タキスカとタキモル (ミョー)
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スカーレットの初陣とタキオンママ

初投稿なので初投稿です。


六月某日 某所 メイクデビュー

 

「どうだ、スカーレット調子の方は」

「ええ、バッチリよ、メイクデビューなんかで私が調子を崩すなんてありえないわ!」

トレーナーにはああ言ったけど初めてのレース、緊張しないわけが無い。

 

「やあ、やあ、失礼するよスカーレットとモルモット君!」

「タキオンさん!」

ノックもせずに入ってくる、彼女はそういうウマ娘だ。

 

「スカーレット調子はどうかね?」

「もちろんバッチリです!この調子なら一番なんて楽勝ですよ!」

強がりだ。いくら一番の私で緊張はする。

 

「ふぅん、そうか、そうか」

「モルモット君、少し部屋から出て行ってくれ」

『え?ああ、わかった』

 

「え、あっ、トレーナー……」

彼は私のトレーナーだが、元々は彼女のモルモットだ。彼女の言うことは基本的に聞く。レース前だからいかないで欲しかったが。

「まったく、自分の娘の緊張も解せないなんてトレーナー失格だね」

トレーナーに呆れるタキオンが両手を広げる。

「ほら、おいで」

トレーナーも他の誰もいないし……いいよね。

「ママ!」

ママの胸に飛び込む、もうそれだけで十分に安心できる。

 

「よしよし、初めてのレースは緊張するだろ」

「うん」

 頭を撫でてくれるママ。どんどん不安が無くなっていく。

 

「大丈夫、スカーレットなら勝てるさ。三冠ウマ娘を育てたパパと私の娘なんだから」

「でも」

 そうだ、プールや坂路、先輩との並走、位置取りやコーナーの曲がり方の座学、色々やったがトレーニングが足りなかったんじゃないかと思う。

 

「トレーナー君の指示でトレーニングを行って来たんだろう、なら大丈夫さ彼はウマ娘の育成に関しては天才の私よりも上だ。しかも自分の娘だ、隠してはいるが私の時よりもずっと質が良かったよ。だから大丈夫。スカーレットなら勝てるよ」

 

「うん……わかった。私がんばる!」

 ママよりもいいトレーニングをしてたなんて、そんなこと言われたら負けられない。

「ああ、その意気だ。ふむ、よし、時間だ行ってきたまえ」

「ママ!私行ってくる!」

「ああ、行っておいで」

今の私なら10馬身差だって付けられる!

 

 

 

『行ったのか』

 

「全く、モルモット君。自分の娘、しかも担当ウマ娘のコンディションくらいちゃんと管理したまえ。これは君の役目だろ?」

 

いくら私の時にコンディションの調整が必要なかったからって、他のウマ娘でやっていただろうに。

 

『いやぁ、申し訳ない』

 

「まったく……帰ってきたら新しい薬の実験だ。ああそれと、スカーレットのお祝いにケーキを買って帰ろう。どうせ、メンバーにもう祝勝会準備させているのだろう。そうだ!勝利祝いに紅白に光らせてやろう、喜びたまえ」

 

娘の晴れ舞台のコンディションを私に任せるモルモットだ存分に光らせてやろう。

 

『紅白か、それならめでたいからいいかもな。スカーレットは嫌がりそうだが、それともう勝った気か?』

 

「ふふ、私たちの娘が負けるわけないだろ」




ここのスカーレットは原作同様優等生で振る舞っていますがママには弱いです。

1000文字書くので六時間、こんな大変なのに毎日投稿してる人は化け物か何か?


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タキスカ 遊園地編

前回の世界線とは回違い、アニメ時空の様に同じ学園に二人がいる世界線です。でもスピカ所属では無いです。


「ん?なんだいモルモット君このチケットは?」

モルモット君の机に置かれた、大きい方の遊園地の名前が書かれたチケット二枚を手に取る

 

『ああ、それね。大分前に友人に貰ったんだが忘れていてね、誰かと行くなら上げるよ。』

 

「生憎、一緒に行く友達などいなくてね、モルモット君が行けばいいじゃないか」

 

デジタル君はよくわからない理由で断りそうだし、エアシャカール君は声を掛けただけで嫌な顔をするだろう。

 

『それ、すっかり忘れていたせいで期限が今週末なんだ。残念ながら土日は地方に出張でね行けないんだ。そうだ!最近中等部の子と仲がいいそうじゃないか、どうせなら誘って一緒に行ってくればいい。幸い土日のトレーニングは休みだ』

 

土日が休みだったのはそういうことか。私は出張の事は何も聞いていなかったが……

 

「スカーレット君の事か、ふむ、そうだな、せっかくだモルモット君の好意に甘えて行かせてもらおう。それと新薬だ、一気に行きたまえ」

 

薬効は出なかったがモルモット君は部屋のキーボードのように色とりどりに輝いた。

 

 

 

 

「やあやあ、ダイワスカーレット君ここにいたのかい」

 

カフェテリアで勉強か、まじめだねぇ。

 

「タキオンさん!どうしたんですかこんなところで!」

 

「モル……トレーナー君から遊園地のチケットを貰ってね、もしよかったら週末二人で一緒にどうだい?」

 

「え、いいんですか!ぜひお願いします!」

 

「即答だがトレーニングの予定はいいのかい?」

 

「それが、週末は出張だから休みにするってトレーナーさんが言ってたんです」

 

 

確か彼女のトレーナーは女性だったか。特に理由はないが確認する必要があるね。

 

 

「ふうん、そうか。わかった。集合時間はあとで連絡するよ」

 

「え、それだけですか……」

 

「そうだが、他に何かあるかい?」

 

珍しく歯切れが悪い、どうしたんだか。

 

「あの~、時間があるなら勉強を見てもらいたいな~って」

 

「ふむ……せっかくだいいだろう」

 

「ええ!ほんとにいいんですか?」

 

「誘ってのは君だろう、ちょうど研究の方もついたし構わないよ」

散々な結果だったけどね

 

「ありがとうございます!!」

寮の門限まで宿題を見たが、別に私は必要じゃなかったのだろうか。

 

 

 

~集合時間15分前~

 

「ふふ、まさか私が集合時間よりも早く来るとはね」

「タキオンさーんお待たせしました!!」

「いや、全然待ってないよ。さあ、行こうか」

「あの!タキオンさん」

「ん?」

「手、繋いでもいいですか?あ、その、はぐれないように!!」

顔が赤く、汗もかいているようだが……

 

「ああ、構わないよ」

彼女の手を取り歩き出す。

 

「時間にはまだ少し早いが、行こうか」

 

「はい!」

取った手は熱いが元気そうだ、熱発ではないようだな。

 

 

 

「そろそろ、お昼にしようかスカーレット君。何か食べたいものはあるかい?」

行く前に目を付けていたアトラクションを回り、早いものでもう12時を過ぎていた。

 

「そうですね……あ、さっきのロケットの近くのレストランなんてどうですか?さっき見たときは席が空いてましたし。」

 

ああ、あの目が飛び出した生物がいたレストランか。まあ、特に食べたい物があるわけでもないし別にいいか……

 

「ああ、構わないよ」

 

「よし!それじゃあ行きましょう!」

 

 

 

 

「ふむ」

「あちゃ~、お昼過ぎちゃったから混んじゃいましたね」

さすがに日曜日、しかも12時過ぎならしょうがない。

 

「スカーレット君、私が買ってくるから席を取っといてくれ」

「え、でも」

「二人で別の事をした方が効率がいいだろう」

「は、はい!そうだ、お金……」

彼女はポーチから財布を出そうとするが手をだしそれを制する。

 

「いらないよ、私はすでにレースにも出ているし年上だ」

「でも」

「今日は私が誘ったのだしトレーナー君から貰っているから大丈夫だ」

うそだ、あの手この手で言いくるめてモルモット君から獲った物だ。そもそも私がレースで勝った賞金だ。何も問題はない。

 

「わかりました……ちゃんとしたいい席を取っておきます!!」

「頼んだよ」

そういうと、スカーレット君は席を探しに行った。

 

「行ってしまったか……何を食べたいか聞かなかったが、まあいいか」

 

 

 

 

さて、ピザを買ったはいいが彼女と連絡が取れない

「彼女がウマホを見ないはずがないんと思うんだが……」

まさか……誘拐されたか!彼女の方がいろいろ大きいから忘れていたが半年前はランドセルを背負ってたのを忘れていた!!

