あの子のスカートをめくりたい。 (ヴィルティ)
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女子高生のスカートをめくりたい。

最近の世の中は、二次元でも女の子に対して優遇されている。

 

その最も足る例は所為『鉄壁スカート』という奴だ。

 

漫画でもアニメでも、どんなに激しい動きをしても決してめくれないスカート。

どんなに短いミニでも、なぜかめくれない。

 

昔は結構パンチラとかしてたものなのだ。

それで当時の青少年はチラリと見えるパンツに興奮した。

 

まあ、それも時代の流れか。

 

だけども。

 

俺はとある能力の持ち主だ。

 

 

それは漫画本の中に入り込む能力だ。

 

 

その能力の使い勝手はいいとは言いづらい。

 

例えば激しいバトル漫画に入り込んだからといって、格闘が得意なキャラに変身するわけではない。

やられキャラだったり、バトルを観戦したりするモブだったり。

その漫画で有利な属性に変身することは出来ないのだ。

だから痛い思いをしたりもするが、現実で死ぬわけではない。

 

言葉通りおいしい思いが出来るのはグルメ漫画だ。

写真とかでしか見たことがない高級料理もグルメ漫画だったら食べられるのだ。

モブでも定食屋で背景で食事をしているだろう?

たとえモブでもちゃんと美味しいものを食べることが出来るのだ。

 

 

ちなみに現実世界に戻るときは漫画の世界の中で眠りにつくか、意識を失った時だ。

たとえ漫画の世界の中で死んでもその瞬間に現実に戻ってくるだけだ。

 

さて、前置きはこれぐらいにしておこう。

俺はこの能力を使い、とあることをする。

 

 

そう、スカートめくりだ。

 

まあ頭が悪いことを言ってる自覚はある。

だが、漫画の中ですら『鉄壁スカート』が恒例になった今、その鉄壁スカートをめくりあげ、絶対に描かれることがない下着を覗く。

 

それこそが男のロマンというやつだ。

この能力を使うために様々な漫画を購入してきた。

アダルト漫画は最初から見えてるから論外だ。

ターゲットにしたのは少女漫画だ。

少女漫画に書かれている女の子はたいてい可愛いが、女の子に配慮して絶対に下着は見えない構成になってる。

だからこそ、めくりがいがあるというものだ。

 

 

というわけで早速俺は一冊目を手に取る。

中身は女子高生がとある男子高校生に恋をするという、王道な恋愛漫画だ。

そんな恋愛漫画にパンチラ、ましてやスカートめくりなどという下ネタはご法度だ。

 

つまり、エッチなことをされるのにまったく免疫がない純粋な女子高生というわけだ。

 

だからこそ、スカートのめくりがいもあるし、どんな反応をするのかも興味があるというものだ。

 

というわけで俺は早速能力を発揮し、その漫画の世界にもぐりこんでいった。

 

 

気づいたとき、家の中ではなく青空の下に立っていた。

俺の格好は、その漫画の主人公が通っている学校の男子の格好だ。

どうやら今回は同じ学校の生徒という設定らしい。

顔はどうなってるんだろうか。

主人公が恋する男子生徒か、それともただのモブか。

 

学校の中へと入っていき、鏡を見て顔を確認するとするか。

 

 

鏡を確認したところ、恋する男子生徒ではなかったみたいだ。

ようするにモブだ。

昔はモブが悪戯でヒロインにスカートめくりするということもあったが、今ではそんなのは滅多に見ることはなくなった。

なら、俺がその勇気あるモブになってやろうじゃないか。

 

俺は男子トイレから出て、ターゲットを探す。

 

いた、あの子だ。

廊下で女子生徒と一緒に話している。

この少女漫画の主人公の『金森 愛子』だ。

肩までかかる綺麗な黒髪にくりりとしたかわいらしいお目目。

そしてそれなりの胸と美少女にふさわしい見た目をしている。

性格も悪くなく、誰もが男子生徒に恋するこの子を応援したくなるぐらいだ。

 

少女漫画の主人公はたいてい見た目が良い。

だからこそそのパンツも見る楽しみがあるというものだ。

 

そんな彼女のスカートは別に膝丈が短いわけではないが、ロングスカートというほどではない。

つまり、捲ろうと思えばそれほど力はいらない。

 

さて、現実ではないのだから今この瞬間に思いっきりめくってもいい。

だが、今彼女は俺の目の前を歩いている。

後ろからめくれば抵抗されずにパンツを丸見えにさせることが出来る。

 

だが、それでは面白くない。

どうせなら正面から堂々とめくりたいものだ。

そうすれば金森さんのパンツとリアクション、同時に楽しめるというものだ。

 

そんなことを考えている間に彼女は友達と一緒に教室へと入っていってしまった。

まあ、しょうがない。

チャンスはいくらでもあるというものだ。

 

俺は金森さんとは別のクラスの生徒という設定であるみたいだ。

だから授業は適当に受けていた。

昔やったところだから新しいことを知る楽しみすらない。

今頭の中を占めていたのは、金森さんの下着とリアクションのことだけだった。

 

 

休み時間になる。

即座に教室から飛び出し、金森さんが教室から出てこないかチェックする。

 

すると金森さんは1人で教室から出ていく。

トイレにでも行くのだろうか。

なんにせよ、チャンスだ。

 

とりあえずまずは彼女に話しかけることから始めよう。

話しかけられて無視するような悪い性格の子じゃないし。

 

「あのー、金森さん?」

 

背後から話しかけると、金森さんはくるりと振り返る。

 

「ん?」

 

彼女は俺の顔を見た後、きょとんとした顔をする。

いろいろな設定で漫画の世界に入り込めるとはいえ、俺はこの漫画の世界に存在しない、いわば特別なキャラクターだ。

だから彼女の認識としては俺は顔すら知らない他人なのだろう。

 

「えっと、何か用かな?」

 

だが、彼女は見知らぬ俺が相手でもちゃんと話を聞こうとしてくれる。

やっぱりいい子だ。

そんないい子のスカートを今から容赦なくめくるのだ。

少しの罪悪感と背徳感が俺の心をよぎる。

 

「えっと、実はね」

「ん?」

 

俺が何かを頼もうとしてると思ったのか、聞き返す。

 

「金森さんのパンツ見せて」

 

そう言いながら俺は彼女のスカートの下に両手を入れ、思いっきり万歳した。

完全に油断しきっていたのだろう。

金森さんに抵抗されることもなく彼女のスカートが思いっきり捲りあがった。

 

さて、彼女のパンツは。

おお、赤いリボンがついたピンクのパンツ!

しかもレース付き!

可愛い彼女にはぴったりのパンツだ。

 

「ふぇ!?」

 

可愛い悲鳴と同時に彼女が手でスカートを抑える。

そしてみるみる顔を真っ赤にしていき、涙目になる。

いいねぇ、このリアクション。

純粋なかわいい子がセクハラされて羞恥心に染まる。

これこそ俺が見たかったシチュエーションだ。

 

そしてさらに悪戯しようと思い、彼女から急いで離れる。

 

「え、エッチ!」

 

そして彼女は俺に反撃しようと近寄ってくる。

俺はそんな彼女から少しずつ距離を離す。

 

そしてある程度彼女が近づいてきてからその場で立ち止まり、再び彼女のスカートを捲る。

俺に反撃しようということだけを考えていたからか、俺のスカートめくりを止められることなく彼女のピンクパンツが再び露になる。

うん、やっぱり何度見てもパンツはいいなぁ。

 

「きゃあああっ!」

 

そして慌ててスカートを抑え立ち止まった。

 

「金森さん、パンツ見せてくれてありがとう!」

 

俺はいい物を見せてくれた彼女に感謝し、手を降り彼女の元から逃げるように去っていった。

 

「うぅ~!」

 

彼女は顔を真っ赤にしてスカートを抑えたまま去っていく俺を睨んでいた。

可愛い子は怒ってる様子もどこか可愛いなぁ。

 

 

そして俺は校舎から出て、校庭のベンチで眠るべく目を閉じた。

 

 

目を開けたとき、俺はアパートの自分の部屋に戻ってきていた。

いやー、いい物見れた。

 

あんないい思いが出来るのなら、この能力は最高だな。

 

俺は漫画をベッドの横に置いて、ティッシュを数枚とる。

金森さんのパンツと、スカートをめくられた時のあのかわいらしいリアクションを思い出し自慰行為を始めた。

 

リアルではないけども、限りなくリアルに近い感覚で可愛い女の子のスカートをめくれたのだ。

 

今までに感じたことがない気持ち良い感覚でその日の自慰行為を終えることが出来たのだった。



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眼鏡っ子のスカートをめくりたい。

「ありがとうございましたー」

 

古本屋の店員に頭を下げられ俺は店を後にする。

俺は漫画本の世界の中に入る能力を身に着けた。

 

そのおかげで色々な世界へと行くことが出来る。

身分はおろか姿すら自分で決められない不安定なものだが、それでもあまりあるメリットがある。

 

まずは漫画の世界の中の舞台に旅行に行けること。

現代風の漫画ではアメリカやロンドンなどといった海外にも自由に旅行が出来る。

漫画の世界にはパスポートなどまだるっこしい設定がないから好きに滞在することが出来る。

お金に関してもモブがわざわざお金を払っている描写が皆無だからか、なぜかその世界で使える通貨を持っている。

 

そして試しにスマホで動画撮影をしたところ、この現実世界でも撮影した動画を再生することが出来た。

おかげで漫画本の中に入る能力は、俺が気絶して見てるだけのただの妄想ではないということが実証された。

 

 

そしてその世界の登場人物に好き勝手な悪戯が出来ること。

この間はその力で少女漫画に出てくる主人公のスカートめくりを行った。

23歳青年男性である俺が現実世界で女子高生にスカートめくりなんかしたら間違いなく警察の御用だ。

 

あの時の金森さんの純粋なリアクションは今思い出しても……ふぅ。

 

それ以降、俺は古本屋で色々な漫画を買いあさっている。

男が少女漫画を買うのはやっぱり違和感があるからか、店員が時折俺を変な目で見てくる。

辛くないわけではないが、現実でスカートめくりをして向けられるかもしれない視線に比べれば全然マシというものだ。

 

 

とりあえず家に帰り、買ってきた古本をベッドの上に広げる。

この世界が使えるようになってから色々な本がアパートの部屋を占めるようになった。

ボックスなどを買ってベッドの下に収納したりしているが、いずれスペースがなくなるかもしれない。

そうなった名残惜しいが処分しないといけなくなるかもしれない。

 

でも、この間スカートめくりを行った世界の漫画だけはとっておくことにしよう。

 

 

そしてベッドの上で買ってきた漫画にパラパラと目を通す。

今回もスカートめくりを行うために少女漫画の世界へと飛び込むつもりだった。

 

今回ターゲットにするのは主人公ではなく、そのモブキャラ。

カラーじゃないから分かりづらいけど銀髪に眼鏡をかけたクールな美少女。

本を読むことが趣味な巨乳な女子高生だ。

 

本を読むのが好きで女の子の主人公に時折助言をする程度の存在だが、見た目の良さで人気がなかなか高いらしい。

当然モブだからエッチな目に遭うこともない。

 

そんな子がスカートめくりなんてされたらどんなリアクションをするか……ふふ、想像しただけでも下半身が疼くぜ。

 

 

というわけで漫画本を開き、スマホを手にさっそく漫画の世界へとダイブした。

 

 

気が付いたとき、俺は男子高校生の制服を着て図書室の隅っこに立っていた。

今回も男子高校生の設定か。

前回もそうだったけど、まあ学校の中に自然に潜り込めるとなるとそうなるのか。

 

図書室にいるということは、ターゲットも図書室にいるのかもしれない。

さてと、早速探してみるとするか。

 

 

おっ、いたいた。

彼女の名は『日野 銀花』。

外見的特徴はさっき説明したとおりだけど、やっぱり見ると綺麗な印象を受けるなぁ。

そして本を読んでる姿は実に様になっており、絵画にするとそれだけでも芸術的価値が出そうだ。

 

さて、今彼女は本を読んでいるか。

彼女が立った時が勝負の仕掛けどころか。

今回も狙うは正面からのスカートめくり。

後ろからは下着に包まれているお尻を堪能できるというメリットもあるが、俺が好きなのはスカートをめくられた時のリアクションだ。

 

そして今回はスマホを起動させ、動画を撮影することにした。

思い出して自慰行為をするのも悪くはないが、やはり動画に残しておくことで光景がはっきりと再生され、自慰行為がはかどるというものだ。

 

データを残しておいてもし誰かに見られたらというリスクはあるが、幸い両親は機械音痴で俺のスマホなんかロクに操作できないし。

仕事場の同僚には元々スマホを触らせようという気もないからまあ大丈夫だろう。

 

スマホを胸ポケットに入れ、動画撮影できる状態にしておき、いざ……ん?

銀花さんの後ろにオレンジ色の髪の毛の少女が近づいてくる。

そしていきなり銀花さんの巨乳を鷲掴みにした。

 

「きゃああっ!」

 

銀花さんはいきなり胸を揉まれるなんて思ってなかったのだろう、顔を赤くして振り返る。

 

「もう、やめてよね花音」

「えへへ、銀花ちゃんの胸は相変わらず揉みがいがあっていいね~」

 

花音って確か銀花さんの親友で、銀花さんとは違って元気いっぱいの子だ。

そしてああやって銀花さんだけでなく、主人公の胸を触ったりするセクハラ魔でもある。

スマホを起動してたから悪戯の瞬間が録画出来た。

これは思いがけぬ収穫だ。

だが、この状況はいただけない。

花音さんが銀花さんの横に座り、彼女が読書する様子を見始めた。

これではスカートめくりをするどころではない。

 

 

そして結局スカートめくりをすることが出来ないまま2人は図書室を後にした。

 

いい光景を見せてくれたことには感謝するが目的を邪魔したことは少し許せない。

よし決めた。

花音さんもスカートめくりの標的に決定だ。

 

 

さてと、標的に決めたはいいがどうするか。

2人同時にスカートめくりをするなんてのはほぼ不可能に近い。

さっきの様子を見たところ、2人一緒にいること自体はあんまりないと見える。

昼休みの終わりごろになって迎えに来たという感じだったし。

となると、個人行動をしてる時がベストだと思う。

 

まず最初にスカートめくりをするのは予定通り銀花さんから行うことにする。

花音さんは友達思いの性格だから、もし銀花さんがスカートめくりをされたと知ったらその犯人をとっちめに来る可能性が高い。

その瞬間を狙って花音さんのスカートめくりを行う。

 

机上論だが、これで行くことにしよう。

 

 

授業が終わり休み時間になる。

この間とは違い、銀花さんを呼び出すことにした。

銀花さんが呼び出された先でスカートめくりをされたと知ったら花音さんをおびき寄せる事が出来る可能性も高くなる。

 

 

銀花さんが教室に入っていったのは見届けてるからクラスの場所は分かっている。

 

「あのー、すみません」

 

俺は教室に入り銀花さんの姿を探す。

この世界では異分子扱いだから生徒たちは少し訝し気な目で俺を見ていたがまあしょうがない。

それよりも探すのは銀花さんだ。

幸い銀花さんは教室の窓側で座り教科書を片づけていた。

 

「銀花さん、ちょっといいかな?」

 

そんな銀花さんにおずおずと声をかける。

 

「どうかしましたか?」

 

銀花さんは特に疑う様子もなく俺に話しかける。

 

「実は先生に銀花さんを呼んできてって頼まれたんだけど、いいかな?」

「ええ、構わないわ」

 

おお、疑われることなく誘いに乗ってきた。

上手いこといきすぎて現実かどうか疑いたくなってきたが、漫画の世界の中だからある程度は都合よくいくのかもしれない。

 

 

銀花さんと校舎を歩き、校舎裏に用があると言い外へと連れ出す。

この間の金森さんの時は幸運なことに廊下に誰もいなかったが、今回は誰もいないところへとおびき寄せることにした。

 

「……あれ、誰もいないじゃない」

 

校舎裏にやってきた銀花さんはあたりをきょろきょろと見渡すが先生の姿はおろか誰もいないことに疑問を感じているみたいだった。

改めて格好を見るとミニスカートにニーソックスと、絶対領域を持つなかなかそそる格好をしていた。

銀花さんがきょろきょろとしている間に俺はスマホを起動し、撮影ボタンを押した。

 

「ねぇ、あなた。本当にここであってるの?」

 

ここまで来てまだ俺が間違えただけではないかと疑っている。

クールな見た目の割に人を信じる心は強いんだなと感心する。

そんな心が今から裏切られるなんて、想像すらしてないんだろうなぁ。

 

「う、うん。あっ」

 

俺がちょっと視線を変え少し上を指さす。

銀花さんが上を向いた瞬間、俺は少しだけ距離を離してかがむ。

 

「銀花さんのパンツ丸見え」

 

ガバァ!

 

そう言いながら銀花さんのミニスカートの裾を掴み思いっきり両手を跳ね上げた。

銀花さんのスカートは重力に逆らうかのように思いっきり捲り上がる。

 

絶対領域の上の禁断領域に隠されているパンツは……

 

おお、まさかの純白!

余計な装飾品など一切ない、まさに清廉潔白の白!

クールな彼女が穢れなき白パンツを履いてるのは素晴らしい。

それ以外の感想が出てこないぐらいの逸品だった。

 

 

「え、ちょ、ちょっとぉ!?」

 

銀花さんは顔を赤くし急いでスカートを抑えようとするが、俺の手の方が強くなかなか下着を隠せない。

そして俺が手を放した瞬間スカートを抑えようやく下着を隠したとき、彼女の顔はトマトのように真っ赤になっていた。

いいねぇ、クールな女の子が予想外のセクハラに遭って恥ずかしがる様。

クールとはほど遠い姿に可愛らしさがあり、これがギャップ萌えなのだと実感する。

 

そしてへたりとその場で女の子座りをしこちらを睨みつけていた。

そう思った時、後ろから女の子の声が聞こえた。

 

「ちょっと君、銀花ちゃんに何やってるの!?」

 

振り向くと、花音さんがそこで仁王立ちしていた。

俺が銀花さんのスカートめくりをしていた一部始終を見ていたのだろう、怒り心頭といった顔だ。

 

「スカートめくりだけど」

「それが何か? みたいな感じで言わないでよ!」

 

花音さんは友達にセクハラされたことで怒っている。

 

「絶対に許せないんだから! 成敗してやる!」

 

そう言いながら思いっきり殴りかかってきた。

なんとかよけるが、彼女はさらに近づいてくる。

 

「ええい、最低な痴漢野郎!」

 

そして彼女が蹴りを放ってきた。

俺はその蹴りをあえて受け、蹴ってきた左足を抱える。

 

「いきなり蹴りを入れてくるなんて酷いなぁ。どうやらお仕置きが必要みたいだな」

 

空いた左腕を花音さんのミニスカートの下に入れ、思いっきり上に跳ね上げる。

彼女は右足だけで立っている状態だったので抵抗するとコケるのでなすすべがなかった。

 

花音さんのミニスカートが盛大に捲り上がり、彼女のオレンジ色のパンツが丸見えになる。

それどころかYシャツの裾とおへそも見えてしまっていた。

元気な子にはオレンジのパンツは明るい印象を受けるため良く似合っている。

 

「やああああっ、変態!」

 

俺が足を離すと彼女は慌ててスカートを抑えこちらを睨みつける。

友達の仕返しのつもりがまさか自分までスカートをめくられてしまうとは思ってなかったのだろう。

 

「とりあえず友達思いなのはいいけども、君も十分可愛いんだから気を付けた方がいいと思うよ」

 

それだけ言い残し俺は全力でその場から走り去っていった。

 

「馬鹿変態ドスケベ野郎ー!」

 

花音さんの全力の罵りが背中から聞こえてきた。

まあそう呼ばれてもしょうがないよな、うん。

 

 

学校から少し離れた場所でスマホの撮影ボタンを止める。

そして壁にもたれかかり元の世界へ戻るべく目を閉じた。

 

 

気が付いたとき、俺はベッドの上に座り込んでいた。

俺はどんな場所でも眠ることが出来る才能もあるのか。

 

いや、そんなことはどうでもいい。

早速スマホの撮影データを確認する。

 

 

自分から動いてたから少しブレこそしているが、実際に銀花さんと花音さんのスカートめくりに成功し、彼女たちのパンツがちゃんと撮影されていた。

彼女たちの悲鳴やリアクションもきっちり映されており、良い撮影が出来た。

 

股間もむずむずしてきたことだし、早速自慰行為に励むことにしよう。

 

その日、彼はスマホのバッテリーが残り10パーセントを切ってしまったことに気づかないぐらい素晴らしい自慰行為を行うことが出来たという。

 



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メイドのスカートをめくりたい。

「ありがとうございましたー」

 

店員に頭を下げられ俺は電器店を後にした。

買ってきたのはスマホの拡大メモリ。

これで動画の録画容量を増やせる。

 

スカートめくりすることだけが俺の力の便利さだけではない。

色々な世界に廻れるし、時代も色々と回れる。

 

アメリカにしても現代のアメリカだけではなく、まだ開拓されていない時代のアメリカに行くこともできるし、ヒーロー物で出てくる化け物が跋扈しているアメリカにも行くことが出来る。

 

 

「うおおおおおおおおっ!」

 

ヒーロー物を読んで物語に出てくるヒーローを一目見ようともぐりこんだ先で蜘蛛の魔物数体に追いかけられて死にそうな思いをした。

その場はヒーローに助けてもらい蜘蛛は倒された。

 

「ありがとうございました」

「はっはー、君たち一般市民の笑顔が私の力の源なのさ」

 

ヒーローはそれだけ言い残し去っていった。

 

あの格好いい姿をもう一度、いや、何度でも目にしたい。

漫画を見ればいつでも見れるが、リアリティ溢れる光景で見ることはできない。

 

今度こそ上手く撮影するためにメモリも買い込んだというわけだ。

 

 

さて、メモリを買ったのはいいがちゃんと役割を決めるとしよう。

ヒーロー物の世界を撮影するためのメモリ。

実際の観光旅行をしてその美しい光景を残すメモリ。

 

そして、今回は『スカートめくり』をした時の光景を残すときのメモリを利用する。

メモリーカードをスマホにセッティングし、漫画本を開く。

 

 

「さてと、行きますか」

 

目を閉じると同時に開いていた漫画本から光が放たれ、俺はその中へと吸い込まれていった。

 

 

俺が目を開けると、石の壁と天井が目に入った。

ゆっくりと起き上がり、部屋の中の鏡を見る。

 

 

「……執事の格好だな」

 

今回入り込んだ世界は『ご主人様とメイド』の物語の世界だ。

どの人物のスカートをめくるかはすでに決めている。

そして今回の格好は執事服。

 

おそらくはこの物語の主人公に仕える執事なのだろう。

とりあえず現状は把握した。

胸ポケットにスマホがちゃんと入っており、少し作動したが壊れた様子はない。

 

「さてと、行きますか」

 

 

廊下を歩き周りを見渡す。

城の中ではあるがご主人様は異世界転生した少年であり、妙に現代的だ。

だからこそこの城に住んでいるメイドも現代の下着をつけていることだろう。

 

 

「ふんふ~ん」

 

そして口笛を吹いている一人のメイドを見つける。

俺はこっそりと姿を隠し、彼女の姿を確認する。

 

「見つけた」

 

その場で口笛を吹きポニーテールを揺らし、彼女は廊下を歩く。

金髪のポニーテールが揺れていてその笑顔はまるで太陽のようにまぶしい。

 

彼女の名は『アールヴェル・サクリー』。

日本人が書いた漫画だからか外国人の名前だが日本人と外国人のハーフの見た目をしている。

 

彼女は明るい性格であり、ご主人様であるお坊ちゃまからも気に入られている。

 

 

ミニスカメイドであり、白色のニーソックスと太ももから見えるガーターベルトが眩しい。

そのミニスカの中に隠れている下着は一体何色なのだろうか。

想像しただけでも下半身が疼いてしょうがない。

 

早速捲りたいところだが、彼女は今は掃除中だ。

モップで床を磨いている。

今この場でスカートをめくろうとしても彼女が手にしているモップで反撃されてるのは目に見えている。

 

得物を持っていないタイミングで真正面からめくる。

そのタイミングは必ず訪れるはず。

焦ってはいけない。

 

 

彼女の後をこっそりとつけ、様子をうかがう。

 

「ふぃ~、お掃除完了っと!」

 

彼女は掃除用具入れの倉庫にモップを入れ片づける。

そして彼女はニコニコ笑顔で倉庫から出ていく。

 

よし、チャンスだ。

しかし手でスカートをめくるというのワンパターンで芸がない。

よし、ここは彼女がさっきまで使っていたモップを使おう。

彼女が普段仕事道具として利用してる品がまさか辱められる品になるなんて思ってないだろう。

 

倉庫に入りモップを手に取り部屋を出る。

そしてスマホを起動させ、ちゃんと録画できるようにカメラを覗かせる。

 

モップを手にして彼女のあとを追う。

幸い、彼女は足がそれほど早くなくすぐに追いつけた。

 

「サクリーさん」

 

名前を呼ぶと彼女が振り返る。

 

「はい? 私を呼んだのはあなたですか~?」

「うん」

 

肯定すると彼女はとてとてとこちらへ来る。

 

「あれ、あなたお坊ちゃまの屋敷にいましたか?」

 

メイドである彼女は家の使用人の顔をちゃんと覚えているらしい。

俺はあくまでイレギュラーだ。

 

「新入りなんです」

「そーなんですか。初めまして……あれ、私の名前なんで知ってるんですか?」

 

彼女がきょとんと首をかしげる。

 

「あ、実は他の人からあなたの名前を聞いていたんですよ」

「あ、そうだったんですか!」

 

苦し紛れの理由だったが、彼女は納得してくれたみたいだ。

人を簡単に信用しすぎて少し心配になる。

だが、今はその心を利用してスカートをめくらせてもらう。

 

「で、何の用なんですか?」

 

そして彼女は一切の疑いなく俺の顔をのぞき込む。

今から俺にスカートをめくられその笑顔がどう変わるのか見物だ。

 

「あれ、それモップですよね? お掃除を頼まれたんですか?」

 

そして彼女は俺が手にしていたモップを見て疑問声を出す。

そりゃさっき掃除したばっかりなのに新入りが掃除するとなると不思議がるというのも当然だ。

 

「あ、いやこれはですね」

「ん?」

 

 

「サクリーさんのスカートをめくるために使うんです」

 

バサァ!

 

俺がモップの柄を彼女のミニスカの下に潜らせ思いっきり上へと向けた。

その動きにより彼女のミニスカが豪快に捲り上がる。

 

さて、彼女のパンツは。

 

おお、水色!

彼女の白い太ももと白いニーソックスのおかげで水色の明るさが映える。

そしてガーターベルトがちゃんと水色パンツの下に入る形で着用されている。

見てて思わず鼻の下が伸びてしまうほどだ。

 

「へ、ひゃあああああ~!」

 

サクリーは悲鳴を上げ慌ててスカートを抑える。

元気いっぱいな子が羞恥心いっぱいで顔を赤くする。

うーん、いいリアクションだ!

やはり正面からのスカートめくりは女の子のリアクションも楽しめるからいいものだ。

 

「ななな、何するんですか~!」

「スカートめくりだよ。見知らぬ人にはちゃんと警戒しておきなよ。じゃ、またね~!」

 

スカートを抑え顔を赤くする彼女を尻目に俺はスマホの録画を停止させながらその場から逃げていった。

 

 

 

そして目を覚ました部屋に戻り、ベッドで横になる。

 

 

目を覚ました時、見慣れたアパートの天井が視界に入る。

無事に元の世界に戻ってこれたみたいだ。

さてと、スマホを確認する。

 

『へ、ひゃああああ~!』

 

おお、モップによってスカートをめくられ笑顔だった彼女の顔が真っ赤になっていく。

やはり何度見ても恥ずかしがるリアクションはいい。

しかもメイドなんて、メイド喫茶のTVニュースぐらいでしか見なかったがやっぱりリアルで見ると可愛らしかったなぁ。

 

そんなミニスカメイド服のスカートめくりが出来たなんて、貴重な経験が出来た。

 

これは今夜の自慰行為もはかどりそうだ。



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ボクっ娘のスカートをめくりたい。

「あー、疲れた」

 

仕事も終わり、風呂に入るのも面倒なのでシャワーだけ浴びる。

幸いなことに明日は土曜日。

 

仕事も休みなので、ゆっくりすることが出来る。

まずはぐっすりと眠ることにする。

 

シャワーを浴び終わってからベッドに思いっきりダイブする。

布団をかぶり毛布にくるまり目を閉じる。

 

 

そして翌朝。

気持ちよく目覚め、日差しが窓ガラスから差し込む。

 

「ふぁ……」

 

ベッドから降り、昨日の帰り道で買っておいたコロッケパンを朝ごはんの代わりに食べる。

 

 

「さてと、やるか」

 

開いたのは一冊の漫画。

睡眠欲、食欲が満たされたら、後は性欲を満たすのみ。

 

今日もスカートめくりを行うべく漫画の世界へと飛んでいく。

ついこの間買った漫画だが、なかなか魅力的なキャラがいたからその子のスカートをめくりに行くというわけだ。

 

漫画を楽しむのが変な方向性へと向かってる気がするが、まあ今更だ。

 

 

今日飛んでいったのは、とある高校の前だ。

そして今日のターゲットはこの高校に通っている子だ。

俺は自分の格好を確認する……やはり男子の制服だ。

ただ、学ランではなくブレザーだ。

今まで訪れた漫画の世界でも学ランを着ており、実際の高校時代も学ランだったからブレザーは新鮮だ。

そして若い顔をしてるから少し自撮りをしたくなった。

だが、その瞬間背後から声がした。

 

「おーっす、おはよう」

 

元気いっぱいなショートカットの女の子。

黒髪にそれなりにある胸。

そしてミニスカートから覗く健康的な太もも。

 

彼女の名前は月野 京子。

 

「あっ、僕にもちょうだい」

 

彼女は隣を歩いていた女の子が食べていたポッキーを一本取っていく。

その女の子はうっとりとし、月野さんを見送る。

 

(なんで登校中にポッキーを食べてるんだ?)

 

そんなことを考えていると、月野さんは校舎に入っていった。

 

彼女はいわゆる、ボーイッシュなボクっ娘だ。

実際爽やかで、どちらかというと女の子からの人気が高い子だ。

 

テニスが大好きなスポーツ娘でもあり、この漫画のヒロインが内心あこがれにしている存在だ。

 

そんなボクっ娘は男勝りなところがあるのだが、スカートめくりなんてされたらどんなリアクションをするのだろうか。

それを想像しただけでも……ふふ、たまらない。

 

ただ、スポーツ大好きなボクっ娘において、懸念することが一点。

 

月野さんはスパッツを着用しているかもしれないということだ。

スカートめくりをした時のリアクションもそそるのだが、どうせならパンツも見たい。

男勝りな女の子が可愛いパンツを履いていたら、そのギャップもまた素晴らしいというものだ。

色気のない下着を履いてる可能性もあるが、それもまたボクっ娘らしくてよし。

 

だが、スパッツはそれらの可能性を覆い隠す物だ。

まあ個人的にはスパッツもそれはそれでそそるのだが……

 

細かいことを考えていては、スカートめくりを失敗してしまう。

なんせターゲットはスポーツが大好きな子だ。

反射神経が良くてスカートをめくろうとした瞬間にスカートを抑えられるか、最悪俺の手を取られて反撃されてしまうという可能性があるということだ。

 

とりあえずこのままこの場で考えていたは怪しまれるので校舎の中へと入っていく。

 

校舎の中に入り、1時間目の授業を真面目に受ける。

久しぶりに聞いた英語はなかなか新鮮だった。

だが、頭の中は月野さんのスカートをどうめくるか、という一点でいっぱいだった。

 

うーん、どうするか。

 

 

背後からスカートめくりするという手もある。

その時はパンツかスパッツだけでなく、お尻の形も堪能できる。

だが、それではなんか負けた気がする。

 

 

もしくは、すれ違いざまにスカートをめくるという手もある。

前を歩いてきた月野さんの横を通ったときにスカートをばさっとめくる。

だが、それではスマホで彼女のパンツ、もしくはスパッツを動画撮影できない。

 

 

この間のサクリーの時のように、道具を使ってスカートめくりをするというのは……いや、彼女は反射神経がいい。

スカートの下に道具を滑り込ませるのにはほんのちょっとといい時間がかかる。

だからスカートを抑えられて失敗する可能性が非常に高い。

 

とりあえず教室を出て廊下を歩く。

 

結局授業の間考えても、どうすれば最善手を打てるのか分からなかった。

 

歩いていくうちに図書室近くに来ており、そこで足を止める。

この間の銀花さんの時もふと思ったが、漫画の世界にはどんな本があるのか気になった。

 

「ねー、君何してるの?」

 

うぉ、この声は!?

振り返ると月野さんがニコニコと笑顔で俺を見ていた。

 

「月野さん、どうしたの?」

「それは僕のセリフだよ。廊下で何をするまでもなくぼけっとしてたじゃん」

 

足が止まっていたのか。

 

「何を考えていたんだい?」

 

月野さんのスカートをどうやってめくろうか考えていました。

もし馬鹿正直にそんなことを言うと、間違いなくフルボッコにされるだろう。

 

「何か困ったことがあるのなら力になるよ?」

 

うーん、いい子だ。

そして、横を見るとふととあるものが目に入る。

悪い考えが頭に思い浮かび、さっそく実行に移すことにした。

 

 

「あ、そこにパンフレットがあって、少し気になったことがあったんですよ」

 

学校の中の情報を教える小冊子が図書室前に置かれていた。

それを手に取りぱらぱらと数ページ捲った後、とある情報を指さす。

 

「えっと、どれかな?」

「これですよ」

 

月野さんにパンフレットを手渡すと、彼女はパンフレットに目を移す。

俺が指さしたのは、この学校内の部活動の歴史を示すページだった。

スポーツが好きな彼女なら当然目を奪われるだろう。

 

「ふーん、部活動の歴史ねぇ」

 

そしてパンフレットを片手で持っており、彼女の注意は完全にパンフレットに奪われていた。

その隙にスマホの動画撮影を起動し、用意を整えた。

 

その間も彼女はパンフレットを見ていた。

どうやら部活動の歴史でテニスのところでも見てるのだろう。

 

よっしゃ、もらったぁ!

 

俺はかがんで完全に無警戒になってる彼女のミニスカートの裾を掴み、全力でめくりあげた。

 

ここまで苦労した、彼女のミニスカートの下は……

 

おお、ピンクの花柄!

まさかボーイッシュな彼女がこんな可愛らしいパンツを履いていたとは。

ギャップがあって良きことだ。

 

「わあああああああっ!?」

 

だがさすがにスカートをめくられたことに気づき、彼女が手でスカートを抑える。

パンフレットはスカートをめくっていた俺の手の上に落ちた。

うーん、少し痛い。

 

そして彼女は顔を赤くしこちらを睨みつけている。

ボーイッシュで元気な子が羞恥心に塗れている顔は悪くない。

 

「君、一体何をするんだい!?」

「スカートめくり」

「正直に言うなああああああああ!」

 

ぐはあっ!?

立ち上がっていた俺の顔面に彼女の右ストレートパンチが炸裂した。

殴られた勢いで壁に頭をぶつけ、意識を失った。

 

 

「……はっ」

 

気づいたときには机に向かい合う形で倒れていた。

どうやらあの時気を失った時、元の世界へと戻されたみたいだ。

 

「あ、そうだスマホ」

 

スマホはまだ起動しており、慌てて撮影を終了させた。

そういや、いつもは撮影を終了させてから元の世界に戻ってきていたけど、どういうことになってるんだろう。

 

せっかくだし動画を見直してみることにした。

 

月野さんがパンフレットを読みふけっていたところから動画が始まる。

そしてゆっくりとかがみこみ、彼女のミニスカートが視界に入る。

そして俺の両手がミニスカートの裾を掴んでがばっとスカートをめくりあげた。

彼女の眩しい太ももとピンクの花柄パンツがスマホの画面に映りこむ。

うーん、何度見てもいいなぁ。

そして彼女の悲鳴が聞こえスカートが抑え込まれ、俺が立ち上がり彼女の顔を見るところへと映る。

顔を赤くし少し涙目にしていた彼女の右ストレートパンチが炸裂し、視界が揺れる。

そして壁に激突した音が聞こえ、彼女が追撃するべく左パンチを放った瞬間、画面が真っ暗になった。

 

そして俺が立ち上がりいつも見慣れた部屋が映り、動画が終了する。

 

なるほど、元の世界に戻るときは画面がブラックアウトするのか。

だが、撮影は続くあたりスマホ作成会社の技術力はすごいなと思った。

 

 

そして再び動画を再生し、月野さんのスカートをめくりあげ太ももとパンツが露になったところで再生を停止する。

なかなか可愛いパンツと白い太もも。

下半身がうずうずしてるし、収めるために自慰行為をせねば。

 

片手にティッシュを手にし、スマホを片手にベッドへ横になっていった。

 

なかなかいい物が撮れた。

 

朝から自慰行為を行うのも悪くないなと思うという、妙な休日がスタートした。

 

 



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ゲーマーのスカートをめくりたい。

「あれ~? お兄さん、弱いですね~?」

 

……ぐぬぬ。

今、俺はアーケード対戦格闘台の前に座っている。

俺が使っているキャラクターは黒い道着を来た男キャラクター。

だが、一方的に執事服を来た男性キャラにボコボコにされている。

 

今、対戦台の向こうに座っている女子はドヤ顔をしているのだろう。

 

 

ここは小さなゲーセン。

俺が今回潜っている世界は色々なゲームで対決を行ったり、クレーンゲームのやり方などを書いたりしている漫画の世界だ。

一般人には敷居が高いクレーンゲームやアーケード対戦などを分かりやすく書いた漫画として人気が高い。

 

そして対戦キャラクターなどの描写もよくできている。

実際漫画の世界の中でこうやってゲーム対戦をしているが、キャラクターはなかなか滑らかに動いている。

現実の下手な対戦ゲームよりもいい出来ではなかろうか。

 

「よし、完勝」

 

そして結局ほとんど何もできずに俺は対戦で負けてしまった。

対戦台の向こうから女の子がひょっこりと顔を出す。

やはり予想していた通りのドヤ顔だ。

 

彼女の名は『式辺 黒穂』。

黒髪に赤いカチューシャをつけているゲーマーの女の子だ。

年齢的には高校生から大学生ぐらいだろうか。

だがこうやって年齢の割にはドヤ顔をするなど、精神年齢的に幼いところがある。

 

「ふふーん」

 

そしてこうやった負かした対戦相手に対して少し煽り行為を行ったりする。

主人公がそんな彼女を負かしたり、時にはシューティングゲームで共闘したり。

そんな子だから読者人気もそれなりにある。

 

というわけで今回その女の子を『スカートめくり』の対象にしたわけだ。

その少女は今日は黒色のプリーツスカートに茶色のジャケット姿。

スカートの下にスパッツを履いてる様子も見られない。

 

いやまあスパッツを履いてても下着の形はくっきりと映し出されるし、浮き出ないということはスパッツの下には何も履いてないということでそれはそれで興奮するが、スカートをめくられてパンツを見られるよりは羞恥は低い。

 

スカートをめくって女の子の恥ずかしがる顔を見たい。

その一心で俺はこうやって漫画の世界に潜り込んでいるのだから。

 

「またやりますか?」

「……おう」

 

そしてゲーセンに入り、彼女を見つけたわけだが。

立って行うタイプのゲームをしている彼女のスカートをめくるのは簡単だが、それでは恥ずかしがる顔をスマホで録画できない。

パンツと同時にスカートをめくられた時の恥ずかしがる顔も動画に収めたいのだから。

 

なので彼女が行っている対戦ゲームの台に座り格闘ゲームを始めたわけだが、さすがはゲーマーだった。

現実の世界で対戦ゲームの経歴がない俺では全然相手にならなかった。

そのせいでこうやって彼女にカモにされているというわけだ。

 

あ、そんなことを思っている間にまたやられた。

 

「ふふーん」

 

……そして可愛いが、こうやって勝利のドヤ顔をされると少しは腹が立ってしまうわけで。

一応スカートめくりする際に罪悪感がないわけではないが、今回ばかりはそんな罪悪感も湧いてこない。

 

だが、ゲームに負けたからスカートめくりをするというのもそれはそれで屈辱的だ。

ゲームに勝てないから大人げない手段に出たと思われかねない。

ここはやはりゲームに勝ち、悔しがってる彼女のスカートをめくるというコンボを決めたいところだ。

 

「じゃ、今度はあのゲームやりませんか?」

 

俺が指さしたのはアーケード対戦台ではなく、いくつかのボタンが設置された、いわゆるタイミング系音ゲーである。

 

「あれ?」

 

式部さんも興味を持ち、一緒にやってくる。

 

「音ゲーなら俺、負ける気しないですし」

 

現実では全く行ったことがない挑発をする。

さて、彼女の負けず嫌いな性格上。

 

「へぇ、言うじゃん。じゃ、相手してあげる」

 

よし、乗ってきた。

 

さて、対戦ゲームをしたことはない。

だが、この音ゲーは何度もしたことがある。

 

この音ゲー自体は架空のものだが、モデルとなったゲームは現実に存在している。

現実でのオタク友達がアニメの最新曲が入るたびにプレイしに行こうぜと誘ってくる。

その縁もあり、俺はこのゲームをかなり難しい難易度でやりこんでいる。

 

そしてこの音ゲーも漫画で紹介され、こうやった漫画の世界でプレイできるというわけだ。

 

「じゃ、この曲で行きますよ」

「うん、かかってきなよ。私に負ける気がしないなんて言ったこと、後悔させてあげる」

 

そのセリフ、忘れるなよっと。

 

なかなかタイミング自体はシビアだが、やはりゲームの機体は現実にあるものと同じだ。

同じようにタイミングよくボタンを押していくことは出来る。

 

「あ、あれ?」

 

そして式部さんは主人公相手に挑発したりするゲーマーではあるが、プロフェッショナルというわけではない。

まったくかじっていない対戦ゲームでは俺では歯が立たないが、何回かやりこんだことがあるこのゲームならなんとか対抗できる。

 

 

「よっし」

「うそぉ」

 

曲が終わり、少し僅差だったとはいえなんとか勝つことが出来た。

隣に立っている彼女は悔しいという顔をしている。

 

「もう1回!」

「いいよ、受けて立つ」

 

1回だけならまぐれ勝ちだと思うかもしれない。

なら、2回目も付き合ってあげることにした。

 

そして2回目に負けてしまうほどこのゲームをやりこんでいないわけではない。

2回目も勝ち、息をつく。

 

「う~」

 

そして今度こそ彼女は負けを認めた顔をしている。

そんな顔をしている中、俺は胸ポケットのスマホ動画ボタンを作動させる。

 

「なら、次は別のゲームでリベンジするよ」

 

そう言った彼女は俺の方に向き直る。

今から辱めを受けることになるなど、まったく考えていない顔だ。

 

 

「その前に、1つのゲームに付き合ってくれないかな?」

「え、何のゲーム?」

 

俺はすっと息を吸い、ちらりと彼女のスカートに目を向ける。

 

 

「君のスカートをめくってパンツを確認するというゲームだよ!」

 

 

そう言い放つと同時に彼女のスカートめがけて大きくバンザイをする。

 

バサァ!

 

大きな力を入れられればスカートはあっさりとめくられてしまう。

スカートは翻り、裏地が露となる。

そして彼女の健康的な太ももと……おおっ!

まさかの黒の紐パン。

大人になろうとしている女の子がちょっと背伸びをして履くようなパンツ。

日焼けなど一切してない綺麗な太ももと対比になるような黒パンはそれぞれの良さを引き立てる。

 

「きゃああああああっ!?」

 

彼女は叫ぶと同時にスカートを慌てて抑える。

それなりに大きなゲームセンターであり、叫び声を上げても周りのゲームの音声にある程度かき消された。

顔を赤くしており、少しばかり涙目になりながら俺の方を睨みつけている。

 

「何するの、エッチー!」

 

彼女の精一杯の罵倒を受けながら俺はこの場から逃げ出した。

 

得意な音ゲームで彼女を負かした後で彼女のスカートをめくりあげる。

今までスカートめくりをしてきた中で、一番爽快な気分だった。

 

 

現実世界に戻り、動画の確認をする。

 

ゲームで勝ってた時のドヤ顔でもなく、負けた時の悔しがる顔でもなく。

ゲームをすると言われてキョトンとしてる顔。

その顔がスカートをめくられた瞬間驚きに変わり、次第に何をされたか理解して恥ずかしくなりみるみる顔が赤くなっていく。

パンツだけじゃなく、リアクションもハイスコア級だ。

 

これは徹夜ゲーだな……

 

ベッドでスマホを片手で横になりながらそんなことを思っていた。



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留学生のスカートをめくりたい。

「オー、そうなのですネ」

 

俺の隣に座っている金髪の少女はにっこりと笑顔を向けてくれる。

いや、ただ単に日本の美味しい物である『寿司』を教えただけなんだけどな……

それだけでこんな笑顔を向けられるとは思わなかった。

 

 

今、俺の隣には金髪の美少女がいる。

日本人ではなく、青色の瞳が綺麗な外国人だ。

胸も大きく、それでいていつも笑顔を振りまいている子だ。

 

 

さて、どうしてこんなことをしているのかというと。

 

 

「あー、今日の仕事も終わった」

 

仕事が終わり、アパートに帰ってきた俺。

シャワーも浴び終わり、ベッドで横になる。

疲れも仕事が終わった解放間でほんの少しだけ飛んでいく。

 

「そういや……まだ読んでない漫画あったっけか」

 

自分が漫画の中に入り込み、好きに体験できる能力を得てから色々な漫画を買いあさっている。

買いあさるのは良かったのだが、仕事をしている身でもあるので読めてなくて積まれてしまう漫画もあるのだ。

読んでもいないのに新しい漫画を買う、なんてことを繰り返していればいつか読んでない漫画で山が出来てしまう。

 

それはいけないと思い、漫画を読み漁っていた。

 

「ん?」

 

とある学園物を読んでいた時、一人の少女が目に留まった。

彼女の名前は『アル・ミーシェ』。

金髪の美少女で日本の高校に留学してきたという設定の子だ。

かなり可愛いく、少し片言な日本語で喋ってるところもまた良い物だった。

 

というわけで、今回のスカートめくりのターゲットに決めたというわけだ。

 

 

早速漫画の世界に潜り込み、服装を見る。

男子生徒の制服であり、無事に潜入することは出来そうだった。

そういや学生以外の変装はないのかなーと思うが、よくよく考えてみたら学生以外が学校に侵入してるのは変だから何とも言えないか。

 

と思いながら校内を歩き、ミーシェを探す。

さすがは金髪の留学生、遠目で見てすぐに発見できた。

この学校の制服がそうなのだが、赤いチェックのスカートを履いて白のカッターシャツを着ているものだからなおさら分かりやすい。

 

「こんにちは」

「ン、あなたはダレですか?」

「あー、実はね」

 

俺はそう言いながら1枚の布切れを差し出す。

 

「あ、これワタシのハンカチです」

 

そう、たまたま彼女が落としたハンカチを拾っていたのだ。

というかハンカチぐらいポケットにちゃんと入れておこうよとツッコミを入れかけたが、まあ自然な流れで話しかけることが出来るきっかけになったから不問にしておいた。

 

「ありがとうございマス」

 

たどたどしくもちゃんとお礼の言葉を言えた。

 

「どういたしまして。ところで、これからどうするの?」

「あ、今から少し日本のお勉強をしようと思ってるデス」

 

というわけで図書室へと出向くらしい。

 

「なら、こうやって出会えたのも何かの縁だし、俺も手伝うよ」

「ほんとですか? ありがとうございマス」

 

彼女が満面の笑みを浮かべ、またお礼の言葉を述べた。

俺が心の裏側でこの子を辱めようと考えているなんて、まったく思っていないのだろう。

 

そんな下心を隠しつつ、図書室へとやってきた。

彼女が今回学ぼうとしていたのは日本の文化らしく、芸者や寿司などといった、外国人が抱く分かりやすい日本の文化が書かれた本を持ってきてあげる。

 

「わー、綺麗ネ」

 

芸者が着る着物の写真を見ながらそんな感想を述べる。

 

「君が着ても綺麗だと思うよ」

「本当ですか? 嬉しいデス」

 

実際、着物はどんな人でも美しく見える素晴らしい服だと思う。

そう思うのは自分が純粋な日本人だからだろうか。

 

「ムー、すごいですねこれシュリケン、ビュンビュン投げてますヨ」

「……あ、本当だ」

 

そして次に忍者の写真が出てきたのだが……今さらツッコムのも妙な話だが、なんでこんな『外国人が抱く間違った日本像』が書かれてる本が置いてあるんだ?

この子が間違った歴史を学ぼうとさせるために作者が意図して置いてあるんだろうか。

 

ま、おかげでこうやってミーシェとの勉強、そして接触する切っ掛けになったからいいけども。

図書委員は昼休みということで、うとうとしている。

お昼ご飯も食べてこんな静かな場所、しかも日当たりも良いとなると眠くなるというのも頷けるものだ。

そしてウトウトから眠り、そして俺とミーシェ以外、起きている人間は誰もいなかった。

よし、チャンスだな。

 

胸ポケットに仕込んでいるスマホの動画撮影スイッチを押す。

そして今回は、ちょっと嗜好を変えようと思う。

 

「そうだ、君に日本のとある文化を教えようと思うんだ」

「何ですか、ソレ?」

 

ミーシェは興味ありそうなキラキラ笑顔で話しかける。

これからいやらしい目に遭うのに。

 

「まず、立って」

 

ミーシェがワクワクした顔で勢いよく立ち上がる。

 

「で、後ろを向いて」

「こうデスか?」

 

そして何の疑いも持たずに俺に背中を向けた。

なんて純粋な子なんだろう。

 

「で、今から教えるのが」

「教えるのガ?」

 

 

「スカートめくりっていうエッチな文化だよ!」

 

バサッ!

 

そう宣言しながらミーシェのスカートを堂々とめくりあげた。

俺に背を向けてるから抵抗されるわけもなく、ミーシェのスカートはあっさりと翻った。

 

 

おお、白黒の縞々パンツ!

そしてお尻のラインもくっきりと浮かんでいる。

 

予想したとおりだ。

ミーシェはスタイルの良い美少女。

 

だから胸だけじゃなくてお尻も素晴らしいだろうと思い、今回はお尻側からのスカートめくりを狙っていた。

予想通り、彼女のお尻は肉付きがよいのに張りもあった。

そしてそんな彼女のお尻を覆っているのが白黒の縞々パンツ。

 

これはすごく良い物が撮れた。

 

 

「ワオオオオッ!?」

 

そして慌てて後ろ手でスカートを抑え俺に向き直る。

やはりスカートめくりをされるとは想定していなかったのだろう。

顔を赤くして恥ずかしさと怒りが入り混じった顔をしていた。

 

「こ、これが日本の文化なのデスカ!?」

「そうだよー」

そして彼女から少しずつ後ずさる。

 

「ちょ、待つのデス!」

 

そして俺が逃げようとしたのを察知し近づいてきたところで立ち止まり両手を振り上げる。

今度は正面からミーシェのスカートが捲り上がり、白黒の縞々パンツのフロント部分が露となった。

黒い小さなリボンもついており、パンツの可愛らしさが数割増しだ。

 

「ま、またデスカー!?」

 

そして慌ててスカートを手で抑えた隙に俺は図書室から飛び出していった。

 

 

そしていつものように適当な場所で眠りに着き、現実のアパートに戻ってきた。

さて、今回の戦利品の確認だ。

 

おお、ミーシェのお尻とそれを包み込むパンツ。

それだけで十分素晴らしい映像なのに、その後に恥ずかしがる彼女の顔と今度は前からスカートをめくられパンツが見えた後、慌てて隠そうとする映像がばっちりと撮れていた。

 

これが日本の言葉で『一粒で二度おいしい』という奴だな、うん。

 

さて、こんないい映像を撮れたんだ、早速いつものように……

 

俺はティッシュケースをベッドの横に置き、いつもの行為を始めるのだった。

 



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教師のスカートをめくりたい。

「1+4は?」

「5~」

 

とある教室。

綺麗な女性教師の問に対して1人の女子小学生がちゃんと答える。

 

(ははは……さすがに小学生のころまで遡るとまったく覚えてないなぁ)

 

そんな中、1人だけ授業の集中できていない生徒がいた。

その生徒は見た目は小学生、中身は大人、しかも下心持ちなのだから。

そんな彼の目線は、今授業を行っている女性教師に向けられていた。

綺麗な黒髪で胸も大きく、ワンピースタイプの黒スカートから覗く生足が綺麗だった。

 

 

事の始まりは数時間前。

 

「あー、美味しかった」

 

いつものように漫画の中に潜り込む能力を使い、寿司を取り扱っている漫画の中に入っていた。

普段の財布の事情でまったく縁がないカウンタータイプの寿司も、この能力があれば味わうことが出来る。

色々なネタを堪能し、舌とお腹を満足させてきたところだった。

 

「さてと、次はっと」

 

そして今回も『スカートめくり』のターゲットを決めることにした。

食欲と睡眠欲が満足しないと性欲が湧かないというのはどうも本当らしい。

疲れてるときはエッチなことを考えずに眠り込むし、お腹が空いてたらどうにかして腹を満たすことを考える。

人間の三大欲の中で2強なのが食欲と睡眠欲であり、性欲はそれほどでもないのかと思う。

 

そんなことを考えつつ、1冊の漫画を開く。

学習タイプの漫画で、小学生に対して1人の女性教師が色々な事を教えていくというスタイルだ。

この本を買ってきた時、若干訝し気な目で見られたが元々少女漫画を買うときに変な眼で見られることもあるのだから今さら気にしていない。

 

というか『スカートめくり』をした時に女性から向けられる軽蔑の眼に比べればなんてことはない。

 

そして今回のターゲットは女性教師だ。

有名な漫画家が書いているからこそ美人であり、なかなかそそられる見た目をしていた。

 

「では、早速向かいますか」

 

スマホを手に漫画の世界の中へと飛び込んでいく。

 

 

漫画の世界の中へと飛び込み、まずは姿を確認する。

 

「うわ……小学生のころの姿だ」

 

胸ポケットが着いた上着と半ズボン。

まさに小学生のころ、自分が着ていた服装だ。

確か実家のアルバムにこんな姿をしていた時の写真が残っていたはずだ。

 

(小学生という設定か……これはなかなかラッキーだ)

 

まあ小学生に対して物事を教えていく学習漫画なのだからある意味必然なのかもしれないが。

だが、スカートをめくる立場からしてみたらなかなかいい立場だ。

なんせ小学生というのは元よりスカートめくりとか、そういった悪戯を行う立場にある。

だから今までの姿に比べると何の気兼ねもなくスカートめくりをすることが出来るというわけだ。

 

子供が純粋だと思っているのは人間だけだ、というのは誰の言葉だっただろうか。

今回の立場を思う存分利用させてもらうとしよう。

 

「あのー、君。もう授業始まるよ?」

 

後ろから声を掛けられ、振り返ると今回のターゲットである女性教師、『五島 京』がこちらを見ていた。

 

「あ、ごめんなさい」

「さ、入って入って」

 

さすがにスマホも起動させていないのに事を始めるのはダメだ。

おとなしく京さんの指示に従い、教室へと入っていった。

 

 

「……さて、結構な誤算があったな」

 

授業が終わり、教室の中で一人考える。

周りの小学生が無邪気に騒いでいる中、一人だけ考え事にふける様子は違和感があるが、そんなことを気にしないのもまた小学生という生き物だ。

 

「先生は授業が終わるとすぐに教室から出ていくんだよなぁ」

 

そう。

授業が終わると先生は職員室へと戻っていく。

だからスカートめくりをするタイミングが掴めないのだ。

 

「さて、どうするか」

 

当初、京先生に質問された時、黒板に向かって答えを書きに行くときにスマホを起動させ、堂々とスカートをめくるという計画を立てていた。

 

だが、京先生はその場で生徒に答えさせるというシステムを取っていた。

これではスカートめくりをしに行くことが出来ない。

それが完全な誤算だった。

 

「考えててもしょうがないか」

 

とりあえず席を立ち、教室から出ていく。

 

 

京先生は職員室で資料を見て忙しそうにしている。

これもまた当たり前なのだが、授業がなければ先生は職員室で働いている。

だからこそスカートをめくりに行くというのは相当リスクがある行為だ。

高校生ぐらいなら授業で分からない事があれば聞きに行ける。

だが、さすがに小学生が分からないところがあるからということで聞くというのは違和感しかないのだ。

 

 

いっそのこと、全てを投げ捨て堂々とスカートめくりをするか。

いや、それじゃさすがに警戒されまくって失敗する可能性が高い。

 

うーん……どうしたものか。

 

とりあえず教室に帰ってまた策を練るとしよう。

 

 

教室に帰り、今度は違う先生が授業を行う。

立派な男性教師であり、子供に対しても真摯に向き合い授業をしている。

小学生のころ、こんな立派な先生がいたらこんな風に性癖も歪むことがなかったのだろうかと少しだけ自嘲する。

 

「おや、神崎君は?」

「今、保健室で寝込んでます」

 

ふと隣の教室からそんな声が聞こえてきた。

声がでかいなと思いつつ、小学生って元気いっぱいだからそんなものかと思う。

 

「そっか……後でちょっと様子を見に行ってくるね」

 

……ん?

あ、そうか。

なるほど、この手があったか。

 

だが、これもまた上手くいくかどうか分からない。

とりあえずやれるだけのことをやる、それだけだ。

 

 

授業が終わり、俺は教室から出ていく。

 

(確か京先生は俺の存在をちゃんと認知してくれた)

 

この世界では部外者である俺は訝し気な眼で見られ、存在しないキャラとして扱われる。

だが、京先生は俺の姿を見て小学生の姿であるということで自分のクラスの生徒だと勘違いした。

 

それをうまいことやれば。

 

 

授業開始のチャイムが廊下に鳴り響く。

だが、俺は教室に帰らず別の場所で待機していた。

 

(うまいこといけば……)

 

チャイムが鳴って少ししてからうずくまったふりをする。

 

「あ、こんなところにいた」

 

少し遠い場所から京先生の声が聞こえてきた。

うずくまったふりをしながら胸ポケットに仕込んだスマホをこっそりと操作し、動画撮影の準備に入った。

 

保健室に行きました、とかちゃんと場所を指摘されれば安心して先生はわざわざ探しには来ない。

だが、行先も分からず行方不明だと生徒が先生に伝えれば、先生は何かあったのではないかと探しに来る。

そもそも来てるはずの生徒が欠けてるのに授業をしたらそれは問題になるのだから。

 

計画通りだと内心ほくそ笑む。

 

「大丈夫?」

 

京先生は心配した顔つきで俺を見てくる。

生徒思いの教師の鑑だ。

 

「ごめんなさい。でも、ドキドキが治まらないんです」

 

とりあえずうずくまるのを止め、ゆっくりと立ち上がる。

そして胸の当たりを抑え、異常があるのだと思わせる。

 

「そうなの? とりあえず保健室に行く?」

 

そしてどうやら信じ込んだようだ。

その隙が命取りですよ、先生。

 

「ううん、大丈夫です。だって」

 

 

俺は先生のスカートの下に両手を滑り込ませる。

 

 

「先生のスカートをめくれば治まりますから!」

 

 

ピラッ!

 

両手を思いっきり上げ、先生のスカートを跳ね上げた。

いくら小学生の力とは言え、スカートは所詮薄い布。

あっさりとスカートが捲り上がり、太ももから上の隠れていた部分が露となる。

 

 

おお、水色の……少し透けてるパンツだ。

水色で清楚な感じを醸し出してるように見せつつ、透けてることでセクシーさも際立たせている。

まさか小学生の教師がこんなエッチな下着をつけてるなんて……想定外、だがそれがいい!

 

 

「きゃああああっ!」

 

京先生は慌ててスカートを手で押さえ下着を隠す。

その隙に俺は全力ダッシュでその場から逃げていった。

なんせ体は小学生。

脚力も小学生相当になってるのだから、全力で逃げなければ追いつかれてしまうからだ。

 

「こらー、なんてことするのー!」

 

京先生が怒鳴る声が聞こえてたが、振り返ることもなく校舎の外へと出るべく全力で走っていった。

 

 

「はぁ……はぁ」

 

なんとか全力ダッシュで校舎の外へと出た後、能力を使い終わり現実世界へと戻ってきた。

現実世界に戻ってきても疲れが残ってるのは初めての経験だ。

だが、その経験に見合った素晴らしい物が撮れたのだ。

 

「さてと、早速拝ませてもらうとするかな」

 

動画を再生し、あの時の様子を見直す。

 

うずくまっていた時から顔を上げ、京先生の心配そうな顔が映る。

そして俺がスカートをめくりあげた瞬間、あのエッチな水色の下着が露になる。

先生は一瞬何をされたか分からずキョトンとしていたが、すぐに状況に気づきみるみると顔を赤くしていきスカートを抑えていた。

そして俺はここで振り替えり全力ダッシュで廊下を駆け抜けていった。

 

今までのスカートめくりと比べて少し忙しないけども、それでもなかなかいい物が撮影できた。

早速いつもの行為に励みたいのだが……疲れてそれどころじゃない。

 

どうやら、性欲というのは肉体が疲れてるとあんまり働かない物らしい。

 

そんなことを学びつつ、息を落ち着かせるのであった。

 




……教師って、『子』って呼べるのだろうか?


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魔法少女のスカートをめくりたい。

「うめぇ」

 

漫画世界に潜り込むのも楽しいが、現実世界での食事も悪くはない。

一日頑張って働いた体に、美味しい物は本当に効く。

 

さてと、食事も終わったことだし早速、スカートめくりをしに行くとしますか。

 

今回は……魔法少女物だ。

高校生の少女が魔法少女に変身して、悪の魔法使いと戦うというものだ。

そんな魔法少女は可愛らしい服装に変身するが、激しく動く割にはスカートの中身は見えない。

そんな鉄壁スカートの下に隠されているのは一体どんなパンティなのか……興味は尽きない。

 

 

では、早速行くとしよう。

 

 

「到着、っと」

 

今回も高校に潜り込むため、男子高校生の見た目となる。

若返っている間は体も結構動くが、元の世界に戻ると中年の体に戻ってしまうためギャップも激しいと最近気づいた。

まぁ、漫画の世界に潜り込むという変な力を持ってるから、現実世界では肉体を鍛えろという神からの教えかもしれないが。

 

そんなことはどうでもよく、早速校内に入っていくとしよう。

 

「おはよー」

 

おっと、ターゲット発見。

ショートカットの黒髪が可愛い女の子。

彼女は『魔野 薫』。

元気いっぱいで男子と女子にも分け隔てなく話しかけるので人気あるかわいい子だ。

そんな彼女だが、裏では魔法少女に変身して悪の魔法使いとその魔法使いが作り出す使い魔と戦うという裏の顔がある。

 

さて、今回はどうやって彼女のスカートをめくろうか。

せっかくだし魔法少女の姿に変わってからスカートをめくりたいところだ。

 

そうなると、悪党との戦いの間に紛れ込むしかないのか。

死にはしないが、痛み自体はちゃんと感じるからなるべくなら痛い思いをしたくないというのが本音だ。

さて、そんなリスクも抑えつつ彼女のスカートをめくるには……

 

 

「おやおやおや、彼女のことが気になるのですか?」

「え?」

 

振り返ると、いかにもな黒いローブを羽織った人が立っていた。

確か、この魔法使いが使い魔を作り出しているはず。

 

「ふぅむ……なかなか心が歪んでいますねぇ。気に入りました」

 

え?

手を伸ばされた瞬間、吐き気が凄まじくなる。

言葉を出そうものなら、さっき食べてしまったものを吐き出してしまいそうだ。

 

「落ち着きなさい。あなたの心に素直になれば、その気持ち悪さも消えますよ。あなたはあの女の子に性的なことをしたい。その素直な欲望に忠実になるのです」

 

ぐ、確かにスカートめくりをしたいからその通りではあるのだが。

 

「さぁ本音を我に吐き出しなさい……楽になりますよ」

「あ……あの女の子が魔法少女になったとき、スカートをめくって辱めたいです」

「ほっほ、年頃の男子が抱える女の子に対する劣情というものですね……いいでしょう、私があなたのその欲望を叶えるお手伝いをしてあげましょう」

 

……素直に本音を吐き出したとき、体が軽くなっていった。

ただ、酒を何杯も何杯も飲みすぎて、頭がフワフワしてる感じがする……

薫のスカートをめくり、恥ずかしがっている顔を見る。

よーし、やってやろう……

 

 

「ほっほっほ。今日こそあなたの持つ魔法石をいただきましょうか」

「出たわね、悪の魔法使い!」

 

黒のローブの魔法使いが薫の目の前に立つ。

 

「いくよ、薫!」

「うん!」

 

薫の傍に現れた人型のピンク色の猫みたいな生き物がぽわんと音を立てて現れ、薫の体が光に包まれる。

セーラー服から赤色のミニスカに青色のマントを羽織ったローブみたいな服に変身し、その手に杖が握られる。

 

「さあ、今日こそ覚悟しなさい」

「おっと、そうはいきませんよ」

 

黒いローブの魔法使いの杖から紫色のビームが放たれ、薫の使い魔を捕らえる。

 

「わあああっ!」

 

なすすべなく黒いローブの魔法使いの杖に捕らえられ、使い魔が苦しそうな顔を浮かべながらローブの魔法使いの傍でふよふよと浮いていた。

 

「ちょっと、キャルンに何をするのよ!」

「ふふふ……あなたの使い魔を解放してほしければ、この男の言うことを聞くのですね」

 

……あれ?

目の前に立ってるのは、魔法少女姿の薫だ。

なんか怒ってる表情をしている。

でも、そんなことはどうでもいいか。

早く彼女のスカートをめくって、その姿を動画で撮影するんだ。

 

「……あなた、私に何をしてほしいの?」

「……俺、君の……スカートをめくる」

 

俺が呟いた瞬間、薫の顔が怒りながらも恥ずかしそうに顔を赤くしていく。

 

「はあああ、あなた何を言ってるの!? 私のスカートをめくるなんて、そんな」

 

彼女はスカートを抑えながら俺を睨みつけている。

 

「さぁ、彼の言うことを聞かなければ、この使い魔の命はどうなるのでしょうね?」

 

横に立つ黒いローブの男が明らかに挑発してる。

だけど、俺の目線はすでに薫のスカートに釘付けになっていた。

 

「くっ……あなた、私の魔法石が目的なんでしょ!? なんでこの男に私のす、スカートをめくらせようとしてるのよ!?」

「魔法石は感情が高ぶっているときに力を発揮するもの。君が男にセクハラをされ、恥ずかしがっているとき、怒りと屈辱と恥辱で今までにない以上の感情の高ぶりを見せるはず。さぁ、どうします?」

 

黒いローブの男が呟くと同時に使い魔が苦しそうな顔をする。

 

「薫……僕のことはどうなってもいい……薫が恥ずかしい目に遭うのは」

「……いいわよ。魔法石を奪い取る、って命令しなかっただけまだいいよ」

 

彼女はそう呟き、棒立ちになる。

 

「ふむ……素直でよろしい」

「ただ、この男に私のスカートをめくらせた後は、ちゃんとキャルンを解放してよね」

「もちろん、約束を破ってあなたの感情をさらに高ぶらせては、魔法石が逆に破壊されかねませんからね。さぁ、君。行きなさい」

 

黒いローブの魔法使いに告げられ、俺はスマホの撮影ボタンを押す。

 

「ちょ!? まさかパンティを撮る気!?」

「おっと、言うことを聞かなかったらどうなるか」

 

薫は少しだけ抵抗しようと声を荒げたが、悪の魔法使いに言われ再び棒立ちになる。

そして俺はゆっくりと近づいていき、右手で彼女のスカートの裾を掴む。

 

 

ピラッ。

 

「~~~っ!」

 

薫は顔を真っ赤にし、眼を閉じて必死に恥ずかしさに耐えている。

肝心のパンツは……ピンクと白の縞々パンツだ。

赤色のリボンがついてて実に可愛らしいパンツだ。

綺麗で健康的な彼女の太ももがパンツをさらにいい物に映えさせる。

そして彼女は眼を閉じて恥ずかしさに耐え、体も少し震えている。

無抵抗でスカートめくりされてるだけでなく、スマホでパンツも撮られているのだ。

そりゃこんな反応にもなるよな。

 

なんにせよ、こんなにもじっくりとスカートめくりを堪能しているのは生まれて初めてだ。

 

「も、もういいでしょう!?」

 

恥ずかしさに耐えきれず、うっすらと涙目になっている。

 

「そうですね……これぐらいなら魔法石のエネルギーも相当なものでしょう」

 

パチンと泡がはじけるような音が頭の中で響いた。

あ、あれ?

スマホを構えて、目の前には……ピンクと白の縞々パンツ!?

 

そして魔法少女姿の薫が……俺はあの魔法使いの魔力にかかり、スカートめくりをしていたようだ。

 

「ふふふ……そうですよね、自制心のある男の子ならスカートめくりなんてことしないでしょうが、私の魔術にかかれば自制心なんて500円程度の電卓の説明書よりも軽い」

 

なんの例えかよく分からん。

というより、元々スカートめくりをする気ではあったんだが……まあラッキーとでも思っておこう。

さて、後はこの場から……

 

「大丈夫か、薫!?」

「……ふふふ……男の子を利用して私のスカートをめくっただけじゃなくて、パンティまで撮るなんて……覚悟しておきなさい」

 

な、なんだこの地響き!?

 

「こ、これが魔法石の力……いいぞぉ、この力を私は待っていた!」

 

あの悪い魔法使いはそんなこと言ってるけど……いや、これマジでヤバいぞ!

 

 

「消えなさああああああああああい!」

 

目の前が一気に光に包まれ…………

 

 

気が付いたときには、スマホを構えた状態で部屋で立っていた。

 

……もしかして、爆弾とかを爆心地で受けて爆波で死ぬときは、火傷とか以前に痛みを感じる間もなく原型もなく消し飛ぶのだろうか。

……にしても年頃の女の子の恥辱が力と化するのなら、あれほどまでの力が発揮されるのか……

 

しばらく呆然としていたが、とりあえずスマホを操作する。

なんせ今回、あの黒い魔法使いに操られて意識を取り戻したときには一瞬だけ縞々パンツを見た後、驚いてスカートを手放したからなぁ。

 

 

 

「ちょ!? まさかパンティを撮る気!?」

「おっと、言うことを聞かなかったらどうなるか」

 

そんなやり取りをして、魔法少女姿の薫へと近づいていき、手がスカートの裾を掴む。

そしてスカートをめくりあげ、縞々パンツが映る。

眼を閉じ恥ずかしさと怒りに耐えている姿もそそる。

そして満足し足りてないのか今までで一番の長さ、パンツを撮っていた。

 

「も、もういいでしょう!?」

 

そう言う頃にはすでに涙目となっていた。

 

 

……意識がなかったのが少し悔やまれるが……画像自体は今までで最高クラスのレベルの物が撮れているのが……これがジレンマという奴か。

 

でも、まぁいいか。

 

薫のパンツが丸見えになっている状態でいつもの行為に励むべく、ベッドへと潜っていった。



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グラビアアイドルのスカートをめくりたい。

「よいしょっと」

 

ベッドの上に寝転がり、天井を見上げる。

いつも見慣れた天井であり、もうちょっと生活が豊かになればアパート生活から脱出出来るのだろうか?

いや、住めば都とも言うし、そもそも今さら引っ越しとか考えるのは面倒くさい。

だけども実際将来のことを考えると……いや、今は未来のことを考えるのはよそう。

漫画の世界の中に飛び込める力はあるが、漫画の世界の中で生きていくのは大変だと思う。

バトル漫画とか、3日も経過しないうちに新たな強敵とか出てきて強くなるのに一生懸命になり、それ以外の趣味がおろそかになりそうだ。

 

そもそもこの力はそんなに長居できるのか、ということをまず試したことはない。

なんだかんだでずっと漫画の世界の中に逃避しないから、この現実も悪くないと思っているのだろうか。

 

 

ああ、もうやめやめ。

これ以上難しいことを考えても疲れるだけだ。

どうせ疲れるのなら満足しながら疲れたいところだ。

 

というわけで……今回はこの漫画の世界に潜り込むとしよう。

 

 

 

「おはよー」

「うん、おはよう」

 

今回も無事に漫画の世界の中に飛び込んでいる。

そして格好を確認したが、さすがは現代に近い学園物。

ブレザーであり、俺の学生時代の時に来ていた学ランではない。

まあ世界によっては別に学ランもあったりするけど、まあそれは漫画を描く作者の趣味という物だろう。

 

「おはよう」

 

そしてとある女子生徒が通りかかったとき、数名の男子の目がその女子に向く。

彼女の顔だちもよく、胸も大きい。

髪の毛も艶やかな黒色であり、濡烏のような毛というのは彼女のためにある言葉と言えるのかもしれない。

名前は『北島 小夜』。

この漫画の世界では彼女は『グラビアアイドル』をしており、そのスタイルの良さで学園内で結構注目を集めている。

その男子生徒の目は当然彼女の顔と、数名は胸に向けられている。

 

そして北島さんはそんな男子の目線に慣れているのか、特に気にした様子もなく校舎内へと向かっていく。

 

さて、今回のスカートめくりのターゲットは彼女だ。

グラビアアイドルということで水着とかそういった薄着には慣れているだろうが、まさか男子にスカートめくりされるというような、いわゆるAVのような行為はさすがにされたことはないだろう。

 

どのような反応をするか、今から楽しみでしょうがない。

 

さて、学生に紛しているんだからさっさと学校の中へと入ろう。

そして隙を伺い、彼女のスカートをめくるのだ。

 

 

学校内で数時間授業を受けたのだが、この学校はどうやら理系の頭の良い学校みたいだ。

今までの人生で習ったことがない数式を学ばされる羽目になり、頭が相当疲れてしまった。

こんな疲れた頭を癒すには……そう、小夜さんのスカートめくりしかない。

 

……まあ疲れてるからそんな発想しか出ないのだろうと思うのだ、うん。

とはいっても。

小夜さんはなんだかんだで学校の友達付き合いは大切にしているのか、休憩時間は大抵女子生徒と楽しそうにお話をしている。

まあグラビアアイドルの仕事というのは大抵忙しいだろうし、こうやって学校に来れるのも本当は稀なことなのかもしれない。

だったらその空いた時間で友達と楽しそうにお話をするのは年頃の女子としては当然のことなのだろう。

 

にしても、ああいったグラビアアイドルとか男子の目を引く女子生徒は同じ女子生徒から嫌われてそうなイメージはあったが、小夜さん自体が良い子なのか、誰も彼女を嫌っている様子がない。

それもまたグラビアアイドルとして魅力的な所なのだろう。

 

そんなことを考えている間に休憩時間が終わってしまった。

さて、次の授業は……げ、漢文か。

学生時代のころからあんまり得意じゃなかったんだよなぁ。

 

 

そしてなんだかんだでお昼休みになった。

漫画の世界に潜り込む際、基本的に食事を持ち込むなんてことはしない。

大抵漫画世界の現地で何かしら調達して食べている。

現実世界に戻ってきた時に食べたものが無になったりはしない。

だが現実からお金を持ち込まないといけない時もあるのでそのやりくりが少し大変だったりするが。

 

というわけで購買でパンを買って体育館裏近くに向かう。

教室で食べないのは……そもそも自分は本来この世界の住人ではないイレギュラーだ。

だから教室にいても一人ぼっちで食事をしなくてはいけない。

誰かの中で一人ぼっちというのは結構さみしい物なのだ。

 

そもそも皆が真面目に勉学に励んでいる中、一人だけスカートめくりについて考え込んでいる奴がいるというのもどうかと思うし。

 

そんなことを考えつつもソーセージマヨパンの袋を開け、一口齧る。

 

「はい、小夜です」

 

そんなことをしていると、小夜さんが校舎側からこちらにやってくる。

自分は体育館裏の戸側にいたからか、彼女は自分の存在に気が付いていないみたいだ。

それに誰かとスマホで通話してるみたいだ。

 

「仕事ですか……はい、分かりました。次は……海岸で撮影ですね、分かりました」

 

どうやら仕事のお話をしているらしい。

どうやらプライベートと仕事は分けて考えているみたいだ。

だから校舎裏のように誰もいないところで仕事のお話をしているのだろう。

 

しかし、これは大チャンス到来というやつではないだろうか。

自分の存在に気づいていないということは、スカートめくりの隙も当然あるというわけだ。

パンを急いで口の中に放り込み、さっさと飲み込む。

いくら漫画の世界の中とはいえ、食べ物を粗末にするなど自分にとってはありえないことだった。

奇跡的にも喉に詰まらなかったし、幸いなことに彼女はまだ電話をしている最中だったので息も整えることが出来た。

 

「はい、では失礼します」

 

彼女が通話を終了させている間に自分はスマホで撮影する準備が出来た。

そして彼女は自分がここにいることに気づかずまっすぐ直進してくる。

というより来た方向から戻ればいいと思うのだが、まあチャンスだから何も言わない。

 

そして彼女が自分の近くに来た時、いきなり彼女の前に飛び出す。

 

「はい、では今からスカートめくりの様子を撮影させていただきまーす」

 

過去最高に頭の悪いことを言いながら両腕を振り上げ、目の前にいる小夜さんのスカートをめくりあげる。

虚を突かれびっくりしてる彼女が当然反応できるわけもなく、スカートはまるで暖簾のようにあっさりと捲り上がる。

グラビアをしていて健康的な彼女の太ももとその上にある下着は……な、なな黒の紐パン!?

 

高校生でありながらこんな破廉恥な下着をつけてるなど……グラビアアイドル恐るべし……

と、そんな風に見とれていたのが悪かった。

 

「な、な、やあああああああっ!?」

 

顔を真っ赤にし涙目になってる小夜さんが思いっきり俺の股間を蹴りあげた。

あまりにも強烈な蹴りを食らい、一瞬意識が飛びかけた。

だが、彼女が何度もポカポカと胸辺りを殴ってきて追撃してきたおかげで意識が戻り、よろめきながらもなんとかその場から逃げ出すことに成功した。

 

 

そして逃げ出した先で股間の痛みに悶えていると、いつの間にやら見慣れたアパートの天井が見えていた。

こ、今回は完全な不意打ちとあまりにも予想外な破廉恥下着のせいで『スカートめくり』という行為を堪能できた感じがない。

 

と、とりあえずスマホを確認してっと。

 

少し斜め前方から歩いてくる彼女の前にいきなり飛び出し、俺の両腕が彼女のミニスカートをめくりあげる。

 

きょとんとしていた彼女の顔とそれに見合わぬ破廉恥な黒下着がスマホの画面に映り、そしてみるみるうちに小夜さんの綺麗な顔が真っ赤になっていく。

そしてスカートが降りると同時に彼女の蹴りが炸裂し、蹴りと同時に黒下着がパンチラしていた。

丸見えもいいが、こうやってパンツがチラ見えするというのまたそそるというものだ。

 

股間に強烈な一撃は喰らいはしたものの、並みのグラビアなんてものともしない素晴らしい作品が撮れた。

 

さてと、世の中の男性がグラビアを見てやっているように、俺もベッドにこもってこの唯一無二の作品を堪能するとしよう。



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少女騎士のスカートをめくりたい。

せっかくの連休だというのに、生活必需品の買い出しで休日の1日目が終わろうとしていた。

 

一人暮らしをしていると、トイレットペーパーや洗剤などといった生活必需品は案外出費を食う。

仕事で忙しくしてると、それらを買いに行く暇もなく、尽きる前に買い出しをしなくてはいけない。

 

そのせいでこうやって休日が潰れてしまうことも多々ある。

 

「……はぁ」

 

しかし、せっかくティッシュペーパーも買い出しをしたことだし、早速新品を使って好意に励みたいと思う。

 

というわけでターゲットを定めていたとある女性のスカートをめくろうと思う。

 

早速本を開き、力を使いその本の世界へと潜り込んでいった。

 

 

今まで訪れた世界は現代風の世界だったが、今回は森の中だった。

 

そして自分の姿も今までとは違い、人間の姿ですらなく、肌の色が緑色の、いわゆるオークとかと呼ばれる生命体となっていた。

スマホも腰ミノの中に入っており、激しく動くとスマホが中から落ちてしまいそうになっていた。

 

今回のターゲットにしているのは騎士である『ツル―ト』という女性だ。

金色でポニーテール、そして巨乳。

そのうえ闘う女騎士であるにもかかわらず黒のミニスカを着用してるという、なんともけしからない格好をしてる。

なんかどっかのVoiceRoidに似たような見た目をしているが、作者の趣味だろうか?

 

クールな態度で敵を切り裂くという女騎士だが、そんな彼女のスカートをめくったとき、どんなリアクションをするのか……

 

姿がオークになってるからか、いつも以上に興奮が止まらない。

 

そんな彼女はこの国の森辺りをパトロールすることがあるらしい。

女騎士として、国を狙う魔物を倒すのを生業としている。

まさに騎士の鏡といったところだ。

 

俺は森の中で興奮しつつも、ターゲットがやってくるのを待ち構えていた。

そして森の中でじっと待機していると、ツルートが森の中へとやってきた。

腰に剣を携えており、黒のミニスカが歩くたびに揺れる。

しかもその胸は薄い防具で軽く隠してる程度であり、胸の谷間も普通に見えていた。

原作の漫画では男からイヤらしい目で見られているが、なるほどあの格好では無理もないだろう。

彼女自身そんな視線を気にしない性格というのもあるが。

 

では、さっそく腰ミノからスマホを取り出し、撮影を開始するとしよう。

こんな姿である以上、いつも見たく不意を突く形ではなく、人を襲うモンスターという体でスカートをめくりに行ける。

 

では、早速そのスカートを――

 

 

「はあっ!」

 

その瞬間。

彼女の剣が目にも止まらぬ速さで抜かれ、俺の首は胴体と別れを告げることとなった。

 

 

 

「……っはぁ!?」

 

意識を取り戻したとき、そこはアパートのベッドの上だった。

まさか……ほんの一瞬だった。

スカートをめくる以前に、ツルートが俺の姿を認識した瞬間、剣を抜き、首を刎ねられた。

 

漫画世界で死ぬことがあったら現実に戻るというのは分かっていたが、まさか一瞬で殺されてしまうとは想像もしていなかった。

もし漫画世界で死ぬことが現実世界での死と直結していたら……背筋がぞくっと冷えた。

 

そして今回のターゲットは、作戦もなしでスカートをめくれるほど甘い相手ではないと認識した。

 

「……次こそめくってみせる」

 

我ながら頭の悪い動機だなとは思う。

だが、一度失敗したぐらいでスカートめくりを諦められるほど物分かりは良くはない。

仕事でも俺自身が納得できけりゃ出来が良くてもやり直したりするぐらいだ。

 

 

再び森の中にやってきた。

再びオークの姿となっている。

いきなり飛び出しても反応し、斬られたというのなら。

罠を仕掛け足止めをしてからめくるというのはどうだろうか。

 

森の中の樹をへし折り、なかなか近づけられないように盾らしきものを組み立てる。

その向こう側で俺が待機し、こちらへ近づくのに難儀してる隙にスカートをめくるという作戦を立てた。

オークとなり、人間離れした腕力のおかげで樹をへし折るのは難しくなかった。

そして樹で何本も積み重ね、盾みたいな物を作った。

 

そしてツルートが俺の姿を確認し、剣を早速抜く。

 

「……それぐらいで身を守ったつもりか」

 

だが、ツルートは剣を放り投げ、まるでブーメランのように俺の首をピンポイントに狙い、逆にあっけにとられた俺の首は――

 

 

「はああっ!?」

 

今度もダメだった。

まさか剣を放り投げてブーメランのようにするなど……

さすがにあんなアクロバットな事をされたら身を守りようがない。

 

「うーん……どうするか」

 

そもそも絡め手を利用するのに、単純な力押しをするオークでは分が悪い気がする。

ここはオーク以外の生命体に変身できることを願い、漫画の世界に入る。

 

 

(……おや、これは?)

 

変身していたのは、オークではなかった。

言葉を発することは出来ないが、手が緑色の触手となってしまっていた。

鑑がないから、触手でスマホを操り、自分の姿を撮影してみる。

 

なんと、無数の緑色の触手を持つ、植物が複雑に絡みついて出来上がった魔物のような見た目になっていた。

 

(これなら……)

 

なんとかうねうねと移動することは出来たが、オークの時、いや、人間の時よりも歩きは遅かった。

これではあっという間に剣で斬られて現実の世界へと戻されてしまうというのがオチだ。

 

(うーむ……)

 

何とか考えるうちに、触手がどこまで伸びるかを確認する。

なんと10m以上も伸ばせることが確認した。

 

これなら……いける。

 

ツルートが森の見回りをしてるのを確認する。

触手が長く伸ばせるのだから……目だって伸ばせるはずだ。

見つからないように気を付けながら目を伸ばし、ツルートの姿を確認する。

このままスカートの中を覗いてもいいのだが、それでは満足しない。

あくまで下着を見るというのは二の目的。

スカートをめくり、どんな風に恥ずかしがるのか。

 

女の子の恥ずかしがる反応を見るのがスカートめくりの本質だ。

 

そして周りの植物に紛らわせ、触手をゆっくりと剣に向かって伸ばしていく。

まずは武器を叩き落す。

抵抗する手段を奪い、それからゆっくりとスカートをめくり反応を楽しめばいい。

 

こちらに徐々に近づいてきているが、触手をこっそりと腰に携えられた剣に伸ばす。

そして剣を一瞬で奪い取る。

 

「なっ―!」

 

ツルートが剣を叩き落され、地面に落ちた剣を取ろうとする。

だが、そうはさせない。

両手を触手で絡めとり、剣を取る動きを封じた。

 

「しまった、油断していた……」

 

クールな彼女らしく、悔しがっている表情をしている。

さてと、先ほどはオークの時に2度首を刎ねられている。

その仕返しも含めて、存分に楽しませてもらおう。

彼女の体を触手で引っ張っていき、目の前に引きずり込む。

 

「こんな魔物がこの森にいたとは……」

 

彼女は抵抗しようとあがくが、魔物と化した俺の体はそれぐらいでは解けなかった。

さてと……

 

まずは足もゆっくりと触手で絡めとり、動きを封じる。

 

「くっ……何を」

 

そして触手がゆっくりとスカートに伸びていき、ツルートが何をされるのか察したのかあがく。

 

「ま、まさか」

 

さて、どこまでを考えているのかはあれだが……

触手がスカートを掴み、ゆっくりと持ち上げる。

 

「や、やめて」

 

ツルートが顔を赤くし、足をもがかせる。

だが、俺の触手は彼女の言葉を無視し、ゆっくりとスカートをめくりあげた。

 

スカートの中は黒のスパッツで覆われていた。

彼女は顔を赤くしていたが……

 

当然、スパッツは脱がさせてもらうとしよう。

触手がスパッツを掴み、勢いよく降ろした。

 

「や、やめ――!」

 

彼女の嘆願むなしく、スパッツが降ろされピンク色のパンツが露となる。

レースで縁どられ、なかなか可愛らしいパンツが俺の目の前に晒される。

 

「く、くぅ……」

 

ツルートは顔を赤くし、うっすらと涙目になっていた。

その一部始終の様子もスマホで撮らせてもらっていた。

 

だが、今回はそれだけで終わらせるつもりはない。

二度も殺されかけたのだ。

 

彼女をうつぶせにし、スカートを再びめくる。

ピンク色のパンツはお尻にぴったりと張り付いており、お尻のラインもくっきりと浮かび上がっていた。

そして俺の触手は、彼女のパンツをつかみ引っ張り、無理やり食い込ませてTバック状態にした。

 

「やああああ」

 

クールなはずの彼女はすっかりと涙目となり、可愛らしい悲鳴を上げていた。

うーむ、彼女のお尻に食い込むパンツでいい形となり、良き目の保養となる。

当然スマホで撮影し、素晴らしい状態も録画させてもらった。

 

さてと、十分辱めたし……満足だ。

 

 

元の世界に戻り、ベッドの上に座り込んでいた。

スマホを操作している形であり、右腕と左腕を何となくぐるぐると回す。

 

触手が生えていた時は、まるで数本の腕を自由に動かせるような、今までにない感触だった。

だからこそ人間の体での腕が2本動かせる感じを取り戻したかった。

 

さて、スマホで今回の戦利品も見るとしよう。

触手で動きを止められ、スカートをゆっくりとめくられていく。

この時はまだスパッツでパンツを隠していたから、顔を赤くしつつもまだ抵抗しようという気が感じられる顔だった。

だが、触手が容赦なくスパッツを脱がそうとしたとき、クールな騎士としての顔から恥ずかしさを感じる女の子の顔となった。

そしてピンクのパンツも太ももの白さと相まってすごくいい見栄えとなっていた。

そしてうつぶせにされた時、これ以上何をされるのかという不安の顔になっていた。

そしてパンツをお尻に食い込ませれTバックにされた際、完全に泣いてしまい、もはやクールな様子などかけらも感じさせない、一人の可愛い女の子の顔になっていた。

 

2度も殺されただけあって、素晴らしい物を撮れた。

 

これは早速……

 

 

俺はベッドに寝転がり、新品を使いいつもの好意に励んだ。

 

 



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いたずら娘のスカートをめくりたい。

「にひひ~、今日はあの子にしようっと」

 

俺の視線の先。

そこには栗色の髪の毛をした女の子がいた。

その女の子の視線の先には、肩までかかるぐらいの長く黒い髪の毛の可愛い女の子がいた。

同じ高校の同級生であろう彼女を、栗色の髪の毛の女の子はじっと見つめており。

 

 

そして栗色の髪の毛の女の子は音を立てずこっそりと、黒い髪の毛の女の子の後ろに立つ。

栗色の髪の毛の女の子は俺の存在に気づいていないみたいだ。

 

「えいっ、隙あり!」

 

バサッ!

 

栗色の髪の毛の女の子は大きく万歳をし、黒い髪の毛の女の子のスカートをめくった。

黒髪の子のスカートはあっさりと捲り上がり、水色のパンツが露となった。

 

「きゃああああっ!」

 

黒髪の女の子は後ろ手でスカートを抑えながら振り返り、栗色の髪の毛の女の子の姿を確認する。

顔は恥ずかしさから真っ赤になっており、それとは対照的に栗色の髪の毛の女の子はにっこりと笑顔になっていた。

 

「ふふ~、撫子ちゃんの今日のパンツは水色~。いい物見れたなぁ~」

「もう、栗栖ちゃんのエッチー!」

 

撫子と呼ばれた黒髪の女の子はスカートを後ろ手で抑えた状態で前へと走って逃げていく栗栖と呼ばれた栗色の髪の毛の女の子を見送った。

 

 

「……やるな」

 

そして、撫子は俺が遠くからスカートめくりをされた一部始終を見られていたことに気づいていない。

おかげで水色のパンツが露になった瞬間をスマホで一部始終撮影できた。

 

 

 

さて、事の始まりはほんの数十分前。

今日発売されたばかりの最新漫画を買ってきた。

冒険譚やグルメ漫画、それらすべては漫画の中に入り込める俺にとっては最大の娯楽となる。

そしてちょっとHな学園物も買ってきたりもした。

ありとあらゆるカテゴリの漫画を一気に大人買いしていた俺を、店員は凄い目で見ていたっけ。

もしあの店員が女性店員だったら、Hな学園物を買った時点で軽蔑の目で見られていたかもしれない。

まあ、漫画の世界の中でスカートめくりをしてると知られた場合の目よりはマシかもしれない。

 

 

それはさておき。

冒険譚は知られざる深海の世界を最高機能の潜水艦で潜り旅をする物語。

海が好きな俺にとっては未だ未知の部分がある深海を知れる物語はアタリだ。

グルメ漫画は最高級のラーメンを作るために、まずは小麦粉を栽培するところから始めていた……なんかどこぞのアイドルグループが似たような企画をしていた気もするが……まあこれはこれで先が楽しみになる漫画だ。

 

そして少しばかり興奮を抑えつつ、ちょっとHな学園物に手を出す。

さすがに女の子は『可愛い』以外で言い表せない子ばかりだ。

胸が大きかったり、ポニーテールだったり。

とにかく色々な可愛い子が目白押しで、動くたびにパンチラをしていたりする。

だが、パンチラをしてる動作があまりにも自然なため、笑顔ではあるが恥ずかしがったりはしていない。

絵がいいだけに、ちょっと惜しいなぁ……と思っていたら、一人の少女が目に入る。

 

彼女の名前は『栗栖 空』。

名は体を現わすのか、栗色の髪の毛が特徴的なちょっと小柄な女の子だった。

だが、この女の子はすごい。

他の女の子の胸を揉んだりスカートをめくったりして、可愛らしい女の子が恥じらう顔を引き出させていた。

そして彼女だけは鉄壁スカートの防御をなしているのか、ちょっとHな悪戯をしてる時もスカートがめくれたりはせず、パンツが一切描写されていなかった。

 

 

よし、ターゲットは決まった。

 

早速俺は特殊能力を発動させ、この漫画の世界へと飛び込んでいった。

 

 

そしてこの世界へと飛び込み、栗栖の姿を発見した。

早速彼女のスカートを……と思う前に、ふととあることを思い至った。

このシリーズは栗栖以外にも可愛い女の子が目白押しだ。

もしかしたら、彼女の様子をこっそりと見ていれば、自然とスカートめくりされる様子をスマホで撮影できるのでは?

 

普段スカートめくりをして恥ずかしがる様子を撮るが、逃げ遅れた場合その代償としてロクな目に遭ってない。

この間に至ってはスカートをめくる前に首を、しかも2度に渡って切り落とされている。

死にはしないが、さすがに心臓に悪い体験だ。

そのリスクを負わずに、可愛い女の子がスカートめくりをされる様子を撮影できる。

これは願ってもないチャンスだ。

 

 

というわけで早速栗栖の後を付いていったら、先ほどのように『式 撫子』という黒髪の可愛い女の子がスカートをめくられる様子を撮影できた。

男にめくられたわけではなく女の子にめくられたからか、恥ずかしがりこそすれど、少なくとも俺が撮影したときのように怒ってる様子は見えない。

まあ完全に怒ってないわけではないが、あくまで男である俺にめくられた時よりはまだいいか、みたいな感じだ。

 

恥ずかしさを見せたのは一瞬だけで、後は怒り顔という撮影もあったからなぁ。

 

というわけで今回は栗栖さんに一部始終張り付き、女の子同士でのスカートめくり、というシチュエーションで撮影していこうと思う。

そして最後には、俺に素晴らしい光景を見せてくれたお礼として、盛大に栗栖さんのスカートをめくってあげるとしよう。

 

……なんか凄く腹黒い気もするが、まあスカートめくりなんてする男の考えなんてまっとうじゃないか、と思いさっさと思考を切り替える。

 

 

始業前にトイレへと向かう生徒もいる。

栗栖さんは廊下でにっこりと笑いながら、ターゲットを見定めているようだった。

俺は少し離れた廊下の曲がり角で、栗栖さんのその様子を観察していた。

 

そして栗栖がぴくっと背中を動かす。

どうやらターゲットを決めたのだろうか。

歩いてきたのは、茶色のポニーテールが特徴的な女の子。

名を『雪実 花音』だったはず。

活発で元気な女の子であり、明るい様子で接するため男女問わず人気がある女の子だ。

 

栗栖はたださりげなく通りがかる子を演じようとしたのか、廊下からすっと現れ、歩いてくる花音の前を歩く。

 

(さて、どうする?)

 

スカートめくりをするか、それとも胸を揉むか。

俺が内心興奮しつつスマホを準備する。

 

そして花音さんが栗栖さんの横を通りすがろうとした瞬間。

 

「それっ!」

 

ぴらっ。

 

栗栖さんが本当にさりげない動作で右腕を上げ、すれ違う花音さんのスカートを自然にめくりあげた。

花音さんのパンツは……おお、黄色のパンツに花柄模様!

元気いっぱいな花音さんに似合うパンツだ。

そしてさりげなくスカートをめくられたことで最初は平然としていたが、見る見るうちに顔を赤くして恥ずかしさに満ち溢れていく。

 

「へっへー、花音ちゃーん! 油断大敵だよー!」

 

そして栗栖は先ほど撫子相手に見せたように凄い足の速さで逃げていく。

花音はスカートを手で抑え、逃げていく栗栖を少しばかり恨目がましい目で見ていた。

 

そしてその様子の一部始終をスマホで撮影していた俺も満足。

しかし、あの本当に華麗な動作。

豪快に捲るのではなく、本当に自然な動きで、スカートをめくる。

今までの俺とは比較的にならないほどのスカートめくりの腕だ。

 

だが、そんな彼女のスカートをめくるのが俺の本来の役目だ。

他の女の子のスカートめくりも楽しみにはさせてもらうが、あくまで本来のターゲットは見失わない。

 

 

「よいしょっと」

 

誰もいないとある教室。

栗栖はその入口にとある仕掛けを用意していた。

 

「さてと、準備完了っと」

 

その時の栗栖さんは本当に楽しそうだった。

そして俺はその様子を教室の外でこっそりと見ており、彼女が教室から出る前に廊下の角へと慌てて避難した。

 

 

そしてとある一人の女生徒がやってきた。

彼女は確か……『山本 千寿』。

金色の髪の毛にツインテールの巨乳と、まさに少女漫画に出てきそうな見た目の女の子だ。

しかし、彼女があの教室に何の用事があるというのだろうか。

そしてそんな山本さんの後ろに、栗栖さんがにひひと笑いながらこっそりと様子を眺めている。

 

「えっと、確か栗栖さんが待ってるのってここの教室だったはず」

 

どうやら、栗栖さんは待ち合わせという名目で山本さんをこの部屋に呼び出したようだ。

 

「失礼します」

 

そして山本さんが何も疑わずに教室に入った瞬間。

 

びゅううう!

 

「きゃああああああっ!?」

 

彼女のスカートは前後ろ問わず一気に捲り上がり、レースが付いたピンクのチェック柄のパンツが露となる。

慌てて両手でスカートを抑えようとするが、入口の傍に仕掛けられたスイッチ『強』の扇風機が起こす風が山本さんのスカートを容赦なくめくりあげる。

 

「な、なんなのこれ~!」

「山本さん、遅れてごめん……ってなにこれ!?」

 

栗栖さん自身が仕掛けた罠に、栗栖さんは驚愕したふりをしていた。

まさに自作自演というやつだ。

 

「く、栗栖さん、これは一体」

 

スカートを抑えながら教室に入った山本さんが扇風機のスイッチをOFFにし、なんとかスカートが激しくめくられるのを止めた。

 

「もしかしたら、私がここで山本さんに教科書を貸そうとしていたのを男子生徒が聞いて、こんな悪戯を仕掛けたのかも」

 

……なんという、バレバレの嘘。

正直な話、こんな話を信じるのは心が純粋無垢な聖人ぐらいだろう。

まあ山本さんが慌ててスカートを抑えるのを撮影していた俺は間違いなく悪人だろう。

 

「な、なんという真似を」

 

……そして山本さんは、聖人の部類だったらしい。

栗栖さんもさすがにあっけにとられた後、罰の悪そうな顔をしてる。

スカートをめくって目論見は成功したものの、栗栖さんがその犯人だとは微塵も疑っていない。

そんな聖人思考を見せつけられてさすがに罪悪感が湧いたというところだろう。

 

……さて、その罪悪感が湧いたところで。

天罰が下った、と思わせるようにこれから栗栖さんのスカートをめくるとしよう。

 

 

「うーん、まいったなー。山本さん、人を疑うということをしなさすぎだよ~」

 

栗栖さんは悪戯を終えた後、廊下を一人歩く。

そして俺はそんな栗栖さんの前にすっと姿を現す。

当然スマホは胸ポケットで撮影準備を整えている。

栗栖さんは俺の姿を見たとき、一瞬きょとんとした。

まあ漫画の世界には本来『俺』という存在はいないわけだからな。

見たことがない男子生徒がいる、という程度のものなのだろう。

 

「栗栖さーん」

 

そんな彼女に俺が呼びかける。

 

「ん? 君は?」

 

そして当然俺という存在を知らない彼女は俺を訝し気に見ている。

 

「実は栗栖さんに教えたいことがあってね」

 

そして俺は名前を述べず、栗栖さんに対してフレンドリーに話しかける。

 

「教えたいこと? 私に?」

 

栗栖さんはますます訝し気にしながら警戒した様子を見せる。

だが、俺はとある結論を出していた。

 

 

「スカートめくりをしていいのは、スカートめくりされる覚悟のある人だよ」

 

そんなことを言いながら、俺は栗栖さんのミニスカートの裾を両手で掴み、思いっきり上へと跳ね上げた。

 

ばさぁ!

 

「え、え、ええええええ~っ!?」

 

普段とは逆に、スカートめくりをされる立場になった栗栖さんはすごい顔を真っ赤にしていた。

スカートをめくりあげられたことで露になった彼女のパンツは……おお、水色と白色の縞々パンツ。

赤色のリボンがついていて、3色の彩が俺の目を奪う。

普段スカートめくりや悪戯ばかりしてる、どこか子供らしさが抜けない栗栖さんらしいパンツだ。

 

「ちょちょちょっとぉ!?」

 

そして栗栖さんが慌ててスカートを両手で抑える。

顔はすでに真っ赤になっており、少しばかり涙目で俺を睨みつけた。

 

やっぱり、男である俺がスカートめくりをすれば恥じらいだけじゃなくて怒りも表情に含まれちゃうんだよなぁ。

 

「スケベ! エッチ! 変態!」

 

背後から彼女の精一杯の罵声を浴びつつ、俺は慌てて廊下を走り逃げていった。

 

 

「……ふぅ」

 

いやー、本命である栗栖さんのスカートめくりを達成できて無事一息。

しかし、今回はそれだけじゃない。

可愛らしい女の子3人が女の子にスカートをめくられた時の、俺では絶対見られない新鮮なリアクションも撮影できた。

 

まず、式 撫子さん。

栗栖さんがこっそりと後ろに近づいていき、有無を言わさずスカートをめくりあげた。

水色のパンツと、それに覆われつつもくっきりと現れたお尻のライン。

慌ててスカートを抑え、振り返る際に一瞬だけ見えた恥ずかしがる顔。

この一瞬のチラリズムもまたいい。

 

次に雪見 花音さん。

彼女は普通に歩いていたのだが、横を通りすがろうとした栗栖さんにスカートをめくられ、黄色の花柄パンツを露にされた。

いきなりスカートをめくられたことで恥ずかしさにみるみる染まっていく顔がたまらない。

 

山本 千寿さんはさすがに撮影場所があれだから少し遠いが、それでも扇風機によって前も後ろも同時にスカートをめくられ、慌てた声を出しながらピンクのパンツを隠そうとする様子がまた可愛らしい。

 

 

そして最後に本命の栗栖 空さん。

今まで俺がスカートめくりをした時と同じように、真正面に立たれてきょとんとしていた顔。

それがスカートを真正面からめくられたことでみるみる顔が赤くなり、恥ずかしがる。

そして水色と白色の縞々パンツが彼女の恥ずかしがる顔とベストマッチし、お互いの良さを引き立てていた。

 

 

「はーっ、疲れた」

 

心が終始躍るスカートめくりの撮影。

それが4人分もゲットできたのだから、たまらない。

 

下半身もむずむずしていたので、俺はベッドの上でいつもの行為に励むことにした。



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女子高生姉妹のスカートをめくりたい。

「愛子お姉ちゃん!」

 

少しばかり幼さが残る少女が、愛子に抱き着いていく。

 

「恋華ったら、もう」

 

抱き着かれた少女は照れたようにしつつも、まんざらではない。

そのくりりとした瞳はまっすぐ恋華と呼ばれた少女を見つめていた。

 

 

 

「……いいなぁ」

 

愛子の本名は『金森 愛子』。

漫画の世界に潜り込めると知った俺が初めて『スカートめくり』を行った女子高生だ。

その時のピンクのパンツと恥ずかしがるリアクションは忘れていない。

 

その愛子と恋華と呼ばれた少女が楽しくじゃれあってるのを俺はじっと見つめていた。

 

 

さて、事の始まりを説明するとしよう。

 

「あっ、最新刊出てたのか」

 

本屋に出かけたとき、最初に『スカートめくり』を行った少女である『金森 愛子』と呼ばれた女の子が存在している漫画の最新刊が発売されていた。

本来は少女雑誌に連載されている漫画なので、青年男性である俺が少女雑誌を立ち読みすると奇異な目にさらされるので、コミックスを追うことしかできなかった。

 

「ありがとうございましたー」

 

早速俺はそのコミックスを買った。

せっかくなのでカーレースを行う物語などの漫画本も購入した。

 

 

「さーてと」

 

仕事終わりで疲れていても、本を読んで色々な物を見て知識を得るのは楽しい。

乱雑にいろいろな漫画を読んでるから節操がないとも言うのかもしれないが。

 

「では早速」

 

俺は早速金森さんが出てる少女漫画を読んでいく。

男子生徒に恋をする様子がきっちり書かれていて、続きも気になるのだが。

 

「……ふふ」

 

ミニスカートから覗く眩しい太もも。

だが、そのスカートの中を知ることは俺意外誰もいない。

俺だけが彼女はピンクの可愛らしいパンツを履いてることを知ってる。

だから彼女のスカートの下には可愛いパンツを履いていることを妄想しながら楽しむことが出来る……うーむ、これはこれで楽しい読み方だ。

 

 

「お?」

 

そしてコミックスの最後のお話辺りに、金森さんの妹である『金森 恋華』という女の子が出てきた。

彼女は愛子さんとは別の高校に進学したらしい。

だから最初の巻には登場しなかったのか、と思いつつ最後の話も読み終わった。

 

「いやー、面白かった」

 

純粋に漫画の物語として楽しむ場合、愛子さんが男の子に対する想いをますます膨らませていき、先が楽しみになってきた展開となっていた。

 

 

「……さてと」

 

だが、俺は別の観点からこの巻を見ていた。

 

「恋華さんはどんなリアクションするんだろ?」

 

恋華さんは最後の方に出てきたのであんまり出番はなかったが、愛子さんと違ってショートカットの黒髪で可愛らしく、元気いっぱいな性格の子だった。

そんな子がスカートをめくられるとどんなリアクションをするのか、気になったのだ。

 

「それに、愛子さんのパンツはまだ撮ってないしな」

 

実は最初にスカートめくりを行った愛子さんの時、まだ俺にはスマホでスカートめくりの様子を撮影するということをしていなかった。

最初のスカートめくりということで印象には残っているのだが、やはり動画という形でいつでもリアクションを見ることが出来るようになりたい。

 

 

よし、決めた。

今回は愛子さんと恋華さんのスカートをめくり、その様子をスマホで撮影するとしよう。

 

俺は意を決して漫画の世界へと潜り込んでいった。

 

 

そしてじっくりと愛子さんと恋華さんの姉妹のじゃれついている様子を確認していたということだ。

どうやら学校の帰りに待ち合わせをしていたということで、お互い制服姿ではあるが別々の服装をしていた。

 

愛子さんの制服は灰色のチェックスカートに白色のYシャツ。

そして恋華さんの制服はセーラー服で、ミニスカートだ。

愛子さんの制服は俺が彼女のスカートめくりをした時とまったく同じだ。

今でも彼女のピンクパンツとリアクションを思い出せるが、すでに鮮明ではななくなってきている。

というわけだから、今回こそ確実なデータとして残したい。

 

「お姉ちゃんの学校生活はどう?」

「ん、楽しく過ごしてるよ……だけどね」

「だけどね?」

 

愛子さんはここで少しばかり何かを言うことを躊躇ってるみたいだ。

恋華さんは少し心配そうな顔で姉を見ている。

 

「実はね、見ず知らずの男子生徒に、そ、その……スカートめくりをされちゃったの」

「ええええっ、お姉ちゃんに!?」

 

それは俺にとってもびっくりなことだった。

まさか、漫画世界のキャラクターたちが現実世界の俺のことを覚えていたとは。

同じコミックスならまあ理解できなくはないが、巻数を跨いでいたのに。

 

「な、なんてスケベな男子生徒。当然やり返したんだよね?」

「それがね……他のクラスや学年を探してみてもその男子生徒はいなかったの」

 

だから実は夢だったんじゃないかと疑ってる、と言葉をつづけた。

それを聞いた恋華さんは首を傾げた。

 

まあそりゃ俺は元々この世界の住人じゃないしな。

 

「……よーし、じゃお姉ちゃんを励ますために、放課後はいっぱい遊ぼう!」

「うん、そうだね」

 

恋華が愛子の手を取り、元気よく歩き出した。

 

姉を励ますため、頑張ろうとする妹。

見てて微笑ましい光景なのだが、そんな彼女たちをスカートめくりの毒牙にかけるというのだ。

良心を捨て、物事に当たらねばならない。

 

そのうえ、愛子さんは俺のことを覚えていた。

鏡で姿を確認したが、最初にこの漫画世界に訪れたときと同じ姿だった。

少女騎士のスカートをめくったときみたいに姿が変わっていれば警戒もされなかっただろうが。

何の考えもなしに前に姿を現しても、警戒されてスカートを抑えられてめくるのを失敗するだろう。

 

無策ではさすがに失敗するだろう。

とりあえず、姿を見失わないようしなくては。

 

 

まずあの姉妹が向かったのは喫茶店だった。

愛子さんと恋華さんはココアを頼み、愛子さんがショートケーキを、恋華さんはクッキーを頼んでいた。

 

「お姉ちゃんのケーキ美味しそう」

「じゃ、一口食べる。はい、あーん」

 

愛子さんが恋華さんにあーんをしてあげ、恋華さんは嬉しそうにケーキを一口食べる。

その時の顔がなんとも幸せそうであり、その様子を見ていた俺以外の客の何人かがケーキを追加注文していた。

そんな微笑ましいことをしてる中、そんな彼女たちのスカートをめくろうと考えている不届き者がここにいるなんてここにいる俺意外の誰もが思ってないんだろうなぁ。

 

俺はコーヒーを飲みながら、どのようにスカートをめくるか、だけを考えていた。

おかげでコーヒーの苦味がちっとも舌に感じなかった。

おそらく、今まで飲んできたコーヒーの中で一番味を感じなかった瞬間だろう。

もしこんなことを考えてなくて飲んだら美味しかったのか、そう考えたら少し残念だ。

 

「次はー」

 

そして次に姉妹が向かったのはカラオケだ。

姉妹2人が部屋を借りたのを見て、俺は少しばかり考え込む。

カラオケの個室で籠っていてもいい案は浮かばないだろう。

少しリスクはあるが……リスクなしに目的を果たすことなどできない。

俺はとあることを考えていたため、姉妹2人が入っていったカラオケではなく別の場所へと向かっていった。

 

 

「いやー、歌ったねー」

 

カラオケの個室から出てきて道を歩く恋華が満足げにしていた。

妹が楽しそうにいろいろな歌を歌ったり、一緒にデュエットもしたから愛子も満足していた。

 

そしてそんな2人の前に、帽子をかぶった男性が転んでしまった。

 

「あの、大丈夫ですか?」

 

愛子は転んだ男性を放っておけるほど冷たい人間ではなく、心優しい人間だ。

 

だが、愛子は優しすぎた。

 

愛子は少しばかり急いだ足で妹を追い越す。

 

その優しさを裏切られることになるなんて思いもせず、転んだ男性の元へと近づいていく。

 

「あの、大丈夫ですか?」

 

愛子は心配そうな顔つきで転んだ男性に向かって手を伸ばす。

 

「うん、大丈夫。心配してくれてありがとう」

 

男は少しだけ立ち上がり、手を伸ばす。

 

「お礼に……パンツ見せて!」

 

愛子が聞き覚えのある声だと気づいたときには、時すでに遅し。

男の手は愛子の手を取ることはなく、愛子のミニスカートを掴む。

 

バサァ!

 

愛子のミニスカートは男の手により勢いよく捲りあげられた。

 

「きゃああああ、ちょ、ちょっとぉ!?」

 

愛子が慌ててミニスカートを両手で抑えたが、男はすでに愛子のフリル付きの黄緑パンツを閲覧し終えていた。

 

「お、お姉ちゃん!?」

 

恋華が姉がスカートめくりされ、慌てて駆け寄る。

愛子はスカートを抑えつつも振り返り言う。

 

「恋華、来ちゃダメぇ」

「もう遅いよ。妹さんのも見せてもらうね」

 

だが、愛子の忠告が届く前に男は慌てて駆け寄ってきた恋華の前に立っていた。

そして慌てて駆け寄ってきた恋華にスカートを抑える余裕がなかった。

男が両手を恋華のミニスカートの下に滑り込ませ裾をつかみ、勢いよく万歳した。

 

バサッ!

 

「やああああっ!?」

 

恋華のミニスカートがめくりあげられ、小さな猫の顔がたくさんプリントされたパンツが露となる。

 

「猫さんパンツとは、可愛いね」

 

男が少し意地悪く言うと、恋華が顔を赤くしミニスカートを抑えた。

 

「私だけじゃなくて妹のスカートまでめくるなんて、この変態っ!」

「逃げるな、エッチー!」

 

姉妹が慌てて走り去っていく男に背一杯の罵声を浴びせかけたが、男は足を止める間もなく逃げ切った。

 

 

 

「……よいしょっと」

 

無事に漫画の世界から帰還し、ふぅと一息つく。

金森姉妹のスカートを無事にめくり終え、走り逃げてきた。

最初のターゲットとなり、唯一スマホでスカートめくりの様子を撮影できていなかったから、今回無事に撮影できてどこかやり遂げた感があった。

 

さてと、改めて確認するか。

 

 

今回も胸ポケットにスマホを仕込んでいたから、最初にこけた演技をした時、スマホが壊れていないか不安だった。

アスファルトの地面が移っているのかほぼ真っ黒だったが、声をかけられゆっくりと立ち上がり、無事に愛子さんの姿が映し出される。

心配した顔をしながら手を差し伸べる愛子さん。

だが俺はその心配を仇で返し、スカートをめくりあげた。

スカートめくりをされたことで心配した顔はみるみると羞恥に染まっていき、それと同時にフリル付きの黄緑色のパンツと白く健康的な太ももがスマホに綺麗に映し出されていた。

そしてそれから少し離れた場所にいた恋華さんが慌てて駆け寄ってきたのを見て俺も恋華さんの元へと近寄る。

 

「恋華、来ちゃダメぇ」

 

後ろから姉の懇願する声が聞こえたが、その時にはすでに俺の両手が恋華さんのスカートの下に潜り込み裾をつかみ、思いっきり万歳していた。

スカートが勢いよくめくりあがり、猫柄の薄い茶色のパンツが露となっていた。

恋華さんが姉を助けようとした顔からスカートをめくられたことによる恥ずかしさでみるみる顔を赤くしていき、慌ててスカートを抑える。

 

姉妹揃って本当にいいリアクションとパンツだった。

 

「……ふぅ」

 

おっと、画像を見ただけですでに反応が……

いかんいかん、お楽しみはこれからだというのに。

 

俺はベッドで横になり、姉妹のリアクションを交互に再生し、いつもの行為に励んだ。




今回は『あの子のスカートをめくりたい。』シリーズ最初のスカートめくりのターゲットとなった『金森 愛子』さんが再びスカートをめくられるお話となりました。

主人公である男が言ってる通り、彼女だけスマホ撮影されていなかったので、今回改めてスカートめくりされる様子を、彼女の妹と一緒に撮られるといった形になりました。

これで今まで出てきた女の子たちはスマホでスカートめくりされる様子を動画撮影されたことになりました。

このシリーズ、どんな女の子を登場させ、どんなシチュエーションでスカートをめくるのか、それを考えるのが毎回結構大変なんですよね。実際の二次元キャラとかをスカートめくりするというのも考えてはいるのですが、それだと読者の妄想の余地が少なくなりそうですし。うーむ、難しい。

まあそうなったらネタ切れになったんだなーと笑ってやってください。

こんな作品ですが、これからも『あの子のスカートをめくりたい。』シリーズを楽しんで読んでいただければ作者としては感無量です。では、また次回の作品で。


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シスターのスカートをめくりたい。

とある教会。

女神像が飾られた十字架の下で、灰色の髪の毛の美少女が祈りをささげていた。

シスターの装いをしている彼女はこの教会で悩める子羊のお話を聞いたり、こうやって女神に祈りを捧げていた。

 

(……今回のターゲット、ミーア・セレン。さて、どのようにして……)

 

そして教会の椅子の傍に隠れている男が一人。

 

(彼女のあのシスター服のスカートをめくってやろうか)

 

清純な教会の中で、キリアのシスタースカートにばかり目を向け、教会に似つかわしくない不埒なことを考えていた。

 

 

「ふぁ」

 

仕事も終わり、明日からは休日。

正直な話、会社の仕事自体はイヤではないがプロジェクトなどを任されるような立場に昇進したりする見込みがない。

まあ中途半端に偉くなっても上からも下かも突かれるだろうから、平社員という立場が一番気楽なのだが。

 

「さてと」

 

そして明日から休日ということで、趣味の読書に時間を費やすとしよう。

元々漫画の中に潜り込める能力ということで漫画を買い込むようになったのだが、いつの間にやら漫画本を読むことそのものが結構楽しみとなってきている。

まあ物が物なだけに相当かさばるのだが、電子書籍と違い、これはこれで味がある。

ちなみに電子書籍の場合に俺の能力は発動しない。

だからこのまま時代が進み電子書籍以外の漫画が無くなる時代が来たら……まあそんな時代は遠い未来だろう、きっと。

 

 

「……おっ」

 

そして漫画を読みふけるうちに、目を引く女性がいた。

その名を『ミーア・セレン』。

幼いころに事故に遭い、教会に拾われたことで小さいころからシスターとして働いている。

本来なら女子高生ぐらいの年齢で青春を謳歌しているだろうに、シスターとして世間とはあんまり関わらない生活をしている。

だが神父の趣味なのだろうか、シスター服としてはスカートの丈が少し短い。

本来のシスター服は足元まで綺麗に隠されているが、ミーアが着ているシスター服は膝よりちょっと上のスカート丈をしている。

だが彼女自身小さいころからシスター服を着てるから特に疑問には思っていないようだ。

 

「……よし」

 

そして、『スカートめくり』のターゲットを彼女に定めた。

本来青春を謳歌してるであろう年頃のミーア。

清純なシスターである彼女がスカートをめくられた時、どんな反応をするか。

 

躍る心を抑えつつ、早速漫画の世界の中へとダイブしていった。

 

俺が到着したのは教会の真ん前。

毎度思うが、目的地を定めておくと確定して目的地の前にやってこれる仕様は便利だと思う。

そしてミーアはこの教会の中にいるのだろう。

さて、教会の中に他に人がいたら少々面倒だ。

だが、考えるのは教会の中でも出来るはず。

 

 

「失礼します」

 

思わずそんなことを言いながら教会の扉を開く。

だが、誰もいない。

十字架の上の女神像だけが俺を出迎えてくれた。

 

「……留守かな?」

 

留守だとしたら、鍵もかけずにいるのは不用心だろう。

そう思いつつ、教会の中を見学してみる。

にしても、現代日本ではこんな教会なんて中々見ないからなぁ。

ちょうどいい、スカートめくりをする前に見学でもしてみるか。

 

スマホを開き、教会の中を撮影していく。

十字架や女神像、そして上のシャンデリアなども、俺が住んでいる現代のコンクリートジャングルではお目にかかれない。

 

漫画の世界の中に入りスカートめくりをするだけじゃなく、こうやって色々な場所も観光出来る。

本当、俺のような男にはもったいないばかりの能力だ。

 

だが、足音が聞こえてきて俺は思わず長椅子の下に隠れる。

 

「……あれ、誰かいらっしゃった気がするのですが」

 

あの灰色の髪の毛の美少女は……ターゲットのミーアだ。

シスター服を来てあたりをきょろきょろと見渡している。

 

「買い出しに出かけた神父様が帰ってきたのかと思いましたが」

 

なるほど、神父さんは今は買い出しで外出中だったのか。

そして、他に人もいない。

今この場にいるのはミーアと俺だけというわけだ。

だが、ミーアは俺の存在に気が付いておらず、やがて十字架の前に座り祈りを捧げ始めた。

 

 

そして今に至るというわけだ。

しかし、神父様が買い出しに出かけているということは、いずれかは帰ってくる。

教会の中を見学できたというわけで、今から教会にそぐわない不埒な真似をすることにする。

 

「あのー、すみません」

 

スマホを起動し、俺が堂々と長椅子から出てきてミーアに声をかける。

祈りを捧げていたミーアが慌てて立ち上がり、こちらを振り返る。

 

「あっ、お客様ですね。ごめんなさい、お祈りに夢中になっていたので」

 

ミーアが少しだけ申し訳なさそうにしながらこちらへとやってくる。

さて、もうちょっと近づいてきてくれれば……ちょっとこちらかも近づくとしよう。

 

「そうですか。何度か声をかけたのですが」

 

まあ当然嘘っぱちなのだが。

 

「本当にごめんなさい。ところで、何の御用でしょうか?」

「実は、神に祈りを捧げに来たんですよ」

「あら、そうでしたか」

 

ミーアがにっこりと微笑む。

本当、こんな汚れたことを考えてる男の前でもそんな笑顔を浮かべて。

 

俺はミーアの前でかがみ、手を組んで祈りを捧げるポーズをする。

 

「あ、あの。私は神様じゃないですよ」

 

突如祈りを捧げられ、困惑している。

 

「いえ、俺の信仰してる神の真似事です」

「え、どういうことですか?」

 

ミーアがきょとんとした表情で俺に尋ねる。

 

 

「俺が信仰してる神は、女の子のスカートをめくる神様ですから」

 

祈りを捧げるため組んでいた手を一瞬で開き、ミーアのシスタースカートの裾を掴み、一気にめくりあげる。

 

バサッ!

 

「~~~~っ!?」

 

声にならない叫びを上げ、ミーアが顔を赤くする。

さて、シスタースカートの下のパンツは……レース付きのピンク!

清純なシスターのスカートの下は女の子らしい可愛らしいパンツだった。

 

「ななな、なんて助平な神様なんですか! そんな悪神、信仰しちゃダメですよ」

 

ミーアは慌てて手でスカートを抑え、恥ずかしさで顔を赤くしつつ、俺を真っ当な道へと導くために窘める。

まさにシスターの鏡、というべき人物だ。

 

「じゃあ胸を触る神にでも」

 

そう言いながら俺はミーアの胸に手を伸ばす。

 

「そ、それもダメですよ」

 

俺の手がミーアの胸に触れる前に慌ててミーアが手で胸を抑える。

 

「……じゃ、やっぱり信仰は変えられないですね」

 

だが、胸を抑えたその瞬間が隙ありだった。

男の手は胸ではなく即座にミーアのシスタースカートの下に伸びていき、そのまま勢いよく万歳する。

再びミーアのシスタースカートが捲られ、パンツが再び男の目の前で露になる。

 

「も、も~っ! 1度ならず2度までも! あ、こら、待ちなさい!」

 

ミーアが慌ててスカートを抑えたその隙に俺はその場を離れ、教会から出ていった。

 

 

「……ただいまっと」

 

そして現実世界に帰還し、スマホを確認する。

 

信仰の違いに困惑してる間にミーアのシスタースカートをめくる。

ピンクのレース付きパンツが露となり、ミーアの顔がみるみる恥ずかしさで赤くなる。

そして俺を窘める言葉を述べてる間に俺が手を胸に伸ばしていく。

恥ずかしがってる表情のまま慌てて手を胸に持ってきたが、俺の視界はその隙に下に向き、再びスカートを捲りあげてピンクのレース付きパンツが露になった。

少し太目な太ももがパンツを更に映えさせている。

 

 

「……ふぅ」

 

いいリアクションといいパンツを見れた。

これだから『スカートめくり』はやめられない。

 

そしてベッドで横になり、いつもの行為に励むのであった。

 



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不思議の国の少女のスカートをめくりたい。

うわ~。

 

高いところから落ちていき、腰を思いっきり打ち付ける。

降りてきた場所は、天井と床が前後逆になってる不思議な場所だった。

 

 

「さすがだな」

 

そもそもこの部屋の構造を見ているだけで、一般常識とはかけ離れた世界だというのがよくわかる。

 

「急いでいかなきゃ~!」

 

そして、そんな俺の傍を時計を持ったウサギが走っていく。

 

「待って~!」

 

そして、そんなウサギを追いかけて水色のドレスみたいな服を着た、金色の髪が目を引く少女が走っていく。

あの少女が、今回のターゲットだ。

 

 

始まりは数時間前にさかのぼる。

 

「ありがとう、お兄ちゃん」

「はっはっは、いやなぁに」

 

今日は会社の後輩に依頼され、近くの図書館で本の読み聞かせのイベントに参加していた。

子供の相手は別に嫌いじゃないし、このイベントが終わったら後輩が昼食をおごってくれるらしい。

一人暮らしである俺にとってはタダ飯というのは魅力的なものだ。

 

「ねぇ、この本を読んで」

「うん、任せて」

 

小さな女の子が絵本を持ってきたので、俺はその絵本を受け取り本を読んであげることにした。

中身は『不思議の国のアリス』。

アリスと呼ばれる少女がウサギを見つけ、様々な摩訶不思議な生命と出会っていく、といった感じのお話だったはず。

 

「では、早速」

 

そして最近の絵本は萌え絵師が関わることもあったのか、アリスが凄く可愛らしい女の子で描かれ、昔のイメージで見ていた俺の偏見があっさりと消えていった。

 

そしてアリスはウサギを追いかけ色々な場所へと出向く。

お茶会の会場に紛れ込んだり、横暴な女王の場所にたどり着いたり。

読んでいてその摩訶不思議な冒険に俺も思わず心を奪われていた。

 

「ありがとう、おじさん」

 

……俺、おじさんって呼ばれる年なのか。

まあ相手は小学一年生。

20代後半でも十分おじさんと呼ばれる年齢だろう。

 

……ということにしておかないと、心が折れそうだ。

 

そして他の男の子や女の子たちにも色々なお話を読み聞かせてあげた。

桃太郎や浦島太郎、そしてなぜか置いてあった『三国志』などなど。

普段漫画ばかり読んでいたが、たまには童心に帰ってこういう童話などを読むのも悪くはないだろう。

 

 

そして読み聞かせ会も無事に終わった。

 

「今日は、どうもありがとうございました!」

 

純粋な笑顔を浮かべた子供たちにお礼を言われ、ほっこりとした気分になった。

 

「今日はありがとうございました、先輩」

 

後輩の女の子がぺこりと頭を下げる。

まあ最初はタダ飯目当てだったけど、やってみたら童心に帰ったみたいでなかなか楽しかったよ。

 

「というわけでお昼ご飯おごりますね。何がいいですか?」

「そうだなぁ……せっかくだし、この付近に出来たトンカツ屋でも行かないか?」

「わ、いいですね。では早速行きましょうか」

 

子供たちが全員帰っていったのを見て、俺と後輩、そして後輩が他にも誘っていた男女皆でトンカツ屋へと出向いた。

 

 

そしておいしくトンカツをいただき、お腹が大満足していた。

トンカツそのものもおいしいのだが、自分で用意しない&タダの飯ほど心もお腹も大満足する食事は世界に存在していないのではないだろうか。

 

そしてせっかくだったので……図書館で借りてきた『不思議の国のアリス』の本を広げた。

萌え絵師が書くアリス……長いスカートの下に隠されてるのは、一体なんだろうか。

せっかく童心に帰ったことだし、可愛い女の子のスカートめくりと不思議の国を一杯堪能してくるとしよう。

 

 

というわけで俺はこの不思議な空間に訪れていたのだった。

そして俺が天井などを見上げている間にウサギもアリスも部屋からいなくなっていた。

 

確か喋るドアノブがいて、薬を飲んだりしたら大きくなったり小さくなったり、というのがあったはず。

と思いきや、近くのベッドの横に穴が空いていた。

ここは机の上に置いてある薬を飲んで……おお、小さくなっていく。

 

小さくなったことで見る光景は色々と新鮮だ。

普段見慣れてるはずの椅子とかですから、大きくなると迫力があって見ごたえが違う。

 

そしてこの薬が現実世界でも持って帰れたら……食事の面積が大きくなって、どんな食事でも腹いっぱい食べられるんだろうなぁ。

そしてこの薬を他の漫画世界に持ち込んでいければ、スカートの中を覗き放題……いや、スカートめくりをすることで得られるリアクションの方が嬉しいのだ。

 

とりあえず変なことを考えず、穴を通って横の部屋へ……

 

 

穴の向こうは部屋でも何でもなく、キノコや植物が生えている森だった。

さすがは不思議の国。

というかただ単にあの穴が外へと通じていただけ……いやそれじゃ夢がない。

事実、穴がある壁は家の壁ではなく、植物が覆い茂っていたし。

 

 

「うわぁ」

 

そうやって呆然としていた俺の横を白い蝶々が飛んでいく。

体が小さければ普段見慣れてる虫も巨大化している。

さすがにびっくりしていると、カチカチと何かが鳴る音がした。

後ろをは確か穴……いや、ムカデだああああああああああ!

 

 

全速力で走り出す。

普段会社でデスクワークばかりしているが、命がかかれば全力で走るしかない。

こういうのを確か火事場の馬鹿力というのだろう。

 

全速力でムカデから逃げ切り、足を抑える。

明日は間違いなく筋肉痛確定だろう。

 

「およよ、大丈夫かい?」

 

そしてそんな俺を見て話しかけてくるのは……首だけの猫?

ああ、確か『チェシャ猫』って言ったっけ。

この不思議の国のことを何でも知ってるけども、何でも知らないみたいに話す猫……だったかな?

 

「まあなんとかね」

「おお、物おじしないとはさすがさすが。さっきここを通っていったアリスって女の子も好奇心いっぱいの様子でここを通っていったよ」

「この先に一体何が?」

「それは自分の目で確かめる~。言葉を述べたところで、正確に通じる事なんて何もない。そもそも猫と人間じゃ元々言葉も通じようがないんだから」

 

そう言い残し、チェシャ猫が消えていった。

まあこの先に何があるのか。

 

意を決してこの先へと向かう。

 

 

「~」

 

俺が先へ進むと、楽しそうにお茶を飲んでいる帽子を被った男がいた。

確か、『マッドハッター』……だったっけ?

でも、イカレ帽子屋はお茶会を楽しむ男だったっけか?

うーん、俺の中の常識が通用しない。

 

「おやぁ? なかなかいい男。さっきお茶を飲んでいった女の子とはまた別。どうだい、このわ・た・しとお茶・会を楽しまないかい?」

 

走り疲れてお茶を飲みたい気持ちはあるが……正直、目が怖い。

なんというか、カエルを睨むヘビみたいな……

 

「いえ、大丈夫です。この先には一体何が?」

「この先は……さぁ、一体何があるだろうね? 答えを知りたきゃお茶をどうぞ」

 

……このイカレ帽子屋め。

 

「いいえ、先へと行かせてもらいます」

「うーむ、残念」

 

そしてイカレ帽子屋は……口からではなく、帽子にお茶を流し込んでいった。

……もう、色々と考えるのはよそう。

 

 

そして先へと進むと。

赤や白いバラなどで囲まれた迷路となっていた。

 

不思議の国のアリスにこんな迷路ってあっただろうか?

子供にこの絵本のお話を読み聞かせたとき、こんな迷路はなかったはずだが。

 

もしかしたら、読むときに絵本の内容とは違う世界が構築されている?

うーん、本当に摩訶不思議な世界だ。

 

とはいっても、さすがはバラの迷路。

バラの花から香るいい匂いが疲れを癒してく。

 

ある意味アロマセラピーの一種なのだろう。

今度会社の後輩の女子にでもアロマセラピーのやり方でも聞いてみるか。

 

「うーん……ここ、どこかしら?」

 

迷路の壁の向こうから、女の子の声が聞こえてきた。

おそらくはアリスだろう。

 

「ウサギさんを追いかけて森に入ったり帽子を被った人にお茶を飲まされたり……このバラの道はどこまで続くのかしら」

 

どうやらアリスもこのバラの迷路で迷子になっているらしい。

正直な話、走り疲れて足が結構プルプル震えている。

どうにかしてアリスを見つけて、スカートをめくってその様子をスマホで撮影して帰るとしよう。

 

だが、迷路はやはり迷路であり、アリスの姿を見つける以前に正しい道を見つけるのが大変だった。

バラの種類が変わるたびに匂いも変わるのだが、見た目がほとんど変わらないだけにちゃんと正しい道を進めているのかどうかが分からない。

にしてもこの迷路を正確に抜けたウサギは相当凄いのかもしれない。

このバラの迷路に先にクイーン・オブ・ハート、もといハートの女王がいるのか。

 

そしてバラの迷路を歩いていると、誰かが前からやってきそうな足音が聞こえてきた。

慌てて通路に隠れると、水色のドレスを着た金髪の少女……アリスが少々不安そうな顔をしながら歩いてきた。

 

「……よし」

 

迷路で散々迷子になり、ようやくターゲットが見つかった。

失敗は、許されない。

スマホを作動させ……よし、準備完了。

 

通路からすっと出ていくと、アリスが俺の姿を確認し、ぱっと顔を明るくする。

 

「あのー!」

 

アリスは笑顔でこちらに近寄ってくる。

どうやら男ではあるとはいえ真っ当な人間、それに同じ迷路で迷子になってる、いわゆる仲間だと思われているのだろう。

 

「どうかした?」

 

俺は近寄ってきたアリスに話しかける。

 

「私、ウサギさんを追いかけてきてこの迷路に迷い込んじゃって……ウサギを見つけませんでしたか?」

 

どうやらまだウサギを探しているらしい。

 

「ああ、ウサギでしたらこちらを走っていきましたよ」

「本当!? ありがとう」

 

そしてアリスはぺこりと頭を下げ、俺の横を通り過ぎ先へと向かおうとする。

…………まあ、嘘なんだがな。

 

即座にアリスの後を追い、少し小走りする。

 

アリスに教えた道の先は……行き止まり。

事実、アリスはそこで立ち止まる。

 

「あ、あれ?」

 

アリスは困惑して振り返る。

そして俺の姿を見つけると、じっと俺の顔をのぞき込む。

 

「あの、確かこの先にウサギさんがいるんじゃなかったのかしら?」

 

俺の目的は、逃げることが出来ない行き止まりへとアリスを追いつめること。

 

「いやいや、あ……いましたよ」

 

そして俺は少しかがみこみ、両手でアリスのスカートの裾を掴む。

 

 

「君のスカートの中にねぇ!」

 

 

ぶわさぁ!

 

アリスのスカートはロングなので、いつもよりも勢いをつけてめくりあげる。

白のニーソックスの絶対領域の上のパンツは……あれぇ、水色のチェックパンツ!?

確かこの時代の人はドロワーズを履いてるはずなんだが……時代が違うと、下着も現代に近づくのだろうか?

 

「きゃああああああああっ!?」

 

アリスが顔を真っ赤にし、慌ててロングスカートを抑える。

スカートが長いとスカートの裾の方が勢いよく揺れる。

 

「あれぇ、いませんでしたね?」

「こんなところにいるわけないでしょう、スケベぇ!」

 

アリスは顔を赤くし涙目になりながら俺を殴りかかろうとするが、俺はバックステップでアリスの攻撃をかわす。

 

「じゃ、俺はこれで~」

 

そしてアリスが俺を追いかけようと走ったが、俺が適当な通路に入ったところで目を閉じ、眠りに着いた。

 

 

「……はぁ」

 

なんとか無事に不思議の国から脱出できた。

ムカデに追いかけられて全力疾走したり、マッドハッターに同色の目を向けられたり大変だったが……無事にアリスの可愛らしいパンツを撮影することが出来た。

 

アリスと最初に出会った時、ウサギの情報を得られてニコニコと笑顔になっていた。

そして足取り軽く迷路を進んでいくが、たどり着いた先は行き止まり。

俺に尋ねるとき、少し困惑していた顔になっていた。

そして俺がそんなアリスのスカートをめくったとき、顔を赤くし羞恥に染まる。

水色のドレスと白色のニーソックス、そして水色のチェックパンツ。

白と水色がアリスの好みの色なのだろう。

 

なんにせよ、苦労に見合った成果、スカートめくりされるアリスのリアクションを撮影できたから良しとしよう。

 

「……いてぇ」

 

早速いつもの行為を……と思ったが、何度か全力疾走したから足が結構痛んでいた。

だがまぁ、スカートめくりの一部始終はすでに動画に納めた。

いつでも閲覧できるのだから……むしろ、焦らしでさっき以上に興奮できるのではないだろうか?

