悲報、禪院家、死すwww (クシャ)
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~術式と呪力と陰謀と~
悲報、ワイ、生まれるwww


ざけんなや、呪力が練れん、ドブカスがァ…

多分一番好きなセリフです


呪術、それは人間の負の感情を原動力にし、あらゆる不思議現象を引き起こす、不思議ぱぅわ

 

その呪術を至上主義にしたドブカスしか生まれてこない御三家である禪院家に、一人のドブカス転生者が生まれた

 

 

「ほら直哉、ざけんなやって言えよ、辞世の句を述べろ」

 

 

「くっそ、ガキィ!!」

 

 

「ほら、ざ~こざ~こ♡」

 

 

これは、ドブカス転生者が呪術廻戦で頑張るだけのお話である

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

悲報、ワイ、転生した

 

 

唐突すぎて驚く暇もなく、気づいたらやたら歴史のある屋敷にいた

 

名前は禪院誠人(ぜんいんまこと)、禪院…ぜんいん…ZENIN…えっ?

 

 

 

 

 

うわァーーーーーーーーーーー

 

 

なんでなんだ、よりによってなんで呪術廻戦なの?なんで禪院家なの?

 

しかも扇の子だった、え?シンプルに嫌なんですけど…

 

 

 

「ねぇちゃんをいじめるな!どぶかす!」

 

 

「なんやうるさいなぁ、誰か殺してまえ、こんな呪力だけのカス。てか誰がドブカスやねん」

 

 

こんなふうに言われているのは俺の術式がないと()()()()()()からですね。

 

この家では術式がないと人間扱いされないので

 

ただし、俺には術式がないわけじゃない、今はその真価を発せないのですよ、てか俺の術式、超呪詛師向けなんだよね

 

その効果は、手を触れた相手からその術式、呪力を奪い取ることができる(呪力は上限ごと)。ちなみにその相手ってのは人間だろうが呪霊だろうが呪物だろうが呪具だろうが関係なく、術式のあるものすべてだ

 

はい、まんまオールフォーワンだね。生まれる世界間違えてんだよなぁ

 

しかも表立ってやればどう考えたって呪詛師確定案件と…

 

はぁ(クソデカため息)

 

 

ただし、この家でもいいことはいくつかある

 

まず、美人双子姉妹が居ること

 

いや、マジで可愛いんだよね、血縁関係なのが悔やまれるぐらいかわいい

 

真希ちゃんは男勝りでがさつだけど頼りがいがあって将来おっぱいでかいちゃんね―になるし

 

真衣ちゃんは今はまだ呪霊でひゃんひゃん言ってて女の子らしくて将来おっぱいでかいちゃんねーになるし

 

最高かな?これだけでもう禪院家に生まれてきた価値はあるね!ねぇけど!

 

次は呪具がいっぱいあることである

 

まぁこれは今触らせてもらえてないけど、いつか根こそぎ術式奪い尽くしてやる

 

 

いくつかとか言ったけど、2個しかなかったわクソが

 

 

 

 

あ、あと直哉くんが居ることかな、俺前世では直哉くん推しだったし…

 

 

 

 

 

 

 

悲報、ワイ、8歳で直哉に稽古させられる

 

 

俺のプリチーな顔が容赦なくボッコボコにされて悲しい、この前両腕折られつつ、顔踏み抜かれた。あいついつか殺す

 

 

それと、怪我を治すために呪力全力で反転させようと試みたら、無事爆発した。いてぇ、反転術式はもっと先かぁ…

 

 

こんなぼろぼろになりながら稽古しているとたまに見に来るおねぇさま方がドン引きしている

 

直哉くんにというか俺に、解せぬ

 

 

ちなみに呪力操作は意外と難しかった

 

 

 

 

 

 

 

 

みんな、朗報だ…

 

黒閃が…決まった……

 

一回だけだったが、直哉くんの顔面に一発決めたときに、黒い火花がこう、バチバチバチッ!っと出てきて、その後の呪力操作の感じが半端なく楽になった

 

すっげぇ…これが黒閃かぁ…

 

 

 

ちなみに黒閃後に反転術式をやろうとしたらまた爆発した、どうやら俺にはまだ早いステージらしい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悲報、直哉くん、可哀想なことになる、てかワイがした

 

 

稽古の後、いつもはすぐ帰るくせにその日は双子姉妹がいたからか、無駄にでかい声で話をし始めた

 

 

「やっぱり女ってのは3歩後ろに侍らすもんや、それをわかってるのは偉いな」

 

「でも侍らす女があかんわ、あんなゴミども侍らすんやったら、おっと、お前もゴミやったかw」

 

いつものように俺をいじるぐらいだったら許せたんだが、稽古後に気が高ぶってたからなのか、それとも日頃の鬱憤が爆発したのかはわからないが、おねぇちゃん達が馬鹿にされたのが強烈にムカついて

 

つい直哉くんの頭に手をおいてしまった

 

 

「ん?なんや急にッ?!」

 

 

モヤッとしたものが体の中に入る感覚がした、急に術式と呪力を奪ったから酔ったのか、直哉のもだからなのか、吐き気がする

 

「こ、れは?!」

 

 

ひたすら困惑する直哉くんをみて、なんだか怒りは収まって、次の瞬間、笑いが溢れた

 

 

「ふふふ、ぶっ、ぶっっっはははははははw!!」

 

 

「へ?」

 

 

「あははははははっはははwwwwww」

 

 

「な、なんやきゅうに、てか、どんどんちからぬけて、はなせやこのてぇッ…」

 

 

どんどん力なくなってく直哉くんの直哉くんめがけて黒閃キックをシューッット、超、エキサイティング!

 

 

 

 

 

 

えー、取り乱してしまいましたが、俺は無事です

 

 

初めて術式を使った高揚感と、直哉くんの間抜け顔と黒閃で、ほぼイキかけましたが、俺は無事なはずです

 

 

いやー、術式使った瞬間呪力操作も出力も急にレベルアップしまして、やっぱり自分の持ってるもん隠して生活するのはあかんわ。もやもやするし、才能もうちどめになっちまう

 

それとやっと反転術式が使えるようになってた

 

直哉くん足蹴にして、転がしてる時にふと思いついてやってみたらできた、今もできるからたまたまではない、たまたまは直した

 

今までの俺は呪力の味を知るどころか、調理器具がない状態でやってたみたいなもんだった、そりゃうまくいきませんわ

 

 

それと、五条せんせーのやってた、順転と反転を俺も真似て、術式反転で、他人やモノに術式や呪力を付与できるようになった

 

よし、これで俺もオールフォーワンだな!

 

ねえちゃんたちに「おれ、しょうらい魔王になる!」っておどろおどろしく言ったら打たれた、いたい

 

 

とりあえず扇所有の呪物と呪具たちは片っ端から術式を奪っておいた、やったね!

 

その中でも強そうだったのは、圧縮術式と置換術式かな

 

圧縮はその名の通り圧縮するだけなんだけど、その圧縮するものには特に条件がなく、例えば、普通にいわを砂レベルまで圧縮したりとか、AからBまでの距離みたいな概念的なものでも行けた、これは五条先生対策として考えてある。まぁ戦うかはわからんが

 

置換もその名の通りで、まぁ、うん、飛雷神ができるよって術式だった。卑の意思を感じる…

 

 

 

 

 

悲報、ワイ、もう中学生

 

 

なんてこった、ねえちゃんと一緒に風呂入ろうとしたら拒まれるようになってしまった、目がキモいって言われた…

 

悲しい

 

 

 

 

さて、中学生になってしまったので丁度いいから家でて、呪霊、呪詛師狩りを行おうと思います!

 

やったね、これで魔王への第一歩だ!

 

 

ということで早速それを家に伝えて家を出た、直毘人はちょっとだけ惜しがってた、扇は万々歳、お姉様方は泣いてた、真希ちゃんは泣いてねぇってずっと強がってたけど泣いてた、絶対泣いてた

 

あ、あと直哉くんも俺を見るなり泣いて逃げてた

 

 

 




所持術式一覧

・オールフォーワン(かっこいい日本語化ができなかった)
・反転術式 new!
・投射呪法 new!
・圧縮呪法 new!
・置換術式 new!
・光源術式(光るだけ) new!
・鋭利術式(切れ味が良くなる) new!
・幻覚術式 new!
・婉曲術式(触れたものを曲げるだけ) new!


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悲報、ワイ、見つかるwww

わぁ、文章がちぐはぐでみずらい!これが駄作かぁ!!

はい、お読みいただきありがとうございます!最後まで見てねッ!
お願いします!何でもしますから!


なんで…

 

 

「小僧、早く俺を現世に出せ…できるだろう?」

 

 

「いっやぁ、できるっちゃできるんすけど…やったら殺すでしょう?あんた」

 

 

「当然だろう。こんな気色の悪い術式の中に俺を入れた痴れ者を生かしてはおかん」

 

 

「じゃあ嫌ですよ…」

 

 

なんで今俺…

 

呪いの王と話してんだろうな…

 

 

 

 

 

 

ときは3時間ほど前に遡る

 

俺は術式を確保するために呪霊狩りをしていた

 

その時たまたまやばいものを発見してしまった

 

それは両面宿儺の指だった

 

もちろん虎杖くんのように呪いに耐性があるわけじゃないから喰おうとは思わなかったんだけど、この状態でも術式が取れるのか気になり術式を使ってしまった

 

結論から言えばできちゃったんだけど、そのときに俺の術式が宿儺の意識を俺の生得領域にまで引きずり込んでしまったというわけだ

 

はぁ、最悪だぜ…

 

しかも取れたと行っても解と捌の一部、しかも条件付き

 

条件はおそらく両面宿儺が出てる時のみという…原作始まんないと使えないじゃないか!!!

 

ま、一本分じゃこんなもんか

 

てかむしろ一本で術式と呼べるもんを取れたほうが驚きだわ…すげぇなすくにゃん

 

『すくにゃんというのはなんだ?もしや俺のことか?』

 

うわ!ついに生得領域からも出てきちゃったよこの人!

 

『ふむ、現代の言葉とは解せんな、すぐにまとめて呼びたがる…』

 

しかも俺の思考とか読まれるぅ?!うわ恥ずかしッ!ヤメテヤメテ!!

 

 

 

『しかし…まさかこの俺の術式を取ろうとし、あまつさえ成功させてしまう愚か者が居るとは…平安の世でもそんなバカはおらんぞ!』

 

 

は、はあ、え?なんか認められた?

 

『ふむ、小僧、俺はこのらぁめんとやらは見たことなくてなァ…』

 

ご、ご用意させていただきます!!!

 

生得領域に念じれば出てくるかな?ラーメン…ラーメン、ラーメン

 

『ほう、まさか本気で出てくるとは思わなかったぞ。こwぞwうw』

 

なん、だと…?俺の想像力、豊かすぎ?!

 

『ただまぁ、こんな呪力の塊を食いたくはないな…さっさと受肉させろ』

 

あ、味とかは駄目なのね…残念、領域展開してラーメン屋とかできるかと思ったのに

 

 

「ねぇ、さっきからキミどこ向いてんの?」

 

 

そういえば普通に会話できるなこの人…己の快不快のみが生きる指針とか言われてませんでした?

 

『貴様は思ったよりも不快ではないだけだ…このそふぁとやらも牛の骸骨よりかは心地良いしな』

 

あれ?俺の生得領域勝手にいじられてません?

 

 

「ねぇ聞いてる?もしも~し」

 

 

『ふむ、術式側からも干渉させることで決して外には出れんようになってるようだ…喜べ小僧、俺は例外だ』

 

よ、良かった…今まで取ってきた術式が勝手に飛び出したりはしないのか…

 

 

「ねぇって!もしかして俺見えてない?!結構でかいと思うんだけど!」

 

 

「うわァ!何だ!!??」

 

 

え、ごじょ…五条悟ぅ?!いつからそこに?!

 

『結構前からいたぞ…』

 

 

「マジィ?ごめんね、ちょっと考え事してて」

 

 

「えらくフランクだね、キミ…てか、誰かと話してるでしょ、そういう術式?」

 

 

「へ?ああ、すくにゃんのこと?すくにゃんだけが術式じゃないよ。聞いてない?ジジイから」

 

 

「すく、にゃん…?」

 

 

『おい、戸惑ってるぞ、コイツ。やめてやれ』

 

ん?そういえば五条先生の六眼って術式を映すんだっけ…

 

じゃあ今の俺はどう映ってんだろうね?

 

 

「ねぇ、五条さん…あんたには今の俺、どう映ってるの?」

 

 

 

「ッ!?えらく濁って混ざった術式の中に、一つだけ際立った物がある…キミ、両面宿儺と話していたのか」

 

 

わお、なんて理解力してやがる…見ただけで術式を理解できるのいいなぁ、ほしいなぁ

 

まぁ、今戦っても絶対勝てないし、とりあえずおとなしくしとくかな

 

 

「で、なんで俺のとこに来たんです?わざわざ呪術界最強が」

 

 

「あぁ、忘れるとこだった。キミ、呪術高専に来て術師になってよ、今のままじゃ呪詛師だからね」

 

 

「俺まだ中2っすけど、年齢的に」

 

 

「だいじょぶだいじょぶ!なんとかなるって!!」

 

 

えらく適当だなこの人…

 

大丈夫なわけ無いだろ…

 

 

「ま、なんとかしてくれんなら行きますわ!」

 

 

「おっけ~!じゃあ早速行こっか!」

 

 

「えっ今から?!」

 

 

 

 

なんか高専に行くことになってしまった…

 

む、待てよ

 

これは真希お姉さまさまにサプラァ―イズができるのでは?!

 

よし、そうと決まれば早速ごーだぜ!!!

 

 

「先生!俺は一体何級から始まるんです?」

 

 

「ん?特級だけど?」

 

 

 

 

 

 

……へ?




ここに術式書くのめんどいからかかないね

ここに書いたのでやりくりするのも面白いからやりたかったんだけど、読者の見てないところで3年過ごさせるんだったらおもしろ強い術式いっぱい持ってそうだし、強い術式その場で考えて作っちゃうのもありかなって…

ということで、術式募集してます!多分使うので感想にでも書いてね!よろしくぅ!


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悲報、ワイ、入学www

サマーオイル早く出したい…出したくない?


