艦これの世界で護衛艦さみだれになるお話し (USMC)
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第1話

えー皆さん初めまして、今回初の小説投稿ということで
まぁ所々変なところあるかもしれないですがよろしくお願いします。
また「ここはこうしたほうがいいんじゃない?」
てところがあったら教えて下さると幸いです。
一様今回のはテスト投稿なので内容がスッカスカですが...


2020年12月31日

 

優成(今回の主人公)

「今年も今日で最後かぁ~なんか1年ってあっという間だったなぁ~」アハハ(棒)

 

 

 

ん?お前誰かって?俺は平山優成というものだワイは今絶賛冬休みの課題中なんだ!

あ~こんなことになるならもっと前から課題やっとけばよかった...。

 

とまぁこんな感じ...

 

1時間後...

 

 

優成

「はあ~やっと半分終わったーあ~疲れたぁ~フゥちょっと息抜きに艦これでもやりますかぁ」

 

自分は最近艦これというゲームにハマっているどうゆうゲームかというと、う~んとりあえず軍艦を擬人化したゲームかな? でだ自分が1番好きな艦娘が五月雨なんだよ! あ、別にロリコンじゃぁねえぞ?

何処が好きかというと、あの~うん普通にカワイイ

しかもドジっ娘、もう最高↑

 

そしてようやく五月雨のレベルが99になって今日ケッコンカッコカリをと思い五月雨に指輪を渡した瞬間突如

パソコンが光り俺は急な睡魔に襲われた...

 

 

 

 

 

 

 

そして目を覚ますと...

 

???「う、う~ん、こ、ここは?」

 

???「あれ、俺って自分の部屋で艦これやっててそれで急に眠くなって..」

 

???「ん?あれなんか背中になにかある」

 

そして俺は背中に目を向けたすると...

 

???「え?まってナニコレなんか艦娘が背負ってる艤装みたいなのがあるんですけど...え?マジでなに?」

 

そうして俺は不意に下を見ると...

 

???「ファ?! え今まで気づかなかったけどなんか水のうえに立ってる⁉️」

 

 

そして水面を見ると自分の顔が写っていた、そこに写っていたのは

 

 

 

さみだれ「え?まってなんか五月雨が写ってるんですけど。まってどゆこと!?」

 

さみだれ

「あれ?てかこれあれか?あの~転生ってやつか!

マジでかちょっと嬉しいかも、じゃなくて!とりあえず周りの確認とそして...良かった息子はある!てことは俺男の艦娘?いやもはや艦娘ですらないか。

 

 

と、そのとき

 

???

「あの~すいません~」

 

さみだれ

「うん?なんかきこえたような...、気のせいかぁ~」

 

 

???

「気のせいじゃないですよ!」

 

 

さみだれ

「うわ! ビックリしたなぁ~まったく、で?君だれ?」

 

???

「よくぞ聞いてくれました!私は妖精さんです!」

 

さみだれ

「え?妖精さん?あの艦これに出てくる?あの妖精さん?」

 

副長妖精さん

「ハイ!そして私はただの妖精さんではありません、私は副長妖精です!」

 

さみだれ

「へ?副長妖精?」

 

副長妖精

「はい!」

 

さみだれ

「てことは他にも色々な妖精さんがいるってこと?」

 

副長妖精

「ハイ!そうですよ」

 

さみだれ

「へ~そうなんだぁ~」

 

副長妖精

「それはそうとさみだれさん」

 

さみだれ

「うん?どうした?」

 

 

副長妖精

「これからどうします?」

 

さみだれ

「え?どうするって?」

 

副長妖精

「いやずっとここにいるんですか?」

 

 

さみだれ

「あ、そうだった」

 

副長妖精

「もう!しっかりして下さい!」

 

さみだれ

「ごめんって、じゃあとりま横須賀に向かおう」

 

副長妖精

「了解しました!、航海長!進路を横須賀に!」

 

航海長妖精

「了解、進路を横須賀にします!」

その頃さみだれCIC内では...

 

レーダー員妖精

「ん?なんかレーダーに写って...これは!」

 

レーダー員妖精

「レーダー目標探知~」

 

さみだれ

「え、探知?距離は?」

 

レーダー員妖精

「距離2000」

 

さみだれ

「数は?」

 

レーダー員妖精

「数は12です、交戦しているとおもわれます」

 

さみだれ

「交戦中かぁ...よし!わかったもう少し近付いてみよう、ただし気づかれない程度にね」

 

 

副長妖精

「了解です!」

 

 

次回

戦闘になるかも?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




初の小説投稿第1回なかなか難しいですね、
取りあえずはこんな感じです。
次回から戦闘に入るかも?

また誤字や文が変なところがありましたら教えてくださると幸いです。


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第2話

日本から少し離れた海域で...

 

天龍

「クソ!まさか遠征中に敵の襲撃をうけるとはな!」

 

横須賀鎮守府所属,第4艦隊旗艦の天龍はいきなりの襲撃に少し戸惑っていた、それもそのはずこの海域は敵が出没するはずのない安全な海域のはずだからだ。

 

龍田

「天龍ちゃん!喋ってないで集中して!」

 

天龍

「そんなことわかってる!だけどよなんでこんなところに、戦艦ル級に重巡ネ級、軽空母ヌ級、駆逐イ級しかも全部flagship級っておかしいだろ!」

 

「キャ!、う~恥ずかしいよ」

 

「ちょ電大丈夫?!、よくも電をー!」

 

「ちょっと雷!前ですぎ!!」

「く、流石にこれは恥ずかしいな」

 

天龍

「クソこのままじゃ全滅だぞ!支援はまだなのか!」

 

龍田

「どうやら支援の艦隊も敵の足止めを喰らって要るみたい」

 

天龍

「クソ!どうすれば...」

 

 

 

 

 

その頃さみだれはというと...

 

さみだれ

「う~んもうちよっと近付かないとわからないなぁ。」

 

副長妖精

「でしたらSH60kを偵察にだしてみます?」

 

さみだれ

「それもそうだね、よし!、航空機即時待機準備できしだい発艦!」

 

SH60kパイロット妖精(以降パイロット妖精)

「了解、システムオールグリーン、出力安定発艦準備よし!」

 

さみだれ

「了解シーホーク発艦せよ!」

 

パイロット妖精

「Take off!」

 

さみだれ

「よし、シーホークも発艦したし現場の様子が届くまで

の間も対空、対潜、対水上警戒を厳に!」

 

副長妖精

「了解!」

 

 

30分後

パイロット妖精

「ホーク1からさみだれへ」

 

さみだれ

「こちらさみだれどうした?」

 

パイロット妖精

「間もなく現場海域に到着します!」

 

さみだれ

「了解、発見されないように接近せよ」

 

パイロット妖精

「了解、 映像をそちらに送ります」

 

さみだれ

「ふむ、戦ってるのはやっぱり艦娘かぁ、う~んと

艦娘側は天龍、龍田、暁、雷、響、電それと

深海性艦側は戦艦ル級、重巡ネ級、軽空母ヌ級、駆逐イ級でワ~オ全部flagship級かぁ~え?普通にヤバくね?」

 

副長妖精

「さみだれさんどうします?」

 

さみだれ

「助けるしかないだろ?てか普通は助ける」

 

副長妖精

「では武力行使ですか?、海上警備行動も発令されていませんが...」

 

さみだれ

「海上警備行動が発令されていても、されてなくても攻撃されているのは同じ日本国民だ、助けないわけにはいかないだろ?」

 

副長妖精

「それもそうですね、了解しました!」

 

さみだれ

「よし、では対空 対水上戦闘用意!」

 

CIC

戦闘指揮妖精

「了解、対空 対水上戦闘用意!」

 

戦闘指揮妖精

「水密扉非常閉鎖! 各部 対空 対水上戦闘用意よし!」

 

さみだれ

「了解」

 

レーダー員妖精

「目標をα1~α6と呼称」

 

さみだれ

「了解、水上戦闘!90式艦対艦誘導弾1番2番発射用意!目標α1α4!」

 

戦闘指揮妖精

「了解!発射用~意、っ撃て!」

 

大きな音と火柱をあげ90式艦対艦誘導弾が発射された...

 

 

そして天龍視点...

 

天龍

「グハ!」

 

龍田

「天龍ちゃん!」

 

天龍

「だ、大丈夫だ」

 

今の天龍達の状況

天龍大破

龍田中破

暁中破

雷中破

響大破

電大破

という状況で結構ヤバイ

 

 

戦艦ル級

「フン、アワレダナ サアシズメ!」

 

と言い

戦艦ル級は天龍達に砲を向けた

 

天龍

「クソが!」ドゴォン!

天龍が砲撃をするがあたらない

 

戦艦ル級

「ムダナテイコウダナサアツギコソシズメ!」

 

とそのときだった

ドォーンと大きな音がしてル級が何事かと思い音がした方向を見るとそこには大破炎上している軽空母ヌ級がいた

 

戦艦ル級

「ナ、ナニガ」

とそのとき戦艦ル級は自分に向けて飛んで来る物をみた

そして

 

戦艦ル

「チ、タイクウシャゲキ!」

する間もなく、ドォーン

戦艦ル級

「グァーーーーア ナニガ イッタイ」

 

天龍

「な、なにが起こってる?! 味方の増援か!」

 

龍田、暁、雷、響、電

「ポケー」

「なにが起こったの?」

「分からないのです!」

「отличный!」

「なにが起こってる?!」

 

天龍

「おい!まだきをぬくな!敵はまだ...」

 

と天龍が砲をまだ健在の駆逐イ級と重巡ネ級に向けた途端にまた敵が爆発炎上して天龍も...

 

 

天龍

「ポケー」

 

 

さみだれ視点

 

 

レーダー員妖精

「目標まで10 9 8 7 6 5 4 3 2 1、

ターゲットキル!90式艦対艦誘導弾全弾の命中を確認!」

 

パイロット妖精

「こちらも確認した」

 

さみだれ

「よしこれより戦闘海域に突入する!主砲、CIWSコントロールオープン!」

 

戦闘指揮妖精

「主砲、CIWSコントロールオープン!」

 

さみだれ

「主砲照準射撃管制マニュアルに変更!」

 

戦闘指揮妖精

「え?マニュアルですか?」

 

さみだれ

「そうだ、一隻づつ確実に仕留めろ!」

 

戦闘指揮妖精

「了解! 砲雷長妖精!外すなよ!」

 

砲雷長妖精

「了解!」(う、プレッシャーが...)

 

さみだれ

「主砲!撃ち~方~はじめ~」

 

戦闘指揮妖精

「撃ち~かた~はじめ~」

 

砲雷長妖精

「撃ち~かた~はじめ~ 主砲発泡!」

 

ドゴォン~とさみだれの主砲である62口径76mm単装速射砲が火を吹く

 

天龍達視点

 

 

「天龍さん!あれを!」

 

天龍「なんだあの艦娘初弾から命中って、しかもあいつ五月雨じゃねえか!、ん?でもなんか違うような...」

 

さみだれ視点

 

 

レーダー員妖精

「だ~~~ん着、着、着、着、全弾命中!」

 

戦闘指揮妖精

「第2目標!敵駆逐イ級!撃ち~かた~はじめ~」

 

砲雷長妖精

「てぇー」

 

駆逐イ級には合計4発の76mm砲弾が飛んでいき全弾が命中し轟沈した

 

その場で生き残ったのは大破した戦艦ル級のみとなっていた

 

戦艦ル級

「ナンナンダアノカンムスハコノワレワレヲ...」

 

と言い戦艦ル級はその海域を離脱した

 

さみだれ

「ふぅ、取りあえず一安心ってところかな?、よし各部対空、対水上戦闘用具納め~」

 

 

戦闘指揮妖精

「各部対空、対水上戦闘用具納め~」

 

副長妖精

「さみだれさん各部用具納めよし!です」

 

さみだれ

「ん~了解~」

 

とそのとき

 

天龍「おいお前」

 

さみだれ

「ふぇ?えぁ僕?」

 

天龍

「お前以外誰がいるんだよ!」

 

さみだれ

「あ~それもそうか~で?どしたの?」

 

天龍

「いや助けてくれてありがとうと言いたくてな」

 

さみだれ

「ん、どういたしまして~」

 

天龍

「でだ会ってそうそう悪いがお前は誰なんだ?みためてきに五月雨に見えるんだが...」

 

さみだれ

「あ~見た目五月雨だけど自分は白露型ではないよ」

 

天龍達

「え?白露型じゃないの?」

 

さみだれ

「自己紹介しよう、自分は日本国海上自衛隊呉基地所属第4護衛隊群第4護衛隊むらさめ型汎用護衛艦6番艦DD106さみだれだ!よろしく! あ、さみだれは漢字じゃなくて平仮名な!そこんとこよろしく!」

 

 

天龍達

「へ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




えーなんか時間があったので今日中に第2話も書けちゃいましたw

なんか書いている内にだんだん楽しくなってきちゃいました!

取りあえず感想お待ちしています!
なんか変なところあったら教えてくださると幸いです!


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第3話

天龍達

「へ?」

 

天龍

「ちょ、どうゆうことだ?」

 

さみだれ

「え?どうゆうこととは?」

 

天龍

「いや明らかにお前五月雨だろ!」

 

さみだれ

「いや違うよ?!」

 

天龍

「いや、でもなぁ...」

 

「違うところといったら口調と艤装なのです」

 

「そうね、特に口調がなんか男っぽいというか...」

 

 

さみだれ

「いや、そりゃ自分男ですから」

 

 

 

天龍達

「.........え?」

 

 

「男って...」

 

龍田

「てことは男の艦娘かしら~?」

 

天龍

「いや、もし男だとしたらもはや艦娘じゃねえだろ..」

 

レーダー員妖精

「あの~さみだれさん」

 

さみだれ

「うん?どした?」

 

レーダー員妖精

「レーダーに複数の対水上目標を探知したんですが...」

 

さみだれ

「なに?、数は?」

 

レーダー員妖精

「6です」

 

さみだれ

「う~ん、天龍さん、今この海域にいる友軍艦隊とかいます?」

 

天龍

「ん?ああ多分うちの鎮守府の艦隊だと思うぜ」

 

さみだれ

「ああ天龍さん達のかぁへぇ~」

 

???

「皆さん大丈夫ですか?」

 

天龍

「たっく、もう少し早くきてほしかったぜ」

 

夕張

「ゴメンゴメン、ちょっと途中敵に遭遇しちゃって」

 

球磨

「大変だったくま」

 

多摩

「にゃ~」

 

望月

「ねえ~早く帰ろうよぉ~さっさと寝たいだけど~」

 

弥生

「...」

 

如月

「あぁん髪が痛んじゃう」

 

天龍

「ハァ、ま、来てくれただけましか夕張!うちの

ちびっこども曳航してやってくれ、さっきの戦いで機関を損傷してるからな」

 

夕張

「わかった任せて!、でも天龍達は大丈夫なの?」

 

天龍

「あぁさいわい俺も龍田も機関は損傷してないからな」

 

夕張

「そう」

 

 

 

 

 

さみだれ

「.........あれ?この編成どこかで...」

(あ!そうえば艦これのアニメの3話に出てきてたっけ?あれ?てことはもしかして如月が...)

 

 

夕張

「うん?その子は?」

 

天龍

「ん?あぁ俺達を助けてくれた奴だよ」

 

さみだれ

「あ、どうもさみだれって言います」

 

夕張

「五月雨ちゃん?なんか雰囲気違うけどまぁ気のせいよね...五月雨ちゃんはドロップ艦なのかしら?」

 

 

さみだれ

(あ、これ多分ワイの事五月雨と勘違いしてるやつだこれ)

「あ~まぁハイ多分」

 

夕張

「そう?じゃあ一回提督に連絡するからちょっと待っててね」

 

さみだれ

「あ、了解で~す」

 

夕張

「うん、連れてきてって、じゃあ五月雨ちゃんも着いてきて」

 

さみだれ

「あ、ハイ」(これで良かったのだろうか...なんか後々面倒な事になりそう...)

 

 

そしてさみだれ達は無事横須賀鎮守府に到着した。

 

天龍

「はあ~今日はとんだ災難だったぜ」

 

龍田

「そうねぇ服もボロボロだし...」

 

???

「皆大丈夫だった!」

 

天龍

「ん、提督か...」

 

森川茜(女性提督)以降茜

「天龍ちゃん、皆大丈夫?」

 

天龍

「あぁ大丈夫だ」

 

「よがっだぁよぉ~」(涙)

 

夕張

「提督、相変わらず心配性ですね」

 

「そうよ、そんなに心配しなくても私達はそう簡単にはやられないわよ」

 

「なのです!」

 

 

「Не волнуйся」

 

「確かにそうね」

 

 

 

さみだれ

(あ、女性の提督なんだここの鎮守府)

 

「うん?あら、貴方がドロップ艦の五月雨ちゃん?

私はここ横須賀鎮守府で提督をしている森川茜よ

よろしくね」

 

さみだれ

「あ、はい、よろしくです、って言いたいところですけど...」

 

「?」

 

さみだれ

「自分は提督が知っている五月雨ではないですよ?」

 

「え?どうゆう事かしら」

 

さみだれ

「天龍さん達には話しましたが自分は白露型駆逐艦ではなくむらさめ型汎用護衛艦の6番艦さみだれです、あと自分性別男なので」

 

「え?そうなの?」

 

さみだれ

「そうなの」

 

「へ~男の艦娘かぁ、いや艦娘じゃなくて艦息かしらね」

 

さみだれ

「あ、驚かないんだ」

 

「ん、まぁねぇ~」

 

夕張

「へ~さみだれちゃんじゃなくてさみだれ君かぁ~でも見た目女の子だよねぇ~」

 

さみだれ以外の全員

「だよねぇ~」

 

さみだれ

「......なんか複雑な気持ち」

 

夕張

「そうそう、さっきからきになってたけど、さみだれ君の艤装見たことない艤装なんだけど」

 

さみだれ

「あ~そりゃそうでしょ、だってこの艤装未来の艤装ですし」

 

「え?未来の?どうゆうこと?」

 

さみだれ

「かくかくしかじか......と言うことです」

 

「へ~2021年の未来の世界から来たなんてねぇ、しかも

海軍じゃなくて、海上自衛隊かぁ~」

 

さみだれ

「ちなみに今は何年ですか?」

 

「今は2013年よ」

 

さみだれ

「2013年かぁ~」

 

夕張

「ねぇさみだれ君お願いがあるんだけど」

 

さみだれ

「はい?なんですか?」

 

夕張

「演習でさみだれ君の性能を見てみたいんだけど」

 

さみだれ

「ん、あ~別にいいですよ」

 

夕張

「提督!いいですか?」

 

「そうねぇ、私も見てみたいし、良いわよ」

 

夕張

「よし!」

 

「でもその前に他の子達に紹介しないとね」

 

夕張

「それもそうですね、さ!行きましょう!さみだれ君!

早く演習見たいし!」

 

さみだれ

「あ、ハイ、てか、ちょっと手を引っ張らないで~」

 

 

今回はここまでです!

 

次回は着任&演習編です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 




いかがだったでしょうか?

ご感想お待ちしています!あとアドバイスとかあれば!
また好評でしたら近々アンケートでもとろうかなぁって考えてます!



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第4話

えー前回着任編と演習編を投稿すると言ってましたが
すいません!着任編だけで結構長くなったので演習編は次回にさせて頂きます。本当にすいません


それでは本編どうぞ!


 

「でもその前に他の子達に紹介しないとね」

 

夕張

 

「それもそうですね、さ!行きましょう!さみだれ君!

早く演習見たいし!」

 

さみだれ

「あ、ハイ、てか、ちょっと手を引っ張らないで~」

 

天龍

「そんじゃ、俺達は入渠してくるか」

 

「あぁ必要だったら高速修復剤使っていいわよ」

 

天龍

「お、マジか、じゃあ遠慮なく使わせてもらおうかな、

おい、ちびっこども早く行くぞー」

 

暁.響.雷.電

「ハーイ」

 

そう言って天龍達は入渠施設の方にに行った

 

「それじゃあ私達も行きましょうかね、て、もう皆行っちゃったし...」

 

 

 

 

 

鎮守府内の食堂にて......

