魔神皇帝と魔法少女たちの戦い (桐野 ユウ)
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魔神皇帝別世界へ

はいどうもセーラーギャラクシアです。今回の物語はマジンカイザーのIFSTORYです。

まーだ完結をしていないのに何やっているんだお前!って人は

「ファイヤーブラスター!!」

ぐあああああああああああああ!!

「はぁこんなんだがすまないな。じゃあどうぞ。」


???side

 

『うわあああああああああ!!』

 

俺の体は奴が発生をした謎のホールに吸い込まれようとしている。ほかのメンバーは俺を助けようとしているが全員がボロボロの状態なのはわかっている。

 

『来るな!』

 

『『『!!』』』

 

「カイザー!!今行くから!!」

 

『駄目だ!クリス!お前たちもだ!』

 

「しかし!!」

 

このままでは俺だけじゃない、ほかのみんなも吸い込まれてしまう。だからこそ俺は決意を固める。

 

『お前達はここから脱出をして弦十郎達に伝えてほしい!!』

 

「そんな!」

 

「カイザ―さん!!」

 

すまないアリスに響、だがほかのみんなもボロボロの状態だ。だからこそ俺はこの決断をする。俺はそのままホールに吸い込まれてしまう。

 

体などもすでに限界の状態だ。エンペラ―達、後は・・・・・・任せたぞ・・・・・・

 

カイザーside終了

 

「いやあああああああああああああああ!!」

 

クリスが叫ぶが誰も何も答えない、偉大なる魔神皇帝・・・・・・マジンカイザーはホールに吸い込まれてMIA扱いにされた。

 

だがマジンカイザーはその中でも念のために機能停止状態にして後はホールの中で迷っていることにした。

 

だがそれは突然として終わりある場所へと落下をする。

 

ある大きな屋敷の部屋、紫の髪をした女の子は自分の部屋から窓の外を見ていた。

 

「綺麗な星空・・・・・・ん?」

 

彼女は突然として何かを感じてメイド服を着た人物は慌てて彼女を追いかける。

 

「すずか様!?どこへ行かれるのですか!!」

 

メイドは急いですずかと呼ばれる少女のところを追いかけていく、やがてそれは流星となり庭へと落下をした。

 

一方で黒髪をした人物は本を読んでいると突然として揺れたので震源地が近くないかと思い見ていると家の庭に何かが落ちたのかと思い外へと行くともう一人の子がいたので何事かと思った。

 

「すずか!!」

 

「お姉ちゃん!ロボットさんが!!」

 

「わかっているわ!ファリン、ノエル・・・・・・悪いけどロボットを私の工房に運んで頂戴。」

 

「はい」

 

「わかりました!」

 

二人のメイドは主人の言う通りにロボットを運んで行くのを見て彼女はすぐに準備をするために工房の方へと歩いていった。

 

カイザーside

 

『・・・・・・・・・・・・・・・』

 

誰かが俺の体を触っている感じがする。おそらくだがどこかの研究所でも連れていかれたのだろうか?まぁ当たり前か、俺の体は超合金ニューZαで構成されている。

 

とりあえず目を開けるとしようか?それはこっそりと目を開けると女性が俺の体を触っている。

 

なかなか大きいものをお持ちですねって何言っているんだ俺は・・・・・・そりゃあクリスやアリス、マリアたちに比べたら・・・・・・いやどっこいどっこいだな。

 

『あのーーー』

 

「!!」

 

女性は俺が声を出したことに驚いているが俺は気にせずに声を出す。

 

『すまないがこれを外してもらってもいいか?てか外すぞ?』

 

俺は両手や両足に接続されていたものを外して立ちあがる。てかここはどこだ?

 

「あ、あなたは自分の意思でしゃべることができるのかしら?」

 

『あーまぁそんなところだ。』

 

「すごいわ!何よそれ!私色々と調べたりしているけどあなたのようなロボットは始めて見たわ!」

 

女性は目を光らせながら俺を見ておりまるで櫻井 了子を見ている感じがする。さてここがどこかは知らないが俺はどうやら別の世界へと来てしまったようだ。

 

「さて改めて自己紹介をさせて頂戴、私の名前は月村 しのぶ。ここの主をしているわ。」

 

しのぶ殿か、なら俺も答えるとしよう。

 

『俺はマジンカイザー。それが俺の名前だ。』

 

カイザーside終了

 

「マジンカイザー・・・・・・それがあなたの名前なのね?」

 

『あぁそうだ。ところでしのぶ殿、ここはどこか教えてもらえないだろうか?』

 

「ここは海鳴市というところよ?」

 

『・・・・・・そうか』

 

カイザーは両手を組んでここが自分がいた世界とは別の世界だと判明をしてこれからの生活をどうするか考えているとしのぶはある提案をする。

 

「ねぇマジンカイザー?」

 

『なんだ?』

 

「あなた行く当てがはないならここで過ごさないかしら?」

 

『ここにか?』

 

カイザーは確かに今の状態で動くのはよくないなと思いしのぶの提案を受けることにした。

 

『しのぶ殿よろしく頼む』

 

「えぇこちらこそ」

 

カイザーとしのぶは握手をしてこうしてカイザーは月村家で過ごすことになった。




次回 マジンカイザーはもう一つの姿兜 甲児の姿になり月村家で仕事をしていた。もちろんマジンカイザーの姿になって街へ行ったときは驚かれたりするが子どもを助けたりする姿を見ており皆がヒーローという始末になってしまう。

ある日すずかが友達を連れて帰ってくると言うのを聞いてカイザーはどっちで迎えたほうがいいだろうかと悩む

次回「カイザー仕事をする」

『メイドって・・・・・・』


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カイザー仕事をする

カイザーside

 

月村家で住むこととなり俺は兜 甲児の姿になったので驚かれたがまぁロボットがいきなり人間になったのだから驚いても当然か。

 

「えっとカイザーなのよね?」

 

「あぁこれがもう一つの姿さ。兜 甲児って呼んでくれ」

 

「ぽーーーーーーー」

 

「す、すずか様!?」

 

現在俺を紹介をするために集まっているがあれ?あの子が顔を赤くしているが大丈夫か?

 

「えっと大丈夫かい?」

 

「は、はい!!」

 

「うわ!?」

 

突然として大きな声を出されたので俺は驚いてしまい尻もちをついてしまう。うーんマジンカイザー、少女に尻もちをつかされるって・・・・・・ほかの奴らに知られたくないぜ・・・・・・

 

「とりあえず自己紹介をした方がいいわね。私はしたからまずは」

 

「月村 しのぶの妹の月村 すずかです!!」

 

「お、おうすずか殿かよろしく頼むぜ?」

 

「私はノエルといいます。兜さまよろしくお願いします」

 

「ノエル殿か」

 

「わ、私はファリンです!!」

 

「ファリン殿か、よろしく頼むぜ!!」

 

俺はほかのメンバーとも話をした後再びマジンカイザーの体へと戻りカイザースクランダーを装着をして邪魔が入らない場所へと降りたつ。

 

『さーて試すとするかな?』

 

俺がこうしてマジンカイザーとなっているのは体の自己再生は終わっており念のために試すために左手をつきだす。

 

左手は俺の意思で回転を始めて放つ剛腕!その名も!

 

『ターボスマッシャーパンチ!!』

 

放たれた左手が飛んで行くのを見てどうやら体の方は完全に自己再生が終わっているなと思い放たれた左手が合体をしたのを確認をして俺は様々な武器を使ってみる。

 

『光子力ビーム!』

 

両目から放たれる光子力ビーム、耳部についている角を前につきだす。

 

『冷凍ビーム!』

 

冷凍ビームが放たれたのを確認をすると口部のスロット部分にエネルギーを込める。

 

『ルストトルネード!』

 

強大な竜巻が発生をさせて上空へと向けた後肩部に力を込めると剣の持つ部分が現れたのでつかむ。

 

『カイザーブレード!』

 

両肩部からカイザーブレードを出して振りまわしてから再び肩部へと収納をしてから腰部分から銃が現れて構える。

 

『ブレストトリガー』

 

ブレストトリガーを構えて確認をしておりギガントミサイル、サンダーボルトブレイカー、牙斬刀、エンペラ―ブレード、エンペラーソード、ファイヤーブラスター、ファイナルカイザーブレードなど全ての機能が使えることが確認をしたので俺は月村家へと戻る。

 

ちなにみサザンクロスナイフなども使用可能だったことも付け加えておく。

 

カイザーside終了

 

それからカイザーは月村家で執事として過ごすこととなりカイザーの姿や甲児の姿でやることが多い。

 

「ただいまーーー」

 

「おやおやお帰りなさいすずか殿、おや?今日は後ろにお友達をお連れなのですね?」

 

「そうだよ甲児さん、アリサちゃん、なのはちゃん紹介をするね?この人は兜 甲児さんって言うの!」

 

「すずか殿からご紹介を預かりました。兜 甲児と申します。以後お見知りおきを」

 

「「ぽーーーーーー」」

 

「おや?お二人とも顔が赤いのですがいかがしました?」

 

「な、なんでもないわよ!!」

 

「なのなの!!」

 

「そうですか、そういえば二人の名前を聞いていませんでしたね?」

 

「あ、そうだったわ。私の名前はアリサ・バニングスよ」

 

「高町 なのばです!!」

 

「そうですかアリサ殿になのは殿ですか、いい名前ですね」

 

甲児の笑顔に二人はズキューンと打たれた感じがしてすずかは頬を膨らませている。甲児はその間に三人にジュースやお菓子の準備をするために一旦離れていき準備をしているとファリンがやってくる。

 

「甲児さん私がすずか様たちのところへと持っていきますよ?」

 

「あーいや大丈夫だ。俺が彼女たちのところへ持っていきますよ。」

 

甲児はそういいすずか達が座っているところへと行きジュースをそれぞれの場所へ置いていく。

 

「そういえばアリサ殿達はどういうことですずか殿と友達に?」

 

「「「う・・・・・・」」」

 

「おや?もしかして何か喧嘩をしてそこから友達になった感じですかな?」

 

甲児はニヤニヤしながらそういい正解なのですずかはその時のことを話した。アリサにすずかの物をとったときになのはが現れていきなりアリサにビンタを噛ました後に剣かとなってそこからいつの間にか友達になっているという話であった。

 

(おいおい、なんかクリスとアリスみたいな感じじゃねーか、あ、違うなあいつらの場合はビンタとかじゃなくて打ち合いとかだったからな。まぁあの時は機能が停止をして本人たちから聞いたからな。)

 

甲児はクリスとアリスの仲良してか仲間になった話を聞いていたがまだアリサ達の方が可愛い方じゃねーかと思いため息がついてしまう。

 

「こ、甲児さん!?」

 

「にゃ!?」

 

「なんでため息なのよ!」

 

「あーすまん、色々と・・・・・・な。」

 

クリス達のことは一旦端の方へと置いといて彼女達と話を聞いている甲児、今も別次元を超えることはできない状態でしかも元の世界の場所も全然わかっていないのである。

 

だがすぐに変えるわけにはいかないので彼は自分で用意をしたコーヒーを飲みながらこの世界でしばらくは戦いのない時間を過ごすのも悪く無いなと・・・・・・




次回 それから数か月が経ち、甲児は買い物から帰ろうとしたときにすずか達が黒い車に乗せられているのを見つける。彼は追いかけるためにマジンカイザーの姿へとなりスクランダ―を使い空を飛ぶ。

そして彼女達が捕まっているであろう倉庫へと降りたち彼は助けるために突撃をする。

次回「マジンカイザー異世界での初戦闘」

『まさか人と戦うことになるとはな・・・・・・だが彼女たちを助けるためだ!』


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マジンカイザー異世界での初戦闘

甲児side

 

しのぶ殿の家で過ごすようになってから数か月が経った。いやー執事としての勉強をクリス達としておいてよかったわ。なんでか知らないがあっちで執事の役をやらされたことがあったからな。

 

まさかこの世界で役に立つとは思ってもいなかったよ。

 

さてそんな俺だが今はしのぶ殿に頼まれてすずか殿を迎えに歩いていた。彼女達はバスで近くのバス停まで乗ってくるということで俺は歩いて向かっていると黒い車がすずか殿達を捕まえているっておいいいいいいいいい!!

 

「さらわれているうううううううううううううううう!!」

 

やべーーー!!とりあえず俺は追いかけるためにどこかで隠れて本体を呼びだす。

 

「カイザーーーーー!!」

 

上空から俺の本体が来たので俺は構える。

 

「マジーーーーンGO!!」

 

俺は本体と合体をしてそのままスクランダ―を使い黒い車をばれない位置で上空から追いかける。車はどこかの倉庫で止まったのを確認をして俺はゆっくりと着地をしてスクランダ―を外して中の様子を見てからこっそりと扉を開けて中へと入りこむ。

 

『さーて異世界の戦いが、人との戦いからだとはな・・・・・・仕方がないか』

 

さーてすずか殿達もう少しだけお待ちをくださいね?今お助けしますから。

 

カイザーside終了

 

一方ですずか、アリサ、なのはの三人は手を後ろで縄で縛られており男は笑っている。

 

「ははははは!まさかバニングス家のお嬢ちゃんを捕まえるだけなのだがいい収穫だったぜ。」

 

「あんたはパパの会社を狙っている奴らね?私を捕まえてどうする気かしら?」

 

「決まっているだろ?貴様の父親から色々と奪ってやるのさ!」

 

男は笑っておりほかの人物達もナノは達を見ていると突然として黒い何かが飛んできて一人の男のお腹に命中をする。

 

「おぐ!」

 

「な、なんだ!?」

 

さらにもう一人の男も飛んできた何かに当たり前のめりに倒れる。いったい何事かと見ていると黄色い何かが光っているのを見て全員が驚いている。

 

「なんだあれは!!」

 

ずしんずしんと足音が近づいてきており男たちは持っている銃を構えて発砲をする。だが弾は全てはじかせれていき一体何かと見ていると姿が現れる。

 

そう偉大なる魔神皇帝「マジンカイザー」が現れる。

 

「な、何だお前は!?」

 

『マジンカイザーとだけ名乗っておく。悪いがその子たちを解放してもらおうか?』

 

「くそ!撃ちやがれ!!」

 

男たちはマシンガンなどを発砲をするがマジンカイザーの超合金ニューZαの装甲にはマシンガンの弾などが通じるわけなく彼は歩いていき男たちを投げ飛ばしていく。

 

もちろん殺すわけにはいかないので投げ飛ばして気絶させていく。段々と減っていくのに男は恐怖を覚えていきアリサに銃をつきつける。

 

「う、動くな!!」

 

『・・・・・・・・・・・・・・・』

 

「へへへへへへ動けばこいつを殺すぞ!!」

 

『卑怯者が・・・・・・』

 

カイザーは怒り心頭になりかかるが今はアリサを助けるためにどうするかと考えているとスクランダーがこっそりと移動をしているのを見て叫ぶ。

 

『サザンクロスナイフ!』

 

すると一つの手裏剣が男の銃に当たり男は驚いてアリサを離したところをダッシュをして先にアリサを救出をしてからゆっくりと降ろした後に男のお腹をなぐり気絶させる。

 

「おぐ!!」

 

そのままゆっくりと倒れる男たちをひもで縛った後アリサ達のひもを引きちぎり彼女たちを解放させる。

 

「「「カイザーさん!!」」」

 

『無事みたいだな?だがこいつらはとりあえず警察に連絡をして帰るとしよう。』

 

カイザーはこいつらがしたことを書いたのを挟んでからなのは達を乗せて家の方へと帰ることにした。

 

『ちょっと待ってろ』

 

カイザーは自身の体を大きくなったのを見て三人は上の方を見ていた。

 

「「「大きい・・・・・・」」」

 

『ほら乗りな』

 

カイザーは膝をついて右手を出して彼女達が乗ったのを確認をして空を飛び経つ。

 

「うわー綺麗なの!!」

 

「まさか空を飛べるなんて思ってもいなかったわ」

 

「ありがとうカイザ―さん」

 

『気にするなって元はといえば俺が速くいけば良かったからな。これはお詫びみたいなものだ』

 

三人はカイザーの手から小さく光る海鳴市を見ながらカイザーはなのはの家の前、アリサの家の前最後はすずかと共に家へと入るのであった。




次回 すずか達が三年生となりカイザー事甲児は年月が経つのが速いなーと思いながら執事の仕事をしていた。

ある夜、甲児は何か嫌な予感がしたので外へと飛びだしマジンカイザーへとなる。そこに襲われているなのはを助けるために着地をして戦う。

次回「異形な化け物との遭遇。」

『これはいったい』


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異形な化け物と戦い。

カイザーside

 

アリサ達を助けてから数か月が経ち、彼女達は三年生になり俺は普通に過ごしているがやはり元の世界のことも気になる。

 

エンペラー達がいるとはいえクリス達のことも気になっている・・・・・・だがその一方でなのは殿達が立派な大人になるまではいる決意もある。

 

俺は夜空を見ながら心の中でクリス達には申し訳ない気持ちで一杯だが許してほしいと願い俺は仕事をすることにしたがすずか殿達も眠りについており俺も後は寝ようと思ったが何か嫌な予感がしていた。

 

『とりあえず庭の方へと行こう。スクランダ―クロス!』

 

カイザースクランダーを装着をした俺は飛びあがり嫌な予感がした方角の方へと飛んで行く。するとなのは殿が何かに追われているのを見て俺はすぐに構える。

 

『うなれ鉄拳!ターボスマッシャーパンチ!!』

 

放たれたターボスマッシャーパンチが化け物に飛んで命中をして吹き飛んだのを確認をして着地をする。どうやら無事みたいだな?

 

「カイザ―さん!?」

 

「あ、あなたは・・・・・・」

 

「こりゃあ驚いたぜすずか殿が言っていたフェレットがしゃべっているのか?」

 

「危ない!」

 

フェレットが叫ぶと化け物は俺に向かって体当たりをしてきたが俺は受け止めると投げ飛ばす。

 

『どりゃああああああああ!!』

 

化け物を投げ飛ばしたが先ほどのターボスマッシャーパンチを受けたはずなのに傷が回復をしているので俺は驚いている。

 

『これならどうだ!ギガントミサイル!!』

 

腹部からギガントミサイルを次々に放って化け物に命中をした。流石にギガントミサイルを受けたら・・・・・・って嘘だろ・・・・・・

 

『おいおいまじかよ。再生をしているじゃねーか!!』

 

「駄目です!あれにはジュエルシードと呼ばれるものが!!」

 

『ジュエルシード?』

 

フェレット曰くそれがある限りはこの化け物は生き続けるってことかよ。するとフェレットはなのは殿に何かをしているのを見て俺は食い止めるため構える。

 

『エンペラ―ブレード!おりゃああああああ!!』

 

エンペラ―ブレードをとりだして化け物に対して切りかかる。だが再生をしていくので流石の俺も苦戦をしていると強大な何かを感じて振り返るとなのは殿が変身をしていた。まるでクリス達がシンフォギアを纏うかのような感じだな。

 

『大人しくしやがれ!!ルストトルネード!!』

 

ルストトルネードを放ち化け物を吹き飛ばした。流石に酸化はしないか・・・・・・化け物の表面を削る程度だな・・・・・・ん?宝石みたいなのが見えたがもしかしてあれがジュエルシードって奴か?俺は走りだして無理やり引きちぎりなのは殿の方へと投げる。

 

彼女は持っているもので何かを呟いていると宝石が光りだしてから吸い込まれて行くのを見てどうやら封印をしたみたいだな?俺は化け物を見ると体が崩壊をしていくのを見てジュエルシードで動いていたかと思い彼女の方へと近づく。

 

『大丈夫か?』

 

「はい、カイザ―さんも大丈夫ですか?」

 

『俺はロボットだから平気だ。どうやら移動をしないとダメだな。』

 

サイレンの音などが聞こえてきたので俺は彼女を連れてどこかに移動をして着地をする。ちなみに姿はカイザーの姿のままだ。

 

今はフェレットが眠ったの確認をして俺は彼女に聞く。

 

『なのは殿、今後このようなことがあるかもしれない。あなたはどうするつもりだ?』

 

「私は・・・・・・フェレットさんの手伝いをしたいんです!困っている人を見捨てることはできません!!」

 

似ている。彼女は立花 響に似ているな。ふふ彼女とあったら意気投合をするのが見えるほどにな・・・・・・すまないな皆、俺は彼女の手伝いをすることにした。

 

『わかった。なら俺も手伝うとしよう。』

 

「いいのですか?」

 

『あぁ関わったからな最後までほっとくわけにはいかないさ。』

 

「ありがとうございます!あのカイザ―さん・・・・・・」

 

『なんだい?』

 

「その殿ってのはやめてください。ふつうになのはと呼んでください」

 

『・・・・・・わかった今後はなのはと呼ばせてもらう。』

 

「おそらくアリサちゃんも同じだと思いますよ?すずかちゃんも」

 

『・・・・・・ふーむわかった気を付けるとしよう。』

 

ふむなかなか難しいものだな、俺はなのはと別れると月村家の方へと帰還をしてスクランダ―を解除をする。

 

「あら随分と遅いお帰りねカイザー?」

 

『・・・・・・しのぶ殿、外でお待ちをしていたのですか?』

 

「えぇそうね。あなたが飛びだしていったのを見てからずっとね。」

 

『申し訳ありません。』

 

「いいわよ。それで何があったのか私やノエルには話してくれるわね?」

 

俺はしのぶ殿とノエル殿に今日あったことを話した。なのはが魔法を使ったことさらに言えば宝石みたいなのがこの世界へばらまかれていることを・・・・・・などを

 

「なるほどね。」

 

「それは危険なものですねお嬢様」

 

「それでカイザー、あなたはどうするの?」

 

『俺はなのはを助けたいと思っています。それが俺がやる使命だと思っています。』

 

「わかったわ。すずかには話さないの?」

 

『えぇすずかには話しません。おそらくなのはもそう考えでしょう。話すとしたらばれた時とかですね。』

 

「その方がいいかもしれないわね。」

 

「ですね」

 

二人も納得をしてくれたみたいで俺は自分の部屋へと戻り自分の強化をすることにした。なにせカイザーウェポン達はあるがシンフォギア装者達がいないので使用をすることができないからだ。今はこうして外に出しており動かないカイザーウェポン達を見ているとしのぶ殿が入ってきた。

 

「あらこれは?」

 

『あぁこれは俺のパワーアップアイテム「カイザーウェポン」なんですが今はうごくことができません。』

 

「あらどうして?」

 

『・・・・・・動かすためのAIなどが積まれていないからです。』

 

「ふむふむ・・・・・・ならそのAIを作ればいいのよね?」

 

『しのぶ殿?』

 

「わるいけどこれら借りてもいいかしら?」

 

『えぇ構いませんよ?』

 

「ノエル運んで頂戴」

 

「承知しました。」

 

そういってノエル殿はカイザーウェポン達を運んで行く、あれれ?おかしいぞーーーカイザーウェポン重いのにどうしてノエル殿は余裕で運んで行くの!?カイザーわかんなーーい!!

 

「ふふふふそのうち話すわよ」

 

『お願いします。』

 

さーて俺は疲れたから寝るとしよう。兜 甲児の姿へと戻り俺は眠りにつくことにした( ˘ω˘)スヤァ




次回 フェレット事ユーノからこの世界にジュエルシードの数などを念話で話をするカイザー事甲児、彼は街を歩きながら宝石みたいなのを探しているとすぐに見つけてしまう。

甲児は突然として後ろの方へと振り返ると女の子が立っていたので彼は嫌な予感がした。

次回「ジュエルシード」

「それを渡してくれませんんか?」

「翼?」


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ジュエルシード

甲児side

 

よう兜 甲児だ!俺は執事の仕事をしながらもユーノというフェレットの念話ってのに答えている。どうやら俺にも魔力ってのがあるらしく念話はできるそうだ。イヤー念話って便利だな。

 

それで今は何をしているかって?ユーノが発掘をしたというジュエルシードのことを聞いているところだ。どうやらこの世界に21個のジュエルシードが落ちてしまっていることでその何個かはユーノが集めて今回なのはが集めたので2つほど、ってことは残りは19個も集めないと行けないってことだな。

 

特徴は宝石みたいな形をしているってことで俺は買い物ついでに探しに行くことにした。カイザーの体は念のために小さくして持ってきておりいつでもマジンカイザーになれるようにしている。

 

「ってそう簡単に見つかったらユーノも苦労はしないだろうな?21個もこの世界に落ちたってことだよな。探し出すのも大変だなこれは。」

 

そう思いながら俺は探索を開始をする。なのはは学校なので俺はこうして暇な時間を使い買い物をしながらジュエルシードを探している。

 

「ジュエルシードちゃーんどこにいますか?って・・・・・・んんんんんん?」

 

俺はジュエルシードを探していると何かが光っているので近づいていくと宝石のようなものが落ちていたのでスキャンをしてみた。前になのはが持っているジュエルシードをスキャンをしたので同じタイプと機械が言っているのでこれはジュエルシードで間違いないだろう。

 

「あの・・・・・・」

 

「ん?」

 

俺は振り返ると金髪の女の子が立っている。だがなんだろうこの雰囲気は・・・・・・うん甲児お兄ちゃん嫌な予感しかしないぞ?

 

「それを渡してもらえませんか?」

 

「翼?」

 

「翼?」

 

声が翼に似ているが気のせいだろうな、さてこの子が言っている渡してくれってのはこのジュエルシードで間違いないだろうな。ってことは・・・・・・

 

「君も魔導士ってことか」

 

「!!」

 

彼女は驚いているが仕方がない、俺はマジンカイザーをとりだして本体に合体をする。

 

『ジュワ!』

 

「バルディッシュセットアップ!」

 

『セットアップ』

 

向こうもなのはのような姿へと変わり俺は構える。さて女の子相手に戦うのはつらいが・・・・・・許してくれ・・・・・・

 

カイザーside終了

 

甲児はマジンカイザーへとなり金髪の子も姿が変わったので彼女は持っているデバイスを構えておりカイザーはどうしようかと考えている。

 

(さて武器的に光子力ビーム、ファイヤ―ブラスター、ルストトルネード、ターボスマッシャーパンチ、ギガントミサイル、サンダーボルトブレイカーなどは使用をすることができない。サザンクロスナイフやカイザーブレードで対抗をするしかないか。)

 

彼はほとんどの武器を使用をすることができないのでどうしようかと考えていると相手の方が動きだしてもっているデバイスが変形をして鎌のようなものを出して振り下ろしてきた。

 

カイザーは交わしたが彼女は振りかざしてきたので片手でガードをする。

 

「ぐ!!(なんて堅さなの!?バルディッシュが発生させた刃が砕かれた!?)」

 

彼女は後ろの方へと下がり魔法を使うことにした。

 

「フォトンランサーファイア!!」

 

『フォトンランサー』

 

彼女はフォトンランサーと呼ばれる魔法をカイザーに放ち命中をした。彼女は様子を見ていると煙がはれて立っていたのは無傷のマジンカイザーだ。

 

(嘘、フォトンランサーが効いていない!?)

 

『・・・・・・なかなかの攻撃だ。だが超合金ニューZαには効かなかったみたいだがな。さてお返しをさせてもらおう。』

 

カイザーは右手をあげると雷鳴が発生をしていくので彼女は驚いている。

 

『うなれサンダーボルトブレイカー!!』

 

「ぐ!!」

 

防御の魔法でガードをしたがサンダーボルトブレイカーの威力に彼女はダメージを受けて墜落をしてしまう。カイザー自身もこれはまずいと思いジャンプをしてキャッチをして彼女をゆっくりと降ろす。

 

『あちゃーサンダーボルトブレイカーの威力の調整を間違えちまったか。うーーんやっぱりロケットパンチの方が良かったのだろうか?』

 

カイザーはとりあえず寝ている子をどうするかと考えていると狼が襲い掛かってきたので彼は狼を後ろの方へと投げ飛ばした。

 

『どああああああああああああ!!』

 

『なんだ?狼が女の子を襲おうとしたので投げてしまった。とりあえずルストトルネードを使おうと思ったがやめておこう。やいやい狼!女の子を襲うとはどういうことだ!このマジンカイザーが相手をしてやる!』

 

『なんだ?マジンカイザーだ?おかしいこと言うね!あたしのご主人をボロボロにしたくせに!』

 

『ご主人だぁ?・・・・・・ん?ご主人?』

 

カイザーは振り返り寝ている女の子を見てから狼の方を見る。

 

『もしかしてお前買い狼か?』

 

『誰がだ!あたしはご主人の使い魔だよ!!』

 

『使い魔?』

 

カイザーは使い魔って何だろうなと思っていると狼が光りだして女性に変身をしたので驚いている。

 

『女!?狼が女になりやがった!?』

 

「なんで驚いているがわからないが・・・・・・今度はあたしが相手だ!!うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

『よせ!!』

 

だがカイザーが言う前に女性はカイザーのボディに拳を叩きつけるが・・・・・・ごーーーんという音が鳴り響いた。

 

「ぐおおおおおおおおおお・・・・・・」

 

『あーーー言う前に殴ってきたからな。俺の超合金ニューZαはとても堅いからって言おうとしたのだが遅かったか・・・・・・』

 

カイザーはさてどうしたものかと考えていると女の子が目を覚まして女性が手を射たがっているのを見て驚いている。

 

「アルフ!?」

 

『起きたみたいだな。悪いがこいつの怪我を治してやってくれないか?俺を殴ったのか手を痛がっているみたいだ。』

 

「は、はい・・・・・・」

 

『それとほら』

 

カイザーはジュエルシードを彼女に投げる。

 

「え?」

 

『俺は封印ってのはできないからな。お前なら封印できるならそれはお前にやるよ』

 

「い、いいのですか?」

 

『あぁ別に構わないよ。じゃあな』

 

「あ、あの!名前を私はフェイト・テスタロッサ!」

 

『マジンカイザー、またの名を兜 甲児だ。じゃあなフェイト」

 

カイザーは甲児の姿へと戻りそのまま去っていく。

 

「兜・・・・・・甲児・・・・・・」

 

フェイトは頬を赤くしながら彼が去っていく方角を見ていた。アルフは主人であるフェイトが顔を赤くしているのを見てまさか恋をしたのかと思い頭を抑えるのであった。




次回 ジュエルシードを集めていくなのはと甲児、その日の日曜日にサッカーの試合を見に来ていた。彼は執事の格好でメンバー達にジュースなどを配っていた。

その日の夕方、甲児は街で何かが起こっていると感じて街の方へと飛んで行くと木の化け物が暴れている。

次回「木の化け物」


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木の化け物

それから数週間後の休日、甲児はすずかに連れられてある場所へとやってきていた。その場所は河原でサッカーが行われるので一緒に来てほしいと言われて共に来ている。

 

「あら甲児さん」

 

「これはこれはアリサ嬢になのは嬢、あれは士郎殿ですね。ってことはこのサッカーチームは?」

 

「はい私のお父さんが監督をしているサッカーチームです!」

 

「では私は執事として彼らのサポートをしたいと思います。ちょっと失礼」

 

甲児はそういって準備を素早くしたのを見て三人は驚いているが彼は気にせずにサッカーチームの方へと行きジュースを振るまっている。

 

「皆さま、冷たいスポーツドリンクでございます。」

 

「すまないあなたは?」

 

「私は月村家で執事をしております。兜 甲児と申します。」

 

「僕は高町 士郎だ。君が恭弥が言っていた執事だね?」

 

「恭弥殿が言っている執事ってのは私のことですな。以後お見知りおきを」

 

甲児は挨拶をした後サッカーチームは奮闘をして勝利をした。その夕方彼らは勝利をしたってことで翠屋へと来ていた。

 

もちろん甲児もすずかが行くので共に翠屋へと行きなぜか士郎の妻の桃子と共に料理を作っていた。

 

「ごめんなさいね。」

 

「いいえお気になさらないでください。私は執事として料理なども担当をしておりますので。」

 

甲児はそういい料理を次々に作っていき出してサッカーチームメンバーやなのは達も食べている。

 

「美味しいなの」

 

「えぇ美味いわね。」

 

「甲児さんの料理って美味しいからお姉ちゃんと取り合いになっちゃうんだよね(笑)」

 

すずかは笑っており甲児は気にせずに料理を作っているとなのはが一瞬だけ何かを感じたが気のせいだろうと思って甲児が作った料理を食べた。

 

その日の夜甲児は外を歩いていた。何か嫌な予感がすると突然として何かが壊れるのを見てマジンカイザーの姿へと変わりカイザースクランダ―を装着をして飛びあがる。

 

『なんだあれは!!』

 

カイザーが見たもの、それは木の化け物が暴れており彼は止めるために接近をする。

 

『くらえ!光子力・・・・・・何!?』

 

先手必勝で光子力ビームを使おうとしたが木の化け物に捕まっている男の子と女のことの姿があったのでカイザーは光子力ビームを使えない。

 

化け物はカイザーに気づいたのか木の鞭をカイザーに放ってきた。彼はそれを受け止めるとそのまま引っ張ろうとしたが人質などもおり攻撃をすることができない。

 

『く!さてどうしたらいいか・・・・・・』

 

「カイザ―さん!!」

 

そこにユーノとなのはが駆けつけてカイザーは彼女たちを助けるためにエンペラーソードを次元から出して捕まっている男の子と女の子が捕まっている部分だけを切り裂いて二人を降ろすと木の化け物はカイザーに襲い掛かろうとしたが彼はそれを受け止めると力をこける。

 

『マジンパわあああああああああああああ!!』

 

そのまま上空へと投げ飛ばすと彼は胸部の放熱板を光らせていく。これこそマジンカイザー最大の技

 

『ファイヤーブラスタあああああああああああああ!!』

 

放たれたファイヤーブラスタ―が木の化け物に命中をして気の化け物は爆発をしてそこからジュエルシードが落ちてくるのを見てなのはは飛びあがり封印をする。だが彼女は暗い顔をしていたのでカイザーは近づいた。

 

『どうしたんだ?』

 

「・・・・・・今回のは私がいけなかったんです。」

 

『どういうことだ?』

 

あの時翠屋でなのははキーパーをしていた子がジュエルシードを持っていることに気づいていた。だが一瞬だったのでまぁいいかと思い今回の事態を招いてしまったことに落ち込んでいる。

 

『なのは、確かに失敗をしてしまったがお前はそれに気づいたじゃないか。ならここから頑張っていけばいいさ』

 

「カイザ―さん・・・・・・」

 

(そう、諦めなければ必ず勝利をすることができることをな・・・・・・彼女たちのように・・・・・・)

 

カイザーは共に戦った彼女達のことを思いだして空を見上げる。




次回 それから数日が経ち、月村家でお茶会を開くこととなり甲児はすずかと共に準備をしていると恭弥と共になのはとアリサが到着をしてファリンが案内をする。

なのははユーノを連れてきており二人も元気になったユーノを見て甲児は苦笑いをしていると突然としてユーノが走りだしたのでなのはが追いかけていく、甲児はこっそりと抜けだしてなのはの後を追いかけると巨大な猫が現れる。

一方ですずかとアリサはなのはが怪しいと思い追いかける。

次回「動きだした」


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動きだす

甲児side

 

あの木の化け物から数日が経ち、今日は月村家でお茶会をすることとなり俺は三人が座れる机と椅子などを準備をした後に飲める紅茶などをじゅんびをしているとすずかが入ってきた。

 

「甲児さん、準備はできてしますね?ふふふふ」

 

「すずか、笑うことないだろ?普段からしている仕事だろ?」

 

「まぁそうだけどね(笑)」

 

すずかが笑っており俺は準備をしているとファリンがアリサとなのはを連れてきた。俺は二人を座らせているとお茶を入れてからお菓子を机の上に出して俺はユーノが出てきたので念話で話をする。

 

(大変だな動物のふりをするのもな(笑))

 

(そうですね。ってなんで知っているのですか!?)

 

(いやおそらく力をセーブをするためになっているんだろうなと思ってだけだ。)

 

そういってモフモフされているのを見て俺は苦笑いをしている。ユーノよ哀れだなと・・・・・・するとユーノが突然として逃げだしたのでなのはが追いかけていく。俺も準備をするためにファリンに後をお願いをして俺は部屋を後にする。

 

甲児side終了

 

一方で残された二人、ファリンが相手をしているがアリサはじーっと甲児が出ていったのを見た後にすずかを見る。

 

「ねぇすずか」

 

「何アリサちゃん?」

 

「最近、ナノハの様子がおかしいと思っていたけど甲児さんも怪しくない?」

 

「確かに最近、甲児さん帰ってくるのが遅いこともあるからお姉ちゃんも気にすることはないって言っていたけど・・・・・・」

 

「よし行くわよ!!」

 

「ちょお嬢様たちどちらへええええええええええ!!」

 

ファリンが叫ぶが二人は走って甲児が行ったであろう方角へと向かうのであった。一方で甲児は中庭の方へと走っていた。

 

彼は到着をするとなのはとユーノが唖然としていたので巨大な猫が立っていた。

 

「おいおいまさかジュエルシードがこの猫ってことか?」

 

「そうみたいなの。」

 

「だよな・・・・・・!!」

 

甲児はすぐに何かに気づいてマジンカイザーへと変わると猫の前に立ち攻撃を両手でガードをする。

 

「甲児さん!?」

 

『・・・・・・今の攻撃は』

 

「・・・・・・甲児」

 

現れたのは甲児と交戦をしたフェイトだった。彼女はマジンカイザーの後ろの猫の方を見ておりなのははそれに気づいて守るために行動をするがカイザーは止めようとしたときに声が聞こえてきた。

 

「でかいわよ!!」

 

「でかいね。」

 

『な!?アリサにすずか!?』

 

「にゃ!?」

 

「今!」

 

「うわ!!」

 

フェイトはなのはが隙を出したのを見てダッシュをしてカイザ―の横を通りぼそりといいカイザーは振り返るが彼女はすでに猫からジュエルシードを回収をしており彼自身は振り返る。

 

「またね甲児」

 

『・・・・・・・・・・・・』

 

あの時ボソリと彼女は呟いた。

 

『好き』

 

っと彼自身はその言葉にどう答えようか考えているとなのはが捕まっているのを見てばれてしまったなと両手を組んでいた。

 

「カイザ―さん」

 

「カイザー」

 

『なんだ?』

 

二人に呼ばれてカイザー自身が行くと二人は土下座をしてきたので彼は驚いている。

 

『お、おい!!』

 

「「お願いします!私達になのは(ちゃん)と共に戦える力をください!!」」

 

カイザーはどうすればいいのかと考えていると目の光を消灯させた。そしてすぐに光が点灯をして言葉を言う。

 

『明日でもいいか?』

 

「えぇ構わないわよ!」

 

「私も!」

 

『・・・・・・わかった。明日になったらできると思うからよ』

 

こうしてなのははすずかとアリサにばれてしまい、カイザーは自分の部屋に戻ると甲児の姿になり二つの弾を出していた。

 

「・・・・・さーて、俺が共に戦った彼らの力をベースに生成をしていくかな?だがこれを使うと俺自身は眠るんだよな。まぁあの子達がなのはの力になりたいといってきたからな。我が友「マジンエンペラーG」「真ゲッターロボ」・・・・・・お前らの力を彼女達に貸してやってくれよ?」

 

そういって甲児は力を注いでいき彼は疲れたのか眠りについた。




次回 アリサとすずか用のが完成をして甲児は二人に渡した。すると二人の周りの景色が変わったので何事かと見ていると二人の前に二体のロボットが現れる。

次回「力」


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甲児side

 

次の日となり俺はなのはとアリサを月村家に呼んだ。二人は来てくれた後すずかと共に外で待っていると二人がやってきたので俺は懐からあるものを出した。

 

「ほら二人が言っていた力だ。アリサに渡したのはマジンエンペラーGという力だ。そしてすずかの方は真ゲッターロボという力を託す。」

 

「マジンエンペラーG・・・・・・」

 

「真ゲッターロボ・・・・・・」

 

すると二つが突然として光だしてなのはは二人がいないので驚いているがすぐに俺は冷静になっておりなのはは首をかしげる。

 

「大丈夫だ。すぐに帰ってくるさ」

 

おそらくだが我が友たちがな、頼んだぜ?

 

甲児side終了

 

「ここは?」

 

「アリサちゃん、」

 

「すずか、私達確か甲児から」

 

「そう突然として光だして」

 

『来たようだな。』

 

『そのようだ。』

 

二人は声をした方を見るとマジンカイザーみたいなのと赤い翼を持った機体が歩いてくるので声をかける。

 

「あんたたちは?」

 

『俺はマジンエンペラーG』

 

『俺は真ゲッターロボだ。まず聞きたいことがある。お前達は俺たちの力を手に何をする?』

 

『この力は強大だ。なぜそこまで力を求める?』

 

「簡単よ!私達は甲児さんに救ってもらったことがある!」

 

「それになのはちゃんが戦っているのを知りました。だから私達もなのはちゃんや甲児さんに力になりたいんです!!」

 

「「だからこそ私達は力を求めているのです!!」」

 

二人の真剣な顔を見て二体はお互いを見てから笑いだす。

 

『全くあいつらに似ているな。』

 

『そうだな。』

 

「あいつら?」

 

『気にするなこちらのことだ。いいだろう!お前に俺の力を託すぜ!!』

 

『同じく俺もお前に託すぞ!マジンカイザーをあいつを頼んだぞ?』

 

「あなたたちは甲児さんのことを!!」

 

「ちょっと!!」

 

だが光が強くなっていき甲児も終わったみたいだなと見ているとアリサとすずかに装甲が装着されており彼女達は目を開けると自分たちの姿が変わっていることに気づいた。

 

「これがマジンエンペラーG・・・・・・」

 

「真ゲッターロボ・・・・・・」

 

「マジンエンペラーGは俺と同じように腕を飛ばす「グレートスマッシャーパンチ」胸部から放たれる「グレートブラスター」、お前の口から放たれる「ルストタイフーン」腰部から「エンペラーブレード」そして最大の必殺技は強烈な雷エネルギーを相手に放つ「サンダーボルトブレイカー」さらに次元から「エンペラーソード」最大は背中のウイングが変形をして飛ばす「オレオールブースターG」など様々な武装を装備をしている。」

 

「ふむふむ」

 

「真ゲッターは三つ形態に変わることができる。それは空戦よ真ゲッター1、地中地上用の真ゲッター2、さらに地上と海中用の真ゲッター3となる。その姿では主に頭部と腹部の「ゲッタービーム」肩部から「ゲッターランサー」から変形の「ゲッターサイト」「ゲッタートマホーク」、最大の技は「ストナーサンシャイン」そしてエネルギーの塊をぶつかる「真シャインスパーク」だ。」

「真ゲッター2は右手のゲッタードリルを武器でそれを飛ばす「ドリルミサイル」ドリルから回転をして電撃を浴びせた竜巻「プラズマドリルハリケーン」ドリルから七色の光線を放つ「ミラージュドリル」さらに高速で移動をして相手を翻弄をする「真ゲッターイリュージョン」だ。」

「真ゲッター3は両腕が螺旋状のようにどこまでも伸ばすことができる腕だ。肩部から「ゲッターミサイル」背部のコンテナから「ミサイルストーム」必殺技は「大雪山おろし」という技だ。おそらく変形合体ではなくモーフィンで変形をすると思う。」

 

「なるほど状況で姿を変えるか達ってことですね?」

 

「そういうこった」」

 

甲児は長い台詞をかまずに言ったので少し疲れてしまったが二人は早速試すかのようにお互いを見ており甲児自身は苦笑いをしながらいた。

 

「ほどほどにな?」

 

「行くわよすずか!!」

 

「うんアリサちゃん!!」

 

お互いに構えてアリサは突撃をして殴りかかる。すずかは後ろの方へと下がると肩部に手をかける。

 

「トマホークブーメラン!!」

 

たくさんの斧を発生させてアリサめがけて放ってきた。彼女はすーっと息をすうと吐きだした。

 

「ルストタイフーン!!」

 

放たれた強烈な風がすずかが放ったトマホーク達を落としていきすずかは頭部にエネルギーを込める。

 

「ゲッタービーム!!」

 

「おっと!」

 

アリサは交わして右手をつきだす。

 

「グレートスマッシャーパンチ!!」

 

放たれたグレートスマッシャーパンチが飛んで行きすずかは交わしてモーフィンをして真ゲッター2に変身をして走りだす。

 

一方で甲児はマジンカイザーへとなりなのはと訓練をしていた。新たな技ディバインバスターを構えて放った。

 

カイザーは交わしたのでなのはは着地をする。

 

「あちゃー外しちゃった。」

 

『うーん威力は問題ないが、その間に攻撃をされたらアウトだな。』

 

「どうしたらいいのでしょうか?」

 

『相手の動きを止める必要があるな、だがお前の場合はチャージなどに時間をかけている。なら相手の魔力を奪ってしまえばいいじゃないか?』

 

『それってもしかして相手が放った魔法をガードをした後にその魔力を奪う感じですか?』

 

『あぁそのとおりだユーノ、仕掛けて置いた相手は必ず油断をする。』

 

『なるほど勉強になります』

 

そんな話をしている中すずかは真ゲッター3となりアリサをつかんでいた。

 

「な!?腕が伸びた!?」

 

「そーれ!大雪山おろしいいいいいいいいい!!」

 

「きゃああああああああああ!!なんてね!」

 

エンペラーオールを変形させて空中で静止をした。すずかの方も真ゲッター1となりアリサを見ている。

 

「やるねアリサちゃん、初めてなのに」

 

「それは私も同じよすずか」

 

『はいそこまで・・・・・・ふーむまさかここまで使いこなすとは思ってもいなかったな。』

 

「ふふーん当然よ!」

 

「ねぇカイザ―さん、このまま訓練を続けていいかな?カイザ―さん相手で」

 

「ずるいわよすずか!ならあたしも!」

 

「私もいいですか?」

 

『それは構わないがお前達・・・・・・そうだ!泊まるってのがあるな明日はどのみち学校はお休みだからな。それならいいだろう』

 

「わかったわ!すぐに家へと『おいおいその姿で行くなよ?』そうでした。」

 

『なのはも同じでいいな?』

 

「はいなの!!」

 

二人は一度家の方へと帰っていくのを見た後すずかは構えているのを見てカイザーは苦笑いをしている。

 

『おいおい、二人がいなくなったのを見てやろうとするな・・・・・・』

 

「いいじゃないですか、二人はすぐに帰ってきますからその間でも一歩をね?」

 

『わかったよ。』

 

「はああああああああああああ!!」

 

すずかはゲッターウイングを展開をしてゲッターレザーを放った。カイザーは交わした後に後ろの方へと下がったが後ろにすずかが現れたので驚いている。

 

『何!?』

 

しかも姿が真ゲッター2になっており右手のドリルアームを放ってきた。だがカイザーは横にそれて交わした。

 

(まさか短時間でここまでか。俺も少し本気を出さないとな。ってぬお!?)