東京都立呪術高等専門学校

 

ここは呪いを学び呪いを祓う呪術師の学び舎…

 

本日はその、呪術高専におじゃまして…

 

 

「何いってんの?今日からここに住むじゃん、誠人」

 

 

まぁ、お邪魔する事自体は間違ってないじゃんね

 

 

「さぁて!誠人にはこれから入学試験を受けてもらうから!」

 

 

「俺まだ中3だお」

 

 

「来年の分先に受けとくんだよ。面倒だろ?面識のあるやつと面接とか」

 

 

「たしかにそうだわ!」

 

 

さて、面接かぁ…

 

面接ってあんまいい思い出ないわァ…

 

まま、ここの面接とかイージーの極みだからネ!多分きっとメイビー

 

 

 

 

「うっす、禪院誠人です。呪術師になりに来ました」

 

 

「キミは、なぜ呪術師になるんだ?」

 

 

なぜ、なぜ、うーん…

 

あんまり意識してないしなぁ…

 

強いて言うなら俺がこの世に生まれたことだからぐらいだし…

 

 

あ!一個あるかな!

 

「夜我さん、魔王ってわかりますか?」

 

 

「む?魔王?RPGとかのか?」

 

 

「えぇ、それです!俺ねぇ…それになりたいんですよ!この術式を持って生まれたならどうせね!」

 

 

「なんのために?」

 

 

「自分が満足して生きるために」

 

 

「合格だ…悟!」

 

 

「あいよ、じゃあ行こっか!」

 

 

合格です!やったね!この面接しぬほどあっさりしてたけどいいんだよ!俺が楽だしね!

 

さてさて、ここから寮の紹介でしょ?なんかの間違いでお姉さまの部屋になんねぇかな…

 

一緒に暮らしてた頃よりもこう、出るとこ出てるんやろなって…

 

で、結構歩くけど寮っぽいのから離れてません?あれ?五条先生?!

 

 

「さ、まずは僕と戦ってもらうから!」

 

 

「ふざけんな荷物置かせろや!!」

 

 

「えー」

 

 

「えーじゃないよ!てか俺の実力とかとっくに把握してんじゃないの?!」

 

 

「いや、禪院家の家出少年ってだけでスカウトしたからね!そのへんは測りかねてるよ!誠人の性質も相まってさ!」

 

 

「はぁ…じゃ、俺が勝ったらあんたの六眼と術式くれよ!」

 

 

「フフ、まずは勝ってからだね!」

 

 

おファ!急に殴りかかってくんじゃねぇよボケナス!

 

 

 

 

 

メキメキと嫌な音を立てて五条悟の蹴りが腕を砕き抜ける

 

呪力のガードをしてもこの威力、まじでミゲルってなんだったんだよ!

 

しかもこっちの番と息巻いて攻撃をしても悉く無限に弾かれて…だぁ!!!やかましい!この無限野郎が!!

 

『ボコボコじゃないか、小僧www』

 

うるせぇな、こちとらただの中3やぞ!大人と戦ってフィジカルで勝てるわけ無いだろ!いいかげんにしろ!

 

『ならどうする?これで諦めるほどヤワな玉ではなかろう?』

 

あぁ、体術で行けねぇなら術式で行くまで

 

 

「術式、圧縮呪法、順転」

 

 

「ッ?!」

 

 

今度は入った!ビンゴだぜ!これで無下限の攻略はできる

 

死ぬほど呪力を食う代わり、圧縮に限りはない

 

つまり、無限と俺の拳の距離を圧縮して五条を叩く!

 

 

「まさか、無下限を正面から攻略するやつが居るとはね…ちょっと先生も驚いちゃった」

 

 

うわ、コイツ切れてねぇ?!大人気なくない?!

 

 

「これなら、まともに戦っても良さそうだ、術式反転"赫"」

 

 

ふざけんなァ!バカ目隠しィ!死ぬわァ!

 

 

「クソが!術式、圧縮呪法、反転!」

 

ぐわ、っと赫の周りの空間が歪みそのまま五条先生の方へぶっ飛んでいく

 

これが圧縮呪法の反転!名付けるなら拡張呪法かな!!

 

この術式は圧縮の反対、つまり呪力さえ尽きなければ俺と対象の距離を開け続ける!これでこのままかえしてやりゅ!

 

あっだめだ瞬で消された!

 

『wwwwww』

 

何わろとんねん!今それどころちゃうやろ!

 

 

「術式ィ!投射呪法+圧縮呪法!!」

 

 

 

爆速パァンチ!!!!

 

大量の呪力を籠めて…黒、閃ン!!!

 

はは、こんだけ思いっきり行けば土手っ腹ぐらいぶち抜いてて…

 

吐血だけだと!!!????

 

ほんとに人間かァ?!

 

 

 

あ、ちょっと、ほんきの、らっしゅ、ァ

 

ぬお…

 

ぐ、ベェ!?

 

 

ゴブハァ?!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…………3週間寝てました、ひっど




術式(感想)よろしくね!!

あと戦闘描写ひどすぎてごめんね!


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悲報、ワイ、再会www

サマーオイルどこ…?ここ?

そういえばUA1万超えてました!どうもありがとう、これからもよろしくね!

感想ではメロンパンのことめっちゃ言われててちょっと悩んじゃった…

どうしようね、羂索


「真希、あんたはあいつのことどう思ってんの?」

 

 

「あ? そりゃ、ムカついてるにきまってんだろ。まだ13だってのに出てきやがって……」

 

 

「そう、よね……い、一体どこで何をやってるのかしら……」

 

 

「? どうした? なんかあったのか、真依」

 

 

「いや、まぁ、あったはあったんだけど、今は言えないっていうか……」

 

 

「ハァ?」

 

 

 

 2日前の真依の話を思い出す、急に出ていった弟の話をし始めたと思ったら、ヘンなこと言いやがって……

 

 てか、あんのバカ目隠しは呼び出しといて一体何時間またせてるんだろうか……

 

 もう一時間以上は待ってるぞ! 

 

 

「あれ? 真希? なんでこんなとこいんの?」

 

 

「パンダ」

 

 

「しゃけ」

 

 

「棘もか、あのバカ待ってんだよ! ったく、こっちは休日の時間使って待ってんのに!!」

 

 

「お、おう大変だな、真希も」

 

 

 

「あれー? 待った?」

 

 

「待ったじゃねぇよバカ目隠しィ!!!」

 

 

 やっときやがった、コイツ一体どうしてやろう、か……

 

 

「あれ? 真希ねぇじゃん、なんでここいんの? うんこ?」

 

 

「いや、僕が呼んだんだよ、感動の再会的なッ!」

 

 

「おぉ! やるじゃん五条先生なのに!」

 

 

「ン?」

 

 

 な、な、な……

 

 

「なんでここに居るんだよ! 誠人ォ!!!???」

 

 

 

 

 

 ──────────────────────

 

 

 と、いうわけで(別に特に図ってはいないが)ドッキリ大成功! 

 

 ねぇちゃん顔真っ赤にして切れてた! おぉ怖い怖い……

 

 てか、パンダだけガチでただのパンダなの面白いよね、パンダはパンダじゃないらしいけど

 

 さて、3週間寝てたとはいえまだ乙骨パイセンはきてないみたいだね! 

 

 原作でもまだパイセンの術式は出てなかったと思うんだけど何なんだろ、リカ? 

 

 まぁだとしても今から高専の戦力を奪うのはあんまよくなさそうだし、色々行動するのは原作開始からかな、真人が活動を始めるのがいつかわからんし

 

『その間お前は何をしてるんだ?』

 

 まぁ、今までとおんなじで術式集めかな、どうせ百鬼夜行までは大した術式も確保できないだろうけどさ

 

 あー若干楽しみだなァ、キマッタ夏油と出会うのは

 

 家族のこと猿にしたらキレるかな……

 

『くく、お前の思考はやはりろくでもないな……ほんとに15か?』

 

 は? まだ(肉体は)15ですが? 

 

 で、俺は呪術高専にきてから真希ねぇちゃんと体術(意味浅)しかしとらんのだけど……

 

 え? 放置? 放置ですかそうですか

 

 はぁ、暇だよ暇! ひまままままま! 

 

 

「おーい! 誠人! 出てこい! 訓練すっぞ!」

 

 

 おっと、ねぇちゃんからの招集がかかった! 

 

 やった! ちょうどひましてたんだ! 

 

 

「やっときたか……」

 

 

「ごめん、ジャージ探してたら時間かかって」

 

 

「ったく、お前ろくに部屋掃除してねぇだろ。私はともかく真依ちょっと怒ってたぞ、部屋が汚いって」

 

 

「えっ、入れた覚えないんだけど」

 

 

「えっ?」

 

 

「えっ?」

 

 

 えっ? こわ、なんで? 

 

 俺こんなに怖いの転生してから一度もないんですけど

 

 まぁ実の姉だし大丈夫でしょ……

 

 

 

 

 

 

 その日から、俺の部屋には鍵が4つ増えた(なお、あまり意味はない模様)

 

 

 

 

 

 

「あ、そうだ。誠人は今日から山梨ね!」

 

 

「は?」

 

 

「ちなみに拒否権はなし! 伊地知ー、早く車出してあげてー」

 

 

 

 おk、コイツ殺すわ! 

 

 

「さきに言っとけ! バカ目隠し! おたんこなす! 社会人としてどうかしてるぜアンタァ!」

 

 

 

 

 というわけで今俺は山梨県南都留郡富士河口湖町精進

 

 つまり富士の樹海にやってきております……

 

 おや、やっとオリ主らしい……って違うだろ! 何も聞かされずに樹海に降ろされた俺の気持ち考えてみ?! 

 

 夜も眠れなくなるぜ! 全く!! 

 

 

 ま、イイや

 

 それよか、さっさと任務を終わらせて帰らないと乙骨パイセン見れなくなっちゃう! 

 

 フニャフニャ乙骨が見たいから高専にきたようなもんなのに

 

 

 さて、そんな任務の内容だけど……富士の樹海に発生した呪霊数体を祓ってこいと……

 

 嫌がらせがすぎるぜ、蜜柑共が

 

 

 まぁさっさと祓ってお土産買ってかーえろっと

 

 

 

 

 

 

 

 まずい、いや、余裕なんだけど死ぬほど時間かかりそうな呪霊だった

 

 数体って言っても厳密に言えば一体なんだろうけど

 

 この呪霊はおそらくこの青木ヶ原樹海そのものの伝説が呪いに転じたもの

 

 特級仮想怨霊"青木ヶ原樹海"ってところかな? 

 

 確かに比較的若くて弱いんだけどさぁ? 

 

 バイオみたいに大量の死体が迫ってくるわ、生得領域内は絶対に出れないクソ迷路だわで死ぬほど時間食うんだわ! 

 

 あーーーー

 

 メンドクサ! 俺ってば大量破壊できる術式持ってないからこういういっぱい出てくる系に対してはごってごての後手に回されるんよね

 

 

 ん? 待てよ? ここが向こうの生得領域であるならば、俺の領域展開でこのめんどい空間壊せるんじゃね!? 

 

 天才すぐるwww

 

 じゃあ早速

 

 

「領域展開【逢魔降臨(おうまこうりん)】」

 

 

 

 

 

 

 

 

 俺の持つ領域展開の()()()である逢魔降臨は逢魔の第一段階

 

 何も出来ない真っ黒な空間を設置する領域展開

 

 この領域内では俺以外のあらゆるものの呪力が常に俺に吸われていく

 

 そして2つ目

 

 

「【逢魔典(おうまでん)】」

 

 

 逢魔典で領域内の術式を持った全対象からその術式を剥奪する

 

 

 呪力の少ない2級以下の呪霊だと最初のでもう祓えちゃうけど、準1級以上の呪霊は耐えてくれるからここで術式を奪えるって寸断さ! 

 

 

 

 さて、樹海の全呪霊は祓ったし、帰るか

 

 お土産、何買って帰ろっかなー?




術式(感想)お待ちしてナス!


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悲報、ワイ、ストーカーに会う

逆夢の求めあってって歌詞がもとみゃってって聞こえるの最高に好き

毎日投稿目指そうとした瞬間からできんかった。すまん

感想に術式を書くのは規約違反の可能性があるそうなので活動報告の方にお願いします!

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=277174&uid=370737

コメントくださった方、ありがとうございます


「ほら、さっさと立てふたりとも!!」

 

 

「「は、はいッッ!!」」

 

 

現在、俺は乙骨パイセンと2人で真希ねぇにボコられている

 

最初は真希ねぇにボコられるパイセンを見て爆笑してたんだけど、途中から現れた五条悟とノリノリのねぇちゃんによって呪力使用禁止のガチンコ殴り合い大会が開催されてしまった…

 

呪力を使っていいならまだやりあえるのになしって!そんなのどう勝てと?!

 

確かに最近は呪力使った戦闘に慣れすぎていたような気がしたけど、こんなやりますか?

 

パイセンないてるよぉ!?

 

 

「誠人くんはさ、どうしてそんなに呪力をうまく籠められるの?」

 

 

「え?いや、なんでだろう…俺は完全に術式ありきなんで、ろくなこと言えないっすけど」

 

 

「教えてもらってもいい?」

 

 

「おkっす。俺の術式は術式を奪うものなんです。で、反転させると術式を与えるものになった。ここで術式の解釈を広げて、俺の術式は他人のものを奪い、俺のものを与える術式だと解釈してうまいこと呪力を直接籠めてます」

 

 

「お、おお、たしかにあんまり参考にならなかったかもしれない…」

 

 

でしょうね、俺の呪力籠めは正直ゴリ押しだし

 

でもこの拡張術式の概念がすごい面白いんだ

 

自分の解釈次第で自分を好きなだけ広げられるってとっても素敵だと思う

 

それに他人の体力やらなんやらも奪えるようになったし結構つよい、あんまり使わないけど

 

多分渋谷までまともな対人戦はない気がする…

 

呪霊相手だと正直こっちが呪霊メタすぎて戦闘になんないし

 

ここいらで呪詛師狩りの任務でも回してくんねぇかな

 

 

あ、そういえば真希ねぇ真依ねぇの強化はしようとしたらちょっと嫌な顔されたよ

 

渋谷までには強制的にやるけど、乙骨パイセン強化のためにも真希ねぇは一回殺されかけないと行けないだろうし

 

てか身内の惚れた腫れたの話はやっぱいいね、パンダ先輩と一緒にニヤニヤしてます

 

 

 

「あ、ちょっと任務行ってきてよー。憂太と一緒にね」

 

 

「おk。行きましょう!パイセン!」

 

 

「パイセン?!」

 

 

「ねぇなんか僕への敬意抜けてない?!」

 

 

 

というわけでパイセンと任務だ!