 

 

吹雪

「なんでしょうね?いきなり食堂に集合って」

 

睦月

「う~ん何かの作戦かなぁ?」

 

夕立

「なんだろうポイ?」

 

陸奥

「長門は何も聞いていないの?貴方秘書艦でしょ?」

 

長門

「残念ながら何も聞いていないな」

 

赤城

「なんでしょうね?」モグモク←(ボーキサイト食べてる)

 

加賀

「赤城さん...」

 

大淀

「皆さん、提督が入られます」

 

大淀がそう言うと食堂の扉が開き提督(茜)が入ってきた、するとさっきまで喋っていた艦娘達が口を閉ざし一斉に提督(茜)を見た

 

「え~、皆に集まってもらったのは、今日新しくこの

鎮守府に配属になった子を紹介するためよ、さ、入ってきて!」

 

 

そして、食堂の扉が開きさみだれが入ってくる

 

「紹介するわ、彼女...じゃなくで彼は...」

 

 

さみだれ

「どうも、皆さん初めまして日本国海上自衛隊横須賀基地所属のむらさめ型汎用護衛艦6番艦のさみだれです。どうぞよろしくお願いします」

 

 

艦娘一同

「......うん?」

 

「まぁ、そんな反応だと思ってわ...彼はこことは別の未来の世界から来た艦ム...じゃなくて艦息よ、性別は男よ」

 

艦娘達

「え、男?!」

 

「えぇ、結構珍しいけどね」

 

金剛

「Wowまさか男の子がくるとはネ」

 

榛名

「でも、パッと見女の子に見えますね」

 

比叡

「本当ですね」

 

霧島

「これは想像以上ですね...」

 

白露

「ハイハ~イ質問質問!」

 

さみだれ

「あ、どうぞ」

 

白露

「むらさめ型って事は実質村雨の弟?」

 

さみだれ

「あーまぁ多分...」

 

村雨

「じゃあ今日から私の弟ね!」

 

さみだれ

「えぇ、、いや確かに村雨だけど...」

 

村雨

「まぁまぁ気にしない気にしない」

 

五月雨

「私の弟でもあるんですか?」

 

さみだれ

「まぁそうですね、2代目だし」

 

「あっそうそう着任そうそうだけど明日さみだれの性能計るために演習するからね~」

 

赤城

「演習ですか、ちなみに演習のメンバーなどは?」

 

「それは今から発表するわ、えっと...まず演習艦隊として旗艦を赤城、他は加賀、鹿島、神通、川内、金剛の6名、そしてさみだれ側は...さみだれのみ!」

 

艦娘達・さみだれ

「えーーー?!」

 

さみだれ

「え?!僕1人?まじで?、...いやね、もし自分がイージス護衛艦ならまだしも自分汎用護衛艦だよ?なんならあきづき型護衛艦みたいに対空そこまでつよくないよ?!確かに対空ミサイルであるESSMは

積んでるけど16発しかないんだよ!それに同時対処目標は最大2目標までだし......」(対処能力については諸説あり)違ってたらすいません

 

夕立

「なんか良く分からないっポイ!」

 

さみだれ

「あはは、だろうね、まぁやれと言われればやるけどさぁ」

 

「ならいいわね! あぁあとさみだれ君の部屋についてなんだけど...」

 

さみだれ

「?」

 

「今ちょうど空いてる部屋が無いのよ」

 

さみだれ

「えーと、つまり?」

 

「貴方の部屋ができるまで白露達の部屋で寝てもらってもいいかしら?」

 

さみだれ

「いいかしら?じゃねぇよ!それマジで言ってます?!」

 

「マジ。 白露達はいいかしら?」

 

白露

「私は全然OKだよ!」

 

時雨

「僕も大丈夫だよ」

 

村雨

「私も大丈夫よ!なんせ私の弟だしね!」

 

夕立

「夕立も大丈夫ポイ!」

 

春雨

「私も大丈夫です、はい」

 

五月雨

「私も全然問題ないです!私の弟でもありますから!」

 

海風

「私も大丈夫です」

 

山風

「別に私はどっちでもいい」

 

江風

「私も全然大丈夫だぜ!」

 

涼風

「あたいも大丈夫だぞ!」

 

さみだれ←(中身思春期真っ只中の中学生)

「いや俺は大丈夫じゃねぇ...」

 

白露

「良いじゃん良いじゃん!」

 

「それじゃあ決定ね、あぁ後お風呂とは皆と時間ずらしてはいってね、まぁ別に皆と一緒に入ってもいいけど...」

 

さみだれ

「もちろん時間ずらしますよ!」

 

「あら?そう?」(笑)

 

さみだれ

(この提督ちょっとやベェ)

 

「それじゃあ以上でお話しは終わりよ、解散!」

 

茜の号令で食堂にいた艦娘達は出ていった

そして白露達とさみだれも食堂から出ていて...

 

白露

「それじゃあ私達のお部屋にご案内~」

 

五月雨

「さ!行きましょう!」

 

さみだれ

「あ、ちょ、待って~」

 

 

部屋に移動中...

 

 

白露

「ここだよ!」

 

さみだれ

「し、失礼します~」

 

さみだれが部屋に入ると...

 

さみだれ

「お、おぉ、なんか普通の部屋だ」

 

どんな部屋かというとアニメ艦これに出てきた吹雪達が使っていた部屋を白露型全員が生活出きるくらい広くした感じ(語彙力皆無)

 

村雨

「さみだれ君の寝る場所何処にしようかなぁ?」

 

さみだれ

「あ、自分床でいいんで」

 

春雨

「ダメですよ、そんなところで寝たら」

 

海風

「ベッドって空きありましたっけ?」

 

時雨

「ベッドは無いけど、布団ならあるよ、予備の」

 

さみだれ

「あ、自分そこでいいですよ」

 

時雨

「分かったよ、ハイこれ」

 

さみだれ

「ありがとうございます」

 

そう言って時雨はさみだれに布団一式渡した

 

白露

「さみだれ君の寝る所も決まったし、さみだれ君に鎮守府の案内でもする?」

 

時雨

「いいんじゃない?」

 

白露

「それじゃ、皆で行こう!最初はドックだね、ここから近いし」

 

 

ドックに移動中...

 

白露

「ここがドック、戦って被弾したときに傷とかを治すところだよ!まぁお風呂でもあるけどね」

 

さみだれ

「へぇ~結構広いですね」

 

時雨

「まぁ、鎮守府には沢山の艦娘がいるからね」

 

白露

「じゃ!次行こう!次は工廠だね!」

 

 

工廠に移動中...

 

白露

「ここが工廠だよ!」

 

春雨

「ここでは皆の艤装を直したり装備の開発などをしているんです」

 

 

明石

「うん?あら白露型の皆じゃない!、どうしたの?」

 

海風

「さみだれ君に鎮守府の案内をしているんです」

 

明石

「あら、貴方が例の未来からきた艦娘?」

 

さみだれ

「いえ、自分は男です」

 

明石

「あ、そうだったね、あ、そうそうさみだれ君の艤装、見せて貰ったわ、なんか見たことの無い装備だらけでよくわからなかったのよねぇ~だから明日の演習期待してるわね!」

 

さみだれ

「あ、頑張ります、それでは」

 

明石

「えぇ、何かあったらいつでも来てね~バイバイ~」

 

白露

「えっと、次は.....執務室だね!」

 

執務室に移動中...

 

白露

「提督ー入るよ~」

 

「あら、どうしたの?、って多すぎ!、白露型全員って...」

 

村雨

「今さみだれ君のために鎮守府を案内してるんです」

 

「あぁ、そうゆうことね」

 

涼風

「まぁ、特に何にも無いけどな」

 

「何も無いとは失礼な!」

 

夕立

「でも本当の事っポイ!」

 

「てか、夕立って今日三水戦の子達と演習の日じゃなかった?」

 

夕立

「あ!忘れてたっポイ!」

 

「早く行きなさい!さもないと神通ちゃんに絞られるわよ」

 

夕立

「い、行ってくるっポイ!」

 

そう言って夕立は執務室から出て急いで演習場に向かった(神通にコッテリ絞られたもよう...)

 

白露

「じゃ、じゃあ次は間宮さんの所にでもいこっか」

 

村雨

「賛成~」

 

「いってらっしゃい~」

 

間宮に移動中...

 

白露

「ここが間宮さんの所だよ!」

 

さみだれ

「お邪魔します~」

 

間宮

「いらっしゃい、あら?白露型のみなさん、それと...

あぁ新しく着任したさみだれさん?」

 

さみだれ

「あ、どうも~」

 

間宮

「皆してどうしたの?」

 

江風

「皆でさみだれに鎮守府の案内をしてるんだぜ!」

 

間宮

「あらそうなの?」

 

春雨

「それで、次は間宮さんの所に行こうってなったんです」

 

間宮

「そうだったのね、それじゃっ、着任祝いに皆に間宮特製スペシャルあんみつをご馳走しちゃおうかしらね」

 

「おぉーやったぁ!」

 

間宮

「それじゃあ席で少し待ってて」

 

「ハーイ」

 

10分後...

 

間宮

「はい、おまちどおさま」

 

さみだれ

「おぉ、これが間宮特性スペシャルあんみつ...」

(いや、デカ!)

 

五月雨

「まさか、これが食べられる日がくるなんて...」

 

春雨

「ですねぇ、いつも食べようと思ってきたら無くなってたので」

 

「いただきまぁーす!」

 

涼風

「うんめぇいなぁ、やっぱり」

 

村雨

「う~ん、幸せぇ」

 

その時...

 

「さみだれ君いる!」

 

時雨

「提督、どうしたんだい?、そんなに慌てて」

 

「ちょっとさみだれ君にみて貰いたい物があるの!」

 

さみだれ

「???」

 

「取りあえず工廠にきて!」

 

 

工廠に移動中...

 

明石

「あ、きたきた、提督!さみだれ君は?」

 

「連れてきたわ」

 

さみだれ

「え、何事?俺なんかした?」

 

明石

「貴方、この装備の見覚えは?」

 

そう言って明石が見せてきた物は...

 

さみだれ

「え?!これMK41VLS(16セル)とFCS-3-A、なんでこれが...」

 

「やっぱり知ってたのね」

 

さみだれ

「え、えぇ、でもなんでこれが...」

 

明石

「なんか、装備製造したらこれが出てきたのよ」

 

さみだれ

「マジかよ...」

 

明石

「あと、なんか細い筒状の矢みたいな物も出てきたのよ」

 

さみだれ

「これは...ESSM、発展型シースパローかぁ、製造で出るんだ...」

 

「なんか良く分からないけど、さみだれが居た世界の艦載兵装であってるのよね?」

 

さみだれ

「えぇ、そうです、あれ?これが出てきたってことはもしかして...」

 

副長妖精←(久々の出演)

「それ、付けれますよ」

 

さみだれ

「マジすか...」

 

副長妖精

「えぇ、既にここの工廠妖精の方々に頼んであります」

 

(ちなみに、むらさめ型は建造当初FCS-3を搭載する予定だったらしが色々な事情により搭載は見送られたそうだ) 違ってたらすいません

 

さみだれ

「ちなみにMK41VLSは何処に付けるんだ?」

 

副長妖精

「それは勿論MK48VLSがあった場所ですよ」

 

さみだれ

「まぁ、そうりゃそうか...」

 

白露

「なんか良く分からないけど、良かったのかな?」

 

さみだれ

「自分的には良かった」

 

「まぁ、ならいいわ、改装はいつ頃終わるかしら?」

 

工廠妖精

「今日中には終わります!」

 

さみだれ

「流石妖精さん...でも、これなら明日の演習勝てるかもしれない」

 

赤城

「あら、慢心はダメですよ?さみだれさん」

 

さみだれ

「あ、赤城さん、何故ここに?」

 

赤城

「ちょっと艤装を直してもらっていたので、それを取りに来たんです」

 

さみだれ

「あ、そうですか...」

 

赤城

「取りあえず、明日の演習楽しみにしていますね、それでは」

 

赤城はそう言うと工廠から出ていった

 

 

さみだれ

「...負けられない戦いだな、これ」

 

五月雨

「さみだれ君!、頑張ってくださいね!」

 

さみだれ

「あぁ、頑張るよ」

 

 

 

今回はここまで

次回こそ演習編です!

 

 

 

 




ご感想やアドバイスなど、お待ちしています!








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第5話

やっと演習編です!いや、遅すぎだろ!って自分でも思ってます...すいません それでは、本編どうぞ!


前回の続き

 

五月雨

「さみだれ君、頑張ってくださいね!」

 

さみだれ

「あぁ、頑張るよ」

 

次の日...

午前5:00

 

さみだれ

「ふぁ~良く寝た~ うん?」

 

白露達

「スャスャ~」

 

さみだれ

「あ、早く起きすぎた...まぁいいか朝ごはん食べに行こう」

 

さみだれ食堂移動中...

ガチャ 食堂の扉を開ける

 

間宮

「あら、さみだれ君おはようございます」

 

さみだれ

「間宮さん、おはようございます」

 

間宮

「ちょっと待っててね、今朝ごはん作るから」

 

さみだれ

「あ、はい」

 

20分後...

 

間宮

「はい、お持ちどお様」

 

さみだれ

「ありがとうございます」

 

メニュー

焼き魚(鮭)

漬物

味噌汁

白米

 

さみだれ

「いただきます!」

パクパクモグモクパクパクモグモク

 

ガチャ 扉が開く...

 

赤城

「間宮さ~んおはようございます、朝ごはんを貰っても?」

 

間宮

「あら、赤城さん、おはようございます、ちょっと待ってくださいね~ はい、どうぞ」

 

赤城

「ありがとうございます 」

 

加賀

「あら、さみだれも居たのね」

 

さみだれ

「あ、おはようございます」

 

赤城

「おはようございます、さみだれさんも、この時間に朝ごはん食べるんですか?」

 

さみだれ

「いえ、今日はたまたまです」

 

赤城

「そうですか、あぁ、今日の演習お互い頑張りましょうね」

 

さみだれ

「は、はい」

 

20分後...

 

さみだれ

「間宮さん、ご馳走さまです」

 

間宮

「はーい、それじゃあ今日の演習頑張ってね」

 

さみだれ

「はい!」

そう言うとさみだれは食堂から出ていった

 

赤城

「ふふ、この後が楽しみね あ、間宮さん~ご飯のおかわりを」

 

間宮

「ハ~イ」

 

さみだれ

「そういえば、副長妖精さん達が艤装のチェックするって言ってたけ、見てこよう~」

 

工廠

 

副長妖精

「あ!さみだれさん!艤装の最終チェック今終了しました!」

 

さみだれ

「ん、了解~」

 

副長妖精

「FCS-3-AとMK41 VLSも正常に稼働します!」

 

さみだれ

「ご苦労様~」

 

副長妖精

「さみだれさん」

 

さみだれ

「おん?」

 

副長妖精

「絶対、勝ちましょう!」

 

さみだれ

「あぁ、そうだな!」

 

 

 

 

 

午前8:00

 

 

「ザワザワザワザワ」

港には今回の演習を見るためにたくさんの艦娘が来ている

 

さみだれ

「...いや、人多くない?」

 

「あら、言ってなかったかしら、今回の演習には他の鎮守府の人たちも見に来るって」

 

さみだれ

「いや、聞いてねぇ!」

 

他の鎮守府の艦娘たち

「あれが未来から来た艦娘?」

「主砲が1門だけって流石に武装貧弱すぎない?」

「なんか、艦橋の前に箱みたいな物があるけど何だろう?」

「艦載機等は積んでいるのだろうか...」

 

 

夕立

「あ!さみだれポイ~」

 

さみだれ

「うん?あぁ夕立姉さん、あれ?他の皆は?」

 

夕立

「まだ、来てないポイ~」

そうして、夕立と話していると...

 

吹雪

「あ!夕立ちゃん」

 

睦月

「およ?夕立ちゃん?」

 

夕立

「吹雪ちゃんに睦月ちゃんポイ!」

 

さみだれ

「え~と」

 

吹雪

「あ、さみだれさんですよね!私は吹雪です!」

 

睦月

「睦月って言います、よろしくね!」

 

さみだれ

「こちらこそ、よろしく」

 

夕立

「吹雪ちゃんと睦月ちゃんは夕立と同じ第三水雷戦隊所属ポイ!ちなみに吹雪ちゃんは最近着任したっポイ~」

 

さみだれ

「へぇ~そうなんだね」

 

吹雪

「今回の演習頑張ってください!」

 

睦月

「私も応援してるよ!」

 

さみだれ

「ありがとうございます」

 

鹿島

「さみだれさん」

 

さみだれ

「あ、鹿島さん」

 

鹿島

「今回の演習よろしくお願いしますね」(ニッコリ)

 

さみだれ

「あ、はい」(ゾク)

 

神通

「私も、よろしくお願いしますね」

 

さみだれ

「はい、こちらこそよろしくお願いします」

 

「それでは、全員演習海域の指定の地点まで行ってね」

 

さみだれ・鹿島たち

「了解!」

 

 

さみだれ移動中...

 

 

さみだれ

「ふう、ここでいいかな?」

 

副長妖精

「えぇ、ここで間違いありません」

 

『皆聞こえるかしら?』(無線)

 

さみだれ

「感度良好、問題なし」

 

赤城

「こちらも、問題なしです」

 

 

『それじゃあ簡単にルール説明をするわ、ルールは赤城率いる演習艦隊はさみだれを大破させれば勝ち、さみだれは演習艦隊を全員中破にすれば勝ちよ』

 

川内

「いやぁ~腕がなるねぇ~」

 

神通

「姉さん、あまり無茶はしないでくださいね」

 

川内

「分かってるって~」

 

金剛

「頑張るネ~」

 

 

 

『それでは、演習、開始!」

 

 

 

 

さみだれ視点

 

さみだれ

「よし、やるか、 教練合戦用意!」

 

CIC内

戦闘指揮妖精

「教練合戦用意!」

 

 

 

 

 

赤城視点

 

赤城・加賀

「第一次攻撃隊発艦始め!」

二人の号令により艦爆隊と艦攻隊が発艦した...

 

川内

「うん~、これは、赤城さん達の攻撃で終わりかもなぁ...」

 

鹿島

「...」

 

神通

「鹿島さん、どうかしましたか?」

 

鹿島

「多分、これでは終わらない気がします」

 

川内・神通

「?」

 

鹿島

「いえ、何でもないですよ、さぁ、お二人とも周囲の警戒を」

 

川内・神通

「了解~・了解!」

 

 

さみだれ側

 

レーダー員妖精

「レーダー対空目標探知~距離2000 数40 本艦到達まで30分!」

 

さみだれ

「了解、教練対空戦闘用意!」

 

戦闘指揮妖精

「教練対空戦闘用意! 水密扉非常閉鎖 各部教練対空戦闘用意よし!」

 

さみだれ

「電子戦 EA攻撃始め!」

 

戦闘指揮妖精

「EA攻撃始め!」

 

 

艦載機視点

 

パイロット妖精A

「今回の演習相手は未来から来た艦か」

 

パイロット妖精B

「未来から来た艦らしいけど、主砲が1門しかないらしぞ」

 

パイロット妖精A

「マジかよw、なら楽勝だな」

 

赤城

「妖精さん慢心はだめですよ?」

 

パイロット妖精A

「あ、赤城さん、す、すいません」(汗)

 

赤城

「それに、どんな兵装を持っているか、分からないので十分気をつけてくださいね」

 

パイロット妖精A

「りょ......か...い...」

 

赤城

「?妖精さん、聞こえまさか?、無線が...」

 

金剛

「どうなってるデスかあ?」

と、金剛が困ったように言っている

 

赤城

「金剛さん、どうかしましたか?」

 

金剛

「どうも、こうもないネエ、電探が急に使えなくなったネエ...」

 

赤城

「電探まで...一体何が...」

 

 

 

さみだれ視点

 

さみだれ

「ミサイル担当妖精、敵機がESSMの射程圏内に入り次第攻撃だ」

 

ミサイル担当妖精

「了解」

 

レーダー員妖精

「敵機、ESSMの射程圏内です!」

 

さみだれ

「よし、対空戦闘! 後部VLSシースパロー1番~4番発射用意!目標は1番近い前の目標だ!」

 

戦闘指揮妖精

「え、16発でいいんですか?今なら最大32目標まで同時対象可能ですが...」

 

さみだれ

「ん、ミサイルの節約」

 

戦闘指揮妖精

「あ、はい 」

 

ミサイル担当妖精

「目標データ入力完了、後部VLSシースパロー1番~4番、発射よ~い てぇー」

 

轟音と火柱をあげ後部VLSから合計16発の対空ミサイルが艦載機に向け発射された

 

 

パイロット妖精視点

 

 

パイロット妖精A

「なんだ?無線が、赤城さん!聞こえますか!...無線が急に使えなくなったぞ...」

 

パイロット妖精B

「何故急に...」

 

パイロット妖精A

「敵艦のせいかな?」

 

パイロット妖精C

「気にすること無...」 ドカン~

 

妖精たちが話していると突如味方の艦載機が爆発した

そして、なにか、白い矢のような物がこちらに向かってきていた

 

パイロット妖精A

「い 一体何が...」

 

次々と味方の艦載機が落とされていく

 

パイロット妖精B

「クソ!なんなんだこの白い矢は!まるで生きているかのように追いかけてきやがる!」 ドカン~

 

パイロット妖精A

「チ、2番機がやられた!」

 

そして、パイロット妖精Aは、自分に向かってくる白い矢のような物を見た...

 

パイロット妖精A

「化け物め!」 ドカン~

 

 

 

さみだれ視点

 

レーダー員妖精

「インターセプトまで、10 9 8 7 6 5 スタンバイ...マークインターセプト! 16機の撃墜を確認!」

 

さみだれ

「よし、残りを片付ける! 右対空戦闘!CIC指示の目標!主砲、うち~かた~始めー」

 

戦闘指揮妖精

「CIC指示の目標~うち~かた~始めー」

 

砲雷長妖精

「うち~かた~始め~ 主砲発砲!」 ドゴン~ ドゴン~

 

さみだれの主砲である62口径76mm単装速射砲から無数の砲弾が飛翔し次々と艦載機を落としていく

 

パイロット妖精D

「何なんだ、あの艦は!対空目標に初弾命中させるって、マジて化け物じゃネェか! ドカン~ くそ!やられた!」

とか言っているうちにパイロット妖精Dも撃墜された

 

 

さみだれ側

 

レーダー員妖精

「!!新たな目標!210度!」

 

さみだれ

「はぁ....CIWS AAWオート!」

ギュイ~ンと音をたてCIWSが敵機に照準をつけ発砲する

 

 

パイロット視点

 

パイロット妖精E

「皆の仇...」ドカン~

仇を打つ前に撃墜された...