 

カイザーは心の中で考えていると腕が伸びてきて彼自身を捕まえようとしたがすぐに交わした。

 

「おしい」

 

『いやおしいじゃねーよ。さてそろそろかな?』

 

「え?」

 

「何やっているのよすずか!」

 

「一人だけずるいのおおおおおおおおおおお!!」

 

見るとなのはとアリサが準備をして帰ってきたのですずかは真ゲッターを解除をする。甲児もマジンカイザーを解除をして全員が食べるご飯を作るために調理場の方へ移動をするのであった。




次回 マジンエンペラーGと真ゲッターロボの力を手に入れたアリサとすずか、やがてゴールデンウイークになり家族で温泉旅行へとやってきた。

すると甲児はどこかでみたような奴がなのは達に声をかけているのを見て彼は近づくと女は彼を指さしたので苦笑いをする。

次回「温泉旅行へ」


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温泉旅行へ

マジンカイザーはアリサやすずか、なのは達を鍛えた。彼はなのはの魔導士としての力もそうだったがアリサとすずかはマジンエンペラーGと真ゲッターロボの力を自分の物にしているのを見て驚いていた。

 

(正直に言えば驚いている。なのはもそうだが・・・・・・アリサとすずかはマジンエンペラーGと真ゲッターロボの力を・・・・・・これは俺も驚くことばかりだ。クリス達も彼らの力を使いこなし・・・・・・ていたな。)

 

甲児はそう思いながらクリス達が自分たちの力を使いこなしていたのを思いだして苦笑いをしているがアリサやすずかの年齢はクリスよりも半分以下の9歳でマジンエンペラーG達を使いこなしているの見て呟いた。

 

「・・・・・・こいつらは天才か?」

 

「「「えへへへへへそれほどでもーーーー」」」

 

「『・・・・・・・・・』」

 

甲児とユーノはお互いを見てからはぁとため息をついてから甲児はふと思いだした。

 

「そういえばしのぶ殿が言っていた温泉旅行はそろそろか?」

 

「そういえば甲児さんが行くのは初めてなんだよね?」

 

「あぁそうだな。一応マジンカイザーは持っていくつもりだ。小さくしてな。」

 

「「「なるほど」」」

 

三人は納得をしてユーノ自身もマジンカイザーの小さい姿を見て納得をして準備をすすめて温泉に行く日になった。

 

高町家、月村家、アリサと共に甲児も車に乗りこんで温泉街へと向かっていく。甲児自身はお風呂などは入ったことがあるが温泉にはこの体になってから行ったことがなかったなと思いつつ彼は座りながらクリス達は大丈夫だろうかと思いながらも今は温泉を楽しむためになのは達と遊ぶことにした。

 

やがて車は温泉街に到着をしたので甲児は自分が持ってきている荷物を部屋へと降ろす。自分の部屋はなのは、アリサ、すずかと一緒の部屋になっているので彼はしのぶがやってくれたのだな?と思いつつ話し合いをする。

 

「さてジュエルシードがここら辺にあると思う。」

 

「そうなの?」

 

「あぁ俺は裏山を探索をしようと思っているがお前達は普通に温泉に入ったりしているんだいいな?」

 

「わかりました。」

 

「甲児さんも気を付けて」

 

「おうよ」

 

甲児はそういって裏山の方へと探索を開始をする。彼は魔力はあるがジュエルシードを探すのは苦労をしている。

 

「くそー俺はなのはみたいな魔導士じゃないからな。探すだけでも一苦労だぜ!」

 

甲児はそういいながら歩いていると金髪の女の子が前にいた。

 

「甲児・・・・・・来ていたんだね。」

 

「あぁお前もいるってことはジュエルシードはこの山の中にあるってことだな?」

 

「ねぇ甲児・・・・・・」

 

「なんだ?」

 

「どうして甲児はジュエルシードを集めようとしているの?」

 

「・・・・・・俺は別にジュエルシードを自分のために使うつもりはない。困っている奴を見過ごすことができないただの魔神皇帝だ。」

 

「魔神皇帝?」

 

「あぁ俺のもう一つ名前だ。マジンカイザーと呼ばれているがそれ以外の読んでいる奴は魔神皇帝と呼んでいるんだよ。ただそれだけだ・・・・・・」

 

甲児はそういいフェイトも両手を組んだ後に後ろを振り返る。

 

「フェイト、お前は何のためにジュエルシードを集めようとしているんだ?」

 

「・・・・・・母さんのため」

 

「お母さんの?」

 

そういってフェイトは立ち去っていき甲児もジュエルシードがあるのがわかったので宿屋の方へと戻り部屋に戻り温泉の方へと行くとアリサ達が女の人と何かをしているのを見て甲児は近づいていくと女性の方は彼の顔を見てげげとなっていたのを見て彼は彼女が何者かを思いだす。

 

「お前は!あの時の!」

 

「げげあんたもいるのかい。」

 

そういってアルフは温泉の方へと歩いていき三人は甲児に知り合いという顔で見ていたので彼は話をする。

 

「あいつはなのは、お前も見たことがある子の知っている奴だ。俺も一度戦ったことがある。」

 

「そうだったの!?むきーーーー」

 

「まぁまぁアリサちゃん、それで甲児さんジュエルシードの方は?」

 

「おそらくあの裏山にあると思っているが悪い、俺はなのはよりも魔導士じゃないからそこまでは・・・・・・とりあえず俺も温泉へ入ってくるわ」

 

「「「いってらっしゃーーーい」」」

 

甲児も温泉へと初めて入りいい湯だなーと落ち着いている。一方でアルフはフェイトと念話をしていた。

 

(それじゃあフェイトもあのマジンカイザーと会ったんだな?)

 

(その様子だとアルフもあったみたいだね?)

 

(まぁね、それとだけどほかの魔導士みたいなのがいたけど・・・・・・フェイトも苦戦をする感じかな?だけどフェイトは強いから大丈夫だと思うけど・・・・・・問題はあのマジンカイザーだ。あたしたち二人でもあれには勝てない。)

 

(・・・・・・甲児と戦う・・・・・・か。)

 

フェイトは甲児と戦うことになるとはわかっていても彼と戦うことができるのかわからない。

 

一方で甲児はお風呂から上がった後部屋の方へと戻りマジンカイザーの体を出していた。

 

「・・・・・・さてどうするかな?」

 

「ねぇ甲児さん、これからの予定は?」

 

「あぁおそらくあっちは夜に動きだすと思うんだよ。だから皆が眠った後行動を開始をする。三人ともいいね?」

 

「わかったなの!!」

 

「もちろんよ!これが初の戦闘なのよね!」

 

「うん」

 

『あのー僕を忘れないでください!』

 

「忘れていたぞユーノ」

 

『ひどい!』

 

夜にご飯を食べる時に甲児はお酒などを飲むのに付き合わされて飲まされてそのままなのは達と部屋に戻る。

 

「甲児さん大丈夫?」

 

「あぁお酒なんて初めて飲んだから・・・・・・ん?」

 

「これは!」

 

「急ぎましょう!!」

 

魔力の増大を感じて甲児はマジンカイザーになったがお酒を飲んだためか少し動きが遅くなっている。

 

なのははバリアージャケットを纏い、アリサとすずかはマジンエンペラーGと真ゲッターロボを纏う。

 

そして現場に到着をするとフェイトとアルフがすでにジュエルシードを封印をしておりなのは達は間にあわなかった。

 

「あー間に合わなかった!!」

 

「遅かったなねお嬢ちゃん達!」

 

するとアルフが光りだして突撃をしてきたがマジンカイザーがその前に立ち狼になった彼女を投げ飛ばす。

 

『どりゃああああああああああ!!』

 

『おわあああああああああああ!!』

 

「アルフ!?」

 

フェイトはマジンカイザーがアルフが投げ飛ばされたのを見てほかの三人もカイザーは強いなーと見ているが自分たちも戦闘をしないと行けないと思ったがカイザーが止めた。

 

『よせ』

 

「「「え?」」」

 

『フェイト、今回はお前の勝ちだ。ジュエルシードは持っていくといい』

 

「カイザ―さん。」

 

『今回は俺達の負けだからな。今回のジュエルシードはお前達が持っていくといい』

 

「ありがとう甲児」

 

そういってフェイトは後ろを向いて飛んで行きカイザーはフェイトが集める理由を知っているため彼はため息をつく。

 

「カイザ―さん」

 

『三人とも、これからは彼女達との戦いもある。引き締めて集めていくぞ!』

 

「「「おーーーーーーー!!」」」

 

三人は手をあげてジュエルシードを集めるために頑張る。

 

さて場所が変わり次元を超えた場所

 

「・・・・・・カイザー・・・・・・」

 

雪音 クリスはため息をつきながらマジンカイザーの名前を呼んでいた。果たしてその意味はいったい・・・・・・




次回 温泉旅行から数日が経ち、ジュエルシードを集めるために街へと行く五人、だが突然として巨大な魔力などを感じて現場の方へと行くとフェイトとアルフがジュエルシードを覚醒をするために魔力を無理やり発動させたのだ。

カイザーは化け物を止めるために現場に急行、同時に化け物と戦う。そしてなのははフェイトと激突をする。

アルフは助けようとしたがそこにアリサとすずかも参戦をして食い止める!

次回「それぞれの戦い」


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それぞれの戦い

甲児side

 

温泉旅行での戦いの後なのは達は負けないように特訓をしていた。俺はその様子を見ながらなのは達の戦闘力を見ながらユーノと話をしていた。

 

「一応こちらは4個は持っているで間違いないな?」

 

『えぇ、なのはが3つ、僕が1つ持っているので・・・・・・向こうもジュエルシードを集めているのを考えますと』

 

「そうだな、油断をすることができないな。今日は街へ探索をするとしよう。」

 

『ですね。』

 

二人はほかのメンバーが模擬戦が終わったのを確認をして街の方へと移動をしてジュエルシードを探すために別れて捜索をする。ちなみに甲児はユーノと共に行動をしている。

 

「とりあえず動いているがジュエルシードはいったいどこにあるのやらだな。」

 

『そうですね。すぐに見つかったら楽じゃないじゃないですね。』

 

そういって2人は行動を共にしていると突然として魔力の増大を感じて甲児はユーノになのは達のところへと行くように指示を出して自分はマジンカイザーへとなりカイザースクランダ―を装着をして空に飛びたった。

 

『あれは・・・・・・そういうことかフェイトが魔力を暴走をさせてジュエルシードを無理やり覚醒をさせたのだな?これ以上街に被害を出すわけにはいかない!!』

 

ユーノに結界を張るように指示をしてからなのは達の元へと行かせて彼は現場に行くと暴れようとしていたのでターボスマッシャーパンチを発射させて命中させる。

 

カイザーは着地をしてジュエルシードの化け物をじーっと見ていた。どこかで見たような姿をしているなと思い見ていると相手は自身が放ったロケットパンチを放ってきたので回避をする。

 

そこにはボロボロの姿だが間違いなく自身が戦った敵だったので驚いているとフェイトとアルフが到着をする。

 

「なんだいありゃ?」

 

「甲児?」

 

『・・・・・・あしゅらマジンガーか。」

 

あしゅらマジンガー、それは機械獣によって捕獲されたマジンガーZをドクターヘルが改良、頭部のホバーパイルダーの変わりにあしゅら専用機が合体。装甲などは罅が入った状態だがマジンガーZそのものである。

 

あしゅらマジンガーはターゲットを見つけて口部のスロットから風を放ってきた。

 

『いかん!!』

 

カイザーはすぐに二人を抱えて交わすと木に当たったのが腐食をしたのを見て二人は驚いている。

 

「なんだよあの風!!木が腐食をしたぞ!!」

 

「カイザーさん!!」

 

そこになのは達も合流をしてあしゅらマジンガーの姿を見て驚いているとあしゅらマジンガーは両手を前につきだしてきた。

 

『来るぞ!!』

 

ロケットパンチだがそこから刃が発生をして切りかかってくる。アイアンカッターである。

 

「はああああああああああ!!」

 

すずかはゲッタートマホークを出して切りかかる。あしゅらマジンガーは交わして右目から光子力ビームを放ちすずかはバトルウイングでガードをする。

 

「くうううううううう!!」

 

「すずか!」

 

吹き飛ばされてきたすずかをアリサがキャッチをするとあしゅらマジンガーの胸部の放熱板が光りだしてきたのを見てカイザーは前に立つ。

 

「「「「!!」」」」

 

「あんた!!」

 

『俺の後ろから出るなよ!いいな!!』

 

あしゅらマジンガーの必殺技ブレストファイヤーが放たれてマジンカイザーはなのは達を守るために前に立ち正面から受け止める。彼の装甲超合金ニューZαの装甲にはブレストファイヤーは効いていないがこのままでは不利と判断をしたマジンカイザーはあしゅらマジンガーを倒す為に攻撃を受けながらも前に進んでいく。そのままブレストファイヤーを破ると彼は両手を回転させたままあしゅらマジンガーを殴り飛ばす。

 

吹き飛ばされたあしゅらマジンガーは立ちあがり再び攻撃をしようとしたがその前にマジンカイザーが接近をしてあしゅらマジンガーを投げ飛ばした。

 

「今だ!!」

 

マジンカイザーの言葉を聞いて四人は構える。

 

「ディバインバスター!!」

 

「フォトンランサーファイアー!!」

 

「グレートブラスター!!」

 

「ゲッタービーム!!」

 

四人が放たれた技があしゅらマジンガーに命中をしてあしゅらマジンガーは爆発をしてその中にあったジュエルシードが飛んできてなのはとフェイトは同時にレイジングハート、バルディッシュを向けた。

 

すると二機が同時に激突をした影響でジュエルシードはさらに暴走をしようとしているのを見てカイザーは自身の光子力エネルギーを使い封印をしようとしていた。

 

『ぐあああああああああああああああ!!』

 

「甲児!!」

 

「甲児さん!!」

 

「甲児さん!!」

 

「甲児さん!!」

 

だがジュエルシードの莫大な魔力はマジンカイザーの体を傷ついていく、だが彼自身は負けるわけにはいかなかった。

 

『俺は・・・・・・俺は魔神皇帝だ!!こんなものに・・・・・・こんなものに負けてたまるかあああああああああああああああああ!!マジンパわあああああああああああああ!!』

 

彼自身も光りだして全員が目を閉じてしまい段々と光が収まっていく。全員が目を開けるとそこには装甲などがボロボロになっているマジンカイザーの姿があった。彼はそのままゆっくりと歩いていき右手を開くとジュエルシードが収まっており彼自身が封印を施した。

 

『・・・・・・ほらどっちか頼む』

 

「・・・・・・あなたにあげる。甲児がボロボロになったのを私は奪うことができないから帰るよアルフ」

 

「あ、あぁ・・・・・・」

 

フェイトはそういってアルフと共に撤退をする。なのはがジュエルシードをレイジングハートに入れるとカイザーはそのまま後ろの方へと倒れてしまう。

 

「甲児さん!!」

 

「甲児さんしっかりして!!」

 

カイザーの体から火花が散らしており彼の両目は消灯をしており彼女達は急いで月村家の方へと運んで行く。その間はユーノが結界を張っており彼女達は誰にも見られないように移動をすることができた。




次回 カイザーが光子力エネルギーを使いジュエルシードを封印をしたが彼自身は機能停止状態に陥ってしまう。

次回「機能停止魔神皇帝」


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機能停止魔神皇帝

月村家のしのぶの工房でマジンカイザーは自己修復を行っていた。先の戦いでジュエルシードを光子力エネルギーを全開にして封印をすることに成功をした。だがそれはマジンカイザー自身が大ダメージを負ってしまい機能停止の状態になってしまったのだ。

 

そのため現在なのは、すずか、アリサはユーノと共にジュエルシードを集めるために移動をしている。

 

それから一週間後マジンカイザーの両目が点灯をして彼は動きだした。

 

『ふああああああ・・・・・・よーく寝た』

 

「あらカイザー、目を覚ましたのね?」

 

『あぁしのぶ殿すまなかった。それでどういう状況になっている?』

 

「えぇ説明をするわね。」

 

カイザーが眠っている間、時空管理局と呼ばれる人たちが現れて現在なのは達は協力をしてジュエルシードを回収をしていることを伝えられる。

 

『時空管理局か・・・・・・ん!?』

 

カイザーは何かを感じて走りだしてカイザースクランダ―を装着をして飛びたった。

 

なのはside

 

カイザーさんが自己修復に入って私達は今リンディさんが指揮をする時空管理局の人たちと協力をしてジュエルシードを回収をしています。すずかちゃんはカイザーさん事甲児さんが眠っているのを確認をしているほどで私達も見に行ったことがあります。

 

現在私達はモニターでフェイトちゃんが最後の6個のジュエルシードを回収をするために自分の魔力を使い覚醒をさせようとしているのを私達は見ているだけしかできない。いったいどうしたらいいんだろう?フェイトちゃんとは話をしたいけど・・・・・・

 

「どうするのよ!あのままじゃあの子が!!」

 

「駄目だ!!」

 

「どうしてですか!!」

 

「・・・・・・・・・」

 

クロノ君がじーっと見ているがこれが彼らのやり方なの?フェイトちゃんは魔力をほとんどを使ったのかふらついているのを見て私は見ていられなくなる。それはアリサちゃん達も一緒だがどうしたら・・・・・・

 

「艦長!!」

 

「どうしたのかしら?」

 

「高エネルギー体がこちらに接近をしております。は、はやい!!」

 

高エネルギー体?まさか甲児さんが!?私達はモニターを見るとフェイトちゃんを守るために現れた魔神皇帝が立っていた。

 

「ま、魔神皇帝!?な、なぜあれが!?」

 

え?クロノ君達カイザーさんを見て驚いているけどいったいどうして!?

 

なのはside終了

 

一方でジュエルシードが変形をした竜はフェイトを襲おうとしたときに鋼鉄の拳が放たれて竜達を吹き飛ばして飛ばした人物が彼女の前に現れる。

 

「こ、甲児?」

 

『一週間ぶりだな、相変わらず無茶なことをするなーお前は・・・・・・さて』

 

彼はフェイトの頭を撫でた後振り返り構える。

 

『てめぇら!覚悟はできているんだろうな!!この魔神皇帝の力を今見せてやる!!』

 

龍はカイザーに攻撃をしてきた。彼は回避をして腕部が90度あがり構える。

 

『ドリルミサイル!』

 

ドリル型のミサイルが放たれて竜達に当たり爆散をするが次々に再生をしていく。彼はカイザーブレードを両肩部から抜いて竜の首を切断させていく。

 

『この野郎!ファイヤーブラスター!光子力ビーム!ギガントミサイル!サザンクロスナイフ!ルストトルネード!』

 

放たれた一斉射撃が6個の龍に当たり彼はカイザーブレードを肩部に戻すがまた再生をしていきフェイトはカイザーを助けようとしたが今の自分では足手まといになってしまう。

 

「うなれ雷鳴!サンダーボルトブレイカー!」

 

「ミサイルストーム!!」

 

雷鳴とミサイルが放たれてカイザーは見るとアリサとすずか、フェイトの近くになのはがおり彼女は魔力を半分渡してるのを見た。

 

「甲児さん!」

 

『おうアリサ、すずか!サンキュー!』

 

「心配かけさせてるんじゃないですよ!」

 

『すまんすまん、さてなのはとフェイト、お前らならこいつらを封印をすることができるな?』

 

「はい!」

 

「うん」

 

『OK、いくぞアリサ、すずか!俺達でなのは達の道を開くぞ!その間に二人は魔法のチャージを頼んだぞ!!』

 

三人は武器を構えて突撃をしていく。

 

「くらいなさい!エンペラーソード!」

 

「はあああああ!!ドリルハリケーン!!」

 

二人はエンペラーソードとドリルハリケーンで竜に攻撃をしていきカイザーもブレストトリガーを出して発砲をする。

 

一方でなのはとフェイトはお互いにチャージをしており構える。三人は準備が完了をしたのを見て回避をする。

 

「ディバインバスター!!」

 

「サンダースマッシャー!!」

 

二人が放った技が竜達に当たりジュエルシードも封印されてマジンカイザーの手に収まる。

 

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

そこにアルフが突撃をしてカイザ―に突進をして彼は持っていたジュエルシードを落としてしまう。

 

『な!?』

 

「今だフェイト!」

 

「!!」

 

彼女はアルフに言われて動いたがクロノが現れて6個のを回収をするがアルフが攻撃をしてそのうちの三つを回収されてしまう。

 

『・・・・・・・・・アルフ、主人思いなのはいいことだ。だがそれがいいことばかりじゃないぞ。』

 

彼はアルフ達が去った方角を見ているとクロノが立っていた。彼はマジンカイザーを見てお辞儀をする。

 

「偉大なる魔神皇帝殿、ご無礼をお許しください。私はクロノ・ハラオウンといいます。あなたからしたらミッドチルダと言った方がいいでしょう。」

 

『・・・・・・そうか、君達がミッドチルダの君の魔法陣を見た時にどこかで見たような感じがしたのはそういうことか。』

 

「カイザ―さん?」

 

『いずれにしても今回の事件には黒幕がいるってことだな。フェイトとアルフを使いジュエルシードを回収をする者が。』

 

カイザー自身は彼女達と会うためにアースラへとやってきた。彼女がいるであろう場所へとやってきて彼の姿を見て全員が土下座をしているので彼自身は驚いている。

 

『あ、あのーーーー』

 

「い、偉大なる魔神皇帝さま!」

 

『・・・・・・顔を上げてください。』

 

そういってリンディ達は顔を上げてなのは達は首をかしげている。

 

「えっとクロノ君、なんで皆カイザ―さんに土下座をしているの?」

 

「そうか君達はなぜ彼が魔神皇帝と呼ばれているのか知らないからね。彼は古代ミッドチルダにおいて戦争を終わらせたと言われているからだ。」

 

「「「古代ミッドチルダ!?」」」

 

「だが戦争が終わった後彼の姿は消えた。聖王のゆりかごを食い止めてさらに戦争事態を終わらせたものと・・・・・・それが魔神皇帝伝説と呼ばれるものさ。だから僕たち自身も魔神皇帝に会えるとは思ってもいなかった。」

 

クロノもマジンカイザーの姿を見て目を光らせているので彼自身は苦笑いをして対応をするのであった。




次回 アルフがボロボロの姿でアリサのところに現れたと聞いて甲児は駆け寄り彼女はフェイトを助けてほしいと彼女と共に時の農園へと向かう!

次回「アルフと共に」


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アルフと共に

甲児side

 

それから数日が経ち、なのはとフェイトが決戦をすることとなり彼女はすずかと模擬戦をしており俺はアリサに呼ばれて彼女の家へとやってきた。

 

「この狼・・・・・・アルフか?」

 

「えぇ、私の家の前でボロボロになって倒れていたのを保護をしたのよ。」

 

『こ、ここは?』

 

「目を覚ましたかアルフ?」

 

『こ、甲児!!お願いだあたしと一緒に来てほしいんだ!!』

 

「おいおい無理をするな、お前の体はボロボロの状態だ。・・・・・・よしアルフ手を出せ」

 

俺はアルフの手をつかむと光子力エネルギーで彼女の体を回復させていく・・・・・・てか光子力エネルギーにそんな効力あったかな?彼女は体を回復したのを確認をして人間態へとなり俺は彼女と共にフェイトの母親がいると思われる場所へ来てほしいと言われた。

 

「甲児さん」

 

「アリサ、そっちは任せてもいいか?」

 

「わかったわ気を付けて」

 

「任せろ。俺を誰だと思っているんだ?俺は魔神皇帝だ!アルフ案内を頼む!」

 

「あぁ来てくれ!!」

 

マジンカイザーへとなった俺はカイザースクランダ―を装着をしてアルフと共にやってきたのは彼女達が住んでいるマンションの屋上だった。

 

「ここからいつもフェイトと共に帰っていたんだあのくそババァのところに。」

 

『くそババァ?』

 

「プレシア・テスタロッサ。フェイトのお母さんだよ。」

 

『そうかプレシア・テスタロッサ・・・・・・奴がジュエルシードをフェイトに集めるようにか・・・・・・

 

俺はアルフと共にフェイトがしている魔法陣の上へと乗りこんで俺は奴らの基地の方へと侵入をすることにした。ふーむなんか嫌な予感がするのは俺だけだろうか?なのは、アリサ、すずか・・・・・・そちらは任せるぞ。

 

甲児=カイザーside終了

 

一方でなのはとフェイトの決闘をアリサとすずかはマジンエンペラーGと真ゲッターロボを纏いながら見ていた。

 

「ねぇアリサちゃん、甲児さんはあの狼さんとどこへ?」

 

「わからないわ。でも甲児さんは何か理由があってついていった可能性があるわ。そして甲児さんは私達になのはとあの子の決闘を見とどける義務があるわ。」

 

「そうだね。なのはちゃんが一人で戦いたいって言っていたからね。」

 

するとフェイトはなのはに対してバインドをして彼女は拘束されてしまう。

 

「!!」

 

「フォトンランサーファランクスシフト!!」

 

放たれたフォトンランサーファランクスシフトがなのはに命中をして二人はなのはが負けたと思い見ているがするとフェイトの体を魔法の鎖が巻き付いていくのを見て全員が見ているとバリアージャケットが少しだけボロボロになっているがレイジングハートを構えているなのはの姿があった。

 

「いくよフェイトちゃん!これが私の全力!ディバインバスターじゃない私の新しい魔法!スターライトブレイカあああああああああああああ!!」

 

放たれたスターライトブレイカーがフェイトに当たり二人はなのはが勝利をしたのを確信をして近づいていく。

 

「やったじゃないなのは!」

 

「うん。」

 

「私の負け・・・・・・か。」

 

「なにあれ!!」

 

すずかの声で見ると雷鳴がフェイトのバルディッシュに当たり彼女が持っていたジュエルシードが回収されていく。落下をするフェイトをすずかがゲッターバトルウイングで向かい彼女を救出をする。

 

「一体何が・・・・・・」

 

『みんな急いで戻ってきて!敵の居場所などが判明をしたわ!』

 

リンディの声を聞いてなのは達は一度アースラの方へと戻っていく。一方でマジンカイザーとアルフは時の農園へとやってきて中へと入りこむ。そこにプレシアが作ったであろうロボットが襲い掛かってきた。

 

アルフは構えようとしたがカイザーが前に立ち新たな武器を出す。

 

『カイザーアローーー!!』

 

放たれた光子力の矢が敵のロボットに命中をして爆発をして彼はそのまま歩いていく。アルフも改めてカイザーの強さがでたらめじゃないかと思いながら彼の後ろをついていく。

 

次々に襲い掛かるロボットをカイザーアローのブレード部分で切り裂いていき撃破する。

 

『カイザーブーメラン!!』

 

カイザーアローを持ち変えて投げ飛ばして光のブーメランとなりロボットを切り裂いていく。

 

戻ってきたカイザーアローをキャッチをして進んでいく。彼は扉を見つけるとカイザーアローで叩いてからアルフの方を見てから壊してもいいかと確認をするとやってもいいと許可を得たので彼は扉の方を見てから構える。

 

『・・・・・・さーて人の気配などを感じるからこの技だ。唸れ鉄拳!ターボスマッシャーパンチ!!』

 

放たれたターボスマッシャーパンチが扉を破壊をして彼は歩いていくとどうやら向こうで雷が放たれたがターボスマッシャーパンチが命中をして相殺をしたようで両腕が戻っていき彼は歩いていく。

 

全身から放たれるオーラに管理局員たちは震えており黒い髪をした人物は驚いている。

 

「何者・・・・・・」

 

『・・・・・・フェイト?』

 

マジンカイザーは歩いていきカプセルの中に眠っているフェイトがいたので驚いていると黒い髪をした人物が攻撃をしてきたがマジンカイザーは超合金ニューZαでガードをする。

 

「な!?」

 

『無駄だ、お前の攻撃は俺には効かない・・・・・・なぜなら俺は魔神皇帝だからな。』

 

「いやそんな理由でいいのかい。」

 

アルフは苦笑いをしながらマジンカイザーが言った言葉にツッコミをする。一方でフェイト達はアースラでマジンカイザーがプレシアと戦っている姿を見ていた。

 

「甲児にアルフ?」

 

『ふふふふまぁいいわばれてしまったからいいわよね。フェイトーーーあんたはアリシアのクローンなのよ。』

 

「な!?」

 

「フェイトちゃんがクローン!?」

 

「!!」

 

全員がフェイトの方を見る。フェイトはクローンと知り目を見開いている。

 

「私が・・・・・・クローン?」

 

『そしてねあたしはねあんたのことが!『このばかやろうーーーーー!!』ごへええええええええええええ!!』

 

「「「えええええええええええええええええええ!!」」」

 

「甲児?」

 

『ふざけるんじゃねーぞ!ごら!てめぇ!言っていいこととな悪いことがあるんだよ!』

 

カイザーは流石にあの姿で殴るわけにはいかないので甲児の姿になりプレシアの頬を殴り飛ばしてから上に乗る。

 

『それにな!フェイトがクローンだ?そんなもん関係ない!!あいつは一人の女!フェイト・テスタロッサだ!たとえクローンだろうが関係ない!それによ俺はてめぇをスキャンをした時に病原体を見つけた。しかもこれは命に関わるものだろ?てめぇはそれを隠すためにフェイトにわざとあたっていた違うか!』

 

『・・・・・・それは。』

 

『・・・・・・あの子がフェイトのクローン元だな?』

 

『な、何をする気!!』

 

『決まっている!俺の光子力エネルギーを全開にしてこの子を回復させる!アルフ、悪いがこいつを連れて避難をしてくれ・・・・』

 

「!!」

 

フェイトは走りだしてバルディッシュを構える。

 

「バルディッシュ・・・・・・いける?」

 

『もちろんです。』

 

「少しだけ付き合って・・・・・・甲児のところへと行きたい!」

 

『変わりましたねあなたは・・・・・・なら私もあなたについていきます。』

 

「ありがとうセットアップ!!」

 

一方で甲児はマジンカイザーの姿へと変わりカプセルの中にいる少女を改めてみていた。

 

(本当フェイトに似ているな、いやこっちがオリジナルと考えたら同じことか・・・・・・さておそらく今まで以上の光子力エネルギーを使用をするからな。どうなるか俺自身もわからないままだ。だが・・・・・・)

 

カイザーはプレシアの方を向いてから声をかける。

 

『約束をしろプレシア・テスタロッサ。もし貴様がフェイトを娘としてみるというなら俺はこの子を治す。だがなもしてめぇがフェイトを見捨てたりしてみろ!俺は怒りでてめぇを殺すかもしれない!いいな!!』

 

「・・・・・・・・・わかっているわ。私は・・・・・・」

 

『さーて「甲児!!」フェイト、それにお前らも来たのか』

 

カイザーは声がしたので見るとフェイト達が到着をして彼は見た後に彼女の方を見る。

 

『今から俺は光子力エネルギーを全開にして彼女に対して放つ。あの時のジュエルシードの封印と同じと思えばいい。だがおそらく俺は機能停止をする可能性がある。その時はアリサ達頼んだぞ。』

 

「甲児さん!!」

 

『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!マジンパわあああああああああああああ!!』

 

一方で別世界で

 

『『『!!』』』

 

「どうしたのよ!エンペラー達!!」

 

『こ、この力は・・・・・・』

 

『マジンカイザー?』

 

「な!?カイザーさん!?」

 

『だが場所などがわからない。別次元で奴は生きている。』

 

ドサという音が聞こえてきたので何かと見るとクリスが膝をついて涙を流している。

 

「良かった・・・・・・良かったよ・・・・・・カイザーが生きている。」

 

「あぁカイザーは生きているんだよクリス!」

 

「あ、アリス・・・・・・」

 

クリスのそばにアリスが座り彼女は一緒に涙を流す。ほかのロボットたちもカイザーの力を感じたがネフィ事ブラックドラゴンは空を見ていた。

 

「ネフィ?」

 

『・・・・・・カイザーの野郎を一発殴らないと気がすまん。』

 

「・・・・・・わかるけど」

 

(貴様はいったい別次元で何をしているんだ!はやく帰ってこい!!)

 

さて場所が戻り光子力エネルギーをカプセルの方へと注入をしているマジンカイザー、全員がその様子を見ている。アースラの内部でもカイザーがしているのを見ていた。

 

やがてカイザーのオーラがなくなっていき彼は膝をついたがすぐに立ちあがりカプセルの中をオープンをする。

 

「甲児!!」

 

『・・・・・・大丈夫だ。後はアースラに運んで・・・・・・回復をさせる・・・・・・だけだ。』

 

するとカイザーの両目が消灯をしてフェイトは支えようとしたがカイザーが重いため倒れようとしたがアリサとすずかが抱えてアリシアを見ている。

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

そして全員でアースラの方へと帰還をする。するとカイザーから何かのメモリーチップが落ちたのですずかは拾った。

 

「何だろうこれ?」

 

すずかは拾った後追いかける。




次回 カイザー事甲児は目を覚ますと誰かが自分に抱き付いているので誰だろうと見ていると二人の金髪の女の子が抱き付いているので驚いてしまう。

次回「二人の金髪の女の子が抱き付く」


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二人の金髪の女の子が抱き付いている。

「・・・・・・ここは?」

 

甲児は目を覚ました。気づいたらマジンカイザーから分離をして甲児の姿になっているのでどうやらあの後眠ってしまったのだなと思い首をかしげている。なぜか両手が動かないからだ。

 

彼はまさか金縛りにあったのか!?と思い右を向けるとフェイトが自分の手に抱き付いて寝ている。では左手の方は?

 

「( ˘ω˘)スヤァ」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

フェイトと同じ顔だが雰囲気などが違う感じがするのでもしかしてアリシアという少女じゃないか?と思い彼女達が目を覚ますのを待っている。

 

するとフェイトの方が目を開けて彼と目と目があって段々と涙目になっていく。

 

「甲児!!」

 

「・・・・・・」

 

「良かった・・・良かった・・・・・・」

 

「心配をかけてしまったなフェイト、俺は大丈夫だ」

 

「で、でも・・・・・・」

 

「じーーーーーーーーーーー」

 

「ん?」

 

目線を感じたので横を見るともう一人の子が頬を膨らませており甲児自身は苦笑いをして声をかける。

 

「えっと・・・・・・お前さんも目を覚ましたか?」

 

「うん!それでえっと・・・・・・」

 

「兜 甲児だ。」

 

「甲児!あたしやママを救ってくれてありがとう!!」

 

「・・・・・・どういうこと甲児?」

 

「あぁプレシアの病魔もついでに除いておいたんだよ。ついでにあいつの罪も軽くなるようにな」

 

「「?」」

 

二人は首をかしげていると甲児は立ちあがり部屋を出ようとする。二人も彼の後ろをついていきアースラの中を歩いているとなのは達が彼に気づいて走ってきた。

 

「「「甲児さん!!」」」

 

「おう兜 甲児完全復活!!」

 

甲児はポーズをとりほかの五人も拍手をすると甲児はアリシアの方を見て手に力を込めると何かの玉が出てきたので首をかしげる。

 

「これって?」

 

「俺の仲間の一人真ゲッタードラゴンの力だ。お前もフェイトと一緒に戦いたいという顔をしていたからな。これをお前に託すよ」

 

「ありがとう甲児!!」

 

アリシアに託すと彼はこれからのことをクロノと話をする。彼は一度ミッドチルダの方へ行くことにした。その理由としてはほかの世界も見て見たいってことですずかの方を見て謝る。

 

「悪いなすずか、俺自身もミッドチルダってのを見て見たいんだよ。」

 

「帰ってくるよね?」

 

「もちろんだ。必ず帰ってくるよ」

 

そういって約束をして彼はフェイトやアリシア、アルフ、プレシアと共にアースラでミッドチルダの方へと行くこととなり、なのは達は一度家の方へと帰ることとなりフェイトと話をすることとなる。

 

「甲児はミッドチルダについたらどうなるの?」

 

「あぁその間はミッドチルダを回って見ることにするよ。俺自身も気になっていることなどもあるからな。」

 

「気になること?」

 

「あぁフェイトとアリシアは一応試験みたいなのを受けるんだろ?」

 

「そそ!私は真ドラゴンの力をね!」

 

「いいな・・・・・・」

 

フェイトはアリシアが甲児からもらった真ドラゴンの力などが羨ましいと思い甲児は苦笑いをしてクロノに頼んでシュミレーション室を借りることにした。

 

「それじゃあ早速マジンカイザー!!」

 

甲児はマジンカイザーへと変わりフェイトはバルディッシュをセットアップをしてアリシアは叫ぶ。

 

「真ドラゴ―――――ン!!」

 

アリシアは一度服などがフェイトのように消えていきアンダースーツが装着されてそのまま真ドラゴンの装甲が彼女に次々に装着されていき目を開けて着地をする。

 

「じゃじゃーん!アリシア真ドラゴン参上!!」

 

「いくよ甲児!」

 

『あぁ遠慮はいらないぞ?二人纏めてかかってこい!』

 

「そーれ!ゲッタートマホークブーメラン!!」

 

肩部のダブルトマホークを出して投げつけてきた。カイザーはそれをブレストトリガーを出して手斧へと変えてトマホークをはじかせる。

 

「はああああああああああああ!!」

 

フェイトが後ろからバルディッシュをサイズモードへと変えて攻撃をしてきた。カイザーはブレストトリガーを合体させてブレストマホークへと変えてフェイトの攻撃を受け止める。

 

そのままはじかせるとチェーンアタックが放たれてきたので彼はブレストマホークを置いて次元から牙斬刀を出して柄を伸ばして薙刀のようにして構えて右手がドリルアームへと変わったアリシアがおり彼女はライガーの力を使用をしたのだなとカイザーは構える。

 

「ちぇ、交わされた。」

 

『ほーうやるじゃないか!光子力ビーム!』

 

目から光子力ビームが放たれて二人は交わすとアリシアは両手が変わりゲッターポセイドンの頭部へと変わり構える。

 

「ゲッターサイクロン!!」

 

強力な竜巻が発生をしてマジンカイザーは吹き飛ばされてしまう。

 

『カイザースクランダー!!』

 

カイザーは背中に装着をして態勢を整えたが突然として体が拘束されたので何事かと思っている。

 

「へへーんあたしのゲッターサイクロンは囮なの!さぁフェイトやっておしまい!」

 

「うん!いくよ甲児!サンダーレイジ!」

 

雷撃の一斉射撃がカイザーに当たり二人はやったのかと見ていると何かが光っているのを見てアリシアは何かと見ていると煙がはれて彼の右手に雷エネルギーがたまっているのを見て驚いている。

 

「え!?あれってまさかフェイトのサンダーレイジを右手に!?」

 

『ふぅーいい攻撃だったがそのエネルギーを利用させてもらったぜ?くらえ!サンダーボルトブレイカー!!』

 

「フェイトは下がって!ゲッタービーム!!」

 

頭部のヘルメット部分からゲッタービームがサンダーボルトブレイカーと激突をする。カイザーはそのまま構えているとサンダーボルトブレイカーを突然として解除をしたのでアリシアはゲッタービームを放ったままなのでそのまま倒れてしまう。

 

「ほげえええええええええええ!!」

 

「あ、アリシア!?」

 

『さーて終わりみたいだな?』

 

カイザーは着地をして甲児の姿へと戻る。アリシアとフェイトもそのままバリアージャケットなどが解除されてアリシアは起き上がる。

 

「あーもう!まさかフェイトの攻撃を利用をするなんて思ってもいなかったよ!」

 

「私も思ってもいなかったよ。」

 

『サンダーレイジの力をサンダーボルトブレイカーに変換させたからな。いやー危なかったな・・・・・・』

 

甲児はそういい危なかったなと思いつつ今回はサンダーボルトブレイカーに変換できたがもしこれになのは達も参戦をしていたら自分が負けていた可能性だなと・・・・・・甲児はそう思いながら数日が過ぎてフェイト達と共にミッドチルダの方へと行くことにした。

 

「しのぶ殿すみません。色々と」

 

「いいのよまた帰ってくるでしょ?」

 

「もちろんです。ファリン殿その間はすずかをお願いをする」

 

「お任せください!」

 

「さて向こうではリボンを交換をしているみたいだからな。アリサとすずか、これは俺からのプレゼントだ」

 

甲児は二人に何かを渡すと二人は首をかしげる。

 

「これは俺からのお守りだ。あっちでなのは達が交換をしたからな。」

 

そういって甲児はペンダントを渡したのだ。そしてクロノがちらっと見ているので彼は走っていきアースラへと行くのであった。




次回 アースラでミッドチルダの方へと向かう甲児、彼はクロノに案内をされて歩いていると一人の少女が走っていくのを見て彼は追いかけることにした。

次回「追いかける甲児」

「なんだろうあの子から音が聞こえてくる。」


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追いかける甲児

甲児side

 

海鳴市からアースラでミッドチルダの方へと向かっている。俺は戦艦などは乗ったことがあるが次元を超えていくのは初めてかもしれないな。

 

やがてアースラはミッドチルダの方へと到着をしたのか動きが止まり俺は降りたちクロノが案内をしてくれるってことで俺は街の方を歩いている。

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「どうですか甲児さん?」

 

「あの時代からだいぶ経っているのだなと思っている。」

 

俺は歩きながら街を見ているが・・・・・・何かが音が聞こえてきた。だがまるで機械の音が聞こえてくる。あの紫の子がこちらに走ってきたが涙を流していたのを見てしまう。

 

「甲児さん?」

 

「すまないが彼女を追いかけさせてもらう。」

 

俺は振り返り彼女を追いかけるために走っていく。子どもの姿なのだがどうして彼女から機械の音が?さてどうしたものかな。

 

甲児side終了

 

甲児は彼女を追いかけるためにこっそりと隠れてマジンカイザーへと変身をして空を飛び経ち彼女がいるであろう場所に降りたつ。

 

『・・・・・・・・・この辺だな?』

 

カイザーは歩きながら泣く声をしたので上の方を見る。そこには紫の髪をした女の子が涙を流していた。

 

『どうしたんだお嬢ちゃん?』

 

「え?」

 

『なんでこんなところで泣いているんだ?俺と同じような音をしているお嬢ちゃん。』

 

彼女は驚いている。突然として声をかけられたので見るとロボットが立っているので驚いていると光だして男性になったのでさらに驚いている。

 

「驚いたか?ってかここから降りたらどうだ?」

 

「う、うん」

 

そういって彼女をゆっくりと降ろすと彼はベンチに座り彼女も隣に座る。

 

「おっと自己紹介がまだだったな。俺の名前は兜 甲児って言うんだ。ちなみにさっきの姿はマジンカイザーって名前だ。」

 

「マジン・・・カイザー・・・・・・ってあれ?どこかで・・・・・・あ!歴史の本にのっているあの!?」

 

「そうだぜ?それでお嬢ちゃんは?」

 

「ギンガ・・・ギンガ・ナカジマです」

 

「そうかならギンガと呼ばせてもらうぜ。なんでギンガは涙を流しながら走ってきたんだ?」

 

「・・・・・・私が化け物だから。」

 

「化け物?・・・・・・そういうことか、ギンガの体の一部一部に機械が入っているってことか。」

 

ギンガは首を縦に振ったので彼は少しだけ昔話をすることにした。

 

「ギンガ、俺はな今はこうして自由に動いているが昔は人に乗ってもらわないと動けなかったんだぜ?」

 

「え?」

 

「けどな、自分の意識を持ってからな俺は自由になった感じがした。けどよやっぱり俺はロボットだ。いくら人の姿をしてもお前さんのようになれない・・・・・・お前に持っている強き心・・・・・・お前にはある。」

 

「強き・・・心・・・・・・」

 

「だからよ力強く生きるんだ。お前の力はいつか必要になる時が来る。その日まで・・・・・・」

 

「・・・・・・私の力が・・・・・・」

 

「さて・・・・・・」

 

甲児は立ちあがりクロノが探しているだろうなと思い手を振る。

 

「じゃあなギンガ、また会えたら会おうぜ?」

 

「甲児・・・・・・お兄ちゃん・・・・・・」

 

甲児が見えなくなるまでギンガはじーっと見ていた。彼女は彼の言葉を強く感じて自分の力が必要になるという言葉を聞いて彼のために力を使いたいと思い始める。

 

(見ていてください甲児兄さん、私はあなたのために力を使います!うふふふふふふふふふふ)

 

ギンガは目からハイライトを消した状態で笑っており探していた母親はギンガが目からハイライトを消した状態で笑っていたので驚いてしまい。娘に一体何があったのだろうかと思いながら一緒に帰る。

 

「へくしゅん!」

 

「いかがなさいました?」

 

「いや・・・・・・誰かが噂をしているのかなと思ってな。気のせいだろうな。」

 

甲児はくしゃみをしたが気のせいだと割り切りクロノと共にミッドチルダの中を歩くのであった。




次回 甲児はマジンカイザーに新たな武装を装備をさせようとしたがどのような武器がいいのかと悩んでしまう。

次回「マジンカイザー新たな武装?」


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マジンカイザー新たな武装?