 

そんなことを考えながら、俺は足をマッサージしながら昼寝をすることにした。

 



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※スクールアイドルのスカートをめくりたい。

「いやーっ、今日もパンがうまいっ」

 

青色のチェックスカートを揺らし、おそらくランチパックであろうパンを咥えたサイドテールの明るい髪の色の女子高生が歩いている。

天真爛漫で元気いっぱいな彼女は歩き食いをしていても絵になっている。

 

そして俺はそんな彼女をじっと物陰から見つめていた。

これだけ見るとただのストーカーのようにしか見えないが……まあ今までも似たようなことはしてたし、今更だろう。

 

彼女の名前は『高坂 穂乃果』。

今回の『スカートめくり』のターゲットに決めた子だ。

 

 

始まりは数日前にさかのぼる。

 

「いやー、いいもんっすねぇアイドルってのも」

 

会社の同僚がたまたまチケットが余ったからと言い、俺をアイドルのライブに誘ってきた。

さすがに年齢20代後半の男がアイドルのライブに混じっていたら違和感あるのではないかと思い断ろうとしたが、なんでも本来は彼の友達のチケットだったのだが、生憎友達が風邪をひき来られなくなったという。

チケットを余らせてしまうのももったいないということで、俺を誘うことにしたらしい。

 

「他の奴でも誘えばどうだ?」

「いやいや、いつもお世話になってるっすから……そうだ、ライブが終わったら食事でもおごりますよ」

 

……うぐっ。

こいつ、なんとも俺が好むワードを。

 

「……たかってやるからな」

「はーい」

 

そして案の定食いついた俺を見てにやーっと笑っていた。

……少しどつきたくなる気持ちもあったが、なんとか大人としてこらえた。

 

そしてアイドルのライブに出向いたのだが、俺の予想と反して俺よりも年上の男がいたり、お子様連れとデコイをして本格的にはまってるおばさんがいたり、色々な年齢層がいた。

 

そして何より、歌で何かを届けようと熱心になってるアイドルの姿は、見てて悪いもんのでもなかった。

ただの食わず嫌いだったんだなぁと痛感しつつ、ライブを楽しんでいた。

 

 

「いやー、よかったでしょ?」

 

ハンバーグをほおばりながら俺は無言で頷く。

事実、あそこまで楽しんでおきながら否定するというのは嘘をつくことになる。

 

「今度からチケット、多く取っておきましょうか?」

「いや、いい。ただ……また誘ってもらえれば、嬉しいかな」

 

俺がぽつりと呟くと、同僚は『堕ちたな……』とでも言いたげな表情でニマニマ笑っていた。

ああそうだよ悪いかよ。

 

 

そして今まで興味がなかったアイドル物の漫画にも手を出すことにした。

数日後、本屋に出向き色々な漫画本を買いあさった。

 

「……ん」

 

そんな中、一人の少女に目を奪われた。

なんでも廃校寸前となってる高校を救うため、アイドル活動をして学校の名を有名にすれば廃校を免れるだろうということで頑張ってる子がいた。

 

「…………」

 

ドジな所もあるが、元気いっぱいに目標に向かっていく。

そんな彼女の明るさに憧れ……明るさは影を生む。

 

早速その世界へと入り込むことにした。

 

 

穂乃果さんは歩きながらパンを食べ終わり、ニコニコと笑顔になっていた。

学校の活動も終わり、多少なりとも疲れてるはずなのに。

パンを食べたことで笑顔になったのか、それとも自分のしてることが苦労だと思ってないのか。

どちらにしろ、眩しい笑顔だなぁと思う。

 

そして今からそんな笑顔を羞恥に染めるのが、俺のやろうとしていることだ。

 

「あのー、すみませーん」

 

俺は背後からそんな彼女に声をかける。

 

「ん、どうかしましたか?」

 

彼女は見ず知らずの異性である俺に対しても特に物おじせず、キョトンとした顔で見ている。

 

「実は道を尋ねたいんですが」

 

俺はこの世界で買った地図を穂乃果さんに見せる。

事実、この世界の細かい場所なんて全く分からない。

 

「どこですか?」

 

そして彼女は俺が指さした場所を見ると、ふむふむと頷く。

 

「ここなら分かりますよ。えっとね……良ければ、案内しましょうか?」

「いいんですか?」

「もちろん!」

 

……本当に人が良い子だ。

そんな彼女のスカートをめくろうとしているわけだが……いやいや、今までも何度も良心の呵責はあった。

だが、その呵責を乗り越えてこそ初めて良い『スカートめくり』を行えるのだ。

 

「行きましょうか」

 

俺がそんな邪なことを考えていることなど露知らず、歩き出した。

 

 

「あれー、こっちだったはずなんだけど」

 

道案内された先は、人があんまり来ないような路地裏だった。

何の変哲もないビルを指さしたのは俺だが、まさかこんな場所で迷子になろうとは。

 

そういやこの子って、ドジな所がある子だったっけ。

でもまぁ、これは幸運だ。

俺は胸ポケットに仕込んだスマホの録画ボタンを作動させる。

 

「ごめんなさい、ちょっと道を間違えちゃった」

 

穂乃果さんは勢いよく頭を下げる。

 

「いやいや、気にしなくて大丈夫ですよ。ここまで道案内してもらったのなら、なんとか出来るでしょうし」

 

俺は彼女が手にしていた地図を優しく受け取りなおす。

 

「でも」

 

だが彼女は乗り掛かった舟は最後まで、というタイプなのだろう。

まだ道案内できていないことで罪悪感が一杯なのだろう。

ならその罪悪感を、塗り潰してあげるとしよう。

 

「じゃ、せめてお詫びとして……」

「何ですか?」

 

 

「パンツ見せてもらうね」

 

ぴらっ。

 

軽く右手を跳ね上げ、穂乃香さんのチェックスカートをめくりあげる。

チェックスカートの下には太ももと……オレンジと白の縞々パンツか。

彼女の見た目の印象ととてもよくマッチングしてる、可愛いパンツだ。

 

「きゃあああああああああっ!」

 

そしてスカートをめくられたことで顔を赤くし、反射的にスカートを抑える。

だが、もうすでにスカートを抑えたところで遅い。

 

「女の子にそういうことしちゃダメだよーっ!」

 

穂乃果さんが顔を赤くして追いかけてくる中、俺は全力でその場から逃げ出した。

 

 

「……はぁ、疲れた」

 

なんとか元の世界に戻ってくることが出来たが……元気いっぱいな子はスカートをめくると、反撃しようと追いかけてくるんだった。

今まではその隙をついて2度目の捲り行為を行うのだが……予想以上にあの子の足が早かったので隙がなかったのが今回の不覚だった。

 

それは反省点として、報酬を見るとするか。

 

 

道案内できなくてしゅんとして申し訳なさそうな顔をしている穂乃香さん。

そんな彼女を前に少しかがみ、軽くスカートをめくりあげる。

ミニスカートがあっさりと翻り、オレンジと白の縞々パンツが露となる。

そして彼女はみるみる顔を赤くし叫び声をあげた。

 

間違いなく道案内できなかったという罪悪感は塗り潰され、羞恥に染まっていただろう。

そういうリアクションを見れることこそが『スカートめくり』の醍醐味なのだ。

 

 

一種の満足感を得つつ、ベッドで横になるのだった。

 



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※笑顔のアイドルのスカートをめくりたい。

誰が見ても眩しい笑顔を浮かべ、彼女は道を歩く。

ブレザーとミニスカートの制服の組み合わせは、彼女の可愛らしさという魅力を増大させている。

 

「~♪」

 

そんな彼女は一人歩き、道行く通行人が彼女の笑顔を見て自然と笑顔になる。

歩くたびに揺れる長い茶色い髪の毛も彼女の魅力の1つだ。

 

彼女の名は『島村 卯月』。

今回の『スカートめくり』のターゲットだ。

 

 

「……ったく」

 

数日前、後輩に勧められてアイドルのステージを見に行った俺。

そして彼は俺にアイドルが好きになる素質があると断言し、それから事あるごとに俺と後輩の友達と一緒にライブに行こうと誘われる。

 

「まあせっかくだし見るとするか」

 

今日はそんな後輩から前回見に行ったアイドルのライブコンサートのDVDを数巻渡された。

 

 

「これを見終わったころには先輩はきっとアイドルに大はまりしてると思いますよ」

 

後輩が気持ちのいい笑顔とサムズアップをしながら俺にDVDを渡した。

実際悪い物ではないとは思っているが、何度もプッシュされるとちょっと気後れする。

好きな物でも毎日3食ずっと食べてると飽きる。

それにお酒の飲み会も、無理やり飲まされるような形だといくらお酒が好きでも気が滅入る。

 

趣味というのは、基本的には自分がやりたい時にやればいいものなのだ。

 

とはいってもDVDを見ておいて、感想は持たなければならない。

 

「絶対に感想を聞かせてくださいね」

 

後輩がそう念を押していたからだ。

かといって適当な感想だと明らかに見てないだろと指摘されそうだし。

まあ物とアイドルたちに罪はないことだし、たまには歌や音楽鑑賞も悪くはない。

早速DVDを起動させる。

ちなみに年を取ると新しい物にあんまり興味がなくなってくるのか、未だにブルーレイに買い替えようという気はない。

 

 

「……♪」

 

DVDを数巻見終わり、思わずアイドルが歌っていた歌のメロディをつい口笛で吹いていた。

やはり一気見するとメロディも覚えてしまうものなのだろうか。

それに振付なども目を奪われ、印象に残るものだ。

 

そして何よりも、楽しそうにしてる笑顔に心を惹かれた。

 

 

そういや、そんな風にいつも笑顔でアイドル活動をしてる子の本があったっけ。

アイドル関連の漫画本も買いあさるようになり、ここ最近はそれらの世界にも出向くようになった。

ライブなども漫画の世界ではお金を払ってチケットを買えば行くことが出来る。

漫画の中では声がないのでどんな声なのか想像するしかないが、この能力のおかげで実際に歌ってどんな声なのかも聴くことが出来る。

 

 

「えっと、あったこれだ」

 

俺が取り出した漫画本には眩しい笑顔でアイドル活動をしている女の子の姿があった。

 

「さてと……」

 

漫画の世界に潜り込み、可愛い女の子のスカートめくりを行ってる時点で、Sの素質があるのだろう。

こういう笑顔を浮かべてる女の子のスカートをめくると、どういう反応をするのかが気になってしまう。

 

「さてと、行くとしますか」

 

後輩に勧められたアイドルのDVDも見終わったことだし、次は自分の趣味に没頭することにしよう。

 

 

そしてやってきた世界でターゲットである卯月さんは一人道を歩いていた。

アイドルとはいえ、高校2年生である彼女。

アイドル活動もしつつちゃんと学校にも出向いているのだ。

 

そういったひたむきさもまた人気が出るポイントなのだろう。

 

さて、早速『スカートめくり』を行いたいところだが……通行人が何人かいる。

自分の能力上、意識を落とせば現実世界に戻れるのだが、なんとなくこの場でスカートめくりをするのは憚られる。

 

一種の独占欲とでもいうのだろうか。

可愛い女の子のスカートをめくり、その反応を楽しむのは俺だけでいい、みたいな考えがあるのだろう。

じゃなけりゃ『スカートめくり』の様子をスマホで録画し、一人で楽しむなんてことはしない。

 

そんなことを考えながら彼女の後をついていくが……これ、下手したらストーカーとして通報されそうだな。

別に逃げること自体は出来るのだが……現実世界ではないとはいえ、警察のお世話になるのはごめんこうむりたいところだ。

 

さて、どうしたものかと考え適当にコンビニに入る。

そしてコンビニの中で彼女の行く先を見届け、少し時間が経ってから後を追いかけることにした。

 

 

焦らされれば焦らすほど、興奮というものは高鳴るものだ。

 

 

そしてある程度時間が経ち、コンビニでドリンクを飲み干す。

興奮して喉を乾いていたのだろう。

 

そして彼女が歩いていった方向を歩いていくことにした。

 

 

そしてある程度歩いたところで再び彼女の後姿をとらえた。

どこか楽し気にメロディを口ずさみながら歩いている。

そして周りには誰もいない。

不意を突けばスカートをめくることは簡単だが、それではリアクションが楽しめない。

というわけで、作戦を決行することにした。

 

スマホを起動させ、少し早足で歩き、彼女を追い抜いていく。

さて……彼女の性格を利用せざるを得ないが、上手いこと行くだろうか?

 

 

「あのー、すみません」

 

そしてある程度歩いたところで後ろから彼女に声をかけられる。

 

「?」

 

俺が振り返りきょとん顔をすると、卯月さんが青色のハンカチを持ってこっちへとやってくる。

 

「これ、落としましたよ」

 

うん、分かってる。

だって、こうやって足を止めさせるために敢えて落としたんだもん。

 

「ありがとう」

 

俺がそう言いながらハンカチを受け取ると、彼女はとびっきりの笑顔で俺を見てくる。

この笑顔で、数多くのファンを魅了してきたのだろう。

 

「どういたしまして」

 

そして今からその笑顔が、どんな風になるのか楽しみだ。

 

「あ、やべ」

 

俺は靴ひもがほどけてることに気づいたふりをして、その場でしゃがみ込む。

卯月さんは頭を下げ、その場を歩き去ろうとする。

そしてしゃがんでいた俺を追い抜き、再び歩いていく。

そんな彼女の後ろに徐々に近づいていき――

 

「隙あり」

 

ぽつりと呟きながら両手を万歳させ、卯月さんのスカートを豪快にめくりあげた。

勢いよく振り上げられた俺の両手により、卯月さんのスカートはあっさりと翻り、彼女の下着を露にする。

 

おお、薄いピンク!

やっぱり可愛い女の子は可愛いパンツを履いているんだなぁ。

しかも彼女はお尻が大きく、パンツ越しでもヒップラインがくっきりとしている。

それがまた興奮をそそる。

 

「~~~~~っ!?」

 

彼女は声にならない叫びを上げ顔を赤くし、慌てて後ろ手でスカートを抑える。

もうちょっとパンツを見ていたかったが……どんな顔をしてるんだろうか。

 

「な、何をするんですかぁ!?」

 

スカートを後ろ手で抑えつつ、顔を赤くし少しぷくっと頬を膨らませて俺を睨みつけてきた。

可愛いアイドルというのは怒ってるときも可愛いんだなぁ。

それはさておき、何をするのかと聞かれたのなら答えねば。

 

「何って、スカートめくりだよ」

 

そして間髪入れず卯月さんのスカートの下に手を滑り込ませ、勢いよく振り上げた。

後ろ手でスカートを抑えていたから前からのスカートめくりの防御が出来ず、再びスカートが翻る。

今度は前からパンツが丸見えとなり、パンツのフロントには白いリボンが付けられていたのが分かった。

うーん、可愛らしさがますます引き立っているなぁ。

 

「やああああっ!」

 

慌てて卯月さんがスカートを抑え、その隙に俺はその場から急いで走り去っていった。

 

 

そしてアパートの一室に戻ってきており、早速ベッドで横になりスマホを起動させる。

 

満面の笑み。

これだけでもファンからしてみたらお宝映像なのかもしれないが、ここからだ。

歩いている彼女の後ろからスカートをめくりあげ、薄ピンク色のパンツを露にした。

彼女のお尻の大きさも合わさり、パンツとパンツ越しのいいお尻がアップとなる。

 

そして振り返った彼女は当然怒っていたが、可愛らしさが抜け切れていない顔だった。

そんな彼女のスカートを今度は前からめくり、再びパンツを露にする。

 

彼女が可愛い悲鳴を上げスカートを抑えた隙に俺は走り去っていった。

 

 

「可愛い子は怒ってもどこか可愛い、っと。いい報酬だったな」

 

俺はスカートめくりの映像を見直す前に、卯月さんのとびっきりの笑顔を見直していた。

 

今回はスカートめくりも良かったが、とびっきりの笑顔に魅了されていた。

 

後輩から押し付けられたアイドルのDVDなんかよりも、アイドルがどうして魅力的なのかがよーく分かる笑顔だった。

 

俺は満足し、卯月さんのとびっきりの笑顔とスカートめくりされる様子を交互に再生し、楽しんでいた。

 

 



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※レンタル彼女のスカートをめくりたい。

「こんにちは」

 

 

俺の目の前で挨拶したのは黒い髪の毛が目を引く美少女。

 

 

たまたま横を通りすがった俺に挨拶をするとは。

 

 

スタイルもいいし、この子を本当に彼女に出来たらきっと一生幸運でいられるだろう。

 

 

そんな彼女と疑似的とはいえ恋人として過ごせるサービスがある。

 

 

きっと彼女は一番人気なんだろうなと思いつつ、通り過ぎていくのを見送った。

 

 

今回のスカートめくりのターゲットは彼女「水原千鶴」。

 

 

早速彼女と距離を離して歩いていくことにした。

 

 

 

始まりは数時間前。

 

 

「先輩~!」

 

 

後輩である眼鏡を掛けた気弱な男後輩が俺に泣きついてきた。

 

優しく受け止めはしたが別に俺はBLには興味はない。

 

まあスカートめくりを二次元の女の子にしている方がよっぽどヤバイか。

 

 

「どうした?」

 

「実は彼女にふられちゃったんですよ」

 

 

それは気の毒に。

 

 

「先輩、この間女の同僚さんの依頼を受けて一緒に食事に行ったとか。女の人の扱いに慣れてそうだし、アドバイスくださいよ~」

 

 

んなこと言われても。

 

あれは依頼をこなしたから食事を報酬にしてもらったから俺が誘った訳ではない。

 

 

そもそもどちらかと言うと深い人付き合い自体好きじゃない。

 

タダ飯の魅力に抗えなかっただけなんだ。

 

 

「お願いします、先輩」

 

 

必死な顔で泣きついてこられれば俺も弱い。

 

 

 

となれば。

 

 

恋愛漫画などを読み耽ればちょっとは形になるアドバイスが出来るだろう。

 

この間スカートめくりのために潜入した漫画もあるが、今回は恋の形を理解するために読み耽ろう。

 

 

 

 

しばらくしてある程度読み終わり、息をつく。

 

ここまで真剣に読んだのは初めてだ。

 

 

だが、趣味として目を惹かれるのはあるわけで。

 

 

レンタル彼女としてお付き合いしている姿と本来の性格とは違う子。

 

そんな彼女に興味を持った。

 

 

もしスカートめくりをされたらどちらの顔でリアクションを取るのか。

 

 

 

そう思い立ったら漫画の世界に飛び込んでいた。

 

 

 

そして今、ターゲットの「水原千鶴」の後ろを歩いている訳だ。

 

 

 

水色のカーディガンを着ながら白いプリーツスカート。

 

そして美少女の顔に、良きスタイル。

 

 

そんな彼女、現実では話しかける子とすら躊躇うが、この世界は俺が潜り込む世界。

 

故にスカートめくりなんて大胆な事が出来る訳だ。

 

 

 

「あの、すみません」

 

 

俺が話しかけると水原さんは振り返って笑顔を向ける。

 

 

「何でしょうか?」

 

「ちょっとだけ簡単なアンケートに答えていただきたいのですが」

 

 

俺はあらかじめ用意しておいたアンケート用紙数枚を渡す。

 

 

「答えていただいたらこちらの試供品を渡しますので」

 

 

俺が現実の会社で開発してる香水のサンプルを見せる。

 

 

「手短でいいですか?」

 

 

少々面倒くさそうにしながらもボールペンを紙の上に走らせていく。

 

本来は地味で真面目な子だからこそ律儀に答えてくれる。

 

その間に俺はスマホを起動させる。

 

 

「これでいいですか?」

 

「あ、最後にこれいいかな?」

 

 

アンケートに解答し終えた彼女に最後に1枚の紙を手渡す。

 

 

「えっと……え!?」

 

 

彼女が驚くのは当たり前だ。

 

 

なんせ。

 

 

 

『今日のパンティの色は?』

 

 

 

なんて書かれてればねぇ。

 

 

そして水原さんが俺に質問の意図を確認しようとして顔を上げ、気づく。

 

 

 

「解答を確認させていただきますね」

 

 

俺がすでに屈んでおり、水原さんのスカートの裾を掴み、盛大にめくりあげていたことに。

 

 

バサアッ!

 

 

彼女のスカートはめくれ、パンティを隠すという役割を放棄し、パンティを白日の下に晒す。

 

 

 

ほう、ピンクと白の縞々パンティ。

 

体つきは大人だが精神はまだ子供っぽい証だ。

 

 

 

「何するの、スケベっ!」

 

 

そして顔を怒りと恥じらいで染めた彼女のビンタが俺の頬に炸裂した。

 

 

ああ、そりゃ元気な子でも地味な女の子でも、知らない男にスカートめくられたらこういう反応するよな。

 

 

そんな事を考えつつ、この世界から脱出するため目を閉じ意識を飛ばした。

 

 

 

さてと、早速スマホでチェックするかな。

 

 

最後のアンケートを見た後驚きの顔になる。

 

その隙に俺は屈み水原さんのスカートに目線を合わせその白いスカートを盛大にめくる。

 

大学生である水原さんの太ももは肉付きがよく、ピンクと白の縞々パンティが露わになる。

 

水原さんは慌ててスカートを抑え、怒りと恥じらいが混ざった顔でビンタを放った。

 

 

ここ最近は反撃しない子ばかりだったから反撃されたのは不覚だった。

 

 

 

とりあえず後輩には、女の子は恥ずかしい目に遭わせないようにしなさいと助言しておこう。

 

 

 

さて、今日もスカートめくりの戦利品を堪能するか。



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目隠れ娘のスカートをめくりたい。

「今日はあの子のスカートをめくるぞー!」

 

元気よくスカートめくり宣言をしてるのは栗色の髪の女の子、栗栖 空さん。

 

この間、俺がスカートをめくった相手だ。

 

それに懲りる事なく新たな女の子のスカートをめくるため心のままに行動してる。

 

 

さて、今回俺がターゲットにしてるのは栗栖さんの視線の先にいる片眼が長めの黒髪で隠れてる子だ。

 

 

「い、嫌」

 

 

そして彼女は一目散に走って栗栖さんから逃げていく。

 

 

「待てー」

 

 

栗栖さんはそんな彼女の後を追いかける。

 

 

ターゲット以外の子なら栗栖さんにめくってもらってその様子を撮影するが、ターゲットは俺が自分の手でめくり。

 

 

だから先を越されるわけにはいかない。

 

 

 

たまに今まで買った漫画を読み返す時はないだろうか。

 

例えば、最新刊を買った時に今までの話を見て今までの内容を思い出す時とか。

 

今回は栗栖さんのスカートをめくった時の漫画の最新刊を買ったので読み返していた。

 

 

「相変わらずだな」

 

 

最新刊になっても栗栖さんのイタズラは変わらなかった。

 

スカートめくりが妙に多いが作者の趣味だろうか。

 

友達になれそうだなと思ってると最後のお話の最後のページに片眼が黒髪で隠れてる子が出てきた。

 

 

彼女は「内山 米流」

 

 

変わった名前の彼女はびくびくした様子で隣のクラスを見ていた。

 

そんな気弱な子はまだ出てきたばかりということでパンチラシーンがない。

 

そして、俺のS心が出た。

 

こんなびくびくしてる子がスカートめくりをされたら今までにない反応をするんだろうなと。

 

 

というわけで早速漫画の世界に飛び込んでいた。

 

 

 

そして内山さんを見つけたのはいいが、彼女に接近する前に栗栖さんが彼女に狙いをつけてしまった。

 

彼女のリアクションをパンティといっに見るのは俺だ。

 

 

というわけで内山さんと栗栖さんの追いかけっこの後を付けていた。

 

なんせ愛子さんの前例を考えると、栗栖さんが俺を見つけたら間違いなく俺を叱責するだろう。

 

それを内山さんに聞かれたら間違いなくスカートめくりをする男として警戒されるだろう。

 

 

なんとかそれは阻止しなければいけないし、栗栖さんが居ないところで内山さんのスカートをめくりたい。

 

 

 

さてどうしたものかと考えてながら廊下を歩いていると廊下の角から内山さんが飛び出してきた。

 

危うく俺とぶつかりそうだったが、俺が横にずれることで回避した。

 

 

「あ、大丈夫ですか?」

 

「うん、大丈夫。どうかしたの?」

 

「実はちょっと栗栖さんに追われてて」

 

「何で?」

 

 

尋ねると彼女は顔を赤くしながら言い淀む。

 

そりゃスカートをめくられそうになってるなんて、ましてや男相手には言えないわな。

 

 

「じゃ、いい隠れ場所知ってるから連れていくね」

 

「ありがとうございます」

 

 

内山さんはにっこりと笑った。

 

後でこの笑顔が変えられると思うと……まぁ今は置いておこう。

 

 

内山さんを使われていない準備室に自分が戻るまで隠れてるように告げ、そのついでに栗栖さん対策をした。

 

その成果が出るかどうか確認するため、別の場所で内山さんを探していた栗栖さんを見張る。

 

 

「もう逃げ帰ったかな」

 

 

今は放課後であり、その考えに至るのは自然だ。

 

 

「でも、いいリアクションしそうなあの子は見逃せないよ。なんとしてでもスカートをめくるぞ!」

 

「ほう」

 

 

来た。

 

俺は女教師に栗栖さんがクラスメートを追いかけエッチな事をしようとしていると告げ口したのだ。

 

しかもタイミングよくスカートめくりする発言だったので言い逃れは出来ない。

 

 

「栗栖さん、ちょっと来なさい」

 

 

女教師は問答無用て栗栖さんの手を取り歩いていく。

 

さて、万難を排した所で早速。

 

 

 

「お仕置きとしてお尻ペンペンです」

 

 

今の発言を聞き逃さない。

 

これはいい映像が撮影できるのではないか。

 

こっそりと逃げようと抵抗する栗栖さんと逃がさないようにしる教師の後を付いていく。

 

 

 

空き教室に入り、教師は栗栖さんを

 

膝の上に寝かせる。

 

 

「や、やだっ」

 

 

栗栖さんは文句を言いつつ足をじたばたさせて抵抗したが、教師は栗栖さんのスカートをめくり、縁がピンクで彩れた白いパンティを露にし、容赦なくお尻を叩き始めた。

 

 

「ん、やっ」

 

 

栗栖せんは恥ずかしさと痛みに耐えた表情で足をバタバタさせ、抵抗した、

 

だがそれが教師の怒りに触れたのだろう。

 

容赦なく栗栖さんのパンティに手をかけ、ずり下ろしてしまった。

 

少し赤くなっているお尻が丸出しにされ、栗栖さんがお尻以上に顔を赤くした。

 

 

パチン、パチンっ!

 

 

直にお尻が叩かれる音と栗栖さんの涙混じりの呻き声が教室に響き渡った。

 

栗栖さんのお尻は叩かれる度赤くなり、そのたび足がびくんと動いた。

 

 

その一部始終を教室の窓からスマホで撮影し、お仕置きが終わる前に名残惜しいが内山さんが待つ準備室に向かった。

 

あの女教師が栗栖せんのスカートめくりからのお尻ペンペンなんて素晴らしいコンボを見せてくれたのだ。

 

 

自分も負けじと一発、スカートをめくらねば。

 

 

準備室に入ると、内山さんがほっとした顔で俺を見る。

 

 

「もう栗栖さんは帰ったよ」

 

 

実際には帰ってないがあんな事をされた後で内山さんのスカートをめくろうとするならもはや称賛に値する。

 

 

「良かった」

 

 

心から安心した顔。

 

その顔が今から歪むと思うと、興奮が収まらない。

 

スマホも起動させてるしね。

 

 

「じゃ、私も帰るね。君、本当にありがとう」

 

 

教室から出ていこうとする内山さんに俺は声をかける。

 

 

「どういたしまして。そういや、なんで内山さんは逃げてたの?」

 

「あ、いやそれは」

 

 

やはり恥ずかしいのか言葉を濁らせる。

 

だが、ちょっと言葉を強くして追及する。

 

 

「ねぇ、教えてよ」

 

「……えっ、えっと」

 

「じれったいなぁ」

 

 

そこまで言った所でしゃがみこむ。

 

 

「そんなうじうじした子は、こうだ!」

 

 

バサッ。

 

 

そう叫びながら内山さんのスカートを遠慮なくめくりあげた。

 

パンティは……おお、水色をベースにした白の水玉模様。

 

可愛いパンティだと思ってると、内山さんの手がスカートを抑え、そのままへたりこんだ。

 

 

「……変態」

 

 

それだけ言い反撃せず、そのまま恥ずかしがった涙眼で動かなかった。

 

俺は教室から出ていき、この世界から意識を飛ばして脱出した。

 

 

 

俺はスマホを起動させ、戦利品を拝んだ。

 

栗栖さんが足をバタバタさせてもスカートをめくりあげられ、パンティを露にしつお尻を叩かれた。

 

それでも足をバタバタさせ、抵抗したのでパンティを下ろされお尻が丸出しになった。

 

そして女教師に裸のお尻を叩かれみるみる赤くなっていくのは見てて興奮した。

 

 

内山さんはスカートめくりをされずに安堵した顔をしていた。

 

だが俺に追及され少々恥ずかしがってる間にスカートめくりをされてしまった。

 

水玉パンティが露になり、恥ずかしがってる顔のまま涙眼になり、へたりこんでしまった。

 

もし内山さんがもうちょい強気なら反撃してきただろう。

 

 

予想外の戦利品を得つつ、本来のターゲットのスカートめくりの様子も撮影出来た。

 

栗栖さんと関わるといつも以上にいいスカートめくりの映像がゲット出来る。

 

そんな彼女がお尻ペンペンされてる様子を見つつ、いつもの行為に励むことにした。



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※カメラっ娘のスカートをめくりたい。

「ん~いいよ~」

 

綺麗な金色の髪の毛が特徴的な女の子。

その女の子はカメラを構え、水色の髪の毛をした女の子をレンズ越しに見ていた。

 

(……これって盗撮だよなぁ)

 

自分も盗撮はしているが、俺の場合は堂々とスカートめくりをしている様子をスマホで撮影している。

だが、金色の髪の毛の女の子はこっそりと見つからないように、青い髪の毛をした女の子をレンズ越しに追っていた。

写真を撮るのには一生懸命なのだろうが、その顔つきはどこかいやらしい。

 

そんな彼女の名は『望月 エレナ』。

今回の『スカートめくり』のターゲットである。

 

 

「わ、いいなこれ」

「ふっふーん、でしょう?」

 

アイドルオタクの同僚が友達からアルバムらしきものを会社に持ち込んできた。

なかなかいい角度で撮れており、アイドルたちの笑顔の魅力が3割ぐらい増している。

実際アイドル趣味なんてほとんどない男性社員や女性社員たちもそのアイドルの笑顔には目を奪われている。

 

「どこでこんなの撮ってきたの?」

「僕の友達がたまたまアイドルの写真撮影会に行く機会があって、一緒に撮影してきたんです」

「すごいなー」

 

男性社員たちも皆感心してるのを見て、同僚は鼻高々だ。

自分の趣味が理解されることは凄い嬉しいことだ。

アイドルオタクなんて一般的には受け入れられがたい趣味だからなおさらだろう。

 

まあ、受け入れられがたい趣味と言えば俺の『スカートめくり』なんて誰からも受け入れられないだろうし、女性社員がそれを知ったら俺を汚物を見るような目で見る……いや、それぐらいならまだマシかもしれない。

 

そんなことを考えつつ写真を見ていると、同僚が俺ににこっと笑顔を向ける。

 

「これ、タダであげますよ」

「いいの?」

「だって結構アイドルに興味を持ってきてくれてますし、お近づきの印ということで」

 

……まあ、否定は出来ないからいいか。

実際アイドルのDVDを借り受けた後、他のレンタル屋で別のDVDを借りたりもしてしまった。

漫画の世界以外に潜り込めないかと思ってはいたが、さすがにDVDの中とかは忍び込めなかった。

少しがっかりしつつもアイドルのライブ中継を流していたので、最初から最後までしっかりと見ていたのだ。

 

そして会社の中で思わず歌を口ずさんだのをこの同僚に聞かれたのが運の尽きだった。

同僚はニコニコといい笑顔で俺に話しかけ、今まで以上にアイドルを推すようになってきた。

 

まあ別に今さら他の社員からどんな目で見られようがあんまり気にはしない。

目立たないけども、頼みごとをしたら謝礼を引き換えに引き受けてくれる。

そんな便利屋ポジションでいいのさ。

 

「にしてもこの写真、お前と他の友達って誰が撮ったんだ?」

「実は男女のカップルでアイドルオタクの友達がいて、女の子の方が撮影したんです」

 

俺も含めて他の社員たちが感心した声を出す。

女の子がここまで上手な撮影をできるとは、といった驚きなのだろう。

 

「でもまぁ、彼氏の方が彼女を撮ったりもしてますから、彼氏がカメラの趣味もあったのを彼女も一緒に始めたってことですよ」

 

そんな会話をしつつ、俺はふと思った。

カメラを撮影してる女子を、逆にスマホで撮影してみたらどうだろうか。

それも、スカートめくりという形でこっそりと盗撮するといった感じで。

 

そう思いながらも会社での仕事はまだ途中であるため、邪念を捨てて仕事にとりかかった。

 

 

そして家に帰り、早速今まで持ってた本を漁ってみた。

色々なカメラマンとかは出てくるのだが、やっぱり男の方が多かった。

まあ女の子をカメラとかで撮影して女の子の魅力を引き出すのが漫画として映える以上、しょうがないか。

 

そう思いつつ他の漫画本を漁り、目に留まったのが――

 

 

 

「ふっふっふー」

 

図書室の隅っこでこっそりと撮影しているのが望月さんだった。

撮られているのは確か『村上 文緒』という女の子だ。

両者とも胸が大きく、しかも他の女子生徒も結構胸が大きかった。

この世界の舞台『聖櫻学園』という学校はそういった子ばっかり入学してくるのだろうか。

 

まあそんなことはどうでもいいとして。

カメラで撮影している彼女はだらしない顔つきだが目だけは真面目だ。

スカートめくりを行いパンティを撮影するのは簡単だろうけども……それでは達成感がない。

 

うーむ……

 

あ、考え事をしている間に2人ともいなくなっちゃってる。

授業の始業時間も近いから、教室に戻ったのだろう。

つまらないプライドを捨ててパンティだけ撮影するのであれば特に苦労はしないのだが……

 

まあ本来この学園の生徒ではない部外者の俺は授業に出なくてもいいから、じっくりと考えるとしよう。

 

 

そして休み時間となり。

 

「よいしょっと」

 

村上さんは両手に本を持ち、図書室へと向かおうとしていた。

その様子を望月さんは廊下の角に隠れるという形でこっそりと見ていた。

むろん、カメラ越しでだ。

 

そして俺はスマホを起動し、そんな村上さんの前にさりげなく出ていく。

彼女はほんの少しだけ右にずれ、俺が歩きやすいように道を開けてくれた。

そのさりげない優しさはありがたい。

 

その優しさのお礼に。

しっかりと撮影してあげるとしよう。

 

俺が村上さんとすれ違い、彼女が俺の後ろを歩いていく。

そして俺が瞬時に振り返り。

 

「それっ!」

 

バッ!

 

村上さんのスカートを後ろからめくりあげ、彼女のパンティを丸見え状態にした。

物静かな彼女のパンティは……おっ、髪の毛と同じ水色。

縁にレースが付いており、俺の目を引いた。

 

「……っきゃあああっ!」

 

両手が本で塞がっていたことで手でめくられたスカートを抑えることが出来ず、振り替えって俺の方を睨むことしかできなかった。

む~っと言った感じで睨みつけてきており、正直……可愛いという感想しか出てこなかった。

 

「ちょっと君、何してるの!?」

 

そしてさすがに望月さんは怒り顔でこちらへと歩いてくる。

まあ友達がスカートめくりなんてされれば、そりゃ怒るに決まっている。

そして警戒されてるのか、スカートに手を当てながらこちらへと歩いてくる。

 

「……スカートめくり?」

「何を『なぜ自分が責められてるんだろう?』みたいな言い方してるの!?」

 

俺の態度はどうやら怒りに火を注いだみたいだ。

そして望月さんは俺にビンタをしようと手を振り上げた。

 

「今がシャッターチャーンスっ!」

 

態勢を崩す形で望月さんのビンタを避け、そのまま手を振り上げた。

 

バサァ!

 

望月さんのスカートは勢いよくめくれ、少し小さめなサイズのピンク色のパンティが露となった。

ただのパンツでもサイズが少し小さければ、肉の見えそうで見えないきわどい感じが出てくる。

俺が思わず目を凝らしていると、俺の視界に膝が飛んできた。

 

「何するのよぉ!」

 

彼女の怒りの膝蹴りが俺の顔面に命中し、俺の意識は闇の中へと解けていき……

 

 

そして気づいたときにはベッドの上で横になっていた。

 

さて、鼻にまだちょっと痛みが残ってるが、確認といこうか。

 

村上さんは図書室へと向かうべく涼しげな顔で廊下を歩いていた。

そして通り過ぎてくるりと俺が振り返ったことで彼女の後姿が映る。

そして勢いよく腕を振り上げたことで村上さんのスカートがめくれ、水色のパンティが露となる。

 

村上さんは振り返ったときには怒りと恥ずかしさが両方混ざった顔をしていた。

そして近づいてきた村上さんを見つけたのだろう、あっと言う顔をした。

 

そして振り返ったときには友達がスカートめくりされた怒り顔の望月さんが立っていた。

手でスカートを抑えていたが、ビンタをする際にその手を離す。

その隙を見逃さずスカートをめくりあげ、望月さんのピンク色のパンティが露となる。

彼女の肉付きの良い下半身に対してパンティが小さく、拡大すればきわどいところまで見えそうだった。

 

望月さんは自分もスカートめくりされてしまったことで怒りの中に恥ずかしさが混じる顔となっていた。

そして俺の顔面に膝蹴りが飛んできて、ピンク色のパンツとクロッチが見えたところで元の世界に戻ったのだろう、撮影の映像が途絶えていた。

 

 

痛い思いをしたが、女の子の恥ずかしさと怒りを引き出す行為がスカートめくりなのだ。

その行為を行う以上、その痛みは覚悟しなければならない。

 

その痛みの代償に得たお宝映像を見ながら行為に励むべく、俺は横になるのだった。

 



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※絵描き娘のスカートをめくりたい。

「さて、どこに行ったのかしら」

 

あたりをきょろきょろと見渡してるのは薄緑色の髪の毛が特徴的な美少女。

だがその表情は美少女にしては少し険し目だ。

 

「この『聖櫻学園』であろうことか女子生徒にスカートめくりを行う生徒がいるとのこと……実際、さっきも被害に遭った子がいるわ」

 

参ったな。

せっかく上手いことスカートめくりを決めたのに……

別に目を閉じて意識をなくせばこの世界から逃げられるが。

 

 

さて、始まりは数十分前のこと。

 

今回も趣味の『スカートめくり』に励むため、漫画の世界に飛び込んだ。

今回飛び込んだ世界はついこの間訪れた『聖櫻学園』が存在している世界だ。

 

前回スカートめくりを2人の女の子に行ったが、他にも可愛らしい女の子が多いため、ターゲットはかなり多くなった。

 

そして今回ターゲットにしているのは……

 

 

「うーん……どうかなぁ」

 

キャンパスに夢中になり、絵を描いている女の子。

名前は『小日向 いちご』。

美術部であり、色々なフルーツの絵を描いている女の子だ。

 

彼女の座っている席の少し前には皿に乗せられたブドウがある。

そして彼女は今はブドウの絵を描いているみたいだ。

 

一生懸命集中している彼女が今回の『スカートめくり』のターゲットだ。

 

絵を夢中に書いている女の子は集中力が凄いと思われる。

だが、スカートをめくられればその集中力はどうなるだろうか?

そう思って彼女をターゲットにしたのだが……絵を書いてる最中にスカートをめくって、書いてる絵を失敗させるのはさすがに可愛そうだ。

 

俺自身もやってる仕事を途中で妨害されて台無しにされたら怒る自信しかない。

 

だからこそ、絵を書き終わるのを待ってからスカートをめくることにした。

 

 

しかし、ブドウの絵を書いてるみたいだが……

俺自身は絵に関してはリアルに関しては写真などを撮ればいいのではと思う派だ。

だが、彼女が描いている絵は一心不乱に書いているからか、思わず目を惹かれてしまうほどの一品だ。

 

「うーん……」

 

そして何度もキャンパスとにらめっこをして、紫色の絵具を濃く塗ったり、そして一部を薄くさせたり……

その作業をしてる姿はまさに一生懸命だった。

 

その作業をしてる間、ずっと目を惹かれていた。

絵を描くのを邪魔する気は一切ない。

ただ、絵が完成したその記念には……ふふふ。

 

 

そしてしばらくして。

美術室に一人いた彼女は見事にブドウの絵を書き終えた。

 

「いやったー!」

 

絵が無事に完成したらしく、絵具を乾かすため日当たりの良い場所へと運んでいく。

日に当てすぎると色褪せしそうだが、それほど長い時間当てるつもりはないのだろう。

 

「うーん、頑張ったよ」

 

小日向さんはうーんと背伸びをし、固まった体をほぐしていた。

絵を描いている間、手以外ほとんど動かしていなかった。

なので体も凝っているのだろう。

 

……さてと、随分と待たされたわけだし。

俺も素晴らしい画を撮らせてもらうとしよう。

 

スマホを起動させ、俺は美術室に入っていく。

 

「あっ、こんにちは」

 

小日向さんは俺を見てにっこりと笑顔で挨拶するが、すぐにキョトンとした顔をする。

 

「あれ、君はこの学園にいたっけ?」

「んー、数日前に転校してきたばっかりでね」

「そうだったんですか。何か御用ですか?」

 

小日向さんはすぐに納得し、こちらをじっと見ながら話しかけてくる。

 

「ん、ちょっと探し物をしててね。美術準備室にあるかなーと思って」

「そうですか。こっちです」

 

小日向さんは優しく美術準備室に案内してくれる。

そこにあるかもしれない道具で、辱めに遭うことも知らずに……

 

 

俺は美術準備室に入り……あ、あった。

まあ別に美術準備室じゃなくてもあるよなぁ。

 

俺が準備室から取ってきたのはバケツとモップだった。

 

「あれ、これからお掃除でもするんですか?」

「んー、他の生徒がモップとか使っててさ。だからここなら余ってるのがあるかなーと思ってね」

「そうですか」

 

彼女はじっと俺の挙動を見ていた。

片手にバケツ、そしてもう片方にモップ。

どう見ても今から掃除をしに行こうとする生徒にしか見えないだろう。

 

「おっと、ちゃんとブラシと接続されてるかな」

 

立って様子を見てる小日向さんの近くでモップのブラシの部分を持つ。

 

「うーん、ちゃんと使えるかな」

 

そう言いながら柄の部分をこっそりと小日向さんのスカートの下付近に持ってきて。

 

「スカートめくりにねっ!」

 

ピラッ。

モップの柄を思いっきり上にあげる。

そしてモップの柄の上にあった小日向さんのスカートはモップの柄が持ちあがると同時にめくりあげられた。

 

さて、パンティは……ピンクの水玉か。

高校生にしては少々子供っぽい気もするが……可愛いから、よし。

 

「きゃあああっ!」

 

小日向さんは慌ててスカートを抑え、露になったパンティを隠す。

そしてうーっと唸りながら俺を睨みつける。

 

「見つけたぞ、スカートめくり男!」

 

突然美術室の入口から聞き覚えのある声が響いてきた。

そこにはこの間スカートめくりを行った望月さんが立っていた。

 

「この学校の美少女を張っていれば、再び君が現れると思ったぞ。こっそりと観察していたが、予想通り小日向ちゃんのスカートをめくっていたな」

 

そして片手にはカメラが……俺がスカートをめくるまで確信する気はなかったのか。

 

「さぁ、観念して」

「望月先輩……もしかして、私がスカートをめくられた時、そのカメラで撮影しました?」

 

小日向さんが望月さんをじっと睨みつける。

 

「う……その顔も可愛いけど……撮ってないわよ」

「本当ですか?」

 

望月さんがそっと顔を逸らしたのを見て、小日向さんが追及する。

 

「いやそれよりも……あれ?」

 

望月さんも小日向さんもある方向を見る。

美術室の窓が1つ開いており、そこから遠ざかっていく足音が聞こえていた。

 

「しまった、逃げられちゃった!」

「望月先輩……」

「大丈夫。手は打ってあるわ」

 

 

慌てて外へと飛び出し、そのまま意識を落とそうとした。

だが、それと同時に声が聞こえてきた。

 

「今、外から誰か飛び出てきたよね?」

「確か望月先輩のスカートをめくった犯人が今もこの学園にいるって聞いたけど」

「じゃ、そいつ?」

「女の子ばっかり撮影してる望月先輩だけど……スカートをめくるなんて最低男、捕まえなくっちゃ」

 

だが、たまたま美術室の外を歩いていた生徒が俺の姿を確認し、追いかけてきた。

ボコボコにされて意識を落としてもいいのだが、下手したらスカートめくりの様子を盗撮していたスマホが見つかり、壊される可能性がある。

今まではスマホが破壊されないまま気絶していたが、集団でリンチされればスマホが壊される可能性だってあるのだ。

 

「待ちなさーい!」

 

そして女子生徒数名に追いかけられ、俺は校内へと追い立てられた。

 

 

今現在、俺は空き教室に隠れ、息を整えていた。

そんな中、教室の外から声が聞こえてきたのだ。

 

「この『聖櫻学園』であろうことか女子生徒にスカートめくりを行う生徒がいるとのこと……実際、さっきも被害に遭った子がいるわ」

 

こっそり様子を伺うと、緑色の髪の毛の女の子が辺りをきょろきょろと探していた。

 

「篠宮先輩!」

「りさちゃん」

「あら、どうしたの?」

 

他の女子生徒たちが篠宮、そしてりさと呼ばれた女の子に声をかけ、話をしていた。

どうやら彼女の名前は『篠宮 りさ』というらしい。

 

「ありがと、ご苦労様」

「いえ、生徒会副会長としてスカートめくりなんてする男、とっちめてくださいね」

「任せて」

 

どうやら生徒会副会長らしい。

そしてあの女の子たちは、スカートめくりをした男を追いかけ、見失いこそしたが男がまだ校内にいることを伝えていた。

どうやら玄関に数名の生徒を見張らせているらしい。

 

つまり、生徒会副会長である彼女が他の生徒に俺のことを捜索させているらしい。

……面白い。

ならそんな彼女のスカートを、めくってやろうじゃないか。

 

しかしさすがに警戒心はMAXだろう。

スカートをめくるどころか、目の前に出たらこの学園の生徒ではない俺は即座にバレるだろう。

正々堂々前に出てスカートをめくることは到底不可能というわけではない。

だが……人海戦術をして追いつめているというのなら、彼女が犠牲に遭った瞬間他の生徒が来るかもしれない。

 

……よし、一か八かだが。

 

 

「あっ、篠宮さん」

 

篠宮さんは振り返り、男子生徒が立っているのを見る。

茶髪で眼鏡をかけていたが、この生徒がこの学園にいるのは覚えがない。

だが、望月先輩や他の子たちが言っていた男とは見た目が違う。

 

「……どうかしたの?」

 

少しだけ警戒しながら篠宮は男子生徒に話しかける。

 

「はぁ……実はスカートめくりをしてる男がいるって噂になってますけど……それってこの男ですかね?」

 

男子生徒はスマホの画面を映し、篠宮に確認をさせる。

 

「この男……間違いない」

 

男子生徒が見せた画像は望月先輩がこっそりと撮影していた男の顔と一致していた。

 

「うん、そうだ」

「そうでしたか。実はさっき、どこか隠れるのに便利な場所はないかと聞かれたんですが」

「どう答えたんだ?」

「えっと、そこの使われてない教室が隠れるのにちょうどいいって」

 

男子生徒が指さしたのは、ここから数m離れただけの教室だった。

 

「そう、ありがとう」

 

そして篠宮は男子生徒にお礼を言い、その教室へと向かっていく。

 

 

「観念しなさい!」

 

篠宮が勢いよく空き教室の戸を開けたが、そこには誰もいなかった。

辺りを見回したが、隠れるところもなかった。

 

「こっそりと逃げたか……?」

 

篠宮が首を傾げ、教室の中に入っていく。

 

 

「いや、スカートめくり男はちゃんとここにいますよ」

 

バサッ!

 

後ろから男の声が聞こえ、篠宮のスカートは後ろからめくられた。

薄緑の紐パンと、それに包まれているいい形のお尻が露となる。

 

「なっ、なななななな……」

 

慌ててスカートを抑え、振り向いた篠宮は、男の傍に茶髪のカツラと眼鏡が捨てられていたのを確認する。

 

「ギョロ目を細目にするのって結構大変だったんですよ」

「っ、この変態!」

 

篠宮さんが慌てて手を振り下ろして男を殴ろうとしたが、その隙を突き、男が篠宮のスカートの下に手を潜り込ませ、勢いよく万歳した。

スカートが盛大にめくりあげられ、白のリボンがついた薄緑の紐パンが今度は前から露となった。

 

「い、一度ならず二度までも! 待ちなさーいっ!」

 

顔を赤くし今度はスカートの前を篠宮が抑え、その隙に男がその場から走り去っていった。

そして篠宮が後を追いかけたが、男の姿はまるで煙だったかのように、廊下の角を曲がったところで消えていた。

 

「な、なんだったの……?」

 

確かなのは、捕まえようとしていた男にスカートをめくられ、パンティを見られてしまったこと。

その事実を思い返し篠宮が再び顔を赤くし、スカートを抑えた。

 

「……黙っておきましょう」

 

さすがに生徒会副会長である自分が捜索していた相手にスカートをめくられたなど格好つかない。

 

そしてその日、1日中捜索しても『スカートめくりの男』を見つけることは出来なかった。

 

 

「……ふぅ」

 

男は一人、ベッドで横になりスマホを見ていた。

 

最初のターゲットにした小日向 いちごさん。

俺が掃除道具を持っていく様子をキョトンとして見ていた。

そしてモップの柄で勢いよくスカートがめくられ、ピンクの水玉パンツが露となった、

きょとんとしていた顔がみるみるうちに赤くなっていき、慌ててスカートを抑えてこちらを睨みつける。

 

その怒り顔もまた可愛らしい物だった。

 

 

そして途中でターゲットにした篠宮 りささん。

彼女を誰もいない教室に誘い出し、その後をこっそりとついていく。

彼女が教室の扉を開け、少し中に入り辺りをきょろきょろとしていた。

その隙をつき、俺が両手で彼女のスカートの裾を掴み、盛大にめくりあげた。

彼女の髪の色と同じような薄緑色の紐パンと、それに包まれた形の良いお尻がスマホで綺麗に撮影される。

そして彼女は振り返り、戸惑いと恥ずかしがってるのが混じったいい顔をしていた。

変態と罵りながら手を振り下ろしてきたのでそれを避け、今度は彼女のスカートの下に手を潜らせ万歳した。

手が上がるのと同時にスカートが盛大にめくりあがり、今度は白いリボンがついた薄緑色の紐パンが前から露となった。

そして恥ずかしがった表情で慌ててスカートを抑え、その間に俺は逃げていった。

 

 

同じ世界だと俺の存在は認識されるから、念のため変装道具を持って行って良かった。

そして作戦が上手くいったスカートめくりはまた格別の勝利の味というものだ。

 

そしてその勝利の報酬を見ながら、ベッドで横になるのだった。

 



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※ポニーテール忍者娘のスカートをめくりたい。

「ふぁ~っ」

 

大きな欠伸をして、女の子が道を歩いていく。

黒髪にポニーテール、首元に巻かれてる赤いスカーフ、そして可愛らしい顔つきと、それだけでも目を引く。

だが、あんまり大きくない体に似つかわしくない巨乳。

それが彼女が目を引かせる一番の要因だろう。

 

緑色のミニスカートが歩くたびに揺れる彼女。

これだけならスタイルが良い美少女なのだが。

 

 

彼女……『飛鳥』は、現代に生きる忍びなのだ。

俺が知ってるシノビのイメージというのは地味な色の装束を着ているのだが……これも時代の流れという物だろうか。

 

そんな彼女だからこそ、スカートをめくってやろうと決めたのだ。

相も変わらず歩いている彼女の後をこっそりとついていく。

 

 

「よいしょっと」

 

自宅のアパート。

PCの操作を終え、動画データを再生させる。

この間めくった村上さんの水色パンティがPCの画面に再生される。

さすがにスマホの容量が大きくなってきたのでスマホをすっきりさせるためにPCにデータを写し、さらに外付けのHDDメモリに複製したデータを移植させた。

これでスマホが破壊されても今までの戦利品は無事に拝めるというわけだ。

スマホの小さな画面に比べればPCの画面は大きく、今まで撮った戦利品も拡大して拝めるというわけだ。

 

データを移植させるついでに今までスカートをめくってきた女の子たちの画像を見て改めて楽しんだ。

 

さて、過去のデータもいいが、新しく撮影をするとしよう。

漫画とは買うだけではなく、借りるという手段でも一時的とはいえ入手することが出来る。

他の人から本を借りて、その人の趣味が分かる。

そしてその趣味を受け入れられるなら受け入れ、話をすることで仲良くなっていく。

これは電子書籍では味わえない醍醐味というものだ。

 

そしてアイドル好きの同僚から数冊ほど漫画本を貸していただいた。

 

「先輩も口では興味ない言いつつ勉強熱心っすね」

 

同僚はニヤニヤと笑いながらそう告げてきた。

……まあ別の方向では熱心なのだが。

実際借りてきた漫画本はアイドル物が多い。

何回かアイドルのスカートをめくったりしたが、この漫画本にも目を引きそうなアイドルがいるかもしれない。

 

ふとそんな中、それらアイドルとは異質な本があった。

なんでも、現代の女の子が忍びとなって闘いに身を投じる、といった感じの内容だ。

 

「あいつ、アイドル以外にも興味あったんだな」

 

まあ可愛らしい女の子ばかりだから、女の子が好きなのは不変なのだろう。

しかし……俺の印象としては顔を隠すマスクに頭巾、そして地味な装束を来て背中に刀を背負うというのが忍者のイメージだったのだが……まあ時代の流れという物だろう。

そして昔の人は下着を見られても恥ずかしがらなかったかもしれないが、この現代の流れならスカートをめくられるという形でパンティを見られたらきっといいリアクションで恥ずかしがってくれるだろう。

 

 

というわけでデータ容量が軽くなったスマホを手に、その世界へと潜り込んでいくのであった。

 

 

そして今回のターゲットである飛鳥という少女を見つけ、後を追っているのだが。

ミニスカートの脇に装備されている脇差が気になる。

下手に近づきスカートをめくろうとすればざっくりと斬られ、現実世界へと強制送還されるだろう。

 

となれば、堂々と行くのではなく絡め手でいくしかないが、相手は仮にも忍び。

俺程度の浅知恵に引っ掛かってくれるかというと、疑問が残る。

 

そんなことを考えながら尾行をしている間に彼女はとある店に入っていく。

少し待っていると……太巻きか。

パンを買って買い食いする女子高生はたまに見るが、この世界だとお米類を買い食い……いやまぁおにぎりとかも買い食いする子はいるし、そう考えれば……

 

そして太巻きを嬉しそうに頬張りながら食べ進めていく。

傍から見れば文句のない美少女なだけに違和感のある光景だ。

 

いやまぁそんなことはどうでもよくて、どうやって彼女のスカートをめくるべきか。

 

 

……ちょっと苦しいが、やってみるか。

 

 

「あのー、すみません」

 

俺は意を決して前を歩く飛鳥さんに声をかける。

彼女は振り返り、何事かという顔で俺を見てくる。

 

「どうかしましたか?」

「実はこのあたりに落とし物をして」

「何を落としたんですか?」

 

見覚えがあるなら力になれるかもしれない。

彼女は真面目な顔で話を聞いている。

 

「これからの行動予定を書いたメモ用紙ですね。今日は色々な人にお使いを頼まれて、さすがに買ってくるものを覚えきれなかったんですよ」

「そうだったんだ……あの、探すの手伝いましょうか?」

「いいんですか?」

 

彼女は満面の笑みで頷く。

……忍びとしての警戒心がないのか、はたまた彼女がひたすらお人好しなのか。

まあ好都合というものだ。

 

 

そして2人で歩きながら辺りを見回す。

飛鳥さんは時折屈み、メモ用紙が落ちてないか探す。

この時、さすがに立て膝をしてパンチラするようなことはしていない。

 

まあさすがにこれでパンティが見えても嬉しくないといえば嘘になるが、目的を果たせてないモヤモヤとした気分になる。

 

ちゃんとやるべきことをやって目的を果たしてこそ嬉しさはひとしおというものだ。

 

俺が歩いてきた道筋を逆算して歩いていき、そして路地裏あたりに1枚の紙らしき物が落ちてるのを発見した。

 

「あ、もしかしたらあれかも」

 

飛鳥さんはぱっと笑顔になり、紙が落ちてる場所へと一目散に走っていく。

……人気がない、行き止まりの路地裏に紙が落ちてることを疑問に思わないのか。

まあ、目的を果たすうえではこの純粋さは大助かりだ。

 

「これかな?」

 

飛鳥さんは落ちていた紙を拾う。

そして紙に書かれていたことを視界に入れる。

 

 

『これを拾ってくれた子のスカートをめくる』

 

 

「へ?」

 

飛鳥が顔を赤くし反射的に振り返り。

 

「ありがとう、では、早速」

 

飛鳥さんがメモを拾ってる間にスマホを起動させていた俺は手を飛鳥さんのスカートの下に潜り込ませ、勢いよく万歳する。

 

バッ!

 

飛鳥さんの緑色のミニスカートは万歳の動きに合わせてあっさりと翻り、中に隠されていた物が日の下に晒される。

少しむっちりとした太ももと……おお、白とオレンジの縞々パンティ。

可愛くて良いパンティだ。

 

「ひゃああああっ!?」

 

飛鳥さんは反射的にスカートを抑え、腰の脇差しに手を伸ばす。

 

「え、エッチ! 何するんですかっ!」

「メモに書かれていたことをしただけだよ。白とオレンジの縞々パンティ、ごちそうさまでした」

 

俺が手を合わせ礼をすると、飛鳥さんは恥ずかしさで更に顔を赤くしつつ脇差しに手をかけ掛けてくる。

 

「おっと、死にたくないのでこれで失礼」

「待てーっ!」

 

今までも何人か女の子のスカートをめくり、こうやって逃げてきた。

相手が忍びでも逃げ切れるほどの足の速さを得た。

 

 

そして無事に逃げ切り、現実世界へと戻ってきた。

 

 

「はぁ」

 

勢いよく走って逃げてきたため、現実世界に戻っても息が荒い。

パンティを見れた興奮と合わさっているのだろう。

 

さて、興奮冷めやらないうちに早速スカートめくりの瞬間を拝むとしよう。

 

彼女はとてとてとメモの元へと走っていき、屈んでメモを拾う。

そして書かれていることに気づいたのだろう、びくっと体を揺らす。

その間に少し屈み彼女に近づき、顔を少し赤くしながら振り返った彼女のスカートの下に手を潜り込ませる。

そして手を勢いよく上へと跳ね上げ、白とオレンジの縞々パンティが露となる。

黒のニーソックスを履いていたためニーソックスと絶対領域、そしてその上の禁断の領域である太ももと白とオレンジの縞々パンティがスマホの動画に撮影され、素晴らしい映像となった。

 

そして彼女は顔を赤くし、俺がぺこりと礼をした瞬間恥ずかしさのあまり少し涙目となり、脇差しを手にこちらに向かって走ってきた。

恥ずかしがりつつも己にとっての敵を倒すため向かってくる姿もまた素晴らしい。

 

 

「ふぅ」

 

現代の忍びも、スカートの下に隠れてるパンティを露にされれば年相応の女の子らしく恥ずかしがるのか。

これはいい収穫だった。

 

そしてこの本を貸してくれた同僚にも感謝しつつ、動画を何度も再生し、飛鳥さんのスカートがめくられる様子を目に焼き付けた。



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※雪のようなアイドルのスカートをめくりたい。

風が吹き、目の前で歩いてる彼女のワンピースが揺れる。

都会の雰囲気には似つかわしくない白のワンピース。

どちらかというと草原などの自然な風景にいるのがお似合いな格好だ。

 

そしてショートカットで茶髪の彼女は他の人の目を少しばかり気にしてるようだ。

目を引くのはどうやらあまり慣れてないみたいだ。

 

「おい、あの子って」

「ああ、もしかしたら『萩原 雪歩』じゃね?」

 

そんな噂が聞こえる度彼女は少し体を揺らす。

どうやら正解みたいだ。

それほど有名な人になってるのに変装用の格好はしていない。

せいぜい白色の帽子を被っている程度だ。

そして今回、俺が『スカートめくり』のターゲットに定めた少女でもある。

どこかへ向かっている彼女の後を、俺はこっそりと追跡していた。

 

 

「ねぇ、行きませんか?」

 

アイドル好きの同僚にチケット片手に話しかけられる。

 

「それって人気のアイドルグループのチケットだろ? よく取れたな」

「PCの予約開始まで画面前でずっと粘って、幸運なことに開始2秒で予約を受けゲットできたんですよ」

 

なるほど。

確かに人気あるアイドルのコンサートのチケットは予約開始数秒で終わることもあるらしい。

この同僚はそのために粘ったんだろうが……仕事もこれぐらいの情熱を向けてほしい。

 

「それほど苦労して手に入れたチケット、俺が相手でもいいのか?」

「もちろんですよ。今までは会社外の友達としか行かなかったんですが、ついに会社でもアイドル趣味に目覚めた仲間が出来たんですよ。その友達もチケットを取れたみたいだし、親睦を深めましょうよ」

 

……ついにアイドル趣味に目覚めたと受け取られてしまったか。

まあ確かにDVDも借りたりしてるし、忍びの漫画も貸してもらった恩もある。

この同僚の友達からもDVDなどを借り受けてる。

そのお礼を直にいういい機会かもしれない。

 

「分かった。で、そのチケットはいくらだ?」

「いやいや、今回は無しっすよ。せっかくの仲間を誘うのに」

「いや、苦労して手に入れたチケットなんだろう? その苦労の結晶をタダで受けとるなど、俺の気が済まん」

 

俺がきっぱりと言うと、同僚は感動したような目で俺を見ている。

すごく懐かれたなぁと思いつつ、友達が出来るのは悪いことではない。

まあさすがに自分の趣味に時間を使うときは使わせてもらうが。

 

「……俺は感激してるっす。こんなにも素晴らしい友が出来たことに」

「いやそこまで感激してもらわれるとさすがにこっちが困惑するよ」

 

なんとか同僚を宥め、チケットを受け取る。

 

 

そしてそのアイドルのチケットを手に入れたのはいいが、アイドル自体知らないのは大問題だ。

そこで予習として自発的にDVDを借りてライブの様子を見ているが……なるほど、これはすごい。

予約が数分で完売するというのも頷けるというものだ。

しかもこのチケット、ネットで調べてみたら相場の7倍以上の額で転売に出されている。

 

(彼の情熱……見習わないとな)

 

このアイドルのチケットを取るためにPCの画面とにらめっこしサーバーダウンに負けず予約を取った同僚の情熱をすごいなと思い、ある意味尊敬に値した。

 

 

そしてふと自分も負けてられないなという謎の情熱がみなぎってきた。

その情熱を向ける先が『スカートめくり』なのだが……誰に知られても失望されそうだし、知られるわけにはいかない。

まあそもそも漫画の世界に潜り込めるなんてまず誰も信じやしないだろうし、もしスマホで撮影してるスカートめくりの様子を誰かに見られても、ただ単に二次元作品の動画を漁りダウンロードしただけだろうと思われるだろう。

 

 

だがまあ、昂った心は抑えられない。

 

俺はその心を発散させるべく、漫画を読んでターゲットにした女の子のスカートをめくるべく、漫画の世界へと飛び込んだ。

 

 

そしてターゲットである萩原さんは前を歩いている。

ワンピースが歩くたび揺れ、目を惹かれる。

にしても……なかなか胸が大きい女子がワンピースを着るとは大したものだ。

ワンピースというのは胸が大きい女子が着用すると、胸から下に余裕の隙間が出来て、それが腹の肉に見られてしまうらしい。

だから太ってると周りから見られてしまうらしいが、萩原さんはワンピースを着て歩きつつも出るところは出て引き締まるところは引き締まっている体つきをしている。

 

可愛い顔に良い体つき。

アイドルになるにはこういった人をひきつける見た目が大事なのだろう。

 

 

さて、そんな子のスカートをめくるのだが。

彼女は男性とはまともに会話することすら難しい男性恐怖症だ。

まず見知らぬ男である俺が話しかけた時点で警戒されるのは当然だし、スカートめくりなんてもってのほかだ。

後ろから有無を言わさずめくろうにも……

 

「?」

 

彼女は何度か後ろを振り返り、首をかしげている。

どうやら後ろから付いてきてる俺の気配を察知しているのかもしれない。

恐怖症のあまり勘も良くなってるのだろうか。

後ろからのスカートめくりはそもそも無粋だと思っているが、それすらも難儀しそうな娘だ。

 

 

だからこそ、めくりがいもあるというものなのだ。

 

 

そして男性恐怖症である彼女にだって、スカートをめくる隙はあるはずだ。

アイドル好きの同僚がPCに張り付きチケットをゲットしたんだ。

好きな事のためには執念を見せる。

俺だってやってやる。

 

 

そして後ろを歩き、しばらくして振り返られては隠れる。

幸い距離を話して物陰から様子を伺っており、今までで培ってきたスピードで隠れてるのでなんとか見つかってはいない。

しかし、見つかるのは時間の問題だろう。

見つかって近寄ってきたところをスカートめくりするという手もあるが、それは隠れてるのがバレて逆ギレしたみたいで俺の気が済まない。

 

 

「あっ」

 

少し強い風が吹き、萩原さんは反射的にワンピースの裾を抑えた。

だが、被っていた帽子は風に吹き飛ばされ、俺の近くにあった樹に引っ掛かる。

 

これは千載一遇のチャンスだ。

 

「あ……もぅ」

 

萩原さんは慌てて帽子を取りにやってきた。

そして高い樹に引っ掛かったのを見て困った顔をする。

彼女が何回かジャンプするが、惜しくも届かない。

 

さて、そろそろか。

スマホを起動させ、物陰から出ていく。

 

「どうかしたんですか?」

 

萩原さんに俺が声をかけると、彼女はびくっと体を震わせる。

 

「あ、あの……あれ」

 

そして萩原さんは樹に引っかかっている帽子を指さした。

 

「少し届かなくて」

「そうなんですか。よし」

 

俺が手を伸ばし、ジャンプする。

なんとか樹の枝に指が引っ掛かり、もう片方の手を伸ばして帽子を枝から跳ね飛ばす。

 

帽子は枝から離れ、地面にぱさっと落ちる。

 

「これでいいかな?」

「あ……」

 

萩原さんはぺこりと頭を下げ、帽子を拾いあげる。

 

「あ、ありがとうございます」

 

拾ってもらった帽子をかぶり、にこっとはにかむ。

その可愛らしさに一瞬ドキッとするが、心を落ち着かせる。

 

「白くて分かりやすい帽子で良かった。白いワンピースも着てるし、可愛いね」

 

 

ここまで言ったところで瞬時に屈みこむ。

 

 

「もしかしたら、ここも白なのかな?」

 

 

ブワサッ!

 

萩原さんの白いワンピースの裾を掴み、瞬時にめくりあげた。

彼女のワンピースの裾を彼女のおへその上辺りまで持ち上げたことで、ワンピースの下に隠れていたパンティが露になる。

さて、果たして白なのか……?

 

 

おお、水色のリボンが付いた白のレース付きパンティ!

白い太ももと白のパンティ。

名前に雪と就いてるだけあって、ここまで白とは……

 

 

「やああああああっ!」

 

さすがアイドルをしてるだけあって恥ずかしがってる叫び声は大きいな。

そして顔を真っ赤にして涙目になり、ワンピースを両手で抑え、丸見えになっていた白パンティが再び隠されてしまう。

だがすでにスマホでそのリアクション含めて撮影済みだ。

 

「うぅ……穴があったら入りたいですぅ」

 

……えっ?

 

顔を赤くした彼女がいきなり穴を掘り、すっぽりと入ってしまった。

いや穴があったら入りたいって、確かことわざみたいなものだよね?

まさか実際にそれをやる子がいるなんて……そういや漫画の世界だから、そんな非現実的なことも出来るのか。

ある意味アイドル以上の個性なのかもしれない。

 

予想外の様子も見れたが、萩原さんは穴の中から涙目で俺を睨みつけてくる。

……反撃されないのなら、ここから去るか。

 

彼女に背を向け、とりあえず走り去っていく。

後ろを少しだけ振り返って……やはり穴の中に埋まっている。

うーん、シュールだなぁ……。

 

 

現実世界に戻ってきて今回の映像を確認する。

 

 

帽子を拾ってもらえて男の人に対する少しの恐怖心が薄れ、にっこりとはにかんでいる。

そして帽子とワンピースに注目され可愛いと言われ少し照れている。

だが、そこで俺が屈みワンピースのスカート部分をめくる。

白い太ももと水色のリボン付きの白のレース付きパンティが丸見えになる。

そして照れて少し赤くなっていた顔が真っ赤になっており、涙目になって慌ててワンピースの裾を抑えた。

そして……あれ?

いつの間にか穴が出きてその中に埋まってる?

 

…………うーん。

スカートをめくれていいリアクションも撮影できたが、それ以上に奇妙な光景が……うん、この部分には目をつむろう。

 

目を見開いてガン見するのは萩原さんのパンティだけでいいよね。

 

そう結論付け、萩原さんのワンピースがめくられる様子を何度も再生し、色々な所を興奮させていた。



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※部活娘のスカートをめくりたい。

色とりどりの玉が台に並べられていた。

その球を、非常に真剣な目つきで見てる女の子が一人。

そして、狙いを定め。

 

「えいっ」

 

軽い掛け声とともに手にしたキューで球をつく。

突かれた球は反射角度も見事に合わさり、他の玉とぶつかっていく。

ぶつかっていった球は台に設置された穴に入っていき、そして突かれた球は綺麗に台の上に残った。

 

彼女が行っているのはビリヤードであり、文句なしの大成功だ。

その結果に満足したのか、緑色の髪の毛が肩までかかる彼女は息をつく。

 

「さすがは忍ちゃん、すごい」

 

そしてそんな彼女の成功を拍手で称えるオレンジ色よりの茶髪の子。

 

「もう、麗巳ちゃん」

 

 

褒められたことでまんざらでもなさそうな笑顔を浮かべる、忍ちゃんと呼ばれた女の子。

 

彼女らの名前は『九重 忍』と『玉井 麗巳』。

九重さんはビリヤードを得意とし、玉井さんはゴルフを得意としている。

どちらも球を使う種目で、真剣にそれらに打ち込んでいるという共通点がある。

 

そしてそんな彼女たちが、俺の今回の『スカートめくり』のターゲットになったわけである。

 

 

「はぁ、コンペゴルフか」

 

いつも俺をアイドル趣味に誘ってくる同僚が気乗りしないように溜息をつく。

 

「大変だな」

「そう思うなら変わってくださいよ。俺、ゴルフなんてやったことないんですから」

「だからこそ接待ゴルフとしては丁度いいんだよ」

 

接待ゴルフというのは基本的に相手の機嫌を良くさせるために行うものだ。

だからこそ、相手を立てなければいけない。

そんな中で熟練者を連れていき相手よりも上手ければ当然相手の機嫌を損ねてしまうだろう。

だが、初心者相手なら接待相手よりも上になることなんてほぼないし、接待相手が親切心を見せて初心者にゴルフを教え親密になるのならしめたものだ。

そういう点を含めて、彼に白羽の矢が立ったのだろう。

他の社員たちも彼とその上司がコンペゴルフに出向くことに反対していない。

 

「それに、今回のコンペゴルフの相手は……アイドル趣味、というものを隠し持ってるというのもあるぞ」

 

それを聞き、同僚は目を輝かせる。

……単純な奴だ。

 

「それはいいっすね。なら、やっぱり一緒に付いてきて」

「残念だが俺はその日、先輩のプロジェクトの手伝いに駆り出されてるんだよ」

 

ちなみに今もPCに入力作業を行ってる仕事も先輩のプロジェクトの手伝いの一環だ。

なんでもこの会社のとある部署の一大事業らしく、これが成功すれば色々な会社から一目置かれるような会社になれる、それほどの大プロジェクトだ。

だからこそ気は抜けないし、一生懸命やっているというわけだ。

 

「そうっすか」

「まあ……終わったら、いくらでもアイドル談義に付き合ってやるって」

「ほ、本当ですか!?」

「ああ、だからお互い一生懸命頑張ろうぜ」

「はい!」

 

アイドルに対する話に付き合うだけでやる気を出してくれるものなら安い物だ。

そしてこの同僚は情熱に対しては俺含め他の社員よりも数倍上だ。

その情熱に関しては素直に尊敬している。

 

 

「ふぃー、疲れた」

 

アパートに帰ってきた俺は一息つき、ベッドに寝っ転がる。

夕食は牛丼屋で大盛の牛丼とサラダのセットを食べてきた。

肉と野菜を食べてるから健康的には問題ないだろうと己を誤魔化しつつ。

 

「食欲が満足したら、次は別の欲だな」

 

睡眠欲に関しては、他の欲も満たされ最後に満たすものだと考えている。

故に食欲を満足させて頭が体力を回復させたと認識したのなら、別のやることがある。

 

「さてと……そういや」

 

今日は同僚がゴルフの話をしていたっけ。

何かに打ち込んでいる女の子は動揺すると可愛らしいリアクションを取ることを知っている。

今回は動的な物事に打ち込んでる女の子のスカートをめくり、その様子を撮影するとしよう。

 

 

というわけで今回潜入したのは『聖櫻学園』。

そしてビリヤードに打ち込んでいる『九重 忍』さんとその様子を見てる『玉井 麗巳』さんが今回のターゲットになったわけだ。

さて、俺はこの『聖櫻学園』では女の子のスカートをめくる最要注意人物として扱われている。

なぜわざわざそんなところに潜り込んだかと言われると……スカートめくりを警戒してる女の子のスカートをめくったときほど、達成感があるからか?

やってることはSっ気しかないのに、チャレンジ精神はMよりか。

SとMは表裏一体というけども……そういうものなのだろうか。

 

さて、そんなことはどうでもよくて。

俺はすでに要注意人物として扱われている。

故に単純に前に出れば、警戒されスカートめくりなど夢のまた夢だ。

 

そして辺りを見渡すが……うん、今回は望月さんはいない。

前回小日向さんのスカートをめくったとき、彼女に発見され報告されたことで、他の生徒たちに追いかけまわされる羽目になった。

女の子を撮る趣味は共通しているが、さすがにセクハラは見逃さない真面目な所がある。

 

故に望月さんに見つからないようにしつつ、あの2人のスカートをめくる。

 

となるとまごまごしてる暇はない。

なんとかしてスカートをめくるスキを見つけるか、上手いことスカートをめくれるよう誘導しなければいけない。

 

今現在彼女たちはこの場所でビリヤードを楽しんでる。

 

変装道具を使っても、さすがに情報が出回って、見たことがない男子生徒には警戒するようにと言われてるだろうし。

 

にしても、凄い集中力だなぁ……ん?

 

……あ、いやさすがに少し無理があるかもしれないが……やってみる価値はあるか。

 

 

九重 忍は真剣な目でビリヤードのキューを手にし、並べなおした球を見る。

球をどの角度で突けば上手いこと行くか。

集中力を張り巡らせる。

 

「ん」

 

それだけいい、再びキューを突く。

球は上手いこと反射していき、突いた球以外は全て台の穴に入る。

 

「ふぅ」

 

一突きするたびに集中力を使う。

それだけに終わると思わず息をつく。

 

「これで3連続成功。忍ちゃん、見られてプレッシャー掛けられてる中でも決められるなてすごいよ」

「そ、そうかな? なら、もっと見てもらった方がいいかな」

 

 

「なら、こっちも見てもらいなよ」

 

 

ガバァ!

 

 

何をされたのか分からず、九重の思考は一瞬フリーズする。

そして思考を取り戻したとき。

 

後ろから見知らぬ男子生徒に履いていたスカートをめくりあげられていた。

しかも後ろで屈んでいた男子生徒、そして前にいる麗巳にもパンティが見えるような形で。

今日九重が履いていたパンティはフリルがついた可愛らしいピンクのパンティ。

少々子供っぽいかなと思いつつ、お気に入りの下着だった。

 

「見ないでぇ麗巳ちゃん!」

 

それが男子生徒にも麗巳にも丸見えにされてしまい、九重はそう叫びながら慌てて前も後ろも手を抑える。

キューを持っていた手は前に持ってこられ、なんとかパンティを隠すことには成功する。

 

「不用心ですよ。ドアを開けておくなんて」

 

少し暑くなりそうだからということで入口の戸は全開にしていた。

そして九重も麗巳もビリヤードの玉の動きに目を奪われ、男がこっそりと侵入し、九重の後ろで屈んでいたことに気づかなかったのだ。

 

「まさか噂のスカートめくり犯!?」

 

麗巳が反射的に九重のパンティを見て反応が少し遅れたのが運の尽きだった。

すでに男は九重の後ろから飛び出し、麗巳のスカートの裾を掴んでいた。

 

「そのまさか。さて、友達が見せてくれたんだから君も見せてあげなきゃ」

 

ピラッ!

 

麗巳が慌ててスカートを抑えようとしたが、時すでに遅し。

男が麗巳のスカートを容赦なくめくりあげ、無慈悲にも麗巳のパンティも露にされる。

今日の麗巳のパンティはピンク色のチェックのパンティだった。

 

「きゃああああっ!」

 

あんまり格好などは気にしない麗巳でも、男にスカートをめくられパンティを丸見えにされれば話は別だ。

顔を赤くしスカートを手で抑え込み、思わず九重を見た。

 

「ふむ、2人ともピンク色とは……さすがは友達同士、といったところかな」

 

男に指摘され、九重も麗巳も顔を今以上に赤くしていった。

 

「さて、お互いの隠してる物も見せあったし、俺もいい物を見れた。俺の被害者ということで更に仲良くなれるんじゃないかな」

「あ、ああ……」

「ちょっと待ちなさい、この変態!」

 

九重はスカートを抑えたまま恥ずかしさのあまり思考をフリーズさせ、麗巳は恥じらいで顔を赤くしつつ、スカートをめくった男を捕まえるべく追いかけた。

だが、過去に何度もスカートめくりを行い逃げつづけた男の逃げ足は、今まで以上に早くなっており麗巳が彼を捕らえることは叶わなかった。

 

 

「はーっ、疲れた」

 

気づかれないように音を立てずに開いてる戸から入り、そして麗巳さんに見つからないように音を立てずに屈みながら移動した。

考える時間もほとんどなく、一気に行動したから精神的な疲れもかなりのものだった。

だが、おかげで中々いいスカートめくりを撮影できた。

 

 

キューを突く形で机に向かい合っている忍さんの後ろにこっそりと近づいていく。

そして成功したことで麗巳さんが九重さんに近づき彼女の腕を褒め、九重さんの声からも照れてるのが分かる。

後ろからだから顔までは分からなかったが、そんな彼女のスカートを両手を使い、前からも後ろからもパンティが丸見えになるようにスカートをめくりあげた。

スマホには彼女のフリル付きのピンク色のパンティ、そしてそれに包み込まれた彼女のお尻がアップで映し出される。

もし痴漢がいたとしたのなら、これほどの極上のお尻、触るなと言ったら痴漢はきっと世界で一番不幸なのは自分だと言わんばかりの顔をするだろう。

 

そして九重さんの顔を見ることは出来ず、九重さんのパンティを見てほんのり顔を赤くしつつあっけにとられていた麗巳さんの元へ急いで近づく。

そして彼女が気づいたときにはすでに俺の手は麗巳さんのスカートを掴み、めくりあげていた。

もはや勢いでどうにかしてるからかスカートはブラウスの裾どころかおへそまで丸見えになる勢いでめくりあがり、ピンクのチェックパンティが露となっていた。

 

そして麗巳さんが悲鳴を上げスカートを抑え込み、俺が恥ずかしさを煽る言葉を述べる。

九重さんも麗巳さんも顔を赤くしていったが、九重さんは耐性がないのか涙目となり、そして麗巳さんは恥ずかしさと同時に怒りも込めた表情となった。

 

そして麗巳さんが俺を捕まえようと追いかけてきたが、無事に逃げ切れたというわけだ。

 

 

ふぅ……なんとか上手いことスカートめくりが出来た。

しかし、さすがに色々と考えながらスカートめくりをしてるからか記憶が少しとびとびになっている。

だからこそ、こうやってスマホで撮影しておくことで改めてリアクションもパンティも堪能できるというわけだ。

 

スカートをめくられ望まない形でパンティを見せあった2人のスカートめくりされる様子を見ながら、いつもの行為に励み欲を満足させるのであった。

 



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※大道芸娘のスカートをめくりたい。

すごく楽しそうな笑顔で、彼女はフラフープを回す。

ミニスカートを履きながら勢いよく回してるのにスカートはめくれず、パンティは見えない。

そして彼女は出来て当たり前、といった態度でフラフープを回していた。

誰もいないところでこうやって芸の練習に励んでいる。

 

ツインテールの茶髪であり、小柄な体に反比例して目を引く巨乳。

今回のスカートめくりのターゲット『相楽 エミ』は楽しそうに自身の芸を磨いていた。

 

 

「いやー、すごかったね」

 

会社での飲み会。

お酒は付き合い程度でそこそこ飲むし、ザルほどではないとはいえ酔っぱらいはしない。

明日明後日は仕事が休みだからこそ、こうやって参加できるというものだ。

 

そんな飲み会で、会社の同部署の後輩が一芸を披露したのだ。

行ったのは簡単なジャグリング。

俺はお手玉なら昔、祖母が遊んでいるのを見た一環でやったことがあったが、せいぜい4つ程度しか上手いこと回せなかった。

だがその後輩はお手玉よりも複雑な形状をした輪っかをお手玉とは違う軌道で上手いことジャグリングさせていたのだ。

しかもそれが女の子がやってるのだからなおすごいなと感心していた。

 

そういやすごい昔、今は亡くなったおばあちゃんの趣味がお手玉で、俺は男だというのに母と一緒にやらされたっけ。

男がやることじゃないと思いつつ、おばあちゃんや母に褒められて子供心に嬉しくなったのは今となっては懐かしい思い出だ。

 

「先輩のおじさんたち、大うけしてたよね」

 

駅で電車が来るのを待っている間に女性の同僚が話しかけてくる。

俺の横にはアイドル好きな同僚もおり、うんうんと頷いていた。

 

「俺がアイドル談義をしようとしても『若者はすぐチャラチャラした物を好む』って相手にもしてくれないのに」

「それは仕事の休憩中に話をしようとする君も悪いと思うけど……なんにせよ、あの子結構可愛い可愛いってもてはやされてかつ上司の心も掴もうと芸までやって、本当すごかったよね」

 

俺もアイドル好きの同僚もその女性の同僚からなんか微妙に黒いオーラが出てるのに気づく。

リアルの女性はやっぱり可愛い子には嫉妬心を燃やすのか。

そういや女の子が他の女の子に対する可愛いは、あくまで自分が勝ってるから言ってる発言だと聞いたことが……

 

「君はどう思う?」

 

そして俺に対して意見をぶつけてきた。

さて、何と答えるべきか。

 

「俺は素直にすごいと思ったっす。自分も色々なアイドルを見てきたけどあんな芸が出来るような女の子はいなかったからな」

「まあアイドルが求められる物じゃないからね……」

 

そして俺が何かを言おうとする前にアイドル好きの同僚が代わりに返答し、女性の同僚は複雑そうな顔をした。

その間に俺が乗るべき電車がやってきた。

アイドル好きの同僚と女性の同僚とは反対の路線なので、ここでお別れできる。

 

「あ、では先に失礼します」

「うん、またね」

「じゃあな~!」

 

これ幸いとばかりに電車にさっさと乗り込み、2人の同僚が見送ってくれたが。

君、それはサイリウムを振ってアイドルを応援するような手の振り方だぞ。

どうやら相当酔ってんな、あいつ。

でも、そのおかげで答えづらい質問に答えず誤魔化すことが出来た。

今度彼と思う存分アイドル談義に付き合ってあげるとしよう。

 

 

「はぁ」

 

コンビニで酔いに効くというウコンの栄養ドリンクを飲み、ベッドで横になる。

正直駅で話してる間にほとんど酔いは覚めたが、体にアルコールは残ってるのだろう。

明日からの休み、体をすっきりさせて迎えたいからな。

 

おっと、LINEだ。

アイドル好きな同僚からで……もし時間があったら、アイドル談義でもしませんか、か。

世話になったし明後日の午前中から昼飯を食うついでにならいいと答えておこう。

思う存分アイドル談義に付き合ってあげると決めたからな。

 

 

さて、現実世界の女の少し黒いところを見たところで。

二次元の女の子のスカートをめくり、心を満たしてくるとするか。

明日からの休みに対し、欲が満たされてない状況で迎えたらモヤモヤした気分で過ごしそうだからな。

 

さて……では、向かうとするか。

 

いつものように漫画本の世界に潜り込む能力を使い、漫画の世界へと飛び込んでいく。

 

 

今回も潜り込んだ先は『聖櫻学園』。

ここ最近この世界にしか潜り込んでいない気もするが、この世界では俺は結構な要注意人物として扱われている。

だから、警戒されてスカートめくりもしづらいだろうがそれでもスカートをめくり、その様子とパンティを撮影できたときの気持ちよさは倍だ。

明日から休みを迎えるに辺り心を満足させるためにはここでのスカートめくりがうってつけなのだ。

 

そして今回は、上手いこと大道芸を見せてくれた女子に影響を受け、ここで大道芸同好会なんて物を設立し大道芸で自分を磨くのに励んでる子のスカートをめくることにした。

 

実際大道芸をする際にいろいろな動きをしてるのに漫画特有の鉄壁スカート防御が発動して全然見えないし。

だからこそめくったときにどんなリアクションをするのかが楽しみというものだ。

 

 

そして彼女を探すために学園内をうろついているわけだが。

この間とは別の変装を行い、彼女を探している。

そのおかげでもあってかこの間と違って俺を見つけても指さしたりしない。

とはいってもいつバレるか分かったものじゃないし、早い所見つけないと。

 

「ちょっと、そこのキミ」

 

背後から聞き覚えのある声が聞こえ、何気なく振り返る。

 

「あ、望月先輩」

 

そう。

一度ターゲットにしてスカートめくりを決め、そして前に小日向さんのスカートをめくったときに居合わせた人だ。

やはり綺麗な見た目をしており、もし俺が何も知らない男子生徒だったら、話しかけられたことでどぎまぎしてしまうかもしれない。

まあ、俺の場合は別の意味で内心ドキドキしているのだが。

 

「どうかしたんですか?」

「実はね……この学校で他の可愛い女の子のスカートをめくってる男がいるみたいなんだけど、見てない?」

「ああ、噂の……どんな顔してるんです?」

 

俺は敢えてすっとぼけると、望月さんはデジタルカメラを取り出し、すっ、すっとデータを見せる。

そこには村上さんのスカートをめくろうとしていた、変装前の俺の姿が映し出されていた。

スカートをめくりパンティを丸見えにされる前の姿だ。

そして小日向さんの近くに立ってモップを手にしてる俺の姿もあった。

スカートめくりを行う前にきっちりと写真を撮影していたのか、やるなぁ。

 

「男なんて撮る趣味はまったくないんだけど……私が目を付けた可愛い女の子たちが彼の毒牙にかかってスカートをめくられパンツを丸見えにされてるのよ。文緒ちゃんまで……」

 

あくまで自分もスカートめくりの毒牙にかかったことは言わないらしい。

さすがに自分もスカートめくりされパンティを見られたなんて屈辱的なことは言えないんだろう。

 

「というわけで、見つけたら私に教えて。すぐに見つけてとっちめてやるんだから」

 

……綺麗な顔をしてるだけに内心怒ってる顔も凄みの中に美しさを感じられる。

とりあえずこれ以上話をするのもあれだし、まずはこの場を離れよう。

 

「じゃ、探してくるとしますね」

「よろしく」

 

それだけ言うと望月さんはそっけなく振り向き、別の場所へと歩いていく。

どうやらこういう事態だから話しかけた、だけみたいな感じだな。

にしても、こうやって敵視されてる中で他の女の子をスカートめくりの毒牙にかける。

やりがいも背徳感もあって、先ほど感じていた恐怖のドキドキとは違うドキドキを心が感じていた。

 

 

というわけで望月さんの詰問をスルーし、ターゲットを探す。

 

 

色々な教室を探していると、空き教室で一人フラフープを回してる相楽さんを見つけた。

 

 

しかし冒頭でも思ったけど、フラフープをしてスカートはひらひら動くのに一切パンチラしない。

これこそ文明が生み出した鉄壁スカートというものか。

というかある意味これだけでも別の意味で凄い芸だと思う。

もし他の芸をしてこれ以上に激しい動きをしてもスカートがめくれないような動きなら、それだけでもTVは放っておかないだろう。

もっとも、大道芸を真剣にやってる彼女がTVに出て大道芸をして満足するかと言われたら、別の話だろうけども。

 

それよりも、やっと彼女を見つけたわけだし。

望月さんがもし近くに来ていたらマズいし、早くターゲットのスカートをめくって、退散せねば。

 

そして彼女は別の机の上に置いてあったカバンの中からお手玉を取り出し、お手玉ジャグリングを開始した。

6つのお手玉を少し苦労してるようにジャグリングするが、その苦労を一切顔に出さず出来て当然と言わんばかりの顔を取り繕っている。

まさに大道芸のプロだなと素直に感心する。

 

 

なら、俺は他の漫画世界にいる『栗栖 空』さんほどではないけども『スカートめくり』の腕はなかなかのものだと相楽さん相手に披露し、彼女を辱めさせよう。

 

 

「わ、すげぇ」

 

俺は感心したような顔をしながら教室へと入っていく。

スマホはちゃんと起動させており、撮影が開始されている。

相楽さんは誰かが入ってきたのを見て、俺が手を差し伸べたのを見ていったんジャグリングを止めてきょとんとする。

 

「だけど、俺も昔お手玉をやってたことがあるんだ。やらせてみて」

「……ふーん、挑戦ってわけだね、いいよ」

 

俺は不敵そうに笑う相楽さんからお手玉を借り、昔を思い出しお手玉をする。

おばあちゃんと昔一緒に遊んだ際は4つがなんとかだったけど、昔の感覚は鈍ってないか。

なんとなくだが対抗心みたいな物も今は燃えている。

 

よっ、ほ、ほっと、わ、わわっと!

 

なんとかジャグリングは成功したが、相楽さんとは違って全然余裕がない必死な顔になっていたと思う。

 

「ど、どうだ」

「すごいね、でも、私も負けてられないよ」

 

そして彼女の対抗心にも火を付けてしまったらしい。

俺よりも華麗に、そして余裕の手さばきでお手玉をこなす。

昔おばあちゃんが華麗にお手玉をして俺や母さんが目を奪われたのと似たような体験を今している。

 

「ふっふ~ん、どう?」

 

数回ジャグリングさせた後お手玉を華麗にキャッチし、得意げな顔で見てくる。

 

「すごいなぁ。でも、俺にも誰にも負けない芸があるんだ」

「へぇ、どんな芸?」

 

彼女が目を輝かせ、尋ねる。

その隙に俺はすっと一歩前に出て。

 

 

「可愛い女の子のスカートをめくるという芸だよ!」

 

屈みこみ、相楽さんのミニスカートを掴みそのまま勢いよくめくりあげる。

 

バサッ!

 

勢いがよく、ブラウスの裾が見えるぐらいスカートがめくりあげられた。

さて、その中に隠れていたパンティは……おお、黄色を中心にした白の水玉パンティ。

前には赤色のリボンもあり、パンティの可愛らしさをさらに上げている。

元気いっぱいな彼女らしいパンティだなと思っていると、相楽さんの悲鳴が俺をはっとさせる。

 

「ひゃあああああっ! ちょっと、何するのエッチー!」

 

恥ずかしがってる顔でスカートを両手で抑え、俺を睨みつけてくる。

 

「俺も一芸を披露したんだよ」

「その一芸が女の子のスカートをめくるって……このエッチ!」

 

さっきもエッチと罵られたがまあ顔が赤くして語彙力が無くなってるのだろう。

さて、目的も果たしたし早速逃げるしか。

 

「さっきの悲鳴、相楽ちゃん!」

「うん、そうだったわ」

 

望月さんとりささんの声が廊下から響き渡ってきた。

 

「こ、ここだよ! スカートめくり犯はここにいるよっ!」

 

相楽さんも助けが来て安心したとばかりに叫ぶ。

 

「……どうやら別の芸も披露しないとな」

 

俺は教室の窓の所を開け、そこから飛び降りた。

 

「え、ここ2階」

 

相楽さんの声が教室から聞こえてきたが、俺には振り返る余裕はなかった。

 

 

「相楽さん!」

 

教室に望月と篠宮が心配そうな顔で入ってきた。

そしてスカートを抑えて顔を赤くしている相楽さんを見て、彼女も毒牙にかかったのだとわかり悔しそうな顔をする。

 

「またしてやられた」

「どこに逃げたの」

「あ、窓の外から飛び降りました」

 

そして篠宮が開けられた窓から下を確認するが、そこには男はおろか他の生徒の姿すらなかった。

この高さから飛び降りたら怪我は間違いないはずなのに。

 

「あの時と同じ……?」

 

彼女が男の手によりスカートをめくられ、男を追いかけたとき、彼は廊下の角に走ったときにはすでに姿を消していたのだ。

今回も2階から飛び降り、何かしらのトリックを使って逃げおおせたのか。

 

「あ、ううん何でもないわ」

 

だが、その時について言及すると自分もスカートをめくられたという恥ずかしい告白をしなければならないので篠宮はお茶を濁し、毒牙にかかって未だ顔を赤くしている相楽を慰めていた。

 

 

 

「あ、あっぶね」

 

2階から飛び降りたのはいいが、予想以上の高さだった。

あの時床に激突する前に必死に意識を飛ばさなかったら足から落ちて痛すぎる思いをする羽目になっていただろう。

 

だが、それに見合う素晴らしい戦利品は取れた。

 

上手いことジャグリングを決め、得意そうな顔をする相楽さん。

実際そのジャグリングに目を奪われていたからジャグリングの上手さは悔しいが否定できない。

そして俺が宣言し、勢いよく相楽さんのスカートをめくりあげた。

彼女は小柄だが肉付きはよく、良い太ももと黄色をベースに白の水玉を割り当てられたパンティがスマホに映りこむ。

得意げな顔をしていた彼女はスカートめくりをされたことを認識し、みるみる顔を赤くし恥ずかしさに感情を支配されていく。

そして慌ててスカートを抑え俺を睨みエッチ、エッチと罵ってきた。

 

うん、今となってこれが俺の得意な一芸だ。

 

そしてベッドで横になり俺の一芸を何度も確認すべく、スマホを何度も再生させていた。

 



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※おっとり忍娘のスカートをめくりたい。

「う~ん」

 

緑色の髪の毛が風に揺れる。

彼女は筆と髪を手に空を仰ぎ見る。

誰もいない公園で、ゆっくりと詩などを作っているのだろう。

和風な袴を着ており、それなのにスカートの部分は膝より少し上の丈なのでちょっとだけ見える太ももがたまに眩しく見える。

彼女の名前は『芭蕉』。

今回のスカートめくりのターゲットであり、おっとりとしているが忍である。

 

 

「どうぞっす」

 

この間飛鳥さんをスカートめくりした際、その飛鳥さんが出てる漫画を再び同僚が貸してくれた。

 

「この間、アイドル談義に付き合ってくれたお礼っす。アイドルのDVDとかも」

 

少し大き目のカバンから漫画やDVDが出てくる……四次元にでも繋がってるのかそのカバンは。

 

「最近、あの同僚と仲いいよね彼」

「アイドルのライブを一緒に見に行って、それ以降ずっと仲いいんだって」

「そうなんだ」

 

女性社員からなんかひそひそ話をされているが、アイドル好きの同僚君は気にせずカバンから色々な漫画やDVDを出し続ける……だからそのかばんは未来から来た猫型ロボットのポケットと同じ素材じゃなかろうな。

 

「いつ返してくれてもいいっすよ」

 

返済期限は決めはしないが、ちゃんと返してくれ、ということらしい。

まあ借りたものを返さないのは人として大問題だ。

 

もっとも、借りた漫画の世界に潜り込みターゲットにした女の子のスカートをめくることも十分大問題だと思うが。

まあ現実世界では誰にも手は出してないし、出されてもいない……もう数年もすれば30台に突入するが、まあ両親は俺に自由に生きてくれればいいと言ってくれてるからそこらへんは気にしないことにする。

 

「この漫画は完結してるけど、こっちの漫画はまだ完結してないっすね」

「つまり、気に入ったら続きを購入できる楽しみもあるというわけか」

「そういうことっす」

 

なんといい笑顔をしている……

彼は今までオタク趣味の友達がこの会社におらず、孤立していたらしい。

だからこそ俺という話があう人間を自分の趣味の世界に引きずり込めて満足なのだろう。

まあ彼のおかげで俺も新しい世界の扉を開けたし、彼から借りた漫画の世界の女の子たちのスカートをめくり、いい映像を撮影できてるのだから彼には感謝しかない。

 

「とりあえず君たち、休憩時間はそろそろ終わりだからね」

 

おっと、部長。

怪訝そうな目で机の上に広げられた漫画やDVDを見ている。

仕事場にそもそもこんなものを持ち込むな、という目だ。

まあ言いたいことは分からないでもない。

このアイドル好きの同僚君はそこら辺はまだ気が回らないというか。

 

「すみません、俺が持ってきてほしいって頼んだので」

「そうか。でも、ここは会社だからプライベートな物はプライベートな時間で、ね」

 

部長ににらまれ、俺はぺこりと頭を下げる。

……横にいる同僚が目を輝かせてる。

俺が庇ってくれたとでも思っているのだろう。

 

実のところ頼んだのは俺の方からだから別にそんな目を輝かされても困るのだが。

 

まあ確かに部長の言うことも事実だし、会社ではこういうやり取りは自重するとしよう。

ただ、アイドル好きの同僚君は家には誘えないな。

PCのメモリの中に今まで撮影してきた可愛い女の子の達がスカートをめくられる様を撮影してきた動画がたくさんあるからな。

 

 

そして、プライベートな物はプライベートな時間。

それはまさにその通りだ。

 

アパートに帰ってきて、同僚君から借りた漫画を手に取る。

 

ターゲットにしたのは……緑髪でおっとりとした女の子である『芭蕉』。

だが彼女は悪いことをする忍のメンバーというギャップがある。

そんな女の子がスカートをめくられた時、どんなリアクションをするか楽しみというものだ。

 

 

そしてこの世界に潜り込んで散歩をしていたのだが……忍がいるとは思えない、普通の世界ではある。

もっとも、バトル漫画とかではバトルをしてる主人公たちが目立ってるだけなのであって、そんな世界でも裏側ではこうやっていたって平凡な時間の流れがあるのかもしれない。

 

そんな平凡な時間の流れの中、女の子を慌てさせるスカートめくりという行為を行う俺は……まあ漫画の世界に潜り込める能力がある時点で異端ではあるな。

 

そんなことを考えながら芭蕉さんを探し、公園辺りにやってきた。

 

彼女はその公園で紙と筆を手に空を仰ぎ見ていた。

おっとりとした見た目で詩を考えてる姿は絵になる。

そして目を引く巨乳。

絵になる風景というのはこういうものなのだろう。

 

そんな風にターゲットを発見し、周りには誰もいない。

しかし、袴タイプのスカートか……和風な彼女らしい。

ただ、袴のスカートというと個人的には足首辺りまでの長さまであるはずなのだが……なぜ少しばかり足を見せるタイプなのだろうかと思う。

ふと、彼女は忍びということを思い出す。

くノ一は色気を使って、敵方から情報を聞き出すことがメインだ。

むしろ戦闘を行うということ自体が稀のはず……

 

となると、あの微妙に丈が短い袴は忍として敵を誘惑するための服だろうか。

確かに時折ちらりと見える太ももは、常に太ももが見えるミニスカートよりも目を奪われやすい。

 

もっとも、大人締めの性格である彼女がそれを好んで着ているのかどうか、そこら辺はよくわからないが。

 

だが、欲情を催させるスカートを履いてるんだ。

 

俺の欲をその気にさせたこと、後悔させてあげよう。

 

 

俺は彼女が座ってるベンチ近くにやってくる。

芭蕉さんは俺が来たことでちらりと視線を向ける。

だが、俺がじっと無言でベンチと芭蕉さんを見ていたことでさすがに何事かと思ったのか、顔を上げておずおずと話しかけてくる。

 

「あの……何か御用でしょうか?」

「さっきこの公園にやってきた時、ここのベンチに座ってたんだけど、この公園から去ってから後でオシャレ用の指輪を落としていたみたいでさ」

 

まあ実際指輪とか、指を圧迫して嫌な感じがするのでしないのだが。

だが、彼女はそれを信じてくれたみたいだ。

 

「つまり、この辺りにあるかもしれないと」

「うん。だからちょっとの間だけいいかな?」

「はい、いいですよ」

 

彼女は何の疑いもなくベンチから立ち上がり、少し離れてくれた。

さてと。

 

ベンチの下をまさぐる形を装いながら、スマホの撮影ボタンを押す。

 

「うーん……」

 

俺がそんなことを言いながら少しベンチの下を探すふりをした後、立ち上がり背中をがっくりとさせる。

 

「あの……見つかりましたか?」

「ううん、見つからなかった」

「そうでしたか」

 

芭蕉さんは少しだけ申し訳なさそうな顔をする。

別に彼女自身が悪くはないのだが。

 

「念のため聞くけど、指輪らしきものは見なかった?」

「私が来たときには見なかったですね」

「そっか……」

 

ここで少し考えるそぶりを見せる。

後数秒して俺の意図に気づいたなら、見逃すとしよう。

 

「あの……どうかしましたか?」

 

だが、彼女は俺の顔をのぞき込み、俺の状態を確認してきた。

どうやら俺の目論見に気づかなかったみたいだ。

だったら、罰を受けてもらうとしよう。

 

「あっ……もしかして」

「えっ?」

 

 

「ここに隠してるんじゃないだろうね!」

 

 

バサッ!

 

芭蕉さんの袴のスカートを豪快にめくりあげる。

袴タイプのスカートは力強くめくらないとうまいことめくれてくれない。

だが、俺が力強くめくりあげたことで上手いことスカートが翻り、芭蕉さんのおへそが見える辺りまでスカートがめくりあがる。

 

さて、中のパンティは……おお、薄い緑色のパンティ!

白いリボンがアクセントになっており、パンティの可愛らしさが増している。

彼女の髪の毛の色よりも少し薄い緑だが、彼女は自分と同じ髪の色と親近感を覚え、このパンティを選んだのだろうか。

だとしたら可愛らしい理由で選んだんだなぁ。

 

「いやあああああっ!?」

 

芭蕉は一瞬何をされたか分からず思考をフリーズしていたが、やがてスカートをめくられたことに気づいてスカートを手で押さえる。

 

「うーん、ここにもなかったか」

「こ、こんなところにあるわけないと思います……!」

 

顔を赤くして涙目になりつつも俺をじっと睨みつけてくる。

可愛いなぁと思っていると、ベンチの傍に置いていた筆を手に取った。

そして筆をすっと動かすと、なんと中から小型のクナイが出てきた。

 

「破廉恥は……これで絶対……倒します」

 

なぜに五・七・五……ってそんなこと考えてる場合じゃない。

うわ、右頬をクナイがかすった。

 

芭蕉さんは武器を片手にぷくっと膨れ顔で追いかけてきて、俺は全力でその公園から走り去った。

 

 

な、なんとか逃げ切った。

女騎士のスカートをめくったときに首を2回ちょん切られる羽目になったが、今回も飛鳥さんの時と同じく、それに近い危機を感じたぞ。

でもまぁなんとか逃げ切れたあたり、やっぱり成長できてる。

 

さて、そんな命の危険も犯して手に入れた動画を見させてもらおう。

 

 

芭蕉さんは俺が指輪を見つけられなかったことで残念そうな顔をして、同情してくれていた。

だが、俺が少し考え事をし始めたのを見て心配した顔に変わる。

そして俺が嘘の結論にたどり着き、芭蕉さんのスカートをめくった。

まぶしい太ももと白いリボン付きの薄緑色のパンティがスマホでばっちり撮影されていた。

そして彼女は心配していた顔から恥辱の感情に顔が染まっていき、うるうると涙目になった。

だが、少しばかり怒り顔になり顔をぷくっと膨らませた。

可愛い子が怒りながらこれをすると、むしろ可愛らしいなぁという印象の方が強まってしまう。

……まぁ、その片手に筆に仕込まれたクナイが握られてなければなお可愛かったのだろう。

 

 

なんか最後が微妙に命を狙われたサスペンス動画みたくなったが、まあこれもいいアクセントだ。

 

命が無事に助かったことに感謝しつつ、芭蕉さんがスカートをめくられた部分を何度も再生し、生きてることを実感できる行為に励んでいた。



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※喫茶店娘のスカートをめくりたい。

「はい、どうぞー」

 

俺が座ってる机に、赤みがかかった茶か金の髪の毛の女の子がやってくる。

喫茶店の制服を着ており、その笑顔で俺を見つめてくる。

 

「ありがと」

 

俺が簡潔にお礼の言葉を述べると、女の子は更ににっこりと笑顔を浮かべた後その場を離れていく。

 

「あのお客さん、結構色々と注文してるな」

 

紫髪のツインテールの女の子が戻ってきた女の子に話しかける。

 

「うん、驚いたね」

「ココアさん、リゼさん。あんまりお喋りしちゃだめ」

「うん、ごめんねチノちゃん」

 

そしてそんな2人を薄い青い髪の毛の女の子が窘める。

3人ともこの喫茶店『ラビットハウス』の制服を着ており、それぞれ髪の色に対応した服でとても似合っている。

 

そしてこの3人。

ココア、リゼ、チノ。

この喫茶店で働いてる3人が今回のスカートめくりのターゲットだ。

 

 

きっかけは今日の休日にあった。

 

「いやー、このアイドルの可愛さは群を抜いてるよね」

「声大きいぞ、ったく」

 

アイドル好きの同僚に誘われ、喫茶店へと出向いた俺。

 

「ここ最近色々とお世話になってるし、おごりますよ」

 

そう言われたらアイドル談義をやることは目に見えていても出向く。

一人暮らしにとって、タダ飯ほど嬉しい物はない。

というよりも、一人暮らしに限らず自分で用意せずに出てくる食事のなんとおいしいことか。

アイドル好きの同僚も俺もコーヒーを注文し、俺はそこにクラブサンド、そして同僚はナポリタンとホットドッグを注文していた。

 

「……食いすぎじゃないか?」

「何言ってるんですか。色々なことにエネルギーを使う俺たち社会人は食わなきゃ力が出ないっすよ」

 

俺はおごってもらってる立場だからある程度遠慮している部分はあるが、彼は遠慮なく飲み食いしている。

まあ趣味に燃えているのなら、食事もおいしく頂けるほどエネルギーを消費してるのだろう。

ある意味一種の熱エネルギーの使用……ちょっと違うか。

 

「お客様、お待たせしました~」

 

そして喫茶店の店員である女の子が同僚のデザートであるホットケーキを持ってくると、同僚がその女の子に向かってにこっと笑いかけた。

そして女の子の方も営業的に完璧な笑顔を見せ、思わず俺も可愛いなと思ってしまう。

 

「いや、可愛い子っすね」

「まあ確かに……だけどお前、アイドルはいいのか」

 

俺が尋ねると、同僚はふっと鼻で笑う。

ちょっとイラっとしていると、同僚は俺の方をじっと見てくる。

 

「いやね、アイドルは俺たち一般ピーポーじゃ手に触れられない、いわば高嶺の花。それに比べてこういった喫茶店で働いてる可愛い子たちは時間が空けばおしゃべりをしたりする、いわば身近な花ってやつっすよ」

「ふーん」

 

随分な熱論だが、まあ言いたいことは分からんでもない。

実際にアイドルを応援するのはいいことだが、気軽に触れ合える立場であるかといえばそうではない。

こういった喫茶店とかの可愛い子が看板娘になって人気が出たとしても、一般人であるお客様と気軽にお喋りできたりする分、身近に感じられる存在ではあるだろう。

 

……まぁ俺の場合、漫画の世界という普通の人間では決して手が届かない世界へと出向き色々なことが出来るし、スカートめくりをすることで有効活用してるから少し特殊か。

 

「まあそれはさておき」

 

そしてそれからも同僚によるアイドル談義……に限らず可愛い子のお話や、そして以外にも会社で任されてる仕事についての相談もされた。

結構気楽に仕事をしてるように見えたが、こうやって仕事のことについて相談されるとは思っていなかった。

そこを見直しつつ、俺が出来る範囲内での助言はしてあげた。

 

 

こうして実りある休日を過ごし。

 

「さてと」

 

俺は手の届く範囲で、女の子のスカートをめくりに行くことにした。

まあ誰にも言えないし、言っても信じてもらえないだろう。

 

「今回はどの子にしようかな」

 

そう言いつつベッドの横を見やるが……買いだめしすぎた本が山積みにされている。

しかも段ボール箱や棚にも漫画本が一杯になっており……一回仕事の関係で訪れた上司が『キミ、漫画好きすぎない?』と少し呆れたほどだ。

 

別にスカートめくりをするだけじゃなく、冒険譚やグルメ漫画などもあるからなぁ。

一回整理整頓して、読まなくなった漫画は……売るのはもったいないし、同僚たちにでも勧めるとしよう。

 

それはさておき。

今日見た喫茶店の娘は確かにかわいかったし。

この漫画は喫茶店で働く可愛い3人の娘が出てくる。

よし、決めた。

 

 

というわけで喫茶店『ラビットハウス』が存在してる世界に潜り込んだわけで。

漫画の世界では俺が訪れると大抵昼か夕方ぐらいだ。

このバイトの子たちは高校に通ってるから時間が違えばまず会えないはずだが……ターゲットに会いたいという念がこうやってめぐり合わせてるのだろうか。

この辺りは要検証するとして。

 

アイスコーヒーにサンドイッチ、ナポリタンを頼み、腹ごしらえをする。

アイスコーヒーなのは少々猫舌気味なのもあるし、これからスカートをめくろうという興奮を抑えるためにも少しばかり冷たい物を取り入れようとしてるからだ。

食べ物を頼んでるのは……同僚が食べてるのを美味しそうだなと見ていたから影響されたのだ。

 

そりゃあの子たちも夕食時近いこの微妙な時間帯にこれだけ食べてりゃ疑問に思うだろう。

まあ、これから君たちにはスカートめくりの犠牲にあってもらうのだ。

だから、バイト先であるこの喫茶店にお金を払い、看板娘たちを羞恥に染めるという罪悪感を少しでも消してるのもある。

 

だが、さすがに店の中でスカートをめくるというのは不可能だ。

とりあえず作戦を考えてきたが、上手いこと行くかと言われれば疑問だ。

まあでもやってみて、失敗したらまた別の手でスカートめくりを行う。

いい物は簡単に見れるわけではないのだ。

 

そんな不埒なことを考えつつ食事とコーヒータイムを終え、お会計を済ませる。

 

俺は店から出ていき、少し歩いた場所で立ち止まる。

 

さて、上手いこと引っ掛かってくれるか。

 

 

「あっ、お客さーん」

 

そして少し待つとココアちゃんが慌てて手を振りこちらへと駆け寄ってくる。

上手いこと言ったとほくそ笑みつつ、スマホを起動させる。

さてと、食欲も満たしたし次は性欲を満たさせてもらうとしよう。

 

「どうかしたの?」

 

俺は振り返り、走ってきたココアちゃんに尋ねる。

 

「あの、これ」

 

ココアちゃんは俺にメモ帳を差し出す。

俺があの店でわざと置いてきたものだ。

あの子たちが優しくないのならいつか取りに来るだろうと判断し、届けない可能性もあった。

だが、こうやってわざわざ届けに来てくれた。

 

「あ、これ確かに俺のだ。ありがと」

「良かった」

 

ココアちゃんはほっと一息つき、この場を去ろうとする。

 

「あ、待って」

 

俺はそんな彼女を呼びとめ、彼女も足を止めこちらを振り返る。

 

「どうかしましたか?」

「これ、忘れ物を届けてくれたお礼」

 

俺が5000円札を渡そうとすると、ココアちゃんは手を横に振り慌てて拒否する。

 

「そ、そのようなもの受け取ってはダメなのですよ」

 

なんか妙な口調になったが、どうやら受け取る気はないらしい。

 

「え、要らないの?」

「忘れ物を届けるのは店員として当然のことです。だからお礼なんていらないんですよ」

 

元気いっぱいだけども真面目な子だなぁ。

だったら、ちょっと嗜好を変えようか。

 

「うーん、でも俺にとってはありがたいことなんだけどな……じゃ、別の形で受け取ってね」

 

俺はココアちゃんの手に5000円を握らせる。

 

「ダメですって。別の形って」

 

ココアちゃんは5000円を手にしたがすぐに返そうとして。

 

 

「君のパンティの閲覧料だよ!」

 

バッ!

 

お金を返そうとした動きをしていたからスカートに対する防御は一切なかった。

制服のスカートを両手で掴み、思いっきりめくりあげる。

さて、ココアちゃんのパンティは……おお、赤いリボンがついたオレンジ色のパンティ。

シンプルだけども、元気いっぱいな彼女と髪の色にあったパンティでよく似合っている。

 

「ぴゃあああああああああああああ!?」

 

そして思わず耳元を抑えてしまうほど大きな悲鳴がココアちゃんの口から放たれる。

ふふ、君が先に来てくれて良かった。

おかげで手間が省けたよ。

 

「ココアちゃん、どうしたの!?」

「敵襲か!?」

 

予想通り、チノちゃんとリゼちゃんが何事かと思い喫茶店から出てきた。

 

「あ、あうう」

 

そしてスカートをめくられたショックで顔を赤くしたまま口をパクパクさせる。

 

「さて、5000円は安くないからね。あの2人のも閲覧させてもらうとしよう」

 

ココアちゃんにだけ聞こえるように告げ、2人の元へと走っていく。

 

「待ってぇ」

 

ココアは男を止めようと声を上げたが、すでに手遅れだった。

 

「お前、何をしたぁ!」

 

リゼが男に食い掛ると、男はふぅと息をつき。

 

「今から実践してあげるよ」

 

リゼの前に屈みこみ、スカートを勢いよくめくる。

リゼのスカートもココアの時と同じように思いっきりめくられ、紫と白の縞々パンティが露になる。

 

「わああああああっ!?」

 

男らしい口調だが、そこはやはり女の子。

顔を赤くしスカートを慌てて抑える。

そしてその一連の流れを見てチノの思考がフリーズし立ち止まる。

 

「最後は君、だね」

 

呆然としていたチノのスカートを思いっきりめくりあげ、チノのパンティも丸見えとなる。

純白のパンティを履いており、さっきの2人と違って髪の色と違ってるなぁと思ったら、フロントのリボンが薄い水色だった。そこかぁと男が納得する。

 

「ふふ、5000円でとってもいい物を見せてもらったよ。では」

 

そこから去ろうとした男の顔面に、チノの頭の上に載っていた白いふわふわとしたウサギが勢いよく飛んできた。

なんとか紙一重で避けたが、野性的な殺意の高さに思わず驚いてしまう。

 

「あ、危ない」

 

そして呆然としてる3人を残し、男が俊足で走り去っていった。

 

 

最後のウサギらしき生き物の妨害にびっくりし、改めて漫画を読み直してみた。

どうやらあのウサギにはチノの祖父の魂が乗り移っているかのような描写があった。

そりゃまぁ孫娘が見知らぬ男にスカートをめくられ辱められたら殺意も抱くだろう。

可愛い子しか見てなかったリサーチ不足を恥じつつ、改めて撮影したスカートめくりの様子を見る。

 

ココアは5000円を差し出されたことであわあわして否定していた。

そして無理やり5000円札を握らせたことでその慌てっぷりは加速し、5000円札を押し戻そうとした。

だが、その瞬間に屈み、ココアのスカートをめくる。

彼女の赤いリボン付きのオレンジ色のパンティが露となり、元々慌てていた上にスカートをめくられたことで彼女の思考がショートしたのか、顔を赤くしながら今まで聞いたことがないぐらいの大音量で悲鳴を上げた。

 

そしてその悲鳴を聞きつけやってきた2人の元に俺が走っていく。

 

リゼはココアの悲鳴を聞き、彼女が何かをされたのだろうと理解し、怒り顔で俺を問い詰める。

その問い詰めに答えるつもりでリゼのスカートもめくり、紫色と白の縞々パンティを露にした。

スカートをめくられたことで怒りがますます増しつつも女の子らしく恥じらう様子も見せた。

 

そしてリゼがスカートをめくられことでココアとリゼが何をされたか心は分かっても頭の理解が追いついてないのか、思考がフリーズし棒立ちしていた。

当然そんなチノのスカートをめくることは容易く、あっさりと水色のリボン付きに純白パンティが露となった。

顔を赤くしていたのが自身も2人と同じくスカートをめくられパンティを見られたことでさらに顔を赤くしていき、うっすらと涙目になっていた。

 

喫茶店の制服は似通いつつも、三者三様のリアクションを見て満足しつつ、それぞれの個性が出たパンティを何度も見返す。

食欲、性欲も満足させたところでふと眠気もやってきた。

いつもは動画を見てさらに性欲を満足させるのだが、今回は眠気の方を優先した。

目覚めてからぼけっとした頭にスカートをめくりパンティやリアクションを視界に入れることで頭を性欲で目覚めさせるのも悪くはない。

 

そう思い、ベッドで横になり睡眠欲を満足させるため、眠りにつくのだった。

 



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※クールな忍娘のスカートをめくりたい。

彼女は、まるで雪女を思わせるかのように白い肌をしていた。

その瞳は水色で人間離れしており、現世を見ていないかのようだった。

その髪は白みがある黒色で珍しい髪色だが、そんな髪の毛をリボンで纏めていた。

 

 

彼女は『雪泉』。

現世離れしている見た目をしているが女学生であり、忍でもある。

 

そんな人間離れしている子がスカートめくりなどされたら、どのようなリアクションを取るのか。

俺じゃなくても不健全なことを考える男子なら誰か一人でも考えたかもしれない。

 

 

始まりは……いたって単純だった。

 

同僚から借りてきた忍び漫画を読み、この『雪泉』という女の子を見た。

初めて彼女を見たとき、雪女を思わせるかのような見た目。

そんな見た目にそぐわぬクールな性格。

扇を使い氷などを操る忍術の持ち主。

 

まさにクールビューティーを直で行くような女の子だった。

 

そんな冷たい女の子に、スカートめくりを仕掛け恥という感情を生ませたとき、どのような反応をするのか。

 

いつも行ってるスカートめくりと単純な好奇心が組み合わさった結果。

 

俺は何の迷いもなくその世界へと飛び込んでいた。

 

 

雪泉さんが通っている学園の前あたりに飛ばされ、俺は辺りを見回す。

空模様は、いつもと違い少し曇り空。

まだ雨は振りそうにないが、雨が降ってきてスマホが濡れたら上手いこと撮影できないのではないだろうか。

今まで訪れたほかの世界では元々が雨が降ってたりするシーンでもない限りは基本晴れだ多が、やはり例外はあるのだろう。

 

一応雨具などもこれからは持ち込もうなどと考えつつ、ターゲットにしている彼女が学園から出てくるのを待つ。

一応この学園自体の生徒は全員が忍びなのだが、女子高でもあるため学校から出てくるのは全員女子生徒である。

友達と楽しくお話をしたりしてる様子は忍びとは思えず、年頃の女子高生となんら変わらない。

そしてそんな女子高の前に立ってる男の俺は、不審者として通報待ったなしだと今さらながらに気づく。

まあ実際女の子のスカートめくりなんてしてる俺は不審者どころか変態として警察に通報される男ではあるんだが。

 

とりあえず学園から結構離れた場所で待機しようと離れていく。

 

そして学園から少し離れた場所で学園の様子を観察する。

 

少し待った後、今回のターゲットである雪泉さんが学園から出てきたのだが。

 

やはり少し現世離れしてる見た目の女子生徒なだけあり、すごく目を引いた。

他の女子生徒も思わず雪泉さんを見ているぐらいだ。

 

そしてそんな彼女は一人学園から下校するべく道を歩いていく。

 

そんな彼女のスカートをめくり、パンティとそのリアクションを撮影することが今回の目的だ。

ただ、彼女は見た目通りクールな性格だし、リアクションに関しては冷淡なものかもしれない。

 

それでも俺はやり遂げる。

やりもしない内から結果を決めるなど、あってはならないことだからだ。

 

 

下校中の雪泉さんの後ろをこっそりとついていってるわけだが。

見た目が妖艶なのに、歩く動きも綺麗であり、無駄な動作がほとんど見受けられない。

余所見などもすることがないのか、ただひたすら前を見て歩いている。

 

さて、今回のスカートめくりだが。

 

彼女相手に余計な小細工は無意味だ……というよりも。

 

「?」

 

こちらが邪なことを考えると、その気配を察知するのか俺の方を振り返ってくるのだ。

見つからない少し離れた場所で様子を伺ってるので見つけられてるわけではない。

だが、悪を察知する勘が異様に良いのだ。

この間スカートをめくった萩原さんといい、雪のような綺麗な肌を持ってる人は邪な気配に敏感なのだろうか?

 

だからこそ余計な罠を仕掛けてめくろうとしても失敗する未来しか見えない。

 

幸いなことに彼女はお尻も中々良い物をお持ちである。

お尻が立派な女の子相手なら後ろからでもスカートめくりを仕掛け、パンティとお尻を動画に収めてきた。

彼女もそのやり方の餌食となってもらうとしよう。

 

スマホを起動させ、心をなるべく殺して無にして歩く。

スカートめくりをしようなどという邪な考えは彼女のスカートに手が届く後ろに立つまでは封印しないといけない。

 

歩く。

彼女は振り返らない。

普通に歩いている通行人のフリをしているが、気を抜くとそのまま彼女を追い抜いてしまいそうだった。

目的地を俺の視線の先にある電柱あたりにして、彼女から少しでも気を逸らす。

 

あと少し。

 

歩いている彼女の後ろに立ち、今まで抑えてきた心を解放し手を伸ばす。

それと同時に彼女は振り返ろうとしたが。

 

 

バサッ!

 

俺の手の方が早く、雪泉さんのスカートを後ろから盛大にめくりあげた。

彼女のパンティは……少し小さめのレース付きの純白パンティ。

彼女の太ももは今までターゲットにしてきた他の女の子よりも白く、純白のパンティとベストマッチしていた。

そして何よりも彼女の大きなお尻。

パンティが少し小さめなのもあり、パンティで覆われていても隠しきれないお尻のライン。

少しパンティが食い込んでおり、はみ出たお尻の肉がなお俺の目を引く。

後ろからのスカートめくりは前からのリアクションを撮りづらいからと敬遠してきたが、彼女は後ろからめくって良かったと心から思わせる素晴らしい一品だった。

 

俺程度の語彙力で彼女のパンティとお尻を上手いこと表現できないことが口惜しい。

 

 

そして、そこまで夢中になっていたことで気づかなかった。

 

「変態」

 

悪を憎み、倒す忍び。

そんな彼女がどこからか手にした扇が俺の首筋を叩き、一瞬で気を失わされたことを。

 

 

だが、彼女は知らない。

気を失わされた俺は、元の現実世界に送還されることを。

だが、首筋には結構な痛みが伴っている。

女騎士に首を斬られた時は死んだ判定で痛みが残ってなかったが、気絶させられた時は痛みは残るらしい。

そしてその痛みは今までに経験したことがない強さの痛みだった。

 

 

だが、その痛みと代償として。

 

 

綺麗な動作でゆったりと歩く雪泉さん。

そんな彼女に近づいていき、やがて彼女のスカートに手が伸びる範囲まで近づく。

彼女はそこで悪しき意思を感じ振り返ったが、俺の手は彼女のスカートをめくっていた。

レース付きの純白パンティと、それに包み込まれそれでも包み切れてない立派なお尻。

これだけでも後ろからスカートをめくってよかった思える一品だ。

 

そして雪泉さんは……年相応の女の子のように恥ずかしさと怒りでほんのりと顔を赤くしていた。

心なかった雪女が恥ずかしさと怒りで感情を取り戻したような、そんな話が想像できるいい表情だった。

そしてそんな彼女が怒りのあまりどこからか取り出した扇で俺の首筋をたたき、そこで映像が途切れた。

 

後ろから撮った最高級のパンティとお尻。

クールな美人に宿った、恥じらいと怒りの感情。

 

全てが俺の心と性欲を興奮させる素晴らしい一品だった。

 

その日。

俺は体が燃えるかのように激しく行為に励めたのであった。

 

 



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※歌が好きな女の子のスカートをめくりたい。

「ふんふんふーん」

 

軽快な鼻歌を歌いながら歩いているフワフワ髪の少女。

彼女は軽音楽をやっており、ボーカルをしている。

それゆえお気に入りの歌詞を口ずさんだり鼻歌にしたりするのだろう。

 

そんな彼女の名は『風町 陽歌』。

今回のスカートめくりのターゲットである。

 

 

「ねぇ、2人とも音楽って出来る?」

 

休み時間。

食堂で食事をしていた俺とアイドル好きの同僚に少し年上の女子社員が話しかけてきた。

 

「音楽、ですか?」

「どうして俺たちに?」

「だって君たち、ここ最近有名よ。会社内でアイドル談義をしてるって」

 

ありゃ、噂にまでなってたのか。

まあ休み時間の間だけだが。

 

「いや~」

「噂になってるからと言って褒めてるわけじゃないからね。で、アイドルに精通してるということは、音楽にも精通してるんじゃないかと思って」

「いや、それよりもなんで音楽が出来るのか聞いていたことの方が俺は知りたいです」

 

率直に尋ねると、1枚のチラシを取り出した。

会社の夏の飲み会のチラシか。

 

「これがどうかしたんですか?」

「この間、上手いことジャグリングしていた女の子、いたでしょ」

 

そういやいたなそんな子。

 

「それが上司に受けちゃって、夏の飲み会の時に出来る人は芸を披露して、上手くても下手でも披露すれば特別手当5000円が貰えて、上司に大ウケしたら特別ボーナス3万円がもらえるらしいのよ」

「それはいいっすね!」

「でしょ!」

 

アイドル好きの同僚と女性上司がなんか盛り上がってる。

特別ボーナスを貰えるというのは悪い話ではないが、芸を披露して貰えるとなるとなぁ。

 

「で、私はせっかくだから審査する上司の好きな曲を音楽で披露しようと思うの。でも、歌だけじゃ盛り上がらないでしょ」

 

ああ、なるほど。

歌うのは先輩がやるけど、楽器を演奏するのが誰か必要ということか。

 

「サントラのカラオケモードじゃダメなんすか?」

 

確かに、わざわざ下手の横好き程度の音楽を鳴らすよりも歌のカラオケみたく、声が入ってない音源だけ流すという手もあるはずだ。

 

「いや、それじゃ露骨に媚を売ってきたって分かるでしょ。ここは上司の好きな音楽も流しつつ、君たちの好きな曲も演奏して、君たちのアイドル談義も少しは許容してもらえるようにしようという作戦よ」

「なるほど!」

「いいでしょ!」

 

また楽しそうに同意してる。

 

「というわけで、君たち音楽とかできる?」

「……キーボードで良ければ」

 

幸いなことに、親が小さいころピアノを習わせた。

そして大学生に進学して、サークル活動の一環として軽音をやっていた。

そこで俺はピアノをやっていた経験を生かしてキーボードを担当していたのだ。

 

まあ別に彼女が出来たわけでもない大学4年間だったが、音楽は嫌いというわけではない。

だからこそ歌に真剣に取り組んでるアイドルに興味を惹かれたのかもしれない。

 

「すごいっすね」

 

そしてアイドル好きな同僚の尊敬の目をまた集めてしまっている。

なんかちょっとの間で彼に対する尊敬を集め、そして俺自身が無駄に目立ってきてる気がする。

まぁ、陰湿なイジメに遭うよりは全然いいのだが。

 

 

「やった、で、君は?」

「俺は小学生のころリコーダーぐらいしかやったことないっすけど、よくカラオケとかいくし先輩とデュエットならいけるっすよ」

「うーん……まぁ、戦力外よりはましか。さて、飲み会まで後2週間ちょい。練習お願いね」

 

女性上司は俺たちに上司が好きな曲である少し昔のポップミュージックのCDを渡してきた。

 

「よーし、頑張って特別ボーナス貰いましょう!」

 

すっかりやる気な同僚だが、まぁ上司に対する覚えも良くしておけば、少しぐらいは会社で過ごしやすくなるだろう。

目立ちすぎず、かつ空気になり過ぎず。

それが俺が会社で望む在り方だ。

 

 

さて、そんなこんなでポッポミュージックを聞いて歌詞のカードももらったわけだが。

 

「まずは俺自身のやる気を充填するとするか」

 

まず俺自身の欲を満足しないと取り掛かれない。

食欲、睡眠欲が満足していないと生きていくことはできない。

 

「さてと……」

 

今回ターゲットにするのは『聖櫻学園』の女の子。

単に話に出てきたジャグリングの子のことを聞いて、相楽さんのスカートをめくったことを思い出したのだ。

というわけで今回は軽音関係の女の子をターゲットにしようということにした。

音楽をやるのだから、音楽関連の女の子のスカートをめくり、反応を楽しむ。

それもまたパッションに繋がると思ったり。

 

 

俺は意識を漫画の世界に飛ばしていった。

 

 

今回たどり着いたのは学園内ではなく、普通の道のりだった。

そしてターゲットにしている風町さんは鼻歌を歌いながらカバンを手に道を歩いていた。

少し暑いし、太陽は少し沈み始めている。

おそらく、下校している最中なのだろう。

 

ここ最近は『聖櫻学園』においてスカートめくり犯として名前が売れてしまっている。

学園内でスカートをめくるのが困難な中、それでもスカートをめくり辱めるというのもやりがいがあるが。

 

まあ余計なリスクを負わなくて済むのなら当然そっちの方が良い。

 

彼女は途中で公園に寄り、そこの販売車で売っていたソフトクリームを購入する。

バニラソフトであり、本当においしそうに食べ始めた。

そういや彼女はソフトクリームが好物だったっけ。

そんな彼女が所属してる軽音部で作り上げたバンドの名前もソフトクリーム由来だったはずだ。

 

好物で食欲を満たしているというのなら、俺は君のスカートをめくって性欲を満たさせてもらう。

 

 

ソフトクリームを食べ終わり、さっき以上に上機嫌に鼻歌を歌っている。

俺にとってはタイミングよくソフトクリームの販売車が去っていき、今この公園には彼女以外誰もいなかった。

 

俺はスマホの動画撮影を開始し、彼女に近づいていく。

 

「ふんふーん」

「あの」

「ふんんふふーん」

「あのー、すみません」

 

俺は敢えて少し小さめな声で彼女に話しかける。

当然、鼻歌を歌ってると夢中になる彼女には俺の声などノイズにすぎないのだろう。

 

「ふんふん……あ」

 

そして鼻歌を歌い終わり、前に立っていた俺の方を見る。

 

「あ、すみません」

「いや、別にいいんだけど……そこのペンキ、ペンキ塗りたてじゃ」

 

俺が尋ねると、彼女は慌てて立ち上がり、後ろを振り返りベンチを見る。

 

「え、嘘!?」

 

当然嘘である。

ていうかいくらなんでもペンキ塗りたてのベンチに座ろうとするなら俺だって善意から止める。

 

そして実際彼女のスカートには一切ペンキなど付いていないわけで。

俺の狙いは、彼女に後ろを向けさせ無防備にさせること。

 

「うん、嘘だよ」

 

そう告げ、無防備な彼女のスカートを掴み、思いっきりめくりあげた。

 

バッ!

 

彼女のチェックのスカートはあっさりとめくりあげられ、中のパンティがあっさりと露になる。

さて、彼女のパンティは。

おお、フリルの付いたピンク。

しかもなかなか良いお尻を包み込み、お尻のラインが少しだけ浮き上がっている。

 

「きゃ、きゃあああああっ!」

 

彼女は慌てて後ろ手でスカートを抑え、こちらを振り向く。

スカートをめくられたことで羞恥と怒りがごっちゃになってる顔だ。

 

「何するんですかぁ!」

「スカートめくり。それよりも、あっさりと人の言うことを信じちゃダメだよ。そうしなきゃ騙されてこれよりも酷い目に遭うかもしれないんだから。というわけでこれは授業料ね」

 

ピラッ!

 

風町さんが後ろ手でスカートを抑えていたので、今度は前から堂々とスカートをめくる。

勢いよくスカートがめくりあがり、ブラウスの裾と白のリボン付きのピンクのパンティが露となる。

 

「ま、またぁ!? スケベー!」

 

彼女が慌ててスカートを抑えた隙に俺は逃げていき、彼女は顔を赤くし俺をスケベと罵ることしかできなかった。

 

 

「ふぅ」

 

今回は後ろからめくり、前からもめくることが出来た。

ついこの間の雪泉さんのスカートめくりの時は後ろからしかめくることが出来ず、しかも反撃を食らい気絶させられ、元の世界へと戻される形だった。

今回はそんなこともなく、無事に元の世界に戻ってこれた。

 

彼女はペンキが付いてるかもと慌ててベンチの方を向き、スカートをめくろうという魂胆を持つ俺を相手に、あろうことか後ろを無防備にさせた。

当然隙だらけなので後ろからスカートをめくりあげる。

一瞬でスカートはめくりあがり、中に隠されていたフリル付きのピンクのパンティが露となる。

そのパンティが包み込んでいるお尻はなかなかのものであり、お尻のラインが少しくっきりと浮き出ていた。

 

そして彼女は振り返り、悲鳴と共に俺を批難する。

怒りと恥ずかしさが降り混じったいい顔だった。

そんな彼女に安易に人を信じることの危険さを教え、その授業料として今度は前からスカートをめくり、前からパンティを盗撮させてもらうことにした。

フリル付きのピンクのパンティは白のリボンをつけることで可愛らしさを増していた。

そして慌ててスカートを抑え、怒りよりも恥ずかしさが増している表情となり俺をスケベと罵っていた。

 

 

なかなか良い物を撮影できた。

やはりアイドルや音楽に現を抜かすのも悪くはないが、可愛い女の子のスカートめくり。

それこそが俺の性欲を満たさせる素晴らしい物だ。

 

その日、俺は風町さんが歌っていた鼻歌を口ずさみながら彼女のスカートをめくられる様を何度も見直し、興奮を昂らせていった。



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※恋を知らぬ少女のスカートをめくりたい。

「ふぁ~」

 

欠伸をしながら歩く少女。

黒くおかっぱな髪型をしてる少女はそれでも形になる。

そんな彼女に男子生徒の目は釘付けとなっている。

 

だけども、少女は恋を知らない。

この世界は、16になると結婚相手が政府から決められる。

それゆえ、恋をするという感覚がないのだ。

 

そんな少女だが、見た目の良さから男子人気は高い。

それに性格も悪くはないため女子からの受けもよい。

人との関係性が友達付き合いしかない少女である彼女に性的な悪戯をしたら、どんな反応をするのだろうか。

 

彼女の名は『高崎 美咲』。

今回のスカートめくりのターゲットだ。

 

 

「先輩~」

 

本日も会社で仕事三昧。

そんな俺に後輩の女子社員が話しかけてきた。

一切面識がない人で、俺の頭の中に『誰?』という言葉以外浮かんでこなかった。

 

「あの……申し訳ないけど、君は?」

「あ、すみません」

 

彼女は簡潔に自己紹介を済ませ、改めて俺に向き直る。

 

「実はお願い事があるんですけど」

「仕事で分からないところでもあったか? それだったら俺よりも他の先輩に聞いた方がいいと思う」

 

事実、俺は別に中間管理職にいるわけでもないただの平社員だ。

色々な仕事のサポートに回って結構な部署の仕事のやり方は覚えている。

だが、それはあくまでサポートできる範囲。

簡単に言うなら『器用貧乏』が正しい範囲でしか仕事が出来ないのだ。

 

「おや?」

 

そしてアイドル好きの同僚が面白そうに俺の方を見てくる。

いやまぁ見てるだけじゃなくて助け舟を……いや、ややこしくなる可能性があるからやっぱ見てるだけでいいよ。

そんな俺の願いが通じたのか、彼は何もしゃべらずただ俺の方を見ている。

後輩女子はそんな同僚の目線を気にせず俺に話しかける。

 

「いや、あの、その。実は……合コンに付き合ってほしいんです」

「それこそますますなんで俺?」

 

自慢ではないが、飲み会では当たり障りのない会話しかしていない。

合コンなどという見知らぬ男女同士でお酒を飲んでお喋りする。

大学の軽音サークルで飲み会などはやったが、それはあくまで見知った先輩後輩同士で飲み会をするから楽しかったのだ。

下心満載の男女と飲み食いを行うなど、いくらおごると言われても断る気だ。

 

「だって、アイドル談義とか色んなお話を社内でしてるって噂ですよ。だから、合コンでもそのトーク力で場を盛り上げてくれるんじゃないかって」

 

なるほど、つまりはトーク力で合コンを盛り上げるための、いわば引き立て役になってほしいと。

そもそもそのアイドル談義に関しては気が合う同僚とするからまだ楽しさを感じるのであって、見知らぬ男女とそんな会話をするのは絶対にお断りだ。

もっとも、そんな感じの人付き合いしかできないから女性ともせいぜい友達関係で終わるのだろう。

 

「悪いけど、俺合コンとか苦手だから。他のノリのいい社員か、それこそ知り合いでも誘いなよ」

「え~。でも」

「はいはい、悪いけどお喋りはそこまで。この仕事お願いね」

 

女子の上司が俺に資料を数枚渡してきた。

仕事中にいきなり合コンのお誘いをする女子など、この上司にとっては目に余る存在だったのだろう。

 

「はい、分かりました」

 

だけど、渡りに船ではあった。

資料を手に俺は席を離れ、適当な場所へと向かう。

 

「良かったんすか?」

 

そして離れた際に同僚が俺に話しかけてくる。

そりゃまあ面白そうに話を聞いてたんだからお断りしたのも分かるか。

 

「ああ、別にいいさ。友達と飲み食いするのはいいんだが、見知らぬ男女、しかも合コンだから下心満載で何考えてるか分かりもしない相手との飲み食いなんてノーサンキューだ」

「そっすか」

「まあ……君とアイドル談義するのはやぶさかじゃないけどね」

 

事実、別にアイドルに関しては熱くなりすぎて時折仕事が鈍くなる以外にこの同僚に欠点はない。

話してみるとわかるがアイドルが好きなのは分かるが、その好きを他人に無理に押し付けはしない。

アイドルの良さを語りつつも、その人の好みを決して否定はせず、むしろその好みから新たな良き点を発見していくといういい才能の持ち主だ。

 

「あざっす」

「それにそもそも休憩中でもないのに合コンのお誘いをしてくる常識のない女子社員だ、どうせ集まる面子もロクな連中はいないだろうしな。じゃ、俺はこの資料コピーしてくるから」

 

俺はそう言い、手を振りながら部屋を後にする。

 

 

仕事も終わり、ベッドで横になりながらはっと声を漏らす。

下心満載とか言うが、漫画の世界に潜り込んで可愛い女の子にスカートをめくりをする俺の方がよっぽど下心満載、いや、下心通り越して変態だ。

それなのにあんなことを良く言えたな、と少し自虐したくなった。

 

でもまぁそれは性分だから変えられない。

 

というわけで自虐も終わらせて、スマホを手に漫画を開く。

同僚から借りた漫画も結構あるし、感想も求められてるし。

漫画の世界に潜り込むことで深くその世界にはまり込むことが出来るから、そういった意味でもこの力はありがたい。

 

今日読んだ漫画に、今日あった出来事と少し関係ありそうな単語が出てきた。

恋すらも政府が決める世界か。

そんな世界だと女の子はピュアな心を持ってるのだろうか。

少なくとも、状況を読まずに合コンに誘ってくる変な性格はしてないだろう。

 

そんなピュアな女の子にエッチないたずらを仕掛けたらどんな反応をするか。

 

そんな好奇心が俺を漫画の世界に旅立たせたのだった。

 

そしてターゲットである高崎さんはあっさりと見つかる。

男子生徒の憧れな的なだけあり、やっぱり目立つ子ではある。

実際胸も出てるところは出てるし、スタイルが良くて可愛い子は目を惹かれる要素満載なのだろう。

 

そんな彼女のスカートをめくるわけだが、男子生徒がそれを見たらどう思うだろうか。

よくも憧れの女の子のスカートをめくったな、と俺に対して襲い掛かってくるか。

それとも憧れの女の子のパンティを見れて興奮し内心俺に感謝するのか。

 

……どちらも面白くないな。

やっぱり可愛い子の可愛らしい反応(まだどういう反応するかは分からないけど)は俺一人で独り占めしたいものだ。

 

となれば、ちゃんと彼女を誰もいない場所へと誘い出す必要がある。

 

 

「あの、すみません」

「ん?」

 

俺は高崎さんに話しかけ、高崎さんはきょとんとしつつも俺の目をまっすぐ見る。

ここ最近特定の世界にばかり行ってたから忘れかけていたが、本来俺はこの世界においては不純物のような物だ。

だからこのように誰あなた、みたいな反応をされるのが普通なのだ。

 

「ちょっと理科準備室の方で道具の整理を頼まれたんだけど、手伝ってくれないかな?」

「うん、私でよければ大丈夫だよ」

 

見知らぬ男子生徒からの頼みごとをあっさりと受諾する。

それが彼女のいいところであり、俺にとっても別の意味でいい性格だった。

 

 

理科室にたどり着き、鍵を開けて理科準備室の扉を開く。

中にはいろんな薬品や人体模型などが置かれており、少し散らばっていた。

 

「結構汚れてるね」

 

高崎さんはそんなことを呟きつつ、理科準備室の中を歩く。

 

「そういや薬品の瓶ってなんで床に置かれてるんだろ?」

「危険な薬品とかが入ってる瓶を高いところに置いておいたら、割れて中身が飛び出たときに体にかかる可能性があるからね。床に置いておけば蹴っ飛ばして割ったとしても液体がかかるのはせいぜい靴程度だからね」

「ふーん」

 

俺が説明すると高崎さんは納得したように薬品の瓶をそっと床に置きなおす。

説明しなかったらきっと棚に置いていたのだろう。

危ないところだった。

さて、それはさておき。

ターゲットをおびき寄せたのだから、後はスカートをめくるだけだ。

 

しかし少々薄暗い。

これじゃスカートをめくってもパンティがちゃんと見えない可能性もある……いや、待てよ。

 

「にしても薄暗いよね」

 

高崎さんは再び俺にそんなことを話しかけてきた。

渡りに船だと思いつつ、ちゃんと答えてあげることにした。

 

「日の光に弱い薬品とかもあるからね。だから少しばかり薄暗くして日の光が当たらないようにしてるんだよ」

 

実際、窓ガラスのところには薄いカーテンがあり。日の光はほんの少ししかこぼれない。

おかげで部屋の電気を付けるほどではないが、少し見えづらい場所が完成してるのだ。

そしてこの理科準備室には電灯がない。

 

俺はスマホを起動させ、撮影準備に取り掛かる。

そしてこの部屋に入ったときに真っ先に見つけたものに手を伸ばす。

 

「あ、懐中電灯見つけたよ」

「え、本当?」

 

俺が懐中電灯の灯りをぱっと付け、部屋を照らす。

高崎さんは安心した顔を浮かべ、懐中電灯の光を見つめていた。

 

「これで暗いところもちゃんと見えるね」

「うん、良かった良かった」

「例えば……」

 

俺はそういったところで懐中電灯を片手に高崎さんに近づいていき。

 

「君のスカートの中とかね!」

 

ピラッ!

片手でスカートをめくりあげ、パンティの部分を懐中電灯で照らす。

水色の花柄パンティが露となり、それが懐中電灯で照らされてることでなおはっきりと視認できる。

薄暗いところで見るパンティもなかなか良い物だ。

 

「きゃああああああっ!?」

 

そして高崎さんが悲鳴を上げ、慌ててスカートを手で抑える。

 

「いやー、パンティがよく見えたね。水色の花柄縞々パンティなんて可愛いの履いてるね」

 

俺がそう言うと、高崎さんが俺を睨みつける。

 

「何するの、エッチ」

「いや、男なんて皆こんなもんだよ」

「ううん、きっとあの人はそんなことしないもん」

 

あの人?