 

まぁどうせ2級ぐらいの大したことない…

 

 

「任務は僕の特級のやつね、憂太に特級を見せてきてやってよ」

 

 

えー…

 

 

 

 

 

 

 

「まままっ誠人くん!ここ、ほんとに大丈夫なの?!」

 

 

「おー、流石にパイセンでもわかるかぁ、居るの」

 

 

「さささっ寒くないのに!寒いよ!!!」

 

 

「まあ最近冷えてきましたし」

 

 

「えぇ?!もしかしてちゃんと聞いてくれてない!?」

 

 

やって来ましたは廃病院、ここで新たに出現した呪霊が特級案件…

 

一見何もなさそうなとこだし、呪霊のレベルも高くはなさそうだけど

 

この特徴的な気配、体の底から共鳴する感じ…

 

『ほう、俺の指があるな?』

 

やっぱあるか、丁度いいから2本目も回収しーとこ

 

 

「ぬひひひ!キヒヒヒヒ!!!」

 

 

おー出てきたな、虫

 

コイツ宿儺の指もった呪霊デフォみたいなやつなんかな?

 

名前ないし、先生がそういうの書くまえに死んだし、ヨグわがんね!

 

 

まぁいいや、多分術式も弱いか無いし、さっさと祓っちゃお

 

 

「ヒッ?!」

 

 

「いいですか?パイセン」

 

 

「え?」

 

 

「こういうバカな特級呪霊は、一発叩けば死にます」

 

 

「へ?」

 

 

ぶちゅっとと頭を握りつぶし、そのまま呪力をかっ食らう

 

あ、出てきた指はしっかり回収しますとも

 

 

「ちょっと待った、その指は私に譲ってくれないか?」

 

 

ッ?!

 

は?

 

なんで、ここに一般人が?!帳はおろしたはず…

 

あぁ、そうか、アンタか

 

 

「羂索、だったか」

 

 

「あー、たしか最初の名前はそうだったと思うんだけど…今は香織って呼んでほしい。この体はそういう名前だったから」

 

 

「パイセン、逃げてください。コイツは相手にしちゃいけないタイプの変態だ、俺が相手しますんで」

 

 

「おや、乙骨憂太もいたのかい?今のキミには興味がないし、もう出てもいいよ」

 

 

「え?なッ?」

 

 

よし、拡張呪法でふっとばそ…

 

 

「うわァッ?!」

 

 

そんで…

 

 

「なんでここにいるんだ?ストーカーか?キッショ」

 

 

「ひどいじゃあないか、話にきただけだよ」




術式は活動報告の方にオネシャス!

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=277174&uid=370737

それは別として感想もお待ちしております!


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悲報、ワイ、無双www

そういえば真人と誠人って意味的にはほぼ同じだよね。今気づいた


「で、話ってなんだよ」

 

 

「ふふ、素直な子は好きだよ。私も母親になったからか、そういうのに好感を示すようになった」

 

 

「うおえ、まじでキモ、早く要件言えよ、てか死ね」

 

 

「口が悪いなぁ…まぁいいか。私はただその指を譲ってほしいだけさ」

 

 

「ただ一本のためにわざわざ出張ってきたのか」

 

 

なんて体を張る…いや、宿儺の器出産した時点で結構体は張ってるか

 

てかなんで俺と話なんかすんだよ、術式ほしいなら俺を殺して奪えばよかろうに

 

まあ奪わせないけど

 

 

「あぁ、ただの一本でも宿儺の指さ」

 

 

「たしかにそうだな、でも、絶対に譲らないね。これは俺が取ったもんだ」

 

 

「おや、つれないねぇ…どうしたら譲ってくれるかい?」

 

 

「譲らねぇっつってんだろ、どうしてもほしいなら死ね。そうしたら考えてやるよ」

 

 

「はぁ、結構強情なんだね。まあいいさ、キミと話すことも目的の一部だったし今日は帰るよ」

 

 

はぁ?マジでキモいストーカーだったじゃん

 

最悪だ、こんな暴れてりゃ目はつけられるとは思ったけど、ここまでだとは、あときっしょいし

 

うわぁ、まじで帰ってる…

 

 

 

 

鳥肌スッッッッゴ!?

 

まじでキモかった

 

なんか喋り方のっぺりしてるし

 

さっさと帰ってシャワー浴びよ

 

 

 

「うぅ、イテテ…」

 

 

あ、パイセン忘れてた…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれから数ヶ月たったが、メロンパンは任務や高専には姿を出さなかった

 

え?まじで見に来ただけだったん?キッショ、なおキショイやん

 

さて、現在は12月24日

 

この日がなんの日か分かる人いるかな?

 

クリスマス・イブ?聖夜?性夜?

 

そうだね、百鬼夜行だね!

 

サマーオイルこと夏油がこの間宣戦布告をしていたらしい

 

いや、してたことは知ってるんだけど、見れなかったんだよね残念ながら

 

とゆうことで!俺の戦場は…京都です!!ゴミが!!

 

 

 

まま、もうええか

 

 

じゃあ、鏖殺、始めようか…

 

 

 

おー、割とギュウギュウに向かって来るね?

 

俺のこと好きなのかな?呪霊共は

 

 

「あー、一級以上は俺に回してください」

 

 

よし、声掛け終了!

 

あとは上からさっさと一気に祓おう

 

 

「術式、空歩」

 

 

ふわ~、上に参ります

 

 

よし、この前手に入れた術式で広範囲を殺そうかな

 

「術式、空圧+発条化+呪力強化」

 

 

呪霊の周りを赤黒い呪力が迸り、殆どが吹き飛び破裂する

 

成功かな、オールフォーワンのお気に個性の組み合わせ、そのパロディもどきは

 

 

ふむ、この残ったのが特級かな、じゃあ術式奪っちゃお

 

呪力の消費はそうでもないし、他のところにでも行こうかしらん

 

 

 

 

あ、真依ねぇじゃん!

 

 

「やっほ、大丈夫そ?」

 

 

「ま、誠人?!今がどんな時かわかってる?アンタのとこは…」

 

 

「あぁ、もう祓ったよ」

 

 

「ハァ…」

 

 

な、何だそのため息は!?

 

まああんま強い呪霊もいなさそうだしいいか、大丈夫でしょう

 

 

「じゃあ、俺もう行くね」

 

 

「…行ってらっしゃい」

 

 

それじゃあレッツラごー

 

 

 

 

 

 

 

―――――――――――

 

――――

 

――

 

 

 

 

いやー相当数の呪霊を祓ったんじゃないでしょうか

 

特級10、1級24、準一級33、それ以下は数えてないけど

 

このへんでそろそろ打ち止めだと思うんだけどなぁ…

 

 

 

んお?何だ?今、誰かに触られ…

 

いや、現在進行系で触られてるね、3回、何?痴漢?最近そういうの多くない?

 

まぁわざわざ3回触ったってことはそういう術式で、この痴漢は呪詛師かな?

 

 

「誰?アンタ」

 

 

「強いて言うならお前の足止め専用術師というところか…夏油に頼まれていてね」

 

 

「そ、う…」

 

 

これはッ?

 

体が動かない…

 

いや、厳密に言えば腕以外が動かない…

 

 

「私の術式は触れた術師に条件付きだが強制的に縛りを課すものでね、お前には3つ縛りを課させてもらった」

 

 

「3つねぇ…」

 

 

「あぁ、1つは腕以外の体の動きを縛った、もう2つはその強化用。縛りの内容は腕を縛らないことで縛りの強化をすることで、もう1つは私の腕を動かさないことでその効力を発揮する」

 

 

「そう…結構強いんだね、この縛り」

 

 

「あぁ、自慢の…」

 

 

「でも俺の腕を縛らなかったのは失敗だね」

 

 

「あ?」

 

 

さて、こっからはぶっつけ本番

 

できるだろうけど、やってこなかったもんをここでやってみよう

 

 

「術式順転"(だつ)"」

 

 

「術式反転"()"」

 

 

 

 

「合式"(へん)"」

 

 

黒い呪力と白い呪力が溶け合う

 

手のひらには灰色のキャンパス

 

ここに納得がいくものを書き込む

 

 

【呪縛の解除、自身の腕を縛ること以外反転】

 

 

そのまま灰色の呪力を鋭利にし、自分に差し込むッ!!

 

 

 

 

いっっっっっったくはないな、良かったよかった

 

もう向こうの縛りは意味はない

 

そして

 

 

「なッ何がぁ…」

 

 

「動けねぇだろ、呪詛師なら呪詛返しぐらい頭に入れとけよな」

 

 

「なんで…」

 

 

「じゃあその術式もらうから。あ、殺しはしないよ。あとで怒られるのは俺だろうし」

 




はい、合式です

まぁまんま虚式なんだけどさ、誠人の術式は互いに打ち消さないだろうし、合わせました

効果は術式、縛り等の呪術的なものを書き換えることです

見た目のイメージはドラゴンボール超のザマスの腕ブレードの灰色版です


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悲報、ワイ、動くwww

遅くなってすいません、モチベ死んでました

いやー、みなさん読みました?最新話

乙骨やっぱわけわかないっす!


「最後くらい、呪いの言葉を吐けよ……」

 

 お? いたいた! 夏油だ! 

 

 ここでメロンパンの計画を頓挫させたいし呪霊操術もほしいから、五条先生がどいたら術式を……

 

「そこで何をしてる、誠人」

 

「お、っと気づいた? 流石にザルだったかな?」

 

「何をしようとしてた」

 

「怖いなぁ、それでも先生かい? いつもと様子も違うし」

 

「……あぁ、ちょっと感傷的になっててね。早く答えてよ」

 

「夏油傑の術式をもらいに」

 

「……駄目だ、傑の遺体には触らせない」

 

「なぜ? 呪霊操術は強力だ、なくすには惜しいよ」

 

「誠人、人を術式入れとしか思ってないのか? 駄目なもんは駄目だ、さっさとかえんな」

 

「はぁ、うぃーっす。わかりました」

 

「……ありがとう」

 

 

 

 かー、ダメダメじゃないの、俺

 

 駄目なんだよね、原作の名場面に最高にトッピングまでされる改変があると興奮しちゃうから……

 

 てか五条先生ちょっと昔に戻ってるのは夏油と話してるからかな? 

 

 

 まぁ、羂索には別の方法で嫌がらせするか、来年からはいっぱい事も動くし、頑張るぞー!! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 2018年、6月

 

 宿儺、受肉

 

 受肉体虎杖悠二、秘匿死刑事実上の無期限延期

 

 

 

 

 

 

 

 

 キタ──!! ついにすくにゃんが動き始めたゾ! 

 

 最近は音沙汰なかったんで心配してたが受肉で忙しかったんやろなぁ

 

 

『受肉にいそがしいも何もあるか、思いっきり受動だろうが』

 

 

 あ、そっかー

 

 確かに別に宿儺は何にもしねぇわ

 

 さーて、そろそろ真人の動きがわかるかな

 

 今の所目標は真人の無為転変ゲットだな

 

 俺の術式はうずまきと違って取っても成長してくれるから早い段階でとっても大丈夫

 

 個人的には幼魚と逆罰は見たい

 

 正直順平殺させるのはやだけど見たいものは見たいのでそれまでは何もしない

 

 てか学校まで行くと確実に羂索に絡まれるからね、やるとしたら羂索が近くまで行けない姉妹校交流会のときかな

 

 てか、一年全員の任務って俺行けるのか? ちょっとすくにゃんとはやりあってみたいのだけど

 

 

『ほう? この俺とやり合ってその程度で済むとでも?』

 

 

 でもいま1本か2本しかないじゃん、その程度だったら多分ギリその程度で済むよ

 

 

 

「おーい、誠人! 転校生紹介するよー!」

 

 

「はーい、いまいっきまーす!」

 

 

 お呼ばれだから行くか! さぁて、虎杖と合うの楽しみだなぁ……

 

 

 

 

 

 

「はじめまして。禪院誠人です。禪院くんでも誠人でも、好きなように呼んでね」

 

 

「俺は虎杖悠二、えっと」

 

 

「受肉体でははじめましてだなぁ、誠人」

 

 

「あ! 宿儺ァ! いま出てくんな……え? 何? 知り合いィ?! コイツ千年前のやつじゃないの?」

 

 

「あぁちょっとね」

 

 

「へ、へー。まあいいや! よろしくな!」

 

 

 

 まぁいいやで済むのねこの子

 

 良い子なのか、単純なのか、バカなのか……

 

 でも嫌いじゃないわ!! むしろ好き! 曇らせたい!! 

 

 はっ俺は一体何を……

 

 

 

 そういえば俺が術式を取った指を飲み込ませたらどうなるんだろう……

 

 薄いのかな? それとも出力は普通に飲み込んだときと変わらないのかな? 

 

 ま、それは今後どうせわかるからいっか! 

 

 今は真人だ真人! 

 

 どうやって祓ってやろうかな

 

 

 

 

「あ、明日4人目の一年迎えに行くから、準備しててね~」

 

 

「おい、それは今日言うことではないだろ」

 

 

 

 全く、このバカ目隠しめ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お、虎杖制服かっけぇじゃん」

 

 

「おう、てか伏黒のと微妙に違うね、なんで?」

 

 

「制服は希望があれば色々いじってもらえるからね」

 

 

「え、俺そんな希望出してねぇけど」

 

 

「僕が出したからね」

 

 

「気を付けろ、五条先生こういう所あるぞ」

 

 

 

 まじでこういうとこだけゴミだと思う

 

 まぁ虎杖の制服はサイコーにかっこいいからいいけど

 

 ちなみに俺はなんの改造も施されてないふつーの制服だよ、まっっしろだけど

 

 おかげでソースや醤油は気をつけなきゃいけない、ちょっと不便

 

 無下限ほしいな

 

 

 

 

 

 あ、スカウトマンがおる

 

 てことは……

 

 

 居た! 釘崎野薔薇だ! 

 

 

 いやー、これで原作キャラとはほとんどあったんじゃない? 

 

 なんでかナナミンは俺とあってくれないんだけど、それでもほぼあったな! 