 

 

さみだれ視点

 

レーダー員妖精

「全機の撃墜を確認!」

 

さみだれ

「了解、教練対空戦闘用具納め~」

 

戦闘指揮妖精

「教練対空戦闘用具納め良し!」

 

さみだれ

「さて、それじゃあ、反撃といきますか!」

 

一方港では...

 

艦娘たち

「対空目標に初弾で命中ってスゴ!」

「なに!あの噴進弾みたいな物は!」

「てか、主砲の射程長くない?」

「あの、対空砲みたいなの百発百中じゃん!」

等々...

 

「す、凄いわね、流石未来から来た艦だわ...」

 

夕張

「まさか、こんなに凄いとは...」

 

 

赤城視点

 

赤城

「...」

 

金剛

「なかなか、艦載機の皆さん、帰ってきませんネエ~」

 

川内

「もしかして、皆撃墜されたとか?」

 

加賀

「まさか、そんなこと...」

 

鹿島

「...ホントに一体何が...」

 

神通

「赤城さん偵察機を飛ばしても?」

 

赤城

「えぇ、お願いします」

 

神通の水上偵察機が赤城たちの艦載機が飛んで行った方角に向けて飛び立った

 

さみだれ視点

 

さみだれ

「反撃しよう!って言ったけど、まだレーダーに捉えてないんだよね~ 何で~?」

 

レーダー員妖精

「島などの影に隠れている可能性がありますね」

 

さみだれ

「うん~、じゃあ、シーホーク飛ばして偵察させてみる?」

 

戦闘指揮妖精

「ですが、正確な位置が分からないと...」

 

さみだれ

「敵の艦載機が来た方向に飛ばしてみれば?」

 

戦闘指揮妖精

「あぁ、確かにそうですね」

 

さみだれ

「そんじゃ、航空機即時待機、準備できしだい発艦!」

 

パイロット視点(SH60k)

 

パイロット妖精

「了解、システムオールグリーン、出力安定、発艦準備よし!」

 

さみだれ

「発艦せよ」

 

パイロット妖精

「Take off!」

シーホークが敵の艦載機が来た方向に向けて飛び立っていった

 

さみだれ

「何か見つけたらすぐに報告してねぇ~」

 

パイロット妖精

「了解」

 

30分後...

 

 

パイロット妖精a

「うん?島が見えてきたな、ホーク1よりさみだれへ島を発見しました」

 

さみだれ

『了解した、島の周りを確認せよ』

 

パイロット妖精a

「了解」

 

島の周りを見ると...

 

パイロット妖精b

『!!ホーク1からさみだれへ、島の裏側に敵艦隊を発見!』

 

さみだれ

「了解した、これより90式艦対艦誘導弾で攻撃する、またミサイル誘導のためホーク1は目標情報の共有を」

 

パイロット妖精

「了解、目標情報を送ります」

 

レーダー員妖精

「目標データきました!、まさかこんな所にいるとは...」

 

さみだれ

「本当だマジで島の後ろにいるし...まぁ場所が分かればこっちのものだ、水上戦闘!後部SSM 90式艦対艦誘導弾1番~6番発射よ~い」

 

ミサイル担当妖精

「目標データ入力完了!」

 

さみだれ

「発射よ~い てぇー」

 

ミサイル担当妖精

「てぇー 90式艦対艦誘導弾正常に飛翔中!

目標まで3分!」

 

 

 

 

赤城側

 

神通

「!!赤城さん!偵察機より入電!洋上に航空機の残骸を発見したとのことです....」

 

川内

「て、ことは、やっぱり皆撃墜されたってこと?」

 

神通

「はい...」

 

金剛

「Wow~まさか、皆撃墜するとは、スゴいネエ~」

 

赤城

「まさか、皆撃墜されてしまうだなんて...」

 

加賀

「赤城さんどうします?」

 

赤城

「...第二次攻撃隊を発か...(ドオ~ン)っ!」

 

神通

「きゃあ!」(大破)

突如神通が爆発した...

 

赤城

「!!神通さん!ど、何処から...」

 

鹿島

「!!赤城さん!3時の方向!何かこちらに向かってきます!」

 

赤城

「!皆さん!対空戦闘!攻撃始め!」

 

金剛

「赤城たちを守るネエ~!」

 

川内

「は、速すぎる!」

 

赤城

「っ!」ドオ~ン(中破)

 

加賀

「!!赤城さん!」

 

金剛

「っ!(ドオ~ン)やられたネェ~」(大破)

 

川内

「くっそおぅ!(ドオ~ン) あ~ぁやられちゃったよ」(大破)

 

加賀

「対空砲!撃て!」

 

加賀まで近付いたミサイルは海面ギリギリの所を飛んでいた...しかし加賀まで近付くと...

 

加賀

「!上にあがった!(ドオ~ン)っ!」(中破)

 

鹿島

「きゃ!(ドオ~ン)」(大破)

 

 

さみだれ視点

 

レーダー員妖精

「ミサイル着弾まで3 2 1 ターゲットキル! 全弾命中!」

 

さみだれ

「よし!よくやった!」

 

『演習終了!各艦はただちに鎮守府に帰還せよ!』

 

さみだれ視点

 

副長妖精

「さみだれさん、勝ちましたね」

 

さみだれ

「うん、勝ったね...」

 

副長妖精

「どうかしましたか?」

 

さみだれ

「いやね、これだけ撃ってるから資材の消費どれくらいかなぁ~とね...」

 

副長妖精

「...確かに...」

 

さみだれ

「帰ろっか...」

 

副長妖精

「ですね...」

 

さみだれ鎮守府に帰投中...

 

さみだれが鎮守府につくと

パチパチパチパチと周りにいた人達から拍手があがった

 

吹雪

「さみだれさん!凄かったです!私もいつかさみだれみたいになりたいです!」

 

さみだれ

「あ、ありがとう...」(吹雪、なれたらいいな...無理だと思うけど...)

 

村雨

「さみだれ君!凄かったわよ!流石私の弟ね!」

 

さみだれ

「ありがとうございます」(弟...弟ねぇ...)

 

「さみだれ君、見させて貰ったけど、まぁ、一言で言うと凄かったわ、流石、未来の艦ってところね」

 

さみだれ

「ありがとうございます」

 

赤城

「さみだれさん」

 

さみだれ

「あ、赤城さん」

 

赤城

「まさか、私達が負けるとは思ってもみなかったです、慢心していたのは、どうやら私のようですね...」

 

さみだれ

「いえいえ、そんなことないですよ、どっちかと言うと自分の方が慢心していたと思いますしね」

 

赤城

「そう、まぁでも楽しかったです、ありがとう」

 

金剛

「私も楽しかったデース!ありがとうございまぁ~ス!」

 

神通

「私も、もう少し鍛えないといけませんね、今回の演習楽しかったです、ありがとうございました」(ペコリ)

 

川内

「私は夜戦が出来なかったけど、まぁ、楽しかったかな、ありがとうねぇ~」

 

加賀

「まぁ、楽しかったわ、ありがとう...」(悔しい...)

 

鹿島

「私は、今回の演習で色々勉強になりました、ありがとうございます」(ペコリ)

 

さみだれ

「こちらこそ、ありがとうございました」(ペコリ)

 

「それじゃ、皆!この後はさみだれ君の歓迎会するわよ!」

 

「おー!」

 

吹雪

「さみだれさん!早く行きましょ!

 

夕立

「早く行くっポイ~」

 

さみだれ

「あ、ハ~イ」

 

 

今回はここまで!

次回は歓迎会編です!(多分...)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




いかがだったでしょうか?ご感想、アドバイスなどお待ちしています!
また、次回くらいにアンケートを取ろうとおもっています!

それでは、また次回!


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第6話

演習も終わった、ということで、横須賀鎮守府の食堂で

さみだれの歓迎会が行われていた...

 

食堂

 

「さて、じゃあ、皆飲み物持ったわね それでは

さみだれ君の着任を祝って~乾杯!」

 

「カンパイ~」

 

さみだれ

「あぁ~日本酒うめぇ~」

 

吹雪

「さみだれ君、お酒飲めるんだ...」

 

さみだれ

「...あ...まっいっか!(中身元中学生)」

(未成年の飲酒は法律で禁止されています!)

 

夕張

「それより、さみだれ君!あの艦載機撃墜したり赤城さん達を攻撃したやつって何なんですか!」

 

食堂にいる艦娘達

「あ、それ私もきになる!」

「私も私も!」

 

さみだれ

「えっと、まず、最初に赤城さん達の艦載機を撃墜したのが、ESSM発展型シースパローっていう対空ミサイルです」

 

睦月

「対空みさいる?」

 

さみだれ

「こっちの世界でいう、噴進弾に誘導装置をつけてそれを対空用にした物ですね」

 

蒼龍

「ちなみに射程はどのくらいなの?」

 

さみだれ

「射程は30~50kmぐらいですね」

 

榛名

「結構射程長いですね」

 

さみだれ

「まぁ、自分がいた世界だと余裕で300km越えてるのとかありますけどねw」

 

摩耶

「す、スゲエな...」

 

夕張

「じゃあ、あの白いドーム状の形をした機関砲は?」

 

さみだれ

「あれは、高性能20mm機関砲です、CIWS、近接防御火器とも言います、そんで、毎分約4500発の弾丸を発射します、また、上部にある白いドーム状の中に入っているレーダーで自分自身が発射した弾を追尾して発射角を修正する機能もついています」

 

夕張

「単純にスゴい」

 

「それじゃあ、それじゃあ、赤城さん達を攻撃したのは何なの?」

 

さみだれ

「あれは、90式艦対艦誘導弾 SSM-1Bっていう対艦ミサイルだよ」

 

霧島

「て、ことは、先程の対空ミサイルの対艦バージョンって事ですね?」

 

さみだれ

「えぇ、そうです、ただし射程は勿論シースパローより長いです」

 

吹雪

「どれくらいなんですか?」

 

さみだれ

「150kmくらいですね」

 

長門

「私の主砲よりも射程が長いのか...」

 

さみだれ

「まぁそうですね...」

 

秋月

「それじゃあ、さみだれさんの主砲は何なんですか?スゴい速射能力でしたけど...」

 

さみだれ

「あれは、オートメララ62口径76mm単装速射砲っていう砲で イタリア製です」

 

明石

「流石イタリア、良いもの作るわねぇ~」

 

日向

「それでは、さみだれに搭載されている艦載機は何なんだ?プロペラが上についていたが」

 

さみだれ

「あれは、ヘリコプター またの名を、回転翼機

といいます、そして自分に搭載されているのがSH60kという名前のヘリコプターです」

 

伊勢

「どんな事に使うの?」

 

さみだれ

「SH60kは、対潜哨戒を主な任務としていますが、他に人員、物資の輸送、対艦攻撃、対地攻撃も可能です」

 

五十鈴

「武装は?」

 

さみだれ

「えっと、潜水艦用の短魚雷と対潜爆弾、AGM-114M ヘルファイアII空対艦ミサイル、74式機関銃です」

 

鬼怒

「結構重武装...」

 

春雨

「さみだれ君自体は対潜装備とか持ってないんですか?」

 

さみだれ

「ん、持ってますよ」

 

浦風

「どんなの、持ってるん?」

 

さみだれ

「ソナーだと、OQS-5、OQR-2Cで、武装だと

3連装短魚雷発射管と、VLA アスロックですね」

 

瑞鶴

「え、潜水艦に魚雷?それにアスロックってなに?」

 

さみだれ

「昔は潜水艦に対しては爆雷などで攻撃してましたが、今は潜水艦用のホーミング機能がついた魚雷で攻撃します。

あと、アスロックは遠くにいる潜水艦を攻撃するための物で、さっき言ったミサイルの先端に短魚雷をつけ、ミサイルのブースターで敵の潜水艦にまで近づき、ある程度近付いたら短魚雷を切り離し、パラシュートで減速させて着水したら、潜水艦に向かい、攻撃するものです」

 

「...ねぇ、さみだれ君」

 

さみだれ

「?」

 

「さみだれ君強すぎでしょ!だって、対空も強くて対艦も強い、しかも、対潜まで強いって、もうチートだよ!」

 

さみだれ

「そんなこと無いですよ?」

 

「え?」

 

さみだれ

「自分、というか、僕がいた世界の軍艦ってほぼ装甲が紙なんですよ、なんなら駆逐艦の主砲1発でも喰らったらヤバイです」

 

金剛

「なんでそんなに装甲がないんデスかあ?」

 

さみだれ

「うんー装甲を厚くすると、そのぶん重量が重くなって速力が落ちちゃうんですよ、それに一様被弾しない想定でできてるので」

 

加賀

「て、ことは、まだ私に勝ち目が無いわけではないのね」(フフ)

 

さみだれ

「そ、そうなりますね...」(目、こわ!)

 

「うん~、じゃあ、どうしようかなあ~」

 

長門

「む、なにがだ?」

 

「さみだれ君を何処の艦隊に入れようかなぁと...」

 

陸奥

「そうよねぇ、確かに対艦、対空、対潜、は強いけど

装甲が弱いんじゃあねぇ...」

 

さみだれ

「まあ、自分、戦闘艦同士 主砲とかでドンパチする想定で作られてないですしねぇ...」

 

「あ、じゃあ、赤城達の護衛艦として..」

 

長門

「それなら、まだ良いんじゃないか?」

 

「赤城達は良いかしら?」

 

赤城

「えぇ、勿論です (モグモグ)おかわりを!」←ご飯10杯目

 

「それじゃあ、決定ね!」

 

赤城

「さみだれさん、よろしくお願いしますね

(モグモグ)」

 

さみだれ

「あ、ハイ」(よく食うなぁ、この人...)

 

「じゃ、食べましょうか、早く食べないと、無くなりそうだし」

 

「はーい」

 

白露

「さみだれ!一緒に食べよ!」

 

村雨

「あ、私も私も~」

 

五月雨

「あ、私も~」

 

さみだれ

「ハイハイ、ちょいまち~」

 

 

 

吹雪

「...」

 

睦月

「およ?吹雪ちゃんどうかした?」

 

吹雪

「あ、いや、何でもないよ、睦月ちゃん、ほ、ほらたべよ」(いいなぁ...赤城先輩の護衛艦私もあんな風になれたら...でも、今の私じゃあ、無理...だよね...)

 

吹雪は最近着任したばかりで、実戦などの経験がほぼない、前回の発実戦でも何もできずにいた。

 

 

さみだれ

(....吹雪...)

 

 

 

 

今回はここまで、次回はさみだれ、初の艦隊を組んでの出撃になります!お楽しみに!




はい、いかがだったでしょうか?宜しければ、ご感想や アドバイス等々お待ちしています。


ちなみに皆さんの好きな護衛艦って何でしょう?
よかったらコメントで教えてください!


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第7話

前回のアンケートの結果、護衛艦の艦娘を出すことに致しました、いつ出すかなどは未定ですが、はやいうちに 出そうと思います。皆様ご協力ありがとうございました!(潜水艦や空母とかも出すかも...)


と、言うことで本編どうぞ!


歓迎会も終わって、次の日...

 

白露型の部屋で...

 

さみだれ

「うぅ、くそ頭イテェ...調子乗って酒飲み過ぎた...」

 

春雨

「もう、昨日どれだけ飲んだんですか...」

 

五月雨

「そうですよ!お酒の飲み過ぎは身体に良くありません!」

 

さみだれ

「はい、ごめんなさい...」

 

 

村雨

「全くもう、しっかりしてよね」

 

さみだれ

「ハイ...」

さみだれが皆からのお説教を受けている時 部屋の扉が勢いよく開いた...

 

「さみだれ君!二日酔いの中悪いけど、任務よ!」

 

さみだれ

「あ、茜さん、任務? ですか?」

 

「えぇ、さっき哨戒中の偵察機が、こちらに向かう敵艦隊を発見したの、先行として第三水雷戦隊に行かせたけど、敵に空母がいるらしくて、苦戦しているそうなの、それで、赤城率いる、第1艦隊には三水戦の子たちの支援にいってもらう事になったわ」

 

さみだれ

「お~初の艦隊戦かぁ~」

 

「それじゃあ、出撃ドックに行って!、赤城たちも待っていると思うわ、ちなみに編成は赤城が、旗艦で、他は、加賀、蒼龍、飛龍、秋月、そしてさみだれ君よ、まぁ、取りあえず頑張ってね~」

 

さみだれ

「あ、ハイ、了解です」

 

 

 

さみだれ出撃ドックに移動中...

 

さみだれが出撃ドックに着くと、そこには、さみだれを待っている赤城たちの姿があった...

 

飛龍

「あ!さみだれ君!」

 

さみだれ

「あ、どうも~」

 

赤城

「皆さん集まったようですね」

 

加賀

「そのようですね」

 

秋月

「さみだれさん!今回は、よろしくお願いします!」

 

さみだれ

「こちらこそよろしくね」

 

赤城

「さみだれさん、よろしくお願いしますね」

 

さみだれ

「はい、よろしくお願いします」

 

『皆、揃ったようね、さみだれ君、赤城たちの事しっかり守ってね』

 

さみだれ

「勿論です!」

 

『期待しているわ、それでは、第1艦隊!出撃せよ!』

 

「了解!」

 

 

赤城率いる第一艦隊が出撃して、数分後...

 

さみだれ

「赤城さん、間もなく作戦海域に到着です」

 

赤城

「分かりました、これより、一航戦、二航戦は直ちに攻撃隊を発艦、三水戦の方々の支援に回ります!秋月さん、さみだれさんも戦闘準備を!」

 

加賀・蒼龍・飛龍・秋月・さみだれ

「了解!」

 

赤城・加賀・蒼龍・飛龍

「第一次攻撃隊、発艦始め!」

二人が放った矢は、物凄い速さで飛んで行き、次の瞬間、矢は

艦載機となって、飛んで行った

 

さみだれ

「対空戦闘用意!」

 

戦闘指揮妖精

「対空戦闘用意!、水密扉 非常閉鎖!各部対空戦闘用意良し!」

 

秋月

「長10cm砲ちゃん頑張りましょうね!」

 

長10cm砲ちゃん

「キュー!」←翻訳(はーい)

 

 

 

 

 

 

その頃、第三水雷戦隊は敵艦載機、及び敵艦隊との戦いの真っ最中であった...

 

那珂

「もう!いくら落としても、キリがないよ!」

 

神通

「那珂ちゃん、喋ってないで敵機に、集中して!」

 

夕立

「もぉ!ブンブン煩くて、狙いが定まらないポイ!」

 

 

敵艦隊には軽空母が複数おり、敵機を落としても落としても、無限に出てくる、神通たちは敵空母を攻撃しようとするが、敵機による攻撃が激しく、自分たちの身を守る事しか出来なかった...そして敵の艦載機、一機が吹雪に狙いを定める...

 

 

睦月

「!!吹雪ちゃん!敵機 直上!」

 

吹雪

「っ!」

 

周りの皆からは、吹雪に対して悲鳴に近い声で避けて!と言っている、しかし、吹雪は恐怖のあまり、からだが動かない...

 

吹雪

(いやだ、こんなところで 沈みたくない なのに、それなのに、からだが...動かないよ...)

 

そして、敵機が、吹雪に爆弾を投下しようとしたその時だった機銃掃射をする音が聞こえたそして

ドオーン と大きな音と爆炎をあげ敵機が爆発した、吹雪たちは何が起きたのか分からなかった

 

吹雪

「な 何が...!あれって...もしかして!」

吹雪が見たもの、それは...

 

 

 

 

そう、それは、赤城達が放った艦載機たちだった...

 

赤城

「第三水雷戦隊の皆さん、ここからは我々に任せてください!」

 

赤城達の艦載機が次々と敵機、及び敵艦を撃破していく、そして

さみだれと秋月は赤城たちに近づく敵艦載機を撃破していく

 

さみだれ視点

 

ミサイル担当妖精

「インターセプトまで、5 4 3 2 1 マークインターセプト!敵機 4機撃墜」

 

レーダー員妖精

「新たな目標!8機 加賀に接近!」

 

さみだれ

「後部VLSシースパロー!2番~3番発射よ~い」

 

ミサイル担当妖精

「目標データ 入力完了 後部VLS 2番~3番発射よ~い 撃て!」

 

さみだれから、8発の対空ミサイルが発射され、加賀に近づく敵機を撃墜していく

 

秋月

「さみだれさんに負けてはいられません! 長10cm砲ちゃん!赤城さんたちに、一機も近づけたらダメですよ!」

 

長10cm砲ちゃん

「キューキューキュー!」←翻訳(勿論です!)

 

吹雪

「す、凄い...」

 

夕立

「ポイ...」

 

睦月

「!!見て! 敵の艦隊と艦載機が撤退していくよ!」

 

赤城たちの攻撃で、大打撃を受けた深海性艦の艦隊は逃げるように撤退していった...

 

さみだれ

「対空戦闘 用具納め~」

 

戦闘指揮妖精

「対空戦闘 用具納め良し!」

 

赤城

「神通さん、大丈夫でしたか?」

 

神通

「はい、お陰様で、危ないところをありがとうございました」ペコリ

 

赤城

「いえいえ、ご無事で何よりです」

 

さみだれ

「吹雪たちも大丈夫か?」

 

吹雪

「あ、はい!大丈夫です!」

 

睦月

「睦月も大丈夫だよ 」

 

夕立

「助かったポイ~、流石私の弟っポイ!」

 

さみだれ

「夕立姉さん、それ村雨姉さんが言ってた台詞...」

 

 

 

 

鎮守府 白露型の部屋...