確かこの子、とある男の子の事に興味があったはずだが……

ああ、なるほど。

相手が決まってる世界だったとしても、人を想う気持ちは変わりないのか。

だとしたら、スカートをめくったときの反応も頷ける。

俺は懐中電灯を落とし床に転がしていく。

彼女がそれに目を奪われた瞬間に俺は理科準備室から飛び出しその場で意識を飛ばした。

 

 

今回は無事に戻ってこれた。

さて、今回はパンティの部分は懐中電灯で照らせたけど、ちゃんと撮影できただろうか。

 

 

高崎さんは懐中電灯の光を見て安心したような顔をしている。

懐中電灯で照らしてるから表情は分かりやすいけど、下に下げたときその表情は少し視認しづらい物となった。

そして俺が懐中電灯を高崎さんのスカートに向け、光を照らしてそのままスカートをめくりあげた。

片手でめくりあげたからあんまり勢いはないが、それでもちゃんとパンティは露となった。

懐中電灯の光で水色の花柄パンティは照らされ、周りが暗いだけにパンティが強調されていた。

そして彼女は慌ててスカートを抑え、こちらを睨みつけている。

懐中電灯は床を照らしていたから薄暗い部屋の中で表情が分かりづらいが、信じられないと批難したげな顔をしていたのは分かる。

赤くなってるのかどうかはちょっと分かりづらいけど……

とある男の子に思いを寄せてるだけに、見知らぬ男にパンティを見られればやっぱり怒りの感情の方が強く出ていた。

 

政府によって恋をする相手を決められても、心までは政府に縛られない、っと。

難しい世界だが、少なくとも俺はそんな世界に産まれなくて良かったと思う。

だって、俺の心は自由でありたいのだから。

 

いつか恋を知ることになるであろう高崎さんのスカートめくりの様子を見ながら、心の赴くままに性欲をぶちまけていた。

 



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※儚げな娘のスカートをめくりたい。

白に寄った薄い金色の髪の毛を揺らし、少女は歩く。

まるで儚げな印象を見せる彼女だが、とある場所では彼女は命の輝きを燃やす。

彼女は舞台の演劇を披露する場に立つと、まるで別人化のように変貌する。

病弱そうな印象を見せる彼女と舞台に立つ彼女とはまるで別人であるかのようだ。

 

彼女の名は『夢大路栞』。

俺のスカートめくりの毒牙にかかるターゲットだ。

 

 

「ふぁ……」

 

仕事の途中だというのに大欠伸。

昨日の夜、アイドル好きの同僚に借りたアイドルのDVD。

それを見て不覚にも夜更かししてしまったのだ。

 

その一方、少し離れたデスクで仕事をしてる同僚はイキイキと仕事をしている。

本当に心から好きな人と、ちょっとかじった程度の人間の熱量の差なのだろうか。

なんにせよ俺と同じくらいの年のはずなのに若くイキイキしているのは少し羨ましい。

 

もっとも可愛い女の子にスカートめくりをしようとしてる俺もある意味精神的には若いのかもしれないが、それは『子供っぽい』というのであり、いい年をした大人がやる行為ではないのだろう。

だが、漫画の世界に潜れるというのは子供なら誰でも一度は夢見ることだろう。

それを実現させその中でしかスカートめくりをしてないのだから子供っぽくて何が悪い。

 

……とまぁ変な熱弁を心の中でしたが、うっかり口に出してないかどうかが心配だ。

そして社内広報を見つつ、今日は別の部署で仕事の手伝いをする。

欠伸を誤魔化して行かねば。

 

 

「今日はこの薬品の合成をよろしくね」

 

この会社では別の部署では主力商品としてる香水の開発にいそしんでいる。

俺がいる部署は営業部門であり、出来の良い香水をデパートや小売店などに置いてもらえるよう売り込みに行くことだ。

だが、自分が売ろうとしてる商品のことを何も知らないというのはいけない。

商品のことをよく知り、理解してこそ初めて営業先の人の心を掴める営業トークは出来るというものだ。

 

「はい、ありがとうございます」

 

この部署に来るときはスーツではなく白い作業服に着替え、マスクや帽子なども装着する。

それじゃ匂いがかげないのではないかと最初は思ったが、どうやらあくまで唾などが飛ばないようにする程度のもので、匂いなどは問題なく嗅ぐことが出来るらしい。

 

「…………よいしょっと」

 

この薬品とこの香り付けの液体を混ぜてっと。

今日の匂いはどうやら桃みたいだ。

桃の匂いのした香水をどこで使うのだろうか。

昔、果実の匂いの香水を開発していた際に先輩に聞いたが、なんでもホステスさんが酒臭さを誤魔化すために果実の匂いの香水を使うこともあるらしい。

そして美味しそうな匂いも漂わせ、その匂いを気に入った男性を相手にカモにしていくらしい。

なんとも怖いところで使われているが、まあどんな用途があれども誰かの役に立っているのならそれに越したことはない。

そして匂いのついた薬品が完全に混ざり合うまでに少し時間がかかるらしい。

 

「ふんふふーん」

 

待ってる間に同じ場所にいた女社員さんが鼻歌を歌っているのを聞く。

妙にミュージカル調だったのが興味深く、思わず尋ねた。

 

「それって確かこの間この近くの劇場でやってた」

「あら、聞こえてた。うん、なかなかいい舞台がやっててね」

 

なんでも漫画作品をモチーフとした劇が行われており、この女社員さんは漫画のファンであったこともあって見に行ったらしい。

俺の能力なら好きな漫画世界に直に行けるから、再現したミュージカルなど見なくてもその漫画のキャラクターたちのイキイキとした様子を見れるからあんまり興味は湧かない。

 

でも、その女性社員は嬉しそうにそのミュージカルの内容を語る。

アイドル好きの同僚の時もそうだが、趣味に没頭してる人間の語りは熱い。

俺では時々ついていけなくなりそうになるぐらいだ。

 

でもまぁ、漫画の内容を再現しようと舞台で熱く表現する演者たちは凄いと思う。

キャラクターの魂が存在してるとして、その魂を再現しようと己ではないキャラを演じ切る。

その凄さと苦労は俺程度では到底想像できない。

偽物の方が、本物らしく在ろうとする分本物よりも本物だ、という言葉をどこかで聞いた気がするが、それは舞台などに当てはまるのだろう。

 

 

そして薬の配合も何度も繰り返す。

香りすぎず、かといって薄すぎず。

あくまで香水は使う人の良さを引き立てる者。

人を超えてもダメだし、かといって主張しなさすぎもダメ。

新商品がなかなか産まれづらいのはそのバランス調整が非常に難しいからだ。

また今度手伝いに駆り出されることが決まったところで俺は今日の手伝いから解放された。

 

 

そしてそのまま会社から直帰し、自分の趣味に没頭する時間が出来た。

今日潜り込む世界は……演劇を目指す可愛い女の子の世界に決めた。

今日熱く語られた演劇の舞台。

それが俺の心に引っ掛かって残っていたからだが。

 

それに、演劇をするということは己とは違うキャラクターを演じることもあるということ。

そんな女の子がスカートをめくられた時、本当の自分が出るのか、それとも別の自分が出るのか。

 

そんな興味を抱きつつ、俺は世界に潜っていった。

 

 

そしてたどり着いた世界で今回ターゲットに定めた『夢大路栞』さんを見つけた。

彼女は病弱でありながら身体が成長していくうちに病弱体質も改善されていき、今では演劇の練習についていき、そして圧倒的な演技力で学園内で相当な人気を誇るほどだ。

そんな彼女は演劇外だとおとなしい子だ。

 

元々病弱だったからこそ、激しい動きとかテンションが上がることはしなかったのだろう。

それが小さい頃の性格に反映され今につながったことは想像に難しくない。

それでも劇の時は人が変わったかのように動くのだから凄いなと感心する。

 

そんな彼女のスカートをめくり、どんな風に反応するのかも楽しみではあるのだが。

 

とりあえず世界に訪れてすぐにスカートをめくる、というのはさすがに難しい。

誰もいない場所を探しつつ、そこにターゲットを連れてきてスカートをめくりスマホで動画撮影を行う。

男などがいてそこでスカートをめくりパンティを露にさせて辱めるのもそれはそれで悪くはないが、可愛い女の子のスカートをめくりパンモロさせてパンティを楽しむのは俺一人で言いという独占欲がそれを許さない。

 

というわけで、校内を散歩しつつ、誰もいなさそうな場所を探す。

そしてどのようにスカートをめくろうかなと思案する。

無論ターゲットを見失うのは大問題だが、作戦を考えるためには少しばかり目を離すのもしょうがない。

それに彼女がいるクラスは先ほどストーキングして把握している。

また次の休み時間になったときにでも作戦を決行するとしよう。

 

そう思い校舎側の裏手で作戦を考える。

 

「……あれ?」

 

ふと声が聞こえ思わず声を上げ、心が一瞬真っ白になった。

まさかターゲットである栞さんが目の前にいたなんて想像もしていなかったからだ。

 

「こんな場所でどうかしたんですか?」

「あ、いやその」

 

いやまさかターゲットがいきなり来るなんて想定外だ。

だが、常にアドリブを求められるのも事実。

ピンチをチャンスに変えるように、突然舞い降りたラッキーは掴み取るものだ。

スマホを少しばかり動かし動画撮影モードに変更し、彼女の方を向く。

ふと桃の匂いが香ってきた。

最初は彼女の匂いかと思ったが、それは自分のスマホから漂う香りだと気づく。

そういや今日の会社の実験の時、スマホを机の上に置いてタイマー設定していたんだった。

おかげで桃の香水の匂いがしみついてしまったのだろう。

 

だが、ラッキーの上にラッキーが重なった。

これをとっかかりにしよう。

 

「あ、実はついさっき桃のお菓子をちょっと食べすぎちゃって、で、その際にスマホに物のジュースがかかっちゃってここで匂いを落としてたんだ」

「あら、そうだったんですか」

 

彼女は何の疑いもなく信じた。

まあ実際桃の匂いもしてるわけだし。

 

「私、桃の匂いは嫌いじゃないんですよ」

「そうなの?」

「ええ……小さいころ、入院したりもして。それでお見舞いの品に桃をいただいて、それが美味しくて」

 

栞さんはそれを語るが、俺は少し落ち込んだような表情をした。

さすがにいきなり身の上が少し重そうな話は聞きたいものではない。

彼女もそれを理解したのか、慌てて手を横に振る。

 

「あ、いやその、気にしないでください」

「あ、こちらこそ」

 

彼女が手を振ってる隙に俺は彼女に少しずつ近づいていく。

 

「にしても、やっぱり桃の匂いする?」

「はい」

「でも、君からも良い匂いするよ」

 

俺はそう言いながら彼女の首の周りの匂いを嗅ぐ。

 

「へ、ひゃっ!」

 

まさかいきなり匂いを嗅がれるとは思ってなかったのだろう、少し顔を赤くして首元を手で押さえる。

その隙に屈みこみ、栞さんのスカートの裾を両手で掴む。

 

「隙ありっ!」

 

遠慮なく栞さんのスカートをめくりあげる。

首元に手を当ててただけに防御なんかされるわけがない。

さて……おお、薄いピンク色のパンティ。

赤いリボンだけがついてるが、それ以外は何の装飾品もないいたってシンプルなパンティ。

儚げな印象のある彼女には余計な装飾などなくても可愛らしく見えるチョイスだ。

 

「へ、や、ひゃあああああっ!?」

 

栞さんが慌ててスカートを抑え込み、俺の方をキッと睨みつける。

だが、頬が少し膨れ顔が赤いのでむしろ可愛いなという印象の方が強い。

 

「どこの匂いを嗅いでるんですか、この変態!」

 

スカートをめくられパンティを見られたのと同時に下半身の匂いを嗅がれたのだと思ったのだろう。

今までにない恥ずかしがりようだなと思い俺は逃げていく。

彼女は少しの間追いかけてきたが、すぐに息が切れて距離が離れていく。

病弱だから継続して体を動かす体力はないのだろうと思いつつ、俺はこの世界から意識を飛ばした。

 

 

元の世界に戻った感傷に浸りつつ、早速戦利品を見る。

 

首周りの匂いを嗅いだことでその時点で恥ずかしがり顔を赤くする。

これだけでも可愛い子のリアクションとしては良い物だが、さらに辱めるためスカートをめくりあげる。

薄ピンク色のパンティが露となり、赤いリボンだけがそのパンティに彩を与えていた。

だが、彼女の白く細い太もももまた薄ピンクのパンティの良さを引き立てていた。

 

そしてスカートをめくられたことで先ほど以上に顔を赤くし、恥ずかしさのあまり涙目になり頬を膨らませていた。

怒っているのだろうが、やはりどこか可愛らしさすら感じる。

 

やはり演劇でキャラを変える女の子でも、スカートをめくられた時は素の恥ずかしさが表立つのか。

そう結論付け、俺も心に隠した性欲を表に出し、彼女のスカートがめくられる様子を楽しんでいた。



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イジワル娘のスカートをめくりたい。

「ふっふーん。さて、どうしようかな~?」

 

少しばかり金色が混じった茶髪の子が他の女の子に絡む。

絡まれてる女の子は『金森 愛子』。

俺が漫画に潜り込める能力を得て最初にスカートをめくった子であり、愛子さんの妹のスカートもめくりパンティを撮らせてもらった。

いわば、全ての始まりの子だ。

 

そんな子が茶髪の子に絡まれ、顔を赤くし悔しそうな顔をしている。

 

「言っておくけど、抵抗しちゃダメよ」

「……っ」

 

茶髪の子が愛子さんに牽制し、愛子さんが悔しそうにしながらもうなずく。

 

 

俺はその光景をこっそりととある場所から見ていた。

 

 

「はぁ……」

 

女性の上司が面倒くさそうに溜息をつく。

 

「どうしたんすか? ため息つくと幸せ逃げるよ?」

 

アイドル好きの同僚が何事かと言わんばかりに上司に絡んでいく。

 

「いや、そのね……部下の女の子に説明してたんだけど、説明を理解しないばかりか、『年食ったおばさんの説明なんか理解できるわけないですよ。イケメンの男上司呼んでくださいよ~』なんて言ってきたもんだからさ」

 

そりゃ腹が立ってもしょうがない。

自分から理解しようとせず、あろうことか説明してる上司に非を求めるとは。

 

「そりゃ最低な女っすね」

「腹立ったから陰でこっそりセクハラしてると噂のオッサン上司の所に案内してあげたわ。あのオッサン、私と同期だけど年下の子の方が好みだから、あの女の子相手にねっとりと分かるように説明してくれるはずよ」

 

……それもなかなか陰湿な仕打ちだ。

でもまぁ上司の話をちゃんと聞こうとしない部下なんだから、自業自得だ。

もし分からなくてもちゃんと理解しようとする姿勢を示したのならまた結果は変わっていただろうに。

 

「やっぱりアイドルの方が綺麗でいいっすよね。ね?」

 

俺に同意を求めてきたよ。

 

「あら、同じアイドル同士だったら陰で蹴落としあいとかしてるんじゃない?」

「そりゃそうかもしれないっすけど。表立って批難なんかしないすよ。ね?」

 

だから俺に同意を求めるな。

実際二次元の漫画の世界に潜り込んで女の子同士の陰湿なイジメとかも見てしまってるんだから。

現実のアイドルもそうじゃないとは限らないじゃないか。

 

「どーだか。それよりも私が説明してる間に終わらせておくように頼んでおいた資料は出来上がったの?」

「もちろん」

「そりゃもう」

 

俺も同僚も資料を提出する。

今度販売が決まった香水の売り出しルートを纏めた計画書だ。

近場ではなく少し遠くの場所にも売り込みに行く予定だ。

 

「うーん、ちょっとだけ実現が難しそうな場所もあるわね」

「そこをなんとか」

 

どうやら同僚はアイドルグッズが売ってる場所の近場を書いたみたいだ。

顔に少しばかり欲が漏れ出てる。

でもまぁ営業の仕事をちゃんとこなしてからなら文句ないだろう……多分。

 

「まぁ、まだ完全に決定ってわけじゃないから」

 

それだけいい女子は資料を手にして自身のデスクに戻っていった。

 

「上手いこと行けばいいっすね」

 

事実、この香水はこの間手伝った縁もあり、売れてほしいと思う気持ちは結構ある。

近くの営業場所だけじゃなくて遠くにも範囲拡大すれば色々な人に香水が売れる。

自分が作ったわけじゃないが手伝いにかかわってる分、ちゃんと売れてほしい物だ。

 

「さてと、じゃ仕事に戻るっすか」

「そだな」

 

無論、それを提出すれば本日の仕事は終わりというわけではない。

他の営業場所の売り上げなども見て、売り上げをアップするよう指摘したりもしないといけないし、心が辛い仕事でもある。

 

でもまぁ、そんな心が荒れた時は……

 

 

「さてと」

 

俺はいつものように漫画の世界に潜り込み、可愛い子にスカートめくりをする事に決めた。

 

今回のターゲットは『金森 愛子』さんがいる世界に登場してきた新キャラ『三森 雪』さんだ。

愛子さんが好きな男の子にひそかに思いを寄せており、その男の子もまた愛子さんを少し意識している。

当然雪さんとしては面白くないわけで。

 

そんなこともあり、愛子さんに何かと絡んだりする女の子である。

 

今日は女性同士のぎすぎすした関係を見たわけだし。

そんな関係性を築いてしまってる女の子のスカートをめくったとき、どういう反応をするか見てみたいというものだ。

 

俺は深呼吸し、漫画の世界の中に潜り込んでいった。

 

 

俺はこの世界では学生を演じるため、学生服を着ている。

他の世界では私服の時もあるしたまにこの世界でも私服を着てる時があるが、ターゲットがどこにいるかによって服装も決まるのだろう。

実際冒険家の時は今までにない重装備で放り込まれ、元の世界に戻ったときは筋肉痛に悩まされたこともあったぐらいだから……

 

と、それはさておき。

 

ターゲットである愛子さんと雪さんの2人は同じクラスで授業を受けているという設定のはず。

俺は別の教室で授業を受けている。

 

授業が終わり休み時間になったが、そこでターゲットである愛子さんと雪さんは教室から出ていく。

その教室では次の時間は体育であり、それが終わればお昼休みになるらしい。

この休み時間の間にスカートをめくる算段を考えていたが……いや、待てよ?

俺はとあることに思い至り、とある場所に向かう。

休み時間は15分程度と少ない。

だが、時間がないわけではない。

 

 

その15分の間にとあることを終え、彼女たちの教室に潜入する。

 

「さてと……上手いこと行くかな」

 

俺は教室の中であることをやり終え、教室から出ていく。

 

 

昼休みになり、俺はとある教室のロッカーの中に隠れていた。

上手いこと行けば……

お、来た来た。

 

誰もいない教室に雪さんと愛子さんが入っていく。

そして誰も来てないことを確認し、俺は入口の扉の下部分の窓ガラスからこっそりと様子を伺う。

 

「えっと……何の用?」

 

愛子さんは突然雪さんに呼び出され、きょとんとしてるみたいだ。

 

「ふっふっふ。実はいい物を入手してるのよね」

 

雪さんは得意げに笑い、そのいい物を見せる。

 

「こ、これって!?」

「これ、愛子さんだよね? 可愛いパンツ履いてるじゃない」

 

雪さんが手にしたのは、スカートをめくられパンティを丸出しにされ、恥ずかしがってる愛子さんの写真だ。

俺はあの休み時間の間にスマホの動画の一部分を印刷し、プリントしたのだ。

 

しかもその中には。

 

「確か愛子さんって妹さんもいたよね? この子のパンツも子供っぽいけど悪くないじゃない」

 

愛子さんの妹もスカートめくりの毒牙にかけたときの様子もまた画像にして印刷しておいたのだ。

 

「どうしてそれを雪さんが持ってるの?」

「ふっふっふ。まぁ、そんなことはいいじゃない。さて、これをインターネットでアップしたら、見も知らない男たちに……ふふ」

 

そこまで言ったところで愛子さんは顔を青くしていく。

自分だけじゃなくて妹までもが見も知らぬ男のオカズにされてしまう。

今までは俺だけが2人のパンティをオカズにしてきたが、こうなってしまえばこの世界の男たちはネットを通じて2人のパンティを見ることが出来るようになるわけだ。

 

「か、返して!」

 

愛子さんが雪さんから写真を取り上げようとするが、雪さんは当然取らせないようにする。

 

「ふふ、私だってそんなことをするのはやぶさかじゃないわ。言うことを聞けばちゃんと返してあげる」

「ほ、本当?」

「当然。私は優しいんだから。さて」

 

雪さんはゆっくりと手を伸ばし、愛子さんの胸を触る。

 

「大きい胸よね……何食べたらこんなに大きくなるのかしら」

 

俺が見てきた忍びの女の子たちに比べればさすがに小さく見えるが、普通に胸が大きい部類だ。

雪さんはぺたんこな貧乳だから羨ましく感じているのだろう。

それもまた嫉妬の原因の1つでもある。

 

「ん、ちょ」

「写真」

 

雪さんが意地悪く言うと愛子さんは何も言わずなすがままに触られていた。

 

(よし、上手くいったな)

 

俺は空き教室になった隙に雪さんの席に愛子さんたちのスカートめくりの写真とメモを入れておいたのだ。

 

『この教室で愛子さんを脅迫し、エッチなことをするように。その様子もまた盗撮しておく。その様子のデータを君にあげ、写真を返してもらって安心してる愛子さんを絶望に叩き落すといい』

 

我ながら結構エグイことを書いたなと思う。

だが、愛子さんに嫉妬してる雪さんを釣るには十分だった。

 

事実、雪さんは愛子さんの胸を触りながら、ちら、ちらと周りを見渡している。

明らかに挙動不審だが、恥ずかしい目に遭わされてる愛子さんがその不審な様子の意味に気づくことはない。

そして俺は実際にロッカーの中でスマホの動画を回している。

雪さんもそれになんとなく気づいていたのか、ロッカーから愛子さんの恥ずかしがってる様子が見えるような形でセクハラしている。

 

「さてと……この写真を返すと、もう二度と愛子さんのパンツを見られなくなるわけだし……じっくりと見せてもらおうかな」

 

雪さんはニヤニヤと笑いながら写真を少し離れた机の上に置き、愛子さんのスカートをゆっくりとめくりあげる。

愛子さんが思わず反射的に手を抑えようとしたが、雪さんがじっと睨みつけ、その手を止める。

 

「ふーん……サテン生地の水色のパンツなんて、可愛いらしいの履いてるじゃない」

 

そう言いながら雪さんは愛子さんのスカートをめくりながら凝視していたが、ふぅと息をつく。

 

「にしてもスカートを持ち続けるのは辛いわね。それっ」

 

ズルッ。

 

愛子さんのスカートのホックを外し、一気にスカートを脱がした。

 

「きゃああああっ!」

「ふふ、いい声ね」

 

スカートを脱がされたことで前からも後ろからも愛子さんのパンティが丸見えとなる。

愛子さんが顔を赤くし涙目になりながら足をもじもじと動かす様はたまらない。

 

「ちょっと後ろ向いて……ほぅ、なかなかね」

 

雪さんは愛子さんを後ろに向かせ、お尻をまじまじと見つめている。

水色のパンティがお尻を包み込んでいるが、それでもお尻の方が大きくヒップラインを隠しきれていない。

 

さて、ここまでいい物を見せてくれて感謝する。

そのお礼に……雪さんのスカートもいい感じにめくって動画に収めてあげるよ。

 

俺はロッカーから飛び出す。

雪さんも愛子さんもびくっとしながら俺の方を見る。

だが、愛子さんのパンティを凝視するのに夢中になっていた雪さんの反応は少し遅れ。

 

「君のも見せてあげなきゃ、不公平だよね」

 

バッ!

 

雪さんのスカートを勢いよくめくりあげる。

スカートがめくりあがったことでその中に隠されていたピンクのいちご柄のパンティと白い太ももが露となる。

 

「高校生にもなっていちご柄パンティか。まぁ、可愛いからいいよ」

「きゃあああああああああああっ!?」

 

まさかいきなりロッカーから見知らぬ男子生徒が飛び出してきて、いきなりスカートめくりをされるとは思ってなかったのだろう。

愛子さんと同じようにみるみる顔を赤くし、スカートを抑えてへたりこんでしまった。

 

「あ、あなた……まさかあなたが!?」

「うーん、いい眺めだね愛子さん。雪さんを焚き付ければいい画像が撮影できると思ったんだけど、予想以上によくやってくれたよ」

 

俺は敢えてスマホを取り出し、愛子さんに見せつける。

愛子さんは慌てて脱がされたスカートを手に取り履きなおしたが、あまりにも遅すぎた。

雪さんがへたり込んでるその隙に机の上に置かれた愛子さんたちのスカートめくりの写真を回収し、愛子さんに無理やり手渡しにっと笑う。

 

「生憎だけど、俺がスカートをめくった女の子は俺だけが楽しめればいいからね。ネットにはアップしないから安心してよ。雪さん、可愛いらしいパンティも見せてくれて、いろんな意味で本当にありがとうね」

 

そこで初めて雪さんは自分が利用されたことを知ったのだろう。

恥ずかしさを克服し怒りから立ち上がる。

 

「待ちなさいこの変態!」

「なんで私ばっかりエッチな目に遭わせるのよ、スケベーっ!」

 

追いかけてくる雪さんと愛子さんの怒りを背後から感じつつ、俺は2人から逃げ切り元の世界に戻るべく意識を遮断した。

 

 

「ふぅ……」

 

まさか予想以上にセクハラをしてくれたとは。

可愛さ余って、憎さ100倍だったか。

可愛い女の子同士だからこそ、嫌がらせはより陰湿なものになるのだろうか。

 

だが、おかげで今までにないいい映像を撮れてしまった。

 

胸を触られ、恥ずかしがる愛子さん。

嫌そうな顔をしつつも写真をネットにばらまかれることを危惧し、顔を赤くし耐えている。

そしてうっかり感じて声を漏らさないように必死になっている。

そんな彼女のスカートを雪さんはめくりあげ、水色のパンティを晒す。

サテン生地ですべすべしてそうな質感が画面越しからでもよくわかる。

そして雪さんは遠慮なく愛子さんのスカートをずり降ろし、パンティを丸出しにした。

ここで愛子さんは羞恥に耐えられず悲鳴を上げた。

恥ずかしさの限界を突破し涙目になり、雪さんに後ろを向かされお尻もまじまじと見られてしまう。

予想してたよりも大きいお尻が水色のパンティと共に大きく映し出される。

 

そして俺がロッカーから飛び出したことでニヤニヤと意地悪く得意げに笑っていた雪さんが何事かとあっけに取られ。

俺の手により不意を突かれスカートを勢いよくめくられたことでいちご柄のピンクのパンティと白い太ももが露となる。

得意げに笑っていた顔がみるみるうちに羞恥に染まり赤くなっていく様は俺の心を昂らせる。

そしてスカートを抑えへたり込み、恥ずかしさになんとか耐えているといった感じだった。

 

 

ふぅ、女の子同士を利用すれば、スカートめくり以上の画像が取れてしまう。

だが、ターゲットはやはり俺自身の手でめくり、辱めさせるに限る。

本来写真は別にあの場に置き去りにしても良かったのだが、まあ愛子さんには予想を遥かに超えていい物を見せてもらったからせめてもの慰めということで奪い返し、ちゃんと返しておいた。

ああ言っておいたが、俺という男にパンティを見られたことを覚え続けられてるのは屈辱だろう。

 

俺はいい画像を提供してくれた雪さんに心から感謝し、そのお礼も込めて彼女のパンティと彼女のやらかしたことをオカズにし、全力で行為に励んだのであった。



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※極道の娘のスカートをめくりたい。

目の前を眼鏡をかけた美少女が歩く。

クールな美人、とでも言うのだろうか。

それでいて年齢は現役女子高生なのだから恐れ入る。

 

まぁ、本当の意味で恐れ入るのは。

 

彼女……『鷲峰 雪緒』は極道の道に進んでいる娘さんだということだ。

 

 

始まりは数日前。

 

「刺激的な恋って、興味ある?」

「いきなり凄いことぶっこみましたね」

 

上司が溜息一番にそんなことを尋ねる。

この人は黙ってれば美人なはずなんだが。

結構口を開くと過激なことを口にする。

 

「そんなにすごいことかしら」

「少なくとも今の平和な日本ではそんな刺激的な恋は無理かと」

 

というよりも付き合うにおいて命の危機を感じる恋愛など最初からごめんこうむる。

まぁ漫画の世界で女の子のスカートをめくるような俺にまともな彼女が出来る緒は思えないけど。

もし出来るとしたら……女性の盗撮魔とかか?

でも現実的に女性の盗撮を行うのは主に男性だからそんな女はいないか。

 

「付き合う人の立場が御曹司とか、王子様とか。玉の輿を狙って一気に勝ち組人生とか」

「少女漫画にでも影響されました?」

 

俺が尋ねると、上司ははぁと溜息をつく。

 

「そんなわけないじゃない」

「おはようございまーす」

 

アイドル好きの同僚がのんびりと挨拶しながら部署に入ってくる。

まだ始業まで数分あるから遅刻ではないがもうちょっと早く来いよ、とツッコミを入れかけたが今はグッジョブ。

 

「昨日始まった、あのアイドルが出演したドラマ、見ました?」

「一応な。確か……」

 

俺がドラマの内容を思い出そうとすると、上司がごほんと咳払いをする。

 

「ほ、ほら早く仕事を始めるわよ」

 

自分から刺激的な恋がどうとか言い出したくせに。

話を切り上げて自分の机に戻っていく上司を尻目に話を続ける。

 

「なんせクラスで恋をした男の子が実はハーフで、しかもとある国の王族の末裔、いわば第7王子とかだったからびっくりしたっすよね」

 

……ああ、なるほど。

ドラマに影響されたとツッコミを入れられたくないのだろう。

 

「こらそこ! 早く仕事の準備をしなさい」

 

そして話を続けようとした同僚を制したことで、予想は確信に変わった。

でもまぁ俺や同僚もドラマを見てたけどもさすがに身分違いの恋をしようとは思わないな。

 

 

その日の仕事は何事もなく無事に終わる。

平穏が一番……だが、今回潜る世界はちょっと危なめだ。

色々な裏社会の悪人が幅を利かせる漫画。

そんな漫画の世界の女の子のスカートをめくるわけで。

 

しかも組の極道をまとめる立場にいるのだからまあ大変だ。

 

見た目は悪くないが、立場は悪の総帥みたいなものだ。

そんな女の子がスカートをめくられればどんな反応をするのか見てみたいという、いわゆる好奇心だ。

好奇心は猫をも殺すというが、俺は漫画の世界の中では死にはしない。

元の世界に戻されるというだけだが、痛みは即死クラスでなければ残ってしまう。

 

意を決し、俺は漫画世界に潜り込む。

 

 

ターゲットである雪緒さんはすぐに見つかった。

黒のプリーツスカートを履き、コートを羽織って町中を歩いている。

これだけならどこにでもいる変哲な女子なのだが……

 

いるよいるよ。

こっそりと彼女の様子を伺ういかつい見た目のオッサンが。

サングラスをかけており、間違いなく極道の道を歩んでるのだろう。

 

……あのオッサンの目を盗んで雪緒さんのスカートをめくらないといけないわけか。

 

 

とりあえず雪緒さんの後を付いていくわけだが。

当然オッサンも付いてくるわけで。

そのオッサンには絶対俺がストーカーしてるなんてバレちゃいけない。

 

改めて思うが、難易度は高い。

だが、やり遂げてみせる。

それが俺の固い意思だ。

 

だが、無策で挑むのは正直無謀だ。

とある忍びのスカートをめくったときは、あくまでターゲット以外には誰もいなかったから気配を殺しスカートをめくるという荒業も出来た。

だが、今回はターゲットには極道の護衛がいる。

その護衛をどうにかしつつスカートをめくる。

策もなしに挑むというのは勝負の舞台に立つ前に、舞台袖の階段でこけて再起不能になるのと同義語だ。

 

 

…………ここは逆転の発想だ。

 

俺は意を決し、行動を開始した。

 

 

俺は息を潜め、スマホを起動させる。

 

そして角から飛び出し、どこにでもいる通行人を装う。

ターゲットである雪緒さんは俺の目の前から俺の方に向かって歩いてくる。

 

後ろからこっそりと近づきめくる。

自然を装いターゲットに接触する。

それらはスカートをめくるにおいて必ず必要なことだ。

 

だが。

 

俺は心を抑え、平然と一般人を装った。

 

そして彼女が俺とすれ違おうとした瞬間。

 

「ふっ」

 

バサッ!

 

さりげなく片手を上げ、雪緒さんのスカートを正面からめくりあげた。

かつて栗栖さんが花音さんのスカートをめくるときに披露した技だ。

スカートをめくろうとする気配を殺し、綺麗にめくりあげた技だ。

 

俺はちらりと横目を動かし、パンティを確認する。

おぉ、黒色。

裏の世界の大人の道に立ったからか、パンティまで大人っぽくなっている。

眼鏡をかけた女の子はクールで大人っぽいイメージがあるからよく似合っている。

 

「きゃああああああーっ!」

 

そして顔を赤くし、慌ててスカートを抑えた。

さて、当然そうなったら。

 

「貴様、何をしてるんじゃあああ!」

 

当然彼女の護衛をしていた男が彼女の後ろから飛び出してくるわけで。

パンティをじっくり見る暇も、ましてや感傷に浸る暇もない。

俺は即座に踵を返し、大型肉食動物から逃げる草食動物のごとく、その場から全力で逃走した。

 

 

「…………」

 

な、なんとか痛みを負うこともなく逃げ切れた……

今でも火事場の馬鹿力クラスの全力を出し切り、足がガクガク震えている。

 

だが、なんとかスカートをめくることは出来た。

はち切れそうな心臓を抑え、スマホを確認する。

 

前から歩いてくる雪緒さんはこれから辱められる運命を知らない。

眼鏡をかけてる女性は歩いてるだけでも知性なイメージがある。

そんな彼女とすれ違う瞬間に俺の片手がばっと上がり、雪緒さんのスカートをめくりあげた。

リボンも黒色のため、黒一色のパンティが露となり、太ももが黒色を更に強調する。

 

「きゃああああーっ!」

 

そしてまさかスカートをめくられるなんて予想もしていなかったためか、大慌てで顔を赤くしスカートを抑えた。

そこらへんは大人を引っ張る極道の長となってもやっぱり女の子の反応らしい。

 

そして彼女の後ろから殺気だったサングラスの男が飛び出してきたのを確認し、慌てて回れ右をしてスマホの画面が激しく揺れていた。

 

まさかスカートをめくろうとする男が真正面から堂々と歩いてくるなんて予想もしていなかっただろう。

そこに栗栖さんがかつて披露したさりげないスカートめくりの技術が合わさり、綺麗にスカートをめくることが出来た。

 

他の世界で得た技術がまた別の世界で活かせる。

 

そんな繋がりをしみじみと感じつつ、肉体の疲れを癒すべくベッドで横になったのであった。

 



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※派手な忍娘のスカートをめくりたい。

楽しそうに鼻歌を鳴らし、金髪の美少女がその場を歩く。

はち切れんばかりの巨乳。

それで顔も素晴らしい。

事実、歩く男が彼女に目を奪われてる。

 

だが、この目立ちまくってる少女……実は忍なのだ。

ここまで忍ぶ気がない忍者など見たこともない。

 

そんな彼女……『詠』は、スカートをめくって分からせてやるとしよう。

異様に目立つ見た目をしてると、どんな目に遭ってしまうかということを。

 

 

「ハロー、ナイストゥミートユゥー」

 

上司が慣れない英語を話しながら訪れた外国人の人と話している。

周りの人も緊張感が走っている。

それもそのはず、この外国の人は取引相手。

なんでも、この会社の香水をたまたまこの外国の人の妻が使い、妻が地元の国でも同じ香水を買いたいと駄々をこねたらしく、こうやって自身の会社でここの香水を扱いたいということで、交渉のために訪れたというわけだ。

 

(……まさか、変な所から一大チャンスが来るとは)

 

アイドル好きの同僚も今日は一切アイドルの話などせず、静かに仕事に打ち込んでいる。

まず、この外国人にこの会社はおふざけなくまじめに仕事をしてると思わせないといけない。

俺も内心はハラハラしつつ仕事の資料に目を向ける。

この外国人の愛人の好みの香水の資料であり、後でプレゼンしなければいけない。

 

「オオ、アリガトウ」

 

外国人もたどたどしい片言ながらも日本語をしゃべろうと頑張っている。

上司の方も緊張が少しほぐれたのか、ゆっくりと日本語でお話をする。

 

「ニシテモ、二ホンハジメテ。スシやテンプラ、タベタイネ」

 

そして今どきこんなアナログな日本人観を見せる外国人を俺は初めて見た。

もしや芸者な忍者も実際にいるなんて思いこんでるんじゃないだろうか?

 

「では、今から食べに行きましょうか。お腹が空いては戦は出来ぬ、日本に伝わる素晴らしい言葉です」

「ソウデスネ。デハサッソク」

 

上司と外国人のお偉いさんは部署から出ていく。

出て行って少し経った後、その場にいた全員が大きく息を吐いた。

俺も例外ではなく、少し離れた席にいる同僚を見る。

同じく緊張していたらしく、安心した表情を見せた。

 

「良かったっす……にしても、まさか縁って変な所からやってくるんですね」

「そうだな……会食を終えた後は実物を見に行くだろうし」

 

少なくとも、今日この部署にやってきても後1度か2度ぐらいだろう。

事情を知らない他の社員が粗相をしなければいいんだが。

まあそこまでは平社員である俺の知ったことではない。

 

「にしても、寿司や天ぷらを好む外国人って本当にいたんですね。漫画の世界だけだと思ってましたよ」

「ああ、俺も」

「あの分だと芸者や忍者、お殿様も実際にいるんじゃないかって思ってそうですよね」

「そうだな」

 

さすがにアイドル好きというところ以外は波長が合う同僚。

俺とほとんど同じことを考えていたみたいだ。

 

「実際に漫画の世界に潜り込めたらあの外国人の人を喜ばせそうですけどね」

「はははそうだねー」

「どうしたんすか、いきなり乾いた笑い声なんて出して」

 

まさか俺が本当に漫画の世界に潜り込めるなんて誰にも言えはしない。

同僚もさすがに冗談で言ってるんだろうけど……なんとなく冷汗が止まらない。

 

「あ、さすがにアイドルの良さを勧めようなんて思うなよ」

「思わないですよ。さすがに立場ぐらいはわきまえてるっす」

 

それなら良かった。

さすがに身の程もわきまえずそんなことをしようものなら俺が全力で止めるところだった。

 

「さて、とりあえず今日の仕事をするぞ」

「そうっすね……資料、逆っすよ」

 

あ。

どうやら緊張のあまり資料が逆向きになってたみたいだ。

どうやら緊張のあまり文字が頭に入っていなかったみたいだ。

 

そんな感じで今日の仕事は微妙にどこか手つかずだった。

幸いだったのは今日は売り込みに行く場所もなく、上司と外国人はそのまま他の部署に行き、今日一日まったく返ってこなかったことだ。

 

 

「はー、疲れた」

 

家に帰り、緊張感で凝った体をほぐすべく腕を伸ばす。

そしてスーツを脱ぎ、学生時代から使っているジャージに袖を通す。

リラックスできる服装というのはそういうものだ。

そしてそのリラックスできる服装を着つつ、食事を済ませた。

 

 

食事も済ませ風呂も済ませ。

ある程度身を揃えたら、後は趣味の時間だ。

 

「さてと……今日も行くとするか」

 

あの外国人がもし忍びが実在するのだとしたら、今から行こうとしてる世界はうってつけだったかもしれない。

割と多く忍びが存在している世界で、しかも女の子の忍びはみんな胸が巨乳ばかりときたものだ。

……いや、あの外国人が愛妻家だったらさすがに問題ありか。

なんせ妻が香水を自分の国でも手に入れられるようにしてほしいと頼まれたらこうやって会社にわざわざ来日して訪れるぐらいだし。

そんな愛妻家の人に巨乳ばかりの女忍びがいる世界を案内したら、こんなエッチな忍びがいるわけないだろうと憤慨するかもしれない。

 

 

となると、やはりこの能力は俺が使えればそれでいい。

 

というわけで、俺はこの世界に潜り込んでいく。

 

 

ターゲットになった『詠』という女の子は、金髪巨乳で可愛い顔という、外国人だと言われても何人かは信じそうな少女だ。

そんな女の子だが、忍びとして頑張っており、今は私服姿で町を歩いている。

灰色のプリーツスカートに茶色のカーディガンを羽織っている。

だが、胸はカーディガン如きでは主張を止めることが出来ず、立派なお山が目に見えていた。

もっとも彼女がそれに気を使っているとは思えないが。

 

そんな彼女はウキウキ笑顔でどこかに向かっている。

そんな笑顔で向かっているところにスカートめくりなんてされたら、どんな顔をするだろう。

邪な思いを抱くのもこれで何度目だろうかと思いつつ彼女の後を付いていく。

 

「今日はもやし祭り~」

 

……もやし?

あの綺麗そうな見た目から、結構縁が遠そうな物の名前が聞こえてきたような。

確かにあの子は元々は貧しかったけども……にしてもそれであの巨乳が育つわけがないし。

 

だけども、今から向かうところは……もしかしたらスーパーだろうか。

そこでもやしを買い込み、家で調理し、もやし料理を思う存分堪能するのだろう。

 

ならもやし料理を堪能する前に、俺のスカートめくりの腕も堪能してもらおうか。

そう思い、行動を開始した。

 

楽しそうな顔をしてどこかへ向かおうとする詠さん。

今からその楽しそうな顔が羞恥に染められるとは、一切想像してないんだろうなぁ。

 

「あのーすみません」

 

俺はそんな詠さんに声をかける。

彼女は当然見知らぬ男に声を掛けられ、警戒心を露にする。

 

「何か私に用ですの?」

「実はですね……こちらのスーパーってどちらですかね?」

 

俺はその辺に適当に落ちていたチラシを彼女に見せる。

そのチラシにはもやしの大安売り情報が乗っていた。

たまたまの偶然だったが、その偶然のおかげでこうやってごく自然に接触できた。

 

「あら、こちらのスーパーでしたら私も向かうところでしたの。ご一緒します?」

「ありがとうございます」

 

そしてまさかの目的地被り。

ここまでくると偶然ではなく必然まで感じてきてしまい、少し怖くなる。

だが、その必然を活かさないと良いスカートめくりなどできはしない。

 

とはいっても、スーパーまで向かうのに不自然な点は一切ない。

道案内して迷子になってしまうなて、そんなことはこの間のスクールアイドルのようなうっかり物でもない限りはないだろう。

 

まあここは素直に道案内されるとしよう。

まだここでスカートめくりする気は一切なかったし。

 

 

そしてちょっとの間だけ詠さんと一緒に歩いた。

これからスカートめくりをするターゲット相手に話をして余計な情を湧かせないためにほとんど話はしなかった。

そして目的地のスーパーにたどり着き、俺は感謝の言葉を口にした。

 

「ありがとう」

「それは良かったです。では、私は早速」

 

そう言い彼女は早速スーパーの中へと飛び込んでいった。

さてと、俺も本来の予定の品を買うとしよう。

 

詠さんがもやしを買い物かごに入れているのを尻目に俺は買い物を済ませる。

 

「ありがとうございましたー」

 

レジの店員さんも女性で結構胸が大きかった。

この世界の女性は基本的に胸が大きめなんだろうか。

そんなことを考えつつ、店の外に出る。

 

俺は外に出て、スマホを弄るふりをする。

詠さんが店の外に出てくるのを待つためだ。

そしてターゲットが買い物を済ませて出入り口に向かってきた辺りで俺は操作のふりをしていたスマホを動画撮影モードに切り替え、胸ポケットに入れる。

 

「あら、あなたは」

「あ、今買い物終わったところでして。あなたは?」

「ええ、私も買い物を終わらせたところなんですよ」

 

彼女はここのスーパーの大きなビニール袋を片手ににっこりと笑顔を浮かべる。

 

「……その袋一杯にもやし入ってませんか?」

「ええ、今日はもやしの特売りをやってまして。安くてお腹にたまる素晴らしい食べ物なのよ」

 

たまってるのはお腹ではなく胸では?

そんなことを思いつつ、俺はスーパーで買ってきた戦利品を見せる。

 

「俺はネギに白菜に白滝に」

「あら、お鍋でも作りますの?」

「ええ、そのつもり……っと」

 

俺のビニール袋からリンゴが1つ飛び出し、詠さんの足元に転がっていく。

 

無論、わざと飛び出させ転がしたものだ。

 

「おっと、失礼」

 

俺は詠さんの足元にあるリンゴに手を伸ばし――

 

「あ、大丈夫ですよ」

 

読さんの手は転がってきたリンゴを拾おうとして俺の手を制止しようとして。

 

「俺の手はリンゴよりもこっちに興味があるみたいで」

 

その手を途中で軌道変更し、詠さんのスカートをめくりあげる。

 

ピラッ!

 

詠さんの空いてる手はリンゴを拾おうとしていたので俺のスカートめくりを止められず、詠さんのスカートがあっさりと翻る。

その中のパンティは……おお、黒色と白色の縞々パンティ。

純白と大人らしさの黒が縞々で混ざり合い、大人になりたい背伸びをしてる子供っぽさが感じられるパンティだ。

 

「ちょ、いやあああああっ!」

 

そして彼女は慌てて腕の部分でスカートを抑える。

 

「何をなさるんですか!?」

「俺の手はこっちのほうに興味があったもので。なかなか魅力的なパンティでしたよ。ではこれにて」

 

俺は即座に踵を返し、全力で走っていく。

背後から彼女が走ってくる足音と怒声が聞こえる。

 

「お待ちなさーい!」

 

だが、鍛えぬいた逃げ足。

ここ最近全力疾走ばっかりしてるから瞬発力は慣れっこだ。

 

 

「ふぅ」

 

この間の本気で命が賭かったときに比べれば今回はまだ良い方だった。

おかげで動画を確認する余裕もある。

 

これから家に帰り、戦利品のもやしを使い、それを料理し食べて至福の時を味わう。

その時を楽しみにしてる良い笑顔。

その笑顔をしてる中、俺はリンゴを彼女の足元に転がし、俺はそれを拾うふりをするべく彼女に近づく。

そして俺がリンゴを拾うふりして詠さんのスカートをめくりあげる。

空いてた片方の手もリンゴを拾うべく留守になっていたため、スカートめくりを止めることは出来なかった。

黒と白の縞々パンティが露になり、彼女は悲鳴と同時に慌ててスカートを抑える。

この反応速度の速さはさすがは忍びといったところか。

だが、こちらは動画という最新鋭の強みがある。

スカートがめくれパンティが丸見えになってるところで停止することで、いくらでもパンティを拝むことは出来る。

そして彼女はスカートをめくられた屈辱から顔を赤くし、俺を睨みつけていた。

見知らぬ男にスカートをめくられ辱められたこの顔もまた俺の心を昂らせるものだ。

 

 

「ふぅ……」

 

俺は満足し、ベッドで横になる。

漫画の世界の物は基本的にこちらの世界の物に持ち込むことはできない。

だからスカートをめくるための仕込みに買った食材のお金は戻ってこない。

だが、おかげでこうやって金髪巨乳の女の子の忍びのスカートめくり動画が撮れた。

 

それだけで、十分支払ったお金の元は取れてると思い、俺はいつもの行為に励むのであった。



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※大和撫子のスカートをめくりたい。

艶があり、紫色に近い髪の毛が風に揺れる。

その歩きに、一切の無駄な動作無し。

 

もし現代日本に大和撫子と呼ばれる少女がいたとなれば、彼女にその称号が贈られても不思議ではない。

 

彼女の名は『巴珠緒』

そんな彼女に対し、俺はスカートめくりを行おうという所存だ。

 

 

「いやー、楽しかったっすね」

「……そうだな」

 

会社の休日。

アイドル好きの同僚が取ってきたアイドルのライブのチケットを渡され、俺はアイドルのライブに足を運んだ。

アイドルたちは一生懸命歌う。

その歌う姿をファンが応援する。

 

その場はお互いが放つ熱い想いに包まれ、盛り上がっていた。

その盛り上がり方は別に嫌いというわけじゃない。

 

「楽しかったっすね」

「そうだな」

 

そんな同僚との帰り道。

楽しそうに話をする同僚に俺も相槌を打つ。

別に全然わからないというわけじゃない。

ただ、本気のアイドル好きの彼とはこうなったときの熱量が違いすぎるのだ。

なんとか彼と熱量を合わせようにも、やはり彼の熱量は違いすぎる。

 

「それとさ、やっぱりあの動き」

「あの、すみません」

 

後ろから声を掛けられ、振り返ると着物姿の女性が立っていた。

声をかけられるような覚えはない。

普段漫画の世界に潜ったとき、俺のスカートをめくられる女性も同じようなことを思ってるんだろうかと感じてると、女性がすっと袋に入った何かを差し伸べる。

 

「これ、落としましたよ」

「あ、これは!」

 

アイドル好きの同僚が女性から慌てて何かを受け取る。

その何かは……物販で売っていたキーホルダーだ。

このライブでアイドルが着ていた限定衣装のキーホルダーであり、このライブ限定の品だ。

 

「ありがとうございます!」

「どういたしまして。では、失礼します」

 

その女性は無駄な動き一切なくその場から去っていく。

着物を着ているから、というわけではなく、本当に無駄一つない綺麗な動きだ。

 

「……いやー、いるもんですね」

「何が?」

「大和撫子って。俺、絶滅危惧種だと思ってました」

 

アイドル好きの同僚は着物姿の女性を見送る。

確かに綺麗な動作で、しかも化粧はおしろいだけという慎ましさ。

確かに大和撫子というのはああいう女性のことを言うのかもしれない。

 

「ああいう大和撫子がアイドルになったら、どんな歌とか歌ったりするのかな?」

 

そして彼はやはりそんな感想を述べる。

なんというか、その芯はぶれてないんだなと妙に感心してしまった。

 

そして俺が帰りの電車に乗るまで、同僚の話に付き合うのだった。

 

 

「ふぃー」

 

熱気に当てられ興奮したからか、疲れつつも妙な充実感に満たされていた。

そんな充実感を更に上げるため、今日も女の子のスカートをめくりに行くとしよう。

 

「この子がいいかな」

 

俺は漫画本を見て、ターゲットを見定める。

同僚に影響され、大和撫子とまではいかないが品のある少女のスカートをめくろうと思い立った。

エッチな事とは縁がなさそうな子がスカートをめくられたらどういう反応をするのか。

 

人は興味を持ったら、即座に行動する生き物だ。

 

俺はやる気を満たし、漫画の世界へと飛び込んでいった。

 

 

そして今回、ターゲットである彼女を見つけたわけだが。

セーラー服を着ており、ちゃんとスカートを履いている。

そして歩く姿にも優美さを感じられる。

 

そんな子がスカートをめくられたらどんな反応をするか、楽しみだ。

 

 

さて、彼女の後を付いていってるわけだが。

歩く姿は優美だが、その動作には隙がないわけではない。

おそらく後ろからこっそりと近づけば、スカートをめくってパンティを丸見えにさせることが出来るだろう。

 

だが、それでは大和撫子がスカートをめくられた時、どんな反応をするのかを正面から確認できない。

あまりにも隙が無い、もしくはお尻が立派な女の子は後ろからスカートをめくるが。

 

珠緒さんの場合は隙がないわけじゃないし、スタイルも悪くはないがお尻の主張はそれほどなさそうだ。

となると、正面から堂々とスカートをめくることにしよう。

 

世の中にはこっそりとスカートの下にスマホを忍び込ませて盗撮する輩もいる。

だが、それはパンティだけにしか興味がないつまらない男の所業だ。

 

真の男なら、気になった女の子のパンティはこっそりと覗くのではなく、堂々とめくってパンティをしっかりと確認し、反応も楽しむべきだ。

 

それこそが鉄壁スカートにより守られた二次元の女の子に対する作法というものだ。

 

「とはいったものの」

 

珠緒さんは良いところのお嬢様っぽいし、見知らぬ男に話しかけられて警戒されないかと言われたら間違いなくされるだろう。

警戒心が高くない純粋系な女の子はそこら辺は楽なのだが。

 

とりあえずまずは彼女の後を付けて……ん?

 

今、彼女が何かを落としたような?

 

彼女がその場を歩き去ってから彼女が落とした何かの元へと行く。

 

「ハンカチ?」

 

彼女が落としたのは、どうやらハンカチみたいだ。

普通、ハンカチはポケットなどに入れてて落としたらすぐに気づきそうなものだが。

でも、アイドル好きの同僚もキーホルダーをカバンから落としたとき、気づいてはいなかった。

いやでもカバンから落としたわけじゃないみたいだし……うーむ。

 

この世界が漫画の世界の中だから、という理論で片づけようにもあれだし。

だけども、せっかく訪れた貴重な接触のチャンス。

 

チャンスの神様は前髪しか生えていないという。

だから掴んだチャンスは絶対に逃がしてはいけない。

 

「あのー、すみません」

 

俺はスマホを起動させてからハンカチを手に前を歩いていた珠緒さんに話しかける。

珠緒さんは振り返り、キョトンとした顔で俺を見る。

見たことがない男にいきなり話しかけられたら警戒すると俺は思っていた。

だが、彼女は不思議そうな顔をしており、警戒そのものはまったくしていなさそうだった。

 

意外と育ちが良すぎるのは警戒心がないものなのだろうか。

だが、それはそれで利用させてもらう。

 

「このハンカチが落ちたのを見たんですが」

「あら……それ、私のお友達のものです」

 

珠緒さんは俺が差し出したハンカチを見て、申し訳なさそうな顔をする。

 

「お友達の?」

「はい、実は今日所用があって、私のお友達からハンカチを借りる機会があったのですが……そのハンカチを返しそびれてました」

 

ああ、なるほど。

ハンカチを返し忘れ、今日はハンカチなんて持ってきてないと心が認識していたから、ハンカチを落としても気づかなったというわけか。

でもハンカチって借りてすぐに返しそうなものだが。

 

「拾っていただきありがとうございます。明日、そのハンカチは洗って返しますわ」

 

珠緒さんは俺が差し出したハンカチを受け取る。

そしてぺこりと頭を下げてその場を去ろうとする。

 

「あ、どういたしまして」

 

その動作があまりにも綺麗だったものだから俺は思わずそれ以上の行動をし忘れそうになった。

危ないところだった。

もうちょっと紳士的に対応しようかと思ったが、雰囲気に流されないために。

 

「ちょっと待ってください、スカートにゴミが」

 

振り向こうとした彼女をそう呼び止める。

 

「え、どこですか?」

 

彼女はスカートの方に目を向ける。

だから気づいていただろう。

俺の手がすでに珠緒さんのスカートを掴んでいたことを。

 

「今、掃い落としますね」

 

バサッ、バサッ!

 

彼女のスカートを何回か軽くめくり、最後に勢いよくめくりあげた。

最後に勢いよくめくられたことでパンティどころかブラウスの裾も丸見えとなる。

パンティは……白をベースにしたピンクの水玉パンティ。

育ちが良いお嬢様だからこそ派手なパンティではなく、年相応かそれよりも下ぐらいのパンティを家内が選んだのだろうか。

どちらにしろ大和撫子な彼女に対してパンティが少し子供っぽいというギャップがなおよい。

 

「あ……ああ」

 

そして彼女は顔を真っ赤にしわなわな震えながらスカートを両手で抑えた。

おそらく今までエッチな目に遭わされたことがないところにスカートめくりなんて辱めを受けたせいで思考が恥ずかしさのあまりショートしそうになってるのだろう。

 

「ちゃんとゴミは取れたよ。安心していいよ」

 

それだけ言い残し、俺はその場から去っていった。

 

 

「ふぅ」

 

今回は特に急いで逃げることもなく元の世界に戻ってこれた。

しかし恥ずかしさのあまりリアクションが取れなかったとは。

それもまた新鮮な反応で良きかな。

さっそくその新鮮な反応を見返すとしよう。

 

ハンカチを拾ってもらい、ぺこりと頭を下げてお礼を言う珠緒さん。

その動作があまりにも綺麗で、育ちが良いというのがその動作から見て取れた。

俺はそこで思わず動きを止め、彼女が振り返るのを見送りそうになってしまった。

 

だが、俺がスカートにゴミがついてるといったところで動きを止め、目線を下に向ける。

その隙をつき、俺がスカートを両手で掴む。

そして、何回かスカートを軽くめくる。

この時点でパンティがほんのちょっと見えるがすぐにスカートが降りて隠されるの繰り返し。

これだけでもなかなかそそるが、最後に勢いよくめくられパンティとブラウスの裾が御開帳された。

 

パンティは白をベースにピンクの水玉がついた可愛らしいパンティ。

育ちがよさそうな大和撫子な彼女にしては少し子供っぽそうなパンティだったが、ギャップがまた可愛さを増長させる。

 

珠緒さんはスカートをめくられたことで恥ずかしさのあまり思考をショートさせてしまい、反射的にスカートを抑えた後は羞恥心たっぷりの顔で動きを止めていた。

今までそういったエッチなことをされたことがなく初心な彼女には、スカートめくりは刺激が強すぎたのだろう。

もし彼女がこれから想いを添い遂げる殿方が出来たとして、スカートめくり以上の過激な行為をされるとき、どんなリアクションをするのだろうか。

 

そんな風に彼女の事を思いつつも、今までにない新鮮な反応もとれた。

これだからスカートめくりはやめられない。

 

というわけで、俺も新鮮な気持ちに戻り何度かチラチラ見えていたパンティが最後に丸見えにされる様子を何度も繰り返し見て、初心な彼女の反応を楽しんでいた。

 

 



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※歌姫のスカートをめくりたい。

熱気が籠る場所で。

彼女は心のまま歌う。

紫の髪が揺れる度、彼女の気合と熱さが伝わってくる。

 

彼女の名は『マリア・カデンツァナ・イヴ』

人気ある歌姫であり、今回のスカートめくりのターゲットとした女性だ。

 

 

アイドル好きの同僚に誘われ、アイドルのライブに向かう。

ここ最近は俺自身の意思で彼の誘いに乗ることが多くなった気がする。

 

「いやー、順調に俺と同じでアイドル好きになってるみたいで嬉しいっす」

 

そう言われてもほとんど否定しない。

事実、同僚の言うことに間違いはない。

俺はどんな形であれ、一生懸命何かに打ち込んでる人を気に入るタイプなのだろう。

 

同僚はアイドルの応援に関しては俺が知る限り誰よりも熱心で、俺にその熱を伝えようとしてくる。

そしてそんな彼が応援してるアイドルは、黒い噂をほとんど聞かない立派なアイドルで、そのライブはすごい熱気を放ち、DVDやCDを視聴しても歌に一生懸命打ち込んでるんだなとよくわかる。

気合が入ってないアイドルなどは口パクなどをしたりしてるというのに。

 

そんなアイドルは同僚も応援する気はないらしく、俺が一回そのことを口に出したら『そのアイドルを応援してもファンの想いに応える気はなさそうだし、俺は少なくともあんまり応援する気になれないっすね』と言っていた。

 

そんな熱気を感じること、俺にあるのだろうか?

漫画の世界にこもってスカートめくりすること自体は確かに色々な意味で熱中している。

ただ、彼らの純粋な思いに敵うかと言われたら、間違いなく負けてる気はする。

 

漫画の世界に潜ってスカートをめくる以外には、大学生時代に軽音をやっていたということ以外はない。

その軽音も今でも出来なくはないが、やはり熱がこもっているかと言えばそうではない。

他の趣味と言えば、釣りぐらいか。

俺の職場が基本的に都市部なので釣りに行くとすると大型休暇の時ぐらいしか行けない。

少なくとも2日程度の休みでは釣りに熱中することは出来ない。

 

だが、アイドル好きの同僚は基本的に休みがいくら少なくてもアイドルに熱中することに集中している。

その時点で俺の釣りの趣味は負けてる気がする。

 

そもそも趣味に熱中することに勝ち負けなんてあるのだろうか?

カードゲームとかそういった対人戦が絡んだ趣味なら勝ち負けとかはあるのだろうが。

 

……少なくとも、こんなことを考えながら趣味に打ち込んでも心から楽しめなさそうだ。

 

 

俺は今回も漫画の世界に潜り、女の子のスカートをめくりに行く。

今日は同僚と一緒に行ったアイドルのライブに当てられたからか、歌に熱を入れてる女の子のスカートをめくりに行こうと思う。

 

俺は雑念を払うように気を締め、漫画の世界へと飛び込んでいく。

 

 

今回ターゲットにしたマリアさんは、歌に熱を入れてかなりの人気が出ていたりする。

だが、彼女にはこの世界を脅かす『ノイズ』とかいう敵と闘う力もあったりする。

それを公にしているのかどうかは俺には関係のないことだ。

 

とにかく、俺が見定めた可愛かったり綺麗な女のスカートをめくり、その反応を楽しむ。

少なくとも、それを目的にしているときはそれに集中しないといけない。

中途半端な気持ちでスカートをめくろうとしても失敗に終わりそうだからだ。

 

さて、そんな彼女がライブをしているところに飛び込んだというわけだ。

この漫画の世界に潜り込む力は、ターゲットのいる場所の近くまで飛ばしてくれるのはいいのだが、状況までは完全に思い通りというわけではない。

 

こんな大勢の観客相手に歌っている状況でスカートめくりなんて出来るだろうか、いや、出来るわけがない。

出来たとしたらそれはもはや透明人間か、あるいは心臓に毛どころか心臓そのものが機械でできてるような根性の持ち主だろう。

そもそもライブ中にステージに登ろうとした時点で警備員につまみだされるのがオチだ。

 

……しょうがない。

今はスカートめくりは置いておいて、ライブを堪能しようとするか。

 

 

彼女は本来、闘っていた敵から世界を救うべく己の望まない道を進んででも、闘いに身を投じた者だ。

その決意をかつて持った者の心は本当に強い。

 

その心の強さが歌に現れているのか、周りの観客もライブの熱に当てられ、大盛況だ。

俺自身もスカートをめくろうという邪念を持っていたが、彼女の歌が放つ熱に当てられ、周りの観客と一体となって盛り上がっていた。

 

今日も含めて同僚がアイドルのライブに誘ってくれたが、ここまでの熱気は今までにあっただろうか。

 

「相変わらずすごい」

 

隣にいた茶髪の女の子がライブ会場で歌っている彼女に熱視線を向ける。

いや、彼女だけではなく他の観客も熱視線を向けているのだが、横の女の子の場合、少し違う気もした。

 

 

大盛況のままライブは幕を引いた。

観客たちは心から満足し、会場を後にしていく。

 

さすがに一人ライブ会場に残ってるというのもあれなので俺も会場を後にする。

そして俺の横にいた女の子は皆が帰っていくところとは別の場所へと向かっていく。

ライブ中、彼女だけがマリアさんに違う目を向けていたのが心に引っかかっていたので、なんとなく彼女の後を追った。

 

「響さん」

「今日のライブ、凄かったですね!」

 

茶髪の子は響さんというらしく、マリアさんと楽しく話をしていた。

ああ、なるほど彼女とは知り合いなのか。

だとしたら憧れとは違う目を向けるのも分からなくはない。

 

「ふふん、そうでしょう」

「私もいつかは」

 

そしてマリアさんと響さんが楽しく話をしているのを俺はじっと見つめていた。

なんかすごく楽しそうに話をしている中、俺はふと思いつく。

まあ上手くいくかは分からないけども、やるだけやってみよう。

 

「あの、すみません」

 

俺がなるべく自然な形で飛び出すと、響さんとマリアさんが俺の方を見る。

 

「あ、ライブで横にいた人だ」

 

どうやら響さんは俺のことを覚えていたらしい。

隣で色々と話をしていたのなら覚えてることもあるだろうけど、お互いライブに熱中してたのならほとんど覚えていないだろうに。

俺だって実際元の世界に戻って数日したら彼女のことなんて忘れていただろう。

 

「どうかしたんですか?」

「いや、たまたまライブが終わって迎えが来るまで散歩しようと思ってうろついていたら、たまたまマリアさんがいたので、せっかくだから写真でもと思いまして」

 

俺が尋ねると、マリアさんは意外なことにあっさりと快諾してくれた。

 

「良かったね」

「せっかくだし、えーっと」

「あ、私は響。立花 響だよ」

「ライブで隣にいたのだから、一緒に写真に映りませんか?」

「うん、いいよー」

 

響さんもあっさりと快諾する。

俺はスマホをセルフタイマーにセットし、急いで2人の元に戻る。

 

俺も含め、2人とも笑顔でスマホで写真を撮る。

そして写真を撮り終わったら、動画撮影モードになるようにセッティングしておいた。

さて、ここでスカートをめくれば。

 

「良かったですね……って、あ」

 

だが、響さんが俺よりも先に俺のスマホを取りに行こうと駆け出そうとし、こけそうになる。

 

「危ない」

「うわっ!」

 

俺もマリアさんも彼女を庇おうとし手を出した。

だが、ほぼ同時のタイミングでそれをしたのがまずかった。

もみくちゃになってしまい、結局3人ともその場で倒れてしまった。

 

「いたた……」

「もー、慌てて駆け出しちゃダメだぞ」

 

響さんもマリアさんもこけたまま立ち上がらず、少し呆れたようにしつつも笑っていた。

ある意味いつものことなのだろうかと思いつつ横を見ると、響さんのスカートがこけたときの反動で少しだけめくれていた。

だが、残念なことに生足こそ見えるが、パンティは惜しくも見えない。

となると、横にいるマリアさんも……と思ったがさすがにめくれてはいなかった。

 

だが、ここはこけた際の反動ということで誤魔化しがきく。

よっし、行くぞ。

 

ピラッ。

 

マリアさんのパンティをお尻側から丸出しになるように気づかれないようにこっそりとめくりあげた。

おお、黒。

大人の雰囲気を醸し出している彼女にはぴったりのパンティだ。

そしてもう片方の響さんも同様に。

 

ピラッ。

 

少しだけめくれていたスカートをゆっくりとめくりなおし、黄色のパンティを丸見えにさせた。

元気いっぱいな彼女らしいパンティだなと思い、思わずお尻に手を伸ばしそうな誘惑を泊める。

 

「……あっ!」

 

そして自身のスカートが無防備にめくりあがってる事に気づき、響さんが慌てて立ち上がる。

 

「ほら、慌てるからそんな恥ずかしい姿を晒すことになるんだぞ」

「う、うぅ……見ました?」

 

そう言うマリアさんもパンティを晒していたことに気づかず、響さんに注意する。

そして響さんは顔を赤くしながら俺の方を睨みつけた。

 

「……すみません」

 

見えてなかったところをスカートをめくり、パンティ丸見え状態にさせたのは俺なので、実際は見ましたというレベルではないのだが。

 

「もう、エッチ!」

 

そして響さんはポカポカと俺の胸辺りを叩いてきた。

 

「いや、響さんのうっかりのせいだからね」

 

そしてマリアさんがそんな彼女を制し、まだ少し納得はしてなさそうだったが俺を叩く手を止めた。

しかし、自身も俺の手にスカートをめくられてパンティを丸見えにされてたのにそういう態度をとるのは少しばかりおかしく見えた。

無論、そんなことは言わないのだが。

 

スマホを回収し、動画撮影モードを停止させ俺は頭を下げてその場を去った。

 

「ありがとうございました」

「どういたしまして」

「私のパンツ、見たこと忘れてねー!」

 

2人からそう声を掛けられ、俺はその場を後にした。

 

 

「ふぅ」

 

普段とは違い、堂々とスカートをめくった形ではないのが少々不満ではある。

だが、まさかあんな風にラッキースケベを誘発させられるタイミングがあったのならやむを得ないだろう。

 

そう思いつつ、スマホを見直す。

 

動画撮影モードになり、俺と響さんがスマホを取りに行こうとする。

だが、響さんは勢いよく駆け出したためこけそうになる。

そこを俺とマリアさんが庇おうとしてもみくちゃになり、結局3人ともこけてしまう。

スマホには俺たち3人が倒れてる姿が映し出される。

 

響さんとマリアさんが少しばかり呆れつつも笑ってる中、俺が響さんとマリアさんのスカートをちら、ちらと見る。

そしてゆっくりと倒れてる2人のスカートをめくりあげ、パンティを丸出しにさせた。

さすがにスマホ越しでは見づらいが、響さんの黄色のパンティとマリアさんの黒のパンティが丸見えになってる状態になってるのは確認できた。

俺の脳裏にはマリアさんのむっちりとしたお尻が黒パンティに包み込まれてるのと、響さんの可愛らしいお尻が黄色パンティに収まってるのを焼けつけてある。

 

そして響さんが自身のスカートがめくれあがってることに気づき慌てて立ち上がり後ろでスカートをはらう。

そしてマリアさんは自身もめくれあがっていたことには気づかずゆっくりと起き上がり、こうなってしまったのは響さんのせいだと窘めていた。

響さんは俺にパンティを見られたと思い尋ね、実際見られていたことに気づき顔を赤くしてポカポカと叩く。

そしてマリアさんが少し微笑ましそうにしながらその様子を見ていた。

改めて思うと、パンティを見られていたことに気づいてない状態を知ってこの光景を見ると、やっぱり滑稽だなと思う。

 

今回のスカートめくりは色々と迷いがあったからか、思うようには撮れなかった。

だが、偶然という形(実際は俺の手でめくったからだが)でパンティを見られて恥ずかしがる響さんの様子と、スカートをめくられたにもかかわらずそれに気づいていないせいで微笑ましい目で俺と響さんの様子を見てるマリアさんの様子も見れた。

見づらいとはいえ、ちゃんと2人のパンティも撮影は出来たわけだし。

 

半端な覚悟でスカートをめくろうとしてもやっぱりちゃんとした結果は出ない。

だが、ラッキースケベみたいな形でスカートがめくれてても、それはそれで可愛らしい様子は撮れるんだなということが分かった。

 

今回のことを教訓に刻み、改めてスカートめくりに対する熱意を燃やすことにした。

 



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※天真爛漫な子のスカートをめくりたい。

綺麗な金色の髪。

それがポニーテールに纏められ、見る者の心をつかむ。

 

それでいて。

 

「よーし、頑張るぞー」

 

公園の誰もいない場所で、彼女はとびっきりの笑顔をふりまく。

 

「私は咲かせてみせましょう、心に咲く希望の花を!」

 

芝居かかった口調で、それでいて心に響く声で。

 

彼女の名は『大月あるる』。

舞台を志す、俺がスカートをめくろうとしているターゲットだ。

 

 

「いやーとうとうこの時が来ましたね」

「……?」

 

アイドル好きの同僚は嬉しそうに話をするが、俺にはなんのことか見目がつかない。

この同僚は好きなアイドルは平等に応援するが、基本的に幅広い。

なのでピンポイントにこれだという確信が持てないのだ。

 

「もう、何ぼけっとしてるんすか。ついにアイドルの舞台から俳優の舞台へと飛び立つんっすよ」

 

同僚が見せてきたのは、黒髪のショートカットに、雪のように白い肌が魅力的な女の子。

アイドルとして歌う彼女に俺は目を惹かれていたことを思い出す。

 

「この子が俳優に」

「そうっすよ。アイドルをやりつつも、そのライブでまるで一人で舞台の演目を演じてるかのように歌うその姿。それがとうとう認められてドラマに出るんっすよ」

「ほう」

 

一生懸命努力していたことを報われる。

それはとても喜ばしいことだ。

だが、俺らにとっては喜ばしいことでも彼女にとってはあくまでスタートライン。

アイドルの仕事もこなしつつドラマにも出演し、俳優顔負けの演技を求められる。

それはどれだけ大変な事だろうか。

少なくとも会社で平社員の立場で満足し、仕事をこなしてる俺には想像がつかない。

 

「というわけで、俳優デビューを祝って今日はこの子のライブを見返しましょうよ!」

「……そうしたいのはやまやまだが、今日俺は残業してやりたいことがあるんだ」

「えー、なんすか?」

 

同僚は不満そうにしているが、その子のやる気に当てられたともいうべきか。

俺が開発研究に協力した香水がいよいよ商品化間近なのだ。

その最終チェックを手伝うつもりだった。

 

「あー、あの商品っすね。一生懸命開発に協力してたっすからね」

 

同僚も俺の苦労は分かっているからか、そんな仕事をしなくていいとかそういうことは言ってこなかった。

 

「俺も何か手伝えることがあったら言ってくださいっす」

「ありがとな」

 

そして何度か俺の仕事を手伝ってくれたにもかかわらず、まだ手伝ってくれると言ってくれる。

アイドルが幅広く好きという点で女子社員に偏見を持たれてるが、その偏見の目で見られ無くなれば彼はきっと彼女が出来るのではないだろうか。

もっとも、この同僚の口から特定の彼女が欲しいとかそういう言葉を聞いたことはないが。

 

「よーし、俺も君やアイドル達に負けずに頑張るっすよ」

 

そう言いながら同僚は自分の机に戻っていく。

確かに俺も彼には負けてられないな。

 

 

商品の最終チェックも終え、最後に社長審査も通れば晴れて香水の商品化が決定だ。

そこまで行けたとき、開発部署の担当たちが喜んだ顔をしていたのを見れて俺もうれしかった。

さて……俺自身もやりたいことはやれたわけだし。

 

可愛い女の子のスカートをめくることに次は打ち込むとしますか。

漫画の世界に潜り込める俺だからこそ出来る行為であり、一時はこの行為が本当にいいのかどうか迷ったこともあった。

だが、人には誰にも言えないことが1つや2つはある。

だとしたらこの趣味も言えないことだし、そもそも可愛い女の子のいろんな姿を見たいというのは男として当然のことだろう。

 

さて、今回は。

ここ最近は舞台を目指す女の子のスカートをめくることが多いし、夢に向かって歩き出した女の子に当てられたわけだし。

高校に入学し、舞台を目指してるこの女の子のスカートをめくることにしよう。

舞台で失敗して恥をかいても大丈夫なように、恥に慣れさせておく必要があるな、うん。

 

微妙な言い訳を心の中で決め、俺は漫画の世界へと飛び込んだ。

 

大月さんは公園で一人、舞台のセリフ回しの練習をしていた。

部活動で一杯練習した後だろうに、それでもいっさい疲れを見せずこうやって自己練習している。

家だとさすがに大声を出すと迷惑だろうし、公園で頑張るというのは妥当な所だろう。

 

だけども誰もいない、そのシチュエーションは俺にとってはスカートをめくり、パンティを見られるという反応を独り占めできる絶好なものだ。

 

さて、では早速。

 

「すごいね、君」

「えっと、あなたは?」

 

突然現れた俺にキョトンとした顔を向ける。

たまたま舞台の練習を見ていて心を惹かれたというと、彼女はぱっと顔を明るくした。

 

「ありがと。そうだ、私の練習、見てもらえないですか?」

「え、いいの? 俺、そういったの素人だよ?」

「だからですよ。舞台などを見る目が素人で興味ない人でも、魅力をひきつけることが出来ればいいことなのです」

 

確かに舞台に興味ない人に興味を持たせることが出来れば、それは立派に才能があるということになるだろう。

まあ俺自身興味がないといえば嘘になるが、今ここで一番興味があるとすると、君のその赤いチェックスカートの下に隠れてるパンティだ。

 

無論、そんな下心は隠しつつ彼女の演技の練習を見て聞くことにした。

 

元気いっぱいでセリフを放ち、それでいて心に響く声。

確かに俺のような素人の心にも響く。

 

「うーん……明るい場面が多いけど、今回の舞台はそういう役目が多いの?」

「はい。でも、いつかは悲しいお話や復讐に燃える役なんかも演じますよ」

 

……明るい彼女がそういう役割を演じるのはどこか似合わない気がする。

だけどもその似合わないという役割を見事に演じ切る。

それこそが立派な舞台役者なのだろう。

 

さて、では俺もただの素人の役割を終わりにする。

この純粋で元気いっぱいな女の子のスカートをめくる、卑劣な男になるとしよう。

 

スマホをこっそりと作動させ、きょとんとした彼女に向き直る。

 

「だけどもセリフだけじゃ、足りないところはあると思うよ。動きも付けてみようか」

「あ、そうですね」

 

俺の言うことを信じ、彼女は先ほどのセリフ回しをいろんな動きを交えながら披露する。動くたびにスカートがめくれかけるが、その中のパンティはチラリとも見えない。

そうやって焦らされれば焦らされるほど興奮するというものだ。

というわけで。

 

「可愛らしいポーズもやってみたらどうかな?」

「可愛らしいポーズ、ですか?」

 

彼女に尋ねられ、俺は両手を前に出して、掌は下に向ける、いわゆる猫の手ポーズだ。

 

「確かにいいですね。こうですかね?」

 

彼女もにゃーっと言いながら笑顔でポーズをとる。

 

「そうだねー、そのポーズのまま手を腰の辺りまで持ってきて」

「こうですか?」

 

彼女は腰のスカート辺りまで手を持ってくる。

 

「うん、そうすると」

 

俺はそこですっと彼女に近づき。

 

 

「自分でスカートをめくってるようなポーズになるからね!」

 

 

バッ!

 

彼女の手のあたりまでスカートの裾が届くように勢いよくスカートをめくる。

その手をさせると、自分からスカートをめくってる、いわゆる『たくしあげ』のポーズになる。

今まではスカートを不意打ちの形でめくってばかりだったから、こういった自分からスカートをめくってるポーズでスカートめくりを撮影できたことはない。

さて、次にパンティは。

 

ほう、色とりどりの星柄が散りばめられた黄色のパンティ。

星柄が派手だが可愛らしさも感じられる、良きパンティだ。

 

「きゃああああああっ! エッチ、何するんですかーっ!」

 

そして大月さんは顔を赤くし、スカートを抑えこちらを睨みつける。

うむ、良き反応だ。

 

「恥じらいの感情の練習だよ。うん、素晴らしい恥ずかしがりっぷりだったよ」

「こらーっ、待てーっ!」

 

俺がそう言いながら逃げ出したので、彼女は顔を赤くして恥ずかしさを隠し切れない顔をしながらも俺を追いかけだした。

 

もっとも、色々な女の子のスカートをめくり逃げ足を鍛えた俺に、彼女が追いつくことはなかったが。

 

 

ふぅ。

元の世界に戻ってこれた。

久しぶりに良い撮影が出来た。

心から迷いなくスカートをめくるのはやっぱり気分がいい物だ。

 

大月さんはいろんなポーズをとる。

その動きが大振りでスカートがめくれそうになるが、パンティは見えず太ももだけがちらちらと見える。

そして俺が指示した猫の手ポーズをして、それを俺の言われるがままに腰のスカートの辺りまで下げていく。

そこまでいったところで俺がスカートをめくる。

彼女の手がスカートの裾辺りまで届いたことで、まるで彼女自身がスカートをめくりあげパンティを見せてるかのようなポーズとなった。

そして星柄が散らばめられた黄色のパンティ。

柄つきは子供っぽいように見えるが、元気いっぱいな彼女には似合ってる。

髪色が金色だから黄色パンティが似合うというのもあるかもしれないが。

 

そして恥ずかしさからみるみる顔が赤くなり、慌ててスカートを抑える。

だが、抑える前に顔を赤くしてたから、恥ずかしいけども自分からスカートをめくりパンティを見せてるような良い絵が撮影できた。

 

ふぅ、やっぱり自分の目論見通りにスカートをめくることが出来たというのは気分が良い。

 

俺はその気分の良さを更に良くするために、いつもの行為に励むのであった。

 

 



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※内気な魔法少女のスカートをめくりたい。

ふんわりとしたピンク色の髪の毛。

のんびりとした顔つきだが、年相応の可愛らしさというものだ。

 

だが、そういった子には裏の顔というものがある。

のんびりとしている子だが、裏では魔法少女と呼ばれ、害をなす何かと闘っている。

そんな二面性があるからこそ、表ではのんびりとした性格になっているのだろう。

 

彼女の名は『環いろは』。

 

今回の俺のスカートめくりのターゲットである。

 

 

「初めまして」

 

今日は同僚に誘われ、他の部署の飲み会に参加することになった。

本来、断るつもりでいたがどうしても、と言われてしまうと俺は弱い。

俺の飲み食いする分は同僚持ちということで来た。

 

アイドル好きの同僚はこういう時は要領がよく。

 

「すみませーん、アイドルのライブの生中継の撮り貯めがあって、それらで今夜はオールっすよ」

 

と言い上手いこと回避した、というよりは付き合いきれないという感情を他の同僚に抱かせたのだろう。

そういう時『漫画の世界の女の子のスカートをめくりに行くので、今日はこれで失礼します』なんて正直に言えやしない。

もしそんなことを堂々と言えるのは勇者を通り越し、この世に未練のない自殺願望者ぐらいだろう。

 

俺自身は結婚とかにはあんまり興味はないが、世間的にまだ死にたいと思うほどこの世に未練がありまくりである。

美味しい物も食べたいし。

たまには同僚とくだらないことで話をしたり。

 

そんなことも楽しいと思えるからこそ、そんなに乗り気ではなくてもこの飲み会に参加はした。

もしかしたら、別の意味で話が合いそうな人間に遭遇できるかもしれない。

 

 

そう思っていたが、他の部署の一人に金髪の外国人がいた。

今まで何人か漫画の世界でスカートをめくった女の子に金髪の子はいたが、外国人は初めて見た。

 

やっぱり地毛なんだなと思いつつ、外国人の女性の飲みっぷりを見ていた。

まるでお酒がザルで貫通していくかの如くごくごく飲んでいる。

それでいて他の上司にも酌をしたりして笑顔を浮かべてる。

 

髪の色で目立つ上に、他の人に対する気配りも忘れない。

それでいて他の女性社員とも仲良く話をしたりしている。

嫌われることもなく、ただその場の空気に合わせて行動している。

 

やっぱり現実世界はまだまだ広い。

俺が想像も付かないような性格と見た目の人間に出会える。

 

それに今回の飲み会の他の部署の人はウチの部署の飲み会とは違う店を利用している。

お酒の質も違うし、料理も洋風と和風が入り混じったカジュアルな店だ。

こんなタイプの居酒屋もあるのかと、目から鱗な気分だった。

 

 

身近な所でも世界の広さを感じられる。

それが分かっただけでも今回の飲み会は悪い物ではないと思えた。

 

 

 

だけども、やっぱり世界を広げるのはこの能力だ。

漫画の世界は舞台が違えば、世界観も違う。

普通の女子高もあれば魔法使いもいたりするし、巨乳な女忍者が多い世界もある。

 

古今東西色々な世界を見て回れるこの力。

そんな世界での可愛い女の子のスカートをめくるのに使うのは人によっては無駄な使い方かもしれないが、俺にとっては素晴らしい力だ。

 

 

というわけで今回は珍しい髪の毛の色をした女の子のスカートをめくろうと思う。

せっかくだし……へぇ、ピンク色の髪の毛とは珍しい。

魔法少女となり闘う……ああ、普通の生まれではなさそうだ。

物語の方にも興味は湧いてきたが、それだと色眼鏡で見てしまってスカートめくりをするのに躊躇いが出てしまいそうだ。

 

というわけで、敢えて深い調査はせずその漫画の世界へと飛び込んでいった。

 

 

そしてターゲットである『環いろは』をすぐに見つけたのだが、様子が少しおかしい。

辺りをきょろきょろと見渡し、その足取りはおぼつかない。

もしかしたらこの世界に紛れ込んだ俺を異物として感じ取ったのだろうか。

それが魔法少女としての彼女の力か……。

 

いかんいかん、魔法なんてある世界に飛び込んだせいで変な思考に染まってしまっている。

でも、実際どうしてあんな風に辺りを見渡してるのだろうか。

 

「……ここ、どこ~?」

 

……どうやら、ただ単に迷子になっていたらしい。

土地勘がない人は大人になっても迷子になったりするらしい。

酷いときには地図があっても方角がどこか分からないという理由で迷子になるらしい。

 

どうやら彼女もその口みたいだ。

……んで、さっきの俺の想像が馬鹿みたいに思えてきた。

俺の存在が異物って、事実だけど何をわけのわからんことを考えてんだ俺は。

 

……大人げない八つ当たりみたいに思えてきたが、やはり彼女のスカートをめくるという決意が強く固まる。

 

「あの、どうかしたの?」

 

俺が話しかけるといろはさんはびくっと肩を震わせ俺を見る。

そりゃまあいきなり見知らぬ男に話しかけられればそんな反応もするよな。

だけども困ってるところに声を掛けられたので、しょうがないかみたいな反応もしてる。

 

「な、何でもないです。大丈夫です」

 

笑顔を浮かべたけども、取り繕ったような笑顔だ。

見る人が見ればすぐに嘘だとわかる笑顔だ。

俺の場合迷子になってるらしき言葉を聞いたから分かったのだが。

 

でもまぁ、そんな風に自分を隠す女の子の、スカートの下に隠してるパンティを露sにするのもそれはそれで良い物だ。

 

「いやいや、さすがに辺りをずっと見渡して、ほとんど進んでなかったら何事かと思うよ。困ってるときは助け合いだし」

「……すみません」

 

いろはさんは少しばかりしょぼんとしつつも、素直に迷子になって困ってると報告した。

少し前は自分が迷子のふりをして道案内してもらい、その道が間違っていたということを理由付けにして女の子のスカートをめくったこともあったっけ。

 

つまり、今回は逆パターンになるというわけか。

 

「で、どこへ向かおうとしてたの?」

「あ、ここです」

 

いろはさんはおずおずとスマホで地図を差し出した。

さすがは今どきの子。

ただスマホで道を探してると、時折電気が切れて開きなおし、そしてそれを繰り返しながら歩くことで迷子になるというパターンがある。

まさにそのパターンなのかもしれない。

 

まあ、こういう時はチャンスとして受け取っておくけども。

 

「そっか……じゃ、行こうか」

「はい」

 

 

見知らぬ男の後を付いていく、中学3年生の女の子。

時折彼女に話しかけ、地図と現在地を見比べることを繰り返してる。

もしこの繰り返し作業がなければ俺は今頃通報されていそうだ。

まあ実際これから通報まったなしの行いを彼女にするんだけど。

 

そしておあつらえ向きに目的地近くに公園がある。

俺にとっての目的地はその公園になった。

 

そして内心そんなことを考えてることに気づかず彼女は俺の後を付いてくる。

 

 

そして近くの公園にたどり着き、ふぅと一息つく。

 

「もうちょっとだけども、少し喉乾いたし飲み物買ってくるね。欲しい?」

 

俺が尋ねると、彼女は首を横に振る拒否する。

俺自身、内心抑えてた下心からくる興奮で喉が乾いてる。

 

ある意味、これから行う行為のために心を落ち着けるという意味もある。

 

適当に缶ジュースを買い……炭酸を選んだのはミスチョイスだった。

すぐに飲み干そうとすると泡が……咳しそう。

 

それでもなんとか飲み干すと、いろはさんが少しだけ心配そうに俺を見てきた。

 

「あの、大丈夫ですか?」

「うん、なんとかね」

 

炭酸を選んだ俺のミスチョイスを心配してくれたのだろう。

そんな優しい心を今から俺は裏切るわけだ。

もし彼女の身の上とかを知っていたら同情してスカートをめくる気も失せていたかもしれない。

そう考えれば、やはり深い下調べはしないことに限ると実感する。

 

俺がスマホを起動させると、いろはさんは慌ててスマホを見せる。

 

「あの、私の使って大丈夫ですよ」

「ああ、大丈夫、ただ単にメールが来ただけだから」

 

無論、嘘である。

そしてスマホを胸ポケットにしまい、撮影準備は完了だ。

 

「じゃ、行こうか」

「はい」

「あ、その前に」

 

俺は彼女のスマホを受け取り、地図を確認するふりをする。

そして時間を見計らい。

 

「よし、OK」

「良かったです」

「じゃ」

 

俺がいろはさんに片手でスマホを差し出すと、いろはさんはそれを受け取ろうとする。

 

 

「まずは俺の目的地に到着しないとね!」

 

 

バサッ!

 

俺の空いていたもう片方の手でいろはさんのスカートを盛大にめくる。

スマホを受け取ろうと手を差し出していたいろはさんが俺のスカートめくりを止める術はなく。

スカートの下に隠れていた空間があっさりと白日の下にさらされた。

 

さて、パンティは。

ふむ、白いリボンがついた薄いピンク色のパンティか。

もう1年もすれば華の高校デビューを迎えるだろうに、その少し子供らしいパンティは……可愛いからよしとしておこう。

 

「ひゃああああっ!?」

 

いろはさんは顔を赤くし、慌ててスカートを抑える。

今さら隠したところで、もう俺のスマホが君の可愛いパンティを撮っているよ。

 

「いやー、目的地のピンク色の三角形のある場所に無事到着。あ、君の目的地は君が立ってる場所の右手側にもう見えてるから、迷子になりようがないよね。じゃ」

 

スカートを抑えむーっと睨みつけてる彼女にそう言い残し、俺はその場から去っていった。

 

 

今回は追いかけられることもなく悠々と帰ってこれた。

追いかけられて逃げるのも悪くはないが、疲れていてはターゲットがスカートめくりされた様子をじっくりと楽しめないからな。

 

では、早速閲覧といきますか。

 

俺がスマホを差し出し、何の疑いもなくそのスマホを受け取ろうとする彼女。

その疑いのなさを利用し、俺のもう片方の手がいろはさんの赤いチェックのミニスカートをめくる。

ミニスカートがパンティを隠すという役割を無理やり放棄させられたことで、いろはさんの白いリボンが付いた薄ピンク色のパンティが露になる。

パンティが露になったことで一瞬きょとんとしていた顔がみるみる赤くなっていき、羞恥に染まる。

そしてスカートを抑え、反撃することなくむーっと言わんばかりのふくれっ面で俺を睨みつけていた。

 

いやぁ、いい物を見れた。

髪の毛の色が普通の人と違っていたり裏の顔が人並みから外れていても、可愛い女の子は可愛いパンティを履いているものなんだなぁ。

 

そう結論付け、いろはさんのスカートをめくるという俺の魔法で俺自身の心を昂らせ、いつも以上の行為に励んだ。

 

 



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※アナウンサー志望の娘のスカートをめくりたい。

シュシュで髪の毛をまとめ、ポニーテールを揺らす姿も可愛らしい。

茶色の髪の毛を揺らし、楽しそうに他の女の子と話す姿は、なんと眩しいことか。

 

彼女の名前は『櫻井明音』。

彼女は『聖櫻学園』の生徒である。

そう、俺が結構な頻度で『スカートめくり』を行ってる場所である。

 

そう、今回のターゲットは彼女である。

 

「早口言葉って得意っすか?」

 

仕事の休憩時間。

アイドル好きの同僚が食堂の日替わり定食を食べ終わり、俺にそんなことを尋ねてきた。

 

「得意というわけじゃないけど……それよりもまず俺がまだ食事を食べ終わってないというところに気遣いを見せてほしい」

「ごめんなさいっす」

 

まあ後ご飯数口ぐらいだから目くじらを立てるほどではないけどさ。

同僚のためにさっさとご飯を口に入れ、咀嚼し飲み込む。

人によっては最後の一口が名残惜しいという人もいるが、そういう人は大抵大好物を最後に残しておくタイプだろう。

俺はどちらかといえば好きな物はさっさと食べるタイプだ。

故に特に最後の一口に未練はない。

 

「で、そういう君は?」

 

俺が尋ねると、ごほんと少し咳払いしてから口を開く。

 

「隣の柿はよく客食う柿だ」

「ベタなネタを。逆だ逆」

 

俺がついツッコムと、得意げな顔をする。

しまった、罠だったか。

そしてそれをスルーして次の早口言葉に移る。

 

「坊主がジュースで上手に屏風にジョーズのポーズの絵を描いた」

「現代風な坊主だこと」

 

それ以前にジョーズのポーズってなんだ。

鮫映画で迫ってくる鮫のことか、それとも襲われる人のことか。

 

「東京特許許可局」

「いや……普通っ……!」

「甘巻き紙青巻き紙黄巻き紙」

 

いや最初のは噛んだのかそれとも変化球なのかっ?

さすがにもうツッコムのも馬鹿らしいので黙って受け流した。

 

「どうっすか?」

「とりあえず変化球で興味を引くのは上手いことは分かった」

「褒めていただき光栄っす」

 

別に褒めてるわけじゃない。

いやまぁそういうくだらないことを即座に思いつくのは才能かもしれない。

少なくとも、俺は即座にそんなぽんぽんとネタみたいなことを思い浮かばない。

 

「相変わらず楽しそうだね君たち」

 

あ、先輩。

いつも俺たちを咎める女子先輩が俺と同僚を呆れ眼で見てくる。

 

「どういたしましてっす」

 

そしてアイドル好きの同僚はにっこりと笑顔でその言葉を受け止める。

皮肉に気づいていないのか、それとも気づいたうえでその笑顔なのか。

その鋼のメンタル、今だけ見習いたい。

 

「まぁ、いいけど。ちゃんと午後からのお仕事も頑張りなよ」

 

とりあえず呆れつつもちゃんと激励はされた。

本当に見放すつもりならそういった激励の言葉もない。

 

「もちろんっす。くだらないことやアイドルのことだけじゃないってところを見せてやるっす」

 

まぁ彼は実際トーク力があるためか、営業の成績は悪くない。

営業部では中ぐらいだが、時折上の方に食らいつくときもある。

時には俺も食らいついたことがない成績を上げたりもするし。

俺は中の上ぐらいで安定してるが、逆に相当上まで登ったことはない。

 

安定してる俺と、時折爆発力を見せる同僚。

 

どちらの方が会社の役に立つ存在なのだろうか。

 

いや、そういうことを考えてはいけない。

出世欲は捨て、平の立場で見捨てられず、他の社員に仕事の成績では馬鹿にされず。

それが仕事場の俺のスタンスだ。

 

 

仕事も終え、食事もシャワーも終え一息つく。

 

さて、疲れを癒すために性欲を満たしに行くとするか。

性欲を発散させるために行為に励むのは一見疲れるが、やり過ぎず程よく済ませれば思考がクリアになる。

そうなってから眠りに着くと、すがすがしい気分で目が覚めるというものだ。

 

というわけで、今回も漫画の世界へと飛び込んでいく。

 

 

俺が校舎内の人気の少ない場所にやってくると、遠いところから女の子の声が響いてきた。

この声には聞き覚えがある。

 

「この学園のスカートめくり犯は放課後に行動を開始するかもしれない。ちゃんと探し出すんだ」

「はい」

 

『聖櫻学園』の副会長の篠宮りささんだっけか。

自分も被害に遭ったからか、犯人をいぶりだすのにやる気十分だ。

 

「りさちゃん、頑張りすぎないようにね~」

「会長……会長の方こそ気を付けてくださいね。いつスカートめくり犯は女の生徒に接触し、スカートをめくるか分からないんですから」

「分かってるわよ、気を付けるわ~」

 

ゆったりして間延びをした喋り方をしてるのが生徒会長の『天都かなた』さんだ。

確かにおっとりとしていてスタイルも良い彼女はスカートのめくりがいもあるだろうし、毒牙にかかってもおかしくないとりささんは考えているのだろう。

 

だけども今回のターゲットは彼女ではない。

俺はとりあえず今回のターゲットを探しにその場を離れた。

 

「じゃ、またね~」

 

他の女の子と楽しそうに会話をしていた女の子。

今回のターゲットである櫻井さんは友達との会話を終え、廊下を歩いていく。

自分の教室に戻るのだろうか。

それにしては教室がある場所とは別の場所に向かおうとしている。

そんな彼女の後をこっそりと付いていく。

 

 

「ここならいいかな」

 

櫻井さんは誰も使っていない視聴覚室に入り、発声練習を始めた。

確か彼女はアナウンサー志望のはず。

確かに実況に必要な練習をするのは納得がいく。

 

音楽室とかは吹奏楽部や軽音楽部の人が使ってそうだし。

 

だけども、ターゲットが一人でここに来るのはまさにカモがネギを背負ってやってくるようなもの。

とはいえ、スカートめくり犯のことはおそらく彼女にも知れ渡ってるだろうし。

本当に隙が無い、もしくはお尻が素晴らしい相手以外は堂々と真正面からスカートをめくっている。

 

しかも、この学園には可愛い女の子がいると写真をこっそりと撮りに来る望月エレナさんもいる。

一回スカートめくりを行い素晴らしいパンティを見せてもらったが、それでも他の女の子をこっそり撮影しに来る彼女がこうやって一人発声練習をしている櫻井さんを撮影しに来ないとは限らない。

 

ここの学園でのスカートめくりは徐々に難しくなってきている。

だが、困難から逃げずやり遂げてこそ漢というものだろう。

やってることはスカートめくりという真の漢とはほど遠い行為ではあるが……性欲を満たそうとするケダモノとしての男としては近い行為であるからよしと俺自身を納得させた。

 

なので、今回は策を用意してきてある。

 

「……あれ?」

 

視聴覚室に入り、櫻井さんの姿を俺の視界が捉える。

無論すでにいることは知ってるし、わざとらしいと我ながら思う。

こういう時今日のアイドル好きの同僚のトーク力が欲しいなと思う。

 

「せっかくギターの練習しようと思ったんだけどな」

 

俺は外の世界から持ち込んできた軽いギターケースを片手にそう呟く。

大学で軽音をやっていた時に大学時代の先輩から安値で譲っていただいたものだ。

 

「あ、ごめんね。私が先にここで発声練習してたんだ」

「そっか。申し訳ないけど、ギターの方がうるさいし、他の場所でやってもらうってこと、出来るかな?」

 

俺がさりげなく櫻井さんに近づきながらおずおずと尋ねると、櫻井さんはむっとした顔になる。

まあ彼女の性格上、こういう反応をするのは織り込み済みだ。

 

「うーん……軽音楽部の練習に混ぜてもらいなよ」

「いや、ただ単に出来ないところがあって、個人練習を言い渡されて……誰もいないところで視聴覚室あたりに来たんだけどね」

「そうなんだ。でも、やっぱり先にここで練習してたのは私だから。申し訳ないけど、他の場所で出来ないかな?」

「……確かにそうだよね。先に来ていた櫻井さんが使う権利があるのは当然だもんね」

 

俺がそう告げると、櫻井さんは少しほっと安心した顔になる。

彼女自身も夢に向かって強い信念があるとはいえ、少し言い過ぎたかもと思っていたのだろう。

 

大丈夫。

俺の狙いは視聴覚室を使うことじゃないから。

俺の目的は、櫻井さんのスカートに手が届く範囲まで近づくことだ。

 

「無理言ってごめんなさい」

「いいっていいって。分かってくれて何よりだよ」

 

櫻井さんがぺこりと頭を下げた俺に対して軽く手を振る。

頭を上げていいよというジェスチャーなのだろう。

頭を下げてる俺の顔は、きっと悪い顔をしてるのだろう。

胸ポケットのスマホも撮影を始めてるし。

 

 

「代わりに……櫻井さんのパンティ見せてもらうね!」

 

 

バッ!

 

俺が手にしたギターケースで櫻井さんのミニスカートをめくりあげる。

このギターケースにはギターは入っておらず、空っぽだ。

スカートをめくるのに最適な棒状の形をしていて軽音学部の生徒を装えるため、うってつけというわけだ。

 

さて……おお、オレンジと白色の縞々パンティ。

元気いっぱいな彼女によく似合ってる。

よく見ると、彼女の付けてるオレンジ色のシュシュとおそろいだ。

下着とシュシュを部分的におそろいにするとは、可愛らしいところがあるというものだ。

 

「きゃああああああああっ!?」

 

さすがアナウンサー志望をしてるだけあって、大きい叫び声だ。

櫻井さんは顔を赤くしスカートを慌てて抑える。

 

「スケベ、何するのっ!」

 

怒りと恥じらいが混ざった顔で俺にビンタをしてきた。

それを回避し、俺は鼻で笑う。

 

「何って、スカートをめくったんだよ。ダメだよ、アナウンサー志望ならちゃんと自身の身に起こったことも実況出来なきゃ。そんな子にはこうだ」

 

俺はそう宣いながら櫻井さんの後ろに回り込み、彼女が振り向く前に後ろからスカートをめくる。

元気いっぱいな子はお尻の張りも良く、パンティでは隠しきれていないヒップラインがくっきりと浮かび上がっていた。

 

「きゃあああ、またぁ!?」

「お、二度スカートをめくられたことが分かって声に出せたね。それでいいんだよ」

 

俺はそう言い残し、再びビンタしてきた彼女の攻撃を回避し、その場を後にした。

 

 

「はぁ……」

 

彼女はビンタをした後、視聴覚室から飛び出し追いかけてきた。

ああやって恥じらいを怒りで隠し追いかけてくる女の子もまたそそるというものだ。

 

視聴覚室を無事に使えることになってほっと安堵する彼女。

そして俺がぺこりと頭を下げたことで、少しばかり申し訳なさそうな顔になる。

 

だが、俺のその見せかけの謝りに気づかず、スカートをめくられパンティを丸出しにされた。

オレンジと白色の縞々パンティが露になり、スタイルの良い彼女のふとももはパンティをより際立てさせる。

そしてスカートをめくられた彼女はスマホ越しからでも五月蠅いと思われるような悲鳴を上げる。

スカートめくりをされたことで恥ずかしさと怒りが混ざった顔で俺にビンタを放つ。

だが俺はそれを回避し彼女の後ろに回り込み、スカートを再びめくる。

彼女のスタイルの良さは太ももからも分かる通り、お尻も素晴らしい物だった。

縞々パンティでは覆いきれないお尻がヒップラインを主張する。

 

あの場でお尻を撫でていたら、今まで人生で一度も味わったことがない素晴らしい触り心地を手で体験出来ていたかもしれない。

だが振り返った彼女は二度スカートをめくられたことで恥ずかしさを倍増させ、顔を更に赤くしていた。

太ももの白さと相反する恥ずかしがる顔の赤さが可愛らしい顔を際立たせていた。

 

 

いやぁ、いい撮影が出来た。

しかし、あの学校で俺のスカートめくりの悪行が広がってきてるから、今回みたく策をあらかじめ立てておかないと、失敗する可能性も大きくなってきてるな。

 

そして今回スカートをめくるために役に立ったギターケース。

それをギターごと安く譲ってくれた大学時代の先輩に多大な感謝をした。

 

そして困難なスカートめくりをやり遂げたという満足感の中、俺は気分を晴らすため櫻井さんがスカートをフロント、バックからめくられた動画を手に行為に励むことにした。



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※箱入りアイドルのスカートをめくりたい。

楽しそうな顔を浮かべながら、ツインテールを揺らして歩く女の子。

彼女は世間を知らないような顔をしているが、挑戦心は強い。

そんな彼女はアイドルを務めている。

 

彼女の名前は『箱崎星梨花』。

今回俺がスカートをめくる女の子だ。

 

 

「アイドルって、何歳から何歳までが線引きなの?」

 

女性上司からそんなことを尋ねられた。

おいおいおい、それは俺よりもアイドル好きの同僚に聞くべき質問じゃないのか?

俺は同僚を探したが、今ちょうど営業の仕事に出てるのか彼の姿はなかった。

 

「うーん、難しい問題ですね。俺よりも同僚の方が詳しいと思いますけど」

「まあそうだろうけど、あなたはどう思う?」

 

なんか今日はよく絡んでくるなぁ。

 

「何かあったんですか?」

「何もないわよ……親戚の娘さんがアイドルを目指すって言われて、私も目指してみようかしらって冗談で言ったら、うわキツって親戚から言われただけよ」

 

確かに冗談に対してマジレスはきつい。

俺がそんなことを考えていると、上司がジト目で睨みつけてる。

 

「あなたもきついって思ってるんじゃ」

「い、いやいやいやそんなことないですよ!?」

 

そうは言うが、声が裏返ってしまった。

当然、それを見すごす女上司ではない。

ジト目がさらに強まり、強い眼力が痛い。

おそらくストレスに弱い小動物なら即死しそうなぐらいだ。

 

「じゃあ聞くけど、何歳から何歳まで?」

「うーん……とりあえず、アイドルを目指す人は他の人をキラキラさせようと努力してる人のことだと思うんですよ。その志があるのなら何歳でもアイドルと呼べるんじゃないでしょうか」

 

とりあえず当たり障りのない答えを言ったつもりだったが、明らかに不満げだ。

そんな綺麗ごとを聞きたい、というわけではないのよと言わんばかりだ。

ああもう、早く帰ってきてくれアイドル好きの同僚ー!

 

「ただいま戻りましたー」

 

おお、噂をすれば影!

女上司の目は同僚に向けられる。

 

「どうかしたんすか?」

「丁度良かった。アイドルって、何歳から何歳ぐらいまでが対象なの?」

「いきなりどうしたんすか?」

 

そりゃ同僚も俺と同じ反応をするよなぁ。

そういうのと縁がない女性がいきなりアイドルの話題、しかもデリケートになる年齢の話となればなぁ。

 

「俺が知ってる限り、人を楽しませようとする心がついた6歳からアイドルライフがスタートして、童顔で売ってるアイドルが『目指せ初老のアイドル!』と言ってたので、50になるぐらいまではいけるんじゃないすか?」

「そう……」

「とりあえず今日の営業の結果、見てほしいっす」

「はいはい」

 

とりあえず50ぐらいまでOKという言葉を聞き、少しは溜飲を飲んだようだ。

まぁとりあえず機嫌が少しでも治ったのなら何よりだ。

ただ、まだ少し黒いオーラは見えてるからなぁ。

 

その日、俺は当たり障りのない態度で仕事をすることになった。

 

 

「ふぃー、疲れた」

 

年齢にデリケートな大人に対して気を使って仕事をするというのは肉体的よりも精神的にキツイ。

実際、本日の女上司は他の社員に対しても目を光らせてたし。

そんな中、目を付けられないように仕事をするのは大変だった。

 

「さてと……」

 

大人と接して疲れた心。

そういう時は童心に戻り、女の子のスカートをめくるに限る。

女の子のパンティを見て味わう興奮。

バレて失敗するかもしれないスリル。

 

心の抱えたモヤモヤをすっきりさせるには十分だ。

 

さて、今回のターゲットはせっかくだし汚れを知らない子がいいなぁ。

あ……よし、この子にするとしよう。

アイドルだけども、まだ中学生で汚い世界を知らなさそうだ。

 

 

意を決し、俺は漫画の世界に飛び込んでいった。

 

 

ターゲットである箱崎さんはあっさりと見つかった。

これからどこか遊びに行くのか、水色のスカートを揺らしながら歩いていく。

 

漫画の世界に飛び込むと、その漫画の世界にあった姿に変わる。

今回は身長がかなり小さくなっており、子供みたいになっている。

今まで高校生がいる世界へと行くと高校生ぐらいの姿になっていたし、この間魔法少女のスカートをめくったときは大人の姿だったのだが、今回は小学生ぐらいの姿だ。

一回だけゴブリンから奇妙な植物に変身することもあったけど、本当にこの変身する傾向だけは掴めない。

 

 

だが、見た目は変化しても心は30代。

体だけ大人になってしまい、心は大人になり切れなかった汚い心だ。

 

いつもは年下でも高校生ぐらいだったから、中学生に上がりたての女の子のスカートをめくるというのはドキドキする。

高校生をターゲットにするにも中学生をターゲットにするにも、ロリコンという汚名から逃れられないけどもまぁ元々スカートめくり自体犯罪だし、汚名の上に更なる汚名をかぶってももう気にならなくなってきた。

 

 

さて、そんな箱崎さんはどこへ向かうのだろうか。

早速彼女の後を付いていくとしよう。

 

 

彼女がやってきたのは公園だった。

今どきの中学生が公園で遊ぶのだろうかと疑問に思う。

そう思ってると、彼女は自販機の前へと歩いていく。

ああ、喉が乾いていたからジュースを買いに来たのか。

 

「えっと……」

 

彼女は財布を取り出し、1000円札を取り出す。

 

「よいしょっと」

 

……いや、それはカードをタッチする場所。

ちゃんとお札を入れる場所はちゃんとあるんだけど。

 

「あれ……おかしいなぁ、お母さんはここに当ててジュースを買ってくれたのに」

 

ああ、お母さんがカードを使って買い物をしたのを見て覚えていたのを、お札でも出来ると思ったのか。

さすがに子供がプリペイドカードを持たせてもらえるわけないもんなぁ。

 

しかし、さすがの俺でも見過ごせない。

 

「あの、それ、そこのお札を入れるところに入れるんだよ」

「え? あ、そうなんだ」

 

見たことがない男の子(心は30代のおっさんだが)である俺に話しかけられ、きょとんとしつつもちゃんとお金をお札に入れる。

にしても小学生ぐらいの見た目になっちゃってるから視線がいつもよりも低い。

昔はこれぐらいの視点で俺も過ごしてたんだなぁと懐かしい気分に浸る。

 

「よいしょっと」

 

そしてちゃんとお札を入れて自販機からジュースが出てきて、お釣り口に出てきた小銭を回収して財布に入れる。

 

「君、ありがとうね」

 

……体が彼女よりも年下になってるから、明らかに子供に対する話しかけられ方になってる。

子供にそんな風に話しかけられるのはまったく慣れてないから面食らう。

まさかこの子供は見た目は子供、頭脳はおっさんだなんて思わないんだろうなぁ。

 

「じゃあね」

 

そして箱崎さんが缶ジュースを手にその場を去っていこうとする。

おっとっと、目的を忘れてはいかない。

スマホは相変わらず胸ポケットにしまわれてる。

せっかくの小学生男子の体だし、いつもみたいに小細工は考えなくていい。

スカートをめくっても子供の悪戯程度にしか思われないだろう。

 

「お姉ちゃん」

「ん?」

 

俺が去っていこうとする彼女を呼び止めると、彼女は振り返りこちらを見る。

 

「パンツ丸見えー!」

 

童心に戻ったときのように頭の悪いことを言いながら思いっきり箱崎さんのスカートをめくった。

小学生の力でも女の子のスカートの裾ぐらいは思いっきりめくることが出来る。

あっさりとスカートが翻り、箱崎さんのパンティが丸見えになる。

白をベースにした花柄のパンティか。

赤いリボンもついていて、フロント部分が分かりやすい。

中学生ぐらいの女の子のパンティらしく、健全で可愛らしくてヨシ。

 

「ひゃっ! もー、悪戯しちゃダメでしょー!」

 

小学生にスカートをめくられて恥ずかしがって顔を赤くしているが、あくまで子供のいたずら程度にしか考えていないのか少し窘める程度のリアクションだった。

もしこれが本来の俺の姿だったら、きっと泣きそうな顔になっていたかもしれない。

 

「ごめんなさーい、お姉ちゃんが可愛かったから、つい」

「もう。いくら可愛い女の子だからって、女の子のスカートはめくっちゃダメなんだよ。ねっ?」

 

そしてしつけるような口調でそう言い、頭を軽くぽかりと叩く。

 

「ごめんなさい」

「分かればいいんだよ。じゃ、またね」

 

彼女はまだほんのり顔を赤くしつつも、その場を去っていった。

……小学生ぐらいの体だったらスカートめくりはやりやすいけど、まぁ、こういうリアクションもたまにはいいか。

 

 

元の世界に戻り、大人の姿にちゃんと戻っていることを確認しほっとする。

ちゃんと元の姿に戻ってるのはいいことだが、子供の時の姿はもう少し身軽だったように感じる。

大人の体になって脂が乗ったりしてやっぱり体が重くなっているんだろう。

 

さて、それはさておき。

 

小学生ぐらいの視点で、顔を上げれば箱崎さんの肩辺りが見えた。

中学生よりも身長が低い男の子の視点というのも斬新だ。

後ろを向いていて去ろうとしてる箱崎さんが俺に呼び止められ、何事だろうと近づいてくる。

そしてパンツ丸見えーと言い、俺が箱崎さんのスカートをめくる。

白をベースにした花柄のパンティが露になり、赤いフロントリボンがなお可愛らしい。

いきなりスカートをめくられるなんて思わず、恥ずかしさのあまり顔を赤くする。

だけどもスカートをめくってきた相手が低学年の小学生ぐらいだったからか、スカートを抑え、恥ずかしがりつつもちゃんと男の子を窘めようという顔になっていた。

 

体の大きさが違えば、リアクションも違うわけか。

小学生ぐらいならこの程度で済むのなら、実際に小学生のころもっと女の子のスカートをめくっておけばよかった。

 

だけども、過ぎたときは戻ってこない。

この漫画世界に潜る力を利用し、過ぎてしまった時に出来なかったスカートめくりを女の子にする。

 

改めてこの力をスカートめくりに有効活用することを決意し、大人の体で箱崎さんのスカートめくりの様子を拝み、いつもの行為を楽しむことにした。



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※幽霊が見える子のスカートをめくりたい。

世の中、目に見える物だけが全てではない。

だが、他の人に見えないものが自分にだけ見えるとなると、それは普通とは外れた存在になってしまうということだ。

そして、その見えないものに気づかず、普通の生活を過ごしている者は普通から外れた存在から見たらどう見えるのだろうか。

 

黒い髪の毛が綺麗で、一見可愛らしい女の子。

だが、その目線の先は普通の人が見るべきではないところを見ている。

俺には彼女に何が見えているのか分からない。

 

彼女の名は『四谷みこ』。

今回、俺がスカートをめくるターゲットである。

 

 

「心霊現象って信じる?」

 

また何を言い出すのだこの女性上司は。

だけども、よくよく考えてみたら心霊現象以上のことを俺は体験できている。

 

漫画の世界に入り、その世界で好きに過ごすことが出来る。

漫画の世界に入り食事を楽しむもよし。

冒険譚の世界に入り、普通に生きていたら見ることが出来ないものを見ながら旅をするのも良し。

一生に一度できるか出来ないかの珍体験も漫画の世界の中では出来る。

 

もっとも、俺はこの力を使ってメインにしてるのは女の子のスカートめくりなのだが。

当然公言することは出来ないし、そもそも言ったところで信じてもらえないだろう。

俺のPCやスマホの中にある可愛い女の子のスカートめくりは皆二次元キャラばかりなので、そういったエロサイトからダウンロードしたという風にしか受け取られないだろう。

もっとも、それはそれで白い目で見られそうではあるが。

俺はまだこの世の中で生きることを捨ててるわけじゃない。

 

「どうしたの?」

 

おっと、考え事をしてたら怪訝そうな目で見られている。

さて、どう答えたものか。

 

「うーん、自分は今まで体験したことはないですけど、TVとか見てると心霊写真とか撮影されたりしてますよね」

 

もっとも、今の世の中合成ソフトなどいくらでも技術は進歩している。

おかげで心霊写真らしきものを作ることなどお茶の子さいさいになっている。

ネットでそういった胡散臭い心霊写真なら何度も見ている。

 

「そういうのじゃなくて、ポルターガイストとか」

 

特に何も触ってないのに、物が勝手に動き出す、というやつか。

それは今の今まで見たことはない。

漫画の世界で似たような体験をしたことがないわけではないが、そういうのは大抵超能力とかというオチだった。

もっとも、超能力自体この現実世界だとすごいことだと思がそれはそれ、これはこれだ。

 

「見たことないっすね。そういう先輩は体験したことあるんですか?」

「ないけども、友達が家の中を整理整頓した覚えがないのに勝手に物が移動してたりするんだって」

 

それはただのズボラではないだろうか?

整理整頓が苦手な人に限って、ここに置いたという確信だけは無駄に強く、そこにないとなるとすぐになくした、勝手に動いていったなどと言い出す。

まぁそんなこと、上司に言えないが。

 

あ、ちなみに俺としては話を切り出すときに『友達が』とつけてるとき、8割ぐらいは自分のことだと思っている。

だから敢えて細かくツッコミを入れることはしないわけ。

 

「それは恐ろしいですね」

「でしょ?」

 

そして同感してもらえたことで少し満足そうにしている。

まったく、ちゃんと家の中ぐらい整理整頓しておきなさいと。

 

あ、ちなみに俺の場合は漫画の世界に潜り込める以上、気に入った世界にすぐに飛び込めるようにお気に入りの漫画はちゃんと棚に入れて整理してある。

おかげで借りてるアパートの部屋の4分の1当たりが本棚に侵食されてきているが……いやいや、俺はちゃんと整理して床掃除もきっちりしてるから。

 

「じゃ、俺も自分の机の上の物が無くならないように引き出しの中にでもしまっておきますか」

 

本日の仕事に必要な資料を引き出しの中にいれ、俺の机の上がある程度すっきりした。

今机の上にあるのはノートパソコンと、途中で小休止するためのお茶入りペットボトルだ。

 

「そうね。じゃ、仕事頑張ってね」

 

一体何だったんだ。

っていうかもしかして、本当にただ部屋の整理整頓が出来てない事実を心霊現象と言い張り、同意を求めてきただけ?

……まぁ、俺自身もあんまりプライベートに口出しされたくないから、何も言わないでおこう。

 

 

 

さて、心霊現象自体は信用はしていないが。

漫画の世界では演出として心霊現象が起きている。

実際薄暗い部屋の中で読んでいて時折背筋が震えるときはある。

 

だけども、幽霊はエロいことを考えてる人間には寄り付かないという話がある。

変な事ばかり考えてる人間に対して心霊現象を起こしてもつまらないか、もしくは女の子のことばかり考えてる人間に美少女の幽霊が取りついても、不気味がられるどころかむしろウェルカムな姿勢で受け入れられるだろう。

それは幽霊としては願い下げだろう。

 

というわけで、心霊現象が起きる漫画の世界の中で女の子のスカートをめくって、どうなるか確かめてみるとしよう。

 

 

俺は意を決し、漫画の世界の中に飛び込んでいった。

 

 

俺がたどり着いたのは、何の変哲もない道通り。

しかし、心霊現象が現実のこととして起きてる世界の中では、俺の目には何も見えないだけで、実は恐ろしい何かがそこにいるのかもしれない。

そう考えると、普通に道を歩くだけでもスリルがあるというものだ。

 

さて、それはさておき。

せっかくだし、霊現象が見える女の子をターゲットにしようと思う。

目に見えないものに怯えるよりも、目に見える存在にエッチな目に遭わされ恥ずかしがる様の方がまだいいだろう。

……あくまで俺個人の意見だし、他の誰に問ても前者と言われる気しかしないが。

 

そんなこんなで歩いていると、ターゲットである四谷さんを見つけた。

友達もおらず、一人で歩いているみたいだ。

ただ、その目線はまっすぐではなく、どこか別の方を向いている感じがした。

その目線の先に、その恐れてる何かがいるのだろうか。

……そう考えると、あんまり目線を向けたくない気がする。

 

とりあえず、今回はやることがあるからそれから先にして、その後にお楽しみのスカートをめくる行為を行うとする。

というか、ある意味一連の流れとも言えなくもないし。

 

そして俺の視線の先に、こちらに向かって歩いてくる四谷さんがいた。

角から自然さを装い、彼女の前を歩いていく。

彼女は俺の存在に気づくが、特に怯えた様子もなくこちらに向かって歩いてくる。

どうやら俺の後ろ、ひいては俺には幽霊は取りついていないのだろう。

やはりエロいことを考えてる人間には幽霊は寄り付かないのだろう。

まぁ俺も幽霊だったら男よりも女の子に憑依したりちょっかいをかけたいだろう。

 

っと、それはさておき。

四谷さんが通り過ぎてから少しして、俺は振り返る。

そして音を立てないように歩いていき、前を歩いている四谷さんのスカートの下に手を滑り込ませ。

 

「そーれっ!」

 

バサッ!

 

四谷さんの学校の制服であるスカートが俺の万歳の動きに合わせて捲りあがる。

その中に隠れていたのは……おお、ピンクのパンティ。

特に柄もないというのは今どきの女子高生にしては珍しい気もするが、それもよし。

それに、あんまり主張してないお尻でも線が少し浮かび上がっており、お尻の形がはっきりと分かる。

 

「……っ!?」

 

慌てて後ろ手でスカートを抑え、こちらを振り向く。

恥ずかしいのと怒りが混ざった顔をしている。

いいねぇ、そういう顔。

見えないものに怯えるよりも、見えてるセクハラ男に侮蔑の目を向ける方がまだ可愛らしさがある。

 

「どうかしたの?」

「今……私の……スカート」

 

彼女は恥ずかしさのあまり、言葉がとぎれとぎれになっている。

何をされたのか、口に出すのも恥ずかしいという感じだろうか。

 

「何、歯切れ悪いなぁ。そんな子はこうだ!」

 

だが、俺は容赦なく前から勢いよくスカートをめくりあげる。

後ろ手でガードをしていたから前からめくられるのを防げるわけがない。

同じピンク色のリボンが付いていて、女の子らしいパンティだ。

 

「~またっ! もう!」

 

そして慌ててスカートを手で抑え俺を睨みつける。

 

「ふふ、やっぱ隠れてる物が丸見えになる瞬間っていいねぇ。じゃ!」

 

俺は手を振り、きっと睨みつけてる彼女を尻目にその場から離れていった。

 

 

さて、追いかけてくることもなかったし、早速戦利品を見てみるか。

 

後ろからこっそりと近づいていき、四谷さんの後姿が徐々に大きくなる。

そして俺の手が彼女のスカートの下に潜り込み、勢いよく万歳される。

スカートは豪快にめくりあがり、四谷さんのピンクのパンティと、それに包み込まれてるお尻が丸見えになる。

お尻のラインはほんの少しだけ浮かび上がっており、彼女のお尻の形がよく見ると分かるようになっている。

そして四谷さんは恥ずかしさと怒りが混じった顔で振り返り、ぼそぼそと文句を言っている。

その文句に切れた振りをしながら今度は勢いよく前からスカートをめくった。

ピンク色のリボンとそのリボンとほんの少しだけ違うピンク色のパンティが丸見えになる。

再びめくられたことではっとした顔になり、怒りの方が少し強い顔に……ん?

なんか俺がめくってる手のほかに、もう2つ手が……?

 

もしかして、この霊も俺のスカートめくりに便乗して?

 

……エロいことを考えてる人間に幽霊は来ないが、同じ思考をしてる幽霊は見えないことをいいことに便乗して、同じことをしに来る?

 

なんか変な結論が出たが……やはりスカートめくりはいいものだと分かってる同志がいるということははっきりした。

 

謎の手が俺のスカートめくりに便乗しめくる動作をし、ピンクのパンティと太ももが丸見えになってる動画を見て、妙なシンパシーを感じながらいつもの行為に励むのであった。



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※天使のようなアイドルのスカートをめくりたい。

風に吹かれ、茶色の髪が束ねられたツインテールが揺れる。

公園で一人、草むらの中を歩き回る彼女は、現世とは少しかけ離れた存在にも見えなくはない。

真剣な表情で何かを探す様は可愛らしさからは想像できない意志の強さも感じる。

 

 

彼女の名は『緒方 智絵里』。

俺がスカートをめくるターゲットにしている少女だ。

 

 

「髪形って、オシャレを決める重要なファクターだと思いませんか?」

 

アイドル好きな同僚がオシャレ雑誌を片手に俺に尋ねる。

いやここ職場なんですけど。

そんなものを持ち込んで、怒られはしないだろうか。

 

「まぁ一理あるな」

 

どんなオシャレをしても、人はまず頭から見る。

その際髪型が奇抜だと、どれだけ良い格好をしていてもその髪型が印象に残ってしまうものだ。

例えば格好良い着物を着ていたとしても、その髪型がヤドカリが好んで入るような巻貝ヘアーだと、そちらの方に意識を向けられてしまうというものだ。

 

「にしても君がそんなことを言い出すのは珍しいな」

 

アイドル一筋でアイドルに関するいろいろな話はよく聞かされる。

だが、自身のオシャレに関してはほとんど無頓着だった男だ。

自身の髪型のカット代をアイドルグッズ収集に回すような男が、自身のオシャレに気を遣うようになったというのはある意味成長したという証だろう。

 

いや、まだ油断は出来ない。

 

「ところで、どうして髪型を?」

「いや、今度親戚が甥っ子たちを連れて遊びに来るんですけど、その際にボサボサ髪だと幻滅された目で見られそうで。だから、髪型も服装も整えて、せめて恥ずかしくない姿を見せたいと思うんですよ」

 

ほう、甥っ子相手にだらしない姿は見せられないと。

アイドルとは一切関係ないその理由は素晴らしい。

 

「あの……どうしたんすかそんな顔して」

「いや……アイドルのこと以外もちゃんと考えられる男だったんだなぁって妙に感動しているだけだ」

「どういう意味っすか。俺だって身だしなみとか気にしてるところは気にしてるんっすから……って他の皆も!?」

 

そして俺だけじゃなくて同じ部屋にいた部署の皆も微笑ましそうに彼を見ていた。

どうやら考えることは皆同じらしい。

 

「まったくもう、心外っすよ」

 

彼は少し不機嫌になり、自分の席に戻って仕事に戻る。

少しからかいすぎたかな。

今度アイドル談義をするときは少し勢いに乗って話を聞いてあげるとするか。

その時、甥っ子相手にちゃんと良いところを見せられたかどうかも聞き、ちゃんと出来てたら褒めてあげて、失敗したら慰めてあげるとするか。

 

 

そんな話をしたその日の夜。

 

「さてと……今日はこの子にするか」

 

俺は相も変わらず漫画の世界の中の女の子のスカートをめくりに行くことにした。

同僚にも意外な面があったが、俺のこの面は俺を知る人間の誰が知ったとしても、間違いなく軽蔑の目を向けるだろう。

だから信じてもらえないことだとしても、口に出すことはしない。

それにそもそも、漫画の世界の鉄壁スカートに守られてる可愛い女の子のスカートをめくるのは、俺だけの特権だからな。

誰かにその特権を告げる必要性もないというわけだ。

 

そしえターゲットにしたのは、髪の毛をツインテールに纏め、とびっきりの笑顔を浮かべているアイドルの女の子だった。

名前を『緒方智絵里』という。

 

こんな可愛い女の子も当然漫画の世界の中だと鉄壁スカートに守られ、パンチラなど一切縁がない。

そんな女の子のパンティをチラどころかモロに晒す。

その瞬間を想像しただけで……興奮が抑えられない。

 

おっと、いけない。

まずは漫画の世界に飛び込まないとな。

 

俺は心をいったん落ち着かせ、漫画の世界の中に飛び込んでいった。

 

 

俺が気づいたとき、どこかのトイレの中だった。

今まで色々な場所に飛ばされたことはあったが、まさかこんな場所に飛ばされるとは思っていなかった。

まぁ便器の中に足を突っ込んでいるわけではないだけまだマシだと思おう。

一回、冒険漫画の中に飛び込んだ時、無人島のど真ん中に飛ばされたことがあったからなぁ。

 

おっと、昔の少し辛かったことを思い出すのはここまでにしておこう。

ターゲットのスカートをめくり、その辛い思い出を癒させてもらうとしよう。

 

トイレから出ていくと、そこは少し広めの公園だった。

草むらや遊具などがある、休日には子供連れの人が集まり、子供たちが遊ぶのを微笑ましく見守る場所になると思われる場所だ。

だが、そんな場所に今いたのは……水色のワンピースを着て、草むらの中を少しかがみながら見てる少女だけだった。

あのツインテールの髪型。

間違いない。

 

緒方さんだ。

ターゲットが一人で草むら付近にいるのは好都合だ。

 

にしても、真剣な顔で草むらで何かを探してる?

 

「これだけクローバーがあるなら」

 

クローバー?

確か四つ葉のクローバーは幸せを招くとか、そういう言い伝えがあったな。

幸せがやってくるのを待つだけじゃなく、自力で幸せを引き寄せようとしている。

そのような姿勢が彼女がアイドルとして活躍し人気を集めてる要因なのだろう。

 

しかし、さすがに彼女が四葉のクローバーを見つけてからスカートをめくるというのは少し可愛そうだ。

幸せを掴んだと思ったら、見知らぬ男にスカートをめくられるなんて不運の極みだろう。

 

だとしたら、彼女が四葉のクローバーを見つけてしまう前に事を進める必要があるな。

 

スカートをめくられた後なら、四葉のクローバーを見つけたら変な男にスカートをめくられるという不運の後に幸せがやってくる、という解釈も出来るだろし。

 

それに今回の俺の姿はこの間見たく小学生ではなく、普通の中年だ。

どう考えても中年が草むらを漁って四葉のクローバーを探すなど無理がありすぎる。

もっとも、女の子のスカートをめくるという時点で不審者を超えてしまってるのだが。

 

とはいってもターゲットに近寄らなければスカートをめくるという以前の問題だ。

 

……あれ?

 

「あ」

 

俺は思わず草むらに近づいていき、それを見つける。

四葉のクローバーが他のクローバーに紛れて生えていたのだ。

緒方さんが探していたのとはちょっと離れた場所にあった。

 

どうやら神様は、俺にチャンスを与えてくれるらしい。

 

「四葉のクローバーだ。懐かしいなぁ」

 

俺は敢えて彼女に聞こえるぐらいの音量でそう言いつつ、スマホを作動させる。

 

「凄いですね。お兄さん」

 

緒方さんはにっこりと笑顔を浮かべながら俺に話しかけてくる。

いやいや、見知らぬ男の人にうっかり話しかけない方がいいと思うが。

だが、今回はその純粋さに期待し、敢えて大きな独り言を言ったのだ。

 

「凄いって、何が?」

「四葉のクローバーは幸運をもたらすんですよ」

「へぇ……幸運ね」

 

俺はぽつりと呟き、緒方さんに向き直る。

 

「幸運ってのはもたらされるのではなく……掴み取るものなんだよなぁ!」

 

ガバッ!

 

俺は緒方さんのワンピースのスカートの裾を掴み、一気にめくりあげた。

豪快にめくりあげたおかげで、パンティどころかおへそまで見えた。

スタイルも良い彼女だから、きゅっとしまったお腹にあるおへそも可愛らしい。

 

さて、肝心のパンティは。

 

ほーぅ……水色をベースに、白色の花柄が散らばめられたパンティかぁ。

水色と白というお互い映える彩で出来てるパンティは可愛いの一言以外で言い表せられない。

 

「きゃああああっ!? 何をするんですかぁ!」

 

緒方さんは慌ててスカートを抑え、顔を赤くしながら俺をじっと見てくる。

 

「何って、可愛い女の子のスカートをめくってパンティを見たんだよ。俺にとっての幸せはそれだからね」

「そ、そんな……私なんて可愛くないですよぉ」

 

おっと、それは冗談のつもりかな?

こんなにいいリアクションをして、スカートをめくった男を問答無用で殴ったりせず、ただ顔を赤らめて睨みつけてるだけ。

こんな可愛い反応をするような女の子が可愛くないなんて、アイドルになれないような他の女の子が聞いたらご立腹物だろう。

 

「いやいや、君はすっごく可愛いよ。そのパンティからもそれが見て取れるからね」

「~っ、もう! エッチ!」

 

一生懸命ひねり出した罵倒の言葉がそれなのだとしたら、やはり可愛らしい以外他に言葉はない。

俺はそれを聞き、その場を急いで走り去った。

 

 

結局追いかけてくることもなく、悠々自適に元の世界に戻ってこれた。

 

俺が四葉のクローバーを見つけたことで、にこにこと笑顔で近寄ってくる彼女。

幸せをもたらす言い伝えを教えてくれたところで、俺は彼女のワンピースのスカートの裾を掴み一気にめくりあげた。

 

緒方さんの白い太ももとパンティ、それからおへそも一気に露になる。

少しむっちりとした太ももも可愛らしいし、きゅっとしたお腹にあるおへそも可愛い。

それにパンティも水色パンティに白の花柄を散らばめられたものだ。

そしてスカートをめくられたことでニッコリ笑顔が一気に恥ずかしがる表情となり、顔を赤くする。

そしてスカートを抑え、恥ずかしがりつつもほんのちょっとだけお怒りみたいな顔で俺を睨みつけていた。

 

……これだけ可愛いが集まっておきながら、自分は可愛くないなどと言う。

いやいやいや、それはやっぱりありえない。

その謙虚さ……アイドルではなく、天使か?

 

とはいっても、ちゃんとそんな女の子のパンティはスマホで撮影させてもらった。

 

謙虚な天使の現実味ある可愛いパンティを拝み、俺は俗世に塗れたいつもの行為に励むのであった。



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※時代を超えた少女のスカートをめくりたい。

人には見た目が9割と呼ばれることがある。

中身が良くても、外見で人は判断される。

 

彼女は古ぼけた街並みで、大きい赤いリボンをつけて街並みを歩く。

 

彼女は『綾月芽衣』。

俺がスカートをめくると決めたターゲットだ。

 

 

「先輩ってやり直したいことってあるっすか?」

 

アイドル好きの同僚がなんか暗い顔で尋ねてくる。

同僚がこんなネガティブな態度をとるということは、何かやらかしたからだろうか。

 

「俺か?」

 

……しいて言うなら、漫画の世界に潜って女の子のスカートをめくるこの日常が楽しくないわけではない。

だからこそ、やり直したいことは今のところは特に浮かばない。

そう考えると、過去に黒歴史なんてないんだな俺は。

まぁ、スカートをめくっていたということが黒歴史になるときがあるかもしれないが、今は今。

 

「特にないかな。どうしたんだ?」

 

まぁここはちゃんと話を聞いてあげるとしよう。

 

「聞いてくださいよ~。昨日、うっかり寝落ちしてアイドルの限定商品が物販されるライブのチケットが取れなかったんすよ」

 

ああ、まぁ君はその程度だよな。

もっとも、そんなことを口にすれば『その程度ってなんすか!?』と怒られるのは目に見えてるし、暗いのは事実だから傷口に塩を塗り込む真似はしない。

 

「それはうっかりだったな。でも、ネットで二次抽選とかそういうのはないのか?」

「ないっすよ~。それに商品が物販で出されても、転売ヤーに高値で売りつけられるし」

 

そう言いながら同僚は俺にスマホを見せてきた。

うわ、この間同僚に誘われて行われたライブの限定商品が定価の20倍で売られてる!?

 

「これは……」

「でしょう? 転売ヤーのような愛のないような奴に食いつぶされるっすよ」

 

同僚が盛大に悲しそうな顔をする。

俺は転売ヤーの目につけられそうな商品は買わないからなぁ。

せいぜいスーパーの特価商品ぐらいが欲しいぐらいで、漫画本は通常版しか買わないし……

あれ、俺って物欲少ない?

 

別の意味でショックを受けてると、同僚が更に溜息をつく。

 

「ああ~、時間を戻してやり直したいっすよ」

「まぁ今回はうっかり寝落ちした君にも非がないわけじゃないし、今回の反省を生かして次からは気を付ければいいさ」

「うう~、上司みたいなことを」

 

ウチの部署の女上司さんは失敗は咎めないが、二度目はないと怖く脅してくる。

それがトラウマになってるんだろうな、きっと。

 

「まぁ今度アイドル談義に付き合ってあげるから、元気出してくれ」

「うぅ」

 

そうはいったものの、顔色は明るくない。

今度のアイドル談義、俺の想像以上に長話に付き合わされそうだ。

 

 

そんなことを考えながら仕事を終え。

長いアイドル談義に付き合わされる前に、俺は俺の趣味を行うとしよう。

幸い漫画の世界には時間制限とかはないし。

 

ターゲットにした女の子が複数いても、漫画の世界は時間が経過しても逃げはしない。

 

さて、今回のターゲットはっと。

おや、タイムスリップした女の子か。

時間が巻き戻れればいいんじゃないかと同僚は言っていた。

こういったタイムスリップした女の子が現代を思い出すような行為……昔にスカートめくりなんてないよな……多分。

 

どういう反応をするか興味が俄然湧いてきた。

 

というわけで、思い立ったが吉日。

俺はタイムスリップではなく次元移動をしてる気分で、漫画の世界へと飛び込んでいった。

 

 

俺が飛び込んだ漫画世界の中では、明治時代辺りなのだろうか。

木造建築、それに人が和服を着ている。

普通の髪型でちょんまげとかはさすがにいないから少しは現代に近づいてきてる証ではある。

さて……わ、俺の服装が現代風!?

洋服でGパンとかだから、明らかに浮いてる。

 

うわ、周りの人に変な物を見られる目で見られてる!?

おそらくこの時代の人々から見れば外国人の格好をした日本人に見られているのだろう。

 

さすがにこれだけ注目を浴びるのは好きじゃない。

俺は慌ててその場から逃げ出した。

 

 

はぁ、疲れた。

まさかターゲットを見つける前に変な目で見られてしまうとは。

この疲れは、ターゲットのパンティを見ることで癒されるとしよう。

 

さて、難があったが……

 

「はーっ、疲れた」

 

少しだけ溜息をつきながら歩く女性を見つけた。

この時代になじむように袴を着ており、見事にこの時代になじんでいる。

だが、巨大な赤いリボンだけがこの時代にはあんまりなじんでないように見える。

 

ターゲットである綾月さんは見つけた。

さて、ミニスカートでないからめくりづらいことこの上ない。

全力で袴を持ち上げればパンティが見えるぐらいまでめくりあげることは出来るだろう。

この時代の人はパンティを履く風習があるのかどうかは覚えてないが、現代からやってきた子がタイムスリップしたからと言って、風習になじむために下着を履かないということをするとは到底思えない。

まぁその時はノーパンという今までにない禁断の領域を拝めるわけだが。

 

まぁ今はそんなくだらないことを考えてる場合ではなく。

この今どきの格好で接触すると、目立つことこの上ない。

他の世界で出会った栗栖さんみたくすれ違い様スカートめくりという技を披露するときか?

いや、すれ違い様でめくるには袴の丈は長すぎる。

 

「あの……」

 

う、うわ!?

まさかのターゲットが目の前に!

 

「あ、どうかしましたか?」

 

落ちつけ。

こういう時こそ冷静に。

 

「その格好……」

「あ、いやその」

 

いやいや、君は現代からタイムスリップしてきたのだからこの格好の方が見慣れてると思うのだが。

 

「少し話があるので、来てもらえませんか」

 

あ、腕の裾を。

意外と力強っ!?

 

俺は彼女に引っ張られていき、どこかへと連れていかれる。

 

 

彼女に連れていかれたのは、誰もいない路地裏。

普段だったら、スカートをめくるまたとない絶好の場所。

だが、何かを問い詰めようとしてる彼女相手にはスマホを開いてる隙が無い。

 

「その恰好、もしかしたらこの時代とは別の時代から来たんじゃないですか?」

「確かに風変わりな格好をしてるけど、どうしてそう思うんだい?」

「……ここだけの話、私も別の時代から来たんですよ」

 

この時代の人の格好に合わせてこんな服装をしてるけどね、という言い訳が綾月さんから放たれる。

 

「だから……もしかしたら、元の時代への戻り方も知ってるんじゃないですか?」

 

……ああ、なるほど。

綾月さんは俺の格好を見て、自分と同じだと判断したのだろう。

だから、俺に元の世界への戻り方を教えてもらいたいと思ったのだろう。

厳密には元の時代に戻るのではなく、元の世界に戻るだけなのだから原理は違うのだが。

 

だけども、これはまたとないチャンスだ。

自分から誰もいない場所に、スカートめくりを企んでる男を引きずり込むとは。

おそらく俺が今から行う一挙一動に目を配らせるだろうが、止めはしないだろう。

 

俺は胸ポケットからスマホを取り出し、動画撮影準備を行う。

 

「あ、それって」

「俺が元の世界に戻るための行いの一つだよ」

 

まぁあくまでは『俺が』であり、綾月さんが戻れるわけではない。

だから嘘はついてない。

 

「ふむふむ……」

 

そして綾月さんはそれに気づかず、俺の行為をじっと見ている。

 

「そして、この時代にない行いをするんだよ」

 

俺は準備を済ませ、改めて綾月さんに向き直る。

彼女はじっとし、俺が何をするかを待っている。

 

「この時代にない行い、ですか?」

「うん……それはね」

 

 

俺は勢いよくしゃがみ、綾月さんの袴の裾を掴む。

 

 

「スカートめくりだよ!」

 

そのまま立ち上がる勢いで一気に袴をめくりあげる。

袴で隠れていた綾月さんの生足がまずは露になる。

長袖だから日焼けなどせず、白色が眩しい。

さて、その太ももから上にあるのは……

 

おお、白色をベースにした、水色の水玉パンティ!

この古い明治の街並みに歩く明治時代の格好をした女の子の、唯一の現代要素。

一層輝いて見えるのは、時代の違いだからだろうか。

 

「きゃああああああっ! いきなり何をするんですかぁ!?」

 

顔を赤くして両手で一気に袴を抑える。

スカートをめくられた時に女の子がパンティを隠す仕草であり、そこは現代の女の子らしいなぁと感心する。

 

「わ、私のパンティを丸見えにさせて現代に戻れるんですかぁ!?」

「うん、あくまで『俺』はだね。君はどうかは分からないね。じゃあね」

 

そして袴を抑えて顔を赤くしてる綾月さんにそう告げ、俺はその場から逃げ出した。

 

「あっ、待ちなさい!」

 

彼女が慌てて路地裏から飛び出したとき、そこにはすでに自身の袴スカートをめくった男の姿はなかった。

あれだけ目立つ姿なのだから、見失うわけがない。

 

「本当に私のパンティ見るだけで帰るなんて……私もこの時代の男の人に現代的なセクハラをすれば、もしかして……」

 

綾月さんが変な決意をしていたことに、その場にいた誰もが気付かなかった。

 

 

ふぅ、元の世界に戻ってこれた。

路地裏を走り出して少ししてから追いかけられたのは少し慌てたけど、彼女には元の世界に戻るところは見られていないはずだ。

だけど、もしかしたら元の世界に戻れるかもしれないという希望を与えられたかもしれない。

その時、彼女が俺のスカートめくりに感謝するのだろうか。

いや……さすがにないだろうな。

 

それはおいておいて。

 

彼女は元の世界に戻れるかもしれないというワクワク感で俺の動きを待っている。

そのワクワク感を裏切るように俺は彼女の袴の裾を掴み、一気にめくりあげる。

長い裾だからこそ、日焼けしてない白い生足が映える。

そして、その上にある水玉パンティも白い生足によってその良さが引き立てられている。

お互いがお互いの良さを引き出しあってる、ベストマッチだった。

 

そして袴をめくられたことでワクワク感から恥ずかしい感情が表に出て、慌てて袴を抑え俺を睨みつける。

うーん、いい視線だ。

 

 

さて、この行為が現代に伝わるのっていつだったんだろうなぁ。

そんなことを思いつつ、綾月さんのパンティを見ながらいつもの行為に励むことにした。



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※いたずら娘はある学園の子のスカートをめくりたい。

「さーてと、最新刊とかないかな?」

 

俺は基本的に雑誌で漫画は読まない。

雑誌で読み始めると色々な漫画が乗ってるからどれもが見たくなってしまう。

だからこそコミックスが出るまで基本的に先の展開は分からない。

 

今の世の中、ネットから色々な情報が溢れどこを見てもネタバレの嵐だが、それを乗り越えてコミックスを変えたときの喜びはひとしおだし、仮にネタバレを見てしまっても、いつその展開が来るんだろうなぁと思いドキドキしながら読むことが出来る。

 

さらに世の中スマホで見れる電子書籍も広まってきてるが、俺はそこら辺を詳しく操作できるほど機械に詳しくない。

スマホにしたって両親や仕事場の同僚や大学時代の親友に対する連絡用ツール、それから漫画の世界に飛び込んで見た風景を撮ったり、そして何より漫画の世界の中の可愛い女の子のスカートをめくり、パンティとリアクションを撮るという最大限の仕事をこなさせてることしかできない。

 

さて、今日買いに来た漫画は……おっ、あったあった。

 

悪戯好きな女の子、栗栖 空さんが出てくる漫画だ。

鉄壁スカートなどで守られてる女の子に対して容赦なくスカートをめくり、我々読者に他の女の子のキャラのパンティを見せてくれたりする有難い存在だ。

女の子同士の悪戯ということで微笑ましく見られるというのもあるけども。

 

さて、今回はどんな展開が待ち受けてるのだろうか。

前巻の発売日からもう数か月以上経ってるから、展開が待ち遠しい。

 

 

コミックスを買い、家に帰って読破し、一息つく。

安易にエッチなネタに走るだけじゃなく、キャラ同士の掛け合いなどや学生同士の勉強といった図も書き、大人に『あるある』と思わせることが出来るいい漫画に仕上がっている。

 

「……あれ?」

 

まだ残り数ページぐらいあるのに、本編が終わっている。

ここからはおまけ漫画なのだろうか?

