタル『一馬よ、短い間だったが.....楽しかったぞ』

 

一馬「何言ってんだクリスタル!」

 

校長「いや、毒ではない。無いんじゃが......」

 

毒ではなかったのか良かった......でも無いんじゃがって.....

 

一馬「?」

 

校長「このりんごは「ラブップル」と言ってな。甘くて美味しいが、皮にはある作用が含まれておる」

 

一馬「作用?」

 

校長「うむ、皮ごと食べた者は.........まぁ無害なんじゃが、食べた者に恋心を持っておる者を性的興奮状態にさせるんじゃ!」

 

一馬「な、何だとぉ!?」

 

校長「ちなみに異性限定じゃ」

 

一馬「分かってますよ!ってことは今の状態でみらい達に会ったら.......」

 

校長「うむ、間違いなく君は襲われる......」

 

まさかあの時みたいな状態に......

 

一馬「対策は!」

 

校長「24時間経つか.......あるいは........」

 

一馬「あるいは?」

 

校長「君の場合、みらい君達に襲われるかの2つしかない」

 

オォウ......1日サバイバルするか

 

一馬「とりあえず、一日逃げてみます」

 

校長「うむ、気をつけるのじゃぞ」

 

一馬「はい!」

 

そしてオレはその場を後にした

 

一馬「一日をどこで過ごすか.......」

 

しばらく歩いていると

 

ジュン「お、一馬じゃねか!」

 

ケイ「やっほー」

 

エミリー「どうしたの?」

 

一馬「いやぁなぁに、ちょっとした考え事をさ.....まぁ大した事じゃ無いんだが」

 

知り合いとはいえ異性........まさかな

 

ジュン「みらい達がお前のことを探してたぜ?」

 

一馬「お、おぉそうか。んじゃあ。オレはこの辺で.......」

 

早いとこおさらばだ

 

ジュン「待てよ」

 

とジュンが止めた

 

一馬「へ?」

 

ジュン「大した考えごとじゃ無いんだったら、暇ってことだろ?アタイ達と何処かへ出かけようぜ?」

 

ケイ「うんうん、美味しいお店知ってるよ!」

 

エミリー「それにしても.....なんだか体が熱いの.........♡」(目の中にハート)

 

ケイ「わたしも一馬くんを見てると体が.......♡」(目の中にハート)

 

ジュン「奇遇だなぁ、アタイもだ....♡」(目の中にハート)

 

一馬「え?」

 

目の中にハート......まさか!ラブップルの作用!?てことはだ......こいつらオレに恋心持ってるのか!?

 

ケイ「ねぇ一馬くん、体が熱い理由を......」

 

一馬「サラバッ!」

 

オレは逃げた

 

ジュン「あ!待ちやがれ!」

 

オレは暫く逃げて3人を撒いた.......まさかジュン達が........

 

一馬「はぁ......」

 

みらい「あー!見つけたー!」

 

っ!?振り向くと、みらい達がいたくそっ、エンカウントしちまった

 

一馬「よ、よぉ......」

 

リコ「全く、何処へ行ってたのよ」

 

一馬「ちょっと風に当たろうかと」

 

ことは「ふ〜ん?ねぇ、一馬も見つけたし、これからどうする?」

 

モフ美「モフルンは、みんなでお泊まりしたいモフ!そして一馬と......ワクワクなことがしたいモフゥ♡」(目の中にハート)

 

クリス「一馬くんとワクワクなことかぁ〜楽しそうだねぇ〜♡」(目の中にハート)

 

クォーツ「ようやく私も一馬とヤれるんだね!♡」(目の中にハート)

 

ルチル「我慢できないわ、体も熱いし....♡」(目の中にハート)

 

みらい「本当だぁ何だか熱くなってきたぁ〜♡」(目の中にハート)

 

リコ「わたしの部屋で大丈夫かしら♡」(目の中にハート)

 

ことは「はー♡ドキドキしてきたよぉ♡」(目の中にハート)

 

くっ!発症したか!てかクォーツのやるの言い方に違和感あったが......

 

みらい「ねぇねぇ、早くリコの部屋に行こうよぉ♡」

 

一馬「あ、あの、もうちょっと風に当たろうかと.....」

 

ジュン「見つけたー!」

 

一馬「しまっ!」

 

見つかった.....

 

みらい「あージュン、ケイ、エミリー!」

 

リコ「3人も一馬目当て?」

 

ケイ「うん!このドキドキを一馬くんに教えて欲しいの.....!」

 

エミリー「みんなは分かるの?」

 

今だ!

 

みらい「うん!今からそれをスッキリさせるために一馬くんを部屋に......ってあー!」

 

オレは逃げた

 

ことは「あー!逃げた!」

 

モフ美「追いかけるモフ!」

 

ルチル「逃がさない」

 

オレは外へ出た

 

一馬「クリスタル!コアスプレンダーだ!」

 

クリスタル『あぁ!』

 

オレはクリスタルを投げ、クリスタルは光ってコアスプレンダーになった

 

一馬「とりあえず逃げる!」

 

クリスタル(コアスプレンダー)『しっかり掴まってろ!飛ばすぞ!』

 

そしてオレを乗せたコアスプレンダーは飛び去った

 

みらい「あー!空に逃げたー!」

 

リコ「追いかけるわよ!」

 

やっぱり箒で追いかけてくるよなぁ..............そして今に至る

 

一馬「そろそろか......クリスタル、煙幕だ。少しだけ時間を稼げれば良い。隠れるのに最適な島を見つけた!」

 

クリスタル(コアスプレンダー)「分かった」

 

するとコアスプレンダーから濃い煙幕が放出された

 

みらい「何!?」

 

ジュン「煙!?」

 

モフ美「モクモクしてるモフ......」

 

コアスプレンダーは島に着陸した。オレはコアスプレンダーから降り、コアスプレンダーはクリスタルに戻った

 

一馬「さて、煙幕をしたとはいえ、直ぐにここへ来るだろう.........」

 

クリスタル『どうするんだ?』

 

一馬「.........よし、一旦お別れだ。向こうにはクリス達がいる。多分お前の気配を感じ取ってすぐにバレる........」

 

クリスタル『我は囮か......』

 

一馬「ごめん」

 

クリスタル『気にするな。さ、行け!』

 

一馬「あぁ!」

 

オレは森の中に入った

 

クリス「あれぇ〜?一馬くんがいないよ〜?」

 

クォーツ「父さんの気配を追って来たんだけど.......」

 

ルチル「一馬は何処に行ったの?」

 

クリスタル『さぁな。我にも分からん』

 

リコ「この島の何処かにいるって事は分かったわ」

 

ジュン「早く見つけようぜ!」

 

みらい「うん!.......あ、向こうから一馬くんの気配がするよ!」

 

ことは「そうなの!?」

 

みらい「うん!なんとなくかな♡」

 

リコ「それじゃあみんな、一馬を捕まえるわよ!」

 

一馬「少し休むか.......」

 

オレは木にもたれて座った。暫く走ってたからな少しは休まないと......

 

みらい「みーつけた♡」

 

一馬「なっ!?」

 

みらい達が来た

 

一馬「何故ここが.....」

 

みらい「生まれた時からいっしょだし〜それに.......愛のち・か・ら、かな?」

 

答えになってない.......逃げても無駄だろうな......観念するか

 

一馬「はぁ.......降参だ。煮るなり焼くなり好きにしろ」

 

ルチル「そう、なら遠慮はしないわ」

 

クォーツ「たっぷり愛シてあ・げ・る♡」

 

みらい「みんな.......行くよ!」

 

そこからの記憶は覚えてない。だが目を覚めたら服が乱れたみらい達が寝ていた.......てかオレも服が......何があったんだよ。この後クリスタルにも聞いたが教えてはくれなかった.......そしてみらい達は目が覚めた。みんな元に戻っていた。良かった.......ラブップル......なんて恐ろしい作用なんだ......で、その後魔法学校へ戻った。ちなみに校長は水晶を通してオレを見てたらしい.......教えてくれって言ったのだが

 

校長「すまぬが、見せられん......」

 

水晶「あなたにはまだ早すぎますわ」

 

校長「うむ、キャシーの言う通りじゃ」

 

と言われた。何なんだよ.....まぁ良いか



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SS おいしーなタウンの出会い

サンブレイクでエスピナス復活!

エスピナス復活!

エスピナス復活ゥゥゥゥ!!!

一馬「うるさいなぁ.....まぁ、オレもPV見た時は驚いたぜ。それに密林、ランポス、ダイミョウにゴア、さらにはアプデでルナルガことナルガ希少種まで参戦するって判明したからな。それに地味だが、モンハン4の我らの団の団長の防具も出る事が分かったし。至れり尽くせりだよ」


一馬「ったくあいつら、いろんな店があるからって先々先々行きやがって........」

 

オレ達はおいしーなタウンっていう至る所に様々な料理店があるという町に来ていた。本当に様々な店があって、最初見た時は度肝を抜いたなぁ。で食べ歩きしてる途中オレを置いて先々行って、見事に置いてけぼりに........合流しないとな。それにしても.......

 

一馬「いっぱい居るなぁ......」

 

人がいっぱい居るって事ではない。では何でこんな事を言ったかと言うと......

 

『ピピピー』

 

至る所に例の付喪神が見えるからだ。他の人は気づいて無い........て事はやっぱ普通の人には見えないってことか.......ん?

 

「何だ?味が変わったぞ?」

 

「あれ?.......何でこれを食べに来たんだっけ?」

 

何だ?あの店だけ変だ。付喪神も見えないし、さっき客が味がどうとか言ってたな........更には.....軽い記憶障害も?

 

クリスタル『一馬、前を見るんだ』

 

一馬「あれは......」

 

オレが見てる先には裂け目があった。まさか、あの先にさっきの人達の味覚障害や記憶障害の原因があるのか?

 

一馬「クリスタル.....」

 

クリスタル『突入だな』

 

一馬「その通り.......行くぜ!」

 

オレは裂け目の中に入った

 

一馬「ここは.......」

 

荒野みたいな場所だな......てか、岩が何処となく菓子に似てる気がするんだが......

 

クリスタル『異空間のようだが......』

 

すると

 

「モットウバウゾー!」

 

と叫び声が聞こえた声がした方へ向くと、怪物が浮かんでるのが見えた

 

一馬「どうやら、あれが原因のようだな」

 

クリスタル『そのようだな』

 

一馬「で、あそこには多分........オレの知らないプリキュアチームがいる........クリスタル。ストライクになってくれ」

 

クリスタル『助太刀に行くのだな』

 

一馬「あぁ!」

 

クリスタル『分かった』

 

クリスタルはストライクになった

 

クリスタル(ストライク)『乗れ!』

 

オレはストライクの手に乗って、コックピットに搭乗した

 

一馬「よーし、坂田一馬。ストライク、行くぜ!」

 

ストライクは怪物のいる方向へ走った

 

ナルシストルー「今回こそ終わりだな、プリキュア」

 

ローズマリー「プレシャス!スパイシー!ヤムヤム!」

 

プレシャス「くっ.....」

 

スパイシー「この前のより強い......」

 

ヤムヤム「はにゃ〜.....」

 

ナルシストルー「トドメ......ん?何だ?何かがこっちに来てる?」

 

モットウバウゾー「ウバ?」

 

一馬「どうやらヤバい状況みたいだったな......」

 

プリキュアは3人か.....それと.....男の人?

 

プレシャス「えぇ!?」

 

コメコメ「コメッ!?」

 

スパイシー「巨大なロボット.....?」

 

パムパム「ロボットパム!」

 

ヤムヤム「もしかしてクッキングダムの.....」

 

メンメン「そんなのあったメン?」

 

ローズマリー「クッキングダムにロボットは無いわよ!でも何でデリシャスフィールドにロボットが......」

 

オカマかあの人は!

 

ナルシストルー「何だアレは.......」

 

一馬「........」

 

あの怪物、よく見たら調理器具か?あの見た目はたしかホットサンドメーカーだったか.......そして、なるほど、あの野郎があれを召喚したと........

 

ナルシストルー「あのロボット、オレさま達の敵か?」

 

まずは挨拶代わりだ。ストライクは頭部バルカン、イーゲルシュテルンを怪物に向けて撃った

 

モットウバウゾー「ウバ!?」

 

ローズマリー「味方.....なのかしら?」

 

ナルシストルー「ちぃ、あのロボットを破壊しろ!モットウバウゾー!」

 

モットウバウゾー「モットウバウゾー!」

 

名前はモットウバウゾーか!

 

モットウバウゾー「ウッバァ!」

 

モットウバウゾーはストライクに向けて何かを撃ってきた

 

クリスタル(ストライク)『これは熱いな.....』

 

蒸気攻撃か!、だがそんなの関係ねぇ!ストライクはモットウバウゾーに向かって走り出した

 

モットウバウゾー「ウバ!?」

 

ナルシストルー「ちっ、ならばあのロボットをサンドしろ!」

 

モットウバウゾー「モットウバウゾー!」

 

モットウバウゾーは体をガバッと大きく開けた。チャンスだ!

 

一馬「アーマーシュナイダー!」

 

ストライクは腰からコンバットナイフ、アーマーシュナイダーを取り出した

 

スパイシー「ナイフ!?」

 

プレシャス「一体何を.....」

 

一馬「はぁ!」

 

ストライクはモットウバウゾーのヒンジ部分?にアーマーシュナイダーを2本とも突き刺した

 

モットウバウゾー「ウバウゾー!?」

 

ローズマリー「ナイフを刺した!?」

 

ヤムヤム「刺しちゃった!?」

 

ナルシストルー「しまった!?」

 

一馬「オラァ!」

 

そして、追い討ちで蹴り飛ばした

 

モットウバウゾー「ウバーッ!?」

 

一馬「これで良いだろ......プリキュア!今だ!アイツを!」

 

プレシャス「う、うん!みんな!」

 

そしてモットウバウゾーはハートジューシーミキサーってアイテムの合体技で浄化された。あの構えまさかの銃型か?

 

モットウバウゾー「オナカイッパ〜イ〜」

 

プレシャス&スパイシー&ヤムヤム&モットウバウゾー「ごちそうさまでした」

 

まさかのご馳走様.....てことは食べ物モチーフか!

 

ナルシストルー 「ちっ、得体の知れないロボットに邪魔されるとは.....」

 

敵は消えた。ちっ、イーゲルシュテルンをお見舞いしたかったぜ。すると奴が持ってた箱が割れて、そこから料理の付喪神が現れて、彼女達の腕に付けてるブレスレットに入っていった

 

ローズマリー「さて、出て来なさい」

 

.....出るか。オレはストライクから降りた

 

ローズマリー「えぇ、子供!?」

 

ヤムヤム「はにゃ!?君が動かしてたの!?」

 

一馬「あぁ、ってまぁ、こいつのおかげだけどな」

 

ストライクはクリスタルに戻った

 

スパイシー「石になった....」

 

プレシャス「あなたは誰なの?」

 

一馬「一馬、坂田一馬。プリキュアと共に戦ってる者さ」

 

ブラックペッパー「何だよ.....アイツは......」

 

ん?何だ?気配を感じるが.......まぁ良いか。その後、空間から出て、変身解除したプリキュア 達と話をした。ピンクのプリキュア、キュアプレシャスは和実ゆい、青のプリキュア、キュアスパイシーは芙羽ここね、黄色のプリキュア、キュアヤムヤムは華満らんって事が分かった。で、それぞれコメコメ、パムパム、メンメンという妖精をパートナーとしてる。そしてオカマの名前はローズマリーさん。本人はマリちゃんって呼んでねって言われたが

 

一馬「じゃあマリさんで」

 

ローズマリー「マリさん.......そこはちゃんじゃ無いのね.....」

 

で、チーム名がデリシャスパーティ♡プリキュアだとよ

 

ローズマリー「しかし、あなたプリキュアと戦ってるって言ったわね......もしかして他にもプリキュアがいるのかしら?」

 

一馬「えぇ.....確か.......お前達3人を除けば全部合わせて69人かな」

 

ゆい「69人!?」

 

らん「はにゃー!たくさん!」

 

ここね「そんなにいたなんて....」

 

ローズマリー「それじゃあゆい達を合わせて72人!?驚きメガ盛り〜!」

 

今の〇〇盛り〜ってマリさんの口調なのかな?

 

一馬「そういやさ、ゆい達は何のために戦ってるんだ?」

 

ゆい「みんなのおいしい笑顔を守る為にブンドル団と戦ってるの!」

 

一馬「ざっくりしすぎ!」

 

てかブンドル団って.......めっちゃ安直〜それからマリさんが詳しく教えてくれた、分かりやすくするとだ、マリさんとコメコメ達エナジー妖精はブンドル団に奪われたレシピボン(そのまんまだなオイ)を取り戻す為に、クッキングダムって世界から来たんだとよ。でブンドル団はレシピボンの次に、料理の妖精レシピッピというのを奪おうとしてるらしく、ゆい達はその奪われたレシピッピを取り戻す為に戦ってるってわけだ

 

一馬「レシピッピって、あの妖精みたいなのか?」

 

ゆい「うん!.....ってキミ見えるの!?」

 

一馬「あぁ、最近見えるようになってな。まぁ、料理の付喪神って認識で気にして無かったが........」

 

ローズマリー「付喪神って........もっと違う表現があるでしょ。例えばさっき言ったように妖精とかね」

 

一馬「そうですね......」

 

ブンドル団の奴らにレシピッピが奪われたら、味が変わるって事も教えてくれた。なるほど、味覚障害の原因はそれだったのか。そして最近は同時に料理の思い出も消えてしまうって事が起きてるってよ。記憶障害まで起こすとか、クズだな。やっぱイーゲルシュテルンお見舞いしたかったわ。そしてゆい達と一緒に行動する事になって。みらいと合流!オレが一緒に戦ってるプリキュアのチームって紹介して、それぞれ挨拶をして、友達になったぜ。それからオレ達はゆい達も入れて、食べ歩きを再開したぜ!



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SS みらいさらわれる

[某日放課後]

 

それは、放課後に起こった

 

一馬「今.......何だって?」

 

リコ「み、みらいが......」

 

ことは「みらいがさらわれたの!」

 

一馬「みらいが.....さらわれた?冗談だよな?」

 

モフ美「冗談じゃないモフ!」

 

っ!?

 

一馬「........その時お前達は何してた?」

 

リコ「相手の取り巻きに押さられていたのよ!邪魔すんなって!」

 

敵は取り巻き持ちか

 

ことは「魔法も使えないから、なにも出来なくて......」

 

クリス「あたし達も〜力を使えなかった.......」

 

ルチル「.........クソが」

 

クォーツ「一馬、これ」

 

クォーツは手紙を渡して来た

 

一馬「何だ?」

 

クォーツ「相手からの手紙よ」

 

一馬「っ!?」

 

オレは封筒を開けて手紙を読んだ

 

[アホの坂田、お前の女は俺達が預かった。返してほしかったら、地図の場所に1人で来い........磯村]

 

磯村......あぁ、アイツか。封筒には地図も入ってた

 

リコ「磯村って誰よ?」

 

一馬「昔ケンカふっかけて来た他校の野郎さ.......そういえば何人来た?」

 

クォーツ「あなたの言う磯村らしき男と、取り巻きが10人くらいで来たわ」

 

一馬「そうか.....」

 

オレはベストを脱いでネクタイを外し、ポロシャツの裾をズボンから出した。絶対ケンカが起きるかもしれないからな。少しは動きやすくしねぇと......オレは鞄とベストとネクタイをクリスに渡した

 

一馬「クリス、これを持って先に家帰っとってくれ.....」

 

クリス「もしかして行くの〜?」

 

一馬「あぁ......」

 

リコ「無茶よ!」

 

一馬「.......リコ、止めるな」(瞳孔が開く)

 

モフ美「か、一馬が怖い顏をしてるモフ......」

 

ことは「一馬......」

 

オレは学校を後にした。許さねぇ、オレを怒らせたらどうなるか.........思い知らせてやるぜ、磯村とその取り巻きの雑魚共.......そしてみらい、待ってろよ。必ず助けてやるぜ

 

クリスタル『一馬......』

 

一馬「クリスタル。お前の力は使わない。オレの力だけでみらいを助ける」

 

クリスタル『.........分かった』

 

地図に記されてた場所は廃工場だった

 

一馬「ここか.......」

 

オレは廃工場に入った。入ってすぐに見たのは

 

一馬「みらい!」

 

みらい「か......一馬くん......」

 

ロープで腕を縛られて、ベストが無く、シャツのボタンが外れて前が見えてる状態だった。見た感じ上の下着も外れてる.......胸が丸見えだ.....多分磯村達に......

 

一馬「待ってろ、今すぐに!」

 

すると

 

?「よぉ〜よく来たなぁ坂田ァ」

 

一馬「っ!」

 

奥から奴が......磯村が出て来た。同時に取り巻き達も現れた。見た感じ20人ぐらいか

 

一馬「磯村....1人で来たんだみらいを返して貰うぞ」

 

磯村「返す?あぁ返してやるよ。ただし........」

 

取り巻きの一部は鉄パイプを持った

 

磯村「てめぇをボコボコにして俺に跪いてくれたらな!」

 

やっぱりな.........

 

一馬「はぁ......そう言うだろうと思ったよ.......オレも気が立ってるんだ.......オレのみらいに手を出した落とし前.......きっちりつけてもらうぜッ!」(髪が逆立つ)

 

みらい「今、オレのみらいって言いました!?」

 

一馬「あぁ、言ったぜ!だから待ってろよ!」

 

みらい「一馬くん.....」///

 

磯村「大切な彼女の前だからってカッコつけてんじゃねぇぞ!やっちまえ!」

 

「おおぉぉ!!」

 

一馬「来い、雑魚共」(指の関節を鳴らす)

 

戦いの結果はオレが勝った。まず、襲い掛かってきた武器持ちを数人潰し、それから大柄の男共(こいつら本当に中学生か?)も数人KOさせた。大柄には玉を潰したりな。で、残った奴らはチビりながら逃げ出していった

 

一馬「.......さて、残るのはテメェだけだ.....」

 

オレは磯村に歩み寄る

 

磯村「動くんじゃねぇ坂田!お前の彼女がどうなっても良いのか?」

 

一馬「あ?」

 

磯村はみらいにナイフを突き立てた

 

みらい「っ!?」 

 

一馬「........」

 

落ち着け......冷静になるんだ.....

 

磯村「そこで土下座して、「私が悪かったです、磯村様」と言え!言わないとこいつがどうなっても.......」

 

一馬「はぁ.......小者だな」

 

磯村「何ぃ?小者だと?」

 

こうなったら、とことん煽って奴を怒らせてやる

 

一馬「あぁ、自分が追い詰められたら人質を盾に脅す.....立派な小者だよ。小者すぎて逆に笑えるぜ。それにこんな馬鹿なことをした理由は、どうせオレへの復讐だろ?」

 

磯村「小者小者うるせぇ!俺はお前をボコボコに出来ればそれで良いんだよ!!!」

 

磯村は激昂して向かってきた。こんなにも直ぐにキレるとは

 

磯村「ブッ刺してやる!!!」

 

単純だ......さっさと終わらせよう

 

一馬「うるせぇのはそっちだ........ふんっ!」

 

オレは磯村の懐に入り、腹を思いっきり殴った

 

磯村「うげぇ!?」

 

磯村は口から少し吐いた

 

一馬「これがオレの怒りだ......そしてこれが!」

 

オレは奴を思いっきり蹴り飛ばした

 

一馬「オレの大切なみらいを傷つけた分だ!」

 

磯村「グハッ!?」

 

磯村は倒れた.......気絶してるな

 

一馬「みらい!」(瞳孔も元に戻り、髪型も元に戻る)

 

オレは磯村が持ってたナイフを持ってみらいの元へ向かった。そしてナイフで縄を切った

 

みらい「一馬くん.....ありがとう....」

 

一馬「ごめんよ......守ってやれなくて.....本当に.....」

 

みらい「うぅん、良いの......さらわれた時、一馬くんいなかったからね......」

 

一馬「そうか.......磯村達に酷いことはされなかったか?」

 

みらい「殴られそうになったけど、一馬くんが来たから、されずに済んだよ。服は乱れちゃったけどね」

 

もしここへ来るのが少し遅かったら.......想像するだけで嫌だな

 

一馬「さてと、乱れた服を着て帰るぞ」

 

みらい「うん!」

 

オレ達は廃工場の外へ出た。するとそこには

 

あきこ「一馬さま!みらいさん!ご無事ですか!?」

 

みらい「あきこちゃん!?」

 

リコ達の他に、あきこと近藤さん、それと数人の黒服がいた.......

 

一馬「あきこ、どうして......」

 

リコ「わたしが電話で話したのよ」

 

一馬「そうか」

 

あきこ「一馬さま、みらいさんを誘拐した不届き者はどこに?」

 

一馬「あー、リーダーと取り巻き数人はあそこで伸びてて、他の奴らは逃げ出した」

 

あきこ「そうですか.....近藤」

 

近藤「ハッ!何人かは倒れている者達を回収、残りの者は逃げた者を追え!」

 

黒服達「ハッ!」

 

何されるか分からんが......磯村と愉快な仲間達......南無......

 

近藤「一馬殿後は私達にお任せを」

 

一馬「は、はい......」

 

そしてオレ達はあきこの乗ってきた車で家に帰った

 

みらい「一馬くん......ありがとう。チュッ」

 

車の中でオレはみらいにキスされた

 

一馬「へへっ......どういたしましてだ!」



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SS ショート劇場 その3

[その1 一馬×異世界の女の子はベストマッチ?]

 

みらい「ねぇねぇ、一馬くん!」

 

一馬「何だ?」

 

みらい「一馬くんってやっぱり結構モテるよね?」

 

一馬「あぁ、うん........まぁな」

 

クリス「あれぇ〜分かってたんだぁ〜」

 

一馬「今なら嫌でも分かるさ」

 

みらい「それでね、振り返ってみたら、異世界の子が多いよねぇ〜」

 

クリス「あたし達も〜異世界人になるのかなぁ〜?」

 

確かクリスタルは地球と魔法界が別れる前の時代、ラパーパの手で直接この時代に送られたって言ってたな。そのクリスタルから生まれたクリス、クォーツ、ルチルは異世界人になるのかなぁ?分からん......

 

一馬「どうだかな........で、何だ?」

 

みらい「一馬くんって、異世界の子たちと相性が良いのかなぁ〜って」

 

クリス「一馬くん〜異世界の女の子〜ベストマッチ〜な〜んてねぇ〜」

 

おいおい何処ぞのビルドみたいに言うなよ。けど

 

一馬「ん〜ベストマッチか.......」

 

ま、合ってるだろうなぁ〜

 

[その2 みらい誘拐事件の後日談]

 

家に帰った後オレは直ぐに今日子さん達に今日起きた事を話して謝った。結果、許してくれた.........みらい、あの時側にいなくてごめんな......で後日、近藤さんから奴等の末路を教えてくれた。磯村達は学校や家族に事件のことがバレてしまい、少年院ってとこに送られたそうだ.......ご愁傷様.......

 

[その3 朝日奈家の独特なルール.......に巻き込まれる坂田家]

 

突然だが、朝日奈家には偶にやる独特なルールがある。今の時期だと.......

 

一馬「あ〜生き返る〜」

 

みらい「水風呂最高〜」

 

リコ「本当ねぇ〜」

 

ことは「は〜」

 

モフ美「モフ〜」

 

クリス「気持ちぃ〜」

 

クォーツ「良い〜」

 

ルチル「悪くないわ......」

 

水着を着て、水風呂をプール代わりにしてくつろいでいる、水風呂プールだ。夏は最高だぜ〜?ちなみに、何でオレまでやってるかと言うと。まぁその、朝日奈家はオレのもう1人の家族だからな.........ちなみにオレ達子供組は全員オレの家の風呂に入ってる。狭いけど........悪くない!ちなみに朝日奈家の風呂には大人3人がいる.....多分お酒とか飲んでるんだろう......ちなみになんだが、独特なルールは他にもある、例えば大笑いラジオ体操、これはラジオ体操を大笑いしながらする。ストレス発散にはちょうど良いんだぜ?で、後は.......くすぐりっこ選手権。これは文字通り、相手をくすぐる。笑い過ぎてダウンしたことがあるぜ......他には、飯の前の一発芸!これは向こうで食う時にやるなぁ〜まぁ他にもあるが大体こんな感じかな?ちなみに何でこんなルールがあるのかというと、みんなの笑顔!が朝日奈家の心掛けていることなんだよな。さて、まだまだ水風呂を楽しむぜ!



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SS どのスタイルが好き?

みらい「ねぇねぇ一馬くん」

 

一馬「何だー?」

 

みらい「一馬くんってさ、わたし達のプリキュアの姿で、どれが一番好きなの?」

 

うお、いきなりの質問だな.........ん〜

 

一馬「ん〜」

 

先ずは、みらいとリコ、キュアミラクルとキュアマジカル..........共通して言えるのは変身したら身体そのものが変わる.....身長がオレとタメはれるくらいにな.....2人の場合、可愛さならトパーズスタイル、エロさならサファイアスタイルかなぁ〜まぁサファイアはあの時のが脳裏に焼き付いてるっていうか..........よし、トパーズだけ言っとこう

 

一馬「みらいとリコは......トパーズスタイルかな?結構可愛いし......」

 

みらい「本当!?」

 

リコ「意外ね.......」

 

一馬「それに.......何となーく美味そうだから......」

 

みらい「えっ!?」///

 

リコ「なっ!?」///

 

ことは&モフ美「?」

 

クリス達「っ!?」///

 

リコ「あ、アンタ!お、美味そうって。そ、そんな変態的な事言わないでよ!ま、まぁ一馬が本気ならわたしは良いけど......」///

 

みらい「今、美味そうだからって言いました!?キャー!まさか一馬くんの口からそんな言葉が出るなんて!嬉しい!さぁ、今からでも良いからわたしを食・べ・て!」///

 

はい?

 

一馬「何勘違いしてんだーっ!オレが美味そうって言ったのはな、トパーズのアクセサリーの菓子を見て美味そうだなって思ったんだよ!」

 

リコ「.......え?そうなの?」

 

一馬「あぁ」

 

みらい「なーんだ、そっちかぁ、がっかり.....」

 

がっかりって.......

 

クリス「ほぇ〜」

 

クォーツ「急にそんな発言するからびっくりした〜」

 

ルチル「そっちの美味そうね......」

 

お前らまで勘違いしてたんかよ......

 

モフ美「ねぇねぇモフルンは?」

 

一馬「意外だな。次はてっきりことはかと......」

 

ことは「わたしは最後でいいよー!」

 

一馬「そうか。うーむモフルンか.......」

 

んー........ベタだが......

 

一馬「やっぱ、あの姿かなぁ。デフォルト状態の.....」

 

みらい「あぁ、モフルンスタイルのことだね」

 

一馬「モフルンスタイル?」

 

そんな名称があったのか......

 

一馬「まぁそのモフルンスタイルだな好きなのは」

 

モフ美「嬉しいモフ!」

 

リコ「でも、あなたってベタね......」

 

ベタって思ったがよくよく見たらあの姿ってスカートじゃなくてズボン履いてるよな.......

 

ことは「最後はわたし!一馬はどっちの姿が好き?」

 

そうか、ことははエメラルドスタイルとアレキサンドライトスタイルしかないのか.......待てよもう一つあったような......いやアレは一回だけだから......2つに絞られるか.......ことはもみらい、リコと似たような変化だが.....ことはの場合性格まで変わるんだよな.....それは置いといて、見た目で良いのは.......やっぱ.......

 

一馬「アレキサンドライトスタイルかなぁ」

 

アレキサンドライトだ

 

ことは「アレキサンドライト?」

 

一馬「そうだ。あの姿のことはは.....その.....綺麗過ぎるんだよな......」

 

ことは「本当?」

 

一馬「それに.....母性感溢れるっていうか.....甘えたくなるような.....」

 

ことは「?」

 

一馬「と、とにかく!すっげぇ綺麗って事だ!」///

 

ことは「はー!一馬に綺麗って言われて嬉しい!」

 

一馬「お、おぅ....」

 

みらい「母性感溢れる......確かに溢れてるよねー」

 

リコ「確かに」

 

モフ美「はーちゃんは綺麗モフ!」

 

一馬「まぁ、これがみらい達のプリキュア姿の好み.....かな?」

 

サファイアは口に出してないけどな.....

 

ルチル「ふむふむ」

 

みらい「わたしとリコはトパーズスタイルで、モフルンはモフルンスタイル、はーちゃんはアレキサンドライトスタイルかぁ....」

 

その後は雑談が続いた.......

 



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SS 妙な悪夢

一馬「うわぁぁぁぁぁぁ!?はぁ.....はぁ......はぁ......はぁ.......」

 

深夜、オレは突然目が覚めた。寝汗が凄い.....じゃなくてだ!急に目が覚めた理由はただ一つ.........凄まじい悪夢を見たからだ。だが夢にしては妙だった、どこか現実味があったからだ........

 

クリスタル『どうしたんだ?一馬?こんな時間に目が覚めて.....』

 

一馬「あぁ、クリスタル.......実はオレ、嫌な夢を見ちまったんだ」

 

クリスタル『嫌な夢だと?』

 

オレは頷いた。そして下に降りて麦茶を飲みながらクリスタルに話した

 

クリスタル『話してみろ、どんな夢を見たのか』

 

一馬「ハッキリと覚えている。あの夢の中でのオレは先祖がサイヤ人って事になってた」

 

クリスタル『ふむふむ』

 

一馬「ある戦いで超サイヤ人に覚醒して、かめはめ波撃ったりしてた......それからも修行で2、3、ゴッドにブルー.....終いには身勝手の極意までなってたよ」

 

クリスタル『それから?』

 

一馬「悪夢は一人で強敵を倒した後から始まった........みらいが、みんなが言い出すんだ。[今の一馬にはついて行けない]って。そしてみんながオレを避けて.......最後はお前が.....」

 

クリスタル『........』

 

一馬「[その力があれば、お前はどんな敵にも勝てるだろう。後は精々一人で最強人生を満喫するんだな。それじゃあな、最強の戦士サイヤ人。我は二度と......貴様の前に現れない]ってな........そして消えたよ」

 

クリスタル『我がお前の夢の中でそんなことを.......」

 

一馬「オレは心が打ち砕かれたような感覚が起きて......暗闇の中で叫んだ.....その後に目が覚めたんだ.......はぁ......何て夢を見たんだよオレは......」

 

クリスタル『もしかしたら、お前の心の中に眠る、【最強になりたい】って気持ちがその夢を見させたんだろう』

 

一馬「嘘だろ......でもそんな事は.....」

 

クリスタル『だったら、無意識の内にその気持ちが肥大化してお前にその夢を見せていたのかもしれないな』

 

一馬「無意識か......」

 

クリスタル『人間、特に男の殆どは、意識せずとも最強になりたいって気持ちがあるのかもな......』

 

最強になりたい気持ち........

 

一馬「.........クリスタル、オレは.......」

 

クリスタル『お前はお前で良いだろ?普段はオタク気質な中学生だが、我を使いプリキュア共に悪と戦い狩る[水晶に選ばれし悪を狩る狩人]それが坂田一馬、お前だろ?最強を目指さなくても良いじゃ無いか......』

 

.......そうか........そうだよな.....

 

一馬「クリスタルぅ〜」(男泣き)

 

クリスタル『おいおい泣くなよ......』

 

一馬「クリスタル!お前はずっとオレの相棒でいてくれよな!」

 

クリスタル『......あぁ!っとそう言えばお前、最初先祖がサイヤ人って事になってたって言ってたな。何故だ?よくよく考えたら、夢ならどんなことが起きても所詮は夢だろ?」

 

一馬「あぁ、最初はそう思ったけど、なんか妙な感じだったんだ.......なんかこう、現実味があった......もしかしたら............[パラレルワールドのもう一人の自分]のような.......」

 

クリスタル『パラレルワールドか........まぁ、お前がそう感じたのならそうだろう』

 

一馬「さて、今日はソファーで寝るわ」

 

クリスタル『起きたら地面で寝てるかもな。ま、良い夢を見ろよ』

 

うっせぇよって言いてぇが、早く寝よう

 

一馬「お休み......」

 

翌日オレは普通に目が覚めた。あれは一体何だったんだ?



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SS 一馬は〇〇好き

ある日

 

みらい「ねぇねぇ一馬くん」

 

一馬「今度は何の用だ?またオレの好みか?」

 

みらい「あったり!ねぇ、一馬くんって女の子の何処が好きなの?」

 

一馬「........は?」

 

突然何言ってんだ......でも答えなきゃ何されるか分からんからな......それでもなぁ〜女の子の前で堂々と言って良いのだろうか

 

ルチル「気になる.....」

 

一馬「良いのか?お前らの前で言っても」

 

みらい「わたしはオッケー!」

 

リコ「ほ、本当は聞きたくないし!でもみらいが聞きたいって言ってるから.....その....良いわよ」

 

ことは「わたしも聞きたい!」

 

モフ美「聞きたいモフ!」

 

クリス「あたしも〜」

 

クォーツ「気になるわ........一馬の好みが!」

 

ルチル「恥ずかしがらないで良いのよ、素直になって」

 

..........よし、言おう

 

一馬「わーった、言うぜ!オレの女の好みの箇所は.......胸だ!」

 

「........」

 

沈黙、ただ沈黙が続いた......みらい達は固まった表情をしていた

 

一馬「な......何だよこの空気は」

 

するとリコが口を開いた

 

リコ「あ.......」

 

一馬「あ?」

 

リコ「あんたって......相当ベタな好みだったのね......そして......このスケベ!」

 

はい、スケベです

 

ことは「スッケベ♪スッケベ♪」

 

モフ美「スケベモフ♪」

 

この二人、スケベの意味が絶対分かってないで言ってるだろ

 

ルチル「一馬は胸が好きっと......」(メモメモ)

 

クリス「お胸が好きなんだぁ〜」

 

クォーツ「本当にベタね」

 

みらい「それじゃあ一馬くんって......やっぱりおっぱいが大きい方が好み?」

 

違うんだよなぁ

 

一馬「違う、デカかろうが小さかろうがオレは気にしない」

 

みらい「本当?」

 

疑ってる........

 

一馬「これは本心だ、嘘じゃない」

 

例えばだが、誰かに巨乳派か貧乳派どっちだって言われたら......オレの答えはどっちつかずだ

 

リコ「.......嘘をついてるようには見えないわね......」

 

ルチル「大きい小さい関係ない.......」(メモメモ)

 

一馬「お前はさっきから何してる」

 

ルチル「メモ、一応してる」

 

一馬「そですか.....

 

みらい「よーし!一馬くんがおっぱい好きってことが分かったし、早速あきこちゃんややよいちゃん達に知らせようー!」

 

一馬「へ?ちょ、おま!」

 

俺は止めようとするが

 

クリス「は〜い、だ〜め」

 

クォーツ「今は大人しくしてなさい」

 

クリスとクォーツに抑えられた。や、柔らけぇ.......そしてみらいによって知れ渡ってしまい.....通知の嵐が巻き起こったのであった



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SS ショート劇場 その4

[ショートその1 フルフェイスにこだわる理由]

 

リコ「一馬ってさ、戦う時の防具って、いっつも顔が隠れてるわね」

 

リコと二人っきりの時、こんな質問が飛んで来た

 

一馬「あぁ、フルフェイスタイプのことか。それで?」

 

リコ「そのフルフェイスタイプにこだわってる理由は何よ?前に見せてもらったゲームだと、顔が出てる物もあったじゃない」

 

一馬「あーうん.......カッコいいからかな」

 

リコ「それだけ!?」

 

一馬「あぁ、オレは昔からフルフェイスタイプの装備が好きでな。あぁいう装備はヒーローみたいでカッコいいからよ......戦う時の防具もフルフェイスタイプに絞ってるんだ」

 

まぁ一部イロモノ、悪役っぽいのもあるけどな。でも悪役っぽいのはダークヒーローっぽくてそれはそれでカッコいいんだよな

 

リコ「すっごい単純な理由ね......胸好きといい.....あなたはベタばっかりね.....」

 

一馬「単純ベタで悪かったな。好きだから良いじゃねぇか」

 

リコ「胸も?」

 

一馬「......あぁ」

 

リコ「..........やっぱりエッチ」

 

はいはいオレはスケベだよーだ

 

[ショート2 黒光するアレ]

 

ある日

 

「きゃああああ!!!」

 

クリス「ん〜?」

 

クォーツ「悲鳴?」

 

ルチル「何?」

 

一馬「みらい達の悲鳴......まさか」

 

クリスタル『何だ?』

 

一馬「今分かる。久しぶりだな.....こういうのは」

 

電話が鳴った

 

一馬「おう」

 

みらい『かかかかかか......一馬くん!あああああアレが!』

 

一馬「........分かったとりあえずウチに来い」

 

みらい『分かった!』

 

そして電話は終わった

 

クリス「何何〜?」

 

クリスタル『みらいの言ってたアレとは何だ?』

 

一馬「何って........ゴキブリのことだよ」

 

クォーツ「ご、ゴキブリ!?ゴキブリって確か.....黒く光ってる虫!?」

 

一馬「そだぜ」

 

ルチル「ゴキブリ......家に出てくる大半の人間が忌み嫌うとされてる虫のこと」

 

一馬「オレは平気だがな..........にしても急に湧いてきたなぁ......」

 

するとチャイムが鳴った。ドアを開けるとみらい達が勢いよく入ってきた

 

リコ「あ、あ、あれがナシマホウ界で嫌われてる、ゴ、ゴ、ゴ、ゴキ......」

 

みらい「リコ!言っちゃダメェ!」

 

っとみらいは名前を聞きたく無いほど大の苦手

 

ことは「はー!黒い虫さん!たくさんいたよ!」

 

モフ美「急に出て来て怖かったモフ!」

 

みらい「一馬くん助けてぇ!」

 

おぉう、みらいとリコ、モフルンが涙目になってるぜ.......ことはは笑顔だが

 

一馬「よーしよし!すぐ終わらせるからな」

 

オレは3人を撫でて落ち着かせた........そして、虫取り網と虫カゴを持った

 

一馬「ちょっくら捕獲してくる」

 

オレはみらいの家へ向かった

 

一馬「クリスタル。サポートよろしくな」

 

クリスタル『あぁ、分かった』

 

オレは、網で時には素手でゴキブリを捕獲していった。ちなみに今日子さん達は出かけてる

 

一馬「よーしもういないよな」

 

クリスタル『今ので最後だ』

 

虫カゴにはそれなりにゴキブリが入ってる......よし、逃すか。オレは少し遠出して、人気の少ない草原にゴキブリを放した

 

クリスタル『昔はやってたのか?』

 

一馬「あぁ、こうやって捕獲しては放してる」

 

叩き潰すとかはあんまりしたく無いんだよなぁ、ホイホイとかは金掛かるし

 

一馬「片付いたぞー」

 

みらい「おかえりー!」

 

ことは「ねーねー、虫さんはどうなったの?」

 

一馬「野に放した」

 

リコ「だから虫取り網......」

 

みらい「また出た時はお願いね!」

 

一馬「あぁ!」

 

こうして朝日奈家ゴキブリ騒動は終わった




[ちょっとした主人公情報、一馬が理性崩壊するとどうなるのか]

色仕掛けやエロすぎるスキンシップで理性が崩壊すると暴走する。一通り暴れた(意味不)ら寝る。ちなみに暴れていた時の記憶は残らない


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SS おいしーなタウンでの出会い その2

あまねと顔合わせ〜


一馬「ん〜っと、さて、自分のペースで食べ歩くか」

 

今オレは一人でおいしーなタウンに来てる。一人ならゆっくり自分のペースで食べれるからな.......さてまずは......