 

「あの……先輩が来たのでもういいですか……」

よかった焦っていたせいで視界が狭くなっていたようだ。案外近くにいたらしい。

 

「え、マジ!めっちゃ可愛いじゃん。きみ一緒に遊ぼうぜ」

「うっは、マジじゃん」

 

ああ、彼女は抜群の美少女だ、いつも一緒にいるせいで忘れていたな。それにしてもナンパか、学園にいる時間が多いせいでされたことがなかったが、ふむ、あまり品がいいとは言えないな。さて、どうやってここを納めようか……

 

「タ、タキオンさん……」

 

「すまないね、お二人さん。今日の彼女は私のものでね」

ピザをテーブルに置き、スカーレット君の抱き寄せる。まさか勝気な彼女が震えているなんてね……

「他を当たってくれたまえ」

私らしくないが、震えている後輩のためだ。

 

「え、いや女子二人なら男二人がいたほうが絶対楽しいって!!」

「いや、引くぞ笹沼。迷惑かけて悪かったな」

「田辺こんなかわいい子たちほかにいないぞ!!」

「いいから、行くぞ!!聖域に入ってはならない!!」

「おい、田辺。田辺ってば袖掴むなって早い、歩くの速いから――――」

 

「ふう、行ったか。大丈夫かいスカーレット君。中等部の君を一人にしてすまなかったね。大の男二人だ怖かっただろうに」

胸の中のスカーレットに語り掛ける。まったく、私としたことが彼女の容姿の事をすかっり忘れていた。

 

「あ、あ、た、タキオンさ……きゅう」

「スカーレット君!?」

気を失ってしまったか。そんなに怖かったのか……

 

 

 

 

「んん、あれ?タ、タキオンさん!!」

「おはようスカーレット君、よく眠れたかい?」

「あの、これ」

「ああ、ナンパ師を追い払ったら君が気を失ってしまってね、ベンチに寝かしていたんだ。」

「いえ、ありがとうございます……」

「冷めてしまったがピザはいるかい?」

「いただきます……」

落ち込んでいるな彼女らしくない。

 

「あの、タキオンさん、迷惑かけてごめんなさい」

「んん?どうしてだい、君は何も悪くないだろう」

「いえ、私が早く断らないからタキオンさんに迷惑をかけて……」

ああ、さっきの二人の事か。

 

「君が謝る必要はない、むしろ謝るのは私の方だ、後輩の君を一人にして君に怖い思いをさせた、申し訳なかったね」

彼女がしっかり者だからつい頼ってしまった。反省しなければ。

 

「さて、この話はもう終わりだ。ピザを食べてまた、遊ぼうじゃないか」

「でも……」

「いいから早く食べたまえ、冷めてはいるがなかなかおいしいぞ」

モルモット君のお弁当ほどではないがな。

 

「はい!ありがとうございます!!」

うむ、元気になってくれたようでよかった。

 

 

 

 

「タキオンさんパレードきれいでしたね」

「ああ、初めて見たがなかなか心躍るものだったな」

音と光~なんて言ったいたがプロの技か、なかなかのものだった。

「あの、最後に『水しぶきマウンテン』に行ってもいいです?」

「構わないが、どうしてだい?」

「それは~秘密です!!」

 

 

 

 

「まさか、最後に落ちるところで水をかぶるなんてな」

「あはは~ごめんなさ、先に行っておけばよかったですね。これタオルです」

「ああ、ありがとう」

スカーレット君からタオルを受け取り髪と服を拭く。まあ、もう六月だ、風邪は引かないだろう。

 

「ついてきてくださいタキオンさん」

そういわれ彼女についていくと木で組まれた小さな部屋に連れ込まれた。そこには六つの画面がありコースターの写真が写っていた。

 

「最後の落ちる前のてっぺんで写真が撮られるんです。それでアトラクションの出口でレシートみたいなのに番号が書いたあってそれで自分たちが乗ったコースターと写真がわかるんです。ええっと、『TS114』だから、あの上の段の真ん中のやつですね!」

 

「ふふ、スカーレット君、君目をつぶっているじゃないか」

そこにはバーを必死に握って目をつぶっているスカーレット君が写っていた。

 

「た、タキオン先輩も表情は普通でもバーをキッチリ握ってるじゃないですか!!」

「速度には慣れているけど高所からの落下は経験がないからね仕方ないのさ」

落下速度は走っているとき程度だったがあの高さから落ちるのは始めてだ。

 

「それで、スカーレット君。写真を撮って終わり。というわけではないだろう」

「そうなんです。これってプリントアウトしてもらえるんですよ!それで、今日の記念にって思って」

 

「ふむ、そうか記念にね、わかった財布を預けるから買っておいで。一つでいいだろう」

彼女の記念だ、一つあれば十分だろう。

 

「え、タキオンさんはいらないんですか?」

「私はいらないよ、君の分を買っておいで」

財布を渡し買いに行かせる。さみしそうな顔をしていたがどうしたのだか……

 

 

 

「ふう、帰ってこれたね」

「なんだか遠かったですね」

時間のせいか電車が混んでいたが無事門限までに寮に帰ってくることができた。

 

「明日からまた学校だが頑張りたまえよスカーレット君。それとデビュー戦楽しみにしているよ。」

「はい!ありがとうございます!!それで、あの、これ受け取ってもらえますか?」

彼女から袋を渡される。

 

「見てもいいかい?」

「もちろんです!!」

彼女に確認をとり中身を空けると二つ折りの『水しぶきマウンテン』と書かれた紙が出てきた。それを開けると中にはあの時画面に映っていた写真が貼ってあった。

 

「一枚は買ってもらったけどやっぱり私だけ持っているのはさみしいなぁって思ってもう一枚買っちゃいました。ああ、もちろん自分のお金でタキオンさんのお財布のは使ってませんよ!」

あの時彼女がさみしそうな顔をしていたのはそういうことだったのか。

 

「そうか、ふふ、ありがとうスカーレット君。これは大事にするよ」

「あ、ありがとうございます!!あ、もう私行きますねおやすみなさい!!」

彼女はあった言う間に行ってしまったが、玄関に一人残り写真を抱く。

 

「あったかいな、ありがとうスカーレット君」

 

 

 

 

 




前回の四倍近くとか、まさかこんなに長くなるとは自分が一番驚いてます。

二人のデートですがストーリーと育成で着ている私服とかそういうイメージでお願いします。私には女子の服を考えるセンスがないのでむしろ皆さんが考えてもいいですよ。

そして朝起きてTwitter見てタキオンの誕生日でびっくりギリギリですがまにあってよかったです。

追記
タキオンは「もらった」と言ってますが、新薬を飲むか、お金を渡すかと言う取引を持ちかけてます。なお、トレーナーは光ったし財布も空になったもよう。

そうだ、失踪します(宣言)



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まだ三話なのに短編集

え~最近モンハンやエイペックスができてません。理由はもうお分かりですね!(金コロネ)

これまで書いていませんでしたが感想を書いてもらうと悶え苦しみながらうれしがり新しい話を書きます。なので10文字でも感想を書いてもらうとうれしいです。
評価?ああ、私山のように読んで感想を書いてますけど評価あんまりしないんですよね。なので自分がやらないことは望みません。でも感想は書いてね。私も書いたんだからさ。

あ、一つの題材で千文字書くの辛いし大変なので今回は書きたいシチュ二個か書いて失踪します。


 《昨日書いて投稿すべき話》

 

『タキオン誕生日おめでとう!!』

 

「ふうん、モルモット君。君、それわかって言っているのかい?」

 

『?』

 

「私の誕生日は。『昨日』だよ」

 

『えっ』

 

「モルモット君、私は一日ずっと待っていたのだよ、実験室でね」

 

「嗚呼、とても寂しかったさ、私のは友達がほとんどいないからね、何人かからは貰ったが、モルモット君、私は君からのプレゼントを一番楽しみにしていたのだよ」

 

「それなのに……門限を過ぎてまで実験室にいたのに一度も……一度も君は来なかった!!」

 

「君はトレーナーでモルモットだろう!!私の誕生日を忘れるなんて!!……ふぅ、つい感情的になってしまった、私らしくない。なので、ここに新薬が50品ある君が一向に来ないから作った、君の為に作った物だ。さあ、全部グイっといきたまえ。安心したまえ死にはしない」

 

新薬は非常にまずく臭かったが何とか飲み切った。

 

「ふむ、それではそこの椅子に座りたまえ」

 

タキオンの言う通りに椅子に座るとひじ掛けと椅子の脚からベルトが出てきて体が固定された!!