 

村雨

「クシュン!」

 

春雨

「村雨姉さん、風邪ですか?」

 

村雨

「う~ん、どうかしら? もしかして誰か噂してるのかなぁ...?」

 

 

 

場面戻って...

 

 

川内

「ねぇ~早く帰ろう~」

 

神通

「そうですね、皆 損傷しているようですし」

 

赤城

「そうですね、鎮守府に帰投しましょう」

 

「はい!」

 

鎮守府に帰投中...

 

 

道中...

 

夕立

「ねぇねぇ、さみだれ君!」

 

さみだれ

「?どしたの?」

 

夕立

「夕立と、吹雪ちゃんと、睦月ちゃんの中で 誰が一番カワイイっぽい?」

 

さみだれ

「え?ちょ、唐突過ぎません?」

 

睦月・吹雪

「え ?!」

 

夕立

「誰っぽい?」

 

さみだれ

「何故急に...」

 

夕立

「単純に、気になったポイ!」

 

さみだれ

「えぇ...いやぁ、誰って言ってもなぁ...」

 

睦月

「睦月もちょっと気になる...かな?」

 

吹雪

「えぇっと、私は...」

 

その時だった...

 

 

さみだれ視点

 

ソナー員妖精

「! ソナー魚雷音探知! 数6!」

 

さみだれ

「なに!魚雷だと!」

 

「え?!」

 

那珂

「魚雷って、潜水艦?!」

 

神通

「何故、こんなところに...」

 

赤城

「皆さん!回避行動を!」

 

さみだれ視点

 

ソナー員妖精

「ん?まて、この音...!さみだれさん!これは魚雷ではありません!」

 

 

さみだれ

「なに!なんだ!」

 

ソナー員妖精

「これは...対艦ミサイルです!」

 

さみだれ

「?!」

 

 

 

 

今回はここまで

 

 

 

 

 

 

 

 




はい、如何だったでしょうか?今回は少し短めでしたが、
次回は察しの通り、現代の潜水艦VS護衛艦さみだれです!
現代艦同士の戦いは結構カオスになりそうですがね...



皆さんからのご感想、アドバイス お待ちしています!


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第8話

赤城たちは先の戦闘で勝利し、鎮守府に帰投中、所属不明の潜水艦から攻撃を受けていた...しかも、相手が撃ってきたのは、魚雷ではなかった...

 

ソナー員妖精

「ん?まて、この音...!さみだれさん!これは魚雷ではありません!」

 

さみだれ

「なに!なんだ!」

 

ソナー員妖精

「これは...対艦ミサイルです!」

 

さみだれ

「?!」

 

ソナー員の報告と同時に海の中から 何かが勢い良く飛び出してきた

 

レーダー員妖精

「ESM探知 目標よりミサイルシーカー波探知!!目標はハープーン、数は6、全て本艦に向かってきます!!」

 

さみだれ

「何?全て?!」

 

夕立

「な、何が どうなってるっポイ?!」

 

さみだれ

「所属不明の潜水艦からの対艦ミサイルによる攻撃です!迎撃するので皆さんは下がってください!」

 

赤城

「分かりました!」

 

さみだれ

「左対空戦闘!主砲にて対処!並びに電子戦 EA 攻撃始め!」

 

戦闘指揮妖精

「了解 左対空戦闘!主砲 攻撃始め!EA 攻撃始め!」

 

砲雷長妖精

「主砲 撃ち~方~始め~」

 

ドーン ドーン ドーン

さみだれの主砲は向かってくる対艦ミサイルに対して

砲撃を始めた...

 

レーダー員妖精

「対艦ミサイル 4機撃墜、残り2機 進路変わらず 真っ直ぐ突っ込んでくる!」

 

さみだれ

「CIWS AAWオート!」

 

続いてCIWSによる迎撃にはいる CIWSの銃口が残りの対艦ミサイルに向けられ 発砲する...1機撃墜したが まだ後もう1機の対艦ミサイルがさみだれに向かって来ている...

 

さみだれ

「回避航行!、チャフ発射初め!」

 

さみだれに搭載されているMk.137 6連装デコイ発射機から発射されたチャフ・ロケット弾は、さみだれの頭上で炸裂し、カートリッジに内蔵したグラスファイバーの破片をまきちらし、巨大なチャフ雲を展開した...そして発射と同時にさみだれは回避行動に入る

 

さみだれに向かってくる対艦ミサイルは

展開されたチャフ雲に突入し、近接信管を作動させ爆発した...

 

レーダー員妖精

「...全対艦ミサイルの撃墜を確認 本艦に近づく対空目標なし」

 

さみだれ

「...了解、ソナー員妖精 敵の潜水艦は探知できたか?」

 

ソナー員妖精

「いえ、できていません...」

 

さみだれ

「...そうか、なら、航空機緊急発進、対艦ミサイルが発射された地点に向かえ」

 

パイロット妖精

「了解、システムオールグリーン 出力安定 発艦準備良し」

 

さみだれ

「発艦せよ」

 

パイロット妖精

「Take off!」

 

 

さみだれ

「曳航ソナー曳航開始!」

 

ソナー員妖精

「了解」

 

さみだれからは曳航ソナーが展開され...SH60kからはソノブイが投下された...

 

赤城

「さみだれさん、一体どうなっているんですか?」

 

蒼龍

「そうそう!何で潜水艦から対艦ミサイルが...」

 

さみだれ

「...自分なりの推測ですが、この世界に僕と同じ、現代艦が居るのではないかと...」

 

飛龍

「さみだれ君が居た世界の軍艦って事?」

 

さみだれ

「はい...」

 

睦月

「どうするの?」

 

さみだれ

「...正直、潜水艦相手だとちょっと大変ですねぇ...」

 

吹雪

「え、でも、さみだれさん、対潜が強いんじゃ...」

 

さみだれ

「あー まぁ、それはそうなんですが...相手が現代の潜水艦となると結構大変なんです...それに、現代の潜水艦はソナーに発見されないように特殊コーティングした物が多いですし」

 

吹雪

「そうなんですね...」

 

さみだれ

「はぁ~こうゆうときにDDHの人がいたらなぁ...」

 

加賀

「DDH?」

 

さみだれ

「ヘリコプター搭載型護衛艦って言う意味です」

 

川内

「どんなの?」

 

さみだれ

「僕にも搭載されている、SH-60J/K対潜哨戒ヘリコプターを多数搭載した護衛艦で、対潜哨戒を主な任務になっています」

 

蒼龍

「へぇ~」

 

さみだれ

「ちなみに、自分が所属していた、第4護衛隊群第4護衛艦隊にも居ました」

 

夕立

「誰っポイ?」

 

さみだれ

「かがさんです」

 

加賀

「え?」

 

赤城

「かがさんですか、名前は受け継がれているんですね」

 

さみだれ

「はい、そうなんです~...って、もう少し緊張感持ちましょうよ!敵の潜水艦に狙われてるんですよ?!」

 

飛龍

「いや、話持ち出したの、さみだれ君だけど...」

 

さみだれ

「... ナンノコトヤラ」

 

夕立

「めっちゃ棒読みっポイ~」

 

さみだれ視点

 

パイロット妖精

「!! ソノブイ音源探知!方位 北緯32.850584

東経138.132780、水深340メートル!」

 

さみだれ

「やっとお出ましか! 対潜戦闘! 前甲板VLS VLAアスロック 1番発射用意!」

 

対潜戦担当妖精

「了解、対潜戦闘!前甲板VLS VLAアスロック1番発射用意良し!」

 

さみだれ

「撃て!」

 

対潜戦担当妖精

「撃て!」

 

前甲板VLSから、VLAアスロックが敵潜水艦に向けて発射された...

 

対潜戦担当妖精

「アスロック 正常に飛翔中」

 

アスロックは敵潜水艦に一定の距離まで飛翔すると、短魚雷を切り離し パラシュートで減速、着水して、敵潜水艦に向かっていった...

 

ソナー員妖精

「敵潜水艦まで、距離、 400 300 200 100 命中します...。敵潜は...未だ健在!」

 

さみだれ

「なに!...」

 

ソナー員妖精

「魚雷音探知!魚雷音2本 左舷 9時の方向から接近!」

 

さみだれ

「っ!回避行動!」

 

敵潜水艦が発射した魚雷の内1本は躱したが残りの1本が迫っている...そしてその1本が吹雪に向かっていた

 

さみだれ

「...砲雷長妖精!あの魚雷を撃てるか!」

 

砲雷長妖精

「え、あ、はい!」

 

さみだれ

「絶対に魚雷に当てろ!ただし!吹雪には絶対当てるなよ!」

 

砲雷長妖精

「りょ、了解!」

 

さみだれ

「主砲!撃て!」

 

砲雷長妖精

「撃て!」 ドーン

 

 

 

 

 

睦月

「!!吹雪ちゃん!魚雷!」

 

吹雪

「え?」

吹雪がそう言って魚雷が近づく方向に目をむけると、突如魚雷が目の前で爆発した

 

吹雪

「ぇ....」

 

さみだれ

「吹雪!大丈夫か!」

 

吹雪

「さみだれさん...あ、はい!」

 

さみだれ

「よかった... もう魚雷は撃たせない! 前甲板VLS VLAアスロック!2番 発射よ~い 撃て!」

 

対潜戦担当妖精

「発射よ~い 撃て!」

 

ソナー員妖精

「アスロック着水音、敵潜に向かいます...」

 

さみだれ

(どうだ...当たるか...)

 

ソナー員妖精

「敵潜まで、400 300 300 100 ...魚雷の命中音を確認」

 

パイロット妖精

「海上に多数の浮遊を確認!撃沈したと思われる」

 

さみだれ

「ふぅ、了解、対潜戦闘用具納め~」

 

戦闘指揮妖精

「対潜戦闘用具納め良し!」

 

さみだれ

「一様対潜警戒は厳に」

 

戦闘指揮妖精

「了解です」

 

夕立

「倒したっポイ...?」

 

神通

「そう...みたいですね」

 

睦月

「す、凄い...」

 

秋月

「これが、未来の対潜戦ですか...凄いですね...」

 

赤城

「大丈夫ですか?さみだれさん?」

 

さみだれ

「えぇ、大丈夫です、取りあえず誰にも被害が無くてよかった...」

 

赤城

「そうですね、さみだれさんのお陰です」

 

さみだれ

「ありがとうございます」

 

赤城

「では、次こそ 鎮守府に帰投しましょうか」

 

「了解!」

 

さみだれ視点

 

パイロット妖精

「ん?何か海上に...あれは、人?! ホーク1より

さみだれへ!海上に人がいます!」

 

さみだれ

「何?!まさか、新手か!」

 

さみだれ以外の皆

「え?」

 

夕立

「また攻撃されるっポイ?!」

 

神通

「流石にこれ以上は...もう、燃料や弾薬も残りわずかです...」

 

パイロット妖精

「...ん?あれって...!!さみだれさん!あれは...艦娘ですよ!」

 

さみだれ

「え?まじ?」

 

パイロット妖精

「あ!こっちに手を振ってます!」

 

さみだれ

「...分かった、赤城さん、接触しても?」

 

赤城

「良いでしょう」

 

さみだれ

「ありがとうございます」

 

そう言って、さみだれは、その正体不明の艦娘に会いに行く...そして...

 

???

「あ!さみだれさん!」

 

さみだれ

「えっと...どちら様でしょうか...」

 

???

「私ですよ!私!」

 

さみだれ

「いや、オレオレ詐欺みたいに言われても...」

 

???

「もう!しょうがないですね!...私の名前は...」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうりゅう

「そうりゅう型潜水艦 一番艦のそうりゅうです!よろしくね!」

 

 

 

さみだれ

「......え?!そ、そうりゅうさん?!」

 

そうりゅう

「どうも~始めまして なのかな?」

 

さみだれ

「あ、あぁ、始めまして...」

 

蒼龍

「さみだれ君~どうだった?って...え?!私が居る?!」

 

夕立

「蒼龍さんが、2人いっるポイ!」

 

さみだれ

「...もしかして、攻撃してきたのってそうりゅうさんですか?」

 

そうりゅう

「え?何のこと?私 何か目が覚めたらここに居たんだけど...」

 

さみだれ

「あ、なら大丈夫です...」(いや、絶対そうだろ...あ、もしかして記憶にないとかかな?)

 

蒼龍

「さみだれ君、この子ってもしかして...」

 

さみだれ

「あ、はい、自分と同じ、海上自衛隊の艦艇です、まぁ、取りあえず、茜さんに 連絡いれます?」

 

赤城

「それもそうですね......提督に連絡中→『はい、そうです、はい はい 分かりました』...提督が連れてきて、と」

 

さみだれ

「じゃあ、そうりゅうさん!着いてきてください!」

 

そうりゅう

「あ、うん!」

 

 

 

 

その頃鎮守府では...

 

「ふぅ~取りあえずこれで一安心かしら...」

 

さみだれたちが潜水艦と交戦した、と言う報告を受け、内心、結構焦っていたが、潜水艦を撃沈、被害は無しと言う報告を受け、取りあえず安心していた...

 

「そう言えば、なんか、ドロップ艦を発見したって言ってたわね~どんな子かしら~」

 

と、呑気に言っていると...執務室の扉が勢い良く開いた...

 

ビクッ!「ちょ、何事?!」

 

明石

「て、提督!大変です!ちょっと工廠にきてください!」

 

「え、えぇ 分かったわ」(困惑)

 

工廠に移動中...

 

「で、何が大変なの?」

 

明石

「それがですねぇ、大型建造したら、見たこと無い建造時間で...」

 

「また勝手に大型建造したの...まぁ良いけど...どれどれ」

 

そう言って建造時間を見ると...

 

[50:20:52]

 

「...えぇ?ナニコレ...」(困惑)

 

明石

「どうします?」

 

「明石...バーナー使っちやって!」

 

明石

「わっかりました!! 妖精さん!やっちゃってください!」

 

妖精さん

「了解!ファイアー」

 

ボオ~~~

 

妖精さん

「できました!」

 

妖精さんがそう言うと建造ドックから1人の女性が出てきた...そして...

 

かが

「始めまして、日本国海上自衛隊 いずも型ヘリコプター搭載型護衛艦2番艦のかがです、よろしく」

 

茜・明石

「...ん?」困惑×2

 

 

 

はい、今回はここまでです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




如何だったでしょうか?
今回はそうりゅう、かがの登場でした!
この先も他の護衛艦等出していきますので、よろしくお願いします!

それでは、次回もお楽しみに!!

ご感想、アドバイス等もお待ちしております!!


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第9話

鎮守府 工廠にて...

 

「えっと... あなたは加賀さんで良いのかしら...?」

 

かが

「えぇ、そうよ 」

 

明石

「あれ?でもさっき、海上自衛隊って...」

 

「あ、確かに...」

 

かが

「ちなみにここは何処なのかしら?」

 

「あぁ、ここは横須賀鎮守府よ」

 

かが

「横須賀...鎮守府?」

 

「えぇ、そうよ」

 

かが

「...すみません、今は何年でしょうか?」

 

明石

「今は2013年ですよ」

 

かが

「...成る程 つまり私は 過去の日本に来たと言うことですか しかも私が知っている日本では無さそうですね」

 

「えぇ、そうよ」

 

明石

「あ!そう言えば、さっき海上自衛隊って言ってましたよね」

 

かが

「そうだけど...なに?」

 

明石

「さみだれって言う護衛艦知ってますか?」

 

かが

「えぇ、知っているわ、なんせ、同じ護衛隊ですし...だけど、何故さみだれ?」

 

「さみだれ君も最近この鎮守府に着任したからよ」

 

かが

「そう...さみだれが居るのね」

 

「まぁ、今は任務中だけどねぇ~」

 

かが

「任務?」

 

「えぇ、まぁ、もうすぐ帰ってくると思うわ」

 

かが

「そうですか...なら、気長に待つとしましょう」

 

「あ、じゃあ、帰ってくるまでの間、明石にこの鎮守府の案内してもらおうかしら」

 

明石

「え...まぁ、良いですけど...」←(内心めんどくさい)

 

「かがさんは良いかしら?」

 

かが

「えぇ、お願いしようかしらね」

 

そう言うとかがは明石に連れられ工廠を出ていった

 

そしてさみだれたちは仲良く話しながら鎮守府に向かっていった

 

 

飛龍

「ねえねえ!そうりゅうちゃんって母港って何処なの?」

 

そうりゅう

「私は呉ですよ~」

 

蒼龍

「呉かぁ~てっきり私と同じ横須賀かと思ったけどなぁ~ 同じ名前だし」

 

睦月

「そうりゅうさんってどんな潜水艦なんですか?」

 

そうりゅう

「どんなかぁ~うん~海上自衛隊潜水艦初の非大気依存推進を搭載した潜水艦かなぁ~」

 

吹雪

「非大気依存推進?」

 

そうりゅう

「非大気依存推進ってのは、ディーゼル機関の作動に必要な酸素を取り込むために浮上もしくはシュノーケル航走をしなくても長時間潜航していられる推進システムのことを言うんだよ~」

 

川内

「ん~取りあえず長く潜って居られるってこと?」

 

そうりゅう

「まぁ、そうですね~」

 

川内

「へぇ~凄いねぇ~」

 

秋月

「武装は何があるんですか?」

 

そうりゅう

「ん~HU-606 533mm魚雷発射管が6門で、発射できる

のが89式長魚雷とハープーンSUMだよ~」

 

秋月

「以外と少ないですね」

 

そうりゅう

「まぁ、昔の潜水艦なら対空砲やらなんやら、積んでただろうけどねぇ~現代の潜水艦には正直必要無いしねぇ~」

 

秋月

「そうなんですね」

 

蒼龍

「ちなみになんだけど、さみだれ君たちって、元の世界で実戦経験とかってあるの?」

 

さみだれ

「うん~実戦経験はないですけど、アデン湾ソマリア沖海賊対処ならしたことありますねぇ」←(中身元中学生だから実際やってない)

 

そうりゅう

「私は特にないかなぁ~」

 

蒼龍

「へぇ~、じゃあ、さみだれ君たちがいた世界は平和だったってこと?」

 

さみだれ

「ん~まぁ、今よりは平和かなぁ?」

 

そうりゅう

「そうですねぇ...」

 

蒼龍

「へぇ~そっかぁ」

 

さみだれ

(平和かぁ...平和ってなんだろうなぁ...)

 

赤城

「皆さん間もなく鎮守府です、入港の準備を」

 

「了解!」

 

 

 

そして...

 

「皆お帰りなさい」

 

夕立

「ただいまっポイ!」

 

那珂

「たっだいまぁ~」

 

「皆良く頑張ったわね、報告は後で聞くから、皆先に入渠してきていいわよ」

 

「は~い!」

 

そう言うとさみだれ以外の皆が入渠施設に向かった

 

さみだれ

「あ、そうだ、茜さん!」

 

「ん?なに?さみだれ君?」

 

さみだれ

「さっき無線で言ってたドロップ艦の方が居るんですけど...」

 

「あぁ、そう言えばそうだったわね、どの子?」

 

さみだれ

「彼女です」

 

さみだれはそう言ってそうりゅうの方に視線を向ける

 

そうりゅう

「始めまして!司令!私は海上自衛隊、そうりゅう型潜水艦1番艦のそうりゅうです!よろしくお願いします!」

 

「始めまして、横須賀鎮守府提督の茜です、よろしくね 」

 

さみだれ

「あれ?驚かないの?」

 

「なれた」

 

さみだれ

「え?なれた...?」

 

「まぁ、色々あったんだよ」

 

明石

「提督~鎮守府の案内あらかた、終わりました~」

 

さみだれ

「あ、明石さん」

 

明石

「あれ?皆帰ってきてたの?」

 

さみだれ

「はい、ついさっき」

 

さみだれが明石と話していると、かががさみだれに話しかけた

 

かが

「あら、さみだれ、帰ってきてたのね」

 

さみだれ

「...ん?加賀さん?」

 

かが

「多分、貴方が想像している加賀でわないわよ」

 

さみだれ

「......もしかして、護衛艦の方のかがさん?」

 

かが

「えぇ、そうよ」

 

さみだれ

「まさか、かがさんもこっちの世界に来ていたは...」

 

かが

「あら、私以外にも他の艦が来てるのかしら?」

 

さみだれ

「えぇ、こっちにいる、そうりゅうさんです」

 

そうりゅう

「どうも、はじめまして!かがさん!そうりゅう型潜水艦1番艦のそうりゅうです!よろしくお願いします!」ペコリ

 

かが

「そうりゅうさんでしたか、こちらこそよろしくお願いします」ペコリ

 

 

「じゃあ、2人の部屋だけど、かがさんが赤城たちの部屋でそうりゅうちゃんが、潜水艦の子達の部屋ね、皆にはちゃんと話しておくから、心配しないでね 」

 

かが

「ご配慮感謝します」ペコリ

 

そうりゅう

「ありがとうございます!」

 

「こりゃあ、また、お祭り騒ぎになるなぁ~」

 

さみだれ

「歓迎会やるんですか?また」

 

「まぁねぇ、うちの鎮守府では、新しい子がきたら歓迎会やるのがルールみたいなものだから、先週だけで、5回も歓迎会したわよ...」

 

さみだれ

「お金大丈夫なんですか、それ...」

 

「これでも、私結構裕福な家で育ったからお金なんて沢山あるわよ!」エッヘン

 

さみだれ

「へぇ~そうなのかぁ~」(棒読み)

 

「よし!それじゃあ、早速歓迎会の準備しますか!」

 

 

 

 

 

 

今回はここまで

 

 

 

 

 

 

 

 




はい、いかがだったでしょうか?今回はなんか、内容地味な感じでしたけど...取りあえずこんな感じです。



皆さんからの、ご感想、アドバイスお待ちしております!また、出してほしい護衛艦とかあれば教えてください(ただし、必ず出すとは言ってない)、では、See you next time~


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第10話

まず、一言、護衛艦もがみ、進水おめでとうございます!、いや~ついに3900t型護衛艦こと、もがみが進水しましたね!これで、最上と、言う艦名は今回ので四代目?なんですかね?取りあえず今後の、もがみの活躍に期待です!