 

クリスタル『一馬、感じるぞ、あの空間の気配が』

 

一馬「何?よーしだったら、行きますか」

 

オレはクリスタルの案内でデリシャスフィールドへ繋がる歪みに向かい、そして突入した

 

[デリシャスフィールド]

 

一馬「っと、さてとターゲットは......見えた!装着!」

 

オレはブラキXを装着してターゲット、つまり、モットウバウゾーいるところまで走った

 

ナルシストルー「今度こそ終わりだな、プリキュアとブラックペッパー君.......」

 

一馬(ブラキX)「うぉぉぉぉぉ!!!!」

 

ナルシストルー「ん?」

 

オレは走りながら右腕を構えた。そしてそのまま跳んで

 

一馬(ブラキX)「だりゃ!」

 

モットウバウゾーに右ストレートをかました

 

モットウバウゾー「モットウバウゾー!?」

 

モットウバウゾーは粘菌が付着したまま少し吹っ飛んだ

 

プリキュア&ブラックペッパー&ローズマリー「!?」

 

ナルシストルー「ちっ、あのロボットに続いて邪魔が......お前は一体!」

 

一馬(ブラキX)「おっと、オレとお前は初対面じゃ無いぜ?えーっと.......あぁ、ボケカスゴミクズだっけか」

 

ローズマリー「すっごい悪口言うわね......」

 

フィナーレ「アイツは何者だ?」

 

プレシャス「えっと前に言った.....坂田一馬!」

 

フィナーレ「坂田一馬?じゃああの男がプリキュアと一緒に戦ってる.......」

 

ブラックペッパー「あれは.....ブラキディオスの装備?」

 

むっ?マリさんの他に男がいる......というかあの見た目、とさっきの声からして拓海さんか?それに......追加メンバーがいるな

 

ナルシストルー「ナルシストルーだ!オレ様をバカにするんじゃ........ん?初対面じゃ無いだと?」

 

一馬(ブラキX)「そうだ、あのロボットのパイロットって言ったら分かるかな」

 

ナルシストルー「何!?お前があのロボットの.......だったら前の仕返しを.......やれ!モットウバウゾー!」

 

モットウバウゾー「モットウバウゾー!」

 

モットウバウゾーは立ち上がった。お、粘菌の色が赤に近づいてる

 

一馬(ブラキX)「あぁ、気をつけな、もうすぐ爆発するから」

 

モットウバウゾー「ウバ?」

 

そして、粘菌が赤になり

 

《ドカーン!!》

 

モットウバウゾー「ウバウゾー!?」

 

大爆発を起こし、モットウバウゾーは倒れた

 

ナルシストルー「爆発しただと!?」

 

一馬(ブラキX)「あぁ、さっき殴った時にちょいと爆弾をプレゼントしたのさ」

 

ナルシストルー「お前は一体......何者だ!」

 

一馬(ブラキX)「ん〜モンスターハンターってとこかな?」

 

ナルシストルー「モンスターハンターだと.......」

 

一馬(ブラキX)「それより、ゆい達!止めは譲るぜ」

 

プレシャス「う、うん!フィナーレ!」

 

なるほど、追加メンバーのプリキュア名はフィナーレか。そしてモットウバウゾーは浄化された

 

ナルシストルー「モンスターハンターか......」

 

そして、デリシャスフィールドから帰ってきた。拓海さんはどっか行ったが

 

あまね「君が坂田一馬くんか、噂は聞いてるよ。わたしは私立しんせん中学校の生徒会長にして、キュアフィナーレこと菓彩あまねだ」

 

生徒会長だったのか......

 

一馬「ど、どうもご丁寧に、津成木第一中学校2年の坂田一馬っす。ん?噂?」

 

あまね「あぁ、ゆい達からの情報と。学校中で噂になってる、生徒十数人相手に対して、たった一人で戦った中学生の噂........」

 

あーやっぱここにも流れてたのか

 

一馬「あはは.....」

 

らん「はにゃー!最初聞いた時はびっくりしたよ!」

 

一馬「まぁ、あれ向こうから仕掛けて来たので正当防衛と言うか.......」

 

その後も主にあまねさんと色んなことを話した




[次回予告!《コレはホントホント》]

坂田一馬、狙われるの巻

次回は舞い忍べ!


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一馬、命を狙われる その1

[とある豪邸]

 

少年「.........」

 

そこでは美形とも言える少年が、ある写真を見ていた。それは一馬とあきこが楽しそうにデートをしてる写真だった

 

少年「こんな何処ぞの馬の骨のような庶民が.......僕のあきこを......まぁ良い、今日でこのイライラも収まる.....」

 

少年は憎しみの表情を浮かべながら一馬が写ってる部分だけを握りしめてクシャクシャにした.....そこへ執事の男が現れる

 

執事「ぼっちゃま、忍グレと呼ばれる者達を連れて参りました」

 

執事の後ろに、3人の不良が現れた

 

少年「よく来たな、落ちこぼれの忍達よ」

 

忍グレ「おぅおぅ、お前か、俺たちみたいな落ちこぼれに依頼をくれるのおぼっちゃまってのは」

 

忍グレの一人がへらへらした態度で少年に話しかけた。他の忍グレもへらへらとした態度である

 

執事「貴様ら!」

 

その態度に執事は怒るが、少年が止めた

 

少年「良い。早速依頼内容だが......コレを始末してほしい」

 

少年は一馬が写った写真を見せた

 

忍グレ「何だこいつ?こんなガキンチョとお前に何の関係があるんだ?」

 

少年「コレは、僕が恋してる女性に纏わりついてる悪い虫でね........コレを始末すれば多額の報酬を出す。どうだ?」

 

忍グレ「へぇ、こんなガキを殺せば多額の報酬を......乗ったぜ。なぁお前らも乗るよな」

 

「「おぉ!」」

 

少年「契約成立だな。良い報告を待ってるよ......」

 

忍グレ「へへっ、期待しとけよ、こんなガキンチョなんかすぐに殺して来るぜ」

 

執事「ぼっちゃま、私はこの者達に目標の居場所の説明とかをします」

 

少年「分かった」

 

執事と忍グレ達はその場から立ち去った

 

少年「これで奴が消えたら、あきこは僕のものだ......」

 

[一馬の家前]

 

一馬の家の前に3人の忍グレが現れた

 

忍グレ1「ここか、ターゲットの家は」

 

忍グレ2「さっさと殺って、報酬を貰おうぜ」

 

忍グレ3「そのお金で遊ぼうぜ」

 

3人はベランダから一馬の部屋に侵入した。机に置いてあった石が少し光ったのには気づいてなかった

 

忍グレ1「間抜けめ、窓を閉めてなかったな。さて」

 

一馬「Zzzz......」

 

一馬は寝ていた

 

忍グレ3「よく寝てやがる......」

 

忍グレ1「残念だが、依頼主の命令でこのまま永眠してもらうぜ.......」

 

忍グレの一人がクナイを取り出したその時!突然部屋の明かりが付いた。そして

 

?1「何を〜」

 

?2「して」

 

?3「いるんだぁ?」

 

忍グレ達「っ!?」

 

忍グレ達は振り返ると、クリス、クォーツ、ルチルがそれぞれ、短剣、剣、ハンマーを構えていた

 

忍グレ1「何!?どうやって気づいた!」

 

クリス「あたし達って〜結構〜勘が鋭いんだよ〜?」

 

忍グレ2「.....どうする?」

 

忍グレ1「決まってるだろ......ついでにお前らもあの世へ送らせてもらうぜ!」

 

ルチル「一馬はやらせねぇぞ」

 

一馬「.......ん........何だ.......よ!?」

 

一馬は目を覚ました

 

[一馬視点]

 

何だ.......クリスにクォーツにルチル.......っ!?何だ!?知らん奴が3人いる!不良か?

 

忍グレ3「あ、起きやがった!」

 

忍グレ1「ちっ、だが、殺してやらぁ!」

 

殺す?とにかくヤベェ!

 

一馬「クリスタル!」

 

クリスタル『おぅ!』

 

クリスタルは眩い光を発した

 

忍グレ達「ぐぁ!?」

 

よし、奴等に目眩しが効いた!その内にオレはスマホを取ったそして部屋の外へ出た。クリス達も部屋を出る

 

忍グレ1「くそっ、目眩しか.....」

 

オレ達は靴を履いて外へ出て、走った

 

一馬「何なんだよアイツら!オレを殺すとか.......」

 

クリス「分からない〜でも〜依頼主がどうとかって言ってたよ〜?」

 

依頼主?て事はオレに恨みがある奴が.......それは後で考えよう

 

一馬「コレからどうするんだよ」

 

クォーツ「電話で近藤さんに頼んでるわ。今日はあきこの家にお世話になるわよ」

 

一馬「そ、そうか.......しっかし、よく気がついたな。オレがピンチだってのに」

 

クリスタル『我が呼んだ』

 

あそうなの?

 

クォーツ「わたし達は父さんのSOSで起きたのよ」

 

一馬「ありがとよ」

 

ルチル「.......大変、アイツらが迫って来てるわ」

 

一馬「何!?」

 

すると奥から車が来た

 

近藤「皆様!早く!」

 

一馬「近藤さん!」

 

オレ達は車に乗り込んだ

 

忍グレ1「ちっ」

 

一馬「助かった.....」

 

近藤「いえ、油断してはなりません、相手は......多額の金で雇われた忍かもしれません」

 

クリス「え〜!?忍者さん!?」

 

忍!?あんな不良みたいなのが!?

 

一馬「忍者って今の時代にも居たのか.........」

 

てか、多額の金で雇われたって傭兵みたいだな.......

 

近藤「えぇ、忍の育成学校も存在してます」

 

マジか....それにしても

 

ルチル「みらい達には......明日話す?」

 

一馬「あぁ、今日は遅いからな......」

 

クリスタル『一馬!奴等が追いかけて来てる!』

 

一馬「何!?」

 

後ろを振り向くと確かに追いかけて来ていた

 

近藤「ふむ、どうやら、本当に忍のようですな。少々運転が荒くなりますが。よろしいですか?」

 

一馬「えぇ、それと...........寝て良いですか?眠たくて........」

 

近藤「構いませんよ」

 

クリス「あたしの〜ひざを枕にする〜?」

 

一馬「あぁ、んじゃお休みみんな」

 

クリス&クォーツ&ルチル「おやすみー!」

 

近藤「おやすみなさいませ」

 

オレはクリスに膝枕されながら、寝た



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一馬、命を狙われる その2

[八神邸、客人用の部屋]

 

一馬「........ふわぁ〜.......ここは?」

 

目が覚めると、オレは煌びやかな部屋の豪華なベッドで寝ていた。無事ってことは、あいつらから逃げきれたって事か〜でここはあきこの家と

 

近藤「お目覚めですか。一馬殿」

 

近藤さんが入って来た

 

一馬「近藤さん。寝ている間に何がありました?」

 

近藤「あなたが眠った後は......しばらく追いかけっこした後、車に搭載した煙幕を使い、何とか逃げ切る事が出来ました」

 

一馬「そうですか.....」

 

すると

 

あきこ「一馬さま!!!」

 

あきこが走って来た

 

一馬「あきこ!」

 

近藤「お嬢様!」

 

あきこ「はぁ.......はぁ......近藤から聞きましたわ。私が寝ている間に命を狙われてたと」

 

一馬「あ、あぁ。でも、まだ終わったわけじゃないからな......」

 

にしても多額の金で雇われた忍、雇ったのはお金持ち.......オレが金持ちに命を狙われる原因は.....まさか!

 

あきこ「許せませんわ.....一馬さまの命を狙おうとする人達は.....」

 

春雄「私も許せん!」

 

おぉ、春雄さんまで来た

 

一馬「お、おはようございます」

 

春雄「うむ、おはよう。しかし何処の者が....」

 

一馬「あのーもしかしたら犯人分かったかもしれませんよ。その前に.....みんなを一度集めてください。場所はこの部屋で」

 

春雄「うむ、分かった」

 

近藤「みらいさん達も呼びますか?」

 

一馬「あの時は後電話で話すって言ったけど......呼んじゃおっか」

 

近藤「かしこまりました」

 

一馬「そうだ、あきこ、お前の部屋に案内してくれないか?」

 

あきこ「分かりましたわ!それでは、お父さま、近藤、また後で」

 

春雄「うむ」

 

近藤「はい、お嬢様」

 

あきこ「さぁ、一馬さま!こっちですわ!」

 

あきこはオレの手を引いて向かった

 

[あきこの部屋]

 

あきこ「着きましたわ」

 

一馬「ありがとう」

 

おぉ、オレが寝てた部屋よりもゴージャスだな

 

あきこ「でもなぜ私のお部屋を?」

 

一馬「少しでも犯人と関係があるかもしれないからな......」

 

あきこ「と言いますと?」

 

一馬「この騒動はお前も少しは関係してくるかもしれない........」

 

あきこ「私が?」

 

一馬「あぁ.....」

 

オレは部屋中を探した。そして引き出しを調べると.......

 

一馬「ん?手紙?」

 

何通かの手紙を発見した

 

あきこ「それは、金成みつひこ様からのお手紙ですわ。捨てるのは勿体無いので入れていましたの」

 

名前からして男の金持ち......手がかりがあるかも知れない

 

一馬「そうか.......読んでも良いか?」

 

あきこ「えぇ.......良いですけど」

 

オレは手紙を適当に選んでそれを見た

 

【あぁ、愛しのあきこ、今度こそ僕の愛を受け止めてはくれないか?】

 

っとあきこへの文ばっかだった。で、最後の手紙を見ると、ある一文に注目した

 

【あきこ!今の君の近くには悪い虫がいる。だが心配しないでくれ悪い虫は近い内にいなくなる】

 

............これだ。犯人を決定付ける証拠。犯人は金成みつひこだ。悪い虫とはオレの事、何故か奴はオレとあきこが付き合ってるのを知ってる。どうやって知ったのかは分からんが、とにかくみつひことか言う奴はオレを憎んでる。そしてあの不良みたいな忍者達を雇ってオレという悪い虫を始末しようと差し向けた......と

 

あきこ「初めて読んだ時も思いましたが、わたくしの近くに悪い虫は居ませんが.....一馬さま?」

 

一馬「............繋がった」

 

あきこ「分かったのですか?」

 

一馬「あぁ、行くぞ」

 

オレは手紙を持ってあきこと一緒にオレが寝てた部屋に戻った

 

一馬「ふぅ....」

 

みらい「一馬くん!」

 

入った瞬間みらいが飛び込んできた

 

一馬「おっとっと.....みらい、リコ、ことは、モフルン......」

 

リコ「聞いたわよ、命を狙われたんですって?」

 

みらい「大丈夫!?怪我してない!?」

 

一馬「大丈夫だ、問題ない」

 

ことは「無事でよかったぁ〜」

 

モフ美「ホッとしたモフ〜」

 

一馬「ははは.....さてと」

 

オレはみんなに、犯人とかの説明をした

 

一馬「以上です」

 

春雄「ふぅむ、金成家の.....あきこと一馬くんが付き合ってるのは今の所、我らと四葉家しか知らないはず......まさか盗撮か?」

 

近藤「あり得ますな」

 

ざわざわした空気が流れる

 

春雄「よし、今度金成家と商談があるから、その時に今回のことを話そうと思う。一馬くん君は商談が終わるまでこの屋敷に泊まりなさい」

 

一馬「......大丈夫です」

 

春雄「大丈夫って、君.....」

 

あきこ「一馬さま......」

 

近藤「相手は忍なのですぞ!?」

 

一馬「オレ強いですから。それに、いざって時には頼りになる相棒、そして仲間いや、恋人達もいますしね」

 

みらい「えへへ〜頼りになる恋人〜」(にやけ顔)

 

一馬「でも、もしかしたら、お前達の出番無いかもだけど」

 

みらい達「ぷ〜」(頬を膨らませて)

 

あ、かわいい

 

一馬「忍がなんだ。オレがぶっ飛ばしてやる.........そういうわけで.....今日は帰ろうかな」

 

春雄「分かった。近藤、送ってあげなさい。一馬くん、くれぐれも無茶はしないように」

 

一馬「........はい!」

 

あきこ「一馬さま.......また」

 

一馬「あぁ、またな」

 

オレ達は近藤さんの車に乗って津成木町へ戻った。その途中のショッピングモールでオレは降りた

 

一馬「さて、適当にぶらりとするかね」

 

オレは適当にふらつく.........フリをしながら人気の無い路地裏に向かった

 

一馬「........出てこいよ」

 

行き止まりで振り向いてそう言うと、上から夜中に見た奴らが現れた

 

忍グレ1「なぜ分かった」

 

一馬「オレは感が鋭いんでね」

 

無論分かったのはクリスタルのお陰だけどね

 

忍グレ2「で、何で行き止まりに居るんだ?諦めて大人しくオレ達に命を差し出すためか?」

 

一馬「違う。お前達をぶっ飛ばすためだ!」

 

オレは構えた

 

忍グレ3「プッ、何言ってんだコイツ、ただの一般人、それもガキがオレ達忍をぶっ飛ばすだぁ?とんだ笑い話だぜ!」 

 

一馬「そうやってヘラヘラ出来るのも今の内だな。笑い話かどうか......試してみなよ?」

 

瞬間、奴らは表情を変え、武器を取り出した

 

忍グレ1「舐めてんじゃねぇぞクソガキが!やっちまおうぜ!」

 

奴らが向かってくるその時だった

 

?1「待て!」

 

?2「その人に手を出すなら」

 

突然オレの目の前に、二人の女の子が降りて来た.........ってこの二人は!

 

月光「この私が許しません!」

 

前に会った銀髪姉妹!

 

閃光「坂田、ようやくお前に借りが返せる」

 

.........え?借りを返すって......もしかしてこの二人が戦うのか?



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一馬、命を狙われる その3

[一馬達が八神邸に居る時の事。忍基地にて]

 

?「......」

 

一人の黒髪ショートヘアの女性が居た。そこへ

 

閃光「氷花(ひょうか)先生、来たぞ」

 

月光「何か御用でも?」

 

氷花「うん、どうやら忍グレ達が暴れているようなんだ」

 

閃光「忍グレ?」

 

月光「でも、私達とどういう関係が.....」

 

氷花「関係はあるかもね。目撃されたのが、津成木町って町よ」

 

月光「津成木町!?」

 

閃光「津成木町といえば、坂田が通ってる中学校がある町の名前.......まさか」

 

氷花「その坂田くんって子かは分からないけど、中学生の男の子が、襲われかけたみたいだね。ストレス発散、もしくは誰かに雇われたのか........ともかく、2人は忍グレの退治、及び1人はここへ連れてくること、そして襲われていた男の子も連れてくること。この忍務を引き受けてくれるかしら?」

 

月光「坂田さんを.......分かりました!」

 

閃光「これであいつに借りを返せる......行くぞ月光」

 

月光「えぇ、坂田さん、今あなたの元へ.....」

 

そして2人は津成木町に向かい、忍グレ達と一馬を発見して、現在に至る

 

[一馬視点]

 

忍グレ1「なんだテメェら何のようだ!」

 

閃光「お前達落ちこぼれの忍グレを退治しろと忍務を受けた」

 

落ちこぼれ?コイツら、落ちこぼれなのか?どうやらお坊ちゃんは相当オレを舐めていたらしいな。で、忍グレっていうのか、アイツらは......ん?何でこの2人が落ちこぼれとか忍グレとかのワードを......まさかこの2人は

 

忍グレ2「ま、まさか忍か!?」

 

閃光「そうだ」

 

忍だったのか!てことはあの学校は.......忍の育成学校なのか!?なるほどあの時のクリスタルの言っていた事が分かったぜ..........

 

月光「坂田さん、安心してくださいね。私と閃光があなたを護りますから」

 

向こうの子は閃光って言うのか

 

閃光「月光。ここは私だけで十分だ.....場所を変えるぞ」

 

なるほどこっちの子は月光と......名前も似てるな。そして閃光が指パッチンすると、アイツらと閃光の姿が消えた

 

一馬「消えた!?何処へ」

 

月光「閃光は忍結界を展開したのです」

 

一馬「忍結界?」

 

デリシャスフィールドみたいなものか?すると、閃光とアイツらが現れた。アイツらは伸びていた......

 

閃光「終わったぞ」

 

一馬「早っ!?」

 

閃光「あぁ、口程にもない奴らだったからな」

 

一馬「そ、そうか.....」

 

つ、強ぇ....下手したらプリキュアに近いレベルかも.....

 

閃光「さて月光、こいつらを基地に連れて行くぞ。お前も一緒にな」

 

一馬「へ?何でさ?」

 

月光「それは、あなたが狙われてるからです」

 

閃光「何で狙われてるのかは知らないけどな」

 

一馬「だからオレは....」

 

閃光「とにかく来るんだ!話はそれからだ!」

 

うぅ、圧が凄い......

 

一馬「はい.....」

 

すると閃光は3人の内の1人、多分リーダー格の奴を持ち上げた。おぉ.....

 

月光「失礼しまーす」

 

一馬「へ?わっ!?」

 

月光が何とオレを.......持ち上げはしなかったが

 

一馬「な、なんだよこの藁人形は!」

 

バケツ?を被った藁人形が突然オレを持ち上げたのだ

 

月光「この子はジュジュと言って、私の操る傀儡です!」

 

傀儡.....て事はロボ?藁ロボってこと!?でも傀儡.....さすが忍.......すると閃光、月光、ジュジュは何と飛び上がった

 

一馬「わっ!?」

 

月光「坂田さん、大丈夫です。落としませんから!」

 

うーん、慣れてるとは言え、心配。そして、ビルの屋上をぴょんぴょん飛んで、やがてとある屋上へ着いた

 

閃光「着いたぞ」

 

オレはジュジュから降りた。ここが.....へぇ〜和風の屋敷があるな。見た感じここは....まさかビル!?

 

閃光「ついて来い」

 

一馬「お、おう」

 

オレは2人について行った。しばらく歩くと、1人の女性が見えて来た。見たら分かる。大人だ

 

閃光「氷花先生、連れて来たぞ」

 

月光「忍グレの1人と襲われていた男の子、坂田一馬さんです!」

 

一馬「ど、どうも.....」

 

せ、先生なのか.....

 

氷花「お帰り2人とも、君が坂田一馬くんか〜......ふーん?月光の言ってた通り見た目は良いわね」

 

月光「そうでしょそうでしょ!」

 

オレのどこが......まぁ、こんな事言える資格はもう無いか

 

氷花「早速話して貰いたい事があるけど......まずは忍グレが逃げないように縛らないとね」

 

すると氷花さんは伸びてる忍グレの手と足を縛った。は、早い!

 

氷花「これでよし、さてっと」

 

氷花さんはオレを見つめた

 

氷花「これから私がいくつか質問をするから、君は正直に答えるのよ?良いわね?嘘ついちゃだ・め・よ」

 

い、色気が.....

 

一馬「は、はい......」///

 

氷花「先ずは、君の住んでる町は?」

 

一馬「津成木町です」

 

氷花「ふんふん....次、君は何歳かな?」

 

一馬「14です」

 

氷花「14歳....2人と同い年か.....っとこの2つはいわば前座、ここからが本題よ。君は.....なぜ狙われていたのかな?」

 

一馬「ん〜......」

 

氷花「正直にって言ったけど、流石に分からないよね?自分の考えを言って良いのよ?」

 

一馬「誰かに雇われた?」

 

氷花「雇われた......確かにその考えは合ってるかもね。でも、真実はあの忍グレから聞かなきゃね。質問は以上よ。さてと、私はこいつに色々と聞かなきゃならないから、月光、閃光一馬くんを部屋に案内してー」

 

月光「分かりましたー!さ、一馬さん!私が案内します!」

 

月光が腕に抱きついて来た。胸が.....ってクリス達で慣れてるから少しは平気だ

 

一馬「お、おう....てか、お前さっきまで苗字で呼んでたじゃん!?」

 

月光「やっぱり名前で呼んだほうが良いと思いまして」

 

一馬「そうでっか....」

 

閃光「私がいる事を忘れるなよ」

 

月光「あらごめんなさい。それじゃあ案内しますね」

 

一馬「あ、あぁ」

 

そしてオレは2人に案内された......




氷花

忍基地で、忍学生達を指導しているナイスバディな黒髪ショートヘアの女性の忍。性格は優しいが、敵意のある者には容赦しない


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一馬、命を狙われる その4

オレは2人に案内されて、客人用の部屋っぽい部屋に着いた。ふむ、ベッドやテレビ等一通りあるな

 

閃光「さて、先生からの連絡が来るまで、お前はしばらくここに居るんだ」

 

月光「待つのも暇ですから、お互いに自己紹介しましょうか」

 

閃光「それもそうだな。お前はあの時自分の名前だけ言った後すぐに帰って行ったからな」

 

一馬「ははは.....ごめん」

 

閃光「まぁ良い。改めて、私は閃光、死塾月閃女学館中等部の2年生だ。そしてこっちが」

 

月光「月光です。同じく中等部2年です」

 

一馬「津成木第一中学2年生、坂田一馬。まぁ、よろしくな」

 

閃光「よろしく」

 

月光「よろしくお願いします」

 

よし、互いに挨拶したし、なんか質問してみるか

 

一馬「ちょっと2つ質問があるんだが......1つ目の質問は...月光と閃光って双子の姉妹?」

 

閃光「双子の姉妹か.......私と月光は厳密には双子では無い。腹違いなんだ」

 

えっと腹違いって確か、お父さんは一緒だけどお母さんが違うって事か.......ゲームで見た事がある

 

月光「ちなみに、私の方がお姉ちゃんですよ」

 

一馬「なるほど.....次の質問、さっき中等部って言ってたよな?て事は.....」

 

閃光「あぁ、高等部もあるぞ」

 

月光「高等部の先輩方もこの基地に居ますから、もしかしたら、会えるかもしれませんね」

 

一馬「へぇ〜」

 

すると氷花さんが入って来た 

 

氷花「あ、いたいた!」

 

一馬「氷花さん!」

 

月光「もう終わったのですか?」

 

氷花「うん、色んなことを話してくれたよ」

 

拷問されたんだな.....ざまぁ

 

氷花「で一馬くん、聞きたいことがあるんだけど........君が八神財閥のお嬢様と付き合ってるって本当?」

 

月光「!?」

 

閃光「.......」

 

月光が凄い驚いた顔をしていた

 

一馬「.........はい」

 

氷花「忍グレの証言と合ってるわね......風の噂では、八神財閥のお嬢様に婚約者が出来たってことは知っていたけど、君だったとはねぇ〜」

 

月光「一馬さんに恋人が.......」

 

一馬「ん〜実はオレ恋人まだ居るんだよなぁ〜」

 

月光&閃光「え?」

 

氷花「え、じゃあ君いわゆるハーレム?」

 

一馬「......はい。あーでもあきこ、あぁ、八神財閥のお嬢さんね、そこのお父さんが一夫多妻制を追加しようと動いてるって......」

 

氷花「へぇ〜一夫多妻制ねぇ〜」

 

月光(それなら私にもチャンスが......)

 

閃光「待てよ、もしかして様々な学校で噂になってるあの事件は.......」

 

一馬「あぁ、女達と仲良くしてるオレを見ての醜い嫉妬が引き起こした事件さ」

 

閃光「そ、そうだったのか.......」

 

月光「そんな事が......」

 

氷花「君、大変だったね.....っといっけない!忍グレ達に依頼した人物が分かったよ。名前は金成みつひこ、金成財閥のおぼっちゃまさ」

 

一馬「やっぱり!」

 

氷花「やっぱり?」

 

一馬「あ、えっと実はそいつが犯人かもって考えてたんです!」

 

氷花「詳しく教えてくれるかな?」

 

オレは氷花さん達に昨日の事や今日八神邸で調べ見つけたみつひこを犯人と断定できる証拠を話した

 

氷花「ふむふむ、つまり彼が言う悪い虫、つまり君を排除する為に忍グレに依頼した......忍グレが言っていた事と一致するね.........ありがとう。後は私達に.....」

 

一馬「あ、そう言えば、あきこのお父さんが今度金成家と商談があるとか.......」

 

氷花「ふむ、そこで今回の事を言えば、これは収まる.......と」

 

一馬「多分.....」

 

すると、電話が鳴った

 

一馬「電話だ.....あ、みらいからだ」

 

氷花「え?」

 

閃光「先生、私たちの知ってる未来では無いと思う」(小声)

 

氷花「そ、そうだよね......」(小声)

 

オレは電話に出た

 

一馬「はいもしもし?」

 

みらい『一馬くん!今どこ!』

 

一馬「え?何処って.........」

 

氷花「私に任せて。電話変わっても良いかしら?」

 

一馬「は、はい。みらい、オレは今ある所で保護されてるんだ。ちょっと今からある人に変わるから。その人から聞いて!」

 

みらい『う、うん!』

 

オレは氷花さんに電話を渡した

 

氷花「あ、お電話変わりました〜」

 

月光「ねぇ一馬さん、さっき話してた人って」(小声)

 

オレ、月光、閃光は氷花さんが電話してる間、小声で話した

 

一馬「幼馴染だよ。生まれた時からな。ちなみにオレの恋人の1人」(小声)

 

月光「えー!?恋人の1人なのですか!?」

 

一馬「あぁ」

 

閃光「幼馴染か......名前は?」(小声)

 

一馬「朝日奈みらい、ちなみにみらいはひらがなで書くぞ〜」

 

月光「朝日奈......みらいさんね.....」

 

一馬「何か引っ掛かるような言い方だな」

 

閃光「実はこの忍基地にも未来という忍がいるんだ」

 

一馬「まじでか」

 

閃光「あぁ、こっちの未来は漢字で書くけどな」

 

一馬「実際会ったらややこしくなるな.....」

 

閃光「まぁその時はその時で考えよう」

 

氷花「一馬くーん、電話変わるよー」

 

一馬「あ、はーい!」(小声終わり)

 

オレは電話を変わった

 

一馬「変わったぞー」

 

みらい『一馬くん、今は秘密警察の人達にお世話になってるそうだけど......』

 

一馬「ひ、秘密警察......」

 

氷花さんを見ると、Vサインしてた

 

みらい『迷惑をかけたらダメだよ?そして絶対無事に帰って来てね?ってお母さんが言ってたよ。でもこれはわたし達のメッセージでもあるからね!』

 

一馬「お、おう!」

 

みらい『それじゃあ切るよ?じゃあね』

 

一馬「あぁ、またな」

 

電話は終わった

 

氷花「まぁ、忍の存在は公には出来ないからねー、秘密警察って事にしちゃった!」

 

一馬「は、はぁ......じゃあオレはこの辺で帰り」

 

氷花「帰っちゃダメよ」

 

一馬「へ?」

 

氷花「恐らく、忍グレ達がやられた事は向こうの耳にも届いてるはず、もしかしたら今度は忍グレのような落ちこぼれの忍達じゃなく、もっと腕の立つ忍を雇うかもしれない.......だから帰るのは危険よ。今日から危険が無くなるまでここで暮らすのよ」

 

言い返したら物凄く怒られそう.......ここは素直に甘えよう

 

月光「一馬さんがここで!?」

 

閃光「先生!」

 

氷花「.......上層部から何か言われたら、責任は私が取るわ」

 

上層部とかあるのか......

 

一馬「......今日からお願いします」

 

氷花「ふふっ、これからよろしくね」

 

月光「これから一緒ですね!」

 

閃光「一馬の危険が無くなるまで......だがな」

 

月光「分かってるわよ閃光」

 

こうしてオレは、春雄さんの商談が終わるまで、ここでお世話になることになった........



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一馬、命を狙われる その5

これで終わりです。こんなお話に付き合ってくださってありがとうございました


オレは春雄さんからの電話が来るまでの間、忍基地で保護されることになった。昼だったこともあって昼飯は閃光が作ってくれた。作ってくれたのだが

 

月光「はい、あ〜ん」

 

一馬「あ、あーん.....」

 

と月光があーんをしてくる。最初は自分で食べるって言って断ったのだが、どんどん押して来て、最後は負けて、あーんで食べることになった。味は結構美味かったぞ。その後、暇を潰そうと思ったが、この部屋にはゲームが無く、ゲームで暇を潰す事ができない。て事で基地内をウロウロして暇を潰すことにした

 

一馬「♪〜♪〜.......」

 

........誰かに見られてる?振り向くとそこには

 

?「........」

 

ジャージを着た紫髪の女の人がオレを見ていた......なんか暗そうな雰囲気だなぁ.....忍なのかな?

 

一馬「あの、オレに何か......」

 

?「........あなたが、先生の言っていた人.....ですか?」

 

先生まさか、ここにいる人全員に知らせてる感じ?

 

一馬「あ、はい....名前は」

 

?「知ってます、坂田一馬くん....ですよね?」

 

名前まで言ったのか〜

 

一馬「えぇ、まぁ合ってます......オレに何か?」

 

?「その声......私はあなたと会ったことがあります........」

 

一馬「へ?いやいやいや、会ったことなんて......」

 

?「.......ネットで会ってます。cute_hikkyって言ったら......分かりますか?」

 

.........まさか

 

一馬「え?もしかしてヒッキーさん?」

 

紫「はい、そのヒッキーさんです.......本当の名前は紫と言います......[カズマ]くん」

 

一馬「う、うそーん!

 

いやでも、声をよく聞くとボイチャで聞いたことが.......ある!

 

一馬「まさかこんな形でヒッキーさんの正体をしってしまうとは......」

 

紫「私もびっくりしてます......あの、私の部屋で一緒にゲームしませんか.......?」

 

一馬「え?ゲーム?良いですけど」

 

紫「それじゃあ行きましょうか......」

 

オレは紫さんに着いて行って、紫さんの部屋に入った。中は結構暗かった.....そしてこの部屋の感じ.....もしかして紫さんは引きこもり?

 

紫「私は........外の世界が苦手ですから......自分の部屋が一番落ち着くんです.....」

 

一馬「え?」

 

紫「私......匂いでその人が考えてる事が......分かるんです.......さっき部屋を見て.......引きこもりって思いましたよね.......?」

 

そんな特技が......

 

一馬「す、凄い.....」

 

その後、オレと紫さんは一緒にゲームを楽しんだ。途中べべたんって言うどっかで見たことあるような熊.......のぬいぐるみを持ってきた。何でも一番大切な友達らしい。みらいとモフルンの関係に似てるかも

 

一馬「ふぅ.......対戦だと結構強いな。あんた」

 

紫「ふふっ、一馬くんの方が強いよ.....べべたんも強いって言ってる.......」

 

紫さん、ゲームやってる内に、敬語じゃ無くなったんだよな.......

 

[♪〜♪〜]

 

携帯が鳴ってる

 

一馬「あ、携帯が.....もしかしたら....ちょっと失礼します」

 

紫「う、うん......」

 

オレは部屋の外に出た

 

一馬「もしもし?」

 

春雄『おぉ、一馬くん』

 

一馬「春雄さん!ってことは......」

 

春雄『あぁ、商談は終わったよ。それで君とあきこが付き合ってる事を話してね。向こうはビックリしてたよ。そして今回のことを話したらさらに驚いて、落ち込んでいたよ。そうだ、向こうの執事はギクって驚いてたから、多分グルだったと思う。まぁ兎に角、彼は親からものすごーく叱られるのは確実、君が命を狙われることはもう無いはずだ』

 

一馬「そうですか.....」

 

春雄『うむ、ではな』(電話を切る)

 

.....氷花さんに伝えなくちゃ!

 

氷花「そうか......て事は帰るんだね.....」

 

一馬「はい」

 

オレは氷花先生を見つけて、電話の内容を話した

 

月光「一馬さん!もう帰るんですか!?」

 

一馬「あぁ。今日だけだったけど、世話になったな」

 

閃光「また、命が狙われるような事があれば、私達に相談しろ、必ず力になるぞ」

 

氷花「というか、またここに来ても良いよ。はいこれ地図ねー」

 

氷花さんは紙をオレにくれた

 

一馬「あ、ありがとうございます。それじゃあオレはこの辺で」

 

月光「待ってください!」

 

一馬「?」

 

月光「また会えますよね?」

 

一馬「あぁ、さっき地図も貰ったしな。んじゃあな!」

 

オレは外へ.......その前に

 

一馬「紫さん!」

 

オレは紫さんの部屋に入った

 

紫「一馬くん?」

 

一馬「あの、紫さんオレ.....」

 

紫「帰るん.....だよね?」

 

一馬「はい.....」

 

紫「君と一緒に.......ゲームが出来て......楽しかった.....今度はネットで遊ぼうね?」

 

一馬「あ、は、はい!そ、それじゃあ!」

 

オレは今度こそ外へ出た。よく見るとここはビルだったんだな.....地図は.....駅までのルートしか書いてない.....でもまぁこの方が良いか。そしてオレは電車に乗って津成木町へ戻って来た。ん〜久しぶりに戻った気分みたいだ〜

 

一馬「ただいま〜」

 

オレは無事に帰宅した

 

クリス「あ〜おかえりなさ〜い」

 

みらい「おっかえりー!一馬くん!」

 

一馬「心配かけたな」

 

リコ「全く....それで、忍基地で何してたの?」

 

一馬「へ?な、何のことかなぁ?」

 

やーっぱみらい達にはバレてるか

 

みらい「とぼけてもダーメー、クリスちゃん達がクリスタル通じて見てたもんねー」

 

クォーツ「へへん、気づかないと思ってた?」

 

ルチル「秘密警察じゃなくて、忍の基地にいた事、わたし達には全てお見通し」

 

一馬「はぁ.....分かった全て話す」

 

そしてオレは忍び基地で起きたことを話したのであった......忍を雇ってオレを殺そうとした野郎、今はどうしてるんだか.....ま、ひと段落したからそんな奴の末路なんざどうでも良いか

 

[その頃]

 

みつひこ「パパ!ママ!ここから出してぇぇぇ!!!

 

執事「旦那様!奥様!どうか!どうかぁぁぁぁ!!!」

 

とある豪邸の地下牢で2人の人間の悲痛な叫びがが聞こえて来たそうな



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SS 親が帰ってくる

ある日の昼

 

[ピンポーン]

 

一馬「ん?」

 

誰だ?みらい達.....は普通に入ってくるし、あるとするならあきこか宅配業者か?

 

一馬「おーいお前らー、なんか注文したか?」

 

クリス「してないよ〜」

 

クォーツ「わたしもー!」

 

ルチル「何も頼んでいない....」

 

一馬「そうか。まぁ一応出るか。はいはーい」

 

外に出るとそこにいたのは

 

?1「よぉ!元気か一馬!」

 

?2「ママとパパが帰ってきたわよ!」

 

よーく知ってる2人がいた........嘘だろ今日帰ってくるとか聞いてねぇんだが

 

一馬「父さん.....母さん.....予告無しで帰ってくるって.....」

 

2人が帰ってくる時はいつも電話してくるからな......

 

一馬の父「あーすまん、本当その....」

 

一馬の母「電話しようとしたのだけど、ユウちゃんが今回は予告せずにサプライズだー!って言って、電話せずに来ちゃった」

 

ゆうちゃんとはオレの父さんの名前、坂田優馬の事だ

 

優馬「そ、そはら、そこは俺が言う所だったのに!」

 

母さんの名前はそはら......年齢と見た目が吊り合わないから、年齢詐欺になりかけてる......

 

そはら「なーにか変なこと考えてたかしら?」

 

一馬「何も考えてねぇよ」

 

そはら「うーん、ママの勘の勘違いかなぁ〜?」

 

クリス「一馬くん〜誰か来たの〜?」

 

クォーツ「だ、誰!?.......ってあれ?どこかで見たような.....確か.....」

 

ルチル「一馬のお父さんとお母さんですね。私はルチルです」

 

そはら「あら、正解よ。私がカズちゃんのママのそはらでーす」

 

優馬「お前達が噂の居候三姉妹か。俺は坂田優馬、こいつの親父だ」

 

クリス「クリスで〜す」

 

クォーツ「クォーツでーす!」

 

ルチル「ルチルです。初めまして、お義父さん、お義母さん」

 

優馬「ハッハッハッ!お義父さんか!」

 

そはら「お義母さんかぁ.....」

 

一馬「早すぎるだろ.......」

 

ルチル「居候してるから、あなたの両親はお義父さん、お義母さん呼びした方が良いかなと.....」

 

一馬「さいでっか」

 

そしてオレたちはリビングに移動した

 

クォーツ「そう言えば、2人ってどんな仕事をしてるの?」

 

優馬「俺とそはらか?そうだなぁ.....バン◯イに勤めてるぞ」

 

そはら「ユウちゃんはバンダ◯イスピリッツの方に勤めてるけどね」

 

一馬「しかも2人ともかなり良い立ち位置にいる.....」

 

クォーツ「凄い!」

 

優馬「ありがとう。でも、凄いだけじゃ無いんだ........良い立ち位置にいるから.......一馬と離れ離れに.....」

 

そはら「うわぁーん!カズちゃん!ママ達がお仕事人間でごめんねぇ〜!」(泣きながら一馬に抱きつく)

 

あー母さんが抱きついて来た.......柔らかい。てかこれ聞くの何回目だ........