 

『た、タキオン?』

 

「すまないねトレーナー君、私は欲しいものは基本的に自分で手に入れたいんだ。ああ、それとこれも飲みたまえ」

 

試験管を口に突っ込まれ、緑色の中身を入れられる。

ぐ……意識が……

 

「しばらく意識が飛ぶだろうが、安心したまえ。起きたころにはすべて終わっているよパパ」

 

 

そこで意識が途切れた。

 

 

アグネタキオン調子が絶好調になった

賢さが10上がった

スピードが5下がった

体力が50減った

 

 

 

 

______________________________________

 

 

 

《タキモルを書いたのでタキスカのターンです》

 

日曜10時ごろ

 

「タキオンさん!今日もよろしくお願いします!!」

 

「ああ、ようこそスカーレット君」

もう習慣になってきた実験室での勉強会。最初はカフェテリアが満員で勉強するところ探していたスカーレット君を助けるつもりで誘ったが気が付いたら暇さえあればここに来るようになったいた。私は別に構わないのだが、ここは薬品臭い。彼女はそれでいいのだろうか?

 

「スカーレット君、私は構わないのだが、ここは薬品臭い。君は気にしないのい?」

 

「ええっと……確かに少し臭いますけど、タキオンさんといるとなんというか安心できるのであんまり気にしないです!」

 

ふむ、『安心する』か、よくわからないが彼女がいいというならそれでいいだろう。

 

 

 

 

ふむ、あとはこのまま冷蔵で一時間以上冷やしてからだな。

 

「スカーレット君、もうお昼だが君はどうする。」

 

「お昼のことは考えてなかったです」

 

「そうか、いつも私が食べているものならすぐにできるがどうする?」

 

「え!タキオンさんがいつも食べている物ですか!私も食べたいです!」

 

これは驚いた。まさか彼女がミキサー飯を食べたいとは……意外なことだな。

 

「わかった少し待っていたまえ」

 

数分後

 

 

「さあ、スカーレット君、飲みたまえ!」

 

「あ、あのタキオンさん……これなんですか?」

 

「これかい?これはね、蒸した鶏肉とチーズ、それと数十種類の野菜を入れたものをミキサーに掛けたものだよ。効率的に栄養を取れるんだ」

 

「タキオンさん……こんなものは料理とは言いません!!」

 

「何ですかこれは!ただあるものをミキサーに突っ込んだだけじゃないですか!!」

 

「味はあれだが……手早く摂取できて効率的だぞ」

 

「問題は効率じゃないです!!はぁ、ちょっと待ってください私が作りますから」

 

「構わないが……ここにはフライパンの一つもないよ」

 

「……寮から借りてくるので待っててください」

 

後輩料理中

 

「お待たせしました、『鳥とトマトのチーズ焼き』と『サラダ』です」

 

「ほーう、君料理できたんだね。とてもおいしそうだ。きっと将来はいいお母さんになるだろう!!」

 

「ええ!!そんな、お母さんだなんて、もおタキオンさんったら!」

ツインテールを掴みくねくねしてる。

 

「ううん!おいしいおいしい!」

 

タキオンの調子は絶好調だ

パワーが10上がった

体力が50回復した

 

 

 




《昨日投稿すべき話》
えー昨日のタキオンの誕生日セリフで自身の誕生日を忘れている感じでしたが、今回のタキオンはシニア級が終わったあとの時期で人間味を取り戻しています。そのため、親密なモルモット君が自分の誕生日を忘れた事に非常に怒っています。あと何がったかは僕も知りまぴょい。読者様の思うままに妄想してくだぴょい。

《タキモルを書いたのでタキスカのターンです》
時系列は謎です。まあスカーレットならミキサー飯飲まないし怒ると思ったのでまあ、こんな感じになりました。


昨日の話を投稿した後に活動報告乞食をかましました。お暇な方は覗いてみてください。あ、そうだ。失踪します(挨拶)


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婿入り旦那の一日

お兄ちゃんになりたかったがお兄さま(六回目のダブりライス)です。すり抜けでタイキシャトルがでました。

え~今回は一話の世界線に似ています。それではどうぞ。


専業主婦の朝は早い。嘘だ、トレーナーの時に比べればそこまで早くない。

朝六時に起き、米を炊き弁当のおかずを作る。友人は昨日の残り物を入れるというが、嫁さんに食わせて貰っている手前そんなことはできない。だから、一から全て作る。愛する妻と娘のためだ全く苦ではない。むしろ空になって帰ってくる弁当箱と「おいしかった」の言葉の為にやっているといっても過言ではない。

 

弁当が出来上がるころになれば娘が起きてくる。ついこの間生まれたと思っていたらもう五年経ち年長さんだ。早いもので妻を三冠馬に育てた三年間よりも短く感じる。

最近はメイクをしてみたいらしく、お買い物に行くと化粧品コーナーの前で背伸びをしてよく見ている。

 

娘を着替えさせ、出発の準備を終わらせ朝食を食べさせる。幼児の頃にいろいろなものを食べさせたおかげか幼稚園生ながら好き嫌いなく何でも食べてくれる。本当にありがたい。まあ、妻も好き嫌いなく食べるがそもそもミキサー飯でいいウマ娘だ。今は関係無い話だが……

 

幼稚園のバスが来る前に身だしなみを整えさせ、ハンカチやちり紙、水筒、お弁当をリュックに入れ娘に渡す。そうしたらもういい時間だ。妻に一緒に行ってきますの挨拶をして娘と手を繋ぎ幼稚園へ行く。

幼稚園は家から15分程度のところにあり、その間娘と今日はどういうお勉強がある、こういう運動があるみたいなお話をしながら歩く。昨日も晩御飯の時に同じようなお話をしていたが可愛い娘との会話だどんなことでも楽しい。

楽しい時間はあっというまで幼稚園につく。鹿毛のウマ娘の幼稚園の先生に挨拶をして娘を行かせる。

 

娘の送迎が終わったら帰宅。

家に付いたら朝食を温めなおし二階で寝ている妻を起こす。昨日は帰ってきたのがいつもより遅かったからかいつも以上に寝起きが悪く、歯を磨けと言っても生返事が帰ってく来るばかり、顔を洗い無理やり起床させる。いろいろ悪態を突いてくるが出勤の時間は迫っている。歯を磨かせその間に髪をブラシで髪を梳かす。それが終われば朝食だ。娘同様きちんと食べさせる。

それが終われば研究資料が入ったカバンと弁当を持たせ出発させる。勤め先はトレセン学園に新しく(新しくといっても3年前だが)できたウマ娘競走科学センターに向かわせる。

彼女は学生時代から研究していた怪我と身体強化の論文が評価され。今では科学センターのトップになっている。が本人は肩書に全く興味はなく権力を自由に使える程度としか思っていないが。

 

妻を送り出したら部屋の掃除が始まる。最近早くも娘に「部屋に入らないで!」と言われてしまいかなり深刻なキズが胸にできた。だがよく考えれば5歳とはいえ女性だ何か男にはわからない事情があるのだろう。

 

そのため、娘の部屋はパス。まずは妻と共同のベットのシーツを洗い掛布団を外に干す。そうしたら、彼女が昨日の夜に脱ぎ散らかした下着や上着を回収し娘の洗濯物とまとめて洗濯機に掛ける。そうしたらその間に掃除機をすべての部屋に掛け。廊下を拭く。それが終わるころには洗濯が終わりそれを外に干す。

 