それでは本編どうぞ!


かがと、そうりゅうの歓迎会が終わり二人は空母寮と潜水艦寮に向かった...

 

かが視点

 

赤城

「かがさん、ここが私たちの部屋です」

 

かが

「失礼します」ガチャ

 

かがが部屋の扉を開けると...

 

パン!と大きな音とともに紙テープや紙ふぶきが周りに散乱した...そして...

 

部屋にいる皆

「かがさん、着任おめでとう!!」

 

かが

「え、えぇっと...」

 

隼鷹

「ほぉ~本当に加賀さんそっくりだねぇ~」ヒック

 

龍驤

「ほんまやな~」

 

瑞鶴

「なんか、加賀さんが、二人も居ると変な感じ...」

 

加賀

「ハァ...全く、これだから五航戦は...」

 

瑞鶴

「ちょっと!なによ!」

 

 

 

 

かが

「(あのお二人は仲がわるいのでしょうか...)

えっと、これは...」

 

祥鳳

「まぁ、なんと言えばいいんでしょう...呑みなをしみたいなものでしょうか?」

 

隼鷹

「ん~、まぁ、空母だけで、かがさんの歓迎会みたいなものかなぁ~」

 

飛鷹

「あんたはただ、お酒や呑みたいだけでしょ...」

 

隼鷹

「あはは...」

 

蒼龍

「まぁ、そう言うことです、さ、かがさんもどうぞ!」

 

かが

「いいのかしら...」

 

飛龍

「大丈夫ですよ、今日ぐらい!」

 

かが

「そう、まぁ、少しだけなら...」

 

瑞鳳

「卵焼き焼いたんですけど、皆さん、たべりゅ?」←噛んだ

 

蒼龍

「たべりゅ!たべりゅ!」

 

飛龍

「私も私も!」

 

龍驤

「うちも、食べるで~」

 

かが

「(とても楽しい)」

 

 

 

 

 

 

 

そうりゅう視点

 

伊19

「ここがイクたちのお部屋なの~」

 

そうりゅう

「お邪魔しま~す」

 

伊58

「その子が新しく着任した、潜水艦でち?」

 

伊168

「へぇ~、ホントに蒼龍さんに似てるんだ」

 

伊47

「はじめまして、そうりゅうさん伊47です、ヨナと読んで下さい」ペコリ

 

伊58

「伊58でち、ゴーヤって読んでほしいでち」

 

伊168

「どうも、はじめまして、伊168です、イムヤって読んでね!」

 

そうりゅう

 

「皆さんはじめまして!そうりゅう型潜水艦1番艦のそうりゅうです!よろしくお願いします!!」

 

伊19

「まだほかにも、潜水艦の子が居るけどあいにくオリョクル中で、居ないなの~」

 

そうりゅう

「オリョクル?ってなんですか?」

 

伊58

「一言で言うと、地獄でち」

 

そうりゅう

「じ、地獄?」

 

伊168

「まぁ、その内分かるようになるわよ」

 

そうりゅう

「そ、そうですか...」(どんな感じだろう...)

 

場面変わってかが視点

 

隼鷹

「おらぁ~もっと酒~ヒック」

 

飛鷹

「ちょっと!お酒呑みすぎよ!」

 

かが

「...あの、隼鷹と言う方は何時もこんな感じなんですか?」

 

大鳳

「まぁ、そうですねぇ...お酒があると何時もこんな感じです...」

 

かが

「そう...」グビッ

 

蒼龍

「かがさん結構呑んでるけど、全然平気そう...」

 

飛龍

「そう言えば、さみだれ君も、駆逐艦?にしては結構呑めてたよね」

 

龍驤

「あ~確かになぁ~」

 

かが

「さみだれ...」

 

赤城

「かがさん?どうかしましたか?」

 

かが

「いえ、何でもないです...」(あれは確かにさみだれだった、けど、さみだれではないような感じがした...でも、やっぱり、気にしすぎかしら...)

 

瑞鶴

「あれ~、加賀さん、手が止まってますよ~、もう、呑めないんですか~」

 

加賀

「あら、そう言う貴方こそあまり呑んでいないように見えるのだけど」

 

瑞鶴

「ふん!私はチョビチョビ呑む派だから」

 

加賀

「あらそう?私も少しずつ呑む派よ?それに、貴方が呑んでるのって、ノンアルコールじゃない?」

 

瑞鶴

「な、なんのことかしら...」(汗)

 

加賀

「ハァ、これだから五航戦は...」

 

瑞鶴

「くっ!私だって、お酒ぐらい呑めるわよ!」

瑞鶴は隼鷹のお酒をぶん取り呑みはじめたそして...

 

瑞鶴

「ふぇ~加賀しゃんが、5人いる~」

 

案の定瑞鶴は酔ってしまった...それもそのはず、隼鷹が呑んでいた、お酒は度数95%の極めて強いお酒だからだ

 

加賀

「ホントにこれだから五航戦は...」スク

 

赤城

「加賀さん?どうしたんですか?」

 

加賀

「瑞鶴を部屋まで運んで行きます」

 

翔鶴

「すみません、加賀さん、うちの妹が...」

 

加賀

「大丈夫です、これでも、大切な後輩ですから...それでは」ガチャ

 

そう言って加賀は瑞鶴を抱えて部屋を後にした...

 

 

 

 

 

 

さみだれ

「え?俺の出番は?」

 

 

 

 

 

今回はここまで!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




皆様からのご感想、アドバイス、お待ちしております!

また、出してほしい艦艇などありましたら、コメントで教えて頂ければ出来るだけ出そうと思います!
必ず出すとは言ってない!(二回目)

それでは皆さん次回もお楽しみに!


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第11話

さみだれ

「ん~ここで良いんだよねぇ...」

 

現在さみだれは、鎮守府内にある射撃演習場に来ていた

 

さみだれ

「確か案内してくれる憲兵さんが居るって、茜さんが言ってたよね...」

 

まず何故さみだれが射撃演習場に来ているかと言うと、

さみだれの艤装の中に特別警備隊(SBU)妖精さんが使用する小銃が、さみだれも使えると言うのを副長妖精から聞き、自分も何時でも使えるようにしたい、と言うこで、茜に伝えると 茜「じゃあ、憲兵たちが使ってる射撃演習場使う?」と、言われたので さみだれ「あ、はい」と言うことになった...そして...

 

???

「あら?貴方がさみだれ君?」

 

さみだれ

「あ、はい、そうです、貴方は?」

 

朝霧崎

「朝霧崎よ、憲兵隊の隊長で、階級は大尉、取りあえず、よろしくね 」

 

さみだれ

「こちらこそよろしくお願いします!」

 

朝霧

「うんうん、元気があっていいねぇ~」

 

さみだれ

(この鎮守府全体的に女性が多いな...まぁ男性の人もちらほら居るけど...)

 

昔は日本中にある鎮守府は男性が多く勤務していたが、近年、一部の鎮守府では女性が、多く勤務するようになった、その理由として、男性提督、もしくは憲兵、等による艦娘へのセクハラや暴力などが相次いだ為だ

 

朝霧

「それじゃ、演習場に入ろうか」

 

さみだれ

「あ、はい!」

 

さみだれ・朝霧射撃場に移動中...

 

朝霧

「ここよ」ガチャ

 

朝霧が射撃場のドアを開けると、そこでは、射撃訓練中の多数の憲兵たちがいた

 

さみだれ

(どんな銃撃ってるんだろう?)

 

と、言ってさみだれは憲兵たちが撃っている銃を見る

 

さみだれ

(ん~あれは三八式歩兵銃と、あれは一〇〇式短機関銃、あれは、南部十四年式拳銃、あ!コルトM1911がある!けど初期型のやつか...あれは...M3かぁ、なんか旧式の銃多くね?もしかしてこっちの世界は技術がまだ発達してない感じかな?)

 

朝霧

「じゃ、早速さみだれ君!撃ってみる?」

 

さみだれ

「あっ、はい、そうですね」(ちなみに、さみだれ(平山優成)は元の世界でサバゲーをしており、銃の知識は少しだけある)

 

さみだれはそう言うと持って来ていたバックから89式小銃一丁と、SIG-P226と各種弾帯をとりだした

 

朝霧

「お~、見たことない、銃だねぇ~、これが未来の銃かぁ~、」

 

さみだれは空いているシューティングレンジに行き、まず、SIG-P226から射撃しようとする

 

さみだれ

(右見て、左見て、後ろ見て、よし、安全確認よし!)

 

さみだれは周りの安全を確認すると、拳銃にマガジンを差し込み、スライドを引いた、そして...

 

ドン!ドン!ドン!、

 

さみだれは5発射撃し、5発中2発が的の真ん中に当たった

 

続けてさみだれは5発の弾丸を撃つドン!ドン!ドン!ドン!ドン! 次は5発中2発が命中した

 

さみだれ

「うん~、なんか、バラバラだなぁ...」

 

朝霧

「あぁ、それは、撃った時の反動で、銃身が上にいっちゃってるからよ、だからもう少し、銃を前に付き出して、撃ってみ」

 

さみだれ

「あ、了解です」

ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!

5発また射撃し、5発中4発が命中した

 

朝霧

「そうそう、いいねぇ~」

 

さみだれ

「ありがとうございます!」

 

さみだれ

「次は、89式小銃を撃ってみるか」

 

さみだれは89式小銃を手に取り、再度周りの安全を確認し89式にマガジンを差し込み、コッキングレバーを引くそしてセーフティを解除して...

 

さみだれ

「まずは、セミで撃つかな」

 

ドン!ドン!ドン!ドン!

 

命中弾は5発中4発

 

さみだれ

「次はフル」

 

さみだれはセレクターを『タ』から『レ』に変える

 

ドドドドドド

 

命中弾は15発中9発

 

さみだれ

「最後はバーストだな」

 

セレクターを『レ』から『3』に変える

 

ドドドン.ドドドン.ドドドン.ドン!

 

命中弾は10発中7発

 

朝霧

「へぇ~凄いねぇ~その銃、命中精度も高いし、射撃速度も結構速いし、その銃めっちゃ欲しい」

 

さみだれ

「流石に無理です」

 

朝霧

「まぁ、そりゃそっか☆」

 

そんな会話をしていると...

 

放送

『緊急招集、護衛艦さみだれは、直ちに執務室へ出頭してください、繰り返します、護衛艦さみだれは直ちに執務室へ出頭してください』

 

さみだれ

「え?、待って、俺なんかした?」アセリ

 

朝霧

「あらあら、さみだれ君、呼び出されちゃったわね、ナニかしたのかしら?」笑

 

さみだれ

「いや、なにもしてないですけど...」

 

朝霧

「まぁ、早く行った方が良いんじゃない?」

 

さみだれ

「それもそうですね、あ、朝霧さん、今回はありがとうございました!それでは!」

 

朝霧にお礼を言いさみだれは執務室に向かった...

 

 

さみだれ執務室に移動中...

 

 

 

さみだれ

コンコンコン「失礼します」ガチャ

 

さみだれは執務室の扉を開ける

 

「待ってたわ、さみだれ君」

 

さみだれ

「えっと、自分に何か、用でしょうか?」

 

「えぇ、ちょっと任務でね」

 

さみだれ

「え?任務?またですか?」

 

「えぇ、しかも今回は割りと質が悪いものよ」

 

さみだれ

「?」

 

「最近よく出没している、海賊に民間の輸送船が襲撃されたそうなの、しかも海賊船は退役したばかりのアメリカの駆逐艦なのよ」

 

さみだれ

「あ~、確かに質が悪いですねぇ」

 

「それで、貴方たちには、その海賊船の捜索に行ってもらうわ」

 

さみだれ

「ん?貴方たち?」

 

かが

「私よ」

 

さみだれ

「あ...かがさんでしたか」

 

そうりゅう

「私もいますよ~」

 

さみだれ

「あ、そうりゅうさん、居たんだ...」

 

そうりゅう

「ヒドイ!」

 

「今回は最近着任した、この二人にも出撃してもらをうと思ってね、まぁ、今回の任務はあくまでも捜索だから、そこまで心配しなくても良いと思うわ」

 

さみだれ

「はぁ...」

 

「まっ、そんな感じかな、あ、旗艦は経験豊富なさみだれ君でよろしくね」

 

さみだれ

「ゑ?かがさんじゃないんですか?」

 

「まぁ、さみだれ君の方が実戦経験もあるし、良いかなぁ~と、思って」

 

さみだれ

「まぁ、良いですけど...」

 

「そんじゃ、宜しく~」

 

 

 

 

 

その頃...

 

 

 

 

海賊船艦内...

 

海賊A

「ヒヒヒ、大量に物資と、金が手に入ったぜ」

 

海賊B

「いや~、やっぱり軍艦って良いですね、主砲を相手に向けて脅せば、言うこと聞いてくれますし」

 

海賊ボス

「あぁ、それに...」チラ

 

海賊ボス

「良い商品も手に入ったしな」

 

少女たち

「ヒッ!」

 

海賊のボスが見た方向には、数人の少女たちが拘束され、怯えていたのだった...

 

 

 

 

 

 

今回はここまで!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい、如何だったでしょうか?

皆様からの、ご感想、アドバイス、お待ちしております!

次回もお楽しみに!

(近々また、アンケートを取ろうと思っております!)


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第12話

さみだれ達は大本営からの指示で海賊船の捜索に出ることとなった、そして、さみだれたちは、今回海賊船が出没した海域に到着したところだった...

 

 

さみだれ

「ん~現場海域に到着したけど...何も居ない!」

 

かが

「当たり前です」

 

そうりゅう

「流石に移動しちゃってますよ~」

 

さみだれ

「ん~でもなぁ、レーダーにも反応ないし...」

 

さみだれ

「かがさんの、ヘリはどうですか?」

 

かが

「ちょっとまってください」

 

そう言うとかがは哨戒中のヘリに無線をする

 

かが

「かがより、イーグル1~4へ何か見つけましたか?」

 

イーグル1パイロット妖精A

『こちらイーグル1、何も発見できません!』

 

イーグル2パイロット妖精A

『イーグル2、同じく何も確認できません』

 

イーグル3パイロット妖精A

『イーグル3何も確認できず』

 

イーグル 4パイロット妖精A

『イーグル4何も...ん?』

 

かが

「どうかしましたか?イーグル4?」

 

イーグル4パイロット妖精A

『レーダーに水上目標を探知しました!』

 

さみだれ・かが・そうりゅう

「!!!」

 

さみだれ

「かがさん!」

 

かが

「分かっているわ、かがより、イーグル4へ、直ちに目標まで接近、目視で確認せよ」

 

イーグル4パイロット妖精A

『了解、目視での確認をします!』

 

イーグル4そう言うとレーダーに写った水上艦と思われる物に向かっていった...

 

 

イーグル4パイロット妖精A

「ふむ...もうすぐ目視できるはずだ」

 

イーグル4パイロット妖精B

「あ!4時の方向に水上艦を確認!」

 

イーグル4パイロット妖精A

「武装等は確認出きるか?」

 

イーグル4パイロット妖精B

「ん~っと...」

 

イーグル4パイロット妖精Bが双眼鏡で確認しようとすると...

 

イーグル4パイロット妖精B

「ん?何か光って...」

 

イーグル4パイロット妖精Bは何か光ったと思い確認しようとした瞬間...

 

イーグル4パイロット妖精B

「な?!発砲です!対象から発砲されました!」

 

艦艇から何か光ったかと思った瞬間、ヘリコプターの機体に多数の銃弾が襲う

 

イーグル4パイロット妖精A

「マジかよ?!クソ!イーグル4よりかがへ!対象艦艇から発砲されました!」

 

かが

「っ!かがよりイーグル4へ直ちに現海域を離脱せよ!」

 

イーグル4パイロット妖精A

「りょ、了解!」

 

イーグル4は発砲をうけ、直ちに現海域を離脱した

 

さみだれ

「さて、どうするかねぇ」

 

かが

「ヘリだと確認したくても、その前に撃たれてしまいます」

 

そうりゅう

「でしたら、私が確認しましょうか?」

 

さみだれ

「おぉ!それ良いね!あ、でも相手のソナーに探知されないようにね」

 

そうりゅう

「了解です!」

 

そうりゅう

「潜航!」

 

そうりゅうはそう言って海の中に潜って行った...そしてしばらく進むと...

 

そうりゅう

(さてさて、そろそろ目標の近くかな?潜望鏡上げて見てみよう~と)

 

そうりゅうは潜望鏡を上げ、目標を確認する

 

そうりゅう

(ん~あれは...DD-663 ヘイウッド・L・エドワーズ!ヤッパリ、例の盗まれたアメリカの駆逐艦!)

 

そうりゅう

(さみだれさんに報告しなきゃ!)

 

と、その時...ドン ドン ドン

 

そうりゅう

(ん?何か音が...)

 

ドンドンドン......ドンドンドン

 

そうりゅう

(これって...モールス信号?)

 

そうりゅう

(...ん~これは確か...SOS...だよね?、)

 

そうりゅう

(どうしよう...取りあえず、さみだれさんの所に戻ろうかな)

 

 

 

 

 

そうりゅう

(メインタンクブロー!)

 

 

さみだれ

「あ、そうりゅう戻ってきた」

 

かが

「そうりゅうさん、どうでしたか?」

 

そうりゅう

「目標は確実に、報告にあった例の盗まれたアメリカの駆逐艦です!」

 

さみだれ

「よし、なら茜さんに報告して...」

 

そうりゅう

「あ、まってください!」

 

さみだれ

「ん?どうした?」

 

そうりゅう

「それがですね、さっき海賊船を確認するために近づいたら、艦内から何か叩いている音が聞こえまして、モールス信号のSOSじゃないかなぁと」

 

さみだれ

「SOS?え?何でなん?」

 

そうりゅう

「分かりませんが...」

 

さみだれ

「ふむむむむ」

 

かが

「もしかして、艦内に海賊に捕らえられた人が居るんじゃないのかしら?」

 

さみだれ

「確かに、その考えはなかった」

 

そうりゅう

「え?!だったら助けないと!」

 

かが

「けど、確認しない限り助ける事は出来ないわ」

 

さみだれ

「ん~~あそうりゅうさんが近づいて、叩いてみたらどうですか?」

 

そうりゅう

「え?!それ、下手したら見つかりますよ?!」

 

さみだれ

「その時はその時だよ」

 

そうりゅう

「え~」

 

かが

「まぁ、でも今はそれしかないわね」

 

さみだれ

「じゃ、よろしく~」

 

そうりゅう

「そんなぁぁぁ...」

 

そう言ってそうりゅうは、また潜って行った...

 

 

そうりゅう

(ハァ~何でこんなことに...)

 

そうりゅう

(スクリューに巻き込まれないように注意してと)

 

そうりゅう

(よし、着いた~どれどれ~)

コンコンコン

 

そうりゅうは艦底に入り、叩いてみる...すると...

 

ドンドンドン

 

そうりゅう

(返ってきた!)

 

そうりゅう

(助けて欲しい?)←モールス信号分からないのでこれで許してくださいお願いします、何でもしまs

 

???

(助けて)

 

そうりゅう

(わかった、ちなみに何人居る?)

 

???

(10人位)

 

そうりゅう

(分かった、待っていて、必ず助けるから)

 

 

そして、そうりゅうはさみだれ達の所まで戻って行った

 

 

さみだれ

「お、そうりゅう戻ってきたな」

 

さみだれ

「どうだった?」

 

そうりゅう

「誰が助けを求めているか分かりませんが、確実に誰か捕まっています!人数は10人程です!」

 

さみだれ

「分かった、茜さんに報告しよう 無線中→(あ、茜さんですか?はい、さみだれです、はい、海賊船を発見しました、また海賊船の艦内に誰か捕らえられて居る人が居るようです、どうしますか?はい、はい、え?、あ、はい、了解しました...)」

 

かが

「どうかしましたか?」

 

さみだれ

「任務を変更します、我々はこれより、海賊船に乗り込み、海賊を拘束また、捕らえられている人達の救助にあたります」

 

かが・そうりゅう

「え?」

 

そうりゅう

「ちょえ?!拘束?!救助?!え、私は無理ですよ?!」

 

さみだれ

「あ、大丈夫、行くのは俺とSBU妖精さんだげだから」

 

かが

「まぁ、良いですけど...無理しないでくださいね」

 

さみだれ

「勿論ですよ、あとかがさんにはシーホークで自分が乗り込む時の援護を宜しくお願いします」

 

かが

「良いけど、どうやって乗り込むの?」

 

さみだれ

「まず、かがさんのシーホークが囮になり、海賊さん達がシーホークに気を取られているうちに艦尾から乗り込みます」

 

そうりゅう

「上手くいきますかねぇ」

 

さみだれ

「いってもらわないと困る」

 

さみだれ

「作戦決行はヒトキュウマルマルに決行する」

 

かが・そうりゅう

「了解!」

 

さみだれ

(上手くいってくれよ...)