 

一馬「大丈夫だよ、オレはもう子供じゃ無いし」

 

優馬「お前はまだ、年齢も中身も子供だ!ははははは!!!」

 

一馬「.....そうでした」

 

すると誰かがリビングに入って来た

 

みらい「一馬くーん、来たよ.....あ!」

 

リコ「来たわよ.....って!」

 

ことは「一馬のお父さんとお母さん!」

 

優馬「やぁ、みらいちゃん、リコちゃん、ことはちゃん。久しぶり」

 

みらい「優馬さん!そはらさん!」

 

リコ「お、お久しぶりです!」

 

ことは「お久しぶりです!」

 

ちなみにリコとことはとは、前に家へ帰って来た時に会っている

 

そはら「お久しぶり〜ってあら?そちらの子は.....カズちゃんが言ってたモフ美ちゃんね。初めまして、かずちゃんのママのそはらよ」

 

優馬「一馬の親父の優馬だ、よろしくなモフ美ちゃん」

 

モフ美「モフ!よろしくお願いしますモフ!」

 

その後、みらい達を交えて、色んなことを話した

 

そはら「いやぁ、こうしてみると、かずちゃん。さらに女の子が増えたねぇ〜こんなにモテてるのを見てると誰かさんを思い出すわ......ねぇ〜?」(優馬を見る)

 

優馬「あははは.......」(目を逸らす)

 

この反応を見るに、父さんって昔は結構モテてたのか

 

優馬「そう言えば、お前、中学校で暴れたって聞いたぞ。オレとそはらが今住んでる街の近くの学校でも噂が届いてたぞ」

 

一馬「あーそう?」

 

そはら「全く、学校で大喧嘩するなんて、昔のユウちゃんみたいね〜」

 

それ初耳だぞ!?

 

優馬「そ、そはら.....」

 

オレって父さんの血を色濃く受け継いでるのかな......

 

優馬「一馬、話を変えるが......お前、八神家のお嬢さんとも付き合ってるんだって?」

 

一馬「......あぁ」

 

優馬「お前はどこまでモテるんだよ......まぁ昔の俺もそうだったが」

 

やはりか。逆にオレが母さんから受け継いでるのは.......家事スキルか?それと優しさ.......なのか?

 

優馬「さて、今度は大吉と今日子ちゃん、かの子さんに会ってくるか」

 

そはら「3人からもカズちゃんの事を聞かないとね」

 

優馬「それじゃあちょっと行ってくるぜ!」

 

そして2人はみらいの家へ行った......ふぅ......

 

一馬「急に帰ってくるとか、少しビビっちまったぜ.....」

 

クォーツ「あんたの両親っていつもあんな感じ?」

 

一馬「まぁ、うん.....主に母さんがな.....」

 

ルチル「あ、そうだ。お義母さんが少し言っていたけど、お義父さんって昔、学校で大喧嘩したって言ってたわね」

 

一馬「初耳だった.....」

 

みらい「もしかして一馬くんが喧嘩で強いのって.....多分、優馬さんの....」

 

一馬「かもなぁ〜」

 

クリス「じゃあ〜お義母さんから〜受け継いでるのは〜何かな〜?」

 

一馬「家事と.......優しさ?」

 

リコ「あなたに優しいところだなんてあったかしら?」

 

一馬「あった!..........と思う」

 

リコ「思うって......いえ、あったわね、大喧嘩事件の時に.......あの時あきこの報復を止めてたじゃ無い」

 

あきこ『こんなにも傷を.......近藤、報復の準備を」

 

近藤『ハッ!』

 

一馬『待て待て待て待て、報復とかしなくて良いから!』

 

あきこ『え、でも一馬さま......』

 

一馬『これくらい大丈夫だって!明日には治ってるさ!』

 

一馬「.......あー確かにあったな」

 

でもあれは優しさ.....かもな.....そして2日ぐらい両親と過ごした。久しぶりの母さんの飯は美味かったなぁ〜そして

 

一馬「もう戻るんだな」

 

そはら「本当はもっと....うぅん、ずっと暮らしたいところだけど.......」

 

優馬「上がなぁ.......本当にすまない」

 

一馬「大丈夫だよ、みらい達の他に、今はクリス達3人が家に居候してるしね」

 

優馬「そうか........クリスちゃん、クォーツちゃん、ルチルちゃん、そしてモフ美ちゃん。これからも、みらいちゃん達と一緒にこいつの事をよろしく頼むぜ」

 

そはら「これからもカズちゃんをよろしくね」

 

みらい達「はい!」

 

そはら「ふふっ.........いつかはあの子達もこっちに呼んでカズちゃんと.....ふふっ」(いつかはから超小声)

 

そして、2人は車で戻っていった.........行っちまったなぁ〜そして後日、メールでマスクメロンがたくさん届いたとの知らせが来た。あきこの仕業だな.....まぁ良いけど



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そらからきたてんしたち その1

一馬「あ〜........」

 

いつもと変わらない朝!いつもと変わらない景色!そしていつもと変わらない部屋.......?

 

?1「おはようございますマスター」

 

一馬「..............うわぁ!?」

 

オレはベッドから転げ落ちた......転げ落ちた瞬間に見たのは、ピンク髪の女の子、水色髪の背の低い女の子、金髪の女の子だった......思い出した!

 

一馬「夢じゃないだと......」

 

あれは夢じゃなかった......

 

?2「夢?これは現実よ」

 

水色髪の子がそう言った。なぜオレがこんな発言したのか。それは昨日.....いや、今日の深夜に遡る

 

[深夜]

 

一馬「...........」

 

薄暗い部屋でのゲームは感覚が研ぎ澄まされるぜ.......

 

クリスタル『お前、前から思ったがこんな暗い中よく集中出来るな......』

 

一馬「まぁな.........これで終わりっと!これでようやく寝れる.....」

 

とその時!

 

一馬「何の光!?」

 

突如外が光り出したのだ.......あの位置は....庭か?

 

クリスタル『一馬......行くのか?』

 

一馬「あぁ、だが、オレ1人で行くぜ........」

 

オレは護身用に木刀を装備した

 

一馬「クリスタルはそこで待機.....万が一何かあればクリス達を起こしてくれ、良いな?」

 

クリスタル『あぁ、だが警戒しろ、何かまでは分からんぞ』

 

一馬「分かってる。行ってくるぜ」

 

オレは部屋を出た。

 

[1階]

 

さぁ何が出る......鬼が出るかそれとも蛇か?どっち道、敵意があるのが来たなら叩くまでだ.......人影が見える。三人か?......でも何だ......背中から.........羽が生えてる?まさか天使?って、後ろ振り向いてるな。声を掛けるか

 

一馬「お前達一体!何......」

 

?1「?」

 

振り向くとそこには........エロい格好した天使3人(まぁ内1人はマシだが)がいた

 

一馬「者.......何だ......」///(木刀を落とす)

 

あれ?意識が......

 

?3「せ、先輩!倒れましたよ!?」

 

?1「......マスターの部屋にマスターを運びましょう。それと、インプリンティングも」

 

?2「倒れてる間にするの!?」

 

[現在]

 

起きたら自分のベッドで寝ていて、今転げ落ちた。

 

一馬「お、お前達は一体.......」

 

オレはベッドの上に戻った......ん?右手に違和感が.......なっ!?

 

一馬「何じゃこりゃあ!!」

 

オレの右手に鎖が巻かれてるだとぉ!?

 

?2「あなたをここへ運んだ後、インプリンティングさせて貰ったわ」

 

運んだの!?てか、気になるワードが出たぞ

 

一馬「イ、インプリンティング?」

 

イカロス「インプリンティングとは、契約のことです。そして、初めましてマイマスター。わたしは戦略エンジェロイド・タイプα....イカロス」

 

ニンフ「電子戦用エンジェロイド・タイプβ、ニンフ」

 

アストレア「局地戦闘用エンジェロイド・タイプΔ、アストレア!」

 

一馬「はぁ......」

 

てか戦略や電子戦ってもしかしてこいつら戦闘ロボット!?いやロボットにしては............限りなく人に近いな。ルールーと似たようなタイプなのか?

 

ニンフ「まぁ、こんなことを言ったけど、今のところは力を使わないわ」

 

それは安心........して良いのかな?

 

イカロス「ご命令をマスター」

 

一馬「へ?いやえっと.......」

 

イカロス「楽しめることをなんなりとご命令を....私達エンジェロイドはマスターを楽しませるためだけに造られた物ですから」

 

戦略、電子戦、白兵戦も楽しませるため......?

 

一馬「そうなのか?」

 

アストレア「そうだっけ?.......うん!そうだよ!」

 

一馬「そうか......でも命令って言われてもよ.......」

 

うぅ、イカロスとアストレアの見た目と胸の凶器が........目に毒だぜ.....くそぅ。ニンフが一番マシだぁ〜

 

一馬「ごめん、命令出来ない。出来ないっていうか考えてない!」

 

イカロス「考えてない......ですか?」

 

てかイカロス、声がことはにそっくりだな......

 

一馬「あぁ......いっ!?」

 

ニンフ「どうしたのよ?」

 

オレが見てる先、イカロス達の後ろには.....

 

みらい「か〜ず〜ま〜く〜ん〜?」(目のハイライト消失)

 

みらい達がいた.....

 

リコ「朝から知らない女の子達と何してるのかしら〜?」(同じく目のハイライト消失)

 

みらいとリコの目が怖い.......

 

ルチル「羽が生えてる感じ、あなた達は人間じゃないわね?」

 

クォーツ「まぁ、詳しいことは下で話してもらうわ。あなた達の首輪の鎖がどうして一馬の右手に巻かれてる意味も知りたいし.........ね?」

 

リコ「へぇ?一馬っていつのまにそんな趣味が出来たのかしら?」

 

みらい「もしかして、そういう趣味に目覚めちゃったのかな?ワクワクしたのかな?」

 

こえぇ......てか、圧倒的に誤解されてる!

 

一馬「いやあのこれは.......」

 

クリス「みんな〜詳しいことは〜下でお話ししよう?」

 

クリスタル『やれやれ、また騒がしいのが増えたな』

 

どうなる......オレ!

 

[続く!]




最近、そらのおとしものが気になって、こんなのを書きました。後悔はしてない


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そらからきたてんしたち その2

あの後、下のリビングにて......オレ達はそれぞれ自己紹介した

 

みらい「すっごい!天使さん!?天使さんって本当にいたんだ!ワクワクもんだぁ!」(目は戻った)

 

リコ「ちょっと待って、エンジェロイドって言ったわよね!?ロイドってことは......あなた達は.......ひょっとして」(同じく)

 

イカロス「はい、わたし達エンジェロイドはマスターを楽しませるために作り出された存在です」

 

ルチル「ロボットみたいなもの......いや、サイボーグね」

 

クォーツ「それってまるでルールーみたいだわ......」

 

リコ「楽しませるって.......あなた達のマスターは誰なのよ?」

 

ニンフ「今のマスターは一馬よ」

 

一馬「お前はマスターって言わないのな」

 

ニンフ「えぇ.........って!別にマスターって呼んでもよかったんだからね!」

 

これってツンデレ.....なのかな?

 

一馬「いや、名前の方がなんかこう、気が楽になるぜ」

 

ニンフ「そう......」

 

ルチル「一馬がマスターね......で、誰が送って来たのかしら?」

 

イカロス「私達を作ったお方にここへ来るようにと.......」

 

みらい「その人って誰なの?」

 

イカロス「詳しくは言えません....」

 

みらい「気になるなぁ、何で一馬くんの所へ送って来たのかなぁ〜」

 

一馬「それは気になる。どこでオレを知ったのか.....何故イカロス達を......」

 

ニンフ「言えないわよ!」

 

みらい「ちぇ〜」

 

一馬「そこまで言うなら仕方ないな」

 

リコ「で、一馬の右手に巻かれている鎖はなんなの?」

 

みらい「あ、それ!やっぱりアレ系?」

 

一馬「アレ系ってのは大体わかるぞ。だが断じて違う!」

 

イカロス「これは、インプリンティングでマスターと契約した証です」

 

リコ「契約......と言うことはイカロス達と一馬って、使い魔と主人の関係ってこと?」

 

ニンフ「使い魔ってのはよく分からないけど、そんな感じね」

 

みらい「ふーん?そうなんだぁ〜ふーん.......ま、良いかなぁ〜」

 

リコ「良いわけないでしょ!?いつよ!いつ一馬とそんな関係を!」

 

ニンフ「寝てる間にしたわ」

 

リコ「寝てる間......ってことはあなた達夜中に来たの!?」

 

一馬「あぁ、オレが1人で下に向かったらイカロス達が居てな。その時は眠気が襲って来て倒れたっけ。で起きたらベッドで寝てて、部屋にイカロス達が居て、今に至るわけ」

 

イカロス「倒れたマスターは私達が運びました」

 

一馬「そうか、ありがとうな」

 

リコ「契約、そして出会ったことが分かったのは良いわ。でも!その鎖は外せないの!?それだと見た目的に誤解を生むわよ........さっきのわたし達のように」

 

イカロス「外すことは出来ませんが、自由に伸ばしたり消したりする事が出来ます」

 

伸びてるのは何となく分かってはいたが、消すことも出来るのか!?

 

ニンフ「こんな風にね」

 

すると、イカロスとニンフの鎖が消えた。首輪付近の鎖は消えてなかったが。それと同時に右手の違和感が少し消えた。まぁまだ1つ消えてはいないが。透明どころかこれじゃあ消えてると同じだぜ.......

 

みらい「凄い......」

 

ちなみに1つ消えていない鎖...........アストレアはというと.........

 

ことは「はー!アストレアもクリスもまだまだだね!」

 

モフ美「モッフー!」

 

クリス「今度は負けないよ〜」

 

アストレア「むっきー!今度は勝つ!」

 

向こうでゲームやってた。朝から何やってんだか......ってオレも朝からゲームはするか

 

リコ「まぁ、消えるのなら、問題ないわね.......それでも首輪してる時点で怪しいけど........仕方ないわね」

 

一馬「やれやれ、これで家に3人増えたか.......」

 

イカロス「これからよろしくお願いします。マイマスター」

 

一馬「あぁ!」

 

にしても......よく聞くとことはの声に似てるな........変身した時の声がよく似てるかな?.......ま、とにかく、家に居候が3人増えた!

 

一馬「えーっと......何でオレの部屋にずっといるのかな?」

 

その後、3人用が住むための部屋に案内した......のだが

 

イカロス「私はマスターのお側に

 

イカロスだけがオレの部屋にいる......

 

一馬「そ、そうか.....」

 

ヤベェな、女の子と一緒の部屋なんざ魔法界の寮以来だな.....しかも一時的ではなく今日からずっと.......しかも

 

一馬「........」(イカロスをまじまじと見る)

 

色々と目に毒だ

 

イカロス「マスター?」

 

一馬「な、何でもねぇよ!」///

 

イカロス「?」

 

やれやれ、クリスタルがいるとは言え、ナイスバディの女の子と部屋一緒とか..........オレの身が心配になるぜ.......

 

クリスタル『やれやれだ......』



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SS 遠縁の子が来る!

[津成木駅前]

 

?「ん〜着いた〜!ふふっ.....待っててね〜愛しのか・ず・ま♡」

 

津成木町に1人の女の子がやって来た.....

 

[坂田家(一馬視点)]

 

アストレア「ねーねー!一馬!クォーツに見せてもらったガンダムアストレア!赤い方が強いって聞いたよー!」

 

アストレアがいきなりそんな事を言ってきた.........そういや、アストレアって名前のガンダムがいたんだった。どうやって呼ぼうか......普通にアストレアって呼んでもこいつがすっ飛んでくるかもしれないし.....口に出す時はGアストレアって呼ぼうかな?

 

一馬「あぁ、タイプFの事な。それが?」

 

アストレア「真っ赤になれば私も強くなれるかなーってほら!同じアストレアだし!」

 

アストレアはバカ......ニンフからそう聞いた。ちなみにイカロスは天然無表情?で、ニンフは今のところオレからしたらまともだぜ.....

 

一馬「根本的に違うわ!」

 

アストレア「嘘ぉ!?」

 

一馬「全く......」

 

[ピンポーン!]

 

一馬「あん?誰だこんな時に」

 

クリス「もしかして〜お義父さんと〜お義母さんかなぁ〜?」

 

一馬「またあの2人......だったらもう一度注意してやるぜ」

 

オレは玄関へ向かった

 

一馬「おい!......っ!?」

 

ドアを開けた瞬間、オレは何かに口を塞がれた。そして倒れた.......この感触は.....唇?てことは!

 

?「むちゅ〜!」

 

一馬「んー!?」

 

?「んっ.....んぅっ......」

 

お、オレはキスされてるのか?.......っ!?ベ、ベロを入れて来やがった.......あの時のみらいみたいに.......誰だこいつは....いや、見たことあるぞ。こいつは、この女は!

 

クリス「一馬く〜ん?どうしたの......わぁ〜!」

 

アストレア「きゃっ!?ど、どういう状況!?」

 

アストレアとクリスが来た.....

 

クリス「あわわわ〜とにかくみんなを〜」

 

アストレア「は、はい!」

 

2人は急いで上へ向かった。そういや、みらい達が上で雑談をやってる.......みらいならこいつの事を知ってるから何とかなるか?

 

?「ぷはぁ〜、ん〜久しぶり〜一馬♡」

 

オレはやっとキスから解放された......ん?あいつの口から糸が垂れてやがる.....まさか唾?まぁ良いや。それよりも!

 

一馬「な、何でお前がここにいるんだよ.....

トモ子!」

 

オレを押し倒してキスして来た存在。それは、福岡にいるオレの遠縁.....桜井トモ子だった

 

トモ子「えへへ、大好きな一馬に会いたくなって来ちゃった♡」

 

一馬「ったく......やれやれだぜ」

 

とんでもねぇ奴が家に来ちまったな.......

 

みらい「一馬くんが知らない女の子に押し倒されたって.......えっ!?トモ子ちゃん!?久しぶり!」

 

みらい達が降りて来た

 

トモ子「やっほーみらい!おやおや?ふーんほーん......一馬ぁ〜どうやらモテモテのようだねぇ〜?」

 

にやけた顔で顔を突っついて来た....

 

一馬「あははは......」

 

リコ「一馬、みらい!誰よその子は!みらいがトモ子って言ってたけど......」

 

一馬「あぁ、コイツか?そういやリコ達は知らないよな。紹介するぜ、福岡の空見町から来た遠縁の......」

 

トモ子「一馬の未来のお嫁さん!桜井トモ子で〜す!きゃる〜ん♡」

 

あざといポーズを決めるトモ子.......はぁ.....

 

一馬「こいつが勝手に嫁と言ってるだけで、オレの遠縁の子だ」

 

トモ子「勝手にって酷いなぁ〜」

 

リコ「み、未来のお嫁さんってどういう事よ!」

 

みらい「リ、リコ!落ち着いて......」

 

ことは「はー!未来のお嫁さんって事はわたしたちと一緒だ!」

 

トモ子「わたしたちと一緒.......という事は......あなた達も一馬の.....そうかそうかぁ〜」

 

納得してやがる......

 

リコ「何1人で納得してるのよ!わ、わたしは別に一馬の未来のお嫁さんじゃ.......」///

 

モフ美「リコ、顔が赤いモフ......」

 

トモ子「一馬〜沢山いるようだねぇ?」

 

一馬「キレてるのか?」

 

トモ子「まっさかー?仲間が増えて嬉しいなぁ〜って」

 

一馬「そうか.....ん?おい、あの荷物は?」

 

オレは外にあるキャリーバッグを指差した

 

トモ子「あ、これ?暮らす為の荷物」

 

一馬「..........は?」

 

一馬&イカロス以外「へ?」

 

トモ子「わたし、一馬の家に今日からお世話になりまーす!」

 

一馬&イカロス以外「えぇぇぇ!?」

 

一馬「はぁぁぁああああ!?」

 

イカロス「更に賑やかになりますね。マスター」

 

一馬「きょ、今日からお世話になるからって!?両親は!?向こうの学校は!?」

 

トモ子「心配ご無用〜ちゃんと伝えてるし、学校もここの学校へ転校するってことになったから〜♪」

 

一馬「じゃあオレの父さんや母さんには!?」

 

トモ子「伝えてるよ〜」

 

一馬「そうか......」

 

そういや電話でイカロス達の事を紹介したが、普通に許してくれたな.....いくら家がデカいからって.....

 

トモ子「という訳で、不束者ですが、これからよろしくお願いしま〜す!」

 

一馬「は、はぁ......」

 

クリス「とりあえず〜自己紹介からだね〜あたしはクリス〜」

 

はぁ......やれやれだぜまさか、トモ子がオレの家に住むことになるとはな........そして自己紹介が終わった後.......寝ている時だった

 

トモ子「一馬ぁ♡これからはず〜っと一緒だよ♡んっ....」(半脱ぎ状態で一馬を抱きしめながらキス)

 

一馬「あ、あぁ.....」///

 

積極的過ぎる.......まさかこれが発情期って奴なのか?やれやれだ.....

 

イカロス「.......マスター.....」

 

後ろからイカロスが抱きついて来た.....柔らかい

 

一馬「イカロス!?」///

 

うぅ前後から柔らかいのが.......

 

トモ子「わぁ!イカロスも........ふふふっ、このまま一緒に抱きしめよっか♪」

 

イカロス「はい」

 

そしてオレは2人と一緒に寝た.......



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SS エンジェロイドとトモ子学校へ

一馬「行くぞ、クリス、クォーツ、ルチル。そして、トモ子」

 

トモ子「うふふ、一馬と一緒に学校だー!」

 

イカロス「マスター、私達は.....,」

 

一馬「ん〜....」

 

トモ子「イカロス達も学校へ行く?」

 

アストレア「はいはーい!行きたい行きたい行きたいでーす!」

 

ニンフ「まぁ、行きたいわね」

 

イカロス「......行きたいです」

 

一馬「オイオイオイオイオイオイ、あのなぁオイオイオイオイオイオイ」

 

オレはつい某◯辺◯伴みたいにオイオイを連呼してしまった。だってさ、コイツら羽生えてるんだぜ?

 

一馬「羽が生えてる時点で怪しまれ.....」

 

何と3人は一瞬で羽を縮めた。それでも少しは見えてるが

 

ニンフ「羽くらい縮めれるわ」

 

一馬「先に言えよ!でも完全にはダメなんだな.....」

 

イカロス「はい」

 

一馬「どうしても?」

 

イカロス「はい」

 

はぁ.......まぁ、仕方ないか

 

一馬「分かった....クリス、クォーツ、ルチル。頼んだ」

 

クリス「は〜い」

 

クォーツ「任せなさい!」

 

ルチル「制服ね、分かったわ」

 

そして3人はイカロス達を自分達の部屋へと連れていった

 

一馬「はぁ......あーそれにしても」

 

オレはトモ子をまじまじと見た 

 

トモ子「どうしたの?」

 

一馬「こっちの制服.....似合ってるな」

 

トモ子「えっ!?そう!?ありがとう!」

 

トモ子は抱きついて来た。やれやれ

 

その後、イカロス達が降りて来た。背中の羽には、専用の袖が作られていた

 

一馬「へぇ、中々似合ってるじゃん」

 

イカロス「ありがとうございます」

 

アストレア「ねー!ねー!早く行こう!」

 

一馬「あぁ」

 

オレ達は家を出て、みらい達と合流した

 

みらい「えー!?イカロスちゃん達も学校に!?」

 

イカロス「はい、マスターとずっと一緒にいたいので」

 

それが目的かよ.....

 

リコ「一馬.....」

 

リコが耳元でつぶやいて来た

 

一馬「あぁ、覚悟はしてる........」

 

美女の転校生、オレの家に居候、これらから結び出される答えは一つしかない.......男、それもモテない奴らからの恨み、嫉妬だ。そして、学校へ向かった

 

高木「よーしみんないるな。朝のホームルーム........の前に、転校生だ!しかも4人!入って来い!」

 

先生がそう言うと、トモ子達が入って来た

 

トモ子「福岡から来ました!桜井トモ子でーす!きゃっる〜ん!」

 

イカロス「イカロスです」

 

ニンフ「ニンフよ」

 

アストレア「アストレアです!好きな食べ物は一馬が作ったお料理です!」

 

非モテ達「何ぃ!?」

 

あーあ、見て来てる〜

 

一馬「......」

 

高木「あーちなみにだ、桜井達はだ、クリス達と同じ坂田の家に居候してるぞ。そして桜井は坂田の遠縁の親戚だ」

 

非モテ達「何だとぉ!?」

 

高木「坂田〜居候を増やすのはお前の勝手だが、将来は必ず1人に決めないとダメだぞ〜」

 

一馬「分かってますよ〜」

 

そして、1時間目の授業が終わった後の休み時間

 

一馬「........」

 

ゴゴゴゴゴと言う文字が出るほどに、非モテ達から睨まれていた。さらに他のクラスの非モテからも窓から、まるで血に飢えたゾンビが人間を見つけたかのように.....

 

非モテ1「坂田....てめぇ.....」

 

一馬「あのなぁ、さっきに言っとくけどよ。アイツらの方から来たんだよ。オレは誘ってない」

 

非モテ2「だからってなぁ......クリスちゃん達の他にあんなナイスバディ共を!........1人は例外だが」

 

それってニンフのことか?アイツを例外って言われたのがムカつくが今は我慢だ.......

 

非モテ2「だが、貧乳も捨てがたい!」

 

やっぱりニンフのことか........

 

非モテ3「おい坂田ァ、誰か1人を俺にくれよ?なぁ?」

 

非モテ1「あ、ズルいぞ!」

 

非モテ2「抜け駆けは許さん!」

 

誰か1人をくれだと?ますます腹が立って来たぜ..........脅してやるか

 

一馬「はぁ.......またオレとやる気か?[あの時]みたいに」(睨みつける)

 

あの時とは、あの事件の事だ(詳しくは一馬vsモテない2年生男子達参照)あの時はオレは確かに叱られたが、正当防衛って事になった

 

非モテ達「うぐっ!?」

 

よっぽどトラウマになってるようだ.......そして奴らは何も言わずにそれぞれの席、教室へ帰っていった

 

イカロス「マスター、大丈夫ですか?」

 

一馬「あぁ、大丈夫だ問題ない」

 

ニンフ「何なのかしら?アイツらは」

 

一馬「ちょっと前に.....な」

 

アストレア「何何?何のことー?」

 

トモ子「あーもしかして、あの事件?」

 

一馬「あぁ、その反応ってことはそっちにも噂は届いてたのか.....」

 

トモ子「うん!」

 

一馬「はぁ.....」

 

これからも覚悟しないとな

 

かな「ちょっと!?いまイカロスさんからマスターって単語が出た気がしたんだけど!一馬くんとイカロスさんってどんな関係!?」

 

イカロス「私とマスターは......」

 

まゆみ「うんうん!」

 

一馬「こいつが勝手に呼んでるだけだ」

 

イカロス「マスター.....」

 

一馬「頼む、そうでもしないとダメなんだよ。あらぬ誤解を招くっていうか.......」(小声)

 

イカロス「分かりました」(小声)

 

かな「そうだったんだ.....」

 

女子生徒1「坂田くんのことをマスターだなんて......」

 

女子生徒2「私も一馬くんのことをご主人様やマスターと......」

 

おい聞こえてるぞ。オレなら呼ばれても良いってか

 

みらい「わたしも一馬くんをご主人様って.....えへへへ〜ワクワクもんだぁ〜」

 

ことは「ワクワクもんだし〜」

 

あの2人は何を妄想してんだか。ま、これで学校生活もさらに賑やかになるか.......はぁ、やれやれだぜ



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SS ショート劇場 その5

[ショートその1 口は、災の元]

 

一馬「ん〜最近思ったんだが、みらい達って、変身してない時だと.......案外子供っぽい見た目なんだよなぁ〜」

 

みらい達「っ!?」

 

あ、これ......もしかして、墓穴掘った?

 

みらい「か〜ず〜ま〜く〜ん〜?」

 

リコ「わたし達が気にしてる事を.......言ったわね!」

 

ことは「はー?」

 

モフ美「モフー?」

 

目が怖い.......

 

クリスタル『やれやれ、見事に墓穴を掘ったな。心配するな死んだら骨は拾っておく』

 

ちょっ!?

 

みらい「一馬くぅーん?ふふふ......お仕置きの時間だよぉ〜?」

 

リコ「覚悟は良いかしら?」

 

ことは「わたし達は!」

 

モフ美「出来てるモフ!」

 

一馬「それそう言う時に言うセリフじゃねぇ!........っと、この場合は......」

 

回れ右して

 

一馬「逃げるんだよぉ!」

 

かずまは にげだした

 

みらい「逃さない!」

 

しかし まわりこまれてしまった

 

ことは「キュアップ・ラパパ!ロープよ!一馬をぐるぐる巻きにしなさい!」

 

そしてことはが出したロープによって体と足を拘束された

 

一馬「ぐあっ!?離せ!離しやがれ!」

 

みらい「うふふふふ.......」

 

ゆっくりと向かって来た

 

一馬「お、オレのそばに近寄るなああーーーーッ!!」

 

みらい達「問答無用!(モフ!)」

 

そして、オレは何百発のビンタを喰らった

 

一馬「ぎにゃぁぁあ!!」

 

もうどれくらいビンタされただろうか.....顔の感覚が.......2度と言わねぇ、もう2度と........ぐふっ

 

坂田一馬........再起不能(リタイア)

 

[ショートその2 あきことご挨拶]

 

あきこ「ごきげんよう、一馬さま......あら?住んでいる人が増えたようですね?」

 

ゆったりとしてるとあきこが家に来た。今日は近藤さんは居ない......車にいたわ

 

一馬「あきこか。紹介するぜ。ピンク髪がイカロス、水色髪がニンフ、金髪がアストレア、そしてこいつが福岡から来た遠縁の桜井トモ子だ」

 

ニンフ「髪の色で.......まぁ良いわ」

 

イカロス「はじめまして」

 

アストレア「どーもー!アストレアです!」

 

トモ子「トモ子でーす!」

 

あきこ「私は八神あきこ、一馬さまと付き合っていますわ。以後お見知り置きを」

 

トモ子「も、もしかしてあきこさんってお嬢様?」

 

あきこ「えぇ、まぁ.....」

 

トモ子「凄い!一馬ってお嬢様も落としてたんだぁ〜やるぅ〜」

 

トモ子がオレを突っついて来た

 

一馬「まぁ、出会いは大した事じゃねぇけどな.......」

 

あきこ「そんな事ありませんわ!あの出会いは正に運命なのですわ!」

 

一馬「お、おう.....」

 

あきこ「あら?あなた方.....翼がありますわね。もしかして天使ですの?」

 

まぁ、あきこならバレても良いか

 

一馬「まぁ天使というか何というか.......」

 

あきこ「天使なのですね!あぁ、一馬さまは凄いですわ!天使にも好かれるだなんて.........」

 

イカロス「マスターはどんな存在からも好かれるお方です」

 

一馬「言い過ぎだ......」

 

あきこ「ん?今マスターと.......なるほど、恋人でもあり、そういう関係でもありますか.....ふふふ」

 

何か納得してる......でもそうか使用人がいっぱいいるからな、あきこの家は......そしてみらい達も呼んでのお茶会が始まった。オレ?オレは話し声を聞きながら自分の部屋でモンハンをしたぜ

 

[ショートその3 私!転校しますわ!]

 

それは、ガールズトークの途中だった

 

あきこ「一馬さま!一馬さま!聞いてくださいまし!」

 

一馬「なんだ?」(モンハン中)

 

あきこ「私!転校しますわ!」

 

転校か......元の学校で何かやらかしたのか?まぁ一応転校先は聞いとくか

 

一馬「それで次からはどこの学校に行くんだ?」

 

あきこ「津成木第一中学校ですわ!」

 

一馬「へぇ〜津成木第一に........は?」

 

第一中だ......と.......

 

あきこ「もう、一馬さま達と同じ学校ですのよ?」

 

一馬「へぇぇぇぇ!?」

 

オレは腰を抜かしてしまった

 

あきこ「あら?どうしてそんなに驚くのですの?」

 

一馬「当たり前だろ!どうしてこんな所に!他に良い学校が.......」

 

あきこ「理由は簡単、一馬さま達と同じ学校でお勉強をしたかったのです」

 

一馬「そ、そうか.......みらい達は知ってるのか?この事は」

 

あきこ「えぇ、みらいさん達には話していますわ」

 

ゲームに夢中で気が付かなかった......あ、1乙してる。さてと、転校はありだが........

 

一馬「なぁ、あきこ。オレとお前が恋人って関係は.......」

 

あきこ「勿論秘密にしておきますわ。私と一馬さまは友達という関係で」

 

一馬「ダチか........それで誤魔化せるか......」

 

あきこ「大丈夫ですわ♪」

 

本当かなぁ......そしてあきこが教えてくれた彼女が転校してくる日になった

 

高木「聞いて驚くなよ!今度の転校生は何となななな何と!お嬢様だ!」

 

[ざわざわざわざわ.......]

 

高木「では!入って来てくれ!」

 

あきこはエレガントなオーラを纏いながら入って来た。お、オーラが違う!

 

あきこ「八神あきこです。よろしくお願いしますわ」

 

高木「八神は、あの八神財閥のお嬢様だぞ!」

 

[ざわざわざわ.......]

 

高木「えっと、そういえば何でこの学校へ転校したんだ?」

 

ここが勝負だ

 

あきこ「友人であるみらいさん達と一緒にお勉強がしたいと思いまして、この学校に転校しました」

 

オレの名は出さなかったのか

 

女子生徒1「朝日奈さん達と........てことは坂田くんとも......」

 

女子生徒2「一馬くんとも関係が.....」

 

壮太「みらい達と友達ってことはだ、一馬とも友達なのか?」

 

テメェら.......

 

高木「っと言われてるが、どうなんだ?」

 

あきこ「えぇ、一馬さまとも友達ですわ。あ、なぜさまと呼んでいるのは、殿方にはさまを付ける私の癖ですので」

 

それで誤魔化せるのかよ.....

 

男子生徒1「癖か.....」

 

男子生徒2「癖なら問題なし!」

 

誤魔化せたぁ!?やれやれ、まぁ最大の壁は突破はできたか......

 

高木「それにしても最近は転校生が多いなぁ.....」

 

うん、オレのせいです、オレのせいで転校生が多いんです



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SS 新大陸発見部、部長との出会い

[そらのおとしもの]より、あの部長が登場


トモ子「ねーねー一馬!今度の三連休に、空見町へ行こうよ!」

 

一馬「行く?お前が帰るんじゃなくてか?」

 

トモ子「ぷ〜違うよ!」

 

一馬「じゃあなんでわざわざ.....」

 

トモ子「前にいた学校の部活の部長から、手紙が来たの。で、その部長から一馬を連れて来てほしいって」

 

一馬「何でさ?」

 

トモ子「何でだろう〜?トモ子分かんな〜い♪」

 

一馬「はぁ......分かった。会いに行ってやるよ、その部長とやらに」

 

この時、オレは知らなかった。その部長がとんでもない人だったとは........

 

[空見町]

 

オレはトモ子と2人で空見町へ向かった。みらい達は家で留守番、だが、クリスタルを介して見てるって言ってたし、向こうだとこの街並みを見てワイワイガヤガヤしてるはずだろう.......

 

一馬「着いたぁ〜」

 

最後に来たのは.....小学生以来か。無論その時はみらいも一緒だった

 

トモ子「ん〜久々の里帰り〜さ、行こう♪」

 

トモ子はオレの腕に抱きついた.......胸を押し当てて.......

 

一馬「あ、あぁ.....」

 

オレとトモ子が行った先は。河原だった。え、テントが見える。あっそうか、キャンプしてるのかー部長って人は意外とアウトドアな人かも

 

トモ子「部長!部長!」

 

するとテントから学生服を着た人が現れた......え?制服?

 

?「むっ、来たかトモ子」

 

トモ子「一馬、この人が前の学校で入ってた部活の部長の」

 

英四郎「お前が坂田一馬か。俺は[新大陸発見部]の部長、守形英四郎(すがたえいしろう)だ。よろしく」

 

一馬「ど、どうも」

 

オレは守形さんと握手した。そしてオレは気がついた。この人......出来る!

 

英四郎「噂は聞いている。まさかトモ子の遠縁だったとはな......初めて聞いた時は信じられなかったぞ」

 

一馬「あははは......で、何でオレを呼んだんですか?」

 

英四郎「お前のことが知りたくてな。本当にお前が凄いのかどうか......」

 

一馬「先に言っときますけど、勉強はダメダメですよ」

 

英四郎「そうなのか?」

 

何でこんなことを言ったかというと、この人、メガネしてるからだ。絶対この人はすごーく頭が良い!

 

一馬「えぇ、オレはテストで赤点ギリギリを取っていますので」

 

英四郎「分かった。という事は勉強以外が凄いということか.......よし、丁度昼時だ。河原で魚を獲って来るんだ」

 

トモ子「部長ってここでずっと住んでるのよ。しかも服は制服1枚だけ」(耳元で言う)

 

えぇ......でもここにずっと住んでるって事は何かトラブルがあったって事だよな?何なんだ?でも聞いたらトラウマを引き出しそうで怖い

 

一馬「マジかよ、大丈夫なのか?」(小声)

 

トモ子「うん、まぁね......」

 

英四郎「どうだ?」

 

一馬「えぇ、やりましょう」

 

オレは川に入った、おぉかなり泳いでるなぁ

 

英四郎「坂田これを使え」

 

守形さんはあるものを投げて来た。オレはそれを難なくキャッチする。銛か!

 

一馬「サンキュー!守形さん!さてと........」

 

オレは集中した.......ここだ!

 

一馬「っ!」

 

オレは銛で素早く水面を突いた。そして銛を上げると、銛には2匹の魚が貫かれていた

 

一馬「よし」

 

英四郎「.......やるな」

 

トモ子「すっごーい!一気にお魚を2匹も!」

 

英四郎「獲った魚はこっちへ」

 

一馬「アイアイサー!」

 

そしてオレは魚をどんどん獲った

 

一馬「ふぅ、こんなものか」

 

トモ子「お魚がいっぱーい!」

 

英四郎「全部で15匹か.....短時間でここまで獲るとは......」

 

一馬「あれ?もしかして足りません?だったらすぐにでも」

 

英四郎「いや良い.......さて、調理するか.....」

 

オレもやりたい......が、客人だしなぁ〜やめとくか。そして、守形さんは慣れた手付きで魚を捌いて焚き火で焼いた。凄いな....流石にここで暮らしている

 

トモ子「美味しそう〜いっただっきま〜す!」

 

オレ達は焼き魚を食べた........素焼きだが、美味い!そうだあることを聞いてみるか

 

一馬「そう言えば守形さん.....」

 

英四郎「英四郎で良い。俺も一馬と呼ぶ。それで何だ一馬?」

 

一馬「新大陸発見部って何すか?」

 

トモ子「あ、一馬......」

 

英四郎「知りたいのか?知りたいのだろう!よし教えてやる!」

 

やべっ、なんかスイッチ入れたっぽい。そしてオレは新大陸発見部、そして新大陸について色々と聞かされた。要約すると、そのまんま新大陸を発見する為の部、で、新大陸は空にあるだろうって目処が立ってるらしい。トモ子曰く、学校の屋上で自作のハングライダーで飛行実験をしてるとのこと、なんて奇行だ。他にも奇行があるらしく、代表的なのは、学校の片隅で農業をしてるとか。良いのかそれ!?で、その結果学校では変人扱いされてるとか。いわゆる残念なイケメンってやつか。

 

一馬「........」(変な目で見る)

 

英四郎「何だその目は......まぁ良い。一馬、トモ子、もし新大陸の住人を見つけたらいつでもここへ来てくれ」

 

一馬「あ......は、はい」

 

トモ子「は、はい!」

 

リコやことは等はともかく、シナプス(自己紹介した時の後にイカロス達から聞いた)から来たイカロス達は絶対に見せたらダメだ!何故って?それは翼があるから!絶対何かされる!

 

英四郎「よし、帰っても良いぞ。お前の力はよく分かった。あの噂も嘘ではないかもな」

 

一馬「え?さっきの魚獲りだけで?」

 

英四郎「あぁ、短時間であそこまで獲れるのは相当な体力がいるからな。更には一気に魚2匹を串刺しにする。これは相当な力が必要だ...........大喧嘩もその体力、そして力で生き残ったのだろう」

 

変人だけど天才だなぁ.......

 

一馬「あははは......」

 

そして、オレとトモ子は津成木町へ戻った。これが、守形英四郎さんとの出会だった........



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SS モンスターハンターとクックファイター

オレは今、おいしーなタウンで拓海さんと2人で食べ歩きをしてる.......まぁこれは表向きだが、本当は.......オレは誰もいない場所で拓海さんに質問した

 

一馬「拓海さん、あんた........ゆい達と一緒に戦ってるでしょ?」

 

ブラックペッパーのことについてだ。ちなみにこの名前はゆい達から聞いた

 

拓海「っ!?」

 

........図星だ

 

一馬「お、いまなぜ知ってるって思ったでしょ?それはですね.........声で分かったから......ですかね」

 

オレって結構察せるんだよねぇ〜

 

拓海「.......坂田、今から言うことは.....ゆい達には秘密な」

 

一馬「了解。簡単にはゲロらないから心配しないでくださいや」

 

拓海「おい例え........まぁ良いか。お前の言う通り、オレはゆい達と一緒に戦ってる。クックファイター・ブラックペッパーとしてな」

 

ブラックペッパー..........

 

一馬「なぜに黒胡椒?」

 

拓海「そこは気にしなくて良いだろ!?話を戻すが、俺は父さんから貰ったこのデリシャストーンの力で戦えるんだ」

 

そう言って拓海さんはハートのブローチを見せてきた。この中心にある緑の宝石がデリシャストーンか.......ん?父さん?もしかして拓海さんの父さんって........