 

「……へぇ、コラボか」

 

次のページを開くと、別の漫画とこの漫画がコラボしてるという展開が始まろうとしていた。

 

「……あ、この漫画って」

 

コラボ先の舞台になっているのは『聖櫻学園』か。

確かこのコラボ先の漫画にも出向いて、俺は幾人かの女の子のスカートをめくったっけ。

おかげでスカートめくりの常習犯として警戒されてしまっている。

 

今回は俺じゃなく、栗栖さんが聖櫻学園の可愛い女の子たちのスカートをめくるのか。

 

……ふと、思い立つ。

 

コラボ先の漫画は、俺が読んでる漫画とはあくまで別世界。

栗栖さんの世界の中での聖櫻学園ということになる。

ということは、俺は栗栖さんの世界の中での聖櫻学園では、スカートめくりの常習犯になっていないのではないか?

 

いや、あくまで都合のいい想像だ。

それに、今回は久しぶりに栗栖さんのスカートめくりの様子を拝ませてもらう良い機会だ。

 

 

さて、コラボ漫画の始まるページを固定してっと。

 

俺は漫画の世界の中に飛び込んでいった。

 

 

漫画の世界に飛び込んだ俺の目の先にあるのは、聖櫻学園の校舎だ。

そして俺の服装は、毎回聖櫻学園の世界に飛び込んだ時と同じ、学生服だ。

つまり、コラボ先の漫画の世界観に合わせるということだろうか?

まだまだ疑問は尽きない……お、あの栗色の髪の毛の子は。

 

「にっひひ、可愛い女の子がいっぱい在籍しているという噂の聖櫻学園。今日は裏ルートで入手した聖櫻学園の制服。これを着て、いっぱい女の子たちの恥ずかしい姿を露にしちゃおうっと」

 

そういう栗栖さんの格好は、聖櫻学園の女子生徒の服装そのものだ。

まさか女の子に対してエッチないたずらをするためにわざわざそこまで……すでに俺とは姿勢からして違う。

俺の場合、漫画の世界に飛び込み、その世界に似合う服装や姿になるからその時考えればいいやという考えだったが、彼女は最初から準備を整えていたのだ。

 

「さーてと、待ってなよ可愛い女の子たち」

 

栗栖さんは可愛い女の子にしては少々あくどい笑顔を浮かべながら校舎の中へと進んでいく。

 

おっと、あっけに取られてる場合じゃない。

早いところ栗栖さんの後をつけねば。

 

 

「ふーむ……廊下を歩いてみたけど、通りすがる女の子たち、皆レベルが高いねぇ」

 

栗栖さんが生徒を装い歩き、廊下の隅っこでぽつりと呟く。

俺はそんな彼女を廊下の角で眺めている。

 

「全員のスカートをめくりたいところだけど、それじゃさすがに悪目立ちし過ぎちゃうし……おっ」

 

栗栖さんが見つけたのは、小日向いちごさん。

俺がモップでスカートをめくり、ピンクの水玉パンティを露にさせた子だ。

あの時は美術室で絵を描き終えた途中だったが、今回は楽しそうに口笛を吹きながら廊下を歩いている。

 

「よーし、まずはあの子からだね」

 

栗栖さんはすっと息をつき、廊下から歩き出す。

おっと、見つからないように廊下の角に隠れて、スマホの準備っと。

 

「ふんふふーん」

 

楽しそうに口笛を吹き、鼻歌まで歌っている小日向さん。

そんな彼女のもとに栗栖さんが近づいていく。

おっと、これはまさか。

 

俺が息をごくりと飲んだ瞬間、栗栖さんの手が小日向さんのミニスカートに手が届く範囲までやってくる。

そこまで無防備で来てしまった時点で、もう……

 

 

「えいっ!」

 

栗栖さんはすれ違いざま小日向さんのスカートを真正面からめくる。

スカートは栗栖さんの手が上に上がる動きと共にあっさりとめくりあがる。

パンティは……おお、まさかのいちご柄!

前の水玉パンティよりも子供っぽいうえに名前と同じ柄という洒落かと思ったが、可愛らしい彼女に良く似合っているから不思議だ。

 

「えっ……ひゃああっ!」

 

そしてあまりにも自然にスカートをめくられたことできょとんとしていた小日向さんが顔を少し赤くし、栗栖さんを見る。

 

「えへへ、いちご柄のパンティご馳走様でしたー!」

「もー、何するのっ」

 

走り去っていく栗栖さんを小日向さんはスカートを抑えながら見届けることしかできなかった。

いやー、まさか最初からさりげなくスカートめくりの秘儀を見れるとは。

それに、全開とは違ういちご柄パンティ。

当然スマホでその技術とパンティとリアクションも収めさせてもらった。

 

さて、顔を赤くしてる小日向さんを眺めていたが、栗栖さんを追いかけないと。

 

 

さっき逃げ去っていった栗栖さんを、俺は図書館で見つける。

そして栗栖さんは、本棚の陰でじっと一人の少女を見つめていた。

 

彼女は確か、村上文緒さんだったか。

俺がはじめて聖櫻学園にやってきた時、望月さんのスカートをめくるための尊い犠牲として最初にスカートをめくった子だ。

あの時は形的に後ろからしかめくることが出来なかったが、さて、栗栖さんはそんな彼女をどう攻略するのだろうか。

 

「あのー、すみません」

 

え、いきなり村上さんに話しかけた!?

俺が追いつく前に、すでに品定めしていたのだろうか。

いや、それにしても早くないか?

とりあえず、スマホを構えておこう。

 

「はい、どうかしましたか?」

 

村上さんは振り返り、栗栖さんを見る。

先ほどまで本棚で何かしらの本を探していたみたいだ。

 

「この本を見てほしいんですけど」

 

栗栖さんは一冊の本を村上さんに手渡した。

 

「この本がどうかしましたか?」

「私、古文の勉強としてこの本を見てたんですけど、この本でちょっと分からない部分があって」

「はい、どこですか?」

 

村上さんは興味ありげに栗栖さんから渡された本を見る。

 

「このページなんですけども」

「えっと……確か、男が女に愛を伝える場面のお話で……確かに少し小難しい言い回しをしてますね」

「そうですよね。愛情を伝える方法なんてもっと色々あると思うんですけどね」

 

栗栖さんは本に目を通してる村上さんのスカートの下に両手を滑り込ませる。

 

「気になってる女の子のスカートをめくったり、とかね」

 

そう言いながら栗栖さんは思いっきり両手を跳ね上げた。

その動きと同時に村上さんのスカートが思いっきりめくりあがる。

 

「へっ、きゃあああああっ!?」

 

図書室だというのに大声で叫び声を上げ、村上さんが本を慌てて横の机に置き、スカートを抑えた。

だが、すでに栗栖さんも俺のスマホも、村上さんの黒と白の縞々パンティを焼き付けていた。

 

「やっぱりダイレクトに、だよね」

「な、何をなさるんですか」

 

栗栖さんは慌てて図書室を後にし、村上さんはスカートを抑えながら彼女が走り去っていくのを見届けていた。

いやー、本が好きな彼女に対して自然に接触し、更にうまいことスカートをめくっていた。

おっと、感心してる場合じゃない。

栗栖さんの後を追わないと。

この図書室には俺のほかには男子はいなかったため、村上さんに見つかったら『見ましたか?』と問い詰められそうだ。

なので顔を赤くしたまま改めて最初見ていた本棚に目を向けた瞬間に、俺は音を立てず図書室を後にした。

 

 

「ふふーん、これで3人抜き。やっぱ可愛い子は可愛いパンティを履いてるもんだね」

 

え、3人抜き!?

俺が村上さんの視線をかいくぐってる隙に、もう別の子が毒牙にかかったのか。

 

「さてと……順調なうちに次……おっ」

 

そして次に栗栖さんが廊下で見つけたのは、大きなカバンを手に歩いてくる子。

そして、あの子は見覚えがある。

確か、大道芸が得意な……相楽エミさんだ。

あのカバンの中には、きっと色々な大道芸の道具があるのだろう。

だが、スカートめくりの腕ながらおそらく俺以上の子である栗栖さんは彼女をターゲットにしたみたいだ。

確かにスカートをめくっても、カバンを手にしてるから抵抗されづらいだろうし。

 

そして相楽さんがこちらに向かってくる……あ、マズい。

相楽さんが俺と目が遭ってしまった。

幸い、スマホは起動させておいたけど。

 

「それーっ!」

 

だが、エミさんが俺に向かって何か言おうとした瞬間に栗栖さんの手が彼女のスカートをめくりあげていた。

 

「え、ちょ、やあああああっ!?」

 

俺は男であり、男にパンティを見られるというのは女の子同士でのスカートめくりよりもはるかに恥ずかしいことである。

そして俺の目にもスマホにも、相楽さんのピンクと白の縞々パンティがばっちりと映っていた。

 

「ん?」

 

そして栗栖さんは訝し気に後ろを振り返る。

 

「もぅ、この学園のスカートめくり犯の協力者だったのね」

「へ、どういうこと? 私、そんなこと聞いてない」

 

相楽さんがこちらに向かって逃げてくる栗栖さんにそう言い、栗栖さんが首をかしげながら走ってきた。

俺は近くの階段を急いで駆け上がり隠れ、栗栖さんが別の階へと逃げていったのを確認し、ふぅと一息ついた。

 

まさか相楽さんに見つかってしまうとは。

しかし、さっきの発言を考えるに……どうやら、コラボ先になっても俺のスカートめくり犯という名称は消えないらしい。

となると、さっき相楽さんに見つかったことでスカートめくり犯が共犯として現れたということになってしまう。

 

となると、栗栖さんはこの先スカートをめくりづらくなってしまうはずだ。

だが、もしかして彼女なら……

 

俺は少しばかり期待を抱き、遠回りしながら栗栖さんが逃げ出した階へと向かっていった。

 

 

幸い、栗栖さんはそれで懲りた様子もなく、別の階をきょろきょろと見渡していた。

ターゲットを探す姿勢はさすがというべきか。

 

「あっ」

 

栗栖さんが声を上げ、ターゲットにしたのは。

カメラを構え、中庭で写真を撮っている女の子、望月エレナさんだ。

そのカメラの先には花があるが……更に先には可愛らしい女の子がいる。

どうやら、彼女も盗撮の最中だったみたいだ。

 

「さーてと……」

 

そして栗栖さんは音を立てず中庭に行き、ゆっくりと望月さんに近づいていく。

どうやら望月さんはカメラのレンズ越しで女の子を見るのに夢中で、栗栖さんに気づいていない。

こっそりと後ろから近づいていったということは。

前回、望月さんのパンティを撮ったとき、真正面から撮影し膝蹴りを食らうというおまけも味わっている。

となると、今回は後ろから、というチャンスだ。

俺もスマホをONにし、こっそりと背後から様子を伺う。

 

どうやら何かに夢中になっているということで、栗栖さんは声を出さずこっそりと望月さんのスカートをめくりあげた。

おおおおおおっ、まさかの黒のレース付きパンティ!?

前回は少し小さめのピンクパンティで、それでも大人みたいな雰囲気は出ていたが。

黒い下着は女性を美しく見せるというように、望月さんのようなスタイル抜群な女の人がそれを履けば、素晴らしいという単語をあっさりと超越してしまう。

 

「おおっ、すごっ……あ、しまった」

 

そして衝撃的だったのは俺だけじゃなく栗栖さんもだったみたいで、思わず声に出してしまった。

 

「へっ……きゃああああっ!?」

 

そして望月さんが後ろを振り返り、何をされたか気づき悲鳴を上げてスカートを隠す。

振り返ったとき、恥ずかしさで顔を赤くしつつも相手が女の子だと分かり、ほんのちょっと顔を緩めた。

だが、すぐにきっと真面目な顔になる。

 

「あなた、まさかスカートめくり犯の仲間じゃないでしょうね?」

 

そして望月さんは逃げ遅れた栗栖さんの手を取り、追及する。

 

「ちょっと、何なのスカートめくり犯って。確かに私もスカートをめくったけど、誰かと協力してるわけじゃないって」

 

栗栖さんは少し困惑しながら望月さんと話をする。

 

「そうなの?」

「うん……確かに今スカートをめくったけど、これが初めてだし」

 

今さりげなく栗栖さん嘘をついたよね?

まぁ、今この場で言及を避けるならそれが一応正しい判断だ。

 

「それでも、いきなりスカートをめくるなんて」

「ごめんなさい、綺麗だったからついどんなパンティを履いてるか気になっちゃって」

 

それでも少しご立腹な望月さんに栗栖さんはなんとか言いくるめようとおだてる。

……さてと。

 

「もうこれからそんなことしちゃダメだからね。それから、スカートめくりをしてる男に出会ったら、私に教えてね」

「うん、分かった」

 

 

「教えてもらう必要はないよ。今、来たからね!」

 

 

バサッ!

 

 

噓つきな子にはお仕置きだ。

 

俺は声を上げながら後ろから栗栖さんのスカートを思いっきりめくりあげた。

おお、オレンジ色のフリル付きのパンティ。

元気だけども子供っぽさもある、この間の水色と白色の縞々パンティとは別でまた可愛らしいパンティだ。

少し小柄な子にしてはお尻が立派であり、お尻のラインがパンティ越しでも主張していた。

 

「きゃああああああ!? この声って!?」

 

栗栖さんが顔を赤くしながら振り返り、俺の顔を見る。

 

「あ、あなたは!」

 

そして望月さんも俺の存在を確認し、真っ赤な顔で睨みつけてくる。

 

「彼女と俺は共犯じゃないよ。今、わかりやすく証明してあげたからね。栗栖さん、感謝してもいいよ?」

「しないわよ、このスケベ、変態っ!」

「また性懲りもなく女の子のスカートを……ってちょっと待って、まさかさっきの」

「うん、黒のレース付きパンティ、凄いの履いてるんだね」

「やっぱり見てたのね!」

「もう、1度ならず2度までも! 待てーっ!」

 

栗栖さんと望月さんが顔を赤くし追いかけてくる中、俺は他の世界で鍛えられて逃げ足でその場を走り去っていった。

 

 

いやー、今回は大豊作だった。

今まで聖櫻学園でスカートをめくってきた子が女の子にスカートをめくられて、辱められる様子を撮れた。

男である俺がスカートをめくろうものなら絶対怒りの方が強いもんなぁ。

まあ、今回は後を付ける形だったからイマイチ達成感はないけど、前回とは逆に栗栖さんのスカートを後ろからめくり、バックと良いリアクションが撮れたからこれが最高の報酬だ。

 

さて、今日は大豊作だから、下半身が大忙しだ。

俺は新品の箱ティッシュを開け、栗栖さんがスカートをめくった子、それから栗栖さんのパンティとお尻を堪能し、いつも以上に良い行為が出来たのであった。

 



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※ネガティブな子のスカートをめくりたい。

ピンク色のシャツの上に看護服。

これだけ見れば立派な看護師さんのように見えるが。

 

別に怪我をしてるわけでもないのに左腕と右足に包帯を巻いていた。

 

「わああーっ!」

 

そして廊下を歩いていただけで特に何もないのにうっかりとずっこけ、ナース服ではない紺色のミニスカートが揺れる。

鉄壁スカートの恩恵を受け、中のパンティは全く見えていない。

 

「うううっ」

 

少しげんなりした感じで彼女は立ち上がり、溜息をつく。

 

彼女の名は『罪木蜜柑』。

俺の今回のスカートめくりのターゲットだ。

 

 

「先輩、怪我とかってしたことあります?」

 

アイドルが好きな同僚が少し不安げな顔で俺に尋ねてくる。

うーん、漫画の世界の中で首を切り落とされたり、首筋を叩かれたりして意識を失ったりとかはあるが……

 

なんかやたらと漫画の世界の中だと首関連に痛い目に遭ってるな俺。

 

「大きな怪我はないけど、何かあったのか?」

「俺は怪我をしてないんですけど、親戚の子が骨折するほどの大怪我をしたみたいで、その子の親がテンパって俺にどうすればいいか尋ねてきたんですけど」

 

ああ、溺れる者は藁をもつかむとはこのことか。

初めて子育てをするからこそ、大怪我をしてどうしてあげればいいのか分からなくなってるんだろう。

治療法とかが確立していなかった昔ならわからなくはないが、今はインターネットや病院の施設の充実などで骨折の対処法ぐらいならすぐに分かりそうなものだが。

 

「それほど子供のことが心配なんだろう。いい親御さんじゃない」

「確かにそうっすね。その時の電話口であまりにも慌てた様子で俺がとりあえず包帯巻いて固定しておいて病院に連れて行った方がいいってアドバイスしたっす」

 

まあ実際俺たちのように専門家じゃない人が口出しするよりも、医療の専門家がいる病院に連れて行った方が手っ取り早いだろう。

 

「まあ命に別条はないみたいでよかったな」

「そうっすね。でも、俺は今までそういった怪我とは無縁の、いわゆる健康優良児ってやつでしたから」

「つまり、馬鹿は風邪ひかないみたいな?」

「そうそう、馬鹿は風邪ひかない……って先輩、いきなり酷いっすよ!」

 

女の上司さんが俺と同僚の会話を聞いていたのか、同僚を茶化すような発言をする。

もっともニヤニヤと笑っているため、本気で彼を貶めようとした発言ではないと思うが。

 

「ごめんごめん。でも、私も大きな外傷はしたことないなぁ。風邪ぐらいは引いたことあるけど」

「俺だって風邪ぐらい引いたことあるっすよ! 君もあるっすよね!?」

 

なんか俺に飛び火してきた。

 

「まぁそりゃあな。夜中に熱が酷くなって気持ち悪くなったときなんか、うっかり死ぬかと思ったよ。まあ今じゃ怪我なんてすることもないし」

「君も健康で良かったっすね」

「うんうん、私の大事な部下が健康自慢のようで何より。他の部署だったらイベント付近とかになると病気になる人が多くなるけど、少なくとも2人はそんなことがなさそうでよかったわ」

 

……あ、さりげなく仮病で休むという逃げ道を封じられた。

まぁもともと仮病なんて使ったこともないが。

 

「……風邪ひいたときは大目に見てほしいっす」

「あまりにも酷過ぎたらね。でも、今は元気そうだし、気合入れて午後からの外回り、頑張ってきてね」

 

女上司がにっこりと微笑み、俺と同僚が顔を見合わせ苦笑するのであった。

 

 

健康ではあるが、かといって疲れないわけではない。

午後からの営業回りも終え無事に帰宅し、シャワーを浴び軽く食事も終え、俺はふぅと一息つく。

普通の人だったらここでゆっくり眠るところだろうが、今の俺は睡眠欲よりも性欲を満たしたい気分だった。

 

というわけで、いつものように漫画の世界に潜り可愛い女の子のスカートをめくってこようと思う。

さてと……お、この子可愛いな。

今日はなんか怪我がどうとかという話で盛り上がったし、私立高校生で私服が看護師風のこの子なんていいんじゃないだろうか。

左腕と右足に包帯を巻いているのは……別に漫画の中身を見た限り、怪我をしてるわけではなさそうだが。

 

そして自分に自信がないのか、ネガティブな発言が目立っている。

そんな子をスカートめくりしたら、どんなリアクションをするのかが楽しみだ。

 

俺はすっと息を吐き、漫画の世界へと飛び込んでいった。

 

 

飛び込んだ先はターゲットである罪木さんが通っている私立校。

今までの学園と違って私服OKな学校だから、ターゲットは見つけづらいかと思ったが。

 

廊下を歩いているとき、なんか怯えてるかのように辺りをきょろきょろと見渡してる。

そして特徴的な左腕と右足の包帯。

そしてついさっき何もないのに盛大に転んだりして、間違いなく彼女がターゲットである罪木さんであることは間違いないと確信した。

 

しかし、鉄壁スカートの恩恵を受け、あれだけ盛大に転んだにもかかわらずパンティは見えなかった。

日焼けせず綺麗な太ももは見えているが、スカートが揺れたがパンティは見えなかった当たりで興奮が高まってくる。

 

これはなんとしても彼女のパンティを拝まなければ興奮は収まらないだろう。

 

そして彼女の挙動不審な動きを見つつ、スマホを起動させ罪木さんに近づいていく。

 

「あのー」

「へっ、ごめんなさぁーい!」

 

背後から声をかけただけなのにいきなり謝罪され、びくびくされた顔で俺の方を見られている。

ごめんなさいと出会い頭に言われたのは意味不明ではあるが、まぁ見知らぬ男に話しかけられたら少し怯えるのも分からなくはない。

 

「ねぇ、どうしていきなり謝ったの?」

 

俺が少し威圧的な感じで尋ねると、俺の予想通り彼女はさらにびくっと怯える。

 

「え、いやあの、私がゲロブタであなたの視界に入って気分を害したと思ったから」

 

なんという被害妄想。

しかしまぁ、ここまで被害妄想をしてくれると俺的にはありがたい。

 

「そんな理由で気分を害さないよ。むしろ、今意味不明な『ごめんなさい』されてびっくりしてるところなんだけど」

「え、あ、その……」

 

そしてさらに威圧的に話しかけるとしどろもどろになる。

ごめんなさいと言おうとしているのかもしれないが、それだと目の前の男を更に怒らせるかも思ったのか、謝罪の言葉は口に出さなかった。

 

「そ、それならどうしていきなり私なんかに話しかけてきたんですか?」

「少し用事があったからなんだけど……いきなり謝罪されてびっくりしちゃったよ」

「ごめんなさぁーい……で、何の用事だったんですか?」

 

罪木さんがじっと俺の顔を見てくる。

 

「実は、ちょっと気分が落ち着かなくて、罪木さんなら今の俺の気分を落ち着かせてくれると思ったんだよ」

「え、なんで私なんですか?」

 

罪木さんが理解できないといった感じで尋ねたところで、俺はすっとしゃがみこみ。

 

 

「可愛い女の子のパンティを見ないと、ムラムラした気分が抑えられないからだよ!」

 

バッ!

 

俺は両手を罪木さんのスカートの下に潜らせ、勢いよく万歳した。

その万歳の動きで合わせるように罪木さんのスカートが思いっきり上へとめくりあげられた。

罪木さんのパンティは……水色のリボンが付いた薄紫パンティ。

少し大人びてるようで水色のリボンが可愛らしさも出してるパンティだ。

 

「へ、ふえええっ!?」

 

彼女は顔を赤くしスカートを抑え俺の方を見てくる。

顔を赤くし涙目であり、辱められてびっくりしてる表情だ。

 

「わ、私のパンティなんかで気分が落ち着くんですかぁ!?」

「うん、でも見てる途中で隠されちゃ落ち着かないよ。というわけでもう一回見せて」

 

スカートを抑えてる手を強引に退け、もう一度罪木さんのスカートをめくる。

抑える手がなくなったことで再び薄紫色のパンティが露になる。

うんうん、やっぱり何度見てもパンティはいいなぁ。

 

「ふぇぇぇ、も、もうっ」

 

そしてさっきよりも力強くスカートを抑えられ、パンティが隠される。

 

「うん、その恥ずかしがる様子も含めていいリアクションで、下半身の気分も落ち着いたよ。じゃあね」

 

俺はスカートを抑えてる彼女を尻目にその場から逃げ出した。

 

 

ふぅ、良いスカートめくりが出来た。

おどおどしている子はあんまり反撃してこないから、スカートめくりもやりやすいというものだ。

さて、早速見直してみるとしますか。

 

俺が気分を落ち着かせたいということでネガティブな彼女もきょとんとし、自分に何が出来るか考えていたのだろう。

だが、俺が罪木さんに行ったのはスカートめくり。

白い太ももと右足の包帯の上のスカートが万歳で思いっきりめくりあがり、水色のリボン付きの薄紫のパンティが露になる。

さすがの彼女も顔を赤くし涙目になりながらスカートを抑え、俺に文句を言う。

だが、俺はおどおどしてる漫画世界の子には強引にスカートをめくるというマイルールがある。

だから彼女がスカートを抑えている手を退け、再びスカートをめくりあげた。

さっきよりも勢いよく捲ったからかパンティの上の肌色の部分も露になっていた。

おへそまで見えないが、まぁスカートの形式上そこはしょうがないか。

 

やっぱり時には強引にスカートをめくるというのも悪くはない。

俺の気分が再び興奮してきたので、落ち着かせるために罪木さんの薄紫のパンティと恥ずかしがるリアクションを見ながらいつもの行為を行うのであった。

 



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心優しい少女のスカートをめくりたい。

白いブラウスに紺色のハイウェストスカート。

そして濡れ烏とも例えられそうな美しい黒い髪。

そして白いブラウスが強調する少し大きな胸。

 

どこからどう見ても美少女の条件を満たした少女がゆっくりと歩道を歩いている。

通りすがる人は男女問わず彼女をチラッと見る。

 

彼女の名は『篠田 濡香』。

俺がスカートをめくると決めた、今回のターゲットだ。

 

 

「優しさって、なんだと思う?」

 

……優しさ、ねぇ。

女性上司がこういうことを尋ねてきたということは、何かしら優しさ関連で嫌なことがあったのだろう。

 

「えーっと……」

 

そして俺は漫画の世界の中で女の子のスカートをめくるとき、どちらかというと優しさの欠片すら見せず容赦なくめくるからなぁ。

 

「とりあえず、相手の心に寄り添い、その時その時に適切に慰められれば優しいと言えるんじゃないでしょうか?」

 

そんな俺が定義する優しさというのはそんなもんだ。

 

「うーん……とりあえずはそういうものかしらね」

 

俺の言葉にイマイチ上司は納得いっていない模様。

 

「何かあったんですか?」

「それがね……昨日、飲み会に行ったんだけど、飲み過ぎて苦しそうにしてる男子社員がいたんだけど、その社員を介抱してたら、他の女性社員から得点稼ぎですか、これだから婚期を焦ってる人は、って分かりやすく嫌味を言われたのよね」

「ああ……」

 

確かに優しさから行った行為でそんなことを言われたら腹も立つわ。

 

「それは嫌ですね」

「でしょう。だから私、その飲み会の時にセクハラまがいのことをする部長にその女性社員を差し出したのよ。案の定、部長はその女性社員に絡んで、女性社員は恨めがましい目で私を見てたけど」

 

どうやら俺の上司はきっちり仕返し自体はしていたらしい。

 

「だから媚を売ってないように見える優しさってどんななのかなーって思ってさ」

「難しいテーマですねぇ」

 

実際、下心なしで優しくしたとしても、人によっては信じられないという人もいる。

今の世の中だと偽善者の一言で片づけられることもある。

 

「まぁ、最初に言った通り、人の心に寄り添い、その時に適切な対応が出来ることを優しさって言うんじゃないですかね?」

 

俺はそういった哲学的なテーマを語れる器ではない。

そもそも女の子に対して優しさを装い近づき、スカートをめくる行為に至る時点で優しさを語る資格などないと思っている。

 

「そうねぇ……でもまぁ、だからといって仕事を休ませたりしないからね」

「……バレましたか」

 

実際休む気などないが、ここは上司の茶目っ気に合わせるとしよう。

 

「まったくもう、ちゃんと頑張りなさいよ」

 

そして上司は少しだけ満足そうにしながら元の席に戻っていった。

 

 

仕事も終わり帰宅し、シャワーも浴び食事も終える。

 

今から女の子のスカートをめくりに漫画の世界に出向こうとしてる俺に優しさなんて……なぁ。

優しさで躊躇い、スカートめくりを失敗してはわざわざ漫画の世界に入った意味がない。

そういう時は心をサディスト系にし、容赦を捨てるのだ。

 

今回潜る世界は、いろんな女の子がファッションの頂点を極める、いわゆるモデルの世界を目指してる漫画の世界だ。

当然女の子のファッションを見物にする以上、可愛い子の方が圧倒的に多い。

服を引き立てさせるために敢えて不細工にしてるというのもあるが、この作者はそれで不細工の敵を作ってるのではないかとも思う。

 

……まぁ、作者の意図はこの際置いておいて。

 

俺の目に留まったのは、白いブラウスに紺色のハイウェストスカートを履いた女の子。

妙に清楚そうな見た目で眼がおっとり系な所が気に入った。

 

そんな女の子がスカートをめくられたら、どういうリアクションをするか。

 

俺は意を決し、漫画の世界へと飛び込んでいく。

 

 

幸いなことに道を歩いているターゲットである篠田さんにはすぐに出会うことが出来た。

そしてさすがはモデルを目指してるだけあり、歩く姿も美しい。

だけども目から感じるのはおっとり系の物であり、美少女感が強い。

 

そんな彼女はコンビニに立ち寄り、パンなどを買っていく。

確かに今はおやつ時ではある。

モデルとはいえ、少し食べるぐらいなら良いと思ってるのだろうか。

 

 

「ふぅ」

 

篠田さんは公園のベンチに座り、買ってきたクリームパンの袋を開け、パンを食べ始める。

もっきゅもっきゅと食べる姿もまた可愛らしい。

 

「わ、美味しそう」

 

そしてそんな彼女の近くに小さな男の子が近寄ってきて、彼女が食べてるパンを見る。

 

「一口食べる?」

「え、いいの?」

「うん、いいよ」

 

そして彼女はにこっと笑い、男の子にクリームパンの欠片を渡す。

男の子は少しドキッとしたのか、顔を赤くしてる。

そしてクリームパンの欠片を食べたが、果たして今の感情を抱いた状態で味が分かっているのだろうか。

 

「ありがとう、お姉ちゃん」

「どういたしまして」

 

去っていく男の子に対して篠田さんはニッコリ笑顔でひらひらと手を振り、見送る。

そして彼がいなくなった後も陰口を叩かず、残りのパンを食べ続ける。

 

偽善だった場合は、己の行った優しさに酔いしれるか、もしくは施した対象がいなくなってからほくそ笑むかのどちらかだが、彼女はそのどちらも行わずただにっこりとしていた。

 

さて、そんな心優しい彼女を今から辱めるわけだ。

そこに情け容赦、ましてや優しさなどあってはいけない。

 

「あの、すみません」

 

俺はスマホを起動させ、食事を終え立ち上がった彼女に話しかける。

 

「どうかしたんですか?」

「実はこの辺に100円を落としてしまったんですけども、見かけませんでした?」

 

俺がそう告げると、篠田さんは下をちらっと見てきょろきょろする。

 

「うーん……見かけないですね。もう少し探してみてもいいですか?」

「ありがとうございます」

 

そう言うなり振り返り、小銭を探し始めた。

まさかいきなり探し始めるとは思わなかった。

見ず知らずの青年男性相手でも物怖じせず助けてくれようとするなんて。

 

その優しさを利用しスカートをめくる俺は、まさに彼女と対極的な存在なんだろうなぁ。

 

それから少しして。

 

「ごめんなさい、見つかりませんでした」

 

戻ってきた篠田さんは開口一番謝罪した。

 

「ううん、もういいよ」

 

俺はすっと息をつき。

 

 

「落とした小銭分、君のパンティの閲覧料にさせてもらうからねっ!」

 

 

バッ!

 

俺が両手で前から彼女のスカートを掴み、豪快にめくりあげる。

彼女のハイウェストスカートがめくりあがり、まずは白い太ももが露になる。

パンティの方は……おおっ、水色と白色の縞々パンティ!

おっとりとした可愛らしさを持つ彼女にぴったりのパンティだ。

 

「へっ、きゃああっ!?」

 

そして彼女は何をされたか理解していくと同時に顔を赤くし軽く悲鳴を上げ、慌ててスカートを抑える。

 

「な、何を」

「だから、パンティを閲覧させてもらったの」

 

彼女にきっちりと告げると、彼女はますます顔を赤くしていく。

 

「おい!」

 

俺が振り返ると、さっき篠田さんにクリームパンの欠片をもらった男の子が立っていた。

少しだけ体が震えているが、それでもきっと俺を睨みつけている。

どうやら先ほどの悲鳴を聞き何事かと駆け付けたようだ。

 

「お、お姉ちゃんに何をした!」

 

……見知らぬ男相手に少しおびえて。

それでも向かってきた勇気に敬意を表するとしよう。

 

「何って、こんなことだよ」

 

俺は彼女の背後に即座に回りしゃがみ込み、篠田さんのパンティが前後ろから丸見えになるようにスカートをめくりあげた。

後ろから見る篠田さんの縞々パンティは、彼女のスタイルの良さも合わさって、きゅっとしたお尻がパンティに包み込まれ、絶景を生み出していた。

 

「いやああっ!」

 

そしてまたスカートをめくられたことで篠田さんがまた可愛らしい悲鳴を上げスカートを抑えた。

 

「……おや、君。顔を真っ赤にしてどうしたの?」

「ま、真っ赤になんかなってないやい!」

 

男の子は篠田さんのパンティを見て、興奮してるようだ。

俺が指摘してもムキになって否定するが、パンティを見たこと自体は否定していない。

 

「いやいや、この子の可愛らしいパンティを見たんだろう? だったら正常な反応だよ」

 

俺は2人を置き去りにし、逃げていった。

男の子も篠田さんも顔を赤くし、俺を睨みつけていた。

お互い顔を赤くしてるけども、その理由は違うんだろうなぁ。

 

 

さてと、現実世界に戻ってきたわけだが。

あの男の子の性癖が今ので決まったのなら、ひょっとしたら俺みたく女の子のスカートをめくることに喜びを見出すようになるかもしれない。

でもまぁ、それはそれとして。

 

篠田さんは小銭を見つけられなかったことで少々申し訳なさそうな顔をしていた。

俺はそんな彼女の前で息をつき、少ししゃがみ込んでスカートをめくる。

スカートは少し長い丈だったが、膝よりは上だったのでめくるのに苦労しなかった。

白い太ももと、その上にある水色と白色の縞々パンティが露になる。

おっとりとした可愛らしさを持つ彼女にふさわしいパンティだ。

 

そして俺にスカートをめくられたことで恥ずかしさのあまり顔を赤くして俺を睨みつけてる。

そして背後から男の子の声が聞こえてきたので、俺は彼女の背後に回り込んでしゃがみ、彼にも見えるようにさっき以上にスカートを豪快にめくりあげる。

スマホは篠田さんのきゅっとしたお尻を包み込んだ縞々パンティをきっちり映し出していた。

残念なことにパンティを見たと思う男の子のリアクションは映っていないが、その後顔を赤くしていたことからばっちりと彼女のパンティを見ていたのだろう。

 

いやー、彼の新しい世界の扉を開くお手伝いにもなったようだ。

常に新しいことにチャレンジすることはいいことだ。

 

一種の満足感を感じつつ、篠田さんのスカートをめくった時のパンティとリアクションを何度も再生し、いつもの行為に励むのであった。



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※学園の人気者のスカートをめくりたい。

「さーてと、お昼休みお昼休み♪」

 

楽しそうな声を上げ、聖櫻学園の廊下を歩く一人の少女。

彼女は綺麗な茶髪をしており、整ったスタイルが魅力的だ。

 

彼女の名前は『椎名心実』。

俺がスカートめくりのターゲットに決めた女の子だ。

 

 

「ふぁー」

 

今、会社ではお昼休みの時間だろう。

だが、今、俺は会社の外にいる。

営業が少し長引き、帰社出来ていなかったのである。

 

「まだ少し外回りしないといけないからなぁ」

 

おまけにまだ行かないといけない場所も残っている。

だとすると、今日のお昼ご飯は外で食べることになるだろう。

 

とはいっても、食べ過ぎて眠くなってしまうのは論外だ。

それに強烈な匂いがするものを食べれば、取引先相手に口臭をふりまいてしまい、悪印象を与えてしまう。

社会人としてそれは失格である。

 

「となると……」

 

俺はあたりをきょろきょろとさせ、コンビニを探す。

幸い、すぐ近くに7と11の文字を組み合わせたようなコンビニを見つける。

 

「さーてと」

 

 

「ありがとうございましたー」

 

俺は店員に見送られ、ほくほく顔でコンビニから出てきた。

袋の中にはあんぱんと牛乳が入っていた。

小さいころ、警察物のドラマを親と一緒によく見ていたこともあり、刷り込みに近い感じでこの組み合わせが好きになっていた。

それに牛乳をこうやって飲んでいたおかげか、それなりに大きい身長で人生を謳歌している。

まぁ、漫画の世界に入ると大抵その世界にあった姿に変わるからこの身長が活かせることは少ないのだが。

 

「いただきます」

 

行儀悪いなとは思いつつ、俺はコンビニの近くの路上であんぱんの袋を開け、一口かじる。

あんこのほのかな甘さが口の中に広がっていく。

うーん、1年を通じても変わらないこの美味しさ。

 

そしてそのあんぱんを食べつつ牛乳で喉を潤す。

パンと牛乳の相性の良さは語るまでもない。

 

少し時間がたち、あんぱんも牛乳も食事し終えた。

これで腹も喉も満足してくれた。

 

さてと、午後の外回りも頑張るとしますか。

 

 

そしてなんだかんだ外回りが長引き、会社に帰社して出来たのは業務報告だけであった。

その業務報告も終え、夕食は外回りをしていた時に見つけたうどん屋で取ることにした。

せっかくだからということでパワーが付く物ということで肉うどんを選んだ。

疲れた体に肉のジューシーなおいしさとうどんのもっちりとした美味しさ、そしてカツオだしと肉汁が混ざったうどんの汁をおいしくいただき、お腹が満足した。

 

 

そして家に帰りシャワーも浴び終わり、最後に性癖を満足させることにした。

 

「さーてと」

 

ここ最近栗栖さんがコラボするということでしか訪れなかった聖櫻学園に行くと決めていた。

あの世界では元の世界だろうがコラボだろうが、すでに俺のスカートめくり犯という認識が付いていた。

だったら、その認識通りあの学園の女の子のスカートをめくりにめくってやろうじゃないか。

 

そう決め、俺は漫画の世界へと飛び込んでいった。

 

 

今回ターゲットに決めた女の子は茶髪が綺麗で、スタイルも良い女の子である『椎名心実』さんだ。

今はどうやら昼休みらしく、彼女は購買に向かおうとしているようだ。

 

今の俺の姿は学生だが、元の世界ですでに夕食を食べ終えていたからかお腹は満足していた。

さてと、今のお昼休みの間に椎名さんのスカートをめくるとしようか。

 

 

「いただきまーす」

 

椎名さんは購買でメロンパン(彼女の大好物らしい)とジュースを買っていた。

さてと、ウキウキ気分で歩いていく彼女は結構大きな動きをしてるからか、スカートがひらひらとひらめいている。

その際に他の男子生徒が思わず椎名さんのスカートを見ている。

だが当然鉄壁スカートにより、せいぜい見えるのは太ももがチラリぐらいで、パンティは見えやしない。

 

だが今、椎名さんの手はビニール袋で塞がっている。

片方の手は自由だが、それでも動きが少し鈍いのは事実。

つまり、チャンスは今しかない。

だが、今ここの廊下には他にも生徒がいる。

椎名さんのスカートをめくりパンティを見たいが、彼女のスカートをめくるという行為は俺が一人でするので、椎名さんのパンティとリアクションの閲覧権という成果は俺が独り占めしたいものだ。

 

そんなことを考えている間に彼女は教室へ戻ろうと歩いている。

よし、こうなったら。

 

「あ、椎名さん」

「ん?」

 

突然呼びかけられたことで椎名さんはきょとんとして振り返る。

俺の顔を見て一瞬怪訝そうな顔をする。

 

「私がどうかしたの?」

「実はさっき、先生が探して、もし椎名さんを見かけたら職員室に来てほしいってさ」

 

俺がそう声をかけ、さっさと彼女の前から去っていく。

 

「先生が探してたのか……もう、しょうがないなぁ」

 

彼女は慌てて踵を返し、職員室へと向かっていく。

よし、まずは計画通り。

俺は彼女が職員室へと向かっていくのに合わせ、さっさと移動していく。

 

 

「早くしなきゃ」

 

椎名さんが職員室近くの廊下に現れる。

ここの廊下はあんまり人が通ることはなく、今この廊下にいるのは椎名さん一人だ。

そして俺はこっそりと持ち込んでおいた眼鏡を掛け、水性マジックで目と口の辺りにほくろらしき黒点を書く。

髪の毛もボサボサにしてっと……よし、スマホを起動させてっと。

 

椎名さんがこちらへと向かってくる。

俺の姿を見つけてもちらりと見ただけで、どうやらさっきと同一人物だとは思っていないみたいだ。

 

そして俺の手が彼女のスカートに届くあたりに彼女がやってきたところで。

 

「それぇっ!」

 

バサァ!

 

椎名さんの前に立つようにスライド移動し思いっきり手を振り上げ、彼女のスカートをめくる。

俺の手の動きに合わせスカートがめくりあがり、引き締まった太ももが露になる。

さて、その上のパンティは……おお、ピンクと白の縞々パンティ。

可愛らしさ全開の良いパンティだ。

 

「きゃあっ!」

 

椎名さんは小さく悲鳴を上げ、慌ててスカートを抑える。

そして顔を赤くし、前に立つ俺をじっと睨みつける。

 

「も、もしかしてここ最近噂になってるスカートめくり犯ですか!?」

「へぇ、噂にもなってるんだ」

 

俺がそう呟くと、椎名さんは俺の腕を掴む。

 

「今からちょうど職員室に行くところだったので、先生方に説教してもらいます!」

 

そしてそのまま力強く俺を引っ張っていく形で歩き出す。

「おっと、説教は困るなぁ。それに、スカートめくり犯だって分かってるなら、抑えるところは別にあるでしょ?」

 

そう。

片方の手はビニール袋で塞がっており、もう片方の手は俺の片腕を掴んでいる。

つまり、スカートを抑えるすべは何もない。

俺が空いているもう片方の手で後ろから椎名さんのスカートをめくる。

再び縞々パンティが露になり良いお尻を包み込んでいることでヒップラインがくっきりと浮かんでいた。

 

「きゃああああっ!」

 

そしてさっき以上に悲鳴を上げ、反射的に俺の腕を離し後ろ手でスカートを抑えた。

 

「ちゃんと抑えておかないからパンツ丸見えにされるんだよ。じゃあね」

 

俺はその隙に逃げ出し、椎名さんは「エッチー!」と叫び逃げていく俺を睨みつけていた。

 

 

ふぅ。

久々に罵倒されたなぁと思いつつ、スマホを起動させる。

 

職員室に向かうべく歩いてきた椎名さんの前に立ちふさがり、勢いよくスカートをめくる。

俺の手の動きに合わせてスカートが翻り、引き締まった太ももとピンクと白の縞々パンティが露になる。

彼女は顔を赤くし慌てて片方の手でスカートを抑えたが、すぐに意を決した顔になり、スカートから手を離し俺の腕を掴む。

そして俺を引っ張りながら廊下を歩いていくが、俺のもう片方の手が後ろから椎名さんのスカートをめくりあげる。

先ほどと同じピンクと白の縞々パンティが露になるが、人間にも表と裏の顔があるように、パンティにも表と裏で見方が違う。

少し引き締まりつつも大きなお尻がパンティに包み込まれており、ヒップラインがくっきりと浮かんでいた。

 

 

いやぁ、いい物を見れた。

にしてもスカートめくり犯に辱められてもそれでもなお屈せず先生に説教してもらおうとするとは。

聖櫻学園の子はなかなか簡単にいかないか。

だが、だからこそスカートのめくりがいがあるというものだ。

 

俺は二つの意味でやる気を出し、いつもの行為に励んでいた。

 

 



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※気弱な女の子のスカートをめくりたい。

「ふぇぇ……ここ、どこーっ?」

 

水色の髪の毛のサイドテールが特徴的な女の子が歩いている。

彼女はとある目的があり、そこへ向かっている……はずだった。

 

だが、見事に彼女は迷子になり、途方に暮れていた。

そんな彼女を俺は物陰からじっと見つめていた。

 

彼女の名は『松原花音』。

スカートをめくるターゲットにされた、可愛らしい女の子だ。

 

 

「いやー、良かったっすね」

 

今日はアイドル好きの同僚に誘われ、アイドルのライブに出向いていた。

隣にいる同僚の熱は俺以上だが、それでも楽しめないほど俺の感性は弱くはない。

 

「にしても、アイドルでも歌以外に軽音とかもやってるんだな」

 

俺がそんなことを述べると、同僚がじっと俺を見つめてくる。

 

「何言ってるんすか、最近のアイドルは歌以外にも楽器などもこなしてファンの要望に応える者なんすよ」

 

あ、厄介なスイッチを押してしまった。

こうなると少し面倒だけど、そういう時は話をある程度聞きつつも聞き流す器用なスキルを利用するとしよう。

 

 

そして家に帰ってきて、俺はふぅと一息つく。

ライブの熱気とその後のアイドルオタクの同僚の語り熱に当てられ、興奮が収まらない。

せっかくだし、この興奮を活かしたまま、女の子のスカートをめくりに行くとしよう。

無論、現実の世界ではなく漫画の世界の中の女の子の方だ。

 

さて……せっかくだし、女の子もアイドルか、軽音向けの子にするか。

 

お、この子はいいな。

水色の髪の毛が特徴的で、ガールズバンドでドラムをやってる子か。

名前は『松原花音』。

さて、この子の性格も漫画を読んで軽く押さえてから。

 

さて、行くとするか。

 

俺は意を決して漫画の世界の中に飛び込んでいった。

 

 

そして道を歩いていると、辺りをきょろきょろと見渡してる松原さんの姿を見つけた。

どこかへ向かっているのだろうか。

せっかくだし、後を付いていくとしよう。

 

 

そして後を付いていった結果、どうやら彼女は迷子だったみたいだ。

おどおどしながら辺りを見回している。

 

「せっかくオシャレな喫茶店を見つけたのに~」

 

どうやら喫茶店へと向かおうとしていたようだ。

優雅なカフェタイムを過ごすはずが、迷子になったことで台無しになっているみたいだ。

カフェにおいてくつろぐには時間帯とかも結構気になるものだし。

天気が悪くなってきたり、極論店の中のお客様がうるさくなったり。

 

それを見極めることが出来るのが、喫茶店巡りを楽しんでる人だと上司から一度聞いたことがある。

 

そんな彼女はちゃんと黒色のプリーツスカートを履いている。

 

さて、彼女のスカートをめくり、松原さんには泣きっ面に蜂のような思いをしてもらおうかな。

 

しかし彼女は迷子になっているが、地図を見たりはしない。

そういや真の方向音痴は地図を見てもどこにいるか分からず、そこから歩き回ってますます迷子になると聞いた。

そうなると、もしかして改善の余地があるかもしれない。

 

だが、迷子になってるというのは接触するチャンスである。

スマホを起動させ、松原さんに話しかける。

 

「あのー」

「ふえぇ!?」

 

後ろから声をかけたら、凄く驚かれ距離を取られた。

まぁよくよく考えてみたら見知らぬ男にいきなり話しかけられたらこんなリアクションをされてもおかしくはないよな。

 

「そんなに怖がらなくても」

「ご、ごめんなさい。まさかいきなり話しかけられるなんて思ってなくて」

「いやいや、さっきから不安そうな顔をして辺りをきょろきょろと見渡してたから、何事かと思って、放っておけなくて」

「すみません」

 

そしてまた謝罪された。

……なんかここ最近、こんなに気弱、というかネガティブな思考の女の子のスカートをめくった記憶がある。

俺はこういう気弱な女の子相手には少しイジメたくなる。

 

「で、何かあったの?」

「あ……実は迷子になってしまいまして」

「迷子かー、近くに交番とかあったら道が聞けると思うけど」

 

スカートめくりを企んでる男が何を抜かしてるんだと我ながら思う。

 

「それが、近くには交番がなくて……誰かに道を聞こうにも、誰もいなくて」

 

そして松原さんの発言は今の俺にとっては凄く耳寄りな情報だ。

 

「そっか……どこへ向かおうとしてたの? なんなら俺が道案内しようか?」

「この近くにある喫茶店なんですが……でも、ご迷惑になるでしょうから大丈夫です」

 

松原さんは申し訳なさそうな顔をして俺の提案を断る。

まぁ気弱そうな子ならそう返すのも想定している。

 

「そう? じゃ、せめて道に迷わないおまじないしてあげる」

 

俺がそう声をかけると、松原さんは素直にうなずく。

 

「いいんですか?」

「うん、まずは目を閉じて」

 

俺の言う通り、松原さんは素直に目を閉じた。

 

 

「そして……俺にスカートをめくられて、パンティを見てもらうんだよっ!」

 

バサァ!

 

俺が目を閉じてる松原さんのスカートの下に手を滑らせ、勢いよく万歳した。

彼女のプリーツスカートはあっさりと翻り、綺麗な太ももがまずは露になる。

さて、パンティは……おお、シルク生地の純白パンティ!

白いリボンも合わさり中々良い物を見れた。

 

「ふぇええええ~っ!?」

 

そして目を勢いよく開け、みるみる恥ずかしさで顔を赤くさせていきながらスカートを抑えた。

 

「よーし、これでもう迷子にならないから大丈夫」

「だ、大丈夫って言われても……うぅ、エッチ~」

 

そして彼女は顔を赤くしたまま、その場から逃げ去っていった。

あら……俺が逃げ出すまでもなく勝手に逃げていくとは。

そして俺が少しだけ呆然としてる間に彼女の背中は遠ざかっていた。

 

 

今回は何一つ苦労することなく無事に元の世界に戻れた。

スカートめくりをされて恥ずかしさのあまりその場から逃げ出すとは。

まぁたまにはそれも良しとしてしておこう。

別にわざわざ疲れたいわけでもないし。

さて、それはそれとして。

 

迷子にならないおまじないをしてあげると言われ、ちょっとだけ期待した顔になる。

そして最初に言われた通り、素直に目を閉じる。

その期待が裏切られることも知らずに。

 

俺が叫びながら松原さんのスカートをめくりあげ、綺麗な太ももとシルク生地の白パンティを露にした。

気弱だけども純粋な子を騙しスカートをめくるというのはどことなくぞくぞくする。

そして騙されたことに気づき、目を開けて恥ずかしさのあまり顔を赤くし、スカートを抑える。

そして恥ずかしさに耐えきれなくなったのか、顔を赤くしたまま踵を返しその場から逃げていった。

 

まぁ、体が特に疲れることもなく元の世界に戻れたわけだし。

俺は松原さんの純粋な心を弄び、無理やり露にしたシルク生地のパンティとみるみる顔を赤くさせていくリアクションを見ながらいつもの行為に励むのであった。



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※発育の良いアイドルのスカートをめくりたい。

肩より下まで伸びる綺麗な銀色の髪。

風に吹かれて揺れるそれは見る人の心を魅了する。

そして快活な笑顔。

 

何より目を引くのは、彼女の年齢に似つかわしくない大きな胸。

それで中学生だから大したものである。

 

彼女の名は『久川颯』。

俺がスカートめくりのターゲットに決めた女の子である。

 

 

「最近のアイドルって意外と低年齢多いよなー」

 

今日、俺はアイドル好きの同僚の家に誘われ、遊びに来ていた。

彼から借りたアイドルのDVDや漫画などの返却のついでに彼に家に誘われたのだ。

 

「そうっすね」

 

彼は俺が家に来ると聞いて喜び、色々なアイドルグッズをここぞとばかりに見せてくれた。

その中のグッズを見ると、中学生ぐらいの年齢でアイドル活動を行ってる子が意外と多いのだ。

まぁやはり高校生ぐらいの年齢の子が多いわけだが、そんな中でも中学生や小学生ぐらいの年齢の子がアイドルとして頑張ってる姿はやはり目立つものである。

 

「にしても会社の方で返してくれればいいのに、わざわざ俺の家まで遊びに来てくれるなんて感激っす」

 

そこまで言ってくれるのは嬉しいが、俺に男色の気はない。

まぁ彼自身から『俺は男同士の恋愛に興味はないっす』と言い切ってるので、そこら辺は安心だ。

 

「せっかく遊びに来てくれたんだし、まだ貸せてない色々なアイドルのDVDがあるっすよ」

「そっか、せっかくだし見せてもらおうかな」

 

せっかく遊びに来たのだから、借り物の返却だけで終わらせるのはもったいないと俺も思っていたところだ。

彼と一緒に行くアイドルのライブの熱気もすさまじいが、DVDからでも『見せる演出』の派手さが伝わる。

故に本場の熱狂には敵わないが、それなりの熱気が伝わってくるものだ。

 

「よーし、まずは」

「なんだその聖書よりも厚いDVDの山は」

「いやいや、これぐらい序の口っすよ」

 

……マジか。

どうやら俺はまだ彼のアイドルに対する熱を見誤っていたみたいだ。

いやそれよりも今からあれ全部見るのか俺?

 

 

……危なかった。

なんとか彼を説得して、5本ぐらいのDVDを見るだけにとどまった。

それでも朝から同僚の家に遊びに行き、今帰ったときにはすでに夜になっていたというのが凄まじい。

でもまぁ、楽しくない時間だったかと言われたら嘘になる。

 

さて、そんな楽しい一日を最後に個人的な趣味に費やすとしよう。

漫画の世界に潜り込み、可愛い女の子のスカートをめくる。

俺だけしかできない、特別な趣味だ。

 

さて、ターゲットは……せっかくだし今回はアイドルの子にしよう。

お、この子銀髪で目立ってて、胸も大きくていいね。

隣にいる少し印象が違えど可愛らしい子と双子というのもポイント高いね。

年齢は……いやいや14歳!?

いくら架空の存在とはいえ、今どきの子は発育良すぎないか?

 

だが、そんな子がスカートをめくられた時、どんなリアクションをするのか楽しみだ。

 

心に期待を抱きつつ、いざレッツゴー。

 

 

そして漫画の世界に飛び込んだ時、それなりに広い町並みに出た。

しかし、ターゲットである颯さんの姿は近くに見えない。

せっかくだし、準備を整えておくとするか。

 

 

コンビニで準備を終え出てくると、道を歩いている颯さんの姿が見えた。

まさか準備を終えた後にターゲットを見つけるとは、やはり運が良い。

しかし改めて見ると颯さん、やっぱり胸大きいなぁ。

俺の姿は……うん、いつも朝、鏡でよく見るいつもの顔だ。

要するに何も変身していないということだ。

 

でもまぁ、スカートをめくり彼女を辱めることには変わらない。

そんな彼女は学校の制服なのか、白いブラウスに青いチェックのミニスカートを履きながら道を歩いていた。

スカートをめくるのにはおあつらえ向きの格好だ。

 

さて……にしても、今日の風は少し強い。

時折颯さんはスカートを後ろ手で抑えているが、中のパンティが見えるには至らない。

やはり風に任せていてはダメだ。

可愛い女の子のパンティを見るのは風に任せるのではなく、自分でめくらねば。

俺のやってることに改めて決意を新たにして。

 

それはさておき。

双子の姉の方はいないみたいだ。

さてと……せっかくだし彼女が誰もいない、一人になる場所で接触するとしよう。

 

俺が歩いている彼女の後を付いていき、誰もいない道に差し掛かる。

さてと、スマホをONにして、作戦に取り掛かると

 

「ちょっといい?」

 

わっ!?

いきなり颯さんが振り返り、こちらに向かってくる。

 

「どうかしましたか?」

 

内心焦るのを抑え、冷静に尋ねる。

 

「どうかしましたか、じゃなくて。さっきからはーの後、付いてきてない?」

 

うわ、ストーキングしてたのバレてた。

なんだかんだで今までの子にはストーキングしてたのバレなかったのに。

これが今まで上手くいってたことからくる慢心というやつか。

 

「いやー、その。たまたま向かう場所が一緒だったんじゃないですか? 俺はここに向かおうとしていたんですが」

 

俺があらかじめコンビニで用意していた地図を出し、この近くの地理と示し合わせ、近くにあった場所を指さす。

 

「あ、そうだったんだ。ごめんなさい、はーの勘違いでした」

 

そして颯さんは少しの怒り顔から一転して申し訳なさそうな顔になる。

表情がコロコロ変わって面白いけど、そういう表情の豊かさもアイドルには必要なんだろう。

さて、そんなことはさておき。

せっかくターゲットが自ら接触してきたのだから、ここで何もしないというのは無作法というもの。

 

「何を勘違いしてたの?」

「はー、アイドルやってて……それでストーカーとかかなぁって」

「なるほどねー……俺はストーカーじゃなくて」

 

一気に屈みこみ、すっと両腕を颯さんのスカートの下に潜り込ませる。

 

「ただのスカートめくりが趣味の男だよ!」

 

ばさっ!

 

スカートの下に潜り込ませた両腕を思いっきり天に向かって振り上げる。

その動きに合わせて颯さんのスカートが勢いよくめくりあがる。

太ももの方も発育が進んでいるのか、細くもなく太くもなく、健康的だ。

さて、パンティは……おお、水色!

フリルもついてて可愛らしい。

さすがにパンティは年齢相応のものでなんとなく安心する。

 

「え、ちょ、ちょっとぉ!?」

 

颯さんは顔を赤くし、慌ててスカートを抑える。

ふふ、そのリアクションもパンティもちゃんとスマホの動画に収めさせてもらったよ。

 

「いきなりはーに何するの!」

「言ったじゃん、ストーカーじゃなくてスカートめくりが趣味の男だって。水色のフリルパンティ、ごちそうさまでした」

「こらー、まてエッチー!」

 

颯さんは顔を真っ赤にしながら俺のことを追いかけてくる。

さて、撮るものは撮ったわけだしこれで退散っと。

 

 

ふぅ。

彼女は発育は良いが、運動能力は優れてるわけじゃない。

今まで他の世界で鍛えた逃げ足に追いつけるわけがない。

さてと、満足したところで早速動画をっと。

 

ストーカーじゃないかと怒りと、ほんの少しの怯えが混ざった表情で俺に尋ねてくる。

俺がストーカーじゃないと伝えると、申し訳なさそうな顔と安心した顔が混ざった顔になる。

動画で改めてみると、やはり表情豊かな子だなと思う。

だが、俺はその安心を裏切るように屈み、一気に颯さんのスカートをめくりあげた。

健康的な太ももと水色のフリル付きパンティが露になる。

発育は良くてもパンティは背伸びしてない可愛らしい物だった。

 

そしてスカートをめくられたことで恥ずかしさと怒りが入り混じった顔になり、俺の方を追いかけてきた。

……おお、走ってるときに胸が揺れてる。

今まで何人か巨乳の女の子のスカートをめくったが、もしかして彼女たちも追いかけてきた時、こんな風に絶景を生み出してたのだろうか。

そう思うと、少し惜しい気分になった。

 

だが、そんな惜しい気分も、可愛い女の子のスカートをめくった時のリアクションとパンティですぐに晴らせる。

俺は己のやったことに満足しながら、いつもの行為に励むのであった。

 

 



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※料理が好きな子のスカートをめくりたい。

「ん~、いい出来」

 

ここ聖櫻学園で楽しそうに料理をしている女の子がいた。

可愛らしいエプロンを身に着け、出来上がりそうになっている料理を見て満足そうにしている。

そんな彼女の胸はエプロン越しからでも大きさを主張している。

 

彼女の名は『柊 真琴』。

俺がスカートをめくるターゲットに決めた子だ。

 

 

「ふぁ」

 

一人暮らしも長引いてると、食べる物にも困り始めるものだ。

大学時代から一人暮らしを始めているが、手作りは存外したことがない。

最初は一人暮らしの醍醐味だ、ということでよく料理をしていたのだが、コストパフォーマンス的には自分が食べられる量のお惣菜だけ買った方が案外良かったりする。

野菜とか肉とか買っても、量が多いと冷蔵庫に入れてても腐らせてしまうし、冷凍庫も存外すぐいっぱいになってしまった。

 

そんな俺だが、会社員として働くようになってから久々に一人キッチンに立っている。

今日は会社が休みということで、本当たまには外食やお惣菜以外の料理を食べたいと思い、こうやって料理をしようというわけだ。

存外肉たっぷりの野菜炒めというのはお惣菜では味わえないし、外食では肉の量がケチった野菜炒め定食もあるぐらいだ。

 

野菜炒めはシンプルだが、大学時代から色々な味付けをして楽しみ、食べていた記憶がある。

その記憶を辿り塩コショウで味付けをして堪能するとしよう。

 

まずは油をフライパンの上に引く。

こうしないと最後の肉を炒める際の工程で肉がフライパンにくっつき、洗うのも面倒になるからだ。

そういえば、料理が面倒くさくなる理由として洗い物が出ることも上げられる。

食材を買い、包丁やまな板やフライパンなどを使い、料理を皿に乗せて食べる。

手間がかかる上に、最後に残るのは洗い物という面倒くさい作業だ。

それが繰り返されていくうちに一人暮らしの人間は料理をしなくなるのだろう。

 

こうやってヒマになったときぐらいにしか自分が食べたいと思った野菜炒めを俺は作らない。

肉は牛肉に豚肉、鶏肉にバリエーション豊かに用意してある。

それをキャベツともやしを塩コショウで炒めたシンプルな物に加え豪快に食べる。

 

丁寧な料理ではないことは自覚しているが、同時に男の料理なんてそんなものだとも思う。

どうせ誰かに食べさせるわけではないんだし。

誰かに食べさせる前提ならもうちょっと凝った物を作ると思う。

 

っと、それはさておき十分温まったことだし早速キャベツを入れて火を通して、塩コショウを適量振りかける。

蓋をしてしばらくしたらもやしを入れ、更にもやしが柔らかくなるぐらいになったらふんだんに肉を投入し、更に塩コショウを加えて肉に味付けをし、一気に炒める。

肉から出る様々な油がキャベツともやしに絡まり、ジュウジュウと豪快な音がフライパンの上で鳴り響く。

 

よし、完成。

ご飯も炊いておいたし、ご飯と多色肉野菜炒めを盛り付け、早速いただく。

 

うーん、おいしい。

塩コショウでピリッとした味付けをしつつ、様々な肉の汁で味付けをされたキャベツともやしのシャキシャキ感がたまらない。

それが色々な肉と絡み合い、最後まで飽きない工夫が行われている。

女の人が食べたらくどい味付けだと言われそうだが、俺好みのものを作ってるのだから誰にも文句を言われる筋合いはない。

 

さて、実食という楽しい時間も終わり、残ったのは洗い物。

その洗い物もさっさと済ませる。

 

せっかくの休日、お腹も満たされたことだし。

いつものように、漫画の世界の可愛い女の子のスカートをめくりに行くとしよう。

 

せっかくだしスカートめくり犯ということで名が売れてしまっている聖櫻学園の世界に出向くとしよう。

栗栖さんも言っていたけど、あそこの女の子は皆可愛い子ばかりでどの子のスカートをめくったとしてもハズレがないんだよなぁ。

だけどもきっちりとターゲットを決めておけば、明確に行為に移れるというものだ。

 

せっかく今日は男の料理をしたことだし、料理が好きな『柊 真琴』という女の子をターゲットにするとしよう。

 

では、いざレッツゴー。

 

 

なんだかんだで結構見慣れてきた聖櫻学園の校舎内に入る。

学生服姿も結構様になってると……いやいや、俺はあくまで現実世界ではどこにでもいる会社員。

こういった架空世界の中でなじんできてると思ってしまったら、現実世界で戻ってきた時に架空世界と見分けがつかなくなってしまいそうだ。

あくまで俺はこの世界に紛れ込んだ不純物。

しかも、女の子のスカートをめくるという悪質な物だ。

そう思い、行動せねば。

 

そしてターゲットである柊さんはすぐに見つかり、彼女の後を追う。

彼女が入っていったのは家庭科室。

エプロンを身に着け、料理を始める。

 

「さーてと、今度先輩達に振舞う美味しい物の練習っと。教える立場で下手な物は作れないもんね」

 

どうやらこの学園の先輩たちに料理を教えるのか、その品の試作をしてるみたいだ。

そして調理が始まったが……自分の行っていた大雑把な料理と違い、きっちりと材料を切り、調味料もきっちりと測っている。

やはり誰かに食べさせる、という目的があると料理にもちゃんとした熱が入るのだろう。

その点では、俺はきっと永遠に柊さんに勝てる見込みはない。

 

だけど、スカートめくりに掛ける熱は多分この学園内の誰にも負けはしないだろう。

いやまぁそもそもそんな行為に情熱をかける人が他にいたら問題ありだろうけど。

 

そんな風に調理を終え、出来上がった品を机の上に並べて満足そうにしている。

俺が作った物よりも見栄えがよく、匂いも換気扇をつけていたとしても、家庭科室の外までほんのりと漂ってくるぐらいだ。

 

「なんかいい匂いするなぁ」

 

スマホを起動させていた俺はそんなことを言いながら家庭科室に入る。

柊さんは俺の方にじっと目を向ける。

 

「これ、君が作ったの? 美味しそうだね」

「はい、ありがとうございます」

 

見知らぬ男子生徒に話しかけられても料理を褒められたことでほんのりと笑顔になる。

その笑顔が実に可愛らしい。

 

「いきなり入ってきて、君が頑張った品を試食するなんて図々しいことは言えないし」

 

俺が料理をまじまじと見ながらそんなことを宣う。

 

「そうだ、せめて写真撮ってもいいかな?」

 

俺はデジカメを用意し尋ねる。

柊さんはにこっと笑顔で「いいですよ」と許可してくれた。

というわけで、料理に向けて何度かシャッターを押す。

しかしカメラのレンズ越しに見ても丁寧に作られた品だな。

女上司が料理が出来ないからモテないのとかぼやいているが、こんな品を作れるようになったら確かに男の胃袋ぐらいは掴めそうである。

 

「ありがとう。せっかくだし、作った君の写真もいいかな?」

「え、わ、私ですか?」

「お願い!」

 

俺が必死に頭を下げると、柊さんは困惑しつつも「1枚だけですよ」と許可してくれた。

 

「ありがとう。では、こっち向いて」

 

俺は柊さんにデジカメを向け、シャッターを押そうと指に力を入れる。

 

「はい、隙ありっ」

 

俺はシャッターを入れる前に柊さんのスカートに下に足を入れ、そのまま足を振り上げる形で柊さんのスカートをめくりあげた。

別にスカートをめくるのには手でなくてもいいのだ。

それと同時にシャッターも押し、柊さんのスカートめくりの様子をデジカメでも撮影した。

さて、パンティは……おお、ピンクのチェックパンティ。

小柄で可愛らしい彼女に似合うパンティだ。

 

「え、きゃああああっ!」

 

柊さんは慌ててスカートを抑え、俺を睨みつけてきた。

 

「いい写真、ありがとうね」

「なななな何を撮ってるんですか!?」

「1枚だけだから、せっかくだし柊さんのセクシーショットをね」

「没収です!」

 

柊さんが小柄な体ながらに手を伸ばし、俺の手にあるデジカメを没収しようとする。

だが、その際バランスを崩しこけそうになった。

 

「危ないっ」

 

むにゅっ。

こけそうになった彼女を反射的に片手で支えたとき、彼女の小柄な体に似つかわしくない胸を揉んでしまっていた。

 

「む、胸まで揉むなんてっ」

「いや今のは君を助けようとしてね!?」

 

俺はスカートめくりだけが趣味であり、それ以上のことをやるつもりは基本的にない。

だから胸を揉んでしまったことに関しては本当に事故なのだが、先ほどスカートめくりというセクハラをやらかしてる以上この胸揉みもわざとやったと思われてるんだろうなぁ。

しかし、服越しからでも分かるよい柔らかさだった。

これは男が巨乳を好きになるのもよくわかるというものだ。

 

「サイテーっ!」

 

しかし、胸の触り心地に心を奪われていたのが悪かった。

勢いよく頬にビンタを受けてしまう。

だがデジカメは手放さず、デジカメを奪おうとしてくる彼女から逃げ出し、なんとかその場を後にした。

 

 

ふぅ、不覚。

スカートめくりをした際にパンティを見て興奮を抑える術を身に着けていたと思っていたが、まさか胸を揉んでしまったことで動揺してしまうとは。

スカートめくりだけでなく、エッチなハプニングに動揺しない心も身につけねば。

 

まだ頬がひりひりしてるが、早速スマホでこっそり撮影していたスカートめくりの一部始終を拝むとしよう。

 

料理を褒められ喜んでいた彼女が、自身の写真を撮ると言われ困惑しつつも1枚だけと許可してくれた。

せっかく写真に写るんだし笑顔で、と考え可愛い笑顔を浮かべた彼女の心を弄ぶように足でスカートをめくる。

スカートにかかっていたエプロンごとめくりあがり、ピンクのチェックパンツが丸見えとなる。

足でのスカートめくりの都合上足が映ってしまうのはあるが、それでもパンティはちゃんと見える形で撮影されていた。

 

そしてスカートをめくられたことで一気に恥ずかしくなり、しかもデジカメでスカートめくりされた様子を撮影されたことで、今まで撮ってきた女の子以上に怒りの感情が強い顔になっていた。

そしてデジカメを奪おうとしてきてこけそうになった彼女を反射的に支えようとしたときに胸を触ってしまう。

ここで動揺したのが分かるように、体が揺れて同時にスマホの画面が揺れているのがわかる。

そしてスカートめくりに加え胸も揉まれたことで羞恥心いっぱいになった顔でビンタが放たれた。

 

……このビンタの痛みは、まだ心を保ちスカートめくりを行えない自分の戒めとしておこう。

そしてその分、スマホの動画とデジカメの画像の2パターンとして柊さんのスカートめくりの様子とピンクのチェックパンティは収めたのだ。

異なる媒体で楽しめたためか、いつもの行為は少し激しい物となったのであった。

 

 



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※慕われる良い子のスカートをめくりたい。

廊下を通る彼女を憧れの目で見る生徒が多い。

ピンク色の髪の毛は珍しい部類だが、彼女がそれを気にしていないからむしろ様になっている。

そして目を引く巨乳。

 

そんな彼女の名は『一之瀬帆波』。

俺がスカートめくりのターゲットに決めた女の子である。

 

 

「私って誰かの上に立つのに相応しい人材だと思う?」

 

またなんかいきなり女上司が言い出した。

その顔色はいつも俺に尋ねてくる時と同じように、不安が少し見え隠れてしている。

他の社員に話しかければいいのに、と思うが。

 

まさか、俺に気が……なんて甘いことを考えるほど俺は現実に夢を見ていない。

どちらかというとくだらない話でもちゃんと聞いてくれて意見を出してくれるところに価値を見出しているのだろう。

 

まあ無視されたり酷い目で見られるよりはマシなので、今回もちゃんと答えるとしよう。

 

「まあちゃんと俺たち部下のことは見てくれてるし、雑談も時々は大目に見てくれますし」

「いやなるべく雑談はしないようにね?」

 

いやまぁアイドル好きの同僚から話しかけてくる時が多いから。

 

「というかこれは雑談ではないのですか?」

「これは雑談ではないわ、相談よ」

 

物は言いようとはこのことか。

でもまぁ特に咎められないのならいいや。

 

「とりあえず言えるのは、付いていきたいという背中を見せてくれる時が多いので大丈夫ですよ」

「本当?」

「ええ」

「それはただ単に私が太って体が大きくなったと言いたいわけじゃないわよね?」

 

うわ眼怖っ。

いやそんなわけがない。

 

「そういう意味なわけないでしょ」

「そりゃそうよね」

「むしろ少しやせた方じゃ?」

「え、本当?」

 

なんかウキウキした状態で席へと戻っていった。

……いや付いていきたい背中があるといって、その上でやせたと言われたから満足したのかな?

 

「まぁ、元気ならそれでいいや」

 

あの上司が元気じゃない姿を見せてるときは、大抵仕事がきつくなってきている時だ。

そういう時は俺たち部下にも仕事が回されてしまう。

仕事上の平穏を保つために、元気でいてもらいたいものだ。

 

 

「ふぅ」

 

仕事も終え食事も終え、風呂も入り終えた。

たまには外食と公衆浴場で全てを終わらせて帰宅するというのもいいものだ。

おかげで家に帰って洗濯以外気を配る必要がない。

 

さて、洗濯物も洗濯機の中に入れ終えたし。

今のうちに趣味であるスカートめくりでもしに行くとしようか。

 

さて、そうと決まったらターゲットを……お、すごいな。

ピンク色の髪の毛と巨乳で目を引く。

そんな見た目の人なのに他の人は彼女を慕っている。

 

そんな風に誰かに慕われてる彼女がスカートをめくられた時、どんな素の姿を見せるのだろうか。

 

心でワクワクしつつ、俺は漫画の世界の中へと飛び込んでいった。

 

 

赤いブレザーと白いプリーツスカートを揺らし廊下を歩いている彼女を早速発見する。

一ノ瀬さんは見た目が派手だから即座に見つけられる。

 

さて、そんな子が一人になったときにスカートをめくりたいものだが。

 

色々な人が彼女の方を見て、注目を集めている。

少なくとも廊下を歩いているときは無理だなこりゃ。

 

今の俺の格好はこの学園の制服姿であり、年齢もそれ相応に若返っている。

ここ最近足腰のトレーニングをして元の姿の時でも健康に気を使っているが、やはり若返った体だといつも以上に体が軽い。

 

このフットワークを生かす手段がスカートめくり……本望だね。

 

さて、思考が横道にそれてしまったが。

 

あ、授業のチャイムがなってしまった。

うーむ、接触するチャンスがないまま授業の時間になってしまったか。

 

俺の脳裏に別にこの教室の生徒、というビジョンは浮かんでこない。

一応他の世界ではこの教室で授業を受けているビジョン、というものが浮かんでくる時がある。

そういうときは教室にいても違和感ある目で見られるが、不覚は指摘されない。

だがビジョンが浮かんでないときに授業を受けようとすると、先生から指摘される。

 

今回は授業を受けることはないので、階段辺りで作戦をゆっくりと考えるとしよう。

 

別に誰かの目を気にしなくてもいいのなら堂々とスカートをめくってもいい。

だが、スカートをめくるというリスクを俺が背負ってるのに、他の人間がラッキースケベでパンティを見るというのはなんか気に食わない。

 

何度も言うが、スカートめくりという労力を払ってるんだから、パンティを見るのは俺だけでいい。

 

 

さて、休憩時間だ。

 

「あのー、一之瀬さん?」

 

廊下を歩いている彼女に俺は声をかける。

 

「どうかしたの?」

「実はこの書類を資料室に運んでほしいって先生に頼まれたんだけど、少し多くて。手伝ってくれると嬉しいんだけど」

 

俺は少し多めの資料を両手で持ち彼女を懇願の眼差しで見つめる。

実際は資料室から限界寸前まで持ち出してきただけなのだが。

 

「それは大変ね。私で良かったら手伝ってあげるわ」

「ありがとうございます」

 

彼女は快く俺のお願いを聞いてくれた。

さて、わざわざこれほどの重い書類を持ってきて待ち構えていたんだから、それに見合うパンティやリアクションを見せてもらうとしよう。

 

一之瀬さんが資料を少しだけ持ってくれて、廊下を歩く。

その間にも結構な生徒が彼女を見て、時折俺が怪訝そうな目で見られていた。

俺みたいな男が彼女に仕事を押し付けてるように見えてるのだろう。

まぁ実際その通りだから特にイラつきもしない。

 

そして資料室にたどり着き、彼女と一緒に資料室へと入る。

それなりの広さに棚があり、ぽっかりと空いてる場所がある。

 

「ここにしまえばいいのね?」

「おそらく」

 

彼女が少し背伸びをし、本を棚に戻していく。

その隙にスマホを起動させる。

さて、本を棚に戻し終わってしまう前に。

 

「えーっと」

 

俺は彼女が本を戻してる傍で屈み、棚を探すふりをする。

 

「あれ、どうかしたの?」

「いや、他にも先生に頼まれてる資料があって……あった、これだ」

 

俺が本を手に取り、近くの机の上に置く。

 

「それだけ?」

「うん、先生から頼まれたことは。俺が個人的に探してる物もあるけど」

「何を探してるの?」

 

彼女がきょとんとしながら屈んでる俺を見下ろす。

屈んでる俺は彼女がこちらを向いたのを確認し、屈みながら彼女の正面に向き直る。

 

 

「それはね……可愛い女の子のパンティだよ!」

 

バッ!

 

一気に立ち上がり、それと同時に一之瀬さんのスカートの下に手を潜り込ませ万歳する。

俺の手の動きに合わせて白のプリーツスカートがめくれ上がる。

健康的な太ももと……おおっ、黒のレース付きパンティ!?

まさか優等生で人当たりの良い彼女がこんな大胆なパンティを履いてるとは。

ある意味目立つ見た目に合ってるパンティかもしれないが、それでもやはり素晴らしい一品だ。

 

「きゃあっ!」

 

そして彼女は顔を赤くし慌ててスカートを抑えた。

 

「よし、個人的な探し物も見つかって良かった。黒パンティ、ご馳走様」

「な、何するのっ!?」

「パンティを盗るわけにはいかないから、可愛い女の子が履いてる姿を見て妥協するんだ。だからスカートをめくったというわけ」

「何がスカートをめくったわけ、よ! スケベ!」

 

当然スカートをめくられパンティを晒された一之瀬さんは恥ずかしさと怒りが混じった顔をしていた。

それでも可愛らしい当たり、顔つきが良い子というのは得をしてると思う。

 

「ありがとね、色々と協力してくれて。じゃ、またね」

「こら待てー!」

 

資料室から出ていき、彼女が顔を赤くしながら追いかけてきた。

だが、鍛えた上に若返った俺の足の速さに彼女が追いつくことはなかった。

 

 

ふぅ、やり遂げた。

怒りで恥ずかしさをコーティングして追いかけてくる女の子から逃げ切ったときのやり切った感は格別だ。

では、早速戦利品を。

 

白のプリーツスカートが俺の目の前で揺れ、彼女は俺を見下ろす。

探し物を何かと聞き、個人的な探し物もあるといったところできょとんとしていた。

その瞬間に俺が勢いよく手を振りあげながら立ち上がる。

その手は彼女のスカートの下に潜り込んでいたため、俺の手の動きに合わせて思いっきりめくれ上がった。

彼女の健康的な太ももと……やはり何度見ても、黒のレースパンティという色気あるパンティが映りこむ。

白い太ももと黒のパンティという相反する色合いがそれぞれの良さを最大限に引き立てている。

 

だが、残念なことに一之瀬さんが慌ててスカートを抑えたためにパンティは隠れてしまった。

だが、色気あるパンティを見られたことで恥ずかしさと怒りが頂点に達しかけた顔で俺を睨みつけていた。

涙目にまではなっていないが、もしもう一度めくっていたら涙目になっていたかもしれない。

 

 

いやー、いい物を見れた。

人に慕われる子がまさか誰にも見せないようなパンティを履いていたとは。

 

俺は格別に満足した気分になり、いつもの行為に励むのであった。

 

 

 



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※日本を学ぶ女の子のスカートをめくりたい。

「ふむふむ……日本の歴史は奥深いデス。ありがとうございマス、村上サン」

「どういたしまして」

 

図書室。

日本の歴史の本を見せられた金髪の美少女が嬉しそうにお礼を言う。

お礼を言われた村上さんもまたその笑顔に釣られて笑顔になる。

 

かつてスカートをめくった子がにっこりと笑顔を浮かべてるのを初めて見た気がする。

まぁスカートめくりなんかされて笑顔になるわけないからなぁ。

 

さて、嬉しそうにしている金髪の美少女は望月さんではなく、『クロエ・ルメール』という女の子。

留学生であり、俺がスカートをめくると決めたターゲットである。

 

 

「へぇ……」

 

ここ最近スカートめくり犯として漫画の世界の中で俺が有名になってしまった世界がある。

そこは『聖櫻学園』。

ここにいる女の子たちは可愛い女の子が多く、俺が結構好んでスカートをめくりに行っていた。

そのせいか、この漫画の世界の住人には俺がスカートをめくる男として認識されてしまった。

いやまぁ事実だから別に否定はしないが。

 

今のところスカートめくり犯らしく、ちゃんとターゲットに決めた女の子のスカートはめくることが出来ている。

だが、この間不覚にも柊さんの胸を触ってしまい、うかつにも動揺してしまった。

そのせいでビンタを食らうという不覚をとってしまった。

 

他の世界へ出向いてスカートをめくったりもしたが、それでもこの心のモヤモヤは晴れない。

 

このモヤモヤを晴らすには、聖櫻学園の女の子に改めてスカートめくりを行うしかない。

そうすることで、きっと他の世界でもモヤモヤを残さないままスカートをめくることが出来るだろう。

 

さて、となるとターゲットは誰かだが……おや、外国人の子もいるのか。

そういや、かつて過去に留学生の女の子のスカートをめくったことがあったな……

 

よし、今回のスカートめくりのターゲットはその時のことを思い出す事もかねて、この子にしよう。

 

そうと決まれた善は急げだ。

急がば回れ、なんて言葉は俺のプライバシータイムの時には存在していない。

 

俺は早速漫画の世界へと飛び込んでいった。

 

 

廊下の隅っこに現れ、この世界ではおなじみの学生服姿になる。

実際に体も若返っているから動きやすいのはどの世界でも実証済みだ。

しかし、視界にはターゲットはいない。

 

今回は珍しく探さないといけないか。

だが、かつての留学生の時は確か……

 

 

そう思い図書室に向かうと、村上さんと一緒に本を読んで楽しく何かを語り合っていた。

村上さんはかつてスカートをめくり、パンティを丸出しにさせた子。

……さて、村上さんと可愛い留学生の女の子であるクロエさんが一緒にいるが。

 

……どうやら周りに望月さんはいなさそうだ。

俺がスカートをめくったとき、そして栗栖さんがかつてこの世界にコラボという体で訪れたときにスカートをめくられ、計2回俺にパンティを見られたと自覚している子だ。

だからこそ見つかったら今まで以上に怒って俺を追いつめてくるだろう。

それはそれでスリルはあるが、必要のないスリルは味わいたくない。

 

それに、今回の目的はあくまでこの学園の女の子のスカートをめくり、胸を触ってビンタを受けたという不甲斐なさを晴らすためにここに来たのだ。

金髪で可愛らしく、しかも男ならつい見てしまうほどの巨乳の持ち主であるクロエさんはまさに俺の心のモヤモヤを晴らすためにうってつけのターゲットなのだ。

 

おおっと、2人が図書室から出てこようとしている。

退散退散っと。

 

そして村上さんとクロエさんはそれぞれ違う場所へと向かっていった。

 

さて、ミニスカートと白のニーソックスを履き、絶対領域が眩しい彼女の後を付いていく。

動くたびスカートがチラチラ揺れるが鉄壁スカートの恩恵を受け、パンティは見えない。

こうなると心が昂っていく。

そう、俺はスカートめくりに興味があり、それ以外に心は揺さぶられない。

いいぞ、俺を取り戻しつつある。

 

 

さて、誰もいない廊下に来た。

チャンス到来、でもある。

俺はスマホを起動させ、息を整える。

 

 

「クロエさーん」

「ハイ?」

 

俺が後ろから呼びかけると、クロエさんは振り返り、きょとんとした顔で俺を見る。

そりゃ見知らぬ人に話しかけられたらそうなるだろう。

 

「クロエさんって、確かフランスからやってきた留学生なんだよね?」

「ハイ、そうですヨ」

 

クロエさんは俺の質問に対してふふんと胸を張って応える。

どうやらフランス人であることに誇りがあるみたいだ。

 

「じゃあ、教えてほしいことがあるんだけど」

「なんデスカ?」

 

俺はすっと屈みこみ、クロエさんのスカートの下に手を潜り込ませる。

 

 

「この行為って、フランス語でなんて言うのかなぁ!」

 

そして潜り込ませた手を勢いよく跳ね上げる。

スカートの裾が手に引っかかり、スカートが勢いよくめくりあがった。

絶対領域の上の禁断の領域のパンティは……おお、白をベースに、色とりどりの花柄。

可愛らしいパンティで、良し。

 

「ワアアアアアッ!?」

 

クロエさんは一気に顔を赤くし、スカートを慌てて抑えた。

今さら抑えたところで、もう遅い。

 

「ふーん、フランス語でスカートめくりって『ワアアアアアッ』って言うんだ」

「ち、チガイマスヨっ、な、何するデスかー!?」

「スカートめくりっていう、男が可愛い女の子に行う日本の文化だよ」

「そ、そんなエッチな文化が……」

 

おっと、涙目になってスカートを強く抑えてる。

 

「これも良き異文化交流って奴だね。じゃあね」

 

俺はスカートを抑えたままのクロエさんをその場に置き去りにし、走り去っていった。

 

 

ふぅ。

今回は初心に帰ったつもりで回りくどい小細工はなしにして、それでいて騙し討ちという形でスカートをめくった。

そのおかげか心がどことなく晴れやかな気分になっていた。

 

クロエさんが得意げになっているところに、俺は教えを乞う。

普段は日本語を教わってる立場なだけに、逆に教わるという立場になったことでますます得意げな顔になる。

そんなクロエさんの気持ちを利用し、俺は勢いよくクロエさんのスカートをめくった。

白のニーソックスとミニスカートで出来上がっていた絶対領域。

ミニスカートに隠されていた禁断の領域が露になり、そこには白をベースに花を散らばませた花柄パンティが存在していた。

白のニーソックス、そしてうっすらと白い肌、そして白の花柄パンティということで綺麗な白尽くしだった。

 

そんな風にスカートをめくられたクロエさんは一転して恥ずかしがる顔になり、叫び声を上げた。

その叫び声を茶化されたことでますます顔を赤くしていき、恥ずかしさのあまり涙目になっていた。

 

やはりスカートめくりは女の子のパンティとリアクションが楽しめるから良い。

あの時は胸を触ってしまったことでその楽しみが動揺によって上書きされてしまったから隙を晒してしまったのだ。

今回のスカートめくりでそのことに気づけて本当に良かった。

 

俺はそんな気持ちを思い出させてくれたクロエさんのパンティとリアクションをスマホの画面で何度も再生して見ながら、いつもの行為に励むのであった。

 



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油断した女の子たちのスカートをめくりたい。

「今日は栗栖さんいないみたいよ」

「そうなんだ~」

 

俺は女の子たちがどこか安心した顔で話をしている様子を立ち聞いていた。

 

ここは俺がかつてスカートめくりを行った『栗栖 空』さんが通ってる学園。

彼女はこの学園では多くの女の子にスカートめくりをしたり胸を触ったり、色々と悪戯をしている。

 

そんな彼女は聖櫻学園に出向き、スカートめくりを行っていた時があった。

 

その時にこの世界に潜り込んだ時、栗栖さんの存在がどうなっているか気になり、漫画の世界に忍び込んだ。

 

その結果、今現在栗栖さんは今日は欠席という扱いになっているらしい。

そのおかげか、他の女子生徒たちは皆どこか安心した顔になっていた。

 

 

そんな女の子たちに、俺が教えてあげるとしよう。

スカートめくりを専門にしている男が、この学園にやってきてしまったことを。

 

 

さて、今回の俺は栗栖さんと同じように、色々な女の子のスカートをめくる。

この学園では栗栖さんの存在は、俺が聖櫻学園で受けている扱いと同じということ。

いや、厳密にはスカートめくり以外のことをしている彼女の方が悪名高いかもしれないが。

 

さて、そんなことはどうでもいい。

今回、俺はスカートめくりの楽しさを思い出した。

 

だからこそ、容赦なく女の子たちのスカートをめくっていこうと思う。

 

 

さて、まずはターゲットを探すとしよう。

栗栖さんが今までスカートをめくったり、お胸を触ったり悪戯をした女の子たちをメインターゲットにし、他にも可愛らしい女の子がいたら早速めくることにする。

今回、俺にはとある策がある。

 

だから、いつもやってるように策略を交える必要はほとんどない。

 

さて、まずは廊下を歩いて……お、いたいた。

 

「おはよう、撫子さん」

「ええ、おはようございます」

 

通りすがった他の女子生徒に挨拶され、黒髪の綺麗な女の子が挨拶を返す。

彼女の名は『式 撫子』。

長い黒い髪の毛が特徴的で、可愛らしい女の子だ。

俺がこの世界にやってきた時、最初に栗栖さんにスカートをめくられていた女の子だ。

 

さて、では早速。

 

「おはようございます」

「……おはよう」

 

元々俺はこの学園の生徒ではなく、紛れ込んだ不純物みたいな存在だ。

だが、この世界では学生服姿で少し若返っている。

だからこそ、怪訝そうな表情で見られるものの不審者としては見られないわけだ。

 

だが、今から行う行いのせいで不審者以上の存在になってしまうわけだけど。

 

「そうだ、式さんに伝えておくことがあったんです」

「私に?」

 

式さんがきょとん顔で俺を見てくる。

さて、どんな表情に変わるのか楽しみだ。

すでにスマホは作動済みだ。

 

 

「栗栖さんに『今日のパンティ確認しておいて』と言われてるので……それっ!」

 

バッ!

 

両手を振り上げ、正面から堂々と撫子さんのスカートをめくる。

そう、今回の俺は栗栖さんが送り込んだ刺客のフリをする。

実際は栗栖さんからそんなことは言われていないが。

 

さて、パンティはどんな物を……おお、ピンクをベースに白の水玉が散りばめられているパンティ。

うーむ、撫子という名前から大和撫子を想像できそうだが、そんな彼女にしては少し子供っぽいパンティだ。

だけども、ギャップがあって可愛らしくて良し。

 

「きゃあああああっ!?」

 

そして男にいきなりスカートをめくられたことで顔を赤くし、きっと俺を睨みつけてくる。

まぁあの時は女の子同士でスカートをめくっていたから恥ずかしがりつつ少々困ったような顔をしていたが、やはり男にめくられれば怒りの感情が出てくるんだろうなぁ。

 

「ピンクの水玉パンティ……っと。協力ありがとうね」

「スケベ、待ちなさーい!」

 

そして彼女にパンティの柄を伝えると同時に彼女が俺の手を掴んで来ようとしたので、俺はその場からさっさと逃げ出した。

 

 

ふぅ、まさか最初から追いかけてくるとは。

でもまぁ、今回はこのまま元の世界に戻るわけではなく、他の女の子たちのスカートをめくるという目的がある。

たった1回やり遂げたぐらいじゃ、普段の栗栖さんを超えることなど出来はしない。

 

さて、なんとか撫子さんから逃げ切ったことだし、次のターゲットをっと。

おや、あの姿は?

 

「ふぁ……移動教室面倒くさいなぁ」

 

教科書を数冊持ち、可愛い女の子が目の前から歩いてきた。

 

彼女の名は『雪見 花音』。

茶色の髪の毛で纏められたポニーテールが特徴的な、可愛らしい女の子だ。

 

さて、早速ターゲットを見つけたのは良い。

そういや彼女は、栗栖さんの必殺技『通りすがりスカートめくり』でスカートをめくられ、パンティを丸見えにされたんだっけ。

あの時の動作を思い出せ、俺。

まずはスマホを作動させ。

 

スマホを弄り、歩いてる男子生徒を装う。

すでに動画撮影の準備を終え、特製胸ポケットに隠す。

 

そして彼女が俺の存在を確認し、横にずれようとした瞬間に。

 

「それっ!」

 

バサッ!

 

栗栖さんがやったときと少し動作が違うが、上手いことスカートをめくることが出来た。

彼女のスカートはパンティを隠すという仕事を放棄し、裏地を見せながら翻る。

さて、今日の花音さんのパンティは……

 

おお、水色と白色の縞々パンティ。

リボンは赤色で、可愛らしいパンティがますます良く可愛らしく見える効果を生み出している。

 

「へっ、ひゃああああっ!?」

 

彼女が同様のあまり手にしていた教科書を落とし、スカートを抑える。

あぶねっ。

手をひっこめなければ、落ちてきた教科書が俺の手に当たるところだった。

 

「ななな、何すんのよっ!」

「栗栖さんがやっていたように、通りすがりにスカートめくり。今日、栗栖さんから『可愛い女の子のパンティを見ておいて』って言われてるから」

「栗栖ちゃん……あの子ってば~。男子になんてことを依頼してるのよ!」

 

スカートを抑えながらこの場にいない栗栖さんに怒りをぶつけている。

いやまぁ実行犯は俺なのだが、何度かエッチないたずらを行っている栗栖さんに対する怒りの方が現れたのだろう。

 

「でもまぁ、縞々パンティは可愛らしかったし、良い報告が出来そうだよ」

「ちょっ、待ちなさい!」

 

そんなことを言われて待つ男はいない。

彼女が落とした教科書を慌てて拾っている間に俺はその場から逃走していった。

 

さて、授業の時間になったのか廊下に他の生徒はいなくなった。

さて、俺は廊下からこっそりと教室を覗き、ターゲットを探すとしよう。

次のターゲットはお嬢様みたいな口調をしてる『山本 千寿』さんにするか。

 

 

しかし、他の教室をこっそりと覗き込んでも彼女の姿は見えない。

おかしいなぁ、確かこの教室の生徒で授業を受けてる姿が漫画で描写されてるはずだったけど。

 

「今日、山本さん風邪で欠席みたいね」

「大丈夫かしら?」

 

しかし、廊下の外にまで聞こえてくる声で女子生徒たちの話し声が俺の耳に入った。

そうか、漫画の世界に潜り込んだからと言って、別にどんな生徒も健康な存在になるわけじゃないもんなぁ。

栗栖さんが不在のこともあるから、不変ではないということか。

 

彼女のスカートをめくれないのは残念だが、そういうこともあると理解できたことは収穫の一つだ。

 

 

さて、彼女のスカートをめくれないのは残念だったけど……それで退くのは男が廃るというものだ。

今日の俺は栗栖さんにかこつけて、色々な女の子のスカートを堂々とめくる。

その意気で他の子たちのスカートもめくるのだ。

 

さて、授業も終わり、とある教室にいた生徒に目を付けた。

 

「さてと……あ、早紀お姉ちゃん」

「あ、阿斗華も授業終わり?」

 

別々の教室から出てきたのは金色気味の茶髪の女子生徒2人。

別々の教室から出てきたのに、見た目は瓜二つ。

 

彼女たちはどうやら双子みたいだ。

お姉ちゃんが『早紀』で、妹の方が『阿斗華』というらしい。

可愛らしく、胸の大きさは姉の方がほんの少しだけ大きく見える。

しかし、これはチャンス。

双子の女の子のスカートをめくるという経験は今までにしたことがない。

 

早速スマホを起動させ。

 

「あ、阿斗華さん」

「ん?」

 

俺は阿斗華さんに声をかける。

阿斗華さんが振り返った瞬間に、俺は阿斗華さんのスカートの下に手を潜り込ませた。

 

「栗栖さんからの伝言でーす!」

 

バサッ!

阿斗華さんのスカートは俺の発言と同時に万歳された両手によりめくられる。

中のパンティは……ほう、黄色のパンティか。

そして真正面からのスカートめくりなので白色のリボンも確認でき、黄色の明るさを白が引き立てている、良いパンティだ。

 

「きゃああっ!」

「阿斗華!?」

 

スカートをめくられたことで阿斗華が顔を赤くし慌ててスカートを抑える。

そして傍にいた早紀さんがむすっと怒り顔になる。

 

「ちょっとあなた、私の妹に何をするのよ!」

「栗栖さんの伝言で『可愛い女の子のパンティを見ておいて』って言われてたから、阿斗華ちゃんのスカートをめくったんだよ」

「何を堂々と……」

 

早紀さんは怒り顔のまま俺に近づいてくる。

 

「当然、早紀さんも可愛いから……次は早紀さんがパンティ丸見えになってもらう番だよっ!」

 

バッ!

 

くくく、可愛い子のスカートめくりを公言し、双子の妹のスカートがめくられた時点で自分も同じ目に遭うと気づくべきだったね。

さて、お姉さんはどんなパンティを……おお、黒と白の縞々パンティ。

黒がベースで、細い白が縦状の縞模様を作り出している。

今まで見たことがないパンティを拝めて気分も良い。

 

「ひゃああっ!」

「お、お姉ちゃんまで!」

 

早紀さんは怒り顔から一転して恥ずかしがる顔になり、慌ててスカートを抑える。

 

「も~っ、何するのよ!」

「逃げるなっ~!」

 

俺は双子から距離を離し、2人が同時に追いかけてくる。

さて、ここらへんかな。

俺は途中で立ち止まり、振り返る。

 

「それっ!」

 

バッ、バッ!

 

2人が同時に並び追いかけてきて、俺が立ち止まりスカートめくりの範囲に追いついたところで2人のスカートを同時にめくる。

それぞれ片手でめくっているので先ほどまでの勢いの良さはないけど、追いかけるために走ってきた彼女はスカートを手で抑えてないのでめくるのには十分だ。

双子の姉妹が同時にパンティを露にされ、追いかけてきた彼女たちがほぼ同時にスカートを抑える。

 

「やああっ!」

「またぁ!?」

 

双子の姉妹だが、性格は少し違うみたいだ。

2回目にめくられた早紀さんはますます怒りの感情と恥ずかしさの感情が強い顔になるが、阿斗華さんは涙目になり俺を睨みつけている。

 

「いい反応、ありがとうございます。栗栖さんにいい報告が出来そうです。じゃあねー」

 

彼女たちは再び追いかけてきたらパンティを丸見えにされるだろうと踏んだのか、二度と追いかけてくることはなかった。

 

 

「いやー、楽しかった」

 

栗栖さんが戻ってくる前に俺は元の世界に戻り、満足感たっぷりに息をついた。

可愛い女の子たちのスカートめくりの様子とパンティ、リアクションもたっぷり撮影できたからだ。

 

撫子さんは俺の方を怪訝顔で見つつ、伝言があると言われて巨トン顔になった瞬間にスカートをめくりあげた。

ピンクをベースに白色の水玉が散りばめられた水玉パンティが露になり、それから少し遅れてスカートを抑え、顔を赤くして俺を睨みつけてきた。

そして俺の手を掴もうとスカートを抑えていた両手のうち片方の手を伸ばしてきたので俺がその場から逃げ出すと、怒り顔を強くして追いかけてきた。

 

そして無事に逃げたところで、次は花音さんに遭遇した。

栗栖さんをリスペクトするように、教科書を持っていた状態で通りすがった瞬間に彼女のスカートをめくりあげた。

彼女の水色と白色の縞々パンティが露になり、顔が赤くなると同時に反射的にスカートを抑えようとしたのか、手にしていた教科書を落とした。

その瞬間に手を引いたことでスカートが降りてしまったが、ちゃんとパンティが露になった瞬間は撮影できていて良かった。

 

最後にめくったのは、早紀さんと阿斗華さんの双子の姉妹だ。

まずは阿斗華さんのスカートをめくり、パンティを露にした。

黄色のパンティに白いリボンがワンポイントで付いており、可愛らしいパンティだった。

早紀さんは妹がスカートをめくられたことで怒り顔になり、俺に手を出そうとしてきた。

だが、俺はそこで回避し彼女のスカートもめくりあげた。

その瞬間に黒色と白色の縞々パンティが露となり、早紀さんは恥ずかしさの方が前面に出てきた表情でスカートを慌てて抑えた。

 

そして俺が逃げ出した瞬間に2人同時に追いかけてきて、俺は2人がちょうどいい具合に並んだところで両手を使い、2人のスカートを同時にめくりあげられた。

ほとんど同じ顔の双子姉妹がスカートをめくられ、それぞれ色の違うパンティが同時に露になり、その様子がスマホにちゃんと収められていた。

黄色のパンティと黒色と白の縞々パンティが同時に露になるというのは絶景としか言いようがない。

 

そして双子の姉妹のうち、姉の早紀さんは怒り顔の方をますます強めたのに対し、妹の阿斗華さんの方は涙目でスカートを抑えつつ、俺を恨めがましく見つめていた。

 

 

いやー、いい光景ばっかり撮影できた。

栗栖さんにかこつけて堂々とスカートめくり出来たんだし、たまにはこうやって豪快にめくるのも悪くないな。

俺は栗栖さんに感謝しつつ、いつもよりも多くめくった女の子たちのパンティとリアクションをスマホで順番に再生しながら、いつもの行為に励むのであった。

 

 



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友達思いの子のスカートをめくりたい。

「なるほどねー、そんなことする奴がいたなんて」

 

とある女子生徒の話を聞き、可愛らしい女の子がご立腹になっている。

髪につけているヒマワリの髪飾り、そして話をしている女子生徒と同じく大きな胸が目を引く。

 

「よく話してくれたね。私がそいつを見つけて成敗してあげる」

「ありがと」

 

成敗とは物騒な単語だ。

しかし、俺はそれを受けるにふさわしい行いをした。

話をしている女の子は一之瀬帆波。

そして、その話を聞きある決意を固めているのは『朝比奈なずな』。

 

その『朝比奈なずな』こそが、俺の今回のスカートめくりのターゲットである。

 

 

「友達っていいものっすよねー」

 

昼休み。

アイドルが好きな同僚といつものようにアイドル談義をしていると、彼がふぅと息をつきながら俺に話しかける。

 

「おいおいおい、俺は友達じゃないのかよ」

 

少しイジワルをするように言うと、俺の想定していた通り慌てた様子で手を振り否定する。

 

「いやいやいや、そういうことじゃなくて。君も当然アイドルのことを一緒に話が出来る同志かつ親友という、ある意味では友達以上のカテゴリに入ってるっすよ」

 

すごいカテゴリに入れられたものだ。

でもまぁ嫌われるよりは遥かにマシか。

 

漫画の世界の中で、俺は可愛い女の子に対してスカートめくりを行い、スマホでその子のパンティとリアクションを撮影している。

裏を返せば、そのかわいい子たちには最終的に怒りと恥ずかしさが混じった顔しか向けられないということだ。

今まで出会ってきた可愛い女の子の中に極度のドMがいたとしても、スカートめくりをしたからといって好意的な目で見られるとは到底思えない。

 

だからこそこうやって現実世界で楽しく話をできる友達がいるというのはいいものだ。

 

「まぁ実際友達がいるというのは幅が広がるというものだ。で、何か相談事でもあるのか?」

 

この同僚がそんなタイプの話をしてくるということは、十中八九何かしらの頼み事がある時だ。

やはり俺の予想は当たりだったらしく、彼は申し訳なさげに話を切り出す。

 

「実は……他のアイドル好きのグループと一緒に合流してアイドルのライブに行くという話がネットで出てきたんすけど、その時に俺1人だとなんかさみしそうな人に見られそうで……他の友人たちにも声は掛けたんすけど、その時に限って都合が悪いって断られて。だから、一緒にそのライブに付いてきてほしいなーって」

 

同僚はスマホのカレンダーを開き、俺に日程を聞いてくる。

その日は……特に用事もないし。

 

「いいよ、一緒に行く」

「ありがとう。恩に着るっす」

 

わー、満面の笑顔。

なんというか、この同僚は感情を素直に表現するから一緒にいて楽しいんだよなぁ。

まぁ、そこもこの同僚と一緒にいる理由の一つなんだけど。

 

「どういたしまして。じゃ、話もまとまったところで午後の仕事、頑張るとするか」

「そうっすね」

 

決意を新たにし、午後の仕事に取り組むことにした。

 

 

やはり友達関係という者は良い。

仲が良ければ良いほど、見てて微笑ましくもなるというものだ。

 

となると、俺にスカートをめくられた女の子が友達にそのことを相談し、相談した友達がめくられた時、どういう反応をするのだろうか。

そもそも普通、見知らぬ男にスカートをめくられたなんて話、まず警察に通報する以外には誰にも言わないだろう。

辱められた、なんて親しかろうが同性、ましてや異性相手には言えないだろう。

だが、それをちゃんと伝えられるのなら、それは間違いなく友達の関係と言えるだろう。

 

そんな思いやりがある子たちのスカートをめくったとき、どんな反応をするか。

ついこの間、双子の姉妹をめくったときもお互いがお互いを思っている反応をしていたし。

 

さて、となるとターゲットは……ここ最近新しく訪れた世界の、この子の友達にするか。

 

俺は新たな目標を胸に抱き、漫画の世界へと飛び込むことにした。

 

そして俺がある学園の世界にたどり着き、一之瀬さんの友達であるなずなさんを探すことにした。

 

そして誰も使ってない場所に彼女たち2人は話をしており、一之瀬さんはなずなさんにスカートをとある男、というか俺にめくられたことを報告していた。

 

「で、格好はこの学園の制服を着ていたんだよね?」

「うん。でもね」

 

すると、一之瀬さんはタブレットを机の上に置く。

 

「このアプリの中のデータにね、その男子生徒の存在がなかったんだ」

「え?」

 

それは俺も寝耳に水だ。

今までの世界ではそもそも異物混入のような形になってはいたが、ちゃんと世界の住人たちに認識はされていた。

しかし、あのタブレットの中に俺の存在はなかった。

つまり、あのタブレットの中にはこの学園の全生徒のデータが入ってるのではなかろうか?

 

「何度探しても、私のす、スカートをめくった男子生徒のデータはなかったんだ」

「そうなんだ。となると、男子生徒を装った不審者の可能性があるね」

 

……マズい。

学生として装い、さりげなく接触しスカートをめくるという作戦はもう取れない。

しかも時間を置いてしまうと、スパッツを履くなどといった対策を取られかねない。

となると、スマートではないがもはや実力行使しかない。

 

「だとしたら、報告するしかないね」

「うん」

 

一之瀬さんと朝比奈さんは意を決し、部屋から出ていこうとする。

部屋の外で話を聞いていた俺はスマホを慌てて起動させる。

 

そして部屋から出てきた瞬間。

 

「じゃ、まずは俺から今の一之瀬さんのパンティの色を報告させてもらおうかな」

 

バサッ!

 

一之瀬さんが部屋から出てきた瞬間に彼女のスカートの裾を掴み、一気にめくりあげる。

彼女の白のミニスカートが一瞬でめくりあがり、中のパンティが露になる。

 

おお、サテン生地の水色。

黒色のレースという少し背伸びをした大人パンティもなかなかのものだったが、この水色パンティもなかなか素晴らしいパンティだ。

彼女のパンティを映えさせる白い太ももも相変わらず眩しい物だ。

 

「きゃああああっ!?」

 

まさか部屋から出るなりスカートをめくられるなんて思っていなかったのだろう。

意を決した表情はみるみるうちに赤く染まっていき、慌ててスカートを抑えた。

 

「き、君! いきなり何をしてるのかな!?」

 

なずなさんは心配した顔で一之瀬さんをちらりと見た後、俺を睨みつける。

可愛らしい子にこうやって睨まれるというのはつらいが、その後に待っている顔を見ることで俺の中の心が満たされるから今は許容しよう。

 

「スカートめくり。俺の行いをチクったんだから、その罰としてもう一度パンティを見せてもらった、というわけだ」

「この変態!」

 

なずなさんは即座にビンタしてきたが、それを避けてすっと屈みこむ。

 

「ああ、変態だな。だからこそ、今から行うのも当然変態の所業だ」

 

ピラッ。

 

なずなさんのスカートのひだを掴み、そのまま上へと持ち上げる。

彼女のスカートもさっきの一之瀬さんと同じようにめくりあがり、彼女の健康そうな太ももがまずは露となる。

さて、その上のパンティは……ほぅ、黄色のチェックパンティ。

中々珍しい色合いと柄だが、友達を思うような元気のある子に似合っているから良い。

 

「きゃああっ!」

 

なずなは睨みつけていた顔から一転、恥ずかしがった顔になりスカートを抑えた。

 

「うんうん、良いパンティだったね。さてと、俺はこれで失礼する」

「あ、ちょ、ちょっと」

「待ちなさい、この変態!」

 

俺がその場から走っていくと、彼女たち2人は去っていく俺の背に罵声を浴びせかけた。

……うん、まぁスカートめくりという行いの代償は、可愛い子たちに罵られること。

まぁ必要な犠牲と割り切るしかない。

 

 

罵声を浴びつつ、元の世界に戻ってこれた。

さて、早速スマホで戦利品を拝むとしよう。

 

部屋から出てきていきなり不意打ちという形で一之瀬さんのスカートをめくりあげる。

彼女の城のミニスカートが一瞬で翻り、水色のサテン生地パンティが露となる。

白い太ももと水色のグラデーションが眩しく、それぞれの良さを引き立てていた。

 

そして友達であり一之瀬さんがまた辱められたことでなずなさんは怒りの感情を強め、俺を罵りつつビンタをしてきた。

その隙をつき、なずなさんのミニスカートもめくりあげ、黄色のチェックパンティをあらわにした。

彼女の太ももは一之瀬さんと比べて少しむっちりしており、そのむっちりさがパンティの良さを引き立てていた。

 

 

やはりお互いが思い合ってる子たちのスカートをめくるというのはいいなぁ。

片方の子が被害に遭ったのを見て怒りを強めているところに自分もエッチな目に遭い、一気に恥ずかしがる様子は絵になる。

 

そんな得になる素晴らしい光景をスマホで再生しつつ、俺はいつもの行為に励むのであった。

 



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※幼馴染を思う女の子のスカートをめくりたい。

「ここなのね、あるる」

「うん」

 

この間スカートをめくった女の子、大月あるる。

その女の子の傍に少しばかり怒り顔の女の子が立っていた。

 

ここはかつて大月あるるのスカートをめくった公園。

そこにわざわざ赤い髪の毛が特徴的な子を連れてきていた。

 

あるるに連れてこられた少女の名は『叶美空』。

今回、俺にスカートをめくられるターゲットだ。

 

 

ついこの間。

とある学園である少女のスカートをめくった後、その友達のスカートもめくった。

その時の怒りの表情はなかなかそそられるものがあり、今回もその縁でスカートをめくってみたいと思った。

手始めに、今までスカートをめくった女の子たちが出てくる漫画を読み漁り、その友達関係を洗ってみた。

 

そして最近は漫画の世界の中に潜り、今までスカートをめくった女の子をこっそりとストーキングすることを続けていた。

 

まぁわざわざ男にスカートをめくられた、なんて報告を友達にするような子はなかなかいない。

そんな感じで今日もとある女の子をストーキングしていたところ。

 

「えーっ、あるるにそんなことを!?」

「……うん」

 

赤い髪の毛が目立っている女の子が、あるるからある報告を聞き、驚きと怒りを出す。

おやおやおや、これはまさか?

 

「まさかあるるのスカートをめくるなんて。しかも、演技のレッスンのふりをしてだなんて」

「そ、そんな大声で言わないでよ」

 

さすがに公の場でスカートをめくられたと公言されるのは恥ずかしいらしい。

大月さんは顔を少し赤くし、彼女にしーっとジェスチャーを行う。

 

「ごめん、つい。でも、あるるにそんなことをするなんて。ここ最近、どこか上の空で時々顔を赤くしたりすることがあったから、何事かと思ったら」

「うん……でも、気にしないでいいよ」

「そういうわけにはいかないわよ。あるるにそんなことをするなんて許せない。そいつを見つけ出して謝らせてやる」

 

ふーむ。

これはなかなか良い展開ですな。

まさか君たちの結構近くで、大月さんにそんなことをした奴が話を聞いているなんて夢にも思うまい。

 

「見つけ出すって……どうやって?」

 

そして大月さんがもっともな指摘。

美空さんは少しだけ考え込んだ後。

 

「犯人は現場に戻るって言うでしょう? それにあるるがそこの公園で芝居の練習をしてるって知っててそんなことをしたのなら、もう一度、ということもあるでしょう?」

「そっか、名案だね」

 

納得しちゃったよ。

でもまぁ、美空さんのその思考に感謝するとしよう。

 

ならばその公園に出向き、友達思いな美空ちゃんのスカートをめくり、パンティとリアクションを鑑賞させていただくとしますか。

 

 

彼女たちをこっそりとストーキングし、大月さんと美空さんがかつての公園にたどり着く。

 

「ここね?」

「うん」

 

お互い顔を見合わせ、うんうんと頷く。

 

「さてと、早速探すとしましょうか」

「うん」

 

さて、ここでどのようにして探索するのだろうか。

二手に分かれるのか、それとも一緒に行動するのか。

しかし……スカートをめくる犯人と対峙するというのに、制服姿でやってくるのはどうなんだろうか。

学生服でミニスカート。

 

しかしよくよく考えてみると、確かにスカートを履いていないと犯人が出てこないと二人とも考えたのだろう。

だとしたら下にスパッツを履いてるなりの対策があるかもしれない。

でもまぁあの時の大月さんも学校帰りで、しかも今回も帰宅途中で話を聞き、ここにやってきている。

 

つまり、スパッツを履くなりという対策はしてない可能性が高い。

 

その可能性に賭け、美空さんのスカートをめくらせてもらうとしよう。

 

「とりあえず、あるるとは別に探しましょうか」

「え? なんで?」

「あるるをスカートめくりの餌食にしていたというのなら、私がいたらスカートをめくるのに邪魔だと判断して出てこないし、逃げてしまうかもしれない」

「うーん……でも、不安だよ」

「大丈夫。遠く離れた場所で見張ってて、あるるがまたスカートをめくられそうになったら助けに来るから」

「……ありがとう」

 

なるほど、そういう作戦か。

まあ実際理には叶っている。

ターゲットが1人の時の方がスカートめくりを行いやすい。

ここ最近はタイミングをずらすなどして2人のスカートをめくったりするが、難易度はなんだかんだで高い。

だからこそ、1人きりにさせていざとなったら助けに来る、という作戦の方がいいというのだろう。

 

だけども、残念な事にその作戦が筒抜けになってるんだよなぁ。

さて……その作戦を利用させて、スカートをめくらせてもらうとしますか。

 

 

大月さんは辺りをきょろきょろと見て回り、公園の中を歩く。

美空さんは本当に離れた場所でそんな大月さんの様子を観察している。

 

さて、向こうの作戦も開始したことだし、その作戦に敢えて乗ってあげるとしますか。

さて、スマホを作動させまして……

 

 

「やぁ」

 

俺は敢えて正面から大月さんの前に出ていく。

 

「あ、あなたはこの間の!?」

 

大月さんは動揺しつつも、こっそりと後ろ手でハンドサインを行っていた。

あれで美空さんに俺が出てきたことを教えているのだろう。

 

「うん、久しぶりだね。君のパンティを見られて恥ずかしがる様子、素晴らしかったよ」

「う~……」

 

大月さんは俺をじっと睨みつける。

だがスカートを手で抑え、スカートをめくられないように警戒している。

 

「ははは、随分と警戒してるね」

「当たり前です」

 

大月さんはあの時の辱めを思い出しているのだろう、ますます顔が赤くなっていく。

睨みつけてはいるが、恥ずかしさも出てきてるその顔は可愛らしいと表現できる。

 

「でもね、よほど鍛えていないと、男の力の方が女の子の力よりも強いんだよ?」

 

俺はあるるさんの手を強引に掴み、持ち上げる。

 

「え、あっ、やだ」

 

あるるさんが一生懸命抵抗するが、それでも両手はスカートから離されてしまった。

そして俺が片手を伸ばし、大月さんのスカートに手を掛けようとした瞬間。

 

 

「そういやさっき、なんか手で合図してたね。誰かお友達でも来るのかな?」

「えっ!?」

 

まさかサインがバレていると思ってなかったのだろう。

驚きの方が一番強い感情を出しながら顔を上げ、俺を見つめてくる。

 

「丁度いいや、やってくるその子のスカートをめくってパンティ丸見えにしちゃおう。どのような顔をするのかな?」

 

俺がにっと笑いながら呟くと、想定通り美空さんがやってくる。

 

「あるるに何しようとしてるのこの痴漢!」

 

美空さんは俺と大月さんのやり取りを知らず、こちらに近づいてくる。

 

「来ちゃダメぇ!」

 

大月さんが慌てて美空さんに警告するが、もう遅い。

俺は大月さんの手をぱっと離し、近づいてきていた美空さんの前に踏み出す。

 

 

「こうしようとしてたんだよ!」

 

バサァ!

美空さんのスカートの下に両手を潜り込ませ、勢いよく万歳した。

俺の手が上高く上がるのと同時に美空さんのスカートもまた勢いよくめくれ上がる。

 

さて、どんなパンティを履いてるのかな?

 

「ほーう……ピンクのチェックパンティとは、可愛らしいパンティを履いてるんだね」

「きゃあああああーっ!?」

 

美空さんはみるみる顔を赤くしていき、慌ててスカートを抑えた。

ふふ、もう遅い。

すでにパンティもいいリアクションも見せてもらっただけじゃなく、スマホで撮影させてもらいましたよ。

 

「ちょ、ちょっと!?」

「ほら、友達がパンティ丸見えになったんだから、お友達として同じ目に遭わなきゃフェアじゃないよね?」

 

バサッ!

美空さんの方に気を取られ、油断していたところで大月さんのスカートをめくる。

さて、今日の大月さんのパンティは……ほう、ピンクと白色の縞々パンティ。

可愛らしくて良いパンティだ。

 

「わあああああっ!?」

 

そして大月さんもスカートをめくられたことで慌ててスカートを抑え、きっと俺を睨みつけてきた。

 

「2人とも柄が違うとはいえ、ピンク色のパンティとは……それに2人とも、いい驚きの演技だったよ。さすがはお友達同士、ってところかな? じゃ、今日はこの辺で」

「今日はこの辺で、じゃないわよ! 待ちなさいこの痴漢!」

 

おっと、この間と違って美空さんの方が追いかけてきてるから、大月さんも追いかけてきてる。

だけども、その程度の足の速さで捕まる俺ではないですよ、っと。

 

 

ふぅー。

良いリアクションとパンティを撮れた。

 

では、早速今回撮影した映像を鑑賞してみるとしますか。

 

美空さんが大月さんに手を出されようとしてるところでつかつかとこちらに向かってくる。

だが、その際にあるるさんのスカートをめくろうと俺が考えていたと美空さんは考えていたのだろう。

なので自身のスカートの防御には気が回っておらず、俺の両手が万歳され、彼女のスカートがめくりあがる。

ピンクのチェックのパンティと健康的な太ももが露となる。

 

そして美空さんがスカートをめくられたことで大月さんが驚いている隙に俺が大月さんのスカートをめくりあげ、ピンクと白の縞々パンティを露にさせた。

 

いやー、2人とも女の子らしく可愛らしいパンティといいリアクションだったな。

やり遂げるのが難しいことほど、やり遂げた後の満足感は高い。

 

俺はその満足感を胸に抱き、美空さんと大月さんのスカートめくりの様子を何度も再生しながらいつもの行為に励むのであった。



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私服の女子高生たちのスカートをめくりたい。

「はぁ~、こうやって皆で遊ぶのも久しぶりだねぇ」

 

茶色の髪の毛をサイドテールに纏めた女の子が隣に立つ女の子2人の顔を見ながらしみじみと呟く。

髪の毛もそれなりに目立つし可愛い顔も特徴的だが、何よりも目を引くのが小さい体に反比例したかのような素晴らしい胸だ。

 

「そうだね。銅島ちゃん、かなり頑張ってたからね」

 

そんな彼女に相槌をうちうんうんと頷くのは、黒のロン毛であり銅島と呼ばれた小さな女の子ほどではないが、それなりに目を引く胸の持ち主である可愛い女の子。

 

「そうだね。今日はぱーっと遊んじゃおうか」

 

そしてそんな彼女たち2人の発言に同意したのは、俺が最初のスカートめくりのターゲットにして何度かめくらせてもらった女の子、金森さんだ。

 

「銅島ちゃんも吟香ちゃんも、今日はどこか行きたいところあったら付き合うよ」

「「おーっ」」

 

金森さんと一緒にいるのは『銅島 志野』さんと『涼森 吟香』さん。

そんな3人は学校の制服姿ではなく。私服姿で街へと遊びに出てる格好だ。

だが、俺にとっては都合のいいことに3人ともミニスカートだ。

 

つまり、今回あの3人は俺のスカートめくりの毒牙にかかってもらうことが決定しているということである。

 

 

金森さんが出てくる漫画の最新刊を読み終わり、俺はふぅと一息つく。

最初にスカートをめくった女の子が出ている漫画なだけあり、思い入れもひとしおというやつである。

 

「さてと……満足したところで、ひとめくり行こうかな」

 

他の人が聞いたらかなり最低な発言だろうが、漫画の世界の中に飛び込み割と好きにやれる俺だから出来る発言だ。

今まで何度か金森さんの関係者にもスカートをめくられてもらい、パンティを丸出しにしてもらった。

 

大事な妹さん。

そして、金森さんが秘かに思っている男の子を好きになっているライバル関係の女の子。

みんな、俺の手にかかりスカートをめくられパンティを丸見えにされ、そのリアクションをスマホに収めてもらっている。

 

金森さんは最初のスカートめくりのターゲットなだけあり、何度かその後もパンティを撮らせてもらっている。

そのたびに違う色や柄のパンティを露にしてもらい、俺の嗜好を満たせてもらっている。

 

だが、今回はそんな金森さんの友達である2人もちょくちょく漫画に出ており、気になっていた存在であった。

そんな彼女たち2人がスカートをめくられ、どういう反応をするか。

反応と同時に金森さんにはエッチな目に遭ってもらうとしよう。

 

そうと決まれば善は急げ。

行為は善ではないが、何事も思い立ったが吉日とも言う。

 

俺は意を決し、漫画の世界の中へと飛び込んでいった。

 

 

「まずはどこに行こうか」

「うーん、まずは遊ぶために小腹を満たしたいよね」

 

今は午前10時ごろ。

確かに朝ごはんを済ませて大分経つし、かといって昼ごはんには早い時間だ。

銅島さんのその胸は確かに栄養が入っていなければ満たされなさそうだし、小腹を満たしたいという欲求が出てくるのも不自然ではない。

 

「じゃ、喫茶店でも行こうか」

 

金森さんの意見に2人とも賛成し、近くにある喫茶店へと向かうべく歩き出す。

俺はそんな3人を尾行することにした。

今すぐここで不意うちという形で後ろから3人のスカートをめくるのは容易い。

だが、今まで何度もめくってきた金森さんの友達でもある彼女たちには、真正面から辱めるというのが今回の流儀だ。

 

だから、チャンスをこうやって伺い続け、そのチャンスがやってきたら彼女たちのスカートを堂々とめくる。

 

なので今回はながーい備考になるかもしれないが、焦らず我慢の時だ。

 

 

喫茶店では彼女たちは色々な物を頼んでいた。

金森さんはコーヒーにパンケーキ。

吟香さんは紅茶だけ。

小腹を満たそうと提案した銅島さんはオレンジジュースにサンドイッチというメニューを頼んでいた。

 

俺は店の外を通りすがる男を演じ、一瞬だけその様子を伺っていた。

だが店の外からその様子を覗いていては不審者極まりないし、その場を去り近くのコンビニで彼女たちが喫茶店から出てくるのを待つことにした。

 

女の子同士の会話は男である俺には縁遠いものではある。

だが、かといって別に知りたいとは思わないし、これからスカートをめくろうと決めた女の子たちの会話を聞いていては、スカートをめくる際に余計な情というものが産まれてしまうかもしれない。

 

なのでここは特に気にせずコンビニで立ち読みでもしながら彼女たちが喫茶店から出てくるのを待っていた。

 

喫茶店での楽し気な会話も終えたのか、3人が店から出てきた。

それを見届けた俺はコンビニから出ていき、再び3人の後を付いていく。

 

「いやー、食べたねぇ」

「まさかサンドイッチだけじゃなくて愛子ちゃんが食べてたパンケーキまで頼むなんて」

「そんなに食べると太っちゃうよ」

「いやー、私って食べてもお腹じゃなくて胸に栄養がいくのか……2人とも、なんか目つき怖くない?」

「イヤイヤ、ソンナコトナイヨ」

 

吟香さんが明らかな片言になっている。

金森さんもそんな彼女をなだめて居るが、目は笑っていない。

にしてもさすがはたわわな胸の持ち主。

それほどの持ち主が女の子にとってはデリケートな話題であろう体重に対して胸の話を持ち出してきたのだから、そのような羨望と嫉妬の眼差しで見られるのは当然と言えるかもしれない。

 

しかし、あの優しそうな金森さんにもそうやって嫉妬する一面が見られたとは。

これは新たな発見だ。

 

そして次に彼女たちが向かっていったのはゲームセンター。

吟香さんの発想であり、ここで発売されたゲームのサプライ品がどうしても欲しいらしい。

銅島さんも金森さんもその発想に賛同し、一緒にゲームセンターへと入っていった。

 

女の子たち3人がクレーンゲームの前にたむろし、商品が取れるか取れないかできゃっきゃと話をしてるのは見てて絵になる。

相当前にゲームをやりこんでいる女の子相手にゲームを挑み、得意としてる音ゲーで勝利し、その暁にその子のスカートをめくったことがあったっけ。

 

また彼女にゲームで勝ち、負けた罰ゲームとしてパンティを拝ませてもらおうかな。

そんな事を考えている間に吟香さんは欲しがっている商品のサプライをゲットしたみたいだ。

 

デフォルメされた小さな黄色いドラゴンのぬいぐるみであるらしく、それは大事そうに抱きかかえていた。

その様子を銅島さんも金森さんも微笑ましそうに見ていた。

まぁ確かに可愛い女の子が可愛いぬいぐるみを抱いてる姿はそれだけで絵になる。

 

そしてその後はぬいぐるみをゲームセンターで貰った袋に入れ、嬉しそうにそれを手にしながらゲームセンターを出ていった。

 

しかし、3人楽しそうにしているところはいいのだが、なかなかいいチャンスというものが産まれない。

だが、焦ってはいい結果は生まれない。

名カメラマンは、いいショットを生み出すためにその場に産まれる最高のシチュエーションを見逃さないために常に不動の精神を保っている。

その精神性を見習い、チャンスを待つことにする。

 

次に彼女たちが入っていったのは大型ショッピングモールだ。

女の子らしく買い物でもするのだろう。

女の子は建前は買い物をするというが、その際に産まれる女の子同士の会話を目的としている。

なので女の子の買い物は長い、というのが定石ではある。

つまり、ここでも待ちの姿勢を崩してはいけない。

 

デパートに入り、彼女たちの目にとある場所が目に入る。

 

「へぇ、面白そうな催し物やってるね」

「行ってみない?」

 

銅島さんが見つけた、とあるホールで行われている催し物。

『脱出ゲームの館』と銘打たれたその場所に3人は目を付けた。

 

ほぅ……。

もしかして、ここならば。

俺は楽しそうな顔をしながらホールへと入っていった3人を見届け、少し後にその脱出ゲームの館に入っていった。

 

 

「うーん……最初は子供だましの遊びかと思ったけど、なかなかやりごたえ十分だね」

 

俺が脱出ゲームの館に入り、見つけたのは銅島さんただ1人。

他の2人と一緒にゲームを攻略してるのではないのだろうか、と思いつつ、彼女の様子を伺う。

そういや最初に三択の分岐点問題があったなぁと思い、それを答える際に3人が違う答えを選んだのだろうと俺は推測することにした。

 

「にしても最初の問題、私はここで正解してると思ったんだけどなぁ」

 

どうやら俺の推測通り、彼女は違う答えを選んだみたいだ。

だが、1人きりになり、この中をうろついている今がチャンスだ。

白のジャケットに紺色のミニスカート。

まず、最初にスカートめくりの餌食になってもらうのは銅島さんだ。

 

俺はスマホを起動させ、彼女に自然に近づいていく。

 

「こんにちは」

「あ、はいこんにちは」

 

いきなり見知らぬ男に挨拶され、戸惑った顔で銅島さんは俺を見てくる。

そりゃ友達と離れているところにいきなり見知らぬ男に話しかけられればそんな反応にもなるだろう。

 

「この脱出ゲームに友達と挑んでるんだけど、俺はこのルートが正しいと思ったのに他の連中ったら他の答えを選んじゃって」

「あ、そうなんですか」

 

銅島さんは頷きつつどこかほっとした顔を浮かべる。

どうやら、同じ答えを選んだ仲間が居て一安心したみたいな顔だ。

 

「で、ここはなんか小さな迷路みたいになってるみたいだけど、脱出ルートとか知ってる?」

「私もここらへんをうろちょろしてるんです。もし出口がなかったら答えが間違ってたものとして引き返して友達が選んだルートを行きますけど」

 

銅島さんがそういった瞬間、俺がふと下に目を凝らす。

それに釣られるように彼女も下に目を向ける。

 

「あ、ヒントかも」

 

俺はそう言いながら彼女の前で屈みこむ。

 

「……何も書かれてないよ?」

 

彼女は下をじっと見つめ、何も書かれてないことで怪訝そうな顔を浮かべる。

 

「いやいや……可愛い女の子のスカートをめくりなさいという文章が俺には見えたよ!」

 

バサッ!

俺がそう言いながら彼女のスカートを勢いよくめくりあげる。

紺色のミニスカートが翻り、裏地の黒布部分が露になる。

さて、そんな彼女のパンティは……ほぅ、黒色。

白色のリボンだけがシンプルについており、大人ぶろうと背伸びしてる感が出てるパンティだ。

 

「きゃああっ!?」

 

銅島さんは顔を赤くし、スカートを両手で抑える。

もうちょっと見たかったが、まぁちゃんとスマホで撮影させてもらった。

 

「何するのー!」

「俺の目に見えたヒント、スカートめくりを実行しただけだよ。おかげで正しい道のりも見えてきた気がするよ、じゃあね」

「待てー!」

 

銅島さんが追いかけてきたが、中は小さいとは迷路。

追いかけてくる彼女をはぐらかせつつ逃げるのはそれなりに大変だったが、なんとか逃げとおしこのルートの入口に戻ってきた。

 

そして残り2択。

金森さんと吟香さんが入ったルートはどこだろうか。

俺はとんちみたいなクイズで正解を考えつつ、扉の中へと入っていった。

 

扉の先は、やはり少し複雑な迷路になっていた。

にしても大型ショッピングモールとはいえ、3択クイズの先に迷路を作れるとはどれほど大きなホールなんだろうと少し感心する。

ここなら大勢の観客を集めてコンサートを開いても余裕ができるんじゃないかとも思う。

 

まぁそれはさておき、彼女たちはこのルートを選んだのだろうか。

それとも、すでに脱出したかもしれない。

そう思いつつ、この迷路を探してみる。

 

少し離れた場所で、あたりをきょろきょろと見渡してる金森さんの姿を発見した。

 

「吟香ちゃんとはぐれちゃったけど……ここ、どこだろ?」

 

どうやら友達とはぐれてしまい、1人でこの迷路の中をさまよってるみたいだ。

さて、彼女はすでに何度もスカートをめくったことがある子。

ここは明確な隙を生み出させ、その後に何も考える暇がない状態でスカートをめくった方が良いだろう。

よし、ここは……

 

 

「うーん……」

 

彼女が俺の待ち構えてる通路に来た時、スマホを投げ込む。

突如通路から滑り込んできたスマホを金森さんは訝し気にしながら拾い上げる。

 

「なんだろ、これ……ええっ!?」

 

彼女が拾い上げたスマホには、先ほど俺がスカートをめくった銅島さんのパンティ丸見えの様子が映っていた。

黒のパンティを丸出しにされ、恥ずかしさで顔を赤くしつつ目を閉じている瞬間のシーンだ。

 

「これってどういう……まさか」

「そのまさか、さっ!」

 

彼女のスマホは、俺が会社での連絡用で予備として持たされたスマホ。

そこにデータだけ転送し、囮にした。

いつも使ってるスマホは起動済みであり、金森さんの白のプリーツスカートをめくったときの様子を撮影している。

友達のスカートめくりの様子を見て動揺してる隙に金森さんのスカートをめくる。

さて、パンティは……おお、黄色の花柄パンティ。

今日はこんな明るいパンティを履いてるとは……友達と遊ぶのに、浮かれていたのかな?

なんにせよ今回も良いパンティで何よりだ。

 

「きゃあああああっ!」

「うん、今回もいい反応だね」

「あ、あなたは……! この画像って何!?」

 

スカートを慌てて抑えつつもスマホを片手に俺を詰問する。

恥ずかしがって顔を赤くしてるのにそれでも友達のことを思うとは、やはりいい子だ。

そんな彼女からスマホを無理やり取り上げ、にっと笑う。

 

「何って、今の君と同じように、友達の子のスカートもめくらせてもらったんだよ。黒パンティって中々背伸びしてると思わない?」

「何を……」

 

悪びれもせず発言したことで金森さんの顔は怒りが強くなっていく。

だが、可愛い子が怒ってもどこか可愛さは抜けきれない。

 

「さてと、残り1人も君たち2人と同じようにスカートをめくり、パンティを丸見えになってもらうよ」

「ってことは、今のも!?」

「うん、ちゃんと撮影させてもらったよ。3人目も撮影したら、ゆっくりと鑑賞させてもらうよ」

「この……私だけじゃなくて、妹や友達まで……待ちなさい」

 

彼女が顔を赤くしたまま追いかけてくる。

だが、お互い慣れない迷路を走ってる間にいつの間にか金森さんを撒けたようだ。

だが、いつまた追いつかれるかわからない。

同じルートに吟香さんも来てるみたいだから、金森さんよりも先に彼女を見つけてスカートをめくらせてもらうとしよう。

 

息を落ち着かせるためにゆっくりと歩きたいが、それでは金森さんに見つけられてしまうかもしれない。

だから早足で迷路の中を歩いてると、少し不安げな顔をしている吟香さんを見つけた。

赤と黒のチェックのミニスカートを揺らし、辺りをきょろきょろしていた。

 

「今、金森さんの悲鳴が聞こえたような気がしたけど……どこに行ったんだろ?」

 

どうやら迷路の間の壁はそれなりにあるらしく、悲鳴は聞こえたがどうやら会話の中身までは聞こえなかったみたいだ。

これは好都合。

しかも、彼女は俺がいる通路に向かって歩いてくるではないか。

これはもう、スカートめくりを司る神の施しだと勝手に解釈する。

 

「吟香ちゃん、どこーっ?」

 

だが、金森さんの彼女を探す声も同時に後ろから聞こえてきた。

施しは与えるが、同時に試練も与えるというわけか。

なら、もう四の五の考えてる暇はない。

 

「金森さん?」

 

吟香さんが早歩きで俺のいる通路へと向かってきて、その通路から俺が飛び出し――

 

 

「いやあああっ!?」

 

私が友達の悲鳴を聞きつけ、駆けつけたときにはすでに遅かった。

男は満足そうな顔をしながら振り返り、男の前にいた吟香ちゃんはミニスカートを手で抑え、その場でへたり込んでいた。

 

「吟香ちゃんのスカートまで……」

「うん、一歩遅かったね。彼女のスカートもめくらせてもらって、ピンクのパンティを露にさせてもらったよ。さすが、可愛い子の友達はパンティも可愛らしいんだね」

 

男にそう言われて、吟香ちゃんは体をびくっと揺らし、顔をますます赤くしていく。

何度も私のスカートをめくるだけじゃなくて、友達まで……もう許さない!

 

「待ちなさーい!」

 

男が吟香ちゃんの横をすり抜け、迷路の先を走っていった。

だが、何度か迷子になったからわかるけど、この先は行き止まり。

つまり、年貢の納め時よ。

 

「ここねっ……あれ?」

 

だけど、迷路の行き止まりには男の姿はなかった。

そういや、今までも追いかけてもいつの間にか姿を消していた気が……

私だけじゃなくて、私の身の回りの女の子たちのスカートをめくる男は、一体何者なんだろう?

 

彼女はそう思いつつ、迷路の行き止まりを呆然と見つめていた。

 

 

いやー、いい撮影ができた。

迷路で迷っている可愛い子たち3人のパンティを無事に撮影できた。

特に最後の子のスカートめくりはなかなか良かった。

 

通路の先から突然俺が飛び出してきたことでびっくりしてる吟香さん。

その隙をつき、俺がスカートをめくる。

赤と黒のチェックスカートはあっさりとめくりあがり、スカートが隠していたフリル付きのピンクパンティが露となる。

小柄なのに黒という背伸びしていたパンティを履いていた銅島さんと比べ、吟香さんはフリル付きのピンクパンティと、少し子供っぽい。

そして金森さんは今回は黄色の花柄と、明るい配色のパンティを履いてて俺の心を満たしてくれた。

 

今回も良いスカートめくりが出来た。

やはり最初のターゲットになった子と、その友達のスカートをめくるというのはいつものスカートめくりと比べ何か快感がある。

 

俺はそう思いつつ、スマホで3人のスカートめくりの様子を何度も交代で再生し、いつもの行為に励むのであった。

 



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※背が高いバレー娘のスカートをめくりたい。

「先輩、お疲れ様ですー」

「ええ、お疲れ様」

 

赤髪のポニーテール。

そして、背が高く巨乳の女の子がにっこりと笑い、挨拶を返す。

声をかけられた女の子はどこか顔を赤くしている。

 

そんな彼女の名は『浅見景』。

俺の今回のスカートめくりのターゲットである女性だ。

 

 

「スポーツってなんかやってたんすか?」

 

資料室で、アイドル好きの同僚からそんなことを尋ねられた。

スポーツかぁ。

大学時代は軽音をやっていたが、スポーツに関しては小中高大一貫して部活動を行った覚えはない。

 

しいて言うなら……漫画の世界の中の女の子のスカートをめくった後、全力疾走で逃げることか?

無論、そんなことを口に出せばこの同僚から軽蔑の目で見られるのは確実なので言わないが。

 

「そんな覚えはないけど、どうしてだ?」

「いやだって、今さっきこの高いところにある資料を取って欲しいって言った時、軽々とジャンプして取ったじゃないですか」

 

確かに俺が手を伸ばしても届かない位置に資料があったからジャンプをして取った。

だが、そんなに高くジャンプした覚えはない。

 

「そういう君は?」

「俺はスポーツよりもアイドルの応援に興味があったっすからね。学校が終わったら家に帰ってアイドルの出てくる番組の録画を見直してたりしてましたね」

 

つまり、万年帰宅部、というわけか。

まぁ俺も小中高で帰宅部だったからあれだが。

そんな俺が漫画の世界の中に潜り込める能力があることを知り、いろんな世界へ出向いて未知の体験、グルメ経験、そしてスカートめくりを行う、といった色々な経験を大人になってから行った。

 

まぁ、最後の1つに関しては現実では犯罪なのだが、漫画の世界の中だから好きにやっているというわけだ。

 

「にしても、少しは健康のために運動とかた方がいいっすかね?」

「まぁ、ウォーキングとかどうだ?」

「ウォーキングっすか……」

 

なんかぶつぶつ言って色々考えてるみたいだが。

 

この同僚、アイドルのライブのチケットを手に入れるために何時間も立ったり、アイドルの応援をするために大声を張り上げたり。

正直な所、下手に運動しない人よりもよっぽどアクティブな気がするが……

 

まぁ、やる気になってるんだから、たとえ3日坊主になろうともここは黙っておくのが吉だろうな。

 

資料を探し終わり、部署へと戻りいつもの仕事をこなす。

 

 

そしてその後は特に気にかかることもなくいつもの仕事の日常を終えた。

家に帰るために牛丼屋で外食を済ませ、今風呂も入り終えてふぅと一息つく。

 

いつもの仕事の日常が終わったのなら、非日常に身を運ぶとしよう。

というわけで、早速漫画の世界へと行き可愛い女の子のスカートをめくるとしよう。

 

せっかくだし、聖櫻学園へと出向いて可愛い女の子のスカートをめくるとしよう。

あの学園は基本的に当たりの子しかいない。

なんなら全ての女の子のスカートをめくってパンティを丸見えにして、特別フォルダを作ってもいいぐらいだ。

 

まぁさすがにそこまで女の子を餌食にしていたら、間違いなくあの学園でフルボッコに遭うだろう。

別に漫画の世界の中で死ぬことはないが、痛い目に遭うのはごめんだ。

あの学園では望月さんと柊さんにそれぞれ攻撃を食らった覚えがある。

スカートをめくられ辱められた怒りから結構痛い攻撃が放たれた。

 

その覚えがあるから、なるべくなら攻撃を食らわないようにしないとな。

 

さて、今回ターゲットにするのは……へぇ、赤い髪の毛でポニーテールか。

しかし、大きいな……バレー部か。

学生時代の俺よりはさすがに小さいが、それでもあんまり差はないな。

 

よし、今回はこの子のスカートをめくらせてもらうとしよう。

 

俺は意を決し、漫画の世界へと飛び込んでいった。

 

 

漫画の世界へと飛び込んでいったとき、すでにその世界では夕日が傾きかけていた。

ターゲットである浅見さんはすぐに見つかったが、部活が終わったのか制服姿であった。

まぁ体操服だったらスカートをめくる以前の問題だからそれでいいのだが。

 

赤のチェックのスカートを揺らし、廊下を歩いていく。

運動を終えてちゃんと汗を拭いたとは思うが、それでもほんの少し汗ばんでいる。

制服の下の白のブラウスがもしかして汗で濡れていたら……いや、そンなことに心を奪われていてはいけない。

 

あくまで目的はスカートめくりなのだ。

 

にしても、学生時代の俺と浅見さんだと……さすがに俺の方が大きいけども、それもほんの数cmの差だ。

 

その悔しさは……スカートをめくることで晴らさせてもらうとしよう。

 

さて、では作戦開始だ。

 

 

「あのー、すみません」

 

俺はスマホを起動させた後、歩いてる浅見さんの足元めがけて全力でシャープペンを転がしていく。

前を歩いていた浅見さんが足元に転がってきたシャープペンの存在に気づく。

 

「これ?」

 

浅見さんは親切にもシャープペンを拾い、にこっと俺に微笑みかける。

いい笑顔だ。

その笑顔が今から辱められることで……ああ、たまらない。

 

「ありがとうございます。実は今、とある調査をしてて、そのデータを集めてたところなんです」

 

俺がシャープペンを彼女から受け取り、ぺこりと頭を下げる。

 

「どういたしまして。気を付けてね」

 

浅見さんもぺこりと頭を下げ、去っていこうとする。

 

「あ、待って下さい。ちょっと調査に協力してほしいんですが」

「え、私?」

 

調査に協力してほしいと言われて、浅見さんがキョトンとした顔になる。

そりゃいきなりそんなこと言われたらそんな顔になるよなぁ。

 

「なんの調査?」

 

「それはですね……聖櫻学園の女の子のパンティは何色が多いのかの調査ですよ!」

 

バサァ!