 

 

 

 

 

 

今回はここまで!

 

 

 

 

 

 




如何だったでしょうか?
皆様からのご感想、アドバイス、お待ちしております!
今回はツッコミどころ多いかも...



(モールス信号って難しいよね...自分ボーイスカウトでやったけど、マジで分からなかった...)



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第13話

はい、皆さん長らくお待たせ致しました、お待たせしてすいません!あと、1つ、謝らなければならないことがあります、それは前回投降した第12話の話と、今回投降しました、第13話とで少し話が合わない所がございます、自分としては少しずつ訂正していこうと思っておりますので、よろしくお願いします

それでは本編どうぞ!!


さみだれ達は茜からの命令により、海賊の拘束及び海賊に囚われてい人達の救出をすることとなった。

 

さみだれ

「...まず作戦だけど自分が率いる突入部隊が海賊船の艦尾に向かう、乗り込んだら海賊船の対空砲を気付かれないように無力化する、そしたら、かがのヘリで海賊の注意を引き付け、海賊がヘリに夢中になっている内に、俺率いる突入部隊が艦内に侵入、海賊を無力化しつつ、囚われている人たちを救出する、以上が今回の作戦だ」

 

そうりゅう

「上手く行きますかねぇ~」

 

かが

「そうね」

 

さみだれ

「どんだけ俺の作戦に不満があるの?!」

 

そうりゅう

「いや、作戦が単純すぎて...」

 

さみだれ

「え~、だってこれぐらいしか思い付かなかったんだもん~」

 

そうりゅう

「えぇ...」

 

さみだれ

(しょうがないだろ!こちとら元中学生だぞ!!)

 

かが

「まぁ、それは良いとして、突入したら確実に銃撃戦になると思いますが、大丈夫なんですか?」

 

さみだれ

「...た、多分...」

 

かが

「ハァ、もう少ししっかりしてください、緊張するのは分かりますが、貴方がそれでは、作戦も上手くいきませんよ?」

 

さみだれ

「は、はい心得ております」汗←(内心めっちゃビビッテル)

 

 

 

そしで...現在時刻ヒトハチゴオゴオ(18:55)

 

 

 

さみだれ

「作戦決行まであと5分...」

 

さみだれ

「装備の最終チェックしよ」

 

さみだれの装備↓

 

89式小銃 折曲銃床式 ←レットドットサイト付き

マガジン 30発入りマガジンが6個合計180発

 

SIG-P226 15発入りマガジンが5本合計75発

閃光発音筒1形(スタングレネード)×4

その他装備色々

 

服装は特別警備服一式に着替えた

 

さみだれ

「さてと、装備の確認も終えたし、やるか!」

 

 

現在時刻ヒトキュウマルマル(19:00)作戦決行時刻

 

さみだれ

「SBU妖精、準備は良いか?」

 

SBU妖精A(隊長)

「えぇ、いつでも行けます」

 

さみだれ

「よし、行くぞ」

 

さみだれは艤装に搭載されている、RHIB(複合艇)に乗り込み、海賊船の艦尾に向かっていく

 

さみだれ

「良いか、海賊どもに気付かれないようにしろよ」

 

SBU妖精A

「分かっています」

 

さみだれ

「それと、武器の使用についてだが、相手が武器を持っている時のみ使用を許可する」

 

SBU妖精A

「相手が武器を持っている時?」

 

SBU妖精B

「正当防衛ではなく?」

 

さみだれ

「あぁ、既に自分たちは海上自衛隊の所属ではなく、日本軍の所属になっているからね、軍の交戦規定では、相手が武器を持っている時のみ攻撃が出きるらしいから」

 

SBU妖精A

「分かりました」

 

SBU妖精C

「さみだれさん、間もなく到着です!」

 

さみだれ

「了解だ」

 

しばらくして、さみだれ達を乗せた複合艇は海賊船の艦尾に到着した

 

さみだれ

「俺が先導する」

 

SBU妖精A

「了解です」

 

さみだれは艦尾から甲板にのぼろうとするが...

 

さみだれ

「っ!やっぱり、艦が動いているから結構揺れるな...」

 

海賊船は今もなお航行しており、また、さみだれ達が乗っている複合艇は、海賊船に速度を合わせながら艦尾に居るため、艦のスクリューが起こす波を直で受けている(実際こんなこと出来るのかな?)

 

さみだれ

「マジでめっちゃ揺れるんだが...はぁ、よいしょ」←(酔いそう)

 

そう言い、さみだれは複合艇から艦尾の甲板に向けロープを投げる

 

さみだれ

「よし、OKだな」

 

さみだれはちゃんとロープが固定しておることを確かめると、ロープに掴まり、よじ登って、海賊船の艦尾の甲板に行く...そして、甲板までたどり着くと...

 

さみだれ

「オールクリア、良いぞ、上がってこい」

 

甲板がクリアであるとことを確認するとSBU妖精達もロープに掴まりよじ登ってくる

 

 

さみだれ

「全員いるな?」

 

SBU妖精A

「はい、全員います」

 

さみだれ

「よし、では行くぞ」

 

まず、さみだれ達はまず艦に搭載されている対空砲を破壊する

 

ヘイウッド・L・エドワーズ には対空砲が8門搭載され

ている

 

さみだれ

「そんじゃあ、3人俺に付いてこい、手分けして対空砲を破壊するぞ」

 

SBU妖精A・SBU妖精B・SBU妖精C

「了解です」

 

さみだれ達は艦の中央にある対空砲を破壊しに行く...

 

さみだれ

「ん~、撃てなくすればいいから...砲身取っちゃえ~」バキ

 

SBU妖精C

「えぇ...」

 

と、その時だ

 

海賊W

「なぁ、聞いたか?」

 

海賊Y

「ん?何をだ?」

 

たまたま近くに海賊が通り、何やら話をしているようだ

さみだれ達は影にかくれて話を聞くことにした

 

海賊W

「他の海賊の連中から聞いたんだがよ、呉の鎮守府の提督が深海性艦に手を貸してるんだってよ、資材の横流しとか、軍の機密情報の提供とかよ」

 

 

さみだれ

(深海性艦に手を貸している?...呉の提督が?)

 

海賊Y

「ふん~、まぁ、俺たちには知ったこっちゃないけど

なw、それに呉の提督には俺たちも色々世話になってるしw」

 

さみだれ

(...これは結構凄い事聞いちゃったぞ...)

 

SBU妖精A

『さみだれさん、どうします?奴ら、排除しますか?』

 

さみだれ

『いや、奴らは、ぱっとみ武器を持ってないし、気絶させる位でいいだろう、それに後で奴等には、色々聞きたい事もある』

 

SBU妖精A

『了解です』

 

SBU妖精AとSBU妖精Bは2人の海賊に後ろから気付かれないように近づき...

 

SBU妖精A

「フン!」

 

SBU妖精B

「トリャ!」

 

海賊W

「グエ」

 

海賊Y

「ゲフ」

 

海賊のうなじ辺りを、死なない程度におもいっきり叩き気絶させる

 

さみだれ

「...すげぇ首叩いて気絶するって、漫画とかアニメの世界だけかと思ってた...」

 

その後さみだれ達は残りの対空砲を破壊して...

 

SBU妖精A

「さて、さみだれさんこの後はどうします?」

 

さみだれ

「他のチームと合流して、かがのシーホークが囮になっている隙に艦内に侵入、制圧する」

 

SBU妖精A

「わかりました」

 

 

 

 

______________________________

 

さみだれ達と別れて対空砲を無力化しているSBU妖精D・E・F

 

 

SBU妖精D

「ん~と、これで3つ目かな」ポキ

 

SBU妖精E

「はい、これで4つ目~」ポキ

 

SBU妖精D

「よし、大体片付いたかな?」

 

SBU妖精F

「ですね」

 

SBU妖精D

「さみだれさんの所に戻ろうか」

 

SBU妖精E・SBU妖精F

「了解」

 

そしてSBU妖精D達は無事、さみだれ達と合流した

 

さみだれ

「ご苦労、ちゃんと対空砲は破壊出来たか?」

 

SBU妖精D

「えぇ、勿論です」

 

さみだれ

「よしじゃあ、かがに無線しよ」

 

さみだれ

『さみだれよりかがへ、対空砲を全て破壊した、支援を頼むオーバー』

 

かが

『こちらかが、了解、アウト』

 

 

 

__________________________________________

 

 

かが

「それでは、頼みますよ」

 

イーグル1パイロット妖精

「了解です!さみだれさんの援護は任せてください!」

 

かが

「期待しているわ」

 

イーグル1パイロット妖精

「take off!」

 

イーグル1は、海賊船に向かって飛行する

 

 

_________________________________________

 

海賊船内では...

 

 

 

海賊A

「それにしても、昼間近づいて来た、頭にプロペラが付いた航空機はなんだったんだ...」

 

海賊B

「さあな、別に攻撃もしてこなかったし、気にする事はねぇだろ」

 

海賊B

「それよりも、今回の商品、結構カワイイ奴らだったよな?ちょっと位あいつら可愛がっても良いよな?」

 

海賊ボス

「まぁ、ちょっと位ならいいぞ、ただし傷物だけにはするなよ、価値が下がっちまう」

 

海賊C

「ボスは良いんですか?」

 

海賊ボス

「あぁ、俺はガキには興味ない」

 

海賊B

「それじゃ、ちょっくら可愛がってやりますかw」

 

そう言うと海賊Bは少女達を閉じ込めている兵員用居室の扉を開ける、開けたと、同時に、部屋の中から震えた声で...

 

???

「ヒッ!」

 

と、小さな悲鳴なようなものが聞こえてくる

 

海賊B

「おいおい、そんなに怯えるなよwちょっと可愛がってやるだけだからよw 」

 

???

「ヤダ...コナイデ...」ガタガタブルブル

 

海賊C

「グフフフフ、皆カワイイねぇ~お兄さん達と遊ぼうよw」

 

???

「その子に触るな!」

 

海賊B

「生意気な奴だな、良いだろう、お前から可愛がってやるよ!」ガシッ

 

海賊Bは強きな少女の身体を触ると...

 

???

「イヤ!触らないでよ!」バシッ!

 

強きな少女は海賊Bの頬を叩く

 

海賊B

「このクソガキ!叩きやかって!てメェにはキツイお仕置きが必要なようだな!」

 

???

「っ!」

 

海賊Bは近くにあった、鉄棒で強きな少女を殴ろうとし、鉄棒を振りかざそうとした、その時だった...

 

ガチャ!

 

急に部屋の扉が開き、別の海賊が入ってくる

 

海賊D

「大変だ!」

 

海賊B

「あん?!何だ!」

 

海賊D

「さっきの頭にプロペラが付いた航空機がまた来たぞ!」

 

海賊B

「だからどうした!対空砲でおっぱらっちまえよ!」

 

海賊D

「それが、対空砲が全て壊されてるんだよ!」

 

海賊B

「何?!」

 

外では銃声が聞こえてくる

 

 

_________________________

 

イーグル1パイロット妖精

「イーグル1より、かがへ、目標を視認、指示を、オーバー」

 

 

 

かが

『かがより、イーグル1へ、さみだれ達突入班の援護を、海賊船への射撃を許可しますオーバー』

 

 

 

イーグル1パイロット妖精

「了解、援護に移ります、アウト」

 

 

 

イーグル1パイロット妖精

「ドアガンでやってやれ!」

 

 

 

イーグル1ドアガン妖精

「了解!」

 

 

 

ドアガン妖精はSH60kに搭載されている74式7.62mm機関銃に給弾ベルトを装着し、上部カバーを閉じ、コッキングレバーを引く、そして、、、

 

 

 

ドドド ドドド ドドド

 

 

 

ドアガン妖精は74式機関銃の銃口を海賊船に向けて射撃をする

 

 

 

 

 

それと同時に、海賊は謎の航空機からの発砲音を聞き、攻撃されたと思い。それぞれ影に隠れて様子を伺っている

 

___________________________

 

海賊H

「おい!あの航空機、機銃を撃ってきてるぞ!」

 

海賊B

「あぁ、だが俺たちに向けては撃ってきていないぞ」

 

海賊D

「どうなってるんだ?」

 

海賊G

「わざと外している?」

 

海賊B

「...まさか...」

 

海賊B

「...おい、海賊D!」 

 

海賊D

「なんだ!」

 

海賊B

「さっき対空砲が壊されてるって言ったよな?」

 

海賊D

「あぁ、そうだが、それがどうかしたか?」

 

海賊B

「よく考えてみろ、対空砲が何故このタイミングで壊れている?」

 

海賊D

「まさか...誰かが意図的に...」

 

海賊B

「しかも、あの航空機、俺達に機銃を撃ってきているが当てようとしていない、多分あの航空機は囮だ、対空砲はあの航空機が囮になっている時に、それで撃ち落とされないようにするためだろう」

 

海賊B

「多分、この艦に侵入者が居る、早く探しだせ!」

 

海賊D

「わ、分かった!って、ウワ!」

 

 

海賊達が侵入者を探そうと動いた途端、多数の銃弾が海賊達を掠める...

 

 

イーグル1パイロット妖精

「さみだれさん達の邪魔はさせない!おい!ドアガン妖精!少し狙いを海賊の近くに向けろ!」

 

ドアガン妖精

「了解です!」

 

 

 

その頃、さみだれ達は...

 

 

 

海賊船(ヘイウッド・L・エドワーズ )艦内

 

さみだれ

「行くぞ、死角に注意しろ」

 

SBU妖精A

「了解」

 

SBU妖精B

「!!コンタクト!後方!」

 

さみだれ

「っ!全員、物影に隠れろ!」

 

さみだれ達は、後方から海賊数人からの攻撃を受ける

 

さみだれ

「撃て撃て!」ドン!ドン!

 

SBU妖精達

「了解!」ドドドドド!

 

さみだれ

「リロードする、援護を!」

 

SBU妖精B

「了解!」

 

その時、何かゴロゴロと、重い金属のような物が転がってくる音がする

 

SBU妖精C

「っ!グレネード!」

 

さみだれ

「は?!艦内でグレネード?!頭イカれてるだろ?!」

 

ドーン

 

その数秒後、グレネードは爆発した

 

SBU妖精C

「っ!1名負傷!」

 

さみだれ

「チッ!SBU妖精C!負傷者の救護をしろ!援護する!」

 

狭い艦内での戦闘は大変だ、ましてやこんな狭い場所でグレネードが飛んでくれば余計戦闘は困難になる...

 

さみだれ

「あ、艤装展開すれば、銃弾効かないやん」

 

SBU妖精A

「え?まさか...」

 

さみだれ

「ちっと行ってくるわ~」

 

SBU妖精A

「え、ちょ、ま...」

 

 

さみだれ達に攻撃してきた海賊側

 

 

海賊P

「奴らが侵入者か!撃って撃って撃ちまくれ!」

 

海賊R

「これでも喰らえ!」

 

海賊Rはそう言ってグレネードを投げる

 

ドーン!

 

海賊R

「殺ったか!」

 

???

「おいおい、殺ったかは、フラグですよ~」

 

海賊P

「っ!何だ!てメェ!」

 

さみだれ

「あん?そんなの自分で考えろ!オラ!」バキ

 

海賊P

「グゲェ」(理不尽...)

 

海賊R

「な!てメェ!」

 

海賊Rはさみだれに銃を向けるが、向けた瞬間、さみだれはホルスターからSIG-P226を素早く抜き取り海賊が

持っていた銃を撃ち落とす

 

海賊R

「な、何が...」

 

さみだれ

「両手を頭の上に!そのまま膝ま付け!」

 

さみだれは海賊Rにそう言い銃を芽向ける

 

海賊R

「分かった、分かったから...撃たないでくれ...」

 

海賊Rと、海賊Pはあっさりその場で拘束された、と、思った瞬間...

 

海賊R

「なんてな!死ね!」ドン!

 

さみだれは海賊Rが隠し持っていた、拳銃に撃たれる...

 

海賊R

「よっしゃ!殺ったぞ!」

 

と、喜んでいると...

 

さみだれ

「おい、勝手に殺すなよ、あとそれもフラクだからな~」

 

海賊R

「え?、な、何で...生きてるんだ...」

 

さみだれ

「ワイ艦息だから」

 

海賊R

「...オワタ\(^o^)/」

 

さみだれ

「取りま、寝てろ」ゴス

 

海賊R

「ゴヘ」チーン

 

さみだれ

「よし、片付いたかな」

 

SBU妖精A

「さみだれさん、大丈夫ですか!」

 

さみだれ

「うん、大丈夫だよ~」

 

SBU妖精A

「全く...」

 

さみだれ

「それより、負傷者は、大丈夫か?」

 

SBU妖精E

「すみません、さみだれさん」(負傷)

 

さみだれ

「大丈夫だ、あんまり無理はするなよ」

 

SBU妖精E

「はい」

 

さみだれ

「よし、進むぞ」

 

SBU妖精A

「了解」

 

さみだれ達は、更に艦内の奥に進んでいく...

 

さみだれ

「ボイラー室か...」

 

さみだれが進んで行くと、その先にはボイラー室がある

 

さみだれ

「結構狭いな...」

 

SBU妖精A

「ですね」

 

さみだれ

「死角に注意しろよ」

 

SBU妖精A

「分かってます」

 

SBU妖精B

「ん?何か声が聞こえるような...」

 

さみだれ

「ん?声?」

 

???

『...が...て...る』

 

さみだれ

「奥の兵員用居室からか...」

 

さみだれはそう言うと兵員用居室の扉に耳を傾ける...

 

______________________________________

 

???

『なにがどうなってる!』

 

???

『やべぇよ、どうするんだよ!』

 

???

『このガキ共はどうするんだよ!』

 

???

『敵がここにくるのも時間の問題だ、ガキ共は盾にでもしろ!』

 

______________________________________

 

さみだれ

「どうやら、ここに拘束されているようだな」

 

SBU妖精A

「どうしますか?突入しますか?」

 

さみだれ

「あぁ、だが、中の様子が分からないから突入の際は注意しろよ」

 

SBU妖精A

「了解です」

 

さみだれ

(配置につけ)

 

さみだれ、及びSBU妖精達は、突入するためにそれぞれ配置に付く

 

今回の突入は2つの扉からの同時突入を行う

 

さみだれ

(スリーカウントで行くぞ)

 

SBU妖精達

(コク)

 

さみだれ

(3 2 1 GO!)

 

ゴロゴロと音を立てながら、フラッシュバンは部屋の中に入って行く...

 

部屋の中では...

 

 

 

海賊D

「クソ!どうすんだよ!」

 

海賊E

「落ち着けっての」

 

海賊ボス

「まさか、我々居場所がこんなにも早く特定されるとは...」

 

海賊F

「ボス、どうするんですか!」

 

海賊ボス

「しょうがない、何とかしてこの船から脱出するぞ!」

 

海賊E

「このガキ共はどうするんですか?」

 

海賊ボス

「もし救出されたら俺達の事も色々喋るだろうし、呉の提督との取り引きの事も喋るだろう、後々面倒になる、からな、殺せ」

 

海賊E

「だとよ、悪く思うなよ」カチャ

 

???

「ヒッ...」

 

???

「イヤダ、シニタタクナイヨ...」

 

海賊が少女達に銃口を向けた時だった...

 

コロコロコロ

 

海賊E

「ん?なんだこ...(カキン!)...うわ!目がぁ!」

 

何か転がって来たかと思って見た瞬間、いきなり強烈な閃光と爆音がその場に居た海賊達を襲う、と、同時に誰かの叫び声と、銃の発砲音が聞こえてくる

 

さみだれ

「全員武器を捨て、手を頭の上に!その場で腹這いになれ!」

 

海賊E

「チッ!コノヤロウ!」カチャ

 

海賊Eが声のする方に向けて銃を向ける...すると...

 

ドン!

 

数発の銃声と共に、海賊Eはうめき声をあげ、その場で倒れこむ

 

 

海賊ボス

「クッ、何が起きている...」

 

海賊達は強烈な閃光と爆音で、平衡感覚がおかしくなっている...そして、感覚が戻り、視力も徐々に回復し回りを見渡すと、部屋に居た他の海賊の部下達は、変わった格好をし、小銃を持った、人物達数人に拘束されていた

 

海賊ボス

「な、なんだ、てめえら...」

 

さみだれ

「我々は日本国海上...じゃなくて、我々は日本国海軍

立ち入り検査隊だ(仮の名前)」

 

海賊ボス

「海軍か...」

 

さみだれ

「お前が、海賊のボスか?」

 

海賊ボス

「だったら何だ...」

 

さみだれ

「今すぐ、他の海賊達に投降するように伝えろ」

 

さみだれは海賊のボスに銃を向けながら、そう伝える

 

海賊ボス

「...分かった」

 

さみだれ

(あれ?案外素直だな...)

 

海賊のボスはそう言うと、艦内放送のマイクを取ろうとしたのか、立ち上がったと思った瞬間...

 

???

「キャア!」

 

いきなり海賊のボスは近くに居た少女を掴み、少女の首にナイフを突きつける

 

海賊ボス

「そう簡単に、捕まるかよ!」

 

海賊のボスはそう言い、さみだれ達を睨み付ける

 

さみだれ

「チッ!、ナイフを捨てろ!」

 

さみだれは89式小銃の銃口を海賊のボスに向け、SBU妖精達も、同じく銃口を海賊のボスに向ける

 

海賊ボス

「近付くな!近付くとこいつを殺すぞ!」

 

海賊のボスは更にナイフを少女の首に近付ける

 

???