甲児side

 

ギンガと話した後俺は現在フェイトとアリシア、アルフと共にアースラの中で過ごしている。そして現在俺は自分自身の改良プラス新たな武装を作ろうと考えていた。

 

その理由としてはカイザーウェポンやゴウヴァリアンが使用不能な状態のためその埋め合わせをするために武装強化をしないと行けないのである。

 

「さてどうしたらいいものか、カイザースクランダ―にビームキャノンを装備をしたソルグラヴィオンみたいな感じか?腕部をゲッターライガーのドリルアームに変形させてドリルパンチとかな(笑)だがいずれにしても」

 

俺はしのぶ殿から回収をしたカイザーウェポン達を見ている。ヴァリンダガーは分離をして使えるがだが出力などを調整などをするためにはシンフォギア装者達の力が必要になるからな。

 

「いずれにしてもヴァリンダガーは一人でも使用をすることができるがカイザーウェポンは逆に使うことができないからな。それを補うためにもどうしたらいいのやら・・・・・・はぁ・・・・・・」

 

俺はため息をついてカイザー自身とカイザースクランダ―を出して改良などは俺が思っていた状態でカイザーの体へとなり俺はカイザースクランダーの背部部分にビームキャノンが装備されて使用をしない時はカイザースクランダーの上部分に向けており使用をする時はスライドをしてビームキャノンを放つようにして放つ。

 

ターボスマッシャーパンチ部分にドリル部分が出るようにしてカイザ―ドリルとして使用をすることができるようにしてさらにカイザーライフルというグラヴィトンライフルと同形状の武器を出せるように次元に収納をしておこう二丁にして・・・・・・まぁゴウヴァリアンに関してはそのままにしておくとしよう。

 

カイザーウェポンの方は今は保留をしておくとしよう。クリス・・・・・・それに皆もあっちで元気に過ごしているだろうか?

 

「甲児ーーーいる?」

 

『ん?アリシアか?』

 

彼女は部屋へと入ってくると俺がマジンカイザーの姿になっているのを見て驚いている。

 

「あれ?なんか戦いでもあったの?」

 

『あーいや自分自身の改良をしていただけだ。ドリルアーム』

 

俺は右手をドリルをだして回転させるとアリシアは驚いているとアルフとフェイトが共に入ってきた。

 

「あれ甲児?」

 

「なんでマジンカイザーにってドリル!?」

 

『まぁ色々とあって改良をしていたんだ。これからの武装を増やす予定だ。』

 

「「「まだ増えるの!?」」」

 

そう膝部分に二―インパルスキックとバックスピンキックを装着をした。足部分の武装がないのでグレートマジンガーの二―インパルスキックとバックスピンキックを装着をしたのである。

 

『ドリルアームとターボスマッシャーパンチを合体させた技ターボドリルクラッシャーパンチと名付けておこう。』

 

そういえば俺ってだいぶ武装などが増えてきているな・・・・・・マジンガーZ、グレートマジンガー、ソルグラヴィオンにゴッドグラヴィオン、マジンエンペラーGの武装などが装備しており技も選択可能になっている。

 

ちなみにアイアンカッターも出るようにしており俺は構えると刃が出てきた。超合金ニューZαの刃である。

 

『・・・・・・うーんターボスマッシャーパンチで使用をしているから回転させないで放つのは難しいな。まぁロケットパンチを放つ感じだと思えばいいかな?』

 

普段からターボスマッシャーパンチを放っているからロケットパンチを放つのをすっかり忘れている感じだな。しっかりしろマジンカイザー!

 

『そういえばフェイト、最近はなのは達とビデオメールをしているそうだな?』

 

「うん、なのはやアリサ、すずかともビデオメールをしているけど・・・・・・そうだ甲児も一緒に映ろうよ。」

 

『俺もか?まぁそうだな・・・・・・あいつらの元気な姿を見せてやるもの悪くないな。』

 

「甲児?」

 

『・・・・・・翼・・・・・・』

 

俺はフェイトやアリシアの声を聞いて共に戦ってきた風鳴 翼のことを思いだす。ボルテスVの力、ブレイドガイナーの力を託されて彼女は戦い見事に勝利をしてきたな。

 

「ねぇ甲児?」

 

『ん?』

 

「何か悩み事でもある?私で解決できるなら相談をしてほしいな。」

 

『ありがとうなフェイト』

 

そういって俺はフェイトの頭を撫でてから甲児の姿へと戻る。

 

甲児side終了

 

フェイトside

 

甲児に撫でてもらった。とても暖かい・・・・・・でも甲児はたまにだけど寂しい顔をしているのを私は見る。それにさっきの翼・・・・・・その単語の意味は私にはわからない。でも甲児にとってどういう人なのかな?

 

私は甲児のことが好き・・・・・・最近思ったけどアリシアも甲児に抱き付いているのを見かける・・・・・・いくら姉でも甲児は渡すわけにはいかない!

 

現在母さんは裁判を受けているけど無罪などは確定をしている。その理由はカイザーがアースラの中にある母さんのデータが改ざんされていることがわかったのか元のデータを収集をしてくれたおかげでもある。

 

アルフは相変わらず母さんのことを嫌っている。当たり前・・・・・・って言った方がいいのか難しいけど・・・・・・それにしてもアリシア、甲児二ダキツキスギダヨ?

 

「ふぇ・・・フェイト!?」

 

ナーニアルフ?

 

「ナンデモアリマセン・・・・・・」

 

ナライインダヨ・・・・・・甲児甲児甲児甲児甲児甲児甲児甲児

 

フェイトside終了

 

「「「!!」」」

 

翠屋にてなのは、すずか、アリサの三人は突然として立ちあがったのでしのぶは聞く。

 

「ど、どうしたの?」

 

「「「今甲児さんの身に何かあったような気がして・・・・・・」」」

 

(はぁこれはいつまでもつのかわからないわよカイザー)

 

しのぶはため息をついてカイザーに早く帰ってくるように願うだけだった。




次回 カイザー事甲児の部屋にクロノが女性を一人連れてきた。名前は「マリエル・アテンザ」という女性で時空管理局のメンテナンススタッフでもあり彼女はカイザーが出したカイザーウェポンたちを見て興奮をしており彼はAIがついていないことを言うと目をさらに光らせている。

次回「マリエルとの出会い」


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マジンカイザーの紹介

マジンカイザー

 

CV石丸 博也

 

別名を魔神皇帝と呼ばれている機体でシンフォギア世界で装者やほかのスーパーロボットと共にノイズやアルカ・ノイズと戦い続けてきた。

 

だがある時の戦いで敵を倒した際に発生をした次元ホールに吸い込まれてしまい月村家の庭に落下、そこで目を覚まして自分が別世界へとやってきたのだと判断をする。

 

兜 甲児の姿になることは可能で普段は甲児の姿でおり戦うときはマジンカイザーに戻り敵と戦う。

 

装甲は超合金ニューZαを纏っており魔導士の魔法なども効かず通常の弾丸も効かないのである。

 

現在は月村家の執事として活動をしており、ジュエルシード事件の際にアリシアとプレシアの病魔を光子力エネルギーを使い取り除いて復活させるなど活躍をする。

 

ジュエルシードを封印をする際に光子力エネルギーを全開にしたが彼自身も火花を散らすほどの大ダメージを受けてしまったので以降は封印は行っていない。

 

武装

 

光子力ビーム マジンガーZのもとの同等だが威力はけた違いである。

 

冷凍ビーム 耳のつの部分を前方に倒して放つ技、その威力はマジンガーZが使用するもの以上である。

 

ルストトルネード マジンガーZのルストハリケーンに当たる武器で出力などはけた違い、酸化をすることもあるが強烈な風としてグレートタイフーンみたいにすることもできる。

 

消化液 マジンガーZと同じ技でスロット部分から消化液を放ち火事を消す。

 

ロケットパンチ マジンカイザーの腕を飛ばすのだがマジンガーZの数倍の威力である。

 

ターボスマッシャーパンチ 側面にある螺旋状の刃を回転させて放つロケットパンチで普段はこちらを使用をする。

 

カイザーブレード(肩部) グレートマジンガーのマジンガーブレードに当たる武器で両肩部に収納されており二刀流で使用する。人間相手に使用をする時はこちらを使用をすることが多い。

 

ファイナルカイザーブレード 胸部から抜かれる剣で状況において肩部のカイザーブレードと二刀流で構えたりする。

 

ファイヤーブラスター マジンカイザー最大の武器で胸の放熱板から放たれる熱線。彼の必殺武器でもあり止めを刺す技でもある。

 

ギガントミサイル マジンガーZのミサイルパンチに当たる武器だがそれ以上の威力である。

 

ドリルミサイル 新たなにカイザー自身が生み出したマジンガーZと同じ武器で発射の仕方もマジンガーZと同じである。

 

カイザースクランダ― マジンカイザー専用のスクランダ―で背部にスクランダ―クロスをすることでマジンカイザーは空を飛ぶことができる。

 

サザンクロスナイフ マジンガーZと同じ武器でカイザースクランダ-を強化したことで放つ技でカイザースクランダー分離ちゅう援護攻撃で放つことがある。誘導性もあり敵に攻撃をする。

 

ジェットブーメラン カイザースクランダ―を分離をして相手に突撃をする技、グレートブースターのように翼の形も変形をする。

 

スクランダ―ブーメラン こちらは分離をしたスクランダ―をカイザーがつかんで投げ飛ばす。

 

カイザーノヴァ カイザー究極の技で光子力エネルギーを全開にして相手に突撃をする技、だがこの技を使った後はオーバーヒートをするため強制冷却水が発動をして人やロボットを近づけないようしないと行けないのである。

 

サンダーボルトブレイカー 本来はマジンエンペラーGの技だが彼自身が強化をしたことで使用をすることができるようになった武器の一つ、耳部に電撃を集めて相手に放つ技

 

エンペラーブレード 腰部から射出されて二刀流で構えたり連結をしてツインブレード状態にして相手を切りつける。

 

ブレストトリガー、こちらもエンペラーブレードと同様腰部から射出されて手斧状態、合体させてブレストトマホークに変えて戦うことがある。

 

エンペラーソード マジンエンペラーGの武器で次元から発生させて相手を切りつける。

 

牙斬刀 マジンカイザーSKLの武器でこちらもエンペラーソードと同じく次元から呼びだして柄を伸ばして薙刀モードにしたり攻撃をふさいだりするときに呼んだりする。

 

この作品で追加された武器と技

 

アイアンカッター マジンガーZと同じだがあちらが超合金ニューZに対してカイザーのは超合金ニューZαの刃のため威力はけた違いである。

 

ドリルアーム 真ドラゴンがライガーの形態に使われるドリルアームを腕部を収納をして使えるようにした武器、ドリルアームをチェーンアタックのように飛ばすことも可能。

 

ドリルビーム ドリルアームの先端からビーム砲を飛ばす攻撃

 

カイザーアロー 時の農園に侵入をした際に導入された武器で光のカイザーアロー、相手に投げるカイザーブーメランとして使用をすることができる。元の武器のネタはライディーンのゴッドゴーガン、ブーメランはゴッドグラヴィオンのグラヴィティクレッセントである。

 

ビームキャノン カイザースクランダ―に装備された武器で使用をする時はスライドをして前門に展開される。二門×二を装備をしており必殺技カイザーバスターを放つことができる。

 

二―インパルスキック グレートマジンガーと同じ武器で膝にスパイクを出して相手に膝蹴りを噛ます。

 

バックスピンキック こちらもグレートマジンガーと同じ武器で脛部分から刃が出てきて破壊力のキックを放つ

 

カイザーウェポン グリッドマンと共闘した際に作られた機体、本来はシンフォギア装者達が入りこんで使用をする前提のため現在は使用をすることができない。

 

カイザードリラー

 

カイザージェット

 

カイザータンク

 

カイザーシールドの四体は出すことができるが動かすことができない状態である。合体をすることでフルパワーマジンカイザーへとなる。

 

ヴァリンダダガー こちらもグリッドマンとの共同で作ったものだがこちらはまだ一人でも動かすことができるものだがカイザー自身は今は使用をしていない。




次回に続く


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マリエルとの出会い

アースラで過ごすようになって数日が経ち甲児はミッドチルダの街へ行ったり来たりをしてフェイトとアリシアはその間に時空管理局の嘱託魔導士の試験を受けることも聞いており彼は勉強の手伝いをすることにした。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「てか甲児ってミッド語読めるの?」

 

「・・・・・・変換終了、これでミッド語は全て取得をしているから大丈夫だ。」

 

「「すご!!」」

 

「流石甲児❤」

 

フェイトは目をハートにした状態で甲児のことを見ており彼は今までのテキストから出そうな場所を選択をしてフェイト達に教えているのであった。

 

ある日のこと甲児はクロノと共に時空管理局の本局へとやってきた。

 

「いいのか?俺がここへ来ても」

 

「えぇあなたのことはまだ誰にも言っていませんが彼女には伝えているんです。」

 

「彼女?」

 

甲児は首をかしげてクロノの後をついていきどこかのメンテナンス室へとやってきて中へと入る。

 

「マリーいるかい?」

 

「あらいらっしゃいクロノン、ってあらもしかしてこの方が!!」

 

「そう彼が」

 

「魔神皇帝!!」

 

「いかにも俺はマジンカイザー、この姿の時は兜 甲児と呼んでほしい」

 

「わかりました。では私もマリエル・アテンザといいます!あ、マリ―と呼んでください!」

 

「そうかマリ―と呼ばせてもらうが・・・・・・クロノ、なぜ俺を彼女のところへ?」

 

「実は彼女は凄腕のメンテナンスをする人物であなたの力になれると思いまして」

 

「・・・・・・そういうことか、マリ―実は・・・・・・」

 

甲児はカイザーウェポン達を出してマリ―は驚いている。

 

「な、なんですかこれは!?すごすぎるです!!」

 

「こいつは俺のパワーアップアイテムカイザーウェポンって言うんだ。だが今は動かすことができないんだ。」

 

「・・・・・・ふむふむ確かにこれではうごくことができませんね。動かすためのAI部分が搭載をされていないのですから」

 

「やはりそうですか・・・・・・だがAIを搭載ができるものが「ありますよ?」え?」

 

「実はここに四つのAIがあるんです。本来は新型のインテリジェントデバイスに組み込む予定だったのですが・・・・・・これをあなたのウェポン達につけようと思います!」

 

「それは助かるがいいのか?」

 

「はい、ですがその間カイザーウェポンをこちらで預かることになるのですがよろしいですか?」

 

「あぁ構わない。マリ―殿お願いをします。」

 

「普通にマリ―でいいですよ魔神皇帝」

 

「なら俺も甲児って呼んでくれ」

 

「わかりました!甲児さんのこのウェポン達を責任もってお預かりします!」

 

「お願いします。」

 

彼はマリエルにカイザーウェポン達を預けるとクロノはデバイスの調整などをしてもらうってことで別れることにした。

 

彼は部屋を後にして移動をしようとした時に

 

「甲児お兄ちゃん!!」

 

「ん?」

 

彼は声をしたの方へと振り返ると紫の髪をした女の子が走ってきて自分に抱き付こうとしたので彼はしゃがんで彼女を抱きしめかえした。

 

「ギンガじゃねーか、まさかお前と出会うなんて思ってもいなかったぜ?」

 

「私もだよ!甲児お兄ちゃんはどうしてここに?」

 

「あー色々とあってな。ギンガもどうしてここに?」

 

「私はいつもの・・・・・・その・・・・・・メンテナンス?」

 

「あーそういうことか、俺もそう言えばメンテナンスをしていなかったな・・・・・・」

 

甲児は自分の手を動かしていると母親であろう人物が走ってきた。

 

「こらギンガ!いきなり走るなんてどうしたのよ?」

 

「お母さん!」

 

「お母さん?そうかギンガのお母さんか駄目じゃないかギンガ・・・・・・」

 

「ごめんなさい。」

 

「あなたは?」

 

「始めまして俺の名前は兜 甲児といいます。」

 

「私の名前はクイント・ナカジマって言うのよ。もしかしてあなたが魔神皇帝?」

 

「・・・・・・ちょっと失礼」

 

甲児はギンガの頭にごちんとゲンコツをして彼女は頭を抑えた。

 

「い、いたい・・・・・・」

 

「ギンガ・・・・・・話をしたのか?俺のこと」

 

「ごめんなさい話しました。」

 

「・・・・・・あーそのこの姿の時は甲児と呼んでください。」

 

「わかったわ。甲児君・・・・・・ありがとうね。」

 

「え?」

 

「あの日ギンガを・・・・・・娘を本当の意味で救ってくれて」

 

「あーきにしないでください。泣いている子をほっとけないから・・・・・・アノコタチノヨウニ」

 

甲児はあの時涙を流すクリスを見た。それだけじゃない自分が次元ホールへと吸い込まれて行くのをほかのメンバーも涙を流しながら見ているのを彼の頭の中のメモリーにインプットされている。

 

「甲児君?」

 

「なんでもありません。おや?」

 

甲児はクイントの後ろにいる子どもに気づいたので声をかけようとしたが隠れてしまい彼は恥ずかしがり屋だなと思い声をかける。

 

「聞いていたみたいけどもう一度だけ言うな?俺の名前は兜 甲児、お嬢ちゃんの名前はなんだい?」

 

「スバル・・・スバル・ナカジマ」

 

「そうかスバルって言うんだな。いい子だな」

 

甲児はスバルの頭を撫でると彼女はえへへへと笑顔になっているのを見てギンガが頬を膨らませながら自分の頭を出してきたので甲児はため息をつきながらも二人の頭を撫でるのであった。

 

それからナカジマ家と別れた彼はミッドチルダの街を歩いているとどこかで音が聞こえてきたのでマジンカイザーへと姿を変えて音がした方を見ると男性が犯人を追いつめているが人質を取っている姿を見る。

 

???side

 

俺は犯人を追い詰めたが犯人は人質をとっており俺は攻撃をすることができない。上司は人質など構わずというがそれはできない!

 

「はっはっはっは!てめぇには死んでもらうぞ!」

 

相手は俺を殺すために構えている。ティア・・・・・・兄を許してくれ「ごあ!」え?俺は前を見ると相手の顔に何かが当たっているのを見て走りだして人質になっている子を救出をする。

 

俺は振り返るとほかのメンバーも駆けつけた。一体何がと見ていると相手の顔にめり込んでいたのが帰っていくのを見て俺達は見ると上空に光る両目、胸部にZと書かれている宝玉が見えた。

 

「ま、まさか・・・・・・」

 

「あ、あれは!?」

 

俺はじーっと見ている。いや俺も間違いなく気づいた。このミッドチルダに知らないものはいない・・・・・・かつて古代ミッドチルダにて戦争を終えた・・・・・・その名も・・・・・・

 

「「「マジンカイザー」」」

 

彼はそのまま振り返っていきどこかへと飛んで行く。僕はティーダ・ランスターはそれを見ているだけしかできなかった。彼がいなかったら僕は死んでいた。

 

ティーダside終了

 

カイザーはやべーと思いながら着地をして兜 甲児の姿へと戻りアースラの方へと帰っていく。

 

「やべーつい人の前に現れてしまったがそういえばここでは俺って伝説の人物扱いだったのをすっかり忘れていたぜ。とりあえず急いでアースラへと帰るとしよう。」

 

甲児はアースラの方へと戻るとフェイトとアリシアがトランプをしてアルフは暇そうにしていた。

 

「おー甲児。」

 

「なーにやっているんだあれ?」

 

「いやーババ抜きをしているんだけどさ」

 

「そりゃあああああ!!あーーーババああああああああああああああ!」

 

「ふふさーて次は私だよ」

 

「ぐぬぬぬぬぬ!はい!」

 

アリシアはトランプを出してフェイトは彼女の顔を見てすーっととった。

 

「はい上がり」

 

「負けたあああああああああああ!!」

 

アリシアが叫んでいるのを見てこれはもしかしてアリシアが負けまくっているなと甲児は思っていると二人も甲児が帰ってきたことに気づいた。

 

「おかえり甲児」

 

「おかえりなさい甲児」

 

「おうただいま。」

 

彼は座りビデオメールのことを思いだした。

 

「そういえばフェイト、ビデオメールはできているのか?」

 

「これから撮るところだから甲児もうつろ?」

 

「そうだな。」

 

フェイトやアリシア、アルフ、甲児と共にビデオメールをして転送をした。一方でなのははアリサとすずかとビデオメールを見ていた。

 

『よう三人とも元気にしているか?こっちも元気に過ごしているぜ?』

 

「甲児さん元気そうでよかったなの」

 

「えぇそうね。」

 

『今カイザーウェポンが新しく生まれ変わろうとしているんでよ。俺自身もお前らに負けないようにパワーアップもしたんだ!お前らも勉強などをしっかりと学ぶんだぞ?』

 

「わかっているわよ!」

 

「うん」

 

『もう甲児!一人で話をしないでよ!』

 

『あー悪い悪いじゃあ頑張れよ!』

 

そういって甲児からアリシアとフェイトへと変わってメッセージを言った後ビデオメールが終わった。

 

「甲児さんに早く会いたいね?」

 

「えぇそうね。」

 

「頑張ろ二人とも!」

 

「「おーーーーーー!!」」

 

だが事件は動きだす。数か月後に




次回 甲児がミッドチルダの方へと行ってから数か月が経った。彼は現在急いで地球の方へと向かっていた。それはなのは達がピンチというのを聞いて彼は先行をする。

次回「カイザー急行をする」

『待っていろ!今行くからな!』


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カイザー急行をする

カイザーがアースラでミッドチルダの方へと行ってから数か月が経った。フェイトとアリシアが嘱託魔導士を合格をしてプレシアの罪なども軽くなり彼女は管理局で働くことになった。

 

マジンカイザーはナカジマ家の面々と仲良くなったりカイザーウェポンにAIが搭載されて合体をした姿を見せたりとパワーアップをしていたが彼は急いで海鳴市の方へと急行をしていた。

 

ほかのメンバーも準備が整い次第向かうこととなりカイザーが先に先行をする。その理由はなのはが何者かに襲われたということを聞いてカイザーが先行をする。

 

『待っていろなのは!今すぐに向かう!』

 

一方で海鳴市、なのはは結界が張られたのでレイジングハートにセットアップをしてバリアージャケットを纏い構えると赤い帽子をかぶった女の子が現れた。

 

「なーるほどな、確かにすごい魔力だな。」

 

「あなたはいったい!?」

 

女の子は問答無用で持っている武器を振りまわしてきた。なのははカイザー事甲児との特訓、アリサやすずかとの特訓で彼女が振るう武器のスピードが遅く感じていた。

 

(あれ?なんかスピードが遅い感じがする。)

 

「な!!」

 

「はああああああああああ!!」

 

なのはは接近をして彼女に蹴りを入れると後ろの方へと後退をして構える。

 

「ディバインバスター!!」

 

放たれたディバインバスターを彼女は交わすが帽子が飛んで行き彼女は持っている武器に命令をする。

 

「アイゼン!カートリッジ装填!」

 

『READY』

 

ガチャンと音が聞こえて彼女が持っている武器が大きくなりそのまま彼女は回転をして振り下ろす。

 

「くらいやがれ!ラケーテンハンマー!!」

 

なのははラウンドシールドでガードをしようとしたが突破をしてさらにレイジングハートを損傷させて地上の方へと落下をして地面に叩きつけられる。

 

「がは!」

 

バリアージャケットもボロボロになり彼女はそのままもっている武器を振り下ろす。なのはは目を閉じるが攻撃がこないことに恐る恐る目を開ける。

 

「な!?」

 

『どうやら間に合ったみたいだな・・・・・・すまないなのは、遅れてしまった!』

 

なのはは目を見開いて涙を流している。会いたかった・・・・・・数か月ぶりの再会に彼女は喜ぶ。

 

「カイザ―さん!!」

 

カイザーside

 

あぶねーあぶねー、なのはがボロボロになって振り下ろされるところだったから間に合ってよかったぜ。さてこいつ・・・・・・あんな小さいのにこんなものよく振りまわせるな・・・・・・ハンマーという武器だとガオガイガーがゴルディオンハンマーを使うときぐらいしか見ないな。俺自身もハンマーっていう武器は持っていないしよ。

 

さてとりあえず彼女の受け止めたのはいいがこれからどうしようか?とりあえず相手を後ろの方へとはじかせることにしよう。

 

『せい!』

 

「どあ!なんだてめぇは!」

 

『・・・・・・マジンカイザー・・・・・・それが俺の名前だ!ここからは俺が相手をしてやる!かかってこい!!』

 

俺はなのはの方を見てから飛びあがり彼女の元へと行く。さーてどうしようか・・・・・・

 

カイザーside終了

 

相手はカイザーの姿を見て持っている武器を構える。カイザーはスキャニングをして彼女が人間ではなくプログラム体という認証を得る。

 

(プログラム体か・・・・・・グリッドマンみたいな感じかな?だがなのはを守るために今は戦うさ。)

 

「てめぇが何者かは知らねーが邪魔をするなら遠慮はしないぜ!!」

 

『それはこちらの台詞だ!いいからかかってこい!!』

 

「上等だ!!おらあああああああああああ!!」

 

彼女は接近をして持っている武器を横から振りかざした。カイザーは回避をするとスクランダ―の二連ビームキャノンがスライドをして彼の肩部にセットされてカイザーは発砲をする。

 

「く!!」

 

相手は交わしてカイザーは飛びあがりサザンクロスナイフを発射させる。

 

「こんなもの!!おらああああああああ!!」

 

振り回してサザンクロスナイフを破壊をしていきカイザーは接近をして両手の拳を回転させる。

 

『カイザーナックル!!』

 

「ぐうううううううううううううううう!!」

 

回転させた拳を当てて彼女は吹き飛ばされてバインドがされたので何事かと見ていると遅れてフェイト、アリシア、アルフ、ユーノが到着をする。

 

「時空管理局のフェイト・テスタロッサです。あなたには色々と聞きたいことがありますのでご同行願います。」

 

『・・・・・・後ろだ!!』

 

全員がカイザーの声を聞いて交わすと彼女のバインドが壊されて一体何事かと見ていると二人増援として現れた。カイザーは構え直してどうするか考えていた。

 

(さてどうする?こっちには負傷をしているなのはがいる。相手は三人だがおそらく今のフェイトやアリシア、アルフよりも強い。だが俺一人で戦うってのもあるが・・・・・・おそらく反対されるな。)

 

彼はそう心の中で呟いて構える。

 

『さていくぞ!!でろーーーー!!ファイナルカイザーブレード!!』

 

彼の胸部が光りだしてファイナルカイザーブレードが現れて構えたのを見てピンクの髪をした女性は剣を構える。

 

「貴様は何者だ?」

 

『俺の名前はマジンカイザー!てめぇは?』

 

「我が名は烈火の将シグナム!いざ参る!!」

 

『こい!!』

 

カイザーはファイナルカイザーブレードを構えて彼女が振り下ろす剣をガードをする。彼女は連続した攻撃をして来てカイザーはファイナルカイザーブレードで次々にはじかせていく。

 

(なんて強さだ!こいつの剣技・・・・・・翼と同等・・・いやそれ以上かもしれない!)

 

(この機械人形・・・・・・いやマジンカイザーといったな。私の攻撃を冷静にはじかせていく。・・・・・・ふ、血が騒ぐ!こいつともっと戦いたい気持ちがな!!)

 

彼女が放った攻撃をはじかせてマジンカイザーは左手をつきだす。

 

『ロケットパンチ!!』

 

「であああああああああ!!」

 

放ったロケットパンチをはじかせたのを見てカイザーは驚いて彼女はカートリッジを装填をする。

 

「甲児!!」

 

フェイトが乱入をして彼女が振り下ろす剣をバルディッシュで受け止めようとしたがバルディッシュ事切り裂いて彼女はバリアージャケットなどもボロボロになる。

 

「フェイト!!」

 

カイザーが落下をする彼女をキャッチをしてゆっくりと降ろす。

 

「ごめん甲児・・・・・・」

 

『気にするな・・・・・・な!?』

 

カイザーは上の方を見るとなのはがスターライトブレイカーを放とうとしたときに胸部から手が現れて彼女の何かをつかんでいた。

 

カイザーはすぐに気づいてその手を殴ろうとしたが引っ込まれてしまいスターライトブレイカーが放たれた。

 

結界が壊されて落下をするなのはをキャッチをするカイザー、彼はゆっくりと着地をしてアリシアたちも合流をする。

 

「ごめん甲児、逃げられちゃった。」

 

『いやこちらも戦力的にやられたものだ。今回はこちらの敗北だ。』

 

眠るなのはを見てから彼は連絡をしてもらい医務室の方へと運んで行く。




次回 なのはを襲った謎の三人組、彼自身は甲児の姿で眠るなのはを見ていると彼女は目を覚ました。

次回「再会」


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再会へ

謎の三人組の襲撃をマジンカイザー達、だがなのはとフェイト達はダメージを受けてしまいさらになのははスターライトブレイカーを放つ寸前に謎の手が現れて吸収をされてしまう。

 

現在なのはは寝かされており甲児はそのそばで様子を見ていた。あの手はなのはの何かを奪った感じがしたが一体何だろうと考えているとなのはが目を開けたのを見て甲児はほっとする。

 

「甲児・・・さん?」

 

「あぁこんな再会になってしまうとはな・・・・・・だがあいつらはいったい・・・・・・」

 

甲児は両手を組みかつてどこかで奴らを見たような感じがしていたので甲児は悩んでいるとフェイトとアリシアがなのはの寝ている部屋へと入る。

 

「フェイトちゃん、アリシアちゃん」

 

「ヤッホーなのは、久しぶりだね。」

 

「うん・・・・・・甲児、なのはは?」

 

「そういえばまだ検査結果が出ていなかったな。わざわざ本局医務室に運んだのだからな大変だったぜ」

 

甲児はそう言いながら結果を聞くとなのはのリンカ―コアが異様に小さくなっていることだった。言ってしまえばしばらくは魔法を使用をすることが不可能ってことである。

 

「いずれにしても甲児」

 

「わかっているさ。レイジングハートやバルディッシュが損傷をした結果、戦えるのは俺やアリシア、アリサとすずかだけになる。だが奴らの戦闘力を考えると難しいな・・・・・・」

 

甲児はカイザーウェポン達を今回の戦いで使用をすることを固める。奴らの戦闘力を考えての結果である。

 

なのはが起き上がりこれからのことをリンディとクロノと相談をするため甲児とフェイト達は彼らが待っている場所へと行く。

 

「さてクロノ、これからどうする?それに奴らのことが気になる。」

 

「マジンカイザー、古代ミッドで彼女たちをあなたは戦っていると思いますが覚えていませんか?」

 

「ふむ・・・・・・確かに奴らに見覚えがあるが一度だけだぞ戦ったのは、だから今まで忘れていたよ。」

 

「「甲児・・・・・・」」

 

フェイトとアリシアがじとーとした目で見ていたので彼自身はぎょっとなってしまうがクロノはその様子を見ながら今回現れた敵について説明をしてくれる。

 

「さて皆が交戦をした敵、彼女達は「ヴォルケンリッター」と呼ばれるプログラム体でもある。」

 

「やはりプログラム体だったか、俺がスキャンをした際にプログラムって出てきたのはそれが理由か、それで奴らの目的とかは?」

 

「あぁ彼女達は闇の書を蒐集をするために君たちを襲ったに違いない、すでに彼女達に襲われた管理局員もいる。」

 

「そういえばあいつらが使っている魔法ってあたしたちとは違うみたいだったけど?」

 

「あれらはかつて失われたベルカ式と呼ばれる魔法であちらは戦闘が得意な魔法でもある。そして何より彼女達が使用をしているカートリッジシステムが厄介だ・・・・・・あれは一気に魔力を解放させることで一時的に力をあげることができる。」

 

「・・・・・・なるほどな、なのはのラウンドシールドが突破されたのはそれが理由か・・・・・・おそらくカートリッジシステムを使われていたら俺もその攻撃が受けきれたのかわからないな。」

 

甲児はクロノの話を聞いてから彼女達があの時カートリッジシステムを使われていたらと考えながらリンディ達はアースラが現在ドッグアウトをする間に海鳴市で臨時拠点を作ることにした。彼はそのまま月村家の方へと戻るために先に海鳴市の方へと戻るのであった。




次回 月村家へと降りたつ甲児、彼は久々に帰ってきたのだなと思い中へと入る。

次回「月村家へと帰還」


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月村家へと帰還

甲児side

 

ほかのメンバーよりも先に俺は海鳴市の方へと帰ってきた。その場所は月村家だ。俺が最初に落ちた場所でもありしばらく過ごしてきた場所だからだ。

 

許可をくれたしのぶ殿、すずかとも会うのは久しぶりだ。俺は扉の前でじーっと見てから中へと入っていく。

 

久々に入った月村家、俺は辺りを見ながら歩いてくと一人の少女がお花に水を上げているがすぐに誰だってのがわかるさ。

 

「・・・・・・・・・」

 

気づいたのか彼女は俺の方へと振り返り驚いている。

 

「甲児・・・さん?」

 

「おう数か月ぶりだなすずか」

 

「甲児さん!!」

 

すずかは俺二向かって走ってきて抱き付いてきた。俺は驚きながらも抱きしめかえす。力などは弱くだけどな。

 

「ただいますずか」

 

「おかえりなさい甲児さん・・・・・・お姉ちゃん!!甲児さんが帰ってきたよ!!」

 

すずかが声を出してしのぶ殿が現れて俺は立ちあがりお辞儀をする。

 

「甲児・・・・・・お帰りなさい」

 

「ただいま戻りました。色々と学ぶことができました本当にありがとうございます。」

 

「いいのよ。何かあったのかしら?」

 

「えぇ色々とありまして実はまた事件が起こったんです。」

 

甲児は今起こっていることを説明をした。なのはがリンカ―コアを吸収されたことデバイスが破損をしたことなども話をする。

 

「甲児さんなのはちゃんは!?」

 

「大丈夫だ。魔法がしばらく使用不可能以外は問題ない。」

 

「そうですか良かった・・・・・・」

 

すずかはホッとしているのを見て俺は久しぶりに自分の部屋へと入りこみ通信機を出してある場所に連絡をする。

 

『やぁ甲児君、いやマジンカイザーと呼んだ方がいいかな?』

 

「ジェイル、別にどっちでもいいが・・・・・・」

 

さて今出てきたのはドクタージェイル、俺がミッドチルダにいる時に出会った科学者である。

 

あれはミッドチルダに来てから一ヶ月が経った時のことだ。俺はギンガとスバルと話などをした後アースラの方へと歩いていると女性が現れた。

 

だが彼女からはスバルやギンガと同じように感じた。

 

「マジンカイザーですね?」

 

「君は・・・いや何者かはだいたい分かる。」

 

これがドゥーエとの出会いだったな。それから彼女の後についていきジェイルを始め起動をしていたナンバーズと出会ったな。今じゃ兄上とか呼ばれている私だ。

 

さてここからは回想に入るとしよう。

 

甲児side終了

 

数か月前マジンカイザーはカイザーウェポンなどもAIが搭載が完了をしており彼はシュミレーション室で構えていると二人のナンバーズが現れた。

 

ナンバーズ3のトーレ、ナンバーズ5のチンクである。

 

『さて遠慮なくかかってくるといい』

 

「ではいくぞ!!」

 

トーレはインパルスブレードを起動させてカイザーに攻撃をしてきた。彼は装甲でガードをするとチンクがナイフを投げつけてきた。

 

彼は両手でガードをすると指を鳴らして爆発をするが彼は後ろの方へと後退をする。

 

『光子力ビーム!!』

 

両目から放たれた光子力ビームが二人に放つが交わしてトーレはさらに接近をして叩きつけようとしたが彼女の足をつかんで投げ飛ばす。

 

チンクは接近をしようとしたが突然として自分が逆さまになっているので何事かと見ているとカイザーがいつのまにか飛ばした腕が彼女の右足をつかんで逆さまにしたのだ。

 

「う、動けん!!」

 

『さーて終わりだな。』

 

二人は負けたのでチンクをゆっくりと降ろした。一方でジェイルはナンバーズ1ウーノ、ナンバーズ4のクアットロ共にカイザーの戦闘力を見ているが彼が示しているゲージを見て二人は興奮をしていた。

 

「すばらしいよ!!見たまえ!彼自身の戦闘ゲージを!!」

 

「えぇドクター!流石カイザーお兄様ですわ!!」

 

「・・・・・・あれで本気じゃないってことですよね?」

 

「「!!」」

 

「カイザー君!!一応確認だが・・・・・・君は本気じゃないってことかい?」

 

『ん?あぁ全然本気じゃねーぞ?』

 

「「「「「な!?」」」」」」

 

彼が本気を出していないのを知り彼らは驚いている。なにせカイザーが本気を出したらこの研究所が吹き飛んでしまうからである。

 

『さっきの光子力ビームも俺が放つ技でも弱い方だぞ?ほかの技なんかはなったらこの研究所吹き飛ぶほどだぞ?』

 

「「・・・・・・・・・・・・」」

 

トーレとチンクは顔が真っ青になっていく、今のでこの状態だ。もし彼と戦えば確実に自分たちは殺されると戦闘機人として命を捨てることができる彼女達・・・・・・だが今目の前の相手に殺される恐怖が彼女たちを襲っている。

 

ジェイル自身も彼自身が敵になれば自分は勝てないと見ており自分が作ったガジェットの攻撃も彼には効いてない。超合金ニューZαと呼ばれる素材は自分では作ることなど不可能だ。

 

だからこそ彼らは彼の味方になることにした。こっそりと情報などをマジンカイザー事甲児に伝えるために・・・・・・そして今に至る。

 

「なーるほど、今回ヴォルケンリッター達の目的は闇の書のページを埋めるためってことか?」

 

『あぁおそらく魔導士を襲っているのは蒐集をするためかもしれないね。甲児君、君はどう動くんだい?』

 

「今のところは時空管理局のアースラ部隊と協力をして当たる感じだな。」

 

『なるほどね。ついでに君の戦闘データなどもとらせてもらいたいのだが?』

 

「多分俺の戦闘データをとっても無駄だと思うぞ?超合金ニューZαを作るなんて無理だぞ。てかもう一度冷凍ビームを受けるか?」

 

『勘弁してください二度と氷の中に入るのはごめんです』

 

ジェイルは画面の向こうで土下座をした。実は部屋のあまりの汚さにマジンカイザーは怒りジェイルを冷凍ビームで凍らせたのだ。反省をしたと言ったので彼はすぐに氷を溶かして救出をした。

 

「とりあえず連絡は以上だ。また何かあったら連絡をする」

 

『わかったよ』

 

そういって通信を切り甲児はため息をつきながら次の行動を考えるのであった。




次回 次の日甲児はすずかと共に図書館へとやってきた。彼女曰く友達ができたってことで紹介をすることにした。

次回「すずかの新しい友達」


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すずかの新しい友達

次の日甲児はすずかと共に図書館の方へと歩いていた。すずかが新しい友達を紹介をしてくれるということで一緒に行くのだが自分が会っても大丈夫だろうかと思いながらついていく。

 

図書館に到着をしてすずかは友達を見つけたのか手を振ると相手の方も気づいて手を振る。

 

「すずかちゃーん!」

 

「はやてちゃーん!」

 

はやてという少女は車いすで移動をしてきたので彼は透視をして彼女の体に異常があるのではないかと見ていたがすぐに透視を解除をする。

 

「えっとあなたは?」

 

「始めまして俺の名前は兜 甲児って言うんだ。」

 

「うちは八神 はやてといいます!」

 

「足は生まれつきか?」

 

「生まれつきってわけやないんですけど・・・・・・」

 

「そうか・・・・・・」

 

甲児はこれ以上詮索をしないようにしておくことにした。すずかとはやてが話をしているのを見て楽しそうにしているなと見ており彼は図書の本を目でじーっと見ながら頭脳にインプットをしていく。

 

やがて夕方となったので帰ることになりはやては迎えが来るのを待つことにした。すずかも一緒に待っているとピンクの髪をした人物と黄色い髪をした女性が現れたのを見て甲児はピンクの髪をした人物を見て驚いているが冷静なふりをした。あの時はカイザーの姿だったので彼はじーっと見ていると女性の方は甲児の姿を見ている。

 

「シグナム?」

 

「いや・・・何でもない。」

 

「はやて、ではまた会おう」

 

甲児とすずかははやてがシグナム達と別れてから彼はすずかにそーっと話をする。

 

「甲児さんどうしたのですか?」

 

「・・・・・・あの子達がヴォルケンリッターだ。」

 

「え!?じゃあはやてちゃんが!?」

 

「おそらくな、すずか・・・・・・これは隠しておこう」

 

「・・・・・・はい。」

 

二人は内緒にしておいて家の方へと帰っていく。

 

次の日甲児は庭でマジンカイザーの姿になり左手にカイザーシールド、右手にカイザーギャリバーが装備されて彼は振るいながら左手のシールドを飛ばすとステルス機なのでそのまま空中浮遊をしておりカイザーキャリバーが話をする。

 

『どうだ?』

 

『悪く無いな、力なども変わらない感じがする。』

 

『そうか』

 

そのままカイザーシールドの下部にカイザーギャリバーが装着されたカイザーシールドギャリバー基本形態である。

 

マリーによって新たなAIが搭載されたことでカイザーウェポン達は自分の意思で行動をすることが可能となりカイザーもパワーアップ形態をとることができるようになった。

 

ゴウヴァリアンの方はカイザーだけでも使用が可能なのでこちらにはAIは搭載されていない。

 

彼はカイザーシールドギャリバーを収納させると上空の方を向いていた。

 

『・・・・・・何かがあるな?ロケットパンチ!』

 

放たれたロケットパンチが何かに命中をして爆発をしたので何かの機械がこちらを見た感じがしたのでカイザー自身はロケットパンチが命中をした場所へと歩いて膝をついた。

 

(この世界では作られない機械だな、まるで監視をしているかのように感じたが・・・・・・時空管理局が?どうやらこれは時空管理局とは別の勢力が動いているがなぜ俺を監視をする必要がある?いずれにしてもこれは調査をする必要があるな。)

 

カイザーは両手を組みいったい何者が自分を見ているのだろうと・・・・・・自分に知られたくないものがあるのかと・・・・・・




次回 それから数週間が経ちレイジングハート、バルディッシュの改良が終了をしたと連絡がつく同時に管理局員がヴォルケンリッター達を発見をしたという連絡もきてカイザー、アリサ、すずか、アリシアは先行をする。

次回「激突とパワーアップ!」


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激突とパワーアップ!