 

浅見さんは身長が高いからいつもよりも手を下げなくてもよかった。

その分、浅見さんのスカートの下に潜り込ませた手をいつもより勢いよく万歳することが出来た。

手の動きに合わせて浅見さんのスカートは豪快にめくりあがる。

 

さて、パンティは……おお、水色のチェックパンティ。

浅見さんの髪の毛は赤色だが、それとは真逆の色のパンティだ。

だけども背の高さも相まって大人っぽく見える彼女にしては可愛らしいパンティだ。

 

「きゃああああーっ!?」

 

スポーツをしているだけあって、結構大きな悲鳴を上げながらスカートを抑えた。

 

「ふむふむ、浅見さんは水色、っと」

「ちょっと、何メモしてるのよ!?」

 

俺が手にしていた紙にシャープペンで字を書くと、浅見さんは顔を更に赤くし俺から髪を取り上げようとする。

メモどころか、スマホでさっきのスカートめくりの様子を撮影させてもらったけど……気づいてないようで何よりだ。

 

「調査協力、ありがとうございましたー」

「こら、待ちなさい!」

 

浅見さんが走り、逃げていく俺の後を追いかけてきた。

さすがは現役バレー部、運動神経がいいのか足が速い。

この学園で俺のことを追いかけてきた女の子の中で一番かもしれない。

 

だが、それでも今まで他の世界で培ってきた逃げ足のおかげでなんとか逃げ切ることが出来た。

 

そして元の世界に戻り、肩で息をする。

あれほどの足の速さは素晴らしかったが、それから逃げ切れた満足感もまた格別だった。

さて、そこまでして得られた動画を拝ませてもらおうとするかな。

 

シャープペンを俺に返してにっこりと笑顔を浮かべる。

そして俺がそのシャープペンを受け取り、調査をすると言われてきょとん顔になる。

表情の移り変わりが多いが、そのどれもが大人びてるけども高校生らしい可愛らしさもあった。

そして俺がいきなり彼女のスカートの下に手を潜り込ませ、勢いよく万歳した。

その手の動きによって浅見さんのスカートはあっさりとめくりあがり、中に隠れていた水色のチェックパンティが露になった。

運動をしてることで素晴らしい太ももに水色のチェックパンティは素晴らしい組み合わせだった。

 

そしてみるみると顔を赤くし、急いでスカートを抑えた。

そして俺が紙に浅見さんのパンティの色を書くと、浅見さんが恥ずかしさで顔を赤くしつつも俺から紙を取り上げようと手を伸ばしてきた。

その伸ばしてきた手から回避し、そのまま俺はその場を去っていった。

 

いやー、素晴らしいパンティだった。

運動をしてる子だから、太ももも引き締まってたし、その太ももとパンティが組み合わさり素晴らしい光景を作り上げていた。

 

浅見さんのスカートをめくりあげることで生まれた水色パンティと太ももの素晴らしい光景を何度も再生し、俺はいつもの行為に励むのであった。

 



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※背反する女の子のスカートをめくりたい。

ピンク色の髪の毛。

そして遠目からでも目立つ巨乳。

眼鏡をかけたそんな女の子は、普通ならはっきり言って目立つ。

 

「…………」

 

しかし、そんな彼女は着痩せし、猫背で過ごすことで巨乳を隠している。

そして気弱な性格であり、目立つことを嫌うためその目立つ見た目に気づく人はなかなか少ない。

 

そんな彼女の名は『佐倉 愛里』。

今回、俺がスカートをめくるターゲットになった少女だ。

 

 

「おとなしい性格の子の方が好かれやすいのかしら?」

 

またなんかうちの女性上司が面倒くさい質問を……

正直に言って、こんな質問をしてくるような面倒な性格よりは間違いなく好かれると思う。

 

「まぁ……ウザくなければ基本的に好かれると思いますが」

「そう……どんな性格がウザいの?」

 

そう言われると……

とりあえず、人に迷惑をかけるような性格はまずウザいと言えるだろう。

しかし、そんな性格はどんな性格かと言われると、意外と言葉に詰まる。

 

「とりあえず、何が言いたいのかはっきりとしないうじうじとした性格やら、逆に空気を読めずにずかずかと人のプライバシーに踏み込んでくる性格とか」

「なるほど……確かにそう言われれば、おとなしい性格の子は前者の性格に当てはまってしまうかもしれないわね」

 

どうやら考えを纏めてくれたようだ。

 

「相談ありがとうね」

 

今の相談だったんだ。

正直、いつもの質問で絡んできただけかと思ってた。

 

「どういたしまして」

 

まぁ形はどうあれお礼を言われたのなら、ちゃんとどういたしましてと返す。

上司は満足したのか、ニコニコと笑顔でその場を去っていった。

基本的に頭は悪くない人だから、道を示せば自分で考えをまとめてくれる。

もっとも、すぐに色々な考えでがんじがらめになるのが弱点ともいえるが。

 

まぁなんであれ、今はPCの計算ソフトで今月の仕事のまとめをしていたところだったので、なんとかすぐに作業に戻れて良かった。

 

 

そんな仕事のまとめも終われば、今月の給料日。

せっかくということで外食で食事を済ませ、スーパー銭湯で綺麗なお風呂に入り疲れを癒した。

 

さて、そんな風に疲れを癒した後は、自分の趣味に時間を使うときだ。

 

というわけで、今回も漫画の世界へと飛び込み、可愛らしい女の子のスカートをめくろうと思う。

 

さて、今回のターゲットは。

 

せっかくだし、上司がおとなしい性格の子は好かれやすいのかと聞かれたことだし、おとなしい性格か気弱な性格の子をめくってパンティと良いリアクションを拝ませてもらうとしよう。

 

お、眼鏡をかけた気弱な女の子。

なのにピンクの髪の毛に、よくよく見てみると巨乳。

そんなおとなしい女の子がスカートをめくられた時、どんなリアクションをするのだろうか。

 

どうやら給料日でテンションが上がってるみたいだ。

今から行うスカートめくりがいつも以上に楽しみでしょうがない。

 

そんなテンションのまま、俺は漫画の世界へと飛び込んでいった。

 

 

今回訪れた世界は、以前帆波さんたちのスカートをめくった時と同じ世界だ。

彼女……佐倉さんはどうやら同じ学園の生徒みたいだ。

だが、そんな彼女はネットの世界ではグラビアアイドルとして活動をしている。

この学園の規則なのか、実際にグラビアアイドルとしての活動は出来ないからインターネットの中で今は活躍してるらしい。

 

気弱な性格の子なのに、別の世界では大胆なグラビアアイドルとして活動している。

本来の世界ではただの会社員なのに、他の漫画の世界では女の子のスカートめくりをしたりして色々とやりたい放題してる俺とどこか似通ってる点があるかもしれない。

 

これはますますスカートのめくりがいがありそうというものだ。

 

そんな佐倉さんは目立たないように行動はしてるものの、ピンク色の髪の毛で眼鏡をしてるという、胸を隠すように動いていても目立つ特徴はある。

 

故にすぐに佐倉さんを見つけることが出来た。

学校の制服で赤のブレザーに白のプリーツミニスカート。

帆波さんたちの時に何度もめくったスカートであり、めくる力加減は理解している。

 

では早速。

スマホを起動させて、っと。

 

「こーんにちは」

「えっ、あ、こんにちは」

 

俺は朗らかに佐倉さんに挨拶をする。

佐倉さんはいきなり挨拶されて困惑しつつもちゃんと挨拶を返す。

まぁ見慣れない男にいきなり朗らかに挨拶されたら困惑もするだろう。

実際俺も見慣れない人に声をかけられたら挨拶以外どう返せばいいか困るだろう。

 

「佐倉さんにちょっと用事があるんだけど」

「用事? 私に?」

 

そう言われ、佐倉さんは明らかに面倒くさそうな顔をした。

この間スカートをめくった帆波さんはちゃんと応えてくれたのだが。

そこらへんが人当たりの良い性格と気弱な性格の違いなのだろう。

 

「うん……だけど今、面倒くさそうな顔しなかった?」

「え……ううん、してないよ?」

 

俺が少し強めに言うと、佐倉さんは気押されたのか少し声色が弱くなる。

気弱な性格の子はこうやって押せば上手いこと俺のペースに持っていける。

 

「えー、したって」

「してないってば……」

 

俺がからかい半分の口調で言うが、気弱な子はそれすらも本気にとってしまう。

故に佐倉さんの声色がますます弱くなっていく。

 

「まぁ、いいや。それはさておき、聞いてくれる?」

「もう、分かったわよ……で、用事って何?」

「この写真なんだけどさ、これって佐倉さんだよね?」

 

俺は彼女がグラビアアイドルとして活動してる時の写真を佐倉さんに見せる。

今目の前に立っている気弱な少女からは想像しづらい、晴れやかな笑顔を浮かべ、水着姿でポーズをとってる写真だ。

 

「こ、これって」

 

佐倉さんは目を見開き、その写真を見る。

否定しようかどうか考えて迷っている顔だ。

グラビアアイドル活動を隠れて行ってることを写真を通じて知られるとは思っていなかったのだろう。

 

その際に産まれる隙こそ、俺が狙った隙だ。

 

「用事ってのはね……この水着のような大胆な下着付けてるのかなぁって確認させてほしんだよ!」

 

ピラッ!

佐倉さんのスカートの前を掴み、勢いよくめくりあげる。

白いミニスカートはあっさりとめくりあがり、少しむっちりした太ももがまずは露になる。その太ももの上にあるのは……ほーぅ、黒い紐パン。

グラビアアイドルとして活動してる裏の顔の方が色濃く出てるような、大胆なパンティですなぁ。

 

「いやああああーっ!?」

 

佐倉さんは悲鳴を上げ、俺の手を叩き落し、スカートを抑えた。

顔は真っ赤になり、涙目になりながら俺を睨みつけていた。

 

「黒の紐パンとは……水着は水色だったけど、実は大胆なパンティが好きなんだね」

「う、うぅ~」

 

俺がニヤニヤ笑いながら言うと、佐倉さんはスカートを抑えたままその場にへたり込んでしまった。

 

「下着を確認させてありがとうね。これからも陰ながらのグラビア活動頑張ってね」

 

それだけ言い残し、俺はその場から去っていった。

 

 

追いかけられることもなく、悠々と元の世界に戻れるというのは楽でいい。

黒の紐パンというなかなか大胆なパンティを見た後ならなおさらだ。

 

俺の言い合いで気押されて弱気になってる顔。

言い合いが終わり、少しだけほっとした顔になる。

その瞬間にグラビアアイドルとして活動してた時の写真を見せられ、驚きで目を見開く。

その一瞬で生まれた隙をつき、俺は佐倉さんのスカートをめくった。

 

グラビアアイドルとして活動してる彼女はむっちりとした太ももをしており、その白のミニスカートとは対照的な、黒の紐パンが露となる。

 

佐倉さんは驚いていた顔から一気に顔を赤くしていき、スカートを抑える。

その表情は恥ずかしさのあまり、涙目になるほどだった。

 

 

まさか気弱な性格とは正反対の、黒の紐パンという大胆なパンティ。

だがリアクションは気弱な子らしく辱めを受けて涙目になるという性格に相応しいものだった。

そんな背反する光景が見れるのも、スカートめくりという行為の特権だなぁと思いつつ、スマホを再生しいつもの行為に励むのであった。

 



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※料理下手な優しい子のスカートをめくりたい。

金色に近い茶色の髪の毛。

遠目から見ても分かる巨乳。

この学園の女生徒は大抵胸が大きいが、彼女の場合可憐な見た目のイメージがその巨乳をなお引き立たせる。

 

彼女の名は『笹原野々花』。

俺がスカートをめくると決めた、今回のターゲットである。

 

 

「料理って得意?」

 

またこのパターンか……

最近はアイドル好きな同僚は空気を読むことを覚えたのか、仕事中なかなか話しかけてこなくなったというのに。

彼女の場合は自分の立場の方が上だと分かっているからこそ、咎めるわけにもいかない。

 

なお、料理に関しては外食で済ませることが多いが、別に下手というわけではない。

時間さえあればそれなりに凝った料理が作れる。

学生時代のころから食べたいものがあって、再現しようと努力すれば作ることが出来たからだろう。

そのころのノウハウは今も生きている。

 

「まぁ特に下手というわけではないですけども」

「そ、そんな……」

 

なんかショック受けた顔してるな。

まさかこの人、俺が料理全然できないという返事を期待していたんじゃないだろうか。

 

「男の人なのに、料理が上手なんて」

「世界各国のシェフに謝りなさい」

 

個人的なイメージだが、料理番組に出てくるシェフって大抵男性の方が多い気がする。

それを考えると、料理に関しては女性の方が上手とは言い切ることが出来ないのではないだろうか。

 

「俺よりも、聞いてきた先輩の方はどうなんですか?」

「うっ……それ聞いちゃう?」

「先に聞いてきたのは先輩の方じゃないですか」

「……べ、別に下手なんかじゃないしー?」

 

キャラ崩壊を起こす勢いで誤魔化そうとしている。

いやもうそのリアクションで実際の腕前は察しましたよ。

 

「何かあったんですか?」

「うっ……私の親戚が作り上げたキャラ弁当が見事な出来栄えで私も作ってみたかったんだけど……」

 

ああ、キャラ弁当ね。

確かに食べる前に見て楽しんで、それでいて味も完成されている。

子供ウケという観点で見られそうな物だが、実は料理スキルが高くないと作りづらい物でもある。

 

「作れなかったんですね」

「ストレートに上司に意見を言うなんて、君も成長したものね」

 

そんなところで成長を実感されても。

後それで威圧すると、下手するとパワハラ案件に受け取られかねませんよ?

 

「まぁ、いいわ」

「でもまぁ、キャラ弁当に関しては最近そういう弁当を特集してる雑誌もあるし、ネットに情報も転がってるだろうし、検索して頑張ってみてはいかがです?」

「……そうね、ありがとう」

 

女上司さんは俺の返答に満足したのか、自分のデスクに戻っていった。

アイドル好きの同僚は現在外回りに行っており、ここには不在だった。

もしここにいたら「人にはあんまり私語するなって言っておいて、自分はなんなんすか」と文句を言いかねなかっただろう。

 

 

そんなこんなで今日の仕事も終わり、残りは寝て明日の仕事に備えることだけだが。

仕事してそれが終わって夕食を食べて風呂に入って寝て終わりだと、1日に彩がない。

 

なので、いつもように漫画の世界に出向き可愛い女の子のスカートをめくることにする。

 

「さてと、今回は」

 

聖櫻学園の子をターゲットにして、料理上手な柊さんのスカートをめくりパンティを丸見えにした。

その際うっかり胸を触って動揺した隙にビンタを食らうという失敗をしたが……

 

お、この子いいね……ん?

なにこれ料理?

ダークマターでも生成してるんじゃないだろうか?

いくら漫画的表現とはいえ、こんな失敗をすること、現実じゃ絶対に有り得ないだろう。

 

しかし、これは逆に興味が湧く。

怖いもの知りたさの好奇心という物だろうか。

漫画の世界で死ぬようなことがあっても現実世界に戻されるだけだ。

 

なら、その凄まじき見た目の料理を食し、その際にスカートをめくらせ、パンティとリアクションを拝ませてもらうとしよう。

 

俺は意を決し、漫画の世界に飛び込んでいった。

 

 

聖櫻学園の学生姿で潜り込むのにも慣れてきたが、この体は若々しくて動きやすい。

だが、現実世界でもストレッチや足の筋トレなどをして少しはこの動きに近づいてきたと信じたい。

 

おっと、俺自身のことは今はどうでもいいか。

さて、笹原さんを探すとして……

 

お、いたいた。

柊さんと同じように家庭科室を使っている。

エプロン姿で料理と向き合ってる姿は柊さんを思い出させる。

だが、その時よりもエプロン越しに強調する胸がある。

それに何より、外からでも漂ってくる異質な匂いが凄まじい。

換気扇をつけてないのか?

 

だが、料理をしてる笹原さんの表情は真剣そのものだ。

彼女なりになんとか料理を頑張り、美味しい物を作ろうと努力をしているのは分かる。

その努力自体を責める気はない。

 

まぁそれはそれとして、スカートはちゃんとめくらせてもらうとするけどね。

 

そして調理を終えたのか、満足そうな顔になる。

さて、時は満ちた。

スマホを起動させ、いざ家庭科室へ。

 

「この匂いって一体なに……?」

 

俺がそう言いながら入ると、笹原さんは一瞬びくっとしたが、すぐに同じ学校の生徒だと分かりほっと安堵した顔になる。

 

「あ……実はオムレツを作っていたんですが、外まで匂いがしてきてたんですか?」

 

そりゃもちろん……ってかあれオムレツの匂いだったのか?

そして皿に盛りつけられてるのはオムレツなんだろうけど……

 

「それがこのオムレツですか?」

「うん」

「良かったら一口食べてみてもいいですか?」

「え!?」

 

まさか自分が作った料理に試食してもいいですかなんて言ってもらえることはなかったのだろうか、驚いたリアクションをしている。

でも、俺もスカートをめくる+漫画の世界の激マズ料理を食べてみるといった目的がなければ机の上にあるオムレツ(と笹原さんは言っている)らしき物体に盛大にツッコミを入れているだろう。

 

俺の知ってるオムレツは黄色い卵が色鮮やかで卵の香りが漂ってくるシンプルながらに奥深い料理だ。

だけども、机の上の物体はどちらかというと白色を強調させており、黄色と表現するにはまるでほど遠い色だ。

卵の白身が9割で黄身を1割で作りましたーとでも言わない限りそうはならんやろと言いたくなる代物だ。

 

だが、すでに覚悟は決めている。

いざ……!

 

「……どう?」

 

笹原さんは期待と不安が混じった顔で俺に感想を求めてきた。

いやまぁね、色からして想定はしてたけど……半熟通り越して味の付いた生卵食ってる印象だ。

冷たいとただ単に生卵を飲むだけのボディビルダーになったみたいな感想になるだろうが、生暖かい生卵というところがこれまた口の中の触感を嫌な気分で一杯にさせる。

そして白い色になった原因としてチーズオムレツにしようとしたのだろう、チーズが生卵と絡み合って嫌な気分を触感と同時に増幅させてくる。

 

逆にどうやったらこんな物を作れるのか現実世界で問いただしたくなるレベルだ。

だけど、漫画の世界だからこそ、こんな激マズ料理が作れるんだろうなぁ……

 

「だ、大丈夫?」

 

俺の顔色を見てリアクションを察したのだろうか、心配そうに声をかけてくる。

うん心配してくれるのは嬉しいけど、一度ぐらい味見をしてみて欲しかったというのが個人的な意見だ。

だけども、口の中が変な感じに支配され、なかなか言葉が出せない。

 

「だだ大丈夫……ただちょっとチーズ入れすぎかなな……」

 

変な口調になりつつも一応アドバイスらしきものをする。

 

「チーズ入れすぎてた?」

「はい……それとなるべく、味見をちょくちょくしてください」

「うん、分かった……」

 

笹原さんは少ししゅんとし、うなだれかける。

女の子の落ち込む表情は現実世界だろうが漫画世界だろうがあんまり見たくない。

 

となれば。

 

「最後に……お口とお目直しに、こうだ!」

 

バサァ!

変な物を食べた鬱憤を晴らすかのように笹原さんのスカートを前から豪快にめくりあげる。

今まで一番力を入れてスカートをめくったんだろうなぁと自覚する。

当然それほどの力を受ければスカートはあっさりとめくれあがり。

少しほっそりとした太ももと……ピンク色のパンティか。

飾り気が一切ないパンティだが、笹原さんの優し気な見た目にマッチングしてるからその相乗効果で良いパンティに見える。

 

「ひゃっ!?」

 

可愛い悲鳴を上げ、スカートをばっと手で抑える。

さっきの落ち込みかけた表情ではなく、恥ずかしさから顔をみるみる赤くしている・。

勢いよくスカートをめくっていたからピンクパンティだけじゃなくて白いブラウスの裾まで丸見えになっていたのもあり、それを自覚したからこその表情だろう。

 

「うん、良いパンティだ。それだけでも十分だ。じゃ」

 

俺はそう言い残し、家庭科室から出ていった。

 

「……エッチ」

 

最後に笹原さんがスカートを抑えたままぽつりとそう言い残したのを聞き、俺はその場を後にした。

 

 

料理の味に対する感想を聞き、落ち込み気味になる笹原さん。

そんな彼女の空気を一変させるかのように、俺が勢いよくスカートをめくる。

今まで一番勢いのあるスカートめくりだったからだろう。

太ももとピンク色のパンティ、それからブラウスの裾までもが丸見えとなった。

 

それから可愛らしい悲鳴を上げ、慌ててスカーを抑えるがすでにこのようにスマホの動画として笹原さんの可愛らしいパンティとリアクションはバッチリと収めさせてもらった。

 

…………うん。

俺はこのスマホの画面を、油とニンニクマシマシの超特盛野菜炒めを食べながら見ている。

現実世界に戻ってきても、口の中の変な感触が抜けなかったので、なんとかこれで男好みの味覚に戻そうと努力していた。

 

スカートめくりの良いリアクションとパンティを見れて、いつもならご満悦で行為に励むのに、それすらさせないとは……

 

 

激マズ料理、恐るべし。



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泳ぎが得意な子のスカートをめくりたい。

水しぶきを上げ、彼女は泳ぐ。

スイミング帽子とゴーグルをつけ、熱心に泳ぐ。

そしてある程度の距離泳ぎ終わったのか、彼女はぷはっと息を吸った。

 

花柄の黄色の水着は見てて眩しいし、そうやってひきつけた視線はなかなかの大きさの胸に集約される。

 

彼女の名は『東雲 菊花』。

今回俺がスカートめくりのターゲットに決めた女の子だ。

 

 

俺がとある一冊の漫画を読み終わる。

モデルを目指す女の子たちが切磋琢磨する漫画だ。

以前スカートめくりを行った北島さんや篠田さんもこの漫画に登場するキャラクターだ。

この漫画はモデルを目指す女の子たちがメインだからか、可愛いしスタイルの良い女の子がやたら多く登場する。

だからこそスカートをめくる相手に困ることはない。

 

さて、読書も終わったことだし、早速この漫画に出てきたキャラクターをスカートめくりしてやるとしよう。

今回、すでにスカートをめくる女の子のターゲットは決まっていた。

スタイルの良さで人目を惹き、スポーツが好きな女の子。

 

そう、その子こそが『東雲 菊花』だ。

スポーツを行うモデル志望の子だから、引き締まった肉体とスタイルの良さが共存してる女の子だ。

そんな女の子だからこそ、スカートのめくりがいもあるというものだ。

 

というわけで、俺は早速漫画の世界に飛び込んでいくことにした。

 

この世界にたどり着いたとき、セミの鳴き声が聞こえてきた。

あ、この世界は今は夏なのか。

よくよく考えればモデル志望の子が多いからこそ、薄着を着てキャラクターたちの肌をさらし、色気を見せつけるというのがこの漫画の作者の考えにあるのだろう。

となると、季節的には夏が多いのか。

 

「……暑いな」

 

家にいた時とは違いアロハシャツにGパンというなんかちぐはぐな格好ではあるが、まぁ長袖で来なかっただけ有難いと思う。

それでも暑さから逃げられるわけではないので、少し辛い。

 

アロハシャツにもちゃんと胸ポケットがあり、それもまた安心する点であった。

俺が今までどの世界へ行っても、スカートめくりを行う際には特殊な胸ポケットがどの服にも付いている。

スマホを入れておくと、ポケットを貫通して目の前の風景を映し出す特殊な仕様のポケットだ。

今まで可愛い女の子たちのスカートめくりをしてナイスシーンが映し出せたのもそれが一番大きい。

 

さて、おっ。

あの黒髪をポニーテールで纏めてる女の子。

今回のターゲットである東雲さんだ。

 

彼女は朝の方は学校に用事があったのか、学生服姿だった。

夏服だからか白のカッターシャツに紺色のミニスカートが眩しい。

そして片方の手に小さなスポーツバッグを入れている。

これから運動でもしに行くのだろうか。

東雲さんが向かう先はどこだろう。

 

彼女をストーキングしていき、たどり着いたのは市民プールだった。

向こう側からは子供や大人たちの楽しそうな声も聞こえる。

なるほど、運動がてら泳ぎに来たのか。

 

 

残念なことに、俺は水着を持っていない。

故に涼しいプールの中で泳ぐことが出来ない。

なので観客席から東雲さんや他の人たちが泳ぐ姿をじっと見ていることしか出来ない。

なんか心の中で悔しさがにじみ出てきてるが、その悔しさは東雲さんのスカートをめくることが解消させてもらうとしよう。

 

にしても、スイミングキャップとゴーグルをつけてるのに黄色の花柄ビキニという映える水着のおかげか、観客席からでも東雲さんの姿は割と見つけやすい。

それにスポーツが得意だからか、ただ純粋に泳いで楽しんでる子供や大人よりも泳ぎの姿勢も良い。

まぁ市民プールに来てるのは大抵親子連れだろうから、別に泳ぎが得意な人が多いわけではないだろう。

観客席の方に泳ぐの不得意そうな大人や、孫が泳ぐのを見守っているのであろうおばあさんたちもいたりする。

なのでただ単に東雲さんをじっと見てる俺も違和感なく溶け込めている。

 

そして東雲さんが泳いでる姿をじっくりと見ているが、遠目だから胸の谷間が中々見づらいが、お尻もきゅっと引き締まってて良い。

水着姿ということでターゲットの体もまじまじと観察できる。

スカートをめくったときに確認できる太ももをあらかじめ見ることが出来てしまうというのは少しだけマイナスポイントだが、別に太ももだけがスカートめくりの良さではない。

 

そんなことを考え、時折飲み物を買ったりスマホの中のアプリゲームを弄ったりしつつも東雲さんを監視し続けた。

 

そして彼女がひとしきり泳いで満足したのか、プールから出ていき更衣室へと向かっていく。

さて、俺も行動開始と行きますか。

 

 

更衣室で着替えを終え市民プールの入口から出ていく彼女を少し遠目で見守る。

今まで楽しそうに泳いでいたのを炎天下の観客席で見ていたのだ。

焦らしに焦らされた俺の感情が彼女のスカートをめくるんだと後押しする。

 

東雲さんが誰もいない道に差し掛かった。

さて、今がチャンスだ。

スマホを起動させ、早足で彼女に近づく。

 

「そーれっ!」

 

後ろから彼女の紺のミニスカートを両手で掴み、一気に持ち上げる。

当然彼女のスカートは翻り、中のパンティとパンティに包まれたお尻を露にする。

 

ふむ……水色と白色の縞々パンティ。

縁が水色のピコレースで彩られており、見た目も良い。

スタイルが良くてもまだ女子高生である彼女らしい、可愛いパンティだ。

だが、そのパンティに包まれてるお尻はプールで見ていた時よりも近くで見るからよくわかる。

引き締まっており、触ったら弾けそうな程の感触が見てわかる。

 

「やんっ!」

 

後ろ手で東雲さんはスカートを抑え、振り返る。

いきなりスカートをめくられたからか、恥ずかしさで顔を赤くしてる。

 

「いきなり何するのよ変質者!」

 

まぁ、アロハシャツにGパンにサングラスを掛けた男は、少なくとも真っ当な人間には見づらいだろう。

南国の島とかに行けば自然な姿かもしれないが、少なくともこの世界の日本では珍しい格好だろう。

なのでその不審者スタイルを利用し、策を使わず堂々とスカートめくりという行為に及んだわけだ。

しかし、スポーツを好んでいるだけになかなかの気の強さだ。

そんな子がスカートをめくられ恥ずかしがってる姿はなかなかそそられるものがある。

 

「さっきはそれ以上に薄着だったのに、パンティを見られるのは恥ずかしいのかな?」

「えっ、ひょっとして」

 

彼女は自分がストーキングされていたことに気づき、一瞬不安そうな顔になる。

 

「うん、泳いでる姿もばっちりと見させてもらったよ。おかげでこんな風に」

 

バッ!

今度は前から東雲さんのスカートをめくりあげ、パンティを丸見えにする。

前から見る水色と白色の縞々パンティもまた格別な物だ。

 

「またっ!?」

「スカートをめくりパンティを丸見えにするのに相応しいって決まったよ。縞々パンティ、ごちそうさまでした」

「こ、このっ……」

 

彼女が慌ててスカートを抑えた隙に俺は逃げ出し、その場を後にした。

 

 

彼女はスポーツが得意だが、走って追いかけてくることはしなかった。

気が強いから追いかけてきて制裁してくるだろうと思っていただけに、少し意外だった。

まぁあの炎天下の中でずっと東雲さんの様子を伺っていただけに、更に体力と使うことにならなくて良かったのだが。

 

何も知らず無防備に歩いてる彼女にこっそりと近づいていく。

そして俺の両手が届く範囲になったら後ろから彼女のスカートを両手で掴み、盛大にめくりあげた。

水色と白色の縞々パンティ、それからパンティに包まれた引き締まったお尻がまずは露になる。

 

そして彼女が振り返り、恥ずかしさと怒りが混ざった顔をしているときに正面からスカートをめくり、フロントから縞パンを丸見え状態にさせた。

慌ててスカートを抑えたとき、スカートをまためくられたということで顔を更に赤くし恥ずかしいという感情が色強くなっていた。

 

さて、読書を終えた後にその登場人物のキャラの別の一面を見るというのは良いものだ。

それが可愛い女の子で、スカートめくりなら俺の性癖に刺さってるからなおさらだ。

 

そんな彼女の後ろと前からのそれぞれのスカートめくりの様子をスマホで再生させながら、俺はいつもの行為に励むのであった。

 



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※服作りが好きな子のスカートをめくりたい。

「ふんふふふーん」

 

どこか飄々とした態度で、口笛を吹きながら道を歩く彼女。

ピンク色の髪の毛が風に吹かれて揺れる。

そんな彼女はスタイルの良さも中々の物だ。

 

彼女の名は『鶴姫やちよ』。

俺が今回スカートをめくるターゲットだ。

 

 

「ふぁ……」

「仕事中に欠伸とはたるんでるんじゃない?」

 

うっ、しまった。

まさか女上司が近くに来ていたとは。

 

「仕事に熱が入ってない証拠ね」

「いやいやそんなことは」

「じゃ、なんで思いっきり欠伸なんてしてたの」

 

うっ。

アイドル好きの同僚から借りたDVDを見て、そのまま深夜に寝落ちして……

さすがにそれをそのまんま話すことは出来ない。

 

「ふぁ~」

 

だが、同時にそのアイドル好きの同僚も大欠伸をする。

 

「こら、君も?」

「あ、すみませんっす。昨日の夜、アイドルのDVDの整理をしてたら遅くなっちゃって」

「堂々と言うのね……」

 

確かに。

自分の趣味に熱中して夜更かししてしまったと公言できるのは凄いなと思う。

俺の趣味なんか、漫画の世界に潜り込み色々なことをすることだ。

当然、誰も信じやしないだろうし。

ましてや、漫画の世界の可愛い女の子のスカートをめくるなんて口に出そうものなら間違いなく誰からも軽蔑の目で見られることは間違いなしだ。

 

「まったく……君たち2人、眠気を飛ばすためにもちょっと外回りしてきなさい」

 

上司が呆れた口調で呟き、俺たち2人とも頷く。

まぁ実際もうそろそろ外回りに出ようと思っていたから渡りに船だ。

 

「はい」

「じゃ、行ってきます」

 

俺もアイドル好きの同僚も同時に部署から出ていく。

 

「にしても、なんで君も欠伸してたんっすか?」

 

上司の前では行わない口調で同僚が俺に話しかけてくる。

 

「んー、君から借りたアイドルのDVDを見てたらうっかりそのまま寝落ちしてしまってな」

「そうなんすね。アイドルにハマってきた傾向を喜ぶべきか、アイドルのDVDを見ながら寝落ちなんて行為をしたことを咎めるべきか、複雑な所っすね」

 

怒ろうか喜ぼうか迷ってる顔をしてるなぁ。

この同僚も感情が顔に出やすいから分かりやすいが、こうやって感情が混じられると色々と複雑になる。

 

「ま、いいっすか。今度から気を付けるっすよ」

「はい」

 

そして水に流そうとしつつもちゃんと注意はするアイドル好きの鏡だ。

そんな人に対して反論はする気はないので素直に頷き、この場を後にした。

 

 

さてと、今日の仕事も無事に終わったことだし。

今日はアイドルのDVDを見ることではなく、漫画の世界に潜り込んで可愛い女の子のスカートをめくるとしよう。

 

今回のターゲットは、お、ピンク色の髪の毛が目立つ子。

しかも、アイドル好きの同僚と違って感情を素直に見せなさそうな子だ。

 

よし、今回のターゲットも決まったところで。

俺は意を決し、漫画の世界へと飛び込んでいった。

 

 

漫画の世界にたどり着き、黒色のチェックのミニスカートを揺らし、彼女は歩く。

道を歩きながら口笛を吹く鶴姫さんは可愛らしい。

 

そんな女の子のスカートをめくり、パンティを丸見えにしてどんな反応を見せるか楽しむ。

それこそがスカートめくりの醍醐味だ。

 

さて、そんな鶴姫さんのスカートを後ろからいきなりめくることは容易い。

だが、お尻が素晴らしい、もしくは隙が全然ないという理由でなければ真正面から堂々とめくるということを信条としている。

彼女はプライベートということもあるのか隙を見せてるので、真正面からスカートをめくることにしよう。

 

そんな彼女が向かったのは、服の生地を専門に扱っている店。

そういや漫画の世界で鶴姫さんの夢は、自分が作った服で演劇の舞台に立つことだと言ってた。

だからこそ、服の生地のチェックは怠らないのだろう。

今彼女が来てる黒のチェックのミニスカートと白のブラウス、その上に羽織っている茶色のカーディガンもなかなか良い組み合わせだ。

もしそれらの服も彼女の手作りだというのなら、並みの服屋顔負けと言わざるを得ないだろう。

 

しかし、男が1人で生地を専門的に取り扱ってる店に入るというのはあまりにもハードルが高い。

女の子のスカートをめくる、という行為に比べれば低いかもしれないけども。

 

なので鶴姫さんが中で下見を終え、出てくるのを待つ。

その間にどのように接触し、スカートをめくるかを考えておく。

何事においても予定を立て、その予定をなるべくこなすように行動する。

当然全てが予定通りにかずハプニングが起こったりもするが、それらも考えて行動するのが出来た人間の行いだ。

 

 

俺が思考を纏め、作戦を立て終わる。

それとほぼ同時に彼女が紙袋を片手に店から出てきた。

いい生地を見つけたのだろうか、どことなく嬉しそうな顔だ。

 

その嬉しそうな顔が、スカートをめくられることでどんな顔に変わってしまうのか。

内心ワクワクを抑えつつ、鶴姫さんの後を追う。

 

「あのー、彼方さん」

 

スマホを起動させ、誰かも知らない適当な人の名前を出し鶴姫さんに呼びかける。

当然だが鶴姫さんは怪訝そうな顔をして振り返る。

 

「あっ、人違いでした」

「うん、あたしは鶴姫やちよ。あなたの知り合いにあたしはそんなに似てる?」

 

俺が慌てて謝ると鶴姫さんがジト目で俺に尋ねる。

 

「いや、彼方さんが来てる服が鶴姫さんが今着てる服とよく似てたので、つい勘違いしてしまって」

「そうなんだ。でも、あたしのこの服は世の中に一着しかないんだけどね」

 

やっぱりこの服、自分の手作りだったのか。

そこはすごいなと素直に感心する。

 

「もしかして手作りなんですか? すごいなぁ」

「そう?」

 

手作りであることを褒められ、大したことではないと言わんばかりの返しをするが、顔的にはどこか嬉しそうなのは隠しきれていない。

 

「じゃ、あたしはこれで。今度は人違いしないようにね」

「あっ、待って」

 

俺が呼び止めると、踵を返そうとした鶴姫さんが俺をじっと見る。

 

 

「パンティも手作りなのか、チェーック!」

 

バサッ!

俺が叫びながら両手を振り上げ、鶴姫さんのスカートをめくりあげた。

黒のチェックスカートはあっさりと翻り、綺麗な太ももと。

 

「ほう、薄い紫色のレースパンティ……」

 

女子高生が履くにしてはなかなか大人っぽいパンティが露になった。

 

「ひゃっ!?」

 

彼女は紙袋を持った手も含めて両手で慌ててスカートを抑える。

 

「このパンティも手作り?」

「違うよ! 何するんだ、この変態!」

 

スカートをめくられパンティを丸見えにされたことで恥ずかしがりつつも怒りの感情が強く出る。

うん、やっぱりこういう態度をとる方が素直で可愛いというものだ。

 

「おっと」

 

だが、怒りのあまり繰り出すビンタなんて単純で避けやすい。

そのまま俺はダッシュでその場から逃げ出した。

 

 

ふぅ。

飄々としてても、スカートをめくられた時のリアクションは素直で良かった。

 

服を褒められ、嬉しがってる鶴姫さん。

だが、スカートをめくられ薄紫色のパンティを丸見えにされた瞬間、顔を赤くし慌ててスカートを抑えた。

嬉しがってる顔から一転して、恥ずかしさと怒りが混じった顔になる。

そして怒りの方を強くしてビンタしてきたが、当然そんな単調な攻撃が当たることはない。

 

 

ふぅ、背伸びをした女の子の中々派手なパンティを見れた。

それに、どんなに大人びててもスカートをめくられたら恥ずかしがったリアクションをするんだなぁ。

それに満足しつつ、鶴姫さんのスカートめくりの様子と薄紫色のパンティを拝みつついつもの行為に励むのであった。

 

 



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※いたずら娘は再びある学園の子のスカートをめくりたい。

「ふぁ……眠いなぁ……けど、可愛い女の子たちのスカートをめくるためだ、頑張らなきゃね」

 

俺の目の前で、栗栖さんは欠伸をする。

そんな彼女の格好は、彼女が本来通ってる学校の制服ではなく、聖櫻学園の制服だ。

一度その制服を着てバレたにも関わらず、二度目の変装をして潜入しようとするとは、その根性は見習うべきものがある。

もっとも、ベクトルは俺と同じくロクな物ではないけど。

 

栗栖さんの出てくる漫画が再び聖櫻学園とコラボをしたので、それに便乗して俺もその世界に侵入することにした。

俺も結構長いことこの学園の女の子のスカートをめくったが、女の子同士でスカートをめくってる様子はあんまりスマホで撮影できていない。

 

そんな中、女の子にエッチなことをする栗栖さんの存在は俺にとってはありがたい。

たまに胸を揉んだりするだけでスカートをめくったりすることがないのは玉に傷だが、まぁ別に彼女をコントロールできてるわけではないのだからしょうがない。

 

そんなにパンティを見たいのなら、自分でめくれっていう話になるからな。

 

 

「せっかくお金を払って制服を買ったんだもん、その代金の元を取るだけ頑張らなくちゃ」

 

その頑張る方針はエッチないたずらということが分かっていなければ、いいことを言っているんだけどなぁ。

でもまぁ、そんな彼女の決意を俺は知ってるし。

 

俺は女の子同士のスカートめくりの様子を思う存分撮影させてもらうとしよう。

 

「それに、私がこの学園の女の子のスカートをめくっていれば、この間私のスカートをめくった本物のスカートめくり犯をおびき寄せられるかもしれないし」

 

なんか言い訳臭いが、やっぱり自分がスカートをめくられたことに関しては怒ってるみたいだ。

まぁその一言も聞こえてるから、今日の俺は終始撮影係に徹するとしよう。

 

そして栗栖さんが学校に侵入し、廊下を口笛を吹きながら歩く。

別の学校の生徒ではあるが、こうやって歩いてる姿は基本的になじんでいる。

元々が可愛らしいから可愛い子が多い聖櫻学園の生徒に違和感なく溶け込めてるというのもあるけど。

 

そしてそんな栗栖さんの前を歩いてくるのは……柊さんと笹原さんだ。

料理が上手な子と料理が凄まじく下手な子が並んで歩いている。

学年は違うはずだけども……料理のお話でもしてるのだろうか。

 

「ほほーぅ、いきなり可愛い子が2人も……」

 

そして栗栖さんのお眼鏡に叶ったようであり、彼女の雰囲気が背中越しでもわかるぐらいに変わった。

もしかしたら俺も今まで女の子のスカートをめくると決めたときにはあんな風に雰囲気が変わったりしてたのだろうか。

おっと、それはさておきスマホを起動させてっと。

 

「なるほどね、ありがとう」

 

笹原さんがにこっと笑顔を柊さんに見せると、柊さんは照れたように顔を赤くする。

 

「いえいえ、先輩のお役に立てたのなら良かったです」

 

見てるだけでも微笑ましい光景だ。

 

「すみません、ちょっと失礼します」

 

だが、栗栖さんはそんな2人の間に敢えて割り込むように歩いていき。

 

「そーれっ!」

 

バッ!

バサァ!

 

それぞれの手で柊さんと笹原さんのスカートを同時にめくりあげる。

柊さんのパンティは今日は水色の水玉パンティ。

笹原さんは……ピンクのチェックパンティか。

まさかいきなりこんな素晴らしい光景を生み出すとは。

 

「あっ!?」

「きゃあっ!」

 

柊さんと笹原さんがお互い顔を赤くして慌ててスカートを抑える。

 

「ふふ、仲の良いことで何よりです。では」

 

栗栖さんはそんな2人の間をすり抜けるように逃げ出した。

 

「こらーっ、何をっ」

「あっ」

 

柊さんが横を向いて栗栖さんを捕まえようとした瞬間、同じく反射的に横を向いた笹原さんと軽く激突する。

 

ぽよん。

むにっ。

 

ななな、2人の巨乳がそれぞれぶつかり合っただと!?

その際に2人の柔らかい巨乳が少し潰れ合う。

あの胸の間に指を挟みたいと、世の中の巨乳好きの男なら間違いなく誰もが思うだろう。

 

「あっ、ごめんなさい先輩」

「ううん、大丈夫よ」

 

お互い胸をぶつけ合ったこととスカートをめくられた恥ずかしさから顔を赤くし、お互い謝り合う。

 

まさかスカートめくりという行為だけで2人同時のパンモロ+乳合わせという素晴らしい絶景を生み出すとは……

やはり栗栖さんの腕は俺を上回っている。

 

後学としてその様子の一部始終をスマホで撮影させてもらったし、何度も何度もその様子を見させてもらうね。

 

さて、このままここに滞在してたら前から歩いてくる2人に見つかっちゃうし、退散……っと。

 

 

逃げていった栗栖さんを探していると、じっと外を見てる栗栖さんが見つかった。

特に外には何もなさそうだけど。

そんな風に考えていると、前から女の子2人が歩いてきた。

浅見さんと玉井さんだ。

バレーボール部とゴルフ部で一転接点がなさそうだけども、そういや玉井さんってビリヤードをやってた忍さんとも仲良かったし、玉井さんの方が色々と部活をやってる人と仲良くしてるのだろうか。

 

さて、また2人同時にスカートをめくるのかな……?

だが、彼女は一瞬だけど通りすがる2人を見ただけで、彼女たちが通り過ぎていくのを見送っていた。

楽しそうにお喋りしてた2人は栗栖さんを一瞥しただけで歩き去っていく。

 

あの2人は栗栖さんのお眼鏡には叶わなかったのだろうか?

そんなことを疑問に思っていると、栗栖さんがいきなり近くの窓を2つほど全開にした。

 

ビュウウウウッ!

 

「あっ!」

「ひゃっ!」

 

栗栖さんが窓を開けたその瞬間、窓から流れ込んでくる勢いの強い風が浅見さんと玉井さんのスカートを激しくめくる。

2人とも部活をやってるからか、健康的な太ももがまずは露となり。

 

浅見さんのパンティは薄い灰色の縦縞パンティ。

そして玉井さんのパンティは水色と白色の縞々パンティ。

まさか縦と横、両方の縞パンが同時に見れるとは。

 

そして栗栖さんの方はしてやったりという顔で2人のスカートがめくれた様子を見届けていた。

しかも自分のスカートはめくれないようにちゃんと抑えてる用意周到さだ。

 

2人が慌ててスカートを抑えるのを見届けた後、栗栖さんは申し訳なさそうな顔をして慌てて戸を閉める。

 

「あっ、ごめんなさい。少し外の空気が吸いたくて窓を開けたら、予想以上に風が強くて」

「ううん、気にしなくていいわよ」

「そうだね~。まさかそんなに風が強いなんて思わなかったものね」

 

浅見さんも玉井さんもほんのりと顔を赤くしてるが、栗栖さんが別に悪気があってやったことじゃないと分かったからか、怒ってる様子は一切見せていない。

まさか外の風が強くなる瞬間を見抜いて、自然の風を利用してスカートをめくるなんて。

しかもわざとじゃないと主張することで、故意的にめくったとは思わせないようにするとは。

 

そして栗栖さんがぺこりと頭を下げて去っていき、浅見さんと玉井さんはこちらに向かって歩いてきた。

 

俺の存在に気が付いたが、あの時とは違い眼鏡をかけて茶色のウィッグをかぶり簡単な変装をしていた。

そのおかげで俺が2人のスカートをめくった男だとは気づいていないみたいだ。

 

2人とも先ほどの風によるスカートめくりの様子を見てないか一瞬訝し気に俺を睨みつけてきたが、俺が「どうしたんですか?」と裏声で尋ねると、2人とも何にもないとだけ言い残し去っていく。

実際にはちゃんと2人のパンティを見ただけじゃなく、スマホでその様子も撮影させてもらってますよ。

元の世界に戻ったらゆっくりと鑑賞させてもらいますね。

 

さて、授業などもあって時間が少し経って。

 

栗栖さんは授業が使われてない空き教室で目を閉じていた。

先ほどまで自分が行ったスカートめくりの様子でも思い出してるのだろうか。

俺の場合はスマホで撮影することでいつでも鮮明に思い出すことが出来るが、彼女はスマホで撮影まではしてないからか、ああやって記憶力に頼って思い出すことで悪戯の様子を堪能してるのだろう。

 

そのストイックさも、スカートめくりの腕に現れてるのかもしれない。

 

そして授業が終わり昼休みに入り、栗栖さんは行動を開始した。

俺はそんな栗栖さんに見つからないようにこっそりと後を付けていく。

 

 

「明音ちゃん、お疲れ様」

「うん、知ちゃんもご苦労様」

 

緑色のツインテールの髪の毛の女の子と茶色のポニーテールの女の子が廊下を並んで歩く。

押井さんと櫻井さんが楽しそうにお話をして歩いている。

彼女たちは放送委員会という繋がりからか仲が良い。

そういや押井さんのスカートは捲ったことがなかったっけ。

となると、押井さんのスカートめくりの初めては栗栖さんに持っていかれるのか。

少し残念だけど、まぁしょうがないか。

 

「あっ、虫っ!」

 

栗栖さんは飛んでいた虫を捕まえるかのような動きをし、櫻井さんの胸を鷲掴みする。

当然虫なんか飛んでいるわけないのだから、櫻井さんの巨乳を揉むための故意的な動きだ。

 

「むー、逃げられちゃったか」

「わ、わわわっ!?」

 

演技で残念そうな顔をする栗栖さんは鷲掴みにした櫻井さんの胸を何度も揉む。

揉まれるたびに櫻井さんが顔を赤くしていく。

 

「ちょっと~。なんで明音ちゃんの胸を鷲掴みしてるの。早く離しなよ」

 

押井さんが若干怒り顔で栗栖さんを嗜める。

 

「うん、離すね」

 

栗栖さんが櫻井さんの胸から手を離し。

代わりと言わんばかりに押井さんのスカートを掴んだ。

 

「変わりにこっちを掴むね」

 

バッ!

 

押井さんのスカートがめくれ、緑色と白色の縞々パンティが露になる。

彼女の髪の毛の色と小柄な体系と合わさり、ベストマッチングな可愛らしさを強調するパンティだ。

 

「わっ!」

 

押井さんはほんのりと顔を赤くし、慌ててスカートを抑える。

 

「ちょっと、知ちゃんに何してるの!」

「え、手を離してって言ってたから代わりにスカートを掴んでめくりあげただけだよ」

「そして君のスカートは、俺がめくってあげるよ」

 

バサッ!

 

櫻井さんの後ろにこっそりと回り込んでいた俺が櫻井さんのスカートを背後から堂々とめくりあげる。

無地のピンク色のパンティとそれに包み込まれた張りの良いお尻が露となる。

 

だが、今回は栗栖さんの腕を見せられたのだ。

俺も今回は少し踏み込んでみよう。

 

「ああんっ」

 

櫻井さんのパンティを掴み、お尻に食い込ませ疑似的なTバック状態にした。

パンティがお尻の割れ目に無理やりしまわれたことで、白い張りのあるお尻が更に曝け出された。

それに指にお尻の肉が当たったが、指に当たっただけでも弾力がすごかった。

お尻を重点的に触る痴漢もいると聞いたが、なるほどその思考が出てくるのも頷ける。

 

「明音ちゃん!」

 

スカートをめくられ恥ずかしがりつつも、友達が更に辱められたことで友を守ろうと押井さんがきっと俺を睨みつける。

 

「あなたはこの間の……茶髪と眼鏡で誤魔化してるけど、私の目は誤魔化せないよ!」

 

そして栗栖さんは一目見ただけで俺の変装を見破ったみたいだ。

となると、さすがに3VS1のこの状態で栗栖さんのスカートをめくるというのは無謀だ。

 

「へぇ、やるじゃん。その観察眼の鋭さに免じて、今回は見逃してあげる。次はこの子みたいに、更にエッチな目に遭ってもらうけどね」

 

無理やり食い込まされたパンティを直していた櫻井さんが俺の言葉を聞き、びくっと体を揺らす。

本当は食い込みを直してるところも撮影したかったが、さすがにそれは無理がありすぎるか。

 

「ふーんだ」

 

栗栖さんがべっと舌を出したが、可愛い子がそれをやっても挑発には少し遠い。

俺はそんな中、その場を後にした。

 

 

今回は自分の新たな技術も試せたけど、まだ少し手慣れてないところもあったか。

だけども櫻井さんの疑似Tバックみたいになった状態のお尻とパンティは今まで撮影したことがない絶景で素晴らしい。

他にも栗栖さんの見事なスカートめくりで、俺のまだ知らぬ光景がスマホに収められている。

 

今度栗栖さんのスカートをめくるときは、今以上の腕前で。

 

そう決意しつつ、それはそれとして今回の撮影した素晴らしい絶景を見ながら、いつもの行為に励むのであった。

 



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※色の見えない子のスカートをめくりたい。

「あれは一体、何の色で出来てるんだろう?」

 

灰色の髪の毛の少女はぽつりと呟く。

普通の人ならば、世界にはちゃんと色が付いて見える。

 

だが、あの少女の見える世界には、一部を除いて色がない。

いわゆる色覚異常という奴だ。

だけども彼女の顔つきからは、色が見えない悲壮感が見られない。

 

彼女の名前は『月白 瞳美』。

俺がスカートをめくると決めた少女の一人だ。

 

 

「君はどんな色が好き?」

 

また女性上司が俺に質問してきた。

アイドル好きの同僚は……うん、今は営業の外回り中だ。

まぁ彼に話を振ったところで俺にも振られるというのが関の山だ。

 

「そうですね……」

 

今まで色々な女の子のスカートをめくったことで、色々な色のパンティを見てきた。

チェックとか縞々とか、女の子のパンティは本当色とりどりでそれを見るだけでもスカートめくりの価値はあるというものだ。

 

「俺としてはやはり水色、ですかね」

「なんで?」

「純粋な青色じゃないし、かといって水は無色なのにそれでも水色と表現して、水の様子を現わしてるのが気に入ってるんですよ」

「……?」

 

うん、何を言ってるのか分からないという顔だね。

実際この話をして今まで誰かに理解された覚えはない。

まぁパンティで水色を見られても少し嬉しさが増す程度。

その程度しか色の好みはない。

 

「そういう先輩は?」

「私は赤色ね。情熱的な感じがするでしょ?」

 

まぁ、何事にもまっすぐ向かっていく上司にはぴったりの言葉だと思う。

ただ、その勢いで他の人を振り回すのはなるべくやめてほしいものだが。

 

「っと、いけない。そろそろ他の部署との打ち合わせがあるんだった」

 

そう言い残し上司は去っていく。

最近思うが、あの上司は私語をするなとかいいつつ、結構俺やアイドル好きの同僚にも私語を振るようになってきた気がする。

同僚曰く「先輩もああやって私語をするのを黙っておけば、俺たちがいざ私語をしてる時、注意しづらくなるでしょう?」となかなかせこいことを言っていたのを思い出す。

 

まぁ、俺としては仕事は8割程度しか力を入れてない。

生きていくための仕事で、死ぬぐらい疲れるように力を入れたんじゃ本末転倒だ。

 

 

そんな風に仕事を終え、食事も風呂も終えさっぱりとする。

さて、趣味に走ることで生きるための活力を得ることが出来る。

 

というわけで、早速漫画の世界に潜り込み可愛い女の子のスカートをめくるとしよう。

 

少し前に読んだ漫画から目を付けてたが、ここ最近色々あって潜りことが出来なかったから、いざ行くとしよう。

 

 

そして漫画の世界にたどり着いたとき、どこにでもある路地裏だった。

都会でも田舎でもよく見るような、そんな道だ。

 

だがそんな道でも、月白さんにとっては色が見えない。

俺が同じような経験をすれば、むしろ新鮮なのかもしれない。

 

だが、色が見えなくなるということは、可愛い女の子のスカートをめくっても、リアクションは楽しめてもパンティの色は見分けづらいということになる。

パンティの柄とかで区別は出来るかもしれないが、それでは楽しさがほんの少しだけ半減してしまう。

 

……そんな彼女は、自身の履いてるパンティの色を正しく理解してるのだろうか?

そう思ったからこそ、彼女に目を付けたわけである。

 

そんな彼女は紺色の学生服姿。

ミニスカートを履いており、当然スカートめくりの条件は満たしている。

中にスパッツとか履かれてたらあれだが、まぁそれはそれでそそられるものがある。

 

スタイルは……悪くはないが、お尻はそれほど大きくなさそうなので、真正面から堂々とめくらせてもらうとしよう。

そうと決まれば、彼女の歩いてるところから先回りしてっと。

 

 

月白さんが真正面から歩いてくるのを少し離れた場所から確認する。

漫画の世界は別に自分の見知った世界というわけではないので、先回りというと簡単だが、実際には道があってるかどうかを確かめながらいけないので、結構大変なことなのだ。

 

幸いなことに、今回は無事に月白さんの歩いてくるところに先回りできた。

 

「あの、すみません」

 

俺は彼女に声をかける。

前から見知らぬ男性に声をかけられたことで怪訝そうな顔をされる。

まぁ、これは何度も見てきたことだ。

なので今さら気にすることはない。

 

「どうかしましたか?」

「ちょっとお願いがあるんですけども」

「お願い、ですか?」

「うん、少し知りたいことがありまして」

 

俺が尋ねると、彼女はきょとんと首をかしげる。

 

「知りたいこと、ですか?」

「うん。実はこの辺に不審者が出るって、知ってますか?」

「えっ、そうなんですか?」

 

不審者と聞いて彼女が警戒を強める。

 

「知らないんですか?」

 

俺が尋ねると、彼女がこくこくと頷く。

 

「そうですか。その不審者というのがね……」

 

俺はそこで一息つき、彼女の前で屈みこむ。

 

 

「可愛い女の子のスカートをめくるのが特徴なんですよ!」

 

 

ピラッ!

勢いよく立ち上がると同時に万歳し、月白さんのスカートを勢いよくめくる。

綺麗な太ももがまず露となり、そのうえにあるのは……

 

「きゃああああっ!」

「ほーぅ……フリルの付いた、黄色のパンティですか」

 

彼女が黄色という色を理解してるのかどうかは分からない。

だけども、リボンとフリルがついて可愛らしく、そしてどちらかというと明るい色だから分かりやすいということで選んだパンティなのだろう。

 

「へ、変態ですっ」

「だからいったじゃん、スカートめくりをするのが特徴だって」

 

色に関しては一切ツッコミを入れず、顔を赤くしてただ俺を罵った。

まぁ当然この可愛らしいパンティもスマホできっちりと動画撮影させてもらってるので、後で存分に楽しませてもらうとしよう。

 

「むーっ……」

 

彼女はむすっとしつつも恥ずかしさで顔を赤くして去っていく俺を見つめていた。

 

 

追いかけられることもなかったし、良い光景が撮影できた。

色が分からないからこそ、見た目などで分かりやすい物を選ぶと思っていた。

 

不審者がこのあたりに現れると聞いて、彼女は警戒する顔をした。

だが、それを教えてくれる俺自身に対しては疑いもしていなかったのだろう。

 

だからこそあっさりとスカートをめくられてしまった。

そして白く綺麗な太ももと、フリルの付いた黄色の可愛らしいパンティが丸見えとなった。

最初はきょとんとしてたけど、顔を赤くしてスカートを抑え、俺をむすっとした顔で睨みつけてきた。

自身が顔を赤くしてるかどうかは分からないのかもしれないけど、ほんのりと頬を赤く染めてる様子は可愛いという一言に尽きる。

 

今日もいいスカートめくりの様子を撮影できた。

彼女が選んだ可愛らしいパンティとリアクションを何度も再生しつつ、いつもの行為に励むのであった。



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※方言のアイドルのスカートをめくりたい。

「今日はいい天気ね~。うちも頑張るったい」

 

髪の毛をリボンでまとめた可愛い女の子は空を見ながら笑顔で呟く。

その笑顔は青空にも負けないぐらい眩しいものだった。

そして黒色のワンピースに包まれたその巨乳は誰が見てもすごいという感想を抱かされるほど、目を引く物だった。

 

彼女の名は『月岡 恋鐘』。

俺が今回、スカートをめくると決めたターゲットの女の子だ。

 

 

「アイドルにおいて、巨乳も貧乳も関係ないと思うっすよ」

 

仕事がない休みの日。

アイドル好きの同僚に誘われ居酒屋に飲みに行ったとき、いきなりそんなことを口に出した。

この同僚はお酒にはそれほど弱くはないと思っていたが。

 

「そうか?」

「そうっすよ。アイドルは皆、誰かを楽しませたい、笑顔にしたいという気持ちで頑張ってるっす」

 

まぁ夢を色々な人に届ける仕事である以上、アイドルというのはその志が大前提だろう。

その志がないアイドルはアイドルではない、とはこの同僚じゃなくても誰でも思うことだろう。

 

「なのに最近のアイドルはまず見た目から判断して……」

「その見た目を胸でいきなり判断する、と」

「そうっすよ」

 

俺がぽつりと呟くと、俺からの意見を待ってましたと言わんばかりに身を乗り出してくる。

一応他のお客様もいる中なのであまり大声は出してないし個室タイプの部屋なので問題はあんまりない。

だが、ここまで勢いよく迫られたのは初めてだなとそんなことを思う。

 

「アイドルの見た目は確かに重要なポイントではあるっすよ。でも、それは顔などが最初に判断され、その次に性格の良さで判断されるべきであって、いきなり胸から入るのはどうかと思うっすよ」

 

まぁ顔も見ず、胸だけで判断してるのはいくらなんでも比較対象がアイドル出なくても失礼だろう。

 

「まぁまぁ……にしてもいきなりどうしてそんなことを」

「聞いてくださいっす」

 

同僚から聞くに、アイドル好き同志のチャットで盛り上がっていたところ、アイドルの顔や歌よりも胸で判断する書き込みをする人がいきなり乱入してきたらしい。

仕事が終わり、明日から休みだということでこの議論に思わず熱が入ってしまったらしく。

 

「で、深夜遅くまで書き込みをしても結局その胸だけで判断する失礼な輩は改心しなかったっと」

「そうっすよ。胸だけで判断するような奴はアイドルファン失格っす」

 

顔もそれなりに赤く、酔ってるのは明白だ。

ただ、今までもアイドル談義を聞いてきたが、これほどまでに感情を素直にぶつけてきたのは初めてだ。

おそらく、それほどこの同僚にとってその書き込みは許せないものだったのだろう。

 

「まぁ……とりあえず飲んで食え。大きな器というものはあらゆる物を受け入れる度量がないとやってられないぞ」

「そうっすね」

 

俺が飲食を進めると、同僚は若干やけっぽいがビールをぐいっと飲む。

 

実際の話、お腹が空いてイライラしてるとどうでもいいことでも怒りたくなる。

一杯食べてお腹が満たされてる状態だと、自身の器が食によって広がってるから、心も広くなるというのが俺の母の教えだ。

実際お腹が満たされてる時、結構幸せで満ち足りた気分になって細かいことはどうでもよくなってくるから、案外的を得てるのかもしれない。

 

「今夜の書き込みも来たら……今度こそ改心させてるっすよ」

「頑張れよ」

 

とりあえず俺とは熱量が違いすぎるが、応援の言葉をかけてほしいというのはこの場合、誰にでもわかることだった。

実際俺の簡単な応援の言葉でも、この同僚は熱く燃えていた。

 

 

そんな同僚との飲みも終え、体も火照ってるところでふぅと一息つく。

 

せっかくだし久しぶりにアイドルの出てくる漫画の世界に潜り、スカートでもめくってくるか。

あまりアルコール度数が高くない果実酒などを飲んでいたが、ほんのりとは酔っているのだろう。

そんな中でも俺はやりたいことをやるだけだ。

 

この子は……元気いっぱいで可愛らしいし、リボンもおしゃれだし胸も大きい。

方言をしゃべってて、それもまた良い。

 

少し酔った状態で体がフワフワしてる中、俺は漫画の世界に飛び込んでいった。

 

 

漫画の世界の中にたどり着き、いきなりターゲットである月岡さんを発見した。

楽しそうな顔で空を見上げている。

黒色のワンピースは着てる人にクールな印象を感じさせるもので、月岡さんにはちょっとイメージと違う気がするが、黒は女を美しくするという言葉があるように、元気いっぱいという印象とはまた違う顔を覗かせる。

頭につけてるリボンは逆に白色と、着てるワンピースとは対照的だ。

 

これだとパンティの色は黒と白、どちらなのかと少しやらしい想像をしてしまう。

今からしようとしてることはスカートめくりという、いやらしいにもほどがある行為なのだが。

 

しかし……本当に体型が良い。

まずはそのお尻から撮影させてもらうとしよう。

スマホを起動させ、そーっと音を立てずに彼女に近づいていく。

 

「ん?」

 

だが彼女に振り向かれ俺が接近していたことがバレる。

ただ単に歩くそぶりを見せていたので、スカートめくりをしようとは悟られてはいない。

 

「あっ、もしかしてアイドルの月岡さんですか?」

 

俺がとりあえず誤魔化そうと声をかけると、月岡さんはぱっと笑顔になる。

 

「うん、ウチがその月岡さんたい」

 

名前を知られてることでアイドルとしての知名度があると分かって嬉しいのだろう。

 

「ここであったのもせっかくの縁だから、サインでも……ああでも色紙がない」

 

実際にはサインをもらっても漫画の世界の形あるものは現実世界に持ち込めないから残念ながら意味はないのだが。

食事を楽しむのは味と食べてる実感を味わうためだし、なぜか満腹感だけは持ち越されるので楽しんでいるのだが。

そんなことを考えてると、月岡さんはどんと自身の鎖骨辺りを叩く。

 

「よーし、うちに任せて。どこかで色紙を買ってきて……わあっ!?」

 

いきなり勢いよく走りだそうとしたせいか、勢いあまってこけてしまった。

その際、パンティが見えそうになったのだが、鉄壁スカートの防御に阻まれパンティは見えなかった。

 

だが、こけてしまって出来た盛大な隙を見逃すほど俺は甘くはない。

 

ピラッ。

こけて倒れてる彼女の急いで近づき、ワンピースのスカートの裾をこっそりとつまみ、バレないようにゆっくりとめくりあげた。

いててと呟いてる彼女はゆっくりと起き上がろうとしていた。

 

だが、むっちりとした太ももと、薄い緑色の花柄パンティとそれに包まれてる張りの良いお尻という絶景はしっかりとスマホに撮影させてもらった。

しかし、薄い緑色のパンティということは、上のブラも当然同じ薄い緑色なのだろう。

巨乳の彼女が緑色のブラをつけてる……メロンカップ……

 

そんなことを考えてる間に彼女は起き上がり、少しだけ恥ずかしそうな顔をしながら俺の方を向いてくる。

 

「あはは、ずっこけてしまったとね……恥ずかしいところを見せてしまったたい」

 

いや、ファンの前でこける以上にもっと恥ずかしいものである、パンティとお尻を見られてしまってますけどね。

当然口に出すなんて愚かな真似はしない。

 

 

そして近くに遭ったコンビニで色紙を買ってもらい、月岡さんはサインを俺に手渡した。

わざわざ色紙代まで支払ってもらって、そのことについては感謝しかない。

こういう所がアイドルの中でもトップクラスの人気があるところなんだろうなと実感する。

 

「本当にありがとうございました」

「なーに、気にしなくてよかとね。それよりも、これからもずっとずっとうちの事、応援よろしくね~」

 

月岡さんはそう言いながら笑顔で去っていった。

俺もそれにこたえるようにバイバイと手を振ると、彼女はそれ以上に勢いよく手をぶんぶんと振り、お別れをした。

 

 

そんな風に買ってもらったサイン付きの色紙だが、現実世界には当然持ち帰れない。

非常に残念なことだ。

しょうがないし、こっそり撮影する形になった動画でも見るとしよう。

 

スカートをめくろうとこっそりと近づくが、彼女はそれに気づききょとん顔で俺を見る。

俺が名前を言うと、彼女は自身の名が売れてファンがいてくれたことでぱっととびっきりの笑顔を浮かべる。

そんな彼女から俺が近づくための一環としてサインを貰おうとしたが、色紙を持っていないことを俺が告げると、彼女は自分が買ってこようと急いで走り出そうとした。

 

だが勢いのあまりずっこけ、彼女はうつぶせになる。

スマホで撮影してる状態でもスカートの中は見えないあたり鉄壁スカートって凄いと思う。

そんな彼女にこっそりと近づき、スカートをゆっくりと気づかれないようにめくりあげた。

いつもみたいにすぐにパンティが丸見えになるのではなく、ゆっくりとスカートがめくれていくのでむっちりとした太ももが露になり、そこから徐々に薄い緑色のパンティが露になっていくという新鮮な形での撮影となった。

やがてスカートをめくり終わり、薄い緑色のパンティとそれに包まれたお尻が丸出しになるという絶景がその場で産まれた。

だがそれから数秒もしない間に彼女は立ち上がり、恥ずかしがる様子で俺を見ていた。

 

ただ単にこけたことを恥ずかしがっただけだが、見ようによってはスカートをめくられたことで恥ずかしがってるように見えなくもない。

当然いつもなら怒りの感情も混ざっているのだが、今回はシチュエーションも相まって怒りの感情が見えない、純粋に恥ずかしがってる顔を撮影できた。

 

 

アイドルはまずは顔、そして性格が一番重要だとアイドル好きの同僚は言っていた。

月岡さんのスカートをめくろうとした結果、そのことを実感する結果となった。

 

そんな純粋な優しさに触れつつも彼女のスカートをこっそりとめくり、パンティとお尻が丸見えになってる様子を何度も再生し、満足感と一種の背徳感を得るのであった。

 



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※妄想癖のある子のスカートをめくりたい。

「ふふふ~」

 

俺は今、とある女子に物陰からじっと見られている。

眼鏡の奥に秘められた目からは強い……いや、強すぎる意志を感じる。

いつもなら俺がターゲットに決めた女の子をじっと見つめてるはずなんだが、今回は勝手が違う。

 

彼女の名は『掛井 園美』。

今回のスカートめくりのターゲットなんだが……うん、この見つめられてる立場だと俺が何かのターゲットにされてるみたいだ。

 

 

「ねぇねぇ、最近気になってたんだけどさ」

「ん?」

 

俺が空き部屋でこっそりと休憩していると、外から女性社員の話が聞こえてくる。

声が弾んでおり、楽しそうで何よりだ。

 

「あの部署で有名なアイドル好きな同僚君といつも一緒に話してる2人、怪しくない?」

「え、ただ単にアイドル好きの同志ってだけでしょ?」

「ううん、それだけなら別に一緒に遊びに出たりすることもないでしょ? だからもしかしたらきっと」

 

だからもしかしたらきっと、なんだ。

なんかすっげぇ怪しい会話をしているのを聞いてる気分しかしないぞ。

 

 

「きっとBL関係じゃないかなって睨んでるの!」

「はー、出た出たあんたの妄想」

 

やっぱりそういう関連の話かー。

まぁ、確かにあれだけ仲良くしてりゃそういう噂も経つか。

しかし、アイドル好きの同僚はその名の通り女の子のアイドルが好きなんだし、少なくともあの同僚から男を恋愛対象としてみることはないだろうに。

 

ってことは、俺が男を好きだと思われてる!?

おいおいおい待て待て。

俺は漫画の世界に行って可愛い女の子のスカートをめくることを趣味としてる男なんだぞ!

熱弁するにはあまりにもマズすぎる内容な気もするが、俺にそんな気は一切ないぞ。

 

いやいや、落ち着け、まだ慌てる時間ではない。

そもそも他人のうわさ話に振り回されてても良いことなど一切ない。

いくら他人が俺のことを好き勝手言おうが、俺が何も感じなければそれで問題は何一つないはずだ。

 

そう、俺がそういう趣味を持ってると思ってることであの女子社員の心に彩を与えてるんだ。

そう思えば、案外どうだっていいことに思えてきたぞ。

 

「今度、こっそりと話聞いてみようか」

「やめときなよ。あんまりいい顔しないと思うよ?」

 

もう片方の女子社員、いいことを言うじゃないか。

しかしもう片方の女子社員はまだノリノリであり、どうやら話を聞く気はさらさらないような残念な声を出し、やがて声が遠くなっていきこの部屋から完全に遠い場所へと歩いていったようだ。

 

 

しかしまぁ、変な噂を立てられたもんだ。

しばらくの間、同僚とはあまりにも仲良くしすぎるのも考え物だな。

 

そう思い、空き部屋から出ていき、いつも仕事をしてる部署の部屋へと戻っていく。

 

 

それ以降は何も起こることなく仕事も終わり、いつものように趣味に没頭することにした。

そうだ、こうやって可愛い女の子のスカートをめくりに行ってるのだから、俺が男に恋愛感情を抱くなど、有り得るはずがない。

 

そう思い、漫画の世界へと飛び込んでいった。

 

 

今回のターゲットは眼鏡をかけた茶髪の可愛い女の子『掛井 園美』さん。

×印の髪飾りも付けててワンポイントなおしゃれもしている。

聖櫻学園の生徒は基本的にかわいい子が多くレベルが高い。

そんな中で眼鏡をかけた茶髪の子というところで心が惹かれたともいう。

 

だが、彼女の姿を発見したのだが、彼女も俺を少し前から発見していたのか、じっと見つめていた。

しかも物陰から強い意志を感じる目で見られてる。

 

まさか俺のことをすでにスカートめくり犯として目星をつけ、いつ捕まえようかと企んでいるのか?

にしては、それとはまた違う意志の強さだし……うーん。

 

まさかこの俺がターゲットを前にして、ターゲットの視界から外れるべく歩き出すことになるとは。

そんな中、たまたまこの学園において珍しい男子生徒とすれ違う。

茶色のフワフワとした髪の毛で、男でここまでふわっとした髪の毛は珍しいなと思う。

 

「あっ、こんにちは」

「おう、こんにちは」

 

そんな男子生徒が見も知らないはずの俺に挨拶をしてきたので、俺も挨拶を返す。

 

 

「はぁ……可愛らしいタイプの男の子と少し不愛想な男の子……いい」

 

 

……どうやら、今日会社で話をしていた女子社員と同系列の子だったらしい。

漫画を見て見た目でターゲットを決めた俺だったが、さすがに漫画の中であの趣味を隠していたのだろう。

まぁそれはおいておいて。

フワフワの髪の毛の男子生徒が去っていき、俺は廊下を歩く。

しかし掛井さんからこのまま逃げるわけにもいかない。

このまま歩いてて、もし俺が今までスカートをめくってきた被害者の女の子たちに俺がいると気づかれたら、間違いなく騒ぎになる。

特にこの間、櫻井さんに対してスカートめくりだけじゃなくて疑似的にTバックにもした。

それのせいで櫻井さんの被害状況を顧みて、警戒が強くなっていてもおかしくはない。

 

「……よし」

 

幸い、ちょっと歩けば曲がり角だ。

そこでいったん立ち止まって、待ち伏せしよう。

 

廊下を曲がり、そこで立ち止まりスマホを起動させる。

さて、今日の女子社員と言い掛井さんと言い、人に男が好きな疑惑を押し付けてきて。

そんな疑惑を、今から晴らすとしよう。

 

「ひゃっ!?」

 

少しすると掛井さんがやってきて廊下で待っていた俺を見てびっくりした顔を浮かべる。

そりゃまさか様子を伺っていた男が曲がり角辺りで止まってるなんて夢にも思わないだろうし。

 

「なんかさっきからずっと付けてきてたけど、何の用?」

「あ、偶然じゃないですか?」

 

俺が尋ねるが、掛井さんは当然はぐらかす。

 

「いやいや、さっきふわふわな髪の毛の奴とあいさつした際、なんか俺とあいつの組み合わせがいい、みたいなことを言ってただろう」

「聞こえてたの!?」

 

うん、少しぼそっと呟いた程度だったかもしれないが、俺は耳は良い方だ。

だからあの時のあの呟きが聞こえた時点で俺は掛井さんが腐女子だと確信を持った。

 

「まったく、人で変な妄想をするとは……俺が男好きではないと認識もしてもらえるし、ちょうどいいかもな」

「え、何が?」

 

掛井さんは俺の言葉から若干怒ってるとは気づきつつも、真意は理解できていなかったみたいだ。

 

「このお仕置きで、俺が可愛い女の子の方に興味があるってことを分かってもらうんだよ!」

 

ガバッ!

掛井さんのスカートを前から掴み、豪快にめくりあげる。

スカートが激しくめくれ上がったことでパンティはもちろん、ブラウスの裾とおへそまで見えた。

パンティは……水色のチェック柄か。

変な妄想趣味がある子でも。パンティは可愛らしいもんだ。

 

「へっ、あ、あうっ?」

 

豪快にスカートをめくられたことで反射的にスカートを抑えてパンティを隠したものの、何をされたか理解できても整理が出来てないのか、顔を赤くして目をぱちくりさせていた。

おそらく漫画的表現だったら、きっと瞳の中にぐるぐるが描写されてるのだろう。

 

「これに懲りたら変な妄想はなるべく控えなよ。じゃあね」

 

俺はそう言い残し、まだ混乱してる掛井さんをその場に置き去っていった。

 

 

ふぅ。

調子を狂わされたけども、結果的にスカートめくりは成功し、パンティと混乱してるリアクションという良い物が撮影できた。

 

待ち構えられていたという不意打ちで少し困惑しつつも、ちゃんと誤魔化そうとはする。

だが、話を聞かれていたことで腐女子ということがバレて、更に困惑する。

そこで俺が豪快に掛井さんのスカートをめくり、パンティどころかブラウスの裾とおへそまで露にした。

水色のチェックパンティで可愛らしいパンティであり、変なことを考えてても女の子らしい可愛さはやはりあったんだなと確信できた。

スカートを慌てて抑えこそするものの、何をされたか理解出来ても整理できず終始混乱してる彼女の赤い顔は可愛いと言えるものだった。

 

今日は一日、変な妄想に振り回されてたなぁ。

だけどもまぁ、こうやって掛井さんのスカートめくりとパンティを何度も再生し、いつも行為に励むことで俺は可愛い女の子が好きなんだと改めて自覚できたのであった。

 



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コスプレイヤーの子のスカートをめくりたい。

「いぇーい、ありがとー♪」

 

彼女はウィッグを揺らし、声援を送ってくれるお客さんに手を振ってこたえる。

この漫画の世界の中で有名な漫画のキャラのコスプレ……なんかややこしいな。

 

胸も大きく、コスプレのための詰め物ではなく自前の巨乳で動くたび揺れ、下心を持ってても持ってなくても男性たちはそちらの胸に目が行く。

そんな彼女はコスプレイヤーとして有名だ。

 

彼女の名は『虹花 彩』。

俺が今回ターゲットに定めた少女だ。

 

 

「いやぁ、いい展開だったな」

 

色々な可愛い女の子たちがモデルを目指して頑張る物語。

その最新刊が発売されたので、早速購入しついさっき読破し終えた。

 

確かこの漫画の世界では東雲さん、篠田さん、北島さんのスカートをめくったっけ。

北島さんはすでにグラビアアイドルとしてデビューして、モデルに今一番近い立ち位置にいる子。

東雲さんも篠田さんもなにかしらのきっかけがあればモデルへの道が進めそうないい子たちだ。

 

そんな中、今回は珍しいキャラがいたのでその子のスカートをめくることにした。

 

虹花 彩。

彼女は女子高生でありながらすでにコミケなどでは有名なコスプレイヤーとして活動している。

巨乳で色々なキャラクターのコスプレをして、お金を稼いでいる。

だが、彼女は最初は友達から内気な自分を変えるためにコスプレの世界を勧められた。

最初は恥じらいもあった。

だが、今では色々なキャラを演じることに楽しみを見出している。

 

そしてそんな彼女はコスプレイヤーとしてお金を稼いだ後は、都会に出て内気な自分を変えるための更なるステップとして、コスプレイヤー兼ファッションモデルを目指すらしい。

 

そんな彼女がコスプレイヤーでない時は今でも内気なキャラなのだろうか?

なので、彼女のスカートをめくり、リアクションを見て確かめてみることにした。

パンティも見れて、自分の疑問も解ける、まさに一石二鳥。

 

というわけで、思い立ったが吉日。

早速漫画の世界の中へと飛び込んでいった。

 

 

というわけで漫画の世界にたどり着いたとき、俺はすでにコスプレをしてる女の子たちの会場の中にいた。

幸いコスプレをしている中に飛び込んでいるわけではなく、コスプレイヤーたちを見てるお客さんたちの中に混ざっていた。

さて、早速虹花さんを探すとして……

 

ドジっ子ナースで有名なナースのコスプレ。

無骨ながらも困った人は見過ごさない侍のコスプレ。

 

色々なキャラのコスプレがありすぎて、誰が虹花さんか分かりづらい。

 

いやいやいや、ここはパンフレットを見て会場を探せばいい。

いやでもこの会場自体がどこなのか分からない。

 

「あそこだよな?」

「ああ、あそこで女銃士のキャラのコスプレをしてるんだよな、虹花さん」

 

横を通っていった男性2人組がそんな会話をしているのを聞き逃さなかった。

この人たちの後を追えば、虹花さんを見つけられるというわけだ。

 

そして後を付いていったことで、ピンクのウィッグをつけて銃をかざし、カッコつけたポーズをとってる虹花さんを見つけた。

コスプレをしてる彼女は笑顔でノリノリだ。

 

そんな彼女に見てるお客さんたちは声援を送る。

その声援に彼女は笑顔で応える。

 

今の彼女は虹花さんではなく、銃士漫画のキャラクター『アイギスト』になり切ってるのだろう。

まぁ漫画の世界の中の漫画なんて……いや、俺の漫画の世界の中に入る能力があれば、その漫画を読むことが出来るのか。

これは良い発見が出来た。

 

まぁその発見は置いておいて、今は目の前でキラキラしてる彼女がコスプレを解いた後、スカートをめくることだ。

ただ、コスプレが終わった後スカートじゃなかったらどうしようか。

いやまぁ、それならそれでさっきの良い発見が出来たことを報酬として、その漫画でも読んで元の世界へと帰還することにしよう。

 

そしてコスプレの披露する時間も終わり、虹花さんはお客さんたちに最後まで笑顔を振り向いた後、その場を去っていった。

お客さんたちは『アイギスト』がまるで本当に現実に出てきたみたいだと大絶賛し、その場を去っていく。

 

だが、俺は本来の目的を果たすため、お客さんたちは別の場所へと歩いていく。

 

遠く離れた場所で虹花さんが入っていった仮設テントを見る。

今彼女はあそこの中で本当の姿に戻ってるはずだ。

コスプレイヤーとしての彼女は有名だが、本来の姿の彼女は。

 

「ふぅ」

 

仮設テントの中から出来たのは、黒髪で目の下に泣きホクロがある可愛い女の子だった。

胸も大きく、コスプレをしていなくても十分目を引く。ただ、そうやって見られるのが本来の彼女の内気な性格では嫌だったのだろう。

だからコスプレをして、色々な人に見られることで本来の自分を変えようと努力したのだ。

 

そしてなんと大胆にもブレザーと紺のミニスカート……つまり学校の制服だった。

学生服でこんな場所に来る辺り、その努力は実りつつあるのだろう。

 

 

だが、俺からしてみたら僥倖。

早速スマホを作動させて、っと。

 

「あのー、すみません」

「は、はい」

 

コスプレが終わった状態で見知らぬ男に話しかけられ、虹花さんはちょっとだけびくっとした。

やっぱりコスプレしてない時はまだちょっと内気な所は残ってるみたいだ。

 

「少し教えてほしいことがあるんですが」

「何でしょうか?」

 

俺はパンフレットを取り出し、虹花さんに見せる。

虹花さんはそれをじっと見る。

 

「この仮設テントの近くにこのブースがあるはずなんですけども」

「あ、それでしたら逆の方ですね」

 

彼女は俺が見てる方向とは逆の方向を見て指さす。

 

「ありがとう」

「役に立てて良かったです」

 

彼女はにっこりと笑う。

見知らぬ人にもその笑顔を浮かべられるあたり、内気な性格はやはり改善傾向にあるみたいだ。

今からその笑顔が、どういう顔になるのか……

さぁ、最後の確認フェイズだ。

 

「それと、お願いがあるんだけど」

「なんですか?」

「虹花さんって、確かコスプレイヤーでしたよね。今、学生服姿ですし、すぐに出来るキャラがあるんですがいいですか?」

「え、どういうキャラですか?」

 

「それはね……スカートをめくられ恥ずかしがるキャラクターだよ!」

 

バッ!

 

「きゃあっ!?」

 

虹花さんのスカートの下に手を潜り込ませ、思いっきり振り上げる。

俺の振り上げた手の動きに合わせ、彼女のスカートが思いっきりめくりあがった。

まずは少しほっそりとした太ももが露となり。

 

「ほほぅ、ピンクと白の縞々パンティですか」

「な、何するんですかぁ~!」

 

虹花さんは慌ててスカートを抑え、顔を赤くし若干涙目になっていた。

 

「うんうん、良い恥ずかしがりっぷりだね。俺の理想通りだ。縞々パンティ、ごちそうさまでした。じゃあねー」

 

スカートを抑えたままの彼女をその場に残し、俺はその場から逃げていった。

 

 

まぁ内気な性格は少しずつ改善されてきてるけど、スカートをめくられた時はすごく恥ずかしがるっと。

勝気な子だと追いかけてきたり反撃しようとするんだけど、まだ虹花さんはそこまで至ってないみたいだ。

 

 

人の役に立ててにっこりと笑みを向ける虹花さん。

そんな彼女があるコスプレをしてほしいと言われ、笑顔から少しキョトンとした顔になる。

その隙をつき、俺が彼女のスカートを思いっきりめくる。

 

ほっそりとした太ももとピンクと白の縞々パンティが露になり、俺がパンティの感想を述べた辺りで慌ててスカートを抑えた。

恥ずかしがって顔を赤くし、少しばかり涙目になって俺を睨みつけていた。

どうやら恥ずかしさのあまり泣きたくなっていた感じなのだろう。

 

 

内気な女の子がこのスカートめくりをきっかけに、人に対して怒ることが出来るようになればいいなぁ。

そんな風に彼女の成長を願いつつ、虹花さんのスカートめくりの様子とピンクと白の縞々パンティを動画で再生しつつ、いつもの行為に励むのであった。

 



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※元気いっぱいな子のスカートをめくりたい。

「よーし、今日も頑張るぞー!」

 

茶色の髪の毛をツインテールで纏め、元気いっぱいの笑顔を周りに振りまく。

そして、その豊満な胸も合わさり、彼女には男女問わず目を向ける。

 

彼女の名は『酒井田 夏美』。

俺はそんな彼女のスカートを、今からめくるのだ。

 

 

「人助けだと思って、お願いがあるっす」

 

会社の食堂。

アイドル好きの同僚と一緒に食事をしている中、ふとそんなことを言われた。

 

「お願い?」

 

アイドルのグッズを一緒に買ってほしいとか、そういうものだろう。

 

「実は……今度新しく発売されるアイドルのグッズがあるんですけど」

 

ビンゴ。

 

「それが一番くじでランダムに当たる方式なので、協力してほしいっす」

 

く、くじ引きとはまた厄介な物を。

普通の物販形式なら早い者勝ちではあるものの、確実に手に入れることが出来る。

だが、くじ引きは早い物勝ち+運の要素も左右されるので、相当入手難易度は跳ね上がってしまう。

 

「お願いできないっすか」

 

そして同僚は本当に懇願する目で俺を見てきた。

そういう目をされれば本当に弱い。

 

「わーかったよ。ただ、ゲットできなくても恨むんじゃねーぞ」

「恩に着るっす」

 

一転してぱっと笑顔になる。

本当に分かりやすい同僚だなと思う。

 

「ねぇ見てみて。またあの2人仲良さそうにしてるよ」

「いやいや、ただ単にグッズを一緒に買うだけでしょ?」

 

……この声は。

ついこの間、俺と同僚にBL疑惑を付けてきた女子社員だ。

アイドル好きの同僚には聞こえていないみたいだが、生憎俺は耳が良い。

だからこっそりと話してるような会話でも聞こえてしまう。

 

「いやいやいや、くじということで、一緒の店を回ろうぜというデートのお誘いなのよ」

 

んなわけあるか。

後ろの女性社員にツッコミを入れたくなる気持ちもあったが、それよりも前にアイドル好きの同僚が話を進める。

 

「せっかくだし色々なコンビニに出向いてほしいっす」

 

まぁ一番くじという都合上、1つの店ではすでに景品が出てしまったという可能性はある。

だとしたら、2人で別々の店に回った方が良いというのは理にかなっている。

 

「ほら、一緒の店を回ろうなんて言ってないよ」

「なるほど……つまり、2人して別の店を回り、それぞれが目当ての品を手に入れたところで再会をすることで離れていたことで育まれた思いを一気に回収するということね」

 

妄想もそこまでいけばむしろ感心してしまう。

ただ、もし彼女が漫画の世界の住人だとしたら腹いせに彼女のスカートをめくっていただろう。

ただし、ここは現実社会。

スカートめくりなんて、ましてや働いてる会社で行おうものなら即御用&社会的地位完全没落だ。

俺は現実世界も現実世界で中々に楽しんでるんだから、勢いに任せて全てを捨てたりはしない。

 

「じゃ、頼んだっすよ」

「おう」

 

アイドル好きの同僚はウキウキで食事を終え、俺よりも先に食堂を出ていった。

なお、グッズ自体が当たればお金は出すと言ってくれてるのでそこら辺は気にしていない。

 

そんな彼の期待に応えるためにも、なけなしの運がめぐってくれれば良いなと思う。

 

 

そんな一番くじの開始日はまだ先である。

仕事も終え、一息つく。

 

同僚の役に立つ前に、自分の欲望も満たそうと思う。

漫画の世界での可愛い子のスカートをめくる。

俺の欲望がそんなのでいいのかと思うが、興奮と背徳感を味わえるのでやっぱりいいものなのだろう。

 

さて、今回は聖櫻学園のこのスカートをめくるとして。

 

おっ、人の役に立つことが生きがいの可愛い子か。

よし、この子には俺のスカートをめくる欲を満たすことを役立ってもらうとしよう。

 

早速俺は漫画の世界へと飛び込んでいった。

 

 

とびっきりの明るい笑顔と抜群のスタイル。

そんな彼女はすぐに見つけることが出来た。

だが、廊下にはまだ多くの人がいる。

そんな中で彼女のスカートをめくろうものなら、他の人に即座に捕まってしまうだろう。

 

なので、隙を伺い誰もいないところでめくることにする。

 

彼女の後をこっそりと付いていくと、彼女はとある部屋に入っていった。

俺はその部屋の様子を伺うべく、外で待機する。

 

「お助け部に依頼が来てたよ~」

 

酒井田さんは笑顔で部屋にいた他の3人の女の子たちに話をする。

 

「依頼ですか?」

 

リボン付きのカチューシャをつけた茶髪の女の子が酒井田さんに話しかける。

確か彼女の名は『奈木野さくら』だったはず。

 

「うん……つい最近、この聖櫻学園の女の子たちのスカートをめくる、通称『スカートめくり犯』なる者がいるんだって」

「女の子のスカートをめくるなんて……男なんて最低な生き物ばっかりだと思ってましたが、とびっきり度を越えた変態最低糞野郎ですね」

 

そこまで罵るか。

そんな彼女の名は『月隈林子』だったはず。

 

「いや、確か他にも女の子がそのスカートめくり犯の仲間として見られてたんだけど、その女の子もスカートをめくるから、もし一緒にいたら成敗するようにってさ」

 

ああ、おそらく栗栖さんのことか。

生憎、今回別にコラボしてるわけではないので彼女はこの世界のどこにもいない。

 

「ふむ……女子のスカートをめくるのか……なかなか厄介だな」

 

冷静な態度で話を聞いてるように見えるが、そんな彼女の耳は赤い。

確か彼女の名は『白水六花』だったはず。

 

「学園の皆が困ってるだけじゃなく、同じ女としてスカートをめくるなんてエッチな奴、絶対に許せないよ。皆も気を付けつつもちゃんと捕まえるようにね」

 

酒井田さんの呼びかけに皆もちゃんと応える。

なら、そのお助け部とやらのリーダー格である酒井田さんから早速スカートをめくり、恥ずかしい姿を晒されてもらうとしよう。

そう決め、俺はその部屋の入り口付近からそそくさと退散した。

 

 

「さーて、スカートめくり犯はどこだー?」

 

彼女はそう言いながら階段辺りを捜索する。

階段の下から覗けばパンティが見えそうだが、そこは鉄壁スカートの恩恵を受け、きっちりとパンティを覗けないようになっている。

だが、そんな鉄壁スカートの防御を無効化するのが、現実世界からやってきた俺のスカートめくりの技というものだ。

 

にしても、スカートめくり犯を探すにしても1人で誰もいなさそうなこんな場所を探すとは。

まぁ、そのスカートめくり犯からしたらそういう迂闊さは助かるけど……いや俺がこういう思考をすると読んでそうやって捜索してるのだろうか。

となると、警戒してる可能性も……いや、スカートめくり犯などとわざわざ声に出して探してるあたり、やっぱり警戒してないだろうな。

 

普通は無言で探すだろうに。

そんな少し抜けたところのある彼女の目を、俺がスカートめくりで覚まさせてあげるとしよう。

 

「おや?」

 

スマホを作動させた俺が階段を上がろうとすると、彼女がじっと俺を見てきた。

……まさかバレたか?

 

「この聖櫻学園で見ない男子生徒ですねぇ」

 

そっか。

彼女はお助け部という名目上、色々な生徒と触れ合っているのか。

だとしたら、生徒の顔を理解してる可能性もあったか。

 

「もしかしたら……スカートめくり犯ですね?」

「いやいやいや、いきなり何を言い出すんですか!? 俺がそんなわけないでしょうが!」

 

とりあえず白を切るが、さすがに我ながら下手な誤魔化し方だと思う。

 

「問答無用ですっ!」

 

そしていきなり手を伸ばし、俺の腕を取ろうとしてきた。

さすがに捕まるのはごめんこうむるので腕を慌てて上げて回避する。

 

「もー、大人しく捕まりなさい!」

 

にしても声もデカい。

このままでは誰か来てしまう。

こうなったらもうしょうがない。

 

「まったく、いきなり人をスカートめくり犯呼ばわりして捕まえようとするなんて。だけども、正体を見抜いたお礼だ」

 

バサッ!

 

彼女のスカートめがけて手を振り上げ、彼女のスカートをめくる。

……おっと。

 

「ふふ、残念だったね。ちゃんと対策してるよ」

 

スカートの下から露になったのは黒のスパッツ。

まぁ元気いっぱいな子だったら動けばパンティが見えるだろうし、普段から対策しててもおかしくはないか。

 

「そうか、ならば」

 

ドヤ顔で胸を張ってる彼女の後ろ側に回り込む。

 

「その得意げな顔がどのようになるかな?」

 

バッ!

ズルッ!

グイッ!

 

酒井田さんのスカートを後ろからめくり、スパッツを下ろしてパンティを露にしてから彼女のパンティを掴み尻に食い込ませ、Tバック状態にした。

スパッツの下に隠されてたのは水色の花柄パンティで、そのパンティが中々のお尻を包み込んでいたのだが、そのパンティがお尻に食い込まされたことですべすべなお尻がほぼ丸出しとなる。

 

「わ、わーっ、わーっ!?」

 

まさかスパッツを脱がされただけじゃなくパンティも食い込まされたことで羞恥の極みみたいな顔になり、真っ赤になっていた。

 

「いいパンティとリアクションありがとう」

「もーっ、待てーっ」

 

追いかけようとしてきたが、スパッツが中途半端な位置まで降ろされ、かつパンティが尻に食い込まされてることで動きづらく、場所が階段辺りということで追いつくことはかなわなかった。

 

 

ふぅ、いいものを取れた。

櫻井さん相手に初披露した強制Tバックだが、今回は中々スムーズにできた。

とはいっても、相手が油断してないと決まらないからまだまだなところもあるか。

 

人のことをスカートめくり犯と断定し(事実だけど)いきなり腕を取ろうとしてきた。

その隙をついて前からスカートをめくるが、中はスパッツだった。

スカートめくりを不発に終わらされたことでドヤ顔をしていた彼女に回り込み、後ろから対応する。

スカートをめくり、スパッツを降ろすことでまずは水色の花柄パンティが露になるが、それに飽き足らずそのパンティを尻に食い込ませTバック状態にした。

結果、Tバックとそれなりに丸出しとなってるすべすべなお尻が露になり、絶景が生み出されていた。

彼女はドヤ顔から予想外過ぎる反撃を受け、顔を真っ赤にし恥ずかしがりが最高値に達してるかのような顔になっていた。

 

ふぅ、今回は素晴らしい結果だった。

にしても、スカートめくり犯ということであの学園のお助け部とやらが立ち上がったか。

今回の酒井田さんがしてやられたことで自重するか、それともむしろ仲間がやられた怒りでなおさら行動が活発化するか。

 

どうなるか先のことは分からないのでいったん置いておき、酒井田さんのスカートめくりからの辱めコンボによる水色の花柄パンティと尻に食い込まされた状態を見て、いつもの行為に励むのであった。

 

 



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※健気な女の子のスカートをめくりたい。

「今日のお買い物はこれでいいかな~」

 

スーパーのビニール袋に食料を多く入れ、少女が歩く。

どこか幼さが残る可愛らしい顔。

その顔に見合わぬ胸の大きさ。

 

そんな彼女は一人買い物帰りに道を歩く。

 

彼女の名は『町子 リョウ』。

俺がスカートをめくると決めたターゲットの一人だ。

 

 

「料理って、出来た方がいいのかな?」

 

俺とアイドル好きの同僚に対してBL疑惑を持ち出した女社員が他の女社員にそんなことを話しかける。

俺も料理自体はたまにやるが、出来るに越したことはないと思う。

無論、わざわざ女性同士の会話に口をはさむことはしない。

百合の間に入ろうとする男は大罪扱いされるように、会社の昼休みでの楽しいガールズトークを邪魔する者は会社での権威が失墜されるに等しい。

 

「まぁ私は出来るけど」

「うー、もう何でもできてずるい!」

 

その相方と思われし女性社員はどことなく得意げな顔で出来る宣言をし、話を振った女性社員は悔しそうに頬を膨らませる。

この女性社員、顔自体は別に悪くないから頬を膨らませた顔は別に悪くはない。

 

「それはさておき、最近私が注目してるあの2人はどうなのかな?」

 

おっと、話の雰囲気が変わったぞ?

 

「あの2人って、男同士の推しの2人のことでしょ?」

「そうそう」

 

やっぱりそこに行きつくのか。

しかし、どういう発想でその疑問に至ったかは興味がある。

気づかれないように話を盗み聞くとしよう。

 

「アイドルを押してくるあの男の人は料理できなさそうよね」

「分かる。で、その料理できない男の人を大人しい男の人の方が料理してあげて、アイドルを推す同僚の人が感謝するのよ」

「ふむふむ」

 

おいおい、否定していた相方の女性社員の方もなんか興味津々じゃないか。

これはちょっと嫌な空気になってきたぞ。

 

「で、たまにはいいもの食わせてやるよと言わせて自宅に招いて」

「ストップ。私たちの上司が来たよ」

 

昼休み中の食堂でこんな会話をしてるのもあれだが、そんな時に彼女たちの部署の上司が来たらしい。

身だしなみをきちんと整えており、フレームなしの眼鏡をかけてなかなかのイケメンだ。

そりゃあんな上司を毎日見ながら仕事をしていたのなら、男と男の恋愛を考えても……いや普通におかしい発想だ。

 

「ふふふ……」

 

そして俺とアイドル好きの同僚をBL推ししてる女性社員はその上司を見て目を輝かせる。

あれはきっと、いけない妄想をしてる顔だろう。

そしてそれを見てる相方の女性社員は少し呆れ顔だ。

 

そしてその上司の方は2人には一切目を向けず、自分が頼んだ定食をさっさと食べ始める。

 

「今日は他にやること多いって言ってたよね」

「うん。だからきっとさっさと食べてさっさと出かけるんだろうね」

 

常に忙しい上司か……

こちらの部署の女性上司は基本的に誰かに話しかけたりと、フランクだけど忙しそうには見えない人だ。

そして眼鏡の印象もあってか向こうの上司はいかにもな仕事が出来そうな人だ。

 

「とりあえず、私も料理が出来たいなー」

 

あ、いきなり本題に戻った。

 

「じゃ、私が教えてあげようか?」

「いいの、助かる!」

「じゃ、今度の休日に私の家でね」

「うん! 本当にありがとうね」

 

BL推しの女性社員がとびっきりの笑顔を見せ、相方の女性社員もにっこりと笑みを向ける。

 

 

その際、相方の女性社員が一瞬不気味な笑いを見せたのは……気のせいということにしておこう。

 

 

さて、色々な所で同性愛が見受けられつつあるが、俺はこれ以上気にしないでおく。

 

というわけで、漫画の世界に潜り込みスカートをめくりに行こうと思う。

 

今回のターゲットは……中学生なのに胸が大きくて、それでいて健気な所があるこの子だな。

 

早速漫画の世界へと飛び込み、現実世界から飛び出していった。

 

 

漫画の世界に入り込んだ時、早速ビニール袋を片手に歩いてるターゲットの女の子が見られた。

町子さんは中学生らしからぬそのボディで目を引くためすぐに分かる。

さて、そんな彼女のスカートをめくるとして。

 

「……あ」

 

久しぶりに俺の姿が小学生ぐらいに退化していた。

確か前にもとあるアイドルの世界へと出向いたとき、体つきが小学生ぐらいに退化してたっけ。

スマホが入った胸ポケットがついた服を着ているため、いつもの撮影には不都合はない。

 

この姿なら、わざわざ面倒な仕込みを考えなくてもいい。

というわけで、早速町子さんの後ろへこっそりと近づいていき。

 

 

「お姉ちゃん、隙ありーっ!」

 

バサッ!

 

後ろから町子さんのスカートを思いきりめくりあげる。

胸が年不相応に立派だったが、お尻の方は……ほぅ、きゅっとしている。

そんなお尻を包み込んでいるのは……白をベースにピンクの水玉が振り分けられてる水玉パンティだ。

履いてるパンティは年相応なものだね。

 

「きゃっ!」

 

彼女が慌てて後ろ手でスカートを抑え、顔を赤くしながら振り返る。

しかし相手が小学生ぐらいの子供の見た目だったからか、少しだけ表情を和らげる。

 

「もう、こんな悪戯しちゃダメでしょ?」

「こんな悪戯?」

 

俺が敢えてすっとぼけてみる。

 

「こんな悪戯ってなーに?」

「だからその……す、スカートをめくることよ」

 

さすがにスカートめくりをされたことを自分の口で言うのは恥ずかしいからか、言うときには顔が更に赤くなっていた。

 

「ああ、こういうこと?」

 

バッ!

 

今度は勢いよく万歳し、真正面から町子さんのスカートをめくりあげた。

白とピンクの水玉パンティ自体は変わらないが、フロントのピンクのリボンがパンティの可愛らしさを強調している。

 

「やんっ! もうっ、こらっ!」

 

再びスカートをめくられパンティを丸見えにされたことで手でスカートを抑える。

 

「いいもの見せてくれてありがとー! じゃあねー」

 

俺はそう言い残し、彼女を置いてその場から逃げ去っていった。

 

 

姿が子供ということもあって、追いかけてくることはない。

おかげで悠々と逃げ切れた。

 

そして姿は子供でも中身は大人。

まさか、胸ポケットの中のスマホでスカートめくりの様子を撮影されていたなどと、夢にも思っていないだろう。

 

後ろから町子さんにこっそりと近づいていく。

小学生ぐらいの低い身長の視点だからスカートの中が見えないかと思ったが、そこは鉄壁スカートの恩恵。

だが、そんな鉄壁スカートもめくりあげてしまえば問題ない。

きゅっとしたお尻と、それを包み込む白とピンクの水玉パンティが露となる。

 

町子さんは慌てて振り向き、子供が相手ということで恥ずかしがりつつも、怒りの感情はそれほど強くは見せてなかった。

そして俺にスカートめくりをしないようにと言おうとするが、その単語を言うこと自体が恥ずかしかったのか、顔が更に赤くさせていっていた。

そんな彼女に対して今度は正面からスカートをめくりあげた。

再びパンティが露になるが、今度は正面からということでピンクのリボンも付いており、パンティの可愛らしさが強調されていてなおよかった。

 

子供の姿だと純粋にスカートをめくることが出来るし、子供に対するリアクションも取れて中々良い。

ただ、あんまりにも子供の姿でいることに慣れてしまうと、それはなんかまずそうだから本当にたまに程度でいいかな?

 

そんなこと思いながら、町子さんのスカートめくりと、それによって露になった可愛らしいパンティを何度も再生しながらいつもの行為に励むのであった。



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姉思いの女子中学生のスカートをめくりたい。

学生服を着てる少女の後ろにこっそりと近づいていく。

当然少女はミニスカートであり、俺が今からやろうとしてる行いのターゲットに十分値している。

 

「それっ!」

 

少女のスカートの裾を後ろから掴み、そのまま勢いよく持ち上げる。

スカートは当然めくりあがり、少女が履いていた黄色と白の縞々パンティが露となる。

 

「きゃあああっ!」

 

少女が振り返り、俺の顔を確認して怒り顔になる。

 

「もう、またあなたなの!? どうして私ばかりいつもいつも!」

 

少女は金森 愛子さん。

俺が漫画の世界に潜り込めると知ったときに初めてスカートめくりを行った少女。

そんな少女のスカートを何度も何度もめくり、色々なパンティを露にし、それらすべてをスマホで撮影し俺の行為の励みにしてきた。

 

少女は両手で後ろでめくりあげられてるスカートを抑えようとした。

 

そして、今回はただスカートをめくるだけじゃなく。

 

「よっと」

 

グイッ!

彼女のパンティを無理やり尻に食い込ませ、疑似的なTバックにした。

 

「っ!」

 

無理やり尻にパンティを食い込まされ、俺の指がお尻に当たったことで更に顔を赤くしていた。

俺のこのTバックの技で明音という少女と酒井田さんという少女の2人を辱めた。

そのおかげでこの技も洗練されてきたので、今まで何度もスカートをめくりパンティを露にしてきた彼女にも同じ技を味わってもらったというわけだ。

 

しかし、中々良い尻の弾力性だった。

この弾力性はほんの一瞬だが、柔らかくも張りのある感触が味わえるのでなかなか快感だ。

 

「なんてことをするのっ」

 

Tバック状態を直そうとしつつスカートを抑えようと片方の腕ずつでそれぞれ対処しようとしてる隙に手を離し、さっさと逃げ出した。

 

「今日はいつも以上の素晴らしい光景を拝ませてくれてありがとう!」

「待ちなさーいっ!」

 

愛子さんが追いかけてきたが、最初の時以上に何人もの女の子のスカートをめくり、逃げ足を鍛えてきた。

なので今さら彼女に追いつかれることはないし、そもそもパンティが尻に食い込まされてることで若干動きづらくなっているので、逃げるのは容易いことだった。

 

 

「よしよし、今回はいい光景が撮れた」

 

俺が目を閉じて元の世界に帰ろうとした瞬間。

 

「ねぇ、やめようよ恋華ちゃん」

「ううん、やめないよ。私だけじゃなくてお姉ちゃんのスカートをめくった男がこの学園にいるんだもの。捕まえてお姉ちゃんと私の前でいっぱい謝らせてやる」

「でも、中学の授業をさぼってまで」

「いいの! お姉ちゃんを辱める男なんて許せないんだから」

 

髪をサイドテールにした黒髪の少女が恋華と呼ばれた少女を宥めていた。

確か恋華さんは俺が愛子さんと一緒にスカートをめくった少女だ。

中学生にしては少し子供っぽいパンティを履いており、それはそれで新鮮で俺の行為に励む一種の変わり種になっていたはずだ。

 

そんな彼女がお友達を連れ、お姉ちゃんのスカートをめくり辱めた男……つまり、俺を捕まえようとわざわざ中学の授業をサボって来たわけだ。

 

 

それはそれは……

俺は漫画の世界ではこんなことをしているが、現実の世界では風邪などの体調不良以外では学校の授業をサボったことはない。

 

学校の授業をサボるなんて悪い子にはお仕置きが必要だよねぇ。

 

元の世界に戻ろうと思っていたが、やることが増えた。

愛子さんに見つかる可能性は増えるけども、やる価値はある。

こっそりと高校の校舎へと入っていく2人の後をこっそりとつけ、俺は学校へと戻っていった。

 

 

この世界だと俺はこの学園の学生服を着ているため、学生としては違和感なく歩くことが出来る。

そもそも別の世界の聖櫻学園ほど女学生のスカートをめくっていないので特に要注意人物としては扱われていない。

なので今のところはまだ愛子さん以外には見つかっても問題ないだろう。

 

 

「おや?」

 

恋華さんとそのお友達の女の子の後を付けていたら、廊下の別の方角から三森 雪さんが2人の女学生と共に歩いているのが見えた。

もしここで三森さんに見つかって騒がれたら恋華さんとそのお友達に見つかって面倒なことになりそうだ。

 

なのでここはまず三森さんたちをおびき寄せよう。

 

「ん? あの男は!」

 

敢えて三森さんの目の前を横切り、階段を上っていく。

三森さんは通りすがった俺の顔を見てあの時スカートをめくった男だと気づいたらしい。

 

「私を辱めた……追うわよ!」

 

どうやら2人の女学生も付いてくるらしい。

恋華さんと友達のスカートをめくる前に、2人のスカートをめくるのをある意味妨害されたような物だし、3人には犠牲となってもらうとしよう。

 

 

「ちょっと待ちなさい!」

 

俺がスマホを起動させ別の階の廊下を歩いていると、後ろから声をかけられる。

当然三森さんの声であり、振り返ると三森さんのほかに巨乳の黒髪女子と眼鏡をかけた三つ編みの女子が立っていた。

 

「この間、私のスカートをめくったでしょ!」

「うん、高校生にもなっていちご柄パンティを履いてた子だよね。良い眺めだったよ」

 

俺が平然と告げると、三森さんは顔を赤くしていき隣の女学生たちが『え、本当に?』という疑問の顔を向ける。

 

「ちょっとあなた、雪ちゃんのスカートをめくったって?」

「うん、さっき言った通りだよ」

 

黒髪の巨乳女学生が俺を問い詰める。

一方で三つ編みの子は少しだけおどおどしている。

 

「で、俺を見つけてどうするの?」

「決まってるでしょ、成敗するのよ! 行くわよ、朔、浅古!」

 

どうやら黒髪の子が朔、三つ編みの子が浅古というらしい。

そして三森さんと朔さんが勢いよくこっちに来るわけだが。

 

「おいおい、スカートめくりを行う男の前に堂々と向かってくるとは」

 

バッ!

バサッ!

 

向かってきた2人の懐に潜り込み、それぞれ片手で三森さんと朔さんのスカートをめくりあげた。

三森さんのパンティは……赤いリボンだけが付いた無地のピンクパンティ。

そして朔さんは……黒が縦縞となった白と黒の縞々パンティ。

 

「ああっ!?」

「きゃああっ!?」

 

そして逃げることなく向かってきた俺に逆にスカートをめくられ、2人が顔を赤くして慌ててスカートを抑えた。

 

「ちょっとぉ、何するのよ!」

「一度ならず二度までも~!」

 

スカートを抑えた2人が俺に怒声を浴びせかけるが、俺は2人の間をすり抜けて浅古さんの前にやってくる。

 

「ちょ、や、やめてくださいっ」

 

浅古さんはじりじりと後ずさり、俺から距離を離す。

 

「ダメだよ。友達がパンティ丸見えにされたんだから、君も友達と同じ目に遭わなきゃ」

 

バッ!

 

浅古さんはスカートを抑えていたが、その手を払いのけてスカートをめくりあげた。

どれどれ……水色のチェックパンティか。

この3人の中で大人しそうな子も可愛らしいパンティを履いていた。

 

「やーんっ」

 

浅古さんはスカートを抑えそのままへたりと座り込んでしまった。

その目には涙が浮かんでおり、ショックのあまり泣きそうな一歩寸前になっていた。

 

「3人ともパンティを見せてくれてありがとう。三森さんは柄がなかったけど、ピンクの女の子らしい可愛らしいパンティを拝ませてくれてなおさら感謝するよ」

「こ、こらっ、待ちなさい」

 

三森さんと朔さんが俺を追いかけてきたが、特に足が早いわけではなかったので余裕で逃げ切れた。

三森さんとその友達2人のスカートめくりの様子とパンティを撮れたのも良い収穫だった。

 

 

さてと……次は恋華ちゃんとそのお友達……そういや名前を聞いてなかったな。

その子たちを見つけないと。

 

 

「ねぇ、恋華ちゃん」

「どうしたの、麻倉ちゃん?」

「愛子さんを狙ってる男なんだから、愛子さんの所に行った方がいいんじゃ?」

「それじゃお姉ちゃんに学校をさぼってここに来たことがバレちゃうし、バレてお姉ちゃんが私を怒ってるところをその男が見てたら出てこないかもでしょ?」

 

俺を捕まえて愛子さんに謝らせようと思ってる割に、自分がバレて怒られるのは嫌なんだな。

まったく可愛らしい子だ。

 

 

そんな可愛らしさに免じて、出て行ってあげるとするか。

スマホを起動させて……っと。

 

 

「そいっ!」

 

ピラッ!

 

後ろから麻倉さんのスカートの下に手を潜り込ませ、勢いよく万歳した。

万歳の手に合わせ麻倉さんのスカートがめくりあがり、水色のピコレースで縁どられた白のパンティが露となった。

 

「きゃああああっ!」

 

麻倉さんは悲鳴を上げてスカートを抑え、顔を赤くして振り返る。

 

「麻倉ちゃんのスカートをめくるなんて……なんてことするのよ!」

「こらこら、探してる人がやってきたんだぞ? 喜びこそすれども怒るところじゃないだろ?」

 

俺が諭すように言うと、恋華さんがむっとする。

 

「お友達のスカートをめくられて喜ぶ子がいると思う?」

「確かに。その通りだわな」

「恋華ちゃん……」

 

麻倉さんは涙目で恋華さんの方を見る。

 

「大丈夫、麻倉ちゃんにも謝らせるからね。というわけで覚悟ー!」

 

恋華さんは思いっきり俺に向かってきた。

さっきの三森さんと言い、スカートめくりをする男にわざわざ近づくことがどういうことか分かっていないみたいだ。

 

「友達とお姉さん思いなんだね。その心を讃えて、それっ」

 

ガバッ!

 

彼女のスカートの裾を前も後ろもつかみ、スカートを持ち上げるような形で勢いよくめくりあげた。

スカートは前も後ろも豪快にめくりあがり、スカート自体も若干持ち上がり恋華さんのおへそまでも丸見えとなった。

パンティは……白をベースにピンクの花が散らばめられたパンティか。

子供っぽさは少しは薄れたけど、それでも可愛らしいパンティだ。

 

「きゃあああああっ!」

「うんうん、良いパンティだ。向かってくる勇気は評価するけど、相手がスカートめくりを行う男なんだからそこも考えようね」

 

スカートが持ち上げられる形で激しくめくりあげられ、恋華さんがスカートを元の位置に直してる間に俺はその場から逃げ出していった。

 

 

ふぅ。

愛子さんの疑似的Tバック状態を撮影しに行ったがまさかその後5人ものスカートめくりを撮れるなんて。

まぁ、こんな日もあるということか。

 

俺は6人の女の子たちがスカートをめくられあられもない姿にされた様子をそれぞれ交互に再生し、いつも以上に激しい行為に励むのであった。



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※罵る女の子のスカートをめくりたい。

「よーし、今日こそ皆を困らせるスカートめくり犯を絶対に捕まえるぞー!」

 

この間スカートをめくった酒井田さんだが、スカートをめくられた恥ずかしさを押し殺し、他のお助け部の皆に檄を飛ばす。

その元気の良さに他の3人の女子もやる気を見せる。

 

「ふーん……この間あれだけの辱めを与えたんだけど、むしろやる気になってるな」

 

スカートをめくられ、そのうえでスパッツも脱がされて疑似的なTバックにされたにも関わらず俺を捕まえようとしてる。

その心意気、実に面白い。

 

「そしてスカートめくり犯を捕まえたら、皆でとっちめるからね」

 

だが、最後のその一言を放った時少しだけ照れがあった。

スカートめくり犯を捕まえるための最初の言い出しっぺがまさかすでに毒牙に掛けられたなどとは言ってないのだろう。

 

「そうだね」

「女の敵の最低な塵野郎……絶対に捕まえてやる」

 

カチューシャを付けた女の子と、その女の子を見て決意を固めてる薄紫の髪の毛の女の子。

 

今回のターゲットはこの2人にするとしよう。

 

名前はカチューシャをつけてる子が『奈木野さくら』。

そして薄紫の髪の毛の子が『月隈林子』。

 

立ち向かってくる女の子には、それに見合った辱めを。

漫画の世界に潜り込み女の子のスカートをめくる俺の、一種の考え方だ。

 

聖櫻学園の世界に潜り込んだ俺。

この学園は基本的に可愛らしい女の子が多く、スカートをめくる辱める甲斐があるというものだ。

今まで何人もの女子生徒を手にかけ、俺はスカートめくり犯として警戒されてる。

もっとも、その割には顔はあまり知れ渡ってないが。

望月さんあたりなんかが写真を撮ってても違和感ないはずなのだが、まぁ少しでもやりやすいのならそれに越したことはない。

 

そんな中、お助け部という部活の子たちがスカートめくり犯を捕まえようと意気揚々となってる。

他の生徒たちの助けになろうとしてる子たちが他の女子生徒に迷惑をかけてる俺を捕まえようとするのなら、いたって当たり前の考えだ。

 

だけども、お助け部の女の子もまたスカートめくりをするに値する可愛らしい女の子ばっかりだった。

そんな女の子たちが俺を捕まえようとわざわざ立ち向かってくるのだ。

だったら、それに受けて立ち返り討ちにする。

 

今のところ、俺が聖櫻学園に出向いているのはそんな理由だ。

もっとも、向かってくるとは言えそれほど多くの時間をかけるわけにはいかない。

他にもスカートをめくろうと目星をつけてる女の子は多いからな。

 

 

というわけでさくらさんと林子さんを逆にストーキングしている。

俺のことを探してる女の子2人は、まさか今俺に付けられてるなんて思いもしていないだろう。

 

「くまちゃん」

「どうしたの?」

「一緒に探してくれるのはありがたいんだけど、効率悪くない?」

「でも……1人にしてスカートめくり犯に奈木野ちゃんがスカートをめくられたら……」

「大丈夫だよ。ほら」

 

そう言いながらさくらちゃんは軽くスカートをめくる。

パンティが見える前に黒のスパッツが露となる。

 

「ちゃんと防御用の服装はしてるからね。パンティが見られなくてがっかりしてる間に捕まえればいいよ」

「なるほど」

 

林子さんは感心したような顔を浮かべ、さくらさんは得意げな顔をする。

君たちのお助け部のリーダー格の酒井田さんも同じようにスパッツで対策をしたが、そのスパッツを脱がしパンティを丸見えにしたんだが。

 

まぁ、そんなことは今わざわざ言う必要はないか。

 

「というわけで、私は大丈夫。くまちゃんも別の場所で探して、見つけたら逃げながら即座に報告してね」

「うん、分かった」

 

さくらさんの言葉にようやく納得し、林子さんは別の階に向かう。

そしてさくらさんもふんすとやる気を入れ直し、その階の別の廊下の方へと向かっていく。

 

さて、片方はスパッツを履いてる状態と言うのは分かった。

そしてあの2人は結構仲が良い。

その2人をほぼ同時にスカートをめくり辱めたい。

 

となると、おびき寄せる方向で事を進めるとするか。

 

さて、シチュエーションは……よし、決まった。

少々強引だし上手くいくかわからないが、事は何事もやってみないと分からない、だな。

 

 

ターゲットにしたのはさくらさん。

林子さんは男に対する口は悪いが、友達思いというのがあるから自身がやられそうになっても逆に返り討ちにしてやろうという考えと絶対にさくらさんを呼ばないだろうという考えがあった。

だとしたら得意げにしていたさくらさんを餌にして林子さんをおびき寄せた方がいいだろう。

そのための道具はすでに確保してある。

 

 

そして少しの間さくらさんの様子を伺い、1人になったところで行動を開始する。

今回はスピードと少々の強引さが必要だ。

 

そしてさくらさんが辺りをきょろきょろしつつ、誰もいない廊下の角に差し掛かる。

誰もいなさそうな教室をじっと覗き込んだところで。

 

「それっ」

「んーっ!?」

 

彼女を背後から襲撃し、口にガムテープを張る。

まずは声を封じ、それから――

 

 

「ここにもいないですね……どうせ女の子のスカートをめくり悦に入る変態塵野郎のことですし、ここらへんでお下劣行為をしてるかとも思いましたが」

 

林子は1人誰も来なさそうな校舎の裏あたりを捜索し、溜息をつく。

まったく、部活動の一環でもなく、そして親友がやる気になってなければわざわざ男とかかわりたくもないのに。

そう思っていると、1通の連絡が入った。

 

『くまちゃん、今スカートめくり犯が他の女の子のスカートをめくったのを見て、一緒に追い立ててる。屋上に追い込んで他の皆にも声をかけてるから急いで来て』

 

親友がスカートめくり犯を見つけ、しかも被害者となった女の子と一緒にスカートめくり犯を追いかけている。

そして酒井田先輩と白水先輩も呼んでる。

 

「よし」

 

男に関わるのは吐くほど嫌だが、他の皆が一緒ならその人たちに任せればいい。

何より親友に頼まれたのなら断るのも問題外だ。

林子は1人、聖櫻学園の屋上へと向かう。

 

 

林子が屋上への扉に手をかけ、勢いよく開く。

 

「……あれ?」

 

だが予想していた光景とは違う光景が目に入ってきた。

そこにいたのは、両腕をガムテープでフェンスに括りつけられた親友。

口にもガムテープを張られ、林子の姿を確認するなら首を横に振る。

 

まさか、ハメられた?

そう思った時には、すでに襲った。

 

「はい、確保」

 

動揺した一瞬のスキを突かれ、林子の腕を両方とも掴まれ、両方の手首を括られるようにガムテープでぐるぐる巻きにされ拘束される。

 

「なっ……」

 

手首が使えなくても足で反撃しようと林子は後ろに向かって蹴りを入れるが、苦し紛れの蹴りは男には届かない。

そしてそのまま親友であるさくらの横へと連れていかれ、フェンスに括られるようにガムテープを巻きつけられた。

 

 

「いやぁ、力がない女の子程度なら拘束できる、ガムテープとは便利な道具だ」

 

まずはさくらさんをガムテープで口をふさぐ。

助けを呼ばれる前に声を出せなくし、そのまま両手首をガムテープで括り付け拘束し屋上へと連れていく。

もはややってることが誘拐犯に近いようなものだが、元々スカートめくり自体犯罪だ。

他の女の子もスカートめくりの毒牙にかけてきたのだから、良心は捨てなければいけない。

 

そしてさくらさんがスマホを指紋認識にしていたのが助かり、偽の連絡を林子さんに入れることが出来た。

そして後は屋上にやってきてさくらさんの惨状を確認し助けに来たところを捕獲すれば一丁上がり、というわけだ。

 

「くっ……塵野郎が、早く離せ!」

 

拘束され両腕と足をじたばたと動かすが、ガムテープで何重にも拘束された腕は離せない。

 

「塵野郎か……いけないなぁ、そんな口の利き方は」

 

そして林子さんの足首もガムテープで拘束し、完全に動きを封じた。

それでも何とか脱出しようと必死な顔で身をよじる様子はたまらない。

それを見つつさくらさんの口に貼っていたガムテープをなるべく優しく剥がす。

剥がされた時の痛みはあったらしく、少し顔を歪めた。

エッチな辱めをするために手段は選ばないが、痛い思いをさせるのは不本意ではある。

 

「くまちゃん……ごめんね、私が油断して捕まったばっかりに」

 

口が解放されて放った最初の一言は友への謝罪。

それを聞いた林子さんは首を横に振り「ううん……男なんかに関わろうとした私も悪い」と親友を一切責めなかった。

うんうん、いい友情だ。

 

では……ここまで手間をかけたんだ。

その分ゆっくりと辱めるとしよう。

 

俺は敢えてスマホを見せつけるように取り出し、撮影の準備を始めた。

当然それを見た2人は顔色を変える。

 

「ちょっと、まさか」

「うん、君たち2人のスカートをめくり、パンティを丸見えになる瞬間を撮影させてもらうよ」

 

そういい、特殊な胸ポケットにスマホをしまう。

これで手でスマホを持ちながらスカートをめくるといった難儀はしなくてもいい。

 

「さて、まずは……」

 

俺は林子さんに目を向け、彼女の前へと歩いていく。

やめて、と言うさくらさんの言葉は耳に入るがそれを押し殺し、林子さんの緑色のチェックスカートに手を伸ばす。

 

「変態、すけべ、女の敵、塵野郎、小学生みたいなことして恥ずかしくないの?」

 

散々な罵り言葉を口にしたが、今さら後には引けないし、引く気も元々ない。

彼女のスカートを掴み、遠慮なくめくりあげる。

 

ピラッ。

 

ほぅ……髪の毛と同じ薄紫色をベースに白の水玉を振り分けた、水玉パンティですか。

男を散々罵る口の悪い子でも、こんな可愛らしいパンティを履いてるとは。

ちらりと顔を見ると、恥ずかしさに耐えるように悔しそうに目を瞑り、顔を赤くしてる林子さんの顔があった。

それをいいなと思いつつ、再びパンティに目を向ける。

なんせ今回は両腕を拘束してるからスカートを抑えることが出来ないので、パンティ見放題。

なので少し顔を近くして、林子さんのパンティをまじまじと観察する。

 

「~~っ、もういい加減にして」

「分かった、分かった。つまり次はさくらさんのパンティを思う存分見てあげてほしいということだな?」

 

違う、と首を横に振り否定する林子さんのスカートを降ろし、さくらさんに目を向ける。

いつも以上にパンティを閲覧できたし、それにスマホで撮影もしてある。

 

「さて、お待たせしたね。確かスパッツを履いて対策してるんだったね」

「っ、なんでそれを」

「連れてくときに少し暴れてスカートの中がチラリと見えかけたけど、その時に見えちゃってたよ?」

 

当然嘘である。

鉄壁スカートの恩恵を受けてる彼女たちは激しく動いてもなぜかスカートの中は見えはしない。

 

「そ、そんなっ」

「じゃ、早速」

 

まずは彼女のスカートの中のスパッツを掴み、勢いよくずり下げる。

この際パンティを脱がしてしまうとスカートをめくったとき、あまりにもあられもない光景が露になってしまう。

酒井田さんの時もそこは考慮していたのだから、問題はない。

そして邪魔な物は取り除いたので、後は。

 

「そーれ」

 

掛け声をかけ、さくらさんのスカートをめくりあげる。

スパッツの下に隠れていたのは、ピンクと白色の縞々パンティ。

 

「ほほーう……これほど立派な物をお持ちながら、可愛らしいパンティとは」

 

俺がさくらさんの胸を見ながら呟くと、さくらさんは顔を赤くしながら「見ないでぇ」と小声で呟いた。

だが、ここまでの手間をかけたのだから、その分ゆっくりとパンティを閲覧させてもらう。

幸いなことに、手を拘束してることでスカートを抑えられることはないのでゆっくりと見ることもできる。

そしてスマホで撮影もしているため、ここから去った後もゆっくりと彼女たちがスカートをめくられ辱められてる姿を何度も再生することが出来る。

 

俺にとっては短い、そして彼女たちにとっては長く感じたパンティ閲覧タイムを終え、彼女たちに背を向ける。

 

「さてと……後は」

 

先ほどと同じく、さくらさんの指に彼女のスマホを当て、指紋認識を解除する。

 

「ちょっと、次は誰を呼ぶ気?」

 

林子さんの声には他に誰かが犠牲になるかも、ということで怒気が甦っていた。

 

「いやいや、酒井田さんを呼んで君たちを解放するだけだよ。もちろん、俺はこの場から去るけどね」

 

もし俺がこのまま元の世界に戻ってしまうと、彼女たちは拘束された状態で俺に関する記憶を失い、何がなんだか分からない状態で拘束されたまんまになる。

それだと誰にも助けてもらえないだろうし、それは俺の本意ではない。

 

「ちなみに酒井田さんもすでに俺のスカートめくりの犠牲に遭って、辱めたよ。それでも君たちに捜索を依頼し、かつ自分も諦めていない。そのガッツは凄いなと思ってるよ。最後に残ってる白水さんもいずれかめくらせてもらうよ……よし、通知も送り終わったし、じゃあ、またね」

 

「覚えてなさい……セクハラ塵野郎が」

「今度はこんな目に遭わないんだからね」

 

最後に林子さんとさくらさんが俺の背中に声をかけた。

 

「いい根性だね。そのガッツが、最後の白水さんにもあるかな?」

 

それだけ言い残し、俺は屋上から去っていった。

 

 

そして屋上へと続く階段を遠くから眺め、酒井田さんが慌てた表情で屋上へと駆け込んでいき、しばらくして屋上から3人が屋上からの階段から降りてくるのを見届け、俺は元の世界へと戻っていった。

 

 

ふぅ、手間をかけたので良いスカートめくり動画を撮れた。

しかも、今回は拘束という手段を使ったため、ゆっくりとパンティを自分の目で直に見ることが出来た。

さて、次はスマホで彼女たちのリアクションも観察しながらスカートめくりの様子とパンティをゆっくり閲覧するか。

 

そして数分後、スマホを片手に俺はいつもの行為に励むのであった。



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応援する女の子のスカートをめくりたい。

「ファイト―、オー!」

 

数人の女子高生が衣装に着替え、応援のぽんぽんを振る。

みんなミニスカートだが、当然チアガールというのは応援する際にアンダースコートかスパッツを履いてるわけで。

それでも可愛い女の子たちが爽やかな笑顔で誰かを応援してるのだから、応援されてる誰かはそれだけでいい気分になるだろう。

 

そんな中で1人、巨乳で動くたびにぷるんぷるんと揺れる女の子がいた。

茶髪をポニーテールで纏め、そして応援するたびにスカートがひらひらと揺れ、胸がぷるんぷるんと揺れ、ポニーテールも揺れる。

 

彼女の名は『秋川 謳香』。

俺がスカートをめくると決めたターゲットの1人である……

 

 

「うーん、相変わらずいい胸揺れだね~」

 

そして俺とはまた別の遠い場所で彼女たちを見てる子がいた。

彼女のは栗栖 空。

この漫画世界出身の女の子であり、可愛い女の子を見つけたらスカートをめくったり胸を揉んだりするセクハラが好きな悪戯っ子だ。

 

そんな彼女も当然秋川さんを見ており……

 

俺は栗栖さんを利用し、女の子がスカートをめくられる様子を結構な数撮影してきた。

だが、自分がターゲットに決めた女の子だけは自分でスカートをめくっている。

栗栖さんとターゲットが被るのは、これで2回目だ。

 

あの時と同じく、今度も栗栖さんを出し抜き、秋川さんのスカートをめくるとしよう。

 

 

だがこれは体育の授業の一環で応援練習をチア部が行っていたというだけであり、放課後になるという都合のいい展開ではない……あれ、栗栖さん。

 

彼女は授業に出ていなかったのだろうか?

そんなことをしたら前みたく指導の先生にお尻ぺんぺんをされるかもしれないというのに、相変わらず大胆な子だ。

そのお尻ぺんぺんの様子もきっちりとスマホに撮影しており、スカートめくり以外の辱めとして本当に珍しく動画に残っている。

栗栖さんの裸のお尻が叩かれて赤くなっていき、彼女が涙目でやめてと訴える姿はなかなか良いものだ。

 

おっと、今はそれどころではない。

秋川さんのスカートをめくるのは放課後にするとして、栗栖さんの動向を見守っておかなければ。

栗栖さんが秋川さんのスカートをめくるのを阻止するのとついでに、この世界の他の可愛い子たちが栗栖さんにスカートめくりされる様子を撮影できるかもしれない。

 

 

というわけで授業が終わった休み時間。

栗栖さんは1人廊下をきょろきょろしていた。

ターゲットを探しているのだろう。

そしてぴたっとほんの一瞬だけ首の動きを止めた。

 

あの子は確か……この世界で栗栖さんが学校を休んでいた時に、俺がスカートをめくった女の子。

確か双子の姉妹で……妹の方の阿斗華さんだった……はず。

 

栗栖さんが彼女を見つけ、にひひと笑い声をあげた。

その笑い声は少し離れていた阿斗華さんには聞こえなかったみたいだ。

 

これはいい動画が撮れそうだ。

スマホを起動させ、こっそりと物陰から動向を観察する。

 

栗栖さんが阿斗華さんに向かって歩いていき、阿斗華さんもまた栗栖さんのいる方向に歩いていく。

これは彼女の必殺技、通りすがりにめくる、が発動するのか?

だが、俺の予想と違い栗栖さんは彼女の横を通り過ぎ、そのまま前を歩いていく。

 

ただ単に知り合いを見つけただけだったのか?

 

 

「油断大敵、そーれっ!」

 

だがそんなことを思った瞬間。

栗栖さんが踵を返し、阿斗華さんの後ろからスカートを大胆にめくりあげた。

しかも、後ろだけじゃなくて前からもパンティが丸見えになった。

 

「きゃあああっ!?」

 

当然前からも後ろからもパンティ丸見えにされた阿斗華さんは悲鳴を上げた。

ピンクのレース付きパンティか……良いパンティを履いてるなぁ。

 

「何をするのよぉ」

「油断した方が悪い。でもよかったね、私以外に誰もいなくて」

 

栗栖さんが言うと、阿斗華さんは少し涙目になりながら栗栖さんを睨みつける。

いやいや、俺がいてその大胆なスカートめくりの一部始終をばっちりと撮影させていただきましたよ。

 

 

そして休憩時間も終わりに近づいてきた時に栗栖さんはまた1人の女子を見つけた。

ショートカットで活発そうな見た目の女の子だ。

黒髪でショートカットというだけでも映えるが、その元気いっぱいそうな顔がまた可愛らしさを引き立てる。

 

そんな彼女を見つけ、栗栖さんが意を決したように息をする。

俺は栗栖さんの後ろの物陰に隠れるように立っていたが、そんな彼女の息をする瞬間は彼女の背中越しからでもわかった。

 

そして栗栖さんは勢いよく駆け出し。

 

「そーれっ!」

 

ショートカットの女の子の元へと勢いよく走っていき、そのまま彼女の横を通りすがる際に豪快にスカートをめくりあげた。

通りすがりスカートめくりを走った勢いで更に豪快にさせた感じか。

 

そしてショートカットの女の子のスカートは当然勢いよくめくりあがり、薄緑のパンティが露になった。

 

「ひゃあっ!?」

 

そしてスカートをめくられた女の子は何をされたか分からず一瞬キョトンとしていたが、みるみる顔を赤くし慌ててスカートを抑えた。

 

「もう、何するんだい!?」

「スカートめくりですよ~。磯波先輩、油断しすぎですよ」

「むーっ」

 

なるほど、あの女の子は磯波というのか。

下の名前は分からないが、漫画で出来たときにフルネームが公開されるかもしれないから、きっちりと抑えておこう。

 

そしてそのまま休み時間が終わり、俺はいったんこそこそと廊下を歩いていた。

秋川さんが先ほどの体育の授業を終え、この教室に入っていったのは覚えている。

廊下からこっそりと教室の中を覗く。

 

いた。

少しだけ眠たそうな顔で授業を受けている。

チアをやってる時は元気はつらつだったが、どうやら授業となると少し不真面目な所も出てくるらしい。

 

あっ、先生に当てられた。

一瞬びくっとして慌てて教科書を見る様子もまた可愛らしい。

 

さて、秋川さんのいる教室は抑えたし。

次の休み時間になったときが勝負だ。

 

 

休み時間となり、秋川さんの教室の近くでじっと待機する。

そして秋川さんが教室から出てきた。

 

そんな彼女がどこへ向かうか分からないが、スマホを起動させ声をかける。

 

「あ、さっきの体育の時にチアガールやってた人だ」

 

俺がそう声をかけると、秋川さんは自分のことだと認識し俺の方を見る。

 

「あっ、見てたんだ」

「うん、誰かを応援してる時の笑顔がすっごく眩しくてさ」

「照れるな。チアリーディング部やってるんだけど、そこで培われたのもあるかな」

「そっか。なんでチアリーディング部やってるの?」

「うーん、私が誰かのために何かをして、その誰かが助かって笑顔になるのを見るのが好きでさ。だから私が精一杯応援することでその誰かが元気になればいいなーと思ってさ」

「そうなんだ」

 

俺が感心すると、秋川さんはにっと笑顔になった。

確かにこの笑顔は誰かを照らす光になりそうだ。

 

「俺ももっと笑顔になりたいんだけどさ、秋川さん、協力してもらっていいかな?」

「協力? 私にできる事なら」

 

よし、言質もいただいたことだし。

 

「じゃあ……パンティ見せて!」

 

バサッ!

 

応援の時に元気よく腕を上げるような動きで秋川さんのスカートを跳ね上げた。

当然スカートは勢いよくめくれ上がる。

中のパンティは……白と黒の牛柄だ。

思わず彼女の胸を反射的に見てしまい、一瞬パンティから目を離す。

 

「へっ!? ちょ、ちょっとぉ!?」

 

我に返ったときには秋川さんはスカートを抑えており、顔を赤くし俺を見つめていた。

 

「牛柄とは……その巨乳と合わせて、狙った?」

「狙ってないよぉ!? あと、その顔は笑顔じゃなくてにやけ顔だよ!」

 

秋川さんがなんか文句を言ってるけど、良いパンティを見れた以上それはもはや耳にすら入らない。

 

「このエッチ!」

 

俺がその場を去ろうとした瞬間、彼女が俺の腕を掴んできた。

 

「おっと、わざわざ俺の手を取るということは……実はもう一度期待してたり?」

 

だがその腕を振り払うかのように彼女の背後に回り込み。

 

「それぇ!」

 

バッ!

グイッ!

 

後ろから秋川さんのスカートをめくり、彼女の牛柄パンティとそれを包み込むお尻を丸見えにした。

そしてその牛柄パンティを掴み尻に食い込ませて、疑似Tバック状態にした。

 

「やあっ!?」

「ふふ、なおさら俺が笑顔になっちゃったぜ」

「あーっ!?」

 

おや、今の声は。

あっ、栗栖さんだ。

 

「秋川先輩のスカートをめくるだけじゃなく、あの学園の時見たく女の子をTバック状態にするなんて」

「ふふ、俺が先にお手つきしちゃった。じゃあね、2人とも」

 

栗栖さんとパンティを元に戻そうとしてる2人を置き、俺はこの場を後にした。

 

「秋川先輩、パンティ元に戻してあげますよ」

「え」

 

くいっ。

 

栗栖が秋川先輩のスカートの中に手を入れ、お尻に食い込んだパンティを掴み引っ張る。

その際少し栗栖さんが手の動きを調整し、フロントが食い込むようにいやらしく動かす。

 

「あっ」

 

秋川先輩が少し喘ぎ声を上げたのを聞き「これで先にやられた分はチャラでいいかな」と栗栖は呟いていた。

 

 

いやー、いいのを見れた。

まさか巨乳の女子高生が牛柄パンティを履くなど。

思わずあの場でも口にしてしまったが、狙ってるかのように思えてしょうがなかった。

 

彼女が俺が笑顔になるために協力してほしいと言われきょとんとする。

その際に俺が彼女のスカートをめくりあげ、牛柄パンティを露にする。

秋川さんはみるみる顔を赤くしていき、スカートを抑えた。

この一連の流れの際、俺は思わず秋川さんの胸を見ていた。

 

こうやって視線を外しても改めてパンティを見れるので、スマホでの撮影はやめられない。

 

そして彼女が少し怒りつつ俺の手を掴んできたので、それを振り解く勢いで後ろに回り込み、今度は後ろからスカートをめくりパンティを掴みTバック状態にした。

彼女の張りの良いお尻がほぼ丸出しとなり、牛柄パンティが食い込んでる部分の尻肉が更に強調されぷるんとなっていた。

 

 

栗栖さんが後からやってきて、何かしらエッチなことを秋川さんにしたのだろうか。

だが、俺が先に秋川さんのスカートをめくり、彼女を辱めた。

なんとなく優越感に浸れた気分だった。

 

そんな栗栖さんもいつかはこのTバックの技を……ふふ。

 

そんなことを考えつつ、秋川さんのスカートめくりの様子と牛柄パンティを何度も見直し、いつもの行為に励んだのであった。



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※ある部活の最後の1人のスカートをめくりたい。

「どこにいるんだろうか」

 

紫っぽい青髪を揺らし、女の子が廊下を歩く。

探してるのは、この学園でスカートめくり犯という称号を得ている俺だろう。

 

そして、そんな称号を持ってる俺が可愛い女の子を見たらどうするか。

そう、スカートをめくるに決まっている。

 

彼女の名は『白水 六花』。

この聖櫻学園のお助け部の一員だ。

そして、そのお助け部の他の子たちはすでに俺の毒牙にかかり、パンティを丸見えにしてスマホでその様子を撮影した。

 

その最後の1人も、当然スカートをめくりパンティ丸出し状態になってもらうというわけだ。

 

 

「皆もやられたの?」

 

白水がお助け部の皆に尋ねると、皆が無言で頷いた。

そして自分たちが受けた辱めを思い出したのか、顔を赤くし悔しそうな顔をしている。

 

「あーもーっ! 今思い出しても恥ずかしい腹が立つ! 絶対に捕まえてやるんだから!」

 

酒井田は大声で叫び、奈木野が彼女に声を抑えるように言う。

 

「あ、ごめんごめん……これで被害に遭ってないのは白水ちゃんだけね。捕まえて、あの時以上の辱めをあの男に与えてやるんだから」

 

酒井田さんは自分だけじゃなくて後輩たちも被害に遭ったことで怒りが増しているようだ。

他の2人も顔を赤くし黙り込んでおり、酒井田を止めることはしないみたいだ。

 

「白水ちゃん、絶対に気を付けてね」

「う、うん」

 

少々土盛りつつも白水が頷き、改めて全員でスカートめくり犯を捕まえようと決意する。

 

 

その会話の一部始終をこっそりと俺は部室の外で聞いていたわけだ。

 

「さてと……最後に白水さんのスカートをめくらせてもらうとするか」

 

自分が被害に遭い、可愛い後輩たちが被害にあってもなお俺を捕まえ仕返しを考える酒井田さんの熱意には脱帽だ。

だが、俺も可愛い女の子のスカートをめくるためにわざわざ漫画の世界の中に飛び込んでいる。

敵意を向けられたぐらいで諦めるぐらいなら最初から漫画の世界に飛び込みなどしない。

 

 

そしてお助け部の面々はそれぞれ散らばり行動をはじめ、白水さんが1人きりになる瞬間を狙う。

そして彼女が1人きりになり、廊下をきょろきょろと探す。

 

だが、わざわざ俺を探してるし、今までの傾向で、俺の姿を見た瞬間一目散に逃げ出して仲間を呼んでしまうかもしれない。

さすがに逃げられて応援を呼ばれてしまっては多勢に無勢。

別に漫画の世界で死にはしないが、わざわざ痛い目に遭うのを望むほど俺はドMではない。

 

助けを呼ぶ前に強引に彼女に近づきスカートをめくるのも手ではある。

だが、それでは目の敵にしてる相手を辱めるのには物足りない。

 

さて、どうしたものか。

白水さんをこっそりと監視しながら考えていると、背後から叫び声が聞こえてきた。

 

「あーっ! 見つけたわよ!」

 

振り返ると、そこには望月さんが立っていた。

しまった、最近お助け部をターゲットにしてたから忘れかけてたけど、この人も俺のことを目の敵にしてるんだった。

 

「文雄ちゃんや私だけに飽き足らず他の子たちのスカートまでめくってたけど、とうとう見つけたわよ。さぁ、観念なさい」

 

そう言いながら彼女は問答無用で俺の腕を掴もうとしてきた。

だが、その腕を回避し逆に彼女のもう片方の腕をつかみ、そのまま彼女の背後に回り込む。

 

「うっ」

 

女の子のスカートをめくるのが目的であり、痛めつけることは目的にしていない。

 

「そいっ!」

 

バサッ!

グッ!