「ヒッ!」

 

さみだれ

(頭を狙って撃つか...いや、駄目だな...今の俺には奴の頭を撃ち抜く技術はない、下手をすれば人質に当たってしまう)

 

さみだれ

(ヤバイ、詰んだかも...)

 

その時だった

 

海賊ボス

「おい、今すぐ逃走用の船を用意しろ!さもないと...」

 

海賊のボスが人質の少女の首に刃を当てた瞬間

 

ドーン

 

海賊ボス

「グァ!」

 

海賊ボスのナイフを持っていた手が銃声と同時に吹き飛び、鮮血を撒き散らす

 

さみだれ

「え、、、」

 

海賊ボス

「ガァァ...手が...」

 

さみだれ

「誰が...って...え...」

 

そこには、ライフルを持った朝霧とその部下である憲兵達が複数人いた

 

朝霧

「ヤッホ~さみだれ君~来ちゃった☆」

 

さみだれ

「な、何で朝霧さんが...」

 

朝霧

「ん~、提督(茜)に「行ってきて~」って言われたから、来た」

 

さみだれ

「えぇ...だったら、最初から来てくださいよ...」

 

朝霧

「いや~、そうしたかったけど、生憎、ここに来るための艦艇が中々確保できなくて~」

 

朝霧

「本当だったら、私達が海賊共の拘束とかするんだけど...船が無かったらここまで来れないし、だったら、近くに居るさみだれ君達に任せよう!って感じになった」

 

さみだれ

「あ~、そゆこと」

 

朝霧

「うん、そゆこと」

 

海賊ボス

「おい、喋ってないで、俺の手を何とかしてくれ!」

 

朝霧

「あーはいはい、ちょっと待っとけ~」

 

朝霧

「あ、さみだれ君、人質の子達の救護は任せたよ、私達はまだ艦内に居る海賊共を取っ捕まえて来るから~」

 

さみだれ

「あ、了解です」

 

SBU妖精A

「...何か、凄いですね」

 

さみだれ

「うん」

 

さみだれ

「それは置いといて、人質だった子達の救護しなきゃ、お前達も手伝えよ」

 

SBU妖精達

「はい!」

 

さみだれはまず、さっきまで海賊ボスに人質にされていた、少女に駆け寄る

 

さみだれ

「大丈夫?立てる?」

 

???

「は、はい...」

 

さみだれ

(ん?何か、この子、見たことある気が...)

 

さみだれ

「君の名前は?」

 

???

「わ、私は、呉鎮守府所属、綾波型駆逐艦6番艦の狭霧です」

 

さみだれ

「...ん~艦娘じゃん!ん?まって今、呉鎮守府って...」

 

狭霧

「はい」

 

さみだれ

(まてよ、そう言えば、さっき海賊の一味が話してたな、呉鎮守府の提督に世話になっているって...もしかして...)

 

さみだれ

「他の子達は?」

 

「私も同じ、呉鎮守府所属の綾波型駆逐艦8番艦の曙よ」

 

「呉鎮守府所属の綾波型駆逐艦9番艦の漣です...」

 

阿武隈

「呉鎮守府所属、長良型軽巡洋艦6番艦の阿武隈です...」

 

由良

「呉鎮守府所属、長良型軽巡洋艦4番艦の由良です」

 

朝潮

「朝潮型駆逐艦、1番艦の朝潮です!」

 

荒潮

「朝潮型駆逐艦4番艦の荒潮よ~」

 

不知火

「陽炎型駆逐艦2番艦の不知火です」

 

Johnston

「Fletcher-class destroyerのUSS Johnstonよ」

 

Gambier Bay

「Casablanca-class escort carrierのGambier Bayデス...」

 

さみだれ

「ん?...」(困惑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい如何だったでしょうか?今回は結構時間を掛けて書いたので、誤字や文章的におかしい所があるかもしれません、そのような事がございましたら、コメントで教えて頂ければ幸いです。

皆様からのご感想、アドバイス、お待ちしております!
(あと、最上改ニと、矢矧改ニ来ましたね!自分はまだ矢矧は持ってないので、最上のレベリング頑張ります!)


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第14話

前回の続き

 

さみだれ

「ん?」困惑

 

さみだれ

「まって、全員呉の所属?」

 

「そうだけど」

 

さみだれ

「...」

 

さみだれ

(はい、完全に呉の提督黒ですね、はい)

 

「てかあんた何者なのよ?」

 

さみだれ

「ん、あぁ自己紹介忘れてたな、僕は横須賀鎮守府所属むらさめ型汎用護衛艦6番艦のさみだれだよ、宜しく。」

 

不知火

「むらさめ型?」

 

「そんな名前聞いたことないわよ」

 

さみだれ

「まぁだろうね」

 

阿武隈

「あの...」

 

さみだれ

「ん?どうかしました?」

 

阿武隈

「私たちこの後どうなるんでしょうか?」

 

さみだれ

「ん~ちょっと自分には分からないけど、多分うちの鎮守府で引き取りかなぁ...(元の鎮守府に返すのは流石にねぇ...)」

 

由良

「じゃあ...やっとあの地獄から解放されるってこと...?」プルプル

 

さみだれ

「あぁ、そうだよ(茜さんに聞かなきゃわからんけど)」ニッコリ

 

「もう...痛い思いもしなくても良いの?」グスッ

 

さみだれ

「あぁ、もう、痛い思いしなくて良いんだよ」チラ

 

さみだれは漣の言葉を聞くと周りの艦娘の身体を見てみる...その身体には何かで殴られたような、アザの跡や切り傷、刺し傷、火傷の跡などが複数あった。

 

さみだれ

(...辛かっただろうな...)

 

さみだれ

「SBU妖精A!彼女たちの傷の手当てをしてあげてくれ!」

 

SBU妖精A

「了解しました!」

 

と、その時さみだれの無線機から茜の声が聞こえてきた

 

『さみだれ君、聞こえる?』

 

さみだれ

『茜さん、聞こえますよ』

 

『救出した子達の事について報告を聞きたいんだけど...』

 

さみだれ

『あ、はい、救出したのは10名、全員呉鎮守府所属の艦娘です、まだ詳しい事は分かりませんが、おそらく彼女たちの鎮守府はブラック鎮守府だと思います、 また海賊から聞いた話だと呉鎮守府の提督は深海性艦に軍の機密情報を提供しているとのことです』

 

『あ~ヤッパリそうだったかぁ~』

 

さみだれ

「ヤッパリとは?知ってたんですか?』

 

『ん~一回あそこの鎮守府と演習したことがあったんだけど、明らかにかにそこの艦娘の子達が呉提督に怯えてたんだよね...それにめっちゃ身体に傷があったし』

 

さみだれ

「その時大本営に報告は?」

 

「したけど、確実な証拠がない限り憲兵を送り込むのは難しいって言われたわ、それに呉の提督の父親が海軍のお偉いさんなのよ...』

 

さみだれ

『成る程ねぇ、あぁ、ちなみに保護した10名の艦娘についてなんですけど...』

 

『あぁ、それなら私の鎮守府で引き取る事にしたわ、流石に元の鎮守府に返すわけにはいかないしね』

 

さみだれ

『ありがとうございます!』

 

『あと、今そっちに軍の駆逐艦を送ったから、さみだれ君達と救出した子達はそれに乗って鎮守府に帰ったきてね~流石に疲れたと思うし』

 

さみだれ

『了解です!』

 

『それじゃあ気をつけて帰って来てねぇ~』

 

茜が最後にそう言うと無線は切れた...

 

 

SBU妖精A

「さみだれさん!全員の手当て完了しました!」

 

さみだれ

「ん~ご苦労様~」

 

さみだれ

「さてと、それじゃあ迎えが来るまで気長に待ちますか~って、かが達の事忘れてた...」

 

さみだれ

「無線するか...」

 

さみだれ

『かがさん、聞こえますか?』

 

かが

『全く遅いですよ』

 

さみだれ

『あはは...すいません...忘れてました』

 

かが

『全く...それで?拘束されていた方々は無事に救出出来たんですか?』

 

さみだれ

『えぇ、勿論です、ちなみに全員艦娘でした』

 

かが

『全員...艦娘...ですか』

 

さみだれ

『えぇ、詳しい事はこちらに来てからお話しします、

そうですねぇ、食堂にでも集まりましょうか』

 

かが

『分かったわ』プツン

 

かがはそう言うと無線を切った

 

 

さみだれ

「それじゃあ、ちょっと移動しましょうか、ここだとあまり衛生的によくないし...」

 

「それもそうね」

 

不知火

「分かりました」

 

 

さみだれ達、食堂に移動中...

 

さみだれが食堂の扉を開けると、既にかがとそうりゅうが席に座っていた、さみだれはかが達の前の席に座った

 

さみだれ

「じゃあ、詳しく話そうかな」

 

かが

「えぇ、頼むわ」

 

 

 

さみだれ説明中...

 

 

 

さみだれ

「と、まぁこんな感じかな」

 

そうりゅう

「酷いですね...」

 

かが

「そうね、流石に頭に来るわ」

 

さみだれ達がそう話していると、曙が話しかけてきた

 

「さっきから思ってたんだけど、貴方たち本当に何者、なの?加賀?さんは何か私が知っている加賀さんじゃないし(主に服装が)蒼龍さんは、何かウエットスーツ?みたいなの着てるし...五月雨は何か言葉か男っぽいしで...」

 

さみだれ

「ん~簡単に言えば、僕たちは未来から来た軍艦?みたいなものかなぁ」

 

朝潮

「未来...ですか?」

 

Johnston

「どう言うこと?」

 

そうりゅう

「ん~私たちもよく分からないですけど、私は気がついたら海の上に居て、さみだれさん達にあったんですよねぇ~」

 

かが

「私も気がついたら提督の所に居たわ」

 

さみだれ

「自分もそうりゅうさんと似たようなものですねぇ」

 

由良

「つまり皆さんよく分からないって事ですか?」

 

さみだれ・かが・そうりゅう

「うん・はい・そうです~」

 

「何よそれ...」

 

Gambier Bay

「確かに見たことない艤装ですけド...」

 

「まぁ、確かに」

 

荒潮

「それにしても、さみだれちゃんは何で口調が男の子ぽいのかしら~?」

 

さみだれ

「え?だって自分男ですから」

 

曙たち

「...え?」

 

狭霧

「本当に男の人何ですか?」

 

さみだれ

「そうだよ、ねぇ?かがさん?」

 

かが

「えぇ、そうよ、正真正銘さみだれは男よ」

 

Johnston

「男の人...」ビクビク

 

さみだれ

「おん?どうかしたの?Johnston?」

 

Johnston

「ヒッ!ち、近づかないで...!」ビクビク

 

さみだれ

(ゑ?ちょっとショック...)

 

Gambier Bay

「あの...」

 

さみだれ

「ん...どうしました?」

 

Gambier Bay

「Johnstonは前の鎮守府で男の人に酷い事されて、多分そのせいで男の人が怖いんだと思いマス...」

 

さみだれ

「あぁ、成る程ね」

 

さみだれ

「Johnstonさん、大丈夫ですからね?変な事はしないからね?」オロオロ

 

Johnston

「近づかないで...!」ビクビク

 

かが

「本当に変な事しないかしらね?」

 

さみだれ

「え?流石に泣くよ?それは」

 

かが

「冗談よ」

 

さみだれ

「かがさんの冗談って本気に聞こえるからなぁ...」

 

そうこう話していると...

 

コンコンコン...ガチャ

 

駆逐艦乗組員

「失礼します!お迎えに上がりました!」

 

さみだれ

「あ、ご苦労様です...」←(内心めっちゃ落ち込んでる)

 

かが

「やっと来たのですね(さみだれ落ち込んでるわね)」

 

そうりゅう

「やっと帰れる~(ですね)」

 

 

 

 

 

Johnston

(...)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




皆さん!お待たせしてすいませんでした!
前回投稿してから結構経ってしまいました...
理由として、ネタが思い付かなかったのと、書く時間がなかったことです!←(ただの言い訳)
これからはできるだけ早く投稿していこうと思います。
(絶対とは言ってない)ただし失踪だけはしないのでご安心を!

皆様からのご感想、アドバイス、お待ちしております!



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第15話

横須賀鎮守府港

 

さみだれ

「あぁーやっと帰ってこれたぁー」

 

そうりゅう

「疲れましたねぇ~」

 

さみだれ達はそう言いながらラッタルを使って、乗ってきた駆逐艦から降りていく

 

そこに小走りでこちらに向かってくる茜がいた

 

「さみだれ君!お疲れ様!いやぁ~よくやってくれたわ!お手柄よ!」

 

さみだれ

「あーはい、ありがとうございます...」

 

「あれ?どうかしたの?元気ないけど...?」

 

そうりゅう

「あ~ちょっと色々ありまして~」

 

「そう?まぁ良いわ、取りあえず呉鎮守府の子達とさみだれ君達は今から私の執務室に来てくれるかしら?ちょっと聞きたいことがあるから」

 

さみだれ・かが・そうりゅう

「了解・了解しました・了解~」

 

呉艦娘達

「了解しました...」

 

執務室に移動中...

 

 

 

執務室

 

「まぁ適当な所に座って」

 

茜かそう言うとさみだれ達はそれぞれソファーに座る...

 

さみだれ

「それで?聞きたいこととは?」

 

「えぇ、まず呉の子達に聞きたいんだけど、貴方達は何故あの海賊に捕らわれていたのかしら?」

 

「売られたのよ私たち...あのクソ提督に...」

 

「売られた?」

 

かが

「何故?」

 

不知火

「売られた理由はそれぞれですよ」

 

さみだれ

「例えば?」

 

「私や不知火、荒潮、朝潮、狭霧、由良さんは遠征が失敗したから、阿武隈さんと漣は艦隊で出撃した時に大破したから、JohnstonさんとGambier Bayさんは、クソ提督に無理矢理ヤられそうになってクソ提督を殴ったからよ」

 

「...最低ね、呉鎮守府の提督は」

 

かが

「ヘルファイアでも喰らわせてやろうかしら?」

 

さみだれ

「かがさんが言うとマジでやりそう...そこは90式かハープーンでしょ!」

 

そうりゅう

「そこですか?!」

 

さみだれ

「いや、ヤッパリここはCIWSかM2の方が良いかな...」

 

そうりゅう

「結局は、肉片と化してますよね?!」

 

さみだれ

「撃つ時は足とか腕を狙ってジワジワと...」

 

そうりゅう

「サイコパスですか?!」

 

さみだれ

「と、まぁ冗談は置いといて」

 

そうりゅう

「え?!今までの冗談だったんですか?ガチな感じでしたよ?!」

 

さみだれ

「あ~そうりゅうってツッコミ系のキャラだったっけ?」

 

そうりゅう

「う、ついついツッコんでしまった...」

 

「はいはい、お遊びはここまでよ、貴方達も少しは緊張がほぐれたんじゃないかしら?」

 

「ま、まぁ、そうね...」(楽しそう...)

 

荒潮

「楽しそうな鎮守府ね~」

 

「さて、話しに戻るけど、その鎮守府って普段どんな感じかしら?」

 

Johnston

「最悪の一言よ...」

 

狭霧

「私達艦娘に対しての暴力なんて当たり前でした...」

 

阿武隈

「時には数日間部屋に監禁されたりもしました...」

 

朝潮

「拷問もほぼ毎日のようにされて...鎮守府には悲鳴が絶えませんでした...」

 

Johnston

「私やGambier Bayと同じように鎮守府の提督は勿論、憲兵や整備士の性処理をさせられている子も沢山居たわ...」

 

由良

「出撃して被弾しても、入渠なんてさせてもらえず、そのまま放置でした...」

 

「食事もとても酷かったです...」

 

荒潮

「良い日で、提督や憲兵さんたちの残飯、悪い日だと生ゴミとか食わされたわね~」

 

ここまで話を聞いていたさみだれ達は唖然としていた...

 

さみだれ

「マジか...ここまで酷いとは...」

 

そうりゅう

「許せないですね...」

 

そのなか茜はそれらの証言を黙々と報告書にまとめていた

 

「それじゃあ今の証言を大本営に送るわね、流石にこの報告書を送りつければ上も動くと思うわ」

 

由良

「ありがとうございます!」

 

「良いのよ~」

 

「さてと、次にさみだれ君に聞くけど、海賊と交戦した時どんな感じだったかしら?」

 

さみだれ

「ん~かなり手慣れた感じでしたねぇ...戦いなれている、そんな感じでした」

 

さみだれ

「武器なども軍用の物がほとんどでしたし...」

 

さみだれ

「あ、あと1つ疑問に思った事があったんですけど...」

 

「何かしら?」

 

さみだれ

「あの海賊に盗まれた駆逐艦ってアメリカから盗まれた物ですよね?」

 

「そうだけど...」

 

さみだれ

「それなのに、海賊のほとんどが日本人って、ちょっと変じゃないですか?」

 

「確かに...」

 

「分かったわ、そこら辺の事についても調べてみるわ」

 

さみだれ

「はい、お願いします」

 

「それじゃあ今日はこれで終わりよ、お疲れ様、皆ゆっくり休んでね 」

 

「あぁ、あとさみだれ君達には3日間の休暇をあげるかわ、今日まで頑張ったご褒美にね 」

 

さみだれ

「え?!マジで?!休み?」キラキラ

 

かが

「流石に気分が高揚します」キラキラ

 

そうりゅう

「やった~お休みだ~」キラキラ

 

「めっちゃキラキラしてるし...」

 

「嬉しいのは分かるけど、先に入渠してきたら?」

 

かが

「それもそうですね、入りましょうか」

 

そうりゅう

「暖かいお風呂~」

 

「呉の子達も入って来て良いわよ~」

 

荒潮

「久し振りのお風呂ねぇ~」

 

朝潮

「早く入りましょう!」

 

「お風呂何て何時ぶりかしら?」

 

そう言ってさみだれ以外の艦娘はお風呂に行った...

 

さみだれ

「お風呂...何時になったら空くかなぁ...」

 

「あ...ごめんさみだれ君の事忘れてた...」

 

さみだれ

「早く入りたい...」

 

 

 

 

今回はここまで!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




皆様からのご感想、アドバイスお待ちしております!
(今回の話しちょっと変かも...)


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第16話

皆様投稿遅れてしまい、申し訳ありません!m(_ _)m
ちょっと最近忙しくて...中々書くことが、出来ませんでした!しばらくは1ヶ月に一回のペースで行くと思います。本当にすみません!

今回は前回からの続きです!
それではどうぞ!


さみだれ

「...」

 

さみだれ

(ヤバい...まじでヤバい...)

 

白露

「いや~お風呂はヤッパリ気持ち良いねぇ~」入渠中

 

村雨

「休まりますねぇ~」入渠中

 

睦月

「にゃしぃ~」入渠中

 

夕立

「眠たくなってきたっポイ~」入渠中

 

吹雪

「寝たらダメだよ~?夕立ちゃん~」入渠中

 

さみだれ

(どうしてこうなった...)入渠中

 

 

 

数分前...

 

 

 

さみだれ

「はぁ~やっとお風呂入れる~」

 

さみだれ

「てかあいつらお風呂長すぎだろ...特にかがとそうりゅう...なんなら元呉鎮(元呉鎮守府)組の子達の方がお風呂から出て来るの早かったぞ...」

 

 

さみだれはそう愚痴を言いながら脱衣場で自分の服を脱ぎ、脱いだ服をロッカーに入れ、浴場に入る入り口の戸に手を掛け、中に入る...

 

ガラガラガラ

 

さみだれ

「おぉ~前に白露姉さん達と見学に来たときにも思ったけど、ヤッパリおっきいなぁお風呂」

 

さみだれ

「ふぅ...身体洗うか」

 

俺はシャワーの近くにあったリンスーを手に取り泡立、身体を綺麗に洗い、シャワーから出てきたお湯で泡を流す...

 

さみだれ

「ふぅ~よし、次は頭洗お」

 

次にシャンプーを手に取り泡立ててから頭を洗う...これがまた結構大変で、さみだれは性別が男ではあるが、髪の毛は五月雨と同じくらいの長さなので、元男子中学生の俺は結構マジで苦戦する...

 

さみだれ

「はぁ~何時も思うけど髪の毛洗うのに結構時間掛かるんだよなぁ...」

 

だったら髪を切れば良いのでは?っと思う人もいるだろう..しかし...さみだれが白露達に髪を切ってほしいと言ったら...

 

白露達

「え?何で切るの?そっちの方が可愛いのに」

 

と、言われ、自分で切ろうとしたが、髪型がおかしくなりそうなので、切るのを止めた...

 

さみだれ

「まぁ、いいか、お風呂に入るかぁ~」

 

俺はそう言い、浴槽の中に入りお湯に浸かる...

 

さみだれ

「それにしてもこのお湯、緑っぽいけど入浴剤でもはいってるのかなぁ~」

 

さみだれ

「ふぅ...染みるねぇ~」

 

と、さみだれが独り言を言っていると...何やら脱衣場が騒がしい...

 

さみだれ

「あれ?もしかして...誰かいる?ん~おかしいなぁ...入り口には[さみだれ入渠中]の看板置いといたんだけど...まぁ、多分忘れ物でも取りに来たのかなぁ~」

 

そうさみだれが油断していると...

 

ガラガラガラ

 

浴場に入る為の扉が開いた...