 

一馬「石の力......オレと同じっすね」

 

オレもクリスタルを見せた

 

拓海「これが坂田の.......」

 

一馬「オレはこいつのお陰で戦えています。そして.........相棒です」

 

拓海「相棒?」

 

クリスタル『リンクルストーン・クリスタルだ。よろしく頼む、品田拓海』

 

拓海「喋った!?」

 

一馬「こいつ、喋るんですよねぇ〜。で、能力としては物の創造......ですかね」

 

拓海「なるほど、だからモンハンの装備やガンダムが......」

 

一馬「あれ?何でストライクの事を........」

 

拓海「実は見てたんだ、あの時」

 

ほへ〜いたんだ〜

 

一馬「なるほど......そう言えば拓海さん、あんたの父さんってまさか......」

 

拓海「あぁ、異世界人だ」

 

一馬「やっぱり.....」

 

拓海「そういう坂田はクリスタルをどうやって手に入れたんだ?」

 

一馬「急に現れた。怪人に挑もうとした時にっすね。守るための力が欲しいか?かって言われたからオレは欲しいと言って、コイツが力を貸してくれたんすよね......」

 

クリスタル『あの時のお前は無謀だったからな、我が居なかったらお前は今頃........」

 

一馬「重傷或いは.......」

 

クリスタル『あぁ.....』

 

ありがとうよ、相棒

 

拓海「守るための力.......俺もゆいを守りたくて......」

 

一馬「やっぱ似てますね、オレ達。お互いに守るべき人がいる........」

 

拓海「......そうだな」

 

一馬「これからも同じプリキュアと一緒に戦う者同士、頑張りましょう!」

 

拓海「あぁ!」

 

オレと拓海さんはガシッと握手をした

 

拓海「そう言えば気になっていたんだが。なぜお前はプリキュア名で呼ばないんだ?この前だって........」

 

一馬(ブラキX)『それより、ゆい達!止めは譲るぜ』

 

拓海「プレシャス達って言わずにゆい達って言ってただろ?」

 

あ〜遂に言われた〜

 

一馬「うわぁ、そこ聞いちゃいます?」

 

拓海「不味かったか?」

 

一馬「いや別に?そうだなぁ..........何となく、ですかね?」

 

名前呼びの方がなんか良いかなぁ〜って思うんだよねぇ〜オレだって変身後の名前を付けずに本名フルネームで名乗ってるし。まぁ流石にネットでは偽名を使ってるけどね

 

拓海「な、何となくだと.......」

 

一馬「えぇ、あ、一般人が多い時は流石にプリキュア名で呼びますよ?ダイジョーブ拓海さんの事はバレるまではブラックペッパーって呼びますので」

 

拓海「そうか.....それでもバレた時は.....」

 

一馬「遠慮なく拓海さんって呼ばしてもらいますよ」

 

拓海「はぁ........分かった.........そろそろこの話も止めて食べ歩きを再開するか?」

 

一馬「そうっすね」

 

そしてオレ達は食べ歩きを再開した。その途中でゆい達とばったり遭遇して一緒に食べ歩きすることになったけどな......



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SS 嘘ついてごめん

今回ちょっとエッチかも


一馬「うーん。やっぱあの時、正直にサファイアスタイルも好きだ!って言えば良かったかな.......」

 

部屋でそう呟くと

 

みらい「今、サファイアスタイルも好きって言いました?」

 

いきなりみらいが部屋に入って来た、しかもリコもことはもモフルンも一緒だった。クリス達は買い出しに出掛けていたな.......

 

一馬「おわっ!?み、みらい!?それに、リコにことはにモフルンまで........」

 

リコ「あなた........嘘をついていたのね......」

 

一馬「いや、あのそれはその.....」

 

みらい「何で嘘を付いてたのか、教えてほしいなぁ〜?」

 

一馬「.......はい」

 

オレは包み隠さずに話した

 

一馬「と言うわけ.....」

 

全員ダンマリしてた.......そして

 

リコ「こ、このエッチ!スケベ!変態!」///

 

リコの罵倒が響いた

 

一馬「........」

 

返す言葉が無い

 

リコ「た、確かにあの格好は、お腹が出てるけど......だからって!」///

 

みらい「まぁまぁリコ、落ち着いて。一馬くん、男の子だから気になっちゃうよねー?」

 

一馬「あぁ......」

 

ことは「一馬ってサファイアも好きだったんだぁ〜」

 

みらい「さてと.........嘘をついてた悪い一馬くんにはお仕置きが必要だね」

 

リコ「はぁ.....そうね」

 

モフ美「モフ!」

 

一馬「ま、まさかビンタ?」

 

みらい「違うよ〜」

 

するとみらい、リコ、モフルンは光に包まれた

 

みらい&リコ&モフ美「キュアップ・ラパパ!サファイア!ミラクル・マジカル・ジュエリーレ!」

 

光が収まると、サファイアスタイルになった3人が現れた。な、何をする気だ?

 

一馬「な、何で変身を.......」

 

ミラクル(サファイア)「何でって.......お仕置きするためだよ♪それー!」

 

一馬「おわっ!」

 

オレはみらいにベッドへ押し倒された

 

ミラクル(サファイア)「からのぎゅー♪」

 

そして、抱きしめられた。痛くは無いって事は加減してる........にしても、やっぱり良い匂いだ......

 

ミラクル(サファイア)「ほら、マジカルもモフルンもはーちゃんも!一緒にぎゅーしよ?」

 

マジカル(サファイア)「仕方ないわね」

 

キュアモフルン(サファイア)「モッフー!ギューっとモフ!」

 

ことは「はー!ギュー!」

 

オレから見て前にみらい、後ろにリコ、上にモフルンとことはに抱きしめられていた。うぅ....良い.....気持ちいい......

 

一馬「Zzz.......」

 

ミラクル(サファイア)「あらら、寝ちゃった........ふふっ、お休み一馬くん」(一馬の頭を撫でながらキス)



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SS 異世界押し入れ

後書きに予告があります


一馬「んー.........」

 

オレは窓側の隅っこにある押し入れと睨めっこしていた。これは異世界押し入れと言い、この家を建てた時からずっとある押し入れ......と父さんが言ってた。あ、異世界押し入れは今の名称で、昔は開かずの押し入れって言ってたぜ。で、この押し入れには異世界押し入れの名の通り、何と、異世界と繋がる押し入れなのだ。今はネプテューヌたちの世界。そして最近めぐみん達の世界とも繋がった。なぜ繋がったのか、それは前にあの魔道具を自分の部屋に持ってきた事が始まりだった......

 

[回想]

 

一馬「この魔道具、中々デザインが良いな......よし、作って置物にしよう!」

 

その時だった、突然異世界押し入れが光り輝き、戸が開いて吸い込み始めた

 

一馬「何だよっ!またオレを何処かへ飛ばすのか!?」

 

クリスタル『一馬!』

 

だが、前みたいに体が引き摺られるってことは無かった.....が

 

イカロス「マスター、一体.......っ!あの押し入れから時空の歪みを感知.....」

 

あ、みんな来た.....

 

みらい「もしかして、また吸い込まれてる!?」

 

ん?魔道具が少し浮いてる......まさか!

 

一馬「いや、オレは吸い込まれてねぇ......吸い込まれてるのは.....魔道具だ!」

 

リコ「えっ!?魔道具ですって!?」

 

そして魔道具は押し入れに吸い込まれていった

 

一馬「あっ....」

 

そして押し入れは吸い込みを終え、ピシャン!と鳴ほどの勢いで閉まった

 

トモ子「ちょっと!出しなさいよ!それが無いとめぐみん達がこっちに....」

 

あートモ子には魔法界や他の異世界の事についても話している。居候してるからな、バレるのも時間の問題だったし......ちなみにプリキュアだーってことはバラしていない。トモ子を危険な目には合わせたく無いしな.......っといけねぇ!

 

一馬「ちょっと待て!戸を見ろ!」

 

戸には、ゲイムギョウ界を表した電源ボタンのマークの隣に、吸い込まれた魔道具のマークが現れた

 

一馬「...........」

 

[回想終わり]

 

これが、めぐみん達の世界と繋がった出来事だ。ちなみにそのことを、押し入れを通って、むこうでめぐみんに説明したら、「これですぐにあなたの部屋に行けますね」とのことだった........

 

一馬「しっかし何でオレの部屋にこれが置かれていたのか......」

 

クリスタル『我に聞くって選択肢は無いぞ。何でも知ってると思ったら大間違いだ。それよりもだ』

 

マジでか......すると

 

みらい「おーい!一馬くーん!ご飯ができたよー!早くー!冷たくなっちゃうよー!」

 

下からみらいがオレを呼んでる声が聞こえた

 

クリスタル『さっきからお前の中でも特に一番大切な人がずっと呼んでいたぞ』

 

......集中しすぎた、行こう

 

一馬「早く行かないと!」

 

?「.......け.....て.....」

 

あん?

 

一馬「なぁ、何か聞こえたか?」

 

クリスタル『いいや?聞こえてないが?」

 

一馬「そうか......っといけねぇ!」

 

オレは急いで部屋を後にした........何だったんだ......さっきのは.......

 

[なお、この声が後に一馬をある世界へ.......それはまた別のお話]




[予告]

超番外編始動!

?「助けてください.....」

突然一馬に聞こえた声

一馬「今ハッキリと助けてって聞こえた!」

そして異世界押し入れは一馬を新たな世界へと導く

一馬「手裏剣のマーク?」

クリスタル『多分このマークの世界が、お前に助けを呼んだ存在がいる世界なのかもしれない......』

一馬「と言うわけだ。ちょっくら世界救ってくるぜ!」

みらい「一馬くん!!!」

一馬「無事に戻ってくる......それまで学校のみんなや大吉さん達、父さん達には上手く誤魔化してくれ!」

一馬とクリスタルはいざ異世界押し入れの中へ!果たして異世界で待っているものとは.......

一馬「なっ!?似てる........アイツらにっ!」

[まほプリ結晶狩人:番外編 閃乱忍忍忍者大戦ネプテューヌ〜忍の世界に結晶の狩人推参〜]

一馬「変身ッ!」

『Authorize』

『Complete』

『Are You Ready?』

『scramble』


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SS いつの間にか、鞄に知らない雑誌がぶち込まれてた件by.一馬

一馬「ただいまー我が部屋よー」

 

さーて、制服からラフな服に着替えて宿題でもするか

 

一馬「よーし、着替え終わり。えーっと今回の宿題は.......むっ?」(肌着にトランクス一丁スタイル)

 

鞄の中を漁ってると、違和感があるものが中にあった

 

一馬「こ、コレは!?」

 

鞄の中にあったのはアニメの女性キャラが表紙を飾ってる雑誌が2冊、片方は下着を見せてる表紙だった........一体誰が......はっ、そう言えば学校で

 

[回想]

 

クラスメイト「おーい、坂田」

 

一馬「んぁ?」

 

クラスメイト「お前ってさ、アニメって何見てる?」

 

アニメか......

 

一馬「そうだな、ガンダムとかポケモンとかそういうのしか見てないな、最近は。後はみらい達と一緒にプリティーガールズを見てるくらいだが.....」

 

そういや、プリティーガールズってどこかプリキュアと雰囲気が似てるんだよなぁ〜何でだ?

 

クラスメイト「じゃあお前深夜アニメとか見てない系か」

 

一馬「深夜アニメなら昔見てたぞ」

 

クラスメイト「っつても銀魂や鬼滅の刃だろ?」

 

一馬「バレたか」

 

クラスメイト「お前のことだ、そういうのしか見てないと思ってな。全くお前は変なところで真面目だよなぁ」

 

一馬「変なところで真面目って......」

 

みらい「おーい!一馬くーん!」

 

一馬「っと、みらいが呼んでるわ。またなー」

 

[回想終わり]

 

一馬「アイツが入れたのかぁ!!そうに違いねぇ!」

 

クリスタル『ほう、そう言えばお前はこういう系の雑誌は持っていなかったよな?」

 

そうだよ

 

クリスタル『見てみたらどうだ?』

 

一馬「.......ちょっと読んでみるか」

 

俺は雑誌を見てみた.........おぉ!すげぇ!......うぉっ!?こっちは........おぉっ!やめろオレの息子。それ以上気を高めるな!

 

イカロス「マスター、一体何を見て........」

 

一馬「あ」

 

イカロスが部屋に入って来た.........

 

一馬「あの、これは.......」

 

イカロス「..........みなさん、マスターがアニメの雑誌を読んでいます。それもかなり際どい雑誌です」

 

と言いながら部屋を出た........はっ!不味い!

 

一馬「おい!ちょっと待て!」

 

オレの静止も遅く数秒後に。オレはリビングに呼び出され、家に住んでるメンバー+みらリコことモフが勢揃いしてた

 

クリス「イカロスちゃんから〜聞いたよ〜?」

 

リコ「際どい、つまりエッチな雑誌よね!」

 

みらい「いつ買ったの?教えて?」(笑顔)

 

目、目が笑ってない.......

 

トモ子「うぅ、一馬がアニメのエッチな雑誌を買うなんてぇ〜」

 

一馬「おいおい.........勘違いすんなよーい。今日帰ってきて、鞄を見たら、入ってたんだよ。それがコレだ」

 

オレは2冊の雑誌を置いた

 

クォーツ「あ、これメガ○マガジンじゃん!しかも片方はRXだし」

 

......へ?

 

一馬「知ってるのか?」

 

クォーツ「うん、まぁね。私も買っては読んでるし」

 

一馬「い、いつのまに.......」

 

知らない間にオレよりオタクになってる..........のかもしれない.....

 

リコ「本当に知らないのね」

 

一馬「知らない」

 

リコ「ふーん......本当かしら?」(ジト目)

 

疑われてる〜

 

みらい「まぁ、わたしは別に買っても良いんだけど〜もし買うならわたしにちゃんと連絡してよね?」

 

一馬「買わねーよ。これからも........というか、これを入れた奴にガツーンと言いたい」

 

ルチル「犯人に心当たりあるの?」

 

一馬「まぁな」

 

翌日。オレはボカシながらもガツーンと鞄に雑誌を入れた犯人、昨日オレに話してきた奴に言ってやった。言った後、アイツは

 

クラスメイト「何でバレたんだ!?」

 

と言った。いや、深夜アニメの話をしてて、雑誌の内容も深夜アニメ関係だったら、大体犯人は特定できるわ



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SS 二月十四日ハ.......

今日は二月十四日........バレンタインだ

 

男子生徒1「ふんっ!」(カッコつけの決めポーズ)

 

男子生徒2「ふっ.......」(壁に持たれて腕組み)

 

放課後、教室ではほとんどの男達がいわゆるカッコつけをしている

 

一馬「何してんだおめーら」

 

男子生徒2「ふっ、最初からモテているキミには分からないさ」

 

男子生徒1「あぁ!オレ達の!人生の大勝負!」

 

大袈裟だな.......

 

女子生徒1「あ、坂田くーん!はい!」

 

同じクラスの女の子が、小袋を渡して来た。中身はチョコだろう.......

 

一馬「おう、サンキュー」

 

女子生徒達「わたし達からもー!」

 

と、女子達がオレに渡して来た

 

一馬「どーもどーも!」

 

そしてあっという間に、鞄にチョコがぎっしりと溜まった

 

男子生徒1「けっ、何でお前はそんなにモテるんだよ」

 

一馬「そりゃ.......秘密だ」

 

最近自覚してきたけど、ナルシって思われたくないから言わんとこ

 

男子生徒2「キミ、自覚してるでしょ」

 

一馬「どうかなー?じゃオレはこの辺でー」

 

オレは教室を出て、下駄箱へ向かった。そこには.......

 

一馬「うわぉ、チョコが沢山」

 

チョコが入っていた

 

ゆうと「凄いチョコの量だね......」

 

壮太「ははっ、今回もお前チョコ多そうだな。鼻血出すなよ?」

 

一馬「鼻血出まくるわ。1日で食べるなら.......ま、ぼちぼち食うつもりだ」

 

壮太「そう言えばみらい達からのチョコは?」

 

一馬「あいつらは先に帰った。多分出来立てを渡すんだろうよ」

 

壮太「出来立てホヤホヤの手作りチョコか〜」

 

ゆうと「ラブラブだね」

 

一馬「よせやい。んじゃあな!」

 

壮太「おう!」

 

ゆうと「さようなら!」

 

オレは学校から、家に戻った

 

[一馬の家]

 

一馬「ただいまー」

 

かの子「あら、おかえりなさい」

 

今日子「お邪魔してるわ」

 

家に入ると、リビングで今日子さんとかの子婆ちゃんがお茶を飲んでいた

 

一馬「今日子さん!?かの子婆ちゃんも何で!?」

 

今日子「みらい達に家から追い出されちゃった」

 

一馬「追い出されたって.....」

 

まぁ、それくらい料理に本気なんだろうな

 

かの子「今日はバレンタインだからねぇ」

 

一馬「ははは......じゃあ部屋でみんなからのチョコを待ちますか」

 

今日子「そうそう、一馬くんが帰ってくる前に宅配が来てね、代わりに受け取って部屋に置いてあるわ」

 

一馬「あ、どうも」

 

宅配?何だ?プレバンで何か頼んでたっけか.......

 

一馬「かなりあるな.....」

 

部屋に入るとベッドの上に小さい段ボールが沢山置かれてた......一つの箱を撮ってみると、差出人は来海えりか.....てことは!

 

一馬「オォウ.....チョコ」

 

えりかからのバレンタインチョコだった。てことはだ、ここにあるのは遠くにいる奴らからのチョコか......月光と紫さんのもあるし.......さっさと冷やさないとな

 

一馬「クリスタル。クーラーボックスを」

 

クリスタル『分かった』

 

オレはクリスタルに創って貰ったクーラーボックス(それなりに大きい)に学校で貰ったのと、届いたチョコを入れた

 

一馬「よし、これで大丈夫だ」

 

すると電話が掛かってきた

 

一馬「もし?」

 

みらい「あ、一馬くーん!みんなで作ったチョコが出来たよー。来て来て!」

 

一馬「おう、今行くぜ」

 

みらい「待ってるよー!」

 

よし、行くか!

 

[みらいの家]

 

一馬「来たぞー」

 

みらい「いらっしゃーい!」

 

リビングには、みらい達、クォーツ達、イカロス達、トモ子、あきこがいた。そしてテーブルには......

 

一馬「こ、これは......」

 

みらい「みんなで作ったチョコレートケーキだよ!」

 

でっかいチョコレートケーキがあった。でっかいとは言ってもリコの誕生日の時のケーキ以下だがな。トッピングの板チョコには、[Happy Valentine]と書かれている

 

イカロス「みなさんで一緒に作りました」

 

あきこ「皆様とご一緒に愛するお方の為にお料理する......素晴らしいと感じましたわ!」

 

アストレア「ふふん!私が一番手伝ったのよ!」

 

ニンフ「あんたはほとんどつまみ食いをしてたでしょ!」

 

クリス「と〜っても美味しそうでしょ〜?」

 

クォーツ「大変だったわ〜」

 

ルチル「でもその分味は保証するわ」

 

一馬「そりゃ楽しみだ」

 

で、チョコケーキを食べることになったのだが......

 

ことは「あ〜ん」

 

何故か食べさせてもらう事になった......まいっか

 

一馬「........美味い」

 

素直に美味い!

 

トモ子「ふふん、隠し味を入れて正解だったようね!」

 

一馬「隠し味?」

 

モフ美「隠し味って入れたモフ?」

 

トモ子「それは......私達の赤い液体を.....」

 

一馬「へ?」

 

リコ「そんなの入れてないわよ!何言ってんのよトモ子は!」

 

赤い液体って、血だよな..........もし入ってたら、ヤンデレの域に達してるぞ.......まさに[血のバレンタイン]になるところだったな.......そしてケーキを食べた後、クーラーボックスに入れた大量のチョコを何日もかけて少しずつ食べていった.......



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一馬、シノビ少女達にバレる 前編

オレは今は町の路地裏を歩いている。なぜかって?あれは1人で出かけていた時の事だった......

 

[回想]

 

オレはガンプラを見にショッピングモールの模型店へと向かっていた.....良い再販キットがあると良いんだがなぁ......

 

クリスタル『一馬、警戒しろ』

 

ん?警戒?

 

クリスタル『お前に対して殺気を放っているのがちらほらいる........』

 

え?

 

クリスタル『路地裏へ行って誘い込め』

 

.....分かった。こんな事は前にもあったなぁ.......

 

[回想終わり]

 

行き止まり.......

 

一馬「早く出てこいよ」

 

オレがそう言うと、ケラケラと笑いながら、3人の不良が現れた。コイツら......前にオレを襲って来た。えーっと......忍グレか!

 

忍グレ1「お前アホだなぁ、また自分から行き止まりに向かうとはな......へっへっへ」

 

忍グレ2「だっははは!!バカ!バカだぜこいつ!」

 

忍グレ3「さっさとコイツをやっちまおうぜ!」

 

一馬「お前らはあの時の.........反省したんじゃないの?」

 

忍グレ1「反省だぁ?するわけねぇだろ!」

 

忍グレ2「俺達はあの忍達に復讐をする!」

 

忍グレ3「さぁ、絶体絶命だぞ?早く呼べよ........と言っても無理だけどな!」

 

すると周りの景色が変わった

 

クリスタル『どうやら、我らは結界のようなものに閉じ込められたみたいだ......』

 

忍グレ1「忍結界の中じゃ、電話も使えない.....困ったなぁ?」

 

3人は武器を取り出した

 

一馬「困る?んな訳ねぇだろ。お前らをボコボコにして、ここから出てやる」

 

結界の中だと言うなら.......ファイズギアを

 

忍グレ3「おい!なんだその腰につけてあるのは!」

 

忍グレ2「あれは.....おもちゃじゃねーか!こりゃ傑作だ!こんな状況なのにおもちゃで遊ぼうとしてるぜ!」

 

忍グレ1「それ、変身ベルトだろ?俺達とヒーローごっこでもしようって言うのか?」

 

一馬「ヒーローごっこ?そうかもな!」

 

オレはファイズフォンを開いて、555からのEnterを押した

 

《Standing By》

 

一馬「変身!」

 

《Complete》

 

ファイズフォンをファイズドライバーにセットしてファイズに変身した

 

一馬(ファイズ)「さーて、悪者退治と行きますか」(手首を振る)

 

忍グレ2「なっ!?忍転身か!?」

 

忍グレ1「本当に変身しただと.....」

 

忍グレ3「こ、こけ脅しだ!やっちまおうぜ!」

 

忍グレ達は向かって来た......オレは静かに左腕に装着されているファイズアクセルからアクセルメモリーを抜いて、ファイズフォンのミッションメモリーと交換した

 

《Complete》

 

オレはアクセルフォームへと変わった

 

一馬(ファイズA)「行くぜ!」

 

《Start up》

 

ファイズアクセルのスイッチを押すと、3人の動きがゆっくりになった

 

一馬(ファイズA)「ほっ、よっ、終わりっと」

 

オレは歩いて向かって、すれ違い座間に3人に当身をかました。ほんとはデコピンしたかったけどねー

 

《3......2........1.......timeout、Reformation》

 

10秒が経過してアクセルフォームから元へ戻った。それと同時に、景色が元に戻り、忍グレ達は白目になって倒れた

 

忍グレ達「あ.....が......」

 

さーて、変身解除して向かうとすっか.......

 

?「おい、止まれ」

 

一馬(ファイズ)「っ!?」

 

後ろから突然声をかけられた......後ろを向くと......

 

月光「閃光、この3人気を失ってるわ」

 

閃光「そうか......これは貴様がやったのか?」

 

月光と閃光がいた.......

 

一馬(ファイズ)「そうだ」

 

閃光「.....ならば、私達と一緒に忍基地へ来い。その鎧を脱いでな......」

 

月光「今の声.....もしかして....」

 

ここは素直に正体をバラしとくか。オレはファイズフォンを外して変身解除した

 

閃光「一馬!?」

 

月光「一馬さん!?」

 

一馬「よぉ」

 

閃光「よぉ、じゃない!とにかくだ!私達と一緒に来てもらうぞ!」

 

すると2人はオレをがっしりと掴んだ

 

一馬「へ?」

 

月光「基地で教えてくださいね?あなたのひ・み・つ、を」

 

一馬「ちょ待って、まだ心の準備」

 

オレを掴んだまま2人は大ジャンプした

 

一馬「がぁぁぁぁあああ!?」

 

[後編へ続く]



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一馬、シノビ少女達にバレる 後編

無事忍基地に連行されたオレは広間で氷花さんと対面していた。月光と閃光、更に紫さんもいる

 

氷花「.......で、月光が言った話は本当なのかな?一馬くん」

 

一馬「はい、事実です。オレがあいつらを再起不能にさせました。これで」

 

オレはファイズギアを外して氷花さんに渡した

 

氷花「これ......変身ベルトよね?ちょっと昔の」

 

閃光「先生、信じたくないかもしれないが、一馬はそれで鎧を纏って......いや、変身していた」

 

氷花「ふーん.....ね、変身してみてよ」

 

氷花さんはファイズギアを返しながらそう言った

 

一馬「えぇ.......まぁ良いですけど」

 

オレはファイズギアを装着して、少し離れファイズフォンを取り出して変身コードを入力した

 

《Standing By》

 

一馬「変身!」(ファイズフォンを掲げる)

 

《Complete》

 

オレはファイズに変身した

 

氷花「おぉ!本当に変身した!」

 

月光「カッコいいです!」

 

紫「一馬くん、カッコいい......」

 

閃光「ふむ、今度忍転身する時のポーズに取り入れてみるか......」(小声)

 

オレは変身解除した。そしてファイズギアも消えた

 

閃光「消えた!?」

 

一馬「あ、こいつで生み出したものだから、消したんだよ」

 

オレはクリスタルを見せた

 

月光「あ、いつも一馬さんが首からぶら下げてる宝石!」

 

一馬「こいつのお陰で、今まで戦って来れたんですよ......」

 

氷花「ん?今まで戦って?ちょっと待って、前から戦ってたの?一体何と?」

 

一馬「.......プリキュアって、知ってますか?」

 

氷花「プリキュア?あぁ、たしか悪いやつらと戦ってる戦士達の名前よね?」

 

月光「そのプリキュアと一馬さんにどんな関係が.....」

 

一馬「オレ、そのプリキュア達と共に戦っています」

 

閃光「何っ!?お前がプリキュアと!?」

 

氷花「紫、一馬くんは嘘ついてる?」

 

紫「先生....嘘の匂いはしません.....」

 

氷花「ふむ、本当のようだね。何で隠してたのさ」

 

一馬「隠すつもりはなかったんです。前に戦えるって言おうとしたんですけど......言い返したら怒られそうだと思って.....」

 

氷花「あらそうだったの?でも、話しても私は帰そうとは思わなかったかもね」

 

一馬「やっぱり.....で、もしかして今回も簡単には.....」

 

氷花「帰さない.......てのは嘘、今回は帰っても良いよ。もし襲われたらさっきのに変身して戦えばオッケーオッケー」

 

一馬「あ、別に変身できるのはあれだけじゃ無いですよ?」

 

4人「へ?」

 

一馬「例えば......装着!」

 

オレはレウスシリーズを装備した

 

一馬(レウス)「こんなのとか」

 

紫「あ、レウスシリーズ」

 

一馬(レウス)「こんな武器まで出せますし」

 

FF8に出てくるガンブレードのリボルバーを装備した

 

紫「ガンブレードまで」

 

閃光「お前、その宝石でどんなものでも出せるのか?」

 

オレは装着解除した

 

一馬「えぇ、まぁ一応.........」

 

生物は無理なんだけどねぇ

 

氷花「うん、結構凄い魔法の宝石なんだね、それ」

 

月光「でも苦戦しましたら、私達を頼って下さいね!」

 

さっきあいつらが言ってた忍結界だったか。もしまた起きて苦戦したら呼ぼうかな?

 

一馬「お、おう.....じゃあオレはこの辺で」

 

氷花「あ、そうだ。帰る前に......一馬くん、もしかしたら私、君をこっちに呼ぶかもしれない。その時は協力してよね」

 

協力って......あぁ、戦いか

 

一馬「分かりました......んじゃ!」

 

氷花「またね〜」

 

オレは忍基地を後にした.....そして.........特に何も起こらずすんなりと家へ帰れた



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とあるヒーローガール達との出会い(前編)

4人が揃う。この瞬間を待っていたんだ!


[ソラシド市:駅前]

 

一馬「ここがソラシド市か......」

 

某月某日、オレはある噂を確かめる為にソラシド市へと来ていた。その噂とは

 

[少し過去へ]

 

『ソラシド市に怪物が出るんだってさ』

 

『ソラシド市に怪物?そんなの出るわけないだろ』

 

『私はソラシド市に住んでるんだけど、本当に出たんだって!』

 

一馬「.........」

 

オレはスマホのSNSで気になるのがあるか、見ていた。そして見つけた。ソラシド市に怪物が出るという噂を

 

クリスタル『一馬....これは』

 

一馬「あぁ、確かめに行くしか無いな」

 

こうしてオレはクリスタルと共にソラシド市へ向かった。みらい達にはソラシド市の噂を確かめに行くって伝えたぜ

 

[回想終わり]

 

一馬「なぁ、クリスタル。いると思うか?」

 

クリスタル『怪物のことか?』

 

一馬「いや、それはいるかもしれない。だがモンスターがいるってことは.......

 

クリスタル『プリキュアがいるってことか』

 

一馬「あぁ」

 

適当にぶらつきながら歩いている時だった

 

「ランボーグ!」

 

一馬「っ!?」

 

クリスタル『今の声は!』

 

一馬「どうやら本当らしいな.........行くぞ!」

 

クリスタル『おう!』

 

[その頃]

 

ランボーグ「ランボーグ!」

 

スカイ「くっ.....前と同じランボーグのはずなのに.....」

 

プリズム「強くなってる.....」

 

バタフライ「こんなに早くパワーアップして来るとはね.....」

 

ウィング「なんて強さ....」

 

バッタモンダー「良いよランボーグ今度こそプリキュアを......やっちゃえ」

 

ランボーグ「ランボーグ!」

 

エルちゃん「ぷいきゅあ.....」

 

[一馬視点]

 

っ!いた!あれが噂のモンスター.....それに近くには.......やはりいたか。プリキュアが!しかも状況的に不利のようだ........

 

一馬「行くぜ!相棒!」

 

クリスタル「おう!」

 

一馬「装着!」

 

オレは赤い光に包まれてモンスターの方へと向かった。そして

 

一馬(レウス)「はぁ!」

 

オレはレウスシリーズを装着して、モンスターに蹴りを入れた

 

ランボーグ「ランボーグ!?」

 

バッタモンダー「っ!?」

 

モンスターはそのまま蹴り飛ばされた

 

スカイ「え?」

 

プリズム「ランボーグが.....」

 

ウィング「蹴り飛ばされた!?」

 

バタフライ「あの赤い鎧は誰?」

 

エルちゃん「える?」

 

一馬(レウス)「っと、あんたら、大丈夫か?」

 

見た感じ.....4人と......浮いてるカゴに赤ん坊!?まさかこの赤ん坊、はぐと似たようなやつなのか?

 

スカイ「は、はいえっと貴方は.......」

 

一馬(レウス)「オレは.....」

 

バッタモンダー「おいテメェ!おっと.....誰かな?君は?」

 

あいつ、あのモンスターを召喚したやつか?なんかスカした野郎だな。さっき本性がちらっと見えたが、直ぐに落ち着いたな

 

一馬(レウス)「........悪党に名乗る名は無い!あるとするなら........モンスターハンターとでも言っとこうか」

 

バタフライ「モンスターハンターって.......そんな名前のゲームがあったような......」

 

バッタモンダー「僕はバッタモンダー。以後お見知り置きを」

 

バッタ.......オーグ?はっ!

 

一馬(レウス)「バッタオーグ!完成していたのですか...!」

 

バッタモンダー「オーグじゃなくて、モンダーだよ」

 

一馬(レウス)「はいはい、バッタモンダーねバッタモンダー」

 

バッタモンダー「何かバカにされた気分だ.......ランボーグ!」

 

ランボーグ「ラン!」

 

バタモンがそう言うとモンスターが戻って来た。なるほどランボーグか。遠くから見たら何だったか分からなかったが、象型か。だが二本足だな

 

バッタモンダー「プリキュアの前にモンスターハンターくんを......やっちゃえ」

 

ランボーグ「ランボーグ!」

 

ランボーグはこっちに向かって来た。クリスタル、飛竜刀

 

一馬(レウス)「来い!」(飛竜刀を構える)

 

スカイ「剣!?」

 

プリズム「光の中から剣が出てきた!?」

 

ランボーグ「ラン!ボーグ!」

 

ランボーグはご自慢の鼻を振り下ろしてきた。そんな鼻、切り落とすぜ!

 

一馬(レウス)「遅い!」

 

オレは避けた

 

ランボーグ「ラン!?ラン!ラン!ラン!ラン!」

 

続け様にランボーグは鼻を叩きつけて来たが、全て回避する

 

ウィング「凄い.....」

 

バタフライ「あいつ、戦い慣れてるって感じだね」

 

一馬(レウス)「とぉ!おりゃあ!」

 

オレは飛び上がり、飛竜刀でランボーグの鼻を根本から切り落とした

 

ランボーグ「ランボーグ!?」

 

バッタモンダー「何ぃ!?」

 

エルちゃん「えるっ!?」

 

スカイ「えぇ!?お鼻を!?」

 

ランボーグ「ランボーグ......」

 

ランボーグは鼻がなくなってしょんぼりとした。もう良いかな

 

一馬(レウス)「さてと.......あれは元々あんた達が戦ってたんだ。止めはあんた達で」

 

スカイ「は、はい!プリズム!」

 

プリズム「うん!スカイ!」

 

スカイ「スカイブルー!」

 

プリズム「プリズムホワイト!」

 

スカイ&プリズム「プリキュア!アップドラフトシャイニング!」

 

そしてランボーグは浄化技で浄化された

 

ランボーグ「スミキッタ〜」

 

スカイ「ミラーパッド!」

 

するとスカイは鏡を取り出して光を吸収した

 

スカイ「オッケー!」

 

バッタモンダー「クソォ!お前さえ!お前さえ!邪魔しなければぁ!弱いくせにぃ!

 

あいつ、以外にメンタル弱いんだな。煽っとくか

 

一馬(レウス)「弱いくせに?そっくりそのまま返してやるぜ。ハッキリ言うぜバッタモンダー。お前、弱いだろ?」

 

ビシッ!と指差した

 

バッタモンダー「あぁん!?俺が弱いだと?調子に乗ってんじゃねぇぞ!........ま、まぁ今日はこのくらいにしとこう。じゃあね、プリキュア、モンスターハンターくん。バッタモンモン」

 

そしてバッタモンダーは消えた

 

一馬(レウス)「小物が......」

 

すると4人は元に戻った........ん?あのオレンジ髪、まさか男か!?はー珍しいこともあるもんだなぁ、男のプリキュアなんて

 

ソラ「あの、さっき程は助けていただきありがとうございました!わたしはソラ・ハレワタールと言います!」

 

ん?こいつ外国人か?

 

ましろ「わたしは虹ヶ丘ましろ」

 

ツバサ「僕はツバサです」

 

あげは「わたしは聖あげは!」

 

ソラ「そしてこの子は、エルちゃんです!」

 

エルちゃん「える!」

 

一馬(レウス)「オレは......」

 

装着を解除した

 

一馬「オレは坂田一馬、よろしく」

 

あげは「え、少年だったの!?いや、身長的にはありえるか.......」

 

ソラ「一馬さん!あなたな何者なんですか!?先ほどの鎧といい武器といい.....」

 

一馬「そういうのはゆったりとした場所で話したいな..........どこかある?」

 

ましろ「じゃあ、わたしの家で話そうよ」

 

一馬「.......良いのか?」

 

ましろ「うん!」

 

一馬「.......じゃあ、お言葉に甘えて」

 

こうしてオレはましろの家で話すことになった



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とあるヒーローガール達との出会い(後編)

みらい、誕生日おめでとう!


ましろの家、最初見た時は随分デカい......と思ったな.....今はみんなここで暮らしてるって言ってたからある程度デカいのは覚悟してたが......まぁそれを言うならオレも人のこと言えないけどな。家に上がると、お婆さんがいた。名前はヨヨさんで、ましろの婆さんだと、プリキュアのこととかも知ってるから人目を気にせず話して良いんだってさ

 

一馬「さて、オレが何者か......オレはプリキュアと共に戦う戦士.....ってとこかな」

 

ツバサ「じゃあ!あなたはナイトって事ですか!?」

 

ソラ「それとも、ヒーローなのですか!?」

 

一馬「ナイト?ヒーロー?そんな大層な肩書きは無いぜ。オレは悪を狩るハンターってとこだ」

 

まぁ、ヒーローって言われたことは前にあったが......

 

ましろ「だからモンスターハンターって名乗ったんだね」

 

あげは「そうだ!モンハンだ!少年2!さっきの鎧と武器ってモンハンのだよね!?」

 

エル「もんはぁ?」

 

一馬「え、えぇ、そうです。て、少年2?1って....」

 

ツバサ「おそらく僕の事です.....」

 

一馬「あぁ.....」

 

ソラ「モンハンってなんですか!教えてください!」

 

一馬「おいおい、話が脱線してるぞ.....」

 

ましろ「.....あ!ねぇさっきプリキュアと共に戦う戦士って言ってたよね?他にもプリキュアがいるの?」

 

ほ、ましろが話のレールを戻してくれた......

 

一馬「あぁ、あんた達以外にもプリキュアは世の中に沢山いる」

 

ソラ「わたし達の他にもプリキュアが.......」

 

一馬「あぁ、オレはそいつらと共に何度も敵と戦って来た」

 

あげは「なるほど、だからかなり戦い慣れていたって訳ね」

 

一馬「えぇ」

 

ソラ「じゃあ、あの鎧や武器はどうやって.....」

 

一馬「こいつの力」

 

オレは首にかけてあるクリスタルを見せた

 

ツバサ「宝石?」

 

あげは「綺麗じゃん!」

 

一馬「こいつはリンクルストーン・クリスタル。オレの相棒だ。能力は物の創造、つまり物を生み出せる力」

 

あげは「この宝石にそんな力が......」

 

クリスタル『クリスタルだ。よろしく頼む』

 

一馬とエル以外「しゃ、喋った!?」

 

エル「えるっ」

 

エルはクリスタルに挨拶をした。驚いてねーのかよ.....

 

クリスタル『うむ、よろしくな』

 

ましろ「しゃ、喋る鳥は見たことあるけど、喋る宝石は初めて見た......」

 

一馬「喋る鳥?」

 

ソラ「はい!スカイランドには喋る鳥がいるんです!」

 

一馬「スカイランド?」

 

ブルースカイ王国とは別か......まさか、ソラって異世界人か!?

 

ソラ「あ、言い忘れていました。わたしとツバサくんとエルちゃん、それにヨヨさんはスカイランドからやって来たんです」

 

一馬「なぬ!?ヨヨさんもか!?てことはましろは.....」

 

ましろ「うん、わたしはお婆ちゃんの、スカイランドの血が流れているんだ」

 

一馬「なるほどね」

 

前にたっさん(品田拓海のこと)が地球人とクッキングダム人の混血ってことを教えてくれたが.......まさかここにも異世界人との混血がいたとは......

 

ツバサ「さっき喋る鳥がいるってソラさんは言ってましたよね」

 

一馬「言ってたな。それが?」

 

するとツバサから突然ポンっと煙が出た。まさか......

 

ツバサ(鳥)「この通り、僕は喋る鳥です」

 

煙が晴れると、そこにはオレンジ色の........餅?な見た目の鳥がいた。やはりくるみやシエルと同じタイプか

 

一馬「へぇ〜」

 

ツバサ(鳥)「.......あんまり驚かないんですね」

 

一馬「まぁな、お前のように人になれる奴とは知り合ってるからな」

 

ツバサ(鳥)「......そうなんですか?」

 

一馬「あぁ」

 

だが、こいつが喋る鳥だと分かった以上、こいつらの前で鳥料理を食べるのは止めよう。殺されそうだし

 

ソラ「ツバサくんはスカイランドにいるプニバード族なのです」

 

一馬「へぇ、だからこんなに柔らかそうな見た目なんだな」

 

オレはツバサを摘んだりした

 

ツバサ(鳥)「ちょ、ちょっと摘まないでください!僕はこう見えてもプリンセス・エルを護るナイトなのです」

 

エルがプリンセス.....てことはスカイランドの姫か

 

一馬「へぇ〜エル、お前ってスカイランドの姫だったんだな」

 

エルちゃん「える♪」

 

するとツバサは人間になって

 

ツバサ「ちょっと一馬さん!いきなりプリンセスを呼び捨てやお前呼びだなんて無礼です!」

 

ソラ「せめてエルちゃん、と呼んでください!」

 

2人が注意する.....が

 

一馬「やだね、そう言うのオレのキャラに合わない........ごめんな、こんな奴で」

 

オレは断った後、エルの頭を撫でた。ただでさえちゃん付け苦手なんだよなぁ〜ことはが妖精時代もチビってほとんど心の中で呼んでいたし

 

エルちゃん「えるぅ♪えへへ〜♪」

 

お、喜んでる喜んでる

 

ましろ「エルちゃん嬉しそう」

 

あげは「エルちゃん、少年2のことを気に入ったみたいだね」

 

ソラ「そうですね....」

 

ツバサ「......ま、まぁプリンセスは嬉しそうにしてますし、特別に、特別に許します」

 

一馬「ありがとうな。っと、意外と長居しちまったな。早く帰らないと」

 

ソラ「え、もう帰るんですか?」

 

一馬「あぁ」

 

エルちゃん「えるぅ....」

 

一馬「心配すんな、また暇があれば来るぜ」

 

エルちゃん「える!」

 

一馬「おっとそうだツバサ、帰る前に一言。お前プリキュアの中じゃ珍しい男だからその........まぁ、頑張れ」

 

ツバサ「どう言うことですか!?」

 

一馬「......教えねー。じゃあな」

 

ソラ「さようなら!」

 

ましろ「またねー」

 

エルちゃん「ばいばい」

 

あげは「また会おうね、少年2」

 

ツバサ「頑張れってどういう事ですかぁ!?」

 

こうしてオレはましろの家を後にし、ソラシド市から津成木町へ戻って来た。



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忍と幻影夢忍と狩人1

シノマス×忍ネプコラボ記念。少しお付き合いお願いします

ネプ忍の小説リンク https://syosetu.org/novel/300589/


[♪~♪~]

 

クリスタル『一馬。電話だ』

 

一馬「なんだよ、こんな朝の時間に電話とか..........ん?氷花先生?」

 

もしかして遂にオレが手を貸さないとダメな事が来たのか?