 

 

 

「釘崎野薔薇、喜べ男子紅一点よ」

 

 キャラ濃ゆいな、この娘……

 

 釘崎の芻霊呪法は、まぁ、真人以外に有効打はとりにくそうだしいらないかな、余ってたらぶんどるんだけど

 

 

 

 まま、えやろ、このあとは釘崎と虎杖が六本木(大嘘)で呪霊祓って飯食って帰るんだっけ

 

 ……何になるんだっけな、飯

 

 

 

 

 

 

 

 寿司とビフテキ食いました。重っ!! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 記録──2018年7月

 西東京市、集英少年院運動場上空

 

 

 

 

 

 特級仮想怨霊(名称未定)

 

 その呪胎を非術師数名の目視で確認

 

 緊急事態のため高専一年生3名が派遣され

 

 

 

 

 

 内1名、死亡



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悲報、ワイ、欲しい物を手に入れるwww

やっっと真人出せた!





 はーあ、やっぱり参加できなかったか

 

 悠二はどうせ生き返るからいいとして、宿儺と戦えなかったなぁ、戦いたかった……

 

 

 

 まぁくよくよしてても仕方ないか、切り替えて真人のこと考えてよ

 

 

 まーじで最近ずっと真人のことばっか考えてる

 

 思春期男子かな? 

 

 思春期男子だったわ……

 

 

 

 

「おい、大丈夫か?」

 

 

「ん? あぁ、伏黒か、すまんね、ちょっと考えごとしてて」

 

 

「……気に病むなとはいえない、だがあんまり気にしすぎるなよ、虎杖のこと」

 

 

「……死ぬ少し前すら見れなかったんだ、後悔ぐらいするさ。上ぶっ殺してでもついていけばよかったってね」

 

 

 

 はー、わざわざ声かけてくれるんまじで良い子やわ

 

 まぁ、考えてたのは虎杖じゃなくて真人のことなんやけど

 

 

「あ、あと先輩たちからパシられた、行くぞ」

 

 

「おkー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ん、あれは……

 

 

「真依ねぇじゃん、なんでここにおるの? デート?」

 

 

「違うわよ、なんでよりによってこのバカとなの」

 

 

 おー、あれが東堂……

 

 パイナップルだ、パイナップル

 

 

「なんでコッチいるんですか、禪院先輩」

 

 

「それじゃあ真希と区別つかないわ、真依って呼んで頂戴」

 

 

「コイツラが3年と乙骨の代打……ね」

 

 

「伏黒、誠人、お前ら、どんな女がタイプだ!」

 

 

 女のタイプねぇ……

 

 どうしよ、コッチきてから全く女関連でいいことねぇから特には……

 

 あ、いや、あるか? 

 

 うーん、それってタイプかな? 

 

 好きな部位ではなく? 

 

 

「別に、好みとかありませんよ。そのひt……」

 

 

「おっぱい、かな……」

 

 

「「「…………」」」

 

 

 あれ? なんか話してた? ふ、伏黒!? ちょっと睨んでるでしょそれ?! 

 

 

「はぁ……アンタ……ハァ……」

 

 

「さいっっあく」

 

 

「は? 釘崎お前自分で鏡見たことないんか?」

 

 

「ハァ?! あるわよ!!」

 

 

「ばっかそんなもん持ってんのに……」

 

 

「殺すわよ!!」

 

 

 

 

「胸、か。確かに胸はいいが、具体的には?」

 

 

「全部、かな。その人の持つ揺るぎない人間性(サイズ)はどんなものであろうと美しい」

 

 

「……面白い、帰るぞ真依、退屈はしなさそうだ……」

 

 

「は?」

 

 

 

 

 

 なんか納得した……

 

 正解だったのかな? 

 

 まぁ、俺、出ないんだけどね、交流会……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 交流会、当日

 

 おー、悠二が戻ってきて泣いてる野薔薇が見られて俺は嬉しいぞ

 

 

「おかえり、虎杖」

 

 

「おう、で、いつ外していいの? コレ(遺影)……」

 

 

「しばらくつけてろ」

 

 

「そんな誠人まで!!」

 

 

 

 

 

 

『開始ィ、一分前でーす』

 

 

 

 お、そろそろ始まるかな……

 

 いやー、楽しみ、早く会いたいなァ……

 

 

 

 

 

 それにしてもいじられてる歌姫先生ってなんかちょっといいな

 

 五条先生が積極的にいじる理由がちょっとわかる

 

 

 

 

 さて、交流会は順調? に進んでいる

 

 向こうの計画通りに虎杖を殺すとこは見せてない

 

 

 ……そろそろかな? 

 

 

「え?」

 

 

 ゲーム終了……ではなく、呪霊と呪咀師の出現だ! 

 

 さて、ここからが俺の魔王への道の始まり

 

 

 待っててね、無為天変!!!!!!! 

 

 

 

「あ、先生。俺は結界の外の呪詛師探しますね」

 

 

「はーいよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ────────────────────ー

 

 

 

「花御は無事かな? ……任務完了っと」

 

 

 

 

 

 

 

 っみぃぃぃぃぃつけたぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!! 

 

 

 

 さぁ、どう調理してやろうかな? 

 

 

 

 まずは様子見、体術から

 

 

 

 繰り出すのはたっぷり呪力を籠めた拳

 

 

 対する真人はコレも呪力を籠め、かつ肥大化させた腕

 

 ……っまぁ、悪手だよね、それは

 

 

 繰り出した俺の拳には常に呪力を湧き出させている

 

 俺は術式の関係上、アホみたいに呪力がある

 

 それに割と呪力操作はうまいほうだし、術式反転の与えるというイメージが大きいから、拳の呪力はコンマの世界だ

 

 

 つまり、打撃との誤差0.000001秒以内に、確実に呪力が放出される

 

 

 

 

黒閃!!! 

 

 

 

 あたり一面に黒い呪力が迸り、巨大な腕は完全に破壊される

 

 が、それは真人には直接干渉できないから意味のないものになった

 

 

 俺は、魂の輪郭を知覚できない

 

 いくら転生者であろうとも、魂を把握していたらキモいしね

 

 

 つまり、真人に有効打を与えるには術式をぶんどるのが一番いいか……

 

 

「ねぇ、真人」

 

 

「? なにさ」

 

 

「俺とお前、どっちの術式が早いか、勝負しようよ」

 

 

「ッッ!? お前、狂ってるだろw」

 

 

「狂ってなきゃ、こんなとこおらんよww」

 

 

「「じゃあ、始めようか」」

 

 

 

「「無為転変 / 天与簒奪」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いっっっっっっっっっっっっっっっっったァ!!!!!???????? 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ────────────────────ー

 

 

 

 

 

 巨大な、壁

 

 

 ようやく捕らえたコイツの魂は、デカすぎた

 

 

 今まで、コイツの魂が見えないと思ってた

 

 

 違う、コイツの魂、デカすぎたんだ

 

 

 俺の無為転変が機能してない、対応できない、呪力が足りない

 

 

 ……? 何だ? 今度こそ完全に見えなくなっt

 

 

 

 

 

無為転変

 

 

 ────────────────────ー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ふぅ、工事完了です……

 

 危なかった……あいつの術式のほうが、若干早かった

 

 触ったところに金的のような鈍痛が走ったけど、なに? 撫でられただけ……? 

 

 てか、俺の魂デカすぎィ!? 

 

 うは、コレはww今の真人じゃあ無理だったかなwww

 

 

 

 さてと、さっさと戻る前に

 

 

 

 よーし! 宿儺の指と呪胎九相図1~3ゲット! 

 

 

 そうだな……

 

 

 お、この側近の一人は息があるな! 

 

 

「無為転変」

 

 

 息のある側近を3つに分けて、死なないように正の呪力を流し込みながら、小さくして……

 

 

 よし、あとで腸相たちの受肉の器にしよ

 

 

 

 

 さーて、戻りますか……

 

 五条先生を、この目でもう一度見なきゃだしね

 

 




まぁ、すぐ退場だけど

このあと一応出てきます



それと、主人公の魂がでっかかった理由は、彼が転生者であったってのもあるけど、一番の理由は術式を大量に持ってるから

真人の術式では術式を魂とは解釈しないけど、そもそもその術式は体に宿っているものであり、その体は魂から来ているもの

つまり、一人分の術式なら大したことじゃないけど、それを何百人分も持ってたら、重くもなるよねって話


ちなみに、主人公の魂は硬い、他よりも硬い、すごい硬い


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新生、楽観、頓挫

本日2本投稿です!やったね!

筆が乗ったし、少ないし

このお話で一章完結的な?

ここで大きな区切りになりそうなので急いで書きました

良ければこれからも見てって下しあ


はぁ、はぁ

 

 

なんで、なんで

 

 

俺の術式が、機能しなくなった…

 

 

あいつに飛ばされた腕が、もとに戻らない

 

呪力を籠めても、術式を使おうとしても、うんともすんとも言わない

 

 

 

いやだいやだいやだいやだいやダイヤだいyだ

 

 

 

 

「真人」

 

 

 

 

いや、あ、夏油…

 

 

 

「手ひどくやられたようだね、だから気をつけなさいと」

 

 

「腕は?戻らないのかい?恐怖で呪力をうまく籠められないのか?」

 

 

 

 

ちがう、そんなんじゃない、これはもっと根本的な

 

 

俺の、俺の術式が…

 

 

 

 

「ま、ここでもいいか、もったいないけど」

 

 

「はぇ…?」

 

 

 

!?

 

 

痛い、痛い、痛いィ?!

 

 

体がちぎれ、まとまってぇ…

 

 

 

熱いィ、熱いよぉ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんで夏油の腕が吹き飛んで?

 

 

 

 

「やってくれたな、禪院誠人…まさか真人に干渉すると腕が爆ぜるとは思わなかったよ。一体どんな術式だ」

 

 

 

「それに真人の術式も取られた、生かしているから取れては居ないかと思ったが、あれは無為転変か」

 

 

 

 

 

いま、いまなら!!!

 

 

 

「あ、逃げた。もういいか、彼は」

 

 

 

 

逃げた!逃げれた!

 

 

夏油は裏切り者だ、そうだ、やつも人間

 

人間から生まれた俺がわからないはずがないじゃないか

 

 

 

 

 

 

 

人間は、怖い、恐ろしい、醜い

 

 

 

 

 

そうだ、俺は、俺は、()()

 

 

 

 

ニンゲンなんだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…もう、苦しくない

 

痛くない

 

 

腕は、治った

 

 

術式も、あたしく、いや、僕の術式は最初からコレか

 

 

 

「禪院、誠人ォ…!!」

 

 

 

 

必ず、この手で、ぶっ殺してやるッッッ!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日、特級呪霊真人は死んだ

 

 

自身を、人を呪い

 

人が人を呪う気持ちから更に呪われたその呪霊は進化する

 

 

特級過呪仮想怨霊「真人」新生

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

いやあ無事無為転変ゲッチュだぜ!

 

 

コイツで、最初にやることといえば…

 

 

そうだね、自己改造だね

 

 

まあ単純なことだけど

 

 

 

まずは五条悟の魂をみます

 

その後、六眼の魂の形に自分の目を変えてやる

 

 

そうすると…

 

 

 

 

 

六眼ゲット!!

 

 

やっったね!コレでどんな術式を持ってるのか、一目瞭然!

 

そして俺のやりたいこともしやすくなる

 

 

てか、このままだとバレるかな?

 

色変えるか

 

 

よし、写輪眼みたいな真っ赤な目にします!かっこいい!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「っつーわけで、色々あったし人も死んでるけど、続ける?交流会」

 

 

「続けるに決まってるだろう」

 

 

 

 

 

ということで、野球ターイム!!!

 

 

いやぁ、俺ってば野球とか、球技の類に触れてこなかったから嬉しいぞよ!

 

今回は団体戦と違い出れるよ!やったぁ!

 

 

 

 

 

 

 

…メロンパン切れてっかな?

 

いやぁ流石に切れてるでしょ

 

ん?待てよ?あいつ的には俺の体乗っ取れば術式が手に入るんだし無問題か?

 

やばぇよやべぇよ、よりいっそ身を守らな

 

 

「おーい、玉、飛んできてんぞ!」

 

 

あ、ヤッベ!

 

 

 

「打ったぁ!いけー誠人ォーーー!!」

 

 

 

 

ま、今が楽しいならいいや!!!

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「さて、これからどうしたものか」

 

 

薄暗い部屋の中で夏油、羂索は一人悩む

 

内通者として使用していた与幸吉は真人の離脱により使えなくなる

 

それに目星をつけていた無為転変は先に取られてしまった

 

呪胎九相図もどこかへ消えた、おそらくは禪院誠人が持っているだろう

 

 

まったく、キミはどこまで私の邪魔をする気だい?

 

 

 

体の乗り換えを考えるか

 

いや、天元を利用するのにはこの体は必要

 

それに六眼と無下限を封印するのにも必要…

 

 

まだ変えるときではないか

 

 

幸い彼は呪霊のような思考回路をしているから、取引の内容によっては私の言う通りに無為転変を使うだろう

 

 

…これから、大変になるな

 

 

 




完想、お待ちしてなす!


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~渋谷って一日あれば意外と回れるよね!~
悲報、ワイ、渋谷行きwww


どうも、興が乗りました

マンガペラペラめくりながら書く二次創作がいっちゃん楽しい!!

久しぶりに渋谷事変見ましたがやっぱ面白いっすね!!

今回結構おしゃれにできた気がします、ただただ写しただけなんだけどね…


2018年10月19日、京都

 

 

 

与幸吉の体を直してやりに、俺は京都に居ます

 

新幹線に乗り、わざわざアポも取って、幸吉くんの部屋にきた

 

いやー、原作読んでてここだけはずっとモヤッとしすぎてたからね!改善できるならするよね!真人もう居ないし

 

 

「ほ、本当に俺の体を直してくれるのか?」

 

 

「あぁ、本当さ!でもいいの?天与呪縛って、結構でっかいと思うんだけど」

 

 

「あぁ、こんなものはなくても良かった!頼む、早く直してくれ!!!」

 

 

 

「はいよ、無為転変」

 

 

ぶわさぁ…っと包帯が剥がれ落ちて、幸吉の体が治る

 

うーん、やっぱイケメンっすね

 

 

「こ、コレが、俺の体…」

 

 

「じゃあ、みわちゃ…いや京都の皆によろしくね!俺は帰る、渋谷の準備もあるし」

 

 

「ッ?!なぜ三輪の名が?!ってかなぜ渋谷のことを!!」

 

 

ムフフ、やはり人の恋路をいじるのっていいっすね~

 

てか、これからの幸吉ってどうするんだろ、術式の弱体化は必須だろうし

 

ま、いっか、この後のことは

 

 

じゃあ準備を始めないとね

 

 

 

 

 

宿儺ー!