そうしたら早いものでお昼を回る。誰に食べさせるわけでもないので弁当のあまりを食べ腹を満たす。

 

昼を食べたら娘のトレーニング案を考える。まだ早いと思うが娘は絶対に『走る』私は妻しか担当していないが、直感的に娘は走る、しかもG1を取るとと感じた。ならば善は急げと時間があるときはトレーニングメニューを考えている。まあ、使わなかったらそれでいいし。最悪、娘の担当トレーナーに渡してもいい。できれば私が担当したいが……

 

そんなことをしていれば三時をすぎ、夕飯の買い物に行く。これは私のわがままだが娘にはミキサー飯でいいと思うような子にはなってほしくない。まあ、そもそもそんなものは食べないと思うが……

 

夕飯の買い物が終わったら家に一度帰り冷蔵庫に入れなおし、お風呂の準備をしたあと娘を迎えに行く。

帰りも手を繋ぎ今日何があったかとなど会話をする。そうしたら、友達がママの料理を手伝った話をしたらしく「私もしたい」といいだした。だが今日は危ないからダメと断った。しゅんとした娘だが明日ならいいと言うと、ぱあっと笑顔になり「やくそく!!」指切りをした。

 

 

楽しく娘と帰ってきたらお風呂にお湯をいれ夕飯の準備をする。今日の朝妻が食べたいと言っていたてんぷらの準備をする。娘はその間。アニメをみたりウマ娘のレースを見たりしている。

そんな感じで準備をしていたら、妻が帰ってくる。

妻と娘を一緒にお風呂に入れさせ、上がるころに合うように晩御飯を作っていく。

二人がお風呂から出るころにはちょうど良く晩御飯を出来上がらせる。

 

三人で晩御飯を食べた後。娘の歯磨きを手伝い、そのままベットに寝かせる。子守歌を聞かせ寝かせる。

 

 

そうしたら弁当箱や夕食の片付けをしながら妻と会話をする。当たり障りのない会話や研究の事、娘の話をする。

 

片付けが終わったら風呂に入り寝る準備をする。寝室に行くと妻が試験管を持っており無理やり中身を飲まされる。飲むのは構わないが中身を教えてくれというとすぐに効果が出るとはぐらかされる。そこからの記憶はない。

 

「ふふ、そろそろ二人目が欲しいと思わないかい『あなた』?」

 

 

 

 

翌日、寝坊しベットメイクに倍以上の時間がかかった。




え~今回も落ちが同じようになりました。だが私は謝らない!

皆さんに関係ないですけど始めてもらった「ここ好き」ポイントが二話だったんですよ。タキオンの決め台詞かな?って思ったらゲーミングモルモットでした。みんなヒカルの好きなんだね。僕も好きです。



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レジェンドレース

え~今回の話は原作ウマ娘が数人出てきます。登場する方はみんな子持ちの母になっており一部はおばあちゃんです。それでもいいという方はお読みください。それなら読まないという方も読んでください。

俺も頑張ったんだからよんでよ


メジロ邸

 

「奥様、シンボリルドルフ会長からお手紙です」

 

「会長から?」

 

執事から手紙を受け取り中身を確認する。中身を要約すると再来月のレースに出てほしいとの事。60を過ぎたウマ娘に何を言っているんですの?と思いましたが二枚目を読んだら考えが変わった。

 

「執事、今週の日曜日の予定をすべてキャンセルしなさい、急用ができましたわ」

 

会長、それ本気で言ってますの……

 

 

 

 

日曜日、車に乗りトレセン学園内の『ウマ娘競走科学センター』に車いすを執事に押して貰いながら向かう。指定された部屋に行くと数名のウマ娘がすでに席についていた。

時計を確認するとまだ時間よりも少し早かったため先に来ていたシンボリルドルフの隣に車いすを動かしてもらう。

 

「お久しぶりですわ、会長」

 

「お久しぶりです、マックイーンさん」

 

「単刀直入に聞きますわ、あの手紙に書かれた事は本当ですの?」

 

「それはこれから教授が説明する、正直私も聞かされた時は耳を疑った。だが、本人とその元トレーナーが実演して見せた、本当に驚いたよ」

 

「会長がそこまで言うなら本当なのでしょうね」

 

正直まだ疑ったいるが本人が来ていませんし、話を待ちましょう。

 

 

時間になると同時に扉が勢いよく空き栗毛のウマ娘が入ってくる。

 

「やあやあ先輩方、今日は集まってもらい感謝する。シンボリルドルフから話は聞いていると思うがあえて問おう!!

 

娘、或いは孫と本気で走りあいたくないか!!!!!

 

「ああ、回答はいらない、ここに来た時点で答えを聞いているのと同じだ。百聞は一見にしかず、入ってきた前モルモット君」

 

そういうと彼女の入ってきた扉からトレーナーの制服を着た青年が入ってくる。

後ろで青鹿毛のウマ娘が息をのむ。

 

「紹介しよう、同期のカフェ何かは気が付いているが私の元トレーナー現夫だちなみに夫は私の七歳年上だ」

 

どう見ても年上の男性には見えない。むしろ息子と言われても信じてしまうだろう。

 

「会長にはもう見せたから知っているがほかのウマ娘達にも説明しよう。私ウマ娘競走学科教授のアグネスタキオンは体を若返らせる技術を確立させた!!!

 

 

「まあ、質問は多々あるだろうがまずは話をさせて貰う。我々ウマ娘には『ウマムスコンドリア』というものがある、これに関してはまだ私もわかっていることが少ないが、これが減っていくあるいは衰えると肉体が衰え現役時代のように高速で走ることができなくなる。」

 

「そこで私は様々なアプローチを試みた、増やす、鮮度を上げる、外部から注入する。まあ、考えられることはほとんどやってみたがほとんどうまくいかなかった。が特殊な薬品を特殊な機械で特殊な方法で加工し摂取することで容姿が若返り現役時代の脚を取り戻すことに成功したのだ!」

 

「皆には悪いが製法は秘密だ、公になると大変だからね。まあ、安心したまえ副作用はほとんどない。体が戻った後筋肉痛のツケを払うだけだ。老いた体にはかなりきついがね……。私は二日寝こんだよ……」

 

「世紀の発見だが少々大問題すぎてね、ルドルフ会長に投げたというわけさ」

 

「私からは以上だ。レースについてはこれから会長がしてくれる。それでは会長どうぞ」

 

「ありがとうタキオン。さて、まずはURAの会長としてだが、最近だが、トゥインクルシリーズの人気に曇りが見える、無論現役選手を責めるわけではないが収支としては少しずつだが下がっている。会長としては遺憾だ、このレースで私たちの頃のファンをもう一度取り込みたいのが会長としての思い。そして、ウマ娘の子を持つ母としては一度ぐらい娘と本気で競い合ってみたいという思い。そして」

 

同じウマ娘として、中央トレセン学園の強者を叩き潰したい!!

 

「その三つが今回、みんなを招集した理由だ」

 

                                             続く?

 




続くと書きましたが続くかわかりません

毎日投稿できてないやんけ!!!
お詫びにミョーモルモットが新薬を飲みます。


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朝帰りしたトレーナーとタキオン

え~レジェンドレースの続きを期待した方、ここ二話ほどタキモル・タキスカの話を書いておらずお気に入りも-1になったので今回はタキモルです。でも前話でお気に入り増えているんでプラスの方が多いんですけどね。

今回は前々回の短編の前半分の後の話です。天丼なのは許して。


やあ、モルモット君待っていたよ。連絡を入れなくても練習に出なければ弁当を届けに実験室に来てくれると思っていたよ。

まあ、お腹は減っているけど大事なのはそこじゃないんだよね……

この写真、どういうことだい?

ああ、怯えないでくれ別に責めようというわけではないんだ。でも君は私のモルモットでトレーナー君だろ?それなのに写真の女性は誰だい?あの日帰ってこないなと思ったんだよ、え?何で知っている?ってそんなのGPSに決まっているじゃないか、自分のモルモットの居場所くらい知っていないと研究者として失格だろう?

重要なのはそこではないのだよ。生憎その日は昼まで寝ていてね、たまたま帰ってきたのを見ていたデジタル君に後から聞いてね、なんでも、理事長秘書と朝、一緒に、帰ってきた、らしいじゃないか。黙りたまえ!今君の意見は聞いていない!