 

一馬「はい一馬です」

 

氷花『あ、一馬くん?ごめんねーこんな時間に起こしちゃって』

 

一馬「もう少し寝たい気分ですよ。で、もしかしてオレが手を貸さないとダメなヤバい事が?」

 

氷花『うーんヤバいって訳じゃだけど.........実は今基地にね、君を知っているって子が二人来てるんだ』

 

へ?オレを知ってる?参ったなぁ知り合いなんて........

 

一馬「ん~先生、聞き間違いじゃないんですか?」

 

氷花『確かに言ってたよ?あ、そうだ今その二人私のそばにいるから、変わるわ。はい』

 

誰かに電話を渡したようだ。すると聞きなれた声が聞こえてきた

 

パープルハート『一馬!聞こえる?ネプテューヌよ!』

 

一馬「ね、ネプテューヌ!?って、どっちのネプテューヌだ.......超次元のネプテューヌか?」

 

パープルハート『ハ・ズ・レ、女神四忍のネプテューヌよ♪』

 

そっちか.........

 

パープルハート『もう、こっちにもあすちゃんが居ることを何で教えてくれなかったのよ。わたしもブランもビックリしたわ』

 

一馬「ごめん言うの忘れてた..........ん?ブランも?てことは......」

 

パープルハート『えぇ、ブランもこっちに居るわよ。はい、ブラン』

 

ホワイトハート『よぉ、一馬。久しぶりだな』

 

一馬「ブランも元気そうで何よりだ。そういやどうしてネプテューヌとブランがそこにいるんだ?」

 

ホワイトハート『それは』

 

氷花『話したいことはあるけど、このままだと長電話になっちゃうから、一馬くん。詳しく話したいから、忍基地に来てね。じゃ』

 

一馬「あ、ちょ」

 

切られた.......しょうがない、行くか!オレは早速忍基地へ行く準備をした........

 

一馬「置き手紙を............っと」

 

最終確認、服OK、荷物OK、朝飯OK、置き手紙OK、よし行こう!

 

[置き手紙の内容]

 

一馬『みんなへ、オレちょっと忍基地へ行ってくる。心配すんな、何かあったら電話する。一馬』

 

一馬「いってきます」

 

オレは静かにそう言って自転車で出発した

 

[数時間後]

 

一馬「はぁ......はぁ.......ついた.......」

 

忍基地のあるビルに到着...........こんなに漕いだの久しぶりだ........さてと、クリスタル。自転車片付けるか?

 

クリスタル『問題ない』

 

クリスタルは自転車を粒子にして吸収というか片付けた

 

一馬「さっすが。すぅ...........行くか」

 

オレはビルに入っていった.......そしてエレベーターに乗って広間へ......うわーたくさんいる......それでネプテューヌとブランは.......いたいた

 

一馬「おーい!」

 

オレの声でみんな一斉にこっちを見た。うぅ、知り合いとはいえ。こんなに見られるの恥ずかしいなぁ

 

ホワイトハート「ん?あ、一馬!」

 

パープルハート「一馬ぁ!」

 

いきなりネプテューヌが抱きついて来た

 

一馬「ぐぇ」

 

オレは倒れてしまった

 

パープルハート「久しぶりの一馬。はぁ~良いわ......」

 

まぁ、最近会ってなかったしな〜

 

一馬「ほ、本当にネプテューヌとブランがいるとは.........」

 

パープルハート「あら、疑ってたの?」

 

一馬「まぁ、その......ちょっと」

 

パープルハート「ふふ、わたしもブランも今はここに居るわよ。ほら、ちゃーんと触れてるでしょ?」

 

や、柔らかい感触が......

 

一馬「あ、あぁ.....そうだな.....」

 

ホワイトハート「おい、ネプテューヌ!久々だからってその辺にしとけ!」

 

パープルハート「はいはい、分かったわブラン」

 

は、離れてくれた........

 

氷花「お熱いね~一馬くんにパープルハートも」

 

一馬「ど、どうも........」

 

氷花「さてっとパープルハート、ホワイトハート、一馬くん。休憩しながら、話そっか」

 

一馬「はい」

 

パープルハート「えぇ...」

 

ホワイトハート「あぁ...」

 

月光「お話が終わりましたら、休むのにとっておきの場所がありますから、ぜひ♪」

 

一馬「へぇ、いつの間にそんなのが出来てたんか」

 

何でもありだな

 

閃光「いや、前からあったぞ」

 

一馬「あれ?そうなの?」

 

月光「ふふっ、一馬さんもとっておきの場所で疲れを癒して良いんですよ?」

 

一馬「あぁ、まぁここまで来るのに疲れたしな......そうさせてもらうよ」

 

けどまぁ、話してるうちに疲れ取れそうだけどな

 

月光「ふふっ、決まりですね」

 

氷花「ほら、3人ともこっちよー」

 

一馬「はーい!」

 

オレとネプテューヌ、ブランは先生について行った.......



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忍と幻影夢忍と狩人2

氷花「さーて、まずは話すことは.......パープルハートとホワイトハートが何故ここへ来たのか......」

 

パープルハート「先生、それはわたしとブランが説明するわ。わたしとブランはノワール、ベールと一緒に任務をしていたのよ。その最中、唐突に異界の門が現れて、吸い込まれたのよ」

 

ホワイトハート 「最初は飛鳥達がいて、刃仁破流(はにぱりゅう)の罠かと思ったが、話してるうちにお前のいる世界だって分かってな。びっくりしたぜ。こっちにも飛鳥達がいるなんてな」

 

一馬「電話でも言ったけど言い忘れててごめん.........ん?異界の門?」

 

氷花「この基地の深い地下にある門だよ。普段なら妖魔の世界に通じてるんだけど、たまにこことは異なる世界から来る娘達がいるんだ」

 

ちょっとまて、オレの家のタンスと似たようなのがこの地下にあったんだ〜......

 

一馬「へ、へぇ〜そんなのが.......」

 

氷花「隠さなくても良いよ、この2人から聞いた。君の家にも異界に通じるタンスがあるんでしょ?」

 

一馬「.......はい。まぁ、妖魔の世界には通じてませんけどね」

 

もし通じてたら毎日警戒しないとダメだからゲームやらプラモ作りが出来ない.......

 

氷花「ふーむ......まぁ、危険がないなら良いけど。2人共、今一度聞くけどどうする?帰れるなら帰れるけど........」

 

パープルハート「確かに帰りたいけど......」

 

そういえばこの2人、ずっと変身したままだな.......

 

一馬「そういや、2人共その姿のままじゃ疲れるだろ?元に戻れば?」

 

ホワイトハート 「一馬、それが出来ねぇんだ」

 

一馬「はい?どうしてさ」

 

氷花「私らは異界の門の影響かもって思ってるけどね。あの門の事はまだ完全に分かってないし」

 

一馬「こっちだってタンスのことはまだまだ謎だらけですよ。まてよ、門の影響で変身が解けないってことはだ.......タンスから帰ることが出来ないんじゃ」

 

ホワイトハート「その可能性はあるかもな......」

 

氷花「ふーむ」

 

パープルハート「まぁ、わたしは帰らないわ。それに、ずっとこの姿で一馬と一緒に居たかったもの」

 

そう言ってネプテューヌが抱きついて来た.......

 

一馬「ネ、ネプテューヌ......」

 

氷花「........このモテモテ少年め〜」(ニヤニヤ)

 

一馬「否定できません.......」

 

ホワイトハート「まぁ、わたしも帰らないな。先生に滞在の代わりにここの生徒の修行相手になれって言われてるし」

 

あ、だからかオレが来た時に人が沢山いたのは......

 

一馬「そっか。で、門っていつ開くんですか?」

 

氷花「それが、門は気まぐれでね。いつ開くか分からないんだ」

 

一馬「そうなのですか」

 

氷花「そっちのタンスはどうなのよ」

 

一馬「まぁ、いつでも開きますね。後、未知の世界へはオレを吸い込む時がありますね」

 

氷花「そっちも結構気まぐれなんだね........あ、そうだ一馬くん。もし良かったら2人が帰るまで基地でお泊まりする?」

 

パープルハート「良いわね先生!一緒にお泊まりしましょうよ!」

 

一馬「泊まりですか?まぁ.......あいつらに連絡入れたら......うん、大丈夫です」

 

パープルハート「やったー!」

 

氷花「決まりだね.......よし!これでお話は終わり!月光が言ってた場所へ案内するよ!」

 

一馬「おぉ」

 

一体どんなところなんだろう.......



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忍と幻影夢忍と狩人3

オレ達は氷花先生に案内されて、月光の言ってたとっておきの場所へと来た。そこは

 

一馬「なっ........ウェミダー!?」

 

パープルハート「こ、これは........ビーチ!?」

 

そこはなんとビーチだった.....え、ここビルだよな.......

 

クリスタル『どうやらここは特殊な空間のようだ』

 

なーるほど

 

ホワイトハート「どうして基地の中にこんなもんが!?忍とまったく関係なくないか!?」

 

氷花「私も同感だね。でもこの他にも、クラブハウスやナイトプールにカジノもあるんだよね......」

 

一馬「マジですか.......すげぇ」

 

パープルハート「わたし達の城とは大違いね......羨ましいわ.......!ブラン、わたし達の城にもビーチを作りたいわね」

 

一馬「おいおい.......」

 

ホワイトハート「いや、さすがにみんなに反対されるだろ......。それに城には大浴場があるじゃねぇか。あれで十分だ」

 

あの風呂は一人だと広かったなぁ~

 

パープルハート「ううーん、それはそうだけど........」

 

ホワイトハート「その前にだ。泳ぐにしてもわたし達は水着なんて持ってねぇぞ」

 

一馬「オレはまぁ、そのまま泳いでも良いけど。クリスタルが乾かしてくれるし」

 

ホワイトハート「それ、本当に万能だよな........」

 

一馬「まぁね~」

 

月光「ふふふ、その辺はお任せを♪」

 

声のした方を振り向くと、みんないた.......てかみんな水着~!?やべ、目に毒かも......

 

一馬「うぉ!?いつの間に!」

 

氷花「おぉ~みんな着替えていたんだ~」

 

ホワイトハート「月光、どういうことだ?」

 

月光「皆さんと修行されている最中にご用意しておきました!」

 

一馬「し、仕事が早いな........」///

 

ホワイトハート「わたし達は元の世界に帰んなきゃならねぇのにこんなところでバカンスしてる暇はないだろ」

 

雅緋「しかし、異界の門はまだ開く気配が無いからな。他にすることもないだろう?」

 

こっちの雅緋さんと初めて会ったときは少しキツい目で睨まれてたっけか......

 

ホワイトハート「それはそうなんだが.....。」

 

パープルハート「あら、わたしはあるわよ。わたしは一馬と一緒に居るわ」(一馬に抱きつく)

 

もとに戻れないことを良いことに.........まぁ良いか

 

パープルハート「てことでブラン。月光ちゃん達のご好意に甘えましょう?」

 

ホワイトハート「はぁ.....しょうがねぇな」

 

美野里「わぁい!みんなでお城作って遊ぼうよ!」

 

美野里さんは.........え、この人オレより年上だよな.......って一瞬疑っちゃったよ。外見も中身も

 

夜桜「こら、美野里!海に入るときは、準備運動しないといけませんよ!」

 

夜桜さんは、母性オーラが半端なかったっけな~

 

月光「ふふっ、お二人ともまずは着替えてもらうために更衣室に案内しますね!私についてきてください♪」

 

氷花「私も着替えてきますか」

 

そして四人はビーチを後にした

 

忌夢「なんていうか、いつになく月光は楽しそうだね?」

 

忌夢さんは、紫さんの姉さんだって知ったときは驚いたなぁ。それにこんなこと言われたっけ......これからも紫と遊んでくれって........

 

閃光「「違う世界の忍なんてアイデアが捗るわ!異世界忍者最高!」と衣装を作っている最中、変なテンションだったからな........」

 

一馬「すんごいテンションだな........」

 

閃光「お前は着替えに行かないのか?」

 

一馬「オレは別に良いかなぁ~今はゆっくりしたいし」

 

閃光「そうか......」

 

それにしても........

 

一馬「なんだよ、この数字のオブジェは......81?どうもこのビーチには関係無いような.......」

 

オレは81の形をしたオブジェを触っていた

 

葛城「ふふふーん♪一馬ぁ~お前なら分かるはずだぞ~この数字の意味が」

 

葛城さん、オレに対してオジさんのような態度で接してくるんだよなぁ~胸のことを話してくるし。聞いてもないのに月光達のスリーサイズ教えてくるしで、ちょっと迷惑.....でも悪い人じゃないんだよなぁ.......

 

一馬「意味ですか~?んー........」

 

海に81......そうか!

 

葛城「分からないならアタイが教えてやろう。それはズバリ!おっ」

 

一馬「最高にハイってやつだ!のハイですね!」

 

葛城「へ?」

 

一馬「確かに、ここを見たときは驚きと同時に心の中でハイになりましたよ!まぁ、海には入りませんけどね.......」

 

閃光「なんか違うが.....まぁ良いか」

 

葛城「.........けっ、ガキんちょが」

 

オレなんか変なこと言ったのかな?

 

パープルハート「ふふっ、本当に賑やかで退屈しないわね。っと、お待たせ一馬♪」

 

一馬「おう、着替えたのか.......うおっ!?」

 

パープルハート「ふふっ、どうかしら」

 

月光「やはり私の見立てに間違いはなかったですね!パープルハートさん、とっても似合ってますよ」

 

一馬「う、うん。に、似合ってるぜ......」

 

せ、セクシー過ぎて.........やべっ、オレのハザードレベル(意味不)が上がってる.....

 

パープルハート「わたしの衣装をイメージして作ってくれたのかしら?月光ちゃん、ありがとう。すごく嬉しいわ」

 

葛城「おいおい、一馬の知り合い。とんだナイスバディじゃねぇか!これが女神........!」

 

一馬「そ、それは関係ないとおもいます.........と、そういやブランは?」

 

うっ、直視出来ねぇ。とても綺麗すぎて......

 

パープルハート「ブランならもうすぐ来ると思うわよ?もしかしたら恥ずかしがって出てこれないのかもしれないわ。ところでなんでわたしを見ないの?」

 

一馬「いや、その......あ、ブラン来た.......ぬっ、かわいいー!」

 

ホワイトハート「い、いきなりそんなこと言われると恥ずかしいじゃねぇか!」

 

飛鳥「確かに!ホワイトハートさん、とっても可愛い!」

 

こっちの飛鳥さん、向こうの飛鳥さんとそんなに変わらないからすぐに仲良くなったっけ

 

ホワイトハート「あんまりジロジロ見るんじゃねぇ!......というかサイズがピッタリなのすごすぎるだろ.....」

 

月光「これでも沢山衣装を作ってますので♪」

 

そういや前に穴だらけや破けた服を月光に預けて直してもらったっけ。ほぼ新品同様になって帰ってきて、嬉しかったなぁ

 

ホワイトハート「誉めたわけじゃないんだが、まぁ良いか。作ってもらったからには満喫させてもらうぜ」

 

月光「はい、ご自由に楽しんでください♪」

 

そしてブランはすたすたとその場を後にした

 

パープルハート「ねぇ、一馬。どうしてわたしをまっすぐ見てくれないの?」

 

あ、忘れてた......

 

一馬「いや、その......綺麗すぎてまともに見れないっていうか........」///

 

パープルハート「ふーん........なら、ちゃんとわたしを見て?」

 

一馬「わっ!?」

 

突然ネプテューヌがオレを抱き寄せた

 

パープルハート「ほら、もっとわたしを見て........じっくりと.....ね?」

 

一馬「あ.....あ......」///

 

お、オレのハザードレベルがぁ!

 

月光「一馬さん。顔を赤くして可愛いです!」

 

パープルハート「そうね......あら?何か当たって......」

 

あ、やべ

 

[アンコントロールスイッチ!ブラッドハザード!]

 

一馬「ぶふぅ!?」(鼻血を噴き出す)

 

[ヤベーイ!]

 

パープルハート「一馬!?」

 

月光「一馬さんが鼻血を!?」

 

一馬「ぐふっ.....」

 

氷花「ちょっとちょっと、何なの?血が見えたんだけど?」

 

閃光「先生、一馬が鼻血を出した」

 

氷花「どれどれ........あー、出ちゃってるね......」

 

葛城「この程度で鼻血とは、まだまだガキンチョだなぁ〜」

 

一馬「...........」

 

月光「意識を失ってる........雲雀さん!出番です!」

 

雲雀「はーい!」

 

クリスタル『やれやれ.....』

 

[続く]



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忍と幻影夢忍と狩人4

これで終わりです


一馬「う.....ん.......はっ!?」

 

目が覚めると、ベッドの上で寝ていた.........また鼻血出してぶっ倒れたのか......

 

クリスタル『全く.....』

 

面目ない........てか、あれ、オレの上着は?

 

クリスタル『鼻血で汚れてたから、月光が洗濯しにいったぞ』

 

一馬「そうか.....」

 

雲雀「あ、起きたんだ。大丈夫?一馬くん」

 

あ、この声は雲雀さんだ。雲雀さんとは、まぁここへ来る前から、紫さんと同じ、ゲーム仲間としての縁があったんだ

 

 

一馬「あ、雲雀さ.......コンパさん!?」

 

振り向くと、そこには忍者のコンパさんがいた........いや雲雀さんだ。コンパさんのコスプレした雲雀さんだうん

 

雲雀「雲雀だよ?」

 

一馬「そ、そうですよね.....その衣装、月光が?」

 

雲雀「うん、あの二人からコンパちゃんの話を聞いて、イメージで作ったんだって」

 

ホワイトハート「ほんと、すごい才能だな」

 

氷花「すごいでしょう月光は~」

 

パープルハート「そうね」

 

月光「ありがとうございます♪」

 

ネプテューヌとブランに月光、閃光、先生も来た......みんな普通の服.......じゃなくて忍装束だ。ネプテューヌには謝らないとな......

 

一馬「ネプテューヌ......ごめん!」

 

パープルハート「わたしの方こそ.....ごめんなさい。あなたの可愛い反応につい、調子に乗っちゃって.......」

 

月光「分かります。可愛かったですもの。トマトのように赤く染まったお顔.....♪」

 

閃光「その結果鼻血が出たんだけどな.......」

 

一馬「あはははは........あ、月光。オレの上着は?」

 

月光「はい、この通り!」

 

月光は服を渡してくれた。おお、新品同様になってる!

 

月光「血を洗い落とすの苦労しましたよ」

 

一馬「サンキューな!」

 

ホワイトハート「で、一馬も復活したし。疲れも取れたし、修行の続きだな」

 

パープルハート「一馬もわたし達の修行の見学をしてみない?」

 

氷花「私がゆるーす!」

 

一馬「うーむ.......」

 

するとドアが開いて、ジャスミン(小百合)さんと雪不帰さんが来た

 

ジャスミン「取り込み中のところ、ちょっと良いかい?パープルハートとホワイトハートに話があるんだよ」

 

小百合さん。若いように見えるけど、こう見えて飛鳥の婆ちゃん.......知ったときは波紋法か!?って驚いたよ。実際は波紋じゃなくて忍術で若返ってるらしいけど。そりゃ忍者だから忍術だよな........

 

パープルハート「ジャスミンちゃん?もしかして......」

 

因みに小百合さんはジャスミンって言わないと注意される。まぁ心の中では小百合さんって言いますけどね

 

雪不帰「あり、一馬さん起きていたのですね」

 

雪不帰さんは人間と妖魔と呼ばれる存在とのハーフだ。知ったときはすげぇって思ったなぁ.....

 

ジャスミン「ちょうどいい。お前さんも来な。先生も」

 

一馬「え?あ、はい」

 

氷花「はーい!」

 

オレ、ネプテューヌ、ブラン、先生は二人についていき、なーんか不気味な場所に案内された。あれ飛鳥さんに焔さん。雪泉さんに雅緋さんが居る.......ん?あの門は......もしかして

 

一馬「えっと......この門が?」

 

雪不帰「はい、異界の門です」

 

これが.......ビジュアルが少し不気味だからオレの部屋にあったら、眠れないかも

 

ジャスミン「さて、待たせたね。異界の門が活性化したから、元の世界に戻れるはずだよ」

 

パープルハート「もっと一馬と一緒に居たかったのに......」

 

ホワイトハート「何だかんだで世話になっちまったな。ビーチも結構楽しめたぜ」

 

飛鳥「うう.......せっかくお友達になれたばっかりなのに.....」

 

パープルハート「あすちゃん。落ち込まないで。いつでも会えるわ」

 

雅緋「先生から聞かされた。一馬の部屋のタンス......か」

 

ワオ、いつの間にかバラされてる

 

雅緋「だが、あちらの世界の私達にもよろしく言っておいてくれ」

 

ホワイトハート「すぐ会うことになるだろうから、伝えておいてやるよ」

 

雪泉「少しの時間ではありましたが、お二人と修行できたことは良い経験になりました。ありがとうございます」

 

パープルハート「こちらこそ感謝するわ。また一緒にお互いを高め合いましょう」

 

焔「いつでも相手になってやる。まぁ、勝つのは私だがな!」

 

ホワイトハート「焔はこっちの世界でも変わらねーな。そういうとこ、嫌いじゃないぜ」

 

雪不帰「お二人とも、お元気で」

 

ホワイトハート「おう、雪不帰もな」

 

いつの間に二人に友情が.......

 

パープルハート「さて........それじゃあね!」

 

一馬「おう、じゃーなー!」

 

氷花「またねー!」

 

そして二人は消えた。あ、そういう感じなのか

 

氷花「さーて、一馬くん二人が帰っちゃったし、どうする?」

 

一馬「そうですね.......二人が帰っちゃったし、オレも家に帰りますね~」

 

氷花「あらそうなの。じゃあ私が外まで送るね」

 

一馬「じゃあみなさん。またねー」

 

飛鳥「またねー一馬くん!」

 

オレは先生に着いていった

 

氷花「それじゃあね一馬くん。なんかごめんね、急に呼び出しちゃって」

 

一馬「いえ、結構楽しめましたし。それじゃ」

 

オレは忍基地を後にし、電車で帰った

 

一馬「ただいま~」

 

みらい「一馬くーん?お帰りー。さーてわたし達とお話ししようか。向こうで何があったのか......」

 

え、笑顔がこええ

 

一馬「お、おう.......」

 

はぁ、こりゃながーいお話になりそうだぜ

 

[完]



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ねぷとわくわくもんな、なつやすみ編
1話


これから数話、どうかお付き合いください!


一馬「♪〜♪〜」

 

オレは今超次元ゲイムギョウ界で、かき氷を作っている。ちなみにみらい、リコ、ことは、モフルン、クリス、クォーツ、ルチルも来ている。ちなみにあきこは家族旅行中だ。なぜ来たかと言うと、夏休み最終週の思い出作りって事で、異世界押入れからゲイムギョウ界へ来た。で、こっちでも夏シーズンで、ネプテューヌ達が暑さで倒れていた.....で、オレがかき氷を作ってるってわけだ

 

一馬「よーし出来た」

 

オレはお盆にかき氷を乗せた。するとアイエフさんとコンパさんがやって来た

 

アイエフ「出来たのね」

 

コンパ「早速持っていくです」

 

一馬「はい」

 

オレ達は持って行った

 

一馬「おーい」

 

アイエフ「待たせたわね」

 

コンパ「一馬くんが作ってくれましたです」

 

ネプテューヌ「わーい!ありがとう一馬!」

 

みらい「美味しそう!」

 

リコ「えぇ」

 

そしてみんなで食べた

 

ことは「冷たーい!」

 

モフ美「美味しいモフ!」

 

クリス「ね〜」

 

ネプギア「やっぱり夏はかき氷だね!」

 

一馬「あぁ」

 

クォーツ「かき氷最高!」

 

かき氷は美味いが、やっぱりオレにとって夏の食べ物は素麺かなぁ〜

 

イストワール「ネプテューヌさん?食べ終わったらちゃんとお仕事をしてくださいね?」

 

ネプテューヌ「えー?せっかく一馬達が来てるのにー、それにこんな暑い日に仕事なんてしたら、ブラックって言われちゃう!パープルハートなのに〜ほら!」

 

ネプテューヌはえっへん顔した

 

イストワール「何上手いこと言ったような顔をしてるんですか?もう夏も終わりなんですよ?片付けなきゃいけない仕事が沢山あるんです。なのに、ネプテューヌさんと来たら.......」

 

うっわーゲームや、ペットボトルに菓子の袋が......

 

ルチル「.......まるでだらけてる時の一馬」

 

一馬「おい、ここまで酷くは無いぞ」

 

ちゃんと食った菓子袋はゴミ箱に入れてるし、ペットボトルも片付けてる。ゲーム機も蛸足コードにならないようにしてるぞ.......ん?

 

一馬「おーい、イストワールさん。アレ」

 

オレはネプテューヌを指差した

 

イストワール「?」

 

ネプテューヌ「もしもし?ノワール、ブラン、ベール?夏も終わりだしさどっか遊びに行こうよ!」

 

イストワール「ネプテューヌさぁぁぁぁん!!!!」

 

部屋中にイストワールさんの怒号が鳴り響いた。こうしてオレ達は遊びに行くことになった。ま、これで夏休み最終週での思い出は作れるかな.......

 

[少しカット]

 

オレ達はラステイションのある場所へ向かっていた。ネプテューヌとネプギアはコンパさんの車で(てか、運転できる事にビックリした)オレはみらいの箒、他の奴らも箒に乗って移動してる。ネプテューヌ達はみらい、リコ、ことは、モフルンが魔法使いで、プリキュアである事も知っている。無論オレの事やクリスタル、ルチル達の事も。そして、目的地に着いた。そこは、豊かな自然に囲まれた、安らげる場所だった

 

ネプテューヌ「はい!と言うわけで、わたくしネプテューヌは!こんな場所にやって来ました!自然が豊かですね〜ここは一体どこでしょう?」

 

一馬「なーにやってんだあいつは」

 

ことは「綺麗〜」

 

ビデオカメラなんか持って......にしても、日本の田舎に似て馴染むぜ〜

 

ネプテューヌ「おやぁ?あんな所に、地元の女神がいます!どうやらぼっちみたいですね」

 

一馬「おい、失礼だろ」

 

ノワール「そうよ!一馬の言う通り、ぼっちじゃないし、ユニもいるし」

 

ユニ「ここは、ラステイションが誇る景勝地[わたしのなつやすみ山]です」

 

なんか[ぼくのなつやすみ]っぽいな

 

ユニ「ちょっぴりノスタルジックな夏休みが味わえるって、人気なんですよ」

 

たしかに田舎の宿に来たみたいな気分だ

 

ノワール「危険なモンスターは全て退治済みだから、山の中でも安心して楽しめるわよ」

 

ネプテューヌ「さりげない自己アピールキター!」

 

ノワール「うるさいわねぇ!」

 

はぁ.......ちなみにコンパさんはネプテューヌとネプギアを送った後帰って行った。仕事があるそうだ。アイエフさんも仕事だ

 

ブラン「相変わらずね、ネプテューヌとノワールは」

 

ベール「変わらないのは良い事ですわ。わたくし達の国も変わらず栄えているわけですし」

 

ブラン「それもそうね.....」

 

ルチル「ブラン」

 

一馬「よっ、ベールさん」

 

オレとルチルはブランとベールさんの元へ行った

 

ブラン「ルチルに一馬.....」

 

ベール「一馬くん!今日は楽しみましょうね!」

 

一馬「えぇ、オレ達の夏の思い出に1ページ.....」

 

ブラン「ルチル、まだ読んでない地球の本持ってきた?」

 

ルチル「えぇ、そっちは?」

 

ブラン「こっちも持ってきてるわ。お互い後で読みましょう」

 

ルチル「えぇ......」

 

かなーり似た声だから目を瞑るとどっちが喋ってるのか分からん

 

ブラン「そう言えば忘れるところだった。最近リーンボックスはスマホの開発にご執心だったそうね」

 

ベールさんの国のスマホか......ちょっと気になるな

 

ベール「わたくしも聞きましてよ!ルウィーでは、なんでもお姫様化する王冠が大量に出回って、大変だったそうじゃありませんの」

 

なんだそれ、スーパー〇ラウンか!?

 

みらい「今、なんでもお姫様化する王冠って言いました!?」

 

みらいが食いついてきた。地獄耳過ぎる.....

 

ベール「あら?みらいちゃん気になりますの?」

 

みらい「はい!お姫様になれる......ワクワクもんだぁ!」

 

ブラン「残念だけど今はもう無いわ」

 

みらい「がーん!?」(ショック顔)

 

うおっ、マジのショック顔になってる

 

一馬「ま、今回は諦めな.......」

 

みらい「.........うん」

 

みらいはとぼとぼと戻っていった。みらい達の姫姿......見てみたかったなぁ〜

 

ブラン「あれはただの一過性のブームよ」

 

ベール「あら〜一過性のブームというには、結構焦っていましたわよね」

 

ブラン「......うるせぇ!テメェこそ一時落ち込んでたじゃねぇか!」

 

ルチルがキレた時もこんな感じなんだよなぁ〜

 

ネプテューヌ「ちょっとちょっと二人とも!仲良くしようよー!」

 

クリス「喧嘩はダメだよぉ〜」

 

ネプテューヌ「それと、人が嫌がる事は言っちゃダメ!

 

ノワール「どの口が言ってるのよ!」

 

クォーツ「そうそう」

 

そして、みんなで会話をした後バーベキューの準備に取り掛かった。会話していた時、ユニが、食べ終わった後向日葵がたくさん咲いてるところに連れて行ってあげるって誘ってくれたぜ。オレは無論OKって言ったぜ。そしてみらいとリコとことはとモフルンも行きたいって言ったぜ。飯の後が楽しみだぜ



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2話

オレ達は、バーベキューの準備をした。オレは主にバーベキューコンロの設置や着火をしたな、後は炊事もオレがやっている

 

ノワール「それじゃあ、バーベキューを始めるわよ!ユニ、食材の準備は?」(メイド服)

 

ユニ「もちろん出来てるわ!」

 

ノワール「さぁ、どんどん焼いていくわよ!まずは火の通りにくい厚めのお肉から!」

 

ユニ「うん!お姉ちゃん!」

 

ノワール、どこへ行ったのかと思ってたら、着替えていたのか........それにしても可愛い.......

 

みらい「むっ、今一馬くんノワールちゃんの姿を見て可愛いって思ってた?」

 

一馬「いや、思ってねぇが?」

 

みらい「ふ〜ん?」

 

鋭いな......にしても、ノワールとユニ、姉妹らしくスムーズに連携してるな.......

 

ブラン「流石、そつなく仕切るわねノワールは」

 

ネプギア「はい、ユニちゃんもすっかり右腕って感じだし」

 

ベール「姉妹ならでわのコンビネーションですわね。わたくしにも、妹、または弟がいれば、あぁ言うことが出来ますのに..........チラ」(一馬の方を見る)

 

一馬「うっ..........」

 

ベールさんがオレを見てる...........いやでも、ベールさんの弟ってのも最近は.........悪くないかもって思ってる。オレには兄とか姉とか居ないからなぁ〜

 

ブラン「いずれは、わたしもロムとラムと......」

 

リコ「わたしもお姉ちゃんと........」

 

ちなみにロムとラムは水着に着替えて、水辺で遊んでいる。ことはやモフルン........それにネプテューヌもな.......はぁ。でみんなで飯を食べ、オレ、ネプギア 、ロム、ラム、みらい、リコ、ことは、モフルンはユニの案内で向日葵畑へと向かった。その途中

 

一馬「大人っぽいネプテューヌが見てみたい?」

 

ネプギア「うん.....」

 

リコ「大人っぽい姿なら、変身した姿があるじゃない」

 

ネプギア「うぅん、変身した時じゃなくて、今のお姉ちゃんの延長って感じの」

 

リコ「延長ね......」

 

ユニ「へぇ、珍しいじゃない。ネプギアがネプテューヌさんに不満を持つなんて」

 

ネプギア「べ、別に不満じゃないよ?ただ大人っぽいお姉ちゃんも良いかもって思っただけで.......」

 

ユニ「ふーん?........アタシは寧ろ、隙だらけのお姉ちゃんも見てみたいな」

 

リコ「わたしは一度でいいから、お姉ちゃんが魔法を失敗してるところを見てみたいわ」

 

一馬「ははっ、お前らないものねだりだな」

 

ネプギア「ふふ、そうだね!」

 

ラム「ねぇユニちゃん!ひまわりって本当にこっちなの?」

 

ロム「どこにもないよ?」

 

ことは「ひまわりどこどこ?」

 

モフ美「どこモフ?」

 

もしかしたら向日葵畑は相当な距離を歩かなきゃダメなのかも......オレはともかくみんなは脚が持つのかな?

 

ユニ「えーっと.......あ、ほらあそこ!ひまわりんが歩いてる。きっとあっちよ!」

 

向日葵が動いてる........きっとそんなに強くないモンスターなのだろう。てかあの先は鳥居.....神社しかない気がするぞ.......

 

ロム&ラム「うん!」

 

ことは「みてみて!ひまわりが動いてる!」

 

みらい「ほんとだ!みんなで追いかけよう!」

 

モフ美「モフ!」

 

そして、オレ、ネプギア、ユニ、リコを置いて、走って行った

 

一馬「........あ!お、おい!追いかけるぞ!」

 

オレ達は5人を追いかけた

 

一馬「待てよお前達!」

 

ネプギア「そんなに急いだら転んじゃうよ!」

 

リコ「みらい!はーちゃん!モフルン!待ちなさい!」

 

にしても、この道どこまで続いてるんだ?神社が見える気配もしねぇし.......それに霧が深く.......何がおかしい

 

クリスタル『一馬!後ろを見てみろ!』

 

一馬「何だ?.......ッ!?」

 

後ろを向くと、鳥居が歪んで見えた........がすぐに元に戻った

 

ネプギア「どうしたの?」

 

一馬「さっき鳥居が歪んで.......」

 

クリスタル『これはもしや......』

 

すると

 

「きゃぁぁ!!!」

 

みらい達の悲鳴が聞こえた

 

ネプギア「ロムちゃん!ラムちゃん!」

 

一馬「みらい!ことは!モフルン!」

 

オレ達は奥へ向かった。そこには

 

巨大カブトムシ「........」

 

ラム「な、なにこれ?」

 

みらい「おっきいカブトムシさん!?」

 

巨大なカブトムシがみらい達の前に立ち塞がっていた

 

リコ「みらい!はーちゃん!モフルン!」

 

リコの掛け声に3人はうなづいた。だが

 

ネプギア「リコちゃん!」

 

ユニ「ここはアタシたちが!」

 

ネプギアとユニは変身しようと、光に包まれた。だが光はすぐに消えた

 

ネプギア「え!?」

 

ユニ「どうして!?」

 

一馬「変身できないのか?だったら......クリスタル!」

 

クリスタル『おう!』

 

クリスタルは刀を出した

 

一馬「へっ、巨大なカブトか......狩り甲斐があるぜ!いざ!」

 

すると

 

?「とりゃぁあああ!!!」

 

誰かがカブトを蹴った.......って、えぇ!?ね、ネプテューヌ!?

 

巨大カブトムシ「!?」

 

巨大カブトムシは怯んだ

 

ネプテューヌ?「可愛い子と、男の子を驚かせる悪い虫は、こうだよ!吸収!」

 

するとネプテューヌ?は手帳を出して巨大カブトをなんとその手帳の中に入れた。なんだありゃ!?

 

ネプテューヌ?「最後にテープで止めたら、はいおしまい。珍しい虫ゲット!あなた達、大丈夫だった?」

 

よく見たら、この人、オレの知ってるネプテューヌより背が高く髪も伸びてる......服も白紫じゃなくて、黒紫だ

 

一馬「え、えぇ......」

 

ネプギア「は、はい!あの、助けていただいてありがとうございました!」

 

一馬「ど、どうも」

 

一馬とネプギア以外「ありがとうございました!(モフ!)」

 

ネプテューヌ?「いえいえ!コレクションも増えたし、可愛い子達にカッコいい男の子にも出会えたし、わたしご機嫌だよ!」

 

今カッコいいって言ったよな......オレのどこがカッコいいんだ?ただのゲーヲタ&模型ヲタにガノタその他諸々.......いろんな趣味の持ち主だぜ?まぁ喧嘩には強いけどな

 

ネプテューヌ:ゼノ「あぁ、わたしの名前はネプテューヌ。何を隠そう次元をまたにかける通りすがりの昆虫ハンターだよ」

 

昆虫ハンターは絶対嘘だ.......にしても........パラレルのネプテューヌで良いのかな?

 

クリスタル『そう考えるべきだろう』

 

パラレルか......パラレルのオレってどんな人間なんだろうなぁ〜

 

ネプギア「へ?ネプテューヌ?」

 

ネプテューヌ:ゼノ「あなた達は?」

 

ユニ「わ、わたしはユニです!」

 

ラム「わたしラムちゃん!」

 

ロム「わたしロムちゃん!」

 

みらい「あ、朝日奈みらいです!」

 

リコ「十六夜リコです!」

 

ことは「花海ことは!はーちゃんって呼んで!」

 

モフ美「朝日奈モフ美モフ!モフルンって呼んでモフ!」

 

一馬「さ、坂田一馬.......です」

 

パラレルのネプテューヌとはいえ、オレよりも年上年上.........

 

ネプテューヌ:ゼノ「ユニちゃんに、ロムちゃん、ラムちゃん、みらいちゃんにリコちゃんにはーちゃん、モフルンちゃん。そして一馬くんね。あなたは?」

 

ネプギア「あの、ネプギアって言います」

 

ネプテューヌ:ゼノ「わぁ!名前にネプって名前が付くなんて、奇遇だね!海王星のわたしとしてはセンチメンタルな運命を感じずにはいられないよ。それに、何だか見た目もちょっと似てるしね」

 

ちょっと待て

 

一馬「さっきの海王星からの部分、似たようなのを聴いたことがあるぞ?」

 

ガノタだからすげぇ聴いたことがある

 

一馬「似たような台詞とは..............乙女座の私にはセンチメンタリズムな運命を感じずにはいられない!......だ」

 

これはガンダム00のキャラ、グラハム・エーカーが言った台詞で有名だ

 

ネプテューヌ:ゼノ「うわぁ、さっき言った事と似てる!」

 

ことは「はー!ハムの台詞!」

 

ちなみにことははグラハムの事をハムって呼んでる........オレ達はパラレルワールドのネプテューヌ........ネプテューヌさんと一緒に旅館がある場所まで歩いた。にしても、この感じ違和感があるな.......



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3話

ネプテューヌ:ゼノ「へぇ〜お姉ちゃんと一緒に来たの?」

 

ロム「うん、バーベキューをしたの!」

 

ラム「夜はおっきなお家にお泊まりするのよ!」

 

そういや泊まるんだった。でもまぁ次の日は休日だから学校に遅刻ってアクシデントはないな

 

ネプテューヌ:ゼノ「まぁ良いね!楽しそう!」

 

ことは「わたしも楽しみー!」

 

モフ美「みんなでお泊まりモフ!」

 

一馬「........アイツらはネプさんの事を、ネプテューヌと同姓同名のよく似た別人だって事で納得してもらったが.......お前達はどうだ?」

 

オレはこのネプテューヌをネプさんと呼ぶ事にしたぜ

 

ユニ「アタシは.....別の次元のネプテューヌさんだと思ってるわ」

 

みらい「わたしもー!」

 

リコ「わたしもよ」

 

ネプギア「う、うん!わたしも!お姉ちゃんが、女神にならなかった次元のお姉ちゃん......,」

 

みんな思うことは一緒か

 

一馬「そうか。オレも同じだ」

 

ネプテューヌ:ゼノ「ねぇ、ネプギア!」

 

ネプさんがネプギアをいきなり呼び捨てで呼んだ

 

ネプテューヌ:ゼノ「あ、ごめん。いきなり呼び捨てしちゃった。ネプギアちゃんが良かった?」

 

ネプギア「あぁいえ、ネプギアで大丈夫です」

 

もしかして、遺伝子レベルで........んなわけないか。そもそもネプさんの次元にネプギアがいるかも分からんしな

 

ネプテューヌ:ゼノ「ありがとう。それでね、ネプギア?あなた達が泊まる大きなお家って本当にこっちで合ってる?」

 

ネプギア「?合ってるとは思いますけど........」

 

ネプテューヌ:ゼノ「そっか.........ん〜ひょっとすると......」

 

ひょっとすると?まさか!

 

クリスタル『何か分かったのか?』

 

あぁ、違和感の正体が分かったかもしれない。オレ達は先へ進んだ。そこには........

 

ラム「お家が.......」

 

ネプギア「無い........」

 

ことは「どうして?」

 

宿が無かった......これではっきりした。オレ達は別の次元に迷い込んでしまった。てことは何処かで..........はっ!鳥居の歪み!そうか!あれがここと向こうを繋げるゲートだったのか!

 

ネプテューヌ:ゼノ「やっぱりか〜あなた達、この次元の子じゃないね?」

 

一馬以外「え?」

 

一馬「やっぱりか」

 

ネプテューヌ:ゼノ「え?一馬くん、もしかして気づいてた?」

 

一馬「えぇ、あんたと会うちょっと前から違和感を感じてましてね......そしてここへ来た時にその違和感の正体がはっきりと分かったって感じです」

 

ネプテューヌ:ゼノ「じゃあ一馬くんに問題!どうやってこの次元に来れたのか分かるかな?」

 

一馬「えぇ、大きな鳥居の下を通ってきた.....これが答えです」

 

ネプテューヌ:ゼノ「正解!」

 

ユニ「確かに通ったわ!」

 

ネプテューヌ:ゼノ「時々あるんだ。ほんの少しの間、別の次元に繋がっちゃう場所が」

 

あれがその1つだったのか........