甲児side

 

レイジングハート達が預けられて数週間が経ちなのは達を鍛えながら過ごしている俺、現在はアリシアが纏う真ドラゴン形態に構えている。

 

「いくよ甲児!!ダブルトマホーク!!」

 

『エンペラ―ブレード!!』

 

飛びだしたエンペラ―ブレードを構えてアリシアが振り下ろすダブルトマホークを受け止めてからはじかせる。アリシアはゲッタービームを放ってきたので俺はエンペラ―ブレードを連結させて回転させてガードをする。

 

『ロケットパンチ!!』

 

俺は左手のロケットパンチを放ちアリシアは交わしたのを見て俺は回転させて後ろへと向かっていく。アリシアはそれに気づいたのか上空へと飛び俺は帰ってきた手を装着をしてカイザーアローを構えてアローを放つ。

 

『は!!』

 

「あぶな!!」

 

『おら!!』

 

「後ろ!?」

 

そう俺はアローを放った後に後ろへと回りアリシアにカイザーアローを突き付けたので彼女は驚いているが俺は気にせずに降りたちカイザースクランダ―を外す。

 

「あーーー負けた!!」

 

『はっはっはっは、まだまだ負けないからな?(そうシンフォギア装者達に負けないようにな。)』

 

俺は心の中で呟きながらレイジングハート達の改装などが行われているらしいが・・・・・・マリ―が担当をしているので大丈夫だろうな。俺のカイザーウェポンのAIを搭載をしてくれたのも彼女のため大丈夫だろうな。

 

「甲児さんどうしたのですか?」

 

『何でもないさ。』

 

今のところは何もないと思いたいが連絡が来たので俺は通信に出るとクロノからだ。

 

『どうしたクロノ?』

 

『実はヴォルケンリッターが現れまして魔神皇帝殿の力を借りたいのです。』

 

『承知した。』

 

俺は通信を切りなのは達のも完成をしたと聞いて二人にはアースラの方へと向かうように指示を出して俺はアリシア、アリサ、すずかと共に現場の方へと向かっていく。

 

甲児side終了

 

一方で現場の方では管理局員にヴィータは負傷をした体だが管理局員を圧倒をしている。ザフィーラは管理局員を吹き飛ばした。クロノも苦戦をしてる中突然として剛腕が放たれてきたので全員が回避をすると腕が戻っていきマジンカイザーが現れる。

 

『無事みたいだな?』

 

「魔神皇帝殿助かります。」

 

『アリシア達はクロノと共にほかの奴らを探してくれ、俺がこいつらの相手を務める。』

 

「だ、大丈夫なの?」

 

『魔神皇帝をなめるなよ?』

 

「わかりました。行こう」

 

クロノと共にアリシア達は移動をしてマジンカイザーはヴィータとザフィーラに構える。

 

(さてどうするかな?アリシア達にはクロノ達を守るように言っているが正直に言えば二人相手に戦えるか試すために構えているけどな。)

 

カイザーは二人の方を見ていると上空からなのはとフェイトが落下をしていくのを見ておりこのままでは二人が落下をしてしまうと思っていると二人は相棒を出していた。

 

「レイジングハートエクセリオン!」

 

「バルディッシュアサルト!」

 

「「セットアップ!!」」

 

『『SETUP』』

 

二人のデバイスが起動をして二人はバリアージャケットを纏ったが今までの姿と違っていたのでカイザーに通信が来る。

 

『カイザ―さん!二人のデバイスは新たな姿と共に復活をしたのです!!』

 

『そういうことか、なら!カイザースクランダ―OFF!』

 

カイザーは背部のカイザースクランダ―を解除をしてビルの屋上へと着地をすると彼は自分のウェポンを出すことにした。

 

『こい!カイザーウェポン達!カイザードリラー!カイザータンク!カイザージェット!カイザーシールドギャリバー!』

 

魔法陣が開いてカイザーウェポン達が現れて光だす。

 

『おうやったろうぜ!』

 

『はぁめんどくさいけどな』

 

『カイザー!』

 

『おう!合体だ!!』

 

カイザーが飛びあがり四体も飛びあがり全機が合体シークエンス状態へと以降されてカイザータンクがカイザーの両腕を包むように合体をして足部にカイザージェットが装着、さらに背部にもカイザーウイングも装着された。

 

胸部にカイザードリラーが装備されてツインドリルが背面ねと移動をして装着されてカイザーギャリバーの胸部に移動されて右手にギャリバー本体が装着される。左手にカイザーシールドが装備された。

 

『『『『『超合体魔神!フルパワーマジンカイザー!!』』』』』

 

フルパワーマジンカイザーへとなりなのは達やヴォルケンリッター達は驚いている。

 

「な、なんだ!?」

 

「カイザ―さんに!?」

 

「全てが装着されたのか・・・・・・」

 

「かっこいい・・・・・・」

 

フェイトは目をハートにした状態でウットリとしておりフルパワーマジンカイザーは飛びたちフェイト達のところへとやってきた。そこにシグナムが到着をしてカイザーはギャリバーを構えようといたがフェイトが前に立つ。

 

「ここは私がやる。」

 

「ならあの子は私が!!」

 

『わかった。なら俺は・・・・・・』

 

カイザーの相手はザフィーラとなり、メンバーはそれぞれで散開をする。

 

ヴィータはなのはに対して自分が最初に破った技ラケーテンハンマーを振りかざすがなのははカートリッジシステムを起動させて彼女が放ったラケーテンハンマーをガードをする。

 

「な!?」

 

「アクセルシューター!!」

 

「く!!」

 

一方でシグナムと激突をするフェイト、彼女はシグナムが放つ斬撃をガードをしてハーケンモードで攻撃をする。

 

「前よりも強くなったな!!」

 

「いつまでも前の私と思っては駄目、はああああああああああ!!」

 

一方でザフィーラと交戦をするカイザー、彼はギャリバーを振るうがザフィーラは素早くかわして攻撃をするがフルパワーマジンカイザーの装甲は超合金ニューZαで纏われており彼の攻撃をガードをする。

 

『カイザーキャノン!』

 

肩部のカイザーダブルキャノン砲を放つ。ザフィーラはシャマルに苦戦をしていると聞いておりどうしたらいいのか考えている。

 

「見つけたぞ!!」

 

シャマルは振り返るとクロノ、アリシア、はやて、すずかの四人が現れる。シャマル自身はどうしたらいいのかと考えていると三人が突然として吹き飛ばされたのを見てクロノは驚いていると仮面を付けた男がクロノに蹴りを入れて吹き飛ばした。

 

「が!!」

 

アリシア達も起き上がり仮面を付けた男がいるのを見てるとシャマルが闇の書を開いて黒い稲妻が放たれて全員が衝撃で吹き飛ばされており結界の中にいるカイザー達も結界が揺れだして破壊されたのを見てザフィーラ達が撤退をした。

 

「カイザ―さん、すごい装備されているのですね?」

 

『あぁカイザーウェポン達が全て装着された姿だからな。』

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

フルパワーマジンカイザーの姿を見てフェイトはウットリとしており彼らは撤退をしたのでこちらも撤退をすることにした。




次回 それから数週間が経ちフェイトが襲われた。仮面を付けた男が現れてシグナムがリンカ―コアを吸収をしたのである。

そしてクリスマスが近づく日、すずか達は冬休みとなりはやてが入院をしたというのを知り、二人は話した方がいいのだろうかと思いながら病院の方へと全員で向かうことにした。

次回「病院へ」


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病院へ

甲児side

 

それからクリスマスが近づいていく日付、フェイトがリンカ―コアをとられてしまった。丁度その日は俺は別の場所へと行っておりアリシアからの連絡で仮面の男が現れたと聞く。

 

仮面の男・・・・・・クロノ達が抑えようとしたときに現れてまるで助けるかのように動いていたな。

 

そんな日が続いて今日ですずか達は終業式を迎えることとなった。クリス達の時は俺達はSONGの潜水艦などで待機をしていたからな、一回だけ翼の卒業式の時に派手なことをしたなーーーいやー楽しかったぜ。

 

「甲児さん!実は・・・・・・」

 

すずかが帰ってきたので困っている顔をしていた。それははやてが病院に入院をしていることだ。

 

さてどうしたものか、俺とすずかはヴォルケンリッター達の主がはやてだってことは判明をしているが・・・・・・いずれにしても会いたいというなら行くしかあるまい。おそらくなのは達もついていくというだろうな。

 

「何事もなければいいが・・・・・・」

 

クリスマス・イヴの夜か・・・・・・クリス達は元気にしているだろうか?

 

甲児side終了

 

一方で別の世界言えばシンフォギア達がいる世界ではクリスは夜空を見上げていた。伸ばしたらマジンカイザーと会えるじゃないかと思うぐらいに・・・・・・

 

「何やっているんだよクリス」

 

彼女は声をした方に振り返り同じ顔をした人物「雪音 アリス」が立っていた。

 

「アリス・・・・・・」

 

「綺麗な夜空だな?」

 

「うん・・・・・・」

 

「・・・・・・わかっているぜクリス、カイザーのことだろ?」

 

「・・・わかる?」

 

「当たり前だ。あたしを誰だと思っている?あんたのクローンだからわかるんだよ。同じなんだよあたしも・・・・・・夜空を見ているとカイザーに手が届くじゃないかって・・・・・・」

 

「・・・・・・私今でも後悔をしているよ?あの時なんでカイザーのところへ行けなかったのかって・・・・・・カイザー・・・・・・会いたいよ」

 

二人は夜空を見上げながら見ているのをほかのロボットたちも同じようにマジンカイザーがいないことに落ち込んでいる。

 

さて場所が変わり病院に甲児たちはやってきた。はやてが入院をしている部屋の場所に到着をして扉を開けてなのは達は驚いているヴィータが襲い掛かろうとしたのをシグナムが止めて念話をしてきたので甲児たちは承諾をする。

 

「はやて大丈夫か?」

 

「心配かけさせてすみません甲児さん。」

 

「気にするなってまた元気になったら話などをしようぜ?」

 

甲児は笑顔で言った後ほかのメンバーとも話をしてからシャマルが残りほかのメンバーは近くのビルの屋上へと転移をする。

 

ほかのメンバーはバリアージャケットなどを纏い戦おうとしたが甲児はマジンカイザーにならないで様子を見ている。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・(誰かがこちらを見ているのを感じる。まるで監視をしているようだな・・・・・・カイザースキャン!!)」

 

彼は辺りをスキャニングをしてマジンカイザーへとなると突然として両手を回転させる。

 

『ターボスマッシャーパンチ!!』

 

全員がカイザーが放ったターボスマッシャーパンチの方角を見ていると仮面を付けた男が現れて全員が武器を構えたがもう一人も現れてカイザー以外をバインドで拘束をする。

 

『てめぇら!一体何をする気だ!!』

 

「闇の書の終焉」

 

『闇の書の終焉だ!?』

 

するとそこにはやてが魔法陣で現れてカイザーは驚く。

 

『はやて!?』

 

「その声甲児さん!?その姿はヴィータにザフィーラ!?シャマルにシグナム!?」

 

「あなたは助からない。」

 

「闇の書の呪いで貴様死ぬ」

 

「やめて・・・・・・」

 

『やめろおおおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

カイザーは止めようとしたがヴォルケンリッター達ははやての目の前で消滅をしてしまう。

 

「いやああああああああああああああああああああああ!!」

 

『な、なんだ!?』

 

カイザーは叫んでいるはやての方を見ると闇の書が光りだして彼女の体を変えていきそこになのは達が合流をする。

 

「甲児!!」

 

「あ、あれってはやてちゃん!?」

 

『・・・いや違う、あれは・・・・・・管理者か!!』

 

カイザーはカイザースクランダ―を装着をして全員が現れた管理者に構えると彼女は上空に何かを発生させてそれがなのは達に襲い掛かる。

 

「何よこれ!!」

 

アリサは叫びながらルストタイフーンを放ち攻撃を相殺をする。カイザーは接近をしてカイザーブレードを振るうが彼女はそれを左手のバンカーで受け止めた。

 

『何!?』

 

「甲児!プラズマランサー!」

 

「アクセルシューター!」

 

カイザーが下がり二人が放つ魔法が命中をするがダメージが通っていないので驚いている。

 

「二人の攻撃が効いていない!?」

 

「・・・・・・くらえスターライトブレイカー」

 

「あれはなのはの!?」

 

『ファイヤーブラスター!!』

 

相手が放ったスターライトブレイカーをファイヤーブラスターで相殺をするが相手は接近をしてカイザーの頭をつかんでいる。

 

『ぐああああああああああ!!』

 

「お前も中で眠るがいい・・・・・・」

 

「「甲児!!」」

 

アリシアとフェイトがカイザーと共に吸収されてしまう。

 

「フェイトちゃん!アリシアちゃん!!」

 

「カイザ―さん!!」

 

「あんた!三人に何をしたのよ!!」

 

「・・・・・・私の中で眠っているだけだ。フォトンランサー」

 

今度はフェイトが使う技を使ってきたので三人は回避をする。なのははとりこまれた三人を心配をしながらもすずかとアリサと共に交戦をする。




次回 アリシアの声が聞こえてフェイトは目を覚ます。そこは燃える研究所だったので二人はここはどこだろうと走っていくと歌が聞こえてきた方角へと行く。そこには白い化け物と歌を歌う鎧のようなものを着た少女がいた。

次回「ここは?」

「これって・・・・・・甲児の?」


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ここは?

フェイトside

 

「・・・イト・・・フェイト!!」

 

「ん・・・・・・」

 

私は声がしたので目を開けるとアリシアがいた。確か甲児が光に包まれるのを見て私達もそれについてきたんだよね・・・・・・どこなんだろうここ?

 

「わからないよ。私もさっき目を覚ましたから、それに甲児の姿も見えないし・・・・・・」

 

そうだね。でもいったいどこだろう?バルディッシュわかる?

 

『わかりません・・・・・・マスター!!』

 

爆発をしたので私はバリアージャケットを纏いアリシアは真ドラゴンを纏う。突然として爆発がしたので驚いていると音が聞こえてきたので私達はその方角へと行くと白い鎧のような人の前を二つの巨人がにらみ合っている。

 

「フェイトあれ!!」

 

「甲児?」

 

甲児が変身をしたマジンカイザーが白い化け物を相手に後ろの子を見ながら守っている。甲児はもしかして・・・・・・これって甲児の記憶?

 

「私達は甲児の記憶の中に入ったってこと?」

 

「まじ?」

 

「まじかもしれないよアリシア」

 

私達は甲児が怪物を冷凍ビームでいいのかな?それで凍らせた後投げ飛ばして研究所の外へと投げ飛ばして胸部が光りだしたのを見て私は知っている。あれこそ甲児が必殺技と言っていたやつだ。

 

放たれた放熱板からの熱線が怪物を撃破して甲児は飛んで行く。私達は甲児が飛んで行くのを見て後を追いかける。

 

その後も甲児は色んなところで家族を助けたりコンサート会場で現れた謎の生物相手にも戦い、強力な砲撃も相殺をした。

 

私はそこで涙を流しながらも最後まで見ていた。甲児はボロボロになりながらも傍にいる子たちと戦っている姿を見て私は胸を抑えてしまう。

 

なんだろう?あの子達が甲児と話をしているのを見ていると胸がズキズキしてくる。やめて・・・・・・甲児をとらないで・・・・・・私から甲児を・・・・・・甲児を・・・・・・

 

「フェイト!!」

 

「!!」

 

アリシアの声を聞いて私は意識を戻して甲児は様々なロボットと共に戦い、中には赤と白の巨人や同じ人達が現れて共に戦ったりしているのを見た。あれ?そういえば甲児がしていたフルパワーマジンカイザーの時もこの人達が一緒に戦っていた。

 

「甲児は様々な人達に慕われているんだね。」

 

そうだね、私達もそれい惹かれていたんだよね。私は特に甲児と戦ったのに・・・・・・やがて巨大なる敵との戦いで発生をした次元ホール、それに甲児は吸い込まれてしまった。

 

ここからが私達との出会いの始まりだったんだね。なら甲児はいつかは帰ってしまうの?そんなのやだ・・・やだやだやだやだやだやだやだやだやだやだ!

 

「やだ!!」

 

「うわびっくりをした!?」

 

「やだよ!甲児と別れるなんて!!」

 

「ふぇ!?落ち着いてフェイト!!」

 

『マスター!落ち着いてください!』

 

私を抑えるアリシア、バルディッシュが何を言っているのかわからない。だけど甲児が私の前から消えるだけは阻止をしないと行けない!

 

「どうやらお前らが俺の記憶を見てしまったようだな」

 

私達は声をした方を振り返ると甲児が立っていた。

 

「甲児!!」

 

「おっと・・・・・・見たな?」

 

「うん、あれが甲児がいた世界なんだね?」

 

「あぁそうだ。俺が次元ホールに吸い込まれる前の世界だ。」

 

「甲児・・・・・・」

 

「ったくそんな顔をしても俺はまだ帰らないよ」

 

「「え?」」

 

だって甲児のことを心配をしている人が・・・・・・

 

「世界には様々な場所がある。俺がいたあの世界もどこにあるのか俺はわからないんだよ。だから帰ろうにも帰れないんだよ。それによ途中で放り出すほど俺は恩を返していないからよ。」

 

そういって甲児は私の頭を撫でた後アリシアにも撫でる。光りだしてマジンカイザーの姿へとなり私達は後ろをついていく。

 

『ったく俺の記憶をヴォルケンリッター達にも見せるようにしやがって・・・・・・余計なことをしてくれるぜそうだろ?管理者さんよ』

 

私達は前の方を見るとはやてが倒れている場所に銀色の髪をした人がいた。あれって確か戦っている人だよね?

 

「・・・・・・マジンカイザー・・・・・・」

 

『はやて、お前も起きているんだろ?しかも俺の記憶を見ている。』

 

「・・・・・・甲児さん、辛くないんですか?」

 

『俺はロボットだ。あの時の選択は間違っていないと思っている。』

 

「甲児・・・・・・」

 

「でもどうするの!?私達この中でとどまっているけど!?」

 

「えっとそうやな・・・・・・外から衝撃でも与えてもらえれれば」

 

『よしはやて、それはお前に任せるぞ?』

 

甲児はそのままどこかに歩いていく。

 

「甲児?」

 

『心配するな、必ず戻ってくるから先に戻っていろいいな?』

 

「わ、わかった!!」

 

外からの衝撃を受けて私達は脱出をする。甲児・・・・・・大丈夫かな?

 

フェイトside終了

 

『さて・・・・・・』

 

マジンカイザーはカイザースクランダ―を装備をしたままだったのでそのまま飛びたち先に進んでいく。そこには十字架にかけられているもう一人の人物がいた。

 

『・・・・・・・・・・・・』

 

「誰だ・・・・・・お前も私を壊しに来たのだな・・・・・・ふふふもういいさ、どうせ私なんていても・・・・・・誰にも必要とされていない。ならここで死んだほうがましだ。」

 

彼女は目からハイライトを消した状態で言っているのを見てカイザーはある決断をする。

 

『なら俺が必要といったらどうする?』

「・・・・・・私のことを必要だとお前は言うのか?私は破壊をするしかできない。それでもか?」

 

『あぁ構わないさ、破壊衝動など俺がぶっ潰す!それだけだ!それでどうする?』

 

カイザーは彼女の方を見ないようにしているのは彼女が全裸の姿で十字架に捕らわれているからだ。先ほどの管理者と同じ姿をしているので大きな胸などがさらされている。

 

「・・・・・・貴様は不思議なやつだ。こんな私を必要とするとは・・・・・・だが・・・・・・」

 

彼女は十字架を壊してカイザーは受け止めてゆっくりと降ろす。

 

「・・・・・・名前をつけてください。マスター登録をいたします。」

 

『わかった。・・・・・・お前の名前は・・・・・・サヤカだ。』

 

「サヤカ・・・・・・登録完了をしました。」

 

『さーてこんなところから脱出をしようぜ?サヤカ!!』

 

「了解しました。我がマスター・・・・・・登録確認我が名はサヤカ、マスターと共に生きるものなり!ユニゾンを提案をします」

 

『行くぜ!!』

 

『「ユニゾン!イン!!」』

 

カイザーとサヤカが光りだして二つの光が一つになっていく。一方で外へと出ているフェイト達、はやてがヴォルケンリッター達を復活させて彼らはカイザーが脱出をするのを待っている。

 

「甲児・・・・・・」

 

「見て!あの光は!!」

 

ナハトヴァールから一つの光が飛びだしていくのを全員が見ると光が取れて現れたのはマジンカイザーだ、だが色がいつもと違いカイザースクランダーなどが形状が変わり先ほどの管理者の人型の翼がのように変わっていた。

 

「甲児!!」

 

「マジンカイザー・・・・・・無事だったのだな?」

 

『あぁ遅くなってすまない。』

 

「甲児さん・・・・・・」

 

『話は後だ。動きだすぞ?』

 

カイザーが言うと全員が前を向く、ナハトヴァールが変形を始めてまるで生命体を失ったかのような動きをとっている。

 

(サヤカ、もしかして?)

 

(おそらく私という存在を失ったので生命体の姿をとることができないでしょう。)

 

(そういうことか、だが再生能力は健在ってことか?)

 

(おそらく、コアをもぎ取らない限りは再生を続けます。)

 

「甲児さん!」

 

『よし!全員で行くぞ!これが最終決戦だ!!』

 

「うん!」

 

「わかっているよ甲児!」

 

「気合を入れるわよ!!」

 

「それじゃあ行くわよ!!」

 

「あぁ!!」

 

「よっしゃ!やるぜ!!」

 

「盾の守護獣として守って見せよう!!」

 

「サポートなどは任せて!」

 

「甲児さん!行くで!!」

 

『あぁ!今度こそ終わらせる!!』




次回 ナハトヴァール暴走態に対峙をする戦士たち、今!敵として戦った相手と共に共同を張る!

次回「ナハトヴァール暴走態、最終決戦!!」


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ナハトヴァール暴走態決めろ!必殺技!

海鳴市海上付近、ナハトヴァール暴走態が姿が変わっていく。生命体であるナハトヴァール自体がカイザーとユニゾンをしているのでそれを失ったところは徐々に変形をしていく。

 

カイザーはスキャンをして相手のコアの場所を確認をする。

 

『さてクロノ、奴を確実に倒す方法は時空管理局にはあるかい?』

 

「はい、アースラに新たに搭載されたアルカンシェルを使えば・・・・・・ですが地上で放てばおそらく・・・・・・」

 

『なるほどな、なら地上じゃないところで撃てばいいのだな?』

 

「はい、まさか!!」

 

『全員聞いたな!!アースラのアルカンシェルを放つために宇宙へとコアを転送する必要がある!その為にはまず暴走態の表面を破壊をする必要がある!そこからコアを確認をしてシャマル、ユーノ、アルフの力でアースラの前面に転送をする!』

 

「わかりました!!」

 

「うん」

 

「やったろうじゃないの!!」

 

「えぇ!!」

 

「よっしゃなら作戦開始や!!」

 

全員が散開をしてまず動きだしたのはカイザーだ。彼は背中のカイザースクランダ―が形状が変えた羽を動かしながらナハトヴァール暴走態は触手を放ってきた。

 

『おっと!くらえ!アイアンカッター!』

 

飛ばしたアイアンカッターが放たれた蔦を切り裂いていく、残った触手もユーノ、アルフ、ザフィーラによって消滅をした。

 

ヴィータとなのは、すずかが構える。

 

「準備はいいな?」

 

「すずかちゃん!」

 

「なのはちゃん同時に行こう!」

 

二人は構える。ヴィータがギガントシュラークを放ちナハトヴァールにダメージを与えるとすずかとなのはは構える。

 

「エクセリオンバスター!」

 

「ストナーサンシャイン!!」

 

二人が同時に放った技がナハトヴァールに命中をする。そこにカイザーが接近をしてカイザーブレードを抜いて切り裂いていく。

 

『おらおらおら!!』

 

連続した攻撃で翻弄をするとシグナム、アリシア、フェイト、アリサが立っている。

 

「二人とも先に行くわよ!次元を超えろ!エンペラーソード!」

 

「私も!ダブルトマホーク!!」

 

二人は先行をしてカイザーと共に切っていく、シグナムはレヴァンテインの鞘を合体させてボーガンモードへと変えて放つとフェイトはバルディッシュアサルトをザンパ―モードへと変えて構える。

 

「行くよ・・・・・・バルディッシュ!」

 

『了解!』

 

「ジェットザンパー!!」

 

『ジェットザンパー!』

 

放たれたジェットザンパーがナハトヴァール暴走態に命中をしてナハトヴァールは追撃をしようとしたが・・・・・・

 

『させるか!アリサ!同時に放つぞ!』

 

「了解!」

 

『「ダブルマジンガーパンチ!!」』

 

放たれたターボスマッシャーパンチとグレートスマッシャーパンチが放たれて砲撃を全て粉砕をするとはやてが上空で構える。

 

「撃ち貫け!ミストルティン!」

 

放たれた槍が突き刺さりナハトヴァール暴走態に当たり石化をしていく。だがナハトヴァール暴走態は石化を全て解除をして再生をしようとしている。

 

『まずい!このままでは!』

 

するとクロノが新たなデバイスを構えておりマジンカイザーも頭部の角を前方に向ける。

 

「エターナルコフィン!」

 

『冷凍光線発射!!』

 

同時に放たれた技が命中をしてクロノは叫ぶ。

 

「今だ!!」

 

上空へと上がりなのは、フェイト、はやて、アリシア、アリサ、すずか、そしてマジンカイザーが構える。

 

『用意はいいか?』

 

「いつでもいいの!」

 

「外しはしないよ!」

 

「こっちも準備はいいわよ!」

 

「こちらも!」

 

「甲児さん!わたしもいいで!!」

 

「決めてやりましょう!!」

 

『いくぜ!!』

 

上空で7人はエネルギーをためて構えている。

 

「全力全開!スターライト」

 

「雷光一閃!プラズマザンパー」

 

「ごめんな・・・・・・お休みな!ラグナロク」

 

「くらいなさい!雷鳴の一撃!サンダーボルト」

 

「これがゲッターの力!ストナーサンシャイン」

 

「私もこれで決めるよ!ゲッタービーム」

 

『くらいやがれ!魔神皇帝の力を!ファイヤーブラスター!』

 

「「「「「「ブレイカああああああああ!」」」」」」

 

『じゃなくて!ファイナルダイナミックスペシャルううううううううううううううううううううううう!!』

 

「「「「「「ええええええええええええええ!!」」」」」」

 

7人が放たれたファイナルダイナミックスペシャルがナハトヴァール暴走態に命中をして表面などが破壊されて行く。コアを確認をしてシャマルは捕まえてアルフとユーノが長距離転送を行い軌道上へとコアが飛ばされる。

 

そしてアースラの内部リンディはコアが来たのを確認をしてスイッチを押す。

 

「これで全てを終わらせます!アルカンシェル発射!!」

 

放たれたアルカンシェルがコアに当たり爆散をする。カイザーは地上からその様子を見ながら全員の方へと振り返る。

 

「甲児いいいいいいいいいいいいい!!」

 

『おっと』

 

フェイトが甲児に抱き付いてきたので彼は頭を撫でる。

 

『よくやったなお前達』

 

「えへへへへ」

 

『おっと』

 

カイザーはフェイトにどけるように言い倒れようとするはやてをキャッチをする。

 

「はやてちゃん!!」

 

『心配ない、少し眠っているだけだ。おそらく魔法を始めてつかったので疲れてしまったのだろう。』

 

カイザーはそういい全員でアースラの方へと着艦をする。カイザーが光りだして隣にナハトヴァールがたったのを見て全員が驚いている。

 

「な!?」

 

「お前は!!」

 

「お前たちからしたら不思議に思うだろうな」

 

「・・・・・・ナハトヴァール・・・・・・」

 

全員が構えるがカイザーだけは違った。

 

『よせお前達』

 

「甲児さん!?」

 

『こいつはナハトヴァールじゃねぇ・・・・・・俺の相棒サヤカだ』

 

「「「「サヤカ!?」」」」

 

「そうだすでにナハトヴァールという名前ではない、それだけは覚えておけ」

 

『・・・・・・・クロノ、悪いがアースラの研究室かどこか貸してくれないか?』

 

「え?それは構いませんが・・・・・・」

 

『はやて・・・・・・悪いがこれを借りるぞ?』

 

そういってマジンカイザーははやてから闇の書、改めて夜天の書をとり持っていく。

 

「甲児さん?」

 

「いったい何をするのでしょうか?」




次回 カイザーは夜天の書を調べているうちにバグなどがありこれでは大変なことになると判断をしてある方法を使うことにした。

一方でリインフォースはこのままでははやてが再び足が動かなくなってしまうと思い消滅をする決意を固めていた。

そしてその日が来てはやてが車いすで急いで駆けつけるとそこにカイザーが到着をして助かる方法があるといい全員が耳を傾ける。

次回「方法」


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方法

25日、リインフォースはこのまま自分がいたらはやては再び足が動けなくなってしまう。そのためなのは達に自分を消滅させるようにお願いをする。

 

はやてはそれに気づいて急いで丘が見得る場所へと車いすを飛ばす。

 

「リインフォース!!」

 

「主はやて・・・・・・」

 

全員が二人を見ている中転移魔法が発動されてそこに現れたのは兜 甲児だった。

 

「どうやら間に合ったみたいだな。」

 

「甲児さん!!お願いやリインフォースを!!」

 

「わかっているぜ?さて・・・・・・」

 

甲児は夜天の書を空中へとあげるとそのまま浮遊をしているのを見てマジンカイザーの姿へと変わる。

 

「兜?」

 

「甲児さん何をするのですか?」

 

『・・・・・・・・・・・・』

 

「もしかしてあれ?」

 

アリシアはマジンカイザーが何をするのかわかったのかカイザーは首を縦に振りサヤカも現れる。

 

「ではマスターお願いします。」

 

『始めるぞ・・・・・・うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

マジンカイザーの出力などが上がっていくのを全員が感じていた。彼は両手に光子力エネルギーをためていきそれを夜天の書に向けて放った。

 

全員がまぶしさに目を閉じてしまう。

 

『うおおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

カイザーはそのまま光子力エネルギーを夜天の書に放ち続けていくが段々と光が収まっていき彼は膝をついてしまう。

 

『ぐ・・・・・・』

 

全員が夜天の書を見ているとリインフォースは目を見開いていた。

 

「そんな・・・・・・バグがなくなって・・・・・・プログラムが再構築されていく。これは・・・・・・」

 

『どうやら・・・成功をしたみたいだな、光子力エネルギーを変換させてお前さんのバグを吸収、さらに失っていた部分のプログラムの再構築をさせたんだよ。』

 

「そ、それって!!」

 

『あぁリインフォースが消えることなんてないってことだよ・・・・・・』

 

「甲児さん!!」

 

カイザーははやてが動けないのを見て近づいていくと彼に抱き付いた。

 

「ありがとう・・・・・・ほんまにありがとう!!」

 

『君のリインフォースを思う心が彼女を救った、俺はそう信じているよ。』

 

「主、ありがとうございます・・・・・・」

 

『気にするなサヤカ、お前さんは俺の仲間だからな。』

 

「は!」

 

カイザーは光子力エネルギーを使い続けたためエネルギー不足となってしまうが甲児の姿へと戻り夜天の書はゆっくりと降りると彼の手に収まる。

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

そのまま彼は念じると本が増えて一つははやての手に、もう一つは自分の手に収まった。これはナハトヴァール事サヤカ用の管理人格者として登録をした物である。

 

一つの奇跡が失われようとしていた家族が元に戻りそれを救った魔神皇帝、だがフェイトはあの時見た甲児、マジンカイザーがいつかは元の世界へと帰ってしまうのが怖くなってしまう。

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「フェイト?」

 

「・・・・・・甲児・・・」

 

「大丈夫だって甲児だって言っていたでしょ?」

 

「・・・・・・わかったいるけど」

 

「どうしたのフェイトちゃん?」

 

「・・・何でもないよなのは」

 

「そう?」

 

「うん(ごめんなのは、これは私達姉妹だけが知ったことだから。)」

 

夜天の書の中で甲児の記憶を見たのは彼女たちだけではない、ヴォルケンリッターにはやて、リインフォースも彼の記憶を見ていた。

 

(兜は別世界からやってきた戦士、それを支えた仲間たちいた。)

 

(だが奴は次元ホールの影響でこの世界へと降りたち、我らと戦い、救ってきた。)

 

(だけどあたしたちはあいつに何ができる?)

 

(甲児さんは一人この世界に来てしまった。)

 

(それが甲児さんは寂しい顔を出さないでうちらを励ましたりしている。)

 

(何かできないだろうか?救ってくれた英雄に・・・・・・)

 

6人は甲児に何かお礼をしたいが何が自分たちにできるのだろうかと悩んでいる。一方で甲児は空を見上げている。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「どうしました?」

 

「いや・・・・・・ホワイトクリスマスだなと思ってな」

 

彼はそういうが顔は少しだけ寂しそうな顔をしている。なのは、アリサ、すずかは首をかしげているが彼自身は・・・・・何かを隠しているのかなと思っている。

 

甲児side

 

リインフォース達のことを見ていてほかのスーパーロボット達のことやクリス達を思いだした。

 

クリスマスなど楽しそうにしていたなと思いながらあいつらは今も平和のために戦っているんだなと俺は思っている。

 

その夜月村家でクリスマスパーティーをすることとなり俺は兜 甲児の姿のままお酒を飲みながら月村家の空が見える場所で飲んでいる。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

クリス、アリス、翼、マリア、セレナ、響、奏、末来、切歌、調・・・・・・様々な仲間たちの前で俺は次元ホールに吸い込まれて涙を流してしまう彼女たちを見ながらこの世界へとやってきて新たな仲間たちと一緒に戦っている。

 

「俺は・・・」

 

「甲児・・・・・・」

 

俺は声をした方に振り返ると金髪の髪をツインテールにしている人物フェイトが立っていた。

 

「どうしたんだフェイト?」

 

「ううん甲児が一人でお酒を飲んでいるのを見て来ちゃった。」

 

「そうか・・・・・・」

 

「やっぱり甲児は元の世界へ帰りたいの?」

 

「・・・・・・どうだろうな。」

 

やはりフェイトは俺の記憶を見ていたからな、グリッドマンと共に戦っている姿なども見ている。

 

「私は甲児には帰ってほしくない。」

 

「・・・・・・・・・」

 

「甲児がいなかったらアリシアや母さんとも別れていた、だから・・・・・・甲児帰らないで・・・・・・」

 

フェイトは涙目になりながら俺に抱き付いた。俺と離れたくないか・・・・・・今は帰ることができないが・・・・・・俺はどうしたらいいのか・・・・・・

 

「甲児さん・・・・・・どういうことですか?」

 

声がした方を見るとすずか達が立っていた。もしかしてフェイトの話を聞いていたのだな?

 

「・・・・・・そうだなお前たちにも俺の記憶を見せておいた方がいいな。」

 

俺は三人にコードを伸ばすと俺の記憶を見せていた。

 

「・・・・・・これが甲児さんの戦い」

 

「甲児さんはいつも戦ってボロボロになっているの?」

 

「そうだな、相手が強力な敵ばかりだったからな、ボロボロになりながらも勝ってきたな。」

 

「「「「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」」」」」

 

六人は何か負けたような顔をしているがまぁ年とかあいつらの方が年上だと思うぞ?まぁいずれにしても俺は帰れない状態だからな・・・・・・さてサヤカのことをあいつらにどう説明をした方がいいのだろうかが先だな・・・・・・うん。




次回 サヤカは甲児にヴォルケンリッター達を作るように提案をする。作るとは言ったがモデルはいったい何がいいのだろうかとサヤカが自分に任せてくれと言ったので任せることにした。

それから数日がかかりモデルが完成をしたのでサヤカは甲児に起動をするように指示をする。

次回「甲児のヴォルケンリッター」

「・・・・・・え?」


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甲児のヴォルケンリッター

甲児side

 

夜天の書を光子力エネルギーを使って修復をした俺、実はサヤカにも同じように作った夜天の書に俺用のヴォルケンリッター達を作るってことでモデルはサヤカに任せると彼女は張り切ってモデル作成を行ってくるといいちなみに俺がいる場所はどこかというと月村家の自分の部屋にいる。

 

張り切っていたが・・・・・・どれくらい作るのだろうか楽しみなんだけどな。さて現在俺はマジンカイザーの姿となり関節などをチェックをしているところだ。

 

完全なメンテナンスができていないためこうして体をチェックをしながら動かしている。

 

『今のところは問題ないな、腕、足、頭部など動かない場所は今のところ存在をしない。だがもしものこともあるからな・・・・・・』

 

俺はボソリと呟きながらカイザーの姿から甲児の姿へと戻り部屋の周りを見ていたが普段の俺の部屋に比べたら忍殿に感謝をしないといけないな。

 

「さーてどんなヴォルケンリッター達が来るのか楽しみだなーーー」

 

すると通信がなったので俺は出るとモニターが表示された。その人物はジェイル・スカリエッティその人であり、戦闘機人と呼ばれるナンバーズを従えている?でいいのかな?

 

『やぁ魔神皇帝、聞いたよ・・・・・・まさか闇の書、いや夜天の書を元の書物に戻したなんて驚いているよ』

 

「いやそれに関しては俺も驚いているさ。まさか光子力エネルギーで元に戻るなんて・・・・・・な」

 

一か八かの賭けだったが、さて俺はこれからのことを考えていたがやはり行動をするならミッドチルダの方がいいだろうな。なのは、フェイト、アリシア、はやてなどはミッドチルダの方へと移動をすることになるがアリサとすずかはおそらくこちらの残ると思う。多分だけどな。

 

『ではまた』

 

「うむ」

 

そういって通信を切り俺は眠ることにした。

 

甲児side終了

 

それから数日後サヤカが嬉しそうに現れたので甲児は苦笑いをしておりなおほかのメンバーも来ておりはやても車いすに乗りながら月村家へとやってきた。

 

「さてサヤカ、お前が言っていた俺用のヴォルケンリッター達はどれくらいできたんだ?」

 

「は!色々と考えて16名ほどできました。」

 

(多くないか!?てかはやての四人より多すぎるんですけど!?)

 

甲児は16人というのを聞いて頭を抑えているとサヤカは夜天の書を出して甲児に起動をするように言われたので甲児は夜天の書を構える。

 

「ヴォルケンリッター達起動せよ!!」

 

『起動』

 

16の光が夜天の書から放たれて全員が目を閉じた。

 

「「「「「「まぶ!!」」」」」」

 

やがて光が収まると16人の人物が膝をついていた。どれもこれも美少女たちで甲児はじーっとサヤカの方を見てからごほんと咳こんでいる。

 

「では早速主が自己紹介をしろと言っている。」

 

「わかりました。我が名は関 雲長と申します。」

 

「ん?」

 

「鈴々は張 翼徳というのだ!!」

 

「んんんん?」

 

「私は趙 子龍と申します」

 

「んんんんんんん」

 

「私は黄 漢升と申しますわ」

 

「はい?」

 

「我が名は夏候 元譲と申す!」

 

「・・・・・・・・・」

 

「私は夏侯 妙才だ。よろしく頼むよ」

 

「うちは張 文遠や!よろしゅーな!!」

 

「わ、私は楽 文謙といいます」

 

「うちは李 曼成やよろしゅー!」

 

「沙和は于 文則なの!」

 

「なら次は私ね?孫 伯符よよろしく。」

 

「私は周 公瑾だよろしく頼む」

 

「私は周 幼平といいます!」

 

「甘 興覇だ。」

 

「あのその・・・私は呂 子明といいます」

 

「最後・・・・・・呂 奉先・・・・・・よろしく」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

甲児は自己紹介を終えたヴォルケンリッター達を見て頭を抑えてしまう。確かに強そうだが・・・・・・なぜに女性ばかりなのだろうかと・・・・・サヤカの方をじーっと見ておりなのは達の目からハイライトが消えていた。

 

ヴォルケンリッター達は自己紹介が終わった後も膝をついたままなので甲児は立つように指示を出してからサヤカの方へと近づいてゲンコツをお見舞いさせる。

 

「うご!!」

 

「お前な・・・・・・確かにヴォルケンリッター達を作れと言ったがなんで三国志で美少女なのよ!!」

 

「いやー色々と資料を探していましたらいいのがありましてそれで16人も張り切って作りました(・ω<) テヘペロ!!」

 

サヤカのテヘペロでイラっとしたのか甲児はまたゲンコツをした。

 

「あー気にするな、あんなでもお前らの管理者でもあるからな。」

 

「はぁ・・・・・・」

 

すると甲児は光りだしてマジンカイザーの姿へと変わると全員が驚いてるが彼は気にせずに胸部の宝玉が光りだしてリングが生成される。

 

『ふむ・・・・・・』

 

「甲児、それはなに?」

 

『ファントムリングと呼ばれるものを自分で発生をしてこれでブロウクンファントムという拳を放つことができる。』

 

そういって再び甲児の姿へと戻り彼はヴォルケンリッター達を見てから彼女たちの方へと歩いていく。

 

「これからよろしく頼むぞヴォルケンリッター達よ!」

 

「「「「「「は!!」」」」」」」

 

「任せるなの!!」

 

こうして新たに誕生をしたヴォルケンリッター達、16人も増えたので彼はやれやれとサヤカの方を見てため息をつくのであった。




次回 新たに誕生をしたヴォルケンリッター達、武器なども弓や剣などを使う人物が多く、周瑜や呂蒙などは軍師タイプなのである。

一方でマジンカイザーは庭で武器を出して構えている。そこにすずかが真ゲッターを纏い構える。

次回「マジンカイザー対すずか?」

はい今回登場をしたヴォルケンリッター達のキャラクターに関しては真・恋姫✝無双のキャラクターになります。

え?なんでこのキャラクター達って?・・・・・・私が好きなキャラクターってことで・・・・・・原作はやったことがないので主に動画などで資料を得ている感じですね。

え?なんでヴォルケンリッター達にしたか?・・・・・・気にしたらあかんで!!


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マジンカイザー対すずか?

関羽side

 

この小説を読んでくれている皆さま、始めまして私の名前は関 雲長といいます。私達ヴォルケンリッターは主であるご主人様『兜 甲児』様の命令などで動く。

 

さて今私達はそれぞれの武器を持ち模擬戦をしている。私の相手は春蘭事夏候惇である。

 

「さぁいくぞ!!」

 

「こい!!」

 

『お、やっているな?』

 

私達は模擬戦をしようとした時にご主人様が現れたので武器を収めて膝をつく。

 

「これはご主人様」

 

「ご主人いかがしました!?まさかご主人を狙う相手が現れたのですか!!ならこの夏候 元譲が切り捨ててまいりますぞ!!」

 

『いやそういうわけじゃない、お前達ヴォルケンリッター達が模擬戦をしようとしているのを見てて俺もうかうかとしていられないなと思ってやってきたんだ。』

 

流石ご主人様だ、平和な世界とはいえ自ら鍛えられるといわれるのですね・・・・・・流石です。

 

「なら甲児さん私があいてをしてもいいかな?」

 

あれは確か月村 すずか殿だな?彼女は真ゲッターと呼ばれるものを纏いたっているのを見てご主人様は構え直す。

 

『いいぜ?遠慮なくかかってこい!!』

 

なら私達は離れた場所で見ておくとしようか?ほかのメンバーもご主人様の戦いを見るためか模擬戦をやめてみている。

 

「あれが主様のもう一つの姿なのね?」

 

「わかっていると思うが?」

 

「あら私が何かをやるとでも?」

 

「しそうだから止めている。」

 

孫策殿と周瑜殿は何かを話をしており孫策殿がご主人様に挑戦をしようとしているのかなと思っている。私もご主人様と戦ってみたいが・・・・・・今は見ておこう。

 

関羽side終了

 

マジンカイザーとすずかはお互いに構えておりヴォルケンリッター達はその様子を見ており先に動いたのはすずかだ。

 

「ゲッタートマホークブーメラン!!」

 

トマホークブーメランを投げつけてきてカイザーは後ろの方へと下がりカイザースクランダーが装備をしているビームキャノンをスライドさせて発砲をしたがすずかはゲッターウイングを展開をして空を飛び回避をする。

 

「チェンジ!ゲッター3!」

 

姿がゲッター3へと変わりミサイルストームが放たれてカイザーめがけて放たれる。

 

『スクランダ―OFF!スクランダ―ブーメラン!!』

 

スクランダ―を外してカイザーブーメランを投げつけてミサイルストームを破壊をしていく。そのまま走りだしてカイザーはブレストトリガーを構えて発砲をしていく。

 

すずかはバトルウイングを放ちブレストトリガーの弾を全てはじかせていく。カイザーは驚いているとすずかの色が白へと変わり右手がドリルアームへと変わりカイザー自身も左手の収納されてドリルアームが現れてすずかが放つドリルアームを相殺をする。

 

「流石ですね」

 

「あれが甲児さまの力なのですね?」

 

「あぁ」

 

全員が甲児のことマジンカイザーの力を見て納得をしておりすずかが放つドリルを両手をドリルアームへと変えてはじかせていく。

 

カイザーはドリルアームをはじかせた後腕部をドリルから拳へと戻して目から光子力ビームを放つがすずかはゲッターサイトではじかせる。

 

(流石だな、ん?)