 

ふぅ、すまないね、つい感情的になってしまった。まあ、私も鬼じゃない、とりあえずそこに座りたまえ。え?前々回もやっていただろうって?気にするんじゃない、いいから座りたまえ、どうせウマ娘に力では勝てないのだから言われたと通りにしたまえ。

 

よし、座ったな。ポチっと。まあ、想像通りという顔をしているな。

 

また、キメぴょいをしたら天丼で面白くない。なので今回はアプローチを変えてみようと思う。まずはこのピンク色に発光する薬を飲みたまえ。よし、飲んだな。ちなみにこれは精力剤と媚薬をハイポーションの様に合わせた物だ。ふふ、体は正直だな。

 

そうしたら次はこれだ。よし、飲んだな。これは一時的に筋力をはじめとした身体能力を10倍に強化することができる薬だ。レースではもちろん使わないよ。ドーピングなんて白けることはしないさ。まあ、そんなもの無くても私は速いからね。まあ、そもそもウマ娘には効果がないけれどね。

 

拘束しているのになぜ飲ませたかって?私のせいではあるけど私とうまぴょいするときは基本的に君は動けないだろう。そもそも、動けてもウマ娘には勝てないから動けようが動けなかろうが関係はないがね。

 

何故媚薬だけじゃなく増強薬まで飲ませたかだがね。君の部屋を漁らせて貰ったときに『これ』を発見してね。全く、私という絶世の美少女がいるのにこんなものを持っているなんてね。まあ、君も健全で健康な男性だ。持っているのは構わないがこの中に栗毛が無いのは気に障るがね。

 

問題は内容だ。ほとんどが属にいう『わからせ』というものじゃないか。まあ、どうやってもウマ娘には力では勝てないからね、創作ぐらい力ずくでいうことを聞かせたい。っていうことなのかな?

 

そうっだった。なぜ増強薬を飲ませたか。っだったね。それはね、せっかくだから「コレ」と同じことをやらせてあげようと持っていたんのだよ。まあ、モルモット君が朝帰りなんてことをやったから別の事に使おうと思ってね。

 

 

ふふどうしたんだい、ただタイツを脱いだだけだろう?さて、次は、ん?白衣は脱ぐなだって?よくわからないがいいだろう。にしても話のし過ぎで疲れたね、少し座るなかな。どうしたんだい、ただ机に座っただけだろう?あ、そうだ。今日私、履いていないんだよ。はは、何をとは言っていないどろう?ほら顔をそむけるんじゃあないよ。こっちを見たまえ。さてどうしようか。セーターでも捲ってみようか?ほろよく見たまえ。いくぞ。ほら!!ふふ、はははははは。まんまと騙されたね。見せるわけがないだろうただの短パンだよ。これはお仕置きなんだよ。そんなご褒美あるわかないじゃないか。ああ、面白かった。モルモット君それじゃあ私は寮に帰るから。え?うまぴょいなんてするわけないじゃないか。さっきも言っただろうこれはお仕置きなのだよ。それじゃあねモルモット君。

 

んん?あれ?扉があかない。ドゴン?え?モルモット君拘束は?え?こわした?え、あ、ま、まちたまえ。さすがに置いて行こうとしたことは謝ろう。だから、その、「それ」をしまってくれると助かるというか。と、止まりたまえ。や、やだ。あ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




え~私の中のタキオンは自分より下の物が思い道理にならないのを嫌うと思うんですよ。ストーリーの買い出しやお弁当のくだりも見ると。なので内のSSだと拘束からのうまぴょいが多いです多分リードを取りたいからでしょうね。



突然なんですけど『ちけぞー』と『カワカミプリンセス』の二つ名的なの知っている人がいたら感想か活動報告で教えてください!!ない場合考えたのを感想もしくは活動報告書いてもらうでも助かります。新話に間に合わなかった場合は私が苦しみながら考えて書きます。


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レジェンドレース2

どうも。一日暇なくせにこんな時間になりました。夏休みの宿題みたいなものですね。

今回はほとんど説明会です。

話変わりますけど誤字脱字報告って勝手に直してくれるものだと思ってました。なので今は変わったないと思いますけど後でちゃんと直します。添削感謝です。


URA会長シンボリルドルフが新たなレースを開催するという発表をし記者会見が開かれることになった。

 

記者会見当日、時間よりもまだ早いがもうすでに報道陣が詰めかけていた。その裏の控室には数名のウマ娘達が集められていた。

 

日本総大将    スペシャルウィーク

緋色の女王    ダイワスカーレット

黄金の不沈艦   ゴールドシップ

帝王       トウカイテイオー

刺客       ライスシャワー

躍動する乙女   メジロドーベル

重戦車      キタサンブラック

 

他にもカワカミプリンセスとウイニングチケットが呼ばれていたがレースの為欠席。

 

「あの~どうした私たちが呼ばれたんでしょうか?」

と溢すスペシャルウィーク。

 

「え!スぺ先輩も聞いてないんですか?」

 

そう!ルドルフのサプライズ癖で彼女たちは何故、自分が呼ばれたのか聞かされた居ないのである。

 

「共通点と言っても、三冠…ではないですし……G1勝利ぐらいしか共通点無いですよね……しかも勝負服で会見だなんて」

G1などの会見では勝負服だが今回は特別戦でグレートが無い。WDTだとドレスだったが…レースのタイトルすら聞かされていないのに勝負服での出席となっていた。

 

 

「すいませ~ん。そろそろ準備の方、お願いしま~す」

 

 

「「「「「「「はい」」」」」」」

 

 

 

 

彼女たちが記者たちのカメラのフラッシュが焚かれる。重賞を制覇してきた彼女たちだ、もうフラッシュには慣れたものだ。

 

スタッフに指示された通りに自分の名前が書かれた名札の前に座る。八の字型、対面の席には六つの席があるが名札がなく、誰も座った居なかった。

 

中央にはレースでお馴染みの赤坂さんがいた。対面の席に誰いないのは気にせず時計を確認し記者会見を始めた。

 

「時間になりましたので始めさせて貰います。質疑応答は最後にお答えしますのでお待ちください」

 

「今回は、URA会長のシンボリルドルフの新企画のレース。レジェンドレースについての会見となります。まずはレジェンドとなる対戦相手、レジェンド達に登場してもらいましょう!」

 

そういうとスペシャルウィーク達が入ってきた扉の反対側の扉があき。ウマ娘達が入ってくる。

「なっ」

「えっ」

「うそ」

「はっ?」

「???」

様々な反応を見せるスペシャルウィーク達。

だがそれ以上の反応を見せるのが老いた記者だった

「レジェンドが……!」

真実(マジ)かよ」

「レジェンドが!!」

幻想(ゆめ)じゃねえよな!」

(かえ)ってくる、俺たちの黄金時代(オウゴン)(かえ)って来る!!」

「すぐに記事にする!!」

 

『皇帝』    シンボリルドルフ

『名優』    メジロマックイーン

『超高速粒子』 アグネスタキオン

『スーパーカー』マルゼンスキー

『麗しき実力者』メジロライアン

『驀進王』   サクラバクシンオー

 

 

往年のスター、レジェンド達が勝負服で、当時の姿でいた入ってきた。

 

彼女たちが席に座ると赤坂さんが進行を進める。

 

「ええ、私も驚きですが企画の説明を会長お願いします」

 

「赤坂さん感謝する。」

 

「皆さんこの姿、この服ではお久しぶりです。この姿の説明ですが、それはあとでアグネスタキオン教授が説明するのでまずはレースの事を。今回のレースは書いてある通り、レジェンド、つまり私達対現役ウマ娘達のレースです。日時は三か月後、会場は中山、全7レースを予定しています。レジェンド側の走者はここにいると6人と本日欠席のキングヘイローを含めた七人。それぞれ一人一レースの予定だ。距離は3200・3000・2500・2400・2000・1800・1200の七種の芝で行います。人数は18人。レースの参加資格は重賞での勝利のみです。」

 

「そして、最後に一言だけ本気で掛かってこい小娘ども、私たちは本気で叩き潰す!!!以上です」

 

「ええっと、はい。会長ありがとうございました。続いてアグネスタキオン教授から姿の説明を」

そうして記者会見は続く。

 

 

 

 

 

 




はい!ネタ切れです。正直スポコンの熱い話なんて書けないのにどうしてこんなの書いているんだろうと常に思ってます。怪文書メインにSSなんでこれどうしましょうかね。

というわけでアンケート設置しました。皆様の優しい選択をお待ちしてます。


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レジェンドレース3

個人的な感覚なんですけど、アンケ―トの選択欄に「はよ書け」っている罵倒系の選択しがあると個人的には選びにくくて優しい選択し選ぶんですよ。だから今回のアンケートで最後に『書け。』って入れたんですよ。50%超えてるんですよね。次いで『タキモルはよ』なんですよ。自分涙いいですか?