 

ネプテューヌ:ゼノ「わたしは野良ゲートって呼んでるけど、ここだとあの大鳥居がそうなんだよね」

 

ラム「じゃわたし達迷子って事?」

 

ロム「来た道を戻ってもダメなの?」

 

ラム「あ、そっか!行こうロムちゃん!」

 

ロム「うん!」

 

ことは「わたしも!」

 

モフ美「モフルンも行くモフ!」

 

一馬「待てよ、オレの記憶が確かなら、鳥居の歪みが消えてたはずだ。だから......今はダメだ......でしょ?」

 

ネプテューヌ:ゼノ「うん、一馬くんの言う通り......でしょ?クロちゃん」

 

ネプさんは手帳を出した。すると

 

クロちゃん「あぁ、そいつの言う通り、今あそこは開いてねぇな。時空の揺らぎを感じねぇ」

 

「っ!?」

 

手帳の中から声?

 

ネプテューヌ:ゼノ「あ、紹介するね?わたしの友達、クロちゃんだよ」

 

すると手帳から......ガラの悪いイストワールさんみたいなのが出て来た

 

クロちゃん「何が友達だ。こんなところに閉じ込めやがって」

 

ネプテューヌ:ゼノ「だって放っておくと、色々悪さするじゃない?でも、根はいい子なんだけどね?」

 

ネプギア「は、はぁ.......」

 

このクロちゃんってもしかしたら小さいイストワールさんとは別の次元のイストワールさんなのかな?

 

ネプテューヌ:ゼノ「クロちゃんはね、次元のゲートを感知できるんだ。本当は次元を超える力も持ってるんだけど少し前に使ったばかりだから、エネルギーが充分じゃなくてさ」

 

そんな力が........

 

みらい「えっと、つまり、わたし達帰れないの?」

 

ネプテューヌ:ゼノ「今すぐにはね。でも大丈夫。あそこは半日に一回は開くし、わたしとクロちゃんが元の次元に戻れるようにしっかりナビするから、安心してね!お姉さんにまっかせなさーい!」

 

このネプさん。ネプテューヌとは違ってすごく頼りになる........かもしれん。そして、夕方だったので、キャンプをすることになった。で、飯であるカレーの食材を探しにネプさんはネプギアを連れて行った。作るのはオレとユニがすることになった。みらいとリコは炊事だぜ

 

ユニ「ねぇ、アンタって料理が得意なの?」

 

一馬「ん?まぁな」

 

ことは「一馬が作る料理はとっても美味しいんだよ!」

 

モフ美「美味しいモフ!」

 

でも、世の中にゃうまい料理を作るオレより少し年上、または同年代、年下の奴がいるかもなんだよなぁ〜

 

ユニ「そんなに......ねぇ、こ、今度アンタが一人で作った料理.....た、食べに行っても良いかしら?」(顔を赤くして)

 

ラム「わたしも!」

 

ロム「一馬くんのお料理......食べてみたい!ワクワク」

 

一馬「あぁ良いぜ、家に来たらご馳走してやるよ」

 

ロム&ラム「やったー!」

 

ユニ「約束よ!忘れないでね!」

 

一馬「お、おぅ......」

 

そして食材を持って帰って来たネプギアとネプさんが帰って来た。そして、料理が始まった

 

ユニ「うぅ......」

 

一馬「.........」

 

ユニは涙目になりながら玉葱を切っている。一方オレは涙を流さずに切っている

 

ユニ「か、一馬は平気なの?」

 

一馬「あぁ、今は平気だ」

 

ユニ「そうなの......」

 

昔はよく涙を流してたなぁ〜

 

ユニ「よし、これで玉葱は終わり!」

 

一馬「お疲れさん」

 

ことは「一馬ー!ユニー!」

 

ことは、モフルン、ロム、ラムが野菜を持って来た

 

ラム「はいこれ!」

 

ロム「みんなでキレイキレイにしたよ!」

 

モフ美「ごしごししたモフ!」

 

ユニ「ありがとう」

 

一馬「よーし!ユニ、切るぞ!」

 

ユニ「うん!」

 

一馬「オレはトテッポ.....じゃなくて芋を切るから、お前はカカロット.....じゃ無くて人参を切ってくれ」

 

ユニ「トテッポ?カカロット?」

 

一馬「ただの言い間違えだ、気にすんな」

 

いかんいかん最近ドラゴンボールを見た影響で.......

 

ユニ「ふーん?」

 

ちなみにネプさんとネプギアはテントを張ったり、机や椅子を置いたりしている。それからもオレとユニは一緒に料理をした。途中でネプギアがクロちゃん.....クロワールからの情報で、ここは他の次元よりも時間流れが早いんだとよ。つまりこの世界は精神と時の部屋みたいなものってことだ。まぁあっちは1年経っても1日しか経ってないって事になるが。これで夏休み明けに遅刻せずに済むぜ。そしてカレーが完成してみんなで食べた、味は美味かった....ま、当然か、カレーは大抵美味いからな。後は花火をしたり、スイカを食べたりした。そして........

 

ネプテューヌ:ゼノ「それじゃあみんなで寝ようか」

 

一馬以外「はい!」

 

そう言ってみんな服を脱いで下着姿になった

 

一馬「ちょっと待てー!オレのいるところで脱ぐんじゃねーよ!」///

 

ユニ「.......あっ!み、見ないでよ!エッチ!」///

 

ネプテューヌ:ゼノ「あ、ごめーん。でも、もう脱いじゃったし.......」

 

みらい「もう、わたしやリコ、はーちゃんにモフルンの下着姿よく見てるでしょ?」

 

一馬「そんな記憶はない」

 

ことは「うっそだー!」

 

ネプギア 「それよりも一馬くん、一緒に寝る?」

 

一馬「いや、良い。オレは外で見張りをする、何が起こるか分からんからな.........」

 

みらい「とか言って、本当はみんなと寝るのが嫌だよね?」

 

リコ「既にわたし達と一緒に寝てるって言うのに.......」

 

一馬「違う!断じて違う!」///

 

オレはテントを出て椅子に座った

 

ネプテューヌ:ゼノ「ふふっ、一馬くんってカッコいいけど、意外と可愛いところもあるのね」

 

みらい「あ、一馬くんの可愛いところもっとありますよ!」

 

ネプテューヌ:ゼノ「本当みらいちゃん!」

 

みらい「はい!えっと、一馬くんは.......」

 

聞こえない聞こえない........少し離れるか。オレは椅子を持って少し離れた。

 

一馬「クリスタル、もしオレが寝た場合、何か危険が迫って来たら叩き起こしてくれ」

 

クリスタル『分かった』

 

オレは暫く見張り続けた.............



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4話

これにて終わり!


クリスタル『起きろ!一馬!』

 

一馬「Zzzzz........?どうした!モンスターか!?」

 

オレは起きて戦闘態勢に入った。こんな朝に来るとはな、さぁどこにいる.......みらい達のテントには指一本触れさせないぜ!

 

クリスタル『いや、モンスターではない。感じたんだ.......クロワールが言ってた野良ゲートを.......今開いてる!』

 

一馬「本当か!」

 

すると

 

ネプテューヌ:ゼノ「一馬くん!起きてる!?」

 

一馬「ネプさん!」

 

どうやらみんなも起きたらしい。オレ達は急いで片付けて、鳥居へ向かった

 

ネプテューヌ:ゼノ「見えて来たよ。クロちゃん、ゲートの状況は?」

 

クロワール「開くまでもうちょっとだな。言っとくが、野良ゲートは不安定だ。いつ閉じるかわかんねぇから、急いで通れよ?」

 

なるほど、時間との勝負か......

 

ネプテューヌ:ゼノ「大丈夫。わたしがきっと、みんなを無事に送り出すよ」

 

ネプギア「あ、あの、ネプテューヌさん!」

 

ネプテューヌ:ゼノ「?」

 

ネプギア「一緒に。わたし達の次元に来てみませんか?ネプテューヌさんに会えたら、お姉ちゃん喜ぶと思うんです!」

 

一馬「良いなそれ!ぜひ来てくださいよ!」

 

ネプテューヌ:ゼノ「.......うん!そうだね!」

 

クロワール「おい!ゲートが開くぜ!」

 

鳥居に歪みが出来た。来たか!

 

クリスタル『どうやら、余計な客も来たようだ』

 

一馬「何!?」

 

すると、さまざまなモンスターが現れた

 

ユニ「な、何なのあれ!?」

 

ネプテューヌ:ゼノ「次元の狭間に落ちて来たモンスター達だよ!野良ゲートへ偶に集まってくるんだ。みんな避けて先に......」

 

すると

 

みらい&リコ&ロム&ラム「きゃぁぁ!!!」

 

モンスター2体にみらい、リコ、ロム、ラムが捕まってしまった

 

一馬「みらい!リコ!」

 

ネプギア「ロムちゃん!ラムちゃん!」

 

ネプテューヌ:ゼノ「その子達を........」

 

一馬「行くぜ相棒!」

 

クリスタル『あぁ!』

 

オレは飛び上がってレウスXを装着した。別に装着!って言わなくても装着できるからな

 

ネプテューヌ:ゼノ「変身した!?」

 

一馬(レウスX)「この野郎供.......はぁ!」

 

飛び上がった勢いのまま、両手に2本の大剣[吼剣リオレウス]を出現させそのままモンスター2体を切り裂いた

 

モンスター「「!?」」

 

モンスターは怯んで手放した

 

一馬(レウスX)「ことは!モフルン!ロムとラムを頼んだ!」

 

ことは「うん!」

 

モフ美「モフ!」

 

オレはみらいとリコの方へ向かい、2人を抱き抱えて着地した。ことはとモフルンは箒に乗ってことははラムを、モフルンはロムを後ろに何とか乗せて降りた

 

ネプテューヌ:ゼノ「魔法の箒!?」

 

一馬(レウスX)「大丈夫か?」

 

みらい「うん!ありがとう一馬くん!」

 

リコ「べ、別に助けなくても箒で着地できたし!でも、その......ありがとう」

 

ラム「ありがとうモフルン!」

 

ロム「はーちゃんもありがとう......」

 

ことは「はー!無事で良かった!」

 

モフ美「どういたしましてモフ!」

 

ネプテューヌ:ゼノ「もしかして、はーちゃんとモフルンちゃんって魔法使いさん?」

 

一馬(レウスX)「まぁ、そうなりますかね」

 

ネプギア「みらいちゃんとリコちゃんも魔法使いさんですよ!」

 

ネプテューヌ:ゼノ「すっごーい!あれ?一馬くんは魔法使いさんじゃないの?」

 

一馬(レウスX)「オレは魔法使いっていうより........モンスターハンターですかね?」

 

ネプテューヌ:ゼノ「モンスターハンター.....うんうん、良いね!カッコいいよ!」

 

一馬(レウスX)「っと、喋ってる場合じゃねぇな」

 

オレは宙へ浮かんで、ある技の構えをとった。行くぜクリスタル!

 

クリスタル『あぁ』

 

一馬(レウスX)「かぁ〜めぇ〜はぁ〜めぇ〜」

 

みらい「まさかあれって.......」

 

赤いエネルギーが合わせた両手に現れる。そして

 

一馬(レウスX)「波ぁ!」

 

オレは合わせた両手を突き出し、熱線を撃った。これぞ、かめはめ波風熱線!

 

みらい「かめはめ波だ!」

 

リコ「かめはめ波ってあんなのだったかしら?」

 

打ち出された熱線は、ほとんどのモンスターを消し炭にした......が、耐えた奴もいた。ドラゴン型のモンスターだ。やっぱドラゴンは火を防いじゃうか〜

 

ネプテューヌ:ゼノ「凄い......」

 

すると

 

ネプテューヌ「ネプギア、どこ!」

 

野良ゲートからネプテューヌの声がした

 

一馬(レウスX)「今の声は!」

 

ネプギア「お姉ちゃん!?ここだよ!わたしはここ!」

 

ネプギアは野良ゲートに向かって叫んだ。だが今度は声が返ってこなかった

 

ネプギア「..........お姉ちゃんが、そばにいる!」

 

ネプギアは手を伸ばし、ゲートへと入った。瞬間眩い光がゲートから溢れ出した........後はネプギアに任せるか。そしてゲートから前に見た格好とは違う格好の変身したネプギアが現れた........おぉう、結構エロいな

 

ユニ「ここじゃ変身できないはずなのに......」

 

ラム「ネプギアちゃん、変身しちゃった」

 

ネプテューヌ:ゼノ「さっすが!わたしの妹だね!」

 

一馬「しかし格好が....その.......」///

 

みらい「じとー」(ジト目)

 

リコ&ことは&モフ美「じとー」(ジト目)

 

一馬「.........」

 

変な視線を感じる........

 

ドラゴン型モンスター「グルルルルル.......」

 

パープルハート「一緒に行くわよ!ネプギア!」

 

今度ははっきり聞こえた。この声質.......向こうも変身したのか!

 

パープルシスター「うん!お姉ちゃん!」

 

パープル姉妹「マルチプルビームランチャー!」

 

ネプギアは銃剣みたいな武器を出した。前も見たことはあるが、最初見た時はおぉ!カッコいい!って思ったんだよなぁ〜

 

パープル姉妹「いっけぇぇぇ!!!」

 

ネプギアと多分向こうのネプテューヌは同時にビームを打ち出した。ドラゴンは消滅した

 

一馬「行くぞ!」

 

オレ達はゲートを通った........そして、元の次元へ戻ってきた

 

一馬「帰ってきた......」

 

クリス&クォーツ&ルチル「みんなー!」

 

クリス達がオレ達の元へ来た

 

みらい「みんな!」

 

一馬「......ただいま」

 

クリス「みんな無事でよかったぁ〜」

 

クォーツ「心配したんだからね!」

 

ルチル「全く.......」

 

一馬「ははっ、悪りぃ」

 

ロム&ラム「お姉ちゃん!」

 

ブラン「良かった......無事で」

 

ノワール「全く、何をやってるのよ」

 

ユニ「えへへ、ごめんなさい」

 

ベール「美しいですわねぇ、姉妹って」

 

オレはベールさんの元へ向かった

 

一馬「ベールさん.......その......心配かけてごめん!」

 

ベール「一馬くん.......無事で何より、ですわ」

 

ベールさんはオレを抱きしめて、頭を撫でてくれた。あぁ、この感じ悪くねぇ.......

 

ネプテューヌ「いやぁ、まさか別の次元に行ってたなんてねぇ、無事で良かったよ!」

 

ネプギア「うん、助けてくれた人がいたの」

 

ネプテューヌ「そうなの?親切な人と会えたんだね」

 

ネプギア「実は、その人も一緒に......あれ?ネプテューヌさん?」

 

何と、ネプさんは居なかった。すると、野良ゲートから声がした

 

ネプテューヌ:ゼノ「ネプギア!ごめんねー!もうここのゲート閉じかけてて、通れないんだ!わたしと同じ名前の子に会ってみたかったけど、今回はお預けかな?」

 

ネプギア「ネプテューヌさん!」

 

一馬「ネプさん.......」

 

ネプテューヌ:ゼノ「きっとまた、どこかの次元で会えるよ!その時までわたしのこと覚えててねー!」

 

声は途切れた.......何だろう、そう遠くない未来にまた会えそうな気がする

 

ネプギア「はい!絶対に忘れません!」

 

ネプテューヌ「なーんか、色っぽくて素敵でチャーミングな声がしたんだけど、わたしと同じ名前の人だったの?」

 

ネプギア「うん!後でゆっくり話すね」

 

一馬「これにて一件落着かな」

 

みらい「ねぇ一馬くん〜?あの時のネプギアちゃんの姿を見て鼻を伸ばしてたよねー?」

 

ネプギア「えっ!?」///

 

一馬「はぁ!?伸ばしてねーよ!」

 

ネプギア「.........一馬くんが鼻の下を........恥ずかしいけど、ちょっと嬉しい」(小声で)

 

一馬「何か言ったか?」

 

ネプギア「うぅん!」

 

その後は宿で晩飯作って食べたり、風呂入って(ちゃんと男女分かれてた)、花火をしたり、寝るまで楽しんだ。ふぅ、なかなか凄い思い出になったぜ




かめはめ波風熱線

熱線をかめはめ波のように撃ち出す技。防具の属性が変わることで、さまざまなかめはめ波風〇〇に派生する


[じか〜いじかい(嘘予告になるかも)]

突然異世界押入れがオレとクリスタルを吸い込んで、気がつくとそこの世界は.........

「ライドオン!」

一馬「こんなことって......ありかよ.......」

[次回!ライドオン!in一馬!(サブタイトルのセンスなし)というお話?]

一馬「次回もライドオン!........じゃねぇ!」

ヒントはライドオン!と当時はプリキュアの裏番組だった........分かるかな?


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本編補完計画
[本編補完計画その1 前編(47話、48話の間)]


このシリーズは、私が本編で飛ばしてしまったお話を補完するシリーズです。それと後書きにてお知らせがあります


いよいよ数学の中間テストが返ってくる......

 

高木「それじゃあ、この間の数学のテスト、返すぞ」

 

テスト......赤点じゃねぇよな....

 

高木「次、坂田!」

 

一馬「おう!じゃなくて、はい!」

 

オレはテストを受け取った......よし!61!ギリギリレッドゾーン突破!って今まで帰ってきたテストもギリギリレッドゾーンを突破してるけどな。ちなみにレッドゾーンとは赤点のことだぜ〜

 

高木「お前ギリギリの点数だったな....次はもっと良い点数を取れよ」

 

一馬「うっす」

 

そしてどんどんテストが返されていって

 

高木「次、朝日奈!」

 

みらい「は、はい!」

 

みらいが呼ばれた。みらいは恐る恐る先生の方へ向かっていく

 

一馬「.......さて、どうなるか......」

 

リコ「へ?どう言うこと?」

 

一馬「すぐに分かる.....」

 

リコ「?」

 

みらい「はぁ〜.....」

 

みらいが落ち込んだ表情で帰ってきた。ダメだったか.......

 

リコ「!?.....」

 

みらい「あはは.....」

 

見事に引き攣った表情。どれどれ........あーあ、レッドゾーン、26点だ

 

高木「朝日奈.....お前、国語も理科も歴史も英語もぜーんぶ出来るのに、どうして数学だけはダメなんだ?」

 

何故かみらいは数学が苦手だ。本人曰く[ワクワクしない!]だとか。何が違うねん

 

みらい「えへへへ.....」

 

高木「赤点は来週、再テストだからな」

 

再テスト......それは赤点を取った物のみに与えられる罰ゲーム!オレはこれが嫌だから赤点を取りたく無いんだ!

 

みらい「今!再テストって言いました!?」

 

高木「言いました....それまでにしっかりと復習しとけよ!」

 

みらい「うぅ.....はい....」

 

すまん、みらい......

 

高木「次、十六夜!」

 

リコ「はい!」

 

次はリコか.....

 

高木「十六夜、よく頑張ったな!クラスで満点はお前だけだぞ!」

 

マジでか!ゆうとかと思ったがリコだけだったか〜......ドンマイ、ゆうと

 

みらい「満点だぁ〜リコ凄ぉ〜い」

 

一馬「本当にな.....」

 

[そして、校舎裏にて]

 

モフルン「凄いモフ!リコのテスト、マルがいっぱいモフ!」

 

はーちゃん「あ!お花?」

 

みらい「これは、花マルって言うんだよ?すっごく頑張った人が貰えるお花なの!」

 

はーちゃん「はなまる?はーちゃんにもちょうだい!」

 

リコ「はーちゃんにはまだ、テストは早いわね」

 

一馬「んだんだ」

 

はーちゃん「ふ〜ん」

 

するとチビは木の枝を持って地面に何か描き始めた

 

はーちゃん「は〜な〜マ〜ル〜はなマル〜はなマル〜......あれれ?」

 

花マルと言いながら、出来上がったのは歪な何かだった

 

一馬「お前にはまだ難しいかもな」

 

モフルン「これはみらいと一馬のテストモフ?」

 

振り向くと、モフルンがみらいとオレのテストを見ていた

 

みらい「へ?.......あーっ!?わ、わたしのは良いって!」

 

一馬「もう遅いぜ.......」

 

モフルン「みらいのテスト、バツがいっぱいモフ」

 

はーちゃん「バツ?」

 

みらい「.......あんまり頑張って無いですねってこと」

 

はーちゃん「バツは頑張ってない!」

 

モフルン「バツはすぐ描けるモフ!」

 

はーちゃん「バツ!バツ!」

 

みらい「ガーン!」

 

チビの純粋なバツ発言に心が折れたか.........

 

モフルン「一馬のは.....みらいよりバツが無いモフ!」

 

みらい「ぐっ!?」

 

おーい、みらいの折れた心にとどめ刺してるぞ〜

 

はーちゃん「マルとバツ!」

 

一馬「まぁ、オレはよく頑張りましたってとこかな?」

 

はーちゃん「はなマル!マル!バツ!」

 

みらい「あ〜再テストやだよぉ〜!」

 

リコ「どうして?みらい、勉強嫌いじゃ無いでしょ?」

 

みらい「そうなんだけどぉ〜」

 

一馬「そこからは、オレが........説明しよう!みらいは自分の好きなことは一生懸命だが、興味がないことは全然ダメ!以上!」

 

みらい「うぅ....」

 

リコ「なるほど.....」

 

一馬「これからの授業で分かるはずだ.......」

 

そして学校が終わって、オレの家で勉強をすることになった。2人を客人用の部屋に入れて、オレは下でテレビを見た。オレ、勉強教えるの苦手なんだよねぇ〜

 

んでテレビを見てるとみらいが降りてきた

 

一馬「お前勉強どうした?」

 

みらい「一馬くん!見たいドラマがはじまるの!チャンネル変えてもいい?」

 

一馬「それより勉強をだな......」

 

リコ「みらい!勉強始めてからまだ5分しか経ってないわよ!」

 

一馬「はぁ......見るんだったら勉強が終わってからだ」

 

みらい「え〜、お・ね・が・い?」

 

みらいがあざとい表情でねだって来た

 

一馬「ダメなものはダメだ!」

 

だがキッパリと突き返した

 

みらい「えー!一馬くんのケチー!」

 

リコ「みらい!行くわよ!」

 

みらい「はぁ〜い.....」

 

すまんみらい、だが再テストを越えなければお先真っ暗だぞ.......多分.....さて、みらいが見たかったドラマの録画でもしとくか。そして翌日、みらいとリコは放課後も学校で勉強をしていた

 

リコ「この公式を使えば.....」

 

モフルン「みらい!みらい!」

 

ん?何だ?

 

みらい「どうしたの?」

 

モフルン「.....甘い匂いがするモフ!」

 

一馬「何?」

 

みらい「えっ!?」

 

リコ「リンクルストーンが近くにあるってこと?」

 

モフルン「モフ!」

 

どうだか、もしかしたら前みたいに菓子系かもな.....

 

みらい「大変!すぐ探さなきゃ!」

 

リコ「え!?でも今は」

 

みらい「トパーズみたいにどこかへ行っちゃうかもしれないでしょ!?」

 

仕方ない。0に近いが探してみるか

 

一馬「待てよ、オレが探してくる。お前達、特にみらいは勉強に集中しろ」

 

リコ「分かったわ!一馬」

 

みらい「頑張ってね!」

 

一馬「頑張るのはお前もだ!」

 

みらい「はぁ〜い」

 

オレは教室を出て主に廊下を探した.......途中家庭科室の前を通り過ぎると、料理部の奴らがクッキーを焼いてるのが見えた。まさかこれか?.......な訳無い無い、で結局リンクルストーンは見つけられなかった

 

一馬「お前、本当にリンクルストーンの匂いがしたんだな!」 

 

オレは帰り道、モフルンにそう言った

 

モフルン「おかしいモフ、学校で甘い匂いしてたモフ」

 

一馬「本当なんだな?」

 

モフルン「モフ!」

 

みらい「でもどうして見つからなかったんだろう......」

 

一馬「多分だが、今は再テストに集中しろって言ってるかもな」

 

みらい「テスト......そうだ!ここは魔法で.....」

 

一馬「それが出来たら苦労しねぇよ」

 

リコ「そうよ!家に戻ったら、復習よ!」

 

みらい「はぁ〜い」

 

そして時は過ぎていき、再テストの日になった。そういや昨日、みらいがリコのノートの写真を送って来たな。ノートには[みらい]と[一馬]の字がびっしり書いていたなぁ〜

 

[後編へ続く!]




[お知らせ]

私、ドッカンはこの度、シロXさんとコラボいたしました!主人公、坂田一馬とその相棒のリンクルストーン・クリスタルがお邪魔しています!1話だけですが、向こうでの活躍も見てください!

コラボしてるシロXさんの作品
【魔法つかいプリキュア! 〜奇跡と魔法と幸福の翼〜
https://syosetu.org/novel/271514/


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[本編補完計画その1 後編(47話、48話の間)]

そして、再テストの日となった

 

[放課後]

 

一馬「.........大丈夫かなぁ.......」

 

オレは廊下を歩いてた......ん?あれは勝木?何を見て......

 

一馬「勝木何を......っ!?」

 

かな「あ、坂田くん!あれを見て!」

 

勝木が見てた窓を見ると、そこには空にメッセージが次々と現れていった。ん〜ゲッ!リコ!リコが箒でメッセージを......

 

クリスタル『お前.........裸眼でよく分かったな......」

 

いやぁそれほどでも〜じゃねぇ!そして出来たメッセージは

 

一馬「みらいがんばって......?」

 

メッセージとは言え......勝木に見られてるぞ

 

かな「朝日奈さんに知らせなきゃ!坂田くんも来て!」

 

一馬「お、おい!勝木!?」

 

オレは勝木に引っ張られて教室へ〜

 

一馬「うわうわっ!」

 

勝木「ちょ、ちょっと朝日奈さん!そ、空にあなたの名前が書かれてるわよ!どういう事!?」

 

みらい「へ?......あ、あれぇ?何でかなぁ〜?」

 

目が泳いでるぞ

 

かな「何かが飛んで文字を書いてたわ!坂田くんも見たよね!?」

 

一馬「あ、あぁ....確かに何かが書いてたなぁ〜」

 

かな「きっと魔法つかいよ!箒に乗りながら、魔法で空に文字を書いたのよ!」

 

みらい「え?と、鳥でしょ。ほらこの間も.....」

 

その誤魔化し方は変だ

 

かな「鳥は字を書かないでしょ!」

 

ほら論破された

 

一馬「勝木のおっしゃる通り」

 

すると

 

高木「何だぁ?坂田、勝木、お前達もテスト受けたいのか?」

 

いたのか!

 

一馬「いや、えっと.....」

 

かな「違います!先生!魔法つかいが学校に!」

 

高木「何言ってんだ。魔法つかいがいるなら、数学出来る様にしてもらうよな、朝日奈?」

 

みらい「え?ま、まぁ....」

 

高木「それじゃあ、始めるぞ!」

 

一馬「行くぞ、勝木」

 

かな「う、うん......」

 

一馬「みらい......頑張れよ」

 

みらい「.......うん!」

 

オレは勝木と一緒に教室を出た

 

かな「ねぇ、坂田くん........魔法つかいって本当にいるのかな?」

 

一馬「........さぁな、けど、いるんじゃねぇの?少なくともアレは見た感じ魔法つかいっぽかったし」

 

かな「え?」

 

一馬「さてと、オレはこの辺で」

 

オレはそそくさと下に降りて外へ出た

 

一馬「よっ、お疲れさん」

 

リコ「一馬.....見てたのね」

 

一馬「あぁ、それと.....オレやみらい以外にも見られてたぜ」

 

モフルン「モフ!?」

 

はーちゃん「はー!?」

 

リコ「だ、誰に!?」

 

一馬「勝木に」

 

リコ「勝木さんに!?うぅ.....また」

 

一馬「今回も不幸中の幸いか、お前だってことはバレてないけどな」

 

リコ「それは良かったわ.......それにしてもみらい、大丈夫かしら?」

 

一馬「さぁな、こればかりは予測が........」

 

すると

 

「どこだぁ!」

 

と叫びが聞こえた。あの声は!

 

リコ「何!?」

 

一馬「この声は.....」

 

オレは走った。走った先にはガメッツがいた

 

一馬「待ちやがれ!」

 

リコ「っ!あなたは!」

 

ガメッツ「へっへっへっ、やはり現れたな......ん?坂田一馬、もう1人のプリキュアはどこに居る?」

 

一馬「教えるかよ鈍亀が。学校を破壊しようとしてたんだろ?その前に止めてやるよ」

 

ガメッツ「我を止めたければ、その力で、技で我に語るのだな」

 

野郎、挑発してやがる......

 

ガメッツ「魔法入りました!いでよヨクバール!」

 

ヨクバール「ヨクバール!」

 

ガメッツ「さぁ、どう出る?プリキュア。坂田一馬」

 

サッカーボールの体格に、四肢に黒板消しを装備してやがる.....だがこんな奴はオレだけで十分だ

 

一馬「.......リコ、下がってろ。アレはオレ1人でやる!」

 

リコ「分かったわ......無茶はしないでよ」

 

一馬「わーってる。あんな奴にオレは負けない」

 

オレは前に出た。ジンオウとライキリで行くぜ!

 

一馬「装着!」

 

そしてオレはジンオウシリーズとライキリを装備した。名乗りはカット!

 

ガメッツ「何?貴様だけだと?」

 

一馬(ジンオウ)「はっ、テメェが出したその雑魚なんざ、オレだけで十分なんだよ」(中指)

 

オレは中指を立てて挑発した

 

ガメッツ「威勢が良いな.....それにしても、なるほどその姿で来たか」

 

一馬(ジンオウ)「あ?」

 

ガメッツ「まぁ良いプリキュアの前に貴様を倒す!行けヨクバール!」

 

ヨクバール「ギョイ!」

 

さて、どう来る?

 

ヨクバール「ヨークバール!」

 

ヨクバールは手の黒板消しを投げて来た.......

 

一馬(ジンオウ)「よっと」

 

オレは横に回避した

 

ガメッツ「ふっ」

 

ガメッツがニヤけた。もしかして黒板消しはブーメラン性質持ちってとこか。だったら!

 

一馬(ジンオウ)「はぁ!」

 

オレは戻ってきた黒板消しをジンライで真っ二つに切断した

 

ガメッツ「そう来ると思ったぞ?」

 

一馬(ジンオウ)「何?」

 

ヨクバール「ヨクバール」

 

ヨクバールはサッカーボールの黒いところからサッカーボールを撃ち出してきた

 

一馬(ジンオウ)「はっ!」

 

オレはジンライで切った。だがどんどんボールが出てくる。防ぐか

 

一馬(ジンライ)「ちっ!」

 

オレはラギアクルスのランス、クルスランス.........の盾だけを左腕に装備して構えてサッカーボールを防いだ

 

ガメッツ「そんなもので防ぐのがやっとか。貴様の戦いはもう見切った!がはははは!!!」

 

一馬(ジンオウ)「それはどうかな?」

 

ガメッツ「ん?」

 

一馬(ジンオウ)「はぁ!」

 

オレはジンライを納刀して、盾を構えながら突撃した。クリスタル!閃光玉だ!

 

クリスタル『分かった』

 

ヨクバール「ヨクバール!?」

 

ガメッツ「向かって来ただと?ふん!そんな事をしても......」

 

一馬(ジンオウ)「ほらよ!」

 

オレはヨクバールに近づくと、閃光玉を投げた。閃光玉は眩い光を放った

 

ヨクバール「ヨクバール!?」

 

ガメッツ「何!?眩しい......」

 

一馬(ジンオウ)「どうよ!閃光玉の味は」

 

ガメッツ「よ、ヨクバール!」

 

ヨクバール「ヨク!ヨク!ヨク!ヨク!」

 

ヨクバールは見事に目をやられて暴れた。クリスタル、王砲ライゴウのパワーバレル!撃つのは麻痺弾!

 

クリスタル『分かった』

 

そしてオレは現れたライゴウを構えた

 

一馬(ジンオウ)「暫く痺れな.......狙い撃つぜ!」

 

ヨクバール「ヨクバール!?」

 

オレはヨクバール目掛けて麻痺弾を撃ちまくった

 

ヨクバール「ヨヨヨヨヨ!?」

 

ヨクバールは無事痺れた。次はハンマー、王槌カミナリ!

 

一馬(ジンオウ)「てぇや!」

 

オレは現れたカミナリを持って飛び上がった。そして

 

一馬(ジンオウ)「どぉりゃぁ!」

 

ヨクバール「ヨクバール!?」

 

ヨクバールの顔面にカミナリを振り下ろした

 

ヨクバール「ヨックー!?」

 

ヨクバールは倒れた

 

ガメッツ「どういう事だ!?あのような戦いは初めて見たぞ!」

 

一馬(ジンオウ)「へっ、オレは成長してんだよ。それに、プリキュアもな」

 

ヨクバール「ヨク.......ヨクバール!」

 

ヨクバールは立ち上がった。さて終わらせるか

 

一馬(ジンオウ)「これで終わりだ」

 

オレはカミナリを構えた。カミナリは雷を纏った(ギャグじゃねーぞ)そして

 

【グルルルル........】

 

超帯電状態の透明で巨大なジンオウガのオーラが現れた。オレはジンオウガのオーラに包まれ走り出す。そして

 

一馬(ジンオウ)「ジンオウ・ハンマーストライクッ!」

 

【ガゥ!】

 

ヨクバール目掛けてさっきよりも力強く振り下ろした。ジンオウガも前脚でヨクバールを叩きつける、いわゆるダイナミックお手を繰り出した

 

ヨクバール「ヨクっ!?ヨクバール!!!」

 

ヨクバールは倒れ、消滅した

 

一馬(ジンオウ)「狩猟......完了」

 

【ワオオオォォォン!!!】

 

オレがそう言うと、ジンオウガは遠吠えをして消えた

 

ガメッツ「ぐぬぬぬ.....まさか小僧があんな戦い方をするとは、もしかしたらプリキュアもリンクルストーンを..........予習復習を怠ってはいかんことか!オボエテーロ!」

 

そう言いながらガメッツは消えた

 

一馬「ふぅ......」

 

そしてリコのとこへ戻ると

 

みらい「一馬くん!おつかれ!」

 

一馬「あれ?みらい、テストはもう終わったのか?」

 

みらい「うん!戦いも見てたよ!」

 

マジか、気づかなかった.....

 

リコ「さて、一馬も来た事だし、みらい、結果は?」

 

みらい「ふっふっふっ、じゃじゃーん!」

 

みらいはテストを見せた。おぉ!85!

 

モフルン「今度はマルがいーっぱい付いてるモフ!」

 

みらい「えへへ、朝日奈みらい、再テスト合格しました!」

 

一馬「やるじゃねぇか!」

 

リコ「良かったわね!」

 

みらい「でも、100点じゃなかったから花マルは貰えなかったけど」

 

リコ「でも凄いわ、よく頑張ったわね!」

 

一馬「あぁ...本当によく頑張った.....」

 

みらい「リコのおかげだよ」

 

リコ「え?」

 

一馬「リコの?」

 

みらい「どんな事でも、頑張る姿をリコが見せてくれたから!一馬くん!一馬くんの頑張れよ、もわたしの力になったよ!」

 

一馬「そうか......」

 

はーちゃん「みらい、リコ、一馬」

 

チビが花マルを描いてた。綺麗だ。相当練習したんだな

 

はーちゃん「花マル!」

 

みらい「わぁ!嬉しい!」

 

リコ「綺麗な花マルね!」

 

一馬「あぁ、お前もよく頑張った!......ん?」

 

オレは月を見たすると月が光った

 

一馬「何の光!?.........いや、月の光といえばサテライトキャノンやサテライトランチャー等のサテライトシステムを使用可能にするマイクロウェーブ........いやでもあれはガンダムXの世界、アフターウォーだけの要素だから.....本当に何の光!?」

 

リコ「何訳の分からない事を言ってるのよ....あ、見て!」

 

月から出た光がオレ達の元へ落ちて来た。その光はチビの描いた花マルに落ちた。まさか.......本当にマイクロウェーブ?だったら花マルからサテライトキャノンが......いかんいかん、ガノタが.....すると花マルが輝いて、そこからリンクルストーンが現れた

 

みらい「これは.....」

 

モフルン「ムーンストーン.....月のリンクルストーンモフ!」

 

なるほどだから月からマイクロウェーブ.......光が

 

一馬「月も花マルをくれた........ってとこか」

 

リコ「そうね」

 

みらい「うん!」

 

そしてオレ達は家に帰った......ちゃんと鞄は持って帰ったぞ



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[本編補完計画その2 前編(47話、48話の間)]

一馬「.......」

 

オレは早起きして、朝飯を作っていた......急に目が覚めてな。本当だったらもうちょっと遅めに起きていたのにな.....そして自分で作った朝飯を食べ、まだ出るには早いから、朝風呂に入った

 

一馬「ん〜さっぱり〜っと」

 

そして風呂から上がって、学生服に着替えた.....ん?電話だ......みらい?こんな朝から......

 

一馬「何だ?」

 

みらい『一馬くん大変大変!』

 

リコ『はーちゃんが!はーちゃんが!』

 

みらい&リコ『どこかへ行っちゃったの!』

 

一馬「.........は?」

 

チビが何処かへ行った?

 

一馬「後で詳しく教えてくれ。じゃ!」

 

オレは切って部屋から鞄とクリスタルを持って外へ出た

 

クリスタル『そう言えば一馬、お前が下にいる間、妖精が来たぞ』

 

一馬「え?チビが?」

 

クリスタル『お腹すいたーとか言ってたぞ』

 

一馬「ん〜もしかしたらさっきの電話と関係が......」

 

そして合流したみらい、リコに詳しい事を聞いた。まぁ簡単に言うとだ、チビのやつが文字通り何処かへ行ったと、でもその時、チビの姿が変わってたとさ

 

みらい「はーちゃんどこへ行っちゃったんだろう.......はーちゃーん!」

 

リコ「心配だわ.....」

 

一馬「あぁ」

 

チビの奴、一般人に目撃されてなきゃ良いが......そしてオレ達は学校に着いた。学校へ着くと

 

かな「きゃー!?」

 

勝木が叫んでいた

 

みらい「勝木さん!?」

 

一馬「勝木!何があったんだ!?」

 

かな「あ、あれ.....」

 

一馬「ん?.....いっ!?」

 

勝木が指を刺した方を見ると、そこにはチビがいた。なるほど、確かに姿は変わってる。赤い......竜か?

 

かな「羽の生えたトカゲみたいなものが.......」

 

みらい「あー!」

 

リコ「いたー!」

 

はーちゃん(ドラゴン)「ひっく」

 

チビがしゃっくりすると、煙に包まれて、今度は.......雷神?に姿を変えた

 

リコ「また変わった!?」

 

チビは何処かへ飛んでいった

 

みらい「待って!」

 

みらいとリコは追いかけようとするが

 

高木「こら!お前達!もう授業が始まるぞ!」

 

リコ「せ、先生.....」

 

一馬「お、おはよう先生.....」

 

高木「ん、おはよう。それはともかく早く教室に入りなさい」

 

みらい達「は、はい.....」

 

一馬「うっす」

 

仕方ない、授業は集中してチビ探しは休み時間にやろう

 

一馬「.....」

 

みらい「早くはーちゃんを探さなきゃ.....」(小声)

 

探したい気持ちは分かるが集中、集中

 

高木「じゃあ、この問題を.....朝日奈!」

 

みらい「......」

 

運悪くみらいに......

 

高木「朝日奈みらい!」

 

みらい「え!?は、はい!何でしょうか?」

 

高木「はぁ....聞いてなかったのか?じゃあ代わりに十六夜」

 

リコ「........」

 

高木「十六夜リコ?」

 

みらい「リコ....」

 

リコ「へ?は、はい!何でしょうか!」

 

高木「お前もか.....」

 

はぁ.....

 

高木「それじゃあ2人の代わりに坂田」

 

一馬「はい!」

 

オレは問題に答えた。その後も数学は続いていった

 

高木「よし、今日の授業はここまで」

 

よーし、探すか.....

 

壮太「ん?わぁ!?何だ!?」

 

一馬「どうした!......っ!」

 

オレは窓の方を見た。そこには歴史の先生に雨を降らしている雷神チビがいた

 

歴史の先生「ひゃぁ!?なんでわしだけ雨なんじゃー!?」

 

一馬「こうしちゃいられねぇ......ってあれ?」

 

2人は.......行っちまったか。う、こんな時にトイレ.......仕方ない。オレはトイレへ向かった。トイレ終わった後、オレは屋上へ向かった

 

一馬「さてと.....どこに.....」

 

男子生徒1「うぉ!すっげぇ!」

 

一馬「いた!」

 

オレは屋上から、チビを見つけた。また姿が変わってる。今度は.....UFOに乗った地球外生命体?野球ボールを捕まえて操作してる?

 

リコ「一馬!」

 

みらい「一馬くん!はーちゃんは?」

 

一馬「あそこだ!」

 

みらい「あーいたー!」

 

はーちゃん(宇宙人)「えい!」

 

チビは野球ボールを空高く打ち上げた。そのボールは星となった

 

男子生徒1「い、今のは.......」

 

一馬「不味い.....」

 

みらい「ど、どうしよう!」

 

男子生徒1「すごいなお前!」

 

男子生徒2「へ?」

 

男子生徒1「あんな球投げられるのかよ!」

 

男子生徒2「お、俺が?」

 

男子生徒1「そうだよ。お前やっぱり才能あるって!」

 

男子生徒2「そ、そうかな?」

 

男子生徒1「また一緒にやろうぜ!」

 

男子生徒2「うん!」

 

一馬「あんな納得の仕方ありかよ......」

 

みらい「ま、まぁ良いんじゃない?それより....」

 

チャイムが鳴った

 

みらい&リコ「あ!」

 

リコ「次の授業が始まっちゃう!」

 

みらい「どうしよう.....」

 

モフルン「モフルンに任せるモフ!」

 

みらい「え、モフルンが?」

 

モフルン「モフ!」

 

一馬「ほかの奴らに見られるなよ」

 

モフルン「大丈夫モフ!」

 

本当かな........