 

「ああっ!?」

 

望月さんのスカートを後ろから豪快にめくり、薄緑色のパンティを露にする。

そしてそのパンティを掴み、お尻に食い込ませる。

その際に彼女のお尻が指に触れるが、グラマラスなスタイルなだけあってお尻の弾力性は抜群だった。

 

「ちょ、やだっ」

 

疑似Tバック状態にしたことで望月さんが恥ずかしさと焦燥感であわあわとする。

そして慌ててスカートを抑え、俺が腕を解放すると慌ててパンティの食い込みを直そうとして。

 

カシャッ。

 

彼女がパンティの食い込みを直そうとしてるところをスマホで撮影する。

いつもなら動画で撮影するところだったが、今回は突然の不意打ちだったので写真で撮影することしかできなかった。

スマホで一部始終を動画で六が出来なかったのは残念だが、動画では食い込みを直してるところはどうやっても撮影できなかったので、これは一品物として大事にさせてもらう。

 

「ふむ、なかなかいい眺めだ」

 

望月さんがお尻に食い込んだパンティを指で直してるところがスマホの画面にアップで映りこんでいた。

 

「ちょっと、何を撮ってるの!?」

「パンティの食い込みを直してるところ」

「このっ……」

 

望月さんが怒りつつも慌ててパンティから指を離したので食い込みを直せておらず、改めて直してる隙に俺はこの場から逃げ出した。

 

 

「ふぅ、まったく」

 

騒ぎの一部始終は幸いなことに白水さんには聞こえなかった。

そして望月さんがパンティの食い込みを直してるところを見直し、鼻の下を伸ばす。

 

薄緑色のパンティ。

そして望月さんの立派過ぎるお尻。

そのお尻に食い込んでるパンティを直そうと指がお尻とパンティの間に入っている所。

 

そのどれをとっても立派過ぎると言わざるを得ない。

 

さて、予想外の乱入者によって不幸にも白水さんを見失ってしまった。

バレなかったこと自体は幸いだが、見失ってしまうと探し直さないといけないし、もたもたしてると望月さんが仕返しに来るだろう。

 

こうなったら、この間の栗栖さんみたく彼女の元へと走っていき、通りすがりに豪快にスカートをめくるべきだったと少し後悔する。

だが、そうしていたら望月さんの食い込み直しの写真は撮れなかったわけで。

 

 

そして望月さんや他のお助け部のメンバーに見つからないようにしつつ白水さんを探す。

 

あ、いた。

廊下で辺りを見回して探してる。

 

さて、予想外の乱入で焦らされたんだし。

ゆっくりとお楽しみさせていただきますか。

 

幸いなことに、彼女は後ろにいる俺の存在には気づいていない。

そこで、抜き足でこっそりと彼女に近づいていき。

 

「ほっ」

 

ぱっ。

 

白水さんのスカートを指一本で持ち上げる。

だが、軽く指でぴんっとした程度なので当然パンティが見えるほどめくれあがらない。

 

「わっ!?」

 

それでも俺の存在に気づき、慌てて後ろを振り向く。

 

「おっと、バレないようにめくろうとしたが失敗したか」

「もしかして、あなたが?」

 

白水さんが尋ねてきたので、俺は素直に頷く。

 

「っと、ここは退散っと」

「待って……いや、その前に連絡を」

 

白水さんがスマホを取り出し応援を呼ぼうとしたので。

 

「ほーれ」

 

くいっ。

 

さっきと同じく、スマホで操作して隙がある白水さんのスカートめがけて指を跳ね上げる。

だが、当然指一本じゃめくれるわけもなく。

 

「っ。待てっ」

 

スマホを操作してるとその隙にスカートをめくられてしまうと判断してくれた。

そして俺が敢えて彼女でも追いつけそうなスピードで逃げていく。

 

そしてあらかじめ下見しておいた部屋へと逃げていき。

 

 

「追いつめたよ」

 

白水さんが部屋の戸を閉め、部屋の奥にいる俺をじっと見る。

 

「はははっ……」

 

俺は諦めたかのように笑う。

 

「さぁ、観念して」

 

だが、そこまで言ったところで俺が彼女の前にいきなり飛び出していき。

 

 

バッ!

 

先ほどまでとは違い、彼女のスカートの下に両手を潜らせ、万歳する。

当然俺の手の振りあげに合わせ、彼女のスカートはあっさりとめくれあがる。

 

「ほう……水色の水玉パンティか。良いのを履いてるね」

「な、なんばするとねー!?」

 

いきなり九州弁? 

顔を赤くしながらグルグル眼で俺を見てスカートを抑える。

 

だけども、その隙に。

彼女の背後にある扉に行き。

 

カチャッ。

 

「へ?」

「この部屋、内側からロックできる部屋で、外側からなら鍵がないと出られないんだよね……防音も完璧だし。さて、助けを呼ぶ暇はなかったみたいだし、さっきの一度だけならず、何度もスカートをめくって君のパンティを俺の目に焼き付けさせてもらうよ」

 

俺はスカートを抑えてる白水さんの元にゆっくりと近づいていく。

スマホもこの部屋に入った瞬間に起動させ、最初のスカートめくりの様子もばっちりと撮影できてる。

 

「や、やだっ」

 

先ほど俺を追いつめた時とは違い、顔を赤くしつつも怯え顔で俺を見てる。

 

そして。

 

 

「あっ!」

「やだっ!」

 

部屋狭しと逃げる彼女を追いかけ、追いつくたびスカートをめくる。

白水さんは逃げるのがそんなに上手くなく、後ろを向いてるところに豪快にスカートをめくり、パンティとそれを包み込んでるお尻も丸出しになる動画も撮影できた。

 

そしてスカートをめくるたび小さく悲鳴を上げ、顔をその都度赤くする白水さんのリアクションもそそるものがあった。

それを見る度何度でもスカートをめくってやろうという心が湧き上がってくる。

 

そして前から2度、そして後ろから3回めくったぐらいで狭い部屋の中で逃げてた彼女の体力が尽き、床にへたり込む。

それでもなおスカートをめくられないように両手で前も後ろも防御しつつ、俺を睨みつける。

あれだけやられたのに、と思いつつ俺はぺこりと頭を下げ、扉のロックを外す。

 

「素晴らしい光景をありがとう。じゃ」

 

そう言い残し、逃げ回り、辱めに遭い続けたことで疲れていた彼女を尻目に俺は部屋を後にした。

 

 

ふぅ……とはいっても、俺も何度も白水さんを追い回したし、疲れた。

では、改めて今回の戦利品を見るか。

 

まずは望月さんの食い込みなおしの写真。

何度見てもパンティとお尻に間に指が入り、そしてほぼ生尻のドアップが映ってるのは何度見ても素晴らしい。

 

そして白水さんのスカートめくりの動画。

最初俺を追いつめてやり遂げた顔になっていたが、その瞬間に窮鼠猫を噛むみたいな勢いでいきなり飛び出しスカートをめくられたことで顔を赤くし、恥ずかしさで目をぐるぐるし始めた。

その後部屋のロックをかけられ、実は追いつめられたのは自分だと分かった瞬間に恥ずかしさの中に怯えが出てきた。

そして俺がゆっくりと近づいていくと彼女は振り向き部屋の奥へと行こうとする。

だがその瞬間に俺の手が彼女のスカートを掴み、後ろからめくりあげた。

 

水色の水玉パンティとそれに包まれたぷりっとしたお尻が丸出しになった。

それを慌てて後ろ手で隠す彼女の顔も恥ずかしさに包まれ、また良い顔をしていた。

 

 

いやぁ、いい収穫だった。

特に食い込みを直してる瞬間を撮影できたのも、お助け部のメンバーをこれで全員辱めたのが大きい。

 

これからも、あの学園をターゲットにしていこう。

 

そう思いながら、2人の女の子の辱しめられてる瞬間を何度も見返し、いつも行為に励むのであった。

 



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兄が好きな子のスカートをめくりたい。

「じゃ、お兄ちゃん、行ってきまーす」

「おぅ、いってらっしゃい」

 

茶髪で身長が高い兄に見送られ、同じく茶髪で活発そうな少女が黒い屋根の家から飛び出していく。

大好きなお兄さんに見送られ、楽しさ百倍といったところだろうか。

 

そんな少女の様子から見ても、彼女がお兄さんのことが大好きなのがよくわかる。

 

彼女の名は『楠 千冬』。

俺が今回のスカートめくりに選んだターゲットだ。

 

 

「兄弟同士で恋愛感情に発展すれば、それはもはやBLと読んでも過言ではないと思うわ」

 

会社の休み時間。

俺が給湯室の前を通りがかったとき、そんな女性社員の声が聞こえてきた。

 

「いや、過言よ」

 

そして相方と思われし女性社員の少し呆れたような声も聞こえてきた。

俺とアイドル好きの同僚にBL疑惑を抱いてる女性社員とその相方が給湯室にいるのだろう。

別に立ち止まって話を聞く義務もないが、なんとなく足を止めてしまった。

 

「それに兄弟同士なら、それは家族愛というものじゃない?」

「はーぁ。これだから常識に縛られてる人は」

 

……なんだろう。

相方らしき女性社員の『なんで私呆れられてるんだろう』という理不尽な目に遭ってる顔が想像できてしまう。

 

「第一、家族愛だって『愛』には変わらない、即ちボーイズ『ラブ』という条件に立派に当てはまるわ」

 

『ああ言えばこう言う』という言葉はこの瞬間のために産まれたのだろうと思えてしまうぐらい、無理やりな理論だ。

まぁそれぐらい強引な意思がなければ自身の趣味を理解してもらおうなんて思えないのだろうが。

 

「まったく……」

 

やはり女性社員の呆れた声が聞こえてきた。

 

「あっ、そうだ。私、お茶に合いそうな和菓子があったの思い出した。取ってくるね」

「うん」

 

おっと、俺に対してBL疑惑を持ってる女性社員が出ていきそうだ。

慌てて戻ろうとした瞬間いきなり扉が開く。

 

「あっ」

「おっと、ごめんなさい」

 

女性社員は驚いたような声を出し、そして俺はさもたまたま通りがかったように振舞いつつ驚かせてしまったことを謝罪する。

女性社員はその演技を信じてくれたのか、特に何も言うこともなくそのまま部屋から出ていった。

 

まぁ何もしないのもあれなので、給湯室に入り湯呑を取る。

 

「あ、私入れましょうか?」

「いや、いいよ別に」

 

日本茶が入った茶葉を入れ、そのままお湯を入れるだけ。

大した手間じゃないし、こういう手間は別に嫌いではない。

 

というかこういう手間を嫌う人間が、漫画の世界の中で面倒な手間を踏んで可愛い女の子のスカートめくりをしたりはしないだろう。

 

お茶の和風な良い香りが広がっていき、一口飲む。

少々熱いが、喉を潤すのには冷たい飲み物よりも熱い飲み物の方が湯気から発せられる水蒸気が喉に張り付くので最適なのだ。

 

そして飲み終わって俺は部屋から出ていく。

この女性社員はおそらくBL好きの女性社員が戻ってくるのを待ってるのだろう。

お茶に合う和菓子に興味がなくはないが、それだと俺が部屋の外で話が聞いていたのがバレてしまう。

 

 

「……家族愛がラブに当てはまるのなら、私のあの子を思うこの気持ちだってラブに当てはまるよね」

 

なんか給湯室の中から少し来たに弾んだような声が聞こえてきたが……まぁ聞かなかったことにしておこう。

 

そしてお茶で喉を潤したことで午後からの仕事は結構順調に進んだ気がする。

いわゆるプラシーボ効果に似たようなもんだが、こういうのは気分の問題だ。

 

そしてそのままアパートに帰り、一息つく。

 

そしていい気分のまま趣味を行うのも当然の流れだろう。

 

というわけで、今日は……この子にするか。

兄に対しては好意を向けるが、それ以外の人には不愛想な子。

兄が大好きな子が、兄以外の男の人にスカートをめくられたら、どれだけ怒るリアクションをするのだろうか。

 

そんな風に興味が湧き、俺は早速漫画の世界に飛び込んでいった。

 

 

楠さんはまだ中学生だが、その将来有望性のある体を見込まれているらしい。

この漫画の世界がモデルを目指したりする少女たちの物語だからそういう設定なのだろう。

篠田さんとか東雲さんとかがこの漫画の世界の登場人物でもある。

 

彼女たちは元気にやってるだろうか。

また機会があったらスカートをめくってやりたいと思うが、まぁ今回の目的は楠さんのスカートをめくること。

 

 

今日は休日ということで、楠さんは黒のプリーツスカートに上は紺色のカーディガンという格好だ。

元気いっぱいな彼女には良く似合ってる。

スカートの下にスパッツを履いてる可能性もあるが、それならそれでスパッツだけ脱がしてしまえばいいし。

うっかりパンティまで脱がしてしまわないよう力の加減は必要ではあるが。

 

 

そんな楠さんは少し大き目な公園に行く。

こんなところで何をするのだろうかと訝し気に思う。

 

「えっと……」

 

と思ったら、単に自販機で飲み物を買いに来たみたいだった。

今この自販機でどれを買おうか迷ってる最中にスカートをめくるのは容易い。

だが、あの子はお尻はきゅっとした小柄そうだし、今回は前から堂々とめくることに決めている。

なのでここは我慢だ。

 

そうやって焦らされれば焦らされるほど、めくったときの快感は大きいというものだ。

 

「よし、これにしよっと」

 

彼女が選んだのはレモンの炭酸系飲料。

シュワッと弾けと美味しい飲み物だと思われる。

 

楠さんがペットボトルを片手に歩いてくる。

どことなく楽しそうなその顔が、今から辱しめられてどのように変わるかな?

 

ちょうどおあつらえ向き物もあるし。

 

 

楠さんがペットボトルのジュースを歩きながら飲み終わる、ごみ箱に捨てる。

そしてこちらに向かって歩いてくるのを見計らい、スマホのスイッチを入れる。

 

俺は道に落ちてる落ち葉をたまたま落ちてた箒で払いのける。

そしてその道を楠さんが歩いてくる。

そして楠さんと俺の距離が近くなってきて……今だっ!

 

 

クイっ。

 

箒の絵を歩いてくる楠さんのスカートの下に潜り込ませ、勢いよく持ち上げる。

箒の柄が上に向くのに合わせ、スカートも勢いよくめくりあがる。

 

「きゃあっ!?」

 

オレンジの花柄パンティが露になり、楠さんは顔を赤くして慌ててスカートを抑える。

元気いっぱいな中学生である彼女に良く似合ってるパンティだ。

 

「ちょっと、いきなり何するのよ!」

 

そして当然楠さんは怒りと恥ずかしさが混じった赤らめ顔で俺に詰め寄る。

 

「ごめん、掃除してたらたまたま箒の柄が」

「そんなわけないでしょう! 絶対わざと!」

 

まぁ実際箒など、棒を使ってスカートをめくるのは漫画的表現でよくある描写だとは思うが、ラッキースケベを装うには無理があるよなぁ。

 

「いやいや、わざとじゃないんだって!」

「お兄ちゃんに見られるならまだしも、こんな見も知らぬ男に……」

 

いやいや。

お兄ちゃんなら別に見られてもいいのか。

別の意味でこの子のお兄ちゃんに対する愛が心配になってきた。

 

「本当ごめんって」

 

謝罪しつつ、俺はその場から全力で駆け出す。

 

「こらー、待ちなさーい!」

 

楠さんもぷんすか怒りながら追いかけてくるが、今まで数多くの女の子のスカートをめくり、全力ダッシュで逃げてきたのだ。

その積み重ねで鍛えられたこの足にたかが中学生が追いつけると思うなよっと。

 

 

ふぅ。

この大き目の公園が意外と入り組んでる散歩道があったのが幸いだ。

なんとか楠さんを撒けた。

まぁ諦めなければ戻ってくるかもだから、元の世界に……おや?

 

あそこで読書してるのは……篠田さんだ。

公園で静かに本を読んでるあの様は絵になる。

まぁ彼女もモデルに相応しい容姿をしてるから当然と言えば当然か。

 

せっかく会ったことだし、彼女のスカートも……おや?

 

そんな篠田さんの元に、篠田さんを守ろうとしてた男の子が近づいてきた。

 

「こ、こんにちは」

「あっ……こんにちは」

 

男の子がドギマギしながら挨拶すると、篠田さんは本を閉じて、にっこりと笑顔で挨拶する。

その笑顔を見て男の子が更に顔を赤くしていく。

ははーん、やはりあの男の子……篠田さんに好意を寄せてるな。

 

よし、ならばここは俺があの男の子のためもかねて一肌脱ぐとするか。

スマホを起動させてっと。

 

「私に何か用かな?」

「あ、あの、その……ご」

「ご?」

「ご、ごめんなさいっ!」

 

バサッ!

 

男の子は謝罪の言葉と同時に篠田さんのスカートめがけて手を振り上げる。

スカートは手の勢いに押され、思いっきりめくれ上がる。

薄緑色のパンティが露になり、男の子はそれを見てる。

 

「ちょ、ちょっと」

 

篠田さんは一瞬キョトンとしていたが、すぐに何をされたか理解し顔を赤らめスカートを抑える。

これは小学生男子が好きな女の子の気を引こうとして、ちょっかいをかける行為。

あの男の子の場合、俺がスカートをめくり篠田さんを辱しめたのを見てそれが一番気を引ける行為だと思ったのだろう。

 

なんにせよ、少年の成長の第一歩をスマホに収めることが出来て何よりだ。

 

「もう、謝るぐらい悪いことだって分かってるならやっちゃダメだよ」

 

だが篠田さんは恥ずかしさで顔を赤くしつつ、少年を嗜める。

 

「うん、分かった。ごめんなさい」

 

そして篠田さんが少年を抱きしめ、頭を撫でる。

 

「分かってくれたならいいよ。いい子いい子」

「こ、子供扱いしないでよ」

 

篠田さんの胸が顔に当たり、優しく抱きしめられてることで男の子の方が篠田さんよりも顔が真っ赤になっている。

 

さてと、予期せぬ良い物を見られたことだし、元の世界に戻るとしますか。

 

 

箒の絵を使い楠さんのスカートをめくり、オレンジ色の花柄パンティを露にしたこと。

そして、男の子が少しためらいつつも最後は勢いよく篠田さんのスカートをめくりあげ、薄緑色のパンティを露にしたこと。

 

それらを見つつ、いつもの行為に励みつつ考える。

 

兄が大好きでそれ以外の男にエッチな目に遭わされたら激怒した楠さん。

そして男の子のまだたどたどしい好きという感情を受け止め、恥ずかしがりつつも微笑ましい顔で許した篠田さん。

 

好きという感情は、どんな感情にもつながる万能な感情ではないのだろうか。

 

……なんてね。

 

そんな哲学的めいたことを考えていたら、いつもの行為も楽しめないしなぁ。

 

2人の女の子のそれぞれのリアクションの違いとパンティを楽しみつつ、改めていつもの行為に励むのであった。



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※目を惹く女の子のスカートをめくりたい。

綺麗な銀髪を揺らし、女子生徒が歩く。

そのスタイルは抜群であり、美しい顔つきも相まって通りすがる人の目を引く。

 

そんな彼女は色々な視線すら気にせず、堂々と歩く。

 

彼女の名は『重藤 秋穂』。

俺がスカートめくりのターゲットに決めた少女だ。

 

 

「ふぅ」

 

聖櫻学園。

この学園の女子生徒は総じて可愛らしい子が多く。俺のスカートめくりのターゲットにする子が両手両足の指を合わせてもまだ足りないぐらいに多い。

 

そんな子たちの中で俺を目の敵にしてきた『お助け部』の面々も全員スカートをめくり、パンティと恥ずかしがる様子を全てスマホに収めた。

 

だが、当然それで俺の欲望は終わるわけではない。

次の可愛い子たちも当然スカートをめくり、パンティとリアクションを見せてもらおうと思っている。

 

お助け部の面々を相手にしてる時も、他に良いターゲットがいないかと吟味は怠っていなかった。

なので、早速俺のお眼鏡に叶った子たちのスカートをめくりに行くとしよう。

 

俺は意を決し、漫画の世界へと飛び込んでいった。

 

 

そしてターゲットになったのは、銀髪の美しい症状である重藤さんである。

彼女はクールという単語が擬人化したかのような美しさと態度がある。

 

ただ、方向音痴という意外な可愛らしい弱点もあり、そのギャップも人気に繋がってるのかもしれない。

 

そんな彼女がスカートをめくられた時、どんなリアクションをして、どんなパンティを履いてるのか。

想像しただけで……ふふ。

 

そんな彼女の後を付いていくが……

 

「おや……ここはどこだ?」

 

ここは資料室ですね。

当然彼女の目的地ではなく、資料室の戸をさっさと閉めて踵を返す。

付いてきてたのがバレないように慌ててその場を後にし、改めて彼女を追いなおす。

 

「む?」

 

「あれぇ?」

 

そしてそんな風に目的地に向かおうとしてたどり着かなかったのがもはや3回目となり、そのたびに俺は慌てて別の方へと向かいまた彼女を尾行するという動きを余儀なくされた。

 

いくら方向音痴にしても限度があるだろう。

俺の中のイライラが少しずつ溜まっていき、そのたびに彼女を辱めようという気持ちが強くなる。

 

それともう1つ。

 

「あ、重藤先輩」

「こんにちは」

 

彼女は、クールな要素もあってか同性の女の子に人気があるのか、やたらと女子生徒に話しかけられている。

 

「やぁ、こんにちは」

「元気そうで何よりだ」

 

重藤さんも重藤さんで綺麗な笑顔で挨拶を返すものだから女子生徒たちは皆顔を赤らめて重藤さんに笑顔を向ける。

そんな彼女たちを見て重藤さんもまた笑顔になるという、ある意味ループが始まってしまっている。

 

そういや俺の現実世界の方にも、BL疑惑を押し付けてくる女性社員に思いを寄せてる……いや、俺の気のせいだろうたぶんきっとおそらく……

 

とまぁ現実世界のことを思い出してしまったが、今はそれどころではない。

重藤先輩が1人になったところを狙いスカートをめくるつもりだったが、このままでは埒があかない。

 

目的を果たすためには、行動あるのみなのは全ての行為において変わらない。

 

なので……

 

「うーん」

「あの、すみません」

 

重藤先輩に声をかけると、重藤先輩は俺をじっと見る。

 

「どうかしたのかな?」

「重藤先輩に用事があるという生徒がいるんですけども、一緒に来てもらってもいいですか?」

「うん、構わないよ」

 

俺の頼みを快く承諾してくれた。

本来、自分も行きたいところがあるはずなのにそれでも頼みを優先してくれた。

 

その優しい心を裏切ることになるが……罪悪感を持ってはいけない。

今までも何人かの女の子のその優しい心を利用し己の性欲を満たしてきたのだ。

だからこそ、今さら退くわけにはいかないのだ。

 

そんな彼女を連れて歩いているのだが、時折すれ違う周りの女子生徒の目が怖い。

憧れの重藤さんとなんで一緒に歩いてるのよ、みたいな嫉妬に満ち溢れた目だ。

正直な話、スカートをめくった際の怒り顔などは慣れてるがこういう嫉妬に対する目はまだ少し慣れていない。

女性の嫉妬というのは世界である意味一番恐ろしいものだと知っているからなぁ。

 

 

そんな目線はさておき。

 

「失礼します」

 

俺がそう言いながらとある空き教室に入る。

 

「あれ?」

「おや?」

 

だが、その教室には誰もいなかった。

まぁ、そもそも重藤さんを待っている人がいるということ自体嘘なのだが。

 

「すみません、ちょっと連絡してみますね」

 

電話をかけるふりをし、スマホの動画撮影の準備をはじめる。

そして電話のフリを終わらせ、重藤さんを改めてまじまじと見る。

 

銀髪にスタイルも顔も良い。

こりゃ男子だけじゃなく女子も目を奪われるわなぁと思う。

 

「むぅ……そんなに見られると、少し恥ずかしい」

 

そんな俺の目線に気づいたのか、重藤さんは少し照れたような顔で俺を嗜める。

 

「あ、ごめんごめん」

 

俺はそう言い、彼女から目をそらし。

 

 

「なら、もっと恥ずかしい目に遭ってもらうよ!」

 

ガバッ!

 

重藤さんに一瞬で接近し、彼女のスカートを前も後ろも掴み、豪快にめくりあげた。

当然スカートはあっさりと翻り、中のパンティが露になる。

 

おお……水色のパンティ。

クールな彼女に似合ってる良きパンティだ。

 

「ひゃあっ!?」

 

そして前も後ろも豪快にスカートをめくられたことで慌てた顔で両手でスカートをそれぞれ前も後ろも抑える。

 

「『ひゃあっ』って……可愛らしい悲鳴ですね」

「な、何をするんだ!?」

 

俺がからかうように言うと、重藤さんは顔を赤くし恥ずかしがった表情で俺を叱責する。

 

「ン、スカートをめくってパンティを丸見えにしたんだが? 水色のパンティ、ご馳走様」

「むーっ……」

 

スカートを抑え顔を赤らめたまま俺を睨みつけ、俺はそのまま部屋から出ていった。

その数秒後、彼女が慌てて追いかけてきたので俺はそのまま走り去っていった。

 

 

ふぅ、疲れた。

久しぶりに走ったが、何度も走って逃げたことがあるから体力も付いてきたみたいだ。

現実世界じゃ運動らしい運動が出来ていないが、漫画の世界の中でならある意味運動が出来てるか。

まぁ、不健全な精神から健全な運動行為につながるのはどうかと思うけども。

 

 

俺が重藤さんをまじまじと見てることで照れ顔になる重藤さん。

そんな彼女に一瞬で近づき、スカートを豪快にめくりあげる。

後ろもつかんでめくりあげたが、真正面からしかスマホで撮影は出来ていない。

彼女のお尻が撮れなかったのは残念だが……それでも水色のパンティと綺麗な太ももがスマホで綺麗に撮影できていた。

 

照れ顔から一転して恥ずかしがる顔になり、その後むーっと静かに怒るような顔になり、俺を睨みつけていた。

クールな彼女にしては表情が二転三転する様子は見てて新鮮だった。

 

いやー、今回もいい撮影が出来た。

クールな子の表情の移り変わり、それからパンティも太ももも素晴らしかったのは最高だった。

そんな彼女の辱しめられた姿を見ながら、いつもの行為に励むのであった。



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三者三様の子たちのスカートをめくりたい。

「じゃ、またねー!」

 

茶色の髪をサイドテールに纏めた女の子が手を振り、2人の女の子よりも先に帰っていく。

 

「うん、ばいばい銅島ちゃん」

「ばいばーい」

 

手を振り銅島さんを見送るのは愛子さんと吟香さん。

この2人は部活があり、銅島さんは帰宅部である。

なので、基本的には銅島さんが先に帰るのである。

 

「さてと、じゃ私も部活に行くね」

 

愛子さんは弓道部であり、放課後は弓道場で弓を弾き的に矢を当てる練習を行っている。

その弓道部の男子に愛子さんの想い人もいるらしい。

 

「じゃ、私も」

 

そして吟香さんは手芸部に入っており、エプロンなど私生活などで使う服を縫ったりしている。

 

今回のターゲットは愛子さんではなく、吟香さんと銅島さんだ。

彼女たちは前からのスカートめくりで絶景を撮影したが、後ろからのスカートめくりは行っていない。

それに今回は制服姿であり、私服姿とはまた違う絶景が拝めるはずだ。

 

 

さて、銅島さんと吟香さん、先に帰宅してしまう銅島さんからまずはスカートめくりを行う。

学校の外へと出て行ってからスカートめくりを行ってもいいのだが、それだと吟香さんのスカートめくりをするためにまた学校の中へと戻る。

そうなってしまっては二度手間だし、まずは銅島さんから俺の魔の手にかかってもらうことにする。

 

 

銅島さんは玄関近くの下駄箱で靴を取り出している。

今日の彼女はニーソックスであり、絶対領域が眩しい。

その絶対領域の上のお尻とパンティはどんな代物なのか。

 

想像するだけでも鼻の下が伸びてしまうというものだ。

とはいえ、想像で満足してしまい逃げられてしまっては元も子もないというものだ。

 

「あっ、外雨降ってる」

 

銅島さんの言う通り、今は外は小雨とはいえ雨が降っている。

そして彼女は傘を持ってきてなくて少し困ったような顔をした。

 

そんな彼女にとっては、泣きっ面に蜂というものだろう。

スマホで撮影の準備をはじめ、銅島さんの背後にこっそりと忍び寄り……

 

 

「それーっ!」

 

バッ!

 

俺が手を勢いよく振り上げると銅島さんのスカートがばさーっと豪快にめくれあがった。

そんな銅島さんのニーソックスの上のムチムチな太ももの上のお尻とパンティは……

 

「おお、黄色」

 

外側が白のピコレースで彩られた黄色のパンティだ。

元気いっぱいな彼女によく似合うパンティだ。

 

ぐいっ。

 

そして銅島さんの黄色のパンティをお尻に食い込ませ、疑似的Tバック状態にする。

彼女は小柄だがお尻と胸はむしろグラマラスな女性に引けを取らない。

なのでお尻が強調されるTバック状態にしてしまうと、お尻の大きさが強調されるというものだ。

 

「へえっ!?」

 

そして彼女は慌ててスカートを後ろ手で抑え振り返る。

おお、顔が赤くなりむーっと睨みつけてきてる。

これが強面の男だったら気の弱い人は泣き出しそうになるかもしれないが、目の前にいるのは小柄で可愛らしい女の子。

怒り顔でもむしろ可愛らしさが残ってる。

 

「何するのって、確かあなたはあの迷路の時に」

「うん、あの時も良いパンティを見せてもらったね。今回も良いパンティを見せてくれてありがとうね」

「むーっ、一度ならず二度までも!」

 

銅島さんのぷんすか怒りを軽く流しつつ、俺は急いで校内に走り去っていった。

 

 

銅島さんが追いかけてくるかどうか少し気になっていたが、どうやら追いかけてはこないみたいだ。

お尻に食い込まされたパンティを元に戻すのに少し時間を取られてしまったからだろうか。

 

まぁ追いかけてこないのならそれなら別にいい。

 

では次のターゲットを……おっ。

吟香さんは家庭科室で足踏みミシンを使い何かを縫いあげている。

真剣な目で行っているのは素晴らしいことだ。

だが、スカートをめくろうとしてる立場の俺からしてみたら立ち上がらないのは困る。

 

さて、どうしたものか。

さすがに椅子に座ってる子のスカートをめくるのは難しいというものだ。

しかも今回撮ろうとしてるのは吟香さんのお尻だ。

 

銅島さんの方があっさりとめくれたからか、吟香さんの方がその分スカートをめくる難易度が上がってしまっている。

こうなったら逆にした方が良かったかなぁと思う。

 

「ふうっ」

 

俺が家庭科室の近くで悩んでいると、一人の女子生徒が家庭科室から出てきた。

短めの黒髪をポニーテールで纏めている女の子だ。

 

彼女は確か家庭部部長の『裁方 御子』。

スタイルも悪くはなく、それでいて後輩たちに優しいから慕われてる部長さんだ。

 

ふと、俺はとある考えを思いつく。

慕われてるこの部長さんが見知らぬ男に男にスカートをめくられ悲鳴を上げれば、部室の中で作業をしてる吟香さんも出てくるんじゃないか?

そう思い至り、そのついでにこの優しい女の子がスカートをめくられどんなリアクションをするかにも興味を持った。

 

早速スマホを起動させ撮影の準備を整える。

神も俺のやることを後押ししているのか、御子さんは家庭科室から出てきて俺の方に近づいてきた。

 

スマホの画面をして夢中な振りをしつつ、彼女が俺の手の届く範囲までやってくるのを待つ。

スマホの画面に映っている俺の顔は悪だくみをしてるゲスイ男の顔をしていた。

まぁ実際スカートめくりって悪ガキが行う、悪だくみの一種だ。

この世界にいるときは高校生の姿だが、精神が大人になっていると顔に精神が成長し更に心が汚れてしまった顔が出てしまうのだろう。

 

そんなことを考えてる間に御子さんは俺の手の届く範囲までやってきた。

もし彼女がその俺の顔に気づいていたら、少し距離を離して歩き去っていったかもしれない。

だが、その顔に気づくことはなかったことで彼女自らが俺の手のどく範囲にまでやってきた。

 

「それぇ!」

 

バサッ!

 

俺が勢いよく片手を振り上げ、御子さんのスカートをめくりあげる。

真正面から振り上げられた手を彼女は抑える事が出来ず、中身のパンティが丸見えとなる。

ほほぅ……薄ピンクのパンティに白いリボンがついてるタイプか。

いかにもな女の子が履く可愛らしいパンティで素晴らしい。

 

「へっ、きゃあああっ!?」

 

そして俺が手にしていたスマホが彼女のスカートの中のパンティに向けられていたことに気づいたのか、顔をすごく真っ赤にして凄い速さでスカートを抑えその場にへたり込んだ。

 

「素晴らしいパンティありがとうございまーす」

 

俺はそれだけ言い残しいったんその場を離れる。

そしてへたり込んでいる御子さんの後ろに回り込むべく別の階へ移動し更に元の階に戻るという全力ダッシュを行う。

吟香さんのお尻側から見るパンティをスカートめくりで見るためには、こういう場所の移動も俺の持てる全力の速さで行う。

もしその間に吟香さんが御子さんを慰め終わり家庭科室に戻るという可能性も考えなくはないが、最初からダメだという考えを持ち行動を起こさないことはなおさらダメな行いである。

 

なのでスカートをめくりたいという不純な動機のために俺はいったん頭を空っぽにし全力で廊下と階段を駆け抜けた。

 

息が上がりかけつつも別の階から御子さんの後ろに回り込む。

御子さんは家庭科室から前に進んでおり、吟香さんが御子さんの様子を確認しに出るときには当然家庭科室より前に進んでいるはずだ。

だから家庭科室の後ろに回り込めば、おのずと吟香さんの後ろと取れるというものだ。

 

さて、全力で駆け抜けた結果は。

 

「御子先輩、どうしたんですか?」

「あ、あの、さ、さっきわわわ、私のスカートをめくってパンティを盗撮した変態が」

 

御子先輩はスカートめくりと同時に盗撮されたショックで涙目になっており、吟香さんが事情を聴き慰めていた。

 

そして吟香さんは御子先輩と同じ黒髪で声も迷路の時に聞いたから、後姿でも本人だと分かる。

 

全速力で走っていったん止まったから息が上がって心臓がバクバク言っている。

だが、今からが本番なのだ。

そこから全力で駆け出し――

 

「あっ」

 

御子さんが俺の存在に気づき少し怯えた顔で声を上げたが、俺の全力ダッシュの方が早かった。

すでに俺の手は吟香さんのスカートに手が届き――

 

「はぁ、それぇっ!」

 

バサァ!

グッ!

 

吟香さんのスカートを勢いよくめくりあげ、彼女のパンティとそれに包み込まれてるお尻を露にする。

水色と白色の縞々パンティで可愛いなと思いつつも、その縞々パンティを掴みお尻に食い込ませ、疑似Tバック状態にした。

 

「あっ!?」

 

突然スカートめくりをされたと同時にパンティをお尻に食い込まされたことで思わず吟香さんは喘ぎ声を上げた。

反射的に振り返った彼女の顔は恥ずかしさと今までに感じたことがない感覚で戸惑っているような顔だった。

銅島さんの時はスカートめくりされた恥ずかしさの方が先に来ていたからか分須戸怒り顔だったが、吟香さんはそういうのに敏感なのだろうか。

 

「吟香ちゃんまでっ」

「2人して良いパンティ見せてもらってありがとうございましたー!」

「も、もうっ」

「んっ」

 

御子さんは優しい顔つきから出来る精一杯の怒り顔を浮かべていたが、それでも涙目と元が可愛らしい顔つきの印象で怖さを感じなかった。

そして吟香さんはお尻に食い込まされたパンティを元に戻すためにそれどころではないといった感じだった。

 

 

元の世界に戻り、ふぅと一息つく。

愛子さんの学園の女の子たちも結構スカートをめくったなと思いつつ、とある学園と違ってまだスカートめくり犯として定着してないところにありがたみを感じる。

もしスカートめくり犯として定着していたら、御子さんのスカートめくりは上手いこと行かなかっただろうし。

 

なんにせよ、今回は休日に発売された、愛子さんが出てくる漫画の最新刊を読み終え、愛子さんの友達2人の可愛らしさに改めて気づき、別アングルのスカートめくりを決行した。

 

御子さんという予定外だったが、予想以上に素晴らしいパンティとリアクションを拝め、本来の目的である銅島さんと吟香サンのスカートをめくることも出来て、良い休日を過ごすことが出来たなぁと実感した。

 

そしてそんな3人の三者三様のパンティとリアクションをスマホで閲覧しつつ、いつもの行為に励むのであった。



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※コスプレが好きな少女のスカートをめくりたい。

「ふっふふーん」

 

口笛を吹きながら路上を歩いていく茶髪のサイドテールの女の子。

普段から楽しそうに生きてるんだろうなぁというのがその姿からよくわかる。

 

彼女の名は『戸村 美知留』。

俺がスカートめくりを行うターゲットの1人だ。

 

 

「先輩~」

「どうした?」

 

アイドル好きの同僚が微妙に情けない声で俺に話しかけてくる。

彼が無理難題を吹っかけてくることはないし、女上司みたく世間話を振ることはない。

何かの頼み事なんだろうかと思いつつ、話を聞く姿勢になる。

 

「俺の推しのアイドルなんですけど」

 

今は確かに休憩時間。

まぁ話を聞いてやることぐらいはしよう。

 

「色々な衣装を着るようになったんですけど」

「いや、アイドルって元々色々な衣装を着るものなんじゃないか?」

 

コスプレというわけではないが、やたらと衣装の幅は広い。

だから色々な衣装を着るようになったと言ってもそれは当然のことではないかと。

 

「いやいや、巫女服とかスチュワーデスの服とかっすよ」

 

ああ、なるほど。

アイドルのライブの衣装とかではなく、やたらとコスプレに走るようになったということか。

 

「アイドルは安易なコスプレに逃げちゃいけないと思うっすけど、先輩はどう思うっすか?」

 

どう思うっすかと言われても。

企画とかそういうノリでコスプレもしたりするものではないのだろうか?

 

「うーん……まぁあまりにも空気を読めない衣装とかキワモノファッションでない限りは、コスプレも悪いとは思わないけど」

「そりゃそうっすけど……」

 

後輩曰く、そのアイドルはひたむきな姿で一生懸命頑張ってきた姿が人の心をつかみ、人気を取ってきたらしい。

そんな子がコスプレをするようになって、コスプレという手でファンの心をつかみに来たのではないかと言う風に後輩は考えたらしい。

 

「うーん……まぁ俺とお前が別人物のように、ファンだって志は1つじゃないと思うけども……まぁその子の心の芯がしっかりしてるなら、コスプレを迷走だと感じていつしか元通りになるんじゃないか?」

「……まぁ、そうっすね」

 

若干まだ不服そうにしてるな、後輩君。

うーん、今回の件はよほどショックだったんだろうか。

 

「まぁそれでも元に戻らなかったらまた愚痴を俺にこぼせ。俺でよければいくらでも聞いてやるからさ」

「先輩」

「ほら、そろそろ休憩時間も終わるし俺は午後から外回りに行くから用意したいんだ」

 

若干優しくしてやったことに照れくさくなり、若干ぶっきらぼうな態度になる。

それでも先ほどの言葉が心にしみたのか、不服そうな表情ではなくなっていた。

 

この様子をBL疑惑を俺と後輩に向ける女性社員に見られていたら、なお妄想が捗られてしまうんだろうか。

まぁ彼女たちと俺たちの部署は違うから、社内の部屋での休み時間の会話までは聞いてないと思うが。

 

 

ふぅ。

外回りを終えたら直帰予定だったし、外回りも終わったしそのまま家に帰ってきた。

シャワーも浴び、夕食は外食で済ませてきた。

 

さてと、今日は少し早く帰ってきたし……漫画の世界へと飛び込んで可愛い子のスカートをめくらせてもらうとしよう。

 

今日の子は……ほぅ、コスプレをするのが好きな子か。

聖櫻学園にいる子か……よし、行くとするか。

 

若干外回り帰りで疲れてるからか思考が単純になってる気もするが、そのまま漫画の世界へと飛び込んでいった。

 

 

そんなことで戸村さんを見つけ、帰り道であろう彼女の後を付いていく。

彼女は帰宅部であり、コスプレのための生地を買うため複数のバイトを掛け持ちしているらしい。

なので今みたく放課後になると即座に学校から出ていき、バイト先へと向かうらしい。

今回は彼女がバイト終わりになるのを狙うか、それとも今すぐめくりあげるか。

 

漫画の世界の時間の経過は現実世界の時間の経過に比べて若干早い。

漫画の世界の中で少し長く過ごしていても、現実世界の時間ではほんの数十分ぐらいということもある。

この世界でも確かにそんな感じだったはずだし……

 

 

「いらっしゃいませー」

 

彼女が向かっていったのはあの世界で流行してるチェーン店。

そこで制服に着替え、やってくるお客様に対してにっこりと笑顔で対応する。

元々明るい気質のある戸村さんが笑顔を見せ、お客様も釣られて笑顔になる。

 

とはいえ、この店に客として入って戸村さんに顔を覚えられてもそれはそれでも問題なので、店の外でじっと見張ることにする。

何時間ぐらい働くかは分からないが、こんなこともあろうかとスマホのアプリゲームもいくつかダウンロードしてある。

店の様子を外から伺いつつ、傍から見たら道端でスマホゲーをしてる学生のようにしか見えない偽装をしている。

これで不審者として声をかけられることはないはずだ。

 

まぁ、やってることは可愛い子のスカートめくりという、不審者を通り越して変質者極まりない行いなんだが。

 

そして数時間たち、戸村さんはぺこりと頭を下げ、店の奥へと引っ込んでいく。

どうやら本日の勤務時間は終わったらしい。

外は夕暮れとなり、あと少しもすると夜の帳が外の世界を支配する。

 

彼女がバイト先の店から出ていき、帰るためなのかさっさと歩いていく。

このままでは道が完全に暗くなってしまい、スカートをめくってもパンティが見えないということになりかねない。

 

ほぼ夜になり、薄暗くなってきた道を戸村さんは歩く。

そして彼女がたどり着いたのは、1つの店。

 

「こんにちはー」

「あら、いらっしゃい」

 

服の生地などを取り扱ってる店かもしれないが、その店で取り扱っている服は……いわゆるメイド服とか、ナース服とか……まぁコスプレ専門店みたいなところがある。

そんな中で戸村さんは服の生地を買いに来たのだろうか。

 

俺も客を装い、店の中へと入っていく。

それなりに広い店であり、俺のほかにも男女の客が数名いた。

男が彼女と思われし女性に「この服着てくれよ~」「えー、ちょっときわどくない?」という会話をしていたのが聞こえてきた。

そんな中で戸村さんは1つの服を手に取り、まじまじと見る。

 

それは黒を基調としたチャイナ服だった。

 

「ふむふむ……」

 

戸村さんはこの服をまじまじと見ている。

なかなかの巨乳であり、スタイルが良い彼女がそれを着たら間違いなく色っぽくなるだろう。

外をちらりと見ると、もう薄暗いというレベルではなく、完全に夜の闇が外を支配していた。

もはや外でスカートめくりを行ってもパンティもリアクションも闇に紛れて見ることは出来ないだろう。

 

「よしっ、あたしの新しい服作りのために……」

 

戸村さんは意を決し、服を持ったまま試着室へと入っていった。

チャンスはもうここしかない。

 

戸村さんが試着してる間にスマホを起動させ……

早過ぎたら脱いでる姿、そして遅過ぎれば聖櫻学園の制服姿。

チャイナ服のスカート部分はスリットが入るほどの過激な物だったが、スカート部分は長かった。

 

戸村さんが入っていった試着室の前に立ち、彼女の履いてた靴が置かれてるのを確認する。

即ち、戸村さんはまだ試着室に入っているということだ。

 

さて……腹は決まった。

いざ、御開帳!

 

試着室の扉を開けると、そこにはチャイナ服を着ており、鏡とにらめっこしていた戸村さんがいた。

 

「へっ!?」

 

いきなり試着室の扉を開けられるなんて思っていなかったのだろう。

俺だって現実で同じことをされれば同じようなパニック顔をするだろう。

だが、振り返ってパニック顔を晒してる彼女のチャイナ服のスカートの裾を掴み。

 

「それーっ!」

 

ブワッ!

 

長いチャイナ服のスカートが豪快に翻る。

太ももは外側の部分は見えていたが、スカート部分で隠されてた内側の部分とパンティが露になる。

どれどれ……ほぅ、白と黒の縞々パンティ。

派手なチャイナ服が黒モチーフなので白と黒の縞々パンティはなかなかマッチングしてるように見えた。

 

「ひゃあああっ!?」

 

ただでさえ試着室の扉を開かれ困惑してたところにスカートめくりをされ、さらに困惑し顔を真っ赤にし慌ててスカート部分を抑えた。

 

「良いパンティと太もも……いい物見せてもらったよ」

「えっ、あ、ちょっ、ななな、何をするのよ~!」

 

まだ困惑してるのか、その場から逃げ出した俺を責めつつも、口調は安定していなかった。

 

 

ふぅ、いい物を見れた。

チャイナ服のスカートは長いところはあるが、生地の都合上軽いからそれなりの力を入れれば勢いよくめくりあげることは出来る。

ターゲットにしてる女の子たちにチャイナ服がデフォルトだった子はいなかったから、チャイナ服でのスカートめくりの光景はこれが初撮影だ。

 

試着室を開けられ、困惑して振り返る戸村さん。

そんな中、俺が勢いよくチャイナ服のスカートを豪快にめくりあげる。

太ももと白黒の縞々パンティが露となり、戸村さんの太ももがそれなりにむっちりしてるのもあり素晴らしい光景だった。

そして俺はその時パンティしか見てなかったが、チャイナ服自体の生地が若干薄かったのもあり、戸村さんの巨乳がぴっちりとしたチャイナ服により強調されなおさら目を惹いていた。

 

そしてパンティを見られた戸村さんは普段の元気いっぱいの顔とは違い、恥ずかしさと困惑に塗れ顔が真っ赤になり、可愛らしい女の子の顔が一層可愛らしさを増していた。

 

俺はそんな可愛さマシマシとなった戸村さんの顔とチャイナスカートをめくられパンティを丸見えにされた姿を何度も再生し、いつもの行為に励むのであった。

 

 



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再びイタズラ娘のスカートをめくりたい。

「おはよー」

 

茶色の髪の毛が目の近くまでかかってる少女が近くに通りかかった女の子に挨拶する。

そして、その少女に近づく女の子が1人。

 

「おっはよー、隙ありっ!」

 

バサッ!

 

朝の挨拶に気を取られていた少女は後ろから近付いてきた女の子のことに気づかず、自身の制服のスカートをめくられてしまう。

スカートはあっさりと翻り、中のピンクのパンティとそのパンティに包まれたぷりっとしたお尻が露となる。

 

「きゃああっ!?」

 

突然スカートをめくられたことでみるみる顔を赤くしていき、少女は慌ててスカートを抑えながら振り返る。

 

「へっへっへ、朝だからと言って油断大敵、だよ」

「く、栗栖さん……や、やられた」

 

少女のスカートをめくった別の女の子……栗栖 空はぺろっと舌を出しその場を急いで離れていく。

そしてスカートをめくられた少女はスカートを抑えたまましゃがみこみ、少女に挨拶された女の子が『お気の毒に……』と言いたげな視線を向けていた。

 

そしてたまたま近くを通りがかった男子生徒は顔をほんのりと赤くし『朝からいいもの見れた』とスカートをめくられた少女に聞こえないぐらいの声で呟く。

 

そして、その様子をスマホで撮影していたのが……俺だ。

 

今回は栗栖さんの世界の漫画の最新刊が販売され、改めて栗栖さんの世界の女の子の可愛らしさのレベルの高さを実現しつつ、そんな女の子たちのスカートをめくったり胸を揉んだりお尻を触ったりするのが栗栖さんだ。

 

そして、俺はそんな栗栖さんを目にしつつ何度か見逃したことがあった。

 

だが、今回は違う。

何度も彼女の目の前で披露した技……パンティをお尻に食い込ませ、疑似的なTバックにさせる技。

栗栖さんがとうとうその餌食にされる日が来たというわけだ。

 

だけども、それはそれとして栗栖さんが他の女の子のスカートをめくったりセクハラしてる様子もスマホで撮影させてもらう。

女の子同士のスカートのめくり合いもなかなか良いものだし、男に向ける侮蔑の目が女の子に対してだと少し薄いというものもある。

 

というわけで、早速先ほどの茶髪の少女がスカートめくりの餌食にあった瞬間もバッチリと撮影させてもらった。

 

さて、次は……おや?

 

あそこにいるのは……撫子さん。

栗栖さんのスカートめくりの被害に遭い、彼女が不在の時、俺が彼女のスカートをめくったこともあったっけ。

それなりに長く綺麗な黒い髪の毛が特徴的な美人だ。

 

……せっかくだし、彼女も俺の技の被害に遭ってもらうとするか。

栗栖さんから目を離してしまうことになるが、まぁしょうがないか。

 

早速スマホを起動させ、撫子さんの元へと近づいていく。

彼女は他の女の子だとお喋りをしてる最中であり、俺のことには気づいていない。

話をしている女の子は俺のことに気づいてるだろうけど、俺はその場を通りすがる生徒を装い歩いてるため、おそらく俺の言葉通り、ただの通りすがり程度にしか見てないだろう。

 

そしてお喋りに夢中になってる撫子さんのスカートに手が届く範囲に来たが、中のパンティを食い込ませ疑似的Tバックにさせるにはもうちょっとだけ距離が必要だ。

 

「でさ、昨日の音楽番組見た?」

「うん、かっこよかったよね」

 

どうやらこの世界でやってる音楽番組の見た感想を2人で話してるみたいだ。

そんな緩やかな談笑が……今この瞬間に変わってしまうなんて夢にも思ってないんだろうなぁ。

 

「それっ!」

 

バサッ!

 

撫子さんの後ろに来た瞬間にスカートを思いっきりつかみ、勢いよくめくりあげる。

談笑に夢中になっていた撫子さんがそれを止めるすべはなく、あっさりとパンティが露になる。

今日の彼女のパンティは……水色のパンティだ。

涼し気で俺の好きな色でもある。

 

「へっ……?」

 

いきなりスカートをめくられたことであっけにとられた声を漏らしているのが聞こえてきた。

そして後ろ手で慌ててスカートを抑えようとするが、その瞬間に彼女のパンティを指でつまみ、一気にお尻に食い込ませる。

 

「ああんっ!?」

 

パンティを食い込まされ、敏感な部分にパンティが擦れたのか撫子さんは思わず喘ぎ声を漏らしていた。

 

「撫子ちゃん!?」

 

そして撫子さんと一緒に話をしていた子は友達がいきなりエッチな目に遭わされたのを見て、どちらかというと困惑しているような感じだった。

撫子さんと違ってショートカットだが、なかなかに綺麗な黒い髪の毛だ。

 

「友達がエッチな目に遭ったというのに、君だけ無事なわけにはいかないよね?」

 

我ながらなかなかゲスイことを言ってるが、まぁスカートめくりなんてやってる時点で今さらか。

まぁ何度も似たようなことは言ったことはあるし、慣れてきてしまってるのだろう。

 

「へ、ちょ」

 

バサッ!

 

俺の発言で何をされるのか何となく理解しかけたところで、彼女のスカートも真正面から堂々とめくる。

ほう……フリルの付いたオレンジ色のパンティか。

ボーイッシュカットだから、元気いっぱいそうな感じを受ける彼女には似合ってるだろう。

 

「ひゃ!」

 

短い悲鳴を上げ、慌ててスカートを抑える。

そして顔を赤くしながら見上げ俺の顔をきっと睨みつける。

 

男が女の子のスカートをめくれば、当然恥ずかしがると同時にこのように侮蔑と怒りの混じった目を向けられる。

栗栖さんが他の女の子のスカートをめくるときはここほどまで強い視線は向けられないからなぁ。

 

「ちょ、私だけじゃなく南ちゃんのスカートまで」

 

どうやらお尻の食い込みを直し、顔を赤くしつつも平静を装うとしてるようだ。

そして彼女の名前は南さんか……苗字か名前か知らないけど、もしかしたら原作の方に出てくるかもしれない。

元の世界に戻ったら、ゆっくりと1巻から見直し、彼女が出てきてないかどうか探してみるとしよう。

 

っと、撫子さんと南さんが俺を睨みつけてる。

このままだと挟み撃ちだし……

 

「2人ともパンティと良い声ありがとねー」

「こ、こら待てー」

「待ちなさーい!」

 

2人の怒り声が聞こえてきたが、それに構わず俺は全力で逃げ出した。

 

 

いつもだったらこれで良い映像が撮れたということで満足して元の世界に戻るところだが、今回は栗栖さんに俺の技を味合わせ、辱しめるのが目的だ。

 

だからそれを成し遂げるため、改めて栗栖さんを探さなければ。

 

 

まずは彼女の在籍してるクラスに出向くが、そこには彼女の姿はなかった。

そういえば今さらだが、女子生徒に悪戯ばかりしてる彼女はクラスでちゃんとなじめてるのだろうか?

エッチな悪戯に遭ってる女の子はたまったものじゃないだろうし。

 

一回お尻ぺんぺんというお仕置きをされ泣きじゃくってるところはスマホで撮影し、今でもたまに見返すが、それで教師はちゃんと注意はしたと満足してるのだろうか?

 

まぁそこら辺は漫画世界特有のご都合主義的な物なのだろう。

そこら辺を気にしていては漫画は成り立たないだろうし。

 

 

っと、そんなことを考えて歩いていたら、窓ガラス越しに栗栖さんの姿を発見。

こちらに向かって歩いてくるが、真正面からだとさすがに疑似Tバックは難しい。

とはいえ、このままだと……しょうがないか。

 

俺はたまたま近くにあった教室に入り、栗栖さんが歩き去っていくのを見届けていくことにした。

そして彼女が通り過ぎてから後ろからいきなり急襲し、栗栖さんのスカートをめくり技にかかってもらうとしようか。

 

そして教室の中の窓ガラス越し(当然外からは見えないように隠れつつ)に外の様子を伺う。

栗栖さんはどことなく楽しそうにしながら俺のいる教室の前を歩き去っていく。

どうやら俺の姿には気づかなかったみたいだ。

よし、早速スマホを起動させてっと。

 

聞こえないようにゆっくりと教室の扉を開いて……っと。

 

「きゃっ!?」

 

突如女子生徒の小さな悲鳴が前から聞こえてきた。

ひょっとして。

 

「へっへー、隙あり」

 

栗栖さんは目の前にいる小柄な女の子のスカートをめくり、パンティを丸見えにさせていた。

ピンクと白の縞々……可愛らしくて良いパンティだ。

 

「へ、ちょっ」

 

そして彼女は俺の存在に気づいてスカートを抑え、睨みつける。

たまたま空き教室から出てきたところにスカートをめくられたことで、俺のパンティを見られたと思ってるのだろう。

まぁ実際見てしまったのだが。

 

「鈴白ちゃん?」

 

よくよく見てみると今栗栖さんにスカートをめくられたのは最新刊に出てきた『鈴白 奈子』さんだ。

状況が状況じゃなきゃパンティを撮影できてラッキーなのだろうが……

奈子さんの目線がスカートをめくった自分ではなくその後ろに向けられてることを栗栖さんは当然疑問に思うだろう。

 

ええい、うるさくてバレても、見苦しくても構わない!

今まで他の女の子のスカートをめくり、逃げ足を鍛えてきたことで得た短距離ダッシュ!

 

「それーっ!」

 

栗栖さんが振り返ってる最中になんとか栗栖さんの前に到着した。

 

バッ!

 

勢いよく腕を振り上げ、栗栖さんのスカートをめくりあげた。

走ってきたママの勢いで腕を振り上げたため、一気に栗栖さんのスカートがめくれ上がる。

ほほぅ……水色と白色の水玉パンティか。

 

「へ、ちょっと!? ま、また君!?」

 

後ろを振り返った瞬間にいきなりスカートをめくられるなんて想像もしてなかったのだろう。

 

「うん、そしてっ」

 

グイッ!

 

栗栖さんの水玉パンティを少し力強くつまみ、そのまま尻に食い込ませる。

 

「いっ!?」

 

いきなりパンティがお尻の割れ目に入ってきたことでびっくりしたのだろう、喘ぎ声を出して一瞬動きを止めた。

栗栖さんのお尻が指に触れたけど、なかなか良い弾力だったな。

 

「何するのっ」

「何度か君を見かけて見逃してきたけど、今回はうまいこと決めてやったぜ」

「あの栗栖さんのスカートをめくるなんて」

 

鈴白さんは俺と栗栖さんの一連の流れを見ていてパンティを見られた恥ずかしさが一瞬吹っ飛んだのか、そんな感想を漏らしていた。

 

「2人とも、良いパンティだったよ」

 

もっとも俺がそういったことでやはりスカートをめくられた際にパンティを見られていたことに気づき、顔を赤くしていた。

 

「こらー、待てーっ!」

「待てーっ」

 

そしてスカートをめくられた者同士なのか、なぜか先ほど栗栖さんに辱しめられた鈴白さんが栗栖さんと一緒に俺を追いかけてきていた。

もっとも、俺がいなくなったらおそらく鈴白さんは栗栖さんに何か物申すのだろうが、その様子が見れないのは残念だ。

 

 

なんとか栗栖さんと鈴白さんの追跡から逃げ切り、元の世界に戻りベッドに入り込む。

 

撫子さんと栗栖さんの疑似Tバックス型。

撫子さんは体型が良いからお尻も見てて綺麗だというのが分かる。

栗栖さんは少々小柄だからかお尻もぷりっと小柄だが、形が良いからパンティの食い込みも合わさって俺の心をかきたてる。

 

そんな風に今日の戦利品をスマホで何度も再生しながら、いつもの行為に励むのであった。

 

 

 



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※おっとりとした忍びのスカートをめくりたい。

「今日は何を作ろうかしら~」

 

おっとりとした口調で、一人の少女が歩く。

薄い緑色の髪の毛と口調に負けず劣らずおっとりとした可愛い子。

 

だが、そんな可愛らしい顔とは違う主張の強い巨乳。

そんな彼女はどこにでもいる女の子ではなく、『忍』と呼ばれている。

 

彼女の名は『日和』。

俺がスカートをめくると決めたターゲットの1人だ。

 

 

「おっとりとしてる子の方が男ウケいいのかしら?」

 

またこの女上司は何を言ってきてるのか。

少々面倒くさいなと思いつつも、話を聞くことにする。

 

「人によるんじゃないですか?」

「またそうやって耳障りのいいことを言って」

 

じゃあ他にどう言えというのだ。

はっきりと『そんなことはありません』とでも言えば良かったのか?

 

ちなみに俺は、漫画の世界の女の子たちでスカートをめくったりしてるから、どんな性格の子でも辱しめに遭うと恥ずかしさと怒りが混ざった顔になるのを知ってるから、どんな性格でもまぁ心の底では共通してる部分はあるんだろうなとは思っている。

 

無論、そんなことを今目の前にいる女上司に話してしまえば軽蔑の目で見られるのは間違いないので口には出さないが。

 

「っていうか、何かあったんですか?」

「そうそう、聞いてよ」

 

これはなんか話が長くなりそうだな。

そう思いつつも、聞いたのは俺なので大人しく話を聞くことにした。

 

性格がどうこうというよりも、人の空気を読まずに話を進めたりする人は男ウケとか関係なくあんまり好かれないんだろうなぁと思う。

まあ俺自身は人の話を聞くのは嫌いじゃないから、こういう手合いの人も嫌いにはならないが。

 

 

そして話が終わると、女上司は少し満足したような顔で俺の方を見る。

 

「それは大変でしたね」

「でしょう? 私の友達が少々サバサバしてたからって捨てるとか、その男有り得なくない?」

 

まぁ好みの性格というのは人それぞれあるということではあるが、それでも性格が遭いそうにないからって別れるというのはあんまり好ましい話ではないな。

 

「だとしたら、おっとりとした方が男ウケがいいんじゃないかなーって」

「それは男の方が明らかに悪いですから、無理して性格を偽らなくていいと思いますよ。それに性格を偽ったところで、いつかボロが出てバレると思いますので」

「そっかぁ……じゃ、そうアドバイスしてくるね!」

 

女上司はそう言い残し、その場を後にした。

 

……こういう時、アイドル好きの同僚と話してる時、女性社員2人が外あたりを通りかかって根も葉もないことを言うが、女上司と話してる時はどうして通りかからないのだろうか。

まぁ人生なんてそんなもんだよなと思いつつ、俺は仕事の続きをすることをした。

 

 

そして仕事も終え、アパートに帰ってくる。

ここ最近やることが多くて漫画も読み貯めてたし、今日は少しでも消費して、最後に気に入った世界の女の子のスカートをめくりに行くとしよう。

 

 

そして気に入ったのは、巨乳の女忍びたちが楽しく過ごしている漫画。

その漫画の中におっとりとして家庭的な女の子がいたので、その子のスカートをめくりに行くことにした。

 

善は急げとよく言う。

というわけで、漫画を読破し終え早速漫画の世界の中へと飛び込んでいった。

 

 

そして飛び込んだ世界の先で、早速ターゲットの日和さんを見つけた。

この世界の忍びはなんかやたらと巨乳が多いが、作者がそういう趣味なんだろうか。

現実のエロ動画系も、忍びを捕らえてエッチな目に遭わせる話でも大抵巨乳が犠牲になってるし。

 

っと、それはさておき……

目の前にいる彼女は確かに性格もおっとりしてるが、それでも忍び。

それにエッチな目に遭わされれば、どんな子も恥ずかしさと怒りに感情を持ってかれるので、襲われるのは間違いないだろう。

 

だが、そんなリスクを乗り越えて見るパンティは素晴らしいものだ。

なので、確実に日和さんのスカートもめくらせてもらうとしよう。

 

 

「あの、すみません」

「あら、どうかしました?」

 

歩いてる彼女の前に飛び出していき、いかにも困ってる人な顔で話しかける。

日和さんはおっとりして優しい人なので、俺のような人にもちゃんと話しかけてくれる。

 

「実は少し尋ねたいことがあるんですが」

 

俺はこのあたりの地理に疎い。

なのでこの付近にある食事が出来る店がないかどうか聞くことにした。

 

「あら、その食事店でしたら……」

 

日和さんは俺に店の場所を教えるのに気を取られている。

さて……この世界にやってきて、一回ガチで殺されかけたことでなぜか会得した技の使い時だ。

 

『それぇ!』

 

バッ!

 

後ろから黒に塗り込まれた手が彼女のスカートを鷲掴みにし、一気にめくりあげた。

前で話していた俺の目に当然日和さんのパンティが丸見えとなる。

 

(ほぅ……)

 

当然あらかじめスマホを起動させていた俺は日和さんがスカートをめくられパンティを丸見えにされたところを撮影する。

そして、俺の脳内の中には……日和さんのパンティと、それに包み込まれてるお尻が浮かび上がっていた。

パンティは白と緑の縞々パンティで、彼女の髪の色に似合ってる素晴らしいパンティだった。

 

「へっ、やあっ!?」

 

日和さんは慌ててスカートを抑え、後ろを振り返る。

すると全身黒ずくめの衣装を着た男がすたこらさっさと逃げ出していく。

 

「も、申し訳ありません……見ましたか?」

「その……すみません」

 

顔を真っ赤にし、恥ずかしさと怒りが降り混じった顔で俺を見てくる。

ここで嘘をついてもしょうがないので、正直に言うことにした。

 

「そうですか……出来れば忘れていただけてよろしいでしょうか? それと、道を教えてる最中ですみませんが……」

 

そして日和さんはそう言うが早いか踵を返し、黒ずくめの男を追うべく走っていった。

おっとりとした彼女の印象と違い、足が早く、すぐに俺の視界から消えていった。

 

「……うまくいった」

 

実はあの黒ずくめの何者かは俺が生み出した分身だ。

なぜかは分からないが、この世界でかつて雪泉さんに死ぬほどの衝撃を与えられ、そして何度か訪れた後この能力に目覚めていた。

他の漫画世界でも使えれば素晴らしく良い能力だと思ったが、残念なことにこの世界限定だった。

忍びの世界だからか……俺は『分身の術』と名付けていた。

まぁもっとも黒ずくめの俺の分身体も声は同じなので、よくよく聞かれれば俺が仕向けたものだとバレるが……日和さんは気づかなかったようだ。

 

おかげで日和さんはすでに消え去った俺の分身を追いかけていき、スマホでスカートをめくられ白と緑の縞々パンティを丸見えにされた様子を撮影されていたことに気づいていない。

 

 

元の世界に戻り、早速スマホを開く。

俺に道を教えてることに夢中になっており、その時は優しい顔で俺に接してくれてる。

だが、俺の分身体にいきなり後ろからスカートをがばっとめくられ、後ろも前もフルオープンにされたことで白と緑の縞々パンティが露となる。

黒の分身体も視界は共有してるので、少々お尻に食い込み気味の縞々パンティも頭の中に残ってる。

だが、スマホで撮影できたのは前から丸見えとなってるパンティ。

あの世界限定とはいえ、素晴らしい能力を手に入れたなぁと思える。

 

そしてスカートをめくられたことで一瞬キョトンとしつつ、みるみる恥ずかしさと怒りに混ざっていく表情になるのもゆっくりと見ることが出来る。

 

そんな日和さんの良いリアクションと縞々パンティを何度も再生させ、脳裏に残る彼女のお尻も思い出しつつ、いつもの行為に励むのであった。

 

 



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生意気なゲーマーのスカートをめくりたい。

「おーっほっほ、コンボの入り方が雑ですわ」

 

ゲームの画面を目の前にそう高らかに笑いながら茶色の髪の毛の女の子がゲームを操作する。

実際に生意気な口を叩けるように、彼女が操るキャラの動きは対戦してる相手と比べて滑らかだ。

 

「これで私の3連勝っと……歯ごたえのある相手はいないのかしら?」

 

勝利を得た後、彼女はどこかつまらなさそうに呟いた。

 

彼女の名は『二堂 佐那』。

今回、俺がスカートをめくると決めた少女だ。

 

 

ゲームの操作を教える漫画の最新刊が発売され、俺はそれを購入した。

昔色々なゲームをやっていたこともあり、この世界の女の子であり『式部 黒穂』さんのスカートをめくったこともある。

 

少々懐かしさを感じながら読み進んでいき、色々なキャラクターがジャンルを問わず色々なゲームをやっている。

 

そんな中『二堂 佐那』という少女はゲームセンターのゲームを紹介するコーナーの登場人物でありながら……

 

「ほら、これで私に順番を譲ってくれないかしら?」

 

ゲームの機体の前に並んでいる少年に万札数枚を渡し、席を譲ってもらったり。

 

冒頭でやっていたように、対人戦の時、独り言のように対戦相手を罵ったり。

 

見た目は可愛らしい少女なのだが、とことん生意気な女の子だったのだ。

そしてお嬢様みたく高笑いするような、いかにもな悪役なお嬢様といった感じだ。

 

このキャラクターが出てきたのは、ゲームセンターでやってはいけないという悪い見本を紹介するため、といういわば『反面教師』という役割だ。

どうにもならなさそうなことでもお金で解決する。

対戦相手に対するリスペクト一切なしに罵る。

 

それらの負の側面を詰め込んだようなキャラがこの『二堂 佐那』だったのだ。

 

だが、そんな彼女も口は悪くてプライドは高いが、可愛らしい見た目はしている。

 

ふと、そんな生意気な娘のスカートをめくったら、どのような反応をするのか興味を持った。

 

そうと決まったら善は急げ。

 

俺はいつもの能力を使い、漫画の世界の中へと飛び込んでいったのだった。

 

 

そしてこの世界のゲームセンターにたどり着いたのだが……早速佐那さんは己の欲望を貫き通し、やりたい放題やっていた。

口こそ悪いがゲームの実力は確かで、対戦を挑んだ者たちをことごとく返り討ちにしていた。

 

「すごいなあの子」

「うん、動きに何一つ無駄がない」

 

周りのギャラリーがゲームセンター特有の騒がしさの中、そう呟く。

その呟きが聞こえていたのか、佐那さんはどこか満足そうだ。

 

「さぁ、次に私に挑む相手はいないのかしら?」

 

佐那さんはそう言いながらアーケードのCPU相手に勝負を挑んでいる。

この台は基本的にCPUと数戦闘い、勝ち抜けば見事にゲームクリア―になる。

なのでこのまま挑戦者が現れなければ、佐那さんの腕前があればクリアーは容易いだろう。

 

それはさておき、佐那さんのすかーとをどうやってめくるか……

ゲームセンターに来てこういう不純なことを考えているのは俺ぐらいだろう。

だが、それが本来の目的なのだからしょうがないだろう……って誰に言い訳してるんだ俺は。

 

そう考えている中、対戦台に一人の女性が向かう。

それはこの世界で俺がスカートめくりを行った女性、式部さんだった。

 

式部さんは佐那さんほどではないが、少々煽りスキルがある。

今までの彼女のプレイを見ていて、少しむっとしていたのだろう。

 

「あら、次の対戦相手だわ」

 

そして佐那さんは向こうの対戦台に式部さんが座りたい戦を挑んできたのを見て、にっと笑う。

 

「さてと、連勝記録をのばさせてもらうとしようかしら」

 

そして、対戦が始まる。

 

お互いのキャラの動きに一寸の無駄がない。

技を外した数Fの隙に小技を叩き込み、それを更なる反射神経でガードする。

周りにいたギャラリーが目を見開き向き合うのも当たり前の攻防だ。

実際、格ゲーはそれほどやりこんでない俺でもこの対戦がレベルが高いものだというのはよくわかる。

 

だが、格闘ゲームである以上必ず決着はつく。

 

勝ったのは……

 

「嘘……」

「あらら、あれだけ青っていて負けちゃったんですか~?」

 

体力が数ミリぐらいしか残っていないが、式部さんに軍配が上がった。

呆然としている佐那さんに向かって式部さんが顔を出し、佐那さんを煽る。

それを聞いた佐那さんの顔がかっと赤くなり、即座にコインを入れる。

 

「再戦よ! 今のがまぐれということを思い知らせてあげますわ!」

「ふふーん、やってみなよー」

 

そして再び対戦が始まる。

お互いの動きにやはり無駄はなく、しかもハイレベルなコンボ技の応酬まで見られた。

これほどの対戦レベルを持つ式部さんにかつて対人戦を申し込んだ俺じゃ勝てなかったと痛感させられた。

そんな彼女相手に音ゲーで勝利し式部さんが悔しがってる隙にスカートめくりを行ったんだっけ。

 

少し感慨深くなってるうちに、対戦が終わった。

 

「ふふ、どうやらやはりさっきのはまぐれだったみたいね」

「くっ、もう一回!」

 

今度は佐那さんが勝利し、ドヤ顔をし返す。

当然煽り返された式部さんは面白くないわけで。

 

 

そして何度か再戦を繰り返すうちに……

 

「くっ、もう小銭がなくなってしまいましたわ」

 

先に小銭の残量がなくなったのは佐那さんの方だった。

彼女はお嬢様らしく、札はかなりの量持ち歩いているが、小銭の方のストックは少なめだったみたいだ。

 

「あら、逃げるの?」

 

そして式部さんが煽ったことで、佐那さんはきっと睨みつける。

 

「逃げやしないですわ! そういうあなたこそ私が両替が終わるまでお待ちなさい!」

「当然」

「あ、じゃその間に俺が」

 

そして佐那さんが使っていた手持ちキャラと同じキャラクターを扱えるのであろう男性が佐那さんが座っていた席に座ろうとして。

 

「お待ちなさい! それは許しませんわ!」

 

佐那さんは男性を睨みつけるだけじゃなく食ってかかる。

 

「いやいや、ゲームなんだから順番ぐらい守りなよ。私は逃げも隠れもしないからさ」

 

式部さんはそう言い佐那さんを宥めようとするが、佐那さんに聞く耳は持たない。

 

「うるさいわね! すぐにでもあなたとやり合いたいというのに、このような人に先を越されるなんて我慢なりませんわ!」

「あーもう、ちゃんとマナーぐらい守りなよ」

 

そして式部さんも席を立ち、佐那さんと口論を始めた。

口論の原因となった男性はもちろんのこと、他のギャラリーも困惑した顔でその口論を見ていた。

 

……だが、俺にとってはチャンスでしかない。

スマホを起動させ、ふぅと一息つく。

 

「……あのー、すみません」

 

俺が顔を俯かせ顔色を見せないようにしつつ、口論してる2人に話しかける。

 

「何よ!」

「何かしら!?」

 

当然お互いに対する口論でヒートアップしている2人が俺の意図を見抜けるわけもなく。

俺がはぁと溜息をついて、その一瞬で2人のスカートの下に手を伸ばし。

 

「みっともない喧嘩をするような人たちは、こうだ!」

 

バッ!

バサァ!

 

式部さんのミニスカート、そして佐那さんのワンピース状のスカートを同時にめくりあげた。

彼女たちのスカートは俺の手の勢いに抗えず、一瞬で翻る。

2人は同時に俺の方を向いていたので、スマホで2人のパンティは撮影できているはずだ。

 

式部さんのミニスカートの下に隠されていたのは、水色の紐パンティ。

布面積が少なく、肌色の方が結構見えている。

そして佐那さんのスカートの下にあったのは、ピンク色の花柄パンティ。

レースもついており、お嬢様らしさが増す良いデザインだ。

 

「きゃあっ!」

「あっ!?」

 

式部さんも佐那さんも羞恥で顔を赤くし、慌ててスカートを抑える。

それを見ていた男多めのギャラリーは思わず「おおっ!」と声を上げていた。

 

「な、何をなさるんですの!?」

「あなたはあの時の!」

 

佐那さんは初めてめくられたことできっと睨みつけていたが、式部さんは俺の顔を見てかつてスカートめくりされたことを思い出したらしく、むーっとした顔で睨みつけていた。

しかも今回は俺だけじゃなく不特定多数の人物にパンティを見られたのでいつも以上に恥ずかしそうな顔をしていた。

 

「だから、喧嘩両成敗だよ。ゲームセンターという娯楽施設でみっともない喧嘩をして周りの人たちを困らせたんだから、2人ともパンティを見せて罰にしたんだよ」

「~っ、あなたたち、み、見ました!?」

 

佐那さんは顔を真っ赤にしながらギャラリーたちを睨みつけると、ほとんどのギャラリーが罰が悪そうに、しかし鼻の下を伸ばしながら顔を逸らしていた。

それだけでパンティを見られたことを理解し、佐那さんはスカートを抑えたままさらに顔を赤くしていった。

当然式部さんも同じ反応をしていたが、即座に俺を追いかけようと走ってきた。

 

だが、俺はそれぐらいのスピードで捕まるほど足は遅くない。

 

無事に悠々と逃げ切り、いつもの部屋のアパートで動画を再生する。

 

言い争いをしており顔を赤くし興奮している2人が俺の方を同時に振り向く。

その一瞬後に俺の腕が2人のスカートをめくりあげ、それぞれのパンティを曝け出した。

 

式部さんの布面積が小さい水色の紐パンティは、よくよく見返してみると少し透けており、結構きわどいデザインだなぁと改めて感じ、下半身が疼いてきた。

そしてそれとは対照的にお嬢様的なレース付き花柄ピンクパンティを履いていた佐那さんの足は少し細めであり、パンティをより魅力的に映し出していた。

 

これら2人のパンティが同時に映し出されてる動画は素晴らしい出来であり、俺はいつも以上に興奮しながら行為に励むのであった。

 

 



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平和のために戦う女の子たちのスカートをめくりたい。

黒いポニーテールを揺らし、口笛を吹きながら女の子が歩いていく。

紺色のブレザーに赤色のチェックミニスカート。

これがあの女の子の通っている学校の制服なのだ。

 

そして今の俺の格好は、黒いローブを着こんでいる。

正直な話、現代なこの世界だと明らかに浮いている。

もし現実でこの服を着るとなると、ハロウィンのコスプレぐらいだろう。

 

無論、ただのコスプレというわけではない。

事情を説明する前に……

 

あの女の子は『安藤 聖香』。

俺の今回のスカートめくりのターゲットの内の1人だ。

 

 

「ふぅ」

 

今日は少女漫画を読み終わり、一息つく。

少女漫画の方が可愛らしい女の子が多く出てくる。

そしてそんな少女漫画を購入する成人男性が俺だが……まぁ店員の『ん?』と言いたげな表情ももうすでに慣れたものだ。

 

そもそもそれらの少女漫画の世界に潜り込み可愛い子相手にスカートめくりを行っているのだから、今さらそのような目線を気にしていてはやっていられない。

 

そして今回の少女漫画は、とある学校の女子高生たちが世の裏で悪事を働く者たちを対峙するという、少女戦隊みたいなものだ。

まぁ女の子ウケするために闘い方は泥臭いような物はあんまりないのだが……

それにミニスカートで闘うが、少女漫画のお約束なのか鉄壁スカートで守られ、激しい動きにも関わらずパンティが見えない。

 

なので今回のターゲットは、その女子高生たちだ。

世の中の平和のために戦う女の子たちがスカートをめくられ、年相応の女の子らしく恥ずかしがる姿を見てみたくなったのだ。

 

 

というわけで、善は急げ。

早速俺の能力を使い、漫画の世界へと飛び込んでいった。

 

 

「おい」

 

……?

なんか真っ暗な部屋だな。

もしかして、飛び込む世界間違えた……?

 

「おいっ!」

 

そして更に強く呼びかけられ、俺は反射的に声の持ち主の方を見た。

 

「あっはい」

 

そして思わず間の抜けた返事をしてしまい、横に立っていた俺よりも大柄な男がはぁと溜息をつく。

 

「まったく……貴様、何をサボってるのだ」

 

さ、サボり?

 

「そんな滅相もない」

「ならこんな誰も来ないような倉庫でボケっとしてないで、さっさとあの小娘たちを始末してこい!」

 

あの子娘たち……おそらく、この世界で俺がターゲットにしている女子高生たちのことだろう。

さすがにどんな状況かは把握できて来た。

ここはおそらく、主役の子たちと闘ってる悪の組織のアジトなのだろう。

そして今回の俺の役割は、その子たちと敵対する悪の人物なのだろう。

 

「は、はい」

 

それを理解し、そして目の前の大柄の男の前でこれ以上ボケっとしていたら痛い目に遭わされる可能性もあったのでさっさと倉庫から出ていった。

 

 

「……なんだこの服!?」

 

そして外に出てみてるとあらまびっくり。

絵本に出てくるような魔女が着ている黒色のローブを俺は着こんでいた。

しかも遠くに見えた一般人は普通の洋服を着てるので、ミスマッチ感半端ない。

 

こういった羞恥に耐えられる心を持てないと、悪役などやってられないのだろう。

 

まぁそれはさておき。

この格好で悪事を働くのだから、堂々とターゲットの少女たちに対峙し、スカートをめくることが出来るというわけだ。

 

さて、魔法使いみたいな格好なのだからなんか魔法みたいなことぐらい出来てほしいものだが。

 

 

……ほう。

 

少しの間だけ自分の中に出来た力を確認し、にたりとほくそ笑む。

こういったファンタジー系の世界だと現実では絶対に使えない力を手に入れられる。

世の中のなろう系小説で力を得た主人公たちが、手に入れた未知の力ではしゃいでやりすぎてしまうのもまぁ分からなくはないというものだ。

 

もっとも、俺の場合はスカートめくりの補助のためにしか使わないのだが。

 

さて、特別な力も確認できたことだし、早速ターゲットたちのスカートをめくりに行くとしよう。

 

 

とはいえ、やっぱりこの格好は目立ってしまうので、なるべく人目の付かないところを歩いていく。

そして現在登校途中と思われるターゲットである聖香さんを見つけたというわけだ。

 

さてと……不意討ちで今こうやってスカートをめくるのは容易い。

しかし、闘う気になってる子を辱しめスカートをめくる。

 

少し過激な気もするが、こんな一人時季外れのハロウィンではしゃいでるような格好をしてる今の俺はそれぐらいしないと気が済まない。

 

さて……となると。

 

 

ふと遠目を見ると、なんか都合がよく公園が見えた。

特撮で大型の巨人が怪獣と闘うとき、なんか建物が建ってない不自然な広間があるが、まぁそういうものだろう。

それはさておき……

 

 

「……んっ?」

 

敢えて俺は聖香さんの前を通り過ぎ、公園に向かって走っていく。

 

「あの格好……まさか」

 

そしてどうやら遠くから聞こえた聖香さんの独り言を聞く限り、彼女たちと闘ってる悪の組織はこのローブがコスチュームらしい。

……こっそりと悪事を働くはずなのに、ある意味目立つ格好をしてどうするんだ。

まぁ少女漫画らしく分かりやすい悪役を用意すると、こんないかにもな格好をさせざるを得ないのだろう。

 

そして俺が誰もいない公園へとたどり着くと、追ってきた聖香さんが俺を見つめる。

 

「その恰好、あなた『アクブルズ』の一員ね」

 

何という分かりやすすぎる悪の組織の名前だ。

内心ツッコミを入れつつ、俺は頷く。

 

「うむ、そうだ」

「今度は何を企んでるの?」

 

聖香さんは警戒心MAXで俺を睨みつける。

 

「ふむ……強いて言えば、君のパンティを見せてもらいたくて」

 

俺が呟くと、聖香さんは顔を赤くし反射的にスカートを抑える。

 

「何を馬鹿みたいな冗談を言ってるの!」

「いやいや、冗談じゃなくて本気ですよ」

 

この格好だからかつい口調が悪役っぽくなってしまうなぁ。

 

そして彼女がスカートを離し闘おうとポーズをとった瞬間。

 

「それっ」

 

突然聖香の影から黒い触手が伸びていき、彼女の腕と足を絡みとり拘束した。

 

「こ、これは一体!?」

 

突如己の影から触手が伸びて拘束され、驚きの顔で触手を見る。

 

「ふふ、あなたの影と私の力で作り出した触手ですよ。あなたの全ての力に私の力を加えて出来てるので、力づくではどうにもなりませんよ」

 

実際聖香さんが触手を降り解こうともがくが、触手はびくともしていない。

 

「さてと……では早速」

「や、やだっ」

 

俺が彼女の前へと歩いていき、彼女のミニスカートに手を伸ばす。

その際聖香さんはぎゅっと目を閉じる。

だが、俺のターゲットは今回は聖香さんだけではない。

 

「動きを止めたことだし、あなたのお仲間にも同じ目に遭ってもらうとしましょう」

 

触手が少しだけ伸び、彼女の制服の胸ポケットあたりについていた鳥型のバッジを押す。

 

「確かこれがあなたのお仲間を呼ぶ連絡器みたいなものでしたよね」

「くっ……」

「さて、仲間が駆けつけるまで、そんな険しい顔をしていたらもちませんよ。少し気持よくしてあげましょう」

 

そして足に絡みついていた触手がゆっくりとスカートの中に伸びていき。

 

「ん、んんっ!?」

 

彼女の敏感な所を優しくなで始めた。

険しい顔をしていた聖香さんは一瞬目を見開き、顔を赤らめる。

 

「ふふ、良い眺めですね」

「だ、ダメぇ……そんなところを、あんっ」

 

聖香さんが懇願するが、当然そんなことを聞き入れるわけがない。

 

「気持よいでしょう?」

「そ、そんなわけが、ああっ」

 

口では否定し怒り顔だが、顔が赤い辺り体は正直なのだろう。

 

「聖香ちゃん!」

 

そして俺が声のした方を見ると、3人の女の子が立っていた。

 

「おや、あなたたちは」

「聖香ちゃんに何してるの!」

 

触手に絡みつかれ動きを止められ、喘ぎ声を上げさせられている聖香さんを見て赤髪の巨乳の女の子が叫ぶ。

その赤髪の子に比べて茶髪の子は少しスタイルは控えめだが、身長はこの中で一番高く、ボーイッシュカットで男勝りそうな子だった。

 

「私の目的を果たす前に、気持よくなってもらっているだけですよ」

「なんてことを」

 

金髪の少し小柄な女の子が俺を睨みつけてきた。

この4人の中で一番貧乳であり、背も小さく、小学生と言っても通用するぐらいだった。

 

「いくよ、皆」

 

茶色の髪の毛の子が皆に鼓舞したところで、俺が中指を上げる。

 

「ああっ!?」

 

茶髪の子と金髪の子は己の影から離れるように移動したが、赤髪の巨乳の子……『皇 五月』は己の影から出てきた触手に拘束された。

 

「ふふ、そんな巨乳だと動きが鈍くなるんですかねぇ」

「くっ」

 

俺に胸を凝視され、五月さんは恥ずかしがりつつも怒り顔で俺を見る。

 

「ほらほら、リラックスリラックス」

 

そして五月さんの腕を拘束していた触手がさらに伸びていき、彼女のブレザーの中、そしてブラの中に潜り込んでいき、胸の先端を優しく撫で始める。

 

「んんっ!」

「五月ちゃん!?」

 

茶髪の子が叫び、動きを止める。

 

「私があいつをぶちのめすから、彼方ちゃんは2人を助けてあげて!」

 

そして金髪の子……『松波 歩』は俺の方に向かってきた。

 

「おっとっと、血気盛んですねぇ」

「うるさい! 早く2人を解放しなさい!」

 

歩は小柄な体を生かしたスピードで相手を殴り倒してくるという、格闘家として素晴らしい才能を持ってる子だ。

少し相手は面倒そうだが……他の世界で見た忍びの女の子たちよりもまだスピードは遅かったのが幸いだ。

 

「ん、ああっ」

「や、やぁん」

 

そして敏感な所を優しく撫でられてる聖香さんと五月さんを救おうと茶髪の子……『東雲 彼方』さんが彼女たちに絡みついてる触手を手に取る。

 

「う、うぅん」

 

そして力いっぱい引っ張るが触手は離れようとしない。

 

「こうなったら」

 

彼女が胸のバッジに手を伸ばした瞬間、足を止める。

 

「ダメですよ、彼女たちは気持よくなってるところなんですから。そうだ、あなたも味わえば止めようという気が起こらなくなるでしょう」

 

一瞬のスキを見逃さず、俺は彼方さんを触手で拘束する。

バッジに伸びていた手は一瞬で触手に引き剥がされ、動きを止められる。

 

「し、しまった」

「ほら、ゆったりと己の感情に身を委ねて」

 

そして彼方さんの足を拘束してる触手が彼女のスカートの中のお尻に伸びていき。

 

「あっ!」

 

お尻を優しくなでられ、彼方さんは小さな悲鳴を上げていた。

 

「このっ!」

 

そして油断した隙に歩さんが俺のお腹に右ストレートを炸裂させた。

 

「ううっ……だが肉を斬らせて骨を断つ、だ」

 

俺が彼女の右腕を強く掴み、その隙に触手が歩さんの体を捕らえた。

 

「あっ!」

「なかなか痛かったが……俺は優しいからな、その分気持ちよくさせてあげるさ」

 

彼女の体を拘束していた触手が太ももと脇辺りに伸びていき。

 

「きゃんっ!」

 

同時にいろいろ撫でられ、年相当な恥ずかしがる顔をして羞恥に耐えようとする。

 

「いやぁ、まさに絶景。だけど、本来の目的を果たしてないんだよ」

 

俺はそう言いながらスマホを作動させ、まず彼方さんの前に立つ。

 

「な、なにを」

「それっ!」

 

ピラッ。

 

俺が手で彼方さんのスカートをめくりあげ、その様子をスマホの動画撮影で撮る。

そして触手が彼女のスカートを抑え、ずっとパンティ丸見えの状態を維持させる。

 

「きゃあっ、何するの!?」

「聖香さんには言ったけど、彼女とその仲間の君たちのスカートをめくりパンティを見るのが俺の目的だからな。ピンクと白の縞々パンティ、いいねぇ」

 

パンティの柄まで言われ、彼方さんが顔を真っ赤にして目を閉じる。

そして次に五月さんの前へと歩いていく。

 

「や、やだっ」

「えーいっ」

 

バッ!

 

五月さんのスカートも勢いよくめくりあげ、赤色のリボンがついた、水色の花柄パンティが露となる。

そして触手が五月さんのスカートを上げた状態にし、俺がゆっくりとスマホで撮影する。

 

「あ、ああっ」

「良いパンティだ。さて、次はどっちにしようかな?」

 

俺が聖香さんと歩さんに目を配らせ、お互い見られるたびびくっと体を揺らす。

 

「よし、こっちにきーめた」

 

バサッ!

 

歩さんのスカートをめくりあげ、熊さんパンティを露にした。

高校生にもなってとは思うが、小柄な彼女だと似合ってるから不思議なものだ。

 

「いやぁ!」

「くまさんパンティ、可愛らしいねぇ。では、君が捕まったから皆も恥ずかしい目に遭ったんだ。君もちゃんと平等に、ね」

 

俺がそう言いながら聖香さんの前に歩いていき、先ほどとは違い、一旦スマホをローブにしまい込み、両手を聖香さんのスカートの下に潜り込ませ。

 

「そーれぃ!」

 

バッ!

 

勢いよく万歳し、その勢いで聖香さんのスカートが一気にめくりあがる。

 

「ほぅ、ピンクをベースに白の水玉か。可愛いパンティだねぇ」

 

聖香さんの敏感な部分を擦っていた触手の部分だけ熱が高そうだ。

そして触手がスカートを抑えたままにし、4人はずっとパンティ丸見え状態となった。

 

その様子もちゃんとスマホで撮影し終わり、ふふっと笑う。

 

「さてと、良い物を見せてもらったお礼に、更に気持よくしてあげるよ」

 

そして彼女たちの体を擦っていた触手が更に彼女たちを擦る。

 

そして彼女たちの喘ぎ声が響く中、俺はその場を去り、元の世界へと帰還した。

元の世界に戻れば俺の影響があの世界から消えるため、触手も勝手に消えて彼女たちは解放されるだろう。

 

 

元の世界に戻り、お腹を撫でる。

歩さんを捕獲するためとはいえ、さすがに全力のパンチは痛かった。

だが、おかげで今回素晴らしい光景が撮影できたのだ。

 

それをスマホで再生させながらベッドで横になり、いつもの行為に励むのであった。



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※ちっこい女の子のスカートをめくりたい。

「今日のはいい出来です」

 

そう呟きながら、彼女は白熊のぬいぐるみをぎゅっと抱きしめる。

その際浮かべた笑顔は純粋に可愛い物を愛でる尊い物だ。

 

あの言い方からするに、あの子がこの白熊のぬいぐるみを作ったのだろう。

 

そんな彼女はリボンで髪を括り、ツインテールを作っている。

そして俺が今まで出会ってきた女の子の中で小さな子だった。

 

彼女の名は『優木 苗』。

 

俺が今回スカートめくりのターゲットに決めた女の子だ。

 

 

「ねぇ、君ってエッチなイタズラとかしたことある?」

 

!?

 

突然この女上司は何を言い出すのだ。

だが、俺はいたって冷静を装い、答える。

 

「したことないですねー」

「そっかー。真面目ないい子だったんだね」

 

その分、今は漫画の世界に潜り込んで可愛い女の子に、あろうことかスカートめくりをしてるなんて絶対に言えない。

 

「っていうか、いきなり何を聞いてるんですか」

 

俺が少々呆れ眼で尋ねると、上司ははぁと溜息をつく。

 

「いやね、私の親戚の子がよく自分のクラスメートの女の子に悪戯してるらしくてね」

 

その悪戯の中身には敢えて追求せず、話が続くのを待つ。

 

「で、どういうつもりでそういうイタズラしてるのかって聞いても教えてくれなくて。だから君たちの子供時代も聞いて、そういうイタズラしてたのかどうか聞いて回ってるんだけどね」

「なるほど、そういうことでしたか。そういうことでしたら俺は力になれそうにないですね」

 

そしておそらく、特定の女の子に悪戯をしてるというのなら、気を惹こうという年少な子らしい行為だ。

異性を意識するのにはちょっと早いけども、それでも興味を持つ年頃というわけなのだろう。

 

そう考えると微笑ましく、そしてただ単に女の子の恥ずかしがるリアクションやパンティを見るためだけにスカートめくりを行ってる自分の汚さを比べ、少し落ち込む。

まぁ、辞める気なんてさらさらないのだが。

 

「そっか、変なこと聞いてごめんね。じゃ、次は君と仲良くしてる彼に聞いてみようか」

 

そう言いながら女上司はその場を離れていく。

そして俺と仲良くしてる彼というのは、もしかしなくてもアイドルが好きな同僚のことだろう。

今営業回りに出ており、この部署にはいない。

 

(戻ってきたらあいつも困惑するんだろうなぁ)

 

これから女上司にされる質問に、彼はどう答えるのだろうか。

少しだけ興味がありつつ、彼もまた変な質問をされて困るんだろうなぁと思い少しだけ同情心が湧いた。

 

 

そしてそれ以降はいたって普通に仕事をやり遂げ、帰宅する。

 

「さてと……」

 

今日潜り込むのは久しぶりに『聖櫻学園』だ。

 

その中にいる、小柄な女の子。

 

今日、あんな話をしたからか、小学生ぐらいの女の子に対するイタズラみたいな感じにするため、この小柄な子をターゲットにするというわけだ。

 

そんな彼女を溺愛してる同じく小柄な女の子もいるのだが、さすがに普通の人間でしか過ごせないあの世界では欲張るわけにはいかない。

この間訪れた世界のように女の子の身動きを封じられるような能力があるのなら欲張ってもいいのだろう。

 

もっとも、ない物ねだりをしてもしょうがない。

 

というわけで、俺は早速『聖櫻学園』の世界へと飛び込んでいった。

 

 

そして久しぶりにこの学園に訪れたわけだが、もう何度も訪れてるから校内は大体把握してる。

そして俺が今回ターゲットにする苗さんは確か手芸部に所属してる。

 

というわけで手芸部の部室辺りを歩いていたら、白熊のぬいぐるみを抱きかかえながら歩いてる苗さんを見つけた。

 

しかし……白熊のぬいぐるみを抱えながら嬉しそうに歩いてる姿。

 

苗さんの小柄な体型も合わさって、正直な話小学生にしか見えない。

 

そんな女の子に対して少なくとも見た目は高校生、中身はオッサンな男がスカートめくりを行おうとしている。

ただでさえスカートめくりは犯罪なのだが、ターゲットがターゲットなだけに更に犯罪感が増している。

 

だが、それで止まる気はさらさらない。

 

前を歩いてくる苗さんとの距離は後少し。

スマホはすでに起動してある。

 

そして俺とすれ違う瞬間。

 

「それっ」

 

ピラッ!

 

少ししゃがみ込んだ俺の手が振り上げられ、苗さんのチェック柄のミニスカートがめくりあげられる。

中は……赤いリボンが着いた、ピンクのパンティか。

リボン以外に飾りも何もないシンプルなパンティだが。背伸びしてない女の子のパンティらしくてそれはそれで良い。

 

「ひゃああっ!?」

 

苗さんはみるみる顔を赤くし、慌ててパンティを抑える。

だが、その際に抱きかかえていた白熊が床に落ちてしまう。

 

「あ、あなたがもしかして最近噂のスカートめくり犯さんですね!」

 

苗さんが顔を赤くし、俺の方を見る。

パンティを見られた恥ずかしさと怒りが入り混じった顔だが、小柄で可愛らしい彼女が怒っても、正直そこまで怖さを感じない。

 

「まぁ、そうだね」

「巨乳でスタイルの良い女の子しかターゲットにしないという噂もあったのですが……」

 

……まぁ、確かに今までターゲットにしてきた女の子ってそんな傾向があったけど、そもそもこの聖櫻学園、やたらとそういう巨乳でスタイルの良い女の子が多いよなぁ。

そして俺がスカートをめくるターゲットに決めた子がそういう体型の子ばっかりだったから、そういう噂も背ヒレとしてついたのだろう。

 

「そんなエッチな人は成敗です!」

 

そして彼女が手を振り上げぽかぽかしようとしてきた。

 

「おっと」

 

だが、いくら見た目が小さくて可愛らしい子でも、立ち向かってくるなら容赦はしない。

苗さんの背後に回り込み、再びスカートをめくりあげ、彼女のパンティをお尻に食い込ませた。

 

「ひゃ!?」

 

お尻が指に当たったが、その時の感触は今まで女の子と違ってあまりにも柔らかいものだった。

体が未熟な女の子のお尻は、桃尻と例えられるように柔らかいものなのだろう。

 

「いい物見せてくれてありがと、じゃあね」

「こら、待てー!」

 

そして苗さんは二度スカートをめくられてもそれでも懲りずに俺を追いかけてきた。

だが、何度も逃げ慣れてる俺に追いつくには彼女の足の速さはあまりにも劣っていた。

 

 

ふぅ。

 

今回は久々に小細工もなしに純粋に苗さんのスカートをめくった。

スマホを再生し、ピンクのパンティと苗さんの恥ずかしがる表情を拝む。

そしてその少し後に疑似Tバック状態となった苗さんの桃尻も拝む。

 

見た目が小柄でも、やはり可愛い女の子は体型も可愛らしいものだ。

 

どこか背徳感を感じつつも、スマホを再生しつついつもの行為に励むのであった。



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強引な少女のスカートをめくりたい。

「犬も歩けばー」

 

栗色のふわふわとした髪の毛の女の子がそう言ったところで、バンッと音が響く。

 

「ふふっ」

 

今、俺が行っているのはかるた遊び。

古来から伝わる日本の良き遊びだ。

そして俺の目の前に座っているのは、長い黒髪ロン毛の女の子。

かるたを取れて嬉しそうに微笑んでいる。

 

その姿はまさに美少女と呼ぶのにふさわしいだろう。

 

彼女の名は『遊梶 風古』。

 

俺がスカートめくりのターゲットに定めた少女だ。

 

 

「今日はどうっすかね?」

「なかなかいいんじゃないか?」

 

ここは会社の食堂。

アイドル好きの後輩が持ってきたとある物を見てお互い笑顔になっている。

 

「ねぇねぇ、やっぱりあの2人」

「ほ、ほらあんまり見ないの」

 

俺の耳には俺と後輩のことをBLだと疑惑を抱いてる女性社員の声が聞こえてきたが、まぁそれはスルーしよう。

 

「今日発売された可愛らしい犬と猫の写真集、いいっすよね」

「……だな」

 

そう、俺と後輩が見ていたのは可愛らしい犬や猫が映っている写真集。

あざといとすら言えそうなポーズを取ってのんびりしてる姿は見てる者の心を癒す。

 

「いやしかし、君にアイドル以外の趣味があったなんて意外だ」

「そうっすかね?」

 

後輩は首を傾げ、キョトンとした表情で俺を見てくる。

実際会社にアイドルグッズを持ってくることはなく、そこらへんは自制してるのかと思っていた。

しかし、今日に限っては俺にどうしても会社で見てほしいと言われ、ついにタガが外れたかと心配になったものだ。

 

だが俺の心配は杞憂に終わり、持ってきたのは犬や猫の写真集。

会社の昼休みということでそれを眺め、ほっこりしてるというところだ。

 

「にしてもなんでこれをわざわざ会社に?」

「いやまぁ、ここ最近多忙で心が荒んできてるかなと思って、そこでこれを」

 

なるほど、確かにそれは悪くない。

心が荒んでいては営業相手の人に対してそれを悟られてしまったら、営業なんて成り立たない。

故にこうやって心に癒しを与えるのは必要不可欠だ。

 

「さて、エネルギーも補充出来たところで」

「ああ、頑張るか」

 

そして男2人同士で犬や猫の写真集を見終わり、休憩を終わらせる。

 

今さらだが、男同士で犬や猫の写真集を見る姿は正直変だなぁとは思うが、俺の漫画の中に飛び込む能力も十分変だし、その力で行うことのメインがスカートめくりなのだから、今さら奇異の目で見られることに怯えはしない。

 

 

そして今日も仕事を終わらせ、食事と風呂を終わらせる。

今日の仕事も大変だったが、犬や猫の写真集のおかげで心がどこか温まった状態で仕事が出来た。

 

そしてやる気が満ちていれば、やることは趣味に走ること。

 

そう、漫画の世界に飛び込み可愛い女の子のスカートをめくること。

 

ここ最近忙しかったし、童心に戻った気分で可愛らしい女の子のスカートをめくりたいものだ。

そこで目に着いたのは、いろんな遊びを楽しむ少女の姿。

一見すると大和撫子を思わせる美少女が色々な遊戯に戯れる姿は無邪気故の可愛らしさを引き立てる。

 

というわけで、早速漫画の世界へと飛び込んでいった。

 

 

「あっ、ヒマそうな人発見」

 

漫画の世界に飛び込み、ここがどこか把握する前に俺は後ろから声を掛けられ、慌てて振り返る。

そこにはターゲットである風古さんがにっこりと笑顔で立っていた。

チェックのミニスカートに白のカッターシャツが眩しい。

最近のカッターシャツの素材はたとえ水にぬれようが透けないようになっているので、ブラが透けて見えることはない。

だが、それなりにある彼女の胸は、カッターシャツによってある程度主張していた。

 

「せっかくだし、遊びに付き合ってもらうよ、ゴーゴー!」

 

いや有無を言わさずかい……

しかも俺は男だというのに、手をぎゅっと握って無理やり引っ張っていくし。

これを他の男にやっているのなら、気があると勘違いする男子も多そうだ。

 

だが、今回君が手を引っ張った男は、これから君のスカートをめくりパンティとリアクションを拝ませてもらおうと思っている男だ。

今回ばかりはチョイスを間違ったと思わせてやるさ。

 

 

「あれ、その男の子……またどこからか引っ張ってきたでしょ」

 

そしてとある一室に招かれ、そこにいたのは栗毛のふわふわとした髪の少女。

名前は『不和 柔香』。

少しだけ呆れつつも『いつものことか』とどこか諦めすら感じさせるような目だ。

 

「まあまあ。それよりも、少ない放課後時間、早速遊ぼう!」

「今日は何をするの?」

「ふっふーん、これ!」

 

そして風古さんが取り出したのはかるたが入った桐の小箱。

 

「かるた……また古風な遊びね」

「いいじゃん。じゃ、早速やろうか」

「じゃ、私が読み手をやるね」

 

2人がさっさと話を進めていくが、俺の意見はどうやら最初から聞き入れるつもりはないみたいだ。

風古さんも強引だと思ったが、強引に連れてこられた俺の意思を聞かないあたり、柔香さんもなかなかしたたかだ。

 

なら、彼女のスカートもめくり、辱しめてやろう。

 

内心俺がそんなことを企んでることなど露知らず、彼女たちは早速準備を始める。

 

 

そしてかるたとりが始まり、風古さんが順調にとっていく。

そして俺はというと……スカートをどのようにめくってやろうかと考えつつ、正座で座ってる風古さんや柔香さんの太ももを見る。

もしここでかるたを勢いよくとるふりしてかがめば、彼女たちのパンティが覗けそうだとも考える。

だが、真の男たるもの、パンティは覗く物ではなく、スカートをめくり、堂々と拝ませてもらうものだ。

 

しかし、そんなことばかり考えていてかるたを取らなければ怪しまれる。

何枚かは俺が取り返すが、最初の取られた数が少し多かった。

もしここから全部俺が取れてもおそらく逆転は出来ないだろう。

 

「果報は」

「ほっと」

 

俺がかるたを取ると、風古さんは少しむっとした顔で俺を見てくる。

やっぱり先にかるたを取られるのは悔しいみたいだ。

もうほぼ勝ちは確定してるのだろうが、それでも大差をつけて勝ちたいみたいだ。

 

そしてなんだかんだ言って最後のかるたの所になる。

2枚残ってるが、敢えて1枚だけ抜きとって、最後にどれを取ればいいのか分からなくするためらしい。

 

俺はその前にメールが来たと言って操作するふりをしてスマホのカメラ機能を作動させる。

 

「よーし」

 

そして風古さんは最後の1枚でやる気満々みたいだ。

 

「じゃ……早起きは」

「よしっ!」

 

そして最後の1枚はどうやら風古さんの近くにあったらしく、彼女はそれに手を伸ばす。

 

「やった」

 

そして俺も手を伸ばしたが、さすがに少し遅かった。

かるたは風古さんに取られ、風古さんはぐっと握り拳を作る。

 

「やったぁ」

「最後の札が近くにあるなんて」

 

実際、少し悔しい物はある。

だが、本来の目的のためにその悔しさは押し殺す。

 

「じゃ、片づけようか」

「あっ、最後の札ここにあります」

 

俺が最後の札を回収し、風古さんはそれを回収するため正座から足を崩して俺の近くに来る。

そして、それこそが俺の狙っていた瞬間だ。

 

 

「どう……ぞっ!」

 

バサッ!

かるたを片手に乗せ、その手を風古さんのスカートの下に潜り込ませ、勢いよく跳ね上げる。

風古さんのスカートがめくれあがり、ピンクの花柄、しかも赤いリボン付きの可愛らしいパンティが俺の目の前で露になる。

 

「や、やあっ!?」

 

そしてスカートをめくられたことで顔を赤くし、慌てて手でスカートを抑え立ち上がる。

しかし、正座をしていたことで少しよろけてしまう。

その隙をつき、抑えていた手を払いのけ、再びスカートを両手でめくりあげる。

さっき以上の勢いでめくられたことでカッターシャツの裾とおへそがパンティと一緒に丸見えになっていた。

 

「風古ちゃん」

 

そして柔香もまた彼女をかばおうとするために慌てて立ち上がったが、やはり正座で足がしびれていたためよろける。

 

「隙あり」

 

グイッ!

 

そんな柔香さんのスカートをめくりあげ、オレンジと白の縞々パンティを露にした。

 

「ひゃっ!?」

 

顔をみるみる真っ赤にして目を見開き、慌ててスカートを手で抑えるが、足が少しよろけ俺に反撃することはなかった。

 

「懐かしい遊びをさせてくれたあげく、パンティも見せてくれてありがとねー」

「待ちなさーい!」

「エッチー!」

 

2人の声を背中に浴びつつ、俺はその部屋を後にした。

 

 

……実は俺も正座のせいで足がガクガクになっており、漫画世界から脱出するのに少しだけ時間が取られたのはここだけの話。

もしあの2人の足がしびれてなかったらと思うと……と考えつつ、俺は現実世界で2人のスカートをめくられた時のリアクションとパンティをスマホで再生し、いつもの行為に励みながら満足感を味わうのだった。



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※ちっこい先輩のスカートをめくりたい。

「むぅ……」

 

俺の目の前に立っているのは金髪の美少女

その髪の毛をツインテールで纏め、赤いリボンがチャームポイントになっている。

 

どこからどう見ても美少女にしか見えない彼女だが、今俺の目の前に立っている彼女は少しばかり不機嫌だ。

いや、ある事情がなければ今すぐにでも大激怒したいところだが、なんとかその怒りをこらえているようなものだ。

 

「ほら、そんな態度しちゃダメだって。俺がボタンを押すだけでこれが世界中にばらまかれるんだよ?」

 

俺はそう言いながら彼女にスマホの画面を見せる。

そのスマホにはぬいぐるみを持った少女がスカートをいきなりめくられパンティを丸出しにされてしまっている動画が映し出される。

しかもそれだけじゃなく、そのすぐ後に彼女の後ろに回り込みお尻側からスカートがめくられ、パンティをお尻に食い込まされ疑似的なTバック状態にされてしまった。

 

「その動画、早く消して!」

「分かってるって。だけど、それは君が今からちゃんと言うことを聞いてくれたらだからね、時谷さん?」

 

俺の目の前に立っている少女は『時谷 小瑠璃』。

 

俺がスカートめくりのターゲットに決めた少女だ。

 

 

「はぁー、疲れた」

 

仕事も終え俺は盛大に溜息をつく。

いつもと変わらない業務だと思っていたが、営業先に出向くまでに満員電車のラッシュ、そして営業先の人の態度の悪さ。

明らかに俺を話が出来ない年下だと馬鹿にした態度だった。

もっとも、その営業先の相手に俺の務めてる会社の経営戦略とそれにのるメリットを説明したら食いついてくれた。

 

仕事自体は上手くいったが、色々な要因が重なりストレスが溜まりそうになっている。

 

こういう時こそ趣味に没頭してストレスを解消するとしよう。

漫画の世界に潜り込んで可愛らしい女の子のスカートをめくる。

せっかくだしスカートめくり犯として名高くなってしまってる聖櫻学園に行き、そこで女の子を辱しめつつスカートをめくるとしよう。

 

実のところ、ターゲットはすでに決まっている。

この間スカートをめくった可愛らしい少女『優木 苗』さんと同じ部活の先輩である時谷 小瑠璃さんだ。

時谷さんは優木 苗さんに対して少し過剰なぐらい好意を向けている。

 

そんな相手に対して俺は有利なカードを持っている。

 

というわけで、今回は策はすでに決まっている。

 

俺は意を決し、漫画の世界へと飛び込んでいった。

 

 

もはやおなじみとなりつつある聖櫻学園。

行こうと思えば購買とか食堂とかも行けるが、そもそもの話スカートめくり犯として名高くなってしまってるため、被害者となった女の子に出会ったらそれでアウトだろう。

 

というわけなので、おなじみになっても堂々と歩きづらいところはある。

 

さて、まず俺が訪れたのはとあるクラス。

時谷さんが所属してるクラスだ。

今、彼女のクラスは体育の授業の最中であり、誰もいない。

そこにまず俺はとある物を忍ばせる。

 

 

そしてしばらくして体育の授業が終わったのか、時谷さんを始めとしてそのクラスの男女が戻ってくる。

俺はその中で時谷さんに目を向ける。

彼女がカバンを開くと、んっ、と言わんばかりの顔になる。

俺が忍ばせたのはスマホ。

 

『君にとって大事な動画が入ってる。誰にも見られないように再生するように』

 

そのメモを貼り付けており、そのメモの裏には追記をしておいた。

彼女がメモを剥がし裏を見ると、驚いてスマホを再生させる。

 

『そのスマホには君の部活の後輩の優木 苗さんがスカートをめくられ辱しめられてる動画が入ってる。もし再生しなければ、そして再生した後時間がある時にこの場所に来なければ、この動画はインターネットでばらまかせてもらう。無論、誰かにこのことを告げ口したりこの動画を誰かに見られても同じだ』

 

時谷さんは信じられないと言わんばかりの顔で動画を見た。

 

「どうかしたの?」

「う、ううん、何もない」

 

彼女のクラスメートが話しかけるが、時谷さんは慌ててスマホを伏せてクラスメートに見えないように隠した。

そりゃ自分が溺愛してる後輩が辱しめられてる動画なんて誰にも見せたくはないだろう。

 

そして今から丁度昼休み。

俺は指定した空き教室へと先に向かう。

おそらく時谷さんは来るだろう。

もし来なかったとして……実のところ、この世界に限らず動画をインターネットにアップさせる方法など知らない。

そうなったらそうなったで別の手を考えるまでだ。

 

 

そして空いてる席に座ってると、勢いよく扉が開かれ時谷さんが入ってくる。

 

「君か、わたしの後輩にこんな辱めを行ったのは!」

 

当然だが、時谷さんはいきなり怒声を俺に浴びせかける。

だが俺はひるむことなく、淡々と頷く。

 

「うん、その通り。可愛らしいピンクのパンティを履いててリアクションも実によかった」

「君って奴は……その動画のデータをさっさと消したまえ!」

 

そりゃ当然そういう反応になるだろう。

だが、カードは当然俺の手にある。

 

「そんな言葉を浴びせかけるとは……どうやら君の可愛い後輩の可愛らしいパンティとリアクションをよほど世界の男たちに見てもらいたいらしい」

 

俺がスマホを操作しようとすると、彼女が慌てて俺のスマホを取り上げようとする。

だが、そのスマホを取られる前に俺がさっさと彼女から離れ、スマホを安全圏に確保する。

 

「当然、君の可愛い後輩の辱しめ動画など消してほしい気持は分かる。だけども、失う代わりに俺は得たいものがある」

「得たいものだと?」

 

「うん、可愛い後輩が俺にされたことを、君にもする」

「なっ!?」

 

驚きと恥ずかしさからか顔をみるみると赤くしていき、俺を睨みつける。

 

「可愛い後輩の動画を消しちゃう代わりに、君のエッチな姿を俺の記憶に焼き付ける。それでチャラというわけだ」

「むぅ……」

「ほら、そんな態度しちゃダメだって。俺がボタンを押すだけでこれが世界中にばらまかれるんだよ?」

 

こうやって冒頭まで戻ってきたというわけだ。

さて、苗さんが辱しめられ可愛い悲鳴を上げながらパンティを丸見えにされてる状態を再生してるわけだ。

それが俺の交換条件を吞まなかったら、日本はおろか全世界の不特定多数に見られてしまうわけだ。

 

「……分かった」

 

時谷さんが覚悟を決めた、だが赤い顔で呟く。

 

「だ、だけどもちゃんと消すのだぞ!」

「それは君がちゃんと俺にスカートをめくらせてくれたら、ね」

 

俺が挑発するように言うと、時谷さんはこくんと頷く。

 

「では、まず。両手を後ろに回して」

 

俺が指示すると、時谷さんは素直に両手を後ろに回す。

俺はガムテープを取り出し、彼女の両腕にガムテープを巻きつけ腕を拘束する。

 

「抵抗されても困るし。抵抗したら動画はばらまかれるけども、念のため、ね」

 

そして俺はスマホを別の机に置き、彼女に目を向ける。

 

「では、早速」

 

俺が時谷さんの赤いチェックスカートの下に手を伸ばすと、時谷さんはびくっと背中を震わせる。

 

「怖くないよ、苗さんにした以上のことはしないから、さ!」

 

それだけ言い、彼女のスカートの裾を両手でつかみ、勢いよくめくりあげる。

 

バッ!

 

あっさりと時谷さんのスカートが翻り、パンティだけじゃなくスカートの中に入っていたブラウスの裾までも丸見えとなる。

まずはパンティだが……

 

「ほーぅ、ピンクと白の縞々パンティかぁ……口調に似合わず可愛らしいのを履いてるじゃないか」

「~っ! か、感想なんて言うでない!」

 

抵抗できずパンティを丸見えにされ、しかもそれを見知らぬ男子にガン見されてる恥ずかしさからか顔を俺から背けつつ赤くしながらそう叫ぶ。

 

「大声を出したら誰か来るかもよ?」

 

俺がそう告げると時谷さんははっとして口を閉じる。

そして俺がじろじろと見てると、時谷さんは恥ずかしさに耐えてるのか目を閉じる。

 

「も、もういいのではないか?」

「動画は永遠に残るけど、俺の記憶力はあまりいいわけじゃないからね、じっくりと見させてもらわないと」

 

時谷さんの懇願をそう言いながら却下し、パンティをさらにまじまじと見る。

そしてゆっくりとスカートを下ろすと、時谷さんはほっと安堵した顔になる。

 

「いや、まだ終わってないよ?」

「え」

 

だが、その安堵を消す一言を呟き、時谷さんの後ろに俺は回り込む。

 

「後輩ちゃんはパンティをお尻に食い込まされたよね。君も同じように、ね」

「そのような破廉恥な!」

「抵抗したら……どうなるんだっけ?」

 

俺が魔法の一言を呟くと、羞恥と怒りの臨界点を超えそうになりつつもどうにか我慢し、口を閉じる。

 

「さてと……だけどその前に、せっかくだし……お尻を少し突き出して、『ど、どうぞ』と言ってもらおうかな。言えなかったら……」

 

反射的に反対意見が出る前に釘をさすと、時谷さんがぷるぷると体を震わせる。

だが、もしここでそれを聞けなければパンティを見られた挙句、後輩の辱しめ動画が世界へとばらまかれてしまう。

その思いが、彼女を突き動かす。

 

「…………ど、どうぞ」

 

消え入りそうな、それでいて羞恥の最高みたいな声で呟き、時谷さんは少しお尻を突き出す。

お尻を突き出し赤いチェックスカートが揺れ、自分からスカートをめくってくださいと懇願してるかのようなシチュエーションが出来上がった。

 

「では、遠慮なく」

 

ピラッ。

お尻側から容赦なくスカートをめくりあげ、再びピンクと白の縞々パンティを曝け出す。

先ほどは前からだったが、今度は後ろからということでお尻のラインにあったパンティの姿が露となる。

 

「ふむふむ、中々良いお尻だ」

 

グッ!

 

そんな時谷さんのパンティを掴み、彼女のお尻に食い込ませる。

ピンクと白の縞々パンティがまるでTバックのようになり、時谷さんのお尻がかなりの面積露となった。

 

指で触ったとき、小柄な体の割に中々の指ざわりだった。

そしてお尻はプリプリとしており、さっきまでのパンティの痕がお尻と足の付け根辺りに出来ており、それはパンティが少しばかり彼女のお尻に比べて小さいという証明となる。

 

「~~っ!」

 

声にならない悲鳴を上げ、疑似Tバック状態のお尻をまじまじと見られている。

もはや涙目となっており、怒りよりも恥ずかしさが勝ってしまった状態なのだろう。

 

痴漢だったらお尻を撫でまわしたりするのだろうが、俺はあくまでスカートめくりをするだけ。

それにさっき自分からはっきりと苗さんにしでかした以上のことはしないと明言している。

 

 

「動画を削除しました」

 

俺がスマホから動画を消したことを確認し、涙目のまま時谷さんは椅子に座り込む。

反撃して来たら今度はスカートめくり以上のことを腕が拘束されて動けない君にやる、と警告した。

散々辱しめられた上にこれ以上のことをされてしまうと聞いたら抵抗する気も失せるということなのだろう。

 

「さてと……君の可愛い後輩を助けに呼んだし、安心しなよ」

 

時谷さんの指示するようにスマホを操作し、苗さんを呼んでおいた。

散々パンティを見られ辱しめられた。

同じ辱めを受けた者同士、慰め合いもちゃんと出来るだろう。

 

「では、俺はこれにて」

 

俺が悠々と空き教室から出ていく。

そして遠目で俺が先ほどまでいた空き教室に苗さんが入っていくのを確認した。

 

…………苗さんがこの空き教室に来る前に再び苗さんのスカートをめくり辱しめようかと一瞬考えたが、その苗さんの尊厳を守るためにスカートをめくられ散々パンティを見られた時谷さんに免じて手を出すのはやめておいた。

 

 

そして元の世界に戻り、本来使ってるスマホで盗撮していた時谷さんのスカートめくりの様子を再生する。

両手を後ろに組んでるので抵抗できず前から堂々とスカートめくりをされ、ピンクと白の縞々パンティが露にされる。

そして顔を赤くしまじまじと見られてることで恥ずかしさのあまり顔を背ける。

そしてそんな彼女の後ろに回り込み、彼女に指示をしたとはいえ、「ど、どうぞ」とスカートをめくってくださいと言わんばかりの態度を取らせお尻を突き出させ、そのままスカートをめくる。

お尻側からの縞々パンティも最高だが、更にパンティをお尻に食い込ませプリプリのお尻を露にし、食い込んでるパンティもなおよい味を出している。

 

ふぅ、今回はいつも以上に良い撮影が出来た。

これで今日の嫌なことは忘れ、明日からまた元気に仕事が出来る。

 

俺は時谷さんの辱しめられてる姿を何度も再生しつつ、いつもの行為に励むのであった。



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自称エスパー少女のスカートをめくりたい。

「あなたはだんだん眠くなーる」

 

目の前にいる少女は5円を糸にぶら下げて俺の前でゆっくりと降る。

今時そんな催眠術があるわけないだろうと思いつつ、自由にさせてあげている。

 

そんな少女は紫色のショートカットであり、揉み心地が良さそうな、なかなかの巨乳の持ち主だ。

彼女の名は「才見 由津」。

今回俺がスカートめくりのターゲットに決めた少女だ。

 

「先輩は超能力なんて信じますか?」

 

アイドル好きの後輩からいきなりそんなことを言われ面食らう。

そういうのに一切興味なさそうなのだが。

だが俺自身漫画の世界に潜り込むという不思議な力を持っている。

だからそういった能力は否定しきれない。

 

「もしかしたらあるかもしれないけど、何かあったのか?」

「いや、この間親戚の子と食事してたんですが、その時に机の上に乗せていた味噌汁のお椀がスーッと動いたのでもしかしたらと思って」

 

いやまあ確かにそんな現象はあるけども、超能力では断じてない。

 

「いや絶対たまたまだろそれ。悪いけど急ぎの資料があるからな」

 

そう言い話を強制的に切り上げ資料とにらめっこを始める。

後輩の方も仕事があるからかこれ以上絡んではこなかった。

また今度アイドル談義にぐらい付き合ってやるかと思いつつ、俺は仕事に集中するのだった。

 

 

そんな風に仕事を終わらせてアパートに帰宅する。

集中し時計を気にしなければ時が過ぎるのは早く感じるものだ。

 

そして趣味に没頭するべく一冊の漫画を開く。

自分が超能力が使えると思い込んで才見さんをうまく嵌めてスカートをめくり、辱しめようというわけだ。

 

早速漫画の世界に飛び込むわけだが、これはやはり超能力以上の力ではないだろうか。

そんな事を考えている間に俺は扉の前に立っていた。

扉には「超能力研究部」のプラカードがかかっていた。

よくこれ程オカルトチックで人に後ろ指指されそうな看板を飾れるものだ。

まあそれは気にせず入るとしよう。

 

 

「あら、いらっしゃい。見ない顔だけど、まあいいわ」

才見さんは部屋に入った俺をいきなり椅子に座らせた。

そして振り子代わりの5円を俺の前で降り始めた。

「ちょうど今回は催眠術を試そうと思ったの。見ず知らずのあなたなら変な先入観なく試せるからかかる可能性が高いわ」

 

んなバカな。

そう鼻で笑いかけつつ、振り子を見る。

だんだん眠くなると言われても眠くはなってこない。

現実世界では仕事終わりで肉体疲労があるはずだが。

それとも、目の前で真剣に振り子を降る少女を前にスカートめくりというエッチな事を考えているから意識が強すぎて掛かりようがないのか。

 

「うーん、駄目みたいね」

 

才見さんは少し残念そうに呟く。

俺は一切眠くならなかったので、当然失敗だろう。

 

「じゃ、次は透視ね。君、適当にこれ並べて私に目隠しして」

 

俺は言われるままに絵柄付きカードを机に並べ、才見さんにタオルで目隠しをする。

才見さんが少し考える素振りを見せつつカードに手を伸ばす。

しかし、今目隠ししてるこの状態ならスカートめくりのみならず、巨乳を揉んだりして絶好のセクハラチャンスだ。

だが彼女は椅子に深く腰掛けてるのでスカートのめくりようがないし、俺は意図して胸を触ろうとしない。

あくまでスカートめくりで辱しめたいのだ。

 

 

「ふぅ」

 

ちなみに透視は正解したのは何枚かあったがおそらく確率の問題だろう。

まあ口には出さないか。

 

「ところでわざわざここまで来たということは、君にもなんか力があるのかしら?」

 

おっ?

これはまさかのチャンスか。

 

「え、ええまあ。ですが、それは人に対してしか使えないんです。なので、あなたが俺に催眠術を掛けようとしたように実験対象になっていただけたらと」

「分かったわ」

 

才見さんは疑いなく俺の提案を受け入れた。

超能力のためなら純粋な心、利用させてもらいますね。

 

「じゃ、手を後ろに組んで立ってください」

「うん」

 

才見さんは何の疑いもなく俺の前に立つ。

黒のプリーツミニスカートが揺れる。

 

「では、いきます!」

 

バサァ!

 

俺は真正面から才見さんのスカートを掴み勢いよくめくりあげた。

白のブラウスと健康な肌から覗くおへそまで見えるぐらいスカートが翻った。

さて、パンティは……おお、レースの付いた黒パンティ。

身長は少し小さいがスタイルの良い彼女には良く似合ってる。

 

「なっ……!」

 

そしていきなりスカートをめくられパンティ丸出しにされた才見さんは顔を赤くし、スカートを抑えたまま立っていた。

おそらくいきなりスカートめくりをされるとは思わず、思考がショートしてるのだろう。

 

「これが俺の、女の子の顔を赤くする力です。更に、妙な気分にさせることも出来ますよ」

 

グッ!

 

俺はまだ思考が追い付いていない才見さんの後ろに回り込み彼女のスカートをもう一度めくりパンティを掴みお尻に食い込ませた。

少し大きなお尻はパンティが食い込まされ疑似Tバック状態になったことで更に大きく主張する。

弾力も悪くなく触れた指が幸せな感触を感じるほどだった。

 

「んんっ」

 

パンティを食い込まされる際に前の部分もパンティで擦るようにしたので、思わず感じてしまったらしい。

顔もさっきより赤くなりつつどこか扇情さを感じる顔になっていた。

 

「良かったでしょう? では、さよなら」

「よ、良くなんかないもん!」

 

才見さんの精一杯の否定の声を聞きつつ俺は部屋から飛び出した。

そして逃げながらスマホで盗撮していた才見さんのスカートめくりの様子を再生する。

超能力の実験をするからということで才見さんを無防備に棒立ちさせ、容赦なく彼女のスカートをめくる。

黒のパンティが露になりいきなりの事で思考がパンクしつつも恥ずかしさは顔に出て赤くなっていた。

 

そして後ろに回り込み後ろからスカートめくりをして、黒パンティに包まれたお尻を丸出しにする。

くっきりと割れ目がパンティに浮かび上がっており、お尻の大きさが良くわかる。

その割れ目にパンティを食い込ませ疑似Tバック状態にし、なおさらお尻を主張させた。

 

 

これは良い物が撮れた。

元の世界で何度も再生してたっぷり楽しませてもらおう。

にやつきながら俺は元の世界に戻るのだった。



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子供っぽい女の子のスカートをめくりたい。

「えーマジでー、超ウケるー」

 

今どきあんまり聞かないような言葉遣いで他の女の子と楽しそうにお話をする女子。

 

彼女は金よりの茶髪が目立ち、顔つきも十分美少女。

 

そして胸もなかなかの物をお持ちである。

そのうえ、机の上に座ってる彼女が足をバタバタさせると太ももが揺れ、ミニスカートがそのたび揺れる。

 

そんな彼女に、遠くから男の子が数名ほどチラチラと盗み見している。

 

そして俺もそんな彼女を見ている。

 

彼女の名前は『篠崎 美晴』。

俺がスカートめくりのターゲットに決めた女の子だ。

 

 

「ふぁ……」

「あれ、先輩が欠伸なんて珍しいですね」

 

会社で先輩が隠すつもりもなく欠伸をして、俺は思わずつぶやく。

先輩は言動こそ少し残念だが、見た目自体は悪くはない。

そんな先輩は見た目の良さは自覚してるのか、それともこの部署の中で偉い立場にいるので部下に舐められまいと常に自重してるのか、少し抜けた所は見たところが今までなかった。

 

「あ、見てた?」

「ええ、何かあったんですか?」

 

先輩は少し顔を赤らめ、俺の方を見てくる。

そして俺の質問を聞き、溜息をつく。

 

「それがね……私のお母さんがね、お見合いを進めてきたのよ」

「お見合い、ですか?」

「うん」

 

先ほども言ったが先輩は見た目は悪くない。

だからこそ男ウケも悪くはないし、なんならこの会社に先輩の隠れファンがいるらしい。

もっともこの部署では時折俺やアイドル好きの後輩に愚痴をこぼして少々残念な言動をするので、俺と後輩は先輩のことは綺麗だなと思いつつ恋愛対象としては見られないと思っている。

 

「先輩独身でしたよね?」

「うん。だけどねー、まだ私は会社の方が忙しいからそんな結婚とか考える余裕はないとか言ったらね、もう30超えてるのにそんなこと言ってたら嫁に行き遅れるわよとか言ってきたのよ。余計なお世話だと思わない!?」

 

あ、これ明らかに母親と喧嘩になって電話辺りでヒートアップしたパターンだ。

女性の電話は長い物であり、それが喧嘩関連となるとなおさらだろう。

 

「で、夜遅くまで長電話してしまったと」

「うん。まったく、娘の人生をなんだと思ってるのか」

 

おそらく娘には幸せになってもらいたいと思ってるのが親心だろうが、娘の方が無理に結婚したくないという、子の心親知らずと言ったところだろう。

とはいえ、親の方も娘のことを思いやってのことで悪意はないだろうし、どちらにも味方はしづらい。

もっとも先輩の方は『君は私の味方をしてくれるよね!』と強力な目線で訴えかけてきている。

 

「……まぁ、先輩が子供ならさておき、もう立派な大人なんですから少しは信じてほしいと思う気持ちは分かりますよ」

 

その目線に逆らうのも何なのでとりあえずそんな答えを述べておいた。

その答えに満足したのか、先輩はにっと笑みを浮かべた。

 

「そうよねー!」

 

そして先輩はそのまま自分の席へと戻っていった。

 

 

そして仕事が終わり、いつものように夕食とシャワーを済ませ、趣味に走ることにした。

にしても先輩が立派な大人だというのは言動を除けばということだが……漫画の世界へと入り込んで可愛い女の子のスカートをめくったりする俺の精神年齢は子供なのだろう。

 

だが、今さら大人ぶるのもあれだし、せっかくだし今回は大人とは程遠い言動の女の子のスカートをめくりに行くとしよう。

 

……そういう思考に行くあたり、やっぱり俺の精神年齢は子供なのだろう。

少しだけ自己嫌悪に陥りつつも俺は漫画の世界へと飛び込んでいった。

 

 

そしてとある高校に通ってる篠崎さんは机の上に座り軽い言葉遣いをしながら他の女の子と喋っている。

体つきは大人に近づきつつもまだまだ子供っぽい彼女はどんなパンティを履いてるのだろう?

この高校の生徒の役で俺がこの世界の住人に成りすましているので、篠崎さんのスカートをめくるチャンスを伺う。

 

 

篠崎さんはどうやら他の女の子と一緒にいるのが好きらしく、休み時間になると他の女の子と喋っている。

そしてお花摘みに行く時も大抵他の女の子と一緒だ。

 

ここで何のためらいもなく篠崎さんの元へ行き、思いっきりスカートをめくることは出来る。

だが、彼女だけならまだしも彼女と話してる他の女の子がその瞬間に俺を捕まえようとするだろうし、逃げ切ることは至難の業だ。

それに教室内だと他の男子生徒がいる。

俺が犠牲になるのに他の男子生徒だけラッキースケベで篠崎さんのパンティを見る。

 

一人だけ苦労してるのに他の人が棚ぼたするのは気に入らなかった。

 

『2年B組篠崎 美晴さん、今すぐ職員室へ来てください』

 

いきなり校内放送が鳴り響き、篠崎さんは露骨に嫌そうな顔をする。

 

「え~? 私、何かしたかなぁ?」

「この間、掃除サボったことじゃない?」

「それとも英語の小テストで34点取ったことじゃない?」

 

そんな篠崎さんに対して一緒に話していた女の子たちがそんな風に声をかける。

 

「しょうがない……嫌だけど、行くしかないかぁ」

 

言葉通り少し嫌そうな顔をしながらも机から飛び降り、教室から出ていく。

やはり神というのはしっかりと自制し待つ姿勢を見せていた者に恩恵を与えるらしい。

とはいえ、篠崎さんが職員室に行って戻ってくるまでに時間も多くあるわけではない。

 

早速俺も教室を出ていき、職員室へと向かう篠崎さんを追いかけていく。

 

職員室にたどり着くまでにめくるのもいいが、ここは職員室から出て面倒な案件が終わって気を抜いたところにスカートをめくって辱しめるとしよう。

 

そして篠崎さんが職員室に入っていくのを見届け、廊下の曲がり角付近に隠れ、様子を伺う。

 

 

それから少しして。

篠崎さんが職員室から出てきてこちらに向かって歩いてくる。

俺は廊下の角から少し離れていき、廊下の真ん中辺りを歩いている風に装う。

 

そして篠崎さんの姿が廊下の前の方に見えた。

俺はそんな彼女に向かって歩いていき-―

 

「あ、君、教室で私の方チラチラ見てたよね?」

 

そんな俺にジト目でいきなり声をかけてきた。

 

「え、いやなんのこと?」

「とぼけたって無駄だよ」

 

俺はあえてとぼけたが、篠崎さんはびしっと言い切る。

 

「しかもこんなところまで追いかけてきて、何の用?」

 

…………しかし、俺の目の前で立ち止まり、俺が何を言い出すか待っている。

君のような可愛い女の子をチラチラ見るなんて下心ある以外ありえないのに。

 

そんな風に隙を見せるのなら――

 

 

「じゃ……君のスカート、めくらせてもらうよ!」

 

バッ!

 

頭の悪いことを言いながら篠崎さんのミニスカートの裾を両手で掴み、思いっきり上へと上げた。

篠崎さんのミニスカートは無情にもめくりあがり、フリル付きのピンクパンティとスカートの中に入っていたカッターシャツが露になる。

 

「へっ、やああああっ!?」

 

まさかいきなりスカートめくりをされるとは思ってなかったのだろう。

ジト目からぐるぐる目になって慌ててスカートを抑えた。

 

「うん、俺の用事は終わったよー。じゃ、まったねー!」

 

こっそりと作動させていたスマホで篠崎さんのパンティとリアクションもちゃんと撮影できただろうし、俺は踵を返しその場を去っていく。

 

「こら、待てー!」

 

そして俺の後を追いかけてきたが、今まで他の女の子たちから逃げてきた俺に追いつくには篠崎さんはあまり足は速くなかった。

 

 

そしてアパートの俺の部屋に戻り、早速撮影した動画を見直す。

ジト目で何を言い出すのか待ってる篠崎さん。

そんな彼女のミニスカートがいきなりめくりあげられフリル付きのピンクパンティが丸見えになる。

何をされたのか気づき、ジト目から顔を赤くしぐるぐる目になっていきスカートを抑えた。

 

うん、良いパンティとリアクションだ。

 

こんな俺はまだまだ真の意味で大人になるのは遠いだろうなぁ。

そう思いつつも、篠崎さんのスカートめくりの様子を何度も再生し、いつもの行為に励むのであった。



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少年が歪んだ勇気を発揮したい。

今日の俺は電車内にいた。

無論、現実世界ではなく漫画世界の中でだ。

 

「でさー」

「えー、本当?」

 

茶色の髪の毛のショートカットの女の子と黒髪ロングの髪の毛の女の子が電車の中でお喋りし合っている。

それなりに混んでる電車内だが、友達同士の会話はそんな中でも繰り広げられるらしい。

 

実際いつも通勤の時に使ってる電車の方がよほど混んでるし、この架空の世界は満員電車と言ってもそれなりの人数しか描写されないらしい。

 

そして今回のターゲットは黒髪ロングの髪の毛の女の子。

彼女は可愛らしくて友達思いという性格の子で、スカートをめくられてパンティをさらけ出されたらどんな反応するのだろうかという興味があった。

 

さて、この子たちが電車から降りたら後を付けて……ん?

 

そんな女の子たちがお喋りしてるところに、少し不安そうな顔をした中学生ぐらいの少年がこっそり女の子たちの後ろに近づく。

そしてスマホを取り出し、操作する。

 

(ああ、なるほど)

 

普段、俺が女の子たちのスカートをめくる前に同じ動作をしてるからよくわかる。

おそらく動画を撮ろうとしている。

しかも、普通の動画じゃない。

 

少年は茶色の髪の毛の女の子の方のスカートの下にスマホをこっそり潜らせようとして。

 

(おっと、ダメだよ)

 

俺はその少年の手を取り、スマホを潜らせるのを阻止した。

少年は凄く驚いた顔をした後、みるみる顔を青くしている。

 

そりゃそうだろう。

女の子に痴漢行為を働こうとした自分をこの男が見咎めた。

つまり、そこから待っている行為に恐怖し怯えているのだろう。

 

このままここで俺が『こいつ、痴漢だ』なんて言われたらこの男の子の人生はそれでお先真っ暗だろう。

 

だが、俺はそんなことを言う気はない。

少年のスマホを周りの誰かに気づかれないように取り上げる。

痴漢行為を見咎められた男の子はスマホを取り上げられて泥棒ですなんて言おうとしても、俺が痴漢行為を働こうとしたと通告されれば一転して自分が悪者になってしまう。

 

そんな少年を尻目に俺は少年のスマホを弄り、とある画面のまま返すことにした。

 

『ちょっとだけ俺の後を付いてきな」

 

男の子は画面を見た後、俺をキョトンと見返す。

俺は指を顔の前に近づけ、しーっというジェスチャーをする。

 

そして電車が彼女たちの目的地に到着したらしく、2人は電車から降りる。

俺もそんな彼女たちの後を付いていき、後ろを振り返る。

 

男の子はまだ少し恐怖を抱いてる顔と、これから何をするんだろうという困惑が入り混じっている顔で俺を見ながら付いてきている。

 

駅の構内から出て少し離れた場所で俺は後ろの少年に『ここで待機」というジェスチャーを出す。

少年が困惑しつつもちゃんと立ち止まってくれたことに安堵し、俺はすっと彼女たちに近づいていく。

彼女たちはおしゃべりに夢中で後ろに迫ってきてる俺の存在に気づいていない。

女の子はお喋りが大好きなのは会社の知り合いにもいるから分かるが、自分たちが可愛い女の子だと自覚して警戒心を持ってほしいものだ。

 

 

「そーれっ!」

 

バサァ!

 

俺は茶色の髪の毛の女の子のスカートの下から思いっきり万歳をした。

当然茶色の髪の毛の女の子のスカートはめくりあがり、ピンクの少しちっちゃめなパンティが露となる。

少し小さめだからプリッとしたお尻の肉が主張しててパンティと合わせてグッドだ。

 

「え、あっ!?」

 

茶色の髪の毛の女の子は反射的にスカートを抑え、慌てて振り返る。

見も知らぬ男にいきなりスカートをめくられ、顔を赤くして嫌悪と怒りが混じった表情で俺を見ている。

 

「ちょっとあなた、何してるの!?」

 

黒髪ロングの女の子もまた俺を批判してくる。

だが、ここで一目散に逃げないことが彼女たちの間違いだった。

 

「何って、見りゃ分かると思ったけど……じゃ、君にも同じことをしてあげればわかってくれるかな」

 

バッ!

 

今度は黒髪ロングの女の子のスカートを両手で掴み、勢いよく持ち上げる。

屈んでいた俺の視界には彼女の履いてた水色と白色の縞々パンティが広がる。

 

「え、やだっ!」

 

黒髪の女の子はみるみる顔を赤くし涙目になり、スカートを抑えた。

 

「何するの!」

 

茶色の髪の女の子が俺を捕まえようと近づき、黒髪のロングの女の子もスカートから手を放し俺を追いかけてくる。

 

だが、何度も同じようなことをして数多くの女の子たちから逃げ切った俺にはこれぐらいのスピードなら振り切れる。

 

彼女たち2人を撒いた後、俺は少年の元に戻ってくる。

少年は困惑しつつも女の子たちのパンティを見ることが出来て顔を赤くしてる。

 

「良いもの見れただろ?」

「え、あ、うん」

 

いきなり俺に良い笑顔でそんなことを言われて困惑しつつも思わず同意している。

まぁあんな可愛い女の子のパンティとリアクションを見ることが出来たのなら世の中の男の大半は内心では同意してくれるだろう。

 

「こっそりと盗撮するよりも、ああやって堂々とめくった方がむしろ男らしいという物だ。もっとも、犯罪だから、今の君の年齢でも許されないことぞ」

「…………」

 

少年はまだ少し戸惑ったような顔をしてる。

そりゃまぁ堂々とした痴漢行為を働いた男に痴漢のやり方をレクチャーされ、挙句犯罪だから許されないと言われたらそりゃ戸惑うだろう。

 

そして俺は男の子に女の子がスカートをめくられパンティとパンティを見られた時のリアクションを見せてあげるという口実でターゲットとその友達の女の子のパンティを見るという目的は果たした。

今回は状況が状況だからスマホで盗撮は出来なかったけど、まぁたまには脳に焼き付けた映像を思い出しながらいつもの行為に励むというのもまた一興だろう。

 

「じゃあな」

「あ、待ってください」

 

俺はこの世界から去ろうとこの場を離れようとしたとき、少年から声を掛けられる。

やっぱり犯罪行為はダメですよとか、正義感で咎めてくるのだろう。

 

「僕も……あのようなこと出来ますか?」

 

だが、返ってきたのは俺にとって予想外な言葉だった。

そりゃスカートめくりは後での報復を考えなければ出来ることだけども。

その少年の目はどこか不安そうだった。

まぁ犯罪だと念を押されれば、躊躇うのも無理はないだろう。

 

「まぁ出来なくはないが」

「実は……」

 

少年は俺の方に近づきながらぽつり、ぽつりと話を始めた。

 

 

俺は少年の話を聞きながら、ある場所まで移動していく。

 

「ここです」

 

俺がたどり着いたのは、この世界の学校らしき場所。

少年は身長が160前半ぐらいだったから中学生ぐらいだと思っていたが、実は高校生だったらしい。

その高校生が「まだやってるはず」と言いながら俺を校内へと案内する。

 

そして学校内の体育館の2階へと案内される。

1階ではチアリーディング部だろうか。

数人化の女の子がチア服を来て応援の練習をしてる。

 

「あの子です」

 

男の子が指さしたのはチアの中でも一番胸が大きく、可愛らしい女の子だった。

髪の毛は先ほどの黒髪ロングの女の子よりも更に艶やかな黒髪で、応援するたび散る汗すらもその女の子の可愛らしさを引き立たせる。

 

「名前は……『橙 妃奈子』ねぇ。確かにあのチアリーディング部で部長をやるだけに相応しい風貌だな」

「でしょう? で、僕はあの女の子が好きだけども、彼氏がいて……」

 

まぁあれだけ可愛い女の子なら彼氏がいてもおかしくはない。

 

「つまりあれか、彼氏がいるから付き合うのは無理、だけどもパンティとか彼女のいやらしい姿は見たい、だから盗撮の練習をしたってわけか」

 

俺が少年が言葉をつづける前に予想できた言葉を述べると、少年はこくりと頷いた。

思春期の少年が暴走すると犯罪者寄りの思想になるのか。

 

「だけど彼女、君と同じ高校の生徒だろう? 同じ高校でこんな奴にスカートめくりされたって言われたら君一生高校で針のむしろにされるぞ?」

「いや……ボク、別の学校の生徒です」

 

…………こいつすげぇな。

あたかも同じ学校の生徒のように振舞い、しかもこうやって赤の他人の俺を招待しあげく思春期で歪んだ欲望をカミングアウトしてる。

それだけの度胸があればスカートめくりなんて……好きになった子の前では恥ずかしがるみたいな感じか?