 

上空から電撃が放たれたのでカイザーは下がるとマジンエンペラーを纏ったアリサがいたので彼は見ている。

 

『まさかサンダーボルトブレイカーを放つとはな・・・・・・』

 

「すずか、楽しそうなことをしているじゃない・・・・・・私も混ぜなさいよ!エンペラーブレード!」

 

アリサは腰部からエンペラーブレードを出して二刀流でカイザーに攻撃をしてきた。彼は振るわれるエンペラーブレードを交わしていき牙斬刀を次元からとりだしてアリサのエンペラーブレードをガードをする。

 

するとビームが放たれたので彼は再び牙斬刀でガードをする。

 

「ゲッタービームがふさがれたわ!」

 

「流石ね甲児さん!」

 

『二人もな!』

 

カイザーは二人の攻撃を牙斬刀でガードをしていくと彼はエネルギーを込めて横に振りかざして二人を吹き飛ばす。

 

「「きゃ!!」」

 

(しまった・・・・・・普通に力を込めてしまったわ。すずか達の力が思っていた以上に成長をしているからつい・・・・・・)

 

カイザーは牙斬刀で振り払った後やってしまったなと苦笑いをしてしまう。マジンカイザーから甲児の姿になったので彼女達も真ゲッターなどを解除をしてアリサは家の方へと帰ることにした。

 

なお護衛として夏侯淵と周泰にお願いをして送ってもらう。甲児は部屋の方へと戻りアリサ達が成長をしているのを感じて翼達もそうだったなと思い懐かしく感じている。

 

「・・・・・誰かいるのか?」

 

「・・・・・・失礼した」

 

「甘寧か、無言で天井裏で護衛か?」

 

「は!周泰がいないので私が担当をしています。」

 

「そうか、別に護衛はいらないのだが?」

 

「ご主人、何があったらだめです。」

 

「あ、すみません」

 

甘寧に言われたので甲児は謝りいずれにしても何事もなければいいのだがなと思いつつカイザーウェポン達を出しながら調整をするのであった。

 




次回 甲児のヴォルケンリッター達が誕生をして数週間が経ち、甲児はマジンカイザーへとなりサヤカとユニゾンを試したりしてチェックをしていた。

カイザーは融合をしているので夜天の書にかかれている魔法を試すことにした。

次回「カイザー初の魔法を使う」


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カイザー初の魔法を使う

甲児事カイザーside

 

現在俺は異世界へと来ており試すことがあったので元の世界へと戻れないから無人の世界と思われる場所へと降りたち俺はサヤカと一緒に来ているヴォルケンリッターの二人、周瑜と趙雲も共に来ている。

 

「ではご主人、この異世界へと来たのには理由があるのですか?」

 

『あぁ、魔法というものを使ってみたいと思ってな?サヤカ準備はいいか?』

 

「は!!」

 

『「ユニゾン!イン!」』

 

サヤカが光りだして俺とユニゾンをして姿などは色が白くなりカイザースクランダ―を装備をしているため背部のスクランダ―が翼のように変わっており正反対の色へとなってしまったのだが・・・・・・念のためにじーっとターゲットの石を見て構える。

 

『さーて使ってみるとしようかな?ブラッティ―ダガー!』

 

放たれたブラッティ―ダガーが放たれて石に命中をして粉砕される。夜天の書を開いているが色んな魔法があるのだなと思いつつ、なのはやフェイトが使っている魔法やヴィータやシグナム、シャマル達以外にも関羽達が使用をする武器を出すことができるみたいだな。

 

後召喚とかできるみたいなのでこれは後で試すことにした。空を飛びあがりサンダースマッシャーやサンダーフォール、アクセルシューター、スターライトブレイカーなどなのはやフェイトが使用をする魔法なども使用可能みたいで俺は姿が変わったカイザースクランダーで空を飛びながら確認をした後に着地をする。

 

「いかがでしたかご主人様」

 

『あぁ魔法などは使ったことがなかったら新鮮な感じだな。なるほどな・・・・・・ユニゾンをすることで俺自身も魔法を使うことができる感じだな。普段の俺は使うことは不可能だしな。』

 

「どうでしょうか?ご主人様は使うことが可能かと思われますが?」

 

『まじで?』

 

「「まじ」」

 

なんてことだ。俺自身魔力があるというのか・・・・・・イヤー知らなかったな。なら早速サヤカと解除をして俺は前の方を構える。

 

「ならスターライトブレイカー!」

 

なのはが使用をするスターライトブレイカーを放ったが・・・・・・何かすごい・・・・・・

 

「ま、マスター!?魔力を抑えてください!!」

 

『え?』

 

なんかすごく魔法陣がおおきくなっているのですが!?あ、やば!

 

『制御ができない!?ええい!スターライトブレイカー!!』

 

放たれたスターライトブレイカーが放たれたがなのはが使っているよりも大きいのですが!?

 

「ふむ・・・どうやらご主人様は初めて魔法を使われたのだから制御などをしたことがないのでしたな。」

 

「あぁしかも強大な魔力をお持ちだったがこれほどとは・・・・・・SSSぐらいだと思われますよ?」

 

『まじで?』

 

SSSって俺普段から魔力とかあったってことなのか!?だが変だな・・・・・・魔法とかあっちでは使えなかったのになぜだ?不思議だな・・・・・・とりあえずスターライトブレイカーを解除をして俺達は世界から去ることにした。周瑜と趙雲には本の中に入ってもらい俺はサヤカとユニゾンをして世界を去る。

 

甲児side終了

 

家の方へと戻ったカイザーは着地をして甲児の姿へと変わりほかのメンバーはメイド服に着替えて掃除などをしていた。

 

呂布は張遼と共に庭の掃除などをしており甲児は周瑜と趙雲を出した後に彼自身は家の方へと入り忍が迎える。

 

「おかえりカイザー」

 

「ただいま戻りました忍殿」

 

挨拶をした後甲児は部屋へと戻り夜天の書を置いた後に魔法の弾を手に出す。綺麗な弾をしているため彼自身はこれが魔法の弾かと呟きながらしまった後空を見あげていた。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

自分がいなくなった世界で彼女達は何をしているのだろうか?世界蛇の相手をしているのかと思いながら彼女達の無事を心の中で心配をしながら彼はこの世界でやることをする。




次回 闇の書事件から三か月が経ち甲児はフェイトやアリシア、なのは、はやてなどと模擬戦をしながら過ごしていたある日のことカイザーはヴォルケンリッター達と共に歩いていると結界が張られたので攻撃が放たれた。

彼は回避をすると現れたのはフェイトだった。

次回「カイザー対フェイト?」

「何をしやがる!!」


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カイザー対フェイト?

「えっと夏侯淵、何が必要だっけ?」

 

「忍殿が言うには醤油などが切れているので買ってくるようにと言われております。」

 

「そうか、ってこら張飛走るなよーーーー」

 

「わかっているのだ!」

 

「こら!」

 

「関羽、悪いがついていってやってくれ」

 

「わかりました。」

 

関羽は張飛の後を追いかけていき仕方がないなと思いつつ孫策は趙雲と張遼と共にお酒の方へと行こうとしたので黄忠と周瑜にお願いをして三人を見るようにいい彼は夏候惇、夏侯淵、周泰、甘寧、李典、于禁、楽進、呂布、呂蒙と共に買い物をしていく。

 

「おーいご主人!これはいるものか?」

 

「あぁそれだな。」

 

「あの主さまこちらは?」

 

「呂蒙、それもいるものだよくやった!」

 

甲児たちは順調に買い物を進めていき帰ろうとしたときに彼らは結界が張られたことに気づいた。

 

「主様!」

 

「・・・・・・あぁだがなぜ結界が?」

 

闇の書事件から数か月が経ち、甲児たちも平和な生活を送っていた。だが今現在甲児たちは結界が張られたので何事かと見ていると攻撃が放たれたので甲児はマジンカイザーへと変わり空を見るとフェイトがバリアージャケットを纏いバルディッシュを向けていたので驚いている。

 

『フェイト?いったいどういうつもりだ!!』

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

フェイトは無言でバルディッシュを構えているので彼女はそのまま接近をしてバルディッシュを振り下ろしてきたが関羽が前に立ち彼女が振り下ろしたバルディッシュを受け止める。

 

「ご主人様!考えは後です!」

 

『すまない・・・・・・』

 

全員が武器を構えておりカイザー自身も構えなおすとフェイトは無言でフォトンランサーを放ってきた。カイザーは目を光らせて光子力ビームを放ち相殺をすると夏候惇と甘寧がフェイトに接近をして武器を振り下ろした。

 

彼女は回避をすると黄忠、夏侯淵が弓を構えて放つ。フェイトは二人の弓をはじかせていく。

 

だがさらに張遼、楽進が飛びあがり槍と拳を叩きつけた。

 

「!!」

 

『ん?』

 

カイザーはフェイトをスキャンをした後胸の放熱板を光らせたので全員が驚いている。

 

「な!?」

 

『ファイヤーブラスター!!』

 

放たれたファイヤーブラスターがフェイトに当たった。全員がカイザーの方を見ていた。

 

「ご主人様!?」

 

「なんでフェイトを攻撃をしたのだ!?」

 

『あれはフェイトじゃないさ。さっきスキャンをしてみたがプログラム体と判定が出た。』

 

「あれがプログラム!?」

 

「それで攻撃をしたんやな?」

 

『そうだ、だがなぜフェイトの偽物が?』

 

「主、どうやら原因がわかる連絡が来ましたがいかがしますか?」

 

『・・・周瑜、連絡を頼む』

 

「わかりました。」

 

『周泰と甘寧はこの辺の見回りを頼みたい。』

 

「は!」

 

「お任せを!!」

 

周泰と甘寧はカイザーの命令で見周りに向かい、その間にカイザー自身はクロノからほかの場所でもこのような現象が起こっておりなのは達も対応に向かっていることを聞く。

 

やはりこのように敵が現れてなのは達の偽物だったりヴィータ達の偽物が現れていると聞いている。

 

『まさかこのような現象が起こっているとはな・・・・・・わかった。こちらもアースラに合流をさせてもらう。』

 

カイザーは通信を切って待っていると甘寧達が見回りを終えて現れる。

 

「この辺には敵はおりませんでした!」

 

『そうかご苦労だったな。さて・・・・・・サヤカ、今回の騒動どう見ている?』

 

「誰かが彼女達の偽物を使って起こした事件でしょうか?」

 

「だけどそれにしても不思議な現象よね?なのはちゃん達の偽物が現れて暴れているわけじゃないけど・・・・・・」

 

「いずれにしてもご主人様いかがいたしますか?」

 

『・・・・・・今のところ本命の敵が現れるかはわからない。今は偽物たちを倒していくしかないな。だが偽物は俺のようなスキャンをすればわかるが・・・・・・本物ってのもあり得るからな。』

 

「ふむ確かにその通りだな。姉者わかっていると思うが・・・・・・」

 

「ふむ!現れた敵を叩いていけばいいのだな!!」

 

「「「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」」」」

 

「甲児さまーーーーーーー」

 

『すまん、夏候惇、これはフォローはできないわ』

 

「がーーーーん!」

 

夏候惇はショックを受けており全員が苦笑いをしており夏侯淵もフォローができないのでカイザーはメンバーと合流をすることにして彼女達の夜天の書の中へと入れてカイザースクランダーを装備をして飛び、アースラの方へと合流をする。

 

「甲児!」

 

フェイトが走ってきたのでカイザーは構えてしまうので彼女はショックを受けてしまう。

 

「・・・・・・(´・ω・`)」

 

『すまん、さっきお前の偽物に襲われたからついな・・・・・・』

 

カイザーの姿から甲児の姿へと戻り今回襲ってきた敵が厄介なので彼は誰が起こしているのだろうと思いながら新たな事件に解決に進んでいく。




次回 突然として現れた偽物、甲児事カイザーは出撃をして偽物を倒していく。そばにフェイト、すずかが共に出ており突然としてミサイルが放たれたので何事かと見ているとフェイトは現れた人物を見て目を見開いた。

そこに立っていた人物は目を潤ませている。

次回「再会」

『・・・・・・お前は』


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再会

闇の書事件から数か月後が経ち、突然として現れたなのは達の偽物・・・・・・その対処に甲児たちも乗りだして現在彼はフェイトやすずかと共に出撃をして彼はカイザーへとなり現れる敵に対してターボスマッシャーパンチを放ち撃破していた。

 

一方でフェイトとすずかも甲児事カイザーの近くを探索をしていると突然として光りが発生をして二人は何事かと見ている。

 

「いてててて・・・・・・無事かクリス?」

 

「うん、いきなりの光なんだったんだろう?」

 

「さぁな、いきなり過ぎてあたしたちしかいないみたいだぜ?」

 

「ん?」

 

銀色の髪をした人物二人は辺りを見ていると上空の方から金髪の女性と黒い髪をした女性が現れたが二人はもう一人の方を見て驚いているがフェイトの方は目を見開いている。

 

「なんであいつが真ゲッターの力を!?」

 

「それよりもここは?」

 

フェイトside

 

あ、あの人たちは甲児の記憶の中で見た人達・・・・・・まさか甲児を連れて帰ろうとしているの?

 

やだやだやだやだやだやだ・・・・・・やだ!!

 

「バルディッシュ・・・・・・」

 

『え?』

 

「ふぇ、フェイトちゃん!?」

 

すずかが何かを言っているけど私は関係なく、彼女達にハーケンモードにしたバルディッシュを振り下ろす。

 

「ぐ!!」

 

「てめぇ・・・・・・いきなり何しやがる!!」

 

「うるさい!お前たちに・・・・・・お前たちに彼は渡さない!!」

 

「彼?」

 

とぼけても無駄だ!!お前達が甲児を連れて帰ることなんてわかっている!!だからここで阻止させてもらう!!

 

「ちょっとフェイトちゃん落ち着いて!!」

 

「離してすずか!甲児を・・・・・・甲児を連れて行かせない!!」

 

「「!!」」

 

「甲児さんがどうしたの!?」

 

「ちょっと待ちやがれ!」

 

「今甲児って言っていなかった!?」

 

「・・・・・・・・・・・」

 

「答えやがれ!!」

 

すると上空から雷鳴が轟いて全員が上空の方を見ていると・・・・・・現れた人物を見て二人の人物は目を見開いている。

 

「嘘・・・・・・」

 

『クロノからフェイトが突然として襲い掛かっていると聞いて飛んできたのはいいが・・・・・・まさかお前達がいるとは思ってもいなかったぜ・・・・・・』

 

やっぱりこの人達は甲児が知っている人物で間違いない。どうしよう・・・・・・甲児が帰ったら私・・・・・・

 

フェイトside終了

 

マジンカイザーは上空の方から降りたちゆっくりと着地をする。二人の人物はマジンカイザーの姿を見てからずっと涙が出ていた。

 

「・・・カイ・・・・・・ザー?」

 

「本物・・・・・・本物だよな?」

 

『・・・・・・あぁそうだ。久しぶりだなクリス、アリス』

 

「「カイザー!!」」

 

二人はカイザーに抱き付いた。あの次元ホールで吸い込まれた彼が今自分たちの前にいることに彼女達は喜んでいた。

 

「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」

 

フェイトとすずかは抱き付いているクリスとアリスをみてじーっと睨んでいる。すずかもフェイトがなぜ彼女達に襲い掛かったのか納得をした。

 

彼女達は甲児事マジンカイザーの知り合い、元の世界の人達だってことがわかる。だけど・・・・・・今は自分たちのところにいる。だから彼を連れて帰らないでほしいと願うばかりだ。

 

『さてクリスとアリス、ほかのスーパーロボットの奴らはいないのか?』

 

「あぁたぶん、あたしたちだけだと思うけど」

 

『いったい何があった?』

 

「わからない。突然の光に包まれて・・・・・・たぶんブラックゲッターも一緒だと思う」

 

『ブラックゲッターも一緒か・・・・・・ん?』

 

すると上空からトマホークが飛ばされてきたのでフェイトとすずかは構えていると黒いゲッタードラゴンが上空におり夜天の書が開いて関羽達が現れる。

 

「貴様!甲児さまに向かって!我らが相手をするぞ!!」

 

「「誰!?」」

 

『やめろお前達!』

 

「ですが!!」

 

『奴の相手は俺がする!』

 

カイザーはそのまま飛びあがりブラックゲッタードラゴンがいる場所まで飛びたちお互いに見ている。

 

『久しぶりだなカイザー・・・・・・』

 

『そうだな。』

 

するとブラックドラゴンはダブルトマホークを構えたのを見てカイザーはこうするしかないかと思い構える。

 

『行くぞカイザー!!』

 

『こいブラック!!』

 

再会をしたカイザーとブラックドラゴン、再び二人は激突をする!




次回「カイザー対ブラックドラゴン」


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カイザー対ブラックドラゴン

海鳴市の上空、今二体のロボットが拳をぶつけていた。

 

『『うおおおおおおおおおおおお!!』』

 

一体は魔神皇帝と呼ばれている機体『マジンカイザー』もう一体はかつて完全聖遺物『ネフィリム』だったが周りのゲッターロボ達を食べてゲッターロボのような姿へとなり『ブラックゲッタードラゴン』の姿にモーフィングをした。

 

その二体は海鳴市の上空で激突をする!

 

『ダブルトマホークブーメラン!!』

 

ブラックドラゴンはダブルトマホークを投げつけたがマジンカイザーは放たれたダブルトマホークをエンペラーブレードを出してはじかせていく。そのままエンペラーブレードをしまうとカイザーライフルを二丁だしてブラックドラゴンに放つ。

 

彼はモーフィングをしてブラックライガーの姿へとなりライガーミサイルを放ってきた。

 

カイザーはカイザーライフルを放ちミサイルを破壊をしていく。煙が発生をしてカイザーはルストトルネードを放ち煙を晴らせるとアームが放たれて彼の体を巻き付ける。

 

『!!』

 

『大雪山おろし!!』

 

煙が出ている間にブラックポセイドンにモーフィングをしてゲッターアームでカイザーの体を巻き付かせると大雪山おろしを放ち吹き飛ばす。

 

「「甲児(さん!!)!!」」

 

彼は大雪山おろしを受けたがスクランダーを起動させてバランスを保ち彼は構える。

 

『ターボスマッシャーパンチ!!』

 

放たれたターボスマッシャーパンチをポセイドンは受けて吹き飛ばされるがすぐにブラックドラゴンへとなりターボスマッシャーパンチは戻りカイザーブレードをとりだす。

 

『ファイナルカイザーブレード!』

 

『ロングトマホーク!』

 

二人は接近をして武器と武器をぶつける。

 

『カイザー!なぜすぐに戻ってこなかった!!』

 

『・・・・・・・・・・・・』

 

『お前が次元ホールに吸い込まれて全員が落ち込んでいたんだぞ!』

 

『・・・わかっている。だがあの時体をボロボロになっていたからな、すぐに戻ることができなかった・・・・・・』

 

『貴様なら戻ることが可能だっただろうが!ゲッタービーム!!』

 

『ぐ!!』

 

ゲッタービームを受けて彼はダメージを受けて後ろの方へと吹き飛ばされてしまう。ブラックドラゴンの言葉を聞いて彼自身も戦闘力が落ちてしまう。

 

『・・・・・・だが俺は恩を返さずに帰るわけにはいかなかった。』

 

『お前らしいが・・・・・・クリス達がずっと悲しんでいたことも言っておくぞ?』

 

『・・・・・・・・・・・・』

 

カイザーは無言になりファイナルカイザーブレードをしまうとブラックドラゴンはロングトマホークをしまう。

 

彼らは着地をすると改めてブラックドラゴンは彼と戦う前に現れた女性達は一体何者だと?思いながら近づいていく。

 

「ブラック」

 

「お前も来ていたのか?」

 

『あぁ、ブラックライガーになりお前らの光と共にな。』

 

『さて改めて久しぶりだなクリス、アリス』

 

「カイザー・・・・・・」

 

「久しぶりだぜ」

 

『・・・・・・心配をかけさせたなっておいおい・・・・・・』

 

「「むーーーーーー」」

 

カイザーにフェイトとすずかが抱き付いているのを見てクリスとアリスは睨んでいる。

 

「あなたたち・・・・・・」

 

「てめぇら・・・・・・」

 

「「・・・・・・・・・・・・・・・」」

 

とりあえず彼女たちを連れてアースラの方へと帰投をしてクロノは驚いている。

 

「えっと魔神皇帝殿・・・・・・彼女達は?」

 

「色々とあってな。」

 

「・・・・・・こいつらは敵」

 

「そうだね・・・・・・」

 

「あーーーもしかして甲児さんの記憶の中にいた銀色の人!?」

 

「「銀色の人って・・・・・・」」

 

はやての言葉を聞いてクリスとアリスは苦笑いをしておりブラックドラゴンはネフィの姿になり見ている。

 

「さて改めて自己紹介をしますね?SONG所属「雪音 クリス」です」

 

「同じく「雪音 アリス」だ!」

 

「ネフィだ」

 

三人は自己紹介をしておりSONGという単語を聞いたことがなかったので首をかしげる。

 

「てかカイザー!まずそいつらはなんだよ!」

 

「そうだよ!」

 

「うるさいわね!!あたしはアリサ・バニングスよ!」

 

「高町 なのはなの!!」

 

「月村 すずかです!!」

 

「アリシア・テスタロッサ!!」

 

「八神 はやてや!!」

 

「フェイト・テスタロッサ・・・・・・甲児はワタサナイ!!」

 

6人はクリス達を睨んでおり彼女達も同じように睨んで火花を散らしており甲児は彼女達の後ろに何かの動物が現れて睨んでいるのが見えてしまう。

 

すると夜天の書が開いてヴォルケンリッター達が現れてアリスは現れた女性達に叫ぶ。

 

「そういえばこいつらはなんだ!?」

 

「失礼な!我らはご主人様のヴォルケンリッターだ!!」

 

「「ご主人さま!?」」

 

なぜかヴォルケンリッター達も火花を散らしておりネフィは甲児に近づいた。

 

(おいお前、いったいこっちの世界でどれだけ女性と過ごしていたんだ?)

 

(別に過ごしていたわけじゃないのだが・・・・・・ただ困っている人を見捨てることができなかったと言っておく。)

 

(なるほどな、お前の優しさに惚れたやつらばかりってことか・・・・・・んでヴォルケンリッターって?)

 

(俺が持っている夜天の書から生み出されたまぁ俺を守る護衛部隊みたいなものだな。)

 

(ほーうお前の護衛ね・・・・・・)

 

(なんだよ・・・・・・)

 

(別に)

 

(あ、そう)

 

ロボット同士が話をしている中サヤカが入ってきて報告をする。

 

「報告をします。」

 

「あぁ悪かったんなサヤカ、それで何かわかったことがあるのか?」

 

「はい、なのはやはやてが犯人と思われる者たちと接触をしまして・・・・・・」

 

「なのは、はやて本当か?」

 

「そうやった!!実はうちらそっくりな子達が現れたんや!」

 

「それだけじゃないの!アリサちゃんやすずかちゃん、アリシアちゃんにも似ていたの!!」

 

「何!?」

 

なのはの言葉を聞いて甲児自身はなのはだけじゃなくてアリシアやアリサ達も現れたのかと思い驚いてしまう。

 

いずれにしてもクリスやアリス達も巻き込まれたとなるとほかの奴らもこの世界へ来ている可能性があるのかと思い三人に聞くことにした。

 

「クリス、アリス、ネフィ、お前ら以外にも巻き込まれたって奴はいるか?」

 

「いやあたしたちだけだと思うぜ?」

 

「うん、突然の光だったから・・・・・・」

 

「だな。」

 

(ならほかのメンバーがこちらの世界へ来ているって可能性はなくなったな。だがなのはだけじゃなく、フェイトやはやて、アリシア達にも似ているって・・・・・・一体何者だ?)

 

甲児は心の中で考え事をしながら動くことにした。




次回 カイザーはアリシア、クリス、アリスらと共に行動をしている。そこに現れたのは水色の髪をした人物だがおどおどしている。

さらにそこにはやてそっくりなやつらまで現れる。

次回「現れたそっくりさんいらっしゃい!」


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現れたそっくりさんいらっしゃい

別世界だが甲児と再会をしたクリス、アリス、ブラックゲッターを加えたカイザ―達、現在彼女達とアリシアと共に現場の方へと向かっている。

 

「でも私達そっくりな彼女達に会ってみたいんだよね」

 

『なのは達にそっくりなね・・・・・・』

 

カイザー達は歩きながら移動をしているのには理由があった。それはシンフォギアには空中を飛ぶ能力は持ち合わせていないため現在はアースラから地上に転送をしてもらい歩きながら現場の方へと移動をしていた。

 

なおブラックドラゴンも一緒で5人は現場の方へ到着をしてクリス達もギアを纏い辺りを警戒をしていると水色の髪をした人物がおどおどしながら現れた。

 

「えっとあの・・・その・・・・・・」

 

『もしかしてなのは達が言っていた偽物でいいのだろうか?』

 

「けど髪型など見たら・・・・・・」

 

「お前だよな?」

 

「ちょっと私なの!?」

 

アリシアが言っているがどう見ても髪形などを見てアリシアで間違いないなとカイザーは判断をしているが性格がどう見てもフェイトの方に似ているなと思いつつ構えていると彼女は真ドラゴンのような姿を纏ったので驚いてしまうがカイザーは反応がさらに増えていることに気づいた。

 

『む!?』

 

「どうしたのカイザー?」

 

『反応が後5個増えている。しかもこちらの方へと全員が向かっている感じだ。さらになのは達もこちらの方へと向かってきている。』

 

「ってことはあいつらも戦っていたで間違いないな。」

 

アリスの言葉にカイザーは首を縦に振るとほかのメンバーが現れたのを見て確かになのは達そっくりだなと見ていた。

 

「ほーうマテリアルズ全員が揃うとはな、そうだろ?シュテル、レヴィ、アリア、アレリア、スレイプよ」

 

「そういえばそんな名前でしたね。」

 

「まぁ僕はどうでもいいんだけどねーーー」

 

「なーに言っているのやら」

 

「本当ですね」

 

「わーい皆そろったかな?」

 

「増えたあああああああああああああ!!」

 

「どうしようカイザー?」

 

『・・・・・・・・・』

 

カイザーもまさか増えるとは思ってもいなかったので驚いているとなのは達も合流をする。

 

「甲児さん!」

 

「甲児さん何かあったのかしら?」

 

「甲児大丈夫?」

 

『いや何もされていないのだが?大丈夫だぞ』

 

カイザーはそういい構え直しているとマテリアルズは構えたのを見てフェイト達も構える。

 

「それでロード、どうしますか?」

 

「・・・・・・てかお前達が復活の際に我の魔力を使ったからこっちは魔力がほとんどないんだぞ!?」

 

「そんなことを言われても復活をしたのは僕たちだけじゃないじゃん!」

 

「本当よ!それに勝手に体が再現されたと言った方がいいわよ!!」

 

「その通りだよ」

 

「そうですね。」

 

「んな!?」

 

ほかのマテリアルズの言葉を受けてディアーチェはごふとなるがカイザーはどうしようかと悩んでいると光弾が放たれたので何事かと見ているとピンクの髪をした人物が銃を持っておりカイザーはまた別の敵か?と思いつつカイザーライフルを構えていると巨大な魔力が発生をしたのでいったい何かと見ていると金髪の幼女が現れた。

 

なのは達は驚いているがカイザーとブラックドラゴンは飛びあがり構える。

 

「甲児!?」

 

『・・・・・・なんて巨大な力を感じる』

 

『あぁ、ゼルフィールよりもな。』

 

二人は構えていると突然として金色の少女の目が光りだして突然として翼がはやしたものがカイザーとブラックドラゴンのボディを攻撃をして吹き飛ばされる。

 

「「「「「「甲児(さん)!!」」」」」」

 

「「カイザー!!」」

 

『ぐううううううう!!』

 

『なんて力をしてやがる!!』

 

「よっしゃ!復活をしたなえっと砕けぬ闇よ!」

 

すると砕けぬ闇は六人を突き刺してしまう。その光景を全員が見て目を見開ている。

 

「「な!?」」

 

さらに砕けぬ闇はなのは達の方に向かって攻撃をしようとしてきたのを見てカイザーとブラックドラゴンは彼女達の前に立ち構える。

 

『マジンパワーフルパワー!ファイヤーブラスタああああああああああ!!』

 

『ゲッタースパイナルビーム!!』

 

二人は同時に攻撃を放ち砕けぬ闇が放った砲撃を相殺をしようとしたが思っていた以上の威力に二人の方が押されてきている。

 

『ぐううううううううううう!!』

 

「甲児!もうやめて!このままじゃ甲児が!!」

 

『だからと言ってやめるわけにはいかない!!うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

二人は攻撃をやめないで相殺をして砕けぬ闇の方が頭を抑えてどこかにいったので二人は攻撃をやめたが・・・・・・彼らの体は火花を散らすほどのダメージを受けてしまっていた。

 

「カイザー!!」

 

『なんて威力をしている・・・・・・これは俺が予想をしていた以上に奴の力が上回っている・・・・・・』

 

カイザーはそういいながら消えたマテリアルズ、砕けぬ闇のことを考えながら体の自己修復をするための作業をするためにアースラの方へと全員が帰投をする。




次回 さらに発生をした思念体、それを倒す為に関羽達やクリス達は迎撃をする。一方で自己修復をしている甲児だったがすぐにカイザーの体に戻って出撃をする。

一方で赤い髪をした人物は砕けぬ闇を見つけていた。

次回「カイザー急行せよ!」

『何か嫌な予感がするのだが・・・・・・なんだろうか』


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カイザー急行をする。

突然として現れた砕けぬ闇、カイザーとブラックドラゴンは彼女が放った攻撃を相殺をするためにファイヤーブラスターとゲッタースパイナルビームを同時に放ち相殺をしたが彼らは火花を散らすほどのダメージを受けてしまい。

 

現在カイザーは甲児の姿になり体の方は自己修復をしている状態である。

 

「ご主人様大丈夫ですか?」

 

「あぁ大丈夫だ。」

 

「まさか主の体にダメージを与えるとは・・・・・・」

 

「そうだな、夏侯淵ほかのメンバーは?」

 

「は、ただいま私と関羽以外は出撃をしております。」

 

「そうか、敵の数が増えてきているからな・・・・・・ん?」

 

甲児は突然として振り返るので関羽と夏侯淵は首をかしげると彼は自己修復をしている途中だがカイザーへとなりそのまま飛んで行く。

 

「な!?」

 

「主!!」

 

二人も急いでカイザーを追いかけるために出撃をする。一方で赤い髪をした人物は銃をつきつけていた。

 

「見つけましたよシステムU-D」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「私に協力をしてください。あなたの持つ「エグザミア」を私の妹に渡さないために」

 

「『永遠結晶』エグザミア、これは私の大切なものだ。これがなくなれば私はこの体を保てなくなる。」

 

「そうなんですか?それなら余計に好都合!私が護りますからあなたはどうか安全な場所に!」

 

「君は時の旅人、この時代の人間じゃない。いや人間もないエルトリアのギアーズ・・・それは・・・」

 

「そうですよ・・・私は・・・」

 

「そこまでよ!」

 

そこにピンクの髪をした人物も入りこんで構えている。

 

「キリエ!」

 

キリエと呼ばれた人物は砕けぬ闇に攻撃をする。だがその圧倒的な力はキリエの攻撃を次々にふさいでいく。そして最後の一撃で動きが止まった。

 

「やった?」

 

「キリエ!まだです!!」

 

「!!」

 

「君は・・・時の捜手たりえない・・・・・・この魄翼の前に、鉄くずとして砕けて消える・・・それが定め。悲しい定めで・・・動かざる運命・・・」

 

砕けぬ闇はキリエにとどめを刺そうとしたとき高速で移動をする物体が彼女達の前に立ち攻撃をふさいだ。

 

がきん!!

 

『ぐ!!』

 

カイザーは自身の左手で彼女が振り下ろす攻撃をふさいでいる。だが自己修復途中の彼自身の体では限界がある・・・・・・彼は一か八かで彼女をつかむと胸部の光らせる。

 

『くらいやがれ!ファイヤーブラスター!!』

 

「!!」

 

「「ぐううううううううう!!」」

 

二人はファイヤーブラスターの衝撃に備えていたが吹き飛ばされてしまう。一方で現場に近くでヴォルケンリッター達が見た。

 

「見ろよ!」

 

「今のは甲児か!?」

 

「でも確か甲児さんは!!」

 

「自己修復をしていると聞いていたが?」

 

「急ぐぞ」

 

四人は現場の方へと行くと全身を火花を散らしながらもカイザースクランダーで浮いているマジンカイザーの姿を見つける。

 

「兜!!」

 

『気を付けやがれ!まだ奴は動いている!!』

 

「「「「!!」」」」

 

「流石・・・魔神皇帝と呼ばれるもの・・・・・・だがお前は別世界にいるはず?なぜこの世界に・・・・・・だがそんなのは関係ない。お前もアイツラ同様鉄くず・・・うぐ!ぐうううううあ、頭が!!頭が!!」

 

すると砕けぬ闇は突然として消えたのでシグナムたちは追いかけようとしたがクロノが現場に到着をする。

 

「ご主人様!!」

 

遅れて関羽と夏侯淵も到着をしたがカイザーが火花を散らしているのを見て目を見開いている。

 

「カイザー、あなたは特に重傷だ。急いでアースラの方へと戻ってください」

 

『・・・・・・しかし・・・・・・』

 

「すでに赤い髪の方は投降をしておりますが・・・ピンクの髪をした人物らには逃げられてしまいました。」

 

『わかった・・・・・・一度帰還をする』

 

カイザーは火花を散らしながらヴォルケンリッター達と帰還をする。

 

「甲児!!」

 

「甲児さん大丈夫ですか!?」

 

『あぁ・・・悪いが離れてくれないか?』

 

全員が離れるとカイザーの目が消灯をして甲児が現れるが彼自身も疲れ切っているのか膝をついていた。

 

「随分と無茶をしたものだなカイザー」

 

「ネフィか・・・まぁな」

 

「まだ体の自己修復を終えていないのに出撃をして、当面は出ることはできないぞ?」

 

「あぁわかっている。」

 

甲児はボロボロになっている自分の体を見ながら当面は出ることはできないなとため息をついてしまう。まぁ自分でしたことなので後悔などはしていない。




次回 カイザーとして出撃をすることができない甲児、彼はほかのメンバー達のために何かできないか考えていたがアースラで料理を作ることにした。

一方でブラックドラゴンは出撃をして目の前に現れた敵を見て驚いている。そうそこにいたのはかつての自分だからだ。

次回「自分対かつての自分」

『まさかかつての自分と戦うことになるとはな・・・・・・』


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自分対かつての自分

アースラの食堂、現在管理局員たちは順番に並んで待っていた。その理由は?

 

「はいよ!チャーハン定食お待ち!!」

 

兜 甲児、マジンカイザーが作っているのである。今彼は自己修復のため出動をすることができないので何かアースラの中でできることはないだろうかと考えてこの調理場を借りて料理を作って振るまったのだ。

 

すると大人気になってしまいこうやって彼のご飯を食べようと仕事を終えた人物達が並んで待っているのだ。

 

 

「流石甲児さんねーーー」

 

「うん、お姉ちゃんも絶賛なのだよね」

 

アリサとすずかも甲児が作った定食を食べており食堂が騒がしくなっているなと思いつつ自分たちも出撃をするためにご飯を食べる。

 

一方でブラックドラゴンはシグナム、ヴィータと共に出撃をしている。

 

「なぁ」

 

『なんだ?』

 

「あんた甲児の中に出てきたやつだよな?確か白い姿の」

 

『・・・・・・ネフィリム、かつての俺の姿のことだな?』

 

「あぁだがお前は・・・・・・」

 

『そう倒そうとしていたのにいつの間にか仲間になっているといいたいんだろ?わかっているさ・・・・・・不思議にアイツといると落ち着くことがあるんだよな。理由はわからないが・・・・・・それほどあいつのことを慕っている奴らが多いってことだよ。』

 

「なるほどな、ん?」

 

「おいおいなんかでかい音が聞こえてくるんだけど!?」

 

三人は警戒をしていると黒い何かがどしんどしんといいながら現れた。その姿をブラックドラゴンは知っていた。

 

『・・・・・・まさか再びその姿を見ることになるなんてな・・・・・・かつての俺の姿と』

 

『ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

現れたのはブラックドラゴンが変わる前の完全聖遺物「ネフィリム」だった。シグナムとヴィータはそれぞれ愛用を構えようとしたがブラックドラゴンが前に立ち構える。

 

『悪いがあいつは俺にやらせてくれないか?かつての自分との因縁ってのもあるからな』

 

ブラックドラゴンは歩きだしてネフィリムの元へとつき、ネフィリムは咆哮をしてきた。

 

『ネフィリム・・・かつての俺・・・・・・起動直後にセレナに恐怖を与えてしまった俺にとっての記憶・・・・・・そしてマジンカイザーと戦い敗れた記憶・・・・・・そして生まれ変わった俺。今ここに全ての因縁を断つ!!』

 

『ぐおおおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

ネフィリムは走りだしてブラックドラゴンにその剛腕をふるう、ブラックは横にかわしてダブルトマホークを投げ飛ばす。

 

ダブルトマホークを剛腕ではじかせるとブラックドラゴンはブラックポセイドンにモーフィングをしてネフィリムをつかんだ。

 

『大雪山おろし!!』

 

投げ飛ばしたネフィリムは着地をして再び走りだして剛腕をブラックポセイドンに叩きつけた。

 

『どあ!』

 

ブラックポセイドンは剛腕を受けて吹き飛ばされるがすぐにブラックライガーにモーフィングをしてライガーミサイルを放ちダメージを与える。

 

『やはり装甲の堅さを考えるとこの俺はマジンカイザーと戦う前の俺か・・・・・・だが!!過去の俺に負けていたらマジンカイザーを倒すことなんてできない!!うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

ブラックライガーが光りだすとなんとドラゴン、ライガー、ポセイドンの姿に分身をしておりネフィリムは驚いているがライガーはドリルアームを展開をしてマッハスペシャルを起動させて素早い動きでネフィリムに攻撃をする。

 

『ぐおおおお!?』

 

『うおおおおおおおおおおお!!ストロングバースト!!』

 

背部のストロングミサイルを発射させてそこから小型ミサイルが発射される。小型ミサイルがネフィリムに当たり上空でブラックドラゴンは待機をしており光りだす。

 

『チェーンアタック!』

 

『ゲッターアーム!』

 

ライガーとポセイドンは飛ばしてネフィリムを上空へとあげるとドラゴンは力を解放させる。

 

『ゲッターシャアアアアアイン!!』

 

ドラゴンが光輝いてシグナムとヴィータはあまりのまぶしさに目を閉じてしまうほどに、彼はそのまま上空へと飛ばしたネフィリムに対して突撃をしていく。

 

『シャインスパアアアアアアアアアアアク!!』

 

放たれたシャインスパークがネフィリムに当たりブラックドラゴンは着地をするとライガーとポセイドンはドラゴンの中へと戻って地面にネフィリムが落下をする。

 

シグナムとヴィータは近づいていきネフィリムの方を見ていると立ちあがろうとしていたので武器を構えたがドラゴンが静止をする。

 

『・・・・・・・・・・・・』

 

ドラゴンが首を横に振ったのを見て二人も武器を降ろすとネフィリムは欠片の如く粉々に消滅をする。

 

『さらば過去の俺・・・・・・お前という存在がいたからこそ俺は生まれてきた。・・・・・安らかに眠れ。』

 

ブラックドラゴンは消滅をしたネフィリムの方を見た後にほかの場所にも敵が現れていると聞いて再び戦場へと舞い降りる。 




次回 甲児はほかのメンバーが砕けぬ闇の対策に進んでいる中、彼自身は自己修復及び強化作業を進めていた。

次回「進んでいく話、マジンカイザー強化作業」



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進んでいく話、マジンカイザー強化作業

甲児side

 

なんかどんどんと話が進んでおり、シュテルというやつが持ってきたワクチンプログラムを誰が使うのか話が進んでいるがこの俺は暇をしている。なにせ自分の体の自己修復が思っていた以上に時間がかかっており関羽達が出撃をして敵を撃破している。

 

仕方がないので俺の膝の上に張飛を乗せて頭をなでなでをしている。

 

「お兄ちゃん恥ずかしいのだ!」

 

「ならやめたほうがいいかな?」

 

「・・・・・・もうちょっとだけしてほしいのだ。」

 

「はいはいお姫様。」

 

張飛の頭をなでなでをしているとフェイトが頬を膨らませている。

 

「ずるい・・・・・・甲児、私もなでなでして。」

 

「え?」

 

「ちょっとフェイト抜け駆けは許さないわよ!!」

 

「そうだよ!甲児お兄ちゃんなのはの頭を撫でてほしいの!!」

 

全員が俺に頭をなでなでをご要望なので張飛を降ろした後まずはフェイトの頭をなでなでしている。

 

そこからアリシア、なのは、はやて、アリサ、すずかと順番に頭を撫でているとクリスとアリスも自分も自分もと目を光らせていたので俺は立ちあがり彼女達の頭をなでなでする。

 

「えへへへカイザーに撫でてもらっちゃった。」

 

「暖かいな・・・・・・」

 

機械じゃないからな今の手は、さてなのは達の作戦が進んでおり俺は何をしているのかというと?自己修復を終えた俺の体にヴァリンダガーを装備をしたゴウヴァリアンカイザー形態の姿になっている。

 

『・・・・・・・・・・・・・・・』

 

カイザースクランダ―を装備をした状態で俺はゴウヴァリアン形態をとっているがすぐに出撃をしてほかのメンバーがユーリと交戦をしているところに乱入をする。

 

攻撃を受けようとしたディアーチェの前に立ちガードをする。

 

『ぐ!!』

 

「おまえは!!」

 

「甲児!!」

 

『無事だな?あいつを助けるのだろ?』

 

「カイザー、一人で・・・・・・」

 

「ならあたしたちも!!」

 

「「アクセスコード!ヴァリンダガー!」」

 

二人が光りだしてヴァリンダガーの中へと入り俺の出力などが上がっていき空いたハードポイント部分に二人のギアの武器が装備されて行く。

 

『『『装甲武装!マジンカイザーゴウヴァリアン!!』』』

 

本当の意味でゴウヴァリアンの復活である。さーてユーリ・・・・・・その苦しみから助けてやる!!少しだけ我慢をしてくれ!!