 

[後編へ続く]



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[本編補完計画その2 後編(47話、48話の間)]

さて!休み時間!探すか!

 

一馬「アイツは何処へ.....んっ!?」

 

オレはモフルンが倒れているのを発見した。意識を失ってる......少しボロボロだ.....一体.....ん?鶏小屋の鶏がいない....

 

みらい「一馬くん.....モフルン!?」

 

リコ「どうしたのよ!?」

 

一馬「分からん。オレが来た時には倒れていた.......っと、ちょっと調べものがある」

 

オレは鶏小屋の前に立った。うっ、臭ぇ匂いが鼻を.....だが調べるには我慢だ

 

一馬「モフルンが目を覚ますまで、時間がある。オレは今のうちに鶏が脱走した理由を調べる.....」

 

みらい「あ!鶏さんがいない!どうして!?」

 

一馬「だから今からその理由を調べるんだよ......どれどれ?」

 

暴れた痕跡はあるな。羽が飛び散っている。それにバラバラにされた檻の破片.....外に落ちているから察するに、鶏が内側から破壊したな。では何故......まさかチビが鶏達を興奮させて......ありえるな

 

モフルン「......モフ.....」

 

みらい「一馬くん!モフルンが!」

 

一馬「分かった!」

 

モフルンが目を覚ました

 

モフルン「モフー!」

 

一馬「おい、大丈夫か?」

 

モフルン「モフ、早くはーちゃんを探すモフ!」

 

オレ達は頷いてチビを探した。そして、遭遇はしたのだが、遭遇する度に人混みが多すぎて、声をかけようにもかけなかった。そして見るごとに姿は変わってた、ある時は人魚、ある時は花みたいなの、そしてまたある時は小さいユニコーンとその結果

 

まゆみ「ねぇ聞いた!?不思議な妖精の話」

 

かな「わたしはこの目で見たわ!前にも同じようなの見たし、きっと魔法つかいの仲間よ!空飛ぶ魔法つかいは本当にいるのよ!坂田くんもそう思うよね!」

 

一馬「ま、まぁな......」

 

放課後になるともう見事に噂になってたとさ

 

リコ「もう噂になってる.....」

 

みらい「今度こそ探さなくちゃ......」

 

一馬「さて......っ!」

 

窓を見るとそこには

 

はーちゃん(ユニコーン)「はー!」

 

チビが飛んでいるのが見えた。オレ達は急いで外へ出た

 

一馬「見失ったか」

 

みらい「こっちへ飛んでいったと思ったのに.....」

 

リコ「早く見つけないと、どんどん騒ぎが大きくなっちゃうわ!」

 

一馬「くそっ.....何処に......」

 

モフルン「モフ.....あっ!いたモフ!」

 

モフルンが指差した方を見ると、チビが飛んで行くのが見えた。不味いぞあの先は

 

みらい&リコ「はーちゃん!」

 

一馬「あの先は校舎外だ!」

 

オレ達は学校を出た。今日が授業早く終わる日で良かったぜ.......

 

みらい「はーちゃーん!何処にいるの?」

 

みらい&リコ「はーちゃーん!」

 

リコ「はーちゃん、危ない目に遭って無いかしら......」

 

一馬「.......なぁ、オレ思うんだが、アイツが居なくなったのは、オレ達のせいだ。オレの場合、下で色んなことをしていたから.......」

 

みらい「オレ達の......あー!わたし、ちゃんとお話を聞いてあげられなかったから......」

 

リコ「わたしも、予習に集中してたから.....」

 

モフルン「モフルンも悪いモフ.......」

 

みらい「はーちゃんは不思議な子だけど......わたしたちと同じなんだよね。いつも元気で明るくて、でも寂しいって気持ち、悲しいって気持ちだってちゃんとある......」

 

リコ「えぇ....だからわたし達が、もっとしっかりしなくちゃ。はーちゃんにとって、わたしとみらいとモフルンはお母さん、一馬はお父さん代わりなんだもの!」

 

一馬「うんうん........は?」

 

オレがチビの親父代わり?ん〜......どうかなぁ〜

 

モフルン「はーちゃんにはお母さんが3人とお父さんが1人いるモフ?」

 

みらい「わたし達と一馬くんがお母さんとお父さん......えへへへ〜ワクワクもんだぁ〜」

 

一馬「何ニヤけてるんだよ」 

 

多分オレとの結婚生活を妄想してると思う......

 

みらい「別に〜?えへへへ〜........おっとっと、こうしてる場合にもはーちゃんを探さないと!」

 

一馬「あぁ!」

 

男の子「あのねママ!ほんとうだってば!」

 

ん?ガキンチョの声?

 

男の子「ちっちゃいおうまさんが、そらをとんでたんだよ!」

 

母親「へぇ、そうなの?」

 

男の子「ほんとだよ!あっちのおそらに飛んでったんだ!ぼくみたんだ!」

 

オレ達は急いで坊主が指差した方へ向かった。サンキュー!

 

みらい「はーちゃーん!」

 

一馬「どこだ!」

 

すると

 

はーちゃん「ここだよ!」

 

みらい&リコ「はーちゃん!」

 

チビの声が上から聞こえた。上にはチビ、そして......

 

一馬「スパルダ!?」

 

スパルダがいた。チビは奴の糸に捕まっていた

 

スパルダ「プリキュア、それにぼうや......ふん、この妖精はあんた達の仲間かい?」

 

一馬「だったら....」

 

みらい「はーちゃんを離しなさい!」

 

リコ「離しなさい!」

 

モフルン「離すモフ!」

 

どうする?って言う前に言われた......

 

スパルダ「そうかい、じゃあ!離してやるよ!」

 

はーちゃん「はー!?」

 

するとスパルダは乱暴にチビをビルの屋上へ向けて投げた

 

みらい&リコ&モフルン「あー!」

 

一馬「........」

 

分かってはいたが.........見せられたらイラっとするぜ

 

スパルダ「ただね?こっちも手ぶらで帰るわけにはいかないからね?.......覚悟しな!魔法入りました!いでよ!ヨクバール!」

 

ヨクバール「ヨクバール!」

 

電柱と.....バナナの皮か?また変な合成だな。だが関係ねぇ

 

一馬「覚悟すんのはテメェらの方だぜ......装着!」

 

みらい&リコ「キュアップ・ラパパ!トパーズ!ミラクル・マジカル・ジュエリーレ!」

 

みらいとリコはトパーズスタイルになった。前から思っているが、アクセサリーが美味そう......

 

ミラクル(トパーズ)「2人の奇跡!キュアミラクル!」

 

マジカル(トパーズ)「2人の魔法!キュアマジカル!」

 

ミラクル&マジカル「魔法つかい!プリキュア!」

 

オレはレウスシリーズを装着した。今回は武器無しで行くぜ!

 

一馬(レウス)「っしゃ!」

 

名乗りはカット!

 

スパルダ「おや?ぼうやの方、武器はどうしたんだい?まぁ良いさ、行け!ヨクバール!」

 

ヨクバール「ギョイ!」

 

ヨクバールはバナナの皮を回転させながら突っ込んできた。オレ達は飛んで回避する.......ってよく見たら少し帯電してやがるな

 

ミラクル&マジカル「たぁ!」

 

2人は蹴りをお見舞いしようとする。するとヨクバールはバナナの皮を盾にした.....不味い!皮は!

 

ミラクル(トパーズ)「うわぁ!?滑ったー!?」

 

一馬(レウス)「みらい!」

 

みらいが足を滑らせて落下した。すかさずオレはみらいをお姫様抱っこした

 

一馬(レウス)「大丈夫か?」

 

ミラクル(トパーズ)「ありがとう。一馬くん......」

 

みらいのビットが足場を作ってくれた。オレはその足場にみらいを乗せた

 

ミラクル(トパーズ)「一馬くんははーちゃんをお願い、わたしとマジカルと一緒にヨクバールの相手をするから」

 

一馬(レウス)「分かった。今度は滑んなよ」

 

ミラクル(トパーズ)「うん!」

 

オレはチビの方へ降りた

 

はーちゃん「一馬!」

 

一馬(レウス)「じっとしてろ......はっ!」

 

オレは糸を引きちぎってチビを助け出した

 

一馬(レウス)「怪我はないか?」

 

はーちゃん「うわぁぁぁん!怖かったよぉぉぉ!!」 

 

一馬(レウス)「よしよし、オレが来たからにはもう大丈夫だ」

 

スパルダ「ん?しまった!?その妖精はあたしが!」

 

スパルダが襲ってきた

 

ミラクル&マジカル「たぁ!!」

 

スパルダ「ぐはっ!?」

 

がそこへ2人がスパルダを蹴り飛ばした

 

ミラクル(トパーズ)「はーちゃん!」

 

はーちゃん「ミラクル!マジカル!」

 

一馬(レウス)「お前ら.....ヨクバールはどうした?」

 

マジカル(トパーズ)「あそこに刺さってるわ」

 

スパルダ「刺さってる?.......あ!」

 

ヨクバール「ヨクバール!ヨクバール!」

 

下を見ると、ヨクバールが本当に刺さってた

 

スパルダ「何してるんだいヨクバール!」

 

一馬(レウス)「さてっとリコ、こいつをスマホンに。後、アレを仕留めても良いか?」

 

オレはヨクバールを指差しながらそう言った

 

マジカル(トパーズ)「え、えぇ、良いわよ。さ、はーちゃん」

 

チビはスマホンの中に入っていった

 

スパルダ「本の中に?ますます怪しい妖精だね!」

 

スパルダは糸を飛ばしてきた

 

一馬(レウス)「ファイヤーボール!」

 

スパルダ「あちっ!?」

 

オレは火球を投げた。糸に命中しスパルダが怯んだ隙に、2人は後ろへ退避した

 

スパルダ「おのれ.....ヨクバール!あの妖精を!取り返すんだ!」

 

ヨクバール「ギョ、ギョイ!!!」

 

ヨクバールが地面から脱出した...........にしても、さっきのスパルダの発言、気に入らねぇ.......イラっとするぜ!

 

一馬(レウス)「取り返すんだ........だと?アイツはテメェらのものじゃ.........ねぇんだよ」

 

クリスタル。アギト式ライダーキックだ

 

クリスタル『分かった』

 

[bgm believe yourself]

 

足元にアギトの紋章......ではなく、炎が現れる

 

一馬(レウス)「はぁぁぁ......」

 

オレはアギトと同じ構えを取った。すると、足を炎が纏った

 

スパルダ「何をしても無駄だよ!」

 

ヨクバール「ヨクバール!!!」

 

ヨクバールはこっちへ向かって来た

 

一馬(レウス)「..........はぁ!」

 

オレは飛び上がり、そして

 

一馬(レウス)「とぁっ!」

 

ライダーキックを繰り出した

 

ヨクバール「ヨクッ!?」

 

ヨクバールの顔面に当たり、オレは着地した

 

一馬(レウス)「.........」

 

構えたまま後ろに振り向いた瞬間.....

 

ヨクバール「バァァァァァル!」

 

ヨクバールは大爆発を起こした

 

スパルダ「くっ、オボエテーロ!」

 

スパルダは消えた

 

ミラクル(トパーズ)「カッコイイ!」

 

マジカル(トパーズ)「そうかしら?」

 

そして

 

はーちゃん「みんな.......ごめんなさい」

 

みらい&リコ&モフルン「ごめんなさい」

 

一馬「すまん」

 

オレ達は互いに謝った

 

はーちゃん「え?何で?」

 

みらい「わたし達反省したの。はーちゃんのお話聞いてあげられなかったって.....」

 

リコ「許してくれる?」

 

モフルン「許してモフ」

 

一馬「.......」

 

はーちゃん「はーちゃん、ご飯食べてお散歩したかったの。でも、みんな構ってくれなかったから、1人でお出かけしたの.......ごめんなさい!」

 

みらい「うんうん、今度はみんなでお出かけしよね」

 

リコ「美味しいものを食べに行きましょうね」

 

モフルン「行くモフ!」

 

一馬「暇があったら、行こうぜ」

 

はーちゃん「みらい!リコ!一馬!モフルン!みんなだーいすき!」

 

一馬「これで一件落着かな」

 

リコ「そう言えば、どうしてはーちゃんは色んな姿に変わったのかしら?」

 

一馬「考察は出来るぞ、大方、食べ過ぎてオーバーフローを起こしたんだろうよ」

 

モフルン&はーちゃん「オーバーフロー?」

 

一馬「つまり、魔法の力が溢れ出たってことだ」

 

2人は頷いた。すると、チビの腹の音が鳴った

 

はーちゃん「はーちゃん。いっぱい遊んでお腹すいた!」

 

みらい「じゃあご飯にしよっか!」

 

一馬「だが、食い過ぎにはすんなよな?」

 

はーちゃん「はーい!」

 

オレにもガキが出来たら、ものすごーく構ってやらないとな

 

リコ「そう言えば、学校はどうなってるのかしら?騒ぎが大きくなってないと良いけど....」

 

一馬「よし、鞄取ってくるついでに様子見てくるぜ」

 

オレは学校へ戻った。あちこちで噂になっていたチビの騒動だが、騒ぎにはなってなかった

 

一馬「ふぅ、とりあえずこっちも一件落着か」  

 

壮太「一件落着って何だよ」

 

一馬「おぉ!壮太!」

 

壮太「それよりも、聞いたか!?」

 

一馬「何をだ?」

 

壮太「学校に、幸せを運ぶ妖精がいるんだって!一馬は見たか?」

 

一馬「見てねぇぞ」

 

壮太「何だよ....」

 

幸せの妖精か........

 

高木「あ、坂田!お前、探したぞ!」

 

一馬「あ、高木先生」

 

高木「朝日奈、十六夜と一緒に鞄を忘れたまま帰って.......あれ?朝日奈と十六夜は?」

 

一馬「オレ1人で取りに来ました」

 

高木「そうか?じゃあ帰ったら2人にも、次からは鞄を学校に忘れないことって伝えておいてくれよ」

 

一馬「は〜い」

 

とにかくデカい騒ぎにならなくて良かった良かった.........



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[本編補完計画その3 前編(68話、69話の間)]

一馬「ふわぁ〜もう朝か......」

 

クリスタル『電話が鳴ってるぞ』

 

んだよ、こんな朝から........まぁ電話してくる奴は大抵みらいだが

 

一馬「何だ?」

 

みらい『一馬くん、ちょっと良いかな?』

 

一馬「良いぞ」

 

みらいが悩みを?珍しいな

 

みらい『うん、夜はーちゃんと一緒に寝てるんだけど.....ベッドが小さくてこのままだと睡眠不足になっちゃうかも......』

 

一馬「........一緒に寝た時の気持ちが分かったか」(スマホ離して小声で)

 

ほんと、昔はよく寝不足になったものだぜ、ま、今はそんなことは少しだけ無くなったが

 

みらい『一馬くん?』

 

一馬「へ?な、何?」

 

みらい『もしかしてボーッとしてた?』

 

一馬「し、してないぜ!まぁとにかく分かった。んじゃあ、後は朝飯の後な〜」

 

みらい『うん!』

 

さーて、朝飯でも食うか〜

 

[その後]

 

一馬「じゃましまーす」

 

朝飯食った後、みらいの家に向かった

 

かの子「あら一馬くん。いらっしゃい」

 

一馬「婆ちゃん、みらいは?」

 

かの子「みらいならリコちゃんとはーちゃんと一緒に屋根裏部屋へ行ったわ」

 

屋根裏部屋........なるほどな

 

一馬「ありがとう!」

 

オレは早速屋根裏部屋へ向かった。向かってる途中で話し声が聞こえて来た

 

一馬「よっ」

 

屋根裏部屋は段ボールの山があった。確か物置だっけ、朝日奈家の

 

みらい「あ、一馬くん!」

 

ことは「はー!一馬!ここがわたしのお部屋になるんだよ!ワクワクもんだしー!」

 

一馬「良かったな。さてと.....まずはこれらを何とかしないとな」

 

リコ「えぇ、これを片付ける大変かも......」

 

ことは「大丈夫だよ!わたし、自分のお部屋ができるの嬉しい!だから、お片付け頑張るし!」

 

リコ「はーちゃん....」

 

みらい「そっか....そうだよね!出来ないって思っちゃダメ!よーし!みんなでお部屋作り頑張ろう!」

 

一馬「あぁ!」

 

いざ片付けようとした。その時

 

大吉「一馬くーん!一馬くーん!」

 

一馬「あ、はい!」

 

下から大吉さんが呼んでいた

 

一馬「わりぃ!ここはお前達だけで頼む!」

 

みらい「えー!?......分かった!」

 

一馬「本当ごめんな」

 

そしてオレは屋根裏部屋から出た

 

一馬「一体何のようだ.....」

 

ことは「キュアップ・ラパパ!」

 

........何が聞こえたが気のせいだな

 

大吉「一馬くん、早速だけど、手伝ってくれないかい?」

 

外へ出ると、大吉さんが鋸で木材を切っていた。何かを作るんだな?

 

一馬「良いですよ」

 

そしてオレは鋸を装備して木材をどんどん切った

 

大吉「ふぅ、あっつい......でも頑張るぞ!」

 

オレも大吉さんも汗だくで切っていた

 

一馬「そうっすね!にしても暑い........脱ご」

 

オレはシャツを脱いで上裸になった

 

大吉「一馬くんもタオルを持って来れば良かったのに.....」

 

一馬「あははは.........」

 

リコ「わたし手伝います!」

 

大吉「お、本当かい?助かるよ!」

 

一馬「よ、リコ」

 

リコ「キャ!?何であなたは裸なのよ!」

 

一馬「何でって........暑いからに決まってるだろ」

 

リコ「だからって......はーちゃん?」

 

ん?ことはも来たか

 

ことは「リコの言うこと難しいよ。でも、わたし、リコとおじさまと一馬のお手伝いしたい!」

 

ことはペンキをもった

 

ことは「だから頑張る!」

 

大吉「おぉ、ことはちゃんありがとう」

 

一馬「助かるぜ!」

 

そして、家具は完成した.......出来たのは赤い棚だ

 

一馬「良い汗かいたぜ.......」(シャツを着た)

 

リコ「ふぅ.....」

 

ことは「はぁ......つかれたぁ〜」

 

大吉「みんなお疲れ様。助かったよ」

 

お、牛乳だ

 

一馬「あざっす」

 

ことは「はー!」

 

かぁ〜キンキンに冷えてて美味い!

 

ことは「美味しい〜あれ?今まで飲んだミルクよりずっとずっと美味しい。何これ?どんな魔法?」

 

リコ「魔法じゃないのよ。手を使って、汗を流して努力したから美味しいの」

 

ことは「努力.......」

 

一馬「それ、オレやみらいがお前に教えたことじゃねぇか」

 

リコ「えぇ」

 

ことは「はー!汗を流すと美味しいし、なんか嬉しい!」

 

一馬「さて、オレは風呂に入ってくるわ。仕事の後の風呂は格別なんだぜ?」

 

ことは「仕事の後のお風呂は格別........リコ!一馬と一緒にお風呂に入ろう!」

 

は?

 

リコ「えぇ!?」///

 

一馬「はぁ!?」///

 

何言ってんだこいつ!?

 

リコ「だ、だだだだダメよ!はーちゃん!一緒に入るだなんて」///

 

一馬「そ、そうだぜ!」///

 

ことは「そうなの?」

 

一馬「あぁ!お前はリコと一緒に入るんだ!良いな!」///

 

ことは「はーい!」

 

ったく、とんでもない爆弾発言かましやがって.........オレは家に戻って風呂に入った

 

[後編へ続く!]




[近日やるショートストーリー(必ず!)]

?「はじめまして........マイマスター」

突如空から現れた3人の天使......のようなもの

一馬「お前達は一体!?」

みらい「ねぇ、一馬くん、この人達誰?」(ハイライトが消える)

クォーツ「見た感じ、人間じゃないみたいだけど?」(ハイライトが消える)

ことは「この声、わたしにそっくり!」

一馬「知らねぇ!こんな羽の生えた奴ら知らねぇぇ!!!!」

果たして一馬の何になるのか!

[そらからきたてんしたち]

一馬「オレは無実だぁぁぁ!!」


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[本編補完計画その3 後編(68話、69話の間)]

風呂でさっぱりした後

 

みらい「一馬くーん!お買い物に行っくよー!」

 

外からみらいの声が聞こえた。何の買い出しだ?まぁ、さっさと準備するかと言っても財布とスマホとクリスタルをポケットに入れるだけだが

 

リコ「来たわね」

 

ことは「おっ買い物!おっ買い物!」

 

一馬「何の買い出しなんだ?」

 

みらい「はーちゃんのお部屋をもっと素敵なお部屋にするためにお買い物するの!」

 

もっと素敵.....てことはだ、大体は終わってる感じか........魔法で

 

一馬「分かったぜ」

 

そしてオレ達は商店街へ向かった

 

[商店街]

 

リコ「なんだか素敵なお部屋になりそうね」

 

みらい「うん!」

 

ことは「おっ部屋!おっ部屋!わたしとみんなのおっ部屋!」

 

一馬「張り切ってるなぁ〜.........」

 

クリスタル『一馬、奴の気配を感じる』

 

........分かった。さぁ、いつ仕掛けてくる?ヤモー。そしてオレ達は店で買い物した.......オレはこういうのを選ぶのが苦手だ.....

 

みらい「おぉ、これ良い!」

 

モフルン「可愛く結べば、お花みたいになるモフ」

 

ことは「モフルンセンス良い!わたしにも教えてください!」

 

モフルン「それほどでもないモフ〜」

 

幸い人が多いからか、モフルンはバレなかった..........ん?人が消えた?まさか......クリスタル!

 

クリスタル『あぁ、どうやら奴が仕掛けてきたようだ』

 

分かった

 

一馬「お前達警戒しろ、奴が.......いる!」

 

みらい「え?」

 

ヤモー「ふふふ、エメラルドを渡して貰いましょうか?」

 

リコ「しつこいわね」

 

一馬「はっ、お前の首となら交換しても良いぜ」

 

ヤモー「私の首ですと?」

 

一馬「分かりやすく言うとだ、お前が死ねばエメラルドをやるよって事だ!」

 

ヤモー「私が.....そう言うと思いましたよ、仕方ないですねぇ!」

 

ヤモーはドクロクシーの残骸を出した

 

ヤモー「魔法、入りました!大いなる闇を纏い、いでよ、スーパーヨクバール!」

 

スーパーヨクバール「ヨクバール.....」

 

一馬「さっさと終わらせるぞ!」

 

みらい&リコ「キュアップ・ラパパ!ルビー!ミラクル・マジカル・ジュエリーレ!」

 

パワーで押し切る感じか!

 

ミラクル(ルビー)「2人の奇跡!キュアミラクル!」

 

マジカル(ルビー)「2人の魔法!キュアマジカル!」

 

ミラクル&マジカル「魔法つかい!プリキュア!」

 

だったらこっちは!スピードだ!

 

一馬「装着!」

 

オレは白疾風を装着した

 

ヤモー「スーパーヨクバールよ、エメラルドを奪うのです!」

 

スーパーヨクバール「ギョイ!」

 

スーパーヨクバールは商店街の屋根?を破壊した。オレ達は屋根へジャンプした

 

スーパーヨクバール「ヨク!」

 

スーパーヨクバールは腕の鉄球で殴って来た

 

一馬(白疾風)「ぐぅ!!」

 

ミラクル&マジカル(ルビー)「ぐぐぐ.....」

 

スーパーヨクバール「ヨクっ!?ヨク!ヨク!ヨク!ヨク!」

 

受け止めたものの、連続で殴って来た。オレ達は殴り返しまくった。何とか破壊出来ないものか.......殴った感じ、めっちゃ硬ぇし.....だったら根本から切断か!

 

ことは「みんな!」

 

マジカル(ルビー)「大丈夫よ!」

 

ミラクル(ルビー)「はぁぁぁあ!」

 

みらいが片方の鉄球を殴った。よし!今だ!オレは暁刀【銀鉤】を装備した。そして暁刀に真空波を纏わせ.....

 

一馬(白疾風)「真空斬!」

 

そのままスーパーヨクバールの片腕を切断した

 

スーパーヨクバール「ヨクバール!?」

 

ヤモー「何と!?」

 

一馬(白疾風)「片腕はもう使えないぜ?」

 

スーパーヨクバール「ヨク......」

 

ヤモー「片腕だけになっても、邪魔な建物など、全て壊してしまいなさい!」

 

あ?邪魔な建物?

 

マジカル(ルビー)「あなたたちはどうして!平気で街を、人を傷つけられるの!?」

 

ミラクル(ルビー)「そこまでして、エメラルドが欲しいの!?」

 

ヤモー「欲しいですね」

 

一馬(白疾風)「貴様のくだらねぇクソみたいな野望のためにか」

 

ヤモー「くだらないとは何ですか!エメラルドを使えば、きっと闇のオーラが作れる。強力な魔法の力があれば、何だって出来るんですよ」

 

やっぱりくだらねぇ......

 

ことは「違う!」

 

モフルン「はーちゃん?」

 

一馬(白疾風)「ことは......」

 

ことは「あなたは......間違ってる!」

 

エメラルドが光を発した。来たか!

 

ことは「キュアップ・ラパパ!エメラルド!フェリーチェ・ファンファン・フラワーレ!」

 

フェリーチェ「あまねく命に祝福を......キュアフェリーチェ!」

 

一馬(白疾風)「ことは!」

 

ヤモー「現れましたね......スーパーヨクバール!」

 

スーパーヨクバール「ヨクバーーール!!!」

 

スーパーヨクバールは残った腕の鉄球で殴って来た

 

モフルン「フェリーチェ!危ないモフ!」

 

だがことはは一歩も動かず手をかざした。その瞬間鉄球を弾き、腕にスーパーヨクバールの腕を絡ませた

 

スーパーヨクバール「ヨクバール?」

 

ヤモー「何と.....」

 

フェリーチェ「魔法は万能ではありません。どれだけ強い力を手に入れようとしても、大切なのは、それを使う者の清き心。そして、熱き思いと輝く勇気!それが分からないあなたに、エメラルドは渡しません!」

 

うーん、やっぱ中身が変わるよなぁ〜オレとしてはこっちのことはが好きかも。するとスーパーヨクバールの片腕が破壊され、いよいよ腕無しとなった

 

スーパーヨクバール「ヨクバール!ヨクバール!!!」

 

スーパーヨクバールはヤケになったのか突っ込んで来た。さて、終わらせるか

 

一馬(白疾風)「はぁぁぁぁ.......」

 

オレは暁刀を構えて集中した。さっきよりも鋭く強力な真空波が刃を纏った。そしてそのまま超スピードでスーパーヨクバールに突っ込んだ

 

一馬(白疾風)「はぁ!」

 

そして、スーパーヨクバールの後ろに着地して、暁刀をゆっくりと納刀した

 

スーパーヨクバール「ヨクバール?」

 

一馬(白疾風)「おっと今動いたら........バラバラになるぜ?」

 

スーパーヨクバール「ヨクバール?ヨッ!?ヨクバール........」

 

瞬間、スーパーヨクバールは細切れになり消滅した。オレは装着解除した。実は突っ込んだ時、奴を細切れにした

 

一馬「狩猟完了」

 

ヤモー「くっ、オボエテーロ!」

 

ヤモーは撤退した

 

ミラクル(ルビー)「お見事!」

 

フェリーチェ「素敵でした!」

 

一馬「そ、そうか.....そうかぁ〜」///

 

ってよく見ると、3人とも身長とか色々変わってるな.......服からでもデカいのが分かる.....

 

マジカル(ルビー)「一馬、今変なこと考えたかしら?」

 

一馬「いや何も?」

 

マジカル(ルビー)「ふーん?」

 

そして買い出しを終え、帰った。そしてしばらく経ってからみらいの家に入って、元屋根裏部屋に行ったのだが......

 

一馬「なんだ........これ.........」

 

ことは「わたしのお部屋だよ!」

 

至る所にビーズアクセサリー.........いくらなんでもやり過ぎだろ。男から見てもこれはちょっと......

 

リコ「どう?とっても可愛くなったでしょ?」

 

みらい「わくわくもんでしょ!」

 

一馬「お、おう.......」

 

すっげぇ言いたい、やり過ぎだと。でも言えねぇ!そんな顔で見つめられちゃ

 

ことは「みらいたちのおかげだよ!」

 

モフルン「モフ?」

 

ことは「モフルンのビーズ、みんなでお部屋を作ること、何でも魔法に頼っていたら分からない、ワクワクがあるんだね!」

 

そういやこのビーズメーカー、デザイン的に、今もやってるシリーズの昔の作品のやつだよな.....小さい頃、みらいがこれでいろんなアクセサリーを作ってたのが懐かしいぜ.....

 

ことは「はい!」

 

ことははリボンの形をしたアクセサリー、そしてリンクルストーンダイヤとサファイア、さらに星型のアクセサリーを見せてくれた。何れもビーズでネックレス型になってる

 

リコ「はーちゃんが作ってくれたの?」

 

ことは「うん!わたし、まだまだ分からないことがいっぱいあるけど、これからもたくさん色々なことを教えてください!」

 

モフルン「大きくなっても、はーちゃんははーちゃんモフ!」

 

リコ「そうだね!」

 

みらい「うん!」

 

一馬「......あぁ!」

 

ことは「はー!これからも、毎日毎日楽しみだなぁ!」

 

どうだろうか........その後、ことはから貰った星形のネックレスは自分の部屋の壁に飾った。身につけるのはちょっと......な......



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[本編補完計画その4 前編(77話、78話の間)]

今日は魔法学校の夏祭り、見た感じ、金魚すくいやお面、綿飴等等、日本の夏祭りと似た感じだな。射的は弓矢タイプか。個人的にライフルの方がやり易いかな

 

みらい「あ!りんご飴だ!」

 

ことは「行こう行こう!」

 

一馬「お、おい!」

 

オレは早速みらいとことはに引っ張られて、りんご飴の屋台へ来た。見た感じりんご飴はりんご飴だが......回ってる

 

ことは「回ってる!」

 

回す意味あるのか?これは.......

 

ジュン「凄いだろ?ここの夏祭り」

 

あ、ジュン達だ

 

みらい「うん!すっごいワクワクもんだよ!」

 

どうだかなぁ.......

 

エミリー「みらいったら相変わらずね」

 

ま、それが朝日奈みらいのキャラクターだしな.....まぁ大人になったら........少しは変わるかもしれんが、多分

 

ケイ「来年はみんなでお店をやらない?」

 

エミリー「わたし達も次は三年生.....魔法学校最後の年だし」

 

ジュン「おぉ!良いなそれ!」

 

一馬「言っとくがオレは手伝わんぞ、元はと言えば部外者だしな」

 

ちなみにオレは昨日とは違う私服を着てる

 

ジュン「え、でもお前魔法学校の制服を.......」

 

一馬「あの時は校長の特例だったんだよ」

 

これで誤魔化すしかない

 

ジュン「そうか......でも、力仕事の時は頼りにさせて貰うぜ!」

 

一馬「分かったぜ!」

 

とは言ったものの、遠い未来なーんか最悪な出来事が起こりそうな気がするんだよなぁ........

 

ことは「はー!美味しそう〜!」

 

ことははある屋台へ向かった......

 

一馬「なんだこりゃ?たこ焼きか?」

 

リコ「これはね、ポコポコ焼きと言って」

 

「試食してみます?」

 

ことは「はーい!」

 

ことはは早速試食した。するとことはの頬が膨れた

 

リコ「こんな感じで、食べると口の中でポコポコ跳ねるの」

 

一馬「なるほど、だからポコポコ焼きか......」

 

口の中で跳ねるって気持ち悪りぃ........炭酸とかパチパチするアレならまだ良いが.......

 

ことは「美味しい!」

 

味は良いのか......そういやジュン達は.....

 

ケイ「もう!やる気のないワームーね!」

 

何!?ワーム!?

 

みらい「ワームー?」

 

一馬「ワームだと!?」

 

リコ「ワームじゃなくてワームーよ!これの事」

 

輪投げに目玉がある何かを見せて来た。これがワームーか。輪投げとミミズの方のワームでワームーか

 

一馬「な、なーんだ......」

 

リコ「一馬、絶対他の事を想像してたでしょ!」

 

実はカブトの方のワームを連想してた

 

一馬「あははは.....」

 

リコ「お願い、あの本が欲しいの」

 

そしてリコは本へ向けてワームーを投げた。本へ向けて一直線.....とはいかず、途中で曲がり、リボンの方へ落ちた

 

リコ「あっ!とほほ......」

 

なるほど、自我があるからか、これじゃあ軌道計算も役に立たんな。ま、オレはそんなめんどいことはしないが

 

みらい「はい、リコ」

 

みらいは早速リボンをリコの髪に付けた

 

リコ「えっ!?ちょっと」

 

一馬「へぇ?かわいいじゃんか」

 

リコ「えっ!?そ、そう?」///

 

みらい「うんうん!」

 

リコ「ま、まぁこれも狙い通りだし」

 

ジュン「ぷっ、リコの強がりも変わんねぇな」

 

リコから強がりを取り除いたら何が残るのだろうか........すると

 

男子生徒1「よぉ、お前ら花火をやるんだって?」

 

男子生徒2「女子部の補習組だけで大丈夫か?」

 

花火?

 

ジュン「あったりまえだろ!あたい達に任せときな!」

 

リコ「花火の打ち上げをやるの!?」

 

ケイ「うん!花火魔法のテストに受かって!」

 

エミリー「3人で一生懸命に練習したの!」

 

リコ「凄い!凄すぎじゃない!」

 

花火の打ち上げって夏祭りの夜のメインだからな。打ち上げる大役を任されたのは確かに凄い

 

みらい「どう言うこと?」

 

リコ「こっちでの花火はね、夏祭りの1番のイベントで打ち上げが出来るのは、特に優秀と認められた生徒だけなの」

 

みらい「すごいね!3人とも!」

 

ジュン「今年はさ、シシー達も海から出て花火を見るって!」

 

一馬「そうか、そういやあいつらは花火を見たいって言ってたしな」

 

エミリー「商店街のフランソワさん達も楽しみにしてくれているの」

 

みらい「きっと素敵だろうね。魔法界のみんなで見る花火」

 

一馬「あぁ....」

 

すると。1人の男子生徒が慌ててこっちへ来た

 

男子生徒3「おーい!大変だ!ドンドン花が!」

 

ドンドン花って何だ?オレ達は花壇へ向かった。向かってる途中で教えてくれたが、ドンドン花ってのはいわゆる花火の火薬のことだ。さてと見えて来た......うわぉ、ギャラリーが沢山いる

 

ジュン「ドンドン花がどうしたって!?」

 

一馬「はいはいちょっと通るよ......あらら」

 

人混みの間を通って花壇を見ると、そこには萎れた花が沢山あった

 

みらい「随分小さい花なんだね....」

 

リコ「いいえ、ドンドン花は......」

 

ジュン「もっともっとデカい花なんだ!昨日までは大きく育っていたのに......」

 

リズ「この花は、沢山の太陽の光がないと、小さくなってしまうのだけど......こんなに晴れているのに、一体どうしたのかしら.....」

 

確かにリズさんの言う通りだ。そう言えば蜜柑も.......まさか、昨日現れたあの豚野郎が関係しているのか?

 

「あーあ、花火中止かよ.....」

 

「花火の無い夏祭りなんて......」

 

ジュン「はぁ......」

 

辛いだろうな。せっかく受かったのにこんなオチじゃなあな.........まてよ。もしかしたら他の手があるかもしれない

 

一馬「いや、落ち込むにはまだ早いぜ!他の手があるかもしれねぇ!たとえば、他にこの花は!他の花壇にもあるはずだ!」

 

ジュン「いや、ドンドン花はここでしか育てていないんだ......」

 

何だと............こうなったら一か八かの賭けだ

 

一馬「じゃあよ!この花と似た性質を持つ花を探そうぜ!そしてその花をここへ持ってくる!」

 

これは賭けだ!あるかないか、それだけでこの夏祭りの運命が決まる!

 

ジュン「そんな花なんて....」

 

アイザック先生「似た性質を持つ花......そういえば、昔聞いた話ですが、なんでも日陰で育つパチパチ花という野生の花火花があるとかないとか.....」

 

本当に似た性質の花が!言ってみるもんだな

 

リズ「パチパチ花ですか?」

 

一馬「それは本当っすか!?」

 

アイザック先生「えぇ、それは美しい花火玉を出す花だとか......もっとも私はその花を一度も見たことは無いので、本当かどうか.......」

 

みらい「探しに行ってくる!」

 

一馬「ちょっと待て、探したいのは分かるがどこへ行く気だ?」

 

みらい「えっと、花と言えば......そうだ、ペガサスのいた魔法の森に、いっぱい花があったよね!」

 

モフルン「あったモフ!」

 

そういやそこへはまだ行ってないなぁ〜オレは自主トレしてたし

 

リズ「でも、どんな花なのか分からないのよ?それに太陽が沈む花火の時間までに間に合うか.....」

 

リコ「じゃあみらいと一馬とはーちゃんは魔法の森へ行って!わたしは図書館で花のことを調べて連絡するわ!」

 

リズ「リコ!」

 

ジュン「よし、アタイ達も調べるぜ!」

 

ケイ「うん!」

 

エミリー「魔法の森へ行くなら任せて!」

 

そしてエミリーはなんと絨毯を出した

 

ことは「はー!あれ?一馬は乗らないの?」

 

一馬「乗らないて言うよりかは乗れない」

 

エミリー「ごめん!この絨毯まだ初心者用だから小さくて......」

 

一馬「気にすんな、代わりの物で付いていくから」

 

みらい「代わりの物?」

 

一馬「あぁ」

 

クリスタル。コアスプレンダーになれるか?」

 

クリスタル『あぁ、無論だ』

 

よし!

 

一馬「そぉら!」

 

オレはクリスタルを投げた。クリスタルは光を放つと、1機の戦闘機になった

 

アイザック「何と!?」

 

リズが「石が変わった!?」

 

リコ「こ、これって!」

 

ことは「コアスプレンダー!」

 

「スッゲェ!これナシマホウ界の飛行機ってやつか!?」

 

一馬「ま、そんなところだ」

 

オレはコアスプレンダーに乗った

 

リコ「ちょっと待って、あなた動かせるの!?」

 

一馬「操縦はクリスタルに任せる」

 

リコ「そう....」

 

一馬「さぁ、エミリー!オレはいつでもOKだ!」

 

エミリー「う、うん!」

 

みらい「じゃあ、探してくるね!」

 

リコ「えぇ!」

 

エミリー「みんな、しっかり捕まってね!キュアップ・ラパパ!絨毯よ飛びなさい!」

 

まずはエミリーの絨毯が飛び去った。さてと

 

クリスタル(コアスプレンダー)『我らも行くぞ!』

 

一馬「あぁ!坂田一馬!コアスプレンダー!行きます!」

 

リコ「みんな離れて!」

 

リコが離れるように言った。そして、コアスプレンダーは魔法界の上空へと飛び去った

 

[続く]




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[本編補完計画その4 中編(77話、78話の間)]

オレはエミリーの絨毯に追いついた後、キャノピーを開けた。

 

一馬「ん〜風が気持ちいい〜」

 

ことは「はー!最高!」

 

モフルン「モフ!」

 

みらい「エミリー運転上手!」

 

一馬「そういや、この高度を運転出来てるって事は、高所恐怖症を克服したんだな」

 

ことは「こーしょきょーふしょー?」

 

みらい「高いところが苦手って事だよ」

 

ことは「はー!なるほど!」

 

エミリー「うん、一馬くんの言う通り、頑張って高いところも平気になったの。だから思い切って絨毯の運転免許を取っちゃった!」

 

絨毯って地球で言う車.......この歳からでも免許を取れるのかよ......オレも高校生になったらバイクの免許を取るか......

 

一馬「すげぇな.....」

 

みらい「すごい!すごすぎだよ!」

 

エミリー「ありがとう....さぁ、急ぎましょう!」

 

一馬「あぁ!」

 

そして魔法の森に着いた。森をしばらく歩いているとペガサスに会った(クリスタルはコアスプレンダーのまま待機中)

 

ことは「あのね、パチパチ花って言う花火が上がる花知ってる?」

 

ペガサス「ヒヒン....」

 

ペガサスは首を横に振った。知らないパターンかこれは

 

みらい「はーちゃん、ペガサスとお話し出来るんだ」

 

元々妖精だから.....なのかな

 

ことは「うんうん......聞いた事ないって」

 

エミリー「この森にはパチパチ花は咲いていないのかしら?」

 

ペガサス「ヒヒン!」

 

ことは「へ?うんうん.....分かった!」

 

一馬「何だ?」

 

ことは「森の奥の洞窟にはいろんな花が咲いてるから、行ってみたらって」

 

いろんな花が咲いてる......なんだか悪い予感がして来たぜ.......この後、オレはコアスプレンダーに、みらい達はエミリーの絨毯に乗って森の奥の洞窟へと向かった

 

エミリー「一体どんな花なのかしら、ジュン達からも連絡は来てないし、まだパチパチ花の本を見つけられてないのね」

 

みらい「きっともうすぐ連絡が来るよ」

 

エミリー「でも、図書館には何百万という本があるのよ。簡単に見つけられるはずが無いわ」

 

一馬「大丈夫だ」

 

みらい「うんうん!」

 

エミリー「どうして大丈夫だなんて.....」

 

一馬「それは.....」

 

みらい「信じてるから....リコときっとわたしや一馬くんと同じ事を思ってるって」

 

い、言われた.........そしてオレ達は洞窟に辿り着いた

 

一馬「よっと......ここか.....多分この先に.....」

 

エミリー「でも、こんなところに花畑なんてあるのかしら?」

 

「ポッポー!」

 

すると空から手紙を持った鳩が飛んできた。伝書鳩.....てことは!