 

 

『何だ?』

 

 

いやー、ちょっと頼みたいことがあってね

 

 

『俺が聞くと思ったか?』

 

 

完全受肉、虎杖の体を支配するのに協力する

 

だからちょっと31日以降からやってほしいことがあってね

 

 

『ほう、だがいいのか?小僧は貴様の仲間だろう?』

 

 

? 別にいいでしょ、受肉したらお前はすぐ死ぬし

 

 

『くく、あくまで貴様が殺せると自負してのか…いいだろう!面白い、乗ってやる。で、具体的に何をすればいい?縛りは?』

 

 

 

あぁ、それはね……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やあ真希ねぇ、元気?」

 

 

「お、誠人じゃん。どうした?」

 

 

「ちょっと、やりたいことあってさ、真依ねぇも呼んでよ」

 

 

「お?真依なら多分お前の部屋じゃねぇかな?一緒に行くか」

 

 

「えぇ…」

 

 

まだ入り込んでんのか、あの人

 

くそ、部屋が汚いのは認めるけど、流石に入んなくても…

 

てか鍵は?!6つぐらい作ったと思うんだけど!!!

 

 

「で?どうしたんだよ、急に」

 

 

「そうよ、早く掃除に戻りたいから手短にね」

 

 

「ああ、2人のつながりをうまいこと断ちたくて。あと真依ねぇはもういいよ、あとは自分でやるから…」

 

 

「は?どういう…」

 

 

「合式、【天与呪縛の内容変更、双子のつながりを帰す】」

 

 

「うわっ!何すんだよ!!!」

 

 

「何?なにこれ!!」

 

 

 

「2人のつながりを1人分から2人分にしただけ、あと真希ねぇの天与呪縛の縛りを効果はそのままでちょっと変えた」

 

 

「は?そんなことできんのかよ、てかどんな縛りに」

 

 

「天与呪縛、フィジカルギフテット、その縛りは、俺たち姉弟を愛していること!」

 

 

 

 

いやー、我ながら素晴らしい仕事をした!ねぇちゃんらには怪我してほしくないし

 

多分真希ねぇならこの縛りも余裕だし

 

今頃真衣ねぇは呪力が溢れてビビってるだろうし、真希ねぇは力が溢れて滾ってるだろうし

 

 

 

ん?なんだ?前から何かがすっ飛んできて…

 

 

パンダ先輩ッッ?!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、大体の準備を終えることが出来たし、最後の準備かな

 

特級呪物、呪胎九相図の受肉

 

 

まずはこの前切り分けた生贄を元に戻して…

 

 

「おはよう、はじめまして、脹相、壊相、血塗」

 

 

「ここは、どこだ」

 

 

「ここは東京のホテルさ、君たちのためにわざわざ…」

 

 

「他の弟達はどこだ!」

 

 

「天元の結界の中、俺のいう事聞いたら会わせてやるから」

 

 

「何をすればいい」

 

 

「君たちの新しい弟、虎杖悠二の護衛。あとはあわよくば羂索、加茂憲倫の邪魔かな」

 

 

「新しい、弟…?」

 

 

「あぁ、会えばわかるさ」

 

 

 

 

 

こいつマジで弟思いの良いやつなんだな、羂索の話題一切無視してそこを聞いてきたぞ

 

 

「あ、タイミングはこちらで指定するから」

 

 

「わかった、それまでは何をしてればいい?」

 

 

「うーん、まぁここで好きに遊んでててよ」

 

 

 

 

 

それにしても、ホテルに血塗がいるのなんかやばいぞ

 

無為転変で形変えといたほうがいいか?

 

バレたら結構やばくね?

 

ここ俺名義で借りちゃったんだけど…

 

 

…でも変えたら怒られそうだな、やめておこう

 

さて、と

 

やったこさ渋谷の準備も終わったかな?

 

今回はまじで大博打、成功するかわからない

 

でもやるしかない、てか、やりたい

 

 

まぁここまでやったんだ、渋谷事変で俺がやることはもうあと一つだけ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

記録――2018年 10月31日 19:00

東京百貨店 東急東横店を中心に

半径およそ400mの"帳"が降ろされる

 

 

 

 

 

 

20:14 東京メトロ渋谷駅13番出口側("帳"外)

 

「随分と面倒なことになってますね」

 

 

七海班

・七海健人(1級術師)

・猪野琢真(2級術師)(昇級査定中)

・伏黒恵 (2級術師)(昇級査定中)

 

 

 

同刻 渋谷マークシティレストランアベニュー("帳"外)

 

「人が居ない?!駅前のスクランブル交差点に!?ハロウィンの渋谷よ!?」

 

 

「そこで何かがあったみたいッス。皆散り散りになって帳の縁にまで逃げてこう訴えてます」

 

 

 

 

「五条悟を連れてこい」 と

 

 

 

 

 

「フッ。非術師がやつを知ってるわけがない。言わされているな」

 

 

 

禪院班

・禪院直毘人(特別1級術師)

・禪院真希 (4級術師)(昇級査定中)

・釘崎野薔薇(3級術師)(昇級査定中)

 

 

 

 

 

同刻 JR渋谷駅新南口("帳"外)

 

 

「上は被害を最小限に抑えるために、五条悟()()での渋谷平定を決定したっちゅーワケだ」

 

 

日下部班

・日下部篤也(1級術師)

・パンダ  (昇級査定保留中)

 

 

 

 

同刻 文化村通り道玄坂2丁目東("帳"内)

 

 

 

「早く、五条悟を連れてこい!!」

 

「五条って誰だよ!!」

 

「知らねぇよ!!!」

 

「いでッ!」

 

 

 

 

「あ、ゴメン」

 

 

 

 

20:31 五条悟、現着

 

 

 

 

 

 

 

20:38 渋谷ヒカリエShinQs B1F

 

 

「こりゃひどい」

 

 

「ほい、しつれいっ!…なんとなく狙いはわかったかな」

 

 

 

 

「乗ってやるよ」 

 

 

 

 

20:39 青山霊園

 

 

「五条先生1人にやらせるぅ!?」

 

 

「理屈はわかるけど俺たちにもできることあるでしょ!!バックアップとか!」

 

 

「うん、だからそれをしに今から渋谷駅に行くんだよ」

 

 

「あ、そーなの!?」

 

 

冥冥班

・冥冥(1級術師)

・憂憂

・虎杖悠二(1級査定保留中)

 

 

 

 

副都心線ホーム

 

 

「ククク、準備バッチリってわけだ」

 

 

「コレで負けたら言い訳できないよ」

 

 

 

20:40 東京メトロ B5F

 

 

「貴様こそ、初めての言い訳は考えてきたか?」

 

 

 

 

 

 

 

20:41 文化村通り道玄坂2丁目東("帳"内)

 

 

 

 

「ふぁー、おえらいさんから逃げてたらちょっと遅れたンゴwww」

 

 

禪院誠人 帳内に侵入

 

 

「合式のこと知らないのか、誘ってんのか…ま、いっか」

 

 

 

 




感想オナシャス!センセンシャル!!!

渋谷事変編は結構かき回すぞ―!というか真人と腸相が居ない時点でもう結構かき回ってる!


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悲報、ワイ、封印www

どうも、ワイやで、楽しんでくれたら嬉しいやで





渋谷駅、東急メトロB5F

 

ホーム内

 

ぞろぞろと一般人の群れの中、特級呪霊2体と五条悟は向かい合い、殺し合う

 

 

花御、漏瑚の2体は、五条悟の無下限対策に領域展延を使用し対抗

 

 

対する五条悟は圧倒的な体術によって術式を使えないというディスアドバンテージを物ともせず圧倒

 

 

無下限呪術をさっさと解き、2体をたった1人で追い詰めている

 

 

術式を使わない五条悟に対して、花御は術式を使おうと展延を解く

 

 

「展延を解くな、花御!!」

 

 

 

ズルルルル、ボチュンッッッ!!!

 

 

 

花御の顔の枝を引っこ抜き、そのまま圧死させた

 

 

 

 

「次…」

 

 

 

 

瞬殺…

 

 

 

 

ひゅー、さすが五条先生だぜ

 

まじで何を持ち得ないんだコイツ

 

あ、性格か

 

 

 

 

さーて、呪霊側がかわいそうになるほどの圧倒的戦力差

 

ここに改造人間は来ないだろうし、まじでここで終わるかな?

 

 

 

…?電車???

 

 

なんで?改造人間は…

 

 

 

はは、何だ、あれ?

 

 

呪霊と人間の中間

 

本質はほぼ改造人間

 

人間を呪霊のように強制進化させた進化人間ってとこかな

 

 

 

 

あぁ、なんか、強くなってるじゃん、真人!!!

 

 

 

 

 

「やあ、漏瑚…花御は死んだのか」

 

 

「真人…?貴様、だいぶ変容したな」

 

 

「そりゃ、あれだけやられればね…」

 

 

「まぁいい、よくやった!!!」

 

 

 

でも、ここまで状況が似てると来るだろ、離とこ

 

 

 

 

領域展開「無量空処」

 

 

五条悟、一か八か、0.2秒の領域展開!

 

 

 

その後299秒で進化人間のすべてを鏖殺!!

 

 

 

 

 

 

さて、あれが獄門彊か!

 

 

「獄門彊、開門」

 

 

「や、さt」

 

 

「よぉ、メロンパン」

 

 

「なッ!?禪院誠人!!??」

 

 

 

ドギュドギュドギュ!!!

 

 

 

俺の周りに獄門彊がまとわりつく

 

なるほどね、これが呪力の使えない状況か…

 

六眼以外機能してないね…

 

 

「禪院誠人、なぜ…だが、この獄門彊開門、閉門の権限は私に、」

 

 

「ねぇよ、俺が掌握した」

 

 

「は?」

 

 

ばーか、知らなかったのか、俺の合式って別に腕以外にも宿らせれるんだぜ!

 

 

「先生、獄門彊の定員は1人なんで、俺のが先でしたね!一番乗りだぜ!!」

 

 

「な、んで…」

 

 

「やりたいことがあった。一番はそれです、ここじゃなきゃ出来ないことがあるんで」

 

 

「でも、それは…!」

 

 

「あー、いいや、そういうの似合ってないし。じゃ、そろそろなんで、あとは頼んますよ」

 

 

 

「獄門彊、閉門」

 

 

 

 

 

 

 

お、おお!

 

ここが獄門彊の中かぁ…

 

骸骨だらけ、一体何人がここで封印され、自死したんだろうか…

 

…半分以上は術師か!良かった!わざわざここに入ったのが無駄にならなくて!!

 

 

 

マジで頼むぞ、すくにゃん

 

 

 

 

 

 

 

「…獄門彊、開門…」

 

 

「駄目か、開門の権限を持った人間が消失してしまった…もう誰も、獄門彊を開けられない」

 

 

 

 

「…で、誰だよお前」

 

 

「…夏油」

 

 

「違ぇよ、てめぇの中身はなんだって聞いてんだ!」

 

 

「それは、想像の通り何じゃないかな?」

 

 

「ッッ!?逃げるなァ!!」

 

 

羂索は無数の呪霊を解き放ち、その場から離れる

 

帳を降ろさず、一般人を多く殺す形で顕現した

 

 

 

 

「ッ!?獄門彊が、重い…処理できていないのか!―――なんてやつッ!!」

 

 

 

「仕方ない、しばらくはここで君たちと戦うことにしようか」

 

 

 

 

羂索の放った呪霊達は真っ先に五条に向かって駆け出した

 

同時に無量空処から戻ってきた、漏瑚、真人も参戦

 

 

手数で五条を押していくが相手は五条悟だ

 

無下限呪術で限りなくそのアドバンテージをなくされた

 

 

 

 

ように思われた…

 

 

 

「ッッ!?は??」

 

 

瞬間、五条の体から呪力という呪力が抜け出す

 

 

「コレは、禪院誠人の作った特級呪具でね、ありとあらゆるものから呪力を奪えるものなんだよ」

 

 

「なんでてめぇがそんなもん持ってんだ…」

 

 

「盗んだのさ、彼が寝ている間にね」

 

 

「キッショ、ストーカーかよ!」

 

 

「あぁ、彼にも言われたよ」

 

 

 

取れる呪力には限度があるが、意表を付く程度の能力はある

 

呪霊を操り、呪具を使いこなし、ようやく互角程度の戦いになっている

 

 

 

「おや、そろそろかな?」

 

 

ここで獄門彊の処理が終了した

 

 

 

「まったく、規格外もいいところだ。彼本人の処理が終わったあとも、獄門彊の外まで呪力が溢れている…」

 

 

「クソッ!逃げるな!」

 

 

「…またね、五条悟。次に会うときは、キミの大事な生徒が自死した時か、キミが死ぬ時だ」

 

 

 

 

 

 

人混みに紛れて羂索は消える

 

消えたと同時に数え切れないほどの呪霊がでてくる、襲う対象は非術師のみ

 

 

 

 

 

その呪霊の対応のため、五条悟は羂索を逃した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

「…この獄門彊を壊せば、中のやつは死ぬのか?」

 

 

「そもそも壊せないだろうけど、死なないだろうねぇ…多分彼なら出てくるよ」

 

 

「…約束が違うぞ、夏油」

 

 

「ま、しょうがないね…コレばっかりは僕もまるで想定していなかった結果だよ」

 

 

「…お主、本当に真人なのか?進化したとは聞いたが…」

 

 

「漏瑚、僕は真人さ、正真正銘のね」

 

 

「ふむ、予定変更。このまま宿儺に指を与えに行こうか、漏瑚、真人、お願いできるかい?」

 

 

「ああ」

 

 

「いいだろう」

 

 

 

 

 

 

呪霊が行ったあと、羂索は1人で頭をかかえていた

 

 

まさかあんなどうしようもないことをされるとは思っても見なかったのだ

 

獄門彊の権限を取られただけならまだしも、まさかその後の開門の権限すら持っていかれるは思わなかった

 

ここ最近はずっと彼に頭を悩まされいている気がする

 

 

 

…まぁいい、保険である宿儺の指10本を使い、宿儺に有利な契約を結ばせて、私の計画を進めよう

 

 

 

 

これからは彼は獄門彊の中だから、計画がずれることは、もうないだろう

 

ない、だろう…




今回から3者視点か主人公以外の視点を混ぜてやっていきます!しばらく出ないと思うしね!!!