 

甲児side終了

 

全員が立っておりほかのメンバーなども合流をしておりカイザー自身は知らないメンバーがいるので首をかしげるが気にせずに彼はユーリから放たれた攻撃を右手に持っているサイコバズーカ、両肩部のクリスのアームドギア、アリスのアームドギアの武器を一斉射撃を放つ相殺をする。

 

『ゲッタースパイナルビーム!!』

 

頭部と腹部からゲッタービームが放たれてユーリに命中をする。だがすぐに破損をした場所などが修復されて行き攻撃をしていくがユーリは出力などが上昇をしていく。

 

『おいおいまだ上がるのかよ!!』

 

『どうするんだ!!』

 

『いくら私たちでも長時間は!!』

 

「ぐあああああああああああああああああ!!」

 

ユーリから砲撃などが放たれてカイザー達は回避をする。全員が交わした後カイザーは持っているカイザーブレードをユーリに振り下ろすが彼女が持っている翼がカイザーブレードを受け止める。

 

『何!?』

 

「うあああああああああああああ!!」

 

放たれた剛腕を受けてカイザーは吹き飛ばされてしまう。さらにヴァリンダガーのクリスとアリスが出てしまいカイザーの出力などが下がってしまう。

 

「しまった!!」

 

「カイザー!!」

 

「甲児!!」

 

六人はカイザーが落下をしていくのを見て追いかける。ユーリは六人に攻撃をしようとしたが何かの鎖が彼女の手に絡まる。

 

『チェーンアタック!!』

 

ブラックライガーがチェーンアタックで彼女の手に絡ませるとほかのメンバーも抑えている。

 

カイザーはカイザースクランダ―を起動させて浮上をするとフェイト達がやってきた。彼は一か八かの賭けに出る。

 

『お前達、力を貸してくれるな?』

 

「甲児の力になれるなら!」

 

「どうしたらいいんや!!」

 

『アクセスコードヴァリンダガーと答えてくれそれでいい。』

 

「わかったなの!!」

 

「「「「「「アクセスコード!ヴァリンダガー!!」」」」」」

 

すると六人が光に包まれていきクロノ達も何事かと見ているとマジンカイザーゴウヴァリアンの形状が変わっていきカイザースクランダーの形状も翼へと変わりさらにハードポイントのところにレイジングハート、バルディッシュアサルトが装備されておりカイザーは再び浮上をする・

 

「あれは兜か・・・・・・」

 

「だけど彼の中からはやてちゃん達の魔力を感じるわ!!」

 

『あの子を救うためにもワクチンを撃ちこむ!いくぞ!!』

 

カイザーは一気に接近をして彼女にワクチンを放とうとする。ユーリはブラックライガーたちを力で吹き飛ばしてカイザーはまずレイジングハートアサルトからアクセルシューターを連続で発射させる。

 

「!!」

 

ユーリは防御をするがそこに左手にバルディッシュアサルトをザンパ―モードにして構えるカイザーが現れて彼は振り下ろす。

 

「ぐ!!」

 

ユーリは後ろの方へと下がりエターナルセイバーを放つがカイザーはそれをエンペラーソードとゲッターサイトで受け止めると腹部からストロングミサイルが放たれてユーリに当てる。

 

「ぐ!!」

 

『はああああああああああああああああああ!!』

 

さらに接近をして両腕にダブルトマホークを生成をして投げつける。さらにはやての魔法の一つを使う。

 

「はああああああああああ!!クラウ・ソラス!!」

 

直射型砲撃魔法を放ちユーリにダメージを与える。だがカイザー自身の体が突然としてがくっとなったので何事かと見ているとフェイト達が中から現れるが彼女達は疲れてしまっている様子になっている。

 

(やはりぶっつけ本番でヴァリンダガーを使ったからな。だが俺達ができるのはここまでだ・・・・・・後は)

 

「我らの出番だ!!」

 

ディアーチェがユーリに接近をしてダメージを与えていく。すると最大の技が放たれて光が発生をして全員が目を閉じる。

 

「一体何が!!」

 

「あの子達は大丈夫なの!?」

 

『大丈夫だろう・・・・・・』

 

カイザーは突然としてカイザースクランダ―の出力が落ちていくのを感じてまだ完全に修理が終わっていなかったのだなと思いつつ落下をしていく感じがした。

 

するとアンカーが彼の体を巻き付いていくのを見て彼はふと笑う。

 

『助かったぜブラック』

 

『ふん』

 

ブラックライガーのチェーンアタックが彼の体を巻き付かせて落下をしようとしていた彼を引っ張り落下を阻止をする。

 

やがてアースラへと戻りアミティエ達がほかの未来から来た人たちを元の世界へと戻すことを約束をする。さらにクリス達も元の世界へと戻れることが判明をした。

 

「ならカイザーも一緒に帰ろ?」

 

『・・・・・・・・・・・・』

 

クリスの言葉にカイザーは無言でいた。確かに元の世界へ帰れるなら帰りたい・・・・・・だが・・・・・・

 

『すまない。今は帰ることができない。』

 

「どうして・・・・・・」

 

『わかった。お前のことは無事だってことを伝えておくさ』

 

「ブラック!!」

 

『わかってやれ、こいつは恩をあだで返すわけにはいかないってことだ。待っていれば必ず帰ってくる。それがこいつだ。』

 

『・・・・・・ブラック頼んだぞ?』

 

『任せろ』

 

それから数日後準備などが整いアミティエ達は彼女達を元世界へと転送をする。クリスとアリス、ブラックも同じように送られてカイザー事甲児は見送った後・・・・・・無言でその場を去る。




次回 再びこの世界で住むことにした甲児、フェイト達の成長を見守りながら彼は空を見上げていた。

一方でフェイト達はこれまでの甲児のことを話しをする。

次回「甲児とのメモリー」


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甲児とのメモリー

砕けぬ闇こと、ユーリと交戦をして元の姿に戻すことに成功をしたカイザー達、クリス達は元の世界へと帰ることになったがカイザー事甲児はフェイト達がいる世界へと残り引き続いて月村家でお世話になることになった。

 

さて場所は翠屋、なのは達六人は集まっており話をしているのは甲児のことである。彼女たちは甲児の記憶を知っておりクリスとアリスの姿を見ているので彼らははやく大人になりたいなと思いながら話しをしている。

 

「そういえば甲児さんを見つけたのってすずかなのよね?」

 

「そうだったの!」

 

「そうだね。カイザ―さんがあの夜に降ってきたんだよね。うちの庭にね」

 

「それですずかの家に甲児が住んでいるんだね?」

 

「私となのはは甲児さんとはすずかに紹介をしてもらったんだよね。」

 

「後は助けてもらったなの!!」

 

「そういえばうちが甲児さんと出会ったのもすずかちゃん経由やったわ。図書館で紹介をしてもらったんや。」

 

はやては図書館で甲児のことを紹介をしてもらったときもすずかがいたなーと思いながらジュースを飲んでいる。

 

一方で甲児はミッドチルダの方へと来ており図書館で歴史の本を読んでいた。彼はぺらぺらと本をめくっているが全て頭脳の中にインプットされており本を閉じて次の本に移動をして読んでいく。

 

「ふむ・・・・・・ミッドチルダ語で書かれているがミッドチルダ語をインプットマスターをしている俺には無用だな。だが・・・・・・聖戦の後も戦いは収まらなかったんだな・・・・・・クラウスの野郎・・・・・・」

 

甲児は歴史の本をしまった後これからどうしようかと考えながら街を歩いている。すずか達が立派な大人になるまではほっとくことができないのが自分だなと思いつつ無限書庫から出た後歩こうとしたときに声をかけられる。

 

「あら甲児君」

 

「クイントさんってことは?」

 

「「甲児お兄ちゃん!!」」

 

「おっと!ギンガにスバルじゃねーか!」

 

2人は甲児に抱き付いてきたので彼は抱きあがて高く高く上げている。クイントも二人が喜んでいるので笑っている。

 

「でも甲児君が無限車庫にやってくるなんてどうしたのかしら?」

 

「いやー色々とありまして、無限車庫で本を読んでいたんです。」

 

「・・・・・・そうだ!甲児君せっかくミッドチルダに来たのならうちに来ないかしら?」

 

「え?」

 

甲児はいきなり泊まらないかと言われたので彼は驚いてしまうが、まぁ一応ミッドチルダに行くことは言っているので彼はどうしようかと考えているとちらっとギンガとスバルを見ていると泊まってほしいなーというオーラを感じたのでクイントの方を向いた。

 

「ならお邪魔をします。」

 

「ふふふそれじゃあ帰りますか。」

 

「「はーーーい」」

 

2人は甲児の手を握りながら一緒にナカジマ家の方へと向かっていく。甲児自身は両手をつないでいるがすずかやアリサも同じようにしていたなと思ったがそういえばクリスとアリスに引っ張られながらあの大きなものを当ててきたのを思いだしたのか苦笑いをしてしまう。

 

「どうしたの甲児お兄ちゃん?」

 

「あー気にしないでくれ。」

 

スバルは首をかしげながらナカジマ家へと向かうのであった。




次回「ナカジマ家へ」


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ナカジマ家へ

月村家

 

「なぁ関羽?」

 

「なんだ馬超?」

 

「あたしたち勝手に出してもらったけどよご主人様に黙っていいのか?」

 

関羽は無言でいるのだが・・・・・・サヤカが新たなにヴォルケンリッターを生成をして現在さらに増えておりしかも甲児に内緒で出ているので馬超はいいのかなと言っている。

 

「増えたのは劉備さま、曹操殿、孫権殿、馬超に馬岱に諸葛亮殿、龐統殿に許楮に典韋、黄蓋殿に厳顔殿・・・・・・うん増えすぎだよ。」

 

「だよな、これご主人様怒らないか心配だぜ」

 

馬超とお茶を飲みながら関羽は増えすぎたヴォルケンリッター達のことを考えてため息をつく。一方で甲児はクイントの案内でナカジマ家の方へとやってきていた。

 

「ここがナカジマ家なんですね?」

 

「えぇそうよ旦那も家に帰ってきているから紹介をするわね?」

 

甲児の両手にはギンガとスバルの二人が手をつないでおり中に入っていき一人の男性が現れる。

 

「クイントお客さんが来ると言っていたがそこのお兄ちゃんか?」

 

「えぇ兜 甲児君よ。」

 

「どうも兜 甲児です。」

 

「俺の名前はゲンヤ・ナカジマだよろしくな?」

 

「はい。」

 

挨拶をした後甲児はリビングに案内をしてもらいソファーに座るとギンガとスバルも彼に飛びこんできて彼はお腹を押させてしまう。

 

「ぐおおおおおお・・・・・・」

 

「「あ・・・・・・」」

 

「お前らな・・・・・・」

 

「あらあら」

 

ゲンヤは呆れており甲児は飛びこんできた二人のダメージが大きくお腹を押させてしまう。

 

一方で海鳴市の月村家ではヴォルケンリッターが増えているのですずかは苦笑いをしている。

 

「えっと増えてないですか?」

 

「あはははは・・・・・・なんかすみません。」

 

劉備が謝り全員が苦笑いをしている。

 

「まぁご主人がどう思っているかのよね?」

 

「そうね・・・・・・いきなり増えてしまっているから。」

 

「兄様怒ったりしないかな?」

 

「多分甲児さん怒ったりしないけど倒れそうかな?」

 

「「「?」」」

 

全員がすずかがいった倒れるっていう言葉を聞いて彼女は苦笑いをしながら甲児が帰ってくるのを待つことにした。

 

さてナカジマ家でお風呂に入った後彼は用意された部屋で眠ることにしたがギンガとスバルも一緒に寝ることになり彼の両手に抱き付いて眠る。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

甲児は目を開けて上を見上げるしかできないので困った状態である。仕方がないなと目を閉じることにした。

 

さて場所が変わってシンフォギア世界

 

『じゃあカイザーは元気に過ごしているんだな?」

 

『あぁ、元気にしている。』

 

ブラックはほかのロボットたちにカイザーが元気に過ごしていることを報告をしていた。

 

エンペラーなどもカイザーが元気そうでよかったなと思いホッとする。

 

『だがなぜカイザーは戻ってこなかったんだ?』

 

『あいつは世話になっているところで途中で帰るのを断った。最後まであいつらが立派な大人になるまでは戻らないと言っていたさ。』

 

『あいつらしいな。』

 

ロボットたちはそんな話をしてカイザーがまた帰ってくるのを信じて守るために戦う。さて場所が戻り次の日となりカイザー事甲児は目を覚ましてそろそろ家に戻らないといけないので朝ごはんを食べた後ミッドチルダを後にして月村家へと戻ってきた。

 

「さーてただいま戻りました。」

 

「これはご主人」

 

「え?」

 

「ほほーうご主人殿か。」

 

「え?」

 

「あらあなたが私達のご主人ってことね?」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・うええええええええええええええええ!!」

 

甲児は叫んだのを聞いてほかのメンバーもやってきたが増えているので目を見開いている。

 

「ホワイ!?なんで増えているの!?」

 

「あはははははやっぱり驚いているね。」

 

「そうね。管理者殿が作られて・・・・・・」

 

「管理者?サヤカああああああああああああああああ!!」

 

甲児は叫んでサヤカが現れる。

 

「主、いかがしました?」

 

「なんで増えているの!?帰ってきたら驚くことばかりなんですけど!?」

 

「いやー主がミッドチルダの方へと行ったので暇なので新しくヴォルケンリッターを作りましたらこの数になりまして・・・・・・」

 

「つくりすぎだああああああああああ!!」

 

「いやあああああああああああ!!」

 

甲児はサヤカにアイアンクローを発動をして彼女は数分アイアンクローをした後に頭を抑える。

 

「ううう主いいいいいいい」

 

「いや俺に相談なく作るとは思ってもいなかったけどさ。どれだけ増えたんだ?」

 

甲児は新しく増えた人を確認をして自己紹介をする。

 

「劉玄徳です!」

 

「孫仲謀よ」

 

「曹孟徳よ」

 

「わしは厳顔じゃ」

 

「わしは黄 公覆じゃ」

 

「私は馬 猛起だ。」

 

「はーい私は馬岱でーす!」

 

「私は典韋です。」

 

「僕は許著だよ。」

 

「私は諸葛亮です。」

 

「私は龐統です。」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

それを聞いた甲児はそのまま後ろの方へと倒れてしまい全員が慌ててしまう事件が発生をするのであった。

 




次回 倒れてしまった甲児、サヤカも流石に作り過ぎたかと反省をする。

次回「倒れてしまった甲児」


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倒れてしまった甲児

月村家の甲児の部屋なのだが?

 

「愛紗!もっとそっちに寄ってほしいのだ!」

 

「仕方がないだろ?狭いのだから!」

 

「もう!蓮華そっちに寄ってほしいわよ!」

 

「姉さま無理ですよ!」

 

そう甲児のヴォルケンリッター達全員が甲児の部屋にいるためとても狭い状態になっている。

 

そのため彼女達は狭い部屋の中で動こうとしても動けない状態になっており甲児は目を開けるとなぜか美女美女と周りにたくさんいるのでどうしてこうなったのか倒れる前を思いだす。

 

(そうだ。ヴォルケンリッター達が増えてしまって名前を聞いて気絶をしてしまったけど・・・・・・なんでこんなに俺の部屋にいるんだ?てか狭くないか?)

 

甲児は心の中で思っていたがいくらなんでも自分の部屋にヴォルケンリッター達全員で入ったら狭いと思ったが予想通りであった。

 

「えっとご主人様目を覚ました?」

 

「あぁお前らの目を開けたらたくさんの目と目があったので驚いているけどな?」

 

「あはははは・・・・・・だよね?」

 

劉備は苦笑いをしながら甲児は起き上がろうとしたがとりあえず全員に出るように指示を出して彼も部屋を後にする。

 

一方で月村家のガーデンではフェイト達が紅茶を飲んでいた。だがフェイトは機嫌が悪い・・・・・・いや彼女達がと言った方がいいだろう。

 

今全員が見ているのは兜 甲児だ。だが彼のそばには美人な女性達がおりむーと頬を膨らませている。

 

「・・・・・・甲児が・・・・・・」

 

「女性に囲まれているの!」

 

「そうよねーーー」

 

「はやく大人になりたいで!!」

 

「だけど私達まだまだ大人になれないわよね・・・・・・」

 

「大きいな・・・・・・」

 

すずかの一言に全員が自分の胸の方を見てため息をついてしまう。一方で甲児は外でマジンカイザーの姿に変わり空の方を見ていた。

 

『・・・・・・青空だな・・・・・・』

 

「そうですね。でもご主人様どうしたのですか?」

 

『少しだけな。・・・・・・考え事をすることが多くなったなと思ってな。』

 

「そうなのか?」

 

『・・・・・・』

 

カイザーは今の平和なこの時間が好きだ。彼は今までの戦いでのことを思いだしながらシンフォギア世界のこともあり心配をすることが多い・・・・・・あの時帰らなかったのはフェイト達のこともあり自分で残ったのだ。

 

(クリス、アリス達・・・・・・それにほかのメンバー達にも謝ることが多いな・・・・・・再会をした時は殴られる覚悟をしておくさ。)

 

カイザーは心の中でふと笑いながら帰ったときにほかのロボットたちに殴られる覚悟をしながらこの平和な時間がいつまでも続くように願うのであった。




次回 それから数週間後彼らは次元船「アースラ」に搭乗をして別世界へと向かっていた。観測された世界で謎の反応が確認ができたため向かうことになった。

甲児もヴォルケンリッター達と共にアースラに搭乗をしてなのは達もついてきている。その世界で甲児たちは降りたち・・・・・・彼らは街を探索をする。

次回「別世界の街へ」

「こ、これは!?」


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別世界の街へ

次元戦艦アースラ、なのは達を始めヴォルケンリッター達の中に兜 甲児の姿もあった。彼らがなぜ次元戦艦アースラに搭乗をして次元移動をしているのかというと謎の反応を探知をしたというのを聞いて艦長である「リンディ・ハラオウン」は調査をする必要があると判断をしてなのは達を招集をして甲児たちも共に搭乗をして移動をしている。

 

「でもいったいどういう反応なのかな?」

 

「わからない・・・・・・私達も別次元の移動は初めてなのよね?」

 

「やな、甲児さんどうしたん?」

 

「いや何でもない。そういえばクロノの姿が見えないが?」

 

「今日はクロノとエイミンはお休みですよ。」

 

「そうなのか?」

 

「ふふふその通りですわ。だからこそなのはさん達を招集をしたんです。」

 

「なるほどな。」

 

「それであたしやユーノが一緒ってことだな?」

 

「だね。」

 

二人も一緒に搭乗をしており甲児は両手を組みアースラの次元移動をする。そしてそのモクテキな場所に到着をして全員が目を疑う。

 

「おいおいどういうことだい!?」

 

「あれって地球?」

 

「・・・・・・間違いなく地球だな。だが別次元の地球だろうな。」

 

「反応は?」

 

「あの地球から放たれております。間違いありません。」

 

「どうしましょう・・・・・・」

 

「なら俺となのは達で先に先行をしよう。」

 

「そうですね。甲児さんすみませんがお願いします。」

 

「了解した。サヤカ!」

 

「は!」

 

「お前もついてきてくれ。」

 

「わかりました。」

 

「なぁあたしたちは?」

 

「ヴィータ達はもしものために待機をしておいてほしい。呼ぶときは呼ぶからよ?」

 

「わかったぜ。」

 

アースラの転送ポイントを使い彼らは別次元の地球へ降りたつ。

 

甲児side

 

しかしまさか別次元の地球へと来てしまったが・・・・・・いったいここはどこだろうか?いずれにしてもサヤカ達は別次元とはいえほかの地球へ来たことが楽しいのか喜んでいるのでホッとしている。

 

「ねぇ甲児、あれ何?」

 

「ん?んんんんんんん!!」

 

俺はフェイトが言った方角を見てフラワーと書かれている場所だったのでまさかと思ったが中へ入り俺達は椅子に座るとおばちゃんがやってきた。

 

「あらあら甲児君じゃないの!!元気にしていたの?」

 

「えぇおばちゃん・・・・・・(まさかここは俺がいた世界なのか?いやおばちゃんの反応を見ていると間違いないのだが・・・・・・)」

 

俺達はお好み焼きを食べた後に街を歩いていく。CDショップへ行くとツヴァイウイング、マリア・カデンツヴァナ・イヴのCDなどが売られていたのを見て間違いなくここは俺がいた世界で間違いない。

 

だがいったい何の反応が出ていたのだろうか・・・・・・いずれにしても気になることが多いな。

 

「甲児?どうしたの?」

 

「何でもねぇーよ。ほら調査を続けようぜ」

 

甲児side終了

 

「あ、あれ!?」

 

茶髪の女の子は甲児の姿を見て驚いていると黒い髪をした女の子が茶髪の子に声をかける。

 

「どうしたの響?」

 

「み、末来!?あ、あれあれ!!」

 

「あれ?」

 

末来と呼ばれた子は響がさした方角を見ると甲児が子どもたちを連れて隣に綺麗な奥さんのような人を連れていたので驚いている。

 

「あれって甲児さん!?」

 

甲児たちはそのまま別の場所へと行くので二人は一応通信で甲児のことを報告をした。SONG潜水艦では響の報告を聞いてクリス達は目を見開いた。

 

「カイザーがこの世界に帰ってきている!?」

 

「それは本当か響!!」

 

『うん!間違いないよ!でも・・・・・・』

 

「でもなんだ立花!!」

 

「なにかあったの!!」

 

『じ、実は甲児さんが子どもを連れて隣に綺麗な奥さんのような人が・・・・・・』

 

「はぁ!?」

 

「奥さんだあああああああああ!?」

 

クリスとアリスが叫び全員が目を見開いている。マジンエンペラー達も甲児が子どもと奥さんを連れているということを聞いて驚いている。

 

『あ、あいつあっちの世界で結婚をしたのか!?』

 

『それはそれで祝福をしたほうがいいよな?』

 

すると警報がなったので全員が出動をする。響と未来も現場に近いってことで急行をする。

 

一方で調査を進めている甲児たち、彼自身は何かの反応に気づいた。

 

「甲児?」

 

「全員戦闘準備に入れ・・・・・・何かが来る。」

 

「「「「「「何か?」」」」」」

 

すると甲児たちの前に現れた謎の機械、なのは、フェイト、はやてはバリアージャケットをアリシア、アリサ、すずかはそれぞれ真ドラゴン、エンペラーG、真ゲッターを纏い現れた機械に対応をする。

 

甲児もマジンカイザーを纏いサヤカも纏う。

 

「なんなのよこいつら!」

 

「甲児!」

 

『いくぞ!!』

 

一方で現場の方へと急行をしているのは学校から帰る途中の調と切歌であった。二人はシュルシャガナとイガリマを纏い現場の方へと到着をする。

 

そこでは誰かが戦っているのでいったい誰だろうと見ている。

 

「一体誰が?」

 

「はああああああああああああああ!!」

 

フェイトが振りまわすバルディッシュアサルトのハーケンサイズが機械を破壊をする。二人は一体誰だろうと見ているとアリシアが装着をしているのを見て驚いている。

 

「あ、あれって真ドラゴン!?」

 

「どうして彼女が!?調!!」

 

「うん急ごう!」

 

二人は急いで向かっていき調は頭部のギアから小さい鋸を発射させて機械に命中をして爆発をする。

 

アリシア達も現れた二人を見て目を見開いている。彼女達も甲児の記憶で戦っている姿と似ているからだ。

 

「ま、まさか・・・・・・」

 

「嘘だよね・・・・・・」

 

「「?」」

 

なぜか金髪の二人が自分たちを見て目を見開いているのはなんでだろうかと思っていると機械が調たちに襲い掛かろうとしてきたが剛腕が飛んできて二人に襲い掛かろうとした機械を粉砕をした。

 

「い、今のって・・・・・・」

 

「まさか!!」

 

二人は戻っていく腕を見て戻った場所へと向けると一体の魔神が立っており彼の方も気づいた。

 

「あ、あれって!」

 

「まさか!!」

 

『・・・・・・・・・・・・』

 

「「カイザー!!」」

 

『俺のこと知っているってことはやはりここは俺がいた世界で間違いないな。』

 

カイザーは考えていたが調と切歌は彼に抱き付いた。

 

『うわっと!』

 

彼は後ろの方へと倒れてしまいギアを纏った状態なので力なども上がってしまっている。そのため倒れてしまう。

 

「カイザー・・・・・・」

 

「会いたかったデース!!」

 

『・・・・・・調と切歌、元気そうでよかったよ。』

 

だがそれを見て不機嫌なのは六人だ。

 

「チェーンアタック!!」

 

アリシアが放ったチェーンアタックが二人を巻き付けて投げ飛ばす。

 

「デース!?」

 

「うわ!」

 

「「「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」」」」

 

「調ちゃん!切歌ちゃん!」

 

「あいつらは!!」

 

「あれはカイザー!!」

 

「響が見たのって本当だったんだ・・・・・・」

 

「あーやっぱり彼女達もいるのね。」

 

クリスは頭を抑えておりカイザーの傍にいるのが彼女達だったので睨んでいる。そこにほかのロボットたちも到着をしてなのは達と装者が睨んでいるので見ていた。

 

『おいおいこれってどうなっているんだ?』

 

『やっぱり彼女達だったか。』

 

『なんだよブラック知っていたのか?』

 

『以前話していただろ?カイザーが今いるところの話をあの子達だよ。』

 

『あの子達が!?』

 

全員がにらみ合っているのでカイザーやほかのロボットたちはどうしようと思っているとカイザーがしまっている場所から夜天の書が飛びだしてきて中から関羽を始めヴォルケンリッター達が現れたのでさらに大混乱を起こしてしまう。

 

「ご主人様!!」

 

「「「「「「ご主人様!?」」」」」」

 

知らないメンバーからしたら美人の女性がカイザーの事をご主人様と呼んでいるので彼の方を睨んでいる。

 

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

 

「はいわかりました。あなたたちには私たちの潜水艦へと来てもらいますよろしいですね?」

 

『仕方があるまい。なのは達もいいな?』

 

「わかったなの・・・・・・」

 

「わかった。」

 

「了解やで」

 

『翼、後もう一人連れてくるから潜水艦の隣に広い場所をお願いをしたい。』

 

「広い場所?わかったわ。」

 

こうしてカイザーは不本意ながら戻ってきたのであった。




次回 カイザー達が調査に来た世界、それはかつてマジンカイザーがいた場所だった。彼女達と久々に再会をした後は今いるロボットたちから一発ずつくらうのであった。

次回「再会」


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再会

「いてててててててててててて!!」

 

「離れて!!」

 

「そっちこそ!!」

 

SONG潜水艦の中、マジンカイザー事兜 甲児は今両手を引っ張られていた。右手には雪音 クリスが・・・・・・左手をフェイト・テスタロッサが引っ張っていた。現在カイザーは甲児の姿に戻りクリスが彼の右手にフェイトが彼の左手に抱き付いたがそこから火花が散った。

 

「カイザーは私たちの・・・・・・離れて!!」

 

「甲児は私たちのだよ!あなたが離れて!!」

 

お互いにカイザー事甲児のことが好きな乙女の激突で彼の両手が引っ張られてしまったのだ。エンペラー達はカイザーに一言文句を言おうとしたが今はそのような状況じゃないので見ているしかできない状態だ。

 

『すげーなおい・・・・・・』

 

『あぁ甲児の両手が引っ張られているぞ?』

 

『あいつの手、ゴムのように伸びてしまわないよな?』

 

『『『たぶん』』』

 

エンペラー、真ゲッター、真ドラゴン、ブラックは納得をしているが甲児的には助けてほしいなと思い周りを見ている。

 

「いっけークリス!!そのまま勝ちやがれ!!」

 

「勝てよクリス!!」

 

「クリスちゃん頑張って!!」

 

「フェイトおおおおお!!しっかり!!」

 

「フェイトちゃん頑張るの!!」

 

「頑張りなさいフェイト!!」

 

「いっけーフェイトちゃん!!」

 

周りはクリスとフェイトを応援をしており二人はぎゅーっとカイザーの手を引っ張っていく。彼はこのままでは自分の両手がやばいと思いどうしようかと考えているとサヤカがため息をつきながら仕方がありませんねと魔法陣を出して手を突っ込ませる。

 

「いた!」

 

「あた!」

 

二人は突然として頭に痛みが出たので彼の両手を離して彼自身は両手を振るい助かったと思い見ているとサヤカが手を振ったのを見て彼女が助けてくれたんだなと感謝をする。

 

「サンキューサヤカ、助かったぜ・・・・・・」

 

「いえいえ、皆さん!気持ちはわかりますがご主人は人間の姿なのですよ?それを思いっきり引っ張れば痛いに決まっているじゃないですか!!」

 

「ごめんカイザー・・・・・・」

 

「ごめん甲児・・・・・・」

 

二人は謝ったので甲児は許すことにした。しかし甲児はまさか世界に戻ってくるとは思ってもいなかったので驚いてる。

 

「そういえば弦十郎殿、俺たちに襲い掛かってきたあの機械は?」

 

「それについては説明をしなければなるまい。」

 

それは数日前、突然としてあの機械達が現れて現在ロボット軍団はそれぞれに別れておりSONG本部に残っているのはエンペラー、真ゲッター、ブラックドラゴン、真ドラゴンだけである。

 

「なるほど・・・・・・そして装者達ってことか?」

 

「そうだ。」

 

「その時じゃなかったっけ?クリスちゃん達が行方不明になったのって!!」

 

「あの時か?」

 

「だね。」

 

三人はあの時の戦いを思いだしたのかカイザー事甲児との再会をしたことを思いだす。一方で謎の機械を叩くために時空管理局とSONGは協力体制をとることになりさてここで問題はカイザーである。

 

彼は今は時空管理局の方に配属になっているがこの世界に帰ってきたのでSONGなのか時空管理局なのか?

 

「カイザーはこっちだよ!」

 

「そうだな、カイザーはSONGだ。」

 

「違うわよ!甲児はこっちよ!!」

 

「時空管理局だよ!!」

 

装者と魔導士はお互いに睨んでおり甲児はどうすればいいんだろうと思いながら考えていると関羽が現れる。

 

「ご主人様いかがしました?」

 

「「「「「誰!?」」」」」

 

奏者たちは現れた関羽を見て驚いている。

 

「え?」

 

「あーそういえばこいつらも紹介をしないといけないな。夜天の書よ開けヴォルケンリッター達起動。」

 

「ご、ご主人様!!全員を出すとここでは!!」

 

「あ・・・・・・」

 

すでに遅く夜天の書から関羽以外も登場をしたが司令室がギューギューになってしまう。

 

「「「「「「「「せまいいいいいいいいいいいいいい!!」」」」」」」」」

 

『『『『カイザああああああああああああああ!!』』』』

 

「すまん!!」

 

ヴォルケンリッター達の紹介をした時なども全員の目の光が消えていたのを書いておく(一部の人が胸を見て)

 

甲児side

 

「・・・・・・疲れた。」

 

帰ってきたのはいいのだが・・・・・・とつてもなく疲れたのはいつ以来だろうか?いやーヴォルケンリッター達の紹介の時も色々と大変だったわ・・・・・・魔法なども使えるようになったのは嬉しいが・・・・・・すると扉を叩く音が聞こえてきたので俺は一体誰だろうと開けるとクリスがいた。

 

「クリス?」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

すると彼女は俺に抱き付いた。

 

「クリス?」

 

「・・・・・・やっぱり落ち着く・・・・・・カイザーに抱き付くと」

 

「そうか?元はロボットなのだけどな?」

 

「それでもだよ。カイザーが行方不明になってどれだけ経っていると思っているの?」

 

「ちなみにどれくらいなんだ?」

 

「数か月だよ?」

 

「やはりこちらの時間と一緒なのか?」

 

俺は色々と考えていると何かの魔力を感じて俺はクリスを抱きしめたまま交わす。放たれた槍を見てやった人物が現れる。

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「あなた・・・・・・」

 

クリスは甲児から離れるとイチイバルのギアを纏い構える。お互いに睨んでおり武器を構えていると甲児が二人の前に立つ。

 

「やめろ二人とも、これから協力をして戦う仲間同士で。」

 

「どいて甲児。」

 

「カイザーどいて・・・・・・」

 

「「これは乙女同士の戦い!」」

 

(お、乙女同士の戦いってなんだ?)

 

乙女同士の戦いでバルディッシュとイチイバルを纏うほどなのか?さてどうしたものか・・・・・・おそらく戦わないとスッキリをしないなら戦わした方がいいなと思っていた俺がいた。

 

そうクリスとフェイトが戦うと聞いたのかほかのメンバーも戦うといい全員で戦うことになった。

 

流石に俺達まで参戦をするわけにはいかないので俺達は見学ってことでモニターを見ている。

 

「ご主人様?」

 

現在俺の膝の上に諸葛亮と龐統の二人を乗せてみていた。彼女達は参謀ってこともあり見せて作戦を考えてもらうってこともある。

 

『幼女がな・・・・・・』

 

『カイザーはロリコ『ターボスマッシャーパンチ!』ごふら!!』

 

真ゲッターが失礼なことを言ったのでターボスマッシャーパンチを放ってから甲児の姿に戻るって戦いの様子を見るのであった。




次回「魔導士対装者」


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魔導士対装者

SONG潜水艦シュミレーション室、今ここに乙女たちが集結をしていた。カイザーは膝の上に孔明と龐統を乗せた姿をしていたが・・・・・・真ゲッターがロリコンと言おうとしていたのでターボスマッシャーパンチを放ちその様子を見ている。

 

「・・・・・・負けない。」

 

「それはこっちの台詞、甲児は渡さない!!」

 

フェイトはバリアージャケットを纏いバルディッシュアサルトを向けている。クリスはイチイバルを纏いギアを構えている。ほかのメンバーもギアやバリアージャケットを纏いアリシア達はそれぞれのスーパーロボットの力を解放させて構えている。

 

『あれって俺たちのだな?』

 

「あぁそうだ。俺が持っていたお前らの力を再現をしたものを渡している。」

 

『なるほどな・・・・・・』

 

『だが誰が戦うんだ?』

 

「実は決まっているそうだ。クリス対フェイト、アリス対アリシア、翼対アリサ、奏対はやて、マリア対すずか、最後は響対なのはだ。」

 

『ってことは切歌、調、セレナは待機ってことか・・・・・・』

 

「そりゃあ人数的に考えたらそうだろ?」

 

甲児はそういい誰が戦うのか見ていた。最初に動いたのはマリアだ。すずかが相対をするために移動をする。

 

お互いに構えてから走りだしてマリアは剣をふるう。すずかはゲッタートマホークを構えてガードをする。

 

マリアは刀身を蛇腹剣の状態になりすずかに攻撃をしてきた。すずかは真ゲッター2形態へと変わり真ゲッタービジョンをしてマリアが放った攻撃を回避をする。

 

「なら!グレートマジンガー!」

 

ギアがグレートマジンガーの力が加わりマジンガーブレードを構えて突撃をする。

 

「はあああああああああああ!!」

 

「く!!」

 

ゲッタードリルで放たれたマジンガーブレードを受け止める。そのままマリアは左手を構える。

 

「アトミックパンチ!!」

 

「ぐ!!」

 

放たれたアトミックパンチを受けて吹き飛ばされるがすずかは真ゲッター3に変わりゲッターアームが伸びて彼女の体を巻き付いていく。

 

「!!」

 

「大雪山おろしいいいいいいいい!!」

 

「うわあああああああああ!!」

 

モニターを見ているメンバー達は見ていた。

 

「どうだ孔明、龐統?」

 

「驚くことばかりです。」

 

「はわわ・・・・・・考えることが多いです・・・・・・」

 

甲児はそりゃあそうかと思いながら見ているとブレストバーンを放った攻撃を後ろへと下がり真ゲッター1へと変わりお互いに構える。

 

『サンダーブレーク!』

 

『ストナーサンシャイン!!』

 

お互いの技が激突をして衝撃波が発生をして吹き飛ばされる。お互いに引き分けとなり次の選手が入ってきた。

 

「「・・・・・・・・・・・・」」

 

バチバチと火花を散らしているのはアリスとアリシアの二人。

 

「てめぇ・・・・・・前から気にいらなかったんだよ。」

 

「奇遇だね。私も何だよ。だからあなたをコテンパンにできるとなると嬉しいよ。」

 

「そりゃああたしの台詞だ。カイザーと色々とべたべたしやがって・・・・・・」

 

「それはこっちの台詞だよ!甲児は私達のだからよ!!」

 

「何言ってやがる!!カイザーはあたしたちのだ!!」

 

お互いに言葉をぶつけあいお互いに拳をぶつける。アリスはマジンカイザーSKLをアリシアは真ドラゴンを纏い後ろの方へと下がりアリスは牙斬刀を構えて突撃をする。

 

「おらあああああああああああああああ!!」

 

アリシアは攻撃を交わすとダブルトマホークを出して投げつける。

 

「そんなものに当たるかよ!!ブレストトリガー!!」

 

ブレストトリガーを構えてダブルトマホークを落とす。アリシアは両腕を変形させてゲッターポセイドンの頭部を発生させる。

 

「ゲッターサイクロン!!」

 

放たれた強烈な風をアリスに放つ。アリスはゲッターサイクロンを受けてしまい上空へと舞い上がってしまう。

 

「うお!!」

 

「これで終わりにしてやる!!ドリルアーム!!」

 

ドリルアームにして突撃をするがアリスはニヤリと笑っており彼女は放たれたドリルアームを両腕でつかんだ。

 

「な!?」

 

「おらああああああああああああ!!」

 

そのまま投げ飛ばすとトルネードクラッシャーパンチをアリシアの胴体に叩きつける。

 

「がは!!」

 

「これで終わりだああああああああああああああああ!!」

 

アリスは接近をして叩きつけようとしたがアリシアは待っていたかのように両腕を前につきだす。

 

「フィンガーネット!!」

 

「何!?」

 

フィンガーネットを放ちアリシアとアリスはそのまま地面にお互いに激突をする。

 

「「がは!!」」

 

『すごいな・・・・・・』

 

『あぁそうだな。』

 

「・・・・・・無茶をするなあいつら・・・・・・全く。シュミレーションはここまでにしたほうがいい「「待って!!」」フェイトとクリス?」

 

「お願いカイザー、この子と戦わせて!!」

 

「私も甲児お願い!!」

 

「・・・・・・わかった。」




次回「クリス対フェイト」


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クリス対フェイト

SONG潜水艦シュミレーション室にて二人の人物が構えていた。イチイバルを纏ったクリスとバルディッシュアサルトを構えてバリアージャケットを纏っているフェイトである。

 

二人はすでに戦う準備ができておりお互いにブザーがいつでも鳴るのを待っていた。

 

甲児は今はヴォルケンリッターである関羽、夏侯淵、周瑜を出してみている。

 

「フェイトとクリスの戦いか・・・・・・主はどちらが勝つと思いますか?」

 

「・・・・・・さぁな。」

 

「さぁなですか?」

 

「そうだ。戦いってのはどちらが勝つのかって言っても結果はわからないものさ。」

 

甲児はブザーを鳴らすとフェイトはハーケンモードを変えて接近をしてクリスに振り下ろす。

 

クリスは後ろの方へと下がりギアをガトリングへと変えて発砲をする。

 

「フォトンランサーファイアー!」

 

『フォトンランサー』

 

放たれたフォトンランサーが放たれてクリスが放ったガトリングの弾が命中をして爆発が起こり煙が発生をする。彼女はミサイルを放ちフェイトは素早く交わしていき接近をして攻撃をする。

 

「!!」

 

クリスはギアでガードをする。

 

「「!!」」

 

二人は激突をしながらバルディッシュの放つ攻撃をクリスは冷静にギアでガードをする。彼女は接近武装などはカイザーの力を発動をしない。

 

その様子を全員で見ていた。

 

「変だな、クリスの奴なんでカイザーの力を発動をさせないんだ?」

 

アリスの言葉にアリシアたちは反応をする。

 

「カイザーの力!?」

 

「そうだ、あたしとクリスはカイザーの力をもらっている。だけどクリスはカイザーの力を発動をしていない。」

 

一方でシュミレーション室ではクリスとフェイトの戦いは続いていた。

 

「ねぇ」

 

「何!!」

 

「どうしてカイザーのことを返してくれないの?カイザーは私たちの世界で過ごしていた。それなのにどうして?」

 

「それは私は甲児のことが好きだから!だから甲児に帰ってきてほしくない!!」

 

「・・・・・・そう、あなたもカイザーの事がね。だけど・・・・・・私も負けるわけにはいかない!!」

 

クリスは蹴りを入れてフェイトは後ろの方へと吹き飛ばされてしまう。彼女は次の態勢を整えようとしたがクリスがクロスボウ状を連続して放ってきた。

 

フェイトはザンパ―モードにしてクリスが放ったクロスボウ状を吹き飛ばして消滅させたがクリスがハンドガンを構えて放ってきた。

 

「ハーケンセイバー!」

 

放たれたハーケンセイバーをクリスは避けると大型ミサイルと小型ミサイルを生成をして放つ。

 

「やばくない!?」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

甲児は黙ってみている。ミサイルがフェイトがいた付近に命中をして爆発が起こる。だがクリスは構えを解かない。すると後ろを振り返りギアでガードをする。

 

「く!!」

 

ソニックフォームに変わって素早い動きでバルディッシュを振り下ろしたがクリスにガードされていた。

 

だがフェイトはそのまま押し込めようとしたとき一つの拳が二人の間に飛んできて二人は回避をする。

 

『そこまでだ二人とも』

 

マジンカイザーが放ったロケットパンチが右手に戻り二人は見ている。

 

「甲児。」

 

「カイザー・・・・・・」

 

『お互いの戦力などはこれでわかったな?これ以上は駄目だいいな?』

 

「「わかった。」」

 

模擬戦が終わりカイザーは振り返り歩いていく。

 

カイザーside

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

俺は甲児の姿になり夜空を見上げていた。まさかこの世界に再び帰ってくるとはな・・・・・・正直に言って驚くことばかりだよ。

 

「世界から帰る時、俺はいったいどうしたらいいんだろうな。はぁ・・・・・・」

 

ため息をつきながらほかのロボットたちは別のところで交戦をしているのだろうなと思いながら夜空を見ているとサヤカがやってきた。

 

「どうしました主様?」

 

「いや少しだけ考え事をしていただけだ。」

 

「言っておきますが私達は主についていきますからね?」

 

「そうだったな。」

 

いずれにしても今は敵のことも考えないといけないな。戻ってきたのはいいがやることが多いな・・・・・・




次回 謎の機械が現れたと聞いて出撃をする戦士たち、甲児もカイザーへとなり出撃をして現れた敵と交戦をする。

あがそこに現れたのは!!

次回「倒したはずの敵!?」


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倒したはずの敵

クリスとフェイトの模擬戦はカイザー事甲児がターボスマッシャーパンチを放ち相殺をする。二人はまだ納得をしていなかったが甲児の前なのであまり言わないようにしていた。

 

現在甲児はマジンカイザーへと変わり装者やなのは達と共に出撃をしていた。ほかのロボットも同じくともに出撃をしてカイザーは辺りを見ていた。

 

『ここからだったな?』

 

「うん、反応ではここで間違いないよ?」

 

カイザーの問いにクリスが答えて全員が武器を構えているが何も出てこないのでアリスがつまんなそうに言う。

 

「なんだよ、あたしたちに恐れて逃げたのか?」

 

「そんなことないじゃんばっかじゃないの?」

 

「んだと!!」

 

『アリス、アリサ!』

 

「「・・・・・・・・・」」

 

カイザーの言葉に無言になるが彼自身はこのままではまずいなと思いながら捜索をしていると突然として強風が発生をしたので全員が備えていると竜巻が発生をしているので驚いている。

 

『なんで竜巻が!?』

 

『光子力ビーム!!』

 

カイザーが放った光子力ビームが竜巻に命中をするが相殺された。

 

「甲児の攻撃が相殺された!?」

 

『・・・・・・・・・・・・・・・』

 

甲児は何かを思ったのか右腕をドリルアームへと変えると地面に潜っていく。

 

「カイザー?」

 

すると竜巻が発生をしている場所の地面からドリルアームが当たり吹き飛ばすと回転をしたものが現れてシンフォギア装者とエンペラー達は驚いている。

 

『おいおいあれって!?』

 

「コマゴロンって奴ではないか?」

 

「「「「「ゴマゴロン?」」」」」」

 

カイザー自身もコマゴロンだったので驚いているとコマゴロンは再び回転を始めて突撃をしてきた。

 

『!!』

 

カイザーはコマゴロンを受け止めるためにつかむが・・・・・・コマゴロンの回転に威力などが上がっているに気づいた。

 

(こいつ!?力などが上がっている!!)

 

「甲児!!」

 

フェイトはハーケンセイバーを足場に撃ちコマゴロンの回転が止まったのを見てカイザーは投げ飛ばして構える。

 

『ファイヤーブラスター!!』

 

胸部の放熱板が光りだしてファイヤーブラスターが放たれてコマゴロンは爆発をする。だがカイザーはなぜコマゴロンが復活をしたのか驚いている。

 

『・・・・・・コマゴロン、奴は俺の手で倒したはず・・・・・・だがコマゴロンを作ることはできるのは・・・・・・奴しかいない。』

 

カイザーは考え事をしていた。コマゴロンを作ることができるのは一人しかいない・・・・・・すると上空から砲撃が放たれたのでなのは、フェイト、はやてが前に立ち防御魔法を展開をしてガードをする。

 

「ぐ!!」

 

「なんて威力や!!」

 

「ッチ、まさか砲撃をふさがれるとはな・・・・・・正直に言えば驚いているよ。」

 

声をした方を見るとカイザー達は驚いている。

 

『な!?』

 

『あ、あれは・・・・・・』

 

『おいおい嘘だろ・・・・・・あいつはなんで!?』

 

「久しぶりだな!スーパーロボットども。そしてシンフォギア装者ども!!」

 

『『『『『『ゼルフィール!?』』』』』

 

現れたのはかつてカイザーがグリッドマンと共に戦い最後はカイザーダイナマイトで倒したはずのゼルフィールだった!!