こいつ、一歩間違えれば俺よりもすごいエロ関係なことをやらかしそうだ。

 

「ボクにあんな歪んだエッチな形を教えて……責任をもって、ボクのやらかすことを見届けてくださいね」

 

動機こそ凄まじく歪んでるが、要は妃奈子のスカートめくりをするのを見てくれということだろう。

まぁ俺も労せずしてあんな可愛い子のパンティやリアクションを見られるというのなら、特に否定する気もない。

 

そんなやり取りをしてる間にチアリーディング部の本日の活動は終わったらしい。

そして彼女たちがチア服から着替えを終え、制服姿で更衣室から出てくる。

黒のブレザーに白のミニスカートが眩しい。

 

「じゃ、行ってきます」

 

名も知らぬ男の子は意を決した顔で2階から離れていき、俺も後を付いていく。

 

そして男の子が妃奈子さんが体育館から出てきてすぐの廊下で待機する。

俺もその廊下の角の方で男の子の様子を見守ることにした。

 

そして体育館から妃奈子さんが出てくる。

体育館の鍵をかけるために一人残っていたのだろう。

 

「あ、あの」

「ん?」

 

突如見知らぬ男の子に話しかけられ、妃奈子さんは困惑した顔になる。

俺も何人もの女の子のスカートをめくってきたが、ああやって困惑された顔を向けられたことは何度もある。

ある意味自分のやってることを他人視点で見せられてるようなものか。

なんか少しドキドキしてきたが、一人の歪んだ少年の間違った勇気を見学させてもらうとしよう。

 

「実はボク……あなたのことが好きだったんです」

「え!?」

 

そしてストレート直球に告白され、妃奈子さんは驚き顔になった。

だが、その顔に嫌悪感はない。

そりゃ見知らぬ男の子でもいきなり好きと言われれば驚きはすれ悪い気はしないだろう。

 

「ありがとう……でも、ごめんね、私、付き合ってる男の子がいて」

「うん、知ってます。でも、ボクの思いをどうしても伝えたくて……そして見てほしい物があるんです」

「見てほしい物?」

 

少年が何を見せてくれるのか分からず妃奈子さんがきょとんとしている。

 

「僕の……勇気です!」

 

ガバッ!

 

少年は屈んで妃奈子さんのミニスカートを掴み遠慮なくめくりあげる。

遠くにいる俺にもわかるぐらい彼は屈んでおり、妃奈子さんの黒パンティは遠くにいる俺でもよく見えた。

まぁさすがにレース付きなのかどうかはよくわからないが、それは近くにいて勇気を出して彼女のパンティを曝け出した彼だけが得られる特権だろう。

 

「きゃーっ!」

 

妃奈子さんは顔を赤くして慌ててミニスカートを抑える。

そして少年はその隙に全速力で俺のいる方向へと駆け抜けてきた。

 

 

「見ていました、僕の…………あ、あれ?」

 

だが、少年が廊下の角にやってきた時、すでに男の姿はなかった。

それどころか、なんでこっちに向かって走ったのかも分からなかった。

とはいえ、好きな女の子のスカートをめくって逃げている最中なのだ。

少年は間近で見られた妃奈子の黒パンティと恥ずかしがってる表情での叫び声を脳内で思い出しながら全力で廊下を走り抜けた。

 

 

いやぁ、いい物を見られたな。

少年が勇気を出して妃奈子さんのスカートをめくり、パンティを露にした。

その一部始終をスマホで撮影しており、彼がこちらに来る前にさっさとこの世界から退散した。

ズーム機能を駆使して黒パンティを出来る限り近づけるが、やはりレース付きなのかどうかなのかはぼやけてて見えなかった。

だが、妃奈子さんの恥ずかしがる顔は可愛らしく、それを見れたのはなかなかの物だ。

しかも俺がやってる行為を他人視点から見るのは初めてのことだから、今までの動画にはない斬新な物だった。

 

俺はそんな動画を見つつ、そして最初にめくった2人のパンティやリアクションを脳内際しつついつもの行為に励むのであった。



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イタズラ娘が女子高生のスカートをめくりたい。

「ふっふっふー」

 

栗色の髪の毛の少女が、にひひと笑いながら手をワキワキさせる。

少女の目線の先には、茶色の髪の毛をサイドテールに纏めた小柄な少女がいた。

 

その小柄の少女は身長の大きさに似つかわしくない胸を少し揺らしながら廊下を歩いていた。

当然、後ろにいる手をワキワキさせた少女の存在には気づいていない。

そして、俺は栗色の髪の毛の少女がどんなことをする少女なのかをよく知ってるため、スマホを構えながら栗色の髪の毛の少女が小柄な少女に近づいていくのを見ていた。

 

そして栗色の髪の毛の少女……『栗栖 空』が小柄な少女『銅島 志野』に近づいていき、とある行為の範囲に入ると一気に近づいていき。

 

「そーれっ!」

 

バサァ!

 

栗栖さんは銅島さんのミニスカートの下に両手を潜り込ませ、そのまま万歳した。

当然万歳の動きに合わせ銅島さんのミニスカートはめくれ上がり、ピンクと白の縞々パンティが露となる。

そして小柄な体の割に胸が大きい少女はお尻もそれなりに大きいらしく、ヒップラインがパンティに浮き上がっていた。

 

「へっ、きゃああっ!?」

 

当然スカートをめくられパンティを露にされた銅島さんは後ろ手でスカートを抑え振り返り、スカートをめくりあげた少女の姿を確認する。

 

「ピンクと白の縞々パンティ、ご馳走様。では、メインディッシュをいただこうかな~」

 

俺も女の子のスカートをめくる、というか目の前にいる2人も何度か俺がスカートめくりの毒牙にかけ、何度もパンティを露にした。

だが、栗栖さんと俺の決定的な違いは。

 

「ふ、ふええっ!?」

 

栗栖さんは銅島さんの巨乳を揉みしだく。

スカートを抑えるために手をお尻に回していた彼女が栗栖さんの魔の手を防げるわけもなく、その巨乳は無情にも揉まれてしまう。

 

そして反射的に手を栗栖さんの手に回したとき、栗栖さんは反射的に手をぱっと離し、ムーンウォークのような感覚でその場からさっさと逃げていった。

俺は後ろを向き走り出すのに対し、イタズラを受け、羞恥の表情を浮かべたターゲットを見ながら逃げるあの走り方は俺には到底出来ない。

 

栗栖さんを顔を赤くし恥ずかしがりつつも呆然とした表情で見送る銅島さんは少し息を荒げていた。

いきなり胸を揉まれて感じてしまっていたのだろうか。

 

その一部始終をスマホで撮影できた俺はおそらくこの世界の男で一番の幸運だろう。

 

 

始まりは少し前にさかのぼる。

 

 

とある異世界で男の子を利用してスカートをめくらせ、パンティと男にスカートをめくられて羞恥と怒りの表情が混ざった女の子の顔を見た。

 

そして元の世界に帰ってきて少しした後、そういや女の子のスカートをめくることを生業としてる栗栖さんの存在を思い出した。

彼女も何度か俺のスカートめくりの毒牙にかかり、それどころか別の女の子のスカートをめくろうと企んでいたところを生活指導の女教師に見つかり、お尻ぺんぺんをされているところまで撮影されてる。

今のところ、真っ赤になったお尻を撮られた少女は栗栖 空ただ一人だ。

 

そして彼女の存在を思い出した後で書店へと出向くと、とある漫画とコラボされた作品が発売されていた。

栗栖さんとコラボする作品は、これまた俺が何度もスカートめくりを行い、また初めて俺のスカートめくりの毒牙にかかった少女『金森 愛子』が出てくる作品だった。

 

金森さんの世界にも魅力的な女の子はいっぱい出てくる。

だが、世界観の違いで女の子のスカートをめくるキャラは今のところ出てきていない。

 

だが、栗栖さんの漫画とコラボするということは、当然栗栖さんは金森さんの世界のキャラのスカートをめくるということをやらかすだろう。

漫画の中でそれが描写されるかどうかは分からないが、漫画の世界の中でなら描写されないだけでそのような悪戯が行われてる可能性は大いに高い(というか栗栖さんなら絶対にやらかすだろうという謎の自信まであった)

 

当然その漫画を購入し俺はアパートへとまっすぐ帰っていった。

そしてアパートに到着し漫画のビニール封を開き、能力を使う。

 

俺の能力は漫画の世界の中へと潜り込むという物。

 

その能力を使えば、たとえ漫画の世界が混ざり合っていたとしても、その世界の中へと飛び込むのは容易だ。

 

 

そして能力を使い、やってきたのは金森さんが通う学校。

金森さんの学校の男子の制服を着ており、どうやらベースは金森さんの世界らしい。

となると記憶が引き継がれてるのは金森さんの世界のキャラクターであり、栗栖さんのキャラの世界には引き継がれていない可能性もある。

だけども聖櫻学園とコラボした時の栗栖さんは俺にスカートめくりされた記憶があるので、引き継がれてる可能性もある。

 

そう考えると栗栖さんに見つかってしまうと警戒され、他の女の子たちのスカートをめくってくれなくなる可能性が高い。

 

そう考え、俺はこの世界でスカートをめくった女の子たちはもちろん、栗栖さんとも接触しないように行動することを決めた。

 

 

そして栗栖さんを尾行していたところ、早速金森さんの友達で所為『ロリ巨乳』な銅島さんのスカートをめくり、更にそのうえその巨乳まで揉むという行為をやってのけた。

 

これだけでも普段の行為以上なので満足物なのだが、せっかくのコラボなので他のキャラにも栗栖さんの手による辱めを受けてもらおう。

 

 

とそんなことを考えている間にいつの間にやら栗栖さんの姿を見失ってしまった。

うーん、不覚。

だが、まぁまだこの世界ではまだ午前中。

栗栖さんはおそらくいろんな手でこの世界の授業に出ず、そして不審者と思われないように姿を隠すだろう。

姿を現し辱めを他の女の子に与える。

その時に俺が姿を現し漁夫の利的にその光景をスマホに収めればいい。

 

俺は敢えて呆然としつつも教室へと戻る銅島さんを追いかけていった。

 

 

「おかえり、銅島ちゃん……どうしたの、顔赤いよ?」

「う、ううん……何でもない」

 

金森さんが即座に銅島さんが顔をほんのりと赤くしてるのに気づき理由を尋ねる。

だが、銅島さんとしてはまさか他の女の子にスカートをめくられパンティを見られたどころか胸まで揉まれてしまったという恥辱をとても言えないのだろう。

何でもないと誤魔化し、そそくさと席へと戻っていった。

 

だが、金森さんは当然首をかしげていた。

 

 

そして俺は俺で栗栖さんを見つけるまでの間、どうしようか考えていたところ。

 

「あーっ!」

 

いきなり女子生徒の大声が聞こえ、思わずそちらを見る。

そこには銅島さんと金森さんの友達である吟香さんが立っており、顔を赤くしつつも怒りの表情で俺を見ていた。

当然彼女も俺のスカートめくりの毒牙にかかり、パンティを丸見えにされている。

 

「あの時の痴漢男、同じ学校の生徒だったんだね! あの時の恨み!」

 

そして吟香さんは俺の元へと近づいてくる。

……前の世界でも思ったが、こういう時正義感がある少女というのは勘違いしがちだ。

 

いくら辱めを受けて悔しいからといい、こういう時にする対応は『逃げる』が正解なのに。

 

「あの時? ああ、こうされたこと?」

 

向かってくる吟香さんの手を抑え、そのまま吟香さんのスカートのひだを掴み。

 

バッ!

 

そのまま思いっきり上へと持ち上げ、吟香さんのミニスカートをめくりあげた。

かつてスカートめくりをされ、そのリベンジに燃えた少女は無情にも、再びスカートめくりをされてしまい水色のパンティを同じ男に見られてしまうのであった。

 

「ま、またぁ!?」

「あの時というから思い出させてあげたのに。しかも、他にも男子生徒がいるのに大胆だねぇ」

 

しかもこの間捲った時とは違い、ここは学校の廊下。

普段俺は自分が労力を使いスカートをめくるのに所為ラッキースケベ的にそのめくられた女の子のパンティを他の男子に見せるのがイヤだから基本的に1人の時にめくられてる。

 

だが、今回は他の男子も廊下におり、男子は気まずそうに、しかし顔を赤くし吟香さんから顔を背けていた。

 

「い、いやあっ!」

 

俺だけでなく他の男子生徒にもパンティを見られた吟香さんは慌ててスカートを抑え、その場にへたりこんでしまった。

涙目になりつつも俺を睨みつけるという気の強さは残っていた。

 

だが、追いかけるということはしてこなかったので俺はその場からさっさと逃げ出した。

他の女の子と接触しないと決めてたのに不覚だ。

 

俺が離れていったあと吟香さんが他の男子生徒に『見た?』と顔を赤くしつつも涙目で睨みつけていたが、そのことを男は知る由もない。

 

 

そして男が逃げていった先で栗栖 空を見つける。

男が反射的に隠れると、その先に黒色のショートカットの髪の毛の女の子が歩いてくる。

確か彼女は『二ノ原 栄子』。

この学校の水泳部の主将であり、鍛え上げられた太ももが眩しい少女だ。

 

そんな太ももの上にあるミニスカートの下にはどんなパンティが隠されているのか。

それを栗栖さんが疑問に思っても不思議ではない。

 

栗栖さんは歩いてくる彼女の前を堂々と歩く。

これは栗栖さんの必殺技。

 

パサッ。

 

栗栖さんはすれ違いざまに二ノ原さんのミニスカートをめくる。

あまりにも自然にめくるので鈍い人はその時はめくられたことに気づかない。

 

手で押さえることもされず、俺のスマホには白いリボンが目立つ黒のパンティが映し出される。

水泳で鍛えられた眩しい太ももが黒いパンティの良さを強調する。

 

そしてミニスカートが降りスカートのひだがぱさっと太ももに当たったところで。

 

「へっ……?」

 

思わず二ノ原さんが後ろを振り返るが、栗栖さんは何事もなかったように歩いていく。

そしてもしかしたらスカートをめくられたかもしれないが、栗栖さんがあまりにもノーリアクションだったので気のせいかと思いそのまま歩いていく。

隠れていた俺の存在には気づいておらず、スカートをめくられたことで露にされた黒パンティがスマホに撮られたことも気づいていない。

 

まさか栗栖さんの必殺技『すれ違いスカートめくり』がここまでの技に昇華していたとは。

俺は他の女の子のスカートをめくりそのたび逃げることで逃げ足が強化されていたが、まさか栗栖さんはスカートめくりの技術を鍛えていたとは。

 

ちなみに二ノ原さんは胸は小さめの部類であり、本人は『泳ぐのに水の抵抗にならないから別にいい』と言っているが、栗栖さんもイタズラをするほどの胸ではなかったらしい。

パンティを見られその後胸を揉まれた銅島さんに比べれば、まだマシといったところだろうか。

 

 

そして栗栖さんの後を追っていき、栗栖さんが「おっ」と獲物を見つけたような顔をする。

その視線の先には白のワンピースを着た女の子がいた。

制服ではなく私服なのが気になるが、おそらく演劇の衣装か何かなのだろう。

 

だが、そんな疑問を吹っ飛ばすほど女の子は綺麗で……

 

「それっ!」

 

だが俺がそんなことを考えている間に栗栖さんはその女の子のワンピースを勢いよくめくりあげた。

ロングスカートのワンピースということで栗栖さんもめくるのは相当苦労したが、それでもワンピースの下に隠れていた太ももとその中に隠されていた水色の下着が露となる。

 

「きゃ」

 

女の子は慌ててスカートを抑え、顔を赤くし逃げていった栗栖さんを見る。

 

「お母さん!?」

 

凄く聞き覚えのある声を聞き、俺が慌てて隠れる。

 

「あら、愛子」

「お母さん、どうしてここに?」

 

 

…………お母さん?

いやいやいやいや!?

あの白いワンピースの女性、金森さんのお母さん!?

若すぎだろぉ!?

 

「ほら、これ」

 

金森さんのお母さんと思われし女の……いや、女性は小さな財布を金森さんに渡す。

 

「財布、忘れていったでしょ。だから届けに来たのよ」

「あ、ありがとう……」

「にしてもこの学校って悪戯っ子がいるのね。まさかこの年になってスカートめくりなんてされるとは思わなかったわ」

 

いや知らない人から見たらあなたは立派に女子高生やっていける見た目です。

確かに金森さんと雰囲気は似てると言えば似てるけど、百歩譲っても金森さんのお姉さんとしか表現できない。

 

「スカートめくりって……」

「まさか愛子もされてたりしない?」

「う、ううん……大丈夫だよ」

 

一瞬顔を赤らめたが、それはおそらく俺のことだと勘違いしてるのだろう。

見知らぬ男にスカートをめくられたなんて言ったら間違いなく母は心配し、下手すると激怒するだろう。

だが母の方はスカートめくりをしたのは女の子だと言っていない。

恥ずかしがりつつも余裕を見せてるところは大人の女性と呼べなくはないかもしれない。

 

「ありがとう、お母さん」

「うん、今夜の夕食はコロッケにするから早く帰ってきなさいよ」

「はぁい」

 

金森さんは教室へと帰っていき、それを見届けた金森母はそそくさとその場を後にした。

 

いやー、すげー衝撃。

 

「ふふーん……あの美女の娘さんですかぁ」

 

そしていつの間にやら戻ってきていた栗栖さんはどうやら金森さんにターゲットを決めたらしい。

 

どうやって接触するかは分からないが……これは俺にとってもチャンスだ。

 

 

そして栗栖さんは教室をこっそりとチラ見することを続け、金森さんがいる教室を探り当てた。

休み時間となり金森さんが教室から出ていったのを見ると、即座にその後を付いていく。

 

 

そして金森さんの後ろに栗栖さんがこっそりと近づいていき、俺もスマホを構える。

 

だが栗栖さんが射程圏内に届こうとしたところで金森さんが振り返る。

 

「あなたでしょ? 銅島ちゃんや吟香ちゃんだけじゃなく私のお母さんのスカートまでめくったのは」

 

きっとした表情で栗栖さんを見ると、栗栖さんが困った表情になる。

 

「な、なんのことかな~?」

「とぼけないで。銅島ちゃんの反応とお母さんの反応がほとんど一緒だったし、吟香ちゃんがスカートをめくられたってこと、廊下で男の子が噂してたもん」

「あちゃ……見られちゃってたんだ」

 

栗栖さんはしまったと言わんばかりの顔になり、金森さんがむっとした顔で栗栖さんを睨みつける。

反省の色なしで自分もターゲットにされたことで怒りを内心押し殺していたのだろう。

 

「まったく……誰かは分からないけど、スカートをめくるなんてやっちゃダメだよ」

「むぅ……」

 

金森さんが小言を言い、栗栖さんがどうしたものかと困った顔をする。

強引にスカートめくりをしようにも、動けばその瞬間にスカートを抑えられ捕まってしまう、そうなると面倒だという感じだ。

 

……これはこれでチャンスだ。

俺はその場から離れ、それまでに事態が進展してないと良いと思いつつ少し回り道をする。

たどり着いたのはまっすぐ進めば栗栖さんと金森さんの間に挟まるという廊下の道だ。

幸いなことに二人はまだ口論をしていたらしい。

そんな風に口論に夢中になっていたら俺のことに気づかないだろう。

俺は全力で走っていき、金森さんと栗栖さんの間に滑り込み。

 

「じゃ、喧嘩両成敗ということで」

 

バサッ!×2

 

2人の間に滑り込み、困惑していた2人のミニスカートをめくりあげる。

金森さんのはレースと白いリボンがついてるピンクのパンティ。

栗栖さんは白と黒の縞々パンティがそれぞれ露にされる。

 

「あああっ!?」

「ひゃあっ!?」

 

それぞれが一触即発だった空気はどこへやら、お互い顔を赤くしスカートを慌てて抑える。

 

「これでいいかな」

 

間に潜り込んでそれぞれのパンティを見ていた俺が呟くと、お互い俺に向かってくる。

 

「このーっ!」

「許さないっ!」

 

それを俺が回避し、金森さんと栗栖さんがお互い激突し抱き合う形になってしまう。

 

「判決なだけに……えいっ」

 

そしてそんな2人の後ろに手を伸ばしスカートをめくり、パンティをずり降ろし半ケツ状態にした。

パンティが降ろされ、それでもお尻丸出しにならずに半分だけお尻とパンティが見える状態だ。

片方の手は金森さんのスカートをめくりあげた状態にし、まずは栗栖さんの半ケツ状態をスマホで撮影する。

そしてスマホを持ち替え金森さんのスカートにスマホを潜り込ませ半ケツ状態を撮影する。

 

「な、何するのーっ!」

「スケベスケベスケベーっ!」

 

半分だけとはいえまさかパンティを降ろされると思ってなかった2人が顔を真っ赤にし慌ててパンティを上げつつ逃げていく俺を睨みつけていた。

 

 

いやー、まさかコラボで良い動画が撮れただけじゃなく、今まで何度もお世話になった金森さんと栗栖さんの新たな辱め動画が撮れたのは良き収穫だ。

 

そんな風に栗栖さんと俺の手により辱めを受けた少女たちのあられもない姿をスマホで再生しつつ、俺はいつもの行為に励むのであった。



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※ヒーローに憧れる少女のスカートをめくりたい。

「ふわぁ……」

 

欠伸をしながら歩く少女が一人。

赤いチェックのミニスカートが揺れており、少し跳ねればパンティが見えそうである。

だけども少女はそんなことは気にせず元気に歩いている。

少し赤色じみた髪の毛が少女の活発さをなお引き立たせている。

 

少女の名は『小宮 果穂』。

今回俺がスカートめくりのターゲットに決めた少女だ。

 

 

「HERO物?」

「なんでヒーロー部分が英語表記なんですか?」

 

アイドル好きの後輩から珍しくアイドル以外の話を振られたと思ったら、特撮関連の話が始まり思わず俺が『HERO物?』と漏らしてしまった。

そして発音のニュアンスが英語なまりだったからバレてしまう。

 

「この特撮に出てくるこの女の子がいいアクションをして映えるんすよ」

 

どうやらこの後輩、特撮に出演する子役がいつかアイドルになって輝くのではないかと思い常に目を光らせてるらしい。

もっとも、特撮自体も大好きらしく、俺もたまにロボット物の特撮を見ると思わず子供心に戻りワクワクしながらTVにかぶりつく。

 

まぁ漫画の世界に潜りさらにリアルな感じでロボットの戦闘を見ることが出来るが、まぁそれは置いておこう。

 

「次はこの特撮番組っす」

 

今日はアイドル好きの後輩の家に遊びに来て、アイドルのDVDを見るかと思いきや特撮物のDVDを見せられている。

もっとも後輩の眼は良いアクションをする女の子に将来性を見出し俺にその良さを語っているからある意味いつも通りなのだが。

 

まぁ子供心に戻って特撮を楽しむのも悪いことではない。

 

 

結局その日の一日ほとんどを後輩と特撮DVDを見て過ごすのに過ごしてしまった。

まぁ元々嫌いではないし、アイドルのDVDを見て楽しむよりは後輩には悪いが充実した時間だった。

 

 

さて、そんな風に充実した後は子供心に戻って自分の趣味を楽しむとしよう。

そう、可愛らしい女の子のスカートめくりをすることだ。

今回のターゲットは……女の子なのに戦隊物とかそういう特撮系が好きなアイドルの女の子がいるらしい。

小学生ながら発育が進んでおり、なかなかの胸の大きさをしていた。

そして特撮物が好きな影響か、活発な性格をしている女の子だ。

 

そんな女の子がスカートめくりをされた時、どんなリアクションをするのかが楽しみだ。

 

 

善は急げ。

俺はアイドル物の世界へと飛び込み、その世界へと入っていった。

 

 

そしてターゲットである果穂ちゃんを見つけたが、自分の体は小学生サイズへと縮んでいた。

どうやら俺がスカートめくりのターゲットを小学生ぐらいに定めると、自分もそれぐらいの大きさになってしまうらしい。

かといって高校生をターゲットにすると高校生の時もあれば自分の本来の姿であるというのもあり、イマイチ姿が安定していない。

 

まぁ小学生の姿ならスカートめくりをするのは子供の悪戯として咎められはするだろうが、それ以上酷い目には遭わないだろう。

 

 

それはさておき、ターゲットである果穂ちゃんを見つける。

さっきも言ったが赤いチェックスカートを履いて元気に飛び跳ねながら歩いている。

小学生らしいと言えばらしい行動だ。

 

「ねぇ、お姉ちゃん」

 

俺はそんな果穂ちゃんに堂々と話しかける。

果穂ちゃんは振り返り、俺の顔をじっと見てくる。

 

「どうしたの、君?」

「実はお友達と遊ぶ約束してたんだけど、ついさっき両親の都合で遊べなくなっちゃって……代わりの遊び相手を探してたんだけど、お姉ちゃん、相手してもらっていい?」

 

もしこれが俺本来の大人の姿だったら間違いなく防犯ブザーを鳴らされるか大声で大人を呼ばれてしまうだろう。

だが、今の俺の姿は果穂ちゃんと同じ、いや、彼女よりも少し小さな小学生の姿。

果穂ちゃんが正義の強い子なら。

 

「うん、私で良ければいいよ」

「わーい、お姉ちゃんありがとう!」

 

果穂ちゃんがにっこりと笑顔で俺の誘いに付き合って遊んでくれることになった。

 

俺は果穂ちゃんと手を繋ぎながらとある公園へとやってきた。

 

「じゃ、何して遊ぶ?」

「鬼ごっこ」

 

まずは鬼ごっこを提案し、じゃんけんをする。

俺が勝ち、果穂ちゃんが負けて鬼役になった。

 

「よーし、すぐに捕まえるぞー」

「そんな簡単につかまらないよー」

 

本来は大人なだけに、子供っぽい喋り方をするのは慣れない。

だが、果穂ちゃんを辱しめるという目的のためなら少しの我慢はしょうがない。

果穂ちゃんが10数える間に俺は遠い所へと逃げていく。

そして10経ってから果穂ちゃんが俺を追いかけてくる。

 

「待てーっ」

「やーだよー」

 

俺が果穂ちゃんから逃げる。

いつも女の子相手にスカートめくりをして逃げ出すというのを繰り返して逃げ足を鍛えてきた。

しかし小学生になったからかその逃げ足は少し鈍ってしまったらしく、思うように早く動いてくれない。

それでもなんとか果穂ちゃんから逃げ続けていたが、結局は果穂ちゃんに背中をタッチされ、捕まってしまった。

 

「へっへー、捕まえたよ」

「お姉ちゃん速いなぁ」

「えへへ」

 

褒められたと思ったのか果穂ちゃんがはにかみ、笑顔を見せる。

なるほど、この可愛らしい笑顔ならアイドルになるのに十分相応しい物だ。

そんな可愛らしい笑顔がこれから辱しめられてどうなるのか……楽しみだ。

 

「次は何する?」

「うーん……じゃだるまさんがころんだをやろう」

「うん、いいよ」

「じゃ、今度は僕が果穂ちゃんを捕まえる役やるね」

 

だるまさんがころんだは鬼ごっこと違って鬼という概念がないから、とりあえずタッチする役ということを表現した。

果穂ちゃんはそれを理解してくれて「うん、いいよ」と頷いてくれた。

 

「じゃ、行くよ」

 

果穂ちゃんが近くの樹に向かい俺に背を向ける。

 

「だーるまさーんがこーろんだ」

 

俺がそれなりに急いでいくが、果穂ちゃんが振り返った瞬間にぴたっと動きを止める。

 

「うん、動いてないね。じゃ、だーるまさーんがこーろんだ」

 

もうちょっとで果穂ちゃんの背中に手が届きそうな所でぴたっと止まり、果穂ちゃんが牛を向く。

 

「だーるまさーんが」

 

間違いなくすぐにつかまるだろうと思い果穂ちゃんがさっきよりも早口で言う。

だが、すでに俺の手は伸びていた。

 

 

「えーいっ!」

 

 

俺の手は背中ではなく、果穂ちゃんのミニスカートに伸びていた。

その手がミニスカートの下に潜り込み、一気に持ち上げる。

 

バッ!

 

果穂ちゃんのスカートは盛大にめくりあがり、俺の目の前に果穂ちゃんの水色の水玉パンティが広がる。

実はだるまさんがころんだのカウントの途中にスマホを起動させており、果穂ちゃんの水玉パンティはちゃんと撮影している。

 

「えっ、きゃああああっ!」

 

果穂ちゃんは悲鳴を上げて慌ててスカートを後ろ手で押さえる。

振り返ったときの果穂ちゃんの表情は先ほどまでの活発な表情と違って、恥ずかしさに満ちて顔も赤くなっており、これもまた可愛らしい表情と言えた。

 

「いきなり何するのっ」

「ごめん、お姉ちゃんがあまりにも無防備だったからつい」

「もう……いい、男の子ってのはね女の子には優しくするものなの。だからさっきみたいに、す、スカートめくりなんて言語同断なんだからね」

 

スカートを抑えながら恥ずかしそうにしつつも果穂ちゃんは俺を窘めてきた。

 

「はーい、ごめんなさい」

 

俺が素直に謝ると、それで気が済んだのか果穂ちゃんがにこっと笑顔になる。

 

「分かればいいよ。じゃ、次は何の遊びをする?」

「うん、じゃあね」

 

それから俺は子供心に戻り、色々な遊びを楽しんだ。

この公園にはすべり台やジャングルジムなどの遊具もあり、遊ぶのに物足りないという事は一切なかった。

 

 

「いっぱい遊んだね」

「うん、果穂お姉ちゃん遊んでくれてありがと」

 

俺がそう言いながらぺこりと頭を下げると、果穂ちゃんがにっこりと笑顔になる。

 

「どういたしまして。じゃ、バイバイ」

「うん、また……ねっ!」

 

バサッ!

 

手を振って油断していた果穂ちゃんに一気に近寄り、正面から正々堂々とスカートをめくる。

再び水玉パンティと、勢いよくめくったことでおへそも見えた。

先ほどの水玉パンティには白いリボンがついており、水玉パンティの可愛らしさを際立たせていた。

 

「きゃ、ま、またぁ!?」

 

果穂ちゃんは慌ててスカートを抑え、去っていく俺を見つめていた。

 

「もう二度と会えないかもしれないと思ったから、つい。ホントにごめんねー!」

「もう、エッチー!」

 

果穂ちゃんはスカートを抑えっつそんなことを叫んでおり、その声を背に俺はその場から走り去っていった。

 

 

ふぅ。

元の世界に戻り、スマホを再生し果穂ちゃんのパンティを何度も見る。

後ろから見るもよし、前から見るもよし。

スカートめくりをされた時の果穂ちゃんの表情は年相応の可愛らしい女の子の物だった。

 

これはなかなか良いスカートめくりが出来た。

そう思いつつ、ティッシュを用意していつもの行為に励むのであった。



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真面目な女子高生のスカートをめくりたい。

「はい、君。袖の方がよれてるわよ」

 

フレームが細い眼鏡をかけた女子高生がきびきびと校門に来ていた男子高校生に指摘する。

なかなか厳しい言い分だが、風紀委員の検査らしく、その風紀委員長だからこそその仕事になお力が入ってるのだろう。

 

彼女の名は『斎藤 弥雀』。

俺がスカートめくりのターゲットに決めた女の子……

 

 

なのだが。

 

 

「こら、君。サボっちゃダメよ」

「あ、はい」

 

俺はそんな彼女の横で『風紀委員』という腕章をつけながら他の生徒の服装をチェックしていた。

 

ど、どうしてこうなった?

 

始まりは数分前にさかのぼる。

 

 

「ほう、新しい漫画かー」

 

会社終わり、ぶらりと寄った書店でふと目に入った本。

それは金森 愛子さんが出てくる漫画を書いてる作者の、まったく新しい新作本だった。

出版社が違うが、内容として結構生真面目な高校生が通う学校での日常の物語らしい。

どんな漫画か気になり、早速購入し家に帰る。

 

 

「ふぅ」

 

新刊でまだ1巻しか出ていないが、それなりにキャラクターが出てきて面白い漫画であった。

真面目な高校生活を書いた漫画かと思ったら、意外と砕けた内容が多く男女ともに読みやすい内容であった。

そして何よりキャラが可愛い(ここ俺的にすっごく重要)。

 

思えばこの作者の書いたキャラの一人である金森さんから俺のスカートめくりの日々は始まったようなものだ。

無論現実世界ではなく、俺の能力『漫画の世界に入り込む』という能力で漫画の中へと飛び込み、そこで女の子のキャラのスカートをめくってるわけだ。

 

というわけで俺はこの漫画に出てくるこの風紀委員長である斎藤さんに目を付けたわけだ。

この作者は基本的に眼鏡を書くのが苦手なのか、あんまり眼鏡をかけたキャラが出てこない。

そんな中で貴重な眼鏡キャラ。

そのうえで風紀委員長らしい真面目っぷり。

 

これはスカートをめくったとき、どんな反応をするか見物というわけだ。

 

善は急げ。

俺は早速能力を起動し、この漫画の世界へと飛び込んでいった。

 

 

俺が気づいたときには、ブレザーの学生服を着ながら校門の前に立っていた。

今回の俺はこの学校に通う高校生という設定か。

 

さて、では早速斎藤さんを探して。

 

「あっ、君ね」

 

おっ。

早速ターゲットである斎藤さんが目の前にいる。

スカートをめくり辱めたいのはやまやまだが、何せ突然の遭遇だったからスマホで撮影する準備なんて一切していない。

ましてや登校時間であり、他にも男女様々な生徒がいた。

そんな中で彼女のスカートめくりを敢行しても、止められる可能性が非常に高いうえに、他の男子連中がラッキースケベ的な感じで彼女のパンティを見るだろう。

 

何度も言ってるが、自分が苦労してスカートをめくってパンティを丸見えにしてるのに他の男子は何の苦労もせずパンティを拝む。

よほどの事情がない限りは基本2人きりや女の子しかいない時にしか俺はスカートめくりを行う気はない。

 

「まったく、仕事初日から遅刻とは感心しないわね」

「へ、遅刻?」

 

なんで彼女は俺が元々この学校にいた生徒のように接しているのだろうか。

他の世界へ行った時は大抵の人が現実世界から紛れ込んだ、いわば異物である俺に対して違和感を感じるというのに。

 

「ほら、これを腕に付けて」

 

そんな俺の疑問を無視するかのように斎藤さんは俺に『風紀委員』と書かれた腕章を渡してきた。

 

「さ、早速服装チェックをするわよ」

「え、あ、はい」

「返事は歯切れよく!」

「はい!」

 

思わず背筋をぴんと伸ばして頷いた。

なんか俺の会社の女上司よりも真面目さが上な気がする。

 

 

そんな感じで俺は風紀委員として仕事をやらされることとなった。

主に男子高校生の服の乱れをチェックしているが、さすがに生真面目な学校。

せいぜい襟がよれてる程度しかなく、真面目に服装チェックを通過していった。

 

 

「はい、お疲れ様」

「まったく、斎藤会長は厳しいなぁ。新入りもそう思うやろ?」

 

授業開始5分前になりほとんど生徒も来なくなったところで仕事は終わりのようだった。

一息つこうとした瞬間に一緒に服装チェックをしていた少し軽い口調の男子高校生が俺に話しかけてくる。

 

「うん、まぁね」

「あら、中本君、随分な言いぐさね」

「でも風紀を取り締まる委員長としては誉め言葉やないですか?」

 

中本君は一切怯まず斎藤さんに意見をぶつける。

斎藤さんは小さくため息をつきながら校舎へと向かう。

 

「軽口を叩くのは感心しない。それとあなたたち、最初の校門チェックで無事に通過したと思い服装を乱す生徒たちもいるから、ちゃんと抜き打ちで指導すること。いいわね」

「はい」

 

中本も俺も頷き、校舎へと入っていく。

 

 

だが当然、異物である俺の席なんてこの学校には無いわけで。

ますますなんで俺が風紀委員の一員として彼女が受け入れたのかまったくもって謎だ。

それとも……この世界では俺は風紀委員の一員という設定なのだろうか。

自分の能力ながら、まだ色々と発覚することが出てきてそれを理解するというのも不思議な感覚だ。

 

 

しかしまぁ、風紀委員として服装のチェックをするように、と斎藤さんから御墨を貰えたのは幸運だ。

 

 

休み時間となり、俺は廊下を歩く。

斎藤さんのクラスは調べがついており、別の目的のために歩いているわけだ。

 

「ふぅー、疲れたぁ」

 

おっ。

人気の少ないところでのんびりしてる茶色の髪の毛の女子高生見っけ。

小さくポニーテールにして髪を纏めてて可愛らしいものだ。

スカートの丈も服装チェックの時よりも少し、というか結構短めにしてる。

 

女子高生、というか結構な人に当てはまるものだが人は束縛されたり抑えつけられたりすると結構開放的な面も出てくるという。

休憩時間でこうやって一人でのんびりしてる時ぐらい校則を破る。

そういう風に考えてる生徒は多いだろうと思い廊下を歩いていたわけだが、やはりビンゴだった。

 

「ちょっと君」

「ん?」

 

さっそくスマホを起動させつつ、真面目な感じを装い、のんびりしてる彼女に近づいていく。

彼女は何事かと思い俺を見て、そして腕章を見て明らかにしまったという顔をする。

 

「そのスカート丈、ちょっと調べさせてもらうよ」

 

俺はあらかじめ斎藤さんから用意されてたメジャーを手に彼女に近づいていく。

面倒ごとはごめんだと言わんばかりに彼女は俺がメジャーでスカート丈を測ってるのに対し、何も言わなかった。

 

「生徒手帳を出して……えっと名前は『白波 雲雀』さんだね」

 

俺は彼女から生徒手帳を渡してもらうよう告げ、名前を確認する。

 

「これ、あの真面目な委員長とか先生に言う?」

「まぁ仕事だし」

 

名前を確認された時点でここだけの軽い確認だと思っていた白波さんが少しまずそうな感じをしつつも、文句を言う。

 

「でもさ、他の生徒も休み時間の時、こうやって服装を乱してるよ。少しぐらい見逃してくれてもいいじゃん」

 

白波さんは他の生徒もやってることだと盾にして言い訳を始める。

 

「でもなー、規則は規則だし」

「正直、丈短くしたところで誰も困らないし」

「……じゃしょうがない、少し測り直すよ」

 

俺が折れたような感じで再びメジャーを手にして彼女のスカートに手を伸ばす。

白波さんは分かってくれたかとほっとした感じで何も抵抗しない。

それだけ無防備なら、俺は躊躇わない。

メジャーを床に落とし、両手で白波さんのスカートを掴む。

 

「そうだね、誰も困らない。俺にとっては最高だしなぁ!」

 

ガバッ!

 

白波さんのスカートを持ち上げる勢いで激しく捲りあげた。

短くしていた丈とか以前にスカートが完全に持ち上げられ、パンティはおろかカッターシャツの裾もおへそも丸見えとなる。

そんな彼女のパンティは……ほぅ、フリルのついたピンクのパンティか。

可愛らしいパンティを履いてるようで何より。

 

「え、ちょ!」

 

前からも後ろからもパンティ丸見え状態にされた白波さんが慌ててスカートを両手で押さえながらスカートを元の位置に戻し、顔を真っ赤にして俺を睨みつける。

 

「ふむ、フリル付きのピンクのパンティか……女子高生らしい可愛らしい下着で何より」

「な、なに風紀委員がす、スカートをめくってんだ!?」

「規則違反の子が何を言うか。風紀委員として丈が短いとこんなことをされる可能性もあると直に指摘してあげたんだ」

「こ、このっ……待てーっ!」

 

待てと言われて素直に待つ男はいない。

俺はさっさと逃げ出し、この場を後にした。

 

 

そう。

この風紀委員という立場を利用すれば堂々と服装チェックにかこつけて女の子のスカートをめくれるというわけだ。

 

 

というわけで斎藤さんというメインディッシュの前に前菜を味わおうというわけだ。

ただ、その前菜もレベルが高く、下手な料理店のメインディッシュを張れるわけだが。

 

 

そして彼女から逃げ切った後……おっ。

 

「でもさー」

「それは雛ちゃんが悪いと思うよ」

 

楽しそうに話をしてる女子高生2人発見。

雛ちゃんと呼ばれた女の子は髪の毛をツインテールにして、しかもなかなかのお胸ときたものだ。

そしてそんな雛ちゃんと楽しくお話をしてる彼女はショートカットの黒髪が似合っており、元気そうな印象を受ける娘だ。

そしてそんな彼女のスカート丈は……ギリギリといったところだが。

まぁそんなギリギリな丈の方がむしろ接触しやすいわけだが。

 

「あの、すみません」

「ん?……あ」

「慶子ちゃん」

 

どうやら活発そうな女の子の名は慶子ちゃんというらしい。

そして慶子ちゃんが微妙にばつの悪そうな顔をしているあたり、どうやらギリギリを攻めていたというのがよくわかる。

 

「じゃ、ちょっと確認させてもらうから後ろ向いてね」

「はーい」

 

慶子さんは観念したように俺に背中を向ける。

 

「じゃ……見せてもらうよ!」

 

バッ!

 

勢いよく慶子さんのスカートをめくりあげ、パンティとそれに包まれたお尻を露にさせる。

パンティは……ほぅ、黒のレース付きとはなかなか攻めた下着ですな。

 

「へぇ!?」

 

少し変な悲鳴を上げながら慶子さんは慌てて後ろ手でスカートを抑えようとする。

 

「いけないですな、男を誘惑しそうな黒下着に、しかもTバックなんて」

 

グイッ!

 

抵抗する彼女の下着に手を伸ばし、一気にお尻に食い込ませる。

見事なTバック状態となり、ぷりっとして健康的なお尻が一気に露となる。

 

「や、やだっ!」

 

慶子ちゃんが慌ててパンティを元に戻してる間に……

 

「さて、君は校則違反してないかな?」

 

一連の流れを終始見ていた雛さんは俺の言葉にやってようやく我に返り、後ずさっていく。

だが、そんな程度のスピードじゃ俺の手は止められない。

 

「パンティチェーック!」

 

バサッ!

 

頭の悪いことを言いながら一気に雛さんに駆け寄り、スカートを抑えて抵抗しようとした雛さんの手よりも先に雛さんのスカートをめくり、パンティを丸見えにする。

 

「ほう、水色と白色のストライプか。慶子さんと違い可愛らしいパンティですね」

「や、やだぁ……」

 

いきなりスカートをめくられたのが相当ショックだったのか、顔を羞恥で赤くしつつ、その場で膝をぺたんとついてしまった。

 

「雛ちゃんのスカートまで……待ちなさーい!」

 

どうやらパンティを直し終わったらしく、慶子さんが俺を追いかける。

だがそう簡単につかまるほど甘くはない。

 

 

無事に逃げ切り、3人の可愛らしい女の子のスカートをめくり、パンティもリアクションも確認できたところでいよいよメインディッシュをいただくとしよう。

 

 

「おや、君か」

 

廊下をぶらぶら歩いていると、少し遠くから斎藤さんの姿が見えた。

俺はスマホで誰かと連絡してるふりをしてスマホを作動させ、それを胸ポケットにしまって斎藤さんと話をする。

 

「今日が風紀委員としての初仕事だろうけど、疲れなかったか?」

「まぁ、少しは」

 

実際すれ違った何人かの生徒は明らかに服装違反してたし。

まぁそれを利用してスカートめくりを行ったわけなのだが。

 

「ところで斎藤先輩」

「ん?」

 

声を掛けられきょとんとする斎藤さん。

なんでかは知らないが、俺のことを新入りの後輩として思っていて、何も警戒してない。

 

 

「先輩は……風紀を乱すような下着、履いてませんよね!」

 

バッ!

 

斎藤さんの不意を突き、思いっきりスカートをめくりあげる。

パンティは……レース付きの純白。

今どき純白のパンティとは、やはり潔癖な彼女らしいと言えるか。

 

「……君」

 

そして斎藤さんは悲鳴を一切上げなかったが、羞恥と怒りで顔を赤くしており、わなわなと震えていた。

 

「さ、さすがは先輩ですね。パンティも純白で潔白なんですね」

「うるさーい! そこに直れーっ!」

 

俺がパンティの色を言うと斎藤先輩は怒鳴り、逃げる俺を追い回してきた。

 

 

ふぅ。

まさかいきなり風紀委員として扱われるとは思ってなかったが、色々と利用出来てなかなか良い立場だった。

その立場を利用してスカートをめくれたわけだし。

 

そんな俺のスカートめくりの毒牙にあった4人のパンティとリアクションをスマホで再生し、いつもの行為に励むのであった。



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※元気いっぱいな少女のスカートをめくりたい。

「ほえぇ~、遅刻遅刻!」

 

ローラーブレードを華麗に使いこなしつつ、その表情は必死だ。

時間的には後数分ぐらいで校門が閉まるぐらいか。

 

だが、その必死な表情でも可愛らしさがにじみ出ている。

その元気の良さは見てる人の心を惹きつける。

 

少女の名は『木之本 桜』

 

俺の今回のスカートめくりのターゲットだ。

 

 

 

「へぇ、懐かしいなぁ」

 

俺が読んでる漫画の幅は広いが、子供時代から特に変わらず読んでいた漫画も多い。

その中でも大人気な漫画は媒介が変わり、復刻することも多い。

 

特に今は電子書籍という、スマホがあればどこでも漫画が読めるという、技術の進歩の進化を感じさせる。

 

だが、俺の漫画に入り込む能力はあくまで紙の漫画を媒体にしないと発揮しない。

一回電子書籍として連載されてる漫画の世界の中に潜り込もうとしたが、力が発揮されずただ単に画面とにらめっこしてるオッサンがその場に生まれていた。

 

まぁそうやって自分の能力について知っていくことは別に悪いことではない。

 

技術の進歩の裏側にはそれこそ天文学的な数の実験や失敗がある。

俺のこの能力も使いこなすにはそれぐらいの失敗を重ねないと極めたと言えないのだろう。

 

もっとも、この能力を極めてやることは大抵スカートめくりに費やされてるので、人によっては力の無駄遣いという人もいるだろう。

だけども、技術の進歩というのは大抵発明者の『こうしたい』という欲望が突き進み、成し遂げられることだ。

 

だったら俺の可愛い女の子のスカートをめくりたい欲も、この能力のことを良く知るための原動力になるだろう。

 

……柄にもなく色々と考えてしまったな。

普段は女性だけじゃなく、男性にも向けた化粧品を開発してる会社で営業の仕事をしてる。

男性が化粧をするのも、遠い未来か、それとも近い未来当たり前のことになってるかもしれない。

その未来を実現させるために頑張ってるのが俺が勤めてる会社であり、その未来を幅広い企業に浸透させるために試供品を配ったり売るよう勧めるのが俺の仕事だ。

 

そんな仕事ばっかり詰め込んでると頭がパンクする。

だったら、己の欲望で頭の中に詰め込まれてる考え事を発散させたっていいじゃないか。

 

 

さてと、話を戻すとして。

復刻された漫画にはカラーページとかで当時の話を読めるようにしたりと、作者や編集側の当時とは違いますよというアピールが見て取れる。

無論そのアピールは古参ファンほど嬉しいものだ。

 

そして俺が昔読んでた漫画の女の子の主人公も綺麗なカラーで見て改めて可愛らしいと思う。

 

そんな少女のスカートをめくりたいと思うのは、ある意味小学生が好きな子の気を引こうとしてるのと同じような物だろう。

 

というわけで、当時小学生だった俺が羨望していた能力で、この世界へと飛び込んで童心に帰るとしよう。

 

 

そして飛び込んだ世界で辺りを見渡した後、自分の姿を確認すると小学生の姿になっていた。

ターゲットである桜ちゃんは小学生だからか、自分の姿も小学生になっていた。

実際小学生だった頃の自分から見ても桜ちゃんは可愛らしいと思っていたから、本当に当時に戻った気分だ。

 

さてと、感傷に浸るのはここまでにしておこう。

感傷に浸ってスカートめくりの腕が鈍ってはいけない。

 

 

俺は小学校の校門をくぐり、校舎へと入っていく。

 

 

「おはようございます、桜ちゃん」

「おはよう、知世ちゃん」

 

校舎に入り、桜ちゃんの一番の親友である知世ちゃんと挨拶してる。

お互い眩しいほどの笑顔を浮かべており、本当に仲が良いのだと分かる。

まぁ知世ちゃんはとある癖があるのだが……まぁ今回は置いておくとしよう。

 

そしてそもそも桜ちゃんは遅刻寸前で来てたのですぐに授業が始まり、あくまで異物である俺は校舎の中の人目の付かないところへと移動する。

世界によってはそのクラスメートになっていたりするが、ここら辺の境目は実に曖昧だ。

 

っと、なんか今回はやたらと俺自身のことばっかり考えてるな。

いつもだったらすぐにどうやってスカートをめくってやろうかと考えてるものだが。

 

 

休憩時間になったりしてわかるのは、桜ちゃんは常に休憩時間も誰かと一緒にいる。

大親友の知世ちゃんが大半だが、他の可愛らしい子たちもその中に一緒にいて楽しく会話をしてる。

 

こういう時は……よし、この策でいくか。

 

 

「木之本さーん」

 

俺が教室に入り、桜ちゃんの名字で呼ぶ。

そもそも俺は本来この世界には存在しない異物。

そんな異物からいきなりなれなれしく名前を呼ばれたら違和感しか感じないだろう。

だから名字で呼ぶのだが、幸いなことに桜ちゃんは特に気にすることなく俺の方を見る。

 

「どうしたの?」

「ちょっと先生から頼まれごとがあるんだって」

「そっか、分かった。ちょっと行ってくるね」

「行ってらっしゃい」

 

桜ちゃんの友達に見送られ、桜ちゃんは教室から出ていく。

さすがに先生に頼まれごとをするという程度で付いていく子はいないみたいだ。

作戦が上手いこと行くと、自然と口の端がゆるんでしまう。

 

とはいっても、本番はこれからだ。

 

 

俺にハメられたとは一切考えておらず、廊下を軽快に歩く桜ちゃん。

そんな彼女の背後でスマホを起動させる。

そういやこの時代ではスマホはおろか携帯電話すらハイテク機器な時代だったはずだ。

今ではこうやって電話ではなく動画も撮れるようになって、本当にいい時代になったものだ。

おかげでこうやって気軽にかわいい女の子のパンティとスカートめくりされた時のリアクションが撮影できるのだから。

 

そして俺が桜ちゃんの背後からそーっと近づいていく。

俺の後ろには誰もいないし、桜ちゃんはこっそりと近づく俺に気づいてもいない。

更に幸いなことに、桜ちゃんの前にも誰もいない。

つまり、俺のスカートめくりを咎める存在は誰もいないというわけだ。

 

気配と足音を殺して忍び寄り、そして――

 

 

「さーくらちゃん!」

 

ピラッ!

 

さっきとはうってかわって桜ちゃんの名前を呼びながら勢いよく桜ちゃんのスカートをめくる。

全く警戒されてなかっただけにスカートが勢いよくめくりあがり……

 

おお、水色のパンティか。

元気いっぱいでまるで青空のような桜ちゃんにとっても似合ってるパンティだ。

そしてそのパンティに包み込まれてるお尻は、小学生らしくぷりっとしてるけど、元々運動神経が良い彼女だけに少しの引き締まりもあり、目を惹く。

 

「ほ、ほええええっ!?」

 

桜ちゃんは慌てて後ろ手でスカートを抑え、振り返る。

スカートめくりをされたのだろうというのは分かっているが、恥ずかしいのか顔を真っ赤にしているが、いきなりすぎたためか、どこか困惑してもしていた。

漫画的表現だからか眼もぐるぐるとしてて混乱してるのが俺の目から見てもよくわかった。

 

「可愛いパンティだね」

「い、いきなり何するの~っ!」

 

スカートを後ろ手で押さえ恥ずかしさMAXの顔で俺に尋ねてくる。

 

「スカートめくり。桜ちゃんが可愛いからついつい」

「ふえ、可愛いっ……でも、いきなりスカートめくりなんて」

 

そしてようやく頭が混乱から落ち着いてきたのか、俺の方をむーっと睨みつけている。

そんな風に睨まれても元々が可愛らしいからどこか可愛らしさが抜け切れていない。

 

「良い物見せてくれてありがとう。じゃあね」

「ま、待てーっ!」

 

俺が踵を振り返り走り出し、桜ちゃんが後を追いかけてくる。

 

 

そして、俺は失念していた。

桜ちゃんは運動神経が良いうえに、とある魔力が籠ってるカードを封印するために色々とアクロバティックな動きをしてるため、とても小学生らしからぬ運動センスの持ち主だという事に。

 

逃げる道中で俺は階段を飛び降りたりしているのに一向に振り切れない。

 

だが、小学生の体という事で普段のオッサンじみた体よりははるかに軽い。

そのうえで本来の体でスカートめくりして色々な女の子から逃げ切ったこともある。

そうやって鍛えられた脚力を全力で使い果たす!

 

 

無我夢中で校舎から走り去り、煩悩とか一切考えられない状態までになり、そこで俺の意識は途絶えた。

 

 

気づいたとき、俺は過呼吸寸前にまでなりながらアパートのベッドの上で横になっていた。

こ、ここまで全力で逃げたのは、ひ、久しぶりだったから……つ、ツライ。

 

 

だが、なんとか桜ちゃんの追走から逃げ切り、彼女のパンティとリアクションもスマホで綺麗に撮影できたのだ。

心の中は充実感で満ち溢れていた。

 

息が落ち着いてからスマホで改めて動画を再生させる。

 

軽快に歩いていく桜ちゃんにゆっくりと近づいていき、そして視線がスカートへと落ちていく。

そして俺の両手が桜ちゃんのスカートの下に潜り込み、そのまま勢いよく両腕を跳ね上げた。

その勢いで桜ちゃんのスカートが勢いよくめくれ、脳内にもくっきりと焼き付けた水色パンティが露となる。

うん、やはり何度見てもいい物だ。

そして桜ちゃんはぱっと後ろ手でスカートを抑えたわけだが、この抑える速さは他の女の子たちと比べてもかなり速い。

 

そして桜ちゃんは恥ずかしさと困惑が入り混じった顔で俺を見てきて、そして感情が落ち着くにつれムーッとした表情になるのだが、本気で怒った顔になれてない辺り、桜ちゃんの純粋な優しい根っこが見て取れた。

 

 

なかなかいいスカートめくりの撮影ができた。

色々な年齢や色々な性格の女の子のスカートめくりをしてきたが、やっぱり良いリアクションをしてくれる女の子は本当に可愛らしさが増している。

 

そんな桜ちゃんのスカートめくりの様子を何度も再生し、俺はいつもの行為に励むのであった。

 



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お世話好きな子のスカートをめくりたい。

「おやおや、大丈夫かな~?」

 

ふわふわの茶髪。

そのてっぺんに大きな黄色いリボンが風に揺らされる。

少女は手に絆創膏を持ち、転んでしまった女の子の膝に絆創膏を張り付ける。

お世話になった少女は泣きそうな顔から安心した顔になる。

 

「良かった」

 

それを見たリボンの少女はにっこりと笑みを浮かべる。

 

少女の名は『佐伯 鞠香』。

俺が今回スカートめくりのターゲットに決めた少女だ。

 

 

「お仕事お疲れ様ですー、っと」

 

仕事が終わり、アパートのベッドの上で一息つく。

仕事が忙しければ基本疲れが溜まる。

そういう時は食欲と睡眠欲を満たし、明日の仕事に向けての英気を養う。

 

だが、明日は土曜日、すなわち仕事は休みだ。

そういう時は食欲を満たし、性欲を満たしてから睡眠欲を満たす。

そうなればせっかくの休日も満喫できるという物だ。

 

「……痛っ」

 

そういや、今日は仕事の営業に向かったとき、他所の会社の扉に指を挟めて痛めたことを思い出した。

こういう時、一人暮らしは怪我の治療も自分でしなければいけない。

こういう時、結婚して妻とかいればけがの治療もしてもらえるのだろうか。

 

 

……いや、無理だな。

普段仕事が忙しくて職場に出会いなんてないし、何より漫画の世界に潜り込み、可愛らしい少女のスカートをめくってる俺に出会いなんかあるはずがない。

世の中のモテようとする男子みたいに努力したところで、後者の性癖が知られた時点でフラれるのが待ったなしだろう。

 

今は将来のことを考えるよりも、目先の楽しみを考えよう。

というわけで、久しぶりにあの世界に出向いて可愛い子のスカートをめくってくるとしよう。

 

 

早速力を起動させ、漫画の世界へと飛び込んでいく。

 

 

やってきたのは聖櫻学園。

可愛らしい女の子が多く、外見レベルが高いと評判の学校だ。

俺はこの学園の可愛い子たちのスカートをたくさん捲ってきた。

 

故にこの世界にたどり着くことでこの世界の少女たちに俺に関する記憶が蘇り、女の子たちの一部は警戒心を強くする。

 

まぁそんな警戒心をかいくぐり、女の子が隠そうとしてたパンティを曝け出し俺の記憶に焼き付ける。

その時の快感は格別な物がある。

 

とはいえ、イマイチ警戒しない子の方がスカートをめくりやすいのは当然だ。

格別感を得られるとは言え、難易度が高いスカートめくりは大変だ。

 

 

「いった」

 

そんなことを考えてると、少し遠い場所ですっころぶ女の子がいた。

少女が起き上がろうとして膝を確認すると、擦り剥いて血が出ていた。

そんな時にたまたまその様子を見ていたリボンの少女が絆創膏を取り出し、応急処置をしてあげた。

 

俺はこの世界の漫画をそれなりに読み込んで、ターゲットもある程度厳選している。

そんな中ターゲットに予定していた少女が優しいところを見せ、にっこりと笑っている。

 

そんな笑顔を見せる子が辱められた時、どんな顔をするだろうか。

 

 

そんなことを考えている間に鞠香ちゃんは応急処置を済ませ、校内へと戻っていく。

まぁ今ここで彼女のスカートをめくろうものなら、応急処置された女の子が激しく俺を責め立ててくるだろう。

返り討ちにするのもやぶさかではないが、下手なリスクは負わないのが利口だ。

 

そんな彼女は保健委員会の一員らしく、保健室にいるだけではなく、こうやって外に出て怪我をした子がいないかも見回っている。

傷ついた人を見逃せない優しい子だなと思う男子生徒は数多い。

 

 

しかし、見回りをしてるというのは俺にとっては好都合だ。

早速脳内で作戦を組み立てる。

そうこうしてるうちに授業が始まってしまい、俺は誰も来ない場所へと移動する。

 

 

授業も終わり、休み時間となる。

鞠香さんは早速教室を飛び出し、足取り軽く廊下を歩いていく。

 

 

そんな彼女の背後を足音を忍んで歩いていき、周りを警戒して歩いていく。

無論、誰もいない場所に彼女が移動してからが作戦開始だ。

まずは保健室に向かうのだろう。

その間の廊下で誰もいないことが一番いい……おっ。

 

廊下のとある場所に来た時、彼女の前にも誰もおらず、俺の後ろにも誰もいない。

まぁ作戦というほどの物でもないが……とりあえずやるか。

 

「痛っ」

 

少し大きな声で痛がる声を出し、こけたふりをする。

幸い、現実世界で指を扉で挟んで少し痛めてたので痛がる声も自然に出した。

 

「ん、どうしたの?」

 

そして鞠香さんは怪我をしたと思われる人には男女平等に優しい。

なんの疑いもなくうずくまってる俺のところに来る。

俺の目の前でふりふりと揺れる水色のミニスカートに俺の目が奪われる。

 

「ちょっとこけちゃって……痛っ」

「あ、指が少し腫れちゃってますよ」

 

俺が扉を挟んだ指を鞠香さんに見せると、鞠香さんは打ち身に利く薬を俺の指に塗り付ける。

おーっ、すーっとして染みる。

 

「これで大丈夫ですけども、保健室に行けば包帯とかあるし、一緒に行きましょう」

「あ、それとさ」

 

俺が少し深刻そうに言うと、鞠香さんは改めて俺の顔を見る。

 

「君を見てるとなんかドキドキが止まらなくてさ」

 

これだけ言うと、ナンパ野郎の常套句に聞こえるだろう。

実際俺もこれはどうよと思わなくはない。

 

「え、大丈夫ですか? もしかして熱があるとか?」

 

だが、鞠香さんはそんな言葉も受け流し、俺のでこにこつんとでこを合わせる。

熱がないかどうかを確認してるのだろう。

 

「確かに少し熱いですね」

「その熱、下げる方法があるんだよね。実践してもらっていいかな?」

 

俺が尋ねると、鞠香さんはきょとんとしつつも俺の言葉を待つ。

 

「え、何ですか?」

「ちょっと俺に背中向けて、万歳してもらっていいかな?」

「こうですか?」

 

俺の言葉を何の疑いもせず、俺に背中を向けて両手を上げる。

 

「ムラムラした気分を下げるなら……これだよねっ!」

 

バサッ!

 

無防備な鞠香さんのスカートは俺の手で勢いよくめくりあげられる。

黄色と白の、少し小さめな縞々パンティが露となる。

 

グッ!

 

そのパンティを一気にお尻の割れ目に食い込ませ、疑似Tバック状態にする。

少し小さめなパンティなだけあり、一気に尻肉が露となり、その割れ目に挟まれつつ少しはみ出てる縞々パンティは格別だ。

 

「へっ、きゃあああああっ!?」

 

そして万歳した状態で何をされたのか理解し、慌てて手を下げてお尻に食い込まされたパンティを元に戻す。

隙をつきスマホをスカートの中に滑らせ、パンティを元に戻す状態も撮影する。

彼女が振り向く前にスマホを腰ポケットにしまう。

 

「こここ、これでねねね熱が下がるなんてぇ本当ですか!?」

 

鞠香さんは顔を真っ赤にしあわあわしつつも俺の様子を気遣っている。

ここまで純粋だとさすがに申し訳なさも出てくるが、ここは心を鬼にせねば。

 

「うん、君の可愛らしいパンティとお尻見せてもらってムラムラとした熱は解放してすっきりしたよ。じゃ、ありがとうねー」

 

俺がにっこりと笑顔で去ると、鞠香さんは恥ずかしがりつつも完全に困惑した顔で俺が逃げるのを見ていた。

追いかけることもしないほどよほどびっくりしていたのだろう。

まぁここ最近は逃げるのに全力疾走ばっかりだったからたまにはこういうのもいいか。

 

 

というわけで今回は無難に逃げ切れた。

まぁ仕事上がりだから下手に疲れることがなくて良かったと思おう。

 

そして今回はスカートをめくり、パンティを食い込ませ疑似Tバックにさせ、そしてパンティの食い込みを直すところの一部始終を撮影した。

食い込みを直すところで鞠香さんのお尻の際どい所まで露になるが、本当に大事な部分は見えることはなかった。

それを見てるだけでも興奮は止まらず、下半身も疼いてきた。

 

これは素晴らしい代物が撮影できた。

一連の流れを何度も再生しつつ、いつもよりも激しい行為に身をゆだねるのであった。

 

 



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※ゆるふわなアイドルのスカートをめくりたい。

「ふわぁ……」

 

くるくるでふわふわな髪の毛の少女が道で欠伸をしながら歩く。

短いチェックスカートを履き、学校に登校中だ。

 

「あの子って、確か」

「ああ、アイドルの市川さんだよな」

 

そんな少女を見ながら、通りすがりの何人かがひそひそと話をする。

 

彼女の名は『市川 雛菜』。

 

俺がスカートをめくるターゲットの女の子だ。

 

 

「アイドルってやっぱり高嶺の存在っすよねぇ」

 

アイドル好きの後輩がはぁと溜息をつきながら話を切り出す。

 

「どういうことよ」

 

確かにTVに出演したり、他の有名人と話をして一般人とは縁の遠すぎる存在だ。

だが、ファンとのサイン会などで会話したりもする機会ぐらいはあるはずだ。

 

「いやぁ……確かにサイン会などで実際にお目にすることも出来るけども、それはあくまで仕事。プライベートな所で会うことはないっすよ」

 

ああ、そういうことか。

確かにアイドルにプライベートで出会ったりという事はなかなかないわな。

だけども学生とアイドルを共存してる子なら学校に通えば……

 

そういや俺は漫画の世界に入り込む能力でその世界でその世界にあった年齢に変わることもあるが、現実世界ではそんなことはありえないか。

こうやって社会人になった以上、学生に戻ることは出来ないし、化粧品の販売営業の仕事をしてる俺らが学校へ行くことなんて基本ありえないか。

 

となると、確かに今の俺たちにとってアイドルとは、日常的には縁の遠い存在というわけだ。

 

「まぁ逆に常に会えてたら希少価値もなくなって、普通の友達として接して……あれ?」

 

アイドルという色眼鏡で見ないで、普通に友達として接するのもそれはありでありなはずだ。

 

「確かにアイドルと友達になるのはオタクの夢っすけども」

 

アイドル好きの後輩は微妙に不服そうに俺に語り掛ける。

どうやら彼にとっては俺の歯切れの悪い返答はあんまりよいものではなかったらしい。

 

 

そんなこんなで会社の貴重な休み時間をアイドル談義で費やした。

まぁ別に疲れるわけではないのだが、少し体を休めたかった俺にとっては少し災難だった。

 

 

そんな感じで仕事が終わりアパートへと帰り、夕食を済ませ風呂も済ませる。

 

食欲も満たし体も清潔にした。

その後にやるのは、自分の趣味……可愛い女の子のスカートめくりだ。

 

 

というわけで早速漫画の世界へと飛び込んでいく。

この感覚にももはや慣れたものだ。

もし他の人がこの感覚を味わえるとしたら、どのような感想を抱くのだろうか。

 

そんなことを思いつつ、到着したのはアイドルも通ってる学校のある世界だ。

 

そしてターゲットにしたのはゆるふわな感じのする少女だ。

そしてすぐに遭遇できるかと考えていたが、その考えは杞憂でありその少女とはすぐに出会えた。

 

さて、ターゲットはアイドル。

先ほどと同じように通りすがりの人が話題に出してる。

 

だけども俺がスカートめくりをする少女は俺一人だけがパンティを見れる状況になっていてほしいものだ。

なんせ俺が苦労してスカートめくりしてパンティを露にしてるのに、それを何の苦労もしてない男が……もう何度も感じたなこれ。

 

とはいえ、今回の対象はアイドル。

学校に入ってしまえば他の生徒がちやほやしてなおさら1人きりになることはないだろう。

 

となると、登校中の今しかチャンスはないというわけだ。

幸いなことに……ターゲットはアイドルだ。

 

 

「あの、すみません」

「?」

 

いきなり前に出てきた男に対して、雛菜さんは怪訝そうな顔を向ける。

だが、元々見た目が可愛らしいから怪訝そうな顔をしてもどことなくあどけなさを感じる。

 

「アイドルの市川さんですよね? サイン貰ってもいいでしょうか?」

「うん、いいよ~」

「ありがとうございます」

 

あらかじめ現実世界から持ち込んでおいたバッグの中からサイン色紙とサインペンを取り出し、雛菜さんに渡す。

雛菜さんはサインを求められることに慣れてるのか、手慣れた手つきでサインを書き始める。

もし雛菜さんが現実世界にいて、こうやって気軽にサインを求められた時、アイドル好きの後輩だったらどんな反応をしているのだろうか。

おそらく感激のあまり、どこか噛んだりするのかもしれない。

 

だけどまぁ、ここはあくまで漫画の世界の中。

雛菜さんがサインを書いてる間にスマホの動画撮影を起動させ、こちらの準備を済ませる。

 

「はい、お待たせ~。どうぞ」

 

雛菜さんからサイン色紙を受け取る。

さてと……早速使わせていただくとしよう。

 

「ありがとうございます」

 

俺はサイン色紙を持ったまま、深々と頭を下げる。

 

そしてサイン色紙を雛菜さんのスカートの下に潜り込ませ。

 

 

「早速使わせてもらいますね!」

 

バサァ!

 

勢いよくサイン色紙を上へと持ち上げる。

当然サインの上にあったスカートは豪快にめくりあがる。

 

さて、露になったパンティの色は……おお、フリル付きの黄色のパンティ。

おっとりとしてる雛菜さんによく似合ってパンティだ。

 

「わ、わわぁ!?」

 

雛菜さんは最初きょとんとしていたが、何をされたのか気づいて慌ててスカートを抑えた。

だが、残念なことにすでにスマホですでにパンティは録画させてもらった。

 

「色々とサービスありがとうございます! では、これからも頑張ってください」

 

俺が踵を返して急いで走り去っていき、雛菜さんは顔を赤くしつつ「んもぉ」とだけ呟きながらスカートを抑えて俺が逃げていくのを見送っていった。

 

 

さて、なかなか良い物が撮影できた。

スマホを再生させ、色紙を跳ね上げ雛菜さんのスカートを思いっきりめくりあげて黄色のフリル付きパンティを露にさせる瞬間を何度も再生する。

 

ゆるふわ系な少女がこうやっていきなりパンティを露にされ、耳まで真っ赤にして恥ずかしがる様子はなかなかオツなものだ。

 

そんな素晴らしい絶景を拝みながら俺はいつもの行為に励むのであった。

 

 



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巨乳姉妹のスカートをめくりたい。

「ふぁ……」

 

綺麗なロングの茶髪。

だが、その茶髪に少しだけ赤い感じが混ざって独特な髪色をしている。

そんな彼女は膨らんだ胸が見栄えをよくしており、黒のワンピースがその胸を更に強調している。

無論スタイルだけじゃなく顔も美人の部類に入り、欠伸をしてる姿も絵になる。

 

彼女の名前は『皇 四陽』。

俺が今回スカートめくりのターゲットに選んだ女の人である。

 

 

「女の人って年を取るほど魅力上がると思う?」

 

いきなりそんなことを聞いてきたのは俺の部署の女上司だ。

悪い人ではないが、突拍子もなく色々な質問をしてくる。

その質問は答えづらい物もあり、特にいとこに結婚して子供も生まれてる人もいる中、自身だけ独身という事もあり年齢や態度に関してなぜか俺に質問してくる。

 

その質問は俺にとっては結構答えづらい物だ。

 

「うーん……俺はそれが分かるほど人生経験積んでないですからね」

 

実際の所、年をとればとるほど魅力的になる人は確かにいる。

しかし、それは俺なんかでは想像もつかないほど人生経験を積んできた人になるだろう。

少なくとも、漫画の世界へと飛び込み女の子のスカートめくりを趣味としてる俺には少なくとも年をとっても魅力的な男になるとは思えない。

 

まぁもしかしたらドSな同類には憧れられる存在になるかもしれないが、この時代になって現実でスカートめくりなんて犯罪だし、小学生でもやらないだろう。

 

だが、俺のその返答があんまり気に入らなかったのか、上司はむぅとした顔になる。

少なくとも年頃の女性がこんな顔をしたら子供っぽいという印象で魅力的に映ることは……人によってはあるのかもしれない。

 

「私も確かに人生経験あんまり積んでないけども……それとも何? こんな年にもなって結婚してない人は人生経験薄っぺらいとでも言いたいの?」

 

なんかすごい難癖付けられた。

言うて俺よりも少し年上だし、そもそも俺は結婚どころか女性と付き合ったこともない。

だからこその発言だったのだが、先輩は俺の発言を人生経験を積んでない未熟者だとなじられたと思ったのだろう。

 

「すみません、そういうつもりは一切なかったのですが」

「もう、少しぐらいデリカシーないと女の子から嫌われるよ?」

 

あなたも少しは部下に対して発言を選んでください。

そう言いたい気分だったが、上司に対してそんな口を利こうものなら間違いなく反感を買うどころか下手すると今後の会社ライフにも響きそうである。

 

そういう時は黙っておくのが吉である。

 

 

そんな感じで仕事をこなして家に帰ってきたのだが、さすがにあんな風に言われるとあんまり良い気分はしない。

 

こういう時は趣味のスカートめくりに走るとするか。

 

 

幸いなことに、この間の女の子たちが平和のために戦う世界でスカートめくりのターゲットにした『皇 五月』さんに姉がいることが判明した。

五月さんと違い真っ当な女子大生であり、妹と同じぐらい、いや、それ以上にナイスなスタイルだ。

 

そんな姉を妹と一緒に辱めてやろう。

 

幸い、あの世界だと俺は悪役らしくゲスイ能力を使える。

その能力を活かし、今回は少し過激に行こうと思う。

 

 

そうと決まれば善は急げ。

俺は内心ゲス顔をしながら漫画の世界へと飛び込んだ。

 

 

ターゲットにしたのは五月さんの姉である四陽さんだが、今回は少しS心を強くしていく。

 

まずは五月さんの学校に忍び込み、五月さんの下駄箱にとある手紙を仕込む。

 

今回訪れた時間はいつものような朝ぐらいではなく、夕方ぐらいだったのもある。

下校時間に彼女がその手紙を見つけるように計算した結果だ。

 

そしてしばらく校門辺りで待つ。

もしこの間に警察辺りに職質されたら間違いなく不審者間違いなしだ。

まぁこの世界で俺が使える力を考えると、実際は不審者どころではないヤバい奴なのだが。

 

だが幸いなことに俺に声をかける人はいない中、下校時間になったらしい。

 

そして赤髪の女の子……五月さんが慌てた顔をしながら校舎から飛び出す。

あの髪の毛の色は本当に分かりやすい。

 

さて、仕込みは上手くいったみたいだ。

 

『こんにちは。この間は君たちの痴態を見学させていただいた。そして今度は君のお姉さんに同じような目に遭ってもらうことにした。もし仲間を助けに呼ぶようなら、君のお姉さんは君たち以上の恥辱に遭わせるとしよう』

 

正直、彼女たちの痴態ももう一度見たいところだったが、今回は姉妹同時にスカートめくりの被害に遭ってもらおうと思ってのことだ。

 

 

さて、五月さんにはお姉さんである四陽さんの所まで道案内してもらうとしよう。

俺はこっそりと五月さんの後を追いかけていく。

 

 

五月さんがたどり着いたのは、五月さんが通ってる高校と同じ町内にある大学だ。

この大学で四陽さんは楽しく大学生ライフを送っており、なんとこの大学のミスコンに推薦枠でノミネートされるほどの美女だ。

 

そんな彼女を同じく将来有望な妹と一緒に辱めるのだ。

今まで以上にないシチュエーションに内心興奮を抑えられない。

 

そして五月さんは四陽さんを探すために大学構内を歩き回る。

俺も五月さんに見つからないように大学構内を歩き回る。

大学構内はなかなか広く、時には散歩コースに選ぶ人もいるので俺みたいな部外者がいても特に咎められることはない。

 

そんな感じで大学構内を歩き回ってると、黒いワンピースを着た美女……四陽さんを見つけた。

五月さんはどうやらまだ彼女を見つけられていないらしく、彼女は欠伸をして歩いていた。

大学の講義には時には夜ぐらいに行われるのもある。

おそらく彼女はそれに出席するのかもしれない。

 

そんなことを考えていると、五月さんが四陽さんの姿を見つけてこちらへと来るのを見る。

俺は慌てて隠れ、五月さんが四陽さんと接触するのを見る。

 

「あら、五月。どうしたの?」

 

四陽さんはキョトンとした顔で大学構内に来てる妹の姿を見る。

対して妹は慌てて探してたのだろう、少し息を切らしながらも安心した顔で姉を見る。

 

「良かった、無事みたいね」

「無事って、どういうこと?」

「……何もないなら」

 

おっと、五月さんは四陽さんに真実を伝えないつもりだ。

だが、それでは俺の目的は達成できない。

 

俺がパチンと指を鳴らすと、五月さんの影の腕部分から触手が生え、五月さんの腕を取りそのまま後ろ手に回し、手首に巻き付け五月さんを拘束する。

 

「えっ!?」

「これって」

 

何が起きたのか分からず驚き顔を浮かべる四陽さんと、拘束から逃れようともがく五月さん。

さて、行くとしよう。

 

「はっはっは、やっぱり胸が大きいと頭に栄養が回ってないのは事実なのかもしれないね。わざわざお姉さんの所まで道案内ご苦労」

 

俺は悪役ムーブな言葉を言いながら五月さんと四陽さんの前に現れる。

 

「あなた、五月に何を」

「四陽さん、こんなにお姉さん想いな妹さんを持って幸せでしょうね。もっとも、俺にとっても幸運ですが」

「お前……離せーっ」

 

五月さんが拘束から逃れようともがくが、力を発揮してない今の状態で拘束を振りほどけるわけがない。

 

「さて……お姉さんにはまず俺のことをよく知ってもらわないと」

 

俺が力を発揮し、四陽さんの腕も足も触手で拘束する。

そして五月さんの足もすでに触手で拘束しており、姉妹共々身動きが取れなくなっていた。

 

「お姉ちゃんに手を出さないで」

「うん、俺は手を出さないさ」

 

五月さんの懇願を聞きながら俺はスマホを開き、動画を撮影し始める。

 

「ほーれ」

 

ピラッ。

動きが取れない五月さんのスカートをめくりあげる。

今日の五月さんのパンティは……ほぅ、黒のサテン生地のパンティ。

すでにグラマラスな体つきの五月さんのエロさを強調させてる。

正直女子高生にしては少し過激ではないかと思うぐらいだ。

 

そして五月さんは羞恥でみるみる顔を真っ赤にしていくが、手を後ろに回され拘束されてる状態なので、スカートを抑えてパンティを隠すことも出来ない。

おかげで俺はパンティを見放題だった。

 

「やぁ……」

 

体をよじり何とかパンティを隠そうとする五月さんを見て四陽さんがきっと俺を睨みつける。

 

「五月に何をしてるのよ!」

「ほぅ、拘束されてるのに威勢は良いですね」

 

そして俺は触手の動きを操り、五月さんの手を一瞬だけ解きすぐに前に持ってきて動きを封じる。

そして五月さんに絡みついた触手を器用に操る。

 

「え、ちょっと」

 

そして五月さんの手はゆっくりと四陽さんの黒のワンピースの裾に近づいていく。

 

「うん、俺は手を出さないよ。君の手でお姉さんのパンティを俺に見せておくれ」

 

俺はゆっくりとスマホを四陽さんに向ける。

 

「やだ……お姉ちゃん」

「最低な人ね、あなた」

 

四陽さんが俺をストレートに罵る。

拘束されて動きを取れないのに、口は達者なものである。

もっとも、そんな強気な人だからこそ辱しめがいもあるというものだが。

 

「じゃ、そんな事を言うお姉さんのパンティを御開帳させてくれ」

「……ご、ごめんねお姉ちゃん」

 

五月さんの手が四陽さんのワンピースの裾の後ろも前も掴んだとこで目を閉じる。

 

「では、お願いします!」

 

ガバッ!

 

五月さんの手を操り、四陽さんのワンピースの前も後ろも盛大にめくりあげた。

四陽さんのパンティは……ほぅ、レース付きの白パンティ。

黒いワンピースとは対照的な純白は、色のコントラストもあって映える。

それに四陽さんの綺麗な太ももがなおさら純白を際立たせる。

 

「ほぅ……良い物ですね」

 

俺が四陽さんのパンティを撮影しながら呟くと、四陽さんがきゅっと歯噛みする。

そして五月さんがなんとか四陽さんのワンピースを下ろしてあげようと抵抗するが、俺の触手の力はそれぐらいでほどけはしない。

 

「さてと……五月さんが抵抗するから、しょうがないか」

 

俺は四陽さんの後ろに回り込み、純白のパンティを彼女のお尻に食い込ませ、疑似的なTバック状態にする。

お尻もきゅっと引き締まってなかなかの物だったが、パンティが食い込まされたことでそのお尻がなお強調される。

もしお尻フェチの痴漢がいたら、間違いなく撫でまわすどころか揉みしだくぐらいな逸品だ。

 

「んっ」

 

無理やり食い込まされて喘ぎ声を出す四陽さんを見て、五月さんがきゅっと歯噛みする。

 

「あなた……本当に最低!」

「良い誉め言葉だ。さてと、良い物を撮れたことだし、また今度も協力してもらうとしましょうか」

 

俺は触手で姉妹の動きを封じたまま手をひらひら振りながら背を向ける。

 

「待ちなさい!」

「この変態!」

 

罵声を背中に上げ、この場を去っていく。

 

ふぅ。

現実世界に戻り、巨乳姉妹がスカートをめくられ、しかも姉に至ってはイヤイヤ妹にめくられ、なのに前も後ろも盛大にめくられて純白のレース付きパンティが御開帳になってるのは素晴らしい物だ。

捲ってる五月さんの嫌そうな顔も捲られて恥辱で一杯になってる四陽さんの顔もなお素晴らしい物だ。

 

 

なかなか良いシチュエーションで撮影できた。

そう思い、姉妹でスカートをめくられ辱しめられてるところをスマホで再生しつついつもの行為に励むのであった。



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※撮影好きな子のスカートをめくりたい。

「素敵ですわさくらちゃん~!」

「ほえぇ……」

 

びしっと締まった綺麗な礼装を身に纏った桜さん。

その桜さんに対して微笑みを向けてるふわふわとした黒髪の少女。

桜さんもストレートに言われて恥ずかしそうにしながらもまんざらではなさそうな感じだ。

 

黒髪の少女の名前は「大道寺 知世」。

 

俺が今回スカートめくりのターゲットに決めた少女だ

 

 

「へぇ……」

 

今回、俺は仕事で結婚式場に向かっていた。

なんでも、花嫁たちにつける化粧品を勧めるのだという結婚式場の要望があったそうだ。

チークや口紅など、この結婚式場で幸せな結婚を迎える花嫁には今までにないコスメを。

それが結婚式場の要望だったらしい。

 

「この大口契約、絶対に落とすわけにはいかないわよ」

 

車を運転してる俺の隣で気合入ってる女上司。

いつもだったら結婚かぁ……とネガる印象だが、さすがは仕事に関しては出来る人だ。

やる気に満ちた目で仕事場に向かおうとしている。

 

当然、俺もこれほどの仕事を落とすわけにはいかないし、いつも以上にビシッと決めている。

営業はまず見た目が大事。

スーツもクリーニングに出した物を着飾り、糸くずやタグの一つもないぐらい綺麗に仕上げた。

本来なら幸せになろうとする男女を迎え、結婚式を経て社会へと送り出すのが結婚式場。

 

だが、今の俺たちにとっては結婚式場はある意味戦場に近い物だった。

 

 

「ふぅ……」

 

結婚式場のお偉いさんたち相手に俺も女上司もキリッと決めて、ありとあらゆるセールストークを駆使して会社自慢の化粧品を勧めまくった。

それが功を奏し、いくつもの化粧品を定期的に購入し、花嫁たちに使ってくれることを約束し、契約書もきっちりと書き上げた。

 

「……やったぜ」

 

つまり、今回の仕事は大成功だ。

ただ、いつも以上に真剣な女上司のセールストークのおかげというのが大きいだろう。

普段面倒な質問してくる人だが、やはり仕事に関してはまだまだ敵わないなというのを思い知らされる。

 

 

さて……無事にアパートに到着したことだし、いつものように趣味に走るとしよう。

 

俺の趣味……それは漫画世界へと入り込み、可愛い女の子のスカートをめくることだ。

 

 

「さーてと……」

 

今回はすでに品定めを済ませていた。

この間スカートをめくった元気な女の子、木之本桜。

その子の友達である大道寺 知世。

 

お嬢様であるが、桜さんに今どきで言うコスプレをさせてその雄姿を撮影する趣味がある子だ。

女の子のスカートをめくり、その様子を撮影してる俺とは……うん、俺のやってることは最低な行為だから一緒にするのはあれだな。

 

 

それはさておき。

そんな子がスカートめくりなんてされたらどんなリアクションをするのか。

大仕事を終えた後の解放感と共に、俺は漫画の世界へと飛び込んでいった。

 

 

 

「桜ちゃんと知世ちゃん、お着換えお願いね」

 

俺が小学校に到着し早速潜入すると、どうやら劇の準備をしてるみたいだった。

基本的に漫画の世界は独自の時を迎えている。

漫画の世界へ入ったときのページ通りの時間軸を迎えているわけではないのだ。

 

「緊張してきたよ」

「大丈夫、私も一緒ですから頑張りましょうね、桜ちゃん」

「うん」

 

動きがかちこちしてる桜さんを知世さんが笑顔でほぐし、衣装を手にしながら一緒に教室を後にする。

どうやら今から衣装に着替え、体育館辺りの舞台へと向かうところか。

 

そんな2人の着替えを覗く……のは当然しない。

スカートめくりでパンティを見るのがメインなのに、そのパンティを先に見てしまったら意味がない。

もっとも、衣装がスカートタイプでなかったらその時点で今回は失敗になるが、まあ可愛い女の子の衣装姿を見れるのもそれはそれで悪くない。

もっとも、俺がこの世界にやってきた時点で桜さんには俺にスカートをめくられた記憶が蘇ってるので2人に見つからないようにするが。

 

2人が別の空き教室へ入っていき、着替えを済ませるまでじっと空き教室の入り口付近で待つ。

 

「素敵ですわさくらちゃん~!」

「ほえぇ……」

 

そして冒頭の会話に繋がる。

着替えが終わってるからこそ衣装に関しての感想が出てくるのだろう。

 

 

桜さんのモチーフは女騎士だろうか。

そして知世さんの衣装は……お姫様だろう。

真っ白なドレス。

知世さんがお嬢様であって可愛らしさもあるので、本当に目を奪われてしまった。

 

「知世ちゃんもドレス似合ってるよ」

「ありがとうございます」

 

桜さんに褒められ、知世さんもにっこりと微笑み嬉しそうだ。

 

「あぁ……こんな時にビデオカメラがあれば」

「知世ちゃん……」

 

そして心底残念そうな知世さんの声が聞こえ、桜さんも少し呆れた感じの声がこぼれてきていた。

ある意味あの2人にとっての平常運転……なのだろう。

 

そしてそんな2人はこれから劇に向かうのだろう。

やる気満々な所で悪いが……

 

空き教室から出てくる前に俺は空き教室から外れ、廊下の角に隠れる。

そしてスマホも作動させておき、準備万端だ。

 

廊下を歩いてる2人の後姿を見る。

まさに姫様と、その姫様を守る騎士といった感じだ。

 

そして、俺はそんなお姫様に向かってこっそりと後ろから近づいていき、文字通り魔の手を伸ばす。

 

 

「姫様、お許しください」

 

がばーっ!

 

知世さんのドレスの裾を両手で掴み、全力で上へと持ち上げる。

当然ドレスは勢いよくめくりあがり、中に隠されていた綺麗な生足がまず晒される。

 

パンティは……ほぉ、白の花柄パンティ。

お姫様が履くには少し子供っぽそうだが、まぁあくまで小学生だからか。

むしろお姫様のような子がこんな子供っぽいパンティを履いてるのもギャップがあっていいか。

 

「キャーッ!?」

 

知世さんは悲鳴を上げ、赤面しながら後ろ手でドレスの後ろを抑える。

お嬢様なだけにスカートめくりに耐性はまったくないのだろう。

少々涙目になり、赤面で信じられないと言わんばかりの顔で俺を見る。

 

「知世ちゃん! って、また君」

 

そして俺の姿を確認した桜さんが怒り心頭の顔で俺を見てくる。

桜さんは可愛らしい子だが、何より友達思いの子だ。

知世さんが魔の手にかかれば、自分がされた以上に怒るのも当然だ。

 

「女騎士ならお姫様をちゃんと守ってあげなきゃ。役目を果たせなかった騎士はこうだ!」

 

バッ!

 

女騎士の格好はミニスカートだった。

怒りで俺に向き合っていたので、前回と違い真正面からスカートをめくりあげる。

 

ほぅ、ピンクと白の縞々パンティか。

赤のリボンが可愛さを引き立てる。

 

「ほえっ!?」

 

そして怒りつつも自分がされるのはやっぱり恥ずかしさが勝つのだろう。

怒りと恥ずかしさが混じり合った顔で慌ててスカートを抑える。

 

その隙に俺はその場からさっさと走り去る。

前回は桜さん1人だったから追いかけてくるだろうが、今回は知世さんがいる。

涙目でへたりこんでる知世さんをその場に放置するようなことはしないだろう。

 

劇の前にこんなことをされるなんて予想してなかっただろう。

だが、俺がこの世界から脱出すれば俺に纏わる記憶は消える。

つまり、何されたか分からず、劇に向かうことになる。

だからあの2人はちゃんとしたコンディションで素晴らしい劇を行えるだろう。

 

 

そんなことを思いつつ現実世界へと戻ってきてスマホを再生する。

ドレスで隠されていた生足とパンティ。

それらがドレスの裾をめくられることで一気に露になる。

知世さんは慌てて振り返ったとき赤面して涙目になってる。

やっぱお嬢様なだけあって未経験な恥ずかしさだったろう。

 

そして桜さんは怒り顔で俺を見てきたが、俺がスカートをめくりピンクと白の縞々パンティを晒された瞬間、恥ずかしさも混ざった顔になり慌ててスカートを抑えた。

 

友達が一緒にスカートをめくられ片方はお尻側、片方はフロントなのも斬新だ。

俺は満足しつつ、いつもの行為に励むのであった。



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※未来の魔法少女のスカートをめくりたい。

「今日の授業も疲れたね、まどか」

「うん」

 

水色の髪の毛の少女がピンク色の髪の毛の少女に呼びかける。

まどかと呼ばれた彼女は元気いっぱいな少女の呼びかけに微笑ましそうにしながら頷く。

その頷きを見た水色の髪の毛の少女もにっこりと笑いかける。

 

少女たちの名前は『美樹 さやか』と『鹿目 まどか』。

俺がスカートめくりのターゲットに決めた少女たちである。

 

 

「君ってさー、魔法使いになったら何がしたい?」

 

……これまた突拍子もない質問だなと思いつつ、女上司を見る。

 

「うーん……とりあえず美味しい食べ物を出して食べて満足した後、ゆっくりと眠れるよう睡眠魔法を自分に使いたいですかね」

 

食欲と睡眠欲は生きていく上で重要な欲だ。

それらを魔法で補うことが出来たなら、きっと毎日が彩り豊かな物になるだろう。

 

性欲に関しては……漫画の世界に潜り込めるという能力そのものが、ある意味魔法使いの所業のようなものだし。

まぁさすがにそれを言えば引かれるだろうし、口にはしないが。

 

「なんか随分現実的な使い方ね」

 

ほっといてください。

 

「ならそういう先輩はどうなんです?」

「私はね……うん、その、意中の男性を射抜くのに使いたいかな」

 

少し照れくさそうに言う先輩は年に似つかわしくなく少し可愛げがあった。

 

「へぇ、誰が好きな男性でも出来たんです?」

「もう、上司をからかわないの」

 

いや話を振ってきたのはあなたですが。

そうツッコミたくなったが、上司にストレートにそんなことを言えるほど俺は図太くはない。

 

「ま、まぁ現実は魔法で簡単にどうにかなるほど甘くはないからね。魔法を使わなくてもきっちりと充実出来る日々を過ごさなくちゃね」

 

そう言い残し先輩は去っていく。

相変わらず自分の言いたいことだけ言って人を振り回すなぁ。

まぁ仕事は出来る人なので、それらの突拍子もない発言は部下に対するコミュニケーションを不器用なりに取ろうとしているのだろう。

 

「さてと、お仕事頑張らなくっちゃね」

「はい」

 

先輩も俺も、今日の業務はまだまだ残っている。

先輩の言う充実した毎日を過ごすには、こういった仕事を素早くこなさなくては。

幸いなことに残業を押し付けてきたりするようなクソ上司はこの部署にいないし、それ以外の部署から残業を申し付けられることもない。

まぁ営業担当の部署が他の開発部門の残業を押し付けられても何の役にも立たないというのはあるが。

 

 

そんなこんなで無事に今日の仕事も終え、アパートでふぅと一息つく。

一人暮らしなので食事は自分で作るか外食で済ませなくてはいけない。

確かにこういう時魔法が使えれば便利なのだろうが、それはそれで横着な性格になってしまうだろう。

 

そんな今日の夕食は総菜で買ってきたポテトサラダにサラダチキン、そしてご飯に味噌汁だ。

健康的なメニューかどうかはさておき、一日頑張ってきた体に重い物を食べてしまうと次の日まで疲れが残ってしまう。

なので少しあっさりとしたメニューにするのが俺なりの健康な食事だ。

 

 

「ごちそうさまっと」

 

食事を終え洗い物も軽く終え、そしてシャワーを浴びて体も清潔にする。

 

「さてと」

 

そして食欲などを満たした後は……俺の魔法の使いどころだ。

性欲……可愛らしい女の子のスカートをめくることでそれは満たされる。

現実でやれば犯罪行為だが、漫画の世界でなら好きにそれが出来る。

 

 

「さてと、今回は」

 

たまたま立ち読みで見かけた魔法少女物の漫画で可愛らしい女の子を2人見つけた。

……ここ最近なんか魔法を使える女の子ばっかりがターゲットにしてる気がする。

 

とはいえ、まだこの段階では彼女たちは魔法少女にはなっていない。

そんなあどけなさを残した少女たちのパンティはどんなものだろうか。

 

そんな期待を胸に秘めつつ、俺は漫画の世界へと飛び込んだ。

 

 

この漫画の世界にたどり着いたとき、俺は現実で過ごしてる通りの大人の姿だった。

いつもだったらその世界観で俺がターゲットにしようとした少女たちの年齢に合わせた姿に若返るはずなのだが。

相変わらず規則性が読めない。

自分で扱ってる能力ながらそこら辺はまだまだ未知の領域な辺り、完全に使いこなせてるとは言えなさそうだ。

 

しかし、大人の姿で彼女たちの学校に忍び込むにはさすがに無理がある。

ターゲットの容姿は現実で漫画で読んだ際に確認してるので見間違えるという事はないが。

 

とりあえず、校舎から少し離れた外で待機しつつ、どうやって少女たちのスカートをめくるか思案するとしよう。

 

 

そして色々なことを考えてる間に下校時間になったらしく、校舎から出てくる生徒が何人かちらほら見えるようになった。

そして少しした後、ターゲットであるさやかさんとまどかさんが校舎から出てきた。

さやかさんが笑顔でまどかさんに話しかけ、まどかさんはそれに頷いてる形だ。

 

少女たちは親友らしく他愛もないことをおしゃべりしながら歩いている。

そして俺はそんな彼女たちの後を尾行する。

 

そしてある程度歩き、2人以外他の誰の姿も見えなくなった。

 

よし、チャンスが来た。

少し大き目な足音を立て、2人の後ろに近づいていく。

 

「ちょっと、あんた」

 

だが、さやかさんが振り返りいきなり俺に声をかけてくる。

 

「……?」

 

俺はわざとらしく後ろを振り向き、きょろきょろする。

 

「いや、あんたよあんた。さっきから私たちの後付けてきてたでしょ?」

 

さやかさんが指摘すると、まどかさんが少しだけびくっとした感じで俺とさやかさんを交互に見る。

 

「付けてきたって……」

「さやかちゃんの眼はごまかせないよ」

 

俺が少しばかり困惑した感じで言うが、さやかさんはきっぱりと断言する。

 

「さやかちゃん、たまたま私たちの帰り道と方向が一緒なだけだったかもしれないし」

 

まどかさんが俺のことを気遣ってか、そうやってさやかさんに話しかける。

しかしさやかさんはまどかさんを一瞥した後、改めて俺の方を見る。

 

「まどか、ストーカーはそうやって言い訳するんだよ。で、付き纏って何するつもりだったの?」

 

さやかさんはジト目で俺を睨みつけてくる。

まったく……男を舐め切ってる感じだ。

 

「何するって言われてもねぇ」

「さやかちゃん、あの男の人困ってるから」

 

まどかさんは空気が重くなってるのを感じて助け舟を出そうとしている。

まったく、心優しい子だ。

 

「そうだなぁ……こんなことするつもりだったんだよ!」

 

バッ!

 

そんな心優しい子のスカートを両手でつかみ、思いっきり持ち上げる。

まどかさんのスカートが思いっきりめくりあがり、パンティが露となる。

ふーむふむ、薄いピンク色か。

そしてフロントに赤いリボンが付いており、可愛らしさをさらに増している。

 

「きゃあっ!?」

 

まどかさんは慌ててスカートを手で抑え、パンティが隠されてしまう。

顔を赤くして何が起きたかまだ完全に理解できてなさそうな顔をして俺を見ている。

 

「まどかっ! この変態、本性現わしたわね!」

 

そしてさやかさんは友達にされた仕打ちを見て俺に蹴りを入れてくる。

だがその程度の蹴りならあっさりと避けられる。

 

「おっと」

 

そしてさやかさんの後ろに回り込み、片手でスカートを思いっきりつかむ。

 

ピラッ!

 

片手とはいえ勢いよくスカートをめくられたことで水色と白色の縞々パンティと若々しいお尻が露となる。

その中でお尻をもっと拝むべく、パンティをお尻に食い込ませる。

 

「あっ」

 

どうやら中学生にはまだ早い刺激だったらしく、さやかさんが思わず喘ぎ声をあげていた。

さてと、この様子もこっそりと起動させていたスマホで撮影してるし、この場を去って――

 

 

 

「……あれ?」

 

ふと意識を取り戻したとき、俺は自分のアパートの一室に戻っていた。

確かまどかさんとさやかさんのスカートをめくった後……

 

こういう時はスマホを再生するに限る。

幸いなことに動画のデータは残っていた。

 

まずはまどかさんのスカートを真正面からめくる。

そして薄いピンクのパンティとまどかさんの恥ずかしがりつつ困惑してる顔が映し出される。

そしてその後こちらに向かってきたさやかさんの後ろに回り込みスカートをめくり、水色と白の縞々パンティを露にさせ、それに飽き足らずパンティをお尻に食い込ませ疑似Tバック状態にする。

さやかさんは顔を真っ赤にして振り返り、慌ててパンティの食い込みを直そうとして……

 

そこでまるで時が止まったかのように動きが止まる。

ここで撮影ボタンを止めたのだろうか?

そう思っていた矢先、がんっという鈍い音が聞こえ、ぐらりと画面が揺れそのまま地面に叩きつけられる。

そして「まどかになんてことを……」という凄まじい怒りがにじみ出ている女の子の声が聞こえ、動画の撮影がここで途切れていた。

 

可愛らしい女の子2人のパンティは撮影できたけど、どうやら後ろから迫ってきていた何かに俺は気づいていなかったらしい。

まぁ最後の部分にさえ目を瞑れば良い撮影は出来ている。

 

最後にしてやられたことに多少悔しさを覚えつつ、その悔しさを紛らわすかのようにいつもの行為に励むのであった。



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いたずら娘の日常を覗きたい。

ふわぁ。

大きな口を開け、栗色の髪の少女がぱちりと眼を覚ます。

 

今日は良い天気。

何かいつもより良い事あるかな?

 

私の名前は栗栖 空。

どこにでもいる普通の女子高生。

今日もとある事を楽しみにしながら学校へ行こうっと。

 

朝御飯はお母さんが焼いてくれたトースト。

ほどよい食パンの焼き加減が気にいっており、目玉焼きもベーコンも少々かりっとした焼き加減で箸が進み、あっと言う間になくなってしまった。

 

洗面所で歯を磨きながら髪を見る。

少々癖のある髪だが私はストレートでさらさらな髪に憧れる。

もうちょっとお金が貯まったらストレートパーマをかけに行こうと思ってる。

 

「空、おはよー!」

 

ガバッ!

 

ふ、ふぇっ!?

元気な声と共に私のスカートが豪快にめくられ、パンティ越しにお尻を撫でられる。

 

「今日は水色かぁ。私の妹ながら可愛い下着だ、うん」

「もう、お姉ちゃん!」

 

私の後ろでニヤニヤ笑いながら立っていたのは私の姉である「栗栖 巡里」。

すでに立派な社会人だが、事あるごとに私にスキンシップと称してセクハラしてくる。

ビシッと決まったスーツ姿に、女の子である私が羨む程のスケベボディ。

社内じゃ男女問わず目を引く優秀なエリートらしいけど、私からしてみたら立派なセクハラ大魔王だ。

 

「気を抜く方が悪い」

 

仕返しにお姉ちゃんの胸を揉もうとしたが手を悉く避けられる。

そもそもパンツルックだからスカートめくりしようがないし、ズボンをずり下ろそうにもベルトでしっかり固定されてるので守りは硬い。

 

今日は勝ち誇ったような顔で「可愛い妹の下着も拝めた事だし良い事あるな」って言いながら洗面所を後にしていった。

 

全くもう、お姉ちゃんってば。

少々もやっとしながら通学路を歩いていると、茶色の髪を白色のヘアゴムでサイドテールに纏めている、私と同じ制服の女の子が視界に入る。

 

「おーはよっ!」

 

ピラッ。

 

お姉ちゃんと違って無防備な彼女は私にとって格好の獲物だ。

ふーむふむ、今日の彼女のパンティは白とピンクのギンガムチェックか。

相変わらずかわいらしい下着で何より。

 

「もう、相変わらずだね栗栖ちゃんは」

 

少々呆れた顔をしながらも恥ずかしがってる顔は隠せていない。

そういった所が可愛らしい私の幼なじみの「柿薙 日夏」は今日も元気みたいだ。

 

「だって日夏ちゃんは相変わらず可愛いもん。パンティだって見たくなるよ」

「それ、私以外の可愛い女の子にも言いながらスカートめくりしたり胸揉んだりしてるでしょ」

「可愛い女の子に贔屓は出来ないという物だよ」

 

それを聞いた日夏ちゃんは小さくため息をつく。

 

「まぁ、今日も相変わらず元気そうで何よりだよ」

 

うむ、可愛い女の子のパンティや恥ずかしがる姿を見るのは何よりも至福だ。

おそらく姉も私のそういった反応が楽しみでセクハラしてくるのだろう。

 

 

「栗栖ちゃんは今日の科学の宿題やった?」

 

日夏ちゃんに尋ねられたが、無論。

女の子に対するセクハラが日常の私は成績の面で先生を黙らせるため、常に学年トップクラスを維持してる。

 

「良かった。少し分からない所あったから見せて」

「うん、いいよ。可愛らしいパンティ見せてくれたし」

「もう!」

 

日夏ちゃんは少し顔を赤くしつつ私からノートを譲り受ける。

数名の男子が私の発言に耳を傾けていたが、あいにく私は日夏ちゃんのパンティの色を教えるつもりは毛頭ない。

 

さて、朝のHRはまだだし、ちょっと獲物を

探しに行きますか。

 

廊下を歩いていると、すらっとした太ももが眩しい緑色の瞳の黒髪の少女が歩いてきた。

たしか名前は「坂崎 翠」だっけ。

坂崎さんは私を見ると私から見て右に少し寄れた。

私に道を譲ってくれたのか、うんうん、良い子だ。

 

ひらっ。

 

そんな優しい彼女は通りすがりにしれっとスカートめくりをする程度にしておこう。

静かに舞い上がった坂崎さんのスカートの下に隠されていたパンティはフリルの付いた薄い黄緑色。

白いリボンがフロントに付いてて可愛らしさ倍増だ。

 

坂崎さんはスカートが降りた時に私を見たがすでに私はしれっとしながら彼女の少し後ろを

歩いていた。

だからそれ以上言及してこなかったけど、ちゃんと坂崎さんの可愛らしいパンティは脳内に焼き付けましたよっと。

 

「お昼ご飯だね」

 

日夏ちゃんと私は席を合わせてお昼ご飯を食べる。

お母さんは今日は忙しくて弁当作る暇がなかったらしいので学校に行き掛けのコンビニで買ったハムチーズサンドにかじりつく。

 

「今日の体育は確かバスケだよね」

「うん」

 

昼休みが終わってから最初の授業は体育で

バスケをやるらしい。

 

「私走り続けるの向いてないからなぁ。栗栖ちゃんはどう?」 

 

私もそれほど運動神経は良くはない。

スカートめくりをする時は体が良く動くが、ある意味本能のような物だし。

 

「私もそれほどかな」

「そっか。じゃ、お互いほどほどに頑張ろうね」

 

日夏ちゃんの言葉に私は頷く。

あまり動きたくない理由もある。

 

それは……

 

「はい、パス!」

 

ばるんっ。

 

「フリーだからシュート行って!」

 

ポヨン。

 

そう。

バスケはとにかく動き回るから胸が良く揺れ動くのだ。

だから私から見たら眼福この上ない。

とはいえあまりにも露骨に見てるとサボりな上にやましい眼に気付かれるだろうからちゃんとゲームには参加するけど。

 

「栗栖ちゃん!」

 

おっと、日夏ちゃんナイスパス。

リングまでは遠くないし前には誰もいないし、シュート決めちゃおう!

 

「えいっ!」

「ああっ!」

 

ぐにっ。

 

私の後頭部にすごく幸せになれる感触!?

 

どうやら後ろから私のクラス1の巨乳の持ち主である「桃崎 蒼」が来ており、ブロックしに来たらしい。

間一髪私のシュートが速かったが、それでも勢いよく走ってきた桃崎さんは止まれず、胸から私の後頭部にダイブしたらしい。

 

あ、危なかった。

シュートする前におっぱいダイブを決められていたら間違いなくボールを体育館の天井をぶち抜いてしまうぐらいの勢いで放り投げてしまっていただろう。

 

ちなみにちゃんとシュート自体はスパッと気持ち良い音がなるぐらいに決まった。

 

いやぁ、さっきは素晴らしい感触を味わえて私は幸せだ。

どうやら今日の天気の良さから感じられた良い予感はさっきの瞬間のためにあったのだろう。

 

「栗栖さん」

 

頭に感じた幸せな感触を心で堪能してると、私の目の前にその巨乳の持ち主である桃崎さんが

やってきた。

 

「さっきは勢いよくぶつかったけど大丈夫?」

 

むしろ幸せな感触を味わせてくれてありがとうごちそうさまでした。

しかし、人間とは欲張りな物だ。

まだその上を求めてしまう。

 

「あー、ちょっとだけ後頭部いたた」

「えっ、大丈夫!?」

 

ちょっと俯いた私を心配して屈みこんできた。

よし、今だ!

 

もみっ。

 

桃崎さんの豊満な巨乳を両手で揉みしだく。

先ほど後頭部で味わった感覚を今度は両手で味わう。

 

「ひゃっ!?」

 

そして、桃崎さんが両手で胸を庇った瞬間。

 

「隙ありー!」

 

バサッ!

 

桃崎さんの無防備なスカートをめくりあげ、黒と白の縞々パンティを露にした。

しかも少し小さめな紐パンティとはなかなかエチチなパンティで興奮を隠せない。

 

「きゃああっ……でも、これで許してくれる?」

 

胸を揉まれ紐パンティまで丸見えにされ涙目になりながらもそれでも許しを請ってくる。

 

これだけご馳走になったのに許さなかったらもはや鬼の所業だ。

 

「うん、色々とご馳走さまでした」

「も、もうっ」

 

桃崎さんは前々から獲物に定めていたけど良いチャンスがなかった。

だけど今回、有り余る程のイタズラが出来た。

 

あぁ、今日も良い1日だったなぁ。

 

 

これは、とある漫画世界で女の子に自由にセクハラをして生きる、栗栖 空という少女のとある1ページ。

 

 



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※アイドルで忍のスカートをめくりたい。

「皆ー、今日は来てくれてありがとー!」

 

とあるステージの上。

数人の可愛らしく、そしてその全員が巨乳という、男にとっては眼福この上ない少女たちが心から楽しそうに歌を歌っていた。

 

彼女たちはグループ『ミルキーポップ』に所属しており、いわゆるアイドルとして活動し、人々に歌で笑顔を届けている。

 

そして彼女たちの歌を楽しんでる中、彼女たちに不埒なことをすることを企んでるのはおそらく俺だけだろう。

 

そう、今回のスカートめくりのターゲットはステージの上にいる彼女たちだ。

 

彼女たちが普通の女の子だったのなら背後から不意を突くなりしてスカートをめくり、パンティを丸見えにさせることは容易である。

しかし、この世界は俺が常に必死で逃げることを余儀なくせざるを得ない世界。

 

そう、彼女たちは『忍者』でもあり、一般人とは遥かに超越してる身体能力の持ち主たちなのだ。

そのおかげか、彼女たちを襲撃したストーカーや過度なファンなどは皆、忍でもある彼女たちによって粛清され、目立った騒ぎにはなっていない。

 

そんな彼女たちのスカートをめくるのには命懸けで挑めばなんとかならなくはない。

しかし、1人だけならまだしも5人もいる以上、1人のスカートをめくるたびに死の痛みを経て現実世界に戻りまたこの世界に戻るというのはあまりにも効率が悪いし、そもそも俺はドMでもないからそもそも痛い目には遭いたくない。

 

そもそも当初はなんとかこの世界の忍の女の子たちをあの手この手でスカートをめくっていたが、白い髪の毛の少女の手によりスカートをめくった瞬間命を落とす一撃を食らって以来、彼女たちに勝つには忍術のような規格外な力が使えなくてはいけないと悟った。

 

当初はただの一般人と同じぐらいの身体能力だったが、こんな力を使いたいと強く願ってこの世界へ飛び込めばその力が使えるようになっていった。

しかし、その力を他の漫画世界で使えるかと言えばそうでもなく、どうやら魔法などといった特殊な能力が使える世界でなければ俺も異能力が使えるようにはならないみたいだ。

 

そのおかげもあって少しおっとりした女の子の忍にスカートめくりを成功することも出来た。

しかし、それはあくまで俺ではない他人にスカートをめくられたような感じであり、俺に対してパンティを見られた恥ずかしさを感じても、してやられたという屈辱や怒りを俺に向けることはなかった。

 

それではスカートめくりの本質を全て捉えてるとは言えない。

なので、今回はこの世界に来る前にたまたま見ていたとある番組で見た異能力を使いたいと願い、この世界へやってきた。

 

このステージに来る前にその能力をただの石ころ相手に使い、上手いことその力が発揮できることは証明出来たのでここに来たというわけだ。

 

 

少し長いこと考え込んでいたらしく、すでにミルキーポップの彼女たちのライブはほとんどフィナーレを迎えかけていたらしく、ステージも大盛況に包まれていた。

なので彼女たちの歌を聞いていたのだが、なるほど人々に好かれるのも分からなくはない歌唱力の高さだ。

そんな彼女たちをこれから辱しめるわけだが、罪悪感を抱いていてはスカートめくりなど出来るわけがない。

心は動かされても、己の罪悪感に押しつぶされるようなヤワな心はしていないのだ。

 

 

そして大盛況のうちにライブは終わり、アイドル達はステージを降りていく。

未だ興奮冷め止まらない観客たちを尻目に俺は観客席を後にする。

 

 

そして関係者通路にこっそりと潜り込む。

とある傭兵も使っている段ボールを使った結果、警備員たちの目をかいくぐれた。

やはり段ボールとはすばらしい物だ。

 

そんな風に段ボールに覗き穴を開けて待機してると、アイドル衣装のまま降りてきた彼女たちが廊下にやってくる。

さて、5人まとめて相手をするのはさすがに骨が折れる。

 

最後尾を歩いてるあの茶髪で青いリボンをつけてる女の子……如水さんの目にだけ留まるようにわざと段ボールから飛び出し、そそくさとその場を後にしていく。

 

「ん、どうしたの如水ちゃん?」

 

如水が後ろを見てたのを気にしていたのを見たツインテールの女の子……珠姫が如水に声をかけてくる。

 

「ううん……ちょっとお花摘みに行ってくるね」

 

少しだけ照れたような顔をしながら如水はその場を後にする。

 

 

「見つけたわ。なんかこそこそとしていたのはあなた?」

 

関係者たちの車が駐車している地下駐車場。

皆ライブの後片付けに追われて帰ろうとする者は誰もいない。

そして戦うのに支障がない広さもある。

その場所に敢えて逃げ込んだかいがあり、如水さんは俺の思惑通りここへとやってきた。

 

「……あ、やべっ」

 

敢えて逃げようとするそぶりを見せると、俺の横にひらひらとしたリボンが飛んできて、それが駐車場の壁に突き刺さる。

 

「逃がさないわ」

 

そしてそのリボンが俺の体をくるめようとしてきたが、その場をジャンプとローリングで避ける。

 

「おっとっと」

 

俺はリボンから逃げつつ、逃げられないと観念したふりをして如水さんに向かっていく。

 

「そうはいかないわ」

 

如水さんの武器はリボンだと判断し、武術はそれほど強くないと判断し接近戦を挑んだが、予想以上に武術にも心得があり、俺は蹴りなどを回避するのに精一杯だった。

アイドル衣装のミニスカートが蹴りでめくれないかと思いチラリと見るが、器用なのかそれとも鉄壁スカート力が働いてるのかパンティは一切見えなかった。

 

そんな不埒なことを考えてる中でも如水さんは容赦なく攻撃を加えてくる。

 

「うわったった」

 

俺はその場をバックステップし、迎撃してくる彼女を迎え撃とうとする。

だが、俺がまるで霧のようにその場からいきなり姿を消す。

 

「逃げたかしら……? でも、気配はほんのわずかだけどするし」

 

如水さんは警戒を解かず辺りをきょろきょろする。

 

だが、俺は如水さんの足がその場で止まっているのを見逃していない。

よし、今だっ!

 

「……ええっ!?」

 

立っていた彼女の上からいきなり筒状の透明カプセルが降ってきて、如水さんをカプセルの中に捕らえる。

彼女はカプセルの内側をバンバン叩くが、まったく割れない。

 

「はっはっは、まんまと罠にかかってくれたね」

 

この世界に来る前に見ていたとある特撮で宇宙人が主人公を捕らえるのに使ったカプセルの技を、アレンジを加えて俺がこの世界で使えるようにした。

如水さんは透明なカプセルを叩きつつ目の前に現れた俺をきっと睨みつける。

 

「ほう、閉じ込められて抵抗も出来ないのに威勢が良い。まずはその力を奪おうか」

 

カプセルが一瞬光り、中にしびれ効果のあるガスが放たれる。

それを吸い込んだ如水さんが徐々に体の力を奪われていく。

 

「くっ……こんなことに」

「この中からでは俺に手を加えることが出来ない。これから君にとある辱めを行い、君が恥ずかしがる様子をじっくりと見学させてもらおう」

「何をっ……」

 

しびれつつも睨みつけてくる彼女の影を使い、黒い腕を彼女の両脇側に伸ばし、そのままスカートに手をかける。

 

「え、ちょ」

「それっ」

 

バサッ!

 

如水さんが何をされるか感じ取り慌ててスカートを抑えようとしたものの、一手遅くミニスカートが豪快にめくりあげられる。

 

「ほうほう……白と水色の縞々パンティか」

 

スマホを構え撮影しながら彼女のパンティをまじまじと見る。

 

「きゃっ……! くっ、こんな辱めに」

 

なんとか力を振り絞りスカートを抑える。

 

「ほう、まだ力があったか。だけども、君の可愛らしい縞々パンティはきっちりと撮影させてもらった。だけども、パンティを隠そうと抵抗しようとしたのは気に障るなぁ」

 

わざと辟易した感じで言いつつ、パチンと指を鳴らす。

その瞬間にカプセルの中にピンクと紫が充満したガスが満たされていく。

 

特撮番組でこのカプセル技を使用した宇宙人は、最後に捕らえた主人公をブロンズ像にしてトドメをさした。

 

だが、命を奪うような残酷なことはしない。

最初に放ったしびれガスを更に強力にしたものだ。

 

ガスが消えていくと同時にカプセルも消滅し、中でもがいていた如水さんは意識をはっきりとさせつつも、完全に体の自由が利かなくなりそのまま倒れていく。

うつぶせに倒れた彼女に対して俺はゆっくりと近づいていき、彼女のミニスカートの後ろに手をかける。

 

「や……やぁ」

 

上手いこと喋ることも出来ず、なんとかミニスカートにかけられた手を払いのけようとするが当然そんな風に動かすことも出来ず。

 

「さっきは結構危ない目に遭わせてくれたよね。そんな子はこうだ」

 

ぴらっ。

するっ。

 

ミニスカートを後ろから豪快にめくりあげ、履いていた縞々パンティを半分脱がして半ケツ状態にする。

如水さんは涙目になりつつも、きっと睨みつけ最後まで敵意を消さず心は屈していなかった。

 

「いい目だねぇ。でも、君を心配してここにやってくるだろう仲間たちは、辱めを与えた後でも君と同じ目が出来るか一緒に確かめようか」

 

そう言いながら無様に露となった彼女のお尻を敢えて音が出るようにぺんぺんと叩き、俺はさっきと同じように姿を消した。

 

 

「さっき如水ちゃんがお花摘みに行くって言ってたけど、いくらなんでも帰りが遅すぎるってことは」

「うん、また私たちに気を遣って変質者を返り討ちにしようとしてたんだ」

「まったく、水臭いな!」

 

しばらくするとミルキーポップの女の子たちの声が駐車場に近づいてきた。

 

「おやおや、どうやら君を助けに来たようで」

 

俺が声だけ告げると、如水さんは露となったお尻を隠そうと抵抗しつつも、口をぱくぱくと動かす。

口の動きから「来ちゃダメ」と言いたいのだろうが、しびれ薬が効いている今それが声になることは叶わなかった。

 

そしてそんな如水さんの願いもむなしくミルキーポップの子たちが如水さんが倒れてる駐車場に到着した。

 

「如水ちゃん……ちょっと!」

 

半分お尻が丸出しとなってる状態の如水さんに真っ先に気づいたのは焦げた感じの緑色の髪の毛にリボンをつけた女の子……舞さんだった。

 

「こんな目に遭わせるなんてどこのどいつだ!」

 

憤ってるのは確か元不良経験もあるというリークがあった篝さんだ。

 

「み……ん」

 

如水さんが必死で声を出そうとして全員が聞き耳を立てる。

 

「ようやくみんなおそろいのようで」

 

だが、俺が敢えてその瞬間に姿を現し如水さんがあられもない格好を元に戻される前に皆臨戦態勢に入る。

 

パチンっ。

 

その瞬間に指を鳴らし、戦う態勢に入ろうとした4人の上に透明なカプセルが落ちてきた。

 

「あっ」

「なっ!?」

 

不意打ちのカプセルに囚われたのは舞さんと珠姫さんであり、篝さんとミルキーポップの中で一番年上のお姉さんである夕霧さんは上から落ちてきたカプセルを回避し、捕らえた人がいないカプセルがそのまま消滅する。

 

「舞ちゃん、珠姫ちゃん!」

「あたしがこいつをぶっ倒す、夕霧ちゃんは2人を助けてあげて!」

「う、うん」

 

篝さんが改造され刀が仕込まれたタンバリンを手に俺に向かってくる。

さっきの如水さんと違ってガチで殺傷能力高すぎだろ。

 

「くっ、こんなカプセルに」

「あうっ」

 

舞さんと珠姫さんはカプセルを割ろうと武器を取り出そうとしたが、その前にカプセルから放たれたしびれガスを吸い込み力が入らなくなってしまった。

そんな2人を助けるべく夕霧さんがカプセルを割ろうとしつつも上からカプセルが降ってきて自分が閉じ込められないように上を警戒する。

 

「よしっ」

 

カプセルが降ってこないことを確認し夕霧さんがバトン型の武器を取り出し舞さんを捕らえているカプセルを叩き割ろうとした瞬間。

 

「ええっ!?」

 

なんと上からではなく、カプセルが左右分割された形で夕霧さんに向かってきて、そのまま切断面にくっつくようにして夕霧さんを捕らえた。

特撮で見たときも思ったけどこのカプセル、上から降らせるだけじゃなくてこうやって不意打ち気味に捕らえられるとなかなかハイスペック過ぎる代物だ。

 

そして放出されたガスを吸い込み夕霧さんも力を失いつつもカプセルから脱出しようともがく。

 

「皆、くそっ、待ってろ! あたしがこいつを瞬殺する!」

 

最初の一撃で4人を捕らえようとしたがさすがに忍はそこまで甘くなかった。

それに篝さんは元不良なだけあって格闘の動きが凄まじく、さっきの如水さん以上に紙一重の回避を余儀なくされてる。

だが、俺は回避しつつもとあることを考え移動していた。

 

「よし、これでトドメだ!」

 

篝さんがタンバリンを振り下ろそうとした瞬間、俺は横に思いっきり飛び込んだ。

 

「んなっ!?」

 

もし篝さんがこのままタンバリンを振り下ろせば、タンバリンは容赦なく、このライブに関わった誰かの車に直撃し、破損させるだろう。

もし彼女が非情な忍なら躊躇なく振り下ろすだろうが、アイドルでもある彼女なら。

 

「……くっ」

 

なんとかタンバリンを間一髪で車から止めて動きを止める。

 

「おらっ」

 

その一瞬のスキをついて俺が遠慮なくタックルし、それを受けた篝さんは少し吹っ飛ばされつつも立って即座に態勢を立て直そうとした。

 

「そんなちょろい攻撃であたしを倒せるとでも」

 

無論、そんなことは思ってない。

だけども、上に対する警戒心が対峙する俺に向けられたなら。

 

「ああっ!?」

 

上から落下してくるカプセルを回避できるわけがなく、篝さんもカプセルに捕獲することが出来た。

 

「皆っ」

 

そして仲間たちが全員カプセルに捕らえられたことで舞さんが悲痛な声を上げる。

 

「このミルキーポップのリーダーは君だったね。では、仲間たちがこれから辱しめられる様をゆっくり見学するといい」

 

俺が舞さんのカプセルに手をつけたままそう呟いた瞬間、夕霧さん、珠姫さん、篝さんの足元から陰で出来た手が伸びてきて。

 

ガバッ。

 

「きゃっ!?」

「やっ!」

「なあっ!?」

 

3人のミニスカートが同時にめくられ、パンティ丸見えの状態にされる。

夕霧さんはレースの付いた白のサテン生地パンティ。

珠姫さんは薄いピンク色にフリルが付いたパンティ。

そして篝さんはピンクと赤のギンガムチェックのパンティ。

 

それぞれが個性感じる下着をつけており、それを一瞬で見知らぬ男の手により丸見えにされるのは相当な辱しめだろう。

皆それぞれ顔を赤くしつつ、中でもお嬢様育ちであり耐性が皆無であろう夕霧さんはへたりとカプセル内で座り込み、涙目になっていた。

 

「この野郎、出しやがれっ!」

 

篝さんはしびれつつもなんとか手でスカートを抑え、叫び声をあげる。

 

「いやぁ、良い光景ですね。さて、お待たせしました」

 

俺が舞さんを見た瞬間、影の手が出てくる前に舞さんがぎゅっとスカートを抑える。

 

「いいんですか? 如水さんを含め、スカートどころかパンティも脱がされ下半身丸出しの状態にして放置してもいいんですよ? すでに君たちの痴態はスマホに収めていますし、ネットに流し、それらが表に出たらアイドル活動はどうなることやら」

 

俺が暗に抵抗するなと脅すと、舞さんはぷるぷると手を震わせながらもスカートから手を離した。

 

「舞ちゃん、ダメっ」

 

珠姫ちゃんが舞ちゃんに向かって声を出すが、そんな彼女のスカートの中に影の手が忍び込み、お尻を撫でまわそうとする。

 

「私は大丈夫だから、ねっ」

 

珠姫さんに味あわされるであろう恥辱を止めるため、必死で舞さんが珠姫さんを見る。

 

「……ごめん」

 

珠姫さんはリーダーを守ることが出来ない無力感から涙をこぼす。

それを見て心を押し殺しながら、影の手を舞さんのスカートに伸ばす。

 

バッ!

 

舞さんのスカートは無情にもめくりあげられ、薄緑色のパンティが露となる。

だがその薄緑色のパンティは色だけでなく、生地の方も薄くお尻や前の方もうっすらと露となっていた。

 

「アイドルがこんなハレンチ下着をつけてるとは。いや、お色気の術を使ったりするくノ一としてはある意味最適な下着なのかな」

 

そんな感想を述べながら、仕上げのガスを全てのカプセルに放出する。

たんまりとそのガスを吸わせた後、4人を捕えていたカプセルは消滅した。

 

「う……うっ」

 

篝さんだけがその強い精神力で声を上げていたが、他の皆は声を出すことすら出来ていなかったようだ。

 

「さてと」

 

無論、更なる辱めは如水さんだけに味あわせるものではない。

 

「まずは君から」

 

倒れている珠姫さんのスカートを後ろからめくりあげ、そのままパンティを食い込ませて疑似Tバック状態にする。

 

「!?」

 

目を見開き涙目になり顔を真っ赤にしつつも、パンティはおろかめくりあげられたスカートすら降ろす力もなく、手がぴく、ぴくと動くだけだった。

そして夕霧さんをちらりと見ると、夕霧さんはびくっとして顔を横に動かす。

 

だが、あそこまでやりたい放題やって今さら心動かされるわけにはいかない。

彼女の意思も空しく、スカートをめくられパンティを食い込まされる。

 

「あんっ」

 

体全体がしびれつつも感度が高いのか、喘ぎ声が少し漏れたのを聞き逃さなかった。

お嬢様なだけあって良い物を食べているのか、健康的でぷりっとしたいいお尻である。

 

「あっ、やだ」

 

そして篝さんの元に近づくと、それだけ呟き篝さんはぐっと歯を食いしばる。

 

「見境なく手を出すような子はお仕置きだ」

 

ずるっ。

 

篝さんのミニスカートをめくりあげ、大事な部分は見えないぐらいにパンティをずりおろし、ほぼ丸出しとなったお尻を軽く数回叩く。

 

「そーれ、ぺんぺんぺーん、っと」

 

まさか女子高生の年にもなって、しかも見知らぬ男に直にお尻ぺんぺんされると思ってなかった篝は顔をうつぶせにし、涙目を見せないようにしていた。

 

「最後はやっぱり君、だねっと。ハレンチなパンティ履いてたし、これぐらいしてもいいよね」

 

舞さんのスカートも容赦なくめくりあげ、パンティを軽く脱がし半ケツ状態にした。

 

「や……あっ」

 

舞さんがなんとかパンティを元に戻そうと手を伸ばそうとしたが、完全に力が入らない状態であり、どうやってもお尻を隠すことが出来なかった。

 

「さてと……人気アイドルのあられもない姿を無事に撮影できたし、俺はこれで失礼するよ」

 

そう告げ、俺はこの場から去っていった。

 

(こんな辱めを……絶対に許さない。でも、それよりもこんなあられもない姿になってるの、もし他の誰かに見られたら、それに撮られた画像をネットに放出なんてされたら)

 

恥ずかしさと悔しさから涙を流しつつ、舞がこれからのアイドル活動の危機にもなりかねない今の現状を必死に考えていた。

 

 

「あれ……駐車場はこっちじゃなかったか?」

 

関係者用の駐車場を探し、スタッフが右往左往する。

その様子を段ボールに隠れながらちらりと見る。

 

彼女たちがこっちに来てから方向感覚を狂わせるガスをこの関係者用通路に流し、絶対に関係者用駐車所にたどり着けないようにしていた。

 

(俺があれだけ苦労して5人のスカートめくりをして、あられもない姿を撮影したんだ。他の関係者の男たちが何の労もせずあられもない姿を見るのは許せないしな)

 

そんなことを考えながら5人分ものアイドルのスカートめくり+あられもない格好にした、まさに至宝物の動画が詰め込まれたスマホを握りしめ、元の世界へと帰還するのであった。

 



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※小柄で真面目な子のスカートをめくりたい。

「どこにいるんですかね」

 

それほど長くはない灰色混じりの黒髪をツインテールに纏めてる少女が辺りをきょろきょろと見渡してる。

明らかに敵意と警戒心を込めた眼差しであり、俺はそれを物陰から見ていた。

 

彼女の名は『鴫野 睦』。

俺がスカートめくりのターゲットに定めた少女だ。

 

 

「はぁ……」

 

結婚式場を相手にした大取引も無事にひと段落付き、俺は盛大に息を吐いた。

先輩と俺、それからアイドル好きの後輩のみならず俺の所属してる部署全員で何度も訪れ、ようやくその結婚式場は俺の会社の化粧品を取引してくれることに決まった。

 

「いやー、よくやったぞ皆! さ、かんぱーい!」

 

居酒屋で女上司である先輩が盛大に乾杯の音頭を取り、全員が手にしたグラスを上に突き上げる。

アイドル好きの後輩は危うく中のビールをこぼしかけるほど勢いよく掲げたが、それほど彼にとっても嬉しさはひとしおだろう。

 

「やったっすね、先輩!」

 

ビールを一口つけた俺にアイドル好きの後輩が嬉しそうに語り掛ける。

 

「そうだな」

 

実際嬉しいのは俺も同様だ。

なんせ今回の取引先の結婚式場は大手でその支部が全国各地に数十以上あるうえ、その本部である取引先はかつて数件ほどアイドルや俳優など、大掛かりな結婚式を挙げたことでも優秀な場所だからだ。

そんな場所で花嫁たちを彩る化粧品を取り扱ってもらえるのであり、実際収入は数割アップを見込めるのだ。

つまり、俺たちの部署の働きは会社全体にとって確実にプラスになる働きだったのだ。

 

「今回の働きを社長たちは大きく評価してくれたし、今回の件をきっかけに色々な場所でもウチの化粧品を御贔屓にしてくれるかもしれないし、今後もきっちりと仕事をしていくわよ!」

 

そう。

今回の件は確かにプラスではあるが、それだけじゃなくさらなる取引先を増やす。

それこそが営業担当である俺たちの仕事だ。

 

「ま、それはそれとして今日は呑むわよ! ただ、酔っぱらい過ぎてハメ外すんじゃないわよ!」

 

まぁ、こういった場所でノリが良いのも俺たちの上司の良いところでもあるが。

 

 

居酒屋で大量に飲み食いし、満ち足りた気分でアパートに帰宅する。

明日明後日は休みだからこそ、盛大に飲み食いしたわけだが。

 

さて、酔っぱらった勢いではあるが俺の趣味に今日という一日の残りの時間を費やすとしよう。

 

行先は、久しぶりにあそこへと出向くか。

 

意を決し、早速俺は漫画の世界へと飛び込んでいった。

 

 

たどり着いたのは『聖櫻学園』。

ここに通ってるのは皆可愛らしい女の子ばかりであり、割とスタイルの良い子が多い。

だからこそスカートめくりを行って彼女たちのパンティと恥ずかしがるリアクションをスマホで撮影するのは最高に気持よいのだが。

 

「あの、君」

 

学園前で立っていた俺に一人の女の子が声をかけてくる。

先ほどスタイルが良い子が多いとは言ったが、さすがに全員胸が大きい子ばかりというわけではない。

 

「……?」

 

俺がきょとんと首を傾げ、声をかけてきたツインテールの女の子を見る。

 

「顔が赤いけど……もしかして、高校生でありながらお酒を飲んだんじゃないでしょうね?」

 

あ。

もしかしたら、さすがに飲み過ぎた場合は漫画世界へと飛び込んで姿が高校生ぐらいの時に戻っても酔いは継続するのか?

 

「これは生徒指導物ですね。ちょっと来てもらいますよ」

「あっ、睦ちゃん」

「若林先輩」

 

睦……そうか、彼女は睦というのか。

そして睦さんは近くにいた若林という女子生徒に声をかけてきた。

 

さすがに生徒指導へと連れていかれるのはまずい。

俺はそのまま勢いよく校舎へと駆け込んでいく。

 

「あっ、待ちなさい!」

 

さすがに生徒指導へと連れていかれてこの学園の先生から説教を受けるというのは勘弁だ。

 

「あっ、君は!」

 

そして校舎へと駆け込んだ時、目の前にいたのはかつて俺がスカートめくりの毒牙にかけた少女、『篠宮 りさ』だ。

彼女はこの聖櫻学園の副会長でもあり、真面目さではこの学園随一を誇っている。

 

「ようやく見つけたわ」

「あっ、篠宮先輩!」

 

そして背後から追いかけてきたであろう睦さんと若林さんの声が聞こえてきた。

これは挟み撃ち、万事休す……と普通の人ならなるのだろう。

 

「さぁ、来てもらうわよ」

 

篠宮さんが俺に向かって手を伸ばすが、そんな彼女の手を潜り抜け。

 

「それっ!」

 

篠宮さんの横をすり抜ける瞬間に手を跳ね上げる。

 

バサッ!

 

「きゃあああっ!?」

 

俺の手は篠宮さんのスカートに伸びており、それを跳ね上げたという事は当然スカートはめくれあがり勢いよく翻っているという事だ。

横目だが、篠宮さんの今日のパンティはレースのついたピンクのパンティであることが確認できた。

 

「ま、また私のスカートをっ」

 

反射的に篠宮さんがスカートを抑え、その隙に俺は校内を全速力で駆け抜けた。

 

「なっ、スカートめくりなんて小学生みたいなことを……」

 

背後から怒りと呆れが混ざった睦さんの声が聞こえてきたが、スカートめくりの被害にあった篠宮さんに気遣ってか俺を追ってくることはなかった。

 

しかし、せっかく篠宮さんのスカートをめくったというのにスマホで撮影できなかったのは残念だ。

せっかくだから、睦さんにはその分盛大に辱めを受けてもらうとしよう。

逃げながら俺はそんなことを考えていた。

 

 

そしてしばらくして。

 

「ここにもいませんね」

 

睦さんは一人で辺りをきょろきょろしながら俺のことを探していた。

つい先ほど全速力で走って息が上がっていたが、それから時間も経って息もつけて、かつ授業時間中に水道水を大量に飲んで酔いもある程度醒ました。

 

しかし、1人で俺を探すとは中々の勇気だ。

いや、蛮勇なのかもしれない。

 

どちらにしろ、そんな彼女をこれから辱しめるわけだ。

 

スマホを起動させ、俺は敢えて彼女の前にうっかり現れたふりをする。

 

「あっ、やべ」

「あっ! 見つけましたよ!」

 

予想通り、睦さんは俺を見て駆け寄ってきた。

だが、さすがに副会長である篠宮さんに働いた狼藉が忘れられてないのか、スカートを手でぎゅっと抑えている。

 

「飲酒しながら学校に来るだけじゃなく、しかも篠宮先輩のスカートまでめくりあげるなんて、女の敵です! しかも他の生徒たちにもそんなハレンチな真似をしてるとか」

 

そこまで警戒してるのにわざわざ1人で来るとは。

 

「さぁ、来てもらいますよ」

「……今だ!」

 

俺が睦さんの背後を見て声を張り上げる。

 

「っ、仲間がいたんですかっ!?」

 

だが睦さんが振り返っても誰もいなかった。

 

「隙ありっ!」

 

バサァ!

 

睦さんの無防備なスカートの下に片手を滑り込ませ、盛大に万歳する。

手の動きにあったかのように睦さんのスカートが勢いよく跳ねあがり、ピンクと白の縞々パンティが露となる。

 

グイッ!

 

そして空いたもう片方の手で睦さんのパンティを掴み、勢いよくお尻に食い込ませる。

小柄で可愛らしい彼女のぷりんとしたお尻が割れ目にパンティを食い込まされることで強調される。

 

「きゃあーっ!?」

 

そして反射的に睦さんがスカートを後ろ手で抑え、振り返る。

 

「ななななっ……」

 

そして羞恥のあまり顔を真っ赤にし、みるみる瞳に涙を貯めていく。

 

「素晴らしい絶景をありがとうねー!」

「ちょ、ちょっと!」

 

睦さんがお尻に食い込まされたパンティを直してる隙に俺はその場を後にした。

 

 

ここ最近絡め手ばっかりだったから、久しぶりに勢いよくスカートをめくることが出来て満足だ。

睦さんのピンクと白の縞々パンティが食い込まされぷりんとしたお尻がスマホでアップにされて映る。

うん、小柄な子でも素晴らしいお尻だ。

 

俺はそんな絶景を何度も再生しながらいつもの行為に励むのであった。

 

 



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※触手を操る少女のスカートをめくりたい。

「ドクター、資料をこっちに回してー」

 

赤色の眼鏡を少しだけくいっと動かし、少女は渡された資料に目を通す。

いたって真面目な表情で資料に目を通す彼女はそれだけでも絵になりそうだ。

 

そんな少女は黒を基調としたワンピース形状の服に白い上着を羽織っている。

それなりの大きさの胸がワンピース形状の服のおかげで結構強調されている。

 

少女の名は『ディピカ』。

俺が今回スカートめくりのターゲットに定めた少女だ。

 

 

今回潜り込んだ世界は魔法の力すらも科学的観念から研究を進めてる世界。

だが、感染してしまえば100パーセント、つまり確実に死亡してしまうという厄介な病気すらも現存してる世界だ。

現実の恐ろしい病として知られてる黒死病が似たようなものかもしれない。

 

一応漫画の世界に飛び込み、死んだとして現実の世界に戻ってこれる俺だからこそそんな恐ろしい病気が存在してる世界でも飛び込める。

まぁ、わざわざ死にたいかと言えばノーなのだが。

 

 

「さてと……ちょっとアタシ、散歩に行ってくるね」

 

そしてターゲットである少女、ディピカは列車型の移動都市でオペレーター、おそらく指揮官的な役割を勤めてる少女だ。

だけども、そんな少女はこんな世界にいて何の能力もないわけじゃない。

 

ディピカはタコの足の触手を操り、戦闘を行う能力を持っている。

俺も他の漫画の世界では植物型の触手を操ることが出来ることもある。

しかし、現実には存在してない力だからこそ俺自身その能力をコントロール出来ていないというのもある。

 

だからこそ、形状こそ少し違えど触手を操る能力を持つ彼女を怒らせ触手を出させ、どのようにコントロールするのかを確かめようというわけだ。

そのための手段としてスカートめくりを行い、パンティやどんなリアクションをするのかも脳内に焼き付けスマホにも収める。

まさに俺にとってメリットしかないというわけだ。

 

 

というわけでディピカさんが1人になる瞬間を見極め、彼女の動向をこっそりと観察していた。

そして散歩に行くという名目で席を立ち、好機と見て俺はその後を付けているというわけだ。

 

ペンをくるくると回しながら歩く彼女の姿はそれだけでも絵になる。

絵画に興味が深い彼女であり、普段は仕事をこなしつつ、散歩に出て絵画に対するインスピレーションを高めているのだろう。

 

もっとも、今回は彼女自身に絵になるような辱めを受けてもらうわけだが。

そんなことを考えつつ、スマホを起動させる。

そして今回、俺は不審者を装うため現実世界で買ってきた灰色のお面を被る。

得体のしれない変質者に襲われたとなれば、間違いなく触手での撃退を図るであろう。

 

よし、準備完了。

俺は足早に彼女に近づいていく。

そして彼女のスカートに手が届く範囲に来たところで敢えて彼女の肩をぽんぽんと叩く。

 

「ん?」

 

ディピカさんが振り返った瞬間、俺を見て目を見開く。

明らかな不審者に呼び止められたという事実が、彼女に対する隙を作った。

 

ガバッ!

 

そしてその隙を見逃さず、少し屈んで両手で彼女のスカートを掴み、豪快にめくりあげた。

パンティは……おぉ、黒の紐パン!?