ちなみに『書かなくていいよ』と『俺が代わりに書くよ』が0なんですけどバグですか?

前話の終わりを変えました。レースの事何も考えてないんで尺伸ばしです。まあ、単純に記者会見が続くだけです。

そこのあなた!今回の新話読みましたね。感想を書きなさい。



「ただいま紹介に預かったアグネスタキオンだ。これは私が発見研究している『ウマムスコンドリア』の応用の末にできた、一時的な若返り技術だ。詳しい技術はまだ公開はできないがここにいる全員は容姿だけでなく肉体も全盛期だ。マックイーンは屈腱炎の発症前以前だし、会長も骨膜炎の影もない。もちろん私もだ。なお、あくまでもウマ娘の体内にある『ウマムスコンドリア』を利用したものだから人間には活用はできないよ。例外としてウマ娘と親密な関係にある人間には活用はできるがね。以上だ」

 

「はい。ありがとうございました」

 

「それでは、出走順とレースの詳細について会長からお願いします」

 

「ああ、先ほど距離とレース場の話はしたが次は出走順と誰がどの距離かの説明をしよう。レース数は何時も通りの12R。レジェンドレースは第5Rから、最初は1600mのキングヘイロー。続いて」

 

「あたし!スーパーカーマルゼンスキーの第6R2000m」

 

「私!学級委員長!第7R、サクラバクシンオ―の1200mを!!」

 

「第8R2200mを超高速粒子アグネスタキオンが!」

 

「第9R2400mをメジロライアンが」

 

「第10Rを(わたくし)メジロマックイーン!」

 

「そして第11R2500mを皇帝、シンボリルドルフが担当する。」

 

「今回のレースはいつものレース以上に参加御応募が増えるだろう。そこで明日、トレセン学園の各チームに参加届を配布する。条件を満たしていて参加したいものは届け出に名前とレースを記入してくれ、レースの参加人数が超過した場合は獲得レースのグレートと獲得数で決めさせて貰う。もし獲得グレートの数が同じ場合はレースのタイムで決めさせて貰う。参加決定の通知はレースの一月前にさせて貰う。もし、レースの人数が足りない場合は獲得レース次第では別の距離のレースに移って貰う可能性があるが、その場合は二月前には通知させてもらう。以上だ」

 

「ありがとうございました」

 

「代表ウマ娘の皆さんは何かありますでしょうか」

 

「……ないようなので質疑応答に移らせてもらいます。何か質問のある方は?では中央の方」

 

「週刊ザ・レースの藤垣です。え~若返りの技術ですがそれは永続なのでしょうか、それとも限定なのでしょうか」

 

「私が回答しよう。あくまで若返りは一時的なものだ。調整次第だが約2時間ほどで効果が切れる、そのため私たちのウイニングライブは期待しないでくれ。以上だ」

 

 

「日刊トゥインクル新聞の尾崎です。今回の世紀の発見ですが他の事には利用しないのでしょうか?」

 

「現在、屈腱炎などの選手生命を脅かす怪我などに利用できないか研究中だ」

 

「週刊未来の平沢です。なぜ一番がレースなのでしょう。」

 

「ここは私が、研究室でタキオンの次に若返らさせて貰ったのだが、一番最初に思ったことが『また、走ることができるのか。また、走りたい』だったんだ。それならレースにしてしまおうと思ってね。何人かの引退した者を呼んで大規模にしたというわけだ。これでいいかな?まあ、つまりはウマ娘としての本能だ」

 

「質問がないようなので記者会見を終わらせてもらいます」

 

 

 






ここまで真面目に書いたんで誰か書いてください。
もし私が書くとしても書けたらなんで何時になるかわからないです。
あ、走者発表のところはG1一位を取った時のポーズとかそれっぽいポーズです。

前回言いましたけどタキオンもレースもネタ切れです。感想だとアウトなんで活動報告にオナシャス。このままいくとまたうまぴょい落ちになるんで助けてください。

それと多分明日から不定期になります。書き溜めないのもなんですけど理由は上記どうりネタ切れです。まあ、一週間ほとんど毎日投稿したんで許してください。


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結婚式とタキモル

頑張ったので褒めてください。感想でも活動報告でもいいからほめてほめて!!

今回でほんとにネタ切れなので続きには期待しないでください。




「入るぞタキオン」

「ああ、いいぞ」

部屋に入ると中には純白のウエディングドレスを着たタキオンがいた。

 

「とても……綺麗だ……」

 

「いつも聞いている言葉だが、ふふ、着ている物のせいかいつも以上にうれしく感じるよ」

 

「まさか私が結婚式、しかもウエディングドレスを着るとはね。去年までは思ってもいなかったよ」

 

『つい部室でポロっと溢したら全員にぼこぼこにされてな』

 

「だからあの日青痣作って帰ってきたのか。まあ、大方タマモ君やがメインだろう。

彼女はそこらへん厳しそうだからね」

 

『クリークとオグリにも言われたよ』

 

「まさかオグリ君もかい。意外だったが彼女も乙女だったということかな」

 

「まあ、スカーレットを生んでからもレースを走っていたからね、そのあとすぐに研究職に就いたし、暇がなかったからね。研究の方も片が付いたしちょうどよかったさ。」

 

「着てみてわかったよ。世の中の女の子がこれを着たがる理由がね」

 

「理由?」

 

「ふふ、秘密さ。さあ、そろそろ時間だ。自分の控室に戻りたまえ。次は式場で会おう」

 

『ああ』

そういい、部屋を後にする。

 

「君もかっこよかったよ」

 

 

 

 

「それではバッチと靴の交換を」

牧師に言われ胸のトレーナーバッチを外し小箱に入れタキオンに渡す。そして、タキオンから色の違うバッチを受け取り胸に着ける。

これはトレーナー制度ができたからできた風習でトレーナーの証のバッチをお嫁さんに渡し、一生君の担当()になるという宣言だ。色の違うバッチは「本当のバッチ(担当)はもういる」ということと「このトレーナーは私の物」との二重の意味がある。

 

続いて靴の交換。

ウマ娘にとって靴は最高70km/hで走る脚を保護し走るための道具だ。これを受け取り普通の靴、蹄鉄のない靴と交換することで「もう走らない」「家庭に入る」といった意味となる。

なお、勝負服の靴を交換するのも競技ウマ娘の中ではステータス、憧れだったりする。年24回しかないレースでしか着れない服の靴を愛した人に交換してもらえるのだ。

そもそも一度も着ることなく引退するウマ娘もいる。そういう意味では非常に強い憧れだろう。

 

タキオンの後ろに椅子が用意されタキオンが腰かける。俺はその前に跪きベルトを緩め靴を脱がす。細い脚だ。この足で70km/hで走るというのだからウマ娘というのは本当に不思議だ。話がズレたな。

タキオンの両靴を脱がせ箱に収める。そうしたら係員から渡されたハイヒールの靴を受け取りタキオンの足に履かせる。

なお、現役を引退せず結婚式をやるウマ娘はバッチの交換だけですまし。引退レースや引退式で交換を行うウマ娘もいる。その場合結婚相手の男性に罵声と祝福の二重の応援が行われるのが通例だったりする。アイドルで国民的スターと結婚するのだ、それくらいは有名税だろう。

 

 