 

「あれが・・・・・・ゼルフィール、甲児が倒したはずなのになんで?」

 

「見たことがない奴らもいるがまぁいい!!」

 

『ゼルフィール!!お前は俺がカイザーダイナマイトで倒したはずなのになぜ!?』

 

「そうだよ!カイザーがお前の細胞を一つ残さずに燃やし尽くしたはず!!」

 

「確かに貴様によって俺は細胞を残さずに燃やし尽くしたが・・・・・・だが私はもしものためにクローン技術を使い私は復活をしたのだ!!再び貴様を倒す為にほかのロボットたちを分散させたのだ!!」

 

ゼルフィールが言うと機械生命体が現れて攻撃を開始をしてきた。なのは達はロボットたちを相手にカイザーはゼルフィールに突撃をしてカイザーブレードを振るいゼルフィールも剣をふるう。

 

お互いの武器が激突をしてカイザーは蹴りを入れる。

 

「くらえ!!」

 

左手がネフィリムの頭部に変わり砲撃をしてきた。カイザーは回避をしてぜるふぃーるは右手もネフィリムを剛腕へと変えてカイザーを殴り飛ばす。

 

『ぐ!!』

 

『サンダーボルトブレイカー!!』

 

『ゲッタービーム!!』

 

二体が放った攻撃をゼルフィールは攻撃を受けて吹き飛ばされてそこに翼と奏が飛びあがり構える。

 

「くらいやがれ!超電磁ヨーヨー!」

 

「超電磁ゴマ!!」

 

二人が放った攻撃をゼルフィールは攻撃をしようとしたが砲撃が放たれたので回避をする。

 

「外したの!!」

 

なのはがディバインバスターを放つが交わされてゼルフィールは不利だなと判断をして着地をする。

 

「今日はここまでにしておくさ。」

 

『逃がすとでも思っているのか!!』

 

真ドラゴン達は攻撃をしようとしたがロボットたちが邪魔をしてダブルトマホークで切り裂くが邪魔をされて撤退をされてしまう。

 

「ご主人様!!」

 

そこに関羽達も合流をしてカイザーは両手を組んでいた。

 

「ご主人いかがしました?」

 

「夏候惇か、今回の相手がわかった。」

 

「なんですと!?」

 

「いったい誰なの?」

 

「ゼルフィールだ。」

 

「お兄ちゃんゼルフィールって誰なのだ?」

 

「「「「ずこ!!」」」」

 

張飛の言葉に全員がずっこけてしまう。カイザーもまぁ知らないのは当然だよなと思いながら待てよ?と確かヴォルケンリッター達は自分の記憶を見ているはずだから知っているはずだけどなと思いながら見ていると関羽が怒っている。

 

「お前な・・・・・・ご主人様の記憶を見ただろ?」

 

「鈴々にはわからないことばかりなのだ!!」

 

『・・・・・・・・・・・・』

 

「どうしたのですかご主人?」

 

『あーいや鈴々っと張飛が言っているから本当の名前とかあるのかなと思ったんだ。』

 

「あーそういうことですか、確かにありますね。」

 

「なら私達の真名をご主人様に預けるのはいかがでしょうか?」

 

『あー次回にな?』

 

「「「「メタイ」」」」




次回「真名」


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真名

甲児side

 

まさかゼルフィールの奴が復活をしているなんてな、だがあのロボットの技術を作ることができるのは奴だけ・・・・・・とまぁそんな話は置いといて俺は関羽達が俺とサヤカだけに真名を教えてくれるそうだが・・・・・・なぜ?まぁいいけどさ。

 

「では改めまして私は愛紗とお呼びください。」

 

「鈴々は鈴々なのだ!」

 

「私は星とお呼びください。」

 

「私は春蘭と呼んでくれ!」

 

「私は秋蘭と」

 

「あたしは翆だ。」

 

「私は華琳よ。」

 

「私は恋・・・・・・」

 

「しゅ、朱理です。」

 

「雛里です。」

 

「私は桃香です。」

 

「うちは霞や!」

 

「はーい蒲公英でーす!」

 

「私は凪とお呼びください。」

 

「沙和は沙和なの!!」

 

「うちは真桜や!」

 

「私は雪蓮よ。」

 

「私は蓮華よ」

 

「私は紫苑とお呼びください。」

 

「わしは桔梗じゃ。」

 

「わしは祭じゃ。」

 

「私は思春と呼んでくれ。」

 

「私は明命と呼んでください!!」

 

「私は冥琳と呼んでくれ。」

 

「亜莎です。」

 

「流琉と呼んでください。」

 

「季衣だよ!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「ご主人様?」

 

俺は色々と頭の中にインプットをしていくが、あまりの多さにフリーズ状態になってしまう。いやーね色々と名前を覚えるのは簡単だよ?だけどな真名と言われてすぐにインプットをしていくけど・・・・・・やっと終わったから再起動をしている。

 

「おいサヤカ。」

 

「はい」

 

「覚えたか?」

 

「なんとか・・・・・・」

 

二人でなんとか覚えて以降は真名で呼ぶことにした。とりあえず彼女達を収納をした後に全員が集まっている場所へと移動をする。

 

司令室にはメンバーがゼルフィールについて説明をしているところだな?俺は中に入るとフェイトが走って俺に抱き付いてきた。

 

「甲児どうしたの?」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

いやフェイトさん、抱き付いてくるのはいいんだ。だがな前の方で黒いオーラを纏っているクリス達がいるんだからあまり抱き付いてきては困るのだけど?

 

「てめぇ・・・・・・何やっている?」

 

「そうだね離れようか?」

 

「やだね。」

 

『これが修羅場って奴か?』

 

『カイザーの奴、死なないよな?』

 

エンペラーに真ゲッター、勝手に人を殺すな!てかフェイト余計に力を入れてくるな!クリス達は目から光を消すな!なのは達は羨ましいのかウルウルしないでくれ・・・・・・てか話が進まなーーーい!!

 

甲児side終了

 

「さて・・・・・・改めて今回の事件、まさかあのゼルフィールだとはな・・・・・・」

 

弦十郎は両手を組みモニターでカイザー達が交戦をした画像を見ていた。甲児自身もかつてカイザーダイナマイトを使い奴を完全に消滅をさせたと思ったがまさかのクローン技術で甦っているとは思ってもいなかったので驚いている。

 

「・・・・・・・・・ゼルフィール、奴とはグリッドマンと共に何度も戦い倒してきた。」

 

「だったね。」

 

「あぁしつこい野郎だぜ!」

 

「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」」

 

「でもカイザーさん、今度はどう倒すんですか?」

 

「・・・・・・またカイザーダイナマイトで「「「駄目!!」」」ですよねーーー」

 

甲児はカイザーダイナマイトを使い一度はゼルフィールを消滅させているがクリス達が却下をしたのでならどうすればいいのだろうかと考えた。

 

『あいつの細胞を一つも残したらいけないのが厄介だよな?』

 

「あぁ・・・・・・奴の体をどこかの場所に投げ飛ばせばいいのだが・・・・・・」

 

「それか一撃で奴の細胞を吹き飛ばすほどのエネルギーが・・・・・・」

 

「「「うーーーーーーーーん」」」

 

全員でどうすればいいのかと考えているとサヤカは思いついたのか目を開ける。

 

「マスター、マスターの魔力と技を組み合わせればよろしいのでは?」

 

「・・・・・・え?」

 

「「「「!?」」」」

 

「ほら前にい世界へ行った際に試したじゃないですか。」

 

「だがあれは俺一人ではあの強大な砲撃になってしまい狙いなどが・・・・・・」

 

「甲児は魔法が使えるの!?」

 

「あぁ、だが一人ではその魔力を操作をすることができないんだよ。」

 

「だからこそ私がいるじゃないですか。」

 

「ユニゾンか?」

 

「はい。」

 

「「「「ユニゾン?」」」」

 

クリス達は知らない単語が出てきたのでサヤカが説明をすることにした。

 

「ユニゾンというのは私のようなユニゾンデバイスがマスター、あなたたちからしたら甲児さまと一体化をするという意味です。」

 

「「「「一体化!?」」」」

 

クリス達は一体化という言葉を聞いて顔を赤くしている。エンペラー達もひそひそと話をしている。

 

『おい一体化って・・・・・・』

 

『カイザーのあんなことやこんなことをしているってことだよな?』

 

『ロボットとしてそれはどうか?』

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

甲児は絶対にこいつら勘違いをしているよなと思いながらサヤカの方を見ている。

 

「・・・・・・いや、その・・・・・・」

 

「え?一体化ってそういう意味じゃないよね!?」

 

甲児はサヤカにそういいながら頭を抑えてしまう。




次回 再びゼルフィールが作りだしたロボットが現れたと聞いてカイザー達は出撃をする。一方でゼルフィールもロボット共に出撃をする。

次回「ゼルフィールとの激突再び」


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ゼルフィールとの激突再び!

SONG作戦会議室ではゼルフィールに対しての作戦が話をされていた。

 

「それでは話をしよう。ゼルフィールとの戦いは我々は何度もしているな?」

 

「一回目はガオガイガーのゴルディオンハンマー、二回目はグリッドマンと同時に放ちその歪みで俺達は元の世界へと帰還をした。」

 

「そして三回目はカイザー、お前がカイザーダイナマイトでやったのだったな?」

 

「あぁ・・・・・・だが四回目は俺がヴォルケンリッター達やサヤカとユニゾンをして一気にはなって倒すことにした。だが・・・・・・その間はチャージに時間がかかってしまうからその間は俺は無防備状態になってしまう。」

 

カイザー達はゼルフィールとどう戦うのか話をしていると警報が鳴って何事かと見ているとロボットなどが現れてマジンエンペラー達はそれぞれの場所に移動をする。なお装者と魔導士たちも同様に彼女たちと共に戦うために移動をする。

 

その中で強大なエネルギーが発生をしているのを聞いてカイザーはクリス、アリス、フェイト、アリシアと共にその場所に移動をしている。

 

すでにユニゾンをしており五人は現場に到着をするとゼルフィールが立っていた。

 

『ゼルフィール!』

 

「ふはははは!やはりお前たちは分散をしたな。そして貴様がここに来るのはわかっていたぞマジンカイザー!お前たちを倒した後はグリッドマンの世界に進出をしてくれる!!」

 

「そうはさせない!」

 

「あぁ!てめぇはここで終わらせてやる!!」

 

「甲児に手は出させない!」

 

「そうだそうだ!!」

 

「ふん貴様達はこいつらでも相手をしていろ!いでよ!!」

 

ゼルフィールの合図でロボットたちが現れた。クリスとアリスはイチイバルを纏いアリシアは真ドラゴン、フェイトはバリアージャケットを纏いバルディッシュを構える。

 

カイザーは走りだしてゼルフィールも走りだした。

 

「くらえ!!」

 

ゼルフィールのはなった光弾を受けながらカイザーは走りタックルでゼルフィールを吹き飛ばした。

 

「どあ!!」

 

『くらいやがれ!光子力ビーム!』

 

両目が光りだして光子力ビームがゼルフィールに放たれるが上空へと回避をしてカイザーはブレストトリガーを出して発砲をする。

 

連続した光弾が放たれてゼルフィールは交わしながら光弾を連続で放っていく。一方でクリスはガトリングを放ちアリスは装備をした銃についている鋸を回転させて切りつけた後電王ギアへと変えてデンガッシャーを構える。

 

「降臨、満を持して・・・・・・なんてな!」

 

デンガッシャーブーメラン&ハンドアックスにしてロボットを切っていく。

 

「そーれ!ダブルトマホーク!ブーメラン!!」

 

周りにダブルトマホークのエネルギー体を発生させてそれを投げつけてロボットを撃破するとフェイトは突撃をしてザンパ―モードにして次々にロボットを切り裂いていく。

 

「であああああああああああああああああ!!」

 

振り回したバルディッシュで撃破した後カイザーの方を見ていた。

 

「甲児・・・・・・」

 

一方で上空へと飛びお互いに激突をするカイザーとゼルフィール、カイザーブレードの二刀流とゼルフィールの剣がぶつかり合う。

 

『ゼルフィール!貴様の思う通りになると思うなよ!!』

 

「黙れ!死ね!!」

 

光弾を放つがカイザーは戦っているゼルフィールがいつもと違うのに感じていた。

 

(おかしい・・・・・・確かにゼルフィールの姿をしているが何かが違う。いくらゼルフィールでもクローン技術を作るってのは無理だな。自己再生をするのは知っているが・・・・・・細胞を最後まで燃やし尽くしたカイザーダイナマイトを使ったら流石に自己再生をする能力は失われているはずだ。なら目の前にいるこいつは誰だ?)

 

『ご主人様!』

 

愛紗の声に反応をしてカイザーは避けると新たな武器を出した。

 

『使わせてもらうぞ!季衣!!』

 

季衣が使用をする鉄球が出されてそれをゼルフィールに当てた。

 

「がは!」

 

そのまま接近をして明命が使用をする刀を鞘から抜いて切りかかる。

 

「な、なんだ!?魔神皇帝の戦い方が変わった!?こんなのデータにないぞ!!」

 

『せい!!』

 

そのまま蹴りを入れると彼の周りに秋蘭、紫苑、祭が現れてカイザーもカイザーアローを構える。

 

「さてやりますかの!!」

 

「そうですね。」

 

「この私に射抜けぬものなどないさ。」

 

『くらえ!!』

 

四人が放った矢がゼルフィールに放たれた。ゼルフィールは剣ではじかせるとそこに拳が飛んできて命中をする。

 

「ごふら!!」

 

それはカイザーが放ったターボスマッシャーパンチである。そのまま接近をした後ゼルフィールをつかんで投げ飛ばした。

 

地面に投げ飛ばされたゼルフィールにカイザーはゆっくりと降りたちクリス達も合流をする。

 

「さてとどめを!」

 

『・・・・・・・・・・・・・・・』

 

アリスがゼルフィールにとどめを刺そうとしたがカイザーが止めたので見る。

 

「な、なんで止めるんだ。」

 

「そうだよ『こいつはゼルフィールじゃねぇ。』え?」

 

『違和感を感じていた。カイザーダイナマイトで細胞を燃やし尽くしたのにクローン再生をしていると最初は思っていた。だが実際に戦ってみてわかった。お前はゼルフィールじゃない。』

 

「何を言っている!私はゼルフィールだ!『なら貴様の幹部の名前を言ってみろ。』何?」

 

幹部とはゼルフィールが最初の進行をした時に四人の幹部がいたのをカイザーは思いだした。もし本物ならすぐにいえるはず・・・・・・だがゼルフィールは無言でおりカイザー自身もこれではっきりをしたなと判断をする。

 

『これではっきりをしたな。お前はゼルフィールじゃない・・・・・・何者だ?』

 

「ふふふあははははははは・・・・・・流石魔神皇帝・・・・・・その通り、私はゼルフィールじゃない・・・・・・私の正体は弟のゼルフォールさ。」

 

なんと復活をしたと思っていたゼルフィールは弟のゼルフォールだった。

 

「貴様達にとっては兄は悪かもしれない。だが俺にとっては大好きな兄だった。そんな兄が死んだと聞いた俺はすぐに立ちあがりゼルフィールと名乗りお前達に挑戦をした。だが結果はこの通り・・・・・・俺は兄に比べたら弱い。だがな!!」

 

ゼルフォールは立ちあがり武器を構えている。

 

「俺にもプライドはある!マジンカイザー!俺は兄のためにもお前を倒す!!」

 

『考え直すつもりはないのだな?』

 

カイザーの問いに何も答えず武器を構えているのを見てカイザーはサヤカ達とのユニゾンを解除をする。

 

「マスター・・・・・・」

 

『悪い、やっぱり一対一の戦いならキチンとした方がいいなと思ってな。ファイナルカイザーブレード!!』

 

胸部からファイナルカイザーブレードを出して構える。

 

「いくぞ!魔神皇帝!」

 

『うおおおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

二人は同時に走り武器を同時に振るう。ガキンという音と共に二人は斬りあったのか止まっている。

 

『・・・・・・・・・・・・』

 

「・・・・・・ふふふ、やはり私は勝てないみたいだな。」

 

ゼルフォールの剣が折れてそのまま倒れた。カイザーは立ちあがりゼルフォールの元へと行く。

 

『・・・・・・・・・・・・』

 

「流石兄を倒しただけある。私が勝てないのは当然だ・・・・・・だが私は後悔などしていない・・・・・・貴様という相手に倒された。ただそれだけだからな・・・・・・」

 

『最後はどうする気だ?』

 

「・・・・・・このままにしてくれ。私が死ぬと同時にロボットたちは爆発をするし・・・・・・私自身も消滅をするようになっている。・・・・・・マジンカイザー、貴様と戦えてよかった。」

 

ゼルフォールの目が消えて彼の体は消滅をした。一方で戦っていたメンバー達もロボットなどが爆発をしたのでカイザーがやったのだなと判断をする。

 

そして別れの時、カイザーは・・・・・・

 

「行っちゃうの?」

 

『悪いな。』

 

アースラに乗りなのは達と共に帰ることにした。彼曰くまだ恩を返していないからだそうだ。

 

フェイト達は拳を握り喜びクリス達はそれを見て怒りのオーラを纏い始める。

 

『弦十郎殿、クリス達を頼んだぜ?』

 

「あぁわかってる。君も気を付けてくれ?」

 

『おうさ!』

 

カイザーは乗りこみアースラは元の次元へと帰っていく。




次回 元の世界での事件を解決をしてなのは達と共に世界へと帰ってきた甲児、フェイトは甲児に話をする。

次回「元の世界へと」


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元の世界へと

「ねぇ甲児、本当に良かったの?」

 

「ん?」

 

アースラ内でフェイトは甲児と話をしていた。それは今彼は元の世界ではなく自分たちについてきてくれたからだ。

 

「だってあそこは甲児がいた世界なのに・・・・・・私は嬉しいよ。でも・・・・・・」

 

「・・・・・・確かにあの世界は俺がいた世界だ。だがな今はこっちも俺がいた世界でもあるんだ。」

 

「甲児・・・・・・」

 

「それによまだ俺は恩とか返していないと思うし、まだまだお前達は甘いからな。だから俺はお前達についていく。クリス達のことは心配するな。そういうことだよ。」

 

そういって甲児はフェイトの頭を撫でて彼女は顔を赤くする。

 

甲児side

 

俺は現在アースラの中で夜天の書を開いていた。そこには様々な魔法のことがかかれており簡単な魔法ならできそうかなと思いターゲットを誰にするか―と思い見ているとヴィータが来たので彼女で試すことにした。

 

「いにしえより伝われし大いなる鎖よ。その者を捕らえろ!ネビュラチェーン!」

 

放たれた鎖がヴィータの体を巻き付いていく、うんいい子だ。

 

「どあああああああああ!なんだこりゃああああああああああ!!」

 

「悪いヴィータ。」

 

「甲児!?ってことはこれはお前かい!!」

 

「あぁ早速試したくてな(笑)」

 

「っておい!はやくほどけよ!!」

 

「チェーン。」

 

「ぐえええええええ!!逆にしまっているぞ!!」

 

「あら?」

 

ふーむ鎖の調整は難しいな、なんとかほどくことに成功をして俺はチェーンを戻す。どうやらチェーンは意識があるみたいなので俺の指示で動いてくれるみたいだ。いやー便利だね。

 

本の中にはなのはの技やフェイトの技などもありユニゾンをすれば愛紗達の武器なども使うことができる。

 

「・・・・・・ふぅ」

 

「お疲れ様ですね主。」

 

「サヤカか?」

 

俺にお茶を出してくれたのは俺のパートナーといえばいいのかな?サヤカ・・・・・・元はナハトヴァールだったものだ。現在は俺が保有をしている夜天の書の管理人格者として存在をしている。

 

まぁ俺がアリシア達を治した方法と同じように光子力エネルギーを使いバグなどを排除をしたのだけどね。

 

「ゼルフィールに弟がいるとはな・・・・・・」

 

「ゼルフィール、主がグリッドマンと共に三回倒したという。」

 

「まぁな。」

 

グリッドマンか・・・・・・今は何をしているのだろうか?彼に助けてもらい共に戦い、今度は彼の世界で助けて共に戦い、三回目も同じように戦い勝利をした。

 

「まぁ俺も人のことを言えないな。別世界でクリス達と別れて今いるからね。彼に何か言われそうだな。いや彼は言わないな。」

 

そういって俺は自分で納得をしてアースラはミッドチルダに到着をするのであった。




次回 それからあっという間に二年が経ち甲児はミッドチルダを行きながら過ごしていた。ある時はナカジマ家に月村家、スカリエッティ家と移動をしていた。

ある日なのはとヴィータを守るためにマジンカイザーは立ちあがる!

次回「雪の中の戦い!魔神皇帝の怒り!」



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雪の中の戦い!魔神皇帝の怒り!

甲児side

 

元の世界でゼルフォールを倒してなのは達と共に帰ってから二年が経った。すずか達は五年生になった。俺はいつも通りに月村家以外にもミッドチルダの方へと行きナカジマ家、スカリエッティ家に行ったり来たりのことを続けている。

 

愛紗達も俺が夜天の書を持っているので一緒に行くことが多いのでユニゾンをして彼女たちの力を使ったりして模擬戦をすることがある。

 

もちろん彼女達と模擬戦をすることもあるしサヤカともやることがある。流石元はリインフォースと同じだからな俺自身も本気にならないとやばいくらいだからな・・・・・・さて現在俺はある場所を飛んでいた。

 

吹雪の中SOSが出されていた。ヴィータからだ。

 

『見つけた・・・・・・くらえ!ターボスマッシャーパンチ!!』

 

放たれたターボスマッシャーパンチが放たれてなのはに襲い掛かろうとした機械を破壊をして俺は着地をする。

 

「甲児・・・さん?」

 

「甲児!!来てくれたんだな?」

 

『あぁ待たせたようだな。さて・・・・・・ここからは俺が相手をしてやるよ!』

 

俺は戻ってきた腕を装着をして構える。さーて久しぶりに戦うからな・・・・・・血が騒ぐぜ・・・・・・

 

甲児事カイザーside終了

 

機械達はなのは達を襲撃をして対応をしてきたがなのはの動きが悪くなりヴィータ自身も敵に抑えられており向かうことができなかった。そこにターボスマッシャーパンチが命中をしてなのは達を助けたのはマジンカイザーだ。

 

機械達はヴィータ達をやめてマジンカイザーを目標に変更をする。

 

カイザー自身は本を出して中から春蘭と秋蘭が現れる。

 

「おうご主人!あたしたちの出番か?」

 

「姉者、まずは話を聞かなければ・・・・・・」

 

『すまないが二人はなのは達を守ってほしい、俺がもしかしたら逃してしまう可能性があるからな。』

 

「わかりました。いいな姉者?」

 

「うむわかったぞ!!」

 

((本当かな?))

 

二人は不安を感じながらもカイザーは前を向いて機械達がカイザーに襲い掛かってきた。

 

カイザーは冷静にブレストトリガーを構えて発砲をしておとしていく。

 

「甲児!!」

 

『!!』

 

ヴィータの声を聞き後ろを振り返り発砲をして撃破する。ブレストトリガーをしまいカイザーは走りだして膝から針が現れる。

 

『二―インパルスキック!!』

 

二―インパルスキックが命中をして機械が粉砕された。そのまま左手を構えると拳が収納されてドリルが発生をする。

 

『ドリルクラッシャーパーンチ!!』

 

ターボスマッシャーパンチのように放ち次々に機械を撃破していく。

 

「すげー・・・・・・・・・」

 

『これで決めさせてもらう!!雷鳴よ!!』

 

雷鳴が轟いて彼の右手にエネルギーが充電されていく。

 

『サンダーボルトブレイカー!!』

 

必殺技サンダーボルトブレイカーが次々に機械を貫通をしていき撃破されて行きそれを薙ぎ払うようにカイザーが振るい撃破された。

 

やがて反応がなくなったのかカイザーは振り返りなのは達のところへと移動をする。

 

『随分と体が疲れているのに戦場に出たのだななのはよ。』

 

「・・・・・・・・・」

 

『何か悩みがあるからお前をここまでボロボロに体になるまで戦い続けてきたのだろう。だが忘れるな?お前が傷つけば誰かが悲しむってことをお前は忘れている。』

 

「甲児さん・・・・・・」

 

『ヴィータ、お前もご苦労だったな?』

 

「サンキュー甲児・・・・・・正直に言えばお前がいなかったらあたしたちやられていたぜ。」

 

『気にするな、ミッドチルダの方にいたからなすぐに向かうことができたからな。』

 

「ってことは今はすずかのところじゃないってことか?」

 

『そういうことになる。じゃあまた会おう。』

 

カイザーはカイザースクランダ―を装着をして飛びあがり今過ごしている場所の方へと帰還をする。

 

すぐにカイザーは光りだして甲児の姿へとなり扉を開ける。

 

「ただいまーーーー」

 

走ってくる音が聞こえてきたので茶色の髪をした女の子が抱き付いてきた。

 

「おかえりなさい甲児兄さん!」

 

「あぁただいまティア。」

 

そう彼は現在ランスター家で過ごしている。なぜランスター家で過ごしているのかというと?それは数日前のことである。

 

クイントと共に甲児は話をしていると一人の男性が声をかけてきた。

 

「あ、あの!」

 

「?」

 

二人は前を向くと男の人がいた。甲児はすぐに誰だったのか思いだす。

 

(あの時夜に犯人に殺されかけていた青年か・・・・・・まぁ一瞬だけだったけど無事で何よりさ。)

 

「君は確か・・・・・・」

 

「ティーダ・ランスターといいます。実はそちらの方に話がしたくて・・・・・・」

 

「彼と?」

 

クイントは甲児の方を見て彼自身もふむといい話を聞くことにした。クイントはスバルと銀河を迎えに行くと言うことでいったん別れることになり甲児は自販機でコーヒーを奢る。

 

「ん」

 

「ありがとうございます・・・・・・」

 

「それで俺に何か?」

 

「・・・・・・魔神皇帝」

 

「・・・・・・」

 

「あなたは魔神皇帝なのですよね?」

 

「どうしてそう思ったのですか?」

 

「・・・・・・あの時俺を助けてくれた時に見た時の雰囲気が似ているからと勘みたいなものですが・・・・・・」

 

「・・・・・・流石とだけ言っておくよティーダ・ランスター、俺は魔神皇帝と呼ばれているものだ。だが今の姿は兜 甲児だ。」

 

そして彼はクイントと話をしてティーダの家に行くことにしてそこで出会ったのがティアナである。

 

現在に戻り甲児は手を洗った後座るとティアナは胡坐を書いている場所に座る。

 

「おいティア。」

 

「何?」

 

「なんで俺が胡坐を書いている上に座る?」

 

「うーーーんなんとなく?」

 

「なんとなくで座るのかお前さんはよ。」

 

「えへへへへ」

 

「褒めてない。」

 

ティーダは仕事のため遅いので彼は立ちあがり調理をするために台所へと移動をする。

 

「とりあえずティア、今からご飯を作るから何がいい?」

 

「甲児お兄ちゃんのチャーハン!」

 

「チャーハンか、わかった!」

 

甲児はティアナのリクエストに答えるためにチャーハンを作るのであった。




次回 それから三日後甲児は海鳴市にいた。海鳴市にいる時は基本的に月村家で執事としていることが多い。

彼は街を歩いていると何かがいるのに気づいた。

次回「何かの正体」

「・・・・・・・・・これは?」


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何かの正体

ランスター家で過ごしてから甲児は海鳴市に戻り月村家で過ごしている。その日甲児は月村家から出て散歩をしていた。

 

彼は街を歩きながら異常がないなと思いながら歩きながら上を向きながら青空だった。雲一つもないので彼はいい天気だなと思いながら歩いている。

 

「いやー本当いい天気だぜ。ミッドチルダとは違う雰囲気だからな・・・・・・」

 

甲児は辺りを見る。誰かが自分を見ている感じをしたので本をとりだしてヴォルケンリッターを召還した。

 

「あれ?」

 

「よう雪蓮。」

 

「あら甲児、一体どうしたのかしら?」

 

「すまないな、誰かに見られている感じがしてな。」

 

「あーなるほどねそれじゃあ行きましょ?」

 

雪蓮は甲児の手に抱き付いてきたので彼は顔を赤くする。

 

「あら?甲児顔が赤くなっているけど?」

 

ニヤニヤしながら雪蓮がからかっているのででこピンをお見舞いさせる。

 

「いた!何するのよ!」

 

「なんとなく。」

 

だが甲児は知らない、その様子を見ている乙女たちがいるのを・・・・・・

 

フェイトside

 

学校が終わりなのは達と一緒に家の方へと帰ろうとした時に甲児の姿が見えたので声をかけようとした。すると甲児は雪蓮さんを呼びだして何かを話をしていると雪蓮さんが甲児の右手に抱き付いてきた。

 

ナンデナンデナンデナンデ?ドウシテ甲児二ダキツクノ?ソコハワタシノ場所・・・・・・ム――――甲児モデレデレシテイル。私ダッテ成長ヲシテイルノ二・・・・・・ホカノ皆モ同ジヨウニ甲児ヲミテイル。

 

トリアエズマズハ行動ヲオコスベキ。

 

「甲児。」

 

「・・・・・・フェイト達か、学校が終わったのか?」

 

「えぇそうよ。」

 

「甲児さんは何をしているんや?雪蓮さんと」

 

「あらデートをしていたのよデ・-・ト」

 

ウン、敵ダ。アノ雪音姉妹と一緒で敵だ。

 

「・・・雪蓮、こいつらをからかうな。」

 

「あらごめんなさーい。」

 

「「「「「「え?」」」」」」

 

「雪蓮に出てきてもらったのは誰かに見られている感じがしたからだ。だけど今はその感じがないのであきらめたのか・・・・・・それとも別のことで何かあったのかと思っている。」

 

甲児を一体誰が?私達も辺りを見ているけど魔力などを感じることができない。なら一体誰が?

 

「まぁいずれにしても魔神皇帝に喧嘩を売るバカはいると思うか?」

 

「「「「「「ないない」」」」」」

 

うん、流石に甲児に喧嘩をする馬鹿はいないと思うよ。だって魔神皇帝だもん。私は思いながら甲児の左手に抱き付く。

 

「あーフェイト!何やっているの!!」

 

アリシア達が叫んでいるが先をとれば勝ちってやつだよ。それにしても甲児・・・・・・だいぶ追いついてきたのかな?でも甲児は甲児だもんそれは変わらない。今もこうしてず―っと・・・・・・だからね?

 

フェイトside終了

 

「「・・・・・・・・・・・・・・・」」

 

「どうした雪音姉妹?」

 

「何でもないよ。」

 

「あぁ何でもねーぜ。」

 

(いや明らかに何かあったって感じだぞ?お前たちから真っ黒いオーラを感じるからな。)

 

翼は心の中で思いながら黙っていることにした。カイザーがほかの世界で頑張っていることはほかのスーパーロボットたちにも知らされていた。

 

『そうか、カイザーは別の世界で。』

 

『あぁ奴自身はまだ帰ることはないだろうと言っていたからな。おそらく増えるじゃないか?』

 

『増えるってこっち?』

 

『だろう。』

 

「「(#^ω^)」」

 

真ゲッターが小指をあげたのを見てクリスとアリスはギアを纏いミサイルやビームを発射した。

 

『『『『『ぎゃあああああああああああああああああああ!!』』』』』

 

ロボットたちはクリスとアリスの怒りの攻撃を受けるのであった。




次回 甲児はフェイトと共に別世界へ任務をするために向かった。カイザーの姿へとなり共に行く。

次回「フェイトと共に」


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フェイトと共に

フェイトside

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

私達は今、ある任務を授与をして別の世界へと飛んでいた。私達と言ったが・・・・・・アルフじゃないしアリシアでもない。そう今私は甲児と共にいる。

 

そう二人きりで

 

「どうしたフェイト?」

 

「ううん何でもないよ。」

 

「そうか?そういえば二人で任務ってのも初めてだな今日はよろしく頼むぜ?」

 

「うんこちらこそ。」

 

いつもならはやてとかいるけど今日は甲児と二人きりなんだね。甲児と二人きり・・・・・・か、最初のジュエルシードの時に甲児と戦った以来かもしれない。彼は自分の体を出して何かをしているけどどうしたんだろう?

 

「甲児、何をしているの?」

 

「あぁちょっと武装の追加をな。」

 

あれだけ搭載をしているのにまだつける気なんだ。なんだろう膝に何かをつけているけどキャノン砲?

 

「ダイターンキャノンのように膝から出すカイザーキャノンってね。さらにザンボットのクラップにダイターンのジャベリンにハンマー、ザンパー、トライダーのカッターにジャベリン、ルアー、セイバー、ビームキャノン。ザンボットバスターなども付けるとしようかな?タイターンスナッパ―とかね。」

 

うん、わからない武装ばかりだけど色々とつけてどこから出すんだろう?てかどこから何時も出しているっけ?謎が多いな。

 

「さて今回の任務は何だっけ?」

 

「うん、ある違法研究所で行われていることを止めることだって言っていたよ。」

 

「そうか、なら俺達がやれるのは止めることだな。」

 

「そうだね。甲児・・・・・・頑張ろ?」

 

「あぁお互いにな。」

 

甲児は立ちあがりマジンカイザーの姿になる。私もバリアージャケットを纏いバルディッシュを装備をして甲児と共に降りたつ。

 

フェイトside終了

 

降り立ったカイザー達に攻撃が放たれたので彼は前に立ち自身の体でガードをする。

 

「プラズマランサーファイア!!」

 

プラズマランサーが放たれて敵に命中をしてカイザーは走りだして何かをとりだす。

 

『くらえ!カイザーカッター!!」

 

丸いものから刃が発生をしてそれを投げつけて兵器を破壊をしていく。二人は走りながら研究所の中に突入をしてカイザーは現れた兵器に対してモニタースキャンをして人がいないのを確認をして構える。

 

『カイザービームキャノン!』

 

右腰部が開いてビームキャノンが現れて装備をして発砲をして壊していく。フェイトの方も次々に無力化させていき先の方へと進んでいく。

 

『・・・・・・・・・・・・』

 

カイザーは走りながら光子力ビームを放ち破壊をしていき現れた兵士たちに対してはブレストトリガーを出して発砲をして武器を落としていく。

 

『悪いな、こちらは手加減をしないとお前達を殺してしまうのでな。』

 

そのまま走りだして膝からカイザーキャノンを放ち扉を壊して中に入るが違う部屋だったので退散をする。

 

『しかしまぁ広い研究所だなここ・・・・・・とりあえずドリルクラッシャーパンチ!』

 

右手から放たれたドリルクラッシャーパンチが研究所の壁を破壊していきカイザーは歩きながら進んでいく。

 

『甲児、終わったよ?』

 

『え?終わった!?』

 

フェイトからの通信を聞いて彼は部屋の方へと行くとフェイトが捕まえており骨折り損のくたびれ儲けをしたなと思いながら犯人を捕まえるのであった。




次回 それから数年が経ち中学校を卒業をしてなのは達は場所をミッドチルダの方へと変わり甲児も彼女たちについていくことにして月村家から移動をすることとなりアリサとすずかもミッドチルダの方へと行くことになり甲児は苦笑いをする。

次回「ミッドチルダに」


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ミッドチルダへ

甲児side

 

それから数年が経ちなのは達が中学校を卒業と共にミッドチルダの方へと移動をすることとなり俺も便乗をしてそちらに移動をすることにしたのはいいのだが・・・・・・

 

「なぜすずかとアリサも一緒なんだ?」

 

なんでか知らないがアリサとすずかも一緒にミッドチルダの方へと行くこととなり俺は首をかしげてしまう。

 

「甲児さんはうちら達と一緒に過ごしてもらうで!!」

 

「え?」

 

しかもはやて達と過ごすことになり俺はまさかこうなるとは思ってもいなかったので驚いている。

 

まぁあっちの世界ではクリス達と過ごしておらず俺はほかのロボットたちと一緒に過ごしてることが多かったからな。

 

(うふふふ甲児の記憶を見て彼女達は甲児とはいることが多いが一緒には住んでいない。)

 

(悪いけど甲児さんはうちらがもらうで!)

 

(そうそう!)

 

(にゅふふふふふふふふ)

 

なんだろう・・・・・・急に悪寒を感じる。今はマジンカイザーの姿をしていないからかもしれないけどさ。・・・・・・気のせいだと思いたいぜ。

 

甲児side終了

 

「「!!」」

 

別世界、クリスとアリスが突然として立ちあがり空を見た。

 

「クリスちゃん達どうしたの?」

 

「いや・・・・・・」

 

「なんだろう、すぐに別の世界に行きたいところなんだよね。」

 

「あぁ奇遇だなあたしもだ。」

 

「???????」

 

突然としてオーラを纏い始めたので響は首をかしげるのであった。さて話が戻りはやて達が借りた家に到着をして引っ越しが開始される。

 

甲児の荷物はそこまで持ってきておらず彼自身は準備を終わらせるとそのまま部屋を後にして用意されたリビングの方へと移動をして先に紅茶を入れて待っているとほかのメンバーも部屋の片づけなどが終わったのか現れる。

 

「すまない甲児。」

 

「私たちの分まで。」

 

「気にするなってサヤカ、お前は?」

 

「はい全て終わりました。」

 

「・・・・・・なんというかやはり似ているな。」

 

「あぁ元は私と同じだからな。」

 

ザフィーラの言葉にリインフォースが答えて納得をする。ちなみにこの家の大きさはカイザーが一応主として出しているがなのは達が今までためていたのも含まれているので彼自身はそんなことをしなくてもいいのになと思いながら愛紗達も過ごせるように出していることが多くなっているため部屋もその分の数を用意をしているので家ではなく屋敷みたいになっている。

 

「・・・・・・はぁ・・・・・・」

 

甲児はため息をつきながら愛紗達もやってきて広いリビングを感じながらこれじゃあ元の世界へ帰れないじゃないかと思いながら自分の部屋へと戻りどこかに連絡をしていた。

 

『やぁ魔神皇帝。ミッドチルダへ来るってのは本当みたいだね。』

 

「ドゥーエから何か連絡は来たか?」

 

『いや今のところはね。君という存在が奴らにとっては邪魔になっていると思うさ。』

 

「それにしても管理局の裏にいる奴らね・・・・・・いずれにしても調査をする必要があるな。また連絡を頼むよ。」

 

『あぁ』

 

通信を切るとサヤカが後ろから現れる。

 

「ジェイル・スカリエッティ・・・・・・マスター、あの者は信用をして大丈夫でしょうか?」

 

「心配するなってサヤカ、お前達がいるのだから平気だぜ?」

 

「・・・・・・だといいですけどね。」

 

「どうしたんだ?」

 

「不安になってしまうのです。マスターが消えてしまうじゃないかって・・・・・・マスター・・・・・・」

 

「心配するなサヤカ、俺は魔神皇帝だぞ?そう簡単に傷つくほどヤワじゃないさ。それにさお前のご主人となったんだからよ死ぬわけにはいかねーよ。それに俺はまだクリス達との約束も果たしていないからよ。」

 

そういって甲児は窓の外を見ながらサヤカも隣に立つ。




次回 ミッドチルダの街中を散歩をする甲児はナカジマ家へと行く。クイントが出迎えてくれて彼はギンガの姿が見えないなと思いながら彼女は時空管理局員になるために学校にいることを伝えられた。

次回「ナカジマ家再び」

「ほーう」


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ナカジマ家へ

なのは達と共にミッドチルダへと移動をした甲児、彼は夜天の書を持ちながら中身を見てチェックをしているところである。

 

「愛紗達の機能などは異常がないみたいだな。サヤカもだけどな。」

 

「はい、マスターがやってくれたので異常はありません。」

 

サヤカの言葉を聞いて甲児はホッとして立ちあがりなのは達は管理局としての仕事をするために家にはいないのでサヤカ達に留守番をお願いをして彼は用があるので家を後にする。

 

ミッドチルダの中を歩きながら彼は目的の家に到着をしてインターホンを押す。

 

『はーい』

 

「クイントさん甲児です。」

 

『今、開けるわ』

 

クイントが扉を開けて甲児はぺこりと頭を下げて中に入ってお邪魔をする。

 

「そういえばギンガの姿が見えませんね?」

 

「えぇギンガは時空管理局員になるために学校へ行っているのよ。」

 

「・・・・・・もうそんな年なんですね。(そして俺がこの世界へとやってきてだいぶ経っているということか・・・・・・)」

 

クリス達のことを考えながらもなのは達が成長をしたら元の世界へと帰るつもりなのだ。

 

「そういえば今日はギンガが帰ってくるからあの人とスバルが買い物をしているのだっけ?」

 

「ゲンヤさんとスバルが・・・・・・」

 

「そういえばマジンカイザーのは持ってきていないの?」

 

「一応ありますよ?なくても呼べば来ますけどね。」

 

そういってマジンカイザーをしまうとゲンヤとスバルが先に帰ってきて扉が開いた。

 

「おうクイント、って甲児来ていたのか?」

 

「甲児お兄ちゃん!」

 

「どうもゲンヤさん、スバルも元気そうで何よりだ。」

 

甲児はスバルの頭を撫でて彼女は顔を赤くしながら笑顔になっていると扉の音が聞こえてただいまーという声も聞こえてきた。

 

「ふぅー疲れ・・・・・・え?」

 

「やぁギンガお帰り。」

 

「こ、こここここ甲児お兄ちゃん!?なんでいるの!?」

 

「いや、ミッドチルダに引っ越しをしたからさクイントさんに挨拶をしにきたんだよ。そうしたらギンガが帰ってくると言うから待っていたっというわけ。」

 

「そ、そうなんですね。(うわー汗だからけの姿を見せたくなかったな・・・・・・来るのを知っていたら化粧とかしていたのに・・・・・・)」

 

一方で別世界

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「クリスちゃんどうしたの?」

 

「いや何でもないよ響、カイザーが別世界へと行ったからね。だけど必ず帰ってくるから私はもっと強くなるってね。」

 

「そうだねカイザーさんがもっと強くなるなら私達も強くならないとね!!」

 

「うん。」

 

他のマジンエンペラー達も同じようにカイザーがさらに強くなっているので自分たちも彼に負けないように強くならないといけないなと思いながら・・・・・・特にブラックドラゴンはカイザーには絶対に負けたく思いがあるため現在真ゲッターと模擬戦をしていた。

 

『もう一回だ!』

 

『ったくしょうがねーな、付き合ってやるぜ!!』

 

トマホークを構えるとブラックドラゴンもダブルトマホークを構えて突撃をする。さて世界が変わり甲児はナカジマ家を後にしてなのは達と住んでいる家の屋根の上で寝転がっていた。

 

ミッドチルダから見る夜空を見て手を伸ばしていた。

 

「綺麗だな・・・・・・」

 

「本当だね。」

 

「フェイト、わざわざ来なくてもよかったのだが?」

 

「甲児がいるから来たの。隣いい?」

 

「あぁ構わない。」

 

甲児の隣に座りフェイトもミッドチルダから見える夜空を見ていた。

 

「綺麗・・・・・・ねぇ甲児。」

 

「なんだ?」

 

「さっき手を伸ばしていたけど・・・・・・」

 

「あぁ、世界とは様々に存在をしている。俺の手が届く範囲じゃないと俺は守ることができないからな。」

 

「でも甲児はアリシアや母さんを救ってくれた。それだけでも私は嬉しいよ。こうして一緒にいるだけでも・・・・・・」

 

そういってフェイトは抱き付いてきた。だが彼女の成長をした胸が彼の腕に当たっており顔を赤くしている。

 

(ふぇ、フェイトの大きな胸が当たっている!?クリス達・・・・・・よりは小さい?小さいのか!?てか最近の子は成長がすごくない!?)

 

甲児はそう思いながらフェイトと共に夜空を見ていると何かの視線が見ているのを感じて何事かと見ているとなのは達がじーーっと見ている。

 

「「「「「じーーーーーーーーーーー」」」」」

 

「「・・・・・・・・・・・・」」

 

五人の瞳に光がないので二人は苦笑いをしながら見ていた。

 

「へーフェイトちゃんずるいのねーーー」

 

「そうやなーーー甲児兄ちゃんに抱き付いてね。」

 

「そうそう大胆な妹だね。」

 

「まぁ抱きしめるとは思ってもいなかったね。」

 

「うふふふふふふふふふふふふふふ」

 

すずかは黒いオーラを纏いながら笑っているのでフェイトは甲児に余計に抱き付いてしまう。甲児自身もすずかが黒いオーラを纏う姿を始めてみるので流石吸血鬼の娘だなーと思いながらどうしたらいいのだろうと悩むのであった。




次回 すずか達のご機嫌を治すために奮闘をした甲児、マジンカイザーの姿になり別次元へ移動をする。

次回「マジンカイザー次元移動へ」


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マジンカイザー次元移動へ

カイザーside

 

さて今俺は次元を超えて移動をしていた。あの後なのは達を機嫌がもどるまで苦労をしたよ。フェイトはフェイトでアリシア、アリサ、すずかに何か言われて涙目になって俺の方を見ていたが・・・・・・すまん助けることはできなかったよ。

 

現在マジンカイザーの姿でミッドチルダとは違う場所へと向かっていた。たまには一人でってのも悪く無いよな?