 

一馬「こいつは......」

 

エミリー「みんなからの手紙だわ!」

 

エミリーは手紙を見た........これ手紙じゃなくて写真っぽいな

 

エミリー「パチパチ花、この洞窟に咲いてるって!」

 

一馬「なら、決まりだな.......ってことはは?」

 

ことは「ねー!みんなー!こっちこっち!」

 

はぁ......既に入っていたか

 

一馬「行くぞ」

 

みらい「う、うん!」

 

エミリー「え、えぇ」

 

オレ達は洞窟に入った。そこは.....陽の光で照らされた花畑だった

 

みらい&ことは&モフルン&エミリー「うわぁ〜」

 

一馬「幻想的だな.....」

 

ことは「ねぇ、もしかしてこれじゃない?」

 

ことはが見てる先には同じ形の違う色の花が咲いていた。パチパチ花とその亜種か......

 

エミリー「でも、色違いで同じ形の花が3種類も」

 

嫌な予感はしていたな......

 

モフルン「パチパチ花はどの色モフ?」

 

一馬「で、亜種の特徴は書いてあるか?」

 

エミリー「うん。えっと....パチパチ花に似た花がある。丸一日中お喋りになるペラペラ花と、丸一日中眠ってしまうスヤスヤ花。見分けには十分注意が必要である」

 

なるほどどっちも地味だが厄介だな.'....この状況においてはだが

 

みらい「じゃあ、絶対にパチパチ花を選ばないと!」

 

エミリー「えっと、うそっ!?ここには見分け方が書かれていないわ!」

 

みらい「うそっ!?」

 

エミリー「このままじゃあ.....」

 

仕方ない、一か八かの賭けだ

 

一馬「しょうがねぇ、勘に賭けるしかない」

 

エミリー「選ぶってこと!?」

 

一馬「あぁ」

 

みらい「わたしも!」

 

ことは「わたしも手伝う!」

 

一馬「みらい.....ことは.....」

 

ことは「わたしももっと、みんなの役に立ちたい!」

 

みらい「はーちゃん.....」

 

一馬「.....そうか!」

 

エミリー「信じるよ、3人を。みらいと一馬くんがリコを信じているように」

 

一馬「どうも」

 

みらい&ことは「ありがとう!」

 

一馬「行くぜ。せーので指差すんだ......」

 

一馬&みらい&ことは「せーの!」

 

オレ達は同時に........黄色の花を指差した

 

一馬「お前達も一緒だったか.....」

 

みらい「うん!」

 

ことは「これだ!って思って.....」

 

一馬「よし、決まりだな。ことは、植木鉢とスコップを」

 

ことは「うん!キュアップ・ラパパ!」

 

ことはは植木鉢とスコップを出した。オレはスコップを使ってパチパチ花らしき花をどんどん合計6個の植木鉢に入れた

 

一馬「ふぅ.......よし!戻るぞ!魔法学校へ!」

 

オレ達は洞窟を出てエミリの絨毯に植木鉢を乗せた

 

クリスタル(コアスプレンダー)『見つかったか』

 

一馬「あぁ、戻るぞ!」

 

クリスタル(コアスプレンダー)『おう!』

 

オレ達は魔法学校へ向かった

 

みらい「リコ!みんな!」

 

何事もなく戻ってこれた.....いやここから何か来るかもしれん

 

リコ「みらい!」

 

ケイ「あれは!」

 

ジュン「やったぜ!」

 

ことは「良かったー!間に合ったね!」

 

クリスタル(コアスプレンダー)『っ!?一馬!後ろだ!』

 

ちっ、やはり来やがったか......

 

ラブー「何が間に合っただって?」

 

後ろを見るとラブーが現れた

 

ことは「!?」

 

みらい「あなたは!」

 

一馬「豚野郎......」

 

ラブー「ったく、面倒だけどこっちもそろそろ時間がねぇんだ。お前らまとめてぜーんぶぶっ潰しちゃうからさ」

 

一馬「くっ....」

 

オレ、みらい、ことは、モフルンは空間に飲み込まれた

 

一馬「クリスタル!エミリーは!」

 

クリスタル(コアスプレンダー)『大丈夫だ、あの女も花も無事だ!』

 

一馬「そうか、ならさっさとこいつを仕留めないとな!」

 

リコもやって来た

 

ラブー「ふん、飛んで火に入る何とやらか。さっさと済ませるとするか。出て来な!」

 

ドンヨク「ドンヨクバール!」

 

ラブーはドンヨクを出して来た。見た目は弓を持ったぬいぐるみ....

 

みらい「行くよみんな!」

 

みらい達は変身した......みらいとリコはサファイアか.......べ、別に深い意味はない!

 

ミラクル(サファイア)「2人の奇跡!キュアミラクル!」

 

マジカル(サファイア)「2人の魔法!キュアマジカル!」

 

フェリーチェ「あまねく命に祝福を........キュアフェリーチェ!」

 

ミラクル&マジカル&フェリーチェ「魔法つかいプリキュア!」

 

一馬「モフルン!こっちに乗るんだ!」

 

オレはキャノピーを開けてモフルンを呼んだ

 

モフルン「分かったモフ!」

 

モフルンは箒から、コアスプレンダーに飛び乗った。オレはキャノピーを閉じた

 

一馬「モフルン、オレが守ってやるからな」

 

モフルン「一馬.....」

 

ミラクル(サファイア)「良いなぁ〜モフルン。一馬くんと狭い場所で2人っきり......」

 

フェリーチェ「そんな事言ってる場合ですか!?」

 

ドンヨク「ドンヨクバール!」

 

ミラクル(サファイア)「きゃあ!?」

 

マジカル(サファイア)「あぁ!?」

 

フェリーチェ「きゃっ!?」

 

3人はいきなりドンヨクに殴り飛ばされた

 

一馬「みらい!リコ!ことは!」

 

モフルン「ミラクル!マジカル!フェリーチェ!」

 

オレはみらい達の元へ向かったが、そこへラブーが立ち塞がった

 

一馬「そこを退け!」

 

ラブー「へへっ、お前用のもあるんだぜ?出て来な!」

 

一馬「何だと!?」

 

ラブーは何と二体目のドンヨクを出した

 

ドンヨク2「ドンヨクバール!」

 

こっちはりんご飴みたいな装甲を纏ってるな......

 

ラブー「こっちのドンヨクバールと遊んどけ!」

 

一馬「くっ......」

 

モフルン「モフ......」

 

無駄だろうが試してみるか

 

一馬「挨拶代わりだ!」

 

オレはコアスプレンダーの翼についたレディバード誘導ミサイルを2発飛ばした.......しかし

 

ドンヨク2「ドンヨクバール?」

 

一馬「くっ....」

 

モフルン「とっても硬いモフ.......」

 

ドンヨクには効果なしだった。分かってはいたが硬いな.....機関砲もあの装甲には無意味だな......

 

ラブー「そんなのが効くわけねぇだろ。それに見た感じもう攻撃する手段がねぇようだな?こっちのドンヨクバール、オレはあっちを見てくるから、さっさとそのおもちゃごと小僧をぶっ潰しな」

 

ドンヨク2「ガッテン!」

 

ドンヨクは硬い腕を振り上げて向かって来た

 

モフルン「こっちへ来たモフ!?」

 

しょうがない、アレになるぞ!クリスタル!

 

一馬「このコアスプレンダーがおもちゃだと?それはこいつを見てから言うんだな!モフルン、オレにしっかり捕まっとけよ!」

 

モフルン「モフ!」

 

コアスプレンダーはドンヨクの攻撃を回避した

 

一馬「行くぜ!チェストフライヤー!レッグフライヤー!フォースシルエット!」

 

オレがそう叫ぶと、コアスプレンダーの周りに3つの物体が現れた

 

ドンヨク1&2「ドン?」

 

ラブー「なんだありゃ?」

 

そして、コアスプレンダーは変形して、レッグフライヤーが合体、更にチェストフライヤーが合体して、人型に変形した。そして背中にフォースシルエットが合体し、機体の色が青と白メインの色になる........今ここにフォースインパルスガンダムが現れた

 

マジカル(サファイア)「あれは!」

 

ミラクル(サファイア)「インパルスガンダム!」

 

フェリーチェ「正しくは、フォースインパルスガンダムですね」

 

ラブー「何だ.....ありゃ.....」

 

一馬「インパルス!合体完了!」

 

モフルン「凄いモフ!」

 

ラブー「何がインパルスだ!おい!お前はあの見掛け倒しのおもちゃを潰せ!」

 

ドンヨク2「ガッテン!」

 

さてと

 

一馬「坂田一馬.........インパルス行くぜ!」

 

第二ラウンド開始だっ!

 

[続く]



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[本編補完計画その4 後編(77話、78話の間)]

水星の魔女、始まりましたねぇ〜


フォースインパルスは高エネルギービームライフルを撃った

 

ドンヨク2「ドン!」

 

ドンヨクは何もせずにビームを受けた.......ドンヨクの装甲には傷ひとつ無かった......今はな、いずれ剥がしてやる

 

ドンヨク2「ドンヨクヨクヨク♪」

 

モフルン「効いてないモフ!」

 

一馬「それでもやってやるさ!」

 

フォースインパルスは続けてビームライフルを撃った

 

ドンヨク2「ドンヨクバール!」

 

ドンヨクは殴ろうと向かって来た

 

一馬「しっかり掴まってろ!」

 

フォースインパルスはビームライフルを腰にマウントし、機動防盾でドンヨクの拳を防いだ

 

一馬「こいつで!」

 

腰からナイフ、フォールディングレイザー対装甲ナイフを取り出して突き刺した.......かに見えた

 

一馬「これもダメかよ!」

 

クリスタル(フォースインパルス)「想像以上に硬いな......」

 

モフルン「本当に倒せるモフ?」

 

一馬「必ず倒してみせる!おらぁ!」

 

フォースインパルスはドンヨクを蹴り飛ばした。そしてフォースシルエットに搭載されている武装、ヴァジュラビームサーベルを両手に装備した

 

一馬「こいつで装甲ごと斬り裂く!」

 

構えたその時!

 

ドンヨク1「ドンヨクバール!」

 

突然黄金の輪に、手足を拘束された......あっちのドンヨクか!ってみらい達も拘束されてる!

 

一馬「くそっ」

 

クリスタル(フォースインパルス)『ぐっ......』

 

モフルン「ミラクル達も輪っかに捕まってるモフ!」

 

ラブー「へ、あっちのドンヨクバールに夢中になってたようだな、簡単だったぜ。どうだ?それじゃあ身動きが出来ねぇだろ?」

 

確かに、ガシャガシャ動かしてるのに反応がない.......

 

ミラクル&マジカル(サファイア)「くっ....くっ....」

 

ラブー「おやおや随分必死になってるねぇ」

 

フェリーチェ「花火の時間が.....」

 

そうだ、早くコイツらを退けないと!

 

ラブー「ひょっとしてさっきのこれか?」

 

ラブーはあるものを見せた。クリスタル、ズームだ!

 

クリスタル(フォースインパルス)「分かった.....これは!」

 

一馬「っ!?」

 

モフルン「パチパチ花モフ!」

 

奴は何と、パチパチ花を1つ持っていた

 

ラブー「こんな物の為にか。人間は面倒臭いねぇ?」

 

ラブーはなんとそのパチパチ花を投げ捨てた

 

ミラクル&マジカル(サファイア)「はっ!?.........くっ!」

 

一馬「っ!?..........」

 

あの野郎........

 

ラブー「へっ.......止めだ!」

 

ドンヨク達「ガッテン!」

 

フォースシルエットは封じられていない.....だったら。クリスタル、フォースシルエットのブーストで体当たりするぞ

 

クリスタル(フォースインパルス)『承知した』

 

ドンヨクは向かって来た

 

一馬「はああぁ!!」

 

フォースインパルスはフォースシルエットのブーストで体当たりをした

 

ドンヨク2「ドン!?ドンヨクバァァァァル!?」

 

ドンヨクを吹っ飛ばせた。が、ダメージはそんなにねぇか......

 

ミラクル&マジカル(サファイア)「はぁあ!!」

 

ドンヨク1「ドンヨクバァァァァル!?」

 

向こうも吹っ飛ばしたようだ......

 

ラブー「どうしてそんな状態で動ける!?」

 

ミラクル(サファイア)「わたし達は.....」

 

ミラクル&マジカル(サファイア)「気持ちが通じ合ってるからよ!」

 

マジカル(サファイア)「わたし達だけじゃない!フェリーチェや、モフルン、一馬、ジュン、ケイ、エミリー.......花火を打ち上げたい!みんなと!」

 

フェリーチェ「だから.....わたし達は!」

 

ミラクル(サファイア)「絶対に負けない!」

 

一馬「オレもだ!せっかくの花火が台無しになったら、夏の思い出の1ページに刻み込めねぇ!だから!お前らをここで討つ!」

 

瞬間オレの中の[何か]が弾けたような気がした

 

モフルン「一馬?」

 

一馬「どうした?」(目のハイライトが消える)

 

モフルン「な、何でもないモフ!」

 

一馬「そうかよ......おい!手足ついでに身体も縛れば良かったんじゃねぇか?」

 

ラブー「何?」

 

次の瞬間、フォースシルエットが外れ、インパルスは上半身と下半身に分離し、コアスプレンダーを残して消滅した。向こうを見てみると、向こうのドンヨクは輪っかをお返しされていた

 

ラブー「バラバラになっただと!?」

 

一馬「合体もできるなら、分離もできるんだよ。そして......再ドッキング!」

 

新しく現れたチェストフライヤー、レッグフライヤーとドッキングした

 

一馬「ブラストシルエット!」

 

そして、背中に二門の大型ビーム砲を搭載した緑のバックパックがインパルスにドッキングした。そしてインパルスの色は灰色からダークブルーと白になった

 

一馬「ブラストインパルス!換装完了!」

 

フェリーチェ「今度はブラストです!」

 

ラブー「なーにがブラストインパルスだよ。これでも喰らえ!」

 

ラブーはエネルギー弾を撃って来た。消滅させてやる

 

一馬「破壊してやる!」

 

ブラストインパルスはレールガン、デリュージー超高初速レール砲を展開して、エネルギー弾に撃った。更に

 

一馬「こいつもオマケだ!」

 

大型ビーム砲の後ろに搭載されている四連装ミサイルランチャーも撃った。弾丸とミサイルはエネルギー弾に当たった瞬間、爆発してエネルギー弾を消滅させた

 

ラブー「何!?」

 

フェリーチェ「一馬!こっちは終わりました!」

 

ラブー「いつのまに!?」

 

みらい達の方を見ると、あっちのドンヨクは既に浄化されていた

 

ラブー「だが、まだ残ってるぞ!おいさっさと潰せ!」

 

ドンヨク2「ガッテン!!!」

 

一馬「いい加減にその装甲にも飽きたぜ.........クリスタル、行くぞ」

 

クリスタル(ブラストインパルス)『ケルベロスだな』

 

一馬「あぁ」

 

ブラストインパルスはレーザー砲、ケルベロス高エネルギー超射程ビーム砲をドンヨクに向けた

 

一馬「発射!」

 

二門のレーザー砲から発射されたレーザーは混ざり合ってドンヨクを包み込んだ

 

ドンヨク2「ドンヨクバール!?」

 

そしてレーザーは消えた

 

ラブー「はっ、無駄無駄」

 

一馬「それはどうかな?」

 

ラブー「あん?」

 

するとドンヨクの装甲にヒビが入り........破壊された

 

ドンヨク2「ドン!?ヨクバァ〜ル」(いやーんのポーズ)

 

ラブー「何だと!?」

 

モフルン「やったモフ!」

 

よし、最後はあのシルエットで止めを刺すぜ!

 

一馬「シルエット換装.......ソード!」

 

ブラストシルエットが外れ、今度は大型の剣が2本搭載されたソードシルエットが現れた。そしてインパルスの背中にドッキングして、機体のダークブルーの部分が赤になった(他にも色は変わってるが)

 

一馬「ソードインパルス!換装完了!」

 

マジカル(サファイア)「一馬が好きって言ってたインパルスね......」

 

ソードインパルスは大型の剣、エクスカリバーレーザー対艦刀を1本を持って、デスティニーみたいに構えた

 

ドンヨク2「ドンヨクバール........ドンヨクバァァァァル」

 

ドンヨクはヤケクソ気味に突進して来た。ソードインパルスはドンヨクに立ち向かった

 

ドンヨク2「ドン!?」

 

一馬「終わりだ!」

 

そしてソードインパルスはドンヨク目掛けて、フリーダムを貫いたように、エクスカリバーを突き刺した。この時切っ先までビームが発生していた

 

ドンヨク2「ドンヨク......バァァァルゥゥゥ.....」

 

串刺しにされたドンヨクは消滅した....

 

一馬「ふぅ......」(ハイライトが戻る)

 

モフルン「やったモフ!」

 

ミラクル(サファイア)「やったー!」

 

ラブー「あーつまらね、帰ろ帰ろ」

 

ラブーは消えて、暗雲も消えた。うっ、急に疲れが......

 

一馬「はぁ......はぁ......」

 

モフルン「一馬?」

 

集中しすぎたか?

 

一馬「なぁに.....ちょっと疲れただけだ」

 

みらい達は戻って箒に乗って魔法学校の屋上へ、オレはインパルスに乗ったまま屋上へ戻って。モフルンを抱えてインパルスから降りた。そしてクリスタルはインパルスから元のクリスタルに戻った。まぁ教頭やジュン達から色々言われたが、やっとこれで花火だ!

 

教頭「ではみなさん、待ちに待った花火の打ち上げです」

 

ジュン達が立っている台にはパチパチ花が6本置かれていた。ラブーのあれはもしかして....幻覚なのか?まぁとにかく全て無事でよかったぜ

 

リコ「打ち上げ、頑張ってね!」

 

ジュン「何言ってんだ?みらい、リコ、ことは、あんた達も一緒に打ち上げるんだよ」

 

みらい&リコ&ことは「えーっ!?」

 

6つ丁度......偶然....かな

 

一馬「打ち上げて来いよ、オレは特等席で見せてもらうからよ」

 

みらい「う、うん!」

 

そして6人は並んだ

 

ことは「花の声が聞こえた気がしたの」

 

みらい「3人でせーので同じ色を選んだんだよね〜わたしは感だったけど」

 

一馬「オレも直感だな」

 

リコ「さすがね」

 

エミリー「打ち上げないと全体が分からないけど」

 

ケイ「あたしは3人の選択を信じるわ」

 

ジュン「みんなで力を合わせてここまで頑張って来たからな」

 

そうだな......

 

ジュン「じゃあ行くよ!」

 

みらい達は杖を構えた

 

6人「キュアップ・ラパパ!花火よ、上がれ!」

 

するとパチパチ花は魔法に反応して、輝き出した。そして光の粒が花から舞い上がり.........

 

[ドォーン!ドォーン!]

 

綺麗な花火が夜空を覆った。すげぇ、街の花火より綺麗だ......

 

クリスタル『これは.......』

 

一馬「綺麗だ........」

 

みらい「うん!みんなの花火、綺麗だね.......」

 

オレとみらいは手を繋いでいた.......



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[本編補完計画その5(89、90の間1)]

みらい「ふわぁ〜」

 

一馬「あ〜」

 

みらい「まだ眠い〜」

 

一馬「寝っむ......」

 

昨日ゲームし過ぎた.......ん?

 

一馬「おい、あれって.......」

 

オレはあるところを指差した。そこにはまゆみが電柱の影で何かを見ていた

 

みらい「まゆみ?」

 

何をしてんだあいつは......

 

みらい「まゆみ!」

 

みらい&リコ&ことは「おっはよう!」

 

まゆみ「わーっ!?」

 

あーあ、いきなり後ろから大声で挨拶するから驚いてるじゃねぇか

 

まゆみ「あ、あれ?みんな.......」

 

一馬「よっ」

 

みらい「どうしたの?」

 

まゆみ「えっと.....それは.....あっ!」

 

前を見ると、向こうから別の学校の男が歩いてくるのが見えた.....あそこは....あかね中学校の奴か?(あかねとは言ったが、あのあかねとは無関係!)

 

まゆみ「........はっ!」///

 

するとまゆみは途端にオレの後ろに隠れた

 

一馬「お、おい!?」

 

幸いと言えば良いのか、奴は素通りしていった

 

みらい「どうしたの?」

 

一馬「お前なんか変だぞ?」

 

顔が赤い........まさかさっきの奴に惚れてるとか?

 

まゆみ「わたし........好きな人が出来たかも」

 

ドンピシャだったぁ!?

 

一馬「何ぃ!?」

 

みらい&リコ&ことは「えぇ〜!?」

 

とりあえず詳しい話は学校でって事で、学校へ向かった

 

リコ「さっきの発言それはつまり.....」

 

みらい&リコ&ことは「恋!」

 

あーあ、こいつらノリノリだ

 

まゆみ「うん.....」///

 

しっかし、まゆみがこんな表示をするのは珍しいな......可愛い

 

ことは「さっきの男の子が好きなの?」

 

まゆみ「うん.....この前の雨の日の登校中に.....」

 

雨の日......あの時はみらいとことはに挟まれたまま傘を差して登校したっけか

 

まゆみ「遅刻しそうだったから、走ってたの....そして転んじゃって.....その時にあの人と会ったの.....」

 

運命的な出会いをしたってわけか.......

 

みらい「ふむふむ」

 

まゆみ「あの人のことを考えるだけで切なくて......胸を締め付けられるの。ぎゅーって」

 

オレもいつ頃からか、みらいの事を考えたら心臓がバクバク言ってたっけか.........

 

リコ「ぎゅーっか.....それは情熱的ねぇ」

 

まゆみ「わたし、どうしたら良いか......」

 

みらい「ずっと見てるだけ?」

 

まゆみはうなづいた

 

みらい「うーん、制服以外何も分からないってことか〜せめて名前だけでも.....」

 

一馬「あかね中学校......」

 

みらい「へ?」

 

一馬「あの制服はあかね中学校のだ。前に一人で散歩していた時に見た事がある」

 

まゆみ「それ本当!?」

 

まゆみが食いついて来た

 

一馬「あ、あぁ......でもあいつの名前までは知らないぞ.....」

 

まゆみ「なーんだ.....」

 

リコ「後は.....占いあるのみよ!」

 

まゆみ「占いできるの!?」

 

リコ「任せて!」

 

一馬「悪いがオレはここで降りる」

 

みらい「えーっ!?」

 

ことは「どうして!?」

 

一馬「女の恋路に、男のオレがそんなに首突っ込む訳にはいかないからな。帰って足手まといになるかもしれないし......ごめんな」

 

これは本心だ。ここは女同士の方が良い

 

リコ「......分かったわ」

 

一馬「頑張れよ.....応援してるぜ」

 

オレは一足先に教室へ戻った。戻ろうと歩いていたその時

 

まゆみ「一馬、学校を教えてくれてありがとう!」

 

一馬「.......」

 

オレは後ろを振り向かずに手だけ振った。そして放課後

 

みらい「一馬くん、わたし達行ってくるね!」

 

一馬「あぁ、成果を期待してるぜ」

 

ことは「うん!」

 

リコは......箒で向かっていた

 

一馬「はぁ......」

 

クリスタル『良かったのか?』

 

一馬「何がよ」

 

クリスタル『降りてしまって』

 

あ〜

 

一馬「良いんだよ、人の恋路に首突っ込んだ結果、馬に蹴られて地獄に落ちたく無いし」

 

クリスタル『そうか......』

 

一馬「さて、洗濯でもするか」

 

まゆみの恋路......成功すると良いが......

 

[その夜]

 

一馬「どうだった?、オレの情報は当たってたか?」

 

みらい「うん!一馬くんの言う通りだったよ!」

 

一馬「そうか....」

 

リコ「それに、恋のお手伝いに勝木さんも入ることになったわ」

 

一馬「勝木もか.....」

 

ことは「ねぇ!一馬は成功すると思う?」

 

一馬「さーな......流石に分からねぇよ......」

 

ことは「そっかぁ.......」

 

そして翌日になった.....リコは日直で先に学校へ行ってる。そして運命の放課後。オレ達はあかね中の正門に待機した。オレは結果を見届けるって事で来たんだぜ

 

リコ「来たわよ.....」

 

見た感じ......取り巻きが3人いるな

 

かな「長瀬さん、頑張って!」

 

みらい&リコ&ことは「頑張って!」

 

一馬「........頑張れよ」

 

そしてまゆみは意を決して正門を通ら..........なかった

 

みらい達(一馬除く)「だぁは!?まゆみー!(長瀬さん!)」

 

一馬「おいおい......」

 

まゆみ「無理無理!他の人達がいるんだもん!」

 

リコ「今更それ言う?」

 

一馬「もう後戻りは出来ねぇぜ?」

 

みらい「困ったねぇ......」

 

ことは「......あ、そうだ!ちょっと待ってて!」

 

ことはは学校へ入って行った。まさか!

 

みらい&リコ「はーちゃん!?」

 

入って、しばらくすると、鳩時計が光って、鳩が大量に飛んでいった。あーあ

 

「うわぁ!?なんだなんだ!?」

 

「鳩時計から鳩が!」

 

まぁこれであいつを一人に出来たか......

 

みらい「まゆみ、チャンスだよ!」

 

まゆみは意を決して男の元へ向かった。ん?空が少し曇って来たな.........っと、結果を見なければ......オレたちはそそくさと近くの茂みへ向かって隠れた

 

男子生徒「あれ、君前に.....」

 

まゆみ「あ、あの.......あの、わたし......」

 

かな「長瀬さん、頑張って......」

 

みらい&リコ&ことは「頑張って〜」

 

一馬「.........」

 

男子生徒「何か様かな?」

 

そしてまゆみは手紙を差し出して

 

まゆみ「好きです!これ、読んでください!」

 

告った......空がさらに曇って来たぞ......

 

男子生徒「あの、俺」

 

すると、まゆみにとって残酷な事が

 

女子生徒「あ、いたいた!」

 

まゆみ「え!?」

 

彼女らしき女子生徒がやって来た

 

女子生徒「もう、探したよ、早く帰ろう!」

 

みらい達(一馬除く)「あっ!?」

 

一馬「ちっ、いたのか......」

 

それと同時に雨が降った

 

女子生徒「ほら、雨が降って来たから行こう」

 

男子生徒「うん」

 

そして二人は相合傘をして帰って行った.........イラッとする......だが、情報不足だったのが......クソっ、あの時、降りずに独自で調べれば良かったかもしれん........

 

男子生徒「ごめん......でも、ありがとう」

 

まゆみ「彼女.....いたんだ.....ドキドキしても意味なかったな......」

 

かな「そんな事ない!......凄く好きな人が出来て、その為に頑張ったんだよ?それを意味がなかった何て言わないで!」

 

くっ......

 

まゆみ「勝木さん......」

 

みらい「まゆみ.....頑張ったよ。凄いよ!」

 

一馬「あぁ、まゆみ、お前はよく頑張った.......本当に」

 

みんなが涙を流してる中、オレは涙を流さなかった。男が涙を流すのは、全てが終わった時.....だからな、だが今は......心の中で泣いてるぜ.......

 

リコ「そうよ!」

 

まゆみ「みんな、ありがとう.....」

 

オレは二人にハンカチを差し出した

 

一馬「ほらよ、二人とも涙を拭けよ」

 

まゆみ「ありがとう......」

 

かな「坂田くん....ありがとう....」

 

一馬「拭いたら、顔洗いに行こうぜ?」

 

まゆみ「えぇ....」

 

かな「うん.....長瀬さん、なんかごめんね.....」

 

まゆみ「うぅん、気にしないで.....」

 

一馬「みらい、リコ、ことは、オレはしばらくあの二人のそばにいる........」

 

オレはまゆみとかなと一緒に歩いた......途中、雨が止まった

 

クリスタル『一馬、奴らが来たぞ』

 

あぁ、だが今回はあいつらに任せる......

 

一馬「頑張れよ.....」(小声で)

 

まゆみ「一馬?」

 

かな「何か言った?」

 

一馬「いや別に?」

 

この後、オレ達は顔を洗った。そして空はすでに夕方だった

 

まゆみ「みらい達....」

 

かな「どこへ行っちゃったのかな......坂田くん分かる?」

 

一馬「さぁな......」

 

まゆみ「勝木さん」

 

かな「ん、何?」

 

まゆみ「ありがとう!泣いてくれたの嬉しかった!」

 

かな「わたしもありがとう!」

 

まゆみ「へ?」

 

ん?なんで勝木まで.....

 

かな「わたしが魔法つかいを信じてるって話、真面目に聞いてくれて嬉しかった!だから、あの........これからは長瀬さんじゃなくて、まゆみって呼んで良い?」

 

まゆみ「うん!勿論!これからもよろしくね、かな!」

 

かな「こちらこそ、まゆみ!」

 

失恋はしたが、新しい友情が芽生えたか......

 

一馬「んっんっ、お二人さん?」

 

かな「あ、ごめん一馬くん!」

 

一馬「へ?」

 

まゆみ「一馬くん?」

 

オレを名前呼びしただと?

 

かな「あ!つい......やっぱり坂田くん呼びが.....」

 

一馬「いや、お前の好きな方で呼ぶと良いぜ......かな」

 

オレも名前呼びにするぜ?

 

かな「ふふっ、改めて.....二人ともよろしくね!」

 

一馬「あぁ!」

 

まゆみ「うん!」

 

すると腹の虫の音が鳴り響いた。オレは腹減ってないぞ

 

一馬「お前ら.....」

 

まゆみ&かな「あははは.....」

 

するといちごメロンパンが降って来たから

 

まゆみ「空からいちごメロンパン?」

 

かな「あー!あれは!昨日見た魔法つかい!」

 

空を見上げると、リコが飛んでいた。あいつ......まぁ良いか

 

まゆみ「魔法つかい.........だね、本当にいるんだ!」

 

一馬「あぁ。確かにいるな、魔法つかい......」

 

かな「うん!」

 

そして、オレはまゆみ、かなと一緒に帰った......



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[本編補完計画その6(89、90話の間2)]

高木「最後に十六夜」

 

今日はテストが帰ってくる日だった

 

高木「今回も100点か。よく頑張ったな」

 

リコ「はい!」

 

「すごーい!」

 

みらい「流石だねぇリコ」

 

リコ「ふふっ、まぁね」

 

顔が少しニヤけてる.......

 

高木「ところで、生徒会選挙の締め切りが近いが.......」

 

あぁ、もうそんな時期なのか.....

 

高木「まだ生徒会長の立候補者が出ていない。やる気のある奴は顧問の俺に言ってくれ」

 

「えー」

 

「やだー」

 

「無理無理」

 

「坂田、お前立候補しろよ」

 

一馬「するわけねぇだろ、オレに生徒をまとめるなんて能力は無いから」

 

「え〜坂田くんなら絶対良い生徒会長になれるのに〜」

 

オレのどこを見たらそんな風に........

 

壮太「俺も無理ーあはははは.....」

 

ん?ゆうとの奴.......立候補する気か

 

ことは「ねぇ、生徒会長って何?」

 

みらい「生徒会長は......生徒全員の代表かな?」

 

リコ「生徒の代表.......」

 

そして放課後、オレは壮太と一緒にゆうとを応援する事に決めた。そして職員室でゆうとの立候補届けに壮太と一緒に行った。高木先生に立候補の紙を渡したその時だった。職員室のドアを叩く音が

 

リコ「立候補の届け出に来ました!」

 

高木「どうぞ」

 

リコ「失礼します....あっ」

 

そして、みらい、リコ、ことはが入って来た

 

一馬「あっ」

 

壮太「おっ」

 

ゆうと「十六夜さん?」

 

みらい「もしかして、ゆうとくんも生徒会長に?」

 

ちなみにオレに対してのくん呼びはかーなーり、特別らしい(証言者はみらい本人)

 

ゆうと「うん」

 

一馬「リコも立候補するんだな。だがオレと壮太はもう、ゆうとを応援するって決めたからな」

 

壮太「そうそう、俺達は男の友情を取ったぜ!」

 

みらい「え〜」

 

一馬「えー言うな、もう遅い」

 

ことは「へーんだ!リコにはわたし達がついてるもん!」

 

高木「十六夜も並木も生徒会長の選挙、頑張れよ」

 

もしかして、うちのクラス以外からは出願されてないのか?

 

リコ「頑張りましょう!」

 

ゆうと「うん!」

 

そしてオレ達男トリオは喫茶店で会議をした。会議の結果、声かけをしようってことになった。そして翌日

 

リコ「十六夜リコです!」

 

ゆうと「な、並木ゆうとです.....」

 

リコ「生徒会長になったら、みんなの要望を聞いて、素敵な学校生活を送れるようにします!」

 

みらい「十六夜リコをよろしくお願いしまーす!」

 

ことは「お願いしまーす!」

 

ゆうと「な、並木ゆうとです.....」

 

こっちも向こうも呼びかけ。だが向こうは小道具やポスターで仕掛けて来やがった......モフルンまで使うとは........それに比べ

 

ゆうと「えっと.....学校の色々なところを改善して、みんなが笑顔で過ごせるように......」

 

はぁ、声が小さいな

 

壮太「声が小さいよ」

 

一馬「そうだぜ。もっとでかい声で言うんだ.....こんな風にな」

 

よし、やるか

 

一馬「並木ゆうと!真面目で良い奴です!良くしようと色々考えてます!」

 

すると

 

「頑張ってください、並木さん!」

 

とオレに向かって言ってきた。オレは危うく転びそうになった

 

一馬「違う!オレじゃなくてこっち!こいつが並木ゆうと!」

 

ゆうと「あはは.....」///

 

照れてやがる.......

 

壮太「しっかりしろよゆうと!」

 

一馬「そうだぜ、恥を捨てて、大声だ!」

 

ゆうと「あの!僕はこの学校をもっともっと素敵にしたいと思って!立候補しました!」

 

一馬&壮太「ゆうとをよろしくお願いしまーす!」

 

みらい「わたしたちも!」

 

リコ「みんなの要望を、ぜひわたしに聞かせてください!」

 

かな「アンケートのご協力、お願いします!」

 

アンケートって、来るとしても......な。アレな願望ばっかだと思うぞ

 

壮太「並木ゆうとをよろしくお願いしまーす!」

 

一馬「ゆうとをよろしく!」

 

ゆうと「が、頑張ります!」

 

そしてとりあえず朝の呼びかけは終了した。そして、放課後、選挙の準備をしようとしたのだが、ゆうとがいつの間にか何処かへ行ったので、壮太と一緒に探した

 

一馬「あ、いたぜ壮太!」

 

壮太「ホントだ!おーい!ゆうと!」

 

壮太は花壇にいた......そういやあいつ、少し崩れていたあの花壇をきにしてたっけ........直してたんだな

 

一馬「選挙の準備するぜ!」

 

壮太「早く来いよ!」

 

ゆうと「あ、ごめんごめん!」

 

そしてオレ達は選挙の準備をした......準備って言ってもスピーチ作成だがな。そしてある程度スピーチ作成した後、後は僕が何とかするって事で自由解散となった。ゆうとはまだ学校に残るけどな........オレは家に帰ったぜ

 

一馬「いよいよ明日か........どうなることやら」

 

オレはブラックコーヒーを飲みながらそんな事を呟いた.......そして翌日

 

ことは「ねぇ見て見て!ジャーン!」

 

学校へ着くと、ことはがあるものを見せた。それは[ゆうとファイト!]と書かれた星型のうちわだった

 

一馬「そいつは......」

 

みらい「それって......」

 

ことは「ゆうとくんの応援用だよ!」

 

一馬「ゆうとのだって?」

 

ことは「うん!花壇を直してくれたお礼をしたくって!」

 

そういや、あそこにことは、いたな......

 

みらい「あの花壇を?」

 

ことは「うん!ゆうとくん、綺麗な花壇を見たら、みんなも優しい気持ちになるって」

 

一馬「ふっ、ゆうとらしい.....」

 

ことは「みんなが優しい気持ちになったら、きっと素敵だね.....」

 

一馬「.....あぁ」

 

ことは「リコとゆうとくん!二人とも頑張って応援するね!」

 

モフルン「どっちも応援するモフ?」

 

ことは「うん!」

 

どっちも......なるほど、そう言う選択肢もあったか

 

リコ「はーちゃんの気持ち.......少しは分かるわ」

 

一馬「リコ......」

 

すると、ゆうとがやって来た

 

ゆうと「おはよう」

 

一馬「オッス」

 

リコ「おはよう、早いわね」

 

ゆうと「うん、今日選挙だし、なんだかジッとしていられなくて。はは.....」

 

一馬「そうか.......ん?」

 

何だ?空の雰囲気が.....まさか!

 

一馬「みんな!ここから離れろ!」

 

ゆうと「へ?」

 

すると目の前に雷が落ちた。その衝撃でオレ達は吹っ飛ばされた

 

ゆうと「うわぁ!?め、眼鏡が!」

 

一馬「ゆうと!」

 

ことは「ゆうとくん!」

 

オレとことはは吹っ飛ばされたゆうとの元へ向かった

 

ベニーギョ「みーつけた」

 

ベニーギョがいた

 

リコ「あなたは!」

 

一馬「ベニーギョ.......」

 

ベニーギョ「あんた達なんて調べる意味ないし。さっさと倒しちゃえば良いだけじゃん?」

 

調べるだと.....まさかシャーキンスがオレ達の事を?それともまさか、新しい奴が.........

 

ベニーギョ「出ておいで!」

 

ドンヨク「ドンヨクバール!」

 

ベニーギョはドンヨクを出した

 

一馬「ゆうとこっちだ!」

 

オレはゆうとの手を引いて、隠れた。その時オレはことはにアイコンタクトをした。ことはは分かったのか、うなづいてみらいとリコの元へ向かった

 

ゆうと「一馬、眼鏡が......」

 

一馬「後で探してやるよ」

 

ゆうと「うん.....」

 

ベニーギョ「やっちゃって、ドンヨクバール!」

 

ドンヨク「ガッテン!」

 

リコ「みんな!」

 

みらい&ことは「うん!」

 

モフルン「モフ!」

 

そして。3人は変身した。今回はダイヤスタイルか、だがオレは戦いには参加せずに、ゆうとのメガネを探した。今ここでオレも戦いに行けば.......誰がゆうとを守るんだよ!

 

一馬「くそっ眼鏡......眼鏡......」

 

ゆうと「一馬.....」

 

一馬「待ってろよ、今すぐに.......っ!あった!」

 

オレは眼鏡を見つけた。どこも損傷は無い!みらい達の方を見ると......何と、3人は学校の窓に貼り付けられていた.......くっ.....

 

一馬「ゆうと!あったぞ!」

 

ゆうと「あ、ありがとう」

 

ベニーギョ「あはははは!!!もう全部めちゃくちゃにしちゃいな!」

 

ドンヨク「ガッテン!」

 

ドンヨクの方を見ると、ドンヨクは突風を起こしていた

 

マジカル(ダイヤ)「学校が!」

 

ゆうと「何!?風!?」

 

一馬「くっ.....あ、おい!ゆうと!花壇が.....」

 

ゆうと「え?あ!」

 

レンガが崩れて花が激しく揺れていた。ゆうとはすぐに花壇の上に覆いかぶさった。それでも半分の面積だったが

 

ゆうと「すごい風.....でも、守らなきゃ!学校を、もっともっと........素敵な場所にするために!僕が守るんだ!」

 

一馬「ゆうと!オレにも手伝わせてくれ!」

 

オレも花壇の花を守るために覆いかぶさった

 

ゆうと「一馬!」

 

一馬「へ、オレも花壇を荒らされちゃ嫌だからな!」

 

マジカル(ダイヤ)「.......わたし、分かったわ!素敵な学校にするために、必要なもの!」

 

リコ達は脱出した

 

マジカル(ダイヤ)「わたしも、ゆうとくんのように、この学校を守りたい!」

 

そしてみらいとリコは、リンクルステッキを出してまずはリコがアクアマリンで氷漬けにし、そしてみらいがペリドットで吹き飛ばした。それと同時に風が止んだ

 

ゆうと「あれ?風が止んだ?」

 

一馬「.......止まったな」

 

するとリコの声がした

 

マジカル(ダイヤ)「ありがとう。後はわたしたちに任せて」

 

ゆうと「え?今声が.....一馬!今声が聞こえたよね?」

 

一馬「さぁ?気のせいなんじゃねぇの?」

 

ゆうと「気のせい.......あ、一馬!」

 

一馬「ん?」

 

ゆうと「一緒に花壇を守ってくれて、ありがとう」

 

一馬「ダチだからな、当然のことをしたまでだぜ」

 

そして、しばらくすると空が晴れた。ドンヨクを浄化したか。そして、選挙が始まった。

 

ゆうと「あの、僕は、学校の花壇や図書室を綺麗にして、みんなに集まってもらえるような場所にしたい!グラウンドも、場所を取り合うのではなく、知らない生徒同士もスポーツが出来るような場所にしたい!この津成木第一中学に通っている。生徒全員が仲間になれるような!みんながもっともっと笑顔になれるような!そんなステキな学校にしたいです!」

 

ゆうとのスピーチが終わると拍手が起こった

 

高木「続いて、2年B組十六夜リコ」

 

リコ「はい」

 

さて、リコはどんなスピーチか.......

 

リコ「本当のことを言うと、わたしは生徒会長になりたいって思う前に、自分のやりたいことが分かっていなかったんです。だからみんなの要望を聞いても、どうしたらこの学校が良くなるのか、答えが見つからなかった........でも!ゆうとくんは最初から、自分の答えを持っていて.......ゆうとくんが生徒会長なら、きっと素敵な学校になります!」

 

そう来たか......そのスピーチに体育館中がざわついた

 

みらい「リコ......」

 

一馬「........」

 

並木「十六夜さん?」

 

リコ「応援してくれたみんな、ごめんなさい。でもわたしは!ゆうとくんに、生徒会長になってほしいです!学校のみんなをもっともっと笑顔にしようと懸命に考えているゆうとくんに!」

 

そのスピーチに拍手喝采が起こった。そしてゆうととリコは握手をした

 

リコ「ゆうとくんの様に、いつかわたしも本当にやりたいことを見つけるわ」

 

こうして、生徒会選挙は終わりを迎えた.......

 

『ガーネット、ミトメール!』

 

とそんな声が聞こえた



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