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渋谷、混戦

うーん、これは駄文…
説明口調初めての試みすぎてめちゃくちゃだと思うわ
まぁよければ読んでってください!


あ、誤字報告本当に助かってます!本人は合っているとは思っていてもいろんなこと間違っているので、難しいもんですなぁ…


「誠人が、封印された…?」

 

 

「ああ、そして俺たちは誠人からお前の護衛を任された…お兄ちゃんだ!!!」

 

 

「????」

 

 

暗いホームの中、冥冥班と九相図の3人が会合していた

 

脹相の使ったお兄ちゃんという言葉に困惑する3人だったがなんとか正気を取り戻し、会話を続ける

 

 

途中に現れた呪咀師をものともせず進む冥冥班だが、ここで進行を止める

 

 

 

「やあ、冥さん久しぶり」

 

 

「刺客を放っておいてよく云うよ」

 

 

「…ッ!?継ぎ接ぎ!?」

 

 

「?だれかな」

 

 

 

冥冥&憂憂 vs 夏油

 

 

「お主の相手は儂だ、虎杖悠二」

 

 

「ッッ!!」

 

虎杖 vs 漏瑚

 

 

 

「あぁ、3人でかかってきてもいい、負けないから」

 

 

「行くぞ、弟達よ!」

 

 

九相図 vs 真人

 

 

 

渋谷最大の戦いが始まろうとしていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ぐ、ぐぼぉあ…」

 

 

「…これで何人だ?多すぎだろ、呪咀師」

 

 

 

五条悟はホームの呪霊をすべて祓ったあと、結界を維持する呪詛師の殲滅をしていた

 

 

禪院誠人のいない、本来の渋谷事変はこの呪咀師に多くの時間をかけたが、五条悟1人いればこの有様だ

 

また、たった1匹で行動していた陀艮はもうすでに祓われている

 

 

渋谷事変は急速に解決へと向かう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ッ!」

 

 

漏瑚の繰り出す拳にすでに満身創痍まで追い込まれている虎杖

 

術式をあまり使わず、体術メインの戦闘

 

さすがの虎杖とはいえ、特級呪霊の中でも最高峰の戦力である漏瑚には苦戦を強いられていた

 

 

「…さっさと変わるか、気絶しろ、宿儺の器よ」

 

 

「して、たまるかよぉ!」

 

 

「あくまでも抵抗するか、馬鹿者め」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「残念です、かつての先輩に手をかけるには」

 

 

「特定疾病呪霊【疱瘡神】」

 

 

「去年手持ちの呪霊は使い果たしてしまいましたが、その質は衰えていませんよ」

 

 

「私は離脱する。そいつを祓えたら私が相手をします」

 

 

そう言い切り、羂索はその場を立ち去る

 

 

その瞬間、疱瘡神は領域を展開し、冥冥らを捉える

 

 

「これは、少々厄介だね」

 

 

がごんと大きな音をたて、大岩が冥冥をいれた棺桶に落ちる

 

 

 

 

次の瞬間、大岩は崩れ、冥冥は脱出した

 

 

「幾年ぶりかな、私の命に指がかかるのは」

 

 

「姉っ様…!」

 

 

 

 

 

 

「赫鱗躍動・載 !!」

 

 

「蝕爛腐術、極の番【翅王】!!」

 

 

「お、おれも…ごバァ!!!」

 

 

 

「…君たちとは相手にならない。…進化人間、行っておいで」

 

 

三すくみで襲いかかってくる相手に、圧倒的体術と人間の盾を用いて応戦する真人だったが、飽きてしまった彼は進化人間を開放し、改札内を満たした

 

 

進化人間とは、新生した彼の新たな術式【無限転生】により、人間を呪霊側に転生させたもの

 

また、その戦力は改造人間の頃よりも上がっており、彼の込める呪力の量によっては、簡単に特級呪霊並みの力をもった進化人間を作り出すことができる

 

 

今回放出したのは、特級相当5体、1級相当30体というもの

 

渋谷のホームで放ったものは全て五条に殺されたので、新たに適当に取ってきた人間を使ったものだ。それらは相当な戦力だったが

 

 

脹相の術式は、集団戦でも輝く術式だった

 

 

「百斂 超新星!!」

 

散弾のように打ち出された超速の血液が進化人間の大部分を損傷させた

 

 

進化人間とはいえ、もとは人間

 

改造人間とは違い、どのような形をさせるかは、真人の制御外だった

 

人間の体で呪霊のような性質を持つ彼らは、内臓を損傷すれば致命傷と化す

 

 

それに

 

 

 

「蝕爛腐術 朽」

 

 

超新星によって傷ついた進化人間に、壊相、血塗の2人で攻撃を仕掛ける

 

 

「チッ」

 

すかさず真人も応戦するが、元の状態に戻り、結局混戦を強いられる

 

 

脹相を狙えば壊相が、壊相を狙えば血塗が、血塗を狙えば脹相が

 

完璧に互いをカバーし合う戦闘には強化し、新生した真人であろうとも抜け出せずにいた

 

 

「これで終わらせる!」

 

 

連携のおかげで出来た隙きに脹相が穿血を叩き込む

 

 

「ごあッ!?」

 

 

すかさず3人で殴りかかり、朽で体力と呪力を削り、確実に死まで近づかされる

 

 

先程の連携よりもより洗礼された連携で真人はここで一度死んだ

 

一度術式を失い、自身への呪いと、人が人を呪う呪いで真人という肉体に、新たな真人がかぶさって出来たこの呪霊

 

新たな術式はそれを象徴する、無限転生であり、あらゆるものを無限回転生させるそれは、自身の終わりすらも転生させ、何度でも蘇る

 

 

 

蘇るたびに、真人はそこに重なり続け、一度死んだという事実から、豊富な呪力を得ることができる

 

この真人は死なず、転生する

 

そのたびに死ぬ前よりも強力になって帰ってくるのだ

 

 

 

 

 

真人、復活

 

 

 

 

 

クソゲー対クソゲーの戦いは続く

 

 

 

 

 

 

 

 




ちなみに幸吉はは今頃ハイテンションで三輪と会ってます

あと黒沐死(子)、お前許さないからな


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悲報、ワイ、復活www

なっなっっななななな、直哉くん!?!?!?!?!?

お久しぶりです、小説を書くこと自体に謎の抵抗を受けて書いておらんかったんですが、本誌見て書きたくなりました

いやー、ヒロアカもワンピもおもろくなってきたけど、結局直哉くんがいっちゃんおもろいわ


「さて…」

 

渋谷駅地下、かの呪いの王がきれいに3枚に卸された呪霊の頭(1/3)をいじりながら嗤う

 

「このオレに、呪霊の下につけと?そういったな…」

 

単眼の呪霊は已に虫の息、呪力を練ることすら許されず、死を待つだけの人形である

 

「残念だったなァ…!オレにはもう先約があるんだ、今回はお預けといこうじゃないか、()()()()な…!」

 

それだけ言うと呪霊を液体状になるまで切り刻み、目を細める

 

「待っているぞ…誠人ぉ…」

 

呪いの王は領域とはまた違う掌底を組み、「降」と合言葉を口にする

 

それは縛りであり、呪いの言葉、遠く離れたある青年の中の王もまた、同じ言葉を口に出す

 

宿儺はやるべきことを終え、あとは鏖殺…ではなく、そのまま再び眠りに入った

 

まるで、夕飯のためにおやつを我慢するが如く、宿儺は意識を失った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

所変わって獄門疆内部、ニヤニヤとただ一人、 無数の頭骨をなでながら少年は驚喜する

 

 

「ンフフフ、やっとだぁ、長かったァ!!!」

 

「これでやっとでれるぞおおおおおおおおおお!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一面、赤一色

 

脹相たちは計12回真人を殺し、13回目に移ろうとしていた

 

 

「…!この呪力は、禪院ッ誠人ッッッ!!」

 

 

が、突如として漏れ出てきた、自身の怨敵を察知し、真人はそこから爆速で逃げ出す

 

 

「な、なんだ、一体」

 

 

あの脹相ですら困惑を浮かべるほどの狂気ぶりに圧倒され、逃走を許した脹相達だが、先程消えたばかりの雇い主の呪力を再び感じ、少し緊張する

 

 

「この呪力量、一体何が…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

渋谷から離脱中、不意に獄門疆がきしむ、パキパキと表面が剥がれ、恐ろしい呪力が立ち上る

 

 

「こ、れは…!?」

 

ズンと重さを感じ、思わず地面に落としてしまう

 

羂索でさえ冷や汗をかかずにはいられない、あまりにも恐ろしい存在感を出しながら、獄門疆は崩れた

 

ドロッとした呪力とともに現代に魔王が復活する

 

 

 

 

 

 

「俺っ!復活ううううううううううううううwwwwwwwwwww!!!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きちゃあああああああ!!!やっと外だァ!!

 

ありがとうすくにゃん!おかげで出られたぞぅ!!

 

さてさてさて!ようやく出られたからには、さっさとすくにゃんの願いも叶えて差し上げなければ!

 

ん?あぁ

 

 

「やあメロンパン、久しぶりだね、どしたん?そんな腰抜かしちゃってさw?」

 

「…やはり君は面白いね、腰なんて抜かしてないと思うけど」

 

「抜かしてるお」

 

「…それは、どうかなッッ!?」

 

 

 

おお、急に呪霊を出してきたな、びっくりした

 

全部特級か、まぁでも、これってさ

 

 

「わざわざチュートリアルかい?優しいねぇ!」

 

「何を…!?」

 

 

「灰焔呪法…順転【玄】」

 

 

ぼぅっと黒い焔が呪霊にまとわりつき、風化してゆき、崩れる

 

 

「失魂落魄」

 

 

残った呪霊を手のひらで触れると、呪霊はたちまち暴れだし、ピタリと動かなくなる

 

 

「呪霊操術、極の番うずまきッ!!!」

 

 

今保有する全呪霊の塊を呪力として放出するが

 

 

「天与簒奪、極の番」

 

 

これは、俺が大量の骸骨の中で考えついたもの

 

発想としてはうずまきと同じ、違うのは込めるものが呪霊ではなく術式って点だけ

 

さて、名前、どうすっかな

 

まっ、適当でいっかァ!

 

 

「収斂」

 

 

周囲からの音が消える

 

うずまきを大きく上回った呪力の塊が羂索を襲う

 

これにはたまらず羂索も逃げ出すが…

 

「呪重力」

 

ズシン、と鈍い音をたて、地面に羂索が貼り付けになる

 

 

 

…にがさないよぉぉぉ!!!

 

この術式たちは獄門疆に封印されていた人間、及び呪霊の術式…

 

五条悟と同じ、倒すには封印しか残ってないような化け物共の術式

 

つまり、チートである!!!

 

これで魔王に一歩近づいたな…!

 

さてと、これから更に術式を手に入れる方法はある

 

一つは、無為転変で一般人を術師にすること

 

でもこれはカスみたいな術式になる場合が多いから却下として

 

もう一つは、この目の前にいる羂索が鍵である

 

そう、死滅回遊である

 

あれは過去の猛者たちの術式をたっくさん得ることができるだろうし

 

 

 

 

さてと

 

 

 

 

じゃあ羂索くん、死のうか^^




これからはみんなからもらった術式も使っていくから、バンバン術式くれよなっ!ついでに感想もほしいなっ!


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悲報、呪術界、死すwww
悲報、ワイ、呪詛師にwww


術式の開示ってめっちゃ便利だな。セリフで設定の解説を滅茶苦茶自然にできる


おうぃーす、どうもー禪院誠人でーす

 

今日は、オフ会(死滅回遊)開催当日なんですけどもー

 

只今の時刻は11時を越したんですけども

 

参加者(メロンパン)は誰一人いませんでした…

 

 

 

と、いうことで!グッバイメロンパン!特に何の感慨もなく逝ったし、無事術式も回収できたし、メロンパンの記憶からマーキングの遠隔起動の方法も分かったし!タカキも頑張ってたし!

 

じゃあ始めるぞぃ、死滅回遊!

 

 

…あ、これ踏み出したらもう呪詛師なのか

 

 

 

悲報、ワイ、呪詛師にwww!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、あれから一週間ほど経ちました

 

死滅回遊のルールは原作のものとほぼ同じ

 

相違点は、ルールの追加を削除した、術式の剥奪を削除したってところかな

 

ルール削除については当たり前だけど抵抗してくるであろう呪術師に対策を練らせないため、術式の剥奪は単純に削除しなきゃもったいないからね、術式が

 

 

あと一つ、死滅回遊の強度を上げるために、術者である俺が日本から出たり、殺された場合はこの全てはなかったことになるし、コロニーも解散することになっている

 

これしなきゃ多分縛り足りなくて虎杖でも崩せる脆弱なゲームになっちゃうしね

 

 

 

さーて、この死滅回遊の目標は2つ、一つは泳者の術式

 

もう一つは…

 

 

「誠人っ!」

 

「やあ伏黒、遅かったね、もう一週間立ったけどなかなか来なくて、忘れられたのかt…」

 

「んなことどうでもいい、おまえ!ツミキに何しやがった!」

 

「え、ツミキ…?あぁ、伏黒(姉)?なに、マーキングされてたの?」

 

「ッ!!!!」

 

 

はい、高専生、及び正規の術師の術式のためですね!

 

 

「おい!あんたなんで呪詛師になんて成り下がってんのよ!」

 

「おや釘崎、さてなぁ、なんでやろなぁ?」

 

「っふざけてんの…?」

 

「うん、なんせ久しぶりだからね!」

 

「クソがッ!まだ一週間とちょっとだろうが!!」

 

 

一週間とちょっと(100年ほど)wきちぃーw獄門彊のなかきちぃーw!

 

てか、虎杖は?すくにゃんとの約束のためにも虎杖の存在は割りと絶対条件なんだけど

 

おらんなぁ…

 

何処おるんやろなぁ

 

ま、呪術師って人口くっそすくねぇし、来るやつみんな死にゃいつか来ざる負えないかなぁ

 

さぁてぇと!まずは…

 

 

「お前からかな、伏黒」

 

「ッ!!!」

 

「お、っと…流石に警戒してるかァw」

 

「当たり前だろ、お前の術式はすべての呪いをもって最強だ。警戒しないほうが馬鹿だろ」

 

「そうよ、んで、私の方は無視かよ!悲しい、な!!」

 

 

おっと、弱小術師とは言え黒閃経験済みの攻撃は流石に苦しいかな!