それが終われば普通の結婚式と同じ。健やかなるときも病める時もをやってキスをして終わり。ここは省いてもいいだろう。普通と変わらないからな。

 

 

 

 

 

 




靴のくだりはpixivのほげさんが書いた蹄鉄のくだりのパクリです。ご本人から苦情が来たら消します。

バッチは……なんとなく最近のしっとりバ場を見てたら思い浮かびました。

個人的な設定だと。既婚バッチだと恋愛に発展することがなかったり、そういう目線で見られれないなどがあるためまじめにレースをしに来たウマ娘の選択対象のプラスポイントとして見られたりします。

キスシーンと披露宴がないって?キスはほら、規約に抵触するかもしれないからね!ね!披露宴は私行ったことないのでよくわからないのでカットです。

ほら、他のウマ娘結婚式SS書いて。俺も書いたんだからさ。


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都合のいい薬品 前世の関係

長らくお待たせしました。モンハン書いたりSAO書いてて遅れました。絶賛ネタ切れのままなので、また次の投稿は不明です。


今回はカップリングやキャラ崩壊があります。

それでもいい方はこのまま

それはよくないかたもこのままお読みください。

それとさらっとディープインパクトが出ます。まあそんなでないので気にしないでください。


タキオンがいつも通り研究に没頭しており練習をサボったため研究室でタキオンの世話をしていた。

 

「やったぞ!遂に完成したぞ!これは稀代の大発明だ!!!」

 

『いったい何が完成したんだ?』

タキオンが余った袖でピンク色に発光している液体が入った試験管を高々と掲げている。

 

「ああ、モルモット君!これはね、我々、いや、ウマ娘の前世、通称ウマソウルの関係性自体をウマ娘に表す薬だ!」

タキオンは得意げに薬効を説明しているが……

 

『それが足の強化にどう役に立つんだ?』

 

「え。いや、それはだね!いや、これがどう役に立つんだ?」 

 

『俺に聞かれても困る』

 

「ふうむ、まあいい。研究者とは使い道を考えることが仕事ではない。研究をすることが仕事だ。まあ、いずれ使い道ができるだろう」

 

『そうか、それとタキオンもう時間だぞ』

 

「む、もう、そんな時間か、食堂で食事をして帰るとするよ。それじゃあモルモット君あとかたずけを頼んだよ」

 

『ええ!』

そういうとタキオンは実験室を出て行った。

 

『薬品の分別なんかわからないんだけどな……』

 

 

 

 

「ふむ、バランスはこれでいいだろう。さて、席はどうしようか。」

周りを見回すタキオン。そうすると空調の近くにマンハッタンカフェを確認した。

 

「せっかくだし、カフェと一緒に食べようか」

とカフェの元に向かい。一緒に食べる事を提案する。カフェはいやいやながらも一緒に食べた。

その時、タキオンのスカートからピンク色に発光する液体の入った試験管が落ち、空調機の中に入っていった。

 

 

 

ー朝 食堂―

 

「おや?どうしたんだいフラワー君」

食堂の前でニシノフラワーが固まっていた。いったいどうしたというのか。

 

「いえ、なんだか皆さんの様子がおかしくて」

フラワーに言われ食堂の中を覗いてみると……

 

「ドーベルさん!いったい誰を選ぶんですか!!」

 

「そうです……いい加減にはっきりしてください」

 

「そうです先輩。一体何時になったら私の物になってくれるんですか?」

 

「いえ…、ドーベルさんは私の物です」

 

「ええっと、その……」

 

「ドーベルを嫁になんか出すわけがないだろ!!」

 

メジロドーベルにスペシャルウィーク、マンハッタンカフェ、ディープインパクト、ゼンノロブロイが詰め寄っており、ドーベルが困惑、メジロライアンが「嫁に出さん」と謎の反論を行っていた。

 

「???一体どういうことなんだ?いや、もしかして……」

タキオンはポケットを探すが昨日入れたはずの試験管がなくなっていた。その上に上で彼女たちの目を見るとピンク色になっていた。

 

「んんっ。フラワー君なんだかここは危険だ。別の場所、いや、君の料理が食べたいな。そうだ!せっかくだ一緒に料理でもしようじゃないか」

そういうとタキオンはフラワーをお姫様抱っこしその場を後にした。

 

「ディープインパクト!!!貴様!私というものがいながらドーベルに詰め寄るなどど!!」

 

「エ、エアグルーヴいや、そういう訳じゃないんだ!」

 

「もう知らん!二度と話し掛けるな」

 

「ああ、まってくれ、話を聞いてくれ…」

 

後ろからヒスを起こしている女帝と情けない三冠王の会話が聞こえたがまあ、どうでもいい。今は彼女の方が大事だ。

 

 

 

 

私の本拠地、根城だある実験室にフラワーを連れていく。その道中で。ライスシャワーとカレンチャンに『雪の宿』と『ぽたぽた焼き』を上げるマルゼンスキーがいたり、カワカミプリンセスと手を繋ぎ歩くキングヘイローやトウカイテイオーを肩車しあるシンボリルドルフがいた。いずれも瞳がピンクっぽかったが私は知らない。

 

緑色の服の女とポニテで人耳を出す卑しい女が私のトレーナーと何やら何かをしていたがまあいい。今はフラワーをどう私の物にするか考えなくては。

 

そんなこんな。様々な物を見てきたが実験室に到着した。

フラワーを部屋に入れ地面に下し、モルモット君が私の食事を作るキッチンもどきに案内する。カセットコンロと基本的な調理道具しかないが彼女なら何も問題はないだろう。

 

「フラワー、あまり食材はないが何か一緒に作って食べようか」

 

「はい、それにしてもなんだか皆さんおかしかったですね」

 

「ふふ、まあそんな日もあるだろう」

そんな他愛のない話をしながらも彼女は手際よく料理を進めていく。やはり、彼女はいいな。モルモット君を捨てて彼女とトゥインクルシリーズを駆け抜けるのも悪くないな。

 

「タ、タキオンさんお鍋噴きこぼれそうですよ!」

 

「あ!ああ、すまないつい君を見ていた」

急いで火力を下げる。

 

「え」

んん?今私結構とんでもないこと言わなかったか?

 

「ええ!いやそんな、私なんて小さいですし、そのまだ……」

お?これはこのままいけば私の物にできるのでは?

 

「いや、君は十二分に魅力的さ、幼いのに飛び級で中央のトレセン学園に来て、あのサクラバクシンオーに土を着けた。その上、ウマッターでは『お弁当界の妖精』と呼ばれているらしいじゃないか。できるもの、いや、ずっと私のご飯を作ってもらいたいものだね」

 

「ええ///そんな。」

あと一息といったところかな

 

「なあフラワー。いいだろう」

彼女に近づき唇を奪おうとする。

 

ドカン!!!!!!

 

「ふむ、すまないフラワー少しキスはお預けだ」

 

「よくここがわかったねセイウンスカイ君」

 

実験室の扉を勢いよく開けたのは水色の髪をし右耳に耳カバーをしたウマ娘『セイウンスカイ』だった。

 

「フラワーおいで」

そうに短く言うとフラワーは立ち上がりスカイの腕の中に入っていった。

 

「おいおい、まさか。私からフラワーを連れ去ろうというのかい?」

 

「アグネスタキオンそもそもが勘違いしてます。彼女はあなたの物じゃない。ボクの物だ。!!」

そう勢いよく啖呵を切った。

 

「スカイさん///」

 

「ふむ、中等部の、しかもたかが二冠ウマ娘がこの『三冠』ウマ娘であるアグネスタキオンに歯向かおうというのかい?」

 

「冠なんて関係ない。ボクの物を僕の物と言っただけだ」

 

「吐いた唾は飲めないぞ」

 

「そんなもの関係ない」

 

「私たちはウマ娘だ戦いは言うまでもないだろうせっかくだ。距離は君が決めるといい、ハンデさ二冠にはちょうどいいだろう」

 

「2200」

 

「ほう、言ってくれるじゃないか私の土俵に上がって来るとはね」」

 

「関係ない。勝つだけだ」

 

「言うじゃないかそれではレース場に行こうか……」

 

 

『そおおおおいい!!』

 