 

さみだれ

「ゑ?」

 

白露

「あれ?五月雨じゃん!」

 

村雨

「あら?五月雨ちゃん?」

 

夕立

「先客がいたっポイ~」

 

吹雪

「1人で入ってるの?」

 

睦月

「睦月達も一緒に入るにゃしぃ~」

 

さみだれ

(え?まって何で白露たちが?え?マジでドユコト?!)

 

村雨

「どうかしたの?何か驚いてる感じだけど?」

 

さみだれ

(ん?...もしかして俺の事五月雨姉さんと思ってるのか?)

 

さみだれ

「え?あ、そ、そんなことないですよ?」

 

さみだれ

(取りあえずバレないように五月雨姉さんのマネして、何とかしてこの場をしのごう...罪悪感しかないけど

...)

 

白露

「身体洗おっと~」

 

睦月

「吹雪ちゃん、背中洗ってあげようか?」

 

吹雪

「え?良いの?じゃあ頼んでも良い?」

 

夕立

「ポイ~」

 

村雨

「あ!夕立ちゃん!ちゃんと髪の毛洗わなきゃ!」

 

夕立

「うぅ~めんどくさいっポイ~」

 

村雨

「髪の毛が痛んじゃうわよ!」

 

さみだれ

(あれ?ワンチャン今なら逃げれるのでは?幸い皆身体とか頭とか洗っててこっちには気付かないだろうし...今がチャンス!)

 

さみだれがお風呂から出ようとしたら...

 

村雨

「あら?五月雨ちゃんもう上がっちゃうの?」

 

さみだれ

「え?あ、いえいえ...」(あっぶねぇ...)

 

さみだれ

(てか、ヤバい...)

 

さみだれ

(何がとは言わないが...めっちゃ見えてる...)

※この小説は全年齢対象の健全な小説です。

 

さみだれ

(見ないようにしなければ...)

 

そこに、身体を洗い終えた白露がお風呂に入り、それに続けて村雨たちも入って来る...

 

さみだれ

(平常心だ!平常心を保つんだ!)

 

と、さみだれは心のなかで唱える

 

白露

「そう言えば五月雨、例のあれ、どうなの?」

 

さみだれ

「え?な、何がですか?」

 

村雨

「もう~しらばっくれちゃってぇ~」

 

夕立

「さみだれ君に告白するかしないかってヤツっポイ~」

 

さみだれ

「...へ?」

 

 

 

 




はい、如何だったでしょうか?今回はお風呂回と言うことで、ん~自分正直こういうの書くの苦手何ですよねぇ...なんか変なところとかあるかもしれません。
あ、この小説R18にするつもりはないので!この小説健全なので!そこんとこ宜しくです!

皆様からのご感想アドバイスおまちしております!
m(_ _)m



(皆さん艦これのイベントどこまでいきました?主はやっとE-1がクリアしたところです...あと、初めてドロップで海外艦のフレッチャーとヒューストンが出ました!出来ればE-2まで行って伊203ことフーミィーちゃんが欲しいところ...ジョンストンも欲しいなぁ...何処でドロップするんだろう...)


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第17話

皆様、投稿が大幅に遅れてしまい、申し訳ありません!
遅れた理由などは活動報告を見ていただければ分かるかと思います。久しぶりの投稿と言うことで、おかしな所などあるかも知れません!その場合はコメントなどでお知らせください。m(_ _)m






前回の続き...!

 

さみだれ

「...へ?」

 

さみだれ

(え?五月雨が俺に告白?!待て待て...彼奴そんな素振りあったか...?)

 

 

数日前...

 

白露型の部屋で...

 

白露

「いっちば~んー!」

 

夕立

「あ!白露!ウ◯って言って無いっポイ!」

 

白露

「あ...」

 

夕立

「ウ◯っポイ!」

 

さみだれを含む白露型の全員は部屋でウ◯をしていた。

 

さみだれ

「あー!クソッ!青色が出ねぇ...!」

 

村雨

「もお~さみだれ君もう少し女の子っぽい言葉つかったら~?」

 

さみだれ

「いや...自分男...」

 

春雨

「見た目が女の子だから...しょうがないですね...あ、ウ◯です!」

 

さみだれ

(また1人...だが残りはまだ8人...まだチャンスはある...!)

 

海風

「ワイルド ◯ロー4です」

 

時雨

「あ、じゃあ僕もワイル◯ ドロー4で」

 

涼風

「あ、じゃあ、あたいもワイル◯ ドロー4で」

 

さみだれ

「え、、、」

 

さみだれ

「え?待って次俺?」

 

村雨

「そうよ~」

 

さみだれ

「えっと...スキップは...」

 

俺の手元にはスキップカードがあるが...勿論...ムリ(ルール的に)

 

白露

「さみだれ...!」

 

さみだれ

「はは...なに?」

 

白露

「ドンマイ」ヽ(´・∀・`)ノ

 

さみだれ

「チクショウメィー!」

 

と、まぁ、こんなようなやり取りが続いて...

 

最終的に残ったのは...

 

『白露』

『さみだれ』

『五月雨』

 

と、なった。

 

村雨

「あ、負けた人は罰ゲームね♪」

 

白露・五月雨・さみだれ

(((負けられない闘い...!なにやらされるか分かったもんじゃない!)))

 

数分後...♪

 

 

 

結果...[白露・さみだれ 戦術的勝利B][五月雨 敗北D]と、なった。

 

村雨

「さてさて」

 

白露

「罰ゲームは」

 

夕立

「何にしようっポイ?」

 

五月雨

「...」ガタガタガタガタ

 

さみだれ

(めっちゃ震えてる...それこそ..◯鬼に出てくる『たけ◯』並みに...てか、どんだけ罰ゲームが怖いんだよ...)

 

※ちなみに罰ゲームは最初に上がった夕立が決める。

 

夕立

「よし!決めたっポイ!」

 

白露

「何にするの?」

 

夕立

「自分の隠し事をこの部屋に居る皆にばらすっポイ!

2つ以上っポイ!」

 

江風

「うわぁ...」

 

山風

「それは...ちょっと...」

 

時雨

「流石...夕立だね...」

 

さみだれ

「え?たかが隠し事じゃね?」

 

山風

「されど、隠し事...」

 

海風

「女の子の隠し事はそうそう話して良いものでは無いかと...」

 

五月雨

「え?じゃあ...!」

 

時雨

「まぁ、かといって」

 

夕立

「無効にはしないっポイ!」

 

五月雨

「デスヨネェ...」

 

さみだれ

「あれ?本当にこいつら姉妹?」

 

白露

「で?五月雨の隠し事は?」

 

五月雨

「...」

 

夕立

「あ、もし5分以内に言わなかったら、代わりに五月雨が持ってる間宮券を全部夕立が貰うっポイ!」

 

五月雨

「そ、それだけは嫌です~」

 

夕立

「だったら早く~早く~っポイ~」

 

五月雨

「う~、えっと...1つは...さみだれ君の...」

 

村雨

「さみだれ君の?」

 

五月雨

「手作り...ぬいぐるみがあり...ます...」

 

さみだれ

「へぇ~俺のぬいぐるみ作ったんだぁ~凄いじゃん!」

 

春雨

「あ、これですか?」

 

春雨は五月雨のベットにあるぬいぐるみを見つけて皆に見せた。

 

海風

「結構良く出来てますね」

 

白露

「2つ目は?」

 

五月雨

「その...この前雷があったじゃないですか...?」

 

涼風

「あ~あれかぁ~」

 

春雨

「結構雨も強かったですよね」

 

五月雨

「あの日の夜...怖くて...寝れなかったので...その...」

 

すると、五月雨は顔を赤くしながら...

 

五月雨

「さみだれ君の布団に潜り込んで...さみだれ君とその日寝ました...」

 

白露型一同

「「「「「「「「「え?」」」」」」」」」

 

五月雨

「それと...最近はよく...一緒に寝てます...なんか、一緒に寝ると凄く落ち着くので...」

(さみだれにバレないように)

 

さみだれ

「ん?そんなことあったっけ?」(気付いていない)

 

 

と、まぁこんな感じ

 

 

 

 

そして時は戻り...

 

さみだれ

(あ、あったかも...もしかしてあれ?かな?)

 

村雨

「で?どうするの?」

 

睦月

「夕立ちゃんから聞いたけど、さみだれ君と一緒に寝てるって本当?」

 

吹雪

「え?そうなの?」

 

さみだれ

「えっとぉ...」

 

村雨

「でも、さみだれ君、結構鈍感ねぇ~」

 

夕立

「ポイ~」

 

さみだれ

(いや、俺自身五月雨の事は好きだけど...まさか彼奴が俺の事好きになるとは思わないじゃん...!だって一様同じサミダレなんだし...)

 

すると...

 

ガラガラガラ

 

お風呂の扉が開き...

 

五月雨

「あれ?皆さん?あれ?私が...2人...?」

 

バスタオルを身体に巻いた五月雨(本物)が入ってきた。

 

 

 

 

 

 

次回に続く!!

 

 

 

 

 

 




如何だったでしょうか?皆様からのご感想、アドバイス、お待ちしております!誤字脱字などもあればお知らせください。

また、評価などもしていただければ幸いです。

次の投稿は他作の投稿になるかと思います。
あと、アンケートの回答も宜しければ、お願いします!


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第18話

皆様大変お待たせしました!
これまたしばらく間が空いてしまい申し訳御座いません!
新規小説ばっかり投稿してこちらの方がおろそかになっていました...

まぁいっか!(開き直り)

では本編どうぞー


ガラガラガラ

 

五月雨

「あ、皆さん!あれ?私が...2人...?」

 

さみだれ

(oh...)

 

吹雪

「あれ?何で五月雨ちゃんが...2人も...?」

 

さみだれ

(...)ダラダラダラダラ

 

夕立

「ポイ?」

 

村雨

「あらあら~」

 

睦月

「どうなってるにゃし~?」

 

五月雨

「えっと...もしかして...さみだれ君...?」

 

さみだれ

(はい、ありがとうございました、終わりました、俺の人生...憲兵さん行き確定ですわ)

 

吹雪

「えっと...さみだれ君...なの?」

 

さみだれ

「誠に申し訳御座いませんでしたぁー!」(土下座)

 

ここで、さみだれは一生に1度、使うか使わないかであろう、全力土下座をした。

(勿論息子はタオルで隠して)

 

吹雪・睦月・五月雨

「「「カァ~///」」」

 

夕立

「ポイ~?」

 

村雨

「あらあらぁ~」

 

さみだれ

「いや、あのね?決してやましい気持ちとかあった訳では無くてですね...」

 

吹雪

「え...?じゃあ何でここに...?」

 

さみだれ

「いや、そもそもこの時間はワイの入渠時間だし、それに、ちゃんと入り口に『さみだれ入渠中』の札を立てたし...」

 

睦月

「え?そんな物無かったよ?」

 

さみだれ

「え?マジ?」

 

睦月

「う、うん...」

 

すると五月雨が赤面しながら皆に話しかける。

 

五月雨

「あの~一旦上がりませんか?流石に...恥ずかしいですし///」

 

吹雪

「そ、それもそうだね///」

 

睦月

「にゃしぃ...///」

 

夕立

「ポイ?」

 

さみだれ

「あ、じゃあ先に着替えといて、待ってるから」

 

五月雨

「あ、はい!分かりました!」

 

 

━━数分後━━

 

五月雨

『さみだれ君~良いよー!』

 

脱衣所に居る五月雨から出てきて良いと言う合図がきた。

 

さみだれ

「はいよー」

 

五月雨

『私たち外で待ってるね!』

 

さみだれ

「あーい」

 

さみだれは皆が脱衣所から出ていったのを確認してから風呂場から出る。

 

━━脱衣所━━

 

ガラガラガラ

 

そして、さみだれは風呂場の出入口の扉を開き風呂場から出てくる。

 

さみだれ

「ふぅ...散々な目にあった...」

 

さみだれ

「...俺、確かに札立てたよな...」

 

さみだれはそう独り言を言いながらロッカーにある海上自衛隊の第3種夏制服を着ていく。

そして洗面台に行きドライヤーで、割りとマジで長い髪の毛を乾かしていく。

 

さみだれ

「あー、この体唯一の難点は髪の毛が長いことだな...」

 

そしてさみだれは髪の毛を乾かし終えると、櫛で髪を整えていく。

 

さみだれ

「よし!完璧!」

 

髪を整え終わると、さみだれは外で待っている五月雨たちの所に向かう。

 

さみだれ

「はい、お待たせ」

 

睦月

「ではでは」

 

夕立

「何でこうなったか」

 

村雨

「聞かせて貰おうかしら~」

 

さみだれ

「いや、だからね?!ちゃん入り口に札立ててたって!」

 

夕立

「でもないっポイよ?」

 

さみだれ達が話をしていると...。

 

Johnston

「あら?貴方達どうかしたの?入渠施設の前で」

 

吹雪

「えっと...貴方は確か...」

 

Johnston

「Fletcher-destroyerのUSS-Johnstonよ、よろしくね」

 

ちょうど近くを、例の海賊事件で海賊に捕らわれ、さみだれたちによって助け出されたJohnstonが通りかかった。

 

Johnston

「それで、何かあったのかしら?」

 

さみだれ

「あ、Johnstonさん...」

 

Johnston

「っ!貴方、何でここに居るのよ...!」

 

さみだれ

「いやぁ~何でと言われましても...」

(そろそろマジで泣いても良いかな...)

 

睦月

「およ?二人は仲が悪いの?」

 

さみだれ

「いや...ちょっと、前の任務の関係で色々あってね...」

 

Johnston

「それで?なに?こいつが何かしたの?」

 

吹雪

「ん~何かしたと言うか...」

 

夕立

「こういう事っポイ~」

 

━━夕立説明中━━

 

 

Johnston

「最低ね」

 

Johnstonは汚物を見るような目で睨み付けながらその言葉を述べた。

勿論さみだれは反論する。

 

さみだれ

「いや、だからね?!ちゃんと札立てました!」

 

Johnston

「ウソね、どうせイヤらしい事でも考えてたんじゃないの?」

 

五月雨

「流石にさみだれ君はそんなことしないですよ!」

 

Johnston

「分からないわよ、何時なんどき襲って来るかもしれないわよ?」

 

夕立

「さみだれは絶対にそんなことしないっポイ!」

 

さみだれ

「うん、夕立姉さんがさっき、これまでの経緯全て伝えなければこんな事にはならなかったよね...」

 

夕立

「ポイ~」

 

さみだれ

「それ返事なの?」

 

Johnston

「まっ!取りあえず営倉行きで良いんじゃない?」

 

村雨

「流石にそれは...」

 

Johnston

「でも、実際にその札はなかったんでしょ?」

 

村雨

「え、えぇ...」

 

Johnston

「なら、ヤッパリ...」

 

と、Johnstonが言いかけた時である。

 

???

「あの...」

 

曲がり角の所から声が聞こえた。

 

Johnston

「Oh?誰?」

 

睦月

「およ?弥生ちゃん?どうかしたの?」

 

そして角から現れたのは、睦月型駆逐艦3番艦の弥生であった。

 

弥生

「いや、その...ちょうど近くを通って、話を聞いて居たんですが、さみだれさんの札が無いのは多分卯月のせいだと思います」

 

さみだれ

「卯月?」

 

Johnston

「...why?」

 

弥生

「随分前に、入渠施設の前で卯月が札の様な物を持ってそのまま何処かに行ってしまった所を見たんです...」

 

さみだれ

「つまり、卯月がワイの札を持って行って、札が無いから吹雪達が入って来たって事か...?」

 

弥生

「はい...多分そうです」

 

さみだれ

「つまり、俺は無罪って事だな!!」

 

Johnston

「そ、そうと決まった訳ではないじゃない!」

 

さみだれ

「φ(・ω・*)フムフム...そこまで言うなら、

卯月御本人を連れて来ようか」

 

睦月

「ちょっと探して来るにゃしぃー!」

 

弥生

「私も...探して来る...」

 

睦月と弥生はそう言うと卯月を探しに行った。

 

さみだれ

「ん~分かった!よろしく~」

 

 

━━数分後━━

 

五月雨

「あ!戻ってきました!」

 

睦月と弥生、卯月が走りながらこちらに来ていた。

そして結果は...

 

睦月

「ヤッパリ卯月ちゃんのイタズラだったにゃしぃ~」

 

弥生

「卯月、さみだれさんに謝って...」

 

卯月

「う~ごめんなさい...」

 

さみだれ

「全く...危うく営倉行きにされるところだったぞ」

 

卯月

「だって面白そうだったんだピョン!」

 

さみだれ

「おい、開き直んなよ!」

 

さみだれ

「ま、取りあえず俺は無実ってことだ、な?Johnston?」

 

Johnston

「っ!良かったわね...運が良くて...!」

 

Johnstonは「ふんっ!」と言いながらその場を立ち去って行った。

 

さみだれ

「はぁ~俺どんだけ嫌われてるの~?」

 

すると睦月が疑問そうな顔でさみだれにJohnstonとの関係について聞いた。

 

睦月

「さみだれ君、Johnstonさんに何かしたのかにゃ?」

 

さみだれ

「いや、俺は何もしてないよ」

 

吹雪

「え?じゃあ何でJohnstonさんはあんな態度を?」

 

さみだれ

「あー...多分彼女はワイが男だからあんな態度をとってるんだと思う」

 

吹雪・睦月

「「え?」」

 

五月雨

「それまた何でですか?」

 

さみだれ

「あぁ、彼女は元々呉鎮守府所属...ってのは知ってるよな?」

 

村雨

「えぇ、この前の歓迎会で聞いたわよ」

 

さみだれ

「彼女が居た呉鎮守府は属に言うブラック鎮守府だったんだよ」

 

夕立

「ブラック鎮守府?」

 

さみだれ

「うん」

 

吹雪

「どんな感じ何ですか?」

 

さみだれ

「大破進軍は当たり前、食事もまともに摂らせて貰えない、睡眠もまともに出来ない、負傷しても入渠させて貰えない、挙げ句の果てには拷問や監禁、性処理、なども日常茶飯事な所さ」

 

その説明を聞いた五月雨達はとても驚いた顔をした。

あたりまえな反応ではあるが、今の恵まれた環境の彼女たちにとって、そんな事は考えたことも無いことである為恐怖も感じていた。

 

さみだれ

「そこでJohnstonは実の上官である提督に襲われそうになったらしくてね、まぁそれ意外にも憲兵や整備士に何度か襲われていたそうだが...」

 

村雨

「それで男の人が今では恐怖の対象になり...そして...」

 

さみだれ

「恨む対象でもあるって事だ」

 

吹雪

「でも、そんなことされたら...」

 

睦月

「男の人が怖くなるのも分かるかも...」

 

夕立

「ちなみにそのブラック鎮守府はどうなったっポイ?」

 

さみだれ

「まだわからないけど、そろそろ大本営の視察が入ると思うよ」

 

夕立

「そっか...」

 

さみだれ

「あ、ゴメン何か暗い話ししちゃったよね...」

 

五月雨

「全然大丈夫ですよ!」

 

吹雪

「こっちこそ変な事聞いてゴメンなさい!」

 

村雨

「あ!そう言えばさみだれ君、しばらく休暇なんだよね?」

 

さみだれ

「え?あ、うんそうだけど...」

 

村雨

「明日皆でお出かけしない?」

 

五月雨

(さ、さみだれ君とお出かけ...///)

 

吹雪

「良いですね!」

 

睦月

「睦月も賛成にゃしぃー!」

 

夕立

「ポイポイポイー!」

 

さみだれ

「あ、うん別に良いけど...」(五月雨がめっちゃ顔真っ赤にしてる件について)

 

村雨

「そうと決まれば!提督に許可貰いにいくわよ!」

 

「「「「「おー!」」」」

 

さみだれ

(テンショたけぇなぁー)

 

さみだれたちはそのまま提督(茜)が居るであろう執務室に向かっていった。

 

 

 

場所が変わってとある鎮守府、その執務室には一人の男が誰かと電話していた...

 

 

???

「あぁ、知ってるさ確か...横須賀鎮守府だったか?何でも未来から来た艦娘が居るらしいじゃねぇか、しかもスゲェ長距離から攻撃できる強力な武装まで持ってるらしいじゃねぇかよ」

 

そしてその男の側には、服を着ておらず、所々に痣で無惨な姿で横たわる金髪の一人の少女がいた。男はその少女を眺めながら...

 

???

「確か...あそこの鎮守府の提督は森川 茜...だったか?そう言えばあいつ、昔、俺の事を大本営に通報してたなw無駄な事をw」

 

???

「とにかくだ、その未来から来たとか言う艦娘、何としてでも手に入れろ、言いな!どんな手を使っても構わん」ピッ

 

男は話を終えると、素早く電話を切る、そして側で横たわる金髪の少女に近づき彼女の体を触る。少女は「ヒッ」と小さな声をだし、震えた。

 

???

「くっくっく、これで私の計画はクライマックスと言った所かな」

 

???

「この世界が俺の物になるのもそう遠くないな」

 

???

「そうだろう?深海棲艦さんよ」

 

薄暗い執務室の中には4人の深海棲艦がおり、その内のリーダーと思われる深海棲艦は不気味な笑顔で...

 

???

「エェソウネ」

 

と、答えた。

 

 

 

続く!




はい、如何だったでしょうか?
皆様からのコメント、アドバイス、御待ちしております!
また誤字脱字などありましたらお知らせ下さい!

では次回もお楽しみに!!


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