 

じゃあ

 

 

「よぅし!じゃあこうしよう!」

 

「は?」

 

「今の俺はねぇ、すくにゃんに向けて割りと仕上がってるから、ちょっとだけハンデをやるよ」

 

「舐め過ぎでしょ、アンタ。でももらっといてあげる、後で吠え面かいても知らないわよ」

 

「うし、じゃあ【鼎立相克】」

 

「ッ!?呪力が!!」

 

「そう、この術式は限定的な弱点と有利状況の作成!簡単に言えばポケモンやモンハンの弱点かな」

 

「…?」

 

「なるほど、相手と術者でタイプを作って、押し付けるのか」

 

「お、結構適当に説明したのにわかるもんなんだね。やってたの?伏黒」

 

「あぁ、ポケモンならな」

 

「まぁその通りだよ、相手と俺を『天』『地』『念』の3つの分けられる術式でね、『天』は『地』に強く『地』は『念』に強く、『念』は『天』に強い」

 

「ぁあそういうことね、で、今はアンタが?」

 

「『天』」

 

「じゃあ私達は『念』ってことか」

 

「そゆことー!そんでもって有利なやつは不利なやつに対して、呪力のこもった攻撃が通りやすくなり、対峙している最中は呪力量も増える」

 

「…術式の開示か、本気で舐め腐ってんだな」

 

「そりゃあ。君たちが俺に勝つにはあと千年研鑽が足りないかな。あ、ついでに俺は領域の展開はしないよ!頑張って食らいついてきなね!!!」

 

「糞が、やってやんよォ!!」

 

 

 

あたり一面にぞわりと嫌な空気が流れる、互いの呪力はひりつき、目を合わせ合う

 

本来ならあり得ない、ジャイアントキリングが今ならありえなくもない状況を割りと誠人は楽しんでいた

 

 

 

…そこらの呪霊相手もそろそろ飽きてきたからね、同窓会といきますか!

 

 

 

 

まずは釘崎が前に出る、それと同時に伏黒が術式で式神を顕現させる

 

釘崎の術式は、別に接近戦向けの術式ではない

 

普通は離れたところからの殺害を狙う、古来からある呪法

 

だが鼎立相克の術式効果により、その力は…

 

 

「簪ィ!!!」

 

 

この世のものとは思えないほどの呪力をもつ誠人の防御を貫通し、その腕を飛ばすほどである

 

 

(痛いってぇ!!!思ったよりまずいかもしれん!!!)

 

 

飛ばした腕を即座に焼却し、腕を再生させる

 

 

「ふう、あぶねぇ、じゃあ次はおれn…」

 

 

「鵺ッ!!」

 

 

バチバチと音を立てながら釘崎の後ろから鵺が迫る

 

 

「ちっ、あーもー、めんどくさいなァ!!!」

 

 

迫りくる鵺を雑につかみとり、地面に叩きつける

 

ドグシャアと全身が粉々になり、消滅する

 

叩きつけの隙を釘崎は見逃さず、簪を飛ばすが、その全てを焼き尽くし釘崎へと拳を叩き込んだ

 

釘崎の視点では、ほんの一瞬で誠人の拳がなんにもないところから目の前に出現したようなものである

 

圧倒的呪力から裏付けされるその身体能力によってもたらされるの衝撃は、釘崎の体を後ろにのけぞらせ、そのまま吹き飛ばした

 

 

「釘崎!クソッ、玉犬 渾!!」

 

 

「邪魔だよ、犬っころォ!」

 

 

「満、像!」

 

 

ぶわりと辺り一面が水に覆われる、誠人を覆い尽くし、そのまま周りごと流し尽くす

 

 

「ふぃ~水が気持ちぇぇw、なんてな。【圧縮呪法】!!」

 

 

誠人を流す水はすべて圧縮され、その水をそのまま満像に放つ

 

ピシィ、と高圧洗浄機の超高位版の水のビームで満像の耳が少し欠けた

 

 

「に、人間アピだから、外したのは…【駆裂術式】ィ!」

 

呪力を込めると対象の傷を拡大する術式である。

 

すなわち、傷は無限大に広がりながら悪化していく…

 

満像は耳から裂けていき、雑にちぎった紙のようになった

 

 

「領域展開………【嵌合暗翳庭】!!」

 

 

 

 

 




感想、術式、評価オナシャス!

戦闘描写下手くそでごめんね!もうちょっと文章を読んで学びたいと思います!

オリジナル術式の紹介(この小説で使うかも)はコチラから
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=277174&uid=370737


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悲報、ワイ、圧勝www

連チャンで投稿です、久しぶりに楽しくなりました!


「くっそ、あいつ、思いっきり殴りやがって…」

 

「ん?何だあの黒いあれは…」

 

「うーん、あ、領域!伏黒か!」

 

 

顔中血だらけで戦線に戻った釘崎は、展開された領域を確認し、安堵する

 

基本的に現代術師の領域は入れられれば勝ち、いかに伏黒の領域が未熟であろうが、即死はしなくとも、確実に有利な状況へと持っていける

 

それに、今は誠人の術式により、コチラの術式は強化されているのだ

 

単純に考えれば伏黒が有利の状況ができているだろう

 

 

 

…だが、釘崎は違和感を覚えた

 

領域は展開されている、そう、たしかに展開されているのだこの現実世界に()()()()()()()

 

かつての五条悟の言葉を思い出す、閉じることなく領域を展開できるのは文字通り絵空事、両面宿儺などの飛び抜けた達人のレベルでやっとできることなのだと

 

そんな閉ざさぬ領域を、まだ普通の領域すら未完成の伏黒恵ができるか?

 

 

 

 

 

そう、できるわけがないのだ

 

そして、それをできる人間を、釘崎は知っていた

 

 

 

 

「やあ、釘崎。遅かったね」

 

「アンタが遠くまでぶっとばしてくれたんでしょうが、乙女の顔を何だと思ってるのよ」

 

「え?サンドバック?」

 

「ふざけやがって、伏黒は?」

 

「そこ」

 

 

誠人はピッと親指で地面を指した

 

そこには血濡れでボロボロの伏黒が地面に埋まっていた(上半身だけ出る形で)

 

 

「いやーw勢い余って埋まっちまってww」

 

「…殺したのか」

 

「死んでないんじゃない?息はしてなさそうだけどw」

 

「アッソ、死ねよ、お前」

 

 

無言で簪を繰り出し、走り出す

 

 

「おーおー、こっわい顔だねぇ、乙女の顔を何だと思ってんのぉw?」

 

「武器!!」

 

「へー、あ、そこ落とし穴あるよ」

 

ズボっとまるでドッキリ番組のように豪快にハマる釘崎

 

 

「はっはははwwwwひーwひぇーwww」

 

「ッッ!!!!クソがァ!!!」

 

「落wちw着wきwなwよwww」

 

「このッ!殺してやるッ!殺してやるよこのクズ野郎ォ!!」

 

「ひーwおもしろw!あ、そうだいいこと思いついた!」

 

「ア”ァ”!?」

 

「よぃしょっと!」

 

 

誠人は埋まった伏黒を取り出し、生死を確認した後、術式を発動した

 

 

「な、にを…」

 

「んー?【傀儡術式】って言ってね、自分よりも呪力の低い存在を操る術式ー」

 

「そんなの、で、私が止まるとでも!?」

 

「知らん、だから見せてよ、釘崎…こういうとき君が止まるかどうかをさ」

 

ダダダっと全力ダッシュで釘崎に向かう伏黒(傀儡)

 

「クソがッ!おい!伏黒!目を覚ませよ!!」

 

「覚ましても意味ないぜー、どうせ伏黒じゃあ俺の呪力量を上回ることはないんだし。お、星5出た!」

 

 

傀儡と言っても伏黒の動きは洗礼されていて、なかなか取り押さえることはできなかった

 

だが、やはりものを言わぬ人形と差して変わらない状態では釘崎にはかなわず、マウントを取られた

 

 

「悪い伏黒!【芻霊呪法】共なr…」

 

「はい、そこでボーン!」

 

 

伏黒にとてつもない量の呪力が流れ、その呪力は爆ぜた

 

 

「あああああああああああ!!!」

 

 

ボボボボボと、エンジンの駆動音のような音が鳴り響き、釘崎と伏黒は吹き飛んだ

 

 

「この術式さぁあ?結構有用なんだけどさ、やっぱ爆発させた側も爆ぜさせたいよねぇ!吉良吉影みたいな感じでw!」

 

「よし!そうとくれば次は人間爆弾術式を改造するか!あ、一応釘崎の術式も貰っとくか…」

 

「反転術式も掛けてあげちゃう!!」

 

「じゃあねふたりとも、次はきっちり虎杖も連れてくるんだよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

「おい、小僧…いつまでそうしているつもりだ?」

 

「黙れ」

 

「ふふ、つれないではないか…禪院誠人はきちんと会話をしてくれるぞ?」

 

「黙れ!!」

 

「なんだ?同期二人だけでヤツを止めに行って、貴様は行けず、ジェラシーでも感じているのか?」

 

「よく喋るな…!黙れって言ってんだよ!」

 

「ケヒヒヒ!最初から貴様が行けばよかったかもしれんぞ…」

 

「………」

 

「だんまりか、まあいい、勝手に喋るとしよう。あの二人はなァ小僧…もう戦うことはできそうにないぞ」

 

「ッ!?」

 

「ようやく興味を示したか、先の戦いで身も心もボロボロ、術式は奪われ、尊厳も奪われかけた」

 

「なっ、なんで…」

 

「ん?」

 

「なんで誠人は、そんなこと…誠人は仲間で、同級生で、友達で…!」

 

「…ケヒッ!ケヒヒヒ!!」

 

「誠人は、先生のことも守って…」

 

「それが、最初から計画のうちだってだけさ!小僧!!」

 

「うそだ!!だってあんなに楽しく!!」

 

「嘘じゃない!やつは呪術師だ!それも、生粋のな!」

 

「どういうことだ…?」

 

「呪術師というものはもとより自身の成果、やりたいことのためには他者をも厭わないクズどものことだ!」

 

「でも誠人は!」

 

「その誠人は、一番呪術師としての性質が色濃い禪院家で生まれ、そこを支配すらしかけた存在だぞ?これをどうクズでないと言える!?」

 

「あ、ああああ、あああ!」

 

「貴様が誠人を止めにいけ…!無下限の呪術師でも他の呪詛師でもなく、貴様が!!」

 

「俺は、でも、出ちゃだめだって」

 

「貴様はそんな他人の話を聞くだけの木偶の坊なのか!?貴様らを騙し続けた禪院誠人が憎くないのか!?」

 

「…憎くない、でも、誠人は俺が止めるッ!!!」

 

「…まぁ、良いか、これでも」

 

 

 

 

これで計画の全ては終了、か

 

小僧が単純で良かった

 

もっと煽って復讐の方へ行かすつもりだったが、まぁいい、これでこいつは無断で此処を出て、誠人のところへ向かうだろう…

 

それにしても、誠人に対してあんな術師二人だけを向かわせるとは、呪術界は相当人手不足なのだな

 




感想、術式、評価オナシャス!


オリジナル術式の紹介(この小説で使うかも)はコチラから
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=277174&uid=370737


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悲報、仙台結界、終わるwww

伏黒!?石流!?


ウォおおおお!逃げてくれ乙骨と烏鷺!!!


ぽちゃり、ぽちゃりと水音が響く

 

荘厳な雰囲気あふれる劇場の舞台のど真ん中には浴槽が有った

 

その浴槽には、スーツを着た男が入っていた

 

 

 

 

「やぁ、日車さん。なんで服着て風呂入ってるんです?」

 

 

「…君は、服を着て風呂に入ったことがあるか?」

 

 

「うーん、入ったことないかなw」

 

 

「そうか、思っていたよりも気持ちがいいぞ」

 

 

 

「で、君は一体なんのためにここに来た?」

 

 

「うーん、聖地巡礼…かな?」

 

 

「??????」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というわけで、今回は、死滅回遊参加者の、術式を、回収していこうと思うよ。ゆっくりしていってね

 

 

 

 

 

さて、ゆっくりしていったところで、インベーダー行為再開しますか

 

今のところ、奪った術式はレジィの再契象

 

 

 

 

 

 

 

ぐらいなんだなぁ!

 

獄門疆内の術式で正直かなりいいかんじ、ここからは強い術式の選定もしなきゃね!

 

 

 

 

なんで聖地巡礼も兼ねてコロニー中を走り回ってる

 

 

すくにゃんとの約束もあるし、いい感じの術式を探してます。急募!アットホームな職場だヨ!

 

 

 

取りたい術式は、石流と烏鷺と来栖(天使)、そんでもって高羽

 

こいつらの術式は獄門疆の術式たちと同格か其れ以上のポテンシャルがあるからね!

 

それ以外の術式に正直興味はないかな

 

 

 

 

…さて、ここが仙台結界ねぇ

 

まずは…

 

 

まぁ、君が来るよね?石流!

 

 

 

「よぉ、おまえ、まじでスウィートな感じがするぜ?何もんだ?」

 

「君たちを殺すもの、さ」

 

「たち、か。余裕だねぇ!」

 

「余裕さ!本来なら、君たちと争うまでもないんだからね」

 

 

「…そうかい、じゃあ!」

 

 

 

「グラニテブラストォ!!」

 

 

 

いきなり来るか!まぁ、予想通りではあるな

 

 

 

じゃあ、ひとまず威力検証かな!

 

 

オラァ!!!!

 

 

ただの呪力込めたパンチで、ぐっ、結構痛いなこれ!

 

 

「お、おいおい嘘だろ?俺の術式は簡単に消せるもんじゃあないんだが…」

 

 

 

 

 

「呪泥変術、極の番」

 

 

「なん…」

 

 

「此の世、全ての悪」

 

 

「オゴッ!ががががぎ!?!?」

 

 

 

 

 

うーむ、人に使う術式じゃねえな、これ

 

おそらく、こいつじゃなきゃ死体すら残らなかった、面倒な呪霊に転じてたところだろう

 

無為転変よりひどい

 

ぐじゅぐじゅになった肉の塊から、グラニテブラストを回収して、次は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

烏鷺か

 

 

 

 

 

「…えげつない術式ね、当てられる前に殺しちゃいましょ」

 

 

えっっっっっっっっっっっ!?!?!?