黒を基調とした服を着てたから黒の下着かもと想像していたが、その想像を遥かに超えていく大胆なパンティだ。

 

「わああっ!?」

 

何をされたか気づいた彼女は顔を赤くし慌ててスカートを手で抑え、少しばかり後ずさっていく。

そして明らかな軽蔑の眼差しを俺に向けてきたが、恥ずかしいという感情が隠しきれてもいない表情なのがまたそそる。

 

「……クリエイターがスランプを解消するのにはストレスを発散させるのが良いと聞く。アタシにこんなことしたんだから、無事で済むと思わないでよ!」

 

その瞬間に俺の両脇からタコ型の触手が生えてきて、的確に首と胴体を狙ってきた。

片方だけを攻めるのではなく、それぞれ攻める箇所を分割し攻める。

確かに効率の良い動かし方だ。

 

俺は勢いよく後ずさって2本の触手の攻撃を躱す。

そして俺の後ろにいきなり触手が生えてくる。

当然逃げ道にも触手を生やしておくのは良い手だ。

 

「ちょこまかと」

 

だが横にサイドステップして回避した瞬間、さっき襲ってきた2本の触手が消える。

そこで足を止めてしまえば敵の思うつぼ。

なので敢えて勢いよく前進していく。

 

「へぇ、なかなかだね」

 

だが、そんな俺の行動を見抜いていたかのように彼女は不敵に笑い、下を見る。

思わず足元を警戒した瞬間、上から伸びてきた触手に首を囚われた。

 

視線誘導の罠か。

かつて忍びの世界で上から落とすカプセルの技を使っていたから上から襲ってくることもありえるというのは俺自身よくわかっていたはずなのに。

 

「襲ってきた不審者が返り討ちに遭う瞬間……良いインスピレーションが得られそうだよ」

 

勝ち誇った笑みを浮かべた彼女を見た瞬間、首が俺の人生で経験したことのない方向へと曲げられ、その瞬間意識が飛んだ。

 

 

向こうは最後に勝ち誇った顔をしていたが、死んだ瞬間に姿が消えたであろう俺の反応を見て、どのような顔を浮かべたのだろうか。

知りたい気持ちもあるが、今回の目的であるスカートをめくられ、露にされたパンティとその時のリアクションを見る事、そして触手の効率の良い操り方を学ぶこと。

スマホで撮影されてたことに気づいていなかったみたいだし、スマホは普通に無事だった。

 

首になんか凄まじい違和感を感じるが、へし折られたという感覚はどうやら現実に戻ってもすぐには消えないらしい。

まぁこの違和感は今回の見物料ということで受け入れるとしよう。

 

そして俺はスマホを起動させ、いつもの行為に励みたい気持ちを抑えつつディピカさんが辱しめられる様子、そして触手の立ち回りを何度も何度も再生し、脳に焼き付けるのだった。



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素直になれない少女のスカートをめくりたい。

「まったく、あんたはいつもいつも」

 

黒く綺麗な髪を揺らす彼女は不満げに唇を尖らせ、横にいる男子生徒に文句を言う。

それを聞く男子生徒は苦笑しつつも彼女を優し気に見つめる。

 

まぁ彼女が少々口調はきついながらも自分のことを大事に思ってくれていると分かってるからこそ優し気な目つきになっているのだろう。

 

彼女の名は『上条 るい』。

俺がスカートめくりのターゲットに定めた少女である。

 

 

「報告はちゃんと素直に行うように。下手に隠し立てしちゃダメよ」

 

ウチの部署の女上司はいつものように他の部下に接している。

それを聞いてる同僚は何度もこくこくと頷く。

 

「分かってるの?」

「もちろんです!」

「ならいいわ」

 

上司が話を終わらせると、同僚はぺこりと頭を下げ元の席へと戻っていく。

 

「今日も厳しいっすね」

「だな」

 

アイドル好きの後輩がこっそりと俺に話しかけ、俺は同意する。

とはいえあくまで注意喚起の段階であり、まだ本気で怒鳴ってはいない。

 

かつて俺の部署に、他の部署から来た上司が数人部下を貸してほしいと言ってきたことがある。

なんでも、そちらの部署のミスを補わせるために人員が欲しいというものだった。

その時、俺も後輩もその上司に頼むよと言われたことがある。

他の部署の人間とは言え、あくまで上司。

断ろうかどうか頭を悩ませていると、女上司がきっぱりと「ダメです。彼らは私の大事な部下。あなたたちの尻ぬぐいのためにいるわけではないのです」と言ってくれた。

 

当然、そう言われた上司は女上司に反発し「女の癖に」「黙って部下を貸せばいいのだ」と抜かし、それに更に反発し女上司も「ふざけないでください!」と怒鳴り声をあげていた。

 

結局、社長にもこの騒動は耳に入り、他の部署の上司がやらかしたミスも同時に伝わったため、そちらの上司が叱責され、こちらの部署はおとがめなしという結果に終わった。

 

その時の女上司の怒りっぷりは俺も後輩も、いや、この部署のメンバーは全員忘れていないだろう。

仕事に関しては本当に真面目で頼れる人だ。

 

だからこそ仕事途中で困りごとや気になったことをわざわざ俺に尋ねてくる癖をなくしてほしいと思う。

真剣な悩みの時は俺もちゃんと聞くが、大抵はくだらないことだからこそどう答えるか困ったりもするのだ。

 

まぁ、ここ最近は仕事も忙しいこともあり、そういった絡みはないから安心しているのだが。

 

っと、そろそろ外回りの時間か。

 

「じゃ外回り行ってきますね」

「分かったわ。君もちゃんと報告書を上げるのよ」

「分かりました」

 

女上司にびしっと指さされ、俺は力いっぱい頷き部屋から出ていった。

 

 

そして今日の営業も無事終わり、会社に戻って報告書を上げる。

なんだかんだでこの会社で働いていることもあり、だいぶ報告書の書き方も慣れてきたものだ。

 

そして会社を後にし、アパートに到着する。

 

「さてと……」

 

今日は『聖櫻学園』へと出向く。

この間は生徒会の女の子たちのスカートをめくったので少しチェックが厳しくなってるだろうと思い、行くのを少し控えていた。

 

しかし、個人的に面白い性格の子を見つけた。

 

その子こそが『上条 るい』

聖櫻学園の弓道部に所属しており、彼氏持ちである。

だが、その彼氏に対して素直に接することが出来ない、いわゆるツンデレ系だ。

 

そんな彼女が見知らぬ男にスカートをめくられたらどういう反応をするか、興味がわくというものだ。

思い立ったが吉日。

早速聖櫻学園の世界へと向かうことにした。

 

 

というわけで学園に到着し、こっそりと校舎内へと潜入する。

生徒会主要メンバーの2人がスカートめくりの被害にあったということで、なおさら学園内の警備は厳しくなってると思われたからだ。

 

そんな中で上条さんを探すのは少し大変だったが、廊下で彼氏と思わしき男の人と一緒に仲良く歩いているのを発見できた。

しかし、彼氏がいるのは少し邪魔だな。

なるべくならスカートめくりで見るパンティとリアクションは独り占めしたいものだが……いや、待てよ。

 

頭の中でとある考えがよぎり、そのまま2人の後を付いていく。

しかし、他の生徒も数人か同じ方へと歩いていく。

向かってる先は玄関……もしかして、下校時間にやってきてしまったのだろうか。

 

となると、なおさらチャンスは逃せない。

 

そして彼氏と上条さんは別のクラスらしく、それぞれ別の下駄箱へと向かっていく。

上条さんは手慣れた手つきで内履きから靴を履き替える。

その間に彼氏の方が先に靴を履き替え終わったらしく、上条さんのいる下駄箱へと向かってくる。

 

「あ、まだ靴履き替えてた?」

「もう、焦らせないでよ」

 

彼氏さんの言葉に対して上条さんが少しだけむっとした感じで呟く。

 

「じゃ、お待たせしたお詫びにいいもの見せてあげる」

「へ?」

 

後ろから俺の声を聴き、上条さんが思わず抜けた声を上げる。

その隙に俺の両手が上条さんのスカートの前と後ろのひだを掴み。

 

ぺろんっ。

 

前からも後ろからもパンティが丸見えになるようにスカートをめくりあげる。

彼氏は前から、俺はお尻側から上条さんのパンティを見ることが出来る。

 

さて……ほぅ、水色と白色のギンガムチェックのパンティか。

そして弓道部をやってるからか、きゅっと引き締まったお尻のラインがパンティから浮き上がっててお尻の形がよくわかる。

先ほどまでニーソックスのおかげで出来上がっていた絶対領域の上の禁断の領域を俺と彼氏で分かち合う形になった。

 

「な、な、な、なにするのよおおっ!?」

 

上条さんが怒鳴り声と同時に慌ててスカートを両手で抑え、禁断の領域は再び封印されてしまった。

 

「ま、待てっ!」

 

彼氏の方も上条さんのパンティを見れたからか顔を赤くし慌てて俺の方に手を伸ばす。

だが俺が再び校内の方へと走っていき、すでに靴を履き替えていた2人に追いかけることは出来なかった。

 

 

「くそっ、逃がしたか」

 

変質者を逃がしてしまい、彼氏の方は悔しそうな顔をする。

だが、自分の可愛い彼女である上条のパンティを思わぬ形で見てしまい、顔を赤くしていた。

 

「……見た?」

 

スカートを抑えその場でへたり込んでしまっていた彼女がぽつりと呟く。

彼女は彼氏以上に顔を真っ赤にしており、見知らぬ男、そして何より彼氏に今日のパンティを見られてしまったことで羞恥心MAXになっていた。

しかし、それでももしかしたら目を背けていてくれてたかもしれない。

その思いを元に呟いたのだろう。

 

しかし、彼氏が顔をほんのり赤くしていたことでやっぱりパンティを見られたことが分かり、むーっと頬を膨らませる。

 

「もう、私があんな変質者にスカートをめくられたのに、パンティを見てるなんて、エッチ!」

「ご、ごめんって」

 

 

そんなやり取りを校内で聞き耳を立てる。

逃げる際、下駄箱の上に小型レコーダーを置いてきたのだ。

おそらく騒ぎのせいで玄関に人が集まり、レコーダーは回収できないだろう。

レコーダーだってタダではないから少し高くついてしまった。

だけども、彼氏にパンティを見られた素直になれない女の子とラッキースケベで彼女のパンティを見てしまった彼氏との会話を聞くことが出来た。

それを聞きながら先ほどのスカートめくりの様子をスマホで再生する。

ちゃんと上条さんのニーソックスと太もも、そして水色と白色のギンガムチェックのパンティがスマホにばっちりと映し出された。

そしてスカートを抑え振り返った上条さんの涙目混じりで恥じらいMAXの真っ赤な顔。

 

うん、これはアパートに戻っていつもの行為をするのを更に楽しめそうだ。

 

そう思いながら、俺はこの世界を後にするのであった。



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※気弱なロリ巨乳のスカートをめくりたい。

「遠征大変だったわね」

「うん、お疲れ様曙ちゃん」

 

肩ぐらいにまでかかった紫色の髪の毛を揺らす少女、曙ちゃんに対して労いの言葉をかける少女。

綺麗な濡れ烏のような髪の毛をしている少女の頭のてっぺんにアホ毛がちょんとある。

そして中学生ぐらいの見た目に対して反比例するかのような立派なお胸。

そして一見すると彼女たちは普通の女の子のように思うだろう。

だが、彼女たちが平然と背負っている大砲が、彼女たちは普通の存在ではないという事を示してくれる。

 

そんな少女の名は『潮』。

 

俺が今回スカートめくりのターゲットに定めた少女だ。

 

 

「ふぃ~っ」

 

会社のいつもの仕事も終わり、風呂も食事も終えゆったりと一息つく。

しかし、今日の仕事はかなり大変だった。

 

 

「ご苦労様~」

 

間延びした声を出しながら俺たちの部署に入ってきた人物を見て俺含めその場にいた全員に緊張が走る。

銀縁のメガネをかけ、一見するとひょろい優男に見えるかもしれない。

だが、この人こそが俺たちの会社の社長なのである。

 

「社長、何か御用でしょうか?」

 

女上司もいつも以上に仕事モードで社長に声をかける。

そしてそんな風に堅苦しそうに声を掛けられるのは嫌そうだと言わんばかりの顔をする。

 

「そう堅くならなくともいいじゃないか」

「申し訳ありません」

「ま、いいや。君は相変わらずみたいだけど、その態度が部下たちにも伝わって、この間の大仕事の成功にもつながったんだね。さすがだよ」

「ありがとうございます」

 

社長に褒められ女上司がぺこりと頭を下げる。

その時の女上司の顔がほんの少し微笑んでいたのがちらりと俺たちには見えた。

 

「さてと、確かここにこの間の大仕事の報告書があったと聞いてね」

「あ、はいこちらに保管してあります」

 

女上司が慌てて銀棚からファイルを取り出す。

それを受け取った社長がぺらぺらと中を見る。

 

「うん、これだね。ありがとう」

「いえいえ」

「この間のお仕事、皆ご苦労様。だけどもそれに満足せず更に上を目指そう。オシャレを追及する女の人たちも皆は常に良いオシャレを求めているのだから。そのオシャレを伝えるのが君たちのお仕事だからね」

「「「「はい!」」」」

「うん、いい返事だ」

 

部署にいた全員の元気良い声を聴き、社長が満足した笑みをしながらその場を後にした。

 

「……ふぅ、びっくりしたわね~」

 

それから数十分した後、女上司がぽつりと呟いた。

その言葉に同意しない人物は今この場にはいなかった。

 

 

「はぁ、疲れたぁ」

 

ただ単に書類を受け取りに来ただけとはいえ、やっぱり会社で一番上の立場にいる人物と一緒に場にいるのは緊張する。

うかつに変な事を言おうものならクビが飛んでもおかしくないのだから。

そんな中でいつもの仕事モードで接することが出来る女上司は尊敬できる。

だからこそなおさら俺たちに対してゆるく接することがあるのが謎なのだが。

 

 

まぁ、これ以上考えてても疲れるだけだ。

仕事が終わって風呂と食事の癒しの時間も終わったのだから、わざわざ疲れることもないだろう。

それよりも趣味に没頭して、更に心を満足させる方がよっぽど有意義という物だ。

 

 

というわけで、新しく購入した漫画本に目を通す。

なんでも、かつて戦争に使われた艦たちが女の子の姿で戦うという感じの触れ込みの漫画らしい。

常に新しい情報を手に入れるのは男女問わず必要な事なのだ。

 

そして少々おどおどしてるけどもロリ巨乳な女の子を見つけ、早速スカートめくりの餌食にしてやろうと思い、早速その漫画世界へと飛び込むのだった。

 

 

「でも、このあたりの海の深海棲艦たちもだんだん強くなってきたよね」

「そうね。遠征の資材集めも本当大変よね」

 

そして早速ターゲットである潮ちゃんを発見した。

その横には一緒に遠征とやらに出向いた曙という女の子もいた。

 

そして俺の格好は……灰色のツナギ?

どうやら整備員かそんな感じの仕事をしている人という設定なのだろう。

普段は化粧品を売る営業サラリーマンだからスーツぐらいしか着こまないから、こういった服は新鮮だ。

そして見た目年齢はどうやら元の世界と同じようだ。

なんせ潮ちゃんたちのような少女だけじゃなく、大人の女性もいるからだろう。

それにこういった場所に男の子が紛れ込んでること自体違和感の塊だろうし。

 

さてと……彼女たちの武装は大きな大砲を背負ってる。

先ほど遠征終わったとか言ってたし、任務が終わったばかりで武器を片付けて居られていないのだろう。

もしかしたら正式な名称があるのかもしれないが、なんせ銃器に関する知識は素人同然だし。

だけども、正直背負ってるだけでもすごい負荷がかかってるだろうけども、平然と歩いてる辺り見た目少女でもとんでもない力持ちなのだろう。

しかし、それだけに動きは鈍そうだ。

くノ一がいる世界だと逃げるのにも一苦労だったしな。

 

さてと、そろそろ取り掛かるとするか。

スマホを起動させてっと。

 

「にしてもあのクソ提督は」

「曙ちゃん、あんまり提督の悪口を言わない方が」

 

……しかしあの曙ちゃんという少女、おそらく上司である提督さんに対して口が悪いな。

横にいる潮ちゃんも少し困ったような顔してるし。

 

しかしまぁ、それはそれでとっかかりになるか。

 

 

「ここ最近の深海棲艦も数多くなってきて、遠征の数も多くなってきてるのに遠征に向かわせる人は多くないし。クソ提督ったらちゃんと人数の割り当てを考えてるのかしら」

「提督もちゃんと考えてると思うよ」

「潮はあのクソ提督を庇い過ぎよ。もっと文句だって言っていいわよ」

「曙ちゃんは提督にクソって言いすぎだよ。そんな子にはお仕置きだ」

 

ガバッ!

 

曙ちゃんの後ろに駆け寄り、一気にスカートをめくりあげる。

さて、パンティは……ほう、薄ピンク色。

中学生ぐらいの見た目に見合った可愛らしいパンティだ。

お尻もそれほど大きくはないが、ぷりっとした感じがしていてよろしい。

 

「なああっ!?」

「曙ちゃん!?」

 

曙ちゃんは顔を真っ赤にして慌てて後ろ手でスカートを抑える。

その隙には俺はびっくりしてる潮ちゃんの前へと出向く。

 

「大事な仲間さんがパンティを見られちゃったんだから、君も見せてくれなきゃ平等じゃないよね」

「ちょ、ちょっと」

 

潮ちゃんがスカートを抑えようとしたが。

 

バサッ!

 

それよりも前に俺の手が潮ちゃんのスカートを掴み、一気にめくりあげる。

水色のフリルが付いた純白のパンティか。

水色のリボンがまたパンティの可愛らしさを増させている。

 

「きゃあっ!?」

「ちょ、私だけじゃなくて潮にまで何やってるのよ!」

 

曙ちゃんが俺を殴ろうとしてきたが、その拳をよけてスカートを前手で押さえている潮ちゃんの後ろに回り込む。

 

「見てわかると思ったけど、じゃもう一度スカートめくりしてるところ見せてあげればさすがにわかるよね」

 

バッ!

グイーッ!

 

今度は潮ちゃんのスカートを後ろから豪快にめくりあげる。

後ろには少し小さなうさぎさんがプリントされていたが、そのうさぎさんを隠すように潮ちゃんのパンティをお尻にグイッと食い込ませ、疑似Tバック状態にした。

潮ちゃんは胸だけじゃなく、お尻も年不相応に立派であり、パンティを食い込まされたことでぷっちんむっちりとしたお尻がなおさら強調される。

 

「ひゃあああっ!」

 

再び慌てて後ろ手でスカートを抑え、俺を見てくる。

すでに顔は真っ赤になっており、涙目になっていた。

 

「提督に対してクソって言ってた件はこれで不問にしてあげるよ、じゃあね」

 

そう言いながら俺はその場から走り去っていく。

 

「なんてことするのよ、このクソ野郎ーっ!」

 

曙ちゃんの怒声を背中に浴びながら、俺はこの場を後にした。

 

 

俺は元の世界に戻ってきてアパートでスマホに録画した2人のスカートめくりの様子を再生する。

曙ちゃんの年相応のプリッとしたお尻を包みこむ薄いピンクのパンティと、ぷっちんむっちりな潮ちゃんのお尻に食い込まされた水色のフリルが付いた純白パンティ。

そして怒りつつも恥ずかしさは隠せていない曙ちゃんの表情と、2回もスカートめくりをされてパンティをお尻に食い込まされたせいで恥ずかしさが上限を越して涙目になっちゃってる潮ちゃん。

2人がほとんど対比のようになっていて、中々良いスカートめくりのシーンが撮れた。

 

そしてそれらを交互に再生させ、いつもの行為に励むのであった。



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※軍師ぶる忍のスカートをめくりたい。

葉っぱで作られた扇をパタパタと扇ぎ、少女が息をつく。

ツインテールで纏められた黒髪、そして傍にいる狸がその様子をじっと見つめている。

 

彼女の名は『深里』。

俺が今回スカートめくりのターゲットに定めた少女だ。

 

 

「先輩、今度親戚と一緒に遊びに行くんですけど、どこへ行けばいいですかね?」

 

アイドル好きの後輩が懇願したように話しかけてくる。

昼休みだからこそ思いっきり私情が入ったことを尋ねてくる。

そして後輩の親戚には確か可愛らしい(後輩談)女の子と男の子がいたはず。

それぞれ小学生ぐらいの年齢で、どうやら家族旅行でこの辺を訪れるらしい。

 

「うーん」

「この近場には確か動物園があったはずっすけど」

 

近場というわけではないが、俺たちが勤めてる会社がある地域には確かに動物園がある。

というか動物園ぐらいしか観光名所が無いのだが……

一応都会といえば都会なのだが、少し車を走らせれば田舎みたいに自然たっぷりの風景も拝める、そんな感じの土地に俺たちの会社は存在している。

 

「じゃ動物園でいいんじゃないのか?」

「そうなんすけど、動物園よりもアイドルたちのライブのDVDを見せた方が」

「絶対に動物園にしておけ」

 

俺みたく趣味で時間を裂ける大人はまだいいが、基本的に小学生ぐらいの子供がDVDを見て時間を潰されるのはあんまりよろしくない。

しかも興味のあるDVDならまだしも、アイドル好きの後輩の親戚の子供たちがそういったアイドル達が好きだという話を後輩から聞いたことなどない。

 

「そうっすか」

 

少ししょんぼりした顔をしてくる。

そのような顔で俺を見るんじゃない。

俺にだって罪悪感がないわけじゃないんだ。

 

「でもまぁ動物園で久しぶりに色々な動物を見るのも楽しみっすね」

 

そしてしょんぼりした顔から一転して、楽しそうな表情を浮かべる。

感情がころころと変わりやすい後輩で良かったよ本当に。

 

「後、皆にはなるべく肌が出ない格好をするように言っておけよ。動物園って色んな動物たちがいて楽しめる反面、そういった動物たちの餌を狙って虫がやってくることもあるんだから」

「さすが先輩っす、知識があってためになるっす」

 

いやそれほどのことではないのだが。

最近の動物園はガラス越しで動物たちを見ることが出来るのだが、近場の動物園は檻で囲まれており、虫などが簡単に出入りできるようになっている。

なので一応という訳なのだ。

 

「さてと、じゃ相談に乗ってくれたお礼に今日は昼食おごるっすよ」

 

お、いいのか。

じゃまぁ今日は日替わり定食に美味しそうな焼き魚のおかずがあるし、それにするか。

 

 

そして後輩から昼食をおごられ、気分よく今日の仕事をこなすことが出来た。

後輩から食事をおごられただけでこれほどテンションが上がるとは、我ながら単純だとは思う。

だけども食は三大欲の一つを満たす重要な物だ。

それを満たされることで幸せになるのは悪いことではあるまい。

 

 

そしてもう一つの欲、性欲を満たしに行こうと思う。

漫画世界に潜り込み、可愛い女の子のスカートをめくることで俺の欲は満たされる。

それが終わった後、睡眠もしっかりとって最後の欲も満たそうと思っている。

 

さて、今回のターゲットは……へぇ、狸を連れてる軍師っぽい忍びの女の子か。

軍師というと冷静なイメージがあるが、そんな女の子がスカートをめくられたらどういうリアクションをするか。

 

 

早速俺はその世界へと飛び込んでいった。

 

 

たどり着いたのは、周りを見渡すと一応建物とかはあるのだが、森の中に覆われてる感じがある土地だった。

今までこの世界で出会ってきた忍びの女の子たちが皆都会らしき場所に住んでいたのを考えると、こういった隠れ里みたいな所を見るとやっぱり忍者ってこういうところに住んでるものだよなと再認識する。

 

さて、そんな場所だからこそ探し人を探し出すのは容易のはずだ。

だが、俺はあくまで部外者。

こういった閉鎖空間ではこういった部外者はあっさりと侵入者として感知されてしまうだろう。

 

この世界で使えるあの技もあるが、あくまで初見殺しな所もある。

軍師ぶってる深里という少女にその技が通用するかどうか。

 

とまぁうだうだ考えててもしょうがない。

まずは彼女を探し出さないと話が始まらない。

 

 

そして自然に囲まれた里の中を探していると。

 

「…………」

 

ベンチに座りながら葉っぱで出来た扇をぱたぱたとあおぐ深里さんを発見する。

その膝の上では彼女が飼っているのだろうか。

狸がのんびりとくつろいでいた。

少し短めのタイトスカートをはいており、露となってる太ももの方でゆったりと寝そべってる狸は本当にゆったりとしてる。

そして彼女はたわわな胸を持っており、考え事をしてる少女というだけでも絵になるのにさらに人の目を惹きつける要素を持っている。

 

そんな風に考えていたのが悪かったのか。

たぬきが少しだけぴくんと顔を動かした瞬間。

 

「……何奴!」

 

突如扇を強く振り下ろし、俺の元に強い風が飛んでくると同時に右腕を斬られる。

切断こそされなかったが、この切り傷は浅くない。

 

「お前、この里で見ない奴だな」

 

そして茂みからうっかり姿を出してしまったことで、彼女に感知されてしまった。

 

「生憎今他の皆は出払ってるからな。私一人でお前を対処する」

 

彼女の仲間がいないという耳寄りな情報を聞けたが、その代償として右腕を斬られたのはかなり大きい。

動かせないほどではないが、動かそうとすると激痛が走る。

一旦元の世界に戻るか……いやダメだ。

もう一度この世界に来た時、他の忍びたちがいないとは限らない。

不意を突かれたとはいえ一瞬で右腕をやられた以上、腕は悪くない。

 

「ほら、行くよ」

 

考え事をする暇も与えてくれないってか。

一気に接近してきてびしばしと攻撃を与えてくる。

右腕をかばいながら攻撃を回避するのがやっとだ。

 

「よし」

 

彼女がにっと笑うと同時に足元が崩れ落ちる。

 

「なっ!?」

 

お、落とし穴!?

いやまぁ忍の隠里なのだから罠ぐらいあってもおかしくはないが。

攻撃すると同時にここに追いやられていたのか。

足元を見ると竹槍がこれほどかと言わんばかりに落とし穴の中に多く突き立てられている。

しかし、落とし穴を深里さんは覗き込んでいない。

 

ピンチの中にチャンスあり。

俺は息をつき霧のようにその場から姿を消す。

 

 

「……あれ?」

 

落とし穴の中を深里は覗き込む。

しかし、そこには無様に落ちていったはずの男の姿はない。

 

「誰かお探しかい?」

 

そんな彼女の背後から俺は話しかける。

 

「なっ!?」

 

そりゃまぁ落とし穴に落ちたはずの男が自分の後ろに立っていればそりゃびっくりするよな。

だけどもその油断が命取りだ。

 

指を鳴らし、深里さんの上に透明な筒状カプセルを落とす。

 

「ええっ!?」

 

背後は落とし穴であり、後ろへの逃げ場を失われてるところで上からの不意打ち。

これほど状況が整っていればこの技は成功する。

そして即座にしびれガスが放たれ、それを吸い込んだ深里さんが脱力する。

 

「くぅ」

「さて、さっきはよくもいたぶってくれたね。今度はこちらが君に好き放題する番だ」

 

そう言いながら影で出来た手を彼女のタイトスカートの両端に伸ばす。

 

グイッ!

 

タイトスカートが手によってあっさりと翻され、深里さんのパンティが前からも後ろからも丸見えとなる。

 

「きゃっ!」

 

先ほどまでの冷静な様子とは一転、パンティを丸出しにされたことで顔を赤くし可愛らしい悲鳴を上げる。

そんな可愛らしい悲鳴とは違い、黒の紐パンという大胆なパンティが露にされている。

しびれガスを受けたことでタイトスカートを覆い隠すことも出来ず、しかもタイトスカートの構造上一度めくられてしまえば、自分の手で降ろさないかぎりずっと翻ったままになるという、スカートめくりをする人にとってはありがたい構造のスカートだ。

 

「こんな、は、辱しめなんて」

「そういう割には顔が赤いよ?」

 

それでも余裕そうな態度を崩そうとしない態度は立派だが、顔は正直に恥ずかしいと出ている。

 

「それっ」

 

そして影で出来た手が一気に彼女のパンティのお尻部分を一気に食い込ませ、疑似Tバック状態にする。

 

「ちょ、ちょっと!?」

「こんな辱しめなんて大丈夫じゃなかったのか?」

 

右腕が痛むが、それでも彼女の辱しめられていく様はきっちりとスマホで撮影してる。

そして若干涙目になってるのがもはや感情を取り繕えなくて可愛らしい。

さて、仕上げと行こうか。

 

先ほど以上に濃度が高いしびれガスを放ち、彼女はもはや完全に指一本動かすことすら至難なことになっていた。

カプセルから解放されて、外でなんとか深里を助けようとしていた狸が倒れる彼女の元へと近寄っていく。

 

「そーれっ」

 

ずるっ。

疑似Tバック状態になっていた黒の紐パンティをゆっくりと降ろしていき、お尻をほぼ丸出し状態にした。

 

「……っ」

 

なんとかパンティを上げようとしてるのか、指をぴくぴく動かす。

だがしびれガスが全身に回りその指は動くだけしかできず、パンティを隠すことなどとても出来なかった。

だが傍にいた狸が深里さんの紐パンを上げていき、なんとかお尻丸出しからパンティ丸出しの状態にまで戻した。

 

再びパンティを降ろしても良かったのだが、この狸さんのご主人想いなところに免じてこれでよしとしておこう。

それに、スマホで先ほどまでの一部始終はすでに録画し終わっている。

元の世界に戻って、深里さんの恥ずかしがる様を何度も再生するのが楽しみだ。

 

そう思い、俺は元の世界へと戻っていった。



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※現代な絵描きの子のスカートをめくりたい。

「あ、本当に、つ、疲れたぁ」

 

その少女は眼の下に隈を作り、言葉通り疲れ果てた顔をしていた。

しかし、その疲れ果てた顔でもその可愛らしい顔は崩れることはない。

黒いリボンでポニーテールを纏めている。

 

その少女の手にはペンタブレットが握られており、彼女の趣味が一目でわかる。

 

彼女の名は『秋雲』。

俺がスカートめくりのたーげってに定めた少女である。

 

 

「先輩、大丈夫っすか?」

 

後輩の本気で心配する目が俺の背中に突き刺さる。

実際本気で疲れ果てており、机に突っ伏してりゃそりゃ心配されるだろう。

 

営業の取引先相手がそれなりに無理難題を出してきた。

その無理難題をクリアすれば一発で取引を成立させてくれるという、足元を盛大に見られた。

無理難題をクリアするためにここ最近は徹夜で趣味に走ることもなくプレゼン用の資料や化粧品のサンプルをかき集めたり、それらを取引先に披露するためのモデルも社内で色々な女性社員に頼み込んだ。

取引先のお偉いさんの性癖に突き刺さる女性が綺麗な化粧姿を披露したことで気に入っていただき、取引は成立しお得意さんが増えた。

 

当然仕事が成功したことは喜ばしいが、その喜ばしさを感じるまでに蓄積した疲れが一気に今来たというわけだ。

 

「本当にお疲れ様。せっかくだし美味しい物飲み食いしに行く? 私がおごるわよ」

「自分もお付き合いさせていただくっす」

 

そんな自分の惨状を見て流石に見かねたのか、女上司とアイドル好きの後輩が優しく声をかけてくれる。

 

「……お願いします」

 

実際疲れ果てて今すぐ寝たい気持ちはある。

だが、その仕事を終わらせるために食事も簡易的なもので済ませていたためか、美味しい物と聞いた瞬間食欲中枢も促されたというわけだ。

 

「よーし、じゃ行くわよー!」

「お付き合いするっすよー!」

 

女上司とアイドル好きの後輩が声を張り上げる。

その若干高いテンションと今の自分の状態と釣りあってないけども、気遣ってくれるのは嬉しいのでその行為に甘えることにした。

 

 

「ふぃ~」

 

その後、居酒屋へと出向き、大量の焼き鳥や焼き魚、サラダや炊き込みご飯などとにかく食欲の赴くままにいっぱい食べた。

そしてビールや梅酒なども普段以上に嗜み、食欲を完全に満足させた。

酔っぱらう+蓄積された疲れが足元が若干ふらついたりもしたが、なんとかアパートにたどり着きそのままベッドへと直行した。

 

シャワーは明日の朝入ればいいや。

それに明日は……いや、今はもう深夜1時だから今日は土曜日。

会社は休みだし……

 

そんなことを考えた瞬間、意識はぷっつりと途絶えた。

 

 

「ふわぁ……」

 

目覚めて時計を見たとき、時計は11時を指していた。

うわ、朝早起きするどころか昼近くまで爆睡してたのか。

会社が休みじゃなければ盛大な遅刻コース確定だった。

 

とりあえず、スーツを脱いでシャワーを浴びてこよ……

 

 

ふぅ、さっぱりした。

さて、さっぱりしたところで次に何をするか……

昼ご飯を食べようとも思うが、少し中途半端な時間だ。

 

よし、じゃ趣味で時間を潰すとするか。

 

出向く先は……お?

艦隊の仕事以外にも、絵描きとしての仕事をしてる女の子?

本業の仕事でヘロヘロになってるのが自分だというのに、さらに自分を追い込む女の子がいるのか?

よし、ターゲットは決まった。

 

そして本能の赴くままに漫画の世界へと飛び込んでいった。

 

 

ここに来るのは2回目か。

しかし元々艦の種類自体が多いせいか、少し歩くだけで色々な女の子が目に入ってくる。

可愛い子や奇抜な服装をした子など本当に十人十色だが、どの子にも共通してるのは目に戦いで培われたであろう、強い意志を宿しているということだった。

 

より取り見取りでまた今度この世界へやってきた時にどの子のスカートをめくり辱めようかという下見もしつつ、ターゲットである少女がいるであろう場所へと向かっていく。

 

 

そして少し建物の中を歩いていると、目的地近くの扉が開かれ、ターゲットである秋雲さんが部屋から出てきたのが見えた。

どうやら部屋にこもり、手にしたペンタブで絵を描いていたのだろう。

もっとも、自分は絵描きに関してはよくわからないからあのペンタブで絵を描いて他の媒体にデータを移してるのか、ペンタブの中にデータがあるのかはよくわからない。

 

だが、その秋雲さんは眼の下に隈を作り、今まで相当頑張ってたのはよく分かる。

 

彼女は何とか姿勢を正し、廊下を歩く。

おそらく眠気覚ましにコーヒーでも買いに行くのだろうか。

 

だが、若干意識が朦朧としてるのはチャンスでもある。

スマホを起動させ、秋雲さんに近づいていく。

 

 

「こんにちはー」

「……ん?」

 

声をかけてきた俺に対して秋雲さんは怪訝そうな目で見る。

一応整備士の格好はしてるけども見たことがない男の人がいるのは疑問に思うだろう。

だがまぁ服装のおかげで知らない間に入った新入りだと解釈したのか、特に何も追及はしてこなかった。

 

「なんか眠そうだね。これ飲む? うっかり2本買っちゃって」

「え、いいの!?」

 

俺は手にしていた缶コーヒーを秋雲さんに手渡し、秋雲さんが嬉しそうに受け取る。

その缶コーヒーはこれから見せてもらう絶景の閲覧料と俺は考えているが、当然秋雲さんはそんなことを知る由もない。

 

「でも、コーヒーよりも眼が覚める方法、俺知ってるよ」

「え、本当!? ちょっと原稿が進んでなくてね、あはは」

 

秋雲さんは少しばかりバツが悪そうに笑う。

どうやら原稿が上手く進んでないことを恥ずかしがってるのだろうか。

まぁそれ以上に今から恥ずかしい目に遭ってもらうわけだが。

 

「じゃ、早速実践していいかな?」

「うん、いいよ」

 

眠気で警戒心も薄れてるのか、あっさりと了承してくれる。

まぁその方がありがたいけど。

 

「じゃ……そーれっ!」

 

ガバッ!

 

屈みこみ、秋雲さんのスカートの裾を前も後ろもつかみ、盛大にめくりあげる。

前からも後ろからもパンティが丸見えとなる状態となる。

さて……ほう、フリルが付いた薄緑色のパンティ。

漫画で紺色のパンティが見えたときはあったけど、毎回そのパンティというわけではないか。

 

「……え、ちょちょっ!?」

 

やはり若干意識が怪しかったのか一瞬間があったが、すぐに何をされたか気づき顔を赤くし反射的にスカートを抑えた。

 

「秋雲さんに何するの~!?」

「何ってスカートめくり。恥ずかしさで目覚めたでしょ?」

「確かに覚めたけど!」

「俺もいいもの見れて眼福だったし、ウィンウィンでしょ?」

「どこがよー! こら、待ちなさーい!」

 

顔を赤くして追いかけてくる秋雲さんから逃げ切り、俺は元の世界へと戻ってきた。

 

 

スマホを再生し、無防備な態勢でスカートをめくられ薄緑色のフリル付きパンティが露になる瞬間を見る。

秋雲さんの若干わくわくした表情から少し間が空き、みるみる顔が赤くなっていき恥ずかしがる様子もたまらない。

 

昼飯前になかなかいい物が撮影できた。

さてと、昼ご飯はせっかくだし外食して、終わったらいつもの行為に励むことにするか。

 

そう決めて、俺は財布をポケットに入れてアパートから出ていくのであった。

 

 



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家庭教師のスカートをめくりたい。

「おぉ、なかなかやるね」

 

勉強してる少年……まぁこれは俺なのだが。

この世界にやってきて小学生ぐらいの見た目にされてしまったのだが。

そんな俺が勉強してるのを横で褒めてくれる女性。

 

彼女の名は「六雨 紫呉」。

俺がスカートをめくるターゲットに選んだ女性である。

 

 

「君、この問題分かる?」

 

次の営業先の会社について調べていたところ、女上司が少し困ったように俺に話しかけてくる。

いつも仕事関係はほぼ完璧な人なだけに、そんな人に分からない問題が俺に分かるのだろうかと思いおそるおそる手渡された紙を見た。

 

「えっと……うわ」

 

見せられたのは、科学の元素記号表。

それらを組み合わせてどのような物質が出来るのかという、中学生ぐらいで学ぶ内容だ。

だが、確かに少し複雑な式も混ざっており、そりゃ確かに苦労もするわと思った。

 

「……パソコンで調べてみたらどうです?」

 

正直な話、ここは学校ではないしパソコンでカンニングしても誰も責めるような人はいない。

だからこそパソコンに頼っても良いとは思うのだが。

 

「ダメだよ。ここのパソコンの検索履歴は社長が仕事終わりにチェックしてるんだから、仕事と関係ないことに使ったなんてバレたら問題よ」

 

そのこと自体初耳なのだが。

俺自身この会社内でのパソコンは業務用と割り切り最低限必要な時にしか使っていないのだが。

俺はそういうことだからともかくアイドル好きの後輩が社内パソコンでアイドル関連のことを検索してないかどうか少し気になる。

 

「……ならスマホならどうです? さすがにスマホまでは社長も検索しないでしょうし」

 

さすがに会社員のスマホの履歴まで調べてくるようなプライバシーの欠片もない社長だったなら、俺はこの会社を自主的に辞めさせてもらう。

俺がそう提案すると「その発想があったわね! 流石ね」となんかズレた褒められ方をして先輩は席へと戻っていった。

 

「どうかしたんすか?」

 

その一部始終を詳しく聞いてなかった後輩が俺に声をかけてくる。

 

「今営業から戻ってきたのか?」

「そうっすね。向こうの上司も頑固ですから、アイドルがもしウチの化粧品を使ったらどれぐらい魅力的に映えるがコラ画像まで作ったぐらいっすから」

 

……この後輩はこの後輩で謎のスキルを身に着けている。

それで営業先の上司から好印象を持たれるかどうかはまた別問題なのだが。

 

「そうか……その画像、会社のパソコンで作ってないよな?」

「いやさすがに無理っすよ。というか会社のパソコンでいきなりアイドルの画像展開してたら仕事をさぼってるって誤解されちゃうじゃないっすか」

 

どうやら俺が思ってたよりこの後輩は公私をわきまえていたようだ。

それなら社長から大目玉を喰らうことはないだろうと思い、「ならいいよ」とだけ声をかけておいた。

 

「向こうの上司の好みの女の子じゃ無かったっすかね……こうなったら小学生アイドルぐらいの見た目でやってみるっすか……」

 

……まぁ別の意味で問題になりそうな気もするが、そういう意味での盛大な失敗をすれば少しは懲りるだろうし、口を出すのは止めておいた。

 

 

そんなやり取りがありつつも俺はアパートに帰宅し、シャワーを浴び終え一息つく。

仕事が大変でシャワーを浴びずに寝たいという気持ちもたまには起こるが、営業は人と接する仕事。

身なりがきちんとしてない人と取引をしたいと思うやつはまずいないだろう。

 

「さてと」

 

仕事も終わり飯は外食で済ませ、シャワーも浴び終わり、趣味に時間を費やすことに決めた。

趣味が漫画の世界に入り込み可愛らしい女性のスカートをめくることなのは我ながらどうとかは思うが、せっかく唯一無二の個性なんだ、自分の好きに活かさないでどうする。

 

「ほぅ」

 

そして眼に入ったのは、家庭教師のバイトとしても有能な女子大生。

髪の毛も黒髪ロングですらっとしたスタイル。

勉強も出来るしまさに知的な美女といったところだ。

 

そんな女性がスカートをめくられたらどういうリアクションをするか興味が湧く。

 

そうと決まれば善は急げ。

俺はさっそくその世界に飛び込んでいった。

 

 

「わぁ」

 

俺がその世界にたどり着いたとき、辺り一面は俺のアパートよりも広い部屋だった。

そして俺が自分の手を見ると小学生ぐらいのころの大きさになっていたので、見た目だけは退化してしまったのだと分かる。

 

そして小学生あたりの子供に対してこの部屋の広さということは、この家の持ち主は相当な金持ちなのだと推察できる。

まぁ小学生に対して家庭教師を雇うような家だ。

おそらく勉強などにも力を入れているのだろう。

 

そんなことを考えていると、おそらくこの家のチャイムらしき音が鳴る。

正直な話俺はこの家の構造はまだ理解できていないが、なんとか音が鳴った玄関辺りまで急いで行く。

 

「はい」

「こんばんわー」

 

玄関の戸を開くと、やってきたのはターゲットである六雨さん。

外は夕暮れ辺りであり、もう少ししたら夜になるだろう。

 

「じゃ、早速始めていこうか」

「うん」

 

そして自分の……厳密にはこの世界の少年役としての自分の……なんかややこしいから説明は抜きにして、部屋へと案内する。

この家の両親はどうやら共働きのようであり、この世界での自分はどうやら昔の言い方をすると『鍵っ子』になる。

まぁこれほどの豪邸を維持するのなら、両親ともに働いてないとなかなか難しいか。

 

 

そんなことを思いつつ部屋へ入り、早速勉強を始めていく。

おそらく小学生ぐらいの問題集なのだろうが、下手したら中学2年生ぐらいで学ぶような数学の問題が問題集に載っていた。

中学受験とか、一般家庭に生まれた俺には縁がない話だったけども、立派に勉強をして有名校へ進学していく子供はすでに進んだ学習をするのだろう。

 

 

「じゃ、まずここの問題やっていこうか」

 

そして六雨さんに言われ、問題集に指摘されたページの問題をすることにした。

一応自分は大学も卒業するぐらいに学問もこなしてはきてるので、これぐらいの数学の問題ならまぁこなせなくはない。

目的は六雨さんのスカートをめくりパンティとリアクションを見ることなのだが、その前に勉強が出来てなくて不審に思われたらやりづらくなる。

 

「ここの問題はこの応用をしてみたら解けるだろうし、やってみて」

 

そして俺が新しい問題に取り組む前に分かりやすいヒントを六雨さんが出してくれて俺は問題を解くことを繰り返していく。

勉強が出来る人の中には人に教えることが下手な人もいるが、六雨さんはどうやら人にものを教えることもちゃんと出来る秀才だ。

 

 

そんなことを考えるつつも問題を解いていく。

中学生ぐらいにやった問題とは言え、現実世界では大人になった今でもある程度昔勉強した記憶は残ってるものだと我ながら感心する。

 

「ふぅ……ちょっと休憩しようか」

 

そしてそれなりに時間がたっていたのだろう、六雨さんが休憩を提案する。

それを言われるまですっかりスカートをめくるという本来の目的を忘れかけていた。

 

だけども思い出したからには、ちゃんと本来の目的を果たさせてもらうとしよう。

 

とはいえここはこの世界に俺の本来の家。

いつもならスカートをめくった後即座に逃げ出していたが、ここではそれは通用しない。

 

だが、リスク無しにスカートをめくることなどありえない。

 

「ふぅ」

 

一息してポケットから出したスマホを弄るふりをして動画撮影モードを起動させる。

 

「お疲れ。ここまでで何か分からないことある?」

 

教え方がよくて分からないことなんて……いや、これはチャンスだ。

 

動画を撮影できるようにスマホを胸ポケットにしまい、少しだけ考えるふりをする。

 

「分からないこと……ある。教えてもらっていい?」

「うん、いいよ。何?」

 

 

「お姉さんのパンティの色」

 

バッ!

 

俺に向き直った六雨さんのスカートを両手で思いっきりめくりあげる。

子供相手に完全に油断していたら六雨さんのスカートはあっさり翻り、パンティも丸見えになる。

 

どれどれ……花柄のピンクのレース付きパンティか。

派手ではないけども綺麗なパンティだ。

六雨さんのすらっとした脚の上にあるパンティはそれだけで魅力が何倍も跳ね上がる。

 

「わわっ!?」

 

六雨さんはまさかスカートをめくられるなんて想定していなかったのだろう、少し呆けた後慌ててスカートを抑える。

 

「教えてくれてありがとう」

「もう、何にお礼を言ってるの……いい、女の人にこういうことするのは悪いことなんだからね。分かった?」

 

スカートをめくられパンティを見られたが、あくまで小学生のイタズラと認識してくれたのだろう。

顔を赤くして恥ずかしがりつつも、年上のお姉さんとしてちゃんとした態度で対応してくれている。

 

まぁ、もっとも内面はオッサンなのだが、そんなことを六雨さんは知る由もない。

 

 

それからまた勉強に戻ったのだが、脳内はすでに六雨さんのパンティとリアクションに半分ぐらい支配されていたが、理性でなんとか残りの問題も解いていく。

六雨さんも最初の方は照れが残っていたのか顔が少し赤いままだったが、勉強を教えていくうちに冷静さを取り戻したのかすぐにきりっとした顔つきに戻っていった。

 

「今日は勉強教えてくれてありがとうね」

「うん、どういたしまして」

 

そんなこんなで勉強も終わり、六雨さんが帰る時間になった。

玄関から見る外はすっかり暗く、そんな中でもまだこの世界での両親は帰ってきていない。

いや、この世界での仮初の子供の姿なのだから、最初から両親なんて存在していない……?

それだと六雨さんをバイトとして雇ったのは誰かという問題も浮上するが、まぁ細かいことは一旦置いておこう。

 

「それに……パンティの色も」

「も、もう。それは忘れてもいいの!」

 

俺が少しはにかみながらいうと、スカートをめくられパンティを見られたことを思い出したのかまた少し顔を赤くしつつ俺のことを咎める。

 

「じゃあね。今度までに復習ちゃんとやっておくのよ」

「うん」

 

そして手をひらひら振りながら去っていく六雨さんを見送った。

 

 

そして元の世界に戻り、仮初の子供部屋よりも狭いアパートの部屋でスマホを再生する。

住めば都とは良く言った物で、俺はこのアパートの一室が気に入っている。

 

そんな中で再生する六雨さんのピンクの花柄パンティと、きりっとした顔つきの六雨さんが年相応の恥ずかしがる赤面を見るのはたまらない。

 

これはいつもの行為も捗りそうだと思いつつ、スマホを何度も再生するのであった。



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※ませた女の子のスカートをめくりたい。

「~♪」

 

ふわっとしてそうなのに纏まった茶髪の少女が廊下を歩く。

小学生にしては少し大人びてる少女。

だがこうやって口笛を吹いて歩いている姿はやはり年相応の少女なのだと思わせてくれる。

 

少女の名は『佐々木 利佳』。

 

俺がスカートをめくるターゲットの少女だ。

 

 

「ちょっと相談があるんすけど」

 

いつものように会社で仕事をしてる中、アイドル好きの同僚が少し深刻そうな顔で俺に話しかけてくる。

ここ最近は営業の仕事もそつなくこなしてて『最近仕事が出来るようになってきた気がするっす』といい、女上司からも「調子に乗らないの」と言われつつもどこか微笑ましそうになってたのを俺は見ていた。

 

だからこそ仕事の時間中の相談と言われて真剣な顔をされると俺も真剣な顔になる。

 

「どうしたんだ?」

「今度の営業先なんですけども……化粧品をプレゼンしたっすけども」

「ふむふむ」

「その営業先の部長さんの娘が似合うような品を用意できたのなら話を受けようって言われたんすよ」

 

なるほど。

営業先に対してウチの化粧品を気に入ってもらうには、営業先が満足するような品を用意することが最善の一手。

 

「その娘さんは何歳なんだ? 女子高生か、それともOL辺りか?」

 

女子高生が好みそうな背伸びをするのに必要な化粧品。

仕事が出来る女性のような見た目を醸し出すメイクのための化粧品。

年老いてもなお気高さを感じさせる華麗なメイクをするための化粧品。

年齢に合わせてメイクのやり方も変わっていき、それに見合った化粧品を提供しないといけない。

 

「それが……小学生なんすよ」

「は?」

 

なんか思わず間の抜けた声が出てしまった。

え、小学生って、ちょっと待て。

 

「なんでもその娘さんが同級生の男の子に恋をしたらしく、その子を落とすためのメイクをしたいと部長さんに何度も頼み込んでるらしく……」

「それは大変だな……というかなんてマセた小学生」

 

もしかしたら俺のようなオッサンが世代遅れで、今の小学生は化粧をしても当たり前なのかもしれない。

だとしたら校則とかも随分と緩くなったなぁと思わずしみじみ感じる。

 

「確かになかなか難しい問題だな」

「そうっすよね。年のいった女性と違ってぷるぷるとした肌なのは間違いないっすから、そのお肌を活かすメイクを」

「ちょっと君」

 

俺に尋ねようとした瞬間、女上司がこちらに歩いてくる。

何かやらかしたかと焦る後輩。

俺はなんとなくだが女上司の言いたいことが予想できた。

 

「プルプルとした肌を活かすメイクを彼に聞くなんて……私は年のいった、化粧品のノリが悪い女性だとでも言いたいのかしら?」

 

……なんか声に少しドスが利いてる。

 

(ど、どうすればいいっすか先輩!?)

 

いやそんな助けを求める顔で見られても。

そもそもお前の自爆に俺を巻き込もうとするんじゃない。

二人して目線でそんなことを考えていたのを悟られたか、上司は俺をジト目で見てくる。

 

「もしかして君もそんなこと思ってるんじゃないかしら?」

「いや、そんなことないです。先輩はいつも(仕事上は)キリッとしていて常に映えてますし、そんなことを思ったことなんて一度もないですよ」

「ならいいわ……さて、君」

 

上司が後輩の肩をがしっと掴む。

後輩がまるで百獣の王に睨まれた子ウサギのようにプルプル震えながら俺を見ている。

悪いがそんな目をされても、俺は助けにはなれない。

 

「ちょっとこことは別の場所で色々とお話をしましょうか」

「は、はいっ」

 

後輩の声が明らかに上ずっている。

そして先輩は眼が一切笑ってない作り笑顔で後輩と一緒に部屋から出ていった。

 

「……あいつ、クビにならないといいけどな」

 

一部始終やり取りを聞いていた、あんまり話はしないがそれなりに仕事が出来る中年の社員がぽつりと呟く。

まぁ確かにそれは同意せざるをえない。

 

 

そしてその日、後輩と上司はその部署に戻ってこなかった。

もし後輩がそのままクビになったらその分の仕事の引継ぎをやらないといけないのかと思いつつ、俺はアパートに帰宅した。

明日後輩を見なかったらそういうことなんだろうなと思うことにしよう。

 

いつものシャワーも夕食も終える。

ある意味自分の趣味を楽しむための一種のルーティンみたいになってるな。

 

まぁそんなことはどうでもいいとして。早速趣味の『スカートめくり』を楽しむために漫画の世界へと飛び込んでいくか。

 

今回はあらかじめターゲットは決めていたため、迷いはない。

小学生の女の子が大人の男教師と結婚の約束をしてるとは攻めてる設定だなとは思ったけども、最近の小学生が化粧まですると考えると、それほどでもないのかもしれない。

 

だけどもそんなませた小学生の女の子がスカートをめくられたらどんな反応をするのか興味が出ていた。

 

 

というわけで漫画の世界へと飛び込む。

やはり舞台が小学校でターゲットも小学生だからか、俺の姿も小学生になってる。

とはいえこの世界に潜り込むのもこれで3回目で、この姿もある程度慣れてきた。

だが疲れを感じず逆に軽く感じるあたり、現実世界で年を取ってるのは痛感する。

いやまぁ漫画世界で現実の事を考えるのはよそう。

 

 

というわけでこの間の被害者である桜さんと知世さんに見つからないようにしつつ、ターゲットである利佳さんを探す。

幸い小学校はそれほど広くなかったため、利佳さんはすぐに見つかった。

 

「あっ」

 

そして利佳さんは想い人である寺田先生と出会い、嬉しそうに微笑む。

だけどもさすがに関係性は隠すためか、その微笑みは一瞬だけだった。

そして寺田先生もさすがは大人の男性といったところか、その様子に気づきつつもさりげなく通り過ぎるといった感じだ。

 

……あっ、一瞬の邂逅の情報量が多すぎて、利佳さんが寺田先生と会ってる時にスカートをめくって辱める前にすでに2人とも離れていってしまっていた。

 

うーむ、不覚とはこういうことか。

まぁそれはしょうがないとして、せめて利佳さんのスカートをめくることはちゃんと達成するとしよう。

 

そして利佳さんは本来図書室に向かう予定だったのか階段を上っていく。

上手いこと覗けばパンティを見ることが出来そうだが、ただの覗きはまったく興味ない。

気づかれてないということはリアクションは『無』以外ないからだ。

 

そして階段を上っていき、別の階に到着して図書室が見えてきた。

俺はスマホを作動させ、利佳さんの後ろにゆっくりと近づていく。

 

そして利佳さんの肩をぽんぽんと軽くたたく。

 

「ん?」

 

そして彼女が無防備に振り返った瞬間に。

 

「そーれっ!」

 

バサッ!

 

勢いよく両手を振り上げ、振り返りたい面してる利佳さんのスカートを盛大にめくりあげた。

さてと、パンティは……ほう、ピンクの花柄。

大人っぽく振舞ってるけども、パンティは可愛らしく子供っぽいところがあるなぁ。

 

「きゃっ!? な、何を……!」

 

利佳さんはいきなりスカートをめくられ顔を赤くしつつも、涙目にはなっておらず戸惑いと恥ずかしさが混じったような顔をしていた。

 

「ごめんね、お姉ちゃんが可愛いからつい」

「そっか。女の子は下着を見られるのを恥ずかしがるの。だからもう二度としちゃダメだよ」

「う、うん」

 

いつもだったら逃げる所だったのだが、戸惑ってて追いかける様子がなかったので素直に謝罪すると、恥ずかしがりつつもスカートをめくったことを軽く咎め、釘を刺してくる。

見た目だけじゃなくて、態度も大人びてるなと思わず感心する。

そしてなんかオーラかなんかよくわからないが、これ以上手を出すという気持ちがなぜか抜けていき、利佳さんは手を振りながら図書室へと入っていった。

 

 

そして現実世界に戻ってきて、利佳さんのスカートをめくったときのパンティとリアクションを何度かスマホで再生して楽しむ。

まさかスマホで盗撮されてるなんて夢にも思っていないだろう。

 

子供が純真だと思ってるのは人間だけだとは、どこかの特撮で見た覚えがある。

大人の男、しかも教師と教え子の関係から一歩以上上に進もうとしてる時点で純真を超えた愛の感情があるのだろう。

 

そんなことを考えつつも、スマホを再生しなおしいつもの行為に励むのであった。

 

 

 

……ちなみに翌日、アイドル好きの後輩が疲れ果てた表情で出社し、女上司を見てびくっとして上司の方がそんな後輩をにこっと見返すというやり取りを見た後、この部署内での立ち位置は完全に決まったなと確信した。



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※引っ込み思案な女の子のスカートをめくりたい。

さらりとしたピンク髪。

たわわとは言えないが、主張力がそれなりにある双丘。

これだけでも人の目を集めるパーツとしては十分だが、その持ち主である女の子は人の目を気にしてるのか、きょろきょろと辺りを見ており、人によっては不審者として認定されてもおかしくないだろう。

 

そんな彼女は人から注目されることが第一の仕事であるアイドルに興味を持っているのだから、ある意味ギャップを抱えてる少女と言えなくもないだろう。

 

彼女の名は『花房 優輝』。

俺がスカートをめくると決めたターゲットである。

 

 

「はぁ……いいっすよね。彼女」

「いい」

 

俺が営業先から会社に戻ってくると、廊下でアイドル好きの後輩が他の部署の男子社員と何かを分かり合ってる姿を見た。

彼女とか言ってることから、おそらくアイドル辺りではあるだろう。

だがもしそれがアイドルではなく女子中学生とかだとしたらそれはもはや立派な犯罪である……

 

よくよく考えてみたらアイドルには中学生の年齢でもなれたりするのだから、女子中学生に欲情を催していても別に……いや絵面があまりにもよろしくない。

 

まぁ彼らが何に共感していても俺にはとりあえず関係はない。

ただ人目がつきそうな廊下でそのような会話をできるお互いの肝の据わりっぷりはある意味尊敬できる。

見習おうとは微塵も感じはしないが。

 

そしてその2人の前をすれ違った時、アイドル好きの後輩が話しかけてくる。

 

「あっ、先輩」

「おう、どした? 今営業先から帰って資料を纏めなきゃいけないんだが」

 

俺は後輩が気の合う相手と話をするのを邪魔するほど野暮じゃない。

用事があるといってさっさとその場を離れれば二人の話の邪魔はしないだろう。

 

「そうっすか、頑張ってくださいっす」

「おう。お前も気の合う相手との雑談はほどほどにな」

「了解っす」

 

軽く忠告だけしておき俺は自分の担当部署へと戻ろうとする。

 

「あれが君が言っていた先輩君か」

「はい、俺のアイドル好きの趣味もある程度分かってくれるし、この会社での色々な事も教えてくれた頼れる先輩っす」

「そっか、いいよな君。俺の所の先輩達なんて仕事で分からないことがあっても『目で見て覚えろ』の一点張りでマトモに指導しようともしないんだぜ」

 

眼で見て覚えろというのは料理系の職人技が必要な時は言うが、事務作業は見てもちっともわからないだろうに。

その事に同情しつつ、後輩の中で俺の評価が妙に高いのを聞いてしまい、何となく気恥ずかしくなりさっさと部署へと戻るべく早足になった。

 

 

部署に戻り気恥ずかしさが残りつつも仕事を終わらせ、アパートに帰宅し夕食を済ませる。

 

後輩から予想外に慕われてることを知った今、なおさら自分の趣味を知られるわけにはいかなくなった。

 

まぁそれでも趣味を辞めるつもりはないのだが。

 

そして今回のターゲットは……アイドルに興味を持つ、引っ込み思案の女の子。

目立つことを嫌がる彼女に対して、パンティを晒されるという男の子からの眼を一斉に引き付けられる行為をしたらどうなるかという興味が湧いた。

 

とはいえ、俺の心情としてスカートめくりを行ったのをたまたま目撃したというラッキースケベを他の男が味わうのは絶対というわけではないが許せないのでシチュエーションは妥協するとしよう。

 

意を決し、結構おなじみとなりつつある聖櫻学園の世界へと飛び込んだ。

 

 

いつも男子生徒姿となり、学園をきょろつく。

この学園ではもはや自分は『スカートめくり魔』として女子生徒から嫌悪されるほどの存在となっている。

しかも何度も変装を繰り返し、生徒会のメンバーすらも何度も毒牙にかけてるという噂の広がりっぷりだ。

 

もっとも、その噂は俺がこの世界へとやってこなけりゃ広まらないので、女の子たちは常にスパッツをつけて対応するという策も取れない。

もっとも、スパッツを履いてようものならそのスパッツをずり下げ、安心感を出してる女の子を更に辱しめようという意図もあるが。

 

 

さて、そんなことはさておき花房さんを見つけなければ。

幸いなことに彼女は人目を気にしてるタイプなので、なかなか人が寄り付かないようなところへと行けば見つけることが出来るはず。

 

まぁ学園内はそれなりに人がいるのでそんな都合の良い場所などなかなか見つからず、探すのに難儀はしたのだが……

 

何度か授業時間となり捜索を中断したりを数回繰り返し、いつの間にかお昼も終わっていた。

ここまで見つけるのに苦戦したのは初めての経験だ。

 

そして昼休み明けの授業明けの休憩時間。

 

なかなか誰も来なさそうな廊下で一息ついてる花房さんの姿を見つけた。

ここまで来るのに相当難儀したのだ。

一応仕事疲れもある中で学園内を散策した労力もあったのだ。

早速花房さんへと接近せねば……

 

「あれ、花房さん?」

「あっ、ま、真白さん?」

 

そんな花房さんに俺よりも先に接近した女子生徒……『真白 透子』である。

彼女は実際にアイドルとなっており、学園内でも目立つ存在だ。

そんな彼女がどうして花房さんに接近するのかは、おそらく花房さんがアイドルに興味を持ってるのを知ってるからだろう。

 

「こんな誰もいないところでどうしたの?」

「そういう真白さんこそ、こ、こんなところでどうして」

「移動教室に資料を取りに来たのよ」

 

花房さんは予想外の相手に会いテンパり若干どもりながら話しつつ、真白さんは対照的にはきはきと喋っている。

 

とはいえ予想外なのは俺も同様だ。

せっかくここまで苦労したのに……なら真白さんにも同様の辱しめを与えるとしよう。

スマホを起動させ、お話をしてる2人の元へと歩いていく。

真白さんの背後へと近寄る形であり、花房さんには気づかれているがそれはやむを得ない。

 

「そういえば真白さんってアイドルとして頑張ってるんですよね……人目に晒されるのって大変じゃないですか?」

「そういうことを気にしてちゃアイドルなんてやっていけないわよ。花房さんもせっかく可愛い見た目なんだから人目を気にしてちゃダメよ」

 

ほぅ、アイドルらしい立派な言葉だ。

だったら……

 

 

「じゃ、男の人にパンティを見せるサービス精神も旺盛ですよね?」

 

ガバッ!

 

真白さんの背後から彼女のスカートの前の部分にも手を伸ばし、前からも後ろからもパンティが丸見えになるようにスカートを豪快にめくりあげる。

 

さて、タイツ越しのパンティは……ほぅ、純白か。

まさか今どき純白パンティなんて見ることはないと思っていたが、タイツ越しで見るかシンプルな純白パンティにも若干のエロさが出てくるから不思議なものだ。

 

「きゃっ!?」

 

そしてパンティを晒された真白さんは顔をかっと赤くしながら慌ててスカートを両手で抑える。

 

「さて、君もアイドルに興味あるのなら、パンティを晒すサービス精神を見せなきゃ」

 

真白さんが慌ててスカートを抑えている間に俺は花房さんの前に堂々と立つ。

花房さんはいきなり真白さんがスカートをめくられ、そして見たことない男子生徒がいきなり目の前で堂々と立っているのに困惑しリアクションが取れないでいた。

そんな隙を見逃すほど俺は優しくない。

 

バサッ!

 

花房さんのスカートを両手でつかみ、ちゃぶ台を返すように両腕を上げる。

当然花房さんのスカートはめくりあがり、レース付きのピンクのパンティが露となる。

しかも勢いよくめくりあげたのでスカートの中に入れていたカッターシャツとおへそも露となる。

 

「ひうっ!?」

 

困惑していたが何をされたか理解したと同時に涙目になりスカートを反射的に抑えた。

 

「この変態、花房さんにまで!」

「おっと」

 

後ろから真白さんが俺を取り押さえようと掴みかかろうとしたが、捕まるわけがない。

俺が横にずれて回避すると、勢いあまった真白さんが花房さんと激突する。

お互いの胸がクッションとなり、激突のダメージはなかったものの胸同士が潰れ合うという男子の目の保養となる光景が映る。

 

「ひゃ、ごめんなさい花房さん」

「あ、あうう」

 

真白さんは謝罪するが花房さんはパンティを丸見えにされて見も知らない男にパンティを拝まれたショックでまだ混乱していた。

 

その隙に俺はその場から逃げ出していた。

 

 

そして元の世界に戻った俺はスマホを再生し、真白さんと花房さんがパンティを丸見えにされるところを何度も再生する。

アイドルとして堂々と頑張ってる真白さんのタイツ越しの純白パンティ。

しかもお尻の張りも良く、パンティ越しでも主張してくるお尻の形の良さに目を奪われる。

そして引っ込み思案ながらもアイドルに興味を持ってる花房さんのレース付きのピンクパンティ。

パンティと太ももの良さもいいが、スカートをめくられ恥ずかしさと困惑と涙目と、感情が渋滞してる表情もなかなかそそられる。

 

最初は花房さんを辱めるだけだったが、予想外の乱入のおかげでこれほど良いスカートめくりの様子を収めることが出来た。

 

そのことに満足しつつ、何度も彼女たちのスカートめくりの様子をスマホで再生するのだった。

 

 



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※お嬢様な格好の少女のスカートをめくりたい。

「ちょっと散歩に行ってきますね」

 

そう言いながら金髪の少女がそれなりに大きい建物から出ていく。

白いワンピースが眩しく、つばが広い白い帽子も似合っている。

 

まさに『お嬢様』という言葉が似合いそうな少女だ。

 

彼女の名前は『リーリエ』。

俺が今回スカートめくりのターゲットに決めた少女だ。

 

 

「大人気ゲームのコミカライズってどう思いますか?」

 

突然アイドル好きの後輩が俺に尋ねてくる。

今は会社の昼休憩中だから問題ないが、せめてコーヒーを飲んでる時に話しかけてくるのは止めていただきたいものだ。

 

「うーん……まぁゲームから知ったファンなら確実に読むし、逆にゲームをやってる暇はないけども、冒険が味わえて、そして暇が出きた時にゲームに対する購入意欲を稼げるならいいんじゃないか」

 

実際、面白いゲームのコミカライズは少々の設定改変はあるが、元々となってる原作があるからか、そこまで大きな原作崩壊は起こさない。

ライトノベルからのコミック化はたまに原作崩壊する物もあるが、まぁそれは解釈の違いもあるからしょうがないものと受け取っておこう。

 

「しかしいきなりそんな質問してきてどうしたんだ?」

「実は……推しのアイドルの女の子を育てるゲームがあるんですが、それがコミカライズが決定しまして」

 

そういや前にアイドル好きの後輩の家に出向いたとき、アイドルのライブのDVDの他にゲーム機もあったな。

その時何のゲームをやってるか尋ねてこなかったが、やっぱそういうアイドル育成ゲームをやっていたのかと妙に納得した。

それに従妹の子供も遊びに来るから、そういった子供たちが好きなゲームもあるのだろう。

実際人生ゲームなどのボードゲームなどもあったし。

 

意外とこの後輩の趣味は多彩だなとも思う。

 

「どうしたんすか、先輩?」

「あ、いや何でもない。別にコミカライズが決まったのなら人気という証だ、喜ばしいことだろう」

「そうなんすけど……もし性格が変わってたり、それにアイドルの子がセクハラに遭う的な展開があったらどうしようかなと」

 

そう語る後輩の顔はいつも以上に熱い物だった。

 

…………

 

俺は漫画の世界に入り込み、そういった架空の可愛い女の子にスカートめくりという立派なセクハラ行為を働くことが出来る。

もしこの後輩がそれを知り、その後輩の推しのアイドルにセクハラをしようものなら、この後輩に痛い目に遭わされるのは確実だろう。

 

元々人には絶対に言えない悪い趣味だが、更に言えない理由が追加された瞬間だった。

 

 

まぁそれ以降は特に問題もなく仕事が進み、今日は外食で夕食を済ませアパートに帰宅してシャワーを終わらせる。

 

さて、今回は……そういや俺も気に入ってたゲームのコミカライズが発売していたという事で買っていたコミックがあったな。

棚を漁り、そのコミックを取り出す。

 

そして善(行いはまったく善ではないが)は急げ、早速漫画の世界へと飛び込んでいった。

 

 

そしてたどり着いたのは南国の国……確かアローラだったはず。

さてこの世界での俺の格好は……俺が高校生ぐらいの、ある意味学校物の漫画の世界に入ったときに大抵なってる姿と同じだ。

ただ格好は赤のアロハシャツに短パンとなんか世界観にあったものだが。

 

さて……この世界にやってきたからにはもしかしたら……あ、腰にちゃんとモンスターボールがある。

2個しかないが、中にはちゃんとポケモンがいるみたいだ。

 

せっかくだし出してみるか。

 

2個のボールを出すと、中から飛び出してきたのは一匹はベトベトン。

確かアローラという地方では妙にカラフルになり、逆に目に悪い体色になっていた。

ゲームでも育てた記憶があるが、この世界でのこのベトベトンはどうだろうか……

 

「?」

 

いきなりボールから出されきょとんとしていたが、特に懐いていないというわけではないらしく、近寄ってくる。

確かこの地方のベトベトンの体内の毒性は触れただけでも死に至るほどの恐ろしい物だが……改めて考えてみるとこんな危険な生き物を従えて戦うポケモントレーナーってすごい人種ではなかろうか。

もっとも、俺は漫画の世界の中では死に至るほどの怪我をしても、痛みや気持ち悪さこそある程度フィードバックはしてるが死ぬことはなく現実の世界に戻れる。

 

なのでアローラベトベトンの頭を触る……ぬちょっとするな、おいっ。

ただベトベトン的には頭を撫でられ嬉しかったのか、眼を閉じて気持ちよさそうにしている。

 

まぁ悪い気はしない……っと、ポケモンとの触れ合いを楽しんでる場合ではないのだ。

出したベトベトンともう一匹をボールに仕舞い、その場を後にする。

 

というわけで早速スカートめくりのターゲットを探す。

ゲームをやったことがあるのでターゲットを見つけるのは比較的容易だ。

なんせターゲットの住んでいる所を知ってるのだから。

 

そしてターゲットが散歩と称して研究所から出てくるまで隠れて待機していた。

 

それほど時間も経たずにリーリエさんが出てきたのは幸運だろう。

なんせゲーム中での彼女は今彼女が背負ってるスポーツバッグの中に隠してる存在のせいで狙われてる。

故に研究所内に引きこもっていてもおかしくはないのだ。

まぁ年頃の女の子だからずっと引きこもって過ごすのはさすがに無理があるだろう。

 

 

とはいえ、ターゲットの境遇をよく知ってるが、それでも容赦をする気はない。

 

そしてリーリエさんが散歩をして、人気がない場所へと行くのをこっそりと尾行する。

もしゲームの流れがこの漫画の世界の中でも共通してるのなら、とある町外れのは橋近くへと行き、本来の主人公と出会うのだろう。

 

その流れをぶった切る形になるのかもしれないが、まぁ深く考えないようにしよう。

 

 

そして彼女が人気の少ない場所に来た辺りでもう一匹のポケモンを出す。

このポケモンにとある指示を出す。

 

……この流れ、なんかロケット団あたりとやってることは変わらないな。

まぁ実際俺のやってることって悪いことなんだけどさ。

 

「……えっ!?」

 

そしてそんなことを考えてるうちに俺の出したポケモンがリーリエさんの真後ろに立つ。

そして振り返り驚いてるリーリエさんの脚に俺の出したポケモン……ドククラゲの触手が絡みつく。

 

「このポケモンはクラゲ……でもどうして陸にっ……」

 

驚いた彼女の脚に毒針を刺し、体の自由が利かなくなるまで脚と口に触手が絡みついている。

他の漫画の世界では俺自身が触手を操る化け物になったこともあるが、どうやらこの世界では触手を操る怪物を使役するトレーナーになったらしい。

 

っと、そんなことを考えてる間にドククラゲの毒が彼女の体を侵しつくしたらしい。

ドククラゲが触手を離すとリーリエさんはうつぶせに倒れる。

 

「だ、誰か……」

 

助けを求める声は出してるみたいだが、毒で上手いこと口が回らないのか、声も途切れ気味だ。

そしてそんな彼女を見て俺はスマホを起動させる。

 

敢えて足音を立てながら彼女の元へと近づいていく。

 

「あ……」

 

そして後ろを振り返り俺の姿を確認したリーリエさんは安心した表情を浮かべる。

ただ、彼女は知らない。

 

 

「大丈夫?」

「はい」

 

俺が手を差し伸べると、彼女がその手を取ろうとする。

そしてその手が俺の手を取ろうとした瞬間。

 

「じゃ、パンティ見せてもらうね」

 

俺の手はリーリエさんの手を取ることはなく、うつぶせになってる彼女のワンピースのスカートをがばっとめくりあげた。

さて、パンティは……おお、水色と白色の縞々パンティ。

お嬢様らしく純粋な白パンティかと思っていたが、青空が綺麗なアローラに合ってる水色も複合した水色と白色の縞々パンティは彼女によく似合っている。

そしてお尻もまだ成長途上ながらも将来性を感じさせる良い形だ。

 

「ひっ!?」

 

助けに来たのではなくワンピースをめくられパンティを丸見えにされるとは思ってもなかった彼女が困惑と恥ずかしさが入り混じった表情を浮かべる。

 

「良い物を見せてもらってありがとうと言いたいが、それだけじゃ物足りない」

 

ぐいっ!

 

彼女のパンティをお尻に食い込ませ、疑似Tバック状態にする。

先ほども思ったが将来有望なお尻なだけあり、パンティが食い込んだ状態の彼女のお尻は年相応の少女とは思えないほどの絶景を生み出していた。

 

「や、やぁっ……」

 

助けを呼ぶにもドククラゲの毒が効いて身動きが取れない彼女の表情はたまらない。

 

っと、さすがにそろそろ誰か来てもおかしくはない。

 

「これにて失礼させてもらうよ」

 

今の彼女は体の自由が利かないがもし助けに来たのが男だとしたら彼女が辱められてる姿を特に苦もなく見られてしまう。

なのでワンピースのスカート部分だけを降ろし、疑似Tバック状態はそのままにパンティだけ隠された状態にしてあげて俺はこの場を去った。

 

さて、今回はなかなかドS的な動画が撮れたはずだ。

ドククラゲに襲われうつぶせに倒れてしまってるリーリエさん。

そんな彼女が求めてきた助けの手を取らず、彼女のワンピースをめくりあげ水色と白色の縞々パンティを丸出しにして、そのままパンティを食い込ませ疑似Tバック状態にした。

彼女の恥ずかしいという気持と何をされてるのか分からないという困惑の気持が混じり合った顔がまたたまらない。

 

今までとは少し毛色が違う感じだが、これはこれで新鮮な感じで素晴らしい。

 

俺はどことなく笑みを浮かべながら、彼女が辱めを受ける動画を何度も再生し、いつもの行為に励むのであった。



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諜報員の子のスカートをめくりたい。

「おはよう。今日も良い天気だね」

 

とある中学校。

肩までかかる黒髪が特徴的で中学生にしては少し胸が大きい、いわゆる発達が良いと特徴つけられる女の子が他の女の子に挨拶する。

 

それだけなら別にありふれた光景だろう。

 

だが彼女には秘密がある。

 

 

(今日も無事潜入成功。イジメがこの学校で行われてないか調査しないと)

 

それは、彼女が小柄な体型、いわゆるロリ巨乳を活かした教育委員会からの諜報員であるということだ。

 

彼女の名前は『素井 花柯』。

 

俺がスカートめくりのターゲットに定めた少女だ。

 

 

「女の子に対するイジメは何があると思う?」

 

そう尋ねたのは同じ部署の上司だ。

いきなりイジメと言われて即座に思い浮かんだのはやはりスカートめくりだ。

とはいえそれは今時小学生でも行わないだろう。

だからこそ油断した、色々な漫画世界の女の子にスカートめくりが成功するわけだが。

 

「靴に画ビョウを仕込んだり、同級生のグループからはぶってボッチに仕立てあげるとかですかね。いきなりどうしたんですか」

「いやね、中学生ぐらいの女の子が発達がよくて周りの子から浮いちゃってさ。結果ハブられて、そういう子がウチの化粧品をもう使わないって言ってさ。もう少し幼く見えるような化粧品の開発も考えたんだけど、実際にそんなタイプのイジメがあるのかって思って」

 

ああ、なるほど。

それなら俺にもイジメの種類を聞くのも納得だ。

そしてさっきの俺の意見にその女の子の受けているイジメと同じイジメがあった事で上司の質問は確信に変わったらしい。

 

「ありがと」

 

簡潔に言い残し上司は去っていく。

これからまた少し忙しくなるだろうという予感が心をよぎった。

 

 

さて、仕事が忙しくなる前に自分の趣味に走るとしよう。

最近は色々と変化球があって王道な漫画は少なくなっている。

だからこそ古いタイプの嫌がらせのスカートめくりも成功しやすいということだ。

 

ということで、事は急げ。

漫画の世界に潜り込み、目の前の世界が、ゆらりと変わった。

 

 

朝の登校中にターゲットとしてる少女を見つける事が出来た。

ただ、本来の目的がある彼女が見知らぬ中学生姿になった自分とは関わらないだろう。

 

だけど、少女の目的がイジメ摘発なら。

 

 

「おーはよっ!」

 

バサッ!

 

たまたま通りすがりの同じ中学校の制服を着た栗色の髪の毛が特徴的な女子生徒のスカートをめくりあげた。

ピンクの花柄の少々ロリなパンティだったが、女子中学生ならそんなものだろう。

 

「きゃっ!」

 

いきなりスカートめくりをされた女子中学生はスカートを涙目で抑える。

登校中の他の男子生徒にもパンティを見られてしまったのだから恥ずかしいに決まっている。

 

そして花柯さんはスカートめくりをした俺をバッチリ見ていた。

この子も花柯さんを釣るための餌になってもらったが、スマホで撮影しなかったのが惜しい可愛い子だった。

 

 

まあ、その分花柯さんには良い画になってもらう訳だが。

 

 

それから適当に廊下をぶらぶらしていると、花柯さんが自ら自分に接触してきた。

 

「あなた、朝に女の子のスカートをめくりあげたわね」

「さあ、なんの事やら」

 

あえてとぼけて話を続ける。

せっかくだから、少しやり過ぎになるような流れを作りたい。

スマホはすでに起動済みだ。

 

「他の女の子にもやってるんでしょ?」

「だから何の事やら分からないって」

「この変態、認めなさいよ!」

 

さて、もう頃合いだろう。

 

「……分かったよ、こんな事してるって認めればいいんだろ!」

 

ガバッ!

 

真正面の花柯さんのスカートを両手で掴み、容赦なく持ち上げめくりあげる。

勢いがよく、履いてた黒と白の縞々の紐パンティだけじゃなくおへそまで丸見えになる。

 

「ち、ちょっと!?」

「君が何度もこんな事したんだろと聞いてきたんじゃないか。男の子を嘗めた子は、こうだ!」

 

グイッ!

 

花柯さんを四つん這いにさせ、俺の膝に載せ、お尻側のスカートをめくりあげる。

 

「中学生とは思えない発育の良さだね」

 

逃れようと抵抗する彼女の体を抑えながら空いた手でパンティ越しにお尻を撫で回した。

 

「この!」

「あーら、まだ分からないの? なら分からせてあげるまでだね」

 

グイ-ッ!

 

花柯さんのお尻を包み隠していたパンティは抵抗虚しくずり下ろされ、発育の良いお尻が丸出しになる。

 

「や、やめ」

 

これから何をされるか悟ったみたいだが、勇気と無謀を履き違えた子には躾だ。

 

パンッ、パァン!

 

容赦なく露となったお尻を叩き、じたばた抵抗する彼女のお尻はみるみる赤くなっていく。

 

「やぁーっ!」

 

諜報員とはいえ見た目が中学生ぐらいの花柯さんが顔を赤くしお尻ペンペンされてるのはそそるものがある。

 

「これに懲りたら男の子をむやみやたらに挑発するのはやめなよ」

 

それだけ言い残し、赤くなったお尻をさすっていた花柯さんを残し、その場から走り去った。

 

いつもよりもやりたい放題やったけど、中学生の男の子を自分より年下だと見下してる彼女には良い薬になっただろう。

スカートをめくりあげ、パンティをずり下ろされお尻丸出しにされ、撫で回されて叩かれた。

 

どれだけ素晴らしい光景がスマホに録画されてるのかと心と下半身をウズウズさせ、元の世界に戻るのだった。



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※お山が大好きなアイドルのスカートをめくりたい。

「立派なお山……」

 

髪のサイドをお団子で纏めた可愛らしい女の子。

だが、その女の子の目付きはとある女性の胸の膨らみに向けられていた。

手もわきわきさせており、これが男だったら通報されても文句は言えない動きだ。

 

彼女の名前は『棟方 愛海』。

 

俺がスカートめくりのターゲットに定めた少女だ。

 

 

「もふもふなクッション買っちゃったんだよね」

「へ~、そうなんだ」

 

営業から戻ってきて部署に戻ろうとしたとき、廊下を歩く女性社員2人を見かける。

俺とアイドル好きの後輩を『ソッチの気がある』という失礼な認識をしていた人たちだ。

 

だが、その2人の片割れは俺たちを男色認定しようとした片割れを友情を超えた目で見てたのを確認したことがある。

その片方からも俺とアイドル好きの後輩が男色認識しようものなら『あなたが言うな』というツッコミを入れてやろうと決めているところだ。

 

「あ、こんにちは。後輩さんは一緒じゃないんですか?」

 

そして俺の存在に気づいた1人がどこかワクワクしたような顔で尋ねてくる。

期待に応えられなくて申し訳ないが……いややっぱり俺は悪くないよな。

 

「一緒じゃない。今営業から戻ったばかりだから何してるかも知らない」

「そうですか」

 

なんかちょっとがっかりしたような感じだが何を期待してたんだ。

まぁそんなこと聞こうものなら面倒なことになりそうなのは火を見るより明らかなのでスルーすることにした。

 

「わざわざ聞いてくるってことは、何か用事でもあったのか?」

「あ、いやそういうわけじゃないんですけども。ただ、昼の休憩時間の時に一緒に食事を取ってることも多いので仕事のパートナーみたいな感じじゃないかと」

「そういうことか。それを言うなら君たちも結構2人一緒にいるけど」

「あ、翡翠さんですか? 私と翡翠さんは一緒の年に会社に入ったんですよ。まぁそれよりも前から長い付き合いですけどね」

「友梨佳ちゃんとは結構長い付き合いなんですよね」

 

どうやらこの2人の名前は翡翠と友梨佳というらしい。

お互い楽しそうに話をしてるようすはまさに昔からの付き合いという感じがよくわかるのだが。

 

「友梨佳ちゃん、そろそろ行こう。営業から戻ってきて疲れてるんだから」

「そうだね。お疲れ様です」

「どうも」

「で、さっきの話なんだけど柔らかいクッション買ってさ、揉み心地も抜群なんだ。今度一緒に感触を味わおう」

「うん、2人きりでね」

 

……そういう翡翠さんの眼は下心が透けて見えたが、友梨佳さんはどうやら気づいていないらしい。

まぁ友梨佳さんが昔から親しくしてるのだから、少し度が過ぎたスキンシップも甘えてるものじゃないかと思ってるのかもしれない。

 

まぁこれ以上は俺が関わることじゃないか。

 

 

そして部署に戻り残りの業務を済ませ、帰宅する。

シャワーと夕食を済ませ、ベッドで仰向けになる。

そして少しだけ休んだ後いつもの趣味を行うことにした。

 

ふと読んでたアイドルの漫画に胸を山と称し、揉むことを登山と称する女の子がいた。

他の漫画の世界に可愛らしい女の子に悪戯をする栗栖さんという女の子がいたが、この子……愛海さんはどうやら胸専門らしい。

 

そんな子がスカートをめくられたらどういう反応をするだろうか。

 

思い立ったが吉日、早速その世界へと飛び込んでいった。

 

 

「はぁ……素晴らしいや」

 

愛海さんは実年齢的には中学生だが、見た目が小学生ぐらいだからか俺の見た目も小学生ぐらいになっていた。

しかしこうも簡単に身長が伸び縮みしてると、毒薬を飲んで小学生の体になってしまった高校生探偵からある意味羨ましいと思われそうだ。

もっともあの世界は日常茶飯事のように殺人が行われてるからそんな世界へ行くのはごめんこうむりたいところだ。

別に漫画の世界で死んだところで元の世界に戻されるわけだが、痛みの感触は残ってるので別にわざわざ疑似的とはいえ痛い思いをしたいわけがない。

 

っと、どうでも良いことを考えてしまった。

 

愛海さんは道行く女の人が巨乳でもそれなりの大きさでも皆に目くばせしてる。

どうやらただの巨乳好きというわけではないみたいだ。

 

しかし仮にも愛海さんはアイドルだろうに、道行く人は誰も彼女に気づかない。

オフという事でアイドルのオーラを消してるのだろうか?

それとも手をわきわきさせてる女の子に関わりたくないという事だろうか。

 

だけども愛海さん、女性の胸ばかりに目を配らせていたら自分自身に迫る魔の手に気づかないぜ?

他にも人の目があるが、まぁ小学生同士のイタズラだと思われるだろう。

 

「うひひ……」

 

なんか怪しげな笑いをさせながら指をワキワキさせている。

そして俺もなんかつられて指をくいくいと動かしてしまう。

 

スマホも起動させたし、準備万端。

 

「ああ、もう我慢できない」

「俺も我慢できないや」

「へっ?」

 

バッ!

 

愛海さんのスカートを後ろから豪快にめくりあげた。

パンティは……ほう、ピンクをベースに白色の水玉模様。

フリルもついててなかなか可愛らしい。

愛海さんはピンクのワンピースタイプの服を着ていたこともあり、そのスカートを豪快にめくったため、背中もある程度露となっており、日焼けなど一切ない健康的な白い肌が露となる。

 

健康的な生足に背中、そして水玉パンティ。

元気いっぱいな中学生の姿で何よりである。

 

「ひゃっ!?」

 

そして愛海さんは慌てて後ろ手でスカートを抑える。

先ほどまで女性を相手に怪しげな笑いを浮かべていた時と違い、年相応に恥ずかしがっており顔を赤くさせている。

 

女の子というのはこういうのでいいんだよ。

 

「パンティ丸見えー!」

 

さて、良い物も拝ませてもらったという事でここらへんでさらばを……

 

「待ちなよ」

 

だがあまりにも早い愛海さんの手の動きが……俺の胸に当てられた。

 

「私のパンツ見たでしょ? プロデューサーさんからアイドルの登山を禁止されてたし、ファンかもしれない女の人のお山を登るのは問題だったけど……女の子のスカートをめくるようにエッチな男の子の登山ならいいよね?」

 

もみっ。

 

「うわっ!?」

 

思わず声が漏れ出てしまった。

小学生の体型である以上カッチカチの大胸筋ではなく、ぷにぷにとした柔らかい胸である。

それがこの愛海さんのお眼鏡に叶ってしまったのだろう。

 

「ほれほれ、私のパンツ見たことをこれで許してあげるからされるがままになりなようひひひ」

 

そして獲物を狩る獣の目をしながら俺の胸をもみほぐす。

ここ最近上手いこと逃げ切っていたので慢心してたのだろう。

ここまで胸を揉まれてしまうとは……しかも別に乱暴な手つきではないのがまた……

 

 

「はぁ……」

 

あの後も盛大に揉まれ続けなんとか元の世界に逃げ帰ることが出来た。

ただ、スカートめくり自体の動画はちゃんと撮影できたので良しとしよう。

本人もパンティを見たんだからこれぐらいさせてもらうよといった感じで許してくれた感じはあるし。

まぁパンティを晒されて男の子に見られて恥ずかしがるところはやっぱ女の子なんだなと実感できる。

 

そんな愛海さんのピンクの水玉パンティと良いリアクションを見て……その後に流れる獣の目で俺の胸を揉み続ける愛海さんの姿は後で編集しておくと心に決めながらいつもの行為に励むのであった。

 



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お嬢様と取り巻きのスカートをめくりたい。

「本当、夜の学校って不気味ね……ほら、あなたたち、行きなさい」

「酷いです、江西お嬢様」

「皆で行きましょう、ね?」

 

さらさらストレートの髪の毛でいかにもなお嬢様である女の子がメガネをかけたおさげの女の子をけしかける。

当然メガネをかけた女の子は不安げな顔をして首を横に振り、そんな様子を見かねたショートカットの黒髪の女の子が折衷案を出す。

 

「嫌よ、怖い物は怖いの。冬季と私はここで待ってるから、行ってきてね茜」

「うぅ……」

 

しかし冬季と呼ばれた女の子の案を即座に撤回し、茜さんを暗闇の構内へとけしかけていく。

 

そんなわがままなお嬢様の名は『江西 趙』。

俺がスカートをめくるターゲットに定めた女の子だ。

 

 

そんな江西さん、どうやら学校の中に課題を忘れたらしく、だけども夜の学校を一人で育勇気はないらしく、取り巻きである女の子2人を連れてきた。

この世界にやってきた時はすでに真っ暗な学校の中だったので、何事かと不安になったというものだ。

 

しかし、こうやって誰もいない夜の学校というスカートめくりに誂え向きなシチュエーションを漫画の世界側が用意してくれたというのはありがたいものだ。

 

江西さんがお嬢様らしいわがままで取り巻きを校内へと行かせるのも予想内だ。

 

まずはメガネをかけたおさげの女の子である茜さんが校内へと入っていく。

この世界に来た時、高校生がいる世界なのになぜか警備員の服を着ていてどういうことだと思ったが、やはり世界側が今回のシチュエーションに配慮してくれたらしい。

 

せっかくだし、江西さんの取り巻きである可愛い女の子2人も俺のスカートめくりの毒牙にかけるというのが今回の目的である。

 

茜さんは不安そうな表情できょろきょろしながらも目的地である江西さんの教室へと向かっていく。

メガネをかけた女の子は可愛らしくてもどこか垢ぬけない、いわゆる芋っ子みたいな感じになるからそれもまた良い。

 

っと、そんなことを考えてる場合ではない。

腰ポケットに入っていた懐中電灯を手にし、茜さんの後を付いていく。

 

 

そして懐中電灯を付け、茜さんの背後を照らす。

 

「ひゃああっ!?」

 

いきなり灯りが付いたことで茜さんが驚きの悲鳴を上げ、慌てて振り返る。

 

「えっと、君。こんな時間に何してるの?」

 

敢えて厳しめな口調で話しかけると、茜さんはおどおどしながらも忘れ物を取りに来たことを言ってくる。

 

「そういうことか……でも、泥棒とか悪いことしないようにちょっとついていくよ」

「分かりました」

 

茜さんは申し訳なさそうにしながらもどこかほっとした表情になっている。

暗い校舎内を1人で歩くよりは、警備員さんに監視されてでも誰かと一緒にいたいという気持の表れだろう。

 

もっとも、その気持は後で裏切られることになるのだが。

 

そして茜さんが江西さんの教室にたどり着き、彼女の席へと向かっていく。

俺もその後を付いていく。

 

「えっと……あ、これかな」

 

茜さんが机の中を探り、江西さんのノートを見つける。

 

「忘れ物、見つかった?」

「はい、ここまで案内してくれてありがとうございました」

 

茜さんがぺこりと頭を下げながら礼を述べる。

しかし、俺は茜さんが机を漁っていた間にスマホで撮影の用意を済ませておいた。

教室の電気は茜さんが入ったときに付けておいた。

 

では、早速。

 

「どういたしまして……では、お礼をもらうよっ!」

 

茜さんのミニスカートの裾を前から掴み、一気にめくりあげる。

 

ガバッ!

 

白い太ももの上にあった、花柄の水色パンティが露となる。

コットン100%のパンティでそこら辺も芋っぽさを感じる、良いパンティだ。

 

「ひゃあああっ!?」

 

そして予想外過ぎるスカートめくりを受け、茜さんがノートを手放し慌ててスカートを抑える。

 

「いい物見せてくれてありがとう」

 

だが、ここで茜さんに逃げられてはいけない。

学校内であらかじめ探しておいたガムテープを茜さんがスカートを抑えてる両手に巻き付け、手の動きを封じる。

そして手にガムテープを巻かれ、スカートめくりと合わせて混乱してるうちに茜さんを組み伏し、脚にもガムテープを巻きつけ動きを封じ込めた。

 

「ななな、何をするんですか」

 

パンティを見られただけでなく、動きも封じられたせいで涙目になり完全に怯え切った眼で俺を見てくる。

 

「確か2人ほど連れがいたよね? 君が戻ってこないってなったら助けにくるよね」

「まさか、2人にも!?」

「ご名答。じゃ、大人しくしててね」

 

茜さんの口にもガムテープを巻き、声も出せないようにしておいた。

 

 

「茜ちゃん、遅いな~」

 

そして少し待つと、冬季さんの声が聞こえてきた。

どうやら茜さんが戻ってこないので次は冬季さんをけしかけたみたいだ。

まぁ、メインディッシュは最後のお楽しみというやつだ。

 

冬季さんは一見怖がらずに歩いてるみたいだが「まったくもう、茜ちゃんったら」といった感じで独り言をつぶやいてるので、内心怖いのを誤魔化してる感じだ。

 

さて、さっきと同じように教室まで案内して動きを封じてる茜さんと同じようにしてもいいんだけども……それじゃ芸がない。

 

とりあえず冬季さんの後を付いていき、先ほどと同じように懐中電灯を照らす。

 

「わあっ!?」

 

冬季さんがびっくりして振り返り、俺の姿を見る。

 

「君、何してるの?」

「え、えっといや、あの……」

 

そして冬季さんがどもってる間に俺は彼女に詰め寄る。

 

「怪しいな……」

「え、えっと私怪しくないですよ。ただ単に忘れ物を取りに……そういや茜ちゃんっていう、メガネをかけた女の子を見ませんでしたか?」

「見てないけど……まさか君たち、忘れ物を取りに来たとか言って、盗みをしに来たんじゃないの?」

「そ、そんなこと考えてないですよ! 失礼なこと言わないでよ!」

 

さすがに冬季さんも盗人扱いされればむすっと怒り顔になった。

 

「じゃ、ちょっと後ろ向いて手を組んで。何も盗んでないかちょっとチェックさせてもらうからね」

「……それで無実が証明されるなら」

 

渋々と言った感じだが、冬季さんは後ろを向き、そのまま後ろに手を回す。

……男相手にこうやって無防備に隙を晒すことがどれほど大変な事態を招くか、分からせてあげよう。

 

「よっと」

 

即座に取り出したガムテープで後ろ手に巻きつけ、腕の動きを拘束する。

 

「え、ちょ!?」

 

何をされたか分かった冬季さんが困惑の表情を浮かべ振り向くが、手は後ろに回ったまま。

 

「じゃ、ここに隠してないかチェック!」

 

ガバッ!

 

真正面から堂々とスカートをめくりあげ、パンティを晒す。

黄色のフリル付きのパンティで、前についてる白いリボンが可愛らしさを際立たせる。

 

「きゃあっ!?」

 

そしてスカートをめくられたことで顔を赤くし恥じらうが、スカートを隠そうにも手は拘束されたままであり、俺の両手がスカートをめくりあげたままなのでパンティが晒し続けられる。

 

「何するのっ!」

 

そしてせめてもの抵抗として蹴りを入れるが、それほど見え見えの動きを躱せないわけがなく。手の自由が利かないことでバランスを崩してしまう。

その隙に足を両手で抑え込み、ガムテープを足に巻き付け完全に自由を奪う。

 

 

「さてと……これで取り巻き2人は完全に確保したっと」

 

茜さんが拘束されてる教室に冬季さんも連行していき、むーむー呻いている茜さんの横に冬季さんを座らせた。

 

「後は君たちを助けにお嬢様が来るのを待つだけっと」

 

さすがに取り巻き2人が戻ってこないとなると、江西お嬢様も何事かとやってくるだろう。

警察を呼んで捜索を開始させてしまうかもしれないが、そうなったら素直に撤収する。

すでにこの可愛らしい取り巻き2人のスカートめくりの光景は脳とスマホに焼き付けているのだ。

 

とはいえ江西お嬢様の動向も気になるので、再び校門辺りに戻ろうとすると、足音が聞こえてきた。

 

「まったく、あの2人は……忘れ物を取りに行くだけに何を時間かけてるのよ」

 

しびれを切らしたであろう江西お嬢様が文句を言いつつも不安そうな顔で廊下を歩く。

 

「……よし」

 

 

そして江西お嬢様が教室の入口辺りに来たところでスマホを起動させる。

 

「……ちょっと、これ何!?」

 

そして教室へと入った江西さんが取り巻き2人の惨状を確認したらしい。

急いで教室入り口付近へと走っていく。

 

「あなたたち、一体何が……」

 

教室中では茜さんと冬季さんがガムテープで拘束されてるのを見て驚きつつ、2人を解放しようとしてるところだった。

だが、おかげで完全に背を向け、無防備な状態になってる。

 

「あっ!?」

 

そして冬季さんが教室へと入ってきた俺の姿を確認して声を上げたが、もう遅い。

 

バサーッ!

 

無防備な江西お嬢様のスカートを後ろから豪快にめくりあげる。

サテン生地の黒のレース付きパンティとは、年不相応の大人びた下着だ。

しかも面積も小さく、上のお尻の割れ目辺りが見えそうなほどだった。

 

「きゃああああっ!?」

 

そして2人の拘束を解くのを反射的に止め、慌てて後ろ手でスカートを隠す。

 

「いやー、取り巻き2人に行かせるなんて姑息なお嬢様なんだから、パンティ見られて恥ずかしがる様を取り巻き2人に見物させたけど」

「何をするのよこのド変態! まさかこの2人にも!?」

「うん、2人とも良い絶景を見せてくれたよ。君もなかなか良い絶景とリアクションを見せてくれてありがとうね」

 

そして俺が背を向けその場から離れていく。

 

「こら、待ちなさい変態……ああもう!」

 

だが取り巻き2人を見捨てることも出来ず、江西お嬢様は俺を追ってくることはなかった。

 

 

元の世界に戻り、3人のスカートめくりの光景を何度も再生する。

少々芋っぽい女の子。

元気いっぱいの女の子。

いかにもな見た目のお嬢様。

 

全員違って全員良いけども、恥ずかしがってパンティを隠そうとしたり反撃しようとするリアクションは見てて可愛らしさを感じてしまう。

 

今回もなかなか良い光景が撮れた。

そのことに満足感を抱きつつ、ベッドの上でいつもの行為に励むのであった。



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※背伸びしてるっぽい会社員の女の人のスカートをめくりたい。

「おはよ~」

 

スーツを着てる女の人に話しかける、小さな女の子。

だが、彼女も話しかけた女の人と同じようにスーツを着てる。

見ようによっては彼女はただ単に背伸びをした中学生ぐらいにしか見えないだろう。

 

「さーてと、今日も一日」

 

がんばるぞい。

 

聞いたことがない語尾で話してるのもまた子供っぽいと見られる要因だろう。

 

青みある紫の髪の毛をツインテールに纏めている女性。

 

彼女の名は『涼風 青葉』。

俺がスカートめくりのターゲットに定めた少女……いや、女性だ。

 

 

対象は俺と同じ社会人の女の子のはずなのに、見た目が小さいせいでこの世界にやってきた俺の体は小学生ぐらいの見た目になっていた。

どうやらセクハラを働く対象にの見た目に対して身体能力が決定してるのかと思うぐらいだ。

まぁ見た目が小学生ぐらいだと子供の悪戯(今どきスカートめくりなど子供でもやらないと思うが)ということでスカートめくりは片付けられる可能性が高いからありがたい。

 

 

しかし、そうなると問題がある。

小学生ぐらいの見た目で、涼風さんが勤めてる会社『イーグルジャンプ』に潜入するのは無理があるということだ。

 

ターゲットはすでに会社の中へと入っている。

会社の中に小学生がいるのは……涼風さんの見た目が小学生ぐらいだから無理がない気もするが、さすがに短パンTシャツ姿の男の子が会社内にいるのは俺が現実で勤めてる化粧品会社の中でも見たことがない。

 

漫画の世界とは言えそこら辺はシビアだろう。

 

 

さてどうしたものかと考えていると、会社のドアが開く。

見ると涼風さんが1人で会社から出ていくところだった。

 

別にまだ昼時でもないし、休憩時間というわけではないだろう。

ゲーム会社でも他の会社やゲーム攻略本の出版社へと関わったりはするだろうが、いずれの仕事も別に社内のテレワークで出来そうなものだ。

 

どうして外出したのかは謎だが、せっかく訪れたチャンスだ。

それを無駄にするわけにはいかない。

 

 

「ふぃ~。買い出し頼まれたけども、少し遠いんだよね」

 

どうやら買い出しを頼まれたみたいだ。

しかも近くのコンビニで済むような買い物ではないらしい。

俺の勤めてる会社でわざわざ外へと買い出しをするようなものはないし、食堂もある。

そこら辺は恵まれてる職場だなと思う。

まぁゲーム会社だからこそ、専門的な道具を買いに行くこともあるのかもしれない。

 

いずれにせよ、チャンスの神様は前髪しか生えてない。

掴み取ろうとしないほど俺は馬鹿じゃない。

 

「あの、お姉ちゃん」

 

スマホを起動させ、いざ涼風さんに話しかける。

だが話しかけられた本人はきょとんとし、辺りをきょろきょろと見回す。

もしかして……見た目のせいでお姉ちゃんと話しかけられることに慣れてない?

 

「いや、お姉ちゃんだよ」

「あ、私か。どうしたの、僕」

 

そしてもう一回声をかけ直し、涼風さんはようやく自分のことだと思い至り、改めて俺の方を向く。

……やはりどう見ても中学生ぐらいの女の子が無理して会社員の格好をしてるようにしか見えない。

しかも大人だと判断して声をかけてくれたと思ってるのか、どこか嬉し気だ。

 

おかげで隙だらけだ。

 

「ちょっと教えて欲しいことがあるんだけど」

「教えて欲しいこと? お姉ちゃんに教えられることならいいよ」

 

そして了承も得た。

ならば迷うことは何もない。

 

「じゃ……パンツの色を教えて!」

 

ガバッ!

 

涼風さんのミニのタイトスカートを両手でつかみ、一気にめくりあげる。

なかなか捲りづらくいつも以上に力を入れてめくらなけりゃいけなかった。

 

だがその甲斐あってか、一度翻ったタイトスカートは俺が手を離しても降りず、ピンクのレース付きの花柄パンティが露となる。

花柄だけどもレースがついてるという事で子供っぽいパンティではないが、大人らしいパンティではないというどっちつかずのパンティだ。

 

「ちょ、ちょっと君何するの!?」

 

そして一瞬キョトンとしていた涼風さんだったが、何をされたのか頭で理解すると、みるみる顔を赤くしタイトスカートを慌てて元に戻す。

 

「お姉ちゃんのパンツの色を教えてもらったの。ちゃんと了承もとったし」

「いや別に見てもいいなんって言ってないからね!? こら、待ちなさーい!」

 

そして俺が背を向けて逃げ出すと、涼風さんは怒り顔で俺を追いかけてきた。

怒り顔だが、やはり子供っぽい見た目のせいで可愛らしさは抜けていない。

 

 

「ふぅ」

 

そしてアパートへと戻り、涼風さんのスカートめくりの様子をスマホで改めて再生する。

今までのターゲットでスーツ姿の女性を狙ったことはないし、タイトスカートをめくるのも初めての事だった。

今までのひらひらとしたブリーツスカート系よりもめくるのは力がいるけども、その分なかなか降りないという新たな発見も得た。

そんな新たな発見を教えてくれた涼風さんのレース付き花柄パンティはなかなかの絶景だった。

デスクワークが中心になるからか、脚も日焼けはせず少し白っぽい太ももがまたパンティの良さを際立たせる。

そしてスカートめくりをされて恥ずかしがり怒る子供のような涼風さんの表情もまた良い。

 

新たな発見とスカートめくりの良さを改めて教えてくれた涼風さんのパンティとリアクションを見ながら、いつもの行為に励むのであった。

 

 



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イタズラ娘の親友にスカートをめくらせたい。

「あ、あの……」

「ん、どうしたの?」

 

サイドテールを白いヘアゴムで纏めている少女。

その少女は困惑した顔で誰が見ても巨乳だと分かる女の子の前に立っている。

 

俺はその様子をこっそりと物陰からスマホを構え、観察している。

 

困惑している少女の名は『柿薙 日夏』。

そして日夏さんは巨乳の女の子……『桃崎 蒼』に話しかけ、桃崎さんは柿崎さんの前に立つ。

日夏さんが困惑している顔なのに気づいてないのか、何事だろうと何も警戒せず立っている。

 

そんな桃崎さんのミニスカートに、日夏さんは意を決して手を伸ばし。

 

 

「ご、ごめんなさい!」

 

 

ぱさっ。

 

日夏さんの手が桃崎さんのミニスカートをめくりあげ、ピンクの紐パンティを露にした。

女子高生にしてはいささかサイズが大きい乳に見合うかのように大人っぽいレースもついていた。

 

「きゃっ!?」

「ほ、本当にごめんなさい!」

 

桃崎さんはいきなりスカートをめくられたことで一瞬キョトンとしたが慌ててスカートを抑え、みるみる顔を赤くしていく。

その隙に日夏さんは謝罪の言葉を述べながらその場から去っていった。

 

「確かあの子、栗栖ちゃんのお友達だったよね……栗栖ちゃんと同じ趣味してるのかも」

 

いきなりスカートをめくられパンティを露にされたことで恥ずかしがりつつも、日夏さん以外にその場に人がいなかったのでただ単にイタズラされただけだと思ったみたいだ。

もっとも、その瞬間を俺がスマホでばっちり撮影していたのだが。

 

 

始まりは数十分前の事。

 

「日夏さん、ちょっといいかな?」

 

俺はこの世界の女の子のスカートをめくり、その様子をスマホに捉えるためにやってきていた。

女子に悪戯をし、時には俺以上のスカートめくりの腕を見せる『栗栖 空』さんのいる世界だ。

またいつものように栗栖さんが他の女の子のスカートをめくってる瞬間をこっそり隠し撮りしようとかと思ったが、そんな栗栖さんに親し気に話しかける女の子がいた。

 

それが日夏さんだったのだ。

女の子に悪戯をするけども、栗栖さんはそれ以外は人柄も良いということで友達がいないわけではない。

そのうちの一人が日夏さんなのだ。

 

そして、俺の中にとある一計が浮かんだ。

俺はこの世界では男子高校生の姿に変装した状態でやってきてるので、違和感なく学校に溶け込めている。

 

俺は他のクラスメートのふりをして日夏さんに接触することにした。

無論、栗栖さんがおらず彼女一人だけの時にだ。

もしその場に栗栖さんがいたら俺のことにすぐに気づき、近づかないようにさせるだろう。

 

「どうかしたの?」

「ちょっと呼び出しの用事があってさ」

 

素直に俺の元にやってきた日夏さんを、俺は適当な空き教室まで連れていく。

 

そして空き教室に入り、日夏さんは誰かいないかきょろきょろとしている。

 

「あの、誰が呼び出したの?」

「……ここだけの話、見てほしい物があるんだ」

 

俺はそう言いながらスマホを取り出し、とある動画を再生する。

 

「こ、これって!?」

 

日夏さんは驚愕と同時に顔を少し赤くする。

 

「うん、やっぱり日夏さんなら分かるよね」

 

俺が日夏さんに見せたのは、この学園の生徒指導の教師に栗栖さんがお尻ペンペンをされているところ。

パンティを無情にも降ろされ白い健康的なお尻が丸出しにされ、何度もたたかれみるみる赤くなっていく様子だ。

叩かれるたびに栗栖さんの小さな悲鳴が上がり、それでも教師がお尻を叩くのは止めはしない。

 

「これって栗栖ちゃんだよね」

「う、うん……でもどうしてあなたがこんな栗栖ちゃんが酷い目にあってる動画を持ってるの?」

「この学園にね、匿名で流されてる裏サイトがあるんだけど……その中に『体罰教師の一面! 今どきお尻ペンペンする悪徳教師を許すな!』ってタイトルがあったんだ。それを再生したらこんなのが流れてきたんだ」

 

……まぁこの学校にそんな裏サイトがあるわけがなく、俺個人の動画をただ再生しただけなのだが。

 

「そ、そんな」

「俺はこれをネットに流して、この生徒指導の教師の悪態を世間に知らしめようと思う」

「……ちょっと待って。そんなことしたら」

「うん、栗栖ちゃんが辱めを受けてる動画が世界中に広がるね」

 

大事な親友が生徒指導の教師によりお尻ぺんぺんされ、辱しめられてる動画。

それを世界中に流されたら、栗栖さんは世界中の晒し物にされてしまう。

 

日夏さんが友達だとしたら、もちろん――

 

「だ、ダメだよ!」

「いやいや、もしかしたら俺たちが知らないだけで、栗栖さん以外にもこの先生の手にかかり辱しめられてる生徒がいるかも。だから俺はその子たちを救うためにも」

「それでも」

「……じゃ、俺の言うとおりにしたらこの動画をネットに上げるのは止める」

 

俺がそう言うと、日夏さんはこくんと頷く。

 

「分かった。私に出来る事なら何でもするよ」

「言ったね。じゃあ……俺が指定する女の子たちのスカートをめくってほしい」

「……へ?」

 

一瞬何を言われたのか理解できず、日夏さんが固まる。

 

「何でもするって言ったよね?」

「い、言ったけど……あなた、それって犯罪だよ」

「拒否するのならしょうがない」

 

俺が背中を向けると、日夏さんが慌てた様子で俺の肩を掴む。

 

「わ、分かったよ……だから絶対その動画の存在を広めないで欲しいし、栗栖ちゃんにも絶対に知らせないでね」

「分かってくれればいいんだ」

 

俺の言葉は悪魔の囁きだっただろう。

だが、その悪魔の囁きに乗らなければ親友の辱めが世界中に晒される。

そうして俺は協力者を得たのだ。

 

 

そして最初の言う通り、桃崎さんのスカートを日夏さんはめくってくれた。

この学園で1,2を争う巨乳で可愛い女子がスカートめくりをされ辱しめられる様子を労せず撮影できた。

 

「こ、これでいい?」

 

桃崎さんから逃げてきた日夏さんが俺が指定した場所にやってきて、報告をする。

彼女には自分のスマホでターゲットのスカートをめくる様子を撮影するように言ってある。

それを見せることでちゃんと約束を守ったか確認するためだ。

俺は桃崎さんがスカートをめくられる様子を日夏さんのスマホから確認し、少しした後消すように言う。

無論、別アングルからの動画は撮影してあるので消されるのは少し惜しいが問題はない。

 

「うん。じゃ次のターゲットね」

「ま、また!?」

「次はこの学園で唯一の双子の姉妹……『比嘉 早紀』さんと『比嘉 阿斗華』さんのスカートをめくってきてほしい」

「……わ、分かった」

 

どうやら一度桃崎さんを辱しめたことで、後戻り出来ない覚悟が決まったらしい。

 

「うん、じゃよろしくね」

「う、うぅ……」

 

 

そして日夏さんは並んでお喋りをしてる早紀さんと阿斗華さんを見つける。

しかし双子だからか、ぱっと見では判断がつかない。

 

だが、日夏さんはそんな彼女たちの前に歩いていく。

 

「ご」

 

歩いてきた女子生徒が立ち止まり、ぽつりと一言呟く。

それを聞いた双子が立ち止まり、きょとんとする。

 

「ごめんなさい!」

 

バサッ!

 

まずは胸が少し小さいほうの子……阿斗華さんのスカートをめくりあげる。

パンティは水色の星柄……少々子供っぽい感じのパンティだが、見た目が良いとそんなパンティでも魅力が増すから不思議なものだ。

 

「きゃ!?」

「阿斗華!?」

「本当にすみません!」

 

バッ!

 

妹がスカートをめくられ驚いてる隙に日夏さんは早紀さんのスカートをめくる。

サテン生地の水色で、爽やかさと同時に少し大人らしさを感じるパンティだった。

 

「ちょ、ちょっとぉ!」

「何するの!」

 

早紀さんが慌ててスカートを抑えた時に阿斗華さんが日夏さんに怒鳴る。

 

「本当に、本当にごめんなさーい!」

 

日夏さんが慌ててその場から逃げ出していき、阿斗華さんが追いかけるがなかなか足が速く、追いつくことは出来なかった。

 

「謝るぐらいなら最初からやるなバカー!」

 

阿斗華さんのもっともな怒り声がその場に響き渡っていた。

そしてその様子の一部始終を陰からこっそりと盗撮していた事に気づかれることもなかった。

 

 

「はぁ……はぁ」

 

なんとか全力で逃げ切ったらしい日夏さんが待ち合わせ場所にやってくる。

 

「お疲れみたいだね」

 

俺も日夏さんがここにやってくるまでに少し走ってきたので息を荒くしたいが、それを隠すために敢えて普通の呼吸をする。

正直なかなかしんどいが、それでも日夏さんが見せてきた別アングルからの双子姉妹のスカートめくりの様子を見れたからよしとしよう。

 

「も、もうこれでいい?」

 

気づけば、昼休みもあと少し。

昼休みの50分ぐらいでよくここまでやってくれたと褒めたいところではある。

 

「まぁ確かに昼休みも終わりだし……分かった。俺は別視点からあの生徒指導の教師を失墜させる方法を探すよ」

「よ、良かった……」

 

日夏さんがほっと一息つき、その場から去ろうとする。

だが慌ててスカートを手で押さえて。

 

「もしかして私のスカートをめくったりとか……?」

「ここまで頑張ってくれた子にそんなことはしないって」

 

それを聞いた日夏さんは少しばかり安堵しつつも、警戒してスカートから手は離さなかった。

確かに日夏さんのスカートをめくりたいのはヤマヤマではある。

 

だが、日夏さんは元々栗栖さんの幼馴染で親友である。

 

即ち……

 

 

「日夏ー!」

 

バッ!

 

後ろからこっそりと忍び寄ってきていた栗栖さんが日夏さんのスカートを思いっきりめくる。

栗栖さんの手つきは鮮やかで、日夏さんの今日の下着……ピンクと白のギンガムチェックのパンティを露にする。

 

「きゃあっ!?」

「昼休み中、ずっとどこに行ってたの……日夏?」

「なんでもないっ」

 

スカートをめくられ顔を赤くしつつ、どこか安堵してる日夏さんの様子を見て栗栖さんがきょとん顔をする。

この昼休みの間、栗栖さんが世界中の晒し者にならないように普段栗栖さんがやってることを他の女の子にしてきたなんて言えるわけがない。

 

 

その様子と会話の一部始終をスマホに収め、俺はにやにやと笑う。

俺が手を下さずとも、日夏さんのパンティを露にしてくれる子が身近にいるのだから。

 

 

そして俺は現実世界のアパートに戻り、スマホに収めた一部始終を再生する。

 

困惑してる女の子にスカートをめくられ辱められる女の子と言うのもまた新鮮な動画だ。

 

俺は満足しながら、スマホを何度も再生させいつもの行為に励むのであった。



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2大巨乳のスカートをめくりたい。

うわぁ……

 

大きいなぁ。

 

とある2人が並んだ時、その場にいた男子たちが

抱いた感想はそれらしかなかった。

 

1人はこの学校の女子生徒で一番の巨乳と噂される「桃崎 蒼」

 

もう1人は薄いブロンドにウェーブがかかったふわふわな髪の毛と制服越しでも主張が激しい巨乳の持ち主の「須井 華南」。

 

そして男子たちの陰ながらこっそり見守るのもまた2人。

 

「栗栖さんは桃崎さんのスカートをめくりあげたことあるし、須井さんのスカートをめくりあげるんだ。で、その隙に俺が桃崎さんのスカートをめくりあげるから」

「……うん」

 

俺の提案にスカートを抑えながら答えるのが栗栖さんだ。

何度も彼女も俺のスカートめくりの餌食になってるから警戒するのはまぁ当然だろう。

 

「そんなにスカートを抑えてたらね。君のお友達の柿崎さんのスカートの中が晒されちゃうよ」

 

少々意地悪い口調で言うと、栗栖さんは渋い表情で須井さんに目を見やる。

スカートを手で抑えるのを止めた辺りわかってはくれたのだろう。

 

しかしまあ、栗栖さんの渋々といった顔ですら可愛らしいものだからズルい物がある。

まあ女子同士のイタズラでスカートめくりをしても嫌われてないのはその可愛らしさもあるのだろう。

 

それはさておき。

短いスパンでこの世界に来たのは新刊が発売されたからだ。

栗栖さんの通う学園に新しい巨乳キャラが追加され、同じく学園内の巨乳キャラである桃崎さんとそれなりに仲の良い設定だ。

 

となると、学園内で1、2を争う者同士が同時にスカートをめくられた時のパンティとリアクションが見たいと思うものだ。

それに桃崎さんは柿崎さんを利用してパンティを晒させたが、見も知らない男にそうされたら前回以上に恥ずかしがるか、嫌悪の目で見られるのは間違いないだろう。

 

 

という訳でこの学園にやってきたが、まずは一人動きを抑えておかないといけない子、栗栖さんがいる。

彼女が先に須井さんのスカートをめくりあげてしまおうものなら警戒されて2人同時の時に失敗する確率が高まる。

 

まずは栗栖さんを探してっと。

あ、あれは柿崎さん。

前回彼女を利用したばかりだし、桃崎さんを毒牙にかけたわけだから警戒されるだろう。

 

「あーっ!」

 

背後から聞き覚えのある声が聞こえ、背中を思い切りつねられる。

 

「私のスカートを何度もめくった変態、まさかあの子のスカートまでめくろうって訳じゃないだろうね! まずは職員室に」

 

声の主は栗栖さんであり、俺の制服の裾を強く引っ張っている。

まさか見つかるとは思ってなかったし、背中も少し痛い。

 

だがどうやら栗栖さんは幼なじみの柿崎さんのスカートは自分だけがめくっても良いという考えなのだろう。

 

なら、むしろ利用出来る。

 

「痛いなぁ。ならあの子にはスカートの下どころかパンティの下の肌も丸出しになってもらおうかな」

 

栗栖さんの手を敢えて払わず何も知らない柿崎さんの所へ行こうとする。

いくら引っ張られても、普通の女子学生に力で負けるわけがない。

 

「や~め~て」

「やめてもいいけど、条件がある」

「何?」

「これから2人の女子生徒のスカートをめくろうとしてるんだけど、流石に2人相手は骨が折れる。いつも栗栖さんがやっている事だし、今さらでしょ?」

 

俺が言うと、むぅと頬を膨らませながらもこくんと頷く。

 

(どうせならこの変態に今まで命令されてやってたと言えばいいよね)

(とか考えているんだろうな)

 

無論、別に汚名を被るのはいい。

元々女の子のスカートをめくろうという時点で変態等と罵りを受けるのは覚悟の上だ。

 

 

 

という訳でむしろ利用する事にして須井さんと桃崎さんが楽しそうに話をしている所に来た訳だ。

 

隙を伺うにも一目がなくなり2人だけになるチャンスを探したがまぁ2人とも巨乳で可愛らしいから一目見ようと人が来る。

 

ならば、そこまで隙を見せないなら諦めよう。

隙を見せない2人が悪いからねと自己中心的な責任転嫁をする。

 

「じゃ、栗栖さんが真っ先に須井さんのスカートをめくって来てね。で、桃崎さんが動揺してる隙に俺が行くから」

「あの子に手を出さないでね」

「ちゃんとやり遂げたらね」

 

念押しすると、覚悟を決めたのか栗栖さんはお喋りしている2人の所へ歩いていく。

 

「うん?」

 

まだ栗栖さんの性格を良く知らない須井さんは綺麗なブロンドの髪の毛を揺らしながらきょとんとする。

 

そして男子の数名が期待した眼で栗栖さんを見る。

そしてその期待に応えるように、栗栖さんの手が須井さんの胸に手が伸びる。

 

「立派な果実、収穫ぅ!」

 

むにむにっ。

 

栗栖さんの手がいやらしく動き須井さんの立派な巨乳が指の動きに合わせて形を変える。

 

「な、何なのぉ!?」

 

須井さんが顔を赤くして胸を抑え下半身のガードが空いた瞬間。

 

「次は皮の下の果肉のチェ~ック!」

 

バサッ!

 

栗栖さんの手が須井さんのスカートを前後ろ両方掴み一気にめくりあげる。

むちむちとした太ももの上の薄緑色の紐パンティが丸出しにされた。

 

「きゃあああ!」

 

男子もいるなかでパンティを丸出しにされ、涙目で顔を赤くしながら慌ててスカートを抑えた。

だが残念ながら男子たちには目の保養にされたようで、顔を赤くし、須井さんから目を反らすフリをしている。

 

「栗栖ちゃん、須井ちゃんに何を!」

「私は悪くないの、こうしろって脅されて」

「誰に?」

 

桃崎さんはぶんすか怒りながら栗栖さんを見る。

 

「俺だよーん」

 

ガバッ!

 

完全に栗栖さんに目を奪われた隙をつき、後ろから豪快にめくりあげる。

黒と白のギンガムチェックのパンティと、完全に包みきれてないデカ尻が露になる。

 

「ちょっ!」

 

まだ女の子同士のイタズラで済んでた時と違い、見たこともない男子にスカートめくりをされたわけだから顔が真っ赤でキッと俺を睨み付ける。

周りの男子が「あいつ、とんでもない奴だ」とか言う声が聞こえる。

 

「そんな目をされたらもうちょい過激にしちゃうよ?」

 

グイ-ッ!

 

後ろのスカートをめくったまま、パンティをお尻側から引っ張り、俺の目線からお尻丸出しにする。

そしてパンティの下にスカートを仕舞う形にしてパンティを上に引っ張る。

 

「他の男子生徒にも見てもらわないと」

 

尻側のパンティと尻の下半分か丸出しとなり、それを隠すスカートはパンティの下に入れられ役割を放棄させられた。

 

「あ、あぁ」

 

あまりにも恥ずかしい格好にさせられ反射的にスカートをパンティの下から引っ張って元に戻した後、泣き出してしまった。

 

「栗栖さん、ご協力感謝するよ」

 

そう言い残し俺はその場を後にした。

 

いつも通りスマホでこの絶景を撮影していた。

元の世界に戻りいつもの行為に励むのを楽しみにしつつこの世界から去っていった。



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スタイリストな女の子のスカートをめくりたい。

「さーてと……今日も行くとしますか」

 

本日も1日の仕事を終え、アパートに戻ってきて夕食を取り終わったところだ。

 

いつもだったら夕食の前にシャワーを浴びる所だが、今日はたまたま仕事の営業先の人に誘われ、スーパー銭湯で入浴を済ませたのだ。

営業先の人が風呂好きで、裸一貫でコミュニケーションを取れる人は信用出来るからいきなりスーパー銭湯に誘う、というのが理由だった。

 

実際会社から帰る前にスーツからラフな格好に着替えるので簡単な着替え自体は持ってきており、営業先に出向く前にその上司から『風呂でも一緒にどうだい? 話はそこでしようじゃないか』と言われたのであらかじめ着替えなどは用意できたというわけだ。

 

「うーん……あそこの上司さんは結構独特な人で……さすがに女性の人相手にお風呂に誘うってことはしないけど、まぁ大抵の男の人は誘ってるみたいだし、変な下心とかは無いと思うわよ」

 

という風に女上司から言われており、少々不安に思いつつもスーパー銭湯に出向いたというわけだ。

 

そして周りで入浴してる人の迷惑にならない程度の声の大きさで仕事の話をしたり世間話をしたり、体は風呂でゆったりしてても口は少し疲れた。

 

まぁ最後の数十分辺りはゆったり風呂に入ってお話もしなかったので癒しという目的は果たした。

 

そして向こうの営業先の上司さんに気に入られ、そのままアパートに直帰し夕食を取ったというわけだ。

 

 

風呂で体を癒し夕食を取って少しリフレッシュしたところで、いつもの趣味を行おうと決め、早速ある世界へと飛び込んでいくのであった。

 

 

「ここに来るのも何度目やら」

 

たどり着いたのは『聖櫻学園』という学校がある世界。

ここの女子生徒に何度も俺の趣味である……『スカートめくり』を行い、数多くの女子生徒を辱しめてきた。

本当に数多くの女子生徒がいるのであれだけスカートめくりを行っても、まだパンティを見たいなぁと思うほどの魅惑的な女の子はたくさんいる。

 

というわけで、俺の欲望を満たすために女の子を辱しめてくるとしますか。

 

 

「この学校でさー、女の子をターゲットにした『悪スカートめくり男』っていうのがいるらしいよ」

「えー、やだー」

 

俺が校舎に入って少し歩くと、たまたま出会った女子生徒2人がそんな会話をしてるのが耳に入ってきた。

俺がこの世界からログアウトしている間は俺に関する記憶が一切なくなるのでそんな噂は立つはずがないが、俺がログインするとすぐにそんな話題が出るあたり、この世界に順応しつつあるということだろう。

 

だけどもまぁそれを見越してこの学園に来る際、制服以外の見た目を変装によってごまかし、一見さんにはバレないようにしている。

今回はロン毛の黒髪のカツラにメガネ、そして頬に詰め物をして少し膨れ顔の男の顔にしている。

 

元々現実世界ではイケメンの部類に入らないと自覚しているが、改めて鏡でこの姿を見てみると……うん、なんかちょっと不摂生なキモイ男みたいに見える。

まぁスカートめくりなんてしてる男がキモイわけがないし、こんなキモイ見た目の男にスカートめくりなんてされれば羞恥と嫌悪感が更に上昇するのは間違いないだろう。

 

というわけで、早速今回のターゲットである女の子を探すと「あの~」……

 

「その髪型……ちょっとキミ、どうかと思うよ?」

 

なんかいきなりピンクと紫髪の女の子に話しかけられた。

 

「このロン毛、そんなにダメか?」

 

俺はちょっと気に入ってる感じで言うと、その子は少しだけ躊躇いつつもこくんと頷いた。

 

「うん、君の髪型、ちょっとアレンジすれば輝けると思うんだよね~」

「でもまぁ、俺は気に入ってる方だから」

「そっかー。でもまぁ無理にとは言わないからね」

 

女の子は心なしかしょんぼりしながらその場を立ち去っていく。

なんかそういう態度を取られるとなけなしの良心がうずく。

 

だけどもそれと同時に、もしこの変装を解いても彼女は俺がこの変装と同一人物だと気づくだろうかという思いが湧く。

 

もし気づくのであればこの子は見逃す。

 

だけども気づかないのであれば、見た目で人を判断したということで……その時は問答無用で辱めを与えることにする。

 

 

まずはこっそりとその女の子を尾行し、彼女のクラスをあらかじめ調べる。

そして授業時間中に変装を解き、制服以外はまるっきり別人に見えるようにする。

声質に関しても詰め物で少しくぐもった声になってたので同一人物だとはなかなか気づきづらいだろう。

 

そして変装も解き詰め物も口から出したが……やっぱり詰め物をしてない時に比べると口が軽く感じる。

変装のためとはいえ、顔の輪郭を変えるのならもうちょっと別のやり方を考えるとしよう。

 

それだけこの学園でスカートめくりをして警戒されてるという証拠にはなるのだが、それはそれでやりづらいというものだ。

 

そういやあの子……たまたまクラスに戻る前に他の女の子に『新垣さん』やら『雛菜ちゃん』なんて話しかけられてたから、おそらく本名は『新垣 雛菜』なのだろう。

髪の奇抜さもあり、本人は散髪系の美容を行うのが趣味な女の子らしい。

 

となると、やはり髪型だけしか見てないという疑惑が出てくるし、そうなったら躊躇う心もなくなるだろう。

 

 

そして休憩時間になり、新垣さんが1人で教室から出てきた。

 

スマホを起動させ、1人しかいない場所に来たところで話しかけてみるとしよう。

 

 

そして彼女一人しかいない廊下に来たところで、後ろから声をかける。

 

「あの、すみませーん」

「ん?」

 

新垣さんはいきなり話しかけられ、少しだけ訝し気に俺を見てくる。

 

「さっきなんかロン毛のメガネをかけた男の人と話してるの見たんですけど、髪型を弄るのが好きなんですか?」

「うん。さっきの男の子なんて弄れば輝く要素がある。その様子を見てたのなら君もそう思うだろう」

「ええ、まぁそうですね」

 

……確定。

彼女は俺が変装後の姿と同一人物だと気づいていない。

 

なら、遠慮はいらないだろう。

 

「でも、君にも輝く瞬間があると思うんだよね」

「私に?」

 

新垣さんはきょとんとしている。

よし、隙あり

 

 

「それは……恥ずかしさを感じてる時だよ!」

 

 

バッ!

 

 

水色のプリーツスカートを両手を跳ね上げ容赦なくめくりあげる。

隙だらけだった新垣さんのスカートは一瞬で翻り、中の薄紫のサテン生地のパンティが露になる。

彼女の髪色に紫色が入ってるからか、普通に似合ってる。

 

「わ、わああっ!?」

 

そして何をされたか理解した新垣さんは慌てて両手でスカートを抑える。

だが、すでに丸出しにされたパンティは見られたと理解してるのか、顔を赤くしつつむすっとした涙目で俺を見てくる。

 

「いきなり何するの!」

「だから、君を輝かせたんだ。パンティ丸見えにされて恥ずかしがる君の姿、最高だったよ」

「こ、この変態! 君が噂の『悪スカートめくり魔』だったのか、こら待てー!」

 

踵を返して逃げ出し、彼女が追いかけてくる走り音が聞こえてきたが、風呂に入ってリフレッシュした俺の脚はいつもよりも軽かった。

 

体も精神も軽やかな気分でいつもの行為に励めると思いながら、元の世界に戻るのだった。

 



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チアガールなこのスカートをめくりたい。

「フレー、フレー! 昇星!」

 

頭に付けてる大きな黒いリボンが特徴的な金髪の女の子が爽やかな汗を散らしながら応援をしている。

水色のチアガール姿が眩しく、体はそれほど大きくないのにそれと反比例するかのような胸が目を惹く。

実際、応援してもらってる昇星学園の生徒だけでなく、見物している聖櫻学園の生徒の数人も彼女の応援に目を奪われてる。

 

彼女の名は『浮橋 明日香』。

急遽ターゲットに決めた女の子だ。

 

何のターゲットかって?

 

それはもちろん……スカートめくりだ。

 

あれだけ魅惑的なチアの格好で応援してるが、鉄壁スカートの恩恵を受けてるのか彼女のパンティは見えない。

まぁ普通はアンダースコートを着るから元々鉄壁スカート関係ないとは思うが。

 

それはさておき。

あれだけ見えそうで見えない姿を見せつけられたら、スカートをめくってパンティを露にしたいという思いは強くなる。

 

 

数時間前。

 

「よいしょっと」

 

俺はいつものように会社の仕事を終わらせ、趣味であるスカートめくりを行うために聖櫻学園の世界に来ていた。

つい先日、ここの女の子たちに『悪スカートめくり魔』という認定をされていることを知った。

そういう反応されると、むしろ手を出したくなるというものだ。

警戒されててもスカートめくりをされてしまうことで悔しさと恥ずかしさが増すのなら、俺の求める理想以上の姿を見れるかもしれない。

 

そう思い、今回もここに来ることにした。

 

ただし、今回は少し様子が違っていた。

いつもの聖櫻学園の生徒以外にも、黒を基調とした制服を着た子たちがちらほらいた。

 

「今日は昇星高校のサッカー部が練習試合をしに来るんだって」

「へぇ、そうなんだ」

 

どうやらこの聖櫻学園の世界における、別の高校の子たちが練習試合という名目で来てるらしい。

 

「ダンス部まで呼んでチアの格好で応援までさせて気合十分らしいぜ」

「そうなのか?」

 

男子生徒たちも少しだけワクワクした顔で廊下を歩いていく。

 

ふむ。

この世界でも他の高校の子たちが来るのはそれなりに珍しいらしい。

かつて栗栖さんが通ってる高校の子が紛れる子があったが、それはコラボ企画の一環だし。

 

ふむ。

となると、最初の予定はこの聖櫻学園の警戒してると思われる女の子のスカートをめくろうと思っていたが、逆に警戒されてない他所の高校の女の子のスカートをめくるのも悪くない。

 

 

思い立ったら即行動。

早速その昇星高校の子たちでも見に行くとするか。

 

 

そしてたどり着いたグラウンドで、両方のサッカー部が練習試合を行っていた。

たかだか練習試合でダンス部の子たちを呼ぶとは少々気合入り過ぎとも思ったが、まぁそこら辺の細かいことは気にしないことにした。

 

 

そして目に留まったのが、小さい体に反比例した巨乳の持ち主であり、チアの格好で爽やかに応援している女の子だった。

 

「あの子、可愛いよな」

「名前、何だっけ?」

「確か『浮橋 明日香』さんだったよね。ダンスユニットのリーダーも務めてるとか」

「頑張ってるんだね」

 

そして他の生徒たちの会話で名前も知れた。

 

しかし、さすがにこれだけ大勢の生徒がいる中でチアの格好をしてる彼女に接触するのは自殺行為だ。

さっきも言ったけど、アンダースコートがスパッツぐらい着用してるだろうし。

 

ここは練習試合が終わり、彼女が着替え終わるのを待つべきだろう。

 

しかし、わざわざチアまで応援させる辺り、昇星学園のレベルは高い。

実際聖櫻学園のサッカー部のゴールキーパーから得点を奪ってる。

 

サッカーにあまり興味はないが、高校生たちが一生懸命部活に打ち込んでる姿は眩しい。

そんな中にスカートめくりを企む不純物が混ざりこんでるが……まぁ元々この世界の住人ではない時点で相当な不純物だ。

 

 

そして練習試合は昇星学園の勝利に終わり、お互いのサッカー部のキャプテンたちが笑顔で握手を交わし、応援していた浮橋さんも満面の笑顔でその様子を見ていた。

 

今からその笑顔が羞恥で染まると考えると……ふふふ。

 

 

そして浮橋さんたちが女子更衣室を借りて着替えを終わらせるのを少し離れた場所で待つ。

女子更衣室を遠くから見てる時点で不審者極まりないが、まぁ今更か。

 

浮橋さんが着替えを終え、昇星学園の制服に着替えて出てきた。

黒の制服に水色のラインが走ってる制服は斬新かつ格好良い。

そんな彼女は黒のミニスカに白のニーソックスで眩しさすら感じる。

 

 

他の女の子たちが着替えを終わる前に一足先に着替えを終えて出てきたらしい。

 

スマホを起動させ、そんな彼女の前に敢えて堂々と歩いていく。

 

彼女の前に立った時、彼女はキョトンとした顔で俺を見る。

もうこの学園の子はどこか警戒した目で俺を見てくるから、この目はこの世界では新鮮さを感じる。

 

「えっと、私に用事ですか?」

 

そして当然、他校生である自分に用事があるとは思ってないのだろう、彼女はじっと俺の目を見てくる。

可愛らしい顔でまっすぐ見つめられるのもやはり新鮮だ。

そしてその顔が、今から俺の手で……

 

「うん、君、他の高校から来たんだよね?」

「はい、私は昇星高校から来たんですが、聖櫻学園の生徒さんですよね~?」

 

そして当然彼女は俺に対する警戒は……初見の人に話しかけられるという戸惑いはあれども、不審者に対する警戒心はなさそうだ。

 

「うん、そうだよ。そういや聖櫻学園に、とある生徒がいるんだよ」

「とある生徒、ですか?」

「うん、その生徒はね……」

 

浮橋さんが興味を持ったように俺の話を聞いたところで。

 

 

「君のように可愛い女の子のスカートをめくるんだ!」

 

バッ!

 

少々タイトスカートみたいだったが、両手でスカートの裾を掴み勢いよく万歳する。

スカートは手の動きに呼応して激しくめくりあがり、フリルの付いたピンクのパンティが露となる。

赤いリボンがパンティの可愛らしさを増してる。

可愛らしい彼女によく似合ってるパンティだ。

 

「ひゃああっ~!?」

 

そしてスカートをめくられたことで顔を赤くし、慌ててスカートを抑える。

 

「いきなりスカートめくりって、小学生ですか~!?」

「いやまぁ、君のような可愛らしい女の子を見たら童心に帰ってイタズラはしたくなるけども」

「もう、エッチー!」

 

スカートを抑えぺたんと座り込んでしまった彼女は去っていく俺の背中に聞きなれた罵倒の声を浴びせる。

少しだけ振り返ると、恥ずかしさのあまりうるうるとした目付きで怒ってる表情だった。

 

うん、やはりいい反応だ。

これはアパートに帰ってからの再生が楽しみだ。

 

そしてこの学園における俺の悪名もまた上がったことだろう。

 

そう思いながら俺は元の世界へと帰還するのであった。

 

 



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ギャルでアイドルのスカートをめくりたい。

「え~マジで!」

 

他の女子生徒と楽し気に話している女の子。

普通の女の子ならどこの学校でも気軽に見る光景だろう。

 

だが、その女の子は金色の髪の毛に碧眼。

しかも誰が見ても分かる美少女。

おまけにそのスタイルも良く、胸の膨らみに男子数名の目が向かっている。

 

それもそうだろう。

少女はアイドルであり、世間にその輝きを広めているのだ。

 

少女の名は『大槻 唯』

 

俺が今回スカートめくりのターゲットに定めた少女だ。

 

 

「アイドルって清純派がいいと思ってたけど、最近はそうでもないんすね」

 

会社で今日の昼食代のレシートを眺めていると、アイドル好きの後輩が俺に話しかけてくる。

 

「そりゃまぁ個性が求められる時代だし、誰もが清純派ばっかりだったら世間も飽きるだろう」

 

それはアイドル業界にかかわらず世間一般どんな事象でも当てはまることだと思う。

食事にしてもいくら美味しかろうが、同じものばかり1年中食えと言われたらさすがに嫌気はさす。

むろんそれは死ぬほどの空腹なら贅沢言うなという話だからこれはちょっと例えとして間違えたか。

 

俺の会社で作られてる化粧品だって様々な時代の女性のニーズに合わせて色や艶などを変える口紅などを開発している。

皆が皆同じ化粧品をしていたら男性はもちろん、女性側だって飽きるだろう。

変化や新しい物を求める。

それは人間が求める欲そのものなのだから。

 

「そーゆー先輩はどんなアイドルがいいんすか?」

 

俺の好みか。

……実のところスカートめくりのターゲットになる、絵になるような子ならアイドルだろうが何でもいいのだが。

そんなことを現実世界で言おうものならドン引きどころか即警察に通報案件だ。

 

「うーん、見てる人々に笑顔を与えられる元気いっぱいな子だな」

 

なので表向きな答えを提示するが、これも嘘偽りないことだ。

どんな状況でも人に笑顔を与え、心の靄を吹き飛ばす。

それこそが夢を与えるアイドルというものだろう。

 

「そうっすかー。清純派な子でもそういうことできそうっすけども」

「というかお前アイドルなら何でもいいわけじゃないんだな」

「当たり前っすよ! そもそも先輩はーー」

 

あ、これミスった。

これは後輩のアイドル談義スイッチが入ってしまう答えだ。

 

案の定後輩はぺらぺらと口を開きアイドルのすばらしさを語りだした。

この後輩のアイドル好きはだいたいわかっていたはずだったが、こういううっかりとした答えを述べてしまうとスイッチが入ってしまうことを失念していた。

 

というかこの饒舌っぷりを仕事で発揮してくれとも心から思う。

まぁアイドル好きで女の子の身だしなみにも気を使うことが出来る彼だからこそ化粧品の営業もそれなりに成績を出してるわけだが。

俺もうかうかしてたらこの後輩に追い抜かれそうだし、頑張らないとと気を引き締める。

 

そんなことを考えていることなど目の前の後輩は露ほどにも思っていないだろうが。

 

 

さて、そんな後輩の勢いに押されつつも仕事は今日もちゃんと終わらせ、アパートへと帰宅した。

夕食もシャワーも済ませ、ベッドに腰を預ける。

いつものルーティンのようになりつつあり、一つの本を手に取る。

今日は後輩のアイドル談義に押されてたから、ターゲットはアイドルにすることにしよう。

 

目を引く金髪碧眼の美少女、だが中身はギャルに近い。

そんな少女がスカートをめくられたらどんな反応をするか。

 

 

そうやって決まったのが今教室内で女子生徒と楽しそうに話している大槻 唯という少女だ。

彼女の通ってる学校の制服に身を通し、俺は教室の外で少女の様子をうかがっている。

 

しかしいろいろな世界の高校へと出向くたび制服も変わるから、ある意味俺はいろいろな世界の男子制服を着たことがある男ナンバーワンになるのだろう。

無論架空の世界だし、それが自慢になるとは到底思っていないが。

 

さて、少女のスカートをどうやってめくるかだが。

今こうやって教室へと入っていき堂々と唯さんのスカートをめくることは出来る。

だがそれはあまりにも自殺行為だし、何より他の男子生徒がラッキースケベを得られる。

それは絶景を独り占めしたい俺からしたらごめん被るところだ。

 

だが、作戦はすでに決めている。

後は少女が1人になるところを待つだけだ。

 

そんな間に授業時間になってしまい、結局唯さんは教室から出ることはなかった。

俺は先生が誰も来ないような場所へと出向き、改めてスマホを確認する。

色々な世界へと出向き、あらゆる女の子のスカートめくりの様子を撮影してくれている。

相棒と呼ぶのにふさわしいこいつには常に絶景を写していてほしい。

 

故に空き時間には手入れを怠らない。

暇つぶしと同時に準備も念入りに行う。

それが俺の流儀だ。

 

さて、そんなこんなでチャイムが鳴り、一瞬の休み時間になる。

唯さんがいる教室へ向かうが、その前にスマホを撮影モードに作動しておき、服装も準備を整える。

もしターゲットにばったり鉢合わせても慌てることなく作戦を決行するためだ。

 

そしてその準備はやっておいて損はなかった。

トイレにでも向かうのだろうか、唯さんは一人俺のいるところへと向かってくる。

 

そんな唯さんに俺は声をかける。

 

「ちょっと待った」

「え?」

 

唯さんは突然見知らぬ男子に話しかけられたことでキョトンとした顔をする。

 

「スカートの丈、短くない? 風紀委員として見過ごしておけないな?」

「そうかなー?」

 

俺は腕に装備していた『風紀委員』の腕章を唯さんに見せつける。

この学校にそんなものがあるかどうかはわからないが、別の世界でも行ったテクを今回は行うことにする。

唯さんは女子高生だが、ギャル気質だ。

そして金髪というその多少浮く見た目だからこそ、目をつけられるという名目で声をかけることはたやすい。

 

「とりあえずチェックさせてもらうから動かないでね。すぐに終わるから」

「はーい」

 

唯さんは少し面倒くさそうにしながらもその場でぴたっと止まってくれた。

ギャル気質だがそこらへんはアイドルという仕事をやってるからかまじめなところがある。

 

まぁその真面目さが、これから味わってもらう羞恥を呼ぶことになるなんて唯さんは思わないだろうな。

 

俺はメジャーを取り出し、唯さんのスカート丈を図る。

無論ここでスカートに手を触れようものなら今はまずいので、触らないようにしつつメジャーを伸ばす。

 

「うーん」

 

俺はスマホが入ってる胸ポケットとは別の場所からこの学校の生徒手帳を取り出しぱらぱらとページをめくる。

 

「やっぱり少し短いみたいだね」

「えーっ、マジで?」

 

唯さんは俺の言葉に対して少し顔をむっとさせる。

おやおや、いいのかな?

そういう態度を取っちゃうと口実を与えることになっちゃうよ?

まぁ口実がなくても後に引く気はないが。

 

「そういう嫌そうな顔をしない」

「でも」

 

「そういう格好をしてると、こんなことをされるんだからね!」

 

バサァ!

 

俺は急にかがみ、大槻さんのスカートを前後ろ両面を両手でつかみ、一気に持ち上げる。

 

めくられたことでスカートは下着を隠す役割を完全に放棄し、唯さんの太ももと下着をさらけ出す。

 

少しむっちりとした白い太ももに……薄い水色のパンティか。

白色のリボンのコントラストも素晴らしく、ギャルが履くにはちょっと清純なような気もするが、そのギャップも素晴らしい。

 

「え、ちょ何するの!?」

 

唯さんはほぼ即座に両手でスカートを前後ろ共に抑えて露にされた下着を隠す。

 

「だから警告だって。スカートが短いと勘違いした変態にこんなことをされちゃうって」

「変態はあなたでしょ!? 本当ありえないんだけど、って待てーっ!」

 

即座に逃げ出した俺を唯さんは顔を赤くし涙目になりつつも追いかけてくるが、今まであらゆる女の子の追撃からほぼ逃げ切った俺だ。

アイドルとはいえ身体能力は一般的な少女に追い付かれるはずもない。

 

 

「ふぅ……」

 

そしてベッドの上で今回の戦利品をスマホで再生する。

今回も俺の相棒はばったり絶景を写しだしてくれた。

 

白い太ももに薄い水色のパンティ。

そしてむっとしていた顔からみるみる羞恥と少しの怒りでみるみる顔を赤くしていく様子。

美少女が怒ってもそれは絵になる。

この様子を映し出せるのもスカートめくり以外ありえない。

 

良い戦利品を今日も撮れた。

俺はティッシュを手にし、いつもの行為に励むのであった。

 

 



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