「ぶはあ!この、モルモット君一体何をするんだい、そんなバケツの水を掛けるなんて待ったく、ん????私はどうなっていた」

 

『自分の薬で我を忘れていた』

そういうとピンク色の瞳をしたニシノフラワーとセイウンスカイを指さす。

 

「ああ、そうか。私としたことが薬から逃げれたと思ったんだが逃げ切れていなかったか。すまなかった、フラワー君にセイウンスカイ君。ほらモルモット君早く解毒薬を作るぞ。水を掛けるなんて荒療治私にしか聞かないのだからな」

 

『すまなかった、ニシノフラワーにセイウンスカイ内のタキオンが迷惑をかけた』

 

「?」

「えっと、まあはい」

 

『それじゃあまた』

 

「えっとスカイさん」

 

「え、ああ。フラワー行こうか」

 

「はい♡」

 

 

 

 

「よし!これでいいはずだ。それではモルモット君それでは全員への投薬をたのんだよ」

 

『えっ?俺?』

 

「君以外誰がやるというんだい。私は薬が効いてしまうし。それなら事情を知っている君がやるべきだろう。さあ、行きたまえ」

 

そのご、トレセン学園全校生徒2000人近くに薬品を染み込ませたハンカチを口に当てる作業をしていった。

何人かは症状がなかった。これはタキオンの研究に役立つかもしれない!!!

 

 

 

 

 




なんかセイウンスカイって『ボク』って感じしないですか?『僕』じゃなくて『ボク』なんですよ。わかるって人、僕と同士です。

でも実はアニメやアプリで一人称でてたら笑っちゃいますね。考えないでおこ。

感想評価を入れるとネタを絞り出して書くのでみんなも感想とか書いてね♡


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都合のいい薬 ウマ娘化薬1

どうも、お久しぶりです。

今回もお薬編です。多分二話か三話ぐらいになります。

大量のオリジナルトレーナーとTSを多く含みますのでお気を付けください。


タキオンがいつも通り研究に没頭しており練習をサボったため研究室でタキオンの世話をしていた。

 

「やったぞ!遂に完成したぞ!これは稀代の大発明だ!!!」

 

『いったい何が完成したんだ?』

タキオンが余った袖で青色に発光している液体が入った試験管を高々と掲げている。

 

「ああ、モルモット君!これはね君たちをウマ娘に変えてしまう薬さ!!!」

タキオンは得意げに薬効を説明しているが……

 

『それが足の強化にどう役に立つんだ?』

 

「わからないのかい?君をウマ娘にすることで同じウマ娘としての実験できるだろう」 

 

『まあ、そうだな』

 

「実験をしたいところだが、もう食堂がしまってしまう。明日にするよ」

 

『わかった』

そういうとタキオンは実験室を出て行った。

 

『ヤな予感がする』

 

 

 

 

―生徒会室―

 

生徒会室。シンボリルドルフを始めとした生徒会組がいる部屋。基本的に他生徒やトレーナーはいない。たまたまシンボリルドルフしかいない放課後、珍しく扉がノックされた。

 

「やあやあ失礼するよ」

問題児アグネスタキオンだ。

 

「アグネスタキオン久しぶりだな。あと、次は返事を待ってから開けたまえ」

 

「ああ、すまないね。興奮が抑えられなくてね」

 

「珍しいじゃないか、一体どうしたんだい?」

 

「とりあえずこれを見てくれ」

そういうとタキオンは手に持ったタブレットを渡してくる。画面には動画の再生ボタンが表示されており、タキオンに言われたまま再生した。

 

「……初めて見るウマ娘だ。フォームも速さも申し分ない、彼女はどこのトレセン学園の生徒なんだ?」

 

「その娘はね……私のトレーナーさ」

 

「???」

????????????

 

「この薬でウマ娘化したトレーナーなのだよ。変体の過程も録画してあるよ」

 

「……面白い物を作ったな。それで、これをどうするつもりだい?」

身体が発光する薬を作る科学者だ、今更驚くまい……

 

「昨日、久しぶりにトレーナー君とトレーニングをしてのだが遅刻したことを珍しくグチグチ言われてね、腹が立ったからこの薬でやり返してやろうと思ったんだ。だが、折角ならイベント好きの会長も楽しもうと思ってね。トレーナー君を焚きつけてくれた恩もある」

 

「あまり悪いことはしたくないが話は聞こうか」

 

「会長は話が早くていい」

 

 

 

 

ああ、ヤな予感がする。シンボリルドルフ会長に本校にある会議室に呼ばれ会議室に向かう。会議室に入るとチームリギルのトレーナー『東条ハナ』を始め、スピカの『沖野T』、カノープスの『南坂T』のチームトレーナー。そして一人のウマ娘を育てる専任トレーナーたち。合わせて11人が集まっていた。

 

長机の上に資料が置かれており、ホワイトボードに自由席と書かれているため、空いた席、スーパークリークTの隣に座る。

 

「お疲れ様です。赤御Tも会長に呼ばれたんですか?」

 

「ああどうも、盛瑠Tええ、私も呼ばれただけで何も聞いていないんですけどね」

赤御T。担当ウマ娘が不調でクラシック回避するところをトレーナーとしての手腕で三冠まで導き、ウマ娘本人とファンから「神の子」と呼ばれているスーパートレーナーだ。

トレーナー室で担当のスーパークリークと『でちゅね遊び」をしている噂があるが彼も24歳の大人だ高等部のウマ娘とそんなことするわけがないだろう。

 

「盛瑠Tの方は何か」

 

「いえ、私も何も聞かされてないんですよね」

 

「そうですか」

招集理由の会話はおいて起き赤御トレーナーと合同練習の話をしていると

 

「隣いいですか?」

190cmの巨漢が訪ねてくる

 

「ええもちろん」

大神T。皐月賞ウマ娘ナリタタイシンのトレーナーでよくイチャイチャしているところを目撃されるトレーナーだ。だがナリタタイシンの心情には気が付いていないらしい。

 

「会長から呼ばれた感じですけど何か聞きました?」

 

「いえ、私達は何も聞いてないんですよね」

 

「そうですか」

短い会話だが実際何も聞いていない。それしか言いようがないのだ。

 

それから数分。会議室の扉が開きシンボリルドルフを始めとした生徒会の面々が入ってきた。

会長が壇上に立ち次回の新レースの説明がされる。

 

 

一時間ほどだろうか、のどが渇いてきたところでタイミングを見計らったかのように会長がエアグルーヴとナリタブライアン、二人にお茶を配ってくれと言い、二人がお茶を配り始めた。どのトレーナーも何も疑わずそれを飲み始めた。

 

「最後になるが、走るウマ娘、走者たちだが……それは君たちだ!」

 

「!?」

シンボリルドルフがそう言い放った直後、お茶を飲んだ俺以外のトレーナーが光り輝く。目を潰らなければいけないほどの光が収まると……

 

俺以外、全てのトレーナーがウマ娘になってしまった!!!!

 

「ダメじゃないかモルモット君……君も飲まなきゃぁ」

 

「しまっ!!」

他トレーナーがウマ娘になってしまった衝撃で背後の注意を忘れていた。

タキオンに抑え込まれ薬品、現役を飲まされる。ほかトレーナー同様光り輝き俺もウマ娘になってしまった。

 

「最後の確認だ!時事は来週の日曜日。芝2000m右回り場所は学園A練習場、14人立て。上位五人はウイニングライブ。それ以下は順位ごとに割り振られた割合で飲食代の割り勘だ!!以上!!」

 

そういうと生徒会の面々とタキオンは部屋を最高速度で後にした。

 

 

 

 

 




次回!!
突然ウマ娘にされ一週間後にはレースが決まってしまったトレーナー達!!!そこそこ高給取りである中央トレセンのトレーナーだがオグリやスぺ達、大食感ウマ娘達の飲食代を払わなくてはいけない罰ゲームすら用意されていた!!!
勝ったら「うまぴょい」負けたら「罰金」どうせなら勝とう!とトレーナー達はウマ娘と一緒にターフを駆ける!!!!

次回!疑似ウマ娘プリティダービー

執念!勝利の本能に浸食されたトレーナー!

次回も読んでくれよな!!


次回は未定です。


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