 

クリスとかアリスとかもあったけど最近はなのは達が同じような感じになってきているのでたまには一人で過ごしたいと思っている自分がいる。

 

こうして現在別次元を移動をしてどこかの場所に降りたった。ふーむ今のところ何も感じないが・・・・・・

 

「そうだな。この辺などは魔力反応などないからな。」

 

『・・・・・・なんでいるのですか?冥琳さん?』

 

「あらあなただけじゃないわよ?」

 

俺は振り返るとヴォルケンリッター達がいたので頭を抑えていた。あーそういえば夜天の書を持っていたな俺・・・次元移動をする際についてきたなこいつらは・・・・・・まぁ仕方がない。

 

俺達は歩いて移動をしていると愛紗が聞いてきた。

 

「あのご主人様、どうしてその姿で歩いているのですか?」

 

『あぁ、あっちだと俺有名人みたいなものだからよ。普段からこの姿だったからこの次元なら大丈夫かなと思ってな?』

 

「なるほど・・・・・・」

 

とりあえず何かないかと歩いているとどこかの研究所を見つけた。だがどうも嫌な感じがする。

 

「どうする?」

 

冥琳が聞いてきたので何かをしているじゃないかと思い向かうことにした。

 

カイザーside終了

 

研究所では何かをしていた。だが突然として爆発が発生をしたので何事かと見ていると一体のロボットが立っていた。

 

胸部にはZマークが光る宝玉、両側の角は上に伸びておりまるで魔神のようなものが両目を点灯をして立っている。

 

「な!?なぜここに魔神皇帝が!!」

 

「何をしている撃て撃て!」

 

言われて武器を構えて発砲をするがマジンカイザーの超合金ニューZαの前にそのような弾丸が効くわけがない。

 

『・・・・・・・・・・・・・・・』

 

マジンカイザーは無言で進んでいき相手は武器を放っているがマジンカイザーに効いていないので恐怖を感じていた。

 

するとカイザーの両腰からカイザーライフルが現れて発砲をする。相手の方は撃ってきたので後ろの方を向くと壁に穴が空いていたのをみて全員が恐怖に陥った。

 

誰もが死にたくないという思いが強くなり武器を捨てていく。彼自身も無用な殺生をするつもりはないのでそのまま歩いていく。

 

閉じている扉があるが彼は気にせずにパンチを放つと扉が吹き飛んでいき彼は進んでいく。辺りをみながら研究をされている場所なんだなと思いながら進んでいく。

 

すると何かが突撃をしてきたので彼は受け止める。

 

「ぐるるるるるるるるるるる・・・・・・」

 

『獣?』

 

「ぐおおおおおおおおおおお!!」

 

獣はマジンカイザーに突撃をしてきたが彼は交わす。ヴォルケンリッター達も自分たちがと出ようとしていたがカイザーは誰も出さないで獣は突撃をしてカイザーは交わすだけだ。

 

「・・・どうして攻撃をしない。我、お前に攻撃をしているのに。」

 

『・・・・・・殺気のない攻撃をしてるのになぜ攻撃をしないといけない・・・・・・見たところお前は何かの使い魔ってところか?』

 

「まぁそんなものだ。だが貴様からかなりの魔力を感じる。」

 

『そうだなお前の名前は?』

 

「我の名前は「フェルギルス」という貴様は?」

 

『マジンカイザーだ。』

 

「魔神皇帝!?・・・・・・ふふふふはははははははははははは!!だからか!どこかで見たことがある姿をしていると思っていたが・・・・・・魔神皇帝!」

 

『なんだ?』

 

「我と契約をしないか?」

 

『お前とか?』

 

「そうだ!我は強きものを求める!そして貴様は我が強きものと断定をしている!だからこそ契約をしたい!使い魔契約を!!」

 

『・・・・・・・・・・・・』

 

カイザー自身は少し考えたが自分で動けないときにヴォルケンリッター達では通れない場所などを考えていた。だからこそ彼の答えは・・・・・・

 

『わかった契約をしよう!』

 

「OKOK!さっそく我の手を!」

 

『わかった。』

 

カイザーはフェルギルスの手を取り契約魔法が発生をして彼の左の甲に魔法陣が発生をしていた。

 

「これで我と契約をすることができた。以降我はあなたさまの使い魔として働かせてもらいます。」

 

『わかった。早速で悪いがこの研究所を調べる必要が出てきた。お前のような奴がまだいるかもしれないからな。』

 

「わかりました。」

 

ウェルグルスは彼の隣を歩きながらカイザーは兵たちの姿が見えないなと思い進んでいくと攻撃が飛んできたので彼は前に立ち防御をする。

 

「なんだ!?」

 

『『侵入者発見抹殺抹殺!』』

 

『ロボットか・・・・・・』

 

「ご主人!ここは!『いや私がやろう!』ですが!』

 

カイザーは前に立ちカイザーアローを構えるとエネルギーを込めて投げる。

 

『カイザークレシェント!』

 

放たれたカイザークレシェントが一体のロボットを切断させると反転をしてもう一体のロボットを切り裂いた。

 

彼の手に戻るとロボットたちは爆発をしてカイザーは先に進んでいく。また扉があったので光子力ビームを放ち溶かすと何かの実験施設のような場所についた。

 

「な!?ロボットが破壊されたのか!?」

 

『実験か・・・・・・キマイラみたいなものか。』

 

「くそ!何をしている!キマイラを起動させろ!」

 

「ですがまだ実験途中で!」

 

「構わん!秘密を知ってしまったからには死んでもらうのみ!!起動せよ!キマイラ!!」

 

スイッチを押してフェルギルスはカイザーの隣に立つ。だが彼はキマイラの様子をじーっと見ていた。

 

「ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

キマイラは走りだしてカイザーに突撃をしてきた。カイザーは中にいる彼女たちの武器を使うことにした。

 

まずとりだしたのは愛紗の青龍刀だ。彼は構えてキマイラの攻撃を受け流していく。

 

『であああああああああああああ!!』

 

そのまま斬撃を放つとフェルギルスが口から竜巻を放ちキマイラにダメージを与える。キマイラの方は口から光弾を放つ。二人は交わしてカイザーの方は恋の武器方天戟をとりだしてキマイラのボディをさらに攻撃をする。

 

「ぐおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

『・・・・・・一気に終わらせる!ファイヤーブラスター!!』

 

ファイヤーブラスターが放たれてキマイラに命中をする。キマイラの方はファイヤーブラスターを受けて溶けていく。

 

キマイラが完全に溶けたのを確認をして研究者たちは何かのスイッチを押した。

 

『自爆装置が作動をしました。』

 

「『何!?』」

 

「ふははははははははははは!貴様達も一緒に死ぬがいいさあああああああああああああああああああああああああああ!!」

 

カイザーはカイザースクランダ―を装着をしてフェルギルスは後ろに飛び乗り彼は脱出をする。

 

やがて研究所は自爆をしていくのをカイザーは見た後そのまま次元を超えてミッドチルダの方へと帰るのであった。




次回 それから数年が経ち甲児はなのは達と共にホテルでご飯を食べていると火事が発生をしたと言う連絡を受けてカイザーへとチェンジをして中に入る。

次回「火災事件」


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火災事件

カイザーside

 

『く!なんていう火事だ!!』

 

フェルギルスを連れて帰った後から数週間かな?今俺は何をしているのかと言うと燃えている空港で救助を待つ人の所へと走っていた。

 

マジンカイザーの姿になればこんな火災の炎など暑くないからな。

 

フェルギルスには先に入ってもらい探しているが・・・・・・なぜ消化作業が始まらない?仕方がないスリット部分から消化液発射させながら進んでいくと泣いている青い髪をした女の子がいた。

 

『スバル!!』

 

スバルがこちらに気づいて涙を流しながら抱きついてきた。一人でよく頑張ったなと思いながら声をかける。

 

「うえええええええん!!怖かったよおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

『よしよしよく一人で耐えたな?』

 

「甲児おにいちゃん!!」

 

なのはがこちらに来たのを確認をして彼女にスバルを託して俺はまだいるかもしれない人を助けるために先へと進んでいく。

 

『キリがないな・・・・・・瓦礫が多いから殴りながら進まないとな。』

 

「甲児!!」

 

声がしたので前を向くとフェイトがギンガを連れていたので彼女がもう一人の救助者だったのかと思いながら声をかける。

 

『反応的にお前たちで最後のようだな。よし脱出をするぞ!!』

 

カイザースクランダーを装着をして飛び上がりはやての準備が完了をしていたので彼女の氷結の息吹が発動をする。そういえばこれって確か俺も使えるっけサヤカ?

 

【はい、マスターも同じ技を使うことは可能ですよ?ですが八神 はやてはユニゾンをしていないとあまり使えないみたいですよ?】

 

サヤカの言う通りに一部の局員が氷が当たっているので制御が難しい魔法なんだなと思いながらゆっくりと降り立ちアリサたちに声をかける。

 

『ご苦労だったなお前たち。』

 

「全くよ休暇がまさかの火事消化と救助だからね。」

 

「でも甲児さん、どうして火事が発生をしたのでしょうか?」

 

『わからん、いずれにしてもなにか裏で動いているのは間違いないだろうな。』

 

いずれにしても地上本部が本来だったら動かないといけないのに全然動けないとはな・・・・・・・・そういえば魔導師たちは空、海が多いと聞いたことがある。まさか地上部隊の方は魔道士がいないってことか。

 

 

なのは達がいなかったらもっと大変なことになる気がするな、

 

甲児side終了

 

家へと帰ってきた甲児は部屋で両手を組み考え事をしていた。

 

「あら甲児、いったいどうしたのかしら?帰ってからずっと考え事をしているみたいだけど?」

 

「あぁ華琳、今回の火災事件を振り返ってみたんだよ。だがどうも火事になる原因が地下に誰かが仕掛けた爆弾が発動をしたと思われるんだよ。」

 

「爆弾ね・・・・・・それじゃああれは計画に乗っ取りやった犯行ってことかしら?」

 

「アリシアたちが捕まえてくれたおかげで何とかなったがな。」

 

「いずれにしてもご主人様、これからどうするのです?」

 

桃華が聞いてきたので甲児はしばらく考えることにした。今は犯人が何のために爆弾をしかけてこのような事件を起こしたのだろうかと・・・・・・ふとはやてが部隊部隊とぶつぶつ言っていたのを思い出す。

 

「・・・・・・まぁ俺は流石に関係ないと思うけどな。」

 

「でもはやてちゃん絶対にご主人様を誘うと思うよ?」

 

「えぇ私もそう思うわよ。」

 

「・・・・・・・・・」

 

二人の言葉に彼ははやてならやりそうなので頭を押えてしまう。




次回 その夜甲児はいつも通りに夜空を見ていた。フェイト達が自分がいなくても大丈夫なら元の世界へと帰ることも・・・・・・だがフェイトはついに決意を固める!!

次回「フェイトの決心!!」


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フェイトの決心!

空港火災を解決をさせたマジンカイザー事甲児たち、その日の夕方甲児はナカジマ家の方へと来ていた。クイント達がお礼をしたいと言うことで彼は家までやってきたのだ。

 

「甲児君、ギンガとスバルを助けてくれてありがとう。」

 

「いえいえ俺は何もしてないさ、なのは達が奮闘をしてくれたからこそあの火事から二人を助けることができたさ、俺一人じゃ何もできませんからね。」

 

(といいながらご主人様一人でもできる気がするのはサヤカさん気のせいじゃないかな?)

 

甲児の中でサヤカはそう思いながら呟いたが彼はスルーをしてクイントと話をしているとスバルがやってきた。彼女は何かを決意をした目をしており甲児は両手を組んでいた。

 

「お母さん、お願いがあるの・・・・・・」

 

「どうしたの?」

 

「私を鍛えてほしいの!私!あの人や甲児お兄ちゃんみたいに人を助けたいんだ!立派な魔導士になりたい!!」

 

彼女の決意をした目を見てクイントは一度考えてから承諾をしてまたここに新たな魔導士を目指す少女が現れたなと思いながら彼はナカジマ家を後にしてなのは達が待っている家の方へと戻ってきた。

 

「おかえり甲児にぃ!」

 

「あぁ・・・」

 

「どうしたん?」

 

「いや、未来の魔導士がまた誕生をするなと思いながら帰ってきたさ。」

 

「そうなん?」

 

「あぁそうだ。」

 

甲児はそういいマジンカイザーを出してじーっと見ていた。今の体は改良を加えた姿をしておらず新たな武装を搭載をしたぐらいであろう。

フェイト達も大きくなっていきいつかは自分がいなくても大丈夫だろうと思いながら甲児はご飯の用意ができたみたいなのでカイザーをしまい全員がいるのを見てクリスやアリス達と共にご飯を食べていた頃を思いだしながら食べていた。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

一人の女性がじーっと見てるのを除けば、普通の食卓である。ご飯が終わり甲児は皿洗いをしていた。なのはとはやても同時に手伝いをしながら話をしていた。

 

「なのは、最近は無茶をしていないか?」

 

「にゃははは・・・甲児さんに言われてからは無茶なことはしていないよ。」

 

「だといいがな。お前は言わないと本当に無茶をするからな・・・・・・あの子のようにな。」

 

「あの子?」

 

「いや何でもない。」

 

首をかしげながらなのはは頭に?マークを出しながら洗い物を終えて甲児はテレビを見ていると火災事件のニュースが放送されており全員がテレビを見ていた。

 

「うわー色々と言われているなー」

 

「仕方がないよ、ほら甲児さんが映っているよ。」

 

「本当ね甲児、目立っているわね。」

 

「まぁミッドチルダじゃマジンカイザーは有名らしいからな。俺自身もあまりこっちではマジンカイザーの姿を出すわけにいかないが・・・・・・いずれにしてもいる時はやらないといけないみたいだ。」

 

「「「何をする気なんだ!?」」」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

だがフェイトだけは無言でおりじーっと甲児を見て彼が移動をするのを見て彼女も立ちあがる。

 

「フェイトどうしたの?」

 

「ちょっとね。」

 

そういって甲児が出ていった方角の方へと移動をして彼が部屋へと移動をするのを見て声をかける。

 

「甲児!」

 

「フェイト?どうしたんだ?」

 

「・・・・・・・・・よし!」

 

するとフェイトは彼に近づいてキスをしてきた。しかも舌を入れてのディープキスをしてきたのだ。

 

「フェ・・・フェイト!?」

 

突然としてキスをされて甲児は顔を赤くしてしまう。クリスやアリスなどはキスなどをして来てなかったので驚いてしまう。

 

「私・・・甲児が本当の意味で好き・・・・・・あの姉妹達よりも好き、敵なのに助けてくれた甲児・・・母さんや姉さんを助けてくれた。それが本当にうれしくて・・・甲児がいなくなるのは嫌なの・・・あなたは私にとって大事な大事な人だから・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「だから「そこまでだよフェイト」・・・・・・」

 

後ろを振り返るとアリシア達が立っており彼女達もオーラを纏っていた。

 

「フェイトちゃーん、流石にずるいなー私だって甲児さんとキスをしたいのに。」

 

「そこ!?」

 

「そうやで!それに助けてもらったのはフェイトちゃんだけやないんやで!」

 

「そうよそうよ!」

 

「ふふ付き合いが長いのは私だよね甲児さん❤?」

 

「あ、はいそうですね。」

 

すずかに言われて甲児はこの世界で付き合いが長いのはすずかだなと思いながら倒れているのでどうしたらいいのだろうかと思いながら首をかしげるのであった。




次回 それから数年が経ち甲児は何をしているのか?彼は上空でマジンカイザーの姿で様子を見ていた。今日は二人の人物が昇級試験を受けるためその様子を見るために彼はここにいた。

なにせ今回はなのは達が主導の元の試験なので甲児は二人の力を見るために降りたった。

次回「試験」


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試験

甲児side

 

皆さんこんにちは、おはようございます、こんばんは、兜 甲児事マジンカイザーです。現在ミッドチルダの年で言いますと新暦75年魔導士ランク試験が行われる場所へと来ております。

はやてが機動六課というのに誘われましたが今は断っているところであります。そんな俺がどうしてここへ来ている?いや正確には上空でカイザースクランダ―を装備をしたまま見ているんですよ。

 

そうスバルとティアナの二人はこの試験を受けるのですよ。いやーお兄さんずっと見ていたからなんか成長を感じてしまったよ。二人とも成長をしてもなんでかさ抱き付いてくるんですよ。そのたびにお兄さん困惑をしてしまうんですよ?ティアなんて今でもお兄ちゃんなんて呼んできていやーティーダ君がこちらを睨んでいたがしゃーないじゃん。

おっと話がそれたな?さてそんな俺なんだが・・・・・・今回彼女達が受けようとする試験で立ち向かおうと思います。今の彼女達の力を知るのはこれがいいかなと思ってね。ちなみになのは達は俺がここにいるとこなど一切知らないさ。

 

おっと始まったみたいだな?スバルとティアナ、二人はコンビネーションがすごいじゃないか・・・流石だな、次の場所も無事に突破をしているじゃないか・・・・・・さててか速いじゃないか、なるほどはやてが狙っているのはそういう意味かもしれないな。さーてそろそろ突入をするとしようかな?

 

カイザーside終了

 

一方でヘリコプターの中からスバルとティアナの二人を見ているフェイトとはやて、突然として謎の力が試験会場の方へと近づいているので驚いている。

 

「な、なんや!?何かがこっちに近づいてきている!?」

 

「・・・・・・甲児?」

 

フェイトは甲児という単語を言ったのではやてもまさかと思いモニターを再び見る。一方でなのはも何かがこっちに近づいてくるので追撃をしようとしたが・・・・・・姿が見えて驚いている。

 

「嘘、甲児さんがどうして?」

 

『わかりませんが何をする気でしょうか?』

 

レイジングハートも答えてなのはは飛びあがり向かうことにした。一方で試験を楽々クリアをしていくスバルとティアナ、二人はゴールの方へと目指そうとした時ティアナが叫ぶ。

 

「スバルストップ!!」

 

「うわ!!」

 

ティアナに言われてストップをしたスバルの目の前でゆっくりと着地をする機体、魔神皇帝と呼ばれたマジンカイザーが二人の前に立つ。

 

「「甲児(にぃ!?)(兄さん!?)ってえ?」」

 

「ちょっとスバルどういうことよ!」

 

「それはこっちの台詞だよ!なんでティアが甲児にぃのことを知っているの!?」

 

「それは私だってそうよ!」

 

二人は言い争いをしているのでマジンカイザーは驚いている。

 

『おいおいお前たち、言い争いをしている場合じゃないだろ?』

 

「「そうだった!!じゃない!!なんでいるの!?」」

 

『まさか二人同時に聞いてくるとはなまぁいいか、どうしてか?お前たちの実力を試すために来た!さぁ遠慮はいらん!お前たちの力を俺に見せてくれ!』

 

カイザーが構えてスバルはティアナと話をする。

 

「ど、どうしようティア!」

 

「うーん正直に言って甲児兄さんに勝つことなんて無理よ、けれどやってみよう・・・・・・私達の今の実力が兄さんにどれだけ効くのか。」

 

「でも私、どうしたらいいの!?力とか勝てないよ!?」

 

「まぁ援護はしてあげるわ!いけ!!」

 

「はいいいいいいいいい!!いくよおおおおおおおおおおおおお!!甲児にいいいいいいいいいいいいいいい!!」

 

ティアナに言われてスバルは突撃をしてカイザーに攻撃をしてきた。彼は冷静に彼女が放つリボルバーナックルをつかんで投げ飛ばした。

 

「あああああれえええええええええええええええ!」

 

「スバル!クロスファイヤーシュート!!」

 

『ブレストトリガー!』

 

ティアナが放つクロスファイヤーシュートをブレストトリガーをとりだして相殺をしていく。後ろからスバルが飛びだして蹴りを入れようとしたがカイザーはジャンプをして交わす。

 

「ほえええ・・・・・・」

 

「今!!」

 

ティアナはその隙をついて発砲をするが彼は読んでいたのかスクランダ―を起動させて飛びあがって回避をする。その様子を全員が見ていた。いったいなぜ甲児が現れて彼女達に攻撃をしているのか・・・・・・スバルとティアナは息をつきながらどうしたらいいのかと考えているとスバルは何かを思いついた。

 

「そうだ、ティア、幻影は使える?」

 

「使えるけど・・・・・・甲児兄さんに効くかわからないわよ?」

 

「一瞬でもいいんだ!お願い!」

 

「わかったわ。」

 

ティアナは幻影を出してカイザーの周りを囲むように動いていた。彼自身はセンサーで幻影だとわかっているが・・・・・・一体何が目的なのだろうかと思いながらルストトルネードを発動させて幻影たちを消し飛ばすと何かのラインが発生をしているので振り返るとスバルが右手のリボルバーナックルにエネルギーを込めている。

 

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!ディバイン・・・・・・バスタあああああああああああああああああああああ!!」

 

放たれた一撃を受けてカイザーは後ろの方へと吹き飛ばされた。その隙をついて二人は突破をしていき彼自身は大したダメージは受けていなかったが・・・・・・スバルの思いの込めた一撃を受けて胸部を抑えていた。

 

『ふふ、確かに誕生をするとは言ったが・・・・・・へへへへこれは面白いことになり装だぜ。』

 

カイザーは笑いながら彼女達がゴールの方へと向かっていくのを見ていたので追いかけることにした。一方の二人は間にあわないと思ったスバルがティアナをお姫様抱っこで行ったのはいいが止まることを忘れていてこのままでは二人は激突をしてしまうと思った時色々と起動をして動きが止まった。

 

「ふぅなんとか間に合ったみたいだね。」

 

なのはが止めてくれたので彼女はゆっくりと着地をしてスバルの方を見た。

 

「あれが・・・」

 

「なのはさん・・・・・・あ。」

 

すると上空の方からゆっくりとマジンカイザーが降りたつと彼はゆっくりと歩いてスバル及びティアナの頭を撫でる。

 

「「あ・・・・・・」」

 

『スバル、ティアナ、よく頑張ったようだな?正直に言えば俺も驚いているぜ?だから・・・なのはやレイジングハートを俺につきつけないでくれ?』

 

「なんのことかな?ひどいよ甲児さん。」

 

『色々とあるんだよ魔神皇帝さんもな。それとはやて、フェイトもお願いだから色々と謝るから武器を向けるな。』

 

「「無理」」

 

『わかったお前の言っていた機動六課にはいるからさ。』

 

「それなら許すで!ほかのみんなも喜ぶで!!」

 

それからはやてはスバル、ティアナの二人に自分が作る部隊に来ると言う話をして二人はすぐに承諾をした。彼女自身もすぐに入るとは思ってもいなかったので驚いてしまうが・・・・・・マジンカイザー事甲児の存在なんだろうなと思いながら彼は先に向かうことにしたのでフェイトが同行をすることになった。

 

「悪いなフェイト、車出してもらってよ。」

 

「ううんでも嬉しいな・・・甲児が一緒だから。」

 

「そうか?」

 

「そうだよ。もうすぐ六課の基地につくよ。」

 

フェイトの車の中で機動六課の基地に到着をしたのかと思いながら降りると彼は基地の様子などを見て色んなところからいるんだなと思いながら近づいていくと上空から剣を振るい攻撃をしてこようとしたのを見てカイザーを纏い腕でガードをする。

 

『・・・・・・いきなり攻撃をしてくるとはな、シグナムさんよ?』

 

「ふ、お前なら受け止めると思っていたぞ兜。」

 

そういってカイザーから解除をすると甲児はシグナムと握手をする。

 

「兜、お前が断ったと聞いたときは驚いたが来てくれたのだな?」

 

「まぁな、色々と考えて入ることにしたんだよ。」

 

「そうか、ならまたお前と戦うことができるな?」

 

「いや仲間同士で戦うなよ。」

 

甲児は呆れながら言いフェイトとシグナムは笑う。




次回 機動六課の基地へと来た甲児、アリシアやほかのメンバー達と話をしながら見ていた。

次回「機動六課の基地」


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機動六課の基地

フェイトと共に機動六課の基地へとやってきた甲児、彼はフェイトに案内をされながら基地の中を探索をしていた。

ヘリコプターや訓練をする場所やトレーニングルームなど様々な施設が整っており甲児はすごいなーと思いながら歩いていた。

 

「すごい施設じゃないか、バルディッシュ達の整備をする場所に兵士たちが休む場所・・・・・・さらにシュミレーション室なども色々と完備されているな。」

 

「そうだね。私も最初ここへ来た時驚いたよ。」

 

「・・・・・・・・・SONGでも、このような施設はなかったな。潜水艦だったし。」

 

甲児はSONGで過ごしたことを思いだしながらフェイトの案内を聞きながらいるとこちらに気づいた人物達がいた。

 

「あ!甲児!!」

 

「ようありアリシア、アリサ、すずか。」

 

「甲児さん参加をしてくれたんだね?」

 

「色々とあってな。今フェイトに案内をしてもらっているところだ。」

 

甲児たちは懐かしそうに話をしていると彼は何かを思いだしたのか、後は一人でいいとわかれた。

四人は甲児が一体どうしたんだろうと思いながら彼を見る。

 

機動六課の基地を歩きながら甲児は突然として心が空っぽになった感じがした。その夜は機動六課の基地の屋根の上で見ていると一つの星が落ちていくのを見て彼は何かを察した。

 

「・・・・・・そういうことか、俺の心の中が一瞬だけ空っぽになったのはそう言うことだったのだな。」

 

「甲児さん?」

 

声がしたので振り返るとなのは達がいたので声をかける。

 

「どうしたんや甲児にぃ?」

 

「・・・・・・ある一人の人物がこの世を去った。俺やほかのロボットたちも彼のことを知り悲しんでいるだろうな。」

 

「その人は誰なの?」

 

「・・・・・・名前は言えない、だがこれだけはわかる。俺たちのことをいつも熱く歌う人だったからな。最後最後まで現役で歌おうとしていた人物・・・・・・それが彼だ。俺にとってももう一人の相棒みたいなものだ。」

 

甲児はそういい、なのは達も同じように空を見上げていた。なんでかわからないが・・・・・・彼女達も同じように悲しそうになっている頃シンフォギアの世界でもロボットたちが夜空を見上げていた。

 

『今、1つの星が落ちた。』

 

『そうだな・・・・・・皆も同じか?』

 

『あぁ、わかるぜ?』

 

全員が夜空を見上げており、シンフォギア装者もほかのメンバーと同じように夜空を見ていた。

 

「なんでだろう。なんだか悲しいです。」

 

「あぁそうだな・・・・・・私達というよりは、彼らの方が親しいかもしれないな。」

 

「だな、カイザーも同じようにあっちの世界で見ているのだろうな。」

 

「うん、私もそう思うよ。」

 

「だな。」

 

全員が夜空を見上げながら・・・・・・悲しい思いをしながら・・・・・・




次回「機動六課始動」

皆さまも知っての通りマジンガーZやグレートマジンガーを歌っていた人物、水木 一郎さんが肺がんで亡くなりました。
私も水木 一郎さんが仮面ライダーストロンガーを始めとした歌っているのを知っているので・・・・・・亡くなれたのは悲しいですがご冥福をお祈りいたします。


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機動六課始動

春の桜が咲くころ、兜 甲児は桜の木を見ていた。機動六課に植えてあったのをで見ているとはやてが近づいて声をかけてきた。

 

「甲児にぃ、何を見ていたんや?」

 

「あぁ桜の木を見ていた。まさかこの世界にも桜の木があるとは思ってもいなかった。これってもしかして?」

 

「あっちの世界から持ってきたものや!すごいやろーーー」

 

「・・・・・・そうだな。」

 

桜の木を見ながら甲児は中にいるサヤカに声をかける。

 

『サヤカ、今のところ異常などはないか?』

 

『はいマスター、今のところは異常ありません。』

 

『勝手にヴォルケンリッター達を作ったりしていないよね?』

 

『だ、大丈夫です。マスターに怒られてから勝手には作っていませんので・・・・・・』

 

『ならいいが。』

 

甲児は念話を終えて懐からマジンカイザーをとりだすと掲げる。

 

「グリットマン風に言うとアクセスコード!マジンカイザー!」

 

甲児は光りだしてマジンカイザーへと姿が変わる両目が点灯をする。はやては改めて甲児を見ていた。

彼は次元を超えてこの世界へとやってきた。

 

(いつかは甲児にぃは帰ってしまうんのかな?うちもフェイトちゃんとは言わないけど・・・・・・帰ってほしくないんだよね。)

 

マジンカイザーの姿になった甲児はじーっと桜を見ているとほかのメンバーもやってきて甲児がマジンカイザーの姿になっているのを見て驚いている。

 

「あれ?甲児、なんでマジンカイザーに?」

 

『ん?あぁー色々となっていなかったからな。まぁ最後になったのはスバルたちの前で交戦をした時だからな。そのあとに三人に武器をつきつけられるとは思ってもいなかったがな。』

 

「「「あははははは・・・・・・」」」

 

なのは、フェイト、はやては苦笑いをしているとカイザーは上の方を突然としてみたので全員が見るが、何もないので首をかしげた。

 

「どうしたのよ。」

 

『・・・・・・なんでもない。』

 

甲児side

 

さっきから何かの視線を感じて上の方を見たが、何もなかったので気のせいだと思いたい。

だがなんだ?この嫌な感じは、まるであの時この世界へと来る原因になった敵との交戦をしたような感じが、まさか?この世界に奴が?

 

『・・・・・・・・・・・・・・・』

 

いや、そんなはずがない・・・・・・奴は俺自身が放ったカイザーノヴァで崩壊させたはず、その影響で俺はこの世界へとやってきたのだがな。

いずれにしても、俺がやることはあいつらが立派な大人になるまでいること・・・・・・俺の世界はあそこなのだからな。

 

「マスター、失礼を申し上げます。」

 

『サヤカ?』

 

俺の体の中にいたサヤカが出てきたので驚いてしまうが、今はなのは達は仕事などがあるみたいで去った後なので誰もいない。

 

『どうしたサヤカ?』

 

「マスター、あなたは今悩んでいますね?元の世界へ帰るべきか残るべきかを・・・・・・」

 

『・・・・・・・・・・・・・・・』

 

サヤカにばれてしまうとはな、まぁ仕方がないな・・・・・・俺自身も悩んでしまっていることでもあるからな。

どうしたらいいのか俺自身も完全にわかっていない。

 

『いずれにしても今はこの世界にいる。だがあいつらのこともあるからな。サヤカ達はついてくるのだろ?』

 

「はい、我々は甲児さま、あなたについていきます。嫌とは言わせませんよ?」

 

あ、はい・・・・・・てか怖いなーーーヤンデレかな?甲児さんどうしたらいいのかなーーー?

 

さてそんなこんなで、機動六課は始動をする。スバル、ティアナ、エリオにキャロ・・・・・・あの子達を加えて起動をする。




次回 フォワードメンバーを鍛えるため甲児自ら指導をすることになった。フォワードメンバーは彼に指導をされると言われて嬉しくなる。
甲児自身も教えることは何度かしたことがあったので、構える。

次回「甲児指導をする」


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甲児指導をする

甲児side

 

機動六課が始動をして、なのは達はフォワードメンバーと呼ばれるメンバーを鍛えている中、俺は何をしているのか?

 

「というわけで、なんでか知らないが俺が教えることになったのでよろしく。」

 

「「「「えええええええええええええ!?」」」」

 

スバルたちが驚いているが、そこまでなのか?俺は仕方がないのでマジンカイザーを装着をして構える。

 

『まぁ、俺って教えるのってのが一番苦手なんだよな。だから、ぶっちゃけるぞ!かかってこい!!』

 

「って甲児にぃと戦うの!?」

 

「甲児お父さんと戦うなんて・・・・・・」

 

「ってかこれ勝てない気が・・・・・・」

 

『勝てるなんて考えるなよ?さぁ行くぞ!うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

「「「「どひえええええええええええええ!!」」」」

 

数分後

 

「主?手加減って言うのを知っていますか?」

 

『・・・・・・・・・・・・』

 

「「「「きゅううううううううううう」」」」

 

俺は正座をさせられていた。どうやら手加減ができないのは知っていたが、まさかこうなるなんて思ってもいなかった。

 

「あちゃー、スバルたちのびているね。」

 

「甲児・・・・・・やり過ぎだろ?」

 

『言っただろ?俺は手加減が苦手なんだって。』

 

「いや普通にご主人様が悪い気がするのでは?」

 

「これでは、姉上と変わらないでないか。」

 

「秋蘭?私と変わらないってどういうことだ?」

 

春蘭と一緒ってのはあまり嫌だな・・・・・・なにせ教えるってのは俺自身やったことがないんだよな。

まぁのびてしまったのは俺のせいだし、とりあえず新技でも使うかな?

 

「あら?ご主人に新技なんてあったかしら?」

 

華琳よ、俺も成長をしているってことよ。グリットマンのフィクサービームの俺版!

 

『カイザーリカバリー』

 

両手から光が発生をしてスバルたちの傷を回復させていく、まぁ疲れなどはグリッドマンとは違い回復をすることはできないけどな。

 

「あ、あれ?あたしたち何を?」

 

「そうだ、甲児兄さんに吹き飛ばされたんだっけ?」

 

「うう怖かったです。」

 

『悪かったな、少し反省をしてくる。』

 

そういって俺はこの場所から去り、どこかの場所に座りこんだ。ちなみにサヤカ達はいつのまにか本の中に戻っており俺は空を見上げていた。

 

『クリス達よ、俺は教えるってのは苦手のようだ、』

 

「みたいだね甲児。」

 

声がしたので振り返るとフェイトが苦笑いをしながら来たので見ていたのだな?と思いながら睨んでしまう。

 

『全くだ、お前が苦笑いをしているってのを見ているとどうも俺は色々と教えるのは苦手のようだ。』

 

「エリオ達が綺麗に吹き飛ばされたのを、皆で見ていたよ?甲児にも苦手なものはあるんだね?」

 

『なんか嬉しそうだな?』

 

「別にーーー」

 

そういってフェイトは俺に抱き付いてきた。お願いですその大きなものが当たっていてロボットでもわかるほど柔らかいのですよ?一応言っておきますが・・・・・・私、クリス達に襲われて〇〇〇なことをしているんですよ!?

 

『・・・・・・・・・・・・』

 

「どうしたの甲児?」

 

『な、何でもない!本当にちょっと基地の外へ行ってくる!スクランダ―クロース!』

 

「ちょ甲児!?」

 

カイザースクランダ―を装着をして俺は基地から飛びだした。うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!

 

カイザーside終了

 

「えー・・・・・・甲児にぃが飛びだした?」

 

はやては苦笑いをしながら頭を抑えていた。なにせ、甲児はマジンカイザーの姿で飛びだしたってことはミッドチルダの中を飛んでいることになる。

つまりどういうことか?すっかり忘れていると思うが、マジンカイザーはミッドチルダでは伝説の魔神皇帝と呼ばれている存在、それが街の中で見かけるとなると?

 

「うおおおあれって!?」

 

「「「マジンカイザーーーーーーだああああああああああ!」」」

 

「すげー本物なのか!?」

 

と街の中がパニック状態及び興奮状態になっており、カイザーはそんなこと考えずに飛んでいるので街がそんなパニック状態になっているのを知らないまま通過をしていくのであった。




次回 基地を飛びだしてどこかに着地をしたカイザー、彼はため息をついていると誰かが現れた!

次回「現れた人物」


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現れた人物

カイザーの姿でミッドチルダを飛び回ってどこかの場所で着地をする。彼自身も色々と頭が冷えて冷静になり彼自身は座るとサヤカが現れる。

 

「我が主、色々とミッドチルダの中を飛び回りましたね?」

 

『自分でも、何をしているのか意味不明だわ。』

 

「そうよねーーーー」

 

雪蓮が現れて冥琳もうんうんといいながら現れたのを見て勝手に出てくるなーこいつらと思いながらカイザーはミッドチルダの青空に手を伸ばしている。

 

「なんで手を伸ばしているの?」

 

『うーんなんとなく、手を伸ばしたらってね?』

 

「そういうものなのか?」

 

三人が思っていると突然として何かが開いたのを見て、全員が驚いている頃・・・・・・機動六課の方でも突然として次元ホール反応が出たのを見て驚いている。

フェイトは何か嫌な予感がして、先に先行をするといいバリアージャケットを纏い飛びだした。

一方カイザーの方は上空から誰かが降ってきたのを見て驚いている。

 

「「「「うわああああああああああああああああああああああ!!」」」」

 

『『『どあああああああああああああ!!』』』

 

『な!?ごはああああああああああああああああ!!』

 

さらにその人物たちが自分の上に落下をしてきたので、愛紗達が現れた。

 

「ご、ご主人様!?」

 

「ありゃー甲児兄ちゃんが下敷きになったのだ!!」

 

「ぬ、主・・・・・・」

 

「いってええええええええ!」

 

『おいおいどこだよここ・・・・・・』

 

『ってかなんか下にいた気がするのだが?』

 

『おんどりゃあああああああああああああああああああああああああ!!』

 

「「「「うわああああああああああああ!!」」」」

 

カイザーがマジンパワーを発動をして彼女達は上の方から着地をして、彼自身は一体誰が落ちてきたのか見る。

見たことがある人物達なので驚いている。

 

『響、翼、クリスにアリス?それにエンペラー、真ゲッター、ブラックゲッター、今度は大人数だな(笑)』

 

「カイザー?」

 

「私達、どうしてこの世界に?」

 

『おそらく、敵の襲撃を受けて出撃をした際に発生をした次元の穴に吸い込まれたんだよな。』

 

『だったな、それがカイザーのいる世界につくなんて思わないぜ。』

 

『逆に言えば、いきなり上の方から降ってきたのは驚いているけどな。しかも俺の上に落下をして下敷きになったのだけど?』

 

じーっとカイザーは睨んでいると誰かがこちらに近づいてこようとしているのでエンペラー達は構えていると、上空から到着をした人物は彼女たちを見て目を見開いている。

 

「おいあれってどこかで・・・・・・」

 

「・・・・・・せない。」

 

『ん?』

 

「甲児は、ワタサナイ!!」

 

『おいまさかあれって・・・・・・あの時のちびちゃん!?』

 

「サンダーフォール!!」

 

放たれたサンダーフォールを全員が躱して、カイザー自身は苦笑いをしている。ギアを纏いクリスは彼女を見てカイザーの力を解放させて飛びあがる。

 

「やっぱり、あなたはあの時の・・・・・・」

 

「なんで・・・・・・どうして現れたの!!」

 

彼女はバルディッシュアサルトを構えて新たな姿ライオットフォームで片手剣にして接近をする。

クリスは両肩部のカイザーブレードを一本だけ抜いて構える。

 

「「うおおおおおおおおおおおお!!」」

 

一方機動六課メンバーもフェイトが交戦中というのを聞いて出動をしていた。

 

「それにしてもフェイトの奴が交戦をするなんてな。」

 

「一体誰なんだろうか?」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「なのはちゃんどうしたの?」

 

「ううん、フェイトちゃんが交戦をしているって聞いてからどうも嫌な感じがするの・・・・・・」

 

「なのはちゃんも?私も同じ感じなのよね。」

 

アリシアも言うのでアリサとすずかは現場に先に行こうか悩んでしまう。一方空中で交戦をするクリスとフェイト、お互いの武器が激突をする。

 

「ねぇ、いい加減カイザーを返して!カイザーは私達と一緒・・・・・・だから!!」

 

「前にも言った!私も甲児と一緒がいいから、だからだから!!」

 

お互いの激突を見てエンペラー達はカイザーをからかっている。

 

『いやーモテモテだねーーーカイザー君?』

 

『・・・・・・・・・・・・』

 

『確か、ヴォルケンリッターと呼ばれる美女たちもいたから、かなりのモテモテじゃないか?』

 

『・・・・・・・・・・・・』

 

カイザーはノーコメントをしている中、機動六課のメンバーを乗せたヘリコプターが到着をしてバリアージャケットを纏ったメンバー達が降りたち、全員が驚いている。

 

「なるほど、フェイトちゃんが交戦をした理由がわかったなの!」

 

「そのとおりだ・・・・・・ね!!」

 

ゲッタービームを放ちアリスはそれに気づいて、アリシアを睨んでいる。

 

「てめぇ・・・・・・あの時のガキか・・・・・・そういうことなら、容赦しねぇえええええええええええ!!」

 

「っておいアリス!」

 

「アリスちゃんまで、どうしましょう翼さん。」

 

「ごめんなのは、あたしいく!!」

 

「ってアリシアちゃん!?」

 

なのはが止めようとしたが、アリシアは飛びだしてダブルトマホークをとりだしてアリスに切りかかる。

テスタロッサ姉妹と雪音姉妹の激突が繰り広げられる。




次回「激闘!テスタロッサ姉妹対雪音姉妹」


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激闘!テスタロッサ姉妹対雪音姉妹!

ミッドチルダ上空、フェイトはクリス、アリシアはアリスと交戦をしていた。二人はマジンカイザー及びSKLの力を解放させて、フェイト達と激闘をしていた。

カイザー自身はどうしてこうなったんだ?と頭を抑えていた。

 

「プラズマランサーファイア!!」

 

『プラズマランサー』

 

バルディッシュアサルトから放たれたプラズマランサーをクリスは回避をする。彼女は光子力ビームを放ち攻撃をする。

一方アリシアとアリスはダブルトマホークと牙突刀の激闘していた。

 

「ようやく本当の意味であんたを叩き潰せるわ!!」

 

「へ!!大きくなったからってよ!あたしに勝てるなんて二万年速いんだよ!!」

 

お互いの武器が激突をして、カイザー達は上空で戦う四人の姿を見ていた。

 

「ねぇ甲児お兄ちゃん、とめないの?」

 

『無理だろうな、今の四人をなのは・・・・・・お前は止めれるか?』

 

「にゃははは・・・・・・無理かも」

 

「なのはちゃん大きくなってね?」

 

「あぁ、別次元とはいえな」

 

「あはははは・・・・・・まさか、また響さん達に会えるなんておもってもいませんでしたよ」

 

カイザーはそろそろ止めるべきだな?と判断をして両手を構える。

 

『ターボスマッシャーパンチ!』

 

両手が飛び四人の前を通過をした。

 

「甲児!どうして!!」

 

「カイザーなんで!!」

 

『これ以上は見てられないと思ってな、それに管理局員が結界を張らずに戦うのはまずいだろ?』

 

「「・・・・・・・・・」」

 

2人はあんまり納得はしていないが、管理局員としてはまずいと感じたのかゆっくりと降りたち彼らを連れて機動六課基地の方へと連れていく。

そしてヘリコプターは基地に到着をして、全員が辺りを見ながら降り立つ。

 

『すごいな』

 

『あぁ、基地だがでかいな?』

 

『まぁ、なにせなのは達が集まっているからな・・・・・・とりあえずこっちだ』

 

カイザーの後をついていきクリス達も続いていく、そして隊長室と思われる場所に到着をして扉が開いて八神 はやてが待っていた。

 

「お久しぶりってのも変ですね、機動六課隊長を務めます。八神 はやてです」

 

「SONG所属 風鳴 翼です。」

 

「さて翼さん達、どうしてこちらの世界へ?」

 

翼達は自分たちが何があったのか説明をして今に至ることなどを説明をした。

 

「なるほどな、それでフェイトちゃんが飛びだしたんやな?でも先に攻撃をしたのはあかんでフェイトちゃん?」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

はやてが言うが、フェイトは無言のままなのでため息をつく。

 

(まぁ仕方がないか、フェイトちゃんはそうやけど本間はうちもフェイトちゃんの気持ちはわかっているけど立場上な・・・・・・)「翼さん達はうちらが保護をします。」

 

「感謝をします。土地などがわからない以上、我々もどう動けばいいのかわかりませんので」

 

「なら、アリサちゃん、なのはちゃんは皆さんをお部屋に案内をしてほしいねん、甲児にいとフェイトちゃんとアリシアちゃんは隊長室に残ってな」

 

なのはとアリサが翼たちを案内をして部屋を出ていった後、残された三人にはやては見ていた。

 

「さてまずは甲児にぃは、ミッドチルダ内でめっちゃ飛んだな?すごく人々が興奮したりしているで?」

 

「面目ない」

 

「そしてフェイトちゃんとアリシアちゃん、あの人達はこちらに迷い込んでしまった次元漂流者になるんやで?それを攻撃をするって」

 

「はやて、何を言っているの?あの人達は敵だよ?」

 

「そうだよはやて」

 

「はぁ・・・・・・」

 

二人にこれ以上何を言っても無駄と判断をして、解散をするようにいい、はやては甲児に二人のことを頼むといい彼も承諾をして部屋を後にする。




次回 SONGメンバーの一部が次元漂流者という扱いであるが、フェイトとアリシアは彼女たちに対して警戒をしている。
なのは達は落ち着いてというが・・・・・・一方でアリスの方もアリシアのことが気に食わないみたいで響達が抑えている状態である。

カイザーはその様子を見てため息をつく。

次回「ため息をついたカイザー」

『はぁ・・・・・・』


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