 

 

…最初に術式だけいただこうか!そうすりゃ!!

 

 

 

「グラニテブラスト」

 

 

「ッ!?あの術式は、ぐッ!?石流のものより、数段もッ……重い!!」

 

 

 

ふむ、問題なく指からでも打てるな…

 

良かったァ、リーゼント限定術式じゃなくてー!一種の縛りなんだろうけど、六眼と無尽蔵の呪力を持ってる俺に取っちゃそもそも威力は呪力で上げるほうが手っ取り早いし!

 

 

よし、次は…

 

 

「空雷術式、紫電」

 

 

「痛ッ!?雷?!」

 

 

撹乱したところをワープで一気に近づいて

 

 

「ほら、いい娘だから、服を着なさい?」

 

 

「へっ?な、なんで…空が、つかめない?」

 

 

 

 

 

 

ドエっっっっっっっっっっっっっっっっっ!?!?!?!?!?!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふぅ…

 

 

 

 

 

よし、ついでにドルゥヴのももらったから帰るか…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…まだ、帰らせないよ、誠人」

 

 

 

「…!久しぶりぃ!せんせぇ!」

 

 

 

 

あぁ、逢いたかったぜ、無下限呪術!!!!!



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悲報、呪術界、死すwww

万さん…



 あぁ、会いたかった、今の俺が強くなるための、最後の天井……! 

 

 

 

 

 

 

 五条悟!!! 

 

 

 ……と、その他大勢の術師の方々? 

 

 

「……せんせぇ? ひょっとして俺のことなめてる?」

 

「なめてるわけ無いでしょ?」

 

「……なめてるでしょー? そんな仲間(お荷物)なんか持ってきちゃってさァ? てかもう武器だよ、俺の」

 

 

 

「……君のこと、ちょっと誤解してたよ」

 

「どういうふうに?」

 

「もっといい子かと思ってた」

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、そう……」

 

 

「冷たいね、僕は悲しいよ、誠人」

 

 

「あぁ、俺もさ」

 

「思ってもないこと、言うなよ」

 

 

 

 

 

 

 ガオン! と周りの空間がきしむ音がした

 

 

 

 

 

 

 

 

 比喩でもなんでもなく、俺の周りの空間は、消し飛んでいた

 

 

「虚式、茈」

 

 

 あはっははははは! まさか最初から飛んでくるとは思わなかった! 

 

 なんの準備もさせてくれないか、まぁ、ぶっつけだけど

 

 

「拡張術式、呪与」

 

 

 無限の虚ろに、無限の情報を与えるとどうなっちゃうのか……

 

 

 まぁ、消えるよね! よし! これで!! 

 

 

「動くな!!」

 

「パンダパーンチ!!」

 

 

 

 

「対領域結界! 完成!!」

 

 

 対領域? なんじゃそら

 

 

「我々が集まったのは貴様に勝つため! そして、貴様の術式を封じ込めるため!」

 

 

「我々一つ一つの魂を核に、特殊な結界をはらせてもらった!!」

 

 

 

 だるいな……

 

 対領域ってこたぁ、領域展開あたりのあれか? 

 

 

 ふむ、確かに使えないなぁ

 

 

 

 

 

 

 圧縮術式の平押しが機能するのはおそらく一回

 

 この前と違って俺を殺す気だからね

 

 

 

 ふーむ、先生に集中したいな

 

 

 じゃあ

 

 

「なにか仕掛けてくるぞ!」

 

 

「させるか! 赤血s……」

 

 

 

 

「布瑠部由良由良」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「八握剣異戒神将魔虚羅」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 グニャリ、と呪力で空間が軋む

 

 

 この顕現だけで、結界内に居た全ての呪霊は祓われ、数名の術師が死亡した

 

 

 

 

 

 

 其れは、調伏前の姿とは異なる姿をしていた

 

 

 

 

 

 基本は大きく変わらないが、圧倒的に大きく、体中に黒い文様が走っている

 

 

 

 

 

 その姿、まさに、悪魔そのもの

 

 

 

 

 

「ッ!? すでに調伏を終えていたのか!」

 

 

 

「当たり前でしょ? こんないいもんほっておくわけ無いじゃん!!」

 

「そんでもって、やれ、摩虎羅!」

 

 

「くそ!」

 

「よそ見してる暇はないぜ? せんせぇ?」

 

 

「!?」

 

 

 空を操る、面で捉える……こうかな? 

 

 

「宇守羅弾!!!」

 

 

「がっっ!?」

 

 

 うん、これなら無限とか関係ないね

 

 

 そんでもって

 

 

「再契象+呪重術」

 

 

 この前購入しといた、月の一部

 

 一部だし、実際に手に入ってないものだから若干しょぼいけど

 

 月と過剰な重力で、先生の目の前に極小のブラックホールを出現! 

 

 

 地球はしらんけど、先生の腕は重力に耐えられず、引きちぎれた

 

 

 

 

 

「術式順転、圧縮呪法……パンチぃ!」

 

 

 

 

 ボウッ! と空気が爆ぜたような爆音がなり、先生と俺の拳の間に、白い稲妻が走る

 

 次の瞬間、俺の拳は先生の土手っ腹を貫いた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「玉犬」

 

 

 でろでろとよだれを垂らしながら大口を開け、先生を飲み込む

 

 

 今、俺は領域展開を使用することができない

 

 そんでもってもう先生に触れることもできないだろう

 

 

 ……そう、領域展開ができないために詰んでいる

 

 今俺が領域を縛られているのは、対領域結界とか言う謎のもん

 

 叫んでたやつらを六眼で見た結果、あれは術師全員の命を担保にした、クソでかい領域のようなもの

 

 そんでもって、領域展開のみを縛ることで、その効力も底上げされてる

 

 ……これを解除するためには、五条先生含めた、この場にいる術師全員をぶっ殺さないといけない

 

 

 

 ……無理ゲーであると

 

 

 

 

 

 

 

 だが俺はいい手を思いついた! 

 

 領域展開ってのは、閉鎖された結界、水槽のようなものだ

 

 今俺は、水槽の底に沈められている。

 

 

 だが、水槽の中に、新しい水槽を追加してやれば、俺だけの水槽が、水槽の中に作ることができると

 

 

 摩虎羅を展開したときに確信した

 

 影の世界から顕現する式神たちは、皆影の世界の性質を持っている

 

 

 真人が言ったような術式の世界が、わかりやすく俺にも感じ取れた

 

 

 

 故に玉犬の口内はこことは違う別世界

 

 十種影法術の領域展開とほぼ同種のものが広がっている

 

 

 

 

 

 ってことで! 

 

 

「領域展開」

 

 

 

 

「【逢魔典】」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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朗報、ワイ、生まれる

なんか書きたくなった


 ……勝った、のか

 

 勝った! 勝ったぞ!!!! 

 

 

 うははははは!!! 

 

 俺は! あの五条悟に、

 

 

 

 

 

「領域展開【無量空所】」

 

 

「はっ!?」

 

 

 

 玉犬と俺の領域が破壊され、中から五条悟が出てくる

 

 

「ふぅー、いやあ結局一回限りの展開になっちゃったねぇ。対領域結界」

 

 

「……正直、勝ったと思ったよ、せんせぇ」

 

 

「でっかい玉犬出てきたときは焦ったよ、とっさに簡易領域と領域の破壊に全力を出したから間に合ったけど」

 

 

「ちくしょう、領域はまだ未完成なんだよ!」

 

 

「あはは!! 詰めが甘いねぇw!」

 

 

「るせぇばーっか!!」

 

 

「じゃあ、今度はこっちから行かせてもらおうかな?」

 

 

「はぁ? まだ術式焼ききれてるだろ?」

 

 

「どうかな?」

 

 

 は、消えっ!? 

 

 

 っなんで! 

 

「術式回復早すぎだろォ!!!!!」

 

 

「術式反転【赫】!!」

 

 

 ウボァ!!! 

 

 いたったたたたったたたた!!!!!! 

 

 上半身持ってかれるほどの出力! これは! 

 

 

 

 

 

 

 

 なねぇよ!!! ば──か!! 

 

 反転術式を全力で回しゃ問題ない! 

 

 

 

 だがなんで焼き切れてねぇ! 六眼だから!? いや、それだったら俺の術式が焼ききれてるのはおかしい! 

 

 何らかの呪具か!? だが術式の焼ききれをどうこうするには脳をどうこうしなきゃ……

 

 

 脳!? まさか! 

 

 

 

 

「一回脳ぶっ壊すとか、イカれてんなぁ!!」

 

 

「──! はは! 、もうカラクリを読むのか!」

 

 

 わかったからどうすんだよ! 脳を、それに術式を司るとこを弄る勇気はないぞ俺には! 獲った術式がどうなるかわかんねぇし! 

 

 

 生得術式以外で耐えるしかねぇな! 

 

 

 なあんて、イカれてなきゃ呪術師なんて務まりませんw

 

 

「さすがせんせぇ! この期に及んで教師やるとは恐れ入ったよ!」

 

 

 術式を司る脳、右脳の前頭前野か……

 

 そこをお”お”お”あ”

 

 

 あ”ァ””!! 

 

 

 効くねぇw!! 

 

 しかし、一回やってわかったな……

 

 

 これ、かなり負担がかかる。俺の限界はあと3回、脳を普段から弄くり回してるせんせぇならプラス2~3回ってとこかな

 

 

 なら! 

 

「術式反転【与】プラス【呪霊操術】!」

 

 適当な呪霊(準一級から特級)に即死級の術式(俺が持っていても対して意味ない)を貼り付けて領域展開させる! 

 

 ふぅ! 冴えてるね俺! これなら領域を展開せざるを得ないし、脳をぶっ壊さなきゃいけない

 

 五条悟から、実戦経験と慣れを剥がす!! 

 

 

領域展開

「領域展開」

 

「無量空所」

 

 

「無量空所!」

 

 

 

 

「無量空所!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「無量、空所!!!!」

 

 

 

 これで打ち止めかな? 随分疲弊してそうだ

 

 

「そろそろきついんじゃない? もう領域の展開はできないでしょ?」

 

 

「ははは! 舐めて持っちゃ困るよ! 先生なんだから、誠人が卒業するまでは負ける気はないよ」

 

 

「領域展開【逢魔典】」

 

 

「ちっ、もう話も聞かないのか……」

 

 

 

 展開には時間はかからない、今度こそ

 

 

「俺の勝ちかな?」

 

 

「ははっ、すごいや、もう」

 

 

 

 

「勝った気でいるなんて」

 

 

 

「っしぶといなァ!!」

 

 

 領域が乗っ取られる。シンプルに完成度が違う領域同士だ。勝敗は、完成度の高いほうが勝つのは明白

 

 

 

 

 

 

「無量空所」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これが、無限のじょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

 

 

 

 

 

 

 

 はっ! あっっぶねぇ、これれ以上はじょじょ情報の処理りが追いつつかなくなるぞおおおおお! 1! 1

 

 こののの領お域、もう内側からやぶぶる方う法うがないぞ!! 2

 

 俺は領域いが焼き切れた! 

 

 ここんな状態いで脳をぶち壊すすなんて無理やい!! 13

 

 簡易領域! 簡易領域! 簡易領域! 

 

 無理、呪力を練るのがむずい! それどころじゃない

 

 あ、こっち来た! まずいまずいまずいぞぅ! 

 

 

 ドドドどうすれば! 

 

 摩虎羅? いや、無理。あいつ外いるし……

 

 あ、そと!! 

 

 

 情報の処理にに全力をつつくして、外の摩虎羅でくだだくしかないい! 

 

 

 

「まだ耐えてるんだ、ほんとにすごいね。摩虎羅でもないのにもう僕の領域に適応しかけている」

 

「誠人はさ、何がしたかったんだ? 世界をどうしたい? 傑にも、どでかい犯罪やらかすやつには、目標というか、芯があった。悔しいけどね」

 

「キミにはないよ」

 

 

「あ、あ」

 

 

「え、なに?」

 

 

 おれは、

 

 

 

 

 

 なんだ、なにがしてぇ

 

 漠然と、術式に動かされて、魔王に……

 

 

「ま」

 

 

 魔王、そうか、これは。

 

 

「ま、」

 

 

 

 これは、理由じゃない、ただの特大な欲望

 

 ただのガキみたいなわがまま! 

 

 転生したんだ! せっかく!! 

 

 それでいい! 俺は、最強になる!! 魔王に!!! ガキで結構!! 

 

 

「摩虎羅!!! 来い!!!!!」

 

 

「!?!?」

 

 

 

 結界は崩れる。完成度もクソもない、強引で、明快な理由。領域は外からの攻撃に弱い

 

 

 

「俺は、最強になる。なりたかった」

 

「クソみたいな、転生前、クソみたいな生家、クソみたいな世界」

 

 

「全部ぶっ壊してやるよw! それが最強!! それが魔王だ!!!」

 

 

「訳わかんねぇこと言いやがって! 何が魔王だよ!!」

 

 

「先公がガキの夢否定すんじゃねぇ!!!」

 

 

 

 

「領域展開」

 

 

 

 考える時間ができた。術式も大量に仕入れた

 

 そこで構想して、諦めたことが一つある。

 

 仕入れた術式のすべてを必中効果として組み込めないかなと

 

 結界内という閉じた狭い空間では強度も、メモリも、何もかも足りなかった

 

 

 ……そう、閉じていれば。

 

 領域には二種類ある。

 

 閉じる結界と閉じない結界。

 

 前者も会得難易度は高いが、後者は別格も別格。文字通り神業である

 

 

 キャンパスを用いず空中に、絵をかく。絵空事であると。

 

 

 

 ……でも、なんか今ならできる気がする。

 

 ハイになってる。きっと、脳をぶっ壊して、大量の情報を押し付けられて

 

 

 行ける! 

 

 

 絶対いけりゅ!! 信じろ自分を殻を破れ!!! 

 

 

 

 

 

「【逢魔が刻】」

 

 

 

 

 

 

 空中に、絵の具が広がる。黒く澄んだ呪力の画材が、空中をキャンパスにしていく

 

 

 

 

 

「まじか」

 

 

 

 

 その日、東日本を覆い尽くすほどの広大な夕焼けが広がった。

 

 夕焼けを覗けば、その落陽の奥に巨大で、偉大な城が見